【まどか☆マギカ】巴マミ×キュゥべえスレ4 【キュゥマミ】
魔法少女まどか☆マギカのマミさん×キュゥべえを支援するスレ
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,. -'´ `ヽ、 `ヽ Y`ヽ
/ ,. - -、 \ _|ト ゝl,ヘ
,. / .iヽ \ Yヾ> ,. V{
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____,/ | / / / / , ハ 、 ヽ ヽ ヽ r_イlーr='リ` }--、
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ヽ==,ソ 、 ヽ \ |_,.. /|´ {ヽ、ヽ、__ヽ,,, ‐‐' ,/r------,/ / / ,' /
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前スレ
【まどか☆マギカ】巴マミ×キュゥべえスレ3.5 【キュゥマミ】
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1344680226/ 前々スレ
【まどか☆マギカ】マミ×キュゥべえスレ3
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1342108821/ 【まどか☆マギカ】マミさん×キュゥべえスレ 2
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1321278274/ 【まどか☆マギカ】マミさん×キュゥべえスレ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1302450101/
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/13(木) 15:49:57.16 ID:uofsG5PB0
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1 パターン1
マミ「あなた誰なの?違う! 私のキュウべえはあの子だけよ!」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよQB!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/13(木) 15:50:44.41 ID:uofsG5PB0
キュウべえ。
私の愛しいあの子。
たまにちょっぴりイジワルで、デリカシーの足りないところもあったけど、
それでも彼は、私の大切なお友だちで、
恩人で、仲間で、家族で、パートナーだった。
あの子がそばにいてくれたから、私は今日まで戦い抜くことができたんだ。
だから、
だから私は、あの女を許さない。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/13(木) 15:55:40.06 ID:uofsG5PB0
黒い魔法少女。
暁美ほむら。
あの女だけは、絶対に許さない。
5 :
忍法帖【Lv=14,xxxPT】(2+0:10) :2012/09/13(木) 15:55:56.29 ID:uofsG5PB0
まどか「あ、ここです。わたしの家」
マミ「……素敵なお家ね」
まどか「えへへ……それじゃあ、失礼します。行こ、キュゥべえ」
QB「お邪魔するよ」
マミ「あ……」
マミ「……」
マミ「ちょ――ちょっと、待ってもらえるかしら?」
まどか「え? なんですか、マミさん?」
マミ「その……ちょっと、キュウべえと二人で話しておきたいことが、あるのよ……」
まどか「はぁ……」
6 :
忍法帖【Lv=14,xxxPT】(3+0:10) :2012/09/13(木) 15:56:26.35 ID:uofsG5PB0
QB「……。僕は別にかまわないよ」
ピョーイ
QB「まどか。君は先に戻っていてくれ。あとで直接君の部屋にお邪魔するよ」
まどか「いいけど、場所、わかる?」
QB「君の魔力をたどるさ」
まどか「そ、そっか。それじゃあ、またあとでね。マミさん、失礼します」
マミ「ええ、また明日」
QB「……」
QB「それで、マミ。話って?」
マミ「えぇ……」
7 :
忍法帖【Lv=14,xxxPT】(4+0:10) :2012/09/13(木) 15:56:59.22 ID:uofsG5PB0
マミ「大したことじゃないんだけど……ちょっと、気になって……」
QB「……」
マミ「……」
マミ「少し、歩きましょうか……」
マミ「えっと……」
マミ「……あなたが、暁美さんに襲われた時のことだけど」
QB「ああ……あれは参ったよ。まさかいきなり撃たれるとは思ってなかったからね」
マミ「撃たれた? 彼女の武器も銃器なの?」
8 :
忍法帖【Lv=14,xxxPT】(5+0:10) :2012/09/13(木) 15:57:31.04 ID:uofsG5PB0
QB「……。それがよくわからないんだ。拳銃のように見えたけど……
気がついたときにはもう、撃ち抜かれていた」
マミ「……」
マミ「……?」
QB「話というのはそのことかい? なら、残念だけどそれ以上のことはわからないよ」
マミ「い、いえ。そうじゃなくて」
QB「だったらなんだい?」
マミ「それは……」
QB「……」
マミ「……ねぇ、キュウべえ」
QB「うん」
9 :
忍法帖【Lv=14,xxxPT】(6+0:10) :2012/09/13(木) 15:58:31.93 ID:uofsG5PB0
マミ「どうしてあのとき、鹿目さんに助けを求めたの? ――私にではなく」
QB「……」
マミ「言ってはなんだけど、彼女では助けにならなかったはずよ?
いくら素質が大きいとはいえ、まだ契約していないんだから」
QB「……。だから、その契約をしようと思ったのさ」
マミ「え……?」
マミ「な、何を言っているのよ。そんな、襲われてる状況で契約なんて……」
QB「そんな状況だからこそだよ。『僕のことを助けたい』 と願ってもらうつもりだったんだ」
マミ「……なんですって?」
QB「まどかは、性格ゆえか環境ゆえか、ごく些細な望みすら抱いていないようだった」
QB「しかしその一方で、一定以上の “善良さ” を備えていると見受けられたからね、
助けを求めれば、『そうしたい』 と願ってくれると思ったんだ」
10 :
忍法帖【Lv=15,xxxPT】(7+0:10) :2012/09/13(木) 15:59:54.10 ID:uofsG5PB0
マミ「な……」
マミ「何を、言っているの、キュウべえ……?」
QB「何って、君の質問に対する答えだよ。――上手くいくと思ったんだけどなぁ」
マミ「キュぅ……」
QB「実際、何かしらの願いを抱えてもらうところまでは成功したんだよ。
だけど生憎と僕の方が、それを聞き出せる状態じゃなくなってしまったんだ。
まったく、勿体ないことをした」
QB「まぁ、暁美ほむらが今後も僕を狙うつもりでいるのなら、まだチャンスはあるだろう」
マミ「……っ!」
マミ「――何を言っているのよ! キュウべえ!」
QB「……」
マミ「そんな、そんなの、おかしいわ。そんなのはダメよ」
11 :
忍法帖【Lv=15,xxxPT】(8+0:10) :2012/09/13(木) 16:01:46.63 ID:uofsG5PB0
QB「……。どうしてだい?」
マミ「だってそんな、罠にはめるみたいな遣り方、間違ってるわ」
QB「暁美ほむらが僕を襲ったのも、魔女の使い魔が現れたのも、偶然だよ。
僕が意図したことじゃない」
マミ「そういうことを言ってるんじゃないわ! どうしてわからないの!?」
QB「……。わからないよ。何をそんなに問題にしているんだい?」
マミ「彼女は、鹿目さんは、心から心配してあなたを助けようとしたのよ?
その気持ちを踏みにじるようなことを、あなたはしようとしたの!」
QB「まさか。逆だよ。その気持ち――助けたいという意思を無駄なく活用するための
もっとも効率的な方法だよ」
マミ「……!?」
QB「それに、守護の祈りで契約すれば、高い確率で守りに特化した魔法少女になれる。
まどかならきっと、ワルプルギスの夜からもこの街を完璧に守り抜いてくれるはずさ」
12 :
忍法帖【Lv=15,xxxPT】(9+0:10) :2012/09/13(木) 16:02:30.99 ID:uofsG5PB0
QB「マミ、これは君の希望にも沿うことだろう?」
マミ「……」
QB「……? マミ?」
マミ「あ、あなた……」
QB「どうしたんだい、マミ? 顔色が悪いよ?」
マミ「どうしちゃったの、キュウべえ……今日のあなた、どこかおかしいわ」
QB「僕はいつも通りだよ?」
マミ「おかしいわよ! ワルプルギスの夜のことを隠そうとしたり、
一般人を魔女退治に連れ出そうなんて言いだしたり……」
QB「……。ワルプルギスの夜については言う必要がなかっただけだし、
見学についてだって、君も納得したじゃないか」
マミ「違う……違うわ……」
マミ「普段のあなたなら、そんなことは絶対に言わない……」
QB「そうかな? 昨日と今日で、ルールや行動指針を大きく変えたりはしていないよ?」
マミ「そういう、ことじゃ……」
QB「……。わからないな。君はいったい、何にそんなにこだわっているんだい?」
13 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(10+0:10) :2012/09/13(木) 16:03:26.13 ID:uofsG5PB0
マミ「それは……」
QB「……」 ジー…
マミ「っ……」
マミ(……目を逸らしちゃった……何をやっているの、私……)
マミ(……でも、違う。何かが変だわ。“この子” は何かが、いつもと違う……)
QB「……。まぁ、言いたくないなら別にいいけど」
マミ「……」
QB「もう行っていいかい?」
マミ「……ま、待って」
マミ「一つ。あと、一つだけ」
QB「……。なんだい?」
マミ「……」
マミキュウはそこはかとなく美味そうな響き
15 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(1+5:10) :2012/09/13(木) 21:49:25.06 ID:uofsG5PB0
マミ「……さっき、鹿目さんたちと一緒に出したお茶、だけど……」
QB「うん」
マミ「お、美味しかった……?」
QB「……」
QB「うん。美味しかったよ」
マミ「そ、そう? 本当に?」
QB「もちろん本当さ」
マミ「そう……」 ホッ…
. . . ..... . .. .. .
QB「でも――それがどうしたっていうんだい?」
マミ「……ッッ!?」
マミ(うそ……)
マミ(そんな……)
マミ(こんなの、違う……)
16 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(2+5:10) :2012/09/13(木) 21:50:20.69 ID:uofsG5PB0
『――気がついたときにはもう、撃ち抜かれていた』
(貫通している傷なんて一つもなかった)
マミ(違うわ……)
『―― 一応、応援も呼んでおこうかな』
(“応援” なんて、どこにいるの?)
マミ(この子は……)
『――フゥ……助かったよ、マミ』
(抱き心地が、いつもと違った)
マミ(……キュウべえじゃ、ない……!)
マミ「……まさか……」 ズ…
マミ「……そんな、そんなこと……」 ズリ…
QB「……。マミ?」
マミ「ひっ――!」 ズザザッ
QB「……。やっぱり、おかしいのは君の方だよ。どうしてそんなふうに距離をとるんだい?」
17 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(3+5:10) :2012/09/13(木) 21:51:18.88 ID:uofsG5PB0
マミ「う、あ……」
マミ「あぁ……あ――」
マミ「あなた………………………………………………………………誰なの?」
QB「……」
QB「へぇ」
QB「ああ。確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよ」
QB「そちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
QB「だけど、それがどうしたっていうんだい?」
QB「……」
QB「わからないなぁ」
QB「もう何度も説明しただろう? 僕たちは一つの意識と記憶を共有しているって。
身体は別でも中身は同じさ」
QB「君だって服を着替えたぐらいで別人扱いされたら困るだろう?」
18 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(4+5:10) :2012/09/13(木) 21:52:55.76 ID:uofsG5PB0
QB「それに、君と契約したのだって、君のそばにいたのとは別個体だったんだよ?」
QB「ほら、どれだって同じだろう? どうしてそんなことを気にするんだい?」
QB「わけがわからないよ」
QB「……」
. . . ... .
QB「死体かい? もう片付けちゃったよ」
マミ「う、うぅぅ……」
マミ「キュウべえ……」
QB「なんだい?」
マミ「っ……」
マミ「……あなたじゃないわ……」
QB「僕もキュゥべえだよ」
マミ「違う! 私のキュウべえはあの子だけよ!」
19 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(5+5:10) :2012/09/13(木) 22:00:51.53 ID:uofsG5PB0
QB「……。“君のキュゥべえ” なんていやしないよ。僕は君に所有された覚えはない」
マミ「……ッ!?」
QB「君のそばにいたのは、君がそうして欲しいと言ったからだ。
魔法少女やその候補者の要望には可能な限り応えることになっているからね」
マミ「やめて……」
QB「しかしね、マミ」
マミ「やめて!」
マミ「その顔で……その声で! 私の名前を呼ばないで!」
QB「……」
QB「それは、少し困るなぁ。まどかたちの見学のときに、会話に支障が出る」
マミ「っ……!!」
20 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(6+5:10) :2012/09/13(木) 22:10:39.25 ID:uofsG5PB0
マミ「……」
マミ「……」
マミ「……」
『――終わりのときは、僕は君のそばにいる』
マミ「……うそつき……」
マミ「――暁美さん」
ほむら「……」
マミ「あなたの求めるものはここにはないわ。だからもう――」
21 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(6+5:10) :2012/09/13(木) 22:16:36.87 ID:uofsG5PB0
マミ「暁美さん 私の前から、消えてくれないかしら」
まどか「……!」 ゾクッ
さやか「ま、マミ、さん……?」
マミ「……」
ほむら「大した剣幕ね。あなたらしくもない」
マミ「……まるで私のことをよく知っているような口ぶりね」
ほむら「さぁ……どうかしら」
マミ「……」
マミ「いいえ。知るわけがないわ」 ジャキッ
さやか「ちょっ!」
まどか「ま、マミさん!?」
ほむら「……」
マミ「そうよ。知っているわけがない」
22 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(6+5:10) :2012/09/13(木) 22:17:53.06 ID:uofsG5PB0
マミ「知っているなら、あんなことができるはずがないのよ……!」
ほむら「……? 私が何をしたっていうの?」
マミ「……」 ピク
キィーン…
ほむら「ぐぅうっ!?」 ギリギリギリッ
マミ「『何をした』?」
マミ「『何をした』、ですって?」 キィーン…
ほむら「うぁあああっ!!」 ギリギリギリギリッ
. . ..
マミ「驚いたわ……嘘つきなだけじゃなく、そこまで人でなしだったなんて」
ほむら「う、ぅう……!」
マミ「それとも、あの子を――キュウべえを殺したのは自分じゃないとでも言うつもり?」
ほむら「キュゥ……べえ……?」
マミ「……」
ほむら「何を言っているの……? アレはまだ、生きて――」
23 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(5+5:10) :2012/09/13(木) 22:21:18.46 ID:uofsG5PB0
マミ「“アレ” はあの子じゃない。別の個体よ」
ほむら「!? あなた、あいつらの在り方を知って……?」
マミ「馬鹿にしないで。当然よ」
ほむら「なら、わかるでしょう? 一匹潰したぐらいでは――ぐっ!?」
ほむら「うぁあああああああああああっ!!」 ギリギリギリギリッ
マミ「……」
マミ「……ふっ」
マミ「ふふ、ふ、ふふふふふふふふふふふ、ふ……」
シュイーン――キラッ!
マミ「潰した?! 潰したですって!?」 ジャキッ!!
ほむら「!?」
マミ「よくもそんな言い方ができるわね! あの子を何だと思っているの!?」
マミ「人間じゃなくても、在りようが違っても、ちゃんと心を持った生き物なのよ!?」
24 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(6+5:10) :2012/09/13(木) 22:24:51.81 ID:uofsG5PB0
マミ「それを、どうして……どうしてそんな……っ!」
ほむら「ち、違うわ!」
ほむら「アレに心なんてない! あなたは騙されてるのよ!」
マミ「――ッ!」
マミ「黙りなさい!!」
シュルルル――パシッ!!
ほむら「むぐっ!?」
マミ「言うに事欠いて……」
マミ「あの子の命を奪っただけでは飽き足らず、そんな侮辱までするなんて……」
マミ「あの子がどれだけ優しかったか! あの子がいてくれて、私がどれだけ救われたか!」
マミ「それを知りもしないで……っ!!」
ほむら「ンンッ! ンーッ!」 ギリギリギリ…
マミ「――ハァ、ハァ、ハァ…………」
25 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(1+5:10) :2012/09/13(木) 23:06:46.52 ID:uofsG5PB0
QB「何がそんなに不愉快なのかはわからないけど、我慢してもらえないかな?」
マミ「……」
QB「……」
マミ「……わかったわ」
マミ「でも、私と二人のときは、名前を呼ばないで」
マミ「……ううん。まず、できるだけ二人きりにならないで」
QB「ふむ……まぁ、それならいいか。わかったよ」
マミ「……」
QB「……」
QB「それじゃあ僕はもう行くけど、気をしっかり持っておくれよ?」
QB「いま君に終わられると、まどかとの契約が難しくなりそうだからね」
トエトテトテ…
26 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(2+5:10) :2012/09/13(木) 23:07:56.46 ID:uofsG5PB0
ほむら「ッ! ……ーッ!」
マミ「……」
マミ「……」
マミ「……」
ほむら「ッ……、…………?」
マミ「……あなた、似てるわ」
ほむら「? ……?」
マミ「私が初めて倒した、あの “子供部屋の魔女” に。今のあなた、そっくりよ」
ほむら「……」
マミ「あの魔女も、耳障りな騒音を撒き散らして、キュウべえを傷付けてくれたから、
そうやって口を塞いでやったのよ」
マミ「……」
マミ「そう…………あなた、魔女だわ」
ほむら「――!?」
27 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(3+5:10) :2012/09/13(木) 23:10:59.72 ID:uofsG5PB0
マミ「身勝手な理由で人を傷つけて、惑わして、貶めて……」
マミ「暁美さん。あなた、魔女そのものよ」 シュンッ…
ほむら「……ッ」
ほむら(? ……マスケットを、消した?)
マミ「――レゴ〈拘束〉」
シュルルルル――パシッ
ほむら「ッ!?」
マミ「……どうしてまた別のリボンを巻くんだ、って思った?」
マミ「『未来から来た』 なら知らないでしょうね……このリボンは私のかつての武器よ。
銃が使えるようになるまでは、これで魔女と戦っていたの」
マミ「〈ナストロ・ブルカーノ〉……日本語にすれば、火山帯、ってところかしらね」
マミ「名前の通り、爆発するわ」
ほむら「!!?」
28 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(4+5:10) :2012/09/13(木) 23:12:41.26 ID:uofsG5PB0
マミ「あの魔女も、これで顔から焼き殺してあげたわ」
マミ「危ないから封印してたんだけどね……今なら、また使えそうな気がする」
マミ「そういえば……本来そういうものなのよね、魔女狩りって」
マミ「魔女は磔にして焼き[ピーーー]のが、古来からの……そう。正しいやり方」
マミ「……そうよ。これは正しいことなのよ」
マミ「魔女は[ピーーー]……殺さなきゃいけない……」
マミ「魔女……私たちの、敵……」
マミ「キュウべえの……――カタキ!」
ほむら「……っ!!」
ほむら(まどか……ッ!!)
ほむら「……」
ほむら「……」
ほむら「……、……?」
ほむら(……生きて、る?)
マミ「……」
29 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(5+5:10) :2012/09/13(木) 23:15:20.85 ID:uofsG5PB0
マミ「……」
マミ「……うっ」
マミ「う、うぅぅ……ううっ……」 ――ペタン
…パラッ
ほむら「ひゃっ?」 ドサッ
シュウゥゥゥ…
ほむら「……え?」
マミ「う……ぅ、う……」
マミ「……できるわけ、ないじゃない……」
マミ「あの子は……キュウべえは、言ったのよ! 魔法少女には生きていて欲しいって!」
マミ「魔女を[ピーーー]ことなんかより、ただ生きていてくれればそれでいいって!」
ほむら「な……っ!?」
マミ「それなのに! それなのに……っ!」
マミ「……殺せるわけ……ないじゃない…………」
30 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(6+5:10) :2012/09/13(木) 23:17:09.82 ID:uofsG5PB0
ほむら(あいつ……!) ギリ…
マミ「うっ、ううっ、うっ、うぅぅ、うぅ……」
ほむら「……」
ほむら「……巴マミ」
マミ「……」 ピク
マミ「何も言わないで」
ほむら「……」
マミ「……」
ほむら「……」
マミ「……お願い。この街から出て行って」
ほむら「……」
マミ「……お願いよ」
マミ「……あなたがいるって思うと、私、この街を守れない……」
31 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(1+5:10) :2012/09/14(金) 00:01:58.85 ID:F0LGB5Vy0
ほむら「あなたは騙されてるのよ!」
ほむら「騙されてはいけないわ、鹿目まどか、美樹さやか」
ほむら「こいつの本当の名前はインキュベーター。願いと引き換えに、永遠に魔女と戦い続ける運命を背負わせる、死の案内人」
ほむら「魔法少女となった少女は魂を抜かれ、生きた体を失う。そしてその魂……ソウルジェムが汚れきった時、魔法少女は魔女へと変わる」
さやか「そんな……本当なの!?」
まどか「それじゃ、マミさんも……?」
マミ「嘘つくな!!」
シュルルル――パシッ!!
軽い発砲音。
続いて、
ほむら「ぅ――?」
ドサ、と、暁美ほむらが倒れ込む。その背中にさらに一発。
ほむら「ぅあっ!? な――に、を……」
32 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(2+5:10) :2012/09/14(金) 00:02:48.99 ID:F0LGB5Vy0
まどか「マミさんっ!?」
二人分の驚愕が向けられる。
動揺は特にしなかった。
マミ「非致死性の麻痺弾よ。死にはしないわ」
他にも炸裂弾や煙幕弾など、弾丸のバリエーションはそれなりにある。
これはグリフシードを巡っての争いや模擬戦など、対人用に準備しておいたものだ。
それなりに集中が必要なので佐倉さんのときは使えなかったけれど。
しかし、さっきの妙な感覚のおかげか。
まだ変身すらしていないのに繰り出すことができた。
まどか「だ、だからって……」
鹿目さんがうめく。
だけど悪いけど、今は後回し。
まどか「……マミさん」
マミ「なに」
まどか「わたし、キュゥべえにもう一つ聞いたんです」
マミ「何を?」
33 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(3+5:10) :2012/09/14(金) 00:04:43.93 ID:uofsG5PB0
まどか「わたしの願いで、マミさんのそばにいた子を生き返らせることはできるの? って」
マミ「――っ!!?」
まどか「そうなったら……ほむらちゃんのこと、許してあげられませんか?」
マミ「……」
この子は。
まどか「えっと、その。ほむらちゃんは……言ってることは、よくわからないこともあるし、
やったことはもちろん悪いことですけど、悪い子じゃないと思うんです」
まどか「なんて言ったらいいか、わからないんですけど……すっごく一生懸命っていうか」
まどか「だからたぶん、どうしてもそうしなきゃいけない理由とか、あったかも……とか」
まどか「い、いえ。それでももちろんダメなんですけど、そこは、わたしが。願いで」
この子はどこまで、優しいのか。
マミ「……鹿目さん」
まどか「あ、は、はい」
マミ「……それは、わからないわ。彼女を許せるかどうかは」
34 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(4+5:10) :2012/09/14(金) 00:06:02.48 ID:F0LGB5Vy0
まどか「マミさん……」
マミ「わからないの。あの子が大切っだって気持ちが、いなくなった今でも消えないように……
暁美さんに対するこの嫌な感情も、そう簡単になくなってくれるとは思えないの」
まどか「……」
マミ「……、でも」
まどか「え?」
マミ「努力は、してみるわ」
まどか「マミさん……!」
35 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】(5+5:10) :2012/09/14(金) 00:06:49.12 ID:F0LGB5Vy0
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1 パターン1
マミ「あなた誰なの?違う! 私のキュウべえはあの子だけよ!」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよQB!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/14(金) 21:24:26.77 ID:dgz60Hc00
age
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/14(金) 22:58:44.91 ID:dgz60Hc00
age
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/14(金) 23:18:56.01 ID:XZJuL57r0
40 :
忍法帖【Lv=17,xxxPT】(1+5:10) :2012/09/15(土) 00:01:20.73 ID:dCXtrgGM0
age
41 :
忍法帖【Lv=18,xxxPT】(1+5:10) :2012/09/15(土) 16:40:05.38 ID:CeoL8vCH0
age
紅茶のつづきは紅茶の作者に書いてもらえ
43 :
忍法帖【Lv=19,xxxPT】(1+5:10) :2012/09/16(日) 18:50:38.49 ID:0PdCiLwb0
age
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/16(日) 19:03:04.13 ID:12/fuAbUO
45 :
忍法帖【Lv=20,xxxPT】(1+5:10) :2012/09/17(月) 23:53:55.00 ID:0yURWjxC0
age
47 :
忍法帖【Lv=22,xxxPT】(1+5:10) :2012/09/21(金) 03:13:09.37 ID:HNCXfltT0
age
48 :
忍法帖【Lv=23,xxxPT】(1+0:10) :2012/09/22(土) 02:26:24.07 ID:Agz+F9Wy0
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あらしが立てたスレで何を語れというのか
50 :
忍法帖【Lv=26,xxxPT】(1+0:10) :2012/09/25(火) 17:52:38.56 ID:usz2CAHW0
age
51 :
忍法帖【Lv=28,xxxPT】(1+0:10) :2012/09/28(金) 02:30:25.32 ID:amX1oIsT0
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52 :
忍法帖【Lv=29,xxxPT】(1+0:10) :
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