【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その137

このエントリーをはてなブックマークに追加
742SS:記念日【>>721リクエストに答えて…】
2011年1月11日≪いちごの日?≫

==================================================

ハルヒ「ねぇキョン。今日は何の日か分かる?」
キョン 「今日か?…鏡開きだろ?それがどうした。」
ハルヒ「ダメね〜キョンは。そんな在り来たりな日じゃないわよ。」
キョン 「…蔵開きか?」
ハルヒ「ブ〜〜〜〜〜〜〜」
キョン 「すまん他に思い浮かばん。一体何の日なんだ?」
ハルヒ「よくカレンダーを見なさい。今日は『2011年1月11日』つまり100年に一度しか訪れない『いちごの日』なのよ!」
キョン 「『いちごの日』って…あぁ!『1』が『5』個並んでるからか!」
ハルヒ「ご名答。こんなに日なんて早々にないわよ!」
キョン 「それなら『2001年11月11日』の『いちごの日』にならないか?」
ハルヒ「あのね〜〜。何でわざわざ調べてもでて来ないような日の話題を出したと思ってるのよ。」
キョン 「ん?今日は『いちごの日』なんだろ?」
ハルヒ「普通だったら『いちごの日』は『1月5日』か『1月15日』よ。今日はあたしが決めた記念日なの!」
キョン 「何で又そんなの決めたんだ?…はっは〜ん、誰も決めてないような日を記念日にする事でSOS団の知名度を上げる気だな?」
ハルヒ「はぁ〜〜〜〜〜。あんたの鈍感さには本当に呆れるは。いい?こんな記念日100年に1回なのよ?」
キョン 「確かに珍しい事だ。一生のうちに一度しか体験できないんだからな。」
ハルヒ「そぅ!そんな日をあたし達は一緒に向かえたのよ?何か感じない?」
キョン 「………まさかとは思うが俺と一緒にこんな日を体験できたのに意味があると言いたいのか?」
ハルヒ「そうよ。後にも先にも無いんだから。ちょっとした記念日を2人で噛締めてもいいでしょ?」
キョン 「はは…こいつはまいったな。……」
ハルヒ「…何よ。」
キョン 「他の誰かから見たら今日は何でもない日だろうけど。俺達だけの記念日にするのも悪くないな。」
ハルヒ「分かればいいのよ。」
キョン 「ぬかせ。」
ハルヒ「さぁキョン?折角の記念日なんだしあたしに何か贈り物をしてしかるべきよね?」
キョン 「はぁ?ちょっと待て!今の今知ったばかりなのにそんな物用意してるわけ無いだろ!」
ハルヒ「じゃぁ今日の分はツケにしとくわ。いずれそれなりの形で返してもらうから。」
キョン 「なんか余計に悪化した気がしないでもないが…まぁいい。行っておくが俺に出来る範囲だからな。」
ハルヒ「勿論よ。『いちご』の言葉通りにすればいいんだからね!」
キョン 「いちごの言葉通り〜?…なんかややこしい事になりそうだな、やれやれ。」

〜〜〜

いちご*花言葉「尊敬と愛」「幸福な家庭」