【けいおん!】田井中聡はお寒いのが嫌い 地球3個目
田井中聡(たいなかさとし) (CV:伊藤実華)
りっちゃんの弟で、番外編「冬の日!」に登場したアニメオリジナルキャラクター。
姉とは、一緒に映画を見に行ったりする辺り、仲が良い様子。
ちなみに寒いのが苦手です。
__ ..-- 、.:一::フ___
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ーi::::::::| ,ィアマ 〃アミ:、 }::ハ}T´
ノァ:::::| 〈弋::;ノ 弋;::ノ 〉イ'::::/ソ
ハ::::ト ///// , ///// |:;.ヘ
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ソハ (._,) /≧/⌒丶、
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前スレ
【けいおん!】田井中聡は姉想いな弟 映画2本目
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1254589929/ 前々スレ
【けいおん!】田井中聡はお姉ちゃんっ子【弟】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1245987553/ 聡スレまとめwiki
http://www21.atwiki.jp/tainakasatoshi/
: : : : : :/ // `ヽ、: : : : : : : : :ヾー< | トヽ{|
: : : : :/ | ! ` ー--、;_;ノノ >ニ└'ノ|
: : : :/. | ! ヾ/: : : : : : :|
::: : :| | ! __|: : : :i: : : : :|
:::: :| ヾ、 __,,-=ニ´_ |: : : :|: : : : :| 優しさの中に強さを秘めた白夜の魔法使いが華麗に
>>4ゲット
:ト::::| ─--_、__ヽ ´〃/:::::::/ヾヽ | :/7ヽ: : : : | 草太は私のものよ、誰にも邪魔させないわ!
::| ヾ:|,イ{:::::(ヾ` / {∧:::>-} ナ´ ̄ ̄ヽ: : : : | いばらも赤ずきんもイラネ、1・2・3じゅ〜すぃ〜
:::|. |∧ 弋、:::;リヽ-─| 弋三シ/ ........ }: : : : |
.ヾ ||-ヽ --┘| ヽ | .:::::::::::::: |: : : : :
|ヽハ ノヽ `ー---‐┤::::::::::::::::::. |: : : : :
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|: : : ::::`ヽ、 ー ,/: .ヽ:::::::::::::::::.|,
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>>1ばら姫 寝起きが悪い?永眠してろwwww
赤
>>2きん 頭の中はお花畑ね、可哀相な子(^^;
>>3ドリヨン ババァが出る番組じゃねーんだよ!(プゲラ
りん
>>5 草太に相手にされないかわいそーな女(藁
ヴァ
>>6 狼族の末裔?犬の間違いでしょ(プゲラッチョ
>>7イトメアリアン 毎回毎回やられ役お疲れ様www
>>8ーメルン あたしを陰から守る?ストーカーとかやめてよね(プゲラ
>>9ュピ 喋れないの?メップルミップルの方がよかったなぁ(グリムプゲラー
グレー
>>10ル 裸エプロンでファンに媚び過ぎなんだよwwww
このスレでの登場人物
新庄剛:13話にて聡を鈴木んちに誘った友人
鈴木イチロー:13話にて聡と新庄が遊びにいった友人 純の弟
松坂大輔:学園祭の回で唯がぶつかった男
6 :
ssの楽園:2009/10/08(木) 17:59:57 ID:5MOK94P4
ここが新スレか〜
まだ人が少ないな
聡ぃぃぃぃぃぃ!!!
3スレ目おめでとうううううううう
-───-
,. ´: : : : : : : : : : : : : :.` .
. /: : : : : __: : ヽ: : : :、: : : : :,ヽ
/: : :,. ´____` .: : : ヽ: : : : :.',
. /j/,.. ´/: : /___ノ`',: :ヽ: : :. : ヽ: :',
/.:.レ'´≧=v'⌒´ ̄ ̄`'<ハ: : |: : :|: : :.',:.:i
i:.:.:.レ'´ __`', !:.:.:.|: : : :', L
|: : i / V:. :.:.|: : : : ヾ≧x、_,
|:|:.:.v─‐ 、 _ │ : ├ 、: : : :マ^¨´
|:|:. :.', 丶 ィ' 7テぅx }: } : ト ,′: 、: ',
|:|:.:.:. ', _, ヽトしfン / /: : レ':::\: :ヽ≧=-
| ',:.:.:. ∨ ̄` `¨´ /.イ: : :.:l:::::::::::ト、: |
jノヽ:. :. ',´´ ' ___ へ /' |: : :./: /\j jノ
┌ /´ハ: : ..、 V´ } /| : ∧/´ ̄ ̄`ヽ 聡ぃ〜 この勢いで3スレ目もカッ飛ばすぞッ!
ヽ ', { i: : : :> `ー‐′ イ ,': ∧ ┐´`,
}. V | : :/ !〉 __≧ェ≦ '´ ムイ ', ,′/. ',
___ノ ヽ. j/jノ 「r‐‐┐、\ / / _ノ .〈__ }
(____,` } __ │ {」_....人 {ヽ V \ / /__ ヽ /
( `¨¨¨_,. ′ j____`7ン /∧V/ (二¨¨¨゙ー'7¨´ 〉
. /{ 二 ィ7ヽ {/ ̄ 〃 y′/ ハ 、`ヽ ,′`Y
ト ト、___,ノ′} | ,' {{ / / ト}、ゝ ¨ イ {
', .\__/ { i,' 0 /´ ({,'`ー‐'´ ∧ /
ト、o ', ,' { / }`¨¨¨¨ ´ { {
| {o } { ∨O jl o ヽ}
ヽ ヽ { }. / 八 o il
{, 〉 { 0 / /. \ 〃
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. `¨´ |
9 :
聡]恥 3?:2009/10/09(金) 01:24:46 ID:yNSbvA8L
前スレの973の続き
僕の代わりにトラックに轢かれたもう1人の僕…
“次スレで待っていろ”と言われてココに来たが、彼は中々現れない
よく考えたらあの怪我で動ける訳がない!
と、その時…
(続く…あるいは、続けてダレカ)
前スレスマソ!田→井→・・・・に気付かなかったorz
では改めて
中
恥「まあ余り気にしないでくれ、それより聡の事を頼んだぜゲヘヘ…」
3スレきたかww
聡おめでとう聡
聡そろそろ寒くなってきたな
一緒に銭湯で暖まりたい
聡「いい湯〜だ〜な〜♪あははん」
前スレから続いてる未完結のSSって、「時をかける聡」を除けば「タイムカプセル」だけかな?
割り込んでもらっても構わないので、3スレ目SS第一号を投下したいと思う
聡が女装してけいおん!メンバーにばれずにいけるかの話とか、
聡がいじめられているのを見た澪の話とか、結構あるがなww
気にせず投下どうぞ
こんな時間にこんなにすぐ反応がw・・・どうもです。結構あったのねw
さて、最近未来の時間軸のSSが多かったから、自分でも聡や軽音部のみんな、
そして憂・和・さわ子などのそれぞれの将来を考えてみました
ちょっと長めの、二部構成です。ってなわけで第一部スタート!↓
十年後の姉弟
律「ほいさー!・・・・・・・・おおしよしよし。ラッキー、もっかいだ!それ、よいさー!」
晴れた日の午後、まだ空が青さを保っているころ、律は犬と遊んでいた。
律「もう一回いくか?それ!・・・・・・ん?あれ?聡?」
低めのフェンスの向こう側に弟の姿を確認した律は、近くへ歩み寄った。
聡「姉ちゃん、今日もやってるね。」
律「おお、聡!どうしたんだ?こんな時間に。」
一緒についてきた犬を撫でながら、ニッコリと律が言った。
聡「今日は午後が休みでさ。こっちに用事もあったしちょっと寄ってみようかな、って。」
律にフェンスの扉を開けてもらい、中に入る聡。
聡は背広を着て、ネクタイを締め、鞄を手にしている。
しゃがみ込んでラッキーを撫でてやると、聡は再び立ち上がり、フリスビーを投げた。
二人は芝生の上に座り込む。
律「最近の生徒の出来はどうだ?」
尻尾を千切れんばかりに振って走っていくラッキーを眺めながら、律が聞いた。
聡「まあまあかな。この前は硫酸を服にこぼした生徒が居たけど・・・・。」
律「うぇ、大丈夫だったのかよ、その子。」
聡「うん、大丈夫だった。服に穴開いちゃったけどね。」
律「そっか・・・・。」
律「それにしても、聡も立派になっちゃって・・・・。」
聡「何だよ、いきなり。」
律「いやさ、もうあれから十年だな〜って。」
聡「・・・・・そうだね。」
はるか上空で、真っ白な雲が青空の中をゆっくりと滑空する。眩しい。
律「父さんと母さんが死んだときは、本当にどうなることかと思ったぜ。」
律「でも、聡ももう高校化学の教師だもんな。こんなに一人前になっちゃって♪」
律「軽音部の皆もなんかどんどん高いところに行っちゃう感じだしな〜、いやあ〜、私はどう
すっかな〜。」
聡「せっかくだからもっと深刻そうに言えば?」
律「それが私のキャラか?」
聡「違う。」
律「即答かよ、おいw。」
ニヤッと笑ってみせる律。
律「でもまあ、何だかんだ言って、私はこの仕事が気に入ってるしな。」
律「ってあれ、ラッキーは?」
律はキョロキョロと辺りを見回した。
聡「さっき係りの人に誘導されて建物の中に入ってったよ。」
律「ああ、そうか・・・。」
涼しい微風が、二人の髪をなびかせた。
律「ラッキーはな、明日引き取られるんだ。」
律「いつかはこの日が来るって分かっていたはずなのに、やっぱり寂しくってな。」
聡「そっか・・・・・・」
沈黙。そして、
律「なあ聡。お前は・・・・・お前はどこへも行くなよな?」
自分のつま先を見つめながら、振り向かずに律が言った。
聡「行かないよ。」
すぐさま答えた聡に、律は思わず顔を上げる。
聡「どこへも行かないよ。」
微笑みながら聡が繰り返した。
律はキラキラと輝く満面の笑みを浮かべると、力いっぱい聡の背中を叩いた。
律「あったりまえだ!ハハ!お前がどこかへ行くはずがないよなぁ!
っていうか私が行かせな・・・・」
聡「・・・・その代わり、」
聡がさえぎった。
聡「姉ちゃんもどこへも行くなよ?約束だからな。」
律「・・・・・・・。」
律「ああ。そうだな。」
律「どこへも行かない。行かないぞ・・・・・・。」
照り輝く太陽が、いつもよりも少しだけ暖かく感じられた。
________
律「今度の週末、仕事仲間と北海道へ・・・・・」
聡「いきなり行っちゃうのかよw。」
終
第二部:それぞれの道
聡「ちょっと!姉ちゃんの所為で遅刻だよ!」
律「わ、わりぃわりぃ・・・・。」
二人は時計をチラチラと確認しながら、早歩きをしていた。
聡「ここかな?」
上品な喫茶店の前で立ち止まると、聡は看板を見上げた。確かにここだ。
律「なかなか高級そうだな。」
聡「だね。」
ドアを開けると、爽やかな鈴の音が店内に鳴り響いた。
店員「いらっしゃいませ。何名様ですか?」
聡「あ、ええと・・・・待ち合わせを・・・・・・」
店員「はい、田井中様・・・・ですね?皆さんあちらでお待ちです。」
店員が示した奥のほうのテーブルには、懐かしいメンバーが勢ぞろいしていた。
澪「遅いぞ、二人とも!みんなとっくに集まってるっていうのに。」
唯「私より遅れるなんて、ダメだよ〜。」
憂「お姉ちゃん、私が言うまで忘れてたじゃない。」
唯「アッハハ・・・そうだっけ?」
紬「いらっしゃい、二人とも、お久しぶりねー。」
梓「お久しぶりです!」
全員との挨拶を一通り済ませ、二人は席に付いた。
改めてまわりに座っている面々を眺めると、嬉しさと感動で胸が一杯になる。
律「いやあ、ゴメンゴメン。ちょっと準備に手間取ってなー。」
聡「だからもっと早く用意するように言ったのに・・・・、」
唯「りっちゃん相変わらずだね〜。私もだけど、テヘ。」
憂「お姉ちゃんは今のままでいいんだよ。律さんも聡君も変ってませんね〜。」
律「まあなw。」
唯「今も二人で暮らしてるの?」
聡「そうですよー。家事はほとんど僕の担当ですけど・・・・。」
律「失敬な!私だって晩御飯・・・・の後片付けくらいやるやい。」
軽く笑いが起こる。
聡「まあ、実際のところ晩御飯は時々作ってもらってますが。」
律「そうそう。」
聡「いっつもカレーかハンバーグで・・・・。」
律「それを言うなー!」
再び起きる笑い。
一口コーヒーをすすると、澪が向かいに座っている聡に問いかけた。
澪「どうだ、聡?生徒たちとは上手くやってるか?」
聡「まあまあかな。」
律「こいつ人懐っこいからなー。生徒たちの間じゃ人気者らしいぜ」
澪「そうなのか。でも逆に先生としてというより友達として好かれてたりとかw。」
聡「うう・・・・・・図星かも・・・・・・。」
聡「澪姉はどう?最近忙しいみたいだけど。」
澪「ああ、なんか最近裁判続きでな・・・・。」
唯「澪ちゃん弁護士さんだもんね〜。」
横から唯が会話に加わる。
唯「時間がない!っていつも言ってるよね。」
澪「うーん・・・悪いな、唯にばかり愚痴をこぼしてw。でもほんと、時間がないんだよな・・・・。」
憂「私も同じです。最近なかなか時間が取れなくて・・・・。」
律「憂ちゃんは大学病院勤務だっけ?小児科は大変らしいよね・・・・。」
憂「そうなんですよ・・・・。睡眠を削っての重労働です。でも、子供たちの命を
救えることぐらい素晴らしいことはないと思うんですよ!」
唯「そうだよね〜。子供たちってかーわいいよね〜。」
聡「唯さんちょっとレベルが・・・・・・。あ、でも『可愛い』と思うことも大切ですよね!」
唯「そうだよ〜。私もう、毎日子供たちと遊べて幸せだよ〜。」
澪「唯くらい幼稚園教諭が似合うやつも珍しいかもな。」
聡「そうですねw。」
唯「りっちゃんもワンちゃんの学校やってるんだよね?」
律「いや、学校って言うか・・・・。盲導犬の訓練所な。あと、私はトレーナーの
一人ってだけで別に私が経営してるわけじゃないぞ?」
唯「細かいことはいいんだよ。っていうかこれはりっちゃんの台詞でしょー。」
律「wwなんだよそれ!私だって細かいことに気を配ったりもするんだぞ?」
聡「犬の訓練だって地道な作業だもんね。」
律「そうそう、そうなんだよ。分かってるなぁ、弟よ。」
澪「でもこの前見に行ったら遊んでるだけだったぞ?」
律「な!そ、それも重要なプログラムの一環であって・・・・」
テーブルの奥のほうから発言があった。
紬「聡君はその後ピアノやってる?」
聡「あー、ちょっと時間がなくて・・・・。」
紬「そうなのー。実は私もよ。なかなかまとまった時間が取れなくて・・・・。」
律「私は結構ドラム叩いたりしてるけど。」
澪「お前は犬と戯れてるだけで時間余りすぎなんだ。」
唯「ハイハーイ!私も時々ギター弾くよ!」
澪「そうかそうか。いいなあ、お前たち暇で。」
律「ひ、暇って!一応これでも仕事してんだから。人を暇人扱いすんなよw」
澪「でもまあ、ムギや憂ちゃんに比べたら、私なんてまだ暇なほうなのかもな。」
紬「うーん・・・・悪いけど同意せざるを得ないわ・・・・。」
眉を逆さにして微笑みながら紬が言った
律「なんか随分大それたことやってるんだって?」
紬「大それた、って程でもないけど・・・・。琴吹グループの収益の75%を、
発展途上国の人々へ支援として提供しているの。」
律「な、75%!?」
紬「ええ・・・・。それで経営が傾き始めて・・・///」
律「ありゃー・・・・。でもなんかすごいな。世の社長なんて、自分の手にする
利益以外何も見えてないってのに。爪の垢を煎じて飲ませてやりたいぜ。」
紬「フフ。でもそんなことしたら軒並み倒産しちゃうわよ?」
律「あ、あははは・・・・・。」
聡「それにしても立派ですね。紬さんも勿論ですけど、皆さん本当に立派なこと
されてて・・・・・・尊敬します!」
律「そんなに褒めるなよ〜。」
聡「姉ちゃん以外。」
律「んだとコラァw!」
また笑いが起こる。
梓「フフフ・・・・。あ、でも、私もあんまり立派なことはしてないですよ・・・・?」
全員の目が梓へ向かった。
律「なあに言ってんだよ、梓。」
唯「そうだよ、あずにゃんがある意味一番立派だよ?」
澪「そうだな。梓だけが、私たちの大切な思い出、放課後ティータイムを
存続させてくれてるんだもんな。」
皆が口をそろえる。
梓「うーん、でも私はやっぱり、皆さんと一緒にバンドを組みたかったです。」
紬「そうね。あの頃は本当に楽しかったわね・・・。」
梓「最高でしたよ!そりゃ確かに今は、そこそこ有名に・・・」
律「『メチャクチャ有名に』の間違いだろw?」
梓「はいw。・・・・メチャクチャ有名になりましたけど、やっぱりあの頃のような
楽しさはもう味わえないんですよね・・・・。」
澪「そうなのか・・・・・。なんか悪いな。私たちが引っ張り込んでおいて。」
梓「いえ、そんなことはないですよ!」
両手を振ってみせる。
梓「楽しい思い出をたくさん作れましたし、それがあったからこそ、
私は今でもこうしてバンドを組んでいるんですよ。」
梓「あ、そうだ!」
そう言いながら軽く手を叩くと、梓は手提げ鞄の中から封筒を取り出した。
梓「この前お伝えしたとおり、今度武道館でライブをやるんですが、そのチケットです。」
律「おお!これが。」
紬「まあ、いいのかしら?」
唯「これVIPって書いてあるよ!」
澪「ほんとにいいのか?」
梓「いいんですよ。私にとっては、皆さんは Very Important People どころか
Most Important People なんですから。」
澪「いやあ、それにしても、ついに私たちの願いが叶うんだなぁ。」
唯「だね〜。夢は武道館!って言ってた頃が懐かしいよ。」
律「あん時はまさか本当に叶うとは思ってなかったぜw。」
聡「姉ちゃん、それを言っちゃダメだろw。」
梓「それから、聡君と、憂の分もあるんだけど・・・」
聡「あれ?いいの?」
梓「いいの。約束したでしょ?あの時。」
律「おいおい、何だよ約束って?」
聡「あいやいやいや・・・・別に大したことじゃ・・・・。」
澪「何だ何だ?気になるなw。」
梓「私たちがまだ高校生だった頃、約束したんですよ。もしいつか、
私がステージに立つ日が来たら、必ず最前列で見ててねって。」
律「そんな約束してたのかよー!幸せモンだなぁ、おいw。」
聡「む、昔の話だってば・・・・。」
梓「そうですね。昔の話です。でも約束は約束だから。」
梓「ところで憂は・・・・・」
梓は、チケットを眺めながら残念そうな表情をしている憂を振り返った。
憂「ごめんなさい!私この日は当直があって・・・・。」
梓「やっぱりダメか・・・・。まあそれじゃ仕方ないよね。」
憂「じゃあ私の分はさわ子先生にでも・・・。」
梓「あ、さわ子先生の分はもうあるよ。」
そういうと梓はもう一つ封筒を取り出した。
梓「郵送しようかと思って。まだ桜高に居るんですよね?」
律「だと思うぜ。未だに独身だし。」
梓「そうなんですか。まあ、そうじゃないかとは思いましたけど。」
憂「でもじゃあ、どうしようか。私の分のチケット。」
唯「和ちゃんはどうかな〜?誘ったらきっと来てくれると思うよ?」
澪「和か・・・・。声かけてみる価値はあるかもな。」
律「確か検事やってるんだったよな?」
澪「そうだぞ。ある意味私の敵だなw。」
聡「対決したこととかは?」
澪「ないな、幸いなことにw。まあ、私は刑事裁判にはあまり出ないってのもあるけど。」
聡「そっか。」
律「もし対決したら澪が負けそうだなw。」
澪「な、なんだよそれ?」
聡「澪姉がお人よしだってことだよ。」
澪「うう・・・・聡に言われたらオシマイだな。」
聡「ちょっと!」
その後も賑やかな会話は途絶えることなく続いた。
そうしてあっという間に時間は過ぎて行き、解散の時間となった。
帰り支度を終えた一行は店から出ようとしていた。
唯「今日はたーのしかったぁ!」
律「こうして集まるのなんて何年ぶりだったろうな。」
澪「そうだよな。連絡取ったり時々個別に会ったりはしてたけど、
全員集まったのは高校のとき以来じゃないか?」
紬「でも、また近いうちに集まれるわね。梓ちゃんのコンサートで。」
梓「そうですね。今から楽しみです!」
憂「私は行けないけど、みなさん楽しんできてくださいね。」
梓「残念だな〜、憂も行けたら良かったのに・・・。」
憂「そうだね。でも、今回が最後じゃないよね?またライブやってね。
今度はきっと行くから。」
梓「勿論!また武道館でやってやるです!よ。」
そういうと、梓はガッツポーズをしてみせる。この日最後の笑いが起きた。
聡「それじゃ皆さん、またライブのときに。」
澪「じゃあな。」
唯「まったね〜。」
紬「ライブ、頑張ってね。」
律「『夢の武道館』、楽しみにしてっぞ?」
憂「なんか私だけちょっと寂しいな・・・。次は絶対行くからね。」
梓「ありがと。それじゃあね。」
少し歩いて、梓が振り返る。
梓「武道館ライブ、きっと成功させて見せますから!」
一同「オウ!」
それぞれの帰路につき、律と聡は電車に揺られていた。
律「みんな、変ってなかったな。」
聡「そうだね。」
律「でも、それぞれの道をしっかり進んでた。」
聡「だね。」
律「私たちも・・・・・ちゃんと進んでるんだよな?」
聡「・・・・・」
聡「もっちろん!」
ニッコリと笑いなら聡が答えた。
これから十年後、そしてそのさらに十年後も、皆が変らず平和に暮らし続けていられますように・・・・・。
律は夕空に輝き始めた一番星を見上げながら、小さく囁いた。
________
その日の夜。
律「新メニューに挑戦した!」
聡「へえ!すごい!」
律「ジャーン!」
聡「・・・・・・・・・・ハンバーグカレー?」
律「そう。どうだ?」
聡「・・・・・・・・・・美味しそう・・・・」
律「だろ?」
聡「・・・けどこれは新メニューじゃない。」
律「やっぱし。」
終
長々とありがとうございました。23レスも使っちった、テヘペロ
設定に関する補足が一つだけ。
以前あったVIPスレで、ゲームセンターで告白を叫びあっちゃう聡梓の話が
あまりに可愛かったのでw取り込んでみました。ただし、梓が高校卒業すると
同時に「恋人」ではなく「親友」になった設定です。やっぱ聡には律しか(ry
乙かレインボー
さとあずとさとういもっと増えろ〜
乙カレーハンバーグ
聡はりっちゃんの手料理が食べられてイイナ-
乙カレー少なめ!ライスたっぷり!
おもしろかったよ
やっぱ聡には律ちゃんですよn(ry
45 :
肉体:2009/10/11(日) 07:59:27 ID:zttcWNjW
前スレに投下したssを大幅に加筆修正しました
まとめwikiにうpするので、よかったら読んで下さいm(_ _)m
>>45 携帯から編集できないーーーッ!!
済みませんでした、いずれ何とかします…
初めて聡律前提じゃない他カップリング書いてみた
聡唯でー
その1
唯「じゃあ遅くまでお邪魔しました〜」
律「おう、気をつけて帰れよ」
田井中家の玄関先。
今日は珍しく唯だけが遊びに来ていた。
聡はリュックを背負って階段を下りていく。
律「あれ??聡、こんな時間からどっか行くのか?」
聡「ちょっと新庄んち」
律「あんま遅くなんなよ。ご飯は?」
聡「ん〜、そんな遅くならないから大丈夫」
律「そっか、了解」
唯「気をつけてね〜」
聡は靴のつま先をトントンとすると、
唯に軽く頭を下げて玄関の戸を開けた。
律「あ、ちょっとまった!」
聡「え、なに??」
律「確か新庄君ちって途中まで唯と同じ方向だろ?こんな時間だしちょっと唯途中まで送ってやってよ」
聡「えっ?」
その2
聡は思わず眉をしかめた。
実は正直なところ、聡はあまり唯が得意ではなかった。…というか少々苦手だった。
決して嫌っているとかではないのだが。
(…ていうか、そうじゃなくても女の子と二人っきりとか普通に緊張するしイヤだ)
唯「別にひとりで大丈夫だよ?弟君困らせちゃダメだよりっちゃんー」
律「あっ、こら、唯」
唯「じゃあお邪魔しました〜」
唯が聡の横をすり抜けて行く。
その顔は笑顔だけど…
聡「あ、待って」
唯「…ほえ?」
聡「ほんと、途中までになっちゃっていいなら送ってく、けど……それでもいい?」
唯はきょとんとした。
唯「ありがとお」
律「んじゃあ聡、唯をよろしくな」
その3
外は雪が積もっている。
二人ざくざくとその中を歩いていく。
聡「さっぶ…」
唯「う〜〜、さぶいねぇ」
聡「俺、冬はやっぱ苦手だわ…」
唯「聡君は冬がきらいなの?」
聡「だって寒いもん。唯さんだってそうじゃないの?」
肩をすぼめながら隣の唯の顔を見る。
唯はこれまた緊張感のない笑顔を返してきた。
その鼻の頭が赤い。
唯「私はすきだよー」
聡「………そうですか」
『好き』という単語に妙にどぎまぎしてしまう。
聡は顔を伏せた。熱い。
聡「…俺は苦手です」
そんな自分が悔しくて少しぶっきらぼうに言ってしまった。
唯「冬だっていいことたくさんあるよ」
聡「…例えば?」
唯「へっへ〜。はいっ」
聡「?」
差し出された手を聡は意味がわからず覗き込んだ。
唯「ちがうよ、ちがう」
もう一度はいっと手を突き出してくる。
…?
…これは、もしや。
その4ラスト
聡「え?え??」
唯「いいからいいから」
聡「…」
動揺がばれないようにできるだけ自然に唯の手に自分の手を重ねた。
二人とも手袋をしている。
唯「……どうかな??」
聡「どうって…わかりません」
唯「幸せな気もちになったりしないかな?」
聡「え。………わかんない、そんなの…」
途端唯はしゅんとなる。
聡は訳がわからない。
唯「そっかぁ〜〜…」
聡「…あ、あの、もう手…」
唯「私はねぇ、冬が好きだよ」
聡「いや、ちょっと」
ほんとこの人は人の話を聞いてない。
だから、苦手だ。人の気も知らないで。
唯「寒い日に好きな人と手をつなぐとね、すっごい幸せな気持ちになれるから」
聡「え」
驚いて唯の顔を見た。
鼻の頭も耳も、頬も、先ほどより更に赤く染まっている気がする。
唯「えへへ…」
緊張感のない笑顔。
やっぱり気のせいかもしれない。だけど。
聡「あのっ」
唯「んー??」
聡は真っ直ぐ唯を見た。
聡「やっぱり家まで送っていっていいですか?」
〔おわり〕
え・・・ここで終わるの!?
>50だけど続きあった方がいい?
確かに尻切れトンボかも
慌ててたからかきようが悪かったかも…
君の好きにすればいいさー
>>52 いや、好きにしていいよw
なんていうのかな、続きが読みたいような、読みたくないような・・・
なんとも言いがたいそんな感じなのでw
じゃあこのままということで
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 07:51:20 ID:nyLFfyks
前スレとこのスレをまたいだ『聡×恥』はどうなったんだ?
俺が続き書こうかなゲヘヘ…
59 :
聡×恥4:2009/10/14(水) 01:40:47 ID:xu5pfAGO
前スレの900番後半あたりでトラックに轢かれそうになった聡だが、間一髪の所で恥に助けられた
しかし恥は大怪我をしてしまった
心配する聡に恥は
《このスレは終わるから、早く次のスレに行け》
と言った
言われた通り次スレ(ここ)に来た聡、しかし恥は中々やって来ない…
聡「やっぱあの怪我で動けないんだ…」
と、その時
「聡〜!」
60 :
聡×恥5:2009/10/14(水) 01:53:06 ID:xu5pfAGO
聡を呼ぶ声が聞こえて来た。それは姉の律だった
律「聡どうしたんだよ、顔色が悪いぞ?」
聡「それが僕そっくりの奴が現われて、僕の代わりに事故にあっちゃったんだよ」
律「聡は大丈夫なのか?イヒヒ…」
聡「僕は大丈夫だよ……えっ、イヒヒ?」
実は田井中律ではなくニセモノの田井中津であった
聡の事を心配していた恥だが、動けそうも無かったので恥の姉の津がやって来たのだ
61 :
聡×恥6:2009/10/14(水) 02:03:07 ID:xu5pfAGO
聡「なんかお姉ちゃん、いつもと雰囲気が違うよ」
津「何言ってるんだよ!私は私だよイヒヒ…」
聡「そうかな…
それより、もう1人の僕は大丈夫かな?」
津「…なら私が見て来るから、とりあえず聡は家に帰ってなさい」
聡「え、でも〜」
津「いいから任せなさい!イヒヒ…」
こうして聡は家に帰って行った
それを見届けてから津は叫んだ
津「もう大丈夫だよ、出ておいで恥!」
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7::::::/:::; イハ:::}、:::ヽ:::::::::::::::::::ゝ
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jヘハ Vり Vり′ j/ }ノ 遊びにいこうぜ!
ヽ{ .::;:::. ノ
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// / ,ゝ、 ヽ __ノ /アミ、
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/ // : : : : : : l: : : ハ ハ::::::::|::::::::ヾ : イ
/ //: : : : : : : : :l : /::::V ハ::::::|:::::::::::}´:ノ
聡かわいいよ聡
♪見たくなったらすぐさとし
65 :
聡×恥7:2009/10/15(木) 01:18:19 ID:sU4o99ta
(
>>61の続き)
曲がり角から恥が現われた
恥「気付いてたのか姉ちゃん、ゲヘヘ…」
津「聡の事が心配で来ちまったんだろ、イヒヒ…」
トラックに轢かれた恥であったが、今はピンピンしてる
津や聡などのニセモノ達は夜の12時をすぎると体がリセットされ、怪我などは治ってしまうのだ
津「あんた…、まさか聡と友達になりたいんじゃないのかい?」
恥「・・・まさか」
66 :
聡×恥8:2009/10/15(木) 01:29:27 ID:sU4o99ta
津は急に怒り出した
津「分ってるのかい、私達は陰なんだよ!」
恥「姉ちゃん…」
津「決して光と交わる事はないんだ!
私達は光を守るタメに存在するんだよ!!」
かつて津も律から“友達になりたい”と言われた事があった
だが、津は断腸の思いでそれを拒絶したのだ
弟に同じ思いはさせたく無かった
67 :
聡×恥8:
津「・・・大きな声を出して悪かったね、イヒヒ…」
恥「分ってる、大丈夫だよ、ゲヘヘ…」
津「さぁ家に帰ろうか、今日の夕飯は麦飯にふかし芋だよ!」
恥「ふふ、俺達にピッタリな質素なメシだね」
イヒヒ…ゲヘヘ…
不気味な笑い声がこだまする
そして姉弟は消えて行った…(おわり?)