初春「最近あちこちで不審火が多発してますから」
初春「私たちもパトロールしましょう」
春上「パトロール!パトロール!今日は楽しいパトロールなの!」
佐天「ちょっとちょっと、遊びに行くんじゃないんだから」
佐天「春上さんは100%足手まといだから憑いてきちゃダメだよ」
初春「まあまあ佐天さん、春上さんみたいなのでも一応連れていきましょうよ」
初春「いざとなれば切り捨てればいいんだし」
初春「たとえ人質にされても春上さんなら影響ありませんから」
ステイル「さあ、その禁書目録を渡すんだ」
目録「当麻〜」
上条「いやだと言ったら?」
ステイル「こうだ」
ボッ!
上条「やべっ、こいつ火付けやがった」
目録「炎属性のルーン魔術・・・」
初春「ジャッジメントです!」
初春「そこの放火犯、おとなしく投降しなさーい」
ステイル「ほう、必要悪の教会神父ステイル=マグヌスにおとなしく投降しろと?」
ステイル「いつからジャッジメントはこんなに角が取れてしまったんだか」
ステイル「僕を止めたければ死ぬ気で戦うことだ」
ステイル「いくぞ」
初春「春上さん出番ですよ」
春上「えっ?なになになの?」
ボッ!
春上「きゃっ熱いなの」
初春「この春上さんはどんなイジメに遭ってもしぶとく生きてる不死身の悪魔なんですから!」
佐天「そんなチンケな魔術全然効かないってW」
ステイル「そうか、それなら必要悪の教会の名にかけて焼き尽くす!」
春上「はわわわわ、やめてなの!」
ステイル「灰は灰に、塵は塵に、吸血殺しの紅十字!」
ボウゥゥゥ!!!
春上「ギャー!熱い熱い!助けてなのー」
初春「佐天さん、この隙に別方面のパトロールに行きますよ」
佐天「転進するのね、OK!」
春上「待ってなの〜」
ステイル「安心して焼けると良い」
ステイル「たとえ彼女らは全てを忘れてしまうとしても、僕は何一つ忘れずに君のために生きて死ぬ」
春上「・・・」シャー ぶしゅるるる
上条「やべっ、こいつ大小ダブル失禁しやがった」
目録「当麻〜」
目録「それ、高熱で殺菌されるから衛生上は問題ないんだよW」
春上殺しの紅十字編おしまい