【まどか☆マギカ】鹿目まどかアンチスレ

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424名無しさん@お腹いっぱい。
>>417-420
こんにちわ。アンチスレで言うのもなんですけど。
ぼくは隠れファンだから、多分偏見の目に満ちていると思うけど、ファンとしていくつか前向きな回答をしてみますね。

まず、どうしてギリギリまで決断出来なかったのか、についてだけど。
そもそも、まず5話でさやかちゃんがピンチになった時に契約しようとしてたよ。ほむほむの介入があって結局それはなされなかったけどね。
8話もそうだし、本当に追い詰められてピンチになった時は、何度も契約をしようとしてたんだよ。
特に8話のシーンに至るまでは、どうすればいいのか凄く悩んで、もがいて、傷付いてたじゃない。
ママに相談したり、何度も説得しようとしたり。マミさんみたいに、誰にも知られずに一人ぼっちにならないように一緒にいてあげたりさ。
いくらなんでも、そんなにすぐに命を投げ出す決断は出来ないよ。
等身大の女の子だったからこそ、どうすればいいのか一生懸命悩んで足掻いてたんじゃん。
そこの葛藤する描写が無かったら、ただの薄っぺらい想いにしかならないよ。
そこにいるのは、超人でも何でもない普通の女の子なんだから、一番合理的な考えなんて出来なくて良いんだ。
425名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/26(火) 12:26:34.51 ID:8GRGG+wZ0
次に契約した理由だけど。
まず、魔女化してしまう事実や、QBの企みを知って、いきなり契約しようとは普通は思わないよね。
魔女になんてなりたくない。これは当然の気持ち。それに、魔女化してしまう事によって、折角救ったさやかちゃんや大切な家族、周りのみんなを傷つけてしまう。それでは、結局まるで意味がないよね。
でもさやかちゃんを救うにはどうしたらいいのか。もう頭がぐちゃぐちゃになるくらいに悩んでたじゃないか。
ここまでの思考が9話。

何故契約したかだけど、大前提としてあったのが「ワルプルギスの夜」による被害で、家族や大切な人を守りたいって気持ち。
それから、自分の為に無謀な戦いを挑もうとしているほむほむを助けたいと思う気持ち。
今までの出来事からようやく頭の整理はついただろうし、この時点でもう契約する覚悟はすっかり出来ていたんだよ。
契約しないと、街が壊滅して大切な人も、何もかも死んでしまうんだから。
その後、QBからもほむほむはワルプルギスの夜には勝てないと言う裏付けがほぼ取れているわけで。
基本的には、まどかちゃんが誰かの為に過剰なほど献身的な行動をする子なのはもう知っているよね。
最終的な問題は、折角希望を祈っても魔女化してしまう事実と、それによって悲しむ人──主にほむほむ──がいるって事だけだったんだ。
426名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/26(火) 12:27:55.99 ID:8GRGG+wZ0
契約の内容について。
QBがほむほむの魔法少女としての在り方を説明していたよね。「希望を持つ限り救われない」とも。
そして、それが全て自分を中心に回っている事を。
過去に希望を持ちながらも絶望して堕ちて行った魔法少女達。
ソウルジェムが濁らないように? 人間に戻れるように? 違う。
その願いは確かに一番合理的な願いだよね。そこに関してはぼくもそう思う。
でも、それよりも何よりも、まどかちゃんは命をかけて叶えた、魔法少女達の想いを尊重したかったんだよね。
泣きながら、挫けそうになりながら、戦って、傷付いて。それでも誰かの為に祈った、叶えたかった希望の力なんだよ?
それを最後まで信じさせてあげたいじゃないか。自分の祈りで何かを救いたかったのに、結局は全てが無駄だったと悟り、絶望しながら死ぬなんて、そんなの悲し過ぎるよ。
誰よりも救いの手を差し伸べたかったのに、今度は自分が呪いの存在になるなんて、そんな皮肉ってないよ。
でもだからと言って、全てを無かった事にしたら、今まで紡がれてきた魔法少女達の歴史や、そこに流された涙はどうなるの? 全ての想いを無駄にしてしまっていいの? 彼女達の誇りまで消してしまうの?
そこには、自分の為に何度も何度も傷付きながら戦ってくれたほむほむもいるのに。
最後まで人の為に戦おうとしてもがき苦しんでいた、さやかちゃんも、マミさんも。
そんなこと出来ないよ。
だからこそ、悩んで考えて、考え抜いた末にまどかちゃんなりの答えを出した、一番の願いなんだよ。
自分を粗末にするわけじゃない。みんなを守る為に、希望を信じたかったんだ。
総体的に見れば、これは合理的ではない。まどかちゃんと言う、一人の女の子の感情的な願いによるものだよ。
でもだからこそ、その純粋過ぎる想いにどうしようもなく惹かれるんだ。
427名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/26(火) 12:30:19.26 ID:8GRGG+wZ0
ほむほむを最高の友達って思うのは当然じゃない?
だって自分の為に、何回も何回も辛い想いを繰り返して戦ってくれたんだよ?
そのあらゆる可能性の世界にあった、ほむほむと自分の関係の姿を全て見通したら、そんな言葉も自然と出てくると思うけど。
でもさやかちゃんの事だって、無下にしてないと思うなあ。
あの劇場の台詞から、まず解決策としてさやかちゃんの事を考えてから、契約の内容に至ったって解釈してるよ。
あのシーンがあったからこそ、さやかちゃんは自分の本当の願いを思い出し、自分の気持ちと冷静に折り合いをつけられたんじゃないかな。
本編はとても冷静に判断出来る状況ではないほど追い詰められていたからね。でも、ようやくさやかちゃんは救われたんだよ。
きっと、まどかちゃんはそこまで考えているよ。本当に優しい子だもの。

ごめん、アンチスレにこんなマジレスを長文で書くのなんてどうかしてるよね。気持ち悪いよね。