【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その119

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1Haruhi
アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の超ヒロインにしてSOS団団長! あたし涼宮ハルヒについて語りあうスレよ!
じゃんじゃん語りなさい! 過疎になんかさせたら許さないんだからねっ!
ただし【荒し】【荒しに反応する人】はダメ! もし見かけたら生暖かく見守るとよいでしょう。
SS、あたしとキョンのカップリングネタは、名前欄に「SS」「ハルキョン」と書くように…。
あたしが恥ずかし……くは別にないけど、部室のPCのNGワードに入れといてあげるから。

次スレは960が立てること。スレの進み具合によってはスレ立てが早まることもありうるから、臨機応変に対応しなさいよ!

前スレ
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その118
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1253547520/

ハルヒスレSSまとめ Wiki
http://wikiwiki.jp/haruhi/
2Kyon:2009/10/12(月) 13:10:40 ID:weBHRl37
やれやれ……皆聞いてくれ、団長命令だ。
最近、荒らしのような発言をする奴が目立つが、そういうのはまず下記リンク先に目を通せとのことらしい。
それが出来ない奴は王様で団長なハルヒのスルー対象にされちまうので、気をつけるように。

【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/ (PC用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/comic/3935/ (携帯用)


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\;:;:,\へ!  ヽ;:;.`、、      l ̄ ヽj ,イ.!='' /;/ヽ、 /  〈_/i        じゃないとあたしを語らせてあげない
  ヽ;:;:;.,\   ヽ;::;:ヽミ'''ー- ,,,._`ー_'',/.//  /:'   )^''、  `ヾf゙〉     あたしが王様なんだから
   ヽ;:;:,<¨ヽ、  ヽー-≧ニェェ‐-=,,_ //   '  // i  `''、ー-'       王様の言うことは絶対っっなんだからねっ♪
3Haruhi:2009/10/12(月) 13:11:20 ID:weBHRl37
SSやAAを投下する前に注意!

投下が複数レスにまたがる事が確実な場合は別のテキストファイルに纏めておいた方が無難かしら。
その場合、分割数が予め解っている場合は、名前欄に書いたタイトルの後に分数表記しておくとみんなも安心だと思うわ。

1行の最大文字数は全角で125文字、1レスの最大行数は60行ってことになってるから気をつけなさいよ。
また、1レスの最大書き込み容量は4096バイト、つまり全角換算にして2048文字分ってわけなの。
でも改行コードがただのテキストファイル場合の2バイトと違って6バイトってことには要注意なんだからね。
専用ブラウザの中には書き込み容量計算をしてくれるものもあるから、それを利用するのもアリかもね。

まあ、別に1レス/1行ににギリギリまで詰め込むような必要は全然ないとあたしは思うんだけど。
でも一応レス数を無駄にしないって意味では頭のどこかで意識してくれた方が嬉しいわね。
ちなみに1行全角60文字ぐらいに収めるようにしてる職人さんもいるみたいだし、要は読み手のことを考えてあげてよね。

あと、スレの容量には一応気を配っておいた方がなにかと角が立つことはないと思うけど、あまり神経質になって萎縮する必要なんかは全然ないからそこのところよろしくね。

まだなにかあったかしら?
え、なによキョン、大事なことを忘れてるって?

このスレではメール欄に半角で「sage」と入れる事、良いわね?
うっかりageちゃったりしたら、暇を持て余した荒らしやアンチが来るって言うから気を付けなさいっ!

…………。ねえ、キョン。何でこんなこと言わないといけないのよ。あたりまえじゃないの。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 13:13:16 ID:weBHRl37
 ○  >>1 もうお前に用はない
 く|)へ
  〉   ヽ○ノ
 ̄ ̄7  ヘ/
  /   ノ
  |
 /
 |

5名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 13:27:02 ID:EWnsqpG5
>>1乙であります
6名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 14:15:00 ID:BkrLjo42
>>1乙でしょうな
7名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 14:15:38 ID:mWhn8RD0
ハルヒいらないからさっさと転校してもらってよ
8名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 16:23:03 ID:bvB5LqHH
>>1乙するわ。だってその方が面白そうじゃない!」
9名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 16:29:05 ID:5lyVz2yi
そういうお前は>>1乙だ!
10名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 16:42:33 ID:pS/rmVMV
>>1乙でしょでしょ♪
11名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 17:36:44 ID:JEpGRCjA
なんてこった、俺は>>1乙に会いたかった。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 19:22:03 ID:JhqGi8V0
まあハルヒと>>1乙してからでも遅くないだろう?
13名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 20:29:07 ID:UlAvecNT
新スレは新スレらしく>>1乙じみたことをしなければならないの!
14名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 21:25:56 ID:jIIlfe/+
>>1乙!
15名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 22:03:46 ID:XOXMiABW
>>1乙ぅ!

前スレラストの流れ
985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 20:19:41 ID:BkrLjo42

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 20:21:45 ID:O8uqNozw

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 20:23:03 ID:wR1JmkPy

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 20:29:51 ID:UlAvecNT

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 20:31:05 ID:JhqGi8V0

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 20:39:38 ID:n90uw4yp

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 20:50:14 ID:0rIQK4oH

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 20:58:05 ID:JEpGRCjA

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 21:09:50 ID:jZcKqabt

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 21:11:12 ID:ETekws5l

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 21:14:02 ID:1xg8Cq0a
(゚д゚)ウマー

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 21:24:25 ID:jIIlfe/+

997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 21:25:06 ID:O8uqNozw

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 21:30:04 ID:pS/rmVMV


999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 21:31:01 ID:wLhNeJaS




1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 21:31:56 ID:bvB5LqHH





すき焼きハルビクッパ・・・・・・じゅるり(ry
涼を取るハルヒとキョン・・・・・・もう今の季節なら十分涼しくないか?

あと、これは俺の推測だが、995はキョンだったと思ふ。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 22:25:18 ID:wLhNeJaS
涼をとりながらハルヒとカルビクッパを食ってると!
おのれキョンめ! 実況せんか!
17名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 22:38:56 ID:+Ka09Dkk
最近の良作SSを教えてー
SS読みたいよ〜
18名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/12(月) 23:08:18 ID:gXKcwhZ3
異年齢シリーズはあえて外すと、前スレの「終電車」はしんみりハルキョンでわりとよかった。
恋人たちが通る道って感じで。
19SS:『すきやきハルビクッパ』の謎:2009/10/13(火) 00:00:00 ID:weBHRl37
「朝比奈さん」
「はい。キョンくん、なんでしょうか?」
「『すきやきハルビクッパ』って何のことか知ってますか? もしよろしければ教えて――」
 思いっきり殴られた。
 朝比奈さんに。グーで。
 俺の放った質問にキョトンとした朝比奈さんは、みるみるうちに赤くなり、次に涙を目に溜めて、それで緩やかで見事なモーションでもって左アッパーカットを俺の顎の先端にに炸裂させ、
「……ほにゃっ」
 羊の泣き声のような声を漏らして駆け去った。

 ………
 ……
 …

「……というわけなんだが、長門。お前は『すきやきハルビクッパ』ってのが何なのか知ってるはずだ。俺に教えてくれないか?」
「…………」
 長門?
「えっち」
 長門はポツリと言い、俺がそれ以上尋ねても読書中のハードカバーに目を落としたままだった。何度訊いても無言だった。ちょっと面白くなかった俺は、しばらく長門の正面でハレ晴れダンスを踊ったが、ガン無視だったので悲しくなって止めた。


 仕方なく部室を出ると、古泉が何か訊いて欲しそうな顔をしていたので、とりあえず無視することにした。
「ちょ、ちょっと待ってください。いくらなんでもそれは酷い仕打ちではありませんか?」
 うるさい、黙れ。
「おやおや、仕方ありませんね。それではヒントです。涼宮さんに直接訊いてみるというのは如何でしょうか? では、僕はこの辺で失礼します。マッガーレ↓」

 ………
 ……
 …

「で、なによキョン、あたしに訊きたい事って」
 ハルヒは露骨に面倒くさそうな様子で俺を睨み付けた。朝比奈さんや長門の反応のこともあるし、これはもう、生きて帰るのは諦めた方がいいかも知れんね。
「いや、大したことじゃないんだが……『すきやきハルビクッパ』って、一体何なんだ?」
「えっ? や、やだキョン、ちょっと……」
「頼むハルヒ、俺に教えてくれ!」
 しばらくの間、ハルヒは俯いて沈黙していたが、やがて、
「ホントに、あたしでいいの?」
 へっ?
「あたしなんかでいいの、キョン?」
 なんかよく解らんが、俺はお前に頼んでるんだ。
「そう……まあいいわ」
 ハルヒはそう言って潤んだ瞳で俺を見上げると、突然セーラー服のリボンを解き始め、
(省略されました・・全てを読むには『すきやきハルビクッパ』を調理して画像掲示板にうpしてください)
20名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 00:05:46 ID:5spet4G1
長門「汎用わっふるデコーダー、起動」
21名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 00:08:03 ID:sfZdLVeh
部室に来るや否やマグロ漁のバイトを皆に持ちかけるハルヒ
22名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 00:21:57 ID:w/UUCpJN
>>1乙!

>>19
仕事はえぇ!
すきやきハルビクッパ、煮込むのに時間かかるんだぜ。
ていうか投下時間すごい!!
23名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 00:33:07 ID:iMq1Xsgh
>投稿日:2009/10/13(火) 00:00:00
すげwwwwww
そして謎が解けねーwww
24名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 00:44:06 ID:Nn3caTeN
>>18
読みました。
確かに「終電車」は良作ですわ、他にも「時をかける少女」とか本気で凄いと思いました。

他に良作はありますか?
又はこれはちょっとみたいなSSも知りたいです。
25名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 02:30:30 ID:XRwC6mzH
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
26名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 02:37:17 ID:jSwWmmTh
後ろから>>1乙と囁くんですよ!

>>19
埋めネタ吹いたw
27名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 07:21:32 ID:Nn3caTeN
「キョン、迎えに来たわよさっさと起きて一緒に学校行くわよ」
「ハルヒがキスしてくれたら起きる〜」
「バカ・・」
28名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 10:24:17 ID:jSwWmmTh
「何回させるのよ……!」
29名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 13:14:39 ID:dSnFa/SM
「岬めぐり」を聴いたら妙な感覚に襲われて、凄い勢いでキョンを岬めぐりのバスツアーに誘うハルヒ
30名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 14:48:26 ID:rdJeK7aC
古泉「丁度僕の親戚の友人が〜」
31名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 16:49:21 ID:TzLBmxYR
運転手に新川さん、バスガイドに森さんいるのか
32名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 16:57:58 ID:W3ug+tTS
なぜか岬でタイタニックごっこする二人の姿が見えて思わず吹いたw
なにこの電波
33名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 18:44:05 ID:1vZ9O8BF
ハ「えんだぁぁぁぁぁぁぁいやぁぁぁ」
キ「まて、それじゃない。」
34名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 19:01:09 ID:tgHm5DnD
ハルヒの声が何故か、こなたで再生された
35名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 19:03:05 ID:rdJeK7aC
ターミネーター吹いた
36SS:銀河の中心で愛を叫ぶ(1/4):2009/10/13(火) 19:30:28 ID:5spet4G1
ハルヒ:大声コンテストに出るわよ!
キョン:また、はじまった。いいか、ハルヒ、おまえはいつもいつも、思いつきで話を持っ
てくるが……
ハルヒ:なによ、何ヶ月も前から根回しして、その上みんなのハンコをもらわなきゃなら
ないわけ? どこの役所よ!?官僚制よ!? 特別な準備も特訓も要らない、体ひとつあ
れば参加できる企画なのに、そんなのナンセンスでしょう! うちみたいな小規模組織は、
意思決定の迅速さと機動力が売りなの! さあ、わかったら、早速出かけるわよ!
キョン:今から?
ハルヒ:エントリーは5人ともすでにしてあるわ。もちろん、個人および団体の両方で優
勝を狙うから、そのつもりでね。さあ、気合いれていくわよ!!

キョン:しかし、ハルヒ。準備が要らない、体一つでOK、というのはそのとおりだが、
うちが得意とする種目とは思えんぞ。
ハルヒ:どうしてよ?
キョン:おまえの大声については何もいわん。勝手に個人優勝を狙ってくれ。だが、他の
メンバーを見ろ。長門……については、言うことはないな。世界がどれだけ変わろうとも、
あいつだけは大きな声を出すことはありえん。古泉も、ひとの耳元でぼそぼそ喋る方が、
得意というか好きらしいし、朝比奈さんに至っては……なんだ、そのお盆とティーセット
は?
ハルヒ:あんたの観察力のなさには、ほとほとあきれ返るわね。いかに仲間を通りいっぺ
んにしか見てない証拠ね。みくるちゃんはもちろん、うちの切り札よ。あの娘が毎日のよ
うに大きな声を出しているのを、あんた見てないの? それこそ、あんたのかけなしの注
意力が、あの大きな胸に吸い取られてる動かぬ証拠よ、このチチキョン!
キョン:朝比奈さんが、大声だ?
ハルヒ:まだわからないようだから、実演してあげるわ。みくるちゃん、こっち来て!
みくる:はーい。
ハルヒ:はい、これもって。
みくる:お盆ですか? こ、これ、結構重いです。う、う、ふあああわあ!
長門:85デシベル。
キョン:今さら驚かんが、長門、計れるのか?
長門:とても正確に。
ハルヒ:わかった? どじっ子メイドといえども、自分の仕事にプライドを持っているの! 
お茶汲みは彼女の基幹事業よ! 命の次に大事なお盆にティーカップなのよ! どれが自
分のドジとはいえ、空中にふっとばしたりなんかしたら、魂の底からドウコクするのも当
然よ!! みくるちゃん、本番も、この作戦でいくからね。
みくる:わ、わかりました。でも、すこし、痛いです。
キョン:ドジで転んだんじゃなくて、今のはおまえの足払いだろ。
ハルヒ:さすがのみくるちゃんも、何もないところで、さあ今から転ぶのよ、と指示した
りなんかしたら、本来の彼女の実力は発揮できないわ。みくるの武器は「ええ、そんな!
という驚愕と「ああ、ごめんなさい!」という悔恨の叫びなのよ! ちょっとした誘い水
は必要よね。
キョン:バカ。大会じゃ何回叫ぶのか知らんが、すでに朝比奈さんはおまえの足払いを学
習してる。そんなに驚愕するわけがないだろ。
ハルヒ:あ、あんたに分かりやすく説明するためにやったのに、そういうことを言う訳?
キョン:大声なら、ハルヒ、おまえの独壇場だ。5人分、ひとりで叫んで、個人と団体の
優勝をさらって来い。
ハルヒ:ちょっと待ちなさい。あんたは何するの?
キョン:観客席の後の方で、心を込めて応援してやる。
ハルヒ:どこの雑用係が団長が汗水流して頑張ってるのに、高みの見物を決めこむの? 
あんたも出るの! いいえ、他はどうあれ、あんただけは出場させないことには腹の虫が
おさまらないわ!!
キョン:俺は、本来、静寂を愛する、物静かな人間なんだ。
古泉:まあまあ。今の、お二人の「言い争い」は、なかなかのものでしたよ。そして我々
にとっては、日頃目にしている日常的光景でもありますが。
キョン:何が言いたいんだ、古泉?
古泉:大声コンテストに涼宮さんが出れれば入賞は確実でしょう。そして日頃、涼宮さん
と対等に叫び合っているあなたも、なかなかの大声の持ち主と、ぼくには思われるのです
が。
みくる:わ、わたしも、そう思います。
長門:同意。
37SS:銀河の中心で愛を叫ぶ(2/4):2009/10/13(火) 19:31:31 ID:5spet4G1
ハルヒ:決まったわね、キョン。これだけの追い風があるのに、あんた、まさか逃げたり
はしないわよね?
キョン:何が追い風だ


ハルヒ:キョンのあほんだらー!!!
長門:102デシベル。
キョン:ハルヒのばかたれー!!
長門:103デシベル。
ハルヒ:あんた、こんな機会を悪用してそういうことを言う?
キョン:こっちのセリフだ。だいたい、おまえが先に言ったんだろ。
ハルヒ:あたしは真実を口にしただけよ。
キョン:奇遇だな。おれもそうだ。
ハルヒ:……絶対、泣かせてやるからね!
キョン:そっちこそ、吠えヅラかくなよ!

ハルヒ:あんたなんかー、枕の下にあたしの写真隠してるくせに−!!
長門:105デシベル。
キョン:う、うそだー!
長門:62デシベル。
みくる:勝負、着いちゃいましたね。
古泉:ええ、あっさりと。

キョン:く、くそ。今度は俺に先にやらせろ。
ハルヒ:ご自由にどうぞ。
キョン:おまえのー、携帯の待ちうけは俺の写真だろがー!!
長門:101デシベル。
ハルヒ:あんたもでしょー!!
長門:102デシベル。
みくる:互角ですね。
古泉:ええ、内容も声量も。これは相打ちでしょうか?
キョン:しかも上半身脱いでる写真じゃないかー!!
長門:104デシベル。
ハルヒ:ば、ばらすなー、アホキョーン!!
長門:110デシベル。
古泉:涼宮さん、声量で勝りましたが、勝負には負けましたね。
みくる:でも、あの、キョン君の携帯の待ち受けも、涼宮さんの水着姿ってことなんじゃ?

ハルヒ:一緒に泳ぎに行ったときの写真だからしょうがないでしょー!
長門:78デシベル。
みくる:涼宮さん、言い訳から入りましたね。
古泉:ええ。声量も出てません。
キョン:ば、ばらすな、そんなことー!
長門:65デシベル。
みくる:意外なほどダメージになったみたいですね。
古泉:もう勝手にしてください、と言いたいですね。

ハルヒ:あんたが、あの時言ったこと、ここで言ってあげようかー!
長門:103デシベル。
みくる:涼宮さん、有利と見るや、すかさず反撃に出ましたね。
古泉:ええ、とどめを刺すつもりですね。つぎの攻防で、ほぼ勝負が決まります。
キョン:おまえに言われるまでもない。おれはハルヒ、おまえのことが、すきだー!!
長門:120デシベル。
みくる:防御どころか捨て身の攻撃です!
古泉:確かに。いにしえのRPGでいうならメガンテ、自爆攻撃です。
38SS:銀河の中心で愛を叫ぶ(3/4):2009/10/13(火) 19:32:30 ID:5spet4G1

ハルヒ:な、な、なに言ってるのよ、アホキョン!
長門:32デシベル
みくる:涼宮さん、乙女です。ふぁいと!
ハルヒ:そんなのねえ、あたしの方があんたを好きに決まってるでしょ!!
長門:115デシベル。
みくる:ふわああ、掟破りの連続攻撃です!
古泉:これで一気に、言い争っても永遠に答えが出ない領域に、勝負の場所を移しました
ね。
キョン:おれなんかなあ、毎晩、おまえを××××××××!!
長門:118デシベル。
みくる:き、きょん君、放送コード的にも禁則事項です!
古泉:一気に文字にできない領域まで行きますか。彼もなかなかやりますね
みくる:あの涼宮さんが不利なのでは?
古泉:いえ、彼女は卑怯な手が許せない人です。これくらいのことで折れる心は持ち合わ
せてないでしょう。
ハルヒ:あたしなんか×××××××で×××××××まで×××××!!
長門:130デシベル
みくる:きゃー!!涼宮さんまで!
古泉:さあ、彼の出方が見ものです。
キョン:そういうこと、大声で言うなあ!
長門:80デシベル
古泉:叫びと言うより、嘆願です。
ハルヒ:わかったわー!
長門:65デシベル
古泉:なんとあっさり。
みくる:でも、叫ぶ必要ってあるんでしょうか?

ハルヒ:キョン、だいすきー!
長門:140デシベル
キョン:ハルヒー、すきだー!!
長門:140デシベル
みくる:二人とも、自爆しながら、駆け寄っちゃいましたよ。もう叫ぶ必要ありませんね。
古泉:おしいですね。出場すれば、十分優勝を狙える声量だったのですが。
39SS:銀河の中心で愛を叫ぶ(4/4):2009/10/13(火) 19:33:50 ID:5spet4G1

古泉:パチパチパチ。いや、すばらしい愛の告白でしたね。
キョン:告白って?
ハルヒ:なんのこと? キョン、あんた分かる?
キョン:いいや。、さっぱりだ。
古泉:……そう来ますか。相手の名前を呼んで好きだと言うことを告白と呼ぶのは、万国
共通だと思いますが。
ハルヒ:あ、あれは……、その、ねえ?(なんとかしなさいよ、言い逃れ大王なんだから)。
キョン:そ、そうだ。人間にはな、あー、ごほん、大声を出しやすい言葉ってのがあって
だな(いちいち新しい役職をつけるな、雑用係で十分だ)。
ハルヒ:そうよ、そう。一番、気合が入りやすい言葉っていうか。
キョン:そうそう。心の奥底から出てくるコトバと言うか。普段言いたくても言えずにた
めているコトバと言うか。
ハルヒ:そうそう。……って、バカ、あんた、それだと!
キョン:う、いや、古泉、みんな。いずれにしろ、深い意味はないぞ。なあ、ハルヒ。
ハルヒ:ええ、そうよ。深い意味はないわ。

みくる:(深い意味がないなら、そのまんまの意味ってことになりますよね。ひそひそ)
長門:20デシベル。
古泉:(言いたくても言えないのは、むしろ我々の方ではないかと。ひそひそ)
長門:10デシベル。
みくる、古泉:……。
長門:(バカップル。……0デシベル)


〜音の大きさの目安〜
120デシベル:飛行機のエンジン近く
110デシベル:自動車のクラクション(前方2m)、リベット打ち
100デシベル:電車が通るときのガード下
90デシベル:大声による独唱
70デシベル:掃除機
40デシベル:図書館
20デシベル:木の葉のふれあう音
40名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 19:35:34 ID:1vZ9O8BF
航空祭でエンジンスタートした戦闘機の目の前でも平然とカメラ構える俺に抜かりはなかった
41名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 20:03:07 ID:KLPxr+ru
天然バカップルめ!GJ!
そしてなんという告白合戦を間近に見れる達人……
42名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 20:24:27 ID:+R+ng/lf
GJ
しかし、これ絶対学校中に響いているよな?
43名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 20:24:47 ID:rdJeK7aC
主旨が途中から暴走しとるwww
もう結構しろお前らwww
44名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 20:36:34 ID:BqJSKsbv
結婚とは大変結構
45名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 20:52:56 ID:WeZERO9k
涼宮ハルヒの分裂の表紙のハルヒにお世話になってるんだが、ああいった画像が欲しければ「ハルヒ主義」を買えばいいのかな?
46名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 21:19:54 ID:sfZdLVeh
キョンの靴下を持って帰るハルヒ
47名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 21:49:16 ID:KLPxr+ru
ハルヒ主義の表紙はいいハルキョンだった
48名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 22:22:31 ID:lZaRgZ50
指や腕を甘咬みしてくるぬこ有希を抱き上げながら
足をおっぴろげながら寝ているぬこキョンの腹を足の裏で撫でるハルヒ
49名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 22:30:45 ID:W3ug+tTS
(*´Д`)ハァハァ
50名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 22:51:13 ID:TJY4/VXQ
>>47
ああ、アレはいいものだ
51名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 23:32:23 ID:GhQxWunr
なんかバランスがイマイチじゃよ ('A`)

ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u50482.png
52名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 23:35:00 ID:TJY4/VXQ
なんかまたアイタタタなガチャシリーズみたいだなw
53名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 23:35:56 ID:W3ug+tTS
ねんぷちみたい
54名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 23:51:10 ID:P/IbW0Vn
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
55名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 23:57:39 ID:/J4Mj55K
>>51
もう少し頭を上にするとバランス良くなるかもね
56名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 00:18:41 ID:jreFVW5M
>>55
見れねぇぇぇぇぇぇぇ!
前スレの白衣ハルヒを描いた人のだったらちょー見てぇ
57名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 00:22:58 ID:KY/ai/+N

      Vハ  rヵ1/  〃..:.:/:.:|       \  .:.:.ヽ.  ヽン、 ̄ ゙`、
      Vハ/~7 ゙/  /:,' :.:.:l :.l :.:.:.:....     ヽ:.:. .:.:..ハ  ∨\___∧
.      /ヘ;;;∨ /  .:/:.:l :.:.:! .:{  :.ヽ:.:...    :ヽ:.:.:.:.:.!:l   ',  冫^ハ
     /ヽ厶;;;V  :.l.:.┼-、ハ :.:',  :.:.: .:.:.    .:|ヽ:.斗:!‐  .:|}ノk.:.. .:.
     ,′.:/∧;;|  :.:|.:.:.| :.:i`ヽ、:.:ヽ :.:.ヽ 、:.:..:.:/l. ',.:∧|  :.:|:l l ヽ ::| i
     /.//:j∧!   :.:|! .:|\:{ __ ゙、ヽ !\ :.:.\ X:.:::.j__,V,、jl  :.:|ヘ li V| |
    l |.:V:.〈 |:..|   :.:|!V,ィ尓干ミ、\{  `ー =ゝ >尓チ圷ヾ.: :.:| } | j:| |
    | |:.:.:.:i:N:..|:.:.:.:.:.l:.lヾ{ トイ.::::::i}`        " トイ.:::::i| jイ :..:i_ノl |:V l l
    | il:.:.:..!:.:.ハ:.:.:.:.!l.:.',. 弋_;;::zリ          弋_;;:zリ ! .:.:,'.:.::|_/:/_j/,,、_
    l l.ヽ:.:.,rヘ,,ム .:.:八:.:ヽ ゝー‐'          `ーf¨ヽj .:.:./:.:.ノ'fー'": : : : : ヘ
    ヾレ''": : :~∧.:.:.:.:.\:.\         j         ヽ 丶:./:.:./ヲ: : : : : : : : : }
     ,r'".: .: : : : : ::.ヽ:.:.:.:.:.:ヘ、 >  ーr-┬-r '    ,.イ∧ \/-{: : : : : : : : : : :{
    {: : : : : : : : : : : : \{\:ヽ iヽ、   ゝ __ノ    / /;_ム  \∨: : : : : : : : : }
     }: : : : : : : : : : : : :ヾVヘ\ヽ  >, 、 __,. ィ<  /{ ノ     \: : : : : : : ,r'ヘ
    7,、 : : : : : : : : : : : :Vヘ  \  | O    / 厂       ヽ: : : : ,r'  l
    / {: : : : : : : : : : : : : :.Vヘー、 `十───'´ァ'"~{         ヽ: :ツ    |
58名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 00:48:55 ID:iDgiKRDz
>>56
違う人だよ
59名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 01:28:11 ID:p2qvJIx5
ねんぷち風……。
消失劇場版にあわせてねんぷちセットくらいなら出そうだなw
60名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 07:03:11 ID:jxBxez+d
キョンにとっては鮮烈過ぎて、
ハルヒにとっては馴染み過ぎた…


自分の気持ちに気付くのに時間がかかっても致し方なく思ふ

61名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 08:09:45 ID:LxBi0LQX
>>33
さかいみたく旦那共々薬中で、何とか薬中から復活した親戚も歌手の黒人歌手だね。
マジ名前が出てこない、映画の歌だよね?
しかし、その表現はすごいな。
62名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 12:39:04 ID:056atQrY
あれ?キョンがいない。何処に行っちゃったのかしら?
お弁当も食べかけじゃな…い…。
………食べかけのお弁当。
食べかけ…、キョンが口をつけたお箸…、か、間接キス…。
いっただっきまーすっ!


涼宮さん、キョン君のお箸舐めすぎなのね。でも凄い幸せそうな顔なのね。
63名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 14:14:04 ID:ezTIcKFj
隙あらば写真を撮っ(らせ)たり、弁当を調査する団長
まったく油断できん団長さまだな!
64名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 15:02:48 ID:lVMLPdnu
ネタ切れで馴れ合い駄レスが増えたせいで恐ろしく過疎ってきたねw
もうこの糞スレも終わりだなw
65名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 15:46:12 ID:dmi0H55s
俺はこのスレの人達は親切に質問答えてくれるし好きなスレだけどな

ハルヒの映画はやく見たい
66名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 16:23:25 ID:UXuE/pPe
この調子だと三期もいつかやりそうだ
67名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 16:24:30 ID:tPWUf0y6
シャナみたいにOVAとか止めてくれよ!
68名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 16:44:27 ID:h57Bj9V1
OVAで出てしまうとテレビシリーズにはなかなか帰ってこれなくなるからなぁ
クオリティが高ければ、とも思うけど……
69名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 16:45:26 ID:1mofMf83
まあ劇場版もまだまだから、今後の展開予想は野暮ってもんかw
70名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 18:23:10 ID:OsMWus51
しかし最近のアニメは『続きは劇場で』といったものが多いな。
上映されない地域の事も考えて欲しいものだ。
71名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 18:33:37 ID:SoCBiswu
どうせなら最後にハルヒの「この物語はフィクションであり…」
っていうくだりを入れてくれたら面白いんだが
72名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 18:56:15 ID:kfBH6Wa/
                    _ - ´ ̄、::::_ -`ー- 、
                  /, ::/>ー───、:ヘ:ヽ\
                  ///   _____ \ヽ:ヘ::\
                  //::/ / ̄:::::::::::::::::::\ー、ヽ::::l::::::ヽ
                /://::///:,:::::|;:::::::::::::::\:::::ヽ:::::Y:::l:::::、:ハ
             /:/::l::::!:|::|:::::l:::::ハ::::、::::、:::::::\:::ヽ::::|:::|::::::|::ハ
                /〃:/!:::l::|'TートX、:v:::ヽ::::\::, -‐:Tー!-!::::::l:::ハ
                //,'::,'::|:::|::|:::|::|∨! `ヽ::::ヘ、:´ヽ、:::::::|:!:|::|:::::/::::::l   今日は杏仁豆腐♪
           /' |::l::∧:ヘト::|'ィ≠≡、 \ヽ\ゝ≠=ミ|:::i:_/、ー〈
                  |::K ハ:〉ヘ!パ::::::::}`   ヽ  ら::::::::ハ::|'´} \ 〉
             l::k'_ イヘ.r乂 乏タ       乏汐|::::lイ|ヽ Y、
             |::|:::|∧ ヽl:ヘ ,、,、,、   ,    , ,、、|:::|::| トイ〉\ヽ      
             |::|:/,!:::) 〉:ゝヽ    、____,    イ::/:::〉|::`::l:| ヽ〉
             |::|./::/_/-´ \≧、_        ∠/::/\〈_::::ノリ }|
             くXハ´   __/´   ` ー─<孑二つ   >、 //
                /〉|ヽヽ/、\  ___   <≦__/:/;イ
                〉 | |〉ー〈 ヽヽ_ー'、_Y彡    ̄ `ー‐‐ィ/∨/ !
            | | |   \`ー‐/ーァ≦─ー ァイ_//:∧   !
            |  7   / ̄ ̄了/ ー ´ トニ二´//!-─'- 、
               ,' /         / ヘ      ハー─‐′ ヽ::::::::::::|
               / /       ∧ヽ ヘ ,、r、_/ ヽ        ヽ ::::::::|
            / /          ハヽヽ、ヘf| |!}/ /∧         ヽ::::::|
             / /         人 \\\∨ / / ∨       ト-ヘ
           //         /  ヽ  >≧≦/   ∨       \ ハ
73名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 19:09:38 ID:gqm5bhbB
杏仁豆腐と言えば八月ゲーの未来人が思い浮かぶ俺ガイル
74名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 19:19:39 ID:jiM06ffJ
安易な映画化など商業戦略は仕方ない。
経済状況が低迷している中、アニメ・ゲームは日本の中で唯一と言っていいほどのキラーコンテンツだからだ。
ただ、それならもっとクリエイター側に利益が回る仕組みが必要だが。

とまじめぶってみた。
75名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 20:16:38 ID:6AO0xPGQ
最後は人類が滅んで赤い海を見つめるハルキョン
76名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 20:19:49 ID:ezTIcKFj
>>73
ハルヒはナタデココとか好きそうだよな
77名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 21:55:17 ID:OsMWus51
ハルキョンの子供ってネタだと娘が多い不思議
78名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 22:01:32 ID:O8nt7ULm
79名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 22:23:01 ID:fLy6LeZ0
あぶね、うっかり公式公開見忘れるところだったわthx

話変わって消失読み返してるけど
やっぱりこの話は消失ハルヒにキョンが告白するところがクライマックスだな
ここから先はほとんど消化試合のノリといってもいい
キョンの恐れが消えてしまってるから
80名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 22:48:16 ID:1mofMf83
逆にキョンが余裕すぎて、次はハルヒのターン!って感じか。
チョコ渡すのにわざわざあんな手間かけたりとか、カワユスなぁ。
81名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 23:35:01 ID:2fI3QTyh
そういやホワイトデーのエピソードがないよな。
三期があればオリジナルで是非!
82名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 23:40:44 ID:/gz4wiTx
俺は映画化記念の短編で書いてほしい
83名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 23:41:09 ID:7Z3gZaK3
>>78


やっぱり「ハルヒの想い」は名曲だな
84名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 23:45:24 ID:iq9JsVMi
>>77
娘の場合だとDNA100%ハルヒになる。
で同じ容姿と性格となりキョンの苦悩が続く。

疑問の余地の無い正しい帰結だと思うが?
85名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 23:56:29 ID:2fI3QTyh
>>82
ソレだ!
86名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 23:57:23 ID:I9dfiKnS
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
87名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 23:58:04 ID:2zEcxAUd
遠くの事で笑って見せて大きな夢から逃げ隠れ
88名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 23:59:18 ID:9NsCrcPs
>>83
タイトルからしていいよな
89名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 00:12:08 ID:ypa3Br8J
外見ハルヒで中身キョンだったら、と想像した。
…なんか某ガハラさんみたいなのを想像してしまった。
90名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 00:14:36 ID:DgAYn78V
トンネル抜ければ謎の空間に入ってしまったハルヒ
91名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 00:32:38 ID:5oyKd4lt
>>77
>>84
単純に「二代目ハルヒ」が見たいというのも大きい
男の子とかキョンっぽい女の子でもいいけど、
やっぱり元気いっぱいなミニ団長様がいい
92名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 00:45:04 ID:CZvdITmF
93名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 01:54:26 ID:5EmGlmMg
ほう、いいね
衝突してるようにみえて実はじゃれあってるような二人の関係がすきだ
94名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 02:50:04 ID:9ghOy9xp
言い争ってでも自分の主張をぶつけ合いたい相手、ともいえるな。
95名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 06:40:00 ID:f3Fx/xon

「子供は10人は欲しいわね!」
「いくらなんでもそりゃ無茶だ!」
96名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 07:04:59 ID:NCsp0W2k
二人の子供は、娘でハルヒの優性遺伝だろ。間違いなく。
97名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 08:16:45 ID:Xi8SyaEs
>>92
この人の絵を見て毎回思うんだけど…
確かに良い絵なんだけどさ、ナンか二人の顔違うんだよなぁ、なんだろ?
あと、頭身というか肩幅というかバランスというか…

いつもシチュエーションに合ったいい絵なんだよね。 だからあえて言ってみた。
これからもいろんな絵お願いしますね。
98名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 09:24:25 ID:1a7ZLBmx
よっ、涼宮。元気か?
99名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 09:41:54 ID:mAs2RBZM
ハルキョンの子供はハルヒ似の娘とキョン似の息子の双子を希望
100名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 09:43:39 ID:ZnJc9kdr
その設定のSSがすでにあるが、読んでいてなかなかほほえましい家族だった
101名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 10:00:28 ID:1a7ZLBmx
ハルヒはキョンにプロポーズされたら、桜が満開じゃ済まないなw
102名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 10:17:25 ID:9ghOy9xp
案外マリッジブルーに陥ったりするやもしれん。考えすぎてw
103名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 10:18:14 ID:5EmGlmMg
気が早いってレベルじゃねーぞ!
104名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 10:29:36 ID:DgUDT2RL
ハルヒは子どものような行動力と発想力があるけど、現実的な部分は普通で「分かってるんだけど」ってところが
一見アンバランスなように見えて可愛い。
105名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 10:52:40 ID:NSBvMRTj
個人的にはキョン似の息子というのも有りだと思う。
ミニ団長も可愛いが
106名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 12:26:50 ID:mAs2RBZM
キョン似の息子なら無自覚に美少女を引き付けるに違いない
107名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 14:01:39 ID:1lnP8jVB
むしろハルヒの美形遺伝子のせいで美少年に。
「こんなかわいい子が女の子のわけないだろ…」
108名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 15:33:40 ID:NjMdLiQS
>>107
地味にそれありえそうだなw
そしてフラクラぶりはキョンを受け継ぐ、と。
109名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 16:24:29 ID:DgUDT2RL
しかしそれだとみくる要因に……w
110名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 16:46:25 ID:9ghOy9xp
ハルヒは将来どうなるんだろうか。
学者とかどうだろう。
111名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 16:47:07 ID:NjMdLiQS
一般企業に就職する姿は想像つかないなw
112名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 16:53:12 ID:uER4WGlZ
赤ん坊の不思議と子育てについて研究
113名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 17:00:00 ID:DgAYn78V
一般企業からは奇怪な言動で不採用の塔を築くハルヒ
114名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 17:07:43 ID:mAs2RBZM
キョンのところに永久就職は内定でてるけどな
115名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 17:49:21 ID:HCTXnVhA
専業主婦とかが、以外と似合いそう。
子供が出来るまでは、バリバリ仕事して出来たとたんスッパリ専業主婦に。
まぁしかし、パワフルなんだろうけどな。
116名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 18:00:47 ID:EggI4nng
五つ子くらい産んで、SOS家とかやりそう
117名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 18:20:10 ID:ryxJzmCO
古泉に頼めばどんな仕事でも余裕で就けるだろ
118名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 18:55:10 ID:mAs2RBZM
古泉の背後を知ってるのはキョンだし、そもそも自分のやりたい事を他人任せにはしないんじゃないか?
119名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 18:58:05 ID:DgAYn78V
キョン「ちょっと脅しをかけたらすぐ楽なポストの仕事を用意してもらえますた」
120名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 19:06:31 ID:c/kOteLx
>>119
推奨しない、父親が楽な仕事ばかりしていると子供の思考体系に悪影響を及ぼす可能性がある。
121名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 19:31:58 ID:mAs2RBZM
そもそもキョンはそんな裏ルートみたいな事はしない
122名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 19:49:35 ID:KZ0y9ujZ
サラリーマンが一番似合う男と呼んでくれ
123名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 20:11:03 ID:YLvs/dyX
こんばんは、親父書きです。異年齢シリーズ+親父シリーズのコンボでハルヒ先輩8を投下します。
設定改変(ハルヒがキョンより2歳歳上)に加え、オリキャラ成分が混入しましたので、
苦手な方は回避願います。
5レスほど、消費します。
 こんな晴れ上がった日に、何だってんだ!? 

 《ハルヒちゃん、事故、○○総合病院》
 
 3時限目の真っ最中、窓からさし込む日航の明るさと暖かさに、目覚めてはまどろみ、
夢と現実の間を行ったり来たりしていた俺に、携帯が震えてメールがあったことを伝えた。
家からだった。
 電報みたいな文面を読み終える前に、おれはカバンを引っ掴み廊下に飛び出していた。


 「ハルヒ!!」
 病院の受付に、つかみかかるような勢いで尋ねて、教えてもらった病室に飛びこんだ。
「はいはい、手も足も首もついてるわ。お願いだから、泣かないで」
 いつもの顔、やれやれといった声。……気付かなかった。手の甲で目をこすると、確か
に濡れていた。
「ハルヒ、無事?」
「無事じゃないわね。足は捻挫ですんだけど、利き腕が折れたみたい。ほら、できたての
ギブス。ああ、なんでこうなったかは、あとでじっくり話してあげる。それより、ニヤニ
ヤ笑いしてる、そこのおっさんをどけてちょうだい。うっとうしいたらないわ」
「よお、キョン。こっちのシリーズでは、お初だな。ハルヒの親父だ」
 大きな手をさし出されて、そのまま握手する。なんか、有無を言わせない人だ。ハルヒ
に似てると言えば似てる。
「たまにメタなこと言うけど、いいから流して。ほら、会えたでしょ。用が済んだら、さっ
さと帰りなさい!」
「わかってる。じゃあ、キョン、またな。今度、飯でも食いに来い」
 よくわからんが、チャシャ猫みたいなニヤニヤ笑いを残して、ハルヒの親父さんは出て
いった。俺からすれば、ほとんど無敵に見えるハルヒも、親には弱いのか。
「何よ?その《びっくりした。ちょっとかわいいところもあるな》的な、なんとも言えな
い表情は?」
「ああ。なんか、ちょっと分かった。休みの日には、家まで迎えに行くの、嫌がる理由と
か」
「んとに、普段にぶいくせに、こういうとこだけ無駄に鋭いわね。……その通りよ。でも、
あんたを、ご招待しないといけなさそうね」
 そう言われて振りかえると、いつのまにか、恐ろしくきれいな女の人が後ろに立ってい
た。似てる、この母娘。ハルヒみたいな鋭さはないが、あるいは上手にしまってあるんだ
ろうか。
「あ、はじめまして。俺……」
「ハルに聞いてるわ。キョン君ね。いつもハルがお世話になってます」
「いえ、あの、こっちの方こそ」
「2つもお姉さんなのに、我がままばかり言ってない? 悪気があるわけじゃないんだけ
ど、甘えてるのね。あんまりひどいときは断っていいのよ」
「母さんも、始めて会う相手に、何気に深い話、してるの!?」
「あら、だって私は初めて会うけど、何気に深い仲でしょ?」
 ハルヒは何か言おうとしたが、ぱくぱく口を動かすだけで、声にならない。このお母さ
んもすごい人だな。
「病院の手続きは済んだわ。車と闘ったわりには、奇跡的な軽症ですって。頭も少しぶつ
けたみたいだから、CTとMRIをやりたいっておっしゃてるわ。今夜はお泊りね。検査
の結果、異常無しなら、明日には退院できるそうよ」
「そう」
 ハルヒが横向いてぶーたれてる。
「じゃあ、あとは若い人たちでごゆっくり」
「どこのお見合いよ!」
「ふふ。キョン君、ハルが退院したら、その足でうちに来てね。ごちそうするから」
「あ、はい」
 この人のやわらかい笑みも有無を言わせない。うーん、やっぱり、ハルヒのお母さんな
のか。

 ハルヒのお母さんも帰って、俺はハルヒのベッドの横にある丸い椅子に腰かけた。
 ハルヒがクイクイとあごを引いてる。俺にこっちに来い、と言ってるのだ。やれやれ。
「別にあごで使おうってつもりじゃないからね」
「わかってる」
《今日の分》がまだだったもんな。
「そう、これこれ。このチューがないと、一日が始まった気がしないわ」
 チューとか言うな。聞いてる方が恥ずかしい。
「なに赤面してんの? 毎朝夕にしてるでしょ」
「ああ。朝四暮三だな」
「あたしたち、故事成語に出てくる猿?」
「あ、そうかな?」
「キョン、そこは言下に否定しなさい……って、なにまたポロポロ泣いてるの?」
「え?」
 手の甲でぬぐう。本当だ。まただ。
「今日のキョン、ちょっと変よ。あんたこそ、頭打ったんじゃないの?」
「いや、なんか、いつものハルヒだと思ったら……」
「あたしはずーっと涼宮ハルヒよ。すごい事故だと思ったんでしょ?」
「なんていうか、『普通の事故』ぐらいなら、ハルヒ、なんとかしそうだし、なんとかな
りそうだから」
「あたしも、赤ちゃんとお母さんの二人を抱えてなきゃ、手を折るなんて醜態は見せなかっ
たんだけどね。ま、悪いのはすべて、あの暴走車だけど」
「轢かれそうになってる人、助けたのか?」
「大雑把に言えばそうね。お母さんだけ助けたら、赤ちゃん亡くしてお母さんは生きてい
たくなくなるだろうし、赤ちゃんだけ助けても誰が育てるのって話になるから。とっさに
そこまで考えたら、両方を抱えて、車の鼻先ぎりぎりを横っ飛びしてたわ。重さの違うも
のを左右に抱えてたからバランスが悪くてね。ぶざまなことになっちゃった」
「いや、十分すごいぞ、ハルヒ」
「なっ! あんた、なに頭、撫でてんのよ!」
「誉めてるんだ」
「小さい子を誉めるやり方でしょうが!」
「照れてるのか?」
「違う!……そうよ、恥ずかしいの! あんた、ひょっとして面白がってない?」
「ない。これくらいは我慢してくれ。……すごく、心配したんだ。赤ちゃんとお母さんが、
どちらか一方をなくしたら生きていけないのと同じくらい……」
「キョン……。あんた、まさか学校から走ってきたの?」
「さすがに途中で気付いて、タクシー使ったけど」
「あんたらしいというか、なんというか……。いっつもあたしより冷静なあんたに、そん
な思いさせて悪かったわ」
「悪いのは全部、その暴走車だ。ハルヒは悪くない」

 がちゃがちゃといった音が、廊下の方から、しだした。
「お昼ごはんの時間みたいね。あんた、どうすんの?」
「あとで何か食べる」
「あとでなくても、今食べに行ったら? 売店も喫茶室も下にあるって言ってたわ」
「ハルヒ、利き手、使えないんだろ。食べさせてやる。それ終わったら食べに行くよ」
「はあ。……あのね、利き手じゃなくても食べられるように、スプーンか何かついてるわ
よ。付き添いの居るような怪我じゃないの」
「涼宮さん、お昼、大丈夫?食べられる?」
 看護婦さんが声をかけてきた。
「ありがとうございます。食べさせます」
 トレイを受け取って、ハルヒのベッドに戻った。箸でおかずをとって、ハルヒの口が開
くまで待機する。
「ハルヒ、口、あけろよ」
「あ、あんた、なんて恥ずいことを。どこのバカップルよ?」
「誰かの膝の上に乗って食べるのに比べたら、遥かに普通だ」
「……あんた、素で言ってんのね?」
「もちろん」
「……だったら勝ち目ないわね。わかったわよ!さっさと食べさせなさい!」
「ハルヒ、あーん」
「せめて、あーん、とか言うな!」

「はぁはぁ。……た、食べ終わったわよ! あんたもなんか食べてきなさい!」
「そうする。……いや、そういや弁当がある。いつもどおり二人分」
「あ、そうか。ごめん、当然作ってきてくれてたよね」
「どっかで食べくる。それと、とりあえず、家に電話してくる」
「そういや、あんた、なんで事故のこと知ったの?」
「家からケータイにメールがあって」
「ってことは、母さんが連絡いれたのね、まったく。……授業中だったんじゃないの?」
「ああ」
「ああ、じゃない!無事なのはわかったでしょ。高校生は学校に戻りなさい」
「午後は5,6時限、体育だ。今日は十分走ったから、もういい」
「あんたは良くても、出席日数ってもんがあるでしょ!」
「なんか言うこと、いつもと反対だな。いよいよヤバくなったら、なんとかしてくれ」
「あのね」
「大丈夫なのは、わかった。でも、一緒にいたいんだ」
「……ったく、地頭と素のあんたには勝てないわ。そこまでいうなら、しっかり付き添い
なさい! いい?」
「そのつもりだ」
「明日、検査をして……、ま、するまでもないと思うけどね、それで退院らしいけど、そ
れまで付き添うのよ! いいわね!?」
「そのつもりだけど」
「あの、分かってる? こ・ん・や・も、ここに居ろって、言ってるんだけど」
「ナースセンターに断ってきた方がいいか? ここ女性の部屋だし」
「ええと、どうだろう? ……って、あんた本気?」
「骨折ってるなら、その方がいい」
「なんでよ?」
「昔、骨折った時、その日の夜に、誰かに居て欲しかったことがあるんだ。小さかったん
で、なんでだったか忘れたけど」
「……そう」
「だから、今夜は付いてようと思ってた」

 それから、ハルヒは「寝る」といって目を閉じた。
 患部が、折れた右手首と捻挫した左足首が、なるべく腫れないように、心臓より高くす
るために、吊り下げていたから、ほんとは眠っていなかっただろうと思う。寝相は悪いが、
そのくせ(それとも、そのせいか)、体が自由になってないと眠りにつけない質なのだ。
 それでも病人が「寝る」といえば、目を合わさないでいる理由、黙っている理由になる。
 病室は、さすがに程よく空調がきいていて、おれの方は本気で眠りこんだ。張りつめて
いたものが、元にもどったせいかもしれない。

 「起床!」
 ハルヒの声に、ゆっくりと身を起こす。
「付き添いの身で、あたしの上につっ伏して眠るとは、いい度胸ね」
「ああ、ごめん。……夕食の時間か?」
「そうみたいね」
「おまえのトレイを取ってくる」
「任せるわ。無駄な抵抗はしないことにしたの」
「賢明だな」
「今のあんたが言うセリフじゃないわね」
「そうだな」
 二人してくすくす笑い、ハルヒの「まぬけ面」の一言をタイミングに立ちあがり、ハル
ヒの夕食を取りに行った。
 昼食と同じようにして、おれは食べさせ、ハルヒは食べた。「あーん」その他は、ハル
ヒの希望により省略した。
 ハルヒは食べ終えると、
「あんたはどうすんの?」
と聞いてきた。
「ああ。弁当が二人分あったろ。昼間は、もちの悪いものだけ食べた。だから、夕食分は
残ってる」
「なんて奴。……あんたなら、立派に嫁のもらい手が有るわ。……でも、時間経ってるん
だからね、へんな味がしたら吐きだすのよ」
「ハルヒこそ、お母さんみたいだな」
「……あんた、やっぱり、『お父さん』の方がいいの?」
「相手がハルヒならどっちでもいい」
「退場。目を覚ましてきて」

 弁当を食べて、病室に戻る途中、ナースステーションに寄って、夜の付き添いの件を話
に行った。
「あ、はい。お母さんから聞いてますよ」
「へ?」
「夜も《弟さん》が付き添いますって」
 ハルヒのお母さん? 何という的確な読み、何という捌けっぷリ、それに何という策略。
多分、俺が夜も残るためにナースステーションに頼みに来ることを見通して、許可と同時
に「自重」するようにと「歯止め」まで仕掛けていったのだ。すごいな。
 後から考えると黙っていた方がよかったのだが、その時は、ハルヒのお母さんの鮮やか
さぶりに驚きつつ感動すら覚えてたので、今したばかりのナースステーションでの会話を、
ハルヒにそのまま伝えてしまった。
「な、あ、え、……ったくもう!」
 信号機のようにくるくる変わるハルヒの顔を見ていると、妙に幸せな気分になったが、
それに気付いたハルヒのギト目に封殺された。
「あんた、このことは他言無用よ」
「誰にも言わないが、何故?」
「とくに親父あたりの大好物な話だから」
 絶対からかわれる、とかなんとか、ぶつぶつ言うハルヒ。
「ハルヒ、苦手なのか? 親父さん」
「ち・が・う! 嫌いなの! そこ、間違えないように」 

 病院の夜は早い。午後10時には消灯となる。
 消灯の後、ハルヒの左手を握りながら、おれはまたうとうとしていたらしい。
 ハルヒの握る手の力が増し、俺は目を覚ました。
 目の前には、歯をくいしばり、額に汗を浮かべてるハルヒがいた。普段のこいつなら、
絶対にこんな顔は見せない。
「! 痛むのか、ハルヒ?」
「けっこうね。骨折の痛みは、時間差で来たりするのよ。再生する前に破損したところを
取り除かないといけないから、免疫細胞がそういうのを破壊してるの。免疫細胞が集まっ
てきて活動しだすと、血流も増えるしね。炎症するってのはそういうこと。創造のための
破壊ね」
「ナースコール! 鎮痛剤ぐらい出るだろ」
「待って。どうせアセトアミノフェンくらいしか飲めないわ。炎症を抑えるのは、治るの
を邪魔するみたいなもんだし、ヘタすると内出血が余計ひどくなるの」
「でも……」
「ナースコールはいいから……ダッコして」
「ハルヒ……」
「あんたのは、ヘタな麻酔銃くらいの威力があるわ、ほんとに」
「わかった。……これでいいか?」
「うん。……ほら、落ち着いたでしょ。不安や気分が沈んでると、余計に痛く感じるの。
だから夜一人になりたくなくて。無理言ってごめん。痛くて泣きごと言ってるところなん
て、ほんとは見せたくないんだけど」
「ハルヒのお母さんはああ言ってたけど、こんなときぐらい甘えろよ」
「……甘えてるわよ……いつも」
「だったら、なおさらだ」

 病院の夜は早く、したがって朝も早い。午前6時には検温があり、7時には朝食だ。
 そして、どちらかと言えば、俺は朝が強い方ではない。
 「……やれやれ。さすが母さんというべきか、恐るべきハルキョンと言うべきか? おー
い、尋ねてるんだから、どっちでもいいから答えろよ」
 つい最近、聞き覚えたばかりの声で目が覚めた。よくこのタイミングで起きたと思う。
 その声に反応したのは、できたのは、もちろんハルヒの方だった。
「オ、オヤジ!? 何入ってきてんのよ。ここは女性用の病室だって言ったでしょ!寝こ
みを襲うなんて何事よ!」
「ついでにいうと、ここは6人部屋だ。仲が良いのはよく分かったが、周りの人の安眠も
考えて、もう少し自重しろ。それと、もうすぐ検温の時間だ。看護婦さんに生あったかい
目で見られるのが嫌なら、その《抱き枕》、隠しとけ。……と、以上が、母さんから夕べ
預かったメッセージだ。母さんならもっとスマートにやるんだろうが、おまえも知っての
通り、母さんは朝が弱い。だから代理で来た」
「みなさーん、検温ですよ」
「ほら、来たぞ。まったく俺の方こそ熱を計ってもらいたいくらいだ」
 そして《抱き枕》こと、おれは、ハルヒの左手によってむしりとられ、親父さんに引き
渡された。そのときのハルヒのセリフはこうだ。
「どっかに隠しといて」
「男親に頼むか、ふつう?」
「言っとくけど、傷ひとつでもつけたら、承知しないからね! あと、検温が終わったら、
速やかに返却! 朝ご飯食べなきゃならないんだから……」
「……だとよ。行こうか、キョン。ちゃんと捕虜の扱いに関するウィーン条約にのっとっ
た扱いをしてやるから、心配するな」


〜おしまい〜
129名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 20:38:12 ID:1lnP8jVB
まさかのコラボレーションw
GJ!

>>115
そういうの、いいなぁ
130名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 21:14:54 ID:mAs2RBZM
六人部屋でなんて事を!
そんなバカップルにGJ!
131名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 21:19:35 ID:Y6LqW5hJ
ハルヒの本気モード

みくる&鶴屋さんにメイクと服飾をコーディネートしてもらう


みくる&鶴屋「これでキョンくんもメロメロです!(にょろ!)」


ハルヒ「さぁ、キョン!覚悟なさい!!!」
132名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 22:19:12 ID:gvMAfXj8
>>128
GJ!そうか炎症にはそんな機能があったのですな。
133名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 23:18:53 ID:xBafT8g9
>>128
GJ!病気でもなんでも調子がわるいときって不安になるよね。
134名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 23:28:19 ID:MSrX/jco
涼宮ハルヒは機嫌悪いと閉鎖空間起こすし、逆に機嫌良すぎてもエンドレスループ約1万回
起こすから厄介だなぁ。
135名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 23:45:42 ID:xBafT8g9
つっこみまちかしら
136名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 23:48:06 ID:roxJCeK6
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
137SS本屋にて:2009/10/15(木) 23:48:28 ID:7YASee0a
本屋に来たけど・・

面白そうな本はないわね、とか言っていたら、ある本があたしの眼にとまった。「鈍感な男をふりむかす方法」
なによこれ?くだらなそうね、とか言いつつ頭にあいつの顔が浮かぶ、ページを進めるあたし、核心部分ね
「自分の素直な気持ちをストレートに伝えるべし」
「・・・・」


「貴方に買ってきて貰いたいモノがある」
長門にお使いを頼まれ、俺は本屋に来たのだか、頼まれた本は、
作者 中村航
「リレキショ」
「星空放送局」
「オニロック」

「全部知らんな、まあ〜良いか、捜そう」
俺が本を探していると、しかめっつらのハルヒを発見した。
「珍しいなハルヒが本屋にいるなんて」
「!!キョン」
「なんで、あんたがいるのよ」
「長門に頼まれてお使い」「ふぅ〜ん、あたしの頼み事には文句ばっかしなのに有希が頼むと良いのね?」「変に勘繰るなよ」
「別に」
「しょうがねえな、俺が出来ることならしてやるよ」「本当?」
「ああ」
「じゃあ・・・キスして」!!流石に此処じゃまずいだろうと俺は思い
「二人の時にいっぱいキスしようなハルヒ」
と言っちまった。バカだ
「!!・・・約束よ」
「あれ?」
「・・ああ、約束だ」
「じゃあ今度の休みは二人でお出かけするわよ、拒否権は無しね」
そう言うとハルヒは楽しそうに帰って行った。
「やれやれ」
「まあ、良いか」
「そういえば、あいつ何を立ち読みしてたんだ」
俺はハルヒが読んでいた本を見てみた。
「鈍感な男をふりむかす方法」
「・・・・」

「作戦成功ですね、長門さん」
「計画に抜かりはなかった」
「凄いです〜」

おしまい
138名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 23:49:42 ID:uER4WGlZ
キョンがウィンナー炒めを、みくるが甘い卵焼きを大量に持ってきたため
せっせとおにぎりを握るハルヒ
139名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 23:50:12 ID:DgAYn78V
折角出来上がりかけたトランプタワーを崩してしまって両側の鶴屋さんと長門から同時にはたかれるハルヒ
140SS:ともコレ(1/3):2009/10/16(金) 00:05:36 ID:mRO6s9Ze
 「みくるちゃん、お茶」
「はーい」
「みくるちゃん、あなた『ともコレ』って知ってる?」
「と、も、こ、れ、ですか?」
「そう『ともコレ』。某携帯ゲーム機でやるゲームなんだけどね」
「はあ」
「近所の小学生が、あ、みくるちゃんも知ってる、あの子よ、あのメガネの。その子がね、
やってるのを見せてくれたの」
「どういうゲームなんですか?」
「『ともだちコレクション』、略して『ともコレ』ね。あたしが見たところ、とっても危
険なゲームよ。今に殺人事件が起きるわね」
「ふええ。そ、そんなに怖いゲームなんですか?」
「別にホラー系って訳じゃないけどね。まあ、名前通り、友達をゲームの中につくるのよ。
最初に姿カタチだけでなく、声や性格的なものまで入力するわけ。細かく設定するから、
大抵は本当の友達とか、周囲の知ってる人になることが多いわね。そうやって、ゲームの
中に、キャラクターが増えていくとね、そいつら同士がいろいろ交流したり、『○○さん
のことが気になってます』と言い出したり、お互いの部屋に通い出したし、付き合い出し
たり、結婚したり、はたまた離婚したりするわけよ」
「うわー、おもしろそうですけど、ある意味、こわいですね」
「で、そのメガネの子の『ともコレ』をみせてもらったら、みくるちゃん、あなたや他の
SOS団のメンバーも入ってたの。みくるちゃん? どうして後ずさりしてるの?」
「いえ、あの、少し用事というか、そんなものを思い出したり……しそうなので……」
「じゃあ、しっかり思い出すまで、あたしの話を聞きなさい。でね、SOS団のメンバー
が入ってる訳だから、とうぜんあいつもその中にいるわけよ。それが現実に輪をかけて使
えない奴で。そのくせ、女の子と見ると、大人から小学生まで見境がないのよ!! 『○
○さんのことが気になってます』って、あんた何人の女に粉かけてんのよ! 部屋へは行
きまくるわ、噴水のところで楽しそうにセッションするわ、あげくの果てには結婚!! 
そして離婚!! 何人の女の子をもてあそべば気がするのかかしら!! ねえ、みくるちゃ
ん、あなた、どうおもう!?」
「いえ、あの、その、『あいつ』って誰ですか?」
「みくるちゃん、ちゃんとあたしの話、聞いてた!?」
「は、はい。すみません」
「別にみくるちゃんに謝ってもらわなくたっていいわよ。悪いのは、キョン! あいつ、
なんだから」
「はあ。ゲームの中のキョン君ですか。……あ、あのお」
「なあに、みくるちゃん?」
「涼宮さんは、そのゲームの中に?」
「いないわ」
「え?ど、どうしてですか?」
「そのメガネの子が、入れてもいいか、聞いてきたから断ったの。だから入ってないわ」
「ほええ。そ、そうですか……あ、あの、涼宮さん!」
「なあに、みくるちゃん?」
「今度こそ本当にはっきりと、用事を思い出したのです。えっと、その……」
「わかったわよ。用事でしょ。帰ってよし。話、聞いてくれて、ありがと」
「いえ、そんな。じゃあ、すみません。失礼します」


 「じゃーん」
「あれ、朝比奈さん。何か良いことありましたか?」
「ふふ、キョン君、おはようございますっ!」
「あ、おはようございます」
「これ、なんだか、わかりますか?」
「某社の携帯ゲーム機ですね。あ、『ともコレ』ですか」
「キョン君も『ともコレ』してるんですか?」
「いや、妹が。自分の知ってる人間を残らず入れてるんで、SOS団は特別顧問から準団
員まで含めて全員入ってますよ。シャミセンも、ですが」
141SS:ともコレ(2/3):2009/10/16(金) 00:06:26 ID:mRO6s9Ze
「へえ。その中で、だれとだれが友達になったり、付き合ったりしてるんですか?」
「いや、よくは見てないんで。えーと、シャミセンが長門のことが気になってる、とか言っ
てたなあ、確か」
「わたしも昨日買って来て、よくわからなかったんですけど、今朝、鶴屋さんにも手伝っ
てもらって、みんなの分をやっと入力し終わったんです」
「そうですか。放課後、部室で見せて下さいよ」
「はい。ふふふ、楽しみです」


 「少しよろしいですか?」
「古泉、近頃じゃあまり見ないほどの、やつれぶりだな。まさか例のあれか?」
「お察しの通りですよ。『大型で強い』とでも形容すれば、少しはイメージしやすいかも
しれませんね」
「閉鎖空間自体、随分ひさしぶりじゃないか」
「ええ。あなたに報告していない、ごく小規模なものは数回ありましたが。今度のは、ま
るで性質も危険の度合いも異にするようです」
「やばいのか?」
「かなり。そんな訳で昨日は部活にも顔を出してませんし、あなたなら何かご存知ではな
いかと」
「いや、おれも家の用事とやらで、先に帰ったからな。そんな眼で見るな。少なくともそ
の時までは、あいつの機嫌は悪く……ないように見えたぞ。……あ」
「何かお心当たりでも?」
「いや。関係あるかないのか、それもまだわからんが。古泉、今日は部室には?」
「実はまだ閉鎖空間は拡大中なんです。ぼくは解決のヒントを違う方向から探ろうと、こ
うして来たのですが、できればすぐに戻って仲間を応援しに行きたいと考えているのです
が」
「わかった。だったら、まったく何の関係もないかもしれんが、俺の憶測だと思って聞い
てくれ。さっき朝比奈さんが……」
「……なるほど。普段、ゲームをしない朝比奈さんが、ゲーム機本体まで買ってですか。
あなたが帰られた後、部室で何かあったと考えるのが妥当でしょうね。それも涼宮さんと
朝比奈さんとの間に。そして涼宮さんは昨日から不機嫌であり、今日の朝比奈さんが朝か
ら上機嫌だった。だとすると……。ぼくも放課後立ち会って確かめた方がよいでしょうね。
二、三、思い当たることもありますし」
「どういうことだ?」
「そのゲームの内容は、あなたもご存知ですね。リアルな友人たちに替わって、キャラク
ターたちはゲームの中で、自発的に人間関係を取り結んでいきます。ゲームのプレイヤー
はいくらかは関与することはできても、そうして自発する人間関係をコントロールするこ
とまではできません。現実どおりの、あるいは期待通りの関係が生まれることもあれば、
それぞれその逆もあり得るという訳です。朝比奈さんは、SOS団団員のキャラクターを
ゲーム中につくった。では、涼宮さんは? そして涼宮さんがゲームの中に見た人間関係
は、ゲーム内のフィクションとはいえ、彼女にとって好ましいものでなかった、というこ
とは考えられませんか?」
「ありそうなことだが、おれがハルヒなら、そんなことにでもなったら、迷わずリセット
するぞ。ゲームの中の世界は、現実じゃないからな。気の短いあいつが何故それをしない?」
「それを解く鍵が、朝比奈さんが自分でゲーム機とソフトを用意してきたことに隠れてい
そうです。つまりリセットできない理由が何かある。それ故に、もう一台のゲーム機が必
要になった……。授業がはじまりますね。では、放課後に」
「ああ、部室でな」


 「……こんにちは。長門さんだけですか。涼宮さんや朝比奈さんはまだでしょうか?」
「朝比奈みくるは、まだ教室に残っている。今はまだ来ることができない」
「来ることができない? 長門さん、朝比奈さんがやってるゲームのことですか?」
「そう。彼女はまだ、自分が期待する結果を得ていない」
「なるほど。これを聞くのはどうかと思いますが、ぼくたちも少々困った事態に陥ってま
して。朝比奈さんが期待する結果を得るまでに、どれくらいの時間がかかりますか?」
「ゲーム機の疑似乱数を計算しそこから推定すると、48時間以内に、朝比奈みくるが期
待の結果を得る確率はゼロに近い」
142SS:ともコレ(3/3):2009/10/16(金) 00:07:57 ID:mRO6s9Ze
「それは困ったことになりましたね。長門さんの力でなんとかなりませんか」
「容易。しかし、それはズル」
「おっしゃる通りです。あと涼宮さんは今どこに?」
「涼宮ハルヒは現在、自宅へ帰る途上にある。本日の団の活動は休みだとことづかってい
る」
「なるほど。質問の順番を間違えたようですね。で、彼は涼宮さんのところへ?」
「先ほど、今と同じ問答を彼と行った。彼は現在涼宮ハルヒを追っている。2分25秒後
には、追いつく予定」
「今回も彼の活躍次第、ですか。ゲーム内の人間関係などという代替は不要だと、はっき
り分かる結論を示していただきたいですね。……ん?長門さん、それは?」
「あなたたちが『ともコレ』と呼ぶゲーム。私は先ほど、期待の結果を得た」
「なるほど。見ない方がよさそうですね」


 「みくるっ! おや、まだ『ともコレ』と格闘中かい?」
「つ、鶴屋さん。こ、こんなに仲良くなったのに、まだ結婚しません……」
「ははあ。ゲーム内キョン君にハルにゃんか。いいじゃないか、このゲーム、結婚したっ
て、あとで離婚したりするんだよ」
「二人はそんなことにはなりません!」
「おっとっと。燃えてるねえ、みくる。……でもさ、何となく、今はこのまんまで、あた
しはいいと思うけどな。今のあの二人みたいでさあ」
143SS:ハルキョンの「ともコレ」:2009/10/16(金) 00:09:49 ID:mRO6s9Ze
ハルヒ:キョン、どうしよう!? 《あたし達》、離婚するかも!?
キョン:やれやれ。どれ、貸してみろ。
ハルヒ:いけそう?
キョン:とりあえず各個撃破だ。ひとりずつ機嫌を取るぞ。《ハルヒ》の大好物は?
ハルヒ:まだ、わかんない。
キョン:わかってるうちで、一番の好物は? アイスか。とりあえずアイスをやるぞ。
ハルヒ:うん。《キョン》の方は?
キョン:同じだ。大好物が分かってたら、それをくれてやれ。
ハルヒ:ちょっと嫌。
キョン:なんで? なんだ、これ? 大好物:女の子、って? こんなのはじめて見たぞ。
どうやって調達すりゃいいんだ?
ハルヒ:……。
キョン:まあ、いい。すき焼きでもやっとこう。
ハルヒ:あ、吐いてる……。
キョン:「ハルヒと合いません。別れようかと思います」。ああ、もう! か・ん・が・
え・な・お・せ。「わかりました。もう一度、話し合います」、だと。
ハルヒ:うまくいくかな?
キョン:まあ、駄目なら最後の手段があるが……。気分最悪のまま、《ハルヒ》の部屋に
行ったみたいだな。
ハルヒ:二人で腹筋してる……。
キョン:ケンカするより、いいだろ。
ハルヒ:ああ、なんとか考え直すって!
キョン:やれやれ。
ハルヒ:ところで、キョン。あんた、なんで、このゲームやりなれてるの?
キョン:いや、別に、隠し事はないぞ。
ハルヒ:その花瓶、見せなさい。……こんなところにDS? あんた、カムフラージュに
しても、なんか、もっちこう……。
キョン:返してくれ。
ハルヒ:ってことは、確かにあんたのもの、ってことね。
キョン:あ。
ハルヒ:で、この「ともコレ」は何? あんた以外、女の子しか入ってないじゃないの!!
キョン:いや、待て。おれはおまえだけだって! その証拠に……
ハルヒ:好物をみろ? 『1位 涼宮ハルヒ』は、わかるわよ。なによ、『光陽園ハルヒ』っ
てのは? 大好物『中学生ハルヒ』ってのは!?
キョン:なにぃ! いつのまに順位が入れ替わった?
ハルヒ:ってことは、あんたが入力したのね。そして他のハルヒも、ランクインしてたっ
て訳ね。
キョン:……。
ハルヒ:大好物って、あんた、……食べるの?

(これ以上は書けません)
144名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 00:15:16 ID:Qfp62vGz
ゲーム内のキョン自重www
ハルヒだけのハーレムとは…俺もその世界に行ってみたいぜ
145名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 00:31:36 ID:3ECJFj/T
>>137
素直すぎ吹いたw

>>140-143
ハルコレktkl
GJ! なんかシビアっていうかシュールなゲームだな
146名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 00:42:19 ID:U88ax3k/
>>143
そ の 手 が あ っ た か !
147名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 00:54:05 ID:BWEG78IF
>>143
けしからん!
きっと他にも幼稚園ハルヒ、小学生ハルヒ、大学生ハルヒ、OLハルヒ、ナースハルヒ、応援団長ハルヒ、新妻ハルヒ、熟女ハルヒがいるに違いない!
ひとりくらい寄越せ!赤ん坊ハルヒで構わんから!
148名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 01:12:22 ID:Sk8y8Z22
じゃあ、君には老婆ハルヒをあげよう、次点としてオカンハルヒも用意した
149名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 02:27:21 ID:2A56q8wS
>>137
どちらもストレートすぎるw

>>140-143
ともコレならぬハルコレか、羨ましいw
俺もこのゲーム買ってみようか。
150名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 03:09:25 ID:TeePHM1a
ハルだらけwww
>>147
おっと光源氏計画はそこまでだ
151ライフ ア ライフV1:2009/10/16(金) 03:13:15 ID:tWCjP667
「結婚しよう」

我ながら、とつくづく思い返してしまうのは、今から10年ほど前の七夕、俺とハルヒが同じ大学に進学し、何年か過ぎた頃だった。
俺達は、というよりもハルヒが強引に俺の手を引き、勝手に忍び込んだのは、今や文芸部ですらない、あの北高別棟にある、未だにハルヒが鍵を持っていた一室だった。
「…………」
おいおいハルヒ、なんで黙ってるんだ?

「どんな物事にでも、それ相応の順序、といったモノが存在します。貴方があの時、涼宮さんにプロポーズした際。
我々はそれまでにない規模の閉鎖空間内で、まるで何かを待ち望むかのように立ち尽くしていた無数の〈神人〉を、撃破し続けていたのです……」

披露宴の後、俺は式場のバルコニーに呼び出され、釘を刺された。一応、めでたい日なんだから、そのしたり顔と解説する口を自重しておこうって気遣いが欲しいね。
自分でも、言った後に自宅への短縮ダイヤルボタンと核発射ボタンを押し間違えた大統領のような気分になったんだから、今更蒸し返して欲しくないんだよ。

俺のプロポーズを受けてから、どれくらい経っただろう。
ハルヒは顔を上げて、何故か目をつり上げながら、静かに歩み寄ってきた。

「あの…… キョンくんにとっては、『禁則事項』なんですけど、わたしが来た未来と、キョンくんと涼宮さんが、その…… か、家族になった未来は、『禁則事項』で、わたしはキョンくんと涼宮さんの、『禁則事項』なの。
……あれ? やっぱりダメでした。でも、おめでとう!」
いえいえ、その精一杯さとスマイルに、これまでどれだけ癒されてきた事でしょう。これからは俺がなんとかしますから、安心して、過去の俺達を助けに行ってあげて下さい。

暗い部室。校舎に二人きり。
ハルヒは、見下ろす俺の目に、ドリルのような視線を向けてきた。頬が震えてるのはなんでだろうな?
「…… バカッ」
は?
「………… バカ野郎! バカキョン!! いい!? アンタには、あたしを束縛する権利なんて、未来永劫存在しないのっ!!」
ハルヒはいきなり喚き散らし、片手で俺の首根っこを捕まえながら、もう一方の手で、髪からリボンを取った。長い髪と不機嫌な顔が、長門がエラーを起こした時空で、光陽学園にいた、あの時のようだった。
152ライフ ア ライフV2:2009/10/16(金) 03:14:58 ID:tWCjP667
「貴方が涼宮ハルヒと日常生活を共にする事を、我々は好ましいと理解している」
そうかい、そりゃ何故だ?
「涼宮ハルヒが有する能力に依って発生したこれまでの現象の大半が、彼女が貴方と同一空間を共有していなかった状態で引き起こされていた」
……つまり、俺と一緒に居れば、ハルヒのトンデモ能力は起こりにくくなってた、って言うのか。
「そう。同時にこれまで独立していた監視地点が減少。現在のは数年前より半減。貴方と涼宮ハルヒの…… 家がメイン。情報統合思念体及び、それに準ずる私達の負担は以前の56%まで低下している」
そうか。何だかんだいって、お前には頼りっぱなしだったな。
「かまわない」
また迷惑を掛けるかも知れんが、お前にもいいヒトが見つかるといいな。せっかくキャッチしたんだしさ。
「……ありがとう」
小さな手に持つブーケが、風に揺れた。
「コラ、キョン! 有希!! 何やってんのよ、早く写真撮るわよ!? 世界一の花嫁を、待たせるなー!!」
「やれやれ……」

暗闇の中で、ハルヒはリボンを、髪に結い始めた。そして、不機嫌な顔を少し和らげて、全校中に響き渡るように叫んだ。
「アンタがあたしを嫁にするなんて、絶対却下よ!!」
目の前が、一瞬暗くなった。いや、マジで。
ハルヒは俺に抱きついたまま、また叫んだ。
「だから、アンタがあたしの婿になりなさいっ!!」
震えた声を、カラダを抱きしめ返し、そっと離す。
「……ハルヒ」
「……何よ?」
俺はその肩に手を置き、笑顔で言ってやった。
「…………似合ってるぞ」


結婚式の記念写真は、我が家のリビングに飾ってある。鶴屋さんをはじめ、大勢の人々に祝福されたが、写真の中央には、いつものメンバーによる、いつもの光景が残されていた。
白いタキシードのネクタイを引っ張られる、俺。
わたわたと慌てている、朝比奈さん。
無表情のままの、長門。
人畜スマイルの、古泉。
そして、俺のネクタイを引きながら、カメラに指を突きつけて、笑顔を見せるのは――
部室でキスをしたあの時から、ポニーテールを続けている、花嫁姿のハルヒだった。

続く(キョン「は、恥ずかしい……」)
153名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 08:07:17 ID:FZKUEx/M
>>152
GJ!続きまってるぜ
154名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 08:26:24 ID:fFSkGoOk
>>152
面白かったが人畜スマイルはおかしいぞw
155名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 09:36:13 ID:q9l2MCta
ハルヒとキョンって凄くお似合いだよな
156名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 12:33:26 ID:1YJoLP42
実は自分も最近その事ばかり考えていたww
157名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 13:25:12 ID:XVEvHicq
なんかこう、絶妙なバランスの関係だと思う。
158名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 14:10:56 ID:FZKUEx/M
そんなハルキョンだからこそ幸せに成ってほしい
159名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 15:08:38 ID:FZKUEx/M
・・・1時間書き込みがなければ映画と同時に驚愕発売!
160名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 16:13:01 ID:TeePHM1a
そし!
161名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 16:13:43 ID:TeePHM1a
し、しまったあー
162名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 16:54:21 ID:Lu+AmJyH
>>161
大丈夫。阻止失敗だから
でも1時間とかやめて欲しいな。
163名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 17:03:13 ID:UQMKPdC3
お行儀いいなw
164名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 17:04:15 ID:1YJoLP42
本当にでないかな、驚愕
165コンピ研部員:2009/10/16(金) 17:48:25 ID:fzVZC4C9
なんとか完成、製作日数2週間ほど…。

http://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date119938.lzh

 ↑
ゲーム実行ファイル+操作マニュアル 

http://up3.viploader.net/game/src/vlgame004151.jpg
http://up3.viploader.net/game/src/vlgame004152.jpg
http://up3.viploader.net/game/src/vlgame004153.jpg

 ↑
ゲーム画面


宇宙戦艦SOS号を操って、コンピ研帝国の要塞を探し出し、破壊すれば勝ち。
エネルギーが切れたら負けになります。

ターン制の宇宙物シミュレーションゲーム、マウスで全部操作できます。


詳しくは付属のマニュアルを読んでください。
もうバグは全部取れたと思うけど…あったらゴメン。


いまさらだけど、今回のはちょっと微妙…前のポーカーの方が面白いかもw

では、機会があれば、また。
166名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 17:53:18 ID:dOeowXT9
>>165
うをおおおおおおおおおおおすげーーーーーーーーー
乙!
167名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 18:10:37 ID:Lu+AmJyH
>>165
あなたのスキルに感服しますGJ!!
168名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 18:33:17 ID:um52yVj8
>>165
乙!前のポーカーも楽しませてもらったよ
169名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 18:40:03 ID:Lu+AmJyH
>>165
・・・難しい・・・
え?私がヘタなだけ?
・・・そうですか
170名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 19:23:31 ID:HwD7NIXC
gj
171コンピ研部員:2009/10/16(金) 19:31:43 ID:fzVZC4C9
うう、難しいですか・・・

・シールドは切らさないように。少なくなってきたら1500に展開し直す。
・最初はワープしまくって、宇宙基地を探す。基地が見つかったら、こまめに補給に戻ってエネルギーを確保する。

これでやってみて。
172名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 19:47:52 ID:JRTH28co
>>165
ありがとうございます!!
素晴らしすぎる!
173名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 19:51:16 ID:hobZKHDP
キョンにパンチを軽々とかわされてデコピンで返り討ちにされるハルヒ
174名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 19:53:30 ID:2A56q8wS
>>165
GJすぎる!!
175名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 20:06:58 ID:q9l2MCta
>>165
うーん、すごいw
176SS デコピン:2009/10/16(金) 20:12:19 ID:1YJoLP42
>>173
ハルヒちゃんみたいなノリになってしまったww

・・・・・

ハルヒがいきなり襲ってきた。

「そおい!!」

「のわっ!?なんの!!」

大振り過ぎるパンチをかわし、手首を捕らえるとそのままデコピンする。

「に"ゃっ!!くっ……やるわねキョン、あたしの幻の右をかわすとは……」

「お前な。てか、いきなり何しやがる」

「いや、暇だったから」

なんとまぁ理不尽な暴力だ。
溜息を吐きつつ、俺はもう一発デコピンを食らわせた。

「ひにゃっ!!……痛いわよ!!」

キョンのバカアホドジマヌケ、とハルヒが涙目で喚きだす。
元を辿ればお前が悪いんだろう。
しかし、こんな事で古泉のバイトを増やすのも悪いか、なんてちらりと思った。
いや、不憫になったとかそういうのでは決してない。

「しゃーねぇな、……やれやれ」

俺はハルヒの額に手を当て、撫でながら例の言葉を唱えた。
ちと恥ずかしい。

「痛いの痛いの飛んでけー……」

ハルヒはむうとかフンとか言うと、手を振りほどいてあっという間に行ってしまった。
廊下を走るんじゃありません。

……しかし、なんで顔赤かったのかね。
詳しくは考えないでおこうか。
177名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 20:30:04 ID:Lu+AmJyH
>>171
ようやくコンピ研に勝てました。
アドバイスありがとう御座います。
涼宮ハルヒのリフォーム6です。118-353〜355 からの続きです
オリキャラ成分含まれます。苦手な方、回避願います。
2レス消費します。
=========

 それでも、この大掛かりで、ひょっとするとものすごくばかばかしいかもしれないミッ
ションに、俺も参加しない訳にはいかないようだった。
 おれは開けっぱなしの窓から恐る恐る手鏡を出して下を見た。続いて、今度は首を出し
てノクト・ビジョンをしたまま真下を見た。
 さっきまで影にしか見えなかったやつが、こちらを見上げていた。つまり目があった。
「なにしてるんだ、おまえ?」
 いや、わかってる。こっちの方こそ、何してるんだってことはな。
「下見」
 相手が答えた。
「下見って、何の?」
「一緒に住むこと」
「キョン、今おまえ、女の子と喋ってるみたいに聞こえるんだが、知り合いか」
「長門です」
 親父さんにそう答えて、俺はノクト・ビジョンをひっぺがし、長門に言った。
「銃なんか向けてすまなかった。どこか痛めてたり、すりむいてないか?」
「平気」
 平気じゃなくても治してしまいそうだがな。
「トラウマというか、心の傷になったりは?」
「大丈夫。あなたたちの行動は理解できる」
 おまえなら鍵なんか無しでも、どんなドアも自由に開閉できるだろうし、さっき見せた
ような超人的な判断かつ動きも朝飯前だろう。ゴム弾だって平気で跳ね返すかもしれんが、
そっちはおれの方がトラウマが残りそうだ。撃たなくて良かった。
 窓からの閃光にひるんで出てこないなら、こっちから踏みこむ。即座に反応して、部屋
から飛びだすタマなら、相手が逃げる階段の方向とは逆(つまり背中側)から「ホールド・
アップ!」を叫べは大抵のやつならビビって足がすくむだろう。まだ逃げ出すなら威嚇射
撃、これでほとんど場合は決着する。というのが、親父さんの立てたプランだった。いい
加減そうで(たとえば影が凶悪なやつで、後ろから声をかけた俺たちに逆に襲いかかって
くる場合だって考えられた)、よく練られていたのか、結果オーライなのか、とにかく事
態は収拾された。(長門を窓から飛び降りさせて)。 
 窓の下を見ると、ハルヒが到着して事態を把握したらしく、涼宮父娘は、植えこみから
助けだした長門に、かわるがわるペコペコ頭を下げていた。
「キョン!あんたもさっさと降りてきて、有希にちゃんと謝りなさい!」
言われるまでもない。おれは廊下を抜け階段を駆け降り、玄関から外へ出て、中庭の方へ
走った。

 さんざん謝り倒し、長門から3度目の赦しが出たところで、俺はヘタな疑問が誰かの頭
に浮かぶ前に、こう言った。
「長門、下見の方はまだだろ。よかったら、これから一緒に、部屋を見てまわらないか?」
「(こくん)」
「ま、まあ、有希がそういうんなら」
「ああ、そうしよう」
 涼宮父娘にも、当然異論はなかった。

 ● ● ●

 次の日、俺は長門のマンションを訪れた。
 何故か? 引越しの手伝いのためである。
 4人での深夜の「下見」の際中、長門はある部屋の中で、こう宣言したのだ。
「ここがいい。明日からここに住む」
 それは、あの涼宮ハルヒをも、置き去りにしかねないほど素早い決断であり、さすがの
ハルヒもこう応じた。
「さすがは有希ね。あたしも、あんたにはこの部屋がぴったりって感じがしてたのよ! 
善は急げっていうし、キョン、明日の有希の引越し、手伝いなさい! あ、心配しなくて
も、あたしたちの部屋の方は万事任せてくれてかまわないわ。家具とか必要なものを順じ
運び込んでいくから」


 「夕べは悪かったな」
「謝罪は済んでいる。気にしないで」
 おれは、昨夜はあの二人、涼宮父娘がいたので聞けなかったことを尋ねた。
 ひとつ目は、長門なら、姿を消して、見つからずにすむようにもできただろうし、見つ
かった後でもどうにでも逃げられただろうに、という疑問だ。
「それではあの二人が満足しない」
「やっぱり、わざわざ付きあってくれたのか。わるいな、長門」
「問題ない。私も楽しんだ」
 え? 今、なんと?
「また、やりたい」
 マジですか?
「真剣」

 そして二つ目の疑問の方が本題だった。
 「長門、夕べ、ほんとは何やってたんだ?」
「時空間特異点の消去ないし回収」
「その、なんだ、特異点ってのは?」 ハルヒみたいなやつのことか?
「この建物は、この時代の技術で作られていない。そのため、存在を維持するために、時
空平面に多くのギャップを生み出している。それはアインシュタイン-ローゼンブリッジの
ような位相構造体を生む恐れがある」
「アインシュタイン-ローゼンブリッジって何だ?」
「ワームホールとも呼ばれている」
「それは、自分の部屋だと思ってドアを開けたら、しずかちゃんが入浴中だったりする、
あれか?」
「そう考えても、あながち間違いではない」
 長門、やっぱり『ドラえもん』、読破したんだな。
「ちょっと待ってくれ。今、『存在を維持するため』と言ったな。ってことは、ワームホー
ルみたいな奴は、あの建物が存在する以上、次々生まれるってことか」
「そう」
「それって住むには、ヤバくないか?」 いや、プライバシーの問題以前に、だぞ。
「時空間特異点を逐次、発生の初期段階で消去・回収していけば問題ない。それには、わ
たしがあの建物に常駐するのが望ましい」
 つまり、まずは長門を、という訳か。この分で行くと、毎週どこか一室でミニ閉鎖空間
が発生してスモール神人が暴れまわったり、アフタヌーン・ティーの支店ができたりして、
他の団員を呼び寄せてしまうんだろうか。
「それはない。涼宮ハルヒがここに住み、加えて私が常駐することは、他の勢力が彼らを
送りこむ十分な理由となる」
 やはり古泉と朝比奈さんも来ることになるわけか。


 長門の引越し自体は、実に実に、スムーズに行われた。
 長門自身の荷物はそもそも少なかったが、部室から引き上げてきた長門の本やSOS団
の数少ない資産(?)であるぬいぐるみその他も、長門のところに「一時預かり」になっ
ていたから、総量では結構な量になっていたのだが、それらすべてを長門は事前に、学生
カバン程度の大きさへと非常にコンパクトにパッケージングしてくれていた。
「四次元ポケ○ト」
 20世紀日本の生んだマンガを、そこまで気に入ってくれて、なんだか嬉しいぞ、長門。
 さらに、長門の宇宙パワーなのか、昨夜のうちに時空間特異点と話が付けてあったのか、
長門のマンションの部屋を出ると、そこは入浴小学生のいる浴室ではなく、夕べ長門が気
に入った、洋館のあの部屋の中だった。あ、待て、長門、言わなくていい!
「ど○でもドア」

〜その7へ続く〜
今回の涼宮ハルヒのリフォームですが、短かったので、ボーナストラック(?)
として、スネーク篇を別に投下します。続きのない分岐ですが。
118-353〜355 からの続きです。
===============
 「やれやれ、見覚えのある顔だぞ。今日は、執事のコスプレは? 忘れてきたのか?」
「あまり感心しませんな。住居侵入に対して、少々やりすぎでは?」
「わるいな、臆病なんでな。長い間、空家で忍び込み放題だったこの家に、昨日の今日っ
てタイミングで、真夜中の住居侵入だ。どう考えたって、どれかの意味で、関係者だろ?」
「なるほど。しかし地縛霊の類も考えられますな」
「実家は神職もやっててな、お祓いは門前の小僧だ」
「長い間、戦争を生業にしてきましたが、エトランジェ(フランス外人部隊)に入って、
アルジェリアに着いた途端、『人殺しは嫌いだから一抜けた』と言った方は、後にも先に
もあなただけでしたな」
「反省してる。旅費を浮かそうとせこい思いつきだったんだが、悪いことをしたな。誰だっ
て好きでやってる訳じゃねえのに。若気の至りだ」
「その後、私の記憶が確かなら、『ああ、無茶なことを言ってるのはわかってる。そこで
だ、ここにはグリーン・ベレーみたいに決闘で決着付けるって風習はないのか?』とおっ
しゃいました」
「対戦相手に同じイエロー(黄色人種)のあんたが選ばれたんだったな。これまた、悪い
ことをした」
「いやいや、私も若気の至り。それ以上後ろに下がれぬよう、後ろ足のかかとにナイフの
刃をあてて、殴りあいでしたな」
「あんなの、マンガでしか見たことないぞ。後にも先にも」
「自分の命もかかっていましたから、なぶり殺すつもりで闘ったのですが。おかしなこと
を言う奴だと思ったのでしょう。少々あなたを甘く見ていました。自業自得です」
「ふん、俺の口上が気に入ったんで、勝ちを譲ってくれたんだと思ってたんだがな」
「さて、どうでしたか。しかし、新兵も猛者どももあなたの勝ちに納得していました」
「俺のギャグのセンスは、受け手が限定されるんだ」
「あの時『負け』を知ったおかげで、どうにか今日まで生き残ってこれました。あなたに
は感謝すべきでしょうな」
「提案がある。俺の方はあんたをまんまと逃がしたバカ親父になる用意があるが。こっち
の交換条件は、一人娘の健やかな成長だ。ばれない方がいいんだろ?」
「そういうことだろうと踏んで、こちらに降りてきました。その話に乗るしかないでしょ
うな」
「やれやれ、バカ娘だ。早過ぎるぞ」
「では、目を閉じててください」

「親父、あいつは? 今の何?」
「勝って油断した。今の閃光だ。逃げられたみたいだな」
「動きが速くてよく分からなかったけど、どっかで見たような気がするのよね」
「他人の空似だろ、多分。おれも昔、ミック・ジャガーに間違われたことがある」
「いつ、どこでの話よ!」
「ケロロ軍曹にも間違われたこともあるが」
「いつ、だれによ?」


「新川、派手にやったな」
「少々派手過ぎましたかな?」
「自覚あったのか。ひょっとして、そういうのが好きなのかと思ったぞ」
「嫌いではないようです」
「涼宮ハルヒの父親は大丈夫なのか?」
「社会規範はともかく、個人の約束と信頼は守る男です」
「今、闘っても勝てないのか?」
「さて、どうでしょう?。私の方も経験を積みましたが、今の彼には《守るべきもの》が
ありますから。そして、我々の正体を涼宮ハルヒに教えないことも、彼の《守るべきもの》
には含まれているようですな」
「彼と同じ、ということか……帰るぞ」

〜つづきません〜
181名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 22:36:36 ID:HwD7NIXC
>>176
いいね、にやりとする

>>178-181
スネーク吹いたw
本編、うまいなぁ。これで色々起きるミステリーハウスになりえるのかw
182名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 23:34:02 ID:aSoh6cAA
GJ!
なるほど…長門さんだったかっておいw
183名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 23:41:55 ID:qmFHlJ2g
おいおい、俺も住んでみたいぜ
184名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 23:46:08 ID:yWQOiVwr
投下乙乙。
面白いなあほんとに。

>>165
これはすごいw ちょっとやってくるノシ
185名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 23:54:52 ID:yA0syg9Q
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
186名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 00:40:58 ID:SfI9SlnA
>>165
すげー!超お疲れ様!
1871日遅れた・・・OTL:2009/10/17(土) 00:51:05 ID:gu41LOZk
10月16日『ボスの日』
1958年に、アメリカのパトリシア・ベイ・ハロスキ(Patricia Bays Haroski)が、
会社を経営していた父のために、経営者と部下の関係を円滑にする日として提唱し、
アメリカ商業会議所に登録されたことが始まり。
アメリカではこの日に、ボスを昼食に招待したりプレゼントを贈ったりして日頃の労をねぎらう。
日本でも1988年からデパート業界が実施している。

============================================

キョン 「ハルヒちょっといいか?」
ハルヒ「何よ改まって。」
キョン 「今度の休みな、お前暇か?」
ハルヒ「あのねぇキョン。SOS団団長に『暇』の文字は存在しないの!
    まぁアンタがどうしてもって言うなら時間作ってあげてもいいけど?」
キョン 「なら『どうしても』だ。」
ハルヒ「ふぇ!・・な、何よソコまで力んで・・・ま、まぁいいわ。で?」
キョン 「洋食の旨い店を知ったんでな。お前と一緒に行こうと思って。あぁ勿論俺の奢りだ。」
ハルヒ「あ、あったり前でしょ!ひ、平の分際で、団長の躍らせるなんて10年早いのよ。」
キョン 「なら次の休みに何時もの駅前でな。」
ハルヒ「う、うん・・・(・・・え?これってまさかデート?キャーーー)」


外野


長門 「・・・この星の『八代 亜紀』は泣ける。」
朝比奈「長門さん?缶コーヒーもって如何したんですか?」
古泉 「なるほど『ボス』違いですね。」
188名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 01:28:38 ID:V9LIJWlY
>>165
GJ! ちくしょう、要塞戦でSOS砲潰されて砂にされたw 
なかなか面白いよ
189名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 01:33:13 ID:/GByU6tb
>>187
なんでもかんでもネタにしてデートしやがる!



        俺も缶コーヒーを貰おうか・・・
190名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 02:10:06 ID:RPhnJHOu
今日もまったり寝られそうだ……みんなおつかれさまなんだぜ
191名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 02:51:15 ID:gu41LOZk
>>165
やってみましたが・・・これは中々
ついつい何度もプレイしてしまいますね
192名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 07:33:00 ID:Q5xil7iZ
>>165
良くやった、キミは二階級特進だ!
193名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 11:59:27 ID:L3C23KrZ
うわぁ突然の大雨だ。
これは雨宿りするほかない。ハルヒ待ってろよ!傘もってくから!
194名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 12:13:16 ID:qDY86zmv
せっかくの土曜日なのに何時まで寝てるのよ、さっさと起きなさい、お出かけするわよキョン。
195お昼に失礼します:2009/10/17(土) 12:23:54 ID:gu41LOZk
10月17日『カラオケ文化の日』
全国カラオケ事業者協会が、20年以上にわたってカラオケの普及に努めてきたことを記念して、
同協会の設立記念日である10月17日を記念日として制定した。
ちなみに1月19日がNHKの制定した「カラオケの日」に、
毎年9月の第2土曜日が文部省が提唱した「ファミリーカラオケの日」になっている。

=======================================

ハルヒ「キョン今日はカラオケに行くわよ!!」
キョン 「朝から人の家に押しかけてきて何事だ。」
ハルヒ「何い言ってるのよもう昼よ!さっさと着替えて出かけるわよ!」
キョン 「ちょっと待てって、何でカラオケなんだ?」
ハルヒ「べ、別にいいじゃない。ちょ、ちょっとキョンとデュ、、デュエット
    したいとか・・・偶には二人っきりでとかそんなの考えてないんだからね!!」
キョン 「何考えてやがるんだか・・・まぁ洋食屋に連れて行く約束もあるし行くか。」
ハルヒ「ならさっさと準備しなさい!」
キョン 「へいへい。」
ハルヒ「な!い、、行き成り服脱がないでよ馬鹿キョン!!」
キョン 「おっといけね。」

内野

母「今日も賑やかね。」
妹「う〜〜ん、流石に付いていったらまずいよね。」
196名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 12:38:34 ID:kTHGWfBv
>>195 ぐっじょぶ

貴重な休日を、気の赴くままに漫然と過ごしていたら、

「ハルキョンのツンデレ夫婦っぷりをにやにやしながら見つめているこなた」

っていう電波が来た。しかし文章化できない。
197名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 13:47:30 ID:odGDJ26N
1時間書き込みがなければハルキョンは俺の両親
198名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 13:54:14 ID:rQg/1AoG
とりあえあず阻止しておきますね
199名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 14:18:24 ID:/yOFdBgP
落ち着けww
200名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 14:38:29 ID:qDY86zmv
「涼宮さんとキョン君はデート中ですね〜」
「そう」
「仲の良いことです」

三人さん
「独り身は寂しい・・」
201ハルキョン童話:しかめっ面の女の子:2009/10/17(土) 14:50:15 ID:y0HhyrYz

 しかめっ面の女の子は、いつもしかめっ面をしていました。
 しかめっ面の女の子には、いつも、まぬけ面の男の子がついて歩いていました。

 しかめっ面の女の子は、あるとき、右腕をぶんと男の子の方に投げ出しました。
「どうした?」とまぬけ面の男の子は尋ねます。
「腕が重い!疲れたの! 見れば分かるでしょ!」と女の子は言いました。
 まぬけ面の男の子は、やれやれ、とつぶやいてこういいました。
「しかたないな。そんなに重いなら持ってやる」
 こうしてしかめっ面の女の子は、まぬけ面の男の子と、手をつなぐことができました。

 しかめっ面の女の子とまぬけ面の男の子がしばらく歩いて行くと、女の子は突然立ち止
まりました。
「どうした?」とまぬけ面の男の子は尋ねます。
「足が重い!疲れたの! 見れば分かるでしょ!」と女の子は言いました。
 まぬけ面の男の子は、やれやれ、とつぶやいてこういいました。
「しかたないな。そんなに重いなら持ってやる」
 こうしてしかめっ面の女の子は、まぬけ面の男の子に、お姫さまだっこしてもらうこと
ができました。

 それから、しかめっ面の女の子とまぬけ面の男の子が、またしばらく行くと、女の子は
突然、真っ赤になりました。
「どうした?」とまぬけ面の男の子は尋ねます。
「の、のどが乾いたんだけど」と女の子は言いました。
 まぬけ面の男の子は、やれやれ、とつぶやいてこういいました。
「しかたないな」
 まぬけ面の男の子は、女の子を降ろして、近くに水を汲みに行きました。
 女の子はもくろみがはずれて、地団太(じだんだ)を踏みました。
「どうした?」
 水を汲んで帰って来た男の子が尋ねました。
 女の子は真っ赤な顔で口をかたく結び、じっと男の子の顔に穴が空くまで見つめました。
 男の子は不思議そうな顔して女の子を見ていました。
 女の子は、男の子の顔があまりにまぬけ面だったので、相手と自分への怒りも忘れて、
ぷっと吹き出してしまい、とうとう大きな声で笑い出しました。 
 まぬけ面の男の子も、少し困ったような笑みを浮かべました。

 こうして、しかめっ面の女の子は幸せになりました。今日も幸せだと思います。


202名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 15:00:25 ID:/yOFdBgP
>>201
GJ
なんか読んでてこっちも幸せになったよ
203名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 15:01:49 ID:odGDJ26N
いい話しだな〜GJ
204名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 15:20:59 ID:y0HhyrYz
>>196

こなた:あ、ハルキョンだ。
ハルヒ:こなた……っていうか、セットにして呼ぶな!
こなた:ね、ね、どこいくの? 仲良く手なんかつないで。
ハルヒ:て、手なんかつないでないし、仲良くなんかないわよ! ねえ、キョン!
キョン:ああ、今日は外に食べに行こうかって話になって。
ハルヒ:って、キョン、あたしの発言を無視して、話を続けないで!
こなた:ふーん。ついてこうかなあ。
ハルヒ:キョン、振り切るわよ。次の角までダッシュ!
キョン:いいけど、声に出したらバレてるぞ。……すまんな、こなた。またな。
こなた:いいって、いいって。いつものことだし。



・・・・・すまん。続けて書いたら、ほのぼのしてしまった。あんまりツンデレしてないし。
205名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 15:33:28 ID:L3C23KrZ
こなたがまずハードル高いのではwww
しかめっつらと合わせてGJ。ほのぼのしたぜ。

>>195
ちょっとカラオケ店でバイトしてくる
206名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 15:44:16 ID:kTHGWfBv
>>204
電波を見事に変換してくれるなんてGJ
嬉しくて涙がちょちょ切れそうだ

ひとつだけ気になったのだが、こなたは先輩であるぜよ

よろしければ続きを全裸で待機させてもらう
207名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 16:01:12 ID:y0HhyrYz
>>205
>こなたがまずハードル高いのではwww
正直高い。普段、バカップルものしか書いてない自分には、いきなりいっぱいいっぱいだwww

>ひとつだけ気になったのだが、こなたは先輩であるぜよ
し、しまった。しかし、

「すまんな、こなた。またな。」→「すみません、泉さん。失礼します」

うう、むずかしい。

> よろしければ続きを全裸で待機させてもらう

ちょっと難しい。とりあえず服は着てくれ。

208名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 16:09:30 ID:RPhnJHOu
服より先ずネクタイだろ、紳士的に考えて……
209名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 16:12:46 ID:rGiyU5wo
>>201
ハ「♪わたーしをー 誰だと思ーってるのー」
キ「お、なんだっけそれ。えーと、いやいい、考える。
  …そうだ、ワールド・イズ・…」
キ「…ノット・イナフ!」
長「それは映画」
210名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 16:33:09 ID:GyUVLnfH
>>208
ソックスも忘れちゃいけないな
211名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 18:39:16 ID:qDY86zmv
「キョン寒いね」
「そろそろ帰るか?」
「嫌よ、あんたがあたしを暖っためなさい」
「しょうがねえな、明日も休みだしたまには良いか、でも家には連絡入れとけよお袋さんが心配するから」「大丈夫よ親には今日は帰らないって言ってあるから」
「用意周到だな」
「そうと決まれば、晩御飯を食べに行くわよ、今日は焼肉よ焼肉、スタミナが命なのよキョン」
「・・やる気満々だな」
212名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 19:17:45 ID:hNvVlPHe
阪中さんスレが今月に入って2度もdat落ちしたので、文芸書籍サロンに立ててみた。

【涼宮ハルヒの憂鬱】阪中part 9.1【なのね】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1255774493/
213名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 19:31:18 ID:GyUVLnfH
阪中さんと聞くとハルヒのへそチラ連想して興奮する……っ!
214名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 19:46:11 ID:ldkRv3kG
>>165のゲームですべてのコンピ研の艦隊を撃破してクリアしたら
「内部エラーが発生しました」と出て強制終了したw
215山田太郎:2009/10/17(土) 19:55:53 ID:Tq1h2xAH
すみません、テレビ放映は終わってしまったんですか?
216名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 20:26:27 ID:g4uMqkaa
ハルヒはお笑いを見るだろうか
217名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 20:33:05 ID:E9JlQwx5
>>216
お笑いを見るかどうかはわからんが、自分から積極的に笑いを取りに行くタイプかも
少なくとも笑わせてくれる冗談に対しては寛容(ソースは陰謀)
218名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 20:38:52 ID:/yOFdBgP
>>215
終わっちゃったよ
映画は来年の春にやるけどね
219名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 20:59:32 ID:GyUVLnfH
>>214
よし、俺もチャレンジしてみよw
220名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 21:24:47 ID:0P4Xd6VP
>>216
罰ゲーム好きはガキの影響かな
221名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 21:36:59 ID:fymqqGtp
涼宮ハルヒのごっつええ感じ
222名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 22:43:52 ID:jSQ6GItd
たまに見える俗っぽいとこは好きだ
○○ウォーカーみたいな雑誌読んでるのとか
223名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 22:45:37 ID:qlS+ozJG
異常なことをするためには普通を知らないといけないのよ!
224名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 23:09:07 ID:S8Ne9szK
>>214
か、確認しました・・・w

http://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date120008.lzh

これで大丈夫なはず・・・
225名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 23:10:10 ID:mKcfBJwY
それで普通を知るために関西ウォーカーでデートコースを決めるってかw
226名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 23:17:49 ID:Pp4mmwfi
「普通を知る」っていうとナギを思い出してしまうわけだがw
227名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 23:47:03 ID:oK5Itcuo
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
228名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 23:53:59 ID:0Q5c/+OQ
ナギってどっちのだw
まあどっちでも通じる気はするが

不思議探しをするためにやる気のない顔の執事を雇う大金持ちハルヒで
229名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 23:59:00 ID:g4uMqkaa
ハルヒ「ショ・ミーンの暮らしが気になるわ
     キョン、ラ・メーンを今すぐあたしの前に持って来なさい!」
230名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 00:00:15 ID:qDY86zmv
「まだまだ、夜はこれからよ」
「ハイハイ、案だけ肉を喰えば、今日はオールだな」
「当たり前よ、覚悟しなさいキョン」
「何時も先にバテる癖に、まあ〜そこがまた可愛いんだけど」
「なんか言った?」
「イヤ、何にも」
231名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 00:13:16 ID:jlWs2Ls1
ナギって誰?
232名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 00:17:32 ID:wFS+Ce79
233226:2009/10/18(日) 00:17:44 ID:513rPm3z
>>228
ありゃ,俺は三千院ナギしか知らなかったw
234名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 00:18:51 ID:iqkZ4cn0
多分ハヤテやかんなぎのだろう
他作品ネタは分からない人はスルーでいいんじゃね
235名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 00:21:00 ID:P6/Frlwa
既出画像といえば、コレ↓なんかは愛が溢れてると思ったなw
ttp://2d.moe.hm/2d/img/2d5946.jpg
236名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 00:29:48 ID:rWj5ndza
>>224
全艦撃破であのEND
2828させて頂きました。


>>232
らー○んさんのなら随分昔から既出ですが・・・
237名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 00:30:51 ID:E/a+qvnq
「キョン」
「なんだ?」
「ナギって誰よ?」
「知らん」
「正直に言いなさい」
「本当に知らん、ハルヒ以外の女に興味ないからな」「そう・・・」
238名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 00:32:15 ID:3ztRDknT
草なぎ剛と間薙シンを思い浮かべた俺は一体
239名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 00:35:33 ID:eY0bR2Ug
>>232
これ最後のコマ描きたかっただけだろwwww
240名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 01:10:17 ID:s69zl6SC
ナギ「穢れじゃー!穢れがここには満ちておるぞ」
ハルヒ「・・・なに?あんた誰よ?」
ナギ「ハッ!この女じゃなこの土地に宿る災厄は」
ハルヒ「キョン、あんたの知り合い?」
キョン「知るわけないじゃないか。」
ナギ「おおおそこの巨チチ女も窓辺の少女も穢れておる。ただならぬ良からぬ空気を感じるぞよ。そしてそこのニヤケ顔の男も」
ハルヒ「・・・ちょっと待ってあんた誰?名乗りなさいよ」
ナギ「わらわは神じゃ。そち達の穢れがわらわたちの土地まで侵入しておるので祓いに来たのじゃ」
ハルヒ「神ですって?なによ面白いじゃないの。で、あたし達をどうするって?」
長門「任せて」
ハルヒ「有希、あんたの知り合い?」
長門「こっちへ」
ナギ「な、な、まずはそちと対決か・・むう、手強そうじゃ・・」

〜部室を出る長門・ナギ〜

5分後

バタン
長門「・・・もう大丈夫」
ハルヒ「どうしたの?あの神様?」
長門「帰った」
ハルヒ「って・・・どこへ?」
長門「本来居るべき場所」
キョン「(おい、長門、何をしたんだ?)」
長門「(情報連結を操作した。彼女は異次元から割り込んだインターフェイス。涼宮ハルヒが一瞬だけ望んだ存在。すぐに元の世界へ戻った。)」
キョン「(そ、そうか・・・)」


・・・・すまん勢いで書き始めたはいいがノープランだった
241名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 01:44:48 ID:EdurDsV8
>>165
>>224
修正おつ

全艦隊撃破エンド見れたよー。
242名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 01:53:31 ID:C3gzMfZc
>>228

お嬢様、特撮ネタはほどほどに。
243名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 02:53:23 ID:43UYg1xH
>>239
だなw
相変わらず病んでる作者だ
244名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 03:25:18 ID:jlWs2Ls1
掲示板からどこのスレにも行けなくなった。何故だろう。
リンク集のまとめwikiからとんできたがここの管理人さんはきちんと更新してくれてるから助かった。
朝倉さんとこなんて二つ前から更新してないから見に行けないのよね。
ちなみにアニメ板だけ駄目みたい。 こういう時初心者だと困る。
245名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 03:42:52 ID:43UYg1xH
IEならキャッシュが壊れてるとかそのあたりだろ
246>>214:2009/10/18(日) 05:05:40 ID:Qq+xUzkM
>>224
修正乙!
247名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 09:13:11 ID:E/a+qvnq
「うぅ〜」
「おはよう、ハルヒ」
「キョン〜」
「何時もと逆だな」
「たまには良いのよ」
「そうだな」
「流石にオールはキツイかったわ」
「そうだな」
「何時もながら、あたしが先にダウンしちゃうし」
「可愛い過ぎするぞハルヒ」
「ちょ!離しなさいキョン」
「駄目、このままシャワー浴びに行くから」
「恥ずかしいのよ」
「いまさらか?」

お姫様抱っこでバスルームへ
248名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 10:24:37 ID:rxtccdxd
え?同棲中?く、くわしく!
249名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 11:04:46 ID:E/a+qvnq
流れ的には
>>194 >>200 >>211 >>230 >>247 です
設定は結構進んだ関係のハルキョンかな?
250名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 11:14:33 ID:P6/Frlwa
地味に展開してるなw
251彼ごはん:2009/10/18(日) 12:29:17 ID:6Z2R+ET8
ハルヒ:ふーん。
キョン:なにが、「ふーん」なんだ?
ハルヒ:ぎょ、キョン! おどかすな! あたしに声をかける時は、手前50メーターから一言入れなさい。
キョン:どこの宮廷だ、それ? なんだそれ、雑誌か?
ハルヒ:わあああ、あ、あんたには関係ない!
キョン:どれ、『彼ごはん』? なんか本屋に並んでた覚えがあるな。
ハルヒ:あ、あたしがあんたに作るんじゃないわよ! あんたが、あたしに作るの! たとえば、つまり、そういう意味よ!
キョン:何言ってるか、わからんが。おれがおまえに飯を作ればいいのか?
ハルヒ:(こくん)
キョン:じゃ、作ってやるから、好きなもの、言ってみろ。
ハルヒ:………(びしっ)
キョン:おれを指差してどうする? さすがのおれも、おれは作れんぞ。
ハルヒ:(いつか殺す)


・・・ハルヒ、自爆3連発
252名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 12:51:28 ID:E/a+qvnq
本屋SSですな、最近流行ってるの?
10月第3日曜日『孫の日』
日本百貨店協会が1999(平成11)年7月に、孫へのプレゼントで消費を喚起し、
売上げの拡大を図って制定。
父の日と母の日の間やバレンタインデーとホワイトデーの間が一箇月であることから、
敬老の日のほぼ一箇月後に当る10月の第3日曜日とした。

=======================================

ハルヒ「縁側でシャミと一緒に何見てるの?」
キョン 「あぁ、孫の写真だ。さっき届いたんでな。」
ハルヒ「そういうのはあたしにも見えなさいよ。どれどれ。やだ、かわいい〜〜。」
キョン 「こっちは男の子でそっちは女の子だそうだ。まさか同じ日に生まれるとは
    双子の子供でも出来すぎだな。」
ハルヒ「この男の子はキョンに似てない?」
キョン 「そういう女の子はハルヒの赤ちゃんの時にそっくりだ。」
ハルヒ「何かお祝いしないとね。」
キョン 「そうだな俺達がお祖父ちゃんお祖母ちゃんになった記念でもあるからな。」

内野

孫1「最近親父から祖父ちゃんの若い頃に似てきたって言われるんだよな。」
孫2「あたしだってママからお祖母ちゃんに若い頃にソックリて言われてるわ。」
254名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 14:20:15 ID:2AVpq0Kd
255名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 16:02:15 ID:5mJ+XHjm
自爆しすぎ吹いたw このうっかりさんめ!

>>253
GJ
シャミさり気なく猫又化してるのか?w
256名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 16:18:55 ID:6Z2R+ET8
>>254
何度も言うように、制服エプロンは反則だ。

制服白衣も、そうかもしれんが。
257名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 16:39:21 ID:0d1vk3Sf
エプロン、というものに男はロマンを感じるのかも知れんな
258名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 16:41:05 ID:E/a+qvnq
「もう、夕方になっちゃったわね」
「どうする?」
「どうしよっか」
「もし、嫌じゃなかったらうちに晩飯食いに来ないか?」
「迷惑じゃない?」
「当たり前だろ」
「そうじゃあ、あたしおばさんのお手伝いするね」
「皆、喜ぶよ」
「行きましょキョン」
「ああ」
259名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 17:49:23 ID:3VgiJHrC
両家公認は何時かな?
260名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 18:11:23 ID:llkCjqfp
亀だけど>>200

>三人さん  
「独り身は寂しい・・」

お前らなら相手なんて掃いて捨てる程いるだろ…
261名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 18:39:48 ID:3q0dXct3
>>259
もはや公認になっていると見た
262名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 18:57:06 ID:E/a+qvnq
「古泉」
「何ですか森さん」
「最近は閉鎖空間も落ち着いているな」
「そうですね、彼のおかげです」
「こうやって二人でいられるのもね」
「そうですね」
「それで・・・今日は良いよね古泉?」
「わかってますよ森さん」

「今日は私が晩ご飯を作る」
「え〜!どうしたの長門さん、いきなり?」
「別に何となく」
「江美里と涼子は手を出さないで」
「本当に?」
「あらあら、いいじゃないですか、朝倉さん、せっかく長門さんが作ってくれるんですから、それで長門さんは、何を作ってくれるんですか?」「カレー」


「寂しくなんかありません一人でも・・・」
「独り身バンザイです。」
263名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 19:07:12 ID:s+Ujmyaf
>>262
おっと、ハルキョンの次に古みくが好きな俺の前で、そのネタはご法度だぜ
264名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 19:39:37 ID:5mJ+XHjm
二人を微笑ましく見守る古泉とみくるとな?
265名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 20:06:40 ID:88G2kjVx
キョンに口で勝てなくて殴ろうとしたら受け止められて
そのまま投げ飛ばされるハルヒ
266名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 20:41:44 ID:+QR5d5lb
>>254は続きがある
(ハルヒと親父 外伝−できちゃったシリーズの外伝として、ハルキョンの子育ての様子を
書いてみました。ハルナ、ハルキは、ハルキョンの間に産まれた、双子の姉弟です)

ハルナ:パパー。パパー。
キョン:どうした? ん? ハルキ、どうしたんだ?
ハルナ:ハルキ、お風呂にどうしても入りたくないって。
キョン:ふーん。今日に限ってどうしたんだ?
ハルキ:……。
ハルナ:何度聞いても言わないの。
キョン:ハルナ、悪いが先に入ってくれるか?
ハルナ:いいけど、ハルキは?
キョン:ちょっとパパが話してみるよ。
ハルナ:はーい。

キョン:さて、ハルナは行ったぞ。どうしてお風呂に入らないか、教えてくれないか?
ハルキ:……どうしても!
キョン:もうそろそろ、おまえたちも一人ずつ入るのもいいかな、と思ってたんだ。でも、
そういうことじゃないらしいな。
ハルキ:……。
キョン:わかった。話したくなったら言ってくれ。それより、ハルキ。すごく大事なお願
いがあるんだが、聞いてくれるか?
ハルキ:……。
キョン:お風呂よりずっと大切なことなんだ。ハルキ、パパの一生のお願いだ。……虫歯
になってくれ。
ハルキ:……!
キョン:虫歯になったら、すごく痛いだろう。くるしいだろう。もうのたうち回るくらい
痛いと思う。そんなことをハルキに頼むなんて、パパも本当はいやなんだ。でもしかたが
ないんだ。お願いだ。パパ、ハルキが虫歯になってくれたら、何でもする!
ハルキ:……いや!いやだよ!虫歯はいや!
キョン:痛い痛い虫歯だぞ。絶対にイヤか?
ハルキ:絶対にいや!
キョン:……そこまでいうなら、しょうがない。虫歯はパパあきらめる。でも、虫歯のか
わりといっちゃなんだが、パパ、ハルキに、すっごく汚くなってほしいんだ。みんなから
「きたないきたない、くさいくさい」って言われるだろうけど。
ハルキ:……。
キョン:ほんと、みんなが「きたないきたない、くさいくさい」って言うと思うけど、パ
パも正直「くさいなあ、あっち行ってよ」って言うかもしれないけど、ハルキ、お願いだ
から、汚くなってくれないかな。汚くなるためには、とうぜんお風呂は禁止だな。もうこ
れから先、一生、絶対にお風呂にはいっちゃ駄目だ。どんなに汚くなっても、臭くなって
も、みんなに嫌われても、パパもママもハルナも、ハルキをさわるのも嫌がっても、それ
でもお風呂に入っちゃいけない。きたなくなるためには、それぐらいじゃなきゃな。
ハルキ:きたないの、いや。お風呂ダメもいや。
キョン:じゃあ、せめて明日だけでも、すごく汚いハルキでいてほしいなあ。みんなは臭
がるだろうし、いやがるだろうけど、明日一日のガマンだ。今日だけはお風呂に入ってほ
しくないんだ。このとおり、お願いだ。
ハルキ:いや。お風呂入る!今日もお風呂入る!
キョン:どうしてもか? 今日、お風呂に入るつもりか?
ハルキ:入る!
キョン:まさか、今すぐ入るつもりじゃないだろうな?
ハルキ:今、入る!(ばたばたばた)
キョン:ふう、やれやれ。
ハルヒ:……あんた、何、やってんの?
キョン:ああ、ハルヒか。うん、ちょっと反抗期な我が子の相手を楽しんでた。
ハルヒ:何、回りくどいことやってんのよ。あんなの「お風呂に入りなさーい!!」で一
発でしょうが。
キョン:ハルヒほど、おれの権威は浸透してなくてな。
ハルヒ:まあ、あんたは、いやがる奴とかぶーたれてる奴の相手は、昔からうまかったけ
ど。
キョン:誰かさんを散々相手にしたおかげでな。
268名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 21:12:38 ID:3q0dXct3

ほのぼのしていいなぁ
269名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 21:57:37 ID:ybO8XT3l
いいですね〜。ただ何処となくキョンが親父さんに似てきてるような?
後ハルキョンの子供で双子だと大抵は姉弟ですよね。(私もその口ですがね)
270名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 22:11:35 ID:E/a+qvnq
「ごちそうさまでした」
「お粗末さまです」
「ねぇハルニャン、今日は泊まっていくの?」
「明日は学校だし、今日は帰るね」
「え〜泊まっていこうよ」「わがままを言うな」
「ごめんね妹ちゃん、また今度泊まりに来るから」
「約束だよ」
「うん、約束」
「キョン、ハルヒちゃんをお家に送って行きなさい」「解ってるよ、行こうぜハルヒ」
「お邪魔しました、またね妹ちゃん」
「バイバイ、ハルニャン」
「キョン寒いね」
「そうだな」
少しハルヒを引き寄せる
「暖かい」
「俺もだ」
「寝る前に電話するから」「ああ」

「着いたぞ」
「うん」
「また明日な」
「・・何時ものしてよ」
またハルヒを引き寄せて少しだけ唇を重ねる
「バイバイ、キョン」
「またな」
271名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 22:14:39 ID:22GnQfp0
涼宮ハルヒ、ニューヨークに現る!?
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/091018/gam0910181801000-n1.htm
272名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 22:26:15 ID:3VgiJHrC
>>267
ハルキョンの子供か〜。可愛いんだろうな〜


>>270
いい雰囲気じゃないかGJ
273名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 22:27:29 ID:3q0dXct3
リボンww
274名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 23:03:27 ID:0d1vk3Sf
反抗期かw面白い
275名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 23:31:12 ID:0GVCNAq+
ホントはいちゃついたりしたんだけど、反抗期でついそっけない態度をしちゃうハルヒを捕まえて、なでりなでりしたい。
反抗期だからすぐに突っ張って逃げようとするんだけど、逃げないようにさらに強く抱きしめてもっとなでりなでりしたい。
276名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 23:43:03 ID:E/a+qvnq
「キョン、離しなさい」
「ハルヒが逃げるから離さない」
「じゃあ、ずっと捕まえてなさいよ」
「そうだな、ずっと一緒にいようなハルヒ」
「うん」
277名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 23:47:22 ID:aWYtB42x
>>224
もう消えてしまったか…
278名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/18(日) 23:59:22 ID:IKRuH8Ta
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
279名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 03:08:17 ID:NxjnABUi
なんかさっき夢でハルヒが出てきたよ。
なんでこんなおきてしまったんだ……ああ、もうどんな夢だったか忘れてしまった!
280名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 08:28:51 ID:KxNzGLTz
ドンマイ
よくある事だ
自分も日常茶飯事さ……
281名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 08:39:25 ID:GTcLLY5l
おはようハルキョン
282名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 11:11:09 ID:l22pQlIx
また、こいつ、寝てるわね、勉強できないんだから授業くらい聞きなさいよね、まったく
「うぅ〜ん、ハルヒ〜」
「!!どんな寝言よ・・」
しょうがないか、土曜日はオールだったし、昨日もずっと電話してたもんね。
「キョン、お疲れ様」
283名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 11:21:17 ID:NxjnABUi
なんかうたた寝してたら夢の続きが見れた気がする!

でも内容は忘れた……なんかいちゃこらしてた気もするし、いちゃこらしてるのを見てた気もする
284名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 11:35:56 ID:pww0nRy+
枕の下に写真をおいておくといいらしいぜ!
そういえば孤島のときにとったキョンの寝顔はどうしてるんだろうな。アルバム?
285名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 12:53:51 ID:l22pQlIx
「屋上でお弁当食べるのもたまには良いわね」
「そうだな、今日はお日様が暖かいし、良いな」
「授業どうする?」
「・・サボる」
「勉強できないのに・・」「ハルヒ先生、教えてください」
「しょうがないわね、部室に行きましょ、みっちり教えてあげるから」
「でも、もう少しだけ休憩」
「わかってるわよ」


「先生、ハルキョンがいないのね」
「またか、まったくハルキョンは何処に行ったんだ」
286名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 16:28:56 ID:yDXI6jji
俺も屋上に弁当持って行くか
観察できるかもしれん
287名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 18:15:47 ID:NxjnABUi
一緒に弁当食べてるシーンを見てみたいものだ
288名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 19:30:47 ID:l22pQlIx
「今日の部活はなんか変なだったわね」
「確かに」
「古泉がゲームをしないでメール打ってるし」
「有希は料理の本読んでたしね」
「朝比奈さんは独り言を呟いてたな」
「なんなのかしら?」
「知らんな」


「今日も森さんと・・」

「昨日のカレーは失敗、今日こそは・・・」

「独り身バンザイ〜独り身バンザイ〜」
289名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 19:54:12 ID:GwmgmA3U
だからみくるは街でも歩けば男がついてくるだろwww

本人の意思は別として
290名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 20:18:15 ID:yDXI6jji
みくるを守るために付き添うハルヒさんですか
291名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 20:29:25 ID:JcEpgXlV
突然シャミセンに手を噛まれるハルヒ
292名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 21:29:09 ID:v6MldRwX
そんな痛々しいハルヒの傷口を舐めるキョン
293こなた視点・かってに改蔵ネタ:2009/10/19(月) 21:45:11 ID:g9i/+KxT
>>196
あ、ハルキョンだ。

この二人も付き合って長いんだよねぇ。
憂鬱が出たのが2003年だから、出会って6年も経ってるわけか。
6年前ったらアレだよ。ゆーちゃんがまだ小学生だった頃だったっけ。
FFXIが出て○樫の休載がヒドくなって、あたしもズイブン時間つぎ込んでプレイしたもんだよ。
ラグオンも同時平行でやってたし寝るヒマもなかったな。あ、それは今も変わんないか。
そういえば、いつもパーティー組んでたヒカルさん元気かな?
あたしよりも廃人だったけど、ヒカルさんって仕事何やってた人なのかなぁ・・・

おっといけない、ハルキョンだった。
6年も付き合ってるんだから、さすがにお互いの気持ちの鮮度も落ちてるでしょ、でしょ。
ではさっそく、どんな物の鮮度も計れる鮮度計で計ってみよー!

・・・あれ?新鮮?めっちゃ新鮮って、どゆことなの?
6年も付き合ってるのに?

ハルヒ「ふふん。こなた、夫婦の鮮度を保つ秘訣を教えたげようか?」

こなた「いい!やっぱ別にイイから!聞いたらメチャクチャ後悔しそうな気がするから!
     なんでそんなお肌ツヤツヤなの?!いや教えてくれなくていいから!
     そんじゃお二人さん、ごゆっくり〜!」

(ツンデレじゃなくてごめん・・・)
294名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 21:45:29 ID:5ji4FKv4
なんというシャミ。
報酬は高級にぼしか!
295名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 21:45:50 ID:tRO0KEK0
以前に『ドラキョン』を書いてた物ですが
最近

勇者ハルヒ
戦士キョン
魔術師長門
僧侶みくる
吟遊詩人古泉

ってネタでSSが書きたい気分なのですが
此処だとスレチになりますか?
296名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 21:49:41 ID:PYJ2PmOR
ハルヒがメインなら問題ないと思うよ
297名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 21:53:51 ID:hlhAK8XC
ドラキョンは正直あれだったのですが
期待します
298名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 22:15:29 ID:tPdQaBR2
シリアス大長編にしないならいいよ
299名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 22:19:50 ID:DJvtTbuC
>>295
早く書きなさい!
300名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 22:30:15 ID:tRO0KEK0
ありがとう御座います
今回は完全な一発ネタなので短編です
書きあがったら投下します
301名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 22:48:48 ID:YStHrMpd
なんとなくハルヒは両手剣や二刀流を好んで盾は使わなさそうだ
キョンは剣で守って盾で攻撃したり斧槍をブンブンしてそう
302名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 23:12:44 ID:JcEpgXlV
ハルヒは大剣でしょ、見た目から判断して
キョンは取り回しの良さを重視して切れればナイフで充分そうだけど
303名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 23:19:41 ID:tRO0KEK0
どうも出来たので投下しますが

全然冒険してません。(笑)
その辺を書いたら別の物語になりそうだったの

オリジナル要素が多いので嫌いな方はスルーしてください
後ハルヒ達の装備関係は特に考えてません
304『とある勇者の非日常風景』 1:2009/10/19(月) 23:20:32 ID:tRO0KEK0
本日も快晴。絶好の冒険日和であるが。
何故だろう、全く冒険に出る気がしないのだ。
それは俺の横をしかめっ面で歩いている女性が原因だのだが。

「何よあの商人ったら『成功報酬から損害分引かせてもらいます』
だなんて、あたし達をなめてるのかしら。」
「しかたないだろ?依頼の積荷は護れたが他に損害だしちまったんだから。」
「だからって報酬を減らすなんて契約する時は言ってなかったじゃない!!」
「そうだろうが、口であの手の人種に勝てるのか?いやお前だったら勝てるだろうが
世間体は考えろ。お前の持ってる肩書きで問題起こせば、最悪依頼が来なくなるぞ。」
「分かってるわよそれくらい。ふん!コレならこんな肩書き貰うんじゃなかったわ。」

そういって肩を怒らせてドスドスと大股で歩いてる女性。
名前を『ハルヒ』と言う。
そして俺は・・・なんというか本名よりあだ名が知られてるのであえて『キョン』と名乗ろう。

俺達は俗に『冒険者』と呼ばれる仕事をしている。
もっとも正式な仕事かというと厳密には難しいがこの『カドカワ王国』では意外にありふれた職種だった。
もちろん、個人個人はそれぞれ本来の肩書きを持っているのだが大きな意味で『冒険者』で問題ない。
さて、今回商人のキャラバンの護衛といった初歩的なクエストをこなしたのだが・・・
我が『SOS団』の団長たるハルヒがモンスター退治の際に商隊に被害を出してしまったので
成功報酬が引かれてしまったのだ。その事で直談判にハルヒが乗り込んだものだから、さぁ大変。
結局半額になるところを7割で手を打ってもらったがハルヒの勢いなら絶対全額請求するところだ。

「全くそんなに必死にならなくても金には困らんだろ?」
「何言ってるのよ!!お金なんて幾らあっても足りない位よ、寧ろあって然るべきよ。」
「だからって無理強いはよくないぞ。」
「だから分かったって言ってるじゃない。・・・はぁ〜。ところで有希やみくるちゃんは?」
「長門は魔術師ギルドだ。最近はクエストに出るなとか釘を刺されてるらしいがな。
 朝比奈さんは神殿だ。帰ってきたから報告に行くんだと、それと鶴屋さんのとこにも顔だすって。」
「古泉君は?」
「小銭稼ぎに広場に行くって言っていたな。」
「ふ〜〜〜ん。なら古泉君のところに行ってみましょうか。」
「そうだな。長門も朝比奈さんも後から来るだろうしな。」

そういって俺達は広場に向かった。
だが今思えば行かないほうが良かったと俺は思った。
少なくとも俺とハルヒは同意見だと信じたい
305『とある勇者の非日常風景』 2:2009/10/19(月) 23:23:15 ID:tRO0KEK0
俺達が広場で見たもの。それは多くの女性に囲まれた古泉と、そして古泉が演じる詩であった。

〔美しき勇者と勇ましき戦士。彼女と彼は互いをパートナーと認め信頼していました。〕

(・・・ねぇキョン。これなんの詩かしら?)
(分からん。古泉レベルだと自分で創作するのもザラだから今回もそうだろうさ。)

〔勇者はしかめっ面で戦士に言いました 『如何して分かってくれないのよ!!』 〕

(勇者の癖にしかめっ面って。)
(・・・俺は良く見てるがな。)

〔戦士は困り顔をで応えるのです 『やれやれしょうがないな』 と〕

(・・・変な戦士に誰かに似て。)
(誰かって誰だよ。)

〔あぁこんなにも愛し合っているのに何故想いは届かない!何故想いは通じない!!〕

(どうやら勇者と戦士ってできてるみたいね。)
(なんだそりゃ。それにそんな要素あったか?)

〔あぁ偉大なら我が国の勇者よーー!あぁ猛々しい我が国の大戦士よーー!!〕

(へ?)
(はぁ?)

〔何時か叶うだろうと願うー二人の切なき想いーーー!!!〕

と一頻り古泉が詩い終えた後には大きな拍手とそして
俺達は見詰める多くの瞳があった
中には『勇者様に早く気持ちを伝えなさいよー』とか『勇者様がんばってー』等
黄色い声援まで飛び交っていた

「ちょ、えっと。」
「ま・待ってくれ今のは古泉の創作の上での話であって。」
「・・・問題ない。その婚礼ならギルドは承認する。」
「おめでとう御座います。早速、式の段取りをしましょうね。」
「なんだいハルにゃんにキョン君そうならそうと言ってくれないと、国賓招くのも大変なんだよ。」
「お二人の想いを詩にしてみましたが大盛況のようですね。流石はこの国の勇者と大戦士です。」
「ちょ、ちょっと待ってよ。」
「俺達は未だそんな関係じゃ!!」
「・・・“未だ”なら何れは成るという事。」
「なら善は急げですよ。」
「隣国にも使者を出して盛大にいくっさ!」
「後、エルフやドワーフなどの族長にも文をしたためないといけませんね。」
「「だから人の話を聞けーーー!!」」
306『とある勇者の非日常風景』 3:2009/10/19(月) 23:24:26 ID:tRO0KEK0
結局こうなっちまった。
まぁ確かに何時も隣にはハルヒが居るし、ハルヒの隣には俺が居た。
まだハルヒが駆け出しの頃からずっと一緒にやってきた。
ハルヒに対して特別な感情がないかといえば嘘になる。
だがまだ時期尚早というか、こんな勢いや流されて見たいな事は勘弁願いたかった。
だから俺は隣にいるハルヒの手を掴んだ。

「逃げるぞハルヒ!」
「ふぇ!!」
「まだお前は世界を盛り上げたりないんだろ?俺だってそうだ此処で身を固める話をされても
お互いのためにならんからな。此処は一先ず逃げる!」
「わ、分かったわよ。そのかわり確りあたしをエスコートしなさい!何たって勇者なんだから。」
「ヘイヘイ。」

そう未だ俺達はやりたい事があるし、世界を見ても回りたい。
そんなの身を固めても出来るかもしれないが今は未だこの関係が丁度いい。
まだ俺達の冒険は終わってないのだから。

そうだよなハルヒ
「あったりまえよ。ねっキョン!!」
307名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 23:25:29 ID:tRO0KEK0
取合えず以上です。

余り皆様のご希望に添えたものではないかと思いますが
ふと思い立ったネタなのでご勘弁下さい
これで失礼します。
308名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 23:37:17 ID:tPdQaBR2
乙乙
悪くないじゃないの
309名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 23:47:21 ID:DJvtTbuC
>>307

いいハルキョンだ。
310名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 23:50:39 ID:yDXI6jji
GJ!
たまにはこういうのもよいものだ
311名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 23:51:10 ID:LjdLEubz
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
312名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 00:00:03 ID:PYJ2PmOR
>>307
GJ
程々に甘くてちょうどいい
313名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 00:38:40 ID:561l9WaY
「珍しいわね、あんたから電話してくるなんて」
「たまには良いだろ」
「たまにはね」

「あたしね、こうやって夜、あんたの声を聞かないと最近は寝付けないの」
「じゃあ毎日、安眠だな」「・・・正解よ」

「明日はあたしが迎えに行く日なんだから、ちゃんと準備して待ってなさいよ」「わかってるよ」
「明日は早いわよ、もう寝なさいキョン」
「了解」
「ハルヒ、おやすみ」
「おやすみなさいキョン」
314名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 01:00:24 ID:02GtX6oV
「一個だけなら食べてもいいわよ!」
ハルヒはそう言ってずいとタコ焼きを差し出してきた。丁度腹が減っていたので有り難く戴くとするか。
俺は高速ですべてのタコ焼きを平らげてしまうのであった。

「全部食べちゃうなんて何てことすんのよアホキョン!弁償よ弁償!」
ハルヒが怒るのも当然だ。俺はズボンとパンツをずらし下半身を露出した。


「すまんな…タコ焼きはないがタマ焼きはあるぞ…」

次の瞬間、世界は崩壊したのであった…

〜Fin〜
315名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 01:05:20 ID:561l9WaY
死んでお詫びをしなさい
316名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 01:34:10 ID:02GtX6oV
「キョン!バッティングセンターに行くわよ!」
ハルヒの鶴の一声で俺達はバッティングセンターへとやってきたのである。
「あたしは木のバットよ、みくるちゃんは金属バットがいいわ!」
ハルヒはそう言ってバッターボックスへと入ろうとした。

「キョン、早くバットを選びなさい!」
「ここにあるぞ。バットとボールが2個!」


次の瞬間、世界は崩壊した…


〜終劇〜
317名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 01:48:47 ID:teaFbef1
スーパー深夜タイム
318名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 02:09:56 ID:PiFLgOnw
これは崩壊してもしょうがないwww
319名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 02:37:23 ID:OdUqS2xT
キョン冒険しすぎだw
320名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 05:41:58 ID:o/ac8rfc
勢いだけの短編・無理がある設定はご愛嬌って事で
頻繁に語るキャラが変わるので読みにくい事この上ない

そんな感じで4レス消費
321SS キスしてほしい 1/4:2009/10/20(火) 05:42:51 ID:o/ac8rfc
あたし、涼宮ハルヒは突然だけど今キョンとキスしたくなってる。普段のあたしを知ってる奴がこれを知ったら、気が狂ったとしか思わない
わね。あたしもそう思う。でもしたいのよ、その気持ちを誰が止められるというのよ。あぁ、これが持て余すというやつなのかしら、ふぅ…
キス、したいな、あいつと。

放課後の文芸部室。
今ここに居るのは有希とあたし、それにみくるちゃん。古泉君はまだね、あいつはどこをふらふらしてるのかまだ来ていない。早く来ない
かなぁ。と、思ってたらトントンと2回ノック、あいつだ。
「よっす」
寝ぼけた挨拶であいつが入ってくる、いつもの場所に座るとみくるちゃんがお茶を出してあげる、いつもの光景。
でも、いつもと違うのはあたしがじぃっとあいつの唇を見つめている事。はぁ、なんでこんなに気になるのかしら、って自分でもよくわかん
ないわよ。ただ、昨日の夜見た夢が原因なんだろうけど。
まだあいつと知り合ってからそう経っていないある日、あたしはあいつと二人きりの学校で不思議な出来事の後に、キスをした。
うーん、されたって方がしっくりくるかしら。まあ、夢の中の話だけどね。
それからというもの夢の中で、あの時の事が繰り返される。それをまた昨日夢で見てしまった。飛び起きて唇に触れたけどやっぱり夢。
見る度に夢であった事にがっかりする、そして朝あいつに会うとキスしてほしくなる。これはなんて病気なのかしら。
ああ、もういっその事あいつのネクタイ引っ張って、無理矢理しちゃおうかしら。いやいやダメでしょ、どんな痴女なのよ。
「ふぅ、キスしたいな…」
やばっ、口に出しちゃった。誰も聞いてないわよね、って、有希がこっち見てるじゃないの。
「有希…聞こえた?」
「…何も」
絶対聞こえてる、この娘は嘘はつかないって思ってたけど、変な所で気を利かしてるのか聞こえてない振りしてるわね。
「どうした、ハルヒ。なんか見つけたのか」
キョンがこっち来たっ。何でもないわよ、あっち行きなさい。あー、心臓止まるかと思ったわ。
不思議そうに、そしてちょっと不満げに席に戻るキョン。ごめんね、今日のあたしはあんたを意識しすぎてるのよ。
「うう、今日はもうおしまいっ。帰るわよ」
これ以上側にいたら、そのうちキョンにキスしてって口に出して言っちゃいそう。今までは夢見て2日もすれば気持ちも落ち着いたから
今日は帰ったほうがよさそうね。
で、あたしたちは4人で帰り道を歩いている。古泉君は結局来なかったわね、彼も色々あるみたいだしたまになら構わないけどね。
それはそれとして、みくるちゃんと分かれる路地に来た時に事件は起こっていたのよ。

いきなりで何なんだが、俺は今ハルヒを見ている。部室で朝比奈さんのお茶をすすりながら、ハルヒの唇を見ているんだ。
あいつの唇、柔らかかったな。そう、俺は例の閉鎖空間での出来事を事あるごとに思い返している。ハルヒとキスしたことをだ。
そりゃ、最初は気の迷いだとかなんとかと理由をつけて否定してみたけどさ。やっぱダメだわ、俺はあいつに惚れてる。
あいつの顔を見る度に、あの時の事を思い出して身悶えする。もう一度ハルヒの唇に触れたいと、な。
お、何かぼそっと呟いたな。どうした、ハルヒ。なんか見つけたのか。最近じゃ何かとハルヒの側に寄ろうとする、自分で自分が
いかれてるとは思うんだが、どうにもあいつの唇が気になって仕方がない。これもあいつの言う精神病なのかね。
素気無くあしらわれてすごすごと席に戻る俺。俺も変だが最近はハルヒも少し様子がおかしいな、ちょっとばかり心配だな。
あれ? 今日はもう終わりだって。まだ来たばっかりなんだがなぁ、はあ、今日はあんまりあいつの側に居れなかったな。と言ってもクラス
じゃ後ろの席にいるんだがな。まあ、そこはそれ恋する高校生の戯言と思って聞き流してくれ。
朝比奈さんが着替えると言うので、いつもの様に俺だけ部室を出る。その時に何か異様な感触というか違和感の様なものを、俺は頭の
中に感じていた。なんだ、これは? と、自らに問いかけるとそれは頭からさっぱりと消え去った。…ただの気のせいか。
いまいち釈然としないのだが、深く考えても仕方がない。俺は窓の外なんかを眺めて、天使の着替えが終わるのを待つことにした。
そして帰り道。そろそろ朝比奈さんとはお別れの路地に近づく。そこで俺はいつもの様に朝比奈さんの肩に手を置き、身を屈めつつ
ゆっくりと朝比奈さんの頬に顔を近づけた。
322SS キスしてほしい 2/4:2009/10/20(火) 05:43:45 ID:o/ac8rfc
「ふぇっ」
後ろにいたみくるちゃんが、変な悲鳴をあげたの。あたしは振り向いてみくるちゃんを見た。右手で頬を押さえて真っ赤になっている。
「みくるちゃん? どうかしたの」
「ええええっと、なななんでもないですよぅ」
ぷるぷると首を振り否定してるけど、誰がどう見たって何かありましたって言ってるようなものね。
「じゃあ、ままままた明日っ」
あ、逃げた。いったい何があったのかしら。キョンを見てみた、いつもと変わらぬボーっとした顔。有希も変わんないわね。
何かあったのは間違いないのに、もう、気になるわね。明日みくるちゃんを問い詰めないとね。
あたしは少しばかり不機嫌になりながら歩き始める、そろそろ有希の家の側という所で有希に振り返る。
「じゃあね、有希。また明日」
「またな、長門」
キョンも有希に挨拶をして、なぜか身を屈めたと思ったら……有希の頬にキスをした。

あれ? 朝比奈さんが変な悲鳴を上げる。おかしいな、お別れのキスはいつもの事なのに今日に限って過剰な反応だ。
ハルヒも驚いてこっちを向く、ハルヒに問われて朝比奈さんはおろおろしている。…やっぱり変だ。
しかし朝比奈さんはハルヒにこれ以上何も聞かれたくないのか、異常なスピードで立ち去った。どうしたんだろうな、朝比奈さん。
ふと、長門を見るとこいつもこいつで俺の事を異常に凝視している。どうかしたのか長門。ふいっと前を向きすたすたと歩き出す。
なんなんだろね。ハルヒも朝比奈さんの態度が気に入らなかったのか、不機嫌そうに歩き出す。
そんなこんなでそろそろ長門の家の側に差し掛かる。ハルヒが長門に挨拶し、俺もまたいつもの様に挨拶をすることにした。
またな、長門。俺は長門の頬にキスをする。あれ? 長門もなんだか反応がおかしい。普段より目を見開いて僅かながら震えている様だ。
どうしちまったんだ、長門。挨拶のキスはもう数え切れんほどしたろうに。

「このっ、バッ、バカッバカヒョンッ。何してくれちゃってんの、このスケベっ」
少し咬みながらキョンを罵倒する。有希にキスした? 何でよ。もしかしてさっきのみくるちゃんがおかしかったのもそうなの?
有希は僅かながらに目を見開いて、頬に手を当てふらふらとマンションの中に消えていった。
「なに騒いでんだ、ハルヒ。いつもの挨拶だろう?」
あれが挨拶って、あんたいつから外国人になったのよ。ふざけんじゃないわよ、そりゃあんたにキスして欲しいとは思ったけど
誰彼かまわずキスするような、不埒者になれとは思ってないわ。大体いつもの挨拶って何よ、あんたこれが初犯じゃないっての?
「挨拶って…あたしにもする気なの」
キョンはしばらく考えるような仕草で、うーむなんて唸ってる。何よ、みくるちゃんと有希にはあっさりほっぺにちゅーとかしちゃうのに、
あたしにもするのかって聞いたら悩むなんて、あたしとするのは嫌って事なの?
「その、なんだ。お前にはしない」
正直ショックだわ。何かする前に振られたと言ってもいいわね。あたしが沈んでいると、キョンの電話に着信があった、こいつこんな時に
普通に電話受けてるし、もう、なんなのよ。
323SS キスしてほしい 3/4:2009/10/20(火) 05:44:26 ID:o/ac8rfc
ハルヒに罵倒された瞬間、俺の頭の中で何かが砕ける様な音がした。いや、あくまでイメージだがな。いつもの挨拶? そんな事実は無い。
なにかがおかしいのはもう俺にもわかっている、どうも今の俺は見境無く、頬にではあるがキスをしてしまう奴らしい。そして俺はそれを
いつもの事と認識している、だがハルヒにはしていない。お、古泉から電話だ。助け舟か、これは。
「やあ、何かお困りではないですか?」
ああ、ちょっとばかしおかしな事になってるようだ。
「ふふっ、ちょっとこちらも手が離せないので単刀直入に言いますが、あなたは今情報操作をされています、涼宮さんに」
何!!
「恐らくなのですが涼宮さんはあなたとキスしたいと考えています、それがどうもおかしな風に作用していると僕は考えています」
えっ。
「しかも長門さんすら気付かない様に操作されています、無論あなたにもね。まあ、このままではいささか不都合ですから、なんとかして
頂けるとこちらとしても助かります。こんな事で世界崩壊とか笑えませんからね」
うーん、やっぱりそうなるのか。
「あなた、もしかして涼宮さん以外の人にもキスしたんじゃありませんか? だとしたら今の僕の忙しさはわかって頂けると思うのですが
まぁ、これはあなたのせいというより、涼宮さんの願いが若干歪んで叶えられてしまったからですけどね」
俺も今となってはおかしいとは思ったんだ。しかし、長門すら気付かんのによくわかるな、そこまで。
「僕は涼宮さんの精神分析において右に出る者はいないと自負してますからね、おっと、仲間の援護に回らないといけませんので
これで、失礼させて頂きますよ。では、また正常になった部室で会いましょう」
ああ、わかった。ふう、やれやれだ。ああ、古泉電話が切れた後でこう思うのは何だが、お前には悪者になってもらうぞ。

「もしもし。ああ、…何!!ああ、えっ。うーん、やっぱりそうなるのか。俺も今となってはおかしいとは思ったんだ。ああ、わかった。」
キョンはすまんと一言言って電話をしまう、なぜかあたしの方に寄って来て、えっ、肩をつかまれた。どういうこと?
「すまん、ハルヒ。俺は古泉とグルになってお前を試したんだ。お前が俺をどう思っているのか知りたくてな」
えっ、それってどういう事なのよ。あたしの気持ちが知りたいって、もしかしてキョンは…
「朝比奈さんや長門にキスをしてハルヒがどんな反応をするか確かめようって古泉が提案したんだ。むろんキスされる2人も協力者だ」
「みくるちゃんの時にあたし見てないわよ」
「ああ、あれは前振りで本番は長門だったんだ。それでハルヒが何の関心も持たないか只怒るだけなら、俺の恋は脈無しって寸法だ。
だけどな、ここまで来て騙してまで知った気持ちに意味は無いと俺は悟った。だから素直に俺の気持ちを伝えたい。無論こんな事を
してしまった俺だ、振られたとしても自業自得、遠慮なく返事を聞かせて欲しい」
何、何なのよこれ。キョンがあたしの事を好きって事なの。これこそ夢かなんかじゃないの、キョンがあたしに気持ちを伝えるなんて
ど、どどどどうしよう、心の準備なんか出来てないわよ。
「ハルヒ、俺はハルヒが大好きだ」
うう、鼻血出そう。キョンがあたしに告白してくれた。どうしよう、へ、返事しなきゃ、あたしもキョンが大好きだって言わなきゃ。

あー、口からでまかせってのは本人が思うよりすらすらと出るものだな。まあ、何とかしろって言ったのは古泉だし、古泉プレゼンツの
企画にしたのは許せ。長門と朝比奈さんも後で謝ろう、朝比奈さんには叩かれるくらい覚悟しなきゃダメかもな。
だが、俺がハルヒを好きなのは嘘でもなんでもない俺の本心だ。こんな形で告白とかちょっと想像してたのとは違うが、きっかけが
無ければ俺はずるずると引っ張っていたかもしれんしな。
324SS キスしてほしい 4/4:2009/10/20(火) 05:46:22 ID:o/ac8rfc
「……あ、あたしもキョンのこと好きです」
うわ、口調が普段と違うじゃないのよ。あたしってばそんなにテンパってるのかしら。
「そっか、そりゃ嬉しいな。じゃあたった今から俺達は恋人って事でいいのかな」
こくこくと首を縦に振る。まさかこんな展開になるなんて思ってなかったけどね。
「ねえ、キョン。あんたキスしたことある? もちろんほっぺじゃなくて唇よ」
「あー、残念ながら無いな」
ちょっと安心した。あるぞとか言われたら、相手は誰っとか詰め寄っちゃうかもしれない。意外と嫉妬深いのねあたしって。
「ただ、夢の中でならあるな」
「…夢って何よ。そんなんでよければあたしだっていくらでもあるわよ」
あたしの返答を聞いてちょっと難しい顔をしたキョンは、あたしの肩に手を回して自分の側に引き寄せる。
「相手は誰だ」
えっ、えええ、何これもしかしてこいつってば、夢の中の事なのに嫉妬してんのかしら、ってあたしと同じじゃない。
「あの、その、どの夢でも相手はキョンです」
もうっ、また変な口調になっちゃったじゃないの。こんな恥ずかしい事言わせるなんて、このバカキョン。
「ほほう、偶然だな。俺の夢の中の相手もハルヒだぞ」
うわ、こいつも恥ずかしい事を真顔で言ってくるし。ちょっとだけキュンときたのは内緒だけど。
「俺の夢の中では、誰もいない学校に2人だけで居たんだ。俺はハルヒを引っ張ってグラウンドに下りて…」
何かどこかで聞いたような話ね、こいつってばあたしの夢の中でも覗いてるのかしら。
「そして、俺達は初めてのキスをしたんだ。まあ、夢の話だけどな」
「じゃあ、またしてよ。初めてのキス」
またって言い回しは少しおかしいとは思うけど、あの時の夢はあたしにとっては、現実と空想の狭間の様な不思議な夢。
だからまたでいいの。あたしはそっと瞼を閉じてキョンに寄り添う。キョンはあたしの頬に手をあてている。キョンの顔が近づくのがわかる。
ドキドキが止まらない。キョンの胸に手を当てるとキョンのドキドキも伝わってくる。

そして、あたし達は2度目のファーストキスをした。

さて、翌日の事は俺が語ろう。
古泉には俺からハルヒに告白したと伝えた。その際に今回の件は古泉が首謀者となって仕組んだものだという事にしたと。
「素直におめでとうございますと言えないのが今の気持ちですね。おかげで僕はこのざまですから」
団長を騙した罰ゲームとして、メイド服で女装の上におかえりなさいませご主人様と叫びながらグラウンド5周という罰ゲームを終えた
超能力者は苦笑いをして俺に語った。すまん、今度奢るから許せ。
長門と朝比奈さんにも、俺が2人にキスをしたのはハルヒの能力による物だと説明した。俺の渾身の土下座でもってその場は治まった
とだけ言っておこう。
そして、放課後の文芸部室にて。
俺とハルヒ、長門と朝比奈さんが揃っている。古泉は機関に報告があるらしく既に帰った。朝比奈さんは制服のままお茶を淹れている。
「このあと鶴屋さんとお買い物に行くんですよ」
俺にお茶を出しつつ朝比奈さんは言った。何故か湯飲みの下に紙切れが挟まっている。
―涼宮さんの能力の為とはいえ、少し嬉しかったんですよ。でも告白に利用しちゃうなんてあんまりです。だから罰を与えちゃいます。
なんだこれは。えーと朝比奈さん、やっぱりまだ怒ってらっしゃるのでしょうか。問いかけようとする俺に一冊の本が差し出される。
「読んで。今すぐ。ここから」
あからさまに栞の飛び出た本が、長門から手渡された。うーむ、栞に書かれていることを読むのが怖い。
―あなたはわたしという個体の心をもてあそんだ。罰を受けるべき。
長門さんも怒ってらっしゃるのですね。
「それじゃあ涼宮さん、今日ははこれで失礼しますね」
「わたしも図書館に返却に行く、また明日」
2人揃ってお帰りの様子。ところで俺に与える罰って何なんだ。
「キョン君、また明日会いましょう」
「また」
長門と朝比奈さんは俺に挨拶をすると、左右それぞれの頬にキスをした。
「あなたへの罰はこれ。その後の刑を執行するのは涼宮ハルヒ」
長門は俺に耳打ちすると、朝比奈さんと部室を出て行った。
「キョン。今のはどういうことかしら」
ああ、どういうことなんだろうな。俺が聞きたいよ。

「キョン、あたし以外の女の子からキスされるなんて許し難い罪よ。罰としてあたしがいいって言うまで、あたしにキスしなさい」

それは罰じゃなくてご褒美じゃないですか。なんて古泉の声がどこかでしたような気がするな。そう考えながら俺はドアに鍵を掛けた。

キスしてほしい おしまい
325名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 06:07:57 ID:NVCojmF0
超展開すぐるw
だがよし
326SS:彼を知る彼女達の対話:2009/10/20(火) 06:38:26 ID:ZSlFtRoM
 「あんたは、ぜんぜん変わらないわね、有希」
「あなたも、それほど変わらない」
「変わるわよ。もう80超えたんだもの。あいつを看取って、もう2年よ。ようやくなれ
てきたわ。あんたにも、いろいろ心配かけたわね」
「かまわない。……あなたは変わった。しかし、少しずつだが、以前あなたに戻ってきて
いる」
「そうかもね。あたしたち15の時に会ったのよ。あいつとも65年よ! まさか、こん
なに長く一緒に居るとは思わなかったわ。……ずっと、一緒に居られる、ってどこかで信
じてた。ううん、無理だと分かっていても、でもそう願ってた。……そういう意味じゃ、
ほんと変わらないわね。夢は夢でしかないと知ってるのに、夢みたいなことばかり追いか
けてた。あんたたちにも、いろいろ付き合わせたわね」
「付き合ったのではない。私は私の理由でそこにいた。そして……楽しかった」
「あ、ありがと、有希。……もう、いやね、なに湿っぽい話してるんだろ。ひさしぶりに
有希に会ったっていうのに」
「それに、あなたは夢をかなえたはず」
「ええ、かなえたわ。これだけは絶対譲れないってやつを。だから、あたしは幸せだった
し、……だから今も幸せ。素直にさびしいと認められるくらいに」
「……よかった」
「……もう、あんた以外に聞く人もいないから、話しときたいことがあるんだけど、聞い
てくれる?」
「わかった」
「いつだったか、それが現実のことか、夢の中のことか、それもあやふやなくらい昔のこ
とよ、あいつがあたしに変なことを言ったの。あたしに力があるって。願うことすべてを
実現できるような、とんでもないやつがね。もちろん、一笑に伏したわ。そんなものがあ
るなら、あいつはそのくだらないおしゃべりを止めて、あたしを抱きすくめるなりしてる
はずよ、ってね。思った通り、そのまま口から言葉が出て後の祭り。なんか、変てこなプ
ロポーズみたいになっちゃって、たしかに抱きすくめられたけど。肝心の話も、なんで、
あいつがそんな話をしたのかも、結局分からずじまいよ。……ずっと忘れてたんだけどね。」
「……もしも、その力があなたに備わっていたなら、彼の死を回避した?」
「いいえ、しないわ。あいつはそんなこと、これっぽっちも望んでなかったし、あたしも
考えなかった。あのバカ、ターミナル・シロップさえ拒否したのよ。死ぬまで目を閉じた
くない、おまえの顔を見ていたいから……って」
「……」
「有希、もう、行くの?」
「また来る」
「……子供たちが死んだとき、あたしが倒れたとき、あいつが死にかけたとき、あたした
ちが何か大変なことになると、決まって《あんたたち》が来てくれた。あんたは何代目の
有希? ううん、ほんとは有希は15のときに会ったあの有希ね。どうして歳を取らない
のかわからないけど、あんたは来てくれて、あたしたちと一緒に居てくれたわ。そして何
度もあたしたちを助けてくれた。いつも、ありがとね。みんなの分も、あいつの分も、お
礼を言わなきゃ……。ん、なあに、有希?」
「……」
「あの頃は、あいつの方があんたの表情とかしぐさとか、とにかく細かく見てたけど、こ
れだけの長いつきあいよ。あたしだって、あいつの次ぐらいには、あんたのことわかるの。
言い淀むなんてらしくないわ。何でも聞いてあげるから、言ってみなさい!」
「次は……《迎え》に来る」
「そう。……そんなに先じゃないのね?」
「(こくん)」
「あいつに、また、会えるかしら?」
「……きっと、会える」
「有希が、そう言うなら、信じるわ」
「それで、わたしの役目も終わる」
「……じゃあ、向こうでも、あたしたちのところに来なさい! あいつと二人も楽しいけ
ど、楽しすぎてまたケンカばかりすることになるわ」
「わかった」
「約束よ、有希」
「約束する」
「またね、有希」
「また……三人で」
327名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 07:00:11 ID:02GtX6oV
夏休みを遊び尽くす予定のSOS団一行、今日は盆踊りなのである。

「わたしは金魚すくいがしたいですぅ…」
朝比奈さんのご要望ならなんでもやりましょう。俺も協力は惜しみませんよ。
と、その時ハルヒはいきなり声を荒げたのであった。

「SOS団の行事なんだから普通の金魚すくいじゃ駄目ね!サプライズが必要なんだからね!」


全くもってハルヒの言う通りである。俺はサプライズを実行した。

「ふぇぇ!キョン君いきなりなんなんですかあ?」

俺はパンツを脱ぎたまぶくろを水槽につけた。そしてハルヒにこう言ったのである。


「さあハルヒ!金魚すくいの発展系の金たますくいだぞ!」


次の瞬間、世界は崩壊した…


〜THE END〜
328名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 07:38:51 ID:SfMXRThR
>>326
ハルヒの将来も気になるけど、やっぱり長門の将来も気になるよね。
みんなが予想するとおり、年取らないんだろうか…

>>327
いい話の後にやめれwwww
329名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 08:04:18 ID:561l9WaY
「ハルキョンは朝からラブラブなのね〜」
「羨ましいね」
「wawawa〜世界中のカップル全部地獄に堕ちろ、得にハルキョン」
330名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 09:29:30 ID:z6VJJmcT
>>324
GJ

それにしてもみくると長門から同時に頬キスとか…ウラヤマシス
北高男子に見つかったら即血祭りだろうけど
331名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 09:38:42 ID:UtCuA/vZ
>>329
谷口。それをハルヒが聞こえるところで言うなよ、って・・・・・・あっ・・・・・・

そう、そんなに地獄に堕ちたいの。いいわ、手伝ってあげる

・・・・・・

ささやき いのり えいしょう ねんじろ

谷口は 灰になった
332名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 10:18:02 ID:PiFLgOnw
>>321-324
GJ!コメディ色が強いのもいいものだw

>>326
イイハナシだなー
333名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 10:58:09 ID:uT7qy7Xd
>>324
勢いにまかせた話ってのも良い物だ
それと二度目のファーストキスって言い回しが結構気に入った、なんか良い

>>326
ええ話だす、朝からしんみりした
334名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 12:22:43 ID:92YaBeEj
昨夜はSSが大漁ですな
335名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 12:36:12 ID:561l9WaY
「朝倉さんのお弁当なんでカレーなのね?」
「平和の代償よ、気にしないで」
「??」

「そういえば谷口君はどうしたの?」
「谷口君は灰になったのね」
「??」

「やあやあ江美里、なんでお弁当でカレー食べてるんだい?」
「ハルキョンさんのせいですかね」
「それじゃあ、しょうがないさね〜あの二人はめがっさ仲が良いからね〜」
「ところで最近、みくるの様子が変なのさー江美里はなんか知らないかな〜?」「多分、間違いなくハルキョンさんのせいでしょうね」
「にょろ〜ん〜」


「独り身バンザイです〜」
336名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 16:55:20 ID:6rhDqtP6
朝比奈さんには鶴屋さんというパートナーがいるじゃないか!
337名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 16:58:00 ID:om31XOOP
ハルヒ「ど、どうしたのみくるちゃん!あたしたちの周りを回って!?」
キョン「つ、鶴屋さんも!いったい何を!?」

鶴屋さん「行くよみくるっ!マグネットパワープラス!」
みくる「ま、まぐねっとぱわぁマイナス!」
338名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 18:59:46 ID:561l9WaY
下校時
「あなたには本当に感謝しています」
「突然どうしたんだ古泉?」
「あなたのおかげで、閉鎖空間はもう何ヶ月もでていません」
「そうか、お前には普段から迷惑かけてるし、よかったよ」
「いえいえ、あなたのおかげで、機関も僕ら能力者に休みをくれたんです」
「よかったな」
「はい、つきましてわ、あなたに何かお礼がしたいと思っています」
「気にするなよ」
「そう言うと思いまして、軽いものにしておきました。」
「チケットか」
「はい、某有名ランドのチケットです、ホテルも隣接してあるので、一泊二日のお泊りで、涼宮さんと行ってきてください。交通費も心配なく」
「良いのか?」
「安いものです、それに利害の一致ですよ」
「そうか、ありがとな」
「いえいえ」
339名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 19:37:40 ID:xrzCg9Vk
キョンの為に作った特製ハンバーガーを取り出すハルヒ
それを腹を空かせた谷口に横から一口で平らげられ怒る
340名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 19:51:09 ID:f6HdrZr2
キョン「感謝の言葉なんかいらないからさ、金頂戴よ。100億でいいけど」
341名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 20:11:50 ID:X6vWtWVS
>>337
二人をくっつけるにはそれだけのパゥワーが必要というわけですね
342名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 20:40:46 ID:E58jb6wz
キョン「重要な話があるんだが、聞いてくれ」

http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4047153028/ref=dp_image_text_0?ie=

キョン「ツガノハルヒ最新刊の表紙は俺たちなんだ」
343名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 20:42:30 ID:E58jb6wz
連レスすまん

ハルキョンだよ!ハルキョンだっぜ!やったーーーーっ!!!!
344名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 20:47:04 ID:uhIt51rj
なんだとおおおおおおおおぉぉぉおぉぉぉおあああああああああああああああああああああ!!
なんというハルキョン!!!!
345名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 20:52:53 ID:vQQSdSpB
10月20日『リサイクルの日』
日本リサイクルネットワーク会議が1990(平成2)年に制定。
「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合せ。
この記念日が発展して、通商産業省(現在の経済産業省)ほか8省庁が
10月を「リサイクル推進月間」(現在のリデュース・リユース・リサイクル推進月間)とした。


==========================================

キョン 「ハルヒちょっとコレを見てくれ。」
ハルヒ「何よ。『リサイクル回収のお知らせ』?何これ。」
キョン 「この部室にも不要品も増えただろ?少し片付けたほうが良いんじゃないか?」
ハルヒ「駄目よ!この部室に有る物どれも必要な物よ!不要なものはないわ!!」
キョン 「そうか?まぁそう言うなら仕方ないな。」
ハルヒ「・・・まぁアンタはあたしに1番必要だけどさ。」
キョン 「何か言ったか?」
ハルヒ「べ、別に何も。」

外野

長門 「・・・この本は全部必要。」
朝比奈「お茶道具は必要ですよー」
古泉 「このゲーム全部使う物です!」
346SS涼宮ハルヒとお茶目な仲間たち:2009/10/20(火) 21:21:39 ID:02GtX6oV
「あなたはもう少し理性的な方だと思ったのですがね…」

不意に古泉がこんな事を言いだしやがった。俺の何が不満なんだ?

「いくら世界がループしていると言っても何度も世界を崩壊させられると苦言のひとつも…」
俺は古泉が言いかけたのを塞いで反論を開始した。
「あのな古泉、今の異常事態を終了させるには多少はっちゃけないと駄目なんだよ!」
俺の自信満々な態度に古泉は肩をすくめるだけだった。

そんなこんなで翌日。ハルヒの呼び出しでやってきたのは近くの森林公園であった。

「さあ!今日は昆虫採集よ!1番多く集めた人は一日団長よ!」
「なんだ…じゃあ俺が優勝じゃないか…つまらんな…」
「どういう意味よキョン?」

ハルヒの問いかけに対して俺はズボンとパンツをずらしておしりをペロンと丸出しにした。


「ほら!ぎょう虫だ!数万匹はいるぞ!」


次の瞬間、世界は崩壊した…


〜俺達の闘いはこれからだ!〜
347SS:ハルヒと親父 小伝ー親父とRPG:2009/10/20(火) 22:01:17 ID:ZSlFtRoM
 「バカ娘、なんだ、そのアブナイ人のコスプレは?」
「この、バカ親父! コスプレじゃないわよ、勇者よ、勇者!」
「勇者って、尊称だろが。少なくとも自称するもんじゃないだろ?」
「うっさい! そういう設定よ、世界観よ! 受け入れなさい!」
「で、雑用係、おまえは、行商人か?」
「いや、いちおうクラス的には僧侶みたいで」
「生臭坊主か?」
「キョンはそこまでエロくないわよ。……エロいけど」
「どっちなんだ? ついでに教えてやるが、生臭坊主ってのは、戒律で禁じられている魚
や鳥獣類の肉といった生臭物を食べる坊主のことだ。別に女を抱くわけじゃない。まあ、
江戸時代にはすでに「怠け者」を指すコトバにもなってたんだがな」
「エロい上に、怠け者? ど真ん中ストライクじゃないの!」
「えらい言われようだな、キョン。で、経でも読むのか?」
「さあ。西洋の僧侶なので、回復魔法とか、そういうのでは?」
「長門、おまえはそのままだな」
「有希は魔法使いよ!」
「……ある意味、そのままだな」
「そう」
「で、イケメン、おまえはどこのファンド・マネージャだ?」
「この中世的世界では、そこまで経済が発達していないのでは?」
「中世を舐めるな。ヨーロッパの今ある大都市はみな中世に商業地として発展を遂げてる。
で、悪徳商人か?」
「まあ、それに近いものかと」
「後藤、おまえもいい歳なんだから、特攻服はやめとけ」
「これは特攻服じゃありません。それから中の人の名前で呼ばないで下さい」
「みくるちゃんは、闘うウエイトレスよ」
「……おまえも苦労するな」
「ぽんぽん、と肩を叩かないで下さい」
「そうよ、セクハラよ!」
「おまえにだけは言われたくないぞ、バカ娘」
「で、あんたはなんでいるのよ?」
「うむ。ロープレやり込んでたら、いつのまにかゲーム世界へ、ってやつじゃないか?」
「おっさんのくせにゲームばっかりしてるからよ!」
「いや、やりこんでたのは『ラブプラス』だったんだが」
「とっとと帰りなさい!」
「要するに、岩に突き刺さった剣を引き抜いて、勇者の証をたてて、ラス・ボス倒して、
世界を救えばいいんだろ。さっさとやっちまえ」
「なんで、あんたが仕切るのよ!」
「とかなんとか言ってるうちに、エンカウントだ。なんだか小さいモンスターだな。動物
虐待だぞ。猟奇殺人するやつって、最初は小さな動物を殺すところからはじめて、段々大
きなものを殺す喜びにハマって行くんだよな」
「あーもう!後ろへ下がってなさい!」
「やれやれ。……おいおい、キョン、腰が引けてるぞ。バカ娘、剣で殴るな、押し当てて
引くんだよ、なんのために刃を研いであると思ってんだ? ビーム? おもいっきり飛び
道具じゃねえか。イケメン、計算は倒してからにしろ、とんだ皮算用だ。で、結局一番効
いたのは、お盆をひっくり返して熱湯浴びせる攻撃かよ?」
「後ろでごちゃごちゃうるさいのよ!」
「親父ってのは、ごちゃごちゃツッコミ入れながら、テレビ観戦するもんだ。さてと……」
「な、なによ、ヘンテコな刃物持って」
「何って食うんだろ?」
「「「「食う!?」」」
「それ以外にどうやって食料確保するんだ? おれたちゃ任務の性質上、どっかに定住し
て畑を作る訳にもいかんだろ」
「あんたの職業(クラス)って、まさか?」
「そうだ、コックだ」
「って、どこのセガールよ!?」
348名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 22:03:53 ID:hk2AHTdO
>>347
苦言申し上げるけど、ドラキョンの人への対抗意識ばっかり鼻について仕方ない
知識も豊富で筆も早いんだから、もっと自分の持ち味を生かせばいいじゃない
349名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 22:28:54 ID:Ol2m1CMF
対抗というより、ここはコラボと言うべきではないかと
350名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 22:46:09 ID:fxGu0Bik
>>348
設定が一緒なだけで全然違くないかね?
同じテーマでいろんな方のSSが読めるのは面白いと自分は思うのだが
351名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 22:47:17 ID:2VX4kERL
>>342
あれ?コレほんとにツガノ?
いい表紙じゃないか。
352名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 23:17:16 ID:0FL7V5mR
>>348
考えすぎじゃね?
っていうか、おまえがそんなこといって親父さんのSS読めなくなったら
恨むからな。
353名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 23:19:10 ID:2VX4kERL
単純にそう思う人もいるってコトさ。それだけのこと。
354名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 23:24:16 ID:xW34BMt7
キョンが創命神でハルヒは変幻神
355名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 23:33:23 ID:HtVG+J60
ツガノやるじゃん
356名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 23:41:57 ID:5/VgIqn0
ツガノは本気を出すとへちの劣化コピーくらいの絵は描ける
357名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 23:44:45 ID:vQQSdSpB
いつも本気でいて欲しい
358名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 23:45:12 ID:m9wMEVrp
編集が仕事場に押しかけてのいじ絵を見せながら

「のいじ絵風じゃなくて、のいじ絵を書け!」って命令されている風景を幻視した。


それでこれか?は無しな。
359名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 23:45:15 ID:Ol2m1CMF
ツガノたんのカラーはプロレベルだからな
360名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 23:53:44 ID:eI452NFo
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
361名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 23:55:04 ID:5/VgIqn0
>>359
ツガノさんマジでプロになれるんじゃね?
362名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 00:06:05 ID:ce6Wl8GC
363名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 00:28:25 ID:yjFlmbLx
キョンめ!どこ見てやがるのかしらね!

しかし明日は流星群がピークらしいぜ。
厚着してレジャーシートを用意してレッツ天体観測だ!ハルヒ!
アニメのほうのお話だと思われるお話

みくる「そういえば、キョンくんと涼宮さんって席の位置がいつも前後だそうですねぇ」
キョン「困ったことに『さらばハルヒ、フォーエバー』とまで望んだのに、後ろになぜか居るのですよ」
みくる「でも、それってもしかしたら運命・・・・・・」

ハルヒ「ちょっとキョン!気がついたんだけどそれって由々しき事態だわ!」
キョン「ネクタイを掴むな、首が絞まる」
ハルヒ「前後の席だと教科書の見せあいっことかができないわ」
ハルヒ「それに、こっそり聞いたり出来ないじゃない」
キョン「すまん、何を一人で憤慨しているのか俺にはわからんのだが」
ハルヒ「今のみくるちゃんの言葉よ!」
ハルヒ「このままだとあんたの運命の相手はあたしじゃなくて佐伯さんだわ」
キョン「そういえば入学してからあいつはずっと隣に居る気がする」
ハルヒ「くっ、迂闊だった。クラスにもライバルがいるなんて」

そういうとハルヒは部室から駆け出していった
俺には何が起きたのか、さっぱりわからん
どなたか、あいつが何を考えているのか解説していただきたい
365名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 03:27:49 ID:yjFlmbLx
ハルヒとキョンの席順が一年間固定なのは周知の事実だけど、隣までは覚えてないなw
366名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 03:44:54 ID:tGKmqqV8
ハルヒはずっとキョンの後ろの席をキープしているのをどう感じているんだろうかw
367名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 06:35:28 ID:WIjb7Eef
団長として団員の風紀を見守るのにちょうど良いわね!
368名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 07:39:37 ID:4Klbae3B
「ハルヒ」
「ハルヒ〜」
「うぅ〜ん、キョン」
「起きたか?迎えに来たぞハルヒ」
「まだ〜、チューしてくれないと、起きないわよ」
「しょうがねえな」
・・・・・・5分後
「起きたか?」
「うん」
「じゃあ、学校行く準備しないとな」
「その前にもう一回・・」「遅刻しちまうぞ」
「大丈夫よ」
「やれやれ」
369名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 09:21:30 ID:TlK/WEH/
おはようハルキョン
370名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 09:44:41 ID:F4wAXb3Z
流星群か……いいな

ハルヒ「キョン、キスをするわ」
371名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 10:15:14 ID:tGKmqqV8
>>370
そういやあの方も七夕は特別な日だったなw
372名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 11:20:14 ID:4Klbae3B
授業の間の休み時間
「ハルヒ、さっきの授業のノート写させてくれ」
「あんた、また寝てたもんね」
「面目ない」
「はい」
「感謝します」
「ん!ちょっと待ちなさい」
「なんだ?」
「ただじゃ見せれないわね」
「有料か?」
「そうよ、一ページに付きキス一回よ」
「朝しただろ」
「何時したいの」
「ハイハイ」

「朝から?詳細を詳しく、気になるのね」
「平和だね」
「WaWaWa、授業が待ち遠しいぜ、クソ〜地獄に・・」
373名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 11:59:34 ID:tN0Ij/FZ
俺の通う県立北高校では学年閉鎖になっちまったのだが・・・
皆さんはインフルエンザ、大丈夫?


ハルキョン・・・インフルエンザ・・・見舞い・・・看病・・・えっちなのは感心しません・・・

ハルヒ「よしキョン!町へ繰り出すわよっ!」
キョン「家でおとなしくしてなさい」
374名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 13:04:37 ID:YMgG2mSM
うっとこは先々週がそうだった。今は通常授業だぜ。
インフル休校中はさしものハルヒも退屈さんだったろうな。

ハルヒ「外出が危ないなら屋内で活動しましょ♪キョンの家に集合よ!」
375名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 13:21:26 ID:54TIK8fY
俺の家に来るまでも危ないだろ

と一言注意するキョン
376名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 14:18:42 ID:F/qaTtxI
キョン「お前が来ると家が汚れるからさ、やめてよね」
377名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 15:15:22 ID:V/xSdo+A
ハルヒ「なんだかムラムラしてきたわ!」
378名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 16:25:38 ID:tGKmqqV8
>>375
ハルヒ「何言ってるの。あんたとあたしはお隣さんじゃない」
キョン「ありのまま起こったことを話すぜ!ハルヒが何をワケワカランこと言ってるのかと思ったら、ホントに隣がハルヒの家になっていた。催眠術とか(ry」
379SS呼び方:2009/10/21(水) 17:55:31 ID:4Klbae3B
118スレ「違った出会い」の「幸せな寝顔」続きです。あいだが開きすぎですね
「ハルヒ?」
「そうよ、デート中はあたしのことをそう呼びなさい」
「解った、ハルヒ・・」
「こんな感じで良いか?」「!!やっぱり駄目よこれからは普段もその呼び方にしなさい」
「良いのか?」
「良いのよ」
「ハルヒ」
呼び方一つ変えただけでもキョンと凄く近づけたきがする、嬉しい
「ハルヒ、そろそろ行かないと映画始まっちまうぞ」「うん」

映画を見ているふりして、キョンの手を握ってみた。嫌だったかな?
キョンは少しだけこっちを見て、直ぐに手を握り返してくれた。
映画が終わってもずっと握ってくれてる、
「キョン?」
「なんだ」
「その、手」
「嫌だったか?」
「嫌じゃないわよ」
「そうか」

「キョン」
「なんだ」
「キョンはあたしのこと・・・・」
「正直わからないんだ。まだ会ったばっかだしな、でもハルヒと一緒にいたいとは思ってる」
「あたしもキョンとずっと一緒にいたいよ、でもね不安なのよ、何かキョンと繋がってるっていう、確実な事項がないの、あたしはそれが欲しい」
「例えば?」
「・・・・キスして」
瞬間、キョンがあたしを引き寄せて少しだけ唇が重なる
「これで、良いか」
「うん」

「これからよね」
「そうだなこれからだ」
「大丈夫なの?」
「たぶんな」
「しっかりしなさい」
「一緒なら・・」
「そうね」

続きます。
380名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 19:11:54 ID:YMgG2mSM
ゆっくりやってイインダヨ

今日はまたいい天気だ。
今夜の流星群、すごく楽しみだぜ。
381名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 19:48:35 ID:FL9wn8Ww
続きまってるよ
382名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 20:30:11 ID:F/qaTtxI
キョン「ちゃんと事情を説明して頼むと土下座してくれれば
今の半額以下で閉鎖空間処理をしてやったのにな」
383名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 20:45:38 ID:YMgG2mSM
ハルヒとヒーローショーに出て荒稼ぎしたい
384名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 21:40:46 ID:54TIK8fY
なんか怪人ハルヒがヒーローを倒してるイメージがわいた
385名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 21:55:10 ID:2gqn9Ux5
悪の女幹部ハルヒに対する恋心を抑えきれないヒーローキョンというもの乙だ
386名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 22:07:47 ID:FmfMwEKy
神将ハルヒ対しっこくキョン
387名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 22:25:46 ID:ZcBp/weX
ハルヒのワザを「見切り」してるキョンさんですね、わかります
388名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 22:33:30 ID:PziCUc65
>>385
逆の方がいいかも

悪の組織を制圧するヒーローキョンに、突如襲い掛かる女幹部ハルヒ

「げ、ハルヒ!」

「げ、とはなによキョン。さああたしを退治しなさい!」

「すまん。用事を思い出した」

「こら!バカキョン。敵前逃亡は死刑よ。待ちなさい!」

「誰が待つか」

「待て〜」

・・・・・・・・



手下A「なんでハルヒ様はポニーテールにしているのでしょうか?」
手下B「今日は休みの筈・・・」
手下C「嬉しそうなハルヒ様で結構ではございませんか」
389名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 22:35:48 ID:ZcBp/weX
しかも実際は零細組織で悪事よりも地域住人のボランティア状態になっているという(国的には)悪の組織なんですね
390名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 23:22:40 ID:4Klbae3B
「キョン。さああたしを退治しなさい」
このフレーズなんか好きです。
391名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 23:31:57 ID:yRVXDaUu
http://lotte-fits.jp/dance/play_dance.php?v=7m58J5-N0Dw
ハルヒの映画!?
最新情報!!!!
392名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 23:41:46 ID:q2nWyDsl
お、流星だぞ、ハルヒ。分かってるって、ちゃんと見えてる。そんなはしゃぐな!くっつくな!
……ああ、キレイだな。ん?ああ、そうだな。っておい、願いごと多すぎだろ!?
あーはいはい。そうだな。……俺の願い事? そうだな、俺は────
393名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 23:52:22 ID:F/qaTtxI
いや違うな、彗星はもっとバァーッて来るもんな
暑っ苦しいなぁここ・・・おーい
誰か出してくださいよ、ねえ?
394名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 00:13:07 ID:ZlL5q8Lt
キョンのポニーテールに萌えるハルヒ
395名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 00:19:48 ID:Xa5ddIWa
>>387
しかしハルヒはハンマー装備
396名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 01:28:00 ID:V/LwjVZW
>>395
やめてアーマーキラーやめてw
397名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 01:50:20 ID:zz6ulkgB
>>366
(あたしが前になっちゃったら、キョンを見つめられないじゃない!)

もしキョンが視線に気付いても、黒板見てたって言い訳が出来るしね
そんな言い訳してるハルヒを妄想してニヤニヤ
398名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 02:15:44 ID:th0PRP0H
案外前後席になるのはハルヒの中で決定してしまっていて、何の疑問も感じてなかったりして
399名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 02:39:52 ID:G7ExR2Gs
なんだかスレの流れでヒーロー物が出てきてたので、並行して書いてる物の中にあったのを出してみる
これがシンクロニシティという物か・コメディ寄りな話・いきすぎたオリ設定ダメな人は読まない方がいいと思う

そんな感じで3レス消費
400SS ヒーロー志願 1/3:2009/10/22(木) 02:41:15 ID:G7ExR2Gs
「涼宮ハルヒが原因」
はあ、またですか。俺は唐突かつ規定事項さながらの長門のセリフを聞き、とりあえずやれやれと首を竦めてみた。
「で、今回は何をすればいいんだ。いや先に何があったと聞くべきか」
窓際の定位置で本を膝に載せた長門は、ゆっくりと立ち上がり自らのカバンへと近づく。カバンの中から見慣れぬ
機械を取り出し、俺の前に差し出す。何だこれ。
「バックル」
俺が知るバックルと言えばベルトに付いてる物しかないのだが、これはあまりにもでかすぎやしないか。
俺は何の気なしに腰の辺りにそのバックルとやらを当ててみた。すると突然バックルから帯状の物が生成され
それはたちどころにベルトとなり俺の腰に鎮座した。
「イニシャライズ完了」
「あー、すまんが長門。これは何なんだ」
長門はその手にプレート状の物を持ち、俺のベルトに手を伸ばす。バックル部が左右に開き中からスロットが飛び出す。
手に持ったプレートをスロットに差し込み、長門はスロットを押し込んだ。…なんだか変な音楽が流れ出す。
「これは新種のカセットテープか?はたまたMDの進化形なのか」
「キーワードは変身」
俺の質問は無視らしい。それに変身って、もしかしてこれはヒーロー物の変身ベルトなのか。
「おねがい、言って」
長門にお願いって言われるとはな、しかしこの歳で変身ごっこはないだろう。いやそんな目で見るなよ、わかったよ長門。
「へ、変身」
長門がバックルをいじくり、開かれた部分を閉じる。するとバックルを中心にまばゆい光が俺を包み、光が収まったところで
俺はヒーローらしき格好のものに変身していた。マジで変身するのかよ、おもちゃじゃないのか。
「聞こえる?」
多分被っているヘルメットだと思うんだが、その中に長門の声が響く。ああ、聞こえるぞ。
「わたしがあなたのサポートをする。涼宮ハルヒがあるTV番組を見た影響で発生した悪の秘密組織の壊滅、これがあなたの役目」
長門、俺帰ってもいいかな。窓ガラスに俺と思われる珍妙な姿をした男が見える。ハルヒに見つかったらヤバイよな、これ。
まあ、ヤバイよなとか思ってると大体手遅れだったりするんだけどな。ほら、こんな風にさ。
「やっほーい、みんな待っ」
大口開けて登場したハルヒは、セリフの途中で固まっている。ふう、俺はこれからどうするべきなのか。
「窓から飛び降りて」
言うより早く、長門は俺の手を掴み窓から外へ放り投げた。ゴミくずか俺は、というか殺す気か長門。
「スーツを装着しているのでへいき、50メートルの高さから落ちても無傷でいられる、ただし51メートルからだと死亡する」
物理法則とかそういうのはガン無視みたいだな。まあ、俺は怪我もなく地面に立っているし問題は無いか。
いや、死ぬとか普通に言うな長門。俺がこれから何をしなくちゃならんのかはともかく、色々な限界とかは先に言ってくれよ。
「あんた、何者よ。今からそこ行くから動くんじゃないわよ」
窓から飛び出さんばかりの勢いでハルヒが吼える。すまん、言われておとなしくしている程バカじゃない。さらばだ。
「気をつけて、お出まし」
気をつけるべきはハルヒだろう。いったい何がお出ましなんだ。と、ぶつくさ言っていると、目の前を横切る怪しい影。
「えと…何だこれ」
「おでん怪人、あなたが倒すべき敵。見た目と違っておいしくないので食べるのは推奨しない」
見た目も不味そうなんだが、その言い方だと食った事あるみたいだな長門。あ、おでん怪人がこっち向きやがった、俺を見るな。
「貴様、何者だ」
やべー、ロックオンされた。通りすがりとか言うわけにもいかんし、長門、どうすりゃいいんだ。
「闘って、あなたならできる」
できるか。と、反論すると長門の説明が、俺の頭の中に無理矢理押し込まれた。

・敵の正体は情報生命体の亜種。通常の攻撃はほぼ無効。
・情報連結解除コードが仕込まれている必殺キックが俺の武器。
・怪人は全部で23体。ボスクラスが4体。
・7日間で組織を壊滅させないと世界がピンチ。

頭、痛てえ。で、こんな説明を受けてる間に俺はどうしているかと言うと、体が勝手に闘っていた。
「戦闘用プログラムによりあなたへの負担はない、はじめてでも安心」
いや、無茶苦茶勝手に暴れてて俺の体もう壊れそうなんですけど。これ、後が凄く怖いんですけど。
「それは考慮していなかった。うかつ」
401SS ヒーロー志願 2/3:2009/10/22(木) 02:42:21 ID:G7ExR2Gs
溜息をついたところで、おでん怪人の繰り出すパンチをしゃがんで避け、その手を取り俺はジャンプした。
そして空中で一本背負いの様におでん怪人を投げ飛ばす。すごい勢いで地面に叩き付けられ動けないおでん怪人。
「今。必殺キックのチャンス」
またもや物理法則を無視して空中から怪人を眺めている俺は、唐突にキックのポーズを取ると一直線に怪人の下へ落ちていった。
ドップラー効果を伴った俺の悲鳴と共にな。

「おつかれさま。おでん怪人は情報生命体素子に分解され、無害な物となった。再結合される事はない」
なんで、おでんなんだよ。おでんの能力を持った怪人とか作った奴はバカだろ、どう考えても。
「コンビニ店員になりすまし、からし満載おでんを混入する作戦に必要だったと推測される」
そうですか。変身ヒーロー物でも微妙にコメディ臭い感じだな。つか、おでんがコンビニの制服着るとか脚本家出てこいって感じだな。
しかし、怪人に気を取られていた俺は、肝心な事を忘れていた。そう涼宮ハルヒが俺を追ってきていた事を、だ。
「すっごい。何これ、あんたもあの変なおでんもいったい何者なの。もしかしてあんた変身ヒーローなの」
大興奮で見ていたらしい。機関銃の様にまくし立て、俺に迫ってくるハルヒ。やれやれ、どうごまかしたものか。
「いけない。またお出まし」
またかよ、7日間しかないとは言え随分巻きが入ってないか。さて今度は何怪人なんだ。
おでん怪人が倒れた場所を見ると、そこには全身にお面をぶら下げた変な奴がいた。
「おお、わが盟友おでん怪人よ。お前の無念は俺様が晴らしてやるぞ」
盟友とか言ってるけど、お前らつい最近に湧いて出たんじゃないのか。変な設定に凝るんじゃないよ、まったく。
それにおでんの次はお面かよ。何の駄洒落なんだこれは、というか洒落になってないし笑えない。
「あー、そこのお嬢さん。いろんな意味でこいつはヤバイので離れてなさい」
あれ、俺の声と違うな。ってハルヒに俺の声で話しかけるわけにいかんからか、ボイスチェンジャー的な処理がされてるのか。
「うるさいわね。離れたら見えないじゃないの」
やれやれ、とりあえずお面怪人の相手でもするか。

お面怪人は、ぶら下げたお面を全部剥ぎ取ったら動かなくなったのでキックで終了。手抜きの様だが、別にかまわんよな。
「おつかれさま。すぐに逃げて、涼宮ハルヒに捕まるととても危険」
ああ、言われんでもそうさせてもらう。体中痛いしもう帰りたい。
「お嬢さん、怪我はないかな。自分は色々忙しいのでこれで失礼する、さらばだ」
誰だよこれって感じのセリフを吐いて、俺はジャンプで校舎を飛び越えてハルヒから逃げ出した。
「待ちなさーい。逃げるなんて卑怯者のする事よ」
まあ、好きなように言ってくれ。さて長門、変身解除はどうやるんだこれは。
「バックル部を開放して、スロットからプレートを取り出せば解除される。現在地周辺に人の反応は無い、解除して問題ない」
なるほど、それじゃ解除っと。弾ける様に俺が着ていたスーツは光の粒子になって消えた。途端に俺を襲う疲労感と痛み。
「いててて。なんだかえらいことになっちまったな」
「ちょっとキョン。あんたこの辺で怪しいヒーローを見なかった」
うおぃ、長門よ。問題ありありじゃねーか。もう少しでハルヒに見つかる所だったんじゃないのか。
「あー、お前のセリフの方が十分怪しいが、俺は何も見ていないぞ」
ハルヒは俺の言葉に不満があるのか、ぶつぶつと言いながら部室へ戻っていった。さて、俺も戻るかね。体痛いけど。
部室の前に長門がぽつんと立っている。どうした長門?
「あなたの疲労状態及びダメージを受けている部位の治療をする」
「おお、それは助かる。頼むよ」
長門はすすっと俺に近づき、俺の首に手を回して俺に抱きついた。えっと…治療なんだよな。
「治療用ナノマシンを注入する。あなたの体内に常駐して体調を管理する」
長門は説明しながら俺の首に歯を突き立てた。痛みよりもぞくっとする何ともいえぬ感触に俺は震えるしか出来なかった。
長門は何も無かったかの様に俺から離れ、部室へと姿を消した。俺はといえばバクバクいう心臓をなだめるのに必死だったんだが。
2分ほどして部室に入ると、長門を問い詰めているハルヒがいた。
402SS ヒーロー志願 3/3:2009/10/22(木) 02:43:23 ID:G7ExR2Gs
「おいおい、長門が何をしたっていうんだハルヒよ」
「さっきの変なヒーローの事よ。なんで最初ここに居たのか、有希が何か知ってるんじゃないかと思って」
ま、そりゃそうだな。あんなのが部室に居れば、何か理由があるかと思うのが普通だ。
「怪人を探してここに来たと言っていた、その後中庭近辺に怪人の姿を見て窓から飛び降りていった」
「そう、有希も何も知らないのね。…そうだ次の不思議探索はあの謎のヒーローを追いましょう」
やめてくれ。俺はお前に追いかけられるのなんて御免だ。長門はそ知らぬ顔で定位置で本を読んでいる。お前も止めてくれよ。
「そうと決まれば情報収集ね。あたしはこれから学校内と周辺の聞き込みをするから、みんなは勝手に帰って頂戴」
言うが早いか団長殿はカバンを掴んで飛び出していった。やれやれ。

その後現れた古泉と俺、長門の3人は今後の対策を協議する事となった。
「いやあ、変身ヒーローですか。僕も子供の頃は憧れたものですよ、もっとも僕は光の巨人派でしたけど」
お前は普段から赤い光になってるだろ。変な巨人もいるし言う事無しじゃないか。
「さしずめ俺はバッタ型改造人間か、ジャンプ力凄いしキックが必殺技だしな」
「あなたの場合は、昭和型でなく平成型。改造人間ではなく特殊スーツによる強化タイプ。ただしストーリー展開はどちらかと言えば
昭和寄り。そこにさまざまな特撮ストーリーがミックスされているのが今回の特徴」
長門…おまえ結構詳しいのか。って、お前の持ってる本、なんとか超全集ってそれはヒーロー物の特集本か。
「光の巨人派とはいえ、僕も出来ることなら変身したいですね。子供の頃の憧れが実現できるなんてあなたが羨ましいですよ」
いや、やりたきゃおまえがやってくれていいんだぞ。俺は一向に構わん、むしろ代わってくれ」
「それは出来ない。最初に変身ベルトのイニシャライズをした者以外が装着すれば死ぬ」
俺と古泉は沈黙した。変身できないじゃなくて死ぬのかよ。怖いっつーの。
それから古泉側の機関に、怪人捜索やその他諸々のバックアップをしてくれるとの約束を取り付け、長門も最大限バックアップを
してくれると約束してくれた。後は俺次第ってのはいつもの事なんだが、はぁ、誰か俺に安らぎを下さい。
俺が天に祈っていると、唐突に古泉の携帯が鳴りだした。なんだ、閉鎖空間か?
「駅前公園に怪人が現れたとの連絡です。セミ怪人が子供達に天ぷらを無理矢理食べさせてるそうです」
早速、機関側からの連絡だ。仕事速いね、お前の所は。
「いそいで。天ぷらの食べすぎで子供達が太ってしまう」
長門、お前はまずよだれを拭け。天ぷら食べたいのか。突っ込みもそこそこに、俺はバックルを手に学校を飛び出す。
全速で坂を駆け下り、公園に到着する。見渡してみるとセミの着ぐるみが子供達に天ぷらを振舞ってる。子供達の親も一緒にだ。
これなんて実演販売だ、そのうち天ぷら粉を取り出して売り始めるんじゃないのか。
「はぁ、やれやれ。長門、いくぜ」
俺は気持ちポーズを取ってベルトを装着する、途端にバックルから長門の通信が入った。通信機にもなるのかこれ。
「気をつけて」
あんがとよ、長門。俺は息を吸いベルトを操作した。やるしかないならたとえコメディでもやってやるぜ。
変身の掛け声と共に俺はセミ怪人に向かって走り出していた。

ヒーロー志願 第1話 「変身」 おしまい

次回予告
順調に怪人を倒していた俺の目の前に現れる、謎の黒い影。
「おまえ…もしかして?」
美しき刺客を目の前に俺の心が動揺する。
「あいつを倒すなんて、俺に出来るかよっ」
そして長門から伝えられる衝撃の事実
「それでもやらなければならない、それがあなたの使命」

次回 ヒーロー志願 第2話 「登場」
まったく、やれやれだぜ。
403名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 02:47:10 ID:nTjgqqvk
>>365
いまさらだが席替え後はハルヒの公式か、まとめの16-162でも掲載されている
入学当初の分は「ハルヒ」「座席表」で検索してもらえれば

毎回日直のたびに(席配置から隣で組むのはほぼ確実だろうから)
佐伯さんは妙な視線を感じていたんだろうなぁと思ったわけだ
404名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 03:04:31 ID:th0PRP0H
>51メートルだと死ぬ
スペランカーかw
405名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 04:17:12 ID:Xa5ddIWa
なんとなくキョンはハニワ殺しとも相性が良さそう
406名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 06:18:30 ID:uorNouui
佐伯さんと聞くとフルメタで宗介にラブレター爆破された人の印象が先にきてしまうw
407名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 09:37:31 ID:V/LwjVZW
なんという不憫な名前なんだw
408名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 10:04:01 ID:HZAQBxtl
今日もいい天気だな、ハルヒ
409名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 10:39:20 ID:ZlL5q8Lt
「でも、ちょっと寒くなってきたわね」
ぎゅ〜
「!!」
「こうすれば寒くないだろ」
「・・・そうね」
410名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 12:54:02 ID:sBu3Qqr3
寒いのでキョンのコートの中に非難するハルヒ
411名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 13:48:01 ID:bQAAZpLs
佐々木達を率いるキョンと敵対するハルヒ
412名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 15:05:44 ID:9qNXiE1C
>>410
いつだったかの、のいぢ先生のキョンコートハルヒ思い出した
あれはいいものだ……
413名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 15:30:36 ID:NTnrrrz2
>>412
ハルヒが顔赤くしながらキョンのコート羽織って、
右下に「涼宮ハルヒの視線」って書いてある奴?
414名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 16:20:46 ID:HZAQBxtl
俺も壁にかざってるぜ
415名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 16:31:24 ID:tYd7Mn9D
のいぢをネ申絵師認定した一枚だな
416名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 18:04:24 ID:pZF8lUje
ハルヒほど人間臭い二次キャラもいないよね。
417名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 20:07:40 ID:9qNXiE1C
たまに見せる、おばちゃんくさいところとかたまらんよな
418名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 20:31:31 ID:85BZUSXf
意外とズボラっぽいところも魅力的だ
419名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 20:33:35 ID:Xa5ddIWa
キョンのカバンにアメちゃんを流し込むのか
420名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 20:56:40 ID:9qNXiE1C
どんなおばちゃんだよ!
おばちゃん勘違いしてない!?
42142インチ液晶TVでPC写すとデカイですね:2009/10/22(木) 21:25:57 ID:Ic+APSR3
10月22日『絹婚記念日』
日本ネクタイ組合連合会と日本スカーフ協会が制定。
ネクタイやスカーフ等の絹製品のPRのため、
結婚12年目の「絹婚式」を迎える夫婦に絹製品のプレゼントをと呼びかけている。

======================================

ハルヒ「ねぇキョン。今日は何の記念日か知ってる?」
キョン 「ん?『パラシュートの日』か?」
ハルヒ「違うわよ!とっても大事な記念日!!」
キョン 「う〜〜ん子供たちの誕生日は過ぎた筈だしなぁ〜ヒントをくれ。」
ハルヒ「呆れたわ!あんた結婚してからずっと大事な日はずっと祝ってきたのに
    今日が何の日か忘れちゃうなんて!」
キョン 「そう拗ねるなよ。悪かったよ冗談だ。・・・その照れくさかったんだよ。
    ほらプレゼント。」
ハルヒ「何よ結婚記念日は普通に祝うのにこんな時だけ照れちゃってさ。まぁいいわ
    こっちもお返しよキョン。」
キョン 「ありがとう。これからも宜しくなハルヒ。」
ハルヒ「此方こそあたしの旦那様♪」

内野

娘1 「あ〜パパとママがチューしてる〜。」
息子1「でも何時ものだよ?」
422名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 21:42:58 ID:ZlL5q8Lt
>>411で電波を確認して
大幅に設定を変更して書いてみました。
題名が思い付きません。
良いのがあれば


ケンカして、キョンをSOS団から首にしたハルヒ、直ぐに謝りに来るだろうと思っていたら、何週間たっても謝りに来ないキョン
それどころか、自分の呼び方を「ハルヒ」から「涼宮」に戻したキョンに悲しさを感じ、どんどん他人行儀になっていくキョンに酷く落ち込むハルヒ。
放課後も部室には来ないでさっさと帰って行くキョンを呼び止められず、こっそりキョンの後を追うと、何故か佐々木達と楽しそうに話しているキョンを見つけて・・・・


「キョン?」
「・・・・」
「なんで、佐々木さん達と居るの?」
「俺が誰と居ようと、お前には関係ないだろ、俺はもうSOS団ではないんだからな、お前がそう言ったんだ涼宮・・」
「・・・イヤ、嫌なの、キョンが別の奴らと居るなんて」
「どうしてだ?」
「キョンはあたしの側に居ないといけないからよ」
「涼・・・ハルヒ」
「俺の代わりなんていくらでも」
「キョンじゃないと駄目なのキョンじゃないと」
「・・・・」
俺が泣かしたのかハルヒを
「キョン、素直になりなよ」
「佐々木?」
「僕はこの何日かキョンといられて楽しかったし、十分満足さ」
「佐々木さん、でもそれじゃあ」
「良いんだ橘さん」
「でも・・」
「さあ、キョン、自分の居場所に・・・」
「すまない、佐々木」
「頑張ってね、バイバイ、キョン」

「ごめんな、ハルヒ」
優しく抱きしめる
「許さないわよ」
「どうしたらいい?」
「ずっと・・・・」
「ずっと?」
「ずっと、あたしの側に居なさい、ずっとよ」
「ずっとってどれくらいだ?」
「死ぬまでよ」
「・・・・解った。ずっと側にいるハルヒの側に」
「命令よ、破ったら死刑よ死刑」
「死刑は嫌だからな」
「キョン〜」
真っ赤な眼で嬉しそうに笑うハルヒを今度はしっかりと抱きしめた。
423名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 22:37:03 ID:85BZUSXf
>結婚12年目の「絹婚式」
ほぉ、絹、絹か。ふむ。
424名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 22:53:58 ID:P86uMdWL
実は1年目から呼称があるそうな
1周年は紙婚式、2周年は藁婚式、3周年は革婚式、4周年は花婚式……こんな感じで
425名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 22:55:05 ID:85BZUSXf
花婚……なんかいいなぁ
426名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 23:48:49 ID:cT0sQq60
生まれ変わってもまた結ばれて再婚式
427名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/22(木) 23:53:33 ID:P27Ks6M4
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
428名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 00:08:53 ID:BiY7pcpv
ttp://www5.ocn.ne.jp/~arthiro/kettukon-kinennbi.html

日本は銀婚式や金婚式が盛んですけど結婚15年目まで毎年記念日がありますね。
429名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 02:30:12 ID:+kwvTXiI
流星群も明日の夜で終わりかぁ
ハルヒと一緒に星を見たい
430名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 04:33:14 ID:0h5WL2fF
さて、ハルキョンの寝顔はどんなk・・・・・・



・・・すまん、ごゆっくりぃ!!
431名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 09:14:54 ID:yZtc0Ifo
涼宮おはよう
432名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 09:28:06 ID:g5VYRTGs
おはようハルキョン
433名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 10:22:16 ID:zVjAnLaw
「好きだ、好きなんだ・・・・長門」
「!!」
朝から悪い夢をみたハルヒ
教室に入るなりキョンに抱き着くハルヒ
「あんたはあたしのモノよ誰にも渡さないわよ」

教室の空気が死んだ
434名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 10:45:55 ID:MayJ3fyB
>>433
「またあいつらなにかやってるよ」
「そろそろ独り者の感情も考えてほしいぜ」
「今度はああいうシチュエーションで遊んでるみたいね」
「このあとの展開を予想するのね」
「とりあえず、選択は3つ。はい、一口100円から」
「GOGOGGO、ごゆっくり〜うわぁーん」
435名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 10:47:54 ID:g5VYRTGs
実はハルヒって凄く嫉妬深いのかもしれない
436名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 12:30:44 ID:SBsACmtf
何を今さら…
437名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 12:49:09 ID:vQcv+GKV
多少なりとも愛情抱けば嫉妬感情からは誰も逃れられんだろう。
みくるの間接キスはカットするのに、長門がお面買ってもらったのは穏やかにスルーだから
見境なしの嫉妬ってのじゃなさそうだが。
438名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 13:04:12 ID:pNq/3Z35
ハルヒの嫉妬はなんかリアルだよな
デフォルメされてないっていうか、漫画的な分かりやすい表現では無いというか

いやそれでも普通に丸分かりだったりするがw
439名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 13:16:23 ID:g5VYRTGs
キョンとくっついたらデレると一緒にツンも強くなりそうだ

嫉妬で
440名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 13:53:55 ID:g5VYRTGs
ハルヒ「今萌えるのは空から落ちてくる系ヒロインよ!」
キョン「非現実的過ぎるだろ!」
441名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 14:15:36 ID:zVjAnLaw
「ハルヒ〜」
「キョン〜」
ハルキョン爆睡中!


夢の中でもラブラブなのね授業中なんだけどね
wawawaそのまま永遠の眠りに・・
442名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 14:59:31 ID:3ObU2wM5
>>424
前に紙婚式を題材にしたSSを読んだ気がするんだが、何スレだったか覚えてるひと教えてプリーズ☆
443名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 15:34:28 ID:xDgYBEtc
>>442

長門「検索した。あなたが探しているのは、埋めネタ「紙婚式」(104-986)」
444名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 15:40:03 ID:pNq/3Z35
先駆者がいたかw
445名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 16:35:51 ID:+kwvTXiI
さすがだな
446名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 16:52:11 ID:BeHCDlFb
キョンと融合した後は抜け殻になってハルヒに担がれる長門
447名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 16:55:24 ID:NBUSU/r3
やるな
448名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 18:09:11 ID:g5VYRTGs
ハルキョンなら銀婚式の時には孫がいそうだな
449名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 18:26:09 ID:pNq/3Z35
イチャイチャするわりには子宝には恵まれなかったりして
450名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 18:35:27 ID:zVjAnLaw
ハルキョンの子供か〜
キョンの苦労症とハルヒの可愛さが混ざった。
ちびハルヒが良い

「ホントにパパとママは・・・やれやれね」
451名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 19:47:20 ID:Ibk8quWt
>>449
永遠に二人の閉鎖空間ですね、わかります
452名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 20:06:12 ID:wDkuhXXh
こんばんわ

今からSSを投下させていただきます
2〜3レスお借りします
よろしくお願いします。
453『夫婦円満 後日談 〜銀婚式〜』 1:2009/10/23(金) 20:07:02 ID:wDkuhXXh
人生早くも40代半ば。
思えばあっという間に過ぎたようにも感じるね。
俺の平凡だがつまらなかった日常はハルヒとの出会いを境に
180度変わってしまったと言っても過言ではない。
もう既にあの自己紹介から20年以上の月日が流れたのかと思うと
何やら感慨深いものがある。

高校を無事卒業し大学に進学。学生の間に結婚し在学中に2児の父になってのも
まぁ若気の至りと言ったところかね。
そんな子供達からの贈り物として銀婚式に温泉旅行をプレゼントされた。
何時もは気丈なかみさんもこの時ばかりは嬉し涙を浮かべていたな。
そんな訳で休暇を取っての二泊三日の温泉旅行。
何時もは家事に大変なかみさんもこの時ばかりと羽を伸ばしている。
いや、かみさんにしてみれば日々の家事も大した事ないのかもしれないがね。

さてゆっくりと温泉にすかり部屋で外の景色を眺めていた。
紅葉した木々が色鮮やかに山を彩っている。
口が達者なかみさんも感嘆の声を上げたこの景色は中々見応えがあるものだ。
そうやってのんびりしていた俺の後ろから行き成り圧し掛かってくるものがあった。
間違っても熊の類ではないし仲居さんな訳もない。
したがって答えは

「何黄昏てるのよ。似合ってないわよ。」

当然家のかみさんだ

「そうか?働き盛りの男が放つ魅力みたいなのを感じなかったか?」
「は?何言ってんのよそんなの出てるならもっとあんたもてるでしょ。」

中々痛いことを言ってくれる。まぁそんなの放ってるなら先ずかみさんが気付くだろうがな。

「そもそもね、そんな事を言うって事自体が不敬を働いてる事と同じよ!
 あんた会社で変な事してるんじゃないでしょうね?」
「残念だがしてないね。そもそもお前みたいな奥さん貰ってる身でそんな事出来るもんか。」
「当然ね!もしそんな事してるようなら・・・」
「してるようなら?」
「あんたの穴という穴に矢を刺し込んでやるわ!」
「怖い事考えるなお前は。・・・安心しろ、俺にはお前だけさ。」
「当ったり前よ!あんたの奥さんになれるのは世界広でもあたしだけなんだからね!」
「じゃなその奥さんとゆっくり『銀婚式』を祝いたいのだが如何だろうか。」
「そうね。子供達からもこんな温泉旅行プレゼントされたんだし。確り祝わないと罰が当るわね。」
454『夫婦円満 後日談 〜銀婚式〜』 2:2009/10/23(金) 20:08:45 ID:wDkuhXXh
そういったかみさんに笑顔を見詰めながら俺は荷物から小さな包みを取り出した。
その中の物を取り出すとそっとかみさんの首にそれをかけた。

「これって・・・」
「俺からのプレゼントだ。今まで色々あったがこれからも宜しくな。」
「もうl、1人だけずるいわよ。ならあたしからもお返し。」

そう言ってかみさんは俺の腕にそのお返しをはめた。

「これで終わりじゃないからね、5年後は『真珠婚式』よ!」
「やれやれ。、あぁ結婚してからずっとこの手のイベントは欠かしてないからな。・・・なぁ」
「何?」
「『ダイヤモンド婚式』も祝えたらいいな」
「当ったり前よ!その先だってずっと一緒にお祝いしていくんだからね。いい?キョン。」
「分かってるさハルヒ。」

そんな俺達の夫婦生活のちょっとした1ページ。
これからも色々と彩っていく事だろう。
455名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 20:09:31 ID:wDkuhXXh
以上です

あまり行数喰わなかったのですね・・・
コレで失礼します
456名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 20:22:59 ID:oEdqw7xs
乙!
457名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 20:30:00 ID:UWlaH7m7
GJ!なんというほのぼの……。

>>450
なんという俺得な設定
458名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 20:32:38 ID:BeHCDlFb
ハルヒの背中を掻くキョン
459名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 20:50:39 ID:pNq/3Z35
GJ。
やっぱシリアスよりもほのぼの系の方が合ってるんじゃね
460名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 20:54:10 ID:fUIhAnfE
>>458
「掻いて」

部室でパソコンを弄っていたハルヒが突然意味不明な事を良いはじめ
突如として背中を俺に向けていた。

「突然、何を言い出すんだ。ハルヒ?」
「痒いの。いいから雑用その1は素直に背中を掻く!」

やれやれだ。・・・であれだ。おれはどのようにハルヒの背中を掻けば良い?

1.制服の上から
2.裾からつっこんでキャミの上で掻く
3・直に素肌を・・・
461名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 21:09:50 ID:hYJN2NWZ
4・ハルヒの正面に回り、ハルヒの背中に両腕を回して。
462名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 21:13:48 ID:0h5WL2fF
5、孫の手、もとい、長門の手
463名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 21:21:48 ID:xDgYBEtc
こんばんは。5レスほど消費します。ハルキョン×長門さんものです。
464名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 21:23:08 ID:xDgYBEtc
 「三日間ほど、部活に来れない? どうして、また?」
「図書室の整理を手伝うことになった」
「学校のか?」
 長門が手伝う必要があるほどの規模とも思えん、ちっちゃな図書室のはずだが。
 怪訝な顔をしたおれに答えるように、長門は付け加えた。
「司書教諭は入院した。図書委員の誤操作及び誤った修復作業により図書貸出管理システ
ムがダウンした。入院前に司書が発注した図書が書店の都合で搬入が重なった。これらに
より、このままいくと約10日間、図書室は使用不能となる」
「それってただの偶然なのか?」
「普通の偶然」
「じゃ、普通じゃ起こりえない『ものすごい偶然』って、どれくらいなんだ?」
「有機生命体の平均寿命からすれば、一個体あたり10のマイナス6乗程度の確率、この
惑星レベルでは10のマイナス15乗程度の確率、現有宇宙全体では10のマイナス50
乗程度の確率」
「よくわからんが……そうなのか?」
「そう」
「と、とにかく、それで白羽の矢が長門に立ったという訳なんだな。長門が手伝うと、ど
れくらいで片付くんだ?」
「一日、正確には12時間34分15秒で可能」
「三日間のうち、あとの二日は?」
「図書委員への伝達と引継ぎに要する時間」
「なるほど。……ハルヒにはうまく言っておくから、頑張ってくれ。一日目は長門一人で
作業するのか?」
「その方が効率的」
「心ばかりの応援とか差し入れとかは、じゃあ2日目以降の方がいいな」
「ありがとう」
「お、おう。ま、気にするな。長門にはいつも世話になってるしな」
「あなたにしては気が利いている」
「な、長門?」
「涼宮ハルヒを真似てみた。似てる?」
「うーん、100点満点だと50点くらいだな」
「そう」
「まあ、あいつを真似ても、多分あんまり良いことはないと思うぞ」
「……そう」
「長門?」


 「それで、あんたはうちの貴重な団員を、むざむざ図書委員に譲り渡したって訳?」
「譲り渡してなんかない。整理を手伝うっていうのは、長門の自由意思だ。尊重して、し
かるべきだろ」
「それにしても水臭いじゃないの! オンボロ雑用係はともかくとして、うちには優秀な
人材がゴロゴロいるってのに」
「だから、2日目からは、差し入れ持って応援に行くって、さっきから言ってるだろうが」
「むー」
「長門からおまえに直接言わなかったのは、ほらリーダーには言いにくいこともあるだろ。
それだけだ。いい加減、機嫌なおせ」
「い・や」
「あのなあ」
「アイスが食べたい」
「は?」
「あんたが買って来たアイスが食べたい!」
「だだっ子か、おまえは?」
「ぶー」
「わかった、わかった。買って来てやる。帰って来るまでに機嫌直しとけよ」


 「お・か・え・り」
「た、ただいま。……朝比奈さんや古泉は?」
「二人とも、急に用事が入ったんだって。気をきかせて帰って行ったわ」
465SS:司書はなにゆえ魔女になる?(2/5):2009/10/23(金) 21:23:57 ID:xDgYBEtc
「なんだ、『気をきかせて』ってのは?」
「ま、わかんないだろうと思ったけどね」
「一人で待ってたのか。悪かったな」
「ということで、今日の団活は終了!」
「ああ、帰るか?」
「何言ってるの、キョン! 二人がせっかく『気をきかせて』くれたのよ」
「お、おう」
「図書室に行くに決まってるでしょ!」
「いや、それは、多分違うと思うが」
「あんたがどう思おうが、あたしは図書館へ行くわ! 付いて来なさい!」
「おい、アイスはどうすんだ?」
「食べるに決まってんでしょ!」
「廊下を食べながら歩くな」
「うぐうぐうぐ!」
「口にものを入れて喋るな」


 「ちょっとキョン、図書室の入り口、鍵がかかってるわ」
「あー、多分、今日はもう帰ったんじゃないか?」
「有希がそんな無責任なこと、する訳ないでしょ。あんたじゃあるまいし」
「はは、そうだな」
「ちょっと職員室に鍵を取りに行って来るから、あんたはそこにいて。猫の子一匹通すん
じゃないわよ!」
「……ああ、行っちまった。……長門、おれだ、中にいるのか?」
「いる」
「鍵を閉めてるのに悪いな。ハルヒが開けそうだぞ」
「鍵は職員室にない。今は、私が持っている」
「時間稼ぎにはなるか。あいつが戻って来たらどうする?」
「想定内。入って」


 「キョン、図書館の鍵、無かったわよ。……って、どうして開いてるのよ!」
「長門だ。ちょうどトイレに行ってたそうだ。カギ開けたままって訳にはいかないだろ?」
「そ、そりゃまあ、そうだけど」
「ごめんなさい」
「有希が謝ることじゃないわ」
「入って」
「あ、うん。さあ、キョン、きりきり働きなさい! 男手はあんた一人なんだから」
「新しく入った本に通し番号と分類コードをつけた。これがそのリスト。リスト通りに、
こちらにあるシールを本に貼りつけて欲しい」
「わかったわ。何冊あるの?」
「497冊」
「楽勝ね。他には?」
「図書貸出システムの修復。これはわたしが行う」
「確かに有希に任せた方が良さそうね」
「シールは2種類ある。混乱しないように役割分担した方が良い」
「わかったわ。じゃあ、キョン。あんた通し番号の方のシールを貼りなさい。あたしは分
類コードの方を貼るから。貼り終わった本は、分類順に並べておけばいいのね?」
「そう。本棚へ片付けるのは、明日、図書委員が行う」
「わかったわ。こういう目標がはっきりしたのは得意よ!さあ、キョン、きりきり貼りな
さい!」
「ああ、これなら、俺たちでも何とかなりそうだ」
「聞き捨てならないことを言うわね、キョン」
「すまん。聞き流してくれ」
 長門ならなんでもない作業だろうが、そのリストとシールが用意できてるのが、実はす
ごいことだった。本来は、通し番号(受入図書番号というらしい)の発行も、図書分類コー
ドのシール打ち出しも、図書貸出システムがやる仕事だった。つまりは先に、図書貸出シ
ステムには図書一冊一冊のデータが入力されていなくてはならないのだ。
466SS:司書はなにゆえ魔女になる?(3/5):2009/10/23(金) 21:27:40 ID:xDgYBEtc
 要するに長門はシステムに代わって、この仕事をやり遂げていた。しかも、段ボール箱
に入ったままで図書のタイトルその他を読み取り、分類コード(日本図書分類コード)を
割り当て、箱を順番に開けていけば、受入番号順に本が取りだせるようにしてくれていた
のだ。なるほど、世の中はこういう目に見えない多くの仕事によって支えられているのだ
ろう。ここまでのは、多分ないと思うが。
「キョン、はやく次の本をよこしなさい!」
 しかし目に見えない仕事は、多くは気に止められないのだった。この場合、気付いても
らっても困るのだが。
「ハルヒ、速いのはいいが、ちゃんとコード順に並べてるのか? その方が時間がかかり
そうだが」
「何言ってるの? ちゃんとリストを見なさい。受入番号順に渡してくれれば、こっちの
分類コードも、順番に貼れるように並んでるわ。だから入れ替え不要よ! 気付かなかっ
たの?」
 いやはや、すごいな、長門の見えない仕事は。ということは、箱の中身をコード順に詰
め替えるところまでやってあった訳だ。
 ほんとなら、重い書籍をかついで右往左往するはずの仕事が、ハルヒとふたり並んで座っ
て、地味にペタペタとシールを貼ればいい、いわば「猿仕事」になってしまった。俺の方
はみるみるうちに箱が減っていき、ハルヒの方は、その段ボール箱を解体して広げた上に
本を並べていく。最初は長机に並べていたが、耐荷重を超えそうになったところで、すか
さず長門から声がかかった。
「机が危ない」
「あ、ほんとだ。ぎりぎり言ってるわね」
「おい、ハルヒ。俺の方は随分箱が空いてきたから、それを壊して下に敷けば、床に並べ
てもかまわんだろ」
「キョンにしては名案ね。有希、それでいい?」
「(こくん)」
「じゃあ、キョン、箱をあたしに向けて放りなさい」
「は? こうか?」
「うりゃ、たあ!」
「手刀で切るな! ハサミを使え」
「何よ、あたしのすごいとこ、見せてやろうと思ったのに」
「普段、十分見てるから、いらん」
「へえ、どこよ?」
「えーと、そ、それは、だな……」
「どこ?」
「それは……」
 長門、助けてくれ。……って視線を外して、スルーかよ。
「どこぉ?」
 くそ、奥の手しかないか。おれは顔を近づけて、ハルヒの耳に直接、《答え》を告げた。
「こ、ここでは言えん」
「はあ?」
 一瞬ハルヒの動きが止まり、口がかたまり、顔がどんどん赤くなって行く。
 ずるいのは分かってるぞ、おれだってな。
「さあ、仕事だ、仕事。暗くなる前に終わらせるぞ」
「わ、わかってるわよ! ……覚えてなさい」
 背中にぞくっと走るものがあるが、今はこの瞬間を切り抜けたことを寿(ことほ)ごう。

 「おわった」
と長門が図書貸出システムから顔を上げたのは、おれとハルヒが最後の一冊にシールを貼
り終えたのと、ほぼ同時だった。
「ふー、終わったわ!」
「ああ、なんとかな」
「ご苦労様」
と長門から声がかかる。本当にご苦労なのは、お前さんだろうに。
「二人の助力に感謝する。もし時間の都合がつけば、私の部屋で夕食を食べて行って欲し
い」
「ええっ、いいの!?」
「長門がそう言ってることだし、ご馳走になるか」
「自信作。ルーは3日前から煮込んでいる」
467SS:司書はなにゆえ魔女になる?(4/5):2009/10/23(金) 21:29:57 ID:xDgYBEtc
 ということはカレーか。というか、ハルヒ(と引きずられたおれが)が押し掛けて、手
伝いに来るだろうってことも想定済み?
「下校時刻まで、あまり時間がない。先に行って校門で待ってて。私は鍵を返しに行く」
「わかったわ」
「おう、先に行ってるぞ」
 おれは、ハルヒと二人で階段を下りた。
 何故、長門が俺たちを先に行かせたか、おれにはなんとなくだが見当が付いていた。図
書委員への《あとの二日》は、伝達と引継ぎに要する時間だと、長門は言っていった。と
いうことは、とんでもない話だが、図書委員は、本を棚に詰めるという作業すら長門まか
せなのだ。ということは……。
「思いついたわ!」
 ハ、ハルヒ。何をだ? 
 と尋ねる間さえ与えずに、我らが団長さんは180度ターン、今降りて来た階段を駆け
上がり、廊下を走り、図書室のドアをおれが止めるのさえ聞かず、いきなり開けた。
 追い掛けたおれが、息を切らせながらハルヒの肩越しに見た光景は、長門が指揮者よろ
しく腕を振り、それは楽しげに、書物たちを浮かび上がらせ、それぞれあるべき場所へと
誘導(?)している姿だった。
「不覚」
「ゆ、有希、あんた、ほんとは魔法使いだったの?」
 本を誘導するのに夢中になって、ハルヒの接近を察知するのが遅れたとでもいうのか、
長門? が、次の瞬間、何か「らしくていいな」とのんきなことを思ってしまったおれの
方に、ハルヒがぐらりと倒れて来た。慌てて後ろから抱き支える。気を失ってる?
「な、長門?」
 いつもと変わらない表情だが、何というか少し照れてないか、お前? 見られたくない
ところを見られたっていうか。
「涼宮ハルヒは今、意識を失っている。記憶を少しだけ改ざんしたい。許可を」
 本を納めるべき場所に納めた後、横を向いた長門はこう言った。
「ああ、いまのディズニー・ファンタジーな部分だな」
 ちょっと表現がまずかったか? 長門が返事をするまで、少し間があった。
「……そう。図書室の入口ドアが開かずに鼻を打ったことにしたい。後ろに倒れるところ
をあなたが支えた」
 とんだドジっ娘である。まあ、たまになら、そういうことがあってもいい、とおれは思
うぞ。
「仕方ないな。……二度と言わないから、言ってもいいか?」
「何?」
「さっきのお前、なんていうか、そう、楽しそうだったぞ、すごく」
「……涼宮ハルヒも、そう思った……らしい」
「カレー、食いに言っていいのか? 正直、期待してるんだが」
「構わない。想定の範囲内」
「ハルヒの記憶を書き換えたら、おれのも頼む」
「何故?」
「なんというか、不公平と言うか。まあ、半分以上、こいつが悪いんだが」
「あなたの記憶を改ざんする必要はない。でも、あなたの希望なら優先する」
 ああ、これもうまく言えないが、さっきみたいな光景はきっと、独り占めしたっていい
と思うんだ。長門にとっては小指を動かすくらい簡単な仕事でも、今回の仕事は、それく
らいには重労働だったんだからな。


 さて、いと気高き団長様はおれの背中でぶーたれては暴れてる。おれの前には、すっか
り暮れた夜の道を、長門がすたすた歩いていく。
「絶対見たのよ! 間違いないわ。有希がね、こう魔法みたいに、本一冊一冊に命を吹き
込んで……って、あんたも見たでしょ!?」
「ああ、見た見た。ふたりで転んで、夢でも見たんだろう」
「な、なんであんたと同じ夢を見なきゃならないのよ!」
「おれ以上に元気が余ってるおまえを、なんで背負ってるのか、そっちを知りたいね」
「べ、別に頼んだ訳じゃないわよ! 鼻とおでこ、ぶつけただけだし、ちゃんと歩けるわ
よ!」
「鼻とでこ、ぶつけただけで気を失ったんだろ? どんな勢いで走っていったんだ? あ
んまり心配かけるな」
468SS:司書はなにゆえ魔女になる?(5/5):2009/10/23(金) 21:30:38 ID:xDgYBEtc
「ふーん、心配したんだ?」
「するだろ、普通」 するよな? 別に特別な意味抜きで。
「そういや、さっきの質問にも答えてなかったわね、あんた?」
「何をだ?」
「あたしのすごいとこ、『普段、十分見てる』って、何を見てる訳?」
「あー」
「何?」
「忘れた」
「忘れたで済むと思ってんの!?」
「痛い。耳を引っ張るな! あばれるな! 見ろ、長門を見失ったぞ」
「有希のマンションの場所ぐらい、目をつぶっても着けるわよ」
「歩いてるのはおれだ」
「乗ってるのはあたしよ」
「振り落としてやる」
「上等よ! やれるものならやってみなさい!」
「クソ、痛い。苦しい。息ができん!」
「バカキョン、早く進みなさい。有希を見失ったでしょ!」
 見失ったりするものか。おれたちはともかく、長門は振り返らなくても、おれたちを決
して見失わない。おれたちを、香しいカレーの匂いが立ちこめる明るい部屋へと誘うべく、
次か、次の次の角で、おれたちをきっと待っている。


469名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 21:34:52 ID:wDkuhXXh
乙です
いや〜高校の図書委員時代の図書館整理を思い出してしまいました。
総数約2万冊を二人で整理したあの春休み(男同士で)
470名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 22:24:25 ID:g5VYRTGs
>>455
ご無沙汰〜
ほのぼのしますねGJ


>>468
GJ
こんはハルキョンと長門もいいものだ
471名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 22:58:36 ID:UWlaH7m7
いいねぇ、ほっこりする
472名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 23:39:01 ID:NBUSU/r3
ぐっじょぶ。
これはいいものだ。
473SS詮索する妹1:2009/10/24(土) 00:04:47 ID:02nlVCpp
>>379の続きです
勝手な設定なので注意してください


「キョン兄、涼宮さんとのデートどうだった?」
「知らん」
「楽しかったんだ」
「何も言ってないぞ」
「解るのよ兄弟だもん」
「そうですか」
「どこまでいったの?」
「・・・・」
「ねぇ〜聞いてる?」
「・・・・」
「成る程ね、言えないとこまでいったのね」
「・・・・」
「もう良いわよ、涼宮さんに電話して聞くから」
「・・・・」

「もしもし、涼宮さん」
「どしたの、涼子?」
「デート楽しかったみたいね」
「・・・キョンに聞いたの?」
「キョン兄も言葉にはしないけど、楽しかったみたいね」
「そう、よかった」
「それで、キョン兄とはどこまでいったの?」
「・・・手、繋いだ」
「それだけ?」
「・・気持ち伝えたわ」
「!!どうだったの?」
「わからないけど、一緒にはいたいって」
「キョン兄らしいわね、それで?」
「・・・・キスした」
「!!」
「・・・・」
「凄いわね、キョン兄とキスしちゃったの」
「うん」
「どうだった?」
「わかんないわよそんなの」
「なに味だった?」
「知らないわよ」
「え〜教えてよ」
「涼子はしたことないの?」
「あぁ!、あるわよ、そんなの・・」
「そう、あたしは初めてだったわ」
「そ、そうなの・・涼宮さんモテそうなのに」
「つまんない男がいっぱいいたけど、三日もったことはなかったわ、キスしたのはキョンが初めて・・」
「そう・・・」
474SS詮索する妹2:2009/10/24(土) 00:06:05 ID:02nlVCpp
「あたしも聞いていい?」
「な!ど、どうぞ」
「なんで、動揺してんのよ」
「べ、別にしてないわよ」「そう、それでねキョンって別の女とキスしたことあったのかな?」
「キョン兄だからね、ないんじゃない」
「そうかな?」
「多分、」
「・・・・」
「本人に聞いてみたら」
「嫌よ」
「弱気な涼宮さんも結構、可愛いわね」
「・・うるさいわよ」
「頑張って、私はそれだけしか言えないな」
「ありがと、涼子」
「いえいえ、」

まさか、初デートでキスまでするなんて、あの二人なかなかやるわね、キョン兄が喋りたがらない訳ね。
「一緒にいたい」か、「好きだ」とか「愛してる」より気持ちが伝わるかもね、キョン兄らしいな〜
私にもそんなこと言ってくれる人が出来るのかな?
ちょっと羨ましいな涼宮さんが、ハァ〜寝よ

続きます。
475名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 00:10:32 ID:2LvNomOI

そろそろ統一したSSのタイトルでも作っては?
続きものならその方が纏めやすいと思うけど
476名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 00:16:12 ID:brjVQcDJ
何気なく行った遊園地で妹を筆頭に
子供たちの引率のお兄さんの真似事をしていたキョンと鉢合わせするハルヒ
477名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 00:18:00 ID:tGOHb5cY
>>468
GJ。
相変わらずいい仕事しますなぁ。

>>469
ど、どんまい・・・w

>>474
ぐっじょぶだぜぃ。
>>475さんの言うとおり、ひとつのシリーズにまとめたほうが良いかもね
478名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 01:36:56 ID:SEzxrmLa
今夜はほのぼのする作品が多いですな
479名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 01:49:21 ID:3/TFbag+
>>443
おぉ、サンクス!

みなさんまとめてですまないがGJ!
うん、いいなほのぼの
480名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 02:04:54 ID:02nlVCpp
大きなタイトルは
「違った出会い方」で宜しくお願いします。
一つ一つにタイトルを付けているのは、単純に楽しいからです。
やっぱり纏まりがないでしょうか?
481名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 02:15:50 ID:tGOHb5cY
>>480
ならば、
「違った出会い方:〜〜〜」
みたいにしたらどうでせう?
482名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 02:19:10 ID:vdnBHUQn
メインタイトル ナンバリング サブタイトル みたいな感じにしたほうが纏める際にいいんではなかろうか
投下の際は メイン ナンバー を名前欄に入れて、本文頭にサブタイトル とかね
あくまで俺の意見なんで、投下する本人の好きでいいとは思うけどね
483名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 02:27:35 ID:9MhhVz6U
>>464-468
こういうのイイわあ。GJ。
484名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 03:11:17 ID:FG8bKDJD
「今日は流れ星がいっぱい見れるから願い事を考えてきましたぁ」
「さすがみくるちゃんね。みんなもちゃんと考えてきた?」
「きた」
「ええ、バッチリですよ」
「俺も今のうちに考えておくか」
「あんたは相変わらずノロマね。カメキョン」
「カメキョンって…。ところでお前は何をお願いするんだ?」
「あんたには関係ないでしょ。あんたはそのマヌケ面が少しはマシになるようお願いしたら?
それか、かわいい女の子に好きになってもらえますようにってね」
「余計なお世話だ、バカハルヒ。でもそれいいな」
「あっ流れ星です〜」
「おっ、かわいい女の子から…」
「キョンと結婚できますように、キョンと結婚できますように、キョンと結婚できますようにっ!」

「涼宮さん…声デカイです…」
「ストレート」
「おやおや、ふふっ」
「おい、ハルヒ。俺の願いはもう叶ってるのか?」
485名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 03:16:41 ID:Wvb42BZa
素直だなwww
ちょっと俺も祈ってくるノシ
486名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 03:52:08 ID:02nlVCpp
「明日は早いからもう切るぞハルヒ」
「そうね、おやすみキョン」
「おやすみ」

そう、明日はキョンとお出かけするの、しかも泊まりがけよ、キョンが言うには小泉君が親戚から貰ったらしい、某有名ランドのチケットが予定が合わず行けないので、代わりに使ってほしいとのこと。
しかもこのチケット、超VIPなのよ、乗り物乗り放題、飲食は全て無料、泊まるホテルの部屋は最高級スイートなの、小泉君様々よ
一泊二日の小旅行だけど、キョンと二人で旅行ができるなら。
明日は、いっぱい楽しもうねキョン
487名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 04:17:00 ID:2jCU6/lY
注:
小泉×
古泉●
488名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 04:51:50 ID:zRIPLNhN
「ハルヒかわいい」という どうじんし を てにいれた!

このハルヒが本当に可愛いんだよ…
キョンがかなり女心に疎いんだけど
489名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 06:59:51 ID:2jCU6/lY
「ハルヒかわいい」はこのスレなら良く知ってる同人誌
1〜3があるので全部読むことを推奨しますよ
490名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 07:31:52 ID:2mky1KbX
なみなみ爆弾のもおさえておこう
491名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 08:02:42 ID:Cl6LlaBg
この ながれなら きける!!

自分、今度キョンハルの同人誌を買おうと思うのだが、お薦めのサークルとかタイトルとかあったら教えてくれまいか
エロスはあっても無くてもいい、愛のこもった甘ーーーい!!キョンハルが読みたいんだが
492名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 08:30:11 ID:2jCU6/lY
@「ハルヒかわいい」1〜3
Aなみなみ爆弾・既刊本
Bなぐ茶・ぽにってハルヒ等の総集本

基本はこれかな他の方訂正等お願いします。
493名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 10:01:14 ID:SEzxrmLa
おはようハルキョン
494名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 10:18:43 ID:Wvb42BZa
>>491
エロスありならTIMTIMとGUSTも忘れちゃいけないな
495名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 10:24:03 ID:WzSovFy6
らぶいちゃってほどでもないが(オールキャラ)、リボンちゃんや光陽園ハルヒともいちゃいちゃできる、
Skirthikeのハルにゃんの!クロニクル2がオススメ。
496名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 10:45:49 ID:02nlVCpp
新幹線にて

「キョン〜」
寝言か、どんな夢見てんだこいつは、まぁ〜朝早かったしな。
古泉の計らいでハルヒと小旅行に出発したが、新幹線に乗った瞬間にハルヒは俺の肩を使って寝ちまった。しかし、グリーン車は、初体験だな、ホントに古泉様々だ。
俺は長門から借りた本を読んでいたが、ふと、ハルヒの顔を覗いてみた。
可愛いな〜、ホントに可愛い、流石にハルヒ
こんな、可愛いハルヒを他の誰にも譲る気はない、ハルヒは俺のモノ
497名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 11:35:26 ID:aO80D6Jy
498名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 11:39:04 ID:8+vd8Qiv
>>495
リボンちゃんのやつは俺も好きだ
499名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 11:44:42 ID:SEzxrmLa
北高ハルヒと光曜ハルヒの夢のコラボ
 「親父、辞書貸して」
「ノックくらいしろよ。むだ毛処理してる途中だったらどうするんだ?」
「娘相手に下品な冗談、禁止! ただでさえ、冗談が下品に服着てるようなもんなんだから」
「思春期の娘に迫害されるお父さんは世に多いが、ここまで言われるのはおれぐらいだろうな」
「威張るな。ぜんっぜん、名誉なことじゃないから」
「威張ってない。おまえ、言霊って知ってるか?」
「バカにしてんの? それくらい知ってる……わよ////」
「いまのどこに地雷があった? 何故そこで照れる?」
「し、知らないわよ」
「ま、どうせハルキョンな話だろ」
「へ、へんなまとめ方すんな!」
「『服着てるようなもん』と気安くいうが、モノにもいろいろある」
「そりゃそうでしょ」
「そうじゃない。『モノ』という言葉(和語、やまとことば)が出会った漢語(漢字)は、
「物」や「者」だけじゃなかった、という話だ」
「何それ? どういうこと?」
「漢字の音読みは、輸入されてきたとき、漢字にくっついてやって来た読み方だが、訓読
みの方は漢字が渡来する以前から、こっちにあった言葉(和語、やまとことば)が、似て
る意味をもつ漢字に割り振られたんだ。どっちかっていうと、和語、やまとことばの方が
数が少なくて、その分、ひとつのコトバがもつ意味の広がりが大きかった。だから、ひと
つの和語、やまとことばに、複数の漢字が割り当てられていることが多い。『類聚名義抄』っ
ていう平安時代末期から鎌倉時代初期にできた辞書には、「おもふ」なんか、55文字の
漢字と対応付けられてる。つまり55個の漢字が「おもふ」という訓を持つという訳だ」
「ふーん」
「今言った「モノ」という言葉(和語、やまとことば)だと、出会った/結び付いた漢語
は「物」「者」の他にも、「鬼」なんかがあった」
「おに?」
「泣いた赤鬼みたいなジャパナイズされたやつじゃないけどな。漢語の「物」は存在一般,
「こっち側にある存在」を指す言葉だが、和語の「モノ」の意味はさらに広くて、「あっ
ち側の存在」、すなわち彼岸の/霊異なもの(物も者もおよばぬ世界)をも含んでいた。
だから「物」や「者」だけでなく、「鬼」も「モノ」と結びつけないと、「モノ」が表す
意味の広がりをカバーできなかったって訳だ」
「ふーん」
「鬼をモノと読めると、いままで曖昧だったのが途端にはっきりして来ることがある。た
とえば「もののけ」は、どう考えても「物の怪」であるよりも「鬼(モノ)の怪」と考える
べきだろう。「物狂い」はもちろん「鬼(モノ)狂い」だったろうし、「物語」は同時に「
鬼(モノ)語」だったのかもしれん。ありえない/この現実でないことだって語るんだから
な。「ものしり」ってのも、安倍晴明あたりに言わせると、モノシリは「物知り」である
だけでなく「鬼(モノ)知り」でもなければならなかった、って話になる」
「こらこら。またいい加減な話を」
「まあ、いい加減だけどな。一方「コト」って言葉も、その含み持っていた意味の広がり
から、いくつかの漢語に出会うことになった。和語「モノ」が漢字の「物・者・鬼」と出
会って、それぞれの区別が付けられて行ったように、「コト」も、それぞれ結び付いた漢
字を手がかりに、特化され分化していった。「コト」は「事」であり、「殊」「異」「別」
であり、さらに「言」「辞」「詞」でもあったって訳だ。「ことば」と「ものごと」は、
どちらも「コト」、そもそもが不離未分化だった。だからこそ「ことば」が実体を持ち呪
能を持つ。言霊ってのは、その成れの果てだな」
「コトがことばであり、ものごとでもあった、ってのは分かったけど、最後の「殊」「異」
「別」ってのは何?」
「「コト」は、一般に対しての特「殊」、個別的「事」象を指すんだ。「ことさら」とか、
「こと(異)にする」というだろ? 言うなれば「物知り」が一般的・普遍的な知識に詳
しい奴のことをいうなら、対して「事知り」に対応する「事情通」は、個別的事象、個々
の事例についてよく知っているものをいう」
「はあ」
「もっとダイレクトにモノ/コトの対照でいうなら、『そんなことがあるものか』と言っ
たりするだろ。こいつはおもしろい言い方だな。「モノ」(一般)でもって、「コト」(
個別・特殊的事例)を押し潰し、否定するんだから。もっとも「モノ」(一般)に例外(
レア・ケース)を突きつける異能者(変人)たちによって、普遍的な知識は常に更新され
てきた訳だけどな」
501名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 13:10:29 ID:02nlVCpp
「キョン、今日は遊んで〜遊んで〜遊び尽くすのよ」「子供みたいにはしゃぐなよ」
「あら、たまには良いじゃない、童心にかえって遊ぶのも」
「・・・そうだな、しかし遊ぶ前にホテルに荷物を置きに行こうぜ」
「解ってるわよ」
502名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 13:11:57 ID:8+vd8Qiv
面白いな。
ただオチはもっとハッキリさせた方がいいと思うな。
503名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 14:39:54 ID:02nlVCpp
「キョン〜次はあれに乗るわよ」
「ちょっと待てハルヒ、なんでさっきから絶叫系ばかりなんだよ」
「え〜だって楽しいじゃないスリルがあって」
「俺の身体がもたん、もっと優しいのにしてくれ」
「たとえば?」
「あれ、なんてどうだ?」「観覧車・・・・エロキョン」
「!なんで観覧車でエロキョンになるんだ」
「・・・うるさい、あれは最後よ最後」
「さいですかー」
「まだまだ行くわよ、どうせ無料だし、ついて来なさいキョン」
「何処えでも、ついて行ってやるよ」

そういって、俺の手を掴んで、ずんずん先に進むハルヒは随分楽しそうだった。
504名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 14:46:05 ID:2jCU6/lY
明日はリクエストの日だそうだ。
ハルヒはキョンに何をリクエストするのかな〜
505名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 16:52:19 ID:WzSovFy6
俺はハルヒにエプロンをリクエストするぜ!
506名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 17:20:40 ID:PLJHcttP
>>504
怠惰な日常のなかで形骸化しつつある、団長さまへの尊敬と思慕と深い愛情
507名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 18:13:08 ID:02nlVCpp
観覧車にて

「うぅ〜ん」
「どうした?ハルヒ」
「やっぱり、エロキョンじゃない、うぅ〜ん」
「観覧車ではお約束だな」「これ以上はダメよ」
「なんでだ?」
「当たり前でしょ、恥ずかしいし、それに・・その・・ホテルに帰えったらいくらでも・・・うぅ〜ん」
「それもそうだな、今はこれで我慢する」
「うぅ〜ん」

こっちの方は、キョンにリードされっぱなし、でもちょっと夜が愉しみなのは禁則事項ね
508名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 19:06:56 ID:8+vd8Qiv
>>506
ちょっと想像しつ妄想したら凄く幸せな気持ちになつ
509名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 19:25:22 ID:Qf9a5hka
ハルヒ「なによキョン!せっかくの初Hだっていうのになんで勃たないわけ?」
キョン「ま、まてよハルヒ。む、むぐう・・」
ハルヒ「もう・・このあたしのセクシーな裸でもディープキスでもダメなんて・・(しゃがんでキョンのイチモツの前に顔を持っていく)」
キョン「な、なんだ??まさかフェ・・」
ハルヒ「キョンくんの!」
キョン「?」
ハルヒ「ちょっといいとこみてみたい!そーれ勃起、勃起!そーれ勃起、勃起!そーれ勃起、勃起!」
キョン「・・・・」
510名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 20:08:41 ID:NVVuDxaz
笑わすなwww
511名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 20:18:09 ID:UIU8ah/g
こういうときは前立腺を刺激するのが効果的かと

やり方はぐぐれ
512名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 21:04:03 ID:NVVuDxaz
……、いまだっ!

「ハルヒー!俺だー結婚してくれー!」
513名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 21:32:44 ID:6E9DuIa0
USJやTDLの雰囲気。特に閉園寸前の雰囲気はへたれなカップルも勇者にする魔法の空間

「キョン。もうお終い?」

ああ、時間だもんな。みんなどんどん外に出ていっている。ぐずぐず居座っている連中は
俺たちぐらいなもんさ。

「そうじゃない。あたしたちの時間は終わりかって事!」

ハルヒの言いたい事は分かる。もちろんこれで終わりな筈がないさ。
知っているか?ハルヒ。俺たちがいつの間にか手をつないでいる事を。
舞台装置は完璧。後は俺次第・・・

「ハルヒ!」

ハルヒの肩を両手で掴む。俺たちは帰宅を急ぐ来園者に抗うようにストリートの真ん中に
立っている。いつかのあの世界のようにハルヒに口付けをする。
誰も俺たちに関心を持たない。ありふれたカップルの一組なのだろう。
それでもいいさ。俺は幸せさ。こいつもそうだと固く信じている。

不意に花火がそれも巨大なスターマインドが打ちあがった。
スケジュールにはない明らかにイレギュラーな大輪の花が俺たちを照らす。

「あたし達、目立っているわね」
「ああ」
「止める?」
「嫌だね」

見せ付けてやればいい。なあハルヒ?
今度は背中に手を廻し、再びハルヒにキスをする・・・

514名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 21:40:46 ID:OORfRY7j
エース買ってきたよ

ツガノはネコどこの前編、すごろくの内容が色々と凄いなw
ぷよは文化祭編で、ハルヒとキョンが2人でいろいろ見て回る話だった、次号にも続くみたいで楽しみだ。

エースは今号から3回連続ハルヒ関連の付録が付くみたい。
今号:消失長門時計
次号:ハルヒ型ラジオ
次々号:みくるフィギュア(図書室Ver)

フィギュアは3誌合同で、ニュータイプがハルヒ、ザスニで長門が付くようだ
3つそろえると、例の絵が立体的に再現できるようだね。
515名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 22:25:01 ID:02nlVCpp
今回こそは、あたしがキョンをリードするのよ、毎回、毎回 夜の営みはキョンの天下だから、今回こそは
「キョン」
「なんだ?」
「今回こそはあんたを先に落としてみせるわ」
「先週も先に落ち、ちまったもんな、でもそんなハルヒも最高です。」
「くぅ、負けないわよ」
「さいですかい」
「シャワー浴びに行くわよ」
「へいへい、団長様」

何故か先週から習慣になっちまった。シャワールームまでのお姫様抱っこ、そしてそのまま・・・・
516名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 22:40:22 ID:WzSovFy6
>>513
なんというGJ……

>>514
次号が待ち遠しいなw
517名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 22:55:20 ID:brjVQcDJ
際どい恰好でアプローチしても顔色一つ変えないキョンに呆れるハルヒ
518名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 23:50:15 ID:6E9DuIa0
レストランでのお料理は美味しかった。
肩肘を張らなくても済む鉄板料理を選んだのは古泉君の功績だわ。
襟付きのシャツを持ってきたキョンと、普通のブラウスしか持ってきていない
あたしでも気楽にいる事がいられたレストラン。
鉄板の上で「演技」するシェフの料理に舌鼓をうちながら至福の時間が過ぎる。

「おふたりさんに私からのプレゼントがひとつ。さあどうぞ」

シェフの目配せでウェイターから二つのグラスが差し出される。
明らかなにカクテルだ。

あの日の孤島事件依頼私はお酒を飲まない事にしている。どうすればいいの。
横を見るとキョンがグラスに手を伸ばそうとしている。

「ちょ、キョン。何飲もうとしてんの?あたし達高校生よ?」

キョンはあたしの言葉に耳も傾けず一気にカクテルを喉に押し込んでいた、
「ハルヒ。勇気のない男に勇気を与える言い訳がこれさ。今の俺は無敵かもしれん」

目の前には一杯のカクテルがある。

これを飲めばあたしの答えを言ったようなものだろう。
シェフはプロの仕草で視線を外している。
キョンは一人で自分に気合を入れている。

あたしはゆっくりと手を伸ばしカクテルを取る。
その味はビールをベースにはちみつ、その他正体不明の甘いカクテルだった。

勇気がわいてきた。借り物の勇気でも勇気は勇気だろう。
キョンと一緒にホテルの自室に戻るあたし達。

鼓動を強めるあたしの心臓。ちゃんとできるかしら?
519名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 02:56:44 ID:CjkyytUm
おやすみ
520名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 03:13:42 ID:Css5kn/5
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
521SS違った出会い方:2009/10/25(日) 03:23:31 ID:RH3MFl0S
>>474の続きです

お弁当

「おはようキョン兄」
「おはよう、朝飯出来てるから、さっさと顔洗ってこい」
「了解」
我が家は両親が共働きで朝が早いから、朝ご飯とお弁当は毎日、自分たちが交代で作ってるの、今日はキョン兄が作る日。
「いただきます」
「・・・・」
「・・旨いか?」
「美味しいよ、これなら良いお嫁さんになれるわね」
「なんじゃそりゃ、まあ、今日は早起きしたから、結構良いのが出来たと、自分でも思ってるくらいだな」
「ふぅ〜ん」
「・・・・」
「ごちそうさま」
「お粗末さん」
「洗い物は私がしとくから」
「頼む」

キョン兄が学校に行く準備をしている間に、洗い物をしていた私は、何故かお弁当が三つあることに気が付いた。もしかして

「準備出来たか?」
「ねぇ〜キョン兄、あのお弁当、もしかして」
「・・・あいつ、何時も食堂で飯食ってるだろ、たまにはお弁当も良いかと思ってな」
「うんうん、それ、絶対喜ぶよ、キョン兄、偉い」
「じゃあ、これあいつに渡しといてくれ」
「・・・・バカ、そういうのは、自分で渡すのよ、そのほうが相手も喜ぶの」
「そんなもんか?」
「そんなもんよ」
「わかったよ」
「あと、必ず一緒に食べるのよ」
「なんでだ?」
「ハァ〜、やっぱりね、しっかりしてよねキョン兄、渡してはい、さよなら、なんて絶対ダメ、ポイントは一緒に食べるとこにあるのよ」
「ハァ、ポイントね〜」
「とにかく、一緒に食べること、わかった」
「ハイハイ、わかりましたよ」

お弁当作るとこまでは良いのに、そっからがね、これがフラクラの力ね。
でも、涼宮さん凄い喜ぶだろうな、キョン兄は料理も上手だし、
朝から妙なテンションになっちゃった。これは、お昼が楽しみだわ。

続きます。
522名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 03:29:51 ID:RH3MFl0S
タイトル間違えた〜
「違った出会いかた」です、すいません
523名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 04:21:53 ID:c2SQ6AYc
明日休みじゃん。
やべーよ、ハルヒとどこにデート行くかまだ考えてねーよ
524名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 04:28:53 ID:1gZTE7+r
どうでもいい話なんだが、いわゆる迷惑メールってあるよな
件名や内容はだいたい似たり寄ったりなんだが、先日来たのは「ルイズからのお知らせよ」って奴だ
ルイズって誰だよとか思いつつ、外国人の知り合いなんていねーよと削除しながら後を見たら
後ろの席のハルヒが何故だか元気が無い、どうしたんだと尋ねるとキョンからメールが来たのと言う
俺はメールなんか送ってないぞと言うと、ハルヒは自分の携帯の画面を俺に突きつけた
件名は「キョンです」何だこれ? 中身はと言えばあやしい広告の類だった
キョンからのメールで嬉しくなって開いたら変な広告で、あたしはキョンが変なアルバイト始めたのかと思って
ショックだったとハルヒは言う、俺はそんな事してないぞとハルヒをなだめながら思ったね
ルイズだのキョンだの、一体どういう層を狙った迷惑メールなのかと、考えた奴はアホなんじゃないか
まったく、世の中おかしな奴が多すぎるってそういう話だ、いや、それだけなんだがな
ああ、ハルヒ、俺からのメールが欲しけりゃいくらでもメールしてやるから、元気出せよな

最近よくキョンとルイズから広告メールが来るので小ネタ風にしてみた
525名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 04:36:07 ID:RH3MFl0S
「やっぱり先に落ち、ちまったな」
横で幸せな顔をして眠るハルヒにそっとキスをする。
「今回は頑張ったほうだな、偉いぞハルヒ。」
そう言って、ハルヒを優しく包みながら俺も眠りに落ちていった。
526名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 06:28:32 ID:Ct+Vi6g3
>>489
亀ですが、自分はTTTの作品はあまり好きじゃないですね。
キョンが女心に疎いなんてモンじゃなく、人としてダメだろって位に酷いことが多い。
クリスマスの話に至ってはいろんな所で反感買ってたし。
正直、好き嫌いが分かれると思いますよ。

よく考えると、エロなしのハルキョン同人誌ってかなり少ない気がする。
527名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 07:27:31 ID:mrLPIttt
それは単に世の中に出回る同人にエロが多いだけだろう
長門やみくるだってギャグ以外はほとんどエロからむものしかないじゃないか
俺の感覚ではハルヒとキョンだとエロなしはむしろ多め
528SS:ハルヒと親父 小伝−親父とRPG2:2009/10/25(日) 07:58:34 ID:Ej3zcTar
オリキャラあります。苦手な方、回避願います。
==========

 「なんで、今度はあたしが行商人なのよ!」
「おまえみたいな、はっちゃけた奴をな、ピラミッドの上の方に置いとくと下が大変なん
だ。昔の殿様なんか、食事に石ころが入ってても、表沙汰にすれば、味見係以下、食事に
携わってる連中が処分されるだろ。だから、知らんぷりして、誰も見てないうちに吐き出
すくらいでないと、上のものは勤まらなかった」
「うー、聞くだけで、ストレスの溜まりそうな話ね」
「おまえなんか、化け物を殴ってりゃストレス発散できるじゃねえか」
「あたしが言いたいのはね、なんであんたと親子連れかってことよ!」
「事実、親子なんだから仕方がない。恨むなら神を恨め、バカ娘」
「事実と2次元をごっちゃにするな。これはゲームの内でしょ!」
「最初からパーティが揃ってたら、モチベーションが沸かんだろ。そのうち仲間と合うん
じゃないか? それまでおれがお前のお守りだ。ああ、いやだ、いやだ。さっさとキョン
が出て来て替わってくれないかね」
「むかつくわね! で、キョンはどこ?」
「大方、生まれた村を出るとか出ないとか、その辺でぐずぐずしてるんじゃないか?」
「あー、もう! イライラするわね。その村ってどこ? 今から乗り込むわよ!!」
「我が子に言うセリフじゃないが、おまえこういうゲーム、向いてないぞ。経験値上げた
りとか絶対やんないだろ?」
「いつもキョンにやらせてるわ!」
「そんなことだろうと思った。……と言ってる間に、スライムだ。どうする?」
「雑魚キャラは、親父に一任するわ。さっさと倒して先急ぐわよ」
「やれやれ。どうして水の中でもないのに、そういう形が保てるんだろうなあ? なあ、
おまえ、9割以上水だろ?」
「雑魚キャラに話しかけんな! なにしてんのよ?」
「いや、コックだけにな、塩をふりかけてみた。浸透圧の関係だ、ほら、みるみる萎びて
いく……」
「いやな化学の実験ね」
「倒したことに変わりはない」
「それに、思った以上に、いやなパーティね」
「こっちのセリフだ。……思いついたぞ」
「どうせセクハラもどきでしょ?」
「おまえ、親をどういう目で見てるんだ? 思いついたのはキョンの呼び寄せ方だ。聞き
たくないなら、胸にしまっとく」
「さっさと吐きなさい! 楽になるから」
「確かにうまく押し付けられたら楽になるけどな。とりあえず、バカ娘、おまえピンチに
なれ」
「なによ、そのロジック? ヒーロー物の見過ぎじゃないの?」
「問題はキョンにヒーロー属性があるかどうかなんだが……」
「あんた、バカにしてんの? わかったわ。ピンチになってやろうじゃないの!」
「待って」
「って、有希? 今、どっから出て来たの? なあに、その格好?」
「くのいち」
「くのいちって、忍者(♀)?」
「知らせに来た。彼が危機に瀕している」
「キョンが!?」
「やれやれ。やっぱりこのパターンか。おい、バカ娘、さっさと行け」
「言われなくても!有希、案内して!」
「わかった」
「おれはこのスライムを料理して食べたら、すぐ追い掛ける」
「げえ」
「命を取った物は、責任を持って食うのが供養だ。でなきゃ勇者一行が通った後は、腐乱
したモンスターの死骸がごろごろと……」
「親父、あんた絶対来なくていいから」
529名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 09:21:11 ID:SamlwTdl
キョンをぶとうとしたら逆に投げ倒されたハルヒ
530名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 09:29:35 ID:zGRbg4Ua
>>527
通販しないのもかなりあるからなぁ
さすがに今は減ってるから、その手のはますます手に入れにくくなった。
>>528
メタいというかなんというかw
531名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 09:43:12 ID:CjkyytUm
>>528
親父食うのかよw
532名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 09:59:35 ID:RH3MFl0S
「あたしってダメね、キョン」
「まあ〜すぐ落ちるのも、一つの萌えポイントじゃないのか」
「あんたを満足させられてないんだもん・・ダメ」
「別に満足はしてるぞ」
「俺はお前と繋がっていられるだけで満足だぞ、それ以上を求めたら、世の男どもに潰されそうだしな」
「ありがとキョン」
そういってキョンの頬っぺたにキスをした。
「シャワー浴びて、また遊びに行くぞ、あんまり時間ないけどな」
「抱っこ」
「甘えん坊ハルヒだな」
「うん」

ハルヒをお姫様抱っこしてシャワールームへ。
533SS:ハルヒと親父 小伝−親父とRPG3:2009/10/25(日) 10:20:13 ID:Ej3zcTar
ひゅーーどかん!

「誰!? 今、モンスターに、ロケット・ランチャーぶっ放した奴!?」
「おれだ、遅くなったな」
「親父さん!」
「首のつながったキョンと、そこにぶら下がってるバカ娘が見えるぞ。どうやら間に合っ
たらしいな」
「こっちは、足でリセットボタンを押したい気分よ!」
「ハルヒ、考えても見ろ、この人を敵に回すのと、味方の後ろでヤジらせるのと、どっち
が心臓に悪い?」
「地獄の最下層コキュートス(嘆きの川)で氷漬けにするか、アトラスに代わってジブラ
ルタル海峡のところで天空を担がせ支えさせるか、って選択肢はないの?」
「なんだかんだ言って愛されてるな、キョン」
「いや、親父さんが単にものすごく嫌われてるという話じゃないかと」
「敵にこれだけ囲まれても、その余裕、さすがはハルキョンだ」
「え、なんだ!? 中盤の山場とは言え、あのモンスターたちは? 妙にギミックという
か、カラクリっぽいというか? 足があるのにキャタピラの上に乗ってる奴がいるし、ど
う考えても自分の内蔵が切れるだろうっていうチェーン・ソーみたいなのが腹部について
る奴までいるし、あっちの奴はどうみてもロボット風で車を食ってますよ!」
「どうやら向こうにも(円谷英二の志を継ぐ)マッド・サイエンティストがいるらしいな」
「向こうにも? ってことは、こっちにも?」
「あんたは単なる特撮ヲタ親父よ」
「ははは。違いない」
「いや、笑ってる場合ですか?」
「キョン、アメリカの作家カート・ヴォネガットがこう言っている。『卒業生の皆さんに
覚えておいてもらいたいことはひとつです。歴史上、戦車に勝てた人間はただひとり、ジョ
ン・ウェインしかいません。しかもジョン・ウェインは別の戦車に乗っていました』」
「深いのか何なのか、よくわかりません。結論、けっこう絶望的だし!」
「この歳でファンタジーは少々きつくてな。踊りながら魔法陣を描くより、引き金を引く
方が気が楽だ」
「いや、そのネタも今時のよい子はわからないと思います」
「なにしろ登場人物にラカンとかガタリとか付けるマンガ家だからな。『現代思想』って
雑誌があったのを知ってるか?」
「話を戻しなさーい!! 重火器なんか持ち込んで、ゲーム・バランスとか世界観とか、
むちゃくちゃになるでしょ!」
「心配するな、恐竜○車なんて、油くさくて食えたもんじゃないし、クレ○ジーゴンは食
える部分がない」
「そっちの心配は誰もしてないわよ!」
「あと、オチならこっちで用意してるから安心しろ。地口オチだ」
「駄洒落で逃げるなんて最低よ!」
「前にも言ったが、駄洒落はオヤジの基本スキルだ、オヤジ・リテラシーだ」
「どういってこの場をごまかすつもりよ!?」
「このロケットランチャーはRPG-7という。知らん? 『こち亀』にも『魔人探偵脳噛ネウ
ロ』にも出て来たぞ」
「サンプリングが偏ってる! どっちも少年ジャンプじゃないの!?」
「ビデオゲームの世界じゃ、もっとおなじみだ。ウィキペディアの『RPG-7が登場する作品
の一覧』を見ろ」
「オチを中途半端に小出しにしてしまった上に、モンスターが向かって来ます」
「ああ、しまった。安いと思ったら、こいつは中国製だぞ、キョン」
「実は段ボール紙で作ったとか、今時、ネウヨ・ネタはスルーですよ」
「いや、中国製コピーは『69式』っていうんだ」
「シックス・ナイン!」
「キョン、あんた、ちょっとこっちへ来なさい」
「うわー、親父さん、後は頼みます」
「大人の意味で『オレたちの戦いはこれからだ!』オチだな」
534名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 11:36:54 ID:yDzQNfN6
はかったな たいさー
535名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 11:48:25 ID:Jj+FPObv
      ドオ−−−−−−−−−ン!
           ,: ´ ⌒^ ヾヽ
          (,, ""⌒ '' .. " ヾ )                     コレデモクラエ!    (  ))
   ∩ ∩ ― ―:::::( ノ( ソ( 、ノノ..:::....    ヒューーーーーーン      __∧_∧__ ((  ⌒  ))
 〜|∪ |  − − (´´'''(, イ")ノ 三三三三三三三三三三三三三三) (・∀・ )   )≡)  ))
 ヘノ  ノ ― (´⌒(´:::::(’''....ノソ),,:::                    ̄⊂二二 )  ̄  (( ⌒ ))
..((つ ノ⊃≡≡≡(´⌒;;;ノ(~〜ノ(’''''ソ、'                    〈 〈\ \
  ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;,,(、、...,,,Y),,,ノ:.:),, ,ツ..                   (__)(__)
      ズザーーーーーッ
「R ・ P ・ G−−−−−!!」

PRGといえばこれが思い浮かぶな
536名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 13:13:05 ID:zGRbg4Ua
どんなやつでも一撃だ!
537名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 14:59:30 ID:56AI0VZ8
編集長☆一直線を久しぶりに読んだのだが、
長門の書いた短編無題を読みながら相談しているハルキョンが、
娘のことについて話し合っている夫婦に見えてきて
ひたすらニヤニヤ(=ω=.)してしまったぜぃ。

ハルキョンは長門の親。
538名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 15:05:46 ID:mysLT8E9
そのすこしあとで夫婦痴話喧嘩をあきれた顔でみる娘の構図もあります
539名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 15:36:20 ID:c2SQ6AYc
ハルヒ「無限カチューシャよ!」
540名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 15:38:25 ID:XLRS7tTn
あのころになるともう自然といちゃいちゃしてやがるからな……
541名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 15:43:31 ID:RH3MFl0S
喧嘩する二人を見て

「私という個体はあなた達に、仲良くしてもらいたいと思っている」
「・・・パパとママに」

「!!・・・・」
赤面するハルキョン
542名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 17:59:34 ID:56AI0VZ8
長門はお父さんお母さんと呼ぶほうが、らしいと思う。
543名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 19:29:32 ID:dks3QZeZ
ハルキョンの娘の長門


何故か納得する
544名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 19:40:04 ID:RH3MFl0S
「もうすぐ着くから降りる準備しとけよ」
「わかってるわよ」
「・・・ハルヒ、楽しかったか?」
「うん」
「そうか」
「また、来たいわね」
「そうだな」
545名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 19:47:07 ID:1vv5xZAo
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546名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 19:51:10 ID:2irQTp8e
>>545
ああそれ多分、カリスマ主婦ブロガーと呼ばれるようになった50歳のハルヒだわ
ついでにキョンは孫から『じいじ』と呼ばれることに拒絶反応を示すようになったとか
547名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 21:53:10 ID:oT5i72Zz
>>543
だが俺はあえて長門が母で妄想するッ!
548ぬこハルヒマンガ:2009/10/25(日) 22:21:24 ID:ybZe9SF3
http://upload.jpn.ph/upload/img/u51220.jpg
飼っているのがシャミセンじゃなくてハルにゃんだったら…
549名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 22:30:54 ID:aUgG3SZV
実は今まで黙ってたけど、俺キョンなんだ。

ぬこハルヒ結婚してくれ!
550名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 22:32:55 ID:Jj+FPObv
八丈島にお帰りください
551名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 22:33:05 ID:2HQRZ8tt
>>548
やべえ可愛いすぎるw
こんなぬこハルにゃんが居たら後は何も無くていいくらい…
552名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 22:33:19 ID:htgfpBjH
>>548
約束通りにキョンが早く帰れない理由がハルヒで
ハルヒvs.ぬこハルヒが勃発するというわけですね
553名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 22:35:55 ID:1FxWCr3c
キョンの肩に乗る鳥ハルヒ
554名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 22:44:41 ID:zGRbg4Ua
>>548
ぐっじょーーーぶ!うへぁ可愛いすぐる
555名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 22:47:21 ID:nDoccqlj
疑いの目ワロタw
かわいすぎるだろ、常識的に考えて……
556名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 22:57:14 ID:eQ1t6FXs
保管庫リフォームした?
557名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 23:02:04 ID:C7GphEf7
別のwiki持ってるけど、今はサーバーメンテナンス中だよ
558流れに乗ってみました・・・:2009/10/25(日) 23:02:10 ID:8+t0qQ6n
10月25日『リクエストの日』
1936(昭和11)年、ベルリンのドイツ放送で、ラジオのリクエスト番組が始った。
生演奏番組の放送中にリスナーから、希望する曲目を演奏して欲しいと
電話があったのがきっかけで始められたもので、その後リクエスト番組は大ヒットした。

===========================================

キョン 「ハルヒ、1つお前にリクエストがあるんだが・・・」
ハルヒ「何よ改まって。・・・まぁいいわ言ってみなさい。内容次第ではきいてあげてもいいわ。」
キョン 「・・・なら・・・この『猫耳』をつけて『にゃあ』と鳴いてくれ!!」
ハルヒ「・・・はぁ?」
キョン 「頼む!お前の可愛い姿が見たいんだ!!」
ハルヒ「なっ、、何いってるのよあんたは!!・・・ま、、まぁいいわ大事な団員のリクエストだもん
    【特別】に叶えてあげるわ感謝しなさい!!」
キョン 「おお、ありがとうハルヒ。」
ハルヒ「(・・・えっと猫耳をつけて)・・・にゃ、にゃあ」

外野

阪中 「ふぅ・・・・・・」
国木田「うわ!阪中さんが鼻血だして倒れた!!」
朝倉 「何て満ちたいりた笑顔・・・やるわね涼宮さん。」
559名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 23:29:06 ID:RH3MFl0S
旅行の帰りに

キョンをちょっと強引に家に引っ張り込んで、夕飯を一緒に食べた。親父が旅行のことを根掘り葉掘り、聞いてくるのが、若干うざかったので、早々にあたしの部屋に逃げ込んだ。

「あのクソ親父」
「相変わらずだな、親父さん」
「まったくよ」

「しかし、疲れたな」
「確かに疲れたわ」
キョンがあたしのベットに倒れ込む、
「ちょっと何勝手に人のベットに・・・キョン?」
寝息が少しだけ聞こえる、よっぽど疲れてたのね

「母さん」
「どうしたの?ハル」
「キョン、あたしのベットで寝ちゃったみたい」
「旅行でハルに振り回されて疲れちゃったのね」
「なにそれ」
「大丈夫よ、キョン君のお家には私が電話しとくから明日、早く起こしてあげれば、十分学校には間に合うしね」
「・・・それもそうね」
「・・襲っちゃダメよ」
「し、しないわよ、そんなこと」
「そう」

とわ言ったものの、目の前には無防備なキョン、あたしの理性が持つかしら?
「うぅ〜ん、ハルヒ」
どんな夢、見てんのよ、バカキョンが
あたしは床に引いた布団で寝ることに、しょうがないわねキョンの為よ。
キョンにおやすみのキスをして、あたしも眠りについた。「おやすみキョン」
560名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 23:45:42 ID:lTpKUv+Z
ちょっとねこ拾ってくるわノシ
561名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 00:48:26 ID:F6oTvYxG
何者かに古井戸に突き落とされたハルヒ
562名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 01:02:04 ID:CmaGgSxc
>>527
>それは単に世の中に出回る同人にエロが多いだけだろう

まぁね、確かにそうなんだけどさ。 地方の人間は入手できる同人誌って限られるんだよね。
自分はエロ同人って好きじゃないから自然と作者さんが決まってくるんだけど…
らーめんさんやYu-jinさんといった非エロ・微エロが多い人達はハルヒ以外のキャラで書くことが多いからね。
今朝改めて手元にハルキョンものが一冊も無いのに気付いた。
563名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 01:04:10 ID:Z/UXHWCC
>>548
ぬこハルにゃんかわええー!!
俺にも一匹くれ!
564名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 01:15:00 ID:9q+pS9A3
ウェブ漫画とか、オン専用で探す方がいいかもしれんのだわ
565名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 02:37:01 ID:S4ItpT0L
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
566名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 03:52:47 ID:c1kXc5yz
さて、出動前にハルヒの寝顔を見t・・・・・・



すまん、  ・・・若夫婦ごゆっくりぃ!!
567名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 04:54:26 ID:hrzQE72g
おいおい、ハルキョンの楽しみを邪魔しちゃイカンじゃないか。
二人に凄い形相で睨まれるぞ。
568名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 04:56:00 ID:AlRx5vmF
ハルキョン夫婦に『マンネリ』や『倦怠期』って言葉、ないよな〜
569名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 05:37:50 ID:VViNq3h5
80になっても元気にこの世の不思議を探しに行くハルヒばあちゃん、
やれやれという口癖が抜けないままのキョンじいちゃん
570名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 06:16:57 ID:EguxlAqu
>>568
いや、倦怠期をなんとかしようとそれぞれ躍起になるハルヒとキョンも(・∀・)イイ!!
こう、前より絆が深まったり。
571SS:ぬこハルヒ字まんが1:2009/10/26(月) 09:52:24 ID:WMJAzzAQ
>>548 さんに便乗で。こんなものしか書けないおいらを許してくれ。

=========
「もしもし、ハルヒか? おれだ。悪いが、今日行けなくなった」
「ええっ! 何があったのよ!?」
「ぬこが熱を出した」
「うっ。……あんた、まだあの猫(こ)、飼ってたの?」
「だって捨てられるか? おまえにそっくりなんだぞ!」
「……ど、どういう意味よ?」
「……ど、どういう意味って……。痛っ、こら、ぬこ、ツメを立てるな!」
「(むかむかむか)わかったわ!! ぬこがあたしに『そっくり』ってことは、あたしが
ぬこに『そっくり』ってことよね?」
「ハルヒ、おまえ、何言って……」
「今から、あんたんち行くから! 首を洗って待ってなさい!!」
「おい、ハルヒ、訳がわからんぞ! こら、ぬこ、そんなとこ噛むな!」


(自爆しながらも、そこに食いついたハルヒにスルーをくらわす、フラクラ・キョン。
そしてハルにゃんとぬこハルにゃんの直接対決の行方は? 次回「光る宇宙」
 君は立ち直ることができるか?)
572SS:ぬこハルヒ字まんが2:2009/10/26(月) 10:00:10 ID:WMJAzzAQ
 「なにい! ぬこに世界改変の力が?」
「このままでは、自立進化の可能性が閉ざされる」
「って、こないだまで『自律進化』って言ってなかったか? というか、長門、その肩に
座っているのは何だ?」
「ぬこ有希」
「ぬこが、しゃべった?」
「対有機生命体コンタクト用ニャンコロイド・インターフェース。それがあたくし」
「ニャンコロイドはあんまりだぞ。あと一人称も変だ」
「このままでは、二足歩行の可能性が閉ざされる」
「自立進化って、そういうことかよ!? 確かにうちのぬこは立って歩いてるが」
「にゃあ」
「いきなり、ノーマルぬこに戻るな」


(いきなり《戦線》を、カオスを広げてどうする? 第1話と何もつながってないぞ。
 そしてぬこハルにゃんにライバル出現? 時代はおれたちになにをさせようというのか?
 次回「迫撃・双子の悪魔」  また会おうね♪)
573名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 10:20:27 ID:StU6jbaH
ネタが色々やべぇwww
574名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 10:32:32 ID:su99LEiZ
なんというぬこラッシュ…
GJだぜw
575名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 11:06:21 ID:AlRx5vmF
>>569

なぜか、「意地悪ばあさん」を思い出してしまった
576名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 11:29:28 ID:mgVbiOhp
ぬこさんのせいで二人が争うなんて耐えられない!
だから俺がぬこさんを引き取らせていただきますが、構いませんね!?
577名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 11:39:38 ID:HFN0pON0
       ペチ  ☆
 ( o・-・)っ―[] /
[ ̄ ̄ ̄] (・∀・)>>576
578SS:ぬこハルヒ字まんが3:2009/10/26(月) 12:29:28 ID:WMJAzzAQ
「キョン! 来たわよ!」
「ハルヒ! 見なかったか?」
「って何が?」
「ぬこ。いなくなった」
「ええっ!」
「それで、こんなものが」
「書き置き?……なんて書いてあるかまではわからないけど、右の前足ね。この肉球の印」
「ほんとだ」
「なにバカなことやってるの!? 探すのよ、キョン!」
「ああ。しかし、どうやって?」
「とにかく手分けして。そうだ、写真はないの? カラー・コピーして連絡先書いて、電
柱にバンバン貼ってくのよ。意外と効果があるって聞いたことあるわ」
「……写真か。撮ったことないぞ」
「あれだけ、いつも一緒にいて!? 何してたのよ?」
「いや、ぬこと自分の2ショットって……なあ、いろいろ、あるだろう。……の手前とか?」
「ん? 何の手前だって?」
「いや、と、とにかく写真はないぞ。どうする?」
「あ、あたしが撮られても……その、いいわよ」
「ありがたい申し出だが、それはちょっと、な」
「躊躇してる暇はないわよ! キョン!」
「いや、ぬこ探すのに、人間の写真はまずいだろ。しかも、おれの連絡先を書くんだぞ」
「……ちっ、既成事実が」
「ハルヒ、何か言ったか?」
「ううん、何も言ってないわ。だったら、とにかく探しましょう。ぬこはそう遠くへは行
かないっていうし、あんなかわいい子、見た人は必ず覚えてるわ。聞き込みよ!」

(なにげに黒いハルにゃん、マフラーの色は本物か? 次回「落書き天国 キャプテン自信
喪失」 遠い、遠い、ケンタウルスより遠いお星様、私の願いを聞いて下さい・・・。)
579名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 13:10:36 ID:SnGtM5u+
やべ〜ハルヒの部屋で寝ちまったみたいだ。
横にハルヒの顔が、床に布団が引いて有るが、こっちのベットに来ちまったみたいだな、まあ〜良いか

俺はハルヒを自分の方に引き寄せて優しく抱きしめた。
明日は学校なのにな、何やってんだか、
まったく、やれやれだ
580名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 14:41:40 ID:YwwotErE
ハルヒさんまじ策士

そして機関が>>576のところにむかったようです
581名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 17:27:52 ID:SnGtM5u+
「お帰りなさい」
「おう」
「どうでしたか?涼宮さんとの旅行は」
「楽しかったぞ、ほら土産だ、長門のもあるぞ」
「すいませんね、僕にまで」
「・・・・感謝する」
「別に、おまえらには何時もお世話になってるしな、それより朝比奈さんのも有るんだが」
「朝比奈さん、今日は鶴屋さんとお買い物らしいですよ」
「そうか最近、朝比奈さん元気なかったし、調度良いんじゃないか」
「鶴屋さんも多分、同じ考えでしょうね」

「ヤッホ〜、みんな居る」
「お帰りなさい涼宮さん」
「・・・・お帰り」
「有希、古泉君ただいま」
「あれ?みくるちゃんは」
「鶴屋さんと買い物だ」
「ふぅ〜ん、みくるちゃん最近、元気なかったし、ちょうど良いんじゃない」
「同じこと言ってますね」
「・・・流石ハルキョン」
「悪かったな、あとその呼び方はやめろ、なんか恥ずかしいぞ」
「そうですか?」
「この学校に通う教師及び生徒の約九割があなたたちのことをそう呼称している」
「・・・・」
「あたしは別に構わないわよ、ハルキョンでも、むしろ、嬉しいくらいよ」
「おやおや、羨ましいことです」
「黙れ、古泉」

「それでは、ゲームでもしながら、旅行の話しでも聞かせてもらえますか」
「お前には話さん」
「おやおや、これは手厳しい」
「あら、いいじゃない話してあげれば、あたしたちの熱〜い夜を」
「お前は永遠に喋るな」
「面白そうですね、詳しく聞きましょう」
「黙れ、古泉」
「・・・詳細を」
「反応するな、長門」
「キョンがね〜」
「やめろ、ハルヒ〜」

こうして、喧しい団活の時間は過ぎていきました。
582名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 17:30:35 ID:V+8Ut0SE
>>548
            \     _n         グッジョブ   /
              \   ( l     _、_       /
               \   \ \ ( <_,` )    /
                 \   ヽ___ ̄ ̄  ) /
   _、_  グッジョブ      \    /    / /  _、_   グッジョブ
 ( ,_ノ` )     n        \∧∧∧∧/   ( <_,` )     n
 ̄     \    ( E)       < の  グ >   ̄     \    ( E)
フ     /ヽ ヽ_//        <      ッ >  フ     /ヽ ヽ_//
─────────────< 予  ジ >───────────────
   ∩               <      ョ >
   ( ⌒)       ∩ グッジョブ < 感  ブ >       |┃三     話は聞かせて
   /,. ノ      l 'uu       /∨∨∨∨\      |┃  ガラッ    もらった
  / /      / /"    /         \     |┃ ≡   _、_   グッジョブ
  / / _、_   / ノ     /    グッジョブ   \  |ミ\__( <_,` )
 / / ,_ノ` )/ /    /|    _、_     _、_   \ =___    \
(        /     /\ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/\≡   )   人 \
 ヽ      |   /   \(uu       /     uu)/  \
583名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 17:56:06 ID:721sWp43
和む、和むぞっ!
584名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 19:38:33 ID:7PNRUPjP
ハルヒ、俺が焼いたナス一緒に食べないか?
カラシいるか?
585名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 19:45:59 ID:CmaGgSxc
ハルキョンのすれ違い系のSSに挑戦していたんだけど…
気付いたらやたら長くなってしまい、さらにキョンハーレム系(但しフラグ折ってます)になってきた。
まだ時間かかるとして、これ書き終わったらどうしよう。 VIP行きかな…

改めて、短く纏める事ができる人って尊敬します。
586名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 20:11:15 ID:721sWp43
プロットっていうんだっけ?
無くてもスラスラ書いちゃうひとも多いらしいが。
587名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 20:13:40 ID:HFN0pON0
スラスラと無駄に長くなります。スラスラじゃなくてダラダラw
588名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 20:21:11 ID:SnGtM5u+
すれ違い系は良いけど
最後はHappyendで
あと、ハルヒが嫉妬して、別の男とみたいな展開も、嫌だな。
得に古ハルな展開は勘弁してください。

私が古ハルを嫌ってるだけなんですが。
失礼しました。
589名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 20:25:31 ID:6ZrnLfg7
寮の2人部屋でルームメイトになるハルヒとキョン
590さにぃれたす:2009/10/26(月) 20:30:01 ID:5MFw8tg0
ハルキョン☆
ハルキョン好きです。ほとんどはじめまして
591名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 20:51:06 ID:EguxlAqu
うん、とりあえずアドレス欄にsage入れようか
592名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 20:51:37 ID:aqbrn81e
誰が主人公で誰がヒロインか普通に考えればハルキョン以外にはないでしょ
593名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 22:08:16 ID:ok9k0HeC
ぬこハルにゃんと聞くとやはりぬこキョンも必要と思うなと
594名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 22:35:41 ID:bdYIi0I9
しかしそれは誰得
595名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 22:39:26 ID:sKY1hzF8
ぬこハルキョン?俺得に決まってるだろうわなにをするやめろ
596名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 22:40:22 ID:P1UNzXBj
ぬこ得ではないですか
597名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 23:03:41 ID:c1kXc5yz
ハル得に決まってるじゃないの!
598名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 23:33:33 ID:S/FkS65o
ハル得……なんだろう、この不思議な響きは
なぜかしっくりくる
599名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 23:36:19 ID:PWjj4v1/
思うんだけどさ、ハルヒってこのスレで想定されてるほど簡単な女の子じゃないよな。
雪山のときもキョンに迫られて殴り返したようだし。キョン、ハルヒを落とすのは
そう簡単じゃないぞ!どうする?

 キョン「どうすると言われてもな。そんな気はないんだが。やれやれ。」
600名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 23:40:34 ID:F6oTvYxG
キョン「あいつが調子に乗って完全に浮き足立ってる隙に崖から突き落とせば済むだけさ、ハハハ」
601名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 23:41:48 ID:G9X+sy5o
王道というか基本的なストーリーでいくなら、もう一回キョンと二人で
閉鎖空間に行くでしょうね。

もう一度世界の選択をする二人。

戻った二人で
「こたあえわあ♪いつもむ〜ね〜のなか〜にいいいい」



まあ、そんな読みやすい展開はみんな許さないと思うけど
602名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 23:45:52 ID:j7Eor+iu
>>593
なになにじゃれ合う、ぬこハルヒとぬこキョンとな?

同じ皿の餌を食べるぬこハルキョン。
いっしょにおふろに入って泡で遊んじゃうぬこハルキョン
マタタビでめろめろになっちうぬこハルキョン
あったかーいおふとんでぬくぬく一緒におねんねするぬこハルキョン……はあはあ。
603名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 23:48:54 ID:P1UNzXBj
そしてなんか寂しいノーマルキョンであった
604名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 23:49:48 ID:Q/wbpE8C
それをなんとなく見守るハルヒであった
605名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 23:50:32 ID:SnGtM5u+
「ねぇ〜みくる」
「はぃ」
「あたしじゃダメかな」
「どう言うことですか?」
「みくるは一人ぼっちじゃないよ」
「・・・鶴屋さん」
「恋人にも家族にもなれないけどさ、あたしはみくるのこと大好きだよ」
「鶴屋さん・・・ごめんなさい、私、ハルキョンさんたちのこと見てたら、何だか急に寂しくなってきちゃって」
「大丈夫だよ、みくるを心配してくれてる人は、このスレにもいるから」

>>263>>289>>336
「この人達はきっとみくるを心配してたさー」
「ふぇ〜ん・・・ありがとうございます、皆さん。古みく展開もないし、恋人も禁則事項でつくれないけど私、頑張りますから」
「そうそう、みくるは笑顔が一番さ〜」
「はい」


ひとくぎりですね。
ちゃっかり展開していますので、なんとか全部まとめたいと思ってます。
606名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 23:55:07 ID:gTd2uuCa
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
607名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 00:32:45 ID:prgsJdiO
ハルキョン好きなここの住人なら「君に届け」は相性いいかも
今晩だっけ
608名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 01:01:20 ID:qMG+gpMb
だが関西ではやってない悲劇

仕方ないからハルヒちゃんを一日一話見直してるぜ!
609名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 01:51:56 ID:baO8jWwu
他の人が近づいた場合にはすぐに目を醒まして周囲を警戒するが
相手がハルヒの場合には引っくり返されたりモフモフされたくらいでは起きない、
というか断固として寝たふりを続けるぬこキョン
610名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 02:16:58 ID:GtNqPfjr
>>599
その辺ちゃんと節度というか弁えてるんだよなハルヒは。
まったくステキだぜ。
611名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 02:32:17 ID:15VKxbzn
>>592
まあ妄想は自由だしな
それに原作がハルキョンendと確定したわけでもない
612名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 03:59:56 ID:8VJ9eMoZ
さぁて、WAWAWA若夫婦〜っと・・・・・・



すまん、第二ラウンドごゆっくりぃ〜!!
613名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 09:48:43 ID:ocbRitg4
会いたいよ、キョン
614名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 10:04:23 ID:RAbRaO95
今から行ってやるから大人しく待ってろ
615キョン:2009/10/27(火) 10:07:07 ID:GtNqPfjr
゚∀゚)ノ
616名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 10:08:21 ID:kpiK42nh
おいおい、どうした?変な夢でも見たのか? (後ろを振り返りながら)
617名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 10:12:03 ID:Jw5gc1pv
618名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 10:17:58 ID:7A2mSRnB
キョンの多いインターネットですねw
619名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 10:23:08 ID:RAbRaO95
俺がこれだけいればハルヒも寂しくないだろ?
620名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 11:19:07 ID:ocbRitg4
ハルヒか世界かを、選択しないと、いけなくなったキョンは
621名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 11:40:56 ID:J6czfSyl
キョン「世界に決まってんでしょ、妹や国木田をハルヒの為にブッ殺すなんて冗談じゃないよ」
622名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 11:50:15 ID:REwYRhtP
>>621
何ていうか…
正解だけど不正解っていうのか
623名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 12:34:10 ID:v0gj9owr
両方を救ってこそキョンだろ
624名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 12:35:26 ID:RAbRaO95
両方とるに決まってんだろ
625名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 12:42:21 ID:7ky6EPxX
626名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 13:04:51 ID:L+5wPIJc
キョン「てめぇが両方救えないって思ってんなら、まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!」
627名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 13:13:13 ID:V51x+JwQ
>>588

人に注文付ける前に、自分のにタイトルつけろ
628名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 13:23:52 ID:J6czfSyl
キョン「人間の手はそんなに大きくできちゃいないし、俺だって死にたく無いもの
     これが漫画や三文小説なら両方救えてめでたしエンドだけどね」 
629名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 13:50:01 ID:RAbRaO95
こまけぇこたぁいいんだよ!!
630名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 14:01:52 ID:v0gj9owr
なんでキョンが上条さんになってんだよw
631名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 14:10:47 ID:GlrmvZXU
最近は劣化君だけじゃなくてネタフリにも変なのが居るから気を付けた方がいいかも
632名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 14:37:39 ID:nvhTc44b
でもキョンなら、なんとかしてくれる!
633名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 14:54:23 ID:baO8jWwu
今日はすごく暖かかったな。小春日和というやつか
634名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 16:13:29 ID:nvhTc44b
小春日和のなかうたた寝するハルキョンとぬこハルキョン
635名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 16:31:15 ID:RAbRaO95
こんな陽気の日は中庭でハルヒの膝枕で寝るに限るな。
636名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 16:57:34 ID:7A2mSRnB
俺はあえてハルヒを膝枕する方を選ぶぜ!
637名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 17:31:35 ID:RAbRaO95
最初は膝枕なんだけど、寝言でキョン、キョン言いながら抱き枕にされるキョン。
638名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 17:34:55 ID:nvhTc44b
その姿を全校生徒に見られるハルキョンとな
639名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 18:01:37 ID:Rrpnzr4V
長門「実況中継はまかせて」
古泉「ナレーションはお任せください」
みくる「えーと、えーとあたしは何をすれば」
640名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 18:06:20 ID:mBuCecU9
古泉は解説役っぽいけど・・・
641名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 18:27:53 ID:NQV848qx
みくるは証拠写真および映像を撮ればいいと思う!
SOS団のカメラマンなんだし。
それでキョンに売り付ける、と
642名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 18:31:47 ID:ocbRitg4
>>627
覚えがありすぎて困ってます、例えばどれのことでしょうか?
全部でしょうか?

ごめんなさい。
643名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 18:56:24 ID:nx5qQACR
>>641
なびきみたいだな。
644名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 19:02:17 ID:ggPDvAzt
>>637>>638>>639 いただきます
中庭 キョンの膝枕で眠るハルヒ

キョン「(いつまで寝てんだ…昼休み終わっちまうぞ)」
ハルヒ「スー…スー…」
キョン「…まあいいか、たまには」
ハルヒ「…キョン…」
キョン「?」
ハルヒ「キョン…だいすき…」
キョン「!」
ハルヒ「…だいすき…なのぉ…!」ガシッ
キョン「ちょ、ハルヒ!!」ドサッ

長門「涼宮ハルヒが彼に抱きついた」
古泉「というより半分押し倒されてますね」
みくる「え、えっちなのはいけないとおもいます!」

「おい…涼宮さんとキョンだ…」
「やっぱりあの2人付き合ってたのね…」
「昼間っから見せ付けてくれるよな…」
「羨ましい…」

国木田「色んな人に見られてるの、分かってないんだろうなあ…」
谷口「もうあいつとは絶交してやる…」ブツブツ

この事が校内新聞に掲載されてしまい、2人は激しく赤面する事に
なるのだがそれはまた別の話
645名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 19:47:39 ID:L+5wPIJc
そういえば北高には新聞部みたいなのはあるのかな。
俺の高校にはそういう機関は存在しなかった。学園モノだと鉄板だけど。
646また流れに乗ってみた:2009/10/27(火) 20:05:06 ID:6Rzk7ZVu
10月27日『世界新記録の日』
1931(昭和6)年、神宮競技場で行われた体育大会で、
日本初の世界新記録(南部忠平の走り幅跳び7m98、織田幹雄の三段跳び15m58)が誕生した。

=========================================

阪中 「・・・さっきからあのままなのね。」
国木田「キョンは目が覚めてるから周りに気付いてるようだけど。」
朝倉 「あれじゃ身動きできないわね。」
長門 「・・・涼宮ハルヒの動きあり。更に強く抱きしめた。」
古泉 「実に幸せそうな寝顔ですね。正に自分の安心できる場所なんでしょうね。」
朝比奈「でもこんなに写真撮っちゃっていいんですか?」
鶴屋 「気にする事ないっさみくる。この際二人が何時まで抱き合ってるか調べようかっ。
    案外ギネスに載せれる位抱き合ってたりして。」

ハルキョン

ハルヒ「う〜〜ん・・・キョン〜〜〜・・・・・・むにゃむにゃ・・・」
キョン 「・・・不幸だ。」
647名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 20:07:43 ID:aOR0lob9
生徒会も普通だし(会長は仕込みだし)、なんかそういうところはわりと現実に即してるよな。
学校は舞台装置だけど、非学園モノというか。
とここまで書いてみくるファンクラブ(なんと女生徒ファンもいる)やらの存在を思いだして、一応学園モノの体裁はあるんだなと思い直した。
648名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 20:24:37 ID:cu6GLcmK
>>646
ブーストしすぎで体が持たないだろう、キョンよ
649名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 20:28:15 ID:RAbRaO95
>>646
キョンの傍ってやっぱり落ち着くんだろうな。
つーかハルヒかわいい!
650名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 20:45:27 ID:L+5wPIJc
>>647
ファンタジー要素や学園モノよりはSFよりと言えなくもない、と言うほどでもないビミョーなさじ加減が
魅力的なんだな
651名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 21:25:06 ID:aOR0lob9
S(すこし)F(ふしぎ)ってやつだな
652今夜はもう1つ:2009/10/27(火) 22:33:23 ID:6Rzk7ZVu
10月27日『読書の日』
読書週間(10月27日〜11月9日)の1日目。

==========================================

ハルヒ「今から読書をします。」
キョン 「唐突だな。で?理由はなんだ。」
ハルヒ「たまには有希を見習って読書にふけってみるのもいいかなって。」
キョン 「ふむ。ハルヒにしてはマシな提案だな。・・・で何読むんだ?」
ハルヒ「横山光輝さんの『三国志』。」
キョン 「ってそれは漫画だろ!!」

外野

阪中 「さっきまで抱き合ってたと思ったら。」
国木田「今度はキョンが涼宮さんを抱っこして読書ねー。」
朝倉 「・・・もう噂に尾ひれが付いて一人歩きしてるわね。」
653名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 23:18:08 ID:G/1kuhuX
どう考えても途中でハルヒが飽きて読まなくなるなw
654名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 23:35:59 ID:U1sE2fey
長門さんがアップを始めました
655名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 23:38:11 ID:nvhTc44b
意外に三国志にはまって気が付いたら三国志の世界になってたりして
656名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 23:40:19 ID:J6czfSyl
何故か制服を露出度を高く改造してムチムチになったハルヒを幻視した
657名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 01:03:17 ID:ZO3CUJYC
>三国志
中の人的にキョンとみくるが熱く語り合ってる姿がみえた
658名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 01:27:51 ID:TP8bIsjf
まとめてみましたので
投下します。
659ハルキョンな日常;1:2009/10/28(水) 01:35:56 ID:TP8bIsjf
119スレ、小ネタ集
「デートするハルキョン」の続きです。
>>282
また、こいつ、寝てるわね、勉強できないんだから授業くらい聞きなさいよね、まったく
「うぅ〜ん、ハルヒ〜」
「!!どんな寝言よ・・」 しょうがないか、土曜日はオールだったし、昨日もずっと電話してたもんね。「キョン、お疲れ様」
>>285
「屋上でお弁当食べるのもたまには良いわね」
「そうだな、今日はお日様が暖かいし、良いな」
「授業どうする?」
「・・サボる」
「勉強できないのに・・」「ハルヒ先生、教えてください」
「しょうがないわね、部室に行きましょ、みっちり教えてあげるから」
「でも、もう少しだけ休憩」「わかってるわよ」

「先生、ハルキョンがいないのね」
「またか、まったくハルキョンは何処に行ったんだ」>>288
「今日の部活はなんか変なだったわね」
「確かに」
「古泉がゲームをしないでメール打ってるし」
「有希は料理の本読んでたしね」
「朝比奈さんは独り言を呟いてたな」
「なんなのかしら?」
「知らんな」
「今日も森さんと・・」

「昨日のカレーは失敗、今日こそは・・・」

「独り身バンザイ〜独り身バンザイ〜」
>>313
「珍しいわね、あんたから電話してくるなんて」
「たまには良いだろ」
「たまにはね」
「あたしね、こうやって夜、あんたの声を聞かないと最近は寝付けないの」
「じゃあ毎日、安眠だな」「・・・正解よ」
「明日はあたしが迎えに行く日なんだから、ちゃんと準備して待ってなさいよ」「わかってるよ」
「明日は早いわよ、もう寝なさいキョン」
「了解」
「ハルヒ、おやすみ」
「おやすみなさいキョン」>>329
「ハルキョンは朝からラブラブなのね〜」
「羨ましいね」
「wawawa〜世界中のカップル全部地獄に堕ちろ、得にハルキョン」
>>331
は面白いので勝手に使わせてもらいました。
谷口。それをハルヒが聞こえるところで言うなよ、って・・・・・・あっ・・・・・・

そう、そんなに地獄に堕ちたいの。いいわ、手伝ってあげる
・・・・・・
ささやき いのり えいしょう ねんじろ

谷口は 灰になった
660ハルキョンな日常;2:2009/10/28(水) 01:43:19 ID:TP8bIsjf
>>335
「朝倉さんのお弁当なんでカレーなのね?」
「平和の代償よ、気にしないで」
「??」
「そういえば谷口君はどうしたの?」
「谷口君は灰になったのね」 「??」

「やあやあ江美里、なんでお弁当でカレー食べてるんだい?」
「ハルキョンさんのせいですかね」
「それじゃあ、しょうがないっさ〜あの二人はめがっさ仲が良いからね〜」
「ところで最近、みくるの様子が変なのさー江美里はなんか知らないかな〜?」「多分、間違いなくハルキョンさんのせいでしょうね」 「にょろ〜ん〜」

「独り身バンザイです〜」>>338
下校時
「あなたには本当に感謝しています」
「突然どうしたんだ古泉?」
「あなたのおかげで、閉鎖空間はもう何ヶ月もでていません」
「そうか、お前には普段から迷惑かけてるし、よかったよ」
「いえいえ、あなたのおかげで、機関も僕ら能力者に休みをくれたんです」
「よかったな」
「はい、つきましてわ、あなたに何かお礼がしたいと思っています」
「気にするなよ」
「そう言うと思いまして、軽いものにしておきました。」「チケットか」
「はい、某有名ランドのチケットです、ホテルも隣接してあるので、一泊二日のお泊りで、涼宮さんと行ってきてください。交通費も心配なく」
「良いのか?」
「安いものです、それに利害の一致ですよ」
「そうか、ありがとな」 「いえいえ」
>>368
「ハルヒ」
「ハルヒ〜」
「うぅ〜ん、キョン」
「起きたか?迎えに来たぞハルヒ」
「まだ〜、チューしてくれないと、起きないわよ」 「しょうがねえな」
・・・・・・5分後
「起きたか?」
「うん」
「じゃあ、学校行く準備しないとな」
「その前にもう一回・・」「遅刻しちまうぞ」
「大丈夫よ」
「やれやれ」
>>372
授業の間の休み時間
「ハルヒ、さっきの授業のノート写させてくれ」
「あんた、また寝てたもんね」
「面目ない」
「はい」
「感謝します」
「ん!ちょっと待ちなさい」「なんだ?」
「ただじゃ見せれないわね」
「有料か?」
「そうよ、一ページに付きキス一回よ」
「朝しただろ」
「何時したいの」
「ハイハイ」

「朝から?詳細を詳しく、気になるのね」
「平和だね」
「WaWaWa、授業が待ち遠しいぜ、クソ〜地獄に・・」
661ハルキョンな日常;3:2009/10/28(水) 01:49:23 ID:TP8bIsjf
>>441
「ハルヒ〜」
「キョン〜」
ハルキョン爆睡中!

夢の中でもラブラブなのね授業中なんだけどね
wawawaそのまま永遠の眠りに・・
>>486
「明日は早いからもう切るぞハルヒ」
「そうね、おやすみキョン」「おやすみ」
そう、明日はキョンとお出かけするの、しかも泊まりがけよ、キョンが言うには小泉君が親戚から貰ったらしい、某有名ランドのチケットが予定が合わず行けないので、代わりに使ってほしいとのこと。
しかもこのチケット、超VIPなのよ、乗り物乗り放題、飲食は全て無料、泊まるホテルの部屋は最高級スイートなの、小泉君様々よ 一泊二日の小旅行だけど、キョンと二人で旅行ができるなら。
明日は、いっぱい楽しもうねキョン
>>496
新幹線にて
「キョン〜」
寝言か、どんな夢見てんだこいつは、まぁ〜朝早かったしな。
古泉の計らいでハルヒと小旅行に出発したが、新幹線に乗った瞬間にハルヒは俺の肩を使って寝ちまった。しかし、グリーン車は、初体験だな、ホントに古泉様々だ。
俺は長門から借りた本を読んでいたが、ふと、ハルヒの顔を覗いてみた。
可愛いな〜、ホントに可愛い、流石にハルヒ
こんな、可愛いハルヒを他の誰にも譲る気はない、ハルヒは俺のモノ
>>501
「キョン、今日は遊んで〜遊んで〜遊び尽くすのよ」「子供みたいにはしゃぐなよ」
「あら、たまには良いじゃない、童心にかえって遊ぶのも」
「・・・そうだな、しかし遊ぶ前にホテルに荷物を置きに行こうぜ」
「解ってるわよ」
>>503
「キョン〜次はあれに乗るわよ」
「ちょっと待てハルヒ、なんでさっきから絶叫系ばかりなんだよ」
「え〜だって楽しいじゃないスリルがあって」
「俺の身体がもたん、もっと優しいのにしてくれ」 「たとえば?」
「あれ、なんてどうだ?」「観覧車・・・・エロキョン」
「!なんで観覧車でエロキョンになるんだ」
「・・・うるさい、あれは最後よ最後」
「さいですかー」
「まだまだ行くわよ、どうせ無料だし、ついて来なさいキョン」
「何処えでも、ついて行ってやるよ」
そういって、俺の手を掴んで、ずんずん先に進むハルヒは随分楽しそうだった。>>507
観覧車にて
「うぅ〜ん」
「どうした?ハルヒ」
「やっぱり、エロキョンじゃない、うぅ〜ん」
「観覧車ではお約束だな」「これ以上はダメよ」
「なんでだ?」
「当たり前でしょ、恥ずかしいし、それに・・その・・ホテルに帰えったらいくらでも・・・うぅ〜ん」 「それもそうだな、今はキスで我慢する」
「うぅ〜ん」
こっちの方は、キョンにリードされっぱなし、でもちょっと夜が愉しみなのは禁則事項ね
662ハルキョンな日常;4:2009/10/28(水) 01:53:51 ID:TP8bIsjf
>>515
今回こそは、あたしがキョンをリードするのよ、毎回、毎回 夜の営みはキョンの天下だから、今回こそは「キョン」
「なんだ?」
「今回こそはあんたを先に落としてみせるわ」
「先週も先に落ち、ちまったもんな、でもそんなハルヒも最高です。」
「くぅ、負けないわよ」 「さいですかい」
「シャワー浴びに行くわよ」
「へいへい、団長様」

何故か先週から習慣になっちまった。シャワールームまでのお姫様抱っこ、そしてそのまま・・・・
>>525
「やっぱり先に落ち、ちまったな」
横で幸せな顔をして眠るハルヒにそっとキスをする。「今回は頑張ったほうだな、偉いぞハルヒ。」
そう言って、ハルヒを優しく包みながら俺も眠りに落ちていった。
>>532
「あたしってダメね、キョン」
「まあ〜すぐ落ちるのも、一つの萌えポイントじゃないのか」
「あんたを満足させられてないんだもん・・ダメ」 「別に満足はしてるぞ」 「俺はお前と繋がっていられるだけで満足だぞ、それ以上を求めたら、世の男どもに潰されそうだしな」
「ありがとキョン」
そういってキョンの頬っぺたにキスをした。
「シャワー浴びて、また遊びに行くぞ、あんまり時間ないけどな」
「抱っこ」
「甘えん坊ハルヒだな」 「うん」
ハルヒをまた、お姫様抱っこしてシャワールームへ。>>544
「もうすぐ着くから降りる準備しとけよ」
「わかってるわよ」
「・・・ハルヒ、楽しかったか?」
「うん」
「そうか」
「また、来たいわね」
「そうだな」
>>559
旅行の帰りに
キョンをちょっと強引に家に引っ張り込んで、夕飯を一緒に食べた。親父が旅行のことを根掘り葉掘り、聞いてくるのが、若干うざかったので、早々にあたしの部屋に逃げ込んだ。
「あのクソ親父」
「相変わらずだな、親父さん」
「まったくよ」
「しかし、疲れたな」
「確かに疲れたわ」
キョンがあたしのベットに倒れ込む、
「ちょっと何勝手に人のベットに・・・キョン?」 寝息が少しだけ聞こえる、よっぽど疲れてたのね

「母さん」
「どうしたの?ハル」
「キョン、あたしのベットで寝ちゃったみたい」
「旅行でハルに振り回されて疲れちゃったのね」
「なにそれ」
「大丈夫よ、キョン君のお家には私が電話しとくから明日、早く起こしてあげれば、十分学校には間に合うしね」
「・・・それもそうね」 「・・襲っちゃダメよ」 「し、しないわよ、そんなこと」
「そう」
とわ言ったものの、目の前には無防備なキョン、あたしの理性が持つかしら? 「うぅ〜ん、ハルヒ」
どんな夢、見てんのよ、バカキョンが
あたしは床に引いた布団で寝ることに、しょうがないわねキョンの為よ。
キョンにおやすみのキスをして、あたしも眠りについた。「おやすみキョン」
663ハルキョンな日常;5:2009/10/28(水) 01:56:16 ID:TP8bIsjf
>>579
やべ〜ハルヒの部屋で寝ちまったみたいだ。
横にハルヒの顔が、床に布団が引いて有るが、こっちのベットに来ちまったみたいだな、まあ〜良いか
俺はハルヒを自分の方に引き寄せて優しく抱きしめた。明日は学校なのにな、何やってんだか、
まったく、やれやれだ
>>581
「お帰りなさい」
「おう」
「どうでしたか?涼宮さんとの旅行は」
「楽しかったぞ、ほら土産だ、長門のもあるぞ」
「すいませんね、僕にまで」
「・・・・感謝する」
「別に、おまえらには何時もお世話になってるしな、それより朝比奈さんのも有るんだが」
「朝比奈さん、今日は鶴屋さんとお買い物らしいですよ」
「そうか最近、朝比奈さん元気なかったし、調度良いんじゃないか」
「鶴屋さんも多分、同じ考えでしょうね」
「ヤッホ〜、みんな居る」
「お帰りなさい涼宮さん」
「・・・・お帰り」
「有希、古泉君ただいま」
「あれ?みくるちゃんは」
「鶴屋さんと買い物だ」 「ふぅ〜ん、みくるちゃん最近、元気なかったし、ちょうど良いんじゃない」 「同じこと言ってますね」
「・・・流石ハルキョン」
「悪かったな、あとその呼び方はやめろ、なんか恥ずかしいぞ」
「そうですか?」
「この学校に通う教師及び生徒の約九割があなたたちのことをそう呼称している」
「・・・・」
「あたしは別に構わないわよ、ハルキョンでも、むしろ、嬉しいくらいよ」
「おやおや、羨ましいことです」
「黙れ、古泉」
「それでは、ゲームでもしながら、旅行の話しでも聞かせてもらえますか」
「お前には話さん」
「おやおや、これは手厳しい」
「あら、いいじゃない話してあげれば、あたしたちの熱〜い夜を」
「お前は永遠に喋るな」 「面白そうですね、詳しく聞きましょう」
「黙れ、古泉」
「・・・詳細を」
「反応するな、長門」
「キョンがね〜」
「やめろ、ハルヒ〜」
こうして、喧しい団活の時間は過ぎていきました。
>>605
「ねぇ〜みくる」
「はぃ」
「あたしじゃダメかな」 「どう言うことですか?」「みくるは一人ぼっちじゃないよ」
「・・・鶴屋さん」
「恋人にも家族にもなれないけどさ、あたしはみくるのこと大好きだよ」
「鶴屋さん・・・ごめんなさい、私、ハルキョンさんたちのこと見てたら、何だか急に寂しくなってきちゃって」
「大丈夫だよ、みくるを心配してくれてる人は、このスレにもいるから」

>>263>>289>>336
「この人達はきっとみくるを心配してたさー」
「ふぇ〜ん・・・ありがとうございます、皆さん。古みく展開もないし、恋人も禁則事項でつくれないけど私、頑張りますから」
「そうそう、みくるは笑顔が一番さ〜」
「はい」


ひとくぎりです。
664名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 02:22:55 ID:fTxX9wUk
まあ、乙。
665名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 03:28:17 ID:Vr3fnuwO
そろそろ秋も終わるな
666名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 03:49:53 ID:Cd06tYQv
ハロウィンの期間もそろそろ終わりか。

>>658-663
乙。
667ライフ ア ライフW1:2009/10/28(水) 04:01:46 ID:o8ErSEqb
「やっと終わったの!?」

携帯電話から聞こえてきたのは、福引きに挑戦し続けた挙げ句、ハズレクジを10枚ストックしてもう一回、おめでとうごさいます三等賞の入浴剤セットです、と商店街会長に祝福された時みたいな、焦燥感を通り越したハルヒの声だった。
「会議中に掛けてくんな」
自宅に招いた過去がある上司や同僚からニヤニヤ顔を集中砲火された俺の身にもなってみろ、と続けないのは、恥ずかしさの所為ではない事を断っておく(誰にだ?)。
「この馬鹿キョン! 今が何時だか解ってんの!?」
腕時計を見ると、午後8時30分を過ぎたところだった。俺は会社のビル正面の二重扉を出たところで、今日の午後から何回も記録されてきた、カミさんからのリダイアルを押したところだ。
「……まあいいわ。ちょっと買い忘れたモノがあったから、アンタ買ってきなさい」
こっちは後期の営業事業を、顧問先の重役まで招いた会議を夕方まで続けていたんだぞ。疲労の度合いを少しは察してくれよ。
「ゴチャゴチャ言わない! アタシが何回電話したと思ってんの!?」
会議中に、途中マナーモードにした数を含めて12回。それからは忘れた。
零細企業の我が社に何故だか顧問兼株主として、会議に出席されていた、笑顔全開で長い髪と八重歯をのぞかせる口元を、お前からの着信の度にオモシロそうに動かしていた先輩に対して、俺が何回赤面と溜め息を繰り返したか。
「ホラホラ、また奥さんからの電話だよっ!! 早く出るっさ!!」
思い出して、頭を抱える。そんな俺に休む間もなく、ハルヒは買ってくる物を早口で告げ終わると、何故か最後は機嫌良く、いつかの夏休みみたいに、
「おーばー♪」
と、一方的に電話を切りやがった。やれやれ。

「ただいま〜」
スーパーの買い物袋を片手に、我が家のリビングのドアを開けると、閻魔もホトケ様も逃げ出さんばかりの形相をしたハルヒが仁王立ちしており、
「おかえりなさい、あなた」
なんて一度も言ってくれない、いや、未来永劫コイツの口からは発せられないセリフを聴ける雰囲気ではない事に、俺のさんざん研ぎ澄まされて刃こぼれを起こしている危機察知能力が、悲鳴を上げた。
668ライフ ア ライフW2:2009/10/28(水) 04:05:28 ID:o8ErSEqb
「…………」
ハルヒは、無言のままで俺の持つ買い物袋から、言われたとおりに俺の小遣いギリギリの値段で買える、そこそこ上等なワインをひったくり、事前に用意していた、テーブルの上のワインクーラーの氷の中へ、対地表ミサイルのようにぶっ刺した。
そのまま、ハルヒは無言で、普段とは違い、テーブルの短い面に、対面するように設置されたイスに、腕を組んで腰掛けた。
おや、そう言えば、今日は珍しく髪を下ろしてるな。黄色いリボンが長い髪の耳の上辺りで結ばれてるコイツの姿が、入学式の日を思い起こさせる。
そんな思い出との邂逅を打ち切ったのは、テーブルに並べられた、湯気も弱々しい、豪華な料理達だった。
「……おいおい、今日はなんだ? 俺の好きなモンばかりじゃないか」
応えないハルヒに気が引け、さすがに俺の体内カレンダーも、今日が365,25日(正確には違うが)で、祝祭日以外に赤丸、いや花丸で囲む日だと言うことを、ハッキリと思い出させた。

「…………そういや、もう一年経ったのか」
忘れていたワケでも、蔑ろにしていたワケでもない。
言い訳をさせて貰うなら、コイツとくっ付いたこの一年間が、あまりにもフラットで、俺がごく普通の《日常》に平和ボケしていたんだ。
「…………ハルヒ」
俺は対面のイスに座らず、今からバッドエンドかグッドエンドかを選択できる、壮大なRPGの二週目をプレイする気持ちで、ハルヒに近寄り、その髪からリボンを離した。
「……ナニよ?」
座ったまま、珍しくされるがままになっているハルヒは、俺が慣れない手つきでリボンを弄くる間、上目遣いでこちらを睨みつけていた。
「……スマンな。ありがとう」
少し赤面したのは、気のせいだったか?
兎も角ハルヒは、俺が不器用に『元のまま』に結んだリボンを解き、さっさと『ポニーテール』に結い上げると、急に俺のネクタイを締め上げてきた。
おいおい、苦しいぜ。

「…………バカ。この、バカ――」

しまった。
せっかく、ハルヒが俺を名前で呼んでくれたのに、その口を抱擁とキスで塞いじまうとは。

お陰で、次に名前を呼んでくれるのは、俺達に娘が生まれる、約10ヶ月後まで待たなくちゃならなくなっちまったじゃないか。
やれやれ。

続く(キョン「……まだ語れってか!?」)
669名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 07:58:06 ID:EzxMybm9
>>667
これは鶴屋さん可愛いすぐる
670名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 09:59:25 ID:9s9/LB24
おはやうハルキョン
671名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 10:17:19 ID:emT114Gu
GJ!
ハルヒの仕草可愛い
672名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 12:25:22 ID:GR+4MBzK
涼宮ハルヒの護衛ミッションに動き出す少年兵キョンと彼率いる佐々木達
673名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 13:02:32 ID:WWX7mEXd
誰かキョンの新キャラソンのジャケ画見てないか?
古泉のはAmazonで見たんだが
674名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 14:17:12 ID:6JecsXnm
さあ、今回は自分で気づくまで放置するよ。ちなみに 今年31件目の重要なお知らせね。

魚拓はこちら
http://s03.megalodon.jp/2009-1028-0203-40/lantis.jp/news/index.php?do=category4

■11月18日発売
LACM-4660 『涼宮ハルヒの憂鬱』キャラクターソング5 キョン(杉田智和)
■11月25日発売
LACM-4668 『涼宮ハルヒの憂鬱』キャラクターソング6?…甓阿気鵝幣床・概・?
LACM-4669 『涼宮ハルヒの憂鬱』キャラクターソング7 谷口(白石稔)

上記タイトルですが、制作上の都合により2009/12/9に発売を延期いたしました。
http://lantis.jp/news/index.php?do=category4
675名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 14:25:11 ID:9s9/LB24
珍しく人がいないな。
みんなゲーセンでBD1号とイフリートの捕獲に必死?
676名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 15:53:06 ID:9s9/LB24
30分レスが無ければ映画はハルキョン最高!
677名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 16:04:18 ID:4o6ALHE4
ハルヒの陰毛食べたい
678名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 16:26:03 ID:Vr3fnuwO
キョンが延期してるのは団長がリテイクしすぎてるんだなw
679名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 17:24:06 ID:lmoANNAx
680名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 18:07:17 ID:x5AKYXbA
ハルヒ「相性占い、ね。まぁ別に特に何かあるわけじゃないけど……。つ、ついでよ!ついでに……(ドキドキ)」


二人の恋愛相性
相性が抜群の二人です。
全く違ったタイプにもかかわらず、不思議と相手の魅力を受け容れることができ、一緒にいるとワクワク、ドキドキするでしょう。
気配りのできる相手に対して、行動力あふれるあなたは、憧れや尊敬の念を抱ける存在といえます。
一緒にいると勢いで何でも決めてしまうので、その点には注意してください。

ハルヒ「…………っ!?」
681名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 19:06:59 ID:emT114Gu
これはなんというニヤニヤ
682名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 19:55:12 ID:k0r3F4a/
キョンがハルヒに「憧れや尊敬の念」を抱くかどうかは微妙だが
それ以外は当たりすぎw
683名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 20:19:08 ID:Dna3q07w
谷口「お前ら占いでも……さっさとくっついちまえよ」
684名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 20:36:54 ID:x5AKYXbA
向かうとこムテキだな
685名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 22:18:43 ID:Vr3fnuwO
あたりすぎだろwwww
686名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 22:24:42 ID:GR+4MBzK
朝のニュースの占いにて自分の星座でボロクソな運勢が出たので憂鬱なハルヒ
687名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 23:21:35 ID:Dna3q07w
おやすみハルにゃん
688SS違った出会いかた:2009/10/28(水) 23:32:06 ID:TP8bIsjf
>>521の続きです

呼び出し

「おはよう、涼子」
「ウフッ〜おはよう、涼宮さん」
「随分楽しそうね、なんかあったの?」
「これからあるのよ〜」
「なにが?」
「秘密」
「教えなさいよ」
「ダ〜メ」
「なんなの?一体」
「フフ〜」

キョン兄どうやってお弁当渡すのかしら、あぁ〜早くお昼が来ないかな〜

涼子の様子がどうもおかしい、あたしと眼が合う度に、にやけちゃったりなんかして、一体どうしたの?かしら
そんなことを繰り返していたらお昼休みになっちゃったわ、あたしは何時も通り食堂に向かうため席を立とうとしたが
「ハルヒ〜」
何故かあたしの名前を呼ぶ声がした。気のせい?
「ハルヒー」
教室に響く声、キョン?
慌ててキョンに駆け寄る
「どうしたの?」
「いや〜そのだな、あ〜弁当を作り過ぎたみたいでな、お前の分も作ってみたんだが、嫌じゃないなら、一緒に食べないか?」
「手作りなの?」
「そうだな」
「・・・・」

クラスの女子たちの声が聞こえてくる
「え〜涼宮さんとキョン先輩って付き合ってたの」
「私、キョン先輩狙ってたのに」
「あんたじゃ無理よ」
「それにしても、大胆よねキョン先輩、教室に来ていきなり、一緒にお弁当食べようだもんね」
「羨ましい〜涼宮さん」
「ザワザワ〜」

「………中庭に行きましょキョン」
「おう」
教室から聞こえる、戯言?をすべて無視して、キョンを引っ張って中庭に向かうことに

かなり大胆な誘い方だったわね、びっくりよ、しかも呼び方が「涼宮」からいつの間にか「ハルヒ」になってるし、流石、私のお兄ちゃんね、
「ねぇ〜涼子ちゃん、実際あの二人の関係はどうなのね」
「知らな〜い」

続きます。
689名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 23:58:20 ID:sqg/1AML
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
690昨日は寂しかったですね:2009/10/29(木) 01:01:39 ID:/uRvX7SH
10月29日『ホームビデオ記念日』
1969(昭和44)年、ソニーと松下電器が家庭用VTRの開発を発表した。
ソニーはベータ方式、松下電器はVHS方式を採用し、これから数年、
両陣営の熾烈な争いが繰り広げられることとなった。

==========================================

ハルヒ「ビデオを撮ります。」
キョン 「突然に何を言い出す。」
ハルヒ「折角カメラがあるのに使わないのは勿体無いわ。これを機に色々撮りましょう。」
キョン 「またそんな思いつきで・・・で被写体は?」
ハルヒ「う〜〜〜ん。取合えずみくるちゃん?」
キョン 「朝比奈さんは何時も撮ってるだろ偶には他のを撮ったら如何だ?」
ハルヒ「みくるちゃん以外?・・・何を撮るのよ。」
キョン 「そうだな・・・・・・お前とか・・・」
ハルヒ「え?ちょっと。」
キョン 「正直言ってお前は可也可愛いから良い被写体になるぞ。」
ハルヒ「か、、可愛いって・・・あぅ。」
キョン 「おい、そんなに俯いてたら画にならないだろ?」

外野

長門 「・・・さらりと凄い事言った。」
朝比奈「涼宮さん顔真っ赤ですね。」
古泉 「それなのに彼は自分が言った事に気付かないとは・・・困ったものです。」
691名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 01:27:50 ID:zmi6kqf+
ホームビデオ記念日なんてのがあるのか。
ハルキョンは将来我が子のホームビデオ撮ってニヤニヤすんのかな。
692名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 01:59:18 ID:kEpb/XUI
>>564
亀でスマン。
久しぶりにハルキョンサイト巡りしたんだが、閉鎖や休止のところが多くて寂しくなった。
以前このスレに投下してた職人さんのサイトも更新止まってたり、作品自体も見られなくなっていて、せめて倉庫にして欲しかったなーと思った。
693「劇場版宣伝会議」:2009/10/29(木) 03:25:14 ID:5dDTjz6c
放課後の部室にて

「いよいよ来年の春にあたしたちSOS団が銀幕デビューすることが決まったわ!ドラ○もんなんてもうネタ切れだからぶっちぎりの興行成績をあげるわよ
とりあえずみくるちゃんとあたしがビラ配りに行くわ、アニメ新世紀宣言よ」
「ひえ〜本当にまたビラ配りですかぁ?」
「流石は涼宮さん、銀幕デビューに気合満点ですね」
「・・・」
「でも気合入れないで上の空のバカもいるのよ!キョンはどこに行ったの?」
「おや、おかしいですね?先程白い大きな着ぐるみを来た人が「劇場版の打ち合わせ」と書いた看板もって彼を迎えに来たのですが、あれは涼宮さんの手配した人ではないのですか?」
「そんなの知らない、あれ!?きっと着ぐるみの中は「アニメ作ってるおっさん」よ、あたしたちのライバルだからキョンを引き抜きに来たのよ!」
「あの〜涼宮さん?意味がわかりませ〜ん」
「みくるちゃんは少し関係あるんじゃないの?眼鏡かけたりして」
「わっわかりません」
「まあいいわ、ライバルは先に潰すわ、みんなキョンを取り戻しにいくわよ、チャイナ娘もつっこみ眼鏡も怖くないんだから!」
「そう言えば涼宮さんが部室に来る前に皆本さんと名乗る眼鏡の男性が劇場版の事で相談したいと訪ねたきましたが・・・」
「うそっ!あっちも劇場版やるなんて聞いてないわ!ごめん今日はここで解散よ、あたしも急用ができたわ!」

ダッシュで部室を去るハルヒ

「困りましたね、長門さん朝比奈さん、主役2人があの様子では興行的に厳しいですよ」
「あの〜2人はどこにいったんですかぁ?劇場版はだいじょうぶなんですかぁ?」
「・・・どこに行ったかは禁足事項、異空間と関わるのは危険、それに劇場版のヒロインは私だから問題無い」
694名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 10:25:09 ID:i+OSVLk3
長門さん黒いよ長門さんw

しかしサイキックなハルヒはいまいち想像できない今日この頃
695名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 11:32:30 ID:nJea0K8O
大幅規制なんて止めてくれよ。


おはようハルキョン
696名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 12:18:13 ID:kHKqWZ/u
ハルヒは俺の嫁
697名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 12:32:07 ID:fiej2dYl
キョンよ〜、こんな所に書き込んでないで、さっさと本人に言ってやれよ
698名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 12:44:09 ID:YgM+Hpl9
ハルヒは有希のお母ちゃん
699名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 13:39:43 ID:h2DRwe1V
俺は最近有希母ちゃんと娘ハルヒを妄想してたりする
700名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 13:54:09 ID:mlvu+xbi
長門「私の母は彼」
701名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 14:08:42 ID:nJea0K8O
キョン「何故そうなった!」
702名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 15:14:25 ID:nJea0K8O
規制中の今ならいける!


30分書き込みが無ければ映画はハルキョン最高!
703名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 16:05:48 ID:MizXpJPK
1分あれば充分でしょっ
704名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 17:46:48 ID:nJea0K8O
一分だけでは収まらないハルキョン
705名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 19:14:40 ID:fiej2dYl
古泉や谷口はキョンが認めるまでもっとハルキョンを推さないと。
706名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 20:48:57 ID:mlvu+xbi
仕事帰りに居酒屋で鍋をつつくハルキョン
とある小学校での作文発表会での一幕
 
「私はお兄さんがいません、だから一緒に映画を見に行ってくれたり喫茶店に入ってくれたり、宿題をみてくれるお兄さんが欲しいです。」
 
パチパチパチと拍手
 
「はい、吉村さん良く出来ました。お兄さんが欲しい吉村さんの気持ちが良くわかる作文でしたね、では次の人どうぞ」
 
「はい!あたしも兄弟の作文を書いてきました。題名 キョン君の夏 」
 
お盆が終わってあたしとキョン君はこの町に帰ってきてからの出来事です。キョン君はあたしのお兄さんです。でもあたしはキョン君って呼んでいます
帰ってきた次の日早速ハルにゃんがあたしの家に遊びにきました。ハルにゃんはキョン君の友達です。
キョン君にお勉強を教えるためハルにゃんは来ました。キョン君は「勉強の邪魔だから絶対俺の部屋に入るなよ」って言ってハルにゃんとお勉強を始めました。
だいぶ時間がたってからキョン君のお部屋にハサミを借りに行くと二人ともお洋服を脱いでキョン君のベッドでお昼寝をしようとしていました。
「おいいいいい!部屋に来るなって言っただろうがアアア!」
「キョン君ハサミ貸して、裸で寝たらキョン君もハルにゃんも風邪引いちゃうよ」
「あっあたしは大丈夫よ!、妹ちゃん、絶対この事誰にも言っちゃダメよ」
「うんわかった!ハルにゃん、でもあたしハーゲンダッツ食べたいな・・・」
ハルにゃんとキョン君はあたしに三百円くれたのでハーゲンダッツを買いに行きました、家に帰るとキョン君がリビングでゴロゴロしてて、お酒のビンが転がってます。
「おい、酒だ酒を持ってきてくれ・・・」
「キョン君どうしたの?大人にならないとお酒飲んじゃだめだよ、ハルにゃんはどこに行ったの?」
「・・・その名前は二度と口にするな、それより酒だ、二千円渡すから買ってきてくれ」
仕方がないのであたしはお酒を買ってキョン君に渡しました。いくら飲んでもお酒は涙になってキョン君の目から出て行ってしまいます。
そんな毎日が続いていたある日、あたしがお散歩をしていると踏み切りの所で誰かが寝ています。びっくりしてその人を見るとキョン君でした。
「こんな所でお昼寝しちゃダメだよ!電車に轢かれちゃうよ!」
キョン君はあたしを見るとゆっくり起き上がりました。
「すまん、寝相が悪くてこんな所で寝てしまった」
この時のキョン君の顔は真っ青でしたが目は真っ赤に腫れていました。
それから数日後、お庭でキョン君が木に何かをぶら下げています。
「キョン君、何を作ってるの?」
「・・・ブランコ」
「でも木からぶら下げたロープをわっかにしただけじゃブランコにならないし、あたし届かないよ」
「大丈夫だ、俺の首なら届くこれで充分だ・・・」
 
ある晩遅くキョン君のお友達のみくるちゃんが家に電話をかけてきました
。なんでもハルにゃんがインフルエンザで寝込んでしまい、うなされながら「・・・キョン・・・キョン」て呟いてるみたいです
その晩は台風が接近してきて凄い雨と風でしたがキョン君は慌てて出かけていきます。
二日後にキョン君が家に帰って来たときは物凄くやつれて疲れきってました
後から聞いた話だとキョン君は親が2人とも海外にいってひとりぼっちのハルにゃんをずっと寝ないで看病して、熱が下がり始めると起きる前に帰って来たみたいです。
 
「キョン君、ハルにゃんと仲直りしないの?」
キョン君はブランデーを舐めながら悲しそうに言いました 
 
「一度枯れた花は二度と咲く事がないんだよ・・・」
 
夏休み最後の日、あたしはキョン君と一緒に買い物に出かけました。すると公園のところでハルにゃんとばったり出くわします
キョン君はハルにゃんの顔を見るとあたしに「おい!もうこんな女を相手にするな」と怖い顔で言います
ハルにゃんも「あんたなんか大嫌い!二度とあたしに話しかけんな!」とキョン君に言い返し、走ってあたしたちの前からいなくなろうとしました。
あたしがハルにゃんを追いかけようとしたらキョン君に手をつかまれ追いかける事ができません、だから大きな声でハルにゃんに叫びました。
 
「ハルにゃんは何もわかってない!キョン君はマダオなんかじゃない!誰よりも優しい立派な侍だもん!ハルにゃん何もわかってない!」
するとハルにゃんは振り向いて
「そんなのあたしだってわかってるわよ!!!でももう・・・」
そう言って泣きながらあたしたちの前から姿を消しました。
公園の花壇に咲いていたひまわりが枯れ始めていました。もうキョン君の花は咲くことはないのでしょうか?
 
 
すすり泣く教師とクラスメイト達
 
「・・・キョン君の花がもう一度咲くことを先生は心から祈っています、ちょっとゴメンネ、先生最近涙もろくて・・・」
「・・・お兄さん」
ミヨキチは隣の席で号泣している
 
 
朗読   妹ちゃん
出演   キョン
     妹ちゃん
     みくるちゃん
     涼宮ハルヒ
 
監督・脚本 涼宮ハルヒ
 
 
なんじゃそりゃアアアアアアア!!!!!と叫ぶ教師と生徒一同
エンディングテーマ「果てしなき闇の彼方に」

かなしい想い出を

肩に隠してお前は歩き出す 一人きりの人生を

甘いなぐさめなど今は背中にしみる筈もない

苦い涙がこぼれたら気づかぬ振りを してやるだけさ
711名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 22:36:02 ID:fiej2dYl
>>710
キョンとのベッドシーン…ハルにゃんエッチですねw
712名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 23:37:55 ID:i+OSVLk3
妹ちゃんw
713名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/29(木) 23:57:28 ID:YgM+Hpl9
降り頻る雨の中、悪魔の巣窟となった校舎の制圧に向かうヴァンパイアハンターのハルヒとキョン
714名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 00:12:28 ID:j6humnjh
最近のぷよは輝いているな

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org313253.jpg
715名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 00:20:43 ID:H1mOKLaA
>>710
脚本ハルヒかいw
716名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 01:16:08 ID:HIymsqgk
>>714
ぷよはやらなくてもできるこ
717名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 02:47:23 ID:TIixBKmm
>>716
今月と先月のハルヒちゃんといい、ラブコメメインのギャグに移行してるのかな
だとしたら嬉しいけど
718名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 02:54:06 ID:VvEe2Kbq
ケツはNGなのか、角川としては
719名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 02:54:32 ID:j6humnjh
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
720名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 02:55:40 ID:2jYL5rm9
ハルヒはどこを覗いてるんだ
キョンを誘惑してるのかw
721名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 09:21:55 ID:I6Z33u0o
おはようハルキョン
722SS違った出会いかた:2009/10/30(金) 09:50:21 ID:6g5vu+iR
>>688
乙女心キョン?

教室が喧しいので中庭でお弁当を食べることに

「食べましょ」
「おう」
まさか、キョンの手作りのお弁当が食べれるなんて、「あんた、何時も自分でお弁当、作ってんの?」
「親が朝早いから、弁当は涼子と交代で作ってるんだ」
「ふぅ〜ん」
まだまだ、あたしの知らないキョンをみた気がした。「………」
「美味しくないか?」
「美味しいわよ」
「そうか」
キョンのお弁当は本当に美味しいのよ、
「そのだな、こんなんだったら、毎日作ってこれるんだが……」
「随分、乙女心になっちゃったわねキョン」
「そうか?最近は男が料理するのも普通だと聞くが」
「知らないわよ」
「まぁ〜あれだ、弁当作れば、お前と何時も一緒に食べれるだろ、それだけのことなんだが、……嫌なら良いんだぞ」
「……ただ、あたしと一緒にお弁当が食べたいだけなの?」
「そう言うことだな」
「…可愛い……可愛いじゃないのキョ〜ン」
「だぁ〜抱き着くな、」
「良いじゃない」
「恥ずかしいだろ」
「ふぅ〜ん、教室であたしの名前を叫ぶのは恥ずかしくないのに、二人の時、抱き着くのは恥ずかしいだ」
「ふん、」
「なに?拗ねてんのよ」
「知らん」
「拗ねた顔も可愛いじゃない」
「嬉しくないぞ」
「もう〜どうしたら、機嫌直してくれるのよ?」
「言葉より行動でだな!」
キョンが喋り終わる前に唇を塞いでやったわ、
「これで、どう?」
「……お味は卵焼き」
「……バカ」

「明日もしっかり作ってきなさい。」
「了解」
「よろしい」

続きます。
723名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 10:06:25 ID:2jYL5rm9
>>721
昨日の温泉ぷよのせいか今日は朝から元気だたたたた
724名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 10:13:47 ID:sytsnHQ7
久々におハルにゃん
725名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 12:06:36 ID:I6Z33u0o
キョンの弁当をめぐり激しい攻防を繰り広げるハルキョン
726名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 13:22:52 ID:jWnYdnAJ
そこへみっくるんるんがお茶を持ってきて図らずも三つ巴に
727名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 13:44:05 ID:5uYGpwqj
キョンの弁当を食べた後からそれは下剤入りだと便秘気味のキョンに知らされるハルヒ
728名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 14:24:06 ID:wNZie0xu
>>713
ハルヒ・ベルモンドとユキ・ヴェルナンデスを操作して最上階で寝ている吸血鬼キョンを
たたき起こしに行く『悪魔城ドラキョン』(キャラクターデザイン:しずもん)
729名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 15:33:44 ID:BrcTc789
早く完結してくんねーかな。
もちろんハルキョンエンドで。
730名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 15:57:51 ID:jWnYdnAJ
別に完結はしなくていいなぁw
731名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 16:38:31 ID:i4o6gyPZ
しかし驚愕はいつなのやら
732名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 16:49:09 ID:2jYL5rm9
驚愕がでないと短編連載も始まらないだろうからな。
来年には出してほしいな。商業的にもマズかろうし。
733名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 17:16:46 ID:I6Z33u0o
売れると思って駄目にする

角川商法の失敗の典型的な例だな
734名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 17:17:44 ID:BrcTc789
でもハルヒは何に驚愕すんのかな?
自分がキョンに惚れてることに驚愕か?
こんなかわいい驚愕だといいけどなぁ
735名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 17:50:19 ID:WnIfMUaH
>>733
角川側が3人娘の人気が実は拮抗してることを把握してないような気が…
736名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 17:57:06 ID:WnIfMUaH
別に3人でセット売りしろとか言う話じゃないんだけど、1期〜ハルヒちゃんあたりぐらいの
売り方がよかったというかなんというか。
737名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 20:25:29 ID:i4o6gyPZ
驚愕がまだまだ延期し続けたら、ハルヒちゃんの憂鬱2ndシーズン!とか始まったりしてな。
738名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 20:31:45 ID:5uYGpwqj
その時ハルヒの相棒がキョンからミッチ・・・いや古泉に
739名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 21:14:33 ID:6RFXNgPu
規制長いよ…
久々にカキコ
740名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 21:21:02 ID:i4o6gyPZ
いやそこはキョロンボで

キョン「うちのカミさんがな……?」
古泉「それはもう分かりましたから……」
741名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 22:52:44 ID:VKvjWQ6w
エンドレスエイトのハルヒ、何だかんだ言っても可愛いよなあ…
一番は、一期一話の長髪ハルヒなんだが
742名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 22:59:20 ID:uawbDqE8
エンドレスのあててんのよにハルヒの本気を見た
743名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 23:00:02 ID:uawbDqE8
規制解除キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

ハルヒかわいいよハルヒ
744名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 23:31:47 ID:BrcTc789
個人的には今の髪の長さが好きだな
745名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 23:40:47 ID:fd5W2MFy
絶妙な長さではあるな
746名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 23:43:28 ID:WnIfMUaH
長髪だと大人びて見えるよね、何でだろう。
747名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 23:48:20 ID:Yq6oxzeb
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
748名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 23:56:37 ID:WnIfMUaH
ライブ終了直後のハルヒの胸に顔をうずめてくんかくんかしたい
749名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 00:52:35 ID:aHbb/77S
>>748
あの時のハルヒも可愛いかったよなあ…。
今だに、あのハルヒでどんぶり飯三杯は逝けます
http://kuro.hanyuu.net/image/c2d4f9557784e466a0b0ae1a853a98bb/Konachan.com%20-%206023%20bunnygirl%20microphone%20suzumiya_haruhi%20suzumiya_haruhi_no_yuutsu.png
750名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 01:16:23 ID:GKxVGyyd
早く光陽園ハルヒが見たい
北校ハルヒは可愛い感じ
光陽園ハルヒは長髪美人だ
751名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 02:25:54 ID:hFNs5nK/
光陽園ハルヒはさらに素直デレでもあるよな
752名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 05:06:21 ID:R1h75pKA
753名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 10:08:07 ID:hFNs5nK/
おお、いいな
754名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 10:25:08 ID:xrrebbv2
起きたら規制解除されてる幸せ。
今日もハルヒかわいいよハルヒ。
755名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 12:24:46 ID:8as2rIf/
>>750
麗しいという単語がぴったりだよな。
でもそれも独りでいるから……なのかもしれない。
756名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 14:19:07 ID:CpNHyrqj
今日はハロウィンなのに規制で携帯からしか書き込めない。
757名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 14:35:38 ID:8as2rIf/
同士よ……

とはいえハロウィンって日本ではあんまだけどw
758名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 15:30:34 ID:CpNHyrqj
昨日は初恋の日なのに記念日の人が書き込んでないのを見るとまだ規制中なのかな
759名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 17:07:11 ID:CpNHyrqj
連レスすまん
本スレの驚愕発売とか書かれてるが
マジ?
760名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 17:18:36 ID:XtL3N48S
>>752
このハルヒのソックスを見続けてそろそろ5時間経つ
761名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 19:53:05 ID:CpNHyrqj
規制解除はまだか!


30分ハルキョン!
762名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 19:54:18 ID:fDFFhhGJ
ハルヒは初恋の相手と結婚か?
763名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 19:59:50 ID:zXv7kgb4
規制解除されたと思ったらまた規制でござる。

ちょっとハルヒ抱きしめてくるわ
764名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 20:31:33 ID:jrV+O0/g
>>759
マジか??
本当ならソースが知りたいが……
765名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 21:38:28 ID:CpNHyrqj
>>764
ごめん。よくよく流れ読んだら驚愕厨だった
766名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 21:41:51 ID:ieRIUGj/
ユニコーンハルヒ
767名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 21:42:48 ID:xrrebbv2
.    ,-ー─‐‐-、 ,-ー─‐‐-、 
.   .,! ||     |.,! ||     |
.  .!‐-------- ..!‐--------
  |::::i ', ト从Vv::::i!くl人ノ从)ト、
  |::::i i(レ゚ ー゚リ::::iWリ゚ ヮ^ノiノ
  |::::i(ノ.キョン||つ(ノ. ハルヒ.||)
  |::::i |..ソ ー ス.||::i |..ソ ー ス. ||
  \i `-----'/\i.`-----'/
     ̄U"U ̄    ̄U"U ̄  
768名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 23:05:23 ID:CpNHyrqj
>>767
ソース違う!
769名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 23:14:50 ID:izlfz8id
グレーターデーモンを養殖するキョンとハルヒ
770名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 23:47:31 ID:Abq6+Noo
ハルヒ「トリックオアトリーク!」
キョン「わざわざ家までご苦労さん」
ハルヒ「何よ!さあ、お菓子くれないといたずらするわよ!」
キョン「あいにくとお菓子がなくてな」
ハルヒ「え、じゃ、じゃあ。い、いたずらしないと駄目じゃないの……」
キョン「そうだ、な……いたずら、されちゃわないと、駄目だな」
ハルヒ「う、うん。いたずら、しないと、ね……」

771名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 23:50:01 ID:ieRIUGj/
雨が酷いので足止めを食らい、宿屋で数日を明かすハルヒ達
772名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 23:59:03 ID:wD2LCqtl
ハルヒ「いたずらしなさいよ」
キョン「俺が?」
ハルヒ「そう。あんたが。団員が正しくいたずら出来るかをチェックするのも団長の役目よ」
キョン「はあ。やれやれだ。じゃあ。始めるぞ?」
ハルヒ「・・・うん」


下の階の住人1「あれ?キョン君達静かになったね?」
下の階の住人2「ふふ。初孫!」
773名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 01:50:47 ID:pjgJT6Ob
たまにはハルヒを抱きしめて寝たい
774名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 02:16:50 ID:70Tdju/s
かぼちゃきんつばといもきんつばを作って欲しい。
775SS二人だけの探索;1:2009/11/01(日) 03:28:34 ID:3HgyqNxs
「電車、来ないみたいね」
「しょうがないな」
「どうするの?」
「どっかに泊まるしかないだろ」
「そ,そうよね、それしかないわよね」

少し遠めの場所に不思議探索に行くことになったのだが、あの三人が揃ってドタキャンをかましやがって、俺は、これは中止だなと思ってたら
「ハァ〜しょうがないわね今日はあんたと二人で我慢するわよ」
と、ハルヒは楽しそうに俺を引っ張って駅に向かった。やれやれ
電車に乗ること一時間、なかなかの田舎に着いたが
「さあ、キョン不思議を探しに行くわよ」
「へいへい、何処までもお供しますよ団長様に」
「あ、当たり前よ」
別に何をするわけでもなくずんずん歩くハルヒ、そしてその横を一緒に歩く俺、途中、お昼になったので適当な食堂に入って飯を食うことに、勿論俺の奢りで
店のおばあさんに
「こんな田舎にデートかい?」
と何とも有り得ない質問をされ
「ち、違うわよ誰がこんな奴と」
と必死に否定するハルヒは何とも可愛いらしかったのは。まあ〜、俺だけの秘密だな。
お昼からは生憎、天気が宜しくなく、しばらくすると案の定、降ってきやがったので、俺たちは木の下で雨宿りをすることにした。
「止まないわね」
「そうだな、止むどころか、強くなってるな」
ふと、ハルヒがこちらに寄ってくる。
「寒いのよ、良いでしょ別に」
「ああ」
雨はまったく止む気配はなく、むしろ強くなっていった。
「ダメね」
「しょうがない」
俺は覚悟を決めて
「さっきの食堂まで走るぞ」
「………」
「ほら、行くぞ」
俺はハルヒの手を取って走りだした。
「ちょ!キョン」
「なんだ」
「……なんでもない」
ビショビショになりながらさっきの食堂にたどり着いて、おばあさんにタオルを借りた。
「まったく最悪ね」
と言いつつも、ハルヒは何故か楽しそうだった。
外はすっかり暗くなっているのに、雨の勢いは先程よりも激しくなっていた。
俺たちは一時間ほど待ったが一行に雨は止まず、しょうがないので、おばあさんに傘を借りて、駅まで行くことにした。
「本当に一本で良いのかい?」
「ええ、一本あれば十分よね、キョン」
「そうだな」
俺たちはおばあさんに感謝しながら、店を出た。
雨は勢いよく降り、傘を差していても濡れちまうくらいだった。ハルヒが俺の腕を取る、
「こうした方が濡れないでしょ?」
「正解だな」
なにもない。聞こえるのは雨の音、伝わるのはハルヒの暖かさだけ

やっと駅に到着、傘を差していたのに、お互いずぶ濡れだった。
「酷いめにあったわ」
「まったくだな」
と傘を閉じても、俺たちの距離は一緒だった。
やれやれと、先に眼をやると、白い貼紙を発見した。
〔豪雨の為、運転を見合わせております、ご了承ください〕
「どうすんのよ?」
「とりあえず、待ってみるか」
「……そうね」
という訳で冒頭へ
776名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 04:21:05 ID:pjgJT6Ob
にやにやw
777名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 04:36:29 ID:KsMYLI9T
ツイッターにハルヒさんボットっていないのかな?キョンボットとの掛け合いをずっと眺めていたい。
778名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 11:28:05 ID:pjgJT6Ob
ボット同士が会話とかできるのか?
779名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 11:53:02 ID:hNr/MIO2
無いなら作れば(ry
780名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 13:14:45 ID:PCJu8rk0
規制がまだ解けない。・・・不幸だ
携帯だと字が打ちにくい
781名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 13:32:55 ID:vBt0y6mS
チラ裏
782名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 15:22:38 ID:hNr/MIO2
そこは幼馴染が照れ隠しで言ってるように書き込んでくれ。

もしくはハルヒが照れ隠しで(ry
783名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 16:37:51 ID:nEwiPKZQ
ハルヒのチアガールは抜きどころの一つと思うのだが、みんなの見解を聞きたい!(゜▽゜)
784名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 17:12:22 ID:aA2nRalg
分裂の表紙は抜ける
785名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 17:31:34 ID:Jn4gT1BY
長門とみくるがキョンの軍門に下ってイライラのハルヒ
786名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 17:46:23 ID:5XnuYafI
1期ハルヒはスカートが似合う
2期ハルヒは短パンのほうが似合う

1期のほうがいっそう女の子らしい
787名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 17:55:46 ID:Mw/gjSpg
映画の作画は、一期に近い感じにしてほしいな
788名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 18:05:38 ID:LayQyBCw
>>783
(^-^)人(^-^)
789名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 18:43:19 ID:PCJu8rk0
でもハルヒにお痛して許されるのはキョンだけなんだぜ?
790名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 19:40:42 ID:70Tdju/s
お痛って陣痛のことか?と思ってしまった
791名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 19:44:26 ID:oqFP6qVH
ハルヒの制服好い匂いしそうハァハァ
792名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 19:56:53 ID:hNr/MIO2
>>783
個人的にはバニーよりもはるかに上だ
793名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 20:13:54 ID:DYC8fIec
>>789
「おいた」を辞書で引いてみれば分かるよ。
その漢字じゃないんだ。
794名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 20:15:46 ID:Bq+OX76G
>>789
そこ読んだ時ニヤついたなw
795名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 21:04:36 ID:PCJu8rk0
SSが投下されないのをみると職人さん皆規制中かよ
796名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 21:09:00 ID:hNr/MIO2
携帯でSSデビューするチャンスだぜ?
797名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 21:11:52 ID:z7SXY5j8
手元のメモ帳で書きためておいて、規制解除後に一気に投下すればいいさ
798SSブスの瞳の先には;1:2009/11/01(日) 21:37:21 ID:3HgyqNxs
最近キョンの様子がどうもおかしい。隣のクラスの女とよく話しをしているみたい、しかもその女、はっきり言うと凄いブスなのよ、キョンてあんなのが趣味なの?
お昼休み、珍しく食堂から早く帰って来た、あたしは机に伏せながらまだお弁当を食べてる、キョンたちの会話に聞き耳を立てていた。
「おい、キョンよあれはないだろ」
「以外だよね」
「何の話しだ?」
「お前、噂になってるぞ、隣のクラスの変な女と」
「相変わらず、キョンは変な娘が好きだよね」
「あ〜くだらんな、あの人とはそんなんじゃない、ちょっと相談事に乗ってやってるだけだ」
「隠すなよ、しかし涼宮がいるのにお前って奴は、あんなブスとよくもま〜」
「おい谷口、なんでそこでハルヒが出てくるんだよ。それに人間は見た目で判断するものじゃないぞ、中身を見ろ中身を、以外と優しいんだぞあの人」
「やっぱり女は顔だろ」
「谷口、それじゃあ彼女はできないよ」
「まったくだな、人の気も知らずに、やれやれ」
「しかし、キョンがあの変な女と話すようになってから、涼宮の機嫌がどんどん悪くなってるぞ」
「確かに明らかだね」
「なんで、俺があの人と話すとハルヒの機嫌が悪くなるんだよ?」
「ハァ〜頼むから怒らすなよ、お前しか涼宮係はできないんだからな」
「そうだね」
「そんな、役職に就任された覚えはないのだが」

谷口はあとから死刑ね、それにしても、キョンも満更でもないみたいね、ハァ〜なんかイライラするわ、キョンが誰と付き合おうと、あたしには関係ないはずなのに、なんなの?この気持ちは
「おう、帰ってたのか」
キョンが自分の席に帰ってきた。
「…………」
「どうした?」
「うるさい」
「なんか合ったのか?」
あんたのせいよとは言えず
「話しかけないで」
「まあ〜話したくないならしょうがないな」
せっかくキョンが優しくしてくれてるのに……バカ
憂鬱な午後、机に伏せながら考えるのはキョンことばっかし……なんなの
799SSブスの瞳の先には:2:2009/11/01(日) 21:38:55 ID:3HgyqNxs
放課後、キョンは掃除当番だから、あたしは先に部室に向かうことにキョン以外の皆は揃ってるみたいね
「こんにちは、涼宮さん」
「直ぐにお茶いれますね」
「………」
「おや?彼とは一緒ではないのですか?」
「知らないわよ」
「どうやら、噂は本当らしいですね」
「・・・・」
「何ですか?噂って」
「彼がある女性と親しくしているというものです」
「えーキョン君が、ど、どういうことですか?」
「まあ、彼にもプライバシーとかプライベートが在りますので、なんとも」
「キョンにはお似合いよ、あのくらいのブサイクがね」
「そうですね、彼は案外面食いかと思われてますが、性格上、そんなことはないですからね」
「外見より内面を見てるってことですね」
「………あなたはそれで良いの?」
「な!何言ってんの有希、キョンが誰と仲良くしようとあたしには関係ないわよ」
「そう」
「ちわーす」
キョンが部室に来た。
「こんにちは、直ぐにお茶入れますね」
「おやおや、噂をすればですか」
「何を話してたんだ?」
「あなたのことですよ」
「俺のこと?」
「最近とても仲良くしている女性がいるそうですね」
「あ〜またか、あの人とはそんなんじゃないぞ」
「付き合ってるわけではないのですか?」
「当たり前だ。相談事をされてるだけだよ」
「相談事?どういう内容ですか、差し支えなければ教えて貰いたいのですが」
「……言えないな」
「何故ですか?」
「……いろいろあるんだ」
「そうですか、それでは、しかたありませんね、失礼しました。」
なんで?なんで隠すのよ、あたしたちにも言えないことなの、胸が苦しい、イライラが治まらない。
800SSブスの瞳の先には;3:2009/11/01(日) 21:40:45 ID:3HgyqNxs
キョンの携帯が鳴る、メールみたい、それをみたキョンが
「すまん、ちょっと出て来る、直ぐに戻るから」
「待ちなさい、団活をサボってどこ行くのよ」
「……」
「あの女のとこでしょ」
「そうだ」
「あんなブスの何処が良いのよ」
「そんなんじゃないって言っただろ」
「勝手にしなさい」
「……スマン」
キョンが部室から出て行った。なんでよキョン
「彼が信じられませんか」
「そんなこと……」
「大丈夫ですよ、キョン君はずっと……禁則事項です。」
「そう、彼にはあなたしか見えていない」
「そんなのわかんないわよ、キョンは何も喋ってくれないし、あたし……」
「彼を誰にも取られたくないのなら捕まえておけば良いのです、涼宮さんが」
「どうやって?」
「あなたはもう答えを知っているはず」
「頑張ってください」
「みくるちゃん、有希、古泉君……」
「彼は教室に居ます、行ってきて下さい」
「……大丈夫」
あたしは三人に背中を押されて、部室を出た。

教室に入る前に深呼吸、ドアを開ける、キョンとあの女が話してたみたい。
「涼宮さんですか?」
「……キョン」
「やっぱり着ちまったか、そんな気がしたんだよ」
「だって……」
「ごめんなさい、涼宮さん、キョン君を借りちゃって」
「キョンを……キョンを取らないで……キョンはあたしの物なの……だから取らないでよ………お願いよ……」
「涼宮さん……大丈夫よ私はキョン君を取ったりなんてしないわ。それに、私とキョン君じゃ釣り合わないよ」
「本当?」
「ええ、ちょっと相談事をしてただけ」
「相談事ってなに?」
「それはだな……良いか言っても?」
「良いよ」
「あ〜この人は……谷口が好きなんだそうだ。で、谷口と仲良くしてる、俺に相談をしてきたわけだが、他の誰にも話さんように言われてたから……」
「ごめんなさい。私、涼宮さんみたいに美人じゃないし、こんな私じゃ谷口君は相手にしてくれないと思って、でも、キョン君はそんな私を応援してくれたの、俺がなんとかしてやるってね」
「と言うわけだ」
「……谷口?」
「でも私、二人を見てたらなんだが、勇気がでました。明日、谷口君に告白しようと思います。」
「そうか、頑張れよ」
「キョン君、いろいろとありがとうね、私も何時か二人のようになりたいな〜それじゃあね」
801SSブスの瞳の先には;4:2009/11/01(日) 21:42:54 ID:3HgyqNxs
あの女が教室から出て行って、あたしとキョンの二人だけになった。
「心配したか?」
「うるさい」
「怒ってるのか」
「そうよ」
「どうしたら良い?」
「知らないわよ」
「俺はお前の物なんだろ」
「そうよ、あんたはあたしの物よ」
「じゃあ、ハルヒが決めてくれ」
「……抱きしめなさい、なるべく強く」
「了解」
「キョン〜」
「ごめんな心配かけて」
「許さない」
「困るなそれは」
「だから、もう少しだけ……」
あたしたちはそれから、どちらからともなく、キスをした。
ガラガラ〜
「wawawa、忘れ〜ものっと〜のゎ!〜ごぉ、ごゆっくり」
「………」
「見られちゃったね」
「知らん、」

後日、
ハルヒが掃除当番で先に部室に来た俺は
「安心しましたよ」
「良かったです〜」
「……想定の範囲内」
三人からの祝辞を頂いた。どうも、三人とも、結果がこうなることが解っていたみたいでわざわざ、ハルヒを焚きつけたらしい。やれやれだ。
そういえば、谷口は結局あの人と付き合うことにしたらしく、谷口いわく、俺とハルヒのせいらしい。
あの人からは、もの凄く感謝され、悪い気はしなかったがな。末永く幸せに
「キョン〜」
「抱き着くな、恥ずかしい」
「良いじゃない別に、キョンはあたしの物なんだから」「さいですか」

おしまい。
802名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 21:54:29 ID:LayQyBCw
キョン「おう、帰ってたのか」
で、夫婦生活を連想する俺は末期
803名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 21:58:27 ID:Jn4gT1BY
シャミセンの肉球を洗おうとして手を傷まみれにさせ風呂場から出て来るハルヒ
804名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 22:00:49 ID:F5txY1ow
>>801
ブスって表現は色々問題があるから控えといた方がいいのでは
ただ内容的にはいいな
805名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 22:11:19 ID:VvkL6tTB
まあハルヒだから多少の容姿でも自分より劣っていてムカつく女に対してブスと言ってもおかしくないとは思う

ハルヒが自分に気の無い男はホモと思ってたら世界はどうなるんだろうw
806名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 23:21:03 ID:hNr/MIO2
ハルヒは容姿とか俗っぽいことで他人を貶めたりしないんじゃね
807名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 23:27:17 ID:PCJu8rk0
SS職人さんにはGJ!

だがブスと表現を使うのはどうかと
808名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 23:30:38 ID:Thj99n0T
ストーリー展開自体は甘くていいんだが、ハルヒの言動については諸氏の意見に賛成
また3での冒頭で、それを聞いたキョンの反応もちょっと淡白というか、そこは怒る所なんじゃないかと感じた
809名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/01(日) 23:40:08 ID:q03sT06z
ちょっとハルヒと風呂行って来る
810名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 00:00:25 ID:oQ0V4Jdm
ちょっと待って、俺も行く
811名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 00:00:26 ID:NO9xAA0A
>>806
俗っぽいというか、気にしないというか。でも世間一般の常識は身についているんだよなぁ。
ちゃんと振舞うこともできるからな。
812名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 00:49:53 ID:LrWrtKwK
>>808
最初はキョンが怒るパターンだったんです。でも、それ書いてたらハルヒがもの凄く嫌な奴になっちゃいまして、これ以上ハルヒが嫌な奴に為るのがなんかあれだったので、書き直しに

ブスはダメですよね。
いろいろと考え足らずなSSでした。
感想を書いてくれた人に感謝しつつ、参考にしたいと思います。勉強になりました。
813名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 00:51:17 ID:NO9xAA0A
俺も妄想をカタチにしてみることにするかな…。頑張ろうぜ。
814名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 01:38:34 ID:pm8tBc0g
カオスヘッドかよw
815名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 09:28:20 ID:CzBgN/EG
ストレートなブスは駄目だけど、
あまり綺麗ではないとか、お世辞にも綺麗とは言えないみたいな逆から攻めた表現を使うのはアリだね。
816SS二人だけの探索;2-1:2009/11/02(月) 12:04:04 ID:LrWrtKwK
>>775の続きです。

駅の近くの民宿に事情を話して、泊めて貰うことになった。民宿のおばさんが古泉張りのにやけ面だったのは忘れよう

「とりあえず、寝るところは確保できたな」
「そ…そうね」
「客は俺達だけみたいだし、まあ〜気楽で良いな」
「………」
「寒くないか?」
「寒い」
「風呂に入ろうぜ、風邪引いたら嫌だからな」
「そうする」
「この民宿、風呂一つしかないから、先に行ってこいよハルヒ」
「あんたは大丈夫なの」
「なんとかなるだろ」
「あんたが風邪引いたらどうすんのよ」
「一緒に入るわけにはいかんだろ」
「!!あ、当たり前じゃ……ううん、一緒に入ろ」
「いー!!駄目だろそれは流石に」
「あんたが風邪引くよりはましでしょ」
「俺の理性がだな」
「信じてるから」
「凄い信頼感だな」
「冗談よあんたにそんな度胸あるわけないし、タオル巻いてるから大丈夫」
「うわ〜」
「行くわよキョン」
「……あ〜もーやけくそだ」

「は〜温かい、気持ち良いわねキョン」
「お,おう」
「どこ向いてんのよ」
「知らん」
「こっち来なさいよ」
「無理だ」
「良いわよ、あたしが行くから、オリャ〜」
「やめろ〜」
………………………………………………………………「しっかり、洗いなさいよ」
何故かハルヒの背中を流すことに
「お前は恥ずかしくないのか」
「……あんただから、良いのよ」
「…………」
ハルヒの綺麗な背中、前はタオルで隠しているが、その…あの…あれだ、背中を流しながらも俺の目線は常に下を向いていた。想像するなよ
「交代〜」
「気持ち良い?」
「最高です」
「背中、大きいわね」
「男だしな」
「……そうよね」
817SS二人だけの探索;2-2:2009/11/02(月) 12:06:11 ID:LrWrtKwK
風呂から上がって浴衣を来て、部屋に帰ってきたら、既に布団が敷いてあって………

「……布団もっと離すか」
「よいわよ、このままで、その……離れると寒いでしょ」
「そ…そうか」
「もう寝るわよ」
「おう」
電気を消して、俺達は布団に入った。
「………」
「………もう寝た?」
「おう」
「寝てないじゃない」
「寝れるわけねーだろ」
「そっち行って良い?」
「ダーメ」
「なんでよ」
「理性がもたん」
「あたしを襲う勇気ってあんたにあるの?」
「どうかな」
「はっきりしなさい」
「正直かなり、やばいシチュエーションだと思うが、勢いでお前とそんな関係に為るのわ、嫌なんだ」
「あたしのこと嫌いなの?」
「バカ、逆だよ、お前が大切だからだろ」
「こんなチャンス二度とないかもよ?」
「ないなら、また作るだけだな、意地でも、」
「……待ってやるわよ、あんたがその気になるまでね」
「悪い」
「変な男ねあんたって」
「お前にだけは言われたくないな」
「まあ、良いわ」
モゾモゾ〜
「うわ〜なに人の布団に入って来てんだ。さっきのやり取りが台なしだろ」
「なんにもしないなら別に良いでしょ、ギュ〜、暖かいよキョン」
「だ、抱き着くな」
「すぅ〜」
「寝ちまった。」
「キョン〜」
「お疲れ様、俺の大切な団長様」
818名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 14:11:47 ID:DXtW9FTC
「東中より来たり。名は涼宮ハルヒ。
この中にて宇宙人、未来人、超能力者いらば我が処にやりて来るべし、かかるわけで以上なりて」
ここら笑うところよきにはべるや?
819名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 14:43:26 ID:qc6TMZTQ
急に寒くなったのでキョンで暖をとるハルヒ
820名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 16:21:47 ID:qc6TMZTQ
アク禁長いな〜

流石にハルヒも苛々してる事だろう
821名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 16:46:56 ID:NO9xAA0A
忌々しいのう規制。
>>817
乙乙
822名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 16:48:56 ID:i72xUY+a
焼き芋のうまい季節だぜ
ハルヒもそう思うだろ? さあいっしょに食おうぜ
823名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 17:49:26 ID:ncO2KTC4
はふはふフーフーやってるハルヒと目を細めてそれを見守るキョンと生暖かい視線を送る他のメンバーが浮かんだ
824名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 19:11:13 ID:CzBgN/EG
ハルヒの体温が上がってたのでふーふーして冷まそうとするキョン
825名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 19:58:40 ID:qc6TMZTQ
真面目な話し、いい加減にSS職人さんをアク禁から解放しろよ


親父書きさんと記念日の人は完全に引っ掛かってるよね?
826名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 20:13:20 ID:DXtW9FTC
健康ランドで日々の疲れを癒すSOS団
827名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 21:01:33 ID:DPRyOTvZ
オバマ大統領が地球外生命体の存在を公式発表へ!!!!!!!!!!!!!
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1257151918/

ハルにゃんがアップを始めました
828名無しさん@お腹いっぱい:2009/11/02(月) 21:06:41 ID:3T8c8mXm
>>826
健康ランドってさ、女性従業員が男湯ずかずか入ってきたりするよね
あれって法律上問題ないのか心配になる

脱衣場ですっぱだかの十代の野郎が、バイトしてる同級生らしき女子に
「おまえここでなにやってんだー!!」とつっこんでたのが可笑しかった。
829名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 21:30:09 ID:LukiZBgr
「あら、キョンじゃない?何でここに居るのよ?」

俺は風呂に入りに来ているのだ。男だから男風呂。正常だろう。
それよりだ。

「お前が何でここに居る?」
俺のもっともな問いにハルヒは

「バイトよ。バイト。休日だけでもOKだからここに来てんの」
あっけらかんと言うハルヒの隣に、同じく掃除おばちゃんの格好を
した長門がやって来た。お前もか?

「・・・欲しい物がある」
兆単位で融通が利きそうなこいつにバイトがいるのか?それより・・・
「キョン。何キョロキョロしてんの?・・・・みくるちゃんね?」

なんでバレた?確かにハルヒと長門とくれば朝比奈さんしかいない。
しかしこんな裸の野郎だらけの場所に来る訳がない。しかしながら
こいつが引っ張り込まない可能性もありえない。
「みくるちゃんは女風呂よ。さすがに男風呂なら失神しそうだしね。でキョン?」
なんだ?
「あんた一人なの?」
「ああ、妹と来ている。さすがに一緒って訳にはいかん。最近は一人で
女風呂に行かせるようにしている」

「ふ〜ん?最近ね?」
半目のどよーんとした目つきで俺を睨んでいる。俺へんな事いったか?
「ロリキョン」
俺はこの批判の意味が分からん。
隣を見ると長門の視線も絶対零度を出し始めている。
「・・・変態」

「ん?」
気がつくと風呂場には誰もいなくなっていた。
今この現状を説明できる者がいるだろうか?
俺が一体なにをした?

気がつくと俺はハルヒと長門に挟まれ湯船に浸かっている。
どうすればいい?誰か助けてくれ・・・
830名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 22:12:38 ID:gP/3bRbm
>>807
言っちゃアレだけど、ハルヒって高一か高ニだぞ
ましてや高一になるまで散々やらかしてたムスメだし
感情を押さえきれずに、本来は言っちゃいけない言葉を使ってしまう方が自然だわ

そんだけキョンが他の女に目を向けるのを嫌がってる、と考えれば結構萌える
831名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 22:28:05 ID:ZhrhsH29
二人とも仕事しろw
832名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 22:33:04 ID:UTfPSZb1
>>830
みくるみたいに可愛い子に対しては容姿にこだわってそうだけど、容姿批判はしないと思うな
「つまらない女」とかなら言いそうだけどね
833名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 22:46:43 ID:gP/3bRbm
>>832
「可愛くて胸大きいだけの」とか口では言いながら、さかんに自分の容姿とおっぱいを気にしてそうな感じとか

全然関係ないが、後輩の女の子が「可愛い女の子の後輩が欲しい」とか言ってるのに吹いた
本人いわく、可愛い女の子は見てて心癒されるんだとさ
834名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 23:24:11 ID:LxinG0i8
     __
\  , ´,r== 、ヽ
  \!くl人ノ从)ト、
   Wリ` ヮ´ノiノ <>>827 あたしが釣られるわけないじゃない!
    `つ   `つ    (´⌒(´
     ゝ_つ_`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
              (´⌒(´⌒;;
      ズザザザ
835名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 23:41:35 ID:p7oFEohU
SOS団がステージで北海盆唄を踊り、大掛かりなセットで公開コントをやるSSを思い付いたがコントの文章化といかりやと志村をハルヒとキョンどっちに割り振るか難しいので断念した。

やれやれ…ダメだこりゃ

ババンババンバンバン

「宿題やったの!?」

ババンババンバンバン

「歯を磨きなさい!」
836名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 23:59:37 ID:LxinG0i8
よし、ハルヒと風呂!
837名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 00:14:21 ID:TT5vpZrJ
憂鬱だけでいいからハルヒの古文ver.が見たい
838名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 01:28:49 ID:wrECnLqV
ようやく規制解除だ…

>>833
結構自信ありそうな感じだよなw
839名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 01:36:31 ID:G9wTTRGs
笹の葉ハルヒといい、幅広いニーズに応えるハルヒはさすがとしか言いようが無いぜ…
840名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 01:37:29 ID:h/8RsGUR
ハルヒって典型的なABっこだよな
841名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 01:53:58 ID:wrECnLqV
原作では体を張って日焼けフェチのニーズにまで応えていたというのに!
全く今期の京アニは!
842名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 02:50:49 ID:G9wTTRGs
>>841
アレには残念といわざるを得ないよな!
843名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 03:22:01 ID:LByLv0AB
>>837
そんなのが教科書に載ってたら古文はもっと頑張って勉強したのに…
844名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 04:31:57 ID:Utk187HP
ハルヒが古文にあったら俺もまだまともに勉強しただろうな…。
関係無いが11月03日はいいお産の日もある。
記念日の人が恐らく規制に引っ掛かかってるのが惜しい。
845名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 04:40:41 ID:wrECnLqV
>>842
8回やってんだから1度ぐらいやるべきだよな!原作でもあったんだから!
っていうか溜息でオリジナル要素のペアルック(?)やってるのに、
これを省いたのは本当に意味不明だよ…
846名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 09:53:45 ID:YxoCeCGw
ちょっとキョン!ヒマならあたしを誘いなさいよ!
847名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 11:56:02 ID:PRPZ5+tv
地域によっては雪が降ったそうな…


ハルヒは喜び外駆け回り〜キョンはコタツに潜り込…みたいけど、ハルヒに引きずられる〜♪
848SS:マジで恋する5秒前(1/2):2009/11/03(火) 12:48:48 ID:Wwf2m95a
 「みくるちゃんがネット見てるなんてめずらしいわね」
「あ、涼宮さん」
「みんなはまだ?」
「ええ。私以外はまだ誰も」
「有希までいないのね」
「長門さんは、コンピ研です」
「ふーん。で、みくるちゃん、何見てたの?」
「えーと……」
「どれどれ」
「うわわ、急にのぞかないで下さい」
「コイシテイルジブンニキガツイタシュンカン9パターン? 恋している自分に気が付い
た瞬間9パターン! ……はあ、みくるちゃんも意外と『乙女』ね」
「(ど、どっちが、とは言えません……)す、涼宮さんも、興味ありますか?」
「ないわ」
「そ、そうですか」
「……でも、そこまで言うなら見てあげなくもないわ!」
「(いや、そこまでもなにも……)」
「なになに、『その1.メールの返信を心待ちにしていた瞬間。……何気ないメールでも、
返信がくることを「楽しみ」にしていたら、恋に落ちたサインでしょう』。……」
「ど、どうしました?(かぶりつき、じゃないですか)」
「これはじっくり腰を据えて読む必要がありそうね。みくるちゃん、お茶!」
「は、はい! いますぐ入れます!」
「『その2 相手を目で追っていることに気が付いた瞬間。……意識せずとも、気になる
人を見つめてしまうものです。「目」は「口」以上に恋を語る?』。そういえば、有希の
こと良く見てるわね……」
「だ、誰がですか?」
「『その3 話しかける前、いつもよりもドキドキしていた瞬間……他の人なら平気なの
に、気になる人に話しかけようとすると、なぜかドキドキしている自分に気付く瞬間もあ
るでしょう。自分を良く見せようと思うために緊張し、結果としてドキドキするのでしょ
う」
「(む、無視? でも、何故、声を出して読み上げるんですか、とは聞けません……)あ
の、お、お茶が入りました」
「そこ、置いといて。『その4 3人で話をしていた時、一緒にいる友人を「邪魔だなー。」
と感じてしまった瞬間!。……「2人で話したい。」という気持ちが高ぶり、友人をちょっ
とだけ邪魔者扱いしてしまう自分が……います』。うーん……」
「(あ、涼宮さん、長考に入りました……)」
849SS:マジで恋する5秒前(2/2):2009/11/03(火) 12:49:54 ID:Wwf2m95a
「『その5 友人に、「最近、〇〇くんの話が多いよね。」と指摘された瞬間……話を聞
いている友人は冷静に観察しています』。……ねえ、みくるちゃん、あたし、そんなにキョ
ンの話してる?」
「(うわあ、自爆した上に気付いてない)……そ、そうですね、同じクラスだし、キョン
君がいないときって、大抵は……」
「そう。『その6 ヤキモチを焼いた瞬間!! ……他の女性と楽しそうに話をしている
ところを目撃して、テンションが下がってしまったら、恋しているサインでしょう!!』
みくるちゃん、お茶、おかわりよ、大至急!」
「はい、た、ただいま!(わわわ、今日は古泉君、来れそうにありませんね。それどころ
か世界は破滅するかも……)」
「その7 手が止まっているとき、ぼんやり相手のことを考えていた瞬間……。ボーッと
している時こそ、素直に思ったことを考えてしまうものです』 うっさいわね、あたしは
いつだって素直よ!!」
「(いや、サイトに突っ込んでも……)お茶です」
「(ぐびぐびぐび)おかわり!」
「(出た、熱湯一気飲み!)は、はい!」
「その8 寝る前に相手のことを思い出した瞬間!! リラックスしたタイミングで思い
出す人こそ、気になる人なのではないでしょうか』 あ、あたしはいつだってリラックス
してるわよ!」
「(もう、訳がわかりません。誰でもいいから、誰か来て!)お、お茶、おかわりです」
「その9 旅先で相手のことを思い出した瞬間……普段とは違った環境において、思い出
す相手は、特別な存在なのでしょう』……はあ、はあ。読み終わったわ」
「ど、どうでした?」
「ど、どうってことなかったわね」
「そ、そうですか」
「そうよ」
「は、はい」
「……誰も来ないわね」
「そ、そうですね……」

(参考:http://girl.sugoren.com/report/post_329.php


850名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 12:51:22 ID:Wwf2m95a
親父書きでした。長い長い規制でした。。。

あ、httpのままだ、ごめん。
851名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 13:13:48 ID:XlaODg7c
まったく乙女が隠せていないw
852名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 13:45:01 ID:SWpRr/Yz
素直すぎるwww
853名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 13:48:18 ID:TT5vpZrJ
キョン「まことのこといふと、我はポニーテールおかしなんだなる」
ハルヒ「お主、おろかなりや?」
854名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 13:53:18 ID:WEb1CsEm
直球を思わず投げてしまう……さすが団長、団長かわいい。
855名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 13:57:59 ID:8PkKG/C6
「ポニーテールおかしなんだなる」で「ポニーテール萌えなんだ」か
なるほど〜……
856名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 14:08:41 ID:6dGFVI5+
古文ハルヒも面白そうだな
857名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 17:31:05 ID:6dGFVI5+
だらし無いとキョンのネクタイを締め直すハルヒ
858名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 20:32:20 ID:W8vP5kdE
制服にはリボンverとネクタイverがあるようだが
ハルヒにもネクタイをしてほしい
859名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 21:16:50 ID:4vTZEk5S
「アンタがアタシ達を呼び出したの?
 なかなか見る目があるじゃない。いいわ、力を貸してあげる。
 アタシが女神ハルヒでコイツは魔人キョン。ま、今後とも宜しく」
860名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 21:27:16 ID:TT5vpZrJ
トライダグオン、フャイヤーハルヒ!
861名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 21:40:22 ID:6dGFVI5+
他メンバーが前座過ぎるだろ!【ダグオン】
862名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 21:43:21 ID:WEb1CsEm
ネクタイをいつも引っ張るハルヒだが、ひょっとしてあれはネクタイ締めをやりたいのか
863名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 22:36:50 ID:UDBU+KUt
ネクタイを引っ張ると解けるようにしておいたら、ハルヒはずっこけるだろうか
864名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 22:49:17 ID:YxoCeCGw
ハルヒからキスする時はネクタイ引っ張るんだろうな
865名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 23:11:08 ID:WEb1CsEm
>>863
ずっこけそうになるハルヒを思わず抱きとめるキョンさんとな?
866名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 23:47:37 ID:h/8RsGUR
>>865
そして2人がバランスを崩しガッチュンとなる…
てな訳も無く前歯同士が激しくぶつかり合う!!
涙目で痛みを押さえるハルヒが可愛くてキョンは
「痛くなくなるまじないかけてやる」と言いサッと唇を奪う

此所は魔法以上のユカイが降り注ぎまくる素晴らしいインターネッツですね
867名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 23:58:45 ID:IWXpxfZv
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
868名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 00:08:03 ID:0kWHL7EN
そろそろハルヒの一人デレタイムが始まる頃だな。
キョンの寝顔写真を見つめながら
「おやすみ、キョン。夢に出てきなさいよっ」チュッ

あーもう寝るわwおやすみ、ハルヒとおまえら
869名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 00:11:57 ID:qfXlp28S
寒い夜に屋台のラーメン屋で身を温めるハルヒ達
870名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 00:37:49 ID:J8HhHR9P
このスレ見てると,
ハルヒほんと愛されてるなw
871名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 01:19:00 ID:k4lpwIhx
今日もハルヒの抱き枕を抱いて眠る妄想をする作業が始まるお
872名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 01:51:57 ID:CVLR6lp2
前回の予告は嘘っぱちになったがよくある事・嘘だらけもあれなのでもう予告は無し
さらっと2回で終わらせるつもりが、書いてたら今までで最大の容量になってしまったので続く
2回程書き直しと構成変更をする、それで出来たのがこんなのかとは思う

そんな感じで6レス消費
873SS ヒーロー志願 第2話 「登場」 1/6:2009/11/04(水) 01:53:17 ID:CVLR6lp2
さて、いきなり結論から言うとだな、セミ怪人は天ぷらにして倒した。まあ色々あったんだが割愛させてくれ。
残った天ぷらはいつの間にか現れた長門がおいしく頂いたので安心してほしい。ああ、セミ怪人の天ぷらは情報結合解除されたから
長門は食べてないぞ。そこの所も安心してくれ。
その後、俺のカバンを持ってきてくれた古泉と合流した直後、金魚すくい怪人が現れた。こいつは別に金魚の着ぐるみというわけでなく、
すくう側のツールであるポイだった。随分平たい怪人だなとは思ったのだが張ってある紙が破れたら動かなくなった。はい終了。
これで1日目にして4体の怪人を倒した事になる。残りは19体という事だな。そして2日目であるが細かい所の説明は省こうと思う、
ギャグというか馬鹿にしているというか、おかしな怪人たちと朝から晩まで戦って2日目が終了した頃には残り11体までになっていた。
対怪人戦を描写しているときりがないのでこれも勘弁してほしい。いやマジで。
「しかし、なんだかんだで順調にいってるんじゃないか。2日で12体もの怪人を倒したんだ、TVだってこんなに展開速くないぞ」
「ですが、期限が一週間ですからね。巻き気味で進行しておいた方が後々楽になるかと思いますよ」
「ボスクラスの怪人はまだ倒していない、彼らは通常の怪人の何倍もの強さ」
長門が不安になるような事を言う。たしか4体だったよな、ボス級は。
「そう。大ボスたる首領と、幹部が3体」
幹部か、どんな奴らなんだろうな。またくだらないネタみたいな奴らなのかね。
「そうそう、そういや長門。あのおでん怪人なんだが、お前もしかしてどこかで会った事あるんじゃないか。あいつだけ妙に詳しかったし」
「あれの作戦にわたしはやられた。近所のコンビニでおでんを購入したら、もち巾着の中にもちでなくからしが大量に入っていた」
む、くく。いや、笑っちゃいけないんだが、これはちょっと。って、古泉お前も震えているぞ。
「笑わないでほしい。もち巾着にからしが満載だったと知った時、わたしは悲しいと感じた」
「すまん、長門。…って、あれと会ったのは前日って事か。期限の7日ってのは何処から出てきてるんだ」
長門はしばらく考え込むような仕草でいたが、くりっと俺のほうに顔を向け静かに話し始めた。
「特に意味は無い、ただそういう設定なだけ」
「そっか。あ、そうだ長門。お疲れさんって事でおでん買いに行こうぜ、もちろんもち巾着もな」
長門は俺の顔をじっと見つめて、こくりと頷く。
「ありがとう」
「よし、じゃあ行こうぜ長門、古泉」
コンビニでおでんを買い込み、長門のマンション近くの公園でベンチに座りおでんを味わう。古泉が随分楽しそうにしていたのが印象に
残ったな。こいつはこういう何でもない事をあまり経験していないのかと、ぼんやりしつつおでんを食いながら俺は思った。

3日目の朝、教室に入った俺にハルヒは先日からの聞き込み結果を披露していた。
「全然情報が集まらないわね、昨日なんか目撃情報だけはやたらあったのに、肝心の正体に迫る情報はからっきしよ」
正体がばれないように活動するのがヒーローってもんだろ。まあ、誰かにばれちまったとしてもお前にだけは知られたくないが。
「あたしは今日も聞き込みをするから、団はお休みよ。ただしキョン、あんたはあたしと一緒にきなさい」
「なんで俺だけを連れて行く。俺の都合はどうなるんだ」
都合が悪いとはまさにこの事だ。怪人に出会っちまったらどうすりゃいいんだよ。俺は何とかしてハルヒから逃れようとしたが、ハルヒ
の一言で承諾せざるを得なかった。
「デートじゃないんだから気にする事無いでしょ、あたしと一緒じゃ嫌だっての?」
言ってるセリフはいつものハルヒなんだが、表情がいつもと違う悲しげなものだった。こんな顔を見て断れる奴がいるなら俺の前に来い。
この日は前日と違い、授業中や休み時間に怪人が現れる事も無くゆっくりと過ぎていった。そして放課後となる。
「じゃあ、行きましょう。昨日は商店街の方で4回目撃されてるの、そこから攻めるわよ」
まあ、当然といえば当然なんだが、見たという情報以外は得られなかった。少しばかり不機嫌なハルヒはずんずんと俺の前を行く。
その時、俺の携帯に古泉からのメールが入った。まずい時に怪人が出た様だ、ここはいかにしてハルヒをごまかすかと悩んでいた瞬間、
ハルヒの歩いていたすぐ側の壁が吹き飛んだ。小さな悲鳴をあげたハルヒは、衝撃に弾かれ地面に倒れこむ。
「おい、ハルヒ。しっかりしろ」
頭でも打ったのかハルヒは返事をしない。俺はバックルを取り出し長門を呼びだした。
874SS ヒーロー志願 第2話 2/6:2009/11/04(水) 01:54:00 ID:CVLR6lp2
「こちらでも把握した。スキャンの結果、涼宮ハルヒに外傷は無い。気絶しているだけ、心配は無い」
俺はハルヒを側の壁に寄りかからせる、続いて起こった衝撃ともうもうと舞うほこりの中から現れたのは怪人であった。
「いくぜ、長門。あの野郎ハルヒにひどい事しやがって許さねえ」
ベルトを装着し、変身した俺は問答無用でシルエットしか見えない怪人に蹴りをくれてやる。
「コードが通った。怪人はもう分解される、これ以上の攻撃は不要」
結局、何の怪人かもわからぬ内に退場しちまったな。別に何の怪人かなんてのはどうでもいいがな。
溜息をついているとヘルメット内に俺の電話の着信音が鳴り響く、いつの間に俺の電話はヘルメットになったんだ。
「やあ、お疲れ様です。聞いてましたよ『俺のハルヒにひどい事しやがって』ですか、すっかりヒーローが板についた感じですね」
お前はまず耳鼻科に行け、『俺の』なんて誰が言った。そんな恥ずかしいセリフ誰が言うものか。そもそも何処で聞いてるんだ。
「おや、そうですか。僕にはそう聞えたんですが。それはともかく、機関から迎えを出しました。念の為、涼宮さんを病院へ搬送します」
俺はハルヒの側へ駆け寄る。長門が大丈夫って太鼓判を押してくれたんだ、すぐ目を覚ますよな。
「いけない、新手が来た。幹部クラス、気をつけて」
なんてこった、ここじゃハルヒを巻き込んじまう。長門のナビによると前方15メートル先にいる様だ。
「古泉、新手だそうだ。ハルヒを頼む」
俺は回線が繋がったままの古泉に頼むと、幹部とやらの元へ急行した。

「あんた、中々やるじゃない」
少し大きめの道路に出た俺に何処からか女の声が掛かる、こいつが幹部クラスか。何故か塀の上に立った派手な服装の女がいる。
仮面を付けて真っ黒なピッチピチのミニスカートで胸元もばっくりと開いた…とにかくもの凄く直視するのも恥ずかしい格好だった。
「お前、何者だ。そんな痴女みたいな格好で外を出歩くなんて、どこかのネジが外れているのか」
「むかつくわね、あんた。悪の秘密組織の女幹部っていったらこういうもんなのよ」
しかし、どこかで聞いたような声だな。それもついさっきまで聞いていた様な気がする。
「おい、せめて下に降りろ。そんな所に立っていると丸見えだぞ」
「なっ、何見てんのよ。この、エロ…」
言いかけてやめたがこの展開には覚えがある。なんだ、この既視感は。これはまるでと言うかそのまんまあいつみたいじゃないか。
「あんた、変な格好してるけどその喋り方は…キョンでしょ」
いきなりバレた。ていうか、こいつもしかしてハルヒなのか。いや、向こうに倒れてるのもハルヒだが、どう見てもこいつもハルヒっぽい。
俺はちょいっとジャンプして、仮面にデコピンを喰らわした。ぱかっと割れた仮面の下はやっぱりハルヒだった。なんだこれ。
「ちょっと、仮面で隠してる女性の顔を見るなんて、随分失礼な事してくれるわね」
いや、ちょっと気になったもんで。適当にあしらいつつ長門に連絡を入れる。
「彼女は言うなれば涼宮ハルヒの分身、情報生命体をベースに複製されたもの。本人により作り出された、この舞台における役者。
おそらく本人ともリンクしている、本人が満足するようなストーリー展開をこの分身が経験すれば、この事件も解決すると思われる」
満足するようなって、どんなんだよ。とりあえずハルヒが2人いるってのは納得できないが納得した。無理矢理だがな。
「何ぶつぶつ言ってんのよ、キョンのくせにあたしを無視しようなんて真似がよくできるわね」
ああ、とりあえずこいつを何とかしないといけないな。えーと、キックでいいのかな。
「ちょっと。あんたもしかして馬鹿なんじゃないの。秘密組織の幹部が出てすぐに倒されるなんてありえないでしょ」
何だよ、俺もストーリーに付き合わなきゃいけないのか。出来る事ならさっさと済ませたいんだが、ダメか?
「ダメよ。今日はここまでにしてあげる、キョン、また会いましょう」
あー、颯爽と去っていくな。おーい、次に出る時は露出の少ない格好で頼むぞ。正直目のやり場に困るんでな。
「うっさい、このエロキョン。バカキョン」
叫びつつスカートの裾を引っ張りながら、女幹部殿は去っていった。えらい疲れるな。
「なぁ、長門。複製体とはいえハルヒに俺の正体がバレちまったんだが、大丈夫かな」
「複製体と本体はリンクしているが、特に大きな問題にはならないはず。本体が就寝時に記憶の整理がされ、夢の中での体験として処理
される模様。本体が夢の中でヒーローの正体があなたと認識しても、涼宮ハルヒの現実的な思考がそれを事実とは捉えない」
随分都合のいい夢だなそりゃ、まあ、こっちもそうでないと困っちまうけどな。
875SS ヒーロー志願 第2話 3/6:2009/11/04(水) 01:54:36 ID:CVLR6lp2
「まあ、詳しい事とかは後にしよう。俺はハルヒが搬送された病院に行く、ちょっと心配なんでな」
「……そう」
長門は一言だけ返事をして通信を切る。俺は変身を解除し病院へと足を向けた。

「古泉、ハルヒは目を覚ましたか?」
病院の待合室で古泉と合流し、ハルヒの現状を尋ねる。
「いえ、まだです。涼宮さんのお母様には軽い貧血と伝えてあります、もうしばらくすれば到着するでしょう。今日は念の為入院して頂き
明日、退院という形となります。明日の市内探索は休みにしたほうがいいでしょうね」
「そうだな。色々とすまんな古泉」
「いえいえ、今回の件では実働部隊はあなたですから、後方支援は僕に任せてください」
それからしばらく古泉と今後の対応を相談した。分身ハルヒの事がメインだ。
「一番まずいのは涼宮さんが複製体を目撃してしまう事ですね、他人の空似というわけにもいかないでしょう」
「そうだなぁ、時間の取れる明日・明後日のうちにけりをつけたいな」
「では複製体を最重要ターゲットとして、機関の方で怪人及び組織の所在地捜索に当たります。僕は機関に報告と要請をしますので、
これで失礼します。あと、涼宮さんの側に居てあげてください、お母様がいらっしゃるまでで結構ですから」
3割増のスマイルで古泉は去っていく。言われんでもそうするさ。俺はハルヒの病室に向かう事にした。
すやすやと寝息を立てて眠るハルヒの横で、俺はぼんやりとしていたんだが、次第に眠くなりうとうとしていたらハルヒの母親と思われる
女性に起こされた。俺は恐縮しまくって、あわてて古泉の仕立てた偽の経緯を説明した。
ハルヒの母親は娘を病院に連れてきてくれた事の礼を言い、デート中なのに倒れちゃうなんて間抜けな娘ね、なんてころころと笑った。
俺は慌ててそういうわけじゃないんですと弁解するも、きっと嬉しくて舞い上がっちゃったのねぇ、と聞く耳を持たない。
どうにも居心地の悪い中、ハルヒの母親は後は自分に任せて今日は帰りなさいと促してくれた。
「すいません、それじゃ失礼します」
頭を下げ病室を辞した俺は、ハルヒの携帯に明日はゆっくり休めとメールを送信し、街へと足を踏み出した。

そろそろ家に到着する距離までくると、俺の家の前には古泉が立っていた、奴は少しばかり真面目な顔をすると俺に近づいてきた。
「先程はお疲れ様でした。お母様と交代されたようですね。そうそう、複製体と敵の本拠に関して機関への要請は通りました、ただ非常
に困難を極めるとの回答も得ています。しかし出来る限りの事はするとお約束致します。それはまあいいとして、実はあなたに見て頂き
たい物があるんです。ま、こちらが本題なんですがね」
いきなりだな、それはいつもの事だし気にしない様にしてやろう。まあ上がれ。
「ありがとうございます」
押しかけてくる妹を部屋から追い出している横で、古泉は持ってきた大き目のノートパソコンにDVDソフトをセットしている。
「まずはこれを見て頂きます、涼宮さんが見たというTV番組です。涼宮さんはケーブルTVでの再放送を見たそうですが既に最終回まで
見終えています。僕も何かの手がかりがないかと一昨日レンタルしてきまして、おそらくこれだという物があったので、それをあなたにも
確認して頂こうと思いまして」
まあ、その番組を詳しく描写してもしょうがないので、古泉の言う『これ』があらすじがどんなだったのかだけお伝えしよう。

主人公であるヒーローはある日、街で困っている女性を助ける。これが市民にまぎれて生活していた敵の女幹部であった。
その後さらなる偶然の出会いを繰り返し、お互い正体を知らずに惹かれあっていく2人。しかし組織の首領は度重なる失敗を続けた
女幹部に主人公を倒す最後の機会を与える。ヒーローとの戦闘に赴いた女幹部は、ヒーローのとある仕草から正体が主人公と確信する。
一度も手を出さずに倒された女幹部は、ヒーローに何も言わずに消滅してしまう。翌日デートの待ち合わせ場所には、来るはずのない
彼女を待ち、立ち続ける主人公の姿があるだけだった。

…なんだ、この後味の悪さは。子供向けなのにこんなエピソード入れる必要あるのかよ。
「あなたもそう思いますよね。これは最終回の3話前の話で、次回ではなんのフォローも無く、ラストバトルに向けてストーリーが進みます。
ネット等でもこの回はかなり不評で、女幹部役の女優の人気もあって放映時に相当叩かれたそうです」
もう何も言わんでもわかるが、ハルヒがこんな事件を巻き起こした原因はこれなんだな。
「僕もそうだと考えています。放映日当日の涼宮さんは大規模な閉鎖空間を発生させていると記録にも残っています」
876SS ヒーロー志願 第2話 4/6:2009/11/04(水) 01:55:18 ID:CVLR6lp2
「俺が思うにヒーロー物のストーリーをなぞる事はもうどうでもよくて、このエピソードのやり直しこそが解決への最短距離なんだろ」
俺の意見を聞いた古泉は手を叩くとそのままの勢いで俺を指差す。お前…それ日本人がやるのは果てしなく似合わない仕草だぞ。
「いや、まさにそうですね。中々冴えていますね、今日のあなたは」
「つーか、この話を見れば誰でも行き着くだろよ、この答えにさ。お前がわかってて言ってるのが腹立たしいわ」
「女幹部として現れた涼宮さんの複製体、そしてなぜかあなたがヒーロー役に選ばれた。後は言わなくてもわかりますよね?」
ちーっともわからんね。お前がどう思っているかは知らんが、要はゲームで言う別ルートに行けばいいんだろうよ。
古泉は変わらぬスマイルで首を竦めて返事の代わりとした。そのまま持ってきていたパソコンを片付け始め帰るような雰囲気である。
「なあ、古泉。このあと何かあるのか」
「いえ、特にありませんよ。帰宅するだけです」
俺はそうかと答えて階下に下りていく、しばし母親と話して再び自室へと戻った。
「待たせたな、古泉。お前メシ食ってけよ」
俺の他愛の無い一言で、この超能力者は普段の仮面を忘れたかのように呆然としている。
「母さんに聞いたら、親父は遅くなるらしくて1人分おかずが余ってるそうだ。お前も今から帰って支度するのも面倒だろ?」
しばらく考えるような仕草をする古泉。いや、用があるなら構わんけどな。
「いえ、こういう事には慣れてない物で。では、遠慮なくご馳走になります」
「バカだな、そんな畏まる事はないだろうよ。ただ友達の家に来てメシを食べる、それだけのことだろ」
そう、それだけのことさ古泉。まあ、お前が俺との関係をどう捉えてるのかはわからんが、これだけ付き合いがあるんだし俺がそう思っ
たって構わんだろ。
そして普段の少食が嘘のように食べた古泉は、母さんにありがとうございますと礼を言い俺の家を去った。

翌日の土曜日、本来ならば不思議探索の為に駅前に駆けつけているはずなのだが、昨日の件でお休みとなったわけで。
せっかくのフリータイムを手に入れた俺が、何をしているのかと尋ねられれば駅前に居たりする。
家でのんびりという選択肢もあったのだが、たまには1人でぶらりと買い物というのも悪くは無いと思うに至ったのだ。
実際の所は、怪人の襲来に備えなければいけないという制約があるのだが、その辺りの事は機関にお任せするとしよう。
時間は10時になろうとしている、冬物のジャケットでも見に行くかと服屋に足を向けた俺は、目の前を歩く少女を見て思わず声を出した。
「ハルヒ」
俺の声に振り向いた少女は、間違いなくハルヒであった。そりゃ名前呼ばれて振り向くんだもんな、間違えてるわけないか。
「キョン、こんな所で何してんの」
「俺は服を見に行こうかと思ってたんだが。それよりハルヒお前退院したんだな、もう大丈夫なのか」
ハルヒは俺の顔をじっと見て、にっこりと笑顔になる。何だ、俺は何かハルヒを笑顔にさせるような事を言ったのか?
「さっき病院から帰ったのよ、もうお母さんってば大袈裟なんだから。1日とはいえ入院なんてすることなかったのに」
「しかしだな、お前のお母さんだって突然倒れたなんて連絡があれば当然心配するだろうさ」
「ねえ、キョンはあたしの事心配だった? 」
くりくりとした目で俺のことを見つめるハルヒ。これは…なんと答えればいいのだろうか、返答に困るな。
「あー、しないわけがないだろう。そもそも俺と一緒にいる時に倒れたんだぞ、心配するのが当たり前だ」
んっふっふーと不敵な笑みを浮かべた団長様はどうやら俺の回答に満足したらしい、ご満悦って感じだな。
「何にせよだ、大事に至らなくて何よりだ。ああ…ええと、それじゃあなハルヒ」
手を振りつつこの場から逃げ出そうとした俺は、ハルヒに引き止められる。俺の左手を握る形で。
「そんな逃げるみたいにしなくてもいいでしょ。ねえキョン、暇ならあたしとデートしましょ」
普段のハルヒならこんな事は言わないはずなんだが、と俺は思わずハルヒの額に手を当てた。
「バカ、熱なんか無いわよ。ぐずぐすしないでほら行きましょ」
俺の手を握ったままハルヒは歩き出す、いつもの引き摺る感じではなくゆっくりとだ。手もまたいつもと違いやさしく握られている。
「なあ、どこに行くんだ。何か行きたい所でもあるのか」
俺の左手を中心に体温が上がっていく様な、そんな錯覚を感じながら俺はハルヒに問いかけた。
「あんたさ、あたしを見て何か気付かない?」
「何かって…あ、カチューシャが無いな」
「今頃気付くなんてあんたも鈍いわねぇ。そんなんじゃ女の子にもてないわよ」
877SS ヒーロー志願 第2話 5/6:2009/11/04(水) 01:55:56 ID:CVLR6lp2
ほっとけと呟く俺の手を引っ張り、アクセサリーショップに連れて行くハルヒ。店に入り一直線にとあるコーナーへ向かう。
「ほら、あたしの付けてるリボン付きカチューシャ。この辺じゃここにしか無いのよ」
そうか、と返事をしつつ色とりどりのカチューシャを眺める俺。どれにしようかななんて言いながら色を選ぶハルヒ。
「これがいいんじゃないか、いつもの黄色もいいが赤もお前に似合うと思うんだ」
「そう? あんたが言うならこれにしようかな。ふふっ」
何故そこで笑う。しかも、その、なんだ、かわいいじゃねえか。俺は照れ隠しってわけじゃないんだが、赤いカチューシャを手にレジへと
歩き出す。精算を終えて、簡易な包装に包まれたそれをハルヒに手渡した。
「いいの?」
ああ、気付いちまった以上、お前の頭にそれが無いのが我慢ならん、それだけさ。
「じゃあさ、あんたがあたしに付けてよ」
特に気にせずに、いいぞ、なんて答えてみたが、頭を低くしたハルヒにカチューシャを装着せんとした俺はしばし躊躇した。
5秒ほどであろうか固まっていたのは、ハッと気付いた俺は少しばかり頭を振り、自分でも何だかよくわからん雑念を振り払った。
柔らかな髪に手が触れるとそれだけで理由も無くドキドキする。いや、理由はあるのか?
「ありがと。ねえ似合うかしら?」
俺の手で装着されたカチューシャを微調整して、少し乱れた髪を整えるハルヒはにっこりと笑いながら俺に問いかけた。
「ああ、やっぱり赤もいいな。似合ってるぞ」
照れ笑いで嬉しそうにしている姿を見ていると、どうにも普段のハルヒと重ならない。何故かと問われると俺にもわからないのだが。
「あんた、今あたしに違和感を感じたでしょ」
心を読まれたか、お前にそんな特殊能力があるとは思わんかったぞ。
「バカね。あんたすぐに顔に出るからわかるわよ。そのくせ肝心な事は奥底にしまっちゃって全然出てこないけどね」
そんなもんなのか俺の顔は、随分便利な顔なんだな。俺がいまいち納得できないでいると、ハルヒは次の場所を目指すべく歩き出す。
結局俺が感じた違和感とやらにハルヒからの回答も無く、ただ傍から見れば仲良く手を繋いで歩く男女がそこにいるだけだった。
その後、ハルヒの見立てで服を選んでもらったりしたのだが、なあ、これちょっと派手じゃないか。
「いいのよ、あんたは地味な服が多いからたまにはそれくらいのを着なさい。じゃ次はお茶にしましょう」
あいかわらず手はそのまま。2人で並んで近場の喫茶店を目指す。ああ、確かにこれはデートだな、ハルヒの言うとおりだなこりゃ。
適当な店に入り案内されたのは2人用のボックス席。ハルヒはようやく俺の手を離しさっと席に付いた。
「あ……」
いやいやいや、どうしたんだ俺。ハルヒの手が離れて「あ」とか言うなよ、そんなに名残惜しいってのか。
そんでまあ、相手には察知されたくない事というのは、大体において隠し切れないわけで。まあ隠しようがないがな、口に出してるし。
「ふーん、キョンってばあたしと手が離れるのがそんなに残念だったわけね」
「いや、これはそういうわけではなくてだな。その、つまり…なんなんだろうな」
「何よそれ、自分でもわかんないってほんとあんたってばダメね、そんなんじゃ今に愛想尽かされちゃうわよ」
すまん、と俺は誰に対して謝っているのかと、自分自身で不思議に思いつつも、何時の間にやら置かれていた水を一気に飲み干した。
「まあ、いいわ。とりあえず何か頼みましょ、もうお昼だしここでご飯も済ましちゃいましょう」
異議なし。俺はメニューをざっと見て『海鮮グラタンランチセット、コーヒー・パン付き』に狙いを定める。
「あたしはねぇ、『炭火焼200gハンバーグのランチセット』にするわ」
いささか喫茶店での軽食の域を超えてる気もするが、これこそがハルヒなのだろうと思い、俺はウェイトレスさんに声を掛けた。
「さて、料理を待つ間にキョンに質問でーす」
おいおい、芝居っ気たっぷりだな。俺のぼやきも無視してハルヒは続ける。しかしその内容といえば、先日古泉と俺が見た例の番組の
事であった。こいつは一体何を企んでいるのかね。
「でね、あたしは思ったの。なんでこの朴念仁な主人公は相手の女性に気付かないのか、だって顔見えてるのよ。逆に女性は顔も見な
いで仕草だけで気付いたっていうのに。再放送じゃなかったらTV局に苦情を言うところだったわね」
そういえばあの番組の女幹部は衣装こそ奇抜ではあったが、顔そのものは素顔を晒していたな。確かに気付けよとは思うな。
「で、キョンに聞きたいの。あんたならどうする?」
こりゃまた、不可思議かつ珍妙な質問だね。まるで俺が変身ヒーローみたいじゃないか。
878SS ヒーロー志願 第2話 6/6:2009/11/04(水) 01:56:58 ID:CVLR6lp2
「だから、こんな質問たとえ話に決まっているでしょ。それでも聞きたいのよ、キョンなら気付く?」
質問が変わってるぞ、ハルヒ。俺は注文時に再度注がれた水に口を付け、軽く息を吐く。
「実はな俺もお前の言う番組を見たんだ。俺もあの展開は無いだろうと思った、救えなさすぎるとな。子供向けだからってわけじゃないが、
今まで悪い事をしてきた女幹部にもやり直しをするチャンスはあってもいい気はするんだよな」
ハルヒはうんうんと頷き俺の話を聞いている。程なくして注文の料理がやってきて、一旦話は中断される事となる。
「でだ、気付くかと問われればあの状況でという条件ではあるが、俺なら気付く。ていうか気付かないのはあのボケた主人公くらいだろ」
「じゃあ最初の質問に戻るわね、面倒な事とか抜きにして単純に答えて欲しいの。あんただったらどうする」
200gという特別大きくはないが、かといって小さくもないハンバーグを三分割にして頬張るハルヒはさらに俺に問いかけた。
「簡潔に言うならば、彼女を助けるだな」
「……あんた、あのヘタレ主人公よりヒーローの素質あるわよ」
じっとりとした視線で俺を見るハルヒ。そりゃまたお褒めに預かり光栄だね。
「俺も男だろ、そりゃ小さい頃にはヒーローに憧れたもんだ。その俺が憧れたヒーロー達ならそう言うだろうしな」
「あんたを選んで良かったわ」
俺がハルヒの呟きを聞き返そうとすると、ハルヒは俺のランチセットのパンをかっさらい、ハンバーグソースを付けて食べだした。
「何すんだ、俺のパンだぞ」
「ふーんだ、のんびり食べてるあんたが悪いのよ。うーん、グラタンのソースもおいしそうねぇ」
ハルヒは半分になったパンを今度は俺のグラタン皿に突っ込み、ホワイトソースをたっぷりと略奪していく。
「さあ、ちゃっちゃと片付けてデートの続きをするわよ」
しまいには自分のフォークで俺のグラタン皿を蹂躙するハルヒ。おい海老を取るな、ああっホタテまで持っていきやがる。
俺のグラタンは暴虐の限りを尽くすハルヒ皇帝により、僅か数本のマカロニを残すのみとなってしまった。
あーあ、散々だぜ。なんて言ってる俺の顔が、何故だかは知らんが笑っている理由を誰か教えてくれないものかね。
店を出てから終止ご機嫌といった感じのハルヒは俺の前を歩いていく。少しばかり左手が寂しく感じるが多分気のせいだろう。
しばらく歩いていると俺の携帯が振動している事に気付く、メールのようだ。発信者は……涼宮ハルヒ。
俺は目の前にいるハルヒを凝視する、携帯を操作していた様子はない。それ以前に今この場でメールする理由が無い。
俺はこっそりとメールの内容を確認した、退院して今家に着いたとの事、昨日はゴメンともある。じゃあ今ここにいるハルヒは何なのだ。
いや、聞くまでもないだろう。目の前の彼女は紛れもなくハルヒではあるが、しかし俺が以前から知るハルヒではないということだ。
つまり、このハルヒはハルヒの能力により生み出された複製体だ。しかし、どうしてまた俺に接触してきたのか。
頭の中の考えが纏まる前に、俺の体は自然と動きハルヒの肩に手を置いていた。

ヒーロー志願 第3話につづく
879名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 02:21:22 ID:hfsAF0Aq
メガミを読んだけど
池田晶子さんからハルヒ愛を感じる
ふつふつ
880名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 09:37:48 ID:cdkRLIQu
>>878
中盤から別の話になったかと思うた
でも俺の好きな展開になりつつあるな、続きに期待
881名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 10:21:09 ID:x60ZE+iw
GJ。なんか面白くなってきた、

>>879
あのコメントにはほんわかして同意しまったな
882名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 12:35:20 ID:rlZtRRjJ
釘宮病三台感染源とか見てきたあとでは,
ハルヒってむしろ落ち着いて見えるわ。
883名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 13:13:05 ID:R10VRXrM
ツンデレ的成分ではな〜
仕草は子供だけど思考面では大人が混じってるからその分落ち着いて見える
でも普段は誰よりも活発だと思う
884名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 13:33:38 ID:rlZtRRjJ
あと涼宮ハルヒシリーズに恋愛要素が控えめなせいもあるかな。
ハルヒに限らず,語り手キョンの語り口のおかげもあってか作品世界全体に安定感が感じられる。
キョンの語りと一体の杉田さんの声のせいも大きいんだろうな。w
885名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 13:47:09 ID:XqmgRK2a
あー分かる。
だからこそ不意に見せるさり気ない仕草がとてもキュートなんだ
886SS誘われたい:2009/11/04(水) 14:02:40 ID:WIdmZtBM
日曜日、昨日の不思議探索で身もふところもボロボロにされた俺は、わがままな団長からの呼び出しが来ないことを良いことに、幸せな眠りについていた。
だがしかし、やっぱりと言うかなんと言うか、俺の携帯は朝の早くから鳴り響きだした。やれやれ、

「なんだ?」
「あら、起きてたの」
「起こされたんだよお前に、まだ7時だぞ」
「良いじゃない、あんた何時も寝てばっかしだから、たまには早起きしなさい。」
「お前はお母さんか、で、なんだ不思議探索は昨日したから、今日は休みのはずだが」
「……あんた暇でしょ」
「寝るのに忙しい」
「それを暇って言うのよ」
「で、なんなんだ?」
「あたしは別に暇じゃないけど……」
「何が言いたいんだ?」
「暇じゃないけど、ただ時間は空いてると言うか、どっか行きたいとか、そんなんじゃなくて…ゴニョゴニョ………」
「要するに暇なんだな」
「違……そうよ、だから」
「やれやれ、暇ならたまには家でのんびりしたらどうだ?その方が俺も平和で良いしな」
「…………バカ」
ブチーツーツーツ
「切れちまった」
なんなんだ?一体、訳がわからん、やれやれ、こういう時はあいつの出番だな

「朝、から悪いな」
「いえいえ、貴方からの電話なら何時でも大歓迎ですよ」
「キモい」
「おやおや、これは手厳しい。で、朝早くから僕に電話をするということは、やはり」
「あぁ、さっき、ハルヒから電話があってだな」
さっきのやり取りを簡単に説明した。
「成る程」
「訳がわからんだろ」
「結論から申し上げますと涼宮さんはあなたと何処かに出かけたかったんでしょう」
「じゃ何時ものように、用件だけ言えば良いだろ、どうせ俺は行かないと八つ裂きにされちまうんだから」
「そうではないのですよ、涼宮さんはあなたから誘ってほしかったんですよ」
「何を今更」
「今更だからですよ、何時も自分から誘ってばかりなので、たまには貴方から誘われたかったのでしょう」
「なんで俺なんだ?」
「………そこはご自分でお考えください、ただ涼宮さんは、長門さんや朝比奈さんましてや僕ではない、他の誰でもない貴方に誘ってもらいたいのです」
「答えになってないぞ」
「おやおやこれは、まあ、頑張ってください。閉鎖空間だけは勘弁願いたいものです。それではまた」
「切りやがった。やれやれ」
結局、俺かよ
リダイアル……
「……なによ」
「暇か?暇だろ」
「あたしは家に居た方が良いんでしょー」
根に持ってやがる、いやいや負けるな俺
「暇なんだな、今から二人で遊びに行くぞ」
「……嫌よ、なんであんたなんかと」
「拒否権はなしだ、お前の家に今から行くから、準備して待ってやがれ」
「ちょ……ツーツー」

グダグダ言われる前に切ってやった。なんか楽しくなってきたな、なんなんだ?
俺はしかめっ面で待ってる団長様を何処に連れて行ってやるか考えながら、自転車で道を急いだ。
887名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 16:47:11 ID:k4lpwIhx
がんがれ超がんがれ
888名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 16:48:30 ID:TX1syqBp
急に寒くなると体がついていかないぜ
ハルヒくらいいつでも燃焼系だとそうでもないんだろうか
889名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 17:23:11 ID:qfXlp28S
団のミーティングでキョンに吊し上げられて以来部室に来なくなったハルヒ
890名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 19:02:00 ID:x60ZE+iw
>>888
そのエネルギーを分けてもらいたいね
891名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 19:32:55 ID:3ocyuhnw
じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
892名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 19:39:39 ID:ONA1zWF/
コレ良いなぁ・・・
ttp://tmp.2chan.net/img2/src/1257313778653.jpg
既出だったらスマン。
893名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 20:11:18 ID:XqmgRK2a
そりゃ既出に決まってるが全く問題ない
むしろ何度みてもいい
894名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 20:23:51 ID:GaNs/XOT
895名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 21:08:05 ID:XqmgRK2a
おお!それはエースの時計のやつか!
いいねぇ
896名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 22:00:41 ID:x60ZE+iw
のいぢハルヒはやっぱり可愛いな
897名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 22:02:02 ID:+RMHg+po
最近ののいぢハルヒは本当に美少女になってるな。本当に可愛い。
898名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 22:24:36 ID:+RMHg+po
しかしこの絵のハルヒは色の白さが強調されてるな。
ひょっとすると日焼けさせるのはお肌に悪いとだれかが言ったのだろうか。

だが…それでも!日焼けしたハルヒが見たかった…!
だって色白のハルヒは年中見れるじゃん!
俺は色々なハルヒが見たいんだよ!
899名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 22:29:40 ID:+RMHg+po
2連投も3連投もかわらねえ、行くぜ!
ハルヒの外見はリアルだとどんな感じだろう、とたまに思ったりする。
顔は基本的に純和風の大和撫子だと思う。
900名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 22:37:47 ID:R10VRXrM
むしろ中華美人な感じが。
体型と相まって色っぽいんだけど、でも可愛いっていう雰囲気
901名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 22:47:05 ID:WXCT+R7L
自分も中華美人と予想
チャイナドレス似合うし
無表情だと美人で仕草が幼くて可愛い感じ
902名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 22:51:55 ID:TX1syqBp
( ゚∀゚)o彡゜日焼け!日焼け!
903名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 23:28:32 ID:0kWHL7EN
ハルにゃん先に寝るぜ。
904名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 23:29:09 ID:x60ZE+iw
ハルヒのチャイナドレスにはキョンも動転していたからな……
もちろん俺も例外ではない!
905名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 23:39:54 ID:TX1syqBp
チャイナといえばスリット!
そしてふともも!
906名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 23:41:51 ID:TX1syqBp
>>892
あ、そういえばこれ撮影者が古泉なんだよなw
907名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/04(水) 23:50:26 ID:X6J8hvea
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
908SSラーメン屋台:2009/11/05(木) 00:08:15 ID:WIdmZtBM
デートも終盤
「お腹減ったわよ」
「へいへい、今日はどうするかね〜」
明日が休みと言うことで、一日中引っ張り廻されて、ぐったりな俺と、それを余所にハイパー元気なハルヒは晩御飯を食べる場所を探していた。
「精がつくものが良いわね」
「やる気マンマンか?」
「当たり前よ、今日は寝れると思わないことね」
「やれやれ」
そんなアホな会話をしていたら、小さな屋台を発見した。
「ラーメン?」
「どうだ、ディナーじゃないが精はつくぞ」
「……決定ね」

「いらっしゃい」
「ニンニクラーメン、麺固めのネギ多め、玉子をオマケしなさい」
「おいおい、すいませんね〜アホで、俺も同じのください」
「はいよ、ニンニクラーメン、麺固めのネギ多め、玉子はオマケだね」
「すいませんね」
「良いよ、良いよ、それより二人はデートの帰りかい?」
「そうよ、なんか文句あんの?」
「なんで喧嘩腰なんだよ、お前は」
「元気な娘さんだね〜それに美人だし、兄ちゃんが羨ましいよ本当」
「無駄口は良いからさっさと作りなさい」
「失礼だぞハルヒ」
「おっとこれは失礼しました。お詫びに焼豚をもう一枚オマケします」
「当たり前よ」
「やれやれ」
「お待ちどうさん」
手を合わせて
「いただきます」
ズルル〜
「あら!意外と美味しいじゃない」
「確かに旨いな」
「ありがとございます」

「ほら、玉子やるよ」
「ありがとキョン〜」
「彼氏にはデレデレなんですな、う〜ん羨ましい」
「五月蝿いわよ」
「まあまあ、焼豚一枚やるからな」
「うん」
「やるね〜兄ちゃん」
「慣れっこですよ、こいつとも結構長い付き合いですからね」
「成る程〜経験値の為せる技ですか」
「何バカな話しをしてんのよ、さっさと食べなさい」
「へいへい」
「ごちそうさまでした」
「まあまあね」
「美味しかったろ?」
「あんまり、褒めるとダメなのよ、おっさん、次、来たときはもっと美味しいラーメンを私達にだしなさいよ、わかった?」
「精進します」
「よろしい」
「やれやれ、行くぞハルヒ」
「待ちなさいよキョン」
ある寒い日、休日の夜
「さあ、キョンこれからが本番よしっかりしなさい」
「寝れる気がしないな、やれやれだ」
909SS:ハルヒと親父ー特撮(1/4):2009/11/05(木) 00:12:59 ID:TO22Q9vU
こんばんは、親父書きです。4レスほど消費します。
オリキャラ成分にくわえて,戦隊成分を含みます。お嫌いな方,回避願います。

================
オヤジ:バカ娘。
ハルヒ:何よ、バカ親父。
オヤジ:シナリオだ。
ハルヒ:シナリオって何の?
オヤジ:映画だ。また撮るんだろ?
ハルヒ:はあ?
オヤジ:おまえら5人だから、とりあえず戦隊ものにしといた。
ハルヒ:しといたって、こら、こんなもの押し付けんな!!

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**キャピタル・ファイブOP主題歌

「資本がもしも無かったら 世界はたちまちコルホーズ
 物流とまり 取り付け騒ぎ
 人はその職 なくすだろう
 イェー
 資本は おお 社会の火だ
 幸せを おお 守る時もある
 レッド ブルー イエロー(2代目) ブラック グリーン
 俺達の尻に火がついた
 キャッシュ フロー キャッチ アンド リリース
 資本戦隊 キャピタル・ファイブ」 


**資本戦隊キャピタル・ファイブ

・キャピタル・レッド……リーダー、でもスパイ
・キャピタル・ブルー……クールな一匹狼
・キャピタル・イエロー……調子がよい太鼓持ち、二重スパイ
・キャピタル・ブラック……「イエス、ユー・キャン」が口癖
・キャピタル・グリーン……葉緑素を体内に持ち、菜食主義を地でいく半植物人間、エコ
ロジスト、青臭い言動が持ち味

・ゴールド司令官……戦隊をあずかる。必殺技ゴールド・ラッシュ。
・カツマー長官……キャピタリズムを体現した初の女性長官。爆弾発言が得意。愛読書は
ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』。


カツマー長官:『蟹工船』が職のない若者達を中心に大量に流布されていることは、みん
な知ってるわね? 特高の極秘調査で、その火付け役をつとめた書店員の身柄を拘束した
わ。彼の証言によると、書店に面陳+平積みで文庫本を目立つように配置して、紹介欄に
『この状況って、もしかして、蟹工船?』というコピーを入れたそうよ。
イエロー:たったそれだけで?
ブルー:『もしかして』が『なんとなく』だったりしたら、ブームにならなかっただろう
な。
カツマー長官:今回の任務は、蟹工船を日本海溝に沈めて二度と浮かび上がらないように
することよ!
レッド:長官! そんなことのために、キャピタル・ファイブはつくられたんですか?
カツマー長官:もちろん、これは小さな一歩よ。完全なる自由市場経済が実現するその日
まで、レッド、感傷は捨てなさい。
レッド:しかし……みんなを幸せにするのが、政治の役目じゃないんですか?
カツマー長官:政府に、その人その人の幸せが何なのか、どうしてわかるの? どうやっ
て決められるの? そんな政府の押しつけだわ。
イエロー:そうだ、そうだぞ、レッド、カツマー長官の言う通りだ。
910SS:ハルヒと親父ー特撮(2/4):2009/11/05(木) 00:13:46 ID:TO22Q9vU
カツマー長官:自分を幸せにできるのはそう、自分にとって何がほんとうの幸せか、それ
を知ってる自分だけよ! わたしたちにできるのは、人々が自由に幸福を求めるのを邪魔
する障害物を取り除くことだけ。自己決定と自己責任、それが可能となる社会をつくるの
がわたしたちの役目。
イエロー:やっちゃいましょう!
グリーン:イエロー先輩、のりのりですね。
イエロー:あたぼうよ!イッツショータイム!!


==CM 政府広報「キャピタルファイブはゆとり教育を応援しています」==


レッド:本を集めて捨てるなんて、正直、おれは気が進まん。
イエロー:上がそう言ってるんだから、しょうがないだろ。おれたちは所詮サラリーマン
なんだ。
グリーン:その割にはノリノリですね、イエロー先輩。
イエロー:人生の1/3は仕事なんだぞ。それを楽しまないなら、人生の1/3を捨てる
ことになる。うきき。
???:そこまでだ、キャピタル・ファイブ!
レッド:おまえは!? 生きていたのか?
???:おれたちは死なない。おれたちを必要とする人民がいるかぎりな。
グリーン:レッド先輩、あいつらは?
レッド:ミンクス仮面とソラリス仮面。かつて共に闘った……同志たちだ!
ソラリス仮面:くらえ、タルコフスキー・イリュージョン!
レッド:みんな、見るな。退屈のあまり165分間、眠ってしまう必殺技だ。
イエロー:いや、みんな、見ないし。そもそもそんな映画、知らないし。
グリーン:そうですね。
ブラック:いえす、ゆー、きゃん。
ミンクス仮面:では、これはどうかな? ミグ試乗ツアー!!
グリーン:ほんとにあるらしいですね、そういうパック旅行。
イエロー:シベリア鉄道でいくのか?
ブルー:いまのスルーで敵がひるんだぞ、レッド。
レッド:ああ。長官、お願いします!
カツマー長官:よし、ウォール街へ引きずりこめ!
レッド:ウォール街発生装置、起動!
ソラリス仮面:なんだ、この空間は?
ミンクス仮面:エネルギーの配給に、滞りが!
レッド:みたか、これが自由市場の威力だ。
ソラリス仮面:やむを得ん。合体して巨大化するぞ。
ミンクス仮面:ああ。コルホーズ集団農法!!
ブルー:まずいな、敵が巨大化するぞ。
イエロー:おれにまかせろ。くらえ、イエロー・サブプライム!!
グリーン:中途半端な駄洒落に、かえって市場は混乱しました!
ブルー:つぎは金融工学を学習してからにしてくれ。
ブラック:いえす、ゆー、きゃん。
レッド:やむをえん。賃金カッター! さらに派遣社員カッター!
イエロー:さあ、この自己都合解雇証明にサインをするのだー。
グリーン:ほとんど敵側の雑兵と区別がつきませんね。
ブルー:しかも諸刃の剣だな。消費が冷え込むぞ。
レッド:グリーンたのむぞ。
グリーン:はいっ! エコー・カー減税!!
ブルー:しかし焼け石に水程度の効果しかない。
イエロー:だったら、大型減税だ。
ブルー:わるいが減税に景気を上げる効果がないことは証明済みだ。国民はだませても市
場はだませんぞ。
イエロー:人気取りして何がわるい?
レッド:それより、目の前の敵に集中してくれ。
ブラック:いえす、ゆー、きゃん。
レッド:ブラックも、ノーベル賞狙いはほどほどにしてくれ。
911SS:ハルヒと親父ー特撮(3/4):2009/11/05(木) 00:14:29 ID:TO22Q9vU
ブルー:どうする、レッド?
レッド:大きな手を打つ必要があるな。こちらも巨大ロボットを呼ぼう。
ブルー:きゃぴたる・げいぃぃぃぃーん!! ダイシホン、起動!!
レッド:あとはゼロ金利でなんとかもたすしかないが、やむを得ん、あの手だ。
グリーン:まさか?
レッド:こーきょーじぎょー赤字国債斬り!!
ソラリス&ミンクス:うわー!!
ブルー:効いてるが、あとが大変だぞ。
レッド:わかってる。一時しのぎだ。
イエロー:あんど徳政令!
レッド:そいつをだまらせてくれ!
ブラック:いえす、ゆー、きゃん。
ブルー:あの手でいくのか?
レッド:ああ、あれしかない。
グリーン:しかし、この消費が冷え込んだ中で消費税を上げるのは……。
レッド:荒療治だが、その逆をやる。
グリーン:ええっ。
レッド:これだけ国が借金を抱えてる今だからこそできるんだ。
ブルー:なるほど、一旦消費税を下げても、どうせ持たない。誰もが近い将来には消費税
率は再び上がるに違いないと思う。
グリーン:それで予想インフレ率を上げる訳ですか? まるで相手の力を利用した関節技
ですね。
ブルー:将来、物価が上がることが確実なら、現金の将来価値は下がるだろうとみんなが
思う。つまり、物価が上がるまでに金を使った方が得になる。
グリーン:それで消費も増える訳ですね。
ブルー:企業にしても、物価が上がってからより、早いうちに設備投資した方が得だから、
投資を前倒しする。予想インフレ率が上がると金利も上がるからな。
イエロー:インフレ・ターゲットか。そんなにうまくいくのかよ?
レッド:資本主義を、この自由主義経済を守るためだ!
カツマー長官:わかったわ。政治家連中はあたしがなんとかするから、やっちゃいなさい!
イエロー:ええっ。どうやって説得するんすか?
カツマー長官:簡単よ。『資本主義というのはね、頭の悪い人から頭のいい人へお金が流
れる仕組みのことを言うのよ』って言ってやるわ!
グリーン:たしかに長官にしかできませんね。
レッド:いくぞ、消費税ゼロ・バスター!!
ソラリス&ミンクス:うおおお!!
ブルー:いまだ、とどめを。
レッド:いくぞ、みんな。
全員:大恐慌大量正社員斬り!!
ソラリス&ミンクス:うわああああ!!

 ● ● ●

レッド:苦しい戦いだった。
ブルー:やむを得んが後遺症も大きいしな。
カツマー長官:しかたないわ。お金で買えないものはね、結局お金をたくさん持っている
人にしか、手に入らないのよ。
イエロー:いやー、まったく、そのとおりですねー。
グリーン:うーん、いいのかな。
ブラック:いえす、ゆー、きゃん。

ナレーション:かくして日本農業コルホーズ化の危機は去った。しかし日本経済の先行き
はまだまだ不透明だ。がんばれキャピタル・ファイブ! 負けるなキャピタル・ファイブ!
912SS:ハルヒと親父ー特撮(4/4):2009/11/05(木) 00:15:47 ID:TO22Q9vU

----

キョン:ハルヒ、これっていったい何なんだ?
ハルヒ:オヤジが勝手に書いたシナリオよ! こんなものが撮れる訳ないでしょ!
キョン:まさか「つづき」があるのか?
ハルヒ:えっ!うそ!
古泉:失礼、ちょっと拝見します。……なるほど、なかなか興味深い。
キョン:どこが?
古泉:いえ、ちょっと配役のことを考えてみたのですが。SOS団は5人、登場人物はキャ
ピタル・ファイブで5人、あと司令官に長官で2人、あと敵方が2人ですね。どうやら出
演で手一杯、撮影は別のひとたちの力を借りるということにしては? 実は、僕の親類で
映画撮影に詳しい方がいるのですが……。
キョン:だんだんおまえが『こち亀』の中川に見えて来たぞ。でも無駄だぞ。今回はハル
ヒが乗り気じゃない。
ハルヒ:どうして、あたしがカツマー長官なのよ!
キョン:そっちかよ!? 誰もそんなこと言っとらん!
913名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 00:57:17 ID:mO4xWzsz
やっと規制解除きたよ。

ハルにゃんお休み!
914名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 01:45:00 ID:63QX23+e
特撮が続くとはw

GJ!だがややこしいなw
915名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 04:19:56 ID:+bn0OJiz
屋台も特撮もGJ!
916名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 07:07:30 ID:Xr7cEqso
規制…俺はハルヒスレに書き込みたかった

しかし、エンドレスエイトのハルヒはかわいくてしかたないな
917名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 08:33:22 ID:SwVH23xN
親父書きの方GJです。

ただ、社会情勢はともかく…人種や実在の人物を扱うときは、例えぼやかしてももう少し慎重になった方がいい
のでは? 人種差別に見えかねない表現が気になりました。
一歩間違えると叩かれる元になりますよ。
918名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 10:17:58 ID:l51vB2Vd
>>916
俺はどのハルヒもかわいくてしかたないぜ!
919名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 10:28:10 ID:63QX23+e
エンドレスはハート柄ビキニがたまらなくイイ……
920名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 11:32:36 ID:oGQUr5Go
親父書きの人が現れてからこのスレのSSの質が極端に下がったね。
俺同様、オリキャラSSの無限投下に嫌気がさして離れていったひと
多いとおも。
921名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 12:40:39 ID:INx3Pyrw
この前から親父さんに対して変なのがつっかかりはじめたな。
じゃあ、おまえが親父さんより良質SS読ませてくれるわけ?

余計なマネすんじゃねぇよ。
922名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 13:03:08 ID:so2I78tV
あまり前に出られると危なっかしいから後ろでこれでも振ってろと
キョンからフランベルジュをプレゼントされるハルヒ
923名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 13:52:46 ID:Co02YI1S
>>916
エンドレスエイトの「夏は夏らしく夏じみたことをする」ってハルヒが宣言するシーンは何度みても目頭が熱くなる。
そういう「普通」なことを嫌っていたハルヒがみんなで「普通」に遊びましょう!って言うんだぜ?
本当に、本当によかった。
924名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 14:05:41 ID:oQGLHC14
>>923
ワンダリング・シャドウでの態度も可愛いよな
バレーのチームメイトとか阪中を友達として扱ってたし
朝倉に心配されてた憂鬱ハルヒを思えば、ものすごく内面が成長してるのが見てとれる
925名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 14:26:50 ID:YYSMA5Wa
町のゴミ拾いをしてたら狙われてるハルヒを助けるキョン
借金で潰れかかった朝倉の新聞社を救うべくスクープを求めて奔走する長門
金欲しさに着ぐるみを着て怪しい商品を売るバイトに励むみくる
926名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 16:28:21 ID:Co02YI1S
>>924
そうなんだよね。クラスメートにまるで関心を持たなかった当初と違い、ちょっとぎこちなさそうだけどコミュニケーションがとれてる。
きっと今朝倉がいたらもっと違う対応や関係になってたんだろうな。
927名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 16:48:55 ID:dG++Z7FA
ワンダリングはハルヒがキョンが見ているのに気付いて思わず見つめる(睨む)シーンとか好きだ
928SS違った出会いかた:2009/11/05(木) 18:06:41 ID:PjVZolxh
>>722の続きです
興味なし

キョンと別れて、教室に帰ってきたら、
無駄に視線を感じる
「涼宮さん」
「涼子〜なんか、視線が痛いんだけど」
「しょうがないよ、教室いっぱいに響いてたもん」
「ハァ〜」
「ハルヒー」
「キョンの真似は止めなさい」
「ごめん、で、どうでしたか?」
「美味しかったわよ、いろいろと」
「キョン兄、料理上手だもんね」
「以外よ」
「毎日作ってるからね」
「涼子も作ってんでしょ?」
「キョン兄の方が上手なのよ」
「ふぅ〜ん」
「親が仕事、忙しいからね夜遅く帰ってきて、朝早く出て行くの、帰らない日の方が多いかな、だから自分たちのことは自分たちでしてる、料理も自然に身についたもの」
「疲れないの?」
「馴れちゃったわ、それに今日はキョン兄、凄い楽しそうにお弁当作ってたし」
「成る程ね」

お昼休みが終わって授業が始まっても、お昼の余韻が醒めずに悶々としていた。放課後になり、涼子と一緒に部室に向かうことに。

「こんにちは」
あれ?江美里さんと有希さんだけ、キョン兄は
「キョンさん、パソコンの調子が悪いので、お隣りのコンピ研に行ってますよ」
「………」
「寂しいですか?」
「!!別にそんなこと」
「あら、隠さなくても良いですよ、お昼のことは結構学校に広まってますから」
「な!なんでですか?」
「あらあら、知らぬわ当人たちだけですか」
「確かに」
「どういうことよ?」
「キョン兄もモテるけど、涼宮さんはさらに多いよ」
「知らないわよ、キョン以外には興味ないし」
「オォー」
「羨ましいことですね」
「………」

そんなことを話してたら、キョンが帰ってきた。
929SS違った出会いかた:2009/11/05(木) 18:11:08 ID:PjVZolxh
文芸部の謎

「おう、お前たち来てたのか」
「遅いわよ、キョン」
「しょうがないだろ」
「で、パソコン直ったの?」
「駄目だな、コンピ研に修理を頼むことにしたが多分無理だろうな」
「困りましたね」
「キョン君、どうしようか?」
「とりあえずはコンピ研に借りたノートパソコンで良いが、直らない時は新しいの買うしかないか」
「そんなお金あるの?」
「有るんだよこれが、江美里のお陰で」
「どういうこと?」
「フフフ〜私、生徒会と少し関係がありまして、文芸部は他の部活動より少し多めに部費を貰えるんです」
「………凄いですね」
「まあ〜江美里のお陰で文芸部も存続してるわけだしな」
「そうだね、江美里ちゃんには本当に感謝してます」
「ふぅ〜ありがと、キョンさん、長門さん」
なんなの?
「ねぇ〜涼子、江美里さんって何者なの?」
「私達、兄弟の昔馴染みで有希さんの親友かな。今の文芸部を作るのにキョン兄と有希さんを助けたんだって聞いたわ」
「……凄い気になる」

「とりあえずは、借り物で我慢だな」
キョンはそう言うと、眼鏡を掛けてパソコンに向かいだした。

「そういえば、なんでキョンだけパソコン使ってるの」
「有希さんと江美里さんはどうしてるんですか?」
「私と長門さんは手書きで一度作ってから、パソコンを使うんです。でも、キョンさんは考えながらパソコンを打つんですよね」
「成る程ね、納得」
「でも、人数も増えたことですから、そろそろもう一台欲しいですね」
「確かにそうだが、もう一台買う金は、流石にないぞ」
「困りましたね」
「まあ〜まずは新しいパソコンを一台買わないとな、話しはそっからだ。今度の休みにでも、皆で買いに行くぞ」
「私、ちょっと長門さんと用事がありまして、無理そうですね。涼子さんも確か用事があると言ってましたよね?」
「ごめんなさい」
眼が………
「そ、そうなの、用事があったわ」
「皆、忙しいのか、ハルヒはどうだ?」
「……何もないわよ」
「じゃあ、今度の休みは二人で買い物行くか?」
「……うん、行く」

「バレバレだけど良いお膳立てでした」
「成功かな?」
「少なくとも、キョン兄にはバレてないみたい」

「楽しみか?」
「当たり前よ」
「……そうか」
そう言ってキョンは、あたしの頭を優しく撫でてくれた。楽しみ

続きます。
930コンピ研部員:2009/11/05(木) 18:21:39 ID:mO4xWzsz
>922
自分のPTはこんな感じw

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org332878.jpg
931名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 18:28:42 ID:Co02YI1S
エルミナージュだっけ。もう出てたのか。
932名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 18:41:45 ID:blHx5DyN
クリスさんの描くハルヒの足が好きだなとまた思わされた
あの形が好きだ
933名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 20:20:23 ID:YYSMA5Wa
仕事もクビになり何にもやる気を無くして
学生時代の自分を揉み消しながら寝転がる25歳ハルヒ
934名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 20:25:11 ID:so2I78tV
>>930
さあ、チョココロネの在庫を∞にする作業に取り掛かるんだ。
935名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 21:54:35 ID:knEiYPYe
>>933
ハルヒがそうなるとは考えにくいが、だらけたハルヒは何故か想像が付く
まぁそうなったら永久就職すれば良い。
936名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 22:18:34 ID:pQR/xAjm
たれハルヒ、ですね。分かります。
937名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 23:18:09 ID:l51vB2Vd
ハルヒおやすみ
938名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 23:18:56 ID:dG++Z7FA
キョンの上でたれています
939名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 23:20:22 ID:5sXailMm
規制三ヶ月コースktkl
これからは携帯でハルヒを愛でていくか……
940名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 23:55:15 ID:IOKO0bJW
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
941名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 00:12:31 ID:LPDRnphc
賞金1000万を勝ち取るべく鉄骨を渡るハルヒ
942名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 02:39:12 ID:SXXzwliQ
>だらけたハルヒは何故か想像が付く
俺もだ……もうコタツで丸まってるハルヒをもふもふしたい
943名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 05:48:10 ID:O+YJqrkX
キョン宅でシャミと一緒に丸まってるんだな。
944名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 07:41:57 ID:F4SGe/q6
部室の机の上でだらけていたらなぜかキョンとデートすることに!
945名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 09:57:50 ID:4VrnUR7N
キョンがポニテ好きって知って、速攻でポニテにするなんて好きって自覚あるんじゃないの?
どうなのハルヒちゃん?
946名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 10:02:13 ID:KoZiLJy8
>>942>>943 頂きます

ハルヒ「あ〜あったか〜い」ゴロゴロ
キョン「…我が家のようにくつろいでるなお前」
ハルヒ「いいじゃないの、寒いんだし ね〜シャミセン」ゴロゴロ
シャミセン「ニャーオ」ゴロゴロ
キョン「…まあお袋も買い物行ってて1人だったからな」
キョン「(それにしても…)」
ハルヒ「シャミセ〜ン♪」ギュ
シャミセン「ニャー」
キョン「(どっちも猫だな…)」
キョン「…」スッ
   ギュッ
ハルヒ「!?な、何?」
キョン「いや…なんか丸くなってるお前を見てたら…」
ハルヒ「もー…しょうがないんだから…」
キョン「…ハルヒ」ギュッ
ハルヒ「えへへ…」
妹「シャミ〜おやつだよ〜」ガチャ
ハルヒ「あ…」
キョン「(しまった…コイツは居たんだっけ!)」
妹「あ〜キョンくんとハルにゃんがイチャイチャしてる〜」
キョン「イチャイチャて…」
ハルヒ「ち、違うのよ妹ちゃん!」
シャミセン「ナーオ」

「シャミセンを抱きしめるハルヒ、ハルヒ抱きしめるキョン」を勝手に妄想した
947名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 10:22:32 ID:SXXzwliQ
俺ももふもふ装備した暖かハルヒをぎゅっとしたいぜええええ
948名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 12:55:33 ID:4VrnUR7N
いっちゃん「2年5組窓際後方から桃色空間が発生し始めました。
これまでにない規模です。ものすごい速度で拡大しているとのことです」
949名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 13:30:35 ID:jMpiDJ3G
教室かよぉぉぉ!?
950名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 15:58:25 ID:iD8OhjEb
教室で何やってんのかね〜
(゜∀゜)ニヤニヤ
951名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 16:48:18 ID:/roYtfg0
ツッコミに吹いた
教室はねーよwww
952名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 16:49:31 ID:SXXzwliQ
ハルヒともふもふしたいとか思ってたらなに今日の気温……ちょっと暖かいじゃないか
953名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 19:11:22 ID:jMpiDJ3G
ハルヒのふともも暖かいなり
954名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 19:14:02 ID:5/tcw2ps
キョンの腕枕でうたた寝するハルヒ
955SS:ハルヒと親父ーかなしいうた(1/2):2009/11/06(金) 19:37:42 ID:yFL9NdV1
親父書きです。オリキャラありです。お嫌いな方、回避願います。2レスほど消費します。
======

母さん:ハル、考えごと?
ハルヒ:うん。
母さん:昨日はキョン君とデートだったんでしょ?
ハルヒ:デートじゃないわ。二人で出掛けて、街の中歩いたり、買い物したり、帰りにちょっ
とカラオケに行っただけよ。
母さん:それにしては、浮かない顔ね。かといって悩んでるわけでもなさそうだし。
ハルヒ:だから、まさに「考えごと」よ。
母さん:そうなの?
ハルヒ:キョンってあんまり歌がうまくないの。音痴って訳じゃないけど、淡々としすぎ
てるというか、情感がこもってないっていうか。ついでにレパートリーもそんなに多くな
くって、いつも決まって歌う曲があるの。それを、いつものように、昨日も歌ったんだけ
どね。
母さん:ええ、それで?
ハルヒ:ううん、昨日はそれだけ。何かあったのはさっきよ。めったに聞かないラジオを
つけたら、昨日、キョンが歌った歌が流れてきたの。本物のが。曲も歌詞も自分で書く人
みたいね。ものすごく悲しい歌だった。絞りだすようなかすれ声で、それこそ切々と歌い
上げるバラードでね。
母さん:さすがにキョン君にそこまで要求できないわね。
ハルヒ:当たり前よ! そんなこと思ったんじゃないわ。そうじゃなくて、あいつがその
歌を歌いだしたのが何時からなのか、思い出したの。あいつは、その、つまり、表現力が
乏しいから、さすがのあたしも気付かなかったけど、あんな歌を歌いたくなるような何か
があったかもしれないじゃない? あいつは、そういうことは、ちっとも話さないから。
それからずっと、あいつはその歌を歌ってるのに、あたしはほんのついさっきまで、気が
付かなかったわ。……考えすぎだと自分でも思うけど、そういうことをつらつら考えてい
た訳。母さんに話せて、少しはすっとしたわ。はい、おわり、おしまい。母さん、なんか
用事ない? ちょっと気分切り替えたいから、体を使うことだと助かるけど。
母さん:そうねえ。外に出掛けるのは構わないのね? じゃあ、ちょっと「おつかい」に
行ってもらおうかしら。
ハルヒ:いいわよ。何を買って来るの?
母さん:ううん、逆。届けものをお願いするわ。ちょっと待ってて。
ハルヒ:もう夕方だけど、いいの? こんな時間に行って。
母さん:大丈夫、電話しておくから。はい、これ。
ハルヒ:こないだ作ってたジャム? パテとかペースト作ってる、あのおばあちゃんに?
母さん:あの方には母さんがもう持って行ったわ。はい、メッセージカードの伝言付き。
このあて先へお願いね。
ハルヒ:って、これ、キョンのお母さんじゃないの!
母さん:さしあげるって約束してたの、すっかり忘れてて、ごめんね、ハル。
ハルヒ:絶対うそだ。母さんが忘れるなんてあり得ない。
母さん:ちょっと疲れてたのかしら?
ハルヒ:うー、分かったわよ、行ってくるわよ!
母さん:お夕飯誘われたら、断らなくていいわよ。ちゃんと電話しておくから。
ハルヒ:どういう電話よ、それ? 非常識にもほどがあるわ!
母さん:ハルがいうと説得的ね。
ハルヒ:うー、わかったわよ、もう!
956SS:ハルヒと親父ーかなしいうた(2/2):2009/11/06(金) 19:38:34 ID:yFL9NdV1
 ● ● ●

ハルヒ:で、なんで、あんたがそんなところにいるのよ?
キョン:こっちのセリフだ。いや、用件は電話があったんで知ってるけどな。
ハルヒ:あんたんちは、いつも客が来るのを、玄関の前で立って待ってんの?衛兵みたい
に。
キョン:これくらい経ったら、玄関から外に出てくれ、と言われたんだ。
ハルヒ:うー、予言者か、うちの母さんは? まあ、いいわ。ここで、あんたにジャムを
渡せば、上がらなくても済むし、「おつかい」も完遂ね。
キョン:いや、ダメだと思うぞ。
ハルヒ:なんでよ?夕食が用意してあるなんてのは無しだからね。
キョン:ああ、俺たち以外の分は、な。
ハルヒ:どういうこと? いとこの結婚式なんてベタなネタ、使ったら殴るわよ。
キョン:うちの家族は、おまえの母さんが差し向けた黒塗りのタクシーに乗って出掛けた。
本気の夕食(ディナー)を御馳走してくださるそうだ、おまえんちで。
ハルヒ:は、はあ!?
キョン:俺が預かってるメッセージは、次ので全部だ。「ハル、メッセージ・カードの中
を読んでね。くれぐれも声は出さないように。」だそうだ。
ハルヒ:……ば、ばかあ!!こんなこと、く、口に出して言えないわよ!
キョン:なんて書いてあるんだ?
ハルヒ:み、見るなあ!! あんたは駄目。絶対。あんただけには言えない。これは墓ま
で持ってくわ。それから、あんたより一日だけでも長生きするから、そのつもりでいなさ
い!! いいわね、絶対だからね!
957名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 19:50:11 ID:wVfZ17C/
>>953
暖か稲荷?にみえた
958名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 19:52:16 ID:iT1eItbs
キョン「残念、それは私のお稲荷さんだ」
959SS:Indian Summer 1/2:2009/11/06(金) 19:54:01 ID:rhHX6eCx
 昼休みを告げるチャイムの音の後、俺は谷口や国木田に声を掛けることもなしに、一人でさっさと教室から抜け出した。
 一応、昼飯用にあらかじめ買っておいた惣菜パンはあったのだが、なんとなく食欲もないので手ぶらのままである。
 そういえば、その昔『くうねるあそぶ』なんてキャッチコピーのCMがあったらしいな。
 まあ、俺たちが生まれる以前のことなどはどうでもいいのだが――さっきまでの教師の呪文攻撃による睡魔はどこかに行っちまったようで、かといって遊ぶ元気なんてものがないことも今更言うまでもない。
 正直、目的の場所なんてない。午後の授業をサボるつもりでもないし、ただ何かに導かれるようにフラフラと屋上に辿り着く。
 ここ数日、急に冷え込んで、やれ木枯らし一号がどうの、とかニュースでやってたような気もしたが、何故かこの日は陽気が戻ったみたいで、柔らかな陽射しが心地よかった。
 となれば、この屋上はまさに絶好の日向ぼっこスポットってなわけで……、
「何であんたがここに来んのよ」
 ハルヒは、そんなに大きくない声で、しかしハッキリとした口調で俺を威嚇するように言い放った。
 まあ、お約束の展開なのかも知れん。しかし、こういった快適な場所にいち早く陣取っている辺り、嗅覚が利くというか、まるで猫並みだな。うちのシャミセンといい勝負が出来そうだ。
「なにニヤついてんのよ、気味が悪いったらありゃしない」
「お前こそ、さっきの授業フケてたろ。こんなとこでずっとサボってやがったのか?」
「違うわよ。なんだか気分がよくなかったから保健室に行ってただけだもん。一応は正当な理由でしょ?」
 ベッドで寝てるのに飽きてすぐに抜け出したであろうことは想像だに難くない。しかし、珍しくこいつが朝からずっと黙ってたのは、そういう理由だったのか、なるほどね。
「で?」
「……で?」
「だから、どうしてキョンがここに来なくちゃいけないわけ?」
 いや、特に理由なんぞないんだが、かといって屋上に来るのを誰かに禁じられるなんてことは……まあ、そういうことを言いそうな輩はハルヒ以外思いつかない。
「俺が着たら何かマズイことでもあるのか?」
「……別に」
 そのまま口元を尖らせて黙りこんだハルヒ。俺はそれを許可のサインだと勝手に受け取って、ハルヒの座っている傍に寝転んだ。
 朝からずっと日光を浴びていた床面が背中を暖めてくれる。風もほとんどなく、昼寝にはもってこいなのかも知れん。
「…………」
「…………」

 しばらくの沈黙。

 そもそもいつもなら喧しい程に喋り捲っているイメージしかないハルヒなのだが、こうも黙っていられると実に妙だ。なんというか、この間が耐え難い。
 何か俺から話題でも振るべきか? しかし一体何を話す? ううむ……。仕方ない、適当にお茶を濁すか。
「そういえばハルヒ、さっき英語の小テストが返って来てたぞ」
「あっそ。……あんた、何点だったのよ? まあ、大方予想はつくけどね」
 なら訊くなよ。っつーか、確かに酷い結果だったのは認めざるを得ないので、反論の余地がない、くっ。
「しかしお前は惜しかったな、あと少しで満点だったみたいだけど、一箇所△がついてたぞ」
「えっ、どこ?」
 何だったっけな……そうそう、確かIndian summerの最初の「I」が小文字だったとか、そんなやつだな。
「なんだ、そんなことだったの。あーあ、勿体無いわね」
 ハルヒは科白とは裏腹にあまり悔しそうな素振りを見せる様子もない。
「しかし、何で『小春日和』が『インディアン・サマー』なんだ? わけが解らんぞ」
「慣用句に文句つける暇があるんだったら、あんたは少しでもいろんな表現を暗記すべきだと思うわよ」
 こいつは、こういうときだけ正論で責めてくるから始末に負えん。
「ところでキョン、あんた『小春日和』が春頃のことだと勘違いしてるんじゃないでしょうね?」
「なんだ、違うのか?」
 ハルヒはまるで出来の悪い息子に呆れる母親のような表情で、
「あのね、キョン。『小春日和』はちょうど今日みたいな晩秋の穏やかな暖かい日のことを言うの。俳句では冬の季語だってこの前授業でも言ってたじゃないの」
 すまん母さん、全く記憶にないんだが。
「誰が母さんか! ……まあ、あんたのことだからどうせ居眠りでもしてたんでしょそんな風に、普段が普段だから試験のときに泣きを見るのよ。解ってんの?」
 ぐうの音も出ないとはまさにこのことだ。

「……はあ」
 おいおい、そんなに絶望的なぐらいに深刻そうに嘆息せんでもいいだろうに。まあ俺がバカなのは今に始まったことじゃないし、正直自分でもどうかと思うときもあるけどな。
960SS:Indian Summer 2/2:2009/11/06(金) 19:54:42 ID:rhHX6eCx
「違うわよ、バカキョン」
 ハルヒは正面を見据えたまま、つまり俺の方を一瞥することもなく、ポツポツと語り始めた。
「最近、みくるちゃんが部室に顔出してくれなくなっちゃったじゃない。そりゃまあ、みくるちゃんは三年生だし、色々と忙しいだろうし……解ってはいるんだけど、でも――なんだかつまんないじゃない」
 確かに、気持ちは解らんでもないが、そもそも朝比奈さんはあと数ヶ月で卒業しちまうんだしな。
「それなのよ、それっ! まあ、卒業生ってことで来年度もみくるちゃんにはSOS団の活動に毎日参加してもらうつもりではいるんだけど、問題はみくるちゃんが遠くの大学に行っちゃった場合、どうしたらいいと思う?」
 ちょっと待て、朝比奈さんご本人のいない場で何か勝手に色々と決めようとしてるのはひとまず忘れるとして、ハルヒ、お前まだ朝比奈さんの進路を教えてもらってなかったのか?
「だって……なんとなく気が引けるじゃない」
 何だかものすごく意外だ。
「ああ、もう、それはおいといて、有希よ、有希! だからあの時、あたしは絶対いやだって言ったのに」
 急に話が飛ぶな。てか、いきなりテンション上がってないか、お前。一体何だ? 長門がどうした?
「どうもこうもないわ。コンピ研の連中、有希が大人しいのをいいことに、ここんとこずっと呼び出してばっかりなんだから。有希は元々はSOS団の団員なのよ。それが昨日も、一昨日もずっとあっちに篭りっきりでほとんどこっちに来られないなんて!」
 なるほど、そういえば新型OSの発表がどうとかで、コンピ研が今あるマシンをリプレースするとかしないとか聞いたような気が。それとハルヒ、長門は元々は文芸部員だからな、念のため。
「一々細かいわねえ。とにかく、みくるちゃんだけじゃなくて有希まで留守なのよ。あたしにどうしろっての?」
 さあな? つーか、どうもハルヒはいつもの気晴らし相手になってくれる朝比奈さんが来られなくなって、ではその代わりに、と考えた長門まで不在であるためにフラストレーションを溜め込んでいる模様だ。
「おまけに昨日は古泉くんまで『バイトがあるのでお先に失礼します』って早退しちゃったし。みんなどうしちゃったのよ?」
 あー、そのバイトは多分ハルヒ、お前が原因だぞ、なんてことを明かすわけにもいかない。やれやれ。
「ところでな、ハルヒ。今日はちょっとした報告があるんだが……」
「……なによ? それよりも、あんた、妹ちゃんの具合はどうなってるの?」

 そうなのだ。
 数日前から俺の妹が熱を出して寝込んでしまっていたのだ。それだけでなく、親父もお袋もこういうときに限って、間の悪いことに商店街の福引で偶然ゲットした温泉旅行なんてものに出かけてやがったのだ。
 というわけで、仕方なく妹の世話をしなければならない俺は、数日SOS団の活動を休止して放課後は我が家にとんぼ返りということを渋々ながら団長様に許可いただいていたというわけだったのだ。
 当初はハルヒ自ら俺の家に乗り込みかねない勢いだったのだが、昨今の新型インフルエンザ大流行ということを考慮して、畏れ多くも団長様の身に何かあっては一大事、という判断で今回は自重してもらった。
 実際、妹がインフルエンザに罹患しているのなら。俺を通じての感染の心配もあるのだが、まあそこはそれということで。
「で、どうなのよ?」
「ああ、実は昨日の晩に予定を切り上げて親が帰ってきちまってな。俺はお役御免だ」
「じゃあ、あんたは今日の放課後は……」
「予定より早く、復帰ってことになるかな」
「……ふん、まあいいわ。でも今までサボったツケは大きいわよ。覚悟しなさい、キョン」
 そっぽを向いたままハルヒは早口で捲し立てた。へいへい、何でも命令しやがれってんだコンチクショウめ。

「…………」
「うん、どうしたのよキョン、なにかあたしに言いたいことでもあるわけ?」
「いや、その……なんだ」
「もう、じれったいわね。言いたいことがあるならハッキリ言いなさいって前にも言ってあるでしょ!」
「ああ、じゃあ解った。ハルヒ、ずっと前から一度は言わなきゃならんと思ってたことなんだが」
「な……なによ一体?」

「……お前のその座り方、正面から見るとスカートの中が丸見えだぞ」

「……っ!」









 ………
 ……
 …


「おいキョン、てめーどこ行ってやがったんだ……って、何だその顔? どうしたんだ?」
「……どうみても、上履きの跡だよね、あのギザギザって」


(※惣菜パンは団長様が一つ残らず美味しくいただきました)
961名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 20:05:43 ID:rhHX6eCx
次スレ
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その120
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1257505321/


ついでだけど久々にラクガキ貼ってみるテスト
ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u51849.png
962名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 20:19:19 ID:jMpiDJ3G
>>956
一体なんてメッセージがw
母のことだから勝負よ!とか書いてあったんだろうか

>>961
GJ&乙!
ラクガキのひと久しぶり。相変わらずのクオリティですなぁ。
963名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 20:55:39 ID:ThjrI6Rm
わたしの〜お墓の〜前で〜
964名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 21:05:50 ID:ayfUE1WP
>>961
乙!そしてGJ!
965SSハルヒ25:2009/11/06(金) 21:51:28 ID:y3vCCn/w
「ハル、掃除の邪魔よ」
「良いじゃない、休みなんだから」
「何言ってんの、あんたはずっと休みでしょうが、仕事も勝手に辞めちゃうし、毎日、家でぐうたらして、ハルも、もう二十五でしょ新しい仕事を探すか、結婚しなさい」
「うるさいわね〜それくらいわかってるわよ」
「とにかく、邪魔よハローワークでもなんでも良いから、行ってきなさい」
「ハイハイ」
で、ハローワークに来ましたが、
どんだけ、混んでるのよカオスよカオス、三時間待ち、ハァ〜嘗めてるわねバカバカしい、マン喫でも行こ
なんでないのよ、ドカベンプロ野球編27巻、誰か、続きを〜
腹立つわね、寝よ〜
グゥ〜グゥ〜

…………………お……ハ…ヒ…ルヒ………起きろ……ハルヒ……おい、起きろって
うぅ〜ん何よ
「もう皆、帰っちまったぞ」
「俺らも帰るぞハルヒ」
「キョン?なんであんたが」
「居ちゃ悪いかよ、元はお前が連れて来たんだろうが」
「あたし、確かマン喫に居たはずなのに」
「ハァ〜何を寝ぼけてんだ、此処は部室だろうが、お前が作ったSOS団のな」
「夢?」
「ネットしてたら、寝ちまってたんだろ、しっかりしてくれよな団長様」
「うるさいわね〜雑用の癖に」
「雑用だから、待ってたんだぞ、さっさと準備しないと、置いて帰るぞ」
「わかってるわよ」
キョンが手を差し出す、あたしはそっとその手を取る「あたし、夢を見てたの」
「マンガ喫茶に居る夢か?」
「違うわよ、ちょっと合ってるけど、二十五才になってるあたしの夢よ」
「………どんな夢だったんだ?」
「仕事辞めて、結婚もせずに家でごろごろしてた」
「随分、現実的だな」
「あたしにはあんな、未来が待ってるのかしら」
「所詮、夢だろ」
「でも………」
「大丈夫だ」
優しく抱きしめる
「そうなったら、俺の所に来ればいい」
「永久就職?」
「そう言うことだ」
「それも、ありかな、でも心配ね」
「何がだ?」
「あたしの旦那様なら、しっかり稼いで貰わないと」
「……さいですか」
「まずは良い大学に入って、良い仕事に就いて貰わないと」
「……随分、展開が速いな」
「そうと決まれば、早速あんたの家で勉強よ勉強」
「ハイハイ」
「あたし達の未来は明るいわよ、ね…キョン」
「やれやれ、そうだな」
966名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 22:02:45 ID:7QGb2eIp
第三部 -完-


GJ!
967名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 22:24:14 ID:5FgsueQt
今日は個人的にスナイパーツッコミが多いぜ……何回吹いたことか

>>961
乙ッ!

968名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 23:12:27 ID:6s2UFGLY
>>961
おかずパンと引き換えにオカズパンt
969名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 23:35:50 ID:5FgsueQt

       ペチ  ☆
 ( o・-・)っ―[] /
[ ̄ ̄ ̄] (・∀・)>>968
970名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 23:50:11 ID:hiH40KWQ
おおー。まだ規制中だがみんな乙!!
971名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 23:51:55 ID:Xim+3RjL
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
972名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 23:52:11 ID:4VrnUR7N
>>956
>>961
>>965
みなさん乙っす〜
973名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 23:59:56 ID:cB22cMG3
やっと規制解除された。
SS読んでて思ったことなんだけどキョンといちゃいちゃしてるハルヒにはニヤニヤできるんだけど
キョン以外の男とイチャイチャしてるSSを読むとすげー腹が立つ。
なぜだろう、なぜだろう、、
974名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 00:05:34 ID:2vx9/Kv+
キョン乙
975名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 00:09:45 ID:AVI7rGAJ
谷口「おい、キョン。涼宮がおまえのこと探してたぞ」
973「すまん、規制されていたんだ。あと俺はキョンじゃなくて973だ」
976名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 00:26:55 ID:Klx9mqiv
>>975
深夜では紹介する病院が少なくて困る
977名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 00:26:59 ID:+XCCo86t
>>973
中古同人は中が確認出来ないから恐いぞw
978名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 00:27:02 ID:nu2LuxxC
>>973
俺もだぜ
979SS手慣れた二人:2009/11/07(土) 01:25:33 ID:2U9u6zN2
うぅ〜寒い、寒い
朝はやっぱり冷えるな、こたつが俺を待ってるぜ、冬休み、両親が旅行に行っちまったので、何かと面倒だが、だらだら出来るのは素直に嬉しいな
こたつ〜こたつ、うん?
「おはようキョン、妹ちゃんは出かけたわよ」
「なんで、お前が家に居るんだハルヒ、不法侵入か」
「失礼ね、ちゃんと鍵を持ってるわよ」
「なんで、お前が我が家の鍵を持ってるんだ。古泉に頼んで勝手に造らせたのか?」
「そんな訳ないじゃない、お母様から預かったのよ、キョンがダラダラしないように見張っててねって」
「いらんことを」
「と、言う訳で今日から、この家に泊まりこんで、あんたを見張ってやるから」
「ハァ〜やれやれ」
「シャミ〜こっちに来なさい」
「ニャー」
すりすり
「ハ〜」
「コーヒー飲むか?」
「よろしく」
随分馴れているな〜と思ってるだろ、正解だ。ハルヒはもう何度も家に泊まりに来てるんだよ、家族もハルヒのことを随分気に入ってるみたいで、早く結婚しろとか訳のわからんことをほざいていた。法律を変えるきか
「ハァ〜暖かい」
「確かに」
「夜はあたしが作るとして、お昼ご飯はどうする?妹ちゃんはいらないって言ってたけど」
「ハルヒの料理は夜まで待つことにするか、駅前に安い洋食屋ができてたから、そこに行ってみるか?」
「決定ね」

ハルヒが俺の横に……
「キョン〜」
昼まで、まだ若干時間があるので……もふもふタイムに入ることにする。終わりだ解散してくれ……………
「どうやら私は邪魔なようだな、ニャ〜ゴ」
980名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 01:29:34 ID:0pzH9b5k
ハルヒのまんこ舐めたい
981名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 01:58:15 ID:A5cYZqFa
キョンの長く伸びた髪を後ろの席からいじるハルヒ
982名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 01:59:54 ID:nu2LuxxC
>>979

キョンが入院してる時、3日も泊まり込んでたら1回くらいキョン親に会ってそうだよな。
983名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 02:31:48 ID:6zs8I6iI
最初の一日目で会ってるんじゃないか?
いったいどんなイイワケをしたのやら……(*´Д`)
984名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 02:33:50 ID:QduPGvNW
籠の中のみかんに次々とミカン星人の顔を描いていくハルヒとそれらを容赦なく喰らうキョン
985名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 02:35:09 ID:FNnhbjr4
ウゴウゴルーガw
986名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 04:14:57 ID:bjyZyPeS
親父書きの人が現れてからこのスレのSSの質が極端に下がったね。
俺同様、オリキャラSSの無限投下に嫌気がさして離れていったひと
多いとおも。
987名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 06:50:02 ID:zRP1a+dd
>>983
この度は…からはじまって、付き添いは団長の責務だからとかいろいろ口上を述べたてるけど
キョン母からすれば「こんな可愛い子がうちのバカ息子に好意をもってくれてるなんて!」
という感想が大方だったと思うw
988名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 07:51:12 ID:fE9ntybi
>>973
俺もそうやって思うぞ
989名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 08:57:31 ID:5GlI8K1F
>>923-926
超常の存在を信じないが全力で探し求める猪突猛進の少女と、
超常の存在を信じるが探すのをあきらめたシニカルな少年。
違うようで根っこが同じ中二病気味の二人の微妙な掛け合いが
この物語の軸だろう。

最終的な落としどころが日常への軟着陸というのは動かせないにしても、
着陸後の、自己中全開ををそのままにドメスティックなルーティンに興じる
ヒロインに、物語上の魅力なんてあるのか?
990みかん大好き:2009/11/07(土) 09:02:32 ID:2U9u6zN2
「キョンー見てみなさい、こんなに団員が増えたわ、地位は皆、あんたと同じ雑用よ」
と言って、古泉が持ってきたみかんにいろいろな顔を書いて遊ぶハルヒ
「うん?もぐもぐ」
「ギョ〜ンーなんてことをするのよ」
みかんさん達がキョンの胃袋に次々投下されて……
みかんさん一号から四号がキョンの犠牲に
「酷い、酷いわよキョン、あんまりだわ、鬼畜よ鬼畜、人間とは思えない食いっぷりよ、この悪魔〜」
「ハイハイ、こっちおいで食べさせてやるから」
「………うん」
「ハイ、あ〜ん」
「パク〜もぐもぐ……甘くて美味しい」

「やれやれ、平和ですね」
「甘すぎです〜」
「もぐもぐ…………アホ」
991名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 09:02:52 ID:zRP1a+dd
>>989
>>923-926
キョンやSOS団を通して他人と関わることによって
まさにその自己中心的な孤独から解放されていっているってお話じゃんw
992名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 09:04:10 ID:Klx9mqiv
993名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 09:08:53 ID:KRWGOm0G
994名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 09:09:59 ID:2FUoxVcs
>>987
自分もそう思う。
でそれから特に目立った進展無いから、キョンは親から「で、その後どうなの?」とかしょっちゅう言われて
そう。
995名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 11:04:50 ID:Ln3IgTPN
996名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 11:33:14 ID:6zs8I6iI
997名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 11:47:37 ID:LtNnvZHJ
998名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 11:52:02 ID:5DcYpmPc
999名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 11:58:38 ID:kRe/yMD1

1000名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 11:59:27 ID:sxYfjPRo




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