「ゆみの言う通り、疲れてる。私は好きな人の前では格好つけていたい子供だから」
「福路さん、か?」
「ええ。あの子は、私の中で同士になんてなり得ない」
「やっぱりそうか」
「ゆみに出来ることがあの子には出来ない。軽口を叩くことも、何気なく微笑みかけることも」
「つまり不器用だってことだろ?」
「そうね」
しゃくだけど、確かにゆみの言う通り。
私は不器用だ。
「本当は怖くてたまらない」
「全国大会の重圧から逃げ出してしまいたくなる」
福路さんに向ってはそんな風に弱音を吐くことが出来ない。
本当は彼女に色々なことを相談したい、頼りたい。
それだけじゃなく、インターミドルのことを覚えているか聞きたいのに……。
でも、私はやっぱり見栄っ張りで、好きな子の前ではなんとやら。
「あなたのところのキャプテンはいいわよね〜」
「料理が上手くて、気がきいて、麻雀も上手くて」
そうやって風に軽口を叩くことは出来ても、
「福路さんは私のことを覚えている?」
その一言が言い出せない。
(人を好きになることって私にとっては結構難しいのよね)
なんて思いつつ溜息を吐いたら、
「応援するぞ?」
横からゆみに言われて可笑しくなった。
「ありがとう。でもいいの。きっと忘れてるしね……」
「忘れてる?」
「こっちの話よ」
(そう、こっちの話)
つまり、私は福路さんが好きってこと。
それでいいでしょ?
おしまい てはては ノシ
ようやく今週号みた
キャプテンちからもちw
やめたまへキミタチ
キャプテンが嬉しそうだと俺も嬉しい
部長が1歩前に出てリードしてるところや
キャプテンの上目遣いが良いね
改めて思った、部キャプの真髄は身長差にあると
何だこの破壊力抜群の画像は…
持ち方もヤバいが目ェ開いてるのがヤバい
このコマは美穂子さんの左手がポインツなのに…ッ!
きっと代々木公園で二人してくつろぎながらサンマルクのサンドイッチをほおばるんだろうなー
皆イチャイチャしているから部キャプの二人もすっかり開放的な気分になってイチャイチャ
…なんていい街なんだ、東京
>>958 見るからに別に二人で持たなきゃならんほど重そうな荷物でもないのに…
なんという夫婦…!
>>961 左手どうなってるんだ?
キャピルンな感じで外に90度沿ってます
>
>>961部長との代々木公園ピクニックデート用の特製サンドイッチの入ったランチボックスが握られています
みんなカップル持ちに目が行ってるから別の所に触れてみると…
キャプテンがネックレスしてるのが意外。
中学〜高2まで友達いなかったって言ってるし、アクセサリーなんて買いに行く機会は無かったとみて良いかも知れない。
そこを考えると、これは県予選終了〜現在までのいずれかのコマ間に部長が買ってあげた物(若しくは選んであげた物)とも取れるわけだ。
部長もブレス巻いてるし、センスが良いんだろう。
トップの部分はサファイア…は流石に無理だろうけど、青色の何か
なぁんて妄想してみたり
まじだ、今気づいたぞネックレス
あらわる天才
部長マグカップと美穂子さん人形で興奮する人って…
アリですね
アニメ公式部キャプ抱き枕まだー?
>>958 そこ特定されてたね
小田急線の代々木八幡駅から代々木公園の方に抜ける踏切
あのあたりって有名なパン屋あるんだろうか
あそこらへんからだったら新宿伊勢丹のメゾンカイザーが好きかな
まこちんはアンデルセンて言うだろうけど
キャプテンおめかししてますね
キャプテンおかしてきますね
上埜さんったら直接的すぎます///
祝部キャプちゃん総集編入稿
キャプテンのおっぱいは部長のためにありますか
それともみさちゃんのためにありますか
右のおっぱいは部長に
左のおっぱいはみさちゃんに
母乳あげる度に喘ぐキャプテン
素敵ですね
いい家庭が築けそうです
さほちゃんが生まれて、おっぱい独占されちゃったもんだからぷんぷんの上埜さん
みさちゃんとさほちゃんのssをずっと構想しているのだが、
そのまま久と美穂子の関係を反復するべきか
敢えて逆転していくべきか頭を悩ませている。
>>980じゃないけど、
>>965の設定でSS書いてみようと思って立てといた。こっちの埋めに使うか、新スレに張るべきか
ttp://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1277537254/l50 >>981 部キャプの子供達のSSってこんな感じか
「みさちゃーん、3面張捨てて地獄単騎ってどうなの?」
「その『有り得ない』がそのまま私のアドヴァンテージになるから良いの!」
「あらあら」
「みさは久に似ましたね」
「視点移動と理牌の癖から、みさちゃんの牌は端を除いて萬子。ママの悪待ちに対してドラのヤオ九牌が切れなくて困ってるのね…大丈夫、道を作ってあげる」
「ドラが…通る…!」
「まぁ…」
「さほは美穂子に似たわねぇ〜」
これで家族麻雀でお年玉取られるとかだったら、別居フラグだから危険か。ただ…
「あっついわねぇ…」
「ママーいつも言ってるでしょ、パンツ一丁でうろつかないで、って」
「お母さんもママに何か言ってあげてよ!」
「久…その、みさとさほが見てるんだし…ね」
これくらいはありそうだから困る。
んーじゃあ投下してみるわ。見直し&手直しの時間無かったら間違いあるかも知れないし、読みにくいかも。脳内補完&広い心で頼む
ほんの少し目を離した間の出来事だった。
「あれ?美穂子は?」
「さぁ?さっきまでそこにおったはずじゃがのぉ……」
しまった!と思う。「明日の為の買い出しを和と咲に頼みましょうか」なんて、まこと話していたら、彼女――以前、他校の為にお弁当を作っていたような人だ――ならどう動くか。
流石にそれは申し訳無い気がする。
名残惜しいが、クローゼットに掛かっている制服への想いを断ち切って、急ぎ着替えて部屋を飛び出した。
県予選が終わってから、美穂子と話す機会は合宿を含めて幾度かあった。そんな中で気になったのが、部のトップでありながら、雑用を全て引き受けている、という事実。
「キャプテンだからこそ、ですよ」
と彼女は微笑った。
「キャプテンである以上、周りの人達の能力を引き出す義務があります。その為に少しでも学び、伸ばして欲しいから」
私の性分でもありますけど、とのこと。
正反対なのだと思う。最も弱いとされる男子部員に毎度雑用を頼んでいる自分からすれば有り得ないことだ(強弱よりも「男子部員であるが故」という理由も強いが)
麻雀の打ち方に対しても、正反対の方法を取る。同じ配牌であっても自分は他者を降ろす事を考える。美穂子は状況次第では他者の利用を考える。
後輩を伸ばす事に対しても、勝つ事に対しても……。ゴールは同じだが、手段は全くの逆なのだ。
策謀好きで意地悪な竹井久に対し、素直で優しい福路美穂子……やはり正反対なのだろう。
だからこそ興味を持った。最初は、そういう事も取り入れようと考えての自分と部員の向上の為だったと思う。気が付けば好きになっていた、だなんて口が裂けても言えない。あまりにも格好悪過ぎる。
真逆の存在に惹かれるだなんて、S極の気持ちを知るが如しだ。
「良かった……追い付いて…」
それなりに急いだつもりだったが、既に買い物を終えていた辺り手際が良い。普段から買い出しを引き受けていることもあって慣れているのだろう。
「久さん……?」
「ほら、合宿の時もそうだったけど、他校のことも貴女に任せっきりじゃ格好悪いじゃない」
だから少しは格好付けさせて欲しい。好きな人の前では尚更だ。
「わざわざ来なくても良かったのですが……」
失礼とも取れる台詞だが、怒りも感情の揺らぎすらも感じなかった。ある種予想していた答だったから。寧ろ、それに続いた言葉の方が衝撃的だった。
「あ、ごめんなさい。折角、来てくださったのに失礼なこと言っちゃって……でも清澄の皆さんは私達の代表ですから……だから少しでも明日の為を思ってください」
考えてもみなかったことだ。勝者の立場からは絶対に気付かない現実。確かに私達は彼女達を蹴落とした上で、今この場にいる。
彼女の希望を打ち砕いて自身の希望を叶えた結果が清澄の全国出場でもある。もっとも「皆、仲良く全国出場しようね」というわけにはいかないが。
「そうね……最善を尽くすわ。貴女の為にも」
この勝利、貴女に捧げましょう。なんてキザったらしいが間違いではないだろう。そんな風に考えて闘うのも悪くない。
「で、貴女自身のことは?」
「え?」
「個人戦の代表、風越の皆の気持ちもあるけど、貴女自身のこと。貴女が麻雀を楽しむこと、貴女自身の為の結果」
性分でもあると言っていたし、彼女の言っていることは間違いではない。
しかし、何事にも一人で背負い過ぎではないか。
「偉そうな物言いだけど、貴女は少しわがままになった方が良いんじゃない?」
恐らく……「共に歩く」人がいなかったからだろう。彼女にとって部員は妹や娘だったから。コーチと言うのもまた違う存在だから。同級生もいたかも知れないが、校内ランキング等諸々の事情で口を挟む事や行動に移す事は許されない環境だから。
結果として、一人で全てを背負う形になってしまう。美穂子には共に歩く人が必要だ。それが自分であれば嬉しいと思うが、望み過ぎかも知れない。
軽い物ではあるが、この買い物袋だってそうだ。他人の為の物を彼女が持つ義務がどこにあると言うのか。
「わがままに……ですか……」
「そ。だから買い物袋なんてさっさと私に押しつけちゃえば良いのよ。元々、私達が使う物だしね」
金銭の事は長くなりそうだから、後に回そう。どうやって買い物袋を奪い取ろう、と考えてた。が、別の選択肢も悪くない。
「ですが、これは私が勝手に突っ走しった物だし」
「だったら、こうすれば良いじゃない。ほらね、これでおあいこでしょう?」
袋の持ち手の片側を強引にさらってみせ、俗に言うカップル持ちの形を取った。やってみると意外と恥ずかしい。顔に感情を出さないのは意外と大変な作業だ。
「わがままになれ、だなんて言ってくれた人は初めてです」
ゆっくりと美穂子の右目が開く。そのことに初めて触れたのも私だったらしい。
「久はいつも、私にとって大事な『初めて』をくれるのですね」
急に体中が熱病に襲われたような感覚に陥った。嫌な感じはしないが、ぼぅ……と焦点が定まらなくなるような重さと全身を掻き毟りたくなるような熱さ。
どう反応すれば良いのだろう。言いたい事は分かる……が……単体で聞けば……何というか……エロい。色気漂うとか官能的とかと言うよりエロティック、という方がしっくり来る。無自覚は恐ろしい凶器だ。
美穂子が恥ずかし気もなく言ったせいでこっちが余計に恥ずかしい。
「へ、へんないいかたしないでよ」
片言だがこれで精一杯だった。
しかし、花の東京とはよくいったものだ。長野では中心地に行っても、こんなに露店は並んでいない。
そんな中で私の目を引いた物は素敵な青色だった。まるで、今日の空模様を溶かして固めたようなターコイズ。サファイアだったら、先の事も合わせて、ホストクラブNo.1も相手にならない程に決まっているだろう。女子高生の懐にはサファイアは厳しいか。
「ねぇ、おじさん。私達、明日東京を出るの。旅行の記念ってことで、少し負けてくれないかなー?」
「ひ、ひさ……!」
良いから私に任せておきなさい、と目で合図を送る。
「仕方ねぇなぁ。嬢ちゃん達可愛いから、特別に3割引にしといてやるよ」
「やった、美穂子が可愛いから得しちゃった。優しいおじさんもありがと」
「あの……何だかすみません……」
「はは、良いってことよ。それよりカップル持ちの上にそんな話してちゃ御友達ってより恋人か夫婦に見えるな」
ガクンと袋の重みが増した。チラリと見てみると頬が赤い。日焼けや角度の問題では無いと思う。
「はい、遅くなったけど、個人戦優勝のお祝い」
空いた左手で美穂子の首に掛けてあげた。誰かにあげることもまた、物を買う楽しみの一つである。
「で、でも……そんな……何だか……悪いですし」
「それに貴女は県で一番の打ち手でしょう?簡単に負けられちゃ困るのよ」
知ってる?ターコイズって困難に勝って願望を成就するって意味があるのよ。
なんて言ってみたり。好きな娘だからあげた、なんて言えない。絶対に言ってあげない。そんな事言うのは私らしくない。
これが私なりの好きな娘への接し方だから。
――貴女にサファイアの指輪を贈るのはまたいずれ、ね
(了)
補足として、ネックレストップとキャプテンの右目の色が一致してない=ネックレストップは水色(空色)かなぁ、と。
後、ターコイズってのは模造品とかメッキ的な物が多く安いのはそれ。純粋なターコイズは高いらしい。
おまけ
「何で美穂子は分かってくれないの!根本的に間違ってるわ!」
「いいえ!おかしいのは久さんの方です!今回ばかりは譲りません!」
日常に潜む悪夢……恋人を引き裂く悲劇……。喧嘩っ……!否……戦争っ……!
「何があったのだ?」
「おぉ、あんたは鶴賀の……。止めてくれんかのぉ……さっきからずっとあの調子じゃ……」
「あの二人は正反対だからこそ、擦れ違いの一つも起きるものさ。雨降って地固まるとも言う。我々は見(けん)に回ろうではないか」
「何で、きのこの山を買ってないのよ!」
「たけのこの里の方が美味しいじゃないですか!」
「須賀君には、きのこの山しか頼んでなかったけど、清澄の皆は文句一つ言わず食べてたわ!」
「華奈達は私が買ってきた、たけのこ里を美味しいって食べてましたけど!?」
立ち上がる加治木……戦いの終わりを祈る染谷……
「美穂子が正しいっ……!」
が、駄目っ……!鎮火成らずっ……!
「ゆみさんっ……!」
「ゆみっ……!?」
「たけのこの里は至高のお菓子だ。今まで話した事も無いが桃も……」
「先輩は間違ってるっす!きのこの山は究極のお菓子っすよ!」
連鎖……止まらない連鎖っ……!争いは新たな火種を蒔き、更に拡大っ……!至高と究極の闘争っ……!戦いは遂に最終局面へっ……!
「ほら、見なさい!」
「2対2じゃないですか!」
「桃、考え直せ!今ならまだ間に合う!」
「先輩こそ、どうしちゃったんっすか!?おかしいっすよ!」
終結の鍵は、別角度からの一撃……。
「あ、小枝だ。和ちゃん一緒食べようよ」
「はい」
「「「「…………」」」」
「ワハハ、チョコパイいただくぞー」
「智美ちゃん駄目だよ、これは清澄の人達の物だよ…」
「「「「…………」」」」
「ポッキーウマー」
「コアラのマーチはねぇのか!」
「はじめ!至急、アルフォートを箱で注文しなさい!」
「……何だか、馬鹿らしくなってきたわ……」
「そうですね……」
「そうだな……」
「そうっすね……」
「たけのこの里、食べてみるわ」
「今度はきのこの山を買ってきます」
〜〜〜〜〜〜〜
X年後・某所スーパーにて
「みさ、さほ。ママときのこの山を食べ……」
「みさ、さほ。お母さんとたけのこの里を食べ……」
「「ぐぬぬぬぬぬぬ」」
「みさ、すぎのこ村が良いなぁ」
「さほはきこりの切り株が食べたい」
「「…………」」
喧嘩→仲直りを書きたかったが、流石に選んだ喧嘩の内容が無謀過ぎた…。
何気に↑の続き。そんな自分はREGA派
石投げないで…
ターコイズは偽物っていうか、色の薄い原石に人工的に着色したものが多いんだったかな
キャプテンは下級生に慕われてるけど、同学年の弓野さんや上級生とはどんな感じだったんだろうな
石はなげないけど
なげええ
マグカップの形がwww
み〜さみーさみさ部キャプの子
↓次スレ頼んだ。
いつの間にかってちょっと上見れば次スレ誘導まで掛けて立ててあるだろ…
こういう馬鹿が重複立てるんだろうな
カナちゃん埋めるし
埋めるし
/: : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : ヾ: : : : : l
<: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :、 : :ヽ : : l
\: : : /: : : : : : ;、´ : : : : : : : ハ: : : } : : : :ヽ|
\/: : : : : : /`、、: : / '、:!、l j/l丿ヽ: : : : ヽ
/ ̄ ̄ ̄\ /: : : : : : /、、: :,ヽ' ,ヽ : : : ヽ. .
お .1 | /: : : : : /: : : >' `¨ ‐-.、 r ´ ヽ: : : :ヽ |. |
い 埋 .0 |./: :_:_: : : ,' : : :/ _,,===、、ヽ ,,r''=テ、 l:|: :ヽ: : ',
て め .0 >//: : /: :.// {{.r'::::::l:l゙` "r':::j:j ' .l !}: :|.ヽ: :;
や な ..0 |//: : : :/: /: :.〈t、 `ゝニノ ゝ=" j:j/:ノ !:.;'
る い..は ..|//l l/;': :/: :ィ: :`ー、 、、、 ヽ ``` /:/=-.':;"ノ
! で |/ .j/ .{: !|:/ .!: ;イ:; :ゝ. 、v-'‐ァ ノイ  ̄
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