>>523 社会や周囲が自分の望む役割を押し付けることで、本来は自由意志によって決定されるべき問題に圧力を加える、
そういうテーマが陳腐とは思わないね。自分は。
自分が知る限り、モンテスキューは既にこういうテーマを扱ってた。最近はますます増えてる感じだけど。
自分が他者に圧力を加えてる可能性、これを気付かずにやってる可能性に思い至るかどうか、だと思う。
アタマ使うのが苦痛な人は、目を瞑ってひたすら多数派と同調するのもひとつの方法だけど。
×自分の望む
○自分たちの望む
テーマ云々ではなくあのキャラがここまで高説垂れるのが不自然なだけ
作者はもちろん通行人Bの台詞を主題に置きたいのだろうけど、この台詞を言わせたい!
という思いだけが先行して浮いてしまっている
だよな。
いきなり面識の無い通行人(しかもこの時点では読者も正体明かされてない一般人)
が説教始めるのは話の流れ的に違和感あった。
「この作品のこなたみたいな境遇の奴に俺が物申す!」
っていう気持ちが丸見えというか・・・
でも過去の作品に在る通り、自身の持論を作中に織り交ぜテーマにする事自体は悪くないと思う。
よく見ると作者さんへの感想もほとんどは
通行人Bの言ってる内容じゃなくて通行人Bとの会話に入るまでの
展開への不自然さへの指摘だし。
オリキャラが重厚なテーマを語るのは結構だと思う
最終的にこなたが自殺するのだからスレの意義からも逸脱してないし
ただ今回の場合はBの持論があまりに現実的すぎるから、そこに至るまでの下地も
同じく現実味のある展開にしなければチグハグな印象になってしまう
この下地ができていないと初対面相手につらつらと持論を述べるBの感覚はもちろん、
それに婉娩聴従で耳を貸すこなたの行動も不可解になる
Bの論にこなたの自殺を誘うだけの相当程度の説得力があっただけに惜しい
作者の次回先に期待したい