1 :
Haruhi :
2009/07/01(水) 21:24:44 ID:PD5FPWsp
2 :
Kyon :2009/07/01(水) 21:25:25 ID:PD5FPWsp
やれやれ……皆聞いてくれ、団長命令だ。
最近、荒らしのような発言をする奴が目立つが、そういうのはまず下記リンク先に目を通せとのことらしい。
それが出来ない奴は王様で団長なハルヒのスルー対象にされちまうので、気をつけるように。
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/ (PC用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/comic/3935/ (携帯用)
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:.;:.ヽ'. > >ヽ;:;:ヽ ヽ;;;;=''" _,,ィ /_=!:;:;/ .l / 優雅に、そして華麗にスルーしなさい
\;:;:,\へ! ヽ;:;.`、、 l ̄ ヽj ,イ.!='' /;/ヽ、 / 〈_/i じゃないとあたしを語らせてあげない
ヽ;:;:;.,\ ヽ;::;:ヽミ'''ー- ,,,._`ー_'',/.// /:' )^''、 `ヾf゙〉 あたしが王様なんだから
ヽ;:;:,<¨ヽ、 ヽー-≧ニェェ‐-=,,_ // ' // i `''、ー-' 王様の言うことは絶対っっなんだからねっ♪
3 :
Haruhi :2009/07/01(水) 21:26:06 ID:PD5FPWsp
SSやAAを投下する前に注意! 投下が複数レスにまたがる事が確実な場合は別のテキストファイルに纏めておいた方が無難かしら。 その場合、分割数が予め解っている場合は、名前欄に書いたタイトルの後に分数表記しておくとみんなも安心だと思うわ。 1行の最大文字数は全角で125文字、1レスの最大行数は60行ってことになってるから気をつけなさいよ。 また、1レスの最大書き込み容量は4096バイト、つまり全角換算にして2048文字分ってわけなの。 でも改行コードがただのテキストファイル場合の2バイトと違って6バイトってことには要注意なんだからね。 専用ブラウザの中には書き込み容量計算をしてくれるものもあるから、それを利用するのもアリかもね。 まあ、別に1レス/1行ににギリギリまで詰め込むような必要は全然ないとあたしは思うんだけど。 でも一応レス数を無駄にしないって意味では頭のどこかで意識してくれた方が嬉しいわね。 ちなみに1行全角60文字ぐらいに収めるようにしてる職人さんもいるみたいだし、要は読み手のことを考えてあげてよね。 あと、スレの容量には一応気を配っておいた方がなにかと角が立つことはないと思うけど、あまり神経質になって萎縮する必要なんかは全然ないからそこのところよろしくね。 まだなにかあったかしら? え、なによキョン、大事なことを忘れてるって? このスレではメール欄に半角で「sage」と入れる事、良いわね? うっかりageちゃったりしたら、暇を持て余した荒らしやアンチが来るって言うから気を付けなさいっ! …………。ねえ、キョン。何でこんなこと言わないといけないのよ。あたりまえじゃないの。
>>1 乙よ!よくやったわ!
ざすに書き下ろしの夏服は新鮮
,. - ── - 、
r'つ)∠─── ヽ
〆⌒  ̄ ̄ ̄ \__r 、 \
,.イ ,イ \ヽ,\rv-,
ヾイ /{ { ヽ、ト、 \Y <ノノ\
>>1 乙アル
{ .ト{\ヽ', メ __\ } ⌒ヽ }へ
ゝ |"ひ) \ イびゞ \ ヽ- 、ノ // >=
ノ ト、"´,. ー ノ ///\/ / \
/. { ゝ / レ// } Y´ \
{ ヽ ヽ⌒> / レ´TTア⌒>、_ \
V{ \ └ ´ / ,.イ/ /ll | /≦__ }
V{ >ー┬|/ ! ,.イノ || | /  ̄ ̄ ̄ /
リヽイ| /:| l _|' '´ || | | _/
/{{ | |===| || | __/
>>1 なんちゅう乙でございましょう!
>>9 日本の国家機密は守られた・・・
___
/⌒ヽ く ̄ ̄ ` <´ ____ `\
{ | j___, / /_____`\ \
. '、 j\./// ./ i ,| \\ \
f⌒ヽ r‐ V | i X! / ! i | \i ヽ
{ r′ },_| |/ |ハ 从 八| | i ├┐
. { 人_ノ/∧ |=ミ、 }/≦ハ | |ヘト、!
`でー一'_/ '.i | んィ} }}| ハ l |┐
. ‘《 ̄ ': l ,.ヘ、 , ヒtツ〃|/ |ムl、|
\ ' |{ `> ハ|i/}ノ
ヽ. }小ー‐'__,ノ ||
>>1 乙よ!
\ |{ マニ||} }i リ
}\ヽ\{ |//‐'_八/
入 \∨/}ン′
〉 {`ヾ==「{ヾコュ
\ └\},ノ
`ヾー‐┬f }
\人{ン′
\)
13 :
ハルキョン :2009/07/01(水) 22:50:53 ID:pUsPdSlN
ハルヒが可愛すぎです! /:::/:/: / ___ \ \ ヽ \ /::::::/:/::. /;ァ‐ 7 ¨丁 \ \ `<\ \ l ヽ /―=テ^/::. /::/:::::{ {: \ \. 丶.ヘ Vー― ┐ /≦≠ア/::. / ..{.......|::. |:::. ヽ ヽ ハ ', V≧、___> /:/ / ,'. :: l::::::l::::::::|::. |::::::... l:. l:.: l: l: ∨\:ハ 〆 /\ l::::: |::::厶:::::ハ: i\:::::..::. l::.. |::j;ィ|' |:. l > \ / /:::::::/7|::::: l::/ ト{、小:. ! \::.::. iイl:::: /.l |::. |メ´ l \\ ∨:::::::::: //|:l :::: l:{ ,.ィ≠ミk\\ヽ X´;ィ=≠く リ : |\\ .:\! l::l:::::|: //_j:ハ::::::l代〃 :ハヾ ` \、 "f〃下:ハ>|::::: |、 \\:l |::l:::::| { {/│:ヽ:: ', Vヘ:::j.| |rヘ::j.リ '゙ |::::: l、} lヽ/! |::l:::::|::V !^|::::: \ヽゝ-‐' , ゝ‐-' |:::: l_ノ::.|: |: l: | |::l:::::l::::::: `l:::::: .::::f` _____ ,':::: ハ:::. l:: |: l: | l::ハ::: !:::::::::::l:::::::: ::ヘ ∨ リ /:::: /:: /::: l: l: | ヽ! ヽ::ヽ:::::::::ヽ::::: l.\ / ,. ィ/:::: /:: /:::: /:/l:リ \ \ゝ :::::: ヽ ::ハ fヽ、 ー ' イ |: /::: イ:: /\/ノ リ X ヾ:::::::::lヘ::.ヽ l >ー< 〃:/ l:: / /\ < \\::::j リ \V l_`ヽ x‐/イ |〃 / /\ { \ \V /゙\フ⌒!==、,ィ=≠/( `>ーヽ{/ / ス′ l \ / / `〈. ー-v-一/ /⌒ヽ ∨ / } !: >/ _,/ /¨ヽー-v-‐/〃 \ \_ ヽ <_ / |  ̄ { _ イ / ヽ /⌒ヽ `ー } /
グロ注意
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/02(木) 13:42:45 ID:qvDS1+JP
>>1 乙かれ〜!
. , -‐―‐- 、‐-ー- 、
/rシ/ニニヽヾ., .ヽ
ハ芥.lノメ从从|゙tハハハ !
i l (| | ┃ ┃ i | ─;iリ)!
i从リ、''' ヮ''ノリlっ ,ノル´ 着いたんだから
. と'∩`弋ゞソべ.う'〉 下ろすぞ…
``ヾン'ニ∩づi
.  ̄/_,ヾ__〉
今日は放送日なわけだが続きがどうなるか楽しみだ あと、前スレ994のSSも楽しみにしてるよ
待ってたら埋まっちまったか。 次なる埋めまでに俺もネタ考えておくかな。
#タイトルは全然内容と関係がありませんw --- 雨が激しくなったのでSOS団の活動は短縮となり、そう宣言した団長はさっさと部室を出て行ってしまった。 雨のせいで不機嫌だったハルヒは、しかしまだあの灰色空間は発生させていない。 それでもいつ発生するか解らない小康状態だとかで、古泉はハルヒの後を追うように帰ってしまった。 残りの俺たちもそれぞれが帰り支度をして帰途についたわけで、着替えが必要な朝比奈さんの戸締まりをしておくという言葉に甘えて、俺も先に部室を出た。 長門は読んでいる本が気になると言ってまだ定位置に座っていたから、最終的に戸締まりは長門になるのかもしれない。 ハルヒは俺が出るより10分は前に出ていたので、とっくに坂の途中まで降りているだろう。 そう思いながら靴を履き替えて昇降口で傘を広げようとしたとき、そのハルヒがまだそこに居ることに気が付いた。 その表情は入学したての頃より不機嫌なんじゃないかと思えるほどで、背後になんか黒いオーラが見えるような気がする。 理由は簡単だ。 「傘が壊れたのか」 「見れば解るでしょ。全く腹が立つわ! この程度の風で壊れるような軟弱物だなんて!」 この程度と言うが、結構風は強い。ハルヒの傘は骨折多数で完全に機能停止させられたようだ。冥福を祈る。 そして、この雨の中壊れた傘で戻ってきたハルヒはすでに鼠も負けないくらいの濡れ鼠だった。 「それで戻ってきたのか」 「まだ先は長いし、また職員用の傘でも借りようと思ったのよ」 「それより一旦拭いた方がいいと思うぞ。見ている方が風邪ひきそうだぜ」 ハルヒは少し考えた顔をしたが、やがてうなずくと靴を履き替えに下駄箱へと向かった。 俺は別に戻る必要もなかったのだからそのまま帰れば良かったはずだ。 だが、全身雨に濡れた後ろ姿のせいか、なんとなくハルヒを一人にすることが躊躇われた。 そう、なんとなくだ。理由を問われたとしても答えようがない。 俺は先ほど履き替えたばかりの靴をもう一度変えると、ハルヒの後を追った。 「なんでついてくんのよ」 「わからん」 だから理由を訊くな。困ると言っているだろうが。 「まあいいわ。あたしは教室に寄ってから部室行くから、あんたは傘を調達してきなさい」 「何で俺が」 「あら、雑用としての自覚があるからついてきたんじゃなかったの?」 断じて違うと言いたい。そんな奴隷的な自覚なぞしたことはないし、今後するつもりもない。 ないのだが、結局俺は職員室前の傘置き場から、傘を1本拝借して部室へと向かった。 ノックをすると、ハルヒの「いいわよ」というテンションの低い声が聞こえて来た。 ドアを開けると、すでに朝比奈さんと長門の姿がない。どうやらすれ違ったらしい。 ハルヒは体操服姿に着替えていた。そういや今日の体育は雨で自習になったんだっけな。 使っていない体操服はたいてい次の授業まで置きっぱなしだ。 「ほんと、雨なんて退屈だわ。外で活動出来ないんじゃ、きっと宇宙人も油断してその辺を歩いているに違いないのに」 だからと言ってこれから雨のたびに探索すると言われても困るがな。 「週末も雨って予報じゃない。いい加減に晴れてくれないと太陽がどんな色していたか忘れそうよ」 それを忘れられたらたいしたもんだ。 「まあ、梅雨が明ければ今度は太陽にもうちょっと遠慮して欲しくなるってもんだろ」 夏の暑さは嫌いではないが、夏になったらなったで文句を言うのさ、結局。 「そんなことは解ってるけど……」 そんな他愛もない会話をどれくらい続けただろう。 ふと気が付くと雲のせいとばかり言えないくらい外が暗くなっていた。 風雨が止む気配はまったくなく、果たして今日俺は無事に家に帰れるのかね、という心配に追い打ちをかけるように雷まで鳴り出しやがる。 雷は1度や2度では気が済まなかったらしく、あちらこちらで稲光を光らせ雷鳴を轟かせた。 さすがにこの雷の競演の中を帰宅するのは勇気がいるな。確率は低くても、落雷というのはどこかで頻繁に起こっている。 「うーん、これじゃ帰れないわね。今何時?」 雷を怖がるような団長様ではないが、ハルヒだって暴風雨+雷の中を帰宅するのはさすがに躊躇するらしい。
「げ、もう8時かよ! 俺は何時間お前の愚痴を聞いてたんだ?」 「誰が愚痴なんて言ったのよ!」 「愚痴じゃなけりゃ文句だな。天気が悪いってだけで良くもそれだけ不満が言葉になるもんだ」 「そりゃ不満にもなるわよ! 外で活動出来ないのがあたしにとってどれだけ鬱憤が溜まるのかあんたには解るでしょ!」 「ああ、よく解るとも。だからこうやって何時間も不満を聞いてやった雑用様にちょっとは感謝して欲しいね」 「あんたは雑用だからむしろ当たり前なの! 感謝されたかったら当たり前以上のことをしてみなさい!」 「待て、だいたい雑用の仕事が定義されてるわけじゃないだろ。お前にかかったら全部当たり前ってことにされかねないじゃないか!」 「……はあはあ、全く、ああ言えばこう言うんだから、キリがないったらありゃしないわ」 「……ぜいぜい、まったくだ、お前が言い返すから終わらないんだろうが」 さて、この言い合いというか罵り合いをどれくらい続けただろう。 辺りが暗いのはさっきと同じだが、雨も風も雷も止む気配はいっこうにない。 「で、今何時?」 「げ、もう11時かよ! 俺たちは何時間言い合ってたんだ?」 「だからあんたが反抗するから……」 「いや、さすがにもう止めよう。キリがない。それよりこれからどうするかを考えた方がいいんじゃないのか」 この言葉にハルヒは即答。 「寝るわ。制服はまだ乾いてないし、明日になれば乾くでしょ」 おい、寝るってどこで。俺はどうすればいいんだ? 「あんたも寝た方がいいんじゃない?」 いや、だからどこで。 「部室で寝ればいいじゃない。別にあたしは気にしないわよ」 そりゃお前は去年の文化祭でも俺が映画の編集をしている間に平気な顔して寝てたけど、 第一お前のそこ格好で寝られると色々まずいんだが、いや、今のは妄言だ忘れてくれ。 「ぶつぶつ言ってないで寝なさい!」 ハルヒは先ほどまでの言い合いなどどこ吹く風、椅子に座って机に突っ伏して寝息を立て始めたのも映画の時と同様だった。 何でこんなあっさり眠れるんだ? のび太かお前は。 11時と言えば普段なら俺も寝る時間だが、どうにも寝る気にならない。 寝ているハルヒは体操服にブルマという姿で、寒くはないしハルヒなら風邪もひかないだろうが、 まあなんとなく気になるようなならないようなならなくもないような気がするようなしないような。 そういや映画の時は寝顔を撮ってやれば良かったと後から思い出したんだよな、と思い出した俺は、団長机からカメラを取り出した。 悪く思うなよ? それからしばらくして俺も意識を失ったらしい。 気が付くとすでにハルヒが起きていて、しかもデジカメを手にしていやがった。 自慢じゃないが寝起きの悪い俺の目を覚ますのは、その事実だけで十分だ。 「ねえ、キョン?」 怖い笑顔選手権があったら森さんとどっちに票を入れるか悩むような表情を俺に向ける。 「これはどういうことかしら?」 ハルヒはすでにデジカメのデータをチェック済み、画面にはハルヒの寝顔がアップで映されていたのだった。 「……いや、まあ、なんとなく……」 「なんとなく、なんなのよ」 だからその笑顔は怖いって。 「だから、その……」 ハルヒは俺のネクタイを掴むと思いっきり引っ張った。当然締め上げられる。苦しいだろ! 「はっきり言いなさい!」 目の前にあるハルヒの瞳はそれでも昨日の不機嫌なんかどこかへ吹き飛ばしたようで、締め上げられて苦しいくせに俺はなんとなく安心した。 だけど、苦しいことには変わりない。だからこんなセリフを言っちまったのは、とにかく生きながらえようとする本能のしたことであって俺の理性に責任はない。 「お前の寝顔が可愛いからだろ!」 俺の言葉にハルヒは確かにネクタイを離してはくれたが、代わりに体重の乗ったパンチをくれるのであった。 倒れる俺が気を失う前に見た窓の外は、いつの間にか青い空が拡がっていた……。 ところで写真だが、とっくに俺の携帯に移してあることはさすがに気が付かなかったようだな。 ザマミロだ、ハルヒ。
以上です、失礼しました。。遅ればせながら
>>1 乙!
これはイイw 今回はキョンが上手だったな。GJ!
>>26 GJ!そこはかとなくエロイ展開・・・と思ったけど、よく考えてみれば
原作で既に二人きりで一晩過ごしてるんだよなあ
あれはどういう風に映像化されるか楽しみだ。
会社でキョンが上司になったハルヒ
原作ではハルヒの上司になった奴はストレスで会社に行きたくなくなると キョンは予想していたがはたして…
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/02(木) 18:01:08 ID:GV/I3+cD
>>33 のレスに全ハルにゃん(笑)信者沈黙wwww
普段は一般的な振る舞いだけど、キョンを相手にするときはいつものハルヒになってるという姿が容易に想像できるなw
職場であれをやられたら周りはたまったもんじゃないわけでw
キョンのいう拒否の言葉は本心かどうかは解らんからなw
「憎しみで人を殺せたら……ッ!!」
キョン「残念だな、笑顔が俺を殺しかける人間になら持ち合わせがあるんだが」
天使のような悪魔の笑顔を浮かべるハルヒ
>>33 うむ、あんだけ美人でスタイルの良い上司だったら、いろいろ情熱を持て余してしまうからな。
そりゃストレスも別のナニかも溜まるだろ
スニーカーに載ってた、涼宮ハルヒの記憶のハルヒがイイ
あの夏服ハルヒか。あれはいいものだ。
キョンがプロジェクトリーダーで外部との折衝を、ハルヒがサブリーダーでチームの管理を 行うという感じだろうか
「何言ってんの!リーダーは当然、あたし。あんたは雑用係なんだから!」 やれやれ・・・
>>45 外面はいいから、案外逆の方が上手く行きそうだw
大人になったらキョンが1番変わりそう、厳しくなったり ハルヒはヘタレになりそうだけど
ハルヒが押してキョンが引いて、ハルヒが押してキョンで落とす
>>1 乙!です。
>>26 GJ!
この手の話を書きたくても書けない自分が恨めしい
7月1日『名神高速道路全通記念日』
1965(昭和40)年、愛知県小牧市から兵庫県西宮市までの名神高速道路が全線開通した。
日本で初めての本格的な高速道路だった
==========================================================
ハルヒ「・・・そうだ名古屋に行こう。」
キョン「・・・何『京都に行こう』的なのりでいってるんだお前は。」
ハルヒ「いやね、今ネット見てたんだけど『抹茶クリームパスタ』って目に付いてそれで調べたら名古屋のお店みたいだから。」
キョン「ほう、それでお前は此処から愛知まで車を出せと。」
ハルヒ「何か凄そうじゃない!是非食べてみたいわ!」
キョン「・・・そうか良いだろう。・・・しかし一緒に『コーヒー』も頼めよ。」
ハルヒ「?そんなの別に良いけど何で?」
キョン「行けば分かる。場所は『マウンテン』で良いんだな?」
ハルヒ「そ、そうだけど。」
キョン「後悔しないな?」
ハルヒ「キョ、キョン?何か目が笑ってないわよ?それてなんか怖いんだけど・・・」
キョン「な〜ん、行けば分かる。・・・・・・い・け・ば・な。」
外野
長門 「・・・古泉一樹が重症で入院した。」
朝比奈「・・・そりゃアレだけ神人さんが暴れたら無理もないですよね。」
朝倉 「・・・長門さんでもあの量は完食が危ぶまれる量のメニューとか出てくるし無理ないかも。」
===========================================================
作者からの一言:『抹茶クリームパスタ』&『ストロングコーヒー』・・・・・・異世界が見えました
大は小を兼ねるんさっ!
名古屋は別の意味で食い倒れの町だよな。乙
マウンテンってそんなに恐ろしいのか…
連投すみません正しくは『甘口抹茶小倉スパ』が正解ですがね キョンにも言わせてますが逝けばわかります。 自分も最初は所詮噂と思ってました。 正直以上です。財布に優しく胃袋の最悪です。 まだ味噌カツが普通の食品に感じます。味噌使うくらいで文句言えません。 是非SOS団のメンバーには行ってもらいたいですね。 1人1品は頼まないといけませんので量的にみくるは脱落確定です。
>>50 乙!
神人がなぎ倒していたのはビルですか?
山盛りカツどんですか?
おやすみ、ハルヒ。 いい夢見ろよ!
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/03(金) 00:12:52 ID:zSb3d2Dh
ドキドキ
さて、今週も夏休みが終わらなかったわけだが
敏腕フリーライターハルヒ 世界を回り宇宙人、未来人、超能力者関連の特ダネを追う
えええええええwwwww キョンしっかりしなさい!!
今回の見所はハルヒのワンピース姿だなw あと寝顔は相変わらずステキだったぜ。
また日焼けが無かったじゃねーかw
またループか! ハルヒの笑顔がテラかわいいとはいえこれはいただけんぞ! さすがにいい加減にしろというかこれ溜息とか無くなるんじゃないだろうな。
放送事故のレベルだな。 てかDVDがエンドレスのみ4話詰まってるとか想像するとなかなかにカオスだ。
変にミスリードとかサプライズ狙わずに違うシークエンスをやって欲しいわ。 ボーリングとか海水浴とか他のバイトとか色々と。
ハルヒってあんなに女の子らしい服着るんだね
そりゃハルヒだもの
>>63 ひょっとしてループ脱出条件って宿題だけじゃなくて
ハルキョンの日焼けが必要なんじゃねw?
どこの子供かと言うぐらいの日焼け→子供→夏休みの友
→やべえ宿題が(tbs
>>54 遅レスだが、抹茶パスタは甘口パスタの中では美味い部類だった気がするんだが…?
まぁ、霊峰はピラフ類とか普通の食い物もあるよ。
もう素直にハルヒの笑顔やかわいさを堪能することにしたぜ。
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/03(金) 03:00:26 ID:tQeN+gi5
これ何回続くの?
キャプチャほしいなぁ
とりあえずハルヒはカレー食っとき
おやすみハルにょん
将来ハルにゃんはキョンのものか…。
既定事項です♪
>>70 最初見た目でアレだが普通にいけるか?→半分食べたあたりで何か変だ→8割食べたた時点で最早流し込む感じ
→完食したが俺にはピラフ系を食べる気力はなかったぜ
ピラフ頼んだ友達は普通に旨いと言っていた。他のメニュー頼んだ奴は(パスタ系)自分異常に死んでた
先ず入り口として『甘口抹茶小倉スパ』は入門編かつ此処でダメなら先に進めないと判断した。
また機会があったら逝きたくはあるんだがね
後俺達は何時になったらエンドレスを向けだせるんだろうか
キョン「俺はもう、ハルヒの我が儘を満足させる為のマシンにされるのは真っ平だ! 古泉、お前が俺の怒りを認めるならハルヒを殴らせろ でなければ俺を殺せ!」
キョンが宿題終わってないとハルヒに言ったからこうなっとる
>>66 同意
今起きて録画したの見たとこだけど
遊園地とかゲーセンとか夏休みっぽくなくていいから
違うイベントが見たかった
4回以上やるとは・・・さすがに誰も予想してなかったw
エンドレス感出すためだと言い聞かせた 普通に考えたらただの手抜きにしかみえんわなw
たこ焼き削られてるし、浴衣の柄劣化してるし、 ハルヒの笑顔でキョンがドキっとしないし、 減点しながら見ちゃうよね
ループ抜け出す方法って宿題だけなのかな? キョンがハルヒに「好きだ」って言ってキスしたら抜け出せそうな気もする
古泉に向かって言ったらどうだろう
特大の閉鎖空間が出来ます
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/03(金) 10:13:08 ID:h8j5hMWn
14話の涼宮ハルヒの溜息2は放送時間が少しいつもより長いのですか? テレビジョンのテレビ欄を見ると35分番組になってるのですが
キョンの部屋で二人きり… 「あんたが最初で最後の人なんだからねっ!」 この展開でやっとループ終了
>>88 古泉がキョンにそれ提案して却下されてたぞ。
きっと恥ずかしかったんだろう。
キョン「クソ女なんかに口付けたい…ウンコ臭くなるわ…」
カチューシャの有無で結構印象が変わるよね。 でも、あのカチューシャ無しでハルヒと分からせるのは結構難しい。 地の顔がいいから、逆に表情以外に特徴のつけようがないんだよね。
>>98 可愛いからいいけど、今回は止め絵が多かったのが残念だ
DVDで修正されたりは…ないんだろうなあ
カット割りもなんか独特だったよね。
俺は今日だ。 楽しみにしてよう。
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/03(金) 15:33:17 ID:fdoosZti
お前ら道端に糞が落ちてたらちゃんと持ち帰れよ! 糞女ことハルにゃん(笑)の仲間なんだからな!ww
たこ焼きは無くなったが、そのかわり「ちょっと背中貸して!」が追加された。
ハルヒはおそらく夏休みにセックスしたいんだろ
というか俺らからはカットだけど、当事者たちは同じことをしてるんだろうな。 違う角度から見てるだけで。
無自覚バカップルどもめ! もっとやれ!
何今回のキャプチャのすくなさ
まだ初日だからな
>>109 今回のハルヒは露出が大きいな。
けしからん!お父さんは許しませんよ!
>>84 二回目と三回目はともかく、一回目を全然原作と違うシークエンスにしていれば良かったのにな。
いいタイミングで時載りリンネの新刊が出たわ ハルキョンに変換しまくりでエンドレスエイトループにも勝つる
けいおんぽいと言われても自分にはまるで実感がない ハルヒはハルヒであってハルヒ以外の何者でもないからだろうか
前歯だろうな あと、なんか全体的に丸っこいところ
丸っこいのが気になる人は気になるのかもね。 俺としてはハルヒかわいいならよし。凛々しいハルヒは消失で見れるだろうし、期待してる。
普段の作画は全然気にならないんだけど 笑ってる時や寝てる時が凄いけいおん顔になるのがなんとも
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/03(金) 21:52:55 ID:fdoosZti
このブス、全身の腕と足の骨をバラバラに砕かれて真夏の炎天下に放置されて熱中症になって死ねばいいのにwww
けいおんってまだ見てないんだよな。 ある意味正解だったのかもしれんw
ハルヒの処刑後、次のSOS団創設を胸にハルヒの母方の田舎へ向かうキョンと長門
寝ぼけた有希に太ももをはむっと噛まれるハルヒ
思わず持っていた肉まんを長門さんに差し出すハルヒさん
思い出でも激写?w
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/03(金) 23:00:12 ID:fdoosZti
>>124 なんでいきなりウンコの画像貼ってるんだ?
ハルヒマジプリティ ハルヒとちゅっちゅっしたい
新作のハルヒって、立ち姿が内股な描写多い気がする。 服装もいいけどあの内股加減にぐっときちゃうんだよなぁ キョンに脇見せるとことか長門のお面に気づいてすぐキョンにじゃれ付くとことか、 意識してかしないでかわからんがそういうとこに心情が表れているような。
あーー楽しみだぜ、チクショー!! しかしエンドレス長ええよw
>>124 可愛い!
「さあ、夏だし心霊写真を撮るわよ!」
「そんな簡単に写るわけがないだろうが」
「いいからキョン、あんた被写体になりなさい!」
「やれやれ、仕方ないな(本当に写るかもしれないし、やっかいだな)」
(よし、これでキョンの写真ゲットだわ!)
とかアホな電波が来た。
夢の島と化したハルヒの部屋を三角巾とエプロンを装着したキョン達が掃除する
未来のキョンとか映ってたりしてなw
それはもう念写である。
(オリキャラ成分が含まれます。嫌いな方はスルー願います) 親父とケンカした。 ケンカ自体はいつものことだったけど、テーマが最悪だった。 親父は、大抵のことは適当にやってしまうくせに、ケンカだけは手を抜かない。 相手が子供だろうが、自分の娘だろうが、とことんやる。 今日のケンカは、あたしが今一番触れて欲しくないと思っていることを巡って行われた。 もちろん手加減なしで。 あたしは自分としては最悪の選択を、敵前逃亡を選び、自分の部屋に駆け上がった。 そして、あたしは最悪な気分でとにかく眠ろうとした。 いつもとどこか違う目覚め。 夜中に目が覚めてしまうのは、よくあることだ。 時には、夜中の街を誰にも邪魔されずに、闊歩する。今のあたしに、心安らぐ時がある としたら、このときだった。 でも、『今夜』は違っていた。 今夜? 確かに窓から光は入ってこない。外は暗い。 あたしはただならぬ予感がして、カーテンを一気に開けた。 違う。夜じゃない。 空は一面の灰色。月も星も、それに雲もない。キャンバスを一色で塗りつぶし、そのタッ チさえ隠すほど塗り込めた、厚ぼったい平面。 窓から見下ろす街は、空を形作る色と同じ種族のものと思える薄闇色。真っ暗闇じゃな い。見える。目に届く光があるということだろう。でも、その光はあたしが知っているも のじゃない。そう感じた。 光が光でなく、影が影でない。 音一つしないのに、この静寂もまた、あたしの知らないものだった。 音がないのではない。音はみな、この静寂ならぬ静寂に、塗り込められてしまったらし い。 あたしはしばし呆然としていたらしい。 はっとして、生き物の気配、呼吸する音、正確にはイビキを感じた。 親父? なによ、それ? この虎みたいなイビキは! あたしは部屋を出て、両親の寝室に飛び込んだ。 「いい加減、起きなさい!!」 イビキの元は、ごろんと寝返りをうって言った。 「なんだ、夢か」 「起きろ、このバカ親父!!」 「騒ぐな。まともな人間なら寝静まってる時間だ」 「ここがまともなところなら、あんたの寝言を聞いてあげるわ」 あたしはそういって窓を開けた。 「この光景を見ても、何とも思わないの?」 「思うさ。だから夢だ」 「話にならない」 親父はのっそりと起き上がって、ベッドの上であぐらをかいた。 「俺は独り寝が嫌いなんだ。一緒に寝たはずの母さんがいない。これが夢じゃなくてなん だ?」 「愛想つかされたのかも知れないじゃないの!」 「その時は、母さんは、はっきりそう告げて行く。それに、もともと母さんがいた気配す らない。したがって、ここは俺が寝ていた現実の寝室じゃない」 「別世界にいることは理解できるようね」 「夢が世界と呼ぶに値するならな。どうだ、外の様子は。まるで幼児画だ。描きたいもの だけ描いて、あとの空白部分を指摘すると、同じ色で塗り込めて『できました』とくる。 あの手法だな」 親父は少しだけ、あたしを非難するような目で見た。 「あたしが作ったんじゃないわよ!」 「驕るなよ、バカ娘。世界なんてものはな、エゴの一塊さえあれば、自ずとできちまうん だ。だが、そんな世界には何もない。いいか、自分さえもだ。自分が自分になるには、自 分以外に感じて思う誰かが、必要だ」
親父はそういって窓をがらりと開けた。そして窓の外に腕を突き出す。ゼリーみたいな、 透明なやわらかいものにぶつかるらしく、親父の拳は窓の際で止まってしまう。親父は、 ふん、と鼻をならして窓をしめた。 「孤独は別に悪いもんじゃない。飯を抜いた方が、かえって何が本当にうまいか分かるこ とがある、その程度のもんだ。だが人は一人では生きられん。一人では、人として生きる ことができない、と言うべきだな。モノばかりに囲まれてかしづかれて生きても、生きる 心地がしないだろ。生きる価値もない」 「な、なによ。ケンカの続き?」 「あれがケンカだって? 途中で泣くのはかまわん。だが、何も反論できないなら、せめ て胸だけでも張ってろ」 吐き捨てるように言った後、親父は、あたしの大嫌いな、にやりという笑みを見せた。 「……という訳で、俺は先に帰るぞ。おまえは、もうしばらく身にしみるまで、ここで膝 でも抱えて座ってろ」 「帰る!? どうやって?」 「知ったことか。これが俺の夢なら、こっちの俺が眠れば、向こうの俺が目覚めるだろう。 これが、ハルヒ、おまえの夢なら、布団をはいで蹴飛ばすだけだ」 「それが年頃の娘を起こす起こし方?」 「キスでもして欲しいか、眠り姫。色気づくな。ガキには100年早い」 親父は、指でホコリをはらうような身振りで、この部屋からの退場を要求した。 「ああ、それから。……夢に引っ張り込むなら、親父はやめて、せめて別の男にしろ。ファ ザコンを疑うぞ」 「だ、だれがファザコンよ!」 「わかったら、とっとと出て行け」 後ろ手にドアをしめたなり、もうさっきの騒音が、うるさいイビキの音がなり始めた。 ここはこの世と異なる場所なのかもしれないけれど、確かにあたし以外の誰かが生きてい ることを感じさせる音だ。死ぬほど、うるさいけど。 あたしは親父にならって、かけぶとんをひっかぶり、無理矢理寝ることにした。眠れる 訳がないと思っていたのに、あの騒音がまもなくフェード・アウトしていき、あたしの意 識も眠りの中に滑り降りて行った。 翌朝。親父は先に洗面台を占拠していた。普段はあたしの方が早いのだけど。それ以外 は、ほとんどの点で、いつもの朝だった。太陽は東からのぼり、廊下を伝ってコーヒーの 香りがやって来る。 「無駄に早く起きないでよ。あたしの動線をじゃましないで」 「言った通りだろ。どうせ夢オチだ」 「え、今なんて?」 親父はにやりと笑って、それ以上は何も言わず、ダイニングに消えて行った。 かわってダイニングからは母さんの声。 「ごめん、ハル。母さん、寝坊しちゃった」 「え、そんなに遅くないよ」 「そうね。でも決して早くないわ。少し急いだ方がいいわよ」 「うん、ありがと」 ダイニングに行くと、親父はいつもの調子で母さんに無駄話を仕掛けていた。 「夜中に目覚めたら、母さんがいなかったんだ」 「あら、ずっといっしょでしたよ」 「ああ、だからすぐに夢だと分かったけどな。いやな夢だった。おれそっくりの、小汚い ガキまで出てくるし」 「誰が、小汚いガキよ!」 「あら、ハルヒもいっしょだったの、その夢?」 「う」 母さん、少しくらい不思議に思ってくれない? 「不思議な体験ができてよかったわね、ハル」 いや、あたしが欲しいのは、そういうのでもなくて。
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/04(土) 01:10:45 ID:wfTrtcMi
落ち着かなくなった時に必ずキョンの背中を見るハルヒ 一方ハルヒの写真を必ず背後に置いておくキョン
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/04(土) 01:31:44 ID:VACq9+Z8
>>138 分かってると思うが、絶対にマイクぼかすなよ! 絶対だかんな!!!
虫を捕ろうとして坂から転げ落ち、足を捻りキョンに肩を貸してもらうハルヒ
おやすみ、ハルヒ。 いい夢見ろよ!
>>138 なんか色っぽいな
これといい、最後の喫茶店の赤ワンピースといい、
今回は色気がけっこうあった気がする
最後の喫茶店での「脇」が良かったw
>>135 オリキャラはかまわないけど、憂鬱のオチを男性家族メアリー・スーで
差し替えるってのは面白いか?
少し前の、キョンが他に家庭を得ても能力で潰されます、ってオチも
どうかと思ったが
ループ15499回目にして ハルヒの水着にドキっとするキョンw 頑張れ団長!勝利の日は近い!
自転車3人乗りの時の、キョンの背中にあたるハルヒの胸が良かった。
ですよねー 無意識なところがハルヒかわいいよハルヒ
三回目はワンピースだったからあててんのよが無かったのかな? さすがにワンピの薄さでは意識してしまったのかも…。
確かにワンピではニブキョンもエロスになってもおかしくないw
なぜ、SOS団には誰も入団しないんだろう。俺ならハルヒの性格にもついていくのにな・・・・・
乙。 みくるとのツーショットかわいいなw ってか最後… 俺もハルヒに後ろからぎゅうってされたいです
3枚目と4枚目を待ち受けにした。
グロ注意
>>155 下から4枚目、喫茶店でキョンにニコッてしてるのはなんか意味あるのかな
帰り道、キョンが森さんから金を受け取る所を目撃するハルヒ
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/04(土) 14:03:24 ID:qA7oD+tN
>>164 おおw
糞女がちゃんと糞色になってる!GJだっぜ!!
ワンピースに日焼け!ヤバスなぁ。gjですのよ。 ポスターって見覚えないかも。どんなんだっけ?
GJ!今回は叫ばずに自分で作ることにしたんだなw しかしワンピースに日焼け跡……色っぽいな(*´Д`)
>>168 ポスターじゃないかも。どこかの雑誌に載ったやつ。超月刊みくるに載ってる。
ハルヒに出てくるヒロイン達がビーチで横になってるイラストがあるんだけど、
鶴屋さんとハルヒに日焼け跡があるのよ。
今見直したらやっぱり俺の奴は黒すぎるなw
ふぅむなるほろ。ちょっと探してみるか。
のいぢ版のワンピースハルヒがまさかアニメ版で見られるとは……。
>>172 一瞬のいぢがワンピ風にハルヒを書いたように見えた
あたしは海賊王になる! …なんか海賊コスはあったよな?
どっかの特典用イラストであった気がする。>海賊コス
ゲームの特典で海賊コスのフィギュアがあったな 直列だっけ
並列だね 今ならアマゾンで、限定版がフィギュア3つついて3,798円の安さ 嬉しいような、悲しいような
俺はまずDSの直列だな。ハード的に。
並列だったか。ゲーム関連はスルーしちまったからなあ
俺は並列も直列も発売日に買ったが値段はもう気にしない。 ゲーム内容は割と満足してる。 直列にもフィギュアついて欲しかったがゲーム本編でコスしてないからな。 後、7月5日はビキニの日なんだな。 世界で最初のビキニがフランスで発表された日だからだが、なんかタイミング良すぎ。
並列のフィギュアは実物はかなりいいよ。写真写りで損してるね、あれは。
俺は未だにちまちま並列やってるよ。 ボイス飛ばさずにやってると時間掛かりまくりw
>>179 良く見たらハルヒと鶴屋さんしか日焼けして無いのな。
長門と朝倉はまぁ宇宙人だし、みくるは紫外線対策バッチリってとこかな
>>181 3日はソフトクリームの日で6日が有名なサラダ記念日だ
記念日の人がしばらく来れないのが悔やまれる…
なんであの人は毎日のようにSSを練成できたんだろうか?
…? 1時間キョン
187 :
185 :2009/07/04(土) 18:50:24 ID:iAKsczXW
もしハルヒが古泉のことを「いっちゃん」と呼んだら…
キョン「新しい駄菓子の名前か?」
医療かばんを背負いながら巨大なメイスを振り回すハルヒ
>>183 俺もやたらゆっくりプレイしてる。
思ってた以上に本格的だな。
ハルヒが改変しまくるのはゲームだからと割り切ってるけどw
船が浮くやつは面白かったな
>>193 あれは吹いたw
今思えばねーよwwwなんだけどやってるときは全然そう思わない説得力があったぜ。
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/04(土) 21:17:44 ID:qA7oD+tN
>>191 どうした?早く続き書けよ
可変戦闘機(笑)で戦うハルにゃん(笑)の続きでもいいぞ?www
セガ製で船が空を飛ぶゲームがありましてね
空賊のやつかw
飛空艇みたいなのがあればそっち選びそうだなハルヒはw
パラグライダーハルヒ!
>>200 ハルハルかわいいよハルハル
でもちょっと腕が太ましいかもw
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/05(日) 00:04:06 ID:tASQCFId
そろそろ気づけ
おやすみハルヒ。 いい夢見ろよ!
二人乗りいいよ、二人乗り。
通るかどうかは知らんが 荒らしの通報はしてるのか?
数年後、夫婦でパン屋を経営するハルキョン
ワイルドアームズ思い出して吹いた
戦ヴァルかw 子供の名前は有希で。
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/05(日) 03:51:49 ID:wvojhmAF
男だったらイツキ、女だったらミクル
今日もハルヒは可愛いな
明日もあさってもずっーとかわいいよ
ようやく日曜か。のんびりできるぜ。 おいでハルヒ。今日はゆっくりしよう。
ハルヒ「……………」 キョン 【…あ〜ハルヒ?】 ハルヒ「……何?」 キョン 【さっきからお前は何やってるんだ?】 ハルヒ「………感じない?」 キョン 【何が】 ハルヒ「だから感じないのかって聞いてんのよ!」 キョン 【あのな〜 背中に密着されて感じないかと聞かれても……あぁ!なんだそういう事か】 ハルヒ「……………べ、、別にあんたに気付いて貰いたかったんじゃないんだからね、勘違いしないでよね!」 キョン 【ハルヒお前…………………………少し太ったか?」 ハルヒ「くぁwせdrftgyふじこlp!!!………あたしが恥ずかしい思いをして当ててるのにこの馬鹿キョンわーーー!!!!」 キョン 【ま、、まてハルヒ 意味が判らん!!そのワキワキとした手は止めろ逆鱗にさわるな!! あ゛っーーーーー!!!】 ユキ (…ドラゴンに人間の感性での性的興奮を誘うのは無理。) ミクル(流石にキョン君じゃなくても気付きませんよね〜。) イツキ(コレで彼が気付くようなら世の中これほど楽な事は無いんですがね。) そろそろ本編の投下をしようと思います。
>>80 カチューシャしてないと大人しい子に見える
でも可愛いからおk
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/05(日) 12:41:21 ID:tASQCFId
まさかカチューシャに操られているとか! ハルヒ、今助けるぞ!えいっ! (…ドサッ) ハ、ハルヒ? 外し方が間違ってたんだ… こんな俺なんてどこか飛んでってしまえ〜
ハルヒにほっぺちゅーされるキョン
ハルヒのほっぺにちゅっちゅっ!ちゅっちゅっ!
団長に雑用さんよぉ〜 こんな暑いなかチュッチュッと余計に暑苦しいは!
>>222 が、キョンが落ちてた100円を拾って避けた為
その隣の古泉の頬に勢いよくキスするハルヒ
>>225 それを見たキョンの顔は
言葉に出来ません
寝ぼけて有希のほっぺを大福と間違えてはむはむするハルヒ
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/05(日) 16:35:24 ID:tASQCFId
オナニーの垂れ流しばっかりで放送中なのに過疎ププッw
ハルヒ「これがホントの有希身大福ね!」 長門「…………」 キョン「…………」 ハルヒ「……ごめんなさい」
彼女に三日も泊り込んで看病してもらった上に、 その同じ彼女に伊達眼鏡の女教師コスで勉強教えてもらうなんて、 高校生とは思えない爛れっぷりだなw これで肉体関係無しだと?ありえねえよ
本能的に何か危険を察したキョンが上手い事かわし続けたかもしれん>肉体関係
他にも二人きりで一晩過ごしたりしてるのになw
あっても語られていないだけ トカ
その辺の事情も理解した上で、彼女が神様ってことも受け入れた上で、 それでも彼女を自分の女、妻、嫁として扱うってシチュは萌えもとい燃えるけどな ま、この辺は主観の相違ってことで SSの投下に期待します
まあお互いツンデレだからな これで二人のツンが取れたらすごい事になりそうだw
ハルキョンの絡みを全て書いくと 読者が鼻血出したり激しい鬱になったりするから 自重してるんだってうちのばっちゃが言ってた
家庭教師などは知る由もないが、付きっきり看病とか完全に周知だからな。 クラスメートの微笑ましい顔を想像すると(つд`)
そしてクラスメートのそういう噂とか当てこすりを聞く度煩わしくて舌打ちするキョン
>>237 分裂ではそれっぽい描写があったな
教壇でハルヒの個人授業を受けるキョンを生暖かくスルーするクラスメートw
ENOZが教室お礼に来た時、キョンを一緒に連れて行ったとかもね
プールで子供と遊んであげてる辺りがお姉さんっぽい みくるに金魚あげて一匹ずつ貰ってきてるのが好きだ
高校時代、俺の席は、ベランダ側の最後尾だった事を思い出した。 何時も窓の外を見ていた。 そんなやつが多いのか?
エンドレスエイトはかなり手抜きだよな さすがにここまで続くと 前回から全く進展ないし
ちびちびと味わう ハルヒ いとおしき
ナ、ナニを味わうんですか
「キョン、この味は嘘をついている味ね!さあ吐きなさい、この小説の続きはどこ!?」
キョンに圧し掛かった状態でそんなコトしてたら100パー誤解するなw みくる「ごごごご、ごゆっくりぃ〜〜」
キョン「・・・どいてくれる?」
2期予想
http://image.blog.livedoor.jp/insidears/imgs/f/b/fbcc93ec.JPG :::::::::::.: .:. . ∧_∧ . . . .: ::::::::
:::::::: :.: . . /彡ミ゛ヽ;)ヽ、. ::: : :: 早く続き行けよ・・・・・
::::::: :.: . . / :::/:: ヽ、ヽ、i . .:: :.: :::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
01〜06 涼宮ハルヒの憂鬱T〜Y
07 涼宮ハルヒの退屈
08 笹の葉ラプソディ
09 ミステリックサイン
10 孤島症候群(前編)
11 孤島症候群(後編)
12 エンドレスエイト
13 エンドレスエイト
14 エンドレスエイト←いまここ
15 エンドレスエイト
16 涼宮ハルヒの溜息
17 涼宮ハルヒの溜息
18 朝比奈ミクルの冒険 Episode 00
19 ライブアライブ
20 射手座の日
21 サムデイ イン ザ レイン
22 涼宮ハルヒの消失
23 涼宮ハルヒの消失
24 雪山症候群
25 猫はどこへ行った?
26 涼宮ハルヒの陰謀
27 編集長★一直線!
28 涼宮ハルヒの分裂
キョン「It's time for revenge...」 ハルヒ「Let's party!!」
キョン(どぅあ!・・はぃっっ)ゼイゼイ ハルヒ「キョン。これからなのになにへばってんのよ。だらしないわねー」 キョン「・・・・誰のせいだ!誰の!!」
陰謀一話は無茶だw
キョン「(ん、待てよ・・・このままハルヒとくっ付いちまえば俺の人生はバラ色まっしぐら どこまでハルヒの力が続くか解らんがうまく使えれば朝比奈さんも長門も俺の思うまま、機関や情報なんちゃらから幾らでも搾り取れる)ハルヒ、俺と付き合おう!」
キョン「偽者乙」
なにその新世界の神的なキョンw
HSRUHIノートという名の交換日記ですね、わかります。
なんだか色々とかわええ
>>256 ハルヒ「…う〜〜ん、明日火星からUFOがやって来る、とか普通だし……
!そうだ、『キョンが明日あたし涼宮ハルヒに一世一代の告白をする。』
キャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!何書いてるのよあたしはぁ〜〜〜〜〜!!」
>>262 そういう意味かw
火葬戦記好きなら間違いなく知ってると思うが……
ハル・ノート
(Hull note、正式にはOutline of proposed Basis for Agreement Between The United States and Japan、合衆国と日本の間の協定で提案された基礎の概要)は、
太平洋戦争(大東亜戦争)開戦直前の日米交渉において、1941年(昭和16年)11月26日にアメリカ側から日本側に提示された交渉文書である。
日米交渉のアメリカ側の当事者であったコーデル・ハル国務長官の名前からこのように呼ばれている。ハル・ノートに関しては、
「(事実上の)最後通牒であった」とする解釈と、「最後通牒ではない」とする解釈とがある。
>>261 コレですか?……事実上の最後通帳…
265 :
264 :2009/07/05(日) 23:48:39 ID:TIN40qxq
未来日記かと思ったw
ハルヒの場合ドリームノートになりかねん
キョン「古泉よ、ハルヒ(のトンデモパワー)は俺のモンだ、誰にも渡さん!」
>>264 ==== Haruhi Note ===
合衆国は日本に対し以下の勧告を行う
1.デート代はキョン持ち
2.あたしより後に来ない
3.髪型は常に褒める
4.みくるちゃんばかり褒めない
5.有希ばかり見ない
他なんかある
6.キョンにのみ、あたしへの呼び捨てを許す。他のものがこれを 犯せば、ローキックで悶絶させた上、死刑。
6.あたしより後に寝てはいけない 7.あたしより先に起きてもいけない
8、子供が育って年をとったら、あたしより先に死んではいけない 9、例えばわずか一日でもいい、あたしより早く逝ってはいけない
10.飯はうまく作れ 11.いつも綺麗でいろ 12.できる範囲で構わないから ハルヒ「…これってあいつが言うべきことじゃないのよ…」
15.亭主関白しなさい! 16.団長の命令は絶対 キョン「矛盾ってやつか。俺はどうすればいい?」
17 あたしと1分1秒いる時間を多くしなさい
18.結婚指輪は給料三か月分が古来よりの掟なの良い? でも今は苦しいだろうし、その分新婚旅行を豪華にしても・・・ 分かったわ。一ヶ月まで相談可とするわ。感謝しなさい 19.いきなりキョンの家も良いけど、最初は二人っきりが良いわね 幼稚園の近いとこに賃貸でどう? 20.やっぱ専業主婦が良い?それともダブルインカムで行く? どっちでも良いわ。でみお弁当は絶対作るから!いい?
21. あたしが間違いを犯しそうになったら、あたしを叱りなさい 22. あたしがオバさんになっても、ずっと好きでいなさい
明日は七夕か…
ハルヒが憂鬱なので東京の空も憂鬱です
281 :
昨日のまとめ :2009/07/06(月) 10:48:56 ID:cKH7Ee39
7月6日。 ハルヒスレ住人合衆国より日本在住の“キョン”へ向けてある交渉文章が提示された それは22カ条に及ぶ。 【『涼宮ハルヒ』と『キョン』の間の協定で提案された基礎の概要】は何時しか ― Haruhi Note − と呼ばれる様になった。内容は以下となる ==== Haruhi Note === 合衆国は日本に対し以下の勧告を行う 1.デート代はキョン持ち 2.あたしより後に来ない 3.髪型は常に褒める 4.みくるちゃんばかり褒めない 5.有希ばかり見ない 6.キョンにのみ、あたしへの呼び捨てを許す。他のものがこれを 犯せば、ローキックで悶絶させた上、死刑。 7.あたしより後に寝てはいけない 8.あたしより先に起きてもいけない 9.子供が育って年をとったら、あたしより先に死んではいけない 10.例えばわずか一日でもいい、あたしより早く逝ってはいけない 11.飯はうまく作れ 12.いつも綺麗でいろ 13.できる範囲で構わないから 14.あたしの親とあんたの親と、どちらも同じよ大切にしなさい 15.亭主関白しなさい! 16.団長の命令は絶対 17. あたしと1分1秒いる時間を多くしなさい 18.結婚指輪は給料三か月分が古来よりの掟なの良い? でも今は苦しいだろうし、その分新婚旅行を豪華にしても・・・ 分かったわ。一ヶ月まで相談可とするわ。感謝しなさい 19.いきなりキョンの家も良いけど、最初は二人っきりが良いわね 幼稚園の近いとこに賃貸でどう? 20.やっぱ専業主婦が良い?それともダブルインカムで行く? どっちでも良いわ。でみお弁当は絶対作るから!いい? 21.あたしが間違いを犯しそうになったら、あたしを叱りなさい 22.あたしがオバさんになっても、ずっと好きでいなさい この提示にたいしてキョンはただ「やれやれ」と答えたと伝えられる。 その日を祝し、何時の日からかサラダ記念日になぞらえて ≪この文章にやれやれとキョンが言ったから 七月六日はハルヒ記念日≫ と住人の一部において祝われるようになったとかならないとか…
全部守るの大変だなw
直列で寝ているハルヒをキョンと古泉がマットの上に乗せて部室の外に運び出すシーンがあったんだが、 その時ハルヒが起きて「バカキョン何しようとしてるのよ!」みたいに反応してて吹いたw 原作では案外こういったシーンは少ないよね
シャミ「それがさだまさし!」
>>283 その手の日常どたばたネタって意図的?にやらないようになってる気さえするよな。
アニメオリジナルで〜と言いたいけど、エンドレスでループしまくってるしなぁ。
ひと夏の思い出ってレベルじゃねーぞ!
途中から関白宣言になっとるw 何やってんだww
なんかエンドレスサマーが終わらないんじゃないかと思って来たよ。
今書いてる始末書この前書いたようなデジャビュが・・・
そういえばこの前も昼ご飯スパゲティーだったような…
確かに二週間前もハルヒは可愛かったような…
そういえば先週はハルヒは俺の嫁だったような……
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/06(月) 14:42:45 ID:3B3olG3B
なぁ。団員を虐待してキョンに顔面殴られた犯罪者の名前ってなんだっけ? 涼宮ブスヒだっけ?w
それデジャヴやない! 妄想や!
そういえば2年前にも「驚愕マダー」って言っていたような…気のせいかな。
デジャヴですな
/ ̄ ̄\ / _ノ \ | ( ●)(●) <おっと、それ以上は言ってはいけません…… . | (__人__)____ | ` ⌒/ ─' 'ー\ . | /( ○) (○)\ . ヽ / ⌒(n_人__)⌒ \ ヽ |、 ( ヨ | そういえば2年前にも「驚愕マダー」って、むぐ… / `ー─− 厂 / | 、 _ __,,/ \
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/06(月) 16:31:31 ID:3B3olG3B
涼宮ブスヒのせいで延期されちゃったねwwwwwww
ハルヒとならいつまでもエンドレスラブしてもいいぜ
300ならハルキョンはエンドレスラブ
しかしさすがに脱出して欲しいものだ。 また繰り返しはいい加減ダレるぜ。巻いて巻いて宿題パーティーでBパート使うとかしてくれい。
久しぶりに自分の口座を見たら家が建てられる程の金額が振り込まれていたキョン
>>301 OPの前にいきなり発覚シーンからスタート!
それくらい巻いてくれればいいんだがw
後ろから抱き付いて「I love you」をやってみたシークエンスは放送されないんでしょうか
劇場版は再構成物でハルヒとキョンが最初から恋人同士で 最後までほとんど真っ当な文芸部の活動やってたりして
見せられません 二人だけの秘密です
4話もやるなら原作にない事をやってほしいな 主にハルキョン関連で
ロリハルヒ(*´Д`)ハァハァ
今年もまた中学に忍び込んでハルヒを探す仕事が始まるお
>>281 あと3か条あれば「25か条の要求」だったのに。
お前ら明日間違っても中学に不法侵入するんじゃないぞ! いいか絶対にだぞ!
>>313 正門を女の子が乗り越えようとしていたら、話は別だ。
朝比奈さんの代わりを探してこないとな
規定事項は難しいなあ
七月。その日も、いつもと何ら変わった点はなかった。 愛すべき我が妹はいつものようにアタックをかましてくれ、愛すべき我が通学路はいつものように長ーい坂である。いやもう、本当にこの坂はどうにかならないのかね。まったく暑いことこの上ないぜ。 「よう、キョン」 背後から俺を呼ぶ声が聞こえ、振り返る。谷口か。 「お前ら、今日も何かやるのか?」 はて、今日は何の日だったっけ。 「とぼけんなよ。あの涼宮だ、今日が何の日か忘れるわけねえじゃねえか」 解ってるよ。今日が七月七日で、七夕だってことぐらい。 「はっ、どうだかな。何せバレンタインデーを忘れてたお前だ。七夕を忘れてても不思議じゃねえよ」 うるせえ、この万年忘れ物野郎が。 谷口とバカ話をしつつ、汗だくになりながらハイキングコースを登り、昇降口で靴を履きかえ教室へと向かう。 開けっ放しの後方戸口から愛すべきクラスルームに入ろうとして、三歩進んだ所で俺は固まった。 あれは何なんだ、一体。 俺の後ろの席に座る人物の後頭部に、いつか見たちょんまげ、もといポニーテールがくっついていた。 思わず見とれてしまう。遅れて来た谷口は固まった俺といつもと違う髪型のあいつを交互に眺め、ニヤニヤしていた。何だよ。 はやる気持ちを抑えつつ、自分の机へ。 「よお」 さりげなく朝の挨拶をすることに成功。焦るな、俺。さりげなく真意を聞き出すんだ。 「何でまた、今日はポニーテールなんだ?」 ハルヒは以前のように窓の外へ視線を向けたりはしていなかった。 「原点回帰よ」 何だそれは、と聞こうとして、気付いた。そういや今日は火曜日だ。なるほど。 「考えてみれば、織姫も彦星も地球の外にいるわけじゃない」 本当にいるかは定かではないがな。 「だからね、気がついたのよ。前やってたアレも有効なんじゃないかって」 確か、ハルヒ曰く曜日で髪型を変えるのは宇宙人対策らしいから、その理由に納得出来ないわけでもない。 それが俺のためだったらよかったのにとか、ほんのこれっぽっちも思っちゃいないがな。 今年も、十六年後と二十五年後に叶えてほしい七夕の願いごとを書くらしい。二十五年後の方は、とりあえず「新型のエコカーよこせ」って書いておいた。 十六年後の短冊?あー、それはだな、 「ちょっとキョン、書いたの?見せてみなさいっ!」 長机に置かれた短冊を発見したハルヒはそのままそれを引ったくった。 「去年のも俗物だったけど、今年はさらにしょうもなくなってるわね。値段も下がってるし」 地球温暖化は深刻な問題なんだぞ。 「あれ、もう一枚は?」 これはお前には見せん。大体見せろと言うならそっちのもだな、まあ吊した後解ることなのだが。 「ほら」 二十五年後の分として渡されたそれには、「地軸よ、まっがーれ↓」と書いてあった。…あのな。 「ん、そういやお前のもう一枚はどうなんだよ」 「あんたになんか見せないわよ」 ああそうかい。 「何よ、何か文句あるの?」 解った解った。あ、そうだ、ハルヒ。 「何?」 「その髪型な、やっぱり似合ってるぞ」 「涼宮ハルヒのもう一枚の短冊には『また、似合ってるぞって言ってもらえますように』、彼の短冊には『俺のためにポニーテールにしてくれる人が隣にいますように』と書いてある」 「ふぇぇ、それって……」 「彼らの前には時間もかなわない、といったところでしょうか」
七夕が、七夕が来る…ッ!
さて、7月7日がきたわけだが
・世界があたしを中心に回るようにせよ ・地球の自転を逆回転にして欲しい
ちょっとフライングした上にタイトル失敗した。 正しくは ざ すたーふぇすた おぶ ぽにーてーる でお願いします。
あなたはそこにいますか?
それキョンが盲目フラグ
>>318 GJ!
いきなりいいものを読ませてもらったぜ
SOS団サイトが七夕ネタをやっているのだが… アクセス集中してて重いw
>>326 ┌───────────────────────
┤ハルヒはキョンの嫁
└───────────────────────
おやすみ、ハルヒ。 いい夢見ろよ!
こんばんわ『ドラキョン』を書いてる物です 『七夕』なのに空気読めてないようなSSを投下させていただきます。 今夜は『欄外』と『本編 第8幕-前編-』を投下させていただきます 特に本編が長くなり途中で再考中です。 又6レス程使わせていただきます。 済みませんがよろしくお願いします。 苦手な方はスルーしてください。 では
精霊姉の声は………『あかね色に染まる坂の綾小路華恋』 精霊妹の声は………『あかね色に染まる坂の二条亜矢』 …・・・・・・の中の人的な感じでお願いします ハルヒ「ツルヤさん何やってるの?」 ツルヤ(コレかい?『七夕』の準備をしてたんよ。) ハルヒ「『七夕』?なんなのそれ?」 ツルヤ(そっかコッチじゃお祝いとかしないんだっけ。う〜〜〜ん、キョン君は何か知らないっかい?) キョン 【え?行き成りコッチに話振るんですか?】 ツルヤ(此処は同郷同士、あたしが説明するより分かりやすく教えてくれるんじゃないかって思ってさ。) ハルヒ「ふ〜〜ん、キョンあんた知ってんの?」 キョン 【あ〜〜 俺も東方を旅した時に聞いた話だから又聞きだけどな 『祖先の霊を祀る一連の行事の一環で、精霊棚とその幡を安置するのが7日の夕方であることから 7日の夕で「七夕」と書いて「たなばた」って発音するようになった』と聞いた。 それに東方で伝わっていた説話が交わって東方独自の風習になったんだ】 ハルヒ「説話って?」 ツルヤ(織姫って機織の上手な働き者の天帝の娘と彦星ってこれまた働き者の牛飼いがいたんよ。 身分の違う2人の結婚を天帝様はお認めになったんだけど夫婦生活が楽しくて2人とも働かなく なったもんだから天帝の怒りにあって引き離されちゃったんだよね。でも年に1度、7月7日の日だけ 会うことを許してあげたんよ。そんでその日が「七夕」と重なってその日に笹のに願い事を書いた 短冊を吊るすと願いが叶うって言われる様になったのさ。) ハルヒ「何か面白そうね。」 キョン 【そもそも祖霊を祭ったりする神事なのに願い事をかなえて貰おうとかむしが良すぎませんか?】 ハルヒ「ちょっとキョン?そんな言い方ないでしょ!」 ツルヤ(まぁまぁ御二人さん。おや?この場合は違うかな?まぁ細かい事は気にしなさんな。何たってお祭りなんだからっさ。) ハルヒ「そうね、折角だしあたし達でもやりましょう!じゃぁキョン『笹』取ってきて。」 キョン 【やれやれ 最近大人しくしてたと思ったらコレだ ならお前は五色の短冊準備しとけよ】 ハルヒ「短冊?いいけど五色もいる訳?」 ツルヤ(東方に五行説ってのがあってソレにならってるんだよ。東方は縁起物とか直ぐ結びつけるからね。 色は『緑・紅・黄・白・黒』で頼むっさ。) キョン 【そういえば『笹』は精霊が宿る依代でもあるんだよね なんかよくない物でも憑かなきゃ良いけどな〜】 ハルヒ「ブツブツ言わずにサッサ行く!」 キョン 【へいへい】 “笹”の精霊:妹≪お、お姉ちゃん、ドラゴンさんがコッチに来るよ〜≫ “笹”の精霊:姉≪別に私達を取って食べるわけでもないんだから落ち着きなって≫
【世界の声を聞きし巫女がいた。その者は美しくその姿を彼の者と共にある時こそ最も輝いていた。そのもの白き蒼銀の聖なる少女】 龍と少女の旅は今1つの終着駅に着いた。 龍の名を知るはずの神龍の手掛かり。その神龍の手掛かりのある地『央国』。 しかしそこは最早死の大地に変わり果てていた。全てを究明せんと魔道王に謁見を望む龍と少女達。 そこで目にしたのはまるで金の像の如く動かなくなった金龍王とその前で呪文を唱え続ける魔道王の姿。 その姿に邪悪なものを感じた龍達が一斉に攻撃を仕掛けた。その最中、その深くかぶられたフードが顕わになった。 その奥に隠されていた顔は“少女ハルヒ”と同じであった。 そして、その瞬間その場に居た者全員にあるイメージが流れ込んできた。 それは悠久の記憶。神話の始まり。伝説の神龍と聖なる少女の始まりの物語であった。 ― 「ちょっと、そんなとこに登って何やってのよ。あんたが大人しく神殿にいないと皆変な心配するんだから。」 − ― 【…なんだお前か 別に良いだろ?どうも神殿の中は窮屈でな 此処だと丁度いい塩梅に横になれるんだ】 − ― 「仮にも神様がそんなんでどうすんのよ!せめて礼拝が終わるまでは神殿にいてよね。」 − ― 【へいへい 我が巫女様には逆らいませんよ】 − ― 「…なんか言った?」 − ― 【別にな〜んにも】 − それは未だ神龍と聖なる少女が共に国で暮らしていた頃の記憶。まだ世界が平和であった頃に記憶。 ― 「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!なんであんたが此処を出てくのよ!!」 − ― 【お前『神託』聞いてないのか?神である俺が先ず動かないでどうすんだよ】 − ― 「だからって何も1人で行くこと無いじゃない!」 − ― 【1人って俺ドラゴンなんだがな 旅の共の当てなら幾らでもあるからな 先ずは氷龍公と水龍公達に声を掛けてみようと想ってる】 − ― 「他の種族はどうすんのよ。ハイ・エルフの長老は?ケンタウロス族の族長とは?妖精族とは?その格好でいくわけ?」 − ― 【なら聞くがハイ・ジャイアントや妖魔や魔族なんかとの交渉に巫女のお前が来るつもりか?正気の沙汰とは思えんな】 − ― 「あぁもう!ここで話してもどうしようもないわね。いいわあたしはあたしで付いてくからあんたはあんたで先に行けば良いのよ!」 − ― 【…大体聖騎士との婚約を控えた巫女が何言ってんだよ いいから残れ!】 − ― 「そんなの知った事か!!あたしがどうするかはあたしが決めるの!!仕来りなんて糞食らえよ!!」 − ― 【やれやれ困った巫女様だ】 − それから旅の記憶が続いた。最初は神龍に怒られながらも着いていく巫女。何時しか1匹と1人は『神の龍と聖なる少女』と崇められていた。 そして仲間もまた集まっていった。そこには後の氷龍王や地龍王の姿もあった。 『闇』との戦いは果てし無く続いた。その果てに1匹と1人は『闇』を追い詰めた。
― 「ジョン、此の侭じゃ封印が出来ない!皆の、皆の力が足りないわ。このままじゃ又アイツを逃しちゃう!」 − ― 【……ハルヒ お前言ったよなこの旅が終わったらお前を俺の妻にしろって】 − ― 「えぇ言ったわ。女に二言は無いわよ!責任とってあたしを妻に迎えなさいよね。一生ドラゴンとして暮らしてもかまわないしそれはそれで面白そうだし。」 − ― 【……そうか その言葉が聞けただけで十分だ】 − ― 「?ジョン?あんた何を考えてんのよ!?・・・・・・ちょっとこの結界は?ちょっとジョン!!」 − ― 【世界を守る 俺にとってはお前を護る事が世界を守る事なんだ だから何が有っても生きてくれ 生きて俺が護った世界を見続けてくれ】 − ― 「ジョ、、ジョン、やだ嘘よねこんなの。まってジョン!!アイツはあんただけじゃ封印できないあたしと皆がいないと!!」 − ― 【もう暫くしたらシュリューワや他の連中も追いつくだろう でもその頃になったらアイツも力を回復させちまう だから今此処で封印するんだ!! じゃぁなハルヒ 俺みたいなドラゴンじゃなくて人間のいい奴見つけて結婚して子供作って幸せにな この世界で俺はずっと見護ってるからな!!】 − ― 「まってジョン!!こ、、、こんなの無いわよ!ここまで一緒だったじゃない!!ずっとずっと一緒って言ったじゃない!!!バカジョン!!!! もうあたし無茶な事言わないから。…あんたに釣り合うようになるから………だから逝かないでよ!ジョーーーーーン!!!!!」 − 激しい輝きの中、『闇』は一点に凝縮されていった。そしてその場には1つの光り輝く宝玉が残された。 それが神龍がその身を引き換えになしえた封印であった。 果てし無い凱歌が木霊していた。神龍を聖なる少女を称える声が。 しかし五大龍王のみが知っていた。この封印の意味と少女の涙を。 「…キョン……今のは……」 【……如何やら『魔道王』の記憶のようだな でも今頭に流れ込んできた映像は………】 魔道王に攻撃した一行は大きく弾き飛ばされていた。その際に少女の剣が魔道王のフードを裂いたのである。 その際に一斉に流れ込んできた記録とも記憶とも取れるイメージの数々。 それは嘗ての『神龍と聖なる少女』を表しているのは確かであった。 ならば目の前にいる者は魔道王にして伝説の『聖なる少女』なのだろうか。一行の中に疑念が生まれた。 しかし、それは致し方ないことであった。そもそも『魔道王』の顔を見たものは誰もいない。それこそ男か女かさえも 判然としていないのだった。もし目の前に存在がそうであるのであれば、はるか悠久の時を生きて封印を行ってきた事になる。 だが、それならばこの地の惨状は何故起きたのか。そもそも彼女が伝説の聖なる少女であるならばお告げにある少女たる ハルヒに顕現した力や佐々木にも現れている力をどう説明するのか。 ただ今分かっている事は目の前に立つ少女の姿をした何者かは敵であるということであった。 龍達は立ち上がり体勢を立て直す。少女も地龍から降りると剣を構えた。 「くっくっくっ、滑稽だね。まさか魔道王様に楯突くつもりなのかい?それこそ無駄な努力だよ。…確かキョンって今は言うんだよね。」 【……不本意だがな】 「コレで分かっただろ?彼女の後継者が僕なのさ。そして君は彼の『神龍』の転生体。コレだけの条件がそろってるんだよ? さぁ僕とその女。どっちを選ぶかは明白だろ?」 【やれやれ 何を言い出すかと思えば で?何が明白なんだ?】 「な!君はこの状況を見ても未だそんな事を言うのかい?世界の為にも僕と共にくるべきだ!」 【断る!悪いが先約が入っちまってるんでな 世界を救うとかは分からんが一緒に行く奴はもう決まっちまってるんでな】 「…キョン。」 その言葉を聞いて少女は地龍を見上げた。 あの日、あの場所で出会ってから今まで未だ1年も経っていない。しかし互いの歩んだ時間は確かに自分達の間に絆を結んでいた。 笑って、怒って、喧嘩もした。龍とか人とか互いに関係なかった。 この世界に生まれて互いに欠けていたもの。それを見つけたような、そんな気持ちが地龍と少女の間には出来上がっていた。 だが、世界は、運命は、その様な気持ちすらも押し流していく。 金龍王が抱く黒い球体が脈動した。 その場にいた者全てがそれを感じた。 まるで地龍と少女の絆を嘲笑う様に。 黒い光が一行を、否地下空間全てを包み込んだ。本来『光』とは対極にある筈の物。 しかし一行にはそのように感じられた 「キョ、キョン!!」 【大丈夫だ!!俺は此処に居る!!俺を 俺を『感じる』んだハルヒ!!!】
ポニーテールの日(日本) 日本ポニーテール協会が1995年(平成7年)に制定。7月7日が「七夕」・「ゆかたの日」であり、 織姫がポニーテールであることと、健康的でさわやかで、女性らしさをアピールできる髪型の ポニーテールが浴衣に似合うことなどから。 なるほど
その言葉を最後に少女は意識を手放した。 深く深く、意識が闇に沈んでいく。暗い暗い奥底へと。 次の瞬間意識が急浮上する感覚を受けた。それに従い意識を走らせる。 次に少女が目にしたのは 「あ、、、あれ?此処って・・・」 そこに広がる光景は自分が生まれ育った、何も無い寂れた村であった。 そこは何時も村を見渡していた丘の上であった。見慣れた古びた祠がある。 遠くには粉引きようの水車小屋も見えた。何も変わらない、変わり様も無い村である。 「おーーい!」 「え?」 自分を呼ぶ声が聞こえた。 その声に従いそちらを見る。そこには1人の村人が手を振りながらこっちに向かって歩いてきていた。 誰? 先ず最初に浮かんだのはその思いだった。しかし瞬時にその相手は自分の夫だと意識が語りだした。 実感は無い。しかし、自分の意識が或いはその別の何かがそうだと告げていた。 考えてもその先は深く澱んだ沼のようであり、先に進めなかった。 「こんなとこに居たのかよ、探しだぞ。」 「あ、、、えっとごめん。」 「何だ?今日はえらく素直じゃないか。何時もそれくらいあると俺も楽なんだけどなぁ。」 「む!余計なお世話よ!!」 「おっと、怖い怖い。」 目の前に居る男性。村の農夫で自分の夫。 名は確か『タニグチ』といった筈だ。 村では変わり者で通っていた自分に最後までしつこく言い寄って来た男だ。 村の仕来りや体面、親の言葉もあり目の前の男性と結婚したのだ。 した筈だ、しかしその記憶を辿る度に何かが引っかかっていた。 「おい、如何したんだ?『ハルヒ』。お前なんか変だぞ?」 「え?…そ、そんな事………ねぇあんたってあたしの事『ハルヒ』って呼んでたっけ?」 「そりゃー昔はそうじゃなかったけど、俺達結婚したんだし。普通夫婦なら名前で呼ぶもんだろ?」 「………あたしの名前を呼ぶ………」 【ハルヒ】 不意に意識の奥で何かが蠢いた。 それは今の自分の全て否定しているようであった。しかし、その意識が告げる言葉と今の自分の記憶どちらが正しいか。 少女はその自分に語りかける意識に耳を傾けた。 コレからの自分。今までの自分。 この男との間に子を儲け、そして変わりない村の生活の中で孫を抱きそしてその記憶と共にあの世へと旅立つ。 その当たり前で何も変わらないモノが、急に余りに異質に感じられた。
【ハルヒ】 自分を温かく呼んだ声は誰のものか。自分を温かく包んだのは誰の温もりだったのか。 次の瞬間、少女は目の前にいる農夫から距離をとった。 「おい、如何したんだ『ハルヒ』。」 「気安くあたしの名前を呼ばないで!!違う!!あたしの、、そうあたしの“名前”を呼んで良いのは、あたしを『あたし』として呼んでいたのは!!」 少女は走りだした。 あの丘へ、あの祠へと。 そこに行かなければならないと想った。自分の中を次々と通りぬけていくモノがあった。 大きくゴツゴツとした背中。 力強く逞しい腕。 大地を踏みしめる強靭な足。 しなやかで太い尻尾。 岩をも噛み砕く牙。 自分を温かく見つめるその優しい眼差し。 そして他の誰でもない『自分』を指して呼ぶ声。 【ハルヒ】 「はぁ…はぁ…はぁ……キョン!!」 力の限り走った先。その祠には誰も居なかった。 しかし、その祠が淡く光っていた。その光に導かれて少女は祠を開ける。 そこには『蒼い光』を携えた『護符』『宝玉』『小剣』『盾』が収められていた。 それらを手に取る。 そうだ自分は誰だ!そう心が大きく叫んだ。 『あたしは、ここにいる』 自分は誰か、そして誰が好きなのか。 「…キョン…」 何時も憎まれ口を叩いていたあの口も。 ヤレヤレをといった具合に窄められた肩も。 困ったように顔をかいていた爪も。 種族も寿命も何もかも超えて、自分が見つけた相手。 自分を見てくれる存在。自分が自分でいれる場所。 あの大きな温かい背中を。
「ふん!味なことしてくれるわね。所謂精神攻撃って奴ね。でもお生憎様、そんなんであたしを意の侭に出来るなんて考えが1000年遅いのよ!! まぁせめて相手を人化したキョンにしてたら……そ、、そのまま騙されてたかもしれないけど。よりにもよってあれじゃね〜、人選自体が間違いなのよね。 さぁ次はあたしの番ね!佐々木さんだろうが先代の『聖なる少女』か知らないけど“あたしとキョンの絆”はオリハルコンよりも強力なんだからね!! あたしはあたし、他の誰でもない!」 刹那少女の衣装が村娘の姿から変わっていく。 蒼い衣と白い衣。胸には『宝玉』を腰には『小剣』を懐に『護符』を左手に『盾』を。 全て地龍からキョンから与えられた自分を護る武具であり、繋がりだった。 気がつくと辺りが闇に閉ざされていた。 恐らく此処も又『閉鎖空間』。 腰の『小剣』を抜き放つと少女は一閃した。瞬間その太刀筋にそって蒼く空間が開かれていく。 そう還るのだ、自分の居るべき場所へあの地龍の隣へと。
今夜は以上になります。 元ネタとして〔111スレ-879氏 あたしは夢を見ている。〕を 此方の都合で申し訳ありませんが多少改変して使用させて頂きました。 断り無く使用して申し訳ありません。 後編は後日になると思います。それでは
>>317 俺の住んでる地域は昨日は雨だったが、今日は晴れだぜ。
>>318 GJ!
そういや今日はハルヒがポニテにしてた火曜日か。
上手い具合にポニーテールの日が重なったなw
今日は浴衣の日や恋の日とか他にも色々あるようだ。
七夕の日、キョンの好きなポニテにして浴衣を着て、短冊に想いを馳せながらキョンに恋するハルヒ。
……乙なもんだなぁ。
リロってなかったorz
>>338 乙
いよいよクライマックスか!
後日まってるぜ。
親父に買って貰った自分の体程大きな望遠鏡を抱えて 山を登った幼い頃を回想するハルヒ
キョンて、『ツンデレ』なる属性を理解出来るんか? まぁ、自分自身が『ツンデレ』なんて一生理解納得出来ないだろうが…
ハルヒもわかってないから お似合いじゃないか
七夕だー! ハルヒとキョンが結ばれますように
お互いのデレが重なる事はまずない だがそれがいい
公式サイトの願い事、おまいらなんて書いた?
「驚愕が発売されますように」 「ハルヒが幸せになりますように」
>>348 >>「驚愕が発売されますように」
16年か……長いなぁ……
ながるんは16年の猶予を貰えて小躍りして喜んでるだろうな まあ俺も驚愕読みたいって書いたけどさw
しまった。じゃあその願い事はダメだなw
353 :
キョン :2009/07/07(火) 10:59:29 ID:81DxV6tu
`/:::/ |/ \\ /:::/./| /\ \ゝ :::// |/イ||\ ヽ ヽ/.__|__リ|||\| :/| |||| /.| . | |ノ |で ハ | |き ル| |ま ヒ | |す と .| |よ 結| |.う 婚 | |に .ノ L__</
夜までに晴れるといいな。七夕。
ハルヒとキョンが早く結婚しますように ハルヒとキョンの子供が生まれますように 出来れば88%位オフで
16年後と25年後に届く願いの88% つまり後2〜3年後に実現しろって事ですね ⊃一票
>>322 GJ!素直になれw
>>331 言われてみると不思議な風習だw
さて俺も公式行ってくるぜ!
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/07(火) 15:59:23 ID:yYF3A8c5
公式行ってくるぜ!(笑) やはり本物の厨房は恥ずかしい台詞を平気で吐けるもんなんだなププッ
キョン「チッ!繰り返してるというのか・・・この七夕の日を!」
キョンとハルヒの出席番号。 キョン→男子で7番目 ハルヒ→女子で7番目 なんという七夕……
えらい美犬がそこにいた
七夕がポニテの日だったり出席番号といい、つぐづくハルキョンの日だな今日は。
鶴屋さんが涼宮ハルヒがバニースーツに着替えた時に脱ぎ散らかした制服を着用したみたいだ ハルヒ「私の制服が盗まれた」 みくる「あそこに畳んで置いてありますが」 ハルヒ「これ私の下着じゃないしソックスも白だよ」 みくる「誰のでしょ」 ハルヒ「まー私の無いし借りちゃえ借りちゃえバニースーツだと目立つし」
「あんた、名前は?」 ジョン・コナー 「…なら、あたしはサラ・コナーなわけ?」 そうなるかもな 「ばかじゃないの?…で、あそこに寝てる娘はだれなのよ」 あれはT-1000、未来の世界から助けに来たアンドロイドだそうだ。 「ふうん…で、この話のオチは?」 そんなものは無い
ネタ先行ってあるよね……
ひょんなことから小金が入った。 悪銭身に付かずというわけで、俺たちは小さな戦闘機を買うことにした。 そして今日が処女飛行という訳だ。 小さくても複座(2人乗り)で、ワープは出来ないが、音速なら超えることができる。 「まったく、生きてるうちにこんなものが買えるなんてな」 「あんた、年寄りくさいわよ、キョン」 「しょうがないだろ。実際、年寄りなんだから」 「あたしが言ってるのはね、あんたは昔からかわんないってこと」 「そういうおまえは変わったか。以前なら人に操縦カンを任せるなんてなかったろ?」 「いらいらするほど分かりが悪いのも、相変わらずね。あんたがハンドル握るなら話は別 よ。あたしがあんたの運転に文句言ったことなんてあった?」 「他の文句を言うのに忙しいのかと思ってた」 「バカキョン」 旧式といっても、21世紀の軍需品だ。操縦桿を握ってる時間より、コンピュータとコ ミュニケーションしてる時間が長い。離着陸は、空母と戦闘機のコンピュータ同士がやっ てくれる。水平飛行もオートパイロット。つまるところ、操縦士は副操縦士と、どうでも いい話に花を咲かせる時間がたっぷりある、という訳だ。もちろん、この気短なつれあい が「退屈」の二文字を自動小銃みたいに乱射するんじゃないかと、少しだけ危惧していた が、今のところ、こいつものんびりした刺激のない旅を楽しんでいるように見える。やっ ぱりお前は変わったと、俺は思うぞ。 「で、どこまで行こうっての? 赤色巨星化しかけてる、どっかの太陽にでも突っ込むつ もり?」 「なんで、そんなことしなきゃならない?」 それよりも、ジェットエンジンでどうやって? 越すには越せる音速(マッハ)だが、宇 宙速度は越せないぞ。 「死ぬまでいっしょにいられるじゃない」 「ハルヒ、それは心中だ。俺達の道行きがそんな風に思われたとは心外だぞ。これでも有 り金の他に、なけなしのロマンチズムも、はたいたんだ。今後、甘い言葉は一言だって言 えないかもしれない」 「冗談よ。あんたが生きるより死ぬことを選ぶなんてあり得ないわ」 「買いかぶりだ」 「そういうことにしときましょう。で、いつまで秘密主義を続けるつもりかしら。そうは 見えないけど、あたしはかなり退屈し切ってるわよ。そこら辺のものに当たり散らしそう になるくらい」 「ヒントその1:地球の一部の地域では、そこの暦で7月7日に、とある星と星に向かっ て願い事をする習慣がある」 「へ? キョン、あんたストレスでボケちゃったの?」 「これはびっくり。おまえ、ストレッサーだっていう自覚があったのか?」 「あたしも驚いたわ。へえ、あたしがあんたにストレスを与えつづけてたんだ」 「ヒントその2:行き先はアルタイル方面だ。といっても、こいつはただの飛行機で、恒 星間旅行は出来ないからな。まあ、あの時の、お前の願い事が気になってたんだ」 「ふーん、そうなんだ?」 「そいつは地球から16光年先にある。光の速さで16年かかるわけだが、誰かさんの書 いたトンデモ論文のおかげで、時間旅行と超光速移動が可能になってな」 「お金さえあればね。ノーベル賞の賞金って、どうしてあんなに安いのかしら。星ひとつ どころか、島だって買えなかったわ。軍の払い下げの戦闘機で足が出たわよ。こっちは芸 能人でもないのに、知られたくもない顔を知られて大迷惑よ」
当時、どこの大学にも研究機関にも所属してなかった日本人女性が書いた論文がNature
に乗り、その後ノーベル物理学賞をかっさらっただけでもかなりの話題性だが、しかも書
いた本人が、あの見た目とあの言動だ。ある意味、ものすごくニュースにしやすかったか
らな。エキセントリックな発言をあつめた『涼宮ハルヒの語録』なんてものがベストセラー
になるし、誰がネタを提供したのか、「普通の人間には興味ありません。うんぬん」の発
言は入ってるし、高校生時代のピンナップまでついてるし。鑑賞用と保存用(布教用?な
んで布教なんてする必要がある?)に俺が買い求めた何十冊は、「こんなものと、生のあ
たしとどっちが大事なの?」の一言の下に没収され、そのうちの一部は、加速機で反陽子
をぶつけられて質量を放射線と取りかえるハメになったらしい。どうしても見たい奴は、
機関が目下計画中の「涼宮ハルヒ・ミュージアム」にでも問い合わせてくれ。
当時、俺はハルヒの実家に居候していて、親父さんの仕事を手伝ってはいたものの、世
間的には無職であり、ハルヒにしたところで実家の家事手伝いだった。おかげで四六時中
いっしょに居れた訳だが、受賞後は、様々なオファーに断りをいれる仕事はすべて俺に回っ
てきて、文字どおり忙殺された。無論、ハルヒ本人はそれ以上だった。「あたし中心に世
界が回るようにせよ」といういつかの願い事が、はからずも(本人が全然望みもしない形
で)叶っちまったのだ。年に一度しかまともに話もできない忙しさを評して、ハルヒの親
父さんは、「織姫と牽牛の呪いだ。働きもせずいちゃいちゃしてた天罰だ」と元の伝説を
思い出させるようなことを口にして、ハルヒの蹴りを楽しそうに顔面に受けていた。
結局、ハルヒはそのあと、研究機関や大学からの超・特別待遇なオファーをすべて断り、
3本の論文を書いただけで研究生活を終了する宣言をした。
「アインシュタインよりは働いたわ。今後はもっと大切な仕事をするつもり。何するかっ
て? 本気で聞いてるの? 幸せな家庭をつくるに決まってんでしょ!」
「ヒントその3:今日は7月7日だ。旧暦がどうの、って話はなしだぞ」
「なんでベガじゃなくてアルタイルなのよ」
「計画を立てたのが俺だからだ。というか近い方へ先に寄るだろ、普通。ベガの方の願い
事は、もう叶ってるんだから、いいだろ」
「そういう問題じゃないわ」
「ちなみに俺は、両方の願いが叶った。小金は手に入ったし、ど田舎だが庭付きの一戸建
てもある」
「ついでに、おんぼろ戦闘機もね。あんた知ってた? 七夕の飾りってのはね、7月6日
まで飾っておいて、7日の朝になったら、精霊流しみたいに川に流すのが本当なんだって」
「そう来るか。よかろう。今日一日だけ、俺は魔法使いなんだ。地球の自転を逆さにまわ
して、7月6日に戻してやろうじゃないか」
「はあ? あんた気は確か?」
「そのセリフ、何回言われたろうな。だが俺は正気だ。元物理学者の奥様、地球の自転速
度はどれくらいになる?」
「はあ?地球一周を赤道上で計るとおよそ4万kmくらいだから、これを24時間で割り算
して4万(km)÷24(時間)=1666(km/h)。ざっと時速1666キロぐらいかしら」
「で、マッハ1ってのは、どれくらいの速度だ?」
「あのね、マッハ数は流速に対して定義される量なの。物体の移動速度を示すものではな
いんだから。軍隊は、大雑把にマッハ1=1225 km/h(気温 15℃、1気圧 (1013 hPa) の空気
中:国際標準大気 (ISA) 海面上気温)としてるみたいだけど」
「この戦闘機はマッハ1.8くらいは軽く出る。じゃあ、アフター・バーナーに点火して、
太陽が西からのぼるところから始めようか」
俺は機首を真西に向け、コンピュータとちょっとしたやり取りをした。マッハ1.8は
時速2,205キロだ。赤道の真上で飛んでも、自転速度を追い抜く。つまり俺たちから見れば、
地球は追い抜かされて、反対方向に回る訳だ。
「ちょっと、キョン。それってドライブで夜景見に行くのと同じ発想よ」
「わるかったな。だから『なけなし』って言っただろ」
「まあ、あんたにしちゃ、シャレがきいてるわ。ほら、見てキョン!!」
ttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up97827.jpg まあるい地平線からのぼる太陽が、金環日食のダイヤモンド・リングみたいに見える。
もう「キザキョン」は打ち止めだぞ、ハルヒ。
「いいところなんだから、黙ってなさい!」
キョンいつの間に陸上多発タービン取ったんだ乙
ある日廊下ですれ違った中学時代の同級生から 「今でも気に入らない奴は殴ってるのか?」と昔をほじくり返されるハルヒ
>>369 GJ!こういうの好きだわw
最後のいいとこでキザモードじゃないとか、このキョンめ!だなw
>>368-369 逆回転!なるほど。
そして最後にキザれないところがキョンw らしくて好きだ。gj!
星はよく見えんが月がきれいだわ
七夕の夜 東中にまでふらりと出かけるハルヒ そこで大人のキョンと未来の自分が校庭に居るのを見てしまう
幾千万の席からキョンだけ見つけられる 偶然も不思議に変えるハルにゃんが好きさ
キョン「曇ってて残念か? ハルヒ」 ハルヒ「んーん。別に! だってさ、雲の上はいつだってハレてるんだし、たまには彦星と織姫も雲に隠れていちゃいちゃしたいに決まってるわ」 キョン「そうかい」 ハルヒ「なに、なんか考え事しちゃって」 キョン「いや、お前のことだから、『雲なんてどっか行っちゃえー!』なんて言いだすかと思ってな」 ハルヒ「そんな出歯亀みたいな行為、しないわよ」 キョン「出歯亀なのかよ!」 こんな電波が来たんだが、誰だ。送った奴。
自分も似たような電波受信しました 恐らくは神がお送りになったのでしょう
公式にハルキョンの子供が可愛くなりますようにと送ってきたが、 あれは誰が見るんだろうw
>>378 「……ねぇキョン」
「なんだ」
「今夜は満月なのに曇ってるから月も見えないわね」
「そうだな」
「彦星と織姫も雲に隠れていちゃいちゃしてるんでしょうね」
「……そうだな」
「…………」
「…………」
「……ねぇ」
「…………俺たちもいちゃいちゃするか」
おやすみ、ハルヒ。 いい夢見ろよ!
今日もハルヒと一緒に寝るぞー
それは抱き枕だ。はやく抱き枕を作る作業に戻るんだ。
夏祭りの時にバニー焼きそばなどという出店を出したSOS団 お客様第一号はあろう事か浴衣を着た佐々木団の皆さんだった
市販の歩行戦車で数十の同型機相手に無双するキョンと 敵の戦艦をぶん取って自分達の母艦として運用するハルヒ
KBS京都でエンドレスナイト……くるくる変わるハルヒの元気な表情良し。 オレンジのビキニが似合ってる。健康的にHです。ハルヒはこういう明るい色も似合うね またキョンも良い味だしてるね
水着に関してはチャイナ風パレオが好きだw
エンドレスエイトの中では13話が良かったな
後半ちょっとホラー風味なのがアレだけどなw
13話じゃないかな。 俺もアレ好きw
投下する前に居眠りこいて いつの間にか日付が変わってますたYO。 '`,、('∀`) '`,、 orz てなわけで、いまさらですが七夕ネタ -------------------------------- 七夕である。以上! 「というわけで笹取ってきました」 ……俺がな。 「それにしても遅かったわね……キョン、あんた何かあったの? 制服も泥だらけだし」 「いいや、その……あー、アレだ、ついうっかり蜂の巣を突付いちまって、必死で逃げ回ってたんだ、ははは……」 「ふーん、まあ別にいいけど。それよりもせっかく雨降ってないんだし、屋上にでも行きましょうよ、屋上! 曇ってて星が見えるかどうかわかんないんだけどね。さあ出発!」 やれやれ、笹だけ持って一人で行っちまいやがった。 「えーっと、短冊はわたしが持っていきますね」 「……筆記用具も必要」 「では、早速参りましょう。……おや、どうかなさいましたか? まあ、蜂に追われてさぞ大変だったでしょうし、僕からはお気の毒、としか申し上げようが……」 「いや……さっきの話は、ありゃ嘘だ。とにかく、今回はハルヒを笹の葉採りに行かせなくて正解だったぜ」 「ふむ、何か問題でも」 「ああ、実はな……」 ……… …… …
俺がハルヒに命じられて笹竹をゲットしに裏山に向かったのは放課後になってすぐのことだった。 一応泥棒まがいのことをするわけにもいかないと思い、正直に地主さんに許可を貰いに出向いたところ、案外あっさりとOKが出てしまったのは俺も予想だにしなかった。 ただ、七夕の飾り付け用にちょうどいい具合の笹が生えている箇所は山の裏側にあるとのことで、大まかな位置を口頭で伝えてもらったんだが、普通に回り道していくと結構距離がある。 そこで、止せばいいのに俺は直線で最短コースになるように竹薮を縦断するルートを辿ることにしたのだ。 まだ時間的に日没まで余裕があるし、まあ大丈夫だろうとか思ってたら、急に辺りが薄暗くなっちまった。 しかも、こんな低い標高にありえないはずなんだが霧まで立ち込めてきて、しかも妙な臭いと耳鳴りのような高周波が段々迫ってくる、と。 ああ、それは霧なんかじゃなかった。 俺の目の前にあったのは、白煙を周囲に発しながら、オレンジとも黄色とも違う目に悪そうな光を発するパイプ状の怪しげな物体だ。 俺はしばらくの間ぼーっとそいつを眺めていたんだが、やがて身の周りに――人ならぬ存在とでもいうか――妙な気配を感じたのだ。 そして……見ちまった。テナガザルの脚も変に長くしたような怪しげな奴らが俺を包囲するかのように接近してくるのをな。 ヤバい、と思ったね。次の瞬間にはもう俺は全速力でその場から遁走した。ああ、後ろなんか振り返る余裕なんかこれっぽっちもなかったさ。 ただ、ひたすら走っているのがどれくらいの間のことだったんだろうか? ふと、周囲が突然明るくなったような気がして、アレ? って思った途端に足が縺れてすっ転んじまった。 もうどうにでもなれ、と思って目を開けると、光の弓矢みたいなのが真っ直ぐに空の彼方へ飛び去る瞬間だった。 なんとなくだが、アレはさっきの変なパイプみたいな奴だろうな、とか、そういえばここだけ妙に開けた場所だな、だから空が見えたのか、なんて間抜けなことを考えてると、 「おお、さっきのボウズか。何してんだ?」 何故か目の前には地主さんが俺を見下ろすように立っていたのだった。 後から考えると、逃げるのに精一杯で余計な遠回りでもしてたんだろうが、そのときは、どうして俺よりもこの爺さんの方が先にここに着いてるんだ? と不思議でたまらなかったね。 地主さんは手頃な笹を既に見繕ってくれてたようで、俺もそれをお礼を言いながら受け取りつつ、そそくさとその場から退散しようとしたんだが、 「ひょっとして……お前さんも、アレを見たんか?」 てなことを言われたもんで、そのときから冷や汗がどっと噴出したまま止まらないわけなんだ、これが。 … …… ……… とまあ、今考えるとアレってUFOとか宇宙人に遭遇してたってことなのか? マジで俺ピンチだったんじゃね? みたいなことがあったわけで。 「ふえぇ、こ、怖いですぅ」 「その場からの離脱は正しい判断。彼らもまた、涼宮ハルヒのもたらした情報爆発を観測してこの地球に資料を採集に訪問していたと考えられる。一秒でも回避行動が遅れていたらあなたがアブダクティになっていた可能性は百パーセント」 「なるほど、とにかくご無事でなによりでした。もっとも、涼宮さんにしてみれば是非ともご自身がその場に居合わせたかったという感想を抱かれることでしょうけどね」 まあな。ハルヒのことだ、例によって瞳をキラキラ輝かせて、エイリアン野郎の胸倉掴んで「あたしを宇宙に連れて行きなさーい!」とか言い出しかねんぞ。 「しかし――ある意味ではあなたは実に貴重な体験をされたのかもしれませんね」 うん? そりゃどういうことだ、古泉? 「竹薮にて光る筒状の物体に遭遇して、しかもそれは結果的に天に還ってしまう……解りませんか? まるでこれは現代に蘇った『竹取物語』ではありませんか」 「ええっ? それじゃあ、もしかしてキョンくんは、かぐや姫に会ったんですか?」 いや、綺麗なお姫様どころか、ヘンテコな宇宙人にしか遭遇してない……はずなんですが。 「本日は七夕であるが、同時に満月でもある。彼らは月がもたらす引力を利用して大気圏を突破した公算が大」 まるで天国への階段……って、そっちのネタは今回は自重しようか。それよりも、急がないとハルヒがまた怒り出しそうだな。
「こらー、みんな遅いわよ。早く、早く!」 やれやれ、案の定だな。 ちなみに言い忘れてたが、下校時刻なんぞはとっくに過ぎており、つまり俺たちは今、校内に不法侵入している――七夕の度にこんなこと繰り返してるってのはどういうことなんだ、全く。 「うーん、星はやっぱり全然見えないんだけど、お月さんが綺麗だからまあいいわ。みくるちゃん、短冊を用意して頂戴」 「は、はーい」 長門が持ってきた筆ペンは五本、つまり人数分あったのだが、字を書くときの下敷きになるのが短冊を入れてきた箱しかなかったので、朝比奈さん、長門、そして古泉の順番でそれぞれ記入する運びとなった。 「ねえキョン」 「……何だ?」 「何か元気ないけど、ほんとに大丈夫? もしかして蜂に刺されちゃったの?」 元気がないって言うよりは肉体的にも精神的にも疲れ切っているだけでしかないんだが、さっきの事件を蜂に襲われた、なんて誤魔化しちまった手前、変に心配かけて妙なツッコミ入れられてボロが出ちまうのもそれはまずかろう。 「なんともねーよ。その……心配かけて悪かった」 「心配なんて、そ、そりゃ、あくまでも団長は団員みんなのことを心配するのは当たり前で、雑用とはいえキョンだって一応はSOS団の団員その一なわけだし、だから、あんたに何かあったらあたしも困っちゃうって言うか、団長としての責任が……」 急に饒舌になったハルヒの目が泳いでいるのは一体どういう理由なのか理解不能なのだが、まあ、とりあえず落ち着け。 「……うん」 俺から目を逸らすかのようにハルヒは空を見上げた。雲の切れ間から顔を出した満月の光が、その横顔を柔らかに照らし出す。 「…………」 つい俺もそのままハルヒを見つめてしまう。 先の話があったせいなのか、『かぐや姫』ってなわけでもなかろうに、そのまま月からの使者が連れ去ってしまいそうな、そんな雰囲気に飲まれてしまったかの如く。 「……ちょっと、さっきからなに睨んでんのよ?」 「あ、いや、そんなつもりじゃ」 「もしかしてあんた、苦労して笹を調達してきたんだから何かご褒美が貰えるとか考えてるわけ? 甘ったれんな!」 いや、別に何が欲しいってわけでもないし。 「でもまあそうね……『飴と鞭』ってなことも昔っから言うじゃない? よーし、それじゃ、奮発してキョンにはあたしから直々に本日限定のサービスをしてあげまーす」 って、意味が解らん。 「じゃじゃーん! はい、これっ」 って、何で短冊を余計に寄越すんだ? 「んもう、解ってないわね、キョン。これはあたしの分――つまり団長専用短ザクよっ! 色が赤いでしょ、通常の三倍の速さで願い事が叶うってわけ。どう? すごいでしょ!」 赤くなって三倍速ーい、って、元ネタそのままやんけ! つーか、短ザクって一部カタカナにされても口頭では伝わらんだろうが。団長専用? 角でも生えてるのか? そもそも速達にするんなら赤い荷札付けるんじゃなくて赤線を引くんじゃないのか? 「なにわけ解んないこと言ってんの? それより、ほら、早くそっち、よこしなさい!」 そう言ってハルヒは元々俺に配られた別の色の短冊を引っ手繰った。って、お前は普通の速さで構わないのか? 「今回はまあ勘弁してあげるわ。それに……ううん、何でもない。ほら、次はあんたの番よ、ちゃっちゃと書け!」 やれやれ。しかし、俺の願い事だって、別に三倍の速さで叶えられなくてもいいんだがな。 えっ? 何て願い事をするかって? 残念だが、そいつは秘密だ。せいぜい好き勝手に妄想でも何でもして……、 「こらー、キョン! あたしが書こうとした願い事を勝手に書くなー!」
おお、GJ! って願い事wwwまったくこいつらはwww
>>392 俺もだ。
あの水着良いよ。
>>393-395 GJ!
同じ願い事とはw
赤い三倍速でなくてもいいってことは、もう既に叶ってる内容なのかなw
ハルヒのおっぱい、ちゅぱちゅぱしたい 男としてではなく純粋な赤ん坊として
キョン「ハルヒのおっぱいは俺のもんだ!誰にも渡さん!」 ハルヒ「………エロキョン、チュッ」
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/08(水) 11:25:25 ID:6MNLDt/n
そんなキョンクンに顔面殴られたブスってこいつだっけ?www 妄想と違って現実は虚しいのうwwwww お前ら負け組はハルにゃん(笑)SSでオナってなさいw
朝比奈さんには劣るとはいえそれなりに豊かな胸をしてらっしゃるからな、ハルヒは。 肩が凝ると大変だから揉み揉みしてやりたい!
キョン「阻止」
中国を舞台に戦う超絶ガンマン長門とテロリストのボス朝倉 その行方を追う敏腕記者ハルヒと助手カメラマンのキョン
ハルヒの笑顔で元気出していこう
今日は14話の配信か…
戻って12話の配信とかされたりしてなw
テラループwww
最近の天気変りすぎ。 ハルヒもお天気の気まぐれに立腹しておられるにちがいない。せっかく相合傘しようと待機してる俺の身になってほしいものだ。
確かに。 ハルヒも油断して傘を忘れるときもあるかもしれん! チャンスだ!
なんのチャンスだよw
日頃からお世話になっています。 涼宮ハルヒの動乱の第1章の第3回を投下させていただきます。 -------------------------------------- 第1章第3回 「一時の安全」 さて、俺は小川で顔を洗ったわけだが、 全くすっきりした気持ちにならないのは気のせいか? いや、気のせいではなく、俺の腹は不平不満の音を鳴らしはじめていた。 「みんな準備はいい?出発よ。」 「なあ、ハルヒ。」 「なに、キョン。」 その時、タイミングが良いのか悪いのか、俺のお腹が今朝一番の音をたてた。 「俺はこのとおりお腹の準備ができておらん。他のみんなも同じだろ。」 俺は他の団員の気持ちを読んで言ったつもりだが、 長門はいつもの固い表情、古泉は相変わらずニコニコとしたままだ。 「あんた、このぐらいの事でへタれてるの?しっかりしなさいよ!」 「腹が減っては戦が出来ぬということさ。お前も無理しているんじゃないか? 朝比奈さんを一刻も早く見つけたい気持ちはわかる。でも、その前に俺たちが 行き倒れになったら元も子もないよな。」 ハルヒの強気な表情がほころんだ。 「そうね…みんな〜、小川で魚を捕まえましょ!」 「そうですね。私もお腹が空きました。ご飯にしますか。」 「…そうする。」 すぐ傍の小川にたどり着いた俺たちは裸足になって小川に入るが、 底には泥がたまっていて動きにくい上に、感触が気持ち悪い。 「うおおっと!」 「キョン!なにやってるのよ。早くしなさい。 まずは魚をみんなであそこに追い込むのよ。」 「俺はもうこの泥の中を動くだけで精一杯だ。長門に頼め。」 「有希〜!やるわよ〜」 ハルヒは古泉や長門とうまい要領で魚を川岸の方へ追い込んでいった。 ハルヒが長門に小声で話す。なんだ? 「了解した。」 「XXXXZXYVVVVVVVX」 長門がそう唱えると突然魚が水面を突き破り、飛び上がった。 魚はそのまま水面に戻らずに陸に打ち付けられ、ぴちぴちと力なく跳ねた。 陸に上がったのは4匹、ちょうど全員分だ。これで朝飯は確保できただろう。 しかし、どう見ても日本に居る川魚とは明らかに姿形がちがう。これ、食えるのか? 「大丈夫よ。焼けばこの世に食べられないものなんてないわ。」 「焼くって、火はどうするんだ?」 「みんな、今から薪を切るわよ!」 やれやれ、この世界では腹を満たすために あれこれ面倒臭〜い作業をしなければいけないのか。 「私が昨日用意した。」 っておい長門、一体いつそんなものを集めたんだ。 「良かったですね。長門さんのおかげですぐに食べられそうです。」 「さすが有希ね。次は妖術を使って薪に火をつけるのよ。」 「いま…やる。」 俺と古泉は長門が用意した薪を急いで組み、 やはり長門が予め用意していた木を削った串に魚を刺してその回りに立てた。 「XXYXVX」 長門が口元で小さく唱えると薪はパチパチと音を立てて燃えだした。 暫くすると、魚からなかなかいい臭いが漂いはじめる。 これは味に期待が持てそうだ。
前
>>415 「味見はキョンがしなさい。こういう時はレディファーストよ。」
レディファーストの使い方が少しずれているぞハルヒ。
まあ〜でもこの臭いなら大丈夫だろ。
「やれやれ、仕方ないな。」
少しすると、魚は多少混じってた生臭さがなくなり、縮んで曲がりはじめる。
どうやら魚は焼けたようだ。いい臭いはますます俺の口の中を唾液で溢れさせる。
「味見やるわ。」
まず、俺は魚の腹を少しかじる。
一噛み、二噛み…マズイ、かなり不味い。強烈な苦味、旨味なんて全くない。
騙しやがったなこの魚、今すぐ飲み込むか出したいところだ。
しかし、まだ口の中の魚は熱くていくら熱さに慣れている俺でも飲み込めない。
少し冷ましてから口に入れるべきだったな。
ってハルヒ、おい何だその顔つきは。
「あたしたちが頑張って捕まえたんだから不味いわけないでしょ。」と言いたげだな。
「キョン、味はどうなの?」
俺は煮えたぎる溶岩を飲むような気持ちでなんとか魚を飲み込むと、返事をした。
「ああ、まあまあかな。」
何言ってるんだ俺は、俺も随分とひねくれ者になったな。
って悠長なこと考えてる場合か?!
既にハルヒは自分の分の魚を持ち、かぶりつこうとしている。
「ハルヒ…」
「なに、あんたも空気を読みなさいよ。こういうのは最初の一口が大事なの、
今あたしは心してその一口を味わおうとしてるのよ。」
「いや、そういうことじゃなくてな…」
「だったら、ちょっと黙ってなさいよ。」
そう言うと、ハルヒは魚を口元に近づけて、くんくんと臭いを楽しんだ後、
魚に一気にかぶりついた!ハルヒの魚が不味くない事を祈りたい。
ハルヒの口がもぐもぐと動く、しかしその動きは間もなく止まる。
これは、ヤバいな。
みるみるハルヒの顔が青ざめ、頬を膨らます。目は涙目になる。
「むんんんんむんんうんんんんん!むぐ、んんんぅんー!」
ハルヒが口の中の苦味と戦いつつも、腕を振りながら俺に対し抗議の声をあげる。
「ハルヒ、それは後だ。早く口の中のものを何とかするんだ。」
俺がそう言った後にハルヒが茂みの陰へと駆け込んだのは言うまでもない。
おまけにあわてて茂みへ駆け込むハルヒから必殺タックルをもらってしまった。痛てて。
「不味いなら先に言いなさいよ!この、バカキョンー!」
「お前がな、俺が呼び止めるのを振り切って勝手に食べるからだ。」
「へえ〜味はまあまあって言ったのはどこの誰かしら?」
「まあまあ、お二人さん。私もちょっと食べてみましたが、
私、それと長門さんの魚は美味しいようです。
私と長門さんの魚をそれぞれ剣を使って半分にして食べましょう。」
「まったく、呆れるわ。キョン、罰として暫くヒラ団員からの昇格はなしよ。」
俺がいつ副団長とかのポストを要求したんだ?
こんなトラブルはありつつも、黄巾の野郎や猛獣のたぐいが襲ってくる気配は全くなく、
俺たちはつかの間かもしれない安全な時間を一応過ごしたわけだが、
これから先の俺たちに一体何が待ち受けているのだろうか。
あ、ちなみにお腹の方はどうなったって?決して満足とはいえないな。
早く街で腹ごしらえしたいところだ。
前
>>416 「さあ、今度こそ出発よ!みんないい〜!」
「ああ、俺は大丈夫だ。」
「私は出発可能。」
「キョン、そして涼宮さん、これから先の事を考えるとこれが必要ではありませんか?」
古泉は筒に入った矢を2組持っていた。
「おい、いつの間にそんなものを用意した?」
「あなたと涼宮さんが起きる前に、私と長門さんが協力して矢筒と矢を各5本作りました。
我ながらかなり上出来です。ただ、多少は長門さんの妖術に頼りましたが。」
「私の力で矢の尾にあるべきはずの羽を生やした。それだけ。」
「長門、古泉、ありがとな。でも、俺はいまだにこいつ(弩)の使い方が解らん。
古泉、もし弩について何か知っているなら後で教えて貰いたいところなんだが。」
俺がそう言うとハルヒが突然口を挟んだ。
「なあに、簡単よ。こんなの多分ちゃちゃっとできるわよ。キョン、
それをあたしに貸しなさい。」
ハルヒは言い終わるや否や、俺の手から弩を半ば無理矢理ひったくると
矢筒から矢を取り出した。
「う〜ん、ここをこうはめてっと…できたわ!」
ハルヒはいとも簡単に弩に矢をセットした。ハルヒはスポーツ万能なだけでなく、
相当器用な真似もするのか。
「はい、キョン。これで何時でも撃てるわよ。
今度からは自分でやりなさい。でないとあたしを…」
「なんだい?」
「何でもないわよ!とにかく感謝しなさい。いいわね!」
「はいはい、わかりました。」
「さて、のんびりしている時間はありません。出発しましょうか。」
「いくわよ〜!今日こそ絶対みくるちゃんを見つけるのよ。
古泉君、矢はちゃんと使わせてもらうわ。これで今日から私は『天下無双』よ!」
「ハルヒ・・・」
急に俺は不安を感じた。
いや、もっと深刻な危機感を憶えた。
昨晩眠りについてから止まっていた脳内の警報音が再びけたたましく鳴りはじめた。
武器が使えるようになり、ハルヒはかなり自信を持っている。
『天下無双』という単語がハルヒの口から出たことがそれを裏付ける。
この自信が変わらなければ奴等の思惑通りに、
ハルヒは本当に皇帝になってしまうような気がした。
それは、まずいな。
でも、どうすれはいい?
ここでハルヒを自制させるような発言をするか?
いや、そうすればハルヒは不安定になるだろう。
今は悔しいが様子を見るしかないな。
「なに?キョン。」
「いや、なんでもない。気のせいだ。」
「そう。じゃあ、行きましょ!しゅっぱーつ!」
「ああ。」
ハルヒは胸を張って先頭を歩き出した。
「耐えて…」
俺も歩き出そうというときに、長門が小さく俺に声をかけた。
第1章第4回に続く。
今までのリスト
涼宮ハルヒの動乱
├序章
└第1章
├第1回「大蛇を切るキョン、しゃっくりが出るハルヒ。」
├第2回「漢国の化身」
├第3回「一時の安全」
└第4回(予定)
乙乙。
キョンの野球帽を長門に被せるハルヒ
おお、きたか。サンクス。
やーだー には吹いたと同時に和んだw
425 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/08(水) 22:53:53 ID:6MNLDt/n
ブスでシコってる暇があったらエアガン乱射キチガイに目を向けてみろよ負け犬ブス信者wwwwwwwwww
ハルヒの隣の席に座って二人のやり取りをニヤニヤしながら見つめたい
坂中ポジションですね
教室の後ろの掃除用具入れに隠れてるとは気づくまい…
みちる乙
阪中「誰か突っ込むべきなのね」
谷口「嫌だね」
ハルヒ「何か最近誰かに見られてる気がするのよね、 丁度良いわ!キョン、あたしのボディーガードしなさい」
「ボディガード?」 「そうよ!寝るときもお風呂入る時も一緒よ!」
おやすみ、ハルヒ。 いい夢見ろよ!
ハルヒ「キョンが一緒に居るのに視線が無くならないわね。なんでかしら?」
ハルヒ「一生あたしを守りなさい!」 キョン「やれやれ…」 阪中「遠回しなプロポーズなのね」 国木田「ただでさえ暑いのにさらに暑くなったね」 谷口「いい加減にしろよ」
>>426 「キョン」
「なんだ。ハルヒ?」
「背中が痒いの」
「どれ」
「うーーん。違う!」
「じゃあ、ここか?」
「違う。もっと右、下。うーん、そこそこ・・・・はあ」
「まったく仕方のない奴だ」
「キョン」
「なんだ。ハルヒ?」
「首の下赤くない?咬まれたのかな?」
「どれ」
「ここよ、ここ」
「赤くないぞ」
「違う。もっと右、下。赤くない?」
「赤いかな。中が見えるぞ?」
谷口「あんのアホども」
阪口「キョン君。授業中全部後ろ向いていたのね」
国木田「岡部先生、泣いているね」
「ハルヒと親父 外伝−できちゃった その6(最終回)」を投下します。 オリキャラ成分もメアリー・スー成分もたくさん含みます。お嫌いな方はスルーお願いします。 少し長いので前半と後半に分けて投下します。この後、前半部分で7レスほど消費します。 後半の投下は9日の夜になると思います。
1: 「嫁が臨月だってのに、ダンナを海外に引っ張ってくバカがどこにいんのよ!」 「しかも、それが妊婦の親父だった日には、笑うしかないな」 「笑い事じゃない!! あんた、初孫のことどう思ってんの?」 「目に入れるほど可愛い。だが、おまえのデカ腹ごとじゃどうせ入らん。頑張れ、ハルヒ」 「このクソ親父! そんなにデカくないんだからね!」 「前にも言ったが、いい男は待つってことを知ってるんだ」 「で、肝心のキョンはどこ?」 「あいつ、残業。いい奴だよな」 「母さん、こいつ、やっちゃっていい? 2プラス、1マイナスでおつりがくるわ」 「お父さん……」 「といってもな。何故だか先方がキョンを気に入ってる。キョンもやる気になってる。な んだかサラリーマンみたいだろ、高校生バイトなのに。少々うますぎる話なんでな、俺も ついてくつもりなんだが」 「当たり前よ!最悪、キョンだけでも生きて帰しなさい。絶対よ!」 「キョンが帰ってくりゃ最悪どころか最高(ベスト)じゃねえか。よくばりめ」 「お父さん、ツンですよ、ツン」 「あーもう、二人とも静かにしなさい!」 「はっきり言って騒いでるのはお前だけだぞ、バカ娘」 といったような話が涼宮家で繰り広げられてる頃、俺は資料室とコピー室と通称「親父 部屋」(親父さんのオフィス)を行ったり来たりしながら、飛行機に搭乗不能なほど莫大 な資料を、電子化したりしてなんとか持って行けるよう悪戦苦闘していた。 「遅くまでご苦労様、キョン君」 いつかの若い社員その1のマサカドさんだ。ハーバード大学のロー・スクールで交渉・ 調停を専門に学んできた若手のホープ。親父さんの部屋の前でまちぼうけを食わされたあ の一件以来、時々話をするようになった。 「いや、単に段取りが悪いだけで」 「謙遜じゃないのは見ればわかるけど、君がやってるのは、ここじゃ親父さん以外には誰 もやれないようなことなんだよ。いや、親父さんにだって出来ないこともあるな」 「ははは」 「真面目な話、キョン君、君は将来どうするつもりだい?」 「ごく近い将来は決まってるんですが。あの、いろいろ事情がありまして」 「ああ、親父さんから聞いたよ。だが聞きたいのは……というより、君に言いたいのは、 親父さんや俺たちがやってるような仕事をする気はないのか、ってことなんだ。……実は、 親父さんから、『キョンに粉かけたやつは殺す』って回状が社内メールで回ってて、お偉 方も声がかけられないらしいんだけど」 やれやれ。大丈夫なのか、この会社は? 「買いかぶりですよ。俺は親父さん型小型台風みたいな奴とくされ縁というか深い付き合 いというか、とにかくあの手合いに慣れてるだけです」 「僕から見ると、ちょっとした英才教育に見える。うらやましいのが半分、かわいそうが 半分」 「ほら、やっぱり」 「彼女なら、うらやましい100%だろうな」 彼女とは、もう一人の若手のホープ、(カリフォルニア大学)バークレー校で地域計画の 博士号を、日本に帰って都市計画の技術士を取ったアカザキさんのことだ。 「マサカドさん、親父さんの大学での専攻、知ってますか?」 「いや。それは価値ある情報だが、見返りが用意できるかな」 「主専攻は歴史で、副専攻は美術だそうです。歴史は人間の愚行を知って笑える。美術は 女にモテそうだし、最悪、裸の女を見て過ごせる、だとか」 「親父さんらしい。そのネタでアカザキとランチと思ってたんだが」 なんとなれば、アカザキさんは親父さんを崇拝している(マサカド氏談)だからだそうで。 つまりマサカド氏はアカザキさんを「崇拝」してるってことなんだが。 「すみません。あまりにもどうしようもないネタでしたね」 「いや、まて、ディナーになら使えるかも」 大人の恋愛はよくわからんな。
“やめとけとー、いうべきかー、どうせ徒労だろー” 「キョン君、その着うた、自前?」 「いやあ、あははは………ハルヒ?」 「そうよ、あんたの嫁の涼宮ハルヒですよお」 うわ、声が座ってる。目がすわってるのが後頭葉の視覚野に浮かぶ。 「今何時だと思ってんの! あと5分で馬車がカボチャに変わるわよ! どうすんの、今 日の分の『あたしたちの時間』は!?」 「うわ、やべ」 「巡航ミサイルで帰ってきなさい。電線にひっかからないように。わかった!?」 わかるか、わかって、なおかつ、出来る奴なんているのか? 「わ、わかった。なんとかする」 プチン。 「お、奥さん?」 「俺の18の誕生日が来るまでは仮免夫婦ですが」 「タクシーを使おう。僕にも責任の一端があるから、相乗りで行こう」 ああ、確かに今のハルヒの怒声は、男たちをうろたえさせるにあまりある威力を秘めてい たな。やや免疫がついているオレがそうだから、マサカド氏がうろたえるのも無理はない。 涼宮家にたどり着いたのは午前1時。今日は自宅に帰れそうにないな。 ハルヒは当然、待っていた。玄関で。正座して。 「ハルヒ、お前な、体冷やしたら……」 「お・か・え・り・な・さ・い」 「……はい。た、ただいま、……帰りました」 「話があるんだけど」 「分かった。居間へ行こう」 「あんたがやる気になってることを、あたしが止める道理はないわ。でもね、約束は約 束よ」 「すまなかった」 「はっきり言うわ。あんたが何かに夢中になってるのは見ててうれしいけど、一方ですご く嫌。『あんた、仕事仕事っていうけど、高校生でしょ、受験でしょ、何勘違いしてんの』 だとか、嫌な言葉で頭が一杯になるわ」 「すまん」 「そんなこと、言いたくもないのに。……言っちゃったけど」 目に何かをためてまで、怒りを押し殺すなんてらしくないことを、オレはこいつにさせ ちまってるのか。 「ハルヒ。今から訳の分からんことを言うぞ。……オレをなぐれ」 「はあ?どこの走れメロスよ?セリヌンティウスよ?」 「とにかく、こぶし……は痛めるといかんから、掌底で来い」 「あんたを痛めつけてすっきりするんだったらね、玄関が開いた時点でヒザでもヒジでも 叩き込んでるわよ! そういうことじゃないって、どう言ったらわかるの!」 「そういうことじゃないのは、わかってる」 ハルヒは憤然として立ち上がった。 「あんたがわかってることくらい、わかってるわよ!」 コツン、とゲンコツが頭に降って来た。とても軽い。でも、当たった訳じゃない場所が、 とても痛い。 「ちゃんと無事に帰ってくるって、約束して」 「約束する」 ハルヒは、ちょっと無理やりに、満足げな笑みを浮かべた。 「よろしい」 俺も立ち上がり、ハルヒの横に立って手をつなぐ。寝室までの短い距離なんだが。 「いってらっしゃい」 途中でハルヒが前を向いたまま、つぶやくように言った。 「いってきます」 俺もつぶやくように言葉を返した。
暑い日にイチャイチャされると教室の温度が上がるからやめてくれ
2: 「おいおい、なんなんだ、この見送りは。俺達は出征でもするのか?」 出発の日の空港には、SOS団副団長以下名誉顧問はおろか反強制的準団員まで勢ぞろ いだった。そんなに居ても、セリフ全員分入らないぞ。多分。 「こんな年寄りと若いもんを、戦場に行かせるようになったら、そりゃ戦争も負けもする さ」 なんとなれば、親父さんがその分、しゃべりつづけるからだ。縁起でもない。 「『あたしは行けないから、その分見送りは盛大に頼む』と団長直々のご命令でして」 今日も「体操のお兄さん」のような笑顔がうっとうしいな、古泉。それから妹よ、後ろで ぴょんぴょんしてても、顔が入らないぞ。谷口に前、ゆずってもらえ。 「何が行けない、だ。出掛けにこいつら、しっかりチューしてたぞ」 うわ、あまりに予想どおりの、親父こうげき。キョンは、メンタル・ヘルスを2ポイント 失った。 「わーい、ちゅー、ちゅー」 いや、そこは飛び跳ねなくても、兄は一向にかまわんぞ。朝比奈さんに手をつないでても らいなさい。兄が許す。 「いやー、その歳で海外出張とは、末恐ろしいっさー。未来のカーネギーか、ロックフェ ラーか、こりゃ前途洋々だね、キョン君」 鶴屋さん、今回、セリフ、それっきりなんですよね。ありがとうございます。 「気をつけて、無事に帰ってきて下さい」 ありがとうございます、朝比奈さん。俺はもう人のものですが、あなたの言葉は甘露のよ うに心身にしみわたりますよ。 「……」 長門、来てくれただけで俺はうれしいぞ。 「みんな友達かい。すごいなあ」 「キョン君、マサカドが言ったこと、考えといてね」 マサカドさんに、アカザキさんまで。過大な期待は少々重いが、この二人には多分これか らも世話になるんだろう。 「はい」 期待に応えるとは言えないが、頑張るぐらいはしないといけない気持ちになっ てくる。 「おい、キョン。ぼちぼち行くか?」 いつもなら搭乗時間の〆切りぎりぎりまで腰をあげない親父さんがそう言って立ちあった。 「あ、はい」 「晴れがましいのは苦手だ」 本人は時々無駄なくらい派手なのに。つまり照れ屋なのだ、この人も。 「それぞれ、あと頼むぞ。じゃあ、言ってくる」 俺はみんなに軽く手を降り、その大きな背中を追いながら、親父さんに続いてゲートへ向 かった。 「朝比奈さん、少しよろしいですか?」 「は、はいー!」 「気になることをおっしゃってましたね。『気をつけて、無事に帰ってきて下さい』と」 「は、はなむけ、と言うんですか?旅立つ人を送り出す言葉です」 「ええ。昔の旅は、現在の我々が想像し難いほど、危険の多いものでしたから。旅に出る イコール今生の別れとなる可能性が高いことから、そうした儀式が行われました。……何 か、お二人の身に危惧すべき事態が生じると考えていいんでしょうか?」 「す、すみません。詳しくは私もよくは知らなくて。ただ……大丈夫です、二人は必ず、 必ず、帰ってきます!」 「規定事項……という奴ですか。……長門さん?」
「現在のわたしは、過去未来を問わずいかなる時空連続体に存在する自分の異時間同位体 と同期することが不可能。そうしたのはわたしの意思。未来から情報を受け取ることはで きない。しかし……正確な表現ではないが、《嫌な予感》がする」 「なるほど。彼なら言いそうな言葉です」 「私が現在アクセスできる情報のうち、ある特定の事項についてのみ、急速に減少ないし 歪曲していくのが認められる。複数の干渉によって引き起されたものである可能性が高い」 「それは何についての情報ですか?」 「NH585x便の飛行経路」 「お二人の乗った便です!」 「……航空機事故の可能性ですか?」 「ハイジャックやテロの可能性も否定できない。NH585x便が目的地に到着する可能性は、 時間経過と共に低下し続けている。機内をスキャンしているが、これにも原因不明の干渉 が加えられている」 「お二人の位置と、あとバイタル・サインをモニタすることは?」 「可能。すでに行っている」 「事故や何かがが起こったとしても、涼宮さんがあのお二人を助けないとはまず考えられ ませんが、しかし、今、彼女は出産を控えた身です。非常にタイミングが悪い。両面に同 時に対処することにでもなれば、万一のケースも考えられます。そしてどちらを失うこと があっても、……最悪の事態を想定せざるを得ませんね」 「あ、あの、こんなことしか言えなくて本当にすみません、ば、万全の対策を、お願いし ます。そうすれば、きっと……」 「……分かりました。長門さんは、引き続きお二人のモニタリングをお願いできますか」 「了解した」 「事故やハイジャックなど生じた場合を想定して、万全の配備を行うよう、ぼくも機関と 掛け合います。朝比奈さん、あなたは涼宮さんに着いててあげてください。彼がこれだけ の期間不在になることは最近なかった。それだけでもナーバスになっておられます。何か あれば逐一連絡しますので」 「わ、わかりました。どうか、よろしくお願いします」 3: 機体が雨雲に2度入ったのが、退屈しのぎになるほど、途中までは快適で退屈な旅だっ た。 航路は目的地まであとわずかを残すばかりだと、それまで映画をやってた座席に着いた 液晶画面が教えてくれていた。 そして、それは到着時刻が若干早まるというアナウンスの後に起こった。 機内を閃光が包み、続いて叩きつけるような衝撃が襲った。 光が消え、音が消え、そして天地が消えた。 視力も聴力も回復しないまま、もがきながら手を伸ばしていると、しっかりした手が俺 の手首をつかみ、それから酸素マスクが口に押し当てられた。 少しだけ我に帰る。上に乗っかっているのは、間違いようがない、親父さんだ。 ものすごいGがでたらめな方向にかかり、やがて片方にかかる時間が長くなっていく。 親父さんが骨に伝わるように、俺の頭蓋骨に向けて話す。 「旋回してるが機首はもう持ちあがらん。落ちるぞ。歯は食いしばってろ。全身の力は抜 いとけ」 「親父さん!」 「黙ってろ。今度喋ったら、舌抜くぞ」
*** 「かあさん! かあさん! かあさん!」 「どうしたの、ハル? 」 「飛行機が、ひどい落ち方をして!!……。これは夢じゃないの! かあさん、どうしよ う? どうしよう!?」 「落ちついて、ハル。あなたの見た通りのこと話して。怖いことかもしれないけど、大丈 夫、大丈夫よ」 「う、うん。 飛行機の後の方が突然爆発して……尾翼が効かなくなって、操縦できなく なって、あっというまに……。あたし、なんとかしようとしたんだけど、飛行機を水平に 戻すのが精一杯で! キョン!お父さん! 二人をなんとか守ろうとしたけど、わかんな い、わかんないよ、母さん。キョンの方は手応えが有ったけど、お父さんが! ひどい怪 我をしたかも。キョンをかばって……あたしが馬鹿なこと言ったばっかりに、……どうし て?ねえ、どうして?」 「落ちつきなさい、ハルヒ! ……ハル、あなたの言うとおりなら、二人は大丈夫よ。キョ ン君は無事みたいだし、お父さんは怪我ぐらいじゃし死なないわ。わたしと約束したんだ もの。ハル、あなたは精一杯やったわ。できる限り最高のことを。疲れたでしょ。少し眠 りなさい」 「でも!」 「眠りなさい。おなかの二人もそう思うわよね? このあたらしいお母さんを安心させて あげて」 「大規模な情報フレアを観測した」 「こちらも閉鎖空間の発生を確認しました。何が起きたのです?長門さん」 「涼宮ハルヒの父親たちを乗せた旅客機が墜落した」 「!」 「涼宮ハルヒは、この事態を止めるために力を用いた。しかし彼女の体内に居る2つの有 機生命体との力が干渉し合い、彼女が望んだとおりの結果は得られなかった。墜落の原因 もまた複合的で複雑。多くの力が関与していると考えるのが妥当」 「それで、二人は?!」 「二人のバイタル・サインは正常の範囲。しかし、涼宮ハルヒの精神と身体にかかる負担 を軽減するため、この情報を至急彼女に伝えてもらいたい。方法はあなたに任せる」 「分かりました。そちらはまかせて下さい」 「二人の救援も急いで欲しい。彼を涼宮ハルヒにできるだけ早く会わせる必要がある。遅 れればそれだけ深刻な事態となる可能性が増す。また彼女の父は内臓に深刻なダメージを 受けている。」 「了解です。彼らのいる場所を教えてください」 「今、国際地球基準座標系で彼らの現在位置を伝える」 「リスボン地震に遭遇したゲーテの気分か? 『神はどこだ?どこで、なにをしてやが る?』。生きてるのは、俺とお前だけだ、キョン」 親父さんもまた、どこか痛めているのだろう。いつもの半分ぐらいの速度で、ゆっくり 歩いてくる。 「ほら、燃え残った毛布に機内食、今もって来たので全部だ。3日間はご馳走責めだな。 1週間もサバイバルすれば、誰かが見つけに来るだろう」 「すいません」 けが人に働かせて、俺はほうけたまま座りこんで何をやってるんだ? 「ん? ああ、機内の生死確認のことか? 勝手にやったことだ。慣れない奴にやらして、 トラウマになっても面白くない」
「親父さんはどこかで?」 「まあな。都市じゃないところで仕事してると、死はどっか向こうの方から飛んでくるん じゃなくて、いつも自分のすぐ隣にいるのが分かる。それだけだ」 「……」 「キョン、このワインを飲み干すのを手伝え。刃物持ちこみ禁止ってのは考えもんだな。 ひげを剃るにも事欠く。飲み終えたら、瓶を丁寧に割って、破片を剃刀がわりにするんだ。 小さい頃、『ドリトル先生』ってシリーズを読まなかったか?井伏鱒二が訳してるんだが」 「……」 「お前が側に居ても、居なくても、ガキは生まれてくる」 「……はい」 「母さんがついてる。お前の家族だって駆けつけてくれる。それにな……」 「……」 「俺達が生きてることは、あいつには、……ハルヒは多分、分かってると思うぞ。なんと なくだけどな」 「!おやじさん、ひょっとして?」 「ん、なんだ?」 「いえ、あの……」 「まあ、食え。それから飲め。食うものがなくなったら、狩りのやり方を教えてやる」 4: 「古泉と申します。夜分に申し訳ありません。緊急の事態だと思い、電話いたしました。 お母様ですか?」 「ありがとう古泉君。ハルヒならさっきまで興奮していたけれど、落ちつかせました」 「そうですか。ええ、お二人が乗った旅客機が事故に。いえ、二人は無事です。確実な情 報です。救助の者もすでに現地へ発っています。追ってマスコミ報道や旅行会社からの連 絡もあるかと思いますが、今のが最も確実で最新の情報です」 「わかりました。ハルヒにも伝えます」 「ただ、無事と申し上げましたが、親父さん、もといお父様の方は怪我をしておられると 思われます。救助ヘリには医師も乗っていますが、最悪、最寄りの医療機関で手術が必要 かもしれません」 「承知しました。今はハルヒに着いていなくてはなりません。主人をどうぞよろしくお願 い致します」 「もちろんです。また何か分かればご連絡します」 「親父さん……。食べないんですか?」 「サバイバル中に言うことじゃないが、ダイエット中だ。……にらむなよ。実は腹に穴が あいてるらしい。止血はしたが、食欲まではもどらん。……今しか言う機会がないようだ。 気付いてるんだろうが、俺の口から話しておく」 「……はい」 「おれはこの手の事故には少々慣れている。だから、少しは手際がいい。今回みたいに『 奇跡的』に助かったことが何度かあってな」 「……」 「俺は疑り深いから、調べ尽くして考えた。どの事故も、俺が助かる可能性はゼロに近かっ た。さらに言えば、俺が助かったのなら、もっと別の奴の方が助かる可能性の方が高かっ た。墜落時の速度や角度、機体に加わった衝撃、機体の損傷、何度かシミュレーションも やってみたが、どう考えても俺が助かるのはおかしい、と確信した」
「家に帰りついて、バカ娘の顔を見たとき、わかった。どうやってかは俺の理解を超えて るが、まちがいない、こいつがやったんだ、とな。そして、どうやってそれを忘れさせる かに、今度は頭をひねった」 「忘れさせるって?」 「あのバカはバカだけあって、まだ気付いてなかったからな。だがいずれは気付く。自分 がやったことは、父親の命を奇跡的に救ったのと同時に、何百人という人間の命を救わな かったんだ、ってことにな」 「でも、それは!」 「あのバカはエゴイストになりきれんお人好しだ。ボートは一艘、遭難者は二人ってパズ ルがあるな。あいつは考えなしに自分が海に飛び込んで、周りをやきもきさせるタイプだ。 俺たちなら、二人とも海に浸かってボートは浮き代わりに使うだろう。水に入った分、自 分の体重は浮力でマシになるからな。頭が固くてな、そういう考え方ができん」 「……」 「良心の呵責とやらが首をもたげてくる前に、緊急避難的に忘れさせることにした。いか に自分は普通でありきたりの、とるに足らない存在だと思い知らせることで、な」 「じゃあ野球場、五万分の一の存在の話って!……でも、それはハルヒが小学生の六年生 の時の話じゃ?」 「人の記憶は、つじつまをあわせようとする性質があってな、それを使えば操作すること は、意外と簡単なんだ。記憶研究でエリザベス・ロスタフって心理学者がいるが、授業中 に簡単なデモンストレーションをやってみせる。単純なもんだ。催眠なんて小細工もいら ん。小学生の六年生の頃あった出来事で挟んで、一連のつながりをでっちあげられればな」 「……そんな、あいつは、それを」 「俺の大失策だ。バカな呪いをかけて娘のローティーン時代を奪っちまった。なんと責め られようと言葉がない。『緊急避難』ってのは、ひどい言い訳だ。本当は俺自身が、何百 人の人が死んで自分だけが生き残ったことに耐えきれなかったんだ。封印したかったのは、 俺の方だ」
つづきの投下は9日の夜になると思います。 おじゃましました。
乙ですぅ
なんという生殺し。 いいとこで止めよってw
GJ! ふうむ……続きが気になるぜ。
オリキャラ入ると駄目だった筈なのに 今じゃすっかり楽しみにしているオレがいる
溜息でキョンとみくるの間接キスをさりげなく止めてるんだな。 雑用係の事が好きな団長さん、めっちゃかわいいっす
いよいよ今晩 後ろから抱きしめてアイラビューか ここまで長かったなあ
実際キョンがアイラビューやっとけばループ抜け出せたんだろうな 宿題とか関係なく
キョンが、あの顔で、あの声で 「あぃらーびゅ」 してるのを想像すると、どうしても笑っちまいますだ
456 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/09(木) 09:50:27 ID:UJttGI85
>>446 オリキャラ使っておきながらつまな過ぎて吹いた
寒いだけだからテスト勉強しとけよリアル厨房
キョン次第だが、そのまま古泉のマネ(「あぃらーびゅ)をして爆笑されるとか逆にはっ倒されたりしそうだぞ。 成立しても恋人関係をどうすればいいのか分からなくて、余計に混乱するかもしれんし。 ループどころじゃなくなっていつの間にか脱出とかあり得そうだけどw ちょっとずつ進む二人……普通の青春小説になっちまうなw
もしキョンがあの時キスもせず普通にハルヒに「甘ったれるな!」と説教してたら
459 :
記念日の人 :2009/07/09(木) 11:56:31 ID:hrjF0Sqw
>>457 とんでも設定がなければ、そのまんまだよな
>青春小説 が切れてた。スマソ
今日はさすがにエンドレス完結だよな? ついでに日焼けハルキョン見れるよな?
>日焼けハルキョン見れるよな やんなかったら血文字で抗議文書いてうpすんわwwww
もうオリジナル夏休みで脱出だけ本作どうりならいいんけどな。
>>463 日焼けの何がそこまであんたを駆り立てるんだw
まあ俺もちょっと見てみたいけど
ふやけハルヒ。
>>465 昨日尻掻いたらうっかりかさぶた剥いじまって、そこから血がドバドバ出てたのを思い出して書いただけw
あれぐらいの量があれば付けペンで字書くの余裕だろうとか思ったのよ。
実際、SSのほうが手間かかると思うw
しかし先日の日焼けコラですっかり日焼けハルキョン信者になった俺が通りますよ
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/09(木) 17:22:10 ID:UJttGI85
ブスヒって顔面整形の失敗でもしたのか?w 天然でこのブスさは異常だろww
日焼けたハルヒに心奪われたものがまた一人……っ!
やってやる…!このHIYAKE NOTEを使って このスレの住人を日焼け好きにして15話を日焼けが出るように導いてやる このスレ中の人をハルキョン信者で日焼け信者のエンドレス好きにするんだ! そしてハルヒの… エ ン ド レ ス 回 が 神 と な る !!
472 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/09(木) 18:57:34 ID:UJttGI85
ブ ス ヒ の ブ ス さ が 神 と な る !
473 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/09(木) 19:06:36 ID:Q0Cbe2zM
色んな意味で神になってるけどなw 今度で恐らく完結だろうけど、その内容によってはさらなる神を見ることが出来るかも知れん。というかそうなってくれぃ。
少し早めですが、「ハルヒと親父 外伝−できちゃった その6(最終回)」の後半部分を投下します。 オリキャラ成分もメアリー・スー成分もたくさん含みます。お嫌いな方はスルーお願いします。 5レスほど消費します。
5: 「古泉、乗りなさい」 「森さんですか? 新川さんは?」 「第3海兵遠征隊に協力を要請した。先に行かせている」 「米軍ですか?」 「あらゆる手段を講じろと進言したのはおまえだ。陸海空軍の作戦行動には議会の承認が 必要だが、海兵隊なら大統領の命令だけで動ける。いずれにしろ表ざたにはできんが。お まえが指示した地点へ、現在地球で最も速い手段で、お前を送る手はずになっている」 「ええ。事態は一刻を争います。感謝します」 「そういうのは世界を救ってからにしてくれ」 「……キョン、ちょっと顔を近づけて、俺の右目を見てみろ」 「え?」 「見えてない。ガラス玉だ、よく出来てるだろ。あいつにバレないようにするには、一苦 労だ。ときどき無駄に勘がいいからな」 親父さんは、ハルヒの左足の蹴りを笑って受けていた。受けたのではなく、避けられなかっ たのか。 「引退してからはタレントになったが、タコ八郎ってボクサーがいてな。とっくに目はみ えてなかったんだが、そのころの視力検査なんていい加減なもんだ。棒でさした輪っかの どっちが開いてるかを言えばいい。奴はそれを全部暗記してた。 試合?もちろん相手のパンチなんざ避けられない。全部受ける。そして言う。『効かねえ な』ってな。そういって相手を震え上がらせた。もうボクシングの域を越えてる」 「その目も事故で、なんですか?」 「いつだったかは忘れちまった。本当なら、鼻から上がふっ飛んでたんだろうな。あいつ から、俺を助けたトンデモ・パワーを忘れさせるには、事故そのものを忘れさせる必要が ある。俺が怪我をしてちゃまずいんだ。ヒーローはつらいぜ、キョン。嘘の上塗りを続け なきゃならん」 「……」 「こら、うつむくな。俺とお前が生き残って、数百人が死んだ。そんな奇跡が何故起こっ たかも、俺達は知っている。これは遺言になると思うから…… 怒るな、黙って聞いてくれ…… バカな親父がかけた呪いは、ハルヒとおまえらとで解いちまった。おまえは、世界とあい つを秤にかけたことがあるだろう。俺には逆立ちしてもできん。……ハルヒを助けてやっ てくれ。大方、全員助けられなかったのを、うじうじ悩んでる頃だ。うぬぼれるなと怒鳴 りつけてやりたいところだが、お前さんの方がうまくやるだろう。……おいキョン、こん なことを人に頼むなんてな、親として、こんなに情けないことも、こんなにうれしいこと も、他に思いつけんぞ!」 「お母様!涼宮さんが!」 「前駆陣痛です。大丈夫。うまくいってる証拠よ」 「……母さん、ごめん。うまく……集中できなくて。せっかく教えてもらったのに。痛み が……うまく逃がせない」 「ハル、集中する必要はないのよ。存分に気を散らしなさい。キョン君のこと、赤ちゃん のこと、お父さんのこと、SOS団のみんなのこと、たくさんのことを、みんな考えなさ い。あなたの耳に入る一番遠い音はどれ?あなたのどちらの頬に風が当たってる? みん な一度に感じてみなさい……」 「あ、あの、お母様。救急車を、呼んだほうがいいですか?」 「そうね。陣痛の間隔がだんだん短くなってくるから、10分おきになったら、病院に連 絡を入れてから、タクシーを呼びましょう。みくるさん、お願いできる?」 「は、はい!」 「わたしは、ハルヒに最後の稽古をつけてあげないといけないの。お願いします」
「うるさいな、この音は何だ?」 「親父さん、あれ?」 「ハリアーだあ? どこの海兵隊だ? ヘリで十分だろ」 ロールスロイス社のエンジンが、ものすごい爆音と風を生んでその重量を支え、ハリアー 攻撃機を俺達の前に垂直に着陸させた。 「墜落機から十分離れておられたので、着陸場所を簡単に見つけることができて助かりま した」 「あんなジェット燃料くさいところで焚き火ができるか」 「古泉!?」 「遅くなりましたが、これでも精一杯で。ええ、F−18FスーパーホーネットとTAV −8Bハリアー2を乗り継ぎましたよ。事態は一刻を争います。すみませんが、彼を先に 涼宮さんのところへ」 「海兵隊が使ってる練習機だろ。あれは二人乗りだ。古泉、おまえさんは?」 「残ります。追ってヘリがやってくる手はずです。負傷者には誰かが付き添うべきでしょ う」 「ふう。古泉が代わってくれるそうだ。行ってくれ。さっきのは他言無用だぞ」 「親父さん、《先に》行きます。後から必ず来てください。古泉、頼んだぞ」 「了解しました。あなたの頼みです。今は地球と同じ重みがありますよ」 「母さん、ダメ!助け切れない。爆発が起こって、破片が飛び散って、みんなに、父さん にも! ガードし切れないわ。どうしたらいい? 選んでいいの? 選ばなくちゃいけな いの? 助けたいの! みんな助けたいのに!!」 「ハル……。何かを選ぶことはね、他の何かをあきらめるということなの。普段は気付い てないけど、いつだってそう」 「でも! 父さんは、あたしも、母さんも、どちらも諦めなかった。両方とも、選んでく れたわ!なのに、あたし……」 「いいえ。お父さんは、ハル、あなたを選んだの。そして母さんのことは母さんにゆだね たのよ」 「ゆだねるって、あきらめるってことなの?」 「そうね。あまり変わらないわ。お父さんは、母さんを助けることをあきらめた。でもね、 ううん、そして母さんを信じてくれたの。それがゆだねるってことなんじゃないかと、母 さんは思うわ」 「母さん、あたし、どうしたらいいの?」 「ハル、あなたはもう選んでしまったの。あとは信じて待つしかできない。あなたは、で きるかぎりのことはやったわ。大勢の人がなくなって、お父さんも怪我をしたし、キョン 君もショックを受けたかもしれない。二人が本当に助かるか、わたしたちのところに帰っ てきてくれるかは、二人を信じて待つしかないの。そう、あなたは、まだ待つことができ るのよ。それが選んだってことなの。あなたの選択の是非は、それを決めるのは、あなた の力の及ぶところじゃないわ。あなたが選んだ人からお聞きなさい。選ばれたことで何を 背負ってしまったか、それでも選択に是と言うのかどうか。あなたのキョン君を信じて、 待ちなさい」 6: 「古泉、キョンも、お前が来たその乗り継ぎで帰るのか?」 「副座のがあればF−35になったかもしれません。あれはVTOL機でも音速を越えま すから。訓練を受けてない者にはつらいでしょうが、まあ彼なら大丈夫でしょう。それぐ らいでないと彼女のナイトはつとまりません」 「吐く言葉までイケメンか。オレを連れて行く天使は、太っちょでオレよりブサイクなの と決めてたんだがなぁ」 「それは死神の仕事だったのでは? 残念ですが、ぼくがお連れできるのは、涼宮さんの ところまでです」
「何度も言うようで悪いが、オレも『涼宮さん』だ」 「はい。涼宮ハルヒさん、あなたの娘さんのところまでならお連れできます。ハリアーほ ど速くありませんが、AH−1Wスーパーコブラが別途、先に出発しているはずです。も う少しで到着するでしょう」 「ヘリも軍用機、か。それで直接、娘に引導を渡させるのか? 趣味が悪いぞ」 「……内蔵の損傷がひどいと聞かされていたのですが、さすがにタフですね」 「あることないことしゃべって気を散らしてるんだ。だが限界だ。これ以上は、恥ずかし くて生きていられん」 「もうすぐです。ほら、プロペラ音が聞こえてきました」 「オレは耳鳴りがする。それとも何かの冗談か? ワーグナーまで聞こえるぞ」 「『ワルキューレの騎行』とは、さすが新川さん、分かっておられる」 「おまえ、『地獄の黙示碌』なんか見てる歳じゃないだろ?」 「実は古い映画を見るのが趣味でして」 「そんな設定、どこにもなかったぞ。死ぬほど気が合いそうにない同好の士だな」 「ヘリにはドクターを乗せてます。輸血と応急処置までは機内で可能ですが、その後は手 術の出来る施設へ運びます。麻酔はご入用ですか?」 「鬼か、おまえは? 内臓ってのは痛覚しかないんだぞ。死ぬのが無理なら、せめてゆっ くり眠らせろ」 「了解しました。お目覚めは、涼宮ハルヒさんと同じ総合病院でよろしいですね」 「くそったれ。ワーグナーで眠らされるんだ。目覚めの音楽はリクエストさせろ。What a Wonderful World(このすばらしき世界)だ。サッチモ(ルイ・アームストロング)以外は 認めんぞ」 古泉をここまで乗せてきたハリアー2(座席が二つあるTVA−8B訓練機)は、VT OL機(垂直離着陸機)特有の、やり方で垂直に飛び立ち、それから海の方向へ加速した。 音速の一歩前まで迫れるこの攻撃機は、この度の非軍事的なミッションに合わせて装備 をぎりぎりまで軽装化しており、その性能を遺憾なく発揮した。人一人運ぶのには最も贅 沢な、しかし飛行場のない場所から人を違う大陸に運ぶには最も迅速な方法というのは、 こういうものなんだろう。 当然、非戦闘員であり、平凡な上にふ抜けがつく一民間人にとって、乗り心地は最高の ものとは言い難く(これを知ってりゃ機内食をやけ食いしなかった)、たいしてアクロバッ トな飛行はなかったにもかかわらず、胃と腸と肝臓と頭の位置が入れ替わったような心地 がした。 古泉がくれたメモにあったように、ニューギニア沖800キロの海上に待機していた、 フランクリンだかジェファーソンだかいう空母までハリアー2は1時間足らずで飛んでく れた。ほとんど航続距離ぎりぎりを往復してくれたらしい。空母でF/A−18Fスーパー ホーネット(これも座席が二つある)に「乗り換え」、今度はマッハ1.8越えを体験す ることになった。今回の立役者、第3海兵遠征隊下の第1海兵航空団の第12海兵航空群 が駐留する岩国基地(山口県)にはよらず、このうるさい戦闘機を神戸空港へ着陸させた (岩国基地に着いてから、乗りかえると1時間は余計にかかったろう。)。空母からその 時間、わずか90分で到着。最後にヘリコプターが神戸空港から阪神高速道路近くの小学 校のグランドへの15kmを移動し、これも5分で到着した。墜落現場からしめて2時間 半。 グランドに臨時に設置されたサーチライトに浮かぶシルエットには見覚えがあったが、 今日は仕様が違うらしい。皮のドライバーズ・グローブに、ジャケット。顔には大きな偏 光グラス。だが見間違えることはない。 「森さん!」 「至急、病院へ向かいます。ご同乗を」 「お願いします。ハルヒは? ハルヒの様子はわかりますか?」 「陣痛が2分ごとになってます。病院ですが、まだ分娩室ではなく、待機中です」 「間に合いますか?」 「合わせます」
アクセルが踏み込まれ、撃ち出されるように車が走り出した。 「現在、病院までの道は、他の車が入ってこないように封鎖しています。5回曲がった後、 止まったら、そのまま外へ」 胃袋が口からはみ出そうな激しい横Gの往復ビンタを右左右左右と感じた後、前に放り出 されるようなGを感じて車は止まった。 「幸運を」 「ありがとうございます」 森さんは、病院の夜間入口に横付けして俺を降ろし、そのまま走り去った。 「キョン君!」 「お義母さん! ハルヒは?」 「今から分娩室よ。キョン君も着替えなきゃいけないけど、その前にハルヒと少し話でき る?」 「はい」 「こっちよ」 「ハルヒ!」 「キョン! あんた……ひどい事故だって……よかった」 「ああ。親父さんも大丈夫だ。俺だけ先に行かせてくれた」 「キョン……あたし……」 「ハルヒ、俺たちがどうやって助かったか、こんなに速く俺を送ってくれるために、どれ だけの人が力を貸してくれたか、あとでゆっくり話してやる。でも、これだけは先に言わ せてくれ。……ハルヒ、約束どおり帰ってきたぞ。おれがどんなにうれしいかわかるか? だから、おまえも必ず帰ってくるんだ。ずっと着いててやるから」 「わかってる。あんたが帰ってきたんだもの。あたしに出来ない訳がないわ。あんたには 聞きたいこと、話したいことがいっぱいある。いっしょにやりたいことも! だから……」
What a Wonderful World このすばらしき世界 作詞・作曲:G.ダグラス、G.D.ワイス 訳詞:涼宮親父 I see trees of green, red roses too 木には葉が繁り、バラも真っ赤に I see them bloom for me and you 咲いていやがる 俺たちの方を向いて And I think to myself what a wonderful world だからオレは思うことにする ああ、悪かない世界だと I see skies of blue and clouds of white 空はやけに青くて 雲はやけに白い The bright blessed day, the dark sacred night まぶしい祝福の日、暮れて初めての夜を迎えて And I think to myself what a wonderful world オレはこう思うんだ ああ、悪かない世界だと The colors of the rainbow so pretty in the sky 虹がかかるのは、なにも空だけじゃない Are also on the faces of people going by 見ろよ、行き過ぎる奴らの笑顔を I see friends shaking hands, sayin' "how do you do?" 二人は友人のように握手をして、いつもの挨拶を交わす They're really sayin' "I love you" だがこう言ってるのが聞こえないか 「オレはお前が好きだ」と I hear babies cry, I watch them grow 赤ん坊が泣いてやがる ガキがでかくなるのを見守るとしよう They'll learn much more than I'll ever know 連中はたくさんのことを学ぶんだろう オレなんかが知ったよりずっと多く And I think to myself what a wonderful world だから、オレはこう思う ああ、悪かない世界だと Yes I think to myself what a wonderful world そうとも、オレは思ってる なんてすばらしい世界なんだろうと
7: 多くの命が失われ、多くの悲しみが生まれて、二つの命が生まれ、親父さんが息を吹き 返し、多くの謎を残して、事件は幕を閉じた。 後のことは、手短に話そう。今はまだ話せないこともあるからだ。 双子の名前は「ハルナ」と「ハルキ」に決まった 墜落の最中、親父さんが手帳に殴り書いてた名前があることが、親父さんの失言から分 かり、どうしても見せようとしないものを、ハルヒ&お義母さん連合によって奪取されて しまった。涼宮家最強ペアに腹に穴が空いた親父さんは、なす術もなかったらしい。そし て、手帳を開いてみると、そこにあったのは、俺とハルヒが考えていたのが同じ名前だっ たという訳だ。 「字は違ったけどな」 「ふん、あんなにふるえてちゃ、何篇かもわからないわよ」 「俺がふるえてたんじゃない。飛行機が震えてたんだ」 「はいはい、そういうことにしといてあげるわ」 「俺にも双子、抱かせろよ」 「腹に空いた穴がふさがったらね」 それからメディエーターの仕事のこと。 親父さんは病床の身だが、仕事の方は待ってはくれない。 抜けた穴を埋めるのに、親父さんはいつかの若い二人を代役に推した。マサカドさんと アカザキさんだ。 「まだまだ足りないとこだらけだが、そこがお前らの売りだ。全部の勝負に負けてやると いう気構えでいけ。おまえらがわざわざ出向いて、そこでオタオタしてりゃ、必ず「おせっ かい」なのが出てくる。そしたら10のうち8は済んだようなもんだ。俺たちは手を貸す だけ、当事者たちが本気になってやらなきゃ何も始まらんことを忘れるな。あと微妙な判 断は、こいつに聞け。だいたいのことは教えといたつもりだ。大学受験をキャンセルさせ たんだ、それなりの見返りを用意しないと、世界一おっかないこいつのかみさんが殴り込 みにいくぞ。って、俺の娘なんだけどな。悪知恵はともかく対人攻撃力では、俺をもしの ぐ」 そういうわけで、俺の大学受験はしばし延期される運びとなった。マサカドさんとアカ ザキさんは、それぞれ、おれを自分の母校に放りこんで「先輩」になりたいという野望を 描いているらしく、「まあ、ちいさいうちに外国の生活を体験させとくのも悪くないわ」 と誰かさんも大いに乗り気だったりするので、俺の進路は前途多難にして洋々のようであ る。 親父さんは病院のベッドの上でも、元気はつらつである。あまりに元気なので、個室に 押しこまれたが、見舞い客が絶える夜以外は、喋りつづけてる。 「とりあえず半年で戻る。戻れなきゃ引退を考える。今度はあこがれのデスクワークだ。 そしたら会社でもつくるから、おまえら副社長待遇で呼ぶぞ。仕事の量は倍になるだろう けどな。まあ楽しみに待ってろ」
完結乙&GJ! また難儀な題で上手くヤったもんだ。 ホロリときたぜ。 せっかくだからあとがきとか希望してみる。
とりあえずこの飛行機が墜落した原因が気になる俺は旅客機ヲタ いやね、ロッカビーと同じ状況なら機体は即バラバラ。 TWA800でもそう。(まあこの時点で胴体の燃料タンクが空、と言うことはあり得ないだろうから、 そもそもそんなケースは考えに入れなくていいだろうけど) JL123と同じ状況で、尚かつ機首を下げてすぐに落ちたのなら、 衝突時のGSがとんでもないことになってこのお二方もまず生きてないだろうし(現にJL123では墜落直前に著しい機種下げ状態になって、 墜落直前の速度は640km/h付近。まあそれ以前に、もしCI661と同じ状況なら墜落前に空中分解してるがね)、 KE007と同じ状況なら、最初に爆発するのは熱源のある主翼だろうし(DC-10やMD-11なら別だが)。 うーん、謎だ。
本来なら即バラバラになるところが、ラピュタのシータのごとくなんとか胴体着陸レベルでバラバラになったとか。 いやその手のはさっぱりだからテキトーに言ってみているのだがw GJ!
ああ、KE007の場合は尾翼に当たったんだっけ。 747レベルならありえるか… 急激な爆発と、急速な操縦機能の喪失と急減圧があったことを考えると…やっぱミサイル攻撃?
ヴァイエイトを赤く塗りかえて乗るハルヒと青く塗りかえられたメリクリウスに乗るキョン
>>480 gj!
面白かった。まさかそういう伏線とか仕込んであったとは。
489 :
記念日の人 :2009/07/09(木) 23:29:10 ID:hrjF0Sqw
そろそろ全裸待機しないとな……
なんかもう今回もエンドレスを期待してしまう俺w
>>480 完結乙&GJ!感動したぜ。
ところで昨晩から気になってたんだけど、その5じゃなくてその6?
まとめにもその5は見当たらないようなんだが。
単に番号のふり間違いなら別にいいけど、ちょっと気になったもんで。
4人PTのRPGでSOS団PTを作ると1人入らなくなるのが寂しい。
キョン以外に男いらなくね?
レバ剣を拾ったハルヒ
エルミナージュ2でSOS団パーティをつくるフラグか
497 :
名無しさん@プリキュアLOVE :2009/07/10(金) 00:02:16 ID:VqF3qbe0
ハルヒはゴミアニメ!俺はアニメはプリキュアしか興味ない高校2年生だ! ハルヒ及びプリキュア以外のアニメの様な腐ったアニメはアニメとは認めない! 俺はプリキュアを見ていない奴らはアニヲタとは認めないぞ!ハルヒを見ている奴らはキモヲタだな〜! アニメはプリキュアだけをを見てこそ正真正銘のアニヲタだ!ハルヒの様な訳の分からんアニメなど誰が見るか! いい年した大人がアニメを見て「萌え〜」と叫んでいたりニヤニヤしている姿を想像すると気持ち悪くて吐き気がする! アニヲタは本当に気持ち悪い!
498 :
名無しさん@プリキュアLOVE :2009/07/10(金) 00:18:06 ID:KwUsex8U
アニヲタはそのうち何かしらの事件を起こす犯罪者予備軍だ! 涼宮ハルヒの憂鬱が大好きな奴は全員ロリコンだ! 俺はプリキュアを見ていない奴らをアニヲタとは認めない!ただのロリコンだ! 「ただの人間には興味ありません」とかいうたわ言をほざいてる涼宮ハルヒとか言う高校生は廃人だ! 日本人ならプリキュアにだけ興味をもて!それ以外のアニメは絶対に見るな!俺はハルヒが大嫌いだ! 乃木坂春香の秘密も大嫌いだ!日本にはプリキュア以外のアニメは必要ない!さっさと放送禁止にしろ! 涼宮ハルヒの憂鬱は犯罪者を増殖させる危険なアニメだ!
ハルヒおやすみー いい夢見ろよ
500 :
名無しさん@プリキュアLOVE :2009/07/10(金) 00:23:53 ID:KwUsex8U
涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ! 涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ! 涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ! 涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ! 涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ!涼宮ハルヒは自重しろ!
_,..:-:‐:────::‐-:、_ _,,.イ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ / ̄/: : : :.:/ニ二二二二二二|: : : : : :ヽ,-‐┐ ヽ,/: : : : : : i: : :.|V: ::|: : :|: : ;-‐|: : : :|:/ __,| /: : :i: : : ::||:\| V::|\:|/: : :| : : : | <::} _________j: i: ::|: : :;/リ ヽ:{ヽ ∨ '´` \;/|: : : ::|\ `> ============ュ | |:/|: ::|:::/::} ,=====゛ , '=====|: : : ::|:.: :ヽ.,イ 今週はどうなるかねぇ || | | |: :|:.:;{:::j ' |: : : :|^ヽ:: : :| そろそろ待機するかぁ〜 || | | ∨|/:`ノ |: ::i::|_,,ノ:i::.:i:| || | |. |::::ヽ、 ゝ-'ー( ,|: ::|::|:: : :|:/`{ || | | |:;γ'"´ゝ-'"ヽ--─‐‐'" |: ::j;/:;∧{' || | | _,/´ { }ュ/ //j;/´~`ー--、 || | |r'´ ,r',^`ヘ.__,,ノ // ,_ } || | | __,/ヽ--'"} |"/ // ,-r,-─'i"~|` | || | | ヾニ二,,/ |/=='"/ /´ ,i | { || | | ,イ > r-‐‐'´ 〈 |__,,〉 ||:__|__|`─‐'´ {/rュ\ー-、_____,,} |===}
502 :
名無しさん@プリキュアLOVE :2009/07/10(金) 00:25:25 ID:KwUsex8U
プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー! プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!プリキュアマンセー!
あのさぁ、お前… IDセクロスwww
とあるチャペルにて キョン「いやぁ〜、フラクラのキョン改め、幸せのキョンになりましたぁ〜ナハハハ」 ハルヒ「やれやれ、全くよ」
キョンがまたまたハルヒに見惚れていた件について
>>505 映画のラブシーンで隣を見るとかもう……
今日のハルヒは顔が澪だった
まだ、やるのか・・・w
でだ、 日 焼 け は ?
おっとアドレス欄にノイズが
最後の方、一瞬だけ浜辺でハルヒがキョンの耳元で何かささやいてるシーンが表示されなかった? あんなシーンは無かった気がするのだが…。
あれはキョンじゃないと思うんだが・・・
もうずっと夏休みでいいよwwwww それで他のイベント映してくれよwwwww
今回もハルヒのイイ笑顔が見れてよかった。 よかった!うん、よかったんだ!
ただちょっとけいおんすぎたな。いや嫌いじゃないんだが。ちょっと気になった。
今週はけいおん過ぎだな
517 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/10(金) 02:05:10 ID:9pKROjTP
>>513 ブスすぎだろwwwww
どうやったらここまでブスになれんだ?ww
>>513 頭でけえw
池田絵だっけやたら頭でかいの
うんたん
なんか今回は飛行機と青空がやけにアップになってたな。 もう飛んでいきたいってことなのかなw
カチューシャなしのコラがあったがまさか公式が外してくるとは思わなんだ、しかしいいなカチューシャなし
ふやけ、おっと日焼けハルヒが来ないと終わらないな!
>>521 孤島のパジャマパーティ以来のカチュ無しハルヒだったなw
526 :
463 :2009/07/10(金) 02:44:27 ID:4GJ8yjuB
なかなかうまいじゃないかw
528 :
463 :2009/07/10(金) 02:48:38 ID:4GJ8yjuB
>>527 つけペンで書くと字の上手さが2割増しだぜ!
履歴書書くときなんかに使ってる。
さすがに履歴書書くペンと今回使ったペンは別だけどな!
今回もハルヒの笑顔がまぶしうございました。
キャラ萌えで持たせてる部分はあるよな… だからこそ日焼けがいると言うのに! 子供のような日焼け→子供→夏休みの友→宿題 と連想ゲームして解決したら関係者に土下座すんわwwww
>492 すみません、アップし忘れてたみたいです。なんたる失態。 「ハルヒと親父 外伝−できちゃった その5」を後先になりますが、投下します。 オリキャラ成分もメアリー・スー成分もたくさん含みます。お嫌いな方はスルーお願いします。 6レスほど消費します。
「両親教室? 何だ、それは?」 「実質は父親教室みたいなものらしいんですが。いままで妊婦さん向けの母親教室は、ど この産婦人科でもやってたんですが、それだと父親になる側が、母親になる側と、知識に しろモチベーションにしろギャップが広がってしまうんで、両方が参加する教室を導入し ているところが増えているみたいなんです。両親教室への参加が、立ち合い出産の条件に なっているところも多くて」 「まあ、何も知らんバカを出産に立ち合わせても、騒ぐだけで役には立たんしな」 「あんたの場合、役に立たないどころか、追いだされたんでしょ?」 「バカ娘、それは正確とは言えん。母さんから『もう大丈夫』サインが出たんで、おとな しく退散したんだ。な、母さん」 「ええ。さすがにわたしもハルヒを生むのに集中したくって」 「ほら、見なさい。キョン、あたしたちは二の轍は踏まないで行くわよ」 「というわけで、親父さん、週に一回、仕事の方を抜けたいんですが」 「それはかまわんが。俺に着き合ってバイトに受験勉強、それに両親教室か? 学校の方 もあんまり行けてないだろ。そっちは大丈夫なのか?」 「出席日数は計算してもらって、ぎりぎりのところで調整してます。結果が出てきたんで、 まあ大目に見てもらえる余地が出てきたというか」 それについては、古泉の暗躍や長門の得意技もあるらしいのだが、詳しいことは気を使っ てか、話してくれない。 一方、成績の方はと言えば、親父メソッドが脳に浸透してきたのか、まず学内テストが、 ついで模擬テストの成績が、VTOL機(垂直離着陸機)の離陸のように、逆L字型に上昇し 始めた。 自分で変化を自覚したのは、勉強のできる奴にとっては当たり前のことなのかもしれな いが、メモも何もなくても、受けてきた試験問題を完全に再生できるようになったことだ。 問題文ごと暗唱する訓練が効いてきたのかも知れない。この能力が、受験勉強の後半以 降、格段に記憶ものの効率を高めたのは言うまでもない。それまでは「これはさっき/昨 日/前の模擬試験でやったやつよ!」と、よくハルヒに言われていたが、汚名返上の日も 近い。いや、もう来ているかもしれん。 「でも、キョン、無理だったらいいんだからね。あんたがいるのは心強いけど、あたし、 ふっきれたというか、ちょっと強くなったから」 「そうなのか?」 「うん。母さんにね、いろいろヒントもらったの」 「そうか」 「うん」 「でも、立ち合い出産は、俺のわがままでもあるから、なんとかやれるだけはやるつもり だ。それでいいか?」 「うん!」 ---- ハルヒ母 ラマ−ズ法ってね、弛緩と呼吸がポイントなんだけど、わたしが習った古武術の呼吸 法とか弛緩の考え方と結構似てるの。多分、これ以上、体に負担がかかると死んじゃうだ ろうし、お父さんが死ぬのはダメだってわざわざ頼みに来たものだから、無意識にそれを やってたみたいね。私、ハルヒを生んだとき、途中からほとんど無痛だったの。 ハルヒ母 護身術ってことで習ったんだけど、私ったら力は弱いし持久力もないし、逃げようたっ て走るとすぐ息が切れるから、そういう子にできるものと散々探したみたい。みつかった 先生は、肺を半分切り取ったおじいさんでね、いつもゼイゼイいってるし、これなら大丈 夫だろうということになってね。 そんな先生の武道だから、とにかく鍛えないの。むしろ体の力を抜くこと緊張をと ることばっかり。それはそれは丁寧にやったわ。自分は抜いてるつもりでも、こことここ の筋肉が緊張してますよ、という感じでね。すぐに全身の筋肉の名前、覚えちゃった。呼 吸の仕方がその次。技みたいなものは、いくらも習わなかったわ。
でもおかげで、一通りバレエもできるようになったし、ピアノの運指はものすごく 楽だったの、へんな癖がはじめから消えてるようなものだから。だから、先生の教えてく れたことは、少ない体力を上手に使う練習、体を楽に思いどおりに動かす練習なんだと、 子供心に納得したの。だから今もすごく感謝してるわ。まさかお産のときまで役立つとは 思わなかったけれど。 ハルヒ母 名前は覚えてないの。聞かないこと、調べないことが、教える条件のひとつだったみ たい。ひょっとしたらすごい人だったのかもしれないわね。 ハルヒ母 ある日、心配した父がね、「あの、いつから術の方はお教えいただけるのですか?」 と余計なことを聞いて、「もうやっておる」と先生が答えて、母さん試合みたいなことし なくちゃならなくなったの。父をうらんだけど、家にいる若い人たちが殴る係りになって、 かわいそうだったわ。 先生が一言だけ、「あなたは耳がいいから、相手の呼吸をする音が聞こえるでしょ う」といって、その後、すぐ試合ね。母さん、一応、そのうちのお嬢さんだから、みんな 本気で殴れないわよね。でも確かに、息の音を聞いてると、相手がいつ動くか、どんな風 に来るかが、よくわかったの。 あ、これなら、簡単によけられそうと思ってよけてたら、みんなが本気じゃないと 父が怒ってね。ステッキか何かで殴りかかってきて、みんなに無茶言って、その上、娘を 殴ろうなんて、母さんその時少し腹が立っちゃったから、よけるのは簡単だったけど、よ けるときに少しトンと父を押したのね。 そしたら、ひっくりかえっちゃって、みんな大騒ぎ。母さんも、そこまでこっぴど くやるつもりはなかったから、必死であやまってね。あとで先生に、あの時私がしたのは 何ですか、と聞いたら、 「人は攻撃するときには、バランスを失うことと引き換えに力を出すのです。その一 番無防備な瞬間があなたには見えたのでしょう。捌きの中には、相手を倒す動きも含まれ ているのです。あと、すこしだけ技のようなものをお見せして、私がお教えすることはお しまいです。使わない方がいいが、今のあなたなら、ご覧になっておけば、何年か先になっ ても、ちゃんと役に立つでしょう」って。 実際に役に立ったのは、お父さんと知り合って、危ない目に会うようになってから だけど。 ハルヒ あんた、なにしたのよ? 親父 うーん。理由は忘れたが、30人くらいに囲まれてな、とりあえず手近なのから殴っ てたんだが、疲れてくるし困ってたら、向こうから小さな女性が、大男たちをぽいぽい投 げながら、モーゼが海を分けるみたいにならず者達を分けて、俺のところまで歩いてきた。 もちろん母さんだ。そこで俺の顔にビンタ一発だ。パシンといい音がして、みんな動きを 止めちまった。その後、俺は母さんに手首つかまれて、引きずられていった。 ハルヒ母 もうあんな立ちまわり、しませんよ。次は悪知恵でしのいでください。 親父 というわけで、10人以上は相手にしないと誓ってある。で、話の続きだ。母さんに おれが引っ張られてるのを見て、まだ俺を殴ろうとしたり、母さんを捕まえようとした奴 もいたが、そんなのは、母さんがひとにらみで相手を凍らせてた。だから、おれが10人 束になってもかなわんと思うぞ。
ハルヒ あんたみたいなのが10人もいたら、その方がたまんないわよ。 親父 なら、バース・コントロールはすることだ。どうもお前はまだまだ生みそうな気がす る。隔世遺伝ってのもあるんだからな。俺みたいなのがほいほい生まれてきたら、どうす るんだ? ハルヒ 全員、真人間にしてみせるわ。ご心配なく。 ---- 「キョン君、親父さんは?」 大量コピーを持って帰ってくると、親父さんの部屋のまえに、若い男女社員。 どういうわけか、親父さんの会社でも「キョン君」扱いだ。ただのバイトに「君」という 敬称がつく理由は、親父さんによれば「あんな『人でなし』にこき使われているのに、文 句のひとつもいわない人格が、高校生ながら尊敬を集めている」んだそうだ。俺はただ親 子揃って荒い人づかい慣れているだけなんだが。 「さっきまでいたんですが、鍵は?」 「いや、ノックしても反応がなくて」 男性社員の方に、コピーの束をどさっと渡して、空いた手でドアのノブをまわす。鍵はか かってない。居留守だ、あるいは居眠りだ。 「キョン、ノックくらいしろよ。社会人の常識だ」 「ノックがあったら返事ぐらいしてあげてください。お二人が待ちぼうけをくらってまし た」 男性からコピーの山をうけとり、俺は自分の机に座った。 おやじさんは、言われちまった、といって肩をすくめてる。 「そりゃ、わるかった。で、何か用かい、お二人さん?」 「あの、『他の人には無理』なことなら、親父さん、いえ、涼宮さんは断らないと聞いて きたんです」 やれやれ、どうやら用件は、一筋縄では行かないような厄介ごとの解決らしい。現在の俺 の雇い主、トラブル・メーカー兼トラブル・シューターを自認する、我らが親父はどんな 妙手を(はたまた悪知恵を)見せてくれるのか。 「俺の見立てでは、どうやら色恋沙汰だ。キョン、おまえさんに任せる。得意だろ?」 「全然」 「おまえ、娘婿って立場、わかってるか?」 「親父さんは、婿には色恋沙汰の得意な奴がいいんですか?」 「いや、全然。むしろ逆」 「Q. E. D. (Quod Erat Demonstrandum かく示された;証明終了)」 「こらこら。俺たちは口先三寸で飯食ってるんだぞ。師匠を倒してどうする?」 「打ち返さないと、せっかく返しやすいロブをあげたのに、と怒るじゃないですか」 「そうだっけ?」 親父さんは心底不思議がって見せ、ようやく二人の社員の方に向き直った。 「ま、冗談はさておき、仕事でなんかトラブルか?」 「ええ、あ、はい」 「相手さんとやらかしちまったか?」 二人は何で分かるの?といった顔をしたが、その後大きくうなずいた。 「向こうのお家事情が苦しいのはわかるんですが」 「無理難題を吹っかけられた?」 「ええ」 「相手、どこだっけ?」 「○○市役所です」 「役人か。困ったもんだ」 「そもそも住民参加でやりたいと言ってきたのは、市の方なんですよ。それを今になって!」 どうやら腹に据えかねているのは女性の方で、男性の方は挟まれなくていいところに挟まっ て身動きが取れないといった様子のようだった。
「あー、ちょっと電話する。貸しのある奴が確か一人いてな」 親父さんは、何は口ずさむようにぶつぶついいながら、携帯のアドレス帳に見つかった「 貸しのある奴」の一人を選んだ。 「……出やがった。ああ、俺だ。何度も言うようだが、俺は鈴宮じゃなくて涼宮だ。そう。 『君が望む永遠』に出てくる方の。お前の携帯にもそう入力してやったろ?」 親父さん、それは名作ギャルゲーでウツゲーです。何気にやり込んでそうでこわいが、ネー ミング問題はいろんな理由から黒歴史と化しているので、これ以上は追求しないぞ。 「うちの若い連中が、手を貸してる、ほら、何だっけ? ドブ川をせせらぎにする、とか いう奴だ、と。あれ、どこの担当だ?」 基本的に親父さんは一度覚えたことを忘れない。「何だっけ?」と聞くのは、未知の情 報、単に知らないことを聞き出す時の常套句だ。 「××課? まだ、そんなもの、あったのか? △△が部長? 困ったぞ、貸しがありすぎ て焦げ付くまでいってる奴だ。……じゃあ、あいつにな、5分後くらいに『親父』から電 話があるぞ、って告げ口しといてくれ。5秒で済むだろ。てめえ、時給いくらだ? 頼ん だぞ」 と、よくは分からないが、これにて一件落着といった顔で、親父さんは俺たち3人を見た。 「△△は、タヌキでムジナだ。机、派手にどついてたろ? 古いんだよ、あいつは。俺の 名前、どこかでぶつぶつ言ってなかったか?」 「そういえば!」といったのは男性。 「ええ、それもあって、おやじ……涼宮さんに頼もうと」 といったのが女性社員の方だった。 「親父で構わんぞ。こいつだって、ここでもキョンだ」 「親父さんがそれしか使わないからでしょ」 「いい名前だな。今夜、どうだ?」 「悪いですが、ハルヒと約束がありますんで」 「つれないな、キョン。……おい、ほんとに5分待つと逃げるから、今すぐ電話しろ。ど うせ、落としどころはもう考えてあんのさ。部外者怒鳴りつけて、内部まとめようって腹 だ。2万年ほど古い手だ。もし、ぐずぐず言うようだったら、俺に替われ。貸したもの、 全部今から回収にいくぞ、と言ってやる」 男性社員が電話し、そのなんとかいう部長を呼び出して、ぺこぺこしたり、笑ったり、 まあ、向こうの話が大層長いのはそれだけでもよく分かったが、もめごともわだかまりも、 とにかく解決してしまったのは、本当のようだった。 「無駄なことばっかりしやがって。だが、ともかく、一つ片付いたぞ、キョン。お前の英 語を見てやろう。……過去問3周したって?」 「いや、今5回目に入ったところです」 「こんなに急に伸びるなら、志望校ふっかけて、ほんとに『ハルキョン桜』にすればよかっ たな」 「いや、ハルヒはしばらく実家を離れられないし、俺も1年も離れて暮らすのはごめんで すから」 「面白みのない奴だ。あ?△△が、替われって? キョン、これでも読んで、ちょっと待っ てろ」 親父さんが放り投げたでかい封筒の中には、英語の絵本が3冊入っていた。 電話を親父さんに替わった男性社員が、俺に話しかけてくる。 「すごいな、君の親父さんは」 いや、まだ、俺のじゃないです。というか、俺の、ってのは勘弁してもらいたいのが、偽 らざる魂の叫びだろう。 「なんだか出来レースだったみたいだし、災難でしたね」 と話をそらせたい俺。
「いや、△△部長ってのは、やり手だが、荒っぽい人でね。当時、市長がぶち上げたある プロジェクトの責任者になったんだが、独断専行が過ぎて役所でも孤立、地元住民とは全 面対決、みたいなことになったんだ。それを解決したのが……」 男性社員と女性社員、それに俺は、それぞれ違った目で、電話にどなってる親父さんを 見た。 「やれやれ。何度言えば分かる? おれは鈴宮じゃなくて涼宮だ。うちの若いもの、人前 で恥かかせてくれたそうじゃないか。高くつくぞ。どっちがヤクザだ? まだに部下の書 類、窓からこれ見よがしに捨ててるのか? 今は、ピンクの蛍光マーカーで修正してる? どっちにしろ、ろくな死に方しねえぞ。 いいや、これっきりだ。どのみち、しばらく日 本を離れる。いーや、絶対にだ。衛星電話しか通じないところにいるから、税金じゃなく ポケット・マネーでかけてきやがれ。じゃ切るぞ」 親父さんは携帯をポケットにねじ込み、二人の社員のお礼を聞き終え、どかっと来客用 ソファに座り込んだ。 「だから日本は嫌なんだ。くだらない連中が気安く電話かけてきやがる。アフリカから だと、いまだに船メールが何ヶ月もかけて届くぞ。違うのは内容だ。『こんなことで困っ たけれど、自分たちで工夫して、こんな風になんとか解決しました』みたいなことが書い てあるんだ。俺を便利屋か何かと思ってる連中全員に回覧してやりたいぞ。で、キョン、 お前に渡したそれなんだが」 「絵本ですね。英語の」 「そうだ。そして商売道具さ。向こうじゃ暴力はやめて話し合いで解決しましょう、なん て絵本がわんさかあって、ガキの頃からそれを読んでくるんだ。だから暴力もオプション (選択肢)のひとつだとおもってやがる。犯罪は、暴力しかオプションをもたない下の連 中の仕業だとさ。こっちでいう、しがらみや腹芸が、向こうじゃ方法と学問になってる。 どっちもろくなもんじゃないがな。肉をたらふく食わないとやってられんぞ。昼間から、 肉食いに行こうぜ、キョン」 「じゃあ外出中の札、出してきます」 「やれやれ、だ。人間関係で、しかも昔のそれで「仕事」するようになったら、お終いだ ぞ。何のアイデアもワクワクもない。殴りあった果てにできる友情も、キズ舐めあいなが ら飲む酒の楽しみも、だ。まあ、歳取ると体も無理が効かなくなるし、それしかできんよ うになるんだけどな。今いた兄ちゃんは、ハーバードのロー・スクールで、交渉学と紛争 解決を学んだ修士号ホルダーだ。姉ちゃんの方も、なんか向こうで学位とってて、都市計 画の技術士も持ってるらしいな。そして、持ちこんでくる話がガキの使いだ、とくる。こ のうえ家に帰れば、娘にいじめられるし」 「いや、そっちは自業自得の部分が大きい気が」 「言うようになったな、キョン」 「感謝してます」 「ガキ生まれたら、海外逃亡しようぜ。大学なんか慌てていくことないぞ。そうだ、いっ そハルヒを乗っけて、機内で出産すれば、ガキは飛行機代タダになるぞ」 「予定日ちかくだと、医者を同伴しないと、そもそも飛行機に搭乗できないんです」 「なんだ、都市伝説なのに。調べたのか?」
「ええ、ハルヒが」 「嫌になるくらい、父と娘だな」 「嫌になるんですか?」 「突っ込むな。親父は今、浸ってるんだ、親娘(おやこ)の溝にな」 そうまでして埋めなくても、とはさすがに突っ込まない。突っ込めない。 「お前らを組ませたのは失敗だったかな。たいした強敵だ」 親父さんはニカッと笑った。 「さっきの兄ちゃんも姉ちゃんも、見所がないわけじゃないんだがなあ。俺がせっかちな のか?」 「ハルヒも、十人いれば十人とも、せっかちだと言いますよ」 「一旦、抜けたと思ったら、またハルヒ・トラップか。寄せがきびしいな。年寄りは敬っ て、少しは手を抜けよ、キョン。あと、もう少し、周囲(まわり)に心を開け」 「おれが、ですか?」 「他に、そんなマヌケなあだ名の奴がいるのか?」 「いや、あんまり言われたことがなくて、その、新鮮で」 「おまえさんの、似あわない忍耐力とか頑張りはな、人に言えない秘密を持っちまった人 間が手に入れる類の奴だ。確かに人間は弱いしくだらないし信用ならないが、泣くほどじゃ ない。期待せずに待て。そのうち、なんか、いいことがある」 「いや、もう腹いっぱいなくらい、たくさんありました」 「じゃあ、これからも食いきれないほどある」 「楽しみにしてます」 「ふん。その時がきたら『泣きべそ』かかんようにな」
ともあれ今回はこのスレ的にはアリだよな? 今までの中で一番ハルヒ&キョン萌えな回なのは間違いないと思う 夏休みはあくまで楽しくだったし、個人的に原作のイメージに近かった 来週がこのレベルでかつ日焼けハルキョンだったらまだ楽しめるなw
エンドレス、物凄い、ハルヒに萌えまくりだった…ww まだ終わってないけど、SOS団員達の私服や遊んでる姿見るの楽しいよ
また古泉がいらん裏工作してきそうだよなw
ヒソヒソハルヒ
>>540 これなんだろうな
映画の女優になんとなくハルヒを重ねてみただけで深い意味はないのか
古泉のセリフ「耳元で…」でも思い出したか
544 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/10(金) 09:51:50 ID:9pKROjTP
ブスヒスレから皆去ったせいで使用者がいなくなった伝統の挨拶を オハルニャンッッ!!wwwwwwwwww
来週はキョンがハルヒに告白します
ループっぷりがいいかげんウザくなってきた件
お前さん、それは言わない約束だろう? とはいえ既出イベントこそ軽くして他のイベントをピックアップして欲しいもんだ。
今回は浴衣に髪をアップにしたハルヒにたこ焼きあーんとか地味に良かったぜ。
一番下のはさすがに澪に見えると言わざるを得ない
浴衣のときの髪型がかわええええええええええええええ
>>540 えーマジ童貞?
童貞が許されるのは小学生までだよねー
キモーイ
キャハハハハハハ
が聞こえてくるしにたい
プルルルルル…ガシャ 「なに?キョン。あんたの方から電話してくるなんて、珍しいじゃない」 ああ、なんとなくプールに行きたい気分になってな。どうだ、これから団員を誘ってみんなで行かないか? 「…あんたにしては、いい心掛けね。いいわ、あたしも丁度行きたいところだったし、その提案を採用してあげる」 そうか、じゃあ俺と古泉は自転車でいくよ。あと、念のためお金も十分に持っていく。オーバー? 「え、…ええ…」 「遅い!罰金!自分で提案しといて、なんで遅れてんのよ」 へいへい、朝比奈さん遅れてすいません。 「いえ、あたしも今来たところですから」 古泉、どんな調子だ? 「前回より、23秒遅かったですね」 そうか。 「なにごちゃごちゃ言ってんの、それじゃあ市民プールに向けて、出発!」 「早く来なさいよー。水が温くて気持ち良いわよー!」 やれやれ、飛び込み禁止の表示を1回でもいいから読まないのかねあいつは。 「良いではないですか、涼宮さんが平穏な遊びで楽しんでいるうちは、この世を揺るがす様なことはしないでしょうからね」 それはもう聞き飽きたんだよ、古泉。 まったく、市民プールというより、庶民プールと言った方が似つかわしい場所だな。 長門、今までで何か変わったところはあるか? 「現在までに、これまでのシークエンスと比較して、特に大きな差異は見受けられない」 そうか…まあ、あまり大きな変化を起こさせてないからなあ、いまのところ。 …で、どうしたんだ、その水着は…。 「退屈なので、毎回違う水着を着てくることにしている」 そ、そうか…ま、ほどほどにしような…。 「こういうこともあろうかと、これからの予定を箇条書きにしておきました」 「さっすが副団長、気が利くわねえ…キョンも見習いなさいよ」 へいへい。 「…んー、昆虫採集、肝試し、バッティングセンター…いかにも思いつきそうなやつばかりだけど、そこがまたいいわねえ」 …。 「みくるちゃん、何かやりたい事とか、ある?」 「えーっと、あたしは金魚すくいがやりたいですー」 「金魚すくい…ってもう書いてあるわね」 「念のため、夏祭りのスケジュールについても調べておきました」 「さすがね、古泉くん。…何度も言うけど、キョン。あんたも少しは気を利かせなさいよね」 わかったよ。まったく…。
その夜、俺は待っているのも暇だったので朝比奈さんに自分の方から電話をかけることにした。 プルルル…ガシャ 「はい、あの…朝比奈、ですけど…」 ああ、朝比奈さん。なんとなくですけど、困ったことが発生していません? 「えええっ!何で解ったんですかあ!!」 そこにいる古泉と代わってください。 「ええっ!…どうして、古泉くんがここにいるって…」 「…古泉です。それじゃあ、今回もミーティングを始めましょうか」 そうだな、すぐ行く。長門も呼んでおいてくれ。 「了解です」 朝比奈さん、未来と連絡が取れなくなっているでしょうが、心配は無用です。今回こそはこのループから抜け出して見せますから。 「えっ、あの…どうして、禁則事項を…あの、ループって…」 古泉、今のところハルヒに変化の様子はあるか? 「涼宮さんはまったく気がついていないようです。ま、気がついてもらっては困るというのもありますが…、閉鎖空間の方も発生させたりはしていません」 長門、今回って何回目のループだっけ? 「今回が、324501回目のループに相当する」 やれやれ、やはり何か大きな変化を起こさせないと埒があかないな。 「やはり、あの方法をもう1度試して見てはいかがでしょうか?」 あの方法ってなんだっけ? 「涼宮さんを後ろから抱きしめて、耳元でI love you.とささやく方法です」 その方法は、もう試しただろう…。あの大惨事をもう忘れたのか? その後のループが、2週間どころか1日単位のループになりやがって、俺は100回以上もあのセリフとその後のフロイト先生も爆笑時間を延々と… ぐあ、思い出しただけでも首吊りてえっ! 「ですが、あなたもまんざら嫌ではなさそうでしたが…」 …。 まあ、な。だが、ループから抜け出せない事には変わりは無いぞ。 「そうですね。何か、他の方法を考える事にしましょう。僕も、あの桃色空間を何回も見せ付けられるのは、精神的に来る物がありますから」 わざと言ってるのか、お前は。
「うーん、こんなもんよねえ…。ねえ、他に何かしたい事ってある?」 …。 「まあ、いいわ。この夏はいっぱいいろんな事が出来たから、もう十分よね」 いや、お前はまだ十分とは感じていないはずだ。 「じゃあ、今日はこれで終了!明日は予備日に空けておいたけど、そのまま休みにしちゃっていいわ。またあさって、部室で会いましょう」 来た、今までに無いほどの既視感。ここで何かを言わなければ、俺達は32万回以上もループしてきた夏休みを、また繰り返すことになる。 「待て!ハルヒ!」 言葉は勝手に口から飛び出してきた。何も叫ぶことは無かったのかも知れない。店内の客も従業員も、自動ドアの前にいたハルヒでさえも振り返り、俺に注目の視線を固定させている。 何でも良い、何か言え!ダメ元で言っちまえ! 「漢なら極滅業炎!!(ヘルファイア!!)」 世界が停止したかと思われるほどの静寂が訪れた。 神妙な面持ちをしたハルヒが、壊れたおもちゃでも見るような目つきで俺を眺め、やおら口を開く。 「何言ってるのキョン。あんた、馬鹿じゃないの?」 …だめ、ですか? 「わけ解んないわよ。どっかの雑誌のコーナー名でもあるまいし。新学期までに、もうちょっとまともな精神状態に戻しておきなさいよね、じゃあ!」 どうやら、ハズレを引いたらしい。 ハルヒは自動ドアを潜り抜け、一足先に帰って行ってしまった。 「うーん、今回もダメでしたか、なかなか難しいものですね」 すまん。俺の責任だ。 「いえ、また次回のループで、脱出できるよう頑張りましょう」 なあ、長門、少しでいいからヒントみたいなものを出してもらえたりはしないのかな。 「…わたしの役割は観測だから」 そうか…思念体の主流派とやらも、もう少し融通を利かして頂きたいものだな。 「あの…さっきから、みんな、何の話をしているのですか…?」 朝比奈さんは心配しなくても大丈夫です。次こそは、必ず…。 「え、…はあ…」 つりはいらん、チップとして取っておけ。 「お客さん!ちょっと!」 1万円札を突き付けられて戸惑っているレジ打ちの女の子を尻目に、俺は喫茶店ドリームを後にした。 どうせまたループするんだ、1万円ぐらい、どうということもあるまい。 第1258話 エンドレスエイト おわり
やけくそになっているなw 1258話って、えーと24年かあ。お前はどんな気分でこれを書いたんだ?
長門が壊れ、古泉が壊れ、ついには視聴者まで壊れ始めたか… おれ自身も一晩明けて考えてみると、さすがに血文字は(いろいろなコストがかからないとはいえ) やりすぎだと反省している。食いつきも悪かったしw 普通に絵とかSSとかMADとかで頑張るよ。
普通に面白がってもらえるかと思って書いたけど、ダメだったか…すまん。
>>561 すまん、反省モードになったテンションで書いたからなんかSSまで
けなしてるような雰囲気になってしまった。
個人的にはこういうテンションのSSも好きw
>耳元でI love you. とささやく→2週間どころか1日単位のループに
には笑わせてもらいましたw
563 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/10(金) 19:10:22 ID:9pKROjTP
>>557 小3レベルの文垂れ流しでSS(笑)とか語ってんじゃねえよ恥ずかしププwwwwwwwwww
>>560 まったくお前さんの多才さと情熱には平伏するぜ。期待してやるから頼むぜ。
>>555-557 俺もこういうお馬鹿なノリは大好きだ
まあ現実いつまでも終わらないループにちょっとうんざりしてるから余計にw
>>557 何話目だよwww ゴールデンにでも移動してサザエさん状態かwww
>>564 SSは反応微妙だったしw、絵はまだうpしたことないし、あとMADはそもそも貼れないし…
どれも中途半端なんだよなあ。
>>565 .───┐ ∠_ \L
 ̄ ̄ ̄| | llヽ _| ヽ
| | |l ̄| | l 京アニってドラえもんのいた未来ではどうなってんの?
| | / ´\ /
| | ヽ、_ `^イ
二二二 」 _ __ lニ二二l、 ____
─┴┐ ⊆フ_)__./ ┌ヽ ヽ┐ /´ `\
二二二二二二l / | | | |. / ヽ
_l_____| /`ー─‐|_| |_| / ヽ 日曜の夜6時半から
| /`ヽ__, ─ 、ノ |─l l l エンドレスエイトやってるよ
|───/ /lニ/ /二ニluul. | !
| ___| ̄ | | |_|. l /
└─( )(ニ|  ̄|./二ニ) ヽ /
 ̄ ̄ / ) >━━━━━━ く
まあ極滅業炎は反計できないけどさ
>>568 サワコ最終形態みたいなカッコしたオッサンが歌ってた曲思い出したw 「ファイア」って曲。
それにしてもハルヒの音楽知識はどれぐらいなんだろうか。
結局エンドレスエイトは最速で5回目で成功?
>>547 「消失」始まって「ハルヒの出番が無い」と言わんようにな。
おじさんとの約束だぞ。
>>571 消失ハルヒは第2回WBCにおけるイチロー、全盛期阪急における足立みたいなもんだろ。
消失しててもハルヒはいつもキョンの胸の奥にいる
ニートになったハルヒ
回想シーンや髪長い版とか意外と出番が多い気もするけどw というか消失長門と朝倉さんに頑張って貰わんと画面がキョンだらけになるw
>>576 >画面がキョンだらけに
なんか標準サイズのねんどろいどハルヒの周りに、
ぷちのキョンが大量にいる写真を思い出したw
ねんどろキョンもいつか出ないかな。ハルヒとセットしたいのに! まあぷちもあるし、フィグマもあるからいいんだけど!
俺もねんぷちはハルキョンセットで並べてあるぜ
俺はフィグマで腕組ませてるぜ。 恐ろしいことに自立しよるからなこのフィグマハルキョンは。なんという安定力。
>>566 中途半端でもいいのさ。色々やったそれが、いつか実を結ぶさ!
消失も結構引っ張るんだろうが、 そうなるとハルヒ出番なしの状態が丸々一話以上あっても不思議じゃないからなぁ せめて最終回にハルヒ鍋位は入れて貰わないと暴動が起きるぜ
>>582 >ハルヒ鍋
放送できねえよwwww
言いたいことはわかるが…
一応前情報が確かなら、あと新作枠が、8話なんだよな。 溜息と消失をやれても他の短編は難しそう。
869 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 22:42:45 ID:0LDR+b5u0 えーっと、もういいかな? エンドレスエイトは6話構成で製作済み 角川のバックスポンサーが大激怒してプロデューサーの首切りにまで発展するも時既に遅し 製作済みの4・5をすっ飛ばして6話目を今週流すかどうかで大混乱中であります ちなみに6話構成にしたのは角川の指示 切られたPは怒れるバックスポンサーの気を鎮めるためのスケープゴート エンドレスと溜息・みくるの冒険(再編集)で12話稼いでファンを煙に巻くのが角川最大の目的 引っ張りまくった消失ネタは全てネタ 現時点で角川は「まだ」消失をアニメ化する気はない 今回の新構成使い回しシリーズをDVD→BDの連続販売でファンから金を搾り取ってから考える、って感じだった ただ、Pの首切りから強権発動の流れで急遽、京アニ側で消失製作の話が持ち上がってる 「次のシリーズはA-1に委託してヤマカンに作らせる」とか言われちゃえばさすがにね…w 元々プロットもコンテも完成してたのにお蔵入りなってただけだから間に合うだろうけど、そのへんはまだ不透明 問題は角川自身が今回の件でマジヤバくなったこと 今年の株主総会は乗り切ったけど、ながるんの原作発売中止3周年も含めて次回は乗り切れないだろう 井上の首が危ないだけじゃなく今度ばかりは歴彦の会長降ろしが実施される可能性も出てきた そういう意味も含めて、消失の件は今大きな問題になりつつある 全ての答えは明日の深夜、最速放送のサンテレビで判明する 場合によっては「都合により今週はお休み」とか言ってボート映像流す可能性も、なきにしもあらずw
ハルヒかわいい度 エンドレスエイト12 △ エンドレスエイト13 ◎ エンドレスエイト14 ○ エンドレスエイト15 ◎ エンドレスエイト16 ? エンドレスエイト17 ?
おい17を入れるのはやめろwwww
ハルヒは肉鍋が得意で涼子は魚鍋が得意そうなイメージ
涼子さんはきっとカジキも簡単に両断するだろうな
九曜が綺麗と評したキョンの目 が気になって覗き込むハルヒ
しかしハルヒ鍋と聞いて、やたらと熱い湯に浸かったハルヒと、 その残り湯を想像してちょっとムラムラ来たw われながら変態すぎるwwww
なにその目玉の親父ハルヒ
酒に興味はないが酒風呂に興味がでたハルヒと 風呂に酒を入れすぎてベロンベロンになったハルヒを介抱するキョン
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 00:18:35 ID:XtsoEfxV
実際酒につぶれちゃったハルヒはどんなんだったんだろう?
酔い潰れてキョンを敷き布団がわりにして寝るハルヒ
酔い潰れてキョンを寝巻きがわりにして寝るハルヒ
飲ませたのは朝比奈さんだった どうやら未だに根に持っていたらしい
孤島の時の機関の人達もハルヒとキョンに「間違い」をおこして貰いたかったのかも。 二人の酒乱ぶりは予想外だったに違いない
酒に酔ったハルキョンはチュッパチャプスしまくったんだろ
なぜかやたら息の合った漫才とかしてたりしてな。 ハルヒがひたすら大声で、キョンが合いの手いれまくるという……
おやすみ、ハルヒ。 いい夢見ろよ!
>>591 おお、よかった。
俺だけじゃなかったかw
キョン「次は小学生時代のハルヒか・・・ジュルリ」
ようやく見終わったぜ@神奈川 うんうん、今回のハルヒは可愛かったな、 最終的には各話からお気に入りのシーンを切り出して組み合わせて ディレクターズ・カット版ならぬ「エンドレスエイト 俺・カット版」でも作りたくなってくるなw
2時間を越える超大作になったりしてw
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 07:44:30 ID:gTZ4CGzn
自分のうんこオナニー映画のために団員を性的虐待する犯罪者、名前はブスヒwww ブスヒを崇拝するお前らも将来誘拐事件を起こして虐待してそうだなwwwwww
全部のエンドレスエイトを同時に流す動画とかを作りたくなるw
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 10:42:04 ID:MZhOv6O6
今回見たが何時まで水着ハルヒ拝めるんだwwwリアル8月終わるまでかwww
>>604 メタルギア2と3にあった、世紀末シアターみたいなシステムがDVDに実装されてたらそれだけで許してしまいそうだw
613 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 12:26:32 ID:gTZ4CGzn
アニメ放送中なのにこの過疎… きっとブスヒのブスさに皆飽きてたんだね^^
溜息の仲直りするところが早く見たい〜
>>611 シャッフル再生機能がつきます。
むしろシャッフル再生しか出来ません。
今期はハルヒだけじゃなくキョンまでも印象が悪くなりそうで心配… 溜息をどう料理してくれるのやら。
溜息は原作よりソフトな表現になりそう エアガン乱射とか、みくるに酒飲ますとか放送できないだろ エンドレスでも自転車が走ってるシーンカットしてるし どうすんだ京アニ
そっちは普通にやるだろ。問題は酔っ払いシーンだな。
酒は普通にアウトだしなぁ。
三期があれば会長のタバコも無くなるんだろうし。
>>616 京アニは大丈夫だろうと思ってたけど、だんだん話数が心配になってきた。
二話くらいでガガっとやられたら……。心配だ。
マリオwww
なんかこのシーン、唯っぽいよな。澪になったり唯になったり、さすがハルヒ。俺の嫁。百面相のカワイさだな。
バッタとかアリとか食べる国もあるとはいえ……w >624 さり気に聞き捨てならんことを!
ハルヒが唯よりも澪よりも律よりも魅力的だなんて そんなのいまさらの当然だ
こなた「あーん!ハルヒ様が消えた! うっうっう…ひどいよお…ふえーん!! この間「今、時代は涼宮ハルヒだ!」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか! どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!? 信じられないよおっあんなわけも分からず消えちゃうなんてっ!! 長門と差がありすぎるわっ!!復活しますよね?ね?ね? 泣いてやるぅ 私はあのおそろしく意地っ張りな彼女が(たとえ神様でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!! ハルヒさまあっ!消えちゃ嫌だああああああっ!! 先生のカバッ!!え〜ん」
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 17:33:00 ID:8V6xzq+P
原作は知らないのですが、アニメの、今後の展開を考えて みたいと思います。 アニメでは、8月30日の喫茶店でのやりとり後、 8月31日のキョンが語るところまでが、描かれていません。 つまり、約1日の空白がありますが、解決編はこの1日 から始るのではないでしょうか? 予想としては、このループをすべて記憶している長門に、 キョンが「記憶のリセットの回避を頼む」のような琴を 依頼し、長門と同じ立場で事件解決を模索していくと思 います。 客観的に見ることができれば、例のキーワードとかを発見 し、解決されていくのではないでしょうか。
>>628 ハルヒってかっわいーなー だけど朝倉が長門に殺されていった どうなるのだろう
初めてスト様が死んだコピペを見た時てっきりストレイボウの事かと思ったよ。
キョンの本名ってぶきちかしら
633 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 18:00:21 ID:+mxIDt4A
キョンの本名は鈴木雄太
アニメでハルヒを知ったにわかですが、涼宮ハルヒの驚愕ってまだ発売されてないんですか?
635 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 18:13:28 ID:gTZ4CGzn
>>634 はあ?ハルにゃん(笑)スレなのになんでここで聞くんだよ
さっさと消えろニワカ
>>629 ゲームだとそういう展開になって全員(プレイヤー含めて)でなんとかしよう!になるんだけどな……。
残念ながらハズレなのです。
毎回さり気なく、しかし必ず出てるキーワードがあるので考えてみるのもいいかも。
あとネタバレは随所に出てくるからどうしてもバレたくない場合は関連サイトやスレには注意した方がよいです。
>>636 そこはアニメスレだろw
エンドレスエイトにキャンプってイベントが欲しかった。 一回くらいはあってもいいかも。 ハルヒの作るカレーはおいしそう。 バーバキューも長門とハルヒの食いっぷりが良さそうだ。
原作スレはにわかに甘くない
>>641 ( i_i)\(^_^)きっと次はあずにゃんハルヒが拝めるハズさ。
figmaハルキョンを買ってきて日焼け色に塗装するのはどうだろう?
取合えずメイトで半額だったのを購入する。 失敗が怖いので一緒にばら売りされてるねんぷちの幾つか買う カラーはエナメル系で薄めにいく。 一回塗っていい感じなら此処にUPする ダメなら自分の黒歴史の1つにする
長門を後一歩まで追い詰めたけどキョンの仕掛けたトラップに掛かって頓挫するハルヒ
ハルヒ「・・・ねぇキョン。・・・この『龍笛』ってドラゴン以外には聞こえないの?」 ユキ (ネ〜コ、ネ〜コ。) キョン 【あん?そうだよ それは俺達ドラゴン以外には引いても聞こえからな 逆に無闇に吹くなよ?余計な奴がやって来るの御免だ】 ハルヒ「あたしも余計な面倒事を抱え込むのは嫌よ!ドラゴンはキョンやユキ達で十分足りてるわ!!」 ユキ (コネコ〜。コネコ〜。) キョン 【そうかい なら安心だ まぁ笛にも色々種類が有るからなそれも“一種”の魔笛になるしな】 ハルヒ「こんなのも魔笛になるわけ?へ〜人間欲が絡むとガラクタも宝になるわけね〜。」 ユキ (・・・この当たりの長老とお見受けした。私は遠き北方の地より来た氷龍王の皇子、名をナガトといいます。) キョン 【それも使う人間次第なんだよ 馬鹿な人間にはボ田山も宝の山ってな】 ハルヒ「・・・ところでキョン?」 ユキ (・・・かわいい。今月生まれたこの当たりで1番若い猫。・・・へ?名付け親になって欲しい?良いの?) キョン 【・・・なんだ?ハルヒ】 ハルヒ「コレってどうなってるのかしら?」 ユキ (・・・この子の名は『スノー』。北の地に住む雪猫の中でも力強いものの名。是非力強い子になって欲しい。) キョン 【・・・しるかよ 俺が指笛を鳴らすと何時もなんかしらよってくんだよ この間は犬だったしその前は鳥だったし】 ハルヒ「はぁ〜・・・・・・まぁあんたがそれだけ動物に好かれてる証拠よね・・・?あらどうしたの?アナタ。」 ユキ (・・・その子が貴方達に挨拶をしたいって。) キョン 【そりゃ御親切にどうもな】 ハルヒ「あ、いっちゃった。・・・ユキ、あの子なんて言っていたの?」 ユキ (ドラゴンの様、人間様何時までもし【さぁ〜〜〜急いで先に行くぞ!!ほらお前たちも俺の背中から退いた退いた!!】 ハルヒ「もう、ちょっとキョン危ないじゃないあ!!それにさっきユキが言いかけた事も聞きびれたし!全くこら待ちなさい!!」 キョン 【さぁ〜〜〜て 次の街までは後どれくらいかね〜〜〜】 ユキ (・・・照れ隠し?) シャミ〔さよう。あれはて照れ隠しじゃな。憶えておくと良いぞドラゴンの娘さん。〕 余談ですが今日は7月10日ウルトラマンの日だそうです 1966(昭和41)年、TBSテレビで『ウルトラマン』の放映が開始された。 『ウルトラマン』は7月17日に放送開始の予定だった。 しかし、その前に放送されていた『ウルトラQ』の最終話が、内容が難解であるという理由で放送されないことになった。 そこでその穴埋めとして、前日に杉並公会堂で開かれたウルトラマンの宣伝イベントの模様を「ウルトラマン前夜祭」として放映した。
期待してるぜ!
今日はナガトラマンの日だったのか……つか難解だからってすごい理由だな
650 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/11(土) 21:57:33 ID:E2FMvY4P
ハルヒって在日3世だろ?本名は金晴日とか 在日以外でこんなの見る椰子いんの?
チョンさ
ハルヒが8月を永遠に繰り返さすアホな話を聞いてさすがの俺ものんきに夏休み 気分を謳歌している場合ではないと観念した。 「今晩は河川敷でバーベキューパーティーよ」 過密スケジュールにそれをねじ込んできたハルヒに、俺はむしろ感嘆の念を 感じていた。場所はいつもの武庫川で少々あるく事になるが、近くにスーパーで 買った食材を持って川まで下りてく。機材調達は当然古泉の仕事だ。 「さすが涼宮さんです。我々の晩御飯の心配もして下さるとは・・・」 疲れ気味な笑顔に薄い嫌味が混ざっている。いや1時間でこれを整えた お前はすごいよ。バーベキューをやっている連中は少なからずいるため、 容易に場所を確保する事が出来た。食材の調理は女性人に任せ、俺と 古泉はこん炉のセッティングを行う。・・・よし点火完了っと。 長門に聞くとこのシチュエーションは初めてらしい。沈んでいた顔が心なしか 笑っているように感じた。まあ気のせいだろうがね。 「キョン!肉を食いなさい。草食男ってダメなのよ?」 もちろん、食うさ。焼ける前から箸を伸ばすハルヒと長門に気をされながらも 肉をほおばる。焼けてねええ。 「キョン君。お茶です」 ツインテールでキャロットスカートの朝比奈さんはもちろん今日も可愛らしい。 「ありがとうございます。元気でましたか?」 「!・・・・・・・・・しゅん、ふええ」 思い出させたようだ。すいません。朝比奈さん 凄い勢いで食べたので、バーベキューはもう終了。ニマって笑いながらハルヒが 袋から花火を取り出す。二回目の花火大会開催となった。もうやけだ、ロケット 花火20連装ランチャーの製作を行う俺。正直楽しいぜ。 そんなこんなで遊びまくった。そん中ハルヒが 「あれ。キョン。川で何か光ったわ」 俺たちと同じように花火でもしているんだろう 「行くわよ!」 「え、おい」 腕を掴まれ水の流れる所まで引っ張って行かれる俺。濡れるじゃないか! 「・・・・あれって?」 「蛍だ」 決して汚い川ではないが清流でもない。光る蛾でもなく、たしかに蛍だ。 二匹だけの蛍がくるくるっとお互いを回っている。 気が付くと俺はハルヒと手を繋いでいた。 「綺麗ね」 「ああ」 「二匹だね」 「ああ」 繋いでいる手に力を込める。 ハルヒ。この思い出をどうする?俺は残して欲しい。お前は? end
ほお。いいね。
有希が赤ん坊になっていたのであやしていたら お腹を空かせていたらしくおっぱいに吸い付かれるハルヒ
やばい……最近気づいたんだが、ハルヒって俺のこと好きじゃね?
キョン乙
そういや光るのってオスか?
メスも光るよ。オスより暗くてあまり飛んでないけど。
そうか。良かった。
とかいってwkwkしてるというよりもちょっと焦ってるみたいじゃねーかwww
元ネタのシチュが「3連勝3連敗、敵地で迎えた日本シリーズ最終戦、 1-2と逆転されなおも1アウト満塁、バッターは5番打者」なんだから仕方が無いw
野球は疎くてなw なるほど、そういうシチュエーションか。納得w
>>665 別に分かってること前提で描いてる訳じゃないw
そもそも30年以上も前の日本シリーズをネタにすること自体がおかしいんだ。
もっと普遍的なネタをやらんとorz
あ、ちなみにこの後ちゃんと抑えて、チームは逆転勝ちしてるんで、
その辺の願いもこめて描いてみたり。
ここまで誰も
>>652 のキャロットスカートに突っ込んでないんだなw
人参柄のスカートのことだろ? ウサみくるには良く似あっている
>>662 誰コイツ?
下手くそ過ぎて誰か分からん
ぷよのハルヒちゃんの憂鬱3巻買ってきたよ。 今までの中で一番ハルキョン分が多かったかもしれないw
浴衣のうなじハルヒは禁則事項です
>>666 なるほどw
>>667 キャロットとか言われると、学園特区で喫茶店を開くハルキョンというシチュしか浮かばんw
エンドレスエイト4話目が放送されてから本スレの流れが早すぎて読む気にならん
批判ばっかりの本スレなんて読む気にならない ハルヒ叩く奴もいるしな
マターリしにくいのは確かだw
うっかり見たらなんか政治談議始めてたorz
バーチャロイドを操り廃墟でキョンと対決するハルヒ
>>672 とりあえず店員の制服を決めることから始めるんですね、わかります
某所のバカップル漫画が更新されていた… なんというかその… バカップル乙!
キョンにチャイナ服を着せて女装を施すが自分より綺麗でムカつくハルヒ
682 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/12(日) 18:21:51 ID:sC0ghjiH
ブスヒさんブス過ぎて性格も悪すぎてクラスメイトから嫌われてるとかwwwwwwwwww お前らの生き写しだなwwwwwwwwww
被ったスマン
ハルヒちゃんの三巻、限定版しか置いてない。 通常版売り切れるの早すぎだろう。
687 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/12(日) 19:54:27 ID:DbGfHUdI
>>686 限定版の発売は10日、通常版の発売は25日だったはず
ハルヒの事が好きすぎてハルニーしちゃったw
入学式の日、角でぶつかった黄色いカチューシャの女の子に ぶつかって変な所にタッチしたキョン せめて同じクラスにならないよう願ったが現実は無情なモノで そいつはすぐ後ろに居た
>>693 学園ハルヒかw
>>692 通常版まで待つべきか迷っていたと言うのになんという情報を…乙だぜ、このやろう。
ハルヒちゃんは相変わらずハルキョンしてて和むぜ
長門やみくるんも可愛いしなw なんかよりフリーマンでいい
擦り傷をドラユキにペロペロと舐められるハルヒ しかし唾液の感触から薬草をつまみ食いしたことが発覚し、ユキをくすぐりの刑に処すハルヒ でもそれが気持ち良いらしく、目を細めながら引っくり返ってのびのびとしているユキ
おやすみ、ハルヒ。 いい夢見ろよ!
>>698 「ユキ。これは罰ゲームなの!」
「ゴロゴロゴロ」
「だから、悪いことをしたら罰を受けるの!」
「ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ」
「もう!全然反省しないわ。キョン、あんたからも何か言って!」
「・・・・・」
「キョン?・・・・・・・・・・・何考えてんの?」
そこにはドラユキと同じ仰向けにひっくり返ったドラゴンキョンが居た。
「俺も・・・・」
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/13(月) 00:33:11 ID:RwWq+mwW
ドラユキ(失笑) ドラゴンキョン(苦笑)
井戸底にドラキョンを隠して単身帝都の最下層へ足を踏み入れるハルヒ そこで知り合った医者古泉の元で男に化けて居候する事に。
こちょこちょむにむに 「それにしてもユキの体ってやわらかいわね〜」 (……♪) (まるで赤ちゃんをあやしているお母さんみたいですねぇ) (案外全ての龍の母たる存在なのかも知れませんね) そんなドラスグロリアやらN・Dやらじゃあるまいし…っておわ! おまえらいきなり飛び掛かるな! 「さっ、もう遅いしみんな寝るわよ!」 (zzz…) (ふふっ、キョンくん、お父さんみたいです♪) (うらやましい限りです) やれやれ……
今後編を編集してますから暫しおまちを・・・
>>683 ,684,688
TTTミハル氏は突然ハルヒをいじめて泣かせるマンガを描くから注意が必要だぜ。
俺はクリスマスの騒動が忘れられない……
お早う御座います。『ドラキョン』を描いてるモノです。 後編が出来ましたので早朝にも関わらず投下させて頂きます。 可也長くなったのと一部クロスオーバーになっていますので 苦手な方や嫌いな方はスルーしてください。 10レス位使うかもしれません では
光か弾けた。瞬間目に入って来たのは自分を庇う地龍の姿であった。 背を剥け何かから自分を護る様であった。 「・・・キョン。」 【・・・気付いたかハルヒ 悪いが他の連中も起こしてやってくれ 今のままじゃ防ぐのは精一杯だ!】 「・・・キョンあなた・・・は!」 見ると地龍はもう1人の少女である佐々木の『神人』の攻撃を受けていた。 その攻撃は地龍を狙ったものではなく少女自身や地に伏した他の龍達へ向けてであった。 その紅の腕は振り下ろさせる。そこに土壁が出現するがあっさりと破壊していしまう。それを地龍が身を呈して護っているのだ。 その度に大きく弾き飛ばされていた。所々の鱗は剥がれ落ち、傷口からは血が流れ出ていた。その血があたり一面を濡らしていた。 「・・・キョン・・・・・・・ササキさん!!あんた仮にも“聖なる少女”を名乗るような存在がそんな事をして良いと思ってるの?」 「ふん、誰かと思えば君か。あのまま眠りについていれば苦しむことなく封印の一部になれたものを。」 「お生憎様。あんなであたしを如何にか使用なんて1000年遅いのよ!あたしが戻った以上あんた達の好きにはさせないわ!!」 そう宣言し手に持ったミスリルの剣を翳した。 その勇ましさは確かに聖なる少女に通じるものであった。 しかし、少女ハルヒと少女ササキを決定的としているのが『神人』の存在であった。 其れでもなお地龍はササキを“聖なる少女”と認める気配は無かった。 地龍とササキが対峙するなか少女ハルヒは他の仲間を目覚めさせるために疾走した。 「・・・ユキ・・・目を覚ましたて。・・・お願い!」 氷龍ユキへは『龍燐の盾』を翳した。ユキと出会った際に偶然の産物で出来た『盾』。だからこそユキを目指させるのに適していると思えた。 『盾』に僅かな光が集まり氷龍をユキを照らした。それは雪解けの際の淡い光の様であった。 (・・・・・・ここは。・・・・・・・・・) 「!良かったユキ、気がついた!!」 (・・・何か、長い夢を見てるようだった。・・・・・・・・・・・・・・・『ママ』?) 「ふぇ?ユキ?・・・え、、、えっと如何したの?」 (何でも無い。少し夢を見ていただけ。・・・・・・・・・貴方が『ママ』。彼が『パパ』・・・・・・そんな夢。) 「・・・・・・ユキ。・・・・・・でもねそれは夢なの、夢なんかじゃなくて現実にしてやりましょうよ!いいわねユキ!」 (わかった!!) そうして先ずは1匹。氷雪の皇女・ユキが目覚めた。 続いて少女は雲龍・ミクルと飛龍・イツキと青竜・ツルヤを目覚めさせようとした。 その時である。“聖なる少女”ササキに異変が起きた。 彼女を覆い隠すように『オックスフォードホワイト』の光が集まっていく。 更にその彼女を飲み込むように『神人』の腕が彼女を捉えようとしていた。 「・・・コ、、コレは・・・待ってください『魔道王様』!私なら未だやれます!!どうか今しばらくの時間を!!」 <−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−> 余りの展開に地龍も少女も言葉を失っていた。 ササキを覆い包むようにオックスフォードホワイトの光が集まりさながら球体を作り出した。 その球体を『紅の神人』が取り込んでしまったのである。更に地下空間を満たしていた暗闇が集まっていく。 その闇が晴れた先には多くの屍が横たわっていた。 人のもの龍のもの。それらがこの『央国』に暮らしていた者達の成れの果てであるのが理解できた。 暗闇は『紅の神人』の纏わりつき別の形を成していく。 その隙に少女は残りの3匹を目覚めさせるべく『護符』『小剣』『宝玉』を翳した。 (・・・は、、、はれ?こ・・・此処は〜〜〜〜〜???) (・・・まっが〜〜〜〜〜れ?) (・・・もう、これ以上スモチ食べられないにょろ〜〜〜〜〜〜。)
それぞれ己が願望とするもの或いは目覚めたくない内容の幻を見せられていたようであった。 ただ、目覚めた第一声が余りにも間抜けな為流石の地龍も少女も突っ込む気力すらなかった。 しかし気を緩ませるわけにはいかなかった。暗闇はやがて巨大な人型をした龍へと変じていた。 更にその周囲の空間が歪みそこから地上で戦っているはずのササキの従者たる龍達まで這い出てきた。 この状況には流石の少女も軽口を聞ける状態ではなかった。 地龍・キョンは1匹で今までの攻撃全てを受け止めていたために深く傷付いていた。 更に他の4匹も目覚めたばかり思うように動ける状態では無く更にツルヤも又傷を負っていた。 この状況に際して、高みから見詰める冷たい視線があった。 少女ハルヒと同じ顔を持ちながらも、その黒き髪は長くたなびき、闇を体現したようなローブを身に纏い。その手には一振りの剣が握られていた。 その視線を受け尚喰らい付かんばかりの勢いで見詰め返す視線があった。誰であろう少女“ハルヒ”であった。 「ふん!こんな仰々しいもの拵えて何をおっぱじめる気か知らないけどね!あたし達『SOS団』はちょっとやそっとじゃ挫けないわよ!!」 【・・・やれやれ威勢だけは一人前だな・・・】 「何よ!こんな時こそ弱気に成らずに威勢のいいところ見せないと相手のペースに飲まれちゃうわよ!!」 【ヘイヘイご高説痛み入るよ しかしお前の言う通り ここが踏ん張りどころだなそれには目の前の連中を如何にかしないと】 「・・・えぇそうね。ササキさんが変身したあのドラゴン。・・・キョン倒せる自信は?」 【そんなの有ったら熨斗付けて今すぐ此処に届けて欲しいね だがアイツを如何にかしないことには先に進めねぇ! いっちょやってやるか!!】 〔その心意気確かに受け取りましたぞ。〕 〔後は我々にお任せ下さい。〕 地龍が覚悟を決めるのを確かめるがように頭上より声が掛ってきた。 見上げるとエミリ・リョウコ・アラカワ・モリが舞い降りてくるところであった。 〔良く持ちこたえましたな皆さん。〕 (きゃ〜〜〜〜〜皇女様〜〜〜〜っ!!しっかりして下さい〜〜〜〜〜!!!!) (ほら、別に怪我をしている訳ではないのですからアサクラさんも落ち着いて。) 〔大まかな事は把握しました。此処は私目に任せてください。〕 【モリさん?】 〔何故に『炎龍王様』が我々を此処へ差し向けたのか。ただ皆さんのお力に成るだけではありませんぞ。〕 「アラカワさんとモリさん達が助けに来てもらうのは助かるんだけど・・・地上は?地上はどうなったの?」 〔それでしたら後発隊が追いついてまいりました。予想より可也早いです。〕 〔流石は『聖人・神聖騎士アイザワ ユウイチ』といった常呂でしょうか。彼が率いるパーティーの力。一個師団に匹敵します。〕 【ちょっと待ってくれ・・・聖人だって?マジでか?】 〔えぇ。他にも『魔人・羅王フジタ ヒロユキ』も加わっておりました。他の種族の英雄達も駆けつけております。地上に関しましてはほぼ大丈夫かと。 ですから目の前の難敵を打ち砕く事だけに集中しましょう!〕 【・・・あいつら国じゃ『暇だ〜』とか言ってたくせにまったく】 余りの展開に声の出ない一行であった。少女達は聞きなれない名を耳にしてなんと返答すればいいのか困っていた。 しかし、地龍・キョンにしてみれば『聖人』神の子の再来と謂わしめる存在と、『魔人』その魔逆くの性質を持つ存在の二名が手を取り合いこの 戦いに加わった事自体が驚きであった。 その驚嘆から抜け切れていない一行を尻目にモリはその持てる力を解放しようとしていた。 何時もは腰にあたかも人間のスカートの様に撒かれた2対4翼の内の残りの2枚も広げ今正にブレスを吐く体制に入っていた。 その間相手も何にもしないでいなかったわけではなかった。しかしアラカワとエミリ達の力を持ってすれば防ぐ事事態は問題なかった。 一番の問題は龍を模った神人の存在で有るがいまだ動きを見せていなかった。 その間に、敵が動き出す前にけりを付けるために禁断の吐息を放とうとしていた。 そしてモリの顎いっぱいにその力が満たされた。 〔皆さん伏せてください!!〕 アラカワの声に一行は一斉に防御体制をとった。 その反応に遅れたササキの従者達は構わずモリへと突き進んでいた 〔全ての飲み込みそして喰らい尽くせ!!『アンティ・マター(反物質の吐息)』!!!〕 それは他の龍達が放つブレスとは違っていた。直径が10pにも満たない球体がただ一直線に神人へと向かっていた。
〔いけません!皆さん私の影に!!〕 ただ其れだけでさえ歴戦の猛者たるアラカワを慌てさせるのには十分であった。 アラカワがその強靭に発達した左腕を翳すと呪文を唱えた。その瞬間幾重にも重なっていた厚い鱗が更に巨大化し 幾重にも折り重なった。 〔『アトミック・シールド(熱核をも防ぐ盾)』!!!〕 それは地龍の武具精製にも似ていたがアラカワのは肉体の一部を武具化する呪文であった。 一行がその盾に隠れた瞬間その球体は神人へと命中した。 その瞬間凄まじい熱気と爆音と爆風が一行を襲った。 余りの勢いに体の小さなユキやハルヒは飛ばされそうに成ったほどである。 その熱と光が収まったのを確認しアラカワは盾を外した。見ると強靭な上位龍の鱗で作った盾でさえ消し炭のように変貌していた。 見ると煽りを受けてか従者たる龍達もその攻撃の余波に巻き込まれていた。 その惨状を見て流石の神人の打ち倒されたに思えた。 〔・・・そんな・・・馬鹿な・・・〕 そこに聞こえてきたのは驚愕を顕にしたモリの声であった。 アラカワの背から望み見た一行を待っていたのは無傷の神人であった。 その様を見て“ニヤリ”と神人がそして『魔道王』が笑ったように見えた。 神人の否、最早龍人と化したその腕から伸びる爪を鈍く光らせ一行に踊りかかった。 余りにも素早い身のこなしであった。それはあるで先ほどまで少女ササキが操っていた時とは雲泥の差であった。 「ちょっと!行き成り素早くなってるわよアイツ!」 (どうやら、中に取り込まれているササキの意思ではなく何かしら別の意思によって動いているようですね。) (でもそれよりも問題があります!モリさんのブレスの直撃を受けて平然としていられる存在など僕は知りません!) 〔・・・そうでは無いのです。〕 (ふえ?・・・といいますと?) 〔先ほどのモリの攻撃が当る刹那その威力は全く別の空間に吸い込まれていました。此方に残ったのはその際の残り物みたいなものです。〕 (じゃ、、、じゃぁアイツには幾ら攻撃しても無意味って事かい?) 一行と対峙する巨大龍人。その姿を見たものは古代の神話を思い描く事だろう。 暗き闇が如き強大な龍とそれに立ち向かうと人間の少女と龍達。 しかし、戦いは未だほんの始まりでしかなかった。未だ『魔道王』との対面が残っているのだ。 【・・・・・・モリさん 攻撃は届く前に別の空間に吸い込まれていたんですね?】 〔え?えぇ、その通りです。直撃を防いだというよりも威力を別の何かへ移したと言った方が正しいでしょうか。〕 【・・・ハルヒ さっきお前が気を失ってる間どんな感じだった?】 「どうって・・・・・・なんか澱んだモノの中を這い回ってるようだったわ。後自分が誰か気がついたとき辺りは真っ暗だった。 でもアレから感じたモノは『閉鎖空間』とそっくりだったわ。」 【・・・そうか 『紅の神人』・『オックスフォードホワイトの閉鎖空間』そしてハルヒが見た『闇の閉鎖空間』・・・分かったぞ!!】 言うが早いか地龍は少女を己が肩から下ろすと、こう告げた。 【ハルヒ 今から俺はササキを助け出す】 「え?キョン助けだすって。」 【恐らくはササキを核にして形を作っているのがアノ“龍人”だ なら核になるササキを取り除けば自然と崩壊するだろう】 「で、、、でも。」 【安心しろ 別にアイツが如何といったわけじゃない 其れでも知り合いだからな 助けてやりたいんだ分かるだろ?】 「キョン・・・・・・・・・分かったわ。其れ位の器量がないとドラゴンの妻は務まらないものね。いい?そのかわりちゃんと助けるのよ!!」 【あぁ分かってる ソレに聞きたいこともあるしな】 「・・・聞きたいこと?」 【こっちの事だ ・・・・・・まぁ後でお前にも話すさ】 「ならよし!」
そういって皆に背を向けると一歩歩みだした。 その背中から伝わってくるものは確かなる決意であった。 今の少女ハルヒも又“聖なる少女”に覚醒した状態にある。しかし能力は『閉鎖空間』の発動に留められている。 それが目の前に立ちはだかる龍人の中のササキとその先にいる『魔道王』が原因なのは明らかであった。 今だ少女の覚醒は不確かな状態にあるのだ。 少女ハルヒは一行の周囲に結界を敷いている。その蒼い結界は未だ力弱く神話やササキの作り出す『閉鎖空間』には程遠かった。 しかし、その力は一緒の力場を造り一行を護っていた。その守りから出るということはあの龍人の攻撃に身を晒す事になる。 だが地龍も何も勝算が無いわけではなかった。迫り来る爪や尻尾或いは火球を叩き落しているエミリ・リョウコ・アラカワ・モリ。 そして今だ幻の影響で満足に動く事の出来ないユキ・ミクル・イツキ・ツルヤ。 彼らを見て地龍キョンは力強く頷くと龍人目掛けて跳躍した。 【皆どけぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】 〔〔((!!!!〕〕)) ((((あ、、、あれは))) 「キョ、、、キョン・・・」 跳躍した地龍の体に光が集まり瞬間弾けた。 そこの居たのは伝説の存在『白金の神龍』であった。 その巨大な体躯。ソレをもってしても龍人は更に巨大であった。 今までは偶発的に変じていたその変化を意識的に行なった地龍。 それは少女も同じ事であった。今1匹と1人は自分が如何なる運命の元にいるかを自覚していた。 その自覚がもらたした変化であった。そのまま神龍の姿をとったキョンは龍人へと突き進んでいった。 右の手には全てを噛み砕く重力の塊を、左手には全てを弾き飛ばす斥力の塊をもって。 〔あの攻撃は!〕 〔知っているのですかアラカワ。〕 〔『炎龍王様』が仰っていました。攻撃と防御を同時に行い全ての次元空間を断絶させる方法があると。それが正しくアレです!!〕 神龍へ向かった攻撃は一方では大きく弾かれある一方は力無く地に叩きつけられた。 その跳躍の力衰えることなくその腕を龍人の胸に突き当てた。 瞬間世界が砕け散るような凄まじい音が響き渡った。 余りの衝撃に目を瞑っていた一行が見たものは力場と力場の鬩ぎ合いであった。 神龍の腕が先に進んでいるがまるで其処に幾つもの壁が存在するように幾つもの破壊音が鳴り響いた。 それは無限とも謂える時空間を破壊している音でもあった。 「・・・・・・キョン・・・・・・」 (・・・・・・頑張って・・・『パパ』) (・・・キョン君・・・頑張って下さい。) (確り!後少しです!) (キョン君一気にいくっさ!) 仲間の少女の声を聞き神龍はキョンは更に力を込める。 今だ癒えぬ傷口からは血が噴出し白金の姿を赤く染めていた。その血は滴り落ち。 ユキ達に降り注いでいた。 それにも関わらず少女達は神龍へキョンへ声援を送っていた。 そして 【・・・1秒で良い!!路を空けやがれぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーー!!!!!!】
その声が通じたか更に大きな破壊音が響き渡った。 後の静寂。神龍の腕が龍人の胸に深く食い込んでいた。その腕を力強く引き抜く。 その手の中には白い球体に包まれたササキの姿があった。 龍人からササキを解き放った瞬間、神龍・キョンと聖なる少女・ハルヒの中へとササキの記憶が流れた来た。 それは16年前の地龍との出会い。最初は只の友情から。そして次第にソレは愛情へと変じていった。 しかし自分が『金龍』であるのに対して相手であるキョンは『地龍』であった。 その為、『色龍』の長老会はその婚姻を認めようとしなかった。勿論申し出はササキの一方的なものでしかなく。 『色龍』と『四精龍』の婚姻は可能かを問うただけであった。しかし、過去に遡っても如何様な前例はありはしなかった。 ましてやササキは『色龍』最上位の『金龍』であった。相手は『金龍』か『黒龍』ではいけないとの決まりもあった。 しかし、ササキは如何してもこの心優しく何処か頼りない地龍が気に入ってしまっていた。その折りに長老会でとある実験が行なわれた。 その実験に非検体に地龍がなってくれるなら考えてもいいと実に呆気ない返答が帰ってきた。 ササキは地龍に事の次第を隠し実験への協力を取り付けた。それは全て自分のためであった。 しかしその実験こそ禁忌の時空魔法の実験であり、その事自体が既に闇の復活に前兆であった。 既に『央国』内での龍のそして人間の出生率は低下の一途であった。 その打開のための実験が闇が己が封印を破る手段を為のものであったのを知ったのは、地龍と別れた6年後であった。 6年後とある少女から“アル能力”を抜き取るように命じられたササキは少女ハルヒの村に訪れていた。 そこで未だ幼き日の少女ハルヒの遊び場としていた祠に“紅い宝玉”を置いた。 何も知らない少女ハルヒはその宝玉に触れ、そして己が中に眠る“聖なる少女”としての力の大半を奪われてしまった。 そしてその“紅い宝玉”を持たされたササキ自身も変じていった。 自分が『金龍』であった記憶も『央国』をしいては世界を守る使命も忘れ徐々に『魔道王』の傀儡に成り果てていった事。 ササキはキョンの手に抱かれながら今までの事を懺悔していた。 「・・・キョン・・・・・・御免よ・・・君にとって僕は良い友人足りえたのに。僕が・・・私が・・・・・・貴方を求めてしまった。 結果・・・・・・全てを失って・・・しまった。・・・・・・友達だったクヨウさんもゾンビに変えられ・・・・・・亜龍でも気のあった タチバナさんもその身に過ぎた力を与えられて尖兵とされ・・・・・・フジワラ君もその意思を歪められてしまった・・・ ・・・・・・・・・・・・全部、私の性なんだ。・・・・・・私が貴方を彼女から・・・・・・ハルヒさんから奪おうとしたばかりに・・・・・・」 【・・・もう良い話すなササキ 詳しい事は後でじっくり聞かせてもらうさ このデカ物倒して『魔道王』をぶん殴って 再度封印を確りとさせたら元通りだろ?】 「・・・君ってやつは・・・」 【・・・兎に角今はハルヒ達の所に行って傷を癒しておけ アイツの力癒し関係は残ってたみたいだからなお前の傷も直ぐに塞がるさ】 「・・・さっきまで敵だったのにな・・・君って奴は・・・そして彼女も・・・・・・私が勝てないわけだ・・・・・・・・・!!!キョンにげるんだ!!」 【な!ぐはっ!!!!】 「え?・・・キョーーーーーーン!!!!!!!」 一同がササキの懺悔を聞いている中、全く動く気配を見せなかった龍人が突然動き出した。 それは先程までササキをその内に留めていた時とはまったく違ったものであった。 その動き、その禍々しさ。嘗ての戦いをする物がこの場に居たとしたら『闇』に顕現を思い描いたかもしれない。 体の各部を触手が這い回り。突き出した腕は1対2本ではなく3対6本で龍のソレと異なっていた。 更に背に生えた翼は異質な形を成し、その下半身は丸いで巨大な球根か根を張り巡らした大木の用であった。 そして何時しかその頭上に『金龍王』が抱いていた黒き球体と共に『魔道王』が移動していた。
【・・・ぐっ・・・油断した・・・・・・まさかコイツを本体にするつもりだったのか・・・】 「・・・もう『金龍王:アンセル様』はもぬけの空さ。この長き封印とこの10年の間に全てを吸い尽くされてしまった。 ・・・奴は不完全な封印を利用して、自分を封印した神龍と聖なる少女に復讐するつもりなんだ。 その手始めに聖なる少女の力を取り込もうとした。・・・あの『魔道王』は本当の魔道王ではない。 魔道王も又吸収されてしまった。・・・・・・私はソレをただ見ているしかなかった・・・・・・・・・あの『魔道王』は 輪廻の輪に自らを封印していた先代の“聖なる少女”のモノなんだ。・・・・・・だから力をハルヒさんから剥き取る事も 僕に与えておく事も出来たんだ。・・・・・・でも所詮魂のない抜け殻でしかない。『闇』の仮の住まいなんだ。」 【・・・・・・そうか・・・・・・ササキ・・・・・・お前相変らず話が回りくどいな全く 先にハルヒの所に行っておいてくれ 頼むぞ!】 「・・・まさか君は!!」 瞬間キョンの手の上に寝かされていたササキは少女ハルヒの眼前に現れていた。 見上げる先には何本もの触手に貫かれたキョンが見えた。 龍達が余りの出来事に一歩も動けずにいた。少女も余りの事に言葉を失っていた。 その姿を見てササキが先ず自分が何をするべきかを考えた。 「・・・ハルヒさん。・・・聞こえてるかい?」 「・・・・・・ササキさん、だったっけ?・・・・・・何?」 「・・・・・・遅くなったけど君に返さないといけないモノがあるんだ。」 「・・・・・・それは大事なモノ?」 「・・・・・・うん、大事なモノなんだ。・・・・・・彼をキョンを助けるために・・・・・・」 「・・・・・・分かったわ。・・・・・・言いたい事も聞きたい事も今は隅に追いやって先にアイツを倒す方法を取りましょう。文句は・・・ソレからよ!!」 「・・・・・・うん、・・・よく判ってるさ。・・・じゃぁ私の手を握ってそして鎧に埋め込まれた『宝玉』を〔〔((((((ああ!!!!!!!〕〕))))))・・・そんな・・・」 「・・・うそ・・・キョン?」 一同の前で正に信じられない光景が繰り広げられた。 神龍の体を貫き通していた触手の内の一本が神龍の体内からある光る球体を取り出したのだ。 それは龍にとっての心臓に当る存在であった。 如何なる龍であってもあれを潰されたら待つのは≪死≫のみである。 しかし神龍の核となる龍の心臓をたやすく砕く事は出来ない。そこに『魔道王』が握っていた一振りに剣。 それを神龍の心臓へと突き刺した。その瞬間、まるで髪細工の糸を解きばらばらにするように 意図も容易く核は砕け散った。 『神魔殺しの剣:ヴァルムンク』 嘗ての戦いの最中、6柱の神々と6大魔王達が先代の“聖なる少女”に渡していた。謂わば自分達を止めるための抑止力としての剣。 その刃は迷うことなくキョンの核を心臓を破壊した。それは正にキョンの≪死≫であった。 「・・・・・・キョーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!」 少女の脳裏に先程の“先代の聖なる少女”の記憶が過ぎった。 その鱗はその色を失い、四肢は力なく垂れ下がる。大量の血が当りに飛び散る。 ササキの従者であったクヨウ達にもそれは飛び散っていた。 その血は少女にも降り注いだ。その血も精霊の衣で造ったその衣装が洗い流してしまう。 しかしその瞬間、少女は確かに神龍にキョンに触れた。 《・・・・・・ないてるのか?ハルヒ》 《当たり前じゃない!大好きな人があたしが唯一愛した奴がこの世から消えようとしてんのよ!ソレなのになんであんたはそんなに余裕なのよ!!》 《何故だろうな ・・・不思議と穏やかな気分だ お前を護れたからかな いや未だだな 未だ護れたとは言えないよな》 《キョン?》 《ハルヒ諦めるなよ!諦めたらそこで終わりだ!!俺はお前を護る!!この命尽きてもだ!! 何時も言い出せずに済まなかったな》 《何よこんな時にカッコつけて。全然似合ってないわよ!》 《そうか?いいタイミングだと思ったんだけどな〜》 《あたしが指導してやるから絶対帰って来なさい!いい?絶対だからね。》 《あぁ絶対だ》 時間にては刹那。瞬くほどであっただろうか、その間にも自体は動いていた。 神龍の死。 それを目の当たりにして動けずにいた龍達を他所に『魔道王』はその剣を持って“聖なる少女”ハルヒに踊りかかったのだ。 「はっ!ハルヒさん!!危ない!!」
その姿を人型から徐々に龍へと変じている最中のササキも動く事が出来なかった。 他の龍も距離的に近くともその動きに反応出来ていなかった。 神龍のキョンの死に茫然自失になっていた少女ハルヒ。 しかしその眼前に剣が打ち下ろされえた瞬間その剣を手に持ったミスリルの剣で弾き返していた。 その瞳には確かな光が宿っていた。そして心なしかその周囲には蒼いオーラが纏われていた。 闇のオーラを纏った先代の聖なる少女と蒼いオーラを纏った少女ハルヒ。 2人も剣戟が交差する。それは誰にも割って入ることを許さないかの如く神聖なものに見えた。 その最中少女が手にしていたミスリルの剣が砕けた。(はっ!)と息を呑む龍達。 如何に精霊が鍛えた『真実の銀』でも『神魔殺しの剣』には叶うはずもなかった。 丸腰の少女に更に剣戟が迫る。刹那鍔迫り合いの音が響いた! 少女の手にはもう一振りの『小剣』が握られていた。それは地龍から少女に送られていた武具の1つ。 互いの顔が息が掛かる距離まで詰め寄る。 見れば見るほど似ていた。違うのは正に髪の長さだけである。 <・・・これで貴方とあたしは同じになったわね・・・> 「!・・・あんた、まさか意識があるの?」 <・・・さっきまでは奴に乗っ取られていたけど、奴の意識が殆ど向こうに移ったお蔭であたしの意識も戻ってきたみたいね。> 「今更!大体あんたは何なのよ!死んだと思ってたけど目の前にいるし本物だって言うし!一体あたしとあんたどっちが正しいわけ?」 <・・・正確にはあたしにあるのは肉体と意識体だけ。力と魂は貴方に生まれ変わった筈だった。・・・> 「筈だった?」 <あたしはあの時・・・あたしの神龍をジョンを失った悲しみに耐えられなかった・・・それを闇に付け込まれたの感じて、力と魂を転生させ 肉体と意識体は彼と共に眠りにつこうとした。・・・闇は長い時間を掛けて金龍王を内から取り込み更にあたしの輪廻の輪をも抉じ開けた。 幸いだったのが貴方に既に力と魂が転生を終えていた事。あたし自身も抜け殻だった事。> 「何よその割にはあいつに良いようにされてるじゃない!!」 <その通りね。・・・あたしの意識にある力の使い方を利用して在り処の分かってる力を自分の物にしようとした。でもあたしと貴方の魂の力が それを許さなかった。結果中途半端な力を使うモノしか出来上がらなかった。・・・・・・だから次にジョンを・・・今はキョンね彼を探したのよ。 その力をも取り込もうと。しかし長い時間を掛けて彼の魂もまた鍛え上げられていた。その魂を取り込めないなら壊そうとした。・・・あたしの持つ剣で> 「・・・此処に来て言い訳聞いても如何しようもないわね。それにキョンはあたしに言ったわ!!あたしを護るってね!!」 <・・・そうジョンと一緒なんだ。・・・・・・彼の魂は今は貴方を受け入れて・・・いいえ又あたしの魂を受け入れてくれたのね。・・・・・・ならあたしも・・・> 「ちょっとあんた!!」 <・・・彼はまだ死んではいないわ。その『小剣』が何よりの証。> 「え?」 <彼の血肉から出来たものなら其の死と一緒に朽ち果てるはずよ。でも未だに貴方の身を護ってる。彼が死んでない証拠よ。 ・・・・・・・・・なら取るべき手段は一つね・・・・・・ササキ、起きてる?> 「(・・・もう半分はドラゴンに戻りつつあるけどね・・・」) <なら彼女に・・・・・・あたしの生まれ変わりから奪ったものを還しましょう。・・・・・・これ以上『闇』の思い通りにさせない為に> 「(・・・・・・分かりました。3人の聖なる少女か。仮とは言え珍しい情景だね。くっくっ。」) 「ちょ、、ちょっと一体如何する気よ!」 <簡単なこと。・・・あたしからは知識と残った『空間制御』の能力を> 「(・・・私からは力の根源そのものを。」) <「(・・・さぁ受け取って。正しき“聖なる少女”よ>」) その刹那凄まじい程の蒼い光が辺りを照らし出した。 それは丸いで闇を照らす太陽の様でもあった。 その中になって魔道王の姿が朽ち果てていく。時間を取り戻した彼女はあるべき場所へ還るのだ。 先代に神龍の意識の園へと ≪よう 遅かったじゃないか≫ ≪ふん!ちょっと回り道しただけよ馬鹿ジョン!≫ ≪やれやれ さぁ行こうぜハルヒ≫ ≪うん、ジョン。≫
蒼い光が収束していく。 その最中に立つ1匹の龍の姿があった。 金龍・ササキ。本来の姿を取り戻した金龍種最後の生き残りである。 そして其の肩に乗る者がいた。 『黒く長い美しい髪』を一房に束ね、なびかせていた。 その身を覆う衣は『蒼く』染め上げられ輝きを放っていた。 身の護るべき鎧は『白銀』に輝きより洗練さていた。 左腕には『白金』の光を灯した龍燐の盾をもち。 腰には同じく『白金』に輝く刀身を持った小剣を携え。 その懐には白金と契約の『赤』の文字が記された護符を持ち。 胸には『純白』の光を携えた龍宝玉を。 右手には『蒼銀』の光に彩られた聖魔を討滅する大剣を持ち。 額には『金色』に輝くティアラを頂くその姿。 その場にいた全ての者が息を呑んだ。 先程までの少女の装いこそ伝説の聖なる少女そのものであったからである。 しかし、1度3つに分かたれたその存在が再度1つになった時、それは伝説を越えていた。 今此処にいるのは伝説を越える存在 『蒼銀の聖少女 ハルヒ』であった。
書き込み量規制に引っ掛かったので 携帯から失礼します。 今回の投下は以上です。 次回で最終回を『予定』しています。 その前に『欄外』か『外伝』を描いてそうですが どうも最近『ドラキョンとハルヒとドラユキ』で ホノボノさせるのに目覚めてしまいした・・・ もっと早く目覚めていたら作品自体が全く違ったモノに 成っていたでしょうね〜 では
乙〜
>>718 乙乙であります。じっくりと仕上げてくだされ
梅雨がなかなか明けないのでイライラが募るハルヒに 相合い傘が出来るからいいじゃないか、と言うキョン
723 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/13(月) 10:53:38 ID:RwWq+mwW
ドラゴンの少女の物語ププッww 面白すぎて腹が痛くなったぜププッwwwwww 爆笑させてくれてGJだっぜ(キリッ
>>718 GJ&乙!
早朝からお疲れ様でした。
次回終了間際に主人公?の死をとは
欄外もまってます。ほのぼの〜
>>718 乙乙。ただ今回はかつて無いくら誤字だらけだ。もうちょっと見直そうぜ。
>>724 お、来たか。
同人ゲーム?
731 :
727 :2009/07/13(月) 15:51:00 ID:ky3tGKa2
偉そうなこと言って俺が脱字ってた……スマンカッタ。
>>728 いいじゃないかw ツクールかな?
>>731 (727)氏
こちらこそご指摘頂き痛みいります!
やはり早朝に編集作業といった頭を使う作業はするものではないですねorz
おやすみ、ハルヒ。 いい夢見るよ!
寝るの早いわよ!
日本時間準拠だけじゃないだろ 書き込んでる奴は
ドラユキが最近夜更かし気味なため注意するハルヒ まぁまぁ少しくらいいいだろと言って喧嘩になるドラキョン
えーと、親父書きです。先日最終回を迎えた「ハルヒと親父 外伝−できちゃった」ですが、
>>481 さんの発言に「あとがき希望」 とあったので、
あとがきではありませんが、後日談(エピローグ)を書いてみました。
オリキャラ成分もメアリー・スー成分もたくさん含みます。お嫌いな方はスルーお願いします。
4レスほど消費します。
うっとこもようやくエンドレスだわさ。 楽しみ。
墜落事故から1年後、キョンに双子の娘、母さん、それにあたしは、カルフォルニア州 バークレー市の地を踏んでいた。親父は仕事が忙しくて(ざまあみろ)日本に置いていか れることになった。 「なんて逆=単身赴任だ!」 「キョンをこき使って、サボってるから、こういう目に合うのよ」 「おまえなあ、どの口でいうんだ?」 「この口よ」 「アヒル口かよ。だいたいサボってないだろ。入院してただろ」 「その間もキョンはバイトしてたじゃないの!」 「そのかわりTOEFL&SAT対策にエッセイの添削、留学向け受験勉強をキョンとお前の二 人分、見てやっただろ!」 「最後の方は、マサカドさんとアカザキさんに押しつけてたじゃない」 「直前には経験者の方がいいだろうと思ったんだ」 「お父さん、いい考えがあるわ」 「なんだ、母さん?」 「会社をやめて、アメリカで自分の会社をつくったらどうかしら」 「ナイス・アイデアだ、さすが母さん」 だが、会社の偉い人がひっきりなしに泣き落としに来て、この計画はアイデア倒れになっ た。 入院中、親父にはひっきりなしに来客があったが、マサカドさんとアカザキさんは、ほ んとに仕事のことをキョンに相談しているようだった。親父の病室にいて、ケータイの電 源を切っていると、親父が持ちこんだパソコンのスカイプに呼びだしのメッセージが入る。 「おい、キョン。二人組みからメッセージだ。話したいことがあるから、ケータイの電源 を入れてくれ、とさ」 「ちょっと屋上へ行ってきます」 「20分は帰って来ないぞ」 「本来、親父の仕事じゃないの。キョンに押しつけて」 「おいおい。自分達で納得してなきゃ、鼻っ柱(プライド)の高い若造どもが、わざわざ 高校生(ガキ)に相談を持ちこむもんか。俺よりキョンからの方が学ぶものが多いと、気 付いたんだ」 「なによそれ?」 「ほんとにあいつの嫁かよ。いろいろあるがな。たとえば、あいつは、人を見下さないし、 見上げもしない。たったそれだけのことが、どれだけのもんか、あいつらも思い知ったっ て訳だ。そこまで育てた俺は偉いぞ」 「あんたの話は誰もしてないわよ」 時折訪れる二人から、キョンの話を聞くのは楽しかった。 「極めつけはアレね。『ガキの使い』事件」 「そう、あれは胸がすっとしたな」 「それだけじゃなくて、あれで話がやっと前に進んだのよ」 「大地主の偏屈なじいさんが話し合いを止めてる難物だったんだ。土地持ちってのは、財 産家だけど事業をしているわけじゃないから、意外と付き合いが狭くてね、土地の処分の ことなんか相談できる相手がいない。強いて言えば、貯金がある信用金庫だったんだけど、 そこでも何度か投資信託とか買って損して結果的にダマされるうちに、ますます偏狭で猜 疑心の固まりみたいになってたんだ」 「だから偉い人、コンサルタント、いろんな人がいくけどみんなはね付けられてたの。そ こにキョン君の登場」 「じいさんは激高して、『ガキの使い、とはようゆうたわ。ほんまにガキよこしよった!』 と大荒れ」 「キョン君は落ちついたもので、おじいさんがぎゃ−ぎゃ−わめき散らすのを全部聞き流 して、息が切れたタイミングを見計らって」 「『はい。ご覧の通り、ガキの使いです。ですから、お話いただいたことは、すべてその ままお伝えします』」
「一瞬、居合わせたみんなが唖然よ。おじいさんまで『ほんまか? 今、わしがわめいた こと、そしたらどない伝えるねん?』って、もう一歩乗りだして、キョン君の顔を覗き込 んでね」 「そこはキョン君、親父さんに鍛えられてるから、はしょらず過不足なく、おじいさんの 『わめいたこと』を復元してみせて」 「『こりゃ、えらいガキの使いがきたわ。わし側の条件は、みんなこの人に伝えるよって、 後の人はもう帰ってええで』」 「ぼくはあれで、親父さんがよく言う『わざわざ出向いて、負けて来い』の意味がわかっ たよ。親父さん、自分では絶対負けて見せないから(笑)」 「キョン君、こういう話しないの?」 「こら、アカザキ、デリカシーがないぞ」 「うーん、よく話はしてくれるけど、なんか失敗談ばっかりね。楽しそうに話すけど」 「それはやっぱり」 「うん、照れ屋さんね」 「ああ、キョンは俺とは逆のタイプだな。俺は自分のペースに相手をまき込むが、キョン は相手に合わせる、というか、つき合ってやる。おれがシャーマンなら、あいつはカウン セラーだ。理想を言えば、キョンのタイプがお得だ。相手の力を利用して投げるから省エ ネだ。本人は投げてるつもりもないんだろうけどな。 だが、この業界、まだまだ俺みたいなタイプが多い。自分は訓練を受けているプロだ、 素人なんか簡単にひねれると思ってやがる。交渉と説得の区別がつかない奴までいる。だ が、この世に素人なんかいない。誰だって、そいつが生きてる場所じゃプロフェッショナ ルだ。自分や家族の命や人生がかかってんだからな」 「いやー、親父さんは違うね。どこにいっても、あのとおりの親父さんなんだけど、それ がどこでも、誰の前でもできる人なんていないよ」 「なんか、乗せると言うか、その気にさせるところなんか、天才的ね。うん、シャーマン というのは当たってるわ」 「3すくみで、掴みあいになりそうな話しあいがあってね。じっと黙って聞いているんだ。 で、『だいたい分かった』と立ち上がって、そのまま机の上まであがって、机の上をすた すた前に歩き出して(笑)」 「『ひとつだけ、聞いていいか? あんたらの誇りはなんだ?』」 「みんなが唖然としてるうちに、あるグループのリーダーの前まで歩いてて、『あんたら は、どうだ? 命をかけて守りたいものはなんだ?』」 「リーダーはもごもご言うけど答えられなくて」 「うしろの方から野次が飛んでね、『あんたらが壊そうとしてる森よ!』。親父さんはう なずいて『ああ、そうだ。あんな風に話してくれ。次は誰だ? 誰が話す?』」 「ああいうのは、独壇場だね。人数が多いほど、親父さんは乗る。というか、何か乗り移 る」 「ちょっと怖いくらいね。悪い人じゃなくて、よかったわ。世が世なら、天才的な扇情家 (デマゴーグ)、独裁者になれるわ」 「?ん ああ、怒りだとか感情がとぐろ巻き出したら、そういうのはわざとやる。ヒッピー 上がりの心理学者は、プロセス・ワークなんて大層な名前をつけてるけどな。でかいロッ クコンサートなんかじゃ、よくあった。宗教儀礼ってのは、元々そういう使われ方をした んだ。集まって儀礼をやってるうちに感情が集団的に沸騰して、そこに神様が降りてきて、 何が聖なるものか、何が正しいことかが、みんなの目の前で明らかになる。人類学じゃ古 典的なトピックだ。ABCのBくらいに習うぞ」
留学先がマサカドさん推薦のハーバードでなく、アカザキさん推薦のバークレーになっ たのは、いろいろあったが、結局は「今更、寮になんて入れるか」ということに尽きた。 アメリカでも良いお家の人が通う名門校は元々が全寮制が売りだったりするのだ。そこへ いくと、バークレーは自由・自由・自由なところが売りだった。ちょっと自由すぎるきら いもあるけれど、あたしたちにはちょうどいいわね。 母さんは、初めて来た街なのに「ちょっと寄るところがあるから」と、あたしたちと分 かれ、次に合流した時には、さっそく実家よりでかい一軒家を借りる手続きを済ませてい た。 「あと銀行口座も開いたし、医療保険にも入ったわ」 「保険って?」 「だって、あなたたちのラブラブ具合だと、こっちにいるうちに何人生まれるか分からな いもの。保険なしだと一回の出産で300万円くらいかかるの。保険に入っておくと9割 まで保険金がおりるから、日本で生むのとそんなに変わらない費用になるわ。あと、バー クレーって自然分娩が盛んでね、博士号を持ったスペシャリストなお産婆さんがいるから、 おしゃべりしてる間に、日本より楽に生めると思うわ」 「母さん、そんなこと、いつのまに?」 「あら、母さんだって、ネットサーフィンぐらいするわよ。ハルの出産時期がもう半年遅 かったら、こういうのもいいわね、と調べておいたの」 「そ、そうなの」 「あと、二人とも、明日は自動車免許を取りに行きましょう。こっちだと一人10ドル、 時間も1時間ぐらいで取れるから」 「なに、それ?」 「筆記試験(3択)と実技試験(20〜30分町中を走るだけ)を受けるだけよ。もう 10ドル払うと国際免許証にもできるから、日本でも使えるの。こっちは車がないと、 何かと不便だし、母さんも取ってしまおうと思って」 涼宮家(うち)で、「生命力の親父、生活力の母さん」といわれるだけのことはあるわ。 街の東側に連なっているバークレー・ヒルズの方を向いて、キョンはバルコニーにある 椅子に座っていた。ずっと続いてた慌ただしさから来る疲れせいか、それともそれが生来 の性格なのか、ぼんやりして何か考え事でもしているみたいに見えた。 「キョン」 「ああ。こっち来て、座らないか」 もちろん異存はないわ。ふたりっきりなのも、ひさしぶりだしね。 「ハルナとハルキは?」 「すっかりおばあちゃん子ね。母さんにせがんで、英語の歌を歌わせてるわ」 「俺たち忙しくて、お義母さんに任せきりだもんな」 「母さんは、あたしのとき出来なかった《乳児の子育て》ができるんで、うれしくって仕 方ないみたいだけど」 「それでもさ。……感謝してる」 「あたしだって、感謝してるわよ。……その、あんたにも」 キョンは、あたしが今どんな顔をしてるか、確かめようとでもするように顔を向けた。 残念でした、泣いてないわよ。 「……どんな顔もきれいだけど、やっぱりハルヒは笑顔だよな」 「な、な、なに言ってんの、いきなり!」 「その笑顔なら、大丈夫だと思ってな」 「……あんたが何を話そうとしてるか、なんとなくだけど分かるわ、キョン。あたしにあっ た《力》のことでしょ?」 「ハルヒ……」 あいにくだけど、だてに嫁をやってる訳じゃないのよ、キョン。いつかの時よりも、い つよりも、今はあんたのことがわかる気がするの。あんたが、SOS団のみんなが、あた しにしてくれたこと、あたしをどんなに大切にしてくれたかってことも。 「あたしは、あたしに何ができたのか、そして何をしたのか、やっぱり知らなきゃなん ないと思う。それが、あたしたちがみんなでいっしょにいた一番の理由なんだし。……で もね、でも、これだけは先に言わせて。あたしは、あたしの力のせいだろうとなんだろう と、あんたと親父が無事に帰って来て、すごくうれしかった。ううん、あんたと、みんな と出会えた、それだけで十分なくらい」
「十分なんて言うな、ハルヒ。おれはまだ足りないぞ。おまえだってそうだろ?」 キョンは言った。 「それと、おまえは何にもなくしちゃいないからな。ハルキとハルナがいる。お義母さん や親父さんがいる。おれだって。それに、おまえの突拍子もない想像力や、なんだってつ きぬけていく行動力や、誰だって振り向かせずにはおかない魅力や、100ワットの笑顔 だって、それに……」 「……みくるちゃんがね、最後にひとつだけ、って教えてくれたことがあるの。みんなと、 そう遠くない将来、また会えるって。みくるちゃんや有希や古泉君とも……」 それは、あたしたちの誰かが、あるいは誰もが、とんでもない危機に陥るときなのかも しれない。だけど…… 「今度こそ、あたしをのけ者にしようたって、そうはいかないからね!」 「わかってるさ。ともあれ、第2幕のはじまりだ、ハルヒ」 「いいえ、第3幕よ。第1幕目は、あんたがジョン・スミスだなんてばかげた偽名を使っ たときに始まったの」 「また、できちゃった、って何が?」 無理やり、こっちにくる仕事をつくった親父の来襲。予定どおりかえり撃ちにしてやっ たわ。 「あたしとキョンの子供に決まってんでしょ、バカ超親父! ちなみにまた双子よ。こっ ちで生まれてアメリカ市民権もあるから、大統領だって狙えるわ!」 「腹にガキがいない時間の方が短いじゃないか。ちょっとは家族計画とか考えろよ」 「そんなの、勢いでなんとかなるわよ!」 「キョン、こいつはダメだ。おまえが自重しろ」 「いや、なんというか、そういう生やさしいものでは」 「く、おまえまで悪魔に魂を売ったのか?」 「自分の娘つかまえて、誰が悪魔よ」 「お前、どの口で言う、おれを悪魔だなんだと言ってたのは誰だ?」 「あんた以外の全員よ」 「母さん、ダメだ。バカップルが単なるバカの夫婦になっちまった」 「まあ、幸せなら、それでいいじゃありませんか」 「こいつらは何が来たってそりゃ幸せだろう。エンドルフィン出まくりじゃないか」 「わたしたちも、ですよ。みんな元気でこうやって揃って、何よりじゃありませんか」 「さすが、母さん。人間ができてるな」 「そりゃ、お父さんと長年連れ添っていれば、ね」 「あいつら、まだ会って数年だろ。長年連れ添ったら、どうなるんだ?」 「『産めよ育てよ地に満ちよ』ですか?」 「地上はハルキョンだらけか?」
なんという大長編の前振り……。 GJ! オチに拭いたw
745 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/13(月) 21:03:12 ID:RwWq+mwW
>>742 GJ!
まるで幼稚園児の落書きみたいだっぜ(笑)
>>718 長編GJ!誤字はこの際気にするな
>>742 此方もGJ!
しかしこのスレは『幸せ家族シリーズ』しかり『夫婦円満シリーズ』しかり
ハルキョンの子供は双子率タケーな
MS小隊隊長ハルヒ 最初はハルヒをいびり散らしてたがやがて認めるようになるキョン曹長 黙々とハルヒに従う古泉軍曹 アイドルデビューを目指すみくる伍長 その助手長門伍長
>>751 キョンの実写版が俺の脳内でたった今確定しました。杉田www
>>750 ハルヒ=RX-79(G)→RX-78G-3(余剰実験機)
キョン=RGM-79(G)→RGM-79SP(汎用型)
古泉 =RGM-79(G)→RX-77D
長門 =RX-75〔ガンナー〕
みくる=RX-75〔ドライバー〕
こんばんは、涼宮ハルヒの動乱の第1章第4回が完成しましたので、 投下させていただきます。 第1章 第4回 「朝比奈みくる救出戦」 「なあハルヒ、俺たちは随分と道からそれていないか?もうどっちに 行けば道に戻れるか解らない。つまり、迷ってるってことだ。」 「そのようね。でもきっとなんとかなるわよ。」 「困りましたね。日が差す方向で大体の方角は解るので 西に向かえば元の道に出られるかもしれません。ですが、 道が途中で方向を変えている可能性がありますからね。」 「私は近くに存在するものを気配で判別できる。 しかし、遠く離れた所を直接見通せる能力はない。」 長門、未来の自分と同期できるのにそれはないだろ。いや、待てよ、 長門は妖術的な演出ができる以外の力を意図的に押さえているのか? ハルヒにこれ以上詮索されないように・・・ 後で長門に聞いてみるとするか。 さて、俺たちがなぜこうなったのか説明しよう。 ハルヒを先頭に俺たちは道を森の奥へ奥へと進んだ。 その時、右側の木々の間から「ふぇ〜ん〜」という声が聞こえたのだ。 もちろんハルヒは「あれは絶対みくるちゃんの声ね。 みんな、声のする方へ行きましょう。」と言う。 俺の耳も、あれは朝比奈さんだと感じた。 古泉も長門もそう感じたようで、 大変珍しい事ではあるがいまここにいる全員が、 ハルヒの提案に一切不満を漏らすことや反論をしたりせずに同意したのだ。 それからの俺たちの行動は早く、 道をそれて闇雲に声の聞こえた方向へひたすら歩いた。 しかし、朝比奈さんを発見できず、 元来た道に戻れるかもわからなくなってしまい、今に至るわけだ。 我ながらうかつだった。 「この倒木、さっきもあったわよね。」 「ああ、あったな。さっきと同じ場所に戻ってきてしまったようだな。」 「どうなってるのよ。あ〜んもう!わかんない!う〜が〜」 ハルヒは最近、地理のテストで90点台を取っていることを 俺に自慢していたが、さすがに現実に方向感覚を駆使する 場面となると苦戦するようだ。 「こりゃあ、本当に行き倒れかもな。俺たち。」 「バカ、何縁起でもないこと言ってるのよ! SOS団はどこに居ても不滅よ!」 ハルヒは強烈な不満の表情で俺を見た。 「だがな、そろそろ危機感を」 俺がそう言いかけたその時、古泉が急に口を開いた。 「長門さんが何かを感じているようです。少し静かにしましょう。」 長門は手に持っている白い羽扇を空に向かって掲げて、 くるくると回すようにあおいでいた。 「人間の視線を感じる。しかし、この周辺500メートルには 人間は存在しない模様。気と実体に捻れが生じている。これは異常。」 「長門、つまりそれは近くに存在しない誰かが 遠くから俺たちのことを見ているということか?」 「そう。」 おい、誰だ、出てこい。 「それは、大変気味悪い話です。」 ハルヒが黙って唾を飲んだ。俺たちも額から汗が出てきた。
「キョン、古泉君、武器を構えなさい。 絶対何か居るわ、あたしの第六感がそういってるの。」 「わかった。」 俺は弩を前方に向け、狙撃の構えを取る。 「わかりました。」 古泉は長剣をさやから抜いて刃先を垂直に立てて構える。 「有希は周囲の警戒を怠らないで。」 「了解した。」 長門は羽扇を地面と水平に持って、 まるでダウジングをしているような動きをはじめる。 「みんないい、あたしが安全と言うまで勝手に 武器を降ろしちゃダメよ。絶対よ。いい!」 ハルヒはそう言い終わると、背負っている矢筒から矢を1本取り出し、 弓の弧に軽く当てて、いつでも弦を引っ張って発射できるように構える。 「行くわよ!」 ハルヒが号令をかけると、俺たちは恐る恐る道無き木立を歩き出した。 無言の時間が長い間続いている。 決して軽量とは言えない弩を構え続けている俺の両腕は火を噴きそうだ。 つらい。 既にどのぐらい進んだかはわからない、 倒木のある場所から遠い場所まで来たのは確かだ。 不意に、長門が小さく口元で何かを唱えた。 「XX」 とたんに、今にも火を噴きそうだった俺の腕が楽になる。 「ありがとう。長門。」 「ファーストエイドモード、昨日使ったものと同じ。」 「そうかい、便利な術だな。」 どうやら、術の効果は俺だけではないようだ。 ハルヒも古泉も声には出さないが、 さっきに比べて口元が微妙に緩んでいる。 「前。」 長門が羽扇で前方の木立を指した。 なるほど、100メートルぐらい先の木が揺れて一斉に鳥が羽ばたいている。 これは、何かあるな。 「ハルヒ。」 俺が声をかけたその時。 「ふぇ〜ん・・・」 確かに聞こえた。朝比奈さんの声だ。 「みくるちゃん?みくるちゃんなの?」 「ふぇ〜ん、助けて〜。」 「みんな、あそこまで走るわよ。急いで!」 ハルヒを先頭に全員が全力で前方の木に向かって駆け出した。 走っている時の俺の胸は、張り裂けるばかりにばくばくと鼓動した。 視界がだんだんと開けてきた。あと少しだ。 その時、ハルヒが急に足を止めた。 勢い余って危なくハルヒの肩に俺は衝突しそうになる。 「どうしたんだ。」と言おうとしたが、俺の視線の先に答えは既にあった。 一匹のトラが、ある一本の細い木の周りでうろうろしている。 その上には、間違いない、朝比奈さんが木の幹にしがみついていた。 「ふぇ〜ん。もう腕が限界ですぅ〜。この動物を何とかしてくださぃ〜。」 大変だ。朝比奈さんがこのままでは木から落ちてトラに食べられてしまう。 でも、どうすればいいのか俺はわからん。 餌でも使って釣るか? 「キョン、なにボサッとしているの。あたしたちは戦うのよ!」 ハルヒはそう言い終わらないうちに、 トラに向かって弓を構えて最初の矢を発射した。 「キキキキキキイー…ドシュ!」
ハルヒ、それは無茶だ、無茶すぎる。 ハルヒの放った矢は、トラの横をそれるかと思いきや、 トラの尻に命中した。 尻に当たったぐらいでは甘いと言わんばかりの顔つきで、 トラが俺達を強烈ににらむ。 「ウウウウウウウウーガオーッ!」 トラが吠えた。一層きびしい表情で俺たちをにらみつける。 「ハルヒ、これ、俺達を襲うという意味じゃないか?」 ハルヒはゴクリとうなづき、言った。 「やる…わよ…みんな!」 「来ます!ここは私が相手します。涼宮さんとあなたは私が トラの相手をしている隙に朝比奈さんを助けてください。 長門さんは適切な形で全員をサポートしてください。」 「了解した。」 「古泉、おまえ…それは無茶、無謀だ!」 「こうするしかないでしょう。さあ、」 古泉が言い終わるのを待っていたかのようにトラが俺達へと突進し始めた。 「XYXYXYXYXYV」 ぼそぼそと何かをつぶやく声が聞こえたかと思えば、 後方から強い閃光が出た。 長門の力か、全速力で突進していたトラが一瞬ひるんで足を止める、 古泉がその隙を突いて剣を前方へ突き出しながら トラへ走り出して進路を塞ごうとする。飛び出すなら今か! 「キョン、いくわ!」 トラの注意が古泉に向いたところでハルヒが 朝比奈さんのつかまる木へ一直線に走り出す。 俺も走り出す。驚くほど足が軽快に動く、長門の力だろうか? 俺とハルヒは全く後ろを振り返らずに、 全速力で走ると朝比奈さんのつかまる木の根元にたどり着く。 「みくるちゃん!しっかりよ!いま助けるわ。」 俺は慌てて木をのぼり、ハルヒが続く。 滑りやすい上に片手が弩でふさがっているため 登るのに苦戦したが、なんとか朝比奈さんがつかまる場所の 少し上にある枝まで到着した。 「朝比奈さん、もう少し頑張ってください。いま、腕をつかみます。」 俺は枝の根元付近に立ち、そこから思いっきり腕を下に伸ばして、 朝比奈さんの右腕をつかむ。ハルヒが俺の腰を左手でぐるっとつかみながら 右手で近くの丈夫そうな枝を掴んで俺を支える。 「朝比奈さん、準備が整いました。 左手を離してください。俺とハルヒが引っ張りあげます。」 「ふぇぇ、でも…」 「俺たちを信じてください!」 「みくるちゃん。絶対落としたりしないわ!」 「わかりました…キョン君、涼宮さん、お願い…」 「いきます!」 「いくわよー!」 「せーの!」 朝比奈さんが幹から完全に腕を放す。俺の腕に朝比奈さんの全体重がかかる。 朝比奈さんは宙ぶらりんの状態で、声にならない悲鳴をあげている。 痛い、肩が外れそうだ、でも、放すわけにはいかない。 「ハルヒ…上げるぞ、俺の腰を後ろに引っ張ってくれ。」 「わかったわ。」 俺は渾身の力を込めて朝比奈さんを引っ張り上げる。 ハルヒは左腕で俺の腰をぐいっと後ろに引っ張って 俺の力が他に逃げないように支える。 自分でも驚くほどの力が出て、朝比奈さんがゆっくりと持ち上がりだす。 そして、枝の上に朝比奈さんを引っ張りあげることに成功した。
「ふぇ〜ん〜ありがとうございます。」 「朝比奈さん、ここは危ないからあっちの太い枝に移りましょう。」 俺は朝比奈さんの腕を掴みながら太い枝に案内して、 朝比奈さんをそこに座らせた。ひとまず、朝比奈さんは安全になった。 しかし、トラを退治するまで安心している暇はない。 古泉のいる方を振り返ると、古泉がトラと対峙している。 その光景を見た俺は一つ名案を思いついた。 「キョン、はやく降りて古泉君を助けるわよ!みくるちゃんも一緒に!」 「ふぇ〜私も戦うんですか〜」 「なあハルヒ、降りるよりいい方法があるような気がするんだが。」 「なに、キョンのくせに生意気ね。言ってみなさい!」 「俺たちは今、木の上にいる。古泉とにらみ合っているトラからは死角だし、 高さがあるから狙撃には有利だ。この場所からトラを矢の一撃でしとめた方が 危険が少ないような気がする。」 「いい案を言うじゃない。わかったわ、やりましょう!ん〜、矢筒を 木の根元に置いてきてしまったわ。キョン、矢を1本あたしに貸しなさい。」 「ああ、やるよ。」 こうして俺とハルヒによるトラ狙撃作戦が始まったのだ。 俺は朝比奈さんを持ち上げる時に木の幹に立てかけておいた 弩を再び手にすると、矢がきちんとセットされているかどうかを確認して トラの首ねっこに狙いを定めた。ハルヒも準備万端だ。 「一撃で仕留めるわよ!キョン。」 「ああ、わかってるさ。おまえこそ外したりしないだろうな?」 「そんなわけないわ!いい、この際どっちが急所に近いか勝負よ!」 「ふぇ…古泉くんに当たらないように、がんばってくださ〜い。」 こんなやり取りをしている間も古泉が精神を研ぎ澄ましてトラと対峙し ているのが可哀想だ。いいかげんそろそろ始めなければ古泉が危ない。 「あたしの号令で発射するわ!」 ハルヒが弓を強く引く。 俺も標準を微調整する。 「放ちなさいー!」 「ドシュ!」 ハルヒが矢を放つ。 「ドシューン!」 俺が続いて撃った。ハルヒのものよりはるかに強烈で速い一撃だ。 「ドス!ドシ!」 2本の矢は見事にトラに命中したようだ。 トラはゆっくりとその巨体を地面に横たえた。 「お二人とも、見事な狙撃でしたね。見てください。 二人ともトラの首ねっこに命中しています。 しかも、命中している位置が指1本分しか離れていません。ほぼ同時に 命中しなければこうなりません。つまり、二人ともかなり息が合っています。 おそらく10年後、二人は永遠のパートナーですね。」 安堵感をぶち壊す、面白くもなくたちの悪い冗談をかましやがって。 ハルヒは、少し離れたところにしゃがみ込んで また泣いている朝比奈さんをなだめるのに必死だった。 そのために古泉の発言が聞こえなかったのが幸いだ。 「古泉、前もこんなことを言っていたような 気がするな。いい加減、今度は蹴るぞ。」 「冗談ですよ。フフフ。」 「さて、朝比奈さんをなだめに行きましょう。」 俺と古泉は朝比奈さんがしゃがんでいる場所へ歩き出した。 第1章第5回へ続く。
乙!
乙! しかし、投下間隔が5分もあるのは? もっと短くても大丈夫じゃろ。 あと、何レス使用するか宣言するかタイトルに分数表記しとくと 他の人が気を揉まなくて済むんじゃね?
>>759 今日はいい日だ。ありがとう。
60文字乙
>>761 投下間隔が遅いのは、改行が予定よりうまくいかない部分があり、
その対応のために、分割する部分を変えなければいけなかったからです。
次からは、Wordのページ設定を1行あたり全角35文字程度に
に設定することで、改善していきたいと思います。
そうすれば、思った通りの位置で改行できそうなので、
より素早い投下が可能になると考えています。
レス消費の件も同様で、Wordのページ設定をここに投稿する時のスタイルに
合わせるようにいじくることで改善し、分数表記を盛り込めるようにします。
大変初歩的な問題で申し訳ありません。
>>765 とりあえず
>>3 も読んでおいた方がいいよ。
あと1行35文字だと今度は行数制限があるんで
容量に比較してレス消費が多くなる気も。
まあうるさく言ってもあれなんで適当によろ。
>>763 自分のアイスの棒とキョンの食べかけアイスをむりやり交換するんですね
アイスと言いながら死人のような顔で足をジタバタさせるハルヒ
>>759 >>765 GJ&お疲れ様。
まだ始めたばかりだし追々分かっていけば良いですよ。
自分なんか見直しても誤字だらけですから・・・
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ユキ (・・・ソレは何?)
ハルヒ「え?この花の事?」
ユキ (コクリ)
ハルヒ「コレは『ヒマワリ』って言うの。」
ユキ (・・・ヒマワリ?)
ハルヒ「そ。この花の種から良い油が採れるのよね〜〜〜〜っと、はいキョンお願い。」
キョン 【って何?俺は磨り潰す係りなわけ?】
ハルヒ「こんな力がいる仕事はアンタが適任でしょ?良いからちゃっちゃとやる!今日中にコレ全部搾るんだから!」
キョン 【お前ドレだけの金額で引き受けてきたんだ?全く じゃぁ早速始めるから種寄越すよ】
ハルヒ「何よ。最初の分はその麻袋の中に入ってるってぇぇぇえええ!!ユキッ!!」
ユキ (・・・ポリポリ・・・・・・香ばしくて美味しい。)
キョン 【・・・おいおい又かよ・・・】
ハルヒ「ユ〜〜キ〜〜、そんなつまみ食いをする子に育てた憶えはないわよ〜〜〜〜!!」
ユキ (あ〜〜〜れ〜〜〜〜)
ハルヒ「この!お仕置きなんだから少しは反省しなさい!コチョコチョコチョ!!」
キョン 【・・・おい遊ぶな・・・なぁ俺の話も聞けよ・・・・・・・・・・・・仕方ない油でも作るか・・・】
ハルにゃんお休み!
ハルヒ「アイス食べたいアイス食べたいアイスアイスアイス――!!」 キョン「仕方ねーな、買ってくるか」 ハルヒ「♪」 キョン「……たかがアイス一個でここまで機嫌が直るとは、本当に現金なヤツだ。 しかし暑いな今日は。こんな中でアイス一個のために買出しに出るなんて、アホか俺は」 ハルヒ「はいキョン、団長が一口だけ施してあげる。滅多にない機会なんだから、ありがたく受け取りなさい」 キョン「つーか、それ俺の懐を痛めて買ったアイスなんだがな。 なんで俺の金で買ったアイスを食うのに、俺がお願いしなきゃならないんだ?」 ハルヒ「なによ、食べないの?」 キョン「マジで一口でいいから冷たい物食わないと死んじまう。こんなことなら自分のも買ってくれば良かったぜ」 ハルヒ「いらないの?別にいいわよ、食べないならあたしが全部……」 キョン「すみません有難く頂戴いたします」 ハルヒ「最初から素直にそう言いなさいよ。どう?美味しい?」 キョン「口の中冷たくて気持ちいい……生き返る」 ハルヒ「♪」 キョン「何がそんなに嬉しいんだか」 有希「……」 ハルヒ「どうしたの有希? そんなに物欲しそうな目をして。あ、アイス欲しいの?」 有希「うん」 ハルヒ「いいわ。まだ半分も食べてないけど、残り全部有希にあげるわね」 キョン「おい!長門には半分以上もアイスやって俺には一口かよ?!」 ハルヒ「キョン、うっさい。あんたは雑用係なんだから我慢しなさい」
うぼぁ被った?! すみません!
おやすみ、ハルヒ。 いい夢見ろよ!
775 :
771 :2009/07/14(火) 03:28:45 ID:prKvBdU9
ごめん、
>>771 に加筆させてお願い
キョン「 『お兄ちゃんだから我慢しなさい』ってか? ハルヒお前は今俺の心の古傷に塩を塗ったぞ!
なんだよ俺はお兄ちゃんか?! 長門のお兄ちゃんなのか?なあ母さんや?」
ハルヒ「誰が母さんか!そういうお前は父さんだぁ!」
キョン「落ち着けハルヒ、意味がわからんぞ!」
有希「……お父さん」
キョン「長門は長門で、話をややこしくするな!」
有希「……お母さん」
ハルヒ「ああもう有希ったらカワイイんだから!」
キョン「長門に抱き付くなハルヒ!幸せそうな百ワットの笑顔で頬ずりするな!
長門も長門だ、『お父さんお母さん』じゃないだろ!もう収拾付かないだろこのSS!」
アイスアイスアイスでPSOを思い出す ダークハルヒに囲まれた!>みんな
777 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/14(火) 06:24:22 ID:D7BeygQi
===、
/ , ―┴‐ 、
//  ̄ \ \
/ / ./ ト、 ヽ∧
l l /‐////--! l ,
l l |,ィそkl/rうトレ| l 水樹奈々が
>>777 をゲットする時
| lN. ヒソ ヒ:ソ l l ヽ 表の顔に隠された萌香のバンパイアの
|人 ト、 ( ) イl/ \ 血が覚醒するのだ!かぷっちゅ〜
| | /\/l ∧l }
l l .lノ l<∀> l、\ / リリ
l/ (l/ノ Y |. \l)
ヽ<__|__>/
〈士士士士〉
| _l. __l
弋_ハ_ノ
梅雨明けも近づいてきて、いよいよ夏、だな。 俺もハルヒとアイス食ったりたこ焼きくったりしてえ。
しかし日焼け対策もしないとは、ハルヒの肌力はなかなかのモンだな なでなでしたい
ハルヒって新学期は真っ黒けになるんだっけか。 違ったかな。
781 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/14(火) 12:26:28 ID:R4pIfzXM
ウンコ女がウンコ色になるwwwwwwwwww ブスヒバカにされすぎwwwwwwwwww
キョンの日焼け肌をペリペリはがしたりしたんだろうか
座席が後ろなので授業中の暇潰しに実行したに1ペセタ!!
784 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/14(火) 13:51:24 ID:dWp9F5Hx
こいつも、人間の姿をした何か
>>782 >>783 ハルヒ「ちょっとキョン…!もっと、や、優しくして…」
キョン「変な声をだすな!」
なんというキャッキャウフフ……
>>785 ソレだとキョンが後ろを向いてハルヒの日焼けを剥がしてる事に・・・
もうやだこのバカップル
席替えでキョンと離ればなれになったハルヒの反応をちょっと見てみたい。
SOS団創設時にキョンに逃げられたハルヒの反応を見てみたい
>>788 そんな夢をハルヒが見てしまい特大の閉鎖空間が発生したため
『機関』の威信にかけてもハルキョンの席だけは前後になるようにする古泉達
学年が変ったらどうなるかと不安だったけど、分裂でしっかり固定席ですごく安心したのももう随分前なんだな……。
アニメで日焼けさせちゃうと、次からの作画に困ってしまうんだよw
>>794 それよく言われるけど、何で?
あずまんがもけいおん!もやってたじゃん。
「けいおん」の「あずにゃん」も翌週では戻ってたしファンサービスで一瞬くらい良いじゃないないかと思ってる
なんで1日で日焼けが戻ってるんだ!おかしい! って騒ぐ人がいるからでしょう
エンドレスの次は溜息だから、むしろ戻ってないほうがおかしいだろw エンドレスの最後の9月1日の制服姿が問題なのかな?
/. ヽ (´ .))_)ノ )_)ノ) | |´・ .〈・ リ | | .r、_) || 鶴屋さんはわたしが育てました | | `ニニ' /| | |`ー―i |
>>792 新刊で真っ先にチェックしたのがまさにソレ(クラス替え)だったなw
>>798 制服で日焼けしてたっていいじゃないか!
ハルヒのベトナムTシャツがほしい
蕎麦屋かうどん屋のどっちに食べに行くかで揉めるハルヒとキョン
昔全プレでゲットした抱き枕ハルヒ、どこに置いたっけな…
新で、第一弾だと? 恐ろしい……さすが角川。
>>800 うん。問題ない。ってか、あずまんがでできてハルヒでできないというのは考えづらいw
あずまんがはギャグマンガだからな ハルヒちゃんでならOKかもしれんが
え?ハルヒってギャグじゃなかったの? 一作目からして、オチにむけてひたすら溜めに溜めて溜めまくった 青春SF風の一発ギャグだと思ってたのに。 作者あとがきで「読者を笑かそうとしてる」って言葉を信じてたのに・・・
…夢を見た。水道の蛇口が壊れてて水がポタポタと顔にふりかかる …思い出した。私の家の水道は壊れている 果たして私ひとりでも治すことが出来るだろうか… 「有希!あたしちょっと遊んで来るわ」 「…いってらっしゃい」 ここは下町にあるホルモン焼の店「ユキちゃん」本来は「ハルちゃん」と言う店だったのだが少女の母親が不思議探検などで忙しくほったらかしにしたため娘に店を乗っとられたのだ。 ユキが暖簾を出し店先で串に刺したホルモンを炭火で焼き始めると一匹のネコが臭いに連られてやったくる 「…小春、食べる?」 ユキがホルモンを一本差し出すと小春と言う名前のネコは美味しそうにしゃぶりつく やがて暖簾を書き分け客が入ってきた。 「こんばんは、お手伝い大変だねお父さんはまだ帰ってこないのかい?」 客はユキの担任古泉先生である、ついでに言えばユキの両親とは高校時代からの友人だ。 「…お父さんの話をするとお母さんは怒る だから先生にも話せない」 「ごめんね、悪い事聞いちゃったね。でも本当はお母さんも泣きたい程後悔してると思うよ、先生に出来る事があったら何でも言って下さい」 古泉先生はいつもの笑顔でユキに接してくれた。ユキの父親は小説家なのだが、ある日母ハルヒと喧嘩して「出て行きなさい!」の一言を真にうけて家を出てしまった。実は母に内緒で父に会い遊びにいったりしてるユキだったが父は家に帰ってこない ある夜ユキがうたた寝をしていたら変な夢を見た 水道の蛇口が壊れてて水がポタポタと顔にふりかかる夢だった。 ユキが目を覚ますと母の顔が見える、どうやらユキを膝枕した状態でそのまま母も寝てしまったらしい 「…さっき夢で顔がぬれたのに眼が覚めた今も顔が濡れている、何故?」 母を起すと悪いので静かに立ち上がり毛布をかける 「…思い出した家の水道が壊れている 私ひとりでも治すことが出来るだろうか…」
なんか失敗作品だな 正直スマン ホルモン喰って寝る
じゃりン子ユキ乙www そういやテツも相当のツンデレだったな
なかなかの幻想ホラーでした。 って違うの?とにかく乙
スマン元ネタがあまりにもマニアック過ぎてしまった。
じゃりん子チエかwwww アレを見て何を思ったか、家の玄関に「ホルモン」と書いて貼った俺(4)wwww 当時から何やってたんだwwww
そういやあのお母さんもハイスペックだったなw
ハルにゃんおやすみ!
矢張り父親はキョンだよな ならみくるはお好み焼きやか?
地獄組の生徒会長が、ユキに 「おー、赤貧チルドレン」とか言う
いきなりだが、オリキャラでメアリー・スーだ。避けてくれ。 ----------- オヤジ:母さん、今ちょっといいか? ハル母:ええ。なんですか? オヤジ:南朝・梁(502 - 549年)の武帝が、周興嗣に作らせた千字文(せんじもん)とい うのがあるだろ。東アジアじゃ各地で子供に漢字を教える初級テキストになった長詩だ。 ハル母:敦煌でも手本や習字した断片が出土したそうですね。日本でも寺子屋で使ってた のかしら。 オヤジ:ああ。だが今の人間には少々難しいから、石渡明という人が、小学校学年別漢字 配当表にある字を使って現代っ子向けにつくった「平成千字文」というのがあるんだ。そ れを筆で書いてみた。あいつらに送ろうかと思ってな。 ハル母:相変わらず、いい字ですね。王羲之とまではいかなくても。 オヤジ:あっちは空前絶後の書聖、こっちは親父の手習いだ。 ハル母:アカザキさんとマサカドさんが「イメージと違う」と言ってらしたわ。誰も読め ないような筆跡にちがいないと思ってたのに、って。 オヤジ:あいつら、おぼえてろ。 ハル母:あら、こっちはプリント。薄墨で書いてあるのね。 オヤジ:最初のうちは、なぞって書く。どんどん薄くなって、そのうちなくなる。そのこ ろには自分で書けるようになってるという訳だ。算数のプリントなんかもそうしといた方 がいい。学習理論でいうErrorless Discrimination Learningの応用なんだが、日本じゃ○ ○式とかが商売にしてるけどな。 ハル母:これで漢字も覚えちゃうわね。小さい頃、海外で暮らすと苦手意識を持つ人が少 なくないというけど。 オヤジ:母さんは、今回はなんだ? ハル母:いつものですよ。ピアノと歌にのせて、世界の挨拶と簡単な言い回しを覚えるmp 3。Carolyn Grahamという人の Jazz Chantsってシリーズの真似だけど。 オヤジ:あれのSmall Talk Jazz: More ChantsとGrammarchantsはいいな。英会話と英文法 のミニマム・セットだ。苦手な奴によくやらせてる。しかし、母さんの引き語りとは、ぜ いたくだな。 ハル母:一応、7カ国語分作ったんですけど。フランス語と英語と中国語とイタリア語と アラビア語とドイツ語とスペイン語と。ギリシア語とラテン語は、あの子たちには、まだ 早いと思うの。 オヤジ:そうだな。もう少ししたら、あいつらもいろいろできるようになるから、幅も広 がるんだが。次はインド人もびっくりの2桁の九九表を送ろうと思うんだが、どうだろう、 母さん? ハル母:それはいい考えね。……あら、スカイプのアイコンが跳ねてるわ。ハルかしら?
ハルヒ:ちょっと母さん、毎日、うちにお手製《教材》送るの、やめてくれない? ハル母:あら、不評なの? ハルヒ:そうじゃないけど ハル母:母さん、日本に帰って来て、孫たちをみる時間がなくなって暇だから、ついつい 何か贈りたいなあと思っちゃうの。モノはかさばるし、そっちに着くまでに時間がかかる から、メールで送れるものになるんだけど。ほら、すぐに反応が欲しいじゃない? ハルヒ:だから、そういうのは時々でいいの! ハル母:毎日は、やっぱり量が多かった? もっと欲しい、次は何?ってメールが来るも のだから、ついつい。 ハルヒ:どうしてうちの子たちが個人のメアドを持ってるかも謎だけど、まあ楽しみにし てるのは確かよ。でも、そればっかりで、外で友達と遊ぶ時間削ってまで、ってのは問題 よ。 ハル母:それはそうね。 オヤジ:じゃあ、こんどは友達と外で遊べる《教材》をつくるか、母さん。 ハル母:それはいいアイデアね、お父さん。 ハルヒ:じゃなくて! 二人ともちょっと過干渉すぎると思うわ。いまどき、孫に夢中の おじいちゃん、おばあちゃんなんて、流行らないわよ。もっと自分たちの人生を楽しみな さい! オヤジ:愛を注ぐべきものに、時間を費やして何が悪い? ハルヒ:そういうのは、自分の子供にするものでしょ! オヤジ:おれたちの子供と言えばおまえだが、おまえは何でも飲み込みが早すぎて、手応 えがなかった。太平洋隔てて、メールでやり取りしている方が、いろいろ制約条件があっ て面白い。 ハルヒ:結局、おもしろがってるだけじゃないの! オヤジ:面白くって何が悪い。おもしろさは、おれの生命原理(いのちのみなもと)だ。 タバコで言えばニコチンだ。 ハルヒ:相変わらず、言ってる比喩がわかんないわよ! ハル母:まあまあ、二人とも。ハル、研究も忙しいのに、よくやってるわね。ほんと、言っ た通りに《気合い》でなんとかしちゃうんだから、すごいわ。だから、空いた時間は子供 たちと好きに遊びたいわよね。子供たちとの時間を取っちゃってわるかったわ。 ハルヒ:ごめん、母さん。ずっと子供たちの面倒みてもらったのに、わがまま言って。 ハル母:わがまま言われるのも、親の醍醐味のひとつよ。つい躾を考えて厳しくしちゃう けど、ほんとはうれしいの。もうあなたはしつける側なんだから、どんどんわがまま言い なさい。 オヤジ:(おい、母さん、いいのか? 高校生のとき、自転を逆さにしろとか短冊に書い てた娘だぞ)。 ハル母:(大丈夫。それにね)ねえ、ハル。今日はもうひとつ、私たちに報告してくれる ことがあるんじゃない? それとも母さんの勘違い? ハルヒ:あ、はい。……あのね、その、また、できちゃったの。 ハル母:はいはい。そんなことじゃないかと、思ってました。じゃあ、しばらくご厄介に なりに行くわね。 ハルヒ:厄介だなんて、いつも、すごく助かってるし。 オヤジ:俺はまた逆=単身赴任か。 ハル母:大丈夫。ハルキもハルナも、もう大きいんだから、お父さん、今度はスカイプ先 生になれるわよ。 オヤジ:それで、おれが会いに行っても、俺の声がしたらパソコンの画面に声の主を探す ようになっちまうんだろうなあ。
ハルキョンが夫婦で経営するお好み焼き屋か 時々妹が学校帰りに手伝いに来る情景が見える
イメージとしては 長門=チエ ハルヒ=テツ キョン=ヨシ江 古泉=花井渉(息子) みくる=ヒラメ 谷口と国木田=カルメラ兄弟 鶴屋さん=百合根(お好み焼き) シャミセン=小鉄
>>821 何人子供作る気だよハルキョン!!乙であります
>>821 ハルキョン桜ktkl w
>>822 中学から高校になった妹ちゃんはなんかシッカリモノなイメージがあるぜw
深夜に乗じてカオス・ネタを2つ。おふざけが苦手な方はスルー願います。 ---------- ハルヒ:わがSOS団も、本日より番長制を導入するわ。 キョン:なんだ、番長制ってのは? ハルヒ:そして東京23区計画に打って出るわ! キョン:クロス慣れしてないのは分かるが、向こうの話はもっと先に進んじまっているぞ。 ハルヒ:というわけでキョン、あんたは「おつかれ番長」ね。 キョン:おまえなりに、ねぎらってくれてるのかもしれんが、全然うれしくない! ハルヒ:で、古泉君は「きくばり番長」にしようかと思ったけれど、それじゃあんまり面白くないから、期待通り「腹黒番長」よ。 キョン:だから、誰の期待だよ? ハルヒ:そして、みくるちゃん、あなたは「巨乳番長」よ。いまさら言うまでもないけれど。 キョン:こっちも今更だがな、会社でそれを言ったら、ど真ん中ストレートのセクハラだぞ! ハルヒ:最後は有希ね、悩んだけど「微乳番長」で行きましょう。 キョン:もっと長門の特性を汲んでやれよ! 仲間だろ? おまえリーダーだろ? ハルヒ:じゃあ、「無口番長」はどうかしら? キョン:なんだよ、そのうわっつらなネーミングは? 少しは考えろ! ハルヒ:決まりね。 キョン:どこで、どうして、決まったんだ、今のは? 長門:なんと呼ばれても関係ない。私はここにいる。 キョン:ああ長門、せっかくのいいセリフなのになあ。うう。 ハルヒ:さあ、みんな、頑張って行きましょう! キョン:ちょっと待った。ハルヒ、おまえは、ナニ番長なんだ? ハルヒ:何って、あたしは団長よ。 キョン:みんなが番長になったのに、おまえだけ団長のままなのかよ? ハルヒ:だってあたしが団長やめたら、SOS団はどうすんのよ。リーダーを失って迷走しちゃうじゃないの。 キョン:いろいろ言いたい事はあるが全部言えないことなのが悔しいが、だったら兼任しろ。SOS団団長と、ナンタラ番長を。 ハルヒ:いいわ。じゃあ、キョン、あんたがあたしにふさわしい番長ネームを考えなさい! キョン:番長ネームとは違うと思うが。うーむ。 ハルヒ:人にあれだけケチつけといて、つまらないのだったら死刑よ! キョン:くそ、オチを押し付けてやろうと思ったのに、返し技をくらっちまった。……ツ○デ○番長、いや、平凡すぎる。……ポニ○番長、いや、集中しろ、おれ。 ハルヒ:どうしたの、キョン? 早くしなさい。 キョン:う、うるさい。おまえなんかな、愛妻番長で十分だ!! 長門:安易な駄洒落。絶句。 みくる:も、悶絶ですぅ。 古泉:あ、あなたって人は……。 ハルヒ:刑は既に言い渡してあるわね。キョン、あんた死刑よ! いいえ、団長に恥をかかせた罪、万死に値するわ!! キョン:自爆オチかよ!! オチねえよ!!
同じくカオス・ネタ。おふざけが苦手な方はスルー願います。 ---------- ハルヒ:今日からSOS団でも、刑事ものを導入するわ。 キョン:なんだか、ものすごく予想がついていやなんだが、ニックネームでもつけて呼びあうのか? ハルヒ:そうよ。手始めに、キョン、あんたは「ノーパン刑事(デカ)」よ! キョン:絶対に嫌だ。安易なダジャレだし、何よりそういう言い方は、今も何もはいてないみたいだろ。 ハルヒ:じゃあ、証拠を見せなさい。 キョン:なんどもいうが、それがセクハラだ。あと俺の場合、キョンがすでにニックネームだろ。 ハルヒ:キョンって、刑事な感じがしないもの。 キョン:「ノーパン」が刑事になれるのは、あっても両さんの世界だけだ。 ハルヒ:それから、キョンあらためノーパン、あんた殉職よ。 キョン:ちょっとまて、ノーパンのまま殉職かよ。二重にいやな死に方だぞ。 ハルヒ:つぎはみくるちゃんね。あなたの特徴からとって「ちち刑事(でか)」よ。ちなみに「でかい」と「刑事(でか)」をかけてるの。 キョン:なに「うまいこと言ってやった」みたいな顔してんだよ!そんなオヤジギャグの解説なんか聞きたくねえよ! ハルヒ:当然、殉職するの。 キョン:どういうシチュエーションでだよ。 ハルヒ:腹上死。 キョン:いっぺん辞書で意味を確認して来い。 ハルヒ:有希は「万能刑事(でか)」ね。 キョン:ちょっとはマシになってきたな。 ハルヒ:でも殉職するの。 キョン:はいはい。もう好きにしてくれ。 ハルヒ:気が変わったわ。 キョン:もう、かよ! ハルヒ:有希、あんたは本当は富豪刑事(デカ)よ。 キョン:そのネタは各方面にまずいって! ハルヒ:殉職したら遺産はあたしによこしなさい。 キョン:狙いは長門のマンションかよ!まず死をいたんでやれよ! ハルヒ:それからキョン! キョン:なんだよ!? ハルヒ:あんたノーパンはやめて、ハ行つながりってことで、源氏名はパパラッチ刑事(デカ)で行きなさい! キョン:まだノーパンになってねえよ。それと張りこみする動機が違ってるよ!刑事に源氏名はないし、ああ、一行じゃツッコミ切れねえ!それと古泉にもなんかつけてやれ!
やけくそになっているなw お前はどんな気分でこれを書いたんだ?
>>827 読んでいるうちに笑ってしまった。次もよろしく
>>821 もう産めや増やせで良いじゃないか
祖父馬鹿・祖母馬鹿になっちゃってるよこの両親。
もうやだこの馬鹿親子
>>826-827 読んでるうちにクスリときた
次回作も待ってるよ。
ただクロスは原作知らないと分かんないし
二つ目は『太陽にほえろ』と『こち亀』
両方把握しないといけないから次はシンプルで
とか言いながらちゃんと把握してる辺りさすがと言う他ないw
833 :
お久しぶりに :2009/07/15(水) 03:19:47 ID:4v5vxTfl
7月15日『ファミコンの日』 1983(昭和58)年、任天堂が家庭用ビデオゲーム機「ファミリーコンピュータ」を発売した。 ==================================================================================== ハルヒ「うわー!イライラする!!あいつら文句言いに行ってやる!!」 キョン 「なにやってんだお前は。・・・なに?推理ゲーム?」 ハルヒ「コンピ研の連中が新作とか言って持ってきたのよ。暇だったし試しにやってみたんだけど 全然先に進めないのよ!!これには重大なバグがあるわ!だから文句言いに行くのよ!」 キョン 「どうせデバックは長門がしてるだろうからソレはないだろ。・・・ちょっとやらせてみろよ。」 ハルヒ「ふん!このあたしが行き詰まったんだからアンタが簡単に解けるわけ・・・」 キョン 「・・・なるほど此処でこの日記に書かれた内容が意味を持ってくるのか・・・」 ハルヒ「・・・は、、はれ?」 キョン 「む!この本棚の後ろに隠し金庫があるぞ。・・・なるほど床だけじゃなくて 本棚も調べないと分からないわけか。・・・鍵は・・・さっき書斎に置いてあった奴だな・・・」 ハルヒ「ムガーーー!!こらアホキョン!!簡単に解けるなら何で直ぐ手伝わないのよ!!」 キョン 「そもそもお前が何してる分からんのにそんな対応出きるか。 ・・・やれやれ・・・ハルヒ不満そうだな。」 ハルヒ「・・・おかげさまで・・・」 キョン 「ふ〜・・・・・・ノートパソコンに昔のファミコンのゲームを入れたんだそれに対戦出きるのがあるから それ一緒にやろうぜ。・・・その推理ゲームは・・・後から又一緒にやろう、な?」 ハルヒ「・・・分かったわ・・・こうなったらキョンをギタギタにしてあげるわ!!」 キョン 「お手柔らかにな。」 外野 長門 「・・・折角彼とDSでゲームをしようと思ってたのに・・・・・・・・・おのれツンデレメインヒロインめ!」 みくる「こここ、古泉く〜〜〜ん、、ななな長門さんがぁ〜〜〜〜〜!!!」 古泉 「・・・申し訳ありません。拡大が収まったとわいえ閉鎖空間が出来てしまったので。・・・逝ってきます!!」
>>833 乙
団長と雑用は二人で一つ!団長と雑用は二人で一つ!
ファミコンの日か……マリオでも久しぶりにやるかなw
>>834 なんという……もっとやれ。いややるな、いややっぱやれ。
>>834 1枚目最高にかわいい!
団長たまんないっす!
キョンをデレデレにさせちゃって下さい
ハルヒの腋毛見えた
まさかハルハルの腋をこんな完璧に近い形でお目にかかる日が来ようとは!
エンドレス見てるとハルヒは動きやすい服を 選らず傾向があるように感じたんだがね
そういえば話題出てたかな? ザスニ新刊の表紙のハルヒは 『光陽園夏服ハルヒ』であってるよな?
それです 何かスレでスルーされ気味だから気になっていたもので・・・ やっぱりスカートは『黒』ですよね。 どっかの漫画で白に赤のチェック柄のスカートになっていたので・・・
夏服なのになんか暑そうだよなw どっかの漫画についてkwsk
違和感だらけだなツガノ版
俺的には先週のハルヒの顔がイマイチだったな〜 なんか目と眉が離れ過ぎててさ…
別にツガノが特別嫌いってワケじゃないけど、コレはなんか変だぜw
>>845 もう消失までいってたのか。なるほど。
>>847 ちょっとけいおん色が強かったからなぁ。俺は嫌いじゃないけど。
けいおんを見てない俺は勝ち組だなw
まあ、一期の方が離れてるけどな
とにかく第1期の方が「ハルヒ」って感じでいいよな
両方のハルヒがそれぞれの味があって好きな俺は異端?
いやそれが一番楽しめるんだから良しだよw とはいえロリハルヒの破壊力は以上だったが……(*´Д`)
ロリハルヒのおかげで実の娘に使われる未来のキョンをイメージできた
ロリハルヒもたまらんし浴衣ハルヒも良い! 特にタコ焼き最高!
きっとたこ焼きは毎回あーんしてるんだぜ、って思ってたけど二回目では無かったんだよな……単に描写を端折っただけならいいけど。
ロリハルヒのフィギュアどっかで出してくれないかなぁ・・・
暇だからグロンギ語で会話するハルキョン
エンドレスktkl
キョンのスーパーマリオ2ワープなしクリアを隣で眺めるハルヒ
>>860 MAXか壽屋、あとアルターあたりを信じてる
アルター使いになって無法地帯の片隅ででキョンの妹と暮らすハルヒ
アニメ準拠の絵に近づいたり今度は独自色の強い絵になったりまだまだ安定してないみたいだね。ツガノは。
>>867 ハルヒちゃん3巻にも寄稿しやがってこいつ
1ページだけ切り取って捨てようかと思った
ツガノ叩きは止めようぜ。 スレの雰囲気も悪くなるコイツの絵が良くなる訳でもないからさ
そうだぜ ツガノたたきはあくまでエースのハガキに書くだけにしようぜ
オリジナル話とか別につまらなくも無いんだが、どこかツメが甘いんだよな。 作画はともかく、おしくら饅頭をカットされたのは許せん。
ハルキョン的に許せんところならいろいろある(ry
おやすみ、ハルヒ。 いい夢見ろよ!
>>857 キョンの家庭のヒエラルキー
ハルヒ>娘>>>>>>>>>>キョン>シャミセン
キョン「シャミセン。男ってつらいな」
そんな人生が虚しくなってうつ病になったキョン
ハルヒ「ちょっとキョン!しっかりしなさいよ!」 キョン「ハルヒ、俺はもうだめみたいだ。何を生き甲斐にいきていけばいいかわからなくなってしまった。」
えー。 本日は私、超大作を投下させていただきます。 ただ。 超大作を書き上げるだけの、気力と、知識と、技術とが、自分に備わっているかどうかということを考えますと。 これは非常に怪しい。 怪しいというよりも、私。 すでに『ヤキ』が回ってしまっております。 どれだけヤキが回っているか。 その証拠として、たとえば、最近の話をします。 夏は暑いもんだと昔から決まっているはずです。 が、どうも私の主観では、あんまり暑いように思われません。 テレビでは、南極の氷が解ける絵が、毎日のように流されております。 地球温暖化という言葉が、毎日のようにラジオから流されております。 おかしいな。 だんだん地球が暖かくなっていくのなら、夏は毎年だんだん暑くなっていくはずなのに。 なんで俺だけこんなに涼しくなってるんやろ? 生え際が後退してたんですね。 自分の家で飼ってる猫が羨ましい。 いや、妬ましい。 あいつらの抜け毛の量ときたら、私のそれとは比べ物にならないぐらい多いんです。 なのにあいつらときたら、毛が減って全身つるつるになるどころか、今でも全身をふかふかの毛で覆われております。 今も私の膝の上で毛づくろいしております。 その毛をちょっとでもいいから、俺に分けてくれよ。 こんな人間に、超大作ができるでしょうか? 超大作というと、涼宮ハルヒでいいますと、 『落語シリーズ』 『ハルヒと親父シリーズ』 『ドラゴンと少女の物語』 エトセトラ…… ……もしもシリーズしか挙げてへんやろ自分。 驚愕が出ないから、せめてSSでハルキョン分を補完したいという気持ちはあります。 でもアニメでも新作が出とるやないか。ロリヒ可愛かったやないか。 だいたいドラゴンと少女って、倫理的に問題があるやろ。 ドラキョンをネタにして、頭の中だけで18禁な展開を妄想してみましたが…… 獣姦になってしまいました。 昔ボキャ天で『待つわ』の替え歌が放送されてましたけど、あれと一緒ですね。 「♪ワニとやるもんだねと」というフレーズが、頭の中から離れてくれません。 超大作というのも、罪作りなものですね。
前ふりが長くなってしまいましたが、これから私がお届けする超大作は、 『新川さんの一生』という超大作です。 新川さんというと、ハルヒシリーズを知ってる人には説明の必要もありませんね。 作中に登場した名前のある人物の中で、最高齢をほこるナイスミドルです。 それだけではありません。 執事として、料理や車の運転をはじめとする、さまざまな分野でのエキスパートです。 『機関』の一員として、古泉一樹くんのサポートなどに大忙しの日々を送っております。 はたして彼は、いつ寝ているのでしょうか? 今日も古泉くんが、新川さんの住まいを訪ねます。 玄関をノックします。 トントントン。 「新川さん、いらっしゃいますか?」 トントントン。 返事がありません。古泉くんは急いでいるのです。早く玄関に出てきてほしい。 「新川さん、いらっしゃいませんか? 今日の主役はあなたですよ。話が始まらないじゃないですか」 トントントン。 何度ノックしても、新川さんの返事がありません。 「仕方ありませんね。緊急の要件がありますから、勝手ながら上がらせてもらいましょう」 がちゃり。 鍵のかかっていない扉を開いて、古泉くんが新川さんの家に上がります。 「新川さん、本当にいらっしゃらないのですか――って、ええっ?!」 古泉くんは普段の爽やかな笑みもかなぐり捨て、驚愕の表情を浮かべました。 「し、死んでる!」 おしまい。
7/15は中島らもの命日 危険すぎるネタを投下してすみませんでした・・・
なんというメメタァはSS……と思ったら最後の「今日は何の日?」でしんみりした…なんという罠
色んな意味で危険なSSだったぜw
まただ。またあいつは有希を見ている。 放課後の文芸部室。 あたしはいつもの様に不思議探しと称して、ネットの海を漂う。 団員達もいつもの様にそれぞれ好きな事をしている。 あいつは古泉くんとボードゲームで勝負をしている。 モニタを見る振りをしながら、あたしはあいつを見る。 何気なく目があうとそれだけで嬉しい。でも、そんな事は無く有希を見るあいつがいるだけ。 胸の奥がちくちくと痛む。あいつは有希の事をいつも気にかけている。理由はわからない。 有希の事が好きなの? 問いかけてみたい。でも出来ない。 また、あたしはあいつの事を見てしまう。あたしの方を見て欲しいと思うから。 ……… 原因不明のエラーを確認。修正開始。処理終了。 彼が涼宮ハルヒを見ている。いつもの光景。いつものエラー。 彼は涼宮ハルヒと目があいそうになると、私のほうを向く。 ……… 原因不明のエラーを確認。修正開始。処理終了。 私には理解不能。なぜエラーが出るのか。ただ見ているだけで。ただ見られているだけで。 また、彼と目があう。溢れだすエラー。止まらない。 だから私は目を逸らす。彼の目を見ていると、自分が自分でなくなりそうだから。 まただ。またあいつは俺を睨んでいる。 放課後の文芸部室。 俺は古泉と先の見えた勝負をしている。今回も俺の勝ちの様だ。 あいつはパソコンのモニタにかぶりつきで何かを探している。 真剣に何かの情報を見る顔、おかしな話にくすくすと笑う顔、コスプレ衣装でも選んでいるのかニヤニヤとする顔。 くるくるとめまぐるしく変わる表情。俺はゲームの合間にそんなハルヒの顔を見つめる。 視線を感じるのか、あいつはたまにこっちを向いて睨んでくる。 俺は事前に察知する能力でも開花したのか、睨まれる前に目を逸らす。 視線の先には長門がいる。たまにこちらを見るがすぐに視線を本のページに戻す。 古泉が俺の番だと促す。俺はボードに目を戻す。 俺は次の手を指しながら、懲りずにあいつの顔を見る。 睨まれても、それでもだ。俺はいつでもあいつを見ていたいから。
みくると古泉の視点が欲しいですぅ
>>883 色気とは方向性が少々違うとは言え、キョンは長門のことを本気で気に掛けてるのに
ずいぶんと手前勝手な改竄だなw
「ハルキョン愛ランド」ということばが脳から離れない
>>886 なぜかクイズゲームで勝負するハルヒたちが浮かんでしまったぜ……ワギャンランドならぬハルヒランド
ハルヒやキョンの視線をどう描写してくれるか楽しみにしてたけど、このエンドレス・サマーの調子ではそこまでいけないだろうな。 短編は三期用のストックにするってコトかいね。
雪山以降の短編は分裂〜に繋がってくるだろうからなんともなぁ。 ワンダリングや編集長で「ふもっふ」みたいな作りでも俺は構わんけどw
短編のアレンジは孤島とかでもやってるから期待できるんだがなぁ 問題は角川側じゃないか?番組として作品を大事にしてない感じだ ・・・流れ無視してスマン
短編(編集長は長編並だけど)をOVAとかにしないように祈るよ。 クオリティが高くなるんならアリかもと思うけど、やはりTVシリーズで見たいよな。
OVAなら劇場のほうを。
劇場か! あれは確かにやりかねない。
むしろ劇場を劇場版で
お前ら鬼が笑うぞw まずは目前のエンドレスト、溜息&消失が無事成功しますように。 とはいえ今までずっと宣伝しまくってる消失の心配はしてないんだけどね。 まったく版権絵も着てない溜息が心配だ。飛ばされるなよぉ……。
着てないだと!?
生まれたままの姿だと!?
新川「そんなに見詰められますと、年甲斐もなく照れますな。」
お前には聞いとらん!?
巨人はぜんとらん!?
で、かるちゃ
生まれたての姿、ならまた違う話になるところだなw
キョン=0歳 ハルヒ=0歳 御誕生
そういやハルヒの誕生日っていつなんだろう
字的には春っぽいよな
元気っこっぷりから夏かもしれん
ちょうど13日の金曜日が空いてたのでその日に結婚式を挙げるハルキョン
ガトリング銃を背負った黒い馬(♀)に引きずられながら 荒野を旅するガンマンのキョン
機銃手が戦死したため、車両を守るために代わりに機銃を握るキョン 「Someone get on thar 50! Someone get on that 50!!」 「It's mine!!」
>>878-879 『ドラキョン』で外●器とか●交表現とかはちょっと・・・
ドラキョンのハルヒの体格差が余りにパネェので
そろそろ夏休みの宿題してくる!
ハルヒは孤島から帰ってきて、キョンが田舎から帰ってくる間にパパっと終わらせてるんだよな。 なんか机に向かって宿題やってるシーン想像すると和む。なんかしらんけど。
ええと,かなり久しぶりにスレを覗いた者です。知らぬ間に3桁に達していてびっくりする くらいの久しぶりです。 以前と変わらず素晴らしいSSばかりのようで,何というか安心しました。 今更で申し訳ないのですが,大作ハルヒと親父シリーズは,昔VIPにあったハルヒ親父 シリーズの作者さんと同じ方ですか? 唐突に気になっただけで,他意はありません。過去スレをきちんとなぞれば分かるので しょうが,不精で申し訳ないです。
どうやら今日は糞野球で25分遅れみたいだな
本日もエンドレスの5回目なのでしょうか? 友達から聞いた話だと京アニへ抗議の電話が行っているとか・・・ 確かに今回の流れは放送事故かと突っ込みもしたくなりますが 大元が“あの”角川なので製作の際に散在横槍が入ったと 邪推してます。 引き延ばしにも限度がありますよね。驚愕しかり もっと視聴者やファンの声に耳を傾けるべきです! とつい抗議がちに成りながらもイソイソとお茶菓子とお茶を準備して待機してます。
おやすみ、ハルヒ。 いい夢見ろよ!
エンドレスエイトは演出として楽しんで見てるけどなあ 抗議なんてやろうとも思わない。
演出としては稀に見る大失敗だがなw
またかよ いいかげんにしろや
さすがにこれはやり過ぎじゃないだろうか・・・
こども二人が日焼けしていた!! これはつまり、ハルキョン日焼けフラグに違いないッッ!!
ハルヒ「・・・・・・こう暑いとヤル気が起きないわね〜。ねぇミクルちゃん。」 ミクル(そうですねぇ〜。) キョン 【・・・暑かろうと、寒かろうとヤル気ないだろ何時もは】 ハルヒ「キョンそれは聞き捨てならないわね!いい?人間暑いとヤル気が起きないものなのよ コレは大昔から決まってんの!!分かった?」 キョン 【・・・アホか ソレこそ大昔から生きてる俺達ドラゴンが言うのもなんだがな お前自身が怠けすぎだ!!】 ユキ (・・・今日でもう4回目。) ハルヒ「う゛・・・・・・暑いとダメね〜如何も同じ話になりがちだわ〜。ふぅ〜〜〜、ねぇミクルちゃん手っ取り早く涼しくなる方法ない?」 ミクル(ふぇ?・・・あの行き成り言われましても〜。風の精霊さんに働きかけて風を送るくらいなら〜。) ハルヒ「う〜〜〜ん、幾らかは涼しくなったけど・・・他に何かない?」 ユキ (・・・前から気になっていた事がある。) ハルヒ「何?ユキ。」 ユキ (・・・その纏っている服を脱いでしまえばいい。体表を直接外気に晒せばそれなりの涼を得られるはず。) ハルヒ「そそそ、、それはダメよ!ダメったらダメ!!」 ユキ (・・・何故?) ミクル(アノですね〜ナガトさん。もしナガトさんが“アレ”をさらけ出して過ごしてたら如何思いますか?) ユキ (・・・恥ずかしい。そのような恥知らずな行為は私の行為の中に含まれていない。) ミクル(つまり〜ハルヒさんが服を着てるのは同じ事なんですよ〜。) ユキ (!・・・了解した。流石に“アレ”を晒して生活するのは不適切。・・・失礼なことを言ってしまった。) ハルヒ「い、、、良いのよユキ気にしないで・・・・・・・・・因みに飽く迄好奇心なんだけど・・・・・・・・・ユキ達の“アレ”ってどんな感じ?」 ミクル(そ、、そんな事いえましぇ〜〜ん!!) ユキ (・・・私も恥ずかしい。) ハルヒ「・・・そ、、、そっかそだよね、あ、あははははははははは。・・・コホン!・・・因みにキョン?アンタのは?」 キョン 【・・・・・・暑さにやられたか?見せても良いが・・・・・・・・・・・・俺の体長はどれ位か理解してるよな?】 ハルヒ「・・・えっと、大体10m位だったかしら。・・・」 キョン 【・・・それだけの体長があるドラゴンの“アレ”だぞ 本当に見たいか?】 ハルヒ「あ、、あはははははははは・・・・・・・・・・・・この話もパス!!・・・・・・しっかし暑いわね〜。」 キョン 【・・・其処まで暑いかね? 俺は地熱をコントロールして適度な温度でいられるんだがね】 ハルヒ「あ〜〜〜もう!!見た目が涼しくなるって言うから青い布も買って日陰に使ってるのにいっこうに涼しくなんない!!」 キョン 【・・・だからって又ナガトにくっ付くなよ?アイツもある程度体に熱が溜まったら外部の廃熱するからなこの間に二の舞だぞ】 ハルヒ「分かってるわよ・・・・・・・でも、こう暑いとヤル気が起きないわね〜。ねぇミクルちゃん。」 ミクル(そうですねぇ〜。) キョン 【だからソレはさっきやった!】 ユキ (・・・今ので5回目。・・・このままいったらエンドレス?)
エンドレス乙w 団々洒落にならないから困るw
探検隊みたいな服装が良いなw あと、肝試しにでてきたネコマン人形
>>927 今週もハルヒスレ的にみどころは多かったよなw
>>924 日焼けは問題ないということが分かったよな!
ハルヒに日焼け止めを塗っているうちに妙な気分になってきたので、水着の跡が残らないようにと水着の紐をほどくキョン
しかしまだ伸ばすとはなw 消失も100パーないだろうし いくらなんでもひどいなw
>>932 あれだけ消失の前フリを雑誌(や新聞)でしてるんだし、それはやるだろう。
問題は溜息だぜ。
>>930 もうマジで日焼けしてないと脱出できないんじゃないかと思えてきた……
もうこのままエンドレスエイトをやり続けてその後に1期の残り分を放送、最終話はサムディで終わり。 消失は2期から、って事でいいよw
改めて放送、了! 来年一月から二期が始まります! なら許すぜ。
七月十七日 今日生まれて初めて親父に殴られた。 重い拳だった、それは己の背中ひとつで俺達家族や様々な重責を背負って生きてきた男の拳だった。 自分の拳が酷く小さく見えた、仕事を辞め二年と三ヶ月ゲーム機のコントローラーしか握ってこなかった負け犬の拳だ。 「別になぁ、上手に生きなくたっていいんだよ恥をかこうが泥にまみれようがいいじゃねーか、最高の酒の肴だバカやロー」 そう吐き捨てて仕事に出かけた親父の背中はいつもより大きく見えた。 今からでも俺は親父のようになれるだろうか・・・初めて親父に興味を持った、二年ぶりに外に出た自然と親父を追う俺の足 マムシの蛮蔵、それが親父のもうひとつの名前 マムシのような執念で電機メーカーに勤務し色々な研究に没頭して様々な功績をあげた男 俺は彼の顔が見たかった、働くとはどういうことなのか彼を通して知ろうと思った。 そして俺が見たものは ワンカップ大関片手に一日中公園でうなだれるマムシの姿だった。 マムシは一ヶ月前リストラに・・・ (意味無い前置きスマンカッタ) 足を痛め身動きの取れないハルヒ達に工場長が怒鳴る 「おまえらにわかるか!!!マムシの気持ちがアア!!息子の日記にこんな事書かれた可哀想なマムシの気持ちがアアア、もうちょっとで息子更正できたのに リストラはねーだろ!?おかげで息子は引きこもりからヤクザに転職だよ!賢者の書もダーマ神殿も必要なかったよ!!!遊び人以下だよ」 そこまでマムシが言うと工員達が卑猥な形をした大砲をどっからか持ってきた。 「コレは俺が長年研究し開発した陽電子大砲だ、こんな世の中コレでぶっ壊してやるよ!!!」 砲口を廃墟に向けマムシが引き金を引くと凄まじい光の束が放たれ、廃墟のビルは一瞬にして消え去った。 「みたかこの威力、手始めにおまえらを消し去ってやるよ!!!ガキ共め止められるモンなら止めてみろ」 「谷口!しっかりしてよ谷口!」 谷口は例の大砲の威力をまじかに見て気を失い、国木田が必死に介抱するが目を覚まさない、ハルヒは足を痛め立ち上げる事もできず顔面蒼白だ (助けて・・・誰か助けて・・・あたしは死にたくない、生き直すって決めたのに・・・) 「どうした、どうした!?体がこわばって動く事もできねーか? んっ?」 その時銀色のべスパが猛スピードで工場敷地内に突入しべスパから降りた二つの人影がハルヒ達を守るべく壁となってマムシの前に立ちはだかった。
「撃ちたきゃ撃てよ、だがこの女とオマケの2人は撃たれたら困るぜ」 柄に「洞爺湖」と刻まれた木刀片手に男子高校生マムシを睨みつけながら叫ぶ 「おい長門、なんだあの卑猥な形の大砲は?」 ショートカットの番傘を手にした女子高生が応える 「・・・あれはネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲、火の七日間と言われたバルカン戦役で使われた兵器、完成度高っけーなおい・・」 さすがのマムシもあせったのか 「なっ、なんだてめーら!?ここガキの来る場所じゃねえ、帰れ、消されたいのか!!」 そしてハルヒは 「なんで!?なんでこんな所に・・・あたしのことはもういいって・・・もう好きに生きて行こうって言ったじゃない、なんでこんな所に」 「おまえに言われなくてもな、こちとらとっくに好きに生きてんだよ」 「・・・好きで私はここに来た」 「好きでおまえと一緒にいるんだよ!好きでSOS団やってんだよ!」 (なんで?どうして?クソ女って言われたり、パソコン強奪したり、神社でエアガン乱射したりしたらしいのになんでみんなあたしのことを・・・・) ハルヒの目の前に更に2人の人間が現れ壁を作る 「古泉、朝比奈さん、来てくれたんですか」 「キョン君ひどいですぅ・・・私を置いていくなんて」 「いささか不本意でしたが、涼宮さんもあなたも長門さんも朝比奈さんも守るのが僕の本業ですからね」 そして古泉がマムシに向って 「そういうことです。撃ちたければ僕達を撃ってください」 おお、古泉決めやがったな 「そうですぅ!チン砲かマン砲か知りませんけど毛ほども効きませ〜ん」 朝比奈さん、SSとはいえキャラ変わりすぎです・・・ 「・・・ハゲ、リストラハゲ」 長門・・・ 「俺がいつハゲた!!!上等だ、おまえら全員まとめて消してやるよ!!!!」 ブチ切れたマムシが例の大砲の標準をこちらに向けようとしたとき俺達四人は走り出した。 「・・・私達を消す前におまえを消す」 屋根の上からジャスタウエイが投げつけられる、それを長門が手にした番傘で打ち返し。古泉は手にした麻酔銃で屋根の上の工員達を次々と眠らせる 朝比奈さんは人格が変わったように俺達を囲もうとしていた工員達を銀色のべスパで追い掛け回す そして俺は真正面からネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲完成度高っけーなおいに突っ込んだ。 「工場長、スイマセン涼宮ハルヒに今日限りでバイトを辞めさせま〜す」 「死ね坂田!!!って違うか!?」 砲口が光った瞬間俺は木刀の一撃を砲身に撃ち込んだ。そしてあたりは爆発で何も見えなくなった。おいハルヒ大丈夫か・・・・
急遽ハルヒ視点 戻りたい・・・他人から何を言われてもいい、元のあたしに戻りたい みんなにここまでしてもらえる涼宮ハルヒに戻りたい あれ?光が広がって・・・ここはどこ?なにこの大きな枯れ木は? 文芸部室、SOS団、中学の時の七夕、有希、みくるちゃん、古泉君、そして・・・ あっ!枯れ木に枝と葉が戻って大きな木に戻った 砲身は俺の一撃でへし折れマムシのおっさんは気絶している、爆発の直後に黒い服を着た連中が工員達を片っ端から捕まえていった。 ああ、新川さん、多丸さん兄弟、お疲れ様です。森さん古泉を叱らないでやってください、俺が我を通しただけですから、その怖い笑顔やめてください その時久しぶりにアイツが俺を呼んだ 「キョンンンンンン!!!!!!!」 やれやれ、お約束ってやつか? 煙の中から俺の姿を確認するとあいつは久しぶりに百ワットの笑顔を見せてくれた、そして 「バカキョン、なに呆然としてるのよ?あたしは足が痛くて歩けないの」 「やれやれ、記憶が戻ったと思ったら早速これかい」 俺はハルヒに手を貸すとみせかけおんぶしてやった 「ちょっ、ちょっとキョン、肩貸すだけでいいのよおんぶなんて恥ずかしいじゃない・・・」 「足が痛いなら黙ってろ、それよりみんなに言う事があるんじゃないか?」 俺達2人には長門、朝比奈さん、古泉が寄り添う、 「SOS団は解散しないわ!古泉君、よくもあたしにとんでもない嘘教えたわね、なんでバカキョンがあたしの彼氏なのよ、罰として学校側に部室棟を修理させる交渉をしなさい」 「はいよろこんで、ところで涼宮さん記憶を失ってたときのことを覚えてるんですか?」 「大体ね、でもなんであたしこんな工場にいるの?ここは一体どこって事にしとかないと作者が困るのよ」 「はあ、大変ですね涼宮さんも」 そしてニヤニヤと朝比奈さんのほうをみて 「みくるちゃ〜ん、チャイナドレスでもバニーでも何でも着るって言ったわよね〜、おぼえてるわよ」 「ひえ〜涼宮さ〜ん、忘れてください」 「とりあえず足が治ったら校門で署名集めるわよ、絶対部室棟を取り壊しなんてさせないわ、有希の部室は絶対守ってあげるんだから!!」 「・・・ありがとう」 その部室を不法占拠してるのはどこのドイツだ? みんな気が利かない。それぞれ理由があるとかで結局俺が1人ハルヒをおぶって家まで送る事になってしまった。 「おい、おまえの家はどこだ?」 「うん、ここまででいいわ、それとねキョン・・・」 「なんだハッキリ言え」 「一回しか言わないから心して聞きなさい」 「だからなんだ?」 「今日はありがとう きびうんこ」 終わり
おまけの谷口と国木田 「うっ!」 「良かった谷口、気が付いたんだね、キョンたちもひどいよ、僕らの事完全に忘れて先に帰っちゃたりして、そう思わない? 「・・・ダレダキミハ」
完結乙。
最後のカットしてもいいだろwww
>>927 五枚目やべえw どんだけ気合入れてんだハルヒさんw
おつう語はやめろwww
>なんで?どうして?クソ女って言われたり、パソコン強奪したり、神社でエアガン乱射したりしたらしいのになんでみんなあたしのことを・・・・ ここ、ハルヒも家帰ったら似たようなこと考えてそうだよな。 とふと思った。実際、常識が分からないような感じではないし。
3枚目と4枚目やべぇー!!
おまえさんの情熱、確かに伝わったぜ。
ふwwwやwwwけwww 紅茶吹いたじゃねーかバーローwwww
ハルヒ「ゆっくりしていってね、キョン」 キョン「…。」
ゆっくり!した結果がこれだよ!!
高校生で男女の双子か
>>948 の情報結合の解除を申請しますが構いませんね!?
パンダといえば中一ハルヒのあれだな
ロアと名乗る異世界人とコンパチカイザーに乗って戦うハルヒ
スパロボなら ハルヒを龍王機 キョンを虎王機 に乗せることを提唱する
気象庁の発表では、今年の梅雨明けはまだらしい。だが、既に真夏日というか、熱帯夜に日々悩まされるのも辛いものである。 かと言って、エアコンの世話になってばかりなのも体に良くなさそうではあるし、こまめにスイッチを切るってのも、逆を言えばこまめに付けさせられる羽目になっているわけであり結局はこの時期の夜は寝苦しいことには変わりなかったりする。 てな按配なので、今朝も教室の自席であくびをかみ殺していると、背中をバーンと引っ叩かれちまった。痛いぞ、こら! 「なによキョン。相変わらずダルそうね。気合が足りないのよ、あんたは」 そう言うハルヒは、どうしたことかここ数日は妙に血色が良い。なんとなくだが、肌に艶があるというか、健康的で実にうらやましいもんだ。 「って、またあくび? だらしないわね。キョン――あんた最近ちゃんと眠れてる?」 そんなもん、見りゃ大体解りそうなもんだろ? しかし、最近ハルヒはなんか不眠とかそういうのはなさそうだな。 「まあね……実はここんとこ、毎晩続き物の夢を見てるのよ」 続き物? 「うーん、なんていうか、前の日の設定というか、そういうのが残ってるのよね。それに、大抵夢って朝起きたら忘れちゃうじゃない? でも、しばらくずっと覚えてるってわけ。なんか、ちょっとした大河ドラマみたいで中々いい感じよ」 ちょっとした大河ドラマってのはある意味矛盾してないか? まあでも、とにかくさっさと眠れて、しかも夢見がいいってのは俺も憧れるね。 「でしょ? まあ、あんたもそんなにだらけてないで、ちょっとは生活態度を見直して、早寝早起きとかしてみなさいよ」 やれやれ、勝手なこと言いくさって。夜中に誰かさんが急に電話とかしてこなけりゃ、俺だって結構早寝できるんだがな。 だが、そんな遣り取りの後、なんと俺もそのミニ大河ドラマもどきのシリーズ物の夢を見るようになっちまったんだから驚きである。 詳しくは割愛させてもらうが、妙に都合のいい王道的ストーリー展開と、夢ならではの理不尽かつ荒唐無稽なドタバタが繰り広げられ、毎朝俺は虚空を掴むような体勢で目覚めることになったのだ。 いつもより起床時間が僅かに早くなったので、妹のダイビング攻撃を食らわなくて済むようになったのは予期せぬ副産物でもあったのだが、なんというか精神的に疲れているような気がしてならない。 さすがに今晩こそはもう違う夢を見るだろう、とか希望的観測を抱きつつ床に入るも、翌朝またしても俺は右手を突き出した状態で跳ね起きることに――これでもう一週間だ。 「あらキョン、最近あんたって来るのがちょっと早くなったわね。珍しく早起きしてるわけ?」 自発的とは言えんが、まあ早く目が覚めちまったんだし、家でダラダラしてても仕方ないだろ。しかし、夢見が毎度微妙っていうか、正直疲れるんだが。 「なに、あんたもまさかシリーズ物の夢見てるんじゃないでしょうね?」 そういうハルヒもずっと連続夢ドラマの視聴回数を更新し続けているらしかった。 「で、どんなお話だったわけ? 面白おかしく語りなさい!」 ハルヒにしつこく促され、仕方なく昨晩までのストーリーをダイジェストで教えてやることになったのである。 最初はハルヒも興味津々と言った雰囲気だったのだが、しばらくする内に、どういうわけか、いつものアヒル口で頬を膨らませている。 「何だ? まあ確かに俺の夢のことなんだし、意味不明だったり、お前にとってはツマラン話かも知れんが、そもそも俺には責任の取り様がないぞ」 「違うったら、バカキョン……フン、だ!」
「おや、どうかなされましたか? まさか喧嘩でも?」 俺にはそんな気はないんだがな。よく解らんが、ハルヒが勝手に拗ねてるだけだぞ。 「ダメですよ、キョンくん。エッチなのはいけないと思いますぅ」 って、朝比奈さん、なんかその、誤解してませんか? 「まあとにかく、何があったのか、僕たちに話してくださいませんでしょうか」 結局、俺は古泉と朝比奈さん、そして終始無言ではあるもののいつの間にかその場にいた長門に対して、今朝の顛末を話して聞かせた。 「ふむ、なるほど。大体のことは解りました」 「えーと、わたしも、なんとなくてすけど、涼宮さんの気持ち、理解できます」 って、そう言われても俺にはサッパリなんだが。一体どういうことだ? 「涼宮ハルヒは、あなたの夢の中に自身が登場しないことに不満を抱いている」 って長門、あいつは俺が見た夢の中に自分がいないってだけで機嫌を損ねてしまったってことなのか? 「そう」 そう、って言われてもな。そんなこと、俺には対策のしようがないぞ。いくら妙な続き物の夢を見てるからって、そこにハルヒ出て来い、なんて思ったところで上手くいくはずがないじゃないか。 「いえ、そうとも限らないではないでしょうか」 何だ古泉、マジな顔して。 「昔から願い通りの夢を見るためのオマジナイは結構あると思います。定番では、想い人の写真を枕に敷いて寝る、といったようなことですとか」 「ええっ、そうなんですか? うーん、わたしも今度試してみようかなぁ」 「涼宮ハルヒの写真が必要。わたしが提供可能なのは現在これだけ。あなたの好みのものを選んで」 いや、別にいいから、長門。ハルヒの写真ぐらい、俺だって持ってるから。 「おや、それは初耳ですね」 「キョンくん、やっぱりさすがなんです!」 「用意周到」 俺……ひょっとして墓穴掘った? なんだかんだで、その日の晩、俺はハルヒの写真を枕の下に配置してから就寝することになってしまった。 まあしかし、なんだろう? どう考えても悪夢を見るだけなんじゃないかと思ってしまうのは極めて自然なことだと思われるんだがな。 ……… …… … いつもと様子が違う。 これは夢だ、という感覚が自然と沸き起こるのはここ数日の夢のケースと同じである。 だが、この光景は前回の続きではない。正直、俺には全く見覚えのない世界だ。なのに――何故か俺には初めてではないように感じられる。奇妙な感覚、既視感などでは言い表せない、名状しがたい雰囲気。 「何であんたがこんなとこにいるのよ?」 聞き覚えのある声に振り向くと、そこにはハルヒが呆然と直立していた。 その時点で、ああ、枕の写真ってのはマジな話有効だったんだ、という思いと、減殺の俺のいるのは今までハルヒが見続けていた夢の中なんだろうな、ということに気付いたのだった。道理で初めてって感じがしないわけだ、こりゃ。 「まさか、ほんとにあんたが夢の中に出てくるなんて」 ちょっと待て、まさかとは思うが、ハルヒ――お前もひょっとして、枕の下に俺の写真敷いてから寝たとかじゃないよな? 「うっ……な、なによ、別にいいじゃん、あたしが寝るときになにをしようが、あんたには関係ないじゃん! それに、『お前も』ってことは――もしかしてあんたも、あたしの写真を?」 しまった、つい余計なこと言っちまったぜ。 「こら、ちゃんと白状しなさい!」 そう叫んだかと思うと、ハルヒは俺に飛び掛ってきた。何故か解らんが、全く抵抗すらできず、俺はハルヒにマウントポジションを許してしまう。 「ここはあたしの夢の中なんだからね。何でもあたしの思い通りなの。解る?」 ある意味、現実でもハルヒの思うがままになっていることを考えると、なんとも複雑な気分になるのは何故だろう? 「とにかく、エロキョンにはお仕置きが必要よね。さあ、覚悟なさい!」 って、待て待てハルヒ。何をするだァー! つーか、どこ触ってやがる? 「言ったでしょ、あたしの夢の中では、抵抗は無意味なんだからね。さっさと大人しくしなさい」 って、人のことエロキョン呼ばわりしておいて、なんつー破廉恥な真似を……、
…
……
………
何だろう、言葉で表現するのも躊躇われるような有り得ない夢を見た気がするんだが、どういうことか全く思い出すことができない。ただ、残っているのは感覚的なモノだけだ。
まあ、いいか。とにかく例の続き物な夢シリーズはどうやら終わっちまったらしい。さて、さっさと学校に行くとするか。
教室に入るなり、俺はハルヒに脳天をボコボコに殴られちまった。痛いぞ、こら!
「うっさい! なに考えてるの、あんたって……ケダモノ、最低っ!」
何も身に覚えがないのに、朝っぱらから酷い言われようではないか? って、ハルヒ……どうかしたのか? 目の下にクマができてるクマー!
「あんたのせいよ、このエロエロキョン! 人の夢の中で、何かちょっと格好つけちゃってるっていうか、その、気障っていうか……かと思いきや急に態度が変わったかと思ったら悪逆非道なその仕打ち、一生掛かってでも償ってもらうんだから!」
どうやら、ハルヒはハルヒで昨晩の夢がとんでもない悪夢であったらしい。しかしそれを俺の責任にされてもな。
「お二方とも、昨晩はお楽しみのようでしたね。それにしても涼宮さんまで枕に写真とは。さすがです」
「ふえぇ、まさか涼宮さんも、キョンくんも、あんなに大胆だなんて……やっぱりえっちなのはいけないと思いますぅ」
「両者の夢の二元中継はわたしに負荷をかける…… お腹いっぱい」
ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u44195.png
なんて夢見てんだよ!エッチなのは感心しません! ハルヒの夢側のキョンは一体何をしたんだ!!
ステークとブースターを強化した赤い突撃型ゲシュペンストに乗るハルヒと シールドを搭載し熱量を増加した青い重装甲囮型ゲシュペンストに乗るキョン
964 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/07/17(金) 21:17:45 ID:j2zhk/eF
第二期(?)のDVD、さすがに買う気しないな。 同じ内容を5本出すつもりなのかね? 売り上げへの貢献は諸兄に任せた。俺はOP・EDも含めて今回はダメだわ。
>>960 俺にもその夢を中継しろ!
GJ!&乙だっぜ!
>>963 乙O乙。そしてGJ。
夢の中へー言ってみたいと思いませんかーうっふっふー
乙&GJ. そういや最近夢見ないなぁ。
お化けに取り付かれ夜中に陽気に踊ってる長門を見つけたハルヒ カメラのフラッシュでお化けをおびき出し、除霊する
ハルヒかわいい度 エンドレスエイト12 △ エンドレスエイト13 ◎ エンドレスエイト14 ○ エンドレスエイト15 ◎ エンドレスエイト16 ◎ エンドレスエイト17 ? エンドレスエイト18 ? エンドレスエイト19 ?
その長門さんはもしや攻略難易度最高のキャラを攻略して喜んでるだけではないだろうな!
おやすみ、ハルヒ。 いい夢見ろよ!
ハルヒ:うちは女二人に男一人よ。 キョン:俺のところは、男女二人づつだな。 ハルヒ:うちではトイレの便座は、普通降ろしてあるわ。 キョン:おれのところは、上げてある。 ハルヒ:あんたん家は、なんで便座を上げてるの? キョン:知らん。父親に対する、わずかばかりの敬意の表現じゃないか。 ハルヒ:妹ちゃんは、あんたと結構歳が離れてるわよね。上げたままだと、小さい頃危な くなかったの? キョン:ああ、トイレトレーニング用の奴があるだろ。あれ取り付けるには、便座を上げ とかないといけなかった。その名残かもしれんな。……しかし、これは今決めなきゃなら ない問題なのか? ハルヒ:甘いわね、キョン。新婚、同棲に関わらず、男と女が暮らし始めたとき、もめご との種になる第3位が、この「トイレの便座は上げたまま(男性優位)それとも降ろした まま(女性優位)」問題よ。事は生物の根幹に関わること、しかもはっきり口するのが憚 られる話だからこそ、お互い不便と不都合を心の中に抱えたまま、それが火種となって、 思いもしないときに紛争に発展するの! キョン:そ、そういうものなのか? ハルヒ:さて今、この部屋は、あんたとあたし、二人きりよね。 キョン:ああ、男女一人づつ、同数だ。 ハルヒ:多数決で決める訳にはいかないということよ。 キョン:こういう問題は、お互いに自分の慣れ親しんだ習慣を「基準」にするから折り合 いがつかないんじゃないのか? おれはいいから、おまえとこの方式にしよう。そうすりゃ、 混乱は少ないだろ。 ハルヒ:ちょっと待ちなさい。何、自分は細かいことにこだわらない包容力の大きい男だ、 みたいなこと言ってるの?あんたとあたしを冷静に比較した場合に、どっちが順応性に優 れてるの? キョン:それは何をモノサシにするかで大きく変わってくるぞ。 ハルヒ:どういうことよ? キョン:つまりだ、世の中のどんなジャンルでもいい、新たに知識を獲得したり、新しい スキルを身につけたり、といったことじゃ、おれとおまえじゃ比較にならん。むしろ、お れはおまえ以上に、この点について秀でた奴を見たことがない。 ハルヒ:ふんふん、それで。 キョン:しかしだ、一度決めたことが、あとでどんなに不合理で不都合だと分かったとし ても、それを絶対に変えないという点で、ぜんぜんまったく融通の利かないという面で、 おまえほど「順応」という言葉からほど遠い人間を、おれは人類の長い歴史の中で、見つ け出すことができん。 ハルヒ:褒めてるの、それ? キョン:褒めてない。だが惚れてる……ところの、ひとつではある。 ハルヒ:……ば、ばか。 キョン:……ば、ばかだとも。 ハルヒ:……ん、ん、ごほん。じゃ、あたしの提案を言うわ。あんたの家の方式にしましょ う。あんたがどう思ってるか知らないけど、あたしは本来《つくす》タイプの女だから。 キョン:それは、「食べ尽くす」とか「燎原の火となって野山を焼き尽くす」とか「大海 を酌みて水をば尽くす」(『三宝絵詞』)の、「つくす」じゃないよな? ハルヒ:当たり前でしょ! ちなみに「乱暴狼藉の限りを尽くす」という意味でもないわ。 相手のために献身的に努力する、という意味の「つくす」よ! キョン:それに関しては、いまでも十分おつりがでるくらいだぞ。 ハルヒ:そ、そう?
キョン:お前は、何やらしても器用にこなすし、手を抜くことをしないし、すべてにおい て全力投球だから「この程度は当たり前」と思ってるのかも知らんが、部屋代折半とは言 え、大して余裕のない生活費の中で、毎日こんなにうまいものを食べて、掃除の行き届い た部屋で居心地よくすごして、ホテルみたいに完璧にベッドメイクされた寝床で眠って、 となりに、すぐ届くところにお前の笑顔があれば、あとはもうなんにもい…… ハルヒ:バカップル・モード解除!! そこへ持って行くと、もう何がどうだって良い状 態になって、何も決まんないでしょ! 釣った魚に餌をやらないというけれど、あんたは 逆よ! どうしても、あたしを「愛の北京ダック」状態にしたいらしいわね。 キョン:それはこっちのセリフだ。このままだと、ひきこもりバカップルが一組できちま うぞ。 ハルヒ:でも、距離を置くとか、別居するとか、別れるとはダメだからね。 キョン:論外だ。 ハルヒ:とにかく、なし崩し的にずるずる行かないためにも、私達に今必要なのは規律よ。 二人の合意に基づくルールよ。 キョン:大筋で同意だ。 ハルヒ:で、どうすんの?便座は上げたまま?それとも降ろしたまま? キョン:やっぱりそこかよ!? ハルヒ:千里の道も一歩からよ! キョン:……ちょっと待て、おれたちは二人だぞ。 ハルヒ:一万年前と二千年も前から二人っきりよ! キョン:いや、そんなアクエリオンな話は知らんが、とにかくだ、おれじゃなかったらお まえだし、おまえじゃなかったらおれだ、ということだよな。 ハルヒ:あたりまえのことを、どうやったらそこまでややこしく伝えられるの!? キョン:だから、この家としてどちらかに決める必要はないんじゃないか、と言ってるん だ。おれがトイレから出る時は、次に入るのがどっちだろうが、おれはおまえのために便 座を下げておく。これで、どうだ。 ハルヒ:つまり、あたしがトイレから出る時は、次に入るのがどっちだろうと、あんたの ために便座は上げておく、ということね。 キョン:そうだ。 ハルヒ:そのルールを採用してもいいけど、今すぐ施行しない方が良いわね。 キョン:何故だ? ハルヒ:あんたに高熱を出させた腸炎は、熱はおさまったけれど、腸としての機能は回復 し切ってないから、あんたは当分、トイレに通いつめることになるからよ。 キョン:うっ・・・。ちょっと行って来る。 ハルヒ:いってらっしゃい。 (尾籠な引きですまん)
もうそんな細かい事はお前らだけで決めてくれ! このバカップル乙!!
>>958-960 同じ夢見てると思ったら、二人とも別々に相手が出てくる夢を見てたのかw
これはごちそうさますぐるw
>>974-975 体調治ったとたんいつものハルキョンだ。まったくこいつらときたら。
>>975 些細なことでも大事なことだよね。しかしそんな事件もこいらには掛かればってかw
GJだぜい。
F91ハルヒ RX古泉 グレート長門 ロアみくる
アルトアイゼンとヴァイスリッターで合体攻撃を仕掛けるハルキョン!!
しかし二人とも装甲の薄い機体に乗るイメージがないな。 アルト、ビルガー、ジガン、ゲインとかのタフな前衛向けの機体を好みそうだ。
00ライザーinハルヒ vs リボーンズガンダムin佐々木
夜中に何を書いてるんだよ(^-^; 埋めネタはないのか!オレにはないぞ! 今日は光化学スモッグの日らしいが 西宮辺りも発令されるみたいだな。だから室内で遊んでばかりなのか?
「あらキョン、なによそれ?」 ああ、別に大したもんじゃないぞ。空のペットボトル洗って水を詰めたのを部室の冷蔵庫の冷凍室で凍らせてただけだ。タオルで巻いて氷枕代わりになるかと思ってな。 「ふーん……ねえ、ちょっと貸しなさいよ」 だが断る! 「むぅ、団長命令よ、今すぐそれを寄越しなさい!」 いやなこった。ハルヒも自分で作ればいいだろ。 「今からだと凍るまでに時間が掛かるじゃないの。さあ、つべこべ言わずにとっとと出しなさい。抵抗するならあたしにも考えがあるわ」 ほほう、一体どんな考えやら? 「うりゃ、脇の下くすぐり攻撃っ!」 って、こら、やめろハルヒ! いい加減にしないと、俺だって容赦しないぞ。 「へえ、どうするつもり……って、ちょっと、どこ触ってんのよ、エッチ! このスケベキョン、変態!」 やかましい! 目には目を、歯には歯をっていうからな。くすぐり攻撃にはくすぐりで反撃だ。 「あはっ、ば、バカっ……ふざけんな、もう怒ったわ、こうしてくれる! ホレホレ」 ぐぬっ、ハルヒめ、やりおるな。だが俺もここで引き下がるわけにはいかんのだ。そりゃっ! 「ふひゃっ……あん、ちょっとそれ、反則!」 お前こそドサクサに紛れて何処に手を突っ込んでるんだ? ……… …… … 「はあはあ……ちょ、ちょっと休憩」 ぜーぜー、つーか、何で暑苦しいのに余計に身体動かしてヒートアップせにゃならんのだ? 「仕方ないわね、キョン。一時休戦しましょ」 ああ、そうした方がいいな。ほれ……そっちからこのタオルのそっち側にもたれるなら構わん。 「全くもう、最初から素直にそうしてくれたらよかったのに……ブツブツ」 ……… …… … 「す、すみませーん、遅くなりましたぁ……す、涼宮さん? それにキョンくん? こんなに暑いのに、どうして二人ともそんなに密着してるんですか」 「うぐっ……ちょっとキョン、すぐに離れなさい。みくるちゃんが変に思ってるじゃないの」 いやなこった。お前が退けばいいだろ? 「あたしはいやよ」 「あ、あの……ご、ごめんなさい! お邪魔しましたぁ! ふえぇっ……」 「あー……行っちゃったわね、みくるちゃん」 お前のせいだ、お前の。 「なによキョン、あんた、あたし一人のせいにするつもり?」 どうでもいいから大声出すな……ますます暑苦しい。 「まあそれもそうね……なんかもう、どーにでもなーれ、って気がしてきたわ」 やれやれ、全くだ。
どーにでもなーれ、はこっちじゃw GJ!
いっそどうにかなっちまってくれ、GJ!
ハルヒに、古泉をよく引き合いに出されて面白くないキョン。 キョンが誤解して「古泉が好きなのか」と落ち込む その時、ハルヒはどう動く?
ハルヒ「馬鹿キョン!何勝手に誤解して勝手に落ちこんでんのよ! 古泉君を引き合いに出すのは1番身近にいる他の異性だからよ。 でもね本当はキョンにもっと頑張って欲しいの!! キョンに『次はこんな事がしたい』って言って欲しいし キョンには何時もあたしが間違ったら注意して欲しい怒って欲しい!! 他の誰でもないキョンなの!・・・でもあたし、自分で言うのも変だけど 素直じゃないからついキョンにつまたくあたっちゃうし・・・キョンに どう思われてるか不安だったし・・・・・・だからあたしの目を見てキョン! あたしが何時も誰を見てるのか、何時も誰の隣にいるのか。 お願いよキョン!!」
キョンの女の子の服装の好みを調べる為に、夏休み中毎日違うテイストの服装でキョンの目の前に現れるハルヒ。
ハルヒの胸を揉みたい
あの手のひらに余る程度に大きいハルヒの胸をゆっくりとマッサージしてやりたい
>>1乙でしょでしょ。
改めて見ると大きな手してるな〜、と思いながらキョンの手を手に取ってまじまじと見つめるハルヒ
キョンに一緒に寝ようとしたところ追い出されたハルヒ
>>994 将来この手で揉まれるんだあっと妄想していたら
ついキョンの手を自分の胸に押し付けていたハルヒ
1000ならハルヒのおっばい揉める!
999ならハルヒのおっぱいはキョンが揉む!
1000ならハルヒはキョンの嫁!
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