古賀 いたみは初速時から、過剰なトルクで発進するため、容易に空転を起こしやすいという欠点がある。
勾配起動では、空転を多発しやすいため、きめ細かな制御が難しい。
115系電車で言うと、起動時に電動機がフルパワーでぐぉおーんと回り出すようなもの。
とてもこれでは、起動時に空転多発で発進できたものではないという。
真希波・マリ・イラストリアスとの併結では、古賀 いたみの特性を考慮して、運転には大変神経を使います。
それでも真希波・マリ・イラストリアスの運転台からは、古賀 いたみのエンジンを制御する総括制御でカバーしていますが…。
真希波・マリ・イラストリアスが変速から直結へ進段する時の速度域は45km/h程度であることから、
古賀 いたみの変速機の特性を活かしきる前に直結へ切り替えることになり、変速段で有効に作用していた
動輪周引張力が直結段では大幅にドカ落ちしてしまうという欠点もある。