【日常】水上麻衣は麻衣ペース可愛い4体目【御大】

このエントリーをはてなブックマークに追加
250名無しさん@お腹いっぱい。
   【麻衣、最期の渾身のボケ】
ガンの診断を受けてから一年以上の闘病生活を送ってきた麻衣。
ついに最期の時を迎えようとしていた。病室。横たわる麻衣。
ベッドの周りには、ゆっこ・みお・なの・主治医・麻衣の両親。
主治医「・・・皆で声をかけてあげて下さい」
麻衣の母「麻衣、聞こえる?お友達が来て下さったわよ」
ゆっこ「ねえ麻衣ちゃん聞こえる!?ゆっこだよ!
    みおちゃんとなのちゃんもいるよ!?」
みお「麻衣ちゃん!」
なの「水上さん!」
かすかに目を開ける麻衣。頬はこけ、すっかりやつれている。
麻衣「ゆっ・・・・こ・・・・・・・・・」
すぐ横にいるゆっこに目を向け、手を伸ばす。
ゆっこ「麻衣ちゃん!!」
麻衣の手を両手でしっかりつかむゆっこ。
ゆっこの両手をつかんだまま、目を閉じ、ガクッとなる麻衣。
ゆっこ・みお「麻衣ちゃん!!」
なの「水上さん!」
おもむろに、ゆっこに向き直る麻衣。
麻衣「なーんちゃって(ニコッ)」
ゆっこ「もう!麻衣ちゃんったら、こんな時に!!」
次の瞬間、脳波計と心電図がピー音と共に直線になる。
主治医「・・・・ご臨終です」
ゆっこ「え?嘘。だって麻衣ちゃん笑ってるし」
黙ってうなだれたままの主治医。肩を震わせ静かに涙する両親。
麻衣に向き直るゆっこ。麻衣、ニッコリと笑っている。
ゆっこ「嘘・・・だよね・・・・・・?」
笑顔の麻衣、でも、もう二度と喋る事も動く事も無い。
ゆっこ「ねえ・・・どったの麻衣ちゃん?何か言ってよ」
しゃくり上げ、すすり泣くみおとなの。
ゆっこの両目からブワッと滝の様に涙が溢れ出す。
ゆっこ「(涙声)ねえっ!!麻衣ちゃん!!麻衣ちゃんってば!!
    『なーんちゃって』って言ってよ!!もう一ぺん
    『なーんちゃって』って言ってよ!!麻衣ちゃん!!
    麻衣ちゃあああぁぁぁぁぁーーーーーーんっっ!!!!!」
笑顔のままの麻衣にすがり付き、泣き崩れるゆっこ。