【ヴァンガード】櫂トシキは厨二病カワイイ 02

葛城ミサト
「片方のエンジンを止めたら、江波丸は風に立たせられなくなるわ！何が何でも、エンジンを回した方がいいわ！」

櫂 トシキ
「ブリッジから伝達が来ました。仕方ない。ミサトさんの言うとおりに、エンジンを全開で回すか？
めちゃくちゃになるかもしれない。ええい。こんな時にはやむを得ない。」

櫂君はその時はその時だと、加減弁を開け、左エンジンに蒸気を吹き込む作業を行った。
同時に、櫂君はタービンの回転計も視認しており、回転計の針が振れるのを確認した。

だが、左発電機の故障で、左エンジンは激しい振動で持たないと感じた。
エンジンは潤滑不良で焼き付きを起こし始めているようだ。その時であった。
左エンジンが激しく振動し、激しく煙を上げて、大きな音を立て、それっきり動かなくなった。

櫂 トシキ
「左エンジンが故障して停止しました！再始動不能です！」

葛城ミサト
「なんですって！？右エンジンは大丈夫か？」

ミサトさんがそう聞いてきたが、右エンジンも煙を上げて止まってしまった。

今週わかったことは
・以前レンと同じチームにいた
・実力はレンと互角だった
・レンに憎まれている？ぐらいか