∠`ヽ
〃 ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/.-‐- ヽ ┃ 「有希との約束」 ┃
(´ ,fノノリ)ハ`) ┃ 直リンはサイト様に迷惑.だから禁則事項。 ┃
`リ(l ゚ -゚ノlリ☆. ┃ 画像を.貼るときは.アップローダーを.使用して。┃
〃li京ilっ/ ┃ 荒らし、それに反応する人は.無視して欲.しい。┃
/ /ノ/_li〉ヽ、. ┃ ルールを守らない人は.情報結合を解除する。 ┃
`´‐し'ノ--‐´. ┗━━━━┳━┳━━━━━━┳━┳━━━━┛
_
, ^ `ヽ
イ fノノリ)ハ
リ(l|゚ -゚ノlリ スレ立てについて 読んで・・・
┌―――――――――∪―∪―――――――――――――――――――――――┐
|1.スレの立て方 |
|・950以降の先着立候補制。 |
|・「俺が立てる」などと、はっきりと宣言してから行なう。 |
|・スレ立て、テンプレ張り、誘導リンク張りまで、立候補者が一貫して行なう。 |
|・スレが立てられなかった場合、元スレにその旨を書き込み新たな.立候補者を募る。 |
|・立候補者は以上のことを責任を持って行なうこと。 |
| |
|2.スレが立つまでの待ち方 |
|・立候補者が現れたら、次スレが立つまで元スレへの書き込みを自粛する。 |
|・誘導リンクが張られるまでは、次スレへの書き込みは控える。 |
|・特例を除き、勝手にテンプレ、誘導リンクなどを張らない。 |
|・テンプレに追加したほうがよい項目がある場合、 |
| およびテンプレの改変案を作った場合、その旨スレで提案すること。 |
└―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
5 :
拉麺丼:2009/02/15(日) 10:05:54 ID:kIFzV3gZ
>>1 ::|
::|
::|
::|
::| , ‐'´ `ヽ、
::| / / \
::| /.., ´ 〃 / ヽ:.. ::::::ヽ
::|.:/ .::/: .::/ / .,′ ..:ハ::.. ::::::::: ≡三< ̄ ̄ ̄>
::|/ .::/:: .:::/.:::l::: ::| {:. .::::|:::::::::::: l .≡ ̄>/
::| .::::l::.__:/ !:/{:::. .::! ::ヽ:. ::::|::::::::::::::.....| ≡三/ /
::|j ::::l:::::/゙`i:ト ',:::..::::l、.:::!ヽ::...:::|:::::::::::::::::::| ≡/ <___/|
::|ハ::::|代尓ミkハ::::::::iム七弋 :::l:::::::::::::::::::l ≡三|______/
::|:::ヽ:{' rf;;;i./` \:::{ ィテ与、:j::::,::::::j :::八
::|l :::::lヽゝー' rf;;j /リ::,' :::/:/l:!
::|ハ::::::l /// ' ''‐ ' /:::/:::/}/. リ こ、これは乙じゃなくてスラッガー。
::|∧ .::ト、 _ ///:::/:::/ノ 勘違いしないで。
::| ,∧:ヽ \ ィ':/;イ(: 、
::| \l/}iヽ、 _,, <〃::/ "
>>1 …貴方は長門スレにとっての鍵。
…乙が迫るとしたら、まず貴方。
>>1乙
そういやナガトーショコラを作るって誰か言ってなかったか?
乙!
>>1 乙。
というかさ、話題で盛り上がってる時に無理矢理埋め立てるのは止めてくれないか
いささかセンシティブな話題ではあったけど。
埋め用の話題でごちゃごちゃ言われても困る
ケンカすると長門侍から斬られるぞ
埋め用の話題てのはよくわからん。 話が続いて自然に埋まろうとしてるのに、
恒例行事とはいえ強引に埋められても話してる方は困るだろ。
まぁでも瑣末な事だべ。
>>1おつー
自治厨自重
なんでも自分の思い通りにいくと思われても困る
恒例行事なんだから別にいいじゃないか。こうやって次スレもちゃんと立ってる。
仲良く胸の話しようぜ
さて、1スレに3回はこの話題が出るな。そんで毎回10数レス使う。
1スレあたり50レスが胸関係の話題と仮定すると、
163×50=8150
長門の胸の話だけで8スレ以上使ってる計算になるな。
>>17 むしろ、こんな瑣末な事でそんな風に煽る方が見ててハラハラするよ。
どうでもいいと思ってるならスルーすれば
どんな場合でも罵り言葉は空気を悪くするのをお忘れなく。
キョン:「長門、悪いな俺貧乳は眼中に無いんだ」
ひんぬーまんせー!!!!
>>24 この有希見だいふくだけど、皮部分の表面に
長門さんの印が入ったらいいなぁって思う
グッドスマイルカンパニーのWeb担当の人に
夏服を着た長門Figmaを発売してー!
ってメール出してきた
座布団1枚
長門胸算用
>>27 雪印のアイス部門はロッテに買収されたから問題無い
>>25 試しに金属片をターボライターで加熱して押し当ててみたが、ウンともスンともだった。
やっぱ熱量的に全然駄目だ。 色々ちゃんと準備しないと出来ないなぁ。
>>32 粉砂糖をかけてから押し付けたらどうだろう
粉砂糖って焦げやすいの?
よかったら誰か続けてください。
う〜、頭が痛い。
長門のマンションで、バレンタインパーティのはずだった。
でもなぜか、菓子用の酒にみんな手を出して…
と、ふと左腕がしびれていることに気づいて見た。
軽くシャギーの架かった柔らかい髪。整った小さい顔。
華奢な、わずかな重み。
なぜ長門を腕枕して寝ている?
というかここは、朝比奈さんと三年間寝た和室?
>>36 それくらい知ってるが、餅だって焦げて黒くなるだろ;
餅よりずっと焦げやすいのかなと思ったんだけど、
まぁ、もう食っちゃったからいいや。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 17:26:05 ID:lNi6lBpR
>>32 食紅を水で薄めてプラバンでステンシル作ってエアブラシで吹き付けてマーキングとかじゃ駄目?
sage忘れすまん
有希見だいふくは三次曲面だから、プラバンマスキングだとぼやけるんじゃないかなあ。
そして長門の顔のステンシルを作るのは難しそう。
有希見大福に茄子長門が印刷されててもなぁw
茄子味大福…
「焼きナス味噌味…」
「これは売れないと思うわ長門さん」
投下しまーす
「ボート」「失望」に続いて
「長門の好きなお茶」
「長門の好きなお茶」
今度こそ本当に駄目かと思いました。
湖の上でボートに乗っていたキョン君と長門さんの姿を見た時、涼宮さんは無言の
まま怒りに震えていて、古泉君と私はただ脅えて震えていました。
でも、涼宮さんの気持ちもわかるんです。
ボートに乗っている2人は、私にも仲の良い恋人同士みたいに見えたから。
『あ! あっち! あっちで何か跳ねた!』
『絶対魚だ』
『いいから行くのっ!』
『へいへい……仰せのままに』
ふふ、涼宮さん楽しそうです。
……キョン君はちょっと大変そうですけど。
長門さんの機転で、今はキョン君と涼宮さんがボートに乗って湖の上に居ます。
古泉君はバイトに出かけてしまったので、公園に置かれたベンチで2人が戻るのを
待っているのは私と長門さんだけ。
「……」
無言のまま湖を見つめている長門さんは……なんでだろう……少し、寂しそうに見
えます。
『ここよここっ止めてっ! ……あれ? 居ないわね』
『おいっ! 身を乗り出すな落ちるぞおい!』
2人が一箇所に集まって、重心が動いたせいで少し傾き始めたボートが気になりな
がらも、私は話しかけていました。
「あの、どうもありがとうございました」
「……」
「えっとほら、長門さんのおかげで大変な事にならないで済みましたから」
私の言葉に、軽く首を横に振って長門さんはまた湖へと視線を戻しました。
長門さんの視線の先にあるのは、観察対象の涼宮さん――の少し上。
『はーなーしーなーさーいっ! ボートのすぐ下に怪しい生き物が見えるのよっ!』
『どう見てもあれは水草だっ! っていうかお前が落ちたら誰が助ける事になると思
ってるんだ?』
大きく揺れるボートの上で、湖に降りようとする涼宮さんを引き止めているキョン
君を長門さんはじっと見ています。
まるで、ボートの上に居るキョン君と長門さんを見つけた時の涼宮さんの様な目で。
こ……これって……もしかして?
思い浮かんだ想像は、普段の長門さんとはどうしても結びつかなくて――疑問が確
信に変わったのは、湖から何かが水に落ちた大きな水音が聞こえてきた時でした。
『キョ、キョン?!』
思わず振り向いた私が見たのはボートの上で焦っている涼宮さんと、頭に水草を乗
せて水面に浮いているキョン君。
そして、無言のまま岸に繋がれていたボートに飛び乗る長門さんの姿でした。
「ほ、本当にドジよね〜。高校生にもなってボートから落ちるとか恥ずかしいと思わ
ないの? 有希と2人で助けてあげたんだから咽び泣くくらいに感謝しなさい」
顔に冷や汗を浮かべた涼宮さんの言葉に、
「他に言う事は?」
ずぶ濡れのキョン君の怒った声。
涼宮さんは言い返そうと一瞬口を開きかけたけど、すぐに思いなおして
「ご……ごめんなさい」
と謝っていました。
「……はぁ」
――長門さんに聞いた所、涼宮さんが急に立ち上がったせいでキョン君は湖に落ち
てしまったそうですから……溜息で答えるのも無理は無いですよね。
結局、未確認生物の探索も中止になって
「きょ、今日はここで解散! またねっ!」
その場に居づらくなったのか、そう言って涼宮さんは走り去ってしまいました。
取り残された私達の間に流れる気まずい沈黙の中――キョン君の服から滴る水の音
だけが、延々とその場に響いています。
「さて、俺達も帰りますか」
そう切り出したキョン君ですけど、
「でも、そのままじゃ風邪を引いちゃいますよ?」
「今は春ですから……多分大丈夫ですよ」
力ない笑顔で答えるキョン君へ、私はこれからどうすればいいのか考えていました。
あ、私の部屋……は禁則に関わるんでした。
となると、あ!
「あ、あの長門さん!」
「何」
「ここからなら長門さんのお家が近くですから、もしよかったらちょっとお邪魔させ
てもらえませんか? キョン君の服を乾かしてあげたいんです」
「え、あ。いや、俺濡れてるから悪いですし」
そう遠慮するキョン君を見て、長門さんは何も言えないでいます。
でも長門さんの目は、私にはキョン君に来て欲しそうに見えて――これはきっと、
禁則事項じゃないですよね?
「長門さん、お願いできますか?」
あえてそう聞きなおした私に、長門さんはしっかりと肯いてくれました。
「タオルと着替え、ここに置いておきますね」
「あ、はい! ありがとうございます!」
バスルームの扉越しにキョン君の返事を聞いた後、私は脱衣所から出てきました。
久しぶりに来た長門さんの部屋は、以前私がキョン君と来た時と何も変わっていな
くてまるでそこだけ時間が止まっているみたいです。
リビングに戻ると、
「飲んで」
コタツ机に座り、長門さんはお茶を準備していてくれました。
今日の長門さんは……何でなのかな、いつもの少し怖い感じがしません。
「ありがとうございます」
長門さんの向かいに座って湯飲みを受け取った私は、彼女が入れてくれたお茶をゆ
っくりと飲んでみました。
……ふぅ。
胸の奥まで、ゆるやかに暖まる感覚。
それはお茶のだけが温度がそうさせているんじゃなくて……。
「とっても、美味しいです」
時間をかけて飲み干し、机の上に湯飲みを戻すと
「そう」
小さく答える長門さんは……嬉しそう……かな?
彼女の小さな変化に気づけた事が嬉しくって、あたしの中にあった緊張感は消えて
しまっていました。
「あの。長門さんってどこかでお茶の淹れ方を習ったんですか?」
「……友達から」
「そうなんですか〜」
私も少し勉強してるんですけど、長門さんのお茶はとっても深い味わいで今の私に
は出せない味だと思いました。
じっと空になった湯飲みを見ていた長門さんは、
「お茶を淹れる時には、相手への気持ちを篭めないといけないと聞いた」
そう、静かに呟く。
肯いて答える私を見て、長門さんは続きを話してくれました。
「私の友達が淹れてくれたお茶は、とても優しい味だった。彼女の言葉によれば、お
茶を淹れる事は意思疎通をする上でも重要な意味があり、例え言葉が通じなくても気
持ちを通わせる事ができる」
それって……凄く、素敵です。
お友達の事を話す時の長門さんは、少しだけ寂しそうでした。
だから私はそのお友達の事を詳しく聞けなくて、長門さんが再び淹れてくれたお茶
を静かに飲んでみました。
…………今度は……少し、悲しい味。
私が空になった湯飲みを机の上に置いた時、
「やれやれ、やっと生き返ったぜ……」
バスルームからキョン君が出てきました。
長門さんに準備してもらった着替えは、やっぱりキョン君には小さかったみたいで
「……えっと、その……はぁ……好きに笑ってください」
生地の長さが足りず、七分丈の服を着ている様な状態のキョン君は照れくさそうに
笑っていました。
「飲んで」
長門さんはそんな姿のキョン君を見ても普段通りのままです。
静かに差し出された湯飲みを受け取り、キョン君はそれを一息に飲み干していく。
空になった湯飲みを返しながら、
「……美味いなこれ。長門、もう一杯もらってもいいか?」
そう尋ねるキョン君に、長門さんは静かに肯きました。
「長門の好きなお茶」 〜終わり〜
以上です、お邪魔しました〜
切ないねぇ。
ありがとう。
長門:「ウホッいいキョン!」
キョン:「やらないか」
いいねぇ!
みくるんもなかなか味がでてるね
53 :
前スレ769:2009/02/15(日) 18:35:57 ID:CV3kHPe1
>>45 乙です。
みくるとのやり取りもいいし、
お茶をおかわりするキョンもよかった。
次は「しまむら」か。頑張って!
>>44 「おやき」なら違和感無しなんだけどね。
と、信州人が言ってみる。
>>54 「おやき」といえば今川焼きな道民が通過してみる
未開封中古figma長門さんを見かけたので保護してきた。
誰だせっかく買っといて未開封のまま売り飛ばした不届者は。
キョン、長門、みくると来たからしまむらはハルヒか古泉視点かな?
じゃあiPhoneは鶴屋さん視点で。
>>46-49 GJ!しかしまあ、自分のミスを認めずにキョンに押しつけるとは、
なんという気違いな団長だ。
>>60 なんかすごい懐かしいもの見た気がする
カプラーの形的にプラレールの機関車トーマスシリーズか?
>>60 砂糖は非常に焦げやすいし
キョンが食べ残したら全部片付ける気まんまんの長門
俺だけ着目点が違うw
お〜、Gゲージ×Figmaだ!!
なるほどこれがしたかったのねw
>>66 Gゲージか...Nが9mmなのは覚えてるがGってレール間の幅何mmだっけ?
スレチスマソ
>>60 キョン「嬉しいが、こんなに貰っても持ち帰れないぞ」
長門「問題ない。このレールはわたしの家からあなたの家まで敷かれている。押していけばいい」
キョン「いろいろとツッコミたいところではあるが……とにかく、ありがとな。長門」
>>67 おお、かっこいい。
もしやヒジキさん?
西宮の町に敷かれたレールの上に乗った貨車をキョンが家まで押して行くのを想像して吹いたw
>>59 最初のころのハルヒなら最後まで謝らなかったはず。
ちゃんと謝ることが出来るように成長したんだよきっと。
>>67 リアルな長門さん…いいなぁ。
20歳くらいになったらこんな大人のオンナに…ゴクリ
>>76 GJ
なんかバレンタイン創作祭りみたいだ。
>>71 確かに色がそれっぽい。
>>67 これはかっこいい脱ぎかけ長門。
こういう隙間を見ると手を突っ込みたくなるのはもはや本能だと思う。
83 :
76:2009/02/15(日) 20:24:53 ID:8OX9CT77
個人的な意見だが色は薄く使ってるけど
あの独特の前髪の重なりに加えて服の皺に後ろ髪の跳ねもあの方っぽいよ
いろんな長門を見てきたけど人それぞれ特徴ある気がするんだ
>>84 俺は特定されるほどの特徴ないさ☆
いいじゃないか喜ばしいことではないかw
こんな脱(略)ジキさんに違いない。
>>86 す、すりkおわっ?
目とか髪の毛見れば君も分かるよ
>>76 長門が口元にチョコをあてていると、
自ら食べようとしているように思えてくるから困る。
>>86 いや、十分特徴あるよw
描き方とか塗り方とか。
>>88 なんと美味しそうな有希。
>>84 そだ、前レス終わりあたりに思いつきでヒジキさんの絵を
勝手に加工したんすけどうpしていっすか?
ちょっとえろいやつ。 ダメポいならスルーしてくださひ。
フルヌード過ぎるだろ
>>94 2枚目に吹いたw
首から下だけ透明だと思いっきり違和感がwww
長門スケルトンKOEEよいわきさんwww
>>84 胸の描き方とか髪の毛の描き方とかが
自分が敬愛するHIJIKIさんに他ならないと確信させておるのわ。
いや別に胸ばっかり見てるわけじゃにいわすよ。
胸ばっかり見てるわけじゃないのよ!
>>98 あははほんとだ目立たn
ごめんね、ごめんね・・・
今度からもっとおっきく描いてみるから・・・
>>98 この画像gifにしたら胸が揺れると思うんだ
うっかり平行法で見ようとしたら胸が背中まで陥ぼうわなにをするやめr
>>94 なんか「♪じこはーおきるもーのーさー」な世界だな
長「うーん…まあいいか」
>>98 黒いバッテンだけがやたらと浮き出て見えるんだが、これってつまりティクビが
飛び出てるってこt(サラサラサラ……
>>107 これって少し視線をずらせば見えるんじゃないか!?
という淡い期待を持てたら幸せになれるかなと思って。
>>108 画面を下からのぞいたらチラリ的なアレか
ステレオ画像って浮き上がらせるところまではできるけどピントがぼけて見えなくないか?
おいおい・・このスレは俺を萌え殺す気かい? 冗談じゃねぇやハハッ
バターを使ってだな。ゆっくりと擦っていくと、
隠しているものが取れるんだよ。
爺ちゃんから聞いた。
>>111 まさかこの短時間でこのクオリティを……GJ!
いまなら定食のご飯大盛り無料でございますー。
って、ヒジキさんなにやってんすかww
うわーいつものHI☆JI☆KIさんだーーー
いろいろと持て余す…
>>111 「どう?」と聞かれたら「素晴らしい」と答えるしかないわけですが
何てことをするんですかww
>>111 このサイズ…ジャスティス!
HIJIKIさんのサービス精神は南半球を駆け抜けるで!!!!!!!
やわらかそうですね!ふにふにふにふにやわらかそうですね!!!!
指でぷにぷに押したいよね!ね!
抱えてベッドに連れ込みたいよね!!!許可を!許可をくれ!
興奮してほんの少しちょっとだけ人前で見せられにあか鬼なった
>>111 かわいすぎて死んだww
ヒジキさんあまり俺を殺さないでください頼みます
>>111 素晴らしい以外の形容詞が思い浮かばない・・・
今一瞬サーバーがテンポった
>>111 すばらしい
よし、俺が増量したかどうか試してみるわ
ヒジキさんの書く絵が、携帯の壁紙にジャストフィットなもんで、
投下ごとに壁紙が変わって行く。今回のもすーばーらーしーいー。
途中で書き込んでしまったが、
けして、おっきいのが好きだとか思ってませんからね長門さんっ。
その衣装であれば、横からアレが見えてしまうくらいがちょうど良いのです!!
ん、俺の隣に時限の間が。
>>111 増量中と申すか、大盛だと申すか…
キョンの為に増量したのか、キョンが増量させたのか、それが問題ですな。
>>111 素晴らしすぎます…
俺としてはこのくらいが長門の標準だと思ってる。
>>131 否ッ!
増量でこれだから良いのさね!
最初からこれくらいあったら有り難みがないZE☆
>>132 まぁそうだけど美術部で考えるのはやめたほうがいいwもう引退したし
まぁさほど高名でも定評があるわけでもないしわかるほうが少ないはず・・・w
>>133 いやこれがデフォでも違和感ないぜ!
バニーフィギュアの長門さんとか水着長門さんとかも違和感無いし。
というか別にこのくらいあってもいいじゃない!
どうしてかたくなにぺったんにしたがるの!
というかなんか最近とりあえずぺったんにしときゃいいやみたいな
とりあえずぺったんっていいよねーとか言っておきゃいいやみたいな
風潮が目立っている気がする。
いや長門スレ的に関係無い話題ですまぬだけども。
>>135 巨乳長門を描くぜ!っという意思表示と受け取った
>>135 わかりすぎる。 何でも縞パンにすればいいやとか、とりあえず眼鏡かけときゃいいやとか。
お前ら本当につるぺたが好きなのかと。
本当に眼鏡が好きなのかと。
>>138 わかってくだされるかこのきもち。このハート。
いや別に小さいのがイケナイというわけじゃあないのよ。
人の嗜好は人それぞれ。十人十色。
小さくたっていいじゃないつるぺただもの。
でもこだわりを感じねえ。いや感じない奴が最近多いのよ。
やっぱり貧乳だなー!とか貧乳っていいっすよねー!とか
お前ら待てよ!そんなことばっかりしてるから戦争が無くならないんだろ!
つるぺたに詰まったロマンをどこまで理解して
そんな言葉をのたまっているのかよと。
服を脱いであおむけに寝そべったらシルエットが消失してしまう
そんな儚い存在を!だが胸板の固い感触のみを返すかと思えば
触るとそこはかとなくやわらかく手の平からは心臓の鼓動が伝わる。
巨乳の包容感とはまた一味違うこの安心感一体感。
そんなロマンをわからいでか!
感触のみの問題では無い!平均より小さめであることを気にする
恥じらいの表情もまたおいしいオカズです本当にありがとうございました。
わかっているのか!
本当は大きさ別にロマンを逐一語っていきたいところだが
一言でまとめれば有希ちゃんの親権を獲得するために
どんな勉強をすればいいのかが気になっています。
ハルヒちゃんラシキモのがうpされとる
>>140 師匠…養子は夫婦にしか権利がないっすよ
一人暮らしで子供を持つことを法が禁じてます
>>67 胸のはらけ具合から神楽を想像してしまった
中の人つながりってことで、いいよね?
うーむ、メガネの良さと邪魔臭さと、
胸が無い子の可愛さとそこはかとない努力の様子は目の当たりにしてたが。
奥が深いようだ。
あ、しまぱんのことはさっぱりわかりません。
あ、触ってこいっていうのは眼鏡っ娘のめがねの事ですよ?
やだなぁ。 しまぱんなんてその辺に転がってるわけじゃなし。
なんか皆すげぇww
とりまGJ
>>148 これはすごいわあ…
というかこれすごい技術だと思うわのよ。
どうやってんのかしら。
あと立体視状態でこれを見なが頭を左右にぐらぐらさせると
揺れて見えるぜ…
全部…
立体視できない俺は寝る。
おやすみながもん
>>148 ステレオグラム作成のプログラムとかあるんかこれ。
実に見事な出来だw
あとなー。こんな俺にも、彼女がいたことがあるのだよ。
別れちまったけどな。なので話くらいは出来ると思うんだぞー?w
>>153 全部手動。 3時間以上も費やしてしまったヨ。
乳は結局上手くいかんかたし……
実物の眼鏡っ娘のめがねを外してあげる悦楽についてはスレチだから自重しようじゃないか。
立体視って目良くなるんだ
寄り目にしてるから良くはないと思ってた
3枚になるの?
どうあがいても2枚にしかならん
>>159 深夜の部ですっ!そして自重禁止ですよっ!
ありがたいありがたい。
胸なんてただの飾りなんですよ。でもあればちょっと嬉しい、でも無くったって困らない、
ただそれだけなんですよ!
>>157 平行法と交差法を交えて行い、細部等をじっと見ることでよくなるみたいなことを
手持ちの本に書いてある筈なんだけど、こういう時に限って見つからない罠。
>>158 そのうち見える筈っ。絵や指の距離、視線の位置を変えてみて下さいまし。
>>155 うむ、アレは良いものだ。
で、全部手動で作ったと言うのか。ってことは耳をずらしたり影を伸ばしたり、
胸の角度をいじt(ry そりゃ半端じゃねえやw
>>159 GJ! しかし、これは流石に携帯待ち受けにはできないwww
>>156 説明書GJw でも目は……ねぇ?
目の運動程度にはなるか? うーん、眉にツバつけて聞いといた方がよさそげ。
交差法の奥義を伝授しよう。
ぼんやりした像のピント合わせるには、ぼんやり3体のままググッと画面に近寄るべし!
>>159 それだけ有れば十分だと思うよ長門さん!
それよりこの効果音だけで鼻血ががが。 目隠し状態でいいので触らs
ブログの方では自重しないでじゃんじゃんヤっちゃってくださひ。
でもあんまりあからさまなのより、これくらいの方ががが
>>159 そんな釣りには釣られないくm(AAry
ノシ
見えそうで見えないのがイライラするので気が付いたらSS書いていた。
1日遅れのバレンタインネタだが、投下していいか?
ちょっと長門さんがヤンデレ気味だけど。
どうぞどうぞ
バレンタインの日、昨年同様俺は古泉とともにハルヒに長門、朝比奈さんからそれぞれ
チョコをもらった。ところで、チョコレートにはコーヒー同様カフェインが含まれている
のはご存知だろうか。しかし俺は、3つのチョコのあまりのおいしさにそのことを忘れて
しまったのだった。おかげでさっぱり寝れやしない。
いつもの就寝時間より数時間後、ようやく眠気があらわれた。明日も休日で本当に助かったぜ。
さすがにこれ以上授業中に眠ると成績が大変なことになる。
「…起きて」
ん、なんですか長門さん、まだ朝にはなってないはずですよ。
「…いいから、起きて」
長門の頼みなら仕方あるまい。そおいっ!
気合を入れて布団から飛び起きた俺の目に飛び込んできたのは、かつて俺が
3年間眠っていた長門の部屋の寝室だった。そして奇妙なことに、肝心の長門は
頭から毛布をすっぽりかぶっている。…どうしました長門さん?
「…昨日渡したチョコレートは、義理。これが本命」
…本命ったってどこにもチョコなんてないぞ。
「いいから、わたしを見て」
長門はそう言って、全身を覆っている毛布をするりと落とした。
中からあらわれたのは、透き通るような白い肌…ではなく、チョコレート色のそれだった。
一応色々とアウトな部分はリボンを巻いて隠してある。それはいいとしてだ。それじゃまるで別キャラだぞ。
「チョコは、わたし」
俺の精一杯の抗議を無視して、チョコレート色をした長門はこちらににじり寄って来た。
そして無表情ではあるが、上目遣いにこちらを見て一言。
「食べて」
液体ヘリウムの目が若干潤んでいるのは気のせいだろうか。しかし、食べて、
って言われましても。見る限り今の長門はチョコレート色になっているだけで
チョコレートになっているわけではなさそうだが。
「据え膳食わぬは男の恥」
見慣れないせいか、チョコレート色をした無表情の顔は普段よりも数段上の
迫力があった。っていうかやっぱりそっちの意味ですか。
それにこれは夢なのか。記憶の途切れ具合から多分夢なんだろうが、ハルヒの
あの閉鎖空間の件もあるので早合点は禁物である。その場合、もし「食って」しまったら…
ああ考えたくもない。しかし、長門の、その、フェロモンというのだろうか、それが
かすかに鼻腔をくすぐってなんともたまらない気持ちになる。落ち着け、落ち着け俺!
よし落ち着いた!ここから一気に反攻に転じる!
「な、なあ…長門、気持ちはありがたく受け取っておくが…残念ながら俺には褐色肌属性は
ないんだ。もしあったとしてもやっぱりいつもの長門が一番だと思うんだ。」
「そう」
「それにだな、世の中にはホワイトチョコレートというものがあって…」
「…うかつ」
次の瞬間、あのときのように俺は自宅のベッドから転がり落ちた。
そして翌日。いつものように文芸部室のドアを開けると、いつものように本を読んでいた
長門が本を閉じ、こちらにやってきた。もちろん、いつものように白い肌をした長門だった。どうした?
「15日未明の件について謝罪する。これは一昨年12月同様、わたしに蓄積されたエラーが原因。
前回の反省を踏まえてできるだけエラーの蓄積を無くすようにしていたが、14日に観測史上最多数の
エラーが発生したため、このような結果になってしまった。そして、程度の差はあれ前回同様あなたに
迷惑をかけてしまった」
…食わなくて良かった。
以上です。ごめんなさい勢いだけで書いてしまいましたごめんなさい。
>>167,168
この帆と芝しる情熱をどこにぶつければ良いんだー!!
GJ!
>>171 うん、もう長門ではないなw
でも可愛すぎるwww
>>171 こゆきかわええええええええええええええええええええ
こんな子は野放しにしたらアブねえぞキョンw
>>171 こ、これはそっちの属性がなくてもヤバイ…
>>171 泣かなくていいよ〜。こ〜わ〜く〜な〜い〜よ〜。えへっ☆
相変わらず、このスレの深夜帯の職人は凄まじいなw
そんな所に水を差す様で悪いですが、SS投下させて下さい。
ネタは亀ですがバレンタインデーネタです。
今年も一個もチョコ貰えなかった為に、長門さんからチョコを
貰いたいと言う思いが俺の妄想を爆発させました。
【俺】はおまいら自身だと思って見てくれ。
妄想ネタが嫌いな人は飛ばしてね。
冬の早朝。
世間では春一番が吹いたと話題をさらっているが、まだまだ朝は寒い。
そんな寒さから身を守るために、今日も俺は目が覚めた後もしばらく
布団でぬくぬくしながら小さな幸せを噛み締めていた。
…と、平和を謳歌して居た俺の目と耳から突如星が散った。
何が起こったかと動転し、思いっきり布団をひっぺ剥がすと…
目の前でフライパンとおたまをガンガン叩き合わせる有希が居た。
「何時までも寝ているのは健康に良くない。起きて…。」
耳の横で彼女はひたすらに不協和音を奏でてくる。
しばらく耐えれば飽きてくれるかと思い、無視して居たのだが、
彼女は飽きる所か更に叩き合わせの音を大きくして来やがる。
とうとう俺は耐えられなくなり、布団から出る事となってしまった。
「たまの休日位、静かに寝かせてくれよ…。」
嘆く俺に、有希は一言。
「…今日は何の日?」
はて。急にそんな事を言われても分かる訳が無い。
今日は確か…そうだ、土曜日だ。今日はただの土曜日だ。
「…ふざけないで。はい、これ。」
そう言って、彼女が後ろ手に渡して来たのはラッピングされたチョコだった。
あぁ思い出した。そうか、今日はバレンタインデーか。ありがとな、有希。
渡されたチョコに感激して居ると、間髪入れずに「開けて」と彼女。
なるほど、きっと相当な気合いを入れて作ってくれたんだろう。
だから早く中身を見て貰いたいんだな、分かるぞ有希。お前も乙女だな。
「何だ…これは…?」
ラッピングを開けて俺は愕然とした。
俺はてっきり、中身は身も心も蕩けそうな有希のあま〜い手作りチョコ
だとばかり思っていたのだが、何故かラッピングの中身は砂利だった。
「…ふざけんな。何だよコレ。嫌がらせか…?」
こんなイタズラの標的にされるが為に、早朝の小さな幸せを奪われたとは
あんまりである。期待して居ただけに急にイライラ来始めた。
「文句を言わずに食べて。」
真顔でそう催促する彼女。
無理だって、こんなモン食ったら鼻血じゃなくて口血が溢れちまう。
と抵抗を続けていた俺であったが、有希のとても人間とは思えない力…
いや、コイツは人間じゃなかったか。とにかく、凄まじい力で抑えつけられ、
無理矢理にも口内へとその砂利を放りこまれてしまった。
勿論吐き出そうとしたのだが…瞬間、甘い味が広がった。
「ん…?これ…もしかして、チョコか?」
彼女が首を縦に振る。
どうやら最近ではこう言った冗談みたいなチョコが流行ってるらしい。
宇宙人流のジョークと言った所か。彼女も感情豊かになったモノだ。
と、そこで俺はある事を思い出した。
「ほら、有希。俺からもプレゼントがあったんだ。お前にやるよ。」
用意しておいた包みを手に取り、有希に渡す。
彼女が首を傾げる。何故、男の俺が女性である彼女にチョコを
渡したのか理解できて居ない様だ。
「近頃、巷では【逆チョコ】ってのが流行ってるそうなんだ。
バレンタインデーに男性から女性にチョコをあげるって奴でさ。
だから俺からもチョコをやるよ。受け取ってくれ。」
恥ずかしさから視線を外し、ぽりぽりと頭を掻きながら俺は返す。
でもちょっと反応が気になり、彼女の方を見てみると…
目に飛び込んで来たのは、意に反して死にそうな程の
【がっかりオーラ】を全身から放つ有希であった。
「な…何でそんなにがっかりしてるんだよ?!
折角チョコあげたんだから、少しは喜んでくれよ!!」
慌てる俺に、彼女は一言。
「…今お返しを貰ってしまっては、来るべきホワイトデーにて
貴方からプレゼントを貰えなくなってしまう…。非常に残念…。」
何だ…そんな事か…。心配して損をした。
俺は彼女の頭を優しく撫でながら、声を掛けてやった。
「良いか、有希。コレはお返しじゃなくて、
俺からのバレンタインデーのプレゼントだと思ってくれ。
だから…ホワイトデーには、また二人でプレゼントの交換をしようぜ。」
そう声を掛けた刹那、彼女の表情がぱぁーっと明るくなった。
…まぁ、実際には殆ど表情の変化は無かったが。
約束、と言って有希が小指を差し出してきたので、
ちょっと照れ臭かったが俺達は指切りをした。
一ヶ月後にもう一度彼女からプレゼントが貰えるかと思うと、
俺の心は早くも有頂天となった。
俺からのプレゼントを開け、一通り彼女も喜んでくれた後、
思い出した様に彼女は口を開いた。
「…言い忘れて居た。」
「どうした?」
俺の言葉から一呼吸置き、次の瞬間、
「…三倍返しを忘れずに。」
意地悪そうな口調で彼女が言い放った。
やれやれ、そこはやっぱり気にするんだな。
俺は砂利のチョコを口に放り込みながら、頭の中の電卓を叩いた。
ちなみにこのチョコが結構良い値段である事を知って、
俺が頭を抱えるのは、まだまだ先の話である。
>>171 これは長門の子供だ
キョンの子供かどうかはともかく
長門は安産型ではないからね・・・
出産はきついかも
>>180 有希だ・・・・白い妖精のユキだ・・・逃げろーーッ!!
>>183 それでも出産の時は情報操作を使わないどころか麻酔も拒否しそうだ。
何だどうなってるんだこのスレの深夜の部は…
>>186 ある意味いつものこととも言える。
深夜2時を過ぎてからが本番だな、
いつも以上に凄かったな。
こゆきを抱えるパパキョンの顔、高校生のまんま。
もとからフケ顔なのか、フケにくい顔なのか。
>>177 >目の前でフライパンとおたまをガンガン叩き合わせる有希が居た
誰かできたらこの絵を描いてくれw
想像しただけシュールだ。
>>142>>171 恐ろしく亀だけど、別に独り身でも成人してれば長門さんを養子に貰うことは可能ですよ。
正確に言うと、25歳以上の配偶者を持つ者が要件となるのは「特別養子縁組」です。「普通養子縁組」ならOK。
実親の虐待だとか、代理出産だとかの、実親の保護が期待できないケースに使われる養子縁組。極めて特殊な形。
この場合は実親の代わりに親としての役目を果たすことが要求されるから配偶者が必要とされる。
ちなみに普通養子縁組は戸籍上、実親も養親も共に法律上の親子関係が残るが、特別養子縁組は実親との親子関係が法律上失われる。
じゃあゆきりんは俺の養子ということになりますね、ありがとうございます。
末長くお幸せに…
ちなみに主流派の連れ子が長門さんだとして、主流派とあなたが結婚したとしても自動的に長門さんが娘にはなりませんよ。
ちゃんと養子縁組を組まなければならなかった……はず。家族法の授業なんて寝てたからよく覚えてない。
新ジャンル「長門は俺の娘」の成立か?w
逆に考えるんだ
主流派とともに有希を監視という名目で眼福状態になれるんだ
>>196 そして主流派とともに情報結合を解除されると。
「長門は俺の嫁」
↑ハルヒ見る前からこのワードだけは既に知っていた俺。
ほうほう、キモオタどもがこぞって萌えてるハルヒとやらを見てやろうじゃないかとDVD借りた。
そして見た結果。
長門は俺の嫁!百歩譲ってキョンの嫁か。
ほんまにかわええわ。
>>189 キョンは確かに老けにくそうな、悪く言えば年齢不祥な外見のイメージがある。
長門「古泉一樹は年相応の老化を経た。
涼宮ハルヒ、朝比奈みくる両名も同じ結果。
わたしは情報操作次第で外見年齢はどうとでもなるとして…
…あなたは…あなたはどうして変わらないの…?」
キョン「おいおい、妙なことを聞くなよ長門…
俺たちは出会った頃からこの顔なんだから
むしろおかしいのは顔が変わるやつの方だろう…?
どうしたんだよ、そんな普通じゃない人間を見る目をして…」クスクス
長門「…………………」ガタガタ
ホラーかよw
>>788 ながもんがエラーを起こした(´・ω・) ス…
誤爆
ほらー、長門怖がらせちゃったじゃん
昼寝してたんだが、定食屋で「長門定食一つ」とか頼んでる夢見たわ…
何なんだいったいw
カレーとおでんのセットが出て来るという罠
注文したはいいが、届いたと思った瞬間に長門さんに食べられる定食。
はたして、「食べられる」のが
定食なのか
客なのか
・長門定食 710円
カレー キャベツサラダ お茶(飲み放題)
・朝倉定食 605円
おでん ご飯 漬物
・みくる停職
サンドイッチ 紅茶 396円
・鶴屋定食
焼きそば 水道水 268円
みくるは未来人組織からリストラされたのかw
・ハルヒ定食
なければ作ればいいじゃない!って言われて何も出てこない 2,000円
・森さん定食
ものすごくまずい丼が出てくるが森さんの顔が恐くて食べざるを得ない 1,200円
>>211 朝倉定食は505円だろと思ったけど「りょうこ」だから605円か。
鶴屋定食も、焼きそば300円+水道水0円なのに安くなってると思ったら、同じ理由か。
みくるだけひどいなw
ついでにハルヒ定食も考えるか。
・ハルヒ定食 861円
闇鍋
・阪中定食
さしみ
焼き魚
みそ汁(にぼし)
ぬこまんま
・喜緑定食
ワカメ汁
ワカメご飯
ワカメサラダ
>>212 森さんの作る定食がまずいわけないだろう!
>>214 喜緑:あら、どなたかお呼びになりましたか?
>>215 だとは思うが料理だけは苦手という裏設定もそれはそれであり。
・キョンの妹定食
"これ、学校の帰りに拾ったんだよ~"って石ころをくれる 30円
>>212 2000円もぼったくるならせめて材料くらいは出してくれよwww
>>216 孤島では新川だけが作ったんだっけ?
・新川定食 お一人様8000円〜
孤島で出てきたような豪華料理フルコース。ワインもあるよ。
・キョン定食
シュウマイ ご飯 水
(初めての長門とのランチタイムで最後に余ってたのがシュウマイだったから)
孤島は森さんが作ってたよ
・ちゅるや定食
スモークチーズ 246円
もはや定食ですら無いなw
『長門侍』第五部 スタート
「本気ですか?」
意識を取り戻したらしく、古泉が話しかけてきた。
ああ、本気だとも。ベジータだって―
「その話はもういいです、さっき聞いてましたから。
行くのなら裏門の脇に止まっている黒いハイヤーを使って下さい。乗りさえすれば涼宮さんの家まで送る手筈になっています」
古泉。おまえ、まさかこういう状況を予想していたのか。
「機関としては、これ以上の事態悪化防止の為、涼宮さんには手を出さない、という結論になっていたのです。ボクはあなたの制止役ですよ。
長門さんのことは残念ですが、彼女一人で事態が収拾されるなら安いものだと言うことですね。
酔っていたとはいえ、今の涼宮さんは一瞬で長門さんの情報を書き換えるような情報フレアを起こしています。
つつき方を間違えれば、どうなるかわかりません。もっと深刻な状況になる可能性すらあります。それでもあなたは行きますか?」
当たり前だ。おまえだって同じ気持ちなんだろ。だから機関を裏切ってまで手を貸してくれるんだろ?
「以前の約束を覚えてますか?機関を裏切ってでもあなたたち―、いいえ、これはボクの望みでもありますね。長門さんを助けたいだけです。
機関の監視に気付かれないように、ここ旧館から裏門へ出てください。ボクはここであなたがいるかのように監視を誤魔化しておきます。
あの読書好きの無口な長門さんにまた会えるよう、あなたの頑張りを祈ってます。」
古泉がさりげなく戦線から離脱するような気がするのは、たぶんオレの心がズル剥けているからだろう。
任せておけ。きっと何とかして戻ってくる。長門、そう心配そうな顔をするな。頼りないかもしれないが、たまにはやることもあるんだぜ。
「・・わたしも行く」
それはダメだ。万が一ハルヒに見つかったらすべてが終ってしまう。おまえを連れて行くわけにはいかない。
断るオレの説得にも、長門は頑として首を縦には振らず、一緒に行くこととなった。ハルヒには絶対会わないという約束をして。
それじゃ、行って来る。必ず2人で戻ってくるさと、オレと長門は部室を出た。
階段を下り、渡り廊下からグラウンドの方へ抜け、周囲に注意を払いながら塀に沿って歩き、裏門にたどり着いた。
車を確認し、素早くドアを開け後部座席に乗り込む。身を低くして隠れていると車のエンジンがかかり、ゆっくりとその場を離れていった。
「もう大丈夫でございますよ」
無事を知らせてくれるその落ち着いた声には聞き覚えがあった。新川さん、あなたまでこんなことしていいんですか?
新川さんは短く笑って答えただけでそれ以上何も言わなかった。
走る車の中、オレはハルヒに会ってどうするかを考えていた。長門の侍化を話したらそれだけアウトだ。ハルヒにはすべてが内緒になってる。
それにその原因が自分なんだと、自分が神のような力を持っているのだとハルヒが自覚したらどんな世界になってしまうのか。
今の事態を考えると、とてもそんな選択は出来ない。
では、いったいどうしたらいいんだ。他にどんな手立てがある。オレはふたたび出口の無い思考の迷宮に入り込んでいた。
いつの間にか頭を抱えるように考え込んでいたオレの背中を、長門がやさしく叩いた。
顔を上げると車は閑静な住宅街の一軒家の前で止まっていた。表札には涼宮とある、どうやらここがハルヒの家らしい。
「男には無理だとわかっていてもやらねばならない時があります。あなたの御武運をお祈りしておりますよ」
そうだ、オレはやらねばならない。出来なければ長門を失ってしまう。答えが出てることを悩んでも仕方ないんだ。
不思議なもので困難さよりも目的が大きいと根拠の無い勇気がわいてくる。
心配させたな、すまん長門。ありがとう、新川さん。オレは簡単にお礼を言うと、車を降りた。
長門、おまえはここにいてくれ。オレはこれからハルヒに会ってくる。
二日酔いで寝てるって話だったから、もし寝てたら睡眠学習枕みたいに耳元で「宇宙侍なんかいない」って朝まで囁いてくるさ。
そんな悲しそうな顔をするな。あのな、長門。笑う角には福来るって知ってるか?
笑顔は幸福を運んで来るんだよ。ほら、オレみたいに笑ってみな。おまえならもっと大きな幸福が、いいや幸福の女神にだってなれるかも。
「あらあら、いつからそんなに仲良くなったのお二人さん」
突然背中から浴びせられた言葉に、全身の神経をぐいと引っ張られたように硬直し驚き、ゆっくりと振り向く。
おまえ・・何でここにいるんだ?
『長門侍』第五部 「失望、絶望、希望、心の攻防」 完
ttp://nagatoyuki.info/up/file/1754.jpg
長門って綾波より少佐に似てるよな
長門侍だw
前スレから待ってたぞ。
ほんとに長門侍は今まで読んだSSの中で最もシュールだな。
そして毎回サブタイトルにセンスを感じる。
>>211 レトルトカレーで710円なのか?
ニコ動ネタにもあったけど
カレーの歌を口ずさみながら究極の手作りカレーに精進する
長門も見てみたいようなそうでもないような…
とてつもない大盛だから710円で妥当だろw
投下します
「ボート」
「失望」
長門の好きなお茶
ファッションセンターしまむら ←いまここ
MacBook Pro
iPhone
13日の金曜日
このSSに登場する衣料品店は、実在する同名の衣料品店とは何の関わりも無い
架空の店舗です。
いらっしゃいませ。こちら3点でよろしいですか? ――では、お預かりします。
480円が1点、980円が2点。合計で、2440円になります。――カード払
いですね、お支払いは一回で。――カードと、控えのお返しになります。ありがと
うございま――――
それまで途切れる事無く応対を続けていた僕が、突然「ま」の形で口を止めたの
見て不思議そうな顔でお客様は去っていき、
「どうした古泉。最後まで営業スマイルを維持してみせろよ」
その後ろには半笑いで僕を見る彼と、その隣で無表情で立っている長門さんが立
っていました。
レジ対応マニュアルをどれだけ詳しく読んだとしても、この状況への対応方法は
書かれていないでしょうね。
ともかく、この2人へ僕が今言うべき言葉は1つしか思いつきません。
笑顔を作り、軽くお辞儀をし、声は朗らかに明るく大きな声で――
「いらっしゃいませ。ファッションセンターしまむらへようこそ!」
「ファッションセンターしまむら」
「すみません、レジをお願いします」
品出しをしていた店員に声をかけ、僕はお2人の元へと向かいました。
えっと……その。
さて、どんな言い訳をすれば納得してもらえるかと考えていると、
「なあ店員さん。これは個人的な事情なんだがさっき公園で湖に落ちてな」
そ、そうなんですか。それは災難でしたね。
「ちなみに、湖と池の違いってのはぶっちゃけ深さだけらしい。で、俺が落ちた湖
ってのは色で分類したら間違いなく池に分類されるモスグリーンだったんだ。おか
げで服はほら、この通り」
そう言って彼が指差す自分の服は、洗濯した後の様ですが緑色に薄っすらと染ま
ってしまっていました。
それって……もしかして。
「という訳で、だ。察しのいい店員さんなら、そろそろ俺が誰のせいで着衣のまま
池にバックロールエントリーする事になったのか、もう気づいてるよな? そんな
俺が自転車で家に帰るまでの間、恥ずかしい思いをしなくてすみそうな服は教えて
くれ」
――あ、あの後そんな事になったんですか。
ため息混じりに言い切る彼に、僕はただ頭を下げるしかありません。
わかりました。では、こちらへどうぞ。
僕は2人を紳士物の服が並ぶコーナーへとお連れしました。
「こちらはいかがでしょうか?」
そう言って僕が選んだのは、今日の新聞の折込広告で目玉商品として紹介してあ
った780円のシャツでした。
「今着ているシャツと似たデザインですし、どうでしょう?」
「……悪くない……が。なあ、この値段で儲かるのか?」
値札とシャツを見比べながら、彼は不思議そうな顔をしています。
そうですね、たまに僕も不安になる事はありますが、
「値段設定は本社の意向ですので詳しい事は僕にはわかりません」
ただのバイトですからね。
「だろうな、じゃあこれを頼む。精算したら試着室で着替えていってもいいか?」
「ええ、構いませんよ」
「そうか、じゃあついでに教えてくれ。普段、お前がアルバイトだって行って抜け
出してたのはこの店の事なのか?」
……えっと、その。
いつか聞かれるとは思っていましたが……このタイミングでとは。
「さ、先にお会計をしてきますね」
僕は彼の手からシャツを受け取り、逃げるようにレジへと向かった。
……さて、何と言って説明しましょうか。
彼がシャツを手に試着室に入った後、僕は商品を畳み直しながら言い訳を考えて
いました。
まあ、言ってしまえばここが機関の経営するお店だからなんですが……彼には、
閉鎖空間で神人倒しをする事をアルバイトだと言ってしまっていた以上、すんなり
とは受け入れてもらえないでしょうね。
正直に事実を告げるか、それとも何か言い訳を言って誤魔化すか。
迷っていた僕の目に、商品棚の前で静止している長門さんの姿が見えてきました。
彼女の居る場所は女性服のコーナー。
「何かお探しですか?」
職務に戻った僕がそう聞いてみると、意外にも長門さんは素直に肯きました。
――聞いておいて失礼ですが、長門さんが衣料品店で探す物っていったい……。
思わず彼女の視線の先を探してみても、やはりそこには服しかありません。
もしかして、このコーナーに並んだ服に宇宙的な何かでもあるのかと緊張感を高
める僕に、
「私に、似合う服を教えて欲しい」
そう問いかける彼女は、涼宮さんを観察し統合思念体の意思を伝える為のインタ
ーフェース……には見えませんでした。
「よくお似合いですよ」
「そうかい」
着替えを終え、試着室から出てきた彼は僕の感想にはあまり興味が無いようで
「で、さっきの質問の答えがまだなんだが……」
さっそく本題へと取り掛かりました。
「その件でしたら、説明するのに少々お時間がかかりますがよろしいでしょうか?」
「俺は一考に構わん。……ってあれ、長門は?」
物静かな長門さんの姿が見えない事に気づいた彼は、店内を見回しています。
「マンションの近くだからってあいつがここに連れてきてくれたんだが、先に帰っち
まったのか?」
「いえ、もうすぐ出てこられると思いますよ」
「出てくる?」
ええ。
彼の反応が楽しみでつい笑顔になる中、彼が出てきた試着室の隣のドアが開いた。
条件反射でつい隣を見てしまった彼の目が、大きく開かれて止まる。
「……」
試着室の中に居た長門さんは、来店した時の制服姿ではありませんでした。
「大変よくお似合いです」
お世辞や店員としての義務ではなく、本当にそう思いました。
真っ白でレースで縁取られたいキャミソールをベースに、暖かな茶系のカーディガ
ン。ロングのスカートはオークブラウンの物を選んでみました。
暖かみのある系統の色を多めに取り入れたせいなのか、今の長門さんは穏やかな雰
囲気に包まれています。
沈黙し、じっと彼を見る長門さんに代わって
「ご感想は?」
僕はそう聞いてみました。
「えっと……その、長門」
意外な展開に驚きながらも、長門さんから目を離せないでいた彼は一言。
「……似合ってるぞ」
照れながら告げられたその言葉に俯いてしまう長門さん……そうですね、今の僕は
機関の能力者である前にしまむらのアルバイトです。
だから、素直にこう思ってもいいはずですよね?
とてもお似合いの2人だと。
「ファッションセンターしまむら」 〜終わり〜
コピペ忘れ
以上です、MacBook Pro も書きあがってるので推敲終わったら投下します
乙。
古泉がしまむらのアルバイトとか、まさかのウルトラCだなww
しかししまむらというよりアヴェイルのほうの情景が思い浮かんだw
しまむらは機関傘下だったのかw
そして乙
次も待ってるぜ
>>221 乙です。
あとちょっとで終わっちゃうのかな?
>>225 レトルトカレーではあるが、
実は長門特製レシピによるカレーなのでそれなりの値段がするとか。
米にもこだわってるとか。
>>227-231 古泉しまむらで働いてるのかw
着替えた長門を誰か描いてくれないかな。
バイトってリアルバイトかよw
レトルトと聞いてパウチタイプと勘違いしてる人いそうだが陰謀のカレーは缶だぞ?
業務用のでっかい奴だ
あれは谷川ミスだよな
レトルト
レトルト食品(レトルトしょくひん)とはレトルトパウチ食品のことで、
プラスチックフィルムや金属箔などを多層に合わせた袋状その他の形状に成型した容器
(気密性及び遮光性を有するものに限る)に調整した食品を詰め、
熱溶融により密封し、加圧加熱殺菌をしたものである。
レトルトパウチ
レトルト食品を封入している袋のことをレトルトパウチ(以下、パウチと略す)と呼ぶ。
パウチは、一般的に合成樹脂やアルミ箔を積層加工(ラミネート加工)したフィルムで出来ている。
空気や水分、光を遮断し、内部の食品を密閉するための工夫である。
>>238 また一つカレーに詳しくなりました
推敲終了、投下します
「ボート」
「失望」
長門の好きなお茶
ファッションセンターしまむら
MacBook Pro ←いまここ
iPhone
13日の金曜日
う、うろたえない。僕はこんな事ではうろたえないぞ!
放課後――突然部室に入ってきた一人の生徒の前に、それまでのんびりとパソコン
に向かっていた部員達は、まるで火事から逃げ惑うネズミの様に僕の後ろへと逃げ込
んできた。
部員を守るのは部長として当然の行為であり、ましてや相手が教師でも生徒会長で
もない「たった一人の女子生徒」である以上引くわけにはいかない。
とはいえ……その相手はよりにもよって……。
「な、何の用なんだ!」
勇気を振り絞って、僕はその侵入者――そして略奪者でもある――SOS団の団長
に問いかけた。
「MacBook Pro」
「別に……用って程の事じゃないのよ。ただちょっと知りたい事があって」
普段と比べて言葉にも勢いが無い団長さんは、そう返事をすると手近にあった部員
の席に遠慮なく座った。
「知りたい事って……なんだよ」
彼女の様子がおかしい事が気になったが、僕は早く彼女を追い返す為に聞いてみた。
「……とりあえず、お茶」
「なんで僕達が君にお茶を出さなきゃいけな……だ、団長さん?」
椅子に座った団長さんは、そのまま机に突っ伏して……今のは空耳か? 不機嫌そ
うな顔で溜息をついていた。
「……悪い、お茶を準備してくれるか?」
僕は部員の一人にそう頼み、机に顔をつけたままの団長さんの隣に座った。
そこには傍若無人という言葉を擬人化した様な団長さんの姿は無く、物憂げに何か
を考える一人の女の子が居る。
――君は、例え世界が終わっても平気で笑っているタイプだと思ったんだけどな。
程なくして、
「どうぞ」
お盆の上に乗ったお茶が2つ運ばれてきて……彼女はゆっくりと口を開いた。
「……コンピ研に茶器セットがあったなんて驚きだわ」
「頼んだ君に言われたくないが……確かに、君の所の団員の長門さんがここに来るよ
うになるまでは、お盆どころか湯飲みすら無かったよ」
「有希が?」
「そうさ、彼女は確かに技術も知識も素晴らしいが、それだけではな……って、話が
ずれてるな。もしかしてあれかい? 長門さんがここに来てくれている事について、
何か問題があるとか」
「違うわ。知りたいのは有希の事じゃなくて……あんた達の事」
僕達の事だって?
団長さんはようやく体を起こし、湯飲みのお茶を口に含んで顔を顰めて――小さく
苦いって聞こえた――から話し始めた。
「あんた達も生物学的に見れば男だし、何かの参考になればって思って聞くんだけど」
誰か彼女に、人に物を聞く態度という物を教えてやってくれないだろうか?
予想通り始まった頭痛に、引出しの中に置いてある常備薬の在庫を考えていると
「……もし自分が酷い事をされたとして、相手を許す為にはどうして欲しい?」
意外にも、団長さんは謙虚な事を言い始めたのだった。
ふむ、これはつまり……そうゆう事か。
僕は椅子に座りなおし、彼女の質問に答えるべく脳内で――僕達の望む結果を導き
出す為の――返答を推敲しながら口を開いた。
「そうだね、もし僕が酷い事をされたのなら――なるべく早く謝ってくれた方が嬉し
いと思うな」
彼女は僕の言葉に目を細め
「……それはもう終わってる」
ちょっと待ってくれ、それは君の記憶違いじゃないのか? ……いやまて、ここで
相手を責める様な言葉を使ってはいけない。
渋いお茶で心を落ち着けつつ、僕は続ける。
「ならば、後は誠意を示すだけだ」
「誠意?」
「ああ」
多分、君は辞書の中でしかその言葉の存在を知らないだろうがね。
「相手を傷つけたのならその傷を癒し、何かを奪ったのならばそれを返せばいい」
こう言われればすぐに思いつくだろう? 君の机戻ればすぐに見つかるはずだ。
団長さんは僕の言葉を聞いて暫く考えた後、
「……思い当たらないわね。次」
「ちょ! ちょっと待ってくれ!」
急に立ち上がった僕を彼女は迷惑そうな顔で見上げている。
「何よ」
思い当たらないって……ま、まさかあのパソコンを売ってしまったのかい!?
あまりのショックに問い詰めそうになる自分を抑え、何とか椅子に座りなおす。
ここで諦めてはいけない……せっかく訪れたチャンスなんだ。
何度もそう心で繰り返し、部員が淹れなおしてくれたお茶――今度は薄かった
――を飲んで説得を続ける。
「そ、それならば……そうだね。許してほしい相手が、欲しいと思っている物を
プレゼントするというのも手だ」
「プレゼント?」
その単語に彼女は強く反応した。
「ああ。そうすれば相手は許す以上に、君の事を認めてくれるだろう」
「そ、それって本当?」
いつになく真剣な眼差しが僕を見ている。
「間違いない、保証するよ」
「そうなんだ……じゃあ、例えばあんただったら何をプレゼントしてもらえたら
嬉しい?」
ついにきたっ!
脳内に次々と浮かぶネットショップの高額パソコン達、ここはやはり奪われた
あのパソコンと同レベルの物を……いやいや待て待て、ここは焦ってはいけない。
あの後デスクタイプのパソコンを購入しているから、これ以上同タイプのパソ
コンがあっても意味はない。
むしろ、ここはノートタイプの方がいいだろう。長門さんの専用パソコンにし
てもいいだろうしな。
無数に並んだ購入候補に挙がっていたパソコンが一気に絞られていく中、数台
のノートパソコンが浮上した。
「……ねえ、まだなの?」
「も、もうちょっとだけ待ってくれ!」
SOS団は研究会として認められていないから予算が無い。
という事は、個人で購入する事になる……となれば値段的にもこれくらいが妥
当だろう。
彼女が負担できる許容範囲であり、尚且つ僕が納得がいくぎりぎりのラインを
導き出した僕は、彼女が座る部員の机にあるパソコンにその商品を表示した。
「ふ〜ん……ま、あんたらしいわね」
最初、団長さんは興味なさそうにモニターを覗き込んでいたが……やがて、手
近な場所にあったメモ帳に「MacBook Pro」と走り書きをしていた。
ついに……ついにやったぞ!
作戦の成功を祝い、心の中で祝賀会が始まる中、
「ありがと。お邪魔したわ」
そう一言言い残して団長さんは帰っていき、足音が隣の部室に消えてから僕達
は抱き合って喜びを分かち合った。
ついに、ついにやったぞ!
我ながら長い戦いだったが、ついに僕達はやり遂げたんだ!
部員達が贈ってくれる無音の拍手に包まれながら、これまでの経緯を思い出し
て泣きそうになっていると――小さく音を立てながら部室の扉が開かれた。
音のした方へ振り向いた僕達が見たのは、
「――っ! き……君か」
そこに居たのは帰ったばかりの団長さんではなく、無表情のまま瞬きを繰り返
す長門さんだった。
「驚かせてしまってすまない、ちょっと嬉しい事があっただけなんだ。気にせず
入ってきてくれ」
部員達もそれぞれの席に戻る中、長門さんも遅れて部室の中に入ってきた。
そして、いつもの様に部室の隅に置かれた茶器棚の前へと行くと、手馴れた手
つきでお茶を淹れ始める。
狭い部室の中に心和む茶葉の香りが広がり、自然と心が落ち着いていくのがわ
かった。
毎日真面目に生きていれば、いい事ってあるんだよな。
今の自分の状況に心から感謝しつつ、僕は彼女が入れてくれたお茶をありがた
く受け取った。
淹れる人が違うだけで、こうまで味が変わるのは何故なのか……渋くも薄くも
ない、心温まる長門さんのお茶に
「ありがとう。――うん、美味しいよ」
心からの賛辞を述べる僕の顔を、長門さんはじっと見ていた。
……いったいどうしたんだろう? その目は彼女らしくなく、何かを迷ってい
る様に見える。
普段と違う彼女の様子に気づき、部員達の視線が集まる中
「……貴方達に聞きたい事がある」
これがデジャブという物なのだろうか。
彼女がそう聞いてきた時、ついさっきあの団長さんに聞かれた質問が僕の脳裏
を過る。
「聞きたい事?」
そう聞き返す僕に長門さんは肯いて
「男性が受け取って、嬉しいと思う物を教えて欲しい」
団長さんと同じ、真剣な目で僕に聞いてきたのだった。
「MacBook Pro」 〜終わり〜
今日は以上です、お邪魔しました〜
乙
俺はThinkPad T500の方が(ry
ハルヒがキョンにmac bookを。
キョンが「俺マック使えねー」とかKYなことを抜かして長門さんにプレゼント。
長門さん、コンピ研の自分用パソコンにする。
これで万事解決ってことですねわかります。
MacBook Proとしまむらをリクエストした人です。
見事なSSに仕上げてくれてありがとう。
もちろん長門さんのことだからCore 2 Duo 2.93GHz、DDR3 8GBのSSD256GB、17inch非光沢仕様だよな?
ざっと439,970円だが。
長門さんにハイスペックPCは必要ないさ。
D○LLだかE○SONだかは知らないが、安物のノートパソコンであれだけの神業をやってのけるんだぜ?
>>239-243 乙です。
コンピ研出てくるとは意外だったな。団員しかでてこないと思ってたから。
この分だと、鶴屋さんか喜緑さんあたりも出てきそうだな。
>>76 こんなキモイ生物はどうしようもないな。
だから俺が嫁にして保護する。
ESPONとMacBookProそんなに差は無い
| . | | | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\|_|======|_|===== | きょ…今日は、一日早い……
. . ヽ三三三三三三三 | けど、う、受け取って……!
ヽ三三三三/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\___ ____
| あ、ああ、確かに. | \|
|.\ ̄ \___ _____/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
. , -―‐-| ヽ―――― \|―――――――――――――
.ン/'V^ヽ| | | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄
. 〈《(〈`´〉)| | | [] | | [] | | [] | | [] | |
゙. |.| ┃ <| | |―――| |―――| |―――| |―――| |―――
.. . lハ、'' ヮ '' ! | | ̄ ̄ ̄| |. , -‐-ー 、  ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄
.... l l(i'l{H}| | | | [] | |〃 ヽヾ サンク ユーキ . [] | |
. i lく/_l_j_,| | |―――| |i ハハバハ> . ―| |―― -‐- . ――
. (__八_| | | ̄ ̄ ̄|. イ(! | | |i. ̄ ̄| | ̄〃. ヾ ̄
,. -―- 、? | | [] | |ゞハ、'' - ''ノ’.. [] | | イ |ノiノハ从ハヽゝ
/ fニニi !..\ |_|======|_|=={゙iづ■O=====|_|==i (|r|/////!i | =
. / ,仏ィ'ハヽゝ l^´T`'i 'ハリ ∩∩ノリ
ん心!l ゚ ヮ゚ノ!l ゝヽ二二二二二 〈__八__〉二二二二 ミ. {゙i'ソfヾ) 二二
ノノ'リi゙乎 !)リ´ ヽ二二二二二二二二二二二 ミ 二. く/_i_l,ゝ 二二
. く,ィ7 ハ lj ヽ二二二二二二二二二二二二二. (_/ン 二二二
. く_,.イぇハ_,ゝ └┘ └┘
\____________________ _____/
===========================: ○
2月16日(月)|゚ ̄ ゚̄|. | ________O ______
┌──┐. . .  ̄ ̄~ ┌──┐ | |┌───┐|─ o . |1- 5|
│====│ □ □ │三三│ | |│/./ . │| │ 。 . | ̄ ̄
│三三│ □ □ │三□│ | |│/ /│|/│| |
│[][]::::│ □ □ └──┘ | |└───┘|─┘|. , ‐‐- .、 っ
└──┘ l三三! | |:[l | l] ン, " ///. っ
============================: | | ノi i
| | l リハ. ; : ; !
| | l '从Nハレ从バ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ {l|;;;;;;;;;;;|l}  ̄
く/_i_l_ゝ
〈_,ハ_,}
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 文芸部の長門さん? |
| キョンなら 病欠だよ |
\___ __/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∨ | 先週の金曜 チョコレート食って 腹こわしたらしいぜ
==============:| 何もわざわざ 13日の金曜に食うことねえだろうに
2月16日(月)|゚ \_____ ________________
┌──┐. . .  ̄ ̄~ ┌──┐ |/ |┌───┐|─┐| |1- 乙|
│====│ □ □ │三三│ | |│/./ . │| │| | ̄ ̄
│三三│ □ □ │三□│ | |│/ /│|/│| |
│[][]::::│, -ー- 、 ,. -(ー- 、 | |└───┘|─┘|. , -‐- . て
└──./,. / i \ . 〃,.ゞ Vンヽ |:[l | l]:| ン u. ヽ て
======i ノノソハノバリ).i彡ハ'〈"ゾハ! | l | .ノハノハ从ハN. !
. リ(l │ │ |ソ リ'(!┰ ┰|! | . ソンナ… i.!匸lf匸トh|) i
.`'ハ、 ヮ ,ノ ヾ!、 ヮ ノ | l | .リ、'' D ''ノリハ'
 ̄ ̄ ̄.⊂}´゙i†!':iつ. ̄...<'}`|{†}|゙i〉 . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (づと'i:}  ̄ ̄ ̄
.i´ T`i ´l´`T`'i </_i_j_,ゝ
.〈__八__〉. 〈__八__〉 (_i__)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| は、はは……長門
| わざわざの見舞い 感謝するぜ……
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\__ ____
| わたしの あのチョコレートのせい……? | |/
\__ _____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\| | あー……まあ、そう言えなくも……い、いや、
| 違うぞ。決してお前のせいなんかじゃないぞ!
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\____ ______________
| | そう…… | \| ┏──‐┓
| | ……お大事に . | . |. |
|____\___ ____/ . ∫ 人. ∫ |
/______ \| . ,.(.___ゞ_)、 |
|Ll__=__ -‐- ノ / u. ヽ. |
|Ll__=_ 〃. u ヾ. __ノハハハハハ.!_|___
|Ll__=___.! |ノiノハ从ハヽゝ [. !|¬ ¬;iリ)! ]
|Ll__=_ i (|r| !iイ ___ / ̄ ’ 、ヮ '' ノル´ ̄ l_____
/|L|__=_. 'ハリ、∩∩ノリ r〜〜○〜〜○〜〜ヽ
{゙i'ソfヾ) / ::'; :}
.くソ_i_li;ゝ / l
(__i_) ./ __ _ . _ _ _ _,}
∧∧ レ'´ `´ `´ `´ ´ ヽ!
〜( (;-x-) '| |'
.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 彼は わたしと目を合わせようとしなかった……
| 間違いなく 嘘をついてた……
| 彼は怒ってる……わたしは嫌われた……
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\___
| 長門さんの思い違いじゃないかしら? |
| それに もしそうだったとしても、根に持つ人じゃないと思うなぁ |
\_________ ________________/
::::::。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::: アレルギー トカ ダッタラ::::::::::::::::::::。:::::::::::::::: カレ ニ キラワレタ イマ :::::::::::::::゚:::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::: ホンニン ノ モンダイ ダモノ , -‐―-U:::::::::::::: ワタシ ノ レゾンデートル ガ ショウメツ シ…::
::::::゚::::::::::::::。::::::::::::::::┌─‐┐:::::::: /. ,ィ^'V^ヾ、;;;; . -‐- ::::::_;;_;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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ニニ!!ニニニ!!ニニニ!!ニニニ!!ニニニ!!ニニ|(| | ┃ ┃ |.|ニ.! |ノiノハ从ハヽゝ:ニニニ!!ニニニ!!ニニニ!!ニニニ
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ニニニニニニニニニニニニニ.ノ: (__八__) : ※ く,f(___)__,)ニニニニニニニニニニニ
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| キョンくーん 具合どう? |
| 長門っちに ちゃんと謝ってくれた? |
\___/ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 言えるわけねえだろ……
| 貰ったチョコレート、部屋に置いといたら 勝手に、
| 妹とその友達のチョコの材料にされちまっただなんてよ
\______ ________________
| \| . ┏──‐┓
|. シカモ ソレ クワサレタ セイデ |. |
|_____ ハラ コワシタンダゾ… . ∫ 人. ∫ |
/______/| アキレ トオリコシテ ,.(.___ゞ_)、 |
|Ll__=__| :| アイソツカサレルネ キット .ノ / ヽ. |
|Ll__=__| :| __ノハハハハハ.!_|_
|Ll__=__| :|. [. !|─ ─;iリ)! ]
|Ll__=__| :|( "ミ0 ̄`ヽ __./ ̄.’ 、〜 ,ノル´ ̄ l___
/|L|__=__|/ ))(八)ヽソ r〜〜○〜〜○〜〜ヽ
. ヾ)´c`ノ) / ::'; :}
ダッテ と|廿|⊃ ,/ l ゚。
. キョンクン ガ ジブンデ し-J . / __ _ . _ _ _ _,}. o
カッタ チョコ ト オモッテ… レ'´ `´ `´ `´ ´ ヽ!
ソレニ アンナニ シッパイ スルナンテ '| |' O
. ゼンゼン オモワナクテー  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○
. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|||___/ i / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|||___|/ | はい、キョンくん | サッキノ シオ ノ カタマリ ヨリ ハ マシッポイガ
||| | | 今度こそ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
||| |__┌┐_ | 自信作だって! | これが 長門のチョコの なれの果てか…
|||/∠+.(⌒ア,,// \_____ __/\__________ _____
||| ̄@ ̄F ̄|l| ・ と)゙キチ'l⊃ \|. ( "ミ0 ̄`ヽ _ ノ / ヽ |/____
|||| ̄ ̄][ ̄ ̄]l|[ ̄ ノリ〈:::T::!リ  ̄ ̄!._))(八)ヽソ. ノハハハハハ !
|~ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄~ ̄ ̄.. lミiヨ . ̄ ̄. ヾ)^ヮ゚ノ) !|─ ─;iリ)! ゲツヨウ カラ
| ('|廿|⊃ ’ 、っ ,ノル´ ナガト ト
| ナニヤラ キケン ナ ∧∧ し-J D{糖}とi゙} ドンナカオ シテ アオウ…
| ニオイ ガ スルノデアル ( ~ x~) i"T `i
| …ネコ ニハ モトモト ドク デアル 〜( w 〈_,八__〉
\_________________________________/
長門さん(´・ω・) カワイソス
妹酷いよ…しかし
>>251にインデックスいないか?
これで終わりかwww長門さん可哀想www
本当にどうでも良い事だけど、妹ちゃんには
「有希ちゃん」って呼ばせて欲しかtt(ry
>>251 あなたの消失長門にはいつもニヤニヤさせられますw
>サンク ユーキ
キョン、さりげに何言ってんだw
妹自重しろw
腹壊すって洗剤でも混ぜたのか?w
いくら俺がシスコンとはいえ、これをやられたら心穏やかでは居られんぜよ
アップルオンラインでMacProに全てのオプションを付けて遊んでたら300万円になったw
さて、書いてる複数のSSが全て詰んだ状態になっちまったので気分転換に短いSSでも投下。
それにしても他の人のSS読むと表現方法とか参考になるなぁ。
--------------------------------------------------
「長門さんと月刊Newtype」
いつもの学校、いつもの放課後の文芸部室。
ハルヒが何やら面倒なことを言い出すこともなく、
古泉の野郎とチェスなんぞをやっているいつもの光景。
の、はずだったのだが。
「……」
どうも長門の様子がおかしい。
いつもの無表情であることに変わりはないのだが、心なしか元気がないように感じる。
「どうした長門?具合でも悪いのか」
気になって声をかけると、長門は無言で読んでいた本を俺に差しだした。
長門にしては珍しく薄い本だな…っていうかこれは雑誌か。
「月刊Newtype。角川書店発行のアニメ雑誌」
「俺達の情報もたまに載ってるやつだな。長門もそういう雑誌読むんだな。で、それがどうかしたのか?」
「ここ、読んで」
長門が開いてよこしたページにはこのような記事が書いてあった。
【「涼宮ハルヒの憂鬱」初のキャラクターブック「超月刊ハルヒ」「超月刊みくる」4月10日発売】
キャラクターブック…か。
嫌な予感が全身を駆け巡る。キャラソンの時は痛い目を見たからな。
まさかこのキャラクターブックが俺まで回ってくることはないとは思うが。
で、なんでこの記事で長門が落ち込んでいたのかって?
さすがにそれくらいは俺にもわかるぞ。
「自分のキャラクターブックについて何も書いてないのが残念だったのか?」
長門は少し悩むように沈黙した後、
「……わたしは涼宮ハルヒや朝比奈みくると比較して女性的魅力に乏しい。だから人気がないのは当然」
いつものように俺の目を見るのではなく、床を見つめながらそう呟いた。
不謹慎かもしれないが、俺は少し嬉しかった。
出会った頃は微細な感情すら読み取れなかった長門。
それが今ではこんな些細なことで落ち込むようになったんだからな。
長門が他人の評価を気にするようになった。やっぱりこいつも変わっているんだ。
それにしても長門よ、お前は自分がどれだけ人気があるのか知らないんだな。
登場人物の人気投票なんかをやれば大体お前がトップだし、グッズの数だって二人に負けてなんかないぞ。
むしろこの間発売されたダンスゲームの特典なんて、お前とハルヒだけだったじゃないか。
朝比奈さん、怒りのあまりに中の人の素が出そうになって大変だったんだぞ。
それにその記事が載ってるNewTypeの表紙だって長門、お前じゃないか。
そこは主役級のキャラしか載れない場所で、そこに載ることは凄いことなんだ。
実際に、俺達の中で載ってるのはハルヒとお前だけだろう。
俺なんて一応主人公なのにお声がかかりそうもない。
そのようなことをかいつまんで説明してやる。
しかし長門は俯いたまま、
「でも、わたしの本は出ない…」
消え入りそうな声で呟いた。
参ったな…しかしなんでここまで気にするんだ――
――そうか、本だから、か。
言うまでもなく読書は長門の専門分野だ。
自分の好きな分野なのに自分は出ない。それが悔しいのかもしれないな。
「DVDの特別版覚えてるか?あの時は敢えて長門を最後にしただろ?
あのときに最後のお楽しみにするんじゃないのか?」
「じゃあ、わたしの本も出る?」
ようやく視線を床から俺の方へと向ける長門。
揺れる水面のような瞳が俺を見つめる。
「もちろんだ。出ないわけないだろ?」
「……そう」
長門の瞳に暖かみが戻ったように感じる。よし、あと一息だ。
「ほら、もしかしたら長門だけ週刊や日刊なのかもしれないぞ?長門なら毎日見たって飽きないしな!」
「ふーん。有希は毎日見ても飽きないんだ。ゆ・き・は」
さて、今日も厄日となることが決定してしまったようだ。
しかしまぁ、嬉しそうな長門の顔を見れたんだから、多少の不運じゃお釣りがくるくらいかもしれないな。
などと思いながら、ハルヒにネクタイを掴まれた俺の意識はどこかへ飛んでいった。
長門を越えられそうなのはキョン妹しかいないからな・・・
学生さんが多いのかしらん。最近急激に速度が上がってちょっと息切れw
GJ
落ち込む長門さんもかわいいな。
そして朝比奈さん自重w
俺も未完SSがたんまり残ってる…ゆっくり書いていこうぜ
超日刊長門…
あったら定期購読しちまうかもしれんな。
>>264 学生って言ってもこの時期休みになるのは大学生くらいかな・・・?
それ以下はまだ絶賛登校中だろうしなぁ。
全然関係ないし唐突で悪いんだけど
「こぶり」ってなんか語感がいやらしいよね!なんでだろね!
あとホタテって「ほたて」ってひらがなにするとなんか可愛いね!
不思議よね!
GJ
>朝比奈さん、怒りのあまりに中の人の素が出そうになって大変だったんだぞ。
こうやってさりげなくネタが入ってるのがうまいよな。
そして俺もMac Proが欲しい。
週刊 長門有希はまだか!
なあわあああ!
時間が!
>>266 国立を目指してる人とか、私立でも試験日がまだ先な人以外の高3は学校休みなところが多い
俺もその一人…
長門「そういう人たちはこんなところを覗かずに勉強するべき」
マジメな話、今が一番大事なんだから頑張れ。
悪いことは言わないから受験期間の間、LANケーブル切っとけw
さもないと俺みたいに後悔するぞー
>>270 あと一週間ぐらいじゃないか
それまで耐えろ
終わったらいくらでもカキコできるんだから。
そしてまるで去年の俺だな。ここにはいなかったが。
入試か…第一志望のセンターがC判定で必死こいて勉強したのが懐かしいな
>>266 大学生はそろそろ休みだね(学年暦は学校によって多少違うけど)。
教員のほうは採点や査読や評価づけの恒例行事が大詰めですよ…
再来年はこんな風に受験と長門を両立しないといけないんだなぁ…
今のうちに楽しんでおこう
学生なんてもう一昔前におえとるわい。
紳士はどこからでもチェック
マジなはなし、月刊超長門も出るよね?長門さんが落ち込むんだから出るよね?
>>273 俺は逆にセンターが予想以上に良くて余裕こいてネットばっかやってたら二次で涙目でした。
>>275 ああ、「以外」を抜かして読んでたわw
推薦とかで決まった人かな。お疲れさんでした。
>>276 ずいぶん若い人も来てるんだね。何の受験かにもよるだろうけど。何歳くらいで長門を知ったのか気になるところ。
>>278 地元の私立一般です。
まぁ(倍率もそこそこあるから)Fランとまではいかない大学になるんだろうけど、
2chでは底辺といわれる部類に入ると思う…
(地元の私立なのでたぶん名前聞いてもどこ?って感じだからw)
ちょっとスレチでしたね。長門スマソ…
はたして 両立は可能なのか?
. -‐- ,. ‐-ー- 、 , -‐- .
〃. ヾ ノ / ヽ ン ヽ
. ! |ノiノハ从ハヽゝ. ノハハハハハ ! ノハノハ从ハN. !
i (| |┰ ┰i | !|─ ─;iリ)! i.!匸lf匸トh|) i
'ハリ、 - ノリ ’ 、 - ,ノル´. リ、'' ‐ '''ノリハ'
Ol⌒ll⌒D {!とス) O⌒ll⌒D
. くソ_i_li;ゝ i´゙T`i </_i_l_j,ゝ
(__i_) 〈_.八_,> . (_i__)
俺は去年12月のセンター前ににネットの某所でハルヒ見てたけどなw
いわきさんフォトコンテスト落選したみたいだ…
285 :
283:2009/02/16(月) 23:54:53 ID:gutrh4Kb
あれ……なんか画質がひどく悪い……。
申し訳ないっす。
再度つくりなおして上げなおしますorz
>>283 ありがと
それにしてもこういうの作る人本当にすごいな
そして長門スレには優しい人が多いことに感動した
287 :
283:2009/02/17(火) 00:15:51 ID:98YMP8Ud
長にゃんオヤスミ
おなじみの中村氏のブログ見てたんだけど、面白いなw
北朝鮮で人民軍兵士に「キラッ☆」させるとかなかなかユニークな漢だ。
日産陸上部の廃部の知らせを聞いたのは帰国直後だったんだってね。そりゃ大変だ。
長門スレはこれくらいの時間からが恐ろしい
次にきたときには
>>190などのスレ住民の妄想が具体化されてそうで怖い
え、お前が見たいのではないかって?いや~さすがにばれたか。
>>293 今日深夜モードの口火切るのはあんたかw
>>292 可愛い長門も良いけど、ちょっとシュールな長門が見たい欲もあるんだよなw
>>179のSSはいい意味で狂ってて中々面白かったw
原作は単行本で見てるんだけどあんな普通の女の子してる長門も良いと思ってしまった。
このスレ初めて来たけど、このスレって
絵の上手い下手には誹謗中傷したりしないで絵に込められた
熱意とか長門ってキャラをいかに好きかって部分を評価してて平和だなあ
他の絵スレとかサイトだと嫉妬コメや誹謗中傷ばかりで泣きたくなる
長門有希を描くコツ(ポイント)って何ですか?
>>296 消失は文庫サイズで読んでみ?
消失長門の魅力が10倍になるよ。マンガ版は読んだことないけど
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 07:51:39 ID:uwO8vOnb
>>297漫画です、4月から始まるらしい第二期アニメにも期待してますが。
このスレには消失だけを買い直した人も多いらしい
>>301 漫画は断じて原作じゃないぞ。
漫画は評判に違わず、面白さ激減だと思う。
漫画から入ってしまった人が、今から原作読んでどう思うかはわからんけど。
べつにそんくらい良いじゃん。
いくらか話題に上ってた事だし。
我に画力と根気と視力を与えたまえー長門様まつりじゃー
あーっと悪い、
「有希に聞け!」だっけ?の中で長門(茅原さん)が
LPガス?のLPとは何の略でしょうか?と聞かれた時に
長門:「 レ ズ パ ン ツ 」
って答えた放送回を探してるんだけど
知ってる人いたら教えてくれませんか
原作→アニメは概ね納得できる感じだが、
原作→漫画は悲しいくらい酷い出来だな。
特に消失編は読まない方がいいくらいだ。
>>305 聞いてもいないのに他人の事情をばらすのはよくないって話だよ。
知らなきゃ知らないでそのまま忘れた方がいいこともあるだろう。
有希が膝まで積もって家から一歩も出られない状態なのですが…
朝から数時間、有希を近所の川に投げ込む作業をしてきてもうくったくただ…
>>311 有希を川に投げ込む・・だと?
おまえなんか*につららを刺されてアーーッと言ってしまえヾ(`◇´)ノ
>>313 おま…そうでもしないと車を出すどころか歩くことすら困難なんだぞ!奥の家の住人達にも迷惑がかかるんだぞ!
玄関と川を40往復、シャベル一杯の有希を投げ込むこと40回。有希国の住人はこの苦痛に耐えながら長門に萌えてるんだ!
>>308 PL法を聞かれて「パンツレス法」って答えたのだったら第1回だけども。
>>313 それなら「有希様を川遊びさせる」とか言い様があるだろw
おまえの愛の足りなさに絶望した
>>315 川…遊びだと!?
一面が有希で真っ白でまるで有希のベルトコンベア、もしくは流氷の如くな川を見てその表現は出てこないわ…これは参った(´・ω・`)
雪に良いイメージを覚える地域の人間が羨ましい。
時期によっては殺意すら芽生えるからなぁ。隣のじいちゃんなんか屋根の雪おろしで転落死したしw
愛を持つのは難しい、雪≠有希と思いこむしかねーよ、これは(´・ω・`)
俺も雪国出身だけど、真冬の雪掻きは素で重労働。
東京なら時給1200円貰えるレベル。
雪遊びなんてレベルじゃねえw
関東は滅多に雪降らなくていいなぁ、としみじみ思う。
粉雪くらいならかわいいもんなんだけどね。
>>316 何をカッカしてるんだい?
半分はスレの雰囲気を壊さないよう、冗談で言ってて悪気は無かったんだが、言いすぎなら謝っておく
ただそんな風に思ってるなら、雪を有希なんて書かなきゃいいと思うよ
ここでそんな言われ方したらアンチにしか思えない
>>318 こちらこそ済まなかった。疲れててカッカしてたようだ。
有希は大好きだけど、雪は大嫌い、これでいいやもう…
なんでもアンチ扱いはどうかと思うが…
雪掻きで愛が足りない言われたら少なからず反感覚える気がしないでもないぞ。
そういえば去年は東京の初雪が3月まで縺れ込んだんだっけ。今年は割と早かったね。
>>320 いあ、俺が悪いからいいのです…
愛が足りないでカチンと来たのは確かだけど、確かに「雪」には愛が足りないからなw
>>321 すまんね、助かるよ…
大好きな方の有希を目に焼き付けてうたた寝でもします。スレ汚し済まない、お休み。
最近、長門よりも長門店員の方がかわいいと思ってしまった。浮気スマソ…
ロードヒーティングで固めた自分に隙はなかった
ごめん嘘
そんな金無い
異時間同位体だから問題ないのさ
>>324 貴様はッ!
有希のッ!
情報結合を解除しろと言うのかッ!
ちなみにうちの周りでは有希が積み重なってお休み中です。
ほんと、ロードヒーティング標準装備にしてほしいなぁ…せめて北海道と東北くらいは。
東北の日本海側はこぞって大雪みたいだねぇ。
>>319 お疲れさん。
俺も帰省で地元に帰ってるんだけど、今朝は久しぶりに雪かきして疲れた。
確かに「投げ込む」くらいの勢いでやってたかもしれないw
これじゃ買い物もいけないから少し納まってくれればいいんだけどな…
窓辺に長門さんのフィギュアでも吊るして、てるてる坊主にしてみようかw
濃尾平野は平和ですよ〜〜。
・・・でも昨日7時過ぎいきなり有希が降ってきたのには驚いた。
京都は全く降ってないんだが...
新潟は大雪ですよ…
自分の家の外は今日も真っ白ッス。
でも慣れ親しんだものだからどうということもないッス。
雪は好きです。生まれた時から共にあった。
でも雪かきは面倒なんです…
道で設置してくれねーかなロードヒーティング
大雪の大変さを知ってる身としてはネタでも長門さんと雪を同列にできないw
積らない地域なら雪=珍しい、儚い、綺麗ってイメージになるのはわかるけど
道路まで真っ白になったり、やっととけたと思ったら一晩で足が埋まるまで積もったり
春先まで延々と残ってたりするところに住んでると
「雪=うっとおしい」ぐらいになってしまうw
降らないと物足りない、でも降るとうっとおしい。
そんな矛盾した感情を持つまでに俺は成長したのさ…
雪はともかく、吹雪は何とかしてほしいな。木の枝とか飛んでくるのはガチで命に関わるw
木の枝が飛んできたことはないけど
視界がゼロなのと正面向くと呼吸ができないから
前を向いて歩けないのが困る
海沿いだから風が強いんだよなぁ…
その分北海道とかと比べたら積もらないんだろうけど。
近くで特急が横転だかしたときは全国ニュースになったっけ。
溶けて消える儚さと、全てを覆い尽くす力強さを内包してるのう。
あなたが食べているのはどちらのユキですか
>>338 まさに長門さんですな。
人知を超えた凄まじい存在なのになぜか誰よりも儚い。
ていうか「すさまじい」が変換できないんだけど
このフルバーニアパソコン。辞書登録どうなってんねん。
素手でオーバーホールしてやろうか
>>340 いいえ、東北ですよ。九州って吹雪くほど降るの?
>>341 すさまじい
すざましい
すざましい
凄まじい
たまにパニくるね。
ふー、こっちも雪かき完了。
でもまだ降ってる。
雪かきよりも有希描きができるようになりたいよ。
グリード聞いたらながもんなのか、みのりんなのか、
わからなくなっちゃった
中の人の声に近いときってみんなどうしてる?
そろそろ長門と関係のない雑談で進めるのは止めて欲しかったりするわけだが…
>>344 長門が歌う時はあんな感じに声が変わるんだろうなあって思ってる
普段が平坦な声だしそんなもんだろうなあと
激奏
>>347 みのりんにMP吸い取られるやつでつね?
>>344 ほら、歌声と普段の声が違う人なんてザラにいるじゃない。
みのりんだってトークのときと歌のときは全然違うし。
>>342 九州でそこまで降るのは宮崎の山奥ぐらいかな。
そこに九州唯一のスキー場がある。
昔は熊本の阿蘇にも人工雪使ったスキー場があったらしいけど…
あとは10cm積もると公共交通機関全部とまるようなところばっかり。
>>350 福岡の都市高速なんか「降った」という事実だけで止まるぞ
路面凍結の恐れアリっていうだけでだ
九州じゃチェーンすら常備してないのがデフォだから仕方ないんだがね
教室で涼宮ハルヒの憂鬱(初版、流行る前からもってた)を読んでたら
「なぁ、それハルヒじゃね?」と後ろの席のやつにいわれた。
ちょっと怖い煙草とかすってるやつだったから
「うん、ハルヒ。それの一巻」って説明したら
「○○って長門に似てるよな」とクラスの女子のことを指さした。
大人しくていつも読書している小柄で可愛いこだった。
たしかにそっくりだったし、長門にも彼女にも好意を抱いていたので最高の笑顔で「うん」と賛同したところ
おもむろに携帯で○○さんのハメ撮りを見せてくれました。
誰かハルヒのいる世界に連れて行ってください
連投スマン
>>352を連投と判定、NG指定を申請する。
泥沼・・・・。
連投でなくコピペ釣り。
ちょっくら大気圏突入してくる。
縦読みで『長門はおれの嫁』になるコピペ持っていやついないかな?
自分で作ればいいんじゃね?
359 :
SS 1/2:2009/02/17(火) 17:35:13 ID:bdyuCx6i
『長門侍』第六部前編 スタート
「あら、いちゃいけない?」
忘れやしないぞ、その眉毛。その眉毛を見るだけで刺された脇腹が、キズも残ってないのにチリチリと疼きやがる。
「どうしたの、顔色が優れないようだけど。具合が悪いのならお家に帰った方がいいんじゃない?」
よく動く眉毛だな。いいから質問に答えろ、どうしておまえはここにいる?
「長門さんから聞かなかった?今、観察対象に関わって欲しくないの。妨害するものは排除する。それがわたしがここにいる理由。」
相変わらずふてぶてしい眉毛だ。また急進派の暴走か。だが、おまえの言うことを聞くわけにはいかない事情がこっちにもあるんだ。
そこをどいてもらおうか。
「長門さんはわかってるわよね。わたしはここに主流派としているの。つまりわたしが統合思念体の決定意思。
キョンくん、悪いけどあなたたちに邪魔はさせないわ。いざとなればあなたの排除もやむ無しと考えてるの。この意味わかる?
それにさっきから人のこと眉毛呼ばわりしてるけど、ちょっと失礼じゃない。インターフェースだって傷つくのよ。
ねぇ、傷ついた分、傷つけてもいいよね?」
朝倉の唇が歪な笑みを象る。
そしてゆっくりと歩み近寄って来た。情けないかな、その距離を保つように少しづつオレたちは後ずさりしている。
朝倉の両手に鉈のような大刃のアーミーナイフが現れ、切っ先だけが照準を合わせるかのようキリキリと持ち上がっている。
その両方ともがオレの心臓辺りを向いてる気がするのは錯覚じゃないんだろう。
ナイフの先端の動きが止まり、ほんの少しだけ朝倉の体が沈む。
「くる!」そう思った刹那、白刃が目の前わずか数センチで止まっていた。
触覚による衝撃、聴覚からの打音が遅れてやってくるような朝倉の斬撃。
両方向からの朝倉の狂刃を長門の刀が止めていた。
「長門さん、邪魔する気?もうすぐわたしたちの役目が終るかも知れないのに。あなたはまだこんな茶番を続ける気なの?」
「…させない」
朝倉の体が宙に舞い、後方へ着地する。
「残念だけど、今のあなたじゃわたしには勝てないわ。思念体とリンクさえ出来ないでしょ?それにここはわたしの情報制御空間」
朝倉の言葉が終るや否や、景色が一変する。
以前に教室を変えたように、周囲が輪郭の無い複色の入り混じった空間へと姿を変える。平衡感覚さえ保てない異常な空間。
「ここで大人しく時間切れまでじっとしててくれれば、命まではとらないわ。もうどうしようもないんだし、そうしなさいよ」
断る!オレは長門を犠牲にするような観察を黙って見過ごすような日和見主義者じゃない。長門はオレが守る。
思念体の目的は自律進化だったよな。観察なんて人まねに頼ってるからいつまでたっても進化出来ないんじゃないのか?
おまえたちの都合に振り回されるのはゴメン被る。そんなバカはハルヒだけで間に合ってるんだ。
「本当に変わった人ね、あなた。自分じゃ何も出来ないのに、長門さんの後ろに隠れてて、どうしてそこまで大見得を切れるのかしら。
もう、死んでいいよね?」
朝倉の右手の一振りで、ナイフは無数の光りの刃となり襲ってくる。それを長門がオレの盾となって右手で弾く。
左手が同じように振られ、新たな光りの矢が襲ってくる。長門がまたそれを防いでくれる。
数度それをくり返す。単調な攻撃。かと思った時、朝倉が口を開いた。
「やっぱり長門さん、あなたは素晴らしいわ。背後からの攻撃はほぼ100%無効化されてる。いつそんなプログラムを組んだの?
ここに来る前ね。予見してたのね、こうやってまたわたしと会えることを。」
楽しそうに朝倉が笑う。こいつの狂気地味た悪趣味には付き合いきれない。
それでは、これはどう?と朝倉が言い放つ。
今まで弾けば消えていた光の矢が、どこにあるともわからない天井や床、壁に反射され四方八方から返ってくる。
長門の体がみるみるうちに傷ついていく。
長門、オレはいいから朝倉に集中してくれ。このままじゃおまえが先に参っちまう。
「・・大丈夫」
いや、大丈夫には見えないって。
凡庸な有機生命体である人類の中でも、とりわけ凡人なオレにもわかる。事態は急転直下のジリ貧状態だ。
急進派の暴走を主流派である長門が食い止めてくれたあの時は、わけがわからないうちに長門に助けられていた。
でも今回は違う。長門はもう主流派である思念体の協力も得られない状況にある。
長門に聞いた話、朝倉との会話。
統合思念体は本気で自律進化の鍵を探るために長門を犠牲にし、邪魔するものはオレであろうと消す気なんだな。
少なくとも再起不能か、動けなくなるくらいのダメージは間違いない勢いだ。
聞いてはいたが、心のどこかで信じてなかった現実が今目の前に広がっていた。
オレは本当に無能な役立たずだ。
もういい長門、オレを庇うのはやめろ。おまえが傷つく必要なんて無い。
「…それは出来ない」
これはオレが売ったケンカだ。悪いが自分のケンカを女の子に任せたまま、後ろでのんびりくつろげるほど人間が出来ていないんだ。
それに別段オレはそんなに無理なことを願ってるわけでもない。
昨日までの平々凡々たる日常を取り戻したいだけだ。それっぽちの願いさえ聞いてくれない神様ならこっちから願い下げだ。
なあ、ハルヒ、そうだろ。
オレは長門の身体を制すると、前に立ち塞がった。
どこからきてるのかわからない、無数の光りの矢が目の前に迫り、真っ白になった。
「どうして・・そんなバカな」
まぶしかった光が消え、光景が眼前に映し出されてきた。どうやらまだ死んでないらしい。
それは朝倉の驚きの表情とすべての光りの矢を止めてる長門の姿だった。
なんだこれは。よくアニメなんかにある、潜在的パワーの覚醒ってやつか?秘められた力で逆転なのか。
「・・わたしは光より速く行動する事が出来る。あらゆる物理的運動がわたしには無効。」
「それは涼宮ハルヒの情報侵食を受け入れることになるのよ?戦う意味すら失くしてしまう行為。
長門さん、あなたらしくもない。それじゃ本末転倒だわ。」
待て、長門。今の話本当か?それじゃ、オレたちがやってることに意味が無くなってしまうじゃないか。
「…意味はある」
無い!いいからやめてくれ、長門。おまえが助からないんじゃ、意味が無い。
「…あなたが助かる。」
「長門・・オレがおまえを守りたいんだ」
長門が首だけを曲げオレの方を振り向く。はじめてみる切なそうな長門の表情。
「…この世界に長門有希はわたしだけって言ってくれてありがとう。
守ってくれるって言ってくれてありがとう。
女の子の体であるうちに、あなたに言っておきたいことがある。」
そんな最後みたいな言い方をするな。あきらめるな。
「…ずっと、ずっとあなたが好きだった…でござる」
うつむき顔をそらす長門を後ろから抱きしめる。
「・・ちゃんと言えてたぞ。大事に想う気持ちがそうなら、きっと。・・きっと、オレもおまえが好きでござる」
ほんの少しだけ、長門を強く抱きしめた。
「こんな時に愛の告白とか、状況が理解出来てないのかしら。これで終わりにしましょ」
右手人差し指を突きだし、銃を構えるような仕草をする。
それにあわせてこの空間から見えるすべてから、ナイフのような光りが現れこちらを向いている。全方位くし刺しにする気とは高尚な趣味で恐れ入る。
「侵食が進んで終ってもいいし、再起不能でもいいわ」
朝倉が指鉄砲を打つ真似をした。
「さようなら」
周囲が光りで包まれる。こんなとこで終ってたまるか。せめて長門だけでも、いや、絶対に長門を助けたい!
もう終わりかと覚悟を決め、長門を力いっぱい抱きしめた。
急に耳に飛び込んでくる車の音、人の話し声、生活雑音。目を開けると、さっきまでの空間は無くなり、オレたちはハルヒの家の前に立っていた。
『長門侍』第六部 「情報制御空間の中心で愛を叫ぶ」 完
長門に見えないトコが何とも言えず
ttp://nagatoyuki.info/up/file/1757.jpg
マンガを叩いている奴が多いが
原作付きのギャラの安い仕事を喜んでやるマンガ家は三流しかいない
その中で、ツガノは頑張っている方だと思う
>>361 ななついろやフルメタの方が何千倍もがんばってると思う
頑張ってるのと漫画の評価は別だと思う
>>359-360 GJ!
シリアスな本文とギャップのあるイラストに吹いたw
文章もいいけど絵も上手いなと毎回思う。
シリアスな話なのに眉毛眉毛連呼しすぎなせいで笑っちまうw
「…でござる」とか、どこまでシュールな笑いを提供してくれるんだ…まさに新ジャンル。
>>361 頑張っているかどうかは読み手にはわからんからどうにもならない
アニメのクオリティが高すぎたのが不運だったともいえるかも
あとオリジナル回は結構面白かった覚えがある
もしも長門が人並みの感情を持ち合わせていて泣いたり笑ったりするそのさまざまな表情の変化にキョンが惹かれていって付き合いだしたら実は長門が微オタクだと知ってしまうがどういうわけかみるみる内にキョンも二次元にはまりだしてオタップルが成立していたら
#1
キ「やっぱキョノxハレヒは王道だよな、長門」
長「そう…私はキョノx長都を推す。有紀の健気さには共感を覚える」
キ「ほぅ、健気ねぇ」
長「うるさい。だからあなたはいつまでたっても童t」
キ「それはお前がさせてくれないからだろ!俺まだ下着姿だって見たことないぞ!」
長「大声で恥ずかしいことを言わないで」
キ「くっ……」
#2
キ「ったく、いつになったら二期始まるんだ?いい加減うんざりだぜ」
長「なかなか始まらなかったら……あなたは飽きる?」
キ「ん?そうだな…あまり長すぎると冷めるかな」
長「…………そう」
#3
キ「お、yourtubeでアニメが配信されてるぞ」
長「そんなものはいいから早く二期を作るべき」
キ「俺に言われてもなぁ」
長「それもそう」
キ「……でもこれもなかなか…長門も見ないか?」
長「…………」
〜〜
『めいど〜めいど〜冥土の土産〜』
キ「……長門、今何回目だ?」
長「40ちょい」
キ「……はぁ」
ハルヒちゃんの消失長門だなw
今から夜行バスに乗ってスキー場に行くぜ。
これから三日間、有希と遊び放題だ〜!!
楽しみ楽しみw
>>364 以前の怪獣ネタといいあなたの絵もシュールですごくステキです
オチの長門につながる間といい、お茶ふいたw
ていうか師匠www
あいかわらずだなぁw
>>362 ななついろが面白いということだけは同意しておく
フローラかわいいよフローラ
あとはシャナの笹倉綾人が上手いことやってるのが、
これまた分の悪い比較要員に…w
しかし色々と厳しい目で見られてるツガノ漫画だが、
みずのまことというアレがある以上、
黒歴史として弄るネタにするにも中途半端な悲しさw
>>284 まあ同じ奇跡は二度起きないということ。そのうちまたチャンスはあるし、
大体賞品の大半に描かれてるキャラはあんま好きじゃないし・・・(でもパソコンはちょっと欲しかったかもw)
それにこんなことで時間を食ってる暇は無い。もう1ヶ月無いよwまだ何もやってねー!ww
あとクリスター長門(クリヤー素体に長門の頭を挿げ替えたもの)で以前ABSさんがうpしてた裸リボン長門を再現しようとしたけどリボンの巻き方がわからなかったorz・・・
>>357 Amazonの恋空のレビューでこの前見つけた
>>362 この前スレイヤーズの漫画読んでみたがなんと言うかいまいちだった
>>364 師匠、師匠じゃないですか!
>>375 笹倉先生のシャナはいいよね。のいぢ絵に近いし原作よりわかりやすくなってる。
ツガノ先生は同じ原作のいぢ絵作品のコミカライズがクオリティ高いってのもなんというか運がないというか…
しかしみずの版よりは良いんじゃないかなw
そろそろ知らない人とかもでてきそうだがw
>>371 ハルヒちゃんの消失長門は可愛かったなぁ。ぷよで一番好きな回だ。ぜひ再登場を望む。
>>372 おいでませ雪国。どうぞ楽しんでください。
投下します
「ボート」
「失望」
長門の好きなお茶
ファッションセンターしまむら
MacBook Pro
iPhone ←いまここ
13日の金曜日
「iPhone」
人で溢れかえる休日のショッピングモールの一角――通路の中央に設置された
ブースの前にあたし達は立っていた。
「はいはい〜並んだ並んだ〜! 目玉商品のiPhoneはこっちだよー! 予約なし
の店頭販売オンリーだから早いもの勝ちぃ! 販売数は110台! パッケージ
の色は在庫があるだけ選び放題!」
吹き抜けを通って最上階まで響いていくあたしの声と、
「円高還元セールのこのチャンスを逃したらあんたたち一生後悔するわよ〜?
ほらほら迷ってるならまず並ぶ! 並んだら買うの! あんたも!」
隣に立つバニー姿のハルにゃんの声もまた、買い物客の目を引いていた。
ん〜ハルにゃん流石だねぇ。
一見すれば強引に見えるハルにゃんの客引きだけど、ちゃ〜んと相手の顔色を
見てぎりぎりのラインで態度を変えてるってのは凄いっさ。
「鶴屋さん、残りは何台?」
「ちょろっと待って! ねー後いくつあるのー? ――さんきゅ! ハルにゃん
あと15台だってさ!」
「残り時間は30分……余裕でいけるわ!」
不敵な笑みを浮かべるハルにゃん――強気な顔が可愛いねっ!
そ〜れにしてもびっくりな売れ行きだよ〜。
契約ブースは常時満員、順番待ちの椅子も大盛況さ。
「このままだと本当に2時間で完売しちゃいそうだね」
「しなきゃ困るのよ!」
珍しく困り顔で訴えるハルにゃん――弱気な顔もご馳走様!
――ハルにゃんが時間に拘ってるのには、実はちゃんとした理由があるのさ。
どうしてもお金が要るって事で、ハルにゃんに紹介した家の系列が募集してた
iPhoneの販売促進のバイトなんだけど――ここで、普通に売り子をして時給を稼
ぐだけに留まらないのがハルにゃんらしいよねっ!
「2時間。2時間で完売させれば、人件費と電気代。テナント料もこれだけ節約
できるわ。だから、2時間で完売できたらアルバイト代、これだけちょうだい」
人事の人からハルにゃんの言った言葉を聞いた時は驚いたさ〜。
横暴に聞こえるかもだけどちゃんと理に適ってる所が凄いよね! ハルにゃん
が提示した販売計画には、携帯の販売数と契約担当の人数と処理能力までちゃ〜
んと踏まえた上での時間設定がされたのさ。
いっや〜思わず惚れ直しちゃったよっ。
そして今、ハルにゃんの計画は現実になろうとしてる。
その原動力は、間違いなくハルにゃんの宣伝によるものだった。
うん、これはあたしもぼ〜っとしていらんないねっ!
「さあさあ! そこの兄さんもどうだいっ? 今ならまだ限定色も買えちゃうか
もしれないよっ!」
それは本当に偶然。
ちょうどその時、ハルにゃんが違うお客様に説明してて、こっちに気づかなか
ったのも偶然。
人だかりの横を、のんびりと通り過ぎようとしていたカップルの前に立ったあ
たしが見たのは……
「あ」
驚いた顔の男の子。
「……」
その隣に居た無表情な女の子。
「あー! キョーン君じゃないっかぁっ! しかも隣に居るのは、わわ! もし
かしてもしもし〜?」
「こんにちわ、鶴屋さん」
「……」
……いっや〜驚いたよ〜。そこに居たのはやけに可愛い私服を着た長門っちだ
ったのさ。
これはやっぱりあれ?
「ねえねえデートなの? お忍び? 略奪愛?」
「全部違います。実は、携帯を壊しちゃったんで買い替えに来たんですよ」
キョン君の手には、このショッピングモールにある別の携帯ショップのチラシ
が握られていた。
なるほどね〜……ん?
「あれ、でもどうして長門っちが一緒なの?」
キョン君が女の子と2人でお出かけなんて珍しいよねぇ。
あたしの疑問にキョン君はちょっと迷いながらも
「何て言うか。話すと長くなるので、お仕事の邪魔になりますからまた今度に」
お店の制服を着たあたしを見たキョン君は、気を使ってそう言ってくれた。
でも! のーぷろぶれ〜む。
「いーのいーの! キョン君が携帯買い換えてくれるなら問題なし! むしろ
さんきゅ〜です!」
あたしはわざと長門っちの手を取って、契約ブースへと歩き出した。
こうすれば、キョン君なら絶対ついてきてくれるからね〜。
「え? あの、ここってiPhoneを売ってるんですよね? 俺は普通の0円のを」
「あ〜あ〜聞こえな〜い。お二人様、ご来店まいどぉ!」
契約ブースが一杯だったから――というより、何となくハルにゃんに見つか
らない方がいい気がして――あたし達は店員用の休憩室にやってきていた。
「ふむふむなるほどねぇ。池にダイブしたら携帯が壊れて、長門っちの部屋で
シャワーを浴びたお礼に、キョン君は長門っちに服を買ってあげた。そしたら、
そのお礼に今度はキョン君に何かプレゼントしたいって長門っちが言うから、
携帯のついでにここに来た、と」
結局、あたしに押し切られて事情を説明させられ、更に携帯の契約書類を記
入しているキョン君はあたしの言葉に
「まあ、そんな感じです」
と答えた。
でもそれって
「大間違いだっ!」
「ええっ?」
意外そうな顔をするキョン君と、動じない長門っち。
あれ? 驚かない。結構大きな声出したんだけど……まあいっか。
「はぁ……お姉さんショックだよ。キョン君はもう少し乙女心について学ぶべ
きかと思われますっ。こんな事本人には言えないけどさ〜、一人暮らしの女の
子が男の子を部屋に上げてシャワーなんて普通絶対貸さないよ?」
「あの、鶴屋さん全部喋ってますよ? それと、さっきも言いましたけどその
時部屋には朝比奈さんも居ましたし、何もやましい事は無かったです」
書き終わった契約書類をこちらに渡しながら、キョン君は真面目な顔で釈明
する。
「みくるが居たって男は狼だよ? 長門っちとみくるなんて、キョン君がその
気になればぺろっと一飲みできちゃうじゃないか……羨ましい」
あ、水没マーク……ん〜優しいお姉さんは見なかった事にしてあげよ〜。
破損原因、契約者に過失の無い事故――っと。
「羨ましいんですか」
「そりゃあそうさ!」
あたしだって狼になって、羊みたいなみくると、おこじょみたいな長門っち
をおいしく頂きたいに決まってるじゃないかぁ……そんなの当たり前でしょ?
……まあ、そんな一般常識はおいといて。
「あのね? キョン君。長門っちみたいな大人しい子が、男の子を誘うなんて
本当にもう一大決心なの。この意味わかる?」
ここで言わなきゃダメ、絶対。
そう決断したあたしの説得の意味を、
「はぁ」
キョン君は欠片も気づかないみたい。
ねえキョン君、隣に座った長門っちは君の事をずっと横目で見てるんだよ?
こんな可憐で美味しそうな女の子の好意を何で気づかないでいられるの?
「ね〜キョン君のスカウター壊れてるんじゃない?」
「スカウター……って何ですか、それ」
書類に捺印しながら、キョン君は顔に疑問を浮かべている
「そっか、知らないなら今度あたしの貸してあげるよ。最新型だし。……なん
なのかな〜もう!このわからずや! だるデレ! 眼鏡属性!」
「最後の二つの意味がわかりません」
――あたしは今長門っちの恋を応援をしてるけどさ、ハルにゃんもキョン君
の事が好きな事くらいわかってる。
でも、長門っちだってハルにゃんに負けないくらいにキョン君の事が好きな
んだよね……。
ハルにゃんとは違って、これまでずっと視線だけで気持ちを伝えていた長門
っちがやっと行動に移れたんだもん……これって凄い事なんだよ? 好きな人
に声をかけるのって、息ができなくなるくらいに緊張しちゃうんだよ?
長門っちの気持ちを思うとこれ以上言葉にできないけど、キョン君に分かっ
て欲しいジレンマ。
キョン君から貰ったっていう服をさ、あんなに嬉しそうに着てさ……応援せ
ずにはいられないじゃないかぁ……。
ハルにゃんと長門っち、どっちも大好きでどっちも応援したい……でも、2
人が好きな人は同じ人――ごめんね? ハルにゃん。今日だけは、今日だけは
長門っちの味方でいさせて!
あたしは完成した書類と引き換えにiPhoneを手渡し、一緒に自分の鞄から取
り出した2枚のチケットも渡した。
「あの、これは?」
疑う事なくそれを受け取るキョン君。
「このショッピングモールにある映画館で使えるチケットさ。契約してくれた
人にサービスであげてるの」
「そうなんですか」
――ま、サービスってのは嘘なんだけどね。
本当はバイトの後にハルにゃんを映画に誘うつもりだったんだけど、ここは
長門っちの為に潔くプレゼントしようじゃないか。
「携帯機能が使えるようになるまでに2時間くらいかかるからさ、よかったら
一緒に映画でも見てきてよ。はいっ! 以上で手続きは終わりだよ! こっち
は控えだから失くさないでね! ありがとさんっ!」
「いえこちらこそ、色々割引してもらって助かりました」
手続きが終わって2人が立ち上がる時、一瞬長門っちとあたしは目があった。
長門っちはあたしの視線に軽く目を伏せて答える。
頑張ってね!
声に出さずに贈ったそのエールに、長門っちは小さく肯いて……くっ。
あああああ! めがっさ可愛いっ! 可愛過ぎだってもうもう!
今わかった、あたしの行動は間違ってなんかいないっさ! だって世界的な
可愛さだもん! もう乗るしかないっこの長門っちウェーブに!
「iPhone」 〜終わり〜
以上です、お邪魔しました〜
iPhoneとか無理があって絶対書けないと思ってた・・・職人さんすごいや
鶴屋さん良い人や!乙
残念ながらiPhoneには黒と白しかなかったり8GBと16GBの容量選択が必要だったり機種代分割払い制度を採用してないから0円ということはなかったりと色々つっこみどころあるけれどまあ気にしない。
あとApple Storeでバイトしてるハルヒと鶴屋さんを想像して吹いたw
なんというかGJ
そして13日の金曜日も期待してます。誰視点だろう?
>>380-384 ボートから落ちたこともiPhoneの伏線になってたとは。すげえ。
GJ!
「はぁ」
キョンの全てがこの台詞に集約されてるなww
あと一作で終わりか…なんか名残惜しいような。
鶴屋さんいい人すぎるよ鶴屋さん乙
一方俺は脱庭して茸に行きHT-01Aを買う予定
>>390 >一方俺は脱庭して茸に行きHT-01Aを買う予定
この分の意味が完全に分かって俺っていったい...
俺は茸におさらばして二人の禿(Cupertinoに一人、日本に一人)のiPhoneが買いたい。
>>391 あーうーの"庭"
ドコモ"茸"
トップが"禿"げてるソフry
Cupertinoはアポーの本社だっけ?
iPhoneはなんだかなぁ。音楽聴くならiPodあるし、携帯機能は性能落ちるし…と二の足踏んじゃう。
proシリーズは何か変態的な機種が多いよね。そんな俺はまだ90x…
AUの庭見るたびにプロギアの庭を思い出す
>>392 4機種のうちいわゆる「ケータイ」は1機種だけだしなw
後は全部スマホだw
ふう・・・バリュート背負ってて助かった・・・・
・・・・IPHONE・・・・
>>396 その変態エリアにあえて踏み込んだシャープの意欲を感じるw
proシリーズが気になる、でもスマホはちょっと…みたいな人向けの「全部入り」携帯ってのがコンセプトなのかね。スペックだけ見ればiPhoneより使いやすそう。
900iの時点では文句なしの最強で、その後は出るたびにユーザー減らしてった感あるから起死回生を狙ってるのかもなぁ。
>>394 見てくる!!!
ハルちゅるは前回よりも面白くなってたね。
&fmt=35つけると高画質で見られるぞ
ちゅるやさんとOPは&fmt=18
あ、ネタバレは1日経ってからね。
一応。
面白かったwwwwww
前回よりよかったね軒並み。
ハルヒがテンション高すぎて可愛かった。
有希の「いっしょにやる?」と「へいき」が死ぬほど可愛かった。
朝倉さんがwwwwwww
というかちゅるやさんのキョンは何者なんだww
ぬごおお
>>401ごめんマサイ!
みんなごめんマサイ!ケニア!
>>400 何!?35なんてあったのか!
前回のを18しか保存してない!抜かった!
>>404 同じく前回は18でしか保存してないorz
俺も不覚にもハルヒちゃんが可愛いと思ってしまったw
まあどうせDVD買うからいいよね…
35だと縦が16の倍数じゃないから俺の環境でDXVAで再生すると下に変な帯が出る…
まぁはっきり言わせて貰うけど保存する価値のない糞アニメだよね
長門ちゃん(仮)も可愛いのう…
みのりんがちゃんと声の使い分けしてくれてるところが嬉しい。
せめて頭おさえる長門だけでも描き絵で見たかったわー
35で保存ってどうやればいいんだろう…
保存できても再生できん
保存できんorz
ありがとう、やってみます。
>>412 mp4→QuickTime Playerとか
flv→FLVPとか
MP4はi tunes に取り込んでそのままIPodへって感じだな
>>416 うちのクイックタイムが「らめー」って言うのよ
MPCで大概再生できるよね
GOMはいないの?
>>418 うちのは普通に再生できるんだけどなぁ。
バージョンは7.5.5。
>>410ならMPCで再生できた。なぜかFLVPじゃ無理だったけど…
話をブッたぎって唐突に済まぬのよ。
天蓋領域が涼宮ハルヒにとって都合がいい状況
(新入部員がぞろぞろくわわる、何やら不思議な情報を耳にする)
を作ったことでハルヒさんが調子に乗り、能力が活性化。
しかし調子に乗りすぎて失敗、他の団員にも苦労をかける。
ハルヒさんブルー。
追い打ちをかけるように、天蓋領域のなんかがハルヒさんの夢とかなんかに現れて
実はハルヒさんには不思議な力があり、それのせいで
今までずっと団員のみんなに迷惑をかけ続けてきた、ということを
あることないことを混ぜたり事実を誇張するなどしてばらす。
さらに落ち込んだハルヒさんはそんな嫌な力なんていらない、と考える。
天蓋領域の人、じゃあわれわれがそれをうまいこと処分してやろう、と持ちかける。
長門さんがようやく事態に気づく、
もしくは思念体から介入の許可が下りるなどして突入するも時既に時間切れ、
ハルヒさんの力は天蓋領域の人にわたってしまう。
奪い返そうとするものの願望実現能力を手に入れた天蓋領域に隙はなかった
あっという間に返り討ちにあう。しかし以前ハルヒさんの能力を使ったことがある長門は
天蓋さんよりコツを理解していたので、自分が消える直前に情報素子みたいなものを
送り込んで、天蓋さんが油断した時に能力の操作を奪い返して、
ハルヒさんの力を使い、天蓋さんによる介入が始まっていない時点まで
巻き戻した世界を別に作り、その世界を探し当てられないようにプロテクトをして
逃げこむ。そしてその世界での天蓋さんの介入をこっそり阻止していく。
しかしついに発見され、元の世界の天蓋さんとこっちの世界の天蓋さん両方から
じわじわ攻撃を受け、ついに熱を出してダウン、
天蓋さんは今度はキョンをハルヒにけしかけて利用する気らしい。
という電波を受信した気がしたけどもうこの電波はだれかがすでに受信してそうな気がする
その妄想はかなりイエスだと思うのだわよ。
YOU書いちゃいなYO!例のアレのあとに。
>>410ってH.flvが堕ちてくるのでおkだよね?
mpc再生できず、flvプレイヤーだと音なし画面真っ暗だwww
>>424 それをSS化出来たら超大作になるだろうな…
>>426 QT+Perian以外ならVLCで行けた。
VLCはWin用もあるからこれで試してみるべき。
>>425 いや、驚愕のストーリーってこうなるんじゃにいのかっていう
妄想的なあれなのだわさ
ああ、だから涼宮ハルヒの驚愕ってわけね。
>>365 ありがと、見てみた
でも前に見たのはそれじゃないヤツみたい…
なんか長いトンネルをどうたらこうたらって入りだったんだけど、わからないかな?
>>377 レビュー多すぎてめんどくさいw
どこか教えてください
>>432 >レビュー
これ?
長編小説は今まで読みたいと思わず薦められても
門前払いという感じだったんですが
はっきりいってハマりました
俺は下巻も即注文してしまいました
のんびり読めたりもするので
嫁も面白いと言ってましたよ、オススメです
特にスイーツ(笑)にね。
>>433 うーん、それとも違うなぁ;;
この縦読みってパターンが豊富なんだな
時間かけていつか見つけるわ
ありがとうノシ
>>364 またディシディアですねw俺はもう300時間越えちゃったぜ
いつもGJです
長にゃんオヤスミ
あのウサギヘッドフォンってBluetoothだったんだなあ。
ちとほしいぞw
そういやねんどろで作ってる人いたなあw
アレは可愛いよな。ヘッドフォン。
おやすみナガもん。おいおい、ベッドに入ってくるなんてこの甘えん坊さんめ
>>439 ____
/ \ _ / 三 ニ =―
/)─ ―___> `ヽ/ 三 ニ =―
(])(●) ( (コ__〉__> ヽ /三 ニ =―
(]) (__人__)(コ__〉__> 〉/ ニ =―
(]) ` ⌒´ (コ__〉__> ,.' 三 ニ =―
\ `――'―'" 三 ニ =―
 ̄>ニ/ ̄ ̄ ゴキッ!
丿 ! `☆
ふぅ、fmt=35の存在を知ってからGreasemonkeyスクリプトの改造に着手してたがやっと終わった。
これでfmt=35を見逃さんぞ。
&fmt=35って右下の高画質で見るのとは違うの?
サイズと画質が違う
右下の高画質は大抵&fmt=18相当
fmtにも6,18,22,35がある
どうも
6:FLV標準(320*240)
18:MP4標準(480*360)
22:MP4 HD(1280*720)
35:FLV高画質(640*360)
ってことらしい。解像度は間違ってるかも。
>>444 え、起こされた!?
これから寝ようと思ったのにw
あ、ブログ開設おめでとうです。
>>190の俺の妄想が目の前で実現されているw
これほど嬉しいこともあるまい
>>445 ぐはっ。ありがとうございま……す……(ばたり)
>>360 ハルヒだとばっかり思ってたので、びっくりしたですよ。
あと、あそこで台詞に「ござる」つけちゃうあなたが好き。
>>381 残すところ後1話。最後は誰視点なんでしょう。
鶴屋さんGJ過ぎ。応援するのが好きな人だから、こういう場面っていうのも実際ありそう。
メイド服はいいものだなあ
>>450-451 早いwいつもながらこのスレはどうなってるんだw
お目汚し失礼しましたノシ
|ミ サッ
ハルヒちゃん2話みた
規制でギャルゲに変更されるかと思ってたらちゃんとエロゲだったねw
いっしょにやる?が可愛かった。あとやっぱうさみみヘッドホンは良いものだ
これからあちゃくらさんとの同居が始まるかと思うとさらに楽しみ
>>449 キッズでロザパン見てたら出遅れた
GJ
なんか某ヴィルヘルミナ思い出した
>>453 それ、今年のカレンダーのだよね。
わたしは売り切れで買い損ねた(涙)から確認できない。
どなたかよろしく。
書き込み前のりろ〜どって大事だね〜♪
ごめん。
>>461 ありがとうございます。ありがとうございます。
>>453 書き込み前のりろ〜どって大事d
お題ありがとうございました。あと、期待するようなものは何もない!のです。
でも画像はいただいたっ。
……あ、
>>437の事だったらごめんなさい。
今死ぬほど恥ずかしいorz
>>464 感謝至極
無事到達できそう
そして優しいこのスレの皆様に感謝
>>376 ど〜でもいいけどなんでABS「さん」なの?見下してるの?
あと画像貼らないなら出てくるな(まぁ貼ってもおまいのはくだらないから見ないが)よ、フォトコンはスレチだしはっきり言ってウザイ。
鉄ヲタ用隔離スレもあるんだからそっちに行ったら?
あっ ABS師匠を始め普通の絵師さんは全然問題ないですよ〜w
ID:PBbpwiaH
NGよろ
御意。
さて、ハルヒちゃんネタもそろそろ解禁かな?
長門乱入のシーンって、やっぱり「WAWAWA」って言ってるのかな?w
ABSさんもサイト作ってくれたら嬉しいな〜。ブログでも。
ところでわたしもなにやら対象画像を勘違いしてたね。恥ずかしい。
>>437 猫耳の画像の感じ、どっかで見たように思うんだけどわかんないや。
>>471 「おじゃま」かな〜???と何度も聞きなおしてるんだけど…
わからん。
>>471 WAWAWAって言ってるな入り方もドア開けになってるし
>>457 ありがたやー
てか古泉を見てたら、ふつうに古→長に見える…
>>474 みたいだね、WAWAWAに聞こえてきた。わたしの耳ってあてにならん…
つっころんでぶっ飛んでくるのを楽しみにしてたんだけどw
>>477 朝倉の情報制御空間に谷口が「WAWAWA忘れ物〜」って入ってくるやつのパロディのような気がした
478 :
477:2009/02/18(水) 13:27:01 ID:h/E15i0a
ハルヒちゃんって何話くらいやるんだろう?
12話とか24話じゃ映像化されない長門の話いっぱいあるだろうなぁ
いろんなコスプレとあちゃくらさんとの話はいっぱいみたい
ハルヒちゃんの一話が見つからないのは俺だけ?
二話は見れたんだけど・・・
あれ、見られるようになってる?
単にチャンネルトップからリンクがされなくなっただけっぽいね
まぁそのうち消されるだろうけど
いや、昨日までは非公開で見れなくなってたから、たぶん抗議かなんか受けてみれるようにしたんじゃ…
>>457 なんか全体的に長門さんが悲しそうな顔をしてるように感じるのは俺だけ?
>>483 dクス。 今度からは早めに見るよう気をつけるよ
A☆BE☆SHI
間違ってお気に入りのログを削除しちまったorz
「これは・・?」
破られた空間を見上げ、困惑してる朝倉の隙をついてオレは玄関口へとダッシュする。
しかし門扉の手前で朝倉の蹴りを受け、思いっきり後ろへ飛ばされた。
「油断ってわけでもないんでしょうけど、どういうことかしら?」
「・・制御コードを全てわたしに書き換えた。光速を超えるわたしのrewriteは、あなたの情報支配を全て無効にする」
長門はそれだけを言うと倒れこんだ。いや、ハルヒの情報侵攻を防御に集中する為だ。
さっき耳元で話し頼んでおいた。情報制御空間さえ破ってくれたら後はオレが何とかするから、おまえは情報侵食と戦ってくれと。
よくやってくれた長門。後はオレに任せておけ。
「あら、長門さんはリタイア?残念ね。で、あなた一人で何が出来るの。蹴られただけでみじめに地面に這いつくばってるあなたに。
もう無駄なあがきはやめて彼女の最後を看取ってあげたら?これが永遠のお別れかもよ」
何度も言わせるな、おまえたちの提案なぞすべて却下だ。オレはまだあきらめちゃいない。
それにな、無駄って何のことだ?さっきオレは玄関を開けようとしたんじゃない。開けてもらおうとしたんだ。
その時、「はーい。どなた?」とインターフォンから女性の声がした。オレは素早く学校、クラス名と氏名を名乗り、ハルヒのお見舞いに来た事を告げた。
「待っててね、今玄関を開けるわ」
「なんて姑息な真似を。さっきはインターフォンを押したのね」朝倉の眉毛が直角三角形に吊り上がる。
待った。バカなことをする前に忠告しておいてやる。もうここはおまえの情報制御空間じゃない、ハルヒの家の前だ。
今から出てくるハルヒの家族も含め、おまえがすることは思念体が許可してるのか。なんならお伺いを立ててみるがいい。
それともここで、オレの断末魔の叫びでもハルヒに聞かせてみるか?
それこそ、すべてが水泡に帰すんじゃないのか。進化や観察どころか、おまえたちの存在すら無い世界、それをおまえたちは望んでいるのか?!
ハッタリとは言え、命をかけた真剣勝負。それに意外と核心をついてる気もする。どうだ?
一気にまくし立てたオレの言葉に、朝倉の動きも表情も固まる。
チャンスだ!
オレは起き上がると長門の手を握り「待っててくれ」と耳打ちして玄関へ走った
朝倉の脇を抜け、門扉をくぐる。そこへタイミング良く母親がドアを開けてくれたおかげで、一気に玄関まで入れた。
アイサツもそこそこにクツを脱ぎ、指差されたハルヒの部屋へ一気に駆け上がり、ドアを開けた。
意外とかわいい感じの部屋の奥でベッドに横たわるハルヒがいた。おい、起きろハルヒ。ハルヒ、起きやがれ。
「う〜ん。頭痛いって言ってるでしょ。あれ・・あれ、キョン?あんたどうして―」
「きゃっ。何ですかあなた、ちょっと!」
階下から騒がしい人の声が聞こえてくる。まさか・・
階段を上がる足音がしたかと思うと、「バン!」とドアが吹き飛び、朝倉が大刃ナイフを振り上げたままの姿で飛び込んできた。
「キョおおおおおおおおおおンんんん!!」
とっさにハルヒが見ないように布団をハルヒの顔にかぶせる。「うわっ、何なに?」
「斬られる」そう思ったオレの目の前に、長門がオレをかばうように一瞬で現れる。
が、朝倉の左手でなぎ払われ、長門の体が右にふっ飛ぶ。
朝倉は白い刃をオレの左肩からすっと、身体を両断するように斜めに振り下ろした。
人は生死の瞬間に時が止まったかのようにスローモーションで景色が見えるというが、それはまさに光が描く軌跡に見えた。
そう、まるで細かなガラスの粒が輝いてるようにキラキラと。お次はオレの熱く燃えるような真紅の血が世界を染め上げ―
世界を―ってあれ?斬れて無い。血も出てない。見ると光る粒子になっていたのは朝倉のナイフの方だった。
粒子へと姿を変え崩れいく朝倉の体は瞬く間に小さくなり、そしてニコリと笑うと完全に消えて失くなった。
「バイバイ」、最後にそう聞こえた気がした。
「もういきなり何するのよ!このバカキョン。何、今の声はだれ?あんたまさか今ならわたしに勝てると思ってケンカ売ってるんじゃないでしょうね。
お生憎さま、あたしは・・いつだって・・・・・ねえ、そこにいるのは有希?あっ、あれ違う・・その格好・・ウチュウザムライ?宇宙・・」
朝倉去ってまた一難か。見るなハルヒ。あれは違う、違うんだ。ハルヒの目を長門から隠すように頭を両手ではさみ覗き込む。
「うぅ・・」長門の悲痛な声が背中に聞こえてきた。
同時にオレの頭の中も黒いモヤがかかったように意識が覆われ、頭の中をかき乱されるような感覚に襲われる。
最後の侵食が始まった。
ハルヒの目が瞳孔が開いてるようにうつろになり、胡乱としている。慌てるな。この事態を防ぐ為にここにきたんだ。今が正念場だ、がんばれ。
でもどうしたらいい。なにをすれば元に戻る?この命でいいならくれてやるから教えろ。
「うう」ハルヒの顔が苦痛にゆがみ始めた。
そうだ、ハルヒだって長門を忘れたいはずがない。宇宙人が武士だったらなんて妄想が、たまたま長門に運悪く当たっただけなんだ。
でも・・記憶の中にある長門の姿があやしい侍に変わり、その姿しか思い出せなくなってきた。その侍が言う「拙者、うどんが好きでござる」
イヤだ、こんな長門は長門じゃない。ハルヒ、助けてくれ。忘れたくない、忘れられない、忘れたくないんだ!
消え去っていく記憶とは裏腹に、それまで押さえてきた感情だけが強くなっていく。
あふれだした想いは、言葉となって口からこぼれ、ハルヒにダムの放流水の如く怒涛っと浴びせかけた。
「ハルヒ、ごめん。長門ごめん。古泉、朝比奈さん、みんなごめん。オレが悪かった。バカなことを言って本当にごめん。
みんなの大切な思い出を、思い出が無くなってしまう。だから謝るから、ごめんって言うから。
だから忘れないで、長門を返してくれよ。
無口だけど、大切な思い出をいっぱい作ったんだよ。いつも部室にいたじゃないか、無理でもいいから長門を元に戻してくれ。
知ってるか。長門はずっと助けてくれてたんだ。ウソじゃない、オレの命だって助けてくれた。
それだけじゃない、他にもたくさんしてくれたたんだよ。
合宿だって一緒に行ったじゃないか、海で本で読んでたんだよアイツ。おかしいよな。
祭りも行ったし、花火もした、浴衣姿だって思い出せるさバカヤロウ。何で忘れなきゃいけないんだよ。
お願いだから、頼むから返してくれよ。長門を元に戻してくれ。」
大粒の涙がこぼれ落ちた。鼻水と嗚咽が出てきて、もう何を言っているのか自分でもよくわからなくなっていた。
それでも野球、文化祭、映画のこと、覚えてる限りのことを言葉にして訴えていた。
記憶の中の長門が、少しだけ笑ってくれたような気がした。
「キョン・・」
ハルヒが語りかけてくる。ハルヒ、長門を、長門を返してくれ。ぐずる子供のように言葉が漏れる。
「有希ならそこにいるじゃない」
へ?と間の抜けた返事をして顔を上げるオレを、怒り笑顔のハルヒが見下ろしていた。
ハルヒの視線に促され、後ろを振り返ると、そこには北高の制服にカーディガンを羽織った、いつもの、オレの長門がそこいた。
長門・・事情はさっぱりわからないが、よかった。長門、おまえは長門だよな。侍じゃないんだよな。
「侍ならそっちにいるわよ」
へ??疑問符を増やして間の抜けた声が漏れる。さらに首を90度ほど曲げると侍姿の長門によく似たちっちゃな子供がいた。
これはどうなってるんだ?
「何寝ぼけてるのよ。有希が米TVで大人気『宇宙侍』の主役を連れてお見舞いに来てくれたんでしょ、あんたと一緒に。
似てるなとは思ってたけど、まさかあの子役が有希の従妹だったなんて驚きね。
それはいいんんだけど、何であんたは有希の名前を呼びながら泣いてわけ?」
鬼のような形相のハルヒオーラと、事態が把握が出来ないパニック状態の頭を抱え真っ白な灰状態のオレを長門がフォローしてくれて
オレたちはハルヒ宅を後にした。
長門、一体どうなってるんだ。オレにもわかるように説明してくれ。
「・・昨夜の涼宮ハルヒが起こした情報フレアは、彼女と、その周囲だけを残しこの惑星を覆っていた。食い止めていたのは恐らく、彼女の良心。
いや、無意識下でわたしを救おうとしてくれた彼女の心ではないかと推測される。
しかしわたしの姿を見たことで彼女の中の認識がすり替わり、最後の情報侵食が始まった。これはあなたも体験した通り。
でも、あなたの言葉が涼宮ハルヒの中のわたしの記憶を呼び起こし、その結果わたしは消えずにここにいる」
要は一度うっかりゴミ箱にDeleteして空にしてしまったが、サルベージに成功したってことか?
「…」
「身もフタも無いことを言うなっ」ピコッ
ちっちゃな侍に頭をピコピコハンマーで叩かれる。それで、これはどういうわけなんだ。
「朝倉涼子が消えたあの時をもって、わたしは主流派に戻り、事態の収拾を図ることとなった。観察続行のリスクが大きすぎると判断された為の行為。
涼宮ハルヒの情報自体は消せないので、それをTVドラマに置き換え、その設定情報をわたしのコピーを作り移植し上書きした。相関情報は辻褄あわせ。
刀をおもちゃに変更したり危険度は減らしてある。性格もわたしがベースだが涼宮ハルヒの影響ですべてが誇張されている状態にあり
ある意味、わたしのデフォルメされた存在でもあり、全くの別人格とも言える。不安定要素も大きくそれ以上語るべき言葉が無い」
なんか変なのが増えたが、まあ、長門が元に戻ったことでハッピ−エンドでいいだろ。人間万事塞翁が馬とも言うし、終わりよければすべてよしだ。
チビ侍、それでおまえもやっぱり宇宙の平和を守るのか?
「チビって言うな。宇宙の平和なんてどうでもいいのよ。わたしは愛の守護天使・長門侍なの!
そんなことより、さっきの愛の告白を忘れちゃないでしょうね。有希ちゃんを大事にしないと天罰だからねっ」
告白?ああ、さっきの好きってことか。そんなウソつくオレじゃない。
ちゃんと長門を大事に想ってるさ、SOS団は今やオレの宝物だ。
「・・まさか、あんた。念の為に聞くけど涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、古泉一樹も同じように好きだなんていい出さないわよね?」
失礼な言い方だな。家族も大事に想ってるし、妹だって可愛がってる。そんなのも全部ひっくるめてオレの愛すべき宝物なんだよ。
それに今回は、まわりにもずいぶんと迷惑をかけた。いつもはハルヒに向かってヤレヤレなんて言ってるくせに今回はオレが発端だったしな。
古泉には助けてもらった、今日くらいはゲームで負けてやってもいい。朝比奈さんには・・まあ彼女はあのままがいいので。
「あんたね〜」チビ侍が不満そうにからんでくる
「・・朝比奈みくるにも世話になった。彼女は安易に未来を教えないことでわたしに未来を開く勇気を教えてくれた。
そしてきっと彼女も」
長門はそこで言葉を区切るといつもの寡黙モードに戻っていった。きっと朝倉のことを思い出してるんだろう。
朝倉が暴走してくれなければ、思念体は観察を続行し、長門は情報操作も使えずあそこで終っていたかもしれない。
結果、朝倉の行為は思念体の危機意識を増大さえ、事態を解決へと導く一つの流れとなった。
長門と朝倉の関係は、きっとオレにはわからない2人だけのつながりがあるんだろう。
「帰ろう」
古泉と朝比奈さんが心配して待っている。2人で帰ると言ったのに3人になったがそれくらいの約束破りはいいだろ。
きっと暖かく迎えてくれるさ。朝比奈さんのお茶でも飲んで少しゆっくりしたい。
「人の話聞きなさいよ。そのフラグクラッシャー精神を叩きなおしてあげる」
何を言っているんだ。今感慨に浸っているんだから少し静かにしてくれ。
「こ〜の〜、バカバカバカバカバカ!そこに直れでござる!成敗でござる!」
ピコピコピコピコピコピコ!
長門侍がハンマーで頭を叩くのも気にならないくらい、オレは幸せな気分だった。
見た目はおもちゃでも『情報操作』の能力があることを知るのは、道行く人に指摘されるもう少し後のこと。
全身にバカという落書きをしたまま、ありふれた景色の中をオレは長門とチビ侍と3人で歩いていた。
『長門侍』第七部 「侍が生まれた日」 終幕
第一部を読むとわかるのですが、本タイトルが中オチになっており、一部を書き終えた時点で、別の長門侍ショートものとあわせて
誕生までのストーリーを考えたところ、オチの割にはすごい長文になることに絶望し、こんなもの読めるかと、ボツにしていました。
それがひょんなことから投下する運びとなり、ニ部からを書き上げ、文章のノリ重視で見直しチェックを省き誤字脱字乱筆乱文のままお目汚したこと
(特に六部は行数字数オーバー故の投下直前での手直しで悲惨なことに)、読んでいただいたこと、応援してもらったこと、お詫びと併せとても感謝しています。
当方小心者ですので、投下した後は次の日までスレが怖くて見れません。失礼の程ご容赦ください。
また、ネタもののSSが嫌いな方も多いなか、連日による投下を暖かくスルーしていただき、ありがとうございました。
いろんな感謝の気持ちを込めて、はじめてCG描いてみた。レイヤは使えませんでした・・orz
ttp://nagatoyuki.info/up/file/1758.jpg
完結GJ!
ぜひまとめwikiに登録してくださいな。
>「拙者、うどんが好きでござる」
>イヤだ、こんな長門は長門じゃない。
シリアスな話なのに笑えるセンスは素晴らしいものがあると思う。
今までのSSに無かった雰囲気なんでこれからも書いてほしいw
侍というとどうも侍魂を思い出してしまう俺は・・・
それがゲームの方なのか中華キャノンの方なのかによって話が変わってくるな。
先行者w
懐かしいな中華キャノンw
長門さんが先行者みたいなロボットで産み落とされてこなくてよかった…
流れぶった切って悪いんだが、
まとめwikiの作品のタイトルがおかしいんだが、
どうやって直すんだ?
書き換えるときは、”タイムスタンプを変更しない”のチェックを入れてはだめだよ
それでも駄目だったらまた言って
直りました!
>>500さん、ありがとうございます
それは良かった。
>>500が若干言葉足らずになっているかも知れないので一応ほかの
SS職人氏にも伝わるように補足すると、
「作者名やタイトルなどの定型情報を書き換えるときは、”タイム
スタンプを変更しない”のチェックを入れてはいけない」
ということね。
SS集の一覧表示は、配下のSSページの更新情報(タイムスタンプ)
をもとにキャッシュを作成する仕組みになっているので、この情報が
なければ一覧表示は書き換わらないってこと。
投下します
ボート
失望
長門の好きなお茶
ファッションセンターしまむら
MacBook Pro
iPhone
13日の金曜日 ←いまここ
「13日の金曜日」
ん〜……タイミングが悪かったか。
人で溢れる映画館のロビー、天井付近に設置された上映予定表に並ぶ「満員」
の文字を見て俺は溜息をついていた。
せっかくもらった映画のチケットだったが、ちょうど人気映画の公開日だっ
たという事もあってか映画館は超満員。次の上映を待つ行列を前にして、そこ
に加わるだけの気力は俺にはなかった。
まあ、俺一人なら並んでもいいんだけどさ。
隣に立つ物静かな少女に目を落とすと、長門は二人分のチケットを大事そう
に持ちながらじっと俺を見ている。
「長門、どうする?」
そう尋ねた俺に、
「……」
不思議そうな沈黙を返す長門。すまん、主語が無かったな。
「映画を見るつもりできたけど、今は混んでるからかなり待つ事になりそうだ。
待ってもいいなら付き合うが、どうする?」
長門は暫く俺の顔を見ていたが、やがて何かを思いついたのか映画館の一角
を指差した。
「ああ、あそこか」
長門が指差したのは旧作を上映しているコーナー、通称「旧館」だった。
そこでは最新作の映画が出た時に、その映画の前作とかが無料で上映してい
るので俺も何度か見に行った事がある。
今日公開の映画には前作が無かったので、今は適当な映画が上映されている
らしく人影は疎らだ。
これから何時間も行列に並び、混みあう中で最新作を観るよりはいいかもし
れない……が、流石にこれは無いだろ。
旧館で次に上映されるタイトルを見て、俺は首を横に振った。
古い映画が好きな人ならこの映画をご存知だろうし、それ程映画を見ない人
でもタイトルくらいは聞いた事があるかもしれない。
旧館の入口に置かれていた看板には「13日の金曜日」と書かれたポスター
が貼られていた。
「長門、お前この映画を知ってるのか?」
「知らない」
だよな、お前が生まれるよりかなり前の映画だし。
「俺は前に見た事があるんだが……何ていうか、怖い映画だ」
「怖い?」
「ああ」
いくら過去の映画とはいえ、映画館のロビーでネタバレをするのはどうかと
思い、俺は長門に詳しい内容を話さなかったんだが……それがまずかったのか
もしれない。
「見てみたい」
俺の顔を見上げて呟いた長門に、俺は首を横には振れなかった。
薄暗い室内には殆ど利用者の姿は無く、僅かに席を埋めていたのはカップル
ばかりだったのは偶然だろうか。
映画の内容以前の問題があった事を後悔する俺に、長門は不思議そうな視線
を向けている。
まあ、映画館で映画を見ようが何をしようが、迷惑をかけない範囲なら個人
の自由だ。
そう自分に言い聞かせつつ、中央上段という中々の視聴ポジションをゲット
した俺達は、長々とCMが続くスクリーンを無言で見つめていた。
……それにしても、まさか長門と映画を見る日が来るとはね。
俺の隣に座る、一見すれば寡黙な女子高生でしかない長門。
実は彼女、ハルヒに興味を持った情報なんとかって奴が作った宇宙人である。
宇宙人と13日の金曜日を見る高校生か……今の俺の状況の方が、これから
見る映画の内容よりもよほど現実離れしているってのはどうなんだ?
何となく視線を向けた先では、長門が真剣な目でスクリーンを見ている。
……さて、この映画に対して長門はどんなリアクションをするんだろう?
やはり無反応? それとも……。
ようやくCMが終わって館内の照明がさらに暗くなる中、俺は少しの期待と
共に映画が始まるのを待っていた。
何度も見直す事で、製作者の意図が分かってくる映画ってのがある。
それは隠された複線としての台詞だったり、登場人物の葛藤だったりと様々
な内容で、わかりやすく言えば「ああ、なるほどね」って奴だ。
そんな楽しみ方でこの映画を見ていた俺なのだが。
「……」
その隣では、いつになく真剣な様子の長門が居た。
スクリーンの映像をじっと見つめる長門には、最前列の客席に座っていた二
人の客が、いつの間にか一人分の影になっている事など気づいていないだろう。
等と考えている間に映画の物語は進んでいたらしく、再び俺が映画へと意識
を戻した時、ついに「それ」は始まった。
――音響係、ちょっと来い。
スピーカーから大音量で登場人物の悲鳴が響いた時、俺の左手を誰かの手が
急に掴んできた。
いや、誰かっていうか周りの席はがらがらで長門しか居ないのはわかってる
んだが……普通、思わないだろ? 長門がたかが映画で脅えるなんて。
「……」
俺の手を握り締め、震えながら長門はスクリーンを見続けている。
こうなる可能性を全く考えていなかった訳じゃないんだが……それでも驚き
を隠せず、映画とは別の意味で俺は心拍数を上げていた。
俺の手を握ったままの小さな手に、映画の展開にあわせて何度も力が篭めら
れる。
「な、長門。やっぱり出ようか?」
そう耳元で聞いてみた俺に、長門はスクリーンを見たまま首を横に振った。
でも、この先はもっときついシーンが続くんだよな。
手から伝わる長門の震えに――俺にしてやれる事はこれくらいか――それま
で俺の手の甲にあった長門の手を、俺は腕を返して掌で握ってやった。
指と指が絡まり、より強く長門の手が握り締められる中、映画は最高潮へと
向けて進んでいく。
何故、長門がこの映画に拘ったのか? 俺にはそれはわからなかったが……。
「……」
時折小さな悲鳴を上げる長門の姿を俺は――えっと。
普段とは違う長門の反応と、自分の中に浮かんだ言葉にならない感情に俺は
戸惑っていた。
……最後まで謎だったな。
映画を見終わった後「ここで待っていて」と言い残して、長門は去っていき
――トイレか? ――と俺は思っていたんだが。
「ごめんなさい」
電話の向こうで謝る寂しそうな長門の声。
「いや、別に謝らなくてもいいさ。誰にだって事情はあるんだし」
「……」
――今度ここへ来た時は何を見ようか?
そんな事を考えつつ、パンフレットを見て時間を潰していた俺にかかってき
た電話で、長門は一言「一緒に居られなくなった」と言ってきた。
真新しい携帯から聞こえたその言葉の意味を聞いても、長門はただ謝るだけ。
これ以上話しても長門を困らせるだけだな。
「……わかった、じゃあまた今度、遊びに行こうぜ」
そう言った俺の言葉に何も答えないまま――長門は電話を切った。
誰も悪くはない。
悪いのは私。
変わってしまった私。
化粧室の大きな鏡に写る自分の顔は、涙腺からの涙が止まらないせいで確認
する事ができない。
何故、こうなってしまったんだろう?
より人間に近づく事、それは有機生命体とのコンタクトにおいて重要な意味
を持つ。
その統合思念体の方針に従い、私の中に存在していた感情という機能がテス
トされる事になった。
最初に、戸惑いが生まれた。
人間は言葉以外に、仕草、動作、表情等の多彩な方法で意思表現を行う。
言語での会話のみを考えて作られた私には、それは未知の体験だった。
この件は、コードネーム朝倉涼子の暴走に関しても深い関わりがあるとされ
ていた為、私のテストは慎重に進められた。
そして導かれた結論は――不要。
インターフェースに、自由な感情を持つ必要性は認められない。
統合思念体はそう結論付けた。
その判断に間違いはない。
私は、彼に声を掛けられるのが嬉しかった。
彼に見て欲しくて自分を着飾りたくなった。
傍に居られる事を楽しいと思った。
離れる事を辛いと思った。
私は、彼を――
それは小さな繋がり。
彼が見た事があるという映画を見る事に夢中で、私は定時連絡をしなかった。
涼宮ハルヒの観察、最重要課題であるはずのその任務よりも、大切な物が出
来てしまった。
自己意識に囚われたインターフェースに存在価値はない。
統合思念体の指示は、感情機能の封印。
最低限の自由意志を残し、かつての自分に戻る。
――ただ、彼を見ていただけの自分に。
感情が封印されるまでの猶予は、今日一日。
彼の傍に居たい、でも傍に居ればきっと私は……また、エラーを蓄積して暴
走してしまう。そうなれば……彼の傍にも居られなくなる。
封印を受け入れる事が最善の方法だった。
これでまた、彼の傍に居られる。
それは間違っていない…………でも、流れる涙を止める方法を知らない私は、
ただ泣き続けるしかない。
このまま全て涙になって流れてしまえばいい、そう思っていた時だった。
「あれっ。…………う、嘘……有希!?」
化粧室に現れた観察対象が、私を見つけたのは。
最初、それが有希なんだって事をあたしは信じられなかったの。
だって有希は普段とは全然雰囲気の違う女の子っぽい私服を着ていて、鏡の
前で号泣していたんだもの。
「ちょっとどうしたのよ」
あたしの顔をじっと見つめたまま、有希は涙を流し続けている。
「泣いてばっかりじゃわからないでしょ? ほら、涙を拭いて」
差し出したハンドタオルを力なく掴んで、有希は自分の顔を機械的に拭き始
めた。
い、いったい何があったのかしら……。
これがみくるちゃんならわかるのよ、動物系の映画を一緒に見た時は、上映
時間より長く泣いてたし。
でも有希よ? あの有希なのよ?
普段、窓際の席でじっと座っている寡黙な読書少女は、今はただ泣き続ける
可哀想な女の子にしか見えなかったの。
綺麗な服装で、ショッピングモールの化粧室の中で一人で泣く理由っていっ
たら……まさか!
「ね、ねえ有希。嫌だったら答えなくてもいいんだけど……もしかして、誰か
に振られたり……した?」
もし有希が肯きでもしたら、あたしはその男を見つけ出して血祭りにするつ
もりだったわ。でも、有希は無言のまま首を横に振った後、
「彼は悪くない。問題があるのは私側の事情」
え、私……側?!
「私側の事情って……それって、もしかして親とか?」
暫く考えてから有希が肯いた時、アルバイトが終わって休憩状態だったあた
しの頭に、一気にアドレナリンが噴出すのがわかった。
「何よそれ!? 今時親が娘の恋愛に口を出すなんて時代錯誤にも程があるわ!
有希、あたしが文句を言ってあげるから直談判行きましょう! 文句でも言っ
たら蹴り飛ばしてやるわ!」
そう言いながら詰め寄るあたしに、
「いい。……彼の傍に居られるだけで、いい」
有希は辛そうな顔で首を横に振ったの。
あ……もしかして。
無理やりに笑おうとする有希を見ていたら、前にキョンが言っていた有希の
心配事の話を思い出してた。
確か、家庭の事情で二年に上がる時に親元に戻されるかもしれないって話だ
ったわよね……今親に歯向かったら、ここに居たいって思ってる有希を返って
苦しめる事になるかもしれない。
傍に居られるだけでいい……か。
あたしには有希のその気持ちはわからないけど、応援してあげたいな。
今のあたしが有希にできる事は……うん。
「ねえ有希! 買い物に行きましょう!」
「買い物?」
うんうん!
「そう! 有希もオシャレに目覚めてきたみたいだし、可愛い服をい〜っぱい
買いましょ? ……それにしてもいいセンスね、その服。自分で買ったの?」
そう思わず聞いてしまうくらいに、有希が着ている服の組み合わせはまるで
服屋の店員が選んだみたいに有希の特徴を生かした組み合わせだったわ。
古泉君ならともかく、無難な物しか選びそうに無いキョンには絶対に無理な
組み合わせね。
それにしてもどこのメーカーの服だろう……見たことないんだけど。
あたしの質問に、有希は少し恥ずかしそうにして
「彼に」
と呟いた。
「何よもう、惚気ちゃって〜有希も隅に置けないわね! まあいいわ、ちょう
ど臨時収入もあった所だから奢ってあげる! あたしのセンスだって、有希の
好きな人に負けてないって所を見せてあげるわっ!」
あたしはまだ寂しそうにしている有希の手を引いて、ショッピングモールの
中へと駆け出していった。
「ボート」
「失望」
「長門の好きなお茶」
「ファッションセンターしまむら」
「MacBook Pro」
「iPhone」
「13日の金曜日 」 〜終わり〜
以上です、お邪魔しました〜
舞台裏
>ファッションセンターしまむら
最初は統合思念体経営の店で、喜緑さんが店員だったのですが(主流派の苗字をしまむらにしようと企んでました)
>>57で予想があったので古泉に変更しました。結果、良くなったと思ってます
>iPhone
>>58で希望があったので鶴屋さん主観に
お題については↓この画像を参考にして書きました
ttp://imepita.jp/20090218/682460 ごめんなさい。ちゃんと調べてから書くべきでした;
>13日の金曜日
思念体も年頃の一人娘が心配な時期なんです、察してあげてください
感情豊かな娘が恋しくなって、すぐに折れると思います
いつもはお題をそのままタイトルにするのですが、今回は長くなりすぎるので
誤字等を直してまとめに投稿する際は「長門有希の愛着」とつけますので、よかったらまた読んでやってください
感想や指摘など下さった住人の皆さん、ありがとうございました
ぐぐぐGJ!!!!
なんとも悲しい(?)結末……
しかし、すごいね。
何の関連性もないお題からここまで広げてくるとは正直思わなかった。
まとめwikiへの投稿、楽しみにしてますね。
お題 続編
ほお
長門が幸せにならなかったら俺はながるんを許さない!!
>>490-492 完結乙です。
あの時「読みたい」と言ってよかった。
もしよかったら、また何か書いて(あるいは描いて)ほしいな。
>>503-510 完成乙です。
長門さんには幸せになってほしいと改めて思った。
それにしても、お題貰ってから1週間足らずでここまで仕上げられるのはすごい。
またこういうのを書いてほしいな。
長門は好きだが、長門でムラムラとか考えたことも無いなぁ
長門は純粋にかわいがりたい存在。(*´д`*)ハァハァ
長門は俺の娘派ですね、わかります。
>>510 乙。でもなんかキャラ達に違和感が……。
あとコードネーム朝倉吹いた。ごめんなんかツボったw
>>517 よお、俺。
ところでハルヒちゃんで長門がWAWAWAで入ってくるところなんだけど
眼鏡をかけてないのは意味があるのか、それとも特に意味がないのかどっちだろう。
>>520 前回の話や直前のシーンで眼鏡をかけてないからだと思う。
漫画版でも眼鏡が壊れる描写は全くないし、問題ないんじゃないかと。
原作漫画に忠実なだけだと思う。
ハルヒちゃんの長門がメガネをかけるのは消失編のときとゲーム内キャラだけだし。
いや、今確認したら朝倉戦は眼鏡装備だった
524 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 23:21:22 ID:93HNskfr
長門の妹って陸奥なの?
長門の株に見えた
どうも、長門有希の弟です。
長門悠希か
>>490 GJでした。壮大な物語の結末にじーんとした後の、ちび侍が……ちび侍が可愛すぎる。
デフォルメされてるって言うことは、内心長門さんも色々思うところがあるのだろうか。
そんな心情が垣間見えるちび侍、素敵だ。
>>503 GJ……だけど、iPhoneの資料がそれってw笑ってしまいました。
最後の視点が変わるところが最後にふさわしくて良かったです。いや、他ももちろん良かったけど。
個人的には、鶴屋さん視点が好き。
しかし楽しみにしてた二大連載が同時終了とは。
更新のタイミングも似てたのに、最後まで一緒なんて。悲しみ二倍だぜ。
次のお題募集をwktkしながら待ち続けよう…
長にゃんオヤスミ
すばらしいですがさすが18歳
秘部が不自然ですよ
期待の新人あらわる…
でもここは全年齢板なのだよ!お兄さんは嬉しいけどね!もちろん保存したよ!
あ、誕生日おめでとう!
豆知識
法律では誕生日の前の日に歳をとる
>>531 いいじゃん
18でこれだけかけりゃ将来有望だな
そゆ道に進むの?
民法143条か、あれややこしいんだよね。1日生まれの人は面倒だ。
>>532 時間なかって描きこめなかったんだよぉ・・・
親がいてなかなか描けなくてさ次描くときはもっとがんばるさ
>>533 多分新人じゃないけどね
結構まえにおっぱい挙がってたからいいかなぁ?ってw
ありがとうございますw
石恵に似てんな
それにしても、SSの校正をwordのスペルチェックなんかに頼むと、
「い」抜き言葉、「ら」抜き言葉で延々と突っ込まれるのがちょっと億劫。
正式な文体で文章を書けるのって、長門さん視点のときくらいだからなぁ…
>>537 書き込めなかったなら、諦めて隠しておけばいんじゃね?
と思ってモザイクかけて先端突起を黒ベタ、あと目線を入れて
うpしようとしたけど、修正した方が10倍アレになったので自重。
>>539 自分が書くときはテキストエディタで書いたまま目視で校正するからなぁ。
それが終わってからWordを立ち上げて再校正するとベターかもしれないけど。
「禁じられたWordを 使うのは最後…」ということでw
>>541 プロット(長編のみ)→テキストで執筆→Wordにぶち込んで校正…ってのがいつものパターンですね。
ら抜き言葉無視機能とかあればいいのにw
>>542 へえー。何か便利そうなソフトですな。
ちょっと試してみますです。ありがとう。
エッチングの人か。
うは、StoryEditor懐かしい。昔使ってた!
でも物語書くんじゃなくて、プログラムのFAQやバグ情報とかメモするのに使ってた。
テキスト(秀丸)→Wordで校正派です。ざっと見て、直したいとこだけ直すから気にならないかな。
みなさんどうしてるか気になってたけど、スレチっぽかったので聞けなかった。
お邪魔しました。
>>545 素晴らしい。全脳の名前……w
gvim+wordなおいらはさらに異端
SSをメモ帳に書いてる自分は異端なんだ(汗
長編かどうかはわからないが3万文字くらいでもプロットすら書いたことが無い
メモ帳でフラッシュメモリに入れて、出先で書いたりしてたけど
誤字脱字も多いし、評判も良く無いし、ソフト使ってしっかり練って作ってみようかな
>>429 亀だが
その推測というか長門愛ゆえの妄想を
場面場面のカット絵でもいいから描いてくださらんかのう
3万文字ってすごいな…どのSSだろう。
ここってフィギュア関係の話ってスレチ?
過去ログ読んだらフィギュアの画像あげてた人が叩かれてたみたいだけど…
自分の気に入らない話題を叩いてるってだけでしょ。
だから気にしなくておk。
>>552 長門さん及びそれに準ずるもののフィギュアならなんの問題もないと思うよ。
そう。何故かフィギュアは見たくないとかで勝手にスレチにする奴がときどき現れるんだよな。
一人で騒いでるだけなのか、それとも周りの意見を聞かない人間が多いのか。前者であってほしいとは思うが。
長門のフィギュアの話なら問題ないっしょ。
あと自己紹介を始めなきゃいいよ。
長門のうん国際?
ずーっと前に、長門フィギュアと南国の方へ旅行に行った写真集ムービーみた
いなのをうpしてる人がいたが、ああいう景色のいいところと長門フィギュア
の組み合わせとかって意外と好きだったりする。二重に癒される感じで。
もちろんおもしろネタも好きだけどね。
長門愛が感じられて、一定以上のクオリティがあれば何でもカモーン! かな。
ハジメマシテッ☆リヵだよぉーん(*>v・)ノ
16歳で大阪の高校通ってます★キャハッ
みんな仲良くしねて?怖いのは嫌いだよう・・・(´・ω・)
暇な人メールくだしあ(´;ω;`)ゝ
[email protected] >>556こうですか?わかりません><教えてエロい人
561 :
552:2009/02/19(木) 15:24:10 ID:Zhni3XQT
そうか…。
じゃあお勧めの長門フィギュア教えて。
固定でも可動でもいいので。
来月発売のアルター長門
>>561 あまり数持ってないから詳しくはないけど…
定番はやっぱりfigma長門の制服verでしょうか。お手頃価格だし。
後はアルターの水着の奴とかもいいね。エロい。
安さでいうならメタモの長門バニー。
場所によっては1000円でお釣りがくる。似てないって声も多々聞くけども。
マックス長門もいいと思うけど
もう売り切れてるのかな?
唐突に「天国に一番近い男」を思い出して
「長門とキス出来なければ即死亡」
という命題を出されるキョンが浮かんだ
>>300 と言うかキムチ版ってなんかヌメヌメしててキモイ
そういえば消失をある本屋で買って読んでたら、
消失長門が入班届を渡す絵のところにちょうど栞(スニーカー文庫とか書いてあるやつ)
が挟まっていてちょっと幸せな気分になったことがあったな・・・
入班届
栞と言えば、ちょっと前にこんな謎かけを思いついた。
正解は特に考えてない(というか思いつかなかった)けど、
まあ、何かに使えたらいいかなと思って。
有希はある日、キョンに1冊の本を貸した。
キョンが帰宅してその本を読んでいると、あるページに1枚の栞が挟まっていた。
いつものフラワーイラストの入った栞である。
しかし、そのイラスト以外は何も書かれて(描かれて)いなかった。
今回は何のメッセージもなく、本来の用途どおりに使っただけなのかと一瞬考えるキョンだったが、
有希が読書のために栞を使っているところを一度も見たことがないので、すぐにその考えを捨てる。
有希はいったい何のために栞を挟んだのだろうか?
あ、入部届か
俺の母校の高校は「●●部」ではなく「●●班」といってたもんで・・・
長編SSといえば、まとめWikiの1008の長門さんがかなり切ない&萌えた。
ちょっと長い気もするけど、長いからこそ葛藤が描ける場合もあるし。
ここに宣伝ないやつがあったりして、まとめは見逃せないなぁ。
関東でも有希が降るらしいね
>>561 ねんどろいどの可愛さは異常
届くまで「頭でかくね?」とか思ってたけど…そんなことはなかった
可愛すぎるよ長門
>>561 大体みんなが言ってる通りfigma長門とMAX長門は長門ファンなら誰にでも勧められると思う。
アルターの水着長門は体型的にむっちりしててエロさ2割増しといった感じ、フィーリング1/4バニー長門も高いけどいい物だよ。
メタモのネコ長門は好みが分かれるけど俺は結構気に入ってる。
逆にお勧め出来ないのがリボルティックの長門(figmaと見比べてみればわかる)とガシャポン。
あと一部の人にしか勧められないけどQ−JOY(通称たまらん)も個人的に好きだな、なんかこう中毒性があるというか・・・
ついでに、関係ないネタだけど先日とあるお店で買い物をしたら↓こんなものをくれやがったw
ttp://nagatoyuki.info/up/file/1760.jpg バックの中に居た長門に対するあてつけだろうか・・・
ちょwww
何で長門の胸を情報操作して描くことが多いのか?
自分の趣味なのか?
長門はちゃんとBくらいのサイズがあるよ?
N.YUKI >enter
>>574 畳の上に土足で上がるなんて、行儀の悪い人たちだw
このまえ「隠密奉行 朝比奈」がやっていたが、
長門に和服着せて刀もたしたらかっこよくないだろうか?
上の方に長門侍というSSと絵があるから読んでみるべし
おお
585 :
552:2009/02/20(金) 00:23:04 ID:BUBqS469
みんなありがとう!
とりあえずfigmaから始めてみるよ。
はあはぁぁぁ
長にゃんオヤスミ
itsukiフォルダ吹いたw
理不尽という言葉がこれ以上にふさわしい状況を他に知らない……。
>>588 声出して笑った。
しかしキョンも踏んだり蹴ったりだな。
個人的に
これはちょっと長門さんがひどすぎるかな、と。
キョンに落ち度ないし・・・
有希降ってこないなぁ…
面白かったGJ
多少理不尽な気もするが、たまには長門さんもわがままいいたくなるさ。
あとこれはお節介かもしれんがHN変えてみてはいかがだろうか。
〜の人ってのは元ネタわかりにくい気がするし。
面白かったですよ。
確かにちょっとひどかったw
キョンの言葉も、長門さんの仕打ちも。
だがそこがいい。
HNだけど、自分は元ネタ知らないけど、もうこの方はこのHNとして認識しちゃってるかな。
変えてももちろんすぐ覚えられるだろうけど、wikiのSSの名前を直すのは大変そうだ。
598 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 04:23:24 ID:JGjcRJu2
>>597 長門鶴姫をリーダーとした、封印の扉を開けてしまったキョンとハルヒと、アメリカ帰りの古泉と大食いのみくると妖怪退治をする5人組の忍者系特撮ですね。
途中から青二才と言われると変身する鶴屋マンも加わるも、メンバーの能力を吸い取る敵により窮地に陥ったキョンに、統合思念体主流派が敵に裏切ったように見せかけつつ敵の弱点をばらす展開と。
勢いで書いてしまったが元ネタ分かる人いるのだろうか?
>>599 わかると思うんだけど戦隊名が思い出せない…
なんだっけ。ニンジャファイブだっけ。
忍者基盤っていうとカクレンジャーしかわからん上
物心ついたギリギリだったからほとんど覚えてない
しかしさすがに黒=ケイン=古泉は濃さが及ばないw
602 :
588:2009/02/20(金) 10:48:29 ID:ANDtxtV0
深夜なのに読んでいただいてありがとうございました。
>>591>>593 完成→理不尽すぎる!!→終盤の展開を変え、長門の成長を喜ぶキョンという構成に→明らかに前半と後半のテンションが違う→やっぱり戻そう→itsukiフォルダ
とまぁ、こんな過程で出来たSSであります。
本当は「理屈じゃ分かっているんだけれども感情を抑えきれない長門さん」を描きたかったんだけど、
どうもキョンが理不尽な目にあう結果になってしまいました。上手く表現できなかったのは作者の力量不足…次回は精進いたします。
>>595-596 HN…ですか。
確かに初投下の時何も考えず付けたモノな上、元ネタもかなりマイナー(一応ググればわかるみたいだけど)。あと表記しにくいw
気が向いたら変えるかもしれませんね。
>>599 わかりますよカクレンジャー。物心ついたかつかないかの頃にやってた。
ニンジャマン→サムライマンは特に印象に残ってるなぁ。
ニンジャで思い出したんだけど
アメリカで、どっかの仮装パーティかなんかに参加するために
ニンジャの扮装して、急いでたからそのままの格好で町中を駆け抜けた男を
近所の人が発見しちゃって「に、ニンジャや!ニンジャがおるで!」
ってな通報して小学校が緊急休校する騒ぎになった
って事件があったんだけど
お前らニンジャをなんだと思ってんねんww脱走した猛獣みたいな扱いか!wという話。
スレチスマソ
お詫びに有希の髪の毛をさらさらくんかくんかしてくる
nyzんぼおおお
漢和Qだい?
ハルヒちゃんOPのノンテロップ版が見たいと思わないか
ハルヒ、みくる、キョンはUpで見れるのに
長門と古泉は思いっきりテロップかぶっとる・・
>>605 思う。最初からものすごく思って、思い続けている。
きっとDVDには収録されるさ。発売を待とうじゃないか。
長門で思い出したんだけど
アメリカで、どっかのコスプレパーティかなんかに参加するために
長門の扮装して、急いでたからそのままの格好で国中を滑るように駆け抜けた男を
偵察衛星が発見しちゃって「な、長門やマイワイフがおるで!」
ってな通報して大統領が議会が緊急召集する騒ぎになった
って事件があったんだけど
お前ら長門をなんだと思ってんねんww侵略しにきたエイリアンみたいな扱いか!wという話。
>>588 ギャグ作品なのに以降の展開が鬱しか思い浮かばないんだが
>>606-607 消せるかなと思って調べたり聞いたりしてみたけど無理っぽいね
DVDって、きっと2期のおまけ特典だよね
今の画質でもいいからノンテロップver.か、2人のとこだけ修正して流して欲しいな
おまけとかじゃなくて単品で出してもおかしくないな。
4月からの放送の最中に出したりとか。
OPテーマのCDはその特典としてついてきたりしてw
>>611 放送時間が2分くらいだぜ?放送期間が2話まで1週間なかったとは言え
10本でも20分未満、ちゅるやさんとあわせてOVA並みってとこか
抱き合わせで販売するのかな
>>613 なんか知らんがカッコイイな、少佐と呼んでしまいそうだがw
/ // /‐───- 、 \
/r‐─‐ァーf/ /-────-、 \\ ヽ
/ ∨三/'¨7 / / / \厶 ハ ',
. / \/__,/ / ,イ l | il V∧ハ
/ _//〉‐/ /\/ |i |l | 丶 i| l ト、 ',
,′ f⌒∨ / /ハ {\! |l !{ \ i| | トく l
/ ハ. V /ィfテミ、 ヽ八 ヽ ヽ_| l |/ |
l l 〈_∧ ', ハ{_f::j:リヾ ヽ∧>七 j ! |_ |
| l _ム _ ゝへ| V;之_ _ ヽハ ,' / | \|
| l >'´ ヽ ィ≡气 / / l\/!
| l | -ー―一ヘ , 、__ ヽ 〃:/| ∧ |
j八 | __} { `ア ,ムイ / ,イ__j│
,r≦三ヘ  ̄ ト、 ` ー' ,. イl│ W / | jlリ
/ / ハ _, --‐〈. >‐r< /l│ 〃 / j /
// / | ハ , イ1 / ヽ./ ∧/ / /'
. 〆 / い \ -< }}/ ̄ ̄`ヽ>ーイ 、 /
〈 / ∨ 代\ ハ、 , -―‐- 丶 //丁fヽ
∧/ ∨ `三彡' \ __ ∨´ |│ l
l | \==彳│ \/ ` | |│ l
l | `ー‐ ´ | \ l| |│ l
うほ
>>603 マジレスすると
黒ずくめで頭巾かぶって帯刀している不審人物がいたら日本でも通報されるとおもうぜ
「なんだコスプレか」で、スルーかもよ
長門さんをエロゲー好きにするなんて…
僕ちゃんは ぷよを許さないぞっ!!!
622 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 17:08:26 ID:JGjcRJu2
消失長門ならギャルゲ・エロゲやっていても不思議じゃないw
それはそれでかわいい
消失長門ってちょい隠れオタ要素あるよね
もちろんいい意味で
消失じゃなくとも長門はオタクだろ?
キョン→ツンデレ
ハルヒ→DQN
古泉→イケメン
みくる→ぶりっこ
長門→オタク
もう面倒くさいので一発NGにしちゃったw
長門の場合、何でもデープでコアな知識を得ていそうだからヲタクっぽく見えるのかもね
文化祭でギターと間違えてバイオリンの情報をDLしてしまい
あごではさめず、ぷるぷるしてる長門さん
じゃ、逆にこんな趣味に走って欲しくないというのは?
>>628 瞬時に「SMおよびスカ○トロ系には走って欲しくない」
と考えたが想像してみたら興奮したのでその旨を由とする
なぜ下向き
バイオリンだからじゃないか?
633 :
627:2009/02/20(金) 18:51:07 ID:IQ5RRz8V
>>630 おお!ありがとう
オレの妄想を描いてくれたり;;
>>633 こちらこそ良い妄想をありがとうw
見た瞬間頭にイメージが浮かんだけど絵に描こうとすると
どうにも上手くいかない…orz
>>634 あんな弾き方もあるんだなw
ふと気付いたんだが一人きりの文芸部員ってことは
長門が入学するまで部員は0人だった事になる。
部員0人の部活が存在できるのだろうか?
それとも長門が入学してから自分で作った?
情報操作でいいだろってのは無しにして
部誌は長門が部長になる前からありました 参考:編集長
後は情報操作です
部員が卒業した年に長門が入学して入部したんなら
一応存続してたことになるんじゃない?
>>636 >「でも今年の春に三年が卒業して部員ゼロ、新たに誰かが入部しないと休部が決定していた唯一のクラブなのよ。で、このコが一年生の新入部員」
>憂鬱より
だそうです
卒業生の中に部員が何人かはいたのだろう。
仮に卒業後に0になるとしても新入生が入る可能性があるからすぐに廃部にはしないと思われる。
長門以外に新入部員がいなかったのは情報操作かもしれんけど。
長門はハルヒが中一七夕には存在してたんだから
その後部員が入らないように情報操作してたのかな
新入部員が入らず奮闘する文芸部の文字にはならないドラマがあったりして
ながるんが似たような経験してるから裏設定ってホントにありそうだ
そう指摘されて気づいたけど
京アニが今作っている「けいおん!」も似たような部だな・・・
その情報操作って、具体的には何をやったんだろうな。
分裂の時は情報操作じゃなくて入部する気をなくさせる方法を取ってたけど。
その
こうふんを
ぶちこわす
ヘ(^o^)ヘ いいぜ
|∧
/ /
(^o^)/ てめえが変態趣向で
/( ) ハアハア出来るってなら
(^o^) 三 / / >
\ (\\ 三
(/o^) < \ 三
( /
/ く まずはそのふざけた
興奮をぶち殺す
>>646 誰かがこのAAをもとに長門さんのイラストを描いたりはしないだろうかとふと思った。
職人たちがアップを始めました
>>646 朝倉にならセリフ改変作れそうだなw
アニメでも俊敏な動き多かったし
ここ数日長門スレ伸也の部がなくて寂しい俺
× 伸也
○ 深夜
喰霊ラジオのせいだ...
3話配信のお知らせ
でもネタバレは明日ね。
ちゅるやさんも今回はfmt=35がある。落とす人は要注意。
さっそく改造したGreasemonkeyが役に立った。
驚愕の発売よりハルヒちゃん最終回の方が早そうだな
長門の回転灯に爆笑した俺って・・・・
長門警察ってドラマ昔あったよね?
ホント驚愕はいつ出るんだろうな
長門が熱を出したままじゃないか
ハルヒちゃんの長門もかわいいけど
長門が可愛かったwwwwwwww
ハルヒがアレにしか見えなかったww
みくるは癒し系なんだね。
グロ注意
よく見るとでもないのか...赤丸部分には何があるんだ?
夢
誤爆スマス
なにうつってんの?
>>664 なんか心霊写真みたいな?
べつにグロくはないかと
つーか事故ってこんなふうになるなんて、どんな走り方してたのかが気になるな
2話のWAWAWAは阻止というより事故だなw
670 :
647:2009/02/20(金) 23:57:26 ID:+MfvmSo9
GJ!
なんかシュールだw
ところで、長門さんがやるとスカートの中が見えそうになるんだな。
どことなくネウロを思い出した。
672 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 00:59:01 ID:XU+9d9y5
第三話
どちらも完璧な無口キャラw
当たり前だけど、最後のキャスト欄にも不在
ライオンですら名前あるのに...
まだネタバレ解禁の時間じゃないんだがなあ……。
昨日から見て明日から解禁ならもう日付が変わってるからセーフな気が
今更だけども地域差もないようつべ配信で解禁時間とか気にする必要ないんじゃないかと思うんだが。
一日程度の制限儲けるなくらいなら見てないうちはスレ覗かないようにしてもらうほうがよほど合理的かと。
知らないうちに一日禁止がルールになってたから守ってたけどさ。
日付が変わったら即解禁じゃないよ。
配信開始から2時間しか経たないのなら、即解禁と大して変わらないから意味ないし。
ちなみに、前スレでこんな話があった。
735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/13(金) 17:34:19 ID:Ldld9J8z
何となくだが、1日くらい待ったほうがいいと思う。
736 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/13(金) 19:08:31 ID:OBgCFnlq
だな。夜勤組や残業組は明日ゆっくり見るだろうし。
679 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 01:44:47 ID:67iJwlLY
まぁどのみち、ネタバレ禁止といってもこういうことになるのは不可避なんだよな。
この程度はネタバレとも言えないと思うけど。
第2シーズンが始ればもっと悪質だったりしょうもないことが腐るほど起きるはずだから、
覗かないようにするのが吉だ。それはそれで酷だけどさ。
それ言い出したらアニメ放送中は明日の人のために話すのは止めよう
明日になればさらに明日の人に(ryになるよ
ごめん、sage忘れ…
長にゃんオヤスミ
個人的には、ハルヒちゃんは1話が短い上に地域格差もないわけだから解禁日とか決めなくていいと思う。
ゆっくり見ていただいた後にスレを覗いて貰えばいいわけだし、俺も夜勤のときはそうするつもり。
第一、ハルヒちゃんを見る時間はないけど長門スレを除く時間はあるってのは稀有な例だと思う。
夜勤中に携帯で常駐してる俺みたいな末期は別としてw
リアルタイムで旬な話ができるのが掲示板の利点だと思うから、あまり制限すべきじゃないと思うんだよね。
第2話見たいに週の最初の方に配信した時に、週末にゆっくり見る人のために待つべき…なんてことにもなりかねない。
二期は放送されない地域の人たちも絡んでくるからもっと難しくなるだろうね。
俺なんかATX(PCのケースファクタではなく)入ってなくて見ることが出来ないある10年級アニメの第5シーズン目(通算8クール目かな)のスレに情報欲しさに貼り付いてるんだぜ。
しかもDVDVol.1発売一ヶ月後ってどんな拷問だよw
スレチスマソ
685 :
ししゃも:2009/02/21(土) 03:14:10 ID:BHYJmZZB
ひゃほー
これで起こしてるのかw
>>685 いるんだなこれが。
さっきまで喰霊のオーディオコメンタリー聴いてた。
長門さん鬼畜www
そして保存させていただきました。いつもお世話になってます。
みんな深夜に元気だなぁ。
見てくれてありがとう!
関係ないけど、ねんぷち付きハルヒちゃん3巻の締め切りが近いですよ。
2個目予約するか悩み中デス。
三日間ほどスキーに出掛けて居た為にスレを拝見出来てなかったんだが、
長門スレってのは一日たりとも目の離せない場所なんだなぁと
改めて実感した。職人の皆様、本当に乙です。
んで、旅行先では全く長門さんに触れられなかったので
帰宅後早々俺の妄想が爆発してしまった為にSS投下します。
【俺】は皆様自身だと思って読んで下さい。
妄想ネタが嫌いな人は飛ばしてね。
意外と暖かい様で、日が沈めばまだまだ寒い今日この頃。
白い息をふかふかと吐きながら、扉を目の前にして俺は叫ぶ。
「おーい、帰ったよー。開けてくれー。」
寸分のレスポンスも置かず、我が家の玄関の扉が
がちゃりと音を立てて開いた。そして…
「…おかえりなさい。」
鈴を転がした様な音色の声と共に、有希が俺を迎えてくれた。
その顔には、うっすらと笑顔の様なモノも垣間見える。
旅行にて暫く家を空けて居たので、心なしか彼女も俺の帰宅を嬉しく
思ってくれて居る様だ。うん、きっとそうに違いない。
そして俺と彼女は、帰宅時の恒例行事である「ただいまのキス」をした。
周囲の時が止まる様な甘い感覚に包まれ数秒後、彼女と唇を離し、
すうっと目を開くと…何故かそこに在ったのは「明らかに不満そうな顔」
をして佇む彼女であった。
先程までの「心なしか嬉しそうな顔」は何所に行ってしまったのかと、
俺が動転し始めると、
「貴方の唇は酷く乾燥して居る。軽度の裂傷も見受けられる。
何かしらの対処を今すぐ行う必要がある…。」
との、何とも予想斜め上な返答を彼女から頂く事が出来た。
取り敢えず、機嫌を損ねていらっしゃった訳では無い様で嬉しいんですが…
えーと長門さん、それはつまり…?
「…貴方はリップクリームを使うべき!」
どこに隠し持っていたのか、じゃじゃん、との効果音が聞こえて来そうな
勢いと共に、彼女がリップクリームを取り出した。
そのまま、それは俺の手に渡された。
元来俺はリップクリームなど使う性質では無かったが、
折角の彼女の好意を無価に扱うのもどうかと思ったので、
一応、その荒れた唇に保護膜を作ってみる事にした。
一通りの作業が終わり、俺が軽く有希に謝辞を述べた所、
彼女は俺の目をじぃーっと見詰めながら言い放った。
「私のお下がりだから…大事に使って…。」
瞬間、俺は飲んでも居ない筈のお茶を盛大に噴き出した。
てっきりコレは新品だと思っていたのだが…
まさか、彼女が既に使っていたモノだったとは…。
そう考えると、一気に顔から火を吹きそうになってきた。
どぎまぎする俺を眺めながら、有希がニヤニヤとしたオーラを纏い一言。
「…うぶ。」
その言葉に何も言い返せず、俺は更に自分の顔が熱くなるのを感じた。
それと同時に、このリップクリームを大事に保存するのか、それとも
思う存分使いまくってしまおうか、との葛藤が脳内で繰り広げられ始めた事は
言うまでも無い。
ちょっと眠い中のテンションで一気に書き上げたんで、
変な言い回しや表現、誤字脱字があったらごめんなさい。
あと、前回のあんなワケ分からんSSの絵を描いて下さったししゃもさんと、
リクエストしてくれた住民の皆様に只管感謝。
技量がうかがえるな…
>>669 モーションブラーは左から二体目のみで、後その二体目も左側のブラーは要らないんじゃ?
キャラがキャラだけにブラー要らず・・・なんてな。
>>695 身近なものから
・クロネコヤマトの宅急便
・道路工事
ぐらいでどうでしょうか?
ハルヒちゃんもちゅるやさん(今週出番ナシ)も面白いんだけど
オレの脳内では勝手に長門主人公視点で再生されてることに気付いた
この優越感がとても不思議
>>695 新製品
ロッテ 雪見だいふく <たまごプリン味>
いかがですか?
・クロネコヤマトの宅急便
・道路工事
・新製品 ロッテ 雪見だいふく <たまごプリン味>
・烏龍茶
・くせ毛
以上頂いていきます
ありがとうございました
長門に明日は8時に家を出ないといけないからちょうどいい時間に起こしてくれと頼んだら
1:朝刊配達頃に起こされる
2:7時に起こされる
3:7時59分に起こされる
4:横で一緒に寝ていた
5:枕元に正座して一晩中顔を覗き込まれ続け眠れない
>>703 こんな感じか?
キョン「長門、明日8時に起こしてくれないか。
親と妹は親戚の家に行ってるし、どうしても行かなきゃいけない用事があるんだ」
長門 「・・了解した」
キョン「ありがとう。助かったよ、遅れたらハルヒに殺されるとこだった」
長門 「・・その用事とは?」
キョン「ああ、何でも映画と遊園地のタダ券が手に入ったらしく、もったいないから付き合えって言われてな。
費用もハルヒが出してくれるらしいので行くことにしたんだ」
長門 「・・そう」
キョン「頼んだぞ、長門」
〜翌々日〜
キョン「長門、どうして起こしてくれなかったんだ!
ハルヒにすごく怒られて。見ろよこのアザ、さんざんだったんだよ」
長門 「・・うかつ」
キョン「まったく。しかし、どうしたんだ、長門?おまえらしくもない」
長門 「・・実は宇宙風邪をひいて寝込んでいた」
キョン「なんだって、大丈夫なのか?」
長門 「・・心配ない。ただ食欲がなくて。それよりお出かけのほうは?」
キョン「ああ、なぜか知らないが夕方まで爆睡しててお流れになった。
それよりお前のほうが心配だ。オレじゃ料理出来ないし、朝比奈さんにでも相談してみるか」
長門 「・・デートを台無しにしたことに謝罪する。
料理は大丈夫。お粥は自分で作ってきた。ただ食べる力がわかない」
キョン「デートなんかじゃない、ただの暇つぶしだったんだから気にするな。
ご飯があるなら、昼休みに部室で二人で食べるか。それなら食欲も出るだろうし、なんなら食べさせてやるよ」
長門 「・・ありがとう(キラーン)」
策士ww
>>695 まだ間に合うかな…
・ThinkPad(MacBookがあったので)
・HTC Touch Pro(iPodが(ry)
・ボーイング747-400
既に締め切られてたかorz
>>706 そういうの、やめない?
正直面白くないよ
ケンカすんなw
,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)'
_ 人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)'
, ^ `ヽ ゴオオオオオ ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)i
イ fノノリ)ハ ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ 彡 ,, ⌒ヽ ミ彡"
リ(l| ゚ ロ゚:::゙:゙ '"゙
>>709-710 ミ彡)彡''"
( ∪∪. ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_ ) 彡,,ノ彡〜''"
と_)_) ゙⌒`゙"''〜-、,, ,,彡
今読んでる本の表現に「希有希有しい」という言葉が出てきて次の瞬間このスレ開いた俺がいる。
け‐う【▽希有/×稀有】
[名・形動]
1 めったにないこと。とても珍しいこと。また、そのさま。まれ。「―な(の)出来事」
2 不思議なこと。また、そのさま。
3 とんでもないこと。けしからぬこと。
長門さんは滅多になくてとても珍しくて不思議でとんでもなくてけしからんわけですね。
,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)'
_ 人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)'
, ^ `ヽ ゴオオオオオ ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)i
イ fノノリ)ハ ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ 彡 ,, ⌒ヽ ミ彡"
リ(l| ゚ ロ゚:::゙:゙ '"゙
>>712 ミ彡)彡''"
( ∪∪. ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_ ) 彡,,ノ彡〜''"
と_)_) ゙⌒`゙"''〜-、,, ,,彡
何故…燃やさ……うぼぁ
ない、という言葉に過剰に反応する長門
「けしからん」に妙な反応をした私も燃やされるのかな?(わくわく
萌えますた
ゆきりんに灼熱の熱風で焼き払われたい
,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)'
_ 人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)'
, ^ `ヽ ゴオオオオオ ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)i
イ fノノリ)ハ ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ 彡 ,, ⌒ヽ ミ彡"
リ(l| ゚ ロ゚:::゙:゙ '"゙
>>720 ミ彡)彡''"
( ∪∪. ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_ ) 彡,,ノ彡〜''"
と_)_) ゙⌒`゙"''〜-、,, ,,彡
かがやくいきバージョンとかマダンテバージョンとかないのかな
,,从.☆巛ミ ☆☆彡)★彡☆彡★彡)☆彡)
_ 人ノ゙ ⌒ヽ ☆彡)☆彡)'
, ^ `ヽ キラキラキラ※ ,★;;:〜''"゙゙ ) ※ ★彡ミ☆)☆,,)i
イ fノノリ)ハ ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ ☆ ☆彡 ,, ⌒ヽ ★彡"
リ(l| ゚ ロ゚:::゙:゙ ☆ '"゙ >>俺 ★彡)彡''"
( ∪∪. ``゙⌒`゙"☆〜-★;,_ ) ☆,, ☆彡〜''"
と_)_) ゙⌒★"''〜-、,, ☆,彡
これじゃ花火だorz
ながとはすべてのまりょくをときはなった!
ぼうそうしたまりょくがばくはつをおこす!
有希ちゃんの吐息、あったかいなりぃ…
(´・ω・)っω〜ホカホカ
みんな何回燃やされた?
俺まだ1回だけだぜ
ごじゃっぺなレスしてんじゃねー
いンや、長門さんに焼かれっちまって、インガミダなや。
733 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 16:34:37 ID:XU+9d9y5
>>731 > ごじゃっぺなレスしてんじゃねー
ごじゃっぺってなに?
キョン「何でもない。ただの方言だ」
いい加減な、とかいう意味だったかと。
お前たちは、俺の翼だ!!
今だ! マクロスアタック!
ぐはっ
よし
>>706は俺がもらって行くぜ
マカーだけどなんとか調理してみる
後2つぐらいならネタ募集中
つ 壺
つ 主流派
っ【おでん】
ミートソーススパゲティ
カリオストロか
745 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 17:21:05 ID:sW1TbzwV
長門派と水銀党ってどっちが勢力強いの?
つ【夏目漱石の日】
>>720 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| すまん、ハルヒ |
| いや、な……。長門を言い訳にしたかないが、. |
| 図書館で、貸出禁止の資料を読みふけってて、|
| 動かすにはアルキメデス先生でも無理だ |
| 何とか説得するから、 | _____________
| 朝比奈さんたちと いつもの店で待っててくれ |
\ ______/ [火気厳禁]
/ \
| ……何? ここ? 今言ったろ . | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 市立本館の隅っこの 資料室だ . | .| |二二二二二二二二二|| |二二二二二二二二
| 昼過ぎからここにいるんだがな. | .| |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|| |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
| 俺たち以外、誰一人来ないぜ | .| |==================|| |================
\__ ___________/ ..| |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|| |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
/\| | | _________ | |==================|| |================
/ ..| | / | |lllllllllllllllll/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄
| ..| ,. ‐-ー- 、 ,ヾ | |======| |二二二二二二二二二|| |二二二二
| ..|. ノ / ヽ 、 ,ノ ):. , , ||||||||| |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|| |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
| ..| ノハハハハハ ! ;Y . -‐- ;..( 、 二| |==================|| |========
| [>|─ ─;iリ)! .,,;;'ノ〃. ヾ. ゝ.、...| |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|| |lllllllllllllllllllll
| ○.、っ ノル´ .;,、,从.! |ノiノハ从ハヽゞノ;...| |==================|| |========
| [>i゙|†'|´{つ ,、 ,(( i (| |┰ ┰i | .;´(..| |lllllllllllllllll/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
|/. i´T `i . ,ノ (,.ノ,、 . 'ハリ、'' - ''ノリ 、. ; t.|======|二二二二二二二二二二|| |ニ
/ 〈_,八__〉 .;( ,;.,:ノヾ; Ol⌒ll⌒Dノ.i .;Y(,..||||||||| | iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|| |ii
. ,): くソ_i_li;ゝ l'′ ;)二二| |===================|| |=
. (; f ,. 从 (__i_) ノ、 人ヾ;( . | | lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|| |ll
. ' | |===================|| |=
/「「「「「「「「「「「「「/「「「「「「「「「「「「「/| /「「「「「「「「「「「「「/「「「「「「「「
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
勢力(笑)とか、キミは中学生かな?
sageを覚えてから出直して来なさい
・ThinkPad
・HTC Touch Pro
・ボーイング747-400
・壷
・主流派
・おでん
・ミートソーススバゲティ
以上頂いていきます。
>>744もネタなの? だったら足すけど。
執筆は今日の夜くらいからかな。
>>749 何か関係があるのかとぐぐってみたけど、
それはミートボールじゃないか?
>>750 あれはナポリタンかインディアンのようなものだろう
>>750 ミートボールが入ったスパゲティだっけか
>>740 あのツボを長門に届けてくれよ・・・・
あのつぼは・・・・・・・イイモノだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッ!!
NTRだけは永遠に理解できないジャンル
NTR経験アリの俺にはトラウマなジャンル。
カレーで某キャラがラーメンにカレー注いで食って他の思い出した。
いけるのかなあれ・・・
>>752 _;;__;;_________________;;_/|[l[[l/;;_______
[l[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[|| |:[[[l|[[[[[[[[[[[[[[[l[[[[[[[[l::::
[[[[[[[[[[l [[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[l::::::::::::[l::::::[[[[[[[[[[[[|| |[il]l;|[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[
[[[[[[[[[l[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[|| |[l[[i||::[l!:[[[[[[[[[[[l::[[[[[[[[
─────── -、 [[[ [[ [[[[[[[[[[[ [[[[l[[||,メ|[i]l[|[[[[[[[[[[[[[l::::::::::::::::::::
────── -、=、ミ/!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
────────:-、 : || | ユキ ドーシタノヨ?
.==================、ミ/!=|| | ヘンナ コピペニ ,. ‐-ー- 、 ,.-‐―‐-.、
─────── -、..::|| |...|| | ハマッタ ノ / u ヽ ノンニニヾソ、ヽ
────── -、=、ミ/!.:|| |=|| | ラシイゼ ノハハハハハ ! オl|ノメ从从|.芥ハ
============、ミ/!:::|| |: || |: || | !|─ ─ ,iリ)! |li ┃ ┃||).l |
[|]_|_|」|_|,j_|_|_|_|]||::||=|| |=|| |=||/ ’ 、 - ,ノル´ .ハl、'' ヽ'''ノN从!
三三三三三三]||::||: || |: || | ̄ ココハ トアル {!とス) (i'l{H}| {l')
|_|_|_]」_|_|_|_|_|_|」||::||=|| |=||/. , -‐- レストラン… i´゙T`i く/_i_j_,ゞ
三三三三三三]||::||: || | ̄ン ヽ 〈_.八_,> . (__八__)
|_| |_|]」_|_|_|_|」]_i||::||=||/ ノハノハ从ハN. !
三三三三三三]||::|| ̄ i.!┰ ┰ | |) i ナポリタン…
|_|_|_]」_|_|_|_|_|_|」||/ リ、 - ,ノリハ' ナ ポ リ タ ン…
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄.ズツウ… ol⌒ll⌒D
コタエ ハ カナラズ </_i_l_j,ゝ ショッパイ…? ∧∧
アルハズ (_i__) ナン ノ アジ? (-x-;) )〜
京都の友人に関西限定の新撰組長門チャームを買ってもらえることになった。ヒャッハー
対朝倉戦のときの長門の横顔を見て、なぜかかっこよさというんだろうか、
漢らしさを感じてしまった…
>>762 あのWAWAWAと言いながら入ってくるシーンだな。
>>762 あれはたとえばキョンがハルヒと無関係な人間だったら
放置するわけですよね?>>長門
「今日の5の2」の「相原 カズミ」
好きな人居る?
>>760 いつもすごいなあ
俺には到底まねできん
>>695 ・アワビが大量で困っています
・北高保健室からのお知らせ
・主人がオオアリクイに殺されて一年が過ぎました
>>767 ノ
初めてその子を見たときは自分が無口系キャラ好きであることに気付いてなかった。
…しかし、それだけじゃ完全にスレチだぜ。
>>770 >オオアリクイ
スパムメールより先に迷惑メーリングGIRLが思い浮かんだ俺はMOSAIC儲
ヒジキでググると5番目に…
そして他のキーワードの筆頭に…
>>760 ナポリタンをおでんに改変したやつを思い出した。
ぬぽ
かっ
ましまろw
>>776 ハルヒから某人型携帯風にアンテナが出てるように見えた
喰霊開放!びゃくえーい
長にゃんオヤスミ
そろそろお題SSが来始める頃だろうか…。
ここの所1ヶ月ほど、このスレの深夜クオリティのせいで寝れなくて困ってるw
>>784 次でボケて(AA略…はありきたりすぎてやる奴いないか
長門のムネを揉むSSが無い、ムネん!
,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)'
_ 人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)'
, ^ `ヽ キエウセルガヨイ ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)i
イ fノノリ)ハ ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ 彡 ,, ⌒ヽ ミ彡"
リ(l| ゚ ロ゚:::゙:゙ '"゙
>>789-790 ミ彡)彡''"
( ∪∪. ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_ ) 彡,,ノ彡〜''"
と_)_) ゙⌒`゙"''〜-、,, ,,彡
793 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 00:39:14 ID:1nt/qMtP
昨日は雪かきが大変だった。
よほど疲れていたのか、やっている最中に
「雪かきを有希掻きと書くとどことなく卑猥な感じがするな」とか考えてしまった。
>>790 胸はあるって言ってんだろが
大きさこそ目立たないが女の子らしい慎ましやかな膨らみと
若さゆえのハリのあるぷるぷに柔肌が、服を脱げばそこに。
いい加減にしないとバックアップシステムの名にかけて
おねだりするようになるまでアナル開発すんぞ。
>>796 あなたに見せた記憶は消失している。
よってそのような表現は不可能。
仮にあるとしたら今すぐ消去すべき。
>>797 そいつぁできない相談だカワイコちゃん
男ってな女を忘れられねえ生き物でね
とりあえずパンツ見せてくれ
>>797 ふふふ、俺はカワイコちゃんにバストアップシステムをかけたSSが
どこかに記録されてたはずだわさ
とりあえずムネを見せてくれ
_、 (巛ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡ミ彡)ミ彡)
, ^ `ヽ ,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)''"
イ fノノリ)ハ 人ノ゙ ⌒ヽ
>>798 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)''"
リ(l|゚ -゚ノlリ ゴオオオオオオ ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)
⊂)京iヽ リ M_..... _,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ 彡 ,, ⌒ヽ
>>799彡"(⌒ >
ッ====={}#≡≡ニニニO二lXl_ (:::::゙:゙ '"゙ ミ彡,)' 从':;.':;.
'”====`しU´ >>  ̄ ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_、;;:〜''〜,彡⌒''〜''"彡,,ノ彡〜''" ).∵;'
久々の深夜の部ですねわかります。
俺も萌やされたい
なぜだかわからんが今日は眠れない…
>>748のSS書いてるEmacsの前で吹いたじゃないかw
この時間
長門は起きてるんだろうか。
それとも寝てるんだろうか。
もし寝ているならどんな夢を見てるだろうか。
「戦艦 朝倉」でググったら
「もしかして: 戦艦 長門 」
って出た。どういうこと?
そういうことだ
早朝だけど一作目が出来たので投稿。
・ThinkPad ←今ここ
・HTC Touch Pro
・ボーイング747-400
・壷
・主流派
・おでん
・ミートソーススバゲティ
タイトルはバタフライ。
このタイトルでにやついた人はIBM好きに違いない。
たいていの人はこんな寒い日に外に出る気にならないであろうと思う雪の日に、ただでさえ俺のような凡庸な高校生が外に出る気にならないことは言うまでもない。
どこぞの団長様なら"こんな日にこそ不思議が転がっているのよ!"とか言いそうであるが。
だが、その団長様が"明日もSOS団としては探索をしたいところよ、でも明日はそれ以上に団長としてやっておかねばいけないことがあるのよ。
団員の健康を心配するのも団長の義務なんだから明日はゆっくり休んでおきなさい!"
と仰せになったので俺は珍しく週末の探索という団長の気まぐれから逃れることが出来たのであった。
かと言って自分の学校はそれほどのスパルタ進学校であるわけでもないので、さほど宿題があるわけでもない。
こうして俺は週末にしては珍しく自宅にて怠惰なときを過ごしているのであった。
まあどうせそのうち起きてきた妹がシャミセンともに"キョン君遊ぼ~"と言いつつやってきて人が享受している貴重な安楽の時をぶち壊しにするのだろうが。
そう思いつつベットの上でごろごろしていると携帯にメールが来た。
実は俺にまともにメールをしてくる人は限られている。
傍若無人なハルヒならメールなんて返事に時間がかかる手段はとらず、いきなり電話してきて"一大事よ! 駅前に集合! 30秒以内!"
と言うに決まっている。
よってその線の可能性は非常に低い。
次に考えられるのは朝比奈さんであるが、失礼ながら彼女が文明の利器の携帯電話を使いこなせるとは思えない。
あの人は未来からきたはずなのにどこか抜けているところがある。
だからこそどこかかばってあげる必要を感じてしまい目が離せない訳であるが。
未来人組織もよくわからないものだ。
谷口? どうせあいつは今日もまたどうせ実りもしない恋に走っているに違いないし、国木田はまじめに勉強でもしていることだろう。
そして古泉からメールが来たことなど数えても数回ほどしかない。
例えるとするならば上杉謙信が武田信玄に川中島の戦いの間に送った封書の数と同じぐらいか。
となると、メールを送ってきそうなのは一人ぐらいしかいない。
そう宇宙人で情報統合思念体の長門有希である。
となると一大事である。
今までの経験上、長門からメールが来たときに普通の用であった試しはない。
むしろ、たいていの場合地球崩壊の危機に近いものがあったことが多い。
そう考えると長門からメールというのはかなり重要なものであると言わざるを得ない。
そこまで考えたところで俺はある程度覚悟した上で、身を起こして携帯電話を見た。
案の定メールは長門からであったがその本文はいつもと少々違っていた。
いつもの長門ならメールの文面は至極明快で"問題が発生した。来て。"ぐらいのものなのであるが、今日のメールの本文はある意味普段の長門らしくなかった。
その本文は以下の通りである。
"あなたにどうしても渡したいものがある。今すぐ来てほしい。"
俺が覚えている限り長門が今まで10文字以上のメールを送ってきたことはない。
そして長門が俺に何かをくれると言ったことがあっただろうか?
確かに入学してすぐに栞入りの本を渡されたこともあったがあれは何かを貰ったうちに入らないだろう。
こういう状況に遭遇したとき、谷口なら"A-の長門有希が俺にメールをくれたってことはこれは恋の予感だよな?"とか一人で能天気に浮かれそうなものであるが残念ながら俺の脳はそう楽観的に出来ていなかった。
いい加減にあいつも現実に気がついても良さそうなものだが。
つい余談が過ぎた。
とにかく俺は寒さに耐えれるような上着を羽織り自転車に乗って長門のマンションへと向かったのであった。
何度か来たことのある長門のマンションの部屋の呼び鈴を押すとすぐに長門が出て"開いている。入って。"と言ってくれた。
いくら上着を着ているとは予想以上の寒さにかなりやられ気味であった俺はその言葉に喜んで甘えさせてもらうことにした。
そして適度に暖かい部屋に入らせてもらい、上着を脱いで、"で、用って何なんだ? また不自然な情報の流れでも観測されたのか?"と言った後で部屋の中央にいかにも年代物のノートパソコンが2台置いてあることに気づいた。
だが普通のノートパソコンと違ってキーボードの部分が本体よりも長くてまるでバタフライのようだ。
そしてキーボードの下半分の中央付近に赤い丸が埋め込まれている。なんというか珍しい機種だな。
そう思っていると長門が待っていたかのように口を開いた。
"私も自分の部屋にパソコンが欲しいと思った。"
ああこの前のコンピ研とのゲームのときの話か。いかにも楽しそうだったからな。
"で知り合いになったコンピ研の部長に余っている機種がないか相談に行った。"
そんなことしなくてもこの前ハルヒがコンピ研からゲームに勝ったときにぶんどったものを借りればよかったのに。
"あれは一応部の備品。勝手に持ち出してはいけない。"
そういうものか。まあ何というか長門らしいな。でどうなった?
"部長はこう言った。
-少し古い機種だがこの機種は君にこそふさわしい。我々以上に使いこなしてくれることだろう。君になら喜んで2台贈呈しよう。-
そうして貰ってきた2台がここにある。"
なるほど。部長も気前がいいんだな。それでこの変わったキーボードと埋め込まれた赤い丸は何だ?
"ThinkPad701c。"
は?
"IBMの往年の名機。
中央で二つに分かれ格納されていて使用時にはフルサイズに広がるキーボードが特徴。
その美しさからバタフライキーボードと呼ばれファンに愛されている。
中央に埋め込まれている赤い丸のパーツはトラックポイントと呼ばれていてマウスの代わりを果たす。
一般的な名称を使うならばポインティングスティック。
他の会社ではアキュポイントやNXポイントと呼ばれていたりもする。"
さすが長門詳しいな。で、2台あるってことは1台を俺にくれようと言うのか?
"そう。"
好意はうれしいが、悪いがこんなプロ向けの機種なんて到底俺には使いこなせそうにはない。
これはお前が貰ったものなんだからお前が使ってやれ。
その方がパソコンとしても本望なはずだ。
"あなたにはいろいろとお世話になった。これはそのお礼。それにいくら私でも2台のパソコンを一度に使うことは出来ない。"
まあそれもそうだな。そういうならせっかくの好意に甘えさせていただくとするか。
いくら俺でも勉強すれば少しは使いこなせるようになるだろう。
"あなたには素質がある。この前のゲーム対戦のときにそう感じた。"
そうかい。そいつはありがたいな。俺はさっぱりそうは思わないが長門が言うならそうなんだろう。
"それにこのノートパソコンには私か使いやすく改良した独自のOSが入っている。あなたなら使いこなせるはず。"
そいつは凄いな。さすが長門だな。
"あとこのパソコンには私が作ったゲームも入っている。是非遊んでみて感想を聞かせてほしい。"
お、それは興味あるな。今遊んでみてもいいか?
"構わない。"
じゃあダブルクリックで起動させて、と。
ちゅるやさんのだいぼうけん
・はじめから
・つづきから
・つよくてニューゲーム
まだシュールなゲームだな。これお前が作ったのか。おもしろそうだな。
"対戦も出来るようになっている。対戦をするには2台をLANケーブルで接続する。"
じゃあせっかくだし対戦してみるか。本気でかかってきていいぞ。ゲームには実はそれなりに自信があるからな。
こうして俺と長門は冬の寒い日に暖かい部屋の中で向かい合ってゲームに興ずることとなった。
もちろんゲーム前の自信が嘘であったかのように俺が長門にこてんぱんにやられたのは言うまでもない。
そして俺が翌日の探索でハルヒに"何有希の家で2人でゲームなんてしてたのよ。何かやらしいことしたんじゃないでしょうね?"と絞り上げれられたのも事実である。
でも俺はゲーム対戦をしながら思ったのだった。
少し前には読書以外に興味が全くなさそうだった長門はゲームという新たな興味を持てることを見つけたならそれはいいことじゃないか。
そうして徐々に一般人としての常識を養っていけばいいんじゃないかと。
誰だって最初は完璧な訳じゃないしな。
でその後持って帰ったノートパソコンがどうなったかって?
読者諸君のご賢察の通りである。
帰ってくるなり俺は妹に"キョンくん、ひとりだけたのしんでくるなんてずるーい!"と言われ、パソコンごと拉致され長門の作ったゲームは妹の格好の遊び道具となり俺はその相手を延々とさせられたのであった。
まあいつものことと言えばそれまでだけどな。
おしまい。
以上です。
本当はもっとコンパクトにまとめるはずだったのに書いていたらいろいろと発想が浮かんできて3000字越えの長文化してしまいました。
400字詰め原稿用紙約8枚かよw
ちなみにこのSSは全部Emacsで書きました。
以下興味ない人はスルーしてください。パソコン話なので。
ThinkPad701cはCPUが486DX4-75MHzとかいつの話だよ?とかコンピ研にはどれだけ古いマシンがあったんだ?とかつっこみどころ満載ですがThinkPad 701cは自分が一度使ってみたかったパソコンリストの中に入っているのでSSのネタにしてみました。
他にもPowerBook 2400とか使ってみたかったなあ...
それではまたHTC Touch Proでお会いしましょう。
>>801 これはすばらしい
もうすこし猫背だったら完璧だ
乙ってか無理矢理ねじ込んだようなお題かなえてくれてマジありがとう。
TPの往年の名機できたか…レノボになってから微妙に格好悪いんだよな…T500とか特に。
あとトラックポイント使いやすいよトラックポイント
乙。
赤丸スティックなつかしいなぁ。
そしてまさかちゅるやさんを使ってくるとはww
ただ、なんとなくセリフは""じゃなく「」のほうが読みやすいかなぁ。
>>808-814 GJ
ちゅるやさんネタに吹いたw
長門は何を思ってちゅるやさんのゲームを作ったんだw
さあてね
ハルヒちゃん3話はサムデイ状態だったんだな
>>808 GJです。というか、この早さでこれだけ書けるなんて素晴らしい。
こういう日常の一場面っていいな。
バタフライは知らないけど、ThinkPadシリーズはその丈夫さが好き。
あと、歴史ある学校なら、どうしてあるのかわからないような旧いパソコンがあったりするものだと、元コンピ研部長が言ってみる。
ちゅるやさんのあれは、スペランカーなイメージだったんだけど、つよくてニューゲームがあったことに気付いた!
>>815 猫背ですか。また深夜に差分でも考えて見ます。
ハルヒちゃんの長門は目がキラキラしててかわいいな
じゃ仮に聞くが可愛くない長門ってなにかね?
>>824 そうだな
オレの描く長門かな・・・・・orz
長門は今まで読んだ本の内容を全て記憶していると思うんだ
ということは将来的には10万3千冊の本を(ry
それじゃ長門がのちのち空気になっちまうよ!
. ノ , i / ,, / |ヽ ゙ヽ |│:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| '.
イ i | i ,'`メ // /i .ト ヽ ヽ {└- _:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j }
レ| { i |//'´ `メ / / /| } ト 1-='/: : : : /{:丁 :{: :T: ┬:- __/ ′
',イ i r+テ=ミメイ //'"|´/ / ハ| /イ: {: ∧⌒l: ハ: :\{⌒ト:ハ: : : :\ |
`、ヽ r'メ, {。;;;;'ソ ` ' ,rz;,y'ノi〃イ .' / 人ハ/ イ卞iト \{ ィァ=ミj/∨ : ト:> j
`ハヾ ヘ i'ー''- /。シ゚ク /'" {/ Y } 弋)ソ ん刃ハレヘ:∨ /
レ',`''; i , `'' / / { | j ,, , ゞ.ン 〃:{V ∧
' i∧ト i, - ,イ{ ./ 、 |人 ''' /:.:厶 │
. ,y}`ヽ |ゝ, _, r '´ リ |/ \ |i : \ ` ー /: :/_人 |
eonetで巻き添え規制されあのでp2からカキコ
ながとかわいいよながと
>>828 かわええなw
同じ部屋に閉じ込めてみたいw
個人的に長門には一度だけでも良いから「ダメだこりゃ」って言って欲しい。
ドリフで長介が言ってたみたいな感覚で。
言うだけならキョンやハルヒでも出来るけど、長門じゃないとダメなんだ。
なんて言うか…インパクトが全然足りない。
事態がもうグダグダになったりした時に、長門が一言ボソッと「ダメだこりゃ」
って言う事によってその破壊力はまさに∞になるんだよ
>>831 よし、そのSSを書く作業に入るんだ
タイトルは「長門有希の『ダメだこりゃ』」
来週の今日までに頼むw
長門ってなんで呼び捨てですか?ロボットだからですか?
同級生だからでわ?
やだ・・・なにこれ・・・
サーセン
みのりんがレズパンツって言ってるのって
何の番組でしたっけ?
>>832 「長門有希の『ダメだこりゃ』」
>>833−835の後、突然長門が現れ…
「ダメだこりゃ」
サーセン
しかし原作でそんなキャラ崩壊は勘弁願いたい。
みのりんの定義が最近あるアニメを見たせいで上書きされて一瞬戸惑うのは俺だけではないはず
中の人などいない気がしないことも無いような気がする
ピッチャービビってる、ヘイヘイヘイ
の人だね。
↑ペチャパイに見えたorz
>>841 「そそ。
あ〜某別アニメで人死出た直後だから長門が心にしみる・・
いやいつもしみてますよあさくらさんちょっとな」
血で汚れてこの先は読めない。
中の人はスレチ……と言い出すのは多少なら野暮ってもんだが、ハルヒちゃんの長門って随分改変がされてるが
このままここで話してもいいのか?
消失でみのりん?の真価がためされる
>>846 中の人についてなのか、ハルヒちゃんの長門についてなのか、どっちの事を聞いてるんだ?
ゴメン、日本がおかしかった。
ハルヒちゃんのほう
個人的には良いと思うけどなー。
改変については普段からしまくりだし、今更気にしても仕方ないような。
まあ、テンプレには「部室で読書に耽る寡黙な少女」とあるから、
ハルヒちゃんの長門についてはスレチといえなくもないけど。
読書をエロサイトに変えりゃいいだけ
サイトじゃねーwゲームだ、ゲーム。
>>851 現状ここは原作、アニメ含めた長門有希総合スレになってるんだから
ハルヒちゃんの長門だけハブるのはおかしい気がする
確かに、いつも俺がフィギュアでやってるようなのに比べたら十分長門だと思う。
アタイが長門さんのふとももばかり見つめてるのはスレチに入るのかしらん。
ワロタ
長門のふとももって細いのかな太いのかな
でも白くてすべすべなのは間違いないな
師匠といえば、昨日は本スレに師匠の絵が貼られまくってたな。
「あれ?ご存じなかったんですか?長門さんは、貴方の命令なら
無条件に何でも従いますよ。思春期男子らしい性的な内容も、
イスラエルを地上から消せ、でも」
小泉の一言はまさに悪魔の言葉だった。
…続けられそうにないな。
投下します
お題「クロネコヤマトの宅急便」
心音上昇――軽度の緊張状態を確認。
原稿用紙を手に、席を立った私へと注がれる視線。
私の話は受け入れられるだろうか。
何かを書く時、私はいつもそれを気にしてしまう。
何故、気にするのかはわからない。
萎縮する気持ちを奮い立たせ、深呼吸をする。
……伝えよう、この物語を。
それが私がここに居る理由、貴方達がここに居る理由。
私は、言葉を紡いだ。
「クロネコヤマトの宅急便」
クロネコのヤマトは宅急便屋さん。
今日も忙しそうに多くの荷物を運んでいます。
「こんにちわ、ペリカンさん」
「やあ、ヤマト。こんにちわ」
ヤマトは荷物から綺麗な紙で包まれた箱を1つ取り出して、
「お荷物が届いていますよ」
「本当かい? 誰からかな、ありがとう!」
ペリカンさんは箱を受け取り大喜び。
ヤマトもそれを見て、大喜び。
「よかったですね〜。それじゃあまた」
再びヤマトは荷物を持って、次の配達先に向かいます。
「あ! ヤマト。僕宛の荷物はないかな?」
「こぐまさん、こんにちわ。はい、届いていますよ」
ヤマトは荷物から白い箱を1つ取り出して、
「お届け物です。こぐまさん」
こぐまさんは荷物を受け取ると大急ぎで箱をあけて、
「ふ〜よかった、ちょっと遅れちゃったけど、これでみんなにお話を見せられるよ!」
そこにあったビデオテープを手にほっと一息。
ヤマトもそれを見て、ほっと一息。
「よかったですね〜。それじゃあまた」
再びヤマトは荷物を持って、次の配達先に向かいます。
「次の配達先は……あ、ゾウさんの所だね」
宛名を頼りに歩いていくと、ゾウさんのお家が見えてきました。
ヤマトは荷物から綺麗な箱を取り出して。
トントントン。
「こんにちわ、ヤマトです。お荷物を届けにきました」
……あれ? お留守みたい。
ノックをしても、誰の声も聞こえません。
どうしよう、どうしよう。
困ったヤマトは、送り主のキリンさんに電話を掛けてみました。
「もしもし。お荷物をお預かりしたヤマトですが」
「ああ! ヤマトくんか。荷物は届けてくれたかい?」
「ごめんなさい。それが、ゾウさんはお留守みたいなんです」
「そっかぁ。電話を掛けても繋がらないから、変だとは思ってたんだ」
キリンんは寂しそうに言いました。
「ありがとう、ヤマトくん。荷物は君にあげるよ」
突然の事にヤマトはびっくり。
「ええ? どうしてですか?」
「ゾウさんに渡したいと思ったけど、それが出来ないなら君にあげたいんだ」
「……でも」
「気に入らなければ捨ててしまっていいからね。わざわざ電話してくれてありがとう」
そう言って、キリンさんは電話を切ってしまいました。
どうしよう、どうしよう。
こんな事は初めてで、ヤマトはどうしていいのかわかりません。
ともかく、開けてみよう。
そう思ったヤマトが綺麗な箱を開けてみると、中からマフラーが出てきました。
「わー何て暖かそうなマフラーなんだろう」
思わず手に取り、首に巻いてみると
「あれ、何か落ちたみたい」
マフラーの間から、一枚の手紙が落ちてきました。
『ゾウさんへ 彼女は僕よりも君の事が好きだってさ。だから、彼女に貰ったこのマフラー
を君に贈ります。どうか、お幸せに キリン』
偶然見てしまった手紙に、ヤマトはびっくり。
どうしよう、どうしよう。
手紙もマフラーもとてもとても大切な物で、ヤマトにはとても受け取れません。
大急ぎで街を走るヤマト。
「あ、ペリカンさん! ゾウさんを見ませんでした?」
「いや、見てないよ」
「ありがとう!」
慌てるヤマトの姿に、ペリカンさんはびっくり。
「やあヤマト、おかげで助かったよ」
「こぐまさんこぐまさん。ゾウさんを見ませんでした?」
「ゾウさん? ん〜見てないね」
「ありがとう!」
ゾウさんはどこに行っちゃったんだろう?
ヤマトがどれだけ街を探しても、ゾウさんの姿は見つかりません。
やがて夜が来て、街は暗く寒くなってしまいました。
ゾウさんを見つけられなかったヤマトは、一人家へと帰る途中です。
「うー寒いよう。でも、このマフラーはとっても暖かいや」
凍えるような寒さでも、マフラーを巻いた首だけはとっても暖か。
まるで、誰かが僕を抱きしめていてくれるみたい。
お日様みたいに。
お母さんみたいに。
「……うん、やっぱりこれは僕が持ってちゃダメだよね」
ヤマトは立ち止まり、それまで歩いてきた道を引き返し始めました。
トントントン。
「こんばんわ、ヤマトです。お荷物を届けにきました」
ガチャ。
「あ、ヤマトくん!」
ドアを開けたキリンさんは、ヤマトの姿を見てびっくり。
「夜遅くにごめんなさい」
ヤマトはそう言って、自分の首に巻いていたマフラーと手紙を差し出しました。
「キリンさん、僕やっぱりこのマフラーは受け取れません」
困った顔のキリンさんにマフラーを手渡して、
「このマフラーとっても暖かかったです。きっと、凄く暖かい気持ちで編んだマフラーなん
だと思います。だから、僕が持ってちゃダメだって……あ!」
一生懸命、自分の気持ちを伝えようと話していたヤマトが見たのは、キリンさんの後ろに
現れたゾウさんの姿。
え? え? え?
「ごめんねヤマト、ちょうど入れ違いになっちゃったみたいだ」
照れ笑いを浮かべるゾウさんと、同じ様に笑っているキリンさんを見てヤマトはびっくり。
さらに、もう一人玄関にやってきたのは、可愛い小さな女の子。
え? え? どういうことなの?
「ついさっきゾウさんと彼女が家に来てね、僕の誤解を解いてくれたんだ」
キリンさんはとても嬉しそう。
女の子はそんなキリンさんを見て、
「私、キリンさんが好きです。でも、ゾウさんの方がもっと好きです。でもやっぱりキリン
さんも好きなの」
ゾウさんとキリンさんと女の子の3人は、仲良くみんなでマフラーを巻いて
「わ〜やっぱり暖かいね」
「2人を思って編んだの」
「とっても嬉しいよ」
みんな笑顔でにっこり。
ヤマトもそれを見て、にっこり。
「よかったですね〜。それじゃあまた」
再びヤマトは荷物を持って、次の配達先に向かいました。
マフラーはもう無かったけれど、ヤマトは全然寒くありません。
何故なら、暖かい3人の笑顔を見れたからです。
「――おしまい」
私が、物語が終わった事を告げると、
「なかなかいいじゃないっ! 今度の機関紙のTOPは有希の話で決まりね! 古泉君、デ
ータに打ち込んで!」
「かしこまりました。編集長」
涼宮ハルヒは、私の手から原稿用紙を受け取って古泉一樹にそれを手渡した。
発表という目的を達成し、私は椅子に座る。
達成感と安堵感。
とても緊張した……でも、話せてよかった。
「びっくりしました〜。前に長門さんが書いたお話しと感じが違っていて、凄く優しい物語
でしたね」
何度も瞬きを繰り返している朝比奈みくるの指摘は正しい。
私も、自分の変化に驚いている。
以前の私には、この物語は書けなかったはず。
この変化を生んだのは――きっと
「ずっと本を読んでいるだけの事はあるな。本当、大したもんだよ」
彼はそう言って、隣に座る私の頭を撫でてくれた。
何故だろう。
何日も何日も文章を考えようやく出来上がった文章が、彼の手を数秒間頭に感じるだけで
書いてよかったと思わせてくれる。
そして、あれだけ緊張したのに……また何かを書こうと思っている。
――それが何故なのか、いつか私に理解できる日が来るのだろうか。
「さ、次はキョンの番よ」
涼宮ハルヒの言葉に、
「……あの話の後ってのはきついな」
苦笑いを浮かべて彼が席を立つ。
心音上昇――軽度の緊張状態を確認。
原稿用紙を手に、席を立った彼へと注がれる視線。
彼はどんな話を聞かせてくれるのだろう? とても、楽しみ。
「クロネコヤマトの宅急便」 〜終わり〜
以上です、お邪魔しました〜
>>871 GJ!
クロネコヤマトだけに、長門が「一歩前へ」進んだ感じがいいなと。
>>871 「クロネコヤマトの宅急便」というお題から
こんなSSを生み出せるとは…
これはすごいですのぜ。
GJという他はないがどこもおかしくはないな!
>>871 正直凄いな。なんか感動した。
自分のSSが霞んで見えてくるぜ。
クロネコ…ヤマト運輸
ペリカン…日本通運
ゾウ&キリン…松本引越センター
で、こぐまが分からなくてググったら名鉄運輸か…
>>877 なんか味のある駅だなw
家の近くなんて"ちはら台駅"と"みのり台駅"なんつうとっくに既出の奴しかないしな
途中読んでてひょっとして…と思ったがやっぱり引っ越しセンターかw
>>871 学のないせいか知らないがさっぱり分からない。どこが面白いんだろうか。
いや叩くとかじゃなくて、意味が分からない。
>>883 まぁ、人それぞれだからね。わたしは普通にほっこりした。。
高校の時の現代国語で他の人があれこれ感想を言っているときに
「わたしには理解できませんでした。」と言ったのを思い出したよ。
そういうこともあるさ。
>>886 登場人物が全部運送業者のイメージキャラクター
そういえば飛脚が出ていない。
はっ、まさか女の子が……!?
飛脚を出すならDHLとかFedExとかをだな(ry
Janeの左下のトレース画面の内容を長門に変えたの誰か持ってない?
Janeアップデートしたときに移動させるの忘れたんだorz
長にゃんオヤスミ
そもそも面白さを狙ったものじゃないと思うよ。
文芸部の機関誌のために長門さんが書いた物語なんだし。
心温まる童話みたいな感じかと。
>>894 かういいいww
あんたしゃんの絵はホントなんていうか…
絵本的で、なごむね。なんか児童書の挿絵とかになってても
違和感無い感じ。好きよ。
雰囲気が物凄いピッタリだ。
>>894 なぜか、この絵の右上を見て「クロネコナガトの宅キョン便」というフレーズが浮かんだ。
でもどこかで見たことがあるような気がしてググってみたら、
150冊目に「クロネコにゃがとの宅キョン便」という書き込みを発見した。
どうりで見たことがあるわけだ……。
それはそれとして、さっきのSSの挿絵にピッタリな絵ですな。
そして、「の」が地味にハルヒ仕様だw
>>894 さあその絵をヤマト運輸に送る作業に戻るんだ
魔女
「の」
宅急便
おそるべしパヤオ
涼宮ハルヒの宅急便
例のメロディに乗せて歌えるのがいいな
あの〜どれかひとつに〜 きみが〜いるから
あれこれ違ったっけ?
HTC Touch Proどう調理しよう...かなり難航が予想されるな。
>>901 それはラピュタだw
朝倉「終点が教室とは上出来じゃない」
キョン「ここが教室だと? ここはお墓だ。俺とお前の」
(中略)
長門&キョン「■?@¥〜=○……(禁じられたワード)」
朝倉「あぁ〜、眉が、眉がぁ〜」
>>903 貧乳! Poor Breast!
よし....これで誰か燃やしてくれることだろう。
,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)'
_ 人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)'
, ^ `ヽ ゴオオオオオ ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)i
イ fノノリ)ハ ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ 彡 ,, ⌒ヽ ミ彡"
リ(l| ゚ ロ゚:::゙:゙ '"゙
>>905 ミ彡)彡''"
( ∪∪. ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_ ) 彡,,ノ彡〜''"
と_)_) ゙⌒`゙"''〜-、,, ,,彡
よしフロが沸いたぞ
一緒に入ろうか、ゆきりん
命知らずな…
_
, ^ `ヽ
イ fノノリ)ハ パーン
リ(l|゚ -゚ノlリ
⊂彡r'⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゙⌒゙、∩
>>906 ヽ__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ ⊂(。A。)グワァァァ−!!
有希、ほら寝るぞ
時の波も越えて行こう♪
ナイフがwwwww
ABS師匠?
顔がゆっくりっぽいw
>>911 NHKの国家戦略的オタク育成アニメの一つですね
とか思っていたら"飛べ、ナガト!"という電波を受信した。
ナイフを〜磨くっきゃない〜
でも内容さっぱり覚えてないから覚えてる人がいたらSSのネタにでも使ってくれ。
背びれがナイフに!
そしておへそがたまりません!
はっ、鴨川シーワールドとかいけば、朝倉さんにちゅーをしてもらえるイベントがっ!?
♪長門が振り向いたと〜き〜勝負はつ〜いた〜
俺もさっぱり覚えてない。
有希を〜止め〜たよ〜
921 :
1/2:2009/02/23(月) 02:00:07 ID:AwZv0ne2
誰かが胸を揉むSSがないと言っていたので書いてみた。
酔ってる上に久々に書いたので拙作スマソ。
「入るぞ」
「いいわよ」
いつものようにノックをし、
ハルヒの応えを聞いて文芸部室に入ると、
ハルヒが長門の胸を揉んでいた。
「ナ、ナニをしてるんだ! お前は!!」
校内でもトップクラスの美少女が睦みあう様を見せ付けられて、
動揺せざるを得ない。
健全な男子としての反応を抑え込むため、
目を逸らしながら問い詰めてみる。
もっとも、まともな回答など、
最初から期待なんぞしていなかったのだが。
「ナニって、豊胸運動よ。一般常識の範疇よ!
そんなことも知らないなんて、アンタの家、ちゃんと新聞とってる!?」
「新聞はとってるが、隅々まで目を通してるわけじゃない。
それに残念だが、そんな破廉恥な行為について語った新聞はとってない!」
いや、まったくもって残念だ。
ほんとににあれば親に内緒でコンビニで毎朝買っていただろうに。
実際のところ、新聞で目を通すのはテレビ欄と四コマ漫画、
あとは一面記事ぐらいのものだ。
新聞の読み方について、少々反省が必要なようだ・・・・・・。
って、いま考えるべきは目前の状況についてである。
新聞云々はまた後で考えることにする。
俺が頭の中の整理をつけている間にも、
ハルヒは五指をうごめかし、
長門の服の上からでは存在すら危うげな胸を、
ぐわしぐわしと揉みしだいている。
というより、制服を皺クチャにしているだけに見えるのだが。
朝日奈さんなら、悲鳴を上げて逃れようとするだろうが、
さすがというべきか、長門は顔色ひとつ変えることも無く、
読書を継続している。
「お前、そんなことやって長門が嫌がってないか?
そもそもなんでそんなことを?」
後者の質問はやや失言だったかと思ったが、
当の長門がまったく意に介しない様子だったので、
気にしないことにしよう。
「アンタも相当失礼な物言いするわよねぇ」
傲岸不遜の塊に呆れられてしまうとは・・・・・・。
「アタシだって問答無用に有希の胸を揉んでいるわけじゃないのよ」
「じゃあ、いつも朝日奈さん相手にやってるセクハラまがいは何なんだ」
俺の質問をまったく気に留めず、ハルヒはことの次第を語りだした。
922 :
2/2:2009/02/23(月) 02:00:53 ID:AwZv0ne2
「最初に聞いたときには、『べつに』とか『必要ない』とかそんな感じだったのよ。
でも、世間の男どもは胸の大きい女性が好きだっていうし、
好きな男がいるなら大きいに越したことはないって言ったら、
『じゃあ』ってあっさり転んだのよ!」
「本人を目の前に「あっさり転んだ」とか言うんじゃない。
結局、なんだかんだ言ってお前が舌先三寸で丸め込んだんじゃないか」
しかし、長門に好きな男がいるとは。
下世話とわかっていながらも興味が湧くな。
「丸め込んだにせよ、何にせよ、
いまは同意の上の行為なの。
とはいえ、固い胸を揉み続けるのも一苦労だわ」
「いくら何でも、その物言いは酷すぎるだろ」
「わかった、じゃあ、お詫び代わりにこの作業を代わってあげるわ。
有希に感謝しなさい」
いくらなんでも滅茶苦茶だ。
そう思って反論しようと思った時。
「ダメ」
初めて長門が口を開いた。
「・・・・・・彼はダメ。
公序良俗に反する」
「ま、まぁ、確かに正論よね。
いいわ、みくるちゃんを探してきて代わってもらうから!
いい!? キョン、有希が嫌がってるのに手出ししたら、
逆さまにして屋上から吊るしてやるんだから!
アタシの許可無く、指一本触れたら許さないんだからね!!」
そう言い残すと、ハルヒは竜巻のごとき勢いで、
哀れな上級生の獲物を求めて飛び出していってしまった。
探しに行くほうが疲れそうなものなのだが・・・・・・。
結局、文芸部室に俺たち二人は取り残されることとなった。
他に人がいないとなると、さっきの疑問点が頭をもたげてくる。
「なぁ、長門。
さっきのハルヒの話にあった、『好きな男』っていうのは、一体・・・・・・」
「内緒」
珍しく、俺の言葉を遮って答える。
「まぁ、いいさ。
無理に聞き出すものでもないし、聞き出す必要もない。
とりあえず、思いが届くようにがんばれよ」
長門は本から目を離すことなく、軽く頷いた。
それにしてでも、こんな無機質な宇宙人の心を惹きつけるとは、
どんな変人なのだろうか。
思いつく限りの奇矯な知り合いの顔を思い浮かべていると、
極々微かな呟きが聞こえた。
「・・・・・・いまは、まだダメ。いつか」
声を発したはずの宇宙人は、
まったく変わった素振りを見せることなく、読書を続けている。
俺は呟きを空耳と思い直し、
ハルヒたちが来るのを待つことにした。
923 :
画像祭りより:2009/02/23(月) 02:44:42 ID:0I7rZmP/
>>922 こういう微エロ微ラブが長門SSの真骨頂
GJだぜ
>>770 ・アワビが大量で困っています
・北高保健室からのお知らせ
・主人がオオアリクイに殺されて一年が過ぎました
以上3つも頂いていきます、ありがとうございました
>>894 長門がどんな思いで物語を書いたかは、皆さんの想像にお任せします
画像を見てレベルの高さに驚きました
凄く嬉しいです、素敵な絵をありがとうございました
>>925 その三つは三題噺として一本にまとまるようヨロシク
長門は授業中に当てられたらどうしてるんだろう?
淡々と即答すると思われ。
ただ、現代国語だけは苦手で、登場人物の心情とか問われるとフリーズしちゃうとか。
>>911 なついww
そんでゆっくり涼子www
やっぱ長門スレは夜中からなんだな。
ハルヒちゃん4話きたwwwww
そういや朝倉さんは何歳なんだろう。
ループを経験してないので3歳です。
3歳でけしからんふとももですね。
あちゃくらさんきたよw
あれ?ちゅるやさんはないの?
YouTubeのチャンネル登録って便利だな
エロサイトを開いてしまった時の長門のリアクション・・・
>>937 登録しようとチャンネルのページを開いたら激動のプロモが流れた。
fmt=22やってみたらできたっぽいw
>>937 RSS監視の方が便利だぞ
あとハルヒちゃんは&fmt=35な。
俺のRSSは未だにハルヒちゃん4話を知らせてくれないのだが…
>>930 なんかほのぼのしてて好きだぞ。
どんどん描き続けて修練を重ねるのだ。
たぶん、化けると思う。
>>930 長門さんは一切喋ってないのに
キョンには全部伝わってるのなww
言葉以外の細かいニュアンスなんかもw
ほのぼのして楽しいZE!好き!
そしてハルヒちゃん第四話みたZE!
やっぱりなんか中の人、あの朝倉さんの方が生き生きしてる気がするね!
というか声がほぼ翠の…いや…
>>945 これって長門なのか?
とりあえず保存はしたが。
投下します
お題「道路工事」
「道路工事」
深夜、自室で読書に耽っていた時の事だった。
もぎゅう。
ページをめくる音以外は無音と言ってもいい部屋の中に、突然響いた悲しげな音。
……今のは何だろう。
発信源はすぐ近くだった気がする。でも、音を立てそうな物は見当たらない。
空耳という物、かも。
左右を見回しても、やはり音源となりえる物が存在しない事を確認した私は、再び
読書に――もぎゅう。
聞き間違いじゃない、確かに聞こえた。
その音源は――私の中にあった。
ドアを開けると深夜の冷たい空気が私を包み、部屋を出た事を私は早々と後悔して
いた。
情報操作で食材を創る事も、空腹感を消す事もそれ程難しい事ではない。
でも、彼は私に言ったのだ。
「ちゃんと食べろよ?」
と。
私は上着のボタンを上まで閉めて、真っ暗な街へと歩き出した。
――誰も居ない無人の街を一人歩く。
何故だろう、昼と夜では太陽に対する地球の向き以外は普段と何も変わらないはず
なのに、意識が研ぎ澄まされる感じがする。
……少し、楽しい。
上空へ視線を向けると多くの星が肉眼でも確認できて、吐き出された自分の息が白
い事に私は初めて気がついた。
……暗いからこそ、見える物もある。
新たな発見に、私の足取りは軽くなった気がした。
コンビニエンスストアーまでの最短距離を進んでいると、普段使っている道の途中
が工事中の看板によって封鎖されているのが見えてきた。
今現在もなお工事をしているらしく、近づくにつれて作業音が聞こえてくる。
こんな時間に仕事をするのは何故なのだろう。
疑問の答えが出ないまま、私はバリケードの傍に
「すみません! この先は今工事中で通れませ……あ」
バリケードの前に立つ私を見てやってきた、意外そうな顔をした男性。
それは、白いヘルメットに防寒ジャンパー、その上に発光機能のある蛍光チョッキ
を着込んだ
「な……長門さん……ですよね?」
古泉一樹だった。
夜の挨拶は、
「こんばんわ」
で間違いない。
「こ……こんばんわ」
軽く頭を下げる私に、彼も続く。
「あの、もしかして何かあったんですか? 閉鎖空間の反応は感じられませんが……
もしかして、敵対勢力がついに?」
緊張した彼の顔は
「違う。お腹が空いたからコンビニエンスストアーまで行く途中」
私の返答によって大きく崩れた。
暫く固まっていた彼は、やがて小さく震えだし……ついには声を殺して笑い始めた。
――何がおかしかったのだろう。
自分の発言、行動を振り返ってみても、特におかしな点は見当たらない。はず。
ここで出会ってから今に至るまでの行動を脳内で再現していると、
「すっすみません。……まさか、貴女がそんな事を言い出すとは思いもよらなくて」
彼はそう言って謝った。
「貴方は」
「え?」
「貴方は、何を」
私の質問に、彼は自分の姿を確認した後……溜息と共に笑った。
「今更隠しようも無いですね……ご覧のとおり、アルバイトの最中です」
「アルバイト」
「ええ。この工事区間に訪れる歩行者、並びに車両等に通行止めである事を伝え、迂
回路へ回ってもらう事。それが今の僕の任務です」
古泉一樹は丁寧にそう説明して、小さく笑った。
疑問がある。
彼は機関の一員、私の知る限り資金面でアルバイトの必要性は見当たらない。
「何故、貴方はアルバイトをするのか教えて欲しい」
そう尋ねた私に、彼は驚いた様だ。
それは、私が彼の私的な事に対して質問したからなのか、私の質問がおかしな内容
なのかはわからない。
でも、彼は暫く考えた後。
「実は今、買いたい物があるんですよ」
楽しそうな顔で、そう答えた。
やはりおかしい。
彼にはその欲求を叶えるだけの金銭的余裕があるはず。
疑問が解決できないでいる私を見て、彼は何故か微笑んだ。
彼と、同じ様な顔で。
「……そうですね、自分でも僕は不合理な事をしていると思います。アルバイトをし
なくても目的を達成するだけのお金があるのに、どうして働くのか? そう、お考え
ですね?」
そう。
肯く私に、彼は肯き返す。
「例えばです。僕が欲しいと思った物があり……機関から得た資金から対価を支払い、
それを手に入れたとしましょう。欲求は叶えられ、満足する。これで終わりですね?」
それが普通のはず。
「ここから先は理論的な話にはならないのですが、それでは嫌なんです」
「嫌?」
「ええ……何と言えばいいんでしょうか……フェアじゃない。そう、僕は思います」
よく、わからない。
「貴方は常に危険と戦っている。その対価を得る事に、抵抗を感じる必要は無い」
むしろ、誇りに思っていいはず。
「そうですね……長門さんの言っている事がきっと正しいんだと僕も思います。機関
のお金を生活費には使えて、嗜好品には使えないなんておかしいですよね。でも、理
屈だけじゃないんですよ。男っていうのは」
笑いながら、彼はそう言った。
その言葉を理解する事は、今の私には出来ない。
でも、工事の照明に照らされた彼の顔は――決して、理解できない物ではなかった。
不意に訪れる沈黙。自然と、私の足はその場を離れるように動き出す。
私が立ち去っていくのを見て、
「お気をつけて!」
彼は、私の背中にそう声をかけてきた。
この星の男は不器用――でも、嫌いじゃない。
コンビニエンスストアーで買う物のリストにホットの缶コーヒーを加え、私はまた
暗い夜道を歩き出した。
「道路工事」 〜終わり〜
もう一つ投下します
「新製品 ロッテ 雪見だいふく <たまごプリン味>」
……と、遠かったです。
やっとの思いで部室棟に辿り着いた時、私はすでに疲れきっていました。
昼休みと同時に教室を出たら、
「みくるー! 一緒にお弁当……あれ、何だか嬉しそうだねぇ……なーにを隠
してるのかなっ? ――あ! 逃げるの? 逃げたら現行犯でお持ち帰りぃ!」
――最初、鶴屋さんに捕まって。
「あ、みくるちゃんじゃない。ここで会ったのも何かの縁ね、一緒に食堂に行
きましょう。――……え、行かないの? 何で? どうして?」
――次に涼宮さんに捕まり、さらにこんな時に限って未来からの業務連絡ま
できてしまって……も、もう、あとちょっとしか休み時間が残ってないです。
腕時計の中で無慈悲に回る秒針を恨みつつ、私は部室のドアをそっと開けま
した。
ドアの隙間から見えてきたのは……窓際に座る長門さんだけ。
よかった、みんなが居たらどうしようかと思いました〜。
ほっと一息つきながら部室に入ると、長門さんは一瞬だけこちらに視線を送
って、また読書に戻ってしまいました。
邪魔しちゃわないようにしないと……。
そっと長門さんの横を通り過ぎ、私は目的の冷蔵庫の前に辿り着きました。
早くしないと、食べる時間がなくなっちゃう。
うきうきしながら冷蔵庫の上段、冷蔵室の扉を開けた私が見たのは
「え」
何も置かれていない、ただの冷え切った空間でした。
え? え? おかしいです。だって……だって朝、私ここに置いたんです。
通学途中で買った、アイスをここに置いたんです!
パニックになりそうな私の耳に、
「探し物?」
後ろから長門さんの声が聞こえてきました。
「は、はい」
「それは、アイス?」
「そうです!」
長門さんがアイスの行方を知っている。
そう思って喜んだ私の前に差し出される長門さんの指、その指はゆっくりと
涼宮さんの席の隣にある……ゴミ箱の……中……うっ……うう。
……そこには、無残にも空になったアイスの容器が入れてありました……。
容器と繋がったままの紙のパッケージには、甘くて美味しそうな絵がプリン
トされていて……楽しみにしてたんです、凄く。
アイスはとってもコクのあるカスタード味で、真ん中はカラメルソースはほ
んのり苦くて、卵感たっぷりであま〜いアイスのアクセントにばっちりで……。
プリンとアイスを一緒に味わえる最高のデザートだったんです」
途中から思っている事が声になっていましたけど、もうそれもどうでもいい
んです……。
今朝からずっと、お昼休みを楽しみにしてきたのに……してきたのにぃ……。
小さく息が詰まって、涙が出てきちゃって、もう休み時間も残ってなくって。
その場に座り込んでしまった私の横で、冷蔵庫の扉が開く音がしました。
……え?
振り向いた私が見たのは、長門さんが開けた冷蔵庫の中に置かれた……。
「ゆ、ゆ、ゆ……雪見だいふく、たまごプリン味ですかぁ!」
冷蔵庫に飛びついた私に、長門さんは
「そう」
と呟きました。
そこにあったのは間違いなく雪見だいふくで、空箱なんかじゃないちゃんと
中身の入ったアイスでした。
長門さんは冷蔵庫からアイスを取り出し、
「2時間目の休み時間、涼宮ハルヒはこのアイスを発見し完食。そこに彼が来
て、アイスの経緯を確認。涼宮ハルヒは「あんたのじゃなかったの?」と言い、
彼は「確認してから食え、っていうか人の物を勝手に食うな」と――」
「そ、それはもういいんです!」
アイスが返ってきてくれただけで、もういいんです!
冷たいアイスを受け取った私は、文字通り天にも昇れそうな気分でした。
よかったぁ……本当によかったぁ!
喜んでいた私の耳に、遠くから予鈴が聞こえてきました。
あ、もう時間が……そうだ!
「長門さん、あのよかったらなんですけど」
私は雪見だいふくのパッケージを開けて、中に入れてあるプラスチックのス
ティックを二つに折って1つを長門さんに差し出しました。
不思議そうな顔で、長門さんはそのスティックを見つめています。
「あの……もう、休み時間が殆ど残っていないので……一緒に食べてもらえま
せんか?」
そう聞いてみると、暫く長門さんは固まっていましたが――やがて、そろそ
ろと手を伸ばしてスティックを受け取り、雪見だいふくの1つにさしました。
1つずつだいふくを取って、一緒に食べた雪見だいふくは……うん、やっぱ
り誰かと食べた方が、一人で食べるよりずっと美味しいです。
空になった容器に並ぶスティックが2つ。
「ありがとう」
いつもと同じ、冷静な顔でそう言った後
「美味しかった。とても」
長門さんは、ちょっとだけ嬉しそうにそう言ってくれました。
――その日から、私は時々お昼休みに部室に行くようになりました。
その手には必ず購買部で買ったアイスがあって、選ぶアイスはいつも2人で
食べられるアイスです。
「雪見だいふく <たまごプリン味>」 〜終わり〜
以上です、お邪魔した〜
\ _n グッジョブ /
\ ( l _、_ /
\ \ \ ( <_,` ) /
\ ヽ___ ̄ ̄ ) /
_、_ グッジョブ \ / / / _、_ グッジョブ
( ,_ノ` ) n \∧∧∧∧/ ( <_,` ) n
 ̄ \ ( E) < の グ >  ̄ \ ( E)
フ /ヽ ヽ_// < ッ > フ /ヽ ヽ_//
─────────────< 予 ジ >───────────────
∩ < ョ >
( ⌒) ∩ グッジョブ < 感 ブ > |┃三 話は聞かせて
/,. ノ l 'uu /∨∨∨∨\ |┃ ガラッ もらった
/ / / /" / \ |┃ ≡ _、_ グッジョブ
/ / _、_ / ノ / グッジョブ \ |ミ\__( <_,` )
/ / ,_ノ` )/ / /| _、_ _、_ \ =___ \
( / /\ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/\≡ ) 人 \
ヽ | / \(uu / uu)/ \
とっとと次スレを立てた方がよさそうなので立ててくる
>>950-955 GJ!
あなたのSSはとても綺麗ね!
なんていうか…すごくいいよ!
グッときたぜ!
>>950-955 あなたの書くSSは普通で良い。
いや、面白味がないという訳ではなくて、
キャラの扱いに違いがあったりすることがなく、
ごく普通の日常を書いたものだから違和感なく読めるという意味で。
古泉や朝比奈さんは一部では扱いが悪いが、
このSSにはそんなことはない。むしろ好感が持てるほど。
アンチたちにも古泉は本来はこういう奴なんだと分かってもらいたい。
>>957 乙です
最初投下したとき改行の位置が特殊だから、縦読みでも仕込んでるのかと思った
文字数で改行の位置決めてるのかな
次スレ乙
長門パンツ見せろ!!!!
朝比奈さんや古泉視点のSSって物凄く書きにくいと思うんだ。
それをさらっと書いてしまうところに力量を感じる。
俺も長門やハルヒ視点のSSはよく書くけどその他にはなかなか手が出せない。
>>950-955 GJ!
相変わらず古泉はバイトなんだなw
みくるがアイスを分け合って食べるってのはいいね。
今更かもしれないけど、一人称は平仮名で「わたし」と書いたほうがいい気がする。
(谷川作品では、男キャラは「私」、女キャラは「わたし」と表記する法則があるみたいなので)
>>957 乙です。
>>930 >>946さんと同じですが、キョンが全部理解しているところがたまらない。
いつも無理させてごめんって、泣けるぜ。
こういうセンスは磨こうと思っても磨けるものではないので、どんどん描いて下さいっ。
>>951 出てくるメンバーのみんなが優しくて好き。雰囲気とか、お題の絡め方とか、素晴らしいです。
ストレートじゃなくて、捻ってあるのに無理矢理じゃない所がすごいです。
あと、勝手に絵描いてすみませんでした(ぺこり)。
少しでも喜んでいただけたら幸いです。
>>957 乙であります!
>>964 一人称難しいですよね。
朝比奈さんは、「あたし」だけど、(大)では「わたし」だし。
だから憂鬱で長門さんが「あたしがさせない」って言ったのは
きっとなにか大事な意図があるに違いない。
もう一度長門の一人称が「あたし」になる時が来るはず。
悲しいかな、アニメだと「わたしがさせない」に変わってるんだよな。
直さなくてもよかったのに。
埋めレスも兼ねて、谷川作品で共通して使われている表記のいくつかをまとめてみる。
SSなどの参考にどうぞ。
「僕」→漢字で「僕」
「俺」→漢字で「俺」
「私」→男なら漢字で「私」、女なら平仮名で「わたし」
「あなた」→平仮名で「あなた」
「君」→人称代名詞ならカタカナで「キミ」、敬称なら平仮名で「くん」
「わかる」→「解る」
>>959 俺はどうもこの方のSSのキャラクターたちは齟齬ありすぎて駄目だなぁ。
いや多分俺だけが特殊なんだろうが
なんというかため息しか出ない。
本当にすごい職人ばかりだ。
角川チャンネルいったことで、激動のPVを目にしたので、ふと
全力で踊る長門は、静と動、冷静と情熱の間、という感じが良いと思う
それも、ほんとに全力っぽいのではなく、長門なりの全力が
>>971 キャラスレで投下される作品なんて基本的に別人28号もいいとこなんだから、
そんなもん気にしてても仕方ない
作品との相性というか、どうしても気になってしまうようなものも中にはあるだろうが、
そう言うときは華麗にスルーがマナーというもの
まあ、原作準拠なキャラでの話はもっと増えても良いとは思うけど
時期が時期だからねw
ある程度はしょうがない、しょうがない。
日付変わってつるっつる!
惜しい!38秒遅かった!
文化的二枚目確定!
あれ、IDが変わったり変らなかったり…どうなってんの
_______________________
| |_┐____|_
古泉君→世紀末ハードボイルド | | へ  ̄ ̄ ̄| ̄
みくるちゃん→ミステリアスファンタジー . | |ヽ__/>^'ヽ. |
有希→センチメンタルスペースオペラ | | ,/ ) .| |
キョン→ノンフィクション青春ポエム _ | | lo ┃| | |
__________________[l_l]_|_| lo ┃| | | あたしたち
─────────────────────i┤lo ╋| | | 一人一人が職人よ!
| :| |_|。| オレラ ニ ナニヲ モトメテルンダ アイツハ… .|_| | | lo ┃|_,,| | 今年もがんばりなさい!
 ̄ ̄ ̄. -‐- , -‐-ー 、 . ,.-,ヘー 、 . | |.,.ィ'i^i^i`r、 | ,.-‐―‐-.、
 ̄ ̄ 〃. ヾ.  ̄ 〃 u ヽヾ  ̄ノ 八ヽ`ヽヾ ! ,レ' ;' "~~` ヽ っ ノンニニヾソ、ヽ
. ! |ノiノハ从ハヽゝ i ハハバハ> ..i ハノ リノバリゝ ! ((八从リ))) っ .オl|ノメ从从|.芥ハ
i (| |┰ ┰i | .イ(! ─ ─|i イ(l|⌒ |⌒リノ |(| | ┃ ┃ | ! . |l!> ┃||).l |
'ハリ、 x ノリ ゞハ、 〜,ノ’ . Yル、 ー ノハ ノリ.ハ'' ''ノハ. ハl、'' ワ'''ノN从!
{jづ旦O {'(とス) 〈iつ{†}|φ (.(.(リ{iづx'゙φリ . ⊂i'l{H}| ○
 ̄ ̄ ̄ ̄ヽ三三ヽ ̄ ̄ヽ三三ヽ旦 ̄ ̄ヽ三三ヽ旦 ̄ ̄ヽ三三ヽ旦 ̄\く/ i j ,ゝ
>>979 「シュレディンガーのABS」と呼ばれる現象があって(ry
>>981 実際に触れてみるまで
ゆきりんのふとももやわらか指数がいかほどのものかは
わからない、ゆえに
触れるか触れないかの間には無数のパラレルワールドが存在している
可能性があるというあの話かね
おやすみゆきりん
長にゃんオヤスミ
>>983 あんたは下半身にばっかり目が行きすぎだ。
もっと上半身も愛でなさい。
かわええ〜
深夜の部開始!!
ハルヒちゃん4話のラストwww
長門wwww
>>987 和むわぁ。
もしや、「道路工事」や「雪見だいふく」のイラストも描いているとか?
さ、寝るぞ有希
. , ^ `ヽ
___.イ fノノリ)ハ
( (⌒ リ(l|゚ . ゚ノlリ
\ ヽノ(,, ⊃⌒⊃ヽ.
. \ //:::#::: :::#:::⌒)
( (:::#::: :::#::::::#:::(_
\\:::#::: :::#::::::#::: \
始めていいですか?
長
門
有
希
希(は希有の希)
-‐-
,. -‐-ー 、っ .〃. ヾ
〃 u ヽヾ.っ! |ノiノハ从ハヽゝ
. i ハハバハ> i (|r|匸lf匸!i |
. イ(! ─ <|i 'ハリ、" c "ノリ
ゞハ、 ロ ノ━━⊂}:|{H}l:i)
. ⊂}ソ†/!´{つ くソ_i_li;ゝ
「二「二ン (__!ノ
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