【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ　その134

アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の超ヒロインにしてＳＯＳ団団長！　あたし涼宮ハルヒについて語りあうスレよ！
じゃんじゃん語りなさい！　過疎になんかさせたら許さないんだからねっ！
ただし【荒し】【荒しに反応する人】はダメ！　もし見かけたら生暖かく見守るとよいでしょう。
SS、あたしとキョンのカップリングネタは、名前欄に「SS」「ハルキョン」と書くように…。
あたしが恥ずかし……くは別にないけど、部室のPCのNGワードに入れといてあげるから。

次スレは960が立てること。スレの進み具合によってはスレ立てが早まることもありうるから、臨機応変に対応しなさいよ！

前スレ
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ　その133
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1284411900/

ハルヒスレＳＳまとめ Wiki
http://wikiwiki.jp/haruhi/

やれやれ……皆聞いてくれ、団長命令だ。
最近、荒らしのような発言をする奴が目立つが、そういうのはまず下記リンク先に目を通せとのことらしい。
それが出来ない奴は王様で団長なハルヒのスルー対象にされちまうので、気をつけるように。

【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/　(PC用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/comic/3935/　(携帯用)


/.:.:.:.:.:.;i.:.:.:.:.:.::;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:.::,:,:,.:.:.:.:.:.;:;:;.:.:.:.:;:;::.:.:;:;:;::.:.:.:.::､;:.ヽ
.:.:.:.:.:.;:;l:.:.:.:.:.:.:;:;:;:l:.:.:.:.:.:.:.:/!:.:.:.:.:.:;:;:;i;:;:.:.:.:;:;:;:.:.:|､;:;:;:.:.:.:i;:;.:.:i
.:.:.:.:;:;:;l:.:.:.:.:.:;:;:;:;:l;:;:;:.:.:.:./ |;:;:;:.:.:.:.;:/|;:;:.:.:.ﾄ;:,:,.:.l ヽ;:;:;.:.:.|;:;.:.l
:.:.:.:;:;:;l:.:.:.:.:.:;:;:;:;:|;:;:;:.:.:./　|,:,:,:.:.:.:;/ .l;:;:.:.:.l |;:;.:l／};:;:;:;:;.:.トr+-‐‐､
:.:.:;.;:;:|:.:.:.:.:.:;:;:;:;:|;:;:;:.:./＼l,:,:.:.:.／　 j;:;:.:./ l:::/　 .l;:;:;:;:;:.| i::|　　　}
:.:.:;:;:;:|:.:.:.:.:.:;:;:;:;:l;:;:.:./＿.|,:`:x' 　　 /;:;:./ //.／ﾞ {:;:;:;:;:;:| l::!　　　|
:.:.:;:;:;:l:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;l;:.:;ｲ::;:::j/(つTヾ /;:.／ / 〃 　 |i:;:;:;:;:;l//　　/ l
.:.:.;:;:;／｀>､:;:;:;:;:|;:/i l:::::illii;:::::ﾘ　/／　 ' 　"　　 l.|;:;:;:;:;!/f=‐'ﾞ　/
:.:.／ ／,/lヽ;:;:;:;ﾚﾄ{ ヽっ::ノ:::{　　　　　　ゝ　　 ﾉ.|:;:;:;/　.|　　 /　　　　　　　いい？
:.;:.ヽ'. >　 ＞ヽ;:;:ヽ 　 ヽ;;;;=''"　　　　_,,ィ　 ／_=!:;:;/　 .l　　/　　　　　　　　優雅に、そして華麗にスルーしなさい
＼;:;:,＼へ!　　ヽ;:;.｀､､　　　　　　l￣ ヽｊ ,ｲ.!='' /;/ヽ､ /　 〈_/i　　　　　　　　じゃないとあたしを語らせてあげない
　 ヽ;:;:;.,＼　　　ヽ;::;:ヽﾐ'''ｰ- ,,,.＿`ｰ_'',/.//　 /:' 　 ）＾''､　 ｀ヾｆﾞ〉　　　　　あたしが王様なんだから
　　 ヽ;:;:,<¨ヽ､　　ヽｰ-≧ﾆェｪ‐-=,,＿ // 　 ' 　／/ i　 ｀''､ｰ-'　　　　　　　王様の言うことは絶対っっなんだからねっ♪

SSやAAを投下する前に注意！

投下が複数レスにまたがる事が確実な場合は別のテキストファイルに纏めておいた方が無難かしら。
その場合、分割数が予め解っている場合は、名前欄に書いたタイトルの後に分数表記しておくとみんなも安心だと思うわ。

１行の最大文字数は全角で１２５文字、１レスの最大行数は６０行ってことになってるから気をつけなさいよ。
また、１レスの最大書き込み容量は４０９６バイト、つまり全角換算にして２０４８文字分ってわけなの。
でも改行コードがただのテキストファイル場合の２バイトと違って６バイトってことには要注意なんだからね。
専用ブラウザの中には書き込み容量計算をしてくれるものもあるから、それを利用するのもアリかもね。

まあ、別に１レス/１行ににギリギリまで詰め込むような必要は全然ないとあたしは思うんだけど。
でも一応レス数を無駄にしないって意味では頭のどこかで意識してくれた方が嬉しいわね。
ちなみに１行全角６０文字ぐらいに収めるようにしてる職人さんもいるみたいだし、要は読み手のことを考えてあげてよね。

あと、スレの容量には一応気を配っておいた方がなにかと角が立つことはないと思うけど、あまり神経質になって萎縮する必要なんかは全然ないからそこのところよろしくね。

まだなにかあったかしら？
え、なによキョン、大事なことを忘れてるって？

このスレではメール欄に半角で「sage」と入れる事、良いわね？
うっかりageちゃったりしたら、暇を持て余した荒らしやアンチが来るって言うから気を付けなさいっ！

…………。ねえ、キョン。何でこんなこと言わないといけないのよ。あたりまえじゃないの。

>>1乙でしょでしょ♪

>>1乙

なんてこった
俺は>>1乙したかった

>>１乙だっぜ！

　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　 　 ,.. ‐ : : : : : : : : : ｀丶､
　　　 r‐ 、　／: : :/-――――‐-＼:＼ _ｨｧ┐
　　　 }　- ７:/: :.:/　_..　-――､┬--ヽ: ∨　 }
　　　 フ¨ﾋl.:l: : :/7´ .:{: : : : : : :.:!:}:.ヽ:.:ヽ :|‐＜
　　 〈　/ ,ｲ:{: : :!.:|: :.:∧: : : : : .:,|∧: :}: : ! ﾄ､　 〉
　　　 V>ｰ|:.ヽ: |:A .:L_ ヽ: : : :/ﾘ.斗:什:ﾘ ト､}/
　　　 く　 ﾊ: : ト{ ,z≧ミヽ＼/イz≦､ﾉｲ: :ﾄ､　>
　　　　 ｢: : l: : l 《 ﾄｨ::.:}｀　 　 ´ﾄｨ::.:} 》l: : |:.:｢|
　　　　｜ :l:ヽ:ﾊ　 辷.ｿ 　 ､ 　 辷:ｿ .ﾘ: : ! !: !
　　　 　 ! .:|｢｀i:.ヽ　　　 r --┐　 　 /:/ /:ﾊﾘ　　　>>1
　　　 　 ヽrﾍ jｰ､:＼.. _ `ｰ‐ '_ _..ィ7イイ/　′　　 乙
　 　 　 　 ドﾆ{_ﾌ iドヽ: : ﾄ￣ ｲ: :ト､_　　′
　　　　　　｀弋__ム__j|: : :l´￣| : |_　j
　　　　　　　　　　 j　 !: : ヽmj : [｀/
　　　　　 　 　 　 /　　＼: : V∠{='
　　　　　　　　　　〉､　 　 ＞ﾋj二!
　　　　　　　　 ／: ｀:｀ニ〈.イFへ｀7
　　　　　　　 く : : : : : / : : :|_ﾄ､: :｀}
　　　　　　　　 ｀ ┬＜!＿:＿ : イ´
　 　 　 　 　 　 　 |｀:ｰ/　　 |‐:´:|
　 　 　 　 　 　 　 |:::::/　　　 !::::::|
　　　　　　　　　　ト-j　 　 　 ビﾆ>

>>1乙 ありがとさん！

断っ然>>1乙よ！

>>1だっぜ！

乙が抜けてた……

>>12

凡人亭キョン「乙の代わりにオチがつきました」

すずみ家ハルヒ「古泉くーん、キョンの座布団全部持っていきなさい」

１おっつでっしょでっしょ♪

座布団持ってくのは谷口っぽい気がする。

「で、生まれたのがあんたなのよコハル」

「ハァ〜やれやれです」

梅乙だっぜ！

「じゃ、パパ、コハルをそろそろお風呂へ」
「やだ。父ちゃん最近目がやらしいから」
「やれやれ…」

>>16
乙っした！

まさかのコハルＥＮＤｗ
乙乙

今日も平和な一日だったな、ハルヒ。

なんか回線調子悪いんか、うｐロダの鯖側の問題か知らんけど
だめぽかったんでもう一個の方に


ttp://www.rupan.net/uploader/download/1286463262.png

>>21
なおったっぽいのでうｐしなおし
キョンスレに誤爆するわ、もう散々だったお。　＼(^o^)／


ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68369.png

いつも乙です
キョンが男前だ

>>1乙！

ネタ考えてたら前スレ埋ってた。次の機会に生かそう


>>22
肩車キタコレ。




今日はハルヒの声優である平野綾の誕生日ですね。

て事は、戸惑設定でのハルヒの誕生日なんだぜうっひょひょい！

ドンマイ

でね、さっきは被害に遭っちゃった喫茶店の話をしたんだけど、
三宮の方でまったく被害がなかったところがあるのさっ。
そのお店の名前は「5時45分」。
みんな知ってるように、震災は1995年1月17日の午前5時46分に起きたんだけど、
5時45分は震災の1分前なんだよっ。
このお店はね、震災の10年以上前からこの名前で営業してたのさっ。
5時45分のままだから、震災の被害に遭わない、
っていう都市伝説として最近テレビでも紹介されたにょろ。

----
　朝比奈「あっ、このお店知ってますぅ。でも、このお店にそんなお話があったんですね」
　古泉「僕も、見たことがありますね。
　　　このお店は、そもそもどうしてこんな名前なのでしょうか」
　鶴屋「あー、そこまで聞いてなかったよっ。今度聞きにいこうかな」
　朝比奈「キョン君と涼宮さん、遅いですね」
　古泉「確かに遅すぎますね。僕が様子を見てきましょう」
　鶴屋「それならみんなで行こうか。何が起きるか分かんないからねっ！」
　長門「馬に蹴られないように注意すべき」

figmaの冬服ハルヒの笑顔が可愛すぎる
長髪笑顔にしてみたけど可愛すぎる
やっぱ美人さんだ…好きだ…

埋めネタにしようと思ってたけど参加しそこねたorz
まぁいいや。

昨日の朝、電車内バカップルが離れて別々に座ってた。
何かあったのか…



でも帰りの電車ではまたいつも通りに。
どうやら昨夜、彼とケンカした夢を見て夜中に目を覚ました彼女さんがイキナリ彼に殴りかかったのが原因らしい。

…色々と突っ込みドコロが…
でも幸せそうだから良しとしよう(´ω｀)

天然記念物に指定したほうがいいんじゃね？
友達の誰かが記録つけてて少女漫画とかライトノベルあたりになりそう
とゆうかしてくれ

ハルヒ「どうせ夢ならキスされた夢でも見れば良かったのよ」

憂鬱の終わりと重なるな

夢の中でケンカ→興奮して殴る→仲直りでいつも通り

夢に中でキス→ポニーテール萌え→昼にストレートに戻す

そっちの彼女さんは毎日キスしてると思うよ？

何か良いバカップルですね、微笑ましいです。
リアル・ハルキョン日記？

今日も平和ですね、閉鎖空間も発生しないでしょう。

今日は風が強いな
風が強いと大抵アレなイベントが起こるもんだが
「ハルヒ」はそういう安っぽいサービスシーンがないよね
みくる・ハルヒの着替えがサービスシーンと言えなくも無い、か

んー、でもあれはそういうイベントとはちょっと違うようなｗ

ハルヒと言う作品は安っぽいサービスシーンで勝負するようなモノじゃないからな

みくるへのセクハラやバニーガールはサービスシーン
団長様のキャラクターでもあるけどね
パンチラなどのサービスが多い作品は主人公達がいちゃついてる
うらやましい

健康的なエロスって感じ？
いやなんか違うな

スレ立ったばかりで言うのもなんだが、
「文芸キャラ板」って新板立ってるよ。

次スレからはこの新板に移動した方がいいかもね。

雨が振りそうな天気だ
ハルヒ傘もってきてるか？

キョンと相合い傘するんだから持って来て無いよ

>>29 隣に寝ている彼に殴りかかったのか、朝に自宅に来た彼に殴りかかったのか
耐えてもらうしかないな、落ち着いてくれるといいな

キョンも忘れてるから部室に泊り込みだな

雨の日はそこらの廃工場をリサイクルした隠れ家で過ごすハルヒとキョン

廃工場でリサイタルしてるのかと空目した

ハルヒ「あたしの歌を聴けーーーーー！！！！！」

キョン「だが、こと（ｒｙ」

キョン「俺は・・・厭だ！」

隠れ家はハルヒすきそうだな

やはり安定しない……。



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68406.png

毎度乙ですお

乙です
中学生だけど楽しそう

ハルヒおやすみ！

10月8日『プリザーブドフラワーの日』
日本プリザーブドアロマフラワー協会が制定。
プリザーブドフラワとは、花をそのままの姿で長時間保存できるようにしたもののこと。
「永久の花」ということで「と(10)わ(8)」の語呂合せ。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ハルヒ「枯れない花ってのもなんか味気ないわね。」
キョン 「そうか？普通に長持ちするしインテリアとかに良くないか？」
ハルヒ「そりゃぁね。でも生花だからこそ出る味わいがあるとは思わない？
キョン 「確かにな。」
ハルヒ「でも何も悪いとは言ってんじゃないわよ？キョンが言うように長く置けるし
　　　　鑑賞用としては手間も余り掛からないでしょうしね。」
キョン 「まぁ日本人は桜の散り行く姿をみて感慨に浸るし、一瞬の儚さに魅かれるんだろうな。」
ハルヒ「でも同時に何時までも変わらないである事にも気持ちをめぐらせるわ。」
キョン 「例えばどんなだ？」
ハルヒ「いっちょ前に花もって何してるかと思ったらね〜。」
キョン 「何だよ可笑しいか？」
ハルヒ「別に！それを誰に上げるかには関心が有るけどさ。」
キョン 「そりゃ何時までも変わらずにいて欲しい奴にさ。」
ハルヒ「…」
キョン 「…」
ハルヒ「ん！」
キョン 「素直に受け取れよ。」
ハルヒ「うっさい………馬鹿キョン。」

ドレスハルヒ+花束って絵を最近見たな
いいものだ、華やかになるぜ

ほとんど薔薇なんだね
何色だろう？

じょ〜ねっつのあっかいば〜らぁ〜♪　ってな訳で定番の赤いバラで

おはよう御座います

折角の週末だけど雨です
今日は屋内探索でもするのかな

夏休みだとカラオケにボーリングに色々と室内遊戯も楽しんでいたよな

おハルキョン！

土日祝日を利用してぶらりと旅行に出かけるハルキョン

今週の少年ジャンプ(45号)
ワンピースの表紙絵
リクエスト主↓
PN：兵庫県 双子母さん

…あれ、一瞬ハルヒが浮かんだ…俺もう末期？

それはさすがに末期過ぎるなww

>>58
キョン「雨降らんでも基本外に出ないだろ」
「ハルヒちゃん」より

雨の日のイベントだと
相合傘、濡れた服を着替える、寒いから鍋、お風呂、雨が激しいので帰れない
ハルヒちゃんだと少々の雨でも外で遊んだり不思議探ししそうではある
ドラム缶風呂も似合いそう、キョンが釜炊き、頭身ひくいからエッチじゃない
風邪ひいたら看病イベントがあるし、怪しげな薬だのまじないだの

　　おまーんこお　ねえ　永遠を前にあまりに脆(ﾓﾛ)く（Ah ah ah ah ah-)
　　ざらつくアスファルトの上　シミになってゆくよ

　　おまーんこお　ねえ　時に頼りなく心は揺れる（Ah ah ah ah ah-)
　　それでも　僕は君のこと　守り続けたい　Ah

　　おまーんこお　ねえ　心まで白く染められたなら（Ah ah ah ah ah-)
　　二人の　孤独を包んで　空にかえすから

pixivの消失イラスト、やっぱり長門が多いね…

消失ハルヒの気だるい感じも、ジョンと出会ってからのキラキラ感もたまらなく好きなんだけど
誰か絵師さん描いてくれ〜

>>65
そういや風邪引いたキョンのお見舞いに来たことがあったな
ちゃんと弄っても大丈夫か確認してたりして、そんなに遊びたかったのかとw

ノーマル（？）ぬこハルヒまで微妙なバランスに　orz



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68431.png

いつも乙です
元気そうでいいですね

なにもってんですかｗ

ハルヒおやすみ！

リレー続き書いてる人いませんか？

早い者勝ちでいいんでない？
書いちゃえ×２w

>>63
カチューシャを街中でみかけると、たとえどんなおばちゃんであろうとも
一瞬は反応してしまう自分が嫌だｗ
もともとカチューシャとかバレッタフェチではあったが……

こんな俺も末期？


>>73
今書いてるやつでいっぱいいっぱいで
なかなかリレーまで手が回らないorz

まずはスピードアップが先決か……

さてと♪　久しぶりにＤＶＤのハルヒのチアガールでも見て抜くかな。
パンチラが特に最高ｗ　では、楽しんできます(・ω・)ノ

10月9日『塾の日』
全国学習塾協会が1988(昭和63)年に制定。
「じゅ(10)く(9)」の語呂合せ。

===========================================================================

ハルヒ「…ねぇ、やっぱり塾通いさせたほうがいいのかしら？」
キョン 「前にも話し合ったと思うが、その時はお前が『塾なんて必要ない！』
　　　　って言って終わったじゃないか。」
ハルヒ「そうだけど、最近は進学塾に行ってるのが当たり前になりすぎて
　　　　子供達の話題がその手の話になってるって聞くし…」
キョン 「相変わらず放任主義的なポーズを取るわりには過保護だよなハルヒは。」
ハルヒ「む！なによキョンだってそうじゃない！！」
キョン 「まぁそうなんだがな。」
ハルヒ「…あっさり認めるんだ。」
キョン 「そりゃ子供達が可愛いのは事実だしな。」
ハルヒ「…まぁそうだけど…」
キョン 「取り合えずハルカとキョウ達の話を聞いてみようぜ。
　　　　無理に俺達が親が塾に入れても本人達がやる気にならないと伸びないだろ？」
ハルヒ「確かにあんたは中学の時塾通いのわりには散々だったしね…」
キョン 「ほっとけ！それにハルヒが勉強みてやってるし問題ないだろ？」
ハルヒ「キョンも歴史ウンチクと昆虫以外の事も教えてやりなさいよ。」
キョン 「無理だな。」
ハルヒ「諦め早いわよ！」
キョン 「兎に角。俺達よりも本人達の意思だろ？」
ハルヒ「…そうね。…はぁ〜〜、でも実際どうなのかしら…あの子達。」
キョン 「コレばっかりは親の俺達でも想像しか出来ないからな…」






ハルカ「あしょびたい〜〜〜〜〜！！」
キョウ 「親父達に教えて貰った方が何倍もいいよ。」





キョン 「…だとさ」
ハルヒ「…良くも悪くもあたし達の子供ね…」

起きたら記念日さんが！

おはよう記念日さん

乙です
ハルヒは教えるの上手だから塾は必要ないよね

>>78-79
おはようございます。

実は“とある”理由で一睡もしていないので。
理由はスレチなので伏せますが…

…フィギュアってヒロインだけでなく主人公やサブキャラを並べて何ぼだと考えています


後、前スレを見直して思い出した件の報告。

>>YAMATO 1/12 スコープドッグ

長門は乗れたそうです。

「おはようなのね」
「フヮヮ〜おはよう阪中ちゃん」
「どうしたのね？なんだかとっても眠そうなのね」
「昨日、キョンとの決着がなかなか着かなくてね、一晩中、対決してたから」

「一晩中……キョン君って凄いのね」
「うぅ〜あたしも負けるの嫌いだから、ついつい熱くなっちゃって」

「……大人なのね」

阪中ちゃん書いてると

白いアイツを思い出す
「うまなみなのね〜」

"とある"話なら自分もアニメは見てるな
え、違うって？w

ライブアライブ（オディオじゃない方）の後日談で、バンドメンバーが教室までお礼に来た時に
「キョンちょっと一緒に来て」って手を引いていくシーンがいいな

ハルヒの地の性格（全く物怖じしない割に意外と人見知り）が現れてるし、
人前で無意識に手をつないでしまう天然バカップルな部分が見えて楽しい

オディオの方はハルヒキャラでＳＳがあったなｗ

普段はそういう素振りを見せない（意識してない？）くせにイザというときは思わずキョンを頼ってしまう
そういうハルヒのウカツさが好きだ

>>84
わざわざ注釈つけんでもw
てかそれを理解できる人が何人居ることやら…
何げに名作だったけどね

ライブアライブはキョンのあの笑顔もよかった

「通りすがりの……」

「たいやき屋さんよっ！！」

>>85
ハルヒの迂闊さと言えばヒトメボレの「それみくるちゃんと？」だな
あそこのシーンは映像化すると、とてもイイシーンになるはずだ

>>90
いやあの場面は迂闊どころか計算じみてるだろ
キョンがYESともNOとも答えられないのを見透かして、
小悪魔じみた笑みで問いかけてるあたり

あそこらへんのキョンが落ち着いてるのな
いいかけて口を閉ざし　とあるから計算ではないのでは？
かなり贅沢だけど、背中にハルヒがくっついたみくるちゃんに、真正面から〜なら
分裂でみくるが卒業したらハルヒの寒いときに抱きつくあいてがいなくなって寂しいだろうなんてこといってるね

>>91
計算もあるだろうな
はじめにポロっと失言しそうになり、素早く頭をフル回転したみたいな

ライブアライブはいい話だ

ライブアライブは見れば見る程いい
歌い終わった後のハルヒの微笑みと木陰のキョンの笑顔が印象的

エレキギター
ﾆｱ 武装弦楽祭（BP：14）

終了後：
ハルヒの愛がアップ
ハルヒの魅力がアップ

ハルヒは見切りは苦手そうだな

ライブアライブはアニメで一、二を争うくらい好き
弁当急いで食べてハルヒの元へ駆けつけるキョンがいい
よくやった、キョン

おはようございます





ようやく戦いに一区切り付きました…

さてと・・・・・・

ところでさあ

ハルキョンって、ゼノギアスのフェイ×エリィとそんなに変わらないと思うんだ
何だかんだ言って嫁役のキャラが萌えと母性を兼ね揃えた女性らしい所とか、
何気に旦那キャラが尻に敷かれそうな所とか

今日は懐かしい流れなのか？ｗ

何度やっても失敗してたのにいつの間にかうｐできてる……。　orz



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68500.png

新作figma持っとるw
やっぱ癒されるなぁ…乙です！

ネタ探してます。

ご満悦なぬこカワイイ〜

乙
ジョンも出ないかなー

ちょっと俺もおもちゃ屋いってくる！

鶴屋さん「こんにちはっ、キョン君、だねっ？」
キョン「そうですけど・・・何で俺の名前、知ってるんです？」
鶴屋さん「なははっ、お姉さんは何でもお見通しっさ。っていうか結構君、有名人だよっ？
　　　　　ハルにゃんに見込まれたSOS団第一号団員＋雑用係ってさ。」
ハルヒ「こっこら鶴ちゃん！」
キョン「そんな大したものですか？悪いですけどSOS団の事で褒められたってあまり嬉しくないですね。
　　　　いつ鉄砲玉に使われる事やら解りませんから」
ハルヒ「・・・」ｷﾞﾘ
古泉「ハ・・・ハハ」ﾋﾟｸﾋﾟｸ
みくる「ひぃぃ〜」
長門「・・・」
鶴屋さん「にゃはは、こりゃあめがっさ参った。けど鉄砲玉とは物騒さね。
　　　　　SOS団をもう少し信用した方がいいと思わないかいっ？」
キョン「それは何故です？」
鶴屋さん「何故って、ホラ、ハルにゃんやみくるも有希っ子も可愛いし、男冥利に尽きるじゃないかいっ？」
キョン「出来ませんね、そういう免罪符さえあったら何しても良いと思ってる連中を手放しで信用するほど純粋でも無いんで」
鶴屋さん「な〜るほど、けれども信用しないよりも信用した方が強くなれるというにょろよ、色んな意味で」
キョン「信用するに値しない連中を信じて強くなるより弱いまま疑ってた方が長生きできそうですけどね？」
鶴屋さん「SOS団は嫌いかいっ？」
キョン「高校生のするボランティア活動にしてはあまりにハード過ぎますねえ？色んな意味で」

ハルヒ「キョン、あんた今日誕生日だっけ」
キョン「は？　俺の誕生日なんかお前に教えたっけ？　というか俺の誕生日って公式には不明のはずだが」
ハルヒ「だから中の人の誕生日に一緒に祝ってあげてるんじゃない。感謝しなさいよ」

※今日は杉田の誕生日です

ハルヒのことだから誕生日イベントは盛大に盛り上げるんだろうかな

ハルヒという名前からすると春生まれっぽいんだけど

ハルヒ：４月８日
キョン：５月３０日
古泉：１１月１５日
長門：１２月１８日
みくる：３月３日

※すべて妄想です

ハルヒが出会いの春、長門が冬であの日
という所が上手いな

プライベートは触らないみたいだからか誰の誕生日も祝ってないよね
短編5つ+αで書いて文庫本を一冊出せるのに

もしも祝うなら団員4人のバースデイを見逃すはずがないから、描写を省いてるだけだったりしてなｗ

逆にプライベート以外でなにか理由があるのなら、ひょっとすると二年生編で行われる可能性もあるな

連休最終日だぞ、ハルヒ！

寝てるんだから起こすな！

誕生日かー
どうなんだろうね？
自分からは言わないだろうし、調べてまではしないだろうし

五人の中でハルヒが一番誕生日が早くて、ハルヒの誕生パーティーはしてないから他の人もしてないとか？
まぁ、俺のハルにゃんはそんなに心の狭い子じゃないか

自分のバースデーを祝われるのが苦手で避けてるとか
ハルヒって好意を受けるともにょるところがあるしな

ハルヒの尻に腰打ち付けたい

正月とかクリスマスとかと誕生日が重なっていたりして


七夕が誕生日だったら少し欝になるな。

七夕のときにみんなの誕生日を知らないといってたな

七夕が誕生日だと中学のときはジョンこそがプレゼントみたいなもんになるな

ハルヒの視界に入るところにAVとかエロ本とかこれみよがしに置いとけば
インスピレーション受けていい感じに世界改変してくれんじゃねぇかな。

体育の日は毎回ハルヒ主催の運動会を執り行うSOS団とその他一同

芸術の秋だからハルヒの描いた絵を見たい

「今度の絵は１５００ペタバイト・・・強烈な情報体を覚醒させている」

「まじか」

「あのお」

「喜緑さん、はやっ！！」

ハルヒ空間に飛ばされるなw

ハルヒ｢芸術は爆発よ！｣

>>122
そういう不器用なとこが愛しいんだよなぁ
素直に好意を受け取れないハルにゃんがキョンによって変わっていくんだろうな

サムディで最後に傘出すところ、頬を染めさせたり
gifアニメで視線をキョン〜床に繰り返したりして萌えた。
すみませんでした。

今月のイベントは次はハロウィンだな

色々と不器用なハルヒ


頭も良くて運動も出来るのに
キョンがフォローしてやらないと
色々とダメダメなハルヒ




萌える！

>>124　なんでもない日に意味なく騒いで、ずっと後になってあれってなるのも良いよね
昼間は人数多いんだけど、適当な時間にさりげなく抜けっていっていつのまにか二人だけで騒いでたり
後片付けと掃除が大変だけど

ハロウィンかー、モンスターの仮装はいいけど、高校生なのにお菓子をちょうだいと歩くのも変だよな
どうなるのかな

ハルヒが愛おしすぎて死にそう

生きろ！

まだBD-BOXも消失BDも、何より驚愕を見てないんだぞ!

>>137
ピンポーン、ピンポ、ピポ、ピポピポーン♪
ガチャ
キョンの妹「とりっく、おあ、とりぃと…？」

ハルヒ「んふぅ、オジサンっ、このいたいけな子供のためにお菓子を出しなさいっ！」

>>134
はやくうｐする作業に戻るんだ

　多分アッチなのニャ。行ってみるニャ！
「みゃ〜ん」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68561.png

>>141
あ…こういうことはすでにさんざんやられてると思いつつ…
ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68562.gif

>>142
乙です！
うぷろだも同じのを借りました

>>142
おや、どこかに探検ですかな

>>143
ちょっと赤すぎるなｗｗｗ
でも目がうるうるしてるのがイイね！ＧＪだ

>>142
乙！ねこもぬこも可愛いねぇw

>>143
グッジョブ！！

>>142 >>143　お二人とも乙です！
この後に書き込むのがなんか躊躇われるなぁ…
まぁ書くんだけども。

季節外れなネタですが、不意に思いついたので書いてみました。
タイトルは「夏空」です。たぶん五回分消費の予定（前後除く）。

では↓

　自転車が無い。

　…あれ、俺いつも通りココに停めたハズだよな。そう思い辺りを見回す…

　しかし自転車は無い。

　と、足もとにキラリと光るものが見えた。…鍵の台座と、チェーンロック？やけに見覚えがあるな。

　やっぱり自転車は無い。

　…いやいや、仮にも有料の月極駐輪場だ。まさかそんな易々と…

　それでも自転車は無い。

　…………認めたくないが、これはやはり……

「…盗まれた」



「ふーん。それで今日は朝から疲れた顔してたのね」
「ああ…この暑い中、朝っぱらから長距離歩くのは地獄だ」
「情けないわね。ＳＯＳ団団員たる者がそのくらいでへこたれるんじゃないの！」
「それ絶対他人の弁当食いながら言う台詞じゃねーだろ」
　唐突な場面展開で申し訳ないが、今のは昼休みの教室における俺とハルヒの会話だ。

　昨日、いつも通りの団活を終えて帰ろうとした時のこと。
　駅の駐輪場（契約制）に置いていた俺の自転車が盗まれた。キレイに鍵はずされて。
　…言いたいことはモチロン色々ある。文句を言いたい相手もたくさんいるさ。
　まぁ現時点でその「相手」は、目の前で俺の弁当を貪り食っている女子高生になったワケだが。
「この状況にだんだん慣れてきてる自分もイヤなんだがな、しかし今日は敢えて言わせてもらう」
「なによ」
「それは俺の弁当だ」
「そんなのわかってるわよ」
「わかってるのに何故食べる。正当な持ち主が飲み物買いに行ってる隙に」
「このお弁当が、あたしに食べてもらいたそうに顔覗かせてたからよ」
　んなわけあるかってああもう最後の一口！
　…すまん、オフクロ。今日もあなたの弁当が息子の腹に収まることはありませんでした。
「ふぅ、ごちそーさま。…で、自転車どうするの？」
「……今日新しいの買いに行くんだよ。だから団活は休ませてもらうぞ」
「あっそ。わかったわ」
　そう言ってハルヒは教室から出ていった。毎度おなじみ校内不思議探索に出かけたのだろう。
　やれやれ…相も変わらず自分勝手な団長様だな、ホント。

「…そして今日もキョンは、涼宮さんが置いていったお手製弁当を食べる、と」
「ナンデアイツラハアンナマワリクドイヤリトリヲアキモセズニマイニチマイニチアテツケカチクショウコノヤロウ」
「読みにくいよ谷口。気持ちはわからないでもないけど」

　そして放課後だ。
　俺はＨＲ後、まっすぐ昇降口へと向かった。団活を休むことはもう言ってあるしな。
　…さて、おニューのバイシクォーはどんなものにしよう？盗まれたのは癪だが実際結構年季も入ってたし、買い替え時だったのも確かだ。
　そんな感じで未だ見ぬ新車を思い浮かべながら外に出たのだが、

　暑い！！

　最も気温の上がる時間帯はとっくに過ぎているにもかかわらず、太陽は飽きることなく熱線を放射し続けている。
　…いくら夏だからって、そんなに張りきらずともいいのではないかと俺は思うのだが。いかがだろうか？
「バカね。夏は暑くて当たり前でしょ？むしろ暑くない夏なんて太陽の怠慢でしかないわ」
　いや温暖化やら何やらと騒がれている昨今では、この暑さもありがたいモノじゃないだろうよ。
「その温暖化だって、人間が無理に暑さを紛らわそうとしたから起きてるんじゃない。ここらで人は一度原点に立ち戻るべきなのよ」
　御高説痛み入るがな、温暖化は別にそれだけが原因じゃない。というか今さら文明の利器に頼るなと言っても犬に論語兎に祭文牛に経文馬の耳に念仏…
「あーもーいいわよ！余計に暑くなるじゃないの！」
　ハイハイスイマセンデシタ…なんか矛盾してないか？いやそれよりもだ、ハルヒ。
「なによ」
「なんでお前が居るんだ。団活はどうした」
「キョンだけじゃなくて、みんな用事があるっていうんだもん。一人で団活したってしょうがないでしょ？」
「それはそうだが……まさかついてくる気か？」
「団員がダッサイ自転車掴まされずに済むよう、目を光らせるのも団長の役目だからね。感謝しなさい」
　自転車店にそんな悪徳商人がいるとは考えもしなかった。つーかそれは暗に、俺にセンスが無いと言っているも同然じゃないか？
「………」
　…その「気付いてなかったの？」的な視線はやめてくれ。思ってる以上にグサグサきてるから。
「やれやれ……わかったよ。じゃあ目利きの方は頼んだ」
「まっかせなさい！」
　こうして出来たおせっかいな助っ人と共に、俺は自転車店目指して炎天下の下り坂を歩いていった。



…アリガトウゴザイマシター…

「よしよし、中々イイのが買えたわね」
「…そりゃ結構な出費だったからな」
　俺はそこまで自転車にコダワリはなかったので、適当なママチャリ…今風に言うならシティサイクルか。
それで済ませようと考えていたんだが、

『サドルはこっちのクッション付きに変えてちょうだい』
『もちろんリアキャリアも付けて。鍵は…そうね、あそこの自転車と同じヤツ。あっちのが防犯性も高いし』
『ついでにポンプとＬＥＤランプと車体カバーもオプションで付けてあげるから、セット価格で割引しなさい。
…できない？なんとかするのがあんたらの仕事でしょうが！』

　いやぁ見事な手腕だった。店員さん半泣きだったぞ。
「どうよキョン。あたしがついてきてよかったでしょ？」
「…まぁ、定価で買うより大幅にプライスダウンしてたからな。お得と言えばお得だったか」
　予想以上の出費だったことは否めんがね！
「フッフーン。とーぜんよ！さぁあたしを褒め称えなさい！」
「…ハルヒ様サイコー」
「気持ちがこもってない！」
「…ありがとう、ハルヒのおかげで助かった」
「んー、ありきたりね」
「…思わず惚れちまいそうだったぜ」
「！も、もう一声！」
「よーし、帰るか」
「ちょっとぉ！？」

　なんか後ろでハルヒが騒いでいるが、ともかく無事任務（？）は果たした。
　他に用事も無いし、あとは帰宅するだけなのだが…折角だしな。

「なぁ、ハルヒ」
「…なによ。人のコト無視しといて」
　おぉ、怒ってる怒ってる。別にそういうつもりじゃなかったんだがな。
「スマン、無視したのは謝る。それより早く乗れよ」
「へっ？」
「世話になったのは確かだし。家まで送るくらいさせてくれ」



「キョン、おっそいわよ！もっとスピード出しなさい！」
「無茶言うなって！」
　両肩と背中にハルヒの重さを感じながら、懸命にペダルを漕いで風を切る。
　しかしさすが新車と言うべきか、思った以上にスイスイと進む、進む。
　ハルヒもそれに機嫌を良くしたのか、いつぞやのエンドレスサマーも真っ青な立ち乗り＆笑顔で俺に檄を飛ばしている。
　そんな様子が何となく微笑ましくて、俺も調子に乗ってひたすらクランクを回していたのだが……やはり体力には限界があるわけで。

「ちょ、ちょっと…休憩だ、ハルヒ…」
「むぅ…もっと体力つけなさいよ」


　ハルヒの指差す方向にハンドルを向け続けていたら、いつの間にか河原に来ていた。
　水面に夕日が反射してキラキラ輝いている様子は凄くキレイで、その様子はまるで…
「まるで水の中でちっさい豆電球がいっぱい光ってるみたいね」
　…そこは「星が煌めいてるみたいー」とか言っとこうぜ。仮にも女の子なんだから。
「そんな乙女趣味はあたしには無いの！…それより喉渇いたんだけどー」
「……はいよ。ちょっと待ってろ」
　…まぁ俺も丁度水分補給したかったところだがな。
　いつものコトではあるが、雑用使いの粗い団長だよ。やれやれ。



「ホラよ」
「遅いわよ。待ちくたびれて帰ろうかと思っちゃったわ」
「そりゃすまなかったな」
　小言をさらりと躱しつつ、ベンチに座るハルヒの横に腰かけプルタブを開ける。
　横から同じくプシュッと軽快な音が聞こえたかと思うと、ハルヒは一気に缶を傾けた。
「……ぷはぁっ！やっぱ人のお金で飲むジュースって最高ねー」
「…そう思うならせめて、もうちょっと味わって飲んでくれ」
　あっという間に飲み干しやがった…いつも思うんだが、コイツの喉には掃除機でも入ってるんだろうか。
「ん〜、足んないわ」
「知るか。自分で買って飲めってオイ！」
「ふっふっふ。油断大敵よキョン！」
　そして俺の手にあったハズのジュースまで、この手前勝手な団長様の腹に収まっていく。まだ半分も飲んでないってのに。
　くそぅ…人のだからってこれ見よがしにゆっくり味わいやがって。
「ふぅ…ごちそーさま！」
「…お粗末さま」
　たっぷりの皮肉を込めて返したつもりなんだが、果たして伝わってるのかね。
　…それこそ今さらだけどな。

　その後しばらく二人で並んで川面を眺めつつ、他愛もない会話に花を咲かせていた。
　しかし、いくら夏で日が長いとは言っても、そのうち沈む。当然だ。
　あたりが大分暗くなってきた頃、俺たちは再び自転車にまたがり家路に着こうとしたんだが。

「……ん？」
「？　どうしたの？」
「いや、今何か光ったような……ってオイ」
「なによ……え？うそ…」

　川が光っていた。

　…いや、そう言うと語弊があるな。正確には、川面を無数の光が飛び交っていた。
「……蛍？」
「…だな。なんでこんな所に……おまえ知ってたか？」
「そんなわけないじゃない！見たのも初めてよ…」

　確かにそこそこ綺麗ではあるが、それでも街の中に位置する川だ。蛍が生息しうるなんてまず考えられない。…いや、中にはそんなところもあるかもしれないけどな。
　しかし、少なくともこの街に住んで十数年。蛍なんて噂にも上ったことは無い。
　であるのに、今ここには間違いなく蛍がいる。これは何のイタズラだ？こんなこと考えたのは一体……………………まさか。
「ハルヒ。お前もしかして『蛍が見たい』とか思ったりしたか？」
「え！？な、なんでそれを…」
　ハイ、正解。
「……こんな早く叶っちゃうなんて…あ、あれ？」
　だがハルヒが何か独り言を言ったかと思った瞬間、光は唐突に消え失せてしまった
　なんだ、今度は「もういいや」とか考えたのか？
「ど、どういうこと？なんでイキナリいなくなっちゃったのよ！」
「俺が知るか」
　…待て、よく考えたらこれってかなりマズイんじゃ？
　【居るはずのない蛍】と【唐突に消えた蛍】の不思議現象二連続だ。
　コイツの過剰な反応っぷりがありありと脳裏に…
「もしかして今の、蛍じゃなくて地球外生命体か何かだったんじゃない？コミュニケーション取ってるところをあたしたちが見てるのに気付いて、とっさに隠れたとか！」
　ほら見ろ。…いや、悠長に構えてる場合じゃない。
　この場には嘘を吐くことを生きがいにしている（と俺が決め付けている）古泉も、過去の俺に「さっさとこの場を離れろ」と忠告出来る朝比奈さんも、そもそもこの現象自体無かったことにできる長門もいない。
　俺が何とか「これは不思議現象なんかじゃない」と説明するしかないのか？
　どうしろと。身に余ること請け合いだ。

「…ちょっとキョン！聞いてんの！？」
「あ？あぁ、スマン。で何だって？」
「もう！だから、さっきのは…」
「ああ、それか。どうせお前がさっき出した大声にビビって隠れちまっただけだろうさ」
　くぅ、苦しい。ここからどう繋げる？
「そうかしら…そもそもなんでこんな所に蛍が居たのよ」
「さあな。誰かが放流したのかもしれんが、この環境で長く住みつくなんてのも恐らく無理な話だしな」
　とにかく、何とかこの場から興味を逸らせよう。細かいところはあとで皆に相談すればいい。
「近いうちに別の場所に移動しちまうだろうさ。一時の安寧を乱すのも可哀そうだし、今日はもう帰ろうぜ」
「…でも……」
　むぅ…よくわからんが、まだココに未練があるようだ。

「…合わない環境にいちゃ、蛍だって思う存分光れないだろうさ」
「………」
「だからさ、今度一緒にちゃんとした所に行ってみようぜ」
「…え？」
「ほら、折角自転車も遠出するのに相応しいヤツに新調したことだし。本場の蛍を見に行くってのも、中々夏らしいと思わないか？」

　苦肉の策だ。近い未来の自由を生贄に、なんとかご機嫌をとる。
　…よくあるパターンと言えばそうだが…なに自分で身も蓋も無いコト言ってるんだ。

「あ……ぅ……しょ、しょうがないわね！そこまで言うんだったら行ってあげなくもないわ！」
　しかし、どうやら効果はテキメンだったようで。
「そうか。断られたらどうしようかと思った」
　と、気を逸らせたことに安心して思わず心の声が漏れてしまったんだが、
「こ、断るわけないじゃ…っ！ちち違うわよ！？あんたがどうしてもっていうなら……うぅ〜！」
　勝手に反応＆勝手に解釈＆勝手に勘違いの３コンボで理不尽にポカポカ殴られた。

　あーもう、やれやれだ。


　まぁそんなワケで、ハルヒをその場から引き離すことには成功。無事家路に就くことと相成ったんだが…
ハルヒはさっきまでのような立ち乗りはしていない。
　何故か横向きに腰かけ、腕を俺の腰に回したりなんかしている。
　…こんな形でいつぞや夢見た青春タンデムが実現しようとは思いもしなかった。あの時は是非とも朝比奈さんと、と考えていたんだがな。

「ねぇ、どこまで行こっか。どうせなら泊まりがけってのはどう？」
「いや、そんな遠出する気は無いぞ。探せば近場にもあるだろ」
「…それもそうね。後ろにあたしが乗ってたんじゃ荷物のスペースも無いし」
「…二人乗りで行く気だったのか」
「え？違うの？」
「あー…まぁそれでも構わんけどな」

　コイツと二人でってのも、案外悪くない。
　絶え間なく話しかけてくるコイツの声と背中の温もりは、なんかくすぐったいけども。

「一応、二人乗りって道路交通法違反なんだがな」
「そんなの構いやしないわ。あたしが許可するから」
「お前の許可がどれだけの法的効果を持つと」
「うっさい！あんたはとにかく漕いでればいいの！」

　不意に、このまま何処までも行けそうな気がした。
　後ろにいるコイツからエネルギー供給でもされてるんだろうか。

「あと、あたし以外を後ろに乗せちゃダメなんだからね」
「？　何でだよ」
「なんでも！」
「ちょ、苦しいって！締め付けるな！」

　…あながち間違いじゃないかもな。
　お前と一緒なら、本当に何処へでも行けるんだろうさ。

「この自転車買うのに協力したのは誰だっけ？」
「何だそれ…やれやれ。わかったよ」
「よろしい！」

　その、蛍の群れにも、満点の星空にも負けないくらい、眩しい笑顔がある限りな。
　…ちょっとクサイか？

「キョン」
「何だ？」

　ほんのりと涼しい空気を掻き分けながら、そんなことを考えていた。

「約束だからね！」

10月第2月曜日(2010年:10月11日)【◎体育の日】
1964(昭和39)年10月10日に東京オリンピックの開会式が行われたことを記念して、
1966(昭和41)年から「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」国民の祝日になった。
1999(平成11)年までは10月10日だったが、祝日法の改正により、2000(平成12)年から10月の第2月曜日に変更された。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ハルヒ「午前中は我が家の大活躍ね！！午後からも気合入れていくわよ！！」
ハルカ「任せてママ！！」
キョウ 「何たって負ける気がしないからね！！」
ハルキ「お父さん大丈夫？」
キョウヤ「だらしないよ？おとさん。」
キョン 「ぜぇ〜、ぜぇ〜。む、無茶言うな。」
ハルコ「たまごやきおいし〜。」
キョウジ「おかあさんおかわり！」


ハルヒ「何だらしない事言ってんの！午後の競技の1番目は『夫婦二人三脚』なんだからね！！」
キョン 「何も町内会の運動会に気合入れなくても良いんじゃないか？」
ハルヒ「馬鹿言っちゃいけないわ！！最優秀家族には温泉旅行+商店街お買物券10万円よ！！
　　　　これは是が非でも我が家が優勝するわよ！！」
キョン 「やれやれ。………なぁパパの援護してくれないか？」
ハルカ「だめだよパパ！ぜったいゆうしょうしないと！」
キョウ 「そうだぜおやじ！SOSだんとしてまけられないんだぜ！！」
キョン 「…お前らハルヒと…お母さんと何の約束した…」
ハルカ「べ、別に優勝したらゲーム買ってくれるなんて約束してないもん！！」
キョウ 「そ、そうだよ！親父には内緒って約束してないから！！」
ハルヒ「あ、こら！あんたたち！！」
ハルカ「あ！！」
キョウ 「やべ！！」
キョン 「…そう言う事か……ハルヒ？」
ハルヒ「べ、別に良いじゃない！！優勝した方がいいのは間違いないんだから！！」
キョン 「しかし温泉と買物券がそんなに魅力か？」
ハルカ「違うよパパ。ママは優勝した家族は仲良し家族って事で角の写真屋さんに写真が張出されるからだよ。」
ハルヒ「ハ、ハルカ！？」
キョン 「やれやれ。ハルヒが家族思いなのは分かったよ。微々たる物だが俺も協力するか。」
ハルヒ「さ、最初からそうすればいいのよ！！」
キョン 「夫婦なんだし隠し事せず話して欲しかったけどな〜」
ハルヒ「う、…ごめん。」
キョン 「まぁ良いさ！最後の家族対抗リレーも絶対勝つぞ！！」
ハルヒ「当ったり前よ！！」
子供達「おーーーーー！！！！！！」

>>151
乙ですな

終わりです。またもやよくありそうなネタですが。
では、夜分に失礼しました〜


…中身もモチロンだけど、タイトルセンスをもっと良くしたいなーと説に思う今日この頃。
あ、>>153どうもありがとうございました。

>>154
良

>>152
ああ…いいなぁコレ。メチャクチャ癒されるw
きっと将来は本当にこんな感じになってるんだろうな。
乙です！

>>154
たぶん｢皆も用事があって｣のクダリは嘘なんだろうね。
昼休みのうちに皆に｢今日は休みだから！｣と伝えて回ってたんだろう、きっとw
乙です！

末葉さんも記念日さんも良作投下、乙です。　

>>バイシクォー
……自転車ですね、初め「何だ！？」と思ってしまいましたよ。

乙です
>>あたしが許可するから　最強の魔法の呪文ですね
後ろに乗るときに最初は立ち乗りで次が横乗りなのもいいですね
にやにやしますわ
ちなみに、後ろ向きだと酔い安いようです
機嫌損ねるとまずいすね

町内会の運動会でも全力なんですね
>>写真屋さんに写真が張出される
自慢したいのですね、谷口なら泡吹いて失神するです
ご馳走様です

>>154
良作投下乙です。
にやにやほのぼのしっぱなしでした、幸せな気分です
お弁当交換の仕方…ハルキョンらしいですね

秋は創作にも運動にもいい季節だ
そして秋の夜長は物思いにふけるのにも実にいい

眠い

>>154
乙です！☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

おハルキョン

連休明けのハルヒはなんだか元気が無さそうな感じがするがどうだろうか

寧ろ連休明けで住民みんながだれ気味みたいだぜ

まだまだ暑さも残ってるしなｗ
ハルヒも後ろにいるしキョンの席はさぞかし暑いに違いない

射手座の日のニラメッコな
ケンカしてるようにしか見えないっさ

>>167
人生の百割をそんしてるな


可哀相に

むしろ全力で甘えてるようにしか見えない

省略しすぎだ、すまん
射手座の日のニラメッコは側から見ていると
ケンカしてるようにしか見えないっさ
部室じゃなくて例えば教室だとケンカしてるように見られるんじゃないかてこと
ハルヒのデレはわかりずらいよね

確かに傍から見てるとただのガンツケしてるだけだもんな

ただそれ以外の挙動からして、
ハルキョン2人を除く北高生徒からは例外なくカップルとして見られてると思う

俺の高校にも似たようなカップル居たな

ただイケメン美女のカップルで
ハルヒのポジションの方が彼氏で
キョンのポジションが彼女だった

射手座のあれはかわいかったね……自分ならキスしてたな

射手座もよくよく読み返してみるとハルヒのデレっぷりがワカる

解りやすいデレなど他のテンプレヒロインに任せればいい！


ハルヒにはハルヒらしいツンとデレがあるんだからな！






ハルキョンカワイイよハルキョン

>>172
分裂でも、臨時講義をするハルキョンをクラスメイトがニヤニヤしながら見てたな
羨ましい俺も近くでハルキョン見てニヤニヤしたい

夢でもいいからハルキョンのクラスメイトになりたい！

無理なら同級生！

それが駄目ならせめて北高の生徒に！！

>>178
夢なら大丈夫。

分裂のあのシーンは普段あまり出てこないクラスメイトがどうしてるのかが分かる
貴重なシーンであった

半年くらいなんとなく来てなかったんだけど、記念日の人がまだ頑張っている姿に感動！
最近、脳をハルキョンにすることがなくなってたけど、なんかあったらまたSS書いてみようかな

評判の悪い分裂だけど、いいシーンも多いよな
キョンの毒舌も甘いし
部室での新入生への説明会のとき優秀な使いっぱと〜と微妙だけど褒めてる
団長に注意できて、終了時には妙なブロックサインまで投げられてる団員がちょっとした噂になってるんだろうな

「にゃ〜♪」
「にゃ〜♪」
「にゃ〜♪」
「「「にゃ〜ん♪」」」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68614.png

うおっ！
可愛すぎる！！
ＧＪゥ！！！

>>183
かわいいいい！
GJです！いつも萌えと癒しをありがとうございます！

>>183
乙
なんか動物系うまくなってるよね

>>183
見事な猫三重奏ですね。GJ！！

>>181
お久しぶりです(？)
ハルキョンがある限り頑張って行きたいと思ってます。
消失BDもそして驚愕もありますからね。

どっかの赤い人的に言うと「まだだ！まだ終わらんよ！」



･本日の買い物
VB-6『ケーニッヒ･モンスターSPver』最高！！！！

10月12日『豆乳の日』
日本豆乳協会が制定。
10月は「体育の日」がある月であることから。12日は「とう(10)にゅう(2)」の語呂合せ。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ハルヒ「フッフフン♪フッフン♪フッフン♪フ〜フフ〜フフフン♪」
キョン 「…ご機嫌だな。」
ハルヒ「そう？はぁ〜〜〜、やっぱり1日の疲れを取るにはお風呂が1番ね！」
キョン 「…まぁそれは否定しないがな。」
ハルヒ「幾ら10代で若いからって油断をしてると直ぐお肌に出ちゃうからね！油断大敵！！
　　　　毎日のお風呂でのマッサージは乙女の嗜みよ♪」
キョン 「いや俺は男だし。」
ハルヒ「何よ歯切れ悪いわね〜。言いたい事があるなら言いなさい！」
キョン 「なら先ず聞こうか。…この乳白色の風呂はなんだ。」
ハルヒ「何って『豆乳風呂』よ！美容にいいのよ〜。」
キョン 「…なるほど。お前の肌が滑々の理由は分かった。…次だが何で一緒に入ってるんだ？」
ハルヒ「良いじゃない偶には！裸の付き合いって重要よ！！」
キョン 「こういう場合は違うんじゃないか？しかも無理に家の風呂に一緒に入る事ないだろ。
　　　　流石に2人は狭すぎるぞ。」
ハルヒ「キョンがあたしを抱っこして入れば良いじゃない。」
キョン 「それでも無理があるって。」
ハルヒ「なら向い合って入るとか。」
キョン 「色々体勢が問題だ！！」
ハルヒ「兎に角！あたしが良いって言うまで一緒に入るの！！分かった？」
キョン 「何で罰ゲームが一緒に風呂に入ることなんだよ…」

>>182
評判が悪いのは単純に前後編の前で止まってるから仕方ないよなあ
憂鬱で例えると、朝倉に呼び出されたところで止まってるようなものだし

>>188
なんと大胆な///
こんな時くらい男らしくいこうぜ、キョンよ！

>>188
乙です！
１行目のハルヒの鼻歌って…もしかして一期OPのサビ？

>>191さん！まさか気付いていただけるとは！！
自分でも自信なかったんですよ。

>>192
みんな気付いてますよ

分裂や驚愕先行掲載分といい、ハルヒにスポットがあたりつつあるから驚愕本文には期待したいのですだよ

ハルヒの中学時代を取り扱ったSSでオススメとかない？

ちょっと前に中学二年目になったハルヒの七夕のＳＳがあったような

>次だが何で一緒に入ってるんだ
この世界に神はいない(ｷﾘｯ

>>190
本文をもっとよく読むんだ
もう男らしいだとか何だとかを超越した、高校生とは思えないほど熟れた関係じゃないかw

>>188
乙です！♪( ´▽｀)

記念日さん毎度乙です！
さて、長編ＳＳの進み具合ですが、約30%ほど出来ました。まだまだ先なので頑張って行きたいと思います。 って全然できてないよぉ〜Σ(￣。￣ﾉ)ﾉ

>>199
その30%をたった今投下することをお勧めする

なぜなら残りを満足行くまで仕上げるまでに必要な時間は、今までの3.3倍じゃない
そのおよそ二乗、すなわち十倍以上かかると考えた方がいい

いや、完成させてから投下した方が良いと思われ。
不完全なまま投下すると未刊で終わる可能性が高い。

まあ、本人の好きなようにするのが一番いいんじゃないの
進捗状況を報告しておきながら、最終的にできませんでしたとかじゃなきゃ

おハルキョン

>>202
おいおい、それ、どこぞのＴ川先生が言いそうで怖いな
……大丈夫だよな

このところ暖かくて過ごしやすいな
ハルヒがハイテンションにもなろうというものだ

その元気を少し分けて欲しいね

>>201
だよな
完成させた方が無難ちゃ無難
途中で展開に疑問を感じて、戻って改稿するなんざ普通だし

…つか今、自分がそれやってるorz

ハルキョン達は今は学祭の準備に走り回ってるのかな

いつもハルヒから元気貰ってるからたまにはこっちから元気を
注入してあげたい

ハルヒ｢キョン以外はお断り｣

(´･ω･｀)にょろーん

ハルヒの陰毛食したい

ハルヒって浮気してバレたら周囲に根回ししてキョンが悪い風に仕立てて慰謝料がっぽりふんだくった挙句に
間男の子を孕んで生んだのに法律上はあんたの子よと言ってキョンに養育費まで払わせたり
やたら立ち回り上手そうで怖い。

そうだなっ（笑）

キョン「こんなこと言われてるぞ、お前」
ハルヒ「いいから、早くご飯を片付けちゃって。後でコハルをお風呂にいれてあげてよね」

荒らしがテンプレ過ぎてほほえましいなw

浮気する前に告白をしないと
告白した瞬間に押し倒して既成事実を作りそうだけど

いや俺のハルにゃんはそっち方面には奥手だから
だいじょうぶ

俺のハルヒはえっちな事しょうとするとすぐ真っ赤になって縮こまってふるふる震えるんだが

お前ハルにゃんは優しく扱わないとだめだろー
ったくしょうがねぇな

俺のハルハルはキスしようだけで恥ずかしがって俯いちゃうんだが

俺のハルニャンはキスしようとすると怒ってしまう。
でもこっちが寝ているとキスしてくるんだ。
素直じゃないぜ

押し倒す派はいないかー
お互い奥手だと進展しないんだよな
どうしたもんか

俺のハルヒは寝てると馬乗りになって人生相談しにくるんだが

なんだこの流れw

10月13日『サツマイモの日』
埼玉県川越市の市民グループ・川越いも友の会が制定。
10月はさつまいもの旬であり、江戸から川越までの距離が約13里なので、
さつまいもが「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と言われていたことから。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

キョン 「…部室の前で何やってるんだ？」
古泉　「おや？今日は遅かったですね。」
キョン 「掃除当番だったんだが、その後岡部に捕まって手伝いさせられた。」
古泉　「おやおや、それは大変でしたね。」
会長　「古泉お前の番だぞ。」
古泉　「もうですか？さて何処に駒を進めたものか？」
キョン 「廊下でチェスとか何やってんだよ。ってか何で生徒会長まで此処にいるんだ。」
会長　「しかたないだろ、喜緑が此処に入って出てこないんだから。
　　　　あいつがいないと仕事が片付かん。」
キョン 「喜緑さんに頼るな！何処の駄目な中間管理職だまったく。
　　　　って古泉そこにキングを移動させるのは悪手だ。3手先で詰むぞ。」
古泉　「おっと！危なく引っかかるところでした。」
会長　「ちっ！余計な事を…」
キョン 「で？何で部室の外にいるんだ？」
古泉　「部室の扉に書いてありますよ？」
キョン 「あ？」


【男子禁制！！入室厳禁！！入った者には死あるのみ！！特にキョン！！！　　　bySOS団団長】

キョン 「何やっとるんだあいつらは…」
古泉　「さぁて。長門さん達の能力の性で内部の様子は全く分かりませんね。」
会長　「古泉、チェックだ。」
キョン 「だぁ〜〜！だから何でお前は悪手ばかり選ぶんだよ！！」


〜〜〜部室内〜〜〜


ハルヒ「やっぱり秋は焼き芋よね〜〜〜、モグモグ。」
長門　「やはりこの季節には外せない。」
朝比奈「でもこんなに食べたら明日が心配です。」
鶴屋　「いやいや、寧ろ食物繊維豊富でお通じも良くなって一石二鳥さね！」
喜緑　「全く、何でこんな物が良いのか。人間はやはり理解に苦しみます。」
朝倉　「あらいらないの？じゃぁ私が食べてあげるわ？。」
喜緑　「誰も食べないなんていってないじゃないですか！！…パクッ」
ハルヒ「でも流石にこんな姿はキョン達には見せられないわね〜〜〜〜」
一同　『同感！』

もう焼き芋が美味しい季節かぁ。
ていうか、
　　宇宙人×３
　　未来人×１
　　大富豪×１
　　女神様×１
今更だけどトンデモナイ面子だ(笑)
　　

↑書き忘れた(-_-;)

記念日さん乙！

>>223
じゃあ、今晩は俺のハルヒを押し倒してみるよ
でも手荒にはしない、大事にやるから安心しろお前ら

あと記念日さん乙！

これはハルヒの仕業に違いない

いや寧ろキョンを押し倒して血走った目をして鼻息が荒いハルヒというのも

(*´Д`)ﾊｧﾊｧ




>>227-229
有難う御座います。明日も頑張ります！
今宵は此れにて。お休みなさい。

おまえらの元気をキョンに分けてくれー
キョンがしっかりしてればうまくいくのにー
古泉とか森さんとか新川さんとかはっきり言ってくれ

乙です
イモはうまいんだけど太るし
おならが出るから男から離れるのよねー
生徒会長と古泉のチェスが良いです

キョン「俺のハルヒがこんなに可愛い」

>>233
のろけ乙

　焼き芋ニャ。とっても熱いニャ。
「慌てて食べると火傷するぞ」
　言われニャくたって、さっきから精一杯ふーふーしてるニャ！
「にゃ〜ん」
「みゃ〜」
　……ニャんだか待ち構えられてる気がするニャ？



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68654.png

やっぱ猫舌なのかｗ
乙です！
…焼き芋食べたくなってきた(笑)

まったくキョン乙だぜ…
>>235
まいど乙です

荷物は午前中にあらかた運び終えたので任務完了、
腹一杯そばを食ったところで一眠り、
といきたいところではあったのだが、ハルヒはそんな甘い奴じゃないことは分かっているさ。

ハルヒ「ほらキョン！いつまでもボケっとしてないで！さっさと出かけるわよ！！」

分かってはいても、どうも釈然としないな。
キョン「出かけるって、どこに行く気だ？」
ハルヒ「あたし、引っ越してきたばっかりだからこの辺のことよく知らないのよ。
　　　あんた、昔っからここの住人なんだから案内しなさい！」
キョン「あー、そういうことか。お前のことだから下調べくらいしてると思ったんだがな」
ハルヒ「したわよ。でも、ここに住むからには知らないことは少ない方がいいじゃない。
　　　もしかしたら、あんたが当たり前だと思ってることの中に不思議が隠れてるかもしれないし！」
キョン「ったく、そう簡単に不思議とやらがゴロゴロ転がってるわけが……。
ま、お前がそれで気が済むならいいか」
妹「キョン君、ハルにゃんとお出かけするのー？」
キョン「ハルヒが、この辺を案内してほしいんだと」
ハルヒ「妹ちゃんも一緒に来てくれるの？」
妹「いいの？行く行くー！」

午後は、妹と共に近所の施設をハルヒに案内することとなった。
最初は、家の目の前にある公園からスタートした。

妹「この辺の子はねー、ちっちゃいときはみんなこの公園で遊ぶんだよー」
キョン「お前もまだ充分小さいだろうが」
妹「あーっ！キョン君また子供扱いしてー！」
ハルヒ「今日も子供たちが遊んでるのね」
キョン「土曜日だからな。今日はまだ少ない方だ」
ハルヒ「この公園には不思議が落ちてないもんかしらね」
キョン「あんまり怪しい行動を取るなよ。通報されるぞ」

その後はスーパー、コンビニ、医療施設、運動場、工務店、パソコンショップなどなど、
めぼしい施設を一通り回ってみたが、

ハルヒ「普通ね。不思議なものが見つかんなかったわ」

当たり前だ。
お前は一体何を求めてるんだ……って、それは愚問か。

キョン「徒歩で行けるところはだいたいこんなところか」
ハルヒ「利便性は悪くないわね。妹ちゃん、案内ありがとね♪」
妹「えへへー、どういたしまして」
キョン「……」
ハルヒ「……何よ」
キョン「いや、別に」
妹「ハルにゃん、楽しそうだね」
ハルヒ「え？どうして？」
妹「だってー、さっきスーパーであたしのこと『あら、娘さんですか？』
　って聞かれてから口元がニヤけてるよー」
ハルヒ「えっ？！うそ！」
妹「うっそだよー♪」
ハルヒ「かっ、からかったわねー！」
妹「にゃはははははー」

やれやれ、賑やかな奴らだ。

お、第５話来たね。乙！
…って若夫婦にも程があるだろw

ハルヒおやすみ！

ハルヒの耳をはむはむしたい

>>235
乙です！♪( ´▽｀)
ぬこハルにゃん可愛いです！

ぬこ乙、ふーふーしてるのがかわいい
妹乙、いいねー

おハルキョン

ハルヒおはよう！

今日もハルヒとぺろぺろする日が始まるお

避難所に投下中のＳＳが書き終わったのですが……

�@最後まで避難所に投下した方が？

�Aそれとも、一からスレで投下し直し？

�Bはたまた続きだけをスレに投下？

�Cバズーカでぶっ飛ばす

�Aキボンヌ

�@だな
避難所で最後まで乗せたほうがいいんじゃないか
このあとに時間が空くのでここに転載するよ

先ず投下だ！

待ってます

国長ハルキョンの続きどうなった？

30分ハルキョン

























はおいどんの両親でごわす

改行大杉

ザスニの連載また始まらないかなぁ

いっそ驚愕は後回しでいいから短編を

時系列的に驚愕の後になると長編のネタバレになるんだろうな
いっそハルヒ劇場や春休みを！

ハルヒちゃんでもいいぞ

ハルヒちゃん二期はやって欲しいなぁ切実に
とりあえず未来日記デートは必須
杉田がなんか暴走してくれそうでワクワクする

うおわ
つい最近、未来日記をネタにしてSS書き始めたんだけど、
すでに公式でネタにしていたのか…

未来日記ネタは古くはうる星やつらでもあったし、キニスンナ
いちゃいちゃするのはハルヒちゃんにまかしちゃったほうがよさそうすね

後先なんて気にすんな！

ハルヒ「明日は…雨が降るなんて別に面白くないし…そうだ！」

『晴れ時々ブタが降るでしょう』

明日はぶたの日ぶた時間ですね

原作版だとそんなことはありえないと思ってるからせいぜい豚のぬいぐるみあたりが
突風で飛ばされてくる
ハルヒちゃん版だと何らかの何とかで本物の豚が落ちてくる
とか

懐かしっw
小学生の頃を思い出す…

そーいやアレのアニメ版はなかなかぶっ飛んだ内容だったな
子供ながらに衝撃受けたわ

しかしそれは「未来日記」じゃなくてどっちかって言うと「ドリームノート」だな

>>264
それは面白そうだw

しかしハルヒはかわいい……
豚の代わりにハルヒが降ってこないかしら

ハルヒが奥さんで寝取られて自分の携帯にハルヒのハメ撮りが送られてきたら凄い興奮するだろうな

>>248
>>249

えぇ〜あ〜むー……�C？

10月14日『鉄道の日』
1922(大正11)年に「鉄道記念日」として制定。
1872(明治5)年9月12日(新暦10月14日)、新橋駅(後の汐留貨物駅・現在廃止)〜横浜駅(現在の根岸線桜木町駅)を結んだ日本初の鉄道が開業した。
「鉄道記念日」のままでは国鉄色が強いということで、1994(平成6)年に運輸省(現在の国土交通省)の提案により「鉄道の日」と改称し、
JR以外の民間鉄道も巻き込んだ記念日となった。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ハルヒ「ふぬぅ〜〜〜〜〜」
キョン 「何難しい顔して画面とニラメッコしてんだ。」
ハルヒ「ねぇキョン？鉄道って小難しくない？決まった所しか走らないんだからもっとシンプルで良いと思うのよ。」
キョン 「別に隣町に行くくらい問題ないだろ？」
ハルヒ「此れ見て見なさいよ！(http://www.ryoko.info/rosen/train/data/hyogo.html)」
キョン 「どれどれ？」
ハルヒ「兵庫、しかも西宮近辺でこんなんよ！東京とか行ったらダンジョンよ！ウィザードリィよ！！」
キョン 「そんな複雑か？…因みに書いてる奴は鉄道の乗り継ぎは問題ないのにバスの乗り継ぎは良く間違える…」
ハルヒ「はぁ？何訳のわからないこと言ってんのよ！！今はこの路線図よ！！」
キョン 「別に頻繁に使ってるんじゃないからいいだろ？」
ハルヒ「駄目よ！今のあたしはこういった世間の不条理を許せない気分なの！！」
キョン 「お前の気分で世間の仕組みを造り替えるな！！」

長門　「！…北海道から沖縄まで鉄道が1本の路線になった。」
キョン 「んなアホな！！！」

ハルヒ「ダイヤは美しくあらねばならないのよ！」

今日も電車は混んでました。
彼らはなんとか座れていたんですが、ある駅で大きいお腹の妊婦さんが乗車。
すかさず二人は立ち上がり、その女性に席を譲っていました。
なんと素晴らしい…近くにいたのでその時の会話も聞こえてきました。


団長(仮) 「何ヶ月くらいなんですか？」
妊婦さん 「９か月です」
団員１(仮)「あ、じゃあもうすぐなんですね」
妊婦さん 「はい。本当に助かりました」
団長(仮) 「気にしないでください、情けは人のためならずっていうじゃないですか。
　　　　　 今妊婦さんに優しくしておけばあたしもその時優しくしてもらえるかもしれないし。ね？」
団員１(仮)「その前に大学だろ」
団長(仮) 「将来設計は重要でしょ」
団員１(仮)「それベクトルが違う気がするんだけど」

車両中が暖かい空気に包まれていました。
彼らには本当に幸せになってほしいですね。
あとこの妊婦さんが元気な赤ちゃんを産めますように！

うお、書いてるうちに記念日さんのが…しかも電車ネタｗ
毎日お疲れ様です。

>>273
ぐあぁぁぁ(//Д//)
本当に実話なのかこれわ！
暖かすぎるだろ！ 直に見たいわ！

うおおお!! リアル・ハルキョン過ぎる!! 観察の続行を強く要請する。

ただいまハルヒ！
ようやく帰ってきたよ！

　キョンはどこ行ったニャ？　絶対許さニャいのニャ！　天誅ニャ！
「にゃ〜ご！」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68696.png

昨日は焼き芋、今日はバズーカの日なんですか!? バズーカをぶっぱなすの元ネタが分からん。

何をやらかしたんだ、キョンよw

乙！

バズーカでぶっ飛ばす！

真夜中に最初から投下しようと思います。悪しからず失礼

バズーカと44マグナムをぶっ放す天誅組なら心当たりがあるけど、多分元ネタと違うだろうな

バズハルヒｗｗ

やっぱりシティーハンターでしょ

古泉「おはようございます、早朝バズーカです」

バズキョン

寒くなってきたなぁ
今夜はハルにゃんを抱きしめて眠ろう

fusigidaisuki0707さん

あたしは兵庫県内に住む高校生（女子）です。
後ろの席の男子は部活も一緒で、あたしはその部活の部長です。

そいつはいつもあたしのやることなすことにいちいち文句を付けてくるし、
成績も悪くて、何事にも無気力で、鈍感で、バカでアホで、
そのクセに変なことだけは知っていて、知識にムラがあるどうしようもない奴です。
でも、部長としてそんな奴をほっとくと部活全体の沽券に関わるので、
勉強を見てあげたり、高校でも部活でも一緒に居てあげたりします。

あたしの家は、今日そいつの隣の家に引っ越しました。
前の家は父の仕事場専用に使われることになって、住居を移すことになったんです。

今まで離れて暮らしていた後ろの席のそいつがいきなり隣人になって、
しかもあたしの部屋のベランダに出るとそいつの部屋が目の前です。
特にやましいことはないんですけど、正直これからどう接していけばいいのか、
なんだかよく分からなくて不安なんです。

嫌ってわけじゃないのに、この不安感がどうして出てくるのか、
あたし自身も分かりません。
あたしは、これから後ろの席のそいつにどう接していけばいいんでしょうか。
誰か教えてください。よろしくお願いします。

ギャー！後ろと前を間違えました！ごめんなさい。再投稿します！
----
fusigidaisuki0707さん

あたしは兵庫県内に住む高校生（女子）です。
前の席の男子は部活も一緒で、あたしはその部活の部長です。

そいつはいつもあたしのやることなすことにいちいち文句を付けてくるし、
成績も悪くて、何事にも無気力で、鈍感で、バカでアホで、
そのクセに変なことだけは知っていて、知識にムラがあるどうしようもない奴です。
でも、部長としてそんな奴をほっとくと部活全体の沽券に関わるので、
勉強を見てあげたり、高校でも部活でも一緒に居てあげたりします。

あたしの家は、今日そいつの隣の家に引っ越しました。
前の家は父の仕事場専用に使われることになって、住居を移すことになったんです。

今まで離れて暮らしていた前の席のそいつがいきなり隣人になって、
しかもあたしの部屋のベランダに出るとそいつの部屋が目の前です。
特にやましいことはないんですけど、正直これからどう接していけばいいのか、
なんだかよく分からなくて不安なんです。

嫌ってわけじゃないのに、この不安感がどうして出てくるのか、
あたし自身も分かりません。
あたしは、これから前の席のそいつにどう接していけばいいんでしょうか。
誰か教えてください。よろしくお願いします。

てっきり誤魔化してるのかと思ったらｗｗ

不況だの派遣切りだので就職が難しかった中、
俺とハルヒは就職できた。しかし、ハルヒが就職したのは東京の会社。
そこら辺でしょっちゅう聞きそうな遠距離恋愛になっちまった。
メールという便利な手段はあるが、やっぱり俺としちゃあ、
ハルヒに合いたい訳で、新幹線を使って東京まで行く事もあった訳だ。
言っとくが、今は新幹線の車両に二階建て車両なんて繋いでないからな。
数時間かけて、東京へ行き、そこでデートをして、
新幹線の最終で地元に戻る、の繰り返しだ。
当然、それは俺の財布にも冷たい恋なのだが、いかんせん、
ハルヒを愛する心が勝っちまうんだよな。

そんな恋が、いつまで続くんだ・･･

>>289

先ずは仲良くゲームでもして遊べばいい

オススメは『バズーカしんちゃん』対戦は熱い

>>292
なつかしいなｗ
あの怪しい動きに爆笑しながら友達と対戦してたわ

>>289

不安を抱いているのは彼の方も同じかもしれません。
まずは>>292さんの言う通り、ゲームで遊ぶなどしてお互いのわだかまりを解消するのが良いかと思います。

あと、どうやら貴女は面倒見の良い方のようですし、学校での役割の範囲が少し拡大しただけだと考えるのはどうでしょうか。

とりあえず明日の朝、彼を起こすところから始めてみては？



あ、幼馴染を起こすような感じでいけばなお良いかと。もちろんポニーテールで。

ハルヒおやすみ！

ベストアンサーに選ばれた回答
>>294さん
不安を抱いているのは彼の方も同じかもしれません。
まずは>>292さんの言う通り、ゲームで遊ぶなどしてお互いのわだかまりを解消するのが良いかと思います。

あと、どうやら貴女は面倒見の良い方のようですし、学校での役割の範囲が少し拡大しただけだと考えるのはどうでしょうか。

とりあえず明日の朝、彼を起こすところから始めてみては？



あ、幼馴染を起こすような感じでいけばなお良いかと。もちろんポニーテールで。
----
ハルヒ「キョン！キョン！起きなさい！！」
キョン「……ぅーん、くかー」
ハルヒ「ったく、起きないわね。こうなったら、妹ちゃんに教えられた方法で……えいっ！！」
キョン「ぐほぉあっ！！な、なんだ？！」
ハルヒ「やっと起きたわね」
キョン「お前、こんなところで何してる？」
ハルヒ「せっかく隣人になったから妹ちゃんの代わりに起こしにきたのよ」
キョン「……俺は眠いんだ。ゆうべはお前にゲーム付き合わされたしな」
ハルヒ「何よ、嫌だったの？バズーカしんちゃんやってるとき、あんなに楽しそうだったのに」
キョン「2人対戦だとゴエモン本編より燃えるからな。久々だったんで、つい本気になっちまったが……。
　　　日曜に早起きを強要されると分かってたら、遅くまでやるんじゃなかったぜ」
ハルヒ「…………」
キョン「…………そんな顔すんなよ。分かった、起きる！起きるから、外で待ってろ！」
ハルヒ「ふん、最初から言うこと聞いてればいいのよ、まったく！
　　　今朝の朝食はあんたとうちの家族と一緒だから早く起きてくるのよ！」
----
みなさん、回答ありがとうございました！
不安が全部なくなったわけじゃないですけど、
何だかこれからも家族ぐるみでうまくやっていけるような気がしてきました！
これからも、お互いに不安なんて抱いている暇がないくらい、
無気力なあいつの手をあたしが引っ張ってやります！
また何かあったら質問するかもしれませんが、そのときもよろしくお願いします！

いいなあいいなあ
自分もポニテはるにゃんにたたき起こされたいよう

試験前は、きっと、部活休止して、一緒に試験勉強するんだな
保健体育は実習なのかもしれないけど

鶴屋さん：「これこれおいたはいけないっさ」

むしろ一緒に勉強しようとして顔真っ赤になるハルキョン希望

古泉「産めや増やせばいいじゃないですか」

家が隣同士だと遅刻の罰金がなくなるね
些細なことだが

>>289
コレ見て｢マリッジブルー｣という単語が浮かんだ私は
正しいのか間違ってるのか…

次回、涼宮ハルヒの憂鬱「マリッジ・ブルー」
見ないとめがっさにょろりんなことしちゃうっさ！

>>301
起こして貰ったら罰金だろｗ
キョンの母親の弁当なくなるんだろうな

谷　キョンの奴、最近、涼宮と弁当食ってるのか
国　弁当一緒に食べないと、つくって貰えないらしいよ
谷　あれでつきあってないというのか
国　一緒に登校して、一緒に弁当食って、部活も一緒で、家も隣同士になったらしい。
谷　結婚してるのと同じだな
国　本人以外は、みんなそう思ってるんじゃないの
谷　やれやれだな

ハルヒおはよう！

ハルヒが命令を強制すればするほど反発するキョン

ハルヒの尻に腰打ち付けたい

ハルヒの手料理食べたいぜ

ハルヒが他の男の上に跨って腰振ってるの見ながらオナニーしたい

消失といい陰謀といい、なんかキョンがハルヒ鍋・ハルヒ鍋言ってるもんだから
こいつどんだけハルヒ鍋食いたいんだよと思ったものだ
実際そんなに連呼してないんだけどな

ハルヒの初の手料理が食べられるからテンション上がってたんだよ

リレーの続きがめっちゃくちゃ楽しみで仕方がないんですけどｗｗ

ハルヒ鍋は仲間と食べるからうまいのだろう
他人を遠ざけているハルヒにとっては仲間なんていなかったわけで
それだけに部室で食べる鍋はうまいし楽しい
適当に買ってくるんじゃなくて鍋にするところが面白いね

>>310
キョンはしっかり胃袋握られてるんだよなww
驚愕でもハルヒの手料理についてやったら熱く語ってたし

美人で気が強くてワガママで意地っ張りで気まぐれで寂しがりで料理上手

ハルヒ最高

そんな幼馴染が自分以外の男と腕組んだり仲良さそうにしてたら頭おかしくなるくらい興奮するよね

寂しがりな描写とかあったっけ
しょっちゅうみくるに引っ付いてるのとかは、
中学の反動で人の体温が恋しいのかなと思った

ルソーのときも散歩させてあげたりしてるし、ハルヒは動物や可愛いもの大好きなんじゃね

NTR好きは余所へ行ってくれ
ここでは需要ないから

あ〜避難所より再投下します。色々でしたが最初からいきますので、悪しからず

バンー
「ヤッホーみんないる」

「…………」
「こんにちは、直ぐにお茶煎れますね」
「どうも、おや？今日は彼と一緒ではないのですか」

「キョンは掃除当番よ、まったく団長より遅れて来るなんて、団員失格ね罰ゲームでも考えとかなきゃ」
「おやおや〜」

「どうぞ」
「ありがと、みくるちゃん」

カチカチ
「今日もめぼしい不思議は何もないわね〜」

カチカチ
「ん？なにこれ」

カチカチ
「…………」

カチカチ

ガタンー
「！！離れて」

「え？」
カチ……ビューン！！

パソコンからの激しい光り
「キャーゃー〜」

バタン……

「涼宮さん？」
「なんなんですかー涼宮さん……え！」
「……迂闊」

「くぅ、しっかりしてください涼宮さん」
「おそらく、他勢力からの攻撃と思われる」
「はわゎ〜涼宮さんが涼宮さんが」

「僕がついていながらなんて様だ。彼になんと詫びれば」
「……どいて」
「長門さん、涼宮さんは？」
「……気を失っているだけ、あれは涼宮ハルヒへの精神攻撃」
「どうなるのですか？」
「……わからない」

「うえぇ〜すじゅみゃしゃ〜しっかりしてくだしゃ〜」
「身体に異常はない……」
「くぅ、何処の組織がこんなことを」

「……問題ない」
「どういうことですか？」
「この自体を起こした勢力はたった今消滅した」
「……お仕事が早いですね」
「我々としては涼宮ハルヒにに危害を加えられるのは好ましくない」
「そうですか……機関としては大助かりですが」
「……そう」

「そんなことより涼宮しゃんが」
「大丈夫、もうすぐ目覚める、心配ない」
「ふえぇ〜」

「うぅ〜」

「涼宮さん、大丈夫ですか？」
「…………」
「すじゅみゃしゃ〜」
「……？」
「しっかりしてください」
「だれ？……だれよあんた達」
「「！！」」
「…………」
「涼宮さん、僕達が解らないんですか？」
「……わからない」

「ご自分のお名前は分かりますか？」
「ハルヒ……涼宮ハルヒ」
「此処が何処だか分かりますか？」
「わからない」

「両親のお名前は？」
「……え？わ、分からない……あれ？何も思いだせない。あたしはあたしは……なに？イヤ、なにもないイヤイヤーーーーーーー」
「落ち着いてください！」
「アワァーワァ〜なんでこんなことに」
「……先程の精神攻撃で記憶障害に陥っている。このままではマズイ」

プルプル〜
「くぅ、閉鎖空間ですか」
「助けて、助けてよ……キョン」

「「！！」」
「…………」

「キョン、恐い……なにも分かんない早く来なさいよキョン」

はぁ〜谷口がサボタージュしてくれたおかげで無駄に時間がかかっちまった。
ヤツには後々、モンゴリアンの刑を執行することにしよう。
そんなことを考えながら朝比奈さんが待つ部室に足速に向かう俺、今日も古泉からどうやってジュース代を巻き上げるかの作戦を練り
ながら部室に到着した訳だが……

「ノックして……ん？」

何かがおかしい……幾つもの修羅場をかい潜りながら現在なんとか生きている俺には、変な危機感知能力が備わっており、原因は恐ら
くいな百パーセント、我等がＳＯＳ団団長なのだろうが、此処まで分かっているなら、さっさと逃走するのが賢い奴だろう、が……朝
比奈さんに危害が及ぶのは吝かではない。朝比奈さんの為に俺は遇えて死地に赴く特攻隊のような気持ちで部室のドアを開いた。

ガチャ
「ちわ〜す随分静か……」
「!!キョ……キョンー」

ギューすりすり〜

「な！ちょーハル……いや〜なんなんだ？これは」
「……キョン〜」

いつかのカマドウマの時のように俺に泣きながら飛び付いて来たのは、愛しのマイスウィ〜トエンジェル朝比奈さん……ではなく、俺
を足軽くらいにしか思っていない。織田信長クラスの超スーパー有名武将並の気高さをもつ、涼宮ハルヒその人であった……

「申し訳ありません、僕が付いていながら」
「……迂闊」
「うえぇ〜キョ〜ン君」

……残念ながら一般人ではない三人組に家の団長が雑用係の胸で震えているという異常事態の説明を求めることにしよう。

「成る程な……でこれか」
「キョン〜」ｽｩｽｩー

「寝ちゃいましたね」ナデナデ
「……安心した」
「閉鎖空間も何とか収まりましたが、涼宮さんがこの状態では近いうちにまた発生してしまいます」

「記憶の修復を実行しているが少し時間がかかる」
「どれくらいだ」
「一週間は欲しい。慎重に起こないたい」
「よろしく頼む」
「任せて……眉毛とワカメに手伝わさせる」

「要はこの一週間をいかに乗り切るかですね」
「このままじゃ家には帰せんぞ」
「……あなたが適任」
「そうですね僕もそれが一番かと」
「えぇ〜お泊りですか。キョ〜キョン君、エッチなのはダメですよ」

……なぜそうなる

「……私は記憶の修復を起こなっているため無理」
「わ〜わたしもその〜あ〜禁則事項がいっぱいでダメです」
「僕は別に構いませんが、あなたと涼宮さんが嫌がるでしょうね」

「涼宮ハルヒは日常生活をおくることにはなんら問題はない……たぶん」

「家には家族が居るんだが」
「心配ない……情報操作は得意」ｷﾘ
「おい」

「あなたの家族及び涼宮ハルヒの両親は旅行に出かけたことにした、一週間は帰らない。ついでに学校も修繕工事のため明日からお休み」
「なんでもありだな」
「……そうでもない」

「頑張ってください。世界の安定と存亡はあなたの双肩に掛かっています」
「ふぁいとです〜キョン君」

やれやれ〜という訳でハルヒを背負って家に帰宅することになった。
珍しく古泉が生活費ということで金を工面してくれ、当分の間は俺とハルヒが慎ましく生活していく、くらいの金が貰えたわけだ。
日頃から俺の財布もこれくらい援助してもらいたいものだ。
ハイ到着っと、ハルヒをとりあえずソファーに寝かせ

これからどうするかな……

グゥ〜
腹減った。ハルヒが寝てる間に飯でも作っておくか、冷蔵庫〜冷蔵庫


うぅ〜ん、何処よ此処は……あたし？どうなったの……何もない誰かいないの
『お前は一人ぼっち』……だれ？
『お前にはなにもない』……ヤメテ
『誰も知らない』……イヤ
みんなどこにいるの
『皆とは誰だ？』
え？誰……わからない。
みんなって
『お前は一人ぼっち』

イヤー嫌〜ーーーーーーーーー……キョン助けてよ

ハァ！……夢？
キョン？キョン何処…キョン……良い臭い

とてとて〜キョン？

料理してる

ギュ〜
そっと抱きしめる暖かい……ずっとこうしていたい気分になる。

「な！ハ……またか」
「キョン、暖かい」

「と、とりあえず離れてくれ料理ができん」
「もうちょっとだけ」
「…………」

俺は耐え切ることができるのか？

「どうだ」
「うん、美味しい」
「あ〜なんか思いだせそうか？」
「ダメみたい」
「……そうか」
「…………」

「心配するな、俺がなんとかしてやる」
「……キョン」
「え〜それでだな、これから記憶が戻るまで」

……説明中

「あんたが迷惑じゃないなら別に……いいわよ」
「しかしだな一応、俺は男な訳で…そのあ〜いろいろと」
「あたしとあんたってそんな関係なの？」
「違う、断じで違う！俺とお前の関係はそういうのとはほど遠いものだ」
「ふぅ〜じゃあどんな関係だったのよ」

「……団長と雑用係」

「なにそれ……訳わかんない」

お前がそれを言ったら迷宮入りだよ

「俺もよく解らん」
「……あたしね少し考えてたの、なんであたしがあんたのことだけ覚えてるのか」
「…………」
「きっとあんたはあたしにとって一番忘れたくない存在だったの誰よりもあんたを大切に思ってるから」

「な！俺達はそんなんじゃ」
「あんたの気持ちは知らないけど、あたしはあんたを抱きしめてる時に確信したは、あたしはキョンが好きなんだってね」

「……ｱﾊﾞﾊﾞ」カァー
「あんたはあたしのこと嫌いなの？」
「バカ、嫌いならわざわざ家に連れてこんわい……あ〜もう、片付けするぞ、今日は疲れただろ風呂入ってさっさと寝なさい」
「ヘタレ……」

「なんか言ったか」
「別に」

「ほら、お前もこっち来て手伝え」
「うん」

>>316
可哀想に、ああ可哀想に。

きっとあいつはハルヒに無理難題を押し付けられ逃げようとしてるんだがああもハルヒに
ああもがっしりと腕をつかまれては逃げるに逃げられまい。

ああ可哀想に、本当〜〜っに可哀想に！

見ろ、ハルヒのあの獲物を捕まえたかのようなほくほくハンター顔を。
相手の男も恐怖にかられているのかひきつった笑顔しかみせてないではないか。


雑用だったらこの俺、ＳＯＳ団員その壱がやるから他所の人間に迷惑かけるようなことはやめなさい。
やめろったら！！！


「怖いです…あんなキョン君見たことない…ガクガクブルブル」
「あの能面な笑顔の下で何を考えているのやら…」
「……ユニーク」

途中割り込んで失礼しました。



嫉妬するキョンが見たくてたまらない

いえいえ〜調度、さるってましたので

「キョン〜これ何処の棚〜」
「あ〜それは奥だ」
「こっちのは」
「それは横」

「ハイ、おしまい」
「ご苦労さん」
「ハルヒ」
「なによ」
「お前、朝はパン派、白米派どっちだ？」
「わかんないから、キョンと一緒で」
「じゃあ白米だな、今のうちに炊いとくか」
「それくらい、あたしがするわよ」
「そうか？じゃあ頼む、俺は風呂の準備しとくから」
「うん」

「明日の朝食はあたしが作っていい？」
「出来るのか？」
「そういうのは大丈夫みたい」
「じゃあ任せる」
「任されたわ」


「風呂沸いたから先に入っていいぞ」
「なんか悪いわね」
「気にすんな」
「一緒に入る？」ニヤニヤ
「アホか」
「ハハァーお先に」
「洗い物は洗濯機に水張ってるから入れておけよ」
「ハ〜イ」

今のうちに布団でも敷いとくか…って！あいつ何処で寝るきだ…妹の部屋か…俺の…バカか俺、落ち着けヤバイぞ何を考えてんだ、一
緒の部屋で寝てみろ…万が一でも間違いを犯したら……人生の終着だ…嫌、しかしハルヒは俺のことを…俺も…遺憾遺憾ぞ俺、煩悩を
振り払え〜ストイックになれ俺、堪えろ堪えるんだ俺ーーーー

「キョンーちょっと」
「なんじゃい」
「あたし着替えがない」

……忘れてた

「着てた物全部洗濯機に入れちゃったわよ」
「あ〜しょうがないから今日は俺のＴシャツとジャージで勘弁してくれ」
「了解〜」
「此処に置いとくぞ」
「ありがと、お礼にちょっとくらいなら覗いていいわよ」ﾆﾔﾆﾔ
「黙りなさい……」
「ハハァーエロキョン」

明日は買い物行かないとダメだな、なんかもうなんでもいいや〜ハルヒは俺のベッドで寝させるようにするか、大丈夫だろ…多分、ハ
ァ〜俺はリビングのソファーで寝ればいい

「キョン、上がったわよ〜あんたも入ってきたら」
「ハイヨって…」ぶぅー！
「どうしたのよ？」
「ち近寄るなー」
「なによいきなり」

俺のＴシャツとジャージのはずなのに…湯上がりのハルヒが着ると…エ

「とととにかくこれを羽織れ」
俺は着ているパーカーを脱いでハルヒに渡した。胸がヤバイ……

「気が利くじゃない、下着してないから、なんかスースーして寒かったのね」

ガシャ〜ドカバシャ〜ン

「キョンー！大丈夫」
「ノゥ〜パピャン…ノゥ〜プラ」ピクピク…バタン
「しっかりしなさい！」

長門さんのマンション

古「一日目からかなり面白かったですね」
み「エエッチなのはダメだって言ったのに〜」
長「……興味深かった」
喜「仲良しですよね、羨ましい」

朝「みんな〜おでん出来たわよ」
古＆み＆喜「「「ハ〜イ」」」

み「美味しいでしゅ〜」
古「それにしても長門さんもなかなか〜悪いお方ですね、直ぐに涼宮さんの記憶を戻すことが出来きるはずなのに遇えてそれをしない
とは」
長「涼宮ハルヒが記憶を失ったのは我々のミス……ただでは転べない。それを好機と考えた」
古「ほう〜一歩間違えば世界が崩壊してましたよ」
長「涼宮ハルヒが彼の名前を呼んだ時に確信した」
み「なにをでしゅか〜」

長「……面白いことになる」
古＆み「「！！」」

古「統合思念体はどういう見解なのですか？」
長「……丸投げ」
喜「観測さえしてればあとは任せるそうです」
朝「あのオッサン達、来週の慰安旅行の件で頭がいっぱいなのよ」

古「成る程、得に問題はないのですね。実は機関もこの件に関しては彼に任せれば大丈夫という見解なのです」
み「禁則事項なんですけど〜この出来事は二人の関係を……あ〜禁則事項でーす」

長「私達の思惑が一致しているのは確か……」
古「そうですね」
み「ハイ」

喜「彼と涼宮さんの関係進展」
長「そう……流石にいい加減焦れったすぎ」

み「ひゃ〜何度も言いますけどエッチなのはダメですよ」
長「否、私としてはそこまでいくのを期待している」
古「なかなか難しいでしょうね」
長「……すべては彼次第」
み「／／き禁則事項です！」

喜「長門さん、涼宮さんが気絶した彼をベッドに連れていきましたよ、そろそろ観測を再開しましょう」
長「了解……夜は長い、モニタリング再開」

古「いきなり正念場ですね」
み「ひゃー」


「キョン！重たい、ウリャ〜バンーハァハァ〜女の子におんぶさせるなんて、まったく」
「にゃ〜」
「猫？」
「にゃ〜」
「ベッドから退けてくれる、あんたの主人を寝かせてあげたいから」

『居候の身としてはしょうがないことではあるな、主人を頼むぞ、我を導いた者』

「ね！ねぇ〜猫が……猫が喋ったーーーー」

「にゃ〜」

つ、疲れてるのね……猫が喋る訳ないじゃない。ﾊﾊﾊ

あ！そういえばあたしって何処で寝ればいいのかしら

「キョン〜ね〜キョンったら」
「むにゃむにゃ〜ハニュヒ〜そこはそこはらめれ〜」

どんな夢よ、というか気絶したまま寝ちゃてるじゃない。も〜あたしは何処で寝ればいいのよーバカキョン！

ツンツン〜「ムニャ〜」
ツンツン〜「ウニャ！」

「キャー」モフーボンギュ〜

「うぅ〜！苦しい〜離しなさいバカ」

寝ぼけたキョンはいきなりあたしをベッドに抱き寄せて……

「……暖ったかい」
もう此処でいいや、お休みキョン


再び長門さんマンション

み「……ひゃーふふたりゃ〜でハワァワ〜」
古「彼が目覚めた時にどんな反応をしてくれるでしょうか」
長「初日にしてはなかなか」
喜「猫さんには注意が必要ですね」
長「彼が起きるまでは寝れない」

朝「夜食の準備しなきゃ」
「……カレー」

一日目の夜は更けていきました。

……真夜中

うぅ〜寝ちまったのか俺

「スゥスゥ〜」

シャミセンだな、何時も通り潜り混んで来やがったか

ギュ〜
ハァ〜柔らかくて、暖ったけ〜シャミ


「ウゥ〜」もごもご

暖かい〜間抜けな寝顔

「キョン？キョン！起きなさいよ〜朝ご飯作れないじゃない」
「スゥスゥ〜」
「起きないとチューするわよ」
「ウニャ〜ハルヒ？」
「おはようキョン」
「なにやってんだ？」
「何がよ」

「…………」
「…………」
「……うわ〜ーあ〜ち近かい〜ハルヒ〜離れ、ってなんでおんなじベッドで……にょ〜」バタン
「ハァ〜やれやれね」

……休憩

スレ
占有すいませんでした。

おハルキョン！

>>335
続き待ってるるー

ハルヒとBARでゆったりと飲みたい
でもハルヒとならBARよりも串カツ屋とかの方が良さそうかな

一口かじった後で「いかん、ソースの浸けが足りなかった」と言うキョンに
自分のカツに付いているソースを移してあげたりとか

ティガレックスが倒せないハルヒ

「…………」
「…………」

気まずいぞなんか喋れ

「あぁ〜相変わらず料理はスゲー上手だな」
「そうなの？あんた、あたしの料理って他に何か食べた」
「鍋とかカレーとか」
「ふぅ〜ん、成る程ね」
「なんか思いだしたのか？」
「全然〜そんなことよりこれからはあたしがずっと料理するから」
「なんだいきなり」
「別になんとなくよな・ん・と・な・く」
「まあ俺としては大助かりだが」
「そう、じゃあ決定ね」

「「ごちそうさま」」
「あ〜飯作ってもらうんだし、洗い物は俺がするから」
「いいわよ、あたしも手伝うから」
「そうか」

たちまちはハルヒの日用品を買わないと、昨日の二の舞は御免被る訳であり、青少年育成保護条例に引っ掛かりたくはないので、昨日
の記憶は忘却の彼方に投げ捨ててしまうことにしよう。

「キョンーちょっとキツイんだけど〜胸が」
「が我慢しろ、母さんのしかないんだ」

フラッシュバックが爆発して、俺の煩悩はハルヒのち……ぬうぉぉぉぉ〜ーーーーーー

「服は？」
「た〜タンスに有るのを適当に着れ」
「ハ〜イ」

「行くぞ」
「キョン、どう？」
「お前はなに着ても似合ってるよ」
「ふふぅ〜優しい」ｷﾞｭ
「恥ずかしくないのか？」
「キョンはイヤ？」
「……別に」
「なら、早く行きましょ」
「おう」

ハルヒと腕を組んで歩く、何時もは引っ張られてばかりで分からなかったが、並んで歩くと楽しそうにしてる笑顔を見ることができた
。何時もこうなら、世の男共の八割はころっと堕ちちまうだろうに……

「キョンーこれなんかどう？」
「……いい」

「こっちは」
「……完璧」

「これなんか」
「……最高です」

「も〜！真面目に考えなさいよ」
「マジでいいんだよ……金ならあるから、全部買おうぜ」
「うん」

「えっ〜と、次は下着売り場に」
「／／ぁお俺っはあ〜あっちでジュースでも飲んでるから買ったら呼べ」ﾋﾟｭｰ
「…………」


古「涼宮さんたちもお昼ですし我々もそろそろ」
長「……ハンバーガー」
み「いいですね〜」
長「ちなみに……眉毛とワカメはお留守番」
古「……誰に説明してるんですか」


谷「おぉ〜お前えら」
「……誰？」ﾎﾞｿｯ
「ただのアホだ」

谷「なんだなんだ〜学校が休みだからって仲良くデートか？やっぱお前ら付き合ってたんだな〜言い触らしてやる」

……アホだな

「……どっか行きなさいよ」
谷「へぇ？」
「デートの邪魔なの！どっか行きなさい」

俺の腕に縋るハルヒは少しだけ震えていた。

「ハルヒ、こいつはアホの谷口っていってアホだが人畜無害のアホだからそんなに警戒することないアホなんだぞ」

谷「フォローになってないぜキョン……俺はどんだけアホなんだ」
「いいからー早く行きましょ」
「ちょ！じゃあな谷口」

谷「……おう」

「キョン、ごめんね」
「なにがだ？」
「さっきのアホへの態度」

谷口にはあれくらいでちょうど良いと思うんだが

「覚えてないんだからしょうがねえだろ」
「でも……うぅ〜」

可愛い

「大丈夫だ」ｷﾞｭ
「うぅ〜キョン」

ついついハルヒを抱きしめちまった訳だが……勢いとは恐ろしいもので、俺に公衆の面前ということをすっかり忘れさせちまっていた
。

『オォーー』
『おめでとうー』
『彼氏さんサイコ』
『WaWaWa』
『お幸せにー』

穴があったらなんとやらだった……

終始デレデレなハルヒをなんとか、なだめ帰宅のとについた。
俺は身も心も疲れきっていたわけで

「やっと帰れた」
「キョン！直ぐ晩ご飯作るね」
「俺も手伝うよ」
「いいからキョンはゆっくりしてなさい」

ルンルン気分で台所に向かうハルヒ。
普通の奴なら、めちゃくちゃ嬉しいシチュエーションなのだろうが、今の俺には何か物足りない気持ちで胸やけがしていた。
ソファーに寝転びこれからのことを思案しながら、睡魔はゆっくりと俺を包んでいった。

「キョン、御飯できたよ」
「スゥー」
「寝てる、疲れちゃったよね。振り回してごめんね、キョン」

……チュ

‐‐ちょ！あんた。なんてことすんのよ！バ〜バカじゃないの‐‐

「だれ？」
「はぁ？ふざけてんの、あたしよあ・た・し」
「……あたし？」
「そ！あたしはあんたであんたがあたし」

「……そっか、意外と早かったのね」
「知ってたの？」
「なんとなくね、あたしもあんただから」
「そっか」

「ねぇ、キョンのこと好き？」
「だ、誰が……ハァ〜自分に嘘ついてもしょうがないか」
「あたしねあんたに嫉妬してるの」
「なんで自分に嫉妬されなきゃいけないのかしら」
「キョンが好きなのはあたしじゃなくて、あんただからよ」
「……バカじゃないの」

「あたしと一緒に居ても、キョンはあんたを捜してる。あたしじゃなくてあんたを」
「だから？」
「あたしは……あたしはこんなにもキョンが好きなのにキョンはあたしを見てくれないのよ、あんたが羨ましい」

「ハァ〜あんた、本当にあたしなの？信じられない、ヘタレね」
「……うるさい」

「いい！もう一度言うけどあたしはあんたであんたがあたしなの、キョンが大好きで大好きでしょうがない、精神病にかかっちゃった
涼宮ハルヒなの！だから嫉妬してる暇が有ったら、あのアホを振り向かす方法を二人で考えるのよ、あたしが二人いれば出来ないこと
なんか絶対にないんだから」

「……そうね、あたし達ならできる」
「当たり前！」

「ありがとね、頑張っていきましょ」
「うん」

‐‐‐‐

「ハ……ハ〜おき……お〜い〜ハルヒ起きれ」
「うにゃ〜おはよう」
「残念ながら、そんな時間帯じゃねえよ」

「キョン……あたしね全部思いだした」
「!!急展開だな。何故に」
「き！きっかけなんて、どうでもいいのよ。あの娘が、あ〜あたしなのよね、とにかく全部思いだしたの」

「ハァ〜やれやれ、で？この二日分の記憶はあるのか」
「当たり前でしょ！」
「……あんなことやこんなこともか」

「傷物にされたわ」
「…………」

「責任取りなさいよ、じゃないとあたし達が許さないから」
「あたし達？」
「そ！あ・た・し・た・ち」


長「……私達の出番が」
古「まさか、御自身で解決してしまうとは、流石、涼宮さんですね」
み「期間は一週間でしたから、日にちが余っちゃいましたね」
喜「そうですね、もう少し見ていたかったように思います」
朝「涼宮さんには逆らえないもんね」


「キョン！あと五日間、覚悟しなさい。骨抜きにしてやるんだから」
「骨抜き？」
「ふぅふふ、この体勢からすることなんて、ふぅふふ〜」

えぇ〜ソファーに二人仲良く……近い！

「お、落ち着け。話せば分かる」
「問答無用〜おりゃ」
「にゃーーーー」

おしまい

まとめの方
記念日の人
その他、代理投下してくれた方々

ホントにありがとうございました。

え〜随分前に予告したＳＳも残り二つです……知らないですよね。 また

StandingJob

約三カ月にわたっての投下お疲れ様でした！

残りの作品も待ってます

キョンをほろ酔いさせたい

　ひと休みするニャ。みくるちゃんのお茶は最高ニャ。
　ニャ？　茶柱が立ってるニャ。縁起がいいニャ。
　吉兆ニャ。きっと明日は素敵なことが起こるニャ。

「やれやれ、猫舌だからって、いつまで冷ましてるんだか……」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68733.png

フィルター軽解除による甘過ぎず辛過ぎずの絶妙なデレにハルヒが悶絶してそうだw

おっと、ぬこが来てたΣ(￣□￣;)
乙です！

乙なんだよっ！

相変わらずの可愛いぬこですなぁ

10月15日『きのこの日』
日本特用林産振興会が1995(平成7)年5月の総会で制定。
10月はきのこ類の需要が高まる月で、その月の真ん中の15日を中心に椎茸を始めとする
きのこ類の消費PRを行っていこうということから。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

キョン 「最近夜は冷えるな〜〜。暖かい物が食べたいぜ。」
ハルヒ「どんなのが良い？」
キョン 「う〜〜ん。…鍋かな。」
ハルヒ「まぁ定番ね。」
キョン 「特にハルヒの鍋は格別だからな！一度食べたら他の鍋が食べれなくなる！」
ハルヒ「褒めすぎよ…で？何鍋が良いの？先に言っとくけど蟹はNGよ！」
キョン 「そんな高価なもの学生の俺達が早々買えるか！！…そうだきのこ鍋にしよう！！
ハルヒ「きのこ？」
キョン 「折角明日･明後日で休みなんだし、きのこ狩りに行くのもいいな。」
ハルヒ「ふむ、きのこ狩りね…いいわね！早速行きましょうよ！！」
キョン 「ハルヒの鍋を食べながら、こうキュ〜っと日本酒な！たまらん！！」
ハルヒ「何人の鍋でお酒のむ算段立ててんのよ！！お酒は駄目だからね！！」
キョン 「…駄目か？」
ハルヒ「駄目ッたら駄目！！」
キョン 「トホホ〜〜」

ハルヒおやすみ！

おはやう

彼は誰時ですな、ハルにゃん

明日休みだからってSSの続き書いてたらいつの間にか徹夜……きつい
今から寝ます。おやすみハルにゃん

ハルヒおはよう！

>>359
乙です！d(^_^o)

YUKI.N > キング・オブ・ペッタン娘って・・・・・・何？

J.C.STAFFが得意なジャンルです

キョン「どう考えても佐々木の一択だろ」

ハルヒ「ねえキョン、あたし思ったんだけどさぁ」
キョン「またかよ。どうせまたロクでもない事だろう」
ハルヒ「いいから人の話を聞きなさい。キョン、創世記って知ってるわよね？」
キョン「知ってるともさ。旧約聖書の話で……」
ハルヒ「人間はサルから進化したんじゃなくて、神様が創ったって話よ」
キョン「そのセリフ俺のだろ！俺の数少ない見せ場を勝手に奪うな！」
ハルヒ「あんたのウンチクを毎度毎度聞かされるこっちの身にもなってよ。男のクセにいつもいつもグチグチと」
キョン「解った、解ったからその手を顔から離してくれ。どアップで説教されたら逃げ場がないじゃないか」
ハルヒ「逃がさないわよ、イヤな事があるとすぐに逃げ出すようなダメ男は。でね、あたし思ったんだけど」
キョン「手は離してくれないんだな？」
ハルヒ「ちゃんと人の目を見て話を聞く気があるのなら、考えてもいいわね。せっかくだから、このまま続けるわよ」
キョン「頼むから静かに喋ってくれ。唾飛ばすなよ」
ハルヒ「続けるわよ。創世記って進化論と真っ向から対立するじゃない？ そんでねあたし考えたの。考えたのよ」
キョン「大事な事だから二回言ったのか。わかった、聞いてやるから人の頭を揺さぶるな。
　　　　俺の脳味噌はマックシェイクとは違うんだぞハルヒ」
ハルヒ「そんでねキョン、教会が進化論を唱える世界とかあったら面白いんじゃない？」
キョン「別に面白いとも思わん。最近のヤソ教徒は柔軟だからな、進化論を認めるぐらいはアリなんじゃないのか？」
ハルヒ「ちゃんと人の話を聞きなさい。進化論を認めてるんじゃなくて、進化論を積極的に唱えてるのよ」
キョン「ほうほう、それでそれで？」
ハルヒ「面白いのはここからよ。実は教会が進化論を唱えるのは、そっちの方が都合がよかったからなの。
　　　　そんでもって実は創世記の内容が事実で、人間は何者かの手によって生み出された生物なのよ。
　　　　ねえキョン考えてみて、人間がこの惑星の進化の系譜上に存在しない、謎の生命体だとしたら？」
キョン「そんな荒唐無稽な話のどこが面白いんだ。もっと短くまとめてくれ」
ハルヒ「ニブイわね。だから教会と進化論の関係が、今の世界から見てアベコベなのよ！面白いでしょう？」
キョン「まだお前の言う面白さが解らんな。その人間を生み出した存在ってのは何なんだ。神か？
　　　　神だとしたら、何のために人間を生み出したんだ？」
ハルヒ「それはねえ、やっぱり神にとって人間が必要なモノだったからじゃないかしら？」
キョン「人間が必要だったって、そりゃどんな神だよ？
　　　　全知全能の神から見れば、人間なんていようがいまいが変わらんじゃないか」
ハルヒ「そりゃ神だって、自力で生まれてきたわけじゃないでしょ。どっかに親とか創造主とかいるんじゃない？」
キョン「神のさらに創造主か。そいつらは何の目的で神を作ったんだ？」
ハルヒ「そりゃ神がその人たちの道具だったからじゃない？ たとえば……」

今になって考えてみれば、最初の段階であいつの他愛ない妄想を止めてやればよかったのかもしれん。
だが後悔先に立たずとはよく言ったものだ。今さら過去は変えられない。
この二万年近くに起きた出来事は、全てあいつの発した何気ない一言に端を発している。

『教会と進化論の関係が、今の世界から見てアベコベなのよ！』

その通り、あいつの一言が全ての宇宙法則と歴史を変えちまいやがった。
朝比奈さんに泣きつけば、もしかしたらこの流れを変えることも可能だったのだろうか。
断じて違う、と今なら言える。
もしこれが朝比奈さんの既定路線上にない流れであったのなら、必ずあの人からのアクションがあったはず。
だが俺の生涯を通して思い出してみても、この件に関して朝比奈さんから話を聞いた記憶がない。
恐らくはこれも、彼女のいう既定事項だったのだろうか。だとしたら古泉の立場は、いや長門は――
考えたところで過去は変えられない。少なくともこの二万年、過去へ遡るタイムマシンは登場しなかった。
そう、ひとつ判断できたことがある。
朝比奈さんの時間旅行の規模は、少なく見積もっても二万年以上に及んでいたということだ。

そしてこれも朝比奈さんたちの未来が描く既定事項なのだろうか。
気がついた時には、とある緑の辺境惑星が大写しになって俺の眼下に広がっていた。
これでいい。次元シフトによって生じるエネルギー余波は、この星をすっぽり飲み込んでしまう。
そうなったら全てが終わりだ。
一万年もかけてこの星で生を紡いできた、ヒトという存在。このままではヒトは、この惑星と共に消えてしまうのだ。
俺だってその一部だ。どうせこの星に残ったところで、俺自身の消滅は免れないのだから。
ここまで助け合ったＳＯＳ団の仲間を巻き添えにするか、犠牲が俺一人で済むか。単純な話である。

その全てが失われるぐらいなら、俺が別次元に旅立った方がいい。
少なくとも俺は独りではない。
ハルヒのトンデモパワーと、俺の中に眠る因子を取り込み、次元シフトを始めた長門がいる。
一万年間もこの星を観測し続けた長門。こいつと同じ時代を共有できたヒトは一人もいない。
一体こいつはどんな気持ちで、俺たちの輪廻転生を見守り続けたのだろうか。
今なら解る。
一見非人道的な行ないを繰り返してきた長門。だがそれも仕方のないことである。
ヒトを生体パーツとして再生したのも、この生体端末を復活させて親玉の下に帰りたかったからだろう。
常に無表情な対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース。
こいつはただひたすら、故郷に帰りたい一心で行動していたに過ぎないのだ。
やはりこいつにも俺たちと同じく、里心というものはあった。
こいつもやはり俺たちと何も変わらない。それが解っただけでも充分だ。
だがあいつの百面相がやたら瞼の裏にちらつくのが、どうも気に障る。
払い除けても払い除けても、俺の視界に飛び込んでくるあの女は――

いや、あいつは諦めるような女ではなかった。
この宇宙を統括する情報統合思念体をも上回る、トンデモパワーの持ち主。それが涼宮ハルヒという女だった。
500年前、心に深い傷を負った長門、そしてハルヒ。
長門は神と、それから俺との合一を望んだ。
ハルヒは世界と、それから俺の抹殺を望んだ。
今長門が問う、究極の相互理解とは全ての合一によってのみ成し遂げられるのではないかと。
ハルヒが答える、愛こそ究極の相互理解だと。
そして長門は俺のイントロン情報下にあった存在でハルヒを試し、ハルヒはそれを打ち破り――

俺は長門から開放された。

ハルヒ「キョン！」
キョン「ハルヒか！俺は長門と一つになってようやく解ったんだ！
　　　　長門の、あいつの心は、誕生してからずっと孤独だったんだよ！
　　　　現に今も、長門はたった一人で宇宙の虚空に帰ろうとしているじゃないか！」
ハルヒ「……ちょっと待ってキョン。今聞き捨てならない言葉を耳にしたんだけど、それってあたしの空耳だったのかしら？」
キョン「えっ？」
ハルヒ「『一つになった』ですって？スッパダカで何口走ってるのあんたって男わ。おまけに有希だって一糸纏わぬハダカだし」
キョン「おいちょっと待てハルヒ。お前一体何を連想したというんだ」
ハルヒ「ねえキョン正直に言いなさい一体あんた有希と何があったの有希に何したのまさかあたしがいないのをいい事に
　　　　あんたの狂おしく滾るオスの欲望を有希の雪みたいに白い柔肌の内側に潜む熱く濡れそぼった肉壁の中へ
　　　　何度も何度も昼も夜もなく打ち込んで産めや増やせや……」
キョン「ヘタクソな官能小説みたいに生々しい描写をするんじゃない！ここが全年齢版だって事を忘れるなよ！
　　　　大体欲望とか打ち込むとか何言ってるんだ！ここにいる俺たちは精神体だろうが！肉欲とかそんなの意味ねえだろ！
　　　　なあハルヒ、お前何で笑ってるんだ？それも仁王立ちでこめかみに青筋立てて。怖いよ、お前本当に怖いよ……
　　　　長門、お前ボーッと見てないで助けてくれよ！」
有希　「セフィロートの道は繋がった。旅立ちは、最早誰にもとめることは出来ない」
キョン「セフィロートの道じゃねえ！地獄の門が開いたの間違いだろ！いい加減に修羅場を直視するんだ長門、長門っ！」
有希　「あなたたちが……羨ましい……」
キョン「どこが羨ましいんだ！何で憂いを湛えた生温かい微笑を俺たちに向けるんだ！
　　　　なあ長門助けてくれよ！ 背中から白い翼なんか生やさなくていいから！」

<<終>>

『ゼノギアス』ヲヤレバコノエスエスガリカイデキルノダロウカ……

>>367
解りにくいSSを投下してすみません
全ては書き手の未熟ゆえ

ただ
>『教会と進化論の関係が、今の世界から見てアベコベなのよ！』
この一点こそが、ゼノギアスひいてはゼノサーガ誕生の原点になっているのは間違いないと思います

『ジェット機じゃなくてプロペラ機が活躍する』理由を矛盾なく説明しようとして、
その結果『娯楽としての戦争』と『キルドレ』を生み出した、あの小説スカイクロラと同じ構造ですね
シリーズ第一作なのに、時系列では終盤なのも同じですね

あと長門さんは憂鬱でも幼年期カレルレンとポジションが同じなので、
クラークへの尊敬も込めてカレルレン役をやってもらいました

>>368 乙。
俺もゼノギアスやゼノサーガは知らないので意味がわからなかったが、
この世界観を持ち込んでガッツリ書くのは面白そうだなｗ

元ねた俺も分からんが法則を扱うネタはおもしろい。

涼宮ハルヒの活性度(H)は、キョンとの距離(d)と接近時間(t)の積に比例する。
H=dt

これを、涼宮ハルヒの第1法則という。

>>371

「キョン。私たちこれから離れて暮らさない？」
「ああ」



ｄを掛けたら駄目でしょ

>>373
Σ(; ﾟДﾟ)！
涼宮ハルヒの活性度(H)は、接近時間(t)に比例し、キョンとの距離(d)に逆比例する。
H=t/d

これを、涼宮ハルヒの第1法則という。
かな？

自分に安価つけてるのは宇宙人対策か？

>>371
基本的には距離の２乗に反比例すると思います
イオンの正負とか、磁石のNSみたいに

もっとイチャコラしてるのが普通だったら、距離の６乗に反比例してもいいとは思いますが

法則ってそういうことなのか(爆)
いや確かに法則だけどさ

距離０か。
そういや神人の世界から帰ってきた時はキスした時だったな。



それはそうとしてキョンに馬乗りになるハルヒのシーンを早くみたい。

>>368

１００人の読み手がいて
９９人がこのＳＳは駄作だと言っても、１人が面白いと言ってくれたら……それだけで俺らは満足。

そういうＳＳを書きたい

カタカナニスルノワスレテタ……スゴイハズカシイ キエサリタイ

突撃！涼宮家の晩御飯

>>375
なるほどー。確かに、かの有名なクーロンの法則も分母がr^2ですからね。
個人的希望としては、H=t/(d^t)くらいになってほしいところなのですが。

「うなな〜ん！」
　落ち着け。ひとの髪を喰うな。やれやれ……全く。



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68840.png

お、今日のぬこは早い時間に来ましたね。
乙でっす！
Σd (≧ω≦ )

こないだといい、キョンはなんかぬこの気に障ることをしたんでしょうか？

お前らいつもは「ハルヒとにゃんにゃんしたいよぉーー！」とかアホなこと言ってんのに
突然頭良さそうなこと言うから、まったく、侮れないぜ

>>382
乙ですお！

じゃれ具合がいいね
ぬこの人のキョンはかっこいい
ハルにゃンは行動と本心が違うときがあるからなー

昼休みの木陰で見知らぬ男に膝枕しているハルヒを目撃してしまうキョンになりたい

ハルヒとにゃんにゃんしたいよぉーー！

忘れられない男、短い出会の初恋の人
いくら探しても見つからない幻
「いまでは、夢だったんじゃないかと思うのよね」
「それでも、校庭のメッセージは書いてあったんですね、新聞にも載りましたし」
「素敵ですよね、ひと目みたかったです」
「・・・・・・」コクッ
「あれっ！！いつの間にかどこいっちゃったのよ、逃げたのね
明日はおもいっきり酷い罰ゲームをさせるんだからね！」
「なにかきずいてるのでしょうか？」コソコソ
「！禁則事項で禁則事項、ふええ〜ん」
「・・・無意識ではわからない」

ハルにゃんとにゃんにゃんしたいよ〜

ハルにゃんとにゃんにゃんしたいよ〜

いや、ぬこ的な意味で

夢の中に行くとするぜ

ハルヒおやすみな！

10月16日『ボスの日』
アメリカのパトリシア・ベイ・ハロキスさんが、会社を経営していた父の為に1958年に提唱。
経営者と部下の関係を円滑にするための日。
アメリカではボスを昼食に招待したりプレゼントを贈ったりしている。
日本では1988(昭和63)年からデパート業界が実施している。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

古泉　「本日は僭越ながら我々が涼宮さんを労う、っといった趣旨で企画させて頂きました。」
朝比奈「涼宮さんは上座でゆっくりとしていて下さい。」
長門　「今お茶を用意する。給仕係。」
キョン 「なんで俺が給仕係なんだよ…まぁいいや。ほらよ！」
ハルヒ「駄目ね！！」
キョン 「なんだよ！？」
ハルヒ「有希やみくるちゃんや古泉君は団長を労う気持ちでいっぱいなのに
　　　　平団員であるあんたそんな態度で良いと思ってんの？注ぎなおし！」
キョン 「ちっ(古泉の奴下らん企画を立てよって…)…お待たせいたしました団長様。」
ハルヒ「うむ苦しゅうない！！」
長門　「何かあったら給仕係に申し付けると良い。」
キョン 「ちょ！長門！！」
ハルヒ「そう？…だったら〜。給仕係！団長の肩を揉みなさい！」
キョン 「くぬぬ〜。…こ、こうで御座いますか？団長様〜。」
ハルヒ「力が入ってないわよ！！もっと気持ちを込めて揉みなさい！！」
キョン 「…分かりました団長様〜」


朝比奈「…ところでこの企画の真意は〜〜。」
古泉　「何かとぎこちない御2人ですからね。理由がないとスキンシップの1つも取れませんし。
　　　　まったく素直に行動すれば此方も苦労がないのですがね。」
長門　「…料理が出来た…ジュルリ…」

大義名分があればこそ素直になれる２人…
なんかこう、胸にくるものがありますな(´∀｀)
乙＆ＧＪです！！

　　 ＿
.,'´r=＝ﾐ､　あずさ、よくやったわ！
i 《ﾘﾉﾊ从)〉
从(l|ﾟ ヮﾟﾉﾘ
⊂lｊ京iニb
　 ぐ/_ｌ〉
　　し'ﾉ

なんつーか、こんなのもいいな
相思相愛のはずなのに進展しない二人に対して周りのほうからちょっかいをかけるのがさ

キョンには大義名分があるぜ
閉鎖空間の拡大を止めなければ、世界の書き換えがあること
世界の未来を人質な状態で好意を持たれてるのに歩み寄らないのは
さてなんだろうね？

キョンもあれで男の子だからな
意地っ張りなのだぜ……

今夜こそハルヒの夢が見れますように…

ハルにゃんマジぬこハルにゃん

ハルヒ、おやすみ！

>>395
逆に大義名分があるうちは告白とかしないかもしれないな

いや、消失のキョンはエゴイストだったよ

中学生のときと比べればずっと良い状態なわけで、機関としてはこれでも十分なのかな
島に別荘を用意できるぐらいだからどうにでもできそうだけどね
くっつけようとバタバタする森さんとか見て見たい

肩をもんだあとは腕、脚、うつぶせでの背中のマッサージとなっていくと期待していいかな

寝坊すけハルヒはぼさ髪可愛い

サンタ帽子ハルヒは満開笑顔可愛い

>>395
やっぱどうしても｢世界のため｣ってのに繋がりそうなのがイヤなんじゃないかな。

世界のために仕方なく付き合うことにしたとか思われたくないから、
好意を持ってても伝える踏ん切りがつかないんだと俺は妄想している…

最初から首尾一貫ハルヒ達に反抗的なキョンなら面白そう

>>406
それってハルヒのキョンに対する態度っぽくないか…と考えて

あれだけ不思議とか特別な存在を探し求めてきた自分が
こんな何の取り柄も特徴もない一般人で妥協したとか思われたくないから
本当に好きなんだけど想いを伝えられないでヤキモキしているハルヒを妄想してしまった

キョン「連中、命令や強制こそすれど頭下げて頼むなんてのはしないな。
たかが一介の高校生に下げる頭は無しか？
世界の為だから、なんて大義名分があるから言う事聞いて当然だと？
その為の機関ら組織だろうに、何も知らない餓鬼に頼ってどうする？
古泉達には誠意や責任感の類が全く感じられないんだよね。」

ウガー

ハルヒの中に出してあげたい
少しはおとなしくなるでしょ

>>408
機関ら組織

キョンは何のとりえもないどころか、ハルヒを唯一操縦できる存在だとハルヒ自身も認識してるから
プライドがどうのという引っ掛かりなどないと思うが

ハルヒの尻に腰打ち付けたい

ハルヒはよくも悪くも過去にこだわりが無いようにも思っていたけど
分裂での葛藤から分かるように、外ではあっけらかんと振る舞ってるけど
内面で溜め込んでるタイプなんだよな

｢編集長一直線｣ではキョンの過去の恋話(？)にめっちゃこだわってたけどねw

でもたしかに分裂p78では｢電器屋の蛍光灯売り場のような笑顔を作り、｣ってあるし。
つまりはメチャクチャ作り物っぽい笑顔だったとキョンも自覚してるわけで…
…考えすぎ？

それはもちろん自覚してるんじゃない？
なんせその後の独白が
＞荷物持ちくらいならしてやらんでもないが、自分の欲しい物は自前の金銭であがなってくれよな。
＞文芸部の部費に手をつけないよう、長門のためにも見張っておかなければ。
だしな。部費に、なんてイイワケをするのがキョンの素直じゃないところだ

一人称なのに妙なごまかしがあるんだよな
それでいて、暗君のシギャクを決意した冷徹な奸臣のような声で　分裂ｐ82とあったりする
内面で溜め込んでるから閉鎖空間と神人が発生するでいいのかな
好き勝手に振舞ってるから側で見ていても分からないみたいだけど
古泉は閉鎖空間の発生をひとつひとつ報告してるわけじゃないな
春休みのは特殊だったから、ためらってたのかもしれないけど

編集長と分裂を合わせて読むとハルヒの驚き具合がわかるな


編集長⇒なんだ、キョンなんてたいした事ないわね（強がり）

分裂⇒だ、誰よあの女！あたし聞いてないわよ！（超動揺）

素直に「心配だから見張る」といいなさい！

キョンってハルヒ以上に素直じゃないよね

そりゃこの作品の真のツンデレはキョンだからさｗ

最近はそのツン迷彩も剥がれてきてるがなw

キョンのデレと言えば、憂鬱のキスの前にハルヒは自分にとって何なのか？　の答えが書いてないよね
キスしてるときには、しばらく離したくないね　なんだけど
溜息のときには、思い出したくないとかで黒歴史になってるし、古泉は予想できてるかもだが
その後も触れることはあってもキスしたとは書いてない
避けてるよな

正式にお付き合い始めたら
想像を超えるイチャイチャを見せ付けそうだよな

ハルキョンって

>>424
それは判る。
好きと言い合っていない、正式に付き合ってないという言い訳というか
タガが外れたら、むしろハルヒは積極的に行きそう。

大内狩りから馬乗りになってアグレッシブに攻めるよ

>>424
クラスメートが発狂する。

分裂でキョンにマンツーマンで勉強教えてたシーンでのクラスメートの反応とか

普段はツンツン、二人きりだとデレデレっていう昔のツンデレになりそう

「あんまり気を落とすな。ほら、飯にするぞ」
「……にゃ」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68869.png

おぉ可愛い

…阪神…


くっ！この屈辱を胸に来年こそは！！

乙
20年はファンをしてる漫画家も阪神ファンなんだよな
プロ野球はみないけどちょっと気にはなる

10月17日『沖縄そばの日』
沖縄生麺協同組合が1997(平成9)年に制定。
1978(昭和53)年のこの日、公正取引協議会により「沖縄そば」の名称の表示が特殊名称として登録許可された。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ハルヒ「しかし、その地方独自の面料理って世界中にあるのにぇ…モグモグ」
キョン 「もの食ったまま喋るな、小学生か…まぁ全世界と言うと語弊があるがな。
　　　　　ユーラシア大陸、特に中国に源流があるみたいだしな。」
ハルヒ「ふ〜〜ん。」
キョン 「まぁ日本人は麺好きだからな。その土地独特の麺料理は特長にもなるしな。」
ハルヒ「まぁあたしは珍しいものなら一回は食べてみたいけどね。」
キョン 「確かに沖縄そばを本格的に扱ってる店は少ないからな。」
ハルヒ「結構味付けも独特の感じがするわね。最初うどんみたいにも感じたけど。」
キョン 「そばって言うが小麦粉100％だしな。出汁のとり方もラーメンとかも違うし肉うどんに近いか？」
ハルヒ「急に価値を下げるような事言わないでよ！！…、あぁ似てるけどさ。」
キョン 「まぁ沖縄でも各地で違うみたいだし食べ歩くのも良いか。」
ハルヒ「それも良いわね！！賛成！！」


外野


古泉　「行き成り旅行に出かけられたので慌てて追いかけてみれば…」
朝比奈「た、只の思いつきの食べ歩きですか〜〜〜〜…ふにゃ〜〜〜〜。」
長門　「ご当地グルメin沖縄………ジュルリ………」

ハルヒとにゃんにゃんしたいよぉーー！

思いつきで沖縄旅行ですか(-_-;)
相変わらず行動力がハンパないですねぇ。
乙です！

…明日食べに行こうかな

>>429
元祖ツンデレは最初はツンツン最後はデレデレだ

沖縄旅行か
そば食べに行くには遠いし、観光地だし
本当はなんのための旅行なのか気になる
ストーカー好意はまずくない
はるにゃんの監視はしないといけないけどね

安心しろ
俺がいつだって生暖かい目で見守っているからな！

スリルを求めてSOS団、中東へ

>>430
ｶﾜﾕｽ
乙ですお

>>440
今日のからくりで戦場カメラマン見ましたね？

ドバイの高層ビルから下を見下ろすハルヒと
腰が引けてるキョンか…

ハルヒ…スパローショットMX、スタンピードXM
キョン…AF99ST、Y21インパルス、ギガンテス、ベガルタ
長門　…ファイブカードXB、ライサンダーZ、バゼラート
みくる…エアトータスME、ZEXR-GUN
古泉　…スティングレイMF、MEXエメロード

…時々、自分がSSを書く上で決めてる『独自設定』と言うのを語りたくなる時がある



でもそんな事するなら個人サイト立ち上げてやるべきであるとも理解している。






って最近公式サイトを覗いてなかったな。何か変化はあるのかな？
甘い物買いに行くついでに覗いてみよう！

語ってみなさい。あたしが聴いてあげるから

俺も聞いてみたいっす、記念日さん
て言うか寅年ですか？　ひょっとして俺と同い年！？

それよりタイガース…ハルヒを甲子園に連れて行ったばかりに（嘘

上に同じく！他の書き手さんがどんなコト考えてるかはかなり気になる。
てか私も同い年かも…一回り上という可能性もあるにはあるけど。
…まさか下はないですよね？

>>447
BOSSの人も寅年ですよ

いいから改行を減らせ

おやすみ、ハルヒ
いい夢見ろよ！

ハルヒとオーストラリアでバカンスしたい

>>445

記念日の人だけに関わらず書き手それぞれが独自の設定を持ってる。

自分たちのＳＳは……短編とオリキャラを除くと
全体的に暗い
一歩間違えばスレちになる可能性もあったりする。

……そういえば、ＳＳを書き出して一年たった。
少しは上手になったのだろうか？

漏れは極力独自の設定が出ないように書くな
ただそれでもたまにやらなきゃならない事もある

分裂を読み直したくなったけど驚愕が出るまで読み直すのは保留なのだ…

なにか読めないわけがあるの？
このスレ的にいいところ多いし、また読んだところで何かあるのかな
書き方が特殊だから混乱するけどね

一応前後編みたいなもんだしね。
続けて一度に読みたいってのはあるかも

おハルキョン

そんな感じ
まあ一度は読んでるから…今読み返すと飢餓感が半端なくなるので我慢している
正式に延期発表したらいっそ読もうと思ってるが

そうか、
最近読み始めたのは幸いだったのかもな
半年も待たなくてすみそうだ
アニメはDVDをレンタルすればいいしな

>>460
おいやめろフラグを立てるな

またアニメ化されないのかな？tvkで夜中見てたのにいつの間にか終わってたし

改めてまた一から再放送してもいいよなｗ
今度はオールシャッフルで追加分にも予告を挟んでさ

夢が広がるな

BD-BOXにまさかの次回予告収録

驚愕が出なければ

ハルヒって終わりのないコンテンツとして永遠続かないか？

ゆっくりでも時間が進んでるから終わりはあるだろう
北高で２年間あるし卒業して大学に進学なら作中での４年間が追加されるから
まだまだ続けられる
大学生になるとまた色んなイベントが期待できるけどさ
同じところに進学できるかは置いといても、二人の関係をどうするか
ハルヒから見えないところとか大きく変化するだろうし
まだまだ先の話

ハルヒちゃんならいつまでもつづきそうだな
原作が終わっても

キョンハルはもう少し進展してくれないと俺が困る
もっと手握ったり寝顔に触れたりチュッチュしたりしろよ

>>468
それすさまじい進展だな＞チュッチュ

特に驚愕は単体じゃなくて今までの軽いまとめみたいな内容を含んでるからな
消失で自覚し、驚愕で踏み出す
そんな内容になるんじゃないかと夢想している

キョンがハルヒに告白するのを見るまでは死ねない

>>471
告白せずに完結すればあなたは不老不死

キョンに自分の揚げ足を取られまくってイライラのハルヒ

キョン「すまんな、俺はゲソ揚げが大好物なもんでな」

キョンに中出しされまくってツヤツヤのハルヒ

ハルヒはイカよりタコの方が好きそうだ

タコとか言われるEEでタコ焼きをキョンに差し出してる姿が浮かんでニヤニヤする

『と』が抜けてた！

何回も告白されたハルヒだけど、それには不満だらけだね
どう告白されれば良かったのかはわからずじまいだし
告白したやつらがダメダメやつばかりだったんだけど
ハルヒのほうから強引にでも押し倒すくらいじゃないとダメなんじゃないか
受身じゃなく積極的なほうがらしいんじゃないか
９冊目までひっぱっているし、１０冊目で区切りもいいし
うまく言えないけど、くっつけてほしい、曖昧なままではきつくないか？

>>479
SS書き手としては、曖昧だからこそ書きやすい

今日も今日とてバカップル観察。
私の帰宅時間がけっこうバラバラなので毎日ではありませんが、ちょこちょこ続けてます。
…前スレでも言ったけどストーカーみたいだな。慣れたけど(いいのか？)


今日の帰り、女子高生が３人同じ車両に乗ってました。
どの娘も髪染めたり化粧バッチリしてたりピアスしたりネックレスしたり指輪つけまくったりと
いわゆる「今風(？)」な感じでしたが。

と、彼の方がその３人をじっと見つめているのに気がつきました。隣にはもちろん彼女さんがいるのに。
「マズイんじゃないか？早く止めたほうが…」
と念じていたら、願いが届いたのか彼女さんの方に振り向く彼。そして彼女さんに何やら話しかけています。
その時の二人の様子を以下に描写。
　↓
彼女に話しかけ、さっきの女子高生たちを指し示す彼。
そちらへ振り向き、その３人をじっと見つめる彼女。
彼の方へ振り返り、笑って首を横に振り、何やら彼に話す彼女。
彼女に言葉を返す彼。
再びにっこり笑って再度首を横に振る彼女。

彼の頬に唇を当てる彼女。

彼に何やら語りかける彼女。
彼の肩に頭を乗せる彼女。
彼女の肩を抱く彼。


…下手な文章でスミマセン。皆さんにどれだけ伝わったか…
さすがに会話の内容は遠くて聞こえませんでしたが、なんとなく想像できる気も。
というか、改めて言いますが電車の中での出来事です。思い出しつつ書いてる今も顔が熱い…

ハルヒ可愛いよハルヒ

矢張り直接聞きたいんでしょうね。
確か中学の時は全部電話で、それに対して駄目だししてた記憶が…あれ？違ったかな？

でも自分のイメージはハルヒからキョンに告白してるのばっかりなんですよね。
…なんでだろ？

>>483
｢ほとんどが｣とは言ってたね。なかには直で言った奴もいたんだろうか
ちなみに俺はキョンから告白する派

>>481
相変わらずの、いや予想以上のバカップルだw
でも、面白いし楽しみにしてはいるんだけど、やっぱりそのまま書くのはどうなんだろ
いっそ完全に変換・補完してSSにしちゃえばいいと思う

ちょっとだけ長めのSSいきます
ハルキョンといえばハルキョンですが、控え目になっていますので、ご了承を

　レトロなボードゲームの対局者に俺が拝命されることも無く、ひとり面を伏せて黙々とパズルのピースを当て嵌めている古泉。
　なかなかに珍しくはあるが、これを珍事と言えば響きは大袈裟で、これくらいでは挙止が進むことも退くこともない。水母にだって骨は有るかもしれないのだ。
　要するに、いい加減見飽きてきた部室の日常であり、そこに水を差す輩だっていい加減誰もが予想しうるこの人物である。
「何、あのメガネ会長。こっちはどんな無理難題にも対応できるように色々予想してあげてたっていうのに、拍子抜けも甚だしいったらありゃしないわ」
　騒音計の針を振り切りかねない扉の音と共に、長門を引き連れて部室に入るや否や不満の声を上げる我らが団長。
　昨年度末に続き、またもや長門があの機関お抱えの生徒会長に呼び出しを食らったらしく、今しがたそこからの帰還を果たしたようである。
「生徒会室に行ってきたのか。で、あの会長、今度は何を言ってきたんだ？」
　我役目を果たしたりと、さっそく定位置のパイプイスに流れ込む長門を確認しつつ、今際の案件を問い質してみた。
　これがまたもや古泉絡みであるなら俺も付子を食ったような顔で訊かねばならないところだが、今回はさほど気を揉む必要は無いと俺の経験則が言っている。
　古泉いわく、「僕は全く関与していませんよ。おおかた本当に生徒会絡みの要件なんでしょう」とのことで、少なくとも大事を招くような事態にはならんはずだ。
「これよ」
　言うと同時に、ハルヒは見るからに純白とは程遠い再生紙のプリントを俺に突き出してきた。
　何だ、エコにでも目覚めたのか？
「学校のプリントなんて大体そんな再生紙じゃない。違うわよ。そこにおっきく文字が書いてあるでしょうが」
「部活動報告書、ですか。なるほど」
　長イスに無造作に置かれたプリントを覗き込んで、古泉が代わりにそのゴシック体を読み上げた。
「そうよ。ていうか、ぶっちゃけ前とおんなじようなもんじゃない。他の部長っぽい人間たちも集めといて、やることは前と変わらないとか。もうあのメガネを遠視用レンズに入れ替えてやろうかと思ったわ」
　随分と出費の嵩む嫌がらせだなおい。ダメージの大きさで言えば、やった方もやられた方もお互い似たようなもんだろ。
「何だ、呼ばれたのは長門だけじゃなかったのか」
　なら話は早い。他の部活も同じことを言い渡されたんなら、これは形式的な部分が大きいんだろう。機関紙みたく面倒な事柄に足を突っ込まずとも、適当に取り繕って誤魔化しとけばいい。
「とにかく一学期の部活動の顛末を報告しなきゃなんないってことよ。ま、報告書はどうせキョンが書くんだから別にいいんだけど、その上でひとつ問題が発生するのよね」
　ハルヒは俺の与り知らぬところで割り振られていた事務仕事をサラッと宣言しつつ、
「我がＳＯＳ団は、今年度はまだ文芸部としての活動をしていません」
　さも今後予定が組まれているかのような言い回しで、席を立ち皆を見渡すようにして当然のことをのたまった。
「でも、みんな安心していいわ。あたしがさっき何をやるか考えといたから。みくるちゃん、これ」
　脈絡も無く唐突に指名を受けた朝比奈さんは、自らに突き出されたプリントに目線をやり、一瞬プレゼン資料を突き返された営業マンのような顔をしつつもハルヒの意図を理解したようで、
「あ、はい」
　実に愛らしい御手でそのプリントをいそいそとホワイトボードに貼り付ける。
　それを確認するとハルヒは、そんなプレゼンに長けた営業マン真っ青な舌滑で、
「これからみんなに日記を書いてもらうことにしたから！」
　ものの数瞬で顧客企業ＳＯＳ団メンバーは、そのプレゼン商品を否応なく契約させられることが決定した。もう誰かこいつを中南米の営業所あたりにでも左遷してくれ。

「日記、ですか。それは非常に素敵な提案なのですが、涼宮さんはそれをそのまま文芸部の活動とされるおつもりですか？」
　俺が唖然として言葉を失っている隙に、古泉がその間を縫って提案者に伺いを立てた。
　そりゃもっともな質問だ。そんなもん俺が生徒会長だったとしても立ちどころに却下のハンコだろう。作文なんかよりも随分と程度の低い小学生の宿題みたいなもんだからな。
「ふふん。古泉くんも読みが甘いわね。ただの日記なんて、そんなのほっといてもどっかのヘアメイクアーティストが勝手にやってくれるわ。あたしがやりたいのはね、今日あったことを書くんじゃないの。これからのことを書くのよ」
　もうこの時点で俺の脳髄はうすら寒い嫌な予感を垂れ流し始めている。
　だが、その寒さもこの脳内年中常夏女のハルヒには届かないでようで、それどころかむしろ瀬戸内海の水位を数センチほど上げてしまいそうな暑苦しさを醸し出しつつ、
「で、日記に書いたことを実際に行動するの。言わば未来日記よ！」
　こうして北高文芸部兼ＳＯＳ団メンバーは、俺の経験則が否定していた気を揉むような事態に発展しかねないイベントを敢行することになった。
　若いうちの苦労を大人買いしろとでも言わんばかりに、まだまだ俺の経験則には苦労が不足気味らしい。どこかで苦労のバーゲンセールでもやってたら教えてくれ。買い込んでやるから。


　そして長針がギリギリ鋭角と言える分くらい進んだ後。
　あの後すぐさま人数分のノートを買いに購買へ奔走したのはもちろん俺で、今は全員にノートが行き渡ったのをハルヒが満足そうに眺めている。
「いい？　未来日記に加えて、普通の日記も付けなきゃダメよ。どの程度の再現だったとか何で再現出来なかったとか、そういうのを後で考察して作文にしてもらうから」
「それを活動内容にするってことか？　ちょっと文芸部とは懸け離れてるような気がするんだが。生徒会だってそんな判断に困るようなもん出されても嫌がるだろ」
「解ってないわねキョン。あたしの見立てだと、これは今まで誰もやったことが無いわね。物事の第一人者っていうのは常に厭われるものなのよ。地上が動いてるって言ったコペルニクスの気持ちがあたしには痛いほど解るわ」
　宇宙人未来人超能力者ときて、とうとう往年の偉人にまでその探求心を広げようとしているハルヒ。頼むから、もう過去からタイムスリップして来たりとかは勘弁してくれ。
　そうして俺がミスター・コペルニクスでいいのかコペルニクスさんでいいのか、世界の偉人に対する妥当な呼称を考えあぐねていると、
「じゃあそうね、古泉くんはみくるちゃんの日記を書いてちょうだい」
　部室の偉人召喚士は、何やらとんでもない要求を突き付けた。
「ええっ！　……あのぅ、じじ自分で書くんじゃないんですか？」
　まるで有罪を言い渡された被告人のような絶望を顔に滲ませ、誤審であるのを願うかの如く朝比奈さんは今一度ハルヒに確認を取る。
「そんなの全然面白くないじゃないの。なんならあたしがみくるちゃんのを書いたげてもいいわよ」
　代替案が提出されつつも、そっちの方がよっぽど危険極まりないと感じるのは俺も朝比奈さんも同じようで、朝比奈さんは胸の前にやった両手をパタパタと振りつつ、
「ややっぱり、古泉くんでお願いします……」
「そう？　じゃあ、みくるちゃんは有希のを書くのよ。有希は古泉くんのをお願い」
　けっきょく判決は覆らず、それどころか他のメンバーにも勝手に次々と判決を下していく我らが裁判長。
　となると残りは俺だけで、
「で、俺はお前の日記を書けばいいのか？」
「あんたは報告書担当だから書かなくてもいいわ。その代わりあんたの日記はあたしが書いたげる」
「待て待て。じゃあお前の日記はどうすんだよ」
「あんたみたいな雑用係の思い通りに団長であるあたしの行動が縛られるなんておかしいじゃない。仕方無いからあたしのも自分で書くことにしたわ。二人分よ二人分。団長たる者これくらいの仕事量は抱えるべきなのよ」
　なら平団員長門に行動を縛られる副団長古泉のくだりはどう説明するんだよ一体。
「とりあえずこれで大体のことは決まったわね。明日までに明後日の日記を書いて、みんなそれぞれ割り当てた人に渡してちょうだい」
　例の如く誰の返事を待つこともなく、連絡事項の伝達を終えるなりハルヒはドンと扉を鳴らし颯爽と部室を去っていった。

　正直、こないだの機関紙よりも随分と厄介事を孕んだイベントのような気がしてならない。未来の日記なんて、そういった要素に思い当たる節がありすぎる。
　とにかくここは少しでも先回りして懸念材料を減らすようにするべきだろう。
　そこでまずは、だ。本日まだ一度も言葉を発しておらず、インテリア業界騒然の完璧なリアルオブジェと化している文芸部の正式部員に釘を刺しておかねばなるまい。
「長門」
「なに」
　たった今魂が注ぎ込まれたと言われたところでそのまま信じてしまいそうなリアルオブジェの長門は、俺の呼び掛けを受けてようやく口を開いた。
「一応言っておくが、俺みたいに平凡な普通の人間が出来うる範囲の行動を書かないとダメだぞ」
　あのコンピ研とのゲーム対決を見る限りでは、こいつが思う人間の標準は少しばかり上方修正されているようだからな。
「わかった」
　見慣れた微妙な頷きで、長門は俺に理解の意を示した。
　まあ、どうせ長門の日記に従うのは古泉だからな。少しくらいの無茶振りなら俺が許す。熱湯風呂くらい書いといてやれ。
「ふふ。四十三度くらいまでならなんとか対応できそうですが」
　お前が何度の湯に浸かろうが俺は構わんが、お前が朝比奈さんに変な要求を書いた日には、その鬱陶しい前髪をパッツンにした上で写真を取ってそれを密封保存されると思え。
「ひっ」
　そんな俺の忠告を横耳してか、朝比奈さんがチーターの接近を感知したガゼルのようにビクッと反応する。
「はは、大丈夫ですよ。僕もまだまだ表の道を闊歩していたいですからね」
　いい加減見飽きた例のジェスチャーと共に、古泉は心配無用の視線を俺に投げ付けてきた。
　とにかく、そんな不安材料満載の日記帳を俺たちは抱えることになったのだ。
　まあ未来日記にしろ地雷日記にしろ、そろそろ何かある頃だろうとは思っていたさ。無いなら無いでどうせ古泉あたりが作為的なイベントを催すだろうし、どっちにしろ俺の経験則は更に厚くなる羽目になったってことだ。
　ハルヒ発信の艱難は、汝を玉にするどころか真珠にだって成ってしまうのさ。

　そういうわけで、一日のレールが敷かれた日記帳は遺憾ながら無事全員に行き渡り、本日が団長様の宣言から二日後の朝、つまり日記実行日の当日である。
　イベント提案者いわく、「いい？　明日になるまで絶対に日記を見ちゃダメだからね！」との仰せなので、日記は正に今が初見だ。
　守るような義理も無いのに、そんな言い付けを律儀に遵守している自分が恐ろしくなりつつも、やにわにページを捲ってみる。

『　起床と同時に団長にモーニングコール。今日の意気込みを熱く語った。　 』

　端から容赦無いスピリチュアルな攻撃が寝起きの頭をクリティカルにつついてきた。
「……マジかよ、おい」
　まさかページを捲るたびに、こんな脱線ギリギリのレールが敷かれてあるんじゃないだろうか。
　まあ、書くのがあのハルヒである限り多少の無茶振りは予想できなくもなかったんだが、どうせ見てないんだから無視すりゃいいと高を括っていた。
　考えやがったな、あいつ。これじゃあ無視を決め込んだ時点でハルヒにバレてしまう。そっちが脱線ギリギリに仕向けてやがるのに、俺が人身事故だとアナウンスすればクレームが入る仕組みかよ。いつか大規模ストライキが起こるぞ。
「仕方ねぇな……」
　ものぐさに携帯を手に取り、ハルヒのアドレスを呼び出す。
『何よ朝早くから。朝の貴重な時間を奪おうっての？』
　なんつう白々しい奴だ。ワンコールで出たあたり、きっと待っていたに違いない。
　とにかく今日の意気込みとやらをこいつに伝えれば任務完了だ。手っ取り早く済ませてやろう。
「あー、アレだ。今日は気合入れていくから覚悟しとけよ」
『……何それ』
「それだけだ。切るぞ」
『ちょ、待ち――』
　ピッ。
　よし、何の意気込みなのかは俺自身も疑問を呈したいところだが、ひとまず第一関門はクリアした。
　続いて日記に目をやる。

『　制服に着替えたが、今日は少し肌寒かったので予備の同じ制服を更に重ね着した。　』

「アホかっ」
　今度はマッドネス精神全開の電波を目の当たりにし、ついにリアクションに困り果て日記をバンと床に叩きつけた。
　なんなんだこれは。日記か？　これは日記と言っていいのか？　何が悲しくてこんなファッション性皆無な南極ペンギン顔負けの防寒対策をこの季節になってまでせにゃならんのだ。春の陽射しも渋い顔だろうよ。
　もうどうにでもなれと半ば自棄になりつつ、同じ服を二枚着ながらクラスの連中のつっこみをどう回避しようかと算段を立てていた。
　やがて朝食を取るべく一階へ降りようとしていると、
「あれ？　キョンくんそれー、同じの二ま――」
「うるさい」
　傍から見れば当然のつっこみを年下の家族から受けそうになるが、それを間一髪で凌ぎつつ階段を下りる。
　続いて傍から見れば当然のつっこみを今度は年上の家族から受けそうになったのは言うまでも無く、そんなこんなを繰り返してようやく登校である。
　この時点ですでに俺の精神的疲労は二枚重ねどころか雪ダルマ式に着ぶくれする一方であり、当然のように先が思いやられる。きっと帰宅する頃には十二単なんざ歯牙にも掛けないほどの重さを背負っていることだろうよ。
　とにかく、こうして未来日記ごっこはスタートしたのだった。

　そして始業直前である。
　何とか登校を乗り切り、ようやく教室の前まで漕ぎ付けたところで昨日ハルヒが言っていたことをふと思い出した。
「そういえば、始業から放課後までは日記の縛りは無しでいいって言ってたっけ、確か」
　ならこんな暑苦しい格好とは早々におさらばだ。
　さっそく一枚制服を脱ぎ、それを左腕に掛けて右手を扉に添える。
　で、ここで一度俺の出で立ちを確認してみる。
　実際に着用している制服は一枚で、ここまでは何ら問題は無い。だが左腕には着用している制服と同じ物が吊るされているわけで、
「何やってんのよ、そんなとこで。早く入りなさいよ」
　俺の世間体に関わる考察を巡らせている最中にいきなり扉が開いたかと思ったら、その考察に至る原因を作った本人が横からしゃしゃり出たようである。誰のせいで余計な思考に囚われていると思ってるんだ、まったく。
「お前の前代未聞の気まぐれ日記のせいで、こっちは神経をすり減らして色々と考えることがあるんだよ」
　と、不満を漏らしてはみたが、その本人は「ふーん」と言ったきり日記のことには触れてこなかった。
　そしてようやく教室に入ると、そこにもアホ面の伏兵が待ち構えていたようで、
「うっす、キョン。あれ？　お前なんで制服――」
「黙れ」
　本日三度目の防御をなんなく成功させ、これがあと何回続くのだろうと溜息を吐いているところで今度は国木田と目が合う。
「おはよう、キョン。ん？　どうしたの？　その制服」
「…………」
　もうどうとでも解釈してくれ。
　もしかしたら健忘症でも発症して一度着たことを忘れていたのかもしれんし、はたまたマントを二枚持ってきた闘牛士とシンクロさせたのかもしれんし、解釈の幅はどこまでも広がるぞ、国木田。
「ははは。流石にどっちでもないとは思うけどね。まあ……訊かないことにするよ」
　言葉の端々に見える憐れみの気配が心に痛い。
　こうして谷口はともかく、何も訊かないでくれた国木田に心の中で二拝二拍一礼を行っていると、何か訊きたげなクラスメイトが二人ほど寄ってきている。
　さてどう言い逃れしようかと頭の中で言葉のブロックを組み立てていると、
「んあ？」
　と、俺がマヌケな声を漏らしたのは、左腕に掛っていた重みがスッと消えたからだ。
「……ちょっと、借りるわよ」
　どうやら持て余していた制服をハルヒがもぎ取ったようである。
　何だ？　雑巾にするには適していない素材だと思うぞ。
「違うわよ。ちょっとした冷え性対策よ」
　肌年齢の折り返し地点を過ぎたＯＬみたいな台詞を残し、ハルヒは窓際の自分の席へズカズカと進む。
　冷え性にどう制服を活用するのかと俺が見守っていると、イスに腰を下ろしたハルヒはスカートから覗くちょっとだけ眩しい生足に俺の予備制服をフサっと掛けた。
　いやいや、冷え性ってのは主に足先に来るもんなんじゃないのか。男の俺にはよく解らんが、あまり効果が有りそうには見えないんだが。
　まあいい。ラッキーなことに、こっちに寄ってきていたクラスメイトがいつの間にか引き返しているしな。思わぬ副産物を授けてくれたのは嬉しい誤算だ。
　こうして健忘症疑惑から解放された俺は、効きそうにない冷え性対策を絶賛実施中のハルヒを横目で流しつつ、平和な授業へと入っていった。

　
　束の間の平和を堪能し、とうとう日記にデカイ顔をされる、と思っていた放課後。
　何か用事があるとかでチャイムが鳴るなりロケットスタートで教室を出たハルヒに続いて、俺も悠々と教室を出る。
　一応日記は確認したんだが、その日記も小顔に憧れたのか『放課後を神聖なるＳＯＳ団の活動に費やした。』としか書かれておらず、安堵に包まれつつも何か拍子抜けな気分で部室へと歩を進めていた。


　部室にはすでにハルヒ以外のメンバーは揃っており、それぞれが銘々の活動に精を出している。
「どうでした？　涼宮さんの日記は」
　待ってましたと言わんばかりに、パズルの手を止めて古泉が訊いてきた。
　どうでもいいがお前、そのパズルまだ完成してなかったのかよ。
「どうも何も、めちゃくちゃだ。この意味の無い制服を見て解らんか」
「いえいえ、随分と楽しそうではないですか。そろそろ刺激が恋しくなってきた頃だったのではと」
　古泉は意味の無いスマイルで意味の無い二着目の制服を見つつ、無駄な当て推量を俺に押しつけてきた。
「お前は横で見てるだけだからそう感じるだけだ。逆にそういうお前はどうなんだ？　ちょっと日記を見せてみろ」
　俺が日記を催促すると、古泉は少し考えたような仕草を見せるが、「ハルヒは別に人に見せるなとは言ってないんだがらいいだろ」という俺の後押しによって、微妙な笑みと共に日記を俺に差し出してきた。
　確か古泉の日記は長門が書いたものだったよな、と頭の中で確認しつつ、日記を開いてみる。

『　起床　　朝食　　登校　　帰宅　　夕食　　就寝　』

　三秒で閉じた。
　そこにはＪＩＳコード顔負けの手書き明朝体で、丸一日の行動が十二文字に集約されていた。こうして物事の簡略化は進んでいくのだろうか。簡略化の弊害に悩まされる中国漢字の行く末がいよいよ他人事では無くなってきた。
「……なんというか、羨ましいなおい」
「ええ。おかげで普段の生活に全く差し支えの無い、良い日常を送らせていただきましたよ」
　だろうよ。
　とりあえずお前が何の苦労も無く、脳の老化を促進するような一日を送ったのは解った。だが、
「朝比奈さん。何か古泉に変なことを書かれたりしませんでしたか？」
　俺が古泉の罪業を炙り出すべく一言を投げ掛けると、どこまでも奥ゆかしい天使長朝比奈さんは茶葉の缶をそっと台に置き、
「あ、はい。大丈夫。ほとんどいつもと変わりませんでした」
　ならいいんです。あなたが如何わしいことをさせられているならば、俺は修羅と化してこの場を真っ赤に染め上げねばならないところでした。
「先日も申し上げた通り、僕もまだまだ表の道に足を着けていたいものですから」
　などと抜かしつつ、残念、とばかりに例のジェスチャーを見せ付けるのが甚だしく苛立たしい。
「長門、お前の日記はどうだった？」
　エセスマイルの話題もそこそこに、最後のメンバー文芸部員に話を振ってみた。
　長門の日記は誰あろう朝比奈さんが記したものである。きっとファンシーな字体で内容も愛しさ溢れるものになっているに違いない。
　いや、待てよ。それに沿って行動するのは長門になるわけか。悪くはないとは思うんだが、いまいち想像が付かん。
　俺がなんとなく、可愛らしい小物に囲まれた宇宙人製アンドロイドの姿を想像していると、
「…………」
　無言でスッと長門が俺に突き出してきたのは、茶葉？
「あ。あたし、そろそろお茶を買ってこなくちゃって思ってて、それをそのまま書いちゃった……。ごめんなさい。そうですよね、長門さんが動かなきゃダメなんでした……」
　これを書いたのがハルヒなら間違い無く故意にやったことなんだろうが、まあ朝比奈さんだからな。
　ていうか、
「待て。日記通りに動くのは今日からだぞ。いつ買ってきたんだこんなもん」
「さっき」
　さっき？　授業が終わってから買ってきたのか？
「そうなんですか？　あたしが部室に来た時には、もう長門さん居たのに……」
　なんだか雲行きが怪しくなってきた。
「どこで買ってきたんだよ一体」
「…………」
　いや無言で指を差されても解らんから。
「白豪銀針、ですか。僕はお茶に明るくは無いのでどの程度のものかは判断しかねますが、少なくとも僕は聞いたことの無い種類ですね」
「えええっ！　なななんでこんなお茶がこの辺りで買えるんですかぁ」
　もうこれ以上この事に対しては追及の手を緩めないと、なんだか世の中の色々な物が崩れ去りそうな気がしてきた。勇敢な戦場カメラマンだって、踏み込まぬべき前線のボーダーラインは弁えているだろうからな。

　こうして、ますます深まる長門のお茶問題に俺が頭を抱えていると、
「みんなお待たせ！」
　喜び勇んで銃弾飛び交う前線に突っ込んでいきそうな奴が、銃声みたいな扉の音を鳴らして登場した。
「あたしとしたことが迂闊だったわ。今日が終わってから書く普通の日記用のノートを忘れていたなんてね。とりあえず人数分買ってきたから、みんな受け取ってちょうだい」
「んなもん、わざわざ新品を用意せんでも未来用のノートが充分余るんじゃないのか」
「ケチくさいこと言ってんじゃないわよ。そんな高いもんじゃないんだから、一文字一ページくらいの勢いで書いちゃえばいいのよ」
　それはそれで足りなくなるだろうが。おまけに読みづらいことこの上ない。
「じゃ、そういうことだから。今日は帰るわ！」
　どういうことだ、と返す暇も無くハルヒは早々に部室を出て行った。
　なんつうせわしない奴だ。嵐のようにやってきて嵐のように去って行った、という言い回しがこれほど当て嵌まる瞬間もそうそうあるまい。今度は何を企んでやがるんだか。
「しかし涼宮さん、今回は随分とあっさりされてますね。もう少し我々の日記にも関与されると思っていたのですが」
「お前はそうかもしれんが、俺は朝から突拍子もない要求のオンパレードだぞ。こんだけやってりゃ充分だ」
　あいつの気まぐれ日記のおかげで、家族にすら白い目で見られたんだからな。
「まあ、今もすぐに部室を出られたことですし、何か考えていらっしゃるんでしょう」
「どうせ余計なことだろ」
　ハルヒが帰ったとなれば、もうここに留まる必要は無いので俺は帰り仕度に取り掛かる。
　それに触発されたのか他の面々も片付けに入っており、今日は早い帰宅になりそうだ。
「えーと、この後は……病院に行く、んでしたっけ？」
　朝比奈さんは何かを思い出すように、俺にしてみればちょっとした驚愕の事実を口走った。
「え？　朝比奈さん、どこか具合が悪いんですか？」
　俺の朝比奈さんに寄生するなんて、どこの病原菌だまったく。低温殺菌してやるから名乗り出てこい。
「あ、いえ、違うの。確か日記にはそういうふうに」
「おい古泉」
　俺が事の真意を問い質してやろうと呼び掛けると、その本人は少し考えたような間を空け、
「ちょっと待ってください。僕は『病院』とは書いていないはずです」
「んなこと言ったって、現に朝比奈さんはそう言ってるだろうが」
「いえ、まあ確かに、何かひとつくらい普段と違うことを書いておこうと思いまして、商店街に寄る、といった内容のことを記しておいたのですが」
　どういうことだ。朝比奈さんが書き換えたのか？　それともどちらかが嘘をついている？
　いや、とにかく考えても仕方ない。現物を確認すれば一発だ。
「朝比奈さん。ちょっと日記を見せてもらえますか？」
「あ、はい」
　よたよたとカバンから日記を取り出し、やたらと不安そうな顔で朝比奈さんは日記を俺に手渡す。
　俺がページを捲りつつ放課後のあたりに差し掛かると、
「病院って書いてあるじゃないか。何が商店街だ」
「ちょっと失礼」
　そう言って古泉が日記を覗き込んでくる。
　すると、いつもの微笑を苦笑いに変化させ、
「確かに書いてありますね。しかも完璧に僕の筆跡で、です。ですが、神に誓って僕は病院とは書いていません。どう証明しましょうか……」
　古泉はそう言いつつ人差し指を顔の前にやり、
「あるいは、何者かが改竄したか、ですね」
　何の理由があって、わざわざ改竄してまで朝比奈さんを病院へ送り込まなきゃならんのだ。
「病院が目的ではなく、商店街へ行かせないことが目的かもしれませんよ」
　とにかく、本当にそうであったとしてだ。こんなことが出来そうな奴は、
「長門、お前がやったのか？」
　こいつなら、なんなくやってのけるだろう。理由は解らんが、長門なら聞けば教えてくれるはずだ。
「違う。わたしも他のインターフェースも、日記の改竄には関与していない」
「……そうか。しかし、改竄されたってのは間違い無いのか？」
　長門はいつもの微妙な角度で頷く。
　それを見届けると、今度は古泉が俺の方に向き直り、
「すみません。ちょっとあなたの日記を見せていただけますか？」
　

「では、お先に失礼します」
「また明日ね、キョンくん」
　兎や角やっているうちに、俺を残して他のメンツが一斉に帰路についた。
　古泉が俺の日記を見て一つの結論に達し、あいつらが先に帰ることになったのだが、その結論に至る原因となった一文をここに紹介しておく。

『　部活が終わり家に帰ろうとしたところで、校門で偶然団長を見かけた。団長は商店街に用事があるそうなので、喜んで荷物持ちを買って出た。　』

　何が喜んで、だ。　
　そろそろあの天気女の妄想癖を是正してやらんと、俺を始め他のメンツはおろか、あいつ自身だって然るべき頭の病院の世話になるかもしれん。日記で朝比奈さんに行かせる前に、お前が病院へ行け。
　そんな五人揃って待合室で順番待ちの図を想像しつつ、俺は校門へと足を進める。
　すると片手に日記を握りしめ、俺が出てくるのを待っていたのか、我らが団長が校門前で立ち呆けていた。
「あれ？　キョンじゃない。今から帰んの？」
　ああ、そうだとも。今から坂を下って家路につくところで間違いない。朝のあの電話に磨きをかけた白々しさだが、帰るという認識で合ってるぞ。
「そう。あたし、今から商店街に用事があるのよね。残念だけど今日はここまでね」
　なんだそりゃ。俺と行くんじゃなかったのかよ。
　まったく。
　なんで俺がこんなことを申し出なきゃならんのだ。
「あー、そうか。まあ、もしアレなら、俺が荷物持ちをやっても構わんぞ」
　いかにも気だるそうに俺がその提案を呟くと、ハルヒは今日一番の笑顔を輝かせ、
「そう、悪いわね！　じゃあ付いて来なさい！」
　と叫びながら俺の手を引きつつ、ハルヒは位置エネルギーの作用するままに坂を駆け下り出す。
　ハルヒの以外に小さな手に引かれながら、俺は西日の放つ色合いとカチューシャの色が漸近線を描き境界が曖昧になっていく様をボーっと眺めていた。

　それからのハルヒは、何か変な麻酔でも打ったのかと思うほど表情は笑顔で固定され、縦横無尽に俺を連れ回した。
　そのわりには大した買い物もせず、荷物といえば俺が片手で紙袋を握り締めている程度である。
　何がしたかったんだ、一体。
　そんなハルヒの暴れっぷりにとうとう西日も愛想を尽かしたのか、隠れるように山の向こうへと姿を消しつつある、そんな時間帯。
　そろそろ解散かという雰囲気を醸し出しつつ、身長差のわりにはさほど歩幅が変わらない歩みを並んで進めている。
「そろそろ帰るか」
「ん」
　先程までの勢いをどこかに置き忘れてきたのか、ハルヒは日記を握りしめ何やら難しい顔を作っている。
　すでに辺りの明るさは街灯まかせで、ときおり街灯が途切れるのが、まるで難しい顔を俺から隠す手助けをしているようだった。
「なんだ、さっきから黙りこくって」
　難しい顔だけなら普段とそう大差ないのだが、あまりにも喋らないのはちょっとむず痒い。
「あー、もう。ちょっと黙ってなさい」
　黙っていた理由を尋ねたら俺が黙れと言われつつ、ハルヒに握りしめていた日記でポンと叩かれる。
　その拍子に、力が入ってなかったのをアピールするかのように、ハルヒの手から日記が滑り落ちた。
「ったく」
　渋々拾い上げてやると、何気に開かれていたページが俺の視界に入った。
　あー、なんだ。これか。
　これをこいつはウジウジと今まで躊躇ってんのか。
　こんなもん、どこに躊躇う要素があるってんだ。
「ああ、なんだ、これか。こんなもん簡単じゃないか。俺が言えるんだから、団長のお前なら言えるだろ、ハルヒ」
「…………」
　そこだけ書き殴ったかのような乱雑な字でありつつも、はっきりとした２Ｂ鉛筆のような太い字でバッチリと書かれていたさ。
　普段言い慣れないことってのは、例え単なる国語の教科書の朗読だとしても気恥ずかしいもんだ。それは解る。
　だが今に限ってはハルヒ、お前が自分で書いたものなんだぞ。それをお前が言えないってんなら、他に誰が言うんだよ。
「まったく。軽く口走ればいいだろうが」
「…………」
　そうすれば俺だって、さらっと流してやるのに。何を意識しているのかこいつは、どうでもいいことで尻込みしやがる。
　だから、観念してそのアヒル口から紡ぎ出せばいい。
　今や肉親以外は誰も口にすることが無くなった、俺の名前くらいさ。



『　私は、隣に並んでる奴の呼び慣れない名前を、ちょっとだけ呼んでみた。　』

　

以上です

おつ！
面白かった

いまさらだが

>>454
ちょっと振り返ってみた。

最近の『独自設定』
読み手に妄想やら想像で補ってもらわないと、読めないＳＳ？
語りや説明文、心理描写？を削っているので、ハルヒＳＳの一番の良さであるキョンの一人語りが少ない。それはある意味ハルヒＳＳでは致命的な欠陥であります。

背景、場所、状況、キャラがこの時何を考えているのか、読み手がそこを考えるＳＳといえば、多少は格好がよいかな

ま〜地道で地味に『乙』を貰ったら儲けものなＳＳをこれからも書き続けようかなと思っています。

親父書きの人は偉大だ

素晴らしい！　GJ以外の言葉が浮かばない…
SOS団の或る日の一コマ、ですな。　しかもハルキョンしてますよ、しっかりと。　初めての投下じゃありませんね？


……まさか「ぬこ描き」さん！？　違ってたら申し訳ありません。

しかし、もう>>500なのね。　スレの折り返し地点なのね

>>486-494
すごく良い感じな雰囲気の話ですね、スラスラ読めたし面白かった！
このほのかな甘さがなんとも…お疲れ様でした。

>>484
たしかにそうですね、すいませんでした。今後は自重します

>>496
ホントに凄い！続きが読みたくなるＳＳを書くとは、何者？

四次元将棋の人？違うかな

　――今夜のおかずは〜♪
　タマネギ抜きの〜ハンバ〜グ〜♪
　小骨が沢山、カルシウム〜♪

「……何だ、そのヘンテコな歌は一体？」
「にゃ〜ん♪」



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68906.png

ハルヒの『力』って世界を変えるってところが強調されすぎてるきらいもあるんですけど
>>496氏のSSの様に『乙女の一歩を踏み出す切欠』的に使うと凄く素敵だと思います。
だってハルヒの性格じゃキョンと一緒に2人で帰ろう何て言い出せませんもの。

何言ってるか自分で分からなくなってきた。
つまりGJ！！です！！

読んでいただいた方、ありがとうございます
とりあえず挙げていただいたどちらの書き手さんでも無いです
覚えていればですが、前スレで「日暮れ色ウォーリーワート」ってタイトルのSSを投下した者です

ハルヒって、うしろから見るとキノコに似てるよね

10月18日『冷凍食品の日』
日本冷凍食品協会が1986(昭和61)年に制定。
10月は冷凍の「とう(10)」から。18日は、国際的に、-18℃以下に保てば冷凍食品の品質を1年間維持できるとされていることから。
「食慾の秋」でもあることから、冷凍食品の販売促進のためのPRが行われる。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

キョン 「我が家には冷凍食品が全くと言っていいほど置いてないな。」
ハルヒ「当然でしょ！冷凍食品とか長持ちさせる為に余計なもの入ってるしバリエーションも限られるわ！
　　　　その癖家族8人分を揃え様としたら馬鹿にならない出費よ！？それこそイザッテ時以外は
　　　　家では冷凍食品は使わないわ！！」
キョン 「あの弁当に入ってるミニハンバーグとかわ？」
ハルヒ「ハルカ達の練習用に作った奴よ。男だ、女だ言う前に基本的な家事が出来ないと！
　　　　あたしのお母さんがその変ダメダメだったからあの子達は後々苦労させないようにしないと！」
キョン 「なるほどね。」
ハルヒ「勿論『冷凍』するってのは『冷凍食品』とは別物よ？賢い主婦の知恵の生かし所でもあるし。」
キョン 「まぁ確かに一々8人目の飯とか計って炊くのも煩わしいしな。」
ハルヒ「まぁ家じゃご飯は直ぐなくなっちゃうしね。キョンの田舎から送ってもらって大助かりだわ！」
キョン 「冷蔵庫の方も綺麗にしてるよな。」
ハルヒ「まぁね！基本的に余り物が出てもそれをチョットの工夫で別の料理にするのも主婦の腕の見せ所よ！！」
キョン 「お前、大雑把に見えて細かいよな〜。」
ハルヒ「む！？馬鹿にしてるの？」
キョン 「まさか！関心してんだよ。」
ハルヒ「まぁ流石に『冷凍物』じゃないと手に入らないものも有るけど。」
キョン 「ん？………なんだ？」
ハルヒ「………アイス(///)」

>>505
はずした！間違ってスマセン
他に何か書きましたか？

>>508
それ以外は、リレーSSの涼宮ハルヒの転居のその３、だけですね
あとは他スレです

>>505　俺も外した　申し訳無い　　orz
所で「ウォーリーワート」って、どう言う意味ですか？　あのSSも良かったですよ。　今後の作品に期待してます。

>>507
ちょ！記念日
ハルキョンの子供が６人って、子供たちの名前が気になるでしょ。

俺らは一人でもかなり悩んだぞ。

>>496
これはイイ微糖ぶり……このもどかしさがタマランｗ
GJ！

>>503
毎度乙ですｗ

>>511
あ！呼び捨てにしてしまった。記念日の人すいません

しかし、良作読むとやる気満々になるな〜書くぞーーー

コハル「ハァ〜やれやれですね。頼みますよホントに」

>>511

長女：ハルカ
長男：キョン

次男：キョウヤ
次女：ハルキ

三女：ハルコ
三男：キョウジ


因みに全員双子で2歳違いです。

失礼…
長男はキョウです

さっきの｢気まぐれダイアリー｣が、もうまとめサイトにUPされてる
素早いにも程があるぜ管理人！ww

｢きまぐれ｣だった。
誤字＆勝手に省略申し訳ない

ハルヒ「今晩も張り切ってヤルわよ」
キョン「いつも先にへばってる癖に」
ハルヒ「今日は頑張るわよ」
キョン「そうかい〜せいぜい頑張ってくれ」
ハルヒ「ム〜コハルの妹を作るの！」
キョン「ハイハイ」


コハル「……もしもし〜有希さん。今日も泊まりに行きます」

>>513 >>518
｢やる気｣違い！！www

乙＆ＧＪ

おやすみ、ハルヒ
いい夢見ろよ！

俺もハルヒの夢を見てやるぜ

管理人キョン
下宿人ハルヒ

『憂鬱な一刻』

以下の皆様GJです

>>496
中々楽しそうなSSありがとうごさいます、ってヘアメイクアーティストってあのき○○かよ！
>>503
そのぬこの歌、岸辺一徳がガラガラの中華料理店で歌う「ケンミンの焼きビーフン」の歌思い出したw
>>507
冷凍といえば、『010』で冷凍ビームが撃てるインプットマグナムというものがありましたね

>>496
ハルヒの回りくどいデレを
キョンの回りくどい語りで
回りくどーく表現する
ハルヒ糖分のキモをしっかり押さえてる

この職人、やるな

>>507
そんな記念日があるのかｗ
いつもながら乙です

おハルキョン

秋深しだな
ハルヒ、秋にやり残したことはないか？

ハルヒ「キョンこそ何かやりたいことがあるんじゃないの？」

機関にも不況の波が押し寄せて
今度はスワンボートにスシ詰めで旅行に行くSOS団

もうすぐ文化祭？

二年目の文化祭はどうするんだろうな
ＳＯＳ団バンドやっちゃうのかw

ハルヒと長門はギターとして、他のパートは？

キョン＝法螺貝
古泉＝尺八

みくる=バイク

鶴屋さん＝札束

谷口=愛車

キョン妹=はさみ

大喜利になってんぞw

DADDY MULKを演奏してもらいたい

激奏のハルヒはかわいすぎてヤバい

ずんたたとはマニアックなｗ

ハルヒはSOS団の活動に一生懸命で、キョンのことはその次くらい
キョンのほうはハルヒと一歩離れてるような気がするんだよ
SOS団の仲だしいまのままで十分なんだろうね

朝倉＝ナイフ
藤原＝パンジー

誰かオチを頼む

ハルヒ＝ボーカル＆ギター
長門＝ギター
キョン＝法螺貝
古泉＝尺八
みくる=バイク
谷口=愛車
キョン妹=はさみ
朝倉＝ナイフ
藤原＝パンジー

へんたい!

シャミセン=三味線

佐々木=大魔神

岡部＝ハンドボール

>>543
消失事件をきっかけにお互いの大切さは自覚してると思う
でも一歩踏み出すのは怖いし、今の関係にも満足してそうなところはあるかな

すみませーん、居酒屋SOS、お店まだ開いてる？

ドラマCD久々に聞くとやっぱ面白いな

喜緑さん=ワk

>>550
次の一大イベントのある驚愕が待ち遠しいぜ

虫たちの合唱団を聞きにキャンプするハルヒさんだ

残念ながら驚愕は永久に発売されそうも・・・・

昨日の自分の書き込み見て顔から火がでる気分です…

？？
別に変な書き込みとかは無かったと思いますけど

ハルヒのために寝袋を持ってくるキョンさんだ

そしてキョンが忘れたテントをしっかり準備しているハルヒさんだ

10月19日『海外旅行の日』
「遠(10)くへ行く(19)」の語呂合せ。
海外旅行の楽しみ方等について考える日。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

鶴屋　「…で一足先に帰ったハルにゃん達をつけて来た我々なのであった。」
朝比奈「鶴屋さ〜ん、本当にこんな事していいんですか〜〜」
古泉　「ここ最近御２人そろっとそそくさと帰られてますし…何か気になりますね。」
長門　「目標を確認。現在旅行代理店の前。」
鶴屋　「旅行代理店？？…おやおや何やら面し…じゃなかったきな臭い感じがするっさ。」
朝比奈「い、今面白いって〜」
古泉　「おぉっと！そうかと思えば店頭に置いてあるパンフレットを見ながら何やら相談してますよ！！」
朝比奈「あ、あの今面白いって〜〜」
長門　「目標が物色している物を確認。海外行きの旅行のパンフレット。」
鶴屋　「ほぅほぅ。あたしらに隠れて２人でお忍び旅行かい？キョン君も隅におけないねぇ〜〜」
朝比奈「面白がってますよね？皆さん今の状況を面白がってますよね？？」
古泉　「もし涼宮さんと彼が海外旅行に行くのでしたら我々も準備をしませんと。」
長門　「今の時期なら南の島辺りの可能性もある。」
鶴屋　「婚前旅行かね？それともその下見？…今から鶴屋家専用ジェットの準備もしとくっさ！！」
朝比奈「わぁ！わぁ！つ、鶴屋さぁ〜〜〜ん！！まってください〜〜〜！！！」
古泉　「取り合えず機関に連絡を取って対応を考えましょうか。」
長門　「…」





長門　「…追加報告。どうやら偶々足を止めただけのよう。目的はハロウィンの準備。
　　　　って誰もいない…」





ハルヒ「旅行代理店て何で決まったとこしか紹介しないのかしら！」
キョン 「そりゃ紛争地域に無闇に行く馬鹿はいないだろ。俺達はボランティアでも
　　　　地域救済とかで行く訳でもないんだから。」
ハルヒ「あたしにガ○ダ(P音)でも１機任せてくれたらあっと言う間に紛争を根絶してやるわよ！」
キョン 「アホか！外交の延長の戦争じゃない今の紛争を力でねじ伏せても何にもならんぞ！！」
ハルヒ「ふん！冗談よ！いいからハロウィンの準備に戻るわよ！！もう日にちがないんだから！！」
キョン 「了解。今年が日曜でよかったよ。」

キョン「橘、Ξに取り付け！後は俺が機体の火を入れるまで何とか持ちこたえるんだ！」

ハルヒ、おやすみ！

秋の夜長にキャンプも悪くないな

>>561
みんなで旅行に行くＳＳは多いけど、ふたりっきりで旅行に行くＳＳはどうだろう？
成り行きじゃなく、計画を練って旅行へ

ふたりであれやこれやと旅行の計画を練ってるのを妄想すると…うわ〜

「後でちゃんと片付けろよ」
「にゃ〜ん」



ttp://www.rupan.net/uploader/download/1287499937.png

投下終わったらいつものロダが復旧してるし。　orz



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68939.png

いつも乙！
おやすみー

ハルヒおやすみー！

わざわざ貼り直してくれなくてもても…と思ったがいつものロダじゃないと携帯で見れないんだな
お疲れさまです

>>565
目的地はどの辺になるかな
近場で済ますか遠出するのか…
そして何よりお泊まりイベントがあるじゃないか(//∀//)

おハルキョン

以外に学校や仲間とは別に二人だけで行動したことないよね
原作では溜息プロローグ、憂鬱で朝倉のアパートに行ったことぐらいか
朝比奈みくるの憂鬱や佐々木関連は辛いし嫉妬してるんだろう
恋愛ゲームだとデートイベント等がないからフラグが出てこない状態？
どうすればいいんだろう？

ＰＳ３でハルヒの新作が出るらしいぞ！

釣られてやるよ

でソースは？

ゲーム速報板にはなにも無いな
ゲハの速報スレでそれらしい書き込みが結構見つかったが掘り進める気にならないす

VIPのハルヒスレから
http://f.pic.to/14rym7-1-21bd.jpg
明日のふぁみ通２７０ページだな
タイトルはハルヒの追想

http://www.imagebam.com/image/3f4c53102964105
http://www.imagebam.com/image/69775f102964106
http://www.imagebam.com/image/f243f2102970785
http://www.imagebam.com/image/2edd64102970788
http://www.imagebam.com/image/ec86ac102970792
http://videogamerx.gamedonga.co.kr/zbxe/1534352

消失ハルヒ好きだが、消失の舞台でゲームはやりたくないなー

ストーリー抜き出してみた

劇場版『涼宮ハルヒの消失』直後の時間軸から
何らかの理由で再び北高祭当日に
飛ばされてしまったキョン。
そこで待っていたのは、
他校生徒のハルヒや古泉、
ごくふつうの先輩のみくる、
内気な文系部員の長門が存在する世界……。

プレイヤーは、ＳＯＳ団が存在しない北高祭を
キョンとして体験する。
もうひとつの北高祭を楽しむのか？
もとの世界に戻る方法を探すのか？
すべてはプレイヤー次第……。

ハルヒは消失ハルヒENDと元の世界のハルヒEND（本道）と二つありそうだ
消失ハルヒは人気出そうだなあ

しかし折角もとの日常に戻ってきたのに、その直後にまた消失世界に飛ばされたらキョン発狂するんじゃねーのｗ

ゲームのキョンをキョンだとは思わない方がいいよ、あくまでプレイヤーの代理
ただの二次創作キャラだからルートによっては消失長門に告白したりすんだろう、きっと

ぶっちゃけ消失でもしもの世界とかいらないぜ

やるならエンドレスエイトで頼む

こういうゲーム買えないから辛い

なんでケンカ腰の奴がいるんだよｗ

いやー楽しみだな購入決定！

正直過去のハルヒゲーム（激動など）でハルヒのゲームに対しての不信感があるんだろ


特にループネタとか飽きがきてると思うしな

ＰＳＰ版も出るのは感謝だ
ＰＳ３版はいつか……

それと大きい画像転載
639 名前：名無しさん必死だな[sage] 投稿日：2010/10/20(水) 11:06:26 ID:7BN5W3Od0 [13/14]
ハルヒ見やすいやつ
http://ruru2.net/jlab-ruru/s/ruru1287539904216.jpg
http://ruru2.net/jlab-ruru/s/ruru1287539912097.jpg

いくつものパラレルワールドの北高祭とか書いてあるから、
ひょっとすると消失世界もごく一部で、メインではないのかもしれんな

ゲームセンターCXをSOS団でやってみたい
対戦で「1コンだったら勝てた」と言い訳するハルヒやキョンを見たい

>588
前作の約束とリンクとかあるかも分からんね
まさかのリボンちゃんが再登場したりとかさ！

消失世界は時空の改変によって元の世界に戻ったと考えたいなあ
キョンが戻るにしろ戻らないにしろ、どっちかの世界のハルヒが泣くことになるのは見てて辛い
まあエンターキーを押したタイミングでキョンが分裂したとかいうなら話は別だが

ぶっちゃけ消失世界は好きじゃない
キョンが現実を選ぶからいいのに、消失世界をメインにはしてほしくない

いつもより少し素直で大人びた消失ハルヒは魅力的だけどさ
消失世界にいてもキョンはハルヒに惹かれる気がする

キョンが各勢力特製の武器を使って神人を薙ぎ倒していくゲームをやりたい。
開発はサンドロットで

ロックマンの世界に入ってしまったハルヒとな？

>>593
レギンレイヴになるのか地球防衛軍になるのかギガンティックドライブになるのか

世界間でキョンの引っ張り合いになって一日置きに同じ日を別な世界で進行せねばならず
挙句同じ日に同じような展開でハルヒと付き合うことになって一日置きに両方のハルヒを抱いてしまい
ある日「お前この体位しながらキスするの好きだよな」と発言したらそれは違う方のハルヒの好きな体位で
そんな感じで少しずつ離れていくハルヒの個性の違いに選択肢を間違え続けてしまい
キョンが浮気してるんだと薄々感づき始めたハルヒが古泉に相談したところ抱かれてしまい
もう一方の世界ではなんとかハルヒが他の男に走るのを回避しようと奮闘するけど
まるで確定した運命の様に全てが空回りして結局ハルヒが寝取られてしまうキョンになりたい！

>>593
ハルヒ的に考えるとレギンレイブだなw

いくつ物の二次創作が作られてるし魅力的なんだろう
こうしたゲームが造れるところがハルヒの面白いところだろな

みくるや古泉が活躍がほしい所、本編のほうは朝倉のほうが目立ってるし

情報統合思念体…レギンレイヴ
機関　　　　　　　 …地球防衛軍
未来人組織　　　…ギガンティックドライブ
橘さんち　　　　　…超操縦メカMG（しかも旧式）

しかしハルヒのゲームは本作に絡ますタイプのが多いな
ハルヒちゃんの麻雀みたいに完全に別物の方が割り切って楽しめんだが

スーパーハルヒカートとか一時代前ならハルヒの対戦パスル玉とか出てそうだ

無理に本編に絡めた内容じゃなくて
古泉の持ってきてるボードゲーム使ってSOS団と対戦とか
コンピ研の作ったゲームを再現とかどうかな？


個人的にはそっちがいいんだけど

溜息の冒頭で、みくるにどじっ娘メイドのお手本を見せようとしてキョンにお茶をぶっかけようとするシーンが
なんとなくデレに思えてきた俺
…違うか？


あ、流れ切ってスマン

PS3で出るのか
HD画面で見られるのは嬉しいが、元は取れるか大丈夫か？

ハルヒのゲームは今まで全部買ってるけど、PS2のゲーム作るやつとPSPのアドベンチャーが良かったな
Wiiの棒振りとDSのはちょっとアレだったがｗ

矛盾してるけど、みくるにいろいろコスプレさせてるのもすこしはキョンに気を使ってるのかもしれない
メイドが多いのもキョンが好きそうだしな、ほとんどハルヒの趣味なんだとは思うけど
可愛い、萌え、ロリ巨乳のマスコットとして引っ張ってきたらものすごくキョンに気に入られてしまってる
好み趣味が一緒なのか、ミス北高なみくるが可愛いのか
内心もやもやとしてるのかもな

>>604
そのＰＳＰのアドベンチャー作ってる所が再び制作だから
期待できるよ

しかしまた改変世界かよ・・・

>>604
そう？DS結構楽しかったけど

評判の悪いPS2版をもちあげてDS版を貶めるのは単に任天堂が嫌いなだけだろう
Wii版は・・・

>>609

はあ？
お前何言ってんの？

PSPで出るのは助かるぜ
モンハン専用機と化してるだけに

あ、俺的にはWiiの並列が一番好きだな

10月20日『ソフト化の日』
ソフト化経済センターが1989(平成元)年に制定。
「ソ(十)フ(2)ト(十)」の語呂合せ。
柔らかな発想で、これまでと違ったことをやってみるという「ソフト化」を広く呼びかける日。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ハルヒ「と言う訳であたし達がまたまたソフトに成る事が決定したわ！」
キョン 「ソフト化違いだ馬鹿者！」
ハルヒ「誰が馬鹿よ！！今度は消失後って新たな切り口で行くのよ？今までのソフトや
　　　　SS･同人が消失以前ばかり題材にしてきたのに対して公式的な動きで『消失後』をアピールしていく！
　　　　どう？これが柔軟な考え方じゃなくてなんだって言うの？」
キョン 「別にその事については構わん！BDソフト発売以外に新ネタもなかった状況だから大いにファンサービスにもなる！
　　　　しかし、ゲームってのは過去5作を見れば分かるようにファンの間でも意見が割れる代物だ！！
　　　　特に驚愕も発売されず飢餓状態にいるファンにとっては嬉しくもあり反面怖くもあるんじゃないか？」
ハルヒ「それはやってみないと分からないでしょ？案ずるより産むが易しよ！」
キョン 「まぁそうなんだがな。」
ハルヒ「それよりも特典は何にするかよね！大概のものはグッズにもなってるし…こうみんなが仰天するような物が良いわね！！」
キョン 「書いてる奴は『figmaハルヒ バニーver』で良いとか言ってるけどな。」
ハルヒ「それじゃぁ消失後を題材にもってくる意味無いじゃない。…決めた！！キョン、あんた今度のゲームの特典を考えてきなさい！」
キョン 「はぁ？おま、何言ってんだ！！」
ハルヒ「こう言うのも発想の転換よね！！あたしが考えるのもマンネリだし、ここはあえて重大な仕事を平団員に任せるわ！！
　　　　誰も考えないような素晴らしいアイディアを持ってきなさい！！」
キョン 「アホかお前は！！だいたい皆が仰天するような特典なんてつけて何のメリットがあるんだ！！！」
ハルヒ「決まってるでしょ！！ゲーム売上ランキング1位よ！！ポケモンなんかに負けてられないわ！！！」
キョン 「負けず嫌いも大概だなまったく…」

>>602
自分もそんなのがやりたい。
シミュレーションやアクション、シューティングやパズル等の各ジャンルのゲームで皆と競うの

>>610
ハルヒ「誰がケンカしてんのよ！此処でそんなことするなんていい度胸ね」
キョン「落ち着け……恐い」
ハルヒ「今度、ケンカしたら……」
キョン「したら……」ゴク


ハルヒ「あた……

あたしたちの娘が暴れだすわよ！」

コハル「まてーい！」

>>611
俺並列しかやった事ないわ
約束って面白い？追想出る前にやってみようと思うんだけど

>>615
普通に良作だ

ただロードがちょっと長い

ハルヒ以外全員オリキャラの話が見たい
キョンは電話の声のみで

>>602
それはそれでハルヒちゃんのゲームがそういう路線になるかもなｗ

　うにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！



ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u68954.png

空が飛べたと思ったけど落下してまた飛べないか念力してる？
っていうか最近画力が上がっている気がするお！
ＧＪだお！

ハルヒ関係の蔵書整理して気がついたんですが

…激動の公式ファンブックって出てましたっけ？？

流れ切ってごめんなさい
ＳＳ投下します　２０レス予定

　暦の上での予定を大幅に延長していた夏がようやく終わり、遅れてしまった分を取り戻そう
としているかの様な勢いで気温を下げ始めた――今はもう１０月の終わり。
　昼休みを向かえ喧騒で埋まる教室の中、俺が普段と変わらぬ昼食を食っていた時の事だ。
「なあ……キョンよ」
　ん？
「いくらなんでもおかしいと思わないか？」
　……ああ、エビフライに醤油をかける事か。
　丁度今朝はタルタルソースが切れてて仕方なく
「違う！　……俺のナンパが上手くいかないってのは、まあ時々はある事かもしれん。でもよ、
街を歩いてるのがカップルばっかりで声をかける事も出来ねぇってのはいくらなんでもやりす
ぎだろ？」
　黙々と弁当を口に運んでいた俺に谷口が振ってきた話題は、はっきり言ってしまえば限りな
くどうでもいい事だった。
　成功確立だけで考えれば、お前がナンパで失敗するのは規定事項だと言ってしまってもいい。
　そんな「宝くじが当たらなかった」みたいな話を毎日の様に聞かされる側の気持ちにもなっ
てみてくれないかね？　もしかしたら、その気遣いこそがお前のナンパの成功率が上がらない
原因なのかもしれんし。
　リアクションを取るのも面倒なので黙っている俺を見て、谷口はそれを同意と取ったらしく
「まったく、いくら秋だからって適当な男と女でくっつきまくりやがって……もっと向上心を
持て、向上心をよ。声をかける相手すら居ないなんて初めての経験だったぜ」
　何やら力説している。
　生憎と俺は空腹を満たすのに専念していたので、箸を持った手で「適当に相手をしてやって
くれ」と国木田にブロックサインを送った。
「それって、昨日行くって言ってた公園の話？」
「おうよ。新しいデートスポットだって言うから見に行ってみたんだが、妙な猫の銅像とベン
チと時計台があるだけで全然面白くもなんともない。なのに回りにはカップルだらけでよけい
に面白くねぇ。俺が思うに、あれはすぐに廃れるな」
　興味が無さそうな顔をしつつも一応相槌だけは打ってくれる国木田に、谷口は何やら熱心に
解説を続けている。
　――秋、か。
　四季の中で言えば、一年で一番過ごしやすい時期だとは思う。好きか嫌いかで言えば好きな
季節だろう。
　晩飯の内容は多少だがバリエーションが豊かになる気がするしな。それに、秋が終わればあ
の寒い冬が来てしまうだけに、毎年の様に長引いている冬の代わりにたまには少しくらい長く
たっていいんじゃないかとも思う。
　……正直な所、俺は秋という季節に対してその程度しか思い入れしか無い。
　これまでに谷口が年中望んでる様なイベントがあった事も無いし、この先の事を考えてもハ
ルヒに振り回されてる間は恐らく無いんだろう。
　学食にでも行っているのか、今は不在のハルヒの席を眺めつつ俺はそんな事を考えていたの
だが――その予想は外れた。


　ガムシロップ


　天高く馬肥ゆる秋。
　過去にこの言葉を習った時、俺は何故空が高くなる事と馬が太る事に何の関係があるんだと
思った。だが実際にはその二つに共通点があるのではなく、それらの事象が重なるのが秋なの
だと
「ちょっとキョン、ぼーっと空なんか見てないでこっちを見なさい！　まったく、たるんでる
んだから。……さあみんな！　今日も張り切って行くわよ！」
　人影疎らな駅前の広場、相変わらず無意味なテンションを維持した団長さんの高らかな宣言
が、俺の思考を断ち切りながら秋の澄んだ大気に広がってすぐに消えた。
　……しっかし、夏も終わったってのに何でこいつはこうも元気なんだ？
　週末恒例、不思議探索。
　これまでに何度と無く繰り返し実施されてきた子のイベントは、俺達の貴重な休日を無意味
に浪費しただけでハルヒ的に喜びそうな成果があった事は一度としてない。

　そろそろ諦めたらどうだ？
　そうハルヒに言ってやる権利を、今なら缶コーヒー一本で譲ってやってもいいぞ。なんなら
タイヤキも付けてやってもいい。
　俺は今日の探索のペアになった古泉に、そんな破格の提案をしてみた。
「譲るって事は、僕にそう聞いてみろって事ですか？」
　ああ。
「俺がコーヒーを奢る、お前はハルヒの機嫌を損ねる。等価交換だろ」
　九割程度本気の俺に半笑いを返すと、
「辞退しておきましょう。それに、僕は今の状態に不満がありませんから」
　紅葉を終えた街路樹の葉が散乱したままの歩道へと視線を向けつつ、そんな意味不明な事を
言った。
　今のままでいいって、お前本気か。
「ええ」
　毎週毎週休みをハルヒの思いつきで潰されてるってのに？
「はい。機関の思惑は別として考えても、それは変わりません」
　やれやれ、悪いが俺には理解出来んね。
　谷口みたいに延々と玉砕だけを続けるナンパに勤しむ事が、現役高校生としてあるべき姿だ
とは思わないが、この不思議探索に休日を費やし続けるだけの価値があるとは思えん。
　そもそも、この不思議探索でいったい誰が得をするというのか。
「少なくとも、涼宮さんはこの不思議探索をとても楽しみにしているでしょう」
「……まあ、確かに集合した時は楽しそうな顔してるよな」
　古泉が言う様に、だ。不思議探索の日のハルヒは機嫌がいい。今日だって、駅前で卑猥な広
告の入ったティッシュを渡されても、その場で叩いて破裂させただけで投げ返さなかったしな。
　でも待てよ。
「あいつが探索を楽しみにしてるってのは解らなくもないが、組み分けが終わる頃にはいつも
不機嫌になってるだろ」
　ハルヒの機嫌を天気に例えて言うなら、集合時が快晴だとすれば、ペアが決まった時には雷
雨といった所だろうか。
　女心と秋の空じゃないが、もう少し変化には段階って物があって然るべきなんじゃないのか？
「おや？　涼宮さんが機嫌を損ねる理由はご存知だと思っていましたが」
　何だそのにやけ面は。
「解らんね、全然解らん。全員で行動したいんならそもそもグループ分けをしなければいいだ
けだろ。何でそう言い出してる本人が怒るんだ」
　あいつが言い出さなきゃ、誰も別れて行動しようなんて言い出さないと思うぞ。
　俺の返答は古泉にとって予想通りの内容だったんだろうか。
　困ったものです。とでも言いたげに肩をすくめて、古泉は苦笑いを浮かべた。
　――そんな、俺からすれば極めて不快でしかない仕草も、恐らく一般人から見れば絵になっ
ているんだろうさ。こうして何気なく二人で歩いているだけでも、視界のあちこちで足を止め
てこちらを見ている女子の姿が見える。どっちを見てるかって？　言うまでも無い。
　フラストレーションにリミットゲージがあるのなら、とっくに三本とも満タンになってそう
な俺に
「このままの関係を続けるのも悪くありませんが、そうですね。ここは一つヒントを出しまし
ょう」
　古泉は人差し指を立て、無意味な笑顔を見せつつそう言った。
　ヒントだと。
「ええ。先程のお話にあった、涼宮さんがグループ分けの後、不機嫌になる理由についてです」
　ヒントも何も、別に興味無いんだが。
「まあそう仰らずに。簡単に言うと、それは神様が天邪鬼だからです」
　……はぁ？
　古泉、お前ついに壊れちまったのか。今年の夏は暑かったもんな。
「すみません、例えが抽象的過ぎました。では、貴方は今こうして僕とペアになって散策して
いる状態を楽しいと感じていますか？」
　いーや。
「本人を前にしたら言えそうも無いが、まったくもって楽しくない」
　むしろ不満だ。
「それは残念です」
　本気で残念そうな顔を作った後、
「それでは、もしペアが僕ではなく朝比奈さんや長門さんだったらどうでしょう」
　聞く必要があるのか？　それ。

「朝比奈さんと二人っきりなんてのは、俺にとってはもう人生の御褒美だ」
　思わず足を止め、俺はそう答えた。
　あの愛らしい方と例え短時間でもご一緒出来たなら、俺はその日一日笑顔で居られる自信が
ある。相手が長門の場合でもお前と一緒に居るよりは楽しいのは間違いない。
　古泉は俺のこの反応に満足そうに頷き、
「では、何故涼宮さんが不機嫌になるのかも解りますよね？」
　自信有り気にそう聞いてくるのだが……。
　……何でだ？
　数秒だけ考えた後の返答に古泉はまた肩をすくめ、集合場所で待っていたハルヒはやはり不
機嫌そうだった。


　――とまあ、そんな実りは無く徒労だけを重ねた普段通りの休日を終えて、誰にも頼まれて
やしないのにまた平日がやってきていた。
　世間一般で言う所の月曜日である。
　週の始まりであり、長期休暇中や祝日でも無ければ学校へと足を運ばねばならないこの曜日
に対し、あまりいいイメージを持つ奴は居ないだろう。もちろん俺もその大多数に含まれる。
　これから週末まで続く学業を前に、周りを歩く生徒達と土曜に陰鬱たる気分で坂道を登って
いると
「……ぁっ…………あっ、キョンじゃない。おはよう」
　そう言いながら、誰かが俺の制服を軽く引っ張った。
　振り向くまでも無い聞き覚えのある声、いや声には聞き覚えがあるんだが
「珍しいな、お前がこんな時間にここを歩いてるなんて」
　俺の隣に姿を現したのは、いつもならとっくに学校についているはずのハルヒだった。
　っていうかお前の通学路じゃないよな、この道。
「道路工事でいつもの道が通れなかったの。うん、だから仕方なく遠回りしてきたわけ。仕方
なくね」
　なるほどね。
　何やらはきはきとした口調で答えたハルヒは、そのまま俺を置き去りにする訳でもなく、多
少無理した歩調で俺のペースに合わせて付いてきている。
　何となく歩幅を緩めつつハルヒの様子を見ていて気づいた、
「ハルヒ、風邪か」
「ふぇっ？」
　何だその声。
「お前の顔赤くなってるぞ」
　ついでに変な顔になってるし。
「さっ寒いからじゃない？」
　そうか？　俺には今朝は暖かく感じるんだが……ま、体感温度は人それぞれか。
「上着、要るか？」
　ハルヒが本当に必要ならとっくに奪い取られてるんだろうが、今は病人なのかもしれないし
な。早朝ハイキングコースで身体は暖まってたのもあり一応聞いてみた、すると
「あ、い、いい。大丈夫。ありがと」
　何故だろう、やけにご機嫌だ。
　っていうかまともな謝辞まで返ってくるなんて一大事だ。
　何が原因なのかは不明だが、我慢しているが堪え切れないといった感じで笑みを零しながら、
ハルヒは少し俯きながら俺の隣を歩いている。
　こいつもこうやってずっと笑ってればいいのに。そうして大人しくしてる分には……えっと、
その、何だ。古泉も安心していられると思うぞ？
　急に会話が途切れたせいか、何だか落ち着かない気持ちのまま俺は口を開いていた。
「あのさ」
「な、何」
　顔を上げ、自然と上目使いになるハルヒから視線を逸らしつつ
「昨日古泉と居た時に話してたんだが」
　まあ、お前からすればどうでもいい事なのかもしれんが。
「不思議探索でグループ分けした後、何でお前はいつも不機嫌になるんだ？」
　疑問を疑問のままにしておくのもどうかと思い、聞いてみた。

　返答は、
「ぅあ、あれは！　その、つまり……」
　あんたには関係ないでしょ。ではなく、というかまともに返って来なかった。
　俺としてはそんなに困る事を聞いた覚えは無いんだが、ハルヒは沈黙したまま俯いてしまい、
そんなハルヒを眺めつつ俺が考えていたのは、昨日の古泉との会話の事だった。
　ペアになるのが古泉ではなく朝比奈さんや長門であれば、俺は楽しいと感じる。ならばハル
ヒが不機嫌になる理由も解るはず。古泉はそんな様な事を言っていた。
　そこから考えられるのは……ハルヒには、ペアになりたい奴がいるという事なのだろうか。
「……」
　考え事でもしているのか沈黙しているハルヒ、こいつが一緒に行動したい相手ってのはいっ
たい誰なんだろう。まあ、普段から引っ張りまわしてる俺じゃないってのは確かなんだろうが。
　っていうか、ハルヒが本当にそう考えているのだとすれば、自分で相手を指名すればいいだ
けじゃないのか？　ＳＯＳ団のメンバーでそれを断る奴なんて居ないだろ、多分。
　結局、ハルヒはそのまま口を閉ざしていて、いつしか視界の先に見慣れた学び舎の姿が見え
てきた。
　別にこのまま何も言わなくたっていい、無駄に厄介事を増やす意味など無い。俺自身が誰よ
りもそう思っていたはずなんだが……これが谷口が言う所の「涼宮がうつる」ってやつなんだ
ろうかね。
「……ハルヒ。たまにはさ、週末に不思議探索じゃなくてお前の好きな事をやってもいいんじ
ゃないか？」
　この暴君様相手に進言する必要など微塵も無い助言を、俺は口にしていた。
　意外そうな顔をしたハルヒが俺を見つめている。
「好きな事って……何よ」
　そいつは自分に聞いてくれ。
「お前がＳＯＳ団としての活動を大事にしてるってのは知ってるが、たまには息抜きをしたっ
ていいだろ」
　まあ、成果もなく街をぶらつくだけの不思議探索が息抜きでなければ何なのかとは自分でも
思うけどさ。
「たまには、適当に誰かを誘って遊びに行ってもいいんじゃないか？」
　お前が実は一緒に居たいって思ってる奴とかとさ。
　暫くの沈黙の後、
「かっ……考えておく」
　今日はやけに口数が少ないハルヒが答えたのは、それだけだった。
　

　――それからの一週間を一言で表すとすれば、不気味だった。
　何が不気味なのかと言えば、普段は退屈そうな顔を常時浮かべているはずのハルヒが、何故
か一日中ニヤニヤと笑っているのだ。俺を含めて誰が何を話しかけても「えっ？　あ、なんで
もないのよ」と上の空で会話が成立しない。時々何かを思いついてはノートにペンを走らせて
いるだけで、休み時間にも教室を出て行かないで何やら笑っている。
「……おい涼宮、お前何を企んでやがる」
　あまりの様子のおかしさに谷口がそう聞いても、睨みも殴りもせずに笑っているだけ。まさ
に異常事態だ。
　ハルヒの変化は授業中だけに留まらなかった、放課後になると大急ぎで学校を飛び出してい
き、聞けば街中のあらゆる場所をうろついているのを目撃されているらしい。ゲームセンター、
市民球場、紳士服売り場、ファーストフードのチェーン店、果てには海岸沿いで目撃された事
もあるらしい。
　そんなハルヒの変化というか暴走に対して周りが選んだ選択は「触らぬ神に祟り無し」つま
り、いつもと同じ対応を選んだようだ。ハルヒが何かを企んでいるなら、それを未然に防ぐ事
は誰にも出来ないと経験則で理解してしまっているのかもしれない。
「じゃあ、涼宮さんは今日も……」
　ええ、真っ直ぐ家に帰ったみたいです。
　ハルヒを除くＳＯＳ団のメンバーが揃った放課後の部室。主が不在の席と、一人で部室に入
ってきた俺の姿を交互に見ながら、朝比奈さんは不思議そうな顔をしていた。
　こうしてハルヒの不参加を伝えにくるのも今日で何日目だろうか、今までにもたまにハルヒ
が部室に来ない日はあった。だが、これだけ長く顔も出さないってのは初めての事だ。
「あの……キョンくんはお休みする理由とか何か聞いてたりしませんか？」
　すみません、特に何も。
　教室で聞いてもまともな返事は返って来ませんし、メールも返事が来ないんです。

　席についた俺にお茶を持ってきてくれた朝比奈さんは、俺の横で足を止めて何やら考え込ん
でいる様だ。
「古泉。お前のバイトの方には何か変わりは無いか？」
　対面の席に座る自称超能力者は俺の質問に首を横に振る。
「いえ、閉鎖空間が発生しそうな予兆すらありません」
　って事は、ハルヒは不機嫌な訳じゃないって事か。
「それどころか、何か楽しそうな感情を抱いている様です」
　楽しそうだと？
「はい。具体的な事までは解りませんが、今の涼宮さんの感情は軽い興奮状態で安定していま
す。例えるなら、遠足を翌日に控えた小学生、といった所でしょうか」
　明日は遠足ではないし、あいつは小学生でもないんだがな。
　ともあれ、あいつが何か企んでるって事だけは確かな様だ。
「僕としては、涼宮さんの変化は貴方に原因があるとばかり思っていたのですが」
　ねぇよ。
　俺があいつに何かするとでも思うか？
「おや、そうでしょうか？」
　何やら自信有り気な古泉を適当に睨み、朝比奈さんのお茶で気分を落ち着かせようとした湯
飲みを手に取った時、ふと思い出していた。
　今週の始め、月曜日の朝。俺はハルヒに余計な事を言ってしまったんだった……な。
「たまには、適当に誰かを誘って遊びに行ってもいいんじゃないか？」
　ハルヒがこの台詞をどんな形で受け取ったのかは解らないが、考えてみれば確かにハルヒが
挙動不審になったのはこの後からだった様な……いや、でも待てよ。あいつの様子が変だった
のは俺がそれを言う少し前からだったはずだ。
　登校中に出会った時から何だか大人しかったし、いつもと違って可愛く見……えっと、いや
今考えるべきなのはそんな事じゃなくてだな。
　脳裏に浮かんだまま消えない上目使いのハルヒの顔を振り払いつつ、俺は視線を朝比奈さん
へと向けた。
「あの、朝比奈さんは先週の不思議探索の時にハルヒと長門と一緒だったんですよね？」
「はいそうです」
　朝比奈さんは一度長門を見てから頷いた。
「その時、何かハルヒにおかしな様子はありませんでしたか？」
　例えばその、駅前の掲示板に異星人の痕跡を見つけてハイテンションだったとか。箒に跨っ
て空を飛ぶ中年のおっさんを見かけたとか。
「えっ、掲示板、ですか？　えっと……あの、特に涼宮さんが面白そうだって思いそうな事は
何もなかったと思います」
　何となく長門に視線を送ってみると、どうやら話は聞いていたらしく読書の合間を縫って同
意する様に一度頷いた。
　って事は……やっぱり古泉が言う通り俺の発言が原因って事なのか？
　そもそも古泉が何故その事を知っているのかも気にはなるんだが、それをこの場で追求する
のはやぶ蛇になりそうだ。
　楽しそうな古泉の視線と不安そうな朝比奈さんの視線を受けつつ、ハルヒの変化について俺
が考えを巡らせていると、
「……先週の日曜日。涼宮ハルヒが楽しそうにしていた事は無かったが、逆はあった」
　その場の沈黙を破ったのは、意外にも長門だった。
　逆って、つまり怒ったって事か？
「そうとも言える」
　同意する長門を見て、朝比奈さんは思い出した様に手を合わせた。
「あっ覚えてます。あれは確か、涼宮さんが駅の近くに時計台が完成したから見に行こうって
言った時の事ですよね？」
「そう」
　新しく出来た時計台……それって、もしかして猫の銅像があるって噂の。
「はい、その時計台がある広場にみんなで行ってみたんですけど……えっと、その広場には私
達みたいに見物に来ている人が大勢居て、その殆どが恋人同士だったんです」
　谷口が言ってた場所で間違いなさそうだな。

「結局、見たかった時計台の前まで行く事も出来なくて、あの……これは涼宮さんが部室に来
なくなった事とは関係ないかもしれないんですけど……」
　朝比奈さんは何故か照れた口調でそう前置いた後、
「その後、涼宮さんから……彼氏は作らないのって聞かれたんです」
　重要発言が飛び出した。
　とりあえず落ち着け、俺。それと期待するな、俺。
　反射的に椅子から立ち上がりかけていた腰を下ろし、深呼吸を繰り返すこと三回。
「それで、朝比奈さんは何て答えたんですか？」
　努めて平静を繕いつつ、俺は聞いてみた。
「今はまだって答えました」
　照れ笑いと共に返って来た返答に、俺が胸を撫で下ろしたのは言うまでもないだろう。
　ここで「実は彼氏が居るんです」なんて言われたらどうしようかと思ったぜ。いや、俺には
どうしようもない事は解ってるんだけどさ。
　ほっとする俺に向かって、
「私も聞かれた」
　長門はそう呟いた。一瞬、それが何の事なのか解らなくて固まってしまったんだが、
　聞かれたって、
「彼氏が居るのかって話か？」
「そう」
　……なあハルヒ、それは長門に聞いても仕方ない話だと思うぞ。
　そもそも長門の場合、彼氏彼女の事情を把握しているのかすら怪しい。
「で、何て答えたんだ」
「質問の意味が解らないと答えた」
　ほれみろ。
　それは俺の意味予想通りの返答だったんだが、
「では、もし自分が気になっている相手が居る場合、私ならどうするかと聞かれた。その質問
の意味もよく理解出来なかった。でも、少しでも相手の事を知りたいと思う。そう答えた」
　俺に視線を固定したまま、長門は淡々とした口調でそう続けた。
　予想外だった。何ていうか、それはいい意味で予想外な発言だった。出会った頃からみれば、
長門は少しずつ変化しているとは思っていた。でもまさかこんな発言が聞けるようになるとは
思ってなかったぜ。
　自分に視線が集まっている理由が解らないのか、長門は不思議そうな顔をしていて、そんな
長門の事を俺と朝比奈さんは見守って
「僕は涼宮さんから彼氏が居るかどうか聞かれていません」
　古泉、少し黙れ。


　それから暫く四人で話してみたが、結局ハルヒの挙動不審の原因は解らなかった。
　でもまあ、現在朝比奈さんには彼氏が居ないって事は解ったし、長門に俺からすればいい変
化が起きている事が解ったのは有意義だったと言えるかもしれない。
　これで何事も起きないでいてくれれば最高なんだがな……そんな淡い期待を胸に秘めていた
俺だったが、やはりというかそれは叶わなかった。
　金曜の朝、俺が教室に辿り着いた時そこにはハルヒの姿は無く、その代わりなのか俺の机の
引き出しに入っていた一通の封筒。
　差出人、涼宮ハルヒ。
　封筒に書かれた見慣れた団長さんの名前を見ても、不思議な事に不吉な予感はしなかった。
　もしあいつがまた何か馬鹿な事をやろうとしてるんだったら、こんな形で知らせたりはせず
無通告でやるだろう。これまでの経緯を見る限り、あいつは事前通告なんて概念は持ち合わせ
ていないはずだ。
　となるとこれはいったい何だ？
　白い封筒には何の不審な点も無く、ついでに言えば宛名も無い。
　とはいえ、俺の机の引き出しに入ってたって事は俺宛なんだろうし……まあいい、開けてみ
よう。

　深く考えてもどうせ意味は無い、そう判断した俺はその場で封筒を開いてみた。
　中から出てきたのは一枚の便箋。
　その中央付近に書かれた文字。
『キョンへ
　土曜日の朝九時に何時もの場所に来なさい。
　それと、この事はみんなには秘密にしなさい。』
　宛名と命令文が二行のみ。
　果たし状か？　これ。
　手紙にある「何時もの場所」ってのは多分、駅前の広場か部室の事だろう。指定しているの
が休日だって事を考えると、おそらく駅前の事を言っているんだと思う。だが、もう一つのみ
んなには秘密ってのは何なのだろうか。
　暫くの間考えてはみたものの答えは出ず、俺はとりあえずその手紙を制服の内ポケットにし
まった。ま、後でハルヒが来たら聞いてみればいいさ。
　そう安易に考えていた俺だったんだが――その日、ハルヒは学校に来なかった。


　ハルヒから謎の手紙を受け取った翌日、つまりは土曜日。
　俺は手紙で指定された場所へと向かうべく、自転車を漕いでいた。
　指示された通りみんなに今日の事は伝えていない。念の為に、ハルヒに土曜日の朝、駅前に
来るように言われたとだけは伝えておいたけどな。
　それを聞いた古泉と朝比奈さんは何故か嬉しそうで、長門は普段と変わらぬノーリアクショ
ンだった。
　さて……腕時計が示す現在時は八時半、駅前までは残り五分程の距離だ。万一、ハルヒが指
定していたのが部室だった場合も考えて早めに家を出たんだが、ハルヒは既に待ち合わせ場所
に居るんだろうか。
　いったいどんな顔でハルヒが待っているのかを考えつつ、やはり怒っているのだろうなと結
論付けながら、俺はペダルを漕ぐ足に力を入れた。
　――それから数分後
「おはよう」
　駅の駐輪場に自転車を置き、駅前の広場に辿り着いた俺にハルヒが言ったのは、罵声でも文
句でもないごく在り来りな朝の挨拶で……えっと。
「な、何」
　いや、そのあれだ。
　そこで俺を待っていたのは、朝比奈さんが私服で着る様なワンピースに秋らしくカーデガン
を羽織ったハルヒの姿で、少し俯いているから表情はよく解らないが――とりあえず怒っては
いないようだ――その後頭部では可愛らしい尻尾が揺れている。
　普段、ハルヒはイベントでもない限り動きやすい服ばかり着ているだけに、こうして大人し
い服装をした所を見たのはこれが初めての事かもしれない。
「……」
　呼び出されたのは俺のはずなんだが、何故かハルヒはじっと黙ったまま何かを待っている。
　待たれても困るだけなんだが、今は俺よりハルヒの方が困った顔をしているようだ。
「……えっと……キョン。き、今日あんたを呼んだのはね？」
　ああ。
「呼んだのは、その……つまり」
　…………すまん、そこで黙られるても困るんだが。
　余程言いにくい用件なんだろうか、ハルヒはそれっきり落ち着かない様子で視線を彷徨わせ
ていて……そんな中、俺は俺で不思議と落ち着いていた様な気がする。
　通常、ハルヒがその場のいる場合、自然と主導権はハルヒの物になる。それは一人無駄に行
動力のあるハルヒに対し、周りにはイエスマンしか居ないのだから当然の事なのかもしれない。
　だが、今日のハルヒはいつもの行動力をどこかに忘れてきてしまったらしく、普段なら振り
回されてるだけの俺でも主導権を握れそうだと思ってしまった訳で……思わず口走ってしまっ
ていた。

「ハルヒ」
「なっ何」
　顔を上げたハルヒは真っ赤な顔色だったが、まあ今はそれを指摘するべきじゃないのだろう。
　自然と頬が緩むのを感じつつ、
「似合ってるぞ。その服と髪型」
　特に髪型が最高だ。
　口から出た台詞は普段の俺からは縁遠く、古泉辺りなら似合いそうな台詞で……それを聞い
たハルヒはまだ固まったまま、というか更に硬直してしまった感じだ。
　すまん、逆効果だったか。
　笑うなり馬鹿にするなりしてくると思ってたんだが……まあ、このままここに突っ立ってて
も仕方ないんだし、
「ここで立ち話もなんだし、どっか喫茶店にでも入らないか？」
　俺の提案に、ハルヒは無言のまま不器用に頷いた。
　そのまま何処かへ向かって歩き始めるハルヒ。多分、ついてこいって事なんだと思う。
　隣に追いついた後もハルヒは暫く無言だったが、歩道を歩く人の波が途切れた所でようやく
口を開いた。
「……い、意外だったわ」
　何が？
「あ、あんたが……あたしの服とか褒めるなんて思ってなかったから」
　隣を歩くハルヒは、視線を前方と俺の顔と慌しく動かしながらそう言った。
　まあ、確かに俺のキャラじゃないとは思う。
　自分でも言ってて恥ずかしかったしな。
　ちなみにハルヒが何処へ向かっているのか俺は知らない。そもそも目的地があるのかどうか
すら怪しい。
　っていうかこいつ本当にハルヒか？　実はハルヒの親戚だとかそんなオチじゃないだろうな。
「ねえ、キョン」
　ん。
　顔を向けた先にあったのは何か言いたそうで迷っているハルヒの顔で、
「えっと……やっぱり何でもない」
　そうかい。
　問い詰めたら答えそうな感じだったが止めておいた。特に理由は無い。


「で、今日は何で俺を呼んだんだ？」
　駅近くの喫茶店に入り、奥まった席を確保した所で俺はあらためて聞いてみた。
　目的も無く連れまわされるのは馴れちまってるが、出来れば聞いておきたいんだがね。
「たまには息抜きしようって思っただけよ。それだけ」
　メニューを睨んでいたハルヒは、ラミネートされたＡ３サイズの紙の向こうから視線だけを
向けてそう答え、またメニューの向こうに消えていった。
「息抜き？」
「そう、ただの息抜き。この前あんたが言ってたでしょ？　たまには……あ、あたしも遊んで
もいいんじゃないかって」
　やっぱりあれが原因だったのか。
「それでね？　たまには、あたしもどうでもいい事をやってもいいんじゃないかって思ったの。
優先順位で考えたら全然今やる必要なんて無い事だけど、ま、まあ気晴らしくらいにはなるか
もって」
　そもそも、ＳＯＳ団の活動自体が高校生活において優先順位が高いとは俺には思えないんだ
が……どうせ言っても聞かないんだろうし。
「で、いったい何をするつもりなんだ」
　ついでに、その目的ってのに今日のお前の服装が関係あるのかどうかも教えてくれるとあり
がたいね。
「……キョン、あんた新しく出来た時計台って知ってる？」
　再びメニューの上から顔を見せたハルヒは、真面目な顔でそう聞いてきた。
　ああ。
　行った事は無いが聞いた事なら。

「えっと、こ、この前の不思議探索の時にそこに行ったんだけど、ちょっとそこで不思議な光
景を見たの」
　不思議な光景？
　お前が不思議だと思うような事がもし街中であれば、そのままニュースにでもなってると思
うんだが。
「時計台が出来たのって少し広い広場なんだけど、そこに見物に来てたのは恋人同士ばっかり
で……その、みんな楽しそうだったの」
　ふむ。
「…………」
　え、それだけ？
「だっておかしいじゃない？　普通のカップルって言えば、デートの最中に喧嘩とか言いあい
とかしてる物でしょ」
　お前の中での恋愛ってのはそんなに殺伐としてるのか。
「そうじゃなくて、カップルがいっぱい居たら一組くらいはそうなってるって事」
　ああ、それならまあ解らんでもない。
「それでね？　その後色々あって……ちょっと、ちょっとだけ興味が湧いたから試してみよう
って思って」
　何だか肝心な部分の説明が無い気がするんだが、
「何を」
「だから……その、つまり、えっと……」
　何かを言い淀んだまま、ハルヒの顔はまたメニューの向こう側へと消えていった。
　さて、ハルヒがここまで口に出すのを躊躇う用件ってのはいったい何なんだろう。取り合え
ずカフェオレを一つ頼み、それが届いてもまだハルヒからの返答は無かったので自分なりに考
えてみる事にした。
　今日は休日、この呼び出しはみんなには内緒。ハルヒは何故か気合の入った服装、そして途
切れたままになっているさっきの話題。
　この条件から連想される理由か……。
　正直、すぐに一つ思いついたんだが……それはあまりにもハルヒとは縁遠い理由で、確かめ
てみるまでも無い内容だった。だってありえないだろ？　恋愛感情なんて精神病の一種だなん
て平気で言い切る様な奴が、彼氏が欲しいとかそんな
「ねえ、あ、あたしと……付き合わない？」
　……へ？
　目前に立っているメニュー越しに聞こえてきた声に、俺は思わず聞き返していた。
「だ、だから、あたしと付き合わないかって聞いてるの！」
　ようやくメニューを下ろした先で、真っ赤な顔をしたハルヒが俺を睨んでいる。
「べっ別に正式に付き合うとかそんなんじゃなくて……い、一日、今日一日だけの暫定的な恋
人だからね？　仮っていうかお試し期間っていうか、その」
　早口でそう言いきったハルヒは、当然の様に俺のカフェオレに手を伸ばすとそれを一気に飲
み干した。
　……え、それってつまり。
「だから！　……あ、あたしと付き合いなさいよ」
　凄いジト目で睨まれてるんだが、どうやら俺は告白されているらしい。多分。

支援

さるったか？　ついでに支援

　涼宮ハルヒ。
　高校からの友人曰く、それは希代の変人である。
　自称某機関の一員曰く、それは神である。
　あるマンションの住人曰く、それは進化の可能性である。
　学業成績優秀、万事に対して有能であり、その溢れんばかりの才能を意味不明な行動に費や
し続けている問題児。
　平凡なはずだった俺の高校生活に、非日常というスパイスを業務用のダンボールごと投げこ
んだ張本人。
　そんなハルヒと――俺は、付き合う事になったらしい。
　いったい何故だって？　それについては誰よりもまず俺が聞きたい。
「何よその顔。……ふ、不満でもあるの」
　別に。
　喫茶店を出た俺達は、とりあえずは目的も無く街を歩いていた。あのまま店の中に居る事も
出来なくはなかったんだが、変に意識してしまうせいか会話も無く、俺が先にギブアップした
訳だ。
　っていうか、何で俺なんだ？
　宇宙人、或いはそれに順ずる何かであれば、男だろうが女だろうが何でもいい。そんな特殊
にも程がある価値観を持つハルヒが俺を選んだ理由は何なのだろう。まさか、実は俺が宇宙人
だとか思ってるんじゃないだろうな。
「……ねえ」
　ん。
「迷惑、だった？」
　何が。
「……つ、付き合ってって、言われて」
　ああ、その事か。
　迷惑っていうより、
「驚いたよ」
　恋人とか付き合うなんてのは、お前の興味から遠い存在だと思ってたからな。
　それと、人選だ。
　恋人ごっこがしたいんなら古泉でも選べばいいだろうに。外見的にもお似合いだろうぜ？
「だ、だからこれはただの息抜き！　か、勘違いしないでよね？　……別にあたしは、その」
「はいはい、今日だけだろ？　解ってるよ」
　ま、今日一日お前に振り回されるくらいは構わないさ。達成不可能な目的を前に一日歩き回
るのと迷惑度ではそれ程変わりやしない。
「……べ、別に今日だけじゃなくても……」
　ハルヒは俯いたまま何かを呟いている。
「で、俺はどうすればいいんだ？」
　その時俺は、このままさっき言ってた広場に連れて行かれるんだとばかり思っていたんだが、
「…………とりあえず、えっと。つ……繋ぎましょう、手」
　俺から視線を外しつつ、ハルヒは自分の右手を差し出してきた。
　数秒固まった後、これが握手ではないのだろうという事は解った。俺にしては理解が早かっ
たんじゃないかと思う。
　俺は一度出しかけた右手を戻し、左手で差し出されたままのハルヒの右手を掴んだ。
　――ちなみに、半年振りくらいに掴んだハルヒの手は、やはり小さくて柔らかかった。この
手があんな腕力を生み出すんだからなぁ……。
　目に見える物が全てではない、そんな事を考えていた俺の隣で
「……」
　繋がった手を見つめているハルヒは、何やら楽しそうにしている。
「で、お次は」
「……あ、歩きましょ？　適当に」
　へいへい、仰せのままに。
　歩道の車道側をゆっくり歩き始めた俺に手を引かれて、ハルヒは歩き始めた。

「状況を説明します。目標の街の住人、及び救出に向かった警官隊は既に全員グールと化して
います」
　……公僕は哀れだな。上の連中にくだらないプライドさえ無ければ無駄死にしなくても済ん
だろうに。
「現在はバリケードで現場一帯を封鎖中、破られるのも時間の問題です。先程、衆知事は非常
事態宣言を発令、この事件の管轄を警察から貴方達ヘ――」
　熱弁を続ける深刻な顔をした警官に向けられる銃口、躊躇いなく引かれた引き金によって画
面は暗転し、ロード中という文字が浮かんだ。
「おいハルヒ、ストーリーを見ておかなくてもいいのか？」
　銃口を画面に向けたままのハルヒは首を横に振り、
「いいの、どうせ敵が来るから撃つだけよ」
　いやまあ、確かにそうだろうけどさ。
　ゲームを楽しむ上で、感情移入ってのは大事だと思うんだが。
「それよりほら、始まったみたい！キョンも早く構えなさい」
　へいへい。
　楽しそうに指示するハルヒに従い、やけに顔色の悪い元街の住人達が所狭しとうごめく画面
に、俺も銃口を向けた。
　――目的も無く街をぶらついていた時、ふと目に入ったこのゲームセンターに入ろうと言っ
たのも、またこのゲームをやろうと言い出したのもハルヒだった。店に入ってから真っ直ぐこ
のゲームへと向かった所をみると、実は最初からその予定だったのかもしれない。
「キョン！　そっちの赤いの倒して！」
　あいよ。
　狙いは正確なのだがすぐに弾切れを起こすハルヒをフォローしつつ、クリーチャーに向かっ
て引き金を引く事数分。ゲームの舞台は街の奥にあった教会へと移っていた。
　敵の数が増え、指が疲れてきたので左手に銃を持ち替えようかと考えていると、それまで続
いていた怪物の群れが途切れ、いかにもボスといった感じの曲が静かに流れ始めた。
　ちなみに二人のライフはハルヒが三で俺が二、初めてプレイしたゲームにしては上出来なの
ではないだろうか。
「ねえキョン、どこからボスが来ると思う？」
　画面は祭壇の前で止まり、奥の壁の上の方には巨大なステンドグラスが見える。
「上からじゃないか？」
　ガラスを割ってドーンってさ。
「それっぽいわね」
　何となく、二人で画面の上方を見つめていると……ガラスの割れる音に続いて何かが降って
きた。殆ど同時に引き金を引いていたが、ハルヒの方が僅かに早かったらしい。画面に無数の
弾痕が表示された瞬間――
「えっ？　あ！　違う？」
　ハルヒのライフが一つ減っていた。
　気付いた時はもう手遅れ、俺達が撃ってしまったのは街の住人だったらしい。更に、二人揃
って弾切れを起こしたのを待っていたかの様なタイミングで
「あーっ！　ずるい！」
　ボスが祭壇の下から姿を表した。
　
　
「あれって絶対撃つのを狙ってたわよね。だってあの曲であの登場の仕方よ？　撃たない方が
おかしいじゃない」
　ま、そうかもな。

　――結局、辛うじてボスは倒せたものの、次のステージに進んだ所で二人ともあっさり罠に
はまってゲームオーバーとなった。
　今もカウントを続ける画面の前で、銃型のコントローラーを持ったままハルヒは眉間に皺を
寄せている。
　もしかして、まだ続きがやりたいのか？
「だって、こんな中途半端な所じゃ終われないじゃない」
　気持ちは解るけどさ、それこそ製作者側が狙ってる事だと思うぞ。
「正直、もう指が限界だ。今度来た時にまたやろうぜ」
　痛みを訴える右手を振り、無駄だとは思いつつも現状を訴えてみると
「……じ、じゃあ今度でいい」
　意外にもハルヒはあっさりと引き下がるのだった。しかも笑顔で。
　なあ、いったい今日のハルヒはどうしてしまったんだ？
「次はあれ！　あれやろう？」
　あ、ああ。
　――その後、配管工を続けて二十数年のおやじが運転するカートゲームで順位を争ったり
「キョン……あんたこのゲームやり込んでるわね？！」
「この俺に精神的動揺によるミスは無いと思っていただこう」
　普通にミスするけどな。
　――音楽に合わせて降ってくるキャラクターを二人でボタンを分担して叩いたり
「ハルヒ」
「え？　何」
「お前がさっきから叩いてるのはボタンじゃなくて俺の手だ」
「うっ嘘？！」
　とまあ……俺達はそんなごく普通の遊びを楽しんでいた。
　普段のハルヒなら「こんな普通の遊びをしてる暇なんか無いの！」とでも言いそうな気がす
るんだが、この楽しみようを見ると本音ではやってみたいと思っていたという事なんだろうか。
　今だって、さっきＵＦＯキャッチャー取ってやった青い……犬？　のぬいぐるみを嬉しそう
に眺めているし……。
「どうかした？」
「別に」
　ま、いいさ。ハルヒの本心がどうあれ、だ。
　今のハルヒは楽しそうなんだからそれでいいんじゃないのかね。
「で、次は何をする？」
「カラオケ！　カラオケ行こう？　いつの間にかお昼も過ぎちゃってるし、ご飯も食べれて丁
度いいでしょ？」
　ごく普通に腕を絡ませてきたハルヒに連れられ、俺達はゲームセンターを後にした。


「――退室の際にはマイクとこのカードを忘れない様にしてください。では、失礼します」
　部屋の説明を終えて店員さんが出て行き、俺とハルヒは防音処理がされた二畳程の広さの個
室の中に取り残された。
　まあ、カラオケに来たんだからそれが普通だよな。うん。
　しかし……だ。
「それが普通だよな」では済まされない問題が一つこの部屋にはあると思うんだが……。
「どうかしたの？　早く座りましょうよ」
　そう言いながらハルヒは部屋に置かれたラブソファーの上に座る。俺が問題にしているのは、
この部屋にあるソファーがそれ一つしかないという事だ。
　俺の知る限り、カラオケボックスってのはソファーや椅子がいくつかあるはずだ。
　いくら何でも部屋に一つしかソファーが無いってのは普通じゃない。
　ハルヒだってそれは解っているはずなのに、店員に文句の一つも言わないどころか鼻歌混じ
りで曲検索を始めていたりする。
　無駄に狭い部屋、一つしかないソファー……俺も健全な男子高校生だし、これがカップル用
の部屋なんだろうなって事くらいは想像がつく。
　そして、だ。店の受付にあった部屋を選択するパネルで、端っこに表示されていたこの部屋
をハルヒは自分から選んでいた。
　……つまりはまあ、確信犯だって事なんだろう。

　座ったまま俺にちらちらと視線を送るハルヒ。さて、いったいこいつは何を考えているんだ？
　選択肢は一つしか思い浮かばないものの、それを選べないまま立ち尽くしていると
「……」
　無言のまま、ハルヒが俺の服の袖を軽く引いていた。
　その力は弱かったが自然と身体は動いていて……気づけば俺は、ハルヒの隣に座っていた。
　二人で座るには狭すぎるだろうと思っていたソファーは、やはりというか狭かった。俺とハ
ルヒの二人で座るには、このラブソファーはぎりぎり幅が足りていない。
　……いやまあ、この椅子の用途からすればこの寸法こそが適正なのかもしれないが。
　否が応にも密着せざるを得ない状態に混乱する中、
「ね、ねえ、何歌う？」
　何となくぎこちないハルヒの声が、すぐ横から聞こえる。
　っていうか近い、本当に近い。接触回線で会話してる様な気すらする。
「……いや、まだ決まらないから先に入れてくれ」
　その距離の近さを意識しない振りをしつつ、やはりというかぎこちない俺の返答。
「えっと……じゃ、じゃあ……えっと」
　この、谷口辺りに知られたら半年は話のネタにされそうなやりとりは暫くの間続き――結局、
俺達が入った部屋に音楽が流れ始めたのはそれから十分程後の事だった。


　――まさか、トイレに行くだけでこんなにほっとする事があるなんてな。
　遠くから聞こえる誰かの歌声を聞き流しつつ、俺は洗面所の鏡に映った自分の疲れた顔を見
て苦笑いを浮かべていた。
　何も知らない他人から見れば、俺がこうして疲れきっている理由は解らないんだろうな。
　あれ程の美人と二人きりで何の不満がある？　そう思う奴も居るだろうさ。だが、実際の所
のハルヒはそれだけじゃない訳で……ん？
　どうしたんだろうか、いつもならすぐに浮かんでくるはずのハルヒへの不満が出て来ず……
変わりに出てくるのは今日の大人しいハルヒの顔ばかりだった。
　というか、何で俺はこんなに疲れてるんだ？
　俺がハルヒと二人っきりになるのはこれが初めての事じゃないんだし、ハルヒが挙動不審な
のだってよくある事だ。
　ハルヒが俺を一日だけの恋人にしたのだって、特に深い意図があるとは思えん。
　……そう、あるはずがない。
　万が一にも無いその予想を頭に浮かべたまま、蛇口から流れる冷水に手を浸していると
「おや、奇遇ですね」
　ここに居るはずのない奴の顔が鏡の中に映っていた。
　……聞くまでも無い気がするが、一応聞いてやろうか。
「古泉。何でお前がここに居る」
　振り向くのも面倒なので鏡越しに聞いてみると、
「実は今、機関の親睦会の最中なんです」
　そうかい、誰が来てるのか知らないがよろしく言っといてくれ。
　蛇口を閉め、持ってきた覚えの無いハンカチを一応探していると、古泉が何かを差し出して
きた。
「ハンカチなら要らんぞ」
　いざとなれば上着で拭く。
「いえ、違います。念の為にと思いまして」
　そう言いながら古泉が俺の上着のポケットに入れたのは、ハンカチではなく白い封筒だった。
「ボーナスでもくれるのか？」
　まあそれは無いだろうと思いつつ封筒を開けてみると、
「はい」
　本当に現金が入っていた。しかもまたすげー福沢諭吉だった。
　この厚みで頬を殴ったらその場で殴り返されるんじゃないかと思う程の金額だ、っていうか
これは何だ？

「ですから、これはボーナスです。領収書も返済も不要ですので」
　あのなぁ……。
「その説明でこれだけの大金を受け取れと？」
　俺は機関ってのに入社した覚えは無いぞ。
　欠片の邪気も感じさせない営業スマイルが、俺を見つめている。
「いざという時に現金がないと困りますし、ここは一つ何も言わずに受け取って下さい」
　……待て、いざという時にだと？
　こいつがここに居るって事はつまり、ハルヒもここに来てる事は承知の上だろう。それを踏
まえて考えると……おい。
「古泉」
　……ちょっと、頭冷やそうか。
　ここは洗面台もあるしちょうどいい。
「あくまで、念の為です。考えてもみて下さい、もし涼宮さんがそのつもりだった場合、現金
はあっても邪魔にはならないでしょう？」
　そう言いながら、古泉はトイレを出て行こうとしている。
　引き止める気にもならず見送っていると、
「ああそうそう、これは個人的な見解ですが……何事も、計画的になされた方がよろしいかと」
　ドアを閉める時、古泉は何か言っていた様な気がするが、多分空耳だろう。


「――あ、お帰り」
　部屋に戻った時、ハルヒはマイクを机に置いたままソファーに座っていた。
　防音処置のされた室内は静かで、モニターを見ると俺が予約した曲の番で止まったままにな
っている。
「待たなくても良かったのに」
　俺の下手な歌なんて聴いてもしょうがないだろ。
「一人で歌いたいだけならカラオケに誘ったりしないわよ」
　ま、そりゃそうか。
　最初よりは意識せずにソファーに座れたんだが……意図せずハルヒの匂いを感じだけで、ま
た思いっきり意識してしまったのは言うまでも無い。
　というか、さっきの古泉の発言のせいでもある。
　思い出してみれば、俺がハルヒと二人だけの世界に閉じ込められた時もあいつは余計な助言
をしてくれたんだったっけ。
　再び落ち着かなくなってしまった俺とは違い、ハルヒはこの状況に順応してきたらしい。
「歌わないんならあたしが歌うわよ？」
　そうしてくれ。
　ソファーに座ったまま軽くリズムを取りながら、ハルヒはどこかで聞いた気がする歌謡曲を
歌い始めた。
　……これって何の曲だっけ。
　聞き覚えはあるが、どうにも思い出せない。新譜だったら何か説明でも書いてないだろうか
と曲の本を捲っていると
「今の月９の主題歌」
　間奏の合間を縫ってハルヒはそう教えてくれた。
「お前、ドラマとか見てるのか」
　前に興味ないとか言ってなかったか。
「全然」
　じゃあ何で主題歌だって知ってるんだ。
　曲は期待通りにサビを向かえ、俺一人の拍手を受けながらハルヒはマイクの電源を切った。

「――この曲、みくるちゃんが教えてくれたの」
　なるほどね。
　あの愛らしい方なら、毎週同じ時間にテレビの前に座り、ありきたりな展開をはらはらしな
がら見ている御姿も容易く想像できる。
　……っていうか。
　こうしてあらためて見てみると、今日のハルヒの格好って……朝比奈さんっぽいような？
　駅前で見た時も思ったが、この服の選び方はやはりハルヒらしくない気がする。
　俺の視線に気づいたらしく、
「こ、この服も……みくるちゃんに選んでもらったの」
　ああ、やっぱりなのか。
「……変？」
「まさか」
　最初に見た時も言ったが、似合ってると思うぞ。
　そう、こうやって大人しい系の格好で、今みたいに大人しくしてたら、男なら誰だって……。
「……」
　男なら誰だって――その先に連想してしまった言葉に自分で戸惑っていると、不意に横を向
いたハルヒと目があってしまった。
　ハルヒの瞳の中に、自分が映っている様な気がする。
　その自分が少しずつ迫ってくるのを見て、というか、無意識に俺が近づいているのだと気づ
いて動きを止めた時、ハルヒの顔はすぐ目の前に迫っていた。
「……ぁ……」
　小さく声を漏らしたものの、ハルヒも動きを止めてじっとしている。
　息を殺し、視線もそらさず、まるで……何かを待っているかのように。
　そんなハルヒを見るのは、これで二度目だろうか。
　思い出したのはあの時のハルヒの表情だけではない、掴んだ肩が想像以上に華奢だった事も、
その場で殴られても後悔しないだろうと本気で思った――あの唇の感触も。
　一度は静止していた俺の身体が再び接近を始め、さて、今度も俺は目を閉じるべきなのかと
考えている間も、その距離は縮ま
　――プルルルルル――プルルルルル――ガチャ。
「退室十分前となりましたが、延長はいかがされますでしょうか」
　えっと、無しでいいです。はい……どうも。
　――ガチャ。
　何とも言えない空気の中、俺は通話の終わった受話器を壁に戻した。


　いつの間にか日は落ちていたらしく、カラオケボックスを出た俺達を待っていたのは冷え切
った大気だった。

　それでも、さっきまでいた部屋の温度と、その室温以上に高まっていた体温のおかげでそれ
程寒さは苦痛ではなく、
「…………」
　無言のまま歩くハルヒに手を引かれながら、俺は何処かへ向かって歩いていた。
　ハルヒは何も言わないが、何となく目的地は想像できている。歩いている方向的に考えても
間違いないだろう。
　頬を撫でる風の寒さは、さっきの自分の行動が勢いによる物だったのかどうかを考えるのに
ちょうどよかったが、やはり少し寒すぎる気がする。
　俺は何も言わないまま、繋いでいたハルヒの手を引いて自分の上着のポケットに入れた。
　そうした理由？　聞かないでくれ、答えは準備出来ていないんだ。まだ。
　ハルヒは何か言いたそうにしていたが、結局何も言わないまま、また歩き始めた。
　さっきより、少しだけゆっくりとした歩幅で。
　そうしている間も辺りには少しずつ夜の帳が降りていき、街灯が照らす明かりが歩道に見え
隠れしはじめる。外気温はますます下がっていたはずだったが、不思議と、寒さはあまり感じ
なくなっていた。
　――それから数分後、歩道にはカップルの姿が増え始め、やがて周りにはカップルの姿しか
見えなくなった頃、ようやく俺達はその場所に辿り着いた。
　……なるほど、これは谷口がキレるのも解る。
　その広場で俺が見たのは、敷地の中央に鎮座する向かい合って立つ二匹の猫が掲げた時計と、
その下で待ち合わせをしているらしい人の姿。そして、周辺に適当に並べられたベンチに座る
大勢のカップルの姿だった。
　駅の近くにしては無駄に広い敷地の中には、他には街灯が立っているだけで店も何も無い。
　それどころか、街灯の明かりが弱いせいか街中だってのに薄暗いくらいだ。
「……」
　広場に辿り着いたハルヒは、猫の像が持っている時計を見て何やらほっとした顔をしている。
　ふと見れば、周りのカップル達も猫の持つ時計を気にしだしている、ベンチに座っていたカ
ップルまで立ち上がり始めた。
　時刻はもうすぐ十八時だが、いったい何が始まるんだ？　っていうか、別にあの猫の時計を
見なくたって自分の携帯か何かを見ればいいんじゃ……あれ？
　何となく取り出してみた自分の携帯は、既に十八時を過ぎてしまっていた。
　待ち合わせ場所なのに時計が間違ってるって……。
　もう一度時計台を確認しようと顔を上げた時、猫の持つ時計の短針だけが、長針を残したま
まゆっくりと回り始める。それと同時に、まるで街灯から街灯へと繋いでいく様な光の線が夜
空に一気に延びていった。
　その光の線が何かを描き出した頃、長針と短針は時計の頂上で重なり、どこからともなく響
き始めたクリスマスソングが、広場を埋め尽くして――
「……この広場には、ちょっと不思議な噂があるのよ」
　少し音量が大きすぎるクリスマスソングをＢＧＭに、ハルヒは口を開いた。
「週末の午後六時から始まるこのライトアップを一緒に見た恋人は、それからずっと幸せで居
られるんだって」
　ハルヒにつられて街灯を見上げると、そこではＬＥＤの光が緩やかな明滅を繰り返し、どこ
となく幻想的な雰囲気を作り出し
「馬鹿みたいな話よね。そんな事でみんな幸せになれるんだったら誰も苦労なんてしてないわ」
　全否定か。
　本当にそう思ってるにしても、それは現地では口にしない方がいい。
「つまり、その噂が本当なのか確かめる為に俺に恋人役をさせたって事か」
　効果はあったかい？
　ハルヒはイルミネーションに視線を向けたまま、
「……ちょっと、違う」
　首を横に振ると、握ったままになっていた俺の手を強く握った。
「どうせ嘘だろうけど、もしかしたら……ちょっとくらいは効果があるかもしれなから頼って
みようって思ったの」
　頼るって？

「……いっぱい調べたの。どこで遊ぶのが楽しいのとか、どんな風に接したら嬉しいのとか、
どんな髪型や服が好かれるのかとか……でも、やっぱり限界はあるから」
　そこまで言った所で、ようやくハルヒは俺の顔へと視線を向けた。穏やかな黄色い間接照明
の中でも解るくらい、ハルヒの顔は赤くなっていた。
　迷うように動いていたハルヒの口が、開く。
「む、昔、あたしに告白してきた奴の事、あたしずっと馬鹿にしてた。何でこんなに普通でつ
まんない奴ばっかりなのって。……でも、今はちょっとだけ違う。少なくとも、あいつ等はこ
んなに勇気が要る事をやれたんだもん。そこだけは、尊敬してる」
　その時のハルヒは、二人っきりの世界で神人が迫る中、俺に訴えかけてきていた時みたいな
顔をしていて――ここに来てようやく、俺はハルヒが何を言おうとしているのかに気づいた。
「……キョン、あ、あたしね？　……えっと……好きなの」
　最初の告白は、俯きながら。
「あっあんたの事が、その、ずっと前から……好き」
　二回目は、顔を見ながら。
「なんでだか解らないけど……いつも気になってて、ずっと気の迷いだって思ってたけど、そ
うじゃないみたいで……今日だって、手を繋いでくれて、二人で遊んでくれて、また遊ぼうっ
て言ってくれて、キス……しそうになって。どんどん好きが大きくなっていって……も、もう
止まらないのよこのバカぁ！」
　三回目は抱きつきながら胸元で、気づけばハルヒは腕の中にいた。
　俺の胸元で顔を上げるハルヒから伝わる、鼓動と熱。
　素直に認めるしかない、俺は今それを愛しいって思ってるって事に。
「……あのさ」
「うん」
「知ってるだろうけど、俺ってこういう経験なんて無いからさ」
「そ、その方がいい」
　ハルヒが何度も頷く度に、後頭部の尻尾が揺れて俺の頬を緩ませる中、
「だからこんな返答でいいのか解らんのだが……今日のお前も素敵だし、その髪型も反則的な
までに似合ってるのは事実なんだが……ハルヒ、俺はいつものお前も好きだぜ。正直、甲乙付
け難いくらいにな」
　我ながらどうかと思う俺の告白は、終わった。
　もし……俺がハルヒと初めてキスしたあの時、俺が自分の部屋に戻らずあの場所でハルヒと
居たのなら、恐らく今と同じ事を言ってたんだと思う。
　――そして、俺はきっとこうしたんだろう。
　大勢の恋人達が溢れる広場の中で、俺を見上げたままでいるハルヒの影に……静かに俺の影
が重なっていった。

　――また面倒な事になっても困るから、そう思ったからこそ事情を話しておこうと思ったん
だが……
「もしよければ、その先の事も聞いてもいいですか？」
　翌日、つまりは日曜日。またしても俺とペアになった古泉は、昨日の顛末を話し終えた俺に、
何やら楽しそうな顔でそう聞いてきた。
「古泉。質問を質問で返して悪いが、その先ってのは何だ？」
　時刻は正午間近、駅前の集合場所を目指して歩く中、俺は古泉の前に封筒を差し出した。
「これは？」
「ボーナスだ、大事に使え」
　受け取ろうともしない古泉の服のポケットに、適当に封筒をねじ込む。恐らく封筒の中では
福沢諭吉が大変な顔になっていることだろう。
「……これを返されるという事は、僕の心配は杞憂に終わったという事でしょうか？」
　さあね、ご想像に任せる。
　というかそもそも答えてやるつもりもない。
「……さて、これはどうなんでしょうね。僕としては、涼宮さんと貴方の仲がもっと進展する
だろうと思っていたんですが、どうやらそうはならなかった様ですし」
　だから好きに想像してろよ。
　半眼で睨んでも効果無し、この営業スマイルを引き攣らせる方法ってのは無いんだろうか。
「実際問題、今日の不思議探索は中止になると思っていましたからね。今朝、集合場所で涼宮
さんを見た時は驚きましたよ。昨日とは打って変わって普段の服装でしたし、雰囲気も以前と
同じに。いったい何があったんです？」
　ええい、
「お前はこれまで通りが良かったんだろ？　だったらそれでいいじゃねぇか」
　これ以上はノーコメントだ、黙秘権を行使させてもらう。
　――だんまりを決め込む俺を古泉は楽しそうに疑いの目で見ているが、恐らく気づかれる事
は無いだろう。
　そっと上着の上から手で確かめる、内ポケットに入れたハルヒからの手紙の感触。
　手紙に書かれている内容は……秘密だが、概略だけで言えば、不思議探索の後にデートをす
る事になっている。もちろんみんなには秘密でな。
　視界の先に見えてきた駅前の交差点、恐らくハルヒはすでに集合場所で待っているのだろう。
　怒っているか笑っているか、まだ集合時間には数分残っているがさてどっちだろうな。
　苦笑いで溜息をつきつつ、俺は止まっていた足をまた前に進めた。
　――気を抜くとつい緩みそうになる口元を隠しながら、ゆっくりと。


　ガムシロップ　〆

ＧＪと言わざる終えない
作者と転載した人も乙

頑張って告白しちゃうハルヒか…
ちょっとキョンが受身過ぎるけどなかなかハルヒが可愛らしくて良い
GJ

やっぱりハルヒが告白するのをニヤニヤしながら見るのってイイ！

これはすごい力作だな
ＧＪ

〜文芸部室〜
長門 「………」　ペラ

バターン

ハルヒ「やっほー！みんなおまたせー！」

ハルヒ「…って有希しかいないのね」

長門 「………」　ペラ

ハルヒ「有希はいっつも本読んでばかりねぇ」

長門 「…本は知識の宝庫」　ペラ

ハルヒ「ふむふむ」

長門 「多くの著者の考えに触れることで新たな境地を押し開くことも可能」　ペラ

ハルヒ「まあ一理あるわね。あたしだったらそう簡単に他人に影響受けるなんてありえないけど」

長門 「………」　ペラ

ハルヒ「それはそれとして…あたしも最近読書なんかしてないなぁ。ここにあるの読んでいい？」

長門 「………」　コク

ハルヒ「さすが有希！ん〜と、何読もうかしら…」

ハルヒ「(それにしても、あらためて見るとスゴイ量ね。有希ってばコレ全部読んだの？)」

ハルヒ「(ジャンルに偏りは見られないわね。……偏りっていうか)」

ハルヒ「(『辞典』に『地図帳』に『時刻表』に『路線図』に…本なら何でもいいのかしら？)」

ハルヒ「(あ、『占い』の本も…そういえば文化祭で有希のクラス占いやってたっけ)」

ハルヒ「(いろいろあるのね。『星占い』、『誕生日占い』、『大自然占い』、『夢占い』…)」

ハルヒ「(……夢…)」

スッ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

コンコン

みくる「は、はぁい」

キョン「入りますよ……ん、どうした３人とも。なんかあったのか？」

古泉 「ええ、少々マズイことになりました」

キョン「ハルヒ絡みか？…って聞くまでも無いな。で、アイツは？」

みくる「す、涼宮さんはもう、お家に帰りました」

古泉 「そして今は多大なフラストレーションを生じさせています。幸い閉鎖空間は発生していませんが…」

キョン「それも時間の問題、か。今回の原因は何なんだ」

長門 「……私のミス」

キョン「え？」

長門 「……切欠を作ったのは私の所有していた本。それを読んで涼宮ハルヒは世界に絶望してしまった」

キョン「オイオイ、言っちゃ悪いがアイツが本読んだくらいでそこまでになるとは思えんのだが」

古泉 「僕たちも今しがた来たところなので何とも…それで長門さん、彼女が読んだ本というのは？」

長門 「………」　スッ

みくる「『夢占い』の本…ですか？」

キョン「まさか、これで悪い結果が出たからだっていうのか？いくらなんでもそれは…」

古泉 「どのページを読んでいたかわかりますか？」

長門 「……ここ」


みくる「……ふぇ〜///」

古泉 「ああ…なるほど」

キョン「………………」

キョン「…冗談だよな、長門？」

長門 「本当。…申し訳ない」

キョン「いや、お前に非は無いからな。アイツがこれ読んで勝手に……しかし…」

古泉 「どうやら、今回もあなたにお任せすることになりそうですね」

キョン「黙れニヤケ面」

みくる「キ、キョンくん、頑張ってくださいね！」

キョン「いやいやいや、何を頑張れと言うんですか」

長門 「………」

キョン「ぐ……わかった、わかったから、その視線はやめてくれ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


〜深夜〜

キョン「………ん」　パチ

キョン「………」

キョン「……やれやれ、またココか」

古泉 『おはようございます』

キョン「…まだ夜中だ」

古泉 『これは失礼』

キョン「で、これはあの時と同じ状況だと考えていいんだな？そこの人魂よ」

古泉 『言い得て妙ですね。ええ、その認識で間違いありません』

キョン「アイツのご機嫌をとらなきゃ世界が終わる、と」

古泉 『間違いではないですが……まぁいいでしょう』

古泉 『今、彼女の支えになれるのはあなただけです。どうか世界…いえ、涼宮さんをよろしくお願いします』

キョン「やれやれ…で、ヒントはくれないのか？」

古泉 『御冗談を。とっくにわかっているでしょう？…っと、そろそろ時間のようです』

キョン「何しに来たんだお前」

古泉 『珍しい顔色のあなたを見るため、でしょうか』

キョン「…てめぇ」

古泉 『フフッ。それではまた、学校で』

キョン「とっとと失せろ……ったく」

キョン「…………さて」

古泉 『ああ、忘れていました』

キョン「まだいたのか！」

古泉 『長門さんからの伝言です。「彼女はおそらく文芸部室にいる」と』

キョン「…わかった。『ありがとう』と伝えてくれ」

古泉 『あと朝比奈さんからは、「できるだけロマンチックにお願い」だそうです』

キョン「……わかった。『面目ない』と伝えてくれ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

　〜文芸部室〜

ハルヒ「………」

　ガチャ

ハルヒ「！！」

キョン「よう」

ハルヒ「キョン！？な、なんであんたが…」

キョン「なんでもなにも、夢の中だからだろうが」

ハルヒ「夢？……それじゃ、やっぱり…」

キョン「いい加減、お前の夢に俺まで引っ張り込むのはご遠慮願いたいんだがな」

ハルヒ「………」

キョン「……ハルヒ？」

ハルヒ「………るの？」

キョン「え？」

ハルヒ「また……キスするの？」

キョン「！………」

ハルヒ「…しないからね。絶対あんたとはキスしないんだから！」　ダッ！

キョン「あっ」

　バタン！　　タタタ…

キョン「………地味に傷つくなコレ」

キョン「って黄昏れてる場合じゃない、早く追いかけないと…ん？」

キョン「……アイツ、またこの本見てたのか。てかこっちにもあるんだな」

キョン「………」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハルヒ「はぁ、はぁ………ふぅ」

ハルヒ「(………校庭まで来ちゃった)」

ハルヒ「(前の夢ではここで…キョンと……)」

ハルヒ「………」

キョン「……ぉ〜ぃ、ハルヒー！」

ハルヒ「っ！！」

キョン「ったく、一体どこまで走るつもり…って何でまた逃げるんだ！」

ハルヒ「うっさい！追いかけてくるんじゃないわよ！！」

キョン「うお、早ッ！あーもう…こうなったら」

　スゥ〜

キョン「お前は、こんな紙切れに踊らされるような奴だったのかぁー！？」

ハルヒ「！？……！！」

ハルヒ「な…なんであんたがその本を持ってるのよぉ！！」

キョン「ついでに言うなら、お前がどのページ読んでたかも知ってるぞぉー！！」

ハルヒ「なっ！！？？」

キョン「読み上げてやろうかぁ！？『この夢を見た人は誰かに愛されたいと思っている人です…』」

ハルヒ「やっ、ちょ！やめなさぁーい！！」　

　ダッ！

キョン「『しかしこの夢は現実には逆になるケースが多く…』」

ハルヒ「やめろって言ってんでしょ！！お願いだからやめてぇ！！」

　ダダダ…！

キョン「『夢の中で…好きな人とキスできた場合は』」

ハルヒ「やめてってばぁ！！言わないでよぉ！！」

　バッ！

　ドサッ

キョン「っぐぁ…つう」

ハルヒ「…言わないで…」

キョン「『……現実では出来ないことを意味しています』」

ハルヒ「っ！……うぅ…」

キョン「……はぁ。バカだろお前」

ハルヒ「なっ……」

キョン「さっきも言ったが、こんな紙切れに書いてることを鵜呑みにするなんてお前らしくないぞ」

ハルヒ「…だって…有希の持ってた本だし…」

キョン「誰が持ってようが、書いたのはあくまで只の一般人だ。そんなもんに振り回されてどうするよ」

キョン「ＳＯＳ団の団長たるお前が、さ」

ハルヒ「………」

キョン「…俺の言うことは信じられないか？」

ハルヒ「！そんなこと…！」

キョン「だったら。まっすぐ俺の目を見て、聞いてくれ」

ハルヒ「………」

キョン「……いいか？じゃあもう一回言うぞ」

キョン「この本に書いてることは、なんの信憑性も無い、ただの出鱈目なんだ」

ハルヒ「…でたらめ」

キョン「そうだ。それにどんな内容だろうが、夢は夢だ。現実にはなんの関係も無い。そうだろ？」

ハルヒ「………」

キョン「だから、お前はお前の好きなようにしてりゃいいんだよ」

キョン「夢でも現実でも、今まで通りに。お前が望むままに突っ走っていけばいいんだ」

キョン「占いなんか関係ない、なんでも叶うってくらいの心持ちでいるのが、ＳＯＳ団団長のあるべき姿だ」

キョン「違うか？ハルヒ」

ハルヒ「………」

ハルヒ「…そうね、そのとおりよ。あたしがバカだったわ」

ハルヒ「このあたしの進む道を、こんな占いなんかに決められてたまるもんですか！」

キョン「やれやれ。やっと元に戻ったか」

ハルヒ「キョン、あたしを正気に戻した褒美に、あんたを『雑用ＥＸ』にランクアップしてあげるわ」

キョン「全くありがたくないな。…もっと素直に礼を言われた方が嬉しいんだが」

ハルヒ「団長たるもの、軽々しく謝辞を述べたりはしないのよ」

キョン「それはただ礼儀がなってないだけだと思うぞ」

キョン「…というかいつまで馬乗りになってるつもりだ。ひとまず降りてくれないか？」

ハルヒ「ふっふっふ」

キョン「何だそのうすら寒い笑みは」

ハルヒ「あたしのやりたいようにしろって言ったのはあんたよね？」

キョン「……そんなこと言ったかな」

ハルヒ「その歳で認知症のつもり？見苦しいわよキョン」

キョン「…何するつもりだ」

ハルヒ「あたしは占いなんか信じないことにしたのよ」

キョン「そうだな。で？」

ハルヒ「そもそもあんたは、あたしに借りがあるはずよね？」

ハルヒ「あんたが前『あんなコト』をしなければ、こうしてあたしが思い悩むこともなかったわけだし」

キョン「仰る意味がわかりません」

ハルヒ「その分を、今返してもらおうってことよ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

　〜翌日　放課後　文芸部室〜
古泉 「昨夜はおたのしみでしたね」

キョン「何を言っとるんだお前は」

みくる「ふぇっ、キ、キョンくん、そんなコトまで…？」

キョン「してないですよ！？」

長門 「…男はオオカミ」

キョン「長門まで！」

古泉 「まあ冗談はこれくらいとして」

キョン「はったおすぞオイ」

古泉 「涼宮さんとは、いつも通りに？」

キョン「…ああ。アイツもあれが只の夢だって思ってるだろうしな」

長門 「『夢は夢だ。現実にはなんの関係も無い』」

キョン「音声付で再現するのはやめてくれないか長門」

古泉 「いつ記録されたんですか」

キョン「俺が知るか！」

みくる「ふぇぇ、そんなハズカシイ台詞を？」

古泉 「朝比奈さん、追い打ちをかけないであげて下さい」



長門 「…今回のミスの償いをしたい」

キョン「っと、なんだ急に。別に長門のせいじゃないって昨日も言ったろ？」

長門 「それでは私の気が収まらない」

古泉 「いいではありませんか。本人が『したい』といってるのですから」

キョン「しかしだな…」

長門 「『お前はお前の好きなようにしてりゃいいんだよ。夢でも現実でも、今まで通りに。お前が望むまm』」

キョン「わかったお願いします音声記録を消去してくれ頼むから！！」

キョン「…ここに立っていればいいのか？」

長門 「そう」

古泉 「ドアに向かって彼を立たせて…一体何をなさるつもりでしょう？」

みくる「さぁ…」

キョン「…なぁ、まだこのままか？」

長門「もう少し」

タタタ…

バターン！

ハルヒ「やっほー！みｎ」

長門 「今」　トンッ


みくる「あ」

古泉 「ほう」

ハルヒ「え」

キョン「なっ！」

　　・
　　・
　　・