【らき☆すた】こなた×かがみPart27【こなかが】

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23名無しさん@お腹いっぱい。
私の反応がいたって普通だったのに対してか、今まで気づいてなかった事に対してか、
どことなくがっかりしてるようだったが、後者の場合は仕方がないと思う。
行くところはゲマズやアニメイト、良くて映画かお互いの家だし、最近は受験でそれらすらいけない。
それでも気付くべきかもしれないが、相手の顔が良く見れる場所じゃないと気付けないと思う。
正直ムードのあるデートなんぞ行った事がないし、こっちから計画しない限りないだろう。
前に一度計画したものの、雨で計画崩れして、その後は受験で忙しくて実行できてない。
今日は受験を控えた直前かつ、最終となる息抜きである。

「結構大変なんだよ?このさらさら感を保つのって。」
「そうだよねぇ、それだけ長いと大変そう…。お姉ちゃんも結構苦労してるよねー。」
「…さらさらって、髪かい!」
「うん、そだヨ。かなり大変なんだよねぇ。最近はゆーちゃんにも手伝ったりしてもらったり…」
「ほっぺた関係ないじゃないのよ!」
「ばれた?でも、ちゃんと手入れはしてるよ〜。化粧はしてないけどね。」
「手入れぐらいなら誰だってやるわよ、まったく。」
「でも、あんなに長くやんなくたっていいじゃん。いくら受験でストレス貯まるからってさぁ…」
「やつあたりじゃないわよ!ただ、あんたの…!!な、なんでもない…」
それでも言ってしまうのは私の心の弱さか…決して弄られるのを望んでるわけじゃないからね!
「確かにこなちゃんのほっぺたって柔らかそうだね〜。」
「素直に言えばいいのに〜。むふふっ、照れたり怒ったり、相変わらずかがみは可愛いねぇ。」
「だぁー!人前で恥ずかしいこと言うなー!!」
「お姉ちゃん、お、落ち着いて!」
私の反応がいたって普通だったのに対してか、今まで気づいてなかった事に対してか、
どことなくがっかりしてるようだったが、後者の場合は仕方がないと思う。
行くところはゲマズやアニメイト、良くて映画かお互いの家だし、最近は受験でそれらすらいけない。
それでも気付くべきかもしれないが、相手の顔が良く見れる場所じゃないと気付けないと思う。
正直ムードのあるデートなんぞ行った事がないし、こっちから計画しない限りないだろう。
前に一度計画したものの、雨で計画崩れして、その後は受験で忙しくて実行できてない。
今日は受験を控えた直前かつ、最終となる息抜きである。

「結構大変なんだよ?このさらさら感を保つのって。」
「そうだよねぇ、それだけ長いと大変そう…。お姉ちゃんも結構苦労してるよねー。」
「…さらさらって、髪かい!」
「うん、そだヨ。かなり大変なんだよねぇ。最近はゆーちゃんにも手伝ったりしてもらったり…」
「ほっぺた関係ないじゃないのよ!」
「ばれた?でも、ちゃんと手入れはしてるよ〜。化粧はしてないけどね。」
「手入れぐらいなら誰だってやるわよ、まったく。」
「でも、あんなに長くやんなくたっていいじゃん。いくら受験でストレス貯まるからってさぁ…」
「やつあたりじゃないわよ!ただ、あんたの…!!な、なんでもない…」
それでも言ってしまうのは私の心の弱さか…決して弄られるのを望んでるわけじゃないからね!
「確かにこなちゃんのほっぺたって柔らかそうだね〜。」
「素直に言えばいいのに〜。むふふっ、照れたり怒ったり、相変わらずかがみは可愛いねぇ。」
「だぁー!人前で恥ずかしいこと言うなー!!」
「お姉ちゃん、お、落ち着いて!」
24名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/19(金) 20:19:17 ID:TQ/74h+X
つかさは素直すぎるから、あらかじめ止めておかないと何から何まで話す危険があるからね。
「ねぇ、つかさ、何を言おうとしたの?」
「ふえっ?そ、それはお姉ちゃんが…。」
「あんたが作ってくれるかなって少し期待してたのよ。
でも、少し考えればこなたも私達と同じで、忙しいのにね。ただそれだけよ。」
「えーっ!それじゃあ、今年は私チョコ0個じゃん!そりゃないよー…。」
よっぽど私からのチョコを期待してたのか、心からがっかりしたようだ。
顔だけじゃなくて、体全体から気が抜けたようになってる。青菜に塩とはこの状態を指すのね。
「ゆたかちゃんとか、バイト先からもらえるんじゃないの?」
「ゆーちゃんはみなみちゃんので手一杯だったし、バイトは受験で行ってないからもらえないよ…。」
「ご、ごめんね、こなちゃん。私も実は料理学校のことで忙しくて何もしてないんだ…。」
「私達だって貰ってないんだし、お互い様よ。今年ぐらい諦めたっていいじゃ…?。」
こなたが持っていたカバンから出してきたのは二つのチョコレート。
こなたはおねだりの顔をしながらこっちを見て、手を出している。明らかに催促してる体勢だ。
あちらからチョコを差し出してくるかと思ったが、これはかえって好都合だ。
「あー、ごめん。今年は受験で忙しいから作ってないんだわ。受験後でいいなら作るけど?」
「え、だっt(むぐっ)」

一度制止して、つかさにしばらく黙っているか、話をあわせるように言って、解放する。
つかさは素直すぎるから、あらかじめ止めておかないと何から何まで話す危険があるからね。
「ねぇ、つかさ、何を言おうとしたの?」
「ふえっ?そ、それはお姉ちゃんが…。」
「あんたが作ってくれるかなって少し期待してたのよ。
でも、少し考えればこなたも私達と同じで、忙しいのにね。ただそれだけよ。」
「えーっ!それじゃあ、今年は私チョコ0個じゃん!そりゃないよー…。」
「お、お姉ちゃん、そろそろ放してあげたら?」
そういわれてようやくこなたの頬を放す。この感触が良くて放したくなくなるのよねぇ。
「かがみ…もう少し手加減してよ…。私だってデリケートなんだからサ。」
「なーにがデリケートよ、化粧とかあんまりしてないくせに。」
「そりゃ、いつもはしてないけど、たまにはしてるんだよ?」
「じゃあ例えば、いつしてたのよ?」
「ん〜、入学式とか写真撮る時とか?あと、かがみとのデート前は欠かさずしてるね♪」
不意打ちに顔が熱くなる。でも、付き合い始めて数ヶ月も経つ。さすがに慣れてきた。
「へ、へぇ、あんたしてたんだ。全然気付かなかったわ。」
「ひどっ!せっかく時間かけてるのに…。」
「仕方ないでしょ、あんたと行くような場所じゃ気付きにくいわよ。」
私の反応がいたって普通だったのに対してか、今まで気づいてなかった事に対してか、
どことなくがっかりしてるようだったが、後者の場合は仕方がないと思う。
行くところはゲマズやアニメイト、良くて映画かお互いの家だし、最近は受験でそれらすらいけない。
それでも気付くべきかもしれないが、相手の顔が良く見れる場所じゃないと気付けないと思う。
正直ムードのあるデートなんぞ行った事がないし、こっちから計画しない限りないだろう。
25名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/19(金) 20:25:11 ID:TMQWnylV
一体全体、こいつはどうしてこう恥ずかしいことを堂々と出来るのかが不思議だ。
こなたでも恥ずかしいと思うことはあっても、さっきの理論を含めてもその範囲がやたら狭い気がする。
「あ、あんたねぇ…。」
「かがみは私の嫁じゃ不満?」
「そうじゃなくて、少しはムードとかさぁ…まぁ、あんたらしいっちゃ、あんたらしいけどね。」
「でも、かなり気合入れたから味は保証するヨ。あ、もちろん愛も入れたけどネ♪」
「恥ずかしい台詞禁止っ!…でも、忙しいのに作ってくれてありがと。」
「なになに、かがみのためならお安いご用だヨ!それじゃあ、私もかがみのを〜。」

すぐさまこなたは私があげた箱を開け始めた。
一応、昨晩数時間かけて作ったものだし、それなりに自信はあるけど、ドキドキの瞬間だ。
「どれどれ〜、かがみが作ってくれたチョコの出来栄えは、っと!おぉ、ちゃんと出来てる!」
「ちょ、なによそれ!褒められても、嬉しくないんだけど?」
「いやいや、美味しそうだよ、かがみん♪それにしても、〈I Love You Konata〉って、ベタだね〜。」
「べ、ベタで悪かったわね!」
「でも、ちゃんとかがみの愛は受け取ったよ〜♪額縁にでもいれよっかなー。」
「入れんな!ちゃんと食べなさいよ、人が苦労して作ったんだから。」
「冗談だよ、かがみ〜。それじゃあ、一口もらうとしま…って、ん?何かまだ箱に入ってる。」
こなたの言うとおり、ハートの箱の底にはカードが一枚張り付いていた。って、え?!そ、それは…!
止める間もなくこなたはそれを手に取り、読み始める。
「う、うん。」
「あ、それじゃあ私は牛乳取って来るね〜。」
つかさはそういって、そそくさと出て行ってしまった。
空気を読んだのか、それとも居辛かったのか。どっちでもいいけど、ありがたい。

改めて箱を手に取り、丁寧にリボンを緩ませ、箱を開けるとそこには「かがみは私の嫁!」と書いてある。
一体全体、こいつはどうしてこう恥ずかしいことを堂々と出来るのかが不思議だ。
こなたでも恥ずかしいと思うことはあっても、さっきの理論を含めてもその範囲がやたら狭い気がする。
「あ、あんたねぇ…。」
「かがみは私の嫁じゃ不満?」
「そうじゃなくて、少しはムードとかさぁ…まぁ、あんたらしいっちゃ、あんたらしいけどね。」
「でも、かなり気合入れたから味は保証するヨ。あ、もちろん愛も入れたけどネ♪」
「恥ずかしい台詞禁止っ!…でも、忙しいのに作ってくれてありがと。」