綾波・長門・ルリルリが3姉妹だったら 21日目(居候付)
レイ「さあできたわ、有希」
有希「パクッ………グハァッ!」バタッ
レイ「有希、どうしたの!」
有希「無効化に失敗した…想定外の味」
ルリ「有希姉の能力を超えるなんて…レイ姉恐るべし」
一方、碇家…
ユイ「あらシンジ、寝汗をびっしょりかいてどうしたの」
シンジ「恐ろしい夢を見たんだ」
ユイ「どんな夢なの?」
シンジ「綾波の作った弁当を食べさせられた夢だよ」
G「た、確かに恐ろしい夢だなそれは」
ユイ「でもその夢が正夢になることはまずないわ」
シンジ「どうして?」
ユイ「このスレのレイちゃんが弁当を作ると思う?」
シンジ「言われてみればそうだよね」
G「(レイがネルフの車両庫から野外炊事車を持ち出そうとしたことは黙っておいた方がいいな)」
〜メゾン〜
イネス「お兄ちゃん、明日お弁当を作ってくれないかしら」
アキト「いいっスよ」
リツコ「私も頼めるかしら」
アキト「わかったっス」
キョウコ「私もお願いね♪」
アキト「任して下さい」
有希「期待してる」
アキト「おう、楽しみにしててく…れ?」
ピンポーン
ルリ「ヒルズからナマケモノが一匹消えたんですが、こちらへお邪魔してませんか?」
ルリ「この前は鈴原家、今日はメゾンですか有希姉」
有希「テンカワ・アキトの弁当に釣られてつい…」
ルリ「さあ、帰りますよ」
有希「(´・ω・`) ショボーン」
アキト「有希ちゃんの食欲魔人ぶりがパワーアップしてるな」
ユリカ「秋のせいじゃないのお」
アキト「まだ暑いぞ、今年は」
キョン「俺にもどうすることはできん」
アキト「キョン、お前がどうしてここに」
キョン「神聖不可侵の団長様に長門を引き取りに行けって命令されてな」
アキト「ついさっきルリちゃんが引き取ったぜ」
キョン「やれやれ、とんだ無駄足だ」
〜壱中、昼食タイム〜
レイ「碇君、これ」
シンジ「これは?」
レイ「碇君のために弁当を作ったの」
シンジ「え?まさか綾波がこれを…」
レイ「…」コクン
惣アス「ちょっと!あんただけじゃないでしょファースト」
式アス「エコヒイキだけじゃ心配だからあたしたちも合作したんでしょうが」
マリ「レイちゃん、それはないにゃ」
シンジ「四人で作ったの?」
マナ「実は私たちも手伝おうとしたんだけどね」
マユミ「自分達でやると言って聞かなかったんです」
ヒカリ「碇君よかったね。いつもの逆じゃない」
シンジ「ま、まあね。はは…」
ケンスケ「おいトウジ、碇の顔が心なしか引きつってるような」
トウジ「ついでに青ざめとるやないか」
シンジ「それにしてもこの弁当…」
シュウウウウ
シンジ「なんか妖気が…」
マナ「バイオハザード弁当じゃない?」
マユミ「蠱毒弁当とか…」
>>948 レイ「有希もキョンさんにお弁当を作ってあげれば?」
有希「目からウロコ。グッドアイデア」
ルリ「ドラム缶型弁当箱でですか?」
有希「有り得ない。彼にそんな物は渡せない」
ルリ「私にはいいんですか」
ルリ「レイ姉たち四人は夕飯抜きの刑です」
レイ「ひどいわルリ」
アスカs「そんなあ〜」
マリ「そりゃないにゃ子猫ちゃん」
ハルヒ「レイちゃんたちは何をやらかしたの?」
マナ「綾波さんたちがシンジに弁当を作ってきたんだけど」
マユミ「一口食べてシンジさんは…」
ヒカリ「今は回復して家に帰ってるみたいですけど」
有希「姉さんたちの料理の味は無効化不可」
ラピス「有希ですら食べられない料理では」
みくる「こうなるのも仕方ありませんね」
翠星石「毎度のことながらヘタレ人間も災難ですぅ」
有希「……」セッセ セッセ
ルリ「お弁当ですか」
有希「姉さんのアドバイスで、彼のために」
ルリ「メニューは何ですか」
有希「カレー」
ルリ「カ、カレーですか」
有希「カレー」
ルリ「あの〜有希姉。水を差すようで悪いんですが」
有希「何?」
ルリ「今日は土曜で学校はお休みですよ」
有希「不覚」ガーン
レイ「月曜日までカレーを煮込めばおいしくなるんじゃないかしら」
有希「その案はいただく」
ルリ「お弁当なら、せめてドライカレーにしたらどうでしょう」
有希「その案も頂く。ドライカレーのカレールー添え」
ルリ「ドライカレーにカレールーをかけるんですか?」
有希「長門式二重偏差カレーと命名する」
ルリ「偏差って何ですか」
惣アス「あたしもカレーを作るわ」
ハルヒ「まだ懲りないの」
惣アス「ふっふっふ、こう見えても育成計画ではちゃんと作ったのよ」
ラピス「ふ〜ん(棒)」
惣アス「疑ってるならサクラちゃん経由で鈴原にでも聞いてみたら}
マナ「信じがたいだろうけど事実よ」
マユミ「事実は小説よりも奇なりとも言いますが…」
惣アス「そんなに疑ってるの、あんたたち」
翠星石「当然ですぅ」
ルリ「今日の夕食は長門式二重偏差カレーです」
レイ「ドライカレーの上にカレーを掛けてるのね」
みくる「ふわあ〜美味しそうですう」
有希「…」ドヤア
ルリ「発案したのは有希姉ですが作ったのは私ですよ」
有希「……」
ゴート「邪魔するぞ」ガラッ
ルリ「あ、ゴートさん」
ゴート「これよりインドへ行き、カレー作りの特殊訓練を実施する。長門、すぐに準備しろ」
有希「承知した」ジュルリ
一週間後
ゴート「すまん、俺の力不足だ…」
ルリ「ダメだったんですね」
有希「(´・ω・`)」
有希「そのかわり」フワフワ
レイ「有希が座禅したまま浮いてるわ」
ルリ「麻原ですか」
有希「明日こそ彼に弁当を…」セッセ セッセ
ルリ「明日も休日ですけど」
有希「がーん」
レイ「急な話だけど明日はネルフの体育祭があるの」
ルリ「奇遇ですね。ネルガルもです」
有希「場所は?」
レイ「第三東京市中央運動場よ」
ルリ「奇遇ですね。こちらもです」
レイ「……」
ルリ「……」
レイ、ルリ「「もしもし、明日の体育祭のことで確認したいことが…」」
レイ「合同開催…」
ルリ「対抗戦だそうですね」
有希「お弁当頑張る」
翌日、スピードを上げて急襲してきた台風の直撃を受け体育祭は中止になったという
ルリ「今後有希姉はお弁当作らないでください」
有希「なぜ?」
レイ「……」
レイ「次スレも立ったし一安心ね」
マリ「次スレこそあたしとワンコ君の愛の巣にするにゃ」
レイ「そうはいかないわ、私と碇くんの愛欲の巷にするの」
マリ「ならあたしはワンコ君との快楽地獄にするにゃ」
レイ「なら私は碇くんとの淫靡の湖に…」
ルリ「鬱陶しいのでエロ妄想合戦はやめて下さい」
ハルヒ「新スレが立ったようね」
翠星石「新スレが立ったですぅ」
マリ「新スレが勃っry」
ルリ「せりゃ」ガッ
サクラ「ルリちゃん、遊びに行こや!」
ルリ「でも、家事があるので…」
キョン妹「えー、ルリちゃんがいないとつまんなーい」
レイ「行きなさい、ルリ」
有希「ルリにも休暇が必要」
ルリ「姉さん達がそう言うなら…」
ノゾミ「よかったねルリちゃん」
ラピス「……」
サクラ「ほらラピスちゃんも、遊びに行くで!」
ラピス「う、うん」
続きを夏侯惇したが、女子小学生はどんなところに遊びに行くのかわからん…
ルリ「どこへ行きましょうか」
サクラ「USJはどないや」
ラピス「いくら何でも遠すぎ」
キョン妹「ディズニーランドはどう?」
ノゾミ「それいいね」
ルリ「ではディズニーランドへ行きましょう」
日向「三姉妹世界におけるエヴァとパイロットの関係はこうですね」
ミサト「そうね日向君」
零号機→レイ
初号機→シンジ
弐号機→惣流アスカ/カヲル
2号機→式波アスカ/マリ
参号機→トウジ/式波アスカ
仮設5号機→マリ
青葉「ちなみにパイロットたちの呼び名はこうなっているみたいですよ」
レイ→ファーストチルドレン
惣流アスカ→セカンドチルドレン
シンジ→サードチルドレン
トウジ→フォースチルドレン
カヲル→フィフスチルドレン
式波アスカ→第二の少女
マヤ「マリちゃんには呼び名はないみたいですね青田さん」
青葉「マヤちゃん…わざと間違えてるだろ」
加持「まあまあ二人とも。マリにも異名ならあってだな」
ミサト「何?」
加持「『ユーロ支部の問題児』さ」
リツコ「確かに問題児だわね」
>>978 トウジ「さすがサクラは最近の子やな。ワシやったら『通天閣登って
ビリケンさん拝もや!』ちゅうところや」
シンジ「ビリケンさんて何?」
有希「明日こそ彼に弁当を」セッセ セッセ
ルリ「頑張って下さい有希姉」
レイ「私も碇くんにお弁当を」セッセ セッセ
ルリ「レイ姉はやめておいた方が」
シンジ「綾波のことだから懲りずにまた弁当作ってきそうな気がするんだけど」
G「シンジ、これも試練だ」
冬月「碇、お前が言うと説得力があるな」
G「ああ」
シンジ(母さんの若い頃って綾波並みの腕前だったのか)
ユイ(フフフ…あなた今日は覚悟してもらいますよ)ニッコリ
ユイ「そんなことないわよ」
シンジ「心の声読まないでよ」
ユイ「さあ、食べなさい。昔を思い出して作ってみたのよ」
ゲンドウ「ユ、ユイ、それは…」
ユイ「あなたが全然食べてくれないから封印しておいたのだけどまた作りたくなって」
シンジ「…いただきます」
ゲンドウ「やめろ、シンジ」
シンジ「うっ、こ、これは…」
ユイ「あら、どうしたの? 顔色が変よ」
シンジ「ゲフッ」バタッ
ユイ「あら大変」
ゲンドウ「もしもし、救急車を一台」
ユイ「おかしいわね(パクッ)…ごく普通の味のはずなんだけど」
ゲンドウ「…さすがにそれは君の味覚に問題が」
ガラッ
マユミ「話は聞かせていただきました!
このままでは碇家が滅亡します!」
ユイ「いきなり何を言って」
マユミ「ユイさんはおいしい料理が作れません。
このままでは、碇家はユイさん以外早死にする可能性が高いです」
ユイ「ど、どこに証拠が…」
マユミ「現にシンジ君が入院してるじゃありませんか!」
ユイ「うぐっ! し、しかし我が家には家事の得意なゲンドウさんが…」
マユミ「つまりユイさんは『自分の料理の腕に自信がない』ということですね?
母親として、シンジ君にそんな料理を食べさせて恥ずかしくないんですか!」
ユイ(な、何なのよ、この気迫は…!?)
マユミ(碇家に君臨するユイさんの唯一の弱点…それは『家事が苦手』なこと!
シンジ君の入院という事態は不幸でしたが、これは好機!
この勢いでユイさんを押し切り、嫁の座を一気にゲットします!)
ユイ(くっ…実際にシンジを病院送りにしている以上、ここは分が悪い…!)
ユイ「あら、病院へ行ってシンジの様子を見ておかないと…じゃ、これで失礼(スタタッ)」
マユミ「あ、待ってください!話はまだ…」
マユミ「…というわけで、ユイさんに逃げられてしまいました。無念です」
惣アスカ「アンタ、そんなことしてたの!?」
式アスカ「ユイさんに挑むなんて、よくそんな大それたこと出来たわね!?」
マナ「いや、身の回りの家事を一通りこなせる私やマユミにとっては
これは有利に立てるポイントよ。といっても、私はそれに気づかなかったけど」
マリ「エロ方面に特化した私にはそういう手段は使えないニャ」
ルリ「レイ姉、わかりましたか。
ただ裸になって抱きつくお色気攻撃だけでは、ヒロイン力は付かないことを」
有希「今のレイ姉では『かいがいしく主人公の世話を焼くヒロイン』枠は適用されない」
レイ「…」
G「山岸君、まあ落ち着け」
マユミ「これでは綾波さんや惣流さんたちと何ら変わりません」
ユイ「酷い言われ様ね…」
G「もしやと思うのだが」
マユミ「何でしょうか」
G「ユイは昔の料理を思い出したせいで味覚や腕前が昔に戻ってしまった可能性があるのだ」
マユミ「そうですか。とにかくユイさんの腕前や味覚が元に戻るまで私が碇家の料理を担当させて頂きますから」
G「やむを得まい」
ユイ「ぐっ…」
ゴート「ユイさんがやりこめられるとは珍しいこともあるものだな…」
プロス「まったくですな」
>>986を改変
ユイ逃亡後のマユミとGのやりとり
G「山岸君、まあ落ち着け」
マユミ「さすがの私も落ち着いてはいられません」
G「…もしやと思うのだが」
マユミ「何でしょうか」
G「ユイは昔の料理を思い出したせいで味覚や腕前が昔に戻ってしまった可能性があるのだ」
マユミ「そうですか…(私の目はごまかせません)」
G「ああ(ユイの名誉のためにも適当に繕っておかないと後が怖いからな)」
ゴート「ユイさんがやりこめられるとは珍しいこともあるものだな…」
プロス「まったくですな」
有希「カレー弁当完成」
レイ「私もお弁当ができたわ」
ルリ「頑張って下さいね有希姉。レイ姉は…まあ頑張って下さい」
レイ「その微妙なニュアンスの違いはなに?」
翠星石「台風が近づいてるから、今日はおめぇらも中に入れですぅ」
バッファローマン「メェー」
轟天号「メェ〜」
有希「どう?」
キョン「うん、ちょっと辛いけどイケるな」
有希(彼の好みはやや甘め…)
レイ「どうかしら」
シンジ「グハァッ!」バッタリ
レイ(碇くんはややひ弱…)
レイ「台風が近づいてるわ」
ルリ「そうですね」
レイ「急いで碇君をヒルズに避難させないと」
ルリ「碇家は我が家より頑丈です。必要ありません」
有希「彼をヒルズに避難させる」
ルリ「有希姉まで」
レイ「有希、昨日私が『かいがいしく主人公の世話を焼くヒロイン』枠じゃないって言ったわね」
有希「言った」
ルリ「いや、有希姉ならずともレイ姉を見ているととてもそうとは」
レイ「失礼ね。ベッドの上でならかいがいしく碇君の世話を焼くことが出来るわ」
有希「そう返すとはさすが姉さん」
ルリ「レイ姉、そんな自分が虚しくなりませんか」
レイ「全然」
ルリ「……」
ルリ「コロッケ揚げましたよ」
レイ「うまうま」
有希「もう無くなった」
ルリ「もー、他の皆さんに分ける前に食べきらないでください」
レイ「ちょっと田んぼの見回りに行ってくるわ」
有希「それは死亡フラグ」
ルリ「いつから農家になったんですか」
マユミ「せっかく美味しいコロッケが出来たのですから碇家に持って行ってあげましょう」
マナ「そうね。昨日はユイさん、今日は綾波さんにノックアウトされたシンジの様子も心配だしね」
惣アス「風も強いからあたしも同行してあげるわ」
式アス「マナや惣流はまだしもマユミは少し心もとないからあたしも付いて行ってあげるわ」
ルリ「皆さん行ってしまいました」
ラピス「ユイの失態が新たな動きを招いたようね」
レイ・マリ「「…zzz」」
有希「この二人はコタツに入った途端眠ってしまった模様」
〜碇家〜
マユミ「シンジさん、体調はどうですか」
シンジ「大丈夫だよ」
マナ「シンジ、無理しちゃだめだよ」
式アス「ファーストはルリちゃんに弁当作り禁止を言い渡されてたから安心よ」
シンジ「そ、そう」
惣アス「あんたが自分で弁当を作らないからこうなったんじゃない」
シンジ「あのね…」
ユイ「…もう寝るわ(ああ忌々しいわね)」
プロス「我々はどういうスタンスを取ればいいのやら」
ゴート「とりあえず山岸たちが変なことさえしなければ手出しすることはなかろう」
G「そうだな」
〜ネルガル〜
アカツキ「プロス君たちは任務をちゃんと果たしてるかな」
エリナ「まずはご自身が仕事を片付けてから仰ってください」
ルリ「庭の牧場が」
有希「問題ない。結界を貼っておいた」
レイ「さすが便利ね」
ハルヒ「しかしユイさんが実は家事料理不得手とは思わなかったわね」
みくる「人は見かけによらないものでしょうかあ」
有希「以前のスレでは碇ユイには碇司令よりも料理下手でかつ大食い設定があった」
ハルヒ「料理下手でかつ大食いってまるでレイちゃんじゃない」
レイ「1000なら碇君とひとつになれる」
レイ「…」シクシクシクシク
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。