宗谷ほどの老舗の大店(オオダナ)となりますと、
そこで働く職人も2代目3代目という者も少なく御座いません。
雪お嬢様ですか
えぇ、お生まれになった時から存じ上げておりますとも。
僭越ながら、親のような感覚すら持ちあわせております。
はい?
何で御座いますか。この洋装。ゆにほーむ?
大5小5の10着で御座いますか。一晩で。
え?大旦那様には内緒? (←ここが萌えポイントだったらしい)
よろしゅう御座います。
お引き受け致しましょう。
ふっ。この私を誰だとお思いで?
黙ってそのラフスケッチを渡しな!
翌日 第5話の冒頭に続く