【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その137

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112SS:記念日【このリクエストは厳しいな】
12月24日『納めの地蔵』
地蔵菩薩を祀る寺院の今年最後の縁日ということで、この日は1年間のお礼と来年への祈願を兼ねたお参りが行なわれる。

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ハルヒ「今年も1年無事に終われそうね。」
キョン 「そうだな。この年になると1年があっという間に感じるよ。」
ハルヒ「まだそんな年でもないでしょ?」
キョン 「まぁそうだな。」
ハルヒ「それに未だ未だ遣り残してる事は多いんだからね。」
キョン 「コレから何をするんだよ。」
ハルヒ「あら、未だハルナのお嫁さん姿も見てないし曾孫も抱いてないわよ?」
キョン 「曾孫って…ハルナは未だ幼稚園児だぞ。」
ハルヒ「だからよ。ちゃんとあの子が大きくなるの見守ってあげないと。」
キョン 「やれやれ。孫はハルナ1人じゃないぞ。えこ贔屓はだめだな。」
ハルヒ「もちろん!孫はみんな大事な大事な宝物だもの!」
キョン 「…たく。こっちとしては子供達もようやく手が離れて2人でゆっくり出来ると思ってたんだがな。」
ハルヒ「まだまだ隠居するには早いわよ!SOS団のあり方を孫達にしっかり叩き込まないと!」
キョン 「それも含めてやれやれだ。こりゃ正式にハルナが3代目団長を襲名せにゃあかんらしいな。」
ハルヒ「だから。あの子達を見守ってくださいってお参りするんじゃない。」
キョン 「…お前に拝まれたら地蔵様も手抜きなんかできんだろうな。」
ハルヒ「あったりまえじゃない。うちの子達を手抜きされたらたまらないわよ!」
キョン 「じゃぁ念をこめてお参りしていくか。きっとご利益あるだろ。」