1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
マミあん来たか
杏子スレにあったこのAA可愛い
582 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/05/12(木) 16:25:30.99 ID:3E1IhHsY0
________________
./ / / / / / / / / / / / / /ヽ
/ / / / / / / / / / / / / /`、 ヽ
./ ./ / ,┌──────────────ヽ
/_/_ / /.|おい、汁を残すってどういうことだ?
|=ラ_= |└┬┴─v─────────┬───
|= .l 空=:|| || /i´Y´`ヽ ,-─-、 ||
|= メ海=:|| || ハ7'´ ̄`ヽ ,マミ-─-'、 || ___________________
|=ン =| | || l,イl//`ヘヘ! ν*(ノノ`ヽ) ||/
~~~~~~~ | || リノ(!゚ ヮ゚ノリ ξゝ゚ ヮ゚ノξ.< そうそう残すと杏子ちゃんがめっしちゃうわよw
|.∧ ∧(l┴┴l)∧_∧┴┴l) . ||\___________________
┌┴( )―――( )<スンマセン
_|_ / |_フ____( )フ.___|__
└‐.〜(___ノ――― (__○,,) ――┬―┘ ∧_∧
| | ̄ ̄| ( | ̄  ̄| ......:.::::| //(・ー・)ヽ < もったいないじゃないか!
| | | ..:::::::| | ...::.::.:..::::| /ノ ( uu ) ヽ)
ほう
/i´Y´`ヽ
ハ7'´ ̄`ヽ.
__ l ,イl//`ヘヘ!∩
, '´ ヽ リノ(! ゚ ヮ゚ノリ./ ラーメンあるよー
.{ i{ノハ从k} ノ (つ-OOO
,nヽ!l|, ゚ ヮ゚ノリ( く__ハjゝ n
///U ̄ ̄U ̄ ̄'し  ̄,' ̄!ト
□、イ/// / / / ,' ,' イ ム
l紅三| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ !
|茶三j__∧__∧__∧________|
ヽ三ノ.|| ||
□ || ζζζ || , -─-、
|| lll ヽ三ノ l||ll c□ c□|| ,マミ-─-'、
|| lll ヽ三ノ lココ__|三三三|| ν*(ノノ`ヽ)
. !ニニ三三三三三三|─示─|| ξゝ*゚ ヮ゚ノξ 紅茶もあるわよ〜
|__|__|__|〃'゙ヾ || 〃ア〒〒===○====○
. {l`\ ,-、/ l} ヽ|| く/±|jゝ
{{二ニl、_,ナニ二}} (./J
.ヾ// || `ソ〃
`゙==="
おりこどうだった?買おうか迷い中…
>>10 マミあんはちょっと会話しただけだけど二人が活躍してるから買いだと思うよ
ついに時代が追いついたかッ…
改変後の世界、杏子はマミさん家で一緒に住んでるよな
杏子が転がり込んだのか、マミさんが餌で釣ったのか
ゆま連れて転がりこんだかも
本命杏さやだが
信号機組ファンには嬉しいスレだ
いっそ赤青黄スレが欲しいくらいw
そういやマミカルも杏マミだったな一応w
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/13(金) 05:49:52.83 ID:a/cEXxMSO
本編で一度も会話してないにも関わらず注目度が高い
不思議なカプだなあ
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/13(金) 07:24:10.84 ID:MZ2PqfFD0
いいスレだな少し借りるぞ
二人の関係は色々考察してきたけど、自然体の長い付き合いって感じだったなぁ。
おおついにマミあんスレが!1乙マミあん!
カプっていうには甘さは控えめだけど、ちょっと渋目の相棒って感じの二人だと思う
>>25 同じく、ベタベタするような仲じゃなくて背中を預けられる戦友ってイメージがいいな
マミあんスレ立ってた!!
よく立ててくれた
>>1乙
イメージ的にはポプランとコーネフに少し重なる。銀英伝の。
「何人がかりでやられたと訊いているんだ。
巴マミが一騎打でやられるはずはない。
魔女どもは何人がかりでマミを袋だたきにしたんだ?」
Amazonで買っちまったよ!メイトかよチクショウ…
おりこが思っていたよりも面白くて良かった!
あぁこれは
>>14の言うように3人で仲良く暮らしてるに違いないな!
マミさんとあんこちゃんのタッグは凄いんだ
組めば1+1が100になる位だ
10倍だぞ10倍
いや普通に無敵すぎる印象が
…それに弓ほむらを加えてもさやか特攻は止められなかったのが史実だが…
おのれオクタヴィアポジションの魔獣め!
毎回、マミさんの戦闘テーマ曲を流す役は大変。
おりこで見た感じだとお互い良き理解者という感じかな
正義を信じて戦い続けるマミさんを杏子は否定せず、地元の縄張りも譲る
自分の為だけに力を使うようになった杏子をマミさんは否定せず、自分の正義を押しつけることはない
本編4話でマミさんの縄張りに杏子が真っ先に来たのもマミさんに対する思い入れがあったからこそか
ゆまを連れた杏子を見て何も言わずに微笑むマミさんは杏子の本質も分かってるんだろうな
そこから一歩踏み出して二人の間に入れない、入らないのがマミさんらしい
新世界で杏子が正義を信じて戦えるようになったから、もっと踏み込んだ関係にもなれるはず
普段はだらしないけど頼りになる亭主杏子、家事も戦闘も華麗にこなす完璧奥さんマミさん、家族想いの優しい娘ゆまという素敵な家族ができる
おりこ読むまではもうちょっと険悪な仲だと思ってた
魔法少女に対する考えの違いから対立して喧嘩別れみたいな妄想をしてたけど、あの感じだと杏子は自ら見滝原から出ていったのかな
杏子は口だけだからなぁ
そもそも杏子が見滝原出身というのは何がソースなんだぜ?
さやかの家から歩いていける距離に、杏子の親父の教会があったからだろ
4話で「巴マミ」じゃなくて「マミの奴…」って言ってた頃から気になってたけど
おりこで結構いい感じの関係で、なんか嬉しかった
12話の冒頭みたいに、ちょくちょくマミさんの部屋にケーキ食べに転がり込んだり
してたりもしてのかな
因縁の関係とかの方が嬉しかったかもとか思うので複雑。
あっさり気味に思うんだ。
これで杏子とマミさんは馴れ合い関係でFA! 公式確定! とか言われて
杏子とマミさんの断絶を描いた二次創作は絶滅するんだろうなぁ
と思うと少し寂しい
>>41 俺はおりこの二人好きだけど違和感あるって人がいるのも仕方ない
虚淵が関わってるかどうか定かじゃないスピンオフだしね
二人が公式にはどんな関係だったかはDVD・BDおまけのドラマCDあたりで明かされるんじゃないかな
3周目で杏子が仲間になるまで話とか
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/14(土) 09:03:53.32 ID:uymn0Ng+0
>>42 断絶系にしても、さらにその後であのくらいの関係に修復する一章を加えてみるのも一興とか
誰かマミマミあんあんのSS書いてください
/: : : : : : : : : :/=ミ__V\ V: : : : / l: ハ: : : : : : : : /: : : : : : : : :}
l : : : l :!: : : :〃 二ヾミ、\V: : :/ l: ! l: : : : : : : /: : : : : : : : : :!
{: ハ´l:ハ: : : / ん: . : } 〉` ゝ∨{ // !: : : : : :/j: : : : : : : : : : }
{: ハ Vヘ: : { _{‐し: ソ ∨`ー--/─/:-:、:_/ l : : : : : : : : : :,′
∨ !∨ ヽ:{ ` ‐´ テ二/=≦ノ`ヽ: : : : : : : : : :l
!: { V // ん: : :ィ´ ヾz/:/: :/: : : : : : !
Vハ ´ {‐:し :リ / /:/: :/: : : : /: :/
Vハ ┌v-- _ `'ー'く /:イ: :/: : : : //:/
l: : :\ { `ーv┐/ / / / /://:/: : : : //:/
. l: : : : :γ´,...-‐-ミメ、 ノ /:/7:/: : : : イ レ′
/: : ,:´,´./ ,.-‐-、.刈ハ. ̄ ̄ /´ /:/: : /: l
-‐…‐-'_ l : : / l l. {: :} l l≧:.. ___.... -‐=¬=-、― : : {
/¨,-‐… 7 . 八圦 `‐-‐' ,' 厂`Y / `ヾ: : {
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このAA好きだわ
マミさんは杏子の事をなんて呼ぶんだろう?
佐倉さんだと他の娘と同じだからな、杏子って呼んでくれれば最高
ヒロさんと沙英みたいな関係が理想だな
しかしうめてんてーは杏さや推奨なんだよな
おりこでは佐倉さん
杏子と呼ばせちゃえ!
マミさんなら苗字にさん付けが普通だけど杏子だけはなぜか違和感がない
年齢不詳だからか
>>48 読み返したら黒い娘と出会う前のシーンで佐倉さんだったわ
「鹿目さん行ってしまったわね」
「あいふなら(もぐもぐ)だいじょうぶだよ(ぱくぱく)」
「自ら進んで円環の理になるなんて」
「ぶほぉ」
「もぅ汚いわね、何してるの杏子?」
「げほげほ、なんだよ『えんかんのことわり』って」
「そうね、簡単に言えばこれかしら」
「ドーナツ?」
「始まりも終わりもなく環になってずっと存在し続けるの」
「そんなもん食っちまえばいーじゃねーか(ぱくぱく)」
「杏子は単純でいいわね」
マミキュゥと同じように無限の可能性を感じる組み合わせだ
>>50 杏子の前では自然体になれるマミさんイイと思います
たってたか
接近戦が弱いのはvsキリカでマミさん、はっきりしたから、
杏子にサポートしてもらえば、死角が消滅するな
油断癖も杏子がいれば、フォローしてくれるだろう
リボンの足場とかも、あれだけ立体的に変態的に動ける杏子なら
最大限活かしてくれそうだ
相当に強力なコンビだな
ほむらといい杏子はタッグ候補としてひっぱりだこなのだ
アニメのマミさんはスタッフの暴走(褒め言葉)で設定より格段に強くなってるぽいからなあ
あのマミさんならキリコ相手でも苦戦しないと思うw
逆に杏子はアニメで弱体化されてる感じ
おりこはマミさんと杏子の出会いの描写を期待してたんだが残念
ガチバトルで引き分けて拳の友情的な
2巻では
>>53のような共闘が見たい!
>>54 ほむほむもマミさんも後衛キャラだからね。
前衛の杏子の需要は高くなるよ。
杏子は戦闘スタイルだけじゃなくってコミュ力高くて誰とでもちゃんと付き合えるから頼りにされるんだな
>>58 さやかはどうしても魔獣戦線で既に離脱しちゃった的に考えちゃって…。
四人体制で活動してた頃が描かれると、また違うんだろうけど
杏子のマミさんと組むメリット
・相手に近寄る手間が援護射撃で楽々
・リボンの足場で機動力アップ
マミさんの杏子と組むメリット
・近距離戦をしなくて済み、得意の射撃戦に専念できる
・マスケットを出す時の隙も気にしなくて済む
・ティロ・フィナーレ等の大技も杏子のサポートのお陰で隙を気にせず、放てる
・油断癖をカバーしてもらえ、メンタルも強化
その他
・互いの経験値が高いので、連携が組みやすく、とっさのフォローも互いに出来る
妄想
巨大槍+ティロフィナーレで悶絶即死モノの超ダメージ
マミさんの受けるメリットが特に大きいな
メンタルフォローなら、まどマミだろうが、戦闘相性まで含むとマミあんが一番いいのか
マミあん合体魔法
うーん、大砲から槍が超音速で放たれるとかかね
アイアンカッターみたいな
基本的に杏子はあの4人とならだれと組んでも相性は悪くないと思う
まあマミさんも杏子も命がけの魔女戦を何度もくぐりぬけて経験豊富だし、
武器も戦法もいろんな状況に対応できる柔軟性も持ち合わせてる
この二人がコンビを組んだら、それぞれが単体で負けたシャルロッテや
趣の魔女にも負けないだろうし
マミさんはコンビを組むのに積極的だろうけど、杏子はあまり興味なさそうだな
でも紅茶とケーキを食べに、ちょくちょくマミさんの部屋に来てたらそれはそれで…
マミさんの部屋に杏子用のカップとか置いてたらいいのに
やさぐれ杏子でも、根はやっぱり聖女って明らかになったから
「寂しいの。お願い、佐倉さん、一緒に戦って。友達になって」
と泣き落としが一番有効かな
ただ、普段のマミさんは無駄に強がってるからなあ……
>>63 マミさんの家に杏子用の歯ブラシやパジャマ置いてあったぞ
杏「ごちそうさまー」
マ「お粗末様でした」
杏「いやー美味かったよ」
マ「そう言ってもらえると嬉しいわ」
杏「さて飯も食ったし寝るかなー」
マ「杏子、歯磨きしないの」杏「はみがき?」
マ「ほら普通食後には歯を磨くでしょ?虫歯になるわよ」
杏「そんな面倒臭いことやってねーよ」
マ「杏子まさか虫歯だらけなんじゃ・・・」
杏「虫歯なんか無いよ、歯が痛いなと感じたら魔法で治せばいいんだしな」
マ「今すぐ歯磨きしなさい」
杏「いや面倒だから・・・」
マ「磨きなさい」
杏「マミ!分かった!磨くよ、だからマスケット銃はしまおうぜ」
マ「分かればよろしい」
杏「でも歯ブラシなんか持ってねーぞ」
マ「じゃ買いに行きましょ」
杏「えー面倒臭ーよ明日でいいよー」
マ「アイスも一緒に買おうかしら」
杏「是非お供させてください」
マ「ふふっ」
杏「ガリガリ君のレモン味がいいな!」
マ「ハーゲンダッツの新作でもいいのよ」
杏「!?どういう事だ、オイ・・・そんな高級アイス買ってくれるのか!」
マ「高級だなんて」
杏「ガリガリ君が5本も買えるんだぞ!贅沢じゃねーか」
マ「いいのよ、このくらい」
杏「マミ・・・お前イイヤツだな」
マ「そのかわり食後にはちゃんと歯を磨くのよ」
杏「分かった・・・約束するよ」
そんな巴マミ宅での出来事
共闘シーンでとっさに相方同士で武器に持ち替えたりするの燃えるんだけど
そういうの見たかった
杏マミ共同生活テラモエス
やっぱ一番のお勧めは
腕だけ変身したマミさんが杏子の口にマスケット突っ込んで
奥歯ガタガタ言わせたろか?な薄い本だな!
喧嘩(に近いような何か)をするのはある程度気心が知れていないとな
ちょっとしたことでケンカしてマミさんの家飛び出して
雨が降ってきたけれど帰ってこない杏子
ピンポーン、チャイムが鳴る杏子が帰って来たのかも
急いでインターホンに出るが訪ねて来たのは、ほむらだった
「杏子、いないのね」頷くマミさん
ぽつりぽつりと語りだすほむら
「私の最高の友達が、その娘の友達に対して間違いをしてしまったの
大変な事だったわ(主に私が全力疾走して)でもね、本当の友達って
間違った事をしてしまっても謝って許して仲直り出来る関係なんだと思うわ」
「私、杏子に謝ってくる」
「うん、いってらっしゃい」
「暁美さんお留守番頼んでいいかしら?杏子を連れて帰ってきたら
三人で仲直りのパーティーしましょう!」
でも杏子なら、至近距離から撃たれても、歯で弾を噛んで止めそう・・・・・・。
どこのウヴォーさんや
なら、マミさんも胸で槍を挟んで止める。
>>70 杏子「ただいま、腹へった〜」
ほむら「あれ、巴マミは?」
杏子「ん?知らないぜ?それよりはやく飯にしようぜ」
マミ「杏子〜!杏子〜!どこなの〜!」
3人ともかわいい
まどさやもそうだけど、全然気を使わなくていい友達っぽさがいいな。
百合的には、さやか失った後の二人の様子とかも気になるが。
信用のおける友人、と言うか相棒みたいな関係は杏ほむな気がするなぁ
こちらの場合はなぜかマミさんがあんこにズブズブ依存しちゃいそうな印象がある
どっちもかわいいいいい
将来的にはまど母と先生みたいな感じになりそうな気がする
愚痴や人生相談を気軽にできる仲
お互いを理解しつつも、正反対とも言える性格だからこそ良いアドバイスができそう
赤と黄の組み合わせは良いよ
しかし、おりこ見て思ったが、マミも杏子には一目おいてたっぽいね
10話で真っ先に撃ち殺したのは、実力を知っていたからか
杏子にはありがた迷惑だろうけど
>>80 そういう感じになりそうだよね。
このアニメのカップリングって熱愛が多いから、そういうさばけた関係が魅力だわ
マミが対等に話せる相手は杏子しかいなさそうだしなあ
・まどか、さやか、メガほむ→先輩として頑張らないと
・ほむら→敵意バリバリで怖いわ…
マミに必要なのは対等に腹を割って話せる相手
上下関係があると責任感が強すぎて、背負い込んでつぶれてしまう
>>33 まどか+ほむら キン肉マン+テリーマン
杏子+マミ アシュラマン+サンシャイン
的な強さだな
さしずめ、さやかはジュロニモのポジションか
>>85 そういう意味では3周目の世界は、マミさんの狙撃が正確すぎたのが惜しかったなぁ。
よりによってあんこを撃っちまったのが…。
マミさん的には、あんこなら自分の意図を分かってくれる的な甘えもあったのかもしれないけど…。
マミマミあんあん!
テレビで偶然怖い話特集を見てしまい
ひとりが怖くなったので杏子を呼ぶマミさん
杏子もマミさんも、どっちも寂しがり屋なのにな
死に場所を求める杏子
心の安息を求めるマミ
二人が出会うとき魔法少女たちの新たな物語が始まる…
「美味しい?」
「おう!」
杏子は喋るのも惜しいと言わんばかりに、目の前の料理を平らげていく。
一体あの体のどこに、あれだけの量が収まるのかしら?
「あら、どうしたの? 佐倉さん」
「ん、いやぁ……。マミの作る料理は美味いなってさ。こんなの食ったら、もうインスタントやファーストフード食えないな」
「褒められて悪い気はしないけど、そんな事言っていつも食べてるじゃない、ファーストフード」
「まあ、あれはオヤツみたいなもんだよ。……でも本当にありがとうな」
「別に気にしなくいいわよ? 一人だといつも余っちゃうしね」
「メシだけじゃなくてさ、その住むトコとか、服とか、風呂とか、その色々さ……ありがとう」
「ふふ、佐倉さんらしくないわね。でも本当に御礼なんて気にしなくていいの。それより料理冷めちゃうわよ?」
「おっと、そうだな。せっかくマミが作ってくれたんだ。冷めちゃ勿体ない」
びっくりした。
私は杏子が目の前の料理に夢中な内に目頭を拭った。
「御礼を言うのは、私のほうなのに……」
「ん? なんか言ったか?」
「ふふ、ご飯のおかわりいる?」
「ああ、大盛なッ!」
隣でぐっすりと寝ている杏子を見る。
「さっきはびっくりしたわね」
まさか不意打ちで、あんなこと言われるなんて……。
もう少しで泣きだす所だった。
もう一人じゃないんだからしっかりしないと。
「このベッドも随分狭くなったものね」
杏子がくる前はこのダブルベッドに一人で寝ていたのだから、そう思うのも当然かしら。
元々はパパとママが一緒に寝ていたベッドなのだ。
私は一人では広すぎるこのベッドに、二人の温もりが残ってる気がして一人で使ってきたのだ。
「……広いのはベッドだけじゃないか」
私は杏子の無邪気な寝顔を撫でた。
「……ありがとうをいうのは私のほう」
「一人では広すぎる部屋。一人ではいつも余るご飯。一人では……」
杏子の額に涙が落ちる。
「一人ではね、なにもかもが辛かった。ご飯だってね、よく泣きながら食べてたのよ、私」
あーあ、また泣いちゃった。記録更新してたんだけどな。
やっぱり私、まだまだダメな娘ね。こんな姿を杏子に見られたら馬鹿にされちゃうわ。
「昔はね、なにもかもが怖くて寂しくて……いつも泣いてばかりだったのよ?」
「今はね、ご飯もお風呂も寝ることも、魔獣退治だって、全部楽しいの……。貴女がそばにいてくれるから」
私は杏子の額に落ちた涙を拭ってあげた。
「だから……だからね、本当に御礼をいうのは私のほう……ありがとう」
それでも杏子から御礼をいわれて私はすごく嬉しかった。
ああ、今日はきっとよく眠れる。最近は悪夢を見る回数も減ったもの。
「……おやすみ、杏子」
私は杏子に寄り添うようにして横になると、目を閉じた。
「……なんだよ。あれだけ名前で呼ぶの恥ずかしがってた癖に、きちんと呼べるんじゃねーか」
人の気も知らずにスヤスヤ寝やがって……。
「寂しかったのはアタシだっておんなじだよ。……お互い素直じゃないよな」
アタシは眠ってるマミを抱き寄せた。
「……おやすみ、マミ」
心からのGJを送ろう
最高だわ
>>93-94 朝からいいもん見たわ、GJ
こういう与え与えられな部分がかみ合ってるんだよな、この二人
こいつは素晴らしい。GJ!
特に、
> 「……なんだよ。あれだけ名前で呼ぶの恥ずかしがってた癖に、きちんと呼べるんじゃねーか」
は目から鱗だった。マミさんが名字+さん呼びだったのはそういうわけだったんだな!
すげー納得したよ。可愛いなぁ
やだ、なにこれ素敵
二人とも家族いないし、こういうちょっと暖かい感じのもいいね
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/18(水) 15:23:57.39 ID:yHkUM2/5O
さすがあんこだ。イケメン力が半端ないぜ!
新しい世界だったら縄張りとかも無さそうだし、こんな風に過ごしてるといいな
GJ、素晴らしい
お互い孤独で長い付き合いだからこその関係が良いわな。
>>87 杏子の実力を一番知っているからこそだろうな。真っ向勝負だと杏子に勝つのは至難の業、ヤるならさやかの死に打ちのめされ確実にSGを撃ち抜けるあの時しかない。
まどかが自分を撃つのは予想外だったみたいだが、あそこまでほぼ完璧にしかも精神が弱ってる状態で戦術が作れるマミは流石。
突発的な状況に弱いという短所も臨機応変な杏子ならベストパートナーになれるかも・・。
>>94 すばらしい
間にゆまが入れば幸せな家庭の完成だな
家族を失った3人がマミさんの部屋で家族のように暮らす光景を妄想すると胸が熱くなるな
4話の杏子の発言からずっとマミ杏を提唱してきた私には天国のようなスレです
黄色と赤の組み合わせも紅茶っぽい色合いでなんかイイ
おりこ読んでから、さやかとあんこがマミさんの名前出して言い合う所とか見ると、感慨一入
何でタッグを組まなかったんだろうなあ
「バカ野郎! 綺麗事で済む話じゃねーんだぞ!!
あたし達は魔法少女だ、人間とは違うんだぞ、仲間なんていないんだぞ!
今更、正義だのにこだわって、何の意味があるんだよ!」
「それでも、私はみんなに希望を与える魔法少女でありたいの。
お父さん、お母さんが亡くして、私だけ奇跡で生き残ってしまったのだから」
「………っ!(両親のくだりが杏子にクリティカル)
勝手にしやがれ! くたばっても知らねーからな!!」
な感じで決裂したとか
縄張りどうこうでぶつかりあった雰囲気はおりこになかったしね
認めながらも、それぞれの立場があるって感じだったし
杏子「ふう、おいしかった、ごちそうさま」
マミ「あなたは何を作っても美味しいしか言わないから張り合いがないわ。」
杏子「なんだよそれ、美味しいもんは美味しいんだよ」
マミ「う〜ん、そうじゃなくってぇ。他に何かないの?」
杏子「んじゃ、パスタの具みたいにうまかった!」
マミ「…それってほめてる?」
普通に考えて改変世界はマミさん宅にお世話になってそうだし
虚淵の「マミが孤独になることはもうない」って台詞が後押ししてる
だからこそマミ杏は生活観溢れるネタがいいわ〜
一見デコボコにみえて、すごく噛み合ってる二人だよね
きっと言葉で巧みに表現したりはしないけど、美味そうに食べるあんこちゃん見て
マミさんも内心ほっこりしてるんだろうなw
キャラが真逆っぽいけど絶妙なバランスをもつ組み合わせ
いつ頃くらいからの知り合いなんだろうな。
普通に考えればどっちも魔法少女になってからなんだろうけど、
普通に同級生や幼馴染みだったら面白いな
pixivなんかでたまに見る幼なじみ設定がグッと来る。
実はそれぞれ家族失う前からの付き合いだと思うと、色々来るものがあるなぁ
この二人は幸せになれる条件が一致してるんだよね
だからこそ自然と、改変世界では同居してるんじゃね? って思えるんだろうね
あんこ専用歯ブラシとか置いてあるのなw
一時期しょっちゅう現われてたさやかがいなくなった後は空気が重そうだが…。
そういう時だからこそ一緒にいたほうがいいってのもあるよね
>>115 そして傷を舐め合うようにドロドロの関係に、っていうのがありがちなパターンですよね
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/21(土) 11:39:06.26 ID:SzWYGykhO
そこにゆまちゃんが現れて、二人の状況が変わっていく、と…。
杏子パパ、マミママ、ゆま娘か、完璧だな
後はほむほむがゆまのお姉さんだな
「この娘、まどかに似てるわ……ジュル」
「こらこらこら、ゆまに野獣みたいな目を向けるんじゃねぇ!」
「ほら、ゆまちゃん。あのお姉さんは今アブナイから、こっちで一緒にケーキつくろ」
しかしマミさんはトリオでの相性が特に良いよな
基本のマミ・まど・さやグループ
二週目マミ・まど・ほむ
新人魔法少女さやかと二人のデコボコ先輩トリオ
新世界ベテラントリオ
杏・マミ・ゆまの三人家族
さやかの育成方針で意見が割れる二人も見てみたいかも
スタイリッシュな投剣術を勧めるマミさんと、エネルギッシュな突撃技を勧める杏子
マ「戦闘は優雅にやらなきゃ。遠距離からの攻撃で相手を少しずつ追いつめて最後の一撃!魔法少女の常識よ?」
さ「ですよねー。蝶のように舞い蜂のように刺す!私もそろそろマミさんみたいに格好いい必殺技も・・・」
杏「バーカ、戦闘はパワーだろ。最初からガンガン押しまくるにかぎる。ちんたら遠距離攻撃なんてやってたらラチがあかねーよ」
さ「まあ、確かにあたしにはそっちが向いてるのかもしれないけどさ。アンタに言われるとなんかシャクだわ」
まどマミあんこの暖色系もすき
12話のお茶会は素晴らしい
新米さやかと二人のベテランの組み合わせは天国ネタでお馴染みだけど、
普通の世界ででも見たかったよなぁ。
>>121 少なくともさやか大往生するまでは、マミさやほむで組んでたんだろうし、
そこに杏子がやってきて、さやかと友達になったって言ってるから、
さやか以外のマミほむとも友達になってると考えるのが自然
そのときにきっと絡んでた筈だから、あとは想像力でカバーするんだ!
マミマギ行ってきた。
マミあんの本もいくつか買えて良かった。
羨ましすぎる
通販いっぱい入ってくれよお
サークル名は出さない方がいいのかな。
いいのがあったんだけど、依託する予定はないとか言ってたんだよね。
実はお祈りは欠かさない杏子ちゃん、「天にまします我らの神よ、、、、」
そんな杏子に「あら、杏子ちゃんも信仰心があついのね?、私も毎日、お祈りしてるわよ!!」
杏子「へー、マミさんも信心深いんですね、どんなのですか?」
マミ「ふふふ、こっちの部屋にちゃんと置いてあるのよ」
そういうと、マミさんは隣の部屋の黄金の仏壇を披露、さらにその仏壇には
俺もイベントいってマミあん本欲しかったぜ・・・
渋にマミあん本のサンプルがあったけどこれは委託しないらしいのよねー
しても7月以降とかマジ
あの本だなw
7月以降でもいいからしてほしいぜ
あの本、できれば続きも描いて欲しいなぁ。
あの二人がさらにさやかやほむほむと絡むところも見てみたい。
ああ、あの人の本ね
このやり取りだけで特定できてしまった自分って
杏子の年齢設定てまだ公式ででてないよね?
マミさんより年上だったらと思うと夜も眠れません
絵柄がちょっと気になったけどいい話だった
なんか俺の中ではあんこちゃんの方が先輩ってイメージだったけどこっちもいいね
同い年派はおらんのか
個人的にはマミさんと杏子は対等の関係であって欲しいな、実力的にも精神的にも
杏子相手の時だけ茶目っ気見せたり軽口言ったりして、その様子を見たさやかやまどかから
意外がられるくらい、可愛い面を見せたりとか
おりこ見る限り、軽口言ったりしてそうだよね。
基本的に後輩相手にお姉さんキャラ作り続けるマミさんだけど、
あんこ相手のときだけは素に戻りそうw
あんこの側も、斜に構えたキャラ作りをさておける気安さがあるんじゃないかなあ
マミさんには頼れると言うか甘えられる相手がいないから杏子がそういう風に受け止めてくれたらそれはとてもうれしいなって
ケーキが美味しいと評判の喫茶店に入りたいけど、一人は恥ずかしいって思うマミさんに
替わりに何かするから奢ってくれよー、とか言いながら擦り寄る杏子
女の子らしい服に興味がありつつも、どーせ似合わないしなとか思っちゃう杏子に
お金は出すから着せ替え人形になりなさい、とかよく分からない理屈で色々と服を着せていくマミさん
周りから見た感じだと一方が無理矢理付き合わせてるように見えても、実はお互いにフォローしあってるような関係もいい
総長マミさんと特攻隊長杏子のレディースものとかちょっと想像してた。
>>140 副長ほむら、親衛隊長さやか、そし下っ端まどかってとこか
ちょっと面白そうだ
>>139 いいねいいね
杏子のために張り切って料理作りすぎちゃう
マミさんとか想像すると悶える
下っ端まどかが実は裏番でした
まどかは走りの特攻(ぶっこみ)
ヤンキーじゃないけど一目おかれてる、とか
今日はマミさんスレの方にマミあん燃料の投下があって楽しかった
135 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2011/05/25(水) 13:43:18.92 ID:0uHFQPHBO
マミさんの日常を映画化か
マミさん、朝目をさます
低血圧でうとうとしながら歯を磨く
マミ「う、これ歯みがき粉じゃなくて洗顔フォーム!」
目が覚めてきて朝食を作る
キュゥべぇの分を作ったが、昨日はまどかの家に泊まりにいっている事を思い出す
マミ「うっかりしちゃったわ」
一人で朝食。
マミ「あら、こんな時間。洗い物は帰ってからにしましょう」
学校。まどか達とテレパシーで会話。
今日はさやかがお見舞いに行くので体験コースはお休みとの事。
マミ「私もたまにはお休みしようかしら。」
久しぶりにクラスメイトとショッピングを楽しむ事に。
だが、途中でまどかがやってくる。
病院で魔女が見つかったらしい。
クラスメイトと別れ、まどかと一緒に病院へ。
翌日も朝食の洗い物は流しに放置される。
146 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2011/05/25(水) 14:09:31.09 ID:0uHFQPHBO
昼過ぎ帰宅
マミ「あああ、昨日は鹿目さんの家でパーティーしたから洗い物置きっぱなしだったわ!ティーカップには飲みさしの紅茶入ってるし!色素が沈着しちゃう、お気に入りだったのにぃ」
キュゥべぇ用においてあった朝食も干からびて…はいなかった。
マミ「あら、なくなってる。うふふ、キュゥべぇ、食べてくれたのかしら。」
洗い物を住ませ、再び外出。
昨日の病院で待ち合わせなのだ。
マミ「鹿目さん、美樹さん、またせちゃった?」
上条の腕の怪我を魔法で治す。
マミ「すぐには動かないとは思うけど、しっかりリハビリすれば大丈夫。美樹さん、支えてあげてね。」
夜、帰宅
扉の前で杏子が座っている。
マミ「あら、杏子。またご飯食べに来たの?」
杏子「ああ。近くよったついでにな。
ん、マミ少し変わったか?」
マミ「え?」
杏子「なんか楽しそうじゃないか」
マミ「そうかしら。…きっと、そうね。うふ、さあ入って。」
スタッフロール
162 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2011/05/25(水) 14:41:01.95 ID:0uHFQPHBO
>>156 マミ「私がご馳走?あなたにおごらなきゃだめなの?」
杏子「男の風上にも置けないやつだな」
マミ「杏子、あなたとご飯食べる時はいつも私がおごらされるんだけど?」
杏子「あたし男じゃねえもん」
マミ「あら、お行儀が悪いからてっきり男の子だと思ってたわ。」
杏子「なんだと!」
マミ「やるの?」
179 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2011/05/25(水) 15:49:39.16 ID:0uHFQPHBO
>>168 マミ「マツヤ?」
杏子「ちっしけてやるなあ。まあ安月給ならしゃあねえか」
マミ「うふ、そのわりに嬉しそうじゃない。」
杏子「わりいかよ」
マミ「いいえ。私もそのマツヤというレストランでディナーを食べたわ。ご馳走になるわね。」
杏子「へへ、マミ、あたしがしっかり松屋のマナーを教えてやるよ。」
マミ「あら、楽しみにしてるわ」
189 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2011/05/25(水) 16:11:43.74 ID:0uHFQPHBO
杏子「マミさ、なんで律儀に学校なんか通ってんだよ。あたしみたいに自由に生きようぜ?なんなら一緒に組んでもいいぜ?」
マミ「ふふ。お誘いは嬉しいけど、遠慮するわ。」
杏子「なんでだよ。」
マミ「私は、魔法少女であると同時に、巴マミという自分も大切にしたいの。」
杏子「意外だな。自分で言ってたじゃねえか、恋も遊びもする暇はないって。」
マミ「そうね、魔法少女である以上、諦めなきゃいけない事はあるけれど。」
杏子「…。」
マミ「それでも私は人と人の繋がりを感じていたいの。」
杏子「ふうん。」
マミ「それに。」
杏子「それに?」
マミ「学校をやめたら、パパもママも心配すると思うし。」
杏子「…そっか。まあいいや、早く松屋行こうぜ?」
マミ「ええ。」
199 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2011/05/25(水) 16:27:30.97 ID:0uHFQPHBO
マミ「いくらなんでも牛丼をナイフとフォークで食べたりしないわよ。」
杏子「すいません、ナイフとフォーク下さい。それからストローも」
マミ「え?!」
杏子「なんだよ、変な顔して。牛丼食うんだから当選だろ?」
マミ「ほ、本当に?」
杏子「うん。」
マミ「す、すみません、私にも同じのを下さい!」
杏子「お、さすがにナイフさばきが様になってるな」
マミ「当たり前じゃない。マナーは両親に叩きこまれてるもの。」
杏子「ニヤニヤ」
マミ「あつっ」
杏子「ギャハハハ」
マミ「ふええん、舌火傷しちゃったあ」
杏子「味噌汁をストローで飲むとか、腹いてぇ!」
マミ「…杏子?」
杏子「ヒヒヒ…ひ?」
マミ「あなたって人はぁ!」
杏子「ギャー」
211 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2011/05/25(水) 16:44:56.24 ID:0uHFQPHBO
杏子「マミさん、本当にすいませんでした。」
マミ「まったくあなたって人は。券売機でも嘘教えるし!」
杏子「マミさんすいません」
マミ「なにが食券買うのにウェータを指ならして呼ぶ必要がある、よ!」
杏子「マミさんすいません」
マミ「まったくもう。ぷんぷん」
杏子「あー、そろそろ店でるか」
マミ「あ、ええ。そうね。」
杏子「あ、そうそう。店出る時は向かいに座ったお客さんにお辞儀しなきゃな。マナー違反だ(ぼそ」
マミ「!」
向かいの客に見事なお辞儀をするマミ。
目の前の客は目をぱちくりしている。
杏子「ギャハハハ!」
マミ「…。」
杏子「そんじゃご馳走さん、あばよ!」
マミ「杏子!まちなさぁい!!」
255 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2011/05/25(水) 18:23:10.81 ID:0uHFQPHBO
>>215 杏子「マミさんすいませんでした」
マミ「まったく!まったく!」
杏子「ああ、さすがにあたしもやりすぎた、紅茶がうまい喫茶店連れていくから許してくれよ」
マミ「紅茶?(ピク)」
杏子「ああ、紅茶がうまいって有名なんだぜ。」
マミ「そ、それくらいで許してもらえると…」
杏子「(もうひと押しだな)ケーキもうまいんだぜ!?」
マミ「!」
杏子「だから、な、このリボンほどいてくれよ。」
マミ「ま、まあ、貴女も反省してるようだし?仕方ないわね。」
杏子(ちょろいもんだぜ)
マミ「さあ、いきましょう!」
杏子(へへ、あたしは一言もおごるとは言ってないからな?)
マミ「…わかってるわよ?」
杏子「え?」
マミ「貴女は今、一言もおごるとは言ってなかったものね。」
杏子「うっ」
マミ「でも、いいのよ。友達と一緒に、こうして遊んで。私、とても楽しいもの。えへ。」
杏子「…ばっきゃろう。おごるとは言ってなかったが、おごらねえとも言ってねえだろ。」
マミ「杏子?」
杏子「あたしがおごってやるって言ってんだよ!」
マミ「本当?じゃあ、いっぱい食べなきゃ!うふふ。」
318 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2011/05/25(水) 20:08:44.72 ID:0uHFQPHBO
>>293 杏子「マミさんすいません」
マミ「まったくもう。」
杏子「…いやあ、お金足りないのは予定外だったよ。」
マミ「うふふ。」
杏子「な、なんだよ!おごるつもりだったのは嘘じゃねーぞ!」
マミ「本当かしら?」
杏子「なんだよ、疑うのかよ!」
マミ「貴女にはさんざん騙されたもの。狼少年の話を知ってる?」
杏子「月見たら狼に変身するんだっけ?」
マミ「…もう。」
杏子「へへ」
マミ「うふふ」
杏子「今度はきちんとバイトして金稼いでおごってやるよ。」
マミ「貴女も変わったわね。昔の貴女なら…」
杏子「…あいつに怒られちまうからな。」
マミ「…そうね。ねえ、ケーキたべそこねちゃったし」
杏子「うん?」
マミ「私のうちにこない?昨日焼いたケーキ、まだ残ってるの」
杏子「お、いくいく!」
367 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2011/05/25(水) 21:17:48.20 ID:0uHFQPHBO
マミ「いったいいつから死んだと思っていた?」
杏子「…何言ってるんだ?」
マミ「ふふ。もし死んでから復活する時のための練習よ。」
杏子「ばーか、そんな必要ねえよ」
マミ「…本当はわかってるわ。死んだ人が生き返る事はないって。私、怖いの」
杏子「必要ねえって言ってるだろ」
マミ「杏子?」
杏子「お前は絶対殺させない。」
マミ「…」
杏子「友達を。無くす悲しみなんて二度と味わいたくねえからな」
マミ「…ありがとう。」
杏子「そんな事よりケーキまだぁ?」
マミ「はいはい。うふふ。」
まどかマギカ2巻の裏
最高です…
やはり、マミさんに必要なのは仲間じゃなくて、対等な友達だな
5話で杏子がさやかの「こんな奴がいるから、マミさんが――」ってセリフに
苛立ちだしたのって、その場にいて何も出来なかったさやかと、それ以上に
その場にいなくて助けられなかった自分に対してとかなんじゃないかと思ってる
マミあんいいなぁ
改変後の世界で仲良くやっててほしい
娘(ゆま)も交えて3人で暮らせばいい
>>158 いや、家族だろ
その点同じような心の傷を抱えてる杏子とかゆまとなら
いい関係を築けると思う
家族に飢えてるメンツだよねw
>>159 マミマミうるせえな、てめえにマミの何がわかるってんだ!という感じだと俺は思う
杏子の性格的に他人に責任は押しつけない気がする
家族を失った後でもキュウべえさえ恨んでいないっぽいのが杏子のすごいところ
そもそも希望を持たなければ絶望しない
誰かを頼れば恨む事になる
だから独りで生きるってのが杏子のスタンスだからな
逆に言っちゃえば誰かに感情を持ってる事が不自然になっちゃうかもしれん…それを言ったらカプとか組めなくなるからそこは愛嬌でw
恨んではいないが、胡散臭い奴だと警戒モードではあったよな<杏子
マミさんは色々うっかり屋さんなので、この辺フォローしてくれる杏子はベストフィット
まどマミだと、二人まとめて騙されました、なオチが…
>>165 と言うか実際1、2周目はそうよね
まぁベテランのマミ杏も知らない事実なんだから無理も無いんだけど
>>166 知ってる状態で生き残ってるほむらがイレギュラー過ぎるんだよな
まどかの魔女化を目撃しても時間遡行能力がなかったら
あのままクリームヒルトに取り込まれて終わってる
>>164 しかし、そのスタンスを貫ききれないのが杏子の人間味があり、魅力的な部分
本当は正義感が強くて、絶望に陥ってるさやかとか、両親を失ったゆまとか弱い立場の人を見てしまうと放っておけなくなる
そんな杏子の目にはマミさんは正義を貫いて戦い続けている強い存在に写っていたのかもしれない
そんなマミさんの弱い部分に杏子が気付けば、お互いに支え合う形になって、素晴らしいパートナーになれそう
まどマギのキャラ全般に言えるけど、みんな完璧に何かを貫ききれないのが良いと思う
ベテラン対決がみたかった
あの場面のさやかとマミさんを交換してくれれば
コミックス2巻巻末に少し
よく考えたらこの二人って別に仲が悪いわけじゃないんだよな
鉄骨デビューのあんこの台詞も、別に嫌ってるって風じゃないし
まぁソリが合わないって程度で犬猿じゃ無いって感じか
独歩と渋川先生の関係を連想します。
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/28(土) 02:27:20.78 ID:0wD7ENbj0
実は小学校の頃同じクラスだったとかだったら面白いなw
マミさん小学生時代、夜
杏子「魔女に育ってから狩れよ!」
マミ「使い魔を放置して被害を拡げるわけにはいかないじゃない!」
杏子「夢見がちなお姫様に!現実を教えてやるよ!」
マミ「なら、私は正義を教えてあげるわ!」
次の日
杏子(ちくしょう、あの金髪ドリル!次あったらただじゃおかねえ!)
マミ(あの子に絶対わからせてあげなきゃ。)
教室に入る二人。
杏子「ああ、巴、おはよ」
マミ「おはよう、佐倉さん。」
杏子「なあ巴、次の算数教科書見せてくんない?忘れちゃってさ。…ん?」
マミ「いいわよ。…あら?」
マミ、杏子(そういえば、誰かに似てるような)
気付いてないのかよwww
放課後の帰り道。
杏子「あれは巴。って!おい、何やってんだ!」
道路に飛び込む巴。
キュキュキュ!とブレーキの音が辺りに響きわたる。
杏子「自殺!?あいつ、最近両親無くしたとか聞いたが、まさか!」
駆け寄る杏子。
マミ「…怪我はない?うふふ、そう、良かった。」
そこには、黒猫を抱き締めて微笑む巴の姿があった。
杏子「おい、てめえ!まさかその猫を助けるために道路に飛び込んだのか!?」
マミ「あら、佐倉さん。ええ、そうよ。猫ちゃんに怪我がなくって良かったわ。」
杏子「ばっきゃろう!一歩間違えたらお前も死んでたんだぞ!」
マミ「でも、私が助けなかったら、猫ちゃんは危なかったわ。」
杏子「聖女様気取りかよ!いいか、命は一つしかねえんだぞ!」
マミ「聖女気取りなんかじゃないわ。ただ、目の前で救えるかも知れない命を、捨て置きたくないだけ。」
杏子「てめえ!…な」
マミ「…もう、同じ後悔はしたく無いのよ。」
そう呟く巴の表情は。
まるで自分を責めているようで。
だけど、とても綺麗で、神聖に見えた。
その夜
マミ「あれは、杏子。珍しいわね、あなたが使い魔と戦うなんて」
杏子「げ、マミ。」
マミ「どんな心境の変化?昨日のお仕置きが効いたのかしら。」
杏子「けっ!そんなわけねえだろ。昨日だってあたしは負けてない!」
そう呟くと去っていこうとする杏子。
マミ「…あら?」
ふと横を見ると、放課後に助けた黒猫が震えていた。
マミ「杏子。まさか、この猫ちゃんを助けようと?」
杏子「お前の用に、今さら正義の味方は気取るつもりはねえがよ。
知り合い見て、ちょっとだけ、思ったんだよ。
目の前で救える命くらいは、守るのも悪くねえってな。じゃあ、いくぜ」
お互いの正体に気付いてない所といい、由緒正しい魔法少女っぽいなw
>>29 ミッドウェイやサンディエゴ空爆、パナマニューギニア攻略で零戦22型、布哇第2次攻撃で彗星、パ
ナマ運河攻撃で流星、アラスカ空爆で銀河、濠太剌利空爆で烈風使えればそれはとてもうれしいか
なって
幻惑を使って幸せな頃の夢をマミさんに見せる杏子…
けどこれってある意味残酷だな…
分かっててやる分には、マミさんもいい夢を見せてくれてありがとう的にお礼を言いそう
ジャスト1分だ
おりこ二巻ではもっと共闘あるといいな
とりあえず1巻の引きから、杏子が割って入るかな?
でもそれだと、マミさんがかませ犬扱いになるんだよな…
俺はほむらが来るんじゃないかと睨んでる、それこそ杏子vsさやかの時のような感じで
まあ杏子との共闘はクライマックスがいいなってことなんだけどねw
私に接触しないでのほむらが割って入ってくるかなぁ…
あの調子だと積極的にマミさんに関わろうとしないだろうし
あんこが割って入るか、おりこに呼び出されて命拾いの2択じゃね
あんこー!
はやくきてくれー!
あの引きで呼び出し撤退だったらズコーだなぁ
↓こんな血沸き肉踊る展開で頼む
間一髪のところで杏子介入。杏子は共闘を提案するが…。
ヨロヨロと起き上がり、リボンを開放するマミ。同時にマスケット銃がマミの周囲に展開していく。
マミ「ご、ごめんなさい、佐倉さん……わ…私にも…魔法少女の意地があるの…!」
杏子「何言ってんだマミ!その体じゃ…。」
あのシーンは誰の助けもなくマミさん逆転勝利がいいな
止めをさそうとしたキリカの体が、直前で止まる
キリカ「糸が身体に?いつのまに」
マミ「魔法少女を狩る、貴女の意図はわからないわ。でも」
キリカ「!」
マミ「貴女の"意図"はここで切れるわ、お人形さん」
キリカの身体にまとわりついていたリボンが締まる。
キリカ「あ…が」
四肢が切断されるキリカ。
マミ「糸の切れたかわいそうな"お人形(マリオネット)"は、もう二度と動かない。さよなら」
キリカ「お、り、こ」
絶命するキリカ。
マミ「…おりこ。それが貴女の意図を操った、操り人形遣いなのね」
マミの表情が怒りの感情を露にする。
マミ「杏子に、もう一度あう必要があるわね。」
しかし絶命したと思ったキリカは生きていた。なぜ?
→ソウルジェムが本体だから、と次のステップに続けられる良い展開だな。
あんこと話しあってるところにキリカが再襲撃してきたら、一気に話が動きそう。
そういやおりこでは、ソウルジェムが魔女を産むイベントには触れるのかなぁ。
マミさんのピンチで杏子の幻覚魔法覚醒とか燃えるが、おりこだとあるとしても、ゆま絡みだろうな
改変後にマミさんのピンチで覚醒はあってもおかしくないか?
なのはStSで陰湿眼鏡がガジェットを実数の何倍にも水増しさせてみせていたが、
マミさんのマスケット陣を何倍にも増やして、相対する相手に絶望感を抱かせるとか面白そうだな
某ファーストフード店
マミ「うふふ、恥ずかしいけど、今このポイント貯めてるのよ。あと7点ね」
さやか「へえ。マミさん、意外。」
杏子「ふうん。ためたらグラス貰えんのか」
ほむら「ズズズ。…ごちそうさま。あ、そのポテト盛らうわ」
さやか「ああ、いいよ。なんかいっつも5人分頼んじゃうんだよね」
杏子「…魔獣の気配だ。」
マミ「近いわね。出ましょうか。きゃ!」
席を立とうとするが、バランスを崩し転んでしまう。
マミ「…いたた。」
QB「マミ、パンツ見えてる」
マミ「ひゃああ!?」
杏子「…純白は狙いすぎだろ。1点」
さやか「でもレースは可愛い。2点」
ほむら「まみほむひゃわい。ひゃんてん」
QB「良かったね、マミ。これで後一点だ。」
マミ「しくしく」
何でそんな気合いの入ったパンツをw
このタイミングでのあんこの能力公開は、おりこで披露する可能性もあるよなぁ
パンツが男子に見えてしまった時の二人の反応という電波が飛び込んできた
マミ「へっ?きゃあああああぁ!?や、やだ、恥ずかしい!どうしよう、どうしよう・・・私もうお嫁に行けない・・・」
杏子「ま、別にいいだろ、減るもんじゃないし・・・だけどさぁ、あんまりジロジロ見るようなら目ん玉エグるぞ、コラ!」
あんこちゃんのパンツ見てガン飛ばされたい
杏子「な、この喫茶店の紅茶うまいだろ?」
マミ「ええ、本当に。ケーキも美味しいわ。」
杏子「この日のためにしたくもない交通調査のバイトしたんだぜ?」
マミ「うふふ、ありがとう。お礼に今夜食事をご馳走するわ。」
杏子「あ?そんな事をされたらまた貸しになっちまうだろー!」
マミ「そう?困ったわ、足の早い食材だから、私とキュゥべぇじゃ食べきれなくて無駄にしちゃうわね(チラ)」
杏子「あー、食い物を無駄にさせるわけにはいかないな、じゃあ仕方ないし食いにいってやるかぁ」
マミ「うふふ、ありがとう、杏子。…あら。」
杏子「あ?なんだ?」
マミ「あなた今日はスカートなのにそんなに足を開いて座ったらだめよ、見えちゃうわよ!」
杏子「見えたって別に減るもんじゃねえし。それに、下には短パン履いてるから平気だ」
マミ「…それでも、お行儀悪いわよ。て、あああ!杏子!杏子!」
杏子「うっせえなぁ」
マミ「見えてる!見えてる!」
杏子「だから短パン履いてるって…」
マミ「…薄い赤(こそ)。」
杏子「い!?短パン履いてなかった!?」
周りのお客「ドキドキ」
杏子「あ!やい、てめえら!みせもんじゃねえぞ!減るだろうが!ムキー!」
マミ「…見えても減らないんじゃなかったのぉ?(かぁぁぁ)」
普段短パン穿いてると、うっかりやっちゃいそうだな
"???"の顔が可愛い。
ずっと観察してるあんこちゃんも可愛い
マミ「…強い風。《台風(シュトルムヴィント)》ね。」
杏子「んあ?何か言ったか?」
マミ「ふふ、何でもないわ。あ、みて、杏子。雲が晴れたわ。」
杏子「台風の目に入っただけだろ、すぐまた嵐だ」
マミ「ねえ、今だけ、マンションの屋上で星を見ない?」
杏子「やだ、面倒だし」
マミ「こんな日に見る星は、きっと特別なのに。天使様も見えるかも知れないわよ?」
杏子「…どんな雨の日でも。
雲の上じゃ星も天使も平常運転なんだよ。明日みても一緒だ。」
マミ「うふふ。あなたらしいわね」
マミ「あ、あの……」
杏子「なんだよ?」
マミ「えっ、えっと……えっとね……」モジモジ
杏子「?」
マミ「その……きょ……きょ……」
杏子「きょ?」
マミ「きょう……も食べに来るわよね?」
杏子「ああ、もちろん!」
マミ(また名前で呼べなかった……)
>>200 シュトルムヴィントwww
相変わらずメルヘンだなw
>>201 マミさんは名字呼びで通してるから、名前で呼ぶには一大決心が要りそうだねw
名前呼びは衝突してしまった際の仲直り時にとか、
戦闘中に援護の時、無意識にとかが王道かねー
マミあんはたまらんなあ
2人とも可愛い
マミさんは杏子だけは杏子と呼びそうなイメージ
なぜだか知らんが
基本的には「佐倉さん」
二人きりでいい雰囲気になったら「杏子」なイメージ
むしろ杏子って呼ばれたらそれはもう誘ってる合図とか
>>206 なにその素敵設定
で、杏子って呼んでイチャイチャしてる所を第三者に目撃されると
虚淵曰く、改変後の世界で、
「杏子は諦めたり自分を卑下したりせず、プライドをもって生きていく」
「マミが孤独を感じることはもう無い」
あと本編の世界で、
「マミの頼りになるお姉さん像は、じつはけっこう彼女なりに無理して取り繕っていた」
なんとなく改変後の世界では、マミあんは一緒に行動していることを想定している気がする。
深読みしすぎかなw
>>200 つむじ風(ヴィルベルヴィント)
狂気の奔流(グロースシュトラール)
黙示録の贄(リヴァイアサン)
大いなる冬(フィンブルヴィンテル)
恐怖の大王(イカ)
ドリルの咆哮(あら、葉巻?)
海魔(ドレッドノート)
悪夢(デュアルクレイター)
始祖鳥(アルケオプテリクス)
双頭の巨人(ハリマ)
灼熱の地より来る者(ムスペルヘイム)
波濤(ドルヒ)
氷山鳴動(ハボクック)
鵺(フォーゲルシュメーラ)
宿業(ヴォルケンクラッツァー)
天空の御座(ヘルアーチェ)
布石(ノーチラス)
見えない悪魔(パーフェクトプラッタ)
マミ「ねえ杏子、あなたの槍を巨大化させる技凄いわね。」
杏子「あん?そうでもねえよ」
マミ「で、技の名前は何ていうの?」
杏子「名前なんかねーよ。」
マミ「名前がない…。つまり、《無銘(ネームレス)》ね」
杏子「ネーム…何?なんだそりゃ」
マミ「じゃあじゃあ、あの槍を多節棍のようにする技は?(キラキラ)」
杏子「お、ケーキ屋が新装開店だって(聞いてない)」
マミ「し、《神槍・回天》!?和風テイストが素敵よ!杏子!」
杏子「うまそーだな」
マミ「魔槍?!魔槍なんていったの?!」
杏子「入ろうぜ」
マミ「《至高の薔薇(ハイローゼ゙ス)》?!《魔槍・至高の薔薇(ハイローゼ゙ス)》ってどんな技なの!?杏子!」
空耳過ぎるwww
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/30(月) 22:31:33.66 ID:fIYpjlBC0
回天と言う響きはヤバ過ぎるw
≪神槍・回天≫に吹いたww
百合的な成分は別にして、杏子とマミさんは何かズレてる様で
上手く長く付き合っていきそうだなw
ほとんどの世界では杏子のことを素行の悪い魔法少女と毛嫌いしてただろうな
>>214 特に必要も無いのに悪事を働くのと
それをしないと生きていけないじゃ雲泥の差がある
悪い事だと諭すにしても可哀想だと同情するにしても解決策を提示してあげないといけない訳で
そういう策も無いのに悪い事だと一方的に責めるのは所詮恵まれた人の上から目線だよ
だから基本的にお互い不干渉だったんじゃないかな…と
マミさんなら「悪い事するくらいなら、私と組んで一緒に暮しましょ」とか持ちかけたかも
ただ杏子自身は悪事に身をやつすことで、結果的に絶望を遠ざけてたってことらしいけど
>>216 とくにさやかに願いで忠告するときにマミさんは、
「他人の為に使わないほうがいいよ」って遠まわしに言ってるよね
あれってさ、たぶん杏子の話聞いたんじゃないかなって思う
考える余裕もなく自分の為に願いを使ってしまったマミさんが、
他人の為に願うのか、他人の恩人になる為に願うのか、って部分を気にかけるのは理由があるような気がするし
杏子だって使い魔を放置せず倒してるさやかにつっかかってきたし、一度はマミさんと杏子も衝突したのかもね
でも身の上や願いの内容、その末路を話し合って、お互いに思うところがあって、
まったく違う方針の魔法少女なのに、あんな風に世間話や情報交換が出来るような関係になったのかな、とかおもう今日この頃
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 01:03:22.34 ID:jR8w5qTL0
>>198 マミさんも杏子もお互い知識が偏ってそうでいいよね
学校の勉強では優等生、外国の慣習とか文化的な事にはとことん詳しいけど一部の一般常識が欠落しているマミさん
学校の勉強は苦手だけど貧乏&放浪生活で社会の現実を知っていて、サバイバル知識とか雑学にも明るい杏子
復学の為にマミさんから勉強を教えて貰う杏子とか、杏子にとんでもない質問をするマミさんを見てみたい
マ「ねえ、佐倉さん」
杏「あ?なんだよ、人が物食ってる時に」
マ「ずっと気になってた事があるんだけど・・・」
杏「うん」
マ「処女ってどういう意味なのかしら?」
杏「ぶっ!げほ、ごほ!?」
マ「え?私、何か変な事言ったかしら?ほら、処女航海とかよく使うじゃない。英語ではバージンよね。
子供の頃、お父さんとお母さんにも質問したんだけど、なんだか教えてくれなくて。辞書も引いちゃ駄目って言われたの」
杏「てっ、てめえはあたしの口から何を言わせる気だ!」
マ「えっ?え?最初のとか、初めてのというニュアンスの言葉よね?何か変な意味があるの?」
杏「・・・あんたさぁ、赤ん坊がどうやって産まれるか習ったよねぇ?
・・・まさか、コウノトリとか言わないよな・・・?」
マ「ま、まさかね!私も中学3年生よ?そこまで子供じゃないわ」
杏「な、ならあとは分かるな?あたしにこれ以上言わせんな、恥ずかしい」
マ「ええっと、動物は、その・・・こっ、交尾、だっけ?でも、人間の場合は病院で何か特別な手術とか・・・しないの?」
杏「・・・・・・」
マ「・・・・・・」
杏「・・・よ、要するにだな・・・惚れた男と女が・・・」
マ「や、やだ、も、もういいわ杏子!もう後は自分で調べるから!自分で調べますから!」
うお、ageちまったすまん
>>218 二人の関係は出会った時期も大きく関係しそうだ
おりこでゆまと遊んでる杏子を見ても驚かないあたり、マミさんは昔の杏子を知ってるんじゃないかと俺は思う
杏子が何故自分の為にしか力を使わなくなったのか理解しつつも、根は良い子というのを知ってるからいまだに交流があるとか
まあマミさんも他の一般的な利己的な魔法少女ともうまく折り合いをつけてるみたいだし、杏子だけが特別じゃないかもしれないけど
他人にも押しつける様な形で正義を貫こうとしたさやかだからこそ、杏子もあれだけ感情的になったのかもしれない
マミ「38度5分?風邪かしら。今日は薬飲んで寝てようかしら。…そういえば最近風邪が流行ってるのよね。」
ピロリローン
杏子「ん、マミからメールだ。『おはよう、杏子。風邪はひいてない?気をつけないとだめよ?』。
…?」
マミ「…うーん。ふえ?」
杏子「お、目を覚ましたか」
マミ「き、杏子?!どうして!」
杏子「あんなメールして来て変だなって思ってな。ほむらの奴に聞いたら学校にも来てないって言うし。
どうせこんな事だろうと思ったぜ」
マミ「ふ、ふぇ?」
杏子「あたしの心配なんかしてる場合じゃねえだろうが、ばかやろう」
マミ「…ごめんなさい」
杏子「別に謝る必要ねえよ、お互い様だし」
マミ「え?」
杏子「鍵閉まってたからさ。ちょっと壊して入ってきた(笑)」
マミ「(笑)。じゃないわよ!あなたってひ…と…は」
杏子「まだ熱下がってないんだし、暴れるなよ」
マミ「…うん。あら?私、パジャマ着替えてる」
杏子「汗かいてたからさ、勝手に着替えさせた」
マミ「え、え、え」
杏子「いやあ、寝てる人間のパンツ履き替えさせるのがあんなに大変とは、知らなかったぜ」
マミ「〜〜〜!(/////)」
バタッ
杏子「あ!マミが倒れた!しかもすげえ熱だ!」
>>212 三途河カズヒロの目的は母を生き返らせ、闇との宿命を断ち切ること
>>222 そしてマミさんが治る頃には、今度はあんこが風邪引いちゃうんですね、わかります
自分のために願いを使ったマミさんと、他人のために願いを使った杏子
正義のために戦うことで絶望せずにいられたマミさんと、悪事を働くことで絶望を発散させてた杏子
正反対のようで似たもの同士な二人
そしてマミさんは一人暮らしで杏子はホテルを転々とする生活
マミさんはティータイムとお菓子作りが好きで、杏子はお菓子を食べるのが好き
もうなんていうか…お似合いすぎてヤバイ2人だよね
最終話でまどか励ましに出てきたとき、すごく自然に二人で並んでたけど、
あれはまどかの想像ってだけじゃなくて、実際にもそうなんだろうなって思う。
>>225 しかも二人とも願いを後悔してるしね
三話でマミさんは真っ先に自分にだけ願いを使った事を後悔してたし、
杏子もよく考えもせず他人に願いを使った事を後悔してる
希望を自愛の為に使ったのに、絶望しないために他愛の為に生きるマミさん
希望を他愛の為に使ったのに、絶望しないために自愛の為に生きる杏子
本当は正義の味方を続けるのを無理してて、誰かに甘えたいのを我慢してるマミさん
本当は悪事を働くのにストレスを感じていて、正義に生きたいと思ってる杏子
色々な事が面白いぐらい正反対なのに、結局目指してるところというか、要素の全てがパズルの様に噛み合うんだよね、この二人
杏子の暴食はストレスが原因と言われたけど、マミさんのお菓子作りもストレス発散だと面白いよね
お互いはじめはストレス発散目的だったのに、一緒に住むようになるとお互いの絆にすげかわっていくとか……
マミさんが杏子の失われた幻覚魔法覚醒フラグを立てるイベントが見たい
でも、どういう経緯で杏子の深層意識レベルでのトラウマを癒すかが想像できないんだよな
>>226 あのシーンは先輩魔法少女の貫禄がにじみでていたな
>>226 俺あれでマミあんに転んだ
バックに流れる曲もすごく良かったなあ
>>228 キーになるのは(杏子の)自己肯定と家族を失ったトラウマの克服の2点だと思う
自己の肯定はかつての自分を思い出す事だからそこはさやかの件でクリアしてるはず
問題は家族のトラウマの克服だと思う…そこをマミさんで克服出来れば
>>232 そういえばマミさんって、杏子の親父さんと同じ無理心中はかった人なんだよね
一緒に同棲して家族のような関係になるが、マミさんと杏子は過去に家族を失ったトラウマで一歩踏み出せない
そんなとき何かの拍子で過去の記憶が蘇って、杏子を撃ち殺した事を思い出してしまうマミさん
ショックのあまり杏子と距離を置こうとするが、杏子は突然の行動に理由を聞きただそうと詰め寄り……
そんな彼女を家族として受け入れることが出来たら、杏子はトラウマを克服できそうな気がする
親父さんとマミさんて壊れた理由も、自分のよりどころの崩壊と信じてた者からの裏切りって点では同じだしね
おりこで2人の会話が見れてよかった
本編ではマミさんが死んだ後に杏子が登場して
10話と12話では一緒にいたけど絡みあんまりなかったし
小学生の頃の二人。
以前は何をやっても注目を集め、クラスの人気ものだった杏子。
だが、ある日を境に彼女の周りから人が離れてゆき、彼女自身もまた心を閉ざした。
マミ(ご家族の事で何か不幸があったようだけど心配ね。それに何かしら、彼女から魔力の痕跡を感じる。
調べてみる必要があるかしら。
以前の私なら、きっと気にしなかっただろうけど、今は違うわ。
私は正義の魔法少女、マミだもの!)
QB(やけに説明的だね)
マミ(…乙女の思考を盗み聞きする男の子はもてないわよ)
QB(ご、ごめん)
杏子「あー、宿題忘れた。誰か写させて」
だが、誰も彼女に見せようとはしない。
杏子「ちっ。やっぱりだめか」
マミ(これは近づくチャンスかしら。)
マミ「佐倉さん、良かったら、私が宿題教えましょうか?」
杏子「…巴。お前やってんだ。じゃあかして」
マミ「あ!だ、だめよ、宿題は自分でとかないと!」
杏子「ふんふーん、よし終わり」
マミ「あああ!」
そして
先生「宿題集めるぞ」
生徒「はーい」
先生「あと佐倉、お前は巴の宿題写してただろ。罰として教材運べ」
杏子「ちぇ、ばれてたか。前ならこんな時…」
マミ(これはチャンスね)
マミ「先生、私も写させた責任があります!半分運びます!」
杏子「…」
そして
杏子「お前、変な奴だな」
マミ「そう?」
杏子「はは」
マミ(佐倉さんが笑った。久しぶりに笑顔を見たわ。)
杏子「じゃ、よろしく」
マミ「え?ああ、まって!」
そして残された二人分の運ぶ教材。
マミ「シクシク」
その夜
杏子「け、使い魔かよ。見逃してやる、次会うときは魔女に育ってろよ?」
マミ「…」
杏子「マミ!なんだよ、またあたしのやり方に文句あんのかよ」
マミ「…何故かしら」
杏子「ひっ!?な、なんだこの威圧感!」
マミ「…あなたを見ていると、無性にお仕置きしたくなるの。」
杏子「おい!な、なんだこの魔力!ちょっとまて、マミ!マミさん!?」
マミ「…ティロ!フィナーレ!!」
杏子「いきなり!?ギャア!」
マミ「うふ♪スッキリ。」
次の日
身体中に怪我をした杏子が登校してくる。
マミ(佐倉さん、あの怪我はいったい!?まさか虐待?なんとかしなきゃ!)
マミ「さ、佐倉さん、何か悩みが…」
杏子(ちくしょう金髪素敵ドリルめ!ぜってえ許さねえ!)
マミ「あの」
杏子(なんだ、巴か。…なんでだ、こいつ見ているとなんか無性にいじめたくなってくる。そうだ)
杏子はマミのスカートをめくる。
マミ「きゃあああああ!?」
綿100%。
杏子「はは。お子様パンツかよ」
マミ「な、なんでぇ?シクシク」
杏子(スッキリ)
まだお互いの正体気付いてないのかw
なにこのほのぼのした二人
正体がわかった時が楽しみだw
小学生杏子
魔法少女になって、毎日充実していた
正義の味方になった気がしてた
正直、天狗になっていた。
誰も私に逆らわない。例えば。
杏子「誰か宿題写させて」
そう言えば、誰もが宿題を差し出した
魅了の魔法。あたしの一番得意な魔法。
その力は、家族とともに失った。
杏子「ちっ、やっぱりだめか」
昔のようにゃいかないか。
まあ怒られるのも悪くない。
マミ「佐倉さん、良かったら、私が宿題教えましょうか?」
魔法を失ったあたしに声をかけてきたのは、同じクラスの少女。
小学生離れした雰囲気をもつ、美しい少女だった。
まっすぐな目で見つめられ、思わず顔をうつむかせてしまう。
すると、目に飛び込んでくるのは、巴の胸。
杏子(なにくったらそんなに成長するんだ。…む)
マミの胸に抱かれているのは、宿題だろうか
杏子「…巴、お前、やってんだ。じゃあかして」
すかさず奪いとる。
マミ「あ、あ、駄目よ。宿題は自分でとかないと」
ふん、もう遅い、写してしまった。
だが。写した事は教師にばれてしまっていた。
言い付けられる、雑用。
ち、ついてないな。
なんて、ため息をついた時。
マミ「先生、私も写させた責任があります!半分運びます!」
何言ってんだ、こいつ。
あたしに宿題奪われたのに、あたしを庇うつもりか。
魔法を失って、孤独なあたしを。
お人好しにも程がある。
杏子「お前って変な奴だな」
思わず笑ってしまう。
思えば、前に笑ったのはいつ頃だったか。
急に気恥ずかしくなり、あたしはその場をさった。
巴が何かわめいていたが、気のせいだろう。
その状況下でまだ頑張って学校通ってたのかw
状況はアレなのにほのぼのするw
淫靡ですね分かります
夜
マミ「あなたはどうしてわからないの!?魔法少女の魔法は、人々の暮らしを守るためにあるのよ!」
杏子「甘いんだよマミ!魔法は徹頭徹尾、己のために使うべきなんだよ!」
激しく戦う二人。
杏子(く、悔しいがやはり強い!せめて幻覚魔法を使えたら)
杏子の槍を掻い潜り、マミが近接する。
杏子「あたしに近接戦を挑むとは、いい度胸じゃねえか!」
マミ「はあ!」
マミの蹴りが杏子の槍を弾き飛ばす。
杏子「!?」
マミの銃が杏子に突き付けられる。
マミ「チェックメイトよ。」
杏子「…まさか!?」
だが、杏子はそれ以上に衝撃を受けていた。
杏子(あのお子様パンツは…!)
マミの蹴りを受けた時に見えたパンツ。
魔法少女は変身しコスチュームが変わっても下着は変わらない。
だとしたら。
あの下着は、見覚えがあった。
今朝、巴のスカートをめくった時にみた、お子様パンツ。
杏子(まさか、この性格最低金髪美少女ドリルが巴なのか!?)
いや、下着がたまたま同じな位は偶然かもしれない。
杏子(確かめる必要が、ある)
マミ「き、杏子?」
マミ(ぼけっとして、どうしたのかしら。私、やりすぎちゃった?)
マミ「き、今日は帰るわ」
マミ(今朝のスカートめくりの八つ当たりで、少しやりすぎちゃったわね、杏子と佐倉さんとは関係ないのに)
パンツでバレるのかw
次の日
杏子(…昨日、マミと巴のパンツは同じだった。)
一日だけなら、偶然かもしれない。だが。
杏子(二日続けて、他人が偶然同じパンツをはく事があるだろうか?)
断言できる。そんな事は、あり得ない。
杏子(まずは巴のパンツを確認する!)
昨日は簡単にスカートをめくる事に成功した。こちらの難易度は低いはずだ。
杏子(きた、巴だ!)
マミ「ひっ、さ、佐倉さん!?」
マミ(な、何なの、あの迫力。まさかまたスカートめくりするつもり?!)
させない。絶対に。
見せない。命にかえても。
乙女のパンツは。魔法少女のパンツは。けして人前にさらすものではないのだ。
杏子(く、隙がない。)
マミ(きなさい、杏子!魔法少女の力、見せてあげるわ!)
え?
マミ(私、今、杏子っていった?どうして?)
マミの思考が硬直する。
杏子(すきあり!)
マミ「しまった!」
ぶわっとまきあがるスカート。
薄いピンク。
マミ「いやああん!」
クラス全員「ピンク!」
杏子(…悪く思うなよ。真実を知るためには必要なんだ。)
年頃の少女が人前でパンツ丸出しにする事は計り知れない心の傷を与えるかもしれない。
夢と希望の魔法少女がする事ではない。
でも。
杏子(あたしは、もう汚れちまったんだ。今さら何を悔やむものか。)
夢と希望の魔法少女マミ。
かつての自分が目指した魔法少女の体現。
これから生きて行くにはあいつに勝たないといけないのだ。
そのために、マミの正体を探るのだ。
さってゆく杏子。
先生「いったい何ごとだ」
クラスメイト「せんせー、杏子ちゃんがマミちゃんのスカートめくって泣かせましたー」
もしかして、おりこでスカートめくられて泣いたのって…。
その夜
杏子「ぐっ!」
マミの攻撃がヒットし、倒れる。
杏子(クールになれ、杏子。真実のために、この戦いは捨てる!)
マミ「あなたも懲りないわね。」
マミが近づく。
杏子(あと少しだ)
うずくまったまま耐える杏子。
立てなくなる程のダメージでは、なかった。
屈辱にたえ、我慢したのは、この瞬間のため!
杏子(…見えた!)
マミのスカートの中身!
杏子(…黄色の、猫柄だと!?)
やはり、巴とマミは別の人間だったのか。
杏子(…これは、塩素の匂い?)
マミの金髪素敵ゴージャスドリルから微かに香るのは、プールの塩素の匂い。
杏子(しまった!)
マミのパンツを確認したので授業をサボってしまったが、今日はプールの授業があったではないか。
杏子(一度足を離れた下着を、洗濯もせず再びはくだろうか?)
否。あり得ない。
間違いなく、下着は履き替える!
杏子(巴もマミも今日プールに入ったのは間違いない。だが、替えの下着を確認していない以上、二人が同一人物だとは断言できない…!)
迂闊だった。私の負けだ。
悔しさで、涙がこぼれる。
マミ「杏子。泣いてるの?」
マミ(そんなに悔しかったの?)
悔しい思いをしてまで、自分の生き方を貫くというの?
マミ「…」
その場をさるマミ。
マミ(私が私を信じるように、彼女もまた自分を信じて生きて。)
それは、尊重すべきなのかもしれない。
次の日
杏子(今日はプールの授業はない。今日こそ、必ず。)
登校してくるマミ。
マミ「さ、佐倉さん、おはよう」
杏子「おはよう、巴。…なにぃ!?」
完敗だ。
もう正体を知るすべは無くなった。
マミ「…あなたがスカートめくりばかりするからよ?」
巴の足は。黒いタイツで隠されていた。
好きな子にちょっかいかける子みたいだな、杏子w
スカートめくりのトラウマから黒タイツ秘話までwwwwwwww
展開が斜め上に行ったwwwww
黒タイツ…だと…
黒タイツでもうっすら見えるこっちゃ見えるよね
杏子(…どうやったら巴のパンツを見れる)
スカートめくりはもうだめだ。
巴が黒タイツを履くようになったからだ。
タイツから透ける柄では確定するには弱い。
何か、何か方法はないのかっ!
杏子「…見たい!巴のパンツが!」
クラスメイト「ヒソヒソ」
マミ「…はぁ」
放課後、帰り道にある小さなブランコに腰掛け、巴マミは悩んでいた。
同じクラスの少女、佐倉さんの事である。
黒タイツを履くようになり、スカートめくりはされなくなったが。
マミ(どうしてそんなにパンツを見たがるのぉ!?)
クラスメイトから忠告を受けたのだ。
佐倉さんが私のパンツを狙っている、と。
マミ(小さな男の子はスカートをめくってパンツを見たがるものだけど。)
佐倉さんは小さな子供でも、ましてや男の子ですらない。
マミ「他にパンツを見たがる理由なんて…。やっぱり、そうなの?」
今日かわした、クラスメイトとの会話を思いだした。
クラスメイト「…それってきっと巴さんの事が好きなのよ」
マミ「え!?」
クラスメイト「好きな女の子のパンツは見たくなるもんだって、近所の中澤君が言ってたもん」
マミ「す、好きって。」
顔が熱くなる。
でもでも、佐倉さんは女の子だし。あり得ないわ。
マミ「でも。」
好きって気持ちを向けられるのは、悪い気がしない。
中澤君w
258 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 21:22:31.48 ID:3+wjVV3uO
もう脱がすしかないじゃない!
まさかの中澤君w
いいなこのシリーズww
また中沢くんかwww
朝。
大きなあくびをする杏子。
昨日は寝ずに考え事をしていたのだ。
杏子「…黒タイツを履いている以上、パンツを見る事はできない」
なら、どうする。
杏子「簡単だ、黒タイツを脱がせばいいんだ」
1日かけて出た、結論。
杏子「だけど、タイツを脱がすだけではパンツは見えない。」
なら、どうする。
杏子「スカートをめくり、スカートが重力に引かれて落ちるより先に、タイツを下ろさないといけない。」
刹那の間に二つの動作を行わなければ。
難易度は計りしれない。
杏子「…だが、パンツを見るには、成功させなきゃ」
クラスメイトA「…ねえ、佐倉さんって…」
クラスメイトB「しっ!見ちゃだめ!」
杏子「いた、巴だ」
前を歩く、金髪ドリル。
みまちがえるはずがない。一気にいく!
杏子「巴ェ!」
マミ「え?佐倉さん?きゃっ?!」
背後からの不意うちスカートめくりが成功する。
まきあがるスカート。
巴はとっさにスカートの前を抑えるが、お尻がわは丸出しだ。
パンツは、黒タイツに阻まれている。
ここからが、本番だ。
杏子「決めるぜ!」
黒タイツをつかみ、一気に引き下げる。
完全に決まった。
はずだった。
杏子「な、なにぃ!」
マミ「〜〜〜〜っ!!」
黒タイツを引き下げたのに、目当てのパンツは、見えない。
うかつだった。
マミ「きゃああああ!」
あたしの目に飛び込んできたのは、巴の小ぶりの白く可愛いお尻だった。
次の瞬間、顎にヒットする巴の拳。
たった一撃であたしの意識はブラックアウトした。
杏子「う、ここは…」
知らない、天井。
そうか、あたしは巴のパンチを受けて。
マミ「…目がさめた?佐倉さん。」
ぼんやりした視界にうっすら見える、金髪ドリル。
杏子「…マミ?」
意識がはっきりしてくる。
杏子「…違うか、巴か」
マミ「え?あ、記憶がはっきりしないのかしら、ここは保健室よ」
杏子「そっか」
マミ「ねえ、佐倉さん。そんなに私の。ぱ、パンツが見たいの?」
巴がなぜか顔を赤くしている。
杏子「…ああ」
マミ「そ、それって、私が好きだから…だったり?」
杏子「はあ?」
マミ「…好きな人のパンツは見たくなるもんだって聞いたから」
そうなのか、知らなかった。
杏子「あ、いや、」
巴は何か勘違いをしている。
あたしはマミの正体を探る目的で。
マミ「ごめんなさい!」
杏子「へ?」
マミ「私たち、まだ小学生だし、女の子同士だし!」
巴は顔を真っ赤にしている。
マミ「だ、だから、最初は友達から!」
杏子「…ぷ?あはは!」
マミ「さ、佐倉さん?」
杏子「お前って面白いやつだな」
いつのまにか、マミの正体とか、どうでも良くなっていた。
友達、か。悪くない。
杏子「杏子でいいぜ、巴。友達なら名字で呼ぶのはかたくるしいからな」
マミ「ええ、き、杏子。あの」
杏子「なんだ?巴」
マミ「だ、だったら私も名前で呼んでくれないかしら」
杏子「え?」
マミ「え?」
杏子「巴って、名前じゃなかったのか」
マミ「うふふ、たまに間違われるわ。私の名前は、マミ。巴マミよ。」
杏子「え?」
マミ「え?」
杏子「マミ?」
マミ「え?杏子って。え?」
マミ杏子「「えー!!!」」
どうして今まで気付かなかったんだw
そしてマミさん、その頃からそっちの気があったのね
そりゃ「さくら」「ともえ」だけだと名前にも見えるけどさw
まどマギの5人は全員名字が名前みたいなんだよな
巴マミ
佐倉杏子
暁美ほむら
鹿目まどか
美樹さやか
名前感じなの杏子だけなんだな
未来はそういうものなのか…
巴杏子か、佐倉マミか
テレポートとか使えそうな名前だな
巴家に杏子が婿入りするんじゃないかな
>>271 ネットのオフ会で雪山行ったらぶっ殺されそうな名前だな(@金田一の電脳山荘)
マミ「杏子!そっちに複数の魔獣がいったわ!」
杏子「囲まれたか。…へ、周囲を囲んだ位で!いい気になってんじゃ、ねえ!」
槍が多節棍に姿をかえ、杏子の周囲を凪ぎ払う。
崩れてゆく魔獣。
マミ「!」
スタスタ
杏子「へ、口ほどにも…あいた!何すんだよ、マミ!」
近寄ってきたマミは、杏子にげんこつを落とす。
マミ「名前!」
杏子「はぁ?」
マミ「必殺技の名前!叫ばなくちゃだめよ!」
杏子「んなもんねえよ!」
マミ「あの技は《神槍・回天》でしょ?自分でいったじゃない!」
杏子「…いや、マジで記憶にないんだけど」
マミ「…ケーキ。」
杏子「!」
マミ「私、杏子が技の名前を言うまで、ケーキを焼いてあげませんから。」
杏子「!」
マミ「ふん。」
杏子「マミ!マミさん!それだけは!次は絶対叫ぶから!」
マミ「…魔槍。」
杏子「はぁ?」
マミ「次の戦いでは、《魔槍・至高の薔薇(ハイローゼス)》、が見たいわ。」
杏子「わかった!わかったから!次は絶対やるから!だから今日のお茶会は開いてくれ!
お前のケーキ食べるの楽しみにしてたんだぞ」
マミ「本当かしら。」
杏子「あたしは食べ物に関しては嘘はつかないぜ」
マミ「うふ。仕方ないわね。じゃあ、私の部屋でお茶会しましょうか。でも、次はわかってるわね?」
次の日。
河川敷で一人槍をふるう杏子の姿があった。
杏子「…なんてしても今夜までに完成させなきゃ。魔槍!ハイローゼス!」
槍をふるう度に薔薇の花が散る。
実際花が散っているわけではない。
魔法少女につきものの、エフェクトである。
それを遠くから見つめる、キュゥべぇとほむら。
ほむら「すごいわ。槍を操るだけで、あれほどのレベルの高い薔薇のエフェクトを発生させるなんて」
キュゥべぇ「杏子の固有スキルは幻術魔法だったからね。」
ほむら「初耳よ。今までそんなの見せた事、なかったのに」
QB「彼女は絶望することで固有スキルを失っていたからね。
どうゆう理屈かはわからない。だけど杏子は再び幻術魔法に目覚めたみたいだね」
ほむら「…巴マミとの。巴先輩との友情が絶望に沈んだ杏子を救いあげたのね」
杏子(くそ!まだだ、こんな程度じゃ、マミのやつ、きっとへそを曲げてケーキ焼いてくれない!)
これはひょっとして尻に敷かれる旦那の姿なのでは
そしてマミさんはよく出来た女房なのでは
>>282 このままだと杏子のイメージが薔薇にw
>>283 普段はまさにそんな感じなんだろうねw
でもきっと肝心なときは杏子がマミさんを守ったり支えたりするんだろうなって思う
なんというか持ちつ持たれつ、バランスいいよね、この二人
受けとか責めとかが状況によって入れ替わる、すばらしい
そして、その夜、魔獣戦
杏子(よし、今だ)
杏子「魔槍!はいろーぜ…いた!」
マミ「杏子!?危ない!ティロフィナーレ!」
崩れる魔獣。
杏子「ひたた、ひたはんだぁ(いたた、舌かんだぁ)」
マミ「だ、大丈夫?」
杏子「もまえのへいらぞ!なまえさけびゃへるはら!(お前のせいだぞ!名前叫ばせるから!)」
マミ「そ、それくらい、なめたら治るわよ」
杏子「じびゅんのひたをなめれぇるゅはひゅないだろ(自分の舌を舐めれるわけないだろ!)」
マミ「う」
杏子「にゃめる!ばにゃ!(やめる!ばか!)!」
舌をぺろ、と出す杏子。
その舌には大きな歯形がついていた。
マミ「え?」
杏子「え?」
杏子(何でそんなに驚いてるんだ。あたしが技叫ぶのやめるっていったのがショックだったのか?あんなにうつむいて。)
マミ(『にゃめる、ばにゃ(舐めろ、ほら!)』ですって?!そ、それって。でも、杏子怒ってるし…。やるしか!ゆ、勇気を出すのよ、巴マミ!)
杏子(お、顔をあげた…って!?顔近い!あ)
杏子「んっ」
マミ「んっ」
ぺろっ。ちゅぱちゅぱ。
やめる→舐めろって、マミさんwww
急接近ktkr
けしからん
続けたまえ……いや続けてください
つきだした杏子の舌を舐める、マミ
杏子「んんんっ」
(ま、マミのやつ、なにやって!…マミの舌、柔らかいな…)
マミ「んっんっ」
マミ(ううう、恥ずかしいわ。杏子ったら、こんな事させるなんて!…杏子の唇に触れちゃいそう、このままじゃ、キスしちゃう)
杏子(舌の痛みが、ひいていく。…気持ちいい)
マミ(あ、頭がぼうっとしてきた…。)
マミの肩をつかみ、引き離す
杏子「ぷはっ。…マミ。」
マミ「杏子、舌の怪我治った?…杏子?」
杏子が肩にかけた手を引き寄せ、マミの体を近づけてゆく。
マミ「…え?え?」
マミ(き、杏子?!か、顔近い!)
力が強い。逃げようと咄嗟に体を捻るが、逃げだせない。
ほむら「…何してるの?」
マミ杏子「「!?」」
杏子「ほ、ほむら!?」
マミ「あ、暁美さん!?いつから!?」
ほむら「ついさっきからよ。杏子が河川敷で魔槍ハイローゼスの練習をずっとしていた時からかしら」
杏子「朝からかよ!?」
ほむら「面白いものを見せてもらったわ。ところで今キスしようと…」
マミ「杏子、あなた必殺技の練習をしてたのね!?」
杏子「か、勘違いすんなよ!…お前のケーキを食べたいと思っただけなんだからな!」
マミ「必殺技は失敗したけどね。うふふ。」
杏子「失敗じゃねえ、舌をかんだだけだ!」
ほむら「ああ、だからキスして舌を鍛えようと…」
マミ「し、仕方ないわね、今日はおまけで合格にしてあげるわ。私の部屋でお茶会しましょう。あ、暁美さんも一緒に。」
ほむら「遠慮しておくわ。だって、部屋でさっきの続きをすr」
杏子「お、おう、ほむらが来ないなら、その分あたしにくれよ!」
マミ「うふふ、食いしん坊ね♪」
ほむら「…ごまかしてる?(ニヤ)」
マミ杏子「「///////」」
こ、この寸止めお預け状態は……
マンションに帰ってから歯止め効かなくなりそうな悪寒w
しかしマミさん天然すぎるw
天然マミさんに振り回されてドキドキしっぱなしの杏子か……
杏子のスイッチが……
ほむほむがこなかったらマミさん食われてたな、性的な意味で
マミの部屋
マミ「ただいま」
杏子「ただいま。いやあ、今日は疲れたなあ」
マミ「今日は朝から練習してたんだったわね、お疲れ様。今紅茶を出すからね。」
杏子「ああ、それとケーキな、ケーキ♪」
マミ「はいはい♪」
紅茶とケーキを運んできて、席にすわるマミ。
マミ「お待たせ。きゃ?」
杏子「お?」
突如真っ暗になる部屋。
杏子「なんだ、停電か?」
マミ「な、なのかしら。えっと、懐中電灯とか蝋燭とかあったかしら…」
立ち上がり、明かりになるものを探そうとするマミ。
マミ「えっと…きゃ!」
だが、バランスを崩し転びそうになる。
杏子「おっと」
受け止める杏子。
杏子「大丈夫か?目が慣れるまでは動き回らないほうがいいぜ」
マミ「そ、そうね」
杏子(お、思わず抱き締めちまった!華奢な体してるな、ちゃんと飯くってんのか?でも胸はでかいしな…)
マミ(うーん、まだ電気つかないのかしら…。そうだ)
マミ「魔法で明かりをつければいいだけよね」
杏子「あ、ああ、そうだったな。だったら」
杏子のソウルジェムが明るく輝き、そして色とりどりの花が部屋をうめつくす。
杏子「あたしの固有スキル、《幻惑》、さ。」
マミ「綺麗…」
杏子「おっと、触るなよ。ただの幻覚だからな、簡単にきえちまう。所詮、ただのイミテーションだ」
マミ「…でも、あなたと一緒に見て、綺麗と思うこの気持ちは偽物ではないわ。」
杏子「//////」
杏子(どうしてそんな恥ずかしい事を平気で言えるんだ?!)
マミ「杏子?顔が真っ赤よ?」
杏子「な、何でもねえよ!」
マミ「杏子?」
杏子「な、なんだよ」
マミ「…そろそろ、離してくれないかしら。恥ずかしいわ。」
杏子「あ、あ!わりぃ」
マミ「うふふ。ごめんなさい、私も魔法を使いたくて。」
杏子「?」
色とりどりのリボンが、部屋を飾ってゆく。
杏子「おー。」
マミ「うふふ、こうするともっと綺麗でしょ?さあ、お茶会を再開しましょうか。紅茶が冷めてしまうわ。」
ほむら「…せっかく停電までしてお膳立てしたのに。押し倒すくらいできないなんて、まだまだお子様ね」
QB「ねえ、ほむら、そろそろ僕もマミの部屋に入っていいかい?」
ほむら「だめ。」
QB「…わけがわからないよ(泣)」
杏子、ロマンチスト過ぎるw
ほむほむもキューピッド過ぎるw
マミマミあんあん!
これはふたりが性的な意味で結ばれるまでつづけてもらう必要があるな
マミ「ねえ杏子、今度は私も一緒に必殺技の特訓するわ!」
杏子「ま、まだ諦めてないのかよ、あれはだな…」
マミ「うふふ。もう、杏子ったら♪
…ふぁぁ、何だか眠くなってきちゃった。そろそろシャワー浴びて寝るわね」
杏子「おう。…何であんなに必殺技にこだわるんだよ、マミのやつ。もっとこう、他の話題でもりあがる予定が…」
ソレニハオヨバナイワソレニハオヨバナイワ
杏子「お、ほむらからメールだ。何々?」
バスルーム
マミ「らーらー、らららー♪」
体を洗うマミ。
と、がらら、と突如入り口が開け放たれる。
マミ「きゃ!?き、杏子!?」
杏子「ん?あ、マミ、もう少しそっちよけて?」
マミ「うん。って、そうじゃなくて!私、まだ入ってるのに!」
杏子「ばかやろう!一緒に入れば水道代が節約できるじゃねえか!」
マミ「は、はい!?」
マミ(…杏子の癖に正論だわ)
杏子(さりげなくばかにされた気がした。…それより、ほむらからのメールだ。
一緒のお風呂に入って背中でも流してあげれば必殺技がどうとかうるさくいわなくなる、と書いてあったが…)
すぐ隣にはマミの裸。
舌舐めと、抱き締めた時の感触が蘇る。
杏子(いやいや、女同士だ、何を恥ずかしがる必要がある。ほらみろ、マミなんて堂々としたもんじゃ…)
マミ「き、杏子。こっちみちゃだめよ?」
杏子(めちゃくちゃ恥ずかしがってる!)
杏子「せ、背中でも流してやるよ」
マミ「いいわよ、自分でできるわ」
杏子「遠慮すんなって!」
マミ「いいってば…きゃあ!?」
タイルで足を滑らし、転倒する。
杏子「いてて…」
むにゅ
マミ「あっ」
右手に、柔らかい感触。
杏子「うわぁぁぁ!?」
マミ「きゃぁぁぁぁ?!」
そして。その夜はマミも必殺技の事をうるさくはいわなかった。
マミ「あなたって人は!あなたって人は!ぐすっ」
…かわりに、夜遅くまでマミに泣きながら説教された。
ほむら「何をやっているの!佐倉杏子!ぎりっ」
QB「ねえ、ほむら、そろそろ…」
ほむら「だめ。」
QB「マミぃぃぃ(泣)」
ほむほむめ…一体何を企んでいるんだ!!
まど神「ほむらちゃん、頑張って!」
杏子「マミさんすいませんマミさんすいません」
マミ「もう、わかればいいのよ。もう、あんな、えっちい事をしてはだめよ?」
杏子「はーい」
マミ「もう。仕方ないわね。…あとは。」
杏子「ん?」
ほむら「次はどの手で…」
QB「ねえ、ほm」
ほむら「だめ。」
モウナニモコワクナイモウナニモコワクナイ
ほむら「え?巴マミからメール?」
マミ『そんな所じゃ寒いでしょ?あなたもいらっしゃい♪…色々聞きたい事もあるし♪』
ほむら「…!!まどか…私、もう…」
QB「ほむら、顔が真っ青だよ。」
着信が一々吹くwww
マミ「もう。何のつもりか知らないけど、女の子があんなビルの屋上で覗きなんて趣味が悪いわよ?」
結局ほむら、キュゥべぇも加わり、お茶会二次会。
ほむら「…ケーキ、美味しい。…懐かしい味。」
マミ「?」
ほむら「私は、まどかと幸せになれなかった。だから、巴先輩には幸せになってもらいたかったの。」
ほむら「…ありがとう、暁美さん。私、あなたや杏子、それに、美樹さん。
あなた達に出会って、とても幸せよ。」
杏子「…」
マミ「私ね。本当は泣き虫だから。
いつももベッドで、つらいよさみしいよ、って泣いていたの。
でも、みんながいて、私、もう何も怖くない。」
杏子「マミ、あたしっ!」
QB「ねえマミ、ケーキおかわり!」
マミ「あらあら、キュゥべぇったら♪生クリームがついてるわよ?」
ぺろっ
キュゥべぇの顔を舐める。
QB「マミ、ありがとう♪」
杏子「…!!」
マミ「杏子、今何かいった?」
杏子「(がつがつがつ)あたしもケーキおかわり!」
ほむら(わざと顔に生クリームをつけるなんて、成長したわね、杏子。)
マミ「もう!杏子、女の子なのに行儀が悪いわよ!」
杏子「あ、いや、生クリーム…」
マミ「ちゃんと拭いておかないとだめよ?」
杏子(ションボリ)
なにこれ和む
くそっかわいすぎる最高だ
凄い、何と言う良スレなんだここは♪
ほむら「すー」
マミ「あら、暁美さん、寝ちゃったわね。杏子、お布団に運ぶの手伝ってくれる?」
杏子「ああ」
マミ「よいしょ。ふふ、よく寝てるわね。私達もそろそろ寝ましょうか。
あなた用のお布団は暁美さんが使ってるから、今用意するわ。」
杏子「…はっ!」
杏子(ここで布団を断れば、一緒に寝るフラグたつんじゃ!)
杏子「ま、マミ!」
マミ「お待たせ、杏子」
杏子「はや!?」
マミ「へ?それじゃあ、おやすみなさい、杏子。また明日ね。」
自室に戻り、ベッドに入るマミ。
マミ(…さっきまで楽しかったせいか。急にさみしくなってきちゃった。
すぐ隣の部屋にはみんないるのにね。)
ガチャ
マミ(え?!)
ベッドに近づく影。
杏子「マミ、少しそっちよけて」
マミ「き、杏子?ちゃんとあなた用のお布団も用意を…」
杏子「…ひとりぼっちは、さみしいだろ?」
マミ「な、何を言って…。」
杏子「素直じゃねえな、さみしくて泣いてると思ってきてやったのに」
マミ「…」
杏子「じゃあ、あたしがさみしいからって理由でいいよ。一緒に、寝ようぜ」
マミ「き、杏子〜!ふぇぇぇぇん」
杏子「だ、抱きつくな!理性がなくなる!じゃなくて暑苦しい!」
マミ「…本当はさみしかったの。ありがとう、杏子。」
杏子「泣くなよ、今日は朝まで一緒だ。」
マミ(こんなに幸せな気持ちで眠るのは初めて。もう、何も怖くない)
そして。
マミ「あああ!目覚ましとめたの誰!?」
杏子「もう朝?マミ、もう少し寝かせて…むにゃむにゃ」
マミ「朝どころか、もうお昼よ!学校さぼっちゃったよぉ!」
朝チュンどころか昼チュンかよ!?w
「寝かせてくれなかったんだよ言わせんな恥ずかしい」
目覚ましとめたのほむほむかw
あ、ほむほむはこっそり自分だけ登校したのかw
その日の朝。
QB「ふあああ。おはよう、ほむら。」
ほむら「…う〜まだ眠い…」
QB「僕、マミを起こしてくるよ」
ほむら「…はっ!待ちなさい!私が行くわ!」
QB「?」
マミの部屋前
ほむら「…ゆうべはどれだけ乱れたのかしら。うふふふふ」
QB「…ほ、ほむら?」
ガチャ
ほむら「む」
そこには、手を繋ぎ、抱き合って眠る二人。
QB「仲良さそうに寝ているね」
ほむら「私が望んでいたのはこんなものじゃないわ!もっとこう、くんずほぐれつ…」
QB「ほ、ほむら?」
ほむら「…ここは私の戦場じゃないわ。…やり直し。」
目覚まし時計を止める。
QB「ほむら!目覚まし時計をとめたらマミが遅刻しちゃうよ。マミ、皆勤賞狙ってるのに!」
ほむら「うふふ、かつての私は時を停める能力があったのよ。時計を止めるくらい、造作もないわ。
…さあ、学校いきましょ」
このQBマミさんのこと大好きだなw
これは退廃的な昼下がりフラグ…
杏子「だからあたしは目覚まし時計なんか止めてないって…泣くなよ、マミ…」
マミ「だってだって、雨の日も風邪の日も、創立記念日も、ワルプルギスの夜の日も、毎日毎日通って、皆勤賞狙ってたのにぃ」
杏子(意外と子供っぼいよな…)
杏子「それよりあたしお腹すいたんだ、何か作ってくれよ。」
マミ「…。確かにお腹すいたわね。でも食材使いきっちゃって、何もないのよね。あら、何故かこんな所にチラシが。」
杏子「どれどれ。宅配ピザのチラシか」
マミ「そうね、お昼はピッツァでも取りましょうか」
杏子「お、ピザいいねえ」
マミ「ええ、たまには宅配ピッツァで家事を手抜きしてもいいわね、うふふ」
杏子「…」
マミ「…」
杏子「ピザ。」
マミ「ピッツァ。」
そして
QB「何かベッドがギシギシ音を立ててる。マミ、起きたの?…マミ!?」
マミのベッドの上。そこには、激しく動く二人の姿。
QB「た、大変だ、ほむら!すぐ戻ってきて!マミと杏子がベッドの上で!お互い服もはだけちゃって!」
ほむら「キター?!すぐ行くわ!(覗きに!)」
マミ「イタリア料理なんだからピッツァに決まってるでしょ!!」
杏子「宅配ピッツァ(笑)とか言わないだろ!日本人なをだからピザだ!」
ピッツァwwwwwwwww
このほむほむと友達になりたい
もどかしいマミ杏は至高だな
ベッドの上で激しく息をはく二人。
杏子「…やるな」
マミ「…あなたもね。」
見つめあう。
杏子「はははっ」
マミ「うふふっ」
つまらない事で取っ組み合いの喧嘩をしていたのが、おかしくてたまらなくなり、自然と笑いがこぼれる
杏子「ごめん」
マミ「ごめんなさい」
素直にでる謝罪の言葉。
杏子(…よくみたら。)
取っ組み合いのせいで、マミを押し倒すみたいな格好になっている。
マミの上半身ははだけてしまい、胸は半分以上露出してしまっていた。
杏子(なんつうエロさ…)
マミ「み、見ないで」
視線に気がつき、マミが恥ずかしそうに目をそらす。
杏子(おい!こいつ、可愛すぎるじゃねえか!)
マミ「き、杏子?」
杏子の顔が近づく。
もう少し近付けるとキスしてしまいそうな距離まで接近する顔。
お互いの吐息がくすぐったい。
マミが目を閉じた。
320 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 03:53:05.48 ID:k/+XbyH0O
これは・・・
杏子(これって、いいって事だよな!な!な!)
マミ「…だめ」
杏子「え」
杏子(ここまできて駄目って!)
マミ「…キュゥべぇが、見てるから」
杏子「え」
QB「きゅっぷい?」
気がつくと、キュゥべぇがすぐ横で見つめていた。
杏子「うわぁ!?」
急に我にかえる。
杏子(あ、あたし何でマミにキスしようだなんて!あは、あはは。)
友達の一線こえるとこだったぜ。
杏子(今キスしようとしたのはただの気の迷い、うん!)
顔をブンブンとふり、邪念を吹き飛ばす。
杏子(マミのやつがちょっと可愛すぎるだけで、プリプリの唇をちょっと味わってみたくなっただけで、やましい気持ちなんてこれっぽっちもなかった!うん!)
杏子「そもそも友達なんだから仲直りのちゅーしようとするくらい、普通だし!」
あまり成功していなかった。
ついでに声にでていた。
マミ「杏子。」
杏子「え」
マミの顔が近付き。頬に感じる、柔らかな唇の感触。
杏子「あ、あ!?」
完全な不意討ち。
マミ「これで仲直り、ね♪」
杏子「あ、ああ」
マミ「じゃあ、お腹すいたし、『ピッツァ』注文しましょ♪」
杏子「あ、ああ」
マミの唇が触れた、頬に手をあてる。
唇に限りなく近い、左頬。
杏子「あたし、『ピッツァ』好きなんだ」
いまは、ここでいいか。
少し、二人の距離が、縮まった気がした。
QB「ねえマミ、僕にも。」
マミ「うふふ。はいはい」
杏子「!?」
んちゅー。
キス。しかも唇と唇!
杏子(ま、負けた…?!)
マミ「き、杏子?!どうして泣いてるの!?」
一方、遠くから見つめるもうひとり。
ほむら「…学校抜け出して見に来たのに、キュゥべぇとマミのキスじゃない!」
くぅうぅ・・・何というじれったさ!たまらん!
『ピッツァ』が好きになった杏子とか・・・(・∀・)イイ!!
なんだこの可愛らしくじれったいほのぼのした雰囲気はw
素晴らしすぎて鼻血でそうですわ
そしてほむほむwww
ほむら「あの二人をくっつけるいい方法は…。む。」
マミ「はい、それでお願いします。杏子、ピッツァ注文したわよ」
杏子「はやくこねえかなぁ、腹へって死にそうだ」
マミ「うふふ。食いしん坊さんね。」
イジメラレッコノハッソウネイジメラレッコノハッソウネ
マミ「あら、電話。非通知ね、誰かしら。もしもし?」
??「すいませんピザ屋ですけど」
マミ「…ピッツァ屋さんね♪」
?「ひっ!?あ、はい、ピッツァ屋です。あの、先程伝えるのを忘れてまして」
マミ「あら、何かしら」
?「今、カップルキャンペーンやってまして、ピザ…ピッツァを届けた時にカップルでキスしてくださったらお得なサービスが…」
マミ「あら、残念、でも私達カップルじゃないから無理ね。女の子同士だし」
ガンッ!
マミ「き、杏子!?どうしたの、テーブルで頭をぶつけたの?!」
杏子「ナンデモナイ」
?「あ、大丈夫です、女の子どうしのカップルは大好物なので、キスさえしてくれたら大丈夫よ。」
マミ「困ったわね、恥ずかしいからそんな事できないわ。それにどんなサービスかわからないし」
?「ピッツァをさらにもう一枚プレゼントよ。」
マミ「ピッツァを二枚?そんなに食べれないわ。」
?「断られたら、ピッツァが一枚無駄になっちゃうわ。
もう作ってるのに、『食べ物を粗末』にしちゃうわ」
マミ「そんな事を言われても…きゃっ!?」
杏子「食いもんを粗末にしてんじゃねえ!今すぐもってこい!キスだろうがちゅーだろうがやってやろうじゃねえか!」
ガチャン
杏子「へ、おとといきやがれ!」
マミ「き、杏子!どうするのよ!」
杏子「き、キスくらい、見せてやればいいじゃないか、さっきも頬っぺにちゅーしたし…」
マミ「私とあなたはカップルじゃないのに、騙すみたいな事、私にはできないわ!」
ガチャン!
マミ「ああ、杏子!またテーブルに頭をぶつけてどうしたの?!」
杏子「なんでもねー…」
マミさんもうわざとやってるだろw
天然マミさんと振り回される杏子いいねw
というかほむほむの情熱が半端ないw
あんこ前途多難だなw
くじけずにおしたおすまでがんばってほしい
ほむほむいい仕事してるなぁw
10話放映時、発狂射殺で以後敵対関係が懸念された
(そう煽る流れがあった)のを見ると、今の状況は本当に進歩したよなあw
>>332 むしろここはあのネタで二人の距離をさらに縮めようとか考える猛者ばかりです
マミ「もう、こんなにおでこ腫れちゃって…。女の子なんだから顔を傷つけたらだめよ?」
杏子「うるせーなぁ…はっ!」
杏子(なめとけば治る、といったらまた舐めてくれるんじゃ?)
杏子「これくらい、舐めれば治る♪」
マミ「なんでそんなに嬉しそうなの!?頭を打ったから?」
杏子「いや、そうじゃなくて、おでこ…。な、舐めとけば、治るって」
マミ「あなたも舐めれるの?」
杏子「へ?」
マミ「キュゥべぇも、自分のおでこ舐めれるのよ。」
杏子「なっ!」
QB「マミ、杏子はどうしちゃったんだい?」
マミ「それが、絶対おでこを舐めてやるって言って…」
杏子「ぐぬぬぬぬ」
必死に舌を伸ばす杏子。
QB「こんなみたいに?(ぺろっ)」
キュゥべぇはマミのおでこをぺろっと舐める。
マミ「きゃ、くすぐったいわ。私のおでこじゃなくて、自分のおでこよ」
QB「えへへ、間違えちゃった」
マミ「うふふ」
杏子「ぐぬぬぬ!?(き、キュゥべぇ!?)あだっ!?」
マミ「き、杏子!どうしたの?!」
杏子「ひ、ひたふったぁ(し、舌つったぁ)」
マミ「きゃー!?」
トモエマミハシアワセネトモエマミハシアワセネ
マミ「あら、暁美さんからメール。『舌をつった時は患部を誰かが舌でマッサージしてあげるのが効果的らしいわ』ですって!待っててね!」
杏子「!!」
ピンポーン
QB「あ、ピッツァ屋きたみたいだ、僕が出ておくよ」
マミ「んっ、ちゅ(待っててね、杏子、今助けるわ。)」
杏子「ふぁっあっ!(また舌舐めキター!)」
唇がギリギリ触れないように杏子の舌を舐めるマミ。
杏子(あと少しなのに…もう我慢できない!)
マミを抱きしめ、唇を押し付ける。
いや、押し付けようとした時。
ガチャ。
ピザ屋「お届けにあがりまし…」
そこには舌をなめあう少女の姿。
マミ「」
杏子「」
ピザ屋「…あの、お邪魔でした?」
飛びはねるように離れる二人。
マミ「んっ!あ、あ、こ、これは…チラっ(杏子、なんとかして!)」
杏子「か、カップルだからキスしようとしてただけだ!
さっさとピッツァもう一枚おいていけ!な、マミ!な!」
マミ「え!?あ、そうなの!カップルキャンペーンやってるからなんです!」
ピッツァ屋「…あ、あの何の事ですか?」
マミ「え」
杏子「え」
ピザ屋「え」
そして、そんな顛末を後ろから隠れて眺める少女の姿。
ほむら(う、うかつだったわ!まさかピザが届く前にすでにあんな状況になってたなんて!未遂?しちゃった!?見たかったのに!)
今回もダメだったのかwww
キスはまだなのに舌を舐めあうのは経験済みとか、なんてレベル高いんだ……
杏子「あー、食った食った♪」
マミ「気持ちいい食べっぷりね♪」
杏子「だな、ピザとか」
マミ「…ピッツァ」
杏子「…ピッツァとか食ったの久しぶりだったけど、こんなに美味しい食い物だっけ?」
マミ「うふふ」
杏子「ああ、そっか。お前と一緒に食ってるからかぁ」
マミ「えっ。」
杏子「ん?顔赤いぞ」
マミ「もう。」
マミ(…時々、急にドキドキする事を言うんだから。)
マミ「今度は私もピッツァ焼いてみようかしら…。でも、まだ経験無いのよね。」
杏子「だったら、初めてのはあたしが食ってやるよ。失敗して不味くてもちゃんと平らげてやる」
マミ「もう、失敗なんかしないわよ!このピッツァより美味しいものを作ってみせるわ!」
杏子「あはは、楽しみにしてるぜ?」
ほむら「初めてを…食う!?」
QB「…ねえ、ほむら、なぜ部屋に入らないのかい?」
ほむら「あの甘い空間を邪魔できないわ!」
QB「じゃあ僕はそろそろ中に…」
ほむら「だめ。」
はじめてを食うwww
杏子「さて、腹も膨れたし、買い出しに行こうか。今夜のおかず」
マミ「もう、あなたの頭のなかは食べ物ばかりなのね」
杏子「そ、そんな事ないぜ?例えば、買い出しのついでに魔獣を探したりさ」
マミ「本当に?うふふ」
杏子「へへ」
街を歩く二人。
マミ「今日は瘴気が薄いわね」
杏子「たまにはこんな日もあっていいさ。魔法少女の休日、さ」
マミ「そうね。あら?あの子」
目の前にいるのは幼い少女。
親を探しているのか。涙を流しながらキョロキョロしている。
マミ「迷子かしら、杏子…あら?」
杏子「食うかい?なーにメソメソしてんだ、迷子か?」
子供をあやす杏子。
泣いていた少女は少しすると泣き止み、笑顔を浮かべていた。
マミ「…うふふ♪」
杏子「待ってろ、今あたしが…」
マミ「杏子、その子の親を見つけたわ、ここから北に200メートルほどよ。」
杏子「え?」
マミ「リボンを周囲に展開して探していたの。必死に子供を探している大人がいるわ。きっとその子の親よ。」
杏子「お前にはかなわないなあ」
そして。
二人並んで帰り道を歩く。
今夜の瘴気は薄い。魔獣もきっと現れないだろう。
マミ「あの子の親、とても感謝していたわね。」
杏子「あたしは何もしてないぜ?見つけたのはお前だ」
マミ「あら、私は見つけただけよ?あの子の、寂しい気持ちを拭い去ったのはあなたの力よ。」
杏子「へへ、買い被るなよ」
マミが杏子に肩をよせる。
マミ「そう?とても素敵だったわよ?」
杏子「昔のあたしなら、あんな風にはできなかったよ。あたしを変えたのは、お前と、…だ。」
マミ「…いい子だったものね、あの子。」
二人の表情が、曇る。
マミ「こんな楽しい日々も、いつか消え去ってしまうのかしら。」
杏子が、マミの手を握る。
杏子「あたし達、魔法少女の結末が。円環の理に導かれて消え去るさだめだとしてもさ。」
マミ「杏子?」
杏子「あたしはその日まで、必死に生きる。死ぬまで生きる。」
マミ「…。」
杏子「だから約束するぜ。お前にさみしい思いは、絶対させない。ずっと一緒だ。」
杏子が、笑顔を浮かべる。
マミ「ありがとう。私、あなたのそういう所、好きよ。」
杏子「え」
マミ「さ、早く帰りましょう♪」
駆け出すマミ。
杏子「あ、おい!まって!」
ほむら「鼻血が出るくらい甘いわね…」
QB「ねえ、僕達も帰ろうよ」
ほむら「だめ。」
QB「わけがわからないよ…」
あんこちゃんかっこいい
すごくあまあまです……
そしてナチュラルに監視を続けるほむと被害者QBw
受け流しかたの華麗さがとってもマミさん
寸止め!またしても寸止め!ええいまどろっこしいもっとやれ!w
マミの部屋。帰宅する二人。
マミ「ただいま。」
杏子「たっだいま〜」
マミ「ふふ。お帰りなさい。」
杏子「うーん、腹へったけど、晩飯には少し早いか」
マミ「そうね、ならクッキーでも食べる?」
杏子「お、食べる食べる!」
マミ「うふふ、食べ過ぎてはだめよ?晩御飯が食べられなくなっちゃうから」
杏子「わかってるって。マミも座れよ、お前も疲れただろ?」
マミ「うん、でもクッキー食べるなら紅茶がなくっちゃ。今淹れるわ。」
杏子「なら、たまにはあたしがいれてやるよ。」
マミ「えっ!?」
杏子「なんだよ、嫌なのか?」
マミ「だって、食べ物を無駄にしてはいけないでしょ?」
杏子「…お前は薔薇の花みたいだ」
マミ「えっ、え?と、突然、どうしたのよ(ぽっ)」
杏子「言葉に刺がある」
マミ「む〜」
杏子「みてろよ、絶対うまいって言わせてやる!」
マミ「うまい♪」
杏子「うまいって言ったらあたしの言うこと何でも一つ…ってもう言った!?」
マミ「今の、薔薇の例えがうまいなって♪
で、杏子は、私に何をさせたいのかしら?」
杏子「な、何でもないっ!紅茶いれてくる!」
杏子(くそ、マミのやつめ!みてろよ、絶対ギャフンって言わせてやるぜ)
ひっひっひ、と笑う杏子。
杏子(こんな事もあろうかと、練習に練習を重ねていたんだ)
杏子「お待たせ、マミ。」
マミ「ありがとう。いただくわね。」
杏子(どうだ、さあ、うまいっと言え!)
マミ「…とても優しい味。
いれてくれた人の想いがつまっているのね。
」
杏子「え?」
マミ「この紅茶は例えるなら初恋の味ね。爽やかで、可愛くて。」
杏子「い、いや、あの」
マミ「好きよ、杏子。」
杏子「あ、あたしも…」
マミ「…この味。ありがとう、杏子。さっきはからかってごめんなさい。」
杏子「へ?あ、ああ、紅茶か!」
マミ「どうしたの?」
杏子「な、何でもない!」
マミ「あ、わかった」
杏子「え!?あ、あの!」
杏子(やっぱり告白?!)
マミ「うまい♪かしら」
マミがいたずらに微笑む。
マミ「…じゃあ杏子、私は何をしたらいい?」
俺も初恋の味の紅茶飲んでみたい
マミさん小悪魔すぎる
349 :
sage:2011/06/09(木) 22:17:07.25 ID:q2M29bsD0
唐突なんですが杏子×マミのエロ小説書き起こしてみたんですが、書き込んだら迷惑ですか?
初めての小説なんでちょっと感想が欲しくて……。
どっかのロダ経由のがいいかも
ソフトならここでも問題ないとは思うよ
>>350 なるほど
ありがとうございます
お尻ファックなお話なんでちょっとやめときます(^^;)
>>346 いいね〜こう天然なのかワザとなのかわからない所が
振り回されっぱなしの杏子もいい
でもマミさんってよく言われてるけど、人間関係を線引きしてる節があるから、
なかなか前に一歩踏みだせないって感じはするかも
余裕あるようにみえて、実は一杯一杯な人だし、ね
>>351 需要不足なんでリンクだけでも張ってくれるとありがたいな
>351お尻ファックで吹いちまったよ
おりこでまた絡みがありますように……
改変世界といい、おりこといい、最強話迎えてから始まりだしたコンテンツだよね、マミあんって
本編じゃ、ちょうど入れ替わりだったからな
10話で初共演したと思ったら一言の会話もなしにいきなり撃っちゃったし
おりこ二巻、このスレの住人は買った方がよさげだね
マジでか!
問題の10話挟んで、天国ネタで自家発電してた頃からすれば、
夢みたいな燃料投下だw
楽しみ。
おりこどうなんだろう
まぁ追ってる対象が最終的に交わるから杏子とマミさんは最終的に交わりそうな気はするんだけど
あと1巻で綺麗に終われるんだろうか
マミ「じゃあ、私は何をしたらいい?」
何でも一つ。
杏子(ノリで言ったとは、いえ…)
いざ、決めるとなると迷う。
き、キスして!とか…?
いやいやいやいや!
そんなの言ったら、仮にできても、その後の好感度は下がりまくりだろ!
マミ「杏子、そんなに迷わなくてもいいのに。うふふ。」
杏子「うーん」
だめだ!決まらない!
マミ「じゃあ、肩でも揉む?」
杏子「それはさすがにもったいない…」
それに、どうせなら揉む方がいい。
マミ「…何でも一つ、ね。思い出さない?杏子。」
杏子「そうだな。」
魔法少女の、願い。
マミ「私は、選ぶ答えが一つしかなかった。」
生きるために。
マミ「だから、きちんと考えてね、後悔しないように。」
杏子「あたしは選んだ答えが不正解で。」
…すべてを失った。
杏子「なんでも一つ、なんて言われても、本当に正しい答えを選ぶなんて、難しいんだよな。」
マミ「…。」
杏子「…だから、選ぶのが怖いのかもしれないな」
ほむら「何であんな重い空気になってるの!?
杏子、素直におっぱい揉ませろとか言えばいいのに!」
QB「…マミにそんな事を言ったら張り倒されるよ。」
ほむら「やはり私が動かないと駄目なようね…。」
佳境になってきたな
ここのほむほむ何だか好きだw
マミ「食器の洗い物かたずけてくるから、ゆっくりしていてね。」
杏子「ああ、さんきゅ。
結局晩飯食い終わっても決まらなかったなあ。
もう肩揉みでもいいか…」
ソレニハオヨバナイワソレニハオヨバナイワ
杏子「お、ほむらから電話」
ほむら「それには及ばないわ。悩んでいるようね、杏子」
杏子「お前、何故それを!」
ほむら「どうせなかなか決められない理由は、重くてシリアスな理由ではなくて」
杏子「む」
ほむら「キスさせろとかおっぱい揉ませろという勇気がないからでしょ?」
杏子「な、何を言ってやがる!」
ほむら「急がば回れよ、杏子。キスをするにもおっぱい揉むにも、前提条件を満たせばやり放題なのよ?」
杏子「!」
ほむら「新聞受けに映画のチケットを入れておいたわ。有効活用しなさい。
私が伝えたかったのはそれだけよ。さよなら。」
ツーツーツー
杏子(そうか。恋人になれば、キスだってしほうだいじゃないか。
え、映画に誘って雰囲気が盛り上がった所で告白…!)
マミ「誰かと電話してたの?」
杏子「マミ!お願い決まった!」
マミの肩をつかむ。
マミ「きゃっ!?」
杏子「付き合ってくれ!」
マミ「ええ!?」
杏子「何でも一つ、言うこと聞くんだろ?」
マミ「…もう、ムードないんだから。」
杏子「いいだろ?な!付き合ってくれ!」
マミ「…はい。私も、好きだから。」
杏子「そうか、マミも映画好きなのか。明日は学校休みだろ、早速行こうぜ!」
マミ「…え、映画?」
杏子「…あれ、あたし映画のこと言ったっけ?」
マミ「…。」
杏子「…。」
お互い真っ赤になる二人。
しばしの沈黙。
マミ「わ、私お風呂入ってくる!」
杏子「…。あ、おい、一人で入ったら光熱費がかかるだろ!まてって!」
ほむら「…なんかいきなりゴールイン寸前だった気がするわね。誤算だったわ。」
QB「…ほむら、お腹すいたよ。何か食べに…」
ほむら「だめ。」
ほむらがナイスキャラ過ぎるw
あんこちゃん動揺しすぎだw
371 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 09:57:01.40 ID:U/51ubfvO
なんたる・・・なんたる!
そして安定のQB
これは行くところまで行くしかないですね解説のほむほむさん!
なんてもどかしい!なんてもどかしい!
はやくくっつけばいいのに!!
唐突だけど赤青黄でジョー力石白木葉子なあしたのジョーが出来るんじゃないかと思った
ところでマミあん(重要)のお尻ファック小説はまだですか?
QB「何で駄目なの?目的は果たしたしご飯くらい…」
ほむら「何を言っているの?今からマミと杏子がお風呂に入るのよ!?」
QB「ほむらこそ何を言っているんだ…。マミぃ、お腹すいたよぉ(グゥ)」
脱衣場
マミ「チラ」
杏子「チラ」
マミ「き、杏子、早く脱いでよ…」
杏子「マミこそ、早く脱げよ…」
マミ「見られていると恥ずかしいもの…」
杏子「べ、別に見ねえよ、女同士なのに!」
少しムッとするマミ。
マミ「へぇ、見たくないんだ。」
杏子「あたりまえだろ。」
マミ「小学生の時はしょっちゅうスカート捲ってたくせに。(ボソッ)」
杏子「あ、あれには理由が!」
マミ「魔法少女コスチュームの時も覗いてなかった?」
杏子「それにも理由が…!ああもう、脱いでやる!」
男らしく脱ぐ杏子。女の子だけど。
マミ「…」
杏子「な、なんだよ」
マミ「引き締まって、素敵な身体ね♪」
杏子「なっ」
真っ赤になる杏子。
杏子「お、お前も早く脱げ!」
マミ「き、キャー!?」
マミの服を脱がす杏子。
露になるマミの身体。
マミ「やだぁ」
杏子「…ごくっ」
杏子(別に一緒に風呂に入るのは初めてではない、裸は何度も見たが…)
エロい!思わず凝視してしまう。
マミ「やーん、じろじろ見ないでぇ!」
お風呂場に逃げるように入るマミ。
杏子「あ、まてって!胸は見ないから!多分!」
マミ「ばか!エッチ!」
ほむら「映像が見えないのが悔やまれて仕方ないわ。やはり脱衣場にもカメラを…」
QB「…さすがにそこまでしたらマミに報告するよ。」
ほむら「…ケーキで手を打たない?」
QB「だめ。」
マミ杏覗きは改変世界でのほむらの娯楽かw
観察対象を失っても次の標的を即座に見つけるとは
……ほむほむ恐ろしい子
ほむら「…まどかは。いつも私のそばにいるから。」
だから、今は友達の幸せを見届けたいの。
QB「じゃあ今の君をみて泣いてるね…。」
耳に盗聴した内容を聞くためのヘッドフォンをしながら、望遠鏡を覗きこむ、怪しい女子中学生の姿がそこにあった。
というか、私だった。
ほむら「…ご飯抜きにするわよ。」
QB「…もう丸一日食べてないよ。マミぃ、お腹すいたぁ(泣)」
続きを…待ってるぞ
マミ「杏子、それ私のシャンプー!」
杏子「んあ?いいじゃん、ケチケチすんな♪」
お風呂場にて。
マミ「もう、あなたのシャンプーには名前書いているでしょ?せっかく杏子の髪質に合わせたシャンプーを…」
杏子「うん、いい匂いだ。へへ、マミの髪と同じ匂い。くんかくんか」
マミ「なっ(////)」
マミは杏子、と書かれたシャンプーを杏子の頭に振りかける。
杏子「ぶわ、何をすんだよ!?ギャー、シャンプーが目に!」
悶絶する杏子。
マミ「うふふ、私のシャンプーを使った罰よ♪」
杏子「やりやがったな!お返しだ!」
マミ「きゃっ!あー、それお気に入りのリンスなのに!」
リンスを大量にマミの顔や身体に振りかける。
杏子「ぎゃはははは!…はは?」
マミ「や〜ん。…どうしたの?」
マミの身体にかかった、粘り気のある乳白色の液体。
杏子「なんか知らないがエロチック!?」
マミ「ええ?!」
ほむら「あああ、映像が!映像が欲しい!」
QB「だめ。」
まどかは見放題だよねこれw
マイシャンプーが並んで置いてあるのっていいな
たしかに映像が欲しいw
(謎の白い液体)来たか
あんあんマミマミ派でしたが長考の末マミマミあんあん派になりました
拙い攻めを受け入れるあんこちゃんはマジ女の子ですね!
お風呂を上がる二人。
マミ「もう、ふざけすぎよ?杏子ったら。」
杏子「へへ、いいお湯だったなあ、マミ」
杏子(眼福だったし)
マミ「……あ」
杏子「おい、マミ?」
くらっとして、倒れそうになるマミ。
杏子「マミ!」
とっさに抱きしめる杏子。
マミ「…のぼせちゃったみたい、立ち眩みが」
杏子「待ってろ、すぐベッドに運んでやる。」
そう言って、マミをお姫様だっこする杏子。
マミ「きゃっ。」
杏子(マミのやつ、かなり顔が赤いな)
杏子「まってろ!」
マミ(…こんな時、頼りになるわよね。)
そして
マミ(…あ、私、寝ちゃって…?)
目を覚ますマミ。
杏子「お、目が覚めたか?」
杏子が心配そうに私を覗きこむ。
杏子「悪い、あたしが風呂でふざけすぎたから」
マミ「ううん。ありがとう、杏子。…かっこ良かったわ」
杏子「まだ顔が赤いな。今タオル取り返てやる」
マミ「ち、違うの、これは…」
がばっと布団をかぶる。
マミ「あら?」
ふと、自分の姿を見る。
きちんとパジャマを着ていた。
マミ「き、杏子?」
杏子「ん?」
マミ「わ、私にパジャマ、着せてくれたのね?」
杏子「あ、ああ。」
杏子の顔も赤くなる。
というか、口元が揺るんでいた。
マミ「は、恥ずかしいぃ」
杏子「べ、別に、風呂も一緒だったのに、いいだろ!」
マミ「それとこれとは違うわよ〜!」
杏子「だ、大丈夫、パンツはお前のお気に入りのピンクにしておいたから!」
マミ「な、何でそんなの知ってるの!?」
布団の中で確認。
マミ「本当にあってるしぃ!」
杏子「そっか、良かった」
マミ「ば、ばか!エッチ!」
でも。
マミ「…ありがとう。」
杏子「…へへ。まだ顔赤いな、今日は隣で布団しくよ。一緒に寝ると疲れるだろ。」
マミ(こんな事がなかったら一緒に寝るつもりだったのね)
おかしくて笑いがこぼれる。
マミ「…ううん。平気。一緒に、寝ましょ?」
QB「今日も一緒に寝るんだね。」
ほむら「…」
QB「ほむら?ほむら、鼻血が!」
ほむら「あ、甘過ぎて、危うく出血多量になるところだったわ。」
QB「ほむら、今日は帰ろう、君が心配だよ。いろんな意味で。」
ほむら「だめ。」
それはまだ今日が続くと言うことですかほむほむさん!
ベッドで、向かいあい、手を繋ぐ。
マミ「ねえ杏子?」
杏子「ん?」
マミ「私の裸、変じゃなかった?」
杏子「ぶっ」
マミ「お風呂でも、ずっと見てたでしょ?」
杏子「…」
マミ「パジャマも着せてくれたし」
杏子「…」
マミ「…私、胸が大きいの、気にしてて。」
杏子「へ、変じゃねえよ!」
マミ「本当?」
杏子「嘘なんかつかねえよ!すげえ柔らかかったし!」
マミ「…触ったの?」
杏子「あ!いや、ごめん、パジャマ着せてる時に…。」
マミ「うふふ。」
杏子「わ、わざとじゃ…」
マミ「触ってみたい?」
杏子「は、はぁ!?」
杏子(な、何を言ってるんだ!?)
マミ「…ねえ?」
杏子「さ、触り…」
マミ「すぅ…」
杏子「って寝てるし!」
杏子(ああもう!なんか眠れねえ!?)
ほむら「杏子、マミは誘ってるのよ!行きなさい!」
QB「zzzz」
ほむら「寝ないの!」
QB「もう許して…。マミぃ!(泣)」
このQBは嫌いになれない
>>394 つまらん、ここまで来てただのマスコットになり下がったか
朝。
マミ「…う…ん。」
目を覚ますマミ。
目の前にいる、少女はまだ眠っている。
マミ「うふふ。」
いつもは朝が弱くて、起きてもしばらくうとうとしているのだけど。
くかー、くかー、と寝息を立てる少女の顔を見つめていたら、不思議と笑みがこぼれ、目が覚めた。
杏子「ん…」
マミ「おはよう、杏子。」
杏子「ふあ。はよ…マミ。」
マミ「まだ眠そうね、杏子。」
杏子「夕べあんま寝れなかったんだよ…」
マミ「も、もしかして私、いびきとかしてた?」
杏子「いや…。何でもない」
マミ「今、朝食を用意するわね。パンでいい?」
杏子「ふぁぁぁ。うん、パンで…」
マミ「待ってて。たまにはベッドで食べましょう」
そして、20分ほどして。
マミ「お待たせ♪」
杏子「遅いぃ、腹ぺこで死ぬ!」
マミ「うふふ、ごめんなさい。少しやる事があって。」
杏子「?」
ベッドの上でサンドイッチを頬張る二人。
杏子「うまい!」
マミ「ありがとう♪」
杏子「目も覚めたし腹も膨れた、さっそく映画見にいくか!確か昼からの上映なんだ」
マミ「お昼なら、まだ早いわよ?…もう少し、こうしていない?」
そっ、と杏子の方に頭を寄せる。
杏子「…うん。」
ほむら「はっ!私、寝ていた?」
QB「うう…。もう朝?あれ、サンドイッチが置いてある。」
ほむら「え?」
QB「美味しいよ、ほむら!まるで『マミ』が作ったサンドイッチみたい!」
ほむら「…まさか。ガクガクガク」
ちょ、マミさんまさか…
マミさん気づいていたのか・・・
マミさん、全部知っててあえてのってそうだなw
杏子から言ってくれるのをまってるのか、乙女だなぁ
なるほど相手から告白されるのが理想なのか
でも手綱は自分で握っちゃうタイプだよねw
本日発売のおりこでやっと公式でもマミあん来るな
マミあんゆまのコンビネーションつええ!
武器…近距離、遠距離、サポート
能力…眩惑、拘束、回復
完璧過ぎてやばいな
「キョーコ」「マミおねぇちゃん」
おりこ時間軸でまさかコンビ成立とは………
マミさんが杏仁豆腐メンタルを克服して、破滅フラグもなし
後は杏子が眩惑魔法を取り戻せば、無敵のトリオ完成か
マミさんだって改変前に杏仁豆腐メンタルを克服したから、可能性あるよね?
改変後はそもそも魔女化がないしメンタル崩れる原因自体ないからな
マミさんは「魔法少女そのもの」が希望だったから、魔法少女が絶望の体言である魔女になると聞いて壊れるしかなかった
これは虚淵やミズハスも言ってるし、改変世界はびっくりするぐらいマミさんに都合のいい世界なんだよね
あと杏子も「かつての自信を取り戻す」って虚淵に言われてるから、
後は過去の自分を許せる様になれば能力も復活するだろうね
ただ織莉子が原因で魔法少女になったゆまは、織莉子が行動を起こす意味のない改変世界で契約するのかな…
P90の3コマ目は何だよ、あの1コマのせいで今日からマミ杏派だよ
……少し落ち着いた。腹減った。のど渇いた。
いきなりの共闘なのにあの呼吸のよさ!
ゆまちゃん含めて、実に良いトリオだった。
>>407 おりこは最後の一押しだったけど、
「魔法少女になろうなんて考えるな」
「役立たずだって思ってるのかな」→嫌な夢をみた
的な流れなら改変後でも充分ありえると思う
それよりゆま両親が魔女に殺されないことで最初のフラグが折れる
>>408 ようこそ
やっぱマミあんだよな
杏さやはオワコン
はいそこのキミ
余所様についてとやかく言わない
釣られクマー
こちらこそよろしくです
それにしても婦妻漫才とか魔女化する事実を知ったまま生き続けるとかゆまとか
可能性が広いのはいいな。ああ見えてどっちもヤキモチ焼きそうな気もするし。
マミ「そろそろ、出かけましょうか」
杏子「ああ。」
マミ「でも、その前に♪」
マミのリボンが杏子を包む。
杏子「うぉ!な、なんだ!?」
マミ「うふふ…。杏子、動けないでしょ?」
杏子「や、やめ…」
そして。
杏子「…何だよ、これ。」
杏子は自分の体を包む『布』を掴む。
マミ「何って、服じゃない。そんな事もわからないの?」
マミが心配そうに、杏子のおでこに手を添える。
杏子「熱もない!こんなかわいらしい服、着れるかぁって言ってるんだ!!」
マミに無理やり着せられた、女の子らしい、かわいい洋服一式。スカートも短め。
マミ「似合うわよ♪」
杏子「似合うわよ♪じゃ、ねえ!」
マミ「だって、せっかくデートだしおしゃれしなきゃ…」
杏子「で、デートって!」
マミ「だって、二人で映画見に行くのよ?二人でお出かけする事を、デートと言うのよね。」
杏子「…あ、ああ。まあ…」
マミ「それに、その服、私とお揃いなのよ?この前、お店で見かけて、かわいいなって思って、買ったの。」
くるりん、と一回転してみせる。
ふわりと広がるスカート。
杏子「…かわいい。」
マミ「でしょ?」
杏子(服だけじゃないけどな)
マミ「ありがとう、杏子♪」
杏子「なっ!?声出てた?」
マミ「杏子?なあに?」
杏子「な、何でもない!ほら、そろそろ行かないと時間に間に合わねえぞ!」
マミ「きゃ、引っ張らないで!」
手を繋ぎ、玄関を飛び出す二人。
QB「ほむら、追いかけないの?」
ほむら「…前回バレたのを教訓に、今回は4000メートル離れた場所から覗いていたのに。
なのに、気がつかれていたのよ。迂闊に行動できないわ!」
QB「じゃあ、諦めるんだね!?僕、マミのところに行ってくる!」
ほむら「だめ。」
>>406 おりこ良かったけど欲を言えばゆまが二人を諭すところはもうちょっと感動的に盛り上げて欲しかった
何か一味足りないような・・・
1巻の「ゆまを一人にしないで」→「ばーか、泣いてなんかいないよ」の流れが良かっただけに勿体無い
まああんまりカタルシスがあってもどうせリセットされちゃうんですけどね_| ̄|○
漫画スレのほうでは「いやほむらがリセットしても世界はそのまま続いていく」という解釈が主流のようだが
(自分はバックトゥザフューチャーと同じで平行世界とかはなくて世界がまるごと塗り替えられると解釈してるけど)
>>417 確か虚淵さんがインタビューで、世界は平行して続いてる、と言ってたような気がする
>>417 11話アバンでQBがほむらに対して「平行世界を横断し」っていってるけど
ほむQはWデートという体で堂々とついていけばいいと思うんだ
>>417 >>418 平行して分岐してるのかな、と言ってるよ
本編まどかの願いは、ほむらが移動する事で生まれた全ての時間軸の魔法少女を救ったんだろうから、平行世界はどうなったんだろうな
>>416 ついにデート開始か
いよいよ関係が発展するか
>>417 平行世界って虚淵がいってるし、11話でQBもいってるんだぜ
そもそもリセットならまどかに数多の平行世界の因果が束ねられたりしないから、
大丈夫、あの世界はほむらが去った後も続いてるよ
でないと織莉子が「私はたくさん殺したけど、たくさん救った」って言葉と矛盾するし、
織莉子によって救われたあの世界は確かに続いてるさ
おりこはさやかが出しゃばらずにマミあんゆまのパーフェクトトライアングルで良かった
>>423 マミあんゆまはいいけど
残されたさやかが悲惨・・・といってもあの世界でもなんだかんだで魔法少女になってまどかのお迎えが来そうな気がするけど
>>416 「マミに無理やり着せられた、女の子らしい、かわいい洋服一式。スカートも短め。」
をイラストで見たいw
杏子「えっと、ここの映画館だな」
マミ「ところで、どんな映画なの?」
杏子「知らない。」
マミ「あ、あなたらしいわね。」
杏子「そんな事より映画と言えばポップコーンだ、ポップコーン!」
マミ「もう、食いしん坊ね」
そして。
杏子「なんか古くさそうな映画だな。」
マミ「有名な古典恋愛映画ね。私も見たことはないけれど。」
杏子「お、ポップコーン売ってる、マミ、行くぞ…って、いてっ」
ドンっ
杏子は、長身の男に衝突してしまう。
その手にはポップコーンが握られていた。
マミ「もう、前見て走らないからよ!あの、すみません、お怪我は…」
男「…ポップコーンを買うのか。」
杏子「文句あんのかよ」
男「ふん。映画などつまらんと思っていたが。面白いものに出会った。」
杏子「…何だこいつ。」
マミ「杏子、失礼よ。」
男「お前たちに一つ聞こうか。ポップコーン、塩味とキャラメル味、どっちが好きだ。」
マミ「え?」
杏子「あたしはお菓子には好き嫌いはねえからな、どっちでもいいな。」
男「『どっちでもいいな』か。ふん。これだから中学生は。いいか、ポップコーンはキャラメル味と決まっているんだ。塩味なんかは邪道だ。」
そう言って男はてにもったポップコーンを一つつまみ、口に運ぶ。
男「ってこれ塩味じゃねえか!あの女!ポップコーンすらまともに買えないのか!」
怒鳴りながら、男はポップコーンを投げ捨てる。
杏子「食い物を粗末にしてんじゃねえ!殺すぞ!」
マミ「杏子!やめなさい!」
マミが止めるより一瞬早く、杏子が掴みかかる。
だが。
その手は、空をきった。
男は動いていない。杏子が、自分から空振りをしたかのような。
杏子「てめえ、何をしやがった!?」
マミ(まるで、空間を歪めたように、杏子の攻撃が外れた?まさか…。魔法?)
女性「もう、こんな所にいた!」
かけよってくる女性の姿には見覚えがあった。
マミ(あれは、確か早乙女先生。二年の担任だったかしら。)
男「ポップコーンはキャラメル味だと言っただろうが!」
早乙女先生「そんな事でいちいち怒らないでよ!」
マミ「…あの。」
杏子「おい。」
二人は、喧嘩しながら外に出ていった。
マミ「な、なんだったのかしら。」
杏子「…さあ。とにかくポップコーン買うか」
マミ「切り替え早いわね。ふふ。」
そして。映画が始まる。
杏子(古くさい映画だと思ったが…わりと面白いじゃないか)
親友の少女のために運命と戦う、少女の悲恋。
マミ「…ううう。」
杏子(うわ、号泣してる!)
マミ「ううう、可哀想よぉ」
杏子(これは、ハンカチを渡して好感度アップか?!)
杏子「マミ、これ使えよ」
マミ「杏子、ありがとう…。あれ?…これって。」
杏子「あ」
マミ「くすくすくす」
声を殺して笑うマミ。
杏子「これ、あたしの靴下だ…」
ハンカチ持ったつもりが、間違えてた!?
杏子「わ、わりぃ…」
マミ「ううん。…気持ちが嬉しいから。」
マミが手を握る。
杏子が、握り返す。
杏子(手を握るのが。自然になったな。あたし達。)
マミ「!」
スクリーンでは、主人公の少女が親友に告白し、キスするシーンが写しだされていた。
ちら、と杏子の方をむくマミ。
杏子と目があった。
マミ「素敵なシーンね、杏子。杏子?」
杏子(あ、あたしもあんな風に…)
見つめあう二人の席の、少し後ろに。いつものコンビがいた。
QB「…結局後をつけるんだね、ほむら。それにしても、さっきの男は…。ほむら?」
ほむら「うう、主人公可哀想すぎるわ!」
QB「うわ、ガチ泣き。」
>>425 さやかは魔法少女にならない方がずっと頼りになる存在だからなー
こればかりは
毎度の事ながらほむほむ良い味出しすぎだろw
靴下www
意外な新キャラ
誰かの弟の未来人だったりして
杏子「なんでマミはおねえちゃんであたしは呼び捨てなんだよ」
ゆま「だってキョーコはキョーコで、マミおねえちゃんはマミおねえちゃんだもん」
杏子「なんだとーこの!(ぐりぐり」
ゆま「やー!(キャッキャ」
マミ「ふたりとも、ケーキやけたわよー」
杏ゆ「わーい!」
理想の三姉妹すぎる
おりこ世界では三人チームでやってくだろうねぇ
遠近サポート隙が無さすぎw
眩惑魔法がよく判らないのでまどマギのwikiを見た。
このスレ的にはマミさんや、ゆまちゃんを失いたくないと
強く願う事件で復活とみた。
てっきりマミさんを惚れさせる魔法かと思ったのに。
いや、すでに惚れていて効果無しか
おりこは最高だった
マミあんゆまの最強トリオだったし
やっぱり本編がイレギュラーだっただけでさやかなんて眼中にないのが普通だったんだな
マミ「いい映画だったわね。」
杏子「あ、ああ。」
映画を見終え、外にでる。
杏子(…ラストのキスシーンがまだ脳裏に焼き付いてるぜ。)
マミ「この後どうするの?」
杏子(キスかぁ…。キスするならどこで…)
マミ「もう、杏子ったら。聞いてる?」
杏子(やっぱ夜景の綺麗な場所とか?いや、でも夜景の綺麗さならマミの部屋が最高だし…)
マミ「…これは!」
杏子(やっぱり人気のない場所…)
マミ「杏子!」
杏子「とにかく二人きりになれる場所!…へ?」
気がつくと。辺りには濃い障気が立ち込めていた。
周りに人影もない。
杏子「…確かに二人きりにはなれたが。魔獣の結界か。」
マミ「そのようね。…誰かいるわ。」
杏子「あの男は!」
先ほど映画館にいた、ポップコーンの男。
そして、男の前に魔獣が立ち塞がっている。
マミ「助けないと!」
杏子「け、食い物を粗末にする奴なんか、助ける事ねえよ」
マミ「そんな事言ってる場合ではないでしょう!」
男の元に駆け寄る。
だが。
男「…ふん。」
男は、懐から銃を取り出し、おもむろに魔獣に向けて撃つ。
マミ「素人ね。あんな狙いじゃまともに当たらないわ」
杏子「いや。まともにどころか、きちんと『まとに』当たってるぜ?」
マミ「銃弾の軌道が、曲がってる?回避しにくいように、そして確実に弱点に当たるように。」
杏子「魔法か?」
マミ「でも、男の魔法少女なんて聞いた事ないわね?」
杏子「そんなのキモいだけだろ。男だし、魔法使い、か?」
しばらくして、魔獣は崩れ落ちた。
魔獣の結界も崩れてゆく。
マミ「やるわね、あの人。」
男がこちらに気がつき、振り向く。
男「ふん。お前たちか。一つ聞こうか。シュークリームは皿にのせるか、のせないか。どちらだ。」
杏子「知るか!食えば同じだ!」
マミ「私はお皿にのせるわね。お菓子は目でも楽しむものだもの。」
男「ふん。金髪ドリル。お前は賢いな。そうだ、シュークリームは皿にのせるべきだ。なのにあの女はわかっていない!」
マミ「…金髪ドリルって私の事かしら。」
男「それに比べ、そっちのオシャレガンバリストは駄目だな。駄目駄目だ。」
杏子「おい!オシャレガンバリストってあたしの事か!?」
男「お前以外に誰かいるか?オシャガン。」
杏子「略すな!別にオシャレ頑張ってねえよ!これはマミの趣味だ!」
マミ「あなたはいったい何者?魔法使いなの?」
男「俺は確かに30を越えてるが魔法使いじゃない。童貞なんぞガキの頃に捨てている。」
マミ「どっ」
赤面するマミ。
男「俺は魔法少女。」
杏子「は?」
男「『魔法少女使い』だ。。よろしくな、魔法少女。」
男の手にした、『ソウルジェム』が、光を放った。
QB「ほむら、結界だ!魔獣のものじゃない!マミ達が危ない!」
ほむら「キュゥべぇ、あの男、いったい何者なの?」
QB「僕にもわからないよ、完全なイレギュラーだ!」
ほむら「くっ。邪魔させないわ!私の百合百合天国は、守ってみせる!」
魔法少女使い……だと!?
百合百合天国www
マミ「な、なに?ここは?」
杏子「マミ!大丈夫か!」
男。『魔法少女使い』のソウルジェムの放った光に包まれた二人。
気がつくと、男の姿はなく、世界も一変していた。
マミ「結界?あの人が作ったの?」
杏子「そのようだな。あたしから離れるんじゃねえぞ。」
マミの手を掴もうと手を伸ばそうとした瞬間。
杏子「いてぇ!」
バチン、と火花が散る。
マミ「杏子!」
杏子「いてて…。あたし達の間に見えない障壁があるようだな。」
マミ「そのようね。そして、おあつらえられたかのように。」
互いの前にそれぞれある、扉。
マミ「一人で進めという事かしらね。」
杏子「は、分かりやすい罠だぜ。」
だけど。
マミ杏子「「今はそれにのるしか、ない。」」
マミ「ねえ杏子?」
杏子「ん?」
マミ「今日のデート、とても楽しかったわ。途中になっちゃったけれど。」
杏子「ああ、あたしも楽しかった。」
マミ「この結界を抜けたら。デートの続き、しましょ?」
杏子「ああ。まだ、やりきれてない事もあるしな。絶対だ。約束な。」
マミ「ええ。」
そして。
二人はそれぞれ違う扉をくぐった。
杏子「しっかし。あの野郎、いったい何の目的であたし達を閉じ込めやがったんだ。」
一人進む杏子。
隣が少しさみしい。
杏子(最近ずっと一緒だったからな。)
いつの間に、マミの存在がこんなに大きくなっていたのだろう。
杏子(はやく終わらせないとな。あいつはさみしがりやだからな。)
男「『さみしがりやだからな。』か。ふん。」
杏子「おい、てめえ。()の会話は心の声なんだぜ?きやすく読んでるんじゃねぇ!」
男「ふん。一つ聞こうか、オシャレガンバリスト。」
杏子「次、その名前で呼んだら殺す。」
男「お前は真実に気がつく事なく騙され続けるか、それとも真実に気がつくか、どちらを選ぶ。」
杏子「何わけわかんねえ事いってんだ!騙されて嬉しいわけねえだろうが!」
男「ふん。これだから中学生は最悪だ。不正解だ。真実なんてものは知るべきではない。佐倉杏子。」
杏子(なんで名前を?こいつ、いったい。)
男「いや、金髪ドリルが杏子と読んでいたからな。」
杏子「そんな落ちか!
…なんて、騙されないぜ?あたし達は、名字では『呼んで』ねえはずだぜ?」
昔、お互いの名字を名前だと勘違いしていた事はあったけどな。
男「ふん。そうだったか?」
杏子「それに。なんであたしの心も『読んで』るんだ?」
男「真実を教えてやる。オシャレガンバ…」
杏子の槍が、男の胸を貫く。
杏子「言ったはずだぜ?次呼んだら殺すってな。」
…マミの見たててくれた服を。バカにすんじゃねえ。
結構気にいってんだ。
即死はしないまでも。致命傷だったはずだ。
男「ぐ、は。危な、かった。想、像以上に。早、い、な。空、間を。歪める間も無かった。即死していたら、終わっていたな。」
杏子「な、なに!?」
男の胸元の傷が、瞬間で回復する。
男「殺されたくないからな。悪かった、もう呼ばないぜ、佐倉杏子。お気に入りの服をバカにされたらそりゃ怒るよな。」
杏子「…てめぇ。」
男「ふん。お前、家族が無理心中したんだったな。」
杏子「なんで、それを!」
男「不思議だと思わないか?なんで、お前だけ生き残った?」
杏子「はあ?」
ほむら「く、結界の入口が見つからない!」
QB「あの男は、食えないやつだね。人間の心理を理解し、見つけにくい場所に入口を設置しているんだ。」
ほむら「急がないと!今頃、この結界から出たら、とか死亡フラグをたてているに違いないわ!」
QB「…なんだい、それ。」
ほむらさんフラグ言うなよw
とは言ってもマミさんはおりこでは恐ろしい速さで逆転生存フラグの山を積み上げたからなぁw
ついでにドジッ娘、敵の前で口ゲンカかます余裕っぷり、吹き飛ばされた杏子にぶつかって一緒に飛んでくし、
どうしてマミさんはそんなに「お約束」にこだわるんだい?訳がわからないよww
マミ「私のルートは、外れかしら。」
一人進むマミ。結構長い時間歩いているが、何にもエンカウントしていない。
マミ「杏子、大丈夫かしら。」
あの子の実力は間違いないけれど。
あの男の能力がわからない以上、楽観視は出来ない。あの男の狙いが分断なら、今頃杏子の元にいるのはほぼ間違いないだろう。
マミ「なら、あの男が私のもとに現れないのは杏子の無事の証かしら。…あれは。」
一見、なんのへんてつもない、壁。
なのに、おかしいとマミの直感が告げた。
マミ「やっぱり」
そこにあったのは、巧妙に隠された、扉。
マミ「目の錯覚を利用して、風景に溶け込ませて隠すなんて。」
扉をあけると。そこには眠りについた幼い少女がいた。
マミ「この子は?強い魔力を感じる。魔法少女?」
まさかこの少女がこの結界を作り出しているのか。
だとしたら、なんと強い魔力なのか。
男「正解だ。やはり賢いな、金髪ドリル。」
マミ「…その名前で呼ぶのはやめてもらえるかしら。」
いつのまにか背後にいた、男。『魔法少女使い』。
マミ「どうやっているのかは知らないけれど。あなたは、この子の魔法を奪って使っているのね。」
男「正解だ、金髪ド…。いや、巴マミ。ふん。撃たれたくないからな。」
マミ「杏子はどこ?」
おそらく私の前に杏子と会っていたのは間違いない。
そして、杏子の次に私の元に来たという事は。まさか。
男「半分正解だ。佐倉杏子は無事だ。」
マミ「…杏子に何かしたら、許さないわよ。」
男「ふん。あいにく俺はロリコンではない。女は30過ぎてからに限る。」
マミ「杏子はどこ?」
男「ここ。」
男の手には。杏子のソウルジェムが、握られていた。
マミ「!」
その瞬間、背後からの攻撃を受ける。
見覚えのある、姿。佐倉杏子。
男「お前は賢い。賢すぎる。優等生は使いにくいからな。」
杏子の槍が振るわれる。
美しい薔薇が散る。
マミ「ま、まさか、《魔槍、至高の薔薇(ハイローゼス)》!?」
男「なんだその痛い名前は。中学生か!佐倉杏子はそんなに痛いキャラクターだったのか?!」
マミ「杏子は痛くなんかないわ!」
男「ふん。痛くないなら、痛い目にあわせてもらえ。」
マミ「え?」
杏子が。増えた。三体。
マミ「幻覚?でも。」
なんというハイレベルな幻覚。全く、見分けがつかない。
その三体の杏子が、一斉に襲いかかってきた。
杏子一人でも相手するのはきついのに、それが三体。
実体は一人でも、見分けがつかない以上、全ての攻撃を回避しなくてはいけない。
マミ(これが、杏子の固有スキル!)
過去の事件でほとんどを失ったというスキル。
マミ「きゃあ!」
回避できない。瞬く間に、マミの身体は傷だらけになった。
マミ(本体さえ見抜けば、拘束して抑える事ができるはず!)
どうする。
男「リボン?拘束するつもりか?ふん。悪あがきだな。」
身体の周りに、展開したリボン。
それを易々切り裂き、杏子の槍が迫る。
だが
マミ「見つけたわ、杏子。今まで見分けれなくて、ごめんなさい」
マミのリボンが杏子の身体を縛る。
男「ほう。本体をどうやって見破った?」
マミ「あなたの固有スキルを使えば、簡単にわかるでしょ?」
マミ(幻覚は、どこまでいっても幻覚。私に接近する時リボンを切り裂けないから。リボンを切り裂きながら近づくのが、本体。簡単な事だわ。)
男「ふん。賢いな。それを思考に出さないのもたいしたもんだ。」
マミ「あなたが私達の心を読んでいたのもなんとなくわかっていたしね。」
男「ふん。」
マミが銃を構える。
マミ「そのソウルジェムを置いていきなさい。二つともよ。空間を歪めても無駄。私の銃は散弾も放てるの。歪める空間ごと撃ち抜くわ。」
男「ふん。負けを認めてやる。」
ソウルジェムを投げてよこす。
男「ちっ。魔法少女を二人もてにいれるチャンスだったんだがな。もう帰る。後ろから撃つなよ?」
そう言い残し、男は去っていった。
QB「結界が崩れていくよ!マミ達の反応もある!みんな無事だ!」
ほむら「ふ。手強い相手だったけれど。私達の敵ではなかったわね。」
QB「…格好つけてるけど、ほむらは何もしてなかったよね。」
シリアス展開に寝るに寝れない…
マミ「杏子!」
杏子「…あたし」
マミ「良かった、無事で。」
頭の下の柔らかい感触。
マミに、膝枕されているのか。
だが、マミの綺麗な太ももは、きずだらけになっていた。
太ももだけではない。身体中、ひどい傷を負っていた。
杏子「あたしなんかより!マミ、ひどい怪我を…」
そうだ。
杏子「あたしが。あたしが、やったのか。」
マミ「いいの、操られれていただけなんだから。」
杏子「ちくしょう!ちくしょう!」
悔しい。
マミ「…。」
マミが、優しく頭を撫でる。
杏子「…あいつに。あたしの家族が一家心中した事を見抜かれて。」
マミ「…。」
杏子「本当は。あたしが。あたしが家族を殺したんだって。自分の記憶を都合ねいいように改ざんして真実をねじ曲げたんだって、あいつに言われて。」
マミ「そんなわけ!」
杏子「気がついたら、あたし。マミと戦ってた。意識はあったんだ、だけど、身体がいうことをきかなくて。
マミを。マミを傷つけた!」
マミ「ありがとう、杏子。」
杏子「は?」
マミ「今、私が生きているのはあなたのおかげよ。
あなたが、必死に抗ってくれたから、槍が鈍って、致命傷を負わなかったのね。
普段のあなたの槍はあんなものじゃないから。」
杏子「…。」
マミ「いつもそばで見ているもの。あなた以上にあなたの事を知っているわ。」
マミがにっこり微笑む。
マミ「だから、私が断言してあげる。あなたは家族を殺してなんかいないわ。
そんな事をできる女の子じゃあないもの。
あの男があなたを操るための心の隙を作るために嘘をついたのよ。」
杏子「…ありがとう、マミ。」
名残おしいが、膝枕に別れをつげ、起き上がる。
マミの顔を見つめる。
杏子「約束する。お前の事、二度と傷つけない。二度と傷つけさせない。今度はあたしが、守る。」
マミ「…はい♪」
杏子「あ。マミ。唇も切れてる。」
マミ「…え。」
なぜか、顔が赤くなるマミ。
マミ「…な。」
杏子「な?」
マミ「な、なめたら。…治るわ。」
そう言って、目を閉じるマミ。
杏子「…!」
杏子(唇なんか自分でなめれるだろうに、目を閉じて唇をつきだしてるのは、これは、あれか!)
キス!
緊張に震える身体を抑えながら、柔らかそうな唇に近づいてゆく。
?「なめるより、私にまかせて!」
杏子「え?」
マミ「え?」
光がマミをつつむ。
マミ「痛みが消えていく。すごいわ、傷も綺麗に消えちゃった」
?「えへへ、治癒魔法っていうんだよ?」
杏子「だ、誰だ!?」
ほむら「キス直前で!?なんなの、あの幼女!」
QB「マミが助けた魔法少女だね。」
ほむら「そんな事もあの子が誰かもわかってるわよ!
一番いい所でなんで邪魔するのかと言ってるのよ!」
QB「あれ、知り合い?」
ほむら「…。」
ゆま空気嫁
まさかのシリアス展開に驚愕しつつも、最後はまたしても寸止めとかw
焦らすなあ・・・
ゆまktーーーーもりあがってまいりましたな
あんこのバカ!ヘタレ!うすのろ!!
空気を読まずに
あんマミだとマミさん総受けのマグロ
マミあんだとマミさんはへたれ攻め(でもテクニシャン)であんこちゃんはリード受け
だと思う
そしてずっと空回りする感じだと思う
確かにマミさんはマグロっぽいな
マミさんヘタレ攻め×あんこリード受けはうまくイメージできないから例としてら SSを所望する
マミ「そう、ゆまっていうのね。」
ゆま「うん。」
マミ「私はマミよ、ゆまちゃん。」
ゆま「助けてくれてありがとう、マミおねーちゃん。」
マミ「うふふ。いいのよ。」
魔獣に両親を殺され、生きるために魔法少女になったという、ゆま。
だが幼い彼女一人で生きていけるほど、世界は優しくできてはいない。
餓えて死にかけていた時、あの男に出会ったのだという。
マミ「…辛かったのね。」
マミがゆまを優しく抱き締める。
ゆま「マミおねーちゃん…。泣いてるの?」
マミ「ごめんなさいね、私、あなたよりお姉さんなのに、泣き虫で。」
ゆま「ううん。ゆまのために泣いてくれてるんだよね。ありがとう。」
マミ「待っててね、今ケーキを持ってくるからね。」
それを離れて見つめる杏子。
杏子「…。」
ほむら「おもしろくなさそうね。」
杏子「別に。」
ほむら「ぼやぼやしてると取られちゃうわよ?」
杏子「う、うっせー!」
ゆま「うわあ、美味しい!」
マミ「どんどん食べてね♪おかわりあるからね。」
ゆま「ありがとう!」
杏子「あ!あのケーキ、あたしの分なのに!」
ほむら「…哀れね。」
そして夜。
杏子「…。」
ぶすっとした顔でベランダに佇む杏子。
マミ「杏子。」
杏子「…。」
マミ「ごめんなさい、杏子。デートの続き、出来なくて。」
マミが杏子の横にたつ。
杏子「あのガキはいいのか?」
マミ「うん、寝ちゃったわ。かわいいわね。」
杏子「…ふん。」
マミ「ねえ杏子、なにか怒ってる?」
杏子「別に。」
マミ「嘘。怒ってるじゃない。」
杏子「怒ってねえって言ってるだろ!」
マミ「きゃっ」
杏子「…ごめん。」
マミ「…むう。」
杏子「な、なんだよ。」
マミ「杏子のケーキあげちゃった事?ごめんなさい、明日また焼くから…」
杏子「違うって。もうほっといてくれ!」
マミ「…」
杏子「な、なんで!?」
マミは、涙を流していた。
マミ「…デート、できなかったから、杏子と二人きりで話したいなって思ったのに。杏子が怒ってるんだもの」
杏子「…あ、いや、ごめん!怒ってないから!泣くな!」
マミ「…ううん。私こそ、ごめんなさい。杏子、ケーキ大好きなのに勝手にあげちゃったら怒るのあたり前よね。」
杏子「…もう、それでいいよ。」
マミ「うふふ。」
二人、ベランダから外を眺める。
マミ「…ここから見える夜景、綺麗でしょ?お気に入りなの。」
杏子「…だな。」
マミ「…夜景、見てないじゃない。」
二人の顔が、自然と近づく。
マミ「…く、唇。怪我、治っちゃったけど…」
杏子「関係ねぇ」
マミ「ご、強引なんだから…んっ」
QB「ねえ、ほむら。ほむら!」
ほむら「すー、すー」
QB「…寝ちゃってる。やれやれ、君はこの時のために覗き続けてたんじゃないのかい?」
ほむら「…そうよ、そこでブチュー…うふふ」
QB「まあいいか。…マミ、おめでとう。」
ゆまが一緒なのにさやかが影も形も出てこないのが素晴らしい
ついにゴールインしたか、長かったぜ
思えばこのSS的には小学生からの付き合いになるのかw
この肝心な時に・・・ほむら・・・w
マミさんについてはよかったじゃん!
ゆまの方をマミさんに取られそうなあんこだが・・・
果たして懐いてくれるのか!?
いやぁ、甘々でいい、実にいい!
おお、ついにキスしたか
しかし今度はゆまっちが色々絡んできそうだねw
マミ宅・夜
杏子「はぁ? 告白されたぁ?(モグモグ」
マミ「ええ、同じクラスの人なんだけどね」
杏子「……で、どうすんのさ?(ムシャムシャ」
マミ「……うん、付き合ってみようとおもうの」
杏子「まーいいんじゃねーの? マミがそう決めたんならさ、アタシは反対しないよ」
マミ「でもね、このままだと時間の都合であまり現実的じゃないのはわかってるつもり。だからね、杏子に手伝って欲しいの!」
杏子「んー? まあ、アタシにできることなら、なんでもするよ。マミには色々世話になってるしね、家とか飯とか(パクパク」
マミ「本当!? ありがとう、佐倉さん!!」
見滝原市街地・昼
杏子(休日にデートする間でいいから、休日のパトロールを頼まれてくれ、ね……)
杏子(……恋愛ねぇ、アタシにはよくわからん世界だな。っと、さっそく結界発見!)
ガキン、ババッ、キンッ
杏子「よし、動きを止めた! マミ、今だ! デカイのくれてやれッ!!」
杏子「…………」
杏子(って、マミはいねーんじゃねーか。何やってんだ、アタシは)
ヒュッ、スバッ!
杏子(一丁あがり。……そーいや、一人で狩りするのも久しぶりだなぁ)
マミ宅・夕方
杏子「かえったぜー! ……って、明かり付いてないじゃん」
杏子(……まだ帰ってきてないのか)
杏子「うっし! たまにはアタシが飯でも作るかな」
杏子(たいしたもんはできねーけど、前に作ってやったら、マミの奴、すげーよろこんでたしな)
マミ宅・夜
マミ「でねー、彼ったら面白いのよ! 私が……」
杏子(……これが世にいうノロケって奴か。聞いてるほうは疲れるな)
マミ「あっ、ごめんね。こんな話面白くないよね」
杏子「いや? マミが嬉しそうでなによりだよ。アタシも今日一日頑張った甲斐があったってもんさ」
マミ「今日は本当にありがとう。きっとこの借りは返すから」
杏子「だからいいって、気にしなくて。そんな事言ったら、アタシはマミに借りだらけになっちまう」
マミ「……杏子、ありがとう。洗い物は私がするわね!」
杏子「…………」
杏子(……飯のこと、一回も喜んでくれなかったな。まぁ、いいんだけどさ。見返りがほしかったわけじゃないし……)
それからマミは放課後も帰るのが遅くなっていき、休日はほぼ毎回、デートに行くようになっていった
そのことを気にしてか、マミはアタシに負担をかけまいと、平日は夜から一緒に魔獣狩りにいくように提案してくれた
初めはアタシへの気遣いが嬉しかったソレも、次第に二人で家で過ごす時間を減らしてしまう事に後で気づいた
>>470のマミさんの最後の台詞、早速間違ってるぅ……orz
杏子…×
佐倉さん…○
です
拙いSSですが、しばらく続く予定です
杏子に男性経験ありやなしや、それが問題だ
なんかヘビーそうな内容だなw
基本的にここのSSは杏子が頑張ってマミさんを振り向かせる内容が多いような希ガス
まあ逆はあんまり無さそうだし、わからんでもないが
ミスといえば「杏子に手伝って欲しいの!」の部分も本当は佐倉さんなのかな
このスレ、何気にSS職人多いよね
いや、実に恵まれてる
>>470の続き
マミ宅・夕方
杏子(……今日も遅いみたいだな)
杏子(どうきりだしたもんか。昼にアタシ一人で魔獣狩りするから、夜の狩りは時間を減らそうっていうのがイイかなぁ)
杏子(でもマミのことだから、それなら夜は私一人でいくから杏子は休んでて、とかいいそうだしなぁ)
杏子(そもそも昼のバイトいけなくなるし、そこら辺を突かれると痛いなぁ……)
杏子「あーッ! ったく、どーすりゃいいんだよ!」
杏子「…………」
杏子(……なんでアタシはこんなに必死なんだ? マミと一緒に家でくつろぐ時間が減ってなにがダメなんだよ?)
杏子(……いや、それがダメだから、嫌だから、必死なんだ)
杏子「……そうか、アタシは」
見滝原繁華街・昼
マミ「ふふふっ、そうよね、おかしいわよね。……あ、そろそろ映画の時間じゃない?」
男「いやまだ余裕あるし、先に昼飯くっちゃおう」
杏子「…………(コソコソ」
ほむら「なにをしているの、杏子」
ビクッ!
杏子「お、お前かよ! おどろかすなよ! ……なにって、その」
ほむら「……巴さんの尾行でしょ」
杏子「そ、それは……ッ。ってか、お前には関係ないだろ、アタシ達のことは!」
ほむら「ええ、そうね。確かに私には貴女達の事は関係ない。……でもね、同業者のよしみで一つ忠告をしてあげるわ」
ほむら「……失ってから気づいても遅いわよ」
杏子「…………」
ほむら「私が言いたいのはソレだけ。じゃあね」
マミ宅・深夜
マミ「zzZ」
杏子(……失う? いったい何を失うってんだよ)
杏子(いや、アイツの言うとおりか。確かにアタシとマミの時間は減った。これは失ったんだ)
杏子(…………)
杏子(今日のマミとあの男、凄く仲よさそうだったな)
杏子(……いずれは……そうなったっら、アタシは)
杏子(って、何考えてんだよ! マミがそんなことするわけないだろ! 考えすぎだ、落ち着け)
ほむらの一言からアタシの中で広がりだしたソレは、日が進むにつれてドンドン悪化していった
最悪の可能性、大切なモノを失ってしまう恐怖、それはアタシが一番わかっている
現実はいつだって、アタシに最悪の結果を見せてきたじゃないか
……アタシはまた失うのか
……家族を、温もりを、また、失っちまうのか
面白いけど杏子のジェムがあっという間に黒くなりそうで心配だよ・・・
このスレでの杏子のヘタレ率は異常w
攻めのあんあんはヘタレ
異論は認める
経験豊富なマミさんとウブあんこもいいけどバッドエンドはやめてね!
杏子(ついに!ついにやったぞ!マミと!念願の初キス!)
マミ(私、キスしちゃってる…。なんだか、身体が痺れて…)
杏子(なんて柔らかい唇なんだ!もっと、もっと味わいたい!)
マミ(知らなかった、キスってこんなに気持ちいいんだ…)
星明かりの下、唇を重ね、抱き合う二人の少女。
杏子(…マミの舌が絡んでる。昔、舌の感触だけは味わったんだよな。…だけど。)
マミ(き、杏子の舌が口の中に入ってて、気持ちいい…。だけど。)
杏子マミ(き、キスをやめるのってどうしたらいいんだ?(かしら?))
思えば、キスしてから小一時間立ったような。
杏子(でも、気持ちよすぎてやめられない!とまらない!)
マミ(でも、唇が触れあう事で心が満たされて。私、こんなに幸せな気持ち、初めて…)
キスしたまま、夜がふけてゆく。
杏子(あ、そうか)
マミ(頭がくらくらしてきた…。思考がまとまらないわ…)
杏子(キスがやめれないなら、先に進めばいいんだ!)
杏子が唇を離し、マミの肩を掴む。
マミ「ふぁ……?」
杏子「マミ!」
杏子がマミをお姫様だっこする。
杏子「ひゃっほーい!」
目指すはマミの部屋、マミのベッド!
杏子(あれ、あたしなんかテンション高い?まぁいっか)
マミ「ぽややや〜ん」
QB「…長時間キスした副作用だろうか。
あの時、二人とも酸欠で変なテンションになっていた。
うぶで奥手な二人には、ある意味さらに先へと進むためのチャンスだったのだろう。」
ゆま「すやすや」
QB「だが、目指す先のベッドにはすでに先客がいたため、杏子の目的は達成する事はなかった。
ゆまに見つかった事で素に戻った二人は朝まで顔をあわせないまま、ゆまを中心に川の字で寝ていた。」
ほむら「うそよ!キスしたんでしょ?!その先も当然したんでしょ!?エッチな事とか!もう一度思いだすのよ!」
QB「忘れたのかい、僕は嘘をつかないよ、暁美むらむら。」
ほむら「私の名前は暁美ほむらよ!そんな欲求不満な名前じゃないわ!」
QB「失礼、噛みました」
ほむら「違う、わざとだ」
QB「噛みまみた!」
ほむら「わざとじゃない?!」
QB「神マミだ!」
ほむら「どんな神秘体験を!?」
QBほむら「「あーめん」」
中の人ネタかよwww
テレパシーで噛んだりするのかよwww
しかしこのほむキュゥノリノリである
>>476の続き
見滝原繁華街・夕方
マミ「こ、ここは……」
男「だめ……かな……?」
マミ「いえ……だ、大丈夫」
ホテル鹿目・夕方
マミ(どうしてこういうことになっちゃったんだろう。付き合うって決めた時はこんなこと考えてもなかった)
マミ(私が軽率だったのかな。ただ私は楽しいお喋りをしたり、色んな所に一緒にいってみたり、それだけで充分なのに)
マミ(本当はこういう事する勇気や覚悟は全然ない……)
マミ(でも私に合わせてもらって、彼にずっと待っててもらったのは私のワガママ)
男「ふー、気持ち良かった。マミもシャワー浴びたら?」
マミ「え、いや、私は……」
男「浴びないの? じゃ、じゃあ、その……はじめる?」
マミ(……そうよ、これぐらい、カップルなら誰だってやってる。覚悟をきめないと!)
男「いいのかな? じゃ、じゃあ、まずはキスから……」
マミ「…………ッ」
マミ「だ、だめッ! やっぱりだめ、ごめんなさい! 」
男「そ、そんな! ここまできて……。せ、せめてキスぐらいは」
マミ「……ごめんなさい。私、やっぱりこういうことする意味がまだ見いだせなくて」
男「意味って……。年頃の子達なら皆これぐらいやってるよ。もっと進んでる子達だって……」
マミ(こ、こんなことなら……軽率に付き合うなんて考えなければよかった)
男「ごめん、もう我慢できないよ!(ガバッ」
マミ「……えッ!? いやぁ! やめて!」
杏子(マミ! 助けてくれ!! 強い魔獣に会って、このままじゃ負けちまいそうだ!!)
マミ「さ、佐倉さん!? ご、ごめんなさい! 私、急用がっ!(ドン」
男「うわッ!!(ドテ」
マミ「ご、ごめんなさい!」
タッタッタッ
見滝原市街地ビル屋上・夜
マミ「さ、佐倉さんの魔力パターンは……こっちね! いたッ!!」
マミ「さ、佐倉さん! 大丈夫!? 怪我はない!!?」
杏子「…………」
マミ「あれ? 魔獣はどこ? ねぇ、佐倉さんも別に怪我とかしてないみたいだけど……」
杏子「…………のか?(ボソッ」
マミ「? ごめんなさい、よく聞き取れなくて……」
杏子「……最後までしたのか?」
マミ「え? な、なんの話?」
杏子「アタシ見たんだよ、マミと男が一緒にホテルはいってくの」
マミ「!!」
杏子「……で、したのか? してないのか?」
マミ「そ、そんな話、佐倉さんには関係ないでしょ! も、もしかしてさっきのも嘘だったの!?」
杏子「関係なくねぇよ!!(ガッ」
マミ「きゃッ! さ、佐倉さん、痛い! 放して!」
杏子「なぁ、マミはさ、もうアタシの事なんかどうでもいいのか?」
マミ「え? そ、そんなことないわ? 佐倉さんは私の大切な友達よ!」
杏子「嘘だ、嘘だ、嘘だッ! 最近のマミはアタシの事なんてほったらかしじゃないか!」
杏子「初めは、これからは家族だって、そう言ってくれたのに! アタシの事なんてもうどうでもいいんだろ!!」
マミ「そ、そんなことない! 私、佐倉さんと一緒になって、勇気をもらえたから、今回の交際だって……ッ!」
杏子「そんなの嘘だ! マミは男と付き合いたいんだろ! ソレはいつか男と結婚とかも考えてるって事じゃないか!!(ギュゥ」
マミ「け、結婚!? そ、そんなこと…私まだ……。い、痛い、佐倉さん、放して、痛い……ぐす」
杏子「マミはもうアタシのことなんてどうでもいいんだろ? 今はそうじゃなくても、いつかはそうなるんだ。きっとアタシの事、邪魔になって追い出すんだ(ギリリ」
マミ「そ、そんなことしない……。私、絶対にそんなことしない……ぐす、うぅ」
杏子「じゃあさ、選んでよ。アタシか男か、どっちかハッキリとさ」
マミ「……え? ど、どういうこと?」
杏子「マミはさ、男と恋愛がしたいんだろ? じゃあいつか家庭をもちたいって思ってるんだろ?」
杏子「その時、アタシはどうなるんだ? マミの同居人? そんなアタシはマミの家族と一緒にずっと住むのか? そんなの無理だろ」
杏子「そうなればアタシはマミの元を去るしかないんだ。いつかそうなるってんなら、アタシは今ハッキリと決断してほしいんだよ」
杏子「もうさ、アタシは一回家族を失ってるんだよ。だからさ、またそうなるのはごめんなんだ。いつかそうなるってんなら、傷の浅いうちに出ていかせてもらうよ」
マミ「そ、そんなこと急に言われても、私、よくわからない……ぐすっ」
杏子「……そうか、じゃあアタシは出ていくよ。今まで世話になったな、マミ」
マミ「や、やだ! いかないで、まって、まって!!(ガシッ」
杏子「…………」
マミ「わ、私、もう佐倉さんのいない生活なんて考えられないの。だからお願い、いかないで!」
杏子「じゃあマミはアタシを選ぶんだな」
マミ「……選ぶとか、結婚とか、佐倉さんの言ってること、私、よくわからない……。私はただよく映画や小説で見るような、幸せな恋をしてみたいって、そう思っただけで……」
マミ「なのに、佐倉さんも、彼も、みんなして、どうして私をいじめるの……? 私、ただ、一緒におしゃべりしたり、一緒にどこかにいったり、それだけでいいのに」
マミ「私、そんなに変な事言ってるかな。私が悪かったのかな。私なんかが恋愛なんてしちゃいけなかったのかな」
杏子「じゃあさ、アタシとすればいいじゃん」
マミ「……え?」
杏子「マミはさ、アタシと一緒にいたい。でも恋愛もしてみたいんだろ? じゃあアタシがその恋愛の相手になればいいんじゃないのか?」
マミ「でも、私達女の子同士だよ? そんなの普通じゃ……」
杏子「アタシ達は魔法少女だぞ。本当の意味でマミの事を理解してやれるのは、同じ魔法少女だけだろ」
杏子「……それにアタシ達は存在からして、もう普通じゃないじゃんか」
マミ「ご、ごめんなさい。でも私、佐倉さんの事、そういう風に見れ…ない……」
杏子「な、なんだよ、それ……。あの男はそういう風に見れて、アタシは無理なのか!? アタシはマミの中でアイツ以下なのかよ!!(ガッ」
マミ「佐倉さん、腕、いたい……ッ。そんなんじゃない、ただ女の子同士で恋愛するって事が、私にはできないってだけで……」
杏子「……アタシとはいたい、恋愛もしたい、でも男としか恋愛できない。なぁ、マミはいったいアタシにどうしろっていうんだよ」
マミ「もういいの。そもそも私が恋愛なんて夢見ちゃったからいけなかったの。私達魔法少女が『普通』であろうとしたのが間違いなのよ」
杏子「……アタシはそんなの嫌だ。マミがアタシのせいで我慢するってのが嫌だし、なによりアタシは、マミのこと……(ドンッ」
マミ「きゃっ! な、なにするの、佐倉さん(ドサッ」
マミ(やっ、佐倉さんが覆いかぶさってきて、身動きが、んっ!)
杏子「アタシさ、気付いたんだ。マミのこと、好きだってこと。アタシならマミを悲しませたりしない、絶対に幸せにするからさ(グイ」
マミ「……佐倉さん、貴女……んっ!」
マミ(やっ、佐倉さんの舌が……)
マミ「んっ…んちゅ、ふぅ、んっ」
杏子「ちゅっ、じゅる、んふっ、ちゅるっ」
マミ「んっ、はぁ……酷い。私、初めてだったのに……」
杏子「へー、あの男、そんな事もしてなかったんだ。……嬉しいな、アタシも初めてだからさ///」
マミ(やだ、にげられない。体を押さえ込まれてて……)
杏子「なぁ、マミ、最後までしよ? アタシもう我慢できない」
マミ「いや、やめて! 私、佐倉さんのこと、やっぱりそんな風に……ッ。えっ?」
杏子「お願いだから、さ。暴れないでくれよ。アタシだって乱暴な真似はしたくないんだよ」
マミ(佐倉さん、なんて哀しい顔で、泣いてるの……。そんな顔されたら私……どうすればいいのか……)
杏子「マミを誰にも渡したくなくて、マミが他の奴とそういう風になるのもみたくなくて、ならいっそアタシがって……」
マミ「…………」
杏子「だからさ、頼むよ。お願いだからアタシを拒まないでくれ……。ソレが無理ならいっそのこと、アタシを付き放してくれよぉ……」
マミ(そうか、私のせいなんだ。佐倉さんをここまで追い込んだのは、私なんだ)
マミ(そうだ、私があんな夢をみなきゃ……。私が中途半端な事を続けたから……。全部、私が悪いんだ)
マミ(だから私が我慢しなきゃいけないんだ。佐倉さんのこと、杏子のこと、受け入れて上げなきゃ……)
マミ「……うん、いいよ。杏子、きて……」
杏子「……! マ、マミ! マミッ!!(ガバッ」
そして私は、杏子の全てを受け入れてあげようと、その日、誓ったのだ
なんて展開だ・・
ホテル鹿目wwwww
俺の杏子がこんなにイケメンな訳がない
ちょ、なんという重い展開
マミさんノンケなのか
なんか救いがないような気がしてきたよ、ママン
こういう展開も好きだなー
でもハッピーエンドだって信じてる
うぅ…甘々なSSと重いSSのコンボは
なんとも言えない
マミさんの反応がノーマル過ぎて、百合厨な俺の精神ポイントがゴリゴリ削っりとられた(ヽ´ω`)
それがいいんじゃないか
ノンケが女の子を好きになるってことは、本当にその子が特別な人なんだろうし
女同士っていう葛藤が好きな自分としては、こういうSSが読めるのは嬉しい
いい感じで盛り上がってきた♪
この女相手のことをまるで見ていない…
朝。
杏子「ふぁ…もう朝?」
ベッドで目を覚ました杏子の視界に飛び込んできた光景。
杏子「ああああ!」
マミの胸に顔を埋めて眠る少女。
マミ「ん…どうしたのぉ?あら。」
杏子の声でマミも目を覚ます。
マミ「ゆまちゃんったら、うふふ。」
マミが胸にしがみつく少女の頭を優しく抱き締める。
マミ「うふふ、杏子もする?」
杏子「へ?あ、」
マミがゆまを挟んで杏子を抱き締め…ようとして。
マミ「…すぅ」
寝ていた。
杏子「寝ぼけてたのかよ!?」
昨日の晩、ついにキスして。
妙にテンション上がってベッドに押したおして。
そしたらゆまが居て。
急に恥ずかしくなってそのまま寝てしまったのだ。
杏子(まあ。)
ゆまに嫉妬を抱かないかといえば、そうでもない。
だけど、それ以上にマミの幸せそうな顔を見るのは好きだった。
お姉さんぶるのが好きなのだろう。
杏子(ほむらや。…あいつも先輩に甘えてくるタイプじゃなかったしな。)
ゆまを抱いたまま、幸せそうに眠るマミを見ながら、杏子も二度寝する事にした。
マミ杏ゆまは本当に幸せ家族だよね
改変後アフターでもきっとゆまと巡り合えるって信じてるわ
ゆまがいるせいでマミさんもあんこも安定するんだけど
ただでさえ奥手な二人の関係が一層奥手になってじりじり不満が鬱積するとかいいね…
杏子がキスしようとしたら、隣でゆまが寝てるからだめって断られたりな
なんという夫婦
>>488の続き
それから二ヵ月後
マミ宅・朝
杏子「……お、うまそーじゃん!」
マミ「起きたのね。もうすぐ朝ごはんできるから。……ひゃん、今はダメ(パシッ」
杏子「ごめん。マミのうなじ、凄く綺麗だからさ」
マミ「昨日あんなにしたのに……。本当に杏子ってお猿さんね」
杏子「マミ限定だけどな。今日もさ、学校に迎えにいってもいーか? うまい中華みつけたんだ。帰りに寄ろうぜ」
マミ「杏子すごく目立つし、アレ結構はずかしいんだけど、嫌って言ってもくるんでしょ? ……はい、できたわよ」
杏子「マミが誰のもんか見せ付けたくてさ。結構もてるじゃん、お前。……いただきます!」
マミ「本当に子供なんだから……。じゃあ私はいくわね! 今日バイトないんだっけ、洗濯物干しといてくれない?」
杏子「へーい、いってらっしゃい(モグモグ」
杏子「……あ、これ。おい! マミ!! ってもう行ったか」
杏子「アイツ、弁当わすれてるじゃんか。今行けば追いつくか」
杏子「……いや、どうせなら昼に届けてやるか。驚くだろうな、マミのやつ」
見滝原中学校校舎内・昼
杏子「フンフンフ〜ン♪ へー、中はこんな風になってるんだな、マミの学校」
杏子(しかし、かなり目立ってるなアタシ。周りの視線が凄い)
女学生A「ねぇねぇ! あの子、噂のよく校門で健気に待ってる子じゃない?」
女学生B「ホントだ! 三年の巴先輩だっけ、お相手。なんで中にはいってきてるの?」
杏子(へぇ〜、どうやらワザと校門で待ってたりしたのは無駄じゃなかったみたいだな)
杏子「なぁ、アンタらさ。聞きたい事があるんだけど……ちょっと、いいかい?」
女学生A「えっ? は、はい! な、なんですか?」
杏子「三年の巴マミを探してるんだけど、教室とかどこかわかるかい?」
女学生A「えーと、教室がどこかまでは〜。自分達、二年なんで……あはは」
女学生B「私知ってるよ! たしか巴先輩の教室は〜(ペラペラ」
杏子「ふむ……ありがとうな! おかげで助かったぜ」
女学生B「お弁当もってたね。……あの口調、立ち振る舞い、どうみてもタチだね」
女学生A「わざわざ弁当届けにくるとは……。って、タチってなに?」
女学生B「あぁ、いや、気にしないで、気にしないで(アセアセ」
見滝原中学校三年教室・昼
女学生C「ねぇねぇ、巴さん! ちょっと聞きたい事があるんだけど……(ソワソワ」
マミ「? なにかしら?」
女学生D「ちょっと、やめなよ! そんなこと聞くの(ボソボソ」
女学生C「もう静かにしてよ! ゴホンッ、えーとね、巴さんってさ、いつも校門にいる子とどういう仲なの?」
マミ「え? 校門にいる子って……杏子のこと?」
女学生D「へ〜杏子っていうんだ。あの子」
女学生C「そうそう! なんだか手を繋いだり、腕を絡めて下校してるの見たって子達がいてね!」
マミ(参ったわね……。とりあえず適当に誤魔化そうかしら)
マミ「えと、貴女達が思うような、そういう仲じゃないのよ、私達」
女学生C「えー! でも私も見たことあるけど、あれはどうみて普通じゃないよ〜」
マミ「えーと、だから、そのね。彼女は親戚の子で、今、ウチで預かってるの。それでちょっと懐かれてて……」
女学生D「あッ!(チョイチョイ」
女学生C「ん? なによ、今いい所なのに。……ッ!!」
マミ「……それでね、正直、あの子の積極的なスキンシップには私も困っててね」
女学生C「ちょ、ちょっと、巴さん、後ろ後ろ!」
女学生D「ねぇ、アタシラ、退散した方がよくない? ほら、いこ!(グイ」
マミ(? いきなりどうしたのかしら? 後ろを見てたような……)
マミ「きょ、杏子!!」
杏子「おう、その弁当忘れてたからさ……届けにきたんだけど……迷惑だったみたいだな(オロオロ」
マミ「杏子、ち、ちがうの! 今のはその、アレで、私は杏子のこと、その、ちゃんと、す……す……」
クラスメイト「…………」
マミ(うッ……周りの視線が……)
杏子「いや、いいんだ……。アタシ、帰るよ……ぐす(バッ」
マミ「杏子! まって!!」
マミ(杏子、とても哀しそうな顔で泣いてた。私がさせたんだ。……また、また私が)
マミ「二度とあんな顔させないって誓ったのに……(ギリリ」
うん、杏子のヘタレっぷりは見てて安心する
とういうか冒頭の会話がテラ夫婦
幸せなうたた寝の後は。
杏子「ふわぁぁぁ。」
マミ「ふわぁぁぁ。」
ゆま「ふわぁぁぁ。」
やっぱ、やっぱ、あくびで。
マミ「ん〜!」
涙を拭いて、おはよう!
マミ「(ごしごし)おはよう、杏子。ゆまちゃん。」
杏子「はよ、マミ。…お前はもう少し寝てていいぞ、ちびっこ。」
ゆま「ゆまちびっこじゃないもん!」
あっそぼう!元気に!
マミ「今、パンを焼いてくるわね♪」
ゆま「やった!ゆま、キョーコより沢山食べるね、マミおねえちゃん!」
杏子「はぁ!?てめ、ちびっこだからって食い物に関してはゆずらねえぞ!そもそもなんであたしは呼び捨て!?」
マミ「うふっ。」
パン食い競争♪
おかしいな、俺違うアニメのスレ見てたみたいだ
誰だれだれだれだれだ?
ゆま「お腹いっぱい、ごちそうさま、マミおねえちゃん!」
杏子「ごっそさん!んー、食った食った。」
マミ「お粗末様♪」
杏子「マミ、デザートはぁ?」
ゆま「ゆまもケーキ食べたい!」
マミ「もう、食いしん坊さんね。」
はらはらはらはら腹ペコさん♪
女の子♪
杏子「マミのつくるお菓子はあたしにとってメインディッシュなんだよ」
ゆま「昔のお姫様が言ったんだよ、パンを食べたらケーキを食べたらいいじゃない、って。」
杏子「へえ、いい事言うじゃねえか、そのお姫様」
マミ「それ、少し違う…」
お菓子が主食だ!
マミ「じゃあ、ケーキ、焼くわね。でも時間かかるわよ?」
コロコロコロコロ転がって
杏子「寝てまってる〜」
ゆま「じゃあゆま、お手伝いする!」
のんびりびりびりのんびりして、空を見よう。
杏子(今日はいい天気だ)
お日様に、わっしょいです!
杏子(そういえば)
夢で。
ゆま「夢で、みんなと、おんなじ会話してたよ!」
マミ「へえ?不思議な事あるわね。実は、私もなの♪」
はてなでわっしょい、365!
ノリが園児向けの番組みたいになってるw
予想以上に長くなってすいません、次の投稿で終わる予定です
>>504の続き
マミ宅・夕方
マミ(結局、校門にもいなかったな。と、とにかくあやまらなきゃ……)
マミ「ただいま〜、って明かりついてない。杏子、いないの?」
マミ(……うそ、まさか、出て行ったの?)
マミ(やだよ、杏子がいなくなっちゃうなんて……。私どうしたら……)
杏子「かえったぜー! って、ん? なに突っ立てるんだよ、マミ」
マミ「きょ、杏子ッ!? どこいってたのよ!(バッ」
杏子「おいおい、なんだよ。帰ってくるなり抱き付いてくるなんて……///」
マミ「ごめんさい、私。昼間はあんなこと言って……(ギュゥ」
杏子「ん、いや、いいって。それよりさ、例の中華、買ってきたんだ。冷めないうちに食おうぜ」
マミ「うん、うん……ぐす」
マミ宅・深夜
杏子「……なぁ、マミ。もう寝たか?」
マミ「ううん、どうしたの?」
杏子「ごめんな、今までアタシの身勝手な行動がさ、マミには重荷だったんだよな」
マミ「え? そ、そんなことないわよ」
杏子「いや、いいんだ。アタシだって馬鹿じゃないさ。マミが無理して合わせてくれてるのは気づいてた」
杏子「なのにアタシ、はしゃいじゃってさ。その結果、マミが周りからどう見られて、どんな思いするかとか、全然考えてなかった」
マミ「ちがう! そんなこと思ってないわ!(バッ」
杏子「いてて! 突然、乗っかってくるなよ」
マミ「ねぇ、もうこんな話やめましょう? ほら、いつもみたいにね、抱いて?」
杏子「……マミはさ、いつも都合が悪くなると、気まずくなると、アタシに抱いて欲しいっていうんだな」
マミ「!!」
杏子「アタシはいつだってマミを抱くときは、マミを感じたいからするんだ。でもさ、マミはちがうんだよな」
マミ「ちがう、私は……ッ」
杏子「いいんだ、前から薄々気づいてた。マミにとってアタシとのセックスは、そういうのじゃないってことぐらい」
マミ「…………」
マミ「……私ね、杏子とこういうことするの嫌じゃないんだよ?」
マミ「杏子が私の事を好きだって、愛してるって、すごく伝わってくるから……。ああ、私はもう独りじゃないんだなって、そう思えるから……」
杏子「でも、どうしても割り切れない、そうだろ? 今度からはさ、人目が付くとこで、あんまりベタベタしたりするのやめるよ」
杏子「マミがアタシの為に我慢してくれるならさ、アタシだってマミの為に我慢しなきゃな!」
マミ「……ごめんね。私、本当は杏子の事、ちゃんと愛してあげたい、ちゃんと想いに答えてあげたいのに……」
マミ「……でもね、やっぱり、どうしても杏子の事、そういう風に思えなくて(ギュッ」
杏子「ちょ、あんまり力いれて抱きしめられたら痛いって///」
杏子「マミはさ、アタシの事、愛してくれてるんだろ? 恋人としてじゃないってだけでさ」
マミ「……うん、傍にいて欲しい(ギュゥ」
杏子「じゃあそれでいいじゃん。アタシはマミの事を恋人として、マミはアタシの事を家族として、お互い愛してるんなら、それでいいじゃん」
杏子「かならずしも、噛み合わなきゃいけないってわけじゃないんだからさ。相手の事を思いやって、譲歩して、折り合いをつけて……。そういうもんじゃん、人間関係ってさ」
杏子「アタシはソレで充分だよ。うん、それで充分(ナデナデ」
マミ「…………そよ(ボソッ」
杏子「え?」
マミ「そんなの、嘘よ! だって杏子、今、凄く哀しそうな顔してる!」
杏子「…………」
杏子「ああ、そうだよ。本当は嫌だよ! マミとちゃんと愛し合いたいし、本当は外でも恋人らしいことしたい!」
杏子「でもさ、無理なんだよ。それはどうあがいたって、見せ掛けで、嘘の関係にしかならない」
杏子「だって、マミは普通なんだから! おかしいのはアタシなんだ。……マミが悪いんじゃない、アタシが間違ってるんだよ」
マミ「……ううん、私がおかしんだよ。こんなにも杏子の事を大好きなのに、どうしてもアタマの中で、なにかが邪魔をする」
マミ「理性とか倫理とか人の目とか、そんなくだらないものが私を縛り付けるの(ギュゥゥ」
杏子「……マミ(ナデナデ」
マミ「……ねぇ? 杏子、前に言ってたよね。昔、催眠術みたいな魔法が使えたって……」
杏子「あ、ああ、確かに使えたよ。でも今は……」
マミ「その魔法が使えたら、私の中のくだらないもの、ぜーんぶ取り払えるのにね」
マミ「そしたら、私は杏子のこと、心の底から、大好きだよって、愛してるよって、言えるのようになるのにね」
杏子「……でもさ、それは本当のマミって言えるのか? それじゃ、まるで洗脳じゃないか」
マミ「違うよ、洗脳なんかじゃない。私が杏子の事を大好きなのは確かだもの」
マミ「まるでカエルになった王子様とお姫様の恋の御伽噺のようね。二人はどんなに愛し合っていても、今のままじゃ真の意味で愛し合えないの」
マミ「きっとそれを可能にするのは、魔法。御伽噺にでてくる奇跡の魔法」
杏子「……あるよ、奇跡の魔法」
マミ「え?」
杏子「実はさ、最近になって少しずつ力が戻ってきてるんだよ」
マミ「じゃ、じゃあ!!」
杏子「うん、マミに軽い暗示をかけるぐらいならできると思う」
マミ「杏子、お願い! 私に今すぐ暗示をかけて! 巴マミは『女性』をきちんと愛せるようになるって!」
杏子「……本当にいいんだな? 後悔はしないんだな?」
マミ「このまま杏子の事を愛せない方が私は辛い。だから後悔なんてしない、絶対にッ!」
杏子(マミ、凄く真剣な目をしてる。こんなにもアタシは想われてるんだな)
杏子「わかった。……マミ、アタシの目をよくみるんだ」
マミ「…………」
マミ(よかった。これでもう杏子を哀しませずにすむ。杏子を愛せるんだ、私)
杏子「巴マミは『佐倉杏子』をきとんと愛せるようになる。その為のあらゆる障害から解放される」
なんか切ないね
まあ俺でもいくら親友とはいえ同性と恋愛なんて無理だけどさ
ゆま「マミおねえちゃんの指は魔法の指ね」
マミ「え?」
ゆま「だって、こんなに素敵なケーキが作れちゃうんだもん」
マミ「ゆまちゃんも練習したら上手になるわよ♪」
ゆま「ゆまも?じゃあ、練習する!」
楽しそうにケーキをつくる二人を寝転んで見つめる杏子。
杏子(エプロン似合うなぁ)
エプロンをつけてキッチンに立つ姿はまさに若奥様。
マミ「上手よ、ゆまちゃん。綺麗に盛り付けれたわね」
ゆま「えへへ。これで完成?」
マミ「ううん。後は、最後の仕上げよ。」
ゆま「仕上げ?魔法でもかけるの?」
マミ「ええ、そうよ。」
杏子(ま、マミのケーキが美味しいのは魔法のおかげだったのか!?)
ゆま「難しい魔法?」
マミ「ううん、とても簡単。魔法少女じゃなくても。そう、女の子なら、誰でも使える魔法なの。」
ゆま「えー!?」
マミ「こうして、大好きな、食べてもらいたい人の、笑顔を思い浮かべるの。」
マミが目を閉じ、祈るようにする。
ゆま「…それってキョーコ?」
マミ「…ええ。杏子には内緒ね。」
ゆま「うん!」
杏子(…マミのやつ。)
マミ「さ、召し上がれ♪」
ゆま「ゆまもいっぱい手伝ったんだよ。」
杏子「…うめえ。うめえ!」
マミ「な、泣くほど美味しいの?」
ゆま「うん、美味しい!」
隣の部屋
ほむら「私達がいること、完全に忘れてるわね」
QB「…なんかとても出づらいね」
ほむら「マミ先輩のケーキ…。懐かしいわ。…まどか。」
QB「?」
>>513 どうだろ
野郎に比べて女の方が同性愛はまだ軽い気がするけど
ほら女子は同性の先輩に告白とかあるけど、男はないじゃん
え?あるだろ
>>516 レズよりホモのが人口多いでそ、たしか
汚い話になるが、やっぱ性欲を満たせないのはでかいんだと思う
腐っても三大欲求だしね
ホモは擬似SEX出来るがレズは道具に頼らないときついからな
まあ救いは女の方が性欲がまだ控え目なところか
ホモはその返やばいからハッテン場とかあるんだよね
そろそろスレチ
そうなのか、なんか色々あるんだね、同性愛って
俺はただ百合百合してれば、それだけでよかったんだ
というわけでスルーして引き続きマミあんマミしてくれ
>>512 二人の感情が悲痛過ぎて読んでて心が苦しくなるお
ハッピーエンドになると信じる
>>515 マミあんゆまいいわ〜
もう早く皆で籍入れちゃえよ
巴マミ、巴杏子、巴ゆま
佐倉マミ、佐倉杏子、佐倉ゆま
マミあんゆまはすごくいい
おりこ2巻で目覚めた
一巻で目覚めていた俺に隙は無い
本編でプッシュされる組み合わせも良いけど、本編で触れられない部分を想像するのも良い
その中でも、本編後の改変世界といい、ゆまが居るおりこ後の別世界線といい、マミさんと杏子の関係は妄想が広がりまくる
ただここはマミあんスレだから、あんまりゆまゆま言うのはスレチだぞ
まあマミ杏ありきのマミ杏ゆまだし、いいんじゃないの?
そりゃマミゆま+杏とか杏ゆま+マミとかだとスレチだろうが
実は俺、前からマミさんって催眠とか好きそうだなって…
でもマミさんが誰でも良かったってことに気づくオチが見えるような…
つーかゆまが来て以降マミ杏がラブラブ前提になって困る。
ハノカゲ2巻みたいな「ライバル同士、拳を交えて友情へ」みたいなのも欲しいというか
アレがイレギュラーである以上そっちのが本筋の筈なんだぜ。
さやかがマミの名を出した時、声のオクターブが一段下がる(お前みたいなトーシロが気軽にマミの名を出すな)とか
「巴マミはそんな事も教えなかったのか?」(お前、あのマミから何も学ばなかったのか?)とか
そういう「熱い」マミ杏が見たい。
杏子とさやかは似てるってのは公式で確定
さやかはマミさんに憧れてた
つまり似た者同士の杏子がマミさんに憧れてない筈がないんだよね
問題はさやかは自信満々だから素直にマミさんを目指したけど、杏子はその自信をへし折られてる
杏子はさやかに自分のもう一つの可能性&成りたい自分を見出だしたってのも公式
これって結局の所、自分もマミさんの様な正義を信じる魔法少女になりたかったって事だよな
さやかがマミさんの後輩と知っていて、やたら突っ掛かり、やたら挑発してたのは、
自分が素直にマミさんを目指してたら、こうなったという姿をさやかに見て嫉妬と羨望してたのかなって思う
実際、杏子はマミさんの死を聞いてマッハで見滝原にきて、さらにさやかにワザと試す様な挑発を繰り返してるし、
さやかがマミさんの名前を出したらブチ切れたり、マミさんの名前を引き合いにだしたり、明らかに意識してる
杏子にはさやかの様にマミさんを目指す自信がへし折られていた
だから最期までソレを貫こうとするさやかを救う事で自分も救おうとした
マミさんの生き方に憧れてた自分を否定したくなかった
そう考えたら改変世界での杏子にとってさやかは、
似た境遇でありながらマミさんの様にありたい者同士ライバルであり、同じ志しを持つ親友だった
友達は失ったが目指す目標はまだいるから、杏子はさやかに気付かされた自信を胸にマミさんと一緒に頑張る
こんな捕らえ方を自分はしてたりする
まあつまり何が言いたいかと言うと、憧れの対象は、杏子を救う存在としては遠すぎて無理だった
同じ憧れと目標を抱く自分に似た、自分と同じ目線の存在だからこそ、杏子の自信を取り戻すきっかけになりえたのかなと
まあ自信を取り戻した杏子がマミさんと対等になって、
その時初めてマミさんが隠してた弱さを知ったらビックリするんだろうな
そうなったら今度は杏子がマミさんの孤独を支える側になるのかも、なんて
そういう面もあると思うし俺のマミさん解釈はむしろそっちよりなんだけど(無知ゆえの正しさみたいな)、
むしろ生きるため一生懸命なところに落ち込んだ杏子にはマミさんのいっぱいいっぱいというか、
虚飾に過ぎないというか、そうせざるを得ないからやってる部分も感じ取れるようになったたのかも知れない
それで手をだそうにも、二重の意味で手を出しかねたのかも知れない
>>529-530 杏子はむしろマミさんのそういう弱い部分を知ってて、それでも憧れてたってのは考えれないかな?
>>530のいうように杏子は勘とか人を見抜く力は凄そうだから、マミさんの弱さは気付いてんじゃないかなって思う
ほむらがたった一つの守りたいモノの為に戦ってるのも見抜いてたし
弱い自分を抱え込んでるのは二人とも同じだし、
自分が弱い存在と知りながら強くあろうと努力するマミさんの姿は、
悪事を働く事で自分を保ってた杏子には充分眩しかったんじゃない?
自分に似てるさやかがマミさんを理想として苦しみもがき滅んでいく姿は、
杏子にとっては自分もマミさんの様になることは出来ないという絶望を突き付けられたわけだし
まさに杏子にとっては身を滅ぼす劇薬だったんだろうなって思う
マミさん、本当に皆のカミナポジだね
ただこのお話は希望が絶望になるから、マミさんは絶望を振り撒いてた事にもなるんだけど
マミさんが一番経験豊富なら(年月って意味だとして)多分近所に住んでた杏子が
突然変わっちゃったところを見たりもしたのかなと思ったりした
萌えるマミあんも燃えるマミあんも好きだ
こんな流れも面白いなあ
>>535 杏子が給仕側って珍しいねwかわいいw
杏子は案外、飯作れそうなイメージがあるかも
凄い大雑把でドドンとした、まあいわゆる男料理みたいなのが出てきそうだが
おりこコメディ要素多めの追加あったらマミ杏ももっと見れるのかなって
これで最後になります、長々とすいませんでした
当初はもっと短編の予定だったんですが思いのほか長引いちゃって
杏子が病むバッドエンド予定だったんですが、急遽変更したのが祟ったみたいですorz
>>512の続き
数週間後
見滝原中学校校門・夕方
下校生徒「…………(ジロジロ」
杏子「うーん、こう毎日迎えにきてちゃ、もはや名物扱いだな。あッ! おい、ほむら!」
ほむら「ちょっと、声かけないでくれる。貴女達と同類と思われるでしょ、この真性レズビアン」
杏子「お、おまえ……。相変わらず口の減らない奴だなぁ……」
ほむら「で、なに? 早く言わないといくわよ、本気で周りの視線がいたいし」
杏子「いや、アンタにはちゃんとお礼いわなきゃなって思っててさ」
ほむら「なんのことかしら? 思い当たる節がないわ」
杏子「……ありがとな。あの助言がなけりゃ、きっとアタシ達は前に進めなかった。感謝してるよ、ほむら」
ほむら「…………///」
ほむら「は、話はそれだけ? じゃあ私はもう行くわね(フィッ」
杏子「素直じゃないなぁ、アイツも。……って、うわぁ!(バフッ」
マミ「杏子! ごめんね、またせちゃって(ムニュゥ」
杏子「いや別に……そ、それより胸が顔に///」
マミ「ふふ、好きでしょ? 私のムネ♪」
杏子「み、見られてる! すっごい見られてるから!!///」
マミ「恥ずかしがりやなんだから。……じゃあ、行きましょうか(ギュ」
杏子「熱烈なハグの次は、大胆な恋人繋ぎとは……。流石のアタシも、はずいな///」
マミ「うふふ、じゃあ杏子も自分に暗示かけてみる? もっと大胆になれるわよ、きっと」
杏子「い、いや、遠慮しとくよ。……で、駅前のケーキ屋いくんだっけ?」
マミ「そう! 今日ね、カップルデーなのよ! 私、あそこにカップルでいくの夢だったの」
杏子「カ、カップルね……。それって、大丈夫なのか、アタシ達は」
マミ「あら、心配なの? 信じてくれないなら、濃厚なキスでも見せ付けてあげましょ、うふふ」
杏子(……目がマジだ)
杏子「はは、そうならないことを祈るよ///」
あの日から全てが見違えるように変わった。アタシ達は本当の意味で愛し合えるようになった
でも、あの日アタシはマミに奇跡の魔法なんてかけていない
実のところ、魔法なんて全く復活していなくて、アタシはあの時、少しでもマミを楽にしてやろうと嘘を付いたのだ
いやアタシ自身、もしかしたら魔法が戻るんじゃないかって期待していたのかもしれない
ロクな事がなかったアタシの人生だったけど、信じれば、もしかしたら奇跡が起きるかもしれないと
結局、奇跡は起きず、魔法は復活しなかった
でも、あの日以来、マミは変わった。アタシの事を本当に愛してくれるようになり、人目も気にしなくなった
むしろ積極的なマミにアタシの方が振り回されてばかりなぐらいだ
マミに必要だったのは奇跡でも魔法でもなかったんだ
必要だったのはマミが変わるためのキッカケだったんだ
マミ「杏子? なにボーッとしてるの? ほら、はやく行きましょ(グイグイ」
杏子「って、うわ! わかったから引っ張るなって!」
杏子(ま、そんなこと、どうでもいいか。だって一番大切なのは……)
杏子「なぁ、マミ。……今、幸せか?」
マミ「ええ、とっても幸せよ! だって……
杏子のことがこんなに大好きなんだもの!!」
おしまい
うわあああ!!!
いい!すごくいい!GJ!
ノンケマミさんがここまで大胆な子になるとは
いや、いいモノ読ませてもらいましたわ
完走おつかれです
なんというgood end
ハッピーエンドで良かった… GJ!
ハッピーエンドでよかった、うん
でもちょっと病んだ杏子も見たかったと思ってしまった
クラスの皆には内緒だよ☆ミ
マルチエンドも、あるんだよ
546 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 19:44:27.22 ID:oIFfvp1A0
いいハッピーエンドでした!
マミ「え?喫茶店?」
ある日の朝。学校へ行くため、制服に着替えるマミに、ベッドから杏子が声をかけた。
杏子「うん。今日、そっちが学校終わったらさ、待ち合わせして、行かないか?」
マミ「ええ、行きましょう。」
杏子「出かけてる間、ゆまはキュゥべぇの奴に面倒見させるし。」
まだベッドで眠るゆまの頭を撫でながら、杏子が提案する。
QB「え〜」
杏子「なんだよ、嫌なのかよ」
マミ「キュゥべぇ、お願いできる?」
QB「任せてよ!マミ!」
杏子「おい!あたしと反応が違いすぎねえか!?」
マミ「うふふ」
そして放課後。
マミ「ここが杏子の言っていた喫茶店?綺麗なお店ね。」
階段を少し登った場所にある、カフェテラスに腰かける。
マミ「杏子はまだ来てないのかしら。あ。」
杏子が、人混みをかき分け、階段を登ってきた。
マミ(人混みの中からでも、杏子を見つけるの、うまくなったかな)
だが、少し階段を登った所で、こちらを見て固まってしまった。
マミ(どうしたのかしら?急に不機嫌な顔して。)
杏子「…帰るぞ。」
マミ「え?」
杏子「いいから!」
腕を掴んで、ずんずんと階段を降りてゆく。
マミ「ちょっと?杏子、痛いわ」
周囲の人がこちらを見ているのに気がついた。
杏子「見てんじゃねえ!見せもんじゃねえぞ!」
杏子が周囲の人に怒鳴りつける。
マミ「いきなりなんなの?ひどいわ!」
杏子「うるさいっ。行くぞ!」
マミ(む)
バチンっ!
杏子「いてっ?!」
マミ「楽しみにしていたのに!ばか!」
杏子「お、おい!まって!」
マミ「え、喫茶店?」
ある日の朝。
学校に行くため、制服に着替えるマミを見つめながら、声をかける。
杏子(綺麗な体だなあ)
華奢なのに、出る所は出ている体。
杏子(おっと、あんまり見つめてたら怒られるな)
実は昨日バイトの給料日だったのだ。
日頃お世話になっている、マミをデートに誘ってみた、というわけだ。
杏子「うん。今日さ、そっちが学校終わったらさ、待ち合わせして、行かないか?」
マミ「ええ、行きましょう。」
杏子(よし!だが、問題はゆまだ。)
ついてくるとか言えば大変だ。
だが、作戦はねっている。
杏子「出かけてる間、ゆまの面倒はキュゥべぇの奴に面倒見させるし。」
QB「えー」
こいつ!
だが、マミがお願いをすると、キュゥべぇのは急に態度をかえ、了承した。
杏子(久しぶりに二人きりだな)
そして、放課後。
待ち合わせの場所へ向かって走る。
杏子(やべ、少し遅れたか。お)
いた。
階段を登った先のカフェテラスに座っている少女。
杏子(…やっぱり目立ってるな)
やっぱ可愛いもんな。
なんて思いながら階段を登っている途中。
杏子(な、な!?)
目の前に飛び込んできたのは、マミのパンツ!
杏子(か、階段を登る途中の目線が、丁度座ってる女の子の脚の間の高さになってるのか)
一瞬見とれていたが。
杏子(まてよ?あたしが見えるって事は)
辺りを見舞わす。
やはり、階段の途中からマミのスカートの中を覗きこんでいる男が沢山いた。
杏子「帰るぞ!」
マミ「え?」
杏子「いいから!」
マミ「ちょっと?杏子、痛いわ。」
杏子「見てんじゃねぇ!見せもんじゃねえぞ!」
ちくしょう!マミをやらしい目で見やがって!
マミ「いきなりなんなの?ひどいわ!」
男がお前のパンツ覗きこんでる、なんて説明できるわけない。
マミのやつは傷つくに違いない。
杏子「うるさいっ!行くぞ!」
その瞬間。
頬に激痛が走った。
杏子「いてっ!?」
マミ「楽しみにしてたのに!ばか!」
杏子「お、おい!まって!」
な、なんでぇ!?
上げてる人がいいよーって言ったなら大丈夫なんじゃなかろうか
いいよー
>>554 ありがとう
というか、いつも素晴らしいSSをありがとうございます
>>555 552読んでました
世界が改変されたおかげで、二人は一緒に暮らせるようになったんですね、素晴らしいw
>>552 お前God。マジで素晴らしい。
この”下げて上げる”ってのが俺は大好きなんだ。
ホント良い物見せてもらった。俺もなんか書こう。
>>556 そういうことです、読んでくれてありがとう
あと、小学生シリーズと《魔槍・至高の薔薇(ハイローゼス)》のシリーズは全部あなたの作品ってことでいいんですよね?
http://mamixkyoko.wiki.fc2.com/ とりあえず
>>554さんの作品と思わしきものを収納させていただきました
誰でも編集できるようになってるんで、漏れやミスがあれば直しちゃってください
SSのタイトルも便宜上つけただけですし、作者さんの好きなように編集お願いします
他にも、自分のSSのっけてもいいよって許可をくれる方大歓迎です
Wiki編集とか初めてなんで、意見があればどんどんお願いしますし、編集手伝っていただければすごく助かります
>>560 乙でした。次スレからはテンプレ入りですね♪
盛り上がってきたなー!
ベテラン対決
マミ「佐倉さん。あなた初めて会った時とはずいぶん変わったわね。
あの頃はまだ、『愛と正義の魔法少女、ホーリー杏子』と名乗ってて、
ホーリーとかディバインとかジャスティスとかつけた必殺技名を叫んでて、
とってもかっこよかったのに」
杏子「ぐ、ぐわああああ。やめろ、やめてくれえええええ!」
以降マミ存命中、杏子が見滝原の縄張りを狙うことは無かったという。
恥ずかしいところを知ってるのはお互い様って寸法ですね!
実力もそうだろうけどマミさんに一宿一飯の恩義があって縄張り狙わない話とかありそう
問題はマミさんの方は恥ずかしいことと思ってないとこだな
なまじ実力のある中二病はある意味最強だ
一宿一飯…ゴクリ
杏子側からしてみればある意味自分だけの為に願ってそれを十二分に活用出来てるから
世界改変後だとそこまで突っかかる理由は無いんだよな…話したり共闘したりはしてるんだろう
けどその代わりさやかみたいに深入りする理由も無いんだよな…
いわゆる深い仲になるにはもう一つきっかけが欲しい所
ハハハ駆け出しのころのマミさんの黒歴史がその程度なわけ
具体的にはOPまどかのような
「ナメんなよ。この仕事はね、誰にだって務まるもんじゃない」
「毎日美味いもん食って、幸せ家族に囲まれて、そんな何不自由ない暮らしをしてる奴がさ、ただの気まぐれで魔法少女になろうとするんなら、そんなのアタシが許さない。いの一番にぶっ潰してやるさ」
「命を危険に晒すってのはな、そうするしか他に仕方ない奴だけがやることさ。そうじゃない奴が首を突っ込むのはただのお遊びだ。おふざけだ」
マミさんは生きるために魔法少女になるしかなかった
さやかには突っかかったけど、マミさんには手を出さなかった理由はそこかもね
まあ出会い頭というか、初対面は絶対衝突してると思うけど、本当に正反対だし、この二人
そういえば
>>552みてておもったけど、改変世界は使い魔の概念とかないとしたら、
方針の違いとか生まれないから、
>>552みたいなすごく長い付き合いってのもありえそうだね
最終話の円環シーンの時点ですでに、マミ杏が数年以上組んでるパートナーだったらとおもうと、ほっこりする
マミ(もう、杏子のばか!)
せっかくのデートなのに、あんなに乱暴にして、周りの人に威嚇するし。
杏子につかまれた手が痛い。
マミ(…でも。)
それ以上に、杏子を叩いた手が痛い。
マミ(杏子にも理由があったのかもしれないのに。悪い事しちゃったかしら…。あら)
少女「うーん、困ったぁ」
少女が道端で唸っている。
マミ「どうしたの?」
少女「大切な指輪…無くしちゃったんだ。どこで落としたのかなあ」
マミ「大変ね、私も手伝うわ。」
少女「…。ありがと」
二人で歩きながら、指輪を探す。だけど。
マミ「…見つからないわね」
少女「私の。友達に貰った大切な指輪なんだ。絶対見つけるんだ。君は帰っていいよ。私に付き合う必要はない」
マミ「ううん。もう少し、手伝うわ。」
>>572 >>528-538みたいな考えも出来るぞ?
あの喧嘩っぱやそうな杏子が、マミさんの縄張りに手を出してない、
それどころか談笑するぐらいの仲、死んだら真っ先に来て後輩に突っ掛かる
これだけ伏線や要素あれば、いくらでも想像や考察の余地はあると思う
マミさんがさやかに、他人の為に願いを使うのはよく考えろ、って忠告したのも、
今思えば知り合いの杏子の願いの顛末を知ってるからだろうと考えると自然だし
でないと自分の為に願いを使ったマミさんに、他人の為に願いを使う事を、
アレだけ的確かつシビアに捉えるのは難しいと思う
最初は単純に性格に反発してたけど、心中事件を経てマミさんの危うい内面が見えるようになったとか
杏子(マミの奴、人の気もしらないで!)
マミに叩かれた頬が痛い。
杏子(でも、もう少し言い方もあったかな…)
でも、それ以上に心が痛い。
杏子(マミを追いかけ…。でも、いきなり叩く事ないよな。あーもう、しらねえ!)
マミ「楽しみにしてたのに!」
マミの言葉が蘇る。
杏子「あーもう、ちくしょう!」
そして、杏子はマミの走り去った方向へ駆け出した。
だけど。
杏子(あーもう、どこ行ったんだ?)
見つからない。
杏子(足速すぎだろ…)
道端にへたりこむ。
杏子(お。指輪?)
道に落ちていた指輪をひらいあげる。
杏子(綺麗だな。お、寸法、マミにぴったりだ。)
それをポケットにつっこむ。
杏子(…マミに上げたら、機嫌よくなるかな)
そんな杏子を物陰から見つめる人影。
ほむら「…デートだというから覗きにきたのに。いったい何をしてるのかしら」
少女「あの、ここらで女の子見かけませんでした?黒い髪をショートカットにした子なんですけど。」
ほむら「…悪いけど知らないわ。…え?」
少女「そう、どうもすいませんでした」
何かに気がつき振り向くが、少女はすでに立ち去っていた。
ほむら「…今の子。ただならぬ百合力をはっしていた。まさか…」
登場した・・・ようだな
まあ敵対する理由もなしただならぬ百合力に期待
ただならぬ百合力って何だwww
ほむカウンターによるキャラごとの百合力を知りたい
百合力www
ダブルデート展開あるで
>>564 許可ありがとうございます! さっそく収納させてもらいました!
ノンケマミさんすごくよかった。百合の醍醐味って感じがしてこういうSS大好きです。
文字数が10000超えてたんで迷ったんですが、続きものでなく読みきりとしてひとつにまとめさせていただきました
今までの流れを見るに「ヘタレ攻め杏子×誘い受けマミさん」が主流っぽいが、
もっと別の可能性も模索するのもありかもしれんな〜とか思う今日このごろ
ガン攻め杏子×お子様マミさん
鬼畜攻めマミさん×子犬杏子
うーん、想像つかん……
ラブラブになる前の過程段階なら色々パターンあるが
ツン杏子×ツンマミさん
ツン杏子×天然マミさん
ツン杏子×クールマミさん
どういうことだ、オイ!杏子がツンしかねーじゃねーか!
ビッチ受けとクズ攻め…
あるいは大嫌いだけど大好きなマミあんがいいと思います
マミさんにとっちゃ唯一対等とも言えるべき相手があんこだから憧れみたいに下から見上げるんじゃなくてお互いが羨ましいみたいに同じ目線みたいな感じがいいなぁ
あんこは自分の為に願いを使い切ってある意味いまでも願いが継続中であり、そしてかつての自分と同じ正義の味方をしてるのを羨ましく思って
マミさんはあんこの一人で生きていける強かさとその強気な姿勢が羨ましかったり
お互いそういう仮面とも言えるべき部分を羨ましがっててお互いの本質に触れた際のギャップみたいなのに驚いてより親密になるとかさ
ビッチ受けとクズ攻め
誰にでも股を開くマミさんと、浮気性のヤリチン杏子か
どっちも浮気しまくりの無節操カプだけど、やっぱりお互いが1番落ち着くとかそういう系か
ふむ、なかなか、うん
お互いの浮気性が実は相手の気や嫉妬心をひく為なんて真相だったら萌える
あ、ビッチ受けが総受けって意味ならすまん
拾った指輪をポケットに入れ、マミを探す。
杏子(…一体どこに。あ。)
いた。金髪のクルクルおさげの美少女。
どんなに離れていても、マミの姿は見分けられる自信がある。
杏子「マ…」
声をかけようとした瞬間。もう一人の存在に気がつく。
杏子(誰だ?あいつ)
マミと仲良さそうに談笑している少女。
杏子(マミの奴、あたしが必死に探してたのに、なんだよ、そっちは女の子と仲良くしてたのかよ!)
一瞬。嫉妬で胸が締め付けられる。
杏子(…いや、落ち着け、杏子!お前の知っている、マミは。お前の好きなマミは、そんな少女だったか?)
否。
断じて否!
杏子(お人好しなマミの事だ、きっとまた人助けでもしてるに違いない。)
こそこそ、と近づく。
杏子(…なんかほむらになった気分だ)
少女「…指輪は見つからなかったけど。気持ちは嬉しかったよ。ありがとう、恩人。」
マミ「お役に立てなくてごめんなさい。大切な指輪だったのでしょう?」
少女「うん。私の命より尊い指輪だけど、恩人は気にしないで」
マミ「おもっ!重すぎるよ!」
杏子(指輪?まさかさっき拾ったこれか?)
ヘタレ攻めマミさん×包容力のある杏子なんてどうかな…と提案してみる
>>589 やだなにこの子育ての弊害にあたったラブラブ夫婦
生々しい感じが凄くイイ
>>590 おりこ組好きだからキター状態
>>591 ちょっとマミさんに憧れるところがあるあんこが
マミさんの地雷をふみぬいてしまって、マミさんの献身が偽善と見抜いてしまう
それで励ますような意味で関係しちゃうんだけど
翌朝弱味を晒してしまったと思うマミさんは帰ってというばかり
みたいな話はどこでよめますか
>>589 あんこさん溜まってるなw
男みたいなこと言わないでよ、で笑った。
>>590 どうなるのか気になるぜ…
ちょいとスレチですまんが
改変後世界では、マミさんに親切にされたキリカがおりこ程じゃないけど恩人としてマミさんになついてそうなイメージがある
キリカの紹介でおりこともお茶飲み仲間に
ベテラン組+おりこ組の魔法少女部隊でワルプルギスの夜(魔獣版)を迎撃する展開とか見たいな
まあ、その前にまずは公式でマミさんと杏子の同棲生活だな
おりこと仲良く紅茶飲んでるマミさんとかいいな
キリカと杏子がどうでもいいことでギャーギャー喧嘩してるのを、
二人でのんびり紅茶飲みながら微笑ましく見守ってるイメージ
マミ(ううん、困ったわね。)
命より尊いとか言われてしまうと、ほってはおけないし。
少女「指輪を無くしちゃった事はつらいけど。指輪よりもっと尊い人が私にはいるから。」
マミ「…それってあなたの彼氏?」
少女「違う。そんな低俗な存在じゃない。彼女はこの世界の何より尊い存在なんだ!」
マミ「彼女?女の子なのね、大切な人って。」
少女「そうだよ、恩人。おりこは私にとって全てなんだ!」
マミ「…素敵なお友達なのね、そのおりこさんって。」
少女「その通り!」
マミ「私も、大切な友達がいるんだけれど、さっき喧嘩しちゃって。」
少女「喧嘩したくらいで何を悩んでいるんだい、恩人。」
マミ「え?」
少女「喧嘩したら、ごめんなさい、それで解決だ。」
マミ「…。」
少女「私もおりこにごめんなさいしないとだ。」
マミ「そっか、指輪見つからなかったものね」
少女「うん、それもあるけれど。」
マミ「他にも何かあるの?」
少女「指輪探すのに必死で、待ち合わせの時間を越えてしまった。」
マミ「ええ?!大切な人なんでしょ?」
少女「…かれこれ4時間位。」
マミ「本当に大切な人なのよね!?」
おりこの杏マミは、訳あって別居してる夫婦感が半端じゃない
>>599 俺も思ったわw
なんか離婚しながらも付き合いがある夫婦って感じ
>>599 久しぶりに再開したら夫が子連れとか別居夫婦的にヤバすぎるw
マミさんと杏子が古い付き合いなら、マミさんも杏子に妹がいたことを知ってそうだな
そんな杏子が小さな女の子を連れていても、不思議は無かったんだろうな
もう少しマミさんとゆまの会話があれば後半のシーンも一層引き立つんだけどなー
マミさん・杏子の過去編+おりこ編でOVAが出てくれれば最高なんだが
杏子(なんか楽しそうだな…。)
物陰から覗きこむ、杏子。
マミと黒髪の少女が仲良く会話していて、出にくい。
杏子(でもこの指輪、探してるかもしれねえし…)
金髪の少女「あの。」
杏子「うわぁ!?」
突如後ろから声をかけられ、振り向く。
杏子「な、なんだよ、びっくりするだろうが!」
金髪の少女「…その指輪。間違いないわ、私がキリカにあげた指輪。」
杏子「ああ、これは…」
金髪の少女「…キリカを。キリカをどうしたの」
杏子「!」
杏子(なんだ、このプレッシャー!?)
背中に嫌な汗がたれる。
杏子(間違いない、こいつ、魔法少女!)
金髪の少女が球体を召喚する。
杏子(あれがあいつの武器?遠隔タイプか。相性悪いんだよな)
杏子も槍を召喚する。
人気のない路地裏。
ここでやる気か。
金髪の少女「キリカを、返してもらうわよ」
杏子「まて、この指輪は…」
問答無用、金髪の少女の武器が飛来する。
回避するが、起動をかえ、杏子に向かって飛んでくる。
杏子(ホーミングしてやがるか。ならば)
杏子「神槍!回天!!」
振りかざした杏子の槍が多節棍に姿を変え、球体をなぎはらう。
金髪の少女「…やるわね。だけど」
杏子(まだ何か隠してやがるのか?!)
金髪の少女「…あなた、必殺技の名前を叫んでるのですか?」
杏子「へ?あっ」
杏子(あたし、今、無意識で叫んでた?!)
恥ずかしくて顔から火がでる!
金髪の少女「…『魔法少女使い』の手駒というわけではなさそうね」
杏子「なに!?」
忘れもしない。ゆまを操っていた、あの男。
マミ「杏子!?」
少女「おりこ!」
戦いの音が聞こえたのか。
二人の少女が駆け寄ってきた。
ほむら「…やはり、『あの時』の百合カップル…」
そんなやり取りを、遠くから見つめるほむら。
ほむら「面白くなってきたわ!百合カップルが二組で百合力倍増よ!…あ、鼻血でた」
QB「…君は相変わらずだね。はい、ティッシュ」
ほむら「…。ありがとう」
性的にだらしないマミさんと、親父の教育のせいか性には潔癖なあんこ
見かねるが普段の素行のせいで強く出れない
という毒電波が
今回もGJ!
そしてQBが変態ほむほむに馴染んでるしw
>>603 ほむら、鼻血www
ほんとブレないなw
>>604 杏子が更生させるのか、ありのまま受け入れるのかソレが重要だね
マミさんがノンケで遊び相手が男だとなお萌えるなw
杏子は自分が女なのもコンプレックスになるし、さらに苦悩する姿がいいかもしれない
本当に杏子のヘタレ攻め安定っぷりは異常だろ
マミ「…」
杏子「…」
みつめあう二人。どことなくぎこちない。
マミ「あ、あのっ」
少女「おりこ!!」
おりこ「キリカ、無事だったのね、良かった」
キリカ「うん、心配をかけてしまったね。私はおりこにあやまらないといけないんだ。」
おりこ「え?」
キリカ「君にもらった指輪を無くしてしまって。それを探していたせいで君を待たせてしまった。」
キリカを優しく抱きしめるおりこ。
おりこ「ううん、いいのよ。私も今来たところだし。」
マミ「あなたも4時間遅刻!?」
おりこ「それに、指輪は…ね。」
杏子「あ、ああ。さっき、拾ったんだ」
キリカ「あ!」
杏子「うわっ」
杏子からひったくるように指輪を奪う。
杏子(速い!?あたしよりも?)
キリカ「良かった!ありがとう、恩人とそのおまけ!!」
杏子「あたしおまけ!?」
キリカ「それじゃあ行こう、おりこ。」
おりこ「ええ。」
杏子「お、おい」
おりこ「近いうちに。また会うわ。…いえ。」
こちらを見つめ、微笑みを浮かべる。
おりこ「また、『遭う』わ。必ず、ね」
去ってゆく二人。
マミ「?」
杏子「…。」
マミ「一体何者なのかしら。ねえ、杏子…あ。」
いつものように呼び掛けようとして、喧嘩をしていた事を思いだす。
そして。同時に、キリカの言葉を思いだす。
キリカ「喧嘩をしたらごめんなさい、それで解決だ。」
マミ「…杏子。さっきは、ごめんなさい。」
杏子「えっ?」
マミ「あなたの言い分も聞かないで、叩いちゃって。」
杏子「…白。」
マミ「え?」
杏子「パンツの色。朝と色が違ってる。家でシャワーでもあびた時着替えた?」
マミ「ええ?!な、何で知ってるの!?今日、体育があったから、デート前に家に帰ってシャワーあびたけど。」
杏子「見えてたんだよ。」
マミ「…私には話が見えないのだけど。」
杏子「あの喫茶店、階段からお前のパンツ見えてたんだ。」
マミ「ふぇ?!」
マミの顔は真っ赤に染まっていた。
杏子「お前のパンツ見られたくなかったから、乱暴な事して。…ごめん」
マミ「…そうだったのね。私のために。ありがとう、杏子。」
杏子の胸に、額をくっつけ寄り添う。
杏子「あ、あ、いや。別に、もう気にしてないから」
ほむら「あ、あれは!カップル技の中でもかなりの難易度をほこる、『額をくっつけておしゃべり』!?
照れている表情をあえて隠す事で、相手により一層のかわいさをアピールする奥義!さすが巴先輩!」
QB「…わけがわからないよ」
夜のベンチで肩をよせあい座る二人。
マミ「ねえ杏子?そういえば、どうして指輪を拾っていたの?」
杏子「ああ、綺麗だったからさ。マミにあげたら機嫌治るかと…」
マミ「…へえ。拾った指輪を?」
杏子「あ、あれ?何で怒ってるんだ?」
ばちんっ
>本当に杏子のヘタレ攻め安定っぷりは異常だろ
先人は言いました
杏子は精神的童貞でもあり精神的処女でもあると
杏子絡みのカプでこれが当てはまらないのは悪友コンビになるほむあんくらいだと思う
いやある意味類友なのかなこの二人も
その理屈だとマミさんは…?
マミさんも無理して頼れる先輩演じるような人だし、ヘタレ攻めの素養あると思う
>>607 今更だけど乙
なんだかんだ言って人に本音見せない子だちからこういう距離感になるのかもね
1ページ目読んでずいぶん暗い話書く人だなあと思ってたら2ページ目の落差で吹いた
>>584 わざわざ、ありがとうございます
ここのSSはどれもこれも大好きなので嬉しいです
誤字脱字やその他気になるところを時間見つけて修正しておきますね
大手プロバイダが規制されてるせいか人が少ないな。寂しい。
マミ「ただいま。」
杏子「…ただいま。」
マミ「…。」
杏子(マミの奴、何を怒ってんだよ。せっかく仲直りできたと思ったのに)
ゆま「おかえり、マミおねえちゃん、キョーコ。」
パタパタとかけてくるゆま。
ゆま「…。喧嘩でもしたの?」
マミ「何でもないのよ。今、ご飯を作るわね。」
台所へ向かうマミ。
ゆま「…うそ。」
杏子「ああ?」
ゆま「いつもマミおねえちゃんは、杏子と二人で帰っても、杏子のただいま、におかえりなさいって返してたもん」
杏子「…ゆま、くうかい?」
ポッキーを差し出す。
杏子「ベランダにでもでて、二人で話そうぜ?」
く…ハラハラが止まらねぇぜ…
ママがなんでイライラしてるか娘さんに諭すんですね…あんこちゃんのくせに
ほむほむの前で仲直りのしるし()でもして預かってもらえばいいのに
ベランダ
ゆま「ポッキー美味しい!」
杏子「そうか」
ゆま「キョーコ、話って?」
杏子「…さっきまで、公園のベンチで仲良く座ってたんだよ。なのに」
ゆま「?」
杏子「綺麗な指輪拾ったから、マミにあげようかと思ったって言ったらおこりだして」
ゆま「それはキョーコが悪い!」
杏子「なんでだよ!」
ゆま「だって、女の子にとって、指輪を贈られる事ってとても大きな事だもん。
それを拾った指輪で、なんて。」
杏子「そうゆうもんなのか?綺麗ならいいじゃねえかあたしはそんな事で怒らないよ」
ゆま「えー!じゃあマミおねえちゃんが手作りケーキのかわりに拾ったお菓子をキョーコに食べさせたらどうするの?」
杏子「怒る。」
ゆま「…。」
杏子「…。」
ゆま「わかったよね?」
杏子「でも、お菓子と指輪は違うだろ!マミのケーキ楽しみにしてたら拾ったお菓子、とか傷つくわ!」
ゆま「ほらね」
杏子「…うん。」
にっこり笑うゆま。
杏子「…マミに、あやまってくる」
一方。台所。
マミ「さて、なにを…。きゃあ!?」
QB「マミ…おかえり」
そこにいたのはキュゥべぇ。
マミ「ぼろぼろじゃない!一体なにが!?」
QB「…子供の相手は疲れるよ。ガク」
マミ「きゅ、キュゥべぇ!」
さすがあんこさんは安定してるお人や…
台所
杏子「マミ…。ちょっといいかい?」
マミ「…杏子」
QB「…僕は少し席を離すよ。なんとなく再びゆまの相手をしなきゃいけない空気だ。」
マミ「あ。…料理、つくらなきゃ」
くる、と背中向けて、料理をつくり始めるマミ。
杏子「…」
マミ「きゃっ」
後ろから、マミを抱きしめる杏子。
杏子「…さっきはあたしが悪かった。デリバリーがないこと言って」
マミ(…デリバリー?杏子、ピッツァが食べたいのかしら)
マミ「き、杏子、ピッ…んっ?!」
マミが振り返った瞬間、唇が奪われる。
マミ(ふぇぇ!?は、激しすぎ、息ができないっ)
必死に杏子の体を叩く。
一度唇が離れる。
杏子「マミ。」
マミ「…ふぁい」
目がとろん、としているマミ。
杏子「ごめん」
もう一度、キス。
唇ではなく、その少し横、左頬。
マミ(…仲直りのちゅう)
マミ「私のほうこそ、ごめんなさい。つまらない事で怒ってしまって。
…私、面倒な女の子なのかしら」
杏子「そんな事ねーよ。…なあマミ、銀のスプーンとかもってる?」
マミ「え?うん、少し前にアンティークショップで買ったのがそこの食器棚に」
杏子「これか」
銀のスプーンを取りだし。
マミの左手を握る。
マミ「え?」
スプーンをマミの左手にあてる。
魔法。
マミ「…綺麗」
銀のスプーンは姿を変え。
マミの左手に指輪として収まった。
杏子「へへ」
マミがうつむき肩を震わせる。
杏子「どうかな」
マミ「お気に入りのスプーンだったのに!」
杏子「えぇ!?」
マミが杏子に掴みかかる。
いや、抱きつく。
マミ「ばか。…ありがとう」
そして、再び唇を重ねる。
一方。
ゆま「キュゥべぇ、次は何して遊ぶ?」
QB「こ、これは、エントロピーの損失だよ、マミぃ、まだぁ?(泣)」
さらに一方。
マミのマンションをのぞむ、少し離れたビルの屋上。
ほむら「くっ!台所には窓がないから覗けないわ!
キスなの?キスしたの!?音声だけじゃ生殺しだわ!」
ほむら…
ドラマCD聞いたけど、普通に仲よさそうでワラタw
もうラブラブやないかw
ドラマCDはやく聞きたいわぁ……
帰ったら届いてるといいのだが
ドラマCDこれはやばい…こんな二人がどろどろのぐちょぐちょとか…
マミさん杏子のことなんて呼んでた?
おりこだと佐倉さんだったけど
ドラマCDじゃ名前呼ばなかったね
あとキュゥべぇが扱いひどくてかわいそうだったw
仲がいいと言うかぶっちゃけ一緒に住んでるかそれに準じた仲だと思う
あんこの性格的に仲が良くなかったら人からの施しを突っぱねる子だろうし
…食い物につられただけって可能性も否定出来んかもしれんが
まとかやさやかに泊まってけよって言う位だし
あんこちゃん自体頻繁にお泊まりしてんじゃないかな
ドラマCDのマミさんと杏子、このスレの百合カップルマミ杏にそっくりだったな
ドラマCDよかったー
軽くからかったり、飯たかりにきたり、当たり前のように泊まっていく杏子、最高ですわ
スレよりもアレ勃てろ(命令)
誤爆
マミさんが「まどか」や「ほむら」や「さやか」って呼ぶのは違和感があるけど、「杏子」はむしろ自然だと思う
自分にマミ杏フィルターがかかってるせいなのか、二人の夫婦っぷりがなせる技なのか
ドラマCDマジエロスだったね…
一周目まどマミもできてたけどこれも間違いないね…
マミさんはなんとなく同級生からもさん付けで呼ばれてるような感じがあって
呼び捨てにされるのに慣れてないんじゃないかなぁ。
さん付けってのは敬意と同時に一定の距離を置くというのも感じられるわけで
呼び捨てにされて嬉しいというのはあるかも知れない。
マミさんを呼び捨てに出来るのは杏子だけだろうな
ほむほむの「巴マミ」は呼び捨てとはまた違うニュアンスだし…
マミさんと杏子の過去話はホントに見てみたい
と言うか新世界とかデレが入ったほむらでも「巴さん」の従来の呼び方に戻るだけだろうし
やっぱりマミさんと対等になれるのは杏子くらいだと思う
普段は対等なのかもだが、パスタを冷めない間に食えって凄まれてる時はヘタレ杏子になってたよねw
は、はい!とか
ホントに家事がダメな夫状態だったなw
マミのマンション。
すっかり家族になったマミ杏子ゆま。
マミ「今日は学校でテニスをしたのよ。」
杏子(マミのスコート…アンスコチラ…)
マミ「…ちなみにテニスウェアは着ないわよ?学校の授業なのに」
杏子「な、なんも言ってねえだろ!」
マミ「目付きがいやらしかったように思ったのだけど?」
杏子「んなことねー!でもテニスか、面白そうだな」
ゆま「ゆまもやってみたいなあ、楽しそう。」
マミ「そうね、戦う以外で身体を動かすのは気持ちいいわ。」
ぷるるるる…
杏子「マミ、電話だぜ」
マミ「あら、クラスのお友達からだわ」
杏子「…友達いたのか」
マミ「今日はご飯ぬきね♪」
ゆま「じゃあキョーコの分のおかずはゆまが食べる!」
杏子「ごめんなさい」
そして。
杏子「なんの電話だったんだ?」
マミ「今度の日曜、他校とテニスの試合があるらしいのだけど。」
杏子「うん」
マミ「選手の子が何故かみんな食中毒で倒れたらしくて」
杏子「そりゃ災難だな」
マミ「…助っ人、頼まれちゃった」
杏子「テニスウェア着る?アンスコはく?!」
マミ「…まずそこなのね」
杏子「でも何でマミなんだ?」
マミ「授業のテニスで、テニス部の子に勝っちゃったからかしら。」
杏子「魔法でズルでもしたか?」
マミ「しないわよ、そんな魔力の無駄遣い。」
杏子「まあいいや、あたしも応援にいくよ。」
ゆま「ゆまも行く!」
ソレニハオヨバナイワソレニハオヨバナイワ
マミ「あら、暁美さんからも電話。はい、もしもし」
ほむら「…私も行くわ。」
マミ「ありがとう、暁美さん。」
杏子「相変わらず地獄耳だな」
マミ「みんなが来てくれるなら、かっこ悪い所は見せられないわね♪」
杏子…軽く変態か…気持ちはよくわかるけど…
ほむらはほむらでほむらだし…
その着メロはどこで買えるんですかね?
てぃろふぃな〜れ〜で吹いた
当日。
試合会場前
クラスメイト「あ、ありがとう、巴さん。選手みんな謎の腹痛に襲われちゃって。戦力になりそうな知り合いはあなたしか居なかったの」
マミ「いいのよ、気にしないで。友達でしょ?」
クラスメイト「え?」
マミ「え?」
クラスメイト「あ、ああそうね、ありがとう!」
マミ(今の間は何だったのかしら)
杏子(…触れないのが優しさだよな)
ゆま(そうよ、大人になったね、キョーコ)
クラスメイト「て、テニスウェアとラケットはこの鞄に入っているわ。あ、イタタ…」
マミ「本当につらそうね。後は任せて、即刻で勝ってみせるわ!」
クラスメイト「う、うん、よろしくね、私、トイレいってくる…」
マミ「…お友達のため、負けられないわ。」
杏子「あたりめえだ、やるからには絶対勝てよな!」
ゆま「頑張って、マミお姉ちゃん!」
そんなやり取りを見つめる影。
見滝原の制服をきている。
?「せっかく選手の食事に下剤を混入させたのに、代役を立てるなんて!許せない!絶対に勝たせるんだ!」
そして相変わらずの二つの影。
ほむら「今日はこそこそせずに巴先輩を覗けるわ」
QB「杏子は出ないんだし百合要素はないんじゃないかい?」
ほむら「テニスをなめないで。テニスと言えば百合描写の花形よ。きっといいショットが見れるわ!」
QB「ほむらはテニス関係者にごめんなさいするべきだよ」
ティロフィナ言うあんこワロス
653 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/23(木) 00:55:16.15 ID:AaPVk17QO
ゆまたんマジイケメン
控え室
マミ「…わかっていても、恥ずかしいわね」
ヒラヒラスカートのテニスウェアを手に、ため息をつく。
杏子「ばかやろう!テニスウェアを恥ずかしがるのはテニスへの冒涜だ!あやまれ!」
マミ「ええ?!」
杏子「…マリア様ありがとうございます、スカートで戦うスポーツをお造りくださいまして」
マミ「…あなたはテニス関係者とマリア様にごめんなさいするべきね。」
杏子「あーめん。…なんかラーメン食いたくなってきた。今日の帰りラーメン食いにいこうぜ。」
ゆま「ラーメン?やったぁ!」
マミ「もう、杏子ったら。所で、いつまでいるの?」
杏子「なにが?」
マミ「…着替えるの、見られてると恥ずかしいのだけれど。」
杏子「いいじゃん、あたしは気にしないし」
マミ「飲み込みが悪いわね。出ていきなさい、と言ってるの!」
杏子「う、うわぁ!」
そして。
マミ「変じゃない?」
テニスウェアに着替えたマミ。
杏子「うん、全然!」
マミ「スカートも短いし…」
杏子「いつもの制服や魔法少女服…」
マミ「《魔法戦闘絢爛舞踏服(マギカウォードレス)》」
杏子「…マギカウォードレスとたいして丈変わらないじゃん」
マミ「で、でも」
ゆま「もう、キョーコは本当にだめだめ。マミお姉ちゃんはキョーコにかわいいって言ってもらいたいんだよ」
マミ「えぇ!?」
杏子「なっ!?」
マミ「…」
杏子「か、かわいいぞ」
マミ「ありがとう、杏子♪」
ほむら「いい百合っぷり頂いたわ、巴先輩、杏子。」
マミ「あら、暁美さん、鼻から血が」
ほむら「い、いけないわ」
マミ「向こうに医務室があるみたいだから、行きましょう」
去ってゆく4人を見つめる人影。
見滝原の制服を着た、少女。
?「…。ラケットの入った鞄を置いていくなんて、バカだね。…そう言えば、あの二人どこかで見たような」
マミ「なんともなくて良かったわ」
杏子「ほむらめ、まったく人騒がせな奴だぜ」
ゆま「そのわりに診察の間そわそわしてたよね、キョーコ」
杏子「うるせー!」
ほむら「心配をかけたわね。あ、そろそろ試合が始まるわ」
マミ「いけない!急ぎましょう」
杏子「あたし鞄もってくるから、マミはコートに行っとけ」
マミ「ええ」
控え室
杏子「あったあった、これだな」
鞄を手に、走りだす杏子。それを見つめる、黒髪の見滝原の制服を着た少女。
?「…フフ」
そして
クラスメイト「も、もうすぐ始まるけど、ラケットは…」
マミ「今、友達が取りに行ってくれているから。あ」
杏子「お待たせ、マミ」
杏子が鞄を投げる。
マミ「ありがとう、杏子!」
それを空中で受ける。
クラスメイト「巴さんが名前の呼び捨てする相手がいたなんて!」
マミ「えへ、杏子は小学校の頃からの親友なの。」
杏子「…親友?キスまでしたのに…?がくっ」
ゆま「キョーコ?!」
クラスメイト「試合が始まるわ、頑張ってね」
マミ「ええ。今、ラケットを…え!?」
ドラマCD癒されるわー
マミさんには可愛い後輩がいるよ!いるよ!
実際マミさんがモテてたらこのあんこどう反応するかな
マミ「こ、これって?」
マミが鞄から取り出した、『ラケット』。
杏子「どうゆうことだ、おい!あれ!卓球のラケットじゃねえか!」
赤いラバーの張られた小さなラケットだった。
クラスメイト「わた、私しらない!確かにちゃんと入れておいたのに!」
ゆま「キョーコ、鞄間違えたんじゃないの?」
杏子「間違えてねえよ!きちんとマミの脱いだ服は入ってたし!」
マミ「…そんな事はちゃんと確認していたのね」
ほむら「相手も来たわ。こ、この強大な百合力は…!」
少女「ごきげんよう、皆さん。今日は正々堂々試合を楽しみましょう。」
杏子「おりこ!」
おりこ「…あら、皆さんお揃いで。テニス部だったの?」
マミ「そうゆう訳ではないのだけれど」
クラスメイト「メンバー全員お腹を壊してしまったから、代理を…アイタタタ、またトイレ…」
おりこ「それは大変ね。」
キリカ「おりこ、ごめんなさい!」
おりこ「キリカ?」
キリカ「おりこのためにテニス部全員に下剤を飲ませたんだけど、代役をたてられて」
マミ「えええ?!」
おりこ「キリカ!なんて事を!」
杏子「さすがに怒るわな」
おりこ「私のために、ありがとう、キリカ。たとえ失敗したとしても、気持ちだけで嬉しいわ」
キリカの額にキスするおりこ。
ほむら「公衆の面前で!あの百合力は巴先輩や杏子に匹敵するわ…!」
杏子「て、手ごわいな」
マミ「突っ込むところはそこなの?!」
おりキリぶっ飛んでて面白いなw
>>560 おお、ちょっと見ぬ間にまとめwiki出来たんですね
他の方の作品見やすくて助かります
>>93-94ですが、掲載していただいて大丈夫です
何から何まで対照的でお似合いな二人だけど、
ドラマCD聞いて水橋声と野中ボイスの絡みがひどく卑猥で危険だと認識した
中の人まで性格が間逆なんだよな
ミズハス=よくしゃべる、コミュ力高し
あいぽん=大人しい、おっとりしてる
どういうことだおい、演じてるキャラと間逆すぎるぞ…
しかしドラマCDいいね
マミさんに唯一、からかったりできるのが杏子だな
ほむほむでも敬語だったし、対等で気兼ねなく話せる関係っていいよね
そういえば杏子は何気にマミさんに呼ばれて家にきたんだよな
そして当たり前のように泊まっていく、これ結構重要だと思うのよ
泊まっていけよというあたり
結構お呼ばれもあったのかもしれないという妄想
キリカ「でも、あの代役のラケットをすり替えておいたから。
私、おりこの為なら手を汚したってかまわない」
おりこ「…ありがとう、キリカ。あなたの思いに答えて、必ず勝つわ。」
キリカ「あんな胸のでかいだけの女に負けないで!」
杏子「マミは胸がでかいだけじゃねえ!
ちくしょう!マミ、あんな奴らに負けるな!」
マミ「ありがとう、杏子。あなたが応援してくれてるもの。頑張るわ♪」
マミが卓球のラケットを構える。
マミ「かかってきなさい。」
おりこ「いいでしょう。私は獅子を相手にする時も全力をつくす主義よ。」
ほむら「なんて。なんて《百合力(プレッシャー)》なの?」
おりこ「あなたが卓球ラケットを使うのも認めてあげるわ。」
マミ「上から目線?!」
おりこ「いくわよ!」
おりこのサーブ。
マミは卓球のラケットでそれを打ち返す。
ほむら「素晴らしい運動神経ね。巴先輩。」
杏子「お前は魔法でズルしないと運動音痴だもんな」
気がつけば、二人のテニスには凄まじい数の観客が集まっていた。
杏子「すごい人だな」
ほむら「見滝原でもトップクラスの人気がある巴マミが試合をしているのだもの。」
杏子「マミって人気あるのか?さっきのクラスメイトの様子からもあんま友達いなさげだったが」
ほむら「…彼女が巴マミにテニスの助っ人を頼むのも大変な事だったでしょうね」
杏子「?」
ほむら「…協定があるのよ。」
杏子「協定?」
ほむら「巴先輩のファンは男女問わずとても多いの。
彼女に近付こうとする人間は後をたたないわ。
…数えきれない程の血が流れたわ。
そしていつしか、彼女のファンは互いに協定を結び、巴マミに一定以上近付かない事にしたのよ。」
杏子「そんな事が…。」
ほむら「彼女の友達、なんて肩書きがつくとファンの勢力の均衡が崩れてしまうから。
だから先ほどのクラスメイトも焦ったのでしょうね。」
杏子「…てかそんな人気あんのか」
ほむら「巴先輩は気が付いていないけれどね。」
杏子の胸の奥に、チリチリとした感情が生まれる。
そんな中も、激しいラリーが続く。
マミ「もらったわ!」
マミのスマッシュ。
おりこ「しまった!」
だが。
ほむら「打ち返した!」
杏子「おい、どうゆうことだよ!」
キリカ「おりこ。君は私が守ってみせるよ。」
キリカが乱入していた。
マミ「…あの。」
おりこ「ありがとう、キリカ。あなたと一緒なら、絶対負けないわ」
おりことキリカの華麗なるコンビネーション。
マミは徐々に追い詰められてゆく。
マミ(速い!速いのはキリカさんだけじゃない。おりこさんの動きも速くなった?)
杏子「マミ!くそ、卑怯だぞ!」
ほむら「なんて言うかそれ以前の問題だけれどね。でも。見なさい、杏子。」
杏子「なんだよ!」
ほむら「たぐいまれな美少女三人が、美しい汗を流しながらミニスカートでチラチラ見せながらスポーツをしているのよ?」
杏子「…今は。今は見守るしかねえのか!」
>>665-666 実際そうだと思う
マミさん「から」ケーキやるから家にこない?と言われて普通にやってくる←二人は連絡手段がある&初めてではない可能性高し
面と向かって「てぃろふぃな〜れ〜」とからかえる←対等でふざけあえる仲
その後、普通に飯食って当たり前の様に寝だす←安心してる証拠
「泊まってけよ」とまどほむさやに我が物顔で言う&マミさんはツッコまない←当たり前の様に自分は泊まる気&明らかに二人とも泊まり泊まられ慣れてる
なんつーか、やばい、これは燃料としては最高レベル
最終回から公式でガスガス燃料投下してくれて嬉しいよ
ゆま「マミお姉ちゃん!
ねえキョーコ、ほむらお姉ちゃん!マミお姉ちゃんを助けて!」
杏子「じいいい」
ほむら「じいいい」
ゆま「こらぁぁぁぁ!!」
杏子「ゆ、ゆま!?そのうち助けにいくよ、今はこの至福の…」
ゆま「そのうちは後じゃないよ!今なんだよ!」
杏子「ゆま…!へへ。ガキに説教されちまうとはな。だが、どうする…!」
ほむら「私に策があるわ。こんな事もあろうかと用意しておいたの。」
杏子「これは!」
ほむらが取り出したのはテニスウェア。
ほむら「あなたのサイズにあわせておいたわ。」
杏子「助かるぜ!」
その場で脱ぎだし、着替える。
ほむら「…そこまであっけらかんと着替えられるとエロチックじゃないわね。」
杏子「よし、ラケットもよこせ!」
ほむら「残念ながら、服しか用意してないわ。」
杏子「くそ!もういい!」
杏子が飛び出す。
その手には。
一本のポッキーが握られていた。
シングルVSダブルスだと…
わけがわからないよ…
>>670 そういえばドラマCDの内容も虚淵監修ってマジなの?
ラケット代わりにポッキー…だと…!?
カオスだなw
キリカ「こんなに負けない女の子とテニスするのは初めてだよ!新記録だ、おめでとう」
マミ「あら、そうなの?じゃあ仲間に自慢しなくっちゃね。いい茶飲み話になるわ」
マミ(まずいわね…)
テニスには卓球ラケットの相性が悪すぎる。
マミ(運動神経には私に分があるけれど。
私のラケットは小さくて打ち返すのにも手首に負担がかかりすぎる)
キリカ「あきた。おりこ、一気にきめよう!」
おりこ「ええ。」
二人が、同時にスマッシュを放つ。
キリカおりこ「ツインスパイク!」
マミ(まずい、もう打ち返す程の握力が残っていない)
杏子「マミぃ!!」
マミ「杏子?!」
杏子「魔槍!ハイローゼスマッシュ!」
ポッキーの一閃。
ツインスパイクを打ち返す。
キリカ「ばかな!ポッキーで?!」
おりこ「やるわね、《紅蓮の槍(サクラキョウコ)》」
杏子「…今、あたしの名前に変な漢字をあててなかったか?」
ほむら「確かに、勢いと角度が完璧ならポッキーも折れずに打ち返すことは可能。それをとっさにやってのけるなんて、さすがね、杏子。」
マミ「…杏子。ありがとう。」
杏子「…ひとりぼっちはさみしいもんな」
1巻のやつがそうだったし、今回のもそうなんじゃない?
>>673 監修とはあるけど実際に書いてるのは確かまりあほりっくの脚本を書いてる人だったかと
ねんどろいど第三段にマミさんきたぞ
キリカ「くそ!もう一度!」
キリカおりこ「ツインスパイク!」
杏子「何度やっても無駄だぁ!マミ!」
ポッキーで再び打ち返す。
打ち返した先にいるのは、マミ。
マミ「ナイストスよ、杏子。」
もはやテニスではなかった。
そう。女と女の。魔法少女と魔法少女の意地のぶつけ合い。
マミ「ティロ!フィナーレ!!」
マミのスマッシュ。
凄まじい勢いで打ち出されたボールは、深々と相手のコートに突き刺さり。
おりこ「きゃあああ!」
キリカ「ば、ばかな!」
爆発した。
ゆま「やったあ!」
ほむら「…やったわね、巴先輩。杏子。」
見滝原が、歓声につつまれる。
おりこ「私の負けね。いい戦いだったわ、《魔弾の舞踏(トモエマミ)》。」
マミ「とても楽しかったわ、《眩き暗黒(オリコ)》さん」
キリカ「くそ!赤いのが乱入しなかったら私達の勝ちだったのに!」
杏子「お前が先だろうが!」
ほむら「…感動ね。いいものを見れたわ。」
ゆま「ほむら、ずっと写メール撮ってたよね!」
ねんどろはマミさんと杏子は最低でも欲しいな……
ただ全員となると中々置き所とか困りそうだ、うーむ
杏子はどうしても5番目になると思う…
多分出ても来年の今頃だろうなぁ
下手すりゃ出ない可能性も
なんでテニスの試合がこんな事に…
>>683 出なかったら泣けるなぁ……
杏子ってWAVEの水着フィギュアも華麗にスルーされてんだよな
どういうことだよ、おい
劇場版エースをねらえの絵柄で脳内再生されたわ
マミさんがお蝶夫人にしか見えないw
マミさんと杏子は武器がかっこよくてボリュームある二人組だから立体化すると映えそうだし、フィギュア欲しいね
これテニスやない
テニヌや
渋で初めてちょっと見たけどあんこ受けはいいなあ…
基本的にあんこは受け体質だと思う
ドラマCDの下着の件で確信したけど、あんこってアッチ方面の知識
ほとんどないんじゃないかと…
試合が終わり。
クラスメイト「巴さん、今日は本当に、ありがとう。あなたのおかげで、試合にも勝てたわ。」
マミ「いいのよ。その人のためになら、苦労してもかまわないって。
そう思えるのが、友達というものでしょ?」
クラスメイト「ず、ズキューン!」
マミ「ええ?な、何?」
クラスメイト「私はしがないクラスメイトA!友達だなんて!友達だなんて!おそれおおいわぁぁぁ!」
真っ赤な顔を押さえながら走り去るクラスメイト。
マミ「うふふ。おかしな人。」
そしてそんな二人を見つめる二つの影。
ほむら「…あの無防備さがファンにはたまらないのよ。
あの女生徒、突出しすぎで、ファンクラブから弾圧を受けなければいいけれど。」
杏子「…まあモテるのは間違いないだろうな。」
あたしと違って女の子らしくて、かわいくて、胸もあって。
ほむら「…杏子。あなたは『こちら側』の人間ではないはずよ。」
杏子「…!」
ほむら「私はどんな百合カップルも大好物だけれど。
やはりあなたとと巴先輩が、幸せに笑って過ごしている姿をのぞきみるのが一番好きよ。」
杏子「ほむら…」
ほむら「(コクン)」
ほむらは力強く頷く。
杏子「サンキュな!」
飛び出す杏子。
杏子「マミ!勝利のお祝いだ!ぱぁっと飯くいにいこうぜ!」
ゆま「ゆまラーメン食べたい!」
杏子「うお!ちびっこ、いたのか!」
ゆま「ゆまちびっこじゃないもん!」
マミ「うふふ、そうね。でも、まずはシャワーを浴びさせて?汗かいちゃったし。」
杏子「そうだな、あたしも汗でテニスウェアびしょびしょだ、シャワーあびたいな」
マミ「ここのシャワールーム使っていいみたいだし、一緒にいきましょ、杏子。ゆまちゃん、少し待っててね」
ほむら「シャワールーム、汗をかいた二人の美少女…。これは是非覗かねば。いくわよ、キュゥべぇ。…あら?」
そういえばずっと姿が見えなかった。
今朝は確かにいたはずなのに、どこにいったのか。
ほむら「そんな事よりシャワーシャワー。」
QB「…君は。あの二人を使って何を企んでいるんだい?」
男「…ふん。今回の遭遇はイレギュラーだ。俺は絡んでいない。」
QB「まあいいよ。でもあまり彼女達を舐めないほうがいいよ。
マミは。杏子は。…強い。」
男「…俺はガキを舐める趣味はねえ。女は30過ぎてからだ。」
>>692 なんとなく頭ン中身が小学5年生男子って感じがするのです。
>>691 小説のid=351618
ほむほむ…汗とテニスウェアときたら君の使命はひとつしかないはずだ…!
>>694 乙です。
おりこネタって案外合うもんだねえ。
マンガ本編があんな感じだったんで最初は不吉な予感しかしなかったんだけどw
キリカに目からビーム出させる人とかいるぐらいだし、書き手に寄るんでないの。
目からビームはゆまじゃないのかw
シャワールーム
シャワーはそれぞれ仕切りに囲われている。
が。
杏子「当然同じシャワー使うぞ、節約のためだ!」
マミ「ちょっと狭いわよ?」
杏子「い、いいじゃん。ほら、はいろーぜ!」
マミ「は、《至高の薔薇(ハイローゼス)》?」
杏子「はあ?」
マミ「…あの時の杏子、格好良かったわよ。」
杏子「…あたしそんなん言ったっけ?」
マミ「うん。まるで王子様みたいだった。格好良かったわ。」
杏子「と、とにかく、ほら、入るぞ!」
マミ「きゃ、やっぱり狭いわよ。私、やっぱり隣に」
杏子「隣は使用中だし!」
マミ「と、隣以外にも空いてるわよ。」
杏子「離れていたら話できないだろ!」
マミ「…。ふふ。もう、強引なんだから♪」
狭いシャワールームに入ると、隣から声が聞こえてきた。
少女A「あんっ、そんなところ、駄目っ」
少女B「駄目よ?たくさん汗をかいたんだから。綺麗にしないと」
少女A「あ、ん!」
少女B「うふふ、もうこんなにして。いくらシャワーで流しても次から次に溢れてくるわよ?」
マミ「…。」
杏子「…。」
顔を真っ赤にする二人。
マミ(なに!なんなの?!)
杏子(おいおい!あたし達以外にシャワールームに二人で入るやついるのか!)
少女A「もうだめ、変になっちゃうっ」
少女B「いやらしいわね、まったく。」
マミ(な、何をしてるのかしら。マッサージ?)
杏子(おいおいヤバいだろ!これはあれか、よくある声だけ聞いて誤解しちゃったけど実は健全でしたってパターンだよな?な?)
少女A「あん、おりこっ私、もう!」
少女B「うふふ、いいわよ、キリカ。」
マミ杏子「「あいつらか!」」
おりこ「きゃ!?」
キリカ「あんっ」
壁ごしに語りかける。
杏子「まだいたのか!おりこ!キリカ!」
おりこ「その声は《紅蓮の槍(サクラキョウコ)》。」
キリカ「また私とおりこの邪魔をしにきたの?!
後少しだったのに!」
マミ「後少しって?」
キリカ「そりゃ当然せっく」
杏子「こらぁぁぁ!このスレは全年齢用だ!」
失礼しました。
キリカ「ふん。しばらくあんたの声も聞きたくない。行こう、おりこ。」
おりこ「もう、キリカったら。また会いましょうね、お二人さん。」
マミ「そうね、あなた達とはまた会う気がするわ。」
おりこ「気のせいではないわ。必ず『遭う』わ。そして、次遭うときが私達の。
…それじゃあね。」
去ってゆく二人
杏子「あんにゃろう」
マミ「…。」
杏子「そんな事よりシャワー浴びよう。そ、そんで…あたし達もあいつらと同じ…」
マミ「マッサージね♪気持ちよさそうな声だったものね」
杏子「え。あ、うん」
マミ「じゃあ、じゃんけんで決めましょうか。」
そんなやり取りを脱衣場の影から見守る影。
ほむら「危うく18禁になるところだったわね。恐ろしい少女ね、おりこ。
それに比べて。」
マミ「うん、とても気持ちいいわ♪(ふくらはぎが。)
ありがとう、杏子。」
杏子「くっそー、次はあたしの番だぞ!しっかり揉めよ!(二の腕を)」
マミ「私、じゃんけんは強いのよ?」
杏子「なんだよ、ティロフィナーレって!勝手にぐーちょきぱー以外作るんじゃねえ!」
ほむら「…こっちは健全なマッサージだけど。声だけ聞いて妄想しましょう。それと。」
篭の中の二人の脱いだテニスウェアを手にとる。
ほむら「これは回収しておくわ。ふふ。」
そいやプリキュアのカラーっぽいな
杏子は愛と正義が勝つストーリーとか言ってたが、
杏子は戦隊モノみたいなのやりたくて、
マミさん魔法少女モノやりたいイメージがある
ティロフィナーレの形が気になる
昔チョキじゃないの
あたしはこーゆーのがいいんだ!とひとこと言い返したら丸一日帰してくれなかったマミさん
それに懲りてオーバーアクションを封印したあんこ
>>703 シャルンホルストは核を搭載し、最終兵器は核をもしのぐってか?
脱衣場
マミ「杏子、マッサージありがとう。とても気持ち良かったわ、ふふ。」
杏子「結局全部負けた…。
ぐーちょきぱーに全部勝つティロフィナーレってずるすぎるだろ…。
あれ、テニスウェアなくなってる」
マミ「あら、私も。誰か持っていったのかしら」
杏子「まさかまたあの二人の仕業か!」
マミ「着替えは残っているし。テニスウェアだけが目的だったのかしら」
杏子「あいつらが嫌がらせするのが目的なら、着替えも一緒に隠すよな。テニスウェアがよほど欲しかったのか?」
マミ「困ったわね、借り物なのに」
杏子「あたしの方はほむらのだけど。まあ洗わずにすんだから得したみたいなもんだな」
マミ「明日誤っておかなくちゃ」
ほむら「…話は聞かせてもらったわ。」
マミ「きゃ!?」
杏子「ほむら!」
ほむら「杏子、テニスウェアは別にかまわないわ。
巴先輩、今日は疲れているでしょう?私からテニス部に伝えておくわ。
だから、犯人探しは諦めて。」
マミ「暁美さん。ありがとう。」
杏子「そっか、悪いな」
ほむら「いいのよ」
マミ「ところで後ろ手にもっている紙袋は。…なに?」
ほむら「…な、何でもないわ。」
ほむちゃん何やってるの…w
この変態は…円環の理さんがなんとかするべき
マミ「ゆまちゃん、お待たせ」
杏子「お待たせ」
ゆま「ううん、待ってないよ。あれ、キョーコなんか顔がにやけてる」
杏子「な、なわけねーよ」
杏子(マミのふくらはぎに二の腕、太ももの感触をおもいだしてたら顔がにやけちまったか)
マミ「私にじゃんけん負けて悔しがってたものね。」
杏子「そ、そうそう。マミのやつ、ぐーちょきぱーに全部勝つティロフィナーレなんて手を使ってきてさ、全部負けちゃってさ」
ゆま「杏子もティロフィナーレしたら良かったんじゃない?」
杏子「い、いいんだよ!」
マミ「?」
ゆま「そんな事よりラーメン!ラーメン食べにいこ!」
マミ「私、ラーメン屋さんとか、入った事ないのよね。」
ゆま「ゆまは、パパとママに連れていってもらった事あるよ。」
マミ「…」
マミ(ゆまちゃんのご両親は、魔獣に…)
杏子「ラーメン屋なら任せとけ、旨いとこ知ってるぜ!」
杏子がマミとゆまの手を握る。
マミ「きゃ」
ゆま「はわ?」
そして駆け出す。
杏子「ほらほら、早く行こうぜ!あたし、腹減って仕方ない!ほむらも早く!」
ほむら「…ええ。」
ラーメン屋
杏子「ここだ、旨いって評判なんだぜ。」
店員「4名様ですか?今は混雑してるので、カウンター席へお願いします」
マミ「なんだかドキドキするわ。」
ゆま「ゆまも、ラーメン久しぶりだから楽しみ!」
杏子「マナーならあたしが教えてやるよ、マミ。」
マミ「ありがとう、杏子。」
杏子「まあマミの事だから、「知ってる」とは思うが、ラーメンを頼んだ後はマリア様に祈りを捧げるんだぜ、アーメンって」
マミ「と、当然知ってるわ。
店員さん、ラーメンお願いします。」
そして、とても美しい動作で手を組み。
マミ「…アーメン」
まるで、そこが荘厳な教会であるかのような優雅さで祈る。
店員「…」
唖然とする店員。
杏子「っぷ。ぶははははは!」
マミ「え、ええ?!杏子、まただまし…」
少女A「餃子の追加お願いします。…アーメン。」
マミ「え」
杏子「え」
隣の席の少女が、マミに勝るとも劣らない美しい祈りを捧げる。
少女B「おりこはお祈りも完璧だなあ」
杏子「てめえおりこにキリカ!」
おりこ「あら?」
キリカ「またあたしたちの邪魔にきたの?」
マミ(…良かった、嘘じゃなかったのね。)
マミ「あ、唐揚げもお願いします。アーメン。ゆまちゃんはどうする?」
ゆま「ゆま、ラーメンとチャーハン!アーメン!」
客A「こっちも餃子追加アーメン!」
店の中にこだまするアーメン。
ほむら「…ふ。」
一人クールなほむら。だが。
ほむら(…ふ、腹筋痛い。死ぬ!…まどかの顔が見える…)
おりこwwwwwww
その場で騙されたのか?www
おりキリノリ良いww
あんマミゆまは自分の中ではないかなーと思ってたけど
児童施設に入れる入れないのの親戚や行政との軋轢が起きたり
小?学校行かせようとしたりという段階を考えると急に盛り上がってきた
自分の中で
アーメン
あの三人は一度は別れた夫婦的な風情がありましてな。
いいなこれw
ずるずるずる、とラーメンをすする一行。
杏子「ぷはぁ、やっぱうんめぇ」
マミ「本当に。あまり食べた事なかったのだけれど、とても美味しいわ。」
おりこ「巴マミ、胡椒とってくださる?」
マミ「ええ、まってね、はい。」
おりこ「ありがとう。」
キリカ「おりこ、次私に貸して。」
ずるずるずる。
杏子「…って何和んでんだよ!(ばんっ)」
マミ「もう、杏子。テーブル叩かないで!」
杏子「あ、ごめん」
キリカ「…杏子ってほんとバカ」
杏子「なんだと!?(ばんっ)」
マミ「杏子!めっ!」
杏子「ご、ごめん」
おりこ「…ご馳走さま。…お勘定アーメン。」
キリカ「…。」
店員「は、はい」
マミ(お勘定の時にもアーメンって言うのね、危ないところだったわ。覚えておかなくっちゃ。)
おりこ(…思わず癖でアーメンってつけちゃったけど、どうやら正解だったみたいね。ラーメン屋って、奥深いのね。)
キリカ(…おりこ、いつまで杏子の嘘にのってあげるんだろう。)
おりこ「…私には『見える』。
…大きく運命が動くのが。」
マミ「…どうゆう事かしら。」
おりこ「焦る事はないわ。近い将来、あなた方とは必ず再会する。
…楽しみね。
次に『遭った』時。あなた方と、私達、どちらが未来に選ばれるのか。ごきげんようアーメン。」
マミ「…再会を楽しみにしているわ。」
席をたち、店を出ていくおりことキリカ。
マミ「…。」
ほむら「…気をつけて。彼女達は…」
ゆま「ゆま、お腹いっぱいになっちゃった」
マミ「じゃあそろそろ私達も帰りましょうか。お勘定アーメン!」
ほむら(おりこの能力《未来予知》。それが改変された今も同じだとしたら。
一体何を見たと言うの?次に遭う時、一体なにが)
そして、帰りのバス停へ歩く四人。
マミ「まだバス来てないみたいね。」
杏子「んだな。」
ゆま「あれ、ねぇキョーコ、あの人達…」
バス停で並んでいる二人の少女。
おりこ「あ」
マミ「あ」
おりこ「……ご、ごきげんよう」
気まずそうに目を反らすおりこ。
マミ「…よ、よく会うわね」
マミも同じく目を反らす。
杏子(…あれは確かに居心地悪いな)
ゆま(触れちゃだめよ、キョーコ)
ほむら(…考え過ぎかしら。)
バスに乗り込み座る二人。
杏子「今日は疲れたな、マミ」
マミ「…」
杏子「マミ?…寝てるのか」
杏子(かわいい寝顔だな)
マミ「うん…」
マミの体が傾き、杏子に寄りかかる。
杏子「…」
ゆま「キョーコ、次降りるよ〜」
ほむら「しっ」
ゆま「ふえ?」
眠るマミを、優しく見つめる杏子。
ほむら「…そっとしておきましょう。」
ゆま「…うん!」
ほむら(確かこのバス停の終点の近くはホテル街だし…ウェヒヒヒ。ゆまを送り届けたらすぐに後を追わなくちゃ)
キリカ「ねえおりこ、あいつらバス降りないよ?」
おりこ「…あのふたりもホテルに行くつもりなのかしら」
キリカ「次も被ったらさすがにカッコ悪いよね、おりこ」
おりこ「…」
キリカ「む、虫を見るような目のおりこも素敵だ!」
おりこさんにはふたりが自分達以上の百合カップルになる未来が見えているというの…?
昔は二人で共闘したような時代もあったのだろうか…
それこそ杏子が家族を失う前のきれいな魔法少女だった頃とか
よく考えれば、自分のしたことが原因で家族が全員死ぬなんて
魔女になってもおかしくないレベルの不幸を耐え凌ぐことができたのは
同じく家族を失ったマミの事を知っていたからじゃないのかな
しっかしおりこさん…近い将来って近すぎません…?
バス停で再会wwwこれは気まずいなぁwwwwwww
あんマミ前提のまどマミ
昔自分が支えられなかった部分を隠して後輩に依存するマミさんをみてあんこは何を思うのか
>>729 というか三周目でマミさん生存してるのに喧嘩売りに来てるのはその辺あるかもね
「無関係な奴を魔法少女に誘導しやがって。魔法少女がどれだけ過酷かオマエなら一番わかってるだろ!」
みたいなさ。この二人の過去が何かしらのCDとかで明かされると嬉しい
でもあえて明かさない方が色々想像もできていいんだよなぁ、うーん
>>730 3周目に関しては、魔女被害を減らすためには(ワルプル対策にも?)仲間がいた方がいいけど、
それをやるとGSが、使い魔で狩るならなおさら、狩場を広げないと無理って筋書きまで揃ってるもんね
マミさんからしたら他の魔法少女の生き方まで否定するものではないだろうけど、
魔女の被害は減るに越したことはないし、後輩たちの手前と言うこともあるし…
そしてあんこちゃん(だけ)はマミさんの本音が見えているという
意外とあんことまどっちが単独で会ったりしてたら面白そう(胸を痛めながら
本編ループでさやかに突っかかったのも、マミさんが原因じゃないかと思ってる
マミさんを英雄視してるさやかを見て、マミのこと何も分かってないくせに分かったような口を叩くな、って苛立ってるみたいに見える
妄想の余地が多く残されてるのはマミあんの特権
でも公式燃料はおいしく頂きますよ
「てめぇにマミの何がわかる!」って感情があったと想像するだけで濡れるね
マミ「…ふあ。」
杏子「お、マミ、起きた?」
マミ「え?やだ、私、寝てたの?」
杏子「うん、ぐっすり熟睡。」
マミ「ええ?ここどこ?」
バスの窓の外は見知らぬ景色が広がっている。
杏子「さあ、しらね。次は終点だってさ」
マミ「もう、どうしてお越してくれなかったの?!」
杏子「あんま気持ちよさそうに寝てたからさ。」
バスが終点に到着する。
バスを降りる二人。
マミ「…」
杏子「…あー。あ、あのさ、怒ってる?」
マミ「…いつも利用しているバスも、降りる場所が違うと、全然違う景色なのね。」
杏子「そーだな」
マミ「帰りのバスはしばらく来ないようだし、少し歩きましょ?」
マミが杏子の手をとる。
杏子「お、おい!」
見知らぬ街を歩く二人。
杏子(…なんか怪しいネオンが)
いわゆるラブホが立ち並んでいた。
マミ「ホテルが沢山あるわね。そういえば、杏子もホテル暮らししていたのよね。」
杏子「別にやめたわけじゃねえさ。ここ最近ずっとお前の家にいるけどさ」
マミ「…じゃあ、そのうち出ていくの?あなたさえ良かったらずっと…」
杏子「…ホテルの飯はうまいからな」
マミの言葉を遮るように、杏子が口を開く。
いつまでもあんなままごとのような暮らしは続かない。
現実は残酷だ。
残酷な現実をずっと生きてきた私だからこそ、よく理解している。
でも。
杏子「…どんなホテルででる食事より、お前の手料理のほうがうまいからなぁ。
昨日の肉じゃがとか」
マミ「あら。忙しい時はわりと手を抜いているのだけど。昨日の肉じゃがも買ってきたお惣菜だし。」
杏子「え?!」
マミ「ふふ。あなたを引き留めるために、がんばらなくっちゃね♪」
マミが杏子の手を握り、走る。
杏子「へへ。」
現実は残酷だ。
でも、マミと二人なら乗り越えられる気がした。
マミの部屋。
ゆま「くしゅっ。なんかゆまの事を忘れられてる気がしたよ」
ほむら「…もういいかしら、私は急いで行かないといけない場所があるのだけど。」
ゆま「えええ、もっとゆまと遊ぼうよ、むらら!」
ほむら「私の名前は暁美ほむらよ。そんな欲求不満な名前じゃないわ。」
ゆま「失礼、かみました」
ほむら「違う、わざとよ!というかそれはキュゥべぇのモチネタよ!」
一方。マミ達の少し後を歩く二人の影。
おりこ「…危なかったわ、あの二人もホテルに行くつもりだったようね。
また被るところだったわね。残念だけど今日は帰りましょうか」
キリカ「物陰に隠れてこそこそするおりこも美しいなあ」
おりこ「…ふう。次遭う時こそ、運命が動きだすとか言わなかったら良かったわ。恥ずかしすぎるもの。私は学校違って良かった。」
キリカ「なんと言うか残念なおりこも素敵だ。」
おりこ「…《竜》が目覚めるその時が。運命の日なのだから。その時まで、またね。巴マミ、佐倉杏子。」
そして。帰りのバス停前
。
おりこ「あ」
マミ「あ」
再び再会したのでした。
あんこさん、しっかり手綱付けとかないと、ふらっとどこかへ行っちゃうような感じあるね。
そして微妙に残念な織莉子さんが可愛いw
見えるようで見えない少しだけ見える未来
てな感じですな
残念な織利子
739 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/30(木) 18:02:59.49 ID:F+vuJqErO
二人の出会いを描いた外伝、出て欲しいな
7月頃からとらで通販とか言ってた某マミ杏本が
いきなり売り切れてたので困る。
通販で予約していた俺に隙は無かった
しかし虎の通販はくるの糞遅いんだよな……
>>738 織利子の学校をぶっ壊すには四輝皇のレオノーレを呼ぶしかない!
N「おいで、レオノーレ!」
マミ「風が強いわね」
杏子「ん?本当だな」
朝、窓の外を見ると、雲がすごい速さで流れてゆく。
マミ「あ、早く制服に着替えないと遅刻しちゃう」
杏子「…制服で外でるんだよな」
マミ「当たり前じゃない、学校行くのに」
杏子「かわいいパンツはいとけよ?」
マミ「え?」
杏子「だって、こんなに風強いしさ」
マミ「き、杏子!」
外の風はますます強くなっていた。
杏子「本当に学校行くのか?なんか台風みたいな風だぞ」
マミ「皆勤賞は逃しちゃったけれど。学校はさぼれないわよ。」
杏子「真面目だねえ」
マミ「…そうでもないわよ」
杏子「?」
マミ「学校に行かないと、見失いそうな気がして。
魔法少女巴マミではない、ただの巴マミという自分を。」
杏子「ふうん。あたしにはよくわからないな。どっちも同じ。
…あたしの大切な人だし」
マミ「…ありがとう。杏子。」
見つめあう二人。
自然と唇が近づいてゆく。
ゆま「マミおねーちゃん、電話!」
マミ「きゃっ!」
杏子「うわっ!?」
ゆま「えっとね、クラスメイトさんからだよ。はい。」
マミ「あ、ありがとう、ゆまちゃん。もしもし、代わりました。…うん、おはよう。…そうなの?」
ゆま(キョーコ、タイミング悪かった?)
杏子(ガキはうんな事気にしなくていいんだよ!)
ゆま(ゆまガキじゃないもん!)
マミ「…それじゃあ。うん、あなたも気をつけて。」
杏子「何の電話?またテニスの助っ人か?」
マミ「風が強いから、臨時休校になったみたい。」
テレビニュースの声『市民の皆さん、スーパーセルが…』
風が吹き荒れる中、学校の屋上に立つ少女。
ほむら「…この嵐。私は知っている。知りすぎている。」
QB「ほむら?」
ほむら「でも、魔女はもう居ないはずなのに。」
QB「…嫌な予感の風だね。」
ほむら「…ワルプルギスの夜だというの?」
町外れに立つ洋館。
二人の少女の姿が見える。
キリカ「いよいよだね、おりこ」
おりこ「ええ。この嵐すら、これから始まる災厄の。…最悪の災厄の、予兆でしかない。」
少女が空を見つめる。
おりこ「…後少し。後少しで、《竜》が、降臨する。」
QB「ところで誰も登校して来ないね。」
ほむら「…強風で翻るスカートを楽しみに急いで学校に来たというのに!」
QB「君のスカートも翻ってるよ。」
なんという急展開…そしてほむら…
もう女なら何でも良いくらい悪化してるのか…?
まどか依存症…
フフフ…ゆまがいるおかげで二人の距離は近づくけれどそのせいで最後の一線は越えられないって寸法よ…
生殺し寸止め地獄!!
今日はアメチャンの杏マミ本発売日か
業を煮やしたマミさんがゆまが隣の部屋で寝てるにもかかわらずあんこを押し倒して
あんこが眼を白黒させて縮こまるものだからマミさんの中に今まで体験したことのない感情が生まれて
みたいな展開はまだですか
ああ、例の杏マミ同人手に入ったが、本当に理想通りだった
相手の寂しさに気を遣って一緒にいる想いと、
自分自身が寂しくて一緒にいたい想いがお互いにあって絶妙な距離間だった
>>751 入手できないんなら詳細を教えてくれないか
今朝はまだメロンで注文出来たけどもうダメなん?
しょうがねえ炊いてやるか
とらメロンZINの三店に在庫あり。
通販で普通に買える。
pixivに見本あり。
俺も昨日アメチャン本ゲット
二人の性格、距離感が理想通りに描かれてて素晴らしい
普段はお姉さんマミさんがで杏子の面倒を見てあげるけど、いざという時にはお姉さん杏子が発動してマミさんを包んでくれる
戦闘でもパワーの杏子とスキルのマミさんで華麗に連携すれば負ける気がしない
ほんとに良いパートナーになれそうだよな
>>756 おいおいおい…俺の理想すぎる設定じゃねぇか…
杏子「スーパーセル?」
テレビニュースが告げる、名前。
マミ「規格外の規模の嵐、らしいわね」
ゆま「避難指示が出てるよ、キョーコ、マミおねーちゃん!」
マミ「えっと、ラジオに懐中電灯、ミネラルウォーターに…」
杏子「非常食忘れるなよ!」
マミ「うん、ビスケットがあるわ。」
杏子「あとお菓子な、できるだけ沢山!」
マミ「ふふ、はいはい。でも日持ちするお菓子は買い置きしてないわ。」
杏子「んじゃ店がしまる前に買いにいかねえと!」
ゆま「ゆまもお菓子買っていい?」
杏子「がきんちょはお菓子300円までな」
ゆま「えー!?」
マミ「あら、じゃあ杏子も300円までね。お菓子は後でもいいとして、準備はこのくらいかしら。さて。」
ベランダに出る二人。
杏子「…なあマミ。」
マミ「ええ、杏子。」
杏子「ただの嵐ならあたしたちに知った事じゃあないが」
マミ「…風に誘われ、絶望の気配が漂ってきたわね。」
…魔獣。
それも、これまで感じた事の無い、強大な気配。
マミ「行きましょう、杏子。ゆまちゃん。」
杏子「ああ。」
ゆま「うん!」
三人は、ベランダから嵐の中心に飛び出した。
一方。
男「…きたか、おりこ。キリカ。」
おりこ「…久しぶりね、《魔法少女遣い》さん。」
男「…ふん。」
おりこ「…人の意思が魔獣に対する決戦存在、《魔法少女》を生み出すように。」
男「…。」
キリカ「おい、あんまりおりこを見つめるな!」
おりこ「…絶望の中より産み出された魔獣の決戦存在。《竜》。」
男「お前の予言通りに現れたな。正直痛い厨二病をこじらしたガキの戯言かと思っていたぜ」
キリカ「私のおりこは痛くない!目に入れても…なんだっけ」
男「ふん。目に入れるのも痛々しいくらい可愛い、だ。」
キリカ「そう、それ。」
おりこ「…キリカ、この戦いが終わったら、ベッドの上でお仕置きよ。」
そして、見滝原中学の屋上に佇む少女。
ほむら「…嵐が強くなっている。やはり…」
QB「…そのようだね」
ほむら「臨時休校…!」
QB「君には連絡網回ってこなかったね、ほむら」
ほむらちゃん・・・
ほむほむ…
お行儀の悪いあんこさんにおやつ抜きでお仕置きするけど夜はベッドで仕返しされてご満悦なマミさんの薄い本はどこですか
マミ「…まだ実体化はしていないようね。これだけの障気を放っているというのに」
杏子「どこで実体化しやがる…」
もし実体化に気がつくのが遅れたら。
それだけ被害も広がるかもしれない。
魔獣を探す杏子とマミ。
杏子「…てめえ!」
その前に立ちはだかるのは、おりことキリカ。そして、魔法少女遣い。
マミ「おりこさんにキリカさん。それに、魔法少女遣い…。」
男「ふん。丁度探していた所だ。力を貸せ。《竜》は倒さねばならん」
おりこ「ついに巡り遭ったわね。運命は動き出したのよ。」
キリカ「何度かバッティングしてたのに触れるなよ!おりこを傷つけるのは許さない!」
おりこ「…キリカ、少し黙ってなさい」
マミ「《竜》?」
おりこ「便宜上の呼び名よ。
…あれは魔獣の決戦存在。竜は魔物の頂点に立つものと昔から決まっているもの。
…ドラクエとかで」
杏子「意外と新しい伝説じゃねえか!」
男「ふん。一つ聞こう。ドラクエ最高傑作は2と3どっちだ。」
マミ「確かパパが小学生の頃のゲームよね。さすがに知らないわ。」
男「ふん。答えは2だ。
…ってお前のパパは俺より若いのか!?」
杏子「ちなみにマミの家にあるゲームはどうぶつの森くらいだ」
ゆま「キョーコがマミおねーちゃんに内緒で触ったら村八分にされちゃってそのままセーブしちゃったんだよね」
マミ「え。…杏子、どういう事?」
カチャッ
杏子「ま、マミ!マミさん!落ち着け!銃をおろせ!」
おりこ「酷すぎる!巴マミ、それは撃っていいわ!」
男「…俺、魔法少女の父親より年上…」
キリカ「…ねえ、話を進めようよ。」
ドラクエ2が最高傑作とは…わかってるじゃないか
いかん魔法少女使いの好感度が急速にアップしたw
おりこさん、実は結構ゲーム好きなのか?w
おりこさんとマミさんは気が合うと思う(キリカの視線を感じながら
マミ「…こほん。そうね、話を進めましょ?」
杏子「…ほっ。」
マミ「杏子。この戦いが終わったら。私、あなたにお仕置きするわ♪」
杏子「…新手の死亡フラグか」
マミ「杏子♪」
杏子「ごめんなさい!」
マミ「…私達も《竜》を狩る目的でここに来た。協力するのはやぶさかではないわ。でも。」
ゆまの方をちら、と見る。
おびえている。
無理もない。かつて、魔法少女遣いに、『遣われ』ていたのだ。
マミ「…それに、あなたは杏子にもひどい事をしたわ。」
杏子を操り、私と戦わせた。
そう簡単に共闘できるほど、私はお人好しではないわ。
男「ふん。やはりガキだな。
巴マミ。お前は、交通事故に遭った時、両親を見捨て、自分だけが助かる道を選んだんだな。
くくく。その選択は正解だ。」
マミ「!」
杏子「てめえ!」
杏子が槍を男に振るう。
だが、それをキリカが受け止めた。
杏子「ちっ!」
キリカ「あんた、遅いよ?」
男「俺はな、読めるんだよ。…心がな。」
おりこ「…ドッチ弾平は名作ね」
男「それはコロコロだ!心!」
キリカ「素敵だ、おりこのギャグは相変わらずさめてるなあ」
おりこ「うふふ、ありがとう。…って冷めてる?!」
マミ「…心を?どうしてあなたはそんな能力が。」
ただの人間が、何故。
男「それを語るには1スレじゃ足りないな」
マミ「…じゃあ聞くのやめるわ。」
男「…そうか。」
杏子「いい年してしょんぼりすんな!」
魔法少女遣いが…可愛く…見えてきた…だと…!?
やだこのオッサンちょっとかわいい
百合ならまだしもオリ展開とかマジ勘弁。
マミさんは杏子の事を苗字じゃなくて「きょうこ」って名前で呼んでるといいな
男「…ふん。戯れが過ぎたな。おい、佐倉杏子。」
杏子「く、これは!」
以前も経験した感覚。
杏子(まずい、洗脳か!)
前もこの能力で操られ、マミを傷つけてしまったのだ。
マミ「杏子!?」
流れこむ意識。過去の記憶。
マミとキスした記憶。
マミに舌を舐められた記憶。
マミに言われて必殺技を練習した記憶。
マミのパンツを必死に確認した時の記憶。
杏子(はは。あたし、マミの記憶ばっかりじゃねえか。)
そして。…家族を失った時の記憶が浮かび上がる。
杏子(そう、前はここで。)
自分が家族を殺す記憶。
杏子「うわぁぁぁぁあ!」
おりこ「心の傷につけこんで、意識を奪い、力を奪い、『遣う』。趣味が悪い能力ね。」
キリカ「性格の悪さならおりこの方が上だ!」
おりこ「…」
キリカ「ああ、その虫を見るような目が素敵!」
マミ「杏子!杏子!」
男「ふん。もう遅い。…何?」
杏子がにやりと笑う。
杏子「な〜んてな。そんな『嘘』なんかには、騙されねえよ。」
男「…ふん。紛れもないお前の記憶なはずだぜ。」
杏子「記憶なんて曖昧なもんなんだぜ。
なんせあたしは昨日の晩飯のおかずも思いだせねえからな。」
マミ「ええ?!一生懸命作ったのに!」
杏子「い、いや、旨すぎて記憶とんだんだ、マジで。本当です、ハイ。
と、とにかく!あたしは家族殺しなんかやってねえ。
なんせ、あたしより、あたしの事を知っている、この世界で一番大切な人がそう言ってくれたんだぜ?」
…あなたはそんな事をする女の子じゃないもの。
杏子「その子の名前はさ。《真実(マミ)》って言うんだぜ!」
マミ「か、かっこいい…」
杏子「無槍!《無銘(ネームレス)》!」
杏子が巨大化した槍を投擲する。
キリカがとっさに防ごうとするが。
キリカ「すり抜けた?」
そして、魔法少女遣いの心臓を貫く。
男「ぐはっ!」
血が吹き出す。
激しい痛みで崩れる男。
杏子「お返しだぜ。嘘には嘘、だ」
男「…幻覚…だと?」
一方。
ほむら「みてキュゥべぇ。風でまどかのスカートがめくれてるわ。うふふ」
QB「ほむら!しっかり!」
嵐に打たれ、体温を失ったほむらは幸せな幻覚をみていた。
ほむら「見てキュゥべぇ。雨でまどかのブラウスが濡れてすけすけよ、うふふ」
QB「ほむらー!」
最近おりキリとほむQに持っていかれてる・・・
もっとイチャコラするんだ杏真実!!
杏子「あたし達の力を《遣う》とか二度と考えねえ事だな。次は幻覚ですまねえぜ?」
男「…ふん。負けを認めてやる。」
おりこ「…。」
杏子「行こうぜ、マミ。ゆま。《竜》を早いところ見つけないとな。」
マミ「ええ!」
ゆま「街を守るのは、ゆま達だよ!べー!」
立ち去る魔法少女を見守るおりこ達。
おりこ「見事に嫌われ役を演じていたわね。」
男「ふん。
…杏子のスキルが目覚めた。お前の言った通りだな。」
おりこ「ここまでは予測通り。だけど、《竜》と遭遇した後の未来は、見えない。」
嵐の中を進むマミ達。
障気はどんどん濃くなってゆく。
次々に現れる魔獣達。
マミ「ねえ、杏子。」
杏子「ん?」
マミ「さっきの必殺技、か、格好良かったわよ♪」
杏子「はあ?お前じゃあるまいし必殺技なんかねえよ。」
そんな恥ずかしい事できるわけないだろ。
マミ「ええ?!さっき叫んでたじゃない!」
杏子「はあ?夢か幻でも見てたんじゃないか。」
マミ「ううん、違うわ。私が見てるのは。
…あなただけよ?」
マミが走りながら顔を近づける。
杏子「っ!」
近い近い!
マミ「杏子?顔が真っ赤よ?うふふ」
杏子「お、お前が恥ずかしい事いうからだろ!あんま顔近づけるとキスするぞ!」
マミ「うふふ、いつもしてるじゃない?」
ゆま「キョーコ!マミおねーちゃん、前見て!いろんないみで!」
マミ「!」
存在をすっかり忘れていたゆまに言われ前を向くと、前方から魔獣が迫っていた。
杏子「任せな!神槍!《回天》!」
多節棍に変化した槍が魔獣をなぎはらう。
ゆま「…めちゃくちゃ必殺技の名前ゆってるよ?キョーコ。」
杏子「はあ?」
マミ「うふふ。」
ナチュラルにマミさんに感化されてきたんですね
パパとママはいつもやってたのって毎朝ハグとキスをせがむマミさんと
いつも風呂は妹と一緒だったからさって二人で風呂に入ろうとするあんこさんの全盛期のマミあんください
ジリリリリ、と目覚ましが鳴り響く。
マミ「ふあああ」
杏子「ん…もう朝?」
マミ「う…ん。ママ…」
横に寝ていた杏子に抱きつくマミ。
杏子「お、おい、寝ぼけるな、マミ!あたしはママじゃない!ひゃあん!」
杏子の胸に顔を埋め。
マミ「…パパ?」
杏子「どういう意味だ、おい!」
マミ「パパ、おはようのちゅー…」
杏子「お、おい!マミ!いやぁぁぁん!」
んちゅううううう
杏子「ぷはっ…。も、もうらめ…マミぃ…あたし、もう…」
マミ「すやすや」
杏子「って寝てるし!おい!はやく起きないと遅刻するぞ!」
マミ「…あと9時間…」
杏子「そんなにまったら夕方になるだろ!ああもう、早く服脱いで制服に着替えろ!」
杏子がマミの服を脱がす。
ほむら「朝からなんて濃厚な…!」
QB「マミは低血圧で朝が弱いからね。」
その夜。
マミ「今日も疲れたわ。」
湯船に浸かるマミ。
杏子「ふあー、今日も暑かったー。」
がら、と風呂場の扉を開ける杏子。
マミ「きゃああああ!?」
杏子「うわぁぁぁ!?なんだ!?」
マミ「やだ、杏子!?」
杏子「何でいつもいつも騒ぐんだよ。別に女の子同士気にするなよ。いつも言ってるだろ、光熱費も浮くし。」
マミ「何度一緒に入っても慣れないわよぉ」
杏子「あたしは小さい頃から妹と一緒に入ってたからな。あんま気にした事ないや。」
マミ「…。」
マミ(杏子の妹さんって確か…)
杏子「小さな手で必死に背中流してくれたりさ、可愛いんだ。…って、おい、マミ!?」
マミ「ううううう。ぐすっ」
杏子「な、なに?」
マミ「わた、わだしが、杏子の背中、流してあげるから!毎日流してあげるから!」
杏子「うぇぇ!?きゃ、んっやだ、ああんっ」
マミ「杏子は、杏子は一人じゃないから!わたしが、いるわ!」
杏子「ちょ、裸で密着!?背中に胸が!突起が!?ひゃん!前は、前はいいから!」
ほむら「キュゥべぇ!離して!あのガラス戸の向こうに桃源郷が!」
QB「ほむら!ほむら!?そっちにガラス戸なんかないよ!?嵐にうたれ過ぎて幻覚を見ているのか…。」
ほむら「うふふふふふ」
> マミ「わた、わだしが、杏子の背中、流してあげるから!毎日流してあげるから!」
いいなこれ。
「怖くて泣いてばかり」のマミさんを受け止めるあんこは想像したことあったけど、
これは思い至らなかった。
心やさしくて涙もろいマミさんかわいい!かわいい!
全盛期のマミさんはこんなに積極的だったんだな…
全盛期のマミあんいいすなあ!
マミさんって意外と現実的っぽいから、ギブアンドテイクで尚且つラブラブなマミあん萌えます
杏子「マミ、鍋で何作ってるんだ?」
マミ「七夕ゼリーよ、昔給食で出たあの微妙で絶妙な味を急に再現したくなったの」
杏子「ふーん、まあ美味けりゃなんでも良いけどサ」
マミ「七夕といえば…杏子は短冊に何を願うの?」
杏子「あたしは…今まで短冊なんて書いた事無かったからなあ、教会だし」
マミ「伝統なのにそれは勿体ないわね、じゃあ今年からはずっと一緒に書きましょうね」
杏子「あ、ああ…(書こうと思ってたお願い、ソレなんだけど…えへへ、マミって良い奴だ!)」
マミ「(ひああぁぁん言っちゃった!プロポーズしちゃったよおおおおぉ!!!こ…これでもう正々堂々と色々なコトを杏子に……いや!巴杏子に出来るのね!!!!!!)」
杏子「お、オイ…ゼラチン焦げてるぞ」
こんなすばらしいスレがあったのか
なぜ今まできづかなかったし
,.─ 、 ヾヽ |: : i .__
. ,. <: : : : :ヽ !: !.| : レ: : 二=- _ ,.1 ─ ---ァ、 __,
-.<: : : : : : : : : :`|: レ: : : :∠、 ヽ /- V.,........───.....、=-
─ァ : : : : : : : ;...-...vv..,. . .─`───. . ._,.v-.、, 」.!! ノ; ── - .__、::::`>...、
. /: : : : : : : :/::::::::,. .' : : / ̄: :/` : ; -、 ,. 、ヽ: ヽ / <::::::::ヽ
..i: : : : : : /:::::::::/ : : : / : : : /: : / : : ; : 、 ヽヽ/ ヽ__..イ
.|: : : :<、:::::::::/: : : : : :/: : : : : : :/: : : : , 、: : ヽi / / ./∨ .∨ .ハ ヽ
..!: : : : : :`.</: : : : : : i: : : : : : : , : : : : i ヾヽ ,ヘ ,. / イ, ' i | ∧ .∧
. i: : : : : : : : :i : : : : : : |: : : : : : : i : : ;イ:| ヽ,ヘ: ! ム / |/ - 、!i .| i ハ
!: : : : : : : : !: : : : : : :|: : : :十‐十‐/-!j i:ノ/! ./ ` ト .∨ | .i
|: : : : : : : : :、: : : : : :i: : : : :|: ハ: : ! /_.xァ!,!x!ヘ ,x=x、 ! / !__ .|
i: :/: : : : : : :∨: : : : _∨ : : !x┬‐rァミ 辷 .ノl !.7 .! うx ./ ,...V:└.i !
. ノ.ハ: : : : : : : ∨: : :i ,^`.、:∧.弋zと i. , .辷〃/ .>::::::::::ノ,
. 彡 ∨: : : : : : ゝ :八 <ヾ: ヽ ''' ' .! / .ゝィ._ノ-─┐
.∨: : : : : : : > ` ┐ ヾヽ、 , /.ゝ ャ-., -=彡 ,/< .├‐ァ
i: : : : : : : : : : : :>ヽ ` ' ,/ !.Y∨ヽ / ,彡'/ > ̄ /
|: : : : : : : : : : : : : __|__ ≧ ェ-.' ,1{ l.∨ `─ コ-─ '_ ./ / __ ノ__
!: : : : : : : : : : : : : :!//////> !、┐ i | .i ヽヽ 「r=ニ---- / ./ < i___
. ,: : : : : : : : : : : : : :,!── 、__ヽ !i.、 .|/ r L .!.| ,ヽ !_ --- ヽ- 、 ./ , / > .|
.∧ : : : : : : : : : : : / _ ̄ ` ---┐〉、.! .レ' .},'.|__r, ` > , ─ 、 | V< / ./ _|
.ノ: : : : : : : : : : : : :/' ヽ////∧ }、, '‐「/,!V / .\ / / ヽ !
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./ イ: : : : : : : : : : : : :|ハ ∨//,` Y / / , -.' .! i L ' ̄ i i |
/: : : : : : : : : : : : : .i.!ヽ ∨///,,{ { i' .|.ハ | / i
. / : : : : : : : : : : : : : : ハヽヽ ∨///,i .} ,ゝ、 ! .) , / ノ
/: : : : : : : : : : : :,イ : : !: :ト,ヽ-、, -==∨///! l' / `,- n、 ヽ ' / /'
: : : : : : : : : : : : ハ: : :i : !.ヽ/,ハ ' ∨//ノ ./ ./ >^ ,--, イ ./ / ./
: : : : : : : : : : : /: :ヽ: :l: :l .ヽ/,ヘ ∨,.八 __,___. ゝ、 .///-イ ゝ-.' ./
: : : : : : : : : : / : : : ヽ V ハ//ヽ .∨///!-.‖-==/ ─ ,─!丿 !ヽ .` ̄
AAとかマジか
超GJ
そのAAの同人持ってる。
2月のイベントで出たもんだから最初期じゃないかと思う。コピー本。
4話見たあと描いたとかあるから杏子のキャラが固まってない頃だ。
あの本、準備号とか書いてたしオフセでねーのかなぁ
>>792 4話直後に杏マミとか先駆けってレベルじゃねえな
杏子とマミって、いつ頃知りあったんだろうな?
設定だと、マミの方が先に魔法少女だったらしいが。
さて、佐倉家健在時に知りあえばルーキーとベテランとして仲良くなって一緒に魔女退治したり、同年代という事でマミが佐倉家へ遊びにいったりしてたかもしれない。
そうなると、家族を失った杏子がやさぐれたのを知り、マミは杏子を救おうとか考えるかもしれんな。
でも、マミは「杏子も自分と同じぼっちになったから、自分が独占できる」というドス黒い考えを自分が持ってる事に気づき、杏子をモノにできずにいるかもしれない。
自分に願いを使って家族を失った者と、他人に願いを使って家族を失った者
自分の願いの結果を受け入れ正義を貫く者と、自分の願いの結果を否定して正義を貫く自信を失った者
でも本質は本当は寂しくて潰れそうなのに素直になれない者同士
今の自分の魔法少女スタイルに自信がないのも同じ、自分の弱さに気付いてるのも同じ
ただマミさんは人と接すると自分の弱みを仮面で隠す傾向があるけど、
杏子は人と接するとお節介焼いたりしながら自分も素直になれるタイプっぽい
マミさんは戦法通り不動要塞タイプで、杏子は一点突破タイプって事だろうね
まどかや杏子みたいなお節介焼きながらズカズカ乗り込んでくるタイプは、マミさんの要塞を崩しやすいと思う
いろいろ受け身なマミさんはあんこさんに悪い遊びに連れ出されるべき
マミ「ゲーセン?買い食い?だ、ダメよ!中学生がそんな事しちゃいけないって先生g」
杏子「銃ぶっ放してる奴が何言ってんだよ…おら!」
マミ「!!!!(く、口のなかに昔懐かし串カステラが…お、美味しくて吐き出せないよう…!)」
杏子「お次はコレだぜ!」ぐいっ
マミ「!!!!(が、画面から矢印が次々と…ええと↑↑↓↓←→←→…っと!た、大変だけど楽しいよう…!)」
杏子「初めてにしちゃ中々のステップじゃん、イケナイ遊びはどーよ?」
マミ「ひゃ……ひゃまににゃら良いと思うわ……?」タタンタタン
杏子「(串カステラ頬張ってダンレボってる状態で言われても…まあ楽しそうだし良いか)」
マミ「いたわ!あれが、《竜》!」
杏子「でっけー!」
空に浮かぶ、山のような巨体。
ゆま「あんなのに勝てるのかなあ」
マミ「やるしか、ないわ。」
街を守るため。やるしか、ない。
マミ(でも。怖い。あんな巨大な相手に、本当に勝てるの?)
身体が震える。
杏子「なあ、マミ。この戦いが終わったらさ。」
マミ「…お仕置きよね、覚えているわ。」
杏子「…それは忘れてくれ」
マミ「じゃあなあに?」
杏子「七夕の笹買いにいこうぜ。」
マミ「え?」
杏子「今日は嵐だからって諦めてたけどさ。」
マミ「そういえば今日は七夕なのね」
杏子「この嵐が、《竜》のせいなら、倒せば晴れるだろ」
マミ「うふふ、そうね。じゃあご馳走もたっぷり作りましょうか」
ゆま「やったー!」
杏子「ケーキも忘れるなよ!」
マミ(…震えが止まった)
杏子「へへ、決まりだな。んじゃささっと竜退治としゃれこむか。」
マミ「ええ。私。もうなにも怖くない!」
>>798 マミさんと杏子の二人でダンレボとか見てみたいなw
801 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 07:46:51.18 ID:7ORfpN+w0
マミさんフラグ立てるの禁止w
《竜》が動き始める。
マミ「杏子!ゆまちゃん!プランAでいくわ!」
杏子「おっけー!」
ゆま「うん!」
杏子(…プランAってなんだ?)
ゆま(プランってなんだろ)
マミが大量の銃を召喚、一斉射撃。
それをゆまが衝撃波で歪める。
その間を縫うように杏子が、竜に切り込む。
だが、竜の巨体にはほとんど効き目がない。
竜が咆哮をあげ、触手をのばし攻撃を放つ。串刺しにされる杏子。
杏子「ぐはっ!…なんてな」
串刺しにされたはずの杏子の身体が消える。
杏子「今のは、幻影だぜ!喰らえ!魔槍!《至高の薔薇(ハイローゼス)》!」
延びきった触手の根元を槍がえぐり、切り落とす。
マミ「さすがね、杏子。」
杏子「とっとと帰って七夕しないとだからな!」
マミ「身体が軽い。こんなに幸せな気持ちで戦うのは初めて。」
ゆま「いっけえ!マミおねーちゃん!」
QB「ほむら!ほむら!」
ほむら「はっ!なんだか素晴らしい幻覚を見ていたような…あれは!」
QB「マミ達が戦っているんだ。」
ほむら「…巴先輩、いけない!」
QB「え?」
マミの方を見る。
マミ「今日という今日は、一気に決めさせてもらうわよ!」
ほむら「やめて!それ以上フラグを立てたら…だめー!!」
マミ「ティロ!フィナーレ!」
ここで寸止めだと…
おりこ「…未来が見えたわ。この戦いで、魔法少女が死ぬ。」
男「なんだと?」
おりこ「私の予知は絶対よ。残念ながらね。」
必殺のティロフィナーレがヒットし、《竜》が崩れる。
決まった。マミがそう確信した瞬間。
《竜》の目が光を放つ。
マミ(………!)
杏子「マミぃ!」
杏子が飛びだし、マミを抱きしめる。
マミ「きゃっ!」
先ほどまでマミがいた場所は、巨大なクレーターが出来ていた。
マミ「ありがとう、杏子。…杏子!?」
マミが杏子に回していた手が、血に濡れていた。
いや。
杏子の背中が、なくなっていた。
杏子「…良かった、マミ。」
マミ「杏子!いやぁぁぁ!」
マミが杏子を強く抱きしめる。
明らかに致命傷だった。
杏子「あたし、もうだめだ…。最後にお願いしていいか」
マミ「杏子!死んじゃいやよ!」
杏子「帰ったらお仕置きは勘弁してくれよ」
マミ「そんな事!わかったわ、わかったから!」
杏子「実はマミがまだ読んでない小説に紅茶こぼしちゃったんだ」
マミ「ええ?!」
杏子「許してくれる?」
マミ「う、許すわ!だから、死なないで!」
杏子「あたしの事好き?愛してるっていって?」
マミ「好きよ、杏子!愛してる!」
杏子「語尾ににゃんをつけてもう一度。」
マミ「好きにゃん、杏子!愛してるにゃん!」
杏子「あーもう死んでもいい」
ゆま「…ねえキョーコ、もういい?」
杏子「うーん、もう少しこの天国を…」
ゆま「本当に天国にいっちゃうよ!」
マミ「え?」
ゆま「忘れた?ゆまの魔法は、治癒魔法なんだよ?」
ゆまの放つ光が杏子を包む。
杏子「よし、復活。よし、マミ、行くぞ!」
マミ「…杏子♪」
杏子「ん?…ぎにゃぁぁぁぁ!」
ゆま「…杏子、もう一回治癒魔法いる?」
杏子「…頼む」
再び《竜》に挑む。
マミ「でも、どうすれば。ティロフィナーレが効かなかった相手に。」
杏子「何度でも撃ち込めば…」
ほむら「だめよ、それでは。」
マミ「暁美さん?あなたも竜を追って?」
ほむら「色々事情があるの。とにかくだめよ、ティロフィナーレは。」
マミ「どうゆうこと?」
ほむら「戦闘が始まってすぐ使った必殺技は破られるお約束なのよ。」
杏子「なんだそりゃ」
マミ「…では、どうすれば」
杏子「なら簡単じゃねーか。」
杏子が、にやっと笑った。
そして。
ほむら「来なさい。《竜》。
あの二人の百合のため。そしてまどかの思い出の詰まったこの街のため。一秒でも長くくいとめる!」
謎の声『頑張って、ほむらちゃん』
ほむら「!?」
ゆま「ほむら、ゆまがサポートするよ!」
ほむら「まどか?…あなた、少しまどかに似てるわね。じゅる」
ゆま「なんだか背中がぞくっとしたよ!?」
ほむら「怖がらなくていいわ、うふふふ」
謎の声『…それって絶対おかしいよ』
学校の屋上。
マミと杏子が手を繋ぎ、竜を見つめる。
マミ「いくわ、杏子。」
杏子「ああ、マミ。」
必殺技が破られたら。新しい必殺技を使えばいい。
杏子「ティロ!」
杏子が巨大な槍を召喚する。
マミ「グランド!」
杏子の槍をマミのリボンが包み込む。
マミ杏子「「フィナーレ!!」」
リボンで包まれた槍が、巨大な光の剣となり、《竜》に向かって放たれる。
その光の剣は、《竜》を消し飛ばし。
見滝原の上空の暗雲すら吹き飛ばした。
ほむら「…なんて威力なの?」
ゆま「すっごーい!」
屋上で抱き合うマミと杏子。
マミ「やったわね、杏子!」
杏子「ああ!」
マミ「…見て、杏子。」
杏子「わぁ。」
嵐が消し飛び。空は綺麗な星空が広がっていた。
マミ「いつの間にか夜になっていたのね。綺麗な星空。これならきっと織姫と彦星も会えるわね。」
杏子「だな。あ、急がないと、店が閉まって笹が買えない!いくぞ、マミ!」
マミ「きゃっ」
杏子がマミの手を引き走りだした。
男「誰も死ななかったじゃねえか」
おりこ「私の予言もたまには外れるのよ」
キリカ「なんだか嬉しそうなおりこも素敵!」
合体フィナーレ…。日曜の朝のヤツ思い出したw
ラブラブフィナーレか…
そしてほむらがナチュラルに危険
ゆまたんを置いて行っちゃらめー!
杏子「毎日毎日あっちーなー」
マミ「そうねー…って杏子!あなたなんて格好してるのよ?!」
杏子「はぁ?」
マミ「そ、そんなキャミソールとパンティ(流暢)一枚だなんて…!」
杏子「いや別に普通だろ…女同士なんだし」
マミ「それは大きな間違いよ!女同士だってね」
杏子「解ったよ、マナーってモンがあるってんだろ?」
マミ「女同士だって…何も起こらないだなんてコトは無いんだからね?!」
杏子「え!お、起きちゃうのかよ?!」
マミ「き、今日はソレをふふふふ不本意ながら貴女に実践を交えててててて」
杏子「ぎゃー!マミ!そこっ、何処に手入れて…だ、ダメだってぇ…!」
マミ「私が…私が教えてあげなくっちゃ…はぁ…はぁ…ふ、ふふ…!!!」
マミさんのマナー教室か…
マナーを教えてない件について
興奮しすぎです!!
マミ「七夕パーティー楽しかったわね」
杏子「そーだな」
美味しい食事にあまーいケーキ。
楽しい時間はすぐ過ぎる。
杏子「…ほむらの奴、ゆまを見る目が怪しくなかったか?」
マミ「そう?とても仲は良さそうに見えたわ。」
杏子「まあ別にいいけどな」
マミ「うふふ、それにしても、短冊のお願い事が二人とも一緒だったなんて、おかしいわね」
杏子「最初はお菓子を沢山食べたいっ!て書こうとも思ったんだけどな。」
マミ「じゃあ、どうして書かなかったの?」
杏子「…あの願いが叶ったら、これから毎日美味しい手作りお菓子が食えるかなって」
マミ「うふふ。そっか♪」
ベランダに飾りつけられた、笹。
二人が書いた短冊を見つけ、眺めるほむら。
ほむら「…彼女達らしいわね。」
二人の短冊に書かれた願い事。
『いつまでも、大切な人と一緒にいられますように』
ハッピーエンドで良かった。
翌日、ゆまちゃんの髪がピンクに染められてたらどうしよう…。
ほむら「それだ」
乙
終わらなくてもいいのよ
>>814 テンション上がり過ぎると調子に乗っちゃうマミさんのこと
初めて攻めに回る日にはそれはもうカッコ悪い先輩になっちゃうよね
七夕パーティーも終わり。ベッドで向かいあう二人。
マミ「今日は疲れたわね。」
杏子「ああ。でも、街は守れた。」
マミ「被害も学校の一部ですんで良かったわ。あんなのが街で暴れたらどれだけの被害がでたか。」
杏子(遠い昔に憧れて。諦めた正義の魔法少女。あたしも、なれたかな)
マミ「…。そろそろ寝ましょう、お休み、杏子。」
杏子「おやすm」
バァン!扉が開かれる。
マミ「きゃっ」
杏子「な、なんだ?」
ほむら「それには及ばないわ。」
ゆま「えへへ、キョーコ、マミお姉ちゃん!」
マミ「暁美さん?どうしたの?」
杏子「ゆままで。なんだ?」
ほむら「乙女四人が揃えばする事は一つよ。」
マミ「え?」
ほむら「…第一回、チキチキまどマギパジャマパーティー。」
ゆま「ぱふぱふ!」
マミ「うふふ、なんだか楽しそうね、杏子♪」
杏子「仕方ねーな。パーティーって言うからにはお菓子も用意しろよ。」
マミ「さっきの七夕パーティーであなたが全部食べてしまったから、お菓子はもう残ってないわよ?」
杏子「ええ!?」
ほむら「それには及ばないわ。こんな事もあろうかと、ゆまちゃんと手を繋いでコンビニに行って買ってきたわ。」
ゆま「キョーコの好きなうまい棒もポッキーもあるよ。」
杏子「おお!マミ、紅茶いれて!」
マミ「はいはい。…あ、ベッドの上でお菓子広げたらだめよ!」
杏子「今日くらいはいいじゃん♪」
マミ「もう、杏子ったら。」
ほむら「年頃の乙女が友達同士…。いえ、《親友》どうしでパーティーするならやはりベッドの上です、巴先輩」
マミ「…親友!仕方ないわね♪
でも、お菓子のカスは絶対こぼしたらだめよ?」
杏子「はーい」
ゆま「はーい」
ほむら「はーい」
マミのマンションを眺める一つの影。
QB「…乙女だけのパーティーだからって、追い出すなんてひどいよ、ほむら。」
相変わらずQBの扱いが素晴らしすぎるw
このほむらから寝取りオーラを感じる
ほむらさんも楽しそうで何よりです。
このほむらさんは色々救われてる
でもこのほむらさんまどか依存症から
ゆまちゃん襲いそうで恐し
マミ「うふふ、親友たちと、ベッドの上でパジャマパーティーなんて、楽しいわね。」
杏子「…親友」
マミ「どうしたの?杏子、複雑そうな顔して」
杏子「…なんでもない」
ほむら「ではそろそろ王様ゲームの時間よ」
マミ「王様ゲーム?」
ほむら「このくじをひいて、王様に選ばれた人がくじの番号を指示して命令するのよ」
杏子「王様の言う事は接待!ってやつか」
ほむら「それを言うなら絶対、よ。…あながち間違いではないけど」
マミ「どうせなら王様よりお姫様がいいわ。」
ほむら「巴先輩、それはさすがに…」
ゆま「ゆまもお姫様がいい!」
ほむら「それでは、お姫様ゲーム初めましょう。さあ、くじをひいて頂戴」
マミ「えい!あら、お姫様じゃなかったわ」
杏子「あたしもだ」
ゆま「ゆまも外れ〜」
ほむら「では私が王様」
マミ「…お姫様」
ほむら「…お姫様ね。じゃあ、1番の人は私のリボンでツインテールにするのよ」
ほむら(狙うはゆまちゃん…)
マミ「あら、私だわ。」
ほむら「くっ」
ほむらからリボンを借り、ツインテールにするマミ。
マミ「どうかしら。変じゃない?」
杏子(…かわいい)
マミ「え?杏子、何か言った?」
杏子「な、何でもねー!」
マミ「ねえ杏子、この髪型、かわいい?」
杏子「あ、あの」
マミ「ねえ?」
杏子「…かわいい。」
マミ「うふふ、ありがとう、杏子♪」
マミが杏子の肩に頭を乗せる。
ほむら「…いい百合百合を見れたからいいとしましょう。次!次やりましょう」
ゆま「あ、今度はゆまがお姫様!じゃあ、2番の人は馬になってゆまを乗せて部屋を一周ね!」
そんなパーティーをベランダの外から除く影。
QB「…楽しそうだ、みんな。」
ほむら「ぶひひひひぃん!」
ゆま「きゃっきゃっ」
ほむら(これはこれでありかも…。)
ほむらさんwwwwwwww
ゆまちゃん可愛いよゆまちゃん
マミ「あ、暁美さん、大丈夫?」
ほむら「平気よ。幼女のお尻も堪能したわ。」
杏子「…今何か言ったか?」
ほむら「次いくわよ。さあ、くじを引きなさい。」
杏子「ち、また外れか」
マミ「あ、私がお姫様よ。じゃあ、3番の人、今から一生語尾ににゃん、をつける♪」
杏子「一生!?…にゃん」
ほむら「杏子だったのね」
ゆま「キョーコかわいー」
マミ「うふふ」
杏子「からかうなにゃん!てか一生このままにゃん!?」
ほむら「そんな事より次よ!」
ひたすら夜はふけてゆく。
マミ「お、お姫様、これ以上は恥ずかしくて脱げませんっ」
ゆま「お姫様の言う事は絶大なんだぜチェケラッチョ」
ほむら「…手ブラの巴先輩萌え。カシャッ」
杏子「おい、ゆま、許してやれにゃん!ってこらほむら、写メとるな!消せ!」
ほむら「あ、それは違う!それはまどかの寝顔盗撮写メ!やめてー!!」
とてもカオスになっていた。
ほむら「あ、今度は私がお姫様よ。」
杏子「くそ、あたしに全然あたらないにゃん!」
マミ「せ、せめて羽織るものをください、ゆま御姉様!」
ゆま「あはは、だ〜め♪チェケラッチョ」
マミ「ううう、お嫁にいけない…」
杏子「あ、あたしが一生面倒みてやるかr」
ほむら「じゃあ、お姫様に1番がキス!」
マミ「うう、一番は私だわ。…杏子、今何か言った?」
ほむら「く、なかなかゆまちゃんにあたらないわね…。
でも巴先輩にでもありね!」
マミ「は、恥ずかしいわ…」
杏子「…!」
ほむらの頬にキスしようとする、手ブラのマミ。
杏子「だ、だめだ!」
マミ「きゃっ」
ほむら「きゃ!?」
ほむらを突飛ばし、マミの身体を引き剥がす。
マミ「…杏子(ぽっ)」
杏子「ほむら!いくらゲームでも、やりすぎだ!」
ゆま「…ほむら、伸びちゃってるよ?」
杏子「お姫様ゲームはお開き!マミも早く服着ろ!」
マミ「…杏子、ありがとう♪」
ちゅっ
杏子「なっ…。あ、ああ。」
マミ「でも、杏子、語尾はにゃん、よ?一生。」
杏子「…勘弁してくれにゃん」
今日のオンリー行った人よ
マミ杏本いいのあったかい?
ゆまちゃんよりむしろほむほむの情操教育に悪影響だと思うんだ
にゃ杏子さんの破壊力は異常
マミさん!にゃは寝室でだけにしてあげてください!
一生懸命マミさんを誘惑するあんこさんください
マミスレに書いたの
マミ「今日は保育園のお手伝いよ。」
杏子「説明的な台詞だな。」
マミ「…うるさいわね。」
そして。
マミ「みんな、今日はマミ先生と仲良くしてね。」
杏子「お前ら、ちゃんとマミ先生の言うこと聞けよ!」
子供「ヤンキーだー」
杏子「誰がヤンキーだ!」
マミ「もう杏子ったら。じゃあマミ先生と絵本読みましょうね。」
子供「わー!おっぱいでけー」
マミ「ふぇ?!」
子供「えいっ」
マミ「きゃぁぁ!?」
子供「先生のパンツピンク〜!」
杏子「こらてめえ!何うらやましい事を!」
マミ「しくしくしく」
杏子「みろ、マミ先生ガチ泣きじゃねえか!」
子供「…」
子供「マミ先生、ごめんなさい」
マミ「みんな…。ありがとう、心配してくれてるのね」
子供「先生、絵本よんで〜」
マミ「うふふ。じゃあとっておきのお話読んであげる♪」
そして。
子供「…ファルシのルシがコクーンでパージ」
子供「…円環の理が導く運命の…」
マミ「うふふ。みんなすっかりいい子♪」
杏子「…まあいいか。」
平和すなあ
関係ないけど、マミさんと関係が深いシャルロッテが杏子に似た性格で
杏子と関係が深いゆまがマミさんに似た性格のような気がする
お風呂がマミさんにがしがし洗われるあんこちゃんまだですか?
もう!こんなに肌も荒れて!と説教するマミさん
杏子「ただいまー」
マミ「お帰りなさい、杏子。遅かったわね。…ってきゃぁ?」
杏子「ん?」
マミ「杏子、ずぶ濡れじゃない!どうしたの?」
杏子「あー。…色々あって。」
マミ「そのままで上がったらだめよ!お風呂沸かしてあるからすぐに服脱いで入って!ほらほら、風邪ひいちゃうわ!」
杏子「ちょ!さすがのあたしも玄関開けたまま服脱がされるのは恥ずかしい!てか一人で脱げるから!」
マミ「あああ!そ、そうね、ごめんなさい、私ったら(ぽっ)」
マミ(私ったら、動転して、何て事!)
杏子「あ、いや。玄関閉めたらすぐ脱ぐよ。」
玄関を閉め、上着をぬぎだす杏子。
マミ「ご、ごめんなさい、あっちに行っておくわ!」
ぱたぱたっ
杏子「…変なやつ。」
マミさんはムッツリだなあ
お風呂場。
杏子「ふう、散々だったなあ。あ、ボディーソープーきれてる。…まあいいか。シャンプーで洗お、泡が立てば一緒だろ」
マミ「だめよ!」
曇りガラスの戸の向こうから声がする。
杏子「ん?マミ?」
マミ「もう、ボディーソープーきれてるの思い出してもってきてあげたら!シャンプーで体洗うなんて駄目に決まってるじゃない」
がらがら。
杏子「わーったよ」
マミ「き、きゃ!?もう、戸を全開にしなくても渡せるでしょ!?」
杏子「うるせーなあ。」
マミ「もう。あ、まだ身体中泥だらけじゃない。一体何があったの?」
杏子「…黒猫が…」
マミ「黒猫?」
杏子「…で、川に…」
マミ「川?!」
マミ(まさか、川で溺れていた黒猫を助けるために?)
マミ「…もう。」
優しいんだから。
杏子「ん?何笑ってんだ?」
マミ「少し待ってて。身体、洗ってあげるわ。」
一度ガラス戸をしめ、脱ぎだすマミ。
杏子(なんか知らないけどマミの奴が機嫌良くなってしかも脱いでる!)
ドキドキ
マミ「お、お待たせ、杏子。」
杏子「…バスタオルまくのは反則だ」
マミ「さ、背中向いて座って。…なんだか擦り傷だらけね。だめよ、女の子なんだから、お肌は大切にしなきゃ。」
杏子「ん?あー、多分川に入った時だな。黒猫が暴れてさ」
マミ(…きっと黒猫を助ける時に怪我したのね。)
マミ「…優しいのはいいけど、自身も大切にしてね。」
杏子「いちち、しみる!タオル擦れていてえ!」
マミ「あ、ごめんなさい。どうしたらいいかしら。そうだ。」
杏子「ひゃんっ」
マミ「痛い?」
手に泡をのせ、優しく洗うマミ。
杏子「…痛くないけど、くすぐったい」
マミ「うふふ。杏子、ばんざいして。」
杏子「こう?ふぁっ?!」
杏子(ま、マミの手が前の方に!あとバスタオルごしに柔らかい胸の感触が!気持ちよすぎる!)
マミ「む、胸とかは、自分でね。」
杏子「えええ?」
マミ「だ、だって!…は、恥ずかしいわ」
杏子(いやまて佐倉杏子!ここで焦ってはだめだ。
なんか知らないがせっかくマミのやつが機嫌いいんだ。いつもは嫌がる事もやってくれるかもしれない!
機嫌を損ねないよう少しずつ、焦らないように…)
杏子「マミ、おっぱい触らせて。」
マミ「ええっ!?」
杏子「し、しまった、我慢できずにいきなり最高レベルを!?」
マミ「だ、だめよ、もう。」
杏子(あれ?ティロフィナーレ(物理)くらいは覚悟してたのに。やはり機嫌がいいな。)
杏子「いい間違えた、今度はあたしが背中流してやるよ。」
マミ「どんないい間違え!?
…そうね、お願いしようかしら。」
杏子「おう♪」
そしてマンションを見つめる相変わらずの影。
ほむら「…こ、これは。えい。」
QB「いたたたた!突然引っ張らないでよ!ほむら!」
ほむら「痛い?痛い?」
QB「痛いよ!痛い!ほむらはすごく痛いよ!」
ほむら「…痛がってる。今度は夢じゃないのね!
映像はないけど、妄想で補完するわ!うふふふふ。」
QB「わけがわから…。
…いや、ほむらはこんな女の子だってのはよく分かっているか。」
> 杏子「マミ、おっぱい触らせて。」
なんという直球w
耳掃除をサボりがちな杏子をマミさんが捕まえて膝枕耳かき
あまりの気持ちよさに癖になってしまった杏子ちゃんがマミさんに耳かきをねだるようになるという電波を受信した
マミの背中を流す杏子。
杏子(すべすべな肌だな)
バスタオルを脱ぎ、一糸纏わぬ姿のマミがそこにいる。
マミ「うふ、気持ちいいわ、ありがとう、杏子。前はもういいわ。」
杏子(前!?背中でこれなら、む、胸ならどれだけ!)
マミ「杏子?」
杏子(やるか、あれを。だが、実行すれば間違いなく《ティロフィナーレ(ビンタ)》が飛んでくる…。)
それを考えると手がとまる。だけど。
杏子(このチャンスを諦めていいのか?
あたしは、諦める事を諦めたんじゃなかったのか?!)
やるしか。…ない。
杏子「おっと手がすべった!」
マミ「きゃあああ!?」
手のひらに広がる、プリンとした、感触。
杏子(や、柔らかい!こんなに素晴らしい感触がこの世にあったのか?いやない!
我が生涯に一辺のくいなし!)
もう、悔いはない。
さあ、受けてたってやる。
撃ってこい、ティロフィナーレ(物理)を。
佐倉杏子、逃げも隠れもしない!
杏子(…あれ?)
だが、予想していた衝撃は待てど暮らせど一向にくる気配はない。
マミ「…もう。」
そこにいたのは、怒りに狂ったマミではなく。
マミ「…えっち。」
顔を真っ赤にしながら、恥ずかしそうにする天使。いや、マリア様だった。
杏子(な、なんだこの反応は!かわいすぎるだろ、おい!)
マミ「杏子?なんだか少し変よ?」
杏子「そ、そうか?」
マミ「うふふ、黒猫ちゃんを助けて疲れちゃった?」
杏子「は?助けた?」
マミ「え?だってさっき」
杏子「あー、黒猫か。あたしが買った、たい焼きをかっさらいやがってさ。」
黒猫を追いかけて街中駆け回ったのだ。
あんにゃろう、橋の欄干に飛び乗り挑発しやがって。
捕まえようと飛び付いたら、川に転落しちゃったのだ。
マミ「…川で溺れた黒猫を助けた格好よくて優しく杏子は…?」
杏子「なんだそりゃ?」
マミ「あなたのために、恥ずかしい事いっぱいいっぱい我慢したのに!」
杏子「まって?!マミ!マミさん!?」
マミ「またない♪」
杏子「ギャー!」
ほむら「…馬鹿な杏子。」
QB「だね。あのたい焼きは…」
ほむら「…困っていたお婆さんを助けて、お礼にもらったものだったのよね。」
暇だから監視していたから、よくわかる。
…いいことして認められた報酬のたい焼きだ。
だから今は食べないで、マミと一緒に食べよう。
そう言っていた杏子の笑顔が思い出される。
ほむら「まったく。やはり私が動かないとだめなようね。」
QB「…僕は巻き込まないでね」
851 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/12(火) 23:07:41.65 ID:hbxqs51V0
ほむほむ頑張れ!
マミ「ねえ杏子、何か気がつかない?」
杏子「ん?あ、昼飯まだ食ってない」
マミ「もう!そうじゃなくって、髪の毛!」
杏子「へ?」
マミ「前髪、少しカットしたの。似合う?」
杏子「ああ、言われてみれば。気がつかなかったぜ」
マミ「もう、そんな事じゃ女の子失格よ?」
杏子「むむむ」
次の日。
杏子「ねえマミ、何か気がつかない?」
マミ「え?」
杏子「なんだよ、髪の毛。マミも気がつかないんじゃねえかよ。」
マミ「え?ご、ごめんなさい。」
杏子「そんな事じゃ女の子失格だな♪」
マミ「う」
杏子「まあ嘘なんだけどな。へへへへー。」
マミ「(イラっ)」
丶_n.__
[I_ 三ヲ (
 ̄ (⌒
⌒Y⌒
そういやマミさん、あんこにからかわれてたなー
マミさん・・・あんこちゃんに女子力を求める事が既に無茶だよ・・・w
あんこもあまりチョづいてるとマミさんにシメられるぞ
>>857 生活感っていうか、普通っぽさがいいねー
けど二人とも欲しいのはこんなダラダラした日常なんだろう
うん。仲良しだけど、普通でだらだらして、特別じゃない普通の二人が書きたかったんだ……
好みなんで、是非また書いてくれ〜。
マミあんはまどさやと並んで、遠慮のない感じや普通っぽさが魅力でもあると思う。
この二人の出会い、考えの違いによる衝突、線引きした関係への収束なんかを想像すると萌える
改変される前でも本当の意味で理解し合えた世界はあったのかな、おりこアフターがこれに近そうだけど
初めはヒーローとヒールの関係で、でも色々な事を経て仲間になって、
最後は不器用ながら恋仲にまでなるとか凄く萌える
「別れた夫婦的」と揶揄されたところから、昔コンビだった説。
「世話になったな……じゃーな」
「…行くあてはあるの?」
「さあね……まァ、どうとでもなるっしょ。『コレ』があんだからさ」
そう言って彼女は、手にした赤い宝石を軽く放り投げて見せた。
金の縁取りから覗く緋色は、少しくすんだ色をしている。
これでも昨晩よりは明るい色になった方だ。
夕べは泣きじゃくる彼女を抱きかかえながら、
蓄えていたグリーフシードを全て使い切った。
そもそも魔女や使い魔を狩りながらグリーフシードを蓄えることが出来たのは
彼女の協力あってのことだったので、惜しくは無かった。
今日から再び、魔力を切りつめながら狩りをしていく毎日に戻るだけだ。
「ま、上手くやってくよ。この街以外のどっかでさ」
彼女は背中を向けたまま手をひらひらと振る。
「そう、元気でね…………いつでも、戻ってきていいのよ?」
引き止めるか、引き止めないか。彼女の後ろに立った瞬間からずっと迷っていた。
そして『引き止める』ために、全力を振り絞って投げかけた言葉がそれだった。
情けなくも、彼女の背中ににじむ悲壮の前に 私の決意は手折れたのだ。
「よしてくれよ。何もかもなくしたんだ……これ以上、何も失いたくない」
肩が少し震えている…ように見えた。
「あたしにはもう、アンタと一緒に戦う資格は無いんだ。
あたしが居ることで…汚したくない。消したくないんだ、あの時を」
短く、そして長く感じる沈黙。
お互いが、何か言い出そうとして、言い出せないのが判る。
やがて、彼女の手がノブにかかり、ゆっくりとドアが開かれる。
昇ったばかりの朝日の光が、今の二人にはあまりにも眩しい。
そして、ゆっくりとその光が細くなり、バタンという音が響いた。
何も言えなかった。
彼女の優しさが、彼女の家族を、そして彼女自身を不幸にしてしまった。
そんな彼女に励ましや慰めの言葉など、ことさら彼女を傷つけるだけだろう。
それが痛いほど解ってしまうのは、恐らく過去の自分に似ているからだ。
あの時、両親を救えなかった事に気づいた自分に。
だから今は、何も言わずに見送るしかできない。
それでもいつか、彼女が再び歩き始めることが出来たなら、
その道を遠くから照らす、ささやかな光でありたい、と願う。
「うざい奴にはうざい仲間がいるもんだねぇ!」
「じゃああなたの仲間はどうなのかしら?」
実際どうなんでしょうね?ってお話。
>>863 俺の中でもこんなイメージだ。
おりこやCDドラマでの二人から滲み出る遠慮のなさを見ても、
利害や方針の不一致から不戦協定を結んだだけの赤の他人っていうより、
一度は凄く親しくなって、わけあって今まで別居してたって感じがするよね。
本編でもマミさんの死を知って1番はやく見滝原に到着してたりね
三周目なんかも絡んでるのはマミさんが仲間を引き連れてるって噂を聞いたからだろうし
ただ1、2周目は様子見にきただけで衝突はなかったんだろけど、
3周目はさやかがいたからあんな風にややこしい事になったのかもね
杏子がさやかとの出会いを経ないと正義に目覚めなかったり、マミさんに再度ちょっかいかけないっぽいから、
杏子とマミさんの掛け橋としてさやかは重要なファクターなんだよな
杏子とマミさんは生きるスタイルだけじゃなく、
願いまで反対だったのがお互い自力で完全に和解出来ない原因な希ガス
正反対だからこそ理解できて、深くは踏み込めないんだろーなとは思う
自分の為の願い、他人の為の願い
家族の為に願えば良かった、家族の為に願わなければ良かった
他人の為の魔法、自分の為の魔法
自分の生き方は変えられない、相手の生き方を変えられるとは思えない
人のために命をかけれる、正義や愛、希望を信じてる
根っこの部分は凄く似てるのに、契約した状況、願いによる顛末で全く正反対の生き方を選んでしまった二人だよね
それだけにお互いを理解できすぎて、だからこそ本来なら相容れない方針なのに、
相手のことにとやかく言わず、完全に拒否する訳ではなく、ある程度の関係は維持して、相手のことを気にかけてる絶妙な距離感になってるんだろうね
多分どっちかが居なくなったら残った方がひっそりと弔うんだろうな…
仲悪いけど一緒にいることが多くて後輩組にいぶかしがられてたりすると嬉しい
無感動に一線越えたりしてしかも一方だけはじめてだったりするとありがたい
どっちも誰かと経験してるとは考えにくいような…
あるとすればあんこがえんこ…おっと誰か来たようだ
二人とも両親いないし、マミさんは学校頼り、杏子は絶望的だよね、性知識
初めはキスしたり肌を合わせて抱きあったりするだけで満足してそうなイメージ
次第にもっと欲求が相手を求めたいという欲求が膨らんでくるんだけど、やり方がわからない
二人でオロオロしつつ、拙いながらも色々模索していく、みていて微笑ましい感じだと、それはとっても嬉しいなってウェヒヒ
マミさんは寂しくて寂しくてしょうがないから体目当てのクズ男にも
つい体を開いたりするんだけど、そうして夜を明かしたあとは
いつも一人で泣いてるんだよ。
相手はエンコーのつもりだから終わったあとに金払うんだけど
マミさん的にはそんなつもりだったわけじゃないから
それを見てまた泣くんだよ。
そんなマミさんのアレな姿をひょんなことから知ってしまった杏子は
「あのバカ…」と一言つぶやいて…
マミさんのファンに力いっぱい殴られそうだからやめる。
やっぱマミさん死んだ後の部屋に訪れてるのかね、あんこちゃん
そこで昔を振り返っていたり
マミのマンション。
杏子「なんだなんだ、鍵もかけねえで。無用心だな、マミのやつ。
まあ、おかげで簡単に侵入できたけどな。えっと。」
まずは台所。
杏子「なんだよマミのやつ。流しにティーセットおきっぱなしじゃねえか。仕方ねえ、洗ってやるか。
たく、なんで三セットも使ってんだよ。」
次、冷蔵庫をあさる。
杏子「お、ケーキ発見。へへ、いただきます♪」
ケーキをもち、リビングへ。
杏子「相変わらずおしゃれな部屋だなあ。」
テーブルにケーキをおき、胡座をかいて座る。
杏子「あ、フォーク忘れた。…まあいいか。いただきます。」
手掴みでケーキを食べる。
杏子「うめえ!まったく、もったいないな、マミのやつ。食い物を粗末にすんじゃねえよ。
ん、なんだこれ。」
テーブルに置かれた一冊のノートを手にとる。
杏子「なんだこりゃ、子供の落書きか?…こっちの絵、少しマミに似てるな。はは。」
ノートをテーブルにおく。
杏子「へへ。マミのやつ、一人ぼっちで寂しがってたのかと思ったけど。
…ちゃんと友達がいたんだな。」
少し笑顔がこぼれた。
窓から外を見る。
綺麗な夕日が世界をオレンジに染め上げている。
杏子「…んじゃケーキごちそうさん。あたしはそろそろ行くよ、マミ。」
玄関を出ていく。
杏子「…さて。マミの後輩とかいう、新人魔法少女に挨拶にいくか。どんなやつか楽しみだぜ。」
…………………。
杏子「…じゃあね。さよなら。マミ。」
杏子の瞳から、一筋の涙がこぼれた。
>>783 そこでやめたら単に嫌な話じゃないか
あんこちゃんが心の穴を埋めようとして自分を提供して
しかし互いが余りに隙間だらけで満たされなくて
より強く貪り合うみたいになればいいかと
あんこちゃんどうした!?
何も言うまい
マミ「…子。杏子。」
杏子を揺さぶるマミ。
杏子「…マミ?」
マミ「ええ、そうよ。私はここにいるわ。」
あたりを見回す。
真っ暗だが、見慣れた風景。
マミの寝室。
杏子「…夢、か。」
マミ「ごめんなさい、起こしちゃって。…眠りながら、泣いていたから。」
杏子「嫌な夢を見ていたんだ。」
…マミが。居なくなって。
そして、あたしが代わりにこの街にきて。
マミのマンションにお別れをしにいって。
杏子「辻褄会わないことだらけなのに、とてもリアルな内容だった。
まるで現実のような。
胸が張り裂けそうなくらいに痛くて。
なのに頭はすごい落ち着いていて。冷静で。」
マミが。この世からいなくなった世界。
今想像するだけで胸が痛む。
まるで、あたしは『それ』を知っているような。
識って、しまっているような。
マミ「私はここにいるわ、杏子。
あなたをおいて、何処にもいくはずがないわ。
だって。私、寂しがりやさんだから。
杏子が居なかった頃になんて戻れないわ。」
マミが杏子を抱き締める。
杏子「…マミ。」
杏子も、顔を近付ける。
マミ「…んっ。あっ…」
感じるマミの体温。
このぬくもりは、夢じゃない。
そして次の日。喫茶店にて。
ほむら「今と違う自分の、夢、ね」
ほむらは、話を聞いた瞬間。
とても悲しそうな。それでいて、大切ななにかを思い出すような、複雑な表情を浮かべた。
ほむら「…本来あり得たかもしれない。そして、二度と存在する事のない、違う時間軸のあなたの経験した、記憶なのかもしれないわね。」
杏子「違う時間軸?よくわからねえけど。今、あたしがいるこの世界で、マミがいて本当に良かったよ。」
マミ「…ありがとう、杏子。」
ほむら「…そうね、それはとても素晴らしい、奇跡なのよ。大切な人がそばにいるというのは。」
ふと見ると、向かいに隣あって座るマミと杏子は指を絡めていた。ごく自然に。
ほむら「…ゆうべ何かあった?」
杏子「い、いや、別に?な、なあ、マミ。」
マミ「え、ええ。
あ、そういえば。杏子、夢の中のあなたは、居なくなった私の部屋で何をしていたの?」
マミ(違う時間軸の杏子も、私を。お、想ってくれていて。
居なくなった私を思って、泣いてくれてたり?うふ♪)
杏子「ああ。確か、残りもののケーキ食べてた。
あと、お前の後輩とやらを〆にいってた。
そうそう、なんか痛いノートを盗み見したかな。」
マミ「…♪」
杏子「あ、あれ?マミ、怒ってる?」
マミ「いいえ、怒ってないわよ♪」
杏子「う、うそだ!?フォークを持つ手が怖いって!おい!!ぎゃー」
逃げだす杏子を追いかけて店を出ていくマミ。
ほむら(…仲が進展したかと思ったけど。気のせいね。)
QB「ほむら。杏子のみた夢って。前に君が言っていた、改変される前の記憶なのかい。」
ほむら「ええ、おそらく。
昨日、私が行った、『前世でラブラブカップルだった二人!それを夢で見て現実でも意識しちゃう!』作戦。」
QB「ああ、寝てる二人にテレパシーで二人は前世でラブラブだったのよって送ってたもんね。
テレパシーに遅くまで付き合わされて僕は寝不足だよ。」
ほむら「うるさいわね、それについてはキャットフードで手をうったはずよ。とにかく。
…テレパシーが変に作用して、杏子に前の時間軸の記憶を見させたのかしら。」
ほむらがにやりと笑う。
ほむら「まあ、この作戦は一定の効果が出たようだし。次、いくわよ。」
QB「えぇ!まだやるの?」
ほむら「今夜も徹夜よ!」
QB「…勘弁してよ」
ホッとしたぜ…。
やだ…このほむらさん容赦ない…
まど神様の御心の元に
迷える魔法少女に愛を導くキューピッド
その名も暁美ほむらッ(ズギャアアァァアン)
そんなこと言ってるとマミさんがときめいちゃうぞほむほむ
888 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/16(土) 23:18:33.21 ID:iGnCrG9N0
まどか:変態プレイしたい
さやか:超ドSプレイでいたぶりたい
マミ:凌辱したい
ほむら:お互い乾いたセックスだけの関係になりたい
あんこ:特に欲情しない、ある意味幸せ者
上條:仁美と幸せに
仁美:この下劣者!と、罵倒されたい、で直後思いっきり顔面フルストレートしたい。
中沢:掘りたい、掘られたい
QB:きゃわえええええええええええええええええペットにしたい!抱きついて寝たい!
いつでも一緒にいたい!!!!!!!!
いつもさんざんかわいいかわいいってあんこさんをいじり倒してるくせに、いざあんこさんから何気無くかわいいって言われただけで舞い上がっちゃうマミさん下さい
最初はコンビを組んでうまくいっていたマミと杏子だけど、段々と杏子に甘え、依存し始めるマミ
そして杏子をかばってマミが大けがを負った時、自分と一緒にいるとマミが弱くなるどころか
いつか自分のせいでマミが命を落とすと思った杏子は何も言わずにマミの元から去る
杏子を失ったマミは杏子の代りをまどか達に求めようとして、結果…
結果として自分の行動がマミの死に繋がった事とか、マミを守ってやれなかった事とか
マミの危うさに気付きながら結果として見捨てることになってしまった事とか…
そんな自分自身に対するいら立ちとかが重なって、5〜6話でさやかに対して
無駄に攻撃的だったのかも…
…とか、妄想してみる
まどかが理解者になってくれると聞いた時の
「こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて」っていうセリフを考えると
元仲間だとしてももう少しドライな関係だったんじゃないかなと思う
チームというより、よく共闘する同業者みたいな
杏子「…人は愛を知ると弱くなる。お前は弱くなった、マミ。」
マミ「…杏子!まって!」
目を覚ますマミ。
マミ「ゆ、夢?」
身体中汗をかいている。
なんて嫌な夢。
マミ「…。」
マミが指先をくるくる回す。
マミ「…ふう。私、弱くなったのかしら。」
隣で眠る杏子を見る。
マミ「…かわいい寝顔。」
……………。
マミ「…やっぱり私、弱くなっちゃった。」
だって、今さら一人で生きる事を考えると、怖くてたまらないもの。
一方、マミのマンションの屋上。
QB「…ほむら。」
ほむら「…なによ。」
QB「なんとか抜け出す方法はないのかい。」
ほむら「…巴先輩に、お願いするしかないわ。」
ほむらとキュゥべぇを絡めとる黄色いリボン。
QB「マミにはばれていたんだね。作戦。」
ほむら「…寝てる二人にキスしたくなるってテレパシーを飛ばす作戦は失敗かしら。一体どこがダメだったのかしら。」
QB「…ほむらがダメだったんじゃないかな。」
次の日の朝。
目覚ましがなりひびく。
杏子「ふあああ。」
マミ「う…ん。もう少し…」
杏子「…。」
マミ「すやすや…んっ!?」
杏子「ちゅぅぅぅぅぅ」
杏子がマミに突然キスをする。
マミ「き、杏子?お、おはようのキス、激しすぎよ!
ひゃん、胸はだめぇ!」
杏子「ちゅぅぅぅぅぅ」
マミ「やぁぁん!」
大成功!やったねほむほむ!!
あとが怖いけど
>>891 真逆の生き方だから分かりあえないって、互いに距離を置いてきたのかもしれないな
あるいは自分とそっくりな境遇だからこそ、傷の舐め合いみたいで一緒にいるのがつらかったとか
マミ「はぁ、はぁ、はぁ…」
着崩れたパジャマ。
杏子「…………」
そして、頭に巨体なこぶを作り、黄色いリボンでこれでもかという位にぐるぐる巻きにされた杏子。
ゆま「おはよー。うわ、キョーコ、どうしたの?マミお姉ちゃんも疲れきって。」
マミ「ち、ちょっとプロレスごっこをしていただけよ。さ、朝食にしましょう」
ゆま「?」
そして登校前に、マンションの屋上へ向かう。
ほむら「すいませんでした!巴先輩!」
QB「マミ、ごめん。」
頭を床にすりつける。
拘束を解かれた二人はまず土下座を行った。
マミ「…ん。まあ、別に、いい…わ。」
ほむら(顔が赤い?)
QB「…マミ、この暑いのにマフラー?」
マミ「あ、これは跡を隠すために。」
ほむら「あと?」
マミ「な、何でもないわ。サンドイッチもってきたから、食べたら一緒に学校行きましょう」
一方マミの寝室
杏子「なんであたしは縛られてんだ?頭も痛いし。それに」
なんか唇にのこる柔らかい感触。
綺麗なうなじ、ピンクのさくらんぼ。
杏子「うーん。思いだせない。…そんな事より」
ぐうううう。
杏子「マミぃ!お腹すいたぁぁぁ!」
> ほむら「すいませんでした!巴先輩!」
「すっかり体育会系になったね」ウェヒヒwww
マミさんがあんこが駄菓子がっつくのをじっと見てるのに気付いてマミさんにドヤ顔で講釈垂れながら選んであげるあんこください
もちろんマミさんの金で
マミさんがケチつけたりしてるといいです
杏子お出かけ中にマミと出会う。
杏「おい、ここはあたしのテリトリーだろ!」
マ「あら、そうだったかしら?ここはまだうちじゃない?」
って歩きながら口論に発展
↓
2人そろって異空間に入りこむ
↓
マミあん変身、口論しながら使い魔蹴散らす
↓
魔女の元にたどり着く。やっぱり口論したまま撃退
↓
GSゲット
マ「はい、今日は譲ってあげるわ」
杏「いらねー。お前の方が使い魔倒したの5匹多かった」
マ「魔女に止めさしたのは貴方じゃないの」
杏「ティロフィナの射ち漏らしもらっただけじゃねーか」
2人の口論は続く…な展開希望
ベテランらしくてかっこいいな
>>900 かっこいいなこういう関係
なんだかんだお互いの実力は認め合っているのがいい
この二人見てるとトンガリと牧師思い出す
てか典型的な凸凹カプだよね
優等生と不良、ヒーローとヒール、お菓子作りとお菓子好き、
お洒落と自然体、優雅さとワイルドさ、家持ちと家無し、遠距離と近接
ここまで噛み合ってると清々しくすらある
そしてちゃんと更正から友達、相棒展開っていうね
いやはや安定感が本当に素晴らしいね
>>900 軽口を叩きながら撃墜スコアを競い合うエースパイロット的なノリがたまらん
前にも言われてたけど銀英伝のポプランとコーネフ的な友人だよな
性格、趣味も正反対だけど何故か仲が良くて、仕事(戦闘)においては最高の相棒になる
個人的には東方の魔理沙とアリス(一次設定)にも重なる
杏「魔法少女はパワーだよ。」
マ「魔法少女はブレイン。常識よ。」
おりこ読むとしょっちゅう口喧嘩してそうだよな
ゆまちゃんから仲悪いのかなって思われるけど対等だと認め合ってる証みたいな
喧嘩するほど仲がいいってやつだな
>>906 マミ杏はお互い正反対の性格でありながら認め合う仲で、ムキにはならず余裕を持って争う感じが良いよな
同じ喧嘩でも性質の近いさやかとはガチで喧嘩しちゃう杏子
そんな二人を華麗に仲裁するマミさんというのも素敵
喧嘩している時はお互い手が滑ったとか言って
明らかに狙って撃ったり突いたりしてそうなのが良い
そして避けた先に使い魔・魔女とか魔獣が居て
二人の喧嘩に巻き込まれる形で退治される図が思い浮かぶ
「邪魔しないで!」「邪魔すんじゃねぇ!」
綺麗なユニゾンアタックで散っていく魔獣が見えた
別段はっきりそう言う描写が原作であったワケじゃないけど
よきライバルって感じがする二人
一通り喧嘩し終わったあと
「ケーキ食べてく?」「・・・おう」
みたいなノリだと最高なんだが
「撃墜数同じ。決着つかずか」
「あなたは引き分けで納得するの?」
「したくないねぇ。で、どうする?」
「ベッドで完全決着戦といきましょう」
みたいな展開になったら、それはとっても嬉しいなって。ウェヒヒヒwww
障気が漂う中、一人佇む山吹色の、幼い少女。
マミ「…魔獣の気配。それも、たくさん。」
QB「マミ、頑張って」
マミ「…うん。」
足が震える。怖い。だけど。
マミ「私が、やるしかないじゃない!」
銃を構える、マミ。
そんな少女を見つめる、幼い、真紅の少女。
紅い少女「…血の匂いを頼ってきたら。同業者か」
次々魔獣を打ち倒してゆく。
紅い少女「…危なっかしい戦い方する奴だな。ま、あたしには関係ねぇ。
それじゃあ"いっちょう"。」
紅い少女…。佐倉杏子が槍を構える。
杏子「…稼がしてもらうか。」
次々襲いくる魔獣の中心で、まるで踊るように戦うマミ。
マミ「…魔獣の、攻撃の波がやわらいだ?」
QB「マミ、あそこ。」
キュゥべぇに促され、マミが見た先で戦う紅い魔法少女。
マミ「私と同じ、魔法少女?」
杏子「かかかっ!次から次に魔獣がわいてきやがるじゃん!気に入ったぜ、この街!」
杏子が、マミと背中を合わせるように立つ。
杏子「て、わけでこの《餌場(テリトリー)》はあたしがいただくぜ?」
マミ「奪いたければお好きにどうぞ。…できるならね」
マミは心の中でため息をつく。
マミ(また縄張り争い。どうして魔法少女はこんな人ばかりなの?)
過去、幾度もマミに戦いを挑んできた魔法少女を思い出す。
杏子「よし、きまり。今から多く魔獣を倒した方が勝ちだ」
マミ「…ええ。」
そして。
マミ「…終わったわね。」
杏子「ああ。499対499だな。」
マミ「そうね。」
杏子「へへ。なら、やっぱこうするしかねえか。」
マミ「あなたが望むならね。」
杏子がマミに右手をつきだす。
マミ(はやい!?)
マミがその攻撃をかわそうとして。
マミ「…え?」
マミにつきだされたのは槍ではなく。
杏子「くうかい?」
棒状のお菓子だった。
499とかすげえな。
魔法少女無双って感じだw
強敵と書いてともと読む
素敵だ
あんこさんはマミさんの過剰なお洒落にうわあ…って思ってるといいな
マミさんはあんこの不摂生っぷりにあらまあ・・・って思ってるとなおいいな
マミさんは高いほどいい物だと思ってるブルジョワ思考で、
花柄のトイレットペーパーとか買って杏子ちゃんを呆れさせてそうだ
杏子「邪魔するぞー」
マミ「いらっしゃい。最近よく来るわね」
杏子「いや〜、最近はどこもかしこもガードがきつくなってきて食料手に入れづらくてさ〜」
マミ「自業自得じゃないの…」
杏子「その点ここならタダで飯食わしてくれるしな!今日も頼むぜマミ!」
マミ「あら、誰もタダで恵んであげるなんて言ってないわよ?それ相応の代価は頂かないと」
杏子「げぇ!?なんだよそれ!今さらになって言うなよ、金なんかねーぞ!」
マミ「なら…」モゾ
杏子「えっ」
マミ「別のもので支払ってもらわないと…ね?」モゾモゾ
杏子「えっえっちょ、何脱いdうわー!!!」
突如現れた紅い魔法少女との勝負。
杏子「くうかい?」
差し出されたお菓子。
マミ「あ、ありがとう」
杏子「受け取ったな?」
マミ「え?」
杏子「よし、これでお前とあたしは友達だ。あたしは杏子、よろしく」
マミ「…マミ。巴マミよ。」
そんなやり取りをしたのは小学生の時。
マミ(…あのお菓子を受け取った時から始まったのよね、杏子との関係。)
杏子「すかー、すかー」
マミ「ふふ、よく寝てる。」
ベッドの上で、眠る杏子。
マミ「さて、晩御飯の支度をしなきゃ。」
杏子「…マミ。」
マミ「あ、杏子、起きていたの?今日はあなたの好きなもの作ってあげる♪」
杏子「そんな事で許されると思ってるのか!」
ベッドの上の杏子が吠える。
何故か身体中にリボンが絡みついている。
杏子「お前がリボンほどかないで学校いくから、あたしは一日ベッドの上で転がってたんだぞ!」
マミ「きゃぁ、ご、ごめんなさい!」
杏子「とにかく早くほどいて!トイレ!トイレ!」
杏子:撃て
マミ:・・・・・・・!?
杏子:どうしてもあたしが間違ってるって言うなら引き金を引きな…その代わり汚れ役もバトンタッチだ
次から邪魔者消すのに躊躇するな。キッカケになるなら安いもんだ、命くれてやるよ
マミ:・・・
杏子:できねーのかよ、このヘタレがッ
マミ:・・・弱虫は貴女の方よ、杏子…何でもかんでも、あっさり見限ってる
杏子:・・・テメーが・・・テメーが見限らなさ過ぎなんだよ!!
マミ:そんな辛そうな目をして、何を言ってるの・・・裏切られるのがそんなに怖いのかしら?
貴女・・・以前言ってたわよね、私の笑い方はカラッポだって・・・でも、私からすると今の貴女は・・・
心が悲鳴を上げてるくせに無理矢理鬼になってる・・・そんな風に見えるわ・・・
久しぶりにトラ○ガン読み返したら、ついこんな妄想がw・・・スミマセンでした
マミさん相手にお姉さんぶる杏子ちゃんを妄想する毎日よ
杏子「そうそう、こないだふらっと立ち寄ったインド料理屋でさ」
マミ「うん」
杏子「メニュー見てもどんな料理かわからないから、適当にメニュー指差して頼んだんだ。すると、なんと。」
マミ(ドキドキ)
杏子「…カレーが出てきたんだ」
マミ(…まさか、なんと、じゃなくてナンとカレーって言いたかったのかしら。ドキドキして損したわ。)
マミ「それで、どうだった?」
杏子「うん、すげぇ、薄かった。」
マミ「薄さじゃないわよ!味のこと聞いているの!」
杏子「ああ、そっちか。いい味でてる。そんな感じの見た目のお店だったね」
マミ「店の見た目!?おいしかったかどうかを聞いているの!」
杏子「ああ、おいしかった話か」
マミ「うん」
杏子「こないだ、お巡りさんに呼び止められてさ、思わず『何でもありです』って答えちゃったんだ。とっさに『何でもないです』か『何でもありません』って答えようとしたら混じっちゃってさ。
あたしどんなけオープンな女の子だよって話で。
あはは、あれはおいしかった。」
マミ「そのおいしかったじゃなくて、味の話!見た目じゃなくて食べておいしかったか、の話!」
杏子「ああ。…何の話だっけ?」
マミ「ナンの話よ!」
ほむら(あら、あそこにいるのは巴先輩と杏子。)
ほむら「楽しそうね、なんの話をしているの?」
杏子「そうだよ。」
ほむら「え」
杏子「え」
マミ(ナンの話、と捉えたのね…)
ほむら「えっと。いったいどんな話を…」
杏子「ナンの話だよ」
ほむら「え」
杏子「え」
マミ(あああ、ややこしい!)
>>926 杏子がふわふわと空中散歩してる光景を思い浮かべて吹いたw
>>924 杏「あんた…どうするつもりさ」
マ「?」
杏「ひよっ子(まどか)たちの事」
マ「…………困ったわね!」
杏「なんだそのリアクション、マジメに考えろ」
マ「う―――ん…」
杏「見殺せるのか?」
マ「 」
杏「そういう相手だろ? あたしらがやり合うのは
イザという時あいつらを見捨てる腹はあるのかよ」
マ「あなたは いつもいつもそうやって
意地の悪い質問をするのよね
まるで自分自身に問うてるみたい」
杏「なんだと?」
こうですねわかります
929 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/23(土) 03:58:35.65 ID:VEGIWMoG0
>>921 ホームセンター《ジモッティ》
ほむら「珍しいわね、私を買い物に誘うなんて」
杏子「今日バイト代が入ったからな。マミにカーテンを買ってやろうと思ったんだ、今のやつ、キュゥべぇが登った時に引っ掻いて破っちゃったからさ
でも、あたしのセンスじゃどれがいいかよくわからないし、それでほむらに選んでもらおうかと」
ほむら「私が選んだものより、あなたが選んだものの方が、きっと巴先輩も喜んでくれるわ。」
杏子「そうかな」
ほむら「ええ。壊滅的にセンスが悪くても、きっと」
杏子「あたしはそこまでひどくねえ!…よし、これに決めた!」
ほむら「綺麗な花柄ね。あなたにしては上出来よ。」
杏子「へへ、マミのやつ、喜んでくれたらいいな」
そして
杏子「お、マミにちびっこ。」
マミ「あら杏子、あなたも今帰ったところ?」
ゆま「えへへ、マミお姉ちゃんと駅前のスーパーに買い物にいってたんだよ」
杏子「へえ、そうなんだ」
マミ「杏子、みて♪」
杏子「ん、トイレットペーパー?って!?」
トイレットペーパーに印刷された、どこかで見た事のある花柄。
マミ「うふふ、可愛い柄でしょ?ちょっと高かったけど、気に入ったから奮発しちゃった♪」
杏子「…ああ、可愛い花柄だな(とぼとぼ)」
マミ「杏子?どうしたのかしら」
ゆま「花柄より無地のほうが良かったのかな?」
屋上
杏子「…」
ほむら「あ、あの、元気だして?」
杏子「なぐさめんなよ、あはは、あたしが落ち込んでるみたいじゃねえか。」
ほむら「あ、あの花柄、巴先輩の趣味にぴったりだったみたいだし、良かったじゃ…」
杏子「ほ、ほっどいてぐれよぉ!」
マミが幸せでありますようにって七夕で祈れなくて後悔するでもないけど引っ掛かってて何気ないときにふと漏らして
さんざんマミさんにからかわれるあんこください
マミと杏子はいつ出会ったんだろう?
小学生のころ、まだ杏子の家族がいたころだろうか?
だったら普通に正義の魔法少女として仲間になってそうだな。
家族が心中して杏子がやさぐれて、以来杏子はマミから離れてしまう。
それでも、マミは杏子の事が心配で夜になるとテレパシーで杏子に呼び掛ける。
半月に一度くらい、キュゥべえを通じて「杏子は会いたくはないそうだよ」と返事がくる。
実は人恋しくなった杏子は、半月に一度は見滝原を訪れてマミのテレパシーを聞く。
ところがあるとき、マミのテレパシーが聞こえない。
キュゥべえにマミが魔女に殺された事を知らされる。
仇を討とうにも、その魔女は退治済み。杏子はその晩は八つ当たりをするように魔女や使い魔を狩りまくる。
そして、マミのものだった縄張りを守るために、見滝原に来る杏子。
なんて妄想が浮かんだ。
マミさんが死んでから後悔しても遅いんだよあんこちゃん…
家族居てやさぐれて無いうちからマミさんと会ってると家族死んだらマミさんとこに行きそうな気もする
マミさんはそこで突き放すような性質かどうか…
小学生編
マミ「あ、あそこにいるのは佐倉さん」
マミ(同じ魔法少女だもん、仲良くした方がいいわよね。)
マミ「ママ!」
杏子「はぁ?」
マミ(し、しまった!緊張のあまり間違えてママだなんて!?)
マミ「ごめんなさい、佐倉さん、私…」
杏子「杏子。」
マミ「え?」
杏子「杏子でいいよ。佐倉さんだなんて堅苦しい。」
マミ「うん。…あ、杏子。」
杏子「よし、それで…。っておまえ!今『あんこ』ってよんだな!?」
マミ「ご、ごめんなさい!?」
杏子「きょうこ!あたしの名前はきょうこ!」
マミ「き、き…」
杏子(なんかもっとからかってやりたくなってきたな)
杏子「杏子様、ほら、言ってみろ」
マミ「…杏子様?」
杏子「おー、いいねえ。次は、続けて、失礼な事を言って本当にすみません。」
マミ「いいのよ、気にしてないわ、杏子。」
杏子「ありがとうございますマミ様。…じゃなくて!!」
マミ「きゃ!?」
杏子「おまえが言うんだよ!ほら!」
マミ「き、杏子様、失礼な事を言って本当にすみません。」
杏子(ゾクゾク)
マミ「?」
杏子(な、なんだこの感覚?!マミが可愛いく感じ…。いやいやいや、あたし女の子なのに!)
マミ「杏子様?」
杏子「き、杏子でいい!それじゃ!」
マミ「…いっちゃった。」
マミ(怖い子かと思ってたけど、可愛いところもあるのね。)
そんなやり取りを見つめる二人より少し幼い眼鏡の少女。
?「なにかしら、二人のお姉ちゃんのやり取りをみてたら、背中がゾクゾクしちゃう…。」
ほむらさんw
そんな頃から素質があったんですね
あんこさんが孤児になったのみたらマミさんは絶対同情するとは思うけど
それがいつかによって分岐は変わりそうだなあ
5巻のドラマCDで変な補完が出てこないことを祈る
にちゃんのスレ
>>918を読む杏子。
杏子「ふーん強敵って書いてとも、って読むんだな。」
マミ「へえ、そうなの?」
杏子「マミとあたしの関係みたいなもんか」
マミ「違うわ、杏子」
杏子「ん」
マミ「私たちの関係は、《強敵(とも)》じゃなくて、《素敵》なのよ。ふふ」
杏子「素敵、にルビがないぞ。なんて読むんだ?」
マミ「さあ、なにかしら♪」
杏子「教えろよー」
マミ「だぁめ♪」
>>932 出身地は同じだと思うし、杏子が正義の魔法少女をやってた頃からの付き合いだと思う
ただ、俺の中ではその頃も仲間というよりは競い合うライバル的な感じかな
杏子が正義の先輩魔法少女として華麗に戦うマミさんに憧れつつも、対抗心を燃やしてたイメージ
魔女と使い魔の撃墜スコアを競ったり、狩り場が重なったと言いながら共闘したり、いちゃもん付けて力比べしてみたり
だんだん仲良くなってマミさんとのコンビ結成の誘いをを受けようと考えてた頃に一家心中
正義の魔法少女を続けられなくなった杏子はマミさんに地元を譲って去っていった
その後もたまにお互いの事が気になって様子を見に行ったり情報交換したりという感じに
杏子の中でマミさんは自分にはできなかった正義の魔法少女として憧れであり続けたと同時に、最後の希望だった
そのマミさんが死ぬと正義の魔法少女への希望が絶たれ、完全に悪の道に進もうと決心
それがマミさんの後継者であるさやかへの執拗な攻撃に繋がったと思ってる
さやかを殺す事はマミさん(正義)との完全な決別を目指したものであり、さやかを救うのはマミさんを諦めないという事だったのかも
>>940 なんだかんだでマミさんの影を追っている杏子というのも静かに燃えるよね
改変後プライドを持って魔法少女をやっている杏子らしいが
マミさんが健在なのと道を違える理由が一つ無くなったからかもね
942 :
932:2011/07/24(日) 23:08:13.97 ID:VLXUbf5W0
マミはさ、潔癖症なんだよ。
どのくらいかっていうと、自分達が魔女の素だってわかると、魔法少女を皆殺しにしようとするくらい。
杏子が家族を失ったと知った時、マミは自分のドス黒い喜びを自覚してしまうんだ。
これで杏子も独りぼっちだ(自分は家族を失ってるんで、常々嫉妬していた)
これで大好きな(そして、唯一同じ魔法少女といして理解しあえる仲の)杏子そ独占できる。
これで(杏子を引き取ることで)自分にも家族ができる。
何度も杏子の家に遊びに行ったり、泊まりにいったりして、杏子の家族へ好感を抱いていたマミにとって、その杏子の家族が死ぬ事で得られる喜びは耐えられないものだった。
だから自覚した以上、マミは杏子に同居を誘う事ができなかった。
943 :
932:2011/07/24(日) 23:20:31.81 ID:VLXUbf5W0
愛の反対は無関心 byマザー・テレサ
杏子は魔法少女となる直前の貧困時代に、父の説法に無関心なのは悪意と同じだという事を悟ってしまう。
そして家族を失い、敬愛する父の裏切り(杏子を魔女と呼び、杏子を残して無理心中)で人を信じられなくなってやさぐれ始めた杏子にとって、上記の理由から手を差し伸べてくれなかったマミもまた無関心=悪意を向ける者と見做された。
以来、杏子はマミとは別れ、そして生き抜くために悪の道へと走った。
泥棒は勿論の事、使い魔を肥育した魔女にするために、何人もの人を見殺しにした。
最初は自責の念があったが、次第に「生きるためにはしかたがない」として、平気になって行った。
しかしそれは、正義の魔法少女であろうとするマミとは相いれない思想。つまり、杏子はマミに顔向けできない存在に成り下がってしまった。
気付いた時にはもう遅い。だから、もうマミとは会えない。
どんなに寂しくても、どんなに人恋しくても、もう二度と心を通じ合えた仲間であるマミとは絶対会えない。
ゆえに、杏子は今日も孤独に生きるしかない。
うん、SSのネタになった。今書いているキリカのカニバネタが終わったら挑戦してみよう。
マミさんのように正義を貫き通してる魔法少女ってホント希少なんだろうな
杏子がさやかに使い魔を倒すのを止めさせようとしたのも
「マミみたいになるのは無理だから無茶すんな」という親切心を含んでると思う
実際さやかはマミさんのようにはなれなかったし
杏子も自身がそうなれなかったからこそさやかに自分を重ねて見てしまってるんだろうし
そしてマミさん自身も、自分が酔狂なことをしている自覚があるから
杏子の生き方を知っててもとやかく言わないし理想を押しつけることもしないんだろう
>>944 自分が信じる生き方をしてるけど、ソレを人に強制しないってのはいいよね
たぶんマミさんってまどかやさやかが杏子と同じような魔法少女になっても引き留めないんだろうな
「貴女がそういう道を選んだのなら仕方ないわね」とかサラッと言って、家に帰って一人で泣いてそう
ほむほむや杏子もそうなんだけど、特にベテラン組は強がりで仮面を深く被り過ぎだと思う
さやかは仮面被りきれなかった例だけど、ベテラン三人は被りつつけて生き抜いてきてるから余計なのかもしれない
でも生きるためや絶望しないための、仮面や信念、理想でもあるから、容易に脱ぐのは無理だよね
マミさんのおねだりにしぶしぶお付き合いするあんこさんと一人で盛り上がるマミさんください
マミさんは型に嵌めて殺すタイプ
あんこさんは白兵戦の泥沼勝負こそ望むところ
マミ「もうちょっと効率よく戦ったら?」
杏子「マミこそ対応力なさすぎだろ」
お互い弱点は知り尽くしています
二人には両親の事は禁句だな…
寝言でお互い言ってたら泣ける
あんこさんは親父に対しては複雑な感情もってそう
マミさんはだいぶ時間たってるせいで風化してるかもだけど、
自覚なしに人格形成にいろいろ影響してそうな
二人きりの時にふとした拍子に互いの両親の話になって
湿っぽい空気になったら杏子の腹の虫が鳴いて
マミさんが苦笑しながらご飯にしましょうかって言うと空気がからっと晴れるんだ
そんな風にしてちょっと距離が近づくお話が思い浮かんだ
深夜の公園。ベンチに座る二人。
マミ「あなたとこんな風にお話するなんて、思いもしなかったわ。」
杏子「マミ、おまえ尊敬する人はいるか?」
マミ「私は両親。私は両親のような立派な人になるのが夢なの。」
杏子「あたしも両親。あたしは両親のように立派な人になるのは夢にもみたくない。」
杏子「今の生活には満足?」
マミ「私はもっと変わりたい。幸せになりたいわ。」
杏子「あたしはもう変わりたくない。不幸せにはなりたくない。」
マミ「あなたは今、何のために生きてる?」
杏子「何のため、か。」
マミ「私は。信念のため。」
杏子「あたしは。…念のため。」
二人の目があう。
マミ「私たち、似てるわね。」
マミが微笑み。
杏子「あたしたち、似てねえな。」
杏子は微笑まなかった。
マミ「それじゃあ、初めましょうか。」
杏子「それじゃあ、終わらせようぜ。」
あ、こういうのはいいな
欠陥製品と人間失格の会話を思い出した
地面に大の字になってねころがる杏子。
それを見下ろすマミ。
杏子「殺さねえの?」
マミ「殺されたいの?」
杏子「殺されたくはないな。あたしは死ぬならお菓子に抱かれて死にたい。」
マミ「うふふ。あなたって本当にお菓子が好きなのね。」
杏子「。まあな。お菓子食ってる時はくそったれな過去を忘れられる。」
マミ「私は紅茶を飲んでいる時、幸せだった過去を思いだすわ。」
杏子「やっぱり似てねえな。」
マミ「そうかしら?」
杏子「似てねえよ。」
マミ「そうかしら。」
杏子「…似てねえよ。」
マミ「…あなたのやり方は効率的だと思うし、あなたの考え方も理解できるわ。」
杏子「おまえのやり方は非効率だとしか思えないし、おまえの考え方も理解できないな。」
マミ「だけど。私は私だから。」
杏子「だって。あたしはあたしだからな」
マミ「違う出会い方をしたら友達になれたかしら。」
杏子「どんな出会い方をしたら友達にはなれるんだよ。」
マミ「うふふ。」
杏子「殺す気がないならもういくわ。」
杏子がぴょん、と立ち上がる。
杏子「おまえのパンツも見飽きたしな。」
マミ「え?きゃ!」
とっさにスカートを押さえる。
杏子「あたしは他の街で使い魔と仲良く暮らすよ。
あたしは平和主義者なんだ
おまえはせいぜい使い魔を殺しまくれ、平和の敵。」
マミ「…お互い生きていたら、ね。また会いましょう。またね、杏子。」
マミが泣いて。
杏子「お互い死ぬまで、さ。会う事ねえよ。あばよ、マミ。」
杏子も泣いた。
ここから本編に繋がるとなると哀しいな
杏子の言葉が正しかったわけだ
ビッチ受けマミさんのせいで破綻する周回というのを思いついたのをここに懺悔しておきます
お盆には二人で家族の墓参りとかしてるのかね・・・
何となくマミ杏は墓参りが似合ってる
杏子は家の墓無いか、墓に自分の名前があるかどっちかじゃないのかな
好きな本も服の趣味も、魔女に対する考え方も。
あいつとは何もがが違った。
杏子「けどさ」
あたしの生き方に。
頷いてくれたのは、あいつだけだったんだ。
マミ「私達は似ているわ。
何もかも違うけど。
何もかも違うから。
何もかも違い過ぎているから。」
あいつは。違いを認めた上で似ていると言ってくれた。
杏子「あいつの言ったとおりだったな。」
結局のところ。
根本的なところ。
根元的なところ。
あたしとあいつは似ていたんだな。
杏子「あいつは自分に正直で。あたしは自分に嘘つきだっただけで。」
だけど。もう自分に嘘をついて、後ろ向きに生きるのはやめよう。
前向きに死に続けるのはやめよう。
杏子「夢と希望、愛、正義。
さあ、魔法少女を。初めよう。」
あいつみたいに。
あいつは、もういないけれど。
最期くらい。
あいつのように。
あたしのように。
バカ正直に生きよう。
杏子「いいか、ひたすら呼び掛け続けろ!」
少女「うん!…かちゃん!お願い、聞いて!」
…なあ、マミ。
生きて帰ったら、お前の墓参りくらい、してやるよ。
全オレが泣いた
ほむら「…よし、と。これであとは印刷所に持ち込むだけね」
ゆま「ほむら、漫画かくのうまいね。マミお姉ちゃんもキョーコもそっくり!」
ほむら「腐…。じゃない、婦女子のたしなみよ、ゆまちゃん」
ゆま「そうなんだ。この魔女ってなあに?」
ほむら「魔獣みたいなものかしら。」
ゆま「ふうん。よくわからないけど悲しいお話だね」
ほむら「そうね。」
ゆま「ゆま、悲しいお話は嫌いじゃあないよ。」
ほむら「そう。」
ゆま「どんなに悲しいお話でも、最後にみんなめでたしめでたし、なら。」
ほむら「…」
ゆま「悲しいお話が悲しい結末を迎えるなんて嫌い。」
ほむら「…そうね。悲しいお話にはハッピーエンドしか似合わないわよね」
そう、あの少女が。願い、叶えた希望。
ほむら「安心して、このお話の続きは、ハッピーエンドだから。
この友達に呼び掛け続けた優しい女の子は、ゆまちゃんと同じ風に感じ。
ハッピーエンドを願い、戦い、叶えたのよ。」
だから。
マミ「ゆまちゃん、暁美さん。晩御飯よ。あら、二人でお絵かきしてたの?」
ゆま「うん!ドージンシーっていうんだって!」
マミ「うふふ、そうなのね。私にも見せて?」
ほむら「だ、だめ!」
杏子「マミぃ、腹へったぁ。」
今、こうして笑顔でいれるのだから。
ほむら(…ゆまちゃんに見つかったのが一般向けで良かったわ)
ほむほむさんの成人向けではあんこさんとマミさんがずるずるのぐちょぐちょに絡まされてるんやな…
ほむほむさんのHPのカウンタは回りっぱなしなんやな…
>>963 イイハナシダー
マミさんはどんな自分でも受け入れてくれた、さやかは自分を否定してくれた
という感じに杏子は心の中で二人それぞれに感謝してるとかだったら胸が熱くなるな
良い話なのに…ほむらさん…
とうとう出版するまでに…
子供の頃はあんこさんもノリで技の名前叫んだりしたことがあったけど
ダークヒーロー化してからはそのことに触れてあげないマミさんの優しさ
というネタが浮かんだ
小学生時代
杏子「《紅蓮の槍(クリムゾンスピアー)》!」
マミ「き、杏子、なあに、それ」
杏子「あん?必殺技に決まってるだろ」
マミ「ひ、必殺技?」
杏子「正義の魔法少女にゃあ必殺技は付き物だろ」
マミ「そうなの?でも恥ずかしいわ」
杏子「なんでだよ、格好いいだろ、お前も必殺技くらい編み出せよな」
マミ(必殺技…)
時は流れ。
杏子「でやぁ!」
マミ「見事な《紅蓮の槍》ね。私も負けてられないわ。ティロ!フィナーレ!」
杏子「…。」
マミ「やったわね。今ので最後の一体だったみたい。紅蓮の槍、相変わらず冴えてるわね。
…杏子?」
杏子「…。」
マミ「どうしたの?杏子。」
杏子「やめてくれー!過去の傷をえぐらないでくれー!」
マミ「き、杏子?!紅蓮の槍格好いいわよ?!」
杏子「やーめーてー!!」
一方。
ほむらのゴルフのクラブが魔獣を打ち倒す。
ゆま「凄いね、ほむら。ゴルフのドライバーまで武器にしちゃうんだ。
そういえば、ほむらは必殺技とかないの?」
ほむら「な、ないわ、そんなもの」
ほむら(…今のが必殺。《運命の運転手(トライブドライバー)》だなんて恥ずかしくて言えないわ)
ゆま「?」
971 :
。:2011/07/28(木) 04:54:14.89 ID:mll3WFv90
マミの拘束魔法で簀巻きにされてるほむら。ゆまも寝静まった深夜、沈黙が3人を包む。
「「………」」
ほ「安心なさい。ゆまちゃんが見たのは一般向け。 肝心のこっちはまだ見せてないわ」
杏「なにが『安心なさい』だ! ンな物、ゆまに見せてたらブッ殺してたつーの!!」
マ「……それで暁美さん、こんな物を描いてどうする気なの?」
ほ「そんなの勿論夏コミの新刊として頒布するに決まっているじゃない」
杏「……なぁマミ、この変態を今すぐ殺してもいいか?」
マ「待って。 …ねぇ暁美さん、こんな物を勝手に描かれたら困るってわかるでしょ?」
ほ「………」
マ「だからもう二度とこんな事はしないって約束して。今回だけは許してあげるから…」
ほ「……ボソッ」
杏「あ”? 何か言いたいことあんならはっきり言えよ!」
ほ「……困…る、…こ」
マ「……え?」
972 :
。:2011/07/28(木) 04:57:46.62 ID:mll3WFv90
ほ「困るのは私の方よッ! 年頃の娘が一つ屋根の下で暮らしてるというのに何も進展がないのだからッ!!
私が見たいのは背徳と欲望の狭間で葛藤し、快楽に溺れ堕ちていく貴女たちに決まっているじゃないッ!!
見てる私の方がどうかなりそう!! 不健全よ、不健全!! 貴女たちの方がおかしいのよッッ!!」
杏「 」
マ「……そ、そうよね。やっぱり何もなかった私たちの方がおかしかっt」
杏「お、お、おいマミ落ち着け、正気に戻れ! 変態の口車に乗ンなッ!!」
マ「……ハッ?! ご、ごめんなさい少し動転しちやって」
ほ「……(チッ」
杏「これで決まりだな…… ちょっとコイツ、埋めてくるわ……」
マ「……ええ、ゆまちゃんにも悪い影響を与えかねないし仕方ないわね」
ほ「〜〜ほむッ!?」
〜〜〜
QB「暁美ほむら、君は本当にあの二人の非生産的な性描写の多い本を描かないのかい?」
ほ「……ええ、アナタと違って私は約束を守るわ」
QB「……ふぅん、ボクには君がその非道徳な衝動を抑えられるとは思えないんだ」
ほ「……余計な口は叩かない方が身の為よ。 赤X黄はもうおしまい」
QB「赤X黄?? 君が何を言っているのか理解ができない。どういう意味だい?」
ほ「簡単な話。これからは強気黄攻めのヘタレ赤受けのリバで行くという事よ……」
地味に次スレの季節だな…
>>790にAAあるしwikiもあるし
しかし見返してみるとマミ杏はほのぼの家族だったり戦友・相棒だったり
悲しい過去を秘めていたり、平穏な未来があったりと様々だな
人数少なそうだし、スレ立てられそうな人がいたら率先して立ててもらったほうがいいかな
忍法帳の変更とか狐の気まぐれで有り得るから早い方がいいかもな
じゃあ、立てられるかどうかどうか分からないけど、俺が行ってみる
テンプレ的なものも、マミさんスレと杏子スレ参考に形だけつけてみる
ちょっと時間かかると思うので少しお待ちを
979 :
!nanja:2011/07/28(木) 21:23:48.03 ID:fSv6m22R0
そのテンプレをここに貼るんだ
立ててる人が立てるかもしれない
980 :
>>1用:2011/07/28(木) 21:30:43.87 ID:HO2zus030
,.─ 、 ヾヽ |: : i .__
. ,. <: : : : :ヽ !: !.| : レ: : 二=- _ ,.1 ─ ---ァ、 __,
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─ァ : : : : : : : ;...-...vv..,. . .─`───. . ._,.v-.、, 」.!! ノ; ── - .__、::::`>...、
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..i: : : : : : /:::::::::/ : : : / : : : /: : / : : ; : 、 ヽヽ/ ヽ__..イ
.|: : : :<、:::::::::/: : : : : :/: : : : : : :/: : : : , 、: : ヽi / / ./∨ .∨ .ハ ヽ
..!: : : : : :`.</: : : : : : i: : : : : : : , : : : : i ヾヽ ,ヘ ,. / イ, ' i | ∧ .∧
. i: : : : : : : : :i : : : : : : |: : : : : : : i : : ;イ:| ヽ,ヘ: ! ム / |/ - 、!i .| i ハ
!: : : : : : : : !: : : : : : :|: : : :十‐十‐/-!j i:ノ/! ./ ` ト .∨ | .i
|: : : : : : : : :、: : : : : :i: : : : :|: ハ: : ! /_.xァ!,!x!ヘ ,x=x、 ! / !__ .|
i: :/: : : : : : :∨: : : : _∨ : : !x┬‐rァミ 辷 .ノl !.7 .! うx ./ ,...V:└.i !
. ノ.ハ: : : : : : : ∨: : :i ,^`.、:∧.弋zと i. , .辷〃/ .>::::::::::ノ,
. 彡 ∨: : : : : : ゝ :八 <ヾ: ヽ ''' ' .! / .ゝィ._ノ-─┐
.∨: : : : : : : > ` ┐ ヾヽ、 , /.ゝ ャ-., -=彡 ,/< .├‐ァ
i: : : : : : : : : : : :>ヽ ` ' ,/ !.Y∨ヽ / ,彡'/ > ̄ /
|: : : : : : : : : : : : : __|__ ≧ ェ-.' ,1{ l.∨ `─ コ-─ '_ ./ / __ ノ__
!: : : : : : : : : : : : : :!//////> !、┐ i | .i ヽヽ 「r=ニ---- / ./ < i___
. ,: : : : : : : : : : : : : :,!── 、__ヽ !i.、 .|/ r L .!.| ,ヽ !_ --- ヽ- 、 ./ , / > .|
.∧ : : : : : : : : : : : / _ ̄ ` ---┐〉、.! .レ' .},'.|__r, ` > , ─ 、 | V< / ./ _|
.ノ: : : : : : : : : : : : :/' ヽ////∧ }、, '‐「/,!V / .\ / / ヽ !
/:ノ: : : : : : : : : : : !i ヽ//ゞ ゝ! ' / ,.イ / .ト {, .、/ ┌─ '.7 |
./ イ: : : : : : : : : : : : :|ハ ∨//,` Y / / , -.' .! i L ' ̄ i i |
/: : : : : : : : : : : : : .i.!ヽ ∨///,,{ { i' .|.ハ | / i
. / : : : : : : : : : : : : : : ハヽヽ ∨///,i .} ,ゝ、 ! .) , / ノ
/: : : : : : : : : : : :,イ : : !: :ト,ヽ-、, -==∨///! l' / `,- n、 ヽ ' / /'
: : : : : : : : : : : : ハ: : :i : !.ヽ/,ハ ' ∨//ノ ./ ./ >^ ,--, イ ./ / ./
: : : : : : : : : : : /: :ヽ: :l: :l .ヽ/,ヘ ∨,.八 __,___. ゝ、 .///-イ ゝ-.' ./
: : : : : : : : : : / : : : ヽ V ハ//ヽ .∨///!-.‖-==/ ─ ,─!丿 !ヽ .` ̄
魔法少女まどか☆マギカのマミさん×杏子を応援するスレ
杏子×マミさんも大歓迎!
◎前スレ
【まどか☆マギカ】マミ×杏子スレ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1305211944/
981 :
>>2用:2011/07/28(木) 21:39:56.34 ID:HO2zus030
逝ってくる
忘れていち乙
>>982おつ
マミさんあんこさんにおっぱい揉まれろ
>>982 乙です
そして使って頂きありがとうございます
テンプレは正直自信無いので、次回は適宜修整してもらった方が良いかも
>>982乙
マミマミあんあんしてるとこをゆまちゃんに見られるんですね
>>985 いや、あんこがマミさんのおっぱいでこらしめられるべき
私は嘘つきだ。
「んっ…ああ……っ」
「気持ちいい?」
勢いよく首を縦に振る。何度も何度も。本当は痛くてたまらなくてそれどころじゃないのに。
そして気まぐれに、他の誰かの名前を叫ぶ。本当は頭がいっぱいであなたのことしか考えられないのに。
「寂しさを紛らわせてくれるなら、誰だっていいのだけど」
また、こうやって嘘を重ねる。だって本当の気持ちを伝えたら、一緒にいられなくなるかもしれない。
「やっぱり女の子が一番ね。男の人はちょっと怖いし、男の子はお子さますぎてお話にならない」
経験豊富なのよって、なんて低俗なアピールだろう。自分で言ってて吐き気がする。
本当はあなた以外、男も女も誰も知らないの。そう言ったら杏子、驚くかな。驚いて、その後どうなるかは分かりきっている。
「今日もよかったわ…ありがとう」
「…これくらいで恩が返せるならお安いもんさ。クリームシチュー、うまかったよ」
今の関係で満足と言ったらそれも嘘になってしまう。でも全て失うくらいなら、今のままでいい。
軽い女だと思われても、ひそかに軽蔑されたとしても、大好きな人の側にいられるなら。
私は気まぐれに訪れる杏子に、食事とお風呂とあたたかい寝床を提供する。
そして杏子はそのお礼に、温もりに飢えた寂しい私を慰める。
これ以上の感情も関係も二人の間には存在しない……ということになっているし、実際杏子にとってはそれが全てだ。
「おやすみなさい」
「……おやすみ」
おやすみのキスなんて恋人みたいなことはしない。
その先は平気でするくせに、本当は唇を重ねるのすら躊躇ういびつな関係。それが私たちだった。
うめうめ
かずみでこの二人でないかな〜
おりこ周の続きとかだったら最高なんだが
うめ
フリーランスのあんこはともかくマミさんは無理じゃないかな
見滝原から離れられんだろうし
おりこ軸の話なら、杏子もマミさんの元から離れないと思う
もはや事情を知ってしまった仲だし、自分に何かあったときに介錯してくれる人って欲しいだろうしね
ゆまみたいな年端もいかない子に介錯させるとか、流石に可哀相だしきつい
マミさんも同じように介錯してほしいだろうから、その時点で利害が一致する
魔女化という真実を知ってしまった以上、もはや軽い運命共同体になってると思う、あの三人は
うめ
1001 :
1001:
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