真希波・マリ・イラストリアス
「よろしければ、私の不器用な手でカットしてやろうか。
このバリカンなんだけど、鈴原君の髪の毛をカットするのに使った
だいぶ古いバリカンで、刃が錆び付いているけど、まだ使えるかしら?
おお、なかなかスムーズにカットできるじゃねえか。」
唯
「いちゃぁ〜っ!!いちゃいいちゃい!」
真希波・マリ・イラストリアス
「おっと!髪の毛が刃に絡まった!抜かないと…。」
憂
「マリちゃん、あんな古いバリカンなんかを使うからよ。
今時、手動式のバリカンなんて…。」
唯
「いちゃい!はわくむいて!(痛い!早く抜いて!)」
真希波・マリ・イラストリアス
「それがなかなか抜けないのよ!えいやっ!ブチッ!」
憂
「あーっ!お姉ちゃんの髪の毛の一部が抜けちゃったじゃないの?
マリちゃんが力任せにやるからよ!」
唯ちゃんの髪型を節子ちゃんカットにするつもりだったが、
下手くそなマリのおかげでゴテゴテに…。
成人式の着物はどうするかが問題だにゃ。
「何とかしたければ、ご自分でどうぞ」という事だし…。
ここはミサトさんのお下がりでごまかすしか無い。