【まどか☆マギカ】鹿目まどかは相互依存可愛い 31
もう、この街の魔法少女はほむらちゃんしか居ない。私が契約すれば・・・。
私は、自分との葛藤に苦しみ、どうしたらいいのか、迷っていた。
「希望を持つことが間違いなの?」
いくら考えても、答えは出ない。
食事ものどを通らないので、パパもママも心配してた。どうしたらいいのかなぁ。
そんなとき、今日学校で先生から聞いたほむらちゃんの住所を記したメモを取り出した。
「なんだ、近くじゃない」
でも、ほむらちゃんいつも恐い顔で見るので、相談に乗ってくれるかな。
そういえば、さやかちゃんが魔法少女になったときは、快く相談にのってくれたけど・・・。
結局「美樹さやかの事はあきらめて」っていわれちゃった。
悪い子じゃないとおもうんだけど、なんか冷たい事言うんだよね。
でも、魔法少女になることが危ない事だって、ずっと教えててくれたんだ。
ほむらちゃんは、いつも冷静でただしい方向に私たちを導いてくれてたんだ。
今回だって。
そう私は決心して、家を出た。
「ママ、ちょっと友達の所に行ってくる」
雨が降るのに、急に飛び出した私を、ママが心配そうに見ていた。
「ここかぁ」
大きなマンションだった。
えと・・・。505号室はっと・・・。あ、あった。「暁美ほむら」
私は、恐るおそる、ドアホンのボタンを押した。