[ ● ]ヘタリアの日本に萌えるスレ 弐拾陸

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637名無しさん@お腹いっぱい。
その精液を、飲み下そうと思った。一滴も漏らすまいと口に含んでいたそこに、けれどペニスを引き抜いたアルフレッドが今度は指を捩じ込んだ。
右手の人差し指と中指で、縦横無尽に嬲られる。ぐちゃぐちゃと口中をかき回され、それから耳元で囁いた。ねえ、とやさしく。半ば耳朶を食むように、言葉を重ねる。
「後ろ向いて、壁に手を付いて。・・・・・・・・・・・・・・そう。まだそのザーメン、飲んだらだめだよ。
今度は、菊を気持ちよくしてあげるから」
「ンッ、・・・・・・・ンッ、んんっ」
 頷きながら手を付けば、アルフレッドは同時にズボンを引き下ろした。ひやりとした空気に下半身を撫でられ、期待が高まる。
どこもかしこも疼いている。ねだるように振り向けば、アルフレッドが上気した顔で微笑んだ。
それから、つ、と背筋からなぞるように濡れた指を滑らせる。精液で濡れたそれは、やがてひくついた穴の淵に引っ掛かって止まった。
「・・・ここ」
 僅かに、窄まりの部分だけで抜き差しされ、脚が震える。
「ぐちゅぐちゅに慣らしたら、いれてあげる」
「ン、ん、ん、・・・・・・・・・ンー!」
 唐突に潜り込んだ指に、声を抑えることは出来なかった。滑るそれに後ろの穴はいとも簡単に口を開き、節くれ立った太い指を喜んで中に咥え込んだ。
痛みは皆無だった。もう何度もここを使った行為をアルフレッドと繰り返している。アルフレッドのペニスの味。それを覚え、求め、物足りなさを訴える。一度指を受け入れてしまえば、欲する思いは膨れ上がる一方だった。
「ん、ぅ・・・・ン、ァ」
 アルフレッドのもう片方の手と指が再び口中を嬲り始める。今度は三本もの指が、精液に濡れた口の中をぐちゅぐちゅと弄った。まるでペニスで同時に突くように、下と上の両方を指で犯す。口の端から滴った精液が、重力に従って私の顎を伝い落ちた。
もどかしさに、思わず涙が込み上げた。足りないのだ。足りない。込み上げる衝動が、こんなものでは収まらない。二本の指を引き抜かれ、次いで濡らしたばかりの三本の指を捩じ込まれても、それが満たされることはなかった。欲しいのはこれじゃない。
指などではもう満足など得られない。アルフレッドのペニスで。太く長い凶暴な肉の棒で。中を。なかが。中がもう、焦れて疼いて熱くて痒くて、おかしくなる。
「んっ、く、・・・・・は、やく、もう大丈夫ですからっ・・・はっ、早く、」
 口中に残った精液を飲み下した。思考を溶かすような味と匂いに、蜜がぱたぱたと便器の上に零れ落ちた。
脚が震え出し、ぬちゃりと指が中から抜けた。尻を弄る三本の指の感触が消え、強烈な喪失感を覚えた。泣き声を上げかけ、けれどすぐさまアルフレッドの両手のぬくもりを感じた。ゆっくりと尻を撫で、それから強く左右に割り開く。
「ひ、あ・・・・・・・あ、あ、あ、あ、あ、あッ!」
 張り詰めた肉の感触。焦れてひくつく尻の穴に、亀頭の先を宛がわれる。そっと力を込めるたび、もどかしい速度で後ろの口が広がった。ぴっちりとアルフレッドのペニスと同じだけ開いて行く。亀頭の一番太い部分を飲み込んだのが判った。それだけで、達してしまいそう。
思わず私は自らの根元を右手で握った。強く握り、射精を拒む。イくことも出来たのに、アルフレッドとの深いつながりを貪欲に求めた。もっと、獣のように。深く、長く、いつまでも交わっていたかった。
「まだ飲んじゃだめって言ったのに。ねえ、菊。どうして飲んじゃったの?」
「あっ、あっ、ひっ・・・アルフレッドさんのっ、ふ、太くてっ、あっ、ヒアっ、ああああっ・・・!」
「ほら、声が聞こえちゃうから、だから言ったのに。いいの?みんなに聞こえちゃうよ?菊のエッチな声、みんなのおかずにされちゃうよ?」
「アッ、ア、ヒッ・・・長っ、まっ、まだっ・・・・・・ン、あっ、お、奥っ、おくっ・・・!」
「しらない、からっ・・・!」
「アーッ!!」