【俺妹】沙織・バジーナが素顔カワイイ3【槙島沙織】
1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
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jレ'´ / /-八: : :八/─\ {‐\| :│゙\|
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V八 /
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/18(木) 21:28:00.98 ID:g8B9GtC00
このスレは何としてでも死守せねばならん!せめてアニメが終わるまで!
名字槙島なのかw
ネタバレすんなおっぱい見せろ
絶対に立てるなって言ったじゃないかぁ!
..:::´::イニ三三三三≧ミ{ケル'
イ=ミ^三≫:'^⌒^⌒^⌒^⌒^\
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l:::::::八 :::小. V:ソ . :::::{ヽ| この大馬鹿
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|::::::::::::::|:丶:::> - /| あなた一体何の為にここに存在しているの
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7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/19(金) 00:06:11.00 ID:Ubnb7B/K0
素顔みたいいいいいいいいいいいい
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/19(金) 10:22:27.77 ID:7YLWztCj0
おはようでござるー
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/19(金) 23:12:06.65 ID:t8y9Cl1U0
カメレオンドーターの話も3話でやるのか
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/20(土) 14:13:52.29 ID:6MzpOvMz0
眼鏡とったら美少女ってのは定番中の定番だけど…変わり過ぎだろコレw
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/20(土) 21:47:20.36 ID:WuPbcMKU0
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/20(土) 22:15:06.56 ID:WuPbcMKU0
ELSSu−37
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 00:56:43.77 ID:mYxyPr7K0
誕生日6月頃ということになるの?
ロリ沙織ハァハァ…
外見のギャップも凄いが、過去エピの沙織ちゃんからの成長具合が凄い
サークル崩壊で何も出来ない自分を自覚させられて、
悔しくてずっと頑張ってきたんだなっていうのがよく分かった
「自分が貰ったものを、他の誰かに返す」っていうのもすごく共感できるよ
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 04:38:58.75 ID:yRV8/mz20
ELSSu−37
可愛い
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 06:02:14.96 ID:yRV8/mz20
ELSSu−37
香織も入れて姉妹丼したい
誰だよ性格まで変わってんだろ
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 08:08:48.92 ID:yRV8/mz20
ブルーサンダーM45スーパーフライトアクションシューティング
ELSブルーサンダーで銀河系破壊触手を使え
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 08:46:06.21 ID:yRV8/mz20
ブルーサンダーM45スーパーフライトアクションシューティングはF−15やカムイレタ、
R−103とドッグファイトを繰り広げる
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 09:09:55.02 ID:yRV8/mz20
ブルーサンダーM45スーパーフライトアクションシューティングはF−15や震電U、デ
ルフィナス3やSu−47と格闘戦を繰り広げる
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 10:54:57.49 ID:yRV8/mz20
ブルーサンダーM45スーパーフライトアクションシューティング
F−15や震電Uと空戦を繰り広げる
彼方さんと真夜さんは影で付き合ってそう
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 12:38:58.12 ID:yRV8/mz20
ブルーサンダーM45では当たりづらいので結局はミサイル任せ
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 14:46:17.89 ID:yRV8/mz20
ブルーサンダーM45は三日月夜空殲滅任務だ
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 16:11:33.01 ID:yRV8/mz20
ブルーサンダーM45は少なくともプリンセスチュチュ殲滅で終えるだろう
だが・・・公務員独占主義者と熱いお茶独占主義者犬舌人間には・・・
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 17:32:36.21 ID:yRV8/mz20
ブルーサンダーM45は地上攻撃にしか使えない特殊兵装
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 18:09:51.38 ID:yRV8/mz20
ブルーサンダーM45は戦闘攻撃機
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/21(日) 18:38:19.40 ID:yRV8/mz20
ブルーサンダーM45の特殊兵装は核兵器
誘導式にすればいいさ
録画見た
しかし生天目は何でも出来るな。さすがプリキュアw
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/22(月) 05:52:39.46 ID:nYUQF4kM0
>>37 ブルーサンダーM45の反物質誘導弾でR−103やカムイレタ、F−15を殲滅する
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/22(月) 06:21:27.67 ID:nYUQF4kM0
>>37 ブルーサンダーM45は震電Uをも殲滅する
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/22(月) 19:27:20.45 ID:nYUQF4kM0
>>37 反物質ミサイルがあればSu−47や景雲Uなんか楽勝
アニメ見たバジーナはなんだかんだいって姉が大好きなんやね
憧れであり目標なんや
ぐるぐるメガネをかけた時だけ勇気を出してバジーナを演じてるだけで素は人見知りのお嬢様だからなぁ。
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/23(火) 06:29:56.96 ID:k0t/64xJ0
>>37 反物質ミサイルがあればベルクトや景雲Uなど楽勝
顔見られただけであれだけ恥ずかしがるなら、服脱がされて裸にされて触られた時なんて、頭から煙が出そうなぐらい恥ずかしがるだろうね
あんな可愛い子のそういう姿見るとマジで興奮する
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/23(火) 18:33:02.23 ID:k0t/64xJ0
フライングパンケーキ
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/24(水) 18:11:58.25 ID:QL7otzGy0
>>46 佐天涙子と秋山優花里は共通点がある
平成ライダー38作目は実写版みなみけというコンセプト
おっぱいをもっと目立たせるべき
オレはなぜか、レールガン(ビリビリ)と沙織の中の人は一緒だと思っていた。
エンデュミオンの奇蹟を観て、それがようやく間違いだと気付いた。
次スレタイは
「誰だ!?お前は!」になる?
次スレまで持つのかこのスレ
ー@-@
婿養子で社長だぞ。
藤原紀花と同じスリーサイズって言っても、
身長が180あるとカップサイズはそんな大きくないよね
沙織って180pあるのか?
176ぐらいだと思っていた。
日本を代表する若手女優陣よりも背が高いんだな。
(長澤まさみ、新垣結衣、榮倉奈々)
公称180だけどもっと高い可能性もある。
カメレオンドーターで本人が
180cmを 越えた あたりで〜
と言っているからな。
まあ、携帯アイドルのにょわーな子は186までいくから気にしなくてもよい
それだけの背丈だと、ちょっとピッチャーズマウンドに立って貰いたいな。
甲子園に出る高校球児(投手)でも、180p台はそれほどいないからな。
170pないオレにはスゴイ威圧感を感じそうだ。
しゃおりぃ・・・
消力?
アニメ見て寝たら沙織とセックスする夢見た
中折れした
みんながコスプレしてた時のドレスは姉からのプレゼントかな
姉との年齢差は8歳ぐらい?
素顔も晒したことだし
今後美女バージョンのグッズも出回るかな?
沙織様でprprしたい
それよりも素顔沙織のエロドジン一杯出て欲しい…
俺妹同人、右向いても左向いても桐乃・黒猫・偶にあやせ…だもんな…
あれだけスペック高いのに…
前橋のミッドナイト競輪でまさか出て来るとは・・・・・・
アニメの沙織がぐるぐるメガネに戻っていた
もうメガネ無しでもいいと思うんだが
メガネが無くなっちゃうと、メガネを掛けてる人間だけに許されている、
メガネの中心を「クイッ」と抑える仕種が出来なくなってしまうからな。
「可愛い後輩のために・・・」みたいな。
そこを心配して、メガネを手放せないんだろう。
本人の決意としてはしばらく沙織バジーナ人格でいくらしいから。
だからこそたまに素顔で出て来た時に意味があるのだが
アニメだとバッサリ出番がなくなる可能性が大
ガーン
そういやあアニメだとガンダムまったく使えないんでガノタアピールできてない沙織バジーナのハンドルの由来がわからんのな(まあわかるっちゃあわかるけど)
オタクマンションのガンプラ部屋でクワトロバジーナのサングラス云々とか
コミケでゲー研連中にアズナブルやキャスバルもあります云々バッサリだし
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/14(火) 10:24:12.50 ID:gjLCTOqTP
「可変するタンクは105mmで中破するとかモロすぎ」とか「制圧型はなんか可愛い」とか
版権元にもバレないぐらいニッチなネタで翻弄すればいい
ファンにも気付かれないだろうけど
>>71 アニメしか知らんが、原作ではもろにガンダムネタしているのか
てっきり、気づく人だけ気づいてね、みたいな感じかと思った
沙織さん、世代的に宇宙世紀ガンダムのアニメ見たことあるんか?
(今進行中のUC除いて)
京介部屋で仮組してるのサザビーで
沙織マンションにはガンプラ部屋があって
京介の中の人が乗った00のプラモ、デスサイズ、ネーナ搭乗機を三人から貰って……
と普通にガノタしてる
>>73 プリティーガーデンで染められた関係で
ファイナルファイトやゴールデンアックスに触れ、ネオジオCDについて熱弁をふるい、ネクロスの要塞に詳しく、アバンテjrについて語れる
宇宙世紀ガンダムくらい余裕。
下手するとクローバーの超合金ガンダムを見たことがあるレベル
>>京介部屋で仮組してるのサザビーで
男の部屋で何やってんだww
俺が京介だったら、股間のメガ粒子砲発射してるわ
あ
メガネお拭きします
さわさわ
くどいてみたい
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/27(月) 00:02:25.48 ID:/5zfDwlj0
沙織が素顔で拗ねて怒るシーンはやってくれよな
ちょっとだけ未来から来ました。
12巻は暴れますよ〜。でも途中でフェードアウトしちゃいますけどw
まぁ、勝者は黒い人って事で。対抗馬さんは起死回生を計って黒くなって
夜這いをかけますが、ちゅーひとつで満足してどっかいっちゃいました。
でわでわ。
あぁ、書き忘れる所でした。再戦は見事勝利したようです。でわ。
クソッ!こんな過疎スレでネタバレ喰らうとは...
>>82 ネタバレェ……と言いたいところだけどある意味感謝してるぜ
おかげで無駄金使わずに済んだし結果が分かってるのに今更アニメみることもないから時間も浪費せずに済むしw
原作11巻までと1期BDがどれだけの金になるかはわからんけどまあ礼を言っとくわアリガトさん
>>82 ついでに最終巻タイトルの色とページ数教えてくれ
沙織が暴れるならよしとしよう
破壊力がありすぎ…
一部を除く各スレが通夜状態になってるぞ…
黒い人=黒猫って思ってる奴多いけど、黒い人ってのはもう一人のほう
(であってほしい)
神が降臨したというスレはここですか?
京介自分に正直になるもどうしたらいいのかわからない
バジーナは空気読んで三人の関係を何とかしようとし大活躍
真奈美告白するもごめんで終わる
アニメ一期1話の黒髪桐乃になって夜這い
しかし京介の説得により頬っぺチュウで満足
京介黒猫に告白
ハッピーエンドか…
便乗してんじゃねえよカス
単に
>>82をこういうことねと解釈しただけのレスでしょw
さおりんのクワトロ・ヴァギーナにグリプス戦争しかけたい
ふぅ、
『釣りでした。ゴメンなさい。』
もう、墓場まで持って行こうかと思いましたが、寝付きが悪くなりそうなので白状しちゃいます。(つか、吐きそう)
原作の伏線とアニメの(クソ)構成から有りそうな展開を羅列しただけの二次創作です。
ここまで反響が起こるとは予想だにしませんでした。ゴメンなさい。
お詫びに頭スキンヘッドなりますね。それでは別ID…じゃなかった、夏にでもお逢いしましょう。でわでわ。
>>98 いまさらそれは無いんじゃないの?へたすりゃ偽計業務妨害になるかもしれんよ?ってか貴方本人?
いや、そりゃそうだろ
騙された奴いるの?
>>98 は本当は関係者だったけど
あまりのバッシングのひどさにびびった公式が怒って嘘ということにしたんだろ
再戦はリアで良い訳?
釣りにみせかけたマジだったりしてw
>>104 本バレでステマ炎上して
嘘ってことにすれば桐乃派を最後まで釣れるからな
まだマジの方が救いがあるんじゃないの?アマランとか下がってるし騙された奴が悪いと言えばそうかもしれんけど
マジの方がホント救いがあると思うよ
>>98 は関係者か伏見だろ
どうせ今頃海外逃亡中だろうし
上がると思ってたアマランが下がってビビって嘘ってことにした三木さんに1票
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/28(火) 22:18:09.05 ID:pA/3G2YJ0
>>108 だよなぁ
三木の書き込みってだいたいわかるんだよね
8巻のときも書き込んでたしなぁねぇ三木さん
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/28(火) 22:57:22.21 ID:HCfTTWB90
これ本当だったら12巻読まない
クソ野郎の話で踊るのは好きにしていいがな
ここは沙織スレなんだから沙織の話を最低限一行入れろ
眼鏡いらなくなったら誰かにあげるフラグについて
もう自分で仲間を作れる沙織は誰かにあげてもいいはず
>>112 あの眼鏡を必要としてるキャラがいなくないか
誰かさんが『黒猫』にかけてあげてたじゃない
タマちゃんが襲名する未来が確定してるだろ。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/30(木) 18:29:58.92 ID:9VWz2Zc80
たまちゃんい眼鏡あげるんか
ゲームにそういう話しあったの?
眼鏡は京介に託すんでね?
素顔かわえええええええええ
京介がイケメンになってる!!
あと、バジーナは職質に捕まってもおかしくないレベルw
(__人__)
結局このスレが一番輝いたのは偽バレが貼られた時とは…
・京介とスーパーに買い物に行った帰りに、フェイトに会い、パチンコに行く間フェイトが
預かっていた知り合いの赤ん坊の世話を押し付けられる
・あやせが赤ん坊を抱きかかえていた時に、赤ん坊があやせの着ていた
チューブトップを引っ張ったため、京介はあやせの胸を見てしまい、あやせにのされる。
誤爆
きゃわいいいいいいいい
沙織さんは表に出るよりも、裏方・助っ人としての魅力のほうが高いからな
ゲーム版でもアイドルより裏方で活躍してくれたほうが光るのではないだろうか
眼鏡もそうだがノリノリだなおい
いまさら1期から見直してますが、沙織・バジーナ大好きです。性格が良すぎてたまりません。尊敬の域です。
ところで、聞き取れない台詞があるので、どなたか教えて頂けないでしょうか。
1期2話、オフ会の前口上シーンでの台詞で「心でわかりあえ…(聞き取れない)…この溢れる熱い思いを」の部分です。
聞き取れる方がいましたら、是非ご教示願います。
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 15:37:19.83 ID:g9xLXnP40
沙織主役でやろう
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/12(水) 21:17:56.86 ID:ikgiN1Jbi
なんか体の弾力性が凄そう
沙織ならスキンヘッドでも愛せる
沙織の制服いいのお
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/17(月) 13:44:03.58 ID:rvork8+l0
フリーザ沙織
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/17(月) 15:06:53.36 ID:R/OulYzgO
免罪体質者
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/19(水) 23:09:01.37 ID:SiAzW/wt0
>>143 この沙織ちゃんをブスと言った加奈子を僕は未来永劫許さない。
お師匠様の妹やで
引っ越しパーティー変装しなかったのはなんでだ?
オフ会ではないから?
あにめではカットされたっぽいが黒猫との騒動があったあと
沙織をハブしたのを結構マジギレして素顔で
そこから吹っ切れた
そうなのか
原作知らないからわからないや
フリーザ様
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/23(日) 03:06:10.58 ID:07SigSfR0
めっちゃかわいかったな
>>156 温泉街に黒猫探しに行く時とか沙織に心配かけまいと内緒にしてたこととか
黒猫の理想の絵に沙織がいないとか
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/24(月) 22:51:30.32 ID:C0J5U9Ne0
>>157 なるほど
沙織に相談したら探偵さんを雇ってすぐ見つけられるけど
黒猫の絵は確かにカワイソス
沙織は4人が集まるサークルさえずっと続けばそれでいいって思考が強いから
最終巻でもサークルは続いてるから桐乃の次に勝利ではある
作者が1番好きなキャラだし
どこまでいっても閉鎖的な人なのかw
そういや12話は素顔で通したけど、グルグル眼鏡モードだったら、加奈子が姉そっくりだと気づいてたのかな
だろうね
そーいうスレ違いで結局お互いの関係を知ることはないってのがいいんだけど
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/25(火) 08:29:36.38 ID:3jR/cpq90
そもそも加奈子を見た瞬間に沙織の方が気づきそうなもんだけど
彼方が私も妹がいるって言おうとしたとき沙織が違う話題でいえなかった
ってシーンがアニメでも3話であるからそーいうめぐり合わせもあるのだろう
まあ引っ越しパーティーの面子はストーリー的に絞った形跡あるからな。
赤城兄妹不参加になってたし。世間は狭いけど当人は全部把握しきれないってことだろうし。
パーティー以降眼鏡外しっぱなしなのかな
メガネの有無で明らかに声が違うw
バジーナ第2形態
原作だとサングラスをかけて今までとは違うワイルドなキャラになったりする
エピもあった
なまてんもくさんのおしとやかな声もいいもんだ。
そーいえば今プリキュア主役だっけ生天目さん
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/28(金) 08:01:57.07 ID:iAsyQLaEO
保守あげ。
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/29(土) 10:11:28.62 ID:ANlLzuQ7P
作者が好きらしいね
ふふっ
俺妹ナンバーワン美女やで
来栖彼方「沙織嬢に頼まれてプリキュアをやる事になったのですぅ」
かわいい!!!!
沙織可愛い
沙織攻略すれば綺麗に収まるのに
沙織ぺろぺろ
沙織いい匂い
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/06(土) 07:55:08.03 ID:KfQ+f8KS0
ギャップ萌え
私の女子力は53万です。
眼鏡は誰かに渡したのかな
ハア! ハア!
ゲームでヒロインじゃないとか酷い
沙織ぺろぺろ
ベスト版出たから、ポータブル続の沙織ルートやってみたけど
想像以上に良かったわ〜。2期アニメでの沙織編では消化不良感があったけど。
内容の濃い設定があるのにゲームしないとわからんとは実にもったいない。
>>190 1の方だと冗長なだけのつまらんシナリオだったけどな。
流石に作者書き下ろしは一味違った。
結局、本編が一番の駄作になってしまったが。
香織視点の『私の妹がこんなに可愛いわけがない』まだー?
「俺の妹。」WEBラジオ第7回目の配信を開始いたしました!今回はゲストに沙織役の生天目さんをお迎えしております!
聞かねば!
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/16(火) 16:13:47.02 ID:yiJ6MmgJ0
おぉ
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/22(月) 00:11:02.36 ID:Kfo95ZSV0
一番苦労してそう
頑張って!お姉ちゃん
ps3のやつ
沙織プロデュースできないんならかわないぞっ
なんで沙織出来ないんだよ
え、出来ないのか
できないの確定?
PV3やパッケージイラストからそんな気はしてたけど
最後のゲームで沙織がいないとかどん判
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/07(水) 09:52:59.70 ID:pa22hzu40
DLCっていうワンチャンに賭けてみるしか
沙織ぺろぺろ
ちゃんと出番あるー
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/14(水) 08:48:55.88 ID:SqzXADhw0
あるよ
一番苦労してる人
活躍しますように
おねーちゃんお願い!
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/19(月) 02:56:29.10 ID:Yw7pRPXM0
可愛い!
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/19(月) 05:02:22.85 ID:UuhWUNgU0
沙織は可愛いなぁ
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/19(月) 20:01:42.26 ID:0loz6U/Q0
サンシャインとハート
h
エースもいるよ
綺麗
きれい
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/04(水) 13:20:52.65 ID:pmDaVAxH0
保守
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/04(水) 17:46:23.94 ID:l8v7Jtsz0
隠しでアイドルにならないかな
おやすみ沙織
おはよう沙織
PS3のゲーム公式のキャラ選択アイコンが2枠くらい空いているけど、
やはり隠しキャラで参加しないかなと思ったりする。
参加してほしい!
沙織がほしい!
おやすみ沙織
おはよう沙織
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/05(土) 17:18:11.33 ID:XANZLLVd0
沙織萌え
沙織燃え
萌え
燃え
あがれ
らむ
沙織たんハァハァ
らむ
9巻のカラーページ、沙織が姉のことを桐乃京介黒猫に紹介する体の香織の紹介文の
沙織が「黒猫さんたら、またわたくしを泣かせるようなこと言って」とあるけど
一体どんなこと言われたんだろう
気になる
気にすんな
242 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/11/07(木) 09:58:18.55 ID:amAjCYXxO
やっぱり沙織・バジーナが一番だよな
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/11/07(木) 22:33:40.03 ID:amAjCYXxO
まじで人気ないんだな…沙織・バジーナ
まったくスレが進んでないし…orz
悲しいけどこれが現実なのよね…
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/11/08(金) 09:56:41.99 ID:F1sc9jY30
このスレも原作最終巻の発売前には輝いていたんだけどな
結局沙織は最後のゲームでも出番を麻奈実に奪われてしまった
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/11/08(金) 15:17:51.80 ID:yY24xHsyO
>>244 なるほどーなんか納得したよ…
ゲームやってなかったから知らなかったけどラスボスは強かったてことか…
沙織ファンも離れていったわけか…
輝いてたって嘘バレのことだろ
槙島沙織さんの方が人間味強くて好きなんだけど、変なのかな
超絶お嬢様だし
>>241 いや気になる
可愛い
バジーナのぐるぐるめがねって結構いいな
バジーナさんはプリキュアで忙しいんだよ
プ、プリキュアだと
そういえば姉さんもプリキュアだったな
めがねのプリキュアっていたっけ?
>>252 彼方さんもプリキュアなんだよな
>>253 変身前なら少なくともハートキャッチに二人いる(つぼみとゆり)
変身後はいないはず
>>254 ありがとう
そうか、キュアめがねはいないのか…orz
バジーナの眼鏡ほしい
バジーナのバンダナほしい
バジーナほしい
ダレモイナイ
沙織ちゃんが入浴している湯船にルパンダイブをしてみた
沙織ちゅわ〜ん
/ / ||||||||||
/ / [[[[[[[[]]
/ / ̄\ ( ( /
/ /ヘ_ヘ Y |
Yヽノ丿/ /
|・)・)‖) / /
/|_ニ_‖ )/ /
/ ヽ_/ー\ \ /
`/ /__ __\ \
(___ Y ____)
|UU|
UU
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/25(水) 14:40:00.52 ID:ELubLT5u0
喜びそう
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/31(火) 08:41:28.23 ID:0GXbJC+y0
スタイルいいよな
バジーナバナージ
沙織おはよう
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/09(木) 17:13:29.92 ID:PNG81wNM0
過疎化寂しいな
SS投下したいけど人いなそう……
むしろSS投下すれば人が増えるんじゃね?
_ミ---------
/ \
/ ヽ
\ ヾ
_ヽ / / /ヽ
ヽ /⌒ヽ / /⌒\ヽ |
\ | ∩/ /∩ ヽミ |
\ | ヽ // / ヽ /
/ (  ̄ | /丿/ /
ι|/_ / )
丶 < \__ /
ヽ_____ /
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\ /
/
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ヘイ、彼女〜
僕、諸星あたる
一緒にデートに行こうよ〜
268 :
265:2014/01/11(土) 13:22:41.66 ID:yYxOHrkV0
>>266 ありがとう、推敲するから時間かかるけど頑張る
270 :
265:2014/01/20(月) 13:29:08.35 ID:Y6ONIE9h0
_ミ---------
/ \
/ ヽ
\ ヾ
_ヽ / / /ヽ
ヽ /⌒ヽ / /⌒\ヽ |
\ | ∩/ /∩ ヽミ |
\ | ヽ // / ヽ /
/ (  ̄ | /丿/ /
ι|/_ / )
丶 < \__ /
ヽ_____ /
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ヘイ、彼女〜
僕、諸星あたる
一緒にデートに行こうよ〜
_ミ---------
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/ ヽ
\ ヾ
_ヽ / / /ヽ
ヽ /⌒ヽ / /⌒\ヽ |
\ | ∩/ /∩ ヽミ |
\ | ヽ // / ヽ /
/ (  ̄ | /丿/ /
ι|/_ / )
丶 < \__ /
ヽ_____ /
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ヘイ、彼女〜
僕、諸星あたる
一緒にデートに行こうよ〜
_ミ---------
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\ ヾ
_ヽ / / /ヽ
ヽ /⌒ヽ / /⌒\ヽ |
\ | ∩/ /∩ ヽミ |
\ | ヽ // / ヽ /
/ (  ̄ | /丿/ /
ι|/_ / )
丶 < \__ /
ヽ_____ /
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ヘイ、彼女〜
僕、諸星あたる
一緒にデートに行こうよ
274 :
265:2014/02/06(木) 02:22:13.19 ID:v9BYPPob0
今から投下します。
よろしくお願いします。
このSSは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の二次創作です。
キャラの性格崩壊、世界観の喪失など原作を著しく壊す表現があります。
それでも良いという方はご視聴宜しくお願い致します。
また添削、推敲が十分ではない可能性があります。
こちらも平にご容赦をよろしくでござる
275 :
265:2014/02/06(木) 02:30:29.13 ID:v9BYPPob0
投稿量大杉:おなかいっぱい(3)
やっちまったなぁ(-Lv40)
自宅では投稿ができないようです。
明日、会社で投稿をしてみます。
すいませんがよろしくお願いします。
276 :
265:2014/02/06(木) 12:17:00.69 ID:8R08CcjO0
「あたしは槇島理華っていうんだ、よろしくね!」
その言葉を発した女性は銀色の短髪、品の良さそうな服を着ている、有名ブランドみたいだけどそんなに嫌味な趣味ではない、
確かに年はくってはいるが綺麗だと思う。
沙織から話を聞いていたおばあさんか?成金趣味のような嫌なな感じはしない、むしろ気持ちのよい婆さんだ。
「お…、僕の名前は…」
「いいよw、そんなかしこまらなくてもさ、もしかして…高坂京介…君かな?」
えっ?なんで俺の名前知ってんだ?急に名前を言われてやや面を食らう。
「はっ、はいっ、なんでぼっ、俺の事ご存知なんですか?」
「ああ〜、やっぱりね…、近頃、沙織と会うとさ、よく喋るんだよ、あんたの事をさ……」
そう言ってきししと笑うとお婆さんは沙織の方に目をやる。
「お婆様!そっ……、それは、別に今言う必要が無いと思いますわ……」
思わぬ(?)御婆さんの発言に思わず口を挟む沙織。へ〜、そんな俺の事を喋っていたのか、別に俺は悪いとは思わんが
な…、緊張してんだろうか。
「初対面でなんだがあんたの事は京介でいいかい?」
「はいっ、全然構わないですよ」
そのきびきびとした口調は嫌いではない、というかむしろ聞いていて気持ちが良い、なんかここらへんはやっぱり沙織の姉さんに
雰囲気が似ているののだろうか……、第一に悪い人では無さそうだしな。
「それからあたしの事は「理華ちゃん」でいいからね!」
「ぶっ!」
その思わぬ言葉に新たに注いで貰った紅茶を吐く、…理華「ちゃん」って、もうそんな年でもないだろうに…
「あら、やっぱ変か…、じゃあ「理華さん」でいいや」
「はい…、わかりました、理華さん…」
それを聞くと理華さんは「ふししし」と軽やかに笑う、なんかまったく年を感じない、そんな女性だった。
「ところで……」
理華さんは少し神妙そうな顔つきを見せる・
「はい、なんですか?」
俺はその表情を見て少し身構える。
「あんたら…、もうHしたの?」
「ぶぅ―!!!」
今度は沙織がお茶を吹く!孫の前でなんてハレンチな質問するんだ、この婆さんは…。
277 :
265:2014/02/06(木) 12:18:37.50 ID:8R08CcjO0
一週間前…
俺たちは恒例の高坂家で休日をいつもの4人で過ごしていた、みんなで喋ったり、お気に入りのアニメのブルーレイ
を持ち込んで観賞したり、各々のオタク思考を議論したり、ゲームをしたり、それは極普通で極何処でもありそうな風景だ、俺はこの
時間は好きだし、 もう俺にも「オタク」としての時間というのは皆と同様にかけがいの無いものになっているだろうな…
「やっぱあんたさ!何にもメルルの事分かってないでしょ!」
「あなたこそ、『漆黒』の良さを少しも理解しようとしないくせに…」
桐乃はあいからず一押しアニメ「星くず☆うぃっちメルル」を黒猫に押し付けている、黒猫も負けじと自分が一押しする『マスケラ』
を引き合いに出して対抗している…、もういつもの見慣れた光景だ、なんかこうやって思いっきり自分が思っている事を口に出して喧
嘩できるってのもいいもんだな。
俺はいつものように沙織の方に目を向ける
「……」
いつもなら沙織もそんな光景に「はいはい、そこまで!」という感じで大岡裁きをするんだけけれど…
今日の沙織はどこか様子がおかしかった。
「沙織?」
俺の声に沙織がびくっと姿勢を変えて俺の方に振り向く。
「なんでござるか?京介氏……、拙者、今ちょっとぼーっとしていまして、いや、申し訳ない…」
「いや…、別に謝らなくていいんだんけどさ、気にしないでくれ」
なんかどこか体の調子でも悪いのか……、今日こいつが家に着てから少し様子がおかしいというか、普段のテンションが高いからかも
しれないけど、やけに今日は静かだ。
「そういえばだけどさ…沙織に聞きたいんだけど〜…」
一通りに黒猫との舌戦を繰り広げ終わった我が妹、桐乃が声をかける。
「なんでござるか?キリリン氏」
「沙織、この前お見合いしたって言っていたでしょ?」
「うっ……、まぁ、そうでござるが、それがどうしたのでござるか?」
なんだ、こいつ…、今、明らかに海老みてえに体仰け反らせたぞ!
「あらっ!本当にしたの?私はてっきりあの場を盛り上げる為の渾身のネタかとばかり思っていたけけれど」
黒猫の言葉に俺もそう思っていた、だってまだ沙織は15歳だったけ…、確かにそうは思えないぐらい落ち着いているし、しっかりし
ている、でもそれでも早いだろ、沙織の親は一体何を考えてんだろうな…、金持ちの考える事はわからん。
278 :
265:2014/02/06(木) 12:24:53.50 ID:8R08CcjO0
「相手の人はどんな人だったの?」
「いやはや、なんと言いますでしょうか、普通に良い殿方でござった」
「また〜、隠しちゃってさ〜、顔はどんな感じだったの?イケメン?」
そりぁ間違いなく俺たちと同じ人間の顔しているだろうよ!俺の妹ながらほんと女ってのは男の顔を気にするね、目と鼻と耳と口があ
あれば万々歳だとお兄ちゃんは思うの。
「今風の顔というのもおかしいでござるが今思い出すと凛々しい顔つきでしたな〜…」
「で…、どうだったの?」
桐乃の追求は止まらない。
「いや、前も話ましたが拙者がこの服装でござったから相手が卒倒してしまって…」
「あ〜、そんな事も言っていたわね…、確かにその秋葉原限定のような服装でお見合いになんか行きでもしたら誰でも卒倒すると思うわ
」
黒猫は本に目をやりながらもからかうかのようにに答える。
「あんたのそのクイーン・オブ・ナイトメアだって同じようなもんじゃ〜ん、廚二病コスプレ乙www」
「……っふ、私の黒い血であなた呪い殺される覚悟は出来てるでしょうね、それも三等親全て末代まで同じ苦しみを味わう事になるわ…
…、覚悟しておいて頂戴」
「 黒い血www、呪いってwww、ちょーウケるんですけど〜↑」
プルプルと震える黒猫に桐乃は腹を抱えて笑っている、俺もその三等親の中に入っているからできれば止めてくれ…。
沙織の事だ、こいつの性格を考えてみるとあまり自慢などはしたがらないと思う、それにこの前行った沙織の家を見れば相当の金持ち
(っていうか俺が知っている中で最上位)ってのがいやでも判る。
まぁ、相手の顔はともかくとして良い家柄のやつだったってのは想像できない事じゃない。
「お前らいい加減にしろ、で……、周りの反応はどうだったんだ?お前ら2人だけじゃなかったんだろ?」
俺はハブとマングースのようににらみ合う桐乃と黒猫を引き離し、本題を沙織に戻す。。
「はいっ、いやはや…、大変でござった、拙者の母上も相手同様、卒倒しておりましたからな」
「その時点で既にお見合いとして成立しないと思うわ……」
黒猫のツッコミに同意した、そりゃ、そうだ、自分の娘がこんな風な格好をしてお見合いにこられたらさぞびっくりするわな…。
「でもさ〜、相手イケメンだったんでしょ?連絡先ぐらい聞いたの?」
桐乃がもったいないという表情で沙織に顔を向ける。
「はい、一応連絡先は交換しましたぞ」
まぁ、そういう場だから建前上、交換せざる得ないかもしれないがな……、一番最初に俺達が初遭遇したSNSコミュニティ『オタクっ娘
あつまれー』 でみたお前はかなりのインパクトもったを俺がこう言うのもなんだが……、もちろん今はなんの違和感さえ感じないが。
279 :
265:2014/02/06(木) 12:26:44.45 ID:8R08CcjO0
「あら、それは良かったじゃない、まだ刹那の希があって」
「まぁ、別にまた会いたいという訳でもござらん、ただ正装で会いに来てくれた殿方にいささか失礼ではござったかなとは思う所でござ
るが、でも……」
黒猫の言葉を聴き終わると沙織が俺たちの方を見渡す。
「今はこうしてみなさんと一緒に過ごす時間が、拙者には一番大事でござる…」
沙織はさっき俺が考えていたことを口に出す、そうだよな、恋愛も必要だし、かならず通らなくてはいけない事だろうけど、こうやって
友達と気軽に遊ぶ、一緒の時間を共有するってのも思春期の俺達にすれば大事だよな、絶対。
「あ…、あたしもあんた達との時間は別に嫌いじゃないけどね…」
桐乃は髪を弄りながら顔をそっぽに向ける。
「ふふっ、素直に「好き」と答えれば済む話を」
黒猫はその機微を見逃さない。
「うっ、うっさい!厨二病マスケラ大好き女!あっ…、あんたはどうなのよ!」
「私は好きよ、あなたのその子憎たらしい丸顔も含めて、この時間の全てが」
「なにっを〜、人が気にしている事を〜」
桐乃と黒猫はまた喧嘩を始める、もうめんどくさいから好きにしてくれ、もう俺は止めん…。
沙織はそんな2人を見て優しく微笑む、でも少しするとまた何か考え込むような表情を見せる、やはりなんかいつもと様子がおかしい
な、こいつは人が悩んだり、落ち込んでいたりするとすぐ気づいて励ますくせに、自分がそうなっても周りに心配をかけまいと一人で抱
え込んじまうじゃないか……、もし仮にそうだとしたらあまり良くないだろ、でもそういう奴なのかもしれん、槇島沙織というお嬢様は。
その日の集まりは無事、何事も無く(?)終わった。
280 :
265:2014/02/06(木) 12:44:13.45 ID:8R08CcjO0
プルルルルル〜。
俺はその日の分かれたすぐ後に沙織に電話を掛けた。ちょっとあいつの表情も気になっていたし、どこかいつもとは違う、そんな俺の
危機察知能力がビンビンと感じもしていたからだ、まぁ、大抵は俺がただしたいだけなんだが。
別にそれが勘違いなら俺のいつもの余計なお節介で済むだろうし、何か沙織にあったら少しでも楽になれるように話を聞ければ良いな
と真剣に思う、普段あいつが俺たちにしている事に比べたら全然大した事できないけどさ。
「どうしたでござるか?京介氏?」
沙織が元気良く電話に出た
「おお、いや、別に大した用事でもないんだけどな…、今一人か?」
「はいっ!先程、黒猫氏とは別れまして今から駅に向かうところでござるが…、拙者なにか忘れ物でもしたのでしょうか?」
「いや違うんだ……、ちょっと今から会えねえな?もちろんこの後に予定がなければの話だが」
「え!いや…、別に時間は大丈夫でござるが…」
「じゃあ、今からそっちにいくわ、駅前で待ち合わせでいいか?」
「問題無いでござるよ」
「よっしゃ、ちょっと待ってろよ」
俺はそういうと軽く上着を羽織って足早に駆け出した。
「すまねぇな、急に呼び止めちまって!」
駅の近くのコーヒーショップに入る、ここなら少しはゆっくり話ができそうだ、うるさい妹も居ないし、こ憎たらしい後輩も居ない。
「別に結構でござるが…、京介氏…」
「なんだ?沙織」
相変わらずのぐるぐる巻きの厚い眼鏡を少し下に向けて上目遣いしながら沙織がもじもじしている、何してんだ? こいつ…。
「まさか……、今から拙者に愛の告白を!!!」
俺がそんな妹の友達を口説くような男に見えるのか!
「しねぇよ!誰がそんな大それた事をするか!!www」
「だってぇ……、みんなと別れた後に拙者だけ呼び出すなんて…」
「違うえよ!こらっ、お前頬を紅潮させるな!ひとさし指同士をくにょくにょさせるな!」
まったく…、何を考えているんだ!ただ、まぁ、確かに無きにしもあらずだな、俺も急に呼び出しちまったからあまり強くつっこめな
い部分はあるんだからね……。
「もう…、京介お兄様ったら…、そうならそうと早く言えば要件を言えば良いものを…」
「お前が勝手に暴走するからいけないんだ…」
281 :
265:2014/02/06(木) 13:46:35.88 ID:8R08CcjO0
俺はちょっとむすっとして腕を組む、っったく、今の中学生はなんというか……。
だけど少しは元気があるみたいで安心した、でもこいつ事だからやっぱ相手に悟らせまいとしているんだろうけど……。
「で拙者を呼び止めた京介氏の真相はなんでござろうか?」
沙織は運ばれてきた紅茶を一口すする。
「お前さ、な〜んか今日…あんまり元気なかったろ?」
「えっ!そ、そんな事ないでござるよ!拙者はいつだって元気もりもりでござる!」
ぐっと両手を構えて力瘤をつくる。
「なんかさ…、表情だってうつろだったし、俺の言葉だって聞き逃していたぜ…。いつもなら何個耳があんだよ!お前は聖徳太子か!
って突っ込みたを入れたいぐらいなのにさ…」
「えっ!あ〜、今日は………、そう!今日はかなり寝不足でござってな!もうなんせユニコーンガンダムを作るのにちと熱を入れすぎ
てしまって…、いやっ、そりゃガノタにとっては正に最高の至福というのでしょうか…、というわけで気づいたら深夜遅くまで…」
腕を胸の前で組み片方の指をピッと上に向け説明をする沙織、こいつの事だ、俺たちと合う前の日に限ってそんな体調を悪くするよう
なヘマな事はしないと思うのだが、普通に考えれば中学生が熱中して夜遅くまでというのはよくある事なんだろう。
「ほんとだな…?」
「本当で…ござる…」
強い口調の後に語気が弱くなる…、なんか隠しているような気がするんだよな…、でももしかしたら男にはちょっと相談できない事か
もしれない、それだとあまり問詰めても逆に沙織が可愛そうだ、俺の勘違いという可能性も大いにある。
「悪い、なんか尋問みたいになっちまったな、別にお前を問詰めようとか思っていないからさ…」
「いえいえ!そんな…」
俺と沙織、お互い黙り込んでしまった、カチャカチャと喫茶店特有の無機質に食器が触れ合う音が喧騒の中に流れる。
「お前がちょっといつもとは違う感じだったからさ!悪いな、呼び止めちまってよ」
「そ!そんな事はないでござる!」
すごい勢いでぶんぶんと頭を振る沙織、おいおい、あんまり振ると眼鏡が飛ぶぞ、ちょっと素顔を見てみたいというのもあるがな。
俺は一つ小さな咳払いをする。
「でもさ…、もし仮に悩み事があったら桐乃とか黒猫とかにでも言えよ…、あいつら、いつもはバカなことばっか言っているけどさ、や
っぱ友達が困っていたら助けようと思うにきまっているしさ…」
「でござるな……」
「それにお前ばっかりずるいんじゃねえか?人の悩みにはすぐに気づいて的確にアドバイスしやがって、それが沙織だけの特権とは思う
なよな、たまには俺や桐乃、黒猫に素直に頼りやがれ」
282 :
265:2014/02/06(木) 13:56:32.34 ID:8R08CcjO0
きっとそうだ…、桐乃や黒猫、あいつらだってもし沙織が困っていたら、悩みがあるって知ったら自分をも省みず沙織を助けると思う
……、俺が助けを求めていてもあいつらは助けてくれるかどうかわからんが…。
「京介氏…」
沙織の表情がゆるむ。
「毎回毎回お前ばっか回りに気を使いやがってさ…、たまには年相応の行動してみろよ」
「京介氏…、それは拙者が老けている、という意味にとって良いのでござるかな(`□´!!)」
決まったとばかりに自分に陶酔していた俺を尻目に沙織のおでこに怒りマークが浮かんでいる。いけね!なんか怒りスイッチを押して
しまった気が…。
「いやっ、違うんだ!悪い!そういう意味じゃねえんだよ…!」
「じゃあどういう意味でござるか?」
「いや、もっと中学生らしく!というか」
沙織のおでこにぴきっと十字マークが浮かび上がる、あれっ?これって俺、さらに火に油を注いでるんじゃねえ?
「すまん!沙織!許してくれ!」
俺は両手を合わせて必死に頭を下げる、あの2人ならまだしも沙織にまで切れられた俺泣いちゃうよ(;_;)……、あれ、何にも反応がな
いぞ…。
「ぷぷぷっ…、あ〜はっは!」
沙織が腹を抱えて笑っている、悪かったな…、いつもの癖、というか絶対に桐乃と黒猫が悪い。
「は〜、笑った笑った!すまなかったでざるよ、京介氏」
ひとしきり笑うと沙織はぐっと俺の方に姿勢を正す。
「でも心配してくれて本当に…ありがとうでござる、京介氏」
「別にいいんだけどさ…、いつもの俺の余計なお節介炸裂ってやつだ、騒がせちまって悪かった」
桐乃の事で事件が起きすぎていたかならな、余計な癖がついちまったのかもな、本当、人生は平凡に限るよ、まったく……。
「しかし、そういう事を言ってくれると言うことはいつも拙者を見ていてくれていた……、という事でござるかな?」
沙織は意地悪そうな顔で俺を覗き込む。
「はいはい、そうですよ、どうせ俺はストーカー野郎ですよ!」
もうなんとでも言ってくれ、ああ、早く帰って布団をギュってしたい、誰でもあるよね?そんな時。
「ふふっ、冗談でござる、でも……、拙者は嬉しいでござるよ……」
そんな顔をするな…、いくら眼鏡を掛けていても俺はお前の家でその素顔を見ちまってるんだよ…、こいつ眼鏡を取るとマジで美人な
んだよな…、アホでスケベな俺は勘違いしちまうだろが。
「まぁ、何事も無ければいいんだ、俺は帰る!呼び止めちまって悪かった、じゃまたな!」
283 :
265:2014/02/06(木) 13:58:32.65 ID:8R08CcjO0
なんかこれ以上2人でいると変な気になりそうだったので俺は伝票を握り締め、席を立つ。
「京介氏!」
照れるのを隠すように背を向けた俺に沙織のかすれた声が響いた、俺は後ろを振り返る。
「先程…、京介氏は拙者に年相応に行動しろ、と仰りましたな?」
「言ったけどそれがどうかしたか?」
沙織はもじもじと指を絡ませる、眼鏡の下の表情は読み取れない、沙織は気合を入れるように立ち上がる。
「拙者の相談事……、やはり聞いてもらってもいいでございましょうか?…」
「……」
上目遣いで俺を見る沙織…。やっぱりなんかあるんじゃねえか……、俺は何も言わず元いた場所に座る。
「こんな俺でよければ言ってみな?お嬢様…」
俺を誰だと思ってるいるんだ、沙織……、あの超がつく唯我独尊女、我が妹桐乃の、世間の一般から「失敗してもお前はよくやった」
って言われそうな無茶な相談事をいつも聞いているんだぜ…、お前の相談事なんか屁でもねえよ…、っていうか素直に言ってくれて嬉し
いなんて言えねえしさ、まぁ、その前にもう1杯熱いコーヒーのおかわりが欲しいね、店員さん。
284 :
265:2014/02/06(木) 14:02:13.78 ID:8R08CcjO0
「お見合いの話がまだ終わっていない、って事か?」
そう言うと俺は先ほど店員さんに持ってきて貰った熱いコーヒーを一口すする。
「はいっ……」
沙織はシュンと頭を下げる、やはりかなり深刻なようだ
「先ほど、拙者が高坂家で話をした事を覚えていらっしゃいますかな?」
「え〜と、相手の男がお前の格好を見て卒倒しちまった、って話だったよな」
確かに何度も思うが流石に自分のお見合いでこんなオタクルックの奴が来たらそうなうだろうな。
「その通りでござる、でも問題はそこから始まったでござるよ、京介氏」
「と、言うと?」
そのことで家族と喧嘩でもしたとでも?俺は更にコーヒーを飲み込み。
「確かに殿方は卒倒はしてはしまったのでござるが、なんとかその場で復活したのです、拙者はそれでもうこのお見合いの話は無くなる
だろうとタカを括っておりました所、相手の方がなかなか出来た方でしてな」
「ふむ」
「いろいろ拙者と話をしてくれましてな、拙者も少し落ち着いたでござるよ」
まぁ、バジーナなら容姿はともかくとしてオタ話さえしなければ話は通じるからな
「良かったじゃねえか、相手の男がお前の容姿だけで判断していないって事だろ?それでどう困るって言うんだよ?」
「いや〜(ノД`)」
沙織は困った表情を見せる
「次回の顔合わせはバジーナスタイルではなく、『槇島沙織』で行かないといけないという事でござる……」
ああ、なるほど、こいつの本来の姿「槇島沙織」の場合、まともに相手と話ができないぐらいに恥ずかしがり屋になっちまうんだよな
あ、沙織が極端に嫌がるという事も頷ける。
「でも、この前はお前ん家に行った時に俺達に顔見せてたじゃねえか」
「あ、あれは、今までの京介氏達との類まれない時間があってこその結果でござる、あの時の『コスプレ』もかなりの勇気が必要でござ
ったんですから」
あの時の様子を考えれば今回の『ほぼ初対面の男性とマンツーで会う』といのは確かに沙織にしてみれば難儀な話である。『槇島沙織』
のチェンジした時もかなり緊張していたからな。
あと、俺が一番聞きたい事がある。
「それと、一つ聞きたいんだけど、本気で結婚するわけでお見合いをしているわけではないんだよな?」
「いやいや、流石にそれなないでござるよ」
「そうか、それなら安心したよ」
285 :
265:2014/02/06(木) 14:05:56.08 ID:8R08CcjO0
そうだよな、流石にこれで結婚って話なら沙織の嫌がるのは当然だろうな、まずは「お付き合い」をするって事なんだろう。
「今回のお見合いもお母様の提案でござってな、拙者の人見知りを心配してこういう機会を作ってくれるのでござるが〜、ありがた迷惑
と言いますでしょうか」
なるほど、そういう沙織の性格があってのお見合話なんだな、心配するのはどこの親も同じという事か。
多少、まともな話になってきて安心感が出てきた。
「お前としてはその相手の男ってのはどうなんだよ?」
「えっ、そんな話した事も無い男性を急にどうと仰られても拙者にはわからないでござるよ」
「でもまず話しないと相手の事なんかなんもわからねえだろう」
「う〜、その通りでござるが……」
「理屈としてはわかるんだな」
「それは分かりますが・・・、拙者にはまだ早い気がするでござるよ…」
「う〜ん、『友達の兄』として言わせてもらえば俺もそう思うがな」
「そうでござろう!」
「でもお前の親御さんの立場から言わせてもらえば心配はしているんだからしっかりやらないとな」
「京介氏は…、拙者に彼氏が出来てもいいでござるか?」
はあ?それって、どういう意味だ?
「拙者…、拙者……は」
ちょっ、ちょっと待て、何を言うつもりだ、沙織!
「拙者はオタクとしての自由時間が減るのが心底耐えられないのでござる!」
「それは俺にまったく関係ねええええ!」
心配して損したぞ、まったく・・・。
「と、冗談はさておき」
「って結構、真剣な感じがしたけどな」
「やはり拙者にはキリリン氏や黒猫氏、京介氏と遊んでいる方がいいでござるもん…」
「おまえ、もしかして」
「なんでござるか?」
沙織はびっくと肩を震わす。
「好きな奴でもいるのか?」
「えっ?いや、それは・・・、その、え〜とでござるでござる・・・」
沙織の顔が急に紅色に染まる。
「いいよ、隠さなくても、お前がそこまで拒否するってのはなんか理由はあると思ってさ」
286 :
265:2014/02/06(木) 14:07:57.20 ID:8R08CcjO0
好きな人がいたらお見合いなんかしたくないのは当たり前だよな、沙織が親に嘘をついてまで相手の事を考えているなんてな、沙織
に惚れられた相手は幸せだろうな、っていうかどこのどいつだ・・・、お兄さんは許しませんよ。
「好き・・・というか一緒にいたいというか、まだよくわからないでござるよ、子供の拙者には」
沙織、それはもう好きなんだと思うのだが・・・、むかつくから言わないでおく。
「でもやっと理由がわかったからすっきりしたよ」
「・・・はい」
しばしの沈黙が続く
「どうしてもお見合いはしたくなんだな?」
「はい・・・」
じゃあ、俺のやる事は決まってる、なーに、至極簡単な事だ。
「俺には沙織の貸しがいくつあると思ってんだ?」
「えっ?それじゃあ」
「何をすればいいんだ?その解決方法はさ」
「あっ、ありがとうでござる、京介氏、恩に切るでござる」
「別にいいよ、俺が出来る範囲だがな」
「じゃあ、来週の日曜日に、その・・・・・・、拙者の彼氏になってほしいでござる!」
「へいへい、彼氏ね・・・って彼氏いいい?」
「正確には彼氏の演じて欲しいでござる」
「そうか、そうだよな、いや、そりゃ別に構わないけどさ、その理由はなんなんだ?」
「お見合いの後にお母様からなぜお見合いをそんなに嫌がるのか?と聞かれましてな・・・、拙者の意見をなかなか理解してもらえなかった
でござる、それで『お付き合いしている人がいるわけではないでしょ?』と言われて・・・」
「お前はつい『いる』と言っちまった、それじゃあ連れて来なさい、って感じか?」
「認めたくないものでござるな…、自分自身の…若さ故の過ちというものを…」
「お前はただそのセリフが言いたいだけだろ!」
「面目ない・・・、その通りでござる」
「くっ・・・、まぁいい、ただ俺がお前に声を掛けずにいたらどうしていたんだ?」
「その時は、母上に素直に謝ろうと、もともとは拙者が子供のような嘘をついた事が原因ですから」
「そうか」
「はい」
頭を下げてショボくれた沙織の頭に俺は手を添える
287 :
265:2014/02/06(木) 14:09:44.63 ID:8R08CcjO0
「沙織、俺に任せとけ!」
「京介氏・・・」
「お前の彼氏役ってのはいろんな意味で荷が重いとは思うけど、俺頑張るからさ」
「・・・拙者が母上に嘘をついた事は怒らないでござるか?」
「人間は嘘の一つや二つ誰でもつく、そうだろ?お前も母さんを騙そうとして嘘をついたわけじゃないし、その惚れた相手にも嘘をつき
たくなかったんからだろ?嘘も方便さ」
再び沙織の顔が火がついたように赤くなる。
「だから惚れた、というのは語弊が」
「それに、こういっちゃなんなんだが、俺はほっとしたんだ」
「えっ?」
「お前ってさ、今まで完璧超人だろ?懐の深さ、事の進め具合、周りへの気配り」
「そんな、別にただ拙者は当たり前の事をしただけでござる」
「そうだな、じゃあその嫌味の無い謙虚さも加えておこう」
「京介氏〜」
「いや、ほんと完璧だよ、完璧、パーフェクトだった・・・、俺の中ではさ」
「褒めすぎでござる、そんな事言っても何も出さないでござる」
「結構だ、お世辞を言っているわけじゃねえ、なんにせよ、俺の中でのお前は完璧だった、だから俺はお前にいい意味で間違ったイメー
ジを作っちまった」
「・・・・・・」
「それに加えてこの前のお前の家や素顔を見ちまって、ああこんな奴がこの世にいるのかと、こいつは俺とはまったく違う、違う世界の
人間なんだってさ、いやだねぇ、男のコンプレックスってのはさ」
「それは・・・」
「でも今日の話を聞いて、ちょっと安心しちまったよ、だってお前の悩みがどこにでも居そうな15歳の普通の女の子の悩みなんだもん
なwww、それに親にまでしょうもない嘘までついちまってさ」
「はい〜」
「だから、ちょっと謝らせてくれ、すまん・・・」
「えっ!?ちょっと、なぜ京介氏が謝る必要が・・・」
「お前にへんなイメージを作ってしまったからさ、『沙織は俺とは違うんだ』、ってな」
「拙者はどこにでもいる普通の女の子、でござるよ、だから京介氏が手に届かななんて思うのは絶対におかしいでござるよ、京介氏にだ
って・・・・・・もし、もし、拙者と京介氏と付きったら拙者がもっと普通の女の子だって分かってもらえるでござる」
288 :
265:2014/02/06(木) 14:11:21.14 ID:8R08CcjO0
「えっ?」
「イヤ・・・・・・、例えば!例えばの話で、という事で!」
「わかってるよ、でけー声出すな!!」
「京介氏だって!!」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
しばしの沈黙の後、俺たちは恥ずかしそうにお互いを見つめ合う。
「今ので双方、手打ちという事でどうでござろう?」
「了解した、そうしてくれるとありがたい」
俺と沙織は思わず笑い合う。
「じゃあ来週はよろしくお願いするでござるよ」
「ああ、任せとけって」
「ちなみに京介氏は名門高校に通う馬術部のエースという設定は如何でござろうか?」
「却下・・・・・・」
さぁ、これから大変そうだぜ。
289 :
265:2014/02/06(木) 14:13:11.01 ID:8R08CcjO0
俺は沙織から教えてもらった住所へと向かった。
「何が普通の女の子だよ、あいつは・・・」
一般人の俺が目にしたのは東京都心にも関わらず、自然公園っていう感じのお屋敷だった。
そびえ立つ様な門についた、でかい黒服の黒人ガードマンが出てこなったのが幸いだ。
俺は恐る、恐るインターフォンを鳴らす。
「・・・・・・はい、どちら様でしょうか?」
応答したのは若い女性の声だ。
「あの・・・、高坂と言うものですが」
ひと呼吸置いてからインターフォンから声は響く。
「高坂京介様ですね、お嬢様からお聞きしております、只今門をあけますのでどうぞお入りになってください」
なるほど、これも自動なのね。
鋼鉄の重そうな門扉が簡単に空いていく、俺は恐る恐る中に入る。
おいおい・・・、門から自宅までどんぐらいあるんだよ・・・、いかにも貧乏人らしい発想をしながら俺は足を進める。
しばし歩くとやっと大きなお屋敷についた、沙織ちゃんと出てきてくれよ〜。
玄関の前に到着するとすっとドアが少し空いた。
「京介さん?」
恐る恐る沙織が顔を出す、お前が緊張すると俺まで緊張しちまうだろ。
「おっ、おう、沙織・・・・・・」
いつものバジーナスタイルではない、袖の無い白いワンピース、品の良い綺麗な青いスカート、もちろんトレードマークのぐるぐる巻
きの眼鏡はしていない、 美しい顔立ち、高校生とは思えないスタイル、2回目なのに緊張する俺。
「今日はわざわざお越しになって頂いてありがとうございます」
深々と頭を下げる沙織。
「そんな事ねえよ」
ああ〜、今日は俺はこいつと彼氏彼女だからな〜、どう喋っていいものか、お互いに事前にある程度は情報を交わしているし、作戦を
ねってはいるのだけどなんとも言えない気分だよな。
「立ち話もなんなのでどうぞ、中にお入りになってください」
「じゃあ、お邪魔します」
でけええ!中に入ったら中吹き抜け、そして見た事もないような大きなシャンデリアが天井にどっしりと鎮座している。
う〜ん、大丈夫、まだ慌てる時間じゃないぞ、京介、この程度は沙織からの情報で分かっている。
290 :
265:2014/02/06(木) 14:16:21.19 ID:8R08CcjO0
「こちらです」
俺は沙織の跡を歩く、普段は見ない沙織の後ろ姿、こいつこんなに足が長かったのか。
それにしても部屋が何部屋あるのだろうか?ってか途中に召使いみたいな人達に会うと皆、頭を下げ、俺と沙織を見送る、マジ
で秋葉原以外で初めて生で本物のメイドさん見るよ、ってよく考えると秋葉原のメイドも嘘だなくだらない事を考えてみる。
「こちらです、どうぞ、お入りになってください」
どれ位歩いただろう、沙織は大きな部屋のドアの横で立ち止まる。
沙織から俺に向けられる視線、アイコンタクト、ここに沙織の母親がいる。
俺はドアを軽くノックする。
「失礼します」
「どうぞ、お入りになってください」
中から声は響く、落ち着いた綺麗な声だ、俺はドアを開ける。
そこには和服を着た女性が座っていた、俺が足を進めるとすっと立ち上がり、頭を下げる。
「沙織の母の愛華です、今日はようこそお越しくださいました」
ずっしりとした和服を着たこの女性が沙織の母親らしい、沙織に似た高い上背、顔は整った日本女性という美しい顔立ちだ、眼鏡
をかけているのがまた・・・
「あっ、初めまして、沙織さんとお付き合いをさせてもらっています、高坂京介です」
俺もつられて深々と頭を下げる、今日はこんな感じでかなりを頭を下げそうだ。
「どうぞ、まずはこちらにお掛けになってください」
召使いによってよく磨かれたであろう革のソファーに愛華さんは手を向ける。
「失礼します」
応接間というには広すぎる部屋、そのソファに俺は恐る恐る腰をかける、沙織も俺の横に腰をかける、まぁ自分の家だかあ当たり前な
のだがこの座り方がまた品が良い、音を立てずに実に上品だ。
「あっ、あのこれ良かったら食べてください」
途中で買ってきたお土産は俺の知る中で最高級ブランド「ゴディバ」だが、このお屋敷を見てしまったあとだと焼け石に水という感
が否めない、というかかえって失礼なのかと考えてしまう。
「あら、こちらかお誘いをしたのにかえってすいません、ありがたく頂きます」
そういうと愛華さんはすっとよって寄って来たメイドにチョコを渡す。
「今日はわざわざ東京まで来て頂いてありがとうございます」
「いえ、僕も沙織さんの家へ伺ってみたいと思っていましたので」
「そうでしたか」
規制議論に報告
292 :
265:2014/02/06(木) 16:53:50.79 ID:8R08CcjO0
なんか悪い事をしちゃったかな・・・
293 :
266:2014/02/07(金) 16:59:27.70 ID:QWRqYvg10
294 :
265:2014/02/07(金) 18:30:19.68 ID:4NBfbhpq0
>>293 ありがとう、じゃ少しペースを落として投稿してみるよ
URLを見たけど文字化けしてて分からん、なんにしても調子を落とすわ
>>269さんかな?
これで半分だからね、というか初だからよくわからですわ
半分の上にまだ妄想が止まらないのでまた書くけど
18禁表現がないので風邪を引かない様にズボンは下げずに読んでね
295 :
265:2014/02/07(金) 18:37:01.38 ID:4NBfbhpq0
沙織・ウーグル
バ「ル」ジーナ→バジーナ
ウ「ォ」ーグル→ウーグル
298 :
265:2014/02/10(月) 13:10:33.37 ID:Ol81bHA70
お久しぶりです。
>>265です
時間が開いてしまい、申し訳ないです。
では改めて投稿させて頂きます。
少しペースを落としてゆっくりやらせて頂きます。
よろしくオお願いします。
299 :
265:2014/02/10(月) 13:12:43.48 ID:Ol81bHA70
愛華さんのふっと笑う、この人に嘘をつくのはちょっと申し訳ないが沙織のためだ、仕方がない。
「京介さんとお呼びしてよろしいかしら?」
「はい、結構です」
「京介さんは今おいくつでいらっしゃるのかしら?」
さぁ、ここからは恒例のお母さんから彼氏への質問攻めタイムだ。
「今、18歳です」
「じゃあ、来年で高校を卒業されるんですね、進路はどうなさるの?」
「四年制大学に進学を考えています」
「そうですか、じゃあ勉強でお疲れでしょう、今日はゆっくりしていってくださいな」
こんな立派なお屋敷でゆっくりできません・・・。
ここらへんはただの他愛のない世話話だ。
「ハンサムで立派な方じゃないの、沙織・・・、なんでもっと早く私に教えてくれなかったの?」
愛華さんはそういう言うとその少し恐怖が混じった優しい瞳でゆっくりと視線と沙織に向ける。
「それは・・・、順序というものがありますわ、お母様、単にお伝えするのは時期尚早だと思ったからです」
その母親からの視線にふと目を背ける沙織、俺はただうんうんと頷く。
愛華さんがふとこちらに視線を戻す。
「沙織とはどういった形でお知り合いになったのかしら?年は3つも離れているのに」
来た・・・、俺は事前に沙織と打ち合わせを思い出す。
「はい、沙織さんには僕の妹が大変お世話になりまして、その妹を通じて知り合いました」
「そうでしたか・・・、沙織がどういったお世話を?」
「妹は文化的な趣味を好んでいるのですが学校ではあまりに極少数なので共通の話をできる人が居なかったのです、そこで沙織さんがそ
の趣味の共通の趣味を持つ人に集まってもらうもらう企画してもらって」
う〜ん、なんだろう、この罪悪感・・・、俺はさらに話を続ける。
「その開いてくれた会で色々話ができるようになりまして・・・」
まさかお母さんに「オタク趣味(ガチ妹好き)の妹が周りに話せないのでSNSで知り合ってオフ会を開いてもあった」とは言えないよな、
嘘をつかない程度の脚色しておこう、日本語って便利。
「あら、沙織がそんな事をしていたなんて・・・」
「はい、妹もすごく楽しいみたいで・・・、兄として本当に沙織さんには感謝をしています」
これは本当、沙織がいなかったら、沙織がオフ会のあとに桐乃に声をかけてくれなかったら・・・、色々考えると改めて沙織には感謝でい
っぱいだ。
300 :
265:2014/02/10(月) 13:22:54.87 ID:Ol81bHA70
「京介さん、随分嬉しそうにお話になるのね」
愛華さんの言葉にふと自分がどんな顔をしているのか恥ずかしくなる。
「ふふっ」
沙織が俺を見て笑う、ああ、笑いやがれ、どうせシスコンだからな
「以前は妹とはあまり仲が良くなかったんです、会話なんかも挨拶程度でまったく交わさなかったのに・・・、でもその趣味を僕が知って、
妹が沙織さんと一緒にいるようになって新たな一面を知ったというか、見せてくれたというか、それはやっぱり嬉しいです」
俺は恥ずかしさを隠すようにポリポリと顔をかく。
「それから沙織とお付き合いを?」
「はい、それと同時に沙織さんの事をもっと知りたいと思いました、優しくて、包容力があって、行動力もある、そんな沙織さんに・・・」
少しひと呼吸を置く。
「僕は好きになったんです」
これも嘘ではない、まぁ友達としてなんだけどな、ちょっと打ち合わせ以上なセリフになってしまったが迫真なセリフを言えたと思う
どうだ、沙織!俺の俳優ばりの演技力は?
「な・・・、ちょ・・・、京介・・・さん」
沙織は顔を下に向けて顔を真っ赤にしていた、沙織も俺の演技についてきいるのはすごいね
「何かしているのかとは思っていましたが、あの臆病で引っ込み思案の沙織が・・・」
愛華さんが少し驚いた表情沙織を見つめる。
「京介さん、恥ずかしいです」
「あっ、すまん」
沙織の羞恥に満ちた表情にふと恥ずかしくなる、俺も何を言っているんだ、調子に乗りすぎた。
「沙織、いい人を見つけたわね」
「あっ、はい」
「でもまだ沙織は高校生ですからね、好きになるのは程ほどにお願いしますね」
そういうと愛華さんは口に手を当てクスクスと笑う。
「すいません・・・」
今の所、あまり不穏な空気は感じないけどどうなんだろう。
「・・・奥様、お茶の準備が出来ました」
すっと会話の合間にすっと入ってくるメイド、ここらへんは流石に空気の読み方が上手いなと感心してしまう。
「京介さん、どうぞ、こちらへ」
すっと腰を上げて愛華さんが誘導する。
301 :
265:2014/02/10(月) 13:32:29.04 ID:Ol81bHA70
テーブルの上には既に紅茶の準備が出来ていた、鼻腔をくすぐる気品のある香りが普段紅茶を嗜まない俺にでも分かる、多分この紅茶
はくそ高い。
座ろうと椅子に手をかけると執事の手が伸び、すっと椅子を後ろに引く。
「あっ、どうも・・・、失礼します」
う〜ん、どこにも隙がない、かと言って緊張感を感じる訳でもない、こちらも一挙手一投足を気をつけないとないと。
俺が席に座るとゆっくりとメイドさんがカップに紅茶を注ぐ。
愛華さんは一口紅茶を啜る
「では、本題に移りましょうか」
さぁ、本番はここからだ、どういう形でお見合いの話になるのか
「沙織からもうお見合いの話はお聞きに?」
「はい、聞きました」
「そうですか、お見合いの後に聞いたとは言え、まさか沙織にお付き合いをしている男性がいるとは思わずにお見合いを勧めてしまって
申し訳ありませんでした」
そういう愛華さんは頭を下げる。
「いえ、そんな・・・」
俺もつられて頭を下げる。
「沙織がもっと早く言ってくれれば京介さんに了解を得ることが出来たのにと思いまして」
了解と来ましたか・・・。
「お母様、京介さんを連れてくればお見合いの話をやめてくれるって」
「やめるとは言っていません、考えると言ったのです」
沙織の発言を遮る。
「今日は京介さんにお会い出来て良かったです、どんな方かも分かりましたし、ただ沙織のお見合いはやめる事は出来ません、そちらの
点だけご理解してください」
そういうと愛華さんは再び頭を下げる。
「僕としてはそういった事を沙織さんにして欲しくはありません、その点はこちらとしても譲れません」
彼氏が居るのにお見合いをするなんておかしい、その事を異議申し立てするのは当たり前だと思う。彼氏ではなく、好きな相手がいる
沙織にとっても辛いものだろうし、そんな事は俺もさせたくない。
「京介さん、ご家族は?」
「へぇ?」
急な展開に俺は素っ頓狂な声を上げてしまう。
302 :
265:
「あ、父と母、先ほど言った妹の4人家族です」
「お父様はどんなお仕事を?」
また随分違う切り口から攻めて来たな。
「父は警察官です、母は専業主婦をしています」
「そうですか・・・」
愛華さんはそう言うとティーカップに口を付ける。
「私は今この槇島の名がついたすべての会社の経営をしています」
はいはい、お金持ち自慢ですか、そりゃ、既にここについてお屋敷と土地の広さを見ただけで分かりますよ、というかこの人は本当に
沙織の母ちゃんなのか、全然沙織の様な奥ゆかしさを感じないぞ
「ただ私はどんな状況や環境が違えど、その家族の愛情に差はないと思っています、決して測れるものではありません、測れたとしてもその
差を比べるものではないと思っています」
それは正論だと思う、俺だって金で全てが良くなるとは思わない
「私が京介さんご家庭をどうこう言える立場ではありません、ただ京介さんのご家庭とこの槇島の家庭では大きな差があうとはお思いに
なりませんか?」
「お母様、そんな失礼な事は!」
「沙織は黙っていなさい」
「うっ・・・」
愛華さんの迫力に沙織は口を噤んでしまう、いや、伊達に女社長やっていないな、この人は・・・。
「少し言い過ぎましたね、失礼しました・・・、ただあなたが沙織とお付き合いをするというのなら話は違います、私も母親ですし、沙織
の事は可愛い、未成年の子は親の私が責任を持つものですよね?」
「はい・・・」
思わぬ迫真のセリフに俺は少したじろいでしまう。
「沙織は昔から大人しい子でした、いつもお姉ちゃんの跡をくっついて歩くような」
「そんな・・・、私はお姉さまの跡などくっついていませんわ・・・」
沙織は顔を赤らめて否定をする、まぁ、それは自分からしていましたといたという自供のようなものだが・・・。
「その姉が海外に嫁いでしまった今、沙織にはこの槇島の家を継いでもらわないと行けません」
「それはちょっと自分勝手ではないですか、沙織には沙織のやりたい事があるはずです」
ここで怯むわけにはいかないんですよ、こちらとしては