【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その137

このエントリーをはてなブックマークに追加
625SS POLICE OFFICER その3
「別に構わないでしょう、特に、長門さんは、前回、解決の為の手段と
再発しないようにする手段を考えて頂きましたし。」
しかし、ハルヒの精神が不安定だってのも関係あるか。
「最近、閉鎖空間に神人が出没する回数が増えています。
あなたには、思い当たるような事がありますか。」
あると言えばあるな。
最近、家へ帰るのが遅くなり、ソファで寝ているのが常態化している。
つまり、最近あいつとベッドで寝てないのもあるし、それ以外にも一緒に居る時間が少ないな。
それに、あいつが、また妊娠した、それも関係あるのか?
「ええ、あなたと一緒に居る時間が少ない、それだけでも、涼宮さんにとって、
かなり不安なんです。そして、涼宮さんとあなたの間に、新たな家族が増える。
涼宮さんにとって、不安と期待の気持ちでどうしても精神が不安定になります。
あなたが、いかにして、涼宮さんの不安を取り除けるか、それも問われるでしょう。」
それで、あいつに不安が溜まった結果、何かしら面白そうな事件があってほしいと願ったら、
今回の失踪事件が起こったってのか。
「ええ、そう解釈していただくのが一番かと。まずは、下着ドロを元の世界へ戻すために、
長門さんと朝比奈さんが学校に来たら、協力していただきましょう。」
そうだな、んで、ハルヒはどうする?そして、ここに居る他の連中をどうやって
だまくらかすんだ?
「ご心配なく。本部の幹部、そして、今、現場に居る捜査員の中に
機関のエージェントが多数居ますから、その件については大丈夫です。」
まあ、その言葉を信用するが、次にハルヒに勘付かれないようにするには、
長門と朝比奈さんに、なんて言わせればいいんだ?
「ちょっと用がある、でいいんじゃないでしょうか。
実際、解決にはそんなに時間はかかりませんからね。それに、
長門さんが朝比奈さん同伴という形にすれば、涼宮さんも怪しまないでしょう。」
それくらいで大丈夫なのか?
「大丈夫でしょう。長門さんなりに対処してくれるはずです。」
おいおい、もしもの時は長門頼みか、お前らしくないな。