29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
唯「あうあー!あうー!」
ミチミチミチッ!!
澪「うっ……臭い……」
梓「……」
律「さー、おむつ替えような……」
唯「あうー♪」
ブビッ、ブビッビビビビ!!
唯「あうー♪」
律「うっ……おぇーっ!」ビシャッ
澪「いい加減にしろ!ぶっ殺してやる!」
唯「あう!?」
グサッ
唯「おぎゃー!(^p^)」
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 21:16:10 ID:zQn1OyJK
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/::::::::ミxイ::::::::::ヽ
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. ^レ::|::/、 q }/:N ちしょう♪ちしょう♪
`ー7^内⌒Y^′
♪ に圦 ̄ jヽ
|_8 ̄[,」ノ〉
. ‘ァ元ーと
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 21:27:45 ID:zQn1OyJK
憂「お姉ちゃん、朝だよ!起きて」
唯「う〜ん…」
憂「ほら、早く起きないと養護学校のバスに遅れちゃうよ!」
唯「うー、学校やだ!」
憂「ダメだよ!ちゃんと学校行かないと」
唯「やーだ!!のどたたんと同じ学校じゃなきゃやだ!」
憂「そんなこと無理でしょ!お姉ちゃんには普通の学校は入れないの分かっているでしょ!」
「それに養護学校にお友達もいるんだし」
唯「やだ!のどたたんと同じがいい!!」
憂「気持ちは分かるけど、お姉ちゃんは和さんと同じ学校は行かれないの」
「だから早く起きて。朝ご飯はお姉ちゃんの好きな卵焼きだよ」
唯「うん!唯起きる」
憂(卵焼きで喜ぶお姉ちゃん、無邪気でかわいいなあ〜)
唯「うーいの卵焼きはおいしいよ(^p^)」モグモグ
憂「ありがとう。お姉ちゃんにそう言われると本当に嬉しいよ」
お姉ちゃん可愛い・・・ぼーと見とれていたいが、そうはさせてくれない。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 21:29:07 ID:zQn1OyJK
唯は箸どころかスプーンやフォークも満足に扱えないから、折角の料理も床やテーブルにこぼれたり、唯の顔や体にくっついてしまう。
憂は直ぐに現実に引き戻され、それらを拾わなくてはならない。
ブブブー
突然大きな音が鳴った。そして直ぐに悪臭が漂ってきた。
唯は食事中にうんちを漏らしてしまったのだ。
唯「……」
憂「お姉ちゃん!また漏らしたでしょー!!食事の時は止めてよねー!」
憂は思わず声を荒げてしまった。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 21:31:12 ID:zQn1OyJK
唯は一瞬ビクッとしたが、すぐにまた朝食を食べ始めた。
むしろ、溜まっていた物を排泄して気持ちがよくなったせいか、食欲が増して食べるスピードが速くなった。
まるで、獣がようやくありつけたエサをがっつくような食べっぷりだ。
モグモグ、ぺチャグチャ
汚い、汚すぎる。
幾ら池沼でも、これが高校生の食べ方であろうか?
憂も獣のような姉の姿に我慢できず、ついに切れた!
憂「ふざけないで!!」
パシーン、パシーン
憂は思いっきり唯を殴った。
憂の怒りは収まらず、手元にあった小瓶を唯に投げつけた。
唯「うわーん、うわーん。痛いよー、ヒック、うわーーん」
「うーいがぶった、うーいが怒ったよー」
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 21:33:41 ID:zQn1OyJK
唯は、耳をつんざく様な大声を出して泣きわめく。
我に返った憂は、また愛する姉に手を挙げてしまった自分に対し、激しく自責の念を感じた。
憂「どうして?どうして私はお姉ちゃんのことを分かってあげられないのだろう…」
池沼な姉が人の言うことが出来ないことは十分分かっている筈なのに、
「なんでこんな簡単なことが出来ないの?」
という、歯がゆい思いが言動に現れてしまう。
愛するが故に怒るのだが、姉には全く通じない。
憂(私、どうしたらいいんだろう……?)
流石の憂もかなり落ち込んでしまった。
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 21:36:07 ID:zQn1OyJK
憂「ねえ、お姉ちゃん、私どうしたらいいんだろう?」
「お姉ちゃんが出来ないことを分かっていながら、怒るなんて最低だよね」
憂はポロポロと涙を流す。
池沼な姉を愛するが故の苦悩である。
しかし、唯にはなんで怒った方の憂が泣いているのか理解できなかった。
唯「うーい、私が悪いのに、なんで泣いてるの?」
憂「ごめんね、お姉ちゃん。お姉ちゃんは悪く無いよ。悪いのは私なんだよ」
唯「なんで?だって、私またうんち漏らしちゃったんだよ。悪いんだよね」
憂「悪く無いよ。お姉ちゃんはおむつしているから、うんちしたって悪く無いんだよ。」 「それなのに、私はお姉ちゃんのことを怒ったりして…」
憂の涙は止まらない。
唯は自分の思うように排泄が出来ないから、15歳になる今でもおむつをしている。
それを怒るのは、おむつをした赤ちゃんがうんちをして怒っているような物だ。
出来ないことを要求するのは酷だ。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 21:38:26 ID:zQn1OyJK
しかし、理屈では分かっていても、憂は姉が一刻も早くおむつが取れるようにトイレの習慣を教え続けているため、全然進歩のない姉に苛立ちを感じているのも無理は無い。
でも、こんなことで悩んではいられない。
姉の面倒は自分が見ると長期出張する両親に約束した手前、ここで挫折するわけにはいかない。
憂自身が望んだ姉と2人のみの生活である。
初心を思い出し、憂は次の行動に移った。
憂「さあお姉ちゃん、おむつ取り替えてサッパリしようね」
唯「うん。うーいが泣くの止めて嬉しいよ」
憂「お姉ちゃんは優しいんだね…」(また少しホロリと目頭が熱くなる)
憂は慣れた手つきで、姉のおむつを交換する。
憂「お姉ちゃん、新しいおむつだよ。綺麗になったよ」
「あ、いけない!もうこんな時間!急がないとバスに送れちゃう」
唯「もう行くの?ごはんまだ残っているよ」
憂「もう時間が無いから、残りはお昼のお弁当で食べられるよ」
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 21:40:42 ID:zQn1OyJK
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