空飛ぶ薄手のじゅうたん
桂木 桂馬
「うわっ!思うように飛べないっ!助けてーっ!!」
渚カヲル
「あっ!さては、あの生地を使ったな!急いで取り外さなくては!」
↓
桂木 桂馬
「ふぅーっ!びっくりしたよ。」
渚カヲル
「びっくりしたのはそっちだよ。あれはね、「空飛ぶ薄手のじゅうたん」と言ってね。
「とぶ」、「うかぶ」、「あがる」などの言葉を聞くと飛んじゃうんだよ。でも、
コントロールが全然効かないから、うまく飛べないという欠陥が見つかってね。
その商品を叔母急デパートへ回収しようと思っていたんだ。」
桂木 桂馬
「残念だなあ…。あっ!いけないっ!あの生地を歩美ちゃんにあげちゃった!」