【けいおん!!】池沼唯ちゃん・今年も留年10(゚q゚)
233 :
りんご好き?:
憂は赤いクレヨンを唯の前に差し出して言う。
憂「お姉ちゃん、これは何?」
唯「くれよん!くれよん! (^q^)」
憂「そうだね、クレヨンだね。」
「じゃあ、クレヨンは食べられるかな?」
唯「ちがうー!ゆい、たべなーい!」
憂「そうだね、お姉ちゃん!クレヨンは食べ物じゃないね。」
「お姉ちゃん、分かっているじゃない!」
唯「あーう!ゆい、おりこー!おりこー! (^q^)」
憂「じゃあ、次の問題だよ」
そう言って、憂は差し出している赤いクレヨンで画用紙にりんごの絵を描き始めた。
憂にとってりんごの絵を描くのは朝飯前。あっという間に描き上げた。
憂「お姉ちゃん!ここに描いてあるのは何かな?」
唯「りんごー!りんごー! (^q^)」
憂「はい、良く出来ました!お姉ちゃんも少しは進歩したんだね」
唯「あうー!ゆい、しんぽー!しんぽー! (^q^)」
唯は喜んでいるが、「進歩」という言葉の意味は分からない。
ただ、憂が褒めた言葉を復唱しているだけだ。
234 :
りんご好き?:2011/03/28(月) 23:41:20.98 ID:kW6sFgcq0
憂「お姉ちゃんはりんご好きだよね?」
唯「あーう!ゆい、りんごだいすきー! (^q^)」
憂は唯との会話が噛み合っていることに、多少なりとも嬉しく思った。
憂「(お姉ちゃんもなかよし学校に行くようになって、ちょっとは進歩したんだ・・・)」
そう思うと、憂は少し目頭が熱くなる。
ようやく今までの苦労が報われるようになってきた。
唯「うーい!うーい!」
憂「なあに、お姉ちゃん?」
唯「ゆい、りんご食べたーい! (^q^)」
憂「ゴメンね、お姉ちゃん。今はりんごが無いわ」
唯「やー!ゆい、りんごたべたい!りんごたべたい!」
先程まで穏やかだった唯が、例によって駄々を捏ね始めた。
憂「お姉ちゃん、今日は我慢してね。明日買ってきてあげるから!」
唯「やだーやだーやだー!!ゆい、いま、りんごをたべる!!」
憂「もう!我侭言わないでよー!お姉ちゃんはお利口さんでしょ!」
唯「あうー!ゆい、おりこー!ゆい、おりこー! (^q^)」
憂は唯をおだてて、何とか唯の我侭を逸らそうと努めた。
池沼な唯にこれほどまでに気を使わないといけない憂の苦労には頭が下がる。
憂「さて、お利口さんはもう寝んねする時間だわね」
唯「あうー!ゆい、まだねんねしなーい! (^q^)」
憂「だめよーお姉ちゃん!明日また寝坊しちゃうわよ!」
唯「う゛ーう゛ー」
唯は憂の言う事に納得が行かず、奇声を発し始めた。
235 :
りんご好き?:2011/03/28(月) 23:43:02.60 ID:kW6sFgcq0
憂「もー!お姉ちゃん!騒いでもダメよ!」
唯「あーう!」
憂「じゃあ、早く寝んねしなさい!」
唯「あう!ゆい、りんごたべるー! (^q^)」
憂「えっ!?だから、りんごは無いって・・・」
と憂が言い出した途端、唯はとんでも無い行動に出た。
唯「あーーん!」
なんと、唯はりんごを描いた赤いクレヨンを食べようとしたのだ!
どうやら、りんごの絵を描いた赤いクレヨンが、りんごだと思ったようだ。
憂「こら!!何やってんのよ!それはりんごじゃないわよ!!」
憂は必死にクレヨンを食べようとする唯を止めに入る。
しかし、唯は憂の静止を必死に振り切って、クレヨンを齧り始めた!
唯「まいうー!まいうー! (^q^)/」
唯はクレヨンをりんごと信じているし、そもそも唯の味覚など当てにならない。
うんちをチョコだと信じて食べたこともある池沼だ。
クレヨンを食べることなど、大したことではない。
しかし、それによって腹を壊したり、ゲロを吐いて、その後始末をするのは憂である。
そのため、憂は一生懸命に止めるが、止めに入ると逆に唯に腕を噛まれる始末。
憂は流石にブチ切れて唯を殴るも、唯はそれにめげず命がけでクレヨンを食べる有様。
唯には回りのことなど考える余地は無い。
自分の食事を邪魔する奴は皆敵だ、と思う野生動物その物である。
憂は余りにも情け無い唯の振る舞いを見て、ただただ呆然とするだけで、それ以上何をする気も起こらなかった・・・