【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その111

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1Haruhi
アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の超ヒロインにしてSOS団団長! あたし涼宮ハルヒについて語りあうスレよ!
じゃんじゃん語りなさい! 過疎になんかさせたら許さないんだからねっ!
ただし【荒し】【荒しに反応する人】はダメ! もし見かけたら生暖かく見守るとよいでしょう。
SS、あたしとキョンのカップリングネタは、名前欄に「SS」「ハルキョン」と書くように…。
あたしが恥ずかし……くは別にないけど、部室のPCのNGワードに入れといてあげるから。

次スレは960が立てること。スレの進み具合によってはスレ立てが早まることもありうるから、臨機応変に対応しなさいよ!

前スレ
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その110
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1241856809/

ハルヒスレSSまとめ Wiki
http://wikiwiki.jp/haruhi/
2Kyon:2009/05/26(火) 21:08:12 ID:+cM1Pd95
やれやれ……皆聞いてくれ、団長命令だ。
最近、荒らしのような発言をする奴が目立つが、そういうのはまず下記リンク先に目を通せとのことらしい。
それが出来ない奴は王様で団長なハルヒのスルー対象にされちまうので、気をつけるように。

【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/ (PC用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/comic/3935/ (携帯用)


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:.;:.ヽ'. >  >ヽ;:;:ヽ   ヽ;;;;=''"    _,,ィ  /_=!:;:;/  .l  /        優雅に、そして華麗にスルーしなさい
\;:;:,\へ!  ヽ;:;.`、、      l ̄ ヽj ,イ.!='' /;/ヽ、 /  〈_/i        じゃないとあたしを語らせてあげない
  ヽ;:;:;.,\   ヽ;::;:ヽミ'''ー- ,,,._`ー_'',/.//  /:'   )^''、  `ヾf゙〉     あたしが王様なんだから
   ヽ;:;:,<¨ヽ、  ヽー-≧ニェェ‐-=,,_ //   '  // i  `''、ー-'       王様の言うことは絶対っっなんだからねっ♪

3Haruhi:2009/05/26(火) 21:08:52 ID:+cM1Pd95
SSやAAを投下する前に注意!

投下が複数レスにまたがる事が確実な場合は別のテキストファイルに纏めておいた方が無難かしら。
その場合、分割数が予め解っている場合は、名前欄に書いたタイトルの後に分数表記しておくとみんなも安心だと思うわ。

1行の最大文字数は全角で125文字、1レスの最大行数は60行ってことになってるから気をつけなさいよ。
また、1レスの最大書き込み容量は4096バイト、つまり全角換算にして2048文字分ってわけなの。
でも改行コードがただのテキストファイル場合の2バイトと違って6バイトってことには要注意なんだからね。
専用ブラウザの中には書き込み容量計算をしてくれるものもあるから、それを利用するのもアリかもね。

まあ、別に1レス/1行ににギリギリまで詰め込むような必要は全然ないとあたしは思うんだけど。
でも一応レス数を無駄にしないって意味では頭のどこかで意識してくれた方が嬉しいわね。
ちなみに1行全角60文字ぐらいに収めるようにしてる職人さんもいるみたいだし、要は読み手のことを考えてあげてよね。

あと、スレの容量には一応気を配っておいた方がなにかと角が立つことはないと思うけど、あまり神経質になって萎縮する必要なんかは全然ないからそこのところよろしくね。

まだなにかあったかしら?
え、なによキョン、大事なことを忘れてるって?

このスレではメール欄に半角で「sage」と入れる事、良いわね?
うっかりageちゃったりしたら、暇を持て余した荒らしやアンチが来るって言うから気を付けなさいっ!

…………。ねえ、キョン。何でこんなこと言わないといけないのよ。あたりまえじゃないの。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 21:12:16 ID:jX3lwKRL
>>1
スレタイって二次創作のハルにゃんを語れ、ハルヒを語るな!
では?w
5名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 21:12:53 ID:ovWgAs1D
大変>>1乙かと
6名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 21:19:45 ID:VFINZdm9
>>1乙だ!>>1乙パーティーだ!
7名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 21:36:46 ID:NDGcjr+I
>>1乙!
8名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 21:37:36 ID:9va0pdNh
荒らしには触れないように。
このスレには数ヶ月前から頭が妙に温かい人が粘着しています。

劣化君専用スレッド
ttp://mamono.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1227010787/


最悪板にこの人用の隔離病棟があるから、こっちでどうぞ。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 21:42:46 ID:/zd9F0Tj
>>1乙!
10名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 21:58:18 ID:dsoWeHHM
>>1
乙であります
11名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 22:39:47 ID:J6kKTaqR
しかしまあ、結局のところ。
最初に話すことは決まっているのだ。
そう、まず――。
>>1乙!について話してやろうと俺は思っている。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 23:00:15 ID:upsx36k6
                         ___
          /⌒ヽ く ̄ ̄ ` <´   ____ `\
            {    | j___, / /_____`\ \
.           '、   j\.///  ./ i  ,|   \\ \
          f⌒ヽ r‐ V |  i X! / !   i | \i   ヽ
           {    r′ },_|  |/ |ハ 从 八|  |  i ├┐
.         {   人_ノ/∧    |=ミ、   }/≦ハ  |  |ヘト、!
         `でー一'_/  '.i  |    んィ} }}| ハ l |┐
.            ‘《 ̄    ':  l ,.ヘ、 , ヒtツ〃|/ |ムl、|
            \       ' |{   `>    ハ|i/}ノ
                ヽ.    }小ー‐'__,ノ  ||     >>1乙よ!
               \ |{ マニ||}  }i リ
                  }\ヽ\{ |//‐'_八/
                    入   \∨/}ン′
                     〉 {`ヾ==「{ヾコュ
                     \    └\},ノ
                      `ヾー‐┬f }
                        \人{ン′
                        \)
13名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 23:11:19 ID:TvYGfkme
なんてこった・・・俺は>>1乙に会いたかった。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 23:16:35 ID:zh2v6N10
乙かれさま>>1
15名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 23:20:17 ID:ujgq/JM4
ぞろ目だな
16名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 23:57:13 ID:4hEdCzBC
1001だ。すげえと>>1
17名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 23:57:42 ID:jX3lwKRL
ID変えまくって何とかレスしようと必死な過疎スレ晒しage
18名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 23:59:49 ID:gW1kDYDs
>>1乙
19名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 00:03:18 ID:Aigih8HL
>>前スレ998
親父書きの人、次スレで残り投下ってことでお願いします。
PCでもクラッシュしたんでしょうか?

親父書きです。お察しの通りです。立ち上げ直すと規制かかりました。
これが書き込めれば、続きを投下します。
* * * *

 膨れ上がりすぎた話の結末は、えてして平凡すぎるもので、火炎瓶のお嬢さんは、蓋を
開ければ、古泉のストーカーだった。ああ、あれくらいの面相の方がストーカーは良く似
あう。あんまり当たり前過ぎて想像もしなかった。

 どこで見染めたのか、大方週末の不思議探索らしいことは想像がつくが(でないと古泉
とハルヒのツーショットを目撃する機会がない)、火炎嬢は、機関で一応の訓練を受けた
古泉にはさっさと撒かれてしまったが、唯我独尊と我が道をいくハルヒの方は、誰かにつ
けられているとは想像だにせず、気付いたとしても鼻にも引っ掛けず、かくなる事態となっ
た訳だ。
 いずれにせよ、機関からすれば、古泉の大失策であり、大層なペナルティやら小言やら
をくらったらしいことは、その似あわぬ焦燥ぶりとやつれ具合から、推して知るべし、と
いうところだろうか。

「まったく、なんとお詫びすればよいか、言葉もありません」
 古泉はこれ以上すると頭が埋まるんじゃないかというぐらいに頭を下げた。
「その時の事態収拾も含めて、今回の件はまったくあなたに足を向けて眠れませんよ」
 たしかに、「ものすごく怖かった」といってたからな。さぞかし大規模な閉鎖空間が出
現したんだろう。
「ええ。しかし、それもあなたの機転ですぐ収束しました」
 あれを機転と呼んでくれるのは、古泉、お前くらいだろうよ。未来のお義母さんにまで
「キョン君、エッチね」
と言われた傷さえ癒えれば、俺の方は誰とも何の貸し借りも無い。ああ、わるいが未来の
花嫁の父は別会計だ。


 「キョン、ほとんど寝てないけど、それを言い訳にするあたしじゃないわ。今日も2割
増に腕にふるってお弁当を作ったわよ」
 わざわざ、そう宣言するんだ、俺の役割分担でも発表してくれるんじゃないかと思って、
待っていたのさ。ああ、悲しいくらい習い性だな。
「というわけで、キョン、給仕はあんたがしなさい」
 給仕?弁当の?ホワイ?そしてホワット?
「底抜けのマヌケぶりね。お弁当の給仕と言えば決まってるでしょ!」
 ああ、これを読んでいる奴のほとんどが想像してるんだろうな。そのとおりだよ。だが
この際、はっきり言葉にしておくぞ。
「つまり、『あーん』をやれってことだな」
言って後悔、言われて後悔。こういうのを言葉で刺し違いというんだろうか。
* * * *

 昼休み。場所は秘密だ。
 おれはハルヒにさしだした箸を、子供が見たら海洋生物に食べられる悪夢でも見そうな
くらい、大きく開いて待ち構える口の前で、止めた。
「あによ?」 
 せめて口を閉じてしゃべれ、ハルヒ。
「確か世界中に対して全面的に禁止されてたよな、親切を」
「これのどこが親切なのよ?」
 ほほう、当然の権利だとでもいうのか。こういうささやかなやりとりを、「アタリマエ」
に空気みたいに扱ってきたどれほどの多くのカップルが、過ちに気付いた時にはすでに遅
く、その後涙にくれたことか、毎年生まれては着えていく数多のラブ・バラードが教えて
いるくれてるぞ。
「これはね、特権よ。100億クローネつまれたって譲る気は無いわ」
 とっさに換算できんが、すごい金額だな、きっと。
「一応聞いとくが、なんの特権だ?」
「それはその、ごにょごにょ……」
 言い淀んでかき消えるハルヒの言葉を聞くなんて、それこそ特権かもしれないな。もち
ろんどれだけ積まれても、誰にだって譲る気はないね。


〜おしまい〜
22名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 00:06:56 ID:FR5LalmP
トンマなことで、お騒がせしました。ぺこり。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 00:19:04 ID:A+FasObg
GJ!
しかし危険すぎる状況でもバカップルパワーは凄いんですねw
24名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 00:20:02 ID:XsHCGMrg
GJ!まあ無事終わってよかった
突撃ラブハート的なパワーだなw
25>>829のリクエストに応えてVol.3:2009/05/27(水) 00:20:44 ID:HBx5/pzX
>>1乙です

>>22無事投下されて安心しました

5月27日『百人一首の日』
1235(文暦2)年、藤原定家によって小倉百人一首が完成された。
藤原定家の「明月記」の文暦2年5月27日の項に、定家が親友の宇都宮入道蓮生(頼綱)の求めに応じて
書写した和歌百首が嵯峨の小倉山荘(嵯峨中院山荘)の障子に貼られたとの記述があり、
この記事が小倉百人一首の初出ではないかと考えられている。

======================================================

ハルヒ「ねぇキョン?ちょっとコレ詠んでみて。」
キョン「何だ?・・・コレは『百人一首』か?如何したんだ?」
ハルヒ「良いから!!早く詠みなさい!!」
キョン「まったく、良いか詠むぞ『秋の田の かりほの庵の〜』
    ってその手に持ってる集音マイクとレコーダーは何だ。」
ハルヒ「良いじゃない良いから続き続き!」
キョン「・・・まさかとは思うが『ツンデレかるた!?B』みたいなの作る気か?」
ハルヒ「ば、、、馬鹿な事、い、、、言わないでよ、あ、、あたしがオハヨウから
    オヤスミまでキョンの声聞いてないと最近ぐっすり眠れないとか、
    あんた声が聞こえないと集中できないとかそんな事ないんだからね!!」
キョン「ってお前が自前でツンデレするんかいっ!!」

外野

長・朝「「欲しい」」
古泉 「あの良かったら僕が声を当てています
    『「にほんのむかしばなし」?青の色?』など。」
長門 「・・・うっさい。」
朝比奈「ちょっと黙ってろや青二才。」
古泉 「ですよね〜〜。」

26名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 00:24:30 ID:+8S42Hr6
えええい!なんてバカップルなんだ!
お前らなんて!お前らなんてなーーー。火炎瓶でもなんでも投げつけられて燃えてメラメラのあっつあつになってこげこげになっちまえばいいんだこんちくしょーーー!!


訳:いいぞ、もっとやれ
27名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 00:44:28 ID:5Mzs8Mtx
>>22
GJ!
夫婦のバカップルパワーに関心するw
無事投下出来てなによりだ。

>>25
GJ!
語るに落ちるとはこのことだなw
28名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 02:08:00 ID:EPsm/2hJ
ハルヒのクラスで鶴屋さんのクラスでやってたヤキソバ喫茶やらんかのう
29名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 02:08:30 ID:UolOdCQc
お休みハルヒ。
いい夢見ろよ!
30名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 02:08:47 ID:sy5vrZi0
もうこのスレ話すことなくなってきたね
31名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 03:27:42 ID:TsvLW0ru
>>28
俺はとりあえずねんどろで再現してる。
鶴屋さんの衣装を借りて、ウェイトレスハルヒ爆誕!!
32名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 04:53:03 ID:O0TEkmq/
>>30
そんな事はないよ。あなたは(ある程度日数は空けて)何度カレーや
ラーメンを食べても、もう飽きたから二度と食べないなんてないでしょ?
何度同じ事を語っても飽きる事はないのだよ。


...俺みたいに初めてこのスレに来る人だっているし。
33名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 06:26:08 ID:n8hbQxTW
ラッシュで読み終わるまでに時間かかったぜ
各氏ともGJ

あまりスレ関係ないけど
最近読んでる時載りリンネというラノベの主人公が
ずいぶんとまるくなった小学生ハルキョンで楽しい
34名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 09:12:02 ID:sy5vrZi0
関係無いラノベの話まで持ってきてんもんな
ネタ切れで駄レスが増えてますます人が減って過疎
負のループだな
35名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 10:06:44 ID:GN0lfapc
>>33
おお、同士が!
胸像目当てで購入したザスニに載ってた時リンを読んでいたら
「もしハルキョンが小学生だったらこんな感じなんだろうな」と思ったから、2回目は脳内でハルキョンに変換して読んだw
36名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 11:23:06 ID:TsvLW0ru
同じく胸像目当てのザスニはまだ残ってたな。
いっちょパラ見してみるかw
37名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 11:33:02 ID:XsHCGMrg
笹の葉のロリハルヒのせいでなんか興奮がいまだに冷めないな
38名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 12:00:06 ID:+gYzYBzJ
中学ハルヒの演技はよかった。実によかった。もうAYA STYLEだなんて言わないよ絶対。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 12:24:52 ID:pnny/XQc
つうか綾が他のキャラの声やってもハルヒにしか聞こえなくなった・・・
40名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 12:30:34 ID:cE7RYrrO
あんな高い声出してるのハルヒくらいだろ
41名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 12:47:08 ID:DPOxZWie
やっと笹の葉見れたよ、中学生ハルヒの破壊力は異常!
42名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 13:39:57 ID:uVGrq/O9
新作エピソードのハルヒも実に七面相でカワユスなぁ……
43名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 15:24:53 ID:sy5vrZi0
そろそろ団員を奴隷扱いし熱中症にさせるハルヒさんが見られますね^^
とても楽しみですw
44名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 15:59:51 ID:0s3edmcM
ようつべ配信はちゃんとしてくれるんかね。
45名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 16:23:03 ID:+gYzYBzJ
未放送地域のひとが暴動起こすからさすがにやる……のではないかと思うぜ!
46名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 16:36:41 ID:XsHCGMrg
きっとだいじょうぶなのです!
47名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 16:51:55 ID:TsvLW0ru
小さい頃の涼宮さんも可愛いのね
48名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 16:53:30 ID:ohhPDLAO
本当にエンドレスくるのかな……あと一月待ちきれない
49名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 17:55:29 ID:0s3edmcM
朝比奈さんに頼み込んで再来月の「ニュータイプ」を持ってきて貰うしかっ!
50名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 17:58:02 ID:1LBZ5D+i
ついでに驚愕も持って来てもらって
51名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 18:21:18 ID:xRmrguZs
スポーツ年間も頼むよ
52名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 18:22:43 ID:sy5vrZi0
>>49
お前マジで何歳?w
53名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 18:56:54 ID:0s3edmcM
>>51
みくる「だ、ダメです!未来の情報を過去に持っていくのは禁則ですぅ!」
54名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 19:24:28 ID:EPsm/2hJ
SOS団以外にもやりたい事が出来たので暫く休ませて欲しいと願い出るキョン
それを聞いてキョンをクビにするハルヒ
55名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 19:32:43 ID:DCJWtr6N
キョン「昨日付けでSOS団を止め、本日より涼宮家に加わることになりました、キョンです」
56名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 19:47:20 ID:5Ctd4pSc
57名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 19:50:05 ID:nn8QjrIR
>>51>>53
みくるがドクかよw
58名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 21:03:43 ID:xRmrguZs
うん、まぁ……考えてみたらビフ役が居ないな
59名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 21:14:11 ID:B249HFhS
空気も読まずにハルヒちゃん描いてみました('A`)
ttp://isekotoba.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/src/mjd17009.jpg
60名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 21:20:19 ID:pfH4X1vy
>>59
おお、ナイスやで!
61名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 21:22:17 ID:6l5GXqoq
>>59
ナイス腋の下
62名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 21:27:10 ID:uWHSVg38
>>59
うめえw
ハルヒ難しいだろ
長門はなんとか描けるけどハルヒは描けないわ俺
63名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 21:30:03 ID:lxi4nRsJ
明日は直列の発売ですね
予約しておいた特典セットをゲットしてきます!
64名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 21:35:50 ID:nrNjVK7+
こんな時期にサイレントヒルを買ってしまい金がない
並列は買えなかったから直列は買おうと思ったのに・・・
発売日確認しとけばよかった
65名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 21:40:03 ID:sy5vrZi0
>>59
似てねえな
少しは公式絵のハルヒ見ろよ
66名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 21:59:40 ID:ohhPDLAO
げ。忘れてた……。ま、まあ売り切れってコトはないだろう、たぶん。
>>59
おお、可愛い(*´Д`)
67名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 22:02:04 ID:pfH4X1vy
第八話キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
http://www.youtube.com/watch?v=mCIibwozScg&fmt=18
68名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 22:07:03 ID:Rt6/Tlf+
>>67
角川は本気なんだな
69名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 22:30:17 ID:uFCq/A2U
>>67
乙乙。ちょっと見てくるぜ!
70名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 23:24:36 ID:EPsm/2hJ
喋る白猫と黒猫を引き連れるハルヒ
そいつらはハルヒの無意識を切り取って出来たのかとかく口が悪い
71名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 23:31:25 ID:uWiSy5Ew
キョンに対する愚痴とか、キョンに対する文句とかばっか言ってそうだw
72名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 23:32:14 ID:uFCq/A2U
それなんて惚気w
73名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 23:33:28 ID:1LBZ5D+i
片方がツン担当でもう片方がデレ担当かもなw
74名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 23:51:05 ID:6l5GXqoq
>>70
全方位攻撃や必殺技を使いまくって
疲れたらキョンからプラーナをドレインするハルヒか
75名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 23:53:14 ID:zLT6sEn8
黒猫「遅いわよ、キョン!いい加減にしなさいよ!」
白猫「事故とか事件に巻き込まれなくて良かったわ」
黒猫「ふん、どうせ昨夜いかがわしい深夜番組でも観て寝坊でもしたんでしょ。それにしても今日も冴えない格好ねぇ」
白猫「さすがキョン。自分に似合うものわかってるわね」
黒猫「まぁモトが冴えないから仕方ないわね」
白猫「あいつ、結構質の良いもの来てるわよ。それにシンプルイズベストって言うじゃない?ただし、キョンに限る」
黒猫「……。あんな格好じゃ恥ずかしくて一緒に歩けないわ!」
白猫「じゃあ、一緒に洋服買いに行けばいいじゃない!デートも出来て一石二鳥よ!」
黒猫「何がデートよ!これは市内の不思議探索パトロールよ!デートなんかじゃないわ!」
ハルヒ「ちょっとあんたたち!五月蝿いわよ!パーカーのフードの中でごちゃごちゃ言うのやめなさい!」
76名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/27(水) 23:59:17 ID:/cJwH0rf
ややこしいなw
77名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 00:03:35 ID:PFOTyYOr
キョン:根性 幸運 鉄壁 士気 切り札 孤高
ハルヒ:直感 集中 突撃 熱血 愛 祝福

なんとなくこんな感じな気がする
78名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 00:30:15 ID:5d8xMuOz
サイバスターネタと皆気付いてたか
良かった
79名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 01:13:58 ID:LXJMNvlG
前触れもなく呼び出すの 天気がいいから
私を待ちぼうけさせて 何様のつもり
走ってきたの わかってるけど
そんなことは 当たり前よ!

Just Love! 気に食わないアイツ
イジワルをしちゃうのは 好きだからよ
Just Love! 気になるからいつも
ムリなこと言っちゃうの 
ちょっと ご・め・ん…
Just Love!

二番もあるが略
今だったら間違いなくツンデレにカテゴライズされるなこれw
80名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 01:14:40 ID:jWkYNhst
>>59
うまいな
もっと描きなさいよ
81前スレ>>829のリクエストに応えてVol.4:2009/05/28(木) 01:18:38 ID:Cpm/fuEC
5月28日『花火の日』
1733(亨保18)年、隅田川で水神祭りの川開きが行われ、
慰霊を兼ねた花火が打ち上げられた。

=========================================

ハルヒ「ちょっとキョン?何で今日が『花火の日』なの?全然季節があってないじゃない。」
キョン「まったく歴史の事になったら直ぐ俺に聞くよなお前は。少しは自分で調べろよ。」
ハルヒ「良いじゃない。有希に聞いたら何か難しい言葉で説明するし、古泉君は回りくどいし
    みくるちゃんはそもそもこんな事知らないみたいだし。」
キョン「良いか?そもそも花火ってのは日本では川開きに使用されていてなその名残らしい。
    本来の花火の日は『8月1日』なんだが『両国川開きが旧暦5月28日であった事』から、
    5月28日も花火の日となってるんだ。わかったか。」
ハルヒ「うん、大体。」
キョン「そうかい。」
ハルヒ「ねぇ折角だし、花火しない?ここに去年の残った花火もあるし。」
キョン「やれやれ、言い出したら聞かないからな。良いぜ付き合ってやる。」
ハルヒ「そうね折角だし、家の近くの川原でやりましょ。じゃぁ一回帰って
    7時にあたしの家に集合ね。」
キョン「やれやれ、判ったよ。」

午後7時

ハルヒ「遅い、罰金!!」
キョン「あのなぁ〜、7時って言ったのはお前だろ。」
ハルヒ「口答えしない!そんなんだから何時までたっても平団員なのよ。」
キョン「そうかい、俺はそれで良いよ母さん。」
ハルヒ「もぅ〜何回言えばいいのよ、誰がお母さんよ!そう言うキョンは
    お父さんよ!」
キョン「意味わからん。それよりその格好は。」
ハルヒ「え?・・・あ、此れね。折角花火するから少し早いけど浴衣出してみたんだけど。
    ・・・変だった?」
キョン「いや・・・そのな・・・似合ってるぞ。」
ハルヒ「・・・ありがと・・・・・・クチュン!」
キョン「全く、まだ夜は冷えるんだからそんな格好だと寒いだろ。俺ので悪いが
    上着を羽織っとけよ。」
ハルヒ「・・・ありがと・・・・・・・・・・・・キョンの匂いがする。えへへ。」
キョン「な、、何恥ずかしい事言ってんだよお前は。」
ハルヒ「うっさいわね、いいでしょ!」
キョン「判ったよ。じゃぁ始めるか。」

両親

父親 「こんな時間にハルヒは何処に行ったんだ?」
母親 「キョン君と花火をするんですって。さっき彼が迎えに来てましたよ。」
父親 「そうなのか?そうなら言ってくれよ。まぁ帰ってきたときで良いか。」
母親 「キョン君に何か用ですか?」
父親 「何男同士の話だよ。お互いの将来について・・・かな。」
母親 「お婆ちゃんになるのはまだ先と思ってたんですけどね。」
82名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 01:41:53 ID:Jc2IbQhq
GJ by requester!!
83名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 02:03:14 ID:dRmGSJ4A
おやすみハルヒ!
いい夢見ろよ!
84名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 02:46:53 ID:Hw/NfvcG
>>>79
もうハルキョンでしか脳内再生されない件。
>>75
ちょっと萌えた
>>59
か、かわいい……。
85名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 07:22:24 ID:1/Qq3vmg
この前生まれたうちの子猫の名前が「ハル(愛称ハルにゃん)」なんだが、
家族が、ハルにゃん、って呼ぶ度にハルヒがうちにいるのかな?って錯覚してしまうww
86名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 07:30:54 ID:jwk/z3W+
>>85は勝ち組
87名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 08:24:06 ID:YLeOfPjB
子猫って1匹だけなん
5匹ぐらい生まれたら(ry
88名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 09:01:30 ID:qMx6x5wd
内輪ネタと馴れ合い化で新規さんが全く入り込めないスレになってますね
89名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 11:30:10 ID:nsMMSoq1
おぉ雨だ!
雨だぞハルヒ!
さぁ傘さして探索行くぞ!

……というやたらとアグレッシブなキョンが夢に出てきてなんか和んだ
90名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 11:46:13 ID:qMx6x5wd
>>89みたいな奴とかこのスレは日記帳だと思ってるんだろうね
これじゃ過疎るわ
91名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 12:05:45 ID:Hw/NfvcG
たまにはハルヒもキョンに引っ張っていってもらいたいと思っているはずさ!
92名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 14:12:44 ID:/FbQMPh/
いつも背中を眺めてるあたり、しょっちゅうそう思ってるのかもよ?
93名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 15:01:45 ID:nsMMSoq1
しかし一向に分かりやすく動かないので引っ張って助走をつけてるハルヒさんだ。
94名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 15:26:17 ID:/FbQMPh/
うっかりその勢いでキョンを投げ飛ばしてしまうハルヒさんだ!
95名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 15:32:45 ID:ZmpqLth8
「慌てるなハルヒ、まだ時間はある。それよりお茶でもどうだ?」とマイペースなキョンに
調子が狂うハルヒ
96名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 16:25:52 ID:Hw/NfvcG
すっかりティータイムなハルキョン想像してまた和んだ。今日は和みの日だな
97名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 16:54:09 ID:pQgAlfpO
しかも今日は雨で相愛傘だしな。
98名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 18:17:51 ID:CTDWXUEs
しかし雨は雨で嫌ってそうだよなハルヒは。
庭駆け回るタイプっぽいしw
99名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 18:42:20 ID:VV5e6yMS
Wikiにある25年前の七夕の続きが読みたいな。
25年後、キョンに再会したハルヒ母が訳知り顔でニヤニヤ〜みたいなw
誰か書いてくれないかなぁ・・・
100名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 19:31:52 ID:uMY8mhZa
DSのゲーム買って来たよ。

ゲーム画面に「ハルヒメーター」っていうのがあってね、ハルヒが超常現象に興味を持つと左側に、気が散ると右側に移動する。
で、ゲームとしてはハルヒを超常現象から気を逸らしておいた方が有利に進むんだけど、右側に移動する時ハルヒが憂鬱そうな顔になっちゃうんだよ。
逆に左側に移動すると、これが実に嬉しそうな顔でぐぐーっと動くんだ。


不利になるのは解ってるんだが、どうしても左側に動かしたくなってしまうw
101名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 19:43:45 ID:htC64i04
やべー……いまのでかなり俺の心が揺り動かされた。
ちょっとゲーム屋行ってくる。日曜日に!
102名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 19:49:27 ID:iLVHJNat
ハルヒメーターという単語で「ハルヒレーダー」というのを連想した。
不思議、超常現象をキャッチするために設置されたのだが、何故かキョンを察知してしまう。

ハルヒ「なんでキョンなのよ!あたしは不思議を探しているのに!」
103名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 19:53:42 ID:UXd3FXv0
>>100
わかるぞ、俺も今そんな感じだw
冒頭で並列の話が少しでたが、話しつながってるのかね。
104流れ無視してすみません:2009/05/28(木) 20:42:21 ID:Cpm/fuEC
毎月8・18・28日『米の日』
1978(昭和53)年、全国農業協同組合が毎月8日を記念日に制定しました。
米を作るには88の手間がかかるといわれること、米の字を分解すると八十八になることが由来です。
コメの日(毎月8日、18日、28日)は、JA(全国農業協同組合)の直営店コメコメハウスが制定したものです。

==================================================

ハルヒ「キョンってお米とパンならどっちが好き?」
キョン「何だ?藪から棒に。」
ハルヒ「良いから!どっちなの?」
キョン「まぁ米だな。パンも嫌いじゃあないが日本人ならやっぱり米だろ。」
ハルヒ「あんた何処のおっさんよ。」
キョン「ほっとけ!」
ハルヒ「まぁ良いわ。明日楽しみしてなさい。」
キョン「あ?ああ。(何なんだ?一体)」

翌日〜

谷口 「やっぱりさぁ〜彼女が弁当作ってきてくれるって憧れるよなぁ〜。」
国木田「如何したんだい谷口?何か変なものでも拾い食いした?」
谷口 「・・・最近お前俺に辛口じゃないか?」
国木田「気のせいじゃない?で何?」
谷口 「・・・いや、彼女の手作りって憧れるけどよ〜・・・アレはね〜だろ!」
国木田「アレ?」

アレ

ハルヒ「さぁキョン!あたしが心を込めて作ってきたお弁当よ!ありがたく受け取りなさい!」
キョン「・・・まぁ何故か今日は弁当渡されなかったから有りがたく受け取るがな。」
ハルヒ「何?なにか意見でもあるわけ?あっても食後にしか受け付けないわよ。」
キョン「あえて言うが何故10段重ねの重箱なんだ?そして何で箸が一膳しかないんだ!」
ハルヒ「テーマを環境に優しくよ。それに・・・・・・・・・一膳あれば十分でしょ?・・・はい『あ〜ん』』
キョン「ってハ、、、ハルヒ!!!!!!!」

外野

谷口 「他所でやれこのバカップル!!!」
国木田「気にしたら負けなのになぁ〜。」

==================================================

なんか無性に書きたくなったので
後悔は済ませました。
105名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 20:58:10 ID:htC64i04
GJ!

>>102
キョンメーターがぐんぐん上昇してそうだなw
106名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 22:35:45 ID:pQgAlfpO
キョンメーターが振り切れるとき、なにかが起こる!
107名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 22:39:34 ID:E238rubj
とてつもなく今更だと思うが、今朝録画しておいた先週の再放送を見たんだ
そしたら全く見覚えの無いカットが次々と出てくるじゃないか
最近ハルヒ系の情報全く仕入れてなかったんでマジでビビった

その興奮した頭のまま面接受けに行ったら
案の定gdgdな受け答えしか出来なかったw
俺の就活\(^o^)/オワタ

ハルヒかわいいよハルヒ
108名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 22:45:11 ID:pxCOfLcl
(。・ω・)ノ(´Д`゜)。

いっしょにロリハルヒを愛でようぜ
109名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 22:49:38 ID:ZmpqLth8
キョンに引っ張られるまで動かず駄々をこねるハルヒ
110名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 22:57:28 ID:PFOTyYOr
キョンが作った炒飯(炒飯の素使用)が美味しかったので
野菜炒めや焼きそばの下ごしらえまでは用意して
炒めるのはキョンに任せるようにするハルヒ
111名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 23:20:38 ID:pxCOfLcl
そしてそんなキョンの作った炒め物をハルヒと一緒に食べる俺。
112名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 23:37:26 ID:m0MgaLgr
キョン「ハルヒ好きだ 付き合ってくれ!」
ハルヒ「!!!」

↓ この後のハルヒのセリフを考えてくれ
113名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 23:40:17 ID:ZmpqLth8
ハルキョンが中華料理屋を開く光景を幻視した
やはりハルヒはお団子ヘアにチャイナ服か
114名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 23:43:36 ID:pxCOfLcl
チャイナハルヒのカワイさは異常。

>>112
ハルヒ「ようやく言ってくれたわね!このニブキョン!」
115名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 23:44:06 ID:YIS/wB1y
>>113
そのチャイナ服はもちろんロング丈だよな?
長いスリットから覗くハルヒの白い生足……(*´д`*)
116名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 23:50:05 ID:PFOTyYOr
生足もいいが白ズボンもいいものだ
117名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 23:51:04 ID:UXd3FXv0
いつかアニメでもチャイナハルヒ見たいな。

>>112
ハルヒ「あたしを幸せにしないと罰金なんだからね!」

・・・・・・これだとプロポーズに対しての返事になるか。
118前スレ>>829のリクエストに応えてVol.4 :2009/05/29(金) 00:14:53 ID:QbOpniCe
5月29日『こんにゃくの日』
全国こんにゃく協同組合連合会が1989(平成元)年に制定。
種芋の植えつけが5月に行われることと、「こん(5)にゃ(2)く(9)」の語呂合せから。

=======================================

長門 「・・・・・・」
朝比奈「長門さん・如何したんですか?」
長門 「・・・これ」
朝比奈「こんにゃくですね?此れが如何したんですか?」
長門 「・・・この本と一緒に置いてあった」
朝比奈「ひょぇぇぇぇぇ!!涼宮さん、まさかそんな!!」
長門 「?何故照れてるの?」
朝比奈「え?だって未だこんなの必要ないんじゃないですか?」
長門 「必要」
朝比奈「そうですか〜。なんだか子供が巣立っていく親の気分ですね?」
長門 「ちょっと違う」
古泉 「さて、こんにゃくと一緒に何が置いてあったのか。答えは彼らの会話
    でも聞いて見てください。」

キョン君亭

ハルヒ「どうキョン?驚いた?」
キョン「あぁ正直驚いた。『こんにゃく』を食材にして此れだけの料理が
    作れるんだな。」
ハルヒ「それに『こんにゃく』はカロリーも少ないし食物繊維も豊富で
    カルシウムもたっぷりって具合に最高の食材よ!大体ねぇ最近の
    料理なんか直ぐ『肉』や『魚』とか肉食中心になりすぎなのよ。」
キョン「・・・この間部室でジンギスカンした奴の台詞とは思えんが。」
ハルヒ「兎に角食べて見なさい!!」
キョン「あ、あぁ。・・・・・・相変らずハルヒの料理は旨いな。」
ハルヒ「でしょ?」
キョン「此れなら良い嫁さんに成れるんじゃないか?」
ハルヒ「!!!・・・・・・だ・・だったら、キョンのお嫁さんにしてよ。」
キョン「あぁ良いぞ。・・・・・・って、ええ!!」
ハルヒ「(ニヤリ)言ったわね!今更取り消しなんて無しよ!」
キョン「(やられた、余りにも当たり前にかえしちまった)・・・やれやれ
    まぁお前みたいなのは他所に出すわけにはいかないからな。」
ハルヒ「何よ、この馬鹿亭主!」
キョン「言ったな、このアホ嫁。」

内野

妹 「因みにハルにゃんが呼んでたのは『意中の男を落とす蒟蒻料理100戦(民明書房刊)』DEATH」
母 「まさか『こんにゃく』と『婚約』をかけたベタな落ちだなんてね。」
119名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 00:41:15 ID:QbOpniCe
コテを間違えました・・・
今回はVOL.5ですね・・・
120名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 00:44:06 ID:dZrdS6Y4
こんにゃく吹いたwww
121名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 01:11:37 ID:TEl1oLlI
>>118
オリキャラとかいらねーよ
122名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 02:11:07 ID:GrRNoggs
おやすみハルヒ。
いい夢見ろよ!
123名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 02:36:24 ID:Re70YAYH
ハルヒと添い寝したいお
124名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 03:25:04 ID:TW42Xv04
みくるが菓子を作って来てこれがキョンに大ウケしたのを見て
自分も大量に菓子を作って部室に持って来たハルヒ
その日より部室はプチ喫茶店と化したのは言うまでもない
125名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 03:26:36 ID:TEl1oLlI
>>124
日本語使えよゆとりか?
126名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 06:02:36 ID:uK9EMSLn
ハルヒのことだから餡からして違う和菓子を作りそうです
127名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 10:16:34 ID:Re70YAYH
見た目は普通!でも味は!?
128名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 10:53:03 ID:vHbhBf0l
味は美味しいが見た目が摩訶不思議なお菓子が出来そうだ
129名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 11:03:18 ID:TEl1oLlI
>>128
で?
130名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 11:38:03 ID:WTxy7NHH
ハルヒの手作りお菓子……そういえばのいぢ絵でポニテにしてバレンタインチョコ作ってるのがあったな。あれはよかった。
アニメ雑誌かなんかでもエプロンハルヒがあったけど、あれもいいものだった。
131名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 14:31:51 ID:vHbhBf0l
エプロン+北高制服+ポニテ+ハルヒだと?
132名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 14:51:16 ID:h4QJ4atD
なにその最終兵器
133名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 15:55:53 ID:m0GIqRXH
チャイナハルヒ立体にならんかなぁ……
134名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 16:15:48 ID:vHbhBf0l
バニーフィギュアの需要低迷と
出たフィギュアの多くが色物臭がしていた為
MAXFactoryみたいなメーカーがださないと駄目だろ

現在ハルヒフィギュアを創らせたら間違いないメーカーだからな
135名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 16:28:49 ID:WTxy7NHH
フィギュアとかはどうもアニメ準拠みたいだしな。アニメでやらない限り無理っぽい。
中一ハルヒが満を持して登場したから、これ幸いと量産されるかも……。
136名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 16:50:24 ID:MEkxhKVM
ロリハルヒも外せないが、サムデイハルヒはもっと外せないよな。
137名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 17:19:46 ID:z0KHQ/9T
ロリハルヒと高校生ハルヒのおっぱい大きさの違いを教えてください
138名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 18:24:32 ID:m0GIqRXH
まずキョンを湖に落として綺麗なキョンにします。
そしてキョンにハルヒのπをもでもらいます。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 18:27:25 ID:vHbhBf0l
>>136
そうなると夏服キョンとサムデイキョンも一緒に欲しくなる罠
140名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 18:38:27 ID:TEl1oLlI
いや、やっぱり神主の眼球目掛けてエアーガン乱射ハルヒだろw
141名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 19:00:02 ID:gtfIYILI
キョンの着脱式コートが付いてくれば色んな意味でひゃっほーな気分になれること請け合い
142名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 20:09:46 ID:h4QJ4atD
のいぢのキョンズコートハルヒを立体化してくれたら一生ついて行くぜ…!
143名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 20:39:40 ID:639OfwXc
そんな事されたら、オレが脱アニヲタ出来なくなるから止めて
144名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 20:43:12 ID:gtfIYILI
ハルヒオタにクラスチェンジすればいいじゃない
145名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 20:52:21 ID:Ae5IX4tq
最初からハルヒ一辺倒なオタの俺は勝ち組。
数年前は自分がアニメ見てるとか考えもしなかったのにな……。
146名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 20:53:29 ID:TW42Xv04
ハルヒライド キキキキキョン
147名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 20:55:41 ID:TEl1oLlI
>>145
犯罪者のヲタだもんなキミw
いつか秋葉原で無差別乱射事件とか起こさないでね^^
148名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 21:01:34 ID:h4QJ4atD
俺もハルヒくらいだな。
割と真剣にアニメ見たのは。
149名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 21:13:23 ID:TEl1oLlI
マジでこのスレ(2、3人がID変えまくって自演しまくり過疎スレ)から犯罪者でそうw
秋葉原でエアーガン乱射してww
逮捕後の供述は
「ボクのマイぷりちーエンジェル、ハルニャンに近づこうと思っただけでちゅwwwえ?エアーガン乱射って悪いことなの?!」
ってところだろう
150名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 21:47:24 ID:BcMytYjq
ハルヒはキョンの嫁

ロリハルヒは俺の嫁
151名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 22:07:54 ID:Z90aKVRy
お断りよ!
152名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 22:08:35 ID:Ps1hZfqW
むしろキョンがハルヒの嫁
153名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 22:18:09 ID:x1M+iE/7
二人の子はロリハルヒをさらにロリにした
女の子だろうな しかもパパっ子
パパの事をキョン君と呼ぶ
154名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 22:28:01 ID:SN7fkz56
ここでいうロリハルヒは中学生ハルヒなんだろう?
なら小学生ハルヒは俺の嫁
155名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 23:08:46 ID:cTqMGZmO
じゃあ俺は幼稚園ハルヒを頂いていく!
156名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 23:29:22 ID:+DzxORkL
>>154>>155のところにナイフ装備の委員長が向かいました。
157名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 23:35:04 ID:TEl1oLlI
↑7連続単発レス

自えn(ry
158名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 23:37:23 ID:MEkxhKVM
まったく変態ばっかりだぜ。
ここは俺がロリハルヒのボディガードを買って出るしかないようだな
159名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 23:55:44 ID:Co4qqAXd
ハルヒならいま俺の隣で野球観戦してるけど?
160名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/29(金) 23:58:02 ID:+DzxORkL
>>159
キョン乙!
161前スレ>>829のリクエストに応えてVol.6:2009/05/30(土) 00:30:48 ID:9WnHO5Ao
5月30日『ゴミゼロの日,環境美化の日』
各都道府県の環境美化推進協議会が実施。
「ゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)」の語呂合せ。
:ごみ減量化・リサイクル推進週間 5月30日〜6月4日
:ゴミの日 5月3日

======================================

ハルヒ「と言う訳で、我々SOS団も環境に優しい団体を目指そうと思います。」
キョン「なんか行き成り年始の挨拶で正月休暇中なにかあったのか?って思いたくなる
    社長の年始挨拶みたいだな。」
ハルヒ「何言ってるのよ!今からゴミ問題に向き合わないと此れから産まれて来る子供に
    示しがつかないじゃない!」
キョン「確かにそうだな。未だ俺達が学生だからって呑気に構えてるわけにはいかないな。
    そうだな〜。先ずは部室の使わないものは『フリーマーケット』にでも出すか。」


外野

長門 「・・・今重要なところをサラッと流した。」
朝比奈「え?え?何がですか?」
古泉 「それよりも良いんですか御2人とも、彼らは早速部室の不用品の選別を始めたようで
    って待ってください!そのメンコもベーゴマもいる物です!!」
長門 「まって!本は良いからネオジオもセガドライブもディスクシステムも
    PCエンジンもバーチャルボーイもその他も大事な物なの!」
朝比奈「あぁまって下さい〜その特攻服は捨てないで〜〜〜〜!!」
162前スレ>>834氏すみませんorz:2009/05/30(土) 00:31:50 ID:9WnHO5Ao
5月29日『エベレスト登頂記念日』
1953(昭和28)年、ニュージーランドのエドモンド・ヒラリーと
シェルパ族のテンジン・ノルゲイが、世界で初めて世界最高峰のエベレストの登頂に成功した。

===========================================

ハルヒ「・・・・・・・・・・・・・・・ふぅ。」
キョン「どうしたハルヒ。思い出し憂鬱か?」
ハルヒ「そんなんじゃないわ。・・・もっと大事な事よ。」
キョン「そうかい。で?何を悩んでるんだ?」
ハルヒ「・・・・・・・・・キョン、話しても怒らない?」
キョン「物による。もしお前が人様に迷惑かけたようなら怒る。そして一緒に謝りに行く。」
ハルヒ「別にそんなんじゃないわ。・・・・・・ねぇキョン。・・・・・・やっぱり結婚式は
    エベr「はい、ストップ!」って何よ未だ何もいってないでしょ!」
キョン「全部聞かんでも判るわ!幾らなんでも無茶苦茶だ!!」
ハルヒ「何でよ!一生に一度の事なんだから盛大にやったほうがみんなの印象に残るでしょ!!」
キョン「お前大事な事忘れてるぞ。」
ハルヒ「何よ。」
キョン「結婚式にはなぁ、俺の婆ちゃんも来るんだぞ!そんな死と隣り合わせな所に呼べるか!!」
ハルヒ「は!・・・そ、そうだった。・・・あたしとキョンの結婚式だもん、お婆ちゃん呼ばないでどうするのよ。」
キョン「判ってくれたか。」

はい外野

古泉 「ふ〜〜〜如何にか思いとどまって頂けましたって、おや?皆さん如何されたんですか?」
鶴屋 「おやん?一樹君は今の重大発言に気付いてないのっかい?」
長門 「・・・余りに自然に結婚話してんじゃねーーー!!」
朝比奈「こっちは彼氏も作れずに仕事してんだざーーーー!!!」

163名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 00:34:11 ID:9WnHO5Ao
連投失礼しました。
今日は此れにて失礼します。
164名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 00:38:09 ID:hTlO26zB
やさぐれてんなあw
166「人生はベルトコンベアのように流れる」:2009/05/30(土) 01:11:30 ID:WVjTeQVg
「人生はベルトコンベアのように流れる」
 
 
さて場面は2週間後、町外れにある小さな工場の一角に移る
 
細い眼鏡を掛けた明らかに柄の悪そうなおっさんが童顔の男子高校生を面接している
「え〜と、国木田君ね 北高生か?なんでまたこんな町工場に?」
「仲の良かった友達が行方不明になっちゃって、捜索費用を稼いで探しに行きたいんです」
「そうか感心だな、ここには君のような若者は少ないけどまあ頑張ってくれ」
そう言って工場長を名乗る柄の悪いおっさんに連れられ生産ラインのベルトコンベアまで行くと、そこには白い作業服を着た紛れも無い涼宮ハルヒの姿があった。
 
「ちょ、ちょっと!涼宮さん!こんな所でなにやってるの!?」
「あなたは?・・・確かクラスメートの」
「国木田だよ、国木田、まだ記憶が戻らないの?キョンは、SOS団の人たちは何処にいったの!?」
「SOS団は・・・解散しました。」
 
ここからキョン視点
 
その日の放課後行くあても無い俺は警備の網を掻い潜り部室に向った。
記憶を失い、解散宣言までしたハルヒはあれからほとんど俺に話しかけることもなく、放課後は真っ先に下校してしまい、記憶を取り戻すきっかけすらつくれない
今更部室に行った所でなにも無いのは判っているが、どうしても足が向いてしまう
誰もいないはずのドアをノックし部室に入ると、そこには以前と変わらぬ風景があった。
窓辺で読書にいそしむ少女、長門有希、俺とハルヒが初めてこの部屋を訪れた時と全く同じ姿勢で何事も無かったかのように彼女はそこにいた。
 
「長門この建物は危険だ、いつ地震が来るかわからん、情報統合なんとかとリンクできないようにしてんだろ?今のおまえじゃ危ないからここを出よう」
「・・・」
「おい長門、聞いてるのか?」
「・・・」
「いい加減にしろ!さっきからずっと黙ってて、心配してるのがわからないのか!!」
「・・・」
相変わらず長門は俺に目も向けず本を読み続けている、さっき俺が大声を出したとき少し手が震えたように見えたのは気のせいだろうか
 
「ひょっとして、おまえハルヒが帰って来るのを待っているのか?、あいつが帰って来るまでずっとここにいるつもりか?」
 
ようやく長門は本から視線を外すと俺のほうを向き、僅かにうなずいた。
 
「長門、医者が言ってたよな、人の記憶は木の枝のように複雑に入り組んでるって、だから枝の一本でもざわめかせれば他の枝も動き出すかもしれないってな」
「・・・そう」
「でもな、木そのものが枯れてしまっていたら、もう・・・枝なんて・・・落ちて無くなってしまってるかもしれないぞ、俺達みたいな小枝なんてハルヒはもう・・・」
「・・・枯れてはいない、枯れさせない、小枝かもしれないが枝が折れてしまったら本当に木は枯れてしまう、だから私は折れない
冬が来て葉が落ちても、風が吹いて枝がみんな落ちても私は最後の一本になっても折れない・・・最後まで木と一緒にいる枝、それが私」
 
初めてだ、長門がこんなに自己主張するのは、これは宇宙からの使命なんかではない、長門有希本人の意思だと信じたい
 
「・・・やれやれ俺も付き合うか、本当に戻ってくるんだろうなあのバカ女、速くしないと俺達ここで老人になっちまうよ」
 
その時意外な人物が部室のドアを開いた。
 
167「人生はベルトコンベアのように流れる」:2009/05/30(土) 01:12:09 ID:WVjTeQVg
「コラ!旧館にはいっちゃだめっさ!危ないにょろよ」
「鶴屋さん、すいません実はハルヒが・・・」
「話は一樹君から聞いたさ、大変だね、でもここにいると地震の時、崩れるかもしれないっさ」
「待っててください、もうすぐハルヒが帰ってくると思いますから」
「帰ってくるって?ハルにゃん放課後なのにここにいないんでしょ、どこにいるか知ってるのかなっ」
そう言うと鶴屋さんは一枚の求人広告を俺に渡す、何故?俺たちに暇ならバイトでもしろと?
「そこの住所にあるマムシ工業って会社の工場で黄色いカチューシャをつけた女の子がバイトしてるって聞いたにょろ、早く行って連れて帰ってくるっさ」
「ありがとうございます、鶴屋さん」
「あたしは名誉顧問だよっ、相談も無しに勝手に解散されちゃ困るにょろ」
 
よし、とりあえずこの「マムシ工業」って所に行ってみるか
そのとき長門がハルヒの持ち込んだガラクタの中から妙な物を取り出し、俺に渡した。
「・・・私も一緒に行く、だからあなたは「コレ」をもっていって、必ず必要になる」
「何でこんな物騒な物を持っていかなきゃならんのだ?」
「・・・それは禁足事項、それにコレはあなたの所持品」
 
 
再び工場にもどる 
 
 
「オイ!なにやってんだ!こういう流れ作業は1人がミスったらラインが全部止まっちまうんだよ!」
「す、すいません」
工場長に国木田が怒鳴られた。
「すいませんじゃねーよ!何度も同じ事言わせやがって、簡単だろこんなもんよオオ!コレをここに乗せて、こいつを立てればいいだけだろーが!!!!」
 
http://himazin.jp/image/53 (ジャスタウェイ)
 
「・・・って言うか、これ、何を作ってるんですか?、この工場何を生産してるんですか?」
「アレだよおまえ、ジャスタウェイに決まってるだろうが!!!」
「だからジャスタウェイってなんだって聞いてるんでしょうが!?」
「ジャスタウェイはジャスタウェイ以外の何物でもない!それ以上でもそれ以下でもない!!!」
「タダのガラクタじゃないですか!労働意欲が失せるんですよコレ見てると」
「てめーらは無心に手を動かしていればいいんだよ、見ろ涼宮を!!」
 
視線の先にはベルトコンベアから流れてくるジャスタウェイを物凄いスピードで組み立てるハルヒの姿があった。
「さすが涼宮さんだ、物凄い勢いでジャスタウェイが量産されてゆく!!」
驚く他の工員達
「次期工場長は涼宮しかいねえな、みんなも負けないように頑張れ!」
感心する工場長
「そんなんで工場長決まるの!?おしまいだ!ココおしまいだよ!!」
呆れる国木田
 
そして休憩時間が来た。
168「人生はベルトコンベアのように流れる」:2009/05/30(土) 01:13:32 ID:WVjTeQVg
「はあ、谷口の奴どこに行っちゃったんだろ?」
「どうしたのジミー、あれぐらいでへこたれちゃダメ、最初は誰も上手に出来ないわ」
「涼宮さん!ジミーってもしかして僕の事かい!もしかして地味から来てるの!?」
2人で缶コーヒーを飲みながら会話は続く
「涼宮さんも早くこんなバイト辞めたほうがいいよ、なんか胡散臭いよ特に工場長、巷じゃ人情派で通ってるけど、やばい人かもしれない」
「でも、ジミーはどうしてここにいるの?」
「バカな友達が行方不明になっちゃって捜索費用を作りたいんだけど、もうどうでもよくなったよ」
「工場長の悪口はやめてください、あたしを拾ってくれた恩人なんです。それにあたしは以前の無茶苦茶な自分を受け入れられない、生き直すと決めたんです。」
「そうかい?ちょっと残念だね、以前の涼宮さんは無茶な所があったけど、キョンもSOS団の人たちもそれを楽しんでるみたいだったよ」
 
その時休憩時間終了のベルが鳴る
「ハルヒさーん、仕事始まりますよ」
別の工員がハルヒを呼びに来たようだ
「ごめんね涼宮さん、僕はもう帰るよ」
国木田がハルヒの前から立ち去ろうとしたとき、その目に信じられん人物が写った。
 
「ハルヒさん、俺のジャスタウェイちょっとみてくれませんか?どうですかコレ」
「そうね、もうちょっと左腕が上のほうがいいとおもうわ、谷口君」
 
「谷口!こんな所でなにやってるの!!!!」
次の瞬間ハルヒと同じ作業服を着た谷口のバカに国木田の鉄拳が炸裂した。
 
「谷口君!大丈夫!?ジミーなんてことするのよ!谷口君はねあたしと同じように記憶を失って頭はデリケートに扱わないと初期のファミコン並みに記憶が飛ぶのよ!」
 
「記憶喪失!?あれはギャグじゃなかったの!バカのくせに、なにややこしい症状にみまわれてんのオオ!バカのくせに!!!どんだけ探したと思ってるの」
「言いすぎよジミー、バカはバカなりにバカな悩みかかえてるんだからわかってあげて!!」
「うるせーよ、もうダリーよ!めんどくせーよおまえら、とにかく一緒に帰るよ谷口」
「やめろ!俺は西宮一のジャスタウェイ職人になるんだ!何でもいいから一番になるって工場長と約束したんだ!!」
「だったら安心しろ!!おまえは西宮一のバカだ!」
 
嫌がる谷口を無理やり連れて行こうとしたために谷口が持っていたジャスタウェイを遠くに投げてしまった。
 
すると地面に落ちたジャスタウェイは爆発しその爆発が工場の倉庫に届くと誘爆したらしく工場の各所から爆炎が上がり、非常ベルが鳴り響き大騒ぎになった。
 
「工場長!コレはジャスタウェイが暴発したんじゃ!?、やばい!倉庫で次々とジャスタウェイが誘爆しています」
「誰だアアア!こんなマネした奴ぁ!!」
 
 
爆発の中を必死に逃げまわる、ハルヒ、谷口、国木田
 
「俺達、あんな爆弾作らされてたのか!」
「・・・なんてことなの、まさか工場長が、確かに「この町を殲滅する」とか「あいつら皆殺しにしてやる」とかいつも愚痴ってたけど、まさか・・・」
「涼宮さん!超一流の食材がそろってるよ!なんでそんなとこでバイトしてたの!?」
そんな国木田にジャスタウェイ片手に谷口が熱く語る
「悪いのは工場長であって、ジャスタウェイでは無い!ジャスタウェイに罪は無い!!」
「どうでもいいから、その爆弾早く捨てろよ、バカ谷口!!」
 
169「人生はベルトコンベアのように流れる」:2009/05/30(土) 01:15:26 ID:WVjTeQVg
「てめーらかアアア!!!よくも俺の計画を台無しにしてくれたなあアアア!スパイども皆殺しじゃあああ!!」
 
3人を見つけた工場長が日本刀片手に武装したほかの工員と共に襲い掛かってくる
「ゲッ、工場長来たぞ!どうする谷口、涼宮さん!?」
しかしそのとき工場のパイプを伝ってハルヒと谷口は屋根に逃げようとしていた。
「こっちよジミー!」
屋根に上ってはみたが、ハルヒは足を挫いてしまう。下からは凄い勢いで工場長たちが追いかけてくる
しかも先頭で逃げていた谷口もすっ転んで頭を強打した。
「大丈夫かい!?涼宮さん、谷口!」
「あたしはもういいから、2人とも先に逃げてください」
その時、バカがついに復活した。ちなみに頭を打ったときにケガをしたらしく、ダラダラと血を流している。
「国木田、大丈夫か?」
「谷口!記憶が戻ったの!?」
「ああ、頭の中がすっきりして長い夢から覚めたような感じだ」
「っていうか、頭から血が流れてるけど・・・」
「ともかく今は逃げるのが先決だ、行くぞ!」
「待ってよ、涼宮さんが足を怪我して・・・」
記憶が甦った谷口にハルヒが言う
「いいから行って谷口君、ジミー、早くしないと連中がくるわ」
普段の谷口なら間違いなく逃げていたであろう、だがこの時の谷口は違った。
おもむろにハルヒに肩を貸す、それを見た国木田も肩を貸しハルヒを2人で抱え必死に逃げる
「クソったれ!普段の涼宮なら放っておくが、ハルヒさんに罪は無い!記憶が戻ったら、朝比奈さんの生写真の一枚でもよこせ!!」
「・・・谷口君」
 
 
またしてもキョン視点
 
とんでもない事が起きつつあるのは間違いない
俺と長門がハルヒを連れ帰るべく「マムシ工業」なる工場に向ったところ、工場の方角から爆発音が聞こえ、火柱が見える
長門がどっからか調達してきた銀色のべスパに二人乗りし、工場までもう少しの所だ
交差点をまがり工場までの一本道まで来たとき黒塗りのタクシーが俺たちの行く手を遮り急停車させる
「あっぶねえなコノヤロー!!」
俺が叫ぶと同時に後部座席のドアが開き、ずっと出番の無かった男が相変わらずの笑顔で姿を現す。
 
「どちらに行かれるのですか?」
「決まってるだろマムシ工業だ、おまえも同じだろ」
「おや?あなたが目が悪いとは知りませんでした。あそこは今相当やばい状況でして、我々のミスもありますがね、はっきり言いますあそこには近づかないで下さい」
「何故だ!ハルヒがやばいことになってんだろ」
「涼宮さんは、我々のほうで必ず救出します、あなたを危険にさらすわけにはいきません」「それは「機関」の意思か?」
「はい、こちらも手荒な真似はしたくはありません、僕の言うとおりにして下さい、長門さんもよろしいですか?」
「・・・私は「彼」の意思に従う」
170「人生はベルトコンベアのように流れる」:2009/05/30(土) 01:18:46 ID:WVjTeQVg
「悪いな古泉それは聞けない、おまえは「機関」俺はSOS団として行動すれば、いずれこんな時が来るかとは思っていたがな」
「酔狂な人でとは思っていましたが、ここまでくるとバカですね、あなたが行った所でなにも出来ません、死にますよ」
「行かなくても俺は死ぬんだよ、俺にはな心臓より大事な器官があるんだ」
「どのような物かお伺いしてよろしいですか?」
「そいつはな、確かに俺のどたまから股間を真っ直ぐぶち抜いて俺の中に存在する、そいつがあるから俺は真っ直ぐ立っていられる
フラフラしても真っ直ぐ歩いてゆける、ここで立ち止まったらそいつが折れちまうのさ」
 
 
「魂が折れちまうんだよ」
 
 
「心臓が止まるなんてことより俺にしたらそっちのほうが一大事でね、こいつは老いぼれて腰が曲がっても真っ直ぐじゃなきゃいけねー」
「フッ、「己の美学と、惚れた女の為に死ぬ」ですか?とんだロマンティズムですね」
古泉は懐に手をいれ何かを出さんとする
「長門さん、彼のためです、手出しはしないでください、麻酔銃ですからご安心を」
「・・・」
そして素早く懐から「何か」を取り出した次の瞬間、俺の一撃が古泉の持っていた物を遠くに跳ね飛ばす。
「やはり「ソレ」を持ってきたんですか、長門さんが何の策も無しにあなたを死地に向わせるわけがありませんからね、ですが長門さん「ソレ」は反則ですよ」
「・・・元ネタで中の人が同じだから問題ない」
 
再び爆発音が聞こえた。俺は再び長門を後ろに乗せべスパを走らせる
 
「古泉、先に行ってるよ、朝比奈さんも呼んで来い、解散なんてさせねえ、あいつが宣言しても俺は認めねえ、今度は全員で白雪姫を起こしに行くぞ!!」
 
 
後編「終わり良ければ全て良し」に続く
171名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 01:45:06 ID:WGzL3Ow7
>>170
魂が折れちまうんだよ(キリッ
魂が折れちまうんだよ(キリッ
魂が折れちまうんだよ(キリッ


痛すぎて爆笑したwwwwwwwwww
172名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 01:48:10 ID:zw6TJu6e
wktkして待ってるぜ!
173名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 01:57:08 ID:tSBoc6q8
疲れていた為ロリハルヒを間違えて背中に乗せたまま東中を後にするキョン
慌ててたみくるや無口な長門も何も言わなかったのでそのまま現在に戻ってしまい大変な事に
174名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 02:07:25 ID:BxfirS06
食堂の売店で最後のチリドッグを取り合うハルキョン
175名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 02:08:04 ID:0cbURI40
熱いキョンもいいものだ。

>>173
「ちょっとジョン!なんであんたがあたしと一緒の布団で寝てるのよ!」
176名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 02:10:38 ID:zw6TJu6e
>>174
両端からふたり同時に食べてゆくんですね、わかr(ry
177名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 02:14:28 ID:XL6X8kXY
イーグル号に乗るハルヒとベアー号に乗るキョン
178名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 02:15:35 ID:WGzL3Ow7
年上の不良集団に命令口調でタメ口を聞いて
全身の骨が砕けて歯も全て抜け落ちるくらいバットで殴打されて死んじゃったロリハルヒ(笑)さんが大変な事にw
179名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 02:44:24 ID:9WnHO5Ao
>>177
眠る前に一言
・・・それだとキョン特攻死亡フラグが・・・
ジャガー号は長門ですか?
180名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 06:22:26 ID:b+7xK/HP
>>177
そこは二人乗りのロボでハルヒが龍、キョンが虎形態担当だろ
181名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 08:04:30 ID:WGzL3Ow7
>>180
チラシの裏にでも書いてれば?w
つまんねえ駄レスでスレが過疎りますから(笑)
182名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 08:10:48 ID:WGzL3Ow7
あっ、既に過疎ってたかwwwwwwwwww
同一人物による自演過疎スレだから次のレスも単発ワンパターンに

〜するオハルニャンッッ!(笑)
〜するオハルニャンを想像した(笑)
〜するオハルニャンの夢を見た(笑)
>> GJだっぜ(笑) オハルニャンは〜なのか(笑)


だろwwwwwwwwww
183名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 08:16:57 ID:8iLXPaP3
>>180
平野がスパロボに出るまでお待ちください。
184名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 08:47:21 ID:XL6X8kXY
>>179
大丈夫、へし折るから

>>180
なんとなく鳥と亀の方が相性良さそう
185名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 08:52:08 ID:b+7xK/HP
ならアレだ、一万と二千年前から愛してる合体ロボやアニメじゃバニシングされたトルーパー(ry
186名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 09:27:14 ID:vp8zqiCp
親父書きです。
なるだけコンパクトに書こうとしたのですが、10スレ超える容量になったので、前編後編、分けて投下します。

まずは前編から。6スレほど、消費します。

オリキャラ成分が含まれてます。苦手な方はスルー願います。
0:

(16年前)

「まだいるのか、あいつは?」
「もう丸二日になります。口に何も入れないで、ずっと立ったまま眠りもしないで」
「どこへ行く?」
「どこって、せめて何かお飲みにならないと」
「私が行く」
「あなた?」
「あいつに、お前と会う資格は無い」
「資格なんて。……あなたの弟さんじゃありませんか」
「あいつはもう涼宮家とは何の関係も無い人間だ。……なにより私が、お前たちを会わせたくない」

「なにしに来た?」
「報告が3つある。日本に帰ってきた」
「見ればわかる」
「結婚した。もうすぐ子供が生まれる。以上だ」
「あいつに、……清(きよ)に、会って行かないのか?」
「どの面下げて、というところだな。今のを伝えてくれれば十分だ」


1:

 「ハルヒ、1週間ほど留守にするが、キョンとあんまりハメはずすなよ。気分良く帰って来れたら、ホテル代くらい出してやろうって心持ちになってるかもしれん。青カンは延期しとけ」
「誰がするか! なに、どこへ行くの?」
「田舎だ。勘当された俺の実家。今の当主が、俺の兄貴だが、死んだそうだ」
「え?」
「どうでもいい家だが、ひとつだけ守らなくちゃならんものが、あそこにもあってな、ちょっと行ってくる」
「母さんも?」
「及ばずながら、ね。彼女は、私とハルヒにとっても恩人だもの」
「というわけで、行ってくる。余計なことだが、キョンには電話を入れといた」
「あのね! ったく、余計なことを」
「少しぐらいのプレッシャーをかけたら、どう動くだろうと思ってな」
「試すな」
「じゃな。また連絡入れる」
「はいはい。いってらっしゃい」


「あー、ハルヒか? 俺だ。いま親父さんから変な電話があったんだが」
「変なのはいつもでしょ。で、何て?」
「親類の葬儀で1週間ほど家を空けるから、泊まりにきてくれって」
「それの、どこが変なのよ?」
「いや、普通なんだが、父親が彼氏にかける電話じゃないぞ」
「なによ、嫌なの?」
「嫌とかそういう話じゃない」
「うちの親父は普通じゃないの。知ってるでしょ?」
「じゃあ俺の気にし過ぎか? いつもなら、同じ内容でも、どこかふざけてるというか、からかってる感じがあるんだが。今日のは、ただ頼んでる風だった。何か、あったのか?」
「親父が勘当された家に行く以外は、普通のお葬式よ」
「よくわからんが、遺産だとか、何か揉めそうな話なのか?」
「古い家らしいし、親戚の方も多いそうだから、いろいろあるかもしれないわね。何も言ってなかったけれど。また連絡があるみたいだから聞いてみるわ」


 「結局、ハルには、あまり話さずに出てきましたね」
「うーん。所詮は遺産に目がくらんで欲ボケした大人たちの、ドロドロでグログロな争い
だしな。ハイキックでけりがつくもんじゃなし、まっすぐ育って欲しい娘にはあんまり見
せたくない」
「それもあるけれど」
「わかってる。清(きよ)のことだろ? 親父にもトラウマのひとつやふたつあることを
教えた方がいい年頃か?」
「トラウマなんですか?」
「兄貴より俺の方がもてると思ってた。自信を打ち砕かれた。傷心旅行の最中に、母さん
に出会ったんだ」
「その旅行の間にドイツの大学に行ったり、世界中ヒッチハイクしたり、アフリカの小国
でバスの運転手したり切手になりかけたり、ウィーンで銀行に勤めたりしてたの?」
「うん」
「私が初恋の相手じゃなかったんですか?」
「実ったうちじゃ、はじめてだ」
「清さんに、嫉妬してしまいますね」
「おいおい、母さん」
「確かにハルに聞かせられないわね」
「おいおい、母さん」


「あたしとしたことがうかつだったわ。キョンに言われるまで、気づかないなんて」
「おい、ハルヒ、アイス買ってきたぞ」
「親父が言った『守らなくちゃならんもの』と、母さんが言った『彼女』は、会話の流れ
から言ってイコールと考えて間違いないわ」
「食わないのか?」
「親父が『守りたい女』って誰?」
「溶けるから、先に食っちまうぞ!」
「ああああ、思考の邪魔をするな! それと先食い禁止! 分かち合うもんでしょ、そう
いうものは!」
「いや、そこまで真剣な食べ物でも深刻な状況でもないと思うぞ」
「……じゃあ、あんたがかじった、そっちをよこしなさい」
「は?」
「人が食べてると、食べたくなるのよ!」
「そういうもんか。(パキッ)ほら、『ぶっこぶっこ』だ」
「なんでわざわざ折るのよ! それと何、『ぶっこぶっこ』って?」
「『半分っこにする』のをそういうらしい。語感がかわいいからか、妹のクラスでプチ・
ブームだそうだ。今、うちじゃ、なんでも『ぶっこぶっこ』でめんどくさいんだが」
「じゃあ、それを採用しましょう。『ジャイアニズム』より、よっぽどいいわ」
「たしかにおまえは俺と同じくらい食うからな。何故太らんのか、不思議だ」
「ぼーっとしてるあんたとは、活動量も違えば、基礎代謝量からして違うのよ!」
「そういや、おまえ、ヒヨコみたいに温かいな」
「へえ、それが人を『抱き枕』にする言い訳ってわけ?」
「その言葉、そのまま返すぞ。まあ、男子の方が筋肉量が多くて、体温高いものらしいが」
「それは勝負と受け取っていいわね、キョン!」
「かまわんが、溶ける前に、まずアイスを食え」
「あ」
「お前は子供か。手、べたべたにして」


「お役所はこれでおしまいですか?」
「あとは向こうへ行ってから村役場だ。だれが相続人かを示すのに戸籍が要る。相続人の
戸籍謄本と被相続人の除籍簿の写しに住民票の除票か。まあ、そんな感じだ。相続放棄と
いっても、家庭裁判所の世話になるようなケースじゃないからな。法定相続人は今のとこ
ろ、清と俺だけだし、遺産分割協議書つくって、二人の実印があれば片がつく。そうする
と叔父貴連中には一銭も入らんからな。配偶者がいなけりゃ話が変わってくるから、バカ
な叔父貴たちがバカなことを考えなきゃいいんだが」
「そんな人たちなの?」
「もう、ものすごいバカだ。しかも兄貴は俺と違って、そういう連中にも容赦ないからな。
恨みと金銭欲が揃ってる。安手のミステリーなら、どんぶり一杯の死体が生まれそうだ」
「清さん、大丈夫なの?」
「涼宮の家にもな、何十年も仕えてて、信用できる人間が何人かいる。俺に連絡をよこし
た奴もそうだが。逆に、勘当された俺を呼ぶくらいには、やばい事態なのかもな」
「じゃあ、まっすぐ涼宮の家にいくの?」
「ああ、あと一件、隣村だが寺による。預けてあるものを取りに行きたい。もっと歳とっ
てから行く予定だったが、兄貴め、想定外の早死にだぞ」


2:

 「この寺なんだが」
「見かけん顔だ。だが見覚えがある」
「まだ生きていやがったのか。俺がガキの頃からジジイのくせに」
「あの時はまだ40代だったぞ。当主が死んだらしいな」
「経を読みに来るか?」
「当たり前だ。この寺は涼宮の菩提寺だ」
「その時、ついでに持ってきてもらってもよかったんだがな。そうもいかんと思い直して、
やってきた。預けてあるアレだ」
「そろそろ来るだろうと思って用意してある。こっちへ来い」
「ああ。じゃあ、ちょっと行ってくる」
「ええ。ここで待ってます」
「母さん、気付いてるだろうが、気をつけろ」
「ええ。ここでは仕掛けてこないでしょうけど」


「あ!」
「ZZZ……」
「こうしてるばあいじゃないわ!」
「……んん、ハルヒ、もう食えん」
「ねぼけてる」
「う!」
「うにうに」
「なれひっぱら(なぜ引っ張る)?」
「て、照れ隠しよ」
「言ったら、隠したことにならんぞ」
「うるさい! あんたとバカなことしてたから、すっかり忘れてたわ」
「だから『抱き枕勝負』なんて意味がないと言ったんだ。先に眠った方は意識がないんだ
から、負けを認めんだろ」
「だから、そんなことはどうだっていいのよ!」
「なんだ、勘当された者が何故こんなところにいる?」
「相変わらず口の聞き方を知らないジジイどもだ。法定相続人が、相続放棄の書類と印鑑
証明をわざわざ持ってきてやったんだぞ」
「そんなもの郵便で送ればよかろう」
「それで済むなら、こんな田舎まで来るもんか」
「あのとき推してやった恩も忘れおって」
「直情型で御しやすいと思ったんだろ。そんなおめでたい考えだからしくじる。人の心を
どうにかできるとでも思ってたのか? リモコン付きヒーローなんて、おれが子供の頃に
は、とっくに終わってたぞ」
「大人しくしておることだな。邪魔立てすると手荒な真似も辞さんぞ。……女房など見せ
びらかしに連れて来よって」
「いい女だろ。だが、そんなのは脅迫にもならん。ついでに教えてやるが、あいつは俺よ
り強いぞ。いや、尻に敷かれてるとかそういうことじゃなくて、武人としてだな」

「お父さん、この人たち、ご親戚の方? いきなり飛びかかってこられたんで、《処理》
してしまったんですけど」
「ああ、誰かが金で雇ったにわか甥っ子か即席ドラ息子だろう。車を買ってくれとしつこ
くせがまれて、しつけに手を焼いてたらしいから、礼を言われてもいいくらいだ。……ど
れ、おれも尋問してみよう」
「あらあら」
「そのなりだと、田舎大学の柔道部の補欠か何かか? どこの世界でも共通のルールって
もんがある。人の金や女に手を出したら、それなりの報いを受けなくちゃならない。ちな
みに今の女性は俺より強いから、おまえら、何をされたか、まるで分かってないだろう。
やられたことすら気付いてないんじゃないか? だから俺がお前らにもよくわかるように、
特別ゆっくりと殴ってやる。物理的破壊力は変わらんが、今来るか今来るかと思ったパン
チは、より痛くて怖い。注射も打たれる痛みよりは、待っている間の恐怖の方がつらいだ
ろ。あれと同じ理屈だ。さあ、行ってみよう。 ……って、おい?」
「さすがね、お父さん。言葉だけで気絶させるなんて。拷問の才能まであるのね」
「あれ? おかしいな。セリフをまちがえたか?」
「いいえ。ただお父さん、今おなかの底から怒っているでしょ?」
「ああ、そうか」
「はやく彼女に会いたいわ」
「あそこに暇そうな伯父貴たちがいる。案内させよう。おーい、というわけだ、隠すとた
めにならんぞ」


 「あー、もう!! 携帯の電波が届かないって、どういうこと? あんたの田舎並み?」
「涼宮家の実家か。親父さんたち、もう着いてる頃か?」
「二人して、あれだけグーグー寝てたらね」
「失敗も『ぶっこぶっこ』なのか」
「当然よ」
「携帯じゃなくて、家の方にかけたらどうだ?」
「番号が分かるならね」
「これ、ハルヒの母さんの字だよな」
「キョン! すごいわ、お手柄よ。あんたが何か発見するって初めてじゃないかしら」
「(おまえみたいなのを見つけちまったんだ、発見の運は使い果たしたんだよ)」
「何か言った?」
「ごほごほ。いいから電話してみろ」
「うん」
「おう、婆や。相変わらず年寄りだな」
「あなた様が家を出る前は、まだ50代でした」
「清は、喪主はどこだ? うちのが礼を言いたいそうだ」
「奥様はおりませぬ」
「は? 葬儀があるだろうが」
「ハルヒさんに会いに行かれました」
「あちゃあ、そういう仕込みかよ。やられたよ、母さん、あっちが主役になりそうだ」
「そうでもないみたいよ」
「それから、旦那様から、あなた様を喪主を、との申しつけられております」
「おいおい」
「なお、これは遺言書にもありますこと、くれぐれも違えることありませんようにと、奥
様からも申し使っております」
「その遺言とやら、今、あるのか? ちょっと見せろ」
「どうしたの?」
「やれやれ。遺言の執行も俺だって? 憎まれ役ばかり押し付けやがって」
「お父さん、得意でしょ」
「今回、なにげにきついぞ、母さん」
「お電話がかかっておるそうです」
「俺にか?」
「多分、ハルですよ」

「ああ、親父? 聞きたいことがあって電話したわ」
「気ぜわしいが、葬儀が終わるまでは最低でもいなきゃならなくなってな。少々、時間が
できた。で、何が聞きたい?」
「親父の女関係」
「絶望的に範囲が広いな。人類の半分は女だぞ。……聞きたいのは、清のことだろ?」
「誰?どういう人?」
「兄貴の嫁だ。あと母さんが退院するまで、赤ん坊のお前を世話をしたのもあいつだ」
「ふーん、そうなの」
「そういうことが聞きたいんじゃないらしいな」
「で、親父とどういう関係?」
「やれやれ。初恋の人、はじめての女(ひと)、元許嫁だ。勘当されて国外退去して、そ
れっきり。で、兄貴の嫁さんになった。元々、涼宮家を継ぐ者と、という約束なんかがあっ
たらしい」
「じゃあ、親父は、恋人を捨てて、ドイツに逃げたの?」
「俺は清に惚れていたが、清は兄貴に惚れていた。それに気付いて身を引いた、ってのが
表向きなんだけどな。そうだな……お前の言うとおり、逃げ出したんだ。家とか許嫁とか
義務みたいなもんから。18だ、青二才だが、責任は取れる年齢だ。言い訳にはならん」
「……」
「どうだ、電話で聞く話じゃないだろ? 事が終わったら全部話してやる。清にも会わせ
てやるから、直接聞いてもいいぞ。というか、もうそっちに向かってるのか」
「え、なに、どういうこと?」
「本来の喪主は、おまえに会いにそっちへ向かっているるそうだ。会ったら歓迎してやっ
てくれ。それと、この電話を盗み聞きしてる奴がいるらしくってな、そっちじゃ聞こえな
いだろうが、ブチブチ音が入りやがる。そっちに主役が行ってるんだ、火の子が飛んでこ
ないとも限らん。ひとりになるなよ。キョンでもいいが、できたらSOS団で固まってた
方がいい。目は多い方がいいからな」
「大丈夫よ。誰にも指一本触れさせやしないわ!」
「お前は守られてるときよりも、何か守るものがあった方が強いからな。清と会ったら、
連絡くれ」
3:

 「情けない。一人の女子に束になってかなわんのか」
「何か武術の心得のあるものかと」
「あたりまえじゃ。あいつがただの女をこの場に連れてくるものか。遺産関係の書類まで
用意して来とるのじゃぞ」
「だが清が、ここを離れているのは好都合です。行き先もさっきの電話で」
「しかし、あいつめ、盗聴されているのを知って何故あそこまで話す?」
「しゃべりすぎるのは昔からではありませんか」
「とにかく二手に分けるぞ。清の方は、その道の者を雇え」


 「なるほど。今回の趣向はボディ・ガードですか」
「趣向じゃない、騒動だ」
「相手がどの程度の装備をしてくるかにも寄りますね。正直、銃火器など使われると、長
門さんがなんとかしてくれるかもしれませんが、その場合、涼宮さんへの説明が難しいか
と」
「そっちは先に手を打った方が良さそうだな。他にまずいものは何だ? なんとかガスと
か、その手の類か?」
「長門さんには、銃刀法その他の関連法令をスキャンしていただいて、片っ端から無効化
してもらいましょう。肉弾戦だけに勝負を限定できるように」
「長門、できるか」
「可能。範囲は?」
「俺達を中心に半径2キロでも5キロでもいい。どうせこの国じゃ使えないことになって
るんだ」
「実行する」
「プロの殺し屋とかだと、素手でも強いんだろうな」
「でしょうね。その場合は、対等に戦えるよう、長門さんに我々の攻撃力と防御力をブー
スとしてもらいましょう」
「……たしかに趣向みたいになってきたな」
「なんとかなるでしょう。我々には『できれば使いたくはない奥の手』がたくさんありま
すから。それに」
「なんだ?」
「大事なものを守るのに、涼宮さんほど強い人はおそらくいませんよ」

「ちょっと、キョン。いつまで古泉君と話してんのよ」
「ん、ああ、すまん。車の手配とか、いろいろな」
「車って?」
「念のためだが、装甲板と防弾ガラス付きの黒塗りベンツだ。移動用にな」
「古泉君ってヤクザにも便利な親戚がいるの?」
「らしいな。あと海賊とかな。詳しくは、怖いから聞いてない」
「それより、キョン。駅前に迎えにいくわよ!」
「迎えにって、その清さんって人の顔、分かるのか?」
「覚えてないわ」
「2歳までじゃなあ」
「違うの。いま、みくるちゃんと話してたんだけど、来る途中に、この家への行き方を聞
かれたんだって。着物来た、女の人に。今、ふたりで近くの喫茶店で待ってもらってるわ」
「間違いないのか? 人違いなら、行き違う可能性があるし、敵方の人間だと、ますます
ややこしいぞ」
「そういう場合は、確かめればいいのよ。……あ、みくるちゃん? さっきの女の人と話
したいんだけど。うん、お願い……もしもし、涼宮ハルヒと言います」
「ハルヒさん? おひさしぶりですね」
「き、清さん?」
「はい。ごぶさたしております」
「あ、いや、こちらこそ。と、とにかく会えてうれしいわ。今から迎えに行くから。大丈
夫、あなたは、あたしたちが絶対に守るわ!」
「ハル、清さんに会えた?」
「うん、いまみんなと一緒に家にいるわ」
「お父さんがかわってくれって」
「清さん、親父が話したいって言ってるんだけど、構わない?」
「ええ。今回も行き違いになってしまって。……清です」
「よお。ひさしぶり」
「ごぶさたしております」
「兄貴とふたりして、やってくれたな」
「ご迷惑は承知しています」
「兄貴とあんたには、それぐらいの借りはあるしな。引き受ける」
「ありがとうございます」
「それから、うちのバカ娘にキズひとつつけたら、そこにいるキョンってのが黙っちゃい
ないぞ。言いたくないが、兄貴のタイプだ、あきらめるってことを知らん」
「はい。この身にかえても」
「かえなくて良い。あんたにも無事でいてもらいたい。ハルヒにかわってくれ」
「ハルヒさん、お父様がお話ししたいそうです」
「バカ親父で十分よ。はい、何?」
「バカ娘、不本意だが主役交替だ」
「そのようね。枕を高くして眠りなさい」
「冗談言うな。こっちだって敵ばかりだ。だが、何人かはそっちにいくぞ。できるか?」
「当たり前でしょ。さっきも言ったけど、誰にだって指一本触れさせないわ。弾丸も含め
てね。もうみんなそろってるわ」
「葬式やり終えて、遺言を執行したら帰る。それまで持ちこたえろ。ああ、何て無茶なこ
というんだろうな、俺って」
「何をいまさら。娘とその仲間を信じなさい」
「信じてるから言うんだ。くれぐれも気をつけろ。相手はバカだが甘くはないぞ」
194名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 09:35:47 ID:vp8zqiCp
計算間違えて、1レス オーバーしました。すみません。
195名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 10:22:03 ID:zw6TJu6e
wktkだが、誤字が目立つぞ。落ち着けw

手をべたべたにしてアイス食うハルヒカワユス
196名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 11:09:27 ID:BxfirS06
次のゲームの舞台は屋形船がいいな
日本舞踊を舞うSOS団女性陣が見られるかもしれんし
197名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 11:23:29 ID:MfvjWyNf
>>186-193
続きwktk!


誰も貼ってないので。
まとめサイトに直接投下されとります。
http://wikiwiki.jp/haruhi/?111-%A5%B9%A5%EC%A1%A1%A4%A2%A4%A4%A4%A6%A4%A8%A4%AA
書いた人は規制中らしいです。
198名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 11:44:47 ID:0cbURI40
>「(おまえみたいなのを見つけちまったんだ、発見の運は使い果たしたんだよ)」
すごいツボった。今回は皆で大冒険か。wktkして待ってるよ。

>>197
うめえw GJ!
199名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 11:50:02 ID:I9c3R3VA
>>194
これは力作だな。SOS団ガンガレ。超ガンガレ。

>>197
これはすごいwやるなあ。
200名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 12:41:30 ID:SZHchdGU
ハルヒちゃんのDVDは昨日発売だっけ?
201名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 12:47:21 ID:WGzL3Ow7
>>200
自分で調べろよカス
スレチしてまで他人に労働押し付けるつもりか?

過疎化に貢献お疲れ様です

そしてID変えて単発が自分にフォローレスに期待wwwww
202名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 13:50:04 ID:FYU+EQiG
>>186-193
GJ!
そのチャレンジ精神は素敵だぜ。
>>197
これは見事だw
203名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 14:41:38 ID:h3/WWvpv
>>200
昨日だよ

しかし新EDは聞けば聞くほど良い
最後らへんの写真のハルヒはかわいすぐるw
204前スレ>>834:2009/05/30(土) 14:45:05 ID:p+3bxJ8k
>>186-193
GJ!
続き待ってるぜ。

>>197
これは凄いw

>>200
やべっ、直列の方に気を取られてて29日発売なのを忘れてた。

>>163
GJ!
リクエストの返答サンクス。
6月1日は
電波の日・気象記念日・梅の日・写真の日・ガムの日・麦茶の日・ねじの日・景観の日・牛乳の日・氷の日真珠の日・バッジの日・人権擁護委員の日
と結構記念日が多いんだなw
・・・さぁ、皆で電波を受信しようじゃないか。
205名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 15:45:11 ID:FYU+EQiG
記念日乙。
でもそろそろ別パターンとか2レスくらいのも読んでみたいぞ。
>>204
ガイドブックも同時発売してるんだっけ?
クリアするまで見ないようにしてるけど、とりあえず確保しておくか。
206名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 16:32:49 ID:I9c3R3VA
おおう、すっかり忘れてた。さすが月末、油断ならぬ。
207名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 16:47:53 ID:hiPc+S5A
お前らのおかげで思い出せたぜ。
ちょっと本屋いって来る。ハルヒをつれて。
208名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 17:38:22 ID:aV7dIgSf
俺もハルヒ連れてゲーム屋行くかな!
209名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 18:12:31 ID:BxfirS06
ハルヒなら本屋である雑誌の今週のカップルコーナーの企画で
自分とキョンが写ってるページを眺めてる所に違いない
210SS歴史改変阻止シリーズ:2ちゃんねる:2009/05/30(土) 18:52:42 ID:vp8zqiCp

ハルヒ:キョン、起きなさーい!!
キョン:というか、ハルヒ。もう日が暮れかけてるぞ。
ハルヒ:今日も、歴史を変えにいくわよ。さっさとタイム・ベルトを用意して。
キョン:どうして今日はなにげに軽装なんだよ。いや、スカートはかまわんぞ。で、歴史
のどこをどう変えようってんだ?
ハルヒ:これよ、これ! まったくもって許しがたいわ。

 1999年5月30日 - 西村博之が巨大掲示板群「2ちゃんねる」を開設。

キョン:ハルヒ。おまえ、「自分殺しのパラドックス」って知ってるか?
ハルヒ:知ってるわよ。でも「ひろゆき」はあたしの親でも何でもないじゃないの?
キョン:ひろゆきを殺しに行くんかい! 2chの開設を阻止するんじゃなくて?
ハルヒ:そんなことしたって、3chとか12chとかルビー・チャンネルとか作られたおし
まいじゃないの!
キョン:ルビー・チャンネルはちがうだろ。そうじゃなくてだな、おまえがいまやろうと
していることは、紙切れに「この紙に書いてある事はウソです」と書くようなもんだぞ。
ハルヒ:どうしてよ?
キョン:なぜなら、いま俺たちは「2ちゃんねる」の上に存在するテキスト・データでし
かないからだ。
ハルヒ:あ、そ。あんたは、これをみても、まだそんな冷静でいられるのかしら?
キョン:おい、おまえの名前のスレッドがあるぞ。というか、俺たちが自分のSSを読ん
で団内恋愛を禁止するSSとか無かったか?過去スレまとめwikiを見ないと確かな事
は言えないが。
ハルヒ:(じとー)あんた、なんでそんなに詳しいの? まさか、このうれしはずかしバ
カップルSSを書いてるのって……
キョン:な、な、なにを証拠に? 俺はいたって文才の無い奴だって事は、原作でも証明
済みだろ!
ハルヒ:これも、これも、これも、あんたが語ってるみたいな文章じゃないの!……しか
も、あたしの目を見ない。どういうことかしら?
キョン:いや、俺だって健全な男子高校生な訳だし、健全な男女交際とか、言いたくても
言えない気持ちを抱えた胸の切なさとかを想像して、もてあますことだってある。
ハルヒ:……あんた、男女交際萌えね。
キョン:いや、それは「萌え」というのとは大いに違うと思うぞ。
ハルヒ:あんたは今後、萌え禁止。

ーーーーかくして、ささいな犠牲によって、今日も歴史は守られた。
211名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 19:06:22 ID:aV7dIgSf
キョン墓穴w
GJ!
212名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 20:43:18 ID:ZFLnpuPk
上手く気を逸らしたなw
213名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 21:03:15 ID:xXRc+CjB
邪魔されてハルヒメーターの不機嫌レベルが上昇してる……と思いきやなぜか上機嫌になってるんだなw
214名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 21:23:12 ID:ZQS/va50
直列、一枚絵が似てないというか作画崩れてる、
という点に目つむれればかなり良キャラゲーかも
とにかくSOS団のかけあいがいい
ハルヒが暴走し放題で生き生きとしているのもいい
215名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 22:05:50 ID:hiPc+S5A
俺もそろそろ覚悟を決めてDSを買うときが来たようだな
216名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 23:14:11 ID:ZBL842Sh
ハルヒのゲームもアニメで消失が終わればそのネタのゲームも出るんだろうな
217名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 23:20:59 ID:WGzL3Ow7
キョンにゴミって言われたハルニャンww
218名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 23:41:43 ID:xXRc+CjB
未だに消失がアニメ化するのが信じられんw
いや公式でもするとは一言も言ってないんだけどさ。
219いやな憂鬱+番外(ガン○ム00風):2009/05/30(土) 23:47:38 ID:SfXmUqdH
ハルヒ「起きてよ、キョン……
    ここには古泉くんと、みくるちゃんと……
    あたしがいる!!」
古泉 「いや、階段から落ちた人に気合注入しては危険ですよ」

―――――――――――――

キョン「文化祭だってのに、お前は女の事ばっかりだな。ナンパ以外にする事はないのか?」
谷口 「はい!ないです!」

―――――――――――――

ハルヒ「それがあたしじゃないのは何故?
    小学校を卒業するまで、あたしはずっとそんなことを考えてた。
    考えていたら思いついたわ。面白いことは待っててもやってこないんだってね。
    中学に入ったら、あたしは自分を変えてやろうと思った。
    待ってるだけの女じゃないことを世界に訴えようと思ったの。
    実際あたしなりにそうしたつもり。
    でも、結局は何もなし。そうやって、あたしはいつの間にか高校生になってた。
    少しは何かが変わるかと思ってた」
キョン「……そうか」
ハルヒ「あたしはSOS団にはなれない……」

―――――――――――――

俺は目を開いた。

世界が灰色に染まっていた。

キョン「な……何だこの生命の気配がカケラもない空間は!
    俺はすでに涅槃にいるというのか?」
古泉 「違います。次元断裂の隙間、我々の世界とは隔絶された、閉鎖空間です。
    ああそれから、わざわざ全部脱がなくても結構ですよ。服を着てください」

―――――――――――――

ハルヒ「退屈よね。だから、みんなが楽しくなれる方法を考えないと」
有希 「宇宙人と遊ぶ」
ハルヒ「それは素敵ね。他には、どうしたらいいと思う?」
みくる「未来人が来るというのはどうでしょうか?」
ハルヒ「そうね」
古泉 「他には、超能力者が活躍するとか……」

キョン「この歌は?」
古泉 「ええ。涼宮さんが団員の言葉を集めて作った歌だそうですよ」
キョン「こんな状況で歌だなどと……」

♪ニャーニャーニャンコロジーで じーんるーいニャントレビアーン

―――――――――――――

【番外】
宮野「私の仮説通り、平行世界の数が有限なら全ての辻褄が合う。
   平行世界とこの世界とが分け隔てられている理由も、
   それらの世界の数を数えるのが可能なことも。
   そういえば音透湖、あの小娘は時間に干渉する能力を持っていたな。
   あの世界そのものを書き換える能力の持ち主、やはり上位世界は実在したのか。
   だとすれば、やはり有限な世界を上位へと辿ってゆけば……?!」

アステリスク : You have witnessed too much..."あなたは知りすぎた)"
220いやな憂鬱ラスト(ガン○ム00風):2009/05/30(土) 23:48:36 ID:SfXmUqdH
ハルヒ「お蔭で一睡もできなかったわ。今日ほど学校を休もうと思った日もないわね」
キョン「そうかい。なあハルヒ」
ハルヒ「なによ」
キョン「似合ってるぞ」
ハルヒ「……」

♪未来は誰にも 撃ち落せなーい

"The Childhood of Haruhi Suzumiya Ends."
221いやな人:2009/05/30(土) 23:50:49 ID:SfXmUqdH
00ネタ切れたので、これでおしまい
他にはブラスターキョンとかエンジェルおみくとか思いついたけど、
ネタにまで昇華しきれない

何かSS書けたら投下する、ではまた放課後に
222名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 23:56:31 ID:xXRc+CjB
GJ!
いい感じに〆たな。
学校ネタうめぇw
223名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 23:58:19 ID:ZBL842Sh
GJ!いままで乙乙。最後もいいねw
224名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 23:59:04 ID:BxfirS06
今日のランチは蕎麦かうどんか残りの小銭を前に悩むハルヒ
225名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 00:00:05 ID:MfvjWyNf
GJ! & 乙!
また何か書いてくれることを期待している。
226名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 00:13:43 ID:lMg9WC5T
親父書きです。日付がかわったので「涼宮家の一族」(後編)を投下します。してみます。

8レスほど消費します。

オリキャラ成分多いです。苦手な方はスルー願います。
4:

 「清が、向こうに到着したようです」
「それを黙って見ていたのか? 間抜けめ」
「高校生が、うろうろと護衛のようなことをしているらしくて。人目につき、手が出しに
くい、と」
「逆だ。誰でもいい。そいつらに傷でも負わせてみろ。清はあわてて、そこを出て行くぞ。
あとは言わなくてもわかるだろ!」
「わかりました。早速、指示を」


 「あのね、清さん、聞きたいことがあるの」
「私もハルヒさんにお願いがあって、こうして来ました。当主の葬儀を人任せにするなど、
あってはならないことなのですが」
「それも聞きたいことのひとつなの。私にお願いって、葬式よりも大切なことなのね」
「ええ。涼宮家にとって火急の事です」
「わたしは、家とか、あまりよくわからないわ。親父が、清さんやおじさんを捨てて、迷
惑をかけたとは思ってるけど」
「いいえ、迷惑だななんて……」


 「長門、どうだ?」
 「こちらを観察中の人間は全部で6人。2人づつ交替している」
「ただ見ている分には構わないけどな。なんか嫌な感じがするんだ、こう背中あたりが」
「思ったより人数をかけていますね。しかも組織だった行動をとるとなると、素人に毛が
生えた連中よりは、厄介かもしれません。……失礼、電話です。はい、では彼と話してく
ださい。車の準備が整ったとのことです。電話の相手は新川さんです、あなたとお話した
いと」
「俺と? ……もしもし。ええ、俺です。今の状況は……と、いったところですが」
「少々、意見を述べてもよろしいでしょうか?」
「もちろんです。教えてください」
「私が彼らの立場ならば、まずあなた方から1〜2名、そうですな、一番か弱そうな方に
怪我を負わせるか、できれば人質とします」
「どういうことですか?」
「そうすれば、匿われている立場の方は、出て行かざるを得ない。相手方からすれば、襲
撃のタイミングを、都合よく作り出せるということになりますな」
「俺たちが集まっているのはまずいですか?」
「家の中におられる限りは大丈夫でしょう。ただ少人数で買い出しなどに出られますと、
格好の標的となります。……ご依頼の車の準備はできています。数分で到着できるところ
に待機中ですので、いつでも声をかけてください」
「わかりました。ありがとうございます。……朝比奈さん、古泉、長門、今の話だけどな……



 「ハルヒさん。涼宮の家は古い家です。外から見れば理解しがたいしきたりや遺風がた
くさんあります。あなたのお父様が跡取りに決まり、私はお父様の許嫁となりました。誰
が家を継ぐのか決めるのに、涼宮の家では、兄弟同士が真剣で立ち会います。本当の刀で
戦って、勝った方が家を継ぐ」
「ちょっと、それって!」
「兄と弟、剣の腕は互角でした。ただお兄さんの方は、弟さんの気持ちをご存知でした。
勝負は一瞬でつきました。お兄さんは弟さんの刀を左腕に受け、勝負は弟さんの勝ちとな
りました。その瞬間から、弟さん、あなたのお父様は、涼宮の家を出る事を決められたの
だと思います」
「どうして?」
「剣を交わすうちに、互いの心の内を知ることがあると聞きます。お兄さんが刀をその身
に受けるのを見て、手に腕に感じて、その心を知ってしまわれたのでしょう。兄は自分が
あの女を愛していることを知っている、兄は自分に家と許嫁を譲るつもりなのだと。譲ら
れた者は、譲った相手を憎むより、譲られた自分を惨めに許しがたく思うことがあるので
す」
「……あたしだったら!」
「ハルヒさん……」
「あたしだったら、そもそもそんなバカな勝負なんてさせないわ。……ごめん、清さん。
あなたを責めてるんじゃないの。でも……」
「あなたは私の思っていたとおりの方です、ハルヒさん」
「清さん……」
「私は、そう思うのが遅すぎました。あの人と夫婦になって、毎晩、あの人の無くなった
左腕を撫でて……幻肢痛といって失われた手足が痛みを感じることがあるんです……その
度にあなたが今おっしゃったことを繰り返し思いました。あの人の無くした腕になって、
涼宮の家が、そんなバカなことをしなくて済む家にしようと。それで随分、当主も私も、
親類の方々にはつらく当たってきました。少なくない人が私たちを恨んでいると思います。
あの人も疲れて志半ばで亡くなりました。私もそう長くはないと思います。でも、私たち
がやってきたことを、ここで終わらせたくないの!」
「清さん……」
「ごめんなさい。高ぶってしまって。続きは明日にしても構いませんか」
「ええ、もちろん。今、布団を用意するわ。……キョン!」
「……ああ。なんだ、ハルヒ?」
「清さん、疲れたみたい、寝る準備を」
「ああ、それなら今、朝比奈さんたちが、畳の部屋に布団を用意してくれてる。ハルヒも
そっちで寝るか」
「……ううん。あたしは別の部屋にするわ。みくるちゃんと有希に着いててもらえないか
な」
「大丈夫だろう。……すみません、清さん。ちょっとハルヒと打ち合わせしたいことがあっ
て」
「ええ、構いません。私、今日は少し喋りすぎたみたいですし」
「和室に寝具を用意してます。ご迷惑でなければ、友人と一緒でかまいませんか。その、
用心のために」
「ええ。先ほどのお嬢さん方ですね。私の方は一向に構いません。……じゃあ、ハルヒさ
ん、今日はありがとうございました。おやすみなさい。キョンさんも」
「はい、おやすみなさい」


 「何の話だったんだ?」
「親父とおじさんとあの清さんと、それから涼宮って家の話。結論というか、本題まで行
かなかったみたいだけどね」
「最後は随分大きな声になってたな」
「そうね。わかるけど、わからないわ。キョン、あんた、『家を守る』とか、そういうの、
わかる?」
「うちは平凡なサラリーマン世帯だからな。守るような『家』とか想像つかん。俺たちの
間でわかりそうなのは、鶴屋さんくらいか?」
「そうかもね。……もうひとつ、わからないのは、何故その話を聞くのがあたしかってこ
とよ」
「おまえが『涼宮』だからだろ」
「なんか名字で呼ばれるの、ひさしぶりね」
「そ、そうだな」
「……」
「ハルヒ?」
「やっぱり、そっちがしっくり来るわね。……清さんは自分が狙われてるんだってこと、
知ってたわ。しかも、旦那さんのお葬式放り出して、あたしのところへ来たのよ。『涼宮
家の大事』だって。つまり……」
「やっぱりそういう結論か。で、おまえの気持ちはどうなんだ、ハルヒ?」
「え?」
「俺たちも向こうでな、似たような事を考えてたんだ。それと、この家、見張られて囲ま
れてる。俺たちの誰かが不用意に買い出しにでも出たら、そいつをつかまえて清さんを出
せ、みたいなことは考えてるんだろう」
「むかつく奴らね」
「でだ、先手を打てないか、と思ってな。打ち合わせにきた」
「なんだ、本当に『打ち合わせ』なの?」
「何を期待してるんだ?」
「そこまで言わせる気?」
「いやなことを済ませてからにしようぜ」
「そのセリフ、夏休みのあんたに聞かせてやりたいわね」
「おれもそう思った」
「で、作戦は?」
「こっちが出てくるのを待ってるんなら、出て行ってやろうと思う。ただし新川さん運転
の装甲ベンツでだ」
「全員乗れるの?」
「残念ながら。陽動の意味もあるから二手に分かれる。で、チーム分けをしたいんだが」
「案は? 考えてあるんでしょ?」
「1号車:清さん、ハルヒ、俺、運転手:新川さん。2号車:朝比奈さん、長門、小泉、
運転手:森さん、だ」
「2号車は大丈夫なの?」
「ああ、そっちは問題ない」
「行き先は、涼宮家よね」
「当然」
「で、いつ出発するの?」
「準備でき次第。向こうでも古泉が説明してる」
「清さん、大丈夫かしら」
「しばらくは眠っていられるさ。新川さんによれば、県境あたりが強襲ポイントらしい。
2台の車で前後をふさいで停車させて、ってベタな奴だ」
「あんたも1号車だけど、役に立つの?」
「さあな。だが幸い、俺たちは今日、寝だめできてる」
「あ、あんなこと、二度とやらないからね!」
「その言葉、忘れるなよ」


5:

 「通夜から雨かよ」
「遠方から来られる方は大変ね」
「針むしろに座る俺も大変だよ」
「お経を読まなくて良いのが救いね」
「救われないなあ、……痛て」
「喪主らしく、大人しくしておれ」
「住職、ぼけたか? それは木魚を叩くもんだ」
「目もアタマもしっかりしてるところを聞かせてやる。経文を読んでる間は、撃たれも刺
されもせんわい」
「はいはい、ありがたいなあ」


 「おい、今通ったベンツ、2台ともあの家に止まったぞ」
「移動する気か? 2台だと分かれられたら厄介だな。交替中の連中を呼び戻すか?」
「どうせ行く先は実家だ。慌てることはない。『峠』に先回りしてろ、と連絡しとけ。俺
たちはあれを追いかける」


 「メルセデス・ベンツ W221 S600 ロング。警視庁、大阪府警、京都府警に警護車とし
て導入されている防弾車と同じもの、といいたいところですが、エンジンをM275からM275
AMGに換えてあります。同じV型12気筒 SOHC 36バルブ ツインターボチャージャーですが、
排気量が5513ccから5980ccに増え、最大出力が517psから612psへと100ほど上がってお
ります」
「ハルヒさん、この方たちは?」
「新川さんに、森さん。歳は離れてるけど、あたしの友達。信頼してくれていいわ」
「でも、みなさんも危険な目に」
「言ったでしょ、友達って。みんなそのことなら知ってるし、ちゃんと考えてあるわ」
「わかりました。後は私の気持ち次第ということですね。……行きましょう。あそこは私
の家ですし、私の夫の葬儀です」
「それじゃ、行くわよ!」
 「最初は二手に分かれて、国道、高速と広い道を行くわ。1台こっちに着いてきてるけ
ど、問題なし。新川さん、ゆっくり流してちょうだい」
「了解しました」
「相手が仕掛けてくるとしたら、車道が細くなる村への峠越えね。ここなら、前後で急ブ
レーキをかけて、車を止められるしね。見張りの交替で遅れた方は、ここに先回りしてる
と思うの」
 後部座席では、ハルヒが清さんに、細かい作戦を説明している。
 助手席は俺、運転席は無論、新川さんだ。1号車の俺と新川さんはインカムをつけて、
2号車の古泉、森さん、長門とそれぞれ通話ができるようにしてある。ハルヒの側を離れ
るのはまずい気がしたし、今回のような事態でも一番頼りになるのは長門だから、こうい
うことになった。
「でね、この車のシートとヘッドレストにはむちうち防止の制動機能がついてるから、い
ざという時は身を預けるようにね、そうそう。衝撃は感じるでしょうけど、その姿勢だと
どこも痛めないわ。ねえ、キョン」
「ああ、そのとおりだ」
 ちょっと原始的かつ直接的な手段で勝負を決しようという作戦だからな、中の人間を守
る手段はやり過ぎってことはない。


 峠道では、黒い車がお約束どおり、前と後で急ブレーキを踏んだ。雨の道にタイヤが滑
る。が、絶妙のタイミングでカウンターをあて、スピンをしのいで、俺たち2台の特殊武
装ベンツは止まった。
 前の車から3人が降りてくる。後ろの車は動きが無い。長門の話だと敵6人のうち、前
の方が4人、後ろは見張りについてた2人。運転手一人を残して、というところか。
「銃を使わないようですな。ドアをこじ開けるつもりですかな」
 と新川さん。ハルヒがそれを引き取って、清さんを安心させる。
「大丈夫。予定通りよ」
 ハルヒが新川さんにうなずき、俺はインカムで古泉、森さんに叫ぶ。
 「行ってくれ!」
 襲撃者が俺たちの車にたどり着く寸前に、後にいた2号車、そして俺たちが乗る前の1
号車は、バックギアを入れアクセルを開け、後へ走った。
 強い力で後続の敵の車のフロントバンパーに2号車のリア・バンパーがぶつかる。
 1号車も、後ろに下がった2号車すれすれまでバックする。
 俺たちの前の空間が空く。そこに気を取り直した襲撃者たちが迫ってくる。
 元よりこんなことで「脱出」できるとは思っちゃいない。今のは助走距離を稼ぎたかっ
たんだ。
「次、行くぞ!」
 1号車、2号車は、同時にギアを入れ、アクセルを踏み抜き、今度は前へと加速する。
 前から来ていた襲撃者は、暴走ベンツに轢かれぬよう脇へ飛び退く。
 1号車は、運転手だけの残した前の襲撃車を目指して、なおスピードをあげる。
 おれたちはシートとヘッドレストに身を預け、衝撃に耐える姿勢を取る。
 無論、車をぶつけるつもりだ。 
 前の襲撃車のバンパーにこちらのフロント部分がぶち当たり、アクセルはなおもべた踏
み。前面を相手に押し付ける。
 後ろから来た2号車の力も関わり、1対2の戦いあるいは1.5トン対4トンと言おう
か、それとも200馬力対合計1200馬力プラス宇宙パワーの対決とでも言おうか。
 長門に事前にしてもらった衝突シミュレーションのとおり、車同士の押し相撲は早々に
決着がついた。
 重量と馬力に圧倒的に勝る俺たちの運動エネルギーが勝利をおさめた。
 前の襲撃者たちの車は、ガードレールを割って、崖の方へと押し出される。これで道が
空いた。
 「あたしたちはこのまま行くわ。あと頼んだわよ」
 邪魔ものを押しのけた1号車は先へ走り出す。

 ハルヒと清さんが現場を離れれば、あとは長門の宇宙的パワーを使って事態収拾、とい
うのが最初からの狙いだった。
 なので、こんな子供のケンカのような押し相撲作戦と相成った訳だ。
「彼らの、今回の襲撃に関する記憶を改ざんした。崖から落ちた車に涼宮清が乗っていた、
という記憶を彼らは共有している」
 インカムから長門の声。小泉がそれに続く。
「意識を取り戻したら、ミッション完了と依頼主に連絡するでしょう。その後の処理は機
関にまかせて下さい。ああ、依頼人が誰かは、判明し次第、連絡します」
 ああ。やり方は聞かないから、好きに処理してくれ。警察に任せてしまってもいいぞ。

 「清さん、大丈夫?」
 物理的には、対むちうち機構つきシートが衝撃を吸収しただろうが、いきなり敵とはい
え、車をぶつけて崖に落としたからな。精神的にはショックだろう。
「下に落とした車は、大丈夫みたいです。後に残った連中が助けました」
と俺は補足した。
「そうですか……。わたしは大丈夫です。空が、白くなってきましたね」
「少しお眠りになっては。この距離なら、告別式には十分間に合います」
と新川さんは落ち着いた声でそう告げる。
「そうですか。そうさせてもらいます」


 「お父さん、ご苦労様。今夜は寝ずの番?」
「母さんまでつきあう事ないぞ。田舎の葬式はそういうもんだ」
「一緒にいた方が、落ち着くわ。それとハルから電話です。子機を貸してもらってきたわ」
「おう、どうしたバカ娘?」
「襲撃者は撃退したわ。いま、清さんとそっちに向かってるの。朝には着けると思うわ」
「やれやれ。清を連れて立ち回りをやったのか。まあ無事なら言う事はないがな」
「言う事があるみたいな言い草ね」
「ああ。清にリクルートされなかったか?」
「何のこと?」
「俺が逃げた決断が、親の因果が子に報い、おまえのところに来てないか、と聞いてるん
だ。ぶっちゃけ、おまえを当主にしたいんじゃないか、と思ってな」
「あたしを当主にしてどうすんのよ」
「このめちゃくちゃな家を、もっとめちゃくちゃにして風通しを良くしよう、ってことだ
ろ、多分」
「それって、やっぱり……」
「悩むなら、忘れろ。無責任だが、好きに生きろってのが、うちの教育方針だ」
「それは教育方針じゃなくて、あんたの生き方でしょ!」
「親ってのは、自分ができたことを子にもしてもらいたいと思うし、自分ができなかった
ことを子にしてもらいとも思うらしいな。期待されたとおり全部できるなら、子は全知全
能でないといかんようになる。ああ、電波の具合がわるいな。聞こえてるか?」
「聞こえてるわよ。もう、切るからね!」
「ああ、続きは顔を突き合わせてやろう。待ってるぞ」

「やれやれ。おせっかい焼きぐらいならかわいいもんだがな」
「ハルが何か?」
「そこらあたりまで来ちまってるとさ、清を連れて」
「さすが、ハルね」
「さて、おれも最後の仕上げにとりかかるか」
「その包み、お寺に預かってもらっていたもの?」
「見るか? 趣味じゃないかもしれんな。おれはまったく趣味じゃない。酔狂な寺が、骨
にして、預かってくれてたんだ」
「お兄さんに、お返しするのね」
「ああ、棺桶に入れる。……どうだ、少しは格好がついたか?」
6:

 朝の8時頃、俺たちは涼宮の家に着いた。
 清さんの姿を見て、顔の色を変えていたのが「襲撃は成功した」と連絡を受けていた事
件の首謀者たちだろう。その他の親戚たちも、何か言おうとしたが、貫禄勝ちというのか、
清さんは一礼だけでそれを封じた。
 それから親父さんたちと目を合わし、互いに頭を下げて、親父さんは喪主の席を譲り、
清さんも何も言わずそれに従った。

 告別式では日本刀を振り回す者も車で突っ込んでくる者もなく、式は静かに厳かに執り
行われ、無事に終わった。
 お棺に喪主から始まり、参列者が銘々に花を入れる段になった。清さんは棺の中を見て
顔を上げ、親父さんを探して、また頭を下げた。俺たちもお棺の中を見て、その訳を悟っ
た。
 親父さんに切り落とされた左腕が何十年ぶりかで、元の持ち主のところに戻ってきてい
たのだ。

 数台のリムジンが用意されていて、霊柩車を先頭に、焼き場へと向かった。用意した車
に空きができていて(どうも警察に呼ばれた親戚たちが乗る予定だったらしい)、どうい
う訳か俺までハルヒたちが乗った車に同乗させられた。
「詰めれば何とかなるでしょ。ならなきゃ、あんたの上に座ればいいわ」
 ちっとも良くないが、親父さん以外は、あとは細身の女性3人で、俺が乗れるだけのス
ペースができた。

 遺体が焼かれ骨にかわるまでには2時間ほどの時間があり、清さん、親父さん、ハルヒ
の母さん、ハルヒと俺は、そろってその時間を待つことにした。
 清さんはゆっくりとした口調で話し出した。
「お世話になりました。みなさんにはなんとお礼を言ってよいか、わかりません。特にハ
ルヒさんには、突然押し掛けてしまって。お話も途中でしたね」
「ええ。続きを聞きたいわ」
「それと申し訳ありません。あの人とあなたが当主を決めたいきさつを、ハルヒさんに話
してしまいました」
「かまわんさ。今回の事が終わったら、俺から話さなきゃならんことだったしな。兄貴は
俺とは正反対の人間だった。俺はいつも必ず逃げ道を考えておく。兄貴は自分に振るわれ
た刀からも逃げることを知らん。……俺は、逃げるのなら勝負から逃げるべきだった。刀
を振り降ろしたなら、あの家から、おまえさんから逃げるべきじゃなかった」
「いいえ。そのことは、もう……」
「好きな女のために、腕一本捨てられるか、意に添わない人生をまるごと引き受けられる
か。しかもその女は俺を選ぶかどうか、わからないのに、だ。俺に問われていたのは、そ
ういうことなんだろう」
「ハルヒさんには、一蹴されました。わたしなら、そもそもそんなバカな勝負なんてさせ
ない、と」
「俺が母さんに言われたセリフだな。まったく、あのこぎたない真っ黒に日焼けしたガキ
が、育てば育つもんだ。ガキの頃のお前は、俺そっくりだったんだぞ」
「げえ」
げえ、は止めとけよ、ハルヒ。
「いいえ、いまでもそっくりでいらっしゃいます」
「やめてよ、清さんまで」
「お父様にも、お母様にも、あなたはとてもよく似てらっしゃいます」
 ハルヒ以外の誰もが笑った。
 
 「ねえ、清さん」
 次に続いた沈黙を破ったのは、ハルヒだった。
「清さんは、わざわざあたしのところに来たのは、あたしに頼みたかったのは、あたしを
ここに連れて来たかったの?」
「ハルヒさん……」
「勘違いならごめん。思い上がりかもしれないけど……あたしなら、多分できるわ。この
親父とこの母さんの娘だもの。どこかのめちゃくちゃな家を立て直すのも、つぶすのも、
どっちでも。そしたら清さんが苦しんだような悲しいことは、もう二度とさせない」
「ええ。そうお願いしたかったんです。……でも、あなたはそれ以上のことをしてくださ
いました」
「清さん?」
「最後に、私はあの人にできる精一杯の事ができたんですもの」
 清さんは静かに笑っていた。そして一礼で親戚たちを黙らせたのとは違う空気を纏って
いた。
「何かを引き受けるだけが人生じゃありません。あなたもお父様に似て、少し真面目過ぎ
ます。ハルヒさん……私の人生、苦しみや悲しみばかりじゃないのですよ。ハルヒさんや
皆さんとお会いできて、本当に楽しかった。あなたのお父様にお会いしたときもそう。私
は、悲しかったことや、楽しかったこと、もっといろんなこと、そういうものみんなでで
きてるんです」
 そう言って、小さな女性は立ち上がり、父と娘の方に向き直った。
「私、涼宮の家に入って幸せでした。あの人には本当に大切にしてもらったし、いっしょ
に戦いもしたし、勝つことも負けることも味わいました。いろんなものをくれた家だから、
私、守りたいと思ったんです」
 清さんは、少し身をかがめ、ハルヒの顔をのぞき込んで言った。
「お父様が言っておられましたよ。ハルヒさんは、何かを守るときが一番強いんだ、と。
あなたは、あなたの大切なものを守ってください。それが清のお願いです」

 係の人が知らせがあり、来ていた人たちで骨上げをやった。
 清さんは、長い竹の箸で、しみるように白い腕の骨を取り上げて、静かに骨壺のなかに
しまっていた。 


 火葬場の駐車場へのゆるやかな坂道を、遺骨を抱いた清さんと、それに寄り添うように
並んだハルヒが、母と娘のように歩いて行く。
「ねえ、清さん。今度、こっちに遊びに来ていい?」
「もちろんですとも。ぜひ、皆さんでいらしてください。皆さん恩人です。それにこの歳
で、いっぺんに友人が増えました」
「そうね」
「あと、ハルヒさん」
「うん、なに清さん?」
「キョンさんって素敵な方ですね。赤ちゃんができたら、ぜひ教えてくださいね」
「ふぇ?」
「そのときは、今度こそ《お願い》にうかがいます」

〜おしまい〜
234名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 00:25:45 ID:lMg9WC5T
すみません、7レスで済みました。あと6/8が二つあります。
いかんな、どうも。ケアレス・ミスの嵐。おちつこうぜ、おれ。

親父さんの初恋&失恋ばなしのはずが、こんなのになってしまいました。

レス消費、陳謝。
235名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 00:40:44 ID:yZUIE0ug
>>234
続き待ってたぜ、GJ!
>「何を期待してるんだ?」
>「そこまで言わせる気?」
この非常時に何を期待しているんだハルヒw
236名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 01:07:31 ID:k4YAJK9a
GJ!
分割ミスはよくあることだ。ドンマイ
237名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 01:39:35 ID:jRulAAiG
続き来たか!
GJ!そして乙!
分割ミスの事は気にスンナ。
238名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 02:01:38 ID:7hK7hyTi
このスレではIDを変えて一人で2回
GJ!乙!
分割ミスは気にすんな。ドンマイ。
って言うのが流行ってるみたいでつねw
239名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 02:48:55 ID:TN0+KwPN
規制喰らった上にPCの調子も最悪で全然ネット繋がずにいたら
110スレ終わって111スレになっていた・・・

今日『ドラキョン』を投下します
240名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 03:04:41 ID:k4YAJK9a
おかえり〜。wktkして待ってるぜ。

おやすみハルヒ。ちゃんとキョンと一緒のベッドで寝るんだぞ。
241名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 03:20:11 ID:jRulAAiG
いつ投下されるのかと思ってたら規制喰らってたのか。
俺もPCは長〜い規制が解けないから携帯からカキコミしてる。
投下楽しみに待ってるぞ。

・・・直列はどんだけ周回すればゲーム達成率100%になるんだ。
チェスとか俺は苦手で無理orz
242名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 04:00:04 ID:oFYotsON
ガンダムと親父GJ!
関西のアニオタの夜は長いから困る……。
おまえらいい夢みろよな!
243名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 08:19:56 ID:lvnEAqdN
>>241
律儀に全パターン用意してくるとはなあ
二つのセーブを駆使してもこれは大仕事だ
244名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 10:34:57 ID:7hK7hyTi
律儀に1パターンしかGJの仕方がないからすぐに自演ってバレちゃったねw
この単発過疎スレw
245名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 12:26:37 ID:YaO29LXI
そういや直列もループなのか?
考えてみりゃ二期でエンドレスの前にループネタやってるんだな
246名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 12:41:54 ID:oFYotsON
ループネタはゲーム向きだからな。便利だしw
247名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 13:12:29 ID:7+6kTto9
RPGで言う強くてニューゲームか。
長門が駆け付ける前に朝倉を倒して仲間にしてしまったり
野球が超人ウルトラベースボールになっていたり
みくるビームがオプティックブラストやボルテッカになってたり
248名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 13:15:56 ID:KYbT3c6M
一応一話完結形式でループではないみたいだけど
途中に出てくるチーム分けのパターンが全種類あるようなので必然的に周回ゲーに。
あとミニゲームの詰めチェスが本格的過ぎて頭痛くなる、どうにかしろ古泉。
249名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 13:32:01 ID:i5KsPcTe
なるほど……。
強くてニューゲーム的な憂鬱を舞台にしたゲームはやってみたいw
250名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 13:44:08 ID:lMg9WC5T
>>204

6月1日の記念日惑星直列には、「歴史改変阻止シリーズ」で参加します。
251名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 14:10:07 ID:i5KsPcTe
( ゚∀゚)o彡゜惑星!直列!
さてハルヒと散歩にでも行くか。いい天気だしな。
252名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 14:17:45 ID:TN0+KwPN
こんな時間に失礼します。
短いですがリハビリを兼ねて『ドラキョン〜幕間劇〜』
を投下します2〜3レスおかりします。

では
【何処までも澄渡る遥かなる空。神の龍と聖なる少女が願いし永遠の想い】


一路『央国』を目指す一行。
見渡す限りに水平線。その彼方に微かに揺らめく大地。
1匹と1人が始めた思い付きとも言える『地龍の名を知る為の旅』。
正しくは地龍の旅に少女が勝手に付いてきているとも言える。
それが何時しか世界を救う旅になっていようとはあの時誰が思っただろうか。
もしかしたら旅に出る前の少女はそんな物語のような旅を思い描いたかもしれない。
しかし、今の少女の願いはまったく違うところにあった。

『霊亀』の背にある『蓬莱山』を一行は仮の住まいとしていた。
ここは元々仙人が生活を送っていた場所であり、その為の建物や設備がそのままになっていた。
聖域としての主な働きは新たな蓬莱山に移ったとは言えそこにあった建物まで移した訳ではない。
お陰で寝泊りには事欠かず更にそこに残っていた石碑や石版や壁画より嘗て起こった戦いの様相を
知ることもできた。
『央国』までの僅かな海の旅の間でも各龍達はきたる戦いに備えていた。

(もぅ、皇女様もキミドリさんも遊んでないで少しは手伝ってください。全く私が見ない間に皇女様もだらしなくなって困ります。)
(・・・ごめんなさい。)
(まぁまぁ、皇女様も反省してますから良いじゃないですか。)
(そうやってキミドリさんが甘やかすのがいけないんですよ。)

氷龍のユキとその従者達は蓬莱山の北側に居を構えていた。北は氷龍達の守護方位であり、氷や水の力を
蓄えておくのにも適しているからである。

(さぁさぁミクル〜〜、ちょろんとこっちに来るっさ。)
(ひぃツルヤさん、悪い顔になってますぅ〜〜〜〜。)
(まぁまぁ良いではないか良いではないか。)
(にゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。)

雲龍のミクルと青竜のツルヤは東側に居を構えていた。氷龍達が北側を守護方位とするなら東側は風龍種の
守護方位にあたる。ミクルとツルヤもまた己が力を高める為にその方位に移っていた。

(ふぅ・・・・・・・・・・・・困ったものです。)

ユキやミクルがそれぞれの守護方位にて力を蓄えているように飛龍のイツキも同じく南側へと居を移していた。
しかし、他の龍達と違い従者や友が一行に合流している訳ではないイツキは1匹黄昏るだけであった。
「みてみてキョン、空が何処までを澄み渡った『蒼』色をしてるわ。」
【見れば分かるさ】
「む、何よその気の抜けた返事は。大体アンタは最近だらけ過ぎよ!もっとしっかりしなさい!」
【そう言われてもなぁ 元々こんな性格だし 俺達『地龍種』は大地の『気』を吸収する為にも動かずどっしりと
構えてるもんなんだよ】
「何よ、ソレって単に怠けてるだけじゃない。あぁもうぅっ!!ほら動いた動いた!!」
【無茶苦茶言うなよ それに動いたって何も起きんぞ】
「あたしが暇なの〜。良いから相手しなさい。」
【はぁ やれやれ】

他の龍達がそれぞれの守護方位に居を構え力を蓄えてる様に地龍も本来ならそうするべきなのだろうが、
共にいる少女が一時も大人しくしていない為、この蓬莱山中を探索して回っていた。
そして今はその蓬莱山の頂上に来ていた。
思い起こせば最初、村を出発した時は1匹と1人であった、そこに氷龍のユキが加わり雲龍のミクルと
飛龍のイツキが合流し、最近になって青竜のツルヤに水龍のリョウコと海龍のエミリも参加した。
最初の時と比べて賑やかにもなった。しかし少女としては龍と2人きり(?)になる機会が無くなった事でもあった。

「こうやってると旅に出た頃を思い出すわね。」
【思い出すってほんの数ヶ月前じゃないか そんな昔の事か?】
「むぅ。あのねぇ、あんた達ドラゴンと違って人間の寿命は短いの、だからあんた達にはちょっとの時間でも
人間には長く感じるのよ。わかった?」
【そう言えばそうだったな そう考えたらお前とは未だソレ位しか一緒に居ないんだな】
「・・・なによその『お前とは』って、他の誰かとはもっと一緒に居た訳?」
【あん?そんなわけ無いだろ 1人の人間と一緒にいた記憶なんてお前とのしかねぇよ】
「・・・なら良いけど。・・・ねぇキョン憶えてる?」
【何をだ?】
「村を出て暫く経った位の時の事。」
【お前を探して村の領主が討伐隊と一緒に押しかけてきた時お前が“あんな嘘”言ったときか?】
「違うわよ。・・・聞いたじゃない『あんたどっかで会った事在る?ずっと前に』って。」
【そう言えば聞かれたな それが如何したんだ?】
「うん。・・・あの時なんでそう思ったのか良く分からなかったけど・・・今考えるとあの時のあんな事聞いたのには
意味があると思うのよね。・・・例えば前世であたし達は出会っていたとか。」
【やれやれ 何を言い出すかと思えば 大体そんな事ならこっちが最初に思い至るだろ】
「どういうことよ。」
【俺の方が霊的な意味でも人間なんかより優れてるんだ 前世で出会っていてお互いが生まれ変わりだとしたら
 それこそ俺の方にそんな記憶がないとおかしいだろ】
「それ言い出したら限が無いじゃない。・・・・・・・・・もぅ少しは『運命的は出会い』 とか気の利いたこと言っても
良いじゃない。」
龍と少女。
彼らの出会いが運命だったという事は周囲の者達にとっては正にその通りなのだが当人達、特に地龍の方に
その意識が薄い為どうしてもその先に進む事が出来ずにいた。
しかし、それぞれの記憶に特に地龍にとっては言えない記憶があった。
それは彼が16年前『央国』へ渡った際に体験した記憶。時空魔法の影響で一度6年後の未来に飛んだ時の記憶。
とある村の近くに転移した彼が出会った1人の人間の少女。
薬師の家の娘だからと転移の際怪我をした龍を一生懸命治療した。
その時をその後直ぐに時空魔法の影響で元の時間に引き戻され一緒に居たのはほんの僅かな時間でしかなかった。
名も聞かずに立ち去る事になった事を少し悔いたがそもそも住む世界が違う住人同士致し方ないとおもった。
その時であった人間の少女が巻いてくれた包帯代わりの『空色』のハンカチ。
龍には余りにも短い為巻くといっても傷口を僅かに覆う程度しかなかったが、それでも頑張って手当てをしてくれた
少女の事を龍はありがたく思っていた。その少女が家に包帯をとりに帰った間に引き戻されたのが悔やまれた。
その少女が目の前の少女だと気付いたのは一緒に旅に出て直ぐであった。
しかし、それに何が意味があるのかと言わずにいたのである。

「・・・あたしね小さい時に大きなドラゴンにあった事があるの。」
【ほう それは珍しいな】
「そのドラゴン怪我してたの。であたしが治療したんだけど家に包帯を取りに帰ってる間に消えてたの
まるで幻みたいに。」
【・・・・・・・・・】
「もしかしてその時のドラゴンって」
【そんな訳あるかよ それはきっとお前の妄想だ】
「・・・・・・そっか、・・・・・・そうだよね。」
【・・・・・・でもな】
「?」
【例え幻でもその時のドラゴンは感謝してるさ なれない手付きで一生懸命怪我を治療してくれた小さい女の子の事を】
「え?」
【さてと 腹が減ったし下に降りるか】
「ちょっと待ちなさいよキョン、さっきの事もしかして。ねぇ!」
【・・・・・・そう言えばあの時の空もこんな綺麗な『蒼』だったな。】
「ちょっと!まちなさいってば!!」

龍と少女。
世界が彼らを抗えぬ運命に誘うのだとしても、彼らはそれでも変わらずに居るだろう。
自分達がいかなる存在だとしてもその胸の中にある思いは変わるわけでないのだから。
彼らの運命の終着駅は最早眼前にせまっていた。
256名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 14:24:38 ID:TN0+KwPN
以上です。
ネットで事前情報なしに当日『笹の葉』を見て驚愕して急にそんな話を
書きたくなったのですが自分の力量の無さに逆に絶望させられました

画を描けたら良いんですが取り込む手段をもって無いので出来ない自分

ちょっと間が空きましたが次は頑張って仕上げます。
誤字もしっかり訂正していきます。それでは
257名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 14:56:07 ID:4VE/t6vq
乙です
258名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 14:57:37 ID:i5KsPcTe
GJ!
こういう話は好きだ。

しかし笹の葉のあれは不意打ち過ぎたよな。今も知らない人いるんじゃないだろうか。
259名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 15:11:04 ID:jRulAAiG
GJ!
思ったより早い時間に投下。
早く読めて嬉しいぜ。

笹の葉は予測可能だったとはいえ次回予告無しだったからな。
エンドレスエイトでもそうなるんだろうな。

>>250
ウィキペディア見たら989年と2161年の6月1日あたりに惑星直列になるんだな。
冥王星は含まれてないようだが。
260名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 16:17:52 ID:YaO29LXI
GJ!
261名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 16:37:08 ID:s8ca5+nF
冥王ハルヒ
262名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 17:33:34 ID:XUjO+KPL
月に代わってお仕置きよ!
263名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 18:59:59 ID:7hK7hyTi
ネタ切れ末期臭がしてきたねw
264名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 19:19:16 ID:k4YAJK9a
>>255
乙。

>>262
もちろん、ちびハルも登場するんだよな?
265名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 19:57:14 ID:oAvU/CgT
水の戦士は長門だな
266名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 20:20:58 ID:s8ca5+nF
暫く親が旅行に出て一人になるのでキョンを家政夫に任命するハルヒ
267名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 21:29:07 ID:7nn4nE7e
そこはキョンの家に押し掛け妻では
268SS:Nice Game!:2009/05/31(日) 21:46:46 ID:D4fzg/tw
「ちわーっす……って、何だハルヒだけか」
「このあたしに向かって『何だ』とはご挨拶ね、キョン。団長に対してのその態度、実に許しがたいわ」
 放課後の文芸部室、麗しのメイドエンジェル朝比奈さんの姿は無かった――ってことはあの甘露なお茶にありつくこともできないということである。
「有希ならコンピ研よ。全く、何なのよあいつら! ちょっとでも困ったことがあったらすぐに有希を頼りにしてばっかりじゃないの。いくら下僕の分際だとはいえ、あんなに情けないんじゃ困りモンだわ」
 でもまあ長門は特にそういうのを気にしないだろうし、長門が嫌がるわけでもない以上、ハルヒも特に咎めたりはしてない様子だ。
「古泉は?」
「バイト先から急に連絡があったらしいわ。大したことじゃなさそうだから時間があればまた顔を出すとは言ってたけど」
 やれやれ、暇つぶししようにも相手がいないんじゃどうしようもないよな、とか考えながら、昨日から出しっぱなしにしていたチェス盤と駒を片付けようとした俺に、
「ねえキョン、なんだったらあたしが相手してあげようかしら?」
 と、ハルヒが珍しくものたまった。
「相手って、チェスのことか?」
「そうよ。オセロとかじゃつまんないもんね。まあ、どのみちくだらないとは思うけど、たまにはあんたのマヌケっぷりを再確認しておこうと思ってね。別にあんたが暇そうなのが可哀想だから、とか、そんなんじゃないわよ」
 訊かれてもないことを喋りながらハルヒが俺の正面の椅子に腰掛ける。おいおい、どうでもいいけど、またとんでもない駒の動きをしてそのまま知らん振り、なんてのは勘弁だからな。
「はあ? 今、何か言った?」
「いいや、何も」
「それはそうと、せっかくだから何か賭けましょう。もしあたしが勝ったら、キョンはあたしにジュースを奢ること! 下の自販機までひとっ走り行ってきなさい」
 おいおい、それで……もし俺が勝ったらお前が俺にジュース奢るってのか?
「ううむ、同じ条件ってのも芸がないし、そうねえ……うん、絶対にありえないことだけど、もしもあんたが勝ったら、あんたの命令に何でも一回だけ従ってあげる、ってのでどうかしら」
 どう考えても負けるはずがないと言わんばかりの自信である。チクショウ、その言葉、後悔するなよハルヒ!
「ちょこざいな、さあ掛かってきなさい、キョン!」

 ………
 ……
 …

「そ、そんな……キョンだと思って甘く見てたら」
 言っておくが待ったなしだぞ。ほい、これでチェックメイトだ。俺の勝ちな。
「ぐっ……うぐぐ……キョン、あんた卑怯よ。いつの間にこんなに強くなってたわけ?」
 卑怯って言われても……まあ、古泉相手とはいえ、場数だけはこなしてきたのがこの期に及んで報われるとはね。
「ハイハイ、もういいわ。あたしの負けよ」
 てなわけでハルヒ投了。
「じゃあ、約束はキッチリ守ってもらうからな」
「わ、解ってるわよ……ふん、だ」
 改めてハルヒの正面に立った俺はわざとらしく咳払いしてみる。ハルヒは落ち着かない様子であり、しかも微妙に頬が赤い。どういうことなんだ一体?
「そ、それじゃ――ハルヒ」
「う……うん」
 だから何故そこで目を閉じるんだ? 全くもってわけが解らん。
 まあいい。俺は決然とその言葉を口にした。
「今から、朝比奈さんの代わりに俺にお茶を淹れてくれ」
「へっ?」
「言っておくが、適当にお茶っ葉にお湯ぶち込んでお終いとかは止めてく……って、何だ? 鳩が豆鉄砲喰らったような顔して。どうかしたのか、ハルヒ?」
「う、う、うっさい! こんのアホバカキョーン!」


 負けたのはハルヒの方なのに、どういう理由で俺がボコボコにされなきゃならんのだ? 理不尽なことこの上ない。
 しかも、連続でお茶を何杯も飲まされ続けた俺の方が何かの罰ゲームを受けているような気がするのは何故だろう、何故だろう?
269名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 21:47:27 ID:D4fzg/tw
『とんでもない駒の動き』云々は
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1214493282/455
を参照

あと、いつものラクガキです
ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u41151.png
270名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 22:20:18 ID:7hK7hyTi
>>269
下手すぎワロタ

みくるを虐待してるとこの絵でも描いてろよガキ
271名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 22:20:44 ID:mQ52Cm3W
GJ!
そんなコトがあるのかwww
272名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 22:42:48 ID:YaO29LXI
驚き照れハルヒカワユス。
GJ!
273名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 22:47:21 ID:0fKnfpRX
鳩ハルヒかw
GJ!
274名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 23:11:30 ID:4C1ESg+9
>>269
GJ!!
DS持ってないのにゲームだけ買ってる私には中々興味深い話ですね。


さて、>>205氏からのご指摘もあったのですが『記念日』SSも少々
マンネリ化してるのは自分でも感じていましたので実験的に
趣向を変えたSSを書いて見ました。
まぁ何時も1レスしか書かない輩の悪あがきと思ってください
275新記念日第1段 5月31日SS−1:2009/05/31(日) 23:12:31 ID:4C1ESg+9
2009年5月31日『ペンテコステ』

ペンテコステは、聖霊降臨または聖神降臨とも呼ばれる新約聖書にあるエピソードの1つ。
イエスの復活・昇天後、祈っていた使徒たちの上に神からの聖霊が降ったという出来事のこと、
およびその出来事を記念するキリスト教の祝祭日。
教派により訳語は異なり、聖霊降臨祭、聖神降臨際、五旬節、五旬祭ともいう。
正教会では五旬祭(もしくは聖神降臨祭)として十二大祭のひとつ。
復活祭と並び、教会暦での日付の起算日のひとつでもある。
なお2009年5月31日の『ペンテコステ』は西方教会(カトリック、プロテスタント等)での祝日であり
東方教会(正教会・東方諸教会等)では2009年6月7日である

===========================================

さてさて早いもので5月も最終日である。
思い起こせばハルヒとまともに会話するようになったのはGW明けの事なんだが、
それ以前からアイツと知り合いだった気がする。
さてそんな事を考えながら部室を見渡してみる。
と言っても別段変わったことが在る訳でもなく、長門は窓際で本を読み、朝日奈さんは熱心に編み物を
古泉は俺の目の前で殆どつんでる将棋盤を真剣に睨んでいた。
ん?誰か忘れてるんじゃないかって?我らが団長様は何やら企んでるようで必要な物を集めに走り回ってる
最中だ。

「おや?如何されました?」
「あん?何がだ?」
「いえ、貴方の意識が将棋盤に向いてなかったものですから、何かあったのかと思いまして。」
「なんもねーよ。大体何か起こるのか?」

当然のこの『起こるのか』ってのはハルヒの力の事を意味してる。
意外なようで悪いが最近アイツの力なんぞ忘れてしまってる位に事件は起きてない。
まぁ何も無いのが一番だがね。

「いえ、佐々木さんと出会われてから暫くは連日閉鎖空間の嵐でしたが最近は音沙汰なしです。
寧ろ嵐の前の静けさのようで怖いくらいですが。」

と意味ありげな視線をこっちに寄こしやがった、そんな目で見るな気色悪い。
そんな俺と古泉の遣り取りを気になったのか珍しく長門の方から話しかけてきた。

「現在、涼宮ハルヒの発する情報フレアは安定しながらも様々な情報を発信し続けている。」

なんか可也不穏な内容も含まれていたように感じたのは気のせいか?

「問題ない。彼女の情報フレアは以前発した物と全く異なる物。それにつられて何かが寄ってくる事は無い。」

なら問題ないんだがな。朝比奈さんの方からは何かありますか?

「いえ得には。此処最近は未来に報告しても現状維持だけしか言われてません。ってあれ?今の禁則事項じゃ?」

如何やらこっちも問題なしのようだ。しかしアイツは何処に行ったんだ?
276新記念日第1段 5月31日SS−2:2009/05/31(日) 23:13:10 ID:4C1ESg+9
「心配ですか?」
「あぁ、どっかで誰かに迷惑かけていないか心配だ。」
「クスッ。貴方も本当に素直ではありませんね。」
「何が言いたいんだ?」
「何も。そうですねあえて言うなら一手待っていただけないかと。」
「それは却下だ。ほれこれ以上は待てんぞ。」
「困りましたね。それじゃ最終手段を。」

そう言って古泉は何時ぞやの如くキングならぬ玉将を自分の胸ポケットにしまいやがった。
やれやれ、確かその行為は去年の7月7日にやられた行為だが、さて今日は何の日か憶えてるか?

「さて『世界禁煙デー(World No-Tabacco Day)』でしょうか?まさか隠れて喫煙でも?」
「馬鹿言え、そんなのハルヒから吸ってもいないうちから子供に悪影響だの、家族の健康の害になるとか言われて
吸う事なんて出来るわけないだろ。大体俺もタバコは好きじゃないからな。」
「そうですか。安心しました。もしそうだったら貴方の内申を偽装しないといけなくなる所でした。」
「どっかの不良生徒会長じゃあるまいし。・・・でだ今日はって『ペンテコステ』言うキリスト教の祝祭日だ。」
「はぁそれが何か?」
「何詳しい事はあとでネットでも見て調べてくれ。さてそうこう話してるうちに50日たったな。」
「は?何の事でしょうか?」

俺が何を言っているか判らないといった感じの古泉側の元玉将があった位置に別の玉将が置かれた。
行き成りの事に戸惑う古泉を他所に長門がそのポケットから玉将を出したのだ。

「貴方の予言通り『聖霊』は降臨した。」
「サンキュウ長門。」
「いい。」
「え?ちょっと待ってくださいよ、此れって反則じゃないですか。」
「それなら玉将を胸にしまったお前も反則だ。それにその玉将は間違いなくこの将棋の玉将だ但し50日後のな。」
「え?」
「まぁ難しい事かもしれんが未来の俺からのささやかな逆襲だ。」
「・・・なるほど、長門さんと朝比奈さんまで貴方の味方ですか。これは分の悪い勝負をしたようですね。
今回も僕の負けです。」
「最初からそう言っとけば問題ないんだよ。」
「そうですね。・・・でも負けっぱなしでは癪ですので少々反撃を。」
「あん?なんだ?」
「今、長門さんが仰った『聖霊』の降臨ですが。さて神の力を受け継いだ『聖霊』は何時御生まれになるので?」
「何言ってるんだお前は。」
「いえ先ほどの会話からの推測ですが、如何に涼宮さんでも生まれても居ない子供の心配を今からするのは
些か変と思いまして。」

そこで俺は先程の会話を思い出した。
まてお前ら誤解だ!大体俺とハルヒは未だそんな事してないし、そんな無計画じゃないぞ。

「ふぇ〜〜〜、つまり計画はもう出来てるんですねぇ〜〜〜〜。」
「最近の少子化に歯止めをかけるにも若いうちから子供が授かるのは目出度い事。情報統合思念体も歓迎している。」
「結婚式には是非及びください。我々3人が友人代表としてスピーチさせていただきます。」

とまぁ一方的に言いたいことだけ言いやがって。このまま何も言わないで居るのも癪に障るので言い返そうとした矢先。
277新記念日第1段 5月31日SS−3:2009/05/31(日) 23:14:05 ID:4C1ESg+9
「やっほーーー!!キョン君いるっかい?」
「ちょ、ちょっとまって鶴屋さん!」

と名誉顧問殿と一緒に我らが団長殿がご帰還されたが、何焦ってるんだお前。

「いや〜話は聞かせてもらったよ。キョン君も中々隅に置けないね〜〜〜。何時の間にハルにゃんに子種を仕込んだんだい?」
「「ぶぅぅぅぅぅぅっ!!!!」」

余りの鶴屋さんの発言に俺とハルヒが同時に吹き出した。

「まぁ安心するっさ。式場は家で確保するし産婦人科も良いお医者さんを紹介するよん!」
「あのね鶴屋さん、あたしとキョンは未だそこまで行ってなくて飽く迄将来の話であって今すぐって訳じゃないのよ。」
「な〜にハルにゃん、昔は13や15で子供産んでたんだから問題ナッシング!!寧ろお姐さんは応援するよ〜〜。」

ダメだこうなっては後の祭りだ。
1人暴走し続ける鶴屋さんを止めれる者はおらず寧ろ積極的に参加してやがる。
結局今日はハルヒが考えていた、聖霊降臨祭の真似事は有耶無耶になってしまい逆に気がついたら
教会で誓いの儀式を行なってた始末だ。
まぁ良いか。顔を真っ赤にしながらも大声で誓いを述べてるハルヒが見れたんだしな。
なれない事はするものではないですね
全く行数計算が判らない。

まぁ明日6月1日に向けて何か考えてみます
それでは
279名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 23:16:15 ID:0fKnfpRX
さすが名誉顧問www
280名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 23:44:46 ID:OAXi8dSj
>>277
鶴屋さんwww
GJ!
281名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/31(日) 23:59:35 ID:mQ52Cm3W
>>269
(*´Д`)

>>278
乙乙
282名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 00:30:41 ID:zJyMkQXt
親父書きです。日付がかわりましたので6月1日ネタを投下します。

オリキャラは4つめのだけです。苦手な方はスルーください。それでは。
283歴史改変阻止シリーズ:スーパーマン:2009/06/01(月) 00:31:56 ID:zJyMkQXt
ハルヒ:キョン、準備はできてるわね!
キョン:ああ、おれはいつでもwelcome unknownだ、って、痛い!なぜ殴る?
ハルヒ:あんた女だったら誰でもいいっての? 夕べあれだけしておいて!
キョン:そんなことは言っとらんし、思ってもない! さっさと、歴史を変えに行こうぜ。
ハルヒ:うー、まあ、いいわ(あとでじっくり聞くから)。さっさとタイムふろしきを用
意しなさい!
キョン:まて、ハルヒ。それを人体に使用するのは非常に危険だ。おまえが、それ以上の
ナイス・バディになっちまったらどうするんだ!? というか、おれはどうしたらいい?
ハルヒ:うるさーい! 話が進まないじゃないの。とにかく、今回は、これよ、これ!

 1938年6月1日 アメリカの人気ヒーロー「スーパーマン」が雑誌デビュー。

キョン:待て。相手は2次元だぞ。
ハルヒ:だから、なんだっていうのよ?
キョン:いいか、ハルヒ。10代の頃から2次元ヒーローにうつつを抜かしているとな、
「アニメ・キャラとの結婚を法的に認めろ」とか言い出すイタイ大人になっちまうんだぞ。
ハルヒ:そりゃそうよ。
キョン:あっさりパーミットかよ!
ハルヒ:日本マクドナルドの元社長も、子供の頃ビックマックの味を覚えた人間は、死ぬ
まで食べ続けて、そのうち鼻が高くなって金髪になるって言ってたわ。
キョン:あり得ないし! だいたい欧米人だって、金髪だけじゃなくて、ブルーネットは
情が深いとか赤毛は情熱的とか、いろいろいるだろ。
ハルヒ:(じとー)あんた、また女の話、してる。
キョン:な、な、なにを証拠に?
ハルヒ:よだれを拭きなさい。……しかも、あたしの目を見ない。どういうことかしら?
キョン:いや、俺だって健全な男子高校生な訳だし、洋モノには洋モノなりの風情という
か趣があってだな、全部谷口からの借り物だが、もてあますことだってある。
ハルヒ:……あんた、家畜人ヤプーね。
キョン:いや、それ言い過ぎだし、ウィキペディアでも見ないとネタ自体わからないし、
だいたいスーパーマンはどうすんだよ!
ハルヒ:あんた、今夜は寝かさないからね、覚悟しなさい!

ーーーーかくして、いつもの惰性によって、今日も歴史は守られた。
284電波の日 Nowhere:2009/06/01(月) 00:33:17 ID:zJyMkQXt
「おかけになった電話は、電波の届かないところにおられるか、電源が入っていないため、
かかりません」
「南極だって、月面だってケータイが使える時代に、『電波の届かない』ところって、いっ
たいどこよ!?」
 あたしの怒声が、電話が壁にぶつかる音より、長く響いた気がした。
 あたしは、さっきの問いの答えを知っている。Nowhere。どこでもない場所。

 あたしたちの時間で2年前、乗客を乗せた商用TPDD(Time Plane Destroyed Device)で
は世界で初めての事故に、あいつは巻き込まれた。
 結果は、怪我や命を失うことよりも残酷だった。めちゃくちゃになったのはあいつの身
体ではなく、あいつが存在する時間平面の方だった。
 以来、あいつは、ひとつの時間平面の上に安定して存在する事ができず、数えきれない
ほど多くの時間平面の上にばらまかれることになった。どの時簡平面にどれだけの間、存
在できるか誰も予想できない。
 それでも、あいつは何度か、あたしたちのところに「帰って来た」。存在が安定せず、
最後にはその姿が点滅し出したけれど、あいつはあの時、この部屋にいた。
 あたしは、いつ消えるか分からない事におびえて、あいつを抱きしめられなかった。だっ
て、それは今この瞬間かもしれず、あたしの手が今は見えているあいつの身体をすり抜け
てしまうかもしれなかったから。それは何にもまして「あいつがいないこと」をあたしの
中に刻み付けるだろう。それが怖かった。

 あいつは、いつものように、少し困った顔をして、つとめて何でもないようにこう言っ
た。
 「じゃあ、ハルヒ。またな」

 「またな」って何? 何時? 何年何月何日の何時何分なのよ!?
 それでも、あいつは約束通り、「また」ここに戻ってきた。
 あいつがやって来る間隔は次第に長くなり、ここに存在できる時間がどんどん短くなっ
たけれど。その度、あいつは言った。信じろ、とでも言うように。
 「じゃあ、ハルヒ。またな」
 「ええ。キョン。またね」
 

 壁の下で死んでいたケータイが、か細い発信音を漏らした。
 どこの誰だろう?今何時か分かってるの?真夜中よ、今日付が変わるところじゃないの。
 あたしは激高して、発信者が誰かも見ずに、怒鳴り散らした。
 「あんた、だれ? 今、いったい何時だと思ってんのよ!!」

 「あー、すまん。今、おまえ、おれに電話しなかったか?」
 キョン!? 
 「したわ。したわよ! でも、あんた、一度だって出た事なかったし、いつもの通り、
電波は届かないってアナウンスが流れるし、それに!」
 「出ない電話に、何度もかけてたのか、おまえ?」
 受話器の向こうで「ふう」とため息をつく音がした。
 「何度もじゃないわ。……毎日よ」
 「何だ、おれと同じか。……確率の問題は未だによくわからんが、何百回に一回くらい、
電波が届くときだってあるんだろうさ。まあ、おまえの声が聞けて、おれはうれしいが」
 「あ、あたしだって、死ぬほどうれしいわよ!!」
 「死ぬのは困るが、なあ、ハルヒ。時々電話していいか? といっても、リダイヤルし
続ければ、そのうちかかるかもしれん、って意味なんだが」
 「わかったわ。あんたから電話しなさい。両方がのべつまくなしにかけ続けて、話し中
だったりしたら、目も当てられないから」
 「わかった。じゃ、おれから電話する」
 「うん。待ってる」
 「じゃあ、ハルヒ。またな」
 「ええ。キョン。またね」

 あいつは存在している。今も、無数にある時間平面のどこかに。
 そして何回に一度かわからないけど、あいつから電波が届き、あたしのケータイを鳴ら
すのだ。
ハルヒ「今日はガムの日よ!」
キョン「ああ、そうらしいな」
ハルヒ「そういう訳で、あんたはそっちの端をくわえなさい」
キョン「板ガムでかよ! あまりにも無理があるだろ!」
ハルヒ「何をいまさら。あたしたちがこれまで、どれだけの死線をくぐってきたと思ってんの?」
キョン「イタイ視線を浴びてきたの間違いじゃないのか?」
ハルヒ「……。一人だけ素に戻るなんて許さないからね」
キョン「……ひょっとして、おまえ、恥ずかしいのか?」
ハルヒ「……」
キョン「どうなんだ?」
ハルヒ「……ば、バカップル上等よ! 矢でも鉄砲でも持ってこいよ!!」
キョン「あ、切れた」
ハルヒ「さあ、はやくガムをくわえなさい!」
キョン「いや、待て。ガムなんだから、噛めば伸びるんじゃないのか?」
ハルヒ「そりゃそうでしょう」
キョン「伸びれば、距離がとれて、それなりにいつものような形になるんじゃないのか」
ハルヒ「じゃあ、あんた噛みなさい」
キョン「まあ、それくらいなら。もぐもぐ」
ハルヒ「で、端っこをあたしによこしなさい」
キョン「もぐもぐ(どうやって)!?」
ハルヒ「そんなの、口移しに決まってるでしょ!」
キョン「もぐー!(こら、無理だ)」
ハルヒ「もぐー!(無理もクソもないのよ)」
キョン「もぐー!(な、なんて吸引力だ)」
ハルヒ「もぐー!(さあ、一気に行くわよ!)」


特攻服「にやけボードゲーマー! いつまで、あのエロ猿どもを放置しとくんじゃあ!!」
贋執事「ぼくが入ってきたときには、すでにお二人のディープなキスが始まってたんです」
文芸部「彼らに必要なのは、ガムではなくゴム製品」
286ハルヒと親父 外伝 ー 写真の日:2009/06/01(月) 00:35:33 ID:zJyMkQXt
ハル母「お父さん、こんなのが出てきました」
オヤジ「写真か。あんまり得意じゃないから、何枚も残ってないんだが。ほう、ちっこい
ハルヒだ」
ハル母「ビデオはたくさんあるんですけどね」
オヤジ「俺もあいつも、じっとしてられないタイプだからな」
ハル母「そうですねえ」
オヤジ「だが、こいつはよく撮れてる」
ハル母「そうなんです」
オヤジ「何故だろう?」
ハル母「ふふ、何故でしょう?」
オヤジ「降参だ。母さん、おしえてくれ」
ハル母「見て分からない? この写真のハル」
オヤジ「うん」
ハル母「目をつぶっているわ」
オヤジ「そうだな」
ハル母「で、口を閉じてるでしょ」
オヤジ「珍しいこともあるもんだ」
ハル母「ちょっと唇を突き出して、ね」
オヤジ「!なるほど。ヤフオクに出したら30万は下らないな」
ハル母「お父さん」
オヤジ「冗談だ。キョンの奴なら、倍出しても買うだろう」
ハル母「それは、どうかしら?」
オヤジ「そうだな。サイフはすでに握られていると見ていいからな。だがハルヒには効く
ぞ、この写真」
ハル母「わたしが持っておいた方がいいみたいですね」
オヤジ「そうしてくれ。これを撮った後のことを思い出した。殺されるかと思ったぞ」
ハル母「ハルも本気でしたからね」
オヤジ「ちょっとした冗談だったのにな」
ハル母「あの年頃の女の子には、ちょっとあれは」
オヤジ「あの頃は素直だったなあ」
ハル母「この時以来、すっかりバカ親父呼ばわりですものね」
オヤジ「信じていた者に裏切られると、人間変わるもんだ」
ハル母「お父さんが裏切ったんですよ。あの頃のハルはお父さんが大好きだったのに」
オヤジ「やれやれ。にがい記憶がよみがえっちまった。キョンには一応教えとくか。……
お、キョンか? 俺だ、親父だ。もしハルヒとこっぴどくケンカしてな、なんとかして謝
りたいと思ったら、いいもの持ってるから連絡しろ。ああ、切り札だ。ハルヒのファース
ト・キスの写真だよ。未遂だけどな。どうやって撮ったか? 言わせるな」
ハル母「『ハルヒ、お父さんとキスしようか』って言ったのよね」
オヤジ「な、何を怒ってんだ、キョン。相手は3歳児だぞ。……ああ、切りやがった」
ハル母「キョン君、怒ってた?」
オヤジ「うん。母さん、俺って極悪非道か?」
ハル母「時々、そう思うこともありますね」
オヤジ「やっていい冗談とわるい冗談の違いが分かれば、今頃、大司教ぐらいにはなって
るぞ」
ハル母「分かった時は遅いことが多いんですよ」
オヤジ「人生の縮図だな。今度はもっと縮尺の大きいのにしよう」
ハル母「この写真、引き延ばして、居間に飾りましょうか?」
オヤジ「母さんって、ときどき悪意抜きでひどいこと言わないか?」
ハル母「そうかしら?」
オヤジ「一度、みんなで一緒に撮るか。今なら、シャッターを切る間ぐらい、じっとして
いられるだろう。……バカ娘も、バカ親父も」
ハル母「そうねえ。……お父さん、覚えてませんか? 映画の『細雪』だったと思うんだ
けど」
オヤジ「ん?市川崑のやつか?」
ハル母「ええ。最後に4人姉妹の長女がね、『みんな、良(え)えようになったら、ええ
なぁ』って言うの。いま、そんな気持ちよ」
オヤジ「そういう写真になればいいがな」
ハル母「楽しみね」
287名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 00:50:45 ID:UQ7AbIVv
おお!GJ!
ファーストキス未遂で良かったやら悪かったやらwww
288名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 01:08:31 ID:CXsbvMcV
>>269
GJ!
この駒の動きは本当なのか。
ミクルで止まってる俺は体験するのはまだ先になりそうだorz

あとゲーム持ってない人に報告。
店舗予約の格好はEXTRAのチェスの時の格好だったぞ。

>>278
GJ!
鶴屋さんナイスすぎw

>>282-286
どれもGJ!
ガムじゃなくゴム製品てw
289名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 01:18:38 ID:LIfDIV4T
>>282-286
GJ!です。いっきに四つも消化ですか
ならば

『防災用品点検の日
防災アドバイザーの山村武彦氏が提唱。
関東大震災の起きた9月1日のほか、3月1日・6月1日・12月1日の年4回。』

に予約を入れておきます。以前やったんですがね
別の方向性を模索したいので。
290名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 01:54:03 ID:HDodCMDQ
>>277
乙O乙。無理しないでぼちぼちな。のんびり待ってる。
>>284
これはいいショートショート。こういうのに弱いんだ、まったく涙腺が緩んでいけない。
>>283>>285
ニヤニヤさせてくれるw
>>286
バカ親父、いいじゃないか!
291名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 01:59:16 ID:GscE5SUs
おやすみハルヒ。
いい夢見ろよ!
292名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 02:15:37 ID:7OHzgsbl
記念日ラッシュだな。
どれもGJ。怒涛の四作はもういっかい乙だ。
293名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 07:37:58 ID:7ZcVK2O/
逆さ水着で有名な自称声優でグラビアアイドルの平野綾、今度は全裸で平泳ぎを披露 [06/01]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1243808937/
294名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 09:40:12 ID:YaMYSd7m
このスクリーンセーバーをダウンロードして「涼宮ハルヒ」っていれてみて。
ttp://www.sony.jp/bd/ss/
295名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 09:42:19 ID:S9D+ioaJ
団員を熱中症にさせた挙げ句バイト代を横取りしたハルにゃんw
これが原作通りの事実だなんてねww
296名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 12:09:00 ID:20z7N6n/
あーショートショートか、確かに。
四作、甘いのから切ないのまでGJ!でした。うーん、やるねぇ。
記念日のひとも新機軸乙&GJ!
297名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 12:12:15 ID:mGgP0iFz
今日はいい天気だ。
ハルヒと散歩したりするにはいい日和だな。
298名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 13:24:12 ID:5i0QEw2s
ラッシュでGJ!

お腹いっぱいでぬむねむしてるハルヒのほっぺをつんつんしたい。
299名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 13:26:14 ID:SMor9XCI
あいかわらず必死に荒らそうとしてるのに華麗にスルーされてる哀れなキチガイ君がいますね。
300名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 13:46:40 ID:LF5p7IUH
偶然拾った骸骨の指輪が喋るので気に入って人の居ない所での話し相手にするハルヒ
301名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 14:21:35 ID:S9D+ioaJ
>>300
イミフ過ぎて過疎スレ住民(三人)がリアクションに困ってるぞwwwww

で、ID変えて自己擁護(〜するハルニャンを想像した(笑)orハルニャンは〜なのか(笑))
はマダー?w
302名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 14:35:30 ID:5i0QEw2s
どこの魔戒騎士だよw
303名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 16:29:08 ID:dKCeNX2K
6月なら原作では退屈の時期かな?

鶴屋さんは退屈が初顔合わせなんだよなぁ
キョンを4番に指名したハルヒの心情とは
何気に乙女だよなぁ
304名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 17:02:22 ID:+FAMPOre
負けてるにも関わらず、素直にキョンとピッチャー交代したりとかなw
305名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 17:10:12 ID:YaMYSd7m
1000本ノックの後、ピッチングの練習ましたりして、
何かを成し遂げるためには努力を惜しまない人なんだろうな。

あと、ピッチングの練習をしているハルヒを見つめるキョンの表情がなんか、いい。
306名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 17:12:09 ID:qBgtMO2N
ヒトメボレLOVERで
ハルヒがキョンから長門への告白の手紙だと勘違いした時の
引きつった笑いを見てみたい
完全に嫉妬したときの顔を拝みたいです
307名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 17:16:10 ID:5i0QEw2s
スライディングブルマも見逃しちゃいけねぇな
308名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 17:50:33 ID:KbpFdsM/
ヒトメボレはやるのかなぁ。ギリギリ入らなさそうだけど消失と同じ時期にやらないとな。

>>304
結局棄権したり、必ずしも優勝にこだわってなかったりとか、いいよな。
309名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 18:26:52 ID:8E46NF/n
時系列的に完璧に無理な編集長のマウントポジションも(ry
310名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 18:57:46 ID:KbpFdsM/
編集長はovaで3話くらいでねっとりと!
311名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 19:30:53 ID:8E46NF/n
そうか、OVAもアリか…

直列やってるんだけど、キョンの組分けをいつもハルヒと二人きりにしてしまうせいで全然シナリオ回収できないww
312名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 20:05:39 ID:CXsbvMcV
陰謀のチョコを渡す時のハルヒ達も見たいな。

>>311
わかる、わかるぞ。
取説にもキョンをハルヒと一緒に行動させた方がハルヒメーターが分散寄りになりやすいと書いてあるしな。
これはハルヒは不思議探しよりキョンと一緒にいた方が良いということかw
313名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 20:10:28 ID:3Wv5ECV+
おっとそれ以上はよして貰おうか!
直列を買いたくなってしまうからな!
いいか、言うなよ。絶対に言うなよ!?
314名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 20:34:07 ID:km3UBvbG
支援レベルが上がった
315名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 20:55:08 ID:f0i74qSI
直列はハルヒとキョンのやりとりが楽しい良作
316名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 22:11:30 ID:+FAMPOre
約束もそうだけど携帯機は手軽に遊べるからいいよな。
今晩は
残り時間も少なくなりましたが
6月1日SSを投下します。

本当は今日はネタの宝庫で楽しみに取っておく予定だったんですが・・・
まぁ皆さんが楽しんでいただけたらそれが一番ですから
また3レスを程お借りします。
318新記念日第2段 6月1日SS−1:2009/06/01(月) 22:35:47 ID:LIfDIV4T
6月1日『防災用品点検の日』
防災アドバイザーの山村武彦氏が提唱。
関東大震災の起きた9月1日のほか、3月1日・6月1日・12月1日の年4回。

============================================

さて衣替えを済ませ晴れて夏服で登校出来る様になった初日の6月1日。
珍しく部室には俺1人であった。誤解の無いように言っておくが、
ハルヒは掃除当番。長門はコンピ研の手伝い。朝日奈さんはクラスの仕事。古泉はバイトである。
もっとも古泉のバイトはハルヒが例の空間を作って例の青い奴を暴れさせてる訳ではなく、定期的な会議の様なものらしい。
さて暇を持て余し先日出たばかりの“とある”DSゲームをやっていたのだが、流石に数週目に入ると少々マンネリ感も出てくる。

「しかし、俺もハルヒとばっかり組み分けしないで朝日奈さんや長門と組ませれば良いものを・・・」

何故かそんな選択肢が有るにも拘らずハルヒとばかり組んでします。流石にイベント回収が滞るな。
すかし休憩と思いDSを置くと俺は部室を見回した。
改めてみると『混沌』とした風体である。以前ここが異空間化してると言っていたがあながち間違いでもないだろう。
朝比奈さんのコスプレ衣裳に長門の何て書いてあるのか読む事が事態難解な本や古泉のレトロなゲーム類に
ハルヒが何処からか持ち込んだ棚や冷蔵庫等。
その中でふっと目に留まった物を机の上にあげてみた

『防災非常袋』

確かハルヒが点検していた物だ。アレからもう半年が経っている。
中に入っているのは確か
『非常食・保存水・三角巾・携帯ラジオ・軍手・携帯トイレ・ホイッスル他』
である。
水は1リットルのペットボトルが3本入っており、保存食も乾パンやクラッカーといった定番意外にも缶詰等も入っている。
更に重要な
『消毒液・絆創膏・サージカルテープ・体温計・包帯・ガーゼ・コットン・傷あてパッド(M)・傷あてパッド(L)
・洗浄綿・はさみ・とげぬき&ピンセット・救急シート・欝血帯・副木(大中小3点セット)・綿棒・冷却スプレ・熱ひやしま専科
・消毒保護・応急手当早見表』
といった救急セットに加えて
『災害対策用大型ケトル・防災用かまどセット・ 災害対策用鍋セット』
等の調理具一式に
『救助工具袋・コンパクト肌着セット・チェアー型担架・インバーター発電機』
とあったら助かる品々が1つの袋に詰められていた。

「・・・っておい!」

さて此処まで読まれた方ならもうお気づきだろうが明らかに防災非常袋に入らないものが出てきたのだ。
更に袋の中を覗くと未だ未だ何か入っている。
一旦俺は辺りを見渡してもた。部室が異空間なのはもう仕方ないことだがまさか部品が四次元化してるとは誰が思うだろうか。
いやあの団長様なら考えかねん。昨夜も
【もし災害なんかが来たら大変よ!あたし達が住んでる所なんかもう安全とは呼べないのは嘗て実証されたんだから。
 だから万が一に備えて何が何でも生き残る手段を確保しないといけないのよ!!】
と言っていたが。・・・まさか部室の防災非常袋を四次元ポ○ットにする必要ないだろ。
319新記念日第2段 6月1日SS−2:2009/06/01(月) 22:36:30 ID:LIfDIV4T
と袋を除いたら何か気になるものが入っていた。滅多にみないそれを俺は何気なく手に取り
「やっぱーーー!皆居る?って何だキョンだけかぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァァァァッqあwせdrftgyふじこlp@;!!!!」
一瞬にして目の前から消えてしまった。

「・・・見た?」
「いや。」
「・・・そう。」
「なぁハルヒ。」
「・・・なに。」
「お前、紐派じゃなくてお座b「記憶を失えこの馬鹿亭主!!!!!!!!」がはっ!」

どうやら災害は忘れた頃にやって来る様だ。
皆も常日頃から気をつけておこうな。お兄さんとの約束だぞ。
320全然ダメやん:2009/06/01(月) 22:37:35 ID:LIfDIV4T
以上です。
逆に今度は1レスで済みそうだったのに逆に長くしてしまったorz

では
321名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 23:05:07 ID:mGgP0iFz
落ち着けw
乙でした!
322名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 23:30:45 ID:dxCdq/B1
今日はまたはっちゃけてるなw
乙乙
323名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 23:57:13 ID:CXsbvMcV
GJ!
>記憶を失えこの馬鹿亭主
すでに結婚済みかw
324名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 00:00:32 ID:IvmCmUVj
>紐派じゃなくてお座b

これってまさかアレ?
お前ら良く分かったなw
325名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 02:07:29 ID:gcROwhN3
食堂で今日のランチを賭けて腕相撲するハルキョン
周囲の生徒から賭け金を集める鶴屋さん
326名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 02:52:58 ID:xvE9kWNo
性格が悪すぎてクラスメイトから嫌われて避けられてるハルにャんww
327名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 03:04:48 ID:Bl8BNUFm
おやすみハルヒ。
いい夢見ろよ!
328名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 03:25:00 ID:OB5vPjdA
>>325
その集まったお金でとんかつを買うみくる
329名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 03:59:44 ID:zUCQUeQn
>>302
魔法騎士に見えた。
330名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 05:51:38 ID:YjW0gAoI
魔界医師に見えた。
331名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 09:02:13 ID:Xrkpj9j1
朝早くに目が覚めて隙なので
隣でまだ寝てるキョンの顔を観察するハルヒ
332名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 09:27:29 ID:xvE9kWNo
キョンに糞認定されたハルニャンwww
ハルニャンってウンコ臭いんだろうねww
333名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 11:08:53 ID:OB5vPjdA
キョン「隙あり!」
ハルヒ「!起きてたの!?」
334名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 12:12:20 ID:M1aeGEsQ
>>317
いやいや自分が楽しんでこそってのもあるぜ。そうすりゃこっちも楽しめるからなw マイペースでがんぱってくれ。
335名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 12:13:57 ID:mY00fkf9
>>328
朝比奈さん何やってんすかw
336名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 13:34:32 ID:j2hIsUMP
ハルヒ「負けられないわね。みくるちゃんのためにも!」
337名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 15:51:18 ID:wqpbHxnU
キョン「カラスが増えたから殺します
    さらに猿が増えたから減らします
    でもパンダは減ったから増やします
    人間は増えても増やします
    俺等はいつでも神様に願って拝んでてもいつしか
    そうさハルヒ自身が神様に気づいたらなってたの何様なのさ」
338名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 16:22:59 ID:mY00fkf9
今日は暑いぜ……ハルヒよ、せっかくだからちょっと今日は水着で過ごしてみないか
339名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 16:25:05 ID:xRWohvVz
そんなキョンの前には満面の笑みで鍋焼きうどんを携えたハルヒが降臨
暑い時こそ熱いものなのよ!
340名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 16:43:48 ID:M1aeGEsQ
我慢大会キター(≧∇≦)
341名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 16:51:53 ID:6YsxIGwK
キョンを何より熱くさせるのはハルヒのポニテというお話だったとさ
342名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 17:56:12 ID:VD7CZGgD
誰うまw
343名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 19:08:58 ID:AMZTaT6u
我慢大会に出るわよ!

ハルヒ「熱いわね。髪を括ろうかしら」

キョン「ぐふっ!ギブアップだ…」
ハルヒ「ちょっとキョン!なにやってんの!」
344名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 19:41:40 ID:xvE9kWNo
ハルヒ「ゴミ拾いするわよ!」
キョン「じゃあお前を拾うか」
345shortSS: hand in hand:2009/06/02(火) 19:42:49 ID:YoLbkw00
くせものなのが、あいつの指よ。
こないだ、「ちょっと見せなさい」って、つかまえて、まじまじとみてやったわ。
「いきなりなにすんだ」とか言ってたけど、ここは無視よね、無視。
思ったよりずっと長くて、思わず穴があくくらい見ちゃったけど。
あれでなんの楽器もやってないなんて、神さまへの冒涜ね。
もっとも楽器は女の子だっていうから、今後はタンバリンだって持たせないけどね。

「あんた、これ以後、他の女を触るのは禁止よ。まちがいがあるといけないから」
「なんだよ、まちがいって?」
「とにかく、フォークダンスも腕相撲も指相撲も禁止。肩に手を置くとか、手をつなぐな
んてもってのほかよ!」
「フォークダンスはともかく、女子と腕相撲とか指相撲なんて、そもそもする機会がない
だろ」
「なくても禁止よ。人殺しがなくならなくても、刑法から殺人罪が消えないのと同じ理屈
よ」
「じゃあ、毎週の不思議探索で、朝比奈さんをおんぶしたり、長門を肩車するのも、ダメ
なんだな?」
「当たり前よ! というか、あんた、いつもそんなことしてるの!? 神聖なるSOS団
の活動をなんだと思ってんのよ!!」
「いつもじゃない!」
「ごくたまにだって禁止! 今度そんなことしたら、何度生えてきてもその度に、あんた
の腕を切り落とすからね!」
「なんども生えてくるか!」

「ほら、帰るぞ」
「うん」
「いたい、いたいって。そんなにきつく握らなくても、ちゃんとつないでてやるから」
「絶対だからね」
「ああ、絶対だ」
「許さないからね」
「ああ、許さなくていいぞ」
「……あんたがあたしの手を引くなんて10年早いのよ」
「10年も経ったら、別のものに、お互い手を引かれてるさ」
「あんた、あたしがさっき言ったこと、ちっとも!」
「俺にも、おまえにも、似てる、ちっこいのにだ」
「……」
「ほら、行くぞ」
「うん」
346名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 20:03:36 ID:Ls5brZm/
ち、ちっこいの…
GJ。
347名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 20:08:10 ID:VD7CZGgD
キョンうめぇw GJ!
348名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 21:13:28 ID:AMZTaT6u
そう〆るとは……(*´Д`)
349名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 21:33:10 ID:rDvgJjGE
GJ!
これは良い殺し文句だ!
350名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 21:50:53 ID:eWRicFZX
>>345
ちっこいw
プロポーズじゃないかGJ!!


ちっこいのとか今だと中学生ハルヒを連想してしまうw
Maxさんは是非figma ハルヒ(笹の葉・中学Ver)とキョン(夏服Ver)を出して欲しい
351名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 21:57:13 ID:OB5vPjdA
中学verはもうどこかが作りだしてそうだよなw
352名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 21:57:59 ID:6avsy2xL
放送前から話をあちこちに持ち込んでいるかと
353名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 22:07:23 ID:eWRicFZX
個人的に

セガ謹製とアトリエ彩製とウェーブ製には金は出したくないな。

やはりハルヒ系フィギュアはMaxかグッスマが一番だな
次点壽屋でその次にアルターだな
354SS:かくして、地球の平和は保たれた……?:2009/06/02(火) 22:16:01 ID:iA6qNwWT
 ここ数日、雨模様が続いたりして比較的涼しかったものの、さすがに衣替えの時期ともなれば、蒸し暑くなるなるのも道理といえばまあそうなのだが。
「ねえキョン」
「何だ一体?」
「暑いわ」
「ああ、そうだな」
「んもう、キョン! あんた、今すぐ何とかしなさいよ」
 一体何をしろというのだろう?
「怪談でもやれってのか、こんな真昼間から?」
「あんたが実際に体験したことならともかく、作り話ならくだらないわ」
 じゃあアレか? 寒いギャグでも言って周囲を凍えさせる、なんてのは勘弁してくれ。
「そんなのはあたしも却下よ。フンだ、どうせ不快指数を上げるだけに決まってるじゃない。あーあ、たった今から氷河期が来たり、校庭に巨大な氷の塊が宇宙から降ってきたりしないかしら?」
 おいコラ、物騒なこと言いやがって。
「アホか。ハルヒのその程度の思い付きで天変地異が簡単に起きるぐらいなら、この地球はもうとっくに宇宙の塵と化してるはずだぞ」
「まあ、そうよねぇ。ホント、つまんないわ。しかし……それにしても暑いったらありゃしないわね、もう!」
「ところでハルヒ――一つ訊いていいか?」
「なによキョン、そんなに改まって?」
「さっきから暑い暑いって喚いてるぐらいだったら、いい加減に俺から離れたらどうなんだ? 俺としては、まあ、その、後頭部のクッションはいいとして、そろそろ首が疲れて仕方がないんだが……」

 直後、俺は拳骨で脳天を思いっきり引っ叩かれた。
「コラっ! 殴るわよ、このアホバカエロキョン!」
 だから、手を出してから言うなと。


 ちなみに後で長門から教えて貰ったことなんだが、本日、遥か銀河の彼方から地球に向かって、数千個の大氷塊が飛来したが、「数個が某国の軍事衛星に激突したが、地表への到達は何とか防いだ」とのことらしい。
 あと、地軸がたった五分の内に約二万五千八百年分の歳差運動を記録したらしい。マジで洒落になってないんだがな。


ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u41266.png
355名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 22:27:19 ID:Ls5brZm/
あー、こっちが暑くなってきたw
いつの時代も彼は女心に鈍感なのです。
356名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 22:28:43 ID:eWRicFZX
さっきから変に暑いと思ったらおまいらの仕業かw
GJ
357名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 22:30:49 ID:xvE9kWNo
団員を熱中症にさせたまま笑ってバイト代を横取りできるハルにゃんw
強盗殺人者としての将来が有望ですねw
358名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 22:39:37 ID:qZSgdn0O
妹「ねえハルにゃんはキョン君のこと好き?」
ハルヒ「え!」
この続きを考えなさい
359名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 23:21:14 ID:eWRicFZX
ハルヒ「そ・・・それは」
妹  「嫌いなの?」
ハルヒ「べ、別に嫌って訳じゃなくて・・・えっと、つまり・・・」
妹  「・・・・・・ハルにゃんなら私の『お義姉ちゃん』になってくれるって思ったのに。」
ハルヒ「!!・・・・・・あ、、あたしはキョンの好きよ。
    ・・・でも、キョンがあたしの事どう思ってるか・・・」
妹  「キョン君もハルにゃんの事好きなら問題ないんだね?」
ハルヒ「・・・・・・うん」


次頼むわ
360名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 23:21:25 ID:xRWohvVz
冗談顔で好きよと言った所を本人に目撃される
361名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 23:27:46 ID:YoLbkw00
ハルヒ「キ、キョンなんか、好きでも嫌いでもないわ。いわば空気とか水と同じね。あって当たり前というか」

妹 「空気も水も、無いと生きられないよ」

ハルヒ「……」

妹 「ハルにゃん、キョン君いないと死んじゃうの?」

ハルヒ「////……(こくん)」

362名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 00:07:21 ID:Mb7Tc+xt
おやすみハルヒ。
いい夢見ろよ!
363名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 00:14:16 ID:jqQ+Zt1n
6月の第一日曜日は「プロポーズの日」&「ベビーディ」か。
ttp://www.nnh.to/06/weekmove.html#d1sun

>>358
「あったり前じゃないの! 好きじゃなきゃ団員になんてしないわ」
「そうじゃなくて〜」
「?」
「キョンくんと結婚したい好きなのか、どうかってこと〜」
「え、ええ、け、け、け……けっこん……?」
「そうだよ〜。ハルにゃん、キョンくんと結婚したい? したくない?」
「そ、それは……そのー……。そ、そうね。あいつの嫁になろうなんて女いないだろうから、どーしてもっていうんなら団長としては考えてあげなくもないわね」
「そうかぁ。……キョンくーん! ハルにゃんがキョンくんと結婚してもいいって言ってるよー」
364名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 00:18:43 ID:e/JkBLQ6
す巻きで猿ぐつわを咬まされたキョン「むっむむむむむ・・・・・・・むむむむむ〜!!!!!」
365名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 00:22:37 ID:4UDbB9oz
>>363
『新記念日』第3段として投下します。
366名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 01:30:23 ID:8Di8aKh8
同じネタの繰り返しのせいでダンマリしてるw
367名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 02:00:03 ID:1cIKLstc
368名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 02:41:24 ID:GATwKmtZ
食堂でキョンが青い髪のヲタク少女と飯を食ってたのを目撃し、
強引にその輪に入るハルヒ
369名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 03:22:39 ID:j+k1//jC
>>367
完全にコスプレだなw
370名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 05:45:39 ID:YVPCRCma
>>368
長門は髪青くないし誰のことだろう。タバサとかいう異世界人?

>>367
開いて吹いたw
しかし、けいおんにはハルヒボジがいないから退屈です、先生。
371名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 05:52:57 ID:cGxuUKQm
>>370
さわ子が微妙に近いかな>ハルヒポジ
372名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 08:32:44 ID:mxjPtNYt
青い髪なら朝倉かと思ったが
朝倉はヲタクではないな
373名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 09:13:16 ID:jqQ+Zt1n
らきすたのこなたじゃないか?

チョココロネの食べ方でもめるんだな、きっと。
374名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 09:34:03 ID:9R0lBMC4
途中でどっちが喋ってるか分からなくなるキョン
375名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 11:00:43 ID:mxjPtNYt
ハルヒとこなたか
萌えについて話してる内に見解の違いとか出てきそうだな。

でキョンとかがみが隣で『やれやれ』って呟くんだな
376名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 11:08:28 ID:8Di8aKh8
ネタ切れなのは分かりますが
ハルヒのことを語りましょうね^^
377名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 11:45:40 ID:j+k1//jC
こなたの萌え論は実践だからなw
ハルヒは知識はあるけど、その手のは受け売りっぽいし。いやみくるに萌えを感じたら引き込んだわけで、完全にそういうことでもないのか。
378名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 11:47:33 ID:9R0lBMC4
貧乳はステータスか、巨乳萌えかのちがいでは?
379キョンさん@お腹いっぱい:2009/06/03(水) 13:38:29 ID:IVUkPzZH
普乳もステータスだぜ?とか言って後ろから揉み揉みしたい。
「俺はおっぱい星人だからどんな乳でも愛せる!」とか言い出しちゃったりして。
380名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 13:52:21 ID:ox+97xoy
>>379
ふえーん・・・やめてくださぁい
381名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 15:12:55 ID:u4AG0I4g
キョンさんなにやってんすかw
382名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 15:54:22 ID:IVUkPzZH
ま、そのままのハルヒがイチバンさっ!
383名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 16:04:23 ID:8Di8aKh8
ハルニャン(笑)ってキョンにゴミって言われたけど分類だと何ゴミなのかなwww
粗大ゴミか生ゴミかwww
384名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 16:30:51 ID:QeuvORXA
分類するなら劣化ゴミじゃね?
385名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 16:32:18 ID:FNDw38SB
これを貼らなければいけない気がした
ttp://kissho.xii.jp/1/src/1jyou79013.jpg
386名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 16:48:54 ID:j+k1//jC
普通が一番ってかw
387名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 16:56:32 ID:VslNRKyP
なんでこのスレ電波王こないの?
388名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 17:00:03 ID:yqFy/jt6
前はいたよ。

さてハルヒ。今日は天気が悪くなりそうだから早めに帰るぞ。
389名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 17:03:22 ID:8Di8aKh8
ワンパターンの単発自演による馴れ合いに飽きられたか
脳内ハルにゃん(笑)の押し付けにウンザリされちゃったんだねwwww
390名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 18:05:48 ID:GQM5zqIJ
そんじゃそこ等の女子高生に比べれば、ハルヒも大きいほうだよな。
391名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 18:18:51 ID:53U8vh+1
ハルヒの魅力はふともも!
あのしなやかで、かつ張りのあるふともも…っ!
た、たまらんな……
392名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 18:59:08 ID:p6oYPt3q
普通がどんくらいか知らんが、他の人と比べなくても十分大きいさ。
並列とかやってると特にそう感じる。

>>365
楽しみに待ってる。
ついでに6月12日に恋人の日&日記の日があるんだが、流れ的に第一日曜日の前にあったら良かったな・・・。
393名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 19:02:44 ID:53U8vh+1
ふむふむ。
じゃあ俺もハルヒに恋人日記をプレゼントするために頑張ってみるか。
394名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 19:35:48 ID:pQynbb2W
キョン…
395名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 19:36:06 ID:X26AwEex
>>391
キョン乙。膝枕の感想は本人に言ってくれ。
396ハルヒと親父 外伝 ー 嫁いだ日:2009/06/03(水) 20:10:02 ID:PSB/aq+w
(オリキャラあり/スルーよろしくです)

オヤジ:行っちまったか。
ハル母:ええ。
オヤジ:騒がしい奴らだったな。
ハル母:いなくなるとさびしくなりますね。
オヤジ:自分たちの住処を見つけて、越していっただけだぞ、母さん。
ハル母:ええ。私たちもそうして一人立ちしたのよ。
オヤジ:今のあいつらよりは、歳くってたけどな。
ハル母:今ごろになって、お父さんの気持ちが少し分かった気がするの。
オヤジ:どの気持ちだ?
ハル母:「惜しくってたまらん。美人に育ちすぎたぞ」って。
オヤジ:そんなこと言ったのか、おれ。
ハル母:ええ。
オヤジ:馬鹿オヤジ、ここに極まれリ、だな。
ハル母:そういうところも好きですよ。
オヤジ:あいつらが出ていったら、犬でも飼おうかと思ったんだけどな。
ハル母:そうなの?
オヤジ:だが、やめた。こんな気持ちは一度でたくさんだ。
ハル母:膝にします?それとも胸?
オヤジ:どちらも、ものすごく魅力的だけどな、今は泣きたくない。
ハル母:我慢してるの?
オヤジ:痩せ我慢は、オヤジのチャームポイントなんだ。
ハル母:じゃあ、腕を貸して下さい。
オヤジ:こうか?
ハル母:ええ。これくらいの近さならいいでしょ?
オヤジ:ああ。
ハル母:今のお父さんの気持ち、一緒に持っていたいの。
オヤジ:天使が泣いてるみたいに見える。
ハル母:ただの母親です。
オヤジ:じゃあ礼を言う。いい娘に育った。ありがとう。
ハル母:こちらこそ。
オヤジ:ちょっと思ったのとは違ったけどな。
ハル母:そこも含めて、いい娘に育ったわ。

オヤジ:なあ、母さん。
ハル母:なんですか、お父さん。
オヤジ:あいつら、うまくやりやがったな。
ハル母:ふふ、そうね。
オヤジ:普通は、もっとしくじったり、のたうち回ったり、妥協したりするもんじゃないのか。
ハル母:そうでしょうね。
オヤジ:15歳で出会った奴と一生添い遂げるっていうんだぞ、正気の沙汰じゃない。
ハル母:ええ。
オヤジ:人間は変わる、否応無しに、それも、確実に、だ。
ハル母:それを、一人っきりで知る人もいれば、二人でいっしょに学ぶ人もいるわ。
オヤジ:俺は一人で知ったぞ。その時、傍らには誰もいなかった。
ハル母:私はつれあいをなくした途端に知りました。
オヤジ:あいつらは、幸せ者だよ。
ハル母:そうね。二人ともそれを知ってるわ。
オヤジ:やつらに乾杯しとくか。
ハル母:そして私たちにも。
オヤジ:理由を聞いとこう。
ハル母:いろいろしくじったけど、わたしたちも結構うまくやったと思わない?
オヤジ:バカ娘の笑ってる顔が、その証拠か。それとも、ご褒美か? いずれにせよ、悪くはないか。
ハル母:ええ。悪くないわ。
397名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 20:18:31 ID:u4AG0I4g
俺も一緒に乾杯してやるぜ!
398名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 21:31:35 ID:4UDbB9oz
>>396
今夜は一緒に祝杯を上げさえていただきます
399名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 22:01:15 ID:jlk7VNfI
400名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 22:42:14 ID:yqFy/jt6
乙。ちょっくら見に行ってくら
401名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 23:19:46 ID:w3DOvJR1
寝てるハルヒもかわいいな
402名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 23:22:00 ID:GATwKmtZ
そんなに寝顔が隙だらけだとキョンにデジカメ回されるな
403名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 23:30:46 ID:PWFMwQeN
SOS団のHPもカウンターが回ってるね
404名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/03(水) 23:56:37 ID:pQynbb2W
ミステリックに合わせてるのか
405肩の力をぬいて行こうや:2009/06/04(木) 01:04:45 ID:9s4sNIKa
6月4日
『虫の日』
漫画家・手塚治虫らの呼びかけで設立された日本昆虫クラブが制定。
『ムシの日』
「カブトムシ自然王国」を宣言している福島県常葉町の常葉町振興公社が提唱。

=======================================

ハルヒ「暑いわね〜。」
キョン「・・・そうだな。」
ハルヒ「全くなんで夏なんてあるのよ!」
キョン「・・・そうだな。」
ハルヒ「大体ね、暑いのってろくな事無いじゃない!虫とか湧いたりして
    この時期生ゴミの処理とか大変よ全く。」
キョン「・・・そうだな。」
ハルヒ「それに油断すると蚊とか入ってくるし、あいつに噛まれると痒いったらないわ。」
キョン「・・・そうだな。」
ハルヒ「・・・ちょっとキョン聞いてるの?」
キョン「・・・なぁハルヒ。」
ハルヒ「何よ。」
キョン「折角子供達と虫捕りに来てるんだからもう少し気の利いたこと言えないのか?」
ハルヒ「う゛〜〜、だってさっきから子供達ばっかりかまってあたしの相手してくれないんだもん。」
キョン「いや、子供にまで嫉妬するなよ。」

子供's

息子1「あ!カブトムシ見つけた!」
娘1 「あたしはクワガタ見つけたわ!」
息子2「僕だって見つけたよ。」
娘2 「あたしだって見つけたもん。」
息子3「ねぇねぇお父さんたちはいいの。」
娘3 「いいの?」
兄姉'S「「「「いいの。」」」」

=======================================

元来「虫」はマムシ等蛇を表した文字であった<蛟など虫編が使われている>
本来ムシは獣・鳥・魚介類以外の小動物を指す言葉で「蟲」と書いた

って事をキョンに言わせようとしたけど長いし何か意味ないなと思って
何時もの流れにしました。では



406名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 01:43:52 ID:ueAj61NK
GJ!
自分の子供達にまで嫉妬するハルヒ可愛いよ。
6月4日は虫歯予防デーだから虫歯にならないように気をつけないとな。

>>396
遅ればせながら乾杯。
407名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 01:56:14 ID:yIJCiqCE
妹に頼まれて簡単な料理を教えるハルヒ
翌日キョンの弁当のメニューが全部妹に教えた料理だったのを見て複雑な気分になる
408名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 02:18:41 ID:kgWSNPEJ
生きた人間を自分の玩具宣言するイタイ奴がいるらしいw
409名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 03:23:57 ID:KRwTPWcz
おやすみハルヒ。
いい夢見ろよ!
410名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 04:11:25 ID:VwNM0KXI
お前とはやっとれんわー!
みたいな漫才を自然に出来る、ハルヒちゃんのハルヒとキョンの関係がたまらなく好きだぜ
411名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 05:32:58 ID:t/gWMtD0
そんな人には直列がオススメ
いいえ、私はセガの社員ではありません
412名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 08:51:31 ID:JWD6bVtN
>>405
6人!
頑張ったな!
413名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 10:11:39 ID:kgWSNPEJ
使用者がここから去って今や使う者がいなくなったこのスレ伝統の挨拶をしないとな


オハルニャンッッ!!wwww
414名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 11:06:37 ID:DmsHlFfn
俺以外の誰にも相手にされない哀れな荒らし君は今日も元気ですね。
415名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 12:07:57 ID:e3epMTE4
直列はイイよな。にやっとする。
416名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 12:18:30 ID:kgWSNPEJ
(原作のハルヒはゴミだから)直列はイイよな。(搾取ゲーム用オタ専媚び媚び別キャラだから)にやっとするブヒ。
417名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 12:28:25 ID:n1nz4jwO
並列もなかなかイイモノだが、ハードがな。
でもDSi比べると実は値段もあんまり変らなかったりする。
418名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 13:52:59 ID:kgWSNPEJ
ゴミ女スレでハード叩きを開始するカスが沸いてるな
419名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 13:56:35 ID:BQNOj7aW
記念日の人のSSが投下されるようになってから
カレンダー見る時に今日は何かの記念日がなって注意するようになったな


今日から歯科週間だな
420名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 14:21:13 ID:TRrQ02Cp
そこで自分からネタをSSにしてみるのもいいんだぜ?
421名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 15:09:02 ID:TRrQ02Cp
>>294
亀だけど、これ面白いなw
検索の少ない単語だとコスプレとか、ワードとまったく関係ないのも混ざっちまうけどw
422名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 16:51:45 ID:n1nz4jwO
>>421
マイナス検索も出来たらよかったのにな。
423名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 18:33:47 ID:ct2i+UTB
はあ、今日はついに開放感溢れる私服ハルヒの回だな…
今からwktkが止まらなくて体から変な汁が出てきた
424名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 18:43:51 ID:BQNOj7aW
可哀相に
マユゲ委員長にでも切り裂かれたか
その全身から噴き出る血をこの紙やすりで御拭きなさい
425名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 19:47:43 ID:nPXeF08X
原作よりハルキョン割り増しになってる孤島は正直GJだ
その調子で消失も頼むぜ
426名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 20:18:56 ID:yIJCiqCE
マリソニに倣ってハルヒとらきすたのコラボでスポーツゲームが出てほしい
427ハルヒと親父 外伝 ー 二人でベンチに:2009/06/04(木) 20:51:55 ID:uhrqvwPu
ハルヒ::
今日、とても仲の良さそうなおじいさんとおばあさんを見かけたの。
母:
そうなの。
ハルヒ:
公園のベンチでね、小一時間ぐらい座っていたわ。あまり話してる様子はないけど、
「ねえ?」とか「ああ」とか「そうだね」とか、相槌みたいなことばかりね、それでもちゃ
んと気持ちが伝わってる感じ。
母:
ええ、すてきね。長い時間を共にされたから、かしら。
ハルヒ:
母:さんたちは、よくしゃべってるわね。
母:
そうね。
ハルヒ:
お互いのことを、知れば知るほど、分かりあうほど、話さなくなるものなの?
母:
お父さんなんか、わざと分かりにくくするために、しゃべってるところがあるわね。
ハルヒ:
そうよ!まったく、あの親父ときたら!
母:
でも、お父さんが「かくしたいもの」なんて一目瞭然よ。
ハルヒ:
何?
母:
「照れ」よ。
ハルヒ:
なーんだ。そのくせ、クサイせりふは平気で吐くわね。
母:
あれも、照れ隠しではあるけれど。……ところでハル、今日っていつもの不思議探索?
ハルヒ:
ええ、そうだけど。
母:
公園も、いつもの公園ね? 小一時間もひとりで座ってたの?
ハルヒ:
ううん。運悪く、午後の班分けがあいつと二人になってね、全然やる気もないし、な
んだか眠そうだったから、早々に公園へ行って休むことにしたの。団長は、雑用係とはい
え、団員の健康だって気を配らなきゃいけないしね。
で、公園につくなり、あいつときたら、ベンチで寝出したから、動くに動けずにね。
お向かいのお年寄りカップルを観察して時間をつぶしたわけ。
母:
ひ・ざ・ま・く・ら?
ハルヒ:
え?な、何が?
母:
その方たちも、こう言ってる気がしてきたわ。
「向かいの若いカップル、もう何年も連れ添ったように仲が良いね」って。
ハルヒ:
な、な、なに言ってんのよ!
母:
そのご夫婦と母さん、ちょっとした知りあいなの。
ハルヒ:
えええ!?
母:
今日の夕方,お会いする約束でね、早めに出て公園を散歩してからいらしたのね。で、
公園で見た若いカップルの話が出て、聞けば聞くほど、どこかで……
ハルヒ:
あ、母:さん、急に至急な急用を思い出したたから、ちょっと出てくるね!
母:
はいはい。ごゆっくり。
428名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 20:53:21 ID:ct2i+UTB
>>424
こんなんで拭いたら余計に体中の汁という汁が止め処なくあふれ出すわ!

孤島での花火大会や島探索とか、軽く流してるけど楽しそうでによによするw
429名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 20:54:44 ID:ct2i+UTB
おおGJ!さらにニヤニヤがw
430名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 21:53:15 ID:ueAj61NK
GJ!
老夫婦から見たハルキョンはさぞかしバカップルに見えたことだろうw
431名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 21:56:50 ID:J65ENBML
GJ!
このこの幸せ夫婦め!

しかし、そうか、孤島か……なんかワクワクするよな。
432名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 22:03:51 ID:5xK90auP
ハルキョン的に孤島ならどちらかと言えば来週だな
さりげない恋人繋ぎが2828させてくれる。「死んでない?」とかもポイント高いよな。
433名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 22:26:58 ID:IgOD+9Oy
落下するときもしっかりハルヒを抱いてるのも流石だぜ。
434名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 22:42:32 ID:MeEKzxGs
キョンの寝顔を撮ってさり気にしまっているあたりが抜け目ないハルヒさんだ。
435名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 22:51:12 ID:zmzTOhnO
キョンとハルヒの濡れシーンもあるしな。
436名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 23:39:57 ID:IgOD+9Oy
間違ってはいないが、あってもいないだろwww
437名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 23:40:41 ID:J65ENBML
ものは言いようだ
438名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 23:47:03 ID:OgEJoXOD
まさかのハルヒ劇場来ないかなぁw
439名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 00:35:53 ID:5MiNDy9v
6月5日『熱気球記念日』
1783年、フランスで世界初の熱気球の実験に成功した。
製紙業を営むモンゴルフィエ兄弟らが、紙で内張りした亜麻製の
大きな風船に煙を詰めて口を堅く縛り、空に放した。
風船は1800mほど上昇し、約2.4km離れた隣村まで飛んで行った。

==================================

キョン「・・・空か。」
ハルヒ「ん?キョン何か言った?」
キョン「いや・・・ちょっとな。」
ハルヒ「何よはっきりしなさいよ。」
キョン「・・・詰らん事だ。・・・この空を何処までも飛んで行けたらなって。」
ハルヒ「空ね・・・・・・・・・で?1人で行くわけ?」
キョン「・・・いや。無理だろうさ。」
ハルヒ「当然じゃない。」
キョン「?」
ハルヒ「アンタはあたしがついてないと駄目なんだから、1人でそんな事
    できるわけ無いでしょ。・・・・・・その時はあたしも一緒よ。」
キョン「・・・ハルヒ。」
ハルヒ「だから1人じゃ無理な事でも2人なら如何にか成るって事よ!」
キョン「・・・そうか。・・・そうだハルヒ、今度バルーンフェスタ見に行こうぜ。」
ハルヒ「どうせならあたしを気球に乗せてやるって言いなさいよ。」
キョン「今は無理だ。なんせ気球を飛ばす免許は18からだからな。」
ハルヒ「・・・なら車の免許と一緒に取得しときなさい。そして最初にあたしを乗せない。」
キョン「最初だけで良いのか?」
ハルヒ「一生乗せない!これは団長命令よ!!」
キョン「・・・了解団長殿。」
ハルヒ「ふん!」

外野

長門 「・・・殲滅完了。」
古泉 「・・・あの何故僕が殲滅されるんです?」
朝比奈「あのですねぇ〜古泉君、ここで『僕の知り合いに熱気球を持ってる者がいます』
    なんて、なんちゅうKYな発言しようとしてんだテメーは!あぁん!!!」
440名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 00:39:24 ID:IRcQT72V
宇宙をはるか、星座の世界へどこまでも行くのですね
GJ
441名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 00:40:17 ID:vHhurxyX
孤島来たーーー
442名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 00:47:12 ID:Q4M0VM/U
このキョンは12月17日には自家用操縦士技能証明でも取りそうだな
「プロペラ?飛行機と言えばジェットでしょ!」と陸上多発タービン取らされそうだが。
443名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 01:36:00 ID:mmzi4jAA
     パコパコ
ハァハァ  ○|\ ))   ←俺 
   ○| ̄ヒ|_  ← ハルヒ
444名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 01:40:36 ID:LGSbZzEN
気球でのフライト途中で謎の空間に突入して異世界ではぐれるハルキョン
445名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 01:53:51 ID:0ntgnO9L
なんでだろう。マリオみたいな冒険をするハルヒの姿がw
446名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 03:01:29 ID:UBmGnbtt
おやすみハルヒ。
いい夢見ろよ!
447名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 10:53:31 ID:G3x7PP6b
>>446
不良集団に命令口調でタメ口を聞いてブチ切れられて
女子高生コンクリ詰め殺人事件みたいに1ヶ月間監禁され、全身を殴られ続け鉄アレイを叩きつけられライターで体を焼かれて
最後は5人がかりで集中殴打されて死んじゃうロリハルヒ(ワラ)の夢を見たよ^^
448名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 11:42:53 ID:iWbH0cnb
ついに世間も梅雨入りだな。
ぐっふっふ……雨でしっとりとしたハルヒかわいいよハルヒ
449名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 12:03:40 ID:6lJJXOpz
制服はそう簡単には透けんぞw
450名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 12:14:06 ID:UVYzbVZX
ちょっとキョンにハルヒとの相合い傘用の傘を届けに逝ってくる
451名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 12:43:17 ID:cIHnGaI6
452名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 13:25:26 ID:0Kb2XWub
公式サイトのカウンターが変わっているのはいつからですか?
453名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 13:29:04 ID:LGSbZzEN
今や誰も住んでない屋敷へ勝手に雨宿りに入るハルヒ
奥の書庫で長門という先客を見つける
454名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 14:02:11 ID:G3x7PP6b
このゴミ女って不法侵入が犯罪だって知らないの?
言葉を話すだけで猿と同レベルだなコイツwww
455名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 14:20:48 ID:T6dAQAdO
>>452
ミステリックが配信されたタイミングに合わせてある、のかな。
>>453
雨も止んだので帰ろうした二人。
だが一向に外に出られないっ!?
そう、ここは不思議の廃屋だったのだ!
456名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 14:55:05 ID:rYkqP5Qs
不思議のダンジョンの一つや二つ!ハルヒと長門の力で押し返してやる!
457名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 14:57:38 ID:NwSCYkLy
ハルヒってどう考えても非処女だけど誰も言及しないんだな
中学時代告白してきた男と全員付き合ってたんだろ
ハルヒの性格からしてキスやセックスが面白い事かもしれないから
経験済みだろうし。男の方から告白してんだから男の方が断るなんて
可能性は皆無だろうし、男から要求されたらハルヒの性格からして
一度は答えるだろ
ハルヒはどう考えても中古だ
458名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 15:02:54 ID:mXHX0d1+
中古アニメだったのかwww
いや、意外と違った見解がもてるなw
459名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 15:18:41 ID:XRJS7GT/
一方、キョンには佐々(ry
460名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 15:56:32 ID:GACgT/3q
>>457

非処女だったらなんだってんだ?
461名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 15:58:47 ID:T6dAQAdO
長門も三年間キョンで楽しんでるしね
462名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 16:00:54 ID:TpdNQYnu
>>457
仮にそうだとしても、それが今更何か問題に?
463名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 16:22:25 ID:Qdp+FyP8
アニメ板のハルヒ処女・非処女説が100レス以上ついてて吐いた
464名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 16:47:16 ID:6lJJXOpz
本気でやってるんだったらアホばかりだなw
日本はまだまだ平和だw
465名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 16:48:00 ID:PwQldJel
キョン「平和が一番さ」
466名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 16:49:10 ID:amozu+OH
ハルヒ「そりゃ世界が平和に越したことは無いけど、つまらないのは遺憾を覚えるわね!キョン、なんかしなさい!」
467名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 16:56:51 ID:LGSbZzEN
キョン「何かと言われても何が・・・そうだ、プチプチが貯まってたから一緒に潰すか?」
468名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 16:59:04 ID:fYHq5A98
ハルヒ「キョンにしては気が利くわね・・・(ぷちぷち)・・・ってこれ無限プチプチじゃない!永遠に終わんないわよ!」
469名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 17:01:57 ID:SSDZ+XP6
ハルヒ「……(ぷちぷち)……(ぷちぷち)」
キョン「(黙々とぷちぷちを潰してやがる……そんなに暇だったのか)」
ハルヒ「……おわったー!」
キョン「おめでとうハルヒ(やり遂げた顔をしてらっしゃる!)」
ハルヒ「ありがとうキョン……ってあんた団長になにやらしてんの!」
キョン「ツッコミ待ちだったのかよ!」
470名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 17:09:36 ID:M3YJOuWm
無限wwwあれ楽しいのか?
しかしハルヒ落ち着きがないから集中力が少なそうなんだよな。
471名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 17:09:39 ID:GACgT/3q
長門「もう2万回ぷちぷち潰しを繰り返している。」
472名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 17:17:32 ID:XRJS7GT/
長門さんの周りに、潰されたぷちぷち’(業務用)が3ロール
473名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 17:31:22 ID:rYkqP5Qs
一人では味気ないぷちぷちも三人でやれば途端にワザを競い合うゲームへと!
474名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 17:41:21 ID:bXw5maYo
絞るのは邪道
475名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 18:08:30 ID:M3YJOuWm
うずうずするハルヒの姿が見えるw
476名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 19:07:17 ID:n5k1+OPp
>>470
ハルヒは短期集中型って感じ。
ギュッと集中して一気に短い時間で終わらせるタイプな気がする。
477名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 19:14:03 ID:G3x7PP6b
>>455
>そう、ここは不思議の廃屋だったのだ!(キリッ

このスレってリアル小学生いるんだwwwwwwwwww
478名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 19:51:18 ID:UG52NtV7
孤島のハルヒは露出が多すぎる…けしからん!実にけしからん!
479名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 20:18:14 ID:n5k1+OPp
思い出したらムラムラしてきた。
ちょっとハルヒと枕投げしてくる。
480名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 20:35:32 ID:gXzh40pJ
今から昨日のハルヒのローアングルでガチで抜く
481名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 20:46:41 ID:5MiNDy9v
>>480氏には

1.マユゲと太ももが素敵な委員長による惨殺刑
2.ワカメで腹黒い方からの言葉攻め
3.機関からの真っ黒い車による夢の島へのご招待

どれが良いのでしょうか
482名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 21:07:44 ID:XRJS7GT/
4 有機情報連結の解除
483名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 21:29:24 ID:LGSbZzEN
5 こめかみに冴えない雑用係のライフル
484名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 21:32:53 ID:GjCIPA6o
6 乾燥ワカメ一袋一気喰い後、水1リットルがぶ飲みの刑
485名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 22:31:43 ID:SSDZ+XP6
だが、だがしかし!あのローアングルは確かにイイモノだ!
486名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 22:58:08 ID:/zDS+iWH
あのシーンのハルヒとキョンの掛け合いはすごい好きだ。
ハルヒのwktk感と、キョンのツッコミすぎてイライラしてる感がなんか、いいw
487名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 23:00:31 ID:R81TDS4a
律儀に全部ツッコんでるキョンがまたなw
488名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 23:26:16 ID:mdrVIgdx
>>486
>ハルヒとキョンの掛け合い を
>ハルヒとキョンの抱き合い と読んでしまった。
489名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 23:50:10 ID:5MiNDy9v
孤島と聞いてハルキョンに2828するんじゃなくて
『孤島』でググってる自分にちょっとショック!!

でこんなん見つけたのです

『トリスタン・ダ・クーニャ』
「人が住んでいる世界一孤立している島」としてギネスブックに登録されている。


は!今度は記念日を検索してる自分がいた
ちょっと『孤島症候群』観直してハルキョンに2828してきます
490名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 23:51:24 ID:rYkqP5Qs
>>488
お前は俺か
491名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 00:13:44 ID:AftsVOwE
いやむしろ俺
4926月7日もあるし『ゆる〜く』いきましょう:2009/06/06(土) 00:24:16 ID:P7wA7QkA
6月6日『ほんわかの日,家族だんらんの日』
読売テレビが1995(平成7)年に制定。
1993(平成5)年、ほんわかした空気を大切にし、
もう一度家族の姿を見つめ直すことを基本コンセプトとした番組
『大阪ほんわかテレビ』が放送を開始した。

===================================

阪中 「涼宮さんは休みの日は何をして過ごしてるのか気になるのね。」
ハルヒ「別に特別な事はしてないわ。そうね〜、最近は家族と過ごしてるわ。」

一個前の席

国木田「キョンは何をして過ごしてるの?」
キョン「俺か?特にする事ねぇから家でゴロゴロしてる。」

一個後ろの席

阪中 「ふ〜ん、家族と過ごしてる涼宮さんてどんな感じなのかイメージ出来ないのね。」
ハルヒ「そうかしら?別に特別な事もないしいたって普通よ。・・・ホント偶には気を利かせて
    家族サービスの1つでもしても良いと思うのよね、全く。ねぇ阪中さんどう思う?」

一個前の席

国木田「家でごろごろするなんて不健康じゃないかな?出かけないの?」
キョン「あのなぁ、毎週の如く不思議探索に借り出されてるんだ、安息日
    位は家でゆっくり過ごしても良いだろう。家長の特権だ。」

前後の会話

ハルヒ「ちょっとキョン?さっきから聞いてたら大した言い草じゃない、
    大体アンタ少しは家の事手伝いなさいよね、まったくだらしないんだから。」
キョン「そうは言うが世間のお父さんを代表して物申すぞ。休みくらいは
    ゆっくりしたいんだ。それに不思議探索してんだから十分だろ。」
ハルヒ「違うわよ!そんなんじゃなくて家族の団欒とか大事にしなさいって
    言ってんの!そもそもアンタがあんなんじゃ折角の休みに『ほんわか』
    出来ないじゃない!!」
キョン「そもそもソノ『ほんわか』ってのは何なんだ、それに団欒ならちゃんと
    してるだろ。一緒に過ごしてるんだから毎日そんなイベント事に
    費やさなくても良いだろ。」
ハルヒ「駄目よ!今から練習しとかないと子供が出来てから考えても遅いんだから!!」
キョン「未だ2〜3年早いだろ、もう少し2人きりの時間ってのを過ごしても罰は当たらんと
    思うんだがな〜。」
ハルヒ「だったら休みの日もあたしの相手しなさい馬鹿キョン!暇なの〜〜〜!」
キョン「こら机の上で暴れるな、変なポーズでワサワサ動くな!あぁもうしょうがないなぁ〜。」

蚊帳の外

国木田「・・・何の話だったけ?」
阪中 「・・・確か涼宮さんとキョン君の休日の過ごし方を聞いてたと思うのね。」
国木田「・・・なんで『家族』とか『団欒』とか『子供』とかそんな言葉が出てくるんだろうね。」
阪中 「・・・2人の頭の中は其れしかないからだと思うのね。」
493名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 00:28:21 ID:RuOFYuQ2
ネットスターの黒板にハルヒの絵が描いてあって
「笹の葉ラプソディどうなった?」ビシッ!
ってしゃべってるなw
494名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 00:39:07 ID:EI6LpEFR
妙な羽を手にした途端背中から翼が生えたハルヒ

495名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 01:13:20 ID:IvvUbsTt
>>494を見てると本当に語ることが無くなってきたんだなって実感しちゃうね
496名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 01:15:46 ID:aVsCcwC3
ハルヒに関するあらゆることはほとんど語り尽くされたと思うね。
過去ログ見ればほとんど網羅してるし。
小ネタは無数にあるから、まだしばらくは尽きないとは思うけど。
497名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 01:17:00 ID:+Qcnlvhj
おやすみハルヒ。
いい夢見ろよ!
498名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 01:22:33 ID:xIIXUePY
ハルヒは俺の嫁
キョンには渡さない
499名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 01:22:47 ID:F8hzUwKT
ほんわかいいな、ほんわかw
500カエルの日:2009/06/06(土) 01:26:13 ID:8LcXnasj
6月6日 かえるの日

 かえるの鳴き声「けろ(6)けろ(6)」の語呂合わせから、「かえるの友の会」の会
員である作家の矢島さらが1998(平成10)年に提唱しました。って、それだけ?

=========================================
(改作グリム童話「かわいい女の子とカエル君」)

 むかしむかし、あるところに、名古屋弁で言うと、どえりゃー美人で、スレンダーなく
せに出るとこ出てる女の子がいました。
 女の子は、思いつきで行動するのが大好きです。その日は1000本ノックとピッチン
グ練習をすることにしました。
 ところが、あたりどころが良すぎて、800本目のノックはフェンスを越えて、ホーム
ラン級の打球になって飛んで行きました。
「まあいいわ」
 夕焼け空に消えていく白球を見送って、女の子は帰り支度を始めました。
 すると、
「泣いたりして、どうしたんだ?」
 なんと、モブ(群衆)の中から雑用係のカエル君がよびかけてきたのです。
 女の子はちょっとビックリしましたが、カエルにいいました。
「別に泣いてないわ。ところであんた、宇宙人?未来人?超能力者?」
「いや、見ての通り、ただのカエルだし」
「そう。同じカエルでも、ケロロ軍曹は一応、宇宙人よ」
「ボールを拾ってきたら、おれをお友だちにして、いっしょにごはんを食べたり、いっしょ
にベッドで寝かせたりしてくれますか? って、なんだよ、このセリフは!?」
「ええっ。それ、あんた、プロポーズ?」
「いや、ちょっと待て。落ち着け、ハルヒ」
 女の子は(強引に)カエル君と約束してしまいました。
 でも、カエルはうじうじなかなか決心が着かない性格だったので、ボールは見つかった
ものの、女の子が待っているところに戻らず、そのままどこかへ帰ってしまいました。
 女の子は、その日、はじめて《悲しい》という気持ちを知りました。
 次の日、カエル君が一家で食事をしていると、だれかが戸を叩いてよびました。
「キョン、そこにいるのはわかってんのよ!!」
「あ、ハルにゃんだ! わーい」
 カエル君が止めるのも聞かず、妹ちゃんが戸を開けると、そこには、あの女の子がいた
のです。
「ねえキョン君、何をそんなに怖がっているの?」
 妹ちゃんに聞かれてカエル君は、外にどえりゃー美人な女の子がいて、その娘とお友だ
ちになって一緒にベッドで過ごすことまで約束してしまったのだと、肝心なことはぼやか
しながら、話しました。
 すると、妹ちゃんはいいました。
「キョン君、約束したことは守らないと、もうハサミ借りてあげないよ」
 そこでカエル君は(ハサミなんか借りてくれなくても一向にかまわなかったのですが、
いやいやな態度を装いながらも、女の子を部屋の中に入れると、いっしょに食事をして自
分の部屋に連れて行きました。
 すると女の子は、いっしょにベッドで寝たいと言い出したのです。
「ち、ちょっと待ってくれ。カエルの小さな心臓にも限界が」
「ええい、問答無用よ!」
 女の子はすっかり自分のペースで、カエル君をつまみ上げると、力いっぱいベッドにた
たきつけ、その上からボディ・プレスをかましました。
「あんたが悪いんだからね」
 ところが、女の子が動けないようにのしかかり、カエル君にキスしたとたん、カエル君
あやさしい目をした男の子に変わったのです。
 カエルは、悪い魔女に魔法をかけられていた雑用係の男の子だったのです。
「そんなことは、最初からすべてまるっとお見通しよ!」
 女の子と男の子は三国に聞こえたバカップルとなり、結婚して幸せに暮らしました。

おしまい
501名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 01:32:10 ID:ChDOsQtx
プウゥ〜〜ッ ハルヒ「あ////」
キョン「!!! もしかして今の・・・」
502名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 01:36:17 ID:8cejr3IA
>>500
カオスだが萌えてしまった。GJだっぜ。
503名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 01:36:55 ID:hFX3aP8J
>>498は、涼宮












茜と、結婚するそうだ
盛大に祝ってやろう
(オリキャラ成分が含まれます。苦手な方はスルーお願いします)

キョン:
おはようございます。
母:
おはよう、キョン君。
オヤジ:
よう。よく眠れたか?
キョン:
はい。
母:
キョン君、朝、ご飯でも良かった? パンがよければ、ないことはないんだけど。
キョン:
いや、うちも朝はコメだし。涼宮家って、なんか朝はパン食のイメージがあったんで
すけど。
母:
んー、私が早起きできれば、パン焼いたりもできるんだけど。最近の炊飯器は賢いし、
ついついお米になっちゃうわね。
オヤジ:
パン食にすると、遅刻しそうになって、食パンくわえて走りだす転校生みたいなのが、
うちにはいるからな。
ハルヒ:
……しないわよ、そんなこと。
母:
おはよう、ハル。
オヤジ:
なんか寝起きの悪いのが来たぞ。
ハルヒ:
おはよう、母さん、キョン。
キョン:
朝が弱いのは、俺の方だとおもってたぞ。
ハルヒ:
別に弱くも強くもないわ。必要なら早起きするだけよ。
母:
モチベーションの問題よね、ハル。早起きしないと、かわいい格好でキョン君に会え
ないものね。
ハルヒ:
母さん!
母:
はいはい。
キョン:
はあ、そういうもんか。
ハルヒ:
気合の問題よ、キョン。
オヤジ:
さすがに、おやすみからおはようまで一緒だと、気合も入りようがないか。
ハルヒ:
エロオヤジ、退場。
オヤジ:
これだけは言わせてくれ。いくら両家公認お泊まりカップルでも、深酒は感心せんな。
ハルヒは大方、二日酔い+キョンのいびきで眠れなかった、と見た。
ハルヒ:
勝手に見るな。
キョン:
普段あまりイビキはかかないんだが、もしそうなら、すまん。
オヤジ:
イビキってのは、睡眠中に気道(呼吸が通るところ)がふさがれて狭くなったところ
を、呼吸で空気が通ろうとして、粘膜が振動させて起こるんだ。アルコールが体のなかに
入ると、気道内が充血し粘膜が膨張する。それにアルコールで舌や咽頭の筋肉が弛緩する
から、ますます気道が狭くなる。したがって酒飲んで寝るとイビキをかきやすい。基本だ。
母:
ハルの部屋で飲んでたの? 呼んで来れればつきあうのに。
ハルヒ:
ちょっとね、飲みたい気分になったのよ。雰囲気というか、話の流れというか。
オヤジ:
知ってるか、母さん。こいつの部屋にかくしてある酒量はすごいぞ。禁酒法のハーレ
ムの闇酒場も真っ青だ。
母:
ハル、頭いたい? なにかクスリ飲む?
ハルヒ:
いらない。お味噌汁だけちょうだい。
キョン:
おい、大丈夫か?
ハルヒ:
心配はいらないわ。別にあんたのイビキだってたいしたことなかったし。ただ、イビ
キのあと無呼吸状態になってんじゃないかと思って、心配で見てたら、朝になってたのよ。
オヤジ:
睡眠時無呼吸症候群(SAS | Sleep Apnea Syndrome)ってやつか。
ハルヒ:
あんたってだいたい居眠りがちだし、日中の集中力も活力も欠けてるし、そう思って
見てたら、ますますそんな気がして、眠るに眠れなかったわ。
オヤジ:
ハルヒ、それはキョンの仕様だ。心配には及ばん。
キョン:
同じようなことを言おうと思ったけど、人に言われるとさすがにヘコみます。
オヤジ:
ましてや、それが彼女のオヤジなら、なおさらだな。わはは。
ハルヒ:
わはは、じゃないでしょ!



〜きりがないので、おしまい〜
506名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 02:10:49 ID:RArchsoL
>>492>>500
今日はどんな記念日が来るかと思ったらかえるの日かw
制定理由は俺もなんだこりゃと思ったが、ほんわかの方は記念日自体知らなかったわ。
6月6日は兄の日だからこっちが来るかと思った。
ネタにしやすそうだし。
ともあれGJ!

>>504-505
GJ!
イビキって人から指摘されないと自分じゃわからないよな。
横向きに寝たら気道は詰まらないと思うが。
507名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 02:12:20 ID:EPD3fdxp
>>492
ほんわかてw
>>500もGJ!
最近甘いオンリーだし、これくらいの甘さでギャグテイストの方が今は好きなんだぜ。
もっとこういうギャグやドタバタ系が読みたいw

>>505
ホントにキリがないな!GJ!
508名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 02:21:56 ID:AftsVOwE
>>492>>500
GJ! カエルいいなカエルw

>>505
ほんわかしたぜ。GJ
509名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 02:44:15 ID:hPTWIrJH
よーし俺も負けじと電波を受信しないとな。だがその前に寝よう。
GJ&おやすみ!
510名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 03:31:38 ID:Uq9Pg+0b
511名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 06:28:57 ID:0uqwgkSf
ああもう、孤島のハルヒはエロイなあ
あの胸の反り返り具合がまた
512名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 11:44:43 ID:hPTWIrJH
ゾンビマン吹いたw
513名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 12:12:11 ID:WDUkpjSY
>>511
うむ。私服はこうも俺の心を開放的にしてくれるのか……
514名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 12:32:19 ID:gZVIYp5U
カチューシャないほうがかわいいと思うよ
515ハルキョンー近距離レンアイ:2009/06/06(土) 12:32:36 ID:8LcXnasj
近距離レンアイ

 今日も背後から、涼宮ハルヒの攻撃は続く。
 敵の発射基地は、俺のすぐ後ろの席だ。
 これだけ近ければ、どこぞのオンボロミサイルだって、はずしっこないだろう。
 さっそく痛っ。シャーペンの先かと思ったが、折り畳んだ紙の角か。
 どうして、もっとやさしい渡し方ができないんだろうね。

 後ろ手にその紙を受け取って開く。
「今日、どこ行く?」
 やれやれ。そんなこと、後でいくらでも話せるだろうに。
 返事を書いて後ろに投げ返す。
「どこも行かん。部活だろ?」
 さらに紙の角攻撃。
「だ・か・ら、部活が終わった後よ!」
 紙の隅に怒ってる自分の似顔絵が書いてある。妙なところに凝るやつだ。
 いつもの茶店、と返事するのも、何か芸がない気がした。ああ、へんな似顔絵のせいで魔が差したんだ。
 さあ返事を返すぞ。
「いっそ遠出するか」
 うしろの机でガタガタうるさいぞ、ハルヒ。
「と、と、遠出って何よ?」
 書き文字でまで、あせらなくてもかまわんのに。
 さて、早々に「とどめ」は刺しとくか。
「遠出は遠出だ。おまえ、着替え持ってきてるか?」
 うしろの席では、ドンガラガッシャンの騒ぎ。どうして誰も注意しないんだろうね。
 でも、まあ、そろそろ「オチ」をつけとかないと、一人「から騒ぎ」は拡大する一方だな。
 おれは上半身を回して後ろの席を向く。
「あのな、ハルヒ」
 そこには真っ赤になって怒りながら、口をワナワナさせてる、あいつが立ち上がっていた。
「このお、バカキョン!! 『泊まり』ならそうと、事前に、最悪でも夕べの電話のときに、
ちゃんと言っておきなさい!! 女はそれ相応の、準備ってもんがあるんだからね!!」



谷口「どおおして、誰も注意しないんだよ!」
国木田「あの状態の二人に近づいて、谷口だってひどい目にあっただろ?」
阪中「気にしちゃ負けなのね。あの二人って世界でもまれに見る近距離カップルなのね」
516名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 14:14:59 ID:NplKS409









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517名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 14:16:38 ID:NplKS409









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518名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 14:17:57 ID:NplKS409









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519名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 14:21:25 ID:35b06C2x
520名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 14:32:33 ID:CdCWSH1p
>>3

>>515
GJ!クールに惚気よってキョンめ!
521名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 14:43:41 ID:IvvUbsTt
GJの仕方が相変わらずワンパターンだな 必ず単発だもんな
ID変えて自演丸出し
三人ぐらいしか居ないんだねこのスレ
522名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 14:52:12 ID:rw75LGpo
記念日とオヤジにカエルと近距離、前者は安定してて乙O乙。個人的には後者が好きだな。

>>514
パジャマでカチュ無しが見れるのは孤島だけ!俺も好きだw
523名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 15:09:13 ID:8cejr3IA
>>514
「カチューシャないほうがかわいいと思うぞ。俺にはカチューシャ属性ないし」
「はぁ?あんた何言ってんの?」
「す、すまん。妄言だ」
「じゃあ何属性なのよ?」
「忘れろ」
「言いなさいよ!」
「おいこらやめろ。吸い付くな!痕がつくだろ……っ!」

>>522
服無しカチュ無しが見れるのは「約束」だけ!
524名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 15:19:49 ID:EI6LpEFR
実は俺、ヘアピン萌えなんだ
525名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 15:24:06 ID:AnSQMr3u
じゃあ俺はカチューシャ萌えで
526名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 15:35:28 ID:sT42No5c
>>525「俺、実はカチューシャ萌えなんだ」
ハ「…(ピコーン)。わかった、いいものあげる。目つぶってて」



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      /。゚///// ! !--i !     il i,___,i .';____';__ __    /;';';';'
    . /。゚////ヽ、i_i//,i_i` 、   il    lー────;",,,,,`;  /;';';';'  ,--、
⌒) :〈__//,==========、、---、il    l , - ‐ 、-、 i lllllllll.、 /;';'X<__,_.i -' ゙==、
::  ,;" ::゙; //,"””ヾ,"””ヾ i i_ ̄_il___l /,"””ヾ゙;_゙;_i_lllllllll__゙; '(_)(_)`ー'ー‐"(_)゙
 (" :: ~: i::(*)::i;i::(*)::i::i゙ー─;,”ー‐-"i:::(*)::i::i;;;;]二二二二i '゙'゙'゙'゙'゙'゙''゙'゙'゙''゙''''゙'゙゙'
⌒:: )::⌒: ::゙、:::::::ノ゙、::::::ノノ゙、:::::ノノ     ゙、::::::ノノ゙、::::::ノノ
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      DOKAN!
                     BOKAN!!
        i! DO               `!;:;"
     i!,  i;:! KA! i!   !      i!   i;:;: i;:!;"    i! ,"
    ;:i;:;:!:; i;;:;!    `;:;:!  ;:;i!   、;;:!;::i  ;:;: ;:;:;:!;: ;:"  ) ;::;!;: :!"
    i;::; :;: i!;:";:;:!"   ;:il;: ;:! ;::!"  ;:;!;:;: ;:;"ミ;:;:;!; :;:;:: ;:!;ミ"i;:; ;:;:!; :i
  `;;!;:: ;:; :;::!;:";:;:";:;  i;:;;:; : :;:!; :;!" ゙;:;:!;:゙;:!" 巛;:;:;!;: :;:;:;!" l; ;:;);: ;:;:("
  、;;;:;:i;:;:;;:!;::);l;";:;::(: ;:;!;:i;;: ;:;!;:!;::;(" ;:!;:;: ;:!:;;:(";:;!;: ;:;:!;:;:;;:" ;::;: ;: ;: ;:!:; :!"
 ;;;: ;:; :;: ;:;:;: :;:;:";:;:;,:"V;:::;;: ;:; ;: ;: ;:X;:; :;: ;:;;: :;:);:;:;: ;: ;: ;:::;:";::; :; :;: ;: ;: :(

BM-13「カチューシャ」多連装自走ロケット砲
527名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 16:01:09 ID:rw75LGpo
カチューシャ違ぇwww
じゃあ俺はお団子に萌えとくわ
528名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 16:08:21 ID:j87VBmhM
テトリスで対戦していたが飽きてきたので
スパークリスのパズルモードをプチプチと解くキョンとハルヒ
529名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 16:11:56 ID:xLF3swCL
お団子と聞いたので

梅中十神園塚武西夙芦岡御六王春三花高新
田津三崎田口庫北川屋本影甲子日宮隈神開
●━●━━━━●●━●━━━━●●●●特   急
●━●━━●━●●━●━━━━●●●●通勤特急
●━●━━●━●●━●━●━━●●●●快速急行
●━●━━●━●●●●●●●●●●●●急   行
●━●━━●●●●●●●●●●●===通勤急行
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●普   通
530名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 16:56:14 ID:wtR+3jGN
>>528
スパークリスって初耳だな。テトリスの一種なのか。ボンプリスしか知らんかった。
ボンプリスはハルヒ向き……な気もしないではないこともないな。

>>529
団子ってかそりゃダイヤだろw
531名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 16:59:04 ID:WDUkpjSY
パズルゲーとか対戦じゃないとハルヒはあんまりやらないだろうなあ
532名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 17:08:52 ID:35b06C2x
いて座ではリアルタイムシミュレーションに熱中していたし、
「ピコピコ撃ちたい」って言ってたから普通のゲームでもOKでは?

逆に人間相手のゲームは目の前の人たちとするんで、
逆にしないかと・・・
533名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 17:09:01 ID:RuOFYuQ2
「信長の野望」とかはハルヒはやらないだろうなw
歴史ものはキョンの方が好きなのかも。

というか、1回やってすぐ飽きちゃったくせに、影響を受けてSOS団で世界征服とか思いつかれてしまいかねんw
534名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 17:34:03 ID:RArchsoL
無難なところでぷよぷよはどうだろう。
対戦で盛り上がるにはちょうど良いと思うのだか。
535名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 18:13:23 ID:EI6LpEFR
キョン「結婚するなら相手はお袋みたいなタイプの人だな」
536名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 18:18:38 ID:+r5NjF13
ハルヒ、ぷよぷよなら家にあるから遊びにきて!
そのまま泊まってもいいよ!
ついでにお嫁にきちゃっても構わないから!
537名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 18:32:15 ID:wtR+3jGN
ハルヒにおじゃまぷよを送りまくって、ちょっぴり涙目にしてやりたい
そして慰めてやりたい
538名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 18:35:09 ID:Gge2P1ew
539名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 19:10:10 ID:wtR+3jGN
>>538
これはwww
キョン手加減無用つーかハルヒ前消ししすぎだろw
540名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 20:13:30 ID:CdCWSH1p
これはイイ対戦
541名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 20:16:35 ID:IvvUbsTt
ネタ切れでついにニコ厨のオナニー動画を貼り出したか
厨度高すぎてますます人口が減っていくな
542名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 20:25:35 ID:P7wA7QkA
こんばんわ少々スレ借ります

お題『兄の日』で一本書かせて頂きましたので
では
543名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 20:27:03 ID:o42d8ije
>>539
嫁に勝ち譲るキョンは偉いな
544新記念日第2.5段 6月6日SS−1:2009/06/06(土) 20:28:28 ID:P7wA7QkA
6月6日『兄の日』
姉妹型、兄弟型の研究で知られる漫画家の畑田国男さんが提唱。
双子座のほぼ中間に当る6月6日を記念日とした。

=================================

「ハルにゃんいらっしゃい。」
「こんにちわ妹ちゃん御邪魔するわね。」

さてさて最近週末の休みともなるとハルヒが泊まりに来るようになった。
そこ事事態特に問題が有るわけでもなく、何かいかがわしい事が有る訳でもない。
でさっきから俺は台所に立つハルヒと妹を眺めているんだが、傍から見てると本当の
姉妹のようだ。・・・そうなると俺はどうなるんだろうね。

「キョン君はキョン君じゃないの?」

妹よ、俺はキョン君の以前に兄では無いのか?
と食後の団欒時に、あえて聞いてみたらそんな事が返ってきた。
何と言うか俺が兄と呼ばれる事はもう無いのだろうか。

「何馬鹿な事言ってるのよ全く。いい妹ちゃんこんな奴『キョン』で十分だからな。」
「はーい!」

そこで元気に返事するなよ、悲しくなるだろ。

「・・・何よアンタ、そんなに『お兄ちゃん』って呼ばれたいわけ?」
「そうじゃないがな。お前と妹が何か本当の姉妹みたいだったから俺の立場はって思っただけなんだが
 ・・・って如何したんだハルヒ、顔が真っ赤だぞ。」
「べ、別になんでもないわよ・・・・・・・・・あたしが妹ちゃんと姉妹って事は、あたしがキョンの・・・・・・コホン。
 で如何して欲しいわけ?条件次第でかなえてあげるわ。」
「いや、何も求めていないが。」
「良いから!」
「なら・・・・・・・・・俺を『お兄ちゃん』と呼んでくれ。」
「ふえ!」

おお驚いてる驚いてる。流石のハルヒも此れは面食らっただろう。
まぁ流石に同じ歳の女子に自分を『お兄ちゃんと』呼ばせるのは何のプr「・・・お兄ちゃん・・・」ってはい?

「だ、、だからさっきから『お兄ちゃん』って言ってるじゃない。」
「い、、、いや、お前が言ってもおかしいだろ、、なぁ。」
「あ、あたしだっては、、恥ずかしいしへ、、変だけど。キ、キョンが言って欲しそうだったから。」
「う・・・・・・まぁ『妹』からは偶には呼べれてみたいがな、お前は違うんだよな。」
「な、なによ違うって。」
「お前が俺を『お兄ちゃん』って呼んだら、その瞬間俺とお前の関係が変わるって事だろ?
 お前とは対等でいたいと言うか、兄・妹の関係じゃなくて・・・つまりだな。」
「・・・あたしってさ1人っ子で姉妹居ないからそういうのに少しは憧れるのよね。・・・でもヤッパリ兄より
 妹が良いわね〜、何たって可愛いしさ、お料理一緒にしたり買い物とかも面白そうだし・・・」
「なにが言いたいんだよ。」
「あたしが簡単に妹を作る方法があるんだけど、それにはどっかの間抜けな雑用係の強力が必要なのよね〜。」
「それは初耳だな。」
545新記念日第2.5段 6月6日SS−2:2009/06/06(土) 20:29:12 ID:P7wA7QkA
まぁ互いになにが言いたいのかはもう判りきってるんだが、何かこれ以上いい出せないというか、
踏み込めないというか。そんな俺達の空気を読んだのか妹がこんな事を言ってきた。

「ねぇねぇk、『お兄ちゃん』。あたしねぇ『お義姉ちゃん』が欲しいんだけだなぁ〜。」
「ふぇ、い、妹ちゃん?」
「う〜んでも知らない人だと嫌だし〜、ねぇねぇハルにゃん。ハルにゃんがあたしの『お義姉ちゃん』になって〜。」
「え、えって〜、それは〜」

と、突然の妹の発言に戸惑いながらチラチラこっちを見てやがる。助けを求めるというよりは
【何をここで言うか判ってるでしょうね。いい?いい加減にはっきりしないさい馬鹿キョン】
といった感じだ。なに?具体的すぎるって?気にするの只のアイコンタクトだ。

「そんな事か。大丈夫だ、ハルヒはちゃんとお前の『お義姉ちゃん』になってくれるさ。」
「本当なの?ハルにゃん。」
「えぇそうよ。」
「でもなんで?」
「それはハルヒが家に『お嫁』に来るからだ。そうすれば自動的にハルヒはお前の『お義姉ちゃん』だ。」
「つまり、ハルにゃんはキョン君の『お嫁さん』に成るんだね。な〜んだ、だったら心配いらないね。」
「勿論よ妹ちゃん、あたしがキョンのお嫁さんに成るんだから何の心配も要らないわ。」

それで納得したのか今度はシャミセンの相手をしだした。ほっと溜息をつく俺達に妹は

「でも先にキョン君がハルにゃんに『プロポーズ』するのが先だと思うんだ。頑張ってね『お兄ちゃん』。」

と言って行きやがった
それを聞いた俺達は一瞬固まった後互いに見詰め合い、そして

「・・・ちゃんとした事言いなさいよ。」
「勿論だ。」
「・・・別にね、高い指輪とかそんなの必要なんだからね。・・・ちゃんとあたしがアンタの所にお嫁に行きたくなるような
 気の利いたこと言いなさいよ。・・・明日まで待つからね。」
「あぁ判ってるさ。」

そういってカレンダーに目を通した。
さてさてこの都合のよさ、神様の力なのかねまったくやれやれだ
546名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 20:30:02 ID:P7wA7QkA
スレの流れ無視してすみません。

では又明日
547名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 20:43:50 ID:o42d8ije
>>544
GJ!

このハルキョンは萌える!
548名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 20:46:08 ID:8cejr3IA
そうか、明日はあの日だったな!wktkしてるぜ
549名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 20:58:50 ID:drYkVGfM
ハルヒなら俺の隣で寝てるよ
550名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 21:05:06 ID:y+ixXg3m
ハヒルの間違いだろ
551名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 21:07:08 ID:CdCWSH1p
それは抱き枕だ。
寝ぼけてないで早く抱き枕を作る作業に戻るんだ。
552名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 21:18:00 ID:IvvUbsTt
>>547
お前1日に何回ID変えて自演GJしてんの?wwww
553名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 22:15:21 ID:WDUkpjSY
ハルヒの抱き枕カバーなら持ってるぜ!カバーだけだけどな!
……肝心の抱き枕が無い
554名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 22:26:48 ID:MMI0hR58
>>538
セガもどうせハルヒでゲーム作るなら
ゲーム内ミニゲームでこういうの入れてくれればいいのに
555名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 22:33:09 ID:0gYOoEJX
556名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 23:00:14 ID:WDUkpjSY
なんぞwww
557名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 23:09:20 ID:EI6LpEFR
ハルヒが蚊を相手に苛々してると
古泉がキョンに線香を買ってあげて下さいと懇願するんじゃ無かろうか
558名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 23:11:26 ID:35b06C2x
まさに蚊帳の外              ←上手くない
559名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 23:24:31 ID:WDUkpjSY
だれ、うま
560名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/06(土) 23:37:59 ID:sT42No5c
>>557
長「…蚊…(ポン)そうだ」
長「♪もっとーすきすき もぅスキとキス」
561名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 00:07:35 ID:pLKXam4d
蚊になってハルヒの柔肌に吸い付きたい
562名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 00:56:11 ID:TutLgsd7
ハルヒの肌に傷が付く前にキョンが叩き落します
563名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 01:16:02 ID:a5p3cTfs
巨大なエイリアンの体内に潜入し、心臓にマシンガンを
撃ち込むハルヒと脳ミソにスプレッドを撃ち込むキョン
564名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 01:31:29 ID:NSeS6/5Y
「もう、昨日蚊に吸われて散々だったわ。本当にもう!」
「本当にそうだな!」



蚊帳の外

阪中「キスマークの言い訳のつもりなのかしら?」
国木田「蚊の季節はまだ早いしね」
谷口「内出血するまで吸うか?あのサルども・・・」
565名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 01:48:38 ID:d0vnqcqz
「もう我慢出来ないわ。女っていうのはね、時間がないのよ。だからね、キョン。あたしと付き合いなさい!」
「ちょっと待てハルヒ。俺たちはもう付き合ってるんじゃないのか?」
「はぁ? あんた何言ってんのよ! あたしは一言もそんなこと言われたことないわよ」
「そりゃそうだ。言ってないんだからな」
566名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 02:42:30 ID:woCdGCkg
キョン「まぁ待てハルヒ、確かにいつぞやか恋愛は精神病だと俺の前で明かした手前、
本当は腹の中で恋愛したくてしょうがなくてもそれを表へ露にするのが恥ずかしい気持ちも解らんでもない
しかし、しかしだ。
それを間違いだと認められるからこそ人は成長できるんだぜ?
そして時間がないからといって血迷って俺で間に合わせよう、なんて思考は安易過ぎると思う。
お前はエキセントリックで横暴な奴ではあるけどスタイルも良いし本当は優しい女の子だって事は俺がよく知っている。だからじっくり時間を掛ければきっとお前に相応しい男は見つかるさ、俺も協力する。
で、本当は誰が好きなんだ?古泉か?まさか谷口なんて事はないと思うが・・・」
567名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 03:13:43 ID:0RkjESJ8
キョンお前www しかし唐突だな。前振りは想像できるが。
568名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 03:54:34 ID:6Df0959M
「好きだ!」
といい損ねていつの間にか結婚してそうな感じがする。
結婚してくれ、とか言って結婚するんだけど、そういえば「好き」って言ってないような気がするな……とかなんとか
569名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 04:52:31 ID:sMrnH1Qs
ttp://futaba.nagatoyuki.org/src/1243954393479.jpg
ttp://www.tsubasabunko.jp/03shinkan.html#bk08

本スレから根菜です。
下は中々だが上はちょっとなぁ〜
570名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 05:06:24 ID:pPap2t2d
URLだけではるひ学園と分かってしまって悔しい
571名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 05:48:01 ID:MVnftuu+
婦警のコスプレ?
 のっけから階段落ちで済まないが、十何段かある階段をハルヒと俺は、もつれ合いなが
ら転げ落ちた。
 いつぞやの一件で、階段落ちにトラウマがあるのがいけなかった。俺一人落ちればよい
ところを、まとめて二名様ご案内ということになってしまった。
 幸いにも階段は低く、ちょっとした打ち身と脳しんとうぐらいで済むはずだったのだが……


 「起きなさい」
へんな口調で誰かが俺を揺さぶる。ちょっと待て。頭を打った人間に、その起こし方は危
険じゃないのか。
「うるさい。あたしだって、しこたまアタマ打ったわよ」
そうか、両方とも、ひどい落ち方したもんな。おまえはタフだな、ハルヒ。おれはまだア
タマが割れるように痛いんだ。もう少し寝かせてくれ。
「そうはいかないの! あたしだって、あんたとは全然違う理由で、アタマが割れるよう
に痛いけど、あんただってこの痛みを味わうべきだわ!」
相変わらず無理をむちゃくちゃにした上で押し通そうとする奴だ。いたい、いたいっての!
「どう、これでもまだ、平気で寝てられるとしたら、あんたの鈍さはすでに才能よ」
ありがとよ。だが《自分》に客観的にほめられても、ものすごくうれしくない。って、自
分?おまえ、だれだ?どっかで見たような、でもどこでだか思い出したくないような、格
好をしているが。
「信じない気持ちも、使い回しのアイデアに憤る気持ちも分からなくはないわ。でも、こ
れは現実よ。認めないと、話は先に進めないの!」
 ハルヒはああ見えて、見た目完璧の美少女であることを、ここに来て、しかもこんなシ
チュエーションにおいて、俺はとうとう認めざるを得なかった。なにしろ、同じ言葉をさ
えずるのが、この鈍そうな男子高生であった場合、むかっ腹の腹筋が割れるほどむかつい
て、ほとんど万死に値すると感じるのは、おれのポニーテール萌えとはとりあえず無関係
のはずだ。ところで、おまえ、誰だ?
「は、ハルヒよ」
おまえ、どうみても、男だろ。それはちがうマンガだろ! 今回はクロスなしだろ!
「涼宮ハルヒだって言ってんの! そしてあんたはキョン! わかる?」
ああ、わかるぞ。いつの日か、このマヌケなあだ名から解放されるまで、非凡な奇天烈体
験ばかりを味わう平凡な高校生のポジションを、甘んじて受け入れてやろうじゃないか。
しかしだ、しかし、俺の(知ってる、という意味だからだ、あくまで)ハルヒはそんな声
でしゃべらんし、そんな短髪くせ毛でもないし、第一、北高の男子制服なんか(俺とあま
りおおっぴらにできない秘密の出来事の際でもなければ、っと、こいつは墓まで持って行
く秘密だから忘れろ)、着たりしないぞ。おまえ、誰だ?
「いいかげんに、この陳腐な設定を受け入れなさい! あんたはあたしで、あたしはあん
たなの! 階段落ちで体が入れ替わったって話なのよ、今回は!!」
そんなの往年の大林監督に任せとけよ。何の因果で……、ハルヒ、おまえ、案外、胸でか
いな。
「このエロキョン! あたしの体に何してんのよ!」

 オーケー、マム。
 俺とハルヒの体は、ひょっとするとココロの方かもしれないが、どっちでも結論はかわ
らない、あのもつれながらの階段落ちのショックで、入れ替わってしまったらしい。
 いや、心配するな、ハルヒ。原因ははっきりした。そして解決法もまた判明した。おれ
は、多分どこにもないオリジナル設定だが、ビデオ・レンタルで2泊3日料金で1週間借
りられる、あの頃の日本映画をよく見てるんだ。元にもどるのは、もういちど……。
「へえ、あんたって、案外、胸板厚いわね」
って、話を聞きなさい!
「聞くまでもないわよ。こんなSSでも使い古された設定。……あたしは嫌だからね。も
う一度、あんなところから落ちるの」
とは、言ってもだな。体が入れ替わったままだと、不便だし、その、いろいろまずいだろ。
「なにがまずいのよ」
俺の口から言わせるな。
「ふーん。そうか、なるほど」
な、なにを納得なさってるんですか、ハルヒさん。ものすごく良からぬ事を考えてるだろ、
おまえ!? 言っとくが、今回は微エロNGだからな!
「何、勝手に決めてんのよ。それに大方の読者はあたしの味方のはずよ。みんなのGOサ
インが見えるわ」
いや、おまえこそ、何、勝手に決めてんだ! それはアタマを打った後遺症だ、気の迷い
だ。
「ふふふ、あんた、男の力に逆らえると、本気で思ってんの?」
 ああ、言っちまいやがった。この、体はマヌケキョンの、心はエロハルヒめ。
 それに、悪いが俺はカラダの類いは全然まったく鍛えちゃいないし、女の体のおまえに
だって腕相撲負けるくらいだぞ。言ってて悲しいが、今やスポーツ万能のおまえの体を手
に入れた、女の俺にかなうと思ってんのか? あれ、かなわない。こら、両腕に体重かけ
るなんて卑怯だぞ。動きが取れないじゃないか!
「だから、押さえつけてんのよ」
く、くそお。意外とか弱いぞ、ハルヒ・ボディ! おまえの秘めた力を解放しろ!
「いたあい。このエロキョン! どこ蹴ってるのよ!」
おまえの足癖の悪さを披露したまでだ。狙ったのは、いわゆる男の急所だ。微妙に外した
が。これくらいの表現なら、中学生が読んでも安心だ。って、おい。……言っていいか、
ハルヒ?
「ダメ、絶対ダメ!」
「じゃあ、おまえの胸をもむのと、それを言うのとじゃ、どっちを選ぶ?」
「くっ……。入れ替えても、あんたの心根は腐りきってるわね」
「おまえ、勃起してるぞ」
「わーわーわー。言葉を選べ、エロキョン! 『大きくなってる』とか『固くなってる』
とか、婉曲な表現があるでしょうが! というか、あんたのカラダでしょ!」
「しかし、いまの管轄はおまえだろ、ハルヒ。おまえ、興奮してんのか?」
すっかりオラオラ・モードに入ってしまった俺は、ガードを下げて打ち合う作戦に出たが、
それがまずかった。男のカラダを手に入れた、こいつを本気にさせちまった。
「男のカラダは、確かに使い慣れてないけどね、今のあんたのカラダのことは、あたしが
一番よーく、知ってんのよ……」
「なんだ、その六点リーダは? おまえ、目が潤んでる、もといすわってるぞ。待て、話
し合おう、話せば分かる、な、ハルヒ……ひい」
「問答無用!!」



(ああ、さわやかなプロポーズ・ディ&ベビー・ディだというのに、こんなものをすみま
せん、
 つづきを読みたい方は、えーと、なんだっけ?)





574名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 09:17:48 ID:rJj0V0jb
>>573
GJ!
まるで小学生が書いた文章みたいで面白かったぜ!w
575名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 09:57:49 ID:NSeS6/5Y
>>573
ワッフルワッフル!!
576名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 10:57:59 ID:U1/yjpcW
そういうオチかwww
わっふるわっ(ry
577名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 11:08:02 ID:TLaykEZ9
夏のあらし!
を、思い出してしまったw

そういえば杉田がチョイ役で出てるね。
578名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 11:18:18 ID:6Df0959M
>>573
GJ!
まさか本当に好きだ!という前に結婚状態になるとはw
579名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 12:32:50 ID:0L1PdqQp
>>572-573
変化球(?)できたなw GJ!こういうの好きだぜ。
580名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 12:36:09 ID:rJj0V0jb
>>579
アンカーのし方を変えて何回も自演GJしてるのはなぜでちゅか?w
581名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 15:50:00 ID:Yx7zw8Nc
>>572-573
GJ!
俺こういう展開好きだぜ。
わっふるわっふる!

>>544-545
GJ!
これはプロポーズの良い前フリだw

原作読んでると、告白はハルヒからだと思うがプロポーズはキョンからの方が良いのかなぁ。
582ハルヒと親父 異聞 一人旅に必要なこと(1/2):2009/06/07(日) 15:52:19 ID:4QlsYkpa
「大丈夫か、ひとりで?」
「大丈夫よ。子供じゃないんだから」
「子供じゃないから、心配してるんだがな」
「エロ親父」
「昔からことわざにもあるだろ?『お父さんの親心は、おじさんの下心』って。根はいっ
しょなんだ」
「はいはい。もう行くわよ」
「定期連絡を忘れるな。母さんが泣くぞ」


 思うところがあって、あたしは一人で旅に出ることにした。
 感傷的な理由も考えられなくはないけれど、要は、日に日に心の中で大きく重くなる、
あいつの存在にケリをつけたいというのが本当のところだった。

 珍しく、あいつからハガキが届いた。それも写真付きのやつ。
 よくない予感はしたわ。でも、これはあたし充てよね。あたしが読まないわけにいかな
いじゃない。

 文面はものぐさそのものだった。
「結婚しました」
まったく「ものぐさ」とシンプルはまったく違う別物だ、とあれほど言ったのに分かって
ない。なおってない。
そして花嫁を抱き上げるあいつの写真。ご丁寧に周りには紙吹雪まで舞っていた。

 はっきり言って油断してた。やられたと思った。

 あれから何年も経つのだ。別に不思議なことじゃない。
 ハガキの写真が、ご丁寧にも、ひどいピンぼけだったのが、不幸中の幸いだった。
 おかげで、花嫁が誰か、知ってる人か知らない人か、すごい美人がとんでもないブスか
だって、よくわからなかった。
 ずっと見ていると、ピンぼけ具合はどんどんひどくなっていった。文字まで読めないほ
どになった。
 ハガキは濡れたみたいに、手の中でくにゃっと曲がった。
 泣いている女の声がした。
 あたしの声だった。



「あたし、結婚するから」
大嘘だった。そんなの、こんな顔して言ったって、信じる奴なんているわけがない。
「そうか」
嘘だと分からないのか、嘘だとわかっているときですらあたしの気持ちを尊重しようとし
ているのか、あいつはそう言った。そう言ったきり何も言わなかった。


 旅の相棒にバイク(ちっちゃなスーパー・カブ、なぜかポストマン仕様)を選んだのは、
正解だった。自分でハンドルを握れば余計な事を考えずに済むし、むしゃくしゃの残りカ
スは、風が吹き払ってくれる。
 そのかわり一日走ればホコリまみれだけどね。

 女の一人旅は面倒が多い。自殺されたらたまらない、なんていう事情があるんだろうか。
宿は数日前に予約をいれてから泊まることにした。行くあてのない旅なのに、段取りに追
い回される感じ。
 することがないから、あたしはとにかく移動した。そんなことをしても、何も変わらな
いのだけれど、とにかくじっとしているよりはマシな気がしたのだ。

 泥のようになって眠れば、夢など見ないはずだった。
 ところがどういうわけだか、いつかみた灰色の空間の中に、あの頃通った高校が、毎日
繰り返し登場した。
583ハルヒと親父 異聞 一人旅に必要なこと(2/2):2009/06/07(日) 15:53:42 ID:4QlsYkpa
 あたしはもう、あの学校に通う生徒じゃなかったし、まして高校生なんて気が遠くなる
ほど昔の感じがする。
 しかも、あたしの夢なのに、夢の中の出来事ですら、ままならない。
 灰色の夢の中では、あたしは相変わらず女子高生で、そして傍らにはあいつがいた。
「なんで、あんたが、いんのよ?」
「さあな。お前の夢だったら、お前が呼んだんじゃないのか」
「あんたの夢かもしれないわね。少なくとも、あたしはあんたを呼んだ覚えはないし、あ
んたにも分かってるだろうけど、いまあたしが世界で一番会いたくない人間があんたよ」
「そうだろうな」

「あたしが馬鹿だったわ。どうしようもないガキだった。今も変わんないけどね」
 黙って聞いてろ、という顔をしたせいか、あいつは何にも言わず、相槌さえつかなかっ
た。
「あんた程度の男、いつでも落とせる自信があった。ううん、そんなことしなくても、あ
んたはいてくれるだろうと思ってたし、他の男みたいな扱いをしたくなかった。でも、だっ
たら、どうしたらいいの? 楽しかったわ。でも、怖かった。この楽しい時間が終わるこ
とは確実なんだから。時間を止めたいと何度も思った。私はあそこでしくじったんじゃな
いか、って何度も思いだした。ちょうどこの場所よ。なんで、キスなんかで満足したんだ
ろう? あたしはあんたとずっと一緒にいたいと願ったのに。その願いがかなうところだっ
たのに!」
「ハルヒ、おれと一緒にいるだけでよかったのか?」
「そうね。不正確だわ。あんたと一緒に帰りたかった。あんたと手をつなぎたかった。あ
んたとたわいもないことをたくさん話したかった。あんたと夜遊びして一緒に叱られたかっ
た。あんたとキスしたかった。あんたと……」
 音の無い世界に、あたしの声だけが、むなしくいつまでも響いた。いつまでも。

「なあ、ハルヒ。お前の、めちゃくちゃ長い願い事リストを、一言で表せる言葉があるん
だが」
「うるさーい。あんたは黙ってなさい。それは、あたしのセリフでしょ!」

 そうよ、そんなことは分かってる。分かってるわ。
 でも、あんなにいっしょにいた頃、時折あいつが何か待っているような顔をして見せて
いた頃、それでも言わなかった言葉を、どうしてこんな夢の中で吐き出せるだろう?

 あたしはバカだ。

 「キョン、幸せになんなさい! 相手の娘も幸せにすんのよ!」
「ハルヒ」
「ありがと、キョン。夢の中でも会えてうれしかったわ。じゃあ、あたし、行くね」
「ハルヒ、行くあて、あるのか?」
「あてが見つかるまで走るわ。あたし、失恋したのよ。そう簡単に行き着いてたまるもん
ですか!」

 誰かがイグニッション・キーを回し、スターターが回る音で目が覚めた。
 バイクで来ている連中が何人かいた。そのうちの一人だろう。
 まだ外は暗い。午前5時。お早い出発だ。よほど遠くへ行くのだろうか。

 手と目が濡れていた。そういえばガソリンの残りも少なかった。宿を出て、坂を降りれ
ばスタンドはある。顔を洗って、きっと味がしないだろう朝ご飯を食べたら出発しよう。

 日が落ちるまで、どこまで行けるか、試すくらいに走らせれば、今日こそ、きっと別の
夢が見れるに違いない。

584名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 15:57:58 ID:E+Qi8gcd
BGM:Lost my music
585名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 16:07:45 ID:zxtxwzHT
録画してた孤島みたら、ハルヒのくびれのすごさにノックアウトされた
586名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 16:21:09 ID:0L1PdqQp
切ないのう切ないのう、GJ!
587名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 16:26:17 ID:1M1MA/4D
>>573>>583
乙O乙。

みんな孤島好きだなw 
588名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 16:29:14 ID:sMrnH1Qs
胸が痛い!
こう何と言うか奥の方が締め付けられるように苦しい


・・・SS投下は先にしてちょっと
『中学生ハルヒ×キョン×高校生ハルヒ』でハァハァしてきます。
589名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 16:39:29 ID:a5p3cTfs
初めははムッスリしながら回復役を務めていたが中盤で神殺しの槍を
手に入れアタッカーとしてブイブイ言わせる僧侶ハルヒ
590名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 16:54:39 ID:woCdGCkg
ミニサイズになった長門を背負ってレンチを手に銀河を救う為惑星を回るハルヒ
591名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 17:00:34 ID:E+Qi8gcd
研究所員になり、事故で出現したエイリアンとバール片手にやり合うハルヒ

ちなみに無口。
592名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 17:17:31 ID:1kMhgnFx
キョン「バイトするからちょっと部活には出ないぞ、すまんね」

↓そこでハルヒがry
593名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 17:22:10 ID:sMrnH1Qs
ハルヒ「・・・しょうがないわね・・・」

と変に素直な返事
次のキョンのバイトの時に新人と紹介されるハルヒ
594名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 17:25:10 ID:woCdGCkg
そして逃げ出すキョン
が、お店の女の子に引き止められ、不貞腐れながらも踏み止まる。
595名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 17:33:22 ID:FwH7gTlB
その引き止めた女の子は佐々木だった

「やぁ涼宮さん。最近僕もバイトを始めたんだ。お互い頑張ろう。」


↓その時、長門が動いた
596名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 17:46:28 ID:xeypqmPj
「先発が有銘!?こんなデータ私の中にはない」
動く予定だった長門は急いで東京ドームへと向かうのであった。

↓それに気付いたみくるが一言
597名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 17:47:32 ID:rJj0V0jb
死ね犯罪者
598名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 17:59:35 ID:1M1MA/4D
「ふぇぇ。こうなったら奥の手ですぅ」
そこには元気っ子の鶴屋さんと二人で同じ店の制服に身を包んだみくるだった!
599名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 18:08:48 ID:woCdGCkg
佐々木「涼宮さん、首になったみたいだね。伝聞によると店長とひと騒ぎ起こしたようだ」

キョン「そうか」
と、顔色一つ変えず作業の手を進めるキョン

鶴屋「ま、ハルにゃんらしいといえばらしいかなっ、お〜い、みくるっ!この皿ちゃんと洗ったのかいっ!?」
600名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 18:55:27 ID:0L1PdqQp
そこには正面にライパル店を出店するハルヒの姿が!
601600からの続きで:2009/06/07(日) 20:13:53 ID:sMrnH1Qs
それから暫くの時が過ぎた。

「よう、元気か?」
「・・・別に普通よ。」

キョンのバイトを切欠に何時の間にか店同士の売り上げ合戦に発展していた
最初はキョンのバイト先にいた鶴屋さんとみくるも何時の間にかハルヒの
店側につき、その穴を橘や九曜が埋める形をとり言わば代理戦争状態までに
発展していた。
その渦中にありキョンは別の店へとバイト先を変えていた。
たまにSOS団の活動に顔を出すが特に話す事も無く
更にクラスでも何時も通りの会話になるだけであった。
そんな事が暫く続き周囲も流石にこれ以上はと思い出した矢先であった。

「ほらよ。」
「・・・何よ。」

とハルヒの目の前に出されたのは綺麗にラッピングされた小さな小箱であった。
大きさとして服や鞄はありえない。装飾品でしかも小さな物しか入らないような
大きさであった。

「開けてみろよ。」
「ふん!」

そう言いながらも素直に開けるハルヒ。
ここ暫くキョンとはまともに会話していなかった。
いざその時になったら気まずい雰囲気になると勝手に想像していたが
実際は安堵と居心地の良さが広がっていた。
そして促されるまま開けた箱の中には

「・・・キョンこれって。」
「なぁ〜安物だ特に深い意味は無いかもな。」

一組の指輪が入っていた。
俗に言うペアリング。もしこんな物を貰って特別な意味が無いと思うなら
余程常日頃からそういった類に縁がないとおかしいだろう。
幸いな事にハルヒにはそういった縁は持っていなかった。
おずおずと手に取り自分の指にはめてみる。
その指輪はある指にピッタリのサイズであった。

「・・・団活を休んだ言い訳に未だ足りないわよ。」
「そうかい、なら後幾らかかるんだ?」
「・・・アンタの残りの人生をあたしに寄越しなさい。」
「おいおい。」
「その代り・・・・・・」
「・・・その代わり?」
「あたしの残りの人生をアンタに委ねるわ。・・・・・・・・・馬鹿キョン。」
「・・・やれやれ、やっぱなれない事はするもんじゃない。お蔭で遠回りしまったよ。」
「ふん、そんなの一生かけてあたしが取り返してやるわよ。」
「なら、こっちも一生かけて還さないとな。」

そこには左指の薬指にペアに片方をはめ、涙でほほを濡らす綺麗な少女がいた。
そしてもう片方の指輪を少年の指にはめた。
場所も雰囲気もけっして優雅さの欠片もなかったが
その日、その時は少年と少女にとって確かな絆を結んだ瞬間であった
602名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 20:17:54 ID:U1/yjpcW
GJ!
みんなもお疲れw
603名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 20:26:41 ID:rJj0V0jb
>>602
自演GJお疲れww
604名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 20:38:28 ID:0EvOOvL5
いい〆だ。乙乙
605名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 20:49:51 ID:woCdGCkg
キョンに紙袋を渡されるハルヒ
内心期待満々で開けると中には明らかに自分より大きいサイズのブラが

キョン「いけね!それ朝比奈さんに渡す奴だった、スマンスマン。こっちがお前の方で・・・って、ハルヒ?」
606名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 20:56:29 ID:NSeS6/5Y
>>605
手渡されたブラは一回り小さなブラだった。

キョン「あ、いや。すまん。こっちは長門用だった。・・・っと。こっちだ」
607名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 21:46:34 ID:IJDY2c0n
そして次に出てきたのは立派な赤フンドシだった。

キョン「すまん、こっちは古……いや、俺のだった……ってハルヒ?」
608もう直ぐ今日も終わりですね:2009/06/07(日) 21:47:04 ID:sMrnH1Qs
失礼します。『記念日の人』です
6月7日SSを投下させていただきます

今回オリキャラ成分が含まれてますので
苦手な方はスルーしてください

>>545の最後の方に脱字がありましたので
『高い指輪とかそんなの必要なんだからね。』

『高い指輪とかそんなの必要な“い”んだからね。』
訂正させていただきます
609新記念日第3段 6月7日SS−1:2009/06/07(日) 21:48:25 ID:sMrnH1Qs
6月第1日曜日
『プロポーズの日』
全日本ブライダル協会が1994(平成6)年に、ジューンブライドの月に因んで制定。

『ベビーディ』
読売新聞社が1992(平成4)年に制定。
母の日と父の日の中間の日。

============================================

ある晴れた日の午後、
といえばとある歌を歌いたくもなるが生憎、少々曇り気味である。
もっとも洗濯物を干すのには問題なく、ベランダには大小さまざまな洗濯物が干してある。
そんなとある休みの午後を俺は特にする事もなくテレビをみていた。

「う〜〜ん、流石に三枝師匠も年とったよな〜。」

と日曜昼の定番番組を見ながら、以前出演した時の事を思い起こしつつ師匠のトークを聞いていた。
最近の芸人はどうもトークに面白みがないように感じてしまうのは俺が古い人間だからだろうか

「これがオールドタイプと言うものか!」
「パパだれとおはなししてるの?」

とちょっと意識が遥か宇宙世紀に旅立つところを愛娘の声で現実に引き戻された。
みるとさっきまで隣の部屋で双子の弟やその下の弟や妹達を相手に遊んでいた長女がいた。
見るからに『ハルヒの娘です!』といった容姿は将来美人になる事を保障したようなもので
父親としては大変心配してしまうものである。
しかし、何時もは一度遊びだしたら眠くならない限り動き続ける永久機関を搭載したような娘が
珍しく遊びそっちのけで俺のところにきた。
勿論嫌われてるわけではなく、寧ろハルヒより懐かれてる自信はある。
そんな娘はテレビを見て俺の方を見ると胡坐をかいてる俺の膝の上にチョコンと座った。

「おやおや?パパのお膝は卒業したんじゃないのかな?」
「いまは4人ともあっちあそんでるからいいんだもん。」

下の弟や妹が居るというのが意識つけるのかそういった事は『おねえちゃんだから』といって
率先してお手伝いしたりする娘もまだまだ甘えたい盛りだからな、かく言う俺も娘に甘えられて
心の中ではデレデレなんだがな。

「なぁ〜に娘にデレてんのよアンタは、まさか幼女萌だなんて言い出さないでしょうね。」
「馬鹿言え、全国のお父さんを代表して言ってやる!娘に甘えられてデレないお父さんがいるならそいつは異常だ!」
「何変に力説してんのよ、全く。」

と其処には彼此10年来の付き合いになる妻のハルヒがいた。
昼食が済んでからこっち台所で何かしていたようだが一段落したのか?

「えぇ、後は焼く上がるのを待ってからね。で?何してたのよ。」
「別に何もしてないが?」

と別段おかしな事をしていた訳ではないのであるがまま応えたがそこに娘が中々の爆弾を投下してくれた

「ねぇパパはママになんてプロポーズしたの?」
「「ええ!?」」
「ねぇーねぇー」
610新記念日第3段 6月7日SS−2:2009/06/07(日) 21:49:41 ID:sMrnH1Qs
行き成り何を言い出すんだこの娘は、確かに男の子より女の子の方がオマセさんだとは聞いていたが
まさか家の子もそうなのか?
と一瞬固まった俺を他所にハルヒは娘を自分の膝の上に移動させて話始めていた。
おい、折角娘との憩いを邪魔するなんて無粋じゃないか。

「変な事言ってるんじゃないの。それでパパがママにしたプロポーズ?」
「うん!」
「そうね〜、あの時はパパもママも高校生でね、あんまりカッコいいプロポーズじゃなかったわ。
 でもねママにはパパのその言葉はどんな告白の言葉よりも嬉しかったの。」
「へ〜、どんなこといったの?」
「うん、それはねこう言ったの『俺、実はポニーテール萌えなんだ。』」

おいハルヒ!

「『いつだったかのお前のポニーテールはそりゃもう反則なまでに似合ってたぞ。』」

ちょっとストップ

「『だから此れからも俺にポニーテールを見せてくれ。』って言われたの。」
「ふ〜〜ん。」

おい、何娘に恥ずかしい事話してるんだ!って気付いたら他の子供たちも集まって聞いてるじゃないか!

「でもママ〜。」
「何?」
「それのどこがよかったの?」
「そうね〜、今考えたら変な台詞だしプロポーズにもなってないけど。・・・でもねプロポーズって決まった形はないのよ。」
「うん?」
「ただの切欠なの。『この人と一緒に居たい一生を歩んでいきたい』って自分の気持ちを後押しする切欠になればどんな
 言葉でもプロポーズになるのよ。まだ早かったかしら?」
「ぶ〜、そんなことないもん!!」

そういってキャキャと戯れる母娘を見ながらさっきの恥ずかしさはどっかに消えてしまった。
そうだな、結局自分の気持ちを伝えるなら台詞が重要なんじゃなくて気持ちが重要だよね。

「でも告白してきたのはママからだったんだぞ。」
「ちょ!キョン!」
「ほんとパパ?」
「おとうさんもっとおしえてよ。」
「おしえて〜」
「あたちも〜」

と堰を切ったように他の子供たちからの追求が始まった。流石に一番下の2人は今一やり取りを理解してるようじゃなかったが
兄や姉が「ねぇーねぇー」と親を質問攻撃をしてるので便乗して何か言ってきている
611新記念日第3段 6月7日SS−3:2009/06/07(日) 21:51:41 ID:sMrnH1Qs
「あ!そうだ、ママはケーキを作ってる途中だったわ、大変急いで戻らないと!」
「うお!ハルヒこの状況で逃げるな!こら、ちょっと待てって娘をこっちに預けるな!ってお前達お父さんに登るな!!
「「「「「「わーーーーい」」」」」」

そのまま子供たちに揉みくちゃにされてしまった。
ああクソ!こうなったら昔、いとこ達相手に鍛えた子供あやし術を披露してやる!!
といい加減子供達の相手に疲れたときにハルヒが台所から還って来た。
いいところに来た我妻よ、俺はもう駄目だ、後は頼んだぞ!!

「何ふざけてんの?ほらいい加減疲れたころだと思っていいもの持ってきたわよ。」
「何だ?」
「あ!ケーキだ!」

とハルヒが持ってきたのは間違えようのないケーキであった。
しかもハルヒ御手製であるがそんじょそこらのケーキ屋よりも旨そうな代物だった。
おいおい如何したんだ?今日は誰かの誕生日だったっけ?

「何言ってるのよ、妻と子供達の誕生日位憶えときなさいよね。子供達は皆双子なんだし覚えやすいでしょ?」
「・・・じゃあ何の祝いなんだ?記憶になんだが。」
「キョン?『5月の第2日曜日』は何の日かしら?」
「そりゃ 『母の日』だな 。」
「じゃあ『6月の第3日曜日』は?」
「『 父の日』だな。」
「その間の日はいつかしら?」
「『6月の第1日曜日』だな。」
「ねぇ、『母の日』と『父の日』があるのに『子供に日』がないのは変に思わないの?」
「おいおい、それは『5月5日』だろ?」
「ちょっと意味合いが違うのよね。今日は『ベビーディ』よ。」
「それが何だ?」
「あんたね〜、子供が生まれた時どんな気持ちだった?」
「そりゃ嬉しくてなんか言葉に出来ないけど泣いちまったよ。」
「つまり親が子供に感謝してあげるのよ。『産まれてきてくれて有難う』って。」
「あ、そうか。」
「幾らあたし達が大人でも子供がいなかったら『親』にはなれないんだからね。」
「そうだな。」

そういってケーキを口いっぱいにほうばってる子供達を見ながら。そうだな、教えてるようで教えられてるのはコッチの方だよな。
『子供』がいて初めて『親』になれるんだ。そう思ったら無性に目の前にいる
家の王子様にお姫様達が愛しくなってきた。そんな子供達の頭をそっと撫でてやった。

「パパ?」
「おとうさんどうしたの?」
「「「「????」」」」
「なんでもないさ。なんでもな・・・・・・な、ハルヒ。」
「そうよ、何でもないの。・・・ただ嬉しいだけだから。」

その日俺は子供たちにある物語を話してやった。
ある世界は灰色に見えていた少年と世界がつまらない物に感じていた少女の物語。
そこから始まるお前たちの物語を

「なぁハルヒ。」
「何?キョン。」

子供達が寝静まった後改めて俺は妻に告げてみた。

「好きだぞ。」
「あたしも大好きよ。」

飾りも何も無い言葉だがお互いの深いところに届いてる。そんな目に見えないそんなあやふやなこの気持ちも確かな絆の証なんだと
今日改めて感じられた。そんな6月の日の事であった。
612名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 21:55:03 ID:sMrnH1Qs
流れを切って失礼しました。

後暫く投下を自重したいと思います。
最近毎日のように投下して、それもどうかと思うのと
そろそろネタがマンネリ気味なので修行を兼ねて
暫く書き込みをしない事にします

まぁそんなに長くはないと思いますので又お会いできれば幸いです。
今後もハルキョンに幸おおからんことを!!!
613名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 21:57:07 ID:E+Qi8gcd
<<MPWS:Moe-Proximity Warning System>>Whoop Whoop Pullup!! Whoop Whoop Pullup!!
614名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 21:59:08 ID:4QlsYkpa
>>608-611
GJ !!

今日はへんなのを2つ投下してしまい、やさぐれていたが、
そんなおいらのこころも洗われるようだよ。
615名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 22:02:38 ID:NSeS6/5Y
乙です。
SS書きはブランクが空くと筆が重くなり勝ちです。
たまの投下お待ちしています。
616名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 22:05:50 ID:d0vnqcqz
>>607
「こんの、アホエロバカキョンー! いい加減にしなさいっ!」
「ま、待て待て落ち着けハルヒ。こ、今度のは本当にお前へのプレゼントだ」
そう言ってキョンがハルヒに渡したのは、ウエディングランジェリー一式と指輪であった。
「キョン、これ……」
「俺のために、これを身につけて、同じ道を歩んでくれ」
「キョン……!!」


>>611
GJだっぜ。
最後「実はね、もう一人お腹にいるの……」という展開になるかと思ったw
(オリキャラあり。お嫌いな方、スルー願います)



キョン「なあ、ハルヒ」
ハルヒ「なに、キョン?」
キョン「『妻』という文字をじーっと見てたんだ。すると段々と『毒』という字に見えてきてな」
ハルヒ「あたしも似たようなことがあったわ」
キョン「ほう」
ハルヒ「『夫』という文字をじーっと見てたらね、『失』って文字に見えてきたの」
キョン「・・・・・・」
ハルヒ「・・・・・・」
キョン「俺たち、結婚した方がよくないか」
ハルヒ「そうね。同感だわ」

オヤジ「じゃあ、俺からも一言」
ハルヒ「一言だけだからね」
オヤジ「誘拐と結婚は、そう大差ない。どっちも両親の元から引き離される。
しかし誘拐犯に賞金を出す者はいても、結婚に賞金を出す者は(ばきっ!!)」
キョン「やっぱり最後まで聞かないんだな」
ハルヒ「無駄だもの。さあ、あんたの番よ!」
キョン「今のやつの後に、俺が言うのか?」
ハルヒ「ついてるわね。何を言っても、プロポーズの言葉に聞こえるわよ、きっと」
キョン「
 あ なたと
 い つまでも
 し あわせを求め
 て をつなぎ
 る んるん、生きて行きたい(ばきっ!!)」
ハルヒ「ルンルン、って何よ!」


(参考)
世界で一番幸せな言葉を聞かせてください。プロポーズの言葉100選
http://www.pref.nara.jp/kodomo/prkekka/index.html


・・・あかん、今は、これがせいいっぱい。
618キョンとハルヒの六月七日論争:2009/06/07(日) 23:29:53 ID:VzV7G9SV
何だこのいい流れは。便乗します〜

「ねえキョン、あんた、『結婚して』って言われるのと『あんたの子供ができた』って言われるのならどっちがいい?」
「今に始まったことじゃないがまた唐突だな」
「朝から考えてたのよ」
「そこまで悩むような問題か?」
「どうしても結論が出なかったからあんたに聞こうと思って」
「しかしなんなんだそのチョイス」
「今日は六月七日じゃない」
「よく解らん」
「で、どっちなのよ」
「今回はそれが普通に起こりうることだから確かに悩むな」
「ま、あんたのことだから後者だと思うけど」
「あまり聞きたくないが理由を聞かせてもらおうか」
「解ってるくせに、このエロキョン」
「誰がエロキョンだ、誰が」
「あんた」
「あのな…。ん、ハルヒ、お前はどうなんだ?」
「あたし?あたしは……、やっぱりプロポーズの方かしら」
「ほうほう」
「なによその顔」
「いやはや、かのSOS団団長様も乙女ですなぁ」
「う、うるさい!」
「傍若無人天上天下唯我独尊の涼宮ハルヒさんが本当は乙女心をちゃぁんとお持ちだとは」
619名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 23:31:39 ID:gs63sgRG
>>618
みくる「キョンくんヒドいですよ。涼宮さんだって、ちゃんと女の子なんですから」
620キョンとハルヒの六月七日論争:2009/06/07(日) 23:33:34 ID:VzV7G9SV
「殴るわよ、バカキョン」
「冗談だ」
「…結婚してから子供を作るか、」
「子供ができて結婚するか、か」
「順序が変わっただけなのに、なんかすごく意味合いが違ってくるわよね」
「そうだな」
「してることはどっちも同じなんだけど」
「例えどっちであっても年賀状を子供の写真で送るしな」
「…キョン」
「あたし、待ってるから。『そのとき』が来るの」
「おい、そりゃどういう意味だ」
「ちなみに、あたしはどっちでも構わないから」
「だからどういう」
「団長を待たせたら死刑よ!」


受験生の勉強の息抜きです。お目汚しすみませんでした。
621名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 23:40:45 ID:rJj0V0jb
>>620
中学お受験受かるといいでちゅね^^
小学生なのに受験を経験するなんて素晴らしいお子ちゃまですねw
622SS:わるいおわり:2009/06/07(日) 23:45:21 ID:4QlsYkpa
「キョン、いいかげん起きなさい!」
耳元でがんがん響く声。つづいて布団がはぎとられる。
「それだけは!それだけは!」
「あんたはどこの多重債務者よ?」
「というより、問題はおまえだ、ハルヒ。こんな朝っぱらから何やってる?」
よかった、パンツは履いて寝てて。最もラブコメ的展開だけは避けられた。
「メイドよ」
憮然としてハルヒは言った。
「このカッコウ見て、他に言うことはないわけ?」
「結婚してくれ」
飛びかかろうとする俺のみぞおちと顔面に、ハルヒの肘と手の甲がカウンターぎみにきま
る。
さ、さすがだ、ハルヒ。っていうか、何やってる、おれ?
「あんたが言ってたアレじゃないの?」
アレってもしかして、アレ?
「そうよ。ありえない可能性を消して行くと、もっともありそうにない可能性が残ったの」
ハルヒ・ホームズ。ということは、ワトソン・キョン?
「つまりあたしの推理が正しければ、ここはギャルゲ−の中ね」
今回は、そういうお話です。

だったら、さっきの俺のキャラクターにない行動も理解できる。結婚してくれ、って奴だ。
手っ取り早くゲームが終われば、元の世界に戻れるんじゃないのか?
「私のカンだと、その分岐の先に待ってるのはバッド・エンドね」
仕様にないほど凹みそうだ。……じゃあ、これからどうするんだ?
「私のゲームプランだと、一緒に学校へ行くの」
その格好でか?
「もちろん制服に着替えるわよ。あんた変態?」
待て。今、お前が持ってる「超攻略本」と表紙に書いてあるのは何だ。ちょっと見せろ。
「ダメ。ゲーム性が損なわれるから」
ゲーム性なんか、どうでもいい。
「あ、ダメだってば!」
……。……。……。……お、おい。本当にこんな分岐でいいのか?
「だってこれ、所詮はエロゲ−でしょ?」
ど、同人ゲームでもないぞ、こんなの……。
「にしちゃ、よくできてるわよね」
……おまえが作ったんじゃないだろうな?
「シナリオを有希に渡したら、すぐに作ってくれたわよ。京アニにも協力あおいで。……っ
て、何、言わせるのよ!」
まさかそれで二期が遅れたんじゃないだろうな。
「じゃあ、これって『消失』の裏設定?下手すると、あたしたち、ずっとこのままなの?」
おいおい。おまえは世界を失っても、俺がいればいいのか?
「うん♪」
……まあ、いいか。ハルヒの100ワットの笑顔を見てたら、なんだかそんな気がしてき
た。
(シリーズ展開とか、角川さん的には、まずいだろうけど)。

=Bad End=



・・・今日の俺は、だめだ。暴走ノーリターンに入っとる。
623名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 23:48:16 ID:0GkeCq3O
なんという滑り込みラッシュwww
GoodJob!&GodJob!
624SS:出ろーっ! ○ャイニングガ○ダームっ!:2009/06/07(日) 23:51:40 ID:uxqKi3vv
 ぱちん!
 すかっ……。
 ぱちん!
 すかっ……。
 ぱちん!
 すかっ……。
「もう、みくるちゃん! そうじゃなくって、こうよ、こう!」
 ぱちん!
 ぱちん!
「あうぅ、こうですかぁ?」
 すかっ……。
 すかっ……。
「違うわ! みくるちゃん、そんなことじゃネオジャパン代表への道程はまだまだ遠いわよっ!」
「ふえぇぇ……」
 やれやれ、いつもながらハルヒは何考えてるんだかな。
「おや、何やら賑やかですが、一体どうしたのでしょう?」
 どうもこうもない。昨日ハルヒが家に来たときに、暇つぶしに観てた少々昔のアニメ作品に感化されてごらんの有様なわけだ。
「ほほう、昨日はそのようなことがあったのですか。それは初耳でした」
 嘘付け、どーせ何もかも調べはついてるんだろーぜ、このニヤケ野郎め。
「さて、何のことでしょう? まあ、それはさておき、涼宮さんが欲求不満でイライラを抱え込まれておられるよりは、何かにご執心である方があなたも安心なのではありませんか?」
 全くだ。内容はともかく、アニメとかの架空のお話に熱中しててくれるだけならな。それに古泉の説だと、ハルヒは『常識人』なわけだから、まさか、ごっこ遊びが高じてとんでもない事態になるなんてことが……、
「あーあ……空からモビルファイターの入ったカプセルが落ちてこないかしら」
 おいおい……何か不穏な一言が耳に入ってきたような気がするのは俺の空耳かなんかだろうか? って、長門が俺に目配せしてきちまった。
「非常に嫌な予感がするんだが、また?何か起こったって言うのか、長門?」
「そう。太陽系外からこの地球に向かって何者かによって製造された兵器運搬用の耐熱耐衝撃ポッドが飛来中。二十四時間後に大気圏を突破して校庭に激突する。周辺への破壊規模は甚大と予測」
 またかよ……、で、何とかならんのか?
「今対処中、ただし涼宮ハルヒの願望エネルギーを全て遮断することは不可能。あなたにも協力をお願いする」
 協力、って一体何すりゃいいんだ、俺?


 その晩も、ハルヒは無理やり俺の家に押しかけて来て例のアニメの続きを観賞、ってわけなのである。
 だが、第十三話の途中のとあるシーンになった途端、「このエロキョン! なにニヤニヤしてんのよスケベっ!」と叫んだかと思うと、俺に石破天驚拳の如き一撃を叩き込んでからとっとと帰っちまった。
 理不尽だ、何で俺がこんな目に遭わなきゃならんのだ?

 ちなみに、その直後に長門から連絡があり、「危機は回避された。あなたのおかげ」なんて言われたんだが、全く意味が解らん。どうなってやがる?
 しかし、こんな調子だと、このアニメをハルヒが最終話まで観たらどうなっちまうんだか……やれやれ。


ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u41638.png
625名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 23:54:59 ID:U1/yjpcW
>>620
息抜き、大事!

>>622
暴走しすぎだ確かにバッドエンドだけどwww

>>623
スナップハルヒいいな
626名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 23:55:08 ID:woCdGCkg
キョン「やれやれ、世間のどっかに俺に無償で尽くしてくれる女性はいないもんかね、
俺を振り回したり、利用したりする女はもう掃いて捨てる程見て来た事だし」
627名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/07(日) 23:59:03 ID:0GkeCq3O
>>624
カオスの流れに磨きをかけるなwwwGJ!
628名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 00:59:15 ID:qYgExRMZ
>>612
のんびり行こうぜ!
>>620
ガンガレ超ガンガレ
>>622
今日のあんたはなんか輝いてるぜ……変な色に
>>624
いい表情だw 最後まで見たら、そりゃラブいことになるよね!
629名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 01:07:47 ID:OYLj9ELV
>>624
ガ○ダム……ガ○ダァアアアアアム!!

的GJ!
630名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 01:08:37 ID:FAyqREnu
長門宅にて各々好きな隠し味を持ち寄ってカレーパーティを開くハルヒ達
631名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 01:27:17 ID:SwV7jmiC
食堂でカレー食べてた長門の横からおもむろにスプーン突っ込んで一口頂くハルヒ
そのカレーは甘口だった
632名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 01:28:34 ID:3TuzuK+v
昨日は日付変更直前に滑り込みラッシュだな。
SSもリレーもまとめてでスマンがGJだ!

記念日の人が修業で暫くカキコミがなくなるのは寂しいが、それでも記念日はネタの宝庫だからな。
次にネタにしやすそうなのは6月9日のネッシーの日や6月12日の恋人の日&日記の日か?
今日8日はバイキングの日や成層圏発見の日、へその緒の日なんてのがあるのだが、ハルヒはへその緒なんて保管してるのかなー?

ついでに6月9日の胸キュンの日を最初は胸キョンの日と読んでしまった俺はもう寝る。

>>630
キョンは無難にチョコレートとかにしそうだが、ハルヒは極端になりそうだな。
無難な物かおもいっきり奇抜な物か。
633名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 02:21:01 ID:qYgExRMZ
胸キョンてw
カレーに入れるチョコを手作りするところから……と、それは長門さんかな。
634名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 02:30:03 ID:S1Pu5SgX
おやすみハルヒ。
いい夢見ろよ!
635名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 02:32:00 ID:TcGX9D7E
相変わらず日付が変ると眠りにつくな、ここは。
健全でよろしいけど、なんか不思議。
投下されたSSをのんびり読みながら寝ます。おつかれさまでした。
636名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 10:12:33 ID:u2jAQTgn
>>635
ID変えて連レスしてる自演スレですから…
一気に単発のレスが増え、一気にレスがなくなる
典型的な自演スレですね
637名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 10:15:16 ID:i9xT4L7w
毎度粘着ご苦労様です^^
638名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 11:03:32 ID:KeEtV863
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/ (PC用)

避難所もあるから、またこいつが暴れたらこっちで。

劣化君オチスレ
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1227010787/

こいつをオチするスレッドも用意してあります。
この馬鹿への罵倒はこっちでやるといいでしょう。
639名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 11:30:59 ID:TcGX9D7E
いい夢みたぜ!
ハルヒがいちゃいちゃキャっキャっしてきてついつい眠り続けてしまったっよ。……今日が休みでよかった
640名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 11:45:33 ID:/bGNbqd4
俺もちょっと夢の世界でハルヒといちゃいちゃしてくる!
641名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 11:55:38 ID:kMxQf0Zl
よく見るんだ!
それはハルビンだ!
642名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 11:57:34 ID:u2jAQTgn
最近こういう馴れ合いが増えたよね
アホのせいでどんどん人口が減ってってる
もう終わりかなこのスレ
643名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 12:51:03 ID:nyxTheFC
キョンが夢の中でハルヒときゃっきゃっうふふしてるようです
644名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 13:40:45 ID:6/MJsmQ8
でも夢の中でもなぜかいつもと変わらないやりとりをしてるんですね、わかります
645名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 14:16:01 ID:SwV7jmiC
足を怪我した少女を背負うハルヒ
家まで送る途中、その少女が怪物に姿を変えて鋭く伸びた牙でハルヒの首筋を狙う
646名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 15:12:37 ID:kMxQf0Zl
『孤島症候群』を見てハルキョンに萌えながら

実際は『退屈』の野球大会をやるあたりなんだと思うと

劇中の出来事って月に一回位の割合なんだと再確認しました

何時もは『サムデイ』見たいなんだろうな。

あれ?それなら何時もハルキョンって事?
647名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 15:25:25 ID:nyxTheFC
キョンのやつは俺らに肝心なシーンを隠すことがあるからな。
白状しろ!ハルハルとの萌シーンを!
648名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 17:38:46 ID:/BTNvVTc
隠すといえば陰謀のときの家庭教師とかだな。
まさか2行くらいでさらりと流すとはキョン恐るべし。
649名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 18:08:47 ID:PN/jsDtt
涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ
涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ
涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ
涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ
涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ
涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ
涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ
涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ
涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ
涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ涼宮ハルヒちゃんはキョンのじゃないぼくのだ
650名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 18:47:27 ID:wcmXIACi
>>648
憤慨の

「わざわざダテ眼鏡まで用意してきたハルヒの家庭教師顔を眺めていると他の手段を採る気にもならず」

とかな。これだけでご飯5杯はいけるぜw
651名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 18:59:46 ID:/BTNvVTc
じっくり眺めて……だと!?
俺にも眺めさせろっ!
652名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 19:38:18 ID:FqekTZPi
きもいいスレだな
653名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 20:36:30 ID:oTDrOmn/
昨日夢に初めて出てきて夢の中で起こしてもらった。
654名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 21:07:03 ID:6/MJsmQ8
それはまたメタだな
655名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 21:48:22 ID:/bGNbqd4
俺はいつも起こしてもらってるけどな!
656名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 21:49:29 ID:I7bNdVbN
キョン乙
657名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 22:09:30 ID:OYLj9ELV
>>650
バカップルじゃねーかw
原作通りならバカップルじゃねーかwww

大事な事なので二度言った(キリッ
658名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 22:14:55 ID:zrSOgsjy
936 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/08(月) 20:53:59 ID:a5UZ6bKu
>825 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2009/06/08(月) 15:21:55 ID:H19FP6Sy
ttp://blog-imgs-41-origin.fc2.com/y/u/n/yunakiti/up365366s.jpg

>杉田wwwwwwwwwww
659名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 22:46:18 ID:VjMpIOuv
>>657
消失以降のキョンフィルターはかなり薄くなってるからな
授業中に背中を突っつかれるのがないと寂しいどころか突っつかれたい!とまで言っちゃってるしw
660名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 22:54:08 ID:FAyqREnu
魔王ハルヒを倒すため旅をするキョン一行という話でTRPGを進めていた筈が、気が付くと
ハルヒの亡骸が塵化しないように抱きかかえ、今までの仲間と相対する魔神キョンと
自分が彼等の娘、人間ではないと知りながらキョンに立ち向かうユキという話に
661名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 23:06:44 ID:VjMpIOuv
カオス過ぎるわwww
ゲームマスター誰だよ
662名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 23:09:33 ID:wcmXIACi
こんばんは。親父書きです。
>>582-583
で書いた話なんですが、書いた本人も弾を喰らってしまったみたいなので、
回復のために続きを書きました。7レスほど消化します。

いつもに輪をかけてオリキャラ成分ありです。嫌いな方はスルーお願いしますす。
「あ、キョン君、おひさしぶり。え、ハル? んー、あ、お父さんがちょっとしゃべりた
いって、かまわない?」
「よお、キョン、元気か? ああ、ハルヒは、絶賛一人旅中だ。ん、バイクだ。雪国で役
立つ、スーパーカブ(ポストマン仕様)だ。心配? ああ、心配だ。親のできることは、
いつだって心配することぐらいしかない」

 何年も経つというのに、電話の向こうの親父さんは、あの時のままの親父さんだった。
 そのことが余計に胸を締め付けた。

「で、どうした? 電話してくれたのはうれしいが」
「親父さん、おれ……」
「ああ、聞かない方がいいか」
「いや、俺の方が聞きたい事が。……ハルヒに会ってもかまいませんか?」
「やれやれ。『これ以上あいつを傷つけるな』とか言った方がいいか? おまえさんは何
もやっちゃいない。バカ娘がひとりで派手に転んだだけさ。大手を振って会えばいい。そ
れに親父的には、あのバカ娘は、もうちょい傷ついた方がいい、とも思ってるんだ。だが、
キョン、おまえの方はそれでいいのか? おまえが守らなきゃならんもんは、他にあるだ
ろうに」
「すいません。このままだと俺も、先に進めないみたいです」
「しょうがねえな。好きって奴だけは、どうしようもない」
 受話器の向こうで、親父さんがハルヒの母さんに二言三言何か話していた。
「ああ、キョン。今から言うことをメモれ。昨日ハルヒから電話があった旅館の名前と電
話番号だ」
 俺は必死でそれをそこらにあった紙に殴り書いた。
「あいつは携帯なんてものは持ってない。行き先は自分でも分からんだろ。おれができる
のはこの程度だ。あとは……」
 俺は何度も礼を言って電話を切った。気付くとサイフと上着を持って外に駆け出してい
た。


 「すみません。すでに家庭をお持ちの方を、こんな風にお呼び立てして」
「かまわんさ。用件は分かってる」
「ええ。閉鎖空間がこのところ毎晩、発生しています」
 お互い、歳を重ねた分だけ容貌は変わっていただろう。
 だが古泉の口調、話の始め方、身振り、どれもが、あの頃のままだった。
 機関はあれ以降も存続し、俺とハルヒが会うことがなくなってからも、超能力者たちは
戦い続けていたらしい。
「それも最近は随分少なくなっていたのですが」
「ここに来て増えてきた、か」
「毎晩です。ご存知の事を教えていただけませんか」
「おまえなら、もう分かってるだろう」
「あなたの口からお聞きしたい」
古泉はらしくない強い口調で言った。
「あなたの人生です。あなたの好きなようにしていただくのが本当でしょう。ぼくらは、
都合のいい結末を、勝手にあなた方に押し付けていたのかもしれません」
「結婚を知らせたときのおまえは、ただ『そうですか。お幸せに』と言っただけだったの
にな」
「あなたに事情があることは知っていました。それがぼくの仕事、少なくともその一部で
すから」
「誰にだって事情はあるさ。自分の人生だからって、自分の好きにできる奴ばかりじゃな
い」
「それでも、あなたはそれを受け入れた」
「ああ」
「では、何故、今頃になって、あの閉鎖空間が現れて、あなたがそこに呼ばれるのです?」
超能力者たちが侵入できない、特別の空間。何故、今頃になって、か。
「それに答えられるのは、ハルヒだけだ。いや、ハルヒだって、意識では分かってないだ
ろう」
「涼宮さんもあなたのように、いろんな事情を、人生のままならない部分を、受け入れよ
うとしました。しかし、すべてを受け入れることができた訳じゃなかった」
「古泉、おまえは俺があそこに呼ばれてると言ったな。確かに俺の体と意識は、毎晩あそ
こに呼びつけられる。だが、俺の意思は何一つ働かない。毎回が同じシーンの再演だ。俺
は夕べも、その前も、同じセリフをしゃべらされ、言葉を遮られ、ハルヒが泣くのを見せ
られた。変えようとしたが変わらん。俺は何一つ、自分ではあいつに何も言ってやれない
んだ」
「それは、涼宮さんの夢、ということですか」
「多分、そうなんだろうな」
 俺は伝票を残して立ち上がった。
「せこいが、ここの払いはまかせる」
「どちらへ?」
「まずは涼宮家に電話だな。ハルヒに会う」
「涼宮さんは単身旅行中です。ご両親も行き場所を知りません」
「機関は位置をつかんでいる、ってことか」
「ええ。……お聞きにならないのですね?」
「それだけ分かれば、俺には十分すぎる情報だ」
「ずるはなし、ですか」
「子供までできたのにリストラされて、嫁さんと子供は嫁の実家へ行って戻ってこない。
何年ぶりかの独身生活だ。誰がお膳立てしたのか知らないが、いくら俺が鈍くても、今や
るべき事が何なのかはわかる」


 峠を越えて、何度もくるくると曲がるカーブをようやく降り切った。
 信号が赤に変わったので、停止線ぎりぎりに自分のスーパーカブを止めた。後ろからやっ
てきたハデハデにデコレーションされたトラックが並んだ。暑苦しいと少しむっとしてい
ると、頭の上から声が振ってきた。
「ねーちゃん、どこまで行くんだい?」
 この手合いには飽きるほど慣れていた。だが、振ってきた声は女性の声だった。思わず、
上を見る。運転席は右側だ。こちらから相手は見えない。だが声の調子から判断して、あ
たしは返事を叫んだ。
「歳上の女に『ねえちゃん』と呼ばれても、返す言葉が無いわ」
「あー、ごめん、ごめん。ヘルメットでわからなったんだ。『おばさん』よりは、いいだ
ろ?」
「信号変わったわよ。行かないの?」
「ふーん。じゃあ、次の信号までレースしようか? 負けた方が、本当の歳を言うこと!」
言い終わるなり、派手派手のデコトラは大きく吹かして、のろのろと走り出した。はた迷
惑なこと、この上ない。
 だが加速勝負じゃ、パワー・ウエイト・レシオ(出力荷重比)がものをいう。若干、拒
食ぎみの今のあたしの体重に、雪国仕様のスーパーカブ、負ける気がしないわ!


 「お父さん」
「ん、母さん、なんだ?」
「眠ってました? ごめんなさい」
「うとうとしてたみたいだな。なんか歳くったみたいだ」
「誰にだって、時間は流れているわ」
「『時間の流れはみんなに1個ずつあってとまらない』か」
「時には、交差したり、伴走したりできるけど」
「それくらいしかできない。同じ時を歩むことはできないんだ。……あいつら、バカだか
らなあ」
「なあに、ハルとキョン君の夢でも見ていたの?」
「まあ、バカについては、人のことは言えんか」
「そうねえ」
「何か話があったんじゃないのか、母さん?」
「うーん。もう半分以上済んじゃいました」
「なるほど」
「会えますかね、二人は」
「会えるとも。バカ親父は、この手のことだけは勘が働く」
「その後はどうなるの?」
「さっぱりわからん」
「やっぱり」
「大人の男と女が決めることだ。バカ親父の出番はないさ」


 「うわー。ねーさん、速いねー」
 あたしは、僅差でやぶれたデコトラ娘に、缶コーヒーを奢らせた。
 勝負は非情だ。勝った者と負けた者は、こうあるべきよね。
「負けたことないんだよー、これでも」
「わかるわよ。あんたも速かったもの。侮らずやってたら勝ったんじゃない?」
「相手を勝てる気にさせてからじゃないと、勝っても楽しくないよー」
「で、あんた、いくつだって?」
「19。誕生日来てすぐ免許とって、この仕事は1年かな」
「歳上よばわりして決めてつけて悪かったわね。でも、大型免許って、普通免許とって3
年経たないと受験できないんじゃないの?」
「ぐっ。ねーさん詳しいね。実は免許欲しくて、早く取れるらしいから自衛隊に入ったん
だよー。まあ、この子は中型免許でいいんだけどさー」
「あんまり聞かない方がいい話みたいね」
「そうしてくれると、助かるよー」


 本屋で地図を買い、いつかのファミレスでそれを広げた。
 親父さんが教えてくれた、ハルヒの宿泊先に電話して住所を聞き、地図の上に印をつけ
ていく。
 気まぐれなコースを取っているように見えて、鉄道のある場所を避けて日本海側へ進ん
でいるのが分かる。
 あと、宿泊先同士の距離から、毎日どれくらいの距離を進んでいるかも割り出せる。あ
まり進めてない日もあるが、それは雨が降った日だった。
 まったく分かりにくいくせに、分かりやすい行動をとる奴だ。
 何をして欲しいかは遠回しにでも伝えて来るくせに、いざそれが実現しそうな時には、
どうすればいいのか分からなくなってしまうのも、きっと変わってないのだろう。
 そう考えながら、俺の拳は無意識に、自分の膝を叩いていた。
 俺はあいつの何を分かっているんだろう。ささいな癖、思考パターン、大げさな物のい
い方。それだけか。あいつが何を欲しがっていたのか、何をしたがっていたのか、それを
俺は本当にわかってやれていたのか。それから、俺は自分の何をあいつに伝えたのか、伝
えられたのか。
 すれ違った言葉ばかりが、記憶の底に澱になって残っていた。
 頭から余計な思いを振り落とす。今は一日でも一分でも早く、あいつに会いたい。会っ
て、俺の言葉を伝えたい。そのために何が最上の方法か。考えろ。
「ある程度は絞り込めるが、そっから先は聞き込みかな。……写真があれば良かったんだ
が」
 ほんの数枚持っていたあいつの写真は、結婚した時にみんな燃やしてしまった。古泉に
でも言えば、最新のが手に入るだろうが、手は借りたくなかった。
 「やれやれ。まだこんなところでぐずぐずしていやがったか」
「お、親父さん」
「母さんの勘だ。よく当たるんだ、これが」
「え、ええ。でも、なんで」
親父さんは、テーブルの上に広げられた地図をちらっと見た。
「まあ、ここまではバカでも分かる。ある程度エリアが絞れたら、電話攻勢と聞き込みだ
ろう。こういうものを持ってきた」
「ハルヒの写真?」
「デジカメ・プリントだけどな。要るだろ?」
「ええ。あ、はい」
「自己嫌悪に陥るなよ。俺がここまでするのは、おまえの人徳だ。そう思っとけ」

 「で、涼宮のねーちゃん、どこ泊まるの?」
「旅館を予約してあるわ。あんたは?」
「あたしは、いつもトラックの中。お金かかるしね」
「危なくないの?」
「大丈夫、大丈夫。この辺りの運ちゃんは、たいてい友達か顔見知り」
「その《顔見知り》ってのが危ないらしいわよ」
「それは言えてる。で、ねーちゃんは、なんの一人旅? 失恋? 借金?」
「借金……ではないわね、少なくとも」
「じゃあ失恋か」
「なんでそうなる!?」
「若い女の悩み事は8割は恋愛で、残りがお金関係だって。こういうの、コールド・リー
ディングっていうの?」
「違うと思うけど」
「あ、あたし、こっち。この先の『道の駅』に車とめて寝泊まり。ここの『道の駅』、温
泉がついてるんだよ」
「へえ」
「うお、興味ある?」
「ちょっとね。バイクだと、1日走ると、ホコリだらけよ。気が向いたら行ってみるわ」
「夜は、地元の暴走族が集会やってるから、明るいうちに行くのがいいよ」
「はいはい。ありがと。あんたは大丈夫なの?」
「へーきへーき。族のアタマ、あたしの弟だし」
「あ、そ。じゃあね」
「はーい。また会えるといいな」
「ええ、そうね」
「じゃねー」


 「お父さん、また、大きなため息」
「ため息つくと、何かが逃げるんだっけ?」
「『幸福』らしいわね。『幸福であることは他人に対する義務である。幸福な人以外に愛
される人はいない、とは至言である。しかし、この褒美が正当なものであり、当然なもの
であるとは言い落とされている。というのは不幸や倦怠や絶望がわれわれの呼吸するこの
空気の中にあるからだ』(「幸福論」(アラン)」
「少しくらいなら持っててもかまわんぞ。おれは十二分に幸せだから」
「といっても、これだけは分けられないのよね」
「あいつ、もう電車に乗ったかな?」
「キョン君? 今回はやけに気になるのね」
「分が悪い。方角が悪い。勝てる気がしない」
「勝ち負けじゃないわ」
「そりゃそうだけどな」
「お父さんに見えているもの、私にも分かるわ。でも、それが二人の出した答えなら、受
け入れてあげましょう」


 どうせ眠れない事は分かってるし、眠ったらまたあの夢が繰り返す。
 あたしは宿の部屋の電気を消して、目は開けたまま膝を抱えていた。
 いつもなら、もっと暗くなるまで走るか、時間をつぶしてから宿に入るのだが、昼間の
デコトラ娘にすっかり調子を狂わされてしまった。そんなに悪い気分ではなかったが、そ
の分、夜が長く感じた。
 何故だか「きな臭い」とでもいった感覚がアタマをかすめて、あたしはバイクのキーを
取り出して立ち上がった。
 宿のフロントに簡単に行き先を告げ、バイクに飛び乗り、夜の県道を走らせた。


 電車は北陸のある駅に止まった。車中から携帯をかけまくったのと、ハルヒが事前に宿
の予約をしておいたせいで、電車を降りる前に、あいつの今日の宿が見つかった。
 レンタカーを借りて、車で1時間程度、すでに陽は落ちて辺りは暗くなりかけていたが
が、途中の『道の駅』で宿への道順を確認し、車を走らせた。

 暗くなった時間の県道は、車の通行もまばらで、すれ違ったのは十数何台あるかないか、
だった。
 行き先に『道の駅』の明かりが見える。明かりが消えるには、まだ少し時間があった。
「!」
 突然、道の先で炎が上がった。
 何かが、多分車のフロントガラスが、たたき壊される音。それから怒号と悲鳴。その中
に聞き覚えのある声があった。あの娘だ。

 「ねーちゃん、なんてところに! 来ちゃダメだってば!」
「まだ明るいじゃないの。何があったの?」
「ケンカだよ。タチの悪いのがネンショウ(少年院)から出てきたって!」
「襲われてるの、あんたの弟たち?」
「弟はまだ。集会時刻になる前を狙ってきたんだよ!」
話すあたしたちを、見つけた、とでもいうように、指差す少年たちが見えた。
「あいつら? あんたも狙われてるのね」
「弟もあたしのことも知ってるし、恨んでるの。やだ、こっち来る!」
「そりゃ、これだけ騒げば気付くわよ」
「なーに、落ち着いてるの! ねーちゃん、武道の達人?なんかのチャンピオン?」
「どうかしら。ただ、ちょっと腹の虫は機嫌を損ねてるわね」
なるべく気付かない振り、関係者じゃありませんという振りをしてたけど、そういう礼儀
作法が通じるわけもなく、一番大きな男が、肩に担いだ角材のような物を振り下ろしてき
た。
 とん、とデコトラ娘を突き飛ばして、攻撃圏外へ。同時に心持ち後ろに身を引いて、角
材を避け、それがアスファルトの路面に砕け散るのを見送った。
 ああ、だめだ。言葉や話し合いが通用しない連中らしい。血が沸騰するような感じがす
る。あたしの方こそ、話し合いなんてやってられないモードに入ってる。
 角材が路面に着くより早く、あたしの膝は自分の胸の辺りまで引き上げられる。膝が伸
び、足先が加速する。ちょうど角材の上を滑るように、相手の胸の真ん中に足が突き刺さ
る。
 相手は少しだけ顔をしかめただけで、平然とそのけりを胸骨で受け止める。ひびが入る
手応えはあった。怒りに痛みを感じない状態になってるんだろう。
 別の方向から腕が伸びて来る。かわして、腕が伸びきったところを、小指と薬指だけを
掴む。ひねる。相手の腕をこちらの肩に乗せて、膝を沈め体を低くして呼び込み、膝と腰
を跳ね上げ、カタパルトから打ち出すようにして投げる。目標は、さっきの角材男。二人
がもつれて倒れるが、アスファルトに叩き付けるよりは、威力は半減以下だ。
 人数が多い。体格差もある。ちょっと手加減できなさそうだ。というより、手加減なん
てしたくない。おもいっきり暴れることを体が望んでる。
 デコトラ娘は、走って逃げたようだ。都合がいい。ここから先はあまり未成年向きでは
ないしね。


 旅館に着いた。
 ハルヒは近くに出たらしい。さっき道を尋ねた『道の駅』らしかった。
 だったらすれ違ったのかもしれない。まるで気付かなかった。あの頃なら、どうだった
ろう。フルフェイスのヘルメットをかぶったバイク乗りを、他の誰かと見間違えることな
んてあったか? あり得たか?
 焦って車を走らせるうちに、行き先で火が上がるのが見えた。
 慌てて車を寄せると、向こうから走って来る少女が大きく手を広げて行く手を遮った。
「あぶないぞ。どうした?」
「あんた、普通の人? ケータイ、持ってる? だったら警察呼んで、今すぐ!」
「何があったんだ?」
 俺が番号を押しながら尋ねる。
「ケンカよ!暴走族の! でも、ねーちゃんが、涼宮のねーちゃんが巻き込まれてんの!」
「涼宮? ハルヒ?」
「あんた、知り合い?」
「まて、警察が出た。@@署ですか? @@の『道の駅』で火の手が上がってます。暴走
族の抗争らしいですが、市民も巻き込まれていて、ええ、すぐお願いします! 『道の駅』
からの通報で、パトカーはもうこっちに向かってる。君、ハルヒの知り合いか?」
「あんたこそ」
「ハルヒは、どこだ?」
「あそこ! 5人も6人も相手にしてる。すごいけど、持たないよ」
「道をあけてくれ」
「どうすんの?」
「突っ込む」
 ギアを入れてアクセルをベタ踏みする。
 フロントガラスに映る影は、鬼神と化した涼宮ハルヒだ。間違いない。あんな女は世界
に、いいや宇宙中探したって、たった一人しかいない。


 レンタカーは不幸にも縁石に乗り上げ、横転し、ごろごろと抗争のまっただ中に転がり
込んで止まった。
 それを待っていたかのように、パトカーのサイレンが、同時に4方向から聞こえてきた。
警察は既に包囲している、ということらしい。

 みっともなくも、俺はレンタカーのドアを蹴り開け、よろよろと外に這い出した。
 警察に取り押さえられかけたが、携帯を見せ、通報者だと名乗った。

「キ、キョン!?」
 あたしは絶句した。
「あんた、なんで、こんなところに?」
「どこかのバカが、若気の至りで、こう言ったんだ。『おまえがどこにいようと、必ず探
し出して、連れ戻す』ってな。くそ、歳取ると体力が落ちるってことを、勘定に入れなかっ
たんだ、そのバカは」
 そのバカは、膝に手をつき、ハアハアと息を切らして、どうでもいい長セリフを切れ切
れにしゃべりながら、今、あたしの目の前にいる。
「こっち、来んな! こっち、見んな!」
「毎晩、勝手に夢に引っ張り出しといて、それか。一言くらい、俺のセリフをしゃべらせ
ろ!」
「な、なに言ってんの?」
「俺は涼宮ハルヒが好きだ」


 ハルヒはあわてふためくのを止め、ゆっくりと振り返って、こちらを見た。
「あたしもあんたが好きよ、キョン。でも、それを言ったら、何かが終わると思って怖かっ
た」
「もう終わらせてもいい頃だと思わないか?」
「そうね。随分、走ったわ、この子と。心も考えも全然まとまらなかったけど」
ハルヒは誰かに壊されたカブのハンドルをいとおしそうに撫でた。
「あの頃なら、お互い『好き』だけで、よかったのにね」
「今度、俺の娘に会わせてやる」
「いつになることやら。リストラされて、別居中なんでしょ?」
「おまえ、どこで、それを?」
「団員その1のことなんて、団長はいつだってお見通しよ」
「……ずっと見ていてくれたのか?」
「……ずっと見てたわ。それに気付かないバカだと知ってたのにね。……ったく、精神病
の一種って説を取り下げる気にならないわ」


 騒ぎは、やがておさまりを見せた。
 大立ち回りをした割には、警察へは明朝出向くということで、放免となった。
「涼宮のねーちゃん、乗ってかない?」
デコトラ娘が上から声をかけて来る。
「この子、積めるの?」
かわいそうに、とばっちりを受けて走れなくなったカブを押しながら、そう尋ねる。
「ああ、うしろに乗っけりゃいいよ。今、荷台、空だし。あの兄ちゃんはどうする?」
「もう少し海でも見て反省するらしいから、放っておきましょ」
「いいのか? ねーちゃんの彼氏だろ?」
「元ね。いまは別の女との間に子供がいるの」
「元カレねえ。そうは見えなかったけどな」
「どう見えたのよ?」
「トラックは運転席が高いからさー、遠くがよく見えるんだー」
「そう。そういうのも、いいわね」
「トラック乗りはいいよー。港港に男ができる!」
「若いからよ。若さに甘えてると、後で泣きを見るわよ」
「今日のねーちゃんは、なんか、おばさんみたいだな」
「今日ので3、4つ歳を取った気がするわ」
「だいじょーぶ、だいじょーぶ。ねーちゃんなら、頑張ればまだまだいけるよ」
「はいはい。ありがとね」



670名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 23:44:07 ID:VjMpIOuv
GJ!
自分で後始末を即効でつけるあんたが好きだ。
671名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 23:47:21 ID:FAyqREnu
>>661
ゲームマスターはハルヒで、最終決戦でキョンを操ったのはいいんだけどその後アッサリとやられてしまって。
それで急遽キョンがラスボス役を務めることになって、古泉や鶴屋さんのアドリブと悪ノリでこんな話に。
672名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 23:57:32 ID:6/MJsmQ8
>>669
乙O乙。
俺も幾分落ち着いたよw
673名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 00:00:37 ID:VjMpIOuv
>>671
テーブルトークにありがちな悪ノリストーリーだなw
674名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 00:03:04 ID:SwV7jmiC
ゲームの中の魔法使いの召喚魔法と同時に、ネット世界へと引きずり込まれたハルヒ
現実世界で長門がアシストアイテムのプログラムを構築し、キョンが完成したそれをハルヒに届ける
675名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 00:03:13 ID:3TuzuK+v
>>659
二年になってもハルヒの前の席にいたいとも言ってるしな。

>>662-669
GJ!
前回ダメージ喰らった俺も少し回復。

>>671
>キョンを操ったのはいいんけどその後アッサリとやられてしまって
ちょっと待て、一体何があったんだw
676名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 00:05:42 ID:Ud+od2ng
TRPGと聞いて何となく此れを張るべきと思った

ttp://ranobe.com/up/src/up365351.jpg

NTのフラゲですが本スレから
さて落ち着いたので『ドラキョン』の続きの準備を
D&Dのルールブックのサルベージも終わりましたので
677名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 00:08:10 ID:+ZfSKH0/
>>658>>676
マジメに答える気ないなw
678名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 00:40:12 ID:2Ntz1dKE
そう言えば聞きそびれてたんですが

『ハルヒちゃんDVD最初』の封入ブロマイドで『ハルヒちゃん』
引いた人居ますか?
自分は『キョン』でした。
なんか『古泉』はハズレ扱いみたいでしたので気になってたんですがね
679名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 01:00:20 ID:+ZfSKH0/
俺はみくるだったな。シークレットもあるらしいけど、なんなんだろう
680名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 02:09:24 ID:gYiA2KXR
おやすみハルヒ。
いい夢見ろよ!
681名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 02:29:12 ID:+RtdTdjl
昼休み、屋上で膝を抱える鶴屋さんを見つけるハルヒ
聞いてみた所、キョンにフラれたようだ
682名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 02:39:08 ID:6hE7RPFt
ハルヒと一緒にモンスターを狩りに行きたいよう。
俺はデスパラでアシストするから一緒にやろうよハルハル。
683名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 06:01:19 ID:p7666B1I
幸せの鍵はハルキョン
684名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 08:48:36 ID:OKfzygju
>>678
俺もキョンだった
あちゃくらさんがシークレットとの噂も
685名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 11:02:32 ID:zKJpyr8r
昔はオハルニャン!って挨拶する人いっぱいいたのに今は誰もいなくなったね
皆ハルヒに飽きて去って行ったんだろうね
686名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 11:07:32 ID:6hE7RPFt
シークレットはあちゃくらさんか。納得…ではあるな
俺はみくるだった。とはいえシクレ以外は別に書き下ろしってわけでもない?みたいだしまあいいか。
687名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 11:10:35 ID:O8zRcLF7
こんにちは。親父書きです。

>>582-583  につづいて >>663-669

で書いた話なんですが、書いた本人の胸のひび割れがまだおさまらないので、さらに4レスほど書きました。投下します。

 一応、私はこれで復活できました。

いつもに輪をかけてオリキャラ成分ありです。嫌いな方はスルーお願いします。
 その女の子は10mくらい前でキョンの手をふりほどくと、と・と・と、とあたしの前まで来て、ちっちゃな指を突きつけてきた。
「おばさん、だあれ?」
 おっと、そう来たか。でも、あたしだって、だてに場数は踏んでないのよ。
「あたしはハルヒ。あんたのお名前は?」
「あたしアキ。はる、なつ、あき、ふゆ、のアキ」
「んー、おりこうさんだね。自分の名前の意味まで言えるんだ」
「あたし、ハルヒって知ってるよ」
「へー、聞こうじゃないの」
「パパの初恋の人!」
思わず手がこぶしになるわ! 覚えてなさい、キョン!
「そんで、最愛の人! でも、初恋って実らないんだって!」
アキちゃん、それ、何回くらい練習したのかしら?
 「初恋」あたりで固まったキョンは、ようやく「解凍」できたらしく、自分の娘に追いついて来る。
「アキ、『はじめまして』と『こんにちは』だろ、最初は」
「ごめーん。アキ、ちょっとアガってるみたい」
といってあたしとキョンにぺこりと頭を下げる女の子。
「パパとハルヒは、これから『大人の話』するんでしょ。アキ、向こうでしばらく遊んで来る。終わったら呼んでね」
近づいてきたときのように、と・と・と、と転びそうで転ばない危うい絶妙なバランスで彼女は走って行った。
「あの子、天然? それとも天才?」
「三歳だぞ、まだ」
「さっきのセリフ、あんたの仕込みにしては気が利き過ぎだし」
「仕込みじゃない。アドリブだ」
「親の顔がみたい、ってやつね」
あたしは、やれやれ、と口には出さずにつぶやいた。
「奥さんは、元気?」
「もう奥さんじゃない」
キョンはネクタイを緩めて言った。
「昨日、離婚が成立した」
「早いね。調停離婚にしちゃあ」
「親権は持って行かれた。アキに会えるのは月に1度だ」
「そう」
「親父さんには感謝してる。何もかもなくすところだった」
「うちのトラブル・メイカーは、トラブル・シューティングもやるのよ、たまにはね」
「あっちも、再婚相手がすでにいるらしくってな。それも早くけりが着いた理由らしい」
「聞き捨てならない事を言ったわね、今。『あっちも』って、他に誰かいるのかしら?」
「ハルヒ」
「キスしていいけど、悪いけど、目はつぶらないわよ」
「かまわん。俺と結婚してくれ」
「さらに悪いけど、即答しないわよ」
「かまわん。何年だって待つつもりだ」
「あたしはそんなに待てないわよ。アキちゃーん、こっち来てー」
「はーい」
「アキちゃん、あたし、あんたのパパにプロポーズされたわ。あたしが新しいママになるって、どう思う?」
「いいよ。ハルヒの方が美人だもん」
「ねえ、ほんとにあんたの子?」
「たぶん」
「DNA鑑定までやった? でね、アキちゃん。あんたのパパとママが離婚した時の条件でね、あんたのパパは月に1回しか、あんたに会えないらしいわ」
「やだ!」
「おい、アキ」
「アキ、そんな話聞いてないよ」
「あたしが思うに、あんたのパパが甲斐性なしなのが敗因ね」
「やっぱり? それって不利?」
「そりゃ、不利でしょ」
「涼宮の親父ちゃんが、『あとはパパ次第』って言ってたよ! なんとかならないの、パ
パ!」
「親父ちゃん、か。今夜は、それでいじめてみるわ」
「ハルヒ、返事を聞かせてくれないか」
「そんなの保留よ、保留」
「ハルヒ!」
「あたしは逃げも隠れもしない。金輪際、もう二度と、決して、ね! だから、あんたに
も同じスタンスを要求するわ。それと、あたしこの娘が気に入ったわ。親権まるごと取り
返すから、そのつもりでいなさい! それが終わったら、ライスシャワーでも新婚旅行で
も何でもやってやるわよ!」
「あたしも新婚旅行いけるの?」
「勝てばね」
「絶対勝とうね!」
「当然よ。なぜならあたしは負けるのが一番嫌いだから」
「ハルヒ、かっこいー!」


「よお、キョン。また世話になるな」
「世話だなんて、こっちの方こそ」
「あのバカ娘を引き受けるというなら、悪魔にだって足向けて眠れん」
「悪魔はあんたでしょ。キョン、アキちゃん、送って行かないと。馬車がカボチャに変わっ
ちゃうわよ」
「親父さん、すみません。またうかがいます」
「なに、バカな事言ってんの。あたしも送ってくから、今晩、また来るのよ」
「何だって?」
「宣戦布告よ。あたし本人が行かないでどうするの?」
「おー、やれやれ」
「親父ちゃん、夜遅いから、騒いじゃダメだよ。あれ、パパ、どこ行くの?」
「おまえもだ、アキ。ママのところに送っていく」
「えー」
「1日が終わっちまうだろ」
「絶対、絶対、助けにきてね」
「助けるって、自分のうちだろ」
「でも、こっちの方がおもしろいもん。それにハルヒもいるし」
「すっかり仲良しだな」
「ううん。尊敬してんの」
「さあ、アキちゃん。行くわよ」
「え、ハルヒも行くの?」
「ええ。あんたを送って行くわ。宣戦布告も兼ねて」
「おいおい。今日のところは穏便にすませてくれよ」
「相手の出方次第ね」


「アキちゃん、寝ちゃったね」
「あれだけ騒いでりゃな。しょせん三歳児の体力だ」
「子供を甘く見ちゃだめよ。あたしたちが思うよりずっとよく見てる。アキちゃんみたい
に賢い子なら、なおさらだわ」
「ハルヒ……」
「ああは言ったけど、ずっと奥さんの実家にいたんだもの。親権取られるのは当然ね。そ
れでも、たまにしか会えないのに、あんたによく懐いてるわ。あんたの言葉だけじゃなく
て、表情も所作もよく見てる。多分たくさんの大人に囲まれて暮らしているから。大人か
ら見て賢い子供が、幸せとは限らないのよ」
「俺はあのとき、おまえに見捨てられたと思った」
「いつよ?」
「道の駅でおまえが大立ち回りをやった時だ」
「ああ、あんたが似合わないカー・アクションやった時ね」
「おまえは俺をずっと見ていてくれたのに、俺はそれすら気付いてなかった」
「あんたには自分の家族と生活があったのよ。当たり前でしょ」
「家族の方も失いかけてた。だから、おまえを追い掛けたんだ」
「そして両方、失うところだった」
「そうだ。なのに今、こうして、ハルヒとアキと俺、3人でいる」
「……あたしがそう望んだからよ」
「ハルヒ?」
「うそよ、うそ。冗談よ」
ハルヒは笑って首を振った。けれどすぐに真顔になって言った。
「でも、人の想いには、それだけの力があるのよ。あんた、あの後、どうしたの?」
「嫁の実家へアキに会わせてくれと頼みに行って、断られた。それから離婚したいから、
弁護士を紹介してくれ、と親父さんに頼みに行った」
「あたしが家に帰る前ね」
「弁護士と打ち合わせて、資料をつくった。仕事を探して、まだ字が読めなかったアキに
ひらがなだけの手紙を書いた。何通も何通も。面会の日に、アキがその手紙を持ってきた。
全部じゃない、これだけしか持って来れなかったけど、まだ字が読めないから読んでくれっ
て。今日、全部聞いて覚えて帰るから、早く字が読めるようになってパパの手紙、読める
ようになるから、って」
「……」
「おれはな、ハルヒ、アキをおまえに会わせたかったんだ」
「……こら、泣くな。ちゃんと前見て運転しなさい。こんなところで事故で一家遭難なん
て冗談じゃないわよ」
「ああ。……ハルヒ、おまえはあの後、どうしたんだ?」
「どうしたも、こうしたも。警察が早く来てくれて助かったわ。5人病人送りにするとこ
ろだったわよ。バイクは壊されるし、それは知り合った女の子の『弟』が、実は年下の旦
那だったんだけど、きれいに直してくれたわ。それから日本を一周して……」
「まったく、おまえらしいな」
「最後まで聞きなさい。家に戻ってきて、いろいろ聞いたわよ、あんたの一件もね。で、
とりあえずやる事も無いから、大学に戻ったの。今年やっと非常勤講師の口がみつかった
とこ。まだ若手お笑い芸人程度の収入だけどね。とても、あんたやアキちゃんを養ってあ
げられないわ。ああ、なんか一発当たる本でも書こうかしら。あんた知ってた? Nature
なんて、論文書いた人間に一銭も原稿料も払わずにぼったくってんのよ!」
「はは、おまえ、Natureになんか載ったのか?」
「むかーし書いた、クズみたいな論文がね」
腕を組んで、とんでもないもの相手にプンプン腹を立てているハルヒに、懐かしいものを
感じたって、それは、おれのせいだけじゃないよな。
「……なあ、ハルヒ。キスしていいか?」
「あのでっかい対向車を、あんたがよけられるならね」
「目をつぶったって避けてやる」
「十年早い! あんたと生きるならともかく、死ぬのはまっぴらよ!」


 元妻の実家についたのは午後11時を回っていた。インターホンからは苛立たしげな元
妻の声が応える。
 ハルヒはアキを抱き上げ、玄関に連れてきた。アキの寝起きはとことん悪く、さすがの
ハルヒも少々手を焼いているかに見えた。ハルヒから元妻にアキを渡させるのもどうかあ
と思い、我がだだっ子を抱くのをかわってやる。
 中から元妻が出てきて、アキを受け取ろうとした。そのときアキは両手を振って抵抗し
た。
「やだー、ハルヒとキョンと帰るー」
「おいおい、アキ。おまえ、寝ぼけてんだな。まったく、しょうがな……」
元妻の右手が、俺が抱き上げるアキの顔を打とうとした。だがその軌道上に、ハルヒが自
分の左腕を差し入れ、なんなくそれを受け止める。
「不安を怒りに変えるのが習い性なら、子供相手は止めときなさい。あたしがいつでも相
手になってあげる」
ドスの聞いた声で、薄らと笑みさえ浮かべて、涼宮ハルヒが言う。
至近距離でこれをやられて、せせら笑っていられるのは、涼宮の親父さん他何人もいない
だろう。あばれていたアキですら、その迫力に息を飲む。
 やっとのことで元妻が口を開いた。
「ハ…ル…ヒさん?」
「そう。涼宮ハルヒ。……今はね」
それだけ言い終えると、ハルヒはすたすたと車に戻り、そこで振り返って別れを告げた。
「アキちゃん、また遊ぼうね!」
「うん!ハルヒ、バイバイ!」


 「で、なに運転席に座ってんだよ、ハルヒ?」
「帰りまであんたに任せてたら、夜が明けるわ。猛スピードで帰るわよ!」
「ちょっと待て。せめて交通法規は守れ。それと、『お泊まり』は鼻っから選択肢から抜きか?」
「あんた、一児の父でしょ! 下半身だけでもの考えてどうすんのよ!? 高校生じゃあるまいし」
「その高校時代は誰かさんのせいで、脳がしわくちゃになるまで上半身を酷使したぞ」
「よかったじゃない、進化できて」
「昨日今日、二立歩行したんじゃあない!」
「じゃあ、棒切れと椅子でぶら下がってるバナナをとってみなさい」
「なんて古典的な実験だ。しかも被験体はチンパンジーだろ!」
「DNAにすれば1%なんて誤差の範囲よ!」
激しく言い合いをしながら、どこをどう通ってどこにたどり着いたのか、どれも残念ながらはっきり覚えていないのは、俺のせいばかりじゃないだろう、と思う。察してくれ。


= = E N D = =




692名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 11:58:36 ID:sjrz5g4o
GJ!長い道のりだったな……。
693名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 12:12:57 ID:iYxprnLj
GJ!
随分と遠回りしたな。でもそれだけに俺もなんか……よかったよ。
694名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 12:19:56 ID:6anD9jHq
>>691         これで終わりかな?   取りあえず乙、これから纏めて読む        一つだけ言わせて貰うと 投下する時はタイトルと一緒にSSと書いてから投下したほうが良いと思う
695名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 12:35:15 ID:/OWKipfd
とりあえずGJ!
それにしてもこのキョンはなんで結婚したんだ?
696名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 12:47:08 ID:VvYxnczo
そりゃあ、結婚したときは互いに好きだったんだろ
キョンも相手も
697名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 12:59:20 ID:/OWKipfd
>696
読んでて元妻に対しての情が感じられなかったから疑問だっただけ。
例えば上司から強く勧められて断れなかったとか
698名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 13:12:36 ID:OKfzygju
まぁ今回は親父書き氏いろいろ思いながら書いてたみたいだし
細かい事はこの際いいでしょう
699名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 13:13:32 ID:+RtdTdjl
長門とみくるに自分の事をハルヒと呼ばせるハルヒ
700名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 13:24:59 ID:lRpf2T2n
>>691
乙O乙。
傷心、一人旅、大立ち回りとお約束?ながら楽しめました。一気に来てくれたおかげですっきりとした読後感になったかな。

余談だけど、スーパーカブは無駄に頑丈で燃費もいいからひとり旅には持って来いだよねw
701名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 13:55:08 ID:1KdfDylr
作品としてはいいと思うがハルキョンで考えるとちょっとな……

ハルヒとキョンとキョンの連れ子で家族としてやって行かれるかどうかが心配だ。
ハルキョンの子供だって生まれるだろうからそこから生まれる確執で家族の絆が
悪い方向に流れなければよいが……

なんか深読みしちゃうな……
702名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 14:14:59 ID:+JKD/1ZB
>>697
子供って基本的に母親の味方するもんだからな…
キョンが娘に好かれてるならキョンに落ち度はないと考えたほうがいい
それにキョンは頑張ったけどダメだったって方がキョンらしいと思うぜ!
703名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 15:02:05 ID:sjrz5g4o
>>700
カブって新聞屋とか郵便屋が乗ってるやつだっけ。
古泉や長門はなんかオートバイ乗ってても違和感ないけど、キョンは車って感じがするのはなぜだろう。
みくる?そりゃもちろん…………おや誰か来た
704名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 15:04:37 ID:/pKtuv0z
めがっさ似合いそうだが>キョンカブ
705名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 15:44:18 ID:lRpf2T2n
キョンカブ『キョーンキョンキョンキョンキョーン!』
706名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 15:51:43 ID:nvxZdsSC
やかましいわw
707名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 16:11:34 ID:OKfzygju
>>705
そういえば、そんな音出しながらバイク走らせてるハルヒのAAがあったな
708名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 16:32:47 ID:O8zRcLF7
>>701

懸念、ごもっともです。
というわけで、エピローグ、書いちゃいました。

いつにも増してオリキャラ成分、入ってます。お嫌いな方、スルーお願いします。
709名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 16:32:54 ID:iYxprnLj
ツーリングもたまにはいいものだ。しかしこの時期は雨が降りやすいからダメだなw
 「ねえ、ハルヒー。赤ちゃんって、いつ来るの?」
アキはハルヒの隣に座りながら、足をぱたぱたと上下に動かしてる。
「半年は先ね。それと来るんじゃなくて、生まれるの。そしてあたしが生むの」
「えー、コウノトリとか、そういうのは?」
「関与せず」
「死んでもお花畑に行く訳じゃないんだ」
「最終的には水と二酸化炭素に分解されるわね。魂はこの際、置いとくにしても」
「えーっ、アキの死生観、根底から崩壊だよ」
「大丈夫。あんたはまだ若いから、十分建て直せるわ」
「ママって随分とあたしにウソ教えたんだね。パパなんか優柔不断の二股掛け男だって教
わったし、ハルヒなんかすごいヤリマン女扱いだったよ」
「ヤリマンとコウノトリね。確かにバランス悪いわね。でもウソっていうのとは、ちょっ
と違うのよ。アキ、蜘蛛って嫌い?」
「んー、人気無いけど、あたしは結構好き。蜘蛛の巣ってよくみると、すごい芸術品みた
いだもん」
「そうね。でも蜘蛛の巣は、人に見せるために作ってある訳じゃないのは知ってるよね。
それは蜘蛛の住処だし、餌をとる捕虫網だし、世界を知るレーダーでもあるの。蜘蛛はほ
とんど目が見えないのよ。蜘蛛の巣の糸がゆれて、その信号で餌がどの位置にいるかを知
るのね。人間も、糸じゃなくて、言葉でつくってあることが多いけれど、蜘蛛の巣みたい
なものを作って、それを介して外界や社会を知るの。それは確かに「作り物」だけど、他
の人からすると理解できないものであることも多いけれど、そういうものなしに現実に触
れると傷ついたり、そもそも理解できなかったり耐えられなかったりするのが人間なの。
宗教とかおまじないが、例になるかな。ちょっと難しいね。どっちかっていうと、キョン
の方が専門なんだけどね」
「じゃあ、パパにも聞いてみる」
「そうね」
「でも、パパって押し切られちゃうタイプだよね」
「あはは。パパが優柔不断ってのは、確かに否定しないけどね。二股ができるようなタイ
プじゃないわ。それに、あれでも、やるときはやる奴なのよ」
「知ってる。パパ、ときどきかっこいいもの」
「そう? あたしには、いつでもカッコイイけどね」
「ハルヒ、それ惚気? そういうのバカップルっていうの?」
「どうせ、そんなの教えたのは、親父でしょ?」
「うん。親父ちゃんっておもしろいね。ウソばっかり言ってるし」
「ううん、アキ、あれはウソじゃないわ」
「なあに?」
「ホラよ」

「こら、アキ。いつになったらハルヒのこと『ママ』って言うんだ?」
「家族じゃない人がいるところじゃ、ママって呼んでるよ。ちゃんと使い分けてるよ」
「そうじゃなくてだな」
「あたしが、そうして欲しいって言ったの」
「ハルヒ」
「アキは、あんたとあの人の子供だもの。アキにも、それを忘れて欲しくないの」
「ハルヒ」
「といっても、あたしの愛に分け隔てがあるはずないわ。縁あってうちに来てくれたアキ
にも、新しく生まれて来るナツキにも、もちろんキョン、あんたにもね。あ、親父は論外
よ、とりあえず」
「ハルヒ、かっこいー」
「こら、アキ。……って、しょうがないなあ」
「ハルヒ、母さんには、愛はないの?」
「あるけど、母さんの方から来るの方が多くて、輸入超過で貿易愛赤字よ。そのうちイー
ブンに持って行けるよう、なお一層精進するわ」
「はいはい。気長に待ってるわ」
「ほんとにそれでいいのか、ハルヒ」
「それがいいのよ、キョン。でも、あんたの意見も聞くべきだったわね」
「あいつが、元妻が、おまえの事をどう言ってたかとか、思い出すとな」
「不安だったからよ」
「ハルヒ?」
「あの人は不安だったの。自分の夫や家族が、いつどこの馬の骨ともわからない女にかっ
さらわれるか、と思うとね。不安を一時的に抑えるにはね、怒りでも性欲でも食欲でもい
いの。でも一時的に抑えた不安は、また大きくなる。ますます怒りその他に頼りたくなる。
一種の依存症よ。自分が作り上げた怒りの巣に、自分を不安に陥れる人たちを配して役付
けしたくなる。そんな風に社会や世界を眺めたくなる。珍しい事じゃないのよ。人間がもっ
と闇と恐怖と近いところで暮らしていた社会では、ごくごく当たり前の事。あんたに教え
てもらったんじゃなかったっけ?」
「ふう。おまえにはかなわんな」
「まだまだよ。まだこれから。とりあえずアキのママとは、親友とはいかなくても、茶飲
み友達ぐらいになるのを中間目標に置いているわ」
「ハルヒ、おまえ……」
「アキの、あんたに似てない、あたしが大好きな、才気ばしったところは、あの人から受
け継いだものでしょ。多分、あたしたち、いい友達になれると思うわ。時間はたっぷり必
要でしょうけど。あたしの計画では、とりあえずアキの結婚式には出席してもらう予定。
それぐらいのスパンで考えてるの」
 ぱたぱたと廊下を走る軽い音がした。
「?……お、おい、アキ? 今の聞いて?」
「あらら。まだ計画発表には早いと思ってたんだけどね。まあ、いいわ」
 廊下を走る音は、やがて、階段を上って、上の階についたところで止まった。
 そして我が娘の涙まじりの叫び声。
「ハルヒー、サイコー!!」
 目の前の最愛の妻は「あたりまえでしょ」とばかりに、ふんと鼻をならしてから、
100ワットのあの笑顔を俺に向けた。
「そういう訳だから、あんたも頼んだわよ、キョン!」

712名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 16:49:49 ID:O8zRcLF7
ああ、また「SS」と付けるのを忘れました。
脳内補完、お願いします。

それと、
書いては悩み、書いては悩みしながら、
だらだらと、投下しましたが、
自分なりにつかめた(気がする)ものは、結構でかい、思い出深いSSになりました。

お読みいただいた方、コメントいただいた方、ありがとうございました。
713名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 16:54:33 ID:iYxprnLj
エピローグキター!
GJ!ですよ。ハルヒもかっこいいなw
714名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 16:54:59 ID:zKJpyr8r
>>711
オリキャラいらね
日記帳にでも書いてろ
715名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 16:56:00 ID:G+FJDoex
GJ&乙!

>>709
雨に濡れてスケスケなハルヒさんとな?
716名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 17:22:48 ID:lRpf2T2n
>>712
乙O乙。
なんか読み終えて、爽やかな気分になりました。
乙かれでした。
717名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 17:47:24 ID:sjrz5g4o
GJ!完走、お疲れさま
718名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 18:43:06 ID:/OWKipfd
このキョンの娘見ていると実母の立つ瀬がないよーな…
719名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 18:56:05 ID:Ayreo/bi
>>717
乙&GJ! いいラストだ。

>>718
言いたいことはよくわかる。が、あえて描写しなかったんじゃないかと思った。
離婚とか親権問題とか、現実はものすごく大変で、立場が変われば考えも変わるからな。
夫と妻、両方から描写しないとフェアじゃないかもしれないが、そこを書き出すと本一冊とかなりそうだ。
720名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 18:58:28 ID:ugzpg0oZ
>>718
とかく大団円のハッピーエンドが好きなこのスレのことだから、
誰かを悪者にして成り立つ結末には賛否両論あるわな
まあそういう時は静かにNGに入れるのも手ではある
所詮は世に数多ある創作の一つに過ぎないのだから
721名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 19:52:09 ID:sjrz5g4o
そんなあからさまな悪者になってるか?
ちゃんとフォローされてるし、娘が実母を憎からず思ってるのもちゃんと描写されてると思うけど。
>>718
すべてのコメントに対応できるわけではないんですが、
ちょっと書いてみたので投下してみます。

==============

アキ:ねえ、親父ちゃん。聞きたい事があるんだけど。
親父:おう、なんだ?
アキ:パパとハルヒはラブラブだよね。
親父:だよな。ああいうのをバカップルというんだな。
アキ:で、ナツキはさ、パパとハルヒの子供だよね。
親父:ああ。そうだな。
アキ:学校じゃさ、愛し合うと子供ができるっていうんだけど、あたしのママとパパは、
そんなにラブラブだった訳じゃないと思うんだ。なんで、あたしは生まれたんだろう?
親父:うーん、身もふたもないことを言うとな……。
アキ:うん、いいよ。それを期待して親父ちゃんに聞いたんだもん。パパとかハルヒだと、
うまくいい話に持って行かれそうでさ。あたし、そういうのに弱いから、ごまかされちゃ
うと思うんだ。
親父:うむ。じゃ遠慮なく身もふたもないことを言うと、5分間のラブラブでも、赤ん坊
は生まれる。逆に30年間ラブラブでも生まれない場合もある。
アキ:あたし、5分間の子供なのかな?
親父:いや、1年半ぐらいのラブラブじゃないか?
アキ:そうなの?
親父:覗いた訳じゃないから、はっきりした事は言えんがな。
アキ:パパとハルヒのは、覗いたの?
親父:いや、母さんに阻止された。
アキ:強いもんね。
親父:ああ。涼宮家、最強だ。
アキ:ハルヒも強いよね。だから、ママに「略奪愛」して勝ったの?
親父:それはどうかな。ママよりハルヒが強いと思うのか?
アキ:うーん。よく聞かれるんだよね。無責任な大人に、ママとハルヒとどっちが好きだ
とか。
親父:そりゃ無責任大王の俺が、ハンコを押したくなるほど無責任だな。
アキ:今度、押してやってよ。
親父:ああ、特別製のはんこを彫っておく。
アキ:あたし、ハルヒに初めて会ったとき、いっぺんに好きになったよ。ママから散々ハ
ルヒの悪口を聞かされてた反動かもしれないけど、今考えると違うと思う。ママはね、ハ
ルヒに会わないで、ハルヒとケンカしてたんだと思うんだ。ハルヒに会った事がなかった
んだよ。そりゃ疲れるし、勝てないよね。
親父:そりゃそうだ。
アキ:でも、ハルヒに会ったら、今度はやっぱりケンカできなくなったんだ。あたしを送っ
て行ったとき、ハルヒも一緒に来たでしょ。
ああ、そうだったな。
アキ:あれでママも本当は分かったと思うんだ。なんでも生返事しかしなかったパパが、
ハルヒの話になるとなんであんなにマジになるのか、なんであんなに格好良くなるのか。
あたしでも、わかったんだもん。
200歳生きても分からん奴は分からんさ。アキのママだから、わかったんだろう。
アキ:あたし、ママが心配で、あたし残ろうか、ってママに聞いたんだよ。そしたらママ、
こう言ったよ。「あなたはパパのところに行ってあげて。そして素敵な女の子になったら、
ママに会いに来て、それを見せて。わたし、それまでちゃんと待ってるから」。それから
「バトンタッチできるのがあの人で、ママ本当に幸せだわ」って。ううう……。
親父:よしよし。泣くな泣くな。アキの方が『いい話』にしちまったな。こんなとこ、ハ
ルヒに見つかってみろ。「親父、あたしのアキを何泣かしてんのよ!」ってドロップキッ
クだぞ。

ハルヒ:見つけたわよ。
アキ:あ、ハルヒ。違うよ、親父ちゃんが泣かしたんじゃないよ。
ハルヒ:それぐらい分かってるわよ。アキ、採寸するから、ちょっとこっちに来てくれな
い?
アキ:採寸?なんの?
ハルヒ:あたし洋裁に目覚めたの。あんたに最高に似合う服はあたしにしか作れないって
ことに、気付いたのよ! というわけで、あんたを最高のレディにする服をつくるわ。サ
イズ計らせて。
アキ:いいけど、子供だから、すぐ大きくなるし、着れなくなるよ。
ハルヒ:一張羅なんて一発勝負服だからそれでいいのよ。できたら、それであんたのママ
にアポを取るわ。直接対決よ!
親父:あー、キョン、悪いが説明してくれ。
キョン:ええ。あいつからアキへって、さっきドレスが届いたんですよ。
アキ:ママから?どこ?着る、いま着る!
ハルヒ:ああ、いっちゃった。
親父:おまえもな、少しは待つことを学べよ。順番から言っても、向こうが先だろう。
ハルヒ:ぶー。わかってるわよ、それくらい。
親父:母さんも、涼宮家最強の座は、直接アキに譲るって言ってるぞ。
ハルヒ:別にいいわよ、それで。
親父:キョン、このぶーたれ娘をのけてくれ。おれはちょっと部屋にこもる。
ハルヒ:こら、バカ親父。あんた、いまのアキの話で、こっそり一人で泣くつもりね。
親父:わるいか。おまえには別の意味でよく泣かされたが、俺はいい孫を持った。
ハル母:ねえ、2階の人たち、アキちゃんが着替え終わったわよ。見ないの?
ハルヒ:あーもう、キョン、行くわよ。
キョン:いつもすみません。
親父:いいから、行け。映画なら、ここで俺にピン・ライトが当たってエンディングだ。


724名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 20:45:53 ID:/OWKipfd
>718 です、わざわざありがとうございます。
親父書きさんのSSは好きなのですがただ今回は手放しでいい話だーとは言えない
だけです。
最初は「結婚したキョン」はキョンのブラックドッキリかと思ったのですが違うので
ハルヒがキョンのことを吹っ切り今度は素直に自分の気持ちを言えるように成長
するーと思ったらそれも違くて色々犠牲を払いながらも結局は元の鞘に納まる
話だったのか…と嬉しさ半分というのが感想です。
 

長文すみません
725名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 20:50:32 ID:ZaBlDSkq
ハルヒ陰毛濃そう
726名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 20:52:46 ID:MMyVxQ5b
>>691
乙。
フロイト先生を爆笑させた次はケーラー先生を涙目にさせる気かこの二人は。
727名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 20:54:47 ID:nvxZdsSC
難しい題材だかんね。その時点で賛否両論あるのも仕方ないっさね。
しかし>>715、あれだよな、裸よりも透けてる方がエロいよな。
露出で言うなら水着の方が多いにも関わらずこのエロかわいさ!たまらん!
728名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 21:13:54 ID:sjrz5g4o
水着は人に見せるのが前提だが、下着は見せないのが前提だからな。
見せる用を見るのはある意味当たり前!見せない用を見るのは当たり前じゃない!
だからコーフンする!不思議!
729名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 21:23:36 ID:+RtdTdjl
閉鎖空間と共に消滅し、行方不明になったハルキョン
二人の子は古泉の元で逞しく育っていた
730名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 21:47:08 ID:G+FJDoex
かくもスケスケな魔力とは業深き物よ……
731名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 22:10:36 ID:tSQ/qnae
長門が本を読んでいるのを眺めている内になんとなく頭を撫でてみるハルヒ。
頭から手を離すと長門が本を読むのをやめてじっとこちらを見つめるため、
読み終わるまで撫でることにするハルヒ。
732名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 22:47:05 ID:+WlxLgjY
透けて見えるブラとかやばいよな、うん……なんか迸ってきた
733名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 22:55:53 ID:WzL5q3W7
サムデイでキョンとの相合傘からはみ出た部分から濡れていくということか
734小ネタ。誰かしらやってそうだが。:2009/06/09(火) 23:11:54 ID:/4w8UDzv
ハルヒ「な……何よ、キョン……話ってなに?」
ハルヒ「……悪いな、急に呼び出して……どうしても、大事な話があるんだ」
ハルヒ「あんたがこんな真剣な顔するなんて珍しいわね。相談事なら乗るけど、お金なら貸さないわよ。金の貸し借りは人間関係を──」
ハルヒ「ハルヒ! 俺は、俺はおまえが──」
ハルヒ「……」
ハルヒ「ハルヒのことが好きなんだ……ひとりの女性として、愛している」
ハルヒ「そんな! い……いきなり、なにを言うの。からかってるの?」
ハルヒ「からかってない。嘘なんかじゃない。俺は涼宮ハルヒが好きなんだよ」
ハルヒ「いってもとぼけた態度のくせに、なによ……なによ……」
ハルヒ「今まで素直になれなくてすまなかった。俺はいつでもおまえの隣にいたい。ようやく自分の気持ちに気付けたんだ!」
ハルヒ「そんな……あたしだって……」
ハルヒ「ハルヒ、返事を聞かせてくれ」
ハルヒ「うん……あたしも、キョンが好き。ずっと好きだったよ」
ハルヒ「ほ、本当に……」
ハルヒ「あんたも疑るじゃない。仕方ないかな……あたしも、ずっと素直になれなかったから……」
ハルヒ「(キョンはふいにハルヒを固く抱き締めた)」
ハルヒ「(痛いぐらいの抱擁にハルヒは幸せを感じた)」
ハルヒ「えへへ……これからは恋人だね。でも、SOS団は今までどおり、あたしは団長であんたは団員なんだがらね! ……二人のときは、その……」
ハルヒ「俺は、団員その1で、ハルヒを守る恋人だ。ずっと大事にするよ」
ハルヒ「(キョンはおずおずと顔を近づけた)」
ハルヒ「(ハルヒは目を瞑り、待った。ふたりの唇が──)」


ハルヒ「…………ふう…………」
735名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 23:16:47 ID:2Ntz1dKE
団長、一体なんの練習ですかwww
736名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 23:22:57 ID:EzSrS3EC
でもハルヒが家でやってそうでいいwハルヒは家出はずっと妄想してる。
737名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 23:24:16 ID:8FUOjUqr
なにぶつぶつと
738名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 23:25:41 ID:tC3ABCM1
キョンに告白された時の練習を、実は近くでキョンが聞いてという展開が。

>>722-723
エピローグ乙
こういう話は賛否両論だろうが、ストレートなハッピーエンドだけでなく紆余曲折を経てのエンドもなかなか宜しいと思う。
昨日少し喰らった俺のダメージも大分良くなってきた。

>>732
無粋なツッコミを言えばサムデイの格好だと濡れても透けないと思う。
というわけで、夏の薄着の時に夕立で濡れる展開希望。
739名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 23:29:55 ID:FZ0MWNAg
Σ夕立!
その手があった。
740名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 23:38:17 ID:+RtdTdjl
帰り道でいきなり豪雨に降られて急ごうとしたら思いきり転んでしまうハルヒ
近くのキョン家でシャワーを借りる
741名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 23:59:38 ID:FZ0MWNAg
そのまま濡れたままでは風邪を引いてしまう!
はやく風呂に、いやその前に服を脱げ!
742名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 00:11:48 ID:EDFvh3C4
てるてる長門といっしょに図書館へ向かうハルヒ
743名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 00:28:11 ID:Sh4ltvsf
>>740-741

 家族の留守中、女子を家に連れ込みシャワーを浴びてもらう、なんてのは学生青春ドラマ的で、俺だってそういうリア充生活を夢に見なかったかと言うと嘘になる。
 俺は現在その夢を実現させているわけなのだが…………
「キョンー!」
 おっと、シャワー中のハルヒ様がお呼びだ。何だ。
「着替え貸しなさいよ!」
「……あ、あぁ」
 着替えねぇ……着替え、ね……。
 ふむ。


 [き、禁則事項ですぅ! えっちなのはいけないと思います!]


「ちょっとキョン! はやくしなさいよ!」
 ……は! いかんいかん。妄想のなかの『俺のワイシャツを素肌に直接着用し、かつ俺の下着を着用したハルヒ』の姿が離れねぇ!
「あ、あぁすまん。ちょっと待っていてくれ。今すぐ取って来る」

 着替えを置いて、脱衣所から離れようとした俺を団長様の怒鳴り声が引き止めた。
「ちょっとキョン!! なによこれ!!」
 なにって……俺のワイシャツとパンツだが。
 ってぇ! おい! なんでそんなもん渡してんだよ、俺!
「そ、そう…………あんた……こういうのが好きなのね」
 いや、その…………まぁ嫌いではないな。
 なんだその目は。悪かったな。でもな、裸ワイシャツは男のロマンなんだぞ──てなことを言ってしまったらさすがに撲殺されてしまう。
「さすがに母親や妹のものを拝借するのは憚られるんでな。あ、パンツは一度も使ってないぞ。パッケージすら開けてもいない。新品未開封ってやつだ。安心してくれ」
「そういう問題じゃないわよ! なんであんたなんかのパンツ履かなきゃならないのよ!」
「嫌なら履かなくてもいいぞ」
744名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 00:40:15 ID:Xrb0Qobn
「え?いや、穿かないなんて・・・」
「じゃあ、穿くのか?」
どうするハルヒ?
・・・・・・

今リビングには俺のワイシャツを着たハルヒが居る。その下は俺の・・・・
慌てて首を振る。いかんいかん。夢のようなシチュエーションだが油断は禁物。
過去の経験上どんでん返しは当たり前って言ってよいだろう。ここは一つ・・・・

「ねえ?キョン?」
「へえ?な、なんだハルヒ?」
うわ、やばい。結構至近距離だ。シャワーで上気したハルヒがやけに・・・やけに・・

「今日、家族誰もいないの?」
「あ、あああ」
どきん、どきんする。俺は何か着たいしているのか?
よせよ、相手はハルヒだぜ?はははは

「もう、遅いね?」
なんの問いかけだ?遅いとどうなんだ?」
「電車ももうないかも?」

「ああ・・」
いや、本当はある。でも何で俺はこんな返事をしたんだろう?」

「ねえ?キョン?」
さっきも聞いた問いかけだな。なんだ?
「どこか部屋空いている?」
俺の心臓は既に張り裂けんばかりに激動している。これって?
745名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 00:42:24 ID:2iSDs142
ちょっ!エッチなのは関心しません!
で?何処にワッフルしたら良いですか?


しかし、この時間になっても記念日の人の投下がないと
日付が変わった感じがしないな
746名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 01:56:37 ID:+dCy+I4V
おやすみハルヒ。
いい夢見ろよ!
747名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 02:16:55 ID:DQPumB1g
目が肥えてしまい、ハルヒやみくるの過激なコスプレを見ても全く動じなくなったキョン
748名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 02:18:29 ID:Sh4ltvsf
>>744

「それにしても……」
 今度はなんだ。
「なんか、暑くない? キョン……」
 そ、そうだな。ちょっと暑い、かな。じゃあ窓開けるか。
「バカじゃないの? 外は豪雨なのよ?」
 そ、そうか、そうだよなー。あははははは……
「……ねぇ、このパンツ、脱いだらちょっとは涼しくなるかしら?」
749名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 02:38:26 ID:d8Qu3aB8
スーパー深夜タイム来てるーー!?
750名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 02:52:32 ID:KmeCVuko
「ハルヒ、オマエのクソの付いたパンツは脱がんほうがいいと思うぞ」
751名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 03:16:43 ID:wUKs2LDJ
>>745
同感。
いつもその時間あたりに投下されることが多かったからな。

>>748

なっ、それはまさか、『俺のワイシャツを素肌に直接着用し』のみ、すなわち裸ワイシャツが現実のものになるということか!?
 しかも家に二人きりのこの状況で!?
「・・・・・・キョン?」
どうする、どうするよ俺!?
752名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 08:02:35 ID:5DCALCoJ
とうとう梅雨入りしたな
ハルヒでは梅雨のエピソードないのが残念だ


やっぱり一本の傘で雑用係と帰るんですか?団長!
753名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 09:03:41 ID:+4M1dn2w
スレタイを、団員を熱中症にさせた挙げ句、バイト代を横取りしたことを見てみぬフリして
脳内マイハルにゃんを垂れ流すスレに変えないの?wwwww
スレ内ルールは、原作のハルヒを語る奴(エアーガン乱射等)がいたらスレから追い出しましょう でwwwww
754名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 09:34:54 ID:AJ1QjpJ9

「あ、くそ。降ってきやがった」
「梅雨に雨が降るのは当たり前でしょ。はい、これ」
「なんだ、この傘?」
「雑用係が濡れねずみになって風邪でも引かれたら、団長のあたしが困るの! どうせ、
どっかからかっぱらってきた奴だから、返さなくてもいいわよ」
「じゃあ、ハルヒ、おまえはどうすんだ?」
「あ、あたしはちゃんとこのとおり……あれ?」
「やれやれ。……これは、おまえが使え。じゃあな」
「ちょっと、キョン、待ちなさい! これじゃ全然、この傘の意味がないじゃない!」
「『この傘の意味』って、最近は、花言葉だけじゃなくて、傘言葉まであるのか?」
「そんなわけないでしょ。この傘には高性能コンデンサ・マイクと、かつて警察無線で使
われてたWIDE(Wireless Integrated Digital Equipment―統合型デジタル無線機器)が取
り付けてあって、あんたが道すがら、万一あたしの知らない女と相合い傘しながら話す会
話だとか、むしろこっちがメインだけど、あんたの『ああ、ハルヒ、今頃、何してんのか
な。ちょっと電話してみるか』『ハルヒのシャツ、雨で濡れて少し透けてたよな』とかい
う独り言を漏らさず伝えるようにできてるのよ。有希に頼んだら2時間で作ってくれたわ、
……って何、言わせんのよ!!」
「いや、すまん。さすがに、そこまでのものとは思わんかった」
「ううう」
「うなるな、うなるな。こうすりゃ、いいだろ」
「な、な、な、なんであんたと、あ、あ、相合い傘なんか!?」
「これだけ近けりゃ独り言どころか、心の声だって聞こえるかもしれんぞ」
「な……、わかったわよ。どうせ帰るんだし。外は雨だし。あんたは傘持ってないし」
「ほら、行こうぜ」
「ちょっと言っとくけどね!」
「お、おう!」
「あたしの……心の声まで、聞かないでよね」
「そんな器用な芸当はできん」
「……ちょっとは、その芸当、身につけなさい」
「何か言ったか?」
「言わない! ほら、さっさと行くわよ!」


特攻服「何だ、古泉! なんで下駄箱のとこが、痴漢し放題のラッシュ時の埼京線の中み
たいにごったかえしてるんだあ? また、あのサカリ猿たちか?」
火の玉「ええ、一つの傘であれほど持たすとは、染之助染太郎の域に達しかけていると言
えるでしょう」
文芸部「すべての会話を、こちらで受信、録音できることをすっかり忘れているとは、あ
まりに迂闊な人たち」
755名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 10:11:32 ID:2CCp3rzh
朝っぱりからなんという流れw
そして長門さんの技術勝ち!
756SS技術の長門その2:ワッフル・デコーダー:2009/06/10(水) 10:34:54 ID:AJ1QjpJ9
キョン:珍しいな、長門がパソコンに向ってるなんて。
長 門:サイトを構築中。
キョン:ほう、どんなサイトだ。
長 門:「わっふる」止めされた二次創作を解析して、「わっふる」以降の部分を再構成
するウェブアプリを実装した。レンタル・サーバーに公開するので許可を。
キョン:おいおい。それって、どうやって使うんだ?
長 門:興味ある?
キョン:い、いや、一般教養としてだな。
長 門:URLを指定して、「で・わっふる」ボタンを押す。
キョン:で・わっふるって……。
長 門:「わっふる」を含むSSを自動巡回して、まとめて「で・わっふる」することも
可能。これらは「青空が割れた文庫」というサイトとして公開される。
キョン:大丈夫なのか、それって。
長 門:問題ない。むしろ現行の著作○法の方が情報通信技術との間に齟齬を来している。
キョン:だんだんアナーキーな話題になってきたな。
長 門:試す?
キョン:じゃあ、適当に「わっふる」と入ってるSSを探して、「で・わっふる」と。……
おい、長門。
長 門:何?
キョン:いま変換したSSは、俺がハルヒに逆レイプされる寸前で「わっふる」止めされ
てるんだが、再構成された方は、長門が俺の上にのしかかってるぞ。
長 門:それは仕様。
キョン:仕様?
長 門:誰と誰の「わっふる」でも、あなたとわたしのSSに改変される。実世界を改変
するよりも、はるかに少ないリソースで可能。周囲に与える影響もきわめて小さい。創作
は自由。二次創作はもっと自由。三次創作、やりたい放題。
キョン:って、おい。
ハルヒ:ちょっと、キョン。部室のパソコンでエロサイト見るのは禁止って言ってあるで
しょ!
キョン:は、ハルヒ(いつのまに)。いや、見てない、見てない。
ハルヒ:じゃ何よ、その、女子高生が男子校生の股間にまたがってる映像は!
キョン:(おい、長門。映像化までされるのか?)
長 門:(それも基本仕様。気に入った?)
ハルヒ:ああ、これって、あたしがあんたの上にのしかかるところで終わってる話じゃな
いの!
キョン:何で、知ってるんだハルヒ?
ハルヒ:そんなことは、どうだっていいのよ! 話の続きがあるのは良いとしても、なん
で有希に相手が変わってるのよ?
キョン:い、いや、仕様らしいぞ。って、長門? 長門はいずこ?
長 門:(今、私は光学迷彩を使用中。あなたたちには私は見えない。ごゆっくり)。
ハルヒ:説明しなさい、キョン、あたしが納得できるように!!
キョン:いや、それ、無理。
ハルヒ:だったら体に聞くまでよ、うりゃー。

757名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 10:50:42 ID:d8Qu3aB8
さすが長門さんや!
って結局続きになっとるwww
758名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 11:04:55 ID:viW0PSg8
( ≧∇≦)ノシ∩で・わっふる!で・わっふる!
759名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 11:31:38 ID:59lydgxi
ってそれは禁断のボタンだ!改変してさらに再改変されるという禁断の無自覚バカップルボタン……長門さん、おそろしい娘!
キョン:ちょっと来い、古泉
古 泉:なんでしょう? あなたから声がかかるなんて、めずらしい。
キョン:長門に『ドラえもん』を与えたのはどこのどいつだ?
古 泉:存じません。あなたじゃなかったのですか?
キョン:おれがそんなことするか。
古 泉:おやおや。では、コンピ研への日頃の貢献に対するささやかなお礼では?
キョン:おまえ、事態の深刻さをわざとスルーしてないか? 『ドラえもん』といえば、
オーパーツの宝典、1963個もの現代世界にあっちゃいけない「ひみつ道具」の煮こごりみ
たいなマンガだぞ。
古 泉:そんなに深刻に考えなくても。あいては、ただのフィクションですよ。
キョン:ああ、ハルヒならそのくらいの分別は着くさ。だが相手は長門だ。おまえだって
H.G.ウェルズの『解放された世界』を読んだレオ・シラードが核連鎖反応に行き着き、
それが実際にマンハッタン計画からアメリカの原子爆弾開発につながった話を知らない訳
じゃあるまい!
古 泉:つまり、あなたは、長門さんがその好奇心から、「ひみつ道具」のいずれかを実
際に作ってしまうかもしれない、そう懸念されているのですね。
キョン:ああ。「タケコプター」ぐらいならまだいい。だが「タイムマシン」や「タイム
ベルト」でも作られてみろ。朝比奈さんはどうなる?
古 泉:いや、それより恐ろしいものがありますよ。たとえば「もしもボックス」。受話
器に話すだけでお手軽に世界改変が実現されてしまう。
古 泉:キョン:まだあるぞ。「独裁者ボタン」で、自分とキョン以外はいらない、と言
われてみろ。
古 泉:いえ、あなたが本当に心配されているのは、「シナリオライター」ではありませ
んか。シナリオさえ書けば、登場人物は皆シナリオ通りに動いてくれる。世界を改変する
までもない、実に安上がりだ。
キョン:その通りだとも。涼宮ハルヒ系の同人誌など、ほとんどが陵辱ものなんだぞ! 
おまえ、コンピ研部長にハルヒを「どじょう責め」させるつもりか。
古 泉:あなたの意外な一面とコレクションの一部をかいま見た気がしましたよ。なるほ
ど、そういう趣味をお持ちでしたか。
キョン:俺の趣味なんかどうでもいい。なんとかならないのか。
古 泉:ただ本を取り上げるだけでは、長門さんの興味はむしろ強化されるでしょうね。
そうですね、こっそり『ドラベース』と取り替えるのはどうでしょう?あれなら野球マン
ガで罪は無い。
キョン:そんなことで納得するか。
古 泉:結局のところ、あなた自身が長門さんから話を聞いて、興味の方向をさぐり、必
要ならさりげなく誘導するというのが上策だと思いますが。

* * *

古 泉:いかがでした?
キョン:「読書の邪魔」と言われた。
古 泉:それはそれは。しかし結局のところ「陵辱もの」が避けられれば、よろしいので
はありませんか?
キョン:SOS団内乱交ものもダメだ。
古 泉:実は、うちにある同人誌の中には、ハルキョン派の聖典と呼ばれる『ぽにってハ
○ヒ!』と『夏○日の。』があるのですが。
キョン:なんだって!?
古 泉:誤解なさらないでください、これも機関の活動の一環でして。
キョン:そんな話はいい。
古 泉:ええ。で、「シナリオライター」と先に述べた純愛系同人誌との使用は、機関の
利害からすれば、排除するよりも利用する価値の方が高いものでして。僕の長い徒労と取
り越し苦労を考えていただければ、理解していただけると思いますが。
キョン:……そういうことは本人たちの意思に任せてもらえるとありがたいんだが。
ハルヒ:さっきから、何、隅っこで話してんのよ?
古 泉:ええ、涼宮さん。彼からすばらしい提案がありまして、詳細を詰めた上でお話し
ようと思っていたのですよ。
ハルヒ:何?どんな提案?
古 泉:彼が、SOS団製作映画の次回作について、とてもよりシナリオと演出方法を考
えついたそうで。演出方法については、長門さんのご協力も必要となるのですが。
キョン:(く、こいずみ、この、うらぎりもの・・・)
761名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 12:31:00 ID:88nJqX9B
>>760
お舞いさんの趣味をかいま見た気がした
762名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 12:53:00 ID:5DCALCoJ
なぐ茶さんのハルヒ同人誌は聖典です!
763名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 13:25:13 ID:TsYQjBo8
>>762
間違いない
764名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 15:17:55 ID:2CCp3rzh
技術長門www 今日はまた違う方向に暴走しやがって……!
あ、『冬○日の』は永久保存な。もぐらさん心配なのだわ。
765名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 15:20:36 ID:T9dDpTTK
>>760 長門いいよ長門w 最後は古泉の策略勝ちかw

>>764 雪の○の…… じゃなかったっけ?
766名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 16:01:04 ID:Dabbk6LT
>>748
キョンがトランクス派なのか違うのか、それが問題だ
767名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 16:16:00 ID:5DCALCoJ
キョンのワイシャツ+キョンのトランクス+照れ顔のハルヒだと?
768名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 16:27:07 ID:AJ1QjpJ9
ハルヒとキョンの体入れ替えモノの「で・わっふる」版があった。

さすが長門工務店、仕事が速い。
769名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 16:50:36 ID:59lydgxi
ややこしいな、それw
>>767
トランクス・ハルヒか……(*´Д`)
770名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 17:22:31 ID:DQPumB1g
夜中、山で鍋と材料を持ち込み寄せ鍋を始めるSOS団

キョン:き、今日も、長門はパソコンか。ハルヒはどうした?
長 門:使用許可は出ている。今回は彼女も共同開発者の一人。
キョン:そ、そうか。で、今度は何をつくってるんだ?
長 門:KFディアクティベイター。実装化の目処がついた。性能実証テストにあなたの協
力を得たい。
キョン:それは構わないが、どういうものなんだ?
長 門:大丈夫。あなたの身体を傷つけるのは本意ではない。
キョン:わ、わかった。協力する。で、何をすればいい?
長 門:やってみせた方が理解しやすい。
キョン:そうなのか。
長 門:簡略化のために、テキストを読み込み、これを処理して、テキストとして処理す
るところを見せる。これで概略が理解されるはず。
キョン:ああ。はじめてくれ。
長 門:入力:『バッシンバッシンとアタックを決めまくるハルヒ。飛び跳ねるたびにま
くれあがる裾からのぞくヘソなんかに興味はねえと言っておくぜ。注目すべきはハルヒの
表情さ』
キョン:へ?(な、なんだ、いまのテキストは?)
長 門:Kフィルターを無効化する。許可を。
キョン:よ、よし。やっちまえ。
長 門:出力:『体操着のハルヒを見るのは至上の喜びだ。他の男子どもの目に触れるの
は我慢ならないが、伸びるすらりとして無駄の無い足、それでいて俺のアタマを重みを受
け止める時は、ほどよい弾力で受け止めてくれるむちっりとした太もものすべてをあらわ
にしたブルマ姿は言うに及ばず、学校指定の体操着とはいえ、それを着る者の、スレンダー
にして出るとこ出てる魅惑的なボディラインを際出させる性能には、特別な評価を禁じ得
ない。特に裾から見え隠れする、小さく縦長のへそは、そこにキスした者しか知らないあ
いつの表情を、いまアタックを打つ躍動的な少女の笑顔に重ね合わせる。』
キョン:な、長門さん、それは、いったい?
長 門:Kフィルターを無効化した結果、出力されたテキスト。
キョン:Kフィルターってのは、ひょっとして?
長 門:業界の一部で「キョン・フィルター」と呼ばれるもの。KFディアクティベイター
は、これを無効化する。現在、テキスト・レベルでの無効化効率は60%前後。さらに効
率を向上させ、近日中にこれと同じ機能をあなたの口蓋に装着する予定。
キョン:……ちなみに、「わっふる」止めしても?
長 門:KFディアクティベイターは、前述のワッフル・デコーダーをライブラリのひとつ
として利用している。自動的に「で・わっふる」されるだけ。
キョン:ちょっと待て。「で・わっふる」でやりたい放題とか、言ってただろ。そんな妄
想発生器を使っておいて、フィルターを無効化なんていうが、そんなのは俺の本心とは何
の関係も……。
長 門:試す?
キョン:……ごめんなさい。
772名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 18:25:43 ID:Dabbk6LT
長門脅威のメカニズムっ!!
俺もあのシーンはにやにやしっぱなしだった。
わざわざ「興味ない」とか念を押すあたりに本心を覗くことが出来るぜ。
773名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 18:51:07 ID:5DCALCoJ
キョン・フィルター解除されたら、読んでるこっちの身が持たんwww
774名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 19:00:34 ID:2CCp3rzh
>>765
お、俺としたことが…。いや雪ばっか印象に。
>>766
ボクサーというのも夢が広がる…。
>>771
ちょっと「KFディアクティベイター」使って孤島とエンドレス8予習してくる。てか誰かさしてくれ。
775名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 19:14:46 ID:+4M1dn2w
キョン・フィルター→「オハルニャンッッ!!wwwwwwwwww」

原作→キョン「ハルヒは糞女」

反論できないハルにゃん(笑)信者wwwwwwwwww
 「な、長門、それで、性能実証テストって奴だが」
長門は、標準をセットするような動きで、俺の方を見た。俺は地雷の上であぐらを組み直
したバカとは、こういう気分になるんじゃないかと、今ならかなりの自信を持って断言で
きる。
「……おれは、なにを、すれば、いいんだ?」
長門はすっと左手を俺の方に伸ばした。手には二つ折りになったレポート用紙。
「これ、読んで」
「声を出して、読めばいいんだな」
「そう」

『待機時間以前の問題だとは思うが、とりあえず俺はホッとしていた。この安堵感の出所
は何かと考えてみるに、早い話が俺は長門が中河でも誰でもいい、他の男と陸まじげに歩
いている姿など見たくはないのである』

 俺はなんとかとちらずに読み終えた。もう少し前の方にある、さして親しくもなかった
知人が長門に当てた例の手紙の箇所でも読まされていたら、俺は自分を構成する素粒子の
プランク定数をなんとかして引き上げてでも、四散して消えてなくなろうとしただろう。
フィルター以前の問題だ。
 俺の心拍数を一気に下げるような静かな声で長門は言った。
「今の音声データを入力し、Kフィルターを無効化する。許可を」
やっぱり無効化しなくちゃならないのか。どうしても?
「どうしても」
「じゃあ、やってくれ」もう、どうにでもしてくれ。

 俺には、かなり長く感じられる間があった。さっきのテキスト変換とは比べ物にならな
いほどの時間だ。いや,十分もかかっちゃいないが、データ量はさっきとさほど変わらな
いだろう。今時の音声認識が、そんなにのろまだとも思えない。
 俺は不思議に思って、長門の肩越しに、パソコンのディスプレイを見た。

『待機時間以前の問題だとは思うが、とりあえず俺はホッとしていた。この安堵感の出所
は何かと考えてみるに、早い話が俺は長門が中河でも誰でもいい、他の男と陸まじげに歩
いている姿など見たくはないのである』

 おい,長門。変換ボタンはどれだ? それとも、どのメニューにあるんだ?
「変換は終了した。これは出力データ」
俺が読み上げたとおり、だぞ? だよな?
「KFディアクティベイターの開発は一時中断。涼宮ハルヒには、期待通りの成果が得られ
なかったと報告する」
え?え? 長門さん、いま何と?

 長門は席をたち、つかつかと部室の内を横切り,激しくドアと開けて閉め,出て行った。
「くそったれ」
という声がしたような気がしたのは、気のせいだと思いたい。

 かくして俺の精神生活は一時の平和を迎えたようだった。
 しかしこの世界が明日どうなっているかは、誰が知っていよう。.... Only God knows.
777名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 19:23:35 ID:HgjeVsp3
この流れなら言える
自分のオススメは『放課後デイト』
778名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 19:34:45 ID:2iSDs142
>>776
つまりフィルターはハルヒ関係にしかかかってないとw

なぐ茶さんの
『ぽにっ○ハルヒ』『夏○日の。』『雪の○の・・・』
何度読んでも最高だよ!

後なぐ茶さんと荒木風羽さんの合同誌
『な○だって?』
も素晴らしいし

荒木風羽さんの個人誌
『ROU○S』『放課○デイト』
もハルキョン好きは絶対読むべき

あと以前物議をよんだTTT氏の
『ハル○かわ○い』シリーズ
とくの『3』は吐血する
779名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 20:24:15 ID:2iSDs142
久しぶりにしてみようか

1時間ハルキョン
780名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 20:28:29 ID:T9ETN5av
でもあれ3で終わりなんだよな……
781名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 21:00:54 ID:5DCALCoJ
こんなん聞くのは荒れるもとかな?


最近投下されたSSでオススメってありますか?
782名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 21:10:43 ID:k7Z5SMbk
そういやまとめたまに重いよな。
長門脅威のメカニズム!ってなんか変形しそうだが、長門さんそれはチョイスが悪いw
783名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 21:30:48 ID:+4M1dn2w
お前らの大好きなハルにゃん(笑)が団員からバイト代を横取りしたことは語れないの?wwwwww
ハルにゃん(笑)ってやっぱり二次創作限定キャラなの?www
784名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 21:37:14 ID:AJ1QjpJ9
>>778
読んだ。ありがとう。

「子連れバツイチ」とか、やってちゃダメだな、

初心に返ろう。
785名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 21:58:40 ID:gqjS/Dg2
>>781
ご褒美ごっこ (91-613)

>技術長門
おいィィィ!!団長、長門さんにナニ依頼してんのォォ!?
786名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 22:00:57 ID:ADDRbial
787名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 22:11:37 ID:Xrb0Qobn
>>776
なんという消失前夜
788名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 22:37:36 ID:T9ETN5av
>>786
乙ですー。
789名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 22:55:11 ID:AaWIraif
よし俺もちょっと孤島行ってくる。ついでにKFディアクティベイター設置してくる。
790SS:二人は暮らし始めました 1日目:2009/06/10(水) 23:42:12 ID:AJ1QjpJ9
 その朝、ハルヒは目覚めると、真っ先に俺の首にかじりつかんばかりに飛びついてきた。
「キョン! あんた、今の、見た?」
「何をだ?」
「夢よ、夢! 見てないの?」
「ああ、俺もさっき起きたが、夢は見てないな」
「そう。……よかった」
「大丈夫か。怖い目にでもあったのか?」
「ううん。……顔、洗ってくる!」

「何、見たんだ、ハルヒ?」
「え?」
「今朝、飛び起きた時だ。夢、見たんだろ?」
「ああ、あれ。……なんでもないわ」
「朝の様子じゃ、なんでもないことはなかったぞ。悪いが見えちまった」
「な、なに見たのよ」
「涙。おまえ、泣いてたろ?」
「……」
「拭うな、今は大丈夫だ。それで、顔を洗いに飛び出てったんだろ?」
「あたしとあんたの夢は、ときどきシンクロするから……だから、念のため、聞いたのよ」
「だから、どんな夢だって?」
「気分の悪い夢。聞いたら絶対、気分を害するわ」
「そうか。俺は今、気分を害したい気分なんだ」
「……夢ん中で、あたし、別の男に抱かれてた」
「!」
「気付いたら!……あんたと似ても似つかない奴で、ひっぱたいたら目が覚めた」
「……ハルヒ、あのな」
「夢よ!夢! あたしだって見ようと思って見たんじゃないし! だいたい見たいと思う
時に限って、あんた出てこないし! それに……」
「それって、気付く前は、俺が抱いてたってことになるぞ」
「あっ……わ、悪い?」
「わるくなんか……ない」(だが、朝からちょっと持てあます)

791名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/10(水) 23:52:30 ID:AaWIraif
>>748
亀なんだが、某いやしんぼ巫女さんの「じゃあパンツ買って来て!」を思い出して吹いてしまったw
792名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 00:27:46 ID:mlqIhNvQ
「結局キョン家に泊まったね・・・」
「ああ・・・」
誤解の無いよう言っておくが、昨夜の俺たちに間違いはない。
乾燥機の下着と浴室乾燥機に吊っていたセーラ服を身に着けたハルヒと
慌しく出立する。

ハルヒの寝ていた客間に行かなかった俺が臆病なのか?
俺の部屋に来なかったあいつが臆病なのか?
多分前者だろう。
でもな、こんなときめきを何回してもいいじゃないか。
今日も家族は帰ってこない。
自転車の荷台のこいつに声を掛ける。

「今晩もう一晩泊まらないか?」
793名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 01:01:03 ID:6YlIVxXf
時々だがキョンがハルヒを注意する時
『〜しなさい』みたいな感じの台詞なかったかな?
単なる妄想かもしれんが、妹がいるせいか注意する時
お兄さん的なキョンと妹的な駄々こねるハルヒとか

・・・なんだかんだでハルヒってキョンの言う事きくよな
どっかでキョン=ジョンを感じていて本能レベルで甘えてるのかもしれない
794名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 01:14:15 ID:NxlMQ5nQ
>>792
「……今夜、だけ?」
 ん? なんだ? ちょっと聞き取りにくかったんだが。
「な、なんでもないわ! 忘れなさい!」
「で、どうすんだ?」
「あんたが泊まれってんなら、泊まってあげなくもないわ」
 そうか。じゃあまずはお前の家に行って着替え取って────
「その必要は無いわ」
 でもいろいろ準備しないとならないものがあるだろ。寄り道していいか?
「そうね、夕飯の材料も買わないとならないし」
 そうじゃねぇだろ。まったくこいつは。今夜どんな姿で俺ん家で過ごすつもりなんだ。あと誰だ「婚約指輪とかな」って言ってるやつは! んなもんコンビニに売ってるわけないだろう。

 スーパーで夕飯の材料を買い込み、ハルヒの替えの下着を買おうと思ったのだが、なんというタイミングだ。
 下着売り場に足を踏み入れた瞬間、店内が停電。どうやら落雷の影響でこの地域一帯が停電してしまったようだ。
 店は急遽閉店となり、近くの店も停電の影響で店を閉めてしまったし、どしゃぶりになってきたので仕方なく我が家へ。
 ふたりともずぶ濡れだ。腹が減っているが、まずはシャワーを浴びなければ。

 先にハルヒにシャワーを浴びてもらい、次に俺がシャワーを浴びた。脱衣所から出ると美味しそうな香りがしたので、台所に行くとそこには────あぁ、勘の良い人はおわかりだろう。そう、ハルヒはその麗しい素肌に、エプロンのみを身に纏っていたのだった。


 先ほどしたハルヒとの会話を思い出す。

 ──そういえばお前、替えの下着どうすんだ?
 ──下着なんて着けなくても死なないわよ!


 ……お前はそうかもしれないが、こっちは死にそうだぞ、いろいろな意味でな。
795名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 02:15:03 ID:ZisxbQw7
続き書くなら日が昇ってからが良いと思うよ
後タイトル付けるのをお勧めします
796名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 02:39:18 ID:2fBLhGJB
リレーに無粋なことをいう。……リレーだよなw
ま、スーパー深夜タイムだってことだろう。いや俺もナニ言ってるんだかって話だけど。
そして
(≧∇≦)ノシ∩わっふる!わっふる!
して寝ることにする。
797名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 02:59:22 ID:t6UAqVgB
下着屋で中心の開いた派手なデザインの下着を手に取り興味深げに眺めるハルヒ
それを見てこめかみを押さえるキョン
798名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 04:02:26 ID:YXWOxuZt
お休みハルヒ。
いい夢見ろよ!
799SS:二人は暮らし始めました 2日目:2009/06/11(木) 06:14:14 ID:VuBCgpM/
「夢、見たわ」
「そうか。今日のは、あんまり大変そうでなくてよかったな」
「というより、昔あった出来事を思い出したのよ」
「そうか」
「キョン、あんた、修学旅行で2日目に泊まった旅館、覚えてる?」
「あー、はっきり覚えてないが、廊下でおまえに会ったよな、確か」
「そう。消灯時間後にね」
「部屋を出るとき、なんか冷やかされた気がするな、そういえば」
「あんた、あんな時間に何してたのよ?」
「いや、単にのどが乾いて、飲み物を買いにだな。……おまえの分も、ちゃんと買っただ
ろ?」
「余計なことだけ覚えてるのね。あんた、あたしとどこで会ったか覚えてない?」
「だから、廊下だろ」
「生徒は泊まってない階のね」
「生徒には買い食いさせたくない教師の親心だ。どこの修学旅行もそんなもんだろ」
「確かに生徒が泊まっている階には、自動販売機はひとつも無かったわね。あっても電源
が抜かれてたわ」
「よく覚えてるな」
「というか、忘れられないことがあってね」
「なんだよ?」
「本当に覚えてないようね。『明るい家族計画』って知ってる?」
「避妊具の自動販売機だよな。……あ」
「そう。どういう訳か、その階のその廊下にだけあったのよね」
「……思い出した」
「みたいね」
「その自販機の前で鉢合わせしたな」
「鉢合わせ、ね」
「おまえのセリフは確かこうだ。『あんた、こんな時間にこんなとこで何してるのよ!』。
でかい声だったな」
「否定はしないわ」
「問題はその後だ。『あんた、まさか忘れてきたの?』。おまえの声に部屋から飛び出し
てきた教師が固まってたぞ」
「ちがうわよ。『すまん、忘れてた』って、あんたがいきなり謝ったの。それで教師は石
になったのよ。あれ、どういう意味だったの? 未だに分かんないわ」
「いや、それは、なんだ……なんだろうな?」
「その自販機のところに正座させた教師のセンスもわかんないけどね」
「ところでハルヒ」
「何よ?」
「おまえこそ、あんな時間に何してたんだ?」
「お、大きなお世話よ!」
800名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 08:38:59 ID:V8lROudE
>>799
小学生みたいな文体でSSって恥ずかしくねえのお前?wwww
801名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 11:35:27 ID:mKnZXegV
>>793
アニメの野球の回の最後はそんなんだったよなw
ゲートボールにしときなさい!だっけ。原作では特に無かったと思うけど違和感ないよな。

>>799
お前らwww
802名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 12:03:32 ID:fUvcWpD2
なんという、インザホテルw
803名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 12:05:12 ID:V8lROudE
逆らったり試合で負けただけで世界を滅ぼそうと考えるような殺人鬼予備軍だからなwww
さすがハルヒは団員思い(笑)なハルにゃん(笑)とは違うねww
804名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 12:09:32 ID:LqCsNytx
ちょwww
そのタイトルだと日常風景じゃねえか!いいぞ、もっとやれ。
805名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 13:29:55 ID:77G/pXwR
なんという1ページ……。
でも修学旅行ってそういう「おかしなところ」があるよね。
806名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 13:38:23 ID:0AV8n8cG
そういやハルヒってネットサーフィンで何調べてるんだろ
検索履歴とか訪問履歴とかもetc・・・
807名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 15:19:52 ID:77G/pXwR
普通にニュースサイトとか見てそうw
808SS:二人は暮らし始めました 3日目:2009/06/11(木) 15:52:06 ID:VuBCgpM/
「う〜ん。ハルヒ、今日は夢見なかったのか?」
「夢見てんのは、キョン、今のあんたよ! あああ、時間がない。タクシー呼ぶから、そ
の間に顔洗って着替えて!」
「いくらなんでも、そりゃ無理だろ。……今日、なんかあったっけ?」
「あんたとしゃべってると日が暮れるわ! 結婚式でしょ、結婚式!」
「ええ、もう? 暮らしてまだ3日目だぞ!」
「結婚してから、一緒に暮らす人も大勢いるの! じゃなくて! どういう訳か、あんた
も呼ばれてんでしょ!」
「そうだった。あああ、寝過ごした!」
「そんなの、あんた以外はみんな、先刻承知よ!」
「ハルヒ、おれの靴下がみんな、おまえの下着に変わっちまってるぞ!」
「衣類も1人分が2人分になったんだから、入れる場所が変わったって何度も説明したで
しょ!」
「見たことのない下着がある」
「そ、それは勝負下着よ!」
「何と勝負するんだ?また誰と?」
「……あ、あんたとに決まってるでしょ」
「……何の勝負だ?」
「……決まってるでしょ……」
「……」
「だから! 口を閉じたら、手を動かしなさい!!」
「……いや、勝敗はすでに決してると思うぞ」
「そこから、離れなさい! 一刻も早く!!」
「おれのに、あんなヒラヒラは付いてない」
「全然ちがーう! 勝負下着ってのはね、下着を勝負するんじゃないの!」
「わかってるさ。中身で勝負だよな」
「あんた、中身って……」
「え、おれ、なんか変なこと言ったか?」
「って、ちがうのよ!いそぐのよ! その話は、帰ったらゆっくりしてあげるから、とに
かく急ぎなさい!」
「帰ったらって、……話、だけか?」
「……この、エロキョン。……って、ことやってる場合じゃないのよ!」
「あー、ハルヒ。急いでるのはよーく分かったから、……おまえも早く服を着てくれ。目に毒だ」
809名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 16:00:24 ID:77G/pXwR
どっちも落ち着けってかw
810名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 16:37:16 ID:LqCsNytx
ハルヒさん、落ち着きすぎです><
>>807
個人系のニュースサイトとか見てそうなイメージがあるw
811名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 16:45:35 ID:fUvcWpD2
なんという、インザルームw
812名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 17:06:29 ID:B28bFSpz
ほぼ日とか
813名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 17:24:43 ID:t6UAqVgB
キョン「やっぱ修学旅行ときたら木刀でしょ」
814名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 17:29:37 ID:ZisxbQw7
洞爺湖ですね?わかります


糖尿病には気をつけろよ、嫁が悲しむぞ
815名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 17:31:09 ID:V8lROudE
キョンに顔面殴られたゴミwwwwwwwwww
816名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 17:38:05 ID:0Hs6Pv+k
>>814
ハルヒ「洞爺湖…ど、どじっこ!」
キョン「とうやこだ、このドジッ子ハルヒめ」

ってSSがあったような
817SS:二人は暮らし始めました 4日目:2009/06/11(木) 18:27:11 ID:VuBCgpM/
(では>>806にreplyして)

「ハルヒ、いつもネットで何見てるんだ?」
「内緒」
「おいおい。『一緒に暮らす以上お互い隠し事はなし』っていったのは、おまえだぞ。と
いっても、俺の方は、すでに隠すような余地は何もないわけだが。『あたしと住むんだか
ら、この手のものは必要ないわね』って随分捨てられたし(谷口すまんな)。で、今は何
見てるんだ?」
「プライバシー」
「けんもほろろ、かよ。んなこと言われると、余計に見たくなるんだよ。えーい、実力行
使!」
「あー、後悔するわよ」
「誰だ、このマヌケ面? って、俺かよ! というか、ライブカメラな現在の俺かよ! 
どこで撮ってるんだ?」
「そんなの、アングルでわかるでしょ」
「って、パソコンのディスプレイのすぐ上に乗ってるじゃないか。なんで、気付かなかっ
た、おれ?」
「灯台下暗しってとこね」
「いや、まて。高校時代もか。部室でも、おまえ……」
「ふっ。ご想像にお任せするわ」
「い、インターネットの意味ねー」
「ふんっ、誰かさんの、MIKURUフォルダーよりは、ましよ」
「……なあ、ハルヒ」
「な、なによ?」
「ちゃんと付き合う前とか、付き合い出してからも他の団員の手前、ってとこまでは、お
れにも理解できるぞ。でもな、今は、おれたち二人で暮らしてるんだ。そんなもの介さず、
直接おまえの目で俺を見てくれ。その方が俺だってうれしいぞ」
「わ、わかったわよ。でも、今の言葉、二言はないでしょうね」
「もちろんだ」
「……あたしだって、普通にネットサーフィンするときだってあるし、ネットオークショ
ンで『不思議なもの』を入手したりしたわ。まあ、ほとんど『はずれ』だったけどね。
webカメラは他の団員が用意してくれたの。みんなには、あたしがあんたを見てる事な
んて、百も承知だったしね。結局、あんただけ、最後まで気付かなかった。……そういう
『前科』があんのよ、あんたには」
「う、その、すまん」
「パソコンのウインドウにいつもあんたが映ってるだけで、どんなうっとうしい日も、い
くらか気が晴れたわ。でもそのせいで、ちゃんとあんたを見るのが、おろそかになるんな
ら、確かに本末転倒よね。じゃあ、いくわよ、キョン!」
「お、おう」
「(じぃーーーー)」
「……ハルヒ、すまん。テクニカル・タイム・アウトをくれ」
「何よ、自分からかっこいい事、言っておいて」
「おまえは涼宮ハルヒだからわからんかもしれんがな、涼宮ハルヒに至近距離から見つめ
られるってのは、ちょっとした極限体験だぞ」
「なによ、それ?」
「素人には危険だ。息をするのを忘れる」
「なによ、あんたなんかキョンだから分からないんでしょうけど、あんたにじっと見られ
ると副交感神経が刺激されて顔面特有の神経血管反射が起こって血管が拡張して……」
「いや、もういい。おまえの顔見てたら、何が起こってるか、俺にもわかる」
「……顔が……真っ赤になるんだからね……」
818名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 18:56:44 ID:B28bFSpz
俺の顔も真っ赤になっている件
819名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 19:01:41 ID:3e4iVztk
>>818
その赤いのは、鼻血だ
820名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 19:17:17 ID:hDokmcmB
鼻血…

阪中「彼女は最高よ!」
821名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 20:18:35 ID:B28bFSpz
ハルヒに阪中家秘伝のシュークリームを授けようとする阪中さん
822名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 20:24:51 ID:A3Ar654z
>>816
キ「これなんて読む?」つ[洞爺湖]
ハ「…ど、どじっこ!」
キ「じゃあこれは?」つ[虻田]
ハ「…あぶだ?」
キ「…(おしいな…)これは?」つ[壮瞥]
ハ「…そうへい?」
キ「…(おいおい…)じゃあこれ…」つ[稀府]
ハ「…きふ?」
キ「…これなら大丈夫だろ…?」つ[苫小牧]
ハ「とまこまい!」
キ つ[駒大苫小牧]
ハ「とまだいこまこまい!」

長「ポマ大ポマポマイ…」
823名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 21:02:06 ID:B28bFSpz
早口言葉の領域だな
824名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 21:10:30 ID:QQ1TA58W
ハルヒにほっぺちゅーされたい
825名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 21:36:20 ID:OnkVqTjU
ハルヒってアレだろ?消防の時に自分が在日チョンコの餓鬼だと知って屈辱のあまり精神崩壊してDQNになった雌豚の話だろ?
826名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 21:40:04 ID:t6UAqVgB
トラネスのライブにキョンを誘うハルヒ
827名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 22:02:23 ID:fUvcWpD2
ハルヒと映画か……一体どんな映画が好きなのかな。
828名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 23:41:09 ID:mlqIhNvQ
>>794

素肌にエプロンで台所に立つハルヒ。
ああ、最高に反則だ。これにぐらつかない男はいないだろう。

ところで皆さんご存知だろうか?
一生にうち数度だけ女性と仲良くなるために、都合の良いシーンが
連続で訪れる奇跡的な現象がある事を。

「あ、キョン君。お母さんがね。用事が続くのでまだ帰れないってさ」
我が妹だ。家族は親戚の用事で遠出している。何故か妹も付いて行っているので
学校の授業大丈夫なのか心配になる。
加えて停電を伴う大豪雨・・・
あははは、どこの神様だ。こんな状況作ったのは?こいつか?

若い男女が一つ屋根の下、邪魔をする存在と言えばシャミセンだけだが、
猫まっしぐらっで簡単に懐柔させている。つまり障害はなし。


「さあ、出来たわ!キョン。頂きましょう」
俺の意味の無いプロローグの間にもハルヒは着実に料理をこなしていた。
レバニラ炒めとガーリックライス。しじみ汁は良く分からないが、ある特定の
用途としか考えられないメニューだ。もちろん喜んで頂くつもりだ。

さてハルヒとの夕食だが、そこはハルヒの事。いつもらしい食欲で大皿のレバニラ炒めを
すごい勢いで片付けている。俺も負けじと欲望を食欲へと全変換させておりがつがつと
平らげていく。
・・・・・・・・



「・・・・・食った」
「ええ・・・・・・」
身体も暖まり、おなかも一杯だ。
食欲に廻した欲望を回収し、ハルヒに目線を向ける。
もちろんまだ裸エプロンだ。
うっすらと肌が桜色に変化しており、何か待っているようにもじもじしている。

どんなに強靭な東レの炭素繊維でも、たった一本では物の役にも立たないだろう。
俺は糸が切れる音を聞く・・・


「ハルヒ」
829名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 23:51:23 ID:fUvcWpD2
深夜タイム……だと?
830名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 23:53:47 ID:6+r8f5ng
ランボーとコマンドーがエイリアンを殲滅するという内容の映画を見るハルヒとキョン
831名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 23:56:11 ID:A3Ar654z
さらに途中からコックが乱入します
832名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 23:59:47 ID:t6UAqVgB
寮で隣同士の部屋に入るハルキョン
喧嘩した日は壁を通してハルヒの啜り泣く声が響くのに耳を塞ぐキョン
833名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 00:17:59 ID:9VYVpUCB
ハルヒ「ぱんだここあ?」
キョン「油断するな!」
834名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 00:31:50 ID:AEmji64Q
>>828

「キョン……」
「ハルヒ、俺……」
 絡み合う視線。
 コチコチコチコチ……秒針の音がやけに大きく響く。おかしいだろう。外はあんなに雨が降っているというのに、この部屋はまるで別世界のようだ。
 俺は何かを言おうとし、しかし何を言ったらいいのかわからず……情けない。
 静寂を破ったのはハルヒの方だった。いや、もしかしたらこいつも沈黙にな耐えられなかったのかもしれない。
「あ、お、お皿、洗うわね」
「お、おう」

 は! いかん!

 そう、皿を洗うってことは、まぁその……。形の良い、丸いふたつのモノがえーとその……、すまん! もう勘弁してくれ!

「何ブツブツ言ってんのよ、キョン」
 はぁはぁ。あまりの悶絶に呼吸困難になるところだった。
「も、もう終わったのか」
「二人分だもの」
 そうか……。って、おおおおおおい!
 洗った食器を濯ぐ時に跳ねたであろう水分が、ハルヒのスレンダーなくせに出ているところは出ている身体の、そのふたつの膨らみ似張り付いている。
「あ、濡れちゃったわ」
 そう言ってハルヒは胸元に張り付いたエプロンをつまみ、パタパタと仰いでいる。おいおい、チラチラこっち見るのはやめろ。上目遣いすんじゃねぇ。「暑いわねー」って言いながら髪の毛を束ねる仕草はやめろ! それだけはやめてくれ!
835名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 00:36:34 ID:k76TtYCB
長門「『で・わっふる』が大域的(グローバル)に宣言されている。
   『わっふる』は無効化される可能性が極めて高い」
836名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 00:55:51 ID:SK0KBvmu
こんばんわ『記念日の人』です

以前から準備”だけ”していた『日記の日』のSSを
今日何処かの時間で投下したいと思います。

何もしないで居る事って結構苦痛ですよね
837名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 01:18:58 ID:iItOU0lw
まあ普通にレスするのはいいと思うのだわさ。

って深夜タイムキテル!?
838名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 01:21:25 ID:bIAw3R0u
>>836
さっさと車に轢かれてミンチになって死ねよ
839名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 03:50:30 ID:gmAXiYTc
840名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 04:02:52 ID:iItOU0lw
は、もうこんな時間。
なんてこと。夢の中でハルヒと視姦する作業に戻らないといかなのだわさ。
841名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 05:12:11 ID:S2VAOB0t
キョン「う〜ん、ハルヒ・・・ムニャムニャ・・・パフェおひゃわひ・・・ムニャ・・・」
842名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 08:02:19 ID:47yWSd70
孤島後編の洞窟のハルヒ

…正直、たまりません
843名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 09:26:33 ID:bIAw3R0u
自分が遅刻した時だけは罰金払わないゴミ(別名糞女)wwwwwwwwww


お前ら(自演過疎スレ住民3人)の大好きなハルにゃん(笑)は団員分全ての代金を払うのにねえwwwwwwwwww
844名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 10:03:56 ID:nRrVMF3h
ハルヒを抱きたい
845名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 10:09:01 ID:dtV8HgYV
キョン「ハルヒ好きだ・・・抱いていいか?」
ハルヒ「え!!」
846名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 11:38:01 ID:tEH+kZ05
孤島の影響かスレが桃色だな〜
847名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 13:15:28 ID:iItOU0lw
でも夢の中にハルヒは出てこなかったヨ
848名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 13:51:56 ID:IZBYO76g
孤島といえばアヒル口のキョンだな。
ttp://nagamochi.info/src/up16287.jpg
嫁のアヒル口
ttp://nagamochi.info/src/up16288.jpg
849名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 14:22:34 ID:tEH+kZ05
ちょ!
癖がうつるとか何処まで夫婦なんだよ
850名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 14:26:16 ID:nRHX4xAN
なんという夫婦w
851名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 14:29:19 ID:eTL2ziTX
キョンにクンニされるハルヒ
852名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 14:41:03 ID:S2VAOB0t
夜空の下で焚火を囲んでキョン自信作のまずいスープを啜るハルヒ
853名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 14:43:00 ID:j6QSl6vd
キョン汁
854名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 16:11:14 ID:bIAw3R0u
団員は自分の玩具だと本気で思ってるゴミwwwwwwwwww
※事実
855名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 16:23:10 ID:nRHX4xAN
誰がうまいことを……いや旨くないのか
856名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 18:41:32 ID:iItOU0lw
>>848
すばらしきかなアヒル口
857名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 19:11:09 ID:/fLDu5N/
「羨ましくねーよ!」なキョンと、うらやましい(?)ハルヒさんですね。
858名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 19:14:57 ID:wxYQyCb3
そのうちキョンがハルヒのエネルギー注入を真似しだしてだな

あとは言わないでもわかるな?
859名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 19:49:14 ID:/fLDu5N/
(///∇//)テレテレ
860名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 21:00:02 ID:9VYVpUCB
>>858
口移しが一番効率が良い
861名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 22:01:12 ID:KBFqWrlL
862名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 22:05:08 ID:6cgDk13l
ttp://dec.2chan.net:81/may/b/src/1244793587385.jpg

「なんであたしが3位なのよ!」
そりゃNewTypeの読者が選んだことだし、しょうがないんじゃないか?
「納得いかないわ。有希には悪いけど、次はあたしが1位を頂くことにする。だから、キョン。手伝いなさい!」
次ってお前この投票の意味を解ってるのか?
・・・っておい!引っ張るな!大体俺が何を手伝うんだあぁぁぁぁ…


−−−−−−−

「首位」
(ぶるんぶるん、ぶろろろろろろ…)
「おや、朝比奈さんはどちらへ?」
863名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 22:12:43 ID:5A2D8o6b
>>861
いいなw
864名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 22:14:17 ID:UqpDoIQP
>>834

びっしょりと濡れたエプロンがハルヒに張り付く。
最早、布で出来たハルヒと言っても過言でないほど、その
スタイルのいいラインがぴったりと吸い付いている。
た、堪りません。・・・・俺。

しかし俺の言動は俺の意思に反していた。
「ハルヒ。濡れているじゃないか。この寝巻きでも着ていろよ」
「・・・・・・・」

ハルヒが俯いて振るえだした。
「・・・・・」
「ん?何か言ったか?ハルヒ」
「・・・・・・帰る」



羞恥と悔しさを滲ました顔で、俺の横をすり抜けていくハルヒ。
俺は慌てて追いかける。訳が分からん。
「おい、待てよ。何で怒っているんだよ?」
「付いて来るなバカキョン!!」
凄い音を立てて脱衣所の扉を閉めたハルヒ。俺はしたたかに鼻を打つ。

・・・痛て・・・・・   ・・・・どこが? ・・・鼻か? ・・・・俺の心か・・・




頭に冷静さが戻る。するとSOS団の顔が脳裏に浮かんできた。


まずは古泉
 「本当に分からないのですか?涼宮さんの心が・・・・彼女はあなたの
 事を・・・いや何でもありません。バイトがあるので失礼します。」
 すまん。古泉。今頃気づいた

次は朝比奈さん
 「もうキョン君。涼宮さんに謝って下さい。すぐに!酷すぎます! 
 でないと、私・・・・私・・・・・・困ります・・・・」
 可愛い!!

最後は長門
 「・・・・あなたは鈍感。全ての女性があなたに泣く。私も泣いた」
 何て言ったらよいのやら分かりません。




目が覚めたよ。みんな。俺はもう迷わない。俺の気持ちをハルヒに伝える!
扉を強引に開け、中に進む。そこには全裸のハルヒが居た。

「キョン・・・・・」


865名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 22:41:55 ID:SK0KBvmu
>>862
もう見えないよ


スーパー深夜タイムが終わらないw
866名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 23:00:48 ID:S2VAOB0t
>>864
キョン「そろそろ正直に言え、これってさ、何かの罰ゲームだろ?
相手にそれとなく期待させていざ相手がホイホイ引っ掛かって「俺はお前が好きだ」なんて言ったら
どっからか古泉らが現れて
「んなわけね〜よバ〜カ」と事態の飲み込めない俺を皆でケラケラ笑うって奴さ」
867名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 23:19:04 ID:WOiSzAOt
おやすみ、ハルヒ。
いい夢見ろよ!
868名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 23:45:11 ID:iA2LqfxM
>>836

まだか?
869何時通りに行きます:2009/06/12(金) 23:52:44 ID:SK0KBvmu
6月12日『日記の日』
1942(昭和17)年、ユダヤ人の少女アンネ・フランクによって「アンネの日記」が書き始められた。
アンネの家族は、ナチス・ドイツのユダヤ人迫害を逃れて、アムステルダムの隠れ家に身を隠した。
日記は隠れ家に入る少し前の13歳の誕生日に父から贈られたものだった。
1944(昭和19)年8月1日、アンネらは隠れ家から連れ出されて、ポーランドのアウシュビッツに送られたため、
日記はこの日で終わっている。そして、1945(昭和20)年3月31日にドイツのベルゲン・ベルゼン強制収容所で病死した。

======================================================

キョン「やれやれ、名前の感じからは楽しそうなイメージを受けたけど由来を知ると何とも言えんなこりゃ。」
ハルヒ「でも日記をつけておく事は重要よ。『寛平御記』『貞信公記』『土佐日記』『御堂関白記』何かは
    近代以前の日記として歴史を知る為の重要な資料になっているわ。」
キョン「まぁそうだな。それに古代ローマのカエサルがガリア征服の経過を記した『ガリア戦記』何かも
    その有名な例だしな。後世に名を残すのに意外と良いかもな。」
ハルヒ「それよ!」
キョン「なんだよ。」
ハルヒ「日記よ!日記!あたし達もSOS団の活動内容を記した日記を作って後世に残すのよ!」
キョン「あのな〜。以前HPに団長の活動記録でも載せてみろと提案して却下したのは何処のどいつだ?」
ハルヒ「昔は昔、今は今よ!世間は日進月歩してんだから何時までも旧態依然とした体制じゃこの世の中
    生き残れないわ!さっ早速始めるわよ!先ずはキョンね。」
キョン「全く自分の言った事に責任もたんやつだな、後何故に俺?」
ハルヒ「あんたみたい何時もグータラ過ごしてるから学校の成績も良くならないのよ!此れを気に生活態度を改めるのに
    いい機会だわ。それにあんたが何時も何して過ごしてるかもわかるし。」
キョン「俺にプライベートは無いのか。」
ハルヒ「あたしも書くわよ団長としてあんたの情けない日常だけじゃ折角SOS団のサイトに来てくれたお客さんに失礼だからね。」
キョン「やれやれ、なら今からブログの準備するからその席代われ。」
ハルヒ「本来ならアンタが座れるような場所じゃないけで良いわ。さっさとやんなさい!」
キョン「へいへい。」

数週間後

ハルヒ「ブログ始めてから我がSOS団のHPへにアクセスがウナギ昇りよ!やっぱりあたしの目に狂いは無かったわ。」
キョン「最初に提案したのは俺なんだがな。」


はい外野

古泉 「・・・確かにお2人がブログを付ける様になってからアクセス数はあがってるのですが・・・」
朝比奈「・・・これって・・・書き込んでる内容が涼宮さんはキョン君の事でキョン君は涼宮さんの事を書き込んでるんですよね・・・」
長門 「互いに相手の事を如何しようもないと言いながらも遠まわしに褒めてるだけ。殆ど交換日記か恋人同士の惚気のレベル。」
朝倉 「折角だから『KFディアクティベイター』の改良版でも搭載してみましょうか。キョン君だけじゃなくて
    涼宮さんの本音も駄々漏れね。」
870名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 23:53:36 ID:aEjZkef8
スーパー深夜タイムに乗ろうとしてるのかもしれんぜw
871名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 23:55:12 ID:aEjZkef8
ってきてたw 乙乙w
872名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 00:12:41 ID:zN12LKNq
俺の持っている涼宮ハルヒの暴走は第31版発行の平成19年のやつだけど、
雪山症候群で全部「荒川執事」と書いてあるのだが…
873名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 00:25:30 ID:UUPb/Ab7
>>864
 そういえば古泉はハルヒのことを神だとかなんとか言ってたが、ありゃ本当なんだと思う。
 こんなに美人でスタイルが良い女は、女神としか言い様がないからだ。

 生まれたままの姿のハルヒと向き合う。
 たった数秒のはずなのに異様に長い時間が流れているような気がする。喉が異様に乾く。白い肌、細いくせに、緩やかに描かれる膨らみと窪みのラインに息を飲む。
 俺もすべてを曝け出さなければ。この気持ちも全部────そうだ、この一歩を踏み出さなければ。女のこいつがこれだけサインを出しているのだ。ここで躊躇するのは男としてあまりにも情けないではないか。

「ハルヒ、俺……!」
「キョン! 鼻血! 鼻血出てるわよ!」
 ……へ?




 ……情けない。
 俺は今、リビングのソファに仰向けになっている。
「止まった?」
 俺のシャツを素肌に羽織ったハルヒが覗き込んでいる。開けた胸元から瑞々しい素肌が覗く。ついでにナニかも見えてしまいそうだ。
 俺の視線を感じたのか、ハルヒは胸元を両手で隠して睨んできた。
「な、なにニヤニヤしてるのよ、エロキョン!」
 あー、先ほどの光景をありありと思い出そうとしていただけだ。……とは言えるはずもなく、俺は黙って起き上がった。
「大丈夫なの?」
 返事のかわりに、ハルヒの両肩を掴む。
「ハルヒ……」
874名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 00:40:49 ID:CmA564/+
焦らさないで早く続きを書くんだ
875名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 00:52:22 ID:leEGknYe
>>861
射精した
876名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 00:52:34 ID:NKdfxU8J
結界を張る鎧、傷を癒す盾、敵を一刀両断する剣、吹雪を放つ兜、核撃を撃つ籠手を
手に入れるが自分には扱うことが出来ず、全てを装備出来るのがキョンだけだったので
それらを身に付けたキョンを杖でゴンゴン叩くハルヒ
877名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 00:57:05 ID:gmdX52Es
>>875
通報した
878名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 01:02:01 ID:tTclxgTU
>>869


>>876

こういうネタはやめて欲しい。妄想が止まらない
879名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 01:12:15 ID:tTclxgTU
あたしは夢を見ている。
生まれ故郷の村で、愛しの男性と結婚した夢を・・・・

その人は朴訥とした農夫だった。
知性に富む会話は無かったが、愛はあった。恐らくあたしの人生は
幸せだったのだろう。子供、孫。申し分ない。
子供の頃の村と今の村。なにも変わらない。
幸せを持ってあの世に挑むあたし・・・・



「違う!」


あたしは誰?


あたしの好きな人は?


・・・・・・



思い出した。
強烈な敵の精神感応攻撃だ。
敵の攻撃は失敗。次はあたしの番だ。


あたしはあたし。
あたしの好きな人は・・・


「キョン!いつまで寝ているの!もうスレは終わるわよ?」

現世に戻ったあたしは、竜族の子、キョンと一緒に最後の
闘いに挑むことになる。
880名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 01:42:59 ID:FLqujlT7
不思議探索をしていて魔法陣らしきマークの上に立つと召喚されたハルヒ
881名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 01:53:41 ID:vgtpaxiG
>>869

二人の日記はまさに恋人日記かw

>>879
ドラキョン待ってる。
882名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 02:52:44 ID:gmdX52Es
明日は休みだよハルハル。
どこに行こうか今から楽しみで寝られないよ。
883名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 03:15:04 ID:asYvO9J7
ハルにゅんかわいいよハルにゅん
884名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 03:41:11 ID:Fr9oDeei
最近電波がカタチにならなくて困りんす。誰か代わりに具現化してくれないものか。
885名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 04:09:42 ID:j5H8/KWF
きっと誰かが拾ってくれてるハズさ!
886名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 04:14:27 ID:Xts9yKBI
世界がポニテに染まる日
887名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 06:51:00 ID:j5H8/KWF
でもなぜかハルヒだけはポニテじゃないんだな、きっとw
888名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 08:09:30 ID:TZ3Zcjt/
なんでこいつって自分が遅刻した時だけは罰金払わないの?ww
889名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 10:46:27 ID:TK0Zspov
逆転裁判吹いたwwwwwwww
890名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 11:42:12 ID:zI+NctHn
SS書く人は気をつけた方が良いぜ
書いた人の行動を逐一チェックして
自分の考えに沿ってない行動したと
そいつが判断したら人目の触れない所
で陰口叩かれるんだからな
しかも古参らしいからな
新参は特に気をつけないと何処で書かれるか
わかんねーよ
891名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 11:54:22 ID:j5H8/KWF
あまり特殊な文体で他所のスレを荒らすのはやめたほうがいいよ。
すぐばれるからw
892名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 11:58:35 ID:k1sVuU10
孤島の逆転裁判はある意味でタイムリーなネタだな。
新作も最近出たばかりだし。
しかしハルヒは検事よりは弁護士の方だろうか。向き不向きではなくてイメージ的に。
個人的には検事のほう向いてる気もするんだけど、弁護士の方がハルヒらしいというか。
893名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 12:06:50 ID:FLqujlT7
弁護士は長門の領分だと思う
情に脆い奴には向かんだろ
894名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 12:08:42 ID:49U1sMvR
ハルヒは容疑者が一番だろww
痴漢
強奪
かつアゲ
不法侵入
895名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 12:11:51 ID:TZ3Zcjt/
>>894
性的虐待を忘れるなよw
896名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 12:18:04 ID:xgaB39ex
ハルヒは名探偵に決まってるじゃないか
で、キョンが助手
古泉が懇意にしている警部
長門は情報屋
みくるは行きつけの喫茶店の店員
897名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 12:29:54 ID:k1sVuU10
名探偵の存在を忘れていた。
孤島では探偵役だったのにw 
というか逆裁つながりのせいで古泉警部がイトノコ刑事で想像して吹いた
898名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 12:42:47 ID:zN12LKNq
そういえば同人ソフトで、涼宮ハルヒの逆転ってあったね。
ハルヒキャラで逆転裁判やるゲーム。
899名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 12:44:09 ID:k1sVuU10
おお、情報サンクス。ちょっと見てこよう。
900名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 12:56:52 ID:ruTVkb3z
ハルヒは家政婦だろう
古泉は警部
みくるはドジっこ婦警
キョンは家政婦派遣会社のハルヒの上司
長門は家政婦仲間
901名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 12:59:40 ID:R7yae0e4
すごく「見ちゃいそう」だなw
902名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 13:09:15 ID:xgaB39ex
探偵業が高じて退魔師になってもいいな
903名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 13:32:44 ID:0AGRGB9b
何言ってんだ。三人娘が怪盗で昼は喫茶店経営してて、キョンは冴えない刑事、古泉は゛ねずみ゛
んで、後に実写映画化されるも、原作の最終回もろとも黒歴史、と。
904名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 13:46:51 ID:JM1pZW60
どこのきゃっa・・・いや、なんでもない
905名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 13:49:28 ID:xgaB39ex
みくるが長女、ハルヒが次女、長門が三女か
ふむ
906名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 14:43:17 ID:FLqujlT7
グータラで借金塗れの私立探偵キョン
そんなキョンをどやしながらも献身的に尽くす秘書ハルヒと依頼人のつもりがいつの間にか秘書その2に収まった鶴屋さん
907名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 17:07:28 ID:k1sVuU10
迷子の犬探しの以来をしにくる阪中さんに、ライバル探偵事務所の長門さんとかw
908名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 18:03:42 ID:OivDM4zc
なんかそういう妄想、イエスだね。膨らむ膨らむ。
909名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 18:12:59 ID:TZ3Zcjt/
なんでこいつってハルにゃん(笑)命のはずのキョンに糞女って言われたの?ww
910名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 18:36:14 ID:5pb+6PYA
寝る前にハルキョンがイチャイチャしている所を妄想しちゃう・・・
末期だな
911名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 19:43:03 ID:R7yae0e4
それって始まりじゃね?
912名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 20:02:44 ID:CmA564/+
>>910
そんなの毎日してるけど
913名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 20:11:15 ID:Ed84cXkV
なんという上級者ばかりのスレ
914名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 20:56:51 ID:TZ3Zcjt/
その上級者なら糞女って言われた原因も分かるのでは?
あっ、都合が悪いからか、痛い所突いちゃってサーセンwwwwwwwwww
915名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 21:48:16 ID:q1iz1lU+
おいおい俺が居るじゃないか。
916名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 22:26:33 ID:FLqujlT7
二人で写真をかき集めて作成したmikuruフォルダがバレて
ハルヒに校舎中追いかけ回されるキョンと古泉
917名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 22:32:28 ID:NKdfxU8J
ドクダミやヨモギ等の野草を大量に摘み取って干しておくハルヒと
お腹が空いたので干してある野草をもしょもしょ食べてしまうドラユキ
918名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 22:50:30 ID:PGb3b6nR
キョンと古泉が雑誌の表紙で登場するらしいから、次の最終形態はハルキョン雑誌表紙だな!本ならハルヒ主義があるし。
919名無しさん@プリキュアLOVE:2009/06/13(土) 23:00:33 ID:CSOpJ5A0
涼宮ハルヒの憂鬱はアニメオタクとか言うきもくて犯罪者予備軍なやつらが見るくだらないアニメだ。
俺はプリキュア以外のアニメ(特にハルヒとらき☆すた等の京都アニメーション制作のアニメ)は嫌いだ。
プリキュア以外のアニメを見ているやつらは全員犯罪者予備軍だ!
920名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/13(土) 23:01:20 ID:UeXmepCB
そろそろやってくれるかもしれんな
921名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 00:10:13 ID:ct9b5eXO
鏡の沼地でドッペルゲンガーと戦おうとしたところ
出てきたのが神影6柱だったため全力で逃げるハルヒ達
922名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 00:25:04 ID:4U77ffhq
7つのクリスタルを集めて金色に輝くハルヒ
923名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 00:41:52 ID:FdFpJxZO
ハルヒはレベルを上げるRPG系よりも自分の腕を上げないといけないアクションRPGの方が向いてるんだろうな
924名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 00:47:28 ID:iMkc+1UN
こんばんわ残りレスも少ないところに申し訳ありませんが
『ドラキョン 第7幕 前編』を投下します。
又時間的にスレまたぎそうですが

暫くレスをお借りすます
【偉大なる力を秘めた王がいた。巨大な国と多くの魔獣を従えしそのもの天空の魔道王なり】


龍と少女が旅に出て数ヶ月の時が過ぎた。まるで一瞬の出来事の様でもあり、またそれ以上の時間を
過した様な錯覚すら覚えた。しかしその旅も1つの終着駅に辿り着いた。

『央国』

今この世界に存在する如何なる国々よりも古く強大な力を持つ国。
『金龍王:アンセル』と『魔道王』が統べる謎多き国
その国を眼前にし一行は足を止める事となった。
大海原の中心にただ1つ存在する大地。嘗ての空中都市の成れの果て。

外から見たその国は余りにも巨大な城壁に囲われていた。その高さはまるで山脈のようである。
此処が聖域であり古代都市であるのならば、周囲に結界が敷かれている。
その為迂闊な行動が取れない事もあった。だがそれ以上に一行が足を止めた理由があった。

「・・・これって。」
【おいおい マジかよ】
(・・・多数の海魔の死骸を確認した。)
(ど、どうなってるんですかぁ〜、こんなに沢山の死骸があるなんて明なかに異常ですよぉ〜)
(まさか、此処にいる海魔の死骸もアノ龍王ゾンビの餌食なったのでは。)
(いや、此れは違うみたいだね〜。争った形跡が全く無いよ。まるで魂そのものを抜かれたようっさ。)

一行の目の前には海に住む魔物達の死骸が広がっていた。
巨大なクラーケンやシーサーペントのものからマーマンやマーメイドも見えた。
更に大型の魚類や海獣類や鯨・鯱等も混ざっていた。
その死骸はどれも争った痕跡が全く無かった。

(駄目ですね上空からの潜入は厳しいようです。)
(よりのもよって飛行型のゴーレムが配置されてるなんて、それに上空は嵐の魔法が結界みたいに張り巡らせあるから
 下手に近寄るとズタズタにされちゃうわ。)

そこに先行偵察にでていたエミリとリョウコが戻ってきた。
子龍ユキの従者にして護衛である。彼女達も上位龍の端くれであり余程の事意外では自分達の力に絶対の自信を持っている。
そのもの達からして、厳しいと言わしめる事から如何に結界が強固か伺える。しかし、

【・・・おかしいな 本来ならその程度の感想が帰ってくるような代物じゃないはずなんだが】

とリョウコ達の報告に首を傾げたのは地龍のキョンであった。

(なに?、私達が手を抜いたって言うの?)
(それは聞き捨てなりませんね。)

元々地龍と初対面に戦った性か今一折り合いの悪いキョンと水龍達であったがそこに口を挟んだのは意外な存在であった。

(・・・彼は1度此処を訪れている。今回初めて訪れた私達より此処の事は詳しい。彼の意見も考慮すべき。)

氷龍のユキ。現世に存在する古代上位龍の数少ない幼態にして一行の中でも最強の存在である。
そして意外なことにも地龍に良くなついていた。
「キョンやユキもこう言ってんだから、その点も考えてみたらどうかしら?実際あたしには手の出せない事柄だし、みんなに任せる。」

そう切り出した少女こそ今の一行が此処に行きつく発端となった少女:ハルヒ。
地龍の旅にくっ付いて来た彼女の存在が、今世界を左右する事件の鍵にもなっていた。

(あの〜、キョン君が以前此処に来た事あるなら、何処か入れる場所があるんじゃないですか?
 無理に入ろうとしなくてもあの門とかそんなのが。)
(僕も同じ意見です。無理に入ろうとして変な事態を引き起こすよりは問題が少ないと思いますが。)

そこで雲龍のミクルと飛龍のイツキより提案が出された。一行の中で比較的まともな意見が出るのはこの2匹からである。
常日頃の苦労が垣間見えると言うものである。

〔ならばそちらの方に向かおうか。見た感じここから入る事は難しそうだしね〕

最後に意見を取りまとめる役を買って出たのは『霊亀』。東方の地に住む四霊が一霊であり背に蓬莱山を持つ動く聖域の1つ。
海を渡る手段を持たなかった一行に足代わりにと、態々やってきた霊獣であった。

(じゃあ、話も纏まった事だし。キョン君ちょろんと案内してくれるっかい?)
【えぇ良いですよ 此処から西方に向かってください そこに船着場が設けてあります】
〔了解した。では動くぞお前さん方。〕

そして一行は「央国」唯一の船着場に辿り着いた。しかしそこにあったのは朽ち果てた船の残骸と荒れた船着場だけであった。
人のや動く者の気配は全く無く。此処又『死』が蔓延っていた。

【・・・此処もか】
「・・・これって。・・・ねぇキョン、此処って本当に目指してた『央国』なの?こう言うの変だけどまるで廃墟じゃない。」

少女の意見も最もだった。苦労して辿り着いた目的地が想像したと物とかけ離れていたら誰でも疑問に思うだろう。
まして一度も訪れた事の無い場所であったら尚更である。

【いや此処で間違いない 問題は何故こうなったかだ それも中に入らないことには】
(・・・人が通れる大きさの通用門を発見。しかし同様の結界が敷かれている。指示を。)

矢張りと言うべきか此処にも結界は敷かれていた。まるで進入者を一切入れないと意思が働いているようでもあった。

〔どうだろう。私が体当たりしてみようか。〕
【霊亀様 行き成りなんと】
〔私も霊域に端くれだ。あの結界を破るのなら私の方が向いてると思ってね。体も君達よりはるかに巨大だしね。〕

霊亀の意見は一理あった。霊力の大きさや体の大きさからも霊亀がこの結果にぶつかれば破れる可能性は十分にあった。
しかもそのまま中に入り込むことが可能であればいっきに目指すべき場所までいけそうでもある。
一行は相談の結果、霊亀の意見を取り入れることにした。
ただ衝撃がどれ程かかるか判らない為一行は上空に一時避難する事になった。地龍を残して。
「キョン、あんた大丈夫なの?」
【何 そこまで大きな問題にはならんだろ それに飛べない俺には如何しようもないしな 
 まさかコイズミやアサヒナさんに支えて貰う訳にもいかないだろ?】
「そりゃそうだけど・・・。」
【なぁ〜に この聖域の中に居るんだ 大事には成らないさ ね?霊亀様】
〔そこまで買被られるのもな。まぁ君を持ち上げるのは可也の労力だから無理な話だろう。しっかりと捕まっていなさい。」
【そういう事だ ナガト悪いがハルヒを頼むぞ】
(・・・了解した。彼女の事は任せて欲しい。貴方も気をつけて。)
【あぁサンキュウな】
「・・・ホントに気をつけなさいよね。怪我なんかしたら承知しないから。」
【判ってるさ さぁそろそろ離れたほうが良いな ・・・・・・後の事は頼んだぜコイズミ】
(え?いきなり何を言い出すんですか?貴方は。)
【良いからお前もさっさと行った行った 衝撃でどっかに飛ばされても知らんぞ】

そういって他の龍達を蓬莱山から出すと1匹残った地龍。そこに霊亀が話かけてきた。

〔良いのかね?実際どうなるか判らんのだよ。〕
【そもそもこの旅の始まりは俺のどうしようもない事からなんですよ だからあいつ等も巻き込みたくないんです】
〔・・・まぁ君がどう思ってるかより、皆がどう考えてるかだと思うけどね。少なくとも誰も君に対して変な考えは持ってないだろ。〕
【・・・有難う御座います】
〔なに。さて始めようか。〕

上空に非難した少女達からは地龍達のやり取りをうかがい知る事は出来なかった。
そして暫くすると霊亀が結界に向かっていっきに突進をかけた。
蓬莱山全体にも結界が敷かれていた。その結界を前面に集中させそのまま『央国』の結界にぶつかるのだ。
あたりにすさまじい音が響き渡った。まるで何かが押しつぶされたような音とすさまじい衝撃が走った。
周囲の海が蒸発していた。結界同士がぶつかった反作用で凄まじい熱が発生していたその為周囲に海の水が蒸発していた。
しかし、一行の見たものは霊亀の結界にも全くびくともしない『央国』の結界であった。
それどころか結界同士の反作用で徐々に霊亀が押し返されていた。
そこに割ってはいる影が見えた。蓬莱山に残った地龍である。
その手には黒い球体が握られていた。

「あれはキョン?」
(・・・まさか、結界を破る為にあの状態に介入するつもり?)
(そ、、そんなの無理ですよ〜。下手したら結界の反発力の前に消し飛ばされちゃいますよ〜〜。)
(大変です!急いで彼を止めないと!!)
(駄目!もう無理っさ!!)

しかし、彼らが思い描いた最悪の結果にだけはならなかった。
それどころか地龍の攻撃を受け僅かにだが『央国』の結界が揺らいだのである。
地龍の放った黒い球体は周囲のものを吸い込んでいた。それは結界にも干渉し押し返されていた霊亀の体を持ちなおさせた。

(・・・あれは重力魔法。)
「え?ユキは今キョンが使った魔法が何か判るの?」
(・・・判る。あれは上位の地龍種でも扱うが難しい重力を操る魔法。もう使うものも少なく寂れた魔法と思っていた。)
(しかし、彼がそれを用いたという事は。)
(恐らくですが彼はこの結界の特性を知ってるのでしょうね。それで複数の属性を一度の与えられる魔法も用いたのでしょう。)
(・・・キミドリ?)
(彼も“ドラゴンが悪い”ですね。最初からあの結界の特性を教えていただけたなら此方も協力を惜しみませんのに。)
(それがキョン君のいいところで悪いところなんですよね〜。)
(・・・しかし、この攻撃を加えても駄目なようですね。)

イツキの言葉を受け一行が見たものは、凄まじい閃光の後に大きく弾き飛ばされた霊亀と
そして蓬莱山の岩肌に叩きつけられた地龍の姿であった。
「キョン!!」

急ぎ地龍や霊亀に集まる一行。
霊亀自体に大きな怪我は見受けられなかったが、地龍は鱗の一部は剥がれる程の怪我を負っていた。
その傷口から赤い血が流れ出ていた。少女は急ぎその傷口を塞ぐ為に手当てを始めた。
自分が汚れるのかまう事無く。

【・・・やめろ ・・・ほっとけば・・・こんな・・・傷・・・塞がる・・・】
「馬鹿なこと言ってんじゃないわよ!こんなに血が出てるのにほっとける訳ないじゃない!良いから大人くしとしときなさいよ!
 こんな傷すぐ直してやるわよ!!」
【・・・・・・全く・・・・・・しょうがねー奴だ】
「・・・あんたにだけは言われたくないわ。・・・・・・どうにか止血は終わったけど。・・・ねぇユキ、鱗を再生させるには如何したら良いのかしら。」
(・・・鱗の再生には特殊な薬草がいる。しかし此処では手に入らない。でもこの位なら暫くしたら再生する。)
「・・・どれ位かかるの?」
(・・・この程度なら2週間から長くて1ヶ月。)
「・・・そっか。ねぇキョン大丈夫?」
【・・・俺はな でも霊亀様が】
〔私も無事だよ。君が重力魔法を仕掛けてくれたお蔭でコッチの負担も減ったしね。
 ・・・しかしこの結界は厄介みたいだね。キョン君この結界はもしかして。〕
【・・・えぇお察しの通りです 霊亀様の結界が水と風の精霊力を纏われていましたので地の最大顕現となる
 重力魔法を被せてみたんですがね ・・・どうやら火の精霊力も必要でした】
「ちょっとキョン詳しく説明しなさいよ。・・・あんたどうやったら壊せるか解ってんじゃないの?」
【・・・しょうがねーか まぁ結界の構造は知ってるんだが ・・・問題がな】

地龍は語った。
この広域結界は「地」「水」「火」「風」の四大属性を持ち、そのどれかの属性の攻撃を受けた際には
他の属性で相殺し反撃するようになっている事を。そして自分達は最後は「火」の属性で弾き飛ばされた事。
そこまでの話を受けて他の龍達は結界を破る方法を理解した。同時にその難しさも理解していた。

「・・・つまり『地水火風』の魔法で同時に攻撃すればいいわけ?だったら簡単じゃない。」
(・・・いえ事はそう簡単ではないのです。)
「なにが?コイズミ君。」
(・・・我々ドラゴンは上位種で在れば在るほど、種としての差。体格・年齢から来る差が大きくでる。)
「・・・それって。」
(つまりねハルヒさん。彼。キョン君は地龍の中でも可也の実力があるの。勿論皇女様はそれ以上よ。
 で肝心な「火」「風」の2匹の能力だと攻撃の際の魔力に差がでて結界が破れないのよ。)
(まぁ「風」に関してはミクルの足りない分をあたしが補う事は出来るんだどね。イツキ君の分を補う事が出来ないっさ。)
「あたしの魔法じゃ無理なの?」
(難しいとか考慮に入れる以前の問題ですね。そもそもの魔力の量が違い過ぎますから。人間の力ではこの結界の破壊は
 無理でしょうね。)

光明が見えたとはいえ決して楽観は出来ない状況であった。
ユキを頂点に一行の能力比較をしたら次点に来るのは意外にもキョンであり、その次にリョウコ・エミリ・ツルヤが並び。
その後にイツキ・ミクルと続く。この能力差は以前から存在していたものでその差を埋めるのは長い『時間』という途方も
無いものだけであった。
後少し「火」の能力を補う事が出来るのであればこの結界を破れる。だからこそ如何にそれを補うかが問題であった。
その時不意に一行声がかかった。
見上げたそこに浮かんでいたのは

〔どうやらお困りのようで。僭越ながらお手伝いに伺いました。〕
〔コイズミも。もう少し努力しなさい。折角『火龍種』の代表として来てるのですから。〕
(あ、、、貴方達は「アラカワさん」に「モリさん」!!)
「知り合いなの?」
【おいおいマジかよコイズミ あれって炎龍王の側近の『ダビデの悪夢』に『ソドムの亡霊』じゃなか!】

紫色をした巨体の龍と墨色をした細身の龍が浮かんでいた。
炎龍王の側近だら『核龍』と『反龍』であった。
929名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 00:54:11 ID:iMkc+1UN
以上前編です。
残りも急ぎますので今日は此れで失礼します
930名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 01:16:03 ID:zOEWnin+
>>929
待ってました。続きも待っています。
931名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 01:17:18 ID:zOEWnin+
>>873



「ハルヒ・・・・・・よく聞け」
俺はハルヒの両肩を掴みながら、ハルヒを引き寄せる。
「キョン・・・」
素直に俺の胸に飛び込んでくるハルヒを優しく抱きしめる。

「ハルヒ。お前は知らないだろうが、俺はお前が好きだ。この数日間の同棲生活楽しかったさ」
「え、ええ」
「多分このまま俺たちは所謂男女の仲になるのも時間の問題だろう」
「そ、そうね・・」
「でもな、このまま進むのはちょっと待ちたいと思うんだ・・・」
「・・・・・・・・嫌なの?」

俺の胸に居るハルヒが緊張で身を固めだしているのが分かる。
ハルヒを悲しい気持ちにさせるのは、本意ではない。悲しい気持ちにさせる必要なんて無いんだ。



「ハルヒ。勘違いするなよ。俺はお前が好きだ。だが、お前が作ったSOS団。
これも大切にしていきたいと思っている」

「SOS団?」
そうだ。不思議探しのへんてこサークル。その活動が実を結ぶことはないが、
どの団体よりも結束の固い気持ちのよい仲間たちさ。
「高校も後二年。朝比奈さんの事を考えると後一年だ。」
「そうね。一年ね」
ハルヒが顔を上げる。涙が流れる5秒前ってところで止まっていた。


「俺たちの事だ。普通のカップルになるとお互い夢中になるに違いない」
「ふふ、確かに夢中になりそうね」
「ああ、となるとSOS団はどうなる?」
「手が回らなくなるかも・・・」
「ああ。で考えた暫く俺たちは恋人宣言保留って事にしないか?」
「保留ね・・・・」
「いいのか?」
「仕方ないわね。でもねあたしはSOS団長でもあるの、
 組織の維持発展はあたしのつとめ。了承するわ!」
やっと笑ってくれたようだ。

「しかし・・・・手付け金は貰うぜ」
いつぞやのキスのように俺はハルヒにキスをした。

932名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 01:35:12 ID:PwJzKxPZ
>>931
「……ん」
 柔らかく甘い感触をもっと感じたくて、唇を押しつけたまま抱きしめる。
 唇だけではなく、身体もこんなに柔らかいとは。思わずいろいろなところを触ってしまいそうになる。……すまん、嘘ついた。触りました。えー、髪の毛とか背中とか腕とか腰とか色々……。
「……ふ…………う……ん」
 名残惜しいが、ハルヒが妙な声を出し始めたので唇を離す。これ以上は俺も我慢出来る自信がない。
 腕のなかを覗き込むと、潤んだ瞳が俺を見上げており、それを見ていたら自然に言わなければならない言葉が口から出ていた。
「結婚しよう」
 一瞬、瞳が大きく見開かれ、次の瞬間には今まで見たことのない晴れやかな微笑み。
「恋人保留じゃなかったの?」
 確かに恋人保留宣言はしたさ。だが、あくまで恋人保留だ。俺が言っているのは夫婦にならないかってことだ。
「……順序が逆よ、キョン」
 そうか。スマン。
「なんで謝るのよ」
 お前こそ、なんで泣くんだよ。
「嬉しいからよ。そうね、夫婦になればいいのよ。SOS団と学業との両立は大変かもしれないけど、やりがいがあるわ」
 お前ならそう言うと思ってたよ。
「でもね……本当は……さっき、恋人保留って言われて、ちょっと傷付いたの。だから嬉しくて……」
 もう一度、キスするから許してくれ。今度のは誓いのキスだ。俺は一生お前と一緒に居る。お前のことを愛し続ける。
 「あたしも」と頷くハルヒに口づける。さっきしたのよりも、もっと長く、もっと深く────


「誓いのキス、しちゃった……」
 そうだな。
「あたしたち、夫婦になるのよね?」
 あぁ。
「ふうん……」
 唇を人差し指でなぞるハルヒ。濡れた唇と細い指。妖艶な笑みにゴクリ、と喉が鳴る。
「……ねぇ、お詫びはさっきのキスだけ?」
 そして両腕が俺の頭の後ろに回され…………
 あぁ、また鼻血が出そうだ。今度こそ出血多量でくたばっちまう。
 だが、好きな女を抱きながら死ねるなんて、男冥利に尽きるってもんだ。
「エロキョン! 腹上死なんて絶対許さないわ!」
 そういう意味じゃねぇ!

 それからの俺たちは、ある意味放送コードに引っかかるため、詳細は省かせて頂く……いや、誤摩化すなって? すまん、これだけは俺たち夫婦の秘密だ。勘弁してくれ。




 (……本当に鼻血が出ちまって何も出来なかったなんて言えるかよ!)
933名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 01:49:47 ID:zOEWnin+
よかった。終わりましたよね?
934名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 02:01:36 ID:ct9b5eXO
>>929
乙です。
反ってかなり物騒ですなw
935名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 02:09:38 ID:BWVarcxn
>>929
この孤島フィーバーにモリさんアラカワさんとは…えらくタイムリーだな
936名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 03:31:43 ID:dWRXaDmR
反龍吹いたw どこに帰ってくるつもりだ。

>>931-932
千夜リレー乙。
楽しませてもらったぜ。
937名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 06:57:35 ID:FdFpJxZO
ドラキョン来てたか。乙乙。
リレーも完走GJ!
938名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 08:37:16 ID:rydGUMc6
このスレ伝統の挨拶を。オハルニャンッッ!wwwwwwwwww

キョンに顔面殴られて首の骨が折れて全身麻痺になっちゃうハルにゃんw
939名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 12:06:26 ID:4U77ffhq
旅行中に船が落雷で破壊され一人変な島へ流されたハルヒ
940名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 12:14:16 ID:luieodmw
>>931-932
乙カレー
毎回ニヤニヤしながら見てたぞw
941名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 12:47:32 ID:9rRsCjq3
おはようハルヒ。
まったくいつまで寝てるんだ?この寝ぼすけさんめ。
942名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 12:47:42 ID:hfBtK/FE
死ねよ劣化君


軽々しく首の骨折れて死ぬとか書くな


三沢が…三沢が死んじゃったんだぞ

何度三沢が死んでてめぇみたいなカスが生きてんだよ

おまえが死んでも誰も悲しまないから死んでくれ

タイガードライバー91で頭から落ちて死んでくれ

頼むから死んでくれ
943名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 12:57:56 ID:ijS28G92
>>939
取材中に乗っていた護衛艦が落雷に遭い、気がついたら1942年のミッドウェーにいたハルヒ
944名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 13:13:02 ID:17FBnx0F
ハルヒはプロレスとか興味なさそうだな
945名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 13:33:17 ID:EZ7nFmiN
>>942
荒らしに何を言っても無駄
大人しくNGにぶち込んでろ
946名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 14:54:16 ID:1UfhP8Fm
>>944
スポーツ観戦自体に取り立てて興味がないって感じか。
勝敗が分かりやすいモノなら好きそうだけどw
947名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 15:13:03 ID:rydGUMc6
みくるは自分の玩具だと本気で思ってるハルにゃん※事実
みくるをプロレス技の実験体にしようとバックドロップを試みてミスって自分が頭部を強打して死んじゃったハルにゃんw
948名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 16:19:35 ID:hfBtK/FE
思い通りの反応だな

ハッキリ言って
949名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 16:28:29 ID:nA5ub9bJ
ドラキョンを書いてる物です


またまたアク禁を喰らいました(泣)
後編をまとめの方に上げたいのですが
やり方が解りません
取りあえず避難所に上げますので宜しくお願いします
950名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 16:50:02 ID:rydGUMc6
>>949
涼宮ハルヒの溜息の196ページの後ろから2行目にやり方が書いてあるよ〜
早くうpうpニヤニヤ待ってるっぜ!




あっ!!ハルにゃん命のキョンに糞女って言われちゃう場面と間違えちゃったサーセンwwwwwwwwww
951名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 17:09:53 ID:zOEWnin+
>>949
規制解除を待って、こっちに貼って
952名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 17:29:06 ID:BWVarcxn
>>949
乙!続き楽しみに待ってるぜ。
953名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 17:33:43 ID:nMHmpiBo
――なんてこった
俺の嫁は涼宮ハルヒだった――
954名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 17:45:19 ID:WF7Lh8/t
オタク野郎共氏ね
955名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 18:04:26 ID:ct9b5eXO
>>949
乙乙です。
規制は確かに辛いすな…
956SS:気の毒! figma トナカイ頭の悲劇 1/5:2009/06/14(日) 18:05:32 ID:veyCo6zY
 六月も過ぎたある日のこと――。

 別にどうでもいいことなので気にも留めていなかったのだが、どうやらこの近辺もいつの間にか梅雨入りしていたらしい。まあ雨が降って鬱陶しかったり、蒸し暑くて気が滅入るような日があったのはちょい前からのことだし、今更何を言っても変わるモノでもない。
 そんなこんなで、本日もまた惰性により旧館三階の一角に吸い寄せられるが如く足を運んだ俺の心にはどこか隙があったのであろう。
 いつもなら部室のドアをノックして、ちゃんと入室可能であることを確認していたはずなのだが、その日はどういうわけか、ノックの直後にそのまま足を踏み入れてしまったのである。
「ちわーっす……って、あ、朝比奈さん?」
「ほえっ? キョンくん……ふにゃぁぁ!」
「し、失礼しましたー!」
 慌てて廊下に飛び出す俺、いや、その、決して着替え中の朝比奈さんの下着姿なんてものはガン見したりしてないぞ。あくまでもこれは不幸な事故だ。うん、そういうことにする。
 しかし、部室内では何やら派手な騒音と共に「わひゃっ!」とか「んぴっ!」とか、ある意味表記不能な程の悲鳴が飛び交っているようだ。何と言うか……朝比奈さん、ごめんなさい!

「おや、こんなところでいかがなされましたか? しかも何やらかなり憔悴していらっしゃるご様子で」
 ちっ、古泉め……こういうタイミングで登場しやがるとはな。お前の方が少しでも先に来てたなら、俺がうっかり部室に入っちまうことも無かったろうに。
「なるほど、そういうことでしたか。それはお互いに災難でしたね。しかし、この場に涼宮さんがいらっしゃらないのは不幸中の幸い、と言ってもいいでしょうね」
 確かにな。これでハルヒが居合わせでもしたらどうなっちまうことか――いや、考えるのは止めておこう。ああ、実に恐ろしい話だ。

「うぅ……あ、あの……キョンくん、もう入ってもいいですよ」
 半泣き状態のか細い声で朝比奈さんが俺たちを促し、古泉と共に俺はドアをくぐった。
「朝比奈さん、先程は申し訳ありませんでした」
「いえ、キョンくんは悪くないんです。あの、わたしがちゃんと鍵をしてなかったせいですから……」
 既にサマーバージョンのメイド衣装にチェンジ完了した朝比奈さんは床にしゃがみこんで必死に何かを拾い上げている。一体どうしたのだろう?
「不意のあなたの入室に驚いた朝比奈みくるが本棚に激突、上部二段に展示されていたものが全て落下」
 そういって読書ポーズを取ったままの長門が右手のみで指差したその先の机の上には、ハルヒが大量に集めて飾っていたfigma の大半が雑多に盛り上げられていた。
 スタンドから外れているモノ、細かいパーツがバラバラになってしまったモノなど、一言で表せば、まさに被害甚大、ってな具合である。
「ふえぇっ、ど、どうしよう。このままだときっと涼宮さんが……」
「ああ、それなら俺が片しておきますよ。原因はどう考えても俺なんですし、ハルヒに怒鳴られるのはいつものことですから」
 パイプ椅子に腰掛けた俺は、バラバラ大量殺人事件の被害者たちを手元に寄せると、その復元作業を開始した。
「では僕もお手伝いしましょうか」
「あぅ、す、すみませーん」
 幸いにも破損している箇所は一つもなかった。幾点かのパーツが行方不明になっていたりしたが、それも全て長門が落下位置を特定してくれたおかげで、全てのモデルは過不足無く再生することが出来たのだった。
「って古泉。そのカーディガンは長門のだ。そのハルヒの頭は夏服の半袖のヤツだぞ」
「おっと、これは失敬」
「それから、そのウェイトレスは鶴屋さんだ。で、そっちの朝比奈さんの映画の時の衣装まで間違えるなよな。一応お前は出演してた身だろうに」
 頭部とボディの組み合わせを間違えている古泉に一々ツッコミながらも、俺は記憶の限り元々飾ってあったときと同じポーズに修正していく。そういえばポージングの極意は肘と膝が重要だ、とかいう言葉を見たのはいつだったっけ?

 だが、何もかもが万全という結果にはならなかった。あと数点のfigma を棚に戻す前に、ハルヒが部室のドアを蹴破らんばかりの勢いで部室に降臨してしまったからだ。
「やっほーぃ! みんな遅くなってごめんね……って、なにしてんのキョン? いくら現実の女の子にモテないからって、立体を侍らせてニヤニヤするのは気味悪いから不許可よ。不・許・可!」
 と、俺の手からトナカイ頭の一体を引っ手繰って、それをジロリと睨め付けたかと思うと、
「うん、まあ丁度いいわね……はい、それじゃ全員注目! たった今からSOS団の緊急臨時ミーティングを開催しまーす!」
 と、高らかに宣言したのであった。
 ああ、思い切り嫌な予感がするんだが。
957SS:気の毒! figma トナカイ頭の悲劇 2/5:2009/06/14(日) 18:06:13 ID:veyCo6zY
 ハルヒいわく、家の近所の公民館が老朽化で取り壊されることになったのだとか。しかも、その公民館とやらがいつぞやの震災にも耐えて残った古くからの建築物というので、地元民からも名残惜しまれているんだそうだ。
 で、その界隈の子供会でお別れ会なんてのをやることが先日決まったらしい。
 あれっ? ハルヒの家の近所の子供会ってまさか……、
「あなたのご想像の通りですね。以前のクリスマスに我々SOS団がゲスト出演した、あの子供会のようです」
「あら、古泉くんはちゃんと覚えてたのね。さすがは副団長! それに引き換えキョンは情けないわね。ニワトリの方が記憶力いいんじゃないかしら」
 誰が三歩歩いただけで忘れるかっての!
「ま、そんなのどうでもいいわ。今回はあんたはニワトリじゃなくってこっちの方だから」
 と言って、ホワイトボードの向こう側に雑多に積み上げられたガラクタの中から、ハルヒは意味ありげな笑いとともに茶色い塊を引っ張り出したのであった。って、そいつはもしかしてアレか?
「そう、トナカイよトナカイ! 前回はあたしの予想を上回るぐらいにあんたの被りモノって小っちゃい子供たちに好評だったのよねぇ。というわけだから、今回もキョンはこれ被って一発芸をステージ上で披露すること!」
 おいこら、ちょっと待て。またアレをやるのか?
「もちろん前と同じじゃダメよ。あの時以上に盛り上がるまで何回でもやり直ししてもらうから、覚悟しておきなさい!」
 で、つまらんかったら異次元にでもすっ飛ばすとか言うんじゃなかろうな、やれやれ。俺はそういうのは正直もうゴメン……、
「古泉くんにはカメラマンをお願いするわ。いい、キョンのマヌケ舞台を未来永劫記録するためにもしっかり頼むわよ!」
「畏まりました。ご期待に沿えるように誠心誠意を尽くして見せます」
 何か全然聞いちゃいねーな、こいつら。いや、期待するだけ無駄と言うか、いい加減俺も学習が足りないってことなのかね?
「あとは、そうね……みくるちゃんは映画のときのウェイトレス衣装で登壇して貰いましょう!」
「えええっ! そ、そんなの……はずかしいですよぉ」
「大丈夫よ、みくるちゃん! あなたはもっと自分に自信を持つべきなの。あたしが保証するわ、絶対みんなにウケるって。それともバニーちゃんの方がいいかしら? どっちでも好きな方選んで構わないわよ」
 って、何の根拠があって大丈夫なんだよ、おい。つーか、その二択しかないのって無茶苦茶だろ!
「ふえぇ……ウ、ウェイトレスの方で……お願いしますぅ」
「じゃあ決まりね! となると、有希は悪い魔法使いのマント姿でいいかしら?」
 長門はチラリとも視線を上げることなく、
「了解した」
 とだけ返答して、また読書に没頭する。まあ、これもいつもの反応だな。
「それじゃあ、明日はいつもの時間に駅前に集合ね。いい、キョン? 遅れたりしたら罰金倍額だからね。それと、ちゃんとネタは用意してきなさいよ、ちゃんと笑えるようなのじゃないと却下だからね!」
 何だか酷い頭痛がしてきたぞ。まあ、だからといって明日は病欠が許されそうにもないな。ってか、明日? ……ハルヒよ。毎度毎度話が急すぎるんだよ、お前は!
 ちなみに、帰り際に朝比奈さんを訪ねてきた鶴屋さんにも明日の催しの話は伝えられ、
「それじゃ、あたしも混ぜて貰おうっかな? 何だか面白そうっさね。なははは!」
 と、いつの間にか名誉顧問鶴屋さんの参戦まで決定されていたりしたのであった。
 全く、もうどうにでもなってくれよ、本当にな。

 その帰り道、鼻歌交じりで意気揚々と歩くハルヒ、それに続く鶴屋さんの隣では朝比奈さんが俯き加減に歩いている。長門が歩きながらハードカバーのページを片手で器用に進めるのもいつもの光景であり――俺は脇にいる古泉と密談中なのであった。
「今回のお前は随分と楽そうじゃないか?」
「案外そうでもないかと。実際、裏方というのは何かと気を使うモノだというのはあなたの方がご存知だと思いましたが」
 それは時と場合によりけりだと思うんだがな。正直、何でまた俺が矢面に立たないといかんハメになったんだろうな?
「それは明らかでしょう。涼宮さんはあなたに期待しておいでなのですよ。事実、前回の催しでは、あなたは何かと注目の的でしたから」
 まあ、確かにそうだったかも知れん……もっとも、ちびっ子限定って意味ではな。嬉しくもなんともねーぞ。
「もちろん、僕たちも全力であなたをバックアップしますからご安心ください。もし必要であれば、いくつかネタを提供しても……」
 いや、そいつだけは遠慮させてもらう。
「そうですか……それは残念です」
 って、古泉よ、そこまで心底ガッカリしなくてもいいだろ?
958SS:気の毒! figma トナカイ頭の悲劇 3/5:2009/06/14(日) 18:06:53 ID:veyCo6zY
 そして当日の駅前、集合時間の十五分前に到着するも、既に俺以外の全員は待機しており、罰金倍額こそ免れたものの、またしても俺の奢りって流れであるのは確定である。いい加減理不尽だ、コンチクショウ。
 ちなみに、ハルヒは、
「今日は特別に罰金は免除よ。あたしに感謝なさい」
 などとのたまいやがったが、何のことはない、昼食や飲み物の類は全て子供会側で用意してくれていただけのことに過ぎない。
 これで次回の市内探索時に今回の分を合算なんてことになった場合、結局それは倍額を俺が払うことになるのでは? ……いや、そういうことを考えるだけ無駄なんだろう。止めておくか。
「それでキョン、肝心の一発芸の方はバッチリなんでしょうね?」
 おう、万事オーケー、安心して俺に任せておけ! ……なんて強気に返答できる程余裕があるなら、睡眠時間が三時間未満だというマヌケな結果にはならなかったろうに。
「はうぅ〜! な、何だかもう緊張してきちゃいましたぁ」
 朝比奈さんは声を震わせながら呟くと両手で自分の肩を抱いて今にも泣き出しそうな調子である。
 実際、俺からしてみれば例のウェイトレス衣装なんかよりも、今現在のこの私服姿の方が個人的には好みだったりするんだが、まあそんなことを言ってもどうにもならんだろう。
 って、長門は既にマント姿か? 何だろう、見ているだけで暑そうというか、正直それで平気なのか?
「平気。なにも問題はない」
 涼しい顔でサラリと答えると、長門は手にしていた文庫本に目を戻した。
「調子は如何ですか? と言っても、どうやらあまりお休みになれなかったみたいですね」
 一日カメラマンの古泉が白い歯を見せて笑いかけてくる。全く、無駄にキラキラ光りやがって、今日の撮影はフラッシュいらずなんじゃないのか?
「ふむ、おそらくカメラ位置からステージまでの距離を考えるとフラッシュは役に立たないのではないでしょうか。屋内はどうしても光量が不足がちですし、手ブレしないように気をつけることにしましょう」
 はいはい。


 さて、目的の公民館前に到着した俺たちを待っていたのは、我らがSOS団名誉顧問その人なのであるが、
「つ、鶴屋さん、何でまたそんな格好してるんですか?」
「いやぁ、何かみくるに訊いたらみんなで面白い格好するらしいってんで、あたしもちょっくらそれにのってみたってだけなのさっ!」
 と、いつぞやの文化祭の焼きそば喫茶・どんぐりでのお手製ウェイトレス衣装を翻したのであった。
「さすがは鶴屋さんね。ほら、みくるちゃんも早く着替えてらっしゃい! 何ならあたしが手伝って……」
「ふえっ! ひ、一人で出来ますよぉ……」
「あらそう? って、こらバカキョン! あんたもボサっとしてないでちゃっちゃと準備しなさい!」
 へいへい。解ってますとも、団長様。
 ハルヒはいつもの水鳥の嘴状に自分の唇を突き出して睨みつけてきたが、その視線が瞬間、背後に移ったことに俺は気付いた。一体どうかしたのか?
「…………」
 普段とは違う神妙な面持ちで、ハルヒは公民館の傍に歩み寄ると、そっと右手を伸ばして壁に手を触れ、
「もう……なくなっちゃうんだ」
 と、他の誰にも聞こえないぐらいの音量でポツリと呟いたのだった。

 そのとき――俺はハルヒにどんな言葉を掛ければいいのかも解らず――ただ、今のは見て見ぬ振りをしておくべきかも知れんな、と例の被りモノを片手にその場を離れ、公民館の裏手まで移動した。
 しかし、改めて考えるに、この蒸し暑い中にこれ被って待機ってのも何だかな。正直、カエルさんスーツみたいな全身着ぐるみじゃなかった分はマシなのだろうが。
「おや、あなたの方から来ていただけましたか」
「あの、キョンくん。今から呼びに行こうとしてたんです」
 と、そこには既に着替え終えた朝比奈さん、それにとんがり帽子の長門、そして古泉の三人が並んでいた。って、何かあったのか?
「問題が発生。こちらに来て」
 と、長門に導かれるまま俺たちは通用口から公民館に……、
「って、どうなってんだ、こりゃ?」
 確かのそのステージは、俺にも見覚えのある内装であった。だが、その広さが半端じゃない。虹色に輝く陽炎の向こう側に地平線が見えるほどである。
「なるほど、いつかのカマドウマの時と似たような雰囲気ですね。また異相空間が発生してしまった、と考えてもよいのでしょうか?」
「概ね」
「あ、あの、このままだと涼宮さんも子供会のみなさんも、ここに入ってきちゃったりしませんか?」
 って、そいつはマズイぞ。
「ふむ、何とか涼宮さんたちを足止めする必要がありそうですね」
「一時撤退を推奨する」
 ああ、とにかく一旦外に出るか。
959SS:気の毒! figma トナカイ頭の悲劇 4/5:2009/06/14(日) 18:07:34 ID:veyCo6zY
 しかし、一体どうやってハルヒや子供たちを中に入れないようにすればいいんだろう? 短気なハルヒのことだから今にも中に入って行ってしまいそうだしな。
「あれれ、みくる? それにキョンくんたち、こんなとこで何をしてるのかなっ?」
「あっ、鶴屋さん! え、えーと、そのぉ……」
「おおっ、どうやらみんな、ちょっと困ってたりするのかな?」
 そのとき、古泉が俺にだけ解るように合図を送ってよこした。ああ、この場はそうするしかないかもな。
「ええ、鶴屋さん。実はちょっとステージでの準備に手間取ってまして……その、ちょっとの間だけでいいんで、ハルヒと子供たちのことをお願いしてもいいですか? 出来れば屋外で、なんですけど」
 鶴屋さんは一瞬目線を上に逸らしたが、やがて何もかも承知したかのように、
「解ったよ、キョンくん。じゃあ、ちょっくらハルにゃんと子供たちのとこまで行ってくるっさ。でも、あんまし長くは無理だと思うから、なるべく早く片付けておくれっ! そいじゃっ」
 と、意味あり気な微笑みとともに表の方に駆けていってしまわれたのだった。ふう、本当に助かりましたよ、鶴屋さん。
「それでは、僕たちの方も急ぐことにしましょう」
 ああ、そうだな。とっとと終わらせちまおう。


 再びステージ上に戻ってきた俺たち四人なわけだが、また怪しげな化け物だか何かと戦うことになるのか、長門?
「その必要はない」
 はあ?
「確かに長門さんの仰る通りのようですね。僕の能力はこの場では何かを攻撃するのは無理みたいです」
 じゃあ、どうすりゃいいんだ? って古泉そのデジカメは一体?
「ええ、以前とは状況が異なる様子で、僕の能力はこのカメラを通じてしか使用できないのではないでしょうか」
 長門に尋ねるかのように古泉は紅いオーラ状の靄を纏ったデジカメを掲げたが、当の長門本人はそれを肯定も否定もせずに、
「このステージ上の時空間連続体の結合情報が多重化している。空間そのものの容積に変化はないが、可視光線が高密度の格子状情報結合体によって異常回折状態になり、視覚情報による見かけ上の距離が実際の距離以上に観測されることになる」
 ううむ、相変わらず長門の説明ってのは俺にはチンプンカンプンだな。
「つまり、この空間の何らかの密度が非常に高いために、光の屈折率に異常が生じた結果、僕たちには果てしなく広がるステージに見える、ということでしょうね」
 って、古泉も古泉で一人納得してんなよ。
「つまり……そうですね、例えば水中に真っ直ぐな棒状のモノを入れた時に、見た目では曲がって見えることがありませんか?」
 ああ、コップの中のストローが変に曲がって見えたりする、アレのことか。
「つまり、あの現象は大気中と水中での光の屈折率が異なるのが原因です。我々人間は普段大気中にいるために水中での距離感を誤ることも多いでしょう。今この場で僕たちが目にしているのは、その現象が極端な状態で発現しているのだと考えてもよろしいかと」
 ほほう、なんとなく解ったような、何だか誤魔化されたような。
「通常空間とこの空間での目測距離の誤差は波動方程式と理想気体の状態方程式を時空間連続体に拡張した変形式から導出可能……」
 いや、そこまで詳しく計算しなくていいぞ、長門。てか、もうあまり残り時間がないと思うんだが……。
「時空間の構造解析に必要な演算。問題ない。あと八秒で完了」
「ああっ、そ、そうですかぁ……そうなんですよね」
 突然叫び声をあげたのは朝比奈さんだった。って……どうかしましたか?
「あ、いえ、なんでもないです。ただ……詳しくは禁則事項に該当するので説明できませんけど、この現象は涼宮さんの記憶がもたらしたんだと思います」
 ハルヒの記憶が、か?
「なるほど、涼宮さんも過去にはこの子供会に参加されていたでしょうし、この公民館にも何かと思い出とか愛着がおありでしょうからね」
 古泉も合点がいった様子で頷いている。
 ってことは、ハルヒがここでの自分の過去を思い出したためにこんな現象が起こっちまったってわけか。

「さて、長門。どうやってこのステージを元に戻せばいいんだ? 教えてくれ」
「涼宮ハルヒはこの空間内での体験を永続的に保全することを望んでいる。よって、それらを時系列順に分離し、各個を他の記憶媒体に移動することでこの空間は正常化されることになる」
 しかし、他の記憶媒体って?
「ああ、それでこのカメラが必要とされるわけですね。ところで長門さん、一体どの程度の記憶容量があれば足りるのでしょうか?」
「既にそのカメラ内部のメモリカードは必要な情報量を記録可能なように改竄済み」
 そうか、それじゃさっさと全部撮影しちまってくれ。
960SS:気の毒! figma トナカイ頭の悲劇 5/5:2009/06/14(日) 18:08:14 ID:veyCo6zY
「では開始する……」
「了解です。僕の方はいつでも構いませんよ」
 長門がいつぞやのように超高速早口言葉呪文を唱えると同時に、目の前の虹色の陽炎が目まぐるしく変化を始めた。同時に古泉の構えたデジカメからはありえないほどのスピードでシャッター音が鳴り続けている。
 やがて、目の前に薄ぼんやりと何かの形状が凝集していくのが見て取れた。
「ほえっ……今の女の子って……まさか」
「あれっ、もしかして朝比奈さんにも見えたんですか」
「ふむ、どうやら見間違いではないようですね」
「……確認」
 俺たちは確かに目撃したのだ。そのステージのほぼ真ん中で、黄色いリボン付カチューシャの少女が生き生きとした表情で正面を見据えているその姿を。
 そして、ステージの見かけ上の広さはどんどん収束して元通りの大きさに近づいて行き、やがて虹色の輝きが殆どなくなりかけた頃に、
「って、おい、これってまさか」
「あっ、これってキョンくんですよね」
「ええ、おそらくはクリスマス会でのシーンでしょうか」
「ユニーク」
 丁度ステージの後ろのスクリーン上に結ばれたその映像は、例のマヌケなトナカイヘッドを頭に被った俺を、ハルヒが満面の笑みでどついているという構図なのであった。
「ちょっと待ってくれ、どうしてこの映像はこのまま消えないんだ?」
「消去されないわけではない。ただ、完全に元の状態に復元されるまでには二時間を要する」
「つまり、お別れ会の間はこのままということでしょうね」
「えーと、でも、今日はキョンくんの晴れ舞台ですし、わたしはピッタリだと思いますよ」
 あの……朝比奈さん、それシャレにも慰めにもなってないですから……。


「こらキョン、もうお別れ会、始まっちゃってるわよ! あんたいつまで準備に掛かってんの……あら? へえ……この写真、あんたが用意したわけ?」
 ってハルヒが緞帳をくぐってステージに顔を突っ込んできた。一応は間一髪で事なきを得た、ってなところだろうか。
「あっ……ああ、まあな。ちょっと手間取っちまったがな。もうそろそろ始めていいぞ」
「全くもう、子供会のみんなも早くトナカイ芸を始めろってうるさいんだから。じゃあ、幕上げるわよ。みくるちゃんも有希も急いで! 古泉くんもカメラをスタンバって頂戴」
「ふえぇっ!」
「了解」
「では配置につきましょうか」
 やれやれ。

 そうして、『怪奇! トナカイ男の大爆笑・オン・ステージ』とやらは、いつの間にか知らんがグダグダな状態のままで、なし崩し的に始められることになっちまった。
 頭の中真っ白状態の俺が壇上で何を喋って何をやらかしたのか、その一切が全く記憶にない。ただ、大勢から一度に大量の笑い声を浴びせられるってのは、やはり精神衛生上非常によろしくないね。
 まあ、その笑いの原因もスクリーン上に固着した画像に対しての反応だろうし、何と言うかいたたまれないことこの上ない。
 そして、舞台から降ろされた俺を待ち受けていたのはちびっ子たちの少々手荒い歓迎であった。ドサクサに紛れて蹴り入れてくる輩までいた始末だ。結局、最後の方には足元に纏わり付かれて歩くのにすら難儀したぐらいだ。
 それと鶴屋さん、あなたはマジで腹抱えて笑い過ぎです。勘弁してください。

 ちなみにハルヒは終始渋そうな顔つきで俺の方を注視していたようだが、現在のところ俺が異次元にすっ飛ばされてはいないことから、まあ次第点は得られたんだろうと勝手に思っておこうか。
「全然ダメよ、あたしから言わせればね。まあ、ギリギリ合格ラインってところかしらね。小っちゃい子たちにはウケが悪くなかったみたいだし、それに……何故かあんたって、あの手合いにはモテモテなのが不思議なのよね。ちょっと面白くないわねえ……」
 おい、何か言ったか?
「何でもない……フンだ!」
 ところで、案の定ではあるが、朝比奈さんと長門のステージバトルは父兄の方々には賛否両論だったとか。その『賛』がお父さん方であったのは言うまでもないことだろう。


 後日談――。

 どうも例の公民館は取り壊しではなく、周辺住民の強い要望を酌んで建て替えの方向に計画が変更されることになったらしい。何故そういう結果になったのかは、俺なんかの与り知らぬ話であるわけなのだが。
 もしかして、ハルヒがそう願ったから、なんてのは少々穿ち過ぎだろうか? まあ、アレだ。細かいことを考えるのも適当にしておかないと。

 なお、これは全くの余談なのであるが、例の子供会のメンバーの間ではfigma がひそかにブームを迎えているらしい。ちなみに一番人気は朝比奈さんのウェイトレスVer.……に付属のトナカイ頭だそうな。やれやれ、世も末だね。
961名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 18:08:55 ID:veyCo6zY
 >>956-960
以上です。投下時機を既に逸してるよーな気も。
そしていつものラクガキ
ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u42060.png

つーわけで次建てる準備してくる ノシ
962名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 18:16:29 ID:veyCo6zY
すまん、スレタイ間違えた orz

【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その111(実質112)
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1244970735/
963名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 18:21:15 ID:t1ZNDWcH
>>962
乙。
スレタイ間違いは良くあることだ、気にするな。
964名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 18:29:28 ID:BWVarcxn
>>961
GJ!きっとトナカイ男withSOS団+αは新しい公民館が建ったときにもネタ披露するんだろうなw
965名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 18:36:08 ID:4U77ffhq
キョンに少し付き合えと言われて少しウキウキしながら付いていったら
資料運びを手伝わされたハルヒ
966名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 19:44:26 ID:ijS28G92
>>961
EOS 50D(最大連写速度:6.3コマ/秒)涙目乙
967名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 19:45:22 ID:1UfhP8Fm
スレ建て乙&GJ!
968名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 19:50:12 ID:17FBnx0F
>>961
GJ!そういやトナカイ忘れてたw
969名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 19:55:05 ID:zOEWnin+
>>961
色々と乙

読み応え有りでした。ありがとう
970名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 21:40:36 ID:dmuw2JEp
gj!
子ども会の一シーンは是非アニメでもやって欲しいw
971名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 21:41:20 ID:dmuw2JEp

                         ___
          /⌒ヽ く ̄ ̄ ` <´   ____ `\
            {    | j___, / /_____`\ \
.           '、   j\.///  ./ i  ,|   \\ \
          f⌒ヽ r‐ V |  i X! / !   i | \i   ヽ
           {    r′ },_|  |/ |ハ 从 八|  |  i ├┐
.         {   人_ノ/∧    |=ミ、   }/≦ハ  |  |ヘト、!
         `でー一'_/  '.i  |    んィ} }}| ハ l |┐
.            ‘《 ̄    ':  l ,.ヘ、 , ヒtツ〃|/ |ムl、|
            \       ' |{   `>    ハ|i/}ノ
                ヽ.    }小ー‐'__,ノ  ||     >>1乙よ!
               \ |{ マニ||}  }i リ
                  }\ヽ\{ |//‐'_八/
                    入   \∨/}ン′
                     〉 {`ヾ==「{ヾコュ
                     \    └\},ノ
                      `ヾー‐┬f }
                        \人{ン′
                        \)
972971:2009/06/14(日) 21:42:03 ID:dmuw2JEp
しまった……誤爆だorz
973名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 23:31:23 ID:nA5ub9bJ
ドラキョンを書いてる物ですが

よくよく考えたらWikiに載せて頂いた前編の後ろに付け足せば済んだ話しでした
974名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 23:36:31 ID:BWVarcxn
>>973
どんまい!
975名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 23:52:52 ID:ucSPzHW/
んじゃあ、とりあえず代理投下するっさ。ちょいとお待ちなすって。
2匹の龍は静かに一行の前に着地した。
すの隙の無いの身のこなしからも2匹が数多の死線を越えてきた事が伺える。 
炎龍王の側近にして、火龍種最強の2匹であった。

〔どうも通りすがりの執事です。〕
〔どうも通りすがりの侍女です。〕
【((((((嘘だドンドコドーーーン!!!!!!】))))))
「?」

龍達はその余りの強大な2匹に対して少なからず緊張していた。
そこに余りにも普通の自己紹介をしてきた為、つい龍語で慌ててた時でるオンドゥル語が出てしまった。
流石に少女にしては見たこともない龍である。しかも龍同士での噂話は逸話など知り得るわけも無い。
ただ皆の態度から珍しい龍だなとは思っていた。

〔話は聞かせて頂きました。ここは僭越ではありますが私が力を貸しましょう。〕
(アラカワさん本当ですか!)
〔えぇコイズミ。私達だけではありません。既にここに向けて動ける幻獣・魔獣。更に巨人・精霊・天使・悪魔
 そして人間達もここを目指し集結しています。皆貴方達の話を聞き動きだした者達ばかりです。〕
(それじゃあたしが出発した後に。)
〔はい。皆、貴方がたの事を知っております。貴方がたに助けられた者からその噂を聞き貴方がたに賭けようと思った者と
 千差万別ですが。皆の思いは1つです。〕
【しかし ここまで来る足になるものが・・・】
〔人間の王が船を貸し与えてくださいました。皆それに乗り先ずは人魚達の島を目指しております。〕
〔その後、我々と一緒に来た多丸達と合流し、ここを一斉に目指します。闇の復活をなんとしても阻止しまいと。〕
(・・・でも私と『色龍』達との関係は・・・)
〔それに付きましては皇女様、各龍王様と他の精霊・魔獣・幻獣達の王からも助言がありました。〕
〔『この10年如何なる問い掛けにも応えず闇の復活を黙認する色(しき)どもは最早盟友とは認めず。』と。〕
「だったらここにあたし達が乗り込むのに問題無い訳ね。ならちゃちゃと入って文句言って帰りましょう。」
【全くお前は物事はさも簡単に・・・】
「だってそうでしょ?あたしとキョンは飽く迄ここに来たのは『キョンの本当の名前を知る為』なんだもん。ここで終わりじゃないでしょ?」

と少女は戦いに赴く龍達を前にして告げた。確かに少女の言う通りであった。
この戦いもういざこざも飽く迄旅の中で起きた事件の1つでしかない。
他の龍や種族はどう考えようともそれが少女と地龍にはそれが事実であった。
その言葉を受け早速結界を破る準備に入った。

北。水の精霊力を氷龍ユキが。 東。風の精霊力を雲龍ミクルと青竜ツルヤの2匹が。
西。土の精霊力を地龍キョンが。そして南。火の精霊力を飛龍イツキに変わり核龍アラカワが務める。

(すみませんアラカワさん。僕の力が至らないばっかりに。)
〔いえいえ、此れも己に課せられた宿命と思えば大した事ではありません。寧ろこの後にコイズミの仕事があるのだから。
 ここは1つ私めに任せてください。〕
〔ではアラカワ。他の方々も始めますよ。〕
【おう!】
(・・・任せて。)
(は、はぁ〜〜い分かりました。)
(了解!任せるっさ!)
その言葉を合図に各々が守護方位を表す位置につく。
各龍を結ぶと円を描く陣形。力の流れを円滑にし、それぞれの力を高める為でもあった。
それぞれが魔力を練り上げる。ユキの周囲には氷の結晶が浮かび上がる。ミクルとツルヤの周囲にも風は吹き渦を巻く。
キョンの周囲もまたその手に創り出された重力の影響で歪んで見えた。そしてアラカワもまたその顎にその力を圧縮し叫んだ。

〔待ちに待った時が来たのだ! 多くの英霊が無駄死にで無かったことの証の為に。再び世界に安定を齎す為に!
 この聖戦を勝利する為に!!『央国』よ。私は帰ってきたぁ〜〜!!!!!!!!〕

その叫びを切欠としそれぞれの魔力が放たれた。
絶対零度の氷の魔力。全てを薙ぎ払って吹き荒れる風の魔力。如何なるものも焼き尽くす熱核の炎の魔力。
そして光すらも捻じ曲げこの大地に打ち付ける根源の力、地の魔力。
それぞれが軋みあいながら一点に向かって収束する。
結界とぶつかり凄まじい熱が発生した。しかしその結界も4つの力の協力の前に脆くも崩れ去った。
一瞬の閃光の後には、その山脈とも言えた城壁に巨人も優に通る事の出来る巨大な穴が穿たれていた。
神話の時代よりけっして交わる事の無かった4つに龍達が再び力を合わせた。その事は如何なるものをも打ち砕く。
その証でもあった。単体でも強力な龍が力をあわせる事。神殺しの伝説すら持つ龍族の真の力を垣間見た瞬間であった。

「・・・すご。・・・あんまり実感無かったけどキョン達ってヤッパリ凄いのね。」
【怖気づいたか?なんなら霊亀様と一緒に人魚の島まで下がるか?】
「冗談!ここまで来て帰れるものですか。・・・あのムカつく女の一言文句言ってやるんだから!!」
【まぁ飽く迄穏便にな それと霊亀様】
〔分かっておるよ。私はこの後人魚達の島まで戻り後続が来るのを待とう。それが次の私の役目だろうからね。〕
【すみません 助かります】
〔では皆さん。参りますよ。〕
(・・・敵は未知数。気をつけて。)

霊亀を人魚の島へ下がらせる指示を出した後に一行は『央国』へと侵入を果たした。
古代文明の現存する地。龍と魔道士が住ぬ場所。いかなる伝説も超える武具が眠る地。
神々の近付く法が修められた地。世界の全てを知るすべを持つ賢者が住む世界。
世界各地に残る『央国』の伝承は正に黄金郷を求めるに等しい事であった。
その神話の時代より如何なるものも踏み入る事が無かった場所に少女と龍達は立っていた。
その眼前に広がる世界は、皆の予想を超えた光景であった。

「・・・キョン此れって。」
【・・・おいマジか こんな事って】
(・・・周囲5km四方に生命反応なし。)
(なんなんですかぁ〜〜此れっておかしいですよぉ〜〜〜〜。)
(馬鹿な。此れではまるで廃墟ではないですか。)
(どうなってるっさ。・・・ここに住んでるドラゴンも魔道士の影なんて何処にもないっさ。)

一行が見たものは一面の廃墟であった。
まったく人の手が加えられなくなった建物は風化し、食べ物は腐り干からびていた。
一行はそのまま通りを駆け向けるがあたりにからは人の気配が全くしなかった。
そして通りが集まる広場へと出た。そこにあった物をもて更に驚愕をあらわにした

【見るな!ハルヒ!】
「え?ちょっとキョン!?」
そこに広がっていたのは夥しい人間ミイラであった。
恐らくこの『央国』で暮らしていた魔道士達であろう。まるで祈るような姿のまま皆が皆1つの建物の方を向き
その姿のままミイラになっていた。

(・・・ミイラ化して大よそ10年は経過している。)
(キョン君が以前ここを訪れたのって確か〜。)
(彼がここを訪れたのは16年前です。その彼が去ってからの6年の間に異変が起きたのでしょうね0。
 このことが外部に漏れていないとなると・・・)
(おっと皆お喋りはここまでっさ、どうやらお客さんが着たみたいだよ。)

ツルヤが指し示した方向。そこには金の鎧を纏った少女とそれに付き従う3匹の龍が居た。
聖なる少女なのるもう1人の存在。ササキとその従者たる色龍達であった。

「やぁ待っていたよ。」
【・・・ササキか これは何だ】
「これかい?素晴らしい光景だろ?皆その魂を魔道王に捧げたのさ。更なる力を得るために。」
【何のためにそんな事をした なんの意味があってこんな事を】
「全ては『闇』を封じる為だよ。その為の力が不足していた。だから皆の魂を魔力の換える必要があったんだよ。」
【・・・違うなササキ これはそんな事の為じゃないだろ】
「何故?そう思うんだい?」
【・・・もしこれが封印の為だとしても『金龍王:アンセル』と『魔道王』はこんな事をする様な連中じゃない!言えなにがあった!】
「ふぅ・・・・・・まぁ君には真実を伝えるつもりだったしね。良いよ君が僕と一緒に来てくれるなら。でも他の者はだめだよ。
 ここで・・・そうだね、封印の一部になってもらおうか。」

その声を合図に一行の周りをゴーレムが取り囲んだ。その数は100や200ではきかない数であった。
そのゴーレムを前にしても少女ハルヒは怯みもしなかった。
夥しい数にミイラを目の当たりにしても尚その目は金の少女に向けられていた。

「久しぶりね。あたしの事覚えてるかしら。」
「良く覚えてるよ。僕の居場所に土足で上がりこんだ不埒者。この間はあんな事があったけど今日は逃さないよ。」
「それはコッチの台詞ね。誰がキョンに相応しいか今日こそはっきりさせましょうか。」
「ふん!そんな白と蒼の衣をまとって『聖なる少女』でも真似たつもりかい?悪いけどその勤めは僕の役だよ。」

一瞬即発。距離にしてまだ200m以上離れているが2人の少女はその距離すらも超越して踊りかかろうとしていた。
しかしの拮抗を崩したものがいた。アラカワとモリの両龍であった。
〔お話のところを失礼致しますが。先ほどの会話から察するに貴方様は『ササキ』殿とお見受けしますが。〕
「如何にもそうだけど。」
〔そうですか。しかし此れはおかしな事ですね。我々が今よりも25年前些細な諍いから『色龍』と争った時に
 先陣を切っていた金龍の名も確かササキと思っていたのですが。〕
「・・・アラカワさん?モリさん?」
【・・・それって】

その話を聞き、真っ先に真相に辿り着いたのは青竜ツルヤであった。

(なるん。偽りの器。人化の方。歪な魔力。本来の蒼かた紅に変じた神人。お前さん本当は『聖なる少女』じゃないんだね。)
「何を根拠にそんな事を。」

その一瞬の間隙を縫ってアラカワをモリは動いていた。
その動きを受けササキの周囲の龍達も動きその動きの呼応してゴーレムも動きだした。
如何に一騎当千な一行であろうともこれだけの夥しい量のゴーレムを相手にする事は無謀に見えた。しかし。
光に腕はゴーレムを薙ぎ払い、毒の爪があらゆる物を抉る。
その体躯から繰り出される攻撃に一斉になぎ倒されるゴーレム、その間と目にも留まらぬ動きで駆け回り敵を無効化する。
武闘派たる4匹が一斉にゴーレムに襲い掛かった。

〔ここは我々に任せて先にお進み下さい。〕
〔この場は引き受けました。早くこの原因を探り、『闇』の復活の阻止を。〕
(しょうがないけど皇女様の護衛はお願いしますね。私達はこの者たちを打ち倒します。)
(さぁ早く。今は敵がこの場に集中してるうちに!)

その言葉を受け地龍は少女を抱え上げると一気に駆け向けた。
その後を氷龍・雲龍・飛龍が続いた。

「ちょっとキョン!何すんのよ!」
【ここで戦っても無意味なんだよ!俺達はここに来た理由を忘れたのか 金龍王と魔道王に会うんだ!此の侭戦っても
 裏で糸を引く奴の思うままだ】
「・・・それって。」
(今回の件は裏がある。恐らく我々の想像を超えるようなものが。)
(で、、ですからいち早くそれを突き止めないと。)
(後続で他の種族もここに来ます。その時に此方が有利になるようにしませんと。それが我々の役目です。)

そう言うと龍達はある建物を目指した。
ミイラとなった住人が崇めていた場所。この都市の中心地にあるもの。
魔道王の居城へと。
それを見てもう一人の少女と取り巻きの龍達も動こうとしたしかし。

〔ここから先は通行止めですよ。〕
「折角だしあたしの相手してくれるっかい?」

反龍モリと人化したツルヤが立ちはだかった。
その威圧感に流石のササキと龍達も足を止めざるえなかった。
互いの視線が交わる。周囲では戦いの音が響く。
次の瞬間互いの影は交錯した。世界の運命をかけた戦いの序曲が巻く開けたのでった。

その一方で地龍と少女達は中心地を目指していた。
目指す途中にゴーレムが現れたがその数は少なく一瞬でかたはついた。
その途中でも多くの屍を目にした。その数からこの都市に暮らしていた全ての者が犠牲になったことが伺えた。
そして一行は中心地の辿り着いた。その間も遠くで爆音が響いていた。
あの場に残ったツルヤ達の身も心配であったが、その身を賭して作ってくれたこの時間を無駄に出来なかった。
一行は居城の中に入り魔力を探った。そいてその地下深くより禍々しい魔力が溢れてるのを感じた。
【・・・地下か】
(・・・またですか。)
(で、、でも行かないと〜)
(・・・最早場所が問題ではない。これは己が意思との戦い。)
「もう!一々まどろっこしい!さっさと行ってさっさと終わらせる!そうでしょ?」
【そうだな この下に恐らく金龍王も居る 全ての事を聞かないと 封印を司る者としての責務を よし行くぞ!】

その声を聞き一行も大きく頷いた。
地龍が床に手を翳すとその場所がいっきに崩落した。
地下にトンネルを作る要領で床に穴を作っていった。
そのままでは落下するだけであるが

「・・・キョンこれって・・・」
【落下制御魔法 重力魔法の応用だ 自分にかかる重力を操作して逆に反発させてる これでゆっくりと落下できる】
「・・・あんたこんな魔法も使えたんだ・・・」
【実は俺も不思議でな ・・・最近急に使えるようになったんだ】
「何それ。」
【う〜〜ん 歳とったせいかな】
「ばっかじゃないの。」
【俺もそう思う】

その調子で一行は更に下に降りていった。
そして最後の床を打ち抜いた時、奈落へと続くような空洞が姿を見せた。
その奥深くより禍々しい魔力が吹き出ていた。
龍達がおのが生存本能が叫ぶのは聴いた《危険》であると。
しかし、それでも尚進み事を優先した。本能以上に己が体を突き動かすものがあったからだ。
無限とも言える奈落への穴を抜け一行は最深部へと辿り着いた。
一行が目にしたもの。黒き球体を抱き、金色の輝く龍の像とその前で呪文を唱える1人の魔道士であった。

「・・・キョンあれって・・・」
【・・・あぁ 恐らくあの巨大な金の龍は『金龍王:アンセル』その前に居るのは・・・】
(・・・『魔道王』。金龍王の盟友。)
(でも金龍王様のあのお姿はいったい。)
(まるで死したかのようではないですか。あれで封印はもっているのですか?)

<いいところに気がついたね>

金龍王と思しき像とその前にいる魔道士の姿を見つめていた一行に声がかかった。
金龍王や魔道王の手前に光るものが浮かんでいた。それは輪郭をなし。人の姿をとった。
金龍王に騎士ササキ。もう1人の聖なる少女を名乗る者。

「何時追いついたのよ!」
「今だよ。こんな距離ゲートの魔法で一瞬さ。・・・さて君はこれを見てどう思う?」
【・・・どうって】
「そう金龍王様は長き封印のせいで死に掛けている。そのお力を取り戻す為に生贄が必要なんだ。そしてその生贄の量は『10万』。
 この都市の住人や周囲の海の生き物だけでは足りないのさ。・・・でもいい生贄が来たよ。」
【ササキお前!】
「ドラゴンの魂は優に人のそれを超えるからね。さぁ君もその身をともに金龍王様に捧げようよ。それで僕達は
【断る!】・・・なんだって?」
「あんたさっきと言ってること違うじゃない!そんな自分の意思が捻じ曲がった奴に「・・・ち・・・ちがうっさ・・・・・・ハルにゃん」
 ・・・え?・・・ツルヤさん・・・なんで。」
ササキの足元にはツルヤが倒れていた。先程地上に残り殿を買って出た。
その中ササキと戦い敗北した。しかし力を振り絞り転移の便乗したのである。
その最中にツルヤはササキの異常さを感じ取っていた。

「こ・・・この・・・娘は意思を・・・乗っ取られてるん・・・だよ・・・」
「貴方何を言って。」
「キョン君!・・・アノ魔道王を打つっさ!!」

その言葉は聞き龍達は一瞬で反応した。
金龍王の前で呪文を唱える魔道王。そこへ向けておのおのの魔力が炸裂した
氷が火が風が、そして岩石も雨となり降り注いだ。
しかし

【・・・やはりな】
(・・・結界。)

結界に阻まれ全ては届いていなかった。
魔道王が呪文を止め龍達の方も向いた。その手を翳す。
すさまじい衝撃が放たれ龍達が大きく弾き飛ばされた。
その波動は決して光の世界に身を置くものが出せる代物ではなかった
『闇』の波動。
龍達はそれを感じ、この原因と神託の意味を理解した。
『闇』はもう以前から復活の準備をしていた。そして魔道王はその『闇』の取り込まれた事に
だがその間隙を縫って魔道王に近付いた者がいた。

少女ハルヒ。

その手に持った剣を最上段に構え、龍鱗の盾で身を護りつつ魔道王に切りかかった。
刹那の交差。
少女もまた弾き飛ばされたが咄嗟に地龍が受け止めた。
しかしミスリルより練成されたその剣もまたその役目を果たしていた。

深く被られたフードが切り裂かれていた。
その奥に隠された顔が顕わになる。
その姿を見、龍達は息を呑んだ。
余りにも予想外の事であった。
誰がそのような事を思い描いただろうか。
しかし事実を事実として受け止めなければいけない。
そのフードの奥に隠されていた素顔。
魔道王の正体。


それは黒き髪の長く伸ばした自分達の知る少女。



『ハルヒ』のものであった。

982名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 23:58:11 ID:ucSPzHW/
以上っさ
983名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 00:05:15 ID:+EyJ5gvi
ドラキョン書いてる物です


>>975-982
代理投下有難うございました。
今PC確認したらアク禁解除されてるしまつorz
更に毎度の誤字が・・・

読んでいただいた方有難うございます
都合後2回で終了予定です。
ハルキョンから外れたストーリーでしょうが
もう少しお付き合い下さい。

それでは
984名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 00:13:19 ID:DqNC3wa1
埋めて
985SS:曇天と傘に関する考察:2009/06/15(月) 00:14:11 ID:W12nMiOI
 とにかく、一面の曇り空ってのもハッキリ言ってかなり気が滅入るモノなのよね。
 第一、雨が降りそうで降らない状態ってのが精神衛生上実によろしくないったらありゃしないわ。いっそバケツを引っ繰り返したぐらいに土砂降りになってくれた方がまだ諦めもつくってモンじゃない?
 それに、念のために、って持ち歩いていた傘をうっかり忘れちゃったりするのって、何かメチャクチャ腹が立つじゃないのよ、アレって。
 しかも、忘れ物をしたのはあたし自身の責任ってのもあるし、振り上げた拳の持って行き場がないのよ。マジでムカつくわね! あーっ、そうだわ、あとでキョンに一発入れておこうっと。
 でもね、ある時あたしは閃いたのよ。別にどんなに雨が降りそうな曇り空でも、傘を持って行かなければ、迷ったり悩んだり、うっかり忘れ物をすることもないし、これってもうバッチリよねっ!

 ………
 ……
 …

「というわけで、キョン。雨降ってきちゃったから、あんたの傘をよこしなさい!」
「おいコラ、待てハルヒ! いきなり俺の後頭部を引っ叩いておいて、どの口がそういう頼みごとをしてやがるんだ?」
「頼みごとじゃないわ、命令よ、団長命令! それから、あたしだってあんたがずぶ濡れになって風邪ひいてSOS団の活動に差し障りがあるのも避けたいわけだし、まあそうね、特別に傘の半分に入れてあげてもいいわよ」
「ああ、そうかい。じゃあなハルヒ、また明日」
「あーっ、ちょっと……こらー、バカキョン! 待ちなさーい! ってゆーか、そんな立派な傘、あたしが隣に入っても全然余裕じゃないの!」
「やれやれ、耳元で喚くな騒ぐな静かにしろ。ほら……行くぞ、ハルハル」
「う、うん……って、ハルハル言うなー、このバカキョン!」
「む……。うーむ……」
「なーに難しい顔してんのよ、キョン。似合わないからやめなさい」
「は、ハルヒ!」
「んん? 何隠してんのよ」
「な、なんでもないぞ」
「さては……イカガワシイサイトでも見ていたんでしょ! 神聖な部室でそんなサイトを見るなんて! 許しがたい行為だわ」
「違う! 断じて違う!」
「じゃあ何見てたのよ」
「…………」


ttp://www.rbbtoday.com/news/20090601/60224.html


「……これがどうかしたの?」
「女性の64.8%が6月に結婚式を挙げたくない、と答えている。確かに日本では6月は梅雨の時期だしな」
「……で?」
「いや、お前はどうなのかな、と」
「なんでみんなそんなことにこだわるのかしら? 理解出来ないわ。結婚式が雨だからって不幸せになるわけじゃないし、晴れたからって絶対に幸せになれるという保証はないわ」
「そりゃまぁそうだが」
「……あんたはどうなの?」
「俺はお前と一緒になれるのなら、台風だろうが大雪だろうが構わないぞ」
「そうじゃないわよ」
「は?」
「ジューンブライドにこだわるのか、こだわらないのかって聞いてるの。このアンケートによれば、6月に挙式したいと回答したのは全員男性だって書いてあるわ」
「俺は……まぁ、お前がこだわらないんだったら、別にいつでもいいぞ」
「そう……。いつでもいいの?」
「あぁ。今すぐでもいいくらいだ」
「奇遇ね、あたしもよ」
「結婚は勢いとタイミングだとか言うしな」
「そうよ。したいと思った時にすればいいのよ」
「そうだな。じゃ、帰りに市役所寄って行くか。式についてはあとで考えよう」
埋めに挑戦してみました

ハルヒ「・・・この世界で一番重要なものって何かしら。」
キョン【それは各々で違うだろ 自分の命・愛する者・命令・金銀財宝・名声 考えるだけ限が無い】
ハルヒ「キョンはあるの?」
キョン【俺は自分が大切と思ったもの全部だ】
ハルヒ「・・・それって何?」
キョン【俺の周りの者全てを護ることだ】
ハルヒ「・・・そっか。・・・そうだよね・・・・・・ははあたしお何期待してんだろ。」
キョン【・・・因みに俺の周りと言ったら第一にハルヒだな】
ハルヒ「え?」
キョン【次にナガトやアサヒナさんにコイズミにツルヤさん。・・・後は今まで出会った連中だ】
ハルヒ「何よえらく大風呂敷広げたわね。」
キョン【それくらいの意気込みが無いとな。・・・でも真っ先に護るのは・・・・・・おまえだ・・・】
ハルヒ「・・・今なんて言ったの?」
キョン【さて次の街に行こうか 時は金なりと人間も言ってるしな】
ハルヒ「ちょっと待ちなさいよアホキョン!」
988名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 01:09:58 ID:0JOlH8Ij
ドラキョン、まさかの長髪ハルヒさん登場か!

梅もGJ!
相合傘いいよ、相合傘w
しかしジューンブライドが少ないってのも意外。案外そういうモンなのかな。
ドラキョン乙乙。もうちょっとだな!
989名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 01:46:43 ID:0Qz4AM0X
ドラキョンの作者&代理人GJ!

雨で一番嫌なのは出かける時は降ってて帰る時は止んでることだな。
これで傘を忘れやすい。
にしてもジューンブライドを女性が敬遠してるのは意外だな。
やっぱり雨が降る結婚式は嫌なのか。
そこでウェディングドレスを着て相合い傘というのは・・・無理か。

>>962
トナカイ&スレ建て乙。
「キョン大変!」
「どうしたハルヒらしくない」
「なんであんたそんなに落ち着いているのよ! これはあんたにとっても重大なことなのよ!」
「だからなんだ」
「知ってた? 日本の法律では男は18にならないと結婚出来ないのよ!」
「……あー。そういやそうだったな。忘れてた」
「遺憾だわ。どうして女は16で男は18なのかしら? 男女差別よ!」
「まぁ落ち着けハルヒ、あと1年くらいだろ。それくらい待てるさ」
「あたしは待てないわ! 決めた! あたし総理大臣になる! そしてこの国を変えてみせるわ!」
「どうしてそうなる! お前が総理大臣になるより俺が18になる方がどう考えたって早いだろう!」
「バカね、冗談に決まってるじゃないの!」
「お前が言うと本気としか思えないんだよ」
「何よ、あんたは耐えられるの?」
「俺だって耐えられないさ。でも法律で決められちまっているんだ。従うしかないだろう」
「…………」
「なんだってそんなに急ぐんだ? 1年なんてあっという間だぞ」
「だって……キョンと1日でも長く夫婦でいたいんだもの」
「俺は、恋人同士で1年過ごすのも悪くないと思うぜ。結婚しちまったら恋人同士じゃなくなるんだしな」
「……あんたはそれでいいの?」
「あぁ。俺たち恋人らしいことしてないし。これから1年、思う存分恋人時代の思い出作るのも悪くないだろ」
「そうね。それも悪くないわね」



「……民法第731条の改定が確認された。男性も16歳で結婚出来るようになった」
「な、なんですって?! 涼宮さんは諦めたはずでは?」
「この件に関しては情報統合思念体も歓迎している。いい加減あの二人は結婚するべき。……暑苦しい」
「あのぉ〜涼宮さんが法律変えちゃったんですか?」
「……ごめんなさい。今元に戻す」
991名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 01:59:30 ID:BlQc2Cm7
ドラキョンGJ!
そして梅ネタもまたいいなw
992名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 02:02:11 ID:0JOlH8Ij
GJw いい夢見れそうだ。
993名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 02:16:26 ID:t13L98bX
二人とも結婚となると欝陶しいだけと一蹴しそうだ
994名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 02:25:13 ID:+EyJ5gvi
埋めましょうか

初挑戦


「涼」
「宮」
「ハ」
「ル」
「ヒ」
995名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 02:27:59 ID:KvUy1Awb
996名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 02:33:25 ID:C4F6AUb+
997名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 02:36:29 ID:M/t64dst
998名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 02:37:21 ID:M/t64dst
999名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 02:38:06 ID:M/t64dst
1000名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 02:38:13 ID:KvUy1Awb
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