RozenMaiden雛苺ちゃん萌えスレ

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243名無しさん@お腹いっぱい。
男「ハイ!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!
 怪奇現象かはたまた先端技術の結晶か! 不思議な不思議なストレス解消人形だよっ!」

その露店には低い囲いが設けられ、その中をパンツ一枚のハゲ人形が走り回っていた。
否、竹刀を手にした客から必死に逃げ惑っていた。
客「オラッ!」
雛「あ゙ん゙ま゙ぁあああーーっ!!」
客「逃げんな!」
雛「うびぃぃいいいーっ!!」
男「ハ〜イ、タイムアップ!お客さん、どうよ満足できた?」
客「あ〜超面白ぇーっ。もう1回やりてぇ」

男「おっ!こりゃまた美男美女のカップル!
 どうだい、1分間800円で竹刀で叩き放題!スッキリするよ!」
巴「………」
JUM「………」
雛「ハァ…ハァ…ハァ…う、うゆ…!?」
巴は暫くの間、無言でハゲ人形を見つめていた。
JUM「…………」
巴「………やるわ」
男「あいよ!800円ね、ほい竹刀!」
雛「…あ…あ……」
巴は無言で竹刀を受け取り、再びハゲ人形を見下ろす。
男「おっ?なんだかサマになってるよお姉さん!」
巴「ええ…剣道を6年ほど…」
男「ほう!そいつぁ楽しみだ」
JUM「…………」
雛「あ…ああ…あ…」
雛「…あ……と…とぅも…」

巴「…………」
雛「あ…あいたかったの…とぅも…ぶほッッ!?」
ハゲ人形が言い終わる前に巴の突きが炸裂した。
巴「…知らないわよ…あんたみたいなキモいの…」
雛「ゲフッ…ゲフッ!…そ…そんなひど…」
バシィッ!
雛「びゃあっ!!」
巴「こっち見ないで。気持ち悪い…」
JUM「フー…」
JUMが大きな溜息を吐いた。