【まどか☆マギカ】暁美ほむらアンチスレ 119ループ
・このゲーム最大の問題点であるほむらシナリオについて軽く概要
発売前はプレイヤーの選択によってシナリオが分岐するような宣伝をしていたが
実際の所プレイヤーが介入できる点は「魔女化するかしないか」だけであり、魔女化を回避しても結局バッドエンドである
しかしこのほむらシナリオに関してだけは格が違った。豊富なシナリオ分岐に沢山のEDとまるでVIP待遇である
上記の通り基本他のキャラは魔女化するかしないかの二種類しかなく、主人公のまどかに至っては分岐すら存在しない完全な一本道である
この余りにも4人のファンを舐めきったかのような扱いにファン達は当然激怒した
・まどかマギカポータブルのウリの一つに「本編で魔女化しなかった魔法少女の魔女と戦える」という物があるのだが
マミ、杏子の魔女とは戦えるのに、ほむらの魔女とは戦闘不可能である。というかほむらが魔女になった時点でゲームオーバー
宣伝に偽り有り、はっきりいって詐欺レベルである。ほむらファンにとってもマイナスでしか無いと思うのだが正に誰得仕様
・ほむらの宿敵であるワルプスギスだが、ほむらシナリオにおいては勝利が可能である
分岐次第でワルプルギスに挑む面子が変わるのだが、この点においてどうしようもない矛盾が発生する
勝利する場合の面子:「ほむら」「ほむら、杏子」「ほむら、マミ、さやか、杏子」
敗北する場合の面子:「ほむら、マミ、杏子」「ほむら、さやか、杏子」
こんな感じである。まずほむら一人で勝てるなら本編は一体何だったのかという突っ込み
次に一人で勝てるのに何故三人で負ける場合があるのか、杏子と二人だと勝てるのに何故マミやさやかが入ると負けるのか
まるでマミやさやかが足手纏いだとでも言いたげな結果である。何よりワルプルギスの強さの変動っぷりが滅茶苦茶
本編ではほむらの前に立ちはだかる絶対的な壁であり、クリームを除けば最強の魔女だったのにあんまりな扱いである
ほむらの都合の為にラスボスとしての強さすら捻じ曲げられたワルプルギスの扱いは各所で議論を呼び起こした
・ほむらシナリオのEDの一つに信号組が全員脱落し、ほむら一人でワルプルギスと戦うルートがあるのだが
上記にもある通りほむら一人で相討ちではあるものの勝ててしまう、信号組なんていらなかったんですね分ります
それと同時にほむら一人で勝ててしまったことにより「魔女=現代兵器で全て倒せる」の図式が立ってしまい、魔法少女の存在が陳腐化
しかし、この程度の事はただの前座。この後に起こる事と比べれば問題にもならない些細な事である
ワルプルギスを倒したものの、自身もまた限界を越え死を待つだけの状態となったほむらに駆け寄るまどか
今際の際に今までまどかに言えなかった事を吐露し、まどかに看取られつつ最期を迎えるのだが・・・なんと魔女化しない
SGが砕かれる以外の手段で死んだ場合は100%魔女化がこの作品の根本設定だった筈なのだが、どうやらほむらに対しては適応されないらしい
これにより「さやかの絶望」「マミの発狂」「まどかの願い」全てが茶番となった、いやこの作品自体が茶番になったと言ってもいい
別にまどかが自分の存在と引き換えに願いを叶えずとも、魔女化せずに死ねる事が判明したのだから
☆番外編☆
・壊れ上等の番外編、全キャラ誰これ状態がデフォなため突っ込むのは本来野暮なのだが
本編、本ゲームで散々やらかしているほむらがまどか、さやか、マミを自分の事は全て棚にあげドヤ顔で説教するという内容のため不愉快に感じる者が多い
一言でいうなら「VIPから拾ってきたような最低系SS」という評価が相応しい、こんなもん作ってる暇があったらメインシナリオをちゃんと作り込め
※総評※
制作側が何を勘違いしたのかほむら以外の全てのキャラをおざなりにした作品
「最後はほむらがループに終止符を打つ」という結末のために、他のキャラクターは全員バッドエンドを強いられている
ファンが期待していたのは本編と違う展開の筈なのに、これでは全く本編と変わらない
最盛期の本スレのキャラ評をそのままぶち込んだかのようなキャラクター描写も問題視されており
「まどポは出来の悪い同人作品」という評価も納得の代物である
作中大半の批判点がほむらが原因であるものに集約されるため「ほむらさえいなければ・・・」を地で行く商品となった