【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ　その140

アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の超ヒロインにしてＳＯＳ団団長！　あたし涼宮ハルヒについて語りあうスレよ！
じゃんじゃん語りなさい！　過疎になんかさせたら許さないんだからねっ！
ただし【荒し】【荒しに反応する人】はダメ！　もし見かけたら生暖かく見守るとよいでしょう。
SS、あたしとキョンのカップリングネタは、名前欄に「SS」「ハルキョン」と書くように…。
あたしが恥ずかし……くは別にないけど、部室のPCのNGワードに入れといてあげるから。

次スレは970が立てること。スレの進み具合によってはスレ立てが早まることもありうるから、臨機応変に対応しなさいよ！

前スレ
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ　その139
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1298007060/

ハルヒスレＳＳまとめ Wiki
http://wikiwiki.jp/haruhi/

やれやれ……皆聞いてくれ、団長命令だ。
最近、荒らしのような発言をする奴が目立つが、そういうのはまず下記リンク先に目を通せとのことらしい。
それが出来ない奴は王様で団長なハルヒのスルー対象にされちまうので、気をつけるように。

【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/　(PC用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/comic/3935/　(携帯用)


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:.;:.ヽ'. >　 ＞ヽ;:;:ヽ 　 ヽ;;;;=''"　　　　_,,ィ　 ／_=!:;:;/　 .l　　/　　　　　　　　優雅に、そして華麗にスルーしなさい
＼;:;:,＼へ!　　ヽ;:;.｀､､　　　　　　l￣ ヽｊ ,ｲ.!='' /;/ヽ､ /　 〈_/i　　　　　　　　じゃないとあたしを語らせてあげない
　 ヽ;:;:;.,＼　　　ヽ;::;:ヽﾐ'''ｰ- ,,,.＿`ｰ_'',/.//　 /:' 　 ）＾''､　 ｀ヾｆﾞ〉　　　　　あたしが王様なんだから
　　 ヽ;:;:,<¨ヽ､　　ヽｰ-≧ﾆェｪ‐-=,,＿ // 　 ' 　／/ i　 ｀''､ｰ-'　　　　　　　王様の言うことは絶対っっなんだからねっ♪

SSやAAを投下する前に注意！

投下が複数レスにまたがる事が確実な場合は別のテキストファイルに纏めておいた方が無難かしら。
その場合、分割数が予め解っている場合は、名前欄に書いたタイトルの後に分数表記しておくとみんなも安心だと思うわ。

１行の最大文字数は全角で１２５文字、１レスの最大行数は６０行ってことになってるから気をつけなさいよ。
また、１レスの最大書き込み容量は４０９６バイト、つまり全角換算にして２０４８文字分ってわけなの。
でも改行コードがただのテキストファイル場合の２バイトと違って６バイトってことには要注意なんだからね。
専用ブラウザの中には書き込み容量計算をしてくれるものもあるから、それを利用するのもアリかもね。

まあ、別に１レス/１行ににギリギリまで詰め込むような必要は全然ないとあたしは思うんだけど。
でも一応レス数を無駄にしないって意味では頭のどこかで意識してくれた方が嬉しいわね。
ちなみに１行全角６０文字ぐらいに収めるようにしてる職人さんもいるみたいだし、要は読み手のことを考えてあげてよね。

あと、スレの容量には一応気を配っておいた方がなにかと角が立つことはないと思うけど、あまり神経質になって萎縮する必要なんかは全然ないからそこのところよろしくね。

まだなにかあったかしら？
え、なによキョン、大事なことを忘れてるって？

このスレではメール欄に半角で「sage」と入れる事、良いわね？
うっかりageちゃったりしたら、暇を持て余した荒らしやアンチが来るって言うから気を付けなさいっ！

…………。ねえ、キョン。何でこんなこと言わないといけないのよ。あたりまえじゃないの。

>>1乙！

>>1乙だっぜ！

その方が断然>>１乙！

>>1乙っさ！

>>1乙でしょでしょ♪

ハルにゃんちょっと汗臭いにゃん。

>>1乙なのです

汗かいたハルヒを汗っ気が無くなるまで舐め回したい

>>1乙、140スレか

>>1乙です

ハルヒは動き回るから確かに少し汗臭そう。いい意味で。

お前のスレ建ては最高に>１乙だったぞ！

　　　　　　　　　 __　　　┌<.＾ヽ::／:::::／￣￣￣￣｀ヽ:::::::::::＼
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　　　　　i´ ！　　 　 　 l ヽ::::| ﾆミ:.､　　 　 ベ　_,ゞ'=ﾚ､l:::::::::|　　_〉ト､
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　　　 ｒ´　　　　ヽ、　　　　 |ヽ｀　　 ､ ' 　 　 　 ﾋこソｲ'´::::::/}:|. ';:::::::l
　 　 ！　ﾍ　　　　T　_,　j　ヽ. }､　　}'｀ ー､　　　｀´/:::::::::::/:::::|　ヾ::::!
　　　ﾉ　　 ',　　　　Y_,-〈　　 V､:＼　､__ ノ　　　 ／::::::/::/::::::∧　ヾ!|
　 　 {　 _　 ヽ　　 　 ,｀-'　 　 | lヾ:/ヽ ＿.　- ァ':::::::／／::::::/:/:７Ｔﾞ:|
　 　 ヽ.　＼　＼__／　　　　　| |　'　|ヽ､ 　 ／::ィ ﾌ:／:::: ィヽｲ::/ｌ:j l:|
　　 　 |｀ - ､＞´ !'´　_.　--r ’.l.　　|＼.｀ ー‐/ イ1;r7´/　/¬ /'　'′
　　　　ヽ､_　 ｀ ｰゝ-'rｲ　　 ! :l l.　　|ヽ 二..ア　　´{!'　/　/ | ∧
　　　　　　　￣ ´　　.ゝ　　｜:| ﾏ　/　　 ／　　 ／ ／／ ／　 ヽ
　　　　　　　　　 ,ｒ'´　|　 　 ヽヽ ∨　／　 　 ／ ／∠ -'　　　　 〉
.　　　　　　　　_/　　　ｰ-､　　lヽｿ∠二二　´ -'_／_). 　 　 　 ,.〈
　　　　　 ,.- ´ ′ 　 　 　 ﾝ'￣{_ﾌヽ二ﾈ¨ ,rｧ─一´ ヽ----'´　｜
　　　　　 〉　　　　　　　　ヽ　ノ ハ｀t.-'　Y1　　　　　　　　　　／
.　　　　 〈　　　　　/　　　　｀ |　|　ヽ ヽ､ | ヽ　　　　　　　　／
.　　　　　＼　　／|　 　 　 　 |　|　　 ＼ ＼ 'シﾗ´￣￣￣
　　　　　 　 ヽム. |　 　 　 　 |　|　　　　＼　｀ヽ
　　　　　　　　　|｀L　　　　　 |　|　　　　　,.ゝ　/
　　　　　　　　　| 　 ｀丁￣｀ .|　|　　　 ／ |　｀′

>>1乙です！

埋め立て乙！
しかし、140スレかぁ…思えば遠くへ来たもんだ

何年たってもハルヒは可愛いな

>>1乙です！

帰り着いたら前スレ埋ってました。

俺オタクになったのはハルヒがキッカケだから、俺のオタク人生ももう５年目になるんだなあ

注意：俗に言います『消失ｉｆ』で『長門有希ちゃんの消失』的なモノなってます。
　　　　嫌いな方はＮＧして下さい


3月19日『ミュージックの日』
音楽関係者の労働団体・日本音楽家ユニオンが1991(平成3)年に制定。
「ミュー(3)ジック(19)」の語呂合せ。
日本の音楽文化と音楽家の現状について広く理解を求め、その改善の為の支持を得ようと、全国各地でさまざまな活動が行われる。

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キョン 「如何したんだ？そのギターは。」
ハルヒ「これ？ジョンの所の文化祭に参加しようと思って。」
キョン 「…なに部外者当たり前な顔して他校の文化祭に出ようとしてんだ。」
ハルヒ「大丈夫よ！ちゃんと申請書には『文芸部』て書いて提出するから。」
キョン 「どれどれ……何か『文芸部』じゃない奴の名前も書いてあるが。」
ハルヒ「だって部活続けるには5人はいるんでしょ？まぁ名前さえ貸してもらえば如何にかなるわよ。」
キョン 「…でコッチがメンバー表か……担当楽器がおかしくないか？」
ハルヒ「え？何が？」
キョン 「朝比奈さんのタンバリンと古泉のドラムはまぁ分かるがベースに長門って如何する気だ。」
ハルヒ「如何するって決まってるじゃない、有希にベース弾いて貰うのよ。」
キョン 「…なぁ長門、お前ベースとか弾けるのか？（向こうの長門なら余裕だろうが…）」
長門　 「わ、わたしは・・・その。…やったこと無い。」
朝倉　 「ちょっと涼宮さん？他校の生徒なのに何で貴女が仕切ってるの？そもそも長門さんが考えてた文芸部の出し物は別なのよ！」
長門　 「あ、あの、その事は…」
ハルヒ「でもあの内容だとあたしの出番が無いじゃない。」
朝倉　 「出番も何も他校の生徒がなんで他所の文化祭にシャシャリ出てくるのよ！」
キョン 「まぁ朝倉も落ち着け。ハルヒもな。で？長門は何をしたいと思ったんだ？」
長門　 「あ、あの……『デスメタル』を…」

キョン 「…なぁハルヒ。」
ハルヒ「なに？ジョン。」
キョン 「今日からバンドの練習始めるか。確か俺はサイドギターだったな。」
ハルヒ「そうよ！あたしとジョンでダブルギターよ！結構絵になると思うわけよ！」
キョン 「でも俺ギターなんて弾けないんだが。」
ハルヒ「大丈夫よ！どっかの女子高生もド素人から初めてその年の文化祭には立派に演奏してたから。」
キョン 「それって練習期間が半年以上あるよな！！」
ハルヒ「いいから、いいから。幸いこの高校にも軽音部あるし分からない事があったら聞けば良いわ！」
キョン 「その無駄に自信たっぷりなところはどんな世界になってもハルヒだな。」
ハルヒ「当たり前じゃない！さぁジョン行くわよ！！」
キョン 「のわ！ちょっと待て！！」

朝倉　 「…長門さん。」
長門　 「はひ。」
朝倉　 「今日からベースの特訓始めるわよ。」
長門　 「あ、でもそこまで頑張らなくても…」
朝倉　 「このままキョン君をあんな猫娘に盗られて良いの？」
長門　 「そ、それは…」
朝倉　 「こっちも負けてられないわ！！助っ人に鶴屋さんを呼びましょう！！」
長門　 「えぇ！！」
朝倉　 「善は急げよ長門さん！！」
長門　 「ま、まって朝倉さん。」


古泉　 「…もう帰っても良いでしょうか？」
朝比奈「さ、さぁ…」

記念日さん乙です。
驚愕や追想も気になりますが有希ちゃんの消失も展開が気になります。

あっちのハルヒは結構ハルヒだから案外嫌いではないなｗ
有希ちゃんはちょっと変わり過ぎ

ハルヒ「あんたは犬よ！ホレ、ジョン！」
ジョン「ﾊﾞｳｯ」

おはよう、ハルヒ

デスメタルかー、こえーよ
クラウザー様のようにレイプ連呼したり、暴れまわるのか
眉毛とわかめでバンド組めるな

おはよう、ハルヒ
二度寝しちゃったよ・・・

おやすみハルヒ

おはようハルヒ

お前ら土曜だからって寝過ぎだろ

昨日の夜はSS書いた後消失のBDを鑑賞始めたら

気がついたら10時を過ぎていました

皆さんお早う御座います


その後まだ開けてなかったガンダムXを鑑賞始めたのがまずかった

ハルヒに「いつまで寝てんの!」とか言われたいなあ

おハルキョン！

そのためには寝ないとな

だから寝るな！ｗ

なんか常に電車の中みたいな揺れを感じるし頭がぼーっとするのでおやすみなさい。

ああ、無理すんなよ
ゆっくりおやすみ

突発性居眠病が蔓延しているな

バカキョン、誰がサバ持ってこいと言ったのよ！サバじゃないわよ！

　月は見えているニャ！　あの満月にお願いしてみんなを希望の光で導いてもらうニャ。



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74182.png

今夜はイチバン月が大きく輝いて見える日だっけ
ぬこ乙だお

なるほどどうりで今夜は月がよく見えると思ったぜ

ハルヒのコスプレした女の子とえっちなことして遊んだ俺いいだろ？

一時間いくらだ？

私の愛馬は凶暴です！

俺の団長も・・・いや、なんでもない

ん…ああガンダムXか！
ところでこのスレにハルヒの親父がいたら娘さんの小さい頃の写真をうｐしてくれませんかね

2011年3月20日【エクストリーム・スーパームーン】

『スーパームーン』とは、太陽、月、地球が一直線になり、地球にもっとも近づくこと。
2011年3月20日 3：10に満月になり、その1時間後の4時9分に月が最も地球に近いところを通過する。
19年ぶりに地球と月の距離が最短距離なことから【Extreme Super Moon（エクストリーム・スーパームーン）】と呼ばれています。

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ハルヒ「う〜〜〜〜。まだかしら。」
キョン 「まだ気が早いぞ。後2時間以上もあるんだぞ。仮眠とっておいた方が良いんじゃないか？」
ハルヒ「折角の天体ショーなのよ？次ちゃんと見れるか分からないんだし、こういう時こそ起きてないと！！」
キョン 「やれやれ。どうせネットで仕入れた知識なんだろうが、せめて暖かい時期にやってほしかったな。」
ハルヒ「キョン？文句が多いわよ。」
キョン 「こんなに寒ければ文句の一つも出る！」
長門　「…はい。」
キョン 「長門？」
長門　「コーヒー。寝ないのなら眠気対策。体も温まる。」
ハルヒ「サンキュー有希ー！…あちっ！」
キョン 「慌てて飲むな、火傷するぞ。」
ハルヒ「しゃきにいいにゃさいよ〜〜。」
長門　「大変、治療しないと。」
ハルヒ「りょうやっれ？」
長門　「彼が貴女の舌をなめる。」
ハルヒ「うにょ！？」
キョン 「な、何言ってんだ長門。」
長門　「今出来る最善の選択。さぁどうぞ。私の事は気にしないで。」
ハルヒ「キョ、キョン！？ゆひぎゃへんににゃっひゃっちゃ！！」
キョン 「こ、コレも月の魔力だと言うのか！！」
長門　「月は出ているか！」

ユニバース！

月の石を見たいと泣きじゃくるハルヒを連想した
オトナ帝国は良い映画だったよ

そうか、満月でしたね。　深夜の徘徊で夜空を見上げたら月が綺麗でしたね。
そんな満月の夜に……

高校一年・四月
北高前の坂道に、あたしの影一つ。
ジョン・スミスは卒業して北高には居ないと思う。　けどジョンの言ってた言葉を信じるなら、あたしの求めてた不思議はある筈よね。



高校一年・七月
影は五つ、夕日に照らされて長く伸びてる。
キョンはSOS団の三人を宇宙人・未来人・超能力者って言ってたけど……
でも、それってジョンの言ってた事に近いわよね。　異世界人じついてジョンもキョンも言って無いし。
――まさか、ね。



高校一年・十一月
ある雨の日、街路灯に照らされた影二つ。　キョンと二人で何故か楽しい。
何でだろ？　解らない……



高校二年・六月
影一つ。
キョンと喧嘩した、つまんないの。　無駄に長い影がうっとおしい……腹が立つ。



高校二年・七月
影が二つ。　自動販売機で買ったジュースを飲みながらキョンと二人、帰る道。
影踏みで重なった影、一つに……何故か離れたくない、そう思った夏の日。



高校二年・十二月
冬休み前、影二つ――寒いからと手を差し出して繋いだ手。
つり橋みたいに映る影……



高校三年・四月
みくるちゃんが卒業して影が四つに……少し淋しい帰り道。



高校三年・九月
影が四つ、あと半年もすればこの通学路ともお別れ。　せつない。

高校三年・十二月
クリスマス前、影二つ。　キョンと二人、月明かりに照らされて。
コンビニで買った肉まんとピザまんを二人で半分づつ分け合って食べる。
別れぎわ、キョンの口元についてたピザまんの欠片をキスで取ってみた
――初めてのキスは、ピザの味……


そう、気付いてた。　あたしはキョンが好き、って事に。　でも言えなかった。


クリスマス・プレゼントにあげようと思ってた編みかけのセーターは、押入れにしまったまま。
このまま春を迎えて、離れ離れになってしまうのかなぁ……



高校三年・三月
卒業式。　大きな影、一つ。
キョンと腕を組んで、並んで坂を下りてる。
クリスマス・イブの告白。　決まった同じ進路、そして現在……
北高を巣立っても、ずっと二人で。　この先の未来へと――



　　　＜Moonlight Shadows＞　〜Fin〜

140スレですね。　あたしゃ新参なので大きな顔は出来ませんが……
これからも団長スレの発展を祈願致します。　では　　　ノシ

みなさん、乙です

ＧＪ！
いいねこういうの

おハルキョン！

乙んつん
雨降る前にハルヒと買い物行って来るか

雨の日はどうにもテンションが上がらないな

最近モンハン始めたんだ
137スレ見て主人公の名前をキョン、オトモを三人娘にしてみたんだ
さっきハルヒにこんなこと言われたんだ


｢旦那さん、最近<ミクル>とお出かけすることが多いみたいニャね。｣
｢いやー、違うニャ違うニャ！ ヤキモチとかそういう感じじゃないニャ！｣
｢ただ、フーンって思っただけで、違うニャ違うニャ！ そーゆーんじゃないニャ！｣



萌え死んだ

>>59
う〜〜ん。特に異常は見受けられませんね。
そのままハルキョン道をお進み下さい。
えぇ先はまだまだ続きますから

ローグ系のゲームとか、キャラメイク前提だとＳＯＳ団を作ってしまうよな

ハルヒ達SOS団の女子団員は化粧とかしてるのかな？
個人的には

ハルヒ＝目立った事はしていないが、肌荒れ防止や消臭といった細かいとこに気を配ってそう
長門　＝基本的に何もしていない
みくる ＝1番そういうのを持ってる。普段でも軽く香水とかつけてるかも
鶴屋さん＝基本的にハルヒと同じ感じだが公式行事の正装の時の為に一通りのメイク術は持ってる

みんなはどう思ってる？

キョンが気がつく可能性が限りなく０なので誰もしません

１０代だし、化粧する必要はないだろう
ハルヒは自分がえらい美人だとすらきずいてないだろうし
長門は化粧に興味ないだろうし、朝比奈さんはしないだろう、８×４、vanなどくらいかな
鶴屋さんは、自分が軽く香水するなら、みくるにもかけそうかな
公式行事の正装の時の為に一通りのメイク術は持ってそうには同意、

鶴屋さんがハルにゃんに化粧や香水のこといろいろ教えるといいなー
キョンが気づかないかもだけど

俺はハルヒは目立ったことはしてないだろうけど、気を使ってそうなのは同意
ただまあエンドレスエイトでの日焼けっぷりを見るに若さを謳歌している気がするｗ

　前スレのまとめが終わったニャ。　まとめ人の中の人も乙なのニャ！
「おいハルヒ、シャミセンがどこにいるか知らないか？」
　キョン、あんた寝ボケてるニャ？　シャミセンならずっとここにいるニャ。
「ああ、そうか……すまん、それならいい」

　………
　……
　…

「彼いわく、いるはずの無いシャミセンの鳴き声が何処からともなく聞こえてきたそうです」
「ふえぇ！　そ、そんなことって一体……」
「……実のところ、それは単純な作業手順の齟齬。138-766の鳴き声が139-771に残留しただけの現象と推察される」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74215.png

ぬこ乙！　ちょっと見返してみたら確かにシャミいないな

ぬこ乙
ぬこじゃない方のハルヒは俺が抱っこして寝ますね

ははは、ソッチのハルハルなら今頃俺のベッドさ

よく見ろ！
それはハヒルや！！

ハルキョンが好きだ！

おはようハルヒ

鶴屋さんはハルヒを慕ってる

オレたちはハルヒを……

俺たちがハルヒだ！

！？Σ( ﾟДﾟ)

ハルヒｶﾜﾕｽなぁ…
ねんどろハルヒのあの「ぐぬぬ顔」がツボ過ぎて他の表情に出来ない

ハルキョンはこの連休は何して過ごしてるのかな？

おハルキョン


ゴロゴロダラダラ過ごすハルキョンもいいんじゃない？

鶴屋さんの秘密の宝物庫でゴロゴロリタイアしていると聞いて

ハルヒは階段見つけたら速攻で降りまくるタイプだからな

んじゃあその階段の下でラスボスとしてハルヒに襲い掛かるぜ

>>82の情報連結を解除　　わたしがさせない

じゃ、死んで♪

ハルヒが階段を登るときは､転ぶといけないから後ろで見守っててやるぜ

じゃあ俺はお前の足を引っ掛ける役な

では俺はハルヒをキョンの方にこかすから

キョンがハルヒを押し倒した瞬間の決定的場面の撮影は任せろ！！

キョンの方にこけたかと思ったら
流れるような動きでキョンにおぶさるハルヒ

俺はそれらの画像をUPする役な！

じゃあ俺はうｐされるのをwktkしながら待つ役な

おまえら、SOS団の支部になっちまえ

キョン「おい、ハルヒ。なぜ目をつぶる」

ハルヒ「シッ、あたしは今交信してるの！邪魔ッ！」

長門「涼宮ハルヒからの電波を受信」

──そうして二人は長門のテレポートで脱出に成功したのだった

　大丈夫ニャ。温かいもの食べたら気分も落ち着くニャ。



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74222.png

ぬこ乙っさ！

ぬこ乙

だいたい>>74-98までの流れをみて

〜〜〜


長門　「危なかった。」
ハルヒ「あ、あれ？あたし…」
長門　「『ぬこハルヒ>>96』の介入が無ければ貴方達は団長スレ住人が生み出す妄想空間
　　　　　【ハルキョンを観察して2828する】時空に取り込まれるところだった。」
キョン 「なんだソノけったいな代物は…」
長門　「『ぬこハルヒ>>96』を介して別方向へ誘導した暫くは『ぬこハルヒ>>96乙！！』に変化するはず。」
キョン 「また妙な事をしたもんだな。」
ハルヒ「でも何で有希はそんな事が出来たの？」

http://a-draw.com/contents/uploader2/src/a-draw1_3581.jpg

長門　「この『緑の魔本』の御蔭。コレが無ければ私にも如何しようもなかった。」
ハルヒ「ま『魔本』ですって！？ちょっと有希〜あたしにも見せてよ〜〜！」
長門　「いけない！常人が見たら意識を失う！」
ハルヒ「このあたしが『常人』に見える？いいから見せて見せて〜〜！」
長門　「だ、駄目。」
ハルヒ「ちょっとくらい良いでしょ〜？ねぇねぇ有希〜〜。」
キョン 「やれやれ。長門の能力は誤魔化せたが別の方向でやっかいになったな。」

http://a-draw.com/contents/uploader2/src/a-draw1_3582.jpg

ぬこハルヒ>>96乙！！
　　　　　　　　　ｒ￣`-‐ '´￣￣＜￣,二ヽ
　　 　 　 　 　 　ｼ/./二二二ヽヽ　`'、//
　　　　　　　　<V/, '/　人　|　 ヽﾊ夊 Ｖヽ
　　　　　　　　 〃 {_{｀ヽ　 Ｖヽノﾘ| ｌ >" i|
　　　　　　　　 ハ小ｌ●　　　 ● レ|、 | |
　　　　　　　 　|│ l⊃ r‐‐v　⊂⊃|ﾉ |│
　 　 　 　 /⌒ヽ.| .ﾍ　 ヽ ノ　 　jﾚ/⌒i !
　　　　　　＼ /:::レ l＞,､ __,　イァ/ 　 /ﾉ
.　　　　　 　 /:::::/　/　ﾍ:::|三/::{ﾍ､__∧
　　　　　　　｀ヽ< 　　 　ヾ:∨:::/ヾ:::彡

おお、フィグマ劇場ｗ

ハルヒおやすみ！

鶴屋｢ハルヒスクールソックスを送ってみんなの脚を温めるﾆｮﾛ｣
ハルヒ｢鶴屋ソックスを送ろうか｣
鶴屋｢私のはハルにゃんみたいに温もりがないﾆｮﾛ｣

おハルキョン

ハルヒおはよう！

ちょっとハルヒと対戦ゲームしてくる

ハルヒの意外と華奢な肩を抱きたい

フルボッコにされる>>106が見えた

ぷよぷよでもうすぐ10連鎖って時にキョンのＫＹモードがｏｎ
おじゃまぷよが降ってきて
｢ キー ｣
ってなるハルヒ萌え

ハルヒはなんかニ連鎖連打してきそうな気もするw

キョンは5連鎖速攻型

プレイ中のハルヒの肩から背中にかけてを撫で回してあげたい

ハルヒ「すーりすーり♪」
キョン「は、ハルヒ！こら！連鎖を組んでる邪魔をするんじゃない！」

キョン「やっとSOS団辞めさせて貰えると思ったんだけどな……期待して損した」

「うにゃ〜ん！」
　おいおい、ゲームでちょっと負けたぐらいでそんなに怒り散らすなよ。

　………
　……
　…

　やれやれ、難儀なヤツだな……ほら、もう一回対戦するか？
「……にゃ！」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74238.png

いつも乙
「うにゃ〜ん！」、「……にゃ！」の流れが凄くいい
萌え転がるてのは、このようなことかも

ハルヒでゲームと言われると「ハルヒちゃん」で長門にコンボ喰らって何も出来ずに負けたハルヒちゃんを思い浮かべてしまう。

古泉が活躍するやつか
あのときにキョンは対戦したかな？

ぬこ乙

ハルヒちゃんはよく涙目になるから可愛い

>>118
ある日のSOS団

長門が格闘ゲーム『メイドロワイヤル�U』をプレイしている。
↓
興味をもったハルヒちゃんがやりたいと言ったので対戦スタート。
↓
手加減は無用とのハルヒちゃんの言葉に長門瞬殺コンボをくりだす。ハルヒちゃん空中に浮かされたままKO
↓
ハルヒちゃん16連敗。ここにきてハルヒちゃんの力発動。
↓
コマンドが音声認識に→『飛びながらビーム！ダウンしてもビーム』と無茶な指示にも対応
→『いい具合に立ち回りなさい！！』とアバウトな指示にも対応。しかし負けられない戦いがあり長門辛くも勝利。
↓
負け癖がつくのは良くないとハルヒちゃんとみくるが対戦する事に→みくるがこういうのやった事が無い
→プレイヤーを選んで応援すればいいだけに…
↓
応援されてヤル気でるのはみくる…という理由かは不明だがまさかのハルヒちゃん敗退
↓
全てのゲームに負ける男・古泉一樹。この日彼は主役になった

結局キョンはゲームには参加してませんでした

>>120
どっこいハルヒも意外と涙目になってる

>>122
（色々な意味で）キョンに泣かされてる感じかな？

そういえば溜息とエンドレスエイトのラストは感情出してたな
消失はまたツンデレに戻ってたけど

記念日さん乙
古泉はゲームでは勝てないよね
キョンは参加してないか

おやすみ、ハルヒ

おいでハルヒ

あげちゃった

おハルキョン

ハルヒがうとうとしてる姿を横目でちらちらと眺めたい

じゃあ俺は背中のブラジャーのラインをなぞる役で

一方その頃、ハルヒはキョンの背中を……

キョン「…背中にヨダレがべっとりだ。何があった」

キョン｢……考えるまでもないか。おい起きろハルヒ｣
キョン｢どんだけヨダレ垂らしてんだよ……自分の胸元までびしょ濡れっていうか透けてる！？｣

ハルヒ「んぁあ、おはよおキョン……」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ
キョン「待て、顔舐めるな！お前は犬か」
ハルヒ「ふぇ〜……っ！？」ﾋﾞｸｯ
キョン「ちょっ、やめろハルヒ！この体勢で危ない！！落ちつ……」

わっふる会場はここですか？

ハルヒのヨダレはイチゴの味がすると聞いて

ハルヒ「やっえっ？　なななんであたしキョンに背負われてるの！？」
キョン「なんだ、覚えてないのか？　鶴屋さんちの宝物庫で怪しげな階段を見つけるや否や、速攻で降りたかと思えば何故かイキナリすっ転んで俺におぶさってきたんだろうが」
キョン「詳しくは>>80-88あたりを見てみろ」
ハルヒ「あー、そういえば……つまりココって」
キョン「鶴屋家宝物庫最深部だ」
ハルヒ「こうしちゃいられないわ！　さぁ進むわよキョン、何が何でもお宝を見つけるんだからね！」



続かない

最深部には幸せの箱が・・・

不思議のダンジョンww

http://2d.moe.hm/haruhi/img/haruhi1297.jpg
涼宮ハルヒの追想　作画監督きなこひろ氏によるイメージイラスト

きなこひろメイン担当作品（涼宮ハルヒの約束」「とらドラP!」「リリカルなのは（のPSP版とDL用デジタルなのは」。

きなこひろ氏　インタビュー一部抜粋
「追想はゲームとしての遊び要素もたっぷり詰めつつ、心に響くシーンも満載の
『クールに熱い』作品に仕上がっています。３回ほど通してプレイしましたが
原作小説やアニメに触れた時の、じんわりした感動を思い出しました。」

消失のせつない世界観を引き継いでる本作だけにやはり感動的な要素も多く
詰まっている様子。声優陣の熱演も手伝って「一部のシーンでは震えがくる」ほどだったという。
また、グラフィック表現でも、前作「約束」で採用された２Ｄの絵がほぼそのまま自由に
動く技術が、大幅に進化しているという。

「ふとした仕草や表情の変化という部分で、元の絵を描いた自分の予想以上の
効果がでています。シナリオの流れととも綺麗にシンクロしてジーンときますし、
描いた人間の目から見ても長門がめちゃくちゃかわいかったです（笑）」

ＰＳ３版とＰＳＰ版の連動によるプレイアビリティの向上やオマケ要素の作り込みなど
「本当に凄い事をしている一本」

重要なポイント
「ＰＳ３版では女子キャラの生足部分まで画面に入っているので、
絶対領域を見ながらプレイできます！」

　自分を信じて真っ直ぐ行くニャ。道はきっと開けるニャ。
「みゃ〜ん」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74267.png

ぬこ乙っさ！

みゃ〜ん乙

>>141
改めてよくよく見てみるとキョンとハルヒはペアルックやないか！

ハルヒ＝バニー
キョン＝変態うさぎ

確かに…

うさうさハルキョンか
お月見のシーズンじゃないが絵になるな

figmaでバニーハルヒ出して欲しいな。

文化祭とかイベントネタの時に使えるのに

>>141のイメージイラストから妄想

〜〜〜

ハルヒ「どう？ジョン。あたしのバニー姿は。」
キョン 「バニーねぇ〜。とりわけ新鮮味がある訳でもないしな〜。」
ハルヒ「あんたはあっちのあたしに何させてたのよ変体！」
キョン 「何か誤解があるようだがその格好をするのは何時もハルヒの意思でやってるからな。」
ハルヒ「ま、まさか……ジョンってコスチュームプレイが良いの？」
キョン 「何やら間違った勘違いをしているようだから言っておくが。俺とあっちのハルヒとの間には何もなかったからな。」
ハルヒ「そっか…なによ意外に奥手ねあっちのあたしは。」
キョン 「…そうだハルヒ。ついでにポニーにしてみないか？」
ハルヒ「また〜？あんたよっぽどポニーが好きね〜」

〜〜〜

調子上がらないな…
もっと消失ハルヒでもネタが出るはずなんだがなぁ〜

ハルヒおやすみ！

>>148
うつ病：（親の死など）明確な原因があるもの
うつ状態：正当な理由もやむをえない事情もなく「ひとりでに」起こるもの

なので、「うつ病は甘え」は正確に言うと「うつ状態は甘え」という事になる。
後者の人たちの薬自慢や鬱アピールがキツいので２ちゃんだとほんとうに苦しんでいる人まで甘え扱いされているけど、
前者の人は厚生労働省も認めるれっきとした病気。
薬をキッチリ飲んで休養（後者の人が鬱を口実にサボっているのは単なる怠けだがほんとうにうつ病の人はこれが中々できない）を取れば必ず治る。

>>141が見れない…

おハルキョン


>>151はなんで記念日さんをうつ扱いしてるんだ？

気にするな、誤爆だろう

消失は本編はそうでもないけど、派生作品だと
ハルヒファンには複雑だよな
原作はいろいろ想像できるのがおもしろいところなんだけど
IFものにと割りければいいんだけどさ

公式の二次創作だからなんともなーって気分になるものだ
とはいえ情報が出揃ってくると楽しみになってくるのがゲーマーのサガか

変態うさぎ着ぐるみのキョンが実はハルヒとお揃いだったとは
全く気付かなかったぜ

着ぐるみさえあれば俺もハルヒをモフモフできるんだよな(^q^)

駄目だよ、的当ての鬼が逃げちゃあ

ハルヒからの熱いパトスをぶつけられるなら本望だっぜ

あるいは、誤爆に見せかけた荒らしかね

気になる場合は『必死チェッカーもどき』でID調べれば通りすがりか荒らしか


まぁスルーが１番だな



という訳で

ハルヒはキョンの嫁！

http://blog-imgs-46-origin.fc2.com/p/s/p/pspkaizoukaizou/jhyu.jpg
http://blog-imgs-46-origin.fc2.com/p/s/p/pspkaizoukaizou/oo_20110226154409.jpg
英単語のハルヒが可愛くて買おうか迷う

買わないで後悔するより
買って公開したほうがいいって













多分な

超家庭教師のハルヒさんか！
……やばい、ちょっと欲しいかもしれん

確かに…今更、英語を習う気は無いが、気になる二冊だ。
暇潰し用に買うかな。 下手な雑誌買うより役には立ちそうだし。

キョン、I Love Youと言いなさい

ハルヒ達の会話が英訳される

キョンのウンチクとか例えがどう訳されるのか気になりますし
これは創作意欲を刺激しますね

>>166
アッ、アイラブユウ的な、ごほん。そのう、なんだ？
「何よ？はっきり言いなさいよ！」
ア・イ・ラ・ブ・ユ・ウだ。これで良いか？

「全然発音がなってないわね、まあ良いわ。じゃあ形で示しなさい？」
形って何だ？私はあなたを愛している。これに形ってあるのか？
ウォーアイニー？ジュテーム？違う！
途方に暮れた俺はハルヒの下から睨み上げる視線を耐えながら
過去の経験（トラブル）を思い出しながらある答えに近づく。
「ハルヒ」
俺の取る行動は実はそんなにバリエーションが多くない。

「な、何？」
ハルヒの両肩を押さえ俺が言った一言は・・・

すこし英単語で

〜〜〜

ハルヒ「今度あたし達で『英単語が面白いほど身につく本』を出す事になったわ。」
キョン 「ちょっと待て、俺は何も聞いてないぞ！」
ハルヒ「うん！今言ったから。」
キョン 「『今言った』じゃない！つまり俺達の会話が全部英語になるって事だよ？」
ハルヒ「何当たり前の事言ってるのよ。」
キョン 「俺の英語の成績分かって言ってるのか？」
ハルヒ「ん？キョンの成績？入学した頃よりは良くなってるでしょ？」
キョン 「それはお前に勉強見てもらうようになってからの俺だ！！『憂鬱』は入学式〜5月下旬位だろ？その時の俺の成績分かってるか？」
ハルヒ「大丈夫よ〜、読者にはあたし達が今2年生でも『1年生』っていって通せば分かりっこないって。」
キョン 「ほとんど詐欺じゃないか！！」
ハルヒ「まぁでもテスト英語と会話英語は違うもんね。…うん！今日から英会話の特訓よ！！」
キョン 「はぁ？」
ハルヒ「日本人の変な発音じゃなくて、ネイティブに通じるくらいの完璧な発音力を身につけるわよ！！」
キョン 「おい、待て！」
ハルヒ「じゃぁ試しに『I Love You』から始めましょうか！！『憂鬱』での1番重要な場面で言うわけだし！」
キョン 「『憂鬱』の時点では俺はハルヒに『お前を愛してる』なんて言ってねーーー！！」


長門　 「…ちっ、先を越された。」
朝比奈「折角キョン君が涼宮さんに出会う前からやり直せると思ったのにぃ〜」
古泉　 「…お二人とも、何食わぬ顔で改変しようとするんじゃありません。」

〜〜〜

色々楽しみだな〜

ある意味資料としても楽しめそうではあるな

　釣りだと解っていても反応するニャ。悔しいけどこれは悲しい野性の定めなのニャ。
「野性関係ないだろ」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74299.png

ちょっとまて「ポニーテール萌え」って英語でなんて言うんだ
ファイアとかバーンとかイグニッションとか？

「萌える」なら[sprout]だな
でもこれは草木の芽生えとかの方だけど

単純に「I like ponytail」でもいいような気もするが

いや、「I have a liking for ponytail」の方がそれっぽい？
「私はポニーテールに対して愛好心を持っている」みたいな

なるほど
I'm excited at ponytail ならただのエロキョンだもんな

>>175
｢俺はポニーテールに興奮したッ！｣www
どこの変態だ

>>171
ダメだぬこ！それは罠だ

>>173-176
『萌え』自体の英訳は何が正解なのか？
調べても＝で結べるモノがないのが現状みたいですね
そう考えると、1つの回答が提示されるという事でしょうか

そういえば英語版ハルヒはすでに出てるのか
今回のはより踏み込んだ考察があるかもしれないな

…ちなみにペーパーバックの洋書ハルヒ小説はデザインが可愛くてｵﾇﾇﾒ

ぬこ乙、本能だね

シンプルに　I like ponytail　がいいな
ポニーテール萌えより「似合ってるぞ」のほうが大事

ポニーテールには無理がある
それ、ただくくっただけじゃないか
「ハルヒ」　
「なに？」
「似合ってるぞ」
の流れがすごくいい

ponytali moeeeee

otakuと一緒でmoeで通じるらしいから無理に言い換える必要ないんじゃない？

ま、通じると言っても一部の人だけかも知れんけどね
日本人でも萌えの意味がよく分かってない人いるからさ、moeもそのままでいいと思うよ

おハルキョン！


今日から学生は春休み？

憂鬱ペーパーバックより

キョン "Actually, ponytails turns me on."

ハルヒ "What?"

キョン "That ponytail you used to wear looked so good it was criminal."

ハルヒ "Are you an idiot?"

となってました。
キョンさんイケメンですな。

>>183
なるほど「turn me onでそそる」とか言う風になるのか

なんか「俺の嫁に来い！」とも読めそうで萌える

英語の日本語訳ってマジフリーダムだからなあｗ

キョン「今日は月が綺麗だな」
ハルヒ「はあ？！　ちょっとキョン！　いきなり何言うのよっ」


「i love you」＝「月が綺麗ですね」 by芥川龍之介

"Actually, ponytails turns me on."
「実のところ、ポニーテールは私の興味をかきたてるものなんです」

"What?"
「はい？」

"That ponytail you used to wear looked so good it was criminal."
「以前にあなたがポニーテールにしていた時は、それはもう犯罪的なほど魅力的に見えました」

"Are you an idiot?"
「あなたバカですか？」




昼休みに英語の先生に>>183見せて訳を聞いてみたらこうなったぞ
(もちろんハルヒを知らない人な)

>>187
雅な和訳だなぁ…さすが芥川龍之介

当時の日本では「愛」っていう直接的な言葉がそもそも一般的ではなかったということらしい
キョンのポニーテール萌えが告白と殆ど同じ意味であることを考えるとまた面白いよな

idiotっていえば、レディオヘッドの曲にもイデオティークってあったな

>>188
やべえキョンが変態にみえるｗｗｗｗ

>>188
　あなたバカですか？

　これ外人が日本語で言うとき、バカを強く言うんだよな。
　言われたことあるし。すげームカついたわｗ
　まだ英語で言われたほうがマシじゃ。

帰国子女ハルヒも可愛いな…

そこで帰国子女なキョン
積極的なキョンでハルヒも思わずタジタジに

なんか英訳されてるハルヒも読みたくなるな


英語が読めるならだけど

アホネタ投下します↓

　きっかけは、何のコトは無い日常会話に含まれた一つのフレーズだった。
　それは自分とは遠く離れた世界での出来事。
　降りかかるはずの無い悲劇。
　そう思っていた。


ハルヒ「…………」

ハルヒ「………」

ハルヒ「……」







みくる「涼宮さん？　どうしたんですか、そんなところで」

ハルヒ「あ、みくるちゃん！」

ハルヒ「体重計壊れてるの！！」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

みくる「涼宮さん……残念ですが故障はしてないみたいです……」

ハルヒ「そんな……このあたしが……」

みくる「こうなったら、とるべき手段は一つですよ！」

ハルヒ「ええ……もちろんよ。必ず取り戻してみせるわ、あの頃のあたしを」

ハルヒ「いざ！　ダイエットよ！！」

ハルヒ「SOS団団長としては、ダイエットするにしてもありきたりな方法を取るわけにはいかないわよね〜」

ハルヒ「ってなわけで、なんか面白そうなダイエット法は無いかしら？」ｶﾀｶﾀ

ハルヒ「……！　コレは！」

【恐怖体験により冷や汗ダラダラ！？　名づけて『心霊ダイエット』！！】

ハルヒ「これぞあたしに相応しいダイエットだわ！　痩せてお化けにも会えるなんて一石二鳥じゃない！！」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハルヒ「さあ！　そんなワケでやってきました廃病院！！」

キョン「どんなワケだ」

ハルヒ「ノリが悪いわねぇ、もっと『イェーイ！！』とか囃し立てなさいよ」

キョン「そもそも何のためにこんなトコに来たんだ？　俺だけ連れて」

ハルヒ「そりゃもちろん…あんたに団長の隣で不思議体験させる栄誉を与えたってだけの話よ！」

キョン「謹んで辞退させていただきたい」

ハルヒ「却下！　そんじゃレッツゴー！」

>>188
典型的な受験生用の和訳だな
昭和初期の小説みたいな文章になってしもーとる

ま、生徒に聞かれりゃそう答えるか

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハルヒ「いやー、雰囲気出てるわねぇキョン！」

キョン「いぇーい」

ハルヒ「今にもそのへんから飛び出してきそうねー！！」

キョン「いぇーい」

ハルヒ「まぁ望むところだけどねー！！　そのために来たんだからねー！！！」

キョン「いぇー……なぁハルヒ」

ハルヒ「なっなに！？」

キョン「いや腕……まぁそれは別として、さっきからうるさいぞ」

ハルヒ「いいじゃない別に！　このほうがお化け達も気付きやすいでしょ！！」

キョン「そんなもんか？」

ハルヒ「そんなもんよ！！」

キョン「……まぁお前がそれでいいんなら構わないがッッ！！？」

ハルヒ「！？　どどどうしたのよ、へへへへ変な冗談は…」

キョン「わわわ悪い、さあとっととと進もうぜハルヒイェーイ！！」

ハルヒ「……そそそそうね！！　振り返らずにとっとととと進みましょうかキョンイェ―イ！！！」

キョン「イェーイ！！！」

ハルヒ「イェーイ！！！！」

キョン「イェッ………」

ハルヒ「………」

キョン「………」


生首「………」


生首「いぇーい」

ハルキョン「「いやああああああああああああーーーーー！！！！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ……


古泉「……やりすぎましたかね？」

生首（長門）「いぇーい」



�T、『心霊ダイエット』
冷や汗より大声を出したことによるカロリー消費大、
「主旨から外れている」という団長の確固たる主張により断念。

ハルヒ「ふむふむ、『ミラーダイエット』か。なになに……」ｶﾁｶﾁ

ハルヒ「……なるほど、現実の自分と理想とする自分をあえて視覚的に重ね合わせることで、モチベーション＆実際の効果アップにもつながるってワケね」

ハルヒ「面白そうじゃない。さっそく今夜から始めてみよっと」


〜〜夜（自宅）〜〜


ハルヒ「え〜っと、手順は…」ｶﾀｶﾀ

『�@まず、全身が映る大きな鏡を準備します』
『�Aその後、鏡に全身を映して（なるべく裸のほうがよい）、客観的に自分の体を観察するのです』

ハルヒ「鏡はOK、で……まぁ自分の部屋だし恥ずかしがる必要も無いわね」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

ハルヒ「で、観察するポイントとしては…」

『まず全身を見る』
『左右側面のシルエットを見る』
『手鏡などを使って後ろのシルエットを見る』
『体をねじったり、曲げたりして見る』　など。

ハルヒ「……か。どれどれ」

『夜はお風呂上がりに裸のままで観察し、この肉なんとかしたいなぁ、など言いながらマッサージしてみるのもいいでしょう。とにかく毎日鏡で全身を見ることを習慣にすることが大事なのです』

ハルヒ「……う〜ん、やっぱり二の腕のぽよぽよが……お腹周りもちょっと……」

『�Bあとはウォーキングやストレッチなど、好きなダイエットを組み合わせればいいでしょう。そのうちに、自分の体の変化が目に見えてわかるようになることでしょう』

ハルヒ「よぉし、じゃあこのままストレッチ開始！」ｸﾞｯ

〜〜〜〜30分後〜〜〜〜


ハルヒ「うぅっ、さすがにちょっと冷えてきちゃったわね。ずっと裸だったし」

ハルヒ「今日はこのくらいにしておこうかしら……あら？　まだ続きがあるわね」

【番外：鏡を見ながら自己暗示でダイエット！】

『鏡を見るときは、私はもっとやせて綺麗になる、と鏡の中の自分に話しかけ自己暗示をかけてみましょう』
『そうすると、本当にやせたり、綺麗になってくるそうなのです』
『これは脳の働きによって、ある種のホルモンが分泌され、その効果が促されるからだと言われています』
『また、自己暗示の効果は心理学でも実証されています』
『自己暗示で綺麗になれるなら、利用しない手はないでしょう』

ハルヒ「ほうほう、自己暗示ね……じゃあ最後にこれやって終わりにしましょう」

ハルヒ「（…あたしはもっとやせて綺麗になる、綺麗になる…）」

ハルヒ「（…アイツが思わずあたしに惚れちゃうくらい綺麗になる…）」

ハルヒ「（…あたしに惚れちゃって沸き立つ衝動を抑えきれなくなるくらい綺麗になる…）」

ハルヒ「（……抑えきれずに「綺麗だぞ、ハルヒ」なんて言って抱きしめてくるくらい綺麗になる…）」

ハルヒ「（……そのままあたしを押し倒し溢れる情動を隠しもせずに熱いベーゼを交わすくらい綺麗に…）」

ハルヒ「（…………）」

ハルヒ「（…………）」


〜〜〜〜30分後〜〜〜〜


ハルヒ「…………ハッ！？」

ハルヒ「し、しまった……思わず妄想に耽ってしまったわ」

ハルヒ「…ふぇ……えくちゅんっ！！」

ハルヒ「うぅ、今日はもう寝よっ」

ハルヒ「おやすみなさーい」ｶﾁ

ハルヒ「………」

ハルヒ「………」

ハルヒ「………」

ハルヒ「キョン……あたしが綺麗になったら､もっとあたしを見てくれるかな……」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


古泉「どうかされましたか？　ここ何日か妙に眠そうですが」

キョン「いや……言っても信じやしないだろうから言わん」

古泉「そう仰らずに。何でも相談してくださいよ」

キョン「…………最近、夜になるとな。クローゼットの鏡に映るんだよ……」

古泉「……何が、ですか？」

キョン「…………ハルヒが。素っ裸の」

古泉「」

キョン「それもなんか、こう…見せつけるようにというか……アングルも正面だったり横からだったり……」

古泉「……」

キョン「…古泉？　……やっぱ信じないよな、こんな与太話」

古泉「……まぁ、俄かには……ですがもしかすると」

キョン「……ハルヒの力だってのか？」

古泉「ええ、そこに至る理由などはハッキリしませんが。つきましては原因を究明する必要がありますね」



古泉「なので今日泊まらせて下さい」

キョン「断る」




�U、『ミラーダイエット』
継続。しかし長門によりキョン宅の鏡に防護フィールドが施される

ハルヒ「はぁ……思うように体重減らないわね……」

鶴屋「おやおやハルにゃん、そんなこと気にしてるのかいっ？」

ハルヒ「あ、鶴屋さん」

鶴屋「ダイエットねぇ……なぁに簡単っさ！　こう思えばいいんだよ…」



鶴屋『脂肪ではなく、筋肉！』

ハルヒ「筋肉！！」

鶴屋『今は成長期ッ！！』

ハルヒ「今は成長期ッ！！！」





ハルヒ「でも筋肉で体重増ってのも女の子としてどうなの？」

鶴屋「そこは考えちゃダメっさー」




�V、『思い込みダイエット』
「それダイエットじゃなくてただの逃避じゃない？」
断念。

鶴屋「っていうかハルにゃん、別に太って無いじゃんかー」

ハルヒ「そっそう？」

鶴屋「うんうん！　スレンダーな割に出るトコ出てるっていうどっかの雑用さんの台詞は有名だよ？」

ハルヒ「！！　そそそそっかぁ〜、……えへへぇ」

鶴屋「気にするコトないっさ、ハルにゃんはそのままのハルにゃんであるべきだよ！」

ハルヒ「やだも〜、そんな褒めても何もでないわよぉ〜？」

ハルヒ「それにスレンダーなんて鶴屋さんにこそ相応しい言葉じゃない。あたしも出来ればそれくらいになりたいってのもあるしぃ…」

長門「………」

長門「………」ｸｲｸｲ

鶴屋「ん？　なんだい長門っち」

長門「何センチ？」

鶴屋「あたしの身長？　160センチだよ」

長門「何キロ？」

鶴屋「○○キロだよ」

ハルヒ「！！！！」

鶴屋「って、こぉら長門っち！　レディに体重訊ねちゃだめっさー」

長門「そうなの？」

鶴屋「そうなの！　……ってアリ？　ハルにゃん？」

ハルヒ「……あたし……158センチで………うわあああぁぁぁぁん！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…

鶴屋「ハルにゃん？　ハルにゃーん！！」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハルヒ「うぅっ……あたしなんて…………はっ！？」

長門「………」

ハルヒ「有希……あたしを笑いにきたの…？」

長門「違う。先ほど私が貴女の前で彼女の身長・体重を明らかにしたのには理由がある」

ハルヒ「理由……？」

長門「減量の際には明確な目標を持つ事が重要」

ハルヒ「目標…」

長門「そう。これであなたは少なくとも彼女以下の体重を目指すべきということが明らかになった」

ハルヒ「！　確かに…」

長門「他には目標とする体型を正確にイメージする事にも大きな効果がある」

長門「毎晩鏡を見ることに加え、目指す人物の写真を見るなどすればより良いと思われる」

ハルヒ「なるほどっ！　さっそく試してみるわ、ありがとう有希っ！！」

ハルヒ「ええと、カメラカメラ……」ｶﾞｻｺﾞｿ

ハルヒ「……あった！」

ハルヒ「じゃ行ってくるわねー！」ｶﾞﾁｬ ﾀﾀﾀ…




ｱ､ﾐｸﾙﾁｬｰﾝ! ﾁｮｯﾄｼｬｼﾝﾄﾗｾﾃｰ!!

長門「！？」




�W、『写真ダイエット』
「えっ？　なななにを……いやあ！　脱がさないでください〜〜！！」
「……にょろーん」
断念。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく？

がんばれハルヒちゃん!!

笑った…GJなのね！

続くのかw
ぐっじょぶだぜ

Ｇｊだぜ

ｇｊハルヒ可愛いよハルヒ可愛いよハルヒ

自分はとりあえず上買ってよかったら下も買う

　英語を勉強するニャ。返事は全て"Meow"ニャ。
「にゃあ」
「ま〜お」
「うな〜」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74325.png

おぉぬこ早速か

>>213
ぬこハルヒも意外に影響されやすいんですね。

>>207
わらた。GJですう

『涼宮ハルヒの憂鬱』で英単語が面白いほど身につく本[上巻]
らくらく全手動空間/遊びの学びの静けさの

をアマゾンで予約入れたらおすすめ商品がカオスな状況に…

おやすみハルヒ

>>198
四次元将棋の方ですか？　違ってたら御免なさい。
何れにせよGJです！！

乙
ハルヒはたくさん食べるけど、動くから太らない感じだよな
好きな男ができると気になってくるらしい

ミャオ乙、にゃーにゃーにぎやかだ

ハルヒ「あたしはその分頭を動かして糖分を消化しているのよ」

そして超家庭教師へ…

ハルTOEICですね、分かります

７５０点以上なきゃ団員にしてあげないわよっ!
じゃんじゃん勉強しなさい!!

ハルヒの作った入団試験はどんな問題なんだろうな？

　まだまだ寒いけど春はもうすぐニャ。探しに行くニャ。



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74334.png

3月も終わりだと言うのにここ数日はほんと寒い

早くハルよ来い

ぬこ乙
最近、寒いから風邪ひいたわ

ぬこ乙っさー

俺もハルヒと春を探しに行ってくるわ

ぬこ、毎日乙なのね！

さて、ぼちぼち北高近辺も桜が咲く頃かな？

早く春が来るといいな、ハルハル

最近はまた寒くなってきたよハルハル

だから一緒に布団に入ろうかハルハル

ぬこさん毎日乙です

性懲りもなく投下
生ぬるい目で見てやってください↓

ハルヒ「う〜ん。もっとこう、色んなアプローチができるオモシロダイエットはないかしら……」ｶﾀｶﾀ

ハルヒ「む、『風船ダイエット』？　なになに…」


『その名の通り、風船をふくらませることで脂肪燃焼をねらうダイエットです』
『風船をふくらませる運動は、実は下腹を使って息を吐くので自然と腹式呼吸に似た状態になるのです』
『普段私たちは胸式呼吸をしているので、腹式の練習にもなります』
『また腹式呼吸は、エアロビクス効果があったり、食欲を減退させたりもします』
『同時に内臓をマッサージする状態になるので、内臓脂肪にもアプローチできるダイエットの友なのです』


ハルヒ「お手軽な割に色々効果あるみたいだし、なにより面白そうね。さっそくチャレンジよ！」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハルヒ「すぅ〜〜〜」

ハルヒ「ふ〜〜〜〜っ！」ﾌﾟｸｰ

ハルヒ「すぅ〜〜〜」

ハルヒ「ふ〜〜〜〜っ！」ﾌﾟｸｰ

ハルヒ「……う〜ん、思ってたより面白くはないわね。まぁ面白いダイエットなんてそうそう無いでしょうけど」

ｺﾝｺﾝ 　ﾊｲﾘﾏｽﾖｰ　 ｶﾞﾁｬ

キョン「うぃっす……ってなんだ、このとんでもない数の風船は？」

ハルヒ「あ、キョン」

キョン「お前の仕業か？　まったく……ここ最近、前にもまして妙な行動が多いな」

ハルヒ「妙とはなによ！　せっかくあたしが…っ」

キョン「？　何だよ」

ハルヒ「な、何でもない！　……あ、そうだキョン。ちょっと協力…じゃなくてゲームしない？」

キョン「ゲーム？」

ハルヒ「そう！　順番にこの風船を膨らませていって、割った方が負け！」

キョン「よくバラエティとかでやってるヤツの人力版か。……まぁいいぜ、どうせ暇だし」

ハルヒ「じゃ、あたしからね。ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ！」ﾌﾟｸｰｰｰｰｰｯ

キョン「あっ、このヤロウ！　つーかこれ圧倒的に後攻が不利だろ」

ハルヒ「ふっふっふ、気付かない方が悪いのよ。さぁあんたの番！　5秒が最低ラインね！」

キョン「むぅ……」

ハルヒ「（……あれ、ちょっと待って。これって…）」

キョン「ふ〜〜っ」ﾌﾟｸｰ

キョン「………よし、セーフだな。ホレ」

ハルヒ「あ、うん…」

ハルヒ「（間接……いやそれより、今この風船の中であたしとキョンの吐息が混ざり合って…！）」

キョン「ハルヒ？」

ハルヒ「（いやいや、なに意識してるのよ！　そんなの気にすることでもないじゃない！）」

キョン「……おーい」

ハルヒ「（……でも普通に考えて、『息』が混ざるなんてそうそうあることじゃ無いわよね…？）」

キョン「ハルヒー」

ハルヒ「（それこそ、かなりディープなアレでもしない限りは…）」

キョン「ハルヒさーん」

ハルヒ「（つつつまり今、あたしとキョンは間接的にディープなアレをした事に！？）」

キョン「ハルハルー」

ハルヒ「（いやいやいや、それは短絡的過ぎ！　てゆーか思考が変態的なソレになってるわよあたし！！）」

キョン「ハルにゃーん」

ハルヒ「（って誰が変態よ！　違うわ！！　これは…そう、思春期なだけよ！！　別名春機発動期！！）」

キョン「…………実は俺……ポニーテール萌えなんだ……」

ハルヒ「（そう、ただの思春期……そういえば思春って『春を思う』って書くわね……）」

キョン「……これでもダメか。あーもう、」

ハルヒ「（『俺は常に思春期なんだぜ…何故って？　いつもハルヒを想ってるからさ』とか…きゃー///）」

キョン「ハルヒッ！！」

ハルヒ「ふぁっ！？」

　ぼひゅぅっ！！

ハルヒ「ッ！？！？」

キョン「あーあー、空気抜けちまったじゃ……ってハルヒ？」

ハルヒ「」

キョン「気絶っ！？　何でだオイ起きろハルヒ！！　俺の息そんなに臭かった！？」



�X、『風船ダイエット』
「だからあたしは思春期なだけで決して変態じゃないしいやキョンの息が臭かったとかそういうワケでもな」
断念。

ハルヒ「ふぅ……やっぱりもっと身体を動かす系のダイエットがいいのかしらね」ｶﾁｶﾁ

ハルヒ「……お？　『後ろ向きダイエット』？　何コレ」


『後ろ向きに歩くと、ハムストリングス（モモの裏）や下腿三頭筋（ふくらはぎ）など普段使っていない場所に負荷をかけることが出来ます。また体のゆがみも矯正できるということです。』
『ただ危ないですね。それと恥ずかしいようにも思います。』


ハルヒ「フッ。この程度のことを恥かしがってちゃあ、SOS団団長は務まらないわ。やってやろうじゃない！」

〜〜〜〜翌朝〜〜〜〜

キョン「あ〜、やっぱ朝からこの強制ハイキングはキツイな……ん？」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ…

キョン「何だ？　朝っぱらから随分騒がしいな………って！」

ハルヒ「ふぅ、ふぅ……思ったより疲れるわね………あ、キョン！　おはよー」

キョン「……思わず他人のフリしようかと思った俺を誰が責められようか」

ハルヒ「そんなコトしようもんなら、後でどんな罰ゲームが科せられるか､分かってるでしょーに！」

キョン「はぁ。……で？　何やってんだお前。いつもならとっくに教室にいる時間だろうが」

ハルヒ「普段と違う、歩法を行うことにより､不思議を引きつけようという、極めて気高い試みよ！」

キョン「『怪高い』の間違いだろ」

ハルヒ「はぁ？　何言って……ぉわっ！？」ｸﾞﾗｯ

キョン「危ねっ！」ｶﾞｼｯ!!

ハルヒ「！」

キョン「大丈夫か？　ったく……不思議の探究はいいが、もう少し安全面にも気を配れっての」

ハルヒ「………」

キョン「……ハルヒ？」

ハルヒ「……ふ、フンッ！　ちょ、ちょっと疲れて足がもつれただけなんだからね！」

キョン「理由がなんであれ、危ないのには変わりないだろうが」

ハルヒ「うう……」

キョン「やれやれ。次またそれやる時は声かけろよ」

ハルヒ「え？」

キョン「お前の事だ、どうせまた性懲りも無く同じ真似するだろうからな」

キョン「仕方なく俺が危機管理を担当してやろうって言うんだ。ありがたく思え」

ハルヒ「な…え、偉そうなこと言うんじゃないわよ！！　っていうかあんたに決定権は無いんだからね！！」

ハルヒ「あたしが命じるわ、この独自の不思議探索をする時は必ず傍に居ること！！　いいわね！？」

キョン「結局同じコトだろうに」

ハルヒ「いいから！　絶対よ、約束なんだからね！！」




�Y、『後ろ向きダイエット』
継続。ただし実行はキョンが近くにいる時に限る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづくかも

レスくださった方、ありがとうございます
また面白げなダイエット見つかったら書かせてもらうかもです
というか何とかハルヒちゃんが報われる(？)トコまでは書きたいです

>>219
違うんだけども上手な書き手さんと間違われるのはむしろ嬉しいので無問題です
四次元将棋の人、度々すいません

gj
だがハルヒ抱っこしたら意外と重くて逆に可愛かったわ

>>239
面白いｗ
こんな風に皆さんに楽しんでもらえるＳＳが書けない自分が歯がゆい

>>240
キョン乙

3月27日『さくらの日』
日本さくらの会が1992(平成4)年に制定。
3×9(さくら)＝27の語呂合せと、七十二候のひとつ「桜始開[さくらはじめてひらく]」が重なる時期であることから。
日本の歴史や文化、風土と深くかかわってきた桜を通して、日本の自然や文化について関心を深める日。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ハルヒ「またこの季節がやって来たわね！！」
キョン 「偉く楽しそうだな。」
ハルヒ「当然じゃない！また新しい事が始まる大切な季節よ！」
キョン 「…そうだな。」
ハルヒ「…それにキョンと出合ったのも『春』だったしね。」
キョン 「でも最初はまともな会話なんか出来なかったけどな。」
ハルヒ「最初の出会いなんてそんもんじゃない？それにコレからがあるし。」
キョン 「それもそうか。」
ハルヒ「春休みにも入ったから定番だけどお花見でもししょうか。」
キョン 「まぁ定番だな。」
ハルヒ「でも毎年同じじゃつまらないから今年は何をしようかしら〜。」
キョン 「落ち着いてやろうぜ。毎年毎年イベントにしなくてもいいだろ。」
ハルヒ「でも楽しみでしょ？」
キョン 「楽しみではあるが。あんまりはしゃぎすぎるなよ？お前1人の体じゃないんだから。」
ハルヒ「分かってるわよ。でもこの気持ちをこの子達にも知って欲しいんだもん。」
キョン 「やれやれ。こりゃ来年はもっと騒がしくなりそうだな。」

>>239
何か前半部分で某キモヲタがドン引きするレベルのキモヲタ思い出した

>>239
このｶﾜｲｲ「ﾄﾞｷﾄﾞｷハルヒちゃん」とスラプスティックな作風は
ペルオキシダーゼの人？やっぱわかんないな

乙
ダイエットてこんなにあるんだな
付き合わされるキョンも大変だ

花見にはまだ寒いね

おはよう、ハルヒ！
今日はいい天気だけど、通り雨には注意しないといけないぞ！

おはよう御座います。

今日は天気が良くて気持ちがいいですね。

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1465050.jpg
これ貼られてないんだな

もう四枚目だけどいつ見てもいいな

おハルキョン

また規制なのか？

俺は昨晩に解除されたぜ！
いヤッホー！ハルヒあいしてる！

>>248
ハルヒに見えねえと思うのは俺だけか？
ハルヒなら祈るより真っ先に行動するタイプだと思うんだよな

「被災者のために祈る、自分の出来る行動をする。両方しなきゃあならないのがSOS団の辛いところだ」

兵庫県西宮育ちなら震災の際に何を行うべきか分かってるはず

特に震災直後の混乱の中に何も準備なしに行くのは絶対ダメだ

そんなハルヒをもふもふ

お前だけにもっふもふな真似をさせるかよ！俺にまかせろ

いや、俺がもふもふする！

いやここはハルヒの従兄弟である俺が

ハルヒならキョンと一緒に江頭2:50のDVD見てるよ

なんで江頭www

ハルヒちゃん麻雀はもうすぐだな

遊べる内容ならすごく期待するんだが

>>262
残念ながら発売日は未定です

あれ？そうだっけ？

色々延期されてて何がいつ発売かわかんなくなってるな

ttp://a-draw.com/contents/uploader2/src/a-draw1_3683.jpg

ハルヒ「もふもふが止まらないわ！！」
長門　「もふもふ〜」

ttp://a-draw.com/contents/uploader2/src/a-draw1_3684.jpg

キョン 「やれやれ。折角連れてきたのに見切れてるじゃねーか。」

ttp://a-draw.com/contents/uploader2/src/a-draw1_3685.jpg

ハルヒ「このアングルなら分かるでしょ？」
長門　「モフモフ〜」
キョン 「今度は俺が写ってねーよ！！」

麻雀も延期だったのかｗ
俺も何がなんだが分からなくなってるぜ

>>265
ついにデカイトトロが来たのかｗ

「おいハルヒ、何だその変テコリンな踊りは？」
　みんなが元気になるパワーを送ってるニャ！　さあ、キョンも一緒にやるのニャ！
「って、俺も？」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74351.png

>>268
野生化したのかと思った

トトロ降臨してるwww

>>268ゴゥゥエネルギーを送り出してる
乙乙
>>265トトロでかいな

エネルギーを送っている！

ハルヒおやすみ！

キョン 「もう寝るぞハルヒ。」
ハルヒ「そうね。じゃぁはい！」
キョン 「まったくしょーがねーな。」

チュ


ハルヒ「えへ。お休みキョン。」
キョン 「あぁお休みハルヒ。」

ハルヒ「これがあたしのがま口よっ。がまぐちぃー」
キョン「…ああ、見ればわかるよ。財布ね」

すまんハルヒにがま口と言わせたかっただけだ

ハルヒにちゅっちゅ！ってキョンが吹っ切れるようになるまであとどれくらいだ
二ヶ月くらいか

ハルヒ「これからもずっとツンデレでいようね」

いつまでも今の絶妙な甘酸っぱさを忘れずにいようってコトですね。
わかります。

子供達が高校生になっても今のような感じなのか

それはそれで！

17歳の中の人みたいなハルヒもみたいけどな

月曜日はあまり憂鬱じゃあない
ハルヒの暑苦しいくらいに眩しい顔が見れるからな

>>282
キョン乙
でも今は春休み中じゃないのかい

そういえば春休み中もバザーに出たり活動してたけど、活動の休みの日ってのは
曜日で決めてたんだろうか

『今日あんたヒマでしょ』

｢暇じゃないな。何故なら今日は誰かさんと出掛ける予定があるからさ｣

古泉とですね、わかりかねます

アーッ

僕とに決まってるじゃないか。 くっくっく

日焼けした国木田ですね、わかりません。

と見せかけたハルヒ(日焼けver)か

プールに行くわよっ

まだ泳ぐには早過ぎだ！

屋外プールが寒かったのでハルヒに抱きつくキョン
まぁあたしが誘ったんだしね とハルヒ

そしてキョンの部屋に行けばそこにはプールが

ビニールプールかい！

気分だけでも楽しもうと学校の屋上で日光浴するグラサン&パレオ&水着姿のハルヒ
横で古泉が扇いでいる

ハルヒ｢やっぱ寒いから中止｣

　お花見するニャ。お団子食べるニャ。
「おいおい、まだ花見ってほど咲いてはいないんじゃないか？」
　そんなの別にいいニャ。今すぐお団子用意するニャ。三十秒以内ニャ！
「ってやっぱりそっち目当てかよ……やれやれ」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74377.png

花よりだんごだな

ぬこ乙
もう咲いてる所では咲いてるんだな

例年なら桜が咲いたってNewsになるんだがなぁ

ぬこと一緒に花見でもしようぜミンナ

ぬこ乙っさ

さて明日はハルヒとなにをして過ごそうかな

ハルヒ「桜はまだ？」
キョン 「落ち着け。慌てなくても桜は逃げん。」
ハルヒ「何言ってるのよ！この間にも散ってしまうかもしれないじゃない！！」
キョン 「まだ良くて4分咲きくらいだ。今度の日曜にある『西宮さくら祭』くらいが丁度いい咲き具合だろ。」
ハルヒ「もう！春休みに入ってから有希もみくるちゃんも古泉君も鶴屋さんも用事で連絡取れないし。
　　　　　お花見でもしてキョンと一緒に盛り上がらないと割に合わないわ！！」
キョン 「分かった分かった。だったら今度の日曜が晴れるようにお願いでもしてろ。」
ハルヒ「ぶ〜〜」


西宮観光協会HP
ttp://nishinomiya-kanko.jp/

〜〜〜

桜って西宮市の『市花』なんですね〜

ぬこさん＆記念日さん、お二人ともいつも乙です

調子に乗ってまた投下↓

ハルヒ「やっぱり、カラダの普段使って無い部分を鍛えると充実感が違うわね」

ハルヒ「他にも運動系のオモシロダイエットは無いかしらっと」

ハルヒ「……って『自衛隊式ダイエット』？　なんか凄そうね。なになに……」


『自衛隊式ダイエットは、自衛隊に在籍していたことのある女性の方が考案したエクササイズです』
『ほふく前進が中心となり、特にワキや二の腕などに負荷をかけることができます』


ハルヒ「なーんだ、実際に自衛隊でやってるワケじゃないのね」

ハルヒ「でも、ほふく前進か。……確かに良さげな運動かも」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ハルヒ「第１回、SOS団ベスト・クリーパー選手権〜！」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾊﾟﾌﾊﾟﾌｰ

キョン「なんだ突然。つーかクリーパーって何だ？」

古泉「たしか…[creep]で『這って進む』や『ゆっくり動く』などの意味があったかと」

ハルヒ「そのとーり！　要するに、誰が一番ほふく前進が上手いかを競うのよ！」

古泉「成程、それでクリーパーですか。納得しました」

ハルヒ「実際は別の意味らしいけどね。まぁそれは置いといて、さっそく皆廊下へゴー！！」

キョン「いつものことだがホント唐突だな……ってオイ、これは何だ」

ハルヒ「エアガンよ、それも含めて順番に説明するわ。一回しか言わないからしっかり叩き込みなさい」

キョン「なんでワンチャンス？」

ハルヒ「まず勝負方法ね。50ｍ先に置いたフラッグをいち早く取った人が勝ち！」

ハルヒ「もちろん移動方法はほふく前進のみよ。そしてここで重要なのが、頭の高さ！」

ハルヒ「ほふく前進は敵に撃たれないように近づくためのものだっていうのは知ってるわよね？」

ハルヒ「それを再現するために、頭が一定以上の高さになったらエアガンの餌食になってもらうわ」

みくる「ふぇっ！？」

キョン「穏やかじゃないな……万が一、目とかに当たったらどうすんだよ」

ハルヒ「大丈夫よ、狙撃手は有希にお願いするから。イケるわよね有希？」

長門「イケる」

キョン｢……まぁ確かに長門なら安心か｣

古泉「撃たれたら失格ですか？」

ハルヒ「いえ、５秒間その場から動いちゃダメってことにするわ。他になんか質問ある？」

みくる「あ、あの…あたし、ほふく前進ってどういうのかよく……」

ハルヒ「そこ！？　う〜ん、どう説明すれば……そうだ、キョンちょっとやってみなさい」

キョン「俺かよ。まぁいいが………よいしょっと」

ハルヒ「そうそう。こんな感じで地面に伏せて、主に腕の肘から先と、脚の膝から下を使って進むのよ」

みくる「トカゲさんとかみたいな不思議な進み方ですね〜」

ハルヒ「そして……キョン、ちょっとこっち向いてー」

キョン「ん？」

パァンッ！！

キョン「ぐおっ！？」

長門「………」

ハルヒ「見事な反応よ有希！　みんな覚えたわね？　あのくらい頭が高くなったら撃ち抜かれるからね！」

キョン「事前に言えよ！！　本気でビックリしたぞ今！！」

ハルヒ「甘いわね。戦場では一瞬の気の緩みが命取りとなるのよ」

キョン「理不尽な……つーか長門、ライフルは片手で構えるもんじゃないからな」

ハルヒ「さぁ、説明はこんなもんでイイかしら？　それじゃさっそく始めるわよ！」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


古泉「皆さんこんにちは。『第１回SOS団ベスト・クリーパー選手権』、実況の古泉です」

みくる「か、解説の朝比奈みくるです」

古泉「この時点で何となく展開が読めるかと思いますが、どうか暖かい視線をと願う所存です」

古泉「それでは早速ですが選手紹介に参りましょう。第一のコース、我らが団長・涼宮ハルヒ選手です」

古泉「競技場の都合により一度に２人までしか参戦できないと知るや、颯爽と立候補して下さいました」

古泉「本大会の発案者でもある彼女ですが、張り切っているようですねぇ。準備運動に余念がありません」

古泉「続いて第二のコース。SOS団の縁の下の力持ち、我らが主人公・キョン選手です」

古泉「諸事情により本名不詳という謎めいた部分も魅力的な彼ですが、朝比奈さん。彼をどう見ますか？」

みくる「ふぇっ？　え、えと、あの、い、いつも迷惑かけてごめんなさいって思ってます」

古泉「ありがとうございます。おや、お二人の準備が整ったようですね」

古泉「それでは狙撃手担当の長門さん。スタートの合図をお願いします」

　　パァンッ！！

古泉「さぁ始まりました。何段階か飛ばしての銃声によるスタートでしたが、２人ともさすがの反応ですね」

古泉「おっと、まずは涼宮選手が前に出ました。運動神経抜群なだけあり、動きに無駄が無いですねぇ」

古泉「しかし負けじとキョン選手も食らいつきま」

　　パァンッ！！

古泉「………」

長門「………」

古泉「急ごうとするあまり、頭の位置が高くなってしまったようですね。キョン選手、ペナルティです」

古泉「序盤であまり差が開いてしまうと挽回は難しいかと思いますが、朝比奈さん、どうでしょうか」

みくる「あ、えっと、長門さんの弾が当たったところ痛そうだなって思います」

古泉「ありがとうございます。おっとここで涼宮選手、得意げな顔で後ろを振」

　　パァンッ！！

古泉「………」

長門「………」

古泉「先程キョン選手が実演した愚を自ら犯してしまいましたね。これは彼女らしくないミスです」

みくる「涼宮さん、悔しそうな顔してますね〜。逆にキョンくんは笑いを堪えるのが大変そうです〜」

古泉「そしてペナルティが解けたキョン選手、一気に追い上げます」

古泉「涼宮選手、焦り顔です。そして今キョン選手、涼宮選手を追い抜いた！」

みくる「あ、涼宮さんもペナルティが終わったみたいですね。一生懸命キョンくんを追いかけてます〜」

古泉「互いの肩や腕が激しくぶつかり合っています。これは猛烈なデッドヒートだ」

古泉「…おや、熱戦を繰り広げながらも何やら会話を交わしているようですね」

みくる「ふぇぇ、２人の顔がすっごく近くなってますぅ///」

古泉「ですがお互いまったく意識していないようです。彼ららしいですねぇ」

古泉「おっと、しかしここで涼宮選手が抜きん出た！」

古泉「キョン選手、必死に追いますがグングン差が開いていきます」

みくる「きょ、キョンくん頑張って〜！」

古泉「やはり身体能力の差は否めないの」

　　パァンッ！！

古泉「………」

長門「………」

古泉「……おや？　どうしたことでしょうか。キョン選手の動きが止まってしま」

　　パァンッ！！

古泉「……撃たれても意に介さず、茫然と涼宮選手を見つめていま」

　　パァンッ！！

古泉「これは……あぁ、なるほど」

　　パァンッ！！

みくる「え？　ど、どういうことで」

　　パァンッ！！

みくる「涼宮さんも止まっちゃいましたよ？　不思議そうに後ろを振り返」

　　パァンッ！！

古泉「なに、見ていればわかりますよ。あ、長門さん？　もう狙撃は結構かと」

みくる「な、なんなんですか？　……あれ、よく見るとキョンくんの顔が赤いような…」

古泉「はい、あとは彼らの位置関係を見れば明白でしょう」

みくる「……あ///」

古泉「そういうことです。むしろここまで誰も服装に突っ込まなかったのが不思議ですねぇ」

古泉「あぁ、涼宮さんも気付いたようです。ものすごい勢いで彼のところまで戻っていきました」

みくる「ふぇぇ、また何か言い争ってますぅ」

古泉「内容が容易に想像できますね。これはもう続行不可能でしょう」

みくる「……えぇと、この場合どっちの勝ちになるんでしょうか」

古泉「普通に考えれば無効試合……といったところでしょうが、僕は彼の勝ちだと思いますよ」

みくる「えっ？　どうしてですか？」

古泉「この勝負は『ベスト・クリーパー』を決めるものですよね？」

古泉「実はクリープ（creep）には、『助平なやつ』という俗な意味合いもあるんです」

みくる「すっ、すけっ！？///」

古泉「ええ。まぁこれ以上のコメントは何やら僕も不利になりそうなので自粛しておきますが」

古泉「というわけで、『SOS団ベスト・クリーパー選手権』、勝手ですがこれにて終了とさせていただきます」

古泉「長々とお付き合いくださり誠にありがとうございました。第２回大会までどうかごきげんよう…」

みくる「……たぶん、もう無いと思うんですけど」





�Z、『自衛隊式ダイエット』
「だからワザとじゃねぇって！！　つーかお前の格好にも非はあるだろ！？」
「ううううっさい！！　アホキョン！！　エロキョン！！　せせせ責任取んないと許さないんだからね！！！」
「なんの責任だよ！！　大体前は平気で人前で着替えてたろ！！　…………」
色々と断念。

>>241
恐れ入ります
少しでも楽しんでいただけたなら本望です

>>244
あたりです
他にもいくつか書かせてもらいましたが読み返すと自分でもびっくりするほど拙いのばっかなので
もっとレベルアップしたいなぁと切実に願っている今日この頃です

>>310
おお、今宵もまたハルヒちゃんに会えるとは

古泉アナと適当解説みくる、冷徹スナイパー長門も
いい味がでてますな

ハルヒちゃん、GJ!!　今回も面白かったですよ。　

＞他にもいくつか書かせてもらいましたが読み返すと自分でもびっくりするほど拙いのばっかなので
＞もっとレベルアップしたいなぁと切実に願っている今日この頃です

他の作品が気になりますが、宜しければ投下作品を教えて頂けますか？
ペルオキシダーゼやハルヒちゃんを見る限り、充分面白いと思いますが。

おハルキョン

ハルヒの文芸誌に書いた内容が気になるな

おひるニャン

文芸誌用に書いてるのにタイムトラベルの基礎が入ってるという恐るべきセンスですよ

ハルヒに恋愛小説を書いてほしい。

ハルヒにはあまり芸術作品は作らせない方がいいのかもなｗ
ミクル伝説も後世の歴史家になにか一石を……はさすがにないか

ミクル伝説は、機関で何回も見直されてたりしてな
なにもわからないとは思うが
ハルヒの恋愛小説はミクル伝説に片鱗があるかも

ハルヒは芸術においてあまり才能がない、と言える
自分の感性を常人には理解されにくいという意味で
それはつまり創造がニガテということにも繋がるのかもしれない

ブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人が街を壊してたりとかな

フランス人なら評価してくれるわよっ と渡仏するハルヒ

http://www.toywars.jp/shop/lot/star/vol01.html
やはり制服＋ニーソはよいなぁ

なんぞこれｗ
コラボはいいが、そろえようとしたら金がえらく飛ぶな

りょうきゅうはるひ

スクールハルヒコンプレックス

ハルヒやみくるに砲撃させたら味方を巻き込みそうだ

昔カズを観に行くハルキョンってＳＳがあったな

キョンさんのマラドーナターン！

鶴屋｢ハルヒソックスは暖かいね｣
ハルヒ｢人のソックスを勝手に履いて何を言ってるんだが｣
鶴屋｢ろうか転がってただけよ｣
ハルヒ｢バニースーツに着替えただけ｣
鶴屋｢ハルにゃんって二ーソックスとか何処で買ってるわけ｣
ハルヒ｢デパートだけど｣
鶴屋｢下着も｣
ハルヒ｢そうよ｣
鶴屋｢ハルにゃんと親友になれて良かったﾆｮﾛ｣
ハルヒ｢鶴屋先輩は何を言われるんだが｣


キョン｢ハルヒを抑える事が出来るのって｣
みくる｢鶴屋さんだけですね｣

「射手座の日」と「溜息」から考えると

ハルヒ：狙いは正確だがそのまま突撃し退路が無くなり孤立。
みくる ：敵はおろか味方にも誤射が無いある意味で正確な射撃。

取り合えずキョンと長門が同伴しないといけない様な気がします。

「只の人間」の異名で恐れられるクレイモアの達人キョン。

　妙に嬉しそうだが、一体何があったんだ？
「にゃ〜ん！」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74392.png

ぬこ乙っさー

キングカズSSはギャグ物と思って読んだら号泣してる俺が居た

>>321
映画監督の才能はないけど、作曲の才能はありまくりでしょ？？？
高校生でミクル伝説を作詞作曲、その後サウンドアラウンドでも作曲、
しかもそれをジャズ風、テクノ風、フォーク調、ガールズバンド風と
次々にアレンジして見せた。
普通に将来プロとしてやっていけるよ。
あと、娯楽番組のプロデューサーとか。

ぬこ乙
嬉しそうでいいね

ぬこが元気でご飯が旨い

ハルヒはどんなことでも未知数なところがあるよね

可能性の獣

それが涼宮ハルヒ

ニュータイプみつけたら変身するのか

ぬこおはよう

ハルヒに映画監督の才能だけはなかったようだがな
全てどっかから取ってきたパクリのオンパレード

まあそっちの方がある意味ハルヒらしいとも言える
何かしたくても創造する能力に欠けているから
キョンが言うまで部活を作るってことに気付かなかった

どんだけ変態な力を持っててもやっぱ普通の少女じゃないか
ハルヒかわいいよハルヒ

鶴屋×ハルヒ
百合姉妹

鶴屋さんとだと兄弟みたいになりそうｗ
やんちゃ盛りの

おハルキョン

鶴屋さんもハルヒも姉御肌だけど、ハルヒはどこか妹っぽい幼さもあるのがたまらん

女性陣の中に居ると一番仕切ってるように見えるけど､男に対する態度は子供っぽい

>>349
男に対してじゃなくて｢キョンに対して｣

ねえキョン！っていうハルヒの笑顔が好き

好きな人についイジワルしてしまう子供っぽさを地で兼ね備えてるトコも好きだ

お前らハルヒ大好きだな…
まあ俺もだが

ハルヒは好きだ
ハルキョンはもっと好きだ

俺がハルヒを好きになったのは

忘れもしない！1期0話『朝比奈ミクルの冒険』の本編最後の｢ね、キョン！｣の笑顔だ！！

よう、俺達

俺はどこで惚れたっけなぁ……
気がつけば好きになってた

人を引き付ける魅力


ハルキョンはその魅力に溢れてる

すでに萌とかいう次元を超越している

う〜ん

今日の流れは『あなたはハルヒの何を観て好きになりましたか？』って事でいいでしょうか

忘れたなぁ、なんか気がついたら好きだった

ハルヒを大好きになった瞬間ｌ、鐘が鳴ったのは覚えている

ハルヒの魅力はよく分からなかったりする
主人公カップルが魅惑的なのはここならよくわかるよね
ハルヒにとっては、暗黒の中学時代を変えたのがキョンだよね
捕まえてはなさないだろう、キョンもやれやれと付き合ってるし
キョンにとっても憧れてた、あきらめてたものを持ち込んだのがハルヒだし
文句をいいながらも付き合ってる
結びつき、必然性がちゃんとある
それでいて、それほど恋愛色が強くないよな、仲間同士で遊んでたり、ハルヒの見えない裏でいろいろあったり
だからもっとくっつけと思ったりするんだよな
キョンが気が付いてないだけ、目をそらすだけであるんじゃないかと妙な妄想が出てきちゃう

　どうしたんだ？　今日はえらく元気ないな。
「……にゃ〜ん」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74405.png

あれ？ここ最近一緒にいた野良ぬこ達は如何したんだ？ぬこハルヒ

元気のないぬこも可愛いもんだ

笹の葉ラプソディ観て、ハルヒはずっとジョンに会いたかったんだなぁと気付き
だからキョンに惹かれたとわかり
たまらなくハルヒが愛しくなった

ぬこ乙
俺は退屈の野球だな
あそこでハルヒにほれた

三年前の今頃にハルヒにはまり､元々小説書くのが趣味だから当時はかなりＳＳを投下したなぁ…

サンバルカン、ＹＡＷＡＲＡ！､銀魂クロス、シンデレラetc…

原作の設定を活かしつつギャグや小ネタを仕込むのが楽しくて小ネタに気づいて貰えた時は嬉しかった。

今はネット環境が携帯だけだから何にも書けない

「あたしの中の人はこのＳＳに限って林原めぐみさんにしなさい!!｣と宣言し魔導士として盗賊団を壊滅させ金品を巻き上げるハルヒとか書きたいよ

俺はちょうど一年前だ、ハルヒ知ったの
書店で何となく「憂鬱」を手にとって、気づいたらもう読み終わってた
その日のうちに分裂まで一気買いしてしまったのも今じゃイイ思い出だ
レジで店員さんが少し微妙な顔してチラッと俺を見たのもイイ思い出だ

>>369
よう、俺。

ハルヒのあまりの身勝手と傍若無人っぷりに
「あ、うちのばあちゃんと一緒だw」と親近感を抱いたのが運の尽き

英語も外国語もサッパリなのに、なぜかモロッコ旅行に出かけたうちのばあちゃん
行動力だけならリアルハルヒかも
ただハルヒなら、英語どころか現地語の挨拶ぐらいならマスターしそうだ

ハルヒ、おやすみ！

おはよう、ハルヒ！

早っ！ Σ(￣□￣ )

おやすみ、ハルヒ！

ちゅるやさんのAA→youtubeでのちゅるやさん・ハルヒちゃん→２ちゃんやネット、二次創作のSS→原作→アニメ　だな
AAはきっかけだけど、youtubeでの放送がなければ原作とアニメはみなかったかな

おいらはハルヒちゃん→アニメ→ＳＳ→原作かなぁ。
一期の頃、素直にハマれば良かったと思う俺は何時も流行に遅れて乗る男。

しかも、本命はハルヒじゃなくて御免なさい。 でもハルキョンは大好きです!!

おハルキョン！

俺は二年前だな
まだ深夜アニメなんて知らなかったし毛嫌いしてたんだ
図書館で憂鬱見っけてそっからだだハマリだ
原作→アニメ→ハルヒちゃん→ＳＳという流れ
最初は長門が好きだったんだがジワジワとハルヒが好きになり今ではハルヒ至上主義

SSから入った俺は異端か…？

最近は二次創作からハマル人もいるし別に異端でもないと思うよ

うちは一期からだけど、当初は別のものにハマッててハルヒは変態女王みたいな感じで崇めてるだけだったな
で、気付いた頃には何故かハルヒを愛でていた

ネット配信は結構大きいみたいだな
俺はたまたま深夜にテレビつけたときにやってたから見た、のが最初だった

自分は動画サイトだな　ただ時間はかかったがね
一年ちょっと怪我で仕事出られない時期があって、暇だったから動画サイトのアニメを適当に見てた
で、その時に一度観たんだけど、それが一期のシャッフル一話で…
予備知識無しだったから『なんだこれ？』で５分で観るの止めたんだよな
それから暫くしてyoutubeのクリック間違いで偶然観たのが長門VS朝倉のシーン
それでもう一度時系列順に観て、そこからハマるのは早かったな　それが３年ちょい前の話

ハルヒはネット配信で話題が拡がったいい例だよな

そういえば自分はハレ晴レからだったなｗ

ハレ晴れユカイはハルヒを知らなくても例のアレは知ってるって
人も多かったもんな

俺はAAから入った
やる夫の長編スレが流行った頃、SOS団の面々がよく出てて
何だこのキャラ？って思ったのがキッカケ
（「やる夫ハンニバル」はハルヒ物として見ても傑作と思う）
その後いくつかSS拾い読みしてやっとアニメに行った

……で、初めて自分でSS書くぐらいハマったorz

ハルヒは二次創作も盛り上がってるからな
そっから入ってくる人もかなり多いはず

ハルヒの耳をはむはむしたい

ハルヒ「ﾊﾑﾊﾑ」

キョン｢なぁっ！？ どどどどうしたんだハルヒ！！ 俺の耳なんか食べてもほのかにしょっぱいだけだと思うぞ多分！！｣

ニコニコとかでMADを見たのが最初だったかな
本編見てぇ！ってなったのがハルキョン坂を登りはじめたキッカケだった

俺は最初の入りが、ニコニコのいさじの歌からだわｗ
ニコニコのMADを見まくって、それからDVDや小説に入っていった

その後はSS書いたり、吸出しデータでポーカー作ったり色々やってたな

人によりけりなんだなぁ…。

俺は寝る！ 明日は北高に行く!! おやすみハルヒ。

いつものロダが（ｒｙ

---

　いいこと思いついたニャ！
「やれやれ、また妙なことをやらかさなければいいんだが……」



ttp://www.rupan.net/uploader/download/1301570103.png

ぬこぉー！

ぬこ乙
どこに行くんだ

ハルヒは不思議な魅力があるよな

俺は学校の図書館で他のクラスの男子が
「何だこの本ｗｗ絵がついてんぞｗｗｗ」
とか言っててちょっと見たら面白かったのがきっかけだった。

ラノベの進出もどんどん進行してるんだな
俺の学校の図書室だと横山三国志くらいだったぜ

図書委員副委員長になって委員長と結託してラノベを大量に図書館に配置したのはいい思い出


そして卒業前に委員長と一緒に図書活動の活性化を促進したと表彰され
後輩達や他委員を｢まちがってる！｣と驚愕させたのもいい思い出




そして図書館に｢図書委員が１番煩い｣と仕事の時以外は出入り禁止を言い渡されたのもいい思い出

ぬこ乙っさー
花束ハルヒ
ttp://2d.moe.hm/haruhi/img/haruhi1309.jpg
のいぢは本気出すとマジでやばいわ…

本気というかランダムに発生するのいぢ絵がたまたま君の希望に合致しただけだと思わんかね？

ハルヒ「…もう3月も終わりね…(チラチラ)…」
キョン 「…そんなに時計ばかり気にしてたら何をしたいのかバレバレだぞ。」
ハルヒ「ぶ〜〜」
キョン 「毎年恒例過ぎるからな。で？どんな愉快な嘘を思いついたんだ？」
ハルヒ「まだないしょ。」
キョン 「へいへい。」


〜〜〜


気がつけば今年も4月。色々楽しいイベントが待ってますね

西宮さくらマップ
ttp://www.nishi.or.jp/homepage/hana/sakura/sakuramap/index.php

ハルヒおやすみ

機関がもっとも恐れる日がやってきました。

4月1日【◇エイプリルフール，万愚節】
罪のない嘘をついて良いとされる日。日本では「四月馬鹿」とも呼ばれる。
その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが、1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用した。
これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として位置づけ、馬鹿騒ぎをするようになったのがエイプリルフールの始まりとされている。
また、インドでは悟りの修行は春分の日から3月末まで行われていたが、すぐに迷いが生じることから、4月1日を「揶揄節」と呼んでからかったことによるとする説もある。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ハルヒ「…キョン…実はあたし、あんたに黙ってた事があるの。」
キョン 「なんだハルヒ藪から棒に。」
ハルヒ「･･･あたし本当は『佐々木さんに生み出された仮初の存在』だったの！！」
キョン 「な、なんだってーーーーーー！！！」

審査員

長門　 「リアリティに欠ける。」
朝比奈「もうVIPとかでは散々既出ですぅ。」
古泉　 「それはそれで大変ですが。流石に無理があり過ぎますね。」


ハルヒ「…流石に毎年だと審査基準が厳しくなるわね。」
キョン 「取り合えず今日の午前中は有効なんだから、次に行くぞ次。」


〜〜〜〜


では次の方お願いしますね〜

お題『エイプリルフール』で

キョン 「お前のことが大嫌いだ」
ハルヒ「わたしもあんたのこと大嫌いっ」
キョン 「いつもいつも面倒ごとに巻き込みやがってっ、いいかげんにしろっ」
ハルヒ「否なら、避ければいいでしょ、あんたが鈍いのよっ」
キョン 「避けようにも、いきなり掴むからどうしようもないだろうが」
ハルヒ「いつも手前にいるあんたが悪い、離れればいいでしょ」
キョン 「教室では後ろの席で部活も一緒だ、どうしようもないだろ、どこか遠くにいけよ」
ハルヒ「そのくらいどうにでもなるでしょ、何とでもなるわよっ」ぎゅっ
キョン 「すまん、冗談にならないな、疲れたし寝ようぜ」ぎゅっ
ハルヒ「…」ぎゅっ

森 「エイプリルフールの深夜に彼の部屋で痴話ゲンカ、ベッドの上でお揃いのパジャマで、異常なし」
古泉「森さん、盗聴するのは止めませんか？、止めたほうがいいです、彼がいれば大丈夫ですから！」

エイプリルフールと前置きしつつ将来の家族計画を語りあう2人
嘘なんだしテキトーでいいのよ、といいつつ嘘にかこつけて本音を混ぜ込む2人だった

エイプリルフールで鶴屋さんがハルヒの水着を着たりするわけだが

ハルヒの二ーソックス欲しい

ん、朝から電話って誰だよ……まぁ、大体分かってるがな。　なんだ、ハルヒ？
「キョン！、重大ニュースよ！」
どうした？　古泉が真正のホモにでもなったか？
「違うわよ！、それも面白いけど……国木田よ！」
ん、国木田がどうした？
「あたし見ちゃったのよ！　アイツ、実は女の子だったのよ！」
んあ？　あ、今日は４月１日か。　あ〜そうかいそうかい。
「む〜、面白くないわね。　もうちょっといい反応見せなさいよ。」
こっちは寝起きなんだよ。　そう言うならもっと面白い嘘を頼む。
「ふん、でも国木田ってホントに女の子でも違和感無いわよね。」
はは、まぁな……

（数分ほど世間話）

「じゃあ明日も９時集合よ！」
へいへい、じゃあな。　さて、もう一眠り……ん、また電話？　国木田か、珍しいな。
「あ、キョン？　ちょっと相談があるんだけどいいかな？」
お前が俺に相談とは珍しいな。　どうした？　谷口に愛の告白でもされたか？
「ん〜、電話じゃなんだし、近くだからキョンの家に行ってもいいかい？」
さすがは国木田、冗談は軽くスルーかよ。　ま、構わんぞ。
「ありがとう、それじゃ今から行くよ。」

（数分後）ピンポーン
「やあ、キョン。　急にすまないね。」
よう、どうしたんだ？　そんなでかいコート羽織って。　ま、あがれよ。
「うん、お邪魔します。」

で、どうしたんだ？　お前が俺に相談するなんて何かあったのか？
「まぁね、こういう事を相談できるのはキョン以外に思いつかなくてさ。」
言いつつコートを脱ぐ国木田。　ん？　お前声そんなに高かったか？
「それも含めて、だね。　相談っていうのはこの事なんだけどね。」
シャツの第二ボタンまで外れた国木田の胸元からは見事な膨らみが。　うむ、Ｃだな。
……っって！　ちょっと待て！　なんでだ！　なんでお前がそんなもの装着してる！？
「うん、今朝勉強してたら急にね。　胸が重いなって思ったら体が女性になってた。」
……国木田よ、よくそこまで冷静でいられるな。　慌てた俺がバカみたいじゃないか。
「十分驚いてるよ。　でも慌てても仕方ないだろ？　で、相談できるって言ったら」
ＳＯＳ団って訳か。　ん？　もしかして今朝のあの会話か……だろうな。　やれやれ。
またハルヒのスットコドッコイな力のせいか。　ところで国木田、体が、って言ってたがもしかして下も？
「うん、見事に全部無くなってた。」
そうか……何と言えばいいのか、言葉が見当たらん。
「気にしないで。　それよりこのままだとさっきの谷口云々が現実になっちゃいそうで怖いんだけど。」
ふむ、それはさすがにシャレにならんな。　さてどうしたものか……

いきなりな投下の上、今から急な仕事で続きが出来なくなりました。
続き出来る方がいらっしゃったらお願いします。
多分自分だと明日以降になりそうなんで。

いいじゃん、明日でも。
オチまであるなら自分が書いた方が良いよ。 続き待ってます。

ＳＳラッシュ？　に便乗
もう春休みも終わりだ…早く仕上げないと↓

ハルヒ「ほらほら何してんの、早く来なさい！」

キョン「ちょ……頼む、少し休憩させてくれ。さっきの疲れがまだ……」

ハルヒ「却っ下！　責任とって何でも言うこと聞くって言ったのはどこの誰だっけー？」

キョン「『言わせた』の間違いだろうが……大体あれは負荷効力ってヤツで」

ハルヒ「這いつくばってまで乙女の下着をガン見した男が何言ってんの！！」

キョン「間違いじゃないけどな？　ソレなんか違うよな？」

　　ﾋｿﾋｿ…

キョン「ほら見ろ。買い物帰りのご婦人方の目が驚くほど冷たくなったぞ」

ハルヒ「諦めて受け入れなさい。そうすることで見つかる道もきっとあるわ」

キョン「その道がどこに向かうか知ってるか？　教えてやろう、刑務所だ」

ハルヒ「ぶち込まれたくなかったらおとなしく付いてきなさい！　まずはあそこで服見るわよ！」

キョン「はぁ……どれくらい回るんだ？」

ハルヒ「そうね、３時間は付き合ってもらう予定よ」

キョン「長っ！」

ハルヒ「良い品ってのはね、果てない探索を続けた先にしか巡り合えないものなの。まさに不思議と同じよ」

ハルヒ「絶え間ない苦労無くして、求めるものは得られないわ。それがこの世の真理よ。覚えときなさい」

キョン「そういうもんか……まぁたしかに一理あるかもしれ」

ハルヒ「わ、コレすごい可愛い！　掘り出し物だわ！！」

キョン「イキナリかよ。真理どこいった？」

ハルヒ「試着してみよっと。覗くんじゃないわよ？」

キョン「……わかってるよ。さっさと行って来い」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハルヒ「（もう。せっかくの放課後デートなんだから、キョンも少しは楽しそうにしてくれればいいのに…）」

ハルヒ「（……でもまぁ、こんな可愛い服にも巡り合えたんだから良しとしましょーか）」

ハルヒ「（だんだん体重も減ってきてるし、頑張ってるあたしへのご褒美かもしれないわねコレは！）」

ハルヒ「〜〜♪」ｺﾞｿｺﾞｿ

ハルヒ「………」ｺﾞｿｺﾞｿ

ハルヒ「……あれ？」

キョン「どうした？」

ハルヒ「な、なんでもないっ！」

ハルヒ「（お、おかしいわね。思ったよりもキツイ…？）」

ハルヒ「（なんとか着れないことは無いけど……で、でもあたしだってだんだん痩せてるハズなのに……）」

ハルヒ「（……………思ってたよりも……痩せてなかったってこと………なのかな）」

ハルヒ「………」



キョン「ん？　なんだ、見せてくれるのかと思ったのに……って買わないのか？」

ハルヒ「手持ちが足りなくてね。まぁしょうがないわ、これも巡り合わせってやつよ」

キョン「……そうなのか」

ハルヒ「よし、今日はもういいわ。帰りましょ！」

キョン「え？　もう？」

ハルヒ「見たいテレビあるの思い出したの。さぁ行くわよ！　駆け足！！」

キョン「俺も！？　ってオイ、待てハルヒ！」

〜〜〜〜〜〜自宅〜〜〜〜〜〜


ハルヒ「…………」

ハルヒ「………はぁ……」

ハルヒ「さすがにショックだわ……体重は落ちてるんだけどなぁ……」

ハルヒ「鏡見てもそこそこ痩せてきたと思ってたのに……そうでもなかったのかぁ……」

ハルヒ「………はぁ……」

ハルヒ「…………」

ハルヒ「………あの服可愛かったな……」

ハルヒ「……買うだけ買っといて、『着れるようになるまで頑張る！』ってした方が良かったかな……」

ハルヒ「…そうよ、そういえば前パソコンで見たわ！　確かその名も『ワンサイズ下の服ダイエット』！！」

ハルヒ「なんで忘れてたのかしら！　こうしちゃいられないわ、早く買いに戻らなきゃ！！」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ　　ﾊｰｲ

ハルヒ「ってこのタイミングで誰よ！？　あぁもう、さっさと行きたいのにー！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ﾊﾙｰ､ｵｷｬｸｻﾝﾖｰ

ハルヒ「ええ？　誰よまったく……」


ハルヒ「……ってキョン！！　なんであんたがウチに来てんの！？」

キョン「イキナリ御挨拶だな。まぁ長居する気は無い、ホレ」ｽｯ

ハルヒ「？　何よこの袋」ｶﾞｻｺﾞｿ

キョン「ここで開けるのか」

ハルヒ「……！！　コレ、さっきの服じゃない！　なんで！？」

キョン「単刀直入に言う。お前ダイエットしてんだろ？」

ハルヒ「なっ！？！？」

キョン「そんでその服を気にいったは良いが、サイズが合わずに断念した、と」

ハルヒ「〜〜〜〜〜〜〜！！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

キョン「叩くな喚くな暴れるな！！　別にバカにしてるワケじゃない！！」

ハルヒ「じゃあ何でこれ………っていうかいつダイエットのこと気付いたのよ！？」

キョン「ここ最近のお前を見てりゃ、嫌でもわかる」

ハルヒ「うっ………あたしそんなに太った？」

キョン「いやそういう意味じゃなくて。まずそうだな、俺の弁当を盗み食いしなくなった」

ハルヒ「そ、それは……あたしも大人になったってことでしょ」

キョン「自分で言うな。しかもそう言う割には俺の湯飲みかっさらって、お茶飲みまくってるだろうが」

キョン「そんで他には、何かにつけて身体動かそうとしてるしな。あの後ろ向きに歩くのもそうだろ？」

ハルヒ「………」

キョン「ハッキリ言ってそんなに太ったようにも見えないんだがな。……だけど、」

キョン「お前がマジで頑張ってるのはわかるつもりだ。だから俺にできるコトがあれば協力しようと思ってな」

ハルヒ「……キョン…」

キョン「その服もアレだ、前ネットでそんな感じのダイエット法を見かけててだな」

キョン「着れるようになりたい服を壁にでも掛けとけば、モチベーションの向上につながるとかなんとか…」

キョン「どーせそこまで合わなかったワケでもないんだろ？　だからもう少しの間頑張れるようにって」

キョン「それだけだ。他意は無いからな。雑用からの心ばかりの支援ってやつだ」

ハルヒ「………」

ハルヒ「……フン！　まぁ、雑用如きからとはいえの折角の心遣いだし？」

ハルヒ「こんなの無くても平気だけど採用してあげないこともないわ！　ありがたく思いなさい！」

キョン「そうかい。まぁ無理だけはするなよ？　さっきも言ったがお前たいして太ってないんだから」

ハルヒ「よっ余計なお世話よ！！」

キョン「ハイハイ。……じゃあな、また明日」

ハルヒ「あ…………き、キョン！」

キョン「ん？」

ハルヒ「…………あ、あ…………明日からあたしのダイエットに付き合いなさい！！」

ハルヒ「できることには協力するって言ったのはあんたなんだからね！！　いいわね！？」

キョン「あー、そう来たか……やれやれ。わかったよ」

ハルヒ「よ、よろしい。では帰って良し！」

キョン「どーも。じゃあな」


ハルヒ「…………」

ハルヒ「……バカキョン。何がモチベーションの向上よ」

ハルヒ「もうとっくにMAXだっての」ｷﾞｭｳ




�[、『ワンサイズ下の服ダイエット』
継続。ダイエット目標に追加

(*´Д`)

なんとか今週末中には完結させたい思う今日この頃
たぶん次に残りをまとめて投下して終わりにするのでもうちょいお付き合いくだされば嬉しいです

>>313
ＧＪ貰えたのは132スレ「あの曇り空を割って」と137スレ「唯我独尊な日々」くらい
でも自分で気に入ってるのは132スレ「終日雨〜」と「おばあちゃん」だったり
何気に「おばあちゃん」は処女作にして実体験入ってるので思い入れ深かったり
そして自分で自分の駄作紹介すんのってこんなにイタイのかと今切実に噛み締めてたり

そのイタさがいつしか快感に変わるのさ
GJなんだぜ

｢おばあちゃん｣読んできた
これは力作。思わず目から汗が・・・

うん、挙げてたＳＳどれも良いじゃん！ 今回もGJなのです！

SS書き手どM化計画か・・・

略してSMってか！

ハルヒ「関東や東北じゃ計画停電で大変みたいね｣

キョン「ああ、だからプロ野球も開幕延期だ､そんな状況でドームでナイター開催しようとした球団会長もいたらしいがな｣

ハルヒ「日程が詰まって後半は大変なんじゃない？｣

キョン「多分久しぶりにダブルヘッダー開催するんじゃないか？｣

ハルヒ「ダブルヘッダーってなに？｣

古泉「1日２試合やることですよ、終盤戦の優勝争いで開催されたら凄い事になるでしょう｣

みくる「10・19川崎球場を思い出しますぅ､あの時は本当に有藤が憎かったですぅ｣

長門「…その翌年の西武球場西武vs近鉄のダブルヘッダーも記憶に残る、ブライアントの４連発、当時はフサフサだった渡辺久信から打った決勝本塁打が最高だった｣

古泉「日本シリーズも関東開催ならデーゲームになるでしょう、小学生の時に後楽園で見た大杉のホームランは明らかにファールでした
上田監督が一時間十九分も抗議したのも理解できます、しかし再開していきなりマニエルのホームラン大杉が山田から文句無しのホームランを打たれ我らが阪急は破れました｣
ハルヒ「みんな一体何歳なのよ？｣

一応前回分再掲



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74416.png

以下本日分
---

　キョンにどっきりを仕掛けるニャ！
　まず穴を掘って隠れるニャ。せっかくだから深めに掘るニャ。えんやこらニャ。

　………
　……
　…

　これぐらいでいいニャ……しまったニャ。深く掘りすぎてあたしが脱出できなくなったニャ！
　誰か〜来てニャ〜！　ここから出してニャ〜！　助けてニャ〜！

　…
　……
　………

「全く、何アホなことやってんだお前は」

　ニャ〜。なんとか助かったニャ。もうダメかと思ったニャ。
　……でも妙に悔しい気がするニャ。どうしてニャ？



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74424.png

穴掘り乙w

驚かすことはできたなｗ

旅行から帰ってPC立ち上げたら「ハルヒちゃん」来てた。　相変わらずGJです！
あと、ぬこワロス。　毎度GJなのです！！

>>421氏
どれも良SSじゃないですか！　まあ「書き手の自己満足度」と「読み手の満足度」はイコールではありませんからね。　
「あの曇り空を割って」で長門が折ったF-18のサブネームが自分の某所でのペンネームと同じなのが……

そう言えば、最近「ガムシロの人」と「四次元将棋の人」投下してます？

>>428 キョン乙
ぬこがどうしようもなく可愛くてこまる

>>427 それ、聞いたことあるような、友達は阪急ブレーブスファンだけど
>>421 神飛行機の作者ですか、レス書いてました
終日雨、所により快晴　は二人のモノローグと終わりがよかった
その後は…
なんてゆうか、その後のことは自分で妄想してニヤニヤしてね、みたいな

今日調子が出ないと思ったら何時もの挨拶してなかった


おハルキョン！


そしてお休みハルキョン。

>>407の続き

ハルヒ「予定日は7月よ。」
キョン 「そうか。大分お腹も目立ってきたな。」

審査員

長門　 「ダメ。」
朝比奈「それも、もう飽きました〜。」
古泉　 「･･･あれ？確かエイプリルフールは午前中だけと以前涼宮さんが…」

列車の中でSS書いてたら、気持ち悪くなった。　乗り心地悪いぞ、JR福○線！
さて、ちょっとカオス？なSSが完成したのでボチボチ投下します。　全19レス予定。
――夙川の桜は去年は満開だったのに、今年は駄目だった　　orz

あたしは何時だって全力を尽くすわ！　


高校二年・一月、気付けば三学期。　あたし達SOS団は放課後、何時もの様に文芸部室に集まっていた。
有希は窓辺で読書、キョンと古泉君はボードゲーム。　そして、みくるちゃんはメイド服でお茶を配り……
良いのかしら、受験シーズンなのに。　もう何処かの大学の推薦でも受かったのかしら？　聞いてみよっと。

「ねぇ、みくるちゃん！」
「…………」
返事が無い。　あれ？　さっきまで居た筈なのに。　やかんの水が無くなって汲みに行ったのかしら。　有希に聞いてみよう。

「ねぇ、有希」
「…………」
えっ？　有希も居ない！？　椅子のずれる音もドアの音もしなかったのに。　仕方無いわね。

「キョン、古泉君……」
「…………」

――う、嘘。　誰も居ない！？　あたしを置いて、みんな何処に行ったの？　
誰も居ない部屋。　たった独り残されて、戸惑い……ううん、正直


怖かった


「ねぇ、みんな何処に行ったの！？　キョン！　古泉君！　有希！　みくるちゃん！　誰か返事してよ！！」


独りは嫌！


ひとりはいや！


ヒトリハイヤ！！

ガバっ

「……はぁ……はぁ……はぁ」
あれ？　何処よ此処は。
「あたしの、部屋！？」
枕もとの時計を見ると午前二時半を回っていた。
「夢かぁ」
ほっとして乱れてしまった布団を直す。　しっかし嫌な夢だったわ。　大体、急に皆が消えるなんて悪い冗談よね。
「……はははっ」
さて、もう一度寝ようと目蓋を閉じる。　でも、眠れなかった。
「ずっと五人じゃ、居られないのよね」
そう、あと三ヶ月。　ううん、実際に卒業式は三月初めに行われるから、あと二ヶ月を切っていた。
「みくるちゃん、居なくなっちゃうのか」

SOS団を立ち上げて、もうすぐ二年。　この五人で居るのが当たり前だと思ってた。　まるで、永遠に続くかの様に。
「でも、永遠って無いのよね」
時間だけが無駄に流れ、気がつくと太陽が昇り始めていた。

「ふぁ〜あ」
欠伸一発、とても眠い。　何時もより早く家を出て、凍てつく冬晴れの空の下、独り通学路を行く。
「…………」
坂の途中、ふと後ろを振り返る。　遠くに港が見え、海を行き交う船。　そして今日も変わらない街並をぼんやりと眺め――
立ち止まってる、あたしの横を北高生が一人、また一人と通り過ぎて行く。　すると
「おはよ、涼宮さん♪」
ポン、と軽く肩を叩かれ、我に返る。
「あ、おはよ。　涼子」
「どうしたの？　ボ〜っとして」
「う、ううん。　何でも無いわ」
「悪い夢でも見た？」
「え！？」
「それより、行きましょ！」
二人、再び歩き始める。
「涼子、早いね」
「生徒会の仕事があるから」
「そっかぁ、会長だもんね」
「予餞会、どうしよっかな〜って」
「卒業生を送る会、か」
「そう。　出し物とか決まらなくて」
「ふ〜ん。　何か手伝える事があったら言ってね！」
「ありがと、涼宮さん♪」

下駄箱の前で涼子と別れ、教室に向かう。

HR（ホームルーム）五分前

「おっす、ハルヒ」
「おはよ、キョン」
やっと来たわね。
「ん、どうした？　元気無いな」
「……別に」
「そうか」
キョンは机の横に鞄を掛け、そのまま前を向いて椅子に座る。
見慣れたこの背中。　もしクラス替えがあったら、これも見れなくなってしまう……なんて想像してしまった。
「みくるちゃん、もうすぐ卒業よね」
「そうだな、あと二ヶ月切ったか」
あたしは机にうつ伏せて、キョンの話を聞く。
「なぁ、ハルヒ」
「何よ」
「朝比奈さん卒業記念で、何かやるのか？」
「ううん。　ん！？」
伏せてた頭を勢い良く上げる。
「ど、どうしたハルヒ！？」
「そうよ、忘れてたわ！」
「な、何をだ？」
「イベントよ！！」
何やれやれって顔をしてるのよ、キョン。　言い出したのはあんたでしょ？
「はぁ」
「何をしたら良いかしら……」
机の中からペンとノートを取り出して、何か書こうかと思った瞬間
「起立！」
あ、岡部が来た。　HRが始まる。

午前中は、ずっと上の空だった。

昼休み、学食でうどん定食を食べた後、早めに教室へ戻る。　キョンは未だ谷口・国木田と弁当を食べてるのが見えた。
「どうしたの？　涼宮さん」
「あ、阪中さん」
「今朝からずっと元気無いのね」
「ううん、何でも無いの。　気にしないで」
「何かお悩みかしら？」
「ちょ、ちょっと涼子まで。　本当に何も無いから……それより涼子。　予餞会の出し物、決まった？」
「朝の会議で、生徒会メンバーと有志でミュージカルでもしようかなぁ。　って意見が出たけど」
「ふ〜ん」
じゃあ副会長の古泉君も参加するって訳ね。
「文化祭と同じ様にバンド演奏するのは？」
「それも良いわね」
「あ、私ピアノ出来るのね！」
そう言えば阪中さんの家ってグランド・ピアノがあったし、お嬢様の嗜みで習ってても変じゃ無いわよね。
「涼子も参加する？」
「わたしは良いわよ♪」
「文化祭の時は、キョンがドラムで古泉君がベースだったけど……」
「キョン君と古泉君に踊って貰うのね！」
「えっ！？」
な、何を言い出すの？　阪中さん。

「キョン君も古泉君も人気あるから、下手なアイドルグループなんかに負けないのね。　きっと盛り上がるのね！」
そ、そうなの？　古泉君はともかく、キョンに人気って……
「確かに、無効票だったけど前回の生徒会選挙。　キョン君の獲得票、凄かったものね」

そう言えば今、涼子が言った通り。　生徒会の選挙でキョンは四百票集めてた。
でも『渾名は無効』って言って、結局落選したけど――

「よう、お前等。　何やってるんだ？」
あ、キョンが戻って来た。
「予餞会の出し物よ。　生徒会でミュージカルやるのは決まったけど、他に出し物無いかなって。　そう思ったから」
「文化祭でSOS団でバンドしたじゃない」
「おう。　あの時は大変だったな」
「同じ事しても面白くないから、キョン君、踊るのね！」
さ、阪中さん。　ノリノリよね！？　アイドル好きなのかしら。
「んなっ、何を言ってるんだ。　阪中！」
「あら、良いじゃない♪」
「朝倉まで、何を言い出すんだ。　おいハルヒ、何とか言って止めろよ」

……そうよね、あたし達は『SOS団』よね。　世界を盛り上げる為には先ず、学校を盛り上げないと！

「決めたっ！！」
「うおっ。　ハルヒ、どうした？」
「キョン、踊りなさい！」
「はぁ！？」
口あんぐりのキョン。　すると、この一連のやりとりを見ていたのか
「おい、どうしたキョン」
「何か面白い事でもあったの？」
谷口と国木田が来た。
「キョン君、予餞会で踊るのね！」
「おい、阪中。　勝手に決めるな」
「へぇ〜っ。　キョンがステージの上で踊るのか。　中学の頃からじゃあ想像出来なかったね」
「だから国木田……」
「頑張れよキョン！　せいぜい応援してやっから」
「谷口、お前も踊れ」
「道連れか？　やなこった」
道連れ、ねぇ――
「あ！」
「ん、どうした？　ハルヒ」
「キョンと古泉君、二人だけで踊るのも淋しいわね。　谷口、国木田。　あんた達も参加しなさい！！」
「げえっ。　マジか、涼宮！？」
「踊れるかなぁ、僕。　うん、足を引っ張らない様に頑張るよ」
「やれやれ」
キョン、谷口。　二人とも国木田の前向きさを見習いなさい！

今から寝て、五時間睡眠か。　おやすみなさい　ｚｚｚ……
せめて『6／19』まで投下したかったが、もう限界！

乙乙
待ってるぜ

朝比奈さんを送る会か。
楽しみだw

既出だったら失礼、全然関係ないけどWikipediaで｢ポニーテール｣見たら
『毎年日本一ポニーテールが似合う有名人に｢日本ポニーテール大賞｣を贈っており、過去には江角マキコや宇多田ヒカル、倉木麻衣、涼宮ハルヒ、持田香織、宮里藍等が受賞。』
ってあって吹いた

乙
生徒会選挙のその後か
まってるよ

日本ポニーテール大賞はフリーダムだな

>>427
>>大杉が山田から文句無しのホームラン

そっちは山田だったか。
同じサブマリンで、あの抗議の時の投手が足立だったから、
てっきり足立だと思っていたが。

阪急の優勝セールにはお世話になりました。

>>442
ハルヒスレでは常識の話し

>>445
やっぱりかw
なにぶんハルヒ歴がまだ短いもんでどうかご容赦願いたい

>>446
記念日関係はそれこそ『記念日さん』に聞いたらどうだ？

そしてハルヒとキョンの出席番号も7番という、さり気ない設定も見逃せないな

七夕カップルｋｔｋｌ

七夕カップルと書いて
たなバカップルに読みます

今期はISでポニテ不足を解消していたら
ヒロインの誕生日が7月7日で吹いた

ISのヒロインも主人公にポニテ褒められてます

常にポニテのキャラだと意味合いが違くね？w
ハルヒにカチューシャ似合ってるぞ！て言うようなもんだろ
それはそれでアリだからキョン早く言え

もっと基本にかえって、
「ハルヒ可愛いぞ」とキョンが言ったらどうなるだろう

あら、キョンも可愛いわよ？
とか大人ぶるハルヒもいいな

>>453

１・嘗て無いほどの情報爆発が観察される
２・スレ住人にとってはまたとない話題が出来る
３・ハルキョン二次創作物が大量に産まれる
４・原作の閉塞的だった展開から次のステージに進む
５・最終巻の舞台は『結婚式場』と『新居』どっちがいい？

好きなの選んで下さい。

>>ID:HqN4XEMqOさんへ

7月7日【ポニーテールの日】
日本ポニーテール協会が1995年に制定。
7月7日が七夕・ゆかたの日であり、織姫がポニーテールであることと、
健康的でさわやかで、女性らしさをアピールできる髪型のポニーテールが浴衣に似合うことなどから。

今のうちに七夕SSのネタを探さないとな

キョンとハルヒは結ばれる運命

休日暇だからキョンを呼び出そうとしたらメールでざけんな、ボケと冷たく返されてキレるハルヒ

>>456
おお！ ありがとうです！(≧ω≦)
スゲェな、織姫由来なのかポニーテールはww

まだ花見も終わってないのに七夕とか気が早いぞ

よしハルハル！花見に行くか！

　つくしが出てきたニャ。そろそろ暖かくなってきたニャ。
　英語ではつくしは "horsetail" って言うニャ。『馬の尻尾』ニャ。

「なんだ、ポニーテールがどうかしたのか？」

　このエロキョン、誰もそんなこと言ってないニャ。
　一度ぐらい閻魔大王様に耳掃除してもらってから出直して来いニャ。



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74445.png

ハルヒ「…つくしって食べられるのかしら？」
キョン 「食べれるが、今の時期のやつは少々味が落ちるぞ。もう少し後がいいかな。」
ハルヒ「キョン食べた事あるの？」
キョン 「田舎でな。」
ハルヒ「ふ〜〜ん。ねぇ今度食べさせてよ。」
キョン 「何も特別なものじゃねーし、わざわざ俺の田舎に行かなくて…」
ハルヒ「お婆様の手は煩わせないわよ。食べさせてって意味は『今度一緒につくし取りに来ましょう』てことよ。」
キョン 「だったらそう言え、紛らわしい。」
ハルヒ「で？どんな食べ方があるの？」
キョン 「まぁ佃煮やら天麩羅とかあるぞ。」
ハルヒ「じゃぁお花見終わったら次のお休みにいきましょう！」

ぬこ乙
つくしにそんな意味があるんだ
馬の尻尾なのか
暖かくなって春だな

休み時間にでもしてそうな会話だね
特になにもないけどいい感じ
ハルヒは休み時間やお昼には教室の外に出かけるみたいだけど
キョンとのんびりすればいいのに

たまーに弁当を持ってきて一緒に食べるとかね

キョンが何を間違えたのか他作品のヒロインスレに居たので連れ帰ってきた

対象スレ：IS〈ｲﾝﾌｨﾆｯﾄ・ｽﾄﾗﾄｽ〉篠ノ之箒は紅椿ｶｯｺｶﾜｲｲ4
952 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage] 投稿日：2011/04/02(土) 22:59:03.70 ID:THbHRguU0
実は俺ポニーテール萌えなんだ

「キョンあんた夜の十時頃どこに行って来たか素直に言いなさい！
有希やみくるちゃんにもわかる様にね」

「メガネは無い方が良いって言った・・・」
「いつも可愛いって言ってくれてたのに」
「おっと、バイトのようです。ではごゆっくりと」

手当たり次第はまずかったようだ。誰か助けてくれたりは・・・・ないよねええ

おやすみハルヒ！

一日は北高〜光陽園〜祝川　二日は「パンダとコアラが居る」動物園に行ったが……
うーん、ネタになりそうな事象が無かった。　さて、続きを投下すっか。

その日の放課後、何時もの部室に相変わらずの光景。　やっぱ落ち着くわね……ってノンビリしてる場合じゃ無いわ。
あと二ヶ月弱、色々と決めないと。　あ、でも、みくるちゃんは巻き込めないわよね。　
卒業生が出し物に参加するって変だし――あ、そうだ！

「みんな、聞いて！」
「ん、どうしたハルヒ？」
「みくるちゃんは、もうすぐ卒業します。　そこで……みくるちゃんには受験勉強に専念して貰いたいと思います」
「確かにそうですね、涼宮さん」
「でしょ？　古泉君。　だから――」
深呼吸ひとつ、そして

「SOS団は、本日をもって休止します！！」

「はぁ？　マジか、ハルヒ」
「え、本当ですか？　涼宮さん」
「…………」
「ふぇ。　す、涼宮さん。　そこまでしなくても……」
「良いのよ、みくるちゃん。　受験、頑張りなさい！」
「で、でも……」
「わ・か・っ・た・わ・ね？」
「は、はぃ」
う〜ん、怯える姿も可愛いわね、みくるちゃん。　思わず抱きしめたくなるわ！　って物思いに耽ってる場合じゃ無いわね。
でも取り合えずオッケーよね。　これで、みくるちゃんに知られず色々と準備が出来るから。
イベントにはサプライズが必要だもんね、やっぱり。


翌日、放課後、文芸部室にて
「みんな、揃ってるわね？」
あたしの他にキョン、古泉君、有希、涼子、阪中さん、谷口、国木田と集まってもらい
「え〜、おっほん。　今から予餞会の出し物について、会議を行います」
ホワイト・ボードを全員に向けて
「まず、今まで決定してるのは次の二点です」
と、あたしはホワイト・ボードにペンを走らせる。

・女性陣によるバンド演奏
・男性陣によるダンス

「って、これについて意見はあるかしら？」
「おい、ハルヒ」
「何よ？」
「ダンスは良いが、一体何を踊るんだ？」
「はいっ！」
「はい、阪中さん」
「参考になるDVDを持って来たのね」
阪中さんの持ってたDVDのパッケージを見ると、『嵐』・『Kinki Kids』・『SMAP』……
「これって、阪中さん」
「うん、ジャニーズなのね！」
「ジャニーズ好きなの？」
「カウントダウンは毎年、行ってるのね！！」
「なぁ、阪中」
「何？　キョン君」
「ジャニーズと俺達って……」
「関係無い事は無い」
「な、長門！？」
「そう言えば涼宮さん・長門さん・朝比奈さんの三人でガムのCM出てたわね♪」
――忘れてたわ、そんな事あったわね。　スレ住人の半分以上は忘れてるわよ、多分……え？　そんな事は無い！？　まぁ良いわ。
「それじゃ、その中から三曲を決めましょう」

部室のパソコンでDVDを再生し、選んだのは

『A・RA・SHI』（嵐）
『硝子の少年』（Kinki Kids）
『夜空ノムコウ』（SMAP）　の三曲。

「明日からはダンスの練習は此処で、バンド練習は有希の家でやるから。　それでは、解散！！」


次の日の登校途中
「おっはよ〜ハルにゃん！」
「おはようございますぅ、涼宮さん」
「あ、おはよう鶴屋さん、みくるちゃん」
二人に出会った。
「ハルにゃん、一つ聞いても良いっかなぁ？」
「何ですか」
すると鶴屋さんは耳元に顔を近づけて小声で
「お姉さんに何か隠してないかい？」
「ふぇ！？」
「みくるにも内緒で、何をおっぱじめるのかなって気になったのさっ」
流石は名誉顧問、全てはお見通しって訳ね。
「秘密です」
「ふぅ〜ん。　そうかい、そうかい」
とても納得したとは思えないけど
「んじゃ楽しみにしとくよっ！　ほいさ、みくる行くよん！！」
「え？　ちょ、ちょっと鶴屋さん……」
行ってしまった。　改めて思う、やっぱり卒業されると淋しくなるわね。

今日もHR直前にキョンは教室にやって来た。
「おはよう、ハルヒ」
「あれ、谷口と国木田と一緒に来たの？」
「正確に言うと古泉も、だが」
「もしかして、朝から練習してたの？」
「まぁな。　出来る事は、やった方が良いかな、って」
「ふ〜ん」
キョンにしては良い心がけじゃない。　あたし達も負けられないわね！

放課後。　早速、有希の家へ涼子と阪中さんを交えて向かう。　機材の内、ギター・ベース・ドラムセットは文化祭で使った物を有希の家に置いたまま。　だったけど
「キーボードが無いわね」
「私の家のグランド・ピアノは流石に持って来れないのね」
「あ、わたしの家にキーボード。　あるわよ？」
「涼子の家にあるの！？」
「じゃあ持って来るから、先に長門さんの部屋に行ってて♪」
有希のマンションのエレベーターに乗り、あたしと涼子は五階で降りた
「キーボード運ぶの、手伝うわ！」
「ありがとう涼宮さん。　助かるわ」

有希の部屋は防音対策が万全みたいで、文化祭の時のバンド練習でも使ってた。　今回も此処で練習する事になったけど
「有希がギターで、阪中さんがキーボード。　残るドラムスとベース、どうする？　涼子」
「わたしは、どっちでも良いわよ」
「う〜ん、ドラムは自信無いわね。　あたしがベースで良い？」
「うん。　じゃあドラムは任せて♪」
「そう言えば生徒会の出し物って？」
「ミュージカルの事？　『オズの魔法使い』をやるの」
「朝倉さんは、どんな役をやるのね？」
「わたし？　ドロシーよ。　ちなみに古泉君は案山子の役ね」
「面白そうなのね！」
「でも、練習って何時やるの？」
「放課後は大体、毎日ね。　だからバンド練習に参加出来るのは週末だけなの。　ゴメンね」
「『二足の草鞋』か……無理させちゃって、こっちこそゴメンね」

パート分けも済み、早速練習に入る。　有希は相変わらずのギター・テクニック。　一体、何時練習してるのかしら！？
阪中さんも普段からピアノを練習してるだけあって、指の動きもスムーズ。　涼子のドラムも力強さよりもリズム重視で
……「どっちでも」って言ってたからベースも弾けるって事よね？　本当に何でも出来るのね。
おっと、あたしも練習、練習！


文化祭の時はギター弾いてて、今回ベースを弾くなんて思って無かったから初めは少し戸惑った。
でも、練習を始めて約一ヶ月、少しは形になったかな？　って自分で言うのも何だけど、そう思った。
そうよ、何でも全力でやれば出来るのよ！！


――けれど、皆が全て、そんな考えを持ってる訳じゃないのよね。　それを思い知らされる出来事が発生するなんて。
この時のあたしには、想像が出来なかった……

ダンス練習してるキョン達は朝・HR前と、古泉君以外は放課後も練習して、週末は休んでるみたい。
あたし達は涼子以外は放課後、有希の家で練習して、週末は四人揃って――そして二月、最初の土曜日。
「みんな、揃ったわね！」
久し振りに八人揃って、体育館のステージを特別に許可を得て使い、初めての『通し練習』を行う。
実際に機材を並べて、ダンスの立ち位置も決めて、練習開始。

先ずは、あたし達の演奏を男性陣に聴いてもらう。　三曲通しで演奏し、感想を尋ねると
「ほう、上手いじゃないか」
「流石ですね、言葉もありません」
「プロ顔負けじゃない？」
「いっそプロにでもなるか？　なんてな」
好感触ね！　でも何時ものメンバーだけでの練習と違って、四人とは言え観客が居ると、少し緊張するわね。　特に……
あ、何でも無いわよ、何でも。　別にキョンが何時に無く真剣な眼でこっちを見てたからって、意識なんてして無いから！
今度は、あたし達がダンスを見学する番ね。
三曲目『夜空ノムコウ』はダンスが無しで四人のボーカルだけだから、今回はパス。　他の二曲を通しで踊ってもらう。　けど――
「ぼちぼちなのね」
「シンクロ率が低い、練習が不足していると思われる」
「長門さん、辛口ね。　う〜ん、上手い下手は別にしても四人が揃って無いのは、ちょっと……」
確かに三人の言う通りね。　古泉君は少ない練習量の割に踊れてる気はするし、国木田は元々のセンスがあるのかしら？
古泉君より上手く踊れてるかも。　問題はキョンと谷口よね。　未だぎこちない踊りの上、全く音楽と合って無いもの。
「全っ然、駄目ね！　揃って無いし。　特にキョンと谷口、この一ヶ月の間、何やってたのよ！！」
「すまんハルヒ、思ったより難しくってな」
「無茶言うなよ、涼宮。　プロじゃね〜んだし」
「プロもアマチュアも関係ないわ！　もっと、こう、努力しなさい！！」
「アバウトすぎる〜！」
「じゃあ、そう言う涼宮が踊ってみろよ」
「話を摩り替えないでよ、谷口。　文句ばっか言ってないで、練習しなさい！」
「俺だってなぁ、朝っぱらから放課後まで貴重な時間を削って……」
「あんたに、そこまで言う貴重な時間って奴があんの？」
「何だと！？」
「おい、ハルヒ止めろよ」
「谷口も止めなよ。　練習に戻るよ」
「涼宮さん、落ち着いて下さい」
「谷口君も落ち着くのね」

「うっさいわね！！」

しまった、何言ってんの？　あたしったら、他の皆が止めてるのに
「谷口。　あんた今まで、何かに打ち込んだ事ってあんの？」
「はぁ！？」
「何もかも中途半端だから、彼女も出来ないし、ナンパしても引っ掛からないのよ」
「何いっ！」
「フンっ。　中学の頃、あんた、あたしに告白したけど、その頃と今も、ちっとも変わって無いじゃない」
「……言わせておけば」

「いい加減にしろよ、ハルヒ！」

「谷口も、ほら落ち着いて」

「涼宮さんも、落ち着くのね」

「今は争うべきでは無い。　落ち着いた後、練習を再開するべき」

「そうですよ皆さん、練習に戻りましょう」

「さあさあ、持ち場に戻りましょ」


「――やってらんね〜」
「えっ？」
「やってらんねぇ、って言ってんだよ！！」
「おい、谷口！」
「俺は辞める！！」
え！？
「ちょ、た、谷口！？」
「あと涼宮、これだけは言っておく。　世の中、全てが自分の思い通りになると思ったら大間違いだぜ」
「…………」
そんなの解ってるわよ。　解りきった事じゃない！
「……せっかくキョンのおかげで、ちったあマトモになったと思ったのによぉ」

キョンの、おかげ？


何時の間にか谷口の姿は消え、気まずい空気だけが残った。
タイミングが良いのか悪いのか、お昼になったので、それぞれが持って来た弁当を食べ始める。
そして、午後からも残った七人で練習したけれど

集中出来なかった。


翌日、日曜日も練習があったけれど、あたしは無断欠席した。　家から一歩も出なかった。
谷口の残した最後の一言が、とても、とても気になって――

やっと半分、か。　明日の夜に完結出来ると良いな……
それよりマジ眠い。　おやすみなさい　　ｚｚｚ

ハルナ「ねぇキョンおじいちゃん。」
キョン 「どうしたハルナ。」
ハルナ「北高の学校行事にある『春季生活訓練合宿』て何するの？」
キョン 「まぁ簡単に言えば新入生の親睦を深める為の行事みたいなもんだな。」
ハルナ「ふ〜ん。これでおじいちゃんとおばあちゃんは親しくなったの？」
キョン 「残念だがハルヒと親しくなったのはGW開けてからなんだ。」
ハルナ「そうなんだ。この『冬季生活訓練合宿』は？」
キョン 「それは2年生で行く修学旅行だな。」
ハルナ「ふ〜ん。スキーをしに行くんだ。京都とか行かないの？」
キョン 「西宮からだと近すぎるだろ？中学生の修学旅行じゃあるまいし。」
ハルナ「今時中学でもそんな近場で修学旅行しないよ。」
キョン 「そうなのか？時代が変わったな〜。」
ハルナ「おじいちゃん未だ60歳にもなってないのに年寄りくさいよ。」
キョン 「まぁハルナのおじいちゃんだしな。」

ハルヒ「キョン？何時までハルナと遊んでるの。ハルナもこんな遅くまで起きてちゃダメよ。」
ハルナ「ハルヒおばあちゃん。」
キョン 「まぁまぁハルナも、もう高校生なんだしコレくらい良いじゃないか。」
ハルヒ「駄目よ。ハルナはまだ成長期なんだし夜更かしは良くないわ。」
ハルナ「でもおばあちゃんだって高校生の時は夜中のB級映画とか見てたんでしょ？」
ハルヒ「おばあちゃんはいいの。」
ハルナ「え〜〜〜〜」
ハルヒ「それにハルナは三代目になりたいんでしょ？」
ハルナ「もちろん！」
ハルヒ「だったら規則正しい生活を身につけないとね。」
ハルナ「え〜ソレ団長を継ぐのと何が関係あるの〜〜？」
ハルヒ「それはいずれ分かるわよ。いいから早く寝なさい。」
ハルナ「は〜〜い。」


キョン 「やれやれハルナはハルヒの若い時そっくりになってきたな。」
ハルヒ「そうかしら。あたしにはキョンに似てきたように見えるけど。」
キョン 「まぁお互い孫はかわいいって事だな。」
ハルヒ「そうね。…早いわね、ハルナももう高校生か…」
キョン 「ついこないだまで赤ん坊だった気がするんだがな。」
ハルヒ「お互い年を取ったわね。」
キョン 「でも、いい年の取り方をしたと俺は思ってるがな。」
ハルヒ「あたしもよ。」


＝＝＝

新約･涼宮ハルヒの外伝
『ハルキョンの孫』


気が向いた時なんとなく投下するかもしれません

週末の夜中にお前らときたら……ＧＪだぜ

深夜からお疲れ
青春ものとか孫のいる未来とか
想像力があるなー
それを文章に書くことが出来るのも
高度な技術ですよ

そろそろ近所の桜が咲きそう
ハルヒと一緒にお花見したい

一人暮らし大変だ
ハルヒを嫁にしたい

ポニーテールの似合う食卓か
最高だな

ああ、次は味噌汁だ

味噌汁にいろんなものをドバドバと放り込んで出来上がったら鍋になる
ポニーテールの笑顔に逆らえずに鍋一杯食べるキョン

闇鍋は漫画版オリジナルじゃなかったっけ
驚愕ではさりげにキョンに料理スキル発揮して好感度アップさせてたよね

胃袋を完全にキャッチされてたな

ホント早く驚愕よみたい

てなわけで今回投下分で終わりです
たぶん8レス消費予定
途中でさるさん来たらごめんなさい

では↓

ハルヒ「今までいろいろ変わったダイエットしてきたけど……やっぱ基本が一番かしら」

キョン「そりゃそうだ。地道な努力に勝るものは無いぞ」

ハルヒ「何よその言い方。別に今までだって楽して痩せようとしてたワケじゃないわよ？」

ハルヒ「普通に走ったりするのと並行して、なんか面白そうなダイエット法を試してたってだけ」

キョン「そうなのか。で、効果出なかったからやめようって話か？」

ハルヒ「ちがーう！　あんたも一緒なら普通のダイエットだけで十分だなってこと！」

キョン「！　ハルヒ……」

ハルヒ「！？　あっ、いや、その」

キョン「お前……あんまり俺を見くびるなよ？　この際少しくらい奇抜なダイエットでも付き合って…」

ハルヒ「だよね。期待したあたしが悪いのよね」

キョン「……なんかバカにされてる気がするんだが」

ハルヒ「気にしないで。そのとおりだから」

キョン「？　……まぁいい。それで結局何するんだ、一緒に走ろうってか？」

ハルヒ「ご名答！　どっちかと言えばあんたのダイエットになるかもだけどね〜」

キョン「言ってろ。吠え面かかせてやる」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


キョン「…………」ｼﾞｰ

ハルヒ「遅いわよキョン！　こっちはもう準備万端……」

キョン「…………」ｼﾞｰ

ハルヒ「な、なによ。なんか変？」

キョン「え？　あ、いや、そうじゃなくてその……ポニーテールなんだな、と」

ハルヒ「わ、悪い？　走る時はまとめてた方が楽だし……」

ハルヒ「そ、それにコレだってれっきとしたダイエット法の一つなのよ？　『髪縛りダイエット』って言ってね」

ハルヒ「毛根が刺激されて血行が良くなって、代謝がアップするらしいの。一種のツボ押しみたいなもんね」

キョン「そ、そうか。わかった。とりあえず走るか、うん」

　ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ…

キョン「いつもこんなペースで走ってるのか？」

ハルヒ「うん、だいたいこんなもんよ。……あれ？　もしかしてキツかったりする？」ﾆﾔﾆﾔ

キョン「バカ言え、まだまだ余裕だ」

ハルヒ「その割にはさっきからあたしの視界に入らないんだけど？」

キョン「それはホラ、アレだよアレ。そうアレ」

ハルヒ「どれよ」

キョン「あくまで俺はお前のお目付け役だからな、常にお前を視界に入れておく義務があるワケだよ。うん」

ハルヒ「ふ〜ん……」

ハルヒ「…………試してみようかな」

キョン「ん？　何か言ったか？」

ハルヒ「何でもない！　さぁペース上げるわよ！」ﾀﾞｯ

キョン「いやオイ、ダイエットは有酸素運動じゃないと………っ！！」

ハルヒ「ほらほらどうしたのー？　ついてこなきゃ置いてくわよー？」ﾌﾘﾌﾘ

キョン「し、仕方ないなぁまったく。置いてかれちゃたまらんからなー」

ハルヒ「（やっぱりポニーか！）」

ハルヒ「ほーら、もっと早くなるわよー！」ﾌﾘﾌﾘﾌﾘ

キョン「おお！？　の、望むところだこのヤロウ！！」

ハルヒ「（なんかおもしろくなってきたわ……あれ？　っていうかこのシチュエーションは……）」

ハルヒ「（アレよね？　恋人同士がよく浜辺でするアレと同じよね！？　きゃー///）」

キョン「待てー！！　ハルヒー！！」

ハルヒ「ふふふー、捕まえてごらんなさーい♪」ﾌﾘﾌﾘﾌﾘ

キョン「いいの！？　じゃなくて待て、ポ…ハルヒー！！」

ハルヒ「こっちよこっちー♪　捕まえたら、ご…ごほうびあげるわよー！」ﾌﾘﾌﾘﾌﾘ

キョン「！！　目覚めろ、俺の中の何か！　うおおおおおお！！」ｺﾞｵｯ!!

ハルヒ「うふふふー、こっちよきょーん♪」ﾌﾘﾌﾘﾌﾘ

キョン「おおおおおおおお！！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ…




�\、『髪縛りダイエット』
継続。しかし使用の際はいろいろ配慮が必要？　　　　　　　　

ハルヒ「あー疲れたー。もうクタクタだわー」

キョン『こっちの台詞だ。結局何キロ走らされたのか……』

ハルヒ「あんたが目血走らせて追いかけてくるからでしょーが」

キョン『いや、あれは……つーかお前だってノリノリだったじゃないか』

ハルヒ「ううっ、今更ながら身の危険を感じるわ。このケダモノキョン。ケダキョン」

キョン『変な略し方するな。……まぁ最後は２人ともスタミナ切れでお開きになったわけだが』

ハルヒ「そういえばキョンの倒れ方……ぷっ。あれは傑作だったわね〜、モロに顔から突っ伏して…」

キョン『笑い事じゃねぇっての。下が芝生じゃなかったら大ケガだったぞアレ』

ハルヒ「芝生だったからこそあの名場面が生まれたわけだけど。こうシャチホコみたいにズザーって」

キョン『もう少し勢いあったらそのまま川にダイブしてたな。危うく犬神家の坊ちゃんみたいになるとこだった』

ハルヒ「あっははは！　ソレ見たかったわー。次はちゃんと再現しなさいよ！」

キョン『全力で断る。つーかそんだけのスタントをこなした俺に更なる労働を課しといてだな』

ハルヒ「だってあたしもへとへとだったんだもん。もう汗で体中べとべとでー」

キョン『そのベトベトなお前を担いで帰る羽目になった俺を労わる気はないのか？』

ハルヒ「なに言ってんの、内心嬉しかったくせにー。このスケベキョン。スケキョン」

ハルヒ「……あ」

ハルヒ「スケキ」

キョン『言わせねぇよ』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

キョン『つーかお前、ここ最近毎日のように電話してくるよな』

ハルヒ「いいでしょ別に。団長の話相手になるくらいしか、あんたはまともな仕事できないんだから」

キョン『酷いなオイ。俺もいろいろと頑張ってるんだぞ？』

ハルヒ「ふぅん？　たとえば？」

キョン『それは…………』

ハルヒ「出ないじゃない。うそつきキョン。うそつキョン」

キョン『だからソレやめろって』

ハルヒ「……あんたにしかできない仕事なんだから。しっかり務めなさい」

キョン『ん？　……まぁ確かに、こんな無駄な時間に付き合えるのは俺くらいのもんか』

ハルヒ「そう、あんただけ……って無駄とは何よ！」

キョン『にゃあ』

ハルヒ「っ！？　ちょ、なにイキナリ猫の真似なんか…」

キョン『いや、今のはホンモノの猫だ。シャミセンだ。俺に同意してくれるそうだ』

ハルヒ「な、なんだシャミセンか……ビックリさせんじゃないわよ」

キョン『別に謀ったワケじゃないぞ？　ベッドで寝転んでたら勝手に参加してきたんだ。なあシャミセン』

キョン『にゃあ』

ハルヒ「……ねぇシャミセン、礼儀のなってないご主人様って情けないなーと思うわよね？」

キョン『にゃあ』

キョン『誰が礼儀なってないって？　つーかお前も何でもかんでも返事するな。もうあっち行ってろ』

ハルヒ「あははっ！　いいじゃない素直で。ねぇシャミセン？　素直な子って可愛いわよねー？」

キョン『にゃあ』

ハルヒ「ふふふー、あたしも素直なのは大好きよ。あなたのコトも大好きだからねーシャミセン♪」

キョン『今のは俺だ』

ハルヒ「なっ！？　あっ……ば、ばか！　ばーか！！」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハルヒ「ん〜……」

キョン『もう眠いのか？　まぁ俺も……ふぁ』

ハルヒ「まだ眠くなんかないわよ……あふ」

キョン『欠伸してんじゃねぇか』

ハルヒ「キョンのがうつっただけよ。だからもっと…もっと話してよ」

キョン『……髪、伸びてきたよな』

ハルヒ「うん。高一の時には程遠いけどね」

キョン『あれはどのくらいの頃から伸ばしてたんだ？』

ハルヒ「いつだっけ。少なくとも中学から切った覚えはないわね」

キョン『ふーん……』

ハルヒ「……長いほうが好きなの？」

キョン『んー、別に長さの好みは無いけどな』

ハルヒ「じゃあ髪形は？　好きな髪形」

キョン『あー……っとだな』

ハルヒ「まぁとっくに知ってるけどね。このポニーテール萌えー」

キョン『なっ！？』

ハルヒ「なに驚いてるの？　さっきのあんた見れば猿でもわかるわよ」

キョン『あっ、あぁそうか、それもそうか』

ハルヒ「……他にも理由はあるけどね」

キョン『え？』

ハルヒ「なんでもなーい」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハルヒ「…………」

キョン『……もう寝たか？』

ハルヒ「……はっ？　ね、ねてない！　ねてないわよ」

キョン『無理すんな。しっかり寝ることも立派なダイエットなんだぞ』

ハルヒ「しってるわよ。成長ホルモンが代謝をよくしたり、脂肪を燃焼させたりするって」

キョン『そう。でもその成長ホルモンは、しっかり長い時間熟睡しないと分泌されないんだぞ』

ハルヒ「それもしってる。………だからこうやって…キョンと電話してるの」

キョン『………』

ハルヒ「……ね、キョン」

キョン『ん？』

ハルヒ「ダイエット……成功したらさ」

キョン『うん』

ハルヒ「……キョンに、あいにいくから」

キョン『今だってほとんど毎日会ってるだろ』

ハルヒ「そうじゃなくて。………だから、まっててね」

キョン『……わかった。待ってるよ』

ハルヒ「……あたし、がんばるからね」

キョン『ああ、がんばれ。応援してる。……だから今日はもう寝とけ』

ハルヒ「うん……おやすみ、きょん」

キョン『おやすみ、ハルヒ』




�]、『安眠ダイエット』
継続中。効果も上々？



　　そして……

　　ﾁｭﾝ ﾁｭﾝ…

ハルヒ「うん、いい天気！」

ハルヒ「よっし、それじゃ恒例のミラー・チェック入りまーす」

ハルヒ「…………」

ハルヒ「……体型、よし！」

ハルヒ「……服装、よし！」

ハルヒ「……髪形、よし！」

　　ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…

ハルヒ「……体重、よしっ！」

ハルヒ「うん、バッチリ！！」

ハルヒ「…………」

ハルヒ「…………」

ハルヒ「…………」

ハルヒ「……大丈夫。今日のあたしは、今までで一番キレイなんだ」

ハルヒ「頑張れ、あたし。がんばれ」

ハルヒ「…………」

　　ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ…

ハルヒ「……ん、メール？　休日の朝から誰が…」

ハルヒ「って一度に４通も？　………あ」




［From］みくるちゃん
［Subject］いよいよですね！
　とうとうこの日が来ちゃいましたね。
　でも、涼宮さんなら絶対だいじょうぶです！　あたし信じてます！！
　今度の部活で、ぜひお二人から報告してくださいね♪
　それでは、がんばってください！


［From］鶴屋さん
［Subject］あたしもめがっさ嬉しいっさ！
　だいじょーぶ！　今日のハルにゃん、すっごくきれいだよ！
　って見てないけどね？　めがっさ可愛いハルにゃんを見る権利があるのはキョン君だけっさ！
　それじゃ、がんばるにょろ〜！　おねえさん応援してるよっ！


［From］古泉くん
［Subject］見事な日和で何よりです
　まずは、気付いていながらお手伝いできずにいたことをお詫びしておきます。
　とはいえ、それは「彼」の役割ですからね。僕など最初から立ち入る隙もなかった程ですから。
　さあ本題です。今日は「愛」という生命最大の不思議を探索する絶好の機会ですね。
　よい報せを期待していますよ。どうかご武運を。


［From］有希
［Subject］無題
　あなたなら大丈夫。
　Good luck.




ハルヒ「…………」

ハルヒ「みんな、ありがとう……」

ハルヒ「今度の団活で、絶対に良い報告してみせるからね！」

ハルヒ「よぉし！　待ってなさいよキョン、とびっきりキレイなあたしを見せてあげるんだからね！」

ハルヒ「それじゃ……」


ハルヒ「行ってきまーす！！」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり。

なんとか完結できました
最初はほんの小ネタのつもりだったんだけど、皆さんの暖かいレスのおかげでそこそこの長編になってしまいました
調子のるって怖いねホント。

とはいえ、すごく嬉しかったです。書けてよかった。長いコト本当にありがとうございました
では失礼しまーす

引き続き◆sKzl81GB1o氏の『Lipstick』をお楽しみください

GJっさ！

完走乙っさー

今出先だから帰ってからゆっくり読ませてもらうね

え？ 終わっちゃうの!? そんなの嫌だぁ!!

ハルヒちゃん、りめんばー！ 次回作も期待してるのね!! グッジョブなのね！

　買占めは許せないニャ！　節度を持って行動するニャ！
「いや、いくらなんでもプリンが売り切れてたのは偶然だろ？」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74485.png

今夜、完結しないと投下が週末になってしまう！　さて、作業始めっか。　
『ハルヒサイド』なので描写が微妙な所があると思いますが、脳内補完して下さい（ｗ

「あれ、此処は？」
日曜日の夜、ずっとパジャマで過ごし……何年振りかしら、こんな堕落した休日の過ごし方をしたのは。
眠くないけれど、布団に入り気がつけば
「何処かの学校のグラウンド！？」
見覚えはあるけれど、北高では無い。　あれ？　此処って
「東中だぞ」
「キョン！？」
見慣れた北高の制服、そして後ろ姿。　あたしが立っている階段の下に座ってたのは
「おいおい、キョンって何だよ？　俺は鹿の仲間か」
「え？　キョンじゃ無いの！？」
「忘れたのか？　俺の事を」
「……まさか、ジョン？」
「憶えてくれてたか。　そう、ジョン・スミスだ」
嘘、こんな所で。　何で、あれからずっと探し続けてたけれど見つからなかったのに……
「そのままで聞いてくれ」
「え？」
階段を降りて顔を確かめようと思ったのに。　しかもジョンは背中を向けたまま、こちらを見ようともしない。
「何で、俺を此処に呼んだんだ」
「へ！？」
あたしが、ジョンを？　どうやって！？　それは、あたしが聞きたいわよ！　でも
「――心の中で、願ってたから」
「……そうか。　それに、これは『夢』だしな」
「ゆめ？」
言われてみたら、あたしはパジャマ姿で布団に入ってた筈なのに、急に東中に居るなんて、普通じゃあり得ないしね。
それに空を見上げれば薄気味悪い色をして……まるで『あの時』みたいに。
「なぁハルｈ……じゃなかった、お前。　何か悩んでないか？」
「……ちょっと、ね」
「そうか」
「何で知ってるの？」
「さぁてね。　世の中には、お前が知らないだけで不思議って沢山転がってるんだぜ」
あれ？　今の台詞って何処かで聞いた気がする。
「それに俺は……気付かない所で、ずっと見てたんだぜ。　お前の事を」
「ジョン？」
「俺はな、目標に向かって真っ直ぐに走って行くお前が……何だ、その……結構好きだぜ」
「えっ！？」
「だからな、そんなに深く悩まなくて良いんだぞ」
「ジョ、ジョン！？」
この声、この台詞、北高の制服。　そして――やっぱり顔が見たい
「さて、帰るとすっか」
「ま、待って。　ジョン！！」
あたしは急いで階段を降りようとしたけれど、慌ててたせいで
「キャッ！！」
「えっ！？」
階段を踏み外して
「ジョン、助けて！！」
そのまま落ちて行った、ジョンに向かって――あたしの叫びを聞いたジョンは、すぐさま振り返り
「ハルヒっ！！」
「えっ？　キョン！？」

がばっ
「はっ！？」
またしても、あたしの部屋の布団の中。
「夢、だったの？」
起き上がった拍子に乱れた布団を直す、身体が冷えてしまわないうちに。


――ジョン・スミスって、キョンだったの？


ううん、これは夢よ。　第一キョンがジョンな筈無いわ。　だって、あたしが中学一年の時、ジョンは北高の制服を着ていたし。
いくら背格好が似ていても……辻褄が合わないわ。　でも、もし
「……ジョンがキョンだったら」
ちょっと嬉しいかな、なんてね。　これは、あたしの願望！？



と色々と考えて居たら、何時の間にか彼誰れ時を迎えて――

あれから一睡も出来ないまま、朝食を食べ終え
「行って来ます！」
玄関を出ると
「よう、涼宮」
「…………」
谷口、一体何の用かしら、今更。　折角、気分は良かったのに、一気に台無しだわ！
しかも、こんな朝早く……もしかしてストーキング？　それとも、逆恨み！？
そのまま無視して行こうとしたら
「涼宮、一昨日は悪かった！」
「はぁ！？」
「ついカッとなって、あんな事言っちまって。　涼宮が一生懸命にやろうとしてるのに、俺……」
「…………」
「あの夜キョンが俺の家に来て、ずっと説得したんだぜ。　『ハルヒは懸命にやってる、朝比奈さんが卒業するから盛大に送り出そう』って。
その為に自分達に何が出来るか、って。　俺、そこまで考えて無かった。　ダンスが面倒臭い、何で俺がこんな事を。　って……そう思ってた」
「キョンが、谷口を？」
「あぁ。　キョンの何だかんだ言って真剣なんだぜ。　だから昨日は一日中ずっと練習してたよ。　涼宮が居なくても」
「あ、あたしは……もう、解ったから行くわよ！」
「お、おう」

何時までも玄関の前に居ても仕方無いわ。　谷口と二人ってのは微妙な気はするけど、行くしか無いでしょ。　学校に。

「で、戻って来るの？」
「何がだ」
「ダンス」
「お、おう。　だから昨日、練習に来たんだ。　涼宮に謝ろうと思って」
「良いのよ、別に。　あたしも言い過ぎたんだから」
「でもグサっときたぜ。　確かに今まで何かに打ち込んだ事ってね〜からな。　しかし、涼宮も変わったよな」
「……どう言う意味よ」
「キョンだよ、キョン」
はぁ？　言ってる意味が解らないわ。
「キョンに出会う前の涼宮って、何て言うか、他人を寄せ付けない……いいや、ちょっと違うか。　
俺みたいに外見で判断して寄って来た奴は居たけど、そんなの関係無い。　自分一人で構わないってイメージだったよなぁ。
でも、キョンと出会って仲間が出来て――まさか涼宮が集団で何かするなんて思わなかったからなぁ。　驚いたぜ」
「あっ、そう」
「……後、知ってるか涼宮？　お前って、キョンに対しては良い笑顔。　見せてるんだぜ」
「えっ！？」
そ、そうなの？
「あぁ、中学の頃じゃ考えられなかったぜ。　まるでキョンが魔法を使ったんじゃないかと思っちまったからな」
「…………」
「あ〜あ、キョンが羨ましいぜ、こんちくしょう！」

確かに、そうかもね。　キョンと出会ってからのあたしって、とても充実して楽しいし、周りが色褪せて見える事も無くなったもん。
しかし「キョンが羨ましい」って、どう言う事？

「……俺も努力が足りなかったよな、あの頃」
「え？」
「おっと、忘れ物しちまった。　俺は家に戻るから、また教室でな。　涼宮！」
「ちょ、ちょっと谷口！？」
光陽園駅前に来た所で突然、谷口は来た道を戻って行った。
「――どう言う意味よ、谷口」

しかし、こんな所で忘れ物に気付くなんて。　
あんな朝早くに、あたしの家の前に来る位なら、ちゃんと支度してから学校で言ってくれても良かったのに。　謝罪くらい。

「ふふっ」
一昨日、カッとなってたのが、可笑しな位ね。　すると
「あら、おはよう涼宮さん。　朝から良い笑顔ね♪」
「あ、おはよう涼子」
「気分はどう？　って聞くまでも無いわね」
「うん。　昨日は練習、勝手に休んでゴメンね。　今日からはバリバリ行くわよ！」
「それでこそ涼宮さんね、それじゃあ行きましょ」
此処からは涼子と二人、北高を目指して歩みを進めた。

そう、立ち止まってる場合じゃ無いわ。　目標に向かって、あたし、ううん皆で進むんだから。　脱落は認めないわよ！
そして、予餞会が終わったら、あたしは――

あたしと涼子は教室に一番乗りだった。　涼子は鞄を置いてミュージカルの練習に行ってしまった。
暫くして三々五々、クラスメイトが登校して来た。　HR一分前
「おはよう、ハルヒ」
「おはよ」
キョンがやって来た
「練習してたらギリギリになっちまった」
「谷口は？」
「おう、来たぞ。　朝、わざわざ俺の家まで迎えに来て。　ご苦労なこった」
「え！？」
谷口って、忘れ物を取りに行ったんじゃ無いの！？
「ん、どした？　ハルヒ」
「う、ううん。　何でも無いわ」
あ、岡部が来た。　HRが始まる。
……本当は忘れ物を取りに行った訳じゃ無かったのかなぁ。　そしてキョンに伝えに行ったんだと思う。　あたしが、谷口を許した事を。　
「うふふっ」
「ん。　何だ、ハルヒ」
「何でも無い」

窓の外に目を向けると、相変わらずの冬空が見えてる。　
だけど、あたしの気持ちは季節を先取る様に、少しだけ暖かくなった気がした。

それから予餞会までの三週間は瞬く間に過ぎ去った。　途中、バレンタインデーがあったけれど……
キョンにだけ特別なチョコレートを渡したのは他の皆には内緒だし、特に語るべき事じゃないわよね。
え？　詳しく話しなさいって！？　べ、別に良いじゃないの。　物語の本筋とは関係無いんだから、此処で話さなくっても
――あ〜もうっ、話が進まないじゃない！　触れなきゃよかった、この話題！！

練習の成果があって、キョンと谷口のダンスも上達していた。　やれば出来るのよ、あんた達。
もっと普段から努力すれば良いのに。　特にキョン！　SOS団の活動も、これ位……なんてね。
あまり高望みしても贅沢よね。　キョンはキョンなんだし、あたしと一緒に……ううん、何でも無いわ！　何でも！！

はぁ、今更隠しても仕方無いか。　言いかけて止めるのもキャラじゃないし、どうせモノローグなんだし。
そう、SOS団の全員が揃って、これからもずっと一緒に居たいと思った。　五人、離れ離れになるのが嫌だった。
でも、みくるちゃんは卒業してしまう。　だからキョンだけは……ううん、キョンとは絶対離れたくなかった。

だって、あたしはキョンの事が――


そして二月、最後の金曜日。　予餞会当日。　あたし達は文芸部室に朝早くから集まっていた。
予餞会は体育館が会場で、午前十時からの二時間のスケジュール。　あたし達の出番は最後から二番目。
その前が生徒会のミュージカルだから、古泉君と涼子は大変よね。　最後の練習を音楽室を貸し切って行う。

練習を終え、ミュージカルを舞台袖で見学。　古泉君も涼子も確実に自分の役を演じてる。
本当に、あたしの我が儘で巻き込んでしまって申し訳なく思う。　
けれど二人とも、あたしには笑顔で協力してくれて正直、とても嬉しかった。

さぁ、あたし達の出番が来た。　舞台袖で円陣を組む。
「皆、あたしの我が儘について来てくれて、ありがとう。　おかげで此処まで来れたわ！
みくるちゃんや鶴屋さん達、卒業生の為に練習の成果を出すわよ！！」
八人、全員右手を差し出し――
「行くわよ〜！！」
「「「「「「「「おう！！」」」」」」」」

幕の降りてる間に、あたし達や実行委員総出で楽器をステージにセットする。
ステージ向かって右奥に涼子のドラム、左奥に阪中さんのキーボード。
前方右に有希のギター、左にあたしのベース。　そしてダンスの立ち位置は右から国木田・古泉君・キョン・谷口……

幕が上がった

と同時に客席から歓声が沸きあがる。　古泉君や涼子に向けたものが多かったが、それに混じってキョンを呼ぶ声も多かった。
確かに生徒会選挙での票は多かったけれど、改めて思った

キョンって、人気あるんだ

やれやれって言いながらも色々と面倒な事をやってくれるし、そりゃ人気出るかもね。
……ちょっと嫉妬しちゃった。　え、何で！？　何故って、その優しさが、あたしだけに向いてくれたらって思ってしまったから――

「ワン・ツー・スリー・フォー！」
涼子のカウントで始まる演奏。　はっと気付き我に返る。　いけない、あたしったら何こんな時に考え事をしてるのかしら。

一曲目『A・RA・SHI』　男性陣四人がステージ上いっぱいに踊り歌う。　ステージに向けて男女問わず歓声が送られる。
練習の成果あってダンスは揃ってるし、四人のボーカルも良い感じ。　何かベース演奏を忘れて見ていたい気分ね。

二曲目『硝子の少年』　谷口と国木田は少し後ろに下がり、キョンと古泉君が踊りながら歌う。
キョンが歌のパートの時、あたしの方を見て……目が合ってドキっとした。

曲が終わり古泉君によるMCが始まる。　先ずは男性陣の紹介。　
キョンが本名で紹介されてるのに「キョン君〜！！」って黄色い声援が飛んでた。　そう言えば、あたしも本名で呼んだ事、無いわね。
何でだろ？　キョンって呼びやすいからかな！？　続いて女性陣の紹介に入る。　
涼子って男子に人気あるわね、盛大に歓声が沸きあがってたし。　そして阪中さん、有希と紹介が続いて……
「ベース担当・我等がSOS団団長、涼宮ハルヒ！！」
「え！？　ど、どうも涼宮です」

『ハルヒ〜っ！！』

全校生徒が一斉に叫ぶ。　ビックリした！　まさか、あたしに声援が飛ぶなんて思わなかったから
「…………」
固まってしまった
「あの、涼宮さん？」
「おいハルヒ、どうしたんだ！？」
いけない。　キョンと古泉君が呼んでる。　どうしよう、何を話せば良いの？

「さ、三年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。　あたし達SOS団とプラスアルファで予餞会を盛り上げたくて……
初めは文化祭の時と同じくバンド演奏をしようかとおもいましたが、『世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団』として、それでは面白くないと思ったから。
SOS団メンバー以外のクラスメイトも巻き込んで、この企画となりました。　涼子、阪中さん、谷口、国木田。　本当にありがとう！」
四人とも笑顔で、こっちを向いてくれた。
「そして、みんな〜！　あたし達のダンスと演奏、どうだった〜！？」
すると色々な所から

「良かったぞ！」
「素敵なダンスだったわ！」
「次の文化祭も楽しみにしてるよ〜！」
「卒業しても、文化祭を見に来るから頼むぞ！！」

歓声が巻き起こる……みんな、喜んでくれたんだ！

「じゃあラストナンバー行くわね。　皆、準備は良い？」
メンバーが一斉に頷く。
「『夜空ノムコウ』　ダンスは無いけど、聴いてください」
有希はアコースティック・ギターに持ち替え、男性陣は横一列に並び歌が始まる。　会場全体が歌と演奏に聴き惚れているかの様だった。

ちょっと休憩。　続きは日付が変わってから？

『ハルヒちゃん』　完走、GJでした！！　終わってしまうのが名残惜しいですが、次回作に期待するとして……
＞引き続き◆sKzl81GB1o氏の『Lipstick』をお楽しみください
ちょ（ｗ　その予告はプレッシャー！！　良作の後に駄作の予告をしないでぇ（ｗ

さて、本屋に行って来ます。　では！

>>496 乙かれー
きれいに終わりましたね
ダイエットでいろいろできるのが面白かった

>>500 ぬこ乙
プリンくらいならいくらでも買ってくるぜ

>>508 谷口がなんかいいな
固まるハルヒがなぜかライブアライブぽい？
らしくないところがかわいい

日曜に全くお前らと来たら・・・GJなんだぜ

皆様GJ！

よおし、ＳＳ読みながら寝床に着くとするぜ

喫茶店であれやこれやと質問されながら、機関特製マニュアル＋αでそつなく受け応えをしてましたが。
父さんは益々うたぐりの眼をあたしに向けてます。

カナダに留学は嘘っぽかったかな？

「さぁ〜みんな！　さっさと引いちゃいなさい」

くじ引きですよ

「…………」
「印なしです」
「僕はありですね」
「俺もありだ」
「あたしは……」


「よし！決まりね。あたしとみくるちゃんとコハル。キョン、有希、古泉君の組み合わせね。二人とも！ キョンがサボってたら報告してね」
「了解しました」
「……うぃ」

「オイ」


髪が長くない若い母さんは写真でしか見たことがなかったのでなんか新鮮です。あたしはこっちも有りだな可愛いし、でもあれじゃポ
ニーテールできないような……確か勝負の時はポニーテールにすると有利に事が運ぶとか言ってたのに？ でも容姿や歳が違っても二
人の関係は変わらないみたいです。引っ張るのは母さん、やれやれって顔で引っ張られるのが父さん。このスタンスは既に構築されて
たみたいですね

久しぶり

オサ〜ンさん書いてますね

カチューシャ可愛や別れの辛さ

せめて粉雪溶けぬ間に

星に願いをララかけましょか


って何を歌ってるんだ俺は!?

>>５１４

あらＩＤ変わってる
まぁ久しぶりです。

二人で元気に再開します

テスト

4月4日『あんぱんの日』
1875(明治8)年のこの日、明治天皇が水戸邸の下屋敷を訪れる際に、木村屋のあんぱんが出された。
木村屋の木村安兵衛が当時の侍従・山岡鉄舟に「これまでは京都の和菓子をお出しすることが多かったが、
純日本製のパンをお出ししたらどうか」ともちかけられた。
木村安兵衛は、それまでのあんぱんに工夫をこらし、日本を代表する花である八重桜の塩漬をいれた桜あんぱんを開発した。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ハルヒ「…桜も綺麗に咲き始めたわね。」
キョン 「もう春だしな。」

ハルナ「うにゃ〜〜〜！！寝坊したぁ〜〜〜〜〜！！」

ハルヒ「あら？ハルナ？」

ハルナ「おじいちゃん！おばあちゃん！行ってきま〜〜〜〜す！！」


キョン 「…あの子は何処に行くつもりなんだ？」
ハルヒ「さぁ。」

〜1時間後〜

ハルナ「…ただいま〜〜」
ハルヒ 「あら、お帰りハルナ。慌てて何処行ってたの？」
ハルナ「…寝坊したと思って学校に行ってた。」
ハルヒ 「学校て、中学校？」
ハルナ「…コクン。」
ハルヒ 「あらあら、慌てん坊ね。ご飯は？」
ハルナ「帰りに途中でコンビニによってあんぱん買ったけど。」
ハルヒ 「足りる？」
ハルナ「ううん。」
ハルヒ 「じゃぁちょっと待っててね。今日はまだ北高の入学式じゃなかったしハルナもお昼くらいまで寝てると思ってパンしか準備してなかったから。」
ハルナ「…おばあちゃんの特製あんぱんが食べたい。」
ハルヒ 「はいはい。ハルナは昔から失敗したらおばあちゃんのあんぱんだったわね。」
ハルナ「し、失敗じゃないもん！…ちょっと間違っただけで…」
ハルヒ 「でも良く気がついたわね。」
ハルナ「…途中で鶴ちゃんにあって……『ハルっち何処に行くんだい？まだ春休みだよん。』って言われた。」
ハルヒ 「それは恥かしいところ見られたわね。」
ハルナ「うにゃ〜〜〜。絶対入学式の日にからかわれるよ〜〜〜。」

>>518

記念日書きの方、変わらず乙っす。

長編完結乙&乙
おやすみ、ハルヒ

車の本を買って来ました。　おっと、スレの折り返し>>500の　ぬこ……プリン売り切れって（ｗ
キョン、雑用としてプリン買って！

さて、あと4レス。　何時もの如く、無駄に長いのは仕様です♪

そして演奏が終わると、静まりかえって居た会場から万雷の拍手が沸き起こった。
メンバー八人全員、ステージ前方に横一列に並び
「「「「「「「「ありがとうございました！！」」」」」」」」
観客全員からの大歓声を浴びながら、幕が降りる――

終わった

この二ヶ月弱の練習の成果を出し切って、見てる人……特に卒業生に喜んで貰えて、とても良かった。
これで予餞会は終わったけれど
「さぁ、皆。　部室に行くわよ！」
そうサプライズは、これからよ！　みくるちゃん、鶴屋さん。

後片付けがあるから、と言って岡部に下校時のHRの出席を断って、ステージ上の片付けを終えたあたし達は部室に向かった。
みくるちゃんと鶴屋さんの下駄箱に涼子が手紙を入れたから二人とも、HRが終わったら此処に来る筈よね。
こっちの支度は済んだから、後は待つだけ。　そう、それは……

コンコン

ノックの音がした。　さぁ来たわね、待ってたわよ！
「あのぅ、皆さん何かｙ」
「「「「「「「「朝比奈さん・鶴屋さん、卒業おめでと〜！！」」」」」」」
扉が開き、二人が入室したと同時に
『パーン！！』
クラッカーの一斉砲撃！！
「きゃっ！」
「おおっ！」
ふっふ〜ん、二人とも驚いてるわね！　
そう、初めは卒業式が終わってからやろうと思ってた『お別れパーティ』を前倒しして今日、やる事にしたからね。
だって、卒業式当日は多分、忙しくなるだろうと言うキョン達のアドバイスがあったから、なんだけれど――
「ふぇっ、み、み、み、みなしゃん……」
「これは驚いたよっ、あたし達の為にパーティかい？　ハルにゃん達が秘密にしてた『サプライズ』って、此れの事かい」
「はい朝比奈さん、鶴屋さん」
何をキョンが、あたしの代わりに言ってんのよ！　それよりジュースを注いで配りなさいっ！！
「へいへい」
全く、雑用係なんだから、しっかりサービスしなさいよ。

結局キョンだけじゃなく、あたしも手伝って
「え〜、飲み物が行き渡った所で……SOS団から、みくるちゃん。　そして名誉顧問の鶴屋さんが北高を卒業します。
卒業式まで数日あるけれど前倒しでお別れパーティをする事にしました。　みくるちゃん、何か一言！」
「ふぇっ、み、みなさん。　わたし達の為に……あのぅ、ありがとうございますぅ」
「んもう、みくるちゃん。　泣くのは早いわよ！　それでは鶴屋さんも」
「あたしは別に良いっさ！　それより早くしないと折角の料理が冷めちゃうよ」
「では鶴屋さんは〆の挨拶をして頂く事にして。　みんな、コップ持った？　それでは、かんぱ〜い！！」
「「「「「「「「「かんぱ〜い！！」」」」」」」」」

テーブルの上に並べられた料理は、材料の買出しを男性陣に任せて、あたしがすき焼き、涼子はおでん、有希がカレーを家庭科室で今朝仕上げた。
阪中さんは家で作ったケーキを持って来て――

「どれも美味しいですぅ」
「うんっ、旨いねぇ！」
二人とも喜んでくれてるわね。　さて、あたしも食べよっと
「ほらよ」
「えっ？」
あたしが何から食べようか考えていた時、キョンが先に、あたしの分を持って来てくれた。
「あ、ありがと」
「どういたしまして。　団長様の為に働くのも、雑用係の仕事だからな」
「……雑用係、か」
「ん、どうしたハルヒ」
「え？　な、何でも無いわ」
あたしが普段『雑用係』って呼んでる所為なんだけれど、キョン自ら『雑用係』って言うのは……自己嫌悪。　だって、あたしにとってキョンは――
「ねぇ、キョン」
「ん、何だ？」
「どの料理が一番美味しかった？」
「ん〜、どれも旨いけどな」
それはそうよね。　あたしのが一番って言ってくれたら嬉しかったけど……そう思っていたら
「……大きな声では言えないけどな」
と、あたしの耳元に顔を近づけて
「すき焼きが一番、美味しかったぞ」
――反則よっ！　一瞬ドキっとしたじゃない！！
「と、当然よ。　あたしが作ったんだからね」
そのまま小声で返事する。　あ〜もう、何故か顔が熱いわね。　そうよ、温かい料理ばっかり食べてるから当たり前よね。
……改めて褒められると恥ずかしいわね。　しかも耳元で囁くなんて。

「「「「「「「「「「ごちそうさま！！」」」」」」」」」」
全て食べ終わった後、鶴屋さんの挨拶があり……あの鶴屋さんが泣いてしまうとは思ってなくて、あたしまで思わず涙が出そうだった。
って言うのは内緒だけど――みくるちゃんと鶴屋さんにプレゼントを渡して
「えぐっ。　み、みなしゃん。　ふぇっ、あ、あ、ありがとうございましたぁ」
もう、みくるちゃん。　どれだけ泣けば良いのよ！？　みくるちゃんは笑顔が可愛いんだから。　『SOS団専属マスコット』なのよ。　スマイル、スマイル！！
「み、みんな。　めがっさありがと〜っ！！」
鶴屋さんまで、今から泣いてたら卒業式、どうなっちゃうんですか？

二人が部室を去り、後片付けが始まる。
「終わっちゃったね」
「あぁ、やっぱ淋しいよな」
キョンと二人、家庭科室で鍋や食器を洗いながら話をする。
「しかし、さっき言ってたのはマジか！？」
「あったり前じゃない！　あたしに二言は無いわよ！！」
「やれやれ」
「だから、あんたは目標に向けて努力するのよ！」
え、何の事だって？　そう、さっきのパーティで鶴屋さんの〆の挨拶の前


『これを持ちまして、SOS団は解散します！！』
『『『『『『『『『えっ！？』』』』』』』』』
『おい、マジかハルヒ！？』
『す、涼宮さん。　本当ですか！？』
『……予想された事象と違う』
『ふぇっ。　す、涼宮しゃん』
『言っとくけど、一年間だけだからね！！』
『どう言う事？』
『みくるちゃんと鶴屋さんが行った大学に、あたし達八人全員が行って、そこで新生SOS団を立ち上げるのよ！』
『あの。　それって僕もなの？　涼宮さん』
『そうよっ！』
『俺もか、涼宮』
『あったり前じゃない。　谷口、国木田、それに涼子、阪中さん……ううん、佳実もよっ！！』
『が、頑張って同じ大学に合格するのね』
『やれやれ』
キョン、そんな事言ってる場合じゃ無いわよ！


「だって、やっと北高を盛り上げただけだもん。　次は大学、そして最後は――」
「「世界を大いに盛り上げる」だろ？」
「キョン、ちょっと！　あたしの台詞を言わないでよ」
「はいよ。　何処までも着いて行くぜ、団長」
そうよ、何時までも一緒なんだから！　特にキョン、あんたとは……

片付けも終了し、八人で下校する。　すっかり暗くなってしまった坂道を下り、それぞれの家路をたどる。

「ただいま〜！」
家に着き、自分の部屋に向かおうとした、その刹那
『ピンポ〜ン♪』
「ハル、出て頂戴」
「は〜い」
玄関の扉を開けると
「今晩は、涼宮さん」
あれ？　みくるちゃん、よね！？
「ど、どうしたの？」
「えぇ、言い忘れた事があって……」
――何か変よね、この『みくるちゃん』。　大人びて見えるのは洋服のコーディネイトの所為じゃないわよね？
しかも只でさえ大きな胸が更に……反則どころじゃないわね！！　って、そんな事より
「先週の『不思議探索』、覚えてます？」
「う、うん。　憶えてるわよ？　それが、どうしたの」
「わたしがプレゼントした物ですけど……」
そう、みくるちゃんが卒業するからって、あたしにプレゼントしてくれた淡いピンクの口紅
「あれが、何？」
「明日、使って下さいね。　成功の『おまじない』だから」
「えっ！？」

み、みくるちゃん。　何故『明日』の、あたしの予定を知ってるの？

「頑張って下さいね、それじゃあ」
「ちょ、ちょっと。　みくるちゃん！？」
優しく扉を閉めて、行ってしまった。
「――だって、誰にも言って無いのに。　あたしが、明日……」
親に呼ばれるまで、あたしは、その場で固まってしまって居た。



その出来事もあって、あたしは一睡も出来ずに夜を明かす事になってしまった。　このドキドキは、それだけじゃ無いんだけど……



『午前十時に北口駅前。　時間厳守！』
午前九時、メールを打って支度を始める。　電話で直接、言わなかったのは緊張してたから。
そう、あたしは今日、キョンに自分の想いを打ち明けるの。　予餞会を終えて、気持ちを切り換えて……
髪型はポニーテールにセット。　そして、みくるちゃんに貰ったピンクの口紅を塗って

準備完了！！

「行って来ます！！」
玄関の扉を開けた先、六甲颪の風が和らいで。　少し霞んで見える青空は、何処となく春の訪れを感じさせていた――




　　　＜Lipstick＞　〜Fin〜

ををっ、コハルに記念日さんも来てる。　両者、乙です！

さて、今夜は徹夜で時間調整っさ！　では、ハルヒスレに栄光あれぇぇぇぇぇ！！（Byガルマ）

完結おつ
楽しそうでいいなー

最近、にぎやかだね
コハルもひさしぶり
記念日さん、ぬこもいつも乙
ハルヒちゃんも楽しかったよ

乙Ｏ乙

ハルヒを見習って毎日を楽しく過ごしたいね

時期的に分裂を再読してみてもいいかも知れん。

おハルキョン

一週間くらいかけて一冊ずつ読み直すと丁度いいぜ

私はキョンになりたい

AKB48の新曲のタイトルがw
ポニーテールとシュシュに続いてハルヒ好きの心をくすぐる

kwsk

>>535
『Everyday、カチューシャ』

そのまんまだなw
次はリボンか

>>536
�dくす
なるほどw

キョン「で、あんた達に協力して俺に何のメリットがあるか、報酬はどの位貰えるのか、その辺ハッキリさせておかないと。なあなあにするつもりはないよ、両親にも相談しなきゃならんし」

http://www.haruhikyougaku.jp/
涼宮ハルヒの驚愕発売記念スペシャルサイト「ハルヒイズム」において
「ＳＯＳ団入団試験」実施中

お、新しいの来たのか

αの難易度が高すぎるんですけど…

ケータイじゃ無理そうね
帰宅してから試してみるかな

βセンター試験、α二次試験みたいな感じ
難しすぎる

　テレビ見るニャ。ニュースやってるのニャ。
「こら、乗り出すな。画面が全然見えん」
　あっ、漂流犬が飼い主さんと再開してるのニャ！　どっちも無事だったニャ！
「本当によかったな。ああ、尻尾振りまくって嬉しそうじゃないか」
　そうニャ！　しばらく飲まず喰わずでも生き残れるように今からキョンを特訓ニャ！
「ちょっと待て、何で俺が？」
　四の五の言わずにちゃっちゃと準備するニャ！
「ああもう……やれやれ」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74499.png

乙なのね！

やっぱいつ見てもぬこハルにゃんは可愛いです♪( ´▽｀)

乙乙
どんな訓練をするんだ

北高一斉模試が全ての問に答えてくださいとなって投稿できない
明日、別のパソコンでやってみる

ぬこ乙っさ

>>525
GJだ。

試験難しすぎﾜﾛﾀｗ
ぬこも乙

>>547
自分もだな…50問全部回答したはずなのに「すべての問に答えて下さい」だ
ちなみにIE6

おやすみハルヒ

>>540
………

ショートストーリーは比較的簡単なんですが…

がんばって98点まで行ったぜ

カンニングしてようやく100点いったｗ
疲れたぜ

おハルキョン

おひるにゃん

夏休みの予定にキョンの家庭教師が入るな
成績が下がり塾に行かされるのは回避したい
ハルヒのおかげで成績が上がれば高感度もUPするしね

高校の始業式は何日からなんだ？

7、8日くらい？

サンクス

今週末からハルキョンは新学期か

なんだからちょっとドキドキするな

なんだかんだで驚愕まで二ヶ月切ったんだよな


それに比べて麻雀は

麻雀は驚愕と同時期にひっそりと発売するんじゃないかな。多分

麻雀、確か６月に伸びたはず
主題歌はもうすぐ出ちゃうけど

一緒に延期しろよｗ

驚愕も延期したりして…。
だって紙不足で出版業界も軒並み発売見送りとかあるんでしょ？

ソースまだ確かめてないけど驚愕も延期になるかも知れん


印刷する為のインクと紙がないとかにわかに信じがたい事を耳にした

ほかの本もじわじわ遅れ始めてるからな
ハルヒの英単語の本も11日ほど延びたし

せめて限定版の予約分だけでも

出版業界以外もいま大変だしな


それでもフラゲしてる都心部は流石になぁ

驚愕は都心部でも公表してる発売日に出してくれ

地方なんか下手したらフラゲの一週間後とかになるからなぁ

驚愕の延期の噂は恐らくこの辺りの記事に由来してると思います
確かに先月末から今月頭発売の作品が延期したりしてますし

http://www.cyzo.com/2011/03/post_6949.html

しかし公式サイトでは発売に向けてのカウントダウンも始まっていますし
まぁ慌てず騒がずに事の次第を待つしかないですね

http://www.haruhikyougaku.jp/

記念日さん助かりました

カウントダウン始まってるならちゃんと発売日にでるよな

こういうのもなんだけど、世界同時発売に向けて準備してたわけだし
せめて国内分は確保してあるだろうと思いたいところだ

　いい天気ニャ。今日は散歩日和だニャ。



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74531.png

原稿は出来上がってるようだから、年内ならいいやもうｗ

製紙工場が被災して操業停止ってだけじゃないからねえ
在庫品も地震で崩れて使い物にならなくなったってのも、地味に痛い様子

ぬこ乙っさー

>>574
毎日乙です。
今日は天気もよかったし散歩したら気持ちよかったでしょうね〜
毎日デスクに齧り付いてるので最近季節感がおかしくなってきてます

〜〜〜

ハルヒ「さくら祭いってみたけど未だあんまり咲いてなかったわね。」
キョン 「まぁ満開の時期にあわせてると色々他の行事と重なるんだろ。
　　　　　今週末くらいならもう少し咲いてると思うぞ。」
ハルヒ「じゃぁ今度の週末も一緒にお花見に行くわよ！」
キョン 「へいへい。」

西宮観光協会HPより
ttp://www.nishinomiya-kanko.jp/doors/sakura_6.html

花見か、いいな
俺もＳＯＳ団花見大会に参加して見たい

追想まだー？

さっきもう食べたでしょ

4月6日『公立学校始業式（この日が休みだと直後の平日） 』
多くの公立小中学校・高校ではこの日から始業式が行われ、新しい学年になった生徒にとっての初めてのイベント。
この日から学校での教育活動が開始される。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ハルヒ「今年も同じクラスね。」
キョン 「3年連続とは恐れ入るな。」
ハルヒ「また前後の席だし。なんか特別な何かを感じるは。」
キョン 「それを言ったらお前は谷口と中学通して6年連続じゃないか。」
ハルヒ「本当ね。人の事を付いて回って気持ち悪い。とんだ災難だわ。」
キョン 「そっちは不思議じゃないのか？」
ハルヒ「キョン？まさかあんたは“あの“馬鹿があたしの求めてる奴とでも言うの？」
キョン 「そこまでは言わないが、流石に6年連続だと不思議に思うのが自然じゃないか？」
ハルヒ「全然。それよりもずっと前後の席の方が10000万倍不思議だと思うけど。
キョン 「そうかい。ならその答えが見つかるまで付き合うさ。」
ハルヒ「コレから先もね！」

ぬこ乙、和む

谷口、にょろーん

おやすみ、ハルヒ！

ハルヒ「いずれあたしとキョンは同じ席に……」
キョン「いや無理だろ」
ハルヒ「えっ」
キョン「えっ」
ハルヒ「な、何よ、あたしが直々にあんたと同じ席になってあげても良いって言ってんのに」
キョン「でもありえないだろ」
ハルヒ「えっ」
キョン「えっ」
ハルヒ「そんな……あたしと同じ席には入りたく無いっていうの？」
キョン「おまえが上にのるってことか？」
ハルヒ「なにがよ」
キョン「おれの上におまえが」
ハルヒ「上とか下とかじゃなくて新しい席をつくってそこに二人で入るの」
キョン「そうなんだすごい」
ハルヒ「いいよねキョン……」
キョン「勝手にそんなことして怒られないか」
ハルヒ「えっ」
キョン「えっ」
ハルヒ「ああ良心は反対するかもしれないわね……でもそんなの無視よ」
キョン「なにそれこわい」
ハルヒ「聖人になったら良心の許しなんて要らないんだし……」
キョン「なにそれもこわい」
ハルヒ「えっ」
キョン「えっ」

通勤中に吹いちまったじゃないかwwwww

おはようハルヒ

ハルヒ｢鶴屋さんには嶋模様の二ーソックスあげるから履いて来なさい｣
鶴屋｢ハルにゃんって意外に可愛い下着とか持ってるよね｣
ハルヒ｢オシャレ好きだからみくるちゃんには白二ーソックスあげるから履きなさい｣
みくる｢え！｣
ハルヒ｢つまらないスクールソックス履かないの｣

おハルキョン

>>585
日本語て難しいね

バニースーツから制服に着替え終えたハルヒ

キョン｢どうしたんだ素足になって暑いのか？｣
ハルヒ｢うっさいわね。変態にソックス盗まれたのよ｣
キョン｢あの人もどうして涼宮のソックスなんか欲しがるんだ｣
ハルヒ｢知らないわよ。なんかムカつく｣
みくる｢良かったら私の予備ソックスでも履いてます｣
ハルヒ｢ストッキングって面倒なのよね尻まで履くから｣
キョン｢さっきまで網タイツ履いてた奴の台詞か｣
ハルヒ｢そういうの履かないあんたに何がわかるのよ｣

>>585
上手い

おひるにゃん

ハルヒと夜桜観にいきたいな

雰囲気が素敵になりそう

桜を見てる時間よりハルヒを見てる時間のほうが長いだろ

花より団子ですね

ハルヒと桜が合わさって最強に萌える

ハルヒのことが好きずきる
この思いをどこにぶつければいいのか…

花より、ポニテ　のほうがよかったかも

濁点にぶつけるんだ

キャプテンハルヒ「俺達のこの怒りはボールにつぶつけよう！」

いえっふー！ハールヒー！

春になるとハルヒを思い出すな

夏は夏でハルヒ思い出すけどな

やたー美術部門できたよー
http://up3.viploader.net/anime/src/vlanime046074.jpg

秋は秋で物思いにふけるハルヒ、冬は冬で着込んでモフモフしたくなるハルヒが居るじゃないか

思春期なのね

　ラピュタパン食べるニャ。半熟の黄身がトロトロなのニャ。美味しいニャ。



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74538.png

俺もハルヒが好きすぎる
昨日エンドレスエイト見てたんだけど、何も知らないハルヒが切なくてさぁ
30日のみんなの浮かない顔とかハルヒが可哀想で辛くなる

一年中ハルヒは可愛い

それラピュタパンって言うのかw

おいしそうだよな
乙

パズー（キョン）と半分っこせんかｗ

桜餅をはんぶんこですか？

>>612
短縮URLなので表示出来なかったりしたらすみません。
http://goo.gl/SebLi

>>609
毎日乙です。

ストッキングはさすがに暑くなってきたわね、というハルヒを扇いであげたい

>>617
ストッキングはみくるでハルヒは『黒ニーソ』

…figmaで出ないかな『カーディガン＋黒ニーソハルヒ』
おまけでポニテヘッドロングVer付きとか

でもどっちかというとタイツのほうが好きなんだなあ…

wikiにあるんだ、流石だな
パンに目玉焼きもいいけど、気になる女の子と一緒なのがいいんでしょ
キョンもお昼にハルヒと一緒に…
彼女は弁当を持ってないんだよな
そろそろ彼女の手作り弁当イベントがあってもいいのにな

>>616
へぇ、これは知らなかった
なんか腹減って来た

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1503935.jpg
春の壁紙は決まりましたか

キョンの手作り弁当だと…

最近VIPでハルヒ画像スレたってないなーと

だいたい持ってるからな……
といいつつ、こういう加工画像とか全然持ってないから>>622乙

ぬこ乙っさー
おいしそうだなおいｗ

>>622
頂きました

>>622
おっと！いけない、いけない。

雛祭りから壁紙変更してなかった。

され新学期や桜の季節。何がいいかな〜

ぬこ乙です！

>>622
使わせてもらいます！

2003年4月7日　アトム誕生 《鉄腕アトムより》

〜〜〜

ハルヒ「…ねぇキョン。」
キョン 「どうした。」
ハルヒ「あたし達が世に出たのって『2003年6月10日』よね。」
キョン 「『涼宮ハルヒの憂鬱』初版の奥付にそう書いてあるな。」
ハルヒ「…あたし達ってアトムを追い越してたんだ。」
キョン 「まてまて。そもそもアトムが連載されていたのって1952年からで
　　　　　今の時代から遡る事50年以上も前だ。そんな当時から50年後の未来を思えば
　　　　　ロボットが普通に居る世界てのを空想するのも致し方ないだろ。」
ハルヒ「それは分かるんだけど。夢に見た明るい未来は？って思っちゃうとさぁ。」
キョン 「それでも昨今のラノベだってロボ出てくるだろ？」
ハルヒ「そうなんだけど。…なんか違うのよね〜。」
キョン 「まさか新入団員はロボットがいいとか言い出すなよな。」
ハルヒ「流石に言わないわよ。…まぁ良いわ！じゃぁキョンはこのウサギのキグルミ着なさい！」
キョン 「お前はまたバニーか？」
ハルヒ「今度はダブルバニーでも変化球で行くわよ！」
キョン 「寧ろその格好は新入生には刺激が強すぎるだろ。」

ハルヒおやすみ！

Amazonふざけんなああああああああああああああ　
早く追想持って来いいいいいいいいいいいいいい
地震位で延期するなあああああああああああああ
フロイト先生も爆笑だっZE☆

ハルヒ「もちつきなさいﾍﾟｯﾀﾝﾍﾟｯﾀﾝ」

おハルキョン

ハルヒおはよう！

http://www.kotobukiya.co.jp/cgi-bin/db_sm_main_css.cgi?B=7911&N=detail01&C=902-1200-1403-
一撃殺虫！！ホイホイさん　ＬＥＧＡＣＹ
着ぐるみ　ホイホイ兎
フィグマとはちがって子ども体型なんだよな
ホイホイさん は11cmだからねんどろいどに流用できそう

ほー
なんか面白そうだな

長門はコンバットさんスーツだな

ホイホイさんは知ってたけど種類こんなにあったのか

谷口ﾎｲﾎｲ

よかったのか？ホイホイついてきて

一撃殺虫スズミヤさんか…

キョン逃げてー(棒読み)

ハルヒ ｶｻｶｻ
ハルヒ「あ、キョンの家って書いてある！」
ハルヒ ｶｻｶｻ
ハルヒ「わーい！」

ハルヒ「キャー！こんなとこ早く出たいのに出れないなんて！これが噂のハルヒホイホイね！」
ハルヒ「仕方ないから今夜はここに泊まることにしましょう！キャー！」
キョン「……」

バカップルにしか見えない俺はどうしたら

キョンハルと書いてバカップルと読む

>>412です。　やっと出張が終わり地元に帰って来れました。
東の状況が悪いのは分かってましたが…
それより自粛のせいでえらいめに遭ってる会社がいくつもあったのが気になりました。
皆さん、買い物をやめたり楽しむ事をしないのが自粛ではありません。
むしろいつもどおりにお金を使って経済を回す事が東の復興にも繋がります。　ご協力を。

と、真面目な話はここまでにして、>>411の続きです。

取り敢えずは困った時の長門さんだな。　国木田、ちょっと待っててくれ。
「うん、頼りにしてるよ、キョン。」
う、そのカッコで上目遣いはちょっとクルぞ。　って何考えてんだ俺ぇぇぇ！　あいつは国木田だぞ！
「なんか少しずつ思考が女性寄りになってきてるみたいなんだ。　このままじゃちょっとマズいかな？」
？　思考が多少変わったってそんなに困らんだろ？　まぁともかく待ってろ。　心当たりに電話してみる。
長門の番号は…と、これか。コールっと。
『……』
長門、１コールもせず出るのはいいがせめて何か話してくれ。
『分かった。　もしもし。』
いや、次回からでいいから。
『…そう。』
そんな事より、困った事が起きた。　と言うのもな…

『…理解した。　改変があったのは知っていたが思念体より問題ないレベルと聞いていた。　ともかくそちらに行く。』
いや、十分に問題あるレベルだから。　それよりこっちが行っても構わんが？
『今の状態の彼女を連れて外に出るのは危険。　知り合いに会う可能性がある。
　今回の改変は記憶までは変えてない模様。　ならば変に彼女を外に出さない方がいい。』
確かにな。　それじゃあスマンが家まで来てもらえるか？　なるべく早めに頼む。
『大丈夫、もう着いた。』
へ？　ドアを開けるとそこには長門の姿が。　早すぎだろ、オイ。　まあ助かるが…いつもすまんな、長門。
「構わない。　情報操作があったのにすぐ対処しなかったのはこちらのミス。　それより早く彼女の元へ。」
ああ、今は俺の部屋にいる。　上がってくれ。

部屋に入ると少し落ち着かない感じの国木田がベッドの端に座り込んでた。　何してんだお前？
「なんか男性の部屋にいるって事を意識したら急に緊張してきてね。　本格的に女性の思考になってきてるみたい。」
そう言って胸元を隠し上目遣いで話す国木田。　これ、元男って知らなければ結構クルぞ。
「思考も含め遺伝子レベルの改変が行われている。　あと十数分で完全に女性になる模様。」
「あ、長門さん。　それどういう事？　本当なの？」
おい長門、そんな事言って大丈夫か？
「大丈夫。　どちらにしてもこの件が終わったら彼女の記憶は修正する。ここでの記憶も消去する。」
そ、そうか。　それにしても国木田の姿見てからなんか変じゃないか　お前？
「そんなことはない。　この間読んだ同人誌の中に性転換物があってそれに興味を持ったなどということはない。」
あー、なるほどね。　そーかそーか。
「ねえキョン、なんか記憶を消すとか随分物騒な事言ってない？　」
心配するな、俺達に任せとけって、なぁ、長門。
「大丈夫、痛くしない。　貴方は力を抜いて目を閉じてこちらに身を任せればいい。」
長門よ、そういうセリフはどこで覚えた？
「この間読んだ同人誌に不安になってる女性に対してこういう風に言って行為に」あー、もういいぞ長門。
よーし、今度お前の持ってる同人誌をお兄さんがチェックしてあげるから全部持ってきなさい。
「？　分かった。　ただ、数百冊あるから貴方が家に来たほうがいい。」
「ねえキョン、長門さんに任せてホントに大丈夫なの？」
…大丈夫だ。　多分な。

そうこうしていると、急に長門が耳打ちしてきた。
「…緊急事態。　涼宮ハルヒがこちらに向かってる。　あと526メートル。」
な！　なんでこんな時に！
「分からない。　ただ、この家に向かっているのは確か。」
そうか。　おい国木田、今からハルヒが来るけど適当にはぐらかすからお前も話合わせろよ。
「え？　う、うん。　でもなんで涼宮さんには本当の事言っちゃだめなの？」
本当の事言ったらお前きっとあんな事やこんな事されるぞ。　それでもいいのか？
「ひっ！　わ、分かったよ！」
あー、なんか怯えたところなんか男と分かっていてもたまらんな。　…おい長門、なんでそんなに目を輝かせている？
「その顔は萌えるに十分な」ストップ！　なぁ、お前完全にキャラ変わってるぞ。

ピンポーン「キョーン、いるんでしょ！　開けなさーい！」　ドン！ドン！ドン！
お前はどこの借金取りだ、ったく。　なんだ、わざわざこんな所まで来てどうした？
「何よ！　さっき妹ちゃんに会ってアンタが一人で寂しそうだって聞いたからわざわざ来てあげたんじゃない。」
…アイツ、余計な事を。　スマンが、今来客中だ。
「ん？　誰か来てるの…ってこれ有希の靴じゃない！　なんで有希がここにいるのよ！」
長門の靴ってよく分かったな。　確かに長門と国木田が来てるがなんでって言われても…
「…あら、国木田も来てるの？　じゃあ上がらせてもらうわね。」
いや、なにが『じゃあ』なんだよ、って聞いちゃいねえ。　やれやれ。

「ヤッホー、有希ー！　と国木…田？　え？？？？？」
まあ。そういう反応になるわな。　ハルヒ、鳩が猫だまし食らったような顔になってるぞ。
「な、何これ？　国木田どうしたの？」
え〜っとだな、話せば長い事に…長門、頼む。
「今朝あなたと彼が話してた事を聞いて実際にどうなるか試したくなった。　これは特殊メイク。」
なるほどな。　そういう手があったか。
「へえ〜、有希ってそんな事も出来るんだ。　すごいわね。　ふ〜ん。」
なんだ？　凄い食いつきだなオイ。
「あ、あの、涼宮さん、そんなに見つめられると照れるんだけど…」
「何？　声も変えちゃってるわけ？　ますますすごいわね。　ねえ、ちょっと触らせてくんない？」
…それはまずくないか？　ほ、ほら、変に触ると取れるかもしれないだろ？
「その特殊シリコンは触るとつけている肌に過剰な刺激をもたらす。　そう、まるで本物のような感覚に。」
うぉい！、長門！　その説明は逆効果だ！　ほら見ろ、あの顔になったらもう止まらんぞ。
「ほほう、それは面白そうね。」ワキワキ
「な、何その手つき？　ちょ、こ、来ないで。」
「あらあら、怖くないのよ。　貴方は力を抜いて目を閉じてこちらに身を任せればいいのよ。　うふふ。」
…どっかで聞いたセリフだな。　国木田、諦めろ。こうなったらどうにもならん。
「ええー！　キョ、キョン、助けてよー！」
「ふぉっふぉっふぉ、良いではないか、良いではないか。」
「いやぁぁぁ！」
こ、これは何という…朝比奈さんとはまた違った何かが…
「おお。　元が男と言うところが更なる興奮を」長門頼む、これ以上お前のイメージを崩させないでくれ。
つーか、そろそろ止めないとな…ん？　ハルヒ、どうした？
「マヌケ面…可愛く見えても男よ？　何考えてるの？」
いや、べ、別に変な事は考えてないぞ。　だからその軽蔑の眼差しはやめろって。
「変態。　なんかしらけちゃった…帰る。」
あ、おい！　　ホントに帰りやがった。

「うう…ひどいよキョン、全然止めてくれないんだもん。」
ああ、スマン。　変に色っぽくてな、なんか見とれてた。
「え？　そ、そうなんだ。　ん〜、ちょっと嬉しいかな…」
なんだ？　国木田、最後がよく聞き取れなかったが顔えらく赤いぞ？　暴れすぎて熱でも出たか？
「ふふ、そういうところはやっぱりキョンだね。　他の娘達の気持ちがよく分かったよ。」
何の事だ？　ん、長門、なんだその心底残念そうな目は。
「せっかく完全に女性化したのに、貴方ではこれ以上の進展は望むべくもない。」
？　どういう事かよく分からんが、まぁいい。　それでこれからどうなる？
「涼宮ハルヒの彼女への興味が失せた、また貴方が彼女に性的な興味を持ってしまう危険性が分かった。
　すぐにこの改変は中止されるものと思われる。　おそらく数時間後には元に戻ってるはず。」
いまいち納得いかんが意外な展開で解決できたもんだ。　国木田、もう大丈夫っぽいぞ。　ってどうした？
「え〜っと、恥かしい話だけどね、腰が抜けちゃって動けないんだ。」
…やりすぎだ、ハルヒ。　しょうがない、よっと。
「きゃっ、な、何。」
動けないんだろ。　いったん体勢を変えて、と。　ほれ、背中に乗れ。　近いし送ってやるよ。
「え、あ、う、ううん、いいよ。　ちょっと休めば大丈夫だから。」
そうか？　まぁちょっと熱ありそうだしな、少し寝ていけばいい。
「う、うん、じゃあお言葉に甘えて休ませてもらうよ。　それじゃ、おやすみ。」
「…今のお姫様抱っこをデータベース『ＢＬ』に保存。　喜緑江美里にも転送。」
長門、何か呟いている所スマンが、国木田が寝てるうちに記憶の操作をしておいたほうがよくないか？
「完了した。　涼宮ハルヒに説明した通りの展開に改竄。　身体情報が元に戻った頃に目を覚ますようにしてある。」
そうか、スマンな。　やれやれ、やっと終わったか。
国木田はその後二時間程して目を覚まし、自分の体を確認した後、少し考え込みながら帰っていった。

そして週明け。
ハルヒも昨日はまだ少し冷ややかな目で俺を見ていたが、もう気にしてないようだ。
むしろ興味津々といった感じで国木田に女装（ホントは違うのだが）の感想を聞いていた。
「ふ〜ん、ねぇ、キョンもやってみれば？　多分ものすごく気持ち悪いものが出来上がるでしょうけどね。」
そう思うなら言うなよ。　俺は結構だ。

そんなこんなで放課後。　俺は掃除当番のハルヒを残し文芸部室に向かった。　そこで自分の迂闊な言動を反省する事となる。
ノックして入ると中にいたのは古泉と長門。　朝比奈さんはまだか。
「こんにちは。　急でなんですが、貴方にお願いがあるのですが。」
どうした古泉？　またハルヒがらみか？
「いえ、一昨日小規模の閉鎖空間はいくつか発生しましたがもう問題無しです。　お願いは僕個人のものでして。」
お前が個人的なお願いとはな。　まぁ、一昨日の件で多少迷惑かけたみたいだからな、出来る限りの事はするぞ。
「そうですか、それを聞いて安心しました。　ときに、貴方は男性に興味はおありですか？」
は？　スマンが古泉。　俺の耳がどうかしたようだ。　もう一度言ってくれ。
「男性に興味はとお聞きしたのです。　何故か昨日から男性に惹かれる自分がいましてね。　貴方にお相手してほしいのですよ。」
な！　もしかして一昨日のハルヒとの会話か！　ちょっと待て！　服を脱ぎながら俺に近づくなぁ！
「大丈夫ですよ、貴方は力を抜いて目を閉じてこちらに身を任せればいいのですから。　さぁ、や・ら・な・い・か。」
ウホッ、じゃねぇぇぇ！　長門、なんとかしてくれ！
「醜い。　古泉一樹の情報連結を解除」
「いきなりですか！ぁぁぁぁ・・・」サラサラ…
た、助かった。　でも、情報連結はやりすぎじゃないか？
「大丈夫、別の場所で再構成させてある。」
何所なのかを聞こうとしたとき荒々しく扉が開かれた。
「遅れてごっめーん！　あれ？　みくるちゃんと古泉君は？」
「朝比奈みくるはまだ教室を清掃中。　古泉一樹は…」
その後のセリフの意味を後から聞いた俺は元に戻った古泉のために無意識に合掌していた。
「６色の虹の旗が呼んでると言ってイタリアに向かった。」
「有希、それってもしかして…　ま、まぁ、人の嗜好はそれぞれだもんね。　へ、へぇ、古泉君がねぇ…」
どうやらハルヒはその意味を知っていたようで苦笑いしただけで深く追求はしなかった。　ただこんな事を言ってたな。
「キョン、古泉君が帰ってきたら背後に注意した方がいいわよ。」

おしまい

「にゃ〜にゃにゃんにゃにゃ〜ん♪」
　やれやれ、ご機嫌だな。



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u74562.png

深刻な事態を目の当たりにしながらこんな事書いてやがいましたか！
とあちゃくらさんに怒られそうなグダグダな文章ですが…初なんで御勘弁を。
早めに書き終わってはいたのですが向こうではネットを使うのにも制限がありまして。
思ったより随分おそくなりました。

ちなみに６色の虹の意味はググればすぐ出てきます。
あと、長門の「醜い。」は興奮した古泉の姿を見てのセリフです。
嗜好そのものを指している訳ではありませんので勘違い無きよう。
イタリアは旗の事を教えてくれたのがそっち系のイタリア人だったってだけです。

古泉ぃぃー！？

ぬこ乙っさー
そしてエイプリルのひとも乙！
初ＳＳか！めでたくデビューだな。次も待ってるぜ

流石にホイホイさんは買ってなかったから撮影できないよー

今ノーマルジェガンとスタークジェガンとジェガンエコーズ仕様を買っていっき作る所だから

一撃殺虫スズミヤさんは少しまってー

無理すんなよｗ

また地震だよびびったあハルヒ助けて

急進派もうやめてくれ

ぬこ乙、今日も元気だ

なぜか、古泉はウホッが似合うな
劇中ではクールなイメージがあるんだけど

イケメンは、まあ、そういう、ね？
というかあの胡散臭い笑顔がそうさせるのかもしれんｗ

ハルヒ「今日も暖かいわね〜。」
キョン 「とはいえ日が暮れたらまだ肌寒いぞ。」
ハルヒ「冬に比べた全然いいじゃない！」
キョン 「年中元気なお前と違ってこっちは暑いのも寒いのもダメなんだよ。」
ハルヒ「しっかりしないさ！ほら看板もって！新入生を勧誘するわよ！！」
キョン 「俺的にはお前のバニー姿に戸惑ってる一年坊主どもが許せんのだが。」
ハルヒ「大丈夫！！あたし年下に興味ないから！！」

キョン「へ〜奇遇だな、実は俺も年上が好みなんだ」

おやすみ、ハルハル

　冬から春に変わる頃の話。


　自宅。

　遅めの夕飯の後、自室に戻った俺はクローゼットの奥から黒のジャージを引っ張り出した。
　着た後で少し考え、ニット帽を被りウィンドブレーカも上から羽織ることにする。
　春も間近とはいえ夜風はまだ冷たいからな。姿見に全身を映してみる。どれどれ。

（…………変質者、いいトコひったくり犯ってところか）

　ひでぇ格好だな。まぁいいか、時間も無いし。
　階下に降り、親に「ちょっと出てくる」と伝え足早に玄関へ。ちょっとで済めばいいんだが。
　スニーカーを履いていると妹が見送りにやってきた。お前はさっさと風呂入って寝ろ。

「キョンくん、ハルにゃん達と遊びに行くのー？」

　……カンのいい奴め。

「まあな」

「じゃあ、お土産買ってきてねー。いってらっしゃーい」

　ほーう。『ついて行く』とダダこねやしないか、と正直構えていたんだが存外物分かりがいいじゃないか。
　こいつも成長しているんだなぁ、お兄ちゃんは嬉しいぞ。

「コンビニでトロトロのカスタードプリン買ってきてー」
「おう」
「あーやっぱりアイスがイイな。ハーゲンダッツの塩キャラメル」
「ああ」
「あとリップがきれちゃったからリップバームのバニラもー。こんな缶に入ってるやつだよ」
「……」
「あと花とゆめと別冊マーガレットの今月分と、Ta Pastaのペペロンチーノにファミチキに……」
「……」

　バタン。俺は後ろ手にドアを閉めた。
　先日我が憩いの小庵に闖入した自称『ウルトラスパルタ家庭教師』の悪影響で間違いないだろう。
　愚妹の健全なる成長の為奴とダベ、いや勉強する場所の選定には今後より一層の慎重さが必要になるな。
　さてと。
　扉のむこうでぎゃあぎゃあとわめく妹を尻目にママチャリを引っ張り出す。
　銀輪の愛馬にまたがった俺は夜の街へとペダルをこぎ始めた。


◇　◆　◇　◆　◇


　駅前。物陰に自転車を違法駐輪させ北高へとつづく坂道を登り始める。

「……さむ」

　やはり風は冷たい。
　何故俺はこの寒風吹きおろす早春の夜、日に二度もキツイ思いをして登校路を歩いているのか。

　しかもこの先に待っているのは学校への集団不法侵入計画。……いかん頭痛がしてきた。あまり考えないようにしよう。
　左右を見回す。見慣れた通学路だが夜はまた格別な雰囲気があるものだ。
　相変わらず傾斜のきつい坂を登りながら前方に目をやると、「今夜の元凶」が歩いていた。
　まぁ「今夜」に限った話じゃないんだがな。しかしあの野郎何て格好してやがる。
　俺はそいつに小走りで近づき声をかけた。

「おい、ハルヒ」
「ん？ キョン？」

　ニヤニヤ笑いつつ振り返った涼宮ハルヒは、俺を上から下まで無遠慮にジロジロと見て一言、

「キョン、あんたまるで変質者よ」

　言うな、わかってる、自覚はあるんだ。……しかしのっけから失礼な奴だ。

「夜道で会えば、即、ソバットをかますレベルね」

　そこは通報するぐらいにとどめておけよ。お前が逮捕されるぞ。しかしそもそも、

「忍び込むのに相応しい格好をして来いっつったのはお前だろうが、ハルヒ」
「それもそうだったわね、褒めてつかわす」
「やかましい。で、お前のその格好は何なんだよ」
「ヌッフッフッフ、何って言われても不法侵入にふさわしい格好じゃない」
「どこがだよ」
「ジャージの上下、中にスウェット、防寒対策にネックウォーマー」
「色が派手すぎだ」

　ふむふむふむ、とハルヒは忙しくうなずいた。

「上は真っ赤、下は真っ白、首周りは真っ黄色、中のスウェットが青なのはともかく……悪目立ちにも程があるだろう」
「ニヒヒヒヒヒ、キョン、甘いわね、分かってないわね、気づいてないわね、鈍いわね、カンが悪いわね」
「おい」
「気付きなさい、このカラーリングの隠された意図に！」

ほーう、では聞かせて貰おうじゃないか。その南海大魔境怪奇巨大毒蛾みたいなファッションはどういうコンセプトなんだ？

「ルパンよ、ルパン三世の衣装のカラーリング」
「アホだコイツ」

　何かを始める時、まず格好から入るのがハルヒ流とはいえ、それは流石に分かりにく過ぎだ。

「これも見なさい」

　ファサ。ハルヒは髪をかき上げてみせた。

「どう？」
「お前うなじ白いな」
「ほわちゃっ！」
「どわ！ あっぶねぇ！」

　いきなり目ン玉めがけて指を突き出してきやがった。ったく何考えてやがる。

「ったく何処見てんのよ……頬っぺたを見なさい」
「頬っぺた？ …………なんだこれ、このもみあげ自分で書いたのか？」
「ドゥフフフフ」
「その変な笑い方、さっきから気になってたんだが……まさか山田康雄の物真似か？」
「褒めてつかわす」
「いや似てねーし。ホンマモンのアホだなお前」
「ノリが悪いわねぇ」
「ハードル高ぇなぁ」

　くだらないいつもの会話を交わしていると苦行のような登攀行軍も少しは楽になる。


◇　◆　◇　◆　◇


　校門前に着くと言わずもがなの例の三人が既に来ていた。
　長門は見慣れた北高指定の冬用体操服。お前、その格好で夜の街を歩いてきたのか。補導されるぞ。
　古泉は黒のパーカーに濃いブルーのジーパン。こいつにしては珍しくラフな格好だな。
　朝比奈さんはライトブラウンのジャージの上下。髪型はシニヨンに纏められてて清楚感倍増。
　いやはや、こんな色気が無い格好でも貴女の愛らしさはとどまる所を知りませ、

「ほわちゃっ」
「どわ！ あっぶねぇ！ 目ン玉を突こうとするな！」
「目がすっごくヤバいわよキョン。カッコがカッコなんだからエロ妄想は自重しなさい」
「……冤罪だ」

　古泉がにこやかにハルヒに話しかけた。

「ルパン三世ですか？」

　ハルヒはニヤリと笑い俺の顔を覗き込んだ。
　…………何が言いたいんだよ？
　ハルヒはそのまま三人と二、三、言葉を交わし、いきなり北高のアイドルに文字通りのルパンダイブ。
　満面の笑みでじゃれつき始め、「きゃふん、わっわっ、あん」と実にけしからん嬌声、おっと悲鳴を上げさせ始めた。
　むぅ、我が校の至宝を救出すべきか、このまま美少女二人のナイトショーを堪能すべきか……。
　迷ったあげくに俺が嫌々ながらも近付いたのは、どこ吹く風で突っ立つ「カンのいい」男のところだった。
　朝比奈さんには悪いんだが、この隙に確認しておきたい事がある。

「なあ古泉」
「なんでしょう」
「大丈夫か」

　古泉は常のごとく、夜店で売ってるサイダーやラムネの様な実に爽快極まりないスマイルを浮かべていた。
　つまり多量に摂取するとゲップが出るという意味で。

「問題ありません。宿直はなし、守衛もなし、民間警備会社の巡回もキャンセルさせました」
「あー、いや……」

「職員室等がある一角には警報装置もありますが、既に手をまわして無力化させてあります」
「……」
「『１５の夜』ではありませんが、窓ガラスを全て叩き割っても僕たちの手が後ろに回ることはありませんよ。ご安心を」

　むしろこえーよ。俺は声をひそめ、古泉に囁きかけた。

「そっちじゃねえ。心配してるのはハルヒの変態パワーの方だ」

　夜の校舎に忍び込んで季節外れの肝試し、いや不思議探索をやらかすってのはまだいい。
　問題は今のハルヒと一緒だと、マジモンの不思議が出現しかねんってことだ。
　怪盗紳士のしょーもないコスプレモドキをしてくるぐらいに、今夜のこいつは何故かノリノリ、アクセル全開。
　例えるなら『ナポレオンのロシア遠征とアリス・イン・ワンダーランドの超電磁合体』、悪夢の自主映画撮影は僅か数か月前なんだぞ。
　記憶から薄れさせるには短すぎる時間だと言わざるを得ん。
　俺は夜の校舎内で落ち武者の亡霊と鬼ごっこなんざ絶対に御免だからな。

「……さて、同じような危惧を我々『機関』も抱かなかったといえば嘘になりますが、」

　古泉は肩をすくめてみせた。

「何故でしょうね。僕自身はさほど心配はしていないのですよ」
「……そうか」
「それは貴方も御同心だと考えていたのは、僕の僻目だったでしょうか」
「……」

　電灯の蒼い光の下、古泉のからかうような笑顔はいよいよ腹立たしい。
　俺の心底を見透かすような発言も含めてな。

　さて。

　諸賢におかれてはご想像の通り今宵我らSOS団は夜の北高探検なんぞに洒落込もうとしているわけだが。
　何故俺たち五人が、んなアホなマネを仕出かそうとしているのかといえば、当然我らが終身独裁官たる涼宮ハルヒの傲然なる意思の賜物な訳で……。
　そもそもこの愕然たる事態になった原因また経緯についてはあの文芸部室の呆然ミーティング、否ハルヒ団長の上意下達ショーから、いや、やはり理科室での野郎六人による雑談の模様から語らねばなるまい。

　では回想スタート。


◇　◆　◇　◆　◇


　その日の五時限目は理科だった。
　授業が始まる直前、生徒に慈愛の心を持つことで知られている初老の理科教師某が、
『授業は理科室でやるからな』
　厳かに宣言した為、一年五組二十九名は教科書と筆記用具を抱え、北校舎四階西端の理科室までえっちらおっちら出張るはめになった。
　実験でもやるつもりか？ と思いきや、三十分経過しても授業内容は、教室でも出来るような教科書の音読と板書のみ。
遥か地の果て、別校舎最上階にあるこの理科室までいったい我々は何をしに来たのか？
　この共通の疑問でクラスが一丸になりかけた時、これまた空気を読まぬ事で知られた我が友人が、

「こいつな、夜になると動き出すらしいぜ」

　白衣の禿頭がDNAとRNAについて一席ぶってる最中、俺の背後を指差しつつそんな独り言を言うのだった……。

「独り言とはなんだ。お前に言っとるんだ、キョン」

　そうか、スマンな谷口。で、その『こいつ』というのはこのガラスケースの中のナイスガイの事か。
　俺が背後に目をやりながら尋ねると、谷口は「そうだ」と言う。
　俺なら死んでも晒したくない色んな部位を堂々と誇示するドイツ製の解剖模型が、ちょうど俺の真後ろに鎮座していた。
　硝子牢の中の人形は口を半開きにして、茫洋とした視線を虚空に彷徨わせている。

「ありがちな噺だな」
「しかも季節外れだね」

　そう言ったのは、榊と国木田である。
　理科室の中では実験班と呼称されるグループ分けがなされ、そのグループごとに席に着くというルールがあった。
　俺のグループメンバは国木田、後藤、榊、谷口、手島。──覚える必要はまったく無い。

「四組の生物部の奴に聞いたんだ。部活が終わって鍵閉めて帰るだろ。それで翌日ここに戻ってくる」
「で？」
「すぅ、るぅ、とぉ、この模型がなぁ」

　後藤が真面目口調でぼそりと呟いた。

「朝勃ちしてるとか……」
「くっ」
「ぶふっ」
「……向きが変わってるんだとよ」

　谷口がジョッキ一杯のエスプレッソを飲み干したような面で言った。

「しょぼい怪談だな」
「……喰い付きが悪いじゃねえか、キョン」
「そうか？」
「こういう話はお前の部活の範疇だろうが」
「こういうのはオカルト研の受け持ちだろ」
「超常現象研究会の事か？」
「正式名称は知らん、忘れた」

　俺を除く五人全員が顔を見合わせた。

「お前ら言っとくがな、SOS団は、えーと……ボランティア部みたいなモンなんだからな」

　とは言ったものの、そんな事は言った俺自身が微塵も思ってはいなかった。
　しかもアレは許可は下りていないから、部活どころか研究会や同好会ですらない。そういやあの申請書どうなったっけ。
　生徒会長が握りつぶしてそのまんまか？俺が首をかしげていると谷口が、こいつに似合わず妙に冷めた目で、

「キョンよぉ、名目上はそうかもしれんがなぁ」
「ああ」
「あれは実質『涼宮部』だろーが。つーことは、この話はお前らの守備範囲だ」

「というより、どストライクだな」

　手島が締めくくり、五人は申し合わせたように一斉にうなずいた。
　──谷口という我が友人は、ある特技を持っている。
　人が目を逸らしていた真実とか物事の本質というヤツを端的に表現し、なお且つそれを当人に直言できるという傍迷惑なやつを。
　まあ才といえば才ではあり、俺はなかなかの観察力、洞察力、胆力だと素直に感心もしている。
　……だがなぁ、もうちょい空気を読んでくんないかな。いやお前ら五人ともだよ。
　俺がこの雑談の初っ端から必死に声をひそめ無関心を装い、この話を打ち切ろうと苦心惨憺しているのに何故気付かん。
　隣のグループにいる、とある部活仲間が、さっきからギラギラと光る眼でこっちを注視しつつ、聞き耳を立てているじゃねぇか。
　一年五組の取り扱い注意の劇薬、歩く火薬庫、呼吸するニトログリセリン、シャーペンを持ったオクトーゲン女。

　マズい。非常にマズい。


　そしてその日の放課後、文芸部室。
　団員全員が揃った後で開口一番、我が団長は先だっての谷口のヨタ話を開陳し、

「学校の怪談とか七不思議とか、定番といえば定番だけど盲点だったわね。常に不思議を追い求めるあたしとしたことが、とんだ手抜かりだったわ」

　言葉とは裏腹に、ニタニタと不気味な笑顔を見せつつ言うのだった。
　そーらきやがった。

「やっぱ学校にはさ、こういう怪談話の一つや二つや十や二十、転がってるべきよねぇ」

　転がりすぎだ。ヤブがいる病院にでも入院してこい。幽霊話がゴマンと出てくるし、お前もめでたくその一員になれる。

「……お前さ」
「何よ？」
「入学したての頃、あっちこっちほっつき歩いて、何か校内を調べてたろ」
「今でもたまにやってるけどね。それが何？」
「あれはそういうのを調べてたんじゃなかったのか」
「あれはまあ痕跡探しというか、何というか……」
「痕跡？ 何の？」
「ジョ、ぶえっくしょおぃ！」

　……なんだ？ 今のわざとらしいクシャミは。

「花粉症なの。今年の花粉は早いわね」

　早口に言い捨てて、ハルヒはそっぽを向いた。

「……ふーん」
「古泉くんとかみくるちゃんはこういう校内の不思議な話、他に何か知ってる？」

　手を胸の前で組み合わせ、ニヤケ面の男は答えた。

「いえ、残念ながら寡聞にして存じません。昔からそういった怪談奇談の類には縁が無いようでして」

　け、何をしらじらしい。ありまくりじゃねえか。

「SOS団の副団長としては問題ありね。もっとアンテナを高く広げないと」
「面目次第もありません。精進いたします」
「そういうお前はどうなんだ？」
「知らないわ！」

　傲然と胸をはるハルヒ。ふざけんなこの野郎。俺が嘆息していると、SOS団のメイド長がおずおずと手を上げた。

「わ、わたしもあんまり聞いたことないんです。スミマセン」

　いやそれが普通ですよ朝比奈さん。謝る話でもなんでもないです。そんなに歴史のある学校じゃないんですから。
　むしろそんな話がごろごろ転がってる方がおかしい。

「うーん、それもそうかもねぇ……有希は知ってる？」

　ハルヒは相も変わらず活字に没頭している、人型アカシックレコードにして窓際の読書少女、長門有希にも声をかけた。
　ゴルゴ13の本名から古泉の性癖まで、長門ならこの世に知らぬ事など何も無いと、俺が太鼓判を押してやる。
　ただ、こいつの会話スキルときたら信楽焼の狸よりかは多少マシ、といった程度でしかないんだよな。
　こういう下世話な噂話にまで通じているとは、流石に思えん……、ずずっ。あー紅茶美味い。
　芳しき芳香を花開かせる朝比奈さん特製の紅茶を湯のみで啜りつつ、そんな事を考えていると、長門はページから目を離し顔を上げた。
　そして、その純水で出来た氷のような瞳でハルヒを見つめ、その場にいた全員が目を剥く様な科白をつるりと言ってのけた。

「知っている」
「ホント「ぶほっ！」！？」

　驚天動地だよ、長門。
　白い指を上げ、沈黙の美徳を持つ宇宙人少女は本棚の一角を指し示す。古泉がさっと立ちあがり、本棚の前に移動した。

「三年前、夏」

　長門はたったそれだけを告げ、自分の仕事は済んだといわんばかりに再び活字の海へと沈んでいった。
　お前、相変わらず発語数が少なすぎるんじゃないか？ 俺はお世辞にもカンがいいとは言えない方なんだから、もう少し詳しく……

「なるほど」

　古泉が本棚の中段の辺りから一冊の本を取りだした。……よく分かるな、お前。
　古泉が手に取ったのはショボイ表装の薄っぺらい冊子である。ペラペラとめくりつつ、

「文芸部の機関誌ですよ。覚えてませんか？ 先日、我々が制作した際に、」
「ああ、生徒会長が過去分を持ってきたっけか」
「これは三年前の夏号です。ああ、ありました。『特別寄稿　北高七不思議案内』。長門さん、これですね」
「読み上げて！ 古泉くん！」

　上機嫌丸出しだな。いまにも歌い出しそうな調子でハルヒは言った。

「かしこまりました」

　成程な、文芸部のOBが残していった置き土産といったところか。余計な地雷を仕掛けていってくれたもんだ。
　踏むのはハルヒ、しかし何故か爆発に巻き込まれるのは俺と朝比奈さん、というのはSOS団のデフォルト仕様だ。
　まあ、長門の先輩方に恨み節を述べても今更詮無い事ではある。

「『北高七不思議その１　テニスコートの冬幽霊。月夜の深夜０時テニスコートのライン際に亡霊が立つ』」
「へー」
「『冬場にしか出現しない為、冬幽霊と呼ばれる』」
「あのテニスコートにか」
「ひえぇ」

「『その２　動く解剖模型。理科室の解剖模型が深夜に動くと言う噂がある。科学部、生物部に代々伝わる有名な話』」
「さっきの話ですねぇ」
「そっかー、有名だったのねー」

「『その３　美術室の鏡。美術室の大鏡に、夜、自分の姿を映すと、自分の像によって鏡中に引きずり込まれてしまう』」
「ふむふむ」
「『引きずり込まれると二度と戻ってこられない』」
「そんな鏡、あったか？」
「隣の美術準備室に大きな鏡があるのを見ましたよ。たぶんそれじゃないでしょうか」

「『その４　プールの手。真夜中、プールに向かって『スズキ君』と呼びかける。すると水中から手が伸びて手招きをするという』」
「スズキ？」
「『十年前、プールで事故死した生徒の霊という噂である』」
「そんな事故、ホントにあったのかしら」
「嘘くせぇなあ」

「『その５　北校舎の西階段。一階から四階まで十二段づつの階段があるが、」
「そこの校舎か」
「『放課後稀に十三段になっている階段が出現する。十三階段を登った者は死ぬ』」
「美術室と理科室を結ぶあの階段？」
「場所が近いですねぇ」
「あそこらへんって何かの霊的なスポットとか？」

「『その６　トイレの花子さん』」
「うわ、懐かしいな。ガキの頃、ＴＶで映画観た事あるぜ」
「『南校舎四階女子トイレの一番右奥の個室にトイレの花子さんが出現する。出会った人間は花子さんに目を潰される』」
「ひっ」
「ちょっと！ そのトイレってあたし達五組の人間が使ってるトコじゃない！」
「その７……」

　ここで古泉は沈黙した。長門を除く全員が古泉の顔を注視する。

「……どうした？ 古泉」
「……驚きましたね、七番目は、」

　古泉は人差し指を床に向けた。