1 :
Haruhi:
2 :
Kyon:2008/09/13(土) 13:11:20 ID:xQPH2ryw
やれやれ……皆聞いてくれ、団長命令だ。
最近、荒らしのような発言をする奴が目立つが、そういうのはまず下記リンク先に目を通せとのことらしい。
それが出来ない奴は王様で団長なハルヒのスルー対象にされちまうので、気をつけるように。
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/ (PC用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/comic/3935/ (携帯用)
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:.:./ /,/lヽ;:;:;:;レト{ ヽっ::ノ:::{ ゝ ノ.|:;:;:;/ .| / いい?
:.;:.ヽ'. > >ヽ;:;:ヽ ヽ;;;;=''" _,,ィ /_=!:;:;/ .l / 優雅に、そして華麗にスルーしなさい
\;:;:,\へ! ヽ;:;.`、、 l ̄ ヽj ,イ.!='' /;/ヽ、 / 〈_/i じゃないとあたしを語らせてあげない
ヽ;:;:;.,\ ヽ;::;:ヽミ'''ー- ,,,._`ー_'',/.// /:' )^''、 `ヾf゙〉 あたしが王様なんだから
ヽ;:;:,<¨ヽ、 ヽー-≧ニェェ‐-=,,_ // ' // i `''、ー-' 王様の言うことは絶対っっなんだからねっ♪
SSやAAを投下する前に注意!
投下が複数レスにまたがる事が確実な場合は別のテキストファイルに纏めておいた方が無難かしら。
その場合、分割数が予め解っている場合は、名前欄に書いたタイトルの後に分数表記しておくとみんなも安心だと思うわ。
1行の最大文字数は全角で125文字、1レスの最大行数は60行ってことになってるから気をつけなさいよ。
また、1レスの最大書き込み容量は4096バイト、つまり全角換算にして2048文字分ってわけなの。
でも改行コードがただのテキストファイル場合の2バイトと違って6バイトってことには要注意なんだからね。
専用ブラウザの中には書き込み容量計算をしてくれるものもあるから、それを利用するのもアリかもね。
まあ、別に1レス/1行ににギリギリまで詰め込むような必要は全然ないとあたしは思うんだけど。
でも一応レス数を無駄にしないって意味では頭のどこかで意識してくれた方が嬉しいわね。
ちなみに1行全角60文字ぐらいに収めるようにしてる職人さんもいるみたいだし、要は読み手のことを考えてあげてよね。
あと、スレの容量には一応気を配っておいた方がなにかと角が立つことはないと思うけど、あまり神経質になって萎縮する必要なんかは全然ないからそこのところよろしくね。
まだなにかあったかしら?
え、なによキョン、大事なことを忘れてるって?
このスレではメール欄に半角で「sage」と入れる事、良いわね?
うっかりageちゃったりしたら、暇を持て余した荒らしやアンチが来るって言うから気を付けなさいっ!
…………。ねえ、キョン。何でこんなこと言わないといけないのよ。あたりまえじゃないの。
/x-─‐ァヘf/ /-────-、 \\ヽ
/∧-―ン´7 / / / ヽ、厶. ヽヘ
. / \/_,〃 〃 ,{ l | 、 ヘ ヘ Vハ
/ _//〉‐/. `八、/ | l ! 丶 | l ト、 ',
,' f⌒∨ / /ハ {\!. |l { \ | | トく l
/ ハ. V ,ィfテ女 ヽ八 ヽ ヽ_ ! l |/ |
l l 〈_∧ { lハ{_f::j:リヾ ` ヽ{`> 爪 l ! |_ |
| l _ム _ゝへ | V;之_ _ ヽハ ,' / | \|
| l > '´ ヽ ィ=气 ル / l\/! >>1乙!
| l { ー- ―― ヘ , 、 ヽ 〃/i ∧. |
j八 1 、 __} { ¨ア ,ムイ / ,イ_」 |
,r≦三ヘ  ̄ ト、 ` ー ,. イ lV / | l リ
/ / ハ _... --‐〈. >‐r< / | j/,/' / j!〃
// / | ハ , イl f ヽ ∧/〃 / /'
. 〆 / い \ -< }}/ ̄ ̄`ヽ>‐メイ、 /
〈 / ∨ 弋ヽ ハ、 -―‐-丶 //丁fヽ
∧/ ∨ `-〜 '彡' \′ __ ∨´ |│ l
l | \==彳│ \/ ` | |│ l
l | `ー‐ ´ | \. | |│ ヽ
___
,.. ‐ : : : : : : : : : `丶、
r‐ 、 /: : :/-――――‐-\:\ _ィァ┐
} - 7:/: :.:/ _.. -――、┬--ヽ: ∨ }
フ¨ヒl.:l: : :/7´ .:{: : : : : : :.:!:}:.ヽ:.:ヽ :|‐<
〈 / ,イ:{: : :!.:|: :.:∧: : : : : .:,|∧: :}: : ! ト、 〉
V>ー|:.ヽ: |:A .:L_ ヽ: : : :/リ.斗:什:リ ト、}/
く ハ: : ト{ ,z≧ミヽ\/イz≦、ノイ: :ト、 >
「: : l: : l 《 トィ::.:}` ´トィ::.:} 》l: : |:.:「|
| :l:ヽ:ハ 辷.ソ 、 辷:ソ .リ: : ! !: !
! .:|「`i:.ヽ r --┐ /:/ /:ハリ
>>1 ヽrヘ jー、:\.. _ `ー‐ '_ _..ィ7イイ/ ′ 乙
ドニ{_フ iドヽ: : ト ̄ イ: :ト、_ ′
`弋__ム__j|: : :l´ ̄| : |_ j
j !: : ヽmj : [`/
/ \: : V∠{='
〉、 >ヒj二!
/: `:`ニ〈.イFへ`7
く : : : : : / : : :|_ト、: :`}
` ┬<!_:_ : イ´
|`:ー/ |‐:´:|
|:::::/ !::::::|
ト-j ビニ>
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/13(土) 20:50:48 ID:2kdj5Lcs
>>1 少年、その1は今にきっと乙になる。取り逃がすんじゃないぞー。
もう98か。次のザスニあたりでハルヒ2期の新情報ありそうだけど、
その頃はとっくに100行ってるな。きっと。
すまん。ブラウザ不調で上げてしまった。
吊ってくる。
古泉「大変健康的な光景ですね」
お馬さんごっこw
微笑ましいな
ロデオマシーンでどっちがより長く乗ってられるか
勝負するハルキョンを想像した
「今度はあたしが上なんだからっ!」
いつの間にかバランスボールに勝負が移っている二人
前スレの999ワロタw
ボスボロットを乗り回すハルにゃん
ロデオに乗るキョンをハルヒ見たらハルヒ鼻血が止まらないよ…
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/13(土) 22:51:35 ID:BCaIOsuO
驚愕はいつ出るの〜
>>23 語尾が「〜〜だわさ」になるんですね わかります
>>22 そうかw笑ってくれたかwww
…俺の自演なんだがなw
みくるの乳をジーッと見ながら「どうしたらもっと胸大きくなれるかしら?」と鶴屋さんに聞くハルにゃん
これに対し「ガハハハハハ、簡単な事にょろ、キョン君に揉ませるっさ!」と返す鶴屋さん
ハルヒ「え?それマジで?
鶴屋さんは誰に揉んでもらったの?」
鶴屋さん「えぇ!あ、あー。それは、えーと
それはキョン君さっ!…
て冗談、冗談だよ!
あれ?ハルにゃんが消えた。どこ行ったんだい?」
ハルにゃんは胸なんか全く気にしなさそうだけど実は閉鎖空間を発生させて願望を実現する力で胸を巨大化させたりするほど悩みそうだなぁ
キョンが巨乳好きと分かればそれこそどんな手段でも…
「揉むと大きくなる」話を信じて、
胸を一生懸命自分で揉んだりキョンの背中に押しつけたりするハルにゃん
35 :
SS 気分転換:2008/09/14(日) 03:41:40 ID:4Rdc93Bf
空を見上げると雲の位置が先月より高く感じる秋空の朝。
日課となってる学び舎までのハイキングコースもこの気候なら幾分気持ちよく登れるってもんだ。
教室に入るとすぐに目に飛び込んできたのはいつものようにグラウンドに向かって何かを見ているのではなく机に伏せっているハルヒ。
お、こいつにしては珍しく夜更かしでもして寝不足か、はたまた朝から欲張って食べ過ぎて腹痛でも起こしてるのか。
そんな思い当たる節、数点が頭を過ぎるが自席へ着くと、とりあえずいつものように声をかける。
「おはよう、ハルヒ」
返答はなし。
「ん、どした? 腹でも痛いのか?」
またしても無言。背中が寂しいぜ、ハルヒ。
「あらかた昨日の夜と今朝に食いすぎたんじゃないのか?」
こら! 勝手に話を作るな!
といわんばかりに目の前にいるハルヒは勢い良く顔を上げた。
ああ、なんだ。伏せってた理由はそれか。
「あんt
ハルヒが何かを言いかけるのをさえぎるように俺は
「ああ、そうか」
と言ってハルヒの頭に手を載せてなるべく優しくポンポンと叩いた。
呆気に取られているハルヒの表情を見て俺はそのまま感触のいい髪の毛をクシャクシャと混ぜる。
「ちょ、ちょっと! 何すんのよっ!」
当たり前の反応をして喚き始めるハルヒを眺めつつ、このままやり続けたらぶん殴られるだろうなと思ったところで手を止め、そのまま髪を透くようにポンポンとする。
朝きちんとセットしてきてるのに! なんてことすんのよ! と言わんばかりの表情のハルヒを見て
「もう大丈夫そうだな」
と頭に載せた手を元に戻すと
「え? なんで?」
キョトンとして、俺を見るのはいつものハルヒ。
「だって、さっきまでしなびた向日葵みたいだったからな、おまえ」
伏せた顔を上げた時の表情を思い出してハルヒに言ってやる。さて、もうそろそろ岡部がやってきてHRが始まるな。
そう思って前を向いたとと同時に教室に岡部が入ってきた。
何があったか知らないが、しなびた向日葵より元気のある向日葵の方がいいだろう。
窓の外に視線を移すとそこには、からっと晴れた秋空が広がっていた。
おわりだけど萌えないorz
>>35 GJ!
いやいや、萌えさせていただきましたよ。
ハルヒの髪を撫でるのはキョンだけの特権ですね!
ハルヒの元気がないと俺も元気がなくなっちゃうよ!
GJ!
そしてハルヒもキョンが自分以外の女の頭ナデナデする事を決して許さないのですね分かります。
もしもキョンが朝比奈さんの頭をナデナデしようものならば…
それはみくるが逃げるw
ハルヒのライバルは妹ちゃん
おあああ・・・・・
キョンと妹が一緒に寝たりしたら大変だなw
俺もハルにゃんの頭をナデナデしたいぜ!
>>38 む〜って顔しながらキョンの頭を無言でなでりなでりするんですね、分かります。
そして
>>1乙!
おはようハルにゃん
おやすみハルにゃん
昨夜はお楽しみでしたね!
さてそんなわけで古泉と男二人の不思議探索が始まったのだが・・・
「すいません、ちょっと休みませんか?」
いかもに調子が悪そうだが、相変わらずのスマイルだった。
その一言に背筋が凍る、勘弁してくれ噂は本当だったのか?
「このところ睡眠不足が続いてまして正直立っているのがやっとなんですよ」
「この暑さだからな、クーラーをかけたままじゃ風邪をひくし困ったもんだよ」
古泉と俺は公園のベンチに腰を下ろし、俺が買ってやったジュースを飲みながら疲れきった営業マンのようにうなだれていた。
「暑さで眠れないわけではありません、あなたも感づいてると思いますが僕のバイトが最近、夜中に入り続けています。」
まぁ、薄々感づいてはいたがな、夏休みに入る少し前から、だるそうだったし今日もしきりに俺に視線を送って来ていたからハルヒについての相談がしたかったのだろう
「ああ、しかし何でハルヒが最近になって例の奴を発生させるようになったんだ?夏休み突入でハイテンションのはずだろ」
「春先にも同じ状況になりましたがあの時は一月もすると収まりました。しかし今度は神人が大人しいのは同様ですが、発生回数が飛躍的に増大しています」
なぜだ?ハルヒに何があったのだ?二年になってからは、相変わらずのテンションで色々厄介ごとを巻き起こしてはいたが、昨年のような俺の身に降りかかる大事件は無かったぞ
そんな俺を古泉はニヤニヤと薄気味悪い笑みを浮かべてみていたが、やがて深い溜息をついた。
「あなたにとってはなんでもない事でも、涼宮さんにとっては心乱すような事があったのかもしれません、いや、わかっているのではないですか?」
「もしかして同窓会の件か?」
「微妙に僕の答えとは違いますね、ですが同窓会の事が引金になったのは事実です」
古泉はその長い指で空き缶を弄んでいる、そして空き缶を上野を髣髴とさせるコントロールで投げると見事に空き缶箱に収まった。
「さあ、お喋りはこのぐらいにして探索を始めましょう、サボっているのが涼宮さんにばれてしまってはタダでさえ過密になってしまった僕のバイトが増加しますから」
結局、なんの不思議も見つけられないまま午前中の探索は終わった。
ここからはハルヒ視点
午後の探索はあたしと古泉君、そしてキョン、有希、みくるちゃんに別れた。
ちょうど良かったわ、なんか今日はキョンと一緒にいたくなかったからね、あと古泉君に聞いてみたいこともあるから
古泉君は少し疲れてるみたい、相変わらずの笑顔は崩さなかったけど、足取りが重い
あたしは冷房の効いたデパートに入って、休憩所で古泉君にアイスを買ってあげた。団員の体調を心配するのも団長の義務だからね
近くにいた女の子達がしきりに古泉君に視線を送ってヒソヒソ話をしてる。古泉君、背も高いしカッコイイから目立つのよ、
これがアイツだったら、女の子たちは見向きもしないと思うけど・・・
古泉君は彼女はいないって言ってたけど、なんでかしら?転校してくる前には彼女がいて、その人が忘れられないとかあるのかな?
「ありがとうございます、涼宮さんに奢ってもらうとは恐縮です」
古泉君はあたしからアイスクリームを受け取ると、スプーンを使って上品に食べ始めてる
あたしは古泉君の隣に座って、今のあたしの心の中にあるモヤモヤについて訊いてみた、
古泉君、人生相談とか得意そうだからね、それに男の人が何を考えてるかなんて、有希やみくるちゃんじゃわからないから
「古泉君は昔好きだった女の子とかいるの?今でもその人に逢いたいなんて考える事はあったりする?」
あたしの思いもかけぬ質問に一瞬驚いたみたいだけど、すぐにいつもの笑顔に戻って応えてくれた
「昔好きだった人はいますよ、でもとうに諦めています。」
「どうして?良かったら聞かせてくれる、男の子っていつまでも昔好きだった人とか覚えてるものなの?」
「女性は基本的に次の相手がみつかれば前の事は忘れてしまいますが、男性はずっと覚えてるものです。ですが今の相手の方を大事にするのが大半ですね」
「ふ〜ん、そんなものなんだ、面倒くさいわね、やっぱ恋愛感情なんて病気の一種よ、厄介なだけじゃない、あっゴメン古泉君、悪く言うつもりはないの」
「確かに病気の一種かもしれませんが、おたふくかぜのように、誰もがかかる病気ですよ、相手の行動が気になったり、ずっとその人の事を考えたり、やきもちを焼いたりと大忙しですからね」
「でも、あたしはまだわからないの・・・自分の気持ちが何なのか って今のは忘れて!団長命令よ!、それより何で古泉君は昔好きだった人を諦めたの?」
あたしは顔を真っ赤にして話題をずらした、何を言ってるのかしら!?
この時の古泉君が一瞬、悲しげな表情をみせたような気がする、悪い事を訊いちゃったかな?駄目な団長ね、団員を傷つけるなんて、またアイツに怒られちゃうかも・・・
「すいません、気にしないで下さい、つまらない話になるのを危惧しただけです。僕は大丈夫ですから」
そして古泉君は話を始めた。
「好きな人を諦めた理由は単純です、その人には僕よりふさわしい男性が身近いたからです。僕はその人に優しく接する事しか出来ませんでしたが、男性は悪い事は悪いとはっきり言う人でした。」
「優しい方が、いいんじゃないの?」
「違いますね、本当に相手の事を大切に思うなら、叱ることができるはずです。それがわかったのであきらめました。それに、もともと彼女はその男性しかみていなかったですから」
「悲しくなかった?」
「少し・・少しだけですね、今はその二人が幸せになれるように祈るだけです。」
古泉君はアイスを食べ終わると立ち上がった。少し元気になったみたい
でもあんまりこの話をするのは楽しくなさそう、だって好きな人を諦めた時の事なんて人に話したくないわよね、
あたしは古泉君に昔好きだった人の事をもう聞こうとは思わなかった。それに聞いても絶対に教えてくれないと思う、上手く言えないけどそんな気がする
あたしの思い過しに過ぎないとは思うんだけど、まさかね・・・そんなことあるわけないじゃない!
あたしは心の中で謝った。
(ごめんね古泉君、変なこと訊いちゃって・・・)
そのとき一枚のチラシがあたしの眼に運命に導かれるがごとく飛び込んできた。
再びキョン視点
さて、午後の探索も何も発見できずに時間だけが過ぎてゆき、両手に花と言う状況を心ならずも満喫した俺はタイムリミットが迫りつつあることに気づき愕然としていた。
図書館に行きたい長門とお茶の葉を買いに行きたい朝比奈さんに振り回され、午後の集合時間に遅れてしまったのだ、
案の定噴水の前で仁王立ちをした黄色いカチューシャの美少女がそのやや吊りあがった大きな瞳で俺を睨み続けている
「遅い!あんた時間厳守って言葉知ってる!?」
まあそれから散々説教をされたわけだが免疫がとっくにできている俺は耐えきることができてなんとかその日の不思議探索は終わろうとしていたのだが・・・
「それよりみんな、来週の日曜日の夜は予定なんて無いわよね!実はこの日に花火大会があるの、有希のマンションでみんなで花火観賞会よ!」
いつもであれば誰一人予定など入っておらず、お約束通りに何かしらのイベントが始まるのだが、しかしハルヒよ、おまえは狙ってたのか・・・
「さすがは涼宮さん、素晴らしい企画です」おまえは他に言うこと無いのか古泉?
「花火大会ですかぁ?楽しみですぅ」
「・・・問題ない、しかし私の部屋より屋上のほうが視界が広がる、管理人に相談して特別に屋上を開放してもらう」
長門、普通に相談するんだろうな?
「キョン、あんたはお菓子やジュースの買出し係よ、あんたに任せたら変なもの買ってきそうだから団長みずから一緒に行ってあげるわ、夕方5時にここに来なさい!」
よりによって時間まで同じかよ・・・ハルヒ、おまえまさかニュータイプとして覚醒したのか?
しかし、俺には全く同じ時間に先約がある、さて勇気を出して告白しよう、古泉、バイト頑張れよ・・・
「ハルヒ、その日は予定がある、来れるかどうかわからない」
「何よ、あんたにとってSOS団より大事な予定ってあるの!?」
「その日の同じ時間に俺は中学の同窓会にでなきゃならんのだ、幹事だから欠席もできない」
「何であたしに日程を先に言わなかったのよ、同窓会は反対しないけどSOS団の活動に支障がないようにって言ったじゃない!」
「仕方ないだろ、日程を決めたのは俺じゃない、別の幹事が決めて今朝聞いたんだ。」
俺はバカかもしれない・・・いや、間違いなく極上のバカだ、第二次大戦の赤軍が地雷処理の為に兵士を地雷原に突っ込ませて爆発させ処理した古事を思い出した。
俺の失言にハルヒは、ほんの一瞬ではあったが表情を曇らせる、やはりニュータイプか?気づいてしまったようだ、やれやれ・・・どうしよう
「ああ、そう言う事だったの、あんた今朝、佐々木さんと逢ってたのね、前にも同じ時間にここで顔を会わせてたもんね」
俺は覚悟した。別に佐々木とやましい事など何一つ無いのだが団活動に支障をきたしたのは事実だ、それに俺が日程を決めてハルヒに話しておけばこんな事にはならなかった。
さあ、どんな罰ゲームが待ってるのだ?
俺の脳内で、黒い服を着て髪をピンクに染めたハルヒが、白いキュベレイで俺を追い詰める、俺の百式はもうボロボロだ・・・
以下、脳内妄想
「キョン、あたしと一緒に花火大会に来なさい!」
「おまえにそんな決定権があるのか?(あるよな・・・)」
「口の聞き方に気をつけなさい!」
そして二人の機体は花火の爆発に巻き込まれ、俺の姿を見失ったハルヒは寂しそうに呟く
「キョン、あたしと来てくれれば・・・」
そして宇宙(そら)には主を失った俺の百式が宙を彷徨っていた・・・
妄想終わり
「あんた、SOS団より中学の同級生の方が大事なんだ・・・」
意外な事にハルヒは怒り出す事も無く、滅多にみせない悲しげな瞳で俺をみつめている
そんな目をしないでくれ、おまえの憂鬱な顔など見たくないぞ怒ってるときのほうがナンボかマシだ
「大事とかそう言う事じゃない、先約を優先させなきゃならんのだ、わかってくれ」
「わかったわよ、佐々木さんにヨロシクね「キョンがお世話かけます」って伝えといて・・・」
ハルヒは俺に背を向けてひとりで去ってゆく、その時古泉の携帯が鳴り出すと、奴は俺を冷たい目で一瞥し、駅前にとまっていた黒いタクシーに走ってゆく
「・・・先約を優先させるのは仕方ない、しかしあなたが涼宮ハルヒのケアをすることはもはや義務、推奨よりも強制する・・・」
長門、昔みたいな目で俺を見つめないでくれ、そんなこと自分が一番良くわかってるさ
「キョン君、涼宮さんを追いかけてください・・・」
「えっ、でも・・・」
「早く行きなさい!」
初めて朝比奈さんに怒られたよ
俺は必死にハルヒを追い、ようやく追いついたのだが、呼び止める事も、手を掴む事も出来ず、見送る事しか出来なかった。
「ハルヒ、おまえ何で泣くんだよ・・・」
後編へ続く
これは後編に期待。
しかしせっかくの日曜なのに予定が無くなって暇だぜ。
ハルにゃんは日曜は何やってんだろうか。不思議探索にどこに行くか、とか予定を考えてるんかな。
見上げると幸運の星が見えるハルにゃん
団長メモにはいつか行われるであろう不思議計画が……
「ふぁ〜あ」
「なんだ、お前があくびしてるなんて珍しいじゃないか」
「うん、昨夜ちょっと夜なべしてね」
「なんでまた」
「これをやっていたのよ」
「何コレ?」
「暴君ハバネロを、輪っかになってるのを切れ込みを入れて鎖状に繋いでみました」
「ひと袋全部?」
「うん」
「暇だなあ」
「というわけで今日はこれよ、キョン!」
「え、マジで?」
「つべこべ言わない! はいそっち側咥える!」
「へいへい」
「いくわよー! ザクザクザクザクザクザクザクザク」
「おいハルヒ、そんなハイペースで食ったら」
「ザクザク……むぐ………うぐぐぐ…………ああああああぁぁぁあああ! 辛いいいぃぃぃ! 水! 水ううぅぅぅ!」
「言わんこっちゃない」
「早く! 早くああぁぁぁ!」
「ほらよ」
「ごくんごくん」
「あんまり無茶すんなよ」
「だってぇ……一刻も早くキョンの元に辿り着きたかったんだもん……」
「ハルヒ……」
「キョン……」
「むちゅ」
「ん……むちゅ」
「ボリボリ……あー甘ったるい甘ったるい」
「朝比奈さん、それ大魔王ジョロキア……」
「…………(帰りにCoCo壱に寄って10辛を食べよう)」
F1レーサーになるキョン
レースクイーンはハルにゃん
メカニックは長門
>>56 これは辛さも逃げる糖分www
っていうかハルにゃん器用だなw
ジョロキアのソーダじゃない方がどこにも売ってないよハルにゃん
>>56 こいつらはw
互いの唾液で辛さ癒すとかやってんじゃなかろうな?
「ふわ〜い、もしもし、ハルヒか?」
『ちょっとキョン、なによ、その眠そうな声は』
「眠そう、じゃなくて俺はマジで眠いんだ! というわけだから、お休みな、ハルヒ」
『ってコラ〜! 真昼間だってのになに考えてんのよ、このアホンダラゲ!』
「まあ、昼間だから昼寝するつもりなんだが」
『そうじゃなくって、今あたし、あんたの家の前まで来ちゃってるのよ。なのにあんたはこのままあたしのこと、追い返すつもり?』
「……おい、そういうことは早く言え!」
◆◇◆◇◆◇
「はあっ、全くキョンは自堕落な生活してるわね〜。今からそんな調子じゃ、あたしも将来が心配だわ」
「自堕落で悪かったな。つーか、昨日の晩、散々長電話で俺を寝かせてくれなかったのはお前だろ、ハルヒ? 大体そのお前自身、眠かったりしないのか」
「んー、なんかハイになっちゃったっていうの? 眠いのを通り越してもうテンション上がってきちゃった、って感じなのよね〜」
「ふうっ、相変わらずハルヒは元気でいいな。まあそんなところがお前らしいって言えば、その通りなんだけどな」
「なによキョン、それって褒めてるつもりなわけ? 大体、あんたは普段から団長のこのあたしに対して、感謝の気持ちとかそういう心構えが足りないっていうか、なってないのよ。って、ちょっと聞いてる?」
「あーあー、聞こえないね」
「こら、このバカキョン! 耳の穴、かっ穿ってよーく聞きなさい!」
「痛ぇって! 人の耳引っ張るなよ」
「って、ちょっとキョン、あんた、結構耳垢溜まってるんじゃないの?」
「あー、そういえば最近耳掃除なんてしてなかったかもな」
「もう、バッチイわね!」
「どれ、耳掻き、耳掻き、っと、あったあった……って、おいハルヒ、何で横取りしやがるんだ? 早く返してくれ」
「いいからキョン、あんた、ここで横になりなさいよ」
「ん? どういうつもりなんだ?」
「どうもこうもないわよ、あたしが耳掃除してあげるから、早く来なさい!」
◆◇◆◇◆◇
ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u26500.png 「信じらんないわね。何でキョンって、こんなに汚くなるまで放置してるのよ?」
「いや、自分ではそんなつもりはないんだが……って、痛い痛い、もうちょっと手加減してくれ」
「あっゴメンゴメン。って、今ここに大物がいるんだけど、中々しつこくって取れないのよ」
「人の耳の穴の中でそんなにムキになられてもなぁ」
「……取れた! やったわ、キョン! ほら、見て見て! こんなに大きいのよ。凄いでしょ」
「って一々そんな汚いモノ見せんでいい!」
「汚いって、あんたの耳垢でしょ? 自分で責任持って観察しなさいよね」
「何の責任だよ、全く」
◆◇◆◇◆◇
「ハイ、こっち側はお終いっと! ふーっ」
「のわっ! いきなり息吹きかけるなよ。ビックリするじゃないか」
「なに焦ってんのよ、バカみたいだからよしなさい。……ほら、次は反対側だから」
「ああ、解ったよ」
「って一々移動しなくても、こっち向けばいいでしょ?」
「こっち向けって……おい、ハルヒ」
「なによキョン?」
「いや、何でもない。その……よろしく頼む」
「ってちょっと、こっち側は耳の穴だけじゃなくて、耳たぶ自体が結構汚れてるじゃないの、もう! えーと、ウェットティッシュはこれね……よいしょっと」
「お、おいハルヒ」
「さっきからなによ? あんたちょっと変よ」
「そりゃ、この格好のままで、お前の膝と胸にサンドイッチ状態にされたら変になっちまっても仕方ないだろ」
「ん? なにか言った?」
「い、いや――何でもないぞハルヒ。ははは」
「……エロキョン!」
「って聞こえてるんじゃねーか、おい!」
◆◇◆◇◆◇
「はあっ、こっちも大漁ね……って、聞いてるの、キョン?」
「すー、すー、すー」
「なんだ、眠っちゃったんだ」
「ぐー、ぐー」
「ほんとにもう、普段はあんなに生意気なのに、どうしてこう、寝顔はこんなに可愛いのかしらね?」
「んー……ハルヒ」
「へっ? な、なによキョン」
「むにゃむにゃ、ぐー、すー」
「って、寝言じゃないの。ドキドキしちゃって、あたし、バカみたい」
「ぐー、すー、すー」
「ヤダ、何かキョンの寝顔見てたら……あたしまで眠たく……なってきちゃっ……」
「ぐー、ぐー、ぐー」
「すー、すー、すー」
◆◇◆◇◆◇
「うーん……なんだ、俺いつの間にか眠っちまって――」
「すー、すー、ぴー」
「って、ハルヒ? お前まで寝てたのか」
「すー、すー」
「ったく、これじゃ身動き取れないだろうが……」
「ぐー、ぐー、ぐー」
「でもまあ、しばらくはいいか……って、別にこのサンドイッチ状態の感触が実にいいとかそういうことじゃないからな、って俺は誰に言い訳してるんだろうね?」
キョンからメールの返信が5分以上無いと浮気してるんじゃないかとそわそわし始めるハルにゃん
返信が10分以上ないと事故にあったんじゃないかと不安になるハルにゃん
返信が15分以上ないと嫌いになったんじゃないかと涙を浮かべるハルにゃん
返信が20分以上ないとどんな時間帯でもキョンの家に行くハルにゃん
キョンにおちょくられるハルにゃん
>>50 ある意味ベタなネタだがワラタw >黒い服を着て髪をピンクに染めたハルヒ
ハバネロ吹いたw
…ちょっと俺も耳掃除してくるよ。
キョンの下着選びに夜の事も考慮して豹柄か浮世絵柄にするか迷うハルにゃん
耳掃除……ッ!!ロマンだなw
とか思ってたらなぜかマロンを頬張ったハルにゃんの姿を幻視してしまったw
ずっとしつこく俺の後ろ席だったハルヒが、ある日の席替えを境に離ればなれになった。
代わりに、学級委員長こと朝倉涼子が俺の後ろで最後列、ハルヒはずっと向こうの前から二番目の席になり、その間に谷口の席があった。
で、ある日というやつの夕方のことだ……
その日はSOS団の団活も早く終わり、拾った手紙に書いてあった通りに教室に行ってみたわけだ。すると、そこには学級委員長で、谷口いわくAA+の朝倉涼子がいたわけだ。
朝倉は「有機生命体の死の概念がウンヌン」「やって後悔するよりウンヌン」「ハルヒがどう出るかウンヌン」と御託を並べたて、突然ごっついナイフを振りかざして襲って来た。
なんと、朝倉は長門の同族だった。
いつの間にか逃げ場を塞がれ、身動きができなくなったところで、壁を突き破って助けが現れた。気がつくと、ライトグリーンの髪をした見知らぬ女子生徒が、ナイフを素手で掴んで仁王立ちになっていた。たぶん上級生だ。
その先輩と朝倉は、ほぼ腰を抜かしてぽかんと眺める俺の前で、信じられぬようなバトルを演じた。数度に渡る応酬、そして、串刺しになり、血の海の上につり上げられたグリーンの髪の先輩が言った。
「終わった」
「なにが? あなたの、○年あまりの人生が?」
「有機情報連結の解除を申請したわ」
「えっ?」
「でも、却下されました」
「あら、残念」
先輩はその場に打ち捨てられ、再び朝倉はナイフを持って迫って来た。
「……ごめんなさい。たった今、死の概念を理解したわ」
からん、と音を立て、ナイフが床に転がる。
そして、その場に膝をつき倒れ込んだ。
「朝倉、さん!?」
「リソースを使いすぎたわ……ごめんなさい、もう、殺そうとしたりしないから」
気を失う朝倉。俺は上半身を抱え上げたが、その場で何も出来なかった。すご横に残骸となった女子生徒が横たわったまま、教室がもとにもどっていく。
「WAWAWAわすれもの〜。のわっ!」
……ばたり。
たまたま現れた谷口がそれを目撃して、気を失った。つーか、俺が正気なのが不思議なくらいだ。
「……遅かった」
その後から、長門が教室に来た。
「インターフェース喜緑江美里の大破を確認、修復を申請する」
長門がそう言うと、惨殺死体のようだったものが、もとの女子生徒の形に復元された。そして、ゆらゆらとゾンビのように教室から立ち去った。
そして、長門は意識を取り戻しつつある朝倉に向かって言った。
「喜緑江美里は当分の間任務遂行が困難となった。朝倉涼子に対する処分は保留。そしてあなた」
今度は俺に、「朝倉涼子は任せた」と少しうつむきながら言うと、向きを変えて教室の扉へ向かった。
「あれ? 有希じゃない。あたしの教室の前まできて、探しに来た?」
と、そこにハルヒまでがやってきた。
ハルヒは長門が頭を振ると、「忘れ物しちゃってさ」と教室に入って来て、俺の事を見つけると「なっ」と言ったままその場に固まった。
「なんだ。朝倉さんと出来てるなら、そう言えばいいのに。じゃーね」
ちょうど、抱き起こした朝倉が、ちょうど俺の体に腕を回しておき上がろうとしてるところだったのだ。
つまり、見ようによっては押し倒してるようにしか見えないわけで。
「ほら、有希も。ぼーっと見てるだけ野暮よ。帰りましょ」
ハルヒはそう言い放つと、長門を抱えるようにしてさっさと帰ってしまった。
どうすっかな〜
「大丈夫。情報操作は長門さんが得意」
「そうなのか」
「喜緑さんは交通事故、あたしはキョン君とつきあってることにするわ」
「そっちか、おい」
っていうか、あなたまで俺をその名で呼ぶんですか。
というわけで、朝倉とつき合ってる事になった。
しかしハルヒは口をきいてくれない。文芸部室にも行ってない、つーか入れてくれない。
そして、妬いてばかりいる谷口くん。俺、困ってしまってやれやれ、ややれ。
朝倉はというと、任務とやらでSOS団の後から着いて行き眺めていたり、こっそりトラブルの排除とかで人払いなどをしてた。何故知ってるかというと、おれもそれにつき合わされていたからだった。何度か死ぬかと思ったが。
まあ、端から見たら、俺はどう考えても似つかわしくない美人の同級生と、しょっちゅう行動をともに、つまりデートしてるようにしか見えないわけだ。
見てて分かったのだが、驚いた事に古泉は謎の転校生というのは建前で、超能力者だったのだ。機関とやらの構成員で、夜な夜な閉鎖空間で神人とやらと戦っている。閉鎖空間については、思念体も完全に把握してるわけでは無いようだが。
で、しばらくそんな生活をするうちに、これもまた悪くないと思うようになって来た。宇宙人とはいえ、あれこれ気が利く美人と、いっしょに居られるわけだから。委員長の仕事で居残りは、ちと面倒だが。
ハルヒはハルヒで、SOS団に時々谷口やらコンピ研やらを巻き込んで楽しそうにやってるわけだし、まあいいとしようじゃないか。
そんなある日の夜、古泉から電話がかかってきた。
『こんばんは、おひさしぶりです』
「どうした、珍しいな」
『じつは、涼宮さんと朝倉さん、そしてのことで』
「だから、どうした」
『このままでは、僕は死んでしまいます』
「神人とやりあって、へたこいたんか。俺に言われても困る」
『やはり、ご存知だったんですね。先日の戦いで大怪我をして入院中なのです。あなたが、朝倉さんとつき合うようになってから、ずっとこうです』
「朝倉とつき合うのをやめろと?」
<こまっちゃうなあ>
突然、電話での会話の中に、朝倉の声が割り込んで来た。
<キョン君には、有機生命体、とくに人間の心について沢山学んだわ。好きになるってすてきなこと>
「本気、なのか?」
俺は思わず聞いていた。
<あら? 任務でつき合ってるとおもってたんだ。ざんねーん>
もじもじする朝倉の姿が目に浮かぶ。そうだよなあ、悪くないんだ。
「いやその、俺もけっこう良いとおもってたんだよな」
『そうですか……いや、無理は言いません。僕は僕で、仕事を続けます』
電話はそこで終わった。
それからまたしばらく、そんな日々は続いた。
「ねえ、キョン君。残念なお知らせ」
いつものように委員長の仕事を居残りにつき合ってると、寂しそうな笑顔浮かべて言われた。
「どうした」
「もう、お別れ。あーあ、せっかく上手く行くとおもったんだけどなあ」
「お別れってなあ。冗談だろ。思念体だが急進はだかが、なにか言って来たのかよ」
「あのときの、処分が決まったわ。いったん、消去」
「何とかならんのかよ」
「うん、それ無理」
「寂しいじゃないか。せっかく、なんつーか、橋渡しになれそうだったのによ」
「ごめんね。これからは、修理が終わった喜緑さんが代わりにバックアップしてくれるはず。あと、キョン君のことは長門さんにお任せするわ。でも、ちょっと心配なのよねえ、あの子、とってもデリケートだから」
にっこり笑った朝倉の笑顔。だが、その足下はサラサラと砂のように消え始めていた。
「ちょっと待て!」
俺はあわてて朝倉を抱きしめようとして、失敗した。腕は完全に空振りしていた。
「それじゃ、涼宮さんと、長門さんをよろしく……」
この笑顔が、忘れられるだろうか。
「それじゃ、涼宮さんとお幸せに」
「おい、長門!」
ん?
目の前で長門が倒れた。
今まで何が……そうだ、朝倉が襲って来て、長門に救われたところだ。
「情報操作は得意」
谷口が湧いて、そのあと長門が言った台詞だ。
あとはまあ、知っての通りである。
あの恐ろしい朝倉は今は居ない。いや、居ないはずだ。
しかし、どこか寂しい気がするのは、何故だろう。
ぬぁぁあ”〜〜〜〜〜〜〜
ここハルヒスレじゃねーか。
すまん、朝倉スレ用のを盛大に誤爆った!
忘れてくれ、脳内削除してくれorz
/' ! ━━┓┃┃
-‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、 ┃ ━━━━━━━━
ァ /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 ) ┃ ┃┃┃
' Y ー==j 〈,,二,゙ ! ) 。 ┛
ゝ. {、 - ,. ヾ "^ } } ゚ 。
) ,. ‘-,,' ≦ 三
ゞ, ∧ヾ ゝ'゚ ≦ 三 ゚。 ゚
'=-/ ヽ゚ 。≧ 三 ==-
/ |ヽ \-ァ, ≧=- 。
! \ イレ,、 >三 。゚ ・ ゚
| >≦`Vヾ ヾ ≧
〉 ,く 。゚ /。・イハ 、、 `ミ 。 ゚ 。 ・
>>68 手作りかっ!
ハルにゃんの手作りか!
エプロンしながら味見してる姿を俺も幻視したぜw
>>72 本当に誤爆か?
二度とこのような真似はしないで頂きたい。
保管不必要ですよ。以後の方もスルーして下さい
( ゚д゚)ポカーン
いや、すごくいいSSだったんだが、思わずスレタイを確認したよ。
やはり誤爆だったかwww さあ、朝倉スレで再投下するんだ。
誤爆って言ってるんだから誤爆でいいじゃないか。
何かスルーしてとか書いてあるけどあまりに
>>75が感じ悪いから書かせてもらった。
最近見かけるついぶっちゃけちゃう子でしょ。
>>77 かわええw
シマシスハルにゃんか
シマシスってなんだorz
シマリスね。連レススマソ
上のSSにあった絵のロダに行って別のハルにゃん絵があったと思ったらw
マジでかわいすぎるぜ!
以前需要も無いSSをわざと投下する輩もいた。
まぁどっかの改変コピペなんだがな
キョンの周りに数十人もの女子が集まっていることに嫉妬したハルヒ。
そういや中秋ってもう過ぎてるんだな、いつの間にか。
どうにも曇ってて月がよく見えないのがヒジョーに残念だ。
ハルにゃんも月見とかいっしょにしてればいい。
キョンが他の女子の勉強を教えているのを見て嫉妬するハルにゃん
お月見なのでバニーハルにゃんのしっぽをぽわぽわするキョン。
毎晩涼宮ハルヒコのキョンコでニヤニヤするハルヒ。
ぽわぽわされてなんだかほんわかするハルにゃん
バカキョンは雑用なんだからね!
だ、だから特別に触ってもいいからねバカキョン!
バニーにこだわる人多いな。
>>56 暴君ハバネロ食べたくなった
でも一番辛かったスナック菓子はジャパンフリトレーの激辛マニアハバネロ味だった
あれは辛すぎて、休み休みでしか食べられなかったなぁ…
という訳でodn規制解除記念遅レス
2週間は長かったぜ…
お帰り。最近規制多いよな。
おハルキョン
規制解除オメ
やはり長期休暇が関係するんかな。取り敢えずお帰り
寝坊したっ!
って今日は祝日じゃあないか。
敬老の日ってことで、近所の老人ホームに余興の芸をしにいくSOS団って電波が。
「はーい注目!ウサギちゃんと野球拳したいおじいちゃんはいる?」
三十分後、そこには極限まで剥かれた老人達の姿が!
聖鞭を手にして吸血鬼退治に向かうヴァンパイアハンターのハルにゃんと
寝ている所をいきなり鞭で叩き起こされ、何か勘違いされている様なので
黒幕探しを手伝うことになった吸血鬼のキョン
みくる「そして犯人は私!」
南海の孤島からスワンボートに乗って日本まで帰るよう
他の団員から指示されるハルキョン、なんて電波が
南海とうう名の緑地公園ですね、分かります
キョン「妊娠と出産と離婚を前提に俺と結婚してくれ!」
ハルヒ「寝言を言ってんじゃない!!」
>>102 離婚を前提って、ただ子供が欲しいだけだろ。
>>1乙!
月見の流れで思ったんだが、ハルにゃんならきっと望遠鏡で月のウサギを探し出すに違いないとオモタ。
もっともすぐに飽きて団子を頬張ってそうだけどw
>>99 長門「属性変換、ブーストモード→スワンボート
住人に擬態した厨房は即刻退去願いたい。
余りに頭が可哀相過ぎて同情したくなる。
なんか天気悪いと思ったら台風が来てるんだな。
今年は全然来ないから忘れてたw
まさかこれもハルにゃんが願ったのか
ケンカ中なのでカラオケ屋でカルシウムが足りないを熱唱するハルキョン
>>107 そしてキョンと「こ・・怖いから電話したわけじゃないからね!!」といいつつ
一晩電話で語り明かすハルにゃんであった。
台風のせいで帰れなくなった二人……ということも考えられるな
携帯を誤って洗ってしまってキョンと電話&メールが出来なくて寂しいハルにゃん。
登校時にリスを拾って来て部室で買おうと提案するハルにゃん
食うのか?と尋ねるキョンにカチンと来るハルにゃん
野性のリスを拾って来るのは問題があるんじゃなかったっけ?
>>112の書き込み自体がキョンとハルヒを馬鹿にしてる。
巣にお帰り下さい
ハルヒの力でどうにでもなりそう。
リスだと思ってたらモモンガだったとか
「キョン……その、あんたがどうしても触りたい、っていうなら……触っても……いいわよ」
ハルヒは俺に目をわざと合わせないようにそう呟いた。
なんだかよく解らんが、コイツがこんな言い方をするってときは、実は自分からそうして欲しいのに、そう言い出せない場合ってことに相場が決まっているのだ。
「解った解った。じゃあ……遠慮なく触らせてもらうからな」
「……うん」
俺はハルヒの返事を待たずに手を伸ばすと、指先をハルヒのその箇所にそっと触れさせた。
「ふぁっ――!」
そのまま、全く力を入れずに、指の腹を付けず離さずといった微妙な加減で撫でつける。
思った通りだ――実に心地よいなめらかな感触。
「ちょ、ちょっとキョン、その触り方……何かエロくない?」
エロいも何もないだろ?
俺はただ普通に撫でているだけのつもりなんだがね。
「だから……その微妙な指の動かし方……あっ!」
俺が撫でる度に、ハルヒはその身を震わせる。
「もう……くすぐったいんだってば」
ああ、悪い。ちょっと調子に乗りすぎたか?
「あっ、待ってキョン……まだ止めないで!」
手を離そうとした俺の腕を、ハルヒは必死に掴んで懇願した。
ほらな、やっぱり自分からして欲しかったんだってことだろ?
「だって……何だか気持ちいいんだもん」
そういう目で見られても、俺だって困っちまうだろ?
「じゃあ……もっともっと、続けてくれる?」
やれやれ、解ったよ。
ハルヒの言いなりに、俺はまた、そのサラサラとした髪をそっと撫で続けた。ハルヒは、どこかホッとした表情で、囁いてきた。
「……ありがと、キョン」
しかし、何で俺、こんなことさせられてるんだかね? まあ、その分、こっちもしっかりその触り心地を堪能させてもらってるんだから、文句は言うまい。
………
……
…
そもそも、何故俺がこんなことをしているのかって?
まあ、ちょっとだけ時間を遡らせてもらう。要するに、今朝俺が五組の教室に辿り着いたときのこと。
例によって、早々に着席していたハルヒは、ずっと窓の外を眺めている様子だった。
だが、俺の足音が聞こえたのだろう。こちらに向き直り、あのイタズラっぽい笑みを浮かべてくるのも、もういつも通りのことだ。
「よう、相変わらずハルヒは早いな」
「あらキョン。前にも言ったでしょ? あたしが早いんじゃなくて、あんたが遅すぎるの!」
しかし、そう言われてもな。
考えてもみてくれ。起き掛けの睡眠時間ってのは分単位で貴重なわけだし、それを有効に活用している俺の何が……、
「えっ? ちょっとキョン、どうしちゃったの、急に?」
俺が言葉を途中で飲み込んでしまったため、ハルヒは怪訝そうに訊いてきた。だが今はそれどころじゃない。
「ハルヒ……ちょっとじっとしてろ」
「えっ?」
言うが早いか、俺はさっと右手を伸ばすと、ハルヒの頭頂部スレスレの部分を掴み取り、そのまま窓の外に放り出した。
「もう、何なのよ、一体?」
ああスマン。その、今ハルヒの頭の上に天井から蜘蛛が降りてきてたから、くっ付く前に捕まえて窓の外に捨てたんだ。
「ええっ? 蜘蛛? やだキョン、あんた大丈夫、咬まれたりしなかった?」
ハルヒはそう叫んで、俺の右手を取ると心配そうにその掌を眺めていた。
おいおい、ハルヒ。お前は一体どんな蜘蛛を想像したんだ? タランチュラとか、そいった類の毒蜘蛛なんているわけないだろうに。
「うん……なんともないみたいね……ああ、よかった。でも素手で捕まえるなんて、あんた無茶しすぎよ」
そういうハルヒこそ、変な虫を見つけたりしたら平気で素手で捕まえてしまうような気がするんだが。
「なんでよ? いくらあたしでもそんなことしないわよ。気味悪いじゃない」
気味悪い、か。なんだかハルヒの口から聞くとちょっと新鮮な気がしないでもない。
「こらキョン、どういう意味よ?」
いや、気にするな。まあとにかく、お前のその綺麗な髪が蜘蛛の糸まみれにならなくて済んだのは幸運だったな。
「キョン……あんたって、そうやって恥ずかしいことを急に言うの、やめた方がいいわよ」
はあ? 何のことだ?
「……バカ、知らないわ! ――で、でもキョン。その……あたしの髪って……綺麗だって思う?」
ああ、俺はほら、この通りの髪質だし、ハルヒのみたいにツヤツヤのサラサラな髪ってのは、なんか憧れるね。
「そういうもんかしら? あたしなんかよりは、それこそみくるちゃんのふわふわな髪とか、あんたもそういう方が『萌え』なんじゃないの?」
ちょっと拗ねたような感じでハルヒは訊いてきた。でも珍しいな。いつものコイツなら、「そうよ、羨ましいでしょ?」とかいって自画自賛モードに入っちまいそうな気がするんだが。
「まあ、朝比奈さんは別格っていうか、なんだか触ったらクシャクシャにしてしまいそうな感じがしてな。その点、ハルヒの髪は見た感じだけど、触り心地よさそうな気がするんだよな」
ハルヒは俺の言葉の意味を捉えかねていたのか、しばらくキョトンとしていたようだが、わざとらしく咳払いしたあと、そっぽを向きながらこう言ってきたのだった。
「ならキョン、あんた……その、あたしの髪……触ってみる?」
突然何を言い出すんだろうね、コイツ?
…
……
………
というのが、冒頭の直前の出来事であったのだ。
で、今も俺はこうしてハルヒの髪を撫でさせられ続けている。
いつの間にか岡部教師がやってきて、朝のホームルームが始まっているような気がするが、なんかもうどうでもいい気がしてきたな。
「もう、キョンったら……仕方がないわね」
そういうハルヒこそ、顎の下を撫でられて喉を鳴らしているネコみたいな表情になっちまってるんだがな。
なんてことを言いながらも、俺は自分の指の動きをずっと止められずにいた。
仄かに漂ってくるハルヒの髪の香り。コイツは一体どんなシャンプーを使ってるんだろうね?
などと考えながら、俺はもう、そのしっとりとした感触の虜となってしまっていたのだった。ああ、素晴らしきかな……。
「チキショー、あいつら、ここが教室だってこと知ってんのか? いや、そうだ。知っててやってやがるんだな? そうに違いねえ! 何て奴等なんだ! WAWAWAわざとに決まってやがる〜!」
「ほら谷口、もう諦めて全てを忘れようよ。気にするだけ時間の無駄ってことなんだからさ」
「国木田の言う通りだぞ、谷口。……さて、後ろの二人は放っておいて、出欠取るぞ……」
この人痴漢です
でっかいニヤニヤです
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/15(月) 21:40:18 ID:4++2oUWY
うるさいうるさいうるさい
124 :
アニメン ◆7EZk98uQQQ :2008/09/15(月) 21:46:50 ID:+uk02Kpi
なんという不敵さ…さすがハルにゃんやで(*´Д`)
Short Summer Vacationより泣けるSS知らない?
俺はいつもの習慣で文芸部室に向かっていた。何となく気分が晴れやかでないのは他でもないあのハルヒが原
因だ。いろいろ理由はあるんだが、あのハルヒが……ハルヒの……いやその何だな、実は…
しゃっくりが止まらない
…のが原因なんだな。いや笑うなよ、これがマジなんだから。
まぁ何があったか、今朝にさかのぼって説明してみようじゃないか。
---
朝、いつものように教室に入ろうとした俺はピーンと神経が張るのを感じた。ああ、考えなくてもわかるさ、
ハルヒが不機嫌オーラを放ってるに違いないんだよ。直接見えなくともそれがわかってしまうのは習慣なんだ
ろうな。だがその発生原因が問題だ。とにかく原因を作ってる奴はとっても気まぐれ屋さんな上、俺の普通人
たる脳みそじゃ計り知れない事が理由であることがほとんどだよな。
だがここまでの不機嫌さだと大抵は俺にとって良い事が待っていた試しがないので、その辺は覚悟しないとい
けない。さ、息を吸って〜はいて〜、覚悟はできた! 教室に入ってみ…
「ひゃっく!」
…あん?今のはハルヒの声だ。俺がハルヒの声を聞き間違えるはずがない。でも何だが酔っ払いみたいな声だ。
何となく肩すかしをされたまま俺は教室の扉から中を見た。どうやらハルヒはずーっと扉の方を見ていたらし
く、直ぐに俺と目があったと思ったその瞬間、扉まで突進してきた。
「キョン…ひっく!…って、来んのよ!」
ハルヒは大声を上げた次の瞬間、俺の手を強引に引いて走り出した。そして俺は疑問の声をあげる間もなく例
の馬鹿力で廊下を引っ張られたあげく、これまた例の屋上へ出るドアの前でようやく停止した。一息ついて俺
はハルヒに問いかける事にした。
「ハ、ハルヒ、お前どうし…」
「ひゃくっ!…って、何よキョン?」
「何って、連れてきたのはハルヒ、お前だろ?で、どうした?」
「ひっく!…キョン、いいこと、あたしを驚かせるのよ!」
「あん?」
「だから、あたしを…ひゃっく!…ってキョン、あんたがこれ止めるの!」
なるほど、さっきの妙なハルヒの声はしゃっくりだったのか。
「わかった。が、ハルヒ、お前を驚かすってどうす…」
「ひっくっ!」
「っと、ハルヒ、お前を驚かすってどうして欲しいんだ?」
「そんなのわかんないわよ! いいから何でも試して…ひゃっく!…みんのよ!」
「わかったハルヒ、だが驚いたからって怒るな…」
「ひぃっく!」
「っ!俺の方が驚くじゃないかよ。とりあえず朝礼始まるし、教室に戻るぞハルヒ」
俺はしきりにしゃっくりするハルヒと共に階段を降りつつ考えた。
なあ、ハルヒを驚かすってどうやったらいいんだ?
その後なんだが、ハルヒは何と授業のあいだ中ずーっとしゃっくりしたままだった。もううるさいの何の。俺
は俺なりにハルヒを驚かせてみたりしたり、水を汲んできてやってハルヒに飲ませたりと色々試してみたんだ
が、すべてだめだった。それだけでも気が散るどころの騒ぎじゃないのに、ハルヒは不機嫌オーラがさく裂し
て北斗百裂拳みたいに俺の背中を鉛筆で刺すし、谷口や国木田をはじめクラス全員からはなぜか俺に非難の目
が向けられる始末だ。
とにかく授業が終わると掃除当番のハルヒを残して俺は助けを求めに向かってる、そういうわけだ。まぁ朝比
奈さんは気分を多少なりとも晴れやかにしてくれるだろうし、長門ならこの状況を何とかしてくれるはずだ、
そう俺は信じていたわけだ。なに、古泉? あいつはこういう場面では多分役には立たないだろ?
だが、実はこれは更なる悲劇(?)の前触れに過ぎなかった事をこの時の俺は知る由も無かった。
さて色々考えてるうちに部室の前についてしまった。俺はいつものように部室のドアをノックし鈴の音のよう
な可愛らしい朝比奈さんの返事を待った。
「は、はい、どうぞぉ」
これは朝比奈さんの声に間違いないのだが、どことなく当惑した感じに聞こえた。俺はハルヒが不機嫌なのを
朝比奈さんは察知してるんだ、と勝手に思ってドアをそーっと開けた。
「こんにちは………ん?」
部屋には宇宙人と未来人と超能力者がいるわけだが、何か3人の様子がどことなく妙だった。いや何がって、
3人で団長席を取り囲むように立っていて目線がパソコンのディスプレイに向いているという光景を見て妙だ
と感じない方が可笑しいだろう?朝比奈さんや古泉はともかく、長門までじーっとパソコン覗き込んでるのは
不思議な光景だ。そうしてるうちに朝比奈さんがパソコンから俺に目線を移したが、その目はさっきの声と同
じで当惑しているように見えた。どうも状況が見えないので聞いてみることにした。
「どうしたんですか、朝比奈さん?」
しかし朝比奈さんが答える前に団長席の方から別の声がした。
「ちょっとキョン、さっさとこっち来なさい!」
今のはハルヒの声だ。しかしあいつは掃除当番でまだ来てないはずだが、ここにいると言う事は…
「ハルヒ、掃除さぼって何企んでるんだ?」
「ちょっとキョン!あたしはさぼってなんかいないわよ」
いや堂々としたもんだな、ハルヒ。
「俺より先にそこにいて何を言ってるんだ?」
「いいから、こっちに来るのよ、キョン!」
とりあえず言われるままに団長席に近づいてみた俺は、席に誰も座っていない事に気がついた。3人はその誰
も座ってない団長席を囲むように立っていた。ハルヒはどこに行った?と思った瞬間、パソコンのスピーカー
から聞きなれたハルヒの声がした。
「キョン、あんたに命令よ!」
ディスプレイにはハルヒをデフォルメしたキャラクターが映し出されていた。俺はこの光景にデジャブを覚え
ていたが、唐突に思いだした。こいつ、まさかあの時の、あの自我に目覚めたとか言ってたパソコンじゃない
か。いやそれだけならまだしもハルヒそっくりな言動までしやがる恐ろしいやつだ!
参照URL「涼宮ハルヒのPC」
http://wikiwiki.jp/haruhi/?%CE%C3%B5%DC%A5%CF%A5%EB%A5%D2%A4%CE%A3%D0%A3%C3%A1%A1%A1%CA16-861%A1%CB 「お、お前、また出てきたのか!?」
「あ〜らキョン、あたしに対してその横柄な口調直ってないのね」
あ、しまった、こいつを怒らせたら大変な事になるのをすっかり忘れた。そう思った瞬間、パソコンは朝比奈
さんに声をかけていた。
「ねえ、みくるちゃん!」
「はい、なんですかぁ?」
何の疑問も持たずにパソコンに素直に答えてる朝比奈さんだったが、次の瞬間にパソコンは朝比奈さんに恐ろ
しい事を語りかけていた。
「このパソコンの中にはね、キョンが秘密でみくるちゃんの悩殺写真を…」
「わぁぁぁ〜〜〜!!悪かった悪かった、さっきの口の利き方は私が悪かった。何でも言うこと聞くから…」
「そうよキョン、わかればよろしい」
こうして俺はまたまた涼宮ハルヒが憑依したような”パソコンハルヒ”の奴隷に落ちぶれたわけだ。
しかしこのパソコンハルヒ、この宇宙人と未来人と超能力者を前にしても堂々としたもんだった。というか、
長門に朝比奈さんに古泉、お前らももう少し驚いたらどうよ? そう思ってる俺に向かってパソコンのハル
ヒは無慈悲にも冷酷な命令を下した。
「もうすぐハルヒは来ちゃうから、てっとり早く言うわ。キョン、ハルヒに愛の告白をするのよ」
「なに!?」 「!」 「むきゅ♪」 「え!?」
あまりの唐突な発言に俺以外の3人も反応した。左から俺、長門、朝比奈さん、古泉だ。何、そんなのわかっ
てるってか、まぁそういうな、この3人にとっても唐突だったんだよ、今の発言は。
「そ、それはどういう意図でやるんだ……じゃない、やるんですか、パソコン様?」
ああ、なんて卑屈な俺なんだ。悲しくなってくるな。
「何寝ぼけた事言ってんのよ、キョン。今日、ハルヒが何で困ってるかわかってるんでしょ?」
「しゃっくりが止まらないんだろ。だがそれと何の関係が?」
「察しが悪いわねキョン。あんたハルヒが困ってるのに何してたのよ」
まるで俺が何もしてないかのようなパソコンハルヒだが、俺だって手をこまねいてたわけじゃないぞ。
「何って、脅かしてみたり水飲ませてみたり、色々試してもダメだったんだぞ」
「だからダメキョンなのよ、あんたは。そんなありきたりの手段で何とかなるハルヒじゃないわよ」
ハルヒが普通じゃないのは同意だが、どうも話が見えないと思っていた所に隣から余計な奴が余計な一言を突
っ込んできた。
「なるほど、それで彼が涼宮さんに”愛の告白”というビッグサプライズを仕掛けてしゃっくりを止めるとい
うことなんですね」
「古泉くん。さすが副団長、飲み込みが早いわ」
「いえいえ。でもそれなら確実に止められます。さすが涼宮さんです」
古泉はパソコンハルヒに対しても忠実なイエスマンだった。
「おい、真面目に聞くがそんなのでハルヒが驚くと本気で思ってるのか?」
「あったり前よキョン」
さも当然のように答えるパソコンハルヒと、うなずく朝比奈さんと古泉。って、おい長門、お前も今の発言に
同意して頭動かしただろ? しかし当惑する俺に対してパソコンハルヒは何事もなく続けた。
「もちろん条件があるわよ、キョン」
「条件?」
何かいやな感じがする。
「決まってるじゃない、本気で告白しないと駄目よ」
「まぁ本気じゃないとハルヒに通じるわけない……って、ちょっと待て!?」
「なによ、キョン?」
「俺がハルヒに本気で告白しろって言うのか?」
「だからそう言ってるじゃないの」
「おい、簡単に言うがどうして俺がハルヒに…」
「ふーん、そんな事言っていいの、キョン?」
パソコンハルヒはニヤッとして答えた。あ、いやな予感がする。
「じゃあいくわよ、キョンの携帯メールアドレス偽装でToハルヒと。俺は夏の合宿のとき朝比奈さんの持って
いたデジカメでこっそり隠し撮りしていた。お前の水着姿があまりにもまぶしいので写真を携帯に写してこっそ
り持っている。毎晩お前をおか……」
「わ、わかったわかった、本気で告白するから、やめてくれぇぇ!!」
「わかればいいわよ、キョン」
結局、俺はパソコンハルヒに屈して、ハルヒに本気で告白する事になった。いや、させられた。
「じゃあ、キョン、もうすぐ涼宮ハルヒが来るからね。頼むわよ!」
パソコンの中のディフォルメハルヒはクルクルっと回り、ディスプレイの中に消えた。
「今朝から閉鎖空間の予兆がありましたから、これですべて解決できますね」
おい古泉、お前それでパソコンハルヒと結託したんだな。
「キョンくん、規定事項ですから心配いりませんよ。ところで合宿の時の写真を使って何してるんですか?」
い、いや何もしてませんって、朝比奈さん。ところで規定事項って何ですか?
「…空気読んで」
長門、言うに事欠いてお前がそれ言うのか。
うーん何かおかしい。俺は嵌められてるんじゃないか? だがしかし、俺が考える間も無く奴はやってきた。
「ひゃっく!」
廊下の方から大きなしゃっくりがする。ああ、俺の脳内でジョーズのテーマが流れてるのは気のせいだろう。
「僕たちは部室の外に出ますから、後はよろしくお願いしますね」
わかったから楽しそうに耳元で話しかけるな、古泉。
バーン!と大きな音で部室の扉が開いた。
「ひっく! って、みんないる!?」
「見ればわかるだろう、ハルヒ。まだおさまらないのか、しゃっくりは」
「そうよ! 悪かったわね。何とかならないの!?」
ああ、ハルヒの機嫌が悪そうだ。
「ねえ、有希。しゃっくり止める方法知らない…ひゃっく!」
ハルヒはどかっと団長席に座ったと思ったら、しゃっくりしつつ長門に話しかけた。長門は俺を見つつ、ハル
ヒに答えた。
「彼が…」
「有希、キョンは駄目よ。こいつ全然役立たずだったん…ひっく!…だから」
「今度は違う」
長門は一言そう言ったと思ったら、さっと立ちあがって扉から出て行ってしまった。
「キョ、キョンくん、がんばってくださいぃ」
「じゃあ任せましたよ」
朝比奈さんと古泉も一言いったと思ったら、さっさと扉から出て行ってしまった。
「ちょっとみんな、どうした…ひゃっく!…のよ? って、キョンどういうこと!?」
「どういう事って…」
待ったなしかよ。ええい、もうどうにでもなれ!
「ハルヒ、話がある」
「な、何よ、キョン?」
「じ、実は俺はお前の事が…」
---
「涼宮ハルヒの横隔膜の強直性痙攣、停止」
「しゃっくり止まりましたか。いや、彼はうまくやったみたいですね」
「規定事項ですよぉ。これからが大変ですけど」
「朝比奈さん、またあのパソコンの涼宮さんが出てくるんですか?」
「それは、禁則事項です♪」
「やれやれ」
前スレでしゃっくりしたハルヒという電波を受信した&「涼宮ハルヒのPC」と連動させてみたお。
「涼宮ハルヒのPC」の作者さん、キャラ借りましたよ、と事後承諾(`・ω・´)
しかし愛の告白って、そうなったらキョンはどういう事言うんでしょうかね?
>>133 住人に擬態した厨房は即刻退去願いたい。
余りに頭が可哀相過ぎて同情したくなる。
アンチの自作自演が酷いな。
自分じゃばれてないつもりなんだろうか
>>132 GJ
「一生俺の団長でいてくれないか」とか?w
>>136 キョンはツンデレだからもっと分かりづらく言いそうな気がする。
キョンに背中を掻いてくれるよう頼むハルにゃん
いちいち敏感に反応してはかどらないキョン
>>132 GJ!結構イイキャラとか思ってしまったw
告白か…「一生俺のために味噌汁と作ってくれ!」とかw
「と言うわけで親が妹連れて旅行に行ってしまったんですよ朝比奈さん」
「キョン君大丈夫ですかぁ?ご飯作りにいきましょうか?」
「・・・私も手伝う」
本来であれば団長様が「あたしが作るわよ!感謝しなさいバカキョン!」とでも名乗り出る展開なのだが、例によって些細な事で喧嘩をしてしまい
今は団長席でネットをしながら俺を無視している、ああ、上等だ、朝比奈さんと長門に美味しい夕飯を作って貰うさ
朝比奈さんがハルヒに気を使い話しかけるが
「あの、涼宮さんも一緒にキョン君の晩御飯を作りませんか?」
「みくるちゃん、なんであたしがキョンの晩御飯なんてつくらなきゃならないのよ」
と、まあこんな感じで部室の空気は最悪、古泉の姿は無く、例のバイトに向かったものと思われる、しかしその時ドアが開くと、そこには見たことの無い古泉が立っていた
アコースティックギターを片手に持って、タオルを頭に巻いてサングラスを掛けていた、首にはハーモニカを口元で固定する器具をつけている
「僭越ながら、一曲歌わせていただきます」
そう言うと椅子に腰を下ろして弾き語りを始めやがった。何を考えてるのだ?ひょっとして「機関」の命令か?
そして古泉の歌声が部室に響き渡った。俺は知らない曲だった。多分昔の曲だと思う
黙って聞いていたが歌詞の中に気になる部分があった。
いいかい、男は心の奥にしまってるものだよ
いちばん大切なものだけ
わかるね、それが君さ
女好きは俺らの悪い癖、でも遊びなんかじゃないよ
機嫌直して、来いよ、来いよ
俺らの家まで
http://jp.youtube.com/watch?v=HSDlBH77pPM&feature=related 演奏が終わった。あまり上手な歌と演奏ではなかったが古泉は満足そうにサングラスを外すと、みんなに笑顔を見せて無言で部室から去ってゆく
「あの、キョン君・・・今日は用があるから夕飯は作りにいけません、ごめんなさい」
朝比奈さん、急にどうしたのですか?
「私も、急用ができた、誰か他の人に頼むことを推奨する・・・」
長門、おまえまで何があったのだ?
すると黙って古泉の下手な歌を聞いていたハルヒが口を開いた
「バカキョン、情けないわね、超特別にあんたの夕飯作りに行ってあげるわよ、感謝しなさい」
「ああ、頼む、それとハルヒ」
「何よ?」
「ごめんな、悪かったよ」
「ふん、仕方ないわ許してあげる」
そして夕飯はハルヒの手料理に舌鼓を打ち、ハルヒを家まで送った後、俺は電話をかけた
「古泉、助かったよ、ありがとう」
「いえいえ、僕の仕事ですから、しかしあなたがうらやましい、あの曲だけでお互い仲直りしようと思うほど涼宮さんと理解しあってるのですから」
「何かお礼がしたいのだが」
「そうですね、涼宮さんといつまでも仲良くしてください、さすがにギター演奏は苦手ですから」
>>141 古泉GJ! ちょっと想像して吹いたのはナイショだw
>>142 なんかナルホドとかオモタw
ハルにゃんは肝心なとことかは特に直球じゃないとね。
おやすみハルにゃん。
今日も朝からキョンを起こしに行ったら既に起きててお着替え中のキョンにバッタリ出くわしたハルにゃん
あまりにも着替えるのが遅いからつい手伝っちゃうんですね、わかります。
朝から起こしに行く。
ハルヒとキョンの家の距離を考えると結構早起きしてる事に・・・
それならわざわざ手伝わないと元が取れないな。
実は同じ家にすんでるのではないか?
だったらいっそ同じ部屋でw
二段ベッドで寝るハルキョン
>>149 ベッドの床が抜けてキョンの上にハルヒが落ちて来るんですね、わかります
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/16(火) 12:57:24 ID:mz+wP9tC
いいかげんお前らまじ気持ち悪い。ハルヒとかまじ寒気するぞキモオタ共!
いっそハルキョンは幼馴染みという事で
家が隣なんですね、わかります。
実は小学校低学年のころ、近所の公園で遊んでたりしてたとかw
妹「おはよう、ハルにゃん!今日もキョン君起こしに来たの?」
ハ「義妹ちゃん。ハルにゃんじゃなくてお義姉ちゃんよ。」
妹「難しくてよくわかんなーい」
ハ「将来、義妹ちゃんのお義姉ちゃんになるから覚えておくと良いわ!」
妹「(ざけんなクソ女)」
妹ちゃんがwww
だがなぜか俺の脳内では仲むつまじくボール遊びする光景が広がってるw
アンチスレからわざわざ出張してこなくていいよ
(-.-")っ構うやつの方が荒らし。
自治の方が最近頑張ってるようだが、排除するのは自治じゃないぞ。
スルーしてネタを振るのが真の自治。
教室だとクラスの目がウザいので図書室で勉強するハルキョン
ハルヒ「そう?あたしは気にしないわよ」
算数ドリルを作るハルヒはいじらしい可愛い
>>160 今度は図書室にいる連中の目が痛いのでキョンの家で勉強するんですね、わかります。
ほら、図書館に行くと、藤色の髪の小柄なSOS団員の目線がじぃ〜〜っと……
まあ図書室なんだが
キョンの家で勉強してるとキョンの母親がちょくちょく様子を見に来たり、
妹ちゃんが邪魔しにくるわけですか?
妹ちゃんが遊びに来たらつい一緒にゲームをしてしまうハルヒ
>>166 じゃあ結婚して二人の愛の巣で勉強すればいい
図書室に行くと長門が司書やってたりして
みくると鶴屋さんが先客としてすでに勉強中だったり
本棚の影に谷口がいたり
何故か、二人の行く先には知り合いがいる
静かに二人で勉強する為に人里離れた旅館に行くハルキョン。
従業員が全員機関の人間。
>>171 不審者と間違われ鶴屋さんにフルボッコされた
夜、喫茶店で長門とキョンが向かい合って食事してるのをガラス越しに見かけたハルにゃん
問い詰めた所、長門が食べるお金がないので見かねたキョンがホットドッグでも奢りに来たけど
予想外の出費になった電波が来た
>>173 当然温泉宿だよな!
風呂上がりの浴衣ハルヒは恐ろしい程の萌ばぅわーを秘めているに違いないぜ
温泉宿なら当然卓球だよな!
ぴょんぴょん俊敏に動くハルヒを妄想して思わず立ち上がりそうだ。
ハルヒ「こら、どこ見てんのよ!このエロキョン!」
「(あら?キョンの奴あたしの勇姿にみとれてるわね。まったくしょうがないわね)」
「すすすす涼宮さん前はだけてますぅ!」
鶴屋邸の地下室を「どうせあんまり使わないから皆の好きに使っていいにょろ!」のお言葉に甘えて
そこを第2の部室にするSOS団
そしてサンダー○ードの秘密基地風に改造されると・・・
いやいやMSの格納
こっ?!
ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ
鶴屋さん「う、うちの地下室がどえりゃあことになってるにょろ……GJハルにゃん!」
>>178 ………………ふぅ。
おいハルヒ。もう少しお前は慎みを持ってだな
五人組で地下の秘密基地なら。
スーパー戦隊物だな!
レッド:ハルにゃん(赤以外似合う色無し!)
ブルー:キョン(レッドへのツッコミ役)
ホワイト:長門(でもカレーも担当)
ピンク:みくる(お色気担当だが期待するな)
グリーン:●(力持ちではなく太鼓持ち)
司令:鶴屋さん(最近司令役がいないから悲しい)
妖精キョンの導きで、とある神殿の中で
台座に突き刺さる剣を引き抜くと大人になるハルにゃん
ついでに妖精から人間に戻ったキョン
呪泉郷にいくハルにゃん一行
ハルにゃんが本物のぬこになるんですね、分かります
キョンはキョン子になるんですか?
夜の海で灯台の明かりをバックにはしゃぐSOS団
ふとしたトラブルでハルにゃんが波にさらわれて消息を経ち、団員大騒ぎ
駄目だ、眠れない。
その晩の俺は、何故かずっと寝付けずに悶々とした時間を過ごしていた。
こんな場合には、例え眠りに付かなくとも、目を閉じてじっとしていれば、余計な外界の刺激を受けない分、心身の休息にはなるって聞いたことがあるが、今の俺は到底そんな気分にはなれなかった。
かといって、このまま自分の部屋で何かをする気にもなれず、仕方なく俺はコッソリと家を抜け出して、自転車を駆ってコンビニを冷やかしにでも行こうと思い立ったってわけだ。
さて、どこのコンビニを目指すことにしますかね、と。
ただ買い物とかそういうことなら一番近くの店で構わないのだろうが、せっかくだから、普段は滅多に近寄らないような店にでも行ってみるか、なんて考え付いてしまったことを、直後に俺は後悔することとなった。
しばらく自転車を漕いでいた俺はギョッとしてその場に停止してしまった。
目の前から接近してくる、見覚えのあるシルエット――カチューシャの両脇のリボンのぴょこぴょこ跳ねる様を認識してしまった俺は、百八十度方向転換、全速でその場を離脱しようと試みたのであったが、最早それは無駄な足掻きでしかなかった。
「こらー、待ちなさい!」
ハルヒはそう叫んだかと思うと、あっという間に俺に追いついてしまった。ってこっちはボロいけど曲がりなりにも自転車なんだぞ!
「って、おい! こんな時間にそういうことを大声で叫ぶなよ。変に思われたらどうするんだ?」
「なによキョン、あんたこそこんな時間にうろついてるなんて、十分変じゃないの」
じゃあ、ハルヒは一体こんなところまで来て何してるんだ?
「あら、見てわかんない?」
まあ、Tシャツとハーフパンツにランニングシューズ姿で、全身に薄っすらと汗をかいて上気しているのを見れば、想像は付こうってモンだ。
「しかしハルヒ、どうしてお前こそこんな真夜中にジョギングなんて真似をしなきゃならんのだ?」
ハルヒはぷいっと俺から目を逸らすと、
「別に……ただ、さっきから全然寝付けなくって、だから……なんとなくね。以前は毎日走り込みは欠かさなかったんだけど、ここ最近はサボっちゃってたし、それで……」
なんだ、ハルヒも眠れなかったってことかよ。
「で、キョンはなにしてたのよ?」
「ああ、ちょっとコンビニにでも行こうと思ってただけだ」
「ふーん」
質問しておいて、どうでもいいような反応されてもな。
「まあ、ちょうどいいかしら。ちょっと休憩しようかって思ってたところだし」
そう言ってハルヒは俺の手を掴むと、少し離れたところにある自販機の前まで引っ張って連れて来た。
「思いつきで出てきちゃったから、お財布持ってきてないのよ。キョン、ちょっと立て替えてくれない?」
ハルヒのことだから、いつの間にか俺の奢りだなんてことになりそうな気がするが、それを口にしたところで情況が好転するとも思えないので、黙ってハルヒの分まで買ってやることにする。
「ぷっはー! あー、ほんとに生き返ったって気がするわ」
おいおい、一気飲みかよ? ありがたみとかそういう気持ちでもっと大事そうに飲んでくれてもいいだろうに。
「だって、喉渇いてたんだもん、しかたないじゃない」
そう言ってリストバンドで汗を拭ったハルヒは、盛大に息を吐き出したかと思うと、空を見上げた。釣られて俺も上空に目を向けたが、生憎曇っているのか月明かりすら見えやしない。
しばらくの沈黙。
いかん! 何か気まずいぞ。でもこんなときって、一体何を話したらいいんだ?
「そういえばハルヒ、さっき以前は毎日走ってたっていってたな」
「うん、そうだけど、それがどうかしたの?」
「いや、大したモンだなって思ってな」
「別にそんなことないでしょ? 運動部の連中なんて、それこそ毎日アホみたいに走り回ってるじゃないの」
「そういうお前はどうしてそっち系の部活とは距離を置いてるんだ? 助っ人とか頼まれても話も聞かずに断ってばかりだったじゃないか」
「なんか……それは微妙に違うかな、って思うのよね」
何か解らんが難しそうだな。でも、ハルヒはスポーツ万能だし、自分自身嫌いってこともなさそうに見えるぞ。たまにやってれば、いいストレスの発散になるんじゃないのか?
「それはダメよ! ねえキョン、スポーツでストレス発散だなんてあたしは嘘っぱちだって思ってるの。みんな、結局のところ自分の身体を痛めつけて、脳内からヤバイ物質だして喜んでるだけじゃないの」
なんかβエンドルフィンがどーとか、そういうのだたっけ?
「今のあたしにはそんな必要なんて全然ないんだからね。だってあたしには……」
ハルヒは俺に向かって最上級の笑顔で宣言した。
「あたしにはSOS団があるんだもん!」
「ところでな、ハルヒ。一応お前も女の子なんだし、こんな時間に一人で出歩くのは危ないぞ」
「一応は余計よ! まあでも、このあたしにかかれば、そこいらの変質者や痴漢なんてメッタメタのギッタギタにやっつけちゃうんだからね」
「ほう、そいつは勇ましいこった」
「なによ、そのバカにした言い種は? だったらキョン、あんたが試しにあたしに襲い掛かってみなさいよ」
何を言い出すんだ、コイツは?
「ふんだ、ほんとにキョンってば、意気地なしなんだから」
その一言にちょっとばかりムッとした俺は、こちらに背中を向けたハルヒに対して、ちょっとイタズラしてみることにした。
「!」
「ほらハルヒ、こうやって身動き取れなくされたら、お前どうやって俺をメタメタにやっつけるっていうんだ?」
「ちょっと……キョン?」
ん? なんだかハルヒの様子がおかしい。なんで、コイツ、こんなに無抵抗のままじっとしてるんだ?
と、そこで我に返った。
今の俺、一体ハルヒに対して何してるんだ?
慌てて俺が離れると、ハルヒは俯いたまま真っ赤な顔をしてこっちに向き直った。ヤバイ、本気で怒らせちまったのか?
「スマン、その、なんつーか……」
「ううん、今あたし、咄嗟になにも出来なかったわ。それにしてもキョンって、あたしが思ってたのよりも、結構力あるじゃないの」
待て? 俺はそんなに凄い力でハルヒを抱きしめてたってことか?
「振りほどこうにも、全然身体に力が入んなかったのよね。あーあ、さっきは偉そうなこと言って、キョン如きにまで抵抗できないだなんて、情けないわ、全く」
むう、妙に神妙なハルヒを前に、俺は一体どう反応したらいいんだ?
「ま、まあその……要するに、いくらハルヒでも、一人で夜道は危険だって結論で……」
って何だよハルヒ、どうしてそんな不安そうな表情で俺を見上げるんだ?
「……その、キョンがそう思うなら……あんた、今からあたしのこと、家まで送ってくれる?」
駄目だ。そんなに潤んだ瞳で見つめられたら、俺はもう我慢できな……じゃなくって、
「やれやれ、解ったよ。送っていってやるから、そんな顔すんな」
俺が何とかそう答えたところ、ハルヒは心からホッとしたかのように息を漏らした。
「もっとも、俺なんかじゃボディガードなんて務まるとは思えんのだがな」
「なによ、あんた男なんでしょ? もっとしっかりしてもらわないと、あたしだって困るじゃない!」
「はいはい。精々団長様の身の安全は俺の命に代えてもお守りいたしますよ」
「んっ…………ありがと、キョン」
そう言ってハルヒは、また突然駆け足を始めたかと思うと、俺のことを放置してさっさと行ってしまった。
って、待てよ、おい!
「こら遅い! あんた自転車でしょ? ちゃんとあたしに付いてきなさい!」
ああ、解ってるって。
今後も俺は、どこに向かって走り出すか見当も付かないハルヒの後を追って、多分必死に追いかけ続けるに違いないんだろうな、なんてバカなことを考えながら苦笑してしまうのだった。
GJ
がはっ!!!!
は な ぢ が と m
このやろう、どう落とし前つけてくれんだ
寝る時間が遅くなっちまったじゃねえか
GJ
眠れないのはキョンだけじゃないぜ!GJ
GJ!
さてちょっと散歩に行って来るわ
>192
GJ! LEEなのに30倍甘い!不思議!
小学生やら中学校やらの頃、学校外で偶然好きな子に会ったときのドキドキ感は異常。な感じだ。
>>197 逮捕されたら檻の中でID通りSS57本投下して100スレを盛り上げてくれよな
ちょww鬼IDだww
おひるにゃん。
今日もハルヒの食堂での食いっぷりを観察するとするかな
カプ厨はカプスレに逝けよ
キョンが嫌いな奴がいないとでも思ってるのか?
>>200 100スレ目前と言われて次が99スレと思ったら
白寿(99歳の御祝)を祝って貰うハルキョン
ってアホアホな電波が・・・
ハルにゃんマジンガーの甲児と気が合いそうな電波が
やれやれ、ここにもまた沸いてやがるのか? 全く、夏はもうとっくに過ぎちまってるんだぜ。いい加減、成仏してくれないと困るんだがな。
俺は少々錆びの浮いたバケツを手に取ると、すぐ脇の排水溝にその中身を流した。
「こら、キョン。そんなとこで一体なにしてんのよ?」
ああ、そこのバケツに溜まってた水の中にボウフラが沸いてたんで処分したところだ。
「もう、そんなの放っておきなさいよ。あんたが一々面倒見るようなことないじゃないの!」
おいおい、ついこの前だって、季節外れの蚊に刺されまくって「あー、腹が立つ〜! あんなヤツラ絶滅しちゃえばいいのに」なんてプリプリ怒ってたのはどこの団長さんだっけ?
「まあいいわ。でもほんと、血を吸うだけならともかく、なんでわざわざ痒くなるようなことしなくちゃならないわけ?」
まあ、あの痒みは、蚊の唾液中に血液の凝固を阻害する成分が含まれてて、それが人体にはアレルギーを起こすから、とかだったっけ?
「そんな理屈はどうでもいいの! 余計なことした挙句に人の気分を不快にして、アイツら何か楽しいことでもあるわけ?」
なあ、ハルヒ。お前は今までに自分の行動が、誰か他の人を不快にしたことが一度もなかったなんて言い切れるのか?
「ええ、言い切れるわね!」
断言しやがったぞ、コイツ。
と、俺が呆れたような顔をした途端、急にハルヒは不安そうな表情になって、おずおずと訊いてきた。
「なによキョン……まさかあんた、あたしと今まで一緒にいて、その……イヤな思いをしたりとかあるのかしら?」
残念ながら、一度もなかったとは言えないね。
「やっぱり……そうなんだ」
ああ、待てよハルヒ。そんな顔するなって。今までなんだかんだあったけどな、トータルではプラス方向にポイント大幅加算状態なことには間違いないんだぜ。
「えっ?」
今までも大いに楽しませてもらったし、これからもお前には結構期待してるんだからな。
でもまあ、あんまり張り切られても困っちまうんだが、とにかく、俺はいつもハルヒが傍にいて笑っててくれさえすれば……、
「あ、アホー!」
痛って〜、いきなり叩くなって。
「うるさい。このバカキョン! あんまり恥ずかしいこと言うんじゃないわよ」
そのままハルヒは一目散に走り去ってしまった。
やれやれ、また機嫌を損ねちまったのか? 古泉よスマン、バイトが入っても悪く思わないでくれ。でも俺、特に変なこと言った覚えはないないんだがな……。
「いえいえ、実に見事でしたよ。むしろ僕からも感謝の言葉を遅らせていただきます」
「キョンくんさすがなんです! あーあ、わたしも涼宮さんが羨ましいなぁ」
「あとは、その無自覚な『デレ』を認識して、もっと素直になるべき」
って三人ともこんなところで何してるんだ!
GJ!w
雪山といい、時折見せる自信なさげなハルヒはなかなかに可愛い。
>>201 じゃあ俺は今からハルにゃんにおやつを差し入れてくるぜ!
キョンに迷惑だ!と言われると顔で怒って心で大泣きするハルヒ
秋物を買いに行くハルキョン
自転車屋になったみくる
ハワイアンレストランのオーナーになった長門
自動車修理工になった古泉
パン屋を夫婦で経営するハルキョン
そんな旧SOS団が新SOS団の危機を救うべく再結集したりしないだろうか
泣き顔も嫌いじゃないが、やっぱり自信満々なあの笑顔が一番だな!
>>208 再結集てwww
新のやつらは何やってんだよw
もちろん木星へ…って一番に行きたがるのはハルヒだなw
>>206 おいおい、お茶菓子なら俺に任せとけ。
さてそろそろハルにゃんにとっておきの夕食を作ってやるかな。
そして頭をナデナデしてもらうのだっ! いやむしろ俺がナデナデする!
さらにイキオイ余ってハルにゃんのおでこにちゅっちゅ!ちゅっちゅ!するんだ!!
ちゅっちゅ!と聞いたら黙ってられんな……!!
ハルヒおでこにちゅっちゅ!だと!
俺も混ぜろ。
んじゃ俺は長門に…
なんだと、くそぅだったら俺は…ほっぺに…うわなにをやm(ry
しからば、俺は朝………
28282828。
>>211-215 ナイフを装備した眉毛委員長に気をつけて。
後、洞爺湖って彫られた木刀持ったキョンにも
>>208 ハルヒ「あたしのパンはSOSパンのお荷物なのねーー!!」
キョン「俺は大好きだーーー!!」
こんなハルキョンを妄想したが既出だな
>>217 シークレットサービスと彫られた木刀も忘れずに
んなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
ぐ、ぐーじょぶっ!
にやにやがwww
お礼に
>>219にちゅっちゅ!してやる!
誰か色を・・・色を頼むーーーッ!!
おおおおっ!GJ!
これはちゅっちゅっ!にも思わず力が入るというもの(*´Д`)
キョンとのキスを想像して鼻血出すハルヒ。
コメありがとう。マジで誰か色を頼むwww
>>220 ちょwwうわなにをするやm…
アッ―――!
ちゅっちゅっブーム到来
ハルヒ「ちゅっちゅっちゅー♪」
キョン「おい、やめろ人前で」
ハルヒ「なによ。あたしの作ったこの歌にケチ付けようっての?」
キョン「い、いや……。あー、歌だったのか、そうか……なんだ……」
ハルヒ「ちょっと! どういう意味よ!」
キョン「いや、ちょっと残念だっただけだ」
ハルヒ「なんですって! あたしの歌のどこが残念なのよ!」
キョン「ち、違う! 待てハルヒ! 落ち着け! 違うんだっ!」
ハルヒ「問答無用! とりゃぁ!」
ちゅっちゅっちゅー♪
ちょw
ハルにゃんにそこまでされたらもう襲い掛かっちまえよキョンw
いい歌だ。
この流れの中、ゼノギアスの「チュチュ」の着ぐるみを着たハルにゃんを妄想して
和みながらにやにやしていたのは俺だけでいい。
NASAへ留学するハルキョン
帰る時は自作のUFOに乗って皆の前に現れる
ハルヒUFOにアブタクションされてちゅっちゅ!される長門って映像が脳内で展開されたw
>>232 ぐっ・・・・・・・じょ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぶ
ドサッ。
んなぁぁぁぁぁ!?
これはちゅっちゅっ!してやらねばいかん働きぶり……っ!GJ!
>>232 うぉぉぉぉ!!すげーのがきたwww
ほんとに塗ってくれてありがとうGJ
>>232 …………
返事がない 萌え死んだようだ
お前らぁー!大好きだぁーっ!
二人とも超絶GJ!
>>232 即死注意
もう手遅れだったか……ばたっ
萌死者続出だなww
しかし、俺は大丈夫だ!たかがちゅちゅ位!
これをキョンとしてると考えたら・・・
ぐはっ!!
某炒飯作りの天才ディ○ッカ先生に師事してハルヒの為に作る炒飯を極めるキョン
ちゅっちゅ
チュチュきたーーーww
なついぜw GJだぜw
ハルにゃんは着やせするタイプだなw
GJ!
コレはいいものだ。なぜか胸よりも笑顔にニヤニヤしてたりするがw
……………………ふぅ。
>>246 お疲れさま!
これはいいものだw
いつ見てもウェディングハルヒは笑えてしまうw 何じゃあの顔はw
すっぴんで元気にピースしてるのが好きです
髪にタオルじゃない方のお風呂ハルヒがいいな
登校時にバッタリ会ったハルキョン
学校近くのファーストフード屋で朝飯奢らされるキョン
>>250 お前は俺か。
池田ハルヒはカチュが無くてもちゃんとハルヒしてるのがスバラシイ。
右上のビキニハルにゃんもいいねw
>>249 ウェディングハルヒとライブのときのハルヒはもはや別人だよな。
表情一つでどんだけ変わるんだよと思ったw
ウェディングハルヒはどこかでタイ人みたいって呼ばれてたのにも笑った。
>>252 ハルヒは美人な分、逆にカチュが無いとどうしても誰だかわかりづらくなるんだよね。
そこで、表情で個性を出すんだが…これがまた難しい。
>>252-254 池田女史はすばらしい。
温泉の版権絵はタオル巻いてるだけでしかも髪をあげてるから
普通の人が真似しても別人になりそうだ。
ところで、2期の画はkey色が強いよな。やっぱ蔵等の影響なのか。
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/18(木) 02:43:54 ID:0bPWK1q0
二期ってハルヒの?
二期は池田さんが作画監督じゃないから残念
おひるにゃん
↑って誰が使い始めたのかな?
台風が上陸しそうだ・・・
台風に備えて防災グッズを揃えるハルキョン
>>257 動いてるハルにゃんを見ればきっと大丈夫なはず。はやくみたい。見直そうかな。
>230のネタを貰ってちょっと短いのを
俺が夜の一人歩きをしている時に過去に経験した出来事と言えば、
古泉に待ち伏せされたり、長門に公園に呼び出されたり、朝比奈さんと七夕がらみでゴタゴタやったりと、色々と非日常的な出来事を経験しているわけではあるが、
さすがに今眼の前で起きている出来事については、過去にも前例が無かった。
今、俺の眼の前で色取り取りのライトを照らしながらUFOが降下しつつある。
これだけド派手な登場をしているにも関わらず、一人も野次馬が出てこないのが不思議でしょうがない。
俺以外の奴には、この小憎らしいまでにアダムスキー型のUFOが見えていないのだろうか。
成す術も無く立ち尽くしてUFOを見上げていると、やがてUFOの底部がノスタルジックあふれる効果音と共に開き始め、何者かが中から出てくるのが見えた。
…宇宙人?外的宇宙生命体との接触!?…長門も宇宙人といえば宇宙人なわけだが、いまいち実感が湧かないし…。
期待半分恐怖半分で何が出てくるのか待っていた俺なのだが、出てきたのは何故か我らがSOS団団長、涼宮ハルヒその人だった。
何やってんだよハルヒ。
「ふふふ、喜びなさいキョン。あんたはあたしの最初にして唯一の実験体に選ばれたわ」
なんだよ、それは。
「れ、恋愛が本当に精神病の一種であるかどうか、あんたを使って実験してみる事にしたのよ。さあ、UFOに乗って」
とハルヒが言うが早いか、俺の身体が唐突に宙に浮き始め、UFOの方へと引き寄せられ始めた。
おい、待てよ!なんだこれ!
「つべこべ言わずに、大人しくあたしにアブダクションされちゃいなさいっ!」
馬鹿、俺にも心の準備って奴がだなあ…!
がばっ…。
なんだ、やっぱり夢か。
フロイト先生が呆れ返りそうなぐらいの夢だったわけだが、なんであんな夢を俺は見ちまったんだろう。
ふと、枕元に長門から借りた文庫本が置いてあるのが見えた。
「未知との遭遇」
まあ、確かに未知ではあるのだがな…。
<おわり>
>>260 ちょwww
何やってんだハルにゃんはw
思わず銀色の触覚が生えたハルにゃんを想像しちまったじゃないか
情景が浮かんできて団茶拭いた。
もうアブクションされてるようなもんだろ、キョン!
GJ!w
銀色に光る宇宙服姿のハルヒが浮かんだ。GJ!
同時刻同じ夢を見てるハルヒってのはどうかな?
3分待たずに2分くらいで湯切りをするハルにゃんの姿を幻視したw
朝起きて台所に来たら自分の家で朝食を食ってるキョンを見かけるハルにゃん
>>264 それは<未確認飛行物体>やない!
ヤキソバや!
ハルママ「今日から一緒に暮らす事になったから」
ハルヒ「なんですって!(歓喜)」
ハルヒ「はっ!・・・・・・夢か」
おばんにゃん
>>266 UFO違いw
地震のせいで中身までこぼして涙目なハルにゃんに出前行ってくるわ。
そのお礼にハルヒにちゅ………うわなにをするやめ
地震の補強工事をするので暫くキョンの家に居る事になったハルにゃん な電波が
「ちわーっす。……って、何だ。まだ誰も来てなかったのか」
何故か半開きだった文芸部室のドアの向こうには、未来からの使者も宇宙的存在もいなかった。
ついでながら、状況限定エスパースマイル男がいないことは既に承知済みだったので、それは勘定には入れていない。
ちなみに、普段なら入室前には未だにドアを施錠するということをお忘れになる可憐な先輩の生着替えに遭遇、のような嬉し恥ずかしなトラブルを避けるためにドアをノックすることは怠らない俺なのである。
だが、本日はドアが半開き状態、即ちいくらなんでもこのままメイドルックにお着替え中、なんてこともなさそうなので……、
「なによキョン、誰も来てない、だなんて、この団長様のことは無視ってわけ? 大体あんたは平団員の雑用係のクセに、もう少しあたしに対する尊敬の念とか、そういったことを感じさせるような言動を取ったらどうなのよ?」
人のモノローグ中に割り込んで騒ぐなよ。
それにハルヒ、お前も人の上に立つものとして、もうちっとは落ち着きというか、細かいことになんかこだわらずに、大らかな気持ちでだな……、
「一々うるさいわね、余計なお世話よ! ああ、みくるちゃんは面談があるから今日は遅くなるんだって。あと有希はついさっきコンピ研の部員に泣きつかれて出て行っちゃったわ」
進路面談に、パソコンのトラブルか何かなんだろうかね?
「そういえば、古泉くんはどうしたのかしら?」
「ああ、古泉なら昼に会ったとき、今日は掃除当番で遅くなるって言ってたっけ」
「こらバカキョン! そういうことは先に教えてくれててもいいじゃないの。そんな調子だから、あんたはいつまで経っても雑用係なの!」
別にSOS団内部での自分の地位を上げようとか、そんなつもりは更々ないんだがな。
「はあっ……キョンったら、ほんとに覇気とかそういうアグレッシブな気概ってモノに欠けるんだから、もう!」
何そんなにカリカリしてるだろうかね、コイツは?
「って、ちょっとキョン、あんた一体どこ行くつもりなのよ?」
いや、朝比奈さんも来られてないんで、自販機で何か飲み物でも買って来ようかと。
「じゃあ、あたしの分もお願い! ってか、せっかく買い物に行くってのなら、下のコンビニまで行ってデザートとかそういうのも買ってきなさいよ!」
おいおい、ちょっと待て。何で俺がそこまでしなければならんのか、理由を聞かせてもらおうか?
「あら、決まってるじゃないの。あたしは団長で、あんたは雑用。じゃあ、そういうことだからよろしくね」
よろしく、じゃねーぞ! 第一、最近何かと経済的に厳しくて、財布の中身も心許ないってのに。
「それってほんと? 何だか怪しいわね」
何だよハルヒ、その目は。まさか疑ってるってのか?
「あたしの命令に従うのがイヤで、キョンが口から出任せ言ってるだけなんじゃないの?」
ああ、そこまで言うんなら、財布の中身を見せてやるとも! ほら、自分の目でとくと確認しやがれ。
俺は半ばヤケクソ気味に、自分の財布をハルヒに放って渡した。
「……なによこれ、ほんとにコレだけしか持ち合わせないの、あんたって? 全く、甲斐性がないっていうか、情けないわね〜。今からこんな調子じゃ、あたしも自分の将来ってのが心配だわ」
大きなお世話だ! 大体俺はまだ社会人でもないわけでだな……、
「はいはい、あーもう、解ったわよ。ジュースだけで勘弁してあげるわ」
って、結局たかりなのは変わらんってことか。やれやれ。
「いいからさっさと行って来なさいよ、ほら」
ハルヒが投げて寄越した財布は、くるくる回転しながら俺の手元に届いた。
「って、あら? なにか落ちたわよ、キョン」
落ちたって、お前が変な投げ方するから……いかん! アレはマズイ。
俺の財布から飛び出したそのオブジェクトは、運の悪いことにハルヒの足元に着地したのだった。
「なにこれ? 写真かなにかなわけ……」
「やめろ、ハルヒ! それだけは見るな」
必死に取り返そうとした俺の指先から、その写真はハルヒの素早い動きによって掻っ攫われてしまった。
「ちょっと、何であんた、そんなに慌ててるのよ? ははーん、まさか、人に見せられないような、ハレンチなお宝写真を隠し持ってたってとこでしょ? このエロキョン!」
断じて違う! だが、それはお前だけは見せるわけにはいかん!
「へっ、あたしだけ? ますます怪しいわね。コレは没収よっ! 団長のこのあたしに隠し事なんて、百億年早いんだから」
「いいから返せよ、ハルヒ!」
「ダーメ!」
「ふざけんな!」
強引にハルヒを捕まえようとする俺。
だが、勢い余ってハルヒの手首を掴んだままの姿勢で、俺は脇にあった椅子に足を引っ掛けて派手にすっ転んでしまった。
「うおぁっ!」
「きゃっ!」
弾みで俺に巻き込まれたハルヒも転倒。辺りの物に被害がなかったってのは、何かの奇跡かも知れんがな。
「痛って〜……って、おいハルヒ、大丈夫か?」
「あ痛たたた、ったくもう、なにすんのよこのアホキョン……って、あんた、この写真って」
あーあ、結局見られちまったか。
「何で、あたしとキョンが……並んで……これって、夏休みに花火を観に行ったときの写真よね? でもこんな写真、一体いつ……ねえ、コレ撮ったの誰?」
「実はだな、いつの間にか古泉の奴に撮られてたんだ」
「そう、古泉くんが……さすがは副団長ね、ナイスだわ……って、違うわよ! 今のナシだからね。編集でカットよ!」
何をわけの解らんこと言ってやがる。
ハルヒは頬を僅かに朱に染めると、おずおずと訊いてきた。
「でもキョン、何であんたがこんな写真を持ち歩いてたわけ? それも、財布に入れて肌身離さずだなんて……」
「実は俺も自分自身よく解らんのだが、でもハルヒ、以前お前言ってたよな」
「えっ、なによ一体?」
「『失った時間は決して取り戻すことは出来ない』とか『たった一度きりの夏休み』だとか、そんなことをな。だから……その、何て言うか、『思い出』とかそんな感じだ」
って、俺は一体何を口走ってしまっているのやら?
「キョン…………」
ほら見たことか、ハルヒだって呆れて絶句して……って、どうしたんだ、おい? 何故そんな潤んだ瞳で俺の方を見つめてくるんだ?
「だって……キョンったら……」
ヤバイ。
何かこのまま妙な雰囲気に引き摺られて、ズルズルと行くとこまで行っちまいそう、って、何考えてんだ俺?
「ハルヒ……」
「キョン……」
二人とも同時につばを飲み込んでしまう。ってこんなとこでまでタイミングを合わせなくても……、
「す、すみませ〜ん、すっかり遅くなっちゃいましたぁ。……って、キョンくん……涼宮さん……そんなところに寝転がって、一体……なにを……えっ、えぇぇぇぇぇ!」
「?」
「!」
何と言うタイミングだろうか、突然お姿を現した朝比奈さんは、俺とハルヒの様子をご覧になった途端、両手で顔を覆いつつも、指の間からこちらのことをしっかりと凝視なさっているのであった。
って、そもそも、さっきから俺とハルヒって、この体勢だったわけで……。
「あの、あの、ごめんなさい。……わたし、そういうの全然気が付かなくって……やっぱり、その、お邪魔ですよね……し、失礼しましたぁ! ふえっ、な、長門さん?」
慌てて回れ右でドアの向こうに逃げ出そうとした朝比奈さんは、そこに立っていた長門と思いっきり鉢合わせてしまったらしい。
「……どうしたの?」
「い、いえっ、な、何でもありませんよぉ! わたしっ、キョンくんと涼宮さんが中でラブラブちゅっちゅだなんて、見てません、みてませんからぁ!」
「……そう」
「って、ちょっとみくるちゃん、デタラメ言わないでよ! まだ、あたしはキョンから、そんなことしてもらってないんだもん」
何かハルヒのセリフが微妙におかしい気がするのは聞こえなかったことにする。
「おや、何やら騒がしいですが、一体みなさん如何なさいましたか?」
トドメに古泉まで登場。もう収拾が付かないような気がするのは俺だけじゃないよな?
「おやおや、これは失礼しました。朝比奈さんに長門さん、僕たちがこの場にいても、涼宮さんたちお二人の営みを妨害するだけでしょうし、大人しく退散することにしましょうか」
いやいや、待て待て! 色々と誤解してるぞ三人とも!
「どうか僕たちのご無礼はお許しください。それでは失礼いたします」
「………」
「えっ、あっ……な、長門さんも古泉くんも、ちょっと待ってくださ、わひゃい! ……ふえぇ、痛いですぅ」
しばらくの沈黙。
「ねえ……キョン」
「何だハルヒ?」
「さっきから一言、ずっと言いたいことがあるんだけど……」
だから何だよ? 今更何を言われたところで、俺は頭ん中真っ白で、何一つ考えられな……、
「どうでもいいから、さっさとあたしの上からどきなさいよ、このエロエロキョン!」
ハルヒの怒鳴り声と共に、俺はドアから廊下に転げ出んばかりに蹴っ飛ばされてしまったのだった。
ついでに例の写真もハルヒに没収されてしまった。クソっ。
でもまあ、オリジナルの画像データはこの携帯電話のメモリーにもコピーしてあるんだ。またその内印刷しておくことにしようかね……この『夏の思い出』ってのを。
機関及び小泉が長門にお願いしてキョンの家をぶっ壊すんですねわかりまス。
>>274 GJ!
没収した写真を、ハルヒはニヤニヤしながら眺めているんですね
部室にていつもと変わりない時間が続いていた。
古泉と俺は五目並べなんぞをしており、ハルヒはネットサーフィン、長門は読書
そんな時間が流れていた。
「わっひゃあ!」
SOS団の専属メイド、マイスィートエンジェル朝比奈さんがお盆に載せたお茶を転んで俺にぶちまける
「だっ、大丈夫ですかぁ、キョン君」
熱かったことは熱かった、だがもともと茶葉は玉露、ぬる目の温度であったので幸いにして火傷はしなかったが
俺のワイシャツはすっかりシミがついてしまった。
「ごめんなさい・・・お洗濯してきます」
朝比奈さんが涙目で俺が脱いだワイシャツを受け取ろうとしたが、意外な奴がそれを止める
「みくるちゃん、あたしがやってあげるわよ、みくるちゃんにお茶汲みをお願いしてるのはあたしなんだから」
どうしたのだハルヒ?いったいどういう風の吹き回しだ
「いいよ、俺が自分で家で選択してくる」
「いいから、あたしに任せなさい」
そしてハルヒは俺のワイシャツを持って帰ってしまい、俺は体操着で帰った。
数日経ってもワイシャツは帰って来ない、ハルヒにどうしたかと聞いて見たが
「どうしてもシミが落ちないから捨てちゃったわ、今度、超特別にあたしが一着買ってあげるから感謝しなさい!みくるちゃんのミスはあたしのミスだからね」
そして翌日、ハルヒはワイシャツを買って来てくれた。
以上で話を終わるが、どうしても腑に落ちないところがある、シミといってもごく小さなもので漂白剤につければ必ずきれいになる
それに捨ててしまう必要は無い、何らかの理由でハルヒが俺のワイシャツを返したくないのが本当のところだろう
どうせ、雑巾にでもしたか、父親が間違えて着てしまったとかだろうな・・・
不思議な事にそれから毎日ハルヒが俺の夢に出てくるようになった。
夢の中でのあいつは本物とは別人のように俺に甘えてきてくれるので悪い気分ではない
そんな事が数日続いたある日の事、朝比奈さんから妙な事を教えてくれた。
「キョン君、知ってましたぁ?好きな人のワイシャツをパジャマにすると、毎晩その人が夢に出てくるっておまじないがあるそうですよ、涼宮さんにも前に教えてあげたんですけど「興味ない」って言われちゃいましたぁ」
「朝比奈さん、そのおまじないはどこから聞いたのですか?」
「私の考えた嘘ですぅ」
そういい残し朝比奈さんは俺の前から去っていったが、その笑顔が一瞬朝比奈さん(大)に見えたのは幻覚に違いない
教室について後ろの席の奴に話しかけてみる、
「おはよう、調子はどうだ?」
「全然ダメ、このところ毎日、悪夢を見続けてるのよ、おかげでろくに寝れやしないわ」
「そうかい、だったらそうだな・・・」
「なによ?」
「着ているパジャマが悪いんじゃないのか?」
おしまい
分かってるだろキョンw
こういうオチは好きだぜ。
さて俺もそろそろハルヒ柄のシャツにでも着替えるか……
>>266 何故か焼きそばを頭に乗せたハルにゃんがソースビームや揚げ玉ボンバーをキョンにお見舞いする図を幻視した
>>283 ハルヒ柄てwどんな柄だwwあえて言わして貰おう!子供かww
>>284 なついw
>>285 ハルヒ柄……シャツにデフォルメハルにゃんの絵が合って、
「こらキョン!ど根性よ〜!」
とか言うんですね!
口癖はいいわねキョン!!
いいわね、行くわよ!とハルヒの掛け声を合図にボールを次々にトスさせるSOS団
>>292 そういうあんたは父さんだ!的キョンにわらた
これはイイ!
雰囲気出てるわ〜。GJッ!
あずまきよひこっぽい
和むわぁw
GJ!
ちょw出先から帰ってきたら!!!!
>>292!!!!!!
うぉおおおおおぉぉぉぉ!!!!!1!!!!1!!!!!
r'⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゙⌒゙、∩
ヽ.__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ ⊂(。Д。)
すまん、こちらこそ萌え氏んだw
イラストは頂いたぜ、もう返さないからな!!!!
しかし才能に嫉妬w二時間も経たないうちにこのクオリティだぜ!!
くそー、オラのラクガキなんかカス以下じゃんかyp〜
何か最近絵師さん大復活な感じだな〜
もうオラの出番なんぞないってことかwwww
マジで隠居を考え……
最近キョンが部室に来ない・・・
このまえ「情けない男ね!」って言っちゃったのを怒ってるのかな?
放課後はすぐにどこかに行っちゃって、部室に来なくなった。
教室でも居眠りばっかりしてるし、顔に絆創膏まで貼ってある、あんた何やってるの?
同じように古泉君も部室に来なくなった。
だからキョンが何をしてるのか聞いてみたけど
「心配はありません、一月もすれば部室に帰ってきますよ」
って言ってた。それ以上はキョンに口止めされてるみたい、そう言えば古泉君のおでこにも絆創膏が貼ってあった。
で、あたしは我慢したのよ、あの二人が何をやってるのかしらないけど、古泉君も一緒なら彼女ができたなんて話じゃないだろうから・・・
一ヵ月後、あたしの携帯にキョンからメールが来た
「明日、午後1時に体育館に来い」
何?体育館に何があるの?くだらないことだったら承知しないわ!こんなに心配したんだから・・・
翌日体育館で有希とみくるちゃんがあたしを待っていた。今日はボクシング部の練習試合があるみたい、まさかみんなでボクシング観戦?
「・・・彼はボクシング部に助っ人を頼まれ、この一ヶ月間トレーニングを古泉一樹と共にしていた。もうすぐ試合が始まる」
有希、なんであたしに黙ってたのよ!あのキョンにボクシングなんて出来るわけ無いじゃない!なんで止めなかったのよ
有希やみくるちゃんを責めても仕方ない・・・悪いのはあたしだ、あたしの言葉がキョンを追い詰めた。
「バカキョン・・・ごめんね、本当にごめんなさい、あたしのせいで・・・」
「涼宮さん、違いますよ、キョン君は自分に自信をつけたかったからだと思うんです、それに涼宮さんには黙っていて欲しいと言われました」
「何で?何でキョンはあたしに黙ってたの?・・・」
「キョン君「男は実績だ、努力してるところなんて見て欲しくない結果が全てだ」なんて言ってましたよ」
試合が始まった、相手はキョンの友達の中河って奴の高校の一年生、新入部員なんだろうけど、一月トレーニングを積んだだけのキョンが勝てる相手じゃない
セコンドの古泉君も笑顔を見せない、こんな古泉君初めて見た。
「・・・私も止めた、しかし彼は「勝ち目があるとか無いとかそう言うことじゃない、俺は知りたいんだよ、自分に何ができるのかってさ、」と言ってリングに上がった」
有希の言葉を聞いてあたしの中の何かが崩れた。もうダメ、キョンが殴られるなんてみてられない・・・
走って体育館から逃げようとしたあたしの手を誰かが掴む、鶴屋さん!?
「ハルにゃん、逃げちゃダメっさ!キョン君は一ヶ月間めがっさ頑張ったにょろ、この試合をたった一人に見せたかったからさっ」
あたしは視線をリングに戻した、凄いよキョン、何とか互角に闘っている、でももう試合が涙でみえない・・・
「キョン君がダウンしたっさ!」
鶴屋さんの声に全身が凍った、でもあたしは逃げない、あいつが頑張ってるだもん
「立て!立つのよキョン」
姿の見えないキョンにあたしは叫んだ。
「キョン君、凄いですぅ立ち上がりましたぁ」
みくるちゃん、それ本当?そして今度はキョンがダウンを奪ったらしい、あたしはもう見えないけど、有希が言ってた。
試合は結局判定に持ち越され、キョンは燃え尽きた真っ白な灰のように、青コーナーに座り込んでいる
「勝者・・・」
試合後キョンは屋上にいた。ずっと探してたのにあたしを避けるように体育館からいなくなってしまったの
キョンの後姿が見える、なんて声をかければいいの?だってキョンの泣いてるところなんて初めてだから・・・
「キョン、残念だったわね」
「ハルヒか?ごめんな、この一ヶ月間SOS団サボってしまった。つくづく自分が情けなくなる、おまえの言うとおり情けない男だな・・・畜生!」
「そんな事無いわ、あんた頑張ったじゃない、見直したわよ」
「気休めは止めてくれ、俺はおまえの興味がないタダの人間だ、宇宙人でも未来人でも超能力者でもない・・・なんの能力も無い」
あたしはキョンに近寄ってタオルを背中に掛けてあげた
「ハルヒ、俺は汗臭いぞ、近寄らんほうがいい」
あたしはキョンを背中から抱きしめる、こんなにキョンの背中は大きいんだ・・・
「ううん、こうさせて、だってキョンは日本一・・・違うわ、宇宙一のあたしのチャンピオンなんだから・・・」
終わり
「キョンとあたしって倦怠期なのかしら」
こんにちは、朝比奈みくるです。久々の主役です。気張っていこうと思います。
「どうされたんですかぁ?」
「いや、最近キョンが冷たいなー、って感じがするのよ」
「キョンくんと涼宮さん、つ、付き合ってたんですかぁ?」
「いや、まだ付き合ってないけど・・・」
まだ、ってことは付き合う気らしいです。そもそも倦怠期って言えないような
「最近いいこと考えてもあしらわれるし、この前の不思議探索でもせっかく一緒になったのにそんなに会話してないし・・・」
涼宮さんがだんだん涙目になってきちゃいました。
「き、きっと、キョンくんは照れてるんですよ。だから涼宮さんを見るのが恥ずかしいんですよ。きっと」
「・・・そうね。キョンて意外と照れ屋なのよ。きっと。だからこのままキョンを愛し続ければきっと・・・!」
気がついたらキョンくんが開いたドアの前でちょっとこわばった様子で立ち尽くしています。
「あー・・・ハルヒ、ちょっと早退するわ・・・」
「え・・・!キョン!だめよ!SOS団の活動を早退だなんて!」
恐る恐る去っていったキョンくんを涼宮さんが追いかけていきます。半分涙目です。
「ということで、今日の活動は解散!キョンは居残ること!」
涼宮さんの隣でロープで縛られたキョンくんが座っています。
「ハルヒ、残ってやるからとりあえずロープをはずしてくれ。血が手に回らなくて痺れる」
「だめよ。また逃げるかもしれないから。というわけで、古泉君、有希、みくるちゃん、帰っていいわよ。」
「それでは。がんばってください。」
「・・・・」
「キョンくん、頑張って下さい。」
そして俺はハルヒに拘束されたままハルヒのありがたい話を聞くハメになってしまった。
「いい、キョン。全てあんたが悪いのよ。あたしはずっとキョンにより続けたのにあんたは一向に気付かないしみくるちゃんや有希といちゃいちゃするし
他の女の子と会話するし妹ちゃんと遊ぶし・・・」
「あー、いくつかずれてるのもあるがとりあえずすまん。で、用件はなんだ」
「この期に及んでまだとぼけ続ける気!?あんたがあたしに思いを伝えるまで話さないわよ。」
「・・・わかった。ハルヒ、俺はお前が・・・」
翌日、キョンくんと涼宮さんは仲良く登校するようになりました。
ハルヒ母の料理を絶賛するキョンをあまり快く思わないハルにゃん、て電波がよぎった。
それでハルヒ母とキョンの話が弾むにつれどんどん仲間外れにされてイライラするハルにゃん
昨日のチュチュの方かっ!
(*´Д`)良い仕事をなさるぜ。
陰謀みくるにチャンピオンとかwww
小悪魔風なのも良いし、オトコノコしてるのも良いなw
GJ!
>>304 挽回しようとキョンの背中流しイベントが発動するんですね!
307 :
SS:体温計:2008/09/18(木) 23:34:14 ID:H5FyfcwN
「キョンく〜ん!あっさだよ〜!」ドス!
「ぐお!?」
「はやく下におりてきてね〜」
ああもう朝か、まったくそろそろ朝のボディプレスは卒業してほしいもんだ…
ん?なんか調子が悪いな…、風邪でも引いたかな?
熱を測ってる暇はないな、仕方ない学校に着いてから測るか…
こんな体調の時は学校へのハイキングコースが地獄の坂道に思えていつも以上に恨めしい。
やっと教室に着いた…
教室のドアあけると俺の席の後ろにいつもの顔があった。
「おす」
「おはよ。キョン、なんか調子悪そうじゃない?」
「ああ外面に出てるか?実は朝から熱っぽくてな…」
「大丈夫なの?熱測った?無理してこないで休めばよかったのに」
「なんだ今朝はずいぶん優しいじゃないか?」
「なっ何いってんのよ!団長が団員の心配をするのは当然じゃない!
それがたとえ雑用係でもね!」
「へいへいそんな顔が真っ赤になるくらい怒ることないだろ?」
「べつに怒ってないわよ」
「そうかい、まあ熱はこれから測るんだがな」
そういいつつ俺はカバンから体温計を取り出して口にくわえた。
口内計測するには舌の裏に入れるんだよな。
……なんか位置が定まんないな……舌をじっとしてらんないな……もごもご……
ん?ハルヒのやつ何俺を凝視してるんだ?俺って言うより体温計の方か?
おっとそろそろ時間か。んと7度3分か。
まあ微熱ってところだな、大人しくしてりゃ直るだろ。
あれ?ハルヒの顔がなんか赤いな。
「おいハルヒ、なんか熱っぽくないか?お前も測るか?」
「いっいいわよ熱なんてないんだか「ほれっ」むぐっ!?」
ハルヒのやつ、体温計を口に突っ込んだらもっと赤くなっちまった。
って「おい8度以上あるじゃないか!お前の方が重傷じゃないか!」
「ちょちょっとキョン!違うわよ!きゃっ!?いきなりなにすんのよ!」
「いいからすぐ保健室いくぞ!」
「熱じゃないってば〜〜〜」
「すごいのねキョン君、体温計をくわえた時の舌の動きがいやらしくてドキドキしてる涼宮さんに
自分がくわえてた体温計をくわえさせて間接キスした上にお姫様だっこでつれてっちゃったのね」
「本人にその自覚がないっていうのがすごいよね」
「ちきしょー!キョンのやろー!うまいことやりやがってーーー!」
308 :
SS:体温計:2008/09/18(木) 23:35:02 ID:H5FyfcwN
今朝熱っぽかったんだが気がついたら
仕事中にこんなSS考えてた。
なんなんだ今日のスレは!
高糖度じゃまいか。
明日会社の健診だぞ。断糖尿病と診断されたらどうしてくれるんだ。
まとめレスで申し訳ないが、絵師の方も含めて
みんなGJすぐるぜ!!
ちょwww仕事しろwwww
つGJ
302の絵師さん、ありがとう!
俺の脳内を見事に具現化してくれた。
あとひとつ依頼したいのだが
「あたしのチャンピオン」のラストも書いてくれたら嬉しい
短パン、ランニング姿のキョンを背中からハルヒが抱きしめて微笑んでいる絵をみたい
無理にとは言いませんが・・・
お前らのせいで寝付けなくなってしまっただろうがw
エア抱き枕ハルにゃんでも抱いて体の熱を発散してから寝るかな…
ちょw
皆さん今晩も乙だぜ!
>>313 可愛らしすぐるw
朝倉と料理するハルヒが見たい
サバイバルナイフで上手く林檎やジャガ芋を剥いている朝倉を見て「結構上手ね」と感心するハルヒ
「そりゃあ慣れてるもの」とあっけらかんと返す朝倉
>>314 詳細頼む
隊長!!俺に・・・俺にキョンの撃墜許可を!!!
>>313 おお!よもや私の拙いSSに絵を書いていただけるとは…
それもこんなに私のイメージ通りのモノを短時間で…恐るべし絵師様!
神速で保存させていただきました。ありがとうございました。
SSを投下して寝落ちしてしまったらなんと言うことに、とっても驚きました!
>>317 5年目の放課後さんの同人誌ですね。
私は表紙買いしてしまいました。
谷口「バカ、涼宮、キョンなんて最低な男だぜ、自転車を二人乗りしてるカップルに
平気でフライングレッグラリアットをかますような奴だぞ
しかも二人乗りしてる女の方!!」
ハルヒ「へー、キョンってそんな奴なんだ(笑)」
稲妻レッグラリアートだろ!
木村健吾を忘れるな
>>322 いやいや、あなたこそGJ!
しかし、絵師さんたちも戻ってこられたみたいで活気が出てきたな〜
オラなんだかwktkしてきたぞ!!
>322の一秒後
キョン
↓
∩ ∧_∧
\ヽ_( )
\_ ノ
∩_ _/ /
L_ `ー / / /
ヽ | |__/ |
| ̄ ̄ ̄\ ノ
| | ̄「~| ̄( 、 A , )←ハルヒ
| | | | ∨ ̄∨
し' し'
い、いやすまんGJなんだぜ!
こらwwww
絵師さんたちのイラストとか見ると自分もやってみようかな?って気になるw SSもだけど。
パワーを貰ったぜwGJ!
おひるにゃん。
台風が接近中だよ!
きっと今頃はワクワクしてるに違いないぜ
やっと繋がった
台風の影響か?
最近キス回数がへって倦怠期だと娘に嘆くハルヒ
一日十回以上していて、たった一日一回少ない位で倦怠期もあるか!と突っ込む娘
代わりに娘からちゅっ!ちゅっ!されるハルにゃん。
そんな話しを母娘がしていたとは知らず、
まだまだ子供だなぁと笑顔で見てるキョン
公園のベンチで寝ていたハルヒを見つけるキョン
大型の台風が接近中であったその日のこと。
朝にはは単に雨脚が強いだけだったものの、午後に入ってからは案の定というべきか、暴風雨警報が発令される、なんてことになっちまったらしい。
こんなことなら最初から休校にしてくれたらよかったのに、とか今更考えたところで虚しくなるだけだからやめといた方がマシだぜ。
などとどうでもいいことを脳内に廻らせつつ迎えた放課後には、教師どもから警報が出たために無理して帰らなくてもいいなんてアナウンスが出される始末だ。
まあ、大半の生徒たちは、部活動にも支障があるだろうし、残っていてもしょうがないということで、びしょ濡れを覚悟で無理に帰る模様であった。
しかし、何となくというかやはりというべきか、俺がパブロフの犬の如く、旧館の三階の一角に足を運んでしまうのはどういうことなのだろうかね。
文芸部室で俺を待っていたのは、大皿の上にてんこ盛りにされた、キツネ色の大量の塊だったのだ。
思わず声を上げてしまう俺。
「お、おいハルヒ、いったいなんだ、この大量の揚げ物は?」
既に室内にいたハルヒはその内の一つをさも旨そうに頬張りながら、このバカ、何を解りきったことを質問するのだろう、といったような調子で答えてきた。
「あらキョン、決まってるじゃないの。コロッケよコロッケ!」
いや、コロッケは解らんでもないが、何でまたこんなに大量のコロッケがこんなところにあるんだ?
「なに言ってんのよキョン? 台風の日にはコロッケってのが定番でしょ? ほら、みんなの分まであるんだから、キョン、あんたも食べなさいよ。一人頭十六個だからね。あたしはもう三個も食べちゃったけど」
ちょっと待て。何で台風とコロッケが関係あるんだ? 大体、そんな揚げ物の類は保存とかそういうのにも向いてないんじゃないのか?
「もう、あんたってシャレってものがわかってないわね。後で『台風コロッケ』でも検索しときなさい」
検索って、ネットスラングとかの類なんだろうかね? で、実際そのコロッケの出所はどこなんだ? まさか学食とかから失敬してきたとかじゃないだろうな。
「なによ、そんなことするわけないでしょ! 実は家庭科の調理実習のときにたくさん作りすぎちゃったんで、せっかくだから有希と一緒にこれだけ確保して運び込んでおいた、ってのが真相なんだけどね」
うーん、そういうことなら納得だ。しかしちゃっかりしてやがるな、コイツは。
「それにしても今日はみんな遅いわね。肝心の有希もまだ来てないだなんて。もっと少なくてもいいんじゃない? ってあたしが訊いたときも『……これだけは必要』って譲らなかったぐらいだったのに」
ハルヒに何か意見する長門、というのはそれはそれでレアなシチュエーションだな。何となくその場を目撃したかったような気もする。
「でも、みくるちゃんも古泉くんもまだ来てないなんて、どうしちゃったのかしら?」
さすがに三人ともが何も言わずにこの風雨の中を帰っちまったとは俺も思えないがな。
「あたし、ちょっと外見てくるわ。入れ違いになるといけないから、キョンはここで待っててちょうだい」
そう言って出て行こうとするハルヒを俺は何故か呼び止めてしまった。
「ハルヒ!」
「って、キョン? なによそんな大声出しちゃって」
「何か心配だから、俺も一緒に行く」
「ちょっと、心配だなんて……いくらなんでも大げさすぎるわよキョン」
心配……そうか、思い起こせばあの孤島での合宿のときも台風だったな。
よく考えたら、アレって俺とハルヒの二人は遭難しかかってたといっても間違ってなさそうだしな。崖から落ちたり、ずぶ濡れで洞窟に避難したり……。
「別にここは学校だからあのときみたいに崖から落ちそうになったりとか、そんなバカみたいなことがあるわけないでしょ?」
「そういう問題じゃねーだろ。外は風だって強いんだし、何か飛んで来たものが当たって、お前に怪我でもされたら俺が堪らん」
ハルヒは一瞬ポカンとした表情になったが、すぐに例の怒ってるんだか何だか解らんような感じになって俯いてしまった。しかし、気のせいか顔が少し赤い気がするな。どうしたんだ?
「な、なによ……でも、そこまでキョンが言うんだったら、あたし……」
って最後の方は口篭ってしまって聞こえないいじゃないか、おい。
と、ハルヒは何故か目の前でモジモジしている。なんだ、トイレにでも行きたいのか? 我慢は身体に悪いぞ。
「ばっ、バカキョン! と、とにかく、やっぱりあんたはそこで留守番してなさい。いいわねっ!」
いきなり怒鳴りつけたかと思うと、ハルヒは大股歩きで不機嫌そうに出て行ってしまった。
全く、何なんだよ、一体?
さて、こうして待っていたところで、一人だとさすがに詰まらんな。
ふと、目の前に山積みのコロッケを見た俺は、何となくその一つを手に取った。
そのまま一口齧る……うん、もう冷めてはいたものの、カラッと揚がった衣のサクサク感と中身の具のポテトのハーモニーが絶妙だ。
これは正直旨いな。しかし、さすがに一人で十六個も喰うのはいくらなんでも無茶だろ? とかいいながら、俺も既に三個目を口に運んでしまっているのはどういうことなんだ、おい。
それにしても、妙な気分だな。
朝比奈さんに長門、ついでに古泉も含めておいてやることにするが、みんながまだ来ていないことも気には掛かっていた。
でも、それ以上に……何で今、目の前にハルヒがいないってだけで、俺はこんなに落ち着かない気分になるんだ?
実際には、ハルヒが出て行ってからまだ三十分程度しか経っていなかったのであるが、そのときの俺には既にもう何時間も経過しているかのように感じられたのだ。
駄目だ、もうじっとしていられない。
耐えかねた俺が外に出ようとドアを見たまさにその瞬間、
どかん!
派手に音を立ててドアが破れんばかりに開く。危ないな、もう少し接近していたら巻き添えを喰うところだったじゃねーか、おい?
「いや〜参っちゃったわね、もう! すっかり濡れネズミじゃないのよ」
ずぶ濡れ状態のハルヒが飛び込んできたのだった。
「おいおい、まさかこの台風の中を本当にほっつき歩いてたんじゃないだろうな?」
「バカ、さすがにそこまではしてないってば……ああん、でもこれじゃ、いっそ思い切ってその辺探検して来ればよかったかしら?」
「アホか! ……ほれ」
俺はハンガーに掛かっていたタオルを取るとハルヒに放って渡した。
「あ……ありがと、キョン」
目をパチクリして答えるハルヒ、だが、いくらなんでもちょっと濡れ過ぎなんじゃないのか、お前?
「そうね……確かにもう下着にまで染み込んでグショグショになっちゃったんだもんね。でも困ったわね……さすがにこのままだとあたしも……くしゅん!」
それみたことか、盛大にくしゃみをするハルヒを見て俺は深く嘆息するのだった。
「あー、イヤだわ。ねえキョン、どうしよう。着替えようにも、あたし今日は体操服持ってきてないし……」
って、俺だって今日は持ってきてないぞ。そんなのクラスが同じなんだし、お前が知らないわけないだろうに。
「みくるちゃんのコスプレ衣装を借りようにも、ちょっとあたしとはサイズが合わないのよね。うーん……」
恐らく、合わないというのは、全体的にサイズが小さくて、でも一部分だけは余ってしまうというようなことなんだろうかね?
と、ふと俺に閃くものがあった。
「なあハルヒ……」
部室内には二人きりしかいないのに、何故か俺はハルヒに耳打ちして、その思い付きを話した。
「って、バカ! なに考えてるのよキョン? そんな格好、恥ずかしくて出来るわけないじゃないの!」
ほう、その恥ずかしい格好を朝比奈さんにさせて「ちょっとみくるちゃん、そんなに恥ずかしがらなくてもいいじゃない」なんてこと言いながらデジカメで写真撮りまくってたのはどこの団長様でしたっけ?
「うっ!」
それに、そのままだとハルヒ、お前風邪ひいちまうだろ? 背に腹は代えられないと思うんだがな。
「……わ、解ったわよ、もう。じゃあキョン、あたしは着替えるから……」
ってハルヒ、何を睨んでるんだ、お前?
「だから着替えるって言ったでしょ。いいからさっさと出てけー!」
ハルヒに尻を蹴っ飛ばされて俺は廊下に飛び出した。
やれやれ、恥じらいがあるのはまあいいことだとして、もうちょっと手加減ってものを覚えて欲しいんだが、無理な相談なんだろうかね?
「キョン……もういいわよ」
ハルヒの声が掛かったので、俺はまた部室内に逆戻りだ。
「……ハルヒ、その……」
「な……なによキョン?」
「とっても……似合ってるぞ」
「アホー! やっぱりあんた、あたしのことバカにしてるんでしょ、もう!」
って、殴るなよ。こら、怒るなって。俺が悪かった。もうからかったりしない!
俺はカエルの着ぐるみに身を包んだハルヒに向かって必死に謝った。
ハルヒは真っ赤な顔で恥ずかしさと怒りのためかむっつりした表情だ。
「ほら、コレ喰って機嫌直せよ」
コロッケを一つ取って俺はハルヒに差し出す。この格好だと手が露出してないから自分で取れないだろうしな。
「ほんとにもう、キョンったら……」
ハルヒは俺の手からモソモソとコロッケを食べ始めた。こうしてみるとカエルをコロッケで餌付けしている図、には到底見えやしないか。
とかなんとか言いつつ、俺も内心の心の乱れを悟られないようにすることで精一杯だったのだ。
部室の片隅には、まさかこの時期から稼動する羽目になってしまった電気ストーブが熱エネルギーを放出していた。
その前に置かれたパイプ椅子に掛けられているのは、ハルヒがつい先程まで着ていたもの一式全て……要するにそこには下着類も含まれていたわけで……。
「ちょっとキョン、どしたのあんた? 何だか目が泳いでるような気がするんだけど……」
ハルヒの指摘に肝を冷やす俺。
いや、仕方ないだろ、思ったよりそのカエルさんスーツ着ぐるみがタイトなせいで、ハルヒのボディイラインがハッキリ解ってしまうだなんて、俺の口からは間違っても教えられない。
「もう……キョンったら、やっぱり変よ」
マズイな、このまま二人きり状態が続くのは非常によろしくない。
ああ、朝比奈さん、長門……なんならこの際は古泉でも構わん。
早くこの二人きりなんて状況を終わらせてはもらえないだろうか、と俺は心の中で願いつつも、目の前のハルヒの姿からはずっと目を離せないでいたのであった。
>>322 出血多量で殺す気?
だれか・・・誰か色を塗ってくれ・・・成仏できん・・・
まさかカエルスーツに萌える日がこようとは……GJ!!
ちょっと俺台風にお供え物してくるわ
>>334 その時のキョンの内心…
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Yl.:.:| ' l:.:.l | ノi| { + *|
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.: : : : : : : : : : : : : : :.l o+ |!*。| / `ー:::: | *
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_|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
> <
/\ ──┐| | \ ヽ| |ヽ ム ヒ | |
/ \ / / | ̄| ̄ 月 ヒ | |
\ _ノ _/ / | ノ \ ノ L_い o o
> <
…すまん、突貫で組み合わせた。
>>334 おぉう……カエルスーツだというのにGJ!
うちは台風の被害どころか通った様子もなく晴れてきたぜ
せめてコロッケだけでも食うかな
>>334 前スレのコロッケがクラスチェンジしやがった!
カエルハルにゃん萌スグル
GJ!
おばんにゃん。
ハルヒ入りのカエルさんスーツ、だと……!?
やべぇ俺の脳内風景がニヤニヤなコトにッ!
さて、ちょっとクリーニング店にバイト行ってくるわ。
コスプレ衣装もやってるから遠慮せずに持ってきてくれ。
つーか持って来い!……来てくださいお願いします。
>>341のクリーニング店に機関のエージェントを派遣しますが構いませんねっ!?
>>341 さっき眉毛委員長が両手にナイフ装備して向かってたぞ
>>342 これは期待w
ワクワクが止まらないのは台風だけのせいじゃない!?
部室のPCでTV見てたら地元で謎の事件が起こっていることを知り、調査に乗り出すハルにゃん
そして明かされる!意外な犯人の正体とはッ!
古泉「最近また涼宮さんの様子が・・」
キョン「あん?生理だろ」
長門「なに?」
キョン「お前にはたぶん無い」
長門「・・・そう」
キョン「女ってのはアレがあるから恐ろしい生き物だよな、不機嫌オーラMAXだしよ」
久々に キョンを殺りたくなった
スルースルー
剣術で戦うハルにゃんと釵術で戦うキョン
薬局に置いてあったマスコットを持ち帰って部室のオブジェにするハルヒ
部室に置いてあったキョンのハンカチを持ち帰って自室でくんかくんかするハルヒ
>>354 ハルにゃぁあああああああああああああああん
絵師さん ありがとう! 俺の想像を超えた…
管理人さん 「あたしのチャンピオン」に一緒に載せて下さい
>>356 GJ以外に何の言葉を贈ればいいんだ
スゲェ!
>>349 ちょwww ここだけ見ると攻殻っぽいw
カエルいいよカエル(*´Д`)
チャンピオンは顔が見えないのが想像力を沸き立てるッ!
>>356 キョンいい体してんなwww
GJすぎるぜ
>>356 もうSSの挿絵はあなたに任せる!!
本当にすげーよ!!!GJ!!
>>356 仕事早っ!
つーかキョンカッコ良過ぎ!惚れそうになっちまったぜwww
この場合、ハルヒの表情が見えてないのは逆に良いと思う。どんな表情をしているのか妄想を掻き立てられるよ。超GJ!
絵師もSS師もGJなんだぜ…っ!
台風、カミナリまで来たよ。ピカピカだよ…! ハルにゃんのことだからワクワクしてるんだろうな。
「きゃはー!雷よ雷!台風が来るんだわ!
これはキョンに教えてやらなきゃ可哀想だわ」
しかし、いざ雷が付近に来てにわかに激しくなると不安になると。
落雷を浴びて狼に変貌したウルフハルにゃん
その頃キョンは…
「キョンくん、停電だよ、カミナリだよ、こわいよ〜」
「フニァア!」
「わかったから俺の部屋で騒ぐな、シャミセンが目を覚ましたぞ。」
「だって怖いんだもん…シャミも怖いよね?」
「ニャア」
「一緒に寝てやるから大人しくしろよ」
「ありがと、キョンくん…」「ニャア」
(今度ハルにゃんにあったら台風の時にキョンくんが一緒に寝てくれたってじまんしよ)
「おい、何か言ったか?」
「べつに〜」
自分も何かペットが欲しいと思い、ペットショップに足を運ぶハルにゃん
>>370からいつの間にか……www
「だったら何故シャミセンを俺に押しつけたんだ。あいつを拾ったのはお前だろうが」
「な、なによ! あんただってシャミかわいがってんじゃないの。今更あたしが飼うなんて言わないわよ」
「そりゃ、今取り上げられても妹も悲しむだろうし、俺も困るけどな」
「そうだ! あたしもシャミの飼い主になればいいんじゃないの!」
「は? お前はなにを言っているんだ?」
「あたしも一緒に住めばあたしも飼い主になれるじゃないの!」
「なに言ってんだ? そんなこと出来るわけないだろうが! なんでそんな『いいこと思いついた!』って顔してるんだよ!」
「そうと決まれば早く引っ越さなくちゃね。荷物まとめてくるわ!」
「まて! 余分な部屋はないし、第一親が許すわけないだろ!」
「なに言ってんの、あんたの部屋に住むに決まってるでしょうが」
「はあ!? いや、だから親は……」
「あたしは荷物まとめてくるからあんたは今のうちに役所行ってきなさい」
「まて、役所に何の用がある」
「鈍いわね、婚姻届取りに行くに決まってるでしょ!」
「なんですとっ!?」
結局俺の反論が受け入れられるわけもなく、ハルヒは俺と結婚……
出来るわけねーだろ! 俺はまだ18になってないんだよ!
「仕方ないわね。じゃ、あんたが18になるまで待つわよ」
「って俺18で結婚決定!? しかも相手がハルヒ!? 俺の意見は?」
「なによ、嫌だって言うの?」
「いや、俺はまだ結婚とかそんなの考えたことは……」
「……あたしじゃ、嫌……?」
ってお前それ反則だ、なんで急に上目遣いで瞳を潤ませるんだ!
「嫌じゃない、嫌ってわけじゃないが……」
「じゃ、決まりね! 約束だからね!」
そう言って100Wの笑顔になるハルヒに何か一杯食わされたような気になりながらも、
そんな悪い気分じゃないことに気づいて俺は呟くしかなかった。
「……やれやれ」
どうやら覚悟を決めなきゃならないようだな。
まあ、それも悪くないだろ?
あれー おかしーなー、なんでペットの話からこうなるんだ?
>>371 良い変換増幅器をお持ちで
今スレはSS豊作だな。
辞めよう思ってたがなんか書きたくなってきたよ。
キョンと一緒じゃないとシャミしいの・・・
ってか
SS万歳!
おいおいペットをマイハウスにインする話が嫁をベッドにインする話になってんじゃねーかw
おやすみハルにゃんw
最近GJの嵐だな!絵師の仕事早過ぎだw
>>372 俺は待ってるよ。
惨事はケバいからダメだな。
かわいらしさってものがない。
>>371 無線「こちら第二スレ警邏MS小隊!!
>>371にて萌え発生、救・・・・・・・・・・・・・・
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/20(土) 05:38:34 ID:hBvSSRyU
おハルにゃん
というかおひるにゃん
って過疎ってる?
30分ハルキョン
阻止されたらハルにゃんがカエルさんスーツに生着替えシーンの画像が投下される
キョン「やれやれ。阻止するか」
これは阻止せざるを得ない
じゃあ俺が
分じゃ長いから30秒ハルキョン
ハルキョンならいいじゃない
>>381 ヤロウ・・・コレをわざと狙って・・・・
苦い薬が飲めないハルにゃん
○分ハルヒはこの世界から根絶する!
「俺が……俺が、キョンだ」
「・・・目標を情報連結解除する。」
ハルヒ「あたしはキョンになれない…っ!」
>>389 「貴様と違って私はキョンだけをやっているわけにはいかん!!」
「僕とあなたは運命の赤い糸で結ばれていたのです。…この気落ち、まさしく愛です!」
「愛…だと…!?」
「古泉君、あなたは歪んでいるわ!」
「まったくあなたは、とんでもないキョンくん馬鹿ですぅ」
「ありがとうみくるちゃん。最高のほめ言葉よ」
「こんなのおかしいですよ!朝比奈さん、あなたは女であり過ぎたんです」
F1レース観戦に行くハルキョン
いつ見てもライブハルにゃんは輝いてるぜw
スレ違いかもしれないが、阪急甲陽線で脱線が起きたそうだ
>>391-395 意外にいるんだなガ●タ
閉鎖空間でのキスされる瞬間の驚いた顔はどうかな?
ライブはENOZが訪ねて来た時の戸惑ってる顔も新鮮でよかった
古泉「ところで、このセリフを言ってもらえませんか?」
キョン「ん?なになに…なんだこれ?こんなセリフ言って何か意味があるのか?」
古泉「いえ、特に意味はありませんが。まぁ、なんとなくです。」
キョン「なんとなくって…まぁ、別にセリフ言うぐらいだったらかまわんけどな。」
古泉「では、僕が「せーの」と言ったら、セリフを言ってください。」
キョン「わかった。」
古泉「では…せーの!」
ガチャ!!!
ハルヒ「おっはよー!」
みくる「こんにちは〜。」
長門「…こんち。」
キョン「『その旨をよしとする!』」
ハ&み&長「…!」
キョン「…お!こんちわ。」
ハルヒ「ねぇ、キョン。今のセリフは一体なんなの?」
キョン「なんなのって、ただのセリフとしか言いようがないが。」
ハルヒ「ふ〜ん、ただのセリフ、ねぇ。
そのただのセリフで『その胸をよしとする』…か。
一体、キョンはどんな胸がよろしいのかしら。」
キョン「どんな旨って、何にもないぞ。」
ハルヒ「「無い」ですって!まさかぺったん胸が好みなの!?」
長門「…ポッ//////」
キョン「なんだ、「ぺったん旨」って。そして何故長門が赤くなる!?
古泉、お前が元凶だろ。何とかしてくれ。」
古泉「そうですね…では、現状をまとめます。
あなたは『その旨をよしとする』というセリフを言った。
なのに涼宮さんが怒り、長門さんが照れている。
合っていますね?」
キョン「ああ、概ね合っている。」
ハルヒ「…!今度は「大きい胸」ですって!?
あんたぺったん好きじゃなかったの?
…ってことは、やっぱり大きいのが好きなの!?」
みくる「ふぇっ!!!////////」
キョン「今度は何だ、「大きいの」って。
しかも、何故今度は朝比奈さんが赤くなってるんだ?」
ハルヒ「ふ〜ん。やっぱりアンタ胸が大好きなんだ。
でもさっきから大きいの小さいのって、言ってることがばらばらすぎるのはなぜかしらねぇ。」
キョン「いや、どっちかって言えばお前の言ってることがわからんのだが。」
ハルヒ「…わかった!この際はっきりさせましょ!!!
さぁ、キョン!大中小の胸、アンタはどれがいいの!?」
キョン「だから意味が分からん。しかも大中小って…」
みくる「あのぉ…本当はどれが、しゅ、しゅきなんでしゅか、か〜?」
長門「…興味がある。」
キョン「だからなんだんだああああああああああ!!!」
古泉「…フフフ、面白いことになってきましたwww」
ちょww久しぶりだな黒古泉www
新ジャンル。「いたずらっこ泉」
もしキョンが糞真面目キャラだったらっていうのを考えたんだけど
ハルにゃんと全く馬が合わなくなってSOS団をクビになるっていうオチがつきそうだから没かも
元が真面目でもハルヒに好意を持てば人間変わるよ
キョン「俺が社会のルールを教えてやろう!」
キョン「ハルヒ、お前のような無法者は放ってはおけん。だからこれからも監視させて貰うからな」
キョン「糞真面目ってこんな感じでいいのか?」ハルヒ「なんか違う気もするけど、まぁいいわ。最後のセリフだけもう一回言ってみて」
キョン「は?なんでまた」
ハルヒ「いいから!」
一生監視してもらうわけですかww
キョンに台詞を言わせて照れるハルにゃん
「どアホウ」とグリリバっぽくキョンに言わせるハルにゃん
ハルヒ「キョン、ちょっとこれなんて読むか分かる?」
【鋤き】
キョン「すき、だろ」
ハルヒ「じ、じゃあこれはっ」
【血痕】
キョン「……けっこん、だな」
ハルヒ「っ!つ、次はこれ!」
【春日】
キョン「…………いくらなんでもコレは読めるだろ」
ハルヒ「いいから!」
無理があるシチュだなw
20日午前11時50分ごろ、兵庫県西宮市甲陽園若江町の阪急電鉄甲陽線甲陽園駅で、
ホームに差し掛かった夙川発甲陽園行き下り普通電車(3両編成)が脱線した。
乗客20人と運転士(31)にけがはなかった。
帰れなくなったキョンをさりげなく自宅に誘うハルヒを受信
みくる「さり気なく、ですよ涼宮さん!」
ハルヒ「わ、分かってるわみくるちゃん」
キョン「どーすっかなー」
ハルヒ「キョン!せっかくだからウチでご飯でも食べて行きなさいよ!」
みくる「げぇー!直球じゃないですかぁ」
キョン「なぬ?」
ハルヒ「だから私の部屋に泊めてあげるって言ってるのよ!」
みくる「家、家でしょー!」
何だかそんな事件起きたらハルにゃん達がレスキューSOSと称して災害救助に向かう電波が
事故関係の話しは不謹慎だから余りしない方がいい
けが人がたまたま0であっただけ、恐怖を感じた乗客もいただろう
それに電車が止まってしまったので迷惑した人もいるはずだ
事故や事件をハルヒが望むなんて有るはずがないとキョンも言ってたぞ
だからネタにするのはやめようよ
>>419,421
ウザい
こんなところでだべってないで
さっさと被害者見舞いにいって加害者糾弾してこいよ
常識が無いのは貴様だこのタコ!
見舞いに行くつもりも加害者糾弾するつもりはないが
実際にあった事故をネタにはしねーよ
当たり前のことを言って何が悪い?教えてくれ
一人二役、ご苦労様ですね。
いや、一役しかやってないが?
俺だってこんな荒らしみたいなこと言いたくないよ
ネタだからで済まされる問題じゃないだろ
現実世界の人の不幸をネタにするのはやめたほうが良い
間違った事言ってる?
「みみなさん!落ち着いてくだしゃ〜い!さぁ深呼吸して、ひっひっふぅ〜」
ID:UdkKIXCb = ID:Gak+ITyN
自作自演がヘタだね君は。
>>423 とりあえず事故をネタに本を書いたノンフィクション作家は死ね、といいたいわけですね
くだらん屁理屈だ
間違ってないけど注意するだけで十分
反論まで相手にする必要はない
そうだね、疲れた・・・、新しいSSでも書いてるよ
>>429 そういう事か。俺もヤキが回ったみたいだな
最後に言っとくが一人二役ではない、422本人はわかってるだろうが
やれやれだっぜ☆
どっちでも良いわ・・・
事故をネタにするのをやめてくれるなら
まあ
落ち着けよ
Gak+ITyNにはもっと荒らしなれしてほしいところ
絡まれやすいレスばかりしていることに自覚がないのは困る
「あんたねえ、ちょっとはあたしの言うことを素直に聞いたらどうなのよ」
「おいおい、そんな恥ずかしいこと、人前で出来るかっての! 大体ハルヒ、お前なあ……無茶ってのは言うのは簡単でも、それを実行させられる方の苦労と言うものは……」
「だから、その文句が余計だって言ってんのよ! ただの雑用風情がこの団長に歯向かうだなんて、言語道断よ!」
「ふざけんな! いくらなんでもソレだけは無理だ。謹んで辞退させてもらうぞ」
「なによバカキョン……ふんだ、もうあんたのことなんて知らないわっ!」
「またそんなに口を尖がらせちまって……ハルヒはせっかく美人なんだし、勿体無いだろ。大人しくしろとは言わんが、せめてもう少しは微笑んでてくれれば、俺の気分もよくなるってところなんだがな」
「な……また突然そんなこと言い出すなんて、キョンったらいつも卑怯なのよ!」
「おいハルヒ、一体俺のどこが卑怯だって言うんだ?」
「だから、その……あたしが説教してるときに、あんたって不意打ちであたしがドキドキするようなこっ恥ずかしいこと口走るんだもん。それが卑怯だって言ってんの!」
「ドキドキって、俺、何も変なことを言ってるつもりはないんだが……」
「その全然自覚してないところも、なんか腹立つのよね、ほんとに。ああっ、悔しいわ……何であたしがキョンなんかに……」
「って、そんなに真っ赤な顔して……ハルヒ、お前まさか熱でもあるのか? いかんな……おい、これから保健室まで行くぞ」
「って、バカ! あたしなら別になんとも……」
「動くなハルヒ! 無理はするなよ。今すぐ俺が……」
「って、ちょっとどこ触ってんのよ、このエロキョン!」
「だから大人しくしてろって……ああ古泉、来たばっかりでスマンが、そのドア開けたままにしておいてくれ! それから朝比奈さん、せっかくお茶淹れてくださって申し訳ないんですが、また今度頂くことにします。じゃあ長門、後をよろしくな!」
「ってこらキョン! あんたこそ人の話を聞きなさいってば! 恥ずかしいじゃないのよっ!」
「あの……キョンくん……涼宮さん、連れて行っちゃいましたね。しかも、その……お姫様抱っこで」
「ところで、先ほど廊下からは涼宮さんと彼の口論らしきものが聞こえていたのですが、そもそもお二方は一体何を言い争っておられたのですか?」
「……涼宮ハルヒが彼に『お姫様抱っこ』なる行為を要求したところ、彼がそれを拒否。その理由は……『恥ずかしい』から」
正直スマンカッタ、長かったシベリア生活でヤキがまわったかな?
>>442 ナイスオチwww
恥ずかしいくせに必要を感じたら抵抗なくできるんだな、キョン。
GJでした!
キョンのイメージしているお姫様だっこが
普通のお姫様だっことは全然違うという可能性も
446 :
372:2008/09/21(日) 00:37:43 ID:CsqGVGhM
今夜あたり人知れずSS投下予定
夢でキス以上の事されて以来ポニーテールがちゃんと纏められずキョンの顔を直視できないハルにゃん
なんか事故ネタ引っ張って北の俺だから荒れてしまって申し訳ない
>>442 ナイスwwwwwwww
おやすみハルにゃん。
451 :
372:2008/09/21(日) 03:05:22 ID:CsqGVGhM
SS出来たんで投下します。
正直『変な』物が出来ました・・・もしかしたVIPへの投下が正しいかも・・・
すみませんが数スレ使います。
*注意
ハルキョン夫婦設定です。
オリキャラの子供が出てきます
そんなの嫌いな方はスルーしてください。
それでは
暑い夏も過ぎ最近は朝夕に少し肌寒さを感じる季節。
久しぶりに取れた休みに家族サービスでもと考えていたのだが、
上の子供達は『新生SOS団』の不思議探索とやらで朝から出掛けている。
真中の子供達は学校の部活に助っ人に呼ばれたとかでこれまた朝から出掛けている。
下の子供達はクラスの友達とミニSOS団みたいな事をしておりやっぱり朝から出掛けている。
その為、偶の休日なのに朝からハルヒと夫婦水入らずといった状態だ。
以前は良く不思議探索と称して子供達をつれて休みは出掛けたものだが、ここ数年大きな仕事を
任される事が多くなり休日出勤等が当たり前になってしまった。
当初は『偉くなったわね』と喜んでくれていたハルヒも『家族は如何でも良いの!』と最近ご立腹だった。
そんな訳で明日の月曜も休みを貰い家族にサービスするつもりだったんだが完全に当てが外れてしまった。
何か急に家に自分の居場所が無くなったみたいで寂しい感じだ。
「何言っての、キョンが確りしてくれてるから子供達は自分の目標に向かって進んで行けるんじゃない。」
「・・・まぁな。子供達の成長を感じられるのは嬉しいが、何か父親らしい事もしてやりたいじゃないか。
特に真ん中の子供達は今中学生で難しい年頃だろ?上の子供達の頃は仕事が忙しくなかったから確り
相手をしてやれたが家に父親が居ないという状況は子供達の精神面に悪い影響与えるんじゃないかと心配で・・・」
「そんなの心配しすぎよ。大丈夫あの子達はちゃんとキョンの背中をみて育ってるから。あたし達が経験したみたいな事
には絶対ならないから。」
「・・・そうか。それなら良いんだがな。・・・なんか家の事はハルヒに任せっきりで悪いな。」
「良いって、それがアンタの妻としてあの子達の母親としての勤めだもの。初代SOS団団長は此れ位屁でもないわ!」
と強がって見せてるが矢張り女手一つで六人の子供を監督するのは大変だろう。
上の子供達は自覚が出てきたのか最近は色々気が回るが、下の子供達は未だ小学生で遊びたい盛りだから、
そんなの相手に思春期で難しい時期の真ん中子供達まで纏めて面倒見るのは正直ハルヒでも大変だと思う。
はぁー、まったく俺は何をしてるんだろうなぁ。ハルヒの力になってやるつもりで結局ハルヒの負担を増やしてるだけだ。
「・・・ン」
子供達もこんな父親で本当に良いと思ってるのかね。正直今でもハルヒと釣り合ってるように思えないんだが。
「キョ・・・」
いかん、何か急に不安になってきた。そもそも子供達が朝から出掛けてるのは父親と一緒に居たくない意思表示じゃないか?
「いい加減に気付きなさいよ!アホキョン!」
「いてっ!何するんだハルヒ!」
「フンッ!さっきから呼んでるのに気付かないからよ。あんたちゃんと耳掃除してるの?」
「そういえば最近忙しくてしてないな。まぁ別に不都合は無いから良いだろ。」
「良くないわよ!今みたいにこんな近くに居るのに聞こえてないじゃない!ちょっと耳貸しなさい!」
言うが早いかハルヒに耳を引っ張られた。待て待て急に引っ張るな痛いから。それに今のは考え事をしていたから
であって耳が詰ってるわけでは・・・
「・・・ってアンタ耳の中汚れでいっぱいじゃない!これじゃ聞こえなくて当たり前ね。まったくだらしないんだから。」
「まぁ、そう言われたら返す言葉も無いが。後で掃除しとくさ。」
「どうせアンタの事だからそう言って忘れるに決まってるわ。ちょっと待ってなさい。」
そう言って耳掻きとティッシュを持ってきたハルヒが俺の隣に座り『ポンポン』と自分の太ももを叩いた。
ってハルヒまさか!
「耳掃除するから此処に頭載せなさい。」
「いいって、此れ位自分でするから。」
「なに?まさか照れてるの?もう夫婦なんだから照れる必要も無いわよ。」
「まぁそうなんだが前子供達に言われてから何か照れ臭くてな。」
「そういう年頃だったのよ。それに子供達が産まれる前は何時もしてたじゃない。今は子供達も居ないし
照れる必要もないわよ。」
言われてみればその通りであって別に照れる必要も無いのだが、どうにも気恥ずかしい。
「もう、はやく〜」
やれやれ、如何か拗ねたようなハルヒの顔を見てたらこのまま駄々を捏ねていても仕方ない気がしてきた。
まぁ久しぶりにハルヒの太ももの感触でも味わうか。」
「何よエロキョン!」
「ってまさか声に出てたか?」
「どっかの『追想曲』の主人公でもないんだから、さっさと頭載せる。」
「へいへい。じゃお手柔らかにお願いしますよ。」
「任せなさい!」
そう言ってハルヒの耳掃除が始まったわけだが、これが又気持ち良い。
微妙は力加減といい、ハルヒの指と太もも感触といい、こりゃ何とも言えないね。
「結構溜まってるわねぇ。もう今度からは気を付けなさいよ。」
「あぁ、次からはそうするよ。」
そういってる間に片方の耳の掃除が終了したようで今度は反対側となったのだが・・・
「じゃあ今度は向きを変えるな。」
「何起き上がろうとしてんの?そのままコッチ向けば良いじゃない。」
いや、ですがねハルヒさん。このまま俺が顔をお前のほうに向けると結構大変な事にならないか?
「もう、お互い照れる歳でもないでしょ?いいからコッチ向きなさい!」
「ぐあっ!無理やり顔の向きを変えようとするな!まったくそんな所は昔と変わらないな。」
「キョンだって昔と変わってないわよ。」
「そうか?少しは変わったと思うんだがな。」
「変わってないわよ。・・・・・・すぐ一人で抱え込むところなんかね。」
「・・・・・・ハルヒ。」
「キョンはね世界でたった一人のあたしの旦那様なんだからね。それにあの子達の父親はキョンしか居ないんだから。
変な事考える暇があったら少しは自分の事を考えなさい。最近仕事仕事でろくに休めてないじゃない、万が一キョンに
もしもの事があったら・・・アタシ・・・・・・如何したらいいか分からないじゃない。・・・・・・・・・もう"あの時"みたいな思いは
したくないからね。・・・・・・子供達だってキョンの事大好きなんだから。・・・キョンが子供達のこと疑ったら。子供達どんな
顔して父親と接したら良いか分からなくなるじゃない。・・・・・・・・・だからキョンは"キョン"のままで居て。そうすればアタシも
子供達も元気で過ごせるから。」
「・・・・・・ハルヒ。・・・やれやれお前には何もかもお見通しだな。」
「あったり前でしょ?アタシを誰だと思ってるの!SOS団初代団長でアンタの妻であの子達の母親なんだから!
家族の事で分からない事なんか一つもないわ!・・・・・・だからキョン安心して、キョンはキョンらしくしていれば良いから。
それがあたし達家族の願いだから。」
「・・・あぁそうだな、俺は俺らしくしていないとな。そうじゃないと子供達に笑われちまう。」
「まったくよ確りしなさいよね。」
「・・・ハルヒ。」
「・・・何?」
「・・・ありがとう。」
秋晴れの休日。
何もないそんな在り来りな休日だが、ハルヒとの家族との繋がりを感じる事が出来たとても特別な日だった。
これからもハルヒの夫としてあの子達の父親として頑張らないとな。
だからハルヒ、これからも宜しく。
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
えー、始めまして言ったほうが良いかしら?
アタシの名前は『晴華』と書いて『ハルカ』って言うわ。今家の居間でイチャイチャしているハルキョンの一番上の娘で
ハルキョン六人兄弟の長女になるわ。
であたし達は居間の出入り口にいるんだけど中に入れないわ。何と言うか、出るタイミングを逃しちゃったのよ!
パパは明日もお休み取ってるけどあたし達は学校が有ってお祝いできないから一日早めてお祝いしようとしたんだけど
帰ってきたら居間でパパとママが『ラブラブバカップルモード』に入ってたのよ。
もう!二人とも三十(ピー)歳なんだから少しは自粛して貰いたいわ!まったく
「で?如何すんだ?ハルカ。今出て行ける雰囲気じゃないぞ。」
「もうお父さん達ったら、昼真っからイチャイチャして・・・恥ずかしくないのかしら?」
「まぁ、父さんも母さんもアレで世間一般で言えばまだまだ若い内にはいるからねぇ。正直毎日見てると世間とのギャップに戸惑うけど。」
「ねぇねぇ、ハルカお姉ちゃん。お父さん達にプレゼントあげないの?」
「そうだよ?今日みんなと一生懸命選んだんだから。」
あー分かりにくでしょうけど、上から双子の弟の『キヨ』。真ん中の妹の『ハルキ』にその双子の兄の『キョウスケ』。
一番下の妹『ハルコ』にその双子の弟『キヨヒコ』。
ご近所でも有名なハルキョン六人兄弟よ。
「まぁ暫くしたらコッチの世界に還って来るでしょ。今のうちに色々準備してしまわ。キヨとキョウスケは飾り付けの準備。
ハルキは料理の準備。ハルコとキヨヒコは『コレ』をパパとママに渡してね。」
と何時ものようにあたしが号令を出すと皆返事をして各々の仕事に取り掛かった。
最近兄弟でも関係が希薄だとか言われるけど家に関しては無関係ね。コレもパパとママにお陰かしらね。」
「ハルカお姉ちゃん、声にでてるよ。それよりアタシ聞きたいんだけど。」
「ウソ!声に出てた?・・・変な癖はパパ譲りね・・・で何かしら?」
「このお父さん達にあげるお花はなんて言う名前なの?」
「ああ、このお花は『ユリオプス・デージー』って言うの。綺麗でしょ?」
「うん。でも何でこのお花をお父さん達にあげるの?」
「それはね、明日22日は『夫婦の日』だからよ。だからパパとママにはずっと仲良しでいて下さいって気持ちを込めて
プレゼントするの。分かった?」
「うん!ありがとうハルカお姉ちゃん。でも・・・」
「・・・なに?」
「お父さん達に必要ないかも。」
・・・ほんと、ハルコの言う通りね。
全く高校生にもなる子供が二人もいるのに幾つになってもラブラブなんだから。
もう二人とも『一生ハルキョン』してなさいって感じよね。
ほ〜んと『やれやれ』ね。
以上駄文すみません
かなり久しぶりすぎて途中でプロットからズレまくった・・・
それでは
六人兄弟かよw騒がしくなりそうだ。
GJ!
>>456 GJ!!俺も耳掻きして貰いたいなぁ。山本耳掻き店にでも行ってくるぜ。
おハルにゃん。
朝から雨だよハルにゃん。
出掛けるなら傘忘れちゃだめだよ
不思議探索に行ったら急に雨に降られてしまったハルキョン、という電波を受信した
読んでるこっちが恥ずかしいワイ
傘が一本しかないハルキョン
前方にてるてる坊主姿の長門を発見したので保護するハルキョン
おいおいハルにゃん、こっち見つめるなよ……照れちゃうぜw
おハルキョン
ってもう昼か・・・
>>457-458 GJ頂きありがとうございます。
夜中だし読む人いないと思ってたのに
>>464 ハルにゃんを『やれやれ』といった感じで見てる『てるてる坊主』がいいな
ゲッターを乗り回すハル長みく、などという電波を受信した
ハルヒ=ゲッター1
長門 =ゲッター2
みくる=ゲッター3
ですか?
・・・みくる死亡フラグ?
ゲッターG
ハルヒ=ドラゴン
長門 =ライガー
鶴屋さん=ポセイドン
他
キョン=ミチル
古泉 =早乙女博士
こうですかね?
ハルヒ「ゲッタービーーーームッ!」
長門「・・・ゲッターのスピードを甘く見ない方が良い。」
みくる「だ・・大雪山おろしぃぃぃーーーーーっ!!!」
三枚目ワロタwww
一枚目吹いたw
可愛すぎる
>>471 >大雪山
胸を使うんですね、わかります
一枚目がすばらしすぎる…みんなかわいい
合体技を練習するSOS団。
キョンは土台
映画を取る為香港へ向かうSOS団
はいてな
ぐあっ?!
チャイナもだがドレスハルヒもサイコーに可愛いじゃないか…
なんでみくるがウェディングドレスなんだろうw
今の流れはゲッターなのかイラストについて語るのかどっちだ?
はいているかはいてないかを想像する流れ
サイズ見落としてた
みんなゴメン
実は目立たないよう極細のを履いててあんな面してるけど
内心はいつ切れるんじゃないかとドキドキするハルにゃん
>>485 某スレで指摘したらこんどはちゃんとSOS団ロゴ入ったwww
今日中に500越えれるように参加するか
そんなの着替えの最中にキョンが注意するから
はいてる決まってジャマイカ
実は俺、履いてない萌えなんだ……、うわなにをするやめ
マクロス見てて、オジサマ好きのハルヒも良いと思た。
ハルヒ主演のカンフー映画見たい
それなんて20面相の娘?w
>>498 キャラの置き換え場所がちがくない?
ならキョンがオヤジキャラになるのかな?
キョンを好みにすべく寝てるときにひげをかいてみるハルヒ
キョン「ハルヒ、俺はお前のことが…
ハルヒ「やっとわかったの? 鈍キョン こんないい女滅多に略
こうですか?わかりません。
これは苦しい。いや狂おしいw だが乙!
>>504 乙、白チャイナもいいもんだ
キョンに自分のアイデアを「ダメだな」と一蹴されてムスっとくるハルにゃん
>>498 伝説の美少年、ビョルン・アンドレセンの今の写真を見て阿鼻叫喚をあげているサイトを見て
「なによ!今のほうが渋くてかっこいいじゃないの!」と憤ってるハルヒを想像した。
不快指数上昇中――それは憂鬱って言うよりも焦燥感ってことなのかしらね。
イライラしたを気分を落ち着けようと深呼吸をしていたはずなんだけど、いつの間にかソレが溜息に変わっちゃっているなんて、一体どういうことなのよ、もう。
いつもの退屈しのぎのネットサーフィンも、適当にリンクを辿ってるだけで中身が全然頭に入ってこない……集中力ゼロね。
そういえば、みくるちゃんのお茶に手を付ける気にもなれずに放っておいたら、すっかり冷めてぬるくなっちゃってるじゃない。なんかわるいことしちゃったな……。
「ちわーっす。……って、おいハルヒ。またそんな顔しちまって、どうしたんだ? 今日は一日中変だったぞ、お前。まあ、ハルヒが変なのは昨日今日に始まったことでもないんだがな」
「う、うっさいわね、アホキョン! あんたにだけはそんなこと言われたくないんだから!……ってちょっと、なに笑ってんのよ、あんた! 言いたいことがあるんならハッキリ言ったらどうなのよ!」
「いーや、別に……ただな」
「ただ……何なのよ?」
「やっと俺の話に反応してくれたな、って思ってさ。だってハルヒ、お前今日は朝から俺がいくら話し掛けても無視してたじゃないか」
「!」
それは……確かにそうだったんだけど。
でも、仕方がないじゃないのよ。何だかキョンの顔を見てるだけで、妙にイライラとも違う、変なモノが胸の中に湧き上がってくるんだもん。わけ解んないでしょ?
「で、俺はハルヒの方こそ何か言いたいことがあるんじゃないかって思ってたんだが、どうなんだ?」
「そ、それは……」
って言えるわけないでしょ、バカ!
「まあ、言いたくないならそれでもいいけどな……」
だから、そんな優しげな目であたしのこと見ないでよ!
ああ、もう……どうしたらいいんだろう?
そうよ、みんなキョンがいけないのよ!
「ちょっとキョン、いつまでも調子に乗ってんじゃないわよ! そりゃ、あたしにだってあんたに言いたいことなんて、それこそ一つや二つどこじゃなくって、山ほどあるんだからね。でも、あたしも団長だし、そういうのはちゃんと弁えてるの」
「へいへい、解った解った」
「それがあたしをバカにしてるって言うの!」
あたしの叫びに、キョンはいつものように「やれやれ」みたいな感じでふーっと嘆息した……あたしを見る瞳の柔らかさを全く変えずに。
って、ちょっとなにコレ?
あたしの胸の中のモヤモヤの一切合財はいつの間にかすっかり消失しちゃってたの。
どういうことなの? キョンの奴、あたしになにかしたのかしら……いや、そんなはずはないんだけど、でも、どうして?
ダメ、思考が全然働かないわ。これじゃ、まるで暴走してフリーズしちゃったパソコンみたい。
「……ところでハルヒ」
「な、なによキョン?」
「イライラだかモヤモヤだか知らんが、気分はもう晴れたのか」
「へっ?」
またビックリするようなことがキョンの口から飛び出したから、思わず動揺して声が裏返りそうになるのを必死で堪えるあたし。
「な、なんでよ? どうしてキョンこそ、そういう風に思うわけ?」
「だって、ハルヒの顔見たら書いてあるし」
はあっ? なにソレ? 一体誰のイタズラっていうか陰謀なのよ、そんなラクガキするのは?
思わず自分の頬とか額をゴシゴシ擦っちゃったあたしの方を見て、キョンがまた笑いそうになっちゃうのを必死で我慢してるみたい。
「って、モノの例えだっつーの。別にラクガキなんかあるわけないだろ。ハルヒの表情みてるとな……何となくそんな感じがしたってだけなんだよ」
ということは、キョンにはあたしの気分だとか、考えてることってのが、ひょっとして全部筒抜けってことなの?
「ってどうしたハルヒ? 急にソワソワしちまって? トイレに行きたいのなら我慢しない方が身体のためだぞ」
「って、このアホバカキョン、違うわよ!」
憤慨のあまり、あたしはまたキョンをポカポカ殴りつけてしまう。
キョンは困ったような顔をしながらも、どこか余裕のある表情であたしの攻撃を受け流してしまう。
悔しいわ……でも、
ちょっとだけ、胸の中が暖かくなるような気がするのは何故なのかしら? これって、やっぱり不思議よね。
「はあっ……やっぱり今日も、涼宮さんとキョンくんってラブラブなんですよねぇ」
「その通りですね。僕たちが傍にいることなんてすっかり忘れているようではありませんか」
「……わたし(のセリフ)はどこなの? 本当のわたし(の担当任務)はオチですか?」
GJ!
>>507 そりゃもう、あれだよ。サムデイ的なナニかだよ。
やましいことなんてないよ、絶対だよ。
>>510 GJ! キョンはハルヒの精神安定剤ですね。
しかし毎度こんなの見せつけられている残り3人がちょっと気の毒w
結論 キョンは悪魔的に女の子の扱いが上手い
よぉし!
全隊出撃!!キョンの拿捕に向かうッ!!
キョンと昇りたての太陽を見るために深夜にわざわざ外に呼び出すハルにゃん
>>514 ●「こちらΩ1。団長オーダーです。これからクォークは
>>514に対して先制攻撃をかけます。」
長「・・・仕切るな、ガチホモ!」
み「うざいですよ、ガチホモ。」
そういやキョンって意外と凶暴だったりすのかな?
奈良の鹿とかさり気に力強かったりするんだが、ちゃんと下調べしないと返り討ちに合っちゃうんだぜ!
各地で起きている怪事件を解明するべく旅に出る地方領主の娘で剣士のハルヒ
半ば無理矢理旅のお供にされた在野騎士のキョン
行き倒れているところを二人に保護された魔道士の有希
安否確認と定時連絡の為一行と合流する密偵の一樹
山賊を迎撃しているところを一行に助けられ、旅に同行する野伏の鶴屋さんとシスターのみくる
そんな感じのRPGをやってみたい
ハルヒちゃんも売れてるし、そういう明らかに外伝なアンソロジー漫画とか出してもいい頃だよなw
ハルヒ劇場って単行本にならないのかね?
単行本に出来るほどの量がないのかな。
ハルヒ劇場文庫化
驚愕もう出さないのサイン
って谷川スレで話が出たことがあったなぁ
裏返すと、新アニメや驚愕が終わった後の角川の切り札という事か>ハルヒ劇場
ああいう内容の話ならグッズとかOVAとか沢山出せそうだ品
ハルヒちゃんもその系譜だわな
角川はエヴァでスピンオフ漫画やゲームを未だに作り続けてるからね。
『ハルヒ』もあと5年くらいしたらそんな感じに展開されてたりして…
リメイクすんのか〜(w
凉宮ハルヒ保完計画!
回るテーブルのあるレストランで中華を頬張るSOS団
キョン保存計画
なんか団活中のキョンの一瞬の表情を撮影し、
いかに誰が質・量で勝ってるかを競ってるハルヒ・長門・みくる・古泉を妄想した
それたぶん質は古泉の勝ちだな
キョンがハルヒだけに見せる一瞬を見事に捉えるが
ハルヒの指示で非公開
京アニ殺人事件とか、名探偵涼宮ハルヒとか、SOSポンじゃんとか、学園ハルヒとか作っちゃうのかw
ハルヒ版の北京オリンピック2008出ないかな
北高部対抗総合レースみたいな感じで、様々な部員たちと勝負していくという感じか。
「ダウンタウン熱血SOS団行進曲」
今VIPにあるSSのクオリティ高いよ
毛嫌いする人もいるかもしれんが
>>531-533 なんか此処まできたら「らきすた」のこなたとそういちろうのガ●ダム談議みたいに
原作から離れすぎても見るか否かみたいな話しになりそう。
こういうの好きだわw
でも目が死んでる
死んでる目とは違うだろwww
>>534 「みくるちゃんと勝負してるのよ」ってタイトル
リンクは貼らないから探してくれ
目が抜けてる
なんか雰囲気出てるなw
みんな「らしい」って感じだし。
大正っていうと蒸気機関とか、あのへん?
蒸気機関とか言うから、光武に乗り込んで遊ぶハルにゃんたちを想像しちまったじゃないかw
>>545 衣装はいいけど顔が幼くてう〜ん。
もっと大人のハルヒって無いかな?
>>547 ロリータ本で日本人のふりしてる南米の幼女みたいだな
口紅が似合わないなあ…
やっぱ朝比奈さん(大)ぐらいに大人になったハルヒなら…。
実はハルヒはカラオケで歌うのはスーパーロボットソングのみ
中でも鋼鉄ジーグやマジンカイザーはお約束、な電波が来た
らきすたかい
でもあっちはもっとレパートリーあったぞ
北高のプールのとこにいたのは、マジンガーZの発進を待ってたわけですね
ハルヒ(大)……なんと甘美な響きかー
ハルヒ(大)と聞いてやらしさを感じてしまう。
負け組だ…
ハルヒ(小)、ハルヒ(中)、ハルヒ(大)か。
ハルヒ(幼)、ハルヒ(小)、ハルヒ(中)、ハルヒ(高)、ハルヒ(大)、ハルヒ(嫁)
異議あり!
最後はハルヒ(妻)
こっちの方がエロい
寿司屋に置いてありそうだ>大ハルヒ
ハルヒ(妾)だろ
ここはハルヒ(笑)を
>>562 ハルヒ「ねえキョン。今度はいつ来れるの」
キョン「ああ、来月…かな?」
ハルヒ「待ってるから」
>>563 や・・・やめろ!!止めてくれェっ!!涙が・・涙がぁ!
>>564 こんどはマジンガーかっ!!
ナガトにゲッターに・・・・スパロボでもやる気か?!
(あ、ロゴ消えた
>>564 やあ(´・ω・`)
いいじゃないか
僕も空気読まずに甘いSS投下するよ。
「どうだい、みくるに古泉くんに長門っち。美味しそうだと思わないっかい!」
「あたし、これ大好きですぅぅ♪」
「おや、これはこれは。しかも大きいですね」
「品種は豊水、糖度13.34度」
何の会話かと思って部室の扉を開けると鶴屋さんが梨を机に並べていた。いち、に、さん、し…6個もある。
お店で売ってるのよりも大きい梨だな。ああ、そうそうハルヒは少し遅れてくるらしい。どこほっつき歩い
ているのやら。
「おや、キョンくん、いいとこに来たにょろ」
「鶴屋さん、こんにちは。この梨どうしたんですか?」
「いや〜うちに鳥取の梨が一杯送られて来てっさ。せっかくだから皆にも食べてもらおうと持ってきたって
わけさ」
「それはありがとうございます」
「みくるにお願いして、昼からそこの冷蔵庫に入れっぱにしてたから冷えてて美味しいにょろ」
「じゃあ、せっかくですし早速頂きましょうか」
俺はまな板と果物ナイフ、皿もろもろを棚から取り出した。何でこんなもんが部室にあるのか知らないが、
おおかたハルヒがどこかからパクって来たんだろう。俺は鶴屋さんから3個ほどもらって、廊下の流し台で
洗いつつ剥いてくることにした。
「あたしも手伝います、キョンくん♪」
ああ、朝比奈さん、ありがとうございます。
「それでは僕も手伝いましょうか?」
いや古泉、お前はそこで座って待っていればいい。
「…」
お前ならナイフ使わず剥けるかもしれないが、鶴屋さんもいる事だしそこにいてくれ、長門。
「キョンくん、梨を剥くの上手いですね」
流し台で洗うのを手伝ってくれた朝比奈さんは感心したように俺を見ていた。
「ああ、妹にナイフ使わすのは危ないから、俺がやることが多いです。だからですかね」
「うふふ、妹思いのお兄ちゃんなんですね♪」
ああ、朝比奈さんから”お兄ちゃん”なんてセリフが飛び出すと、何か勘違いしてしまいそうですよ…
しかしそんな思いに浸る間もなく、嵐がやってきた。
「ちょっと、キョン、みくるちゃん、二人で仲良く何やってるのかしら?」
気がつくと、ハルヒが仁王立ちしていた。まったくいつの間に現れたのやら。というか、何だか怒った感じに
聞こえるのは気のせいだろうか。
「え!?、え、あの、その…」
朝比奈さんが怯えた小動物みたいな反応をしているが、俺はナイフを持っていて危険だからその声の主に対し
機制を制する事にした。
「ストップ、ハルヒ!」
「なによ、キョン?」
俺の真剣な声に反応して制止するハルヒ。よし、そのままでいるんだぞ……俺は続けた。
「いま俺は梨を剥いていて、ナイフ持っている」
「う、うん」
「マジ危ないから、朝比奈さんとじゃれあうのはここじゃなくて部室に戻ってからにして」
「わ、わかったわよ」
ハルヒは不満そうに答えたが、とりあえず静かにしてくれた。やれやれ。
「お前の分もちゃんとあるから心配するなよ、ハルヒ」
「何よ、あたしを除けものにしようとしてたの、キョン!?」
おいハルヒ、俺の話をちゃんと聞いてないだろ?
ひとまずおとなしくなったハルヒに朝比奈さんがおどおどしながら梨は鶴屋さんからもらった物だと、状況を
説明してくれた。その間に俺は梨1個につき8つに手早く切り分けて皿にのっけた。24切れあるから、一人
4切れだな。
「いいか、一人4つだぞ、ハルヒ」
「なんであたしにいちいち言うのよ、キョン」
「ちゃんと言わないと、俺の分も食べそうだからな」
「失礼ね、そんな事しないわよ。そんなに心配ならあんたが食べさせなさいよ!」
「わかったよ」
さて部室に戻って、早速皆で梨を食べてみた。
ぱく!もぐもぐ、うん、甘い。梨ってこんなにおいしいんだな。
「さあ、みんな、どうにょろ?」
「いや、鶴屋さん、とってもおいしいです。ありがとうございます」
「それはよかったっさ♪」
皆、口々に鶴屋さんへの感謝の言葉を述べつつ梨を食べた。実際これだけ美味しいものを持ってきてもらって
感謝以外の言葉があろうはずがない。もぐもぐ…
「ストップ、キョン!」
急に大声をあげて俺を制止するハルヒ。どうした、何かあったのか?
「なんだ、ハルヒ?」
「美味しいから、あんたのそれを頂戴!」
俺が手にした梨を指さしているハルヒ。これは俺の最後の1切れだが、相変わらず理不尽なことを平気で言う
奴だ。俺はハルヒに即答した。
「断る、これは俺の…」
しかしハルヒは目にも止まらぬ速さで俺の手の中の梨をパクっとくわえたかと思うと、あっという間に食べて
しまった。
「お、おいハルヒ、俺のを食べやがって! しかも最後のだぞ」
「別にいいじゃない、キョンのが美味しそうだったんだから」
理不尽な事を平気で言うハルヒ。というかハルヒの皿にはまだ1個残ってるのに、どうして俺のを食べる?
「ハルヒ、お前のはそこにもう1個あるだろ? どうしてそっちを食べないんだ」
「もーいちいち五月蠅いわよね。わかったわよ、これあげればいいんでしょ、キョン」
そう言いつつ、ハルヒは梨をつかんで俺の口元に差し出した。
「いい、あたしの分をあげるんだからね!キョンはい、あーん♪」
恩着せがましく言っているが、それは俺の分だろうが…そう思いつつ、ハルヒの差し出す梨を食べようと身を
乗り出した。
しかしパク!と食べようとした瞬間、よりによってハルヒのやつが梨を俺の口から遠ざけてしまった。俺の
口は空しく空振りならぬ空パクしてしまった。
「ふ〜んだ、引っかかったわね、キョン!」
「おい、ハルヒ、何をするんだよ」
「このあたしがヒラ団員に直々に食べさせてあげよう、って言うんだから、もっと感謝してくれないとねぇ」
「おい、こんな事でいちいち感謝しないといかんのか、ハルヒ?」
「何よキョン、三回まわってワン!と言わせないだけでも感謝感激雨あられでしょ!?」
理不尽な事を平気で言い放つハルヒにいい加減飽き飽きしたので、実力行使に出る事にした。ハルヒの腕を
押さえて、俺はハルヒが持つ梨を食べようとした。
「ちょっと、キョン。女の子を無理やり力ずくなんて卑怯よ!」
「朝比奈さんならともかく、ハルヒなら無問題だ!」
しかしハルヒ、お前、何て馬鹿力だ。俺はハルヒの腕を押さえつけるので精いっぱいだ。
「ちょっとキョン、放しなさいよ!」
傍から見ればカップルが密着してるように見えるかもしれないが、この際仕方あるまい!!
「ぐぬぬぬ、俺がこの梨を食べるまでハルヒ、お前放さないぞぉぉ」
「こ、これをタダで食べさせてたまるもんですか…このバカキョン…」
---
「みくる、この2人は部室の中でもいつもこんなアツアツな感じなのかい?」
「そ、そうです、鶴屋さん。いつの間にか2人の世界に入り込んでるんですよ」
「うーん、そうかい、みくる。いやみんな大変にょろね」
「あれが噂の桃色空間ですよ、鶴屋さん。僕たちももう慣れましたけど…」
「品種はバカップル、糖度∞」
「”梨がおいしいから書いてみた”と、このSS作者が言っている」
そうかい、長門。
「あと、梨を剥くときに限らずナイフを持っている時は危険だからふざけてはいけない」
まぁ朝倉みたいにふざけてなくても襲いかかってこられても困るけどな。
そういう事なので、いろんな意味でナイフ使うときには注意してくれ。じゃあな。
あんまーい
梨よりも甘くて困るw
GJ
リンゴだったらバカアップルとかくだらないダジャレ言えたなと思ったのは内緒だ
キョン「俺のナイフはハルヒ専y(ry」
敵に渡すな大事なキョン
ブラウザで開いてね
プロ?
>>583 (゜д゜)
(⊃д⊂)
(゜д゜)すげえ・・・・!!!
>>585 何故か某戦闘のプロになったハルにゃんを幻視した
ワルっぽく見えるけど実はいいヤツな所もそっくり
>>583 あ な た が 神 か!
テンションがた落ちだったんだけど元気になったよ。ありがとう!!
>>583 何というか、俺の一番みたい物を見てしまった………。
感無量。
>>573 あまーいw
二人のやりとりがすさまじくツボだ。GJ!
>>579 鉄人wwww
>>583 ゜゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人( ´∀`)ノ・゜゚・*:.。..。.:*・゜
放課後の文芸部室、俺はかつてない程の屈辱感に打ちのめされていたのだった。
「へっへーん! またしてもあたしの勝ちよねっ!」
勝ち誇るかのように仁王立ちのハルヒ。
「ば、バカな……」
床の上に崩れ落ちる俺。いわゆる『失意体前屈』状態……って、誰が考えたか知らんが、上手いことを言ったもんだぜ、全く。
「ちょっとキョン、いつまでボケっとしてるの? 負けた方は……解ってるわよね?」
「……コンチクショウ!」
納得いかねえ! 何なんだよ……この一方的な結果ってのは?
「納得もなにも、あんたが弱いから負けたってだけのことじゃないの、キョン。いい加減に現実というものを受け入れたらどう?」
いやいや、オセロだとかのゲームならプレイヤーの優劣で勝敗が偏るってのは俺も理解できる。
でもなあ、今やってるのはジャンケンだぞ、ただのジャンケン! それでハルヒは俺になんと……、
「えーとハルヒ、現在の通算成績はどうなってたっけ?」
「もうキョンったら、誤魔化すつもりじゃないでしょうね? あたしの九百十勝零敗、つまり勝率十割よ!」
聞いたか皆の衆! 確率的な観点から考慮しても……まあ、難しいことは俺にはよく解らんから各自で詳細は計算してもらうことにする。
とにかくだな、こんな結果、普通はありえな……まあ、相手がハルヒってことを考えると、ある意味これが正しいってことに……いやいや、断じて俺は認めん!
「ほら、御託はどうでもいいからもう一回、勝負いくわよっ!」
望むところだ、ハルヒ! 今度こそ初めての勝利というものを俺はこの手に掴み取る!
「最初はグー!」
「ジャンケン、ぽん!」
……結果。
俺はパー、ハルヒは……。
「ヴィクトリー! あはははっ、これで九百十一連勝は頂きねっ!」
クソっ! またしても俺、敗北。
「ほらキョン! 罰ゲーム、罰ゲーム!」
「やれやれ……解ってるってハルヒ」
非常に悔しいことではあるが、約束は守るのが俺の主義なのだ――仕方ないけど……。
「えへへっ、茶柱が立っちゃいました。何だかとっても縁起がいいんですぅ! はあっ……それにしても、今日も平和ですねぇ」
「あの、朝比奈さん……大丈夫ですか? どうかお気を確かに。すみませんが……長門さん。彼と涼宮さんは一体何をしていらっしゃるのでしょうか?」
「数日前から彼と涼宮ハルヒによる『ジャンケン』の真剣勝負が続行中。なお、罰ゲームは『敗者が勝者の唇にキスをする』こと」
>>587 この流れでその発想をするお前のアンテナが本気でうらやましいw
>>591 キスされるのは平気でも
自分からしにいくのは無理という乙女心ですかー
退屈すぎてデパートの屋上によくある動物の乗り物に跨ってユラユラ揺れるハルヒ
>>583 神だ!
ってか寝て覚めたら自分のSSにイラストが付く奇跡!GJ!!
>>583 すげぇ!
あんたマジで神だよ…
あまりの上手さに目が点になってしまったよ
織田信長が天下統一を目前にしていた天正年間、信長の家臣、羽柴筑前守秀吉に仕える多くの武士たちの中に「キョン」と呼ばれていた冴えない武士がいた。
力では加藤清正や福島正則に遠く及ばず、知恵でも黒田官兵衛や石田三成に遠く及ばない彼であったが家中の誰もが羨む存在でもあった。
「春日(はるひ)」美しく聡明なキョンの嫁はキョンにとって何物にも変えられぬ宝であり
羽柴家家臣団の有名人であった。
妻の寧々から話を聞いた秀吉によって「それほどの女子の夫なら」と、そこそこに出世はしたが、家は貧しく、家来を養うのが精一杯で馬すら買えなかった。
物語はキョンがとぼとぼと長浜城下を歩いている所から始まる。
キョンが長浜城下を歩いていると、広場の方に人だかりができていた。
「おお!キョン、今日は馬市がひらかれておるぞ、おぬしも来ないか?」
後ろから話しかけてきたのは同僚の谷口茂助であった。
武士にとっての馬は現代人の車以上のステータスであり、良い馬に乗って初めて戦場で手柄が立てられると思われていた。
谷口と共に何頭かの馬を見て回ったが、やはり高くなかなか手が出ない
やがて馬市の端まで来た時、キョンは足を止めた。
爺さんがキセルを吹かしている、彼が連れてきた馬はたったの一頭であったが、それまでみてきた馬とは物が違っていた。
黒い馬体は見事な筋肉を纏っており、毛並みは光るように美しく、輝くような目をしていた。
今まで見たことの無い程、見事な名馬だった。
やがて次々とその名馬の周りに人が集まってきたが、とてつもなく高額になるであろう名馬を買おうと言うものは現れない
やがて身なりの良い武士がやって来て、馬商人の爺さんと商談を始めた。
「おい、その馬はいかほどの値打ちがあるのじゃ、申してみよ」
身なりの良い武士は、秀吉のライバル明智光秀の家臣、斉藤利三であった、おそらく光秀の命令で馬を買いに来たものとおもわれる。
馬商人はいかにも呆れた口調で斉藤に言い返す
「はあ?天下を目指す織田家のお歴々なら、言わずともこの馬の値打ちがお分かりになりましょう、これは馬ではない龍でござるぞ!」
馬には馬なのだが、確かに龍ほどの値打ちがあるだろう
「ならば黄金五両でどうじゃ!」
群集からどよめきが上がった、馬一頭には法外な金額である、さすがは明智殿と言ったところか、かなり思い切ったことをするな
しかし馬商人の爺さんは煙管を吹かすと、キョンたちの想像をはるかに超えた金額を口にした。
「なんと情けない、織田家の武将には馬を見る目がございませぬか?この馬の値打ちはその程度ではござらぬぞ!」
結局その名馬を買うものは現れなかった、観衆たちは次々に去って行ったがキョンは馬の前から離れない
(この名馬があれば思う存分戦場を駆け抜け、見事な手柄をあげて褒美がもらえるだろう・・・)
ほとんど、ショーウインドに飾られたトランペットを外から眺めている子供であった。
そんなキョンに同情したのか、馬商人が話しかけてくる
「あなた様は馬を見る目が確かとお見受けする、買う、買わぬは別としてこの馬はいかほどの値打ちがあるとお思いか?」
キョンは悲しかった。どう考えても自分の手が出る金額ではない、せめてもの願いとして馬の値打ちを口にした。
「そうじゃな、この馬は黄金十両の価値がある」
「さすがですな、ワシも十両で売ろうと思っておりました。あなた様が買って下されば嬉しいのですが・・・・」
それ以上は馬商人は言わなかった、貧しい身なりのこの武士に十両もの大金を用意することが出来るとは思えなかったからだ
しかしキョンにも意地があった、ここで無理と言ってしまっては恥ずかしい
「わかった、妻に相談するゆえ、待っておれ」
キョンが意地を張っている事は馬商人もわかっていたが、
「はい、今日は一日中ここにおりますので金子の用意ができましたらお越し下さい」
と言ってくれた、無論本当に黄金十両を持ってくるはずが無いと思っている
そしてキョンは重い足取りで長浜城下の小さな屋敷に帰った。
「遅いわよ!ずっと待ってたのに、ご飯が冷めちゃうじゃない!」
「その台詞、幼馴染がテレを隠すようにもう一度頼む」
屋敷に帰ったキョンを待っていたのは妻の罵声であった。
同僚たちは才色兼備の奥方なんて言うが、キョンの知る妻は、確かに見目麗しいものの、滅法気が強く、わがまま、そして愛らしい普通の女だった。
妻と二人っきりで食事をしていたが箸が進まない
「どうしたのキョン?あたし頑張って作ったんだけど・・・」
春日は不安げな表情でキョンをみる、無論家臣や他人の前では殿とか旦那様とか呼んでいるが、二人っきりのときは夫をキョンと呼ぶ春日であった。
そのギャップがキョンは嬉しく、全く気にした事はない
「いや、実は馬市で見事な名馬をみてな・・・」
キョンは馬市で見た名馬の事を春日に話した。
「聞いて驚くな黄金十両だぞ、十両、己が情けなくなったわ、あれほどの馬があればどれほどの手柄が立てられる事か・・・」
黙って話を聞いていた春日は急に立ち上がると、部屋から去った。
「ははは!さすがのお春も黄金十両と聞いて腰をぬかしたか」
笑っていても、心の底から自分が情けなくなるキョンだった。
しばらくすると戸が開き、春日が何かを布に包んで持ってきた。
「キョン、開けてみてよ」
キョンは日輪のように輝く笑顔の妻を怪訝な目で一瞥し包みを開いて、失神しそうになった。
黄金である、震える手でその数を数えたが、なんと十枚ある、しめて黄金十両と言うとてつもない大金がキョンの手の中にあった。
「お、お春!このような大金をどこから持ってきたのじゃ!?」
「あたしが結婚する前に、死んだ父上が持たせてくれたのよ、でもね絶対に生活費に使っちゃダメ、キョンの一大事に使いなさいって言われてたから、ずっととっておいたの」
キョンは呆然として声も出ない、家臣を養うのが精一杯の家計の中で、春日はこんな大金を隠していたのだ、黄金十両は彼の年収に匹敵する
「なにボーッとしてるのよ?今からその馬を買いに行くんだから!」
春日はキョンを引っ張り走り始めようとする
「落ち着け!義父の言う事はわかるがその大金があれば、かなり生活が楽になる、家臣たちにも武具を新しく買ってやれるし、屋敷の修理もできる」
「何言い出すのよ!その馬を欲しいんでしょ?それにあたしが買うってもう決めたんだから!」
門の外まで引きずられて、そのまま馬商人のところまで行こうとする二人を侍女が呼び止める
「奥方さまぁ、どこにいくんですかぁ?」
「ちょっと、殿と買い物してくるわ、おみくちゃん留守番お願いね!」
「はぁい、わかりましたぁ!」
春日はキョンの手を引き全力で走り始める、その光景を家臣一同が呆然と見送った。
馬商人の爺さんが煙管を吹かしてるところに、キョンの手を引いた春日がやって来た。
「親父!その馬を、あたしの旦那様が買うわ!」
「おい、やめとけ!」
馬商人が驚いて立ち上がると、春日は袋に包んだ黄金十両を強引に押し付ける
「おお!確かに黄金十両いただきました!この馬はあなたのご亭主のものですぞ!」
「やれやれ・・・」
春日が買ってしまった以上、もはやキャンセルなどできないことをキョンは充分承知している、なかばやけくそ気味に馬に乗ってみた。
「やはり凄い馬だ、今までの馬とはまるで違う・・・そうまさしく龍だ」
得意満面の春日は馬商人に妙なお願いをした。
「いい?これからどこの町に行っても、誰に逢っても羽柴家家臣のキョンが黄金十両で馬を買ったって言いまわりなさい!約束よ」
「かまいませぬ、いえ、言われなくとも伝えましょう、しかし「キョン」とは本当にお名前なのですか?」
「あっ、いつも仇名で旦那様を呼んでたから間違えちゃった、名前はね・・・」
「ははあ、確かにそのお名前を行く先々で吹聴いたしましょう、ご亭主の武運長久を祈っておりますぞ」
「お春、本当にこれで良かったのか?」
「当たり前じゃない、でもこれで満足しちゃダメよ、絶対に一国一城の主になってね」
「おう!まかせておけ」
かなり強引な妻ではあるが、キョンは心底惚れていたらしく結婚して10年経つのに子供ができなくとも、他の女に目もくれなかった。
その夜、馬のお礼と言うわけではないであろうが、今度は春日が今もっとも欲しいものを手に入れるべく、一晩中キョンは春日を愛し続けた。
偶然とは凄いもので、馬を買ってから数日後、信長の命令により京の都で馬備え(軍事パレード)が開催され
キョンは春日の買ってくれた名馬に乗り、羽柴軍の一員として参加した。
馬商人の爺さんのおかげかどうかはわからないが、キョンが黄金十両で馬を買ったと言う話は近隣諸国まで及んでおり、このパレードでも注目の的であった。
そして織田信長の前をキョンが通過しようとしていた
「蘭丸、あの見事な馬に乗っておるのは何者じゃ?」
「はっ、羽柴筑前殿の家臣で本名は存じませぬが「キョン」と呼ばれている者でございます、貧しいながらも黄金十両であの名馬を買い求めたそうでございます」
「・・・で、あるか」
信長はキョンを滅多に見せぬ笑顔で見送っていた。
数日後、キョンは秀吉に呼び出された。
「おう!よく来た、よく来た、実はのおぬしを二百石加増しろと信長様から命令が来た、貧しいながらも大金で名馬を買うとは武士の鑑であるとお喜びであったぞ、ワシもおぬしが家臣で鼻が高いわ!」
驚いたキョンに秀吉の妻寧々が話しかける
「春日殿はあたまが良いっさ、わかるかいっ?春日殿は馬を買ったんじゃなくてキョン殿の名前をめがっさ有名にすることを買ったんだよ!」
秀吉も大声で相槌を打つ、それにしてもにぎやかな夫婦だ
「見事な策じゃ!キョン、おぬしは果報者よの、日の本一の妻を娶っておるのじゃぞ!」
「おまえさん!それは違うんじゃないのかいっ、」
「スマン寧々、日の本一の妻はおぬしじゃったな、間違えてしもうた」
「わかればいいっさ!」
急に秀吉が真面目な「いくさ人」の顔になった、それをみた寧々は席を外す。
「いよいよ明日、中国攻めに出陣じゃ、何としても高松城を落とし信長様に良いところをみせねばならん、期待しておるぞ」
「はっ、見事先陣をつとめてみせましょう」
翌日、キョンは備中高松城に向け出陣して行った。
そして、春日は家臣の古泉一成と侍女だが実はくのいちのユキを呼び出した。
「いい二人とも?旦那様を任せたわよ」
「はっ、この古泉、必ずや殿をお守りいたします」
「・・・奥方様、明智光秀殿に謀反の兆しがある」
「そうよ、だから不測の事態が起きたら」
「・・・私が高松城に行き」
「それを、この古泉が殿にお伝えする、そして殿が羽柴様にお伝えすれば・・・」
「・・・奥方様の作戦は完璧、必ず成功する」
「当たり前よ!あたしが絶対旦那様を一国一城の主にするんだから!」
時は1582年、五月の事である
その後、キョン、春日夫婦が歴史の表舞台に姿を現すのは1600年のことであるが
それはまた、別の話
おしまい
なんという山之内一豊w
GJ!
603 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/23(火) 03:09:11 ID:W8vhU8x2
おい、お前らハルヒの別に・・と沢尻の別に・・は
どっちが真似たんだ
俺は今、絶世の美女二人に挟まれ、両腕に胸を押し付けられるように抱きつかれている…
実に喜ばしいハーレム状態のはずなのだが…
ハルヒ「あ、あ、あらぁ〜…佐々木さん、随分とふ、ふ、震えているようね」
佐々木「そ、そ、そんな涼宮さんこそひょっとして、
そ、存在も確認されていないような霊的物質が怖いのかい?」
バァ〜!!
きゃぁあぁぁあぁああぁぁああぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
キョン「おいおい、二人ともキャラに似合わず何をそんなに怖がってるんだ?」
ハルヒ・佐々木「怖がってなんかいない!!!!」
キョン「お化け屋敷如きでそんなに泣くかね?」
ハルヒ・佐々木「泣いてなんかいない!!!!」
二人してそんな涙目で怒鳴られてもな…やれやれ。
俺は今、SOS団と佐々木団の親交を深めようというハルヒの案で遊園地に来ている。
佐々木は絶対に断ると思っていたのだが、予想外に乗っかってきやがった。
二人は今日、集合した時から隣同士で何やら妙な笑顔でニコニコとずっと話し込んでいた。
意外と気が合うんだろうか?共通の話題なんてあるんだろうか、とも思うが何はともあれ、
うん、うん、俺からしたら二人が仲が良くなってくれるのは実に喜ばしい事だ。
ハルヒ「さ、さ、佐々木さん、こ、こ、怖くないって言いながら
キョンの腕にしっかりしがみついてるようだけど?」
佐々木「そ、そ、そういう涼宮さんこそキョンのシャツの袖が破けそうだ」
ハルヒ「こ、これはその…そうよ!SOS団の団長として団員を守って導くのも務めなの!
く、暗闇で迷子にでもなったらた、た、団長の責任問題だわ」
佐々木「そ、それは同感だ。彼は親友だからね、な、何に変えても守り導くのが絆というものさ」
ドン!!
きゃぁあぁぁあぁああぁぁああぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
お〜い…団長としての務めは?親友としての絆は?
なんでお前らは俺の後ろに回って俺を最前線に押し出して盾にしてるんだよ…。
キョン「ほら、二人とも前に進まないと後ろがつっかえるし、いつまで経っても外に出られないぞ」
二人は俺を盾にし、背中を押しながらゆっくり歩いている。
カタッ……
佐々木「い、今、後ろから何か音がしなかったかい?」
ハルヒ「わ、私にも何か聞こえた気がする…」
キョン「ハッハッ、じゃあ後ろからも何か出てくるんじゃないか?」
ハルヒ・佐々木「えっ!?嘘!?後ろからも!?」
カタッ……
ハルヒ「キョ、キョン。あんたちょっと後ろ振り返って見てみなさいよ!これは任務よ!」
佐々木「そ、そうだね、古来より戦術面において後方確認と追っ手の追跡をかわす為に
殿(しんがり)という部隊が組織されていた。そ、それは実に名誉ある役目だったのさ
き、君も一応、男であるという面目を保ちたいだろうからその役目を遠慮なく譲ろう」
要はお前ら、後ろを振り返るのが怖いんだな……あぁ、真っ暗闇だが、なんか火の玉が4つ見えるな…
カタッ……
長門「………」九曜「―――」
ぎゃぁあぁぁあぁああぁぁああぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
ハルヒ・佐々木「キョ、キョ〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!」
>>601 GJ! なんというハルヒ的良妻賢母ストーリーw
>>604 ちょっと俺遊園地にバイト行って来るわ。
こら2人とも、脅かすんじゃありません。
え、
>>583って池田女史っすか?公式でハルキョン夫婦認定にしか見えんのですが。
しかしまぁ相変わらず絵師もSS職人も大暴れで凄いっすな。俺はそろそろ萌え死ぬとするよ
>>604の続き
きゃぁあぁぁあぁああぁぁああぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
ハルヒ「ちょっとキョン!あんた、団長残して一人で逃げるなんてどういう事よ!?」
佐々木「酷いよ…キョン、君だけは信じていたのに…」
ハルヒと佐々木は涙目で叫びながらお化け屋敷から猛ダッシュで飛び出してきた。
す、すまん、俺も息が…本当に恐ろしいものを見ちまって、つ、つい…
キョン「わ、悪かった…お詫びと言っちゃ何だがアイスでも奢る」
ハルヒ「当たり前よ!」佐々木「当然だね!」
ハルヒ(アイス、何を頼もうかしら…ここはやっぱり…)
佐々木(キョンに女の子らしさをアピールする為に…)
ハルヒ(苺という手もあるけれど…)
佐々木(それではあまりにも露骨過ぎやしないだろうか?)
ハルヒ(これまで築いてきたキャラというものもあるから…)
佐々木(あえてあっさり無難にバニラ…?)
ハルヒ(戦略としてはチョコレートなんかも良い手なんだけれど…)
佐々木(年頃の女の子としてはニキビの出来易いチョコは避けるべき…)
ハルヒ(やはりフルーツ系で攻めるのが定石…)
佐々木(変化球的に攻めるならば…)
ハルヒ(シトラス系フルーツも捨て難い選択肢…)
佐々木(と言う事はファーストキスの味と言われるレモン…?)
ハルヒ(でも、あまり爽やか過ぎると…)
佐々木(かえって『あぁ、こいつはあっさりしてるな』という印象で逆効果…)
ハルヒ(印象面ではベリー系の方がやや可愛くは映る…)
佐々木(しかし、ベリー系は選択肢の幅が広過ぎるのが難点…)
ハルヒ(そして、彼女の打つ手の内にもよって戦略を変えなければ…)
佐々木(彼女と被ってしまうと効果は薄れてしまう…)
ハルヒ(やはり打開策として…)
佐々木(彼女より可愛く映る上で…)
ハルヒ(キョンにも強くアピール出来る…)
佐々木(打つべき手は…)
ハルヒ・佐々木(キョンが注文した瞬間に素早くさりげなく同じものを頼んで…
やっぱり気が合うのかな♪一緒になっちゃったね♪アッピール!!)
キョン「う〜ん……俺、抹茶小豆で」
ハルヒ・佐々木(……それはない!!!)
いいね
ハルヒと佐々木は仲良くライバルやればいいと思うんだ。
あと抹茶小豆も悪くないと思うんだ。
>>608 俺もいつかあんたの琴線に触れるようなSSを書いてやるぜ!
>>610の続き
なんだか二人はアイス選びにえらい時間を掛けて悩んでいたが結局、二人とも苺を頼んでいた。
無難だな。
キョン「さて、アイスも食ったし、次はどこ行くか?」
ハルヒ(ここは無難に絶叫マシーンという選択肢もあるけれど…)
佐々木(絶叫マシーンは正直、あまり怖くはない…)
ハルヒ(怖がったフリなんてしたらわざとらしいぶりっ子と敬遠されてキャラ崩壊の危機…)
佐々木(コーヒーカップで目が回って介抱してもらうなんて戦略もあるにはあるが…)
ハルヒ(コーヒーカップで目を回したら盛り上がってる空気を壊す可能性も否めない…)
佐々木()
ハルヒ・佐々木(やっぱりこれね…)
キョン「ん?決まったのか?」
ハルヒ・佐々木「ここ!!メリーゴーラウンド!!」
ハルヒ(そうよ!)
佐々木(そう!メリーゴーラウンドで二人で白馬に乗る…)
ハルヒ(白馬の王子様に抱きかかえられたお姫様作戦!)
佐々木(かぼちゃの馬車も悪くはないけれど…)
ハルヒ(密着度とシチュエーションという点を考えるとね…)
佐々木(白馬に優るものは無し!)
キョン「ん〜…俺はいいや、なんか少女チックだし。
二人で乗ってこいよ。俺は外から姫様達が回ってるの眺めてるわ」
くるくるくる…
ハルヒ(自分から言い出した以上、逃げられないから乗らざるを得なかったけど…)
佐々木(お…女二人でかぼちゃの馬車に乗っても全然楽しくないわ…)
策士がドンドン自分の策に嵌まっていくwww
>>614の続き
なんだ?自分達からメリーゴーラウンド乗りたいとか言っときながら、そんな楽しくなかったのか?
それともはしゃぎ過ぎてもう疲れてるんだろうか?
キョン「二人ともちょっと休むか?」
ハルヒ・佐々木「全っ然、大丈夫!!」
キョン「お、おう、そうか…」
なんでそんな急に怒鳴るんだよ…
キョン「しかし、お前ら二人とも荷物重いな。何が入ってるんだ?」
ハルヒ・佐々木(それはお昼までのお楽しみよ…くっくっくっ…)
キョン「まぁいいや。荷物くらい俺がまとめて持ってやるよ」
ハルヒ「団長の荷物持ちも立派な仕事だからね!さすがSOS団の団員だわ」
佐々木「こういう時に頼りになるのはやっぱり男の子だよね、キョンは」
ハルヒ(ハッ!!し、しまったぁぁああぁあぁぁ〜〜〜〜!!!)
佐々木(くっくっ……一歩リ〜ド…)
ハルヒ(やられたわ…)
佐々木(さりげなくキョンは強くて頼りになる男だね♪アピールで好感度UP作戦、発動!!)
ハルヒ(いつもの調子で自ら墓穴を掘って佐々木さんにチャンスを与えてしまったわ…)
佐々木(絶好のチャンスを頂いちゃって悪いわね、涼宮さん♪)
キョン「次は一休みも兼ねてまったり観覧車にでも乗るか?」
ハルヒ・佐々木「良いアイデアね!!」
ハルヒ(なんとしてでもさっきのマイナスポイントを取り返さないと…)
佐々木(ここは更に駄目押しをしとかないとね…)
ハルヒ(観覧車と言えば密室の空間に加え…)
佐々木(高い所からパノラマを展望出来る利点もあり…)
ハルヒ(『わぁ〜綺麗な景色♪』と目を輝かせると効果大!!)
佐々木(その為にはまず…)
ハルヒ・佐々木(ここはなんとしてでもキョンの隣の席を確保!!!)
キョン「やれやれ…よっこらせと…」
ハルヒ・佐々木(なんで自分の隣に全部、荷物置いちゃうのよぉぉおおぉおぉ〜〜〜!!!!!!)
なんか遊園地SSもう違うものになってる感じMAXだが
これはこれで面白いなw
続きマダー?
恐らくキョンの二人への好感度フラグは何も変化してない罠www
もうこの遊園地SSが「驚愕」って事でいい気がしてきた。
>>616の続き
ハルヒ「わぁ〜あっちの海、綺麗♪ベイブリッジも見える!!」
佐々木「ほら、天気が良いから遠くの方に絶景の山が広がってるね!!」
キョン「あぁ〜そうだな…」
俺はシマウマじゃないから反対方向を同時には見れんぞ…
あと、さすがに怖いから二人ともあんまり揺らすな。
ハルヒ(フフ…順調に行ってるわ…)
佐々木(くっくっ…さりげなく奥の席は確保…)
ハルヒ(ここはあくまで次への布石…)
佐々木(観覧車は降りる時にこそ、最大のチャンスあり!!)
ハルヒ(観覧車は常に動いて回っている…)
佐々木(降りる時点において男性が女性の手を引き、降りる女性をエスコート…)
ハルヒ(降りる瞬間につまづいて不可抗力で胸に飛び込むというドジっ子作戦も可能ね)
佐々木(ふいに襟にしがみついて上目遣いで『ありがとう』で健気さを醸し出す…)
ハルヒ・佐々木(完璧な作戦!!!)
ハルヒ(さぁ、ゴールが近付いてきたわよ。私から先に行かせて貰うわ、佐々木さん!!)
佐々木(後からの方がより強く印象に残り、且つ作戦に応用が効くのよ、涼宮さん!!)
ガタンッ…
キョン「悪い…俺、荷物持ってるから二人とも先に降りてくれ」
ハルヒ・佐々木(男なら女の子をエスコートしなさいよぉぉおおぉおぉ〜〜〜!!!!!!)
ハルヒ以外の4人が全員別々の所に旅行に出かけたので
一人海の見えるスタジオタウンに足を運ぶハルヒ
>>621の続き
古泉(なんて気まずい組み合わせなんでしょうか……
朝比奈みくると藤原の未来人二人は元々、関係は悪いですし、
どうやら橘京子も藤原とはあまり関係は良好ではないようですね。
しかも橘京子はさっきからチクチク僕にも突っかかってきますし…
面倒な事この上ない組み合わせだ…)
橘(この古泉とか言う男、ずっとニヤニヤしてるけど腹の中はきっと真っ黒なのです。
本音を隠している匂いが漂ってきて危険極まり無い男。
機関の人間でさえなければ、顔は悪くないので有りなのですが…)
みくる(さっきからほとんど会話がありません…皆さん、何を考えているのでしょうか?
早くお昼になって皆さんと合流したいです〜!!)
藤原(あぁ〜…面倒臭っ!よりにもよってこんな女共とこんな低文明なガキの遊び場で
何しろっつうんだよ!)
>>623の続き
せっかく荷物を持ってやると言ってやったのに『やっぱり自分で持つ!!』と
二人に荷物を引ったくられてしまった…今日のこいつらは何を考えているのかさっぱり分からん。
ハルヒ「やっぱり遊園地と言ったら絶叫マシーンは欠かせないと思わない!?」
まぁな…お前はきっとそういうの好きなんだろうけど、佐々木は…
佐々木「さすが涼宮さん、実に的を得た意見だね」
意外だ…と言うか、今日は二人とも行動が予想外の連続だ。
ハルヒ(絶叫マシーンは遊園地ごとの売りである故に…)
佐々木(遊園地が最も力の入れているアトラクション!!)
ハルヒ(私自身、あまり怖さは感じないけれど…)
佐々木(その体感速度と落下時におけるGの圧力を馬鹿にしてはならない…)
ハルヒ(どんな人間だって吐き気や目眩を催す可能性が秘められている…)
佐々木(つまりそれはある程度、築いてきたキャラを崩す事も可能という事…)
ハルヒ(私にだって女の子として、いじらしい所もあるのよというポイントを見せれば…)
佐々木(可愛さをアピール出来…)
ハルヒ(介抱と言う名の密着も不自然ではない!!)
ハルヒ・佐々木(つまりここは演技力によるいじらしさというギャップが問われるセクション!)
ハルヒ「ねぇ、キョンは絶叫マシーンとかって平気?」(まずはジャブ…)
佐々木(気遣いを入れてくるとは…やるじゃないか、涼宮さん…)
キョン「あぁ〜…久しく乗ってないが…昔、ちょっと酔った事はあるな」
ハルヒ「その時は私が面倒見てあげるわよ!!」
佐々木「でも、実は僕、ちょっと弱いかも…」(クロスカウンター!!)
ハルヒ(くっ…蝶のように舞い、蜂のように刺す、まるでモハメド・アリね)
キョン「本当か?意外だな」
佐々木「キョン、何かあったらちゃんと介抱してくれたまえ」(右ストレート!!)
ハルヒ「キョンが倒れちゃうかもしれないから私がまとめて介抱したげるわ!!」(左フック!!)
ハルヒ(やるわね…佐々木さん、常に油断なく畳み掛けてくるわ…)
佐々木(さすがだね…涼宮さん、なかなか主導権を握れない…)
キョン「とりあえずジェットコースターで良いだろ?」
佐々木「僕一人じゃ不安だから誰か隣にいて欲しいな…」
ハルヒ「でも、キョンに何かあったらそれこそ一大事だと思うわ!」
キョン「おぉ、古泉」
古泉「おや?奇遇ですね。皆さんもジェットコースターですか。
藤原さんは乗らないとおっしゃっていたので
奇数になってしまって隣が寂しかったんですよ」
キョン「じゃあ、俺が座るよ。ハルヒ、佐々木の隣、頼むな」
ハルヒ・佐々木「古泉ぃぃぃいいいいぃぃい〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
>>623 やばい!本筋(キョンとハルヒと佐々木のトライアングラー)も気になるが
外野も気になる。
お化け屋敷で何してたんだ長門に九曜ってその後何処に行ったんだ!
既に負け犬臭が出てる橘が…
>>625 さすが古泉自分で死亡フラグを建てるとは
そこに痺れる憧れる!
なわけね〜よ
遊園地SS>楽しみだがVIPの方が喜ばれるだろ
書きながらはちょっと嫌われやすいが
ハ佐コンビすげえww
>>625の続き
きゃぁあぁぁあぁああぁぁああぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
ハルヒ(平気だと思ってたのに…)
佐々木(予想以上に怖かった…)
キョン「おい、お前ら、大丈夫か?」
ハルヒ(ここで気持ち悪いとしなだれかかるのは簡単…)
佐々木(ただ皆の前でやるのは空気を壊すという意味で最悪の行為…)
ハルヒ・佐々木(余計な奴らと、はち合わせてしまったもんだわ…)
橘「おぇっぷ…」
キョン「お、おい、大丈夫か?」
佐々木(橘さん…)
ハルヒ(マジゲロ!!)
佐々木(あなたは最初からそうだったが…
ハルヒ(もう少し空気を読むべきだわ!!)
佐々木(いつも余計な面倒を作るのは得意技!?)
キョン(朝比奈さんを誘拐したり、勘違いも甚だしいこの超能力者は嫌いだが、
さすがに目の前で吐いてる女を見捨ててどっかへ行けるほど俺は薄情には出来ちゃいない)
橘「あ、ありがとうございます」
キョン「いや、良いんだが…しばらく休むか?」
ハルヒ(何、背中さすってんのよ!?キョン)
佐々木(ツインテールで口元に手をやりながら上目遣いなんて卑怯な事この上ない所業!!)
ハルヒ(目線と手つきがいやらしいのよ!!)
佐々木(これはバトルロワイヤルになる可能性も視野にいれて熟慮すべき事態だね)
藤原「ざまぁないな、橘」
ハルヒ・佐々木(同意!!)
キョン「ちょっと、そういう言い方はないでしょ!?あんた達の仲間でしょうが!!」
ハルヒ・佐々木(キョン!!何をそんなにムキになって!?)
藤原「ったく、面倒な奴だ。俺が見とくからお前らどっか消えろ」
古泉「ちょうどお昼の時間ですから長門さんと周防さんも呼んで一緒にお昼でも食べましょうか?」
長門「…食事の時間と聞いて来た」九曜「―――」
いつの間に!!!?
ハルヒ(フッフッフッ…とうとう来たわ…)
佐々木(くっくっくっ…本日のメインイベント、昼食…)
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/23(火) 15:03:20 ID:9ktdSIL8
>>630 藤原に反論する時のキョンがカマっぽいw
テラカオスwwwwwww
滅多にない週の間のお休みだ。たまには多めに見ようぜw
>>630の続き
>>628ごめんよ
佐々木(キョンの好きな食べ物についてのデータは全て分析済みなのさ…)
ハルヒ(キョンの舌はもうすでに私の手作り料理で飼い馴らしてあるのよ、調教済みだわ…)
キョン(なんでハルヒと佐々木は勝ち誇ったような笑みを浮かべているのか、意味が分からん…)
ハルヒ「ここならちょうど木陰になってて涼しいから橘さんを休ませるのにも最適ね!」
佐々木「そうだね。大丈夫かい?橘さん」
橘「はい、少し楽になってきました…」
キョン「あんまり無理はせん方が良い。誰かお茶でも持ってないか?」
ハルヒ・佐々木(お茶、お茶…)
みくる「はい、どうぞ♪」
佐々木(遅れた…)
ハルヒ(さすが、やるわね。みくるちゃん…)
佐々木(ぽーっとしているようであの人も油断ならない…)
ハルヒ(でも、あくまでメインは手作りのお弁当…)
佐々木()
古泉「実は今日、遊園地に行くと話をしたら森さんが手作りの弁当を作ってくれまして…」
ハルヒ(森さん!!)
佐々木(誰!?)
キョン「こりゃ凄い弁当だな!!本当に森さんって一体、何者なんだ!?」
ハルヒ(思わぬライバル出現だわ…)
佐々木(森さんって古泉君の彼女?実に予想外な豪華さだ)
キョン「俺も妹に手作り弁当持たされたよ、さすがに断れなくてな…」
ハルヒ(ちっ…妹ちゃんめ…)
佐々木(あの子、余計な事を…)
ハルヒ・佐々木(でも、主役は誰にも渡さない!!
手作り弁当で料理上手な可愛い女の子アピールタイム!!)
ここで一旦、止めます。すんません。
残りはまとめにUPキボン!
こんな作品も良いもんだ
ってこの前まで書くか迷ってたんだよ
SOS団vs佐々木団
>>638 ガハッ!
痛恨のミス!
まさかageちまったか…
しばらくROMっとく
>>601 亀だがGJ!
着物ハルヒを想像しつつ奥方の変わらないハルヒぶりがナイスW
なんつ〜生殺し・・・
今まとめ読みした俺は勝ち組
宣言してくれてると分かりやすくて良いのだわ。
おはるにゃん。
徹夜してたらこんな時間まで寝てしまった…。睡眠時間はいつもと一緒だけど、すごくもったいない気分だorz
ハルにゃんも早寝早起きした方がいいよ!
>>643 だが、キョンがそれをさせないわけでありまして。
朝は一杯のケフィアで始まるハルにゃん
古泉のヤローですか?いえ、キョンです。
桃色閉鎖空間を発生させるハルキョン
>>630 食べものに釣られる宇宙人www
そして、キョンのスルースキル&フラグクラッシャー最強すぎるwww
ウトウトしてた。
…夢(?)で『ドキッ!ハルキョンだらけの水泳大会!(ポロリもあるかも)』
というネタを観て2828してたんだが。
目が覚めてよく考えたら二人しかいないじゃん!って今気付いた
どんな夢だよw
二人でプール騎馬戦の特訓したりするのかw
651 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/23(火) 18:01:47 ID:3NPkRmkm
東京特許許可局を早口で言って舌噛んだハルにゃん
だめだネタ膨らませようにも『はばかれ』シリーズみたいなネタしか浮かばん
>>651 休日とはいっても関係無い人々が居ることを忘れるな。
wikiの昔の方だと
こんなノリのが結構あったような気がする
みんな仲良いし読んでて楽しかったので
自分は全然ありだと思うわ
>>655 内容が問題なんじゃなくて、やり方の問題。
まとめて投下するとかたまにポツポツ投下ならともかく、キリがなく投下してたらスレを占拠することになるでしょ。
そういうコトを言ってるんだと思うよ。
>>652 みんなで早口大会とかしたら確実にみくるがドベになるしな。
ハルにゃんに舌を噛ませるなら、何か他の要素を加えなくては。
ぶっちゃけVIPでやれ、って思った
>>656 ああそういうことね。
今きてまとめて全部読んだからわからなくてすまん。
ハルにゃんが舌を噛むような状況……普通にびっくりしたら誰だって噛むよなw
いや、さっきハルヒが舌をいれてきたが…
なに、舌を噛む?
だからその時にアイツは俺の舌を噛んだんだよ
正直最近のSSが甘さを競い合っている節を感じていたから、
遊園地SSみたいにキャラ遊びが面白いのもたまにいいかと思った。
と言うか、久々にSSで楽しめた。
授業中にいきなりキスしててクラス中ドキドキだったのね
確かに面白かった。
本編の食材を見事に調理してる感じで
甘いのばっかりじゃ飽きるよね
>>665 うわ!マジっすか!?
こっちのまとめもあったなんて今のいままで知らなかった…
今から上げてきますわ…
>>666 人は流れに乗ればいい・・・・だから私は遊園地に行く!!
シムピに出てくるような屋敷に住んでるSOS団が見たい
>>667 スレ別にリンク張っとかないと後で探しにくいぞ。
ルドマン「えっ!本気でハルヒを選ぶつもりなのか!?」
キョン→はい
ルドマン「ぬぬ〜、なんという勇気のある男よ!」
>>672 了解です。
今度からはちゃんと書き溜めてからまとめにうpして
リンクだけ張るように気を付けます。
ご迷惑おかけ致します。
>>674 いや書き溜めたら普通に投下すりゃいいだろ。
とりあえずスレにはそれぞれローカルルールのようなものがあるから、半年とは言わんから
>>1から軽くでいいからROMってみなされ。
>>674 VIPの方は消しといた方がいいよ。
マルチになるから。
>>674 ながらは嫌がられからまとめてから上げるのはSS書きの基本
>>674 いや、まとめサイト内の「スレッド別作品一覧」→「98スレ」の一覧に作品をリンクしておかないと
最新の8件が流れたあとで探せなくなるよと言いたかったのだが…
あと書き溜めてからこのスレに投下すればまとめサイトの管理人さんがまとめにうpしてくれますよ。
>>677 初プレイでは絶対に選ばないよなw
しかしキョンなら!キョンならやってくれる!
元ネタプレイしてないけど。
今日中に700いくぞ!
またはい(ryかはいてな(ryかで議論すると言うのか…
歯ぁくいしばれっ!!そんなキョン、修正してやるっ!!
パシィン!!
>>679 リンク致しました。
VIPまとめサイトの管理人さんにも削除依頼をお願いしてきました。
次からはちゃんと書き溜めて投下するよう、気を付けます。
ご迷惑おかけし、本当に申し訳ございませんでした。
>>684 お疲れ様でした。
なおこのスレのまとめサイトにも良作が大量にあるので
片っ端から読んでみてはいかがでしょうか。
血液が砂糖水に変わるくらい甘い作品がひしめき合っております。
あれ?IDが変わった。
さっき泊まってる宿のLINEがいったん切れたから変わったのかな?
今目の前にハルヒをお姫様抱っこしたキョン
のfigmaがある
これだけで満たされる俺
……ちょっと俺もやってくるわ
全員のフィギュアを合わせてピラミッドを作るハルにゃん
残念だが五体では無理なのだよ
「おいで……シャミセン」
ベッドの上に座っていたあたしは声を掛けた。
それと同時に、そのオスの三毛猫はゆっくりとした動作でこちらの方に歩み寄ると、あたしの膝の上によじ登ってきた。
「シャミセン……あんた」
その三毛猫――シャミセン、ってそもそもあたしが名付け親だったのよね――は、数秒間だけあたしの瞳をじっと見つめていたんだけど、次の瞬間には、その見掛けによらない俊敏な動きであたしの膝から飛び降りると、
「にゃあ」
と一声だけ鳴いてからあっちの方を向いてしまったの。
そんな……ある程度予想はしていたんだけど、実際にその場面を目前にすると、いくらこのあたしでも、ちょっとショックが大きいわよね。
でもね、シャミセン……いつまでもそんなのはダメなんだから。
だってあたしは、あいつと……キョンと約束したんだもん。
だから、そんなに悲しそうな声で鳴くのは――もう、やめてよ!
あたしのことなんて『知らない』素振りで、そっぽを向いちゃっても……どうにもならないじゃない。
ほら、シャミセン……こっちを向きなさいよ!
いいえ――お願いだから……こっちを向いて、あたしにもっと甘えて……あたしにも甘えさせて!
でないと……あたしは、あたしは……、
「そこまでだな……ハルヒ。その調子だと、妹と比べてもまだまだシャミセンには警戒されちまってるのが丸解りだぞ」
「えっ、ちょ、ちょっとキョン! 待って、もう一回、一回でいいからチャンスをくれないかしら?」
「何遍やったところで無駄だと思うぞ。……それよりハルヒ、どうしてまた急に、『あたしがシャミセンの面倒を完璧にみるから、あんたはもう世話しなくてもいい』なんてことを言い出したりしたんだ?」
「だ、だって……キョンがシャミセンの面倒を見てる間は――あたしがあんたに全然甘えられなくなっちゃうんだもん。悔しいじゃないの!」
「ってハルヒ! ……やれやれ、シャミセンに嫉妬だなんて、一体どうしちまったんだよ?」
「だって――キョンが……」
「……解った、解ったからそんな顔するな……ほら、こっちこいよ、ハルヒ」
「……うん」
「にゃあ」
「こら、シャミー! キョンくんとハルにゃんのジャマしたらダメだよー! あっちに行こー! シャミー♪ シャミ、シャミ、シャミー♪」
「……にゃあ」
GJ! …だが、どうもリハビリの人(?)のハルヒは爽やかさがないなぁ。なんか物足りない。
>>691 キョン、なにやったんだwww
コケてハルヒのスカートの下に顔を潜り込ませたんだな
まったく、キョンてやつは...
古泉の手料理を部室で振舞ってもらう4人
予想に反して長門やキョンに不評で顔に出さないがしょぼくれる古泉
そんな彼に料理をレクチャーするハルにゃん、な電波が来た
>>685 どうもありがとうございます。
インシュリンを処方してもらってから読んでみたいと思います。
>>696 いや、これくらい別にいいんじゃないか。ふつうに団の仲間で友人のフォローになるし。
まあここはCPの観点では完全にハルキョンスレだから
>695みたいに古ハル要素があるものは受け入れられないだろう。別所でやることを勧める。
そもそも古泉の筆跡が荒い点からして結構不器用なイメージ
後、提案だけでこんなの他人にやらせるイメージ。
というかイキオイ余って全員でお料理教室開きそうだw
みくるや長門が料理できるのをハルヒは知ってるわけだから、団活動の一環としてやりそうだ。
で、キョンがちょっと面白くない、と。
それを見たハルにゃんがキョンにも料理を作らせる、こんな展開だろうかw
長門の蔵書も日々、その数が増すばかりで、
これではSOS団の部室も文芸部となんら変わりのない風景になりそうだ。
まてよ………ココは文芸部なのだから、これは正しい姿ではあるのか。
でも一つしかない本棚も厚物本でひしめき合い、
はみ出した分が古泉とゲームに興じているテーブルの上にまで浸食している。
どうにかしないと分類のなっていない古本屋になっちまう。
「長門、もう読まない分は箱にでも入れて片付けていいか?」
「………」
頼むからそんな悲しい顔をしないでくれよ。
「別に捨てる訳じゃないんだ。本棚が手にはいるまで仕舞っとくだけだから」
「………そう、了解した」
何とか説得に応じてくれたようだな。
ダンボールに長門が選んだ読み終わった物を詰め込んだ。
本という物はまとまると結構な重さがあるもんだな。
さて、しばらくはコンピ研にでも置いておくか。
手応えのあるダンボールを持ち上げようとした時だった。
「うっ!こ、これはっ!」
腰に落雷があった様な衝撃が………。
これは俗に言う、まさかこの歳でかよ!
俺は床に伏したまま立ち上がれなかった。
状況説明するとこうだ………orz
非常に情けない格好だ。
「………腰へ過度の付加がかかったた。ぎっくり腰」
な、長門、解説ありがとう………。
「みんな集まってる!って、なんだキョンと有希だけ?」
面倒な奴がよりによってこんな時に!
「あれ?キョン、メッカなら方角が違うわよ?」
何時、俺がイスラム教に入信したんだよ。
「それとも何?有希と特殊なプレイでもしようとしてたわけ?」
特殊なプレイってどうしてそういう方向に考える?
「とにかくみっともない格好していないで、早く起きなさいよ!」
「いや、ハルヒ、その………なんだ……ぎっくり腰になったんだ」
「えっ………?マジ?」
「いたって、マジだ」
「……………」
不穏な空気と嫌な予感のする沈黙。
「あはははははははははははははははは!」
次の瞬間、ハルヒは大爆笑だった………。
イラッとするが、無理もないなぁ。
この格好はブザマぎる、せめて朝比奈さんが来るまではどうにかしないと。
「こんにちわ、おや?お二人で長門さんをお祀りですか?」
「どうすりゃそう解釈出来るんだ古泉!
俺はぎっくり腰で、あっちは同じ格好で爆笑中だ!
とかく助けろ!」
「わ、わかりました。今すぐ車を用意します」
お前のニヤケ面も腹立たしいぞ。
病院に担ぎ込まれた俺はまたしても死に際を彷徨いかけそうな整体治療を施され、
今日一日は安静の入院コースとなった。
治療中までハルヒは指を差して笑い転げていやがった。
何て奴だ………。
「キ、キョン…だ、大丈夫?」
「なぁ、笑いたきゃ笑っていいぞ」
「ゴメン……だって……」
しょうがない、ぎっくり腰って言葉の響きからも笑えるし、
なった本人の症状とは無関係に緊張感がまるでない。
「キョン、もしかして怒ってる?」
「不愉快だ!」
「解ったって、ゴメン、笑いすぎたわ…………」
おっ、これは珍しい、あのハルヒがちょいと謙虚になっている。
「どうすれば機嫌が直る?」
「…………」
「もう、あんたの言うことなら何でも聞くわ!」
どうしてハルヒが怒るのか?しかし、たまにはワガママを言わせてもらうの悪くないな。
「本当に何でもだな?」
「何でもいいわよ!」
「じゃぁ…………」
「おい、国木田、聞いたか?キョンの奴、入院が伸びたらしいぜ」
「ああ、入院中に腰痛が悪化したんだって」
「涼宮さん、顔が赤いのね、大丈夫?」
「な……なんでも無いわ」
>>704 何してんだーーーーーーー!!
病院は静かにスルとこですよ
>>704 「んああっっ!キョンっ!そんなに腰振ったらだめぇ!!また..んんっ!...腰おかしくしちゃ、いやっ、あああん!」
どうしても夜になるとテンションがw
深夜モードwww
こら!誰ですか!病院内で騒いでいるのは!
>>701 じゃんけん、グー!!
あ、あいこか…
>>704 じゃあハルヒ、俺がやって欲しいのは…(ゴニョゴニョ)
「…!!この、エロキョン〜!」
(バシーン!)
ぬお!ハ・・・ル・・・ヒ・・・。
「ま、別にあんたがどうしてもって言うなら、あたしもいいけどね…って、ちょっとキョン!大丈夫!?」
ナースコールを…押してくれ…。
「おい、国木田、聞いたか?キョンの奴、入院が伸び(ry
こうですか(><;解りません!
今日もいい天気だよ
ハレ晴レユカイ で快晴だよハルにゃん。
おひるにゃん
快晴だとついハルヒの笑顔を思い浮かべてしまうぜ
ハルヒからカチューシャ取ったら何が残るの?
キョンにツンデレなハルにゃんが残ります。
みくる「涼宮さんはなんで飛ぶんですかぁ〜」
ハルちゃん「団長だからよ〜」
みくる(涼宮さんはカチューシャに操られてるんだわ)
みくる「涼宮さん!今助けます!」
ガッション!(カチューシャを外した音)
ハルヒ「……」
バタン!キュー……(倒れて動かなくなった!)
みくる「あ、あわわわわ。しゅじゅみやさんが……」
キョンに音楽の時間、ピアノ課題曲「猫踏んじゃった」を手を重ねて教えるハルにゃん
キョンがお経を唱えるとカチューシャがハルヒの頭を締め付ける。
それを見ている カッパの長門
豚のみくる
馬の古泉
金銀コンビは谷口と国木田か?w
「おい、谷口」「なんだよ?」とうっかり返事をして自分のひょうたんに吸い込まれる姿が見えるw
キョンゴクウ、デスネ
現実世界に妖怪がウヨウヨ現れてホラーな雰囲気のハルヒか
『涼宮ハルヒの大長編』
〜ハルヒちゃん、妖怪退治に行く〜
ハルヒちゃんのほうかよwww
ドラえもんの映画版みたいだな
ザ?ハルヒちゃんズか
牛魔王役は誰だろう。
鶴屋さんあたりかなw
天竺のお釈迦様はハルヒでまさかのダブルキャスト!とか
>>725 中国のハルビンとかロシアのハルヒノフとか
その他アメリカとかスペインとかサウジアラビアやブラジルの
ハルヒが出てくるのですねわかります
最遊記だったら
悟空=ハルヒ
三蔵=キョン
悟浄=鶴屋さん
八戒=古泉
になるかもだけど移動中、鶴屋さんにガキ扱いされて喧嘩するハルヒ
そこを「てめえら少しは黙れ、殺すぞ」と場を鎮めるキョンをまあまあと窘める古泉がよぎった
そして各国のハルヒズを破り、優勝候補のクレオハルヒを苦戦しながらも制し、見事!勝利の栄冠を勝ち取る我らが団長の涼宮ハルヒ
>>727 としたらアメリカ出身のハル・ヒ・キッドはとんでもない悪食か?
西遊記なのかドラなのかガンダムファイトなのかはっきりしろお前らw
どうも昨日、色々とご迷惑お掛けした者です。
まとめにうpされたSS「遊園地は戦場と心得よ」の続きを書いたのですが、
投下しても宜しいでしょうか?
特に大丈夫なようなので投下させて頂きます。
タイトル「遊園地は戦場と心得よ~ランチタイム編~」です。
↓それではお楽しみ下さいませ。
耳元をくすぐる風達は今日はゆっくりと散歩をしている。
柔らかく落ちてくる木漏れ日が風に揺られて震え、
緑の葉っぱ達は明るく優しい声で歌っている。
僕らを見守るその木の根元では一人の女の子が水を片手にゲロを吐いている―――
橘「おぇっぷ…」
佐々木「本当に大丈夫かい?橘さん。何だったら医務室にでも行こうか?」
橘「いえ、平気です。昔から絶叫系の乗り物には弱いのです…でも、しばらくしたら治るので…」
じゃあ、なんで乗ったんだ…という無粋な事は聞かないでおこう。
時に女の子は
(昔は駄目だったけど、今はもう大丈夫なんじゃないかな〜?
甘酸っぱくもほろ苦い様々な青春の経験を経て成長した事で
昔の私とは違うはず、今ならいけるんじゃないかな〜?)
という行動に出てしまう事が多々あるものだ。
今の彼女のように大抵、失敗に終わる事の方が多いのだが…
藤原「じゃあ、なんで乗ったんだよ?」
いた。無粋でデリカシーの欠片も無い奴。
長門「そう…彼女に問題は無い。それよりも優先すべきは食事。
風味豊かな食を味わうには常に一分一秒の時間に危機感を持つべき」
要は早く食べたいんだな、長門。
ハルヒ・佐々木(そうよ!!このランチタイムという中盤戦の山場…。
ここを逃しては勝利と言う名の美酒にはありつけない!)
ハルヒ・佐々木「じゃ〜ん!!」
ハルヒ(キョンの大好物、豚の生姜焼き&焼きそば!!)
佐々木(生姜焼きには刻んだバラ肉を使用、胡椒は白より黒!!)
ハルヒ(生姜は刻みではなく、隠し味のりんごと共に擦りおろしでより風味豊かに仕上げたわ)
佐々木(キョンは焼きそばをおかずにご飯を食べる意外に強靭な胃袋の持ち主!!)
ハルヒ(味付けはウスターではなく、お好みソースで)
佐々木(豚肉、天かす、キャベツ、玉葱、紅ショウガのSimple is Best!!)
ハルヒ(もやしは麺を減らしたカモフラージュだと許さない!!)
佐々木(更にトッピングとしてマヨネーズも完備!!)
ハルヒ(キョンは乳臭い牛よりも淡白な豚肉が好み!!)
佐々木(鶏肉には昔、鶏に襲われたトラウマから恨みあり!!)
ハルヒ(ちなみに魚介類だと赤身よりは白身!!焼き魚だと近海で穫れるアジの干物)
佐々木(刺身だとハマチ、ホタテ。寿司だとサバ、海老。煮魚はカレイ)
ハルヒ(おにぎりはおかか&梅+いなり寿司!!)
佐々木(こんぶはしょっぱ過ぎるから苦手!鮭はボソボソ感が駄目!)
ハルヒ(ツナマヨは苺大福と共に食の邪道として認めていない!!)
佐々木(付け合わせは卵焼きとウインナー、茹でたブロッコリーと甘めの人参)
ハルヒ(卵焼きは一度卵黄と卵白に分け、卵白をメレンゲ状にした後、
卵黄とはちみつ、生クリーム、塩少々と混ぜてフワッと仕上がってると上機嫌!!)
佐々木(ウインナーは紅で染まってるものより地味で茶色いものを茹でよりも焼きで仕上げ)
ハルヒ(野菜は嫌いではないが、弁当に入ると生暖かくなるから苦手!!)
佐々木(茹でた温野菜のみ、トマトとレタスが水気でぐちゃぐちゃになってるのは厳禁!!)
ハルヒ(そして最後にデザートで、きな粉餅とコーヒーがあれば完璧!!!)
………………………。
ハルヒ・佐々木「…もろ被りっ!!!!!!!!!」
ハルヒ(思わず声が出ちゃったわ…なんでよ?なんでなのよ!?)
佐々木(おかしいじゃないか!?)
ハルヒ(キョンの食の好みに関しては私がキョンの弁当を毎日覗き見て…)
佐々木(綿密に細かくデータを重ねに重ねた上で…)
ハルヒ(更にキョンのお母様にまでこっそりとリサーチを入れて…)
佐々木(且つ、キョンの意見をさりげなく聞き出す事で…
ハルヒ(キョンの微妙な好みまでをも取り入れ、分析、研究を継続した結果、)
ハルヒ・佐々木(完成したのがこのお弁当のはず!!!!)
キョン「お前ら二人の弁当、レイアウトがそっくり…と言うか全く一緒だな」
ハルヒ(認識を改めるわ…さすがね、佐々木さん…)
佐々木(やはりこの高みにまで登り詰めてきたんだね、涼宮さん…)
キョン「なんだ?二人で一緒に弁当作ってきたのか?」
ハルヒ・佐々木(んな訳ないでしょうがっ!!)
キョン「おぉ!!ハルヒと佐々木の弁当、俺の好きなもんばっかりだよ」
ハルヒ・佐々木(当たり前!!!)
ハルヒ(この際、仕方が無いわ…)
佐々木(やはり勝負は味とアイデアによるオリジナリティ…)
ハルヒ「キョン、はい、これ」佐々木「これ、使うかい?」
ハルヒ(我が家に唯一ある漆塗りの箸よ!!)
佐々木(くっくっ…僕はあえて、いつも自分が家で使用している箸を持って来たよ…)
ハルヒ・佐々木(つまりこれは間接キス!!
これからこの箸はプレミア付きの私専用の箸へと格上げされるのよ!!)
キョン「あ、いや、妹の弁当に箸付いてるから大丈夫だ」
ハルヒ・佐々木(あのブラコンの妹めぇぇええぇぇええぇ〜〜〜〜!!!!!)
ハルヒ(許すまじ、妹ちゃん!!)
佐々木(おのれ、妹!!いつか弁当にピーマン詰め込んで差し上げようか!?)
ハルヒ(大体、キョンと一つ屋根の下で暮らしているという最高の環境に加え、)
佐々木(あまつさえ、奴はキョンの寝起きを覚ます役まで担っていると聞く…)
ハルヒ・佐々木(キョンの寝起き顔という特典だけじゃ飽き足らぬのか!?)
キョン「これ、うまいな」
ハルヒ(どっち!?)
佐々木(今、どっちのお弁当食べた!?)
長門「……そう、美味」九曜「――(ムシャムシャ)」
ハルヒ・佐々木(あなた達はさっきから食べ過ぎなのよ!!)
橘「佐々木さんはさすがなのです!」
ハルヒ・佐々木(いつの間に戦線復帰してたの!?橘さん!!)
みくる「私もお料理のお勉強しようかなぁ〜?」
ハルヒ・佐々木(何を締まりの無い顔してんのよ!?キョン!!)
ハルヒ(くっ…この闘い…)
佐々木(バトルロワイヤルはライバルが多過ぎる…)
ハルヒ(かくなる上は…佐々木さん!!)
佐々木(是非も無し…涼宮さん!!)
共闘!!
ハルヒ・佐々木(ランチタイム限定の連合軍で徹底的に掃除してやるわ!!)
ハルヒ(闘いにおいてまず狙うべきは穴…
これは漫画『SLAMDUNK』において常勝軍団・海南高校キャプテン牧紳一も語っていた事…)
佐々木(その上で、弱点の重要度が最も高いポイントを攻めるべき…)
ハルヒ(この中で最も狙いを定め易く、)
佐々木(且つ、キョンの表情を見ている限り、最大の障壁となり得る人物…)
ハルヒ・佐々木(朝比奈みくる!!!!!!)
ハルヒ「みくるちゃんはあまりお料理とかはしないの?」
佐々木(素晴らしい先制攻撃だね、涼宮さん!!)
ハルヒ(まずは相対的に優位に立つ事が先決…)
佐々木(百獣の王ライオンはどんなに小さな獲物でも
まずは少しずつ弱らせてから刈り取ると言う…)
みくる「いつも焦がしちゃったり、お皿ひっくり返しちゃったりしちゃうんです、エへ♪」
ハルヒ(さすが、私が鍛え上げた見事なドジっ子っぷりだけど、
今はそれが裏目に出るのよ、みくるちゃん!!)
藤原「そりゃ人として駄目だな」
ハルヒ(ナイス援軍!!)
佐々木(普段は少しばかり鼻につく輩だが今日は良い仕事をするじゃないか!?)
キョン「じゃあ、ハルヒにでも習えば良いんじゃないんですか?」
ハルヒ・佐々木(少し黙ってなさい!!)
佐々木「まぁ、料理には個人のセンスというものもあるからね。
習えば誰にでも出来るようになるという代物でも無いという事は理解してくれたまえ」
ハルヒ(素晴らしい追撃よ、佐々木さん!!)
佐々木(くっくっ…まずは第一関門撃破!!更にこの流れを利用して…)
佐々木「橘さんは料理をする機会というのはあるのかい?」
橘「えっ!?それが私は全く駄目なのです…。
小学生の頃、家庭科の調理実習でカレーを作ったのですが、
包丁が折れて、炊飯器が爆発して、更にルーがピンク色になっちゃって…
中学生の頃、バレンタインにチョコあげた時もそれを食べた人が皆、
救急車で運ばれて新聞に集団食中毒発生って載っちゃったのです…」
佐々木(とんだ義理チョコ!!何なの!?それ!!)
ハルヒ(むしろ、そっちの方が凄いわ!!)
橘「…でも、食べるのは大好きなのです!!」
キョン「お前…絶対、嫁に行けないな…」
ハルヒ(そう!そういうコメントを待っていたわ!キョン!)
佐々木(くっくっ…風が吹いてきているね…しかし、残ったラスボスは強敵だよ…)
ハルヒ(どちらも一筋縄ではいかないタイプね…)
長門有希!!周防九曜!!
>>735 タイトルにSSってつけたほうがいいよー
さっきから宇宙人二人はとんでもないハイペースで凄い量を食べ続けてる…
そしてハルヒと佐々木は妙に明るくよく喋る…まぁ、自分が作った料理を
皆が『うまい』と言いながら食ってくれればそりゃ嬉しいもんなんだろうな。
古泉「涼宮さんの料理はさすがですね」
橘「佐々木さんだって負けていないのです!」
キョン「森さんのもうまいぞ」
ハルヒ・佐々木(あぁん!?)
キョン(うっ…なんでハルヒと佐々木は俺を睨んでるんだ?)
ハルヒ(この戦場にいない者を相手にしつつ…)
佐々木(あの何を考えているのかさっぱり見当もつかない二人をこなすのは至難の技…)
ハルヒ(しかし、あの二人はひたすらに食べているだけ…)
佐々木(ここからは私達が攻勢に出る事によって絶対的優位に立ち…
ハルヒ・佐々木(私達と私達の弁当以外をキョンの視界の外へと追いやる!!)
佐々木「しかし、キョン。妹さんは弁当まで作ってくれるなんて未だに君にべったりなんだね。
兄妹仲が良いのは素晴らしい事だと思うけど、将来が心配にもなるね」
ハルヒ(まずはそこから行くのね…佐々木さん)
キョン「あぁ、未だに俺の事をキョンと呼び続けてるからな。兄っていう感覚が無いのかな」
ハルヒ「変な方向に走らなきゃ良いけどね。妹萌えはさすがに危険過ぎるわよ」
キョン「よしてくれ。俺にそんな変な気はない」
ハルヒ「そうかしら。いつも『あ〜んして♪』とか言って
妹さんに食べさせてもらったりしてるんじゃないの?」
佐々木「くっくっ、目に浮かぶようだよ。実に惚けた顔でキョンが口を開けている様がね」
キョン「からかわんでくれ。そんな事はせんし、そこまで間抜け面でもない。
すまんが卵焼き取ってくれ。どっちのでも良いぞ」
ハルヒ・佐々木(くっくっくっ…)
ハルヒ・佐々木「はい、あ〜ん♪」
ブホッ!!焼きそばが鼻に入った!!
キョン「何しやがるっ!?」
ハルヒ「あら?卵焼き取ってって言うから取ってあげたんじゃない?」
佐々木「それに箸渡しは見苦しいマナーとして厳禁だよ、キョン」
ハルヒ(妹ちゃんを視野の外に追い出しつつ…)
佐々木(『あ〜ん♪』したキョンの舌にノルマンディー上陸作戦!!)
ハルヒ・佐々木(実に自然な流れで成功!!)
何をニヤニヤしてやがる、古泉!?笑わないで下さい、朝比奈さん…
そして、ゴキブリに向けられるような蔑んだ目で俺を見るな、藤原、橘!!
キョン「恥ずかしいから遠くてもやっぱ自分で取る!!」
その瞬間、上手く掴めずにキョンのピンク色の可愛い箸の先から零れ落ちた卵焼きを
上空から風を切り裂き、素早い動作で獲物をかっさらう鷹の爪の如く、別の箸が卵焼きを掴み、
キョンの口元へと突き出された――――
キョン「全く…お前ら全員して俺をからかってんだろ?やめろよなって…」
パクッ!!
ハルヒ(食べやがった!!)
佐々木(なんでよ!?キョン!!)
ハルヒ(完全に油断していたわ…まさか…)
佐々木(まさか…僕達より先にキョンの舌の上に上陸する者が現れるとは…)
ハルヒ(やはり、油断ならぬ強敵…)
佐々木(一刻も早く全力を持って潰しておくべきだった…)
ハルヒ・佐々木(許すまじ!!長門有希!!!!!!!!)
佐々木(この際、周防さんは保留…)
ハルヒ(森さんのお弁当も美味しいけれども、キョンの好みで構成されている訳ではない…)
佐々木(やはり、身近にして最大最強の敵…)
ハルヒ(さりげない仕草で易々と前線に回り込み…)
佐々木(先駆け一番乗りで大将首を打ち取ろうとせん相手…)
ハルヒ・佐々木(長門有希攻略がランチタイム大戦争の本丸!!)
キョン「おい、ハルヒ、佐々木。なんでお前ら二人ともさっきから
指でブチブチ、芝生を刈り取ってんだ?」
ハルヒ・佐々木(…誰のせいだと思ってんのよ!?)
ハルヒ「有希って結構、食べるけど痩せてるわよね?何か良いダイエット法でも知ってるの?」
長門「(フルフル)…私は食事を取らなくても平気。でも美味しいものを食すのは嫌いではない。
脂肪分などによって特に贅肉が付くと言う事も体質上、有り得ない」
ハルヒ・佐々木(こいつ!!美を求める全ての女を敵に回したわ!!)
みくる「羨ましいです〜。私、最近食べ過ぎなのか体重が増えてきちゃって…」
ハルヒ・佐々木(あなたは全部、おっぱいに吸い寄せられてるから問題無し!!)
橘「私はもうちょっと付けたいのです…」
ハルヒ・佐々木(確かにあなたは実に残念な状態ね…)
佐々木「でも、女性というのはある程度、脂肪を残しておいた方が良いのだよ。
痩せ過ぎていると健康にも悪影響だしね」
ハルヒ「その方が肉感的で魅力的にも映るわね」
佐々木「過度のダイエットを要求する昨今の風潮にはあまり支持する事は出来ないな」
藤原「俺も痩せてる女よりはぽっちゃり目が好きだな」
ハルヒ・佐々木(あんたの趣味なんざ聞いてない!!)
ハルヒ「でも有希はもうちょっとだけでも脂肪付けた方が良いんじゃないかしら?
例えば、こことか…ある程度の大きさがあった方が良いと思うわね」
佐々木(そう!そこはいわば女性のステータス!
そして実はキョンが一番大好きなパーツでもある!さすが涼宮さん、攻め所を知ってる!)
長門「…例えば?」
た…例えば?
ハルヒ(そんなの例えを出す訳にはいかないわよ!!)
佐々木(具体的且つ、利用価値の高い答えはあるもののその答えは…)
ハルヒ(そんな事をキョンの前で口に出した日には…)
佐々木(キャラ崩壊!!)
ハルヒ(イメージぶち壊し!!)
ハルヒ「た、例えば、そうね…キョン!!何か良い例え無い?」
佐々木「そうだね。ここは男性陣の意見も伺っておきたい所だ」
なんで俺に!?と言うか、そんな事言える訳ないだろ!?
キョン「そうだな、古泉。お前、何か無いか?」
古泉「う〜ん、おしゃっている事の意味がよく分かりません」
キョン(逃げやがった!!)
古泉(すみません、僕に対する皆さんのイメージと言うものがあるもので…)
キョン「藤原さんは?」
藤原「あぁん?そんなの男が女を抱…ゴフッ!!」
ハルヒ・佐々木(それ以上、喋んな!!)
キョン「ま、まぁ、無いよりは有る方が良いという所じゃないか?大は小を兼ねるってな…」
ハルヒ・佐々木(要はキョンはただのおっぱい星人という見方も出来るけどこの際、許すわ…)
ハルヒ「じゃあ、キョンは小さいよりは大きい方が好きと言う事ね」
佐々木「統計としては大きさより形とバランスを重視すべきだと思うな。
その方が人体に対する悪影響も少ない」
ハルヒ(連合軍は解消よ、佐々木さん!!)
佐々木(ここからまた君との一騎打ちが始まるんだね、涼宮さん!!)
こいつらはさっきから何の話をしてるんだ?
食事中におっぱいの話で盛り上がる美女二人なんて
それはそれで、煮えたぎる堪らないものもあるにはあるが……
やっぱり、今日のこの二人はおかしい…
ハルヒと佐々木の弁当に偶然、好物が満載されていたせいで今日はちょっと食い過ぎた…
しかも最後まで、きな粉餅とコーヒーという最高の組み合わせが目の前にあっては
逃がす事は出来ない、今日は食事運が最高だな。別腹だ、こんなもん。
ハルヒ(やはりキョンは私の生姜焼きをタレまで食べ尽くしたわ…)
佐々木(くっくっ…甘い…砂糖を入れ過ぎた卵焼きのように甘いね、
焼きそばの消費量に関しては僕の方が断然、上さ…)
ハルヒ(卵焼きは同数ね…)
佐々木(きな粉餅もイーヴンのようだ…)
ハルヒ・佐々木(やはり午後からの後半戦が勝負の分かれ目!!)
〜To be continued
以上、SS「遊園地は戦場と心得よ~ランチタイム編~」全8レスでした。
>>737 アドバイス、thxです。
途中からSSと付けましたがこんな感じで大丈夫だったでしょうか?
腹黒ハル佐々コンビ最強www
正直どんな反応をしたらいいのか分からない
いや、二人の心理戦なんかは面白いんだけどな
最初からVIPに投下すべきだったなと思えて仕方ない
ここまで投下したなら最後まで頑張ってくれ
偉そうでごめんorz
>>743 GJでした!
続きを楽しみにしています。
>>745 昨日の感じを見ると多分、作者さんもVIPに投下すりゃ良かったと思ってるんじゃないか?w
面白いから俺はおkだな
>>743 GJ!
また笑わせてもらったぜwwwwwww
>>743 良いよ良いよ!
昨日以上に異常事態は進行してるようだね。
とどめのフラクラが楽しみだが、ここはアニメ個別スレなので
気持ちハルキョン分を入れると良いよ。
>>745 まぁまぁ。
何時もは困るが偶にはこういうSSも良いもんだよ。
毎日糖尿必須のハルキョンも良いが偶には単純に笑えるのも良いよ。
ハルヒの一人称は「あたし」な。
キャラスレに投下する以上、基本は守ってほしい。
内容はすごい好きなのでどんどんやりなさい。
正直台本形式でここまで長いとキツイものがある
>>751 発想は面白いけど少しくどかったかもね
何はともあれ
>>743、せっかく作ったのに投稿先間違えたり色々乙!w
人それぞれ好みもあり一本終わるまで結論を急ぐ必要もあるまい
何だかんだ言っても無視出来ないモノを書けるのは褒めるべきところだな
遊園地ゆきりん連れ帰って説教してくるわ。
賛否両論のようだが、まあとりあえず最後まで頑張ってくだされ。結末が気になる。
756 :
743:2008/09/25(木) 00:56:31 ID:Srtpqm0z
皆様の暖かいお言葉と厳しいご指摘、ありがとうございます。
俺も作品の色としてここに投下するのは間違っちゃったかな〜?という気もしますが、
一度やり始めた以上、他に移転する訳にもいかないので次で終わらせます。
最初から今回はちょっとクドめに仕上げる予定だったのですが、
正直、自分でもやり過ぎたかなと感じてますw
>>750 自分、原作読んだ事無いので知りませんでした。
次回、修正しますね。
>>756 あなたがVIPで書いてたシリーズ物好きだから頑張って!
758 :
743:2008/09/25(木) 01:08:57 ID:Srtpqm0z
>>757 ありがとうございます!m(_ _)m
もう凄くエネルギーになります。
まだ原作読んでない人いたのか・・
驚いた
原作読んでいないって、二次物から書いているの?
佐々木団とか?
761 :
743:2008/09/25(木) 01:28:51 ID:Srtpqm0z
>>759-769 Yes
SSしか読んだ事ありませんから佐々木団も他の方のSSでしか知りません。
それぞれのキャラの基本の人物像を作り上げて
こういう場面ではこのキャラはこんな台詞を喋るだろうとイメージしながら
あとは頭の中でキャラが動き出すのを記述する感じです。
ですから台本形式だと若干、クドめになっちゃうんですけどねw
>>761 そうか、
佐々木ってあの口調、キョンにしか使わないんだよ。
キョン以外へは「私」になるし、普通の女の子らしい言い方というキョンの説明もあるんだ。
面倒だからその点を解った上で割愛しているSSが多いけどね。
それを解っていないで書いているとしたら、思うこともイロイロで出来てしまう。
藤原と古泉の口ぶりにも違和感があるし。
原作を読んだ上での解釈ならそういうとらえ方もあると思えるけど。
そうじゃないのなら、その事をあまり喜々として書き込む物じゃ無いと思うよ。
正直なのはいいと思うけど。
それと、ココは「ハルヒ」というキャラクタースレであるから、
そこに重点を置くつもりなら構わないけど、違う物になりつつあるような気がするんだ。
結末をどうするかもしかしたら決めていないと思うが、
切りよく締めるつもりがないんなら、ちょいとスレ違いだよ。
作品としては面白いから、他所でも読むよ。
でも、投下のしかたから原作の扱いとかイロイロ配慮が足りないと思うんだ。
ちょっと待て。
佐々木は男には男言葉、女には女言葉だ。だからキョン以外にも、古泉や藤原にも「僕」だよ。
方向性もハルヒ中心だから間違いでもないと思うよ。
>>763 え?それどこ?
今、分裂を片手に捜して居るんだが?
佐々木と古泉、佐々木と藤原のみの会話が見つからない。
キョンを介しているとこはあるけど。
765 :
764:2008/09/25(木) 02:17:05 ID:unsi6y6z
>>763 スマン、見付けた。83Pだな。
自分もまだまだ読み込みが甘かった。
ハルキョンの結婚式で永遠にともにを歌うキョン。
767 :
743:2008/09/25(木) 02:23:38 ID:Srtpqm0z
>>762 あれ?男に対しては一定の距離を保つ為の僕だと捉えてましたね。
女に対しては私だというのは知ってます。
ただ、佐々木のどこか作られたような
不自然さというものを一応、盛り込んではみたですが…
こんな作品ですから、原作を読んでいて納得いかないという方が
いらっしゃるのは当然だとは思います。
ですが、原作に沿って比べられると谷川さんとは当然イメージの違いが
出てくるでしょうから一致させるのは不可能かなと割り切って書いてます。
マジもののSSではないので、原作を読むとこういうSSが書き辛いという理由もありますが。
スレ違いになってしまったのは確かに配慮が足りなかったと思うのですが
今から他に移るのはここで読んで頂いた方にも他の住人さんにも失礼かと考えてます。
次で終わらせる予定です。
あと、あくまでハルヒシリーズのキャラを使った原作では有り得ないコメディSSだと
考えて頂くと肩の力が抜けて楽です。
あまり厳密にやり過ぎると枠に収まって苦しいので。
いや個人的には全然問題ない。
これがおわってもまた軽いやつでも投下してくれ。
それを書いている人が言っちゃ駄目だって事がいいたい訳でね………。
おやすみハルヒ。
急に涼しくなったから風邪ひかないようにするんだぞ。
酒を飲めば飲むほど強くなるハルにゃん
772 :
743:2008/09/25(木) 02:36:33 ID:Srtpqm0z
>>769 う〜ん…それを言われちゃったら僕にはどうしようもありませんね。
SSを書く事で利益が発生する訳でもありませんし、
書いてみたから楽しんで下さい、としか言えません。
>>762なんかは何が言いたいのかは知らんが、
多分ちょっと変な方向にスイッチが入っただけだと思うから気にしなくていいと思う
感想とか意見は基本3行までだ
>>767 SS作家は多く語らない方が良い。総じて心証が悪くなる。
しかもその内容が「自分は〜のつもりで」「〜な感じで読んで頂けたら」ときたら、
そういうふうに後から解説を加えなければならないってのは、
つまりSSの中で伝えるべきことが描き切れてないってことで、
私は表現力が足りてませんて自白してるようなもの。
あと、ハルヒは原作が小説なんで、SSに対する評価も自然と辛くなる。
率直に言って、括弧の前に名前を記述する「台本形式」などは論外、とする人も居る。
ストーリーに関してはとやかく言わないが、それ以外の部分も気を配らないと
過剰に叩かれたり、スレ全体が険悪になったりするので
今後はその辺も気を付けて投下してくれ。
あと原作は読め。
長めに意見言っただけで「変なスイッチ」扱いって酷くない?
今度こそお休みハルにゃん
777 :
743:2008/09/25(木) 02:58:01 ID:Srtpqm0z
>>774 こりゃ手厳しい。
意見をスルーするのは失礼かなと思っちゃうタチなので、
性格上、意見を求められたら答えちゃうのですが、これからは自重しますね。
長編お疲れです。
あまり気に病む必要は無いよ
ここのSSは原作無視でただハルヒとキョンがいちゃいちゃしてるだけのものばかりだから
原作のテイストを生かしたSSは書く奴が中々いない
先天的挑発タイプ、か…
>>771 「とぉりゃーー!!
肘拳裏拳正拳!」
シュビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビ
違うなあ
間違いなく飲そのまま倒れてしまいそうだ。
で
>>770に続く、とw
>>774 表現力が足りてない云々って筋書きに関しての解説に対して言われる言葉じゃない?
キャラの描き方が間違ってるという部分を言い出したら
特にSSだと人それぞれでキャラに対する印象は違うから
俺は全ての作品で共通して必ずどこか違和感を感じるな
さすがに原作者がキャラの描き方を変えたら叩かれるとは思うけどね
原作読まないとSS書いちゃ駄目だというルールがある訳じゃないから
嫌なら無視、良ければ読むで構わないと思うぞ
>>782 間違えた
俺は全ての作品で共通して必ずどこか違和感を感じるな
↓
俺はどの作品でも共通して必ずどこか違和感を感じる部分があるな
>>783 せっかくいいSSを書いているんだから、言い訳がましい事はして欲しくない
興がさめてしまうから
という意味じゃないの?
>>784 それは挑発めいた感じで突っかかっていった方が悪いよ
完全に理不尽な叩きならスルー出来るけど論理的に「ここはどうなの?」って
聞かれたら書いた作者としては答えざるを得ないと思う
それは言い訳ではなく質問や意見としてね
それを表現力の不足や配慮が足りない、作者は何も答えるなじゃ
ある意味、叩きよりも酷い仕打ちだと思う
>>762や
>>774みたいな言い方はさすがにないよ。
落とし穴みたいなやり方じゃん。
自分達だけ一方的に意見並べて、分かってないのかな?って答えてくれた書き手さんに
黙れ、説明が必要って事はお前の表現不足なんだよって無茶苦茶な理屈だよ。
喋んなって言うくらいなら初めから意見なんて書かないでおこうよ。
書き手と読み手の意見交換が出来るのもSSの利点だと思うし。
それに原作読んでないから駄目って理屈もよくわからん。
俺は原作読み込んでてキャラも世界観も完璧だから
原作はこうで、原作読んでないお前は違うから黙って俺の意見を採り入れろやって
自分の解釈押し付けて服従させてんのと変わらんぞ。
そんなんじゃSSなんて書けないだろ。
おはようハルにゃん
まだ外は暗いや……
おはようニャン。まあとりあえず難しいことはいいじゃん。
ハルヒもキョンもまるで原作通りにしてる作品なんて100本に一本もないだろ。
そんなことわかっててもみんな楽しんできたじゃないか。
>>788 人それぞれ接し方に違いはあれど、
涼宮ハルヒシリーズが好きだって気持ちに変わりはないだろうからね。
甘〜い感じならハァハァして、面白ければ笑って、鬱ったら樹海を彷徨って、
自分なりの姿勢で楽しむのが一番だね。
書かれたSSに対して意見を言ってはいけないって事でいいですか?
>>790 前々からそれ言うと怒られるんだよね
じゃあ読むなとかスルーすりゃいいだろとか言われて
スレの流れ読んでないけど
>>790 それはどうだか判りませんが
レスした人は全員「変なスイッチ」が入っちゃってるという事でよろしいかと
>>790 スレが楽しくなる意見ならいくらでもいってくれて構わないと思うよ。
逆に不快な感情をぶつけあう気なら他でやってほしいものだ。
>>792 人を馬鹿にするような意見は言ったつもりはないのに、
ID:ZDTBGasO
みたいな事言うのがこのスレのデフォなんでしょうか?
>>794 うんにゃ、俺が特別おかしいだけ。だからあまり気にしないで
おハルにゃん
今にも雨が降りそうな天気なんだぜ
それでもハルヒならキョンをつれてどこか行くんだろうか
って思ったけど学校だったな
>>786 少なくとも俺は質問をしていないわけだが。
単体レスなら786も普通だが、セットになって罠になってしまってるのは不運としか。
ただ794も原作といいながら自身も佐々木の口調を分かってなかったり、突っ込みどころがあるのがこれまた不運。
別に意見を出すのもいいと思うよ。ただ自身の意見にもまた意見を出す相手が居るかもしれない、とスルースキルや耐性をもう少し付けてほしい。
>>796 たまにはキョンも早起きしてハルヒと坂の下でばったり、みたいなコトすればいいのになw
引っ張ってスマン。
>単体レスなら786も
774の間違いだ。
今日はハルにゃん抱き枕でも抱きながら引っ込んどく
おっとその抱き枕はこっちに渡して貰おうか。
い、いや別にちゅっちゅっ!しようとか抱きながら転がりたい!とかそういうんじゃないからな、勘違いしないでよね!
キョンの抱き枕にちゅっちゅっしたり抱きながら転がるハルヒ。
そんなハルヒの香りつき抱き枕をどうしようか悩んで眠れなかったキョン。
>>801 そんな感じのSSを書こうとしてる俺涙目orz
>>802 ぜひ完成させて投下願います。
お待ちしております。
>>774に違和感があるのは
>>767は
>>762に対してちゃんと意見を返しているので
心証が悪くないのに
SS作家が語ると総じて心証が悪くなる
と決め付けた一般論を言ってるとこかな
>わたしは表現力が足りませんて自白してるようなもの
>率直に言って、括弧の前に名前を記述する「台本形式」などは論外、とする人も居る。
>>767のちゃんとした説明に、表現力が足りないから自白なんて言い方は失礼だし
社交儀礼やコミュニケーションイラネというSS至上主義っぽくてひいてしまう。
台本形式は論外とする人も居るって、その人のほうが問題あるでしょ。
論外とする人はどう投下形式に気をつけようと論外って言うんじゃないの。
ひっぱってごめん。
ハルヒを語れよ
便乗の荒しも混ざってそうだなあ
たまには学校サボって最近出来たショッピングモールやレストラン街にキョンを引っ張るハルにゃん
キョンの襟首を掴んで引っ張り回してたら、
胴だけ伸びて相対的に短足になってしまい、あわてるハルヒ
ハルヒは午後の授業をさぼる常習犯だからやりかねない。
一人称って難しいんだよな
ハルヒが授業サボったのってSOS団のチラシ作ってたときだけじゃね?
どうも、「遊園地は戦場と心得よ」の作者です。
何と言えば良いか…とにかく僕のせいでスレが荒れちゃって本当にごめんなさい。
僕自身にも皆様にもハルヒが好きというのに違いはなくとも
その解釈、考え方、接し方はそれぞれで違いがありますし、
きっとそれは話し合いで解決したり、変化出来る代物ではないかと思っています。
何故なら「個人的な嗜好」という感情の部分も含まれていますので。
僕みたいにSSに対して原作の忠実度やキャラの再現度をさほど重視せず、
筋書きが面白けりゃそれで良いや、だから原作は別に読まんという人間もいれば、
逆に細かく読み込んで細部まで忠実に、という方もいらっしゃるのは
それは人の趣味、嗜好の違いだと思います。
その違いにお互い突っ込むのは野暮というものです。
ともかく、次がラストです。
いつ投下するか分かりませんが、しばらくは薮の中に消えます。
↓では、涼宮ハルヒをかったーれ!!
そう思うならドンドン投下してった方が良いと思うよ。
悪かったところは直しながらね。
引っ張る方が後に残ることもあるからさ。
ところでこの曇り空で思ったんだが、傘を持ちながら散策するハルヒってなんかイメージ出来ないのは俺だけだろうか。
駅前にできたショッピングモールで
かつてこの土地にあった野球場とプロ野球チームについて語るハルヒ
最近いないからよくわからんが
なんかいろいろあるのはわかる まああんまり硬くなるなや
>>812 最後のかったーれで前文全部台無し。
別に悪意が無いのはこっちだってわかってるし誠意は感じられるが
どうもお前さんは人の神経を逆撫でする天性があるみたいだ。
あと、解釈がどうのこうのと言うなら原作を読め。
そんなこと言ってると本当に無尽蔵に叩かれるぞ。
四次元の世界に迷い込んで互いの位置が掴めず、はぐれるハルキョン
この爆撃が・・・世界を変える!
>>817 それは四次元っていうか宇宙遊泳じゃねw
>>816 あなたの物言いも命令形がほとんどで結構、癇に障るぞ
もうそろそろ止めなさいよ
お互い好きなようにすれば良い
802です
どうにか書きあがったので投下します。
週末といえば俺の財布から野口さんたちがまとめて出て行く、ハルヒ主催の市内パトロールが行われることが多い。
しかし古泉たちに用事があったりハルヒの気が乗らなければ開催されず、そういうときは家でのんびりと寝て過ごすと決めている。なのに、なんで俺の安息の場であるベッドにハルヒが我が物顔で寝転がっているんだよ。
「別にいいじゃないの、あたしだって寝転がりたいんだから」
「俺だって寝転がりたい、むしろ寝てしまいたい。というわけでお前は帰れ、そしてその場所を俺に返せ」
「嫌よ。あんたはぐうたら寝てないで勉強しなさい」
「断る。なんだってテストが近いわけでもないのにわざわざ勉強せねばならんのだ。……あ、そういえば課題が出てたな」
忌々しくも週末にやるように、とありがたい課題が出されていたのを思い出してしまった。しかも数学、勘弁して欲しいぜ。
「ため息ついてないで早くやりなさいよ! 教えてあげるから」
ほう、ハルヒにしては珍しいこともあるものだ。普段なら自分でやれとけんもほろろに断られるばかりなのだが。
教えてもらえるというのなら心強い、と課題を広げているとハルヒは何故か俺の枕を立てに抱いたまま、ようやく占拠していたベッドから降りた。枕のことは後で聞けばいいか。
「じゃあ早速だが、この問題で――」
「まずはあたしにジュースを持ってきなさい、りんごジュースがいいわね」
……やっぱりハルヒはハルヒだった。
「よっしゃ、終わったー」
「あっ、こらバカキョン、なに寝転がってるのよ!」
数式や足し算を間違えるたびにぱこぱこと丸めたノートで叩かれる時間が終わり、ハルヒが乗るより先にベッドに横になる。
文句を言われたところでここは俺の家でこれは俺のベッドだ、持ち主である俺が寝転がるのに何か許可を取る必要があるか? ないに決まっている。むしろハルヒが俺に許可を得るべきなのだからな。
さて、枕はっと……あれ? 仰向けになったまま長年使っている枕を手探りで求めるのだが、指先に当たりもしない。怪訝に思い起き上がるとベッドに寄りかかるハルヒの胸に抱かれている、そういえばさっきからずっとそうしてたな。
「おい、ハルヒ。枕を返してくれ」
「嫌よ」
だがハルヒは一言で断るとさらにきつく抱き締め、あっかんべーと舌を出す。今だけでいいから枕になりた……いや、ただの妄言だ、忘れてくれ。
「そうね、あんたがそこを譲ってくれるんならすぐに返してあげるわよ?」
枕ひとつにベッドとは割に合わん、別に無いならないで構わないさ。ならいい、とハルヒに答えて背中を向けるように横になる。
「ちょっとキョン、お客を放って寝るってどういうことよ! あたしが暇じゃない!」
「知るか。もともと市内探索は中止になったと聞いた時点で今日は寝てすごすと決めていたんだ」
つまりお前が暇だとかは俺には関係ないわけで、じゃあお休み。
なんて簡単に行くわけもなく、もう一人分の体重が掛かったことでぎしりとベッドが少し沈んだ。何をしようとしてるんだ、ハルヒ。
「ぐぇっ!」
質問の言葉はうめき声として出てきた、後ろを確認しようと仰向けになった俺の腹の上にハルヒがどっかりと座ってやがる。
「何しやがるんだ!」
「んー、意地でも退かないっていうんなら実力行使で退いてもらおうかなって」
やけにいい笑顔でハルヒは片腕に枕を依然抱き続けもう片腕、というか手をわきわきと怪しげに動かす。それが意図するところは? なんて聞くまでもない。
戦術的撤退、といきたいのに腹に座られていては足をバタつかせるくらいしか出来ず、じわじわとハルヒの手が近付いてくるのを冷や汗を垂らしながら見つめる。
「まあ待て、ハルヒ、まだ交渉の余地があるはずだ、な? 思い直せ」
「ふふ、問答無用♪」
ぎゃああぁぁああ……!
「……つ、疲れた……」
顔と腹の引き攣れてしまうんじゃないかと思うほどのハルヒのくすぐり攻撃を受け、それが終わったのは妹が帰って来てからだった。帰ってきていなかったらまだ続いてたかもしれないと思うとぞっとするね。
「キョンくんとハルにゃん、なんだか楽しそうだったねー。家の外までキョンくんの笑い声、聞こえてたよ。ハルにゃんが来るんだったら言ってくれたら良かったのにー。キョンくんのケチー」
なぁ妹よ、楽しそうだったってどこがだ? お前はかなりくすぐったがりだろう、あれは辛いぞ。実際俺はかなり疲れた、早く寝てしまいたい。お袋からまだ寝るのとか言われるが珍しく昼寝なんかしてないんだぞ。
ハルヒが帰ってすぐくらいにお袋が帰ってきて、ベッドの上で俺が伸びているのを見て寝るより勉強しろと小言を受けたが、課題ならしたんだぜ。珍しいだろ、って自分で言ってて虚しくなるな。
とにかく疲れたんだよ、もう寝たいんだよ。
重たい体を引きずるように歩きベッドに倒れこむ、これならすぐに眠れそうだ。足元にやられていた枕に頭を乗せ、思い通りにはいかないことを悟った。
慌てて起き上がって枕に鼻を付ける、嗅ぎ慣れた自分の男臭ではなく女の、ハルヒの匂いが染み込んでいる。
そりゃしょっちゅうと言っていいほど俺はハルヒの近くにいるからその匂いを嗅ぐことだって多い――言っておくが匂いフェチなどではない――だがこれほど枕に染み込んだものとはいえこれほど直に嗅ぐのは初めてだ。
ほぼ一日、ハルヒが抱き締めていたのだから移っても仕方ない。仕方ないのだが……
「えーと……」
この場合の選択肢は何があるだろうか。
枕を使わないで寝る、は却下。枕が無いと寝違えやすいからな。
じゃあ他の枕を使う、も却下。俺の枕はこれしかないし、予備の分なんてものもない。
となればこの枕を使って寝る、……しかないよな。
……
よし、覚悟を決めろ俺! 敵は枕なんだからな! と思ってみるものの、呼吸をするごとにハルヒの匂いが鼻腔を満たす。
ああくそっ! じゃあ寝違えてもいいから枕なしで寝よう、そうでもしないと寝れん。枕をそっと床に下ろして目を瞑ったのだが、慌てて飛び起きてしまった。
「は……? 俺、欲求不満なのか……?」
あまり教えたくは無いのだが、その、瞼の裏スクリーンにハルヒが登場してきた。そこまではありがちかもしれんがその先が問題だ。
あのくすぐる前に見せたいい笑顔を見せると突然服に手を掛け、下着姿であのスタイルのよさを見せ付け始めた。そこからするするとまた脱ぎ始め……言っておくが実際に見たことは無いぞ。
もう眠気が覚めちまったよ、ちくしょう。
結局その後一晩中、脳内で繰り返し上映されるハルヒ主演のストリップショーに悩まされ続け、翌日ハルヒの顔をまともに見ることが出来なかったのは言うまでも無いだろう。
おわり
GJ!
枕だっこなハルにゃんいいな(*´д`*)
……ん、じゃあちょっくら匍匐前進でキョンのベッドの下から枕交換してくる!
枕と聞いて修学旅行先で枕投げするハルにゃん達が浮かんだ
まくら投げをするつもりが
おもわず、みくる投げをしてしまうハルヒ
GJ! ちょっと夢世界に入る練習してくる。
>>826 どう思わずなんだよwww字面が似てるだけだろwww
>>826 投げられそうになるみくるを受け止めようとしているキョンを見てハルヒがむくれていると、後ろから長門に投げられちゃうわけですね
みくる
↓
∩ ∧_∧
\ヽ_( )
\_ ノ
∩_ _/ /
L_ `ー / / /
ヽ | |__/ |
| ̄ ̄ ̄\ ノ
| | ̄「~| ̄( 、 A , )<ながと
| | | | ∨ ̄∨
し' し'
こうですか?
そしてさらにその後ろから長門を投げようとする古泉が……
そして数日後夢は現実になると。
そりゃフロイト先生も驚愕だな。
みくる投げ…確かにナガトユキの必殺技は「小学生投げ」だけどさ
キョン「ハルヒのいない平和な日常って奴を享受してみたいもんだ・・・
ってわけで今日は親戚の家に遊びに行くぞ」
キョン妹「わーい」
初恋の姉ちゃん元気にしてるかな・・などと妄想を膨らませつつ
向かったのである
835 :
828:2008/09/25(木) 19:15:50 ID:iobSBrV6
俺の下手な文のせいで変な流れにorz
これはこれでいいかw
ちなみに本当は
ハルヒがみくるを投げようとする
キョンが勇んで受け止めようとしてるから止める
後ろから近づいてきた長門にハルヒが投げられてしまう
と書きたかったんだ
その先にあるのはキョンのラッキースケベだな、間違いない
キョン「ほぅら長門、パワーボムだぞぅ」
↑こっちを思い出した。
なぜかボンバーマンを思い出した
>>836 そして投げられたハルヒは、キョンにお姫様だっこ状態で受け止められゴールイン!
ふたりは末永く幸せに暮らしましたとさ。
だっこのまま長門に時間を凍結されたのか?
部室に入ったハルにゃんが見たのはPCを前に号泣しながら抱き合うキョンと古泉
みくるフォルダが吹っ飛んだのかw
>>843 いや多分みくるフォルダの中身がk…いや何でもない。
超難関な脱出ゲームを二人で解いていたのかもしれん
高校教師の最終回を見た後だったとか
長門に投げられたら、なんか月までいっちまいそうだなあ
みつを
キョン「すごい飛んでる!」
ハルヒ「……そういえばまだ月には探索に行ってないわね」
キョン「!?」
古泉「ちょうど僕の知り合いに(ry」
月へいきたくてたまらないハルヒ
たまらなくなって、月に神人が現れ、途方に暮れる●
とあるスーパーロボットに無限パンチで月へ連れてって貰うSOS団
>>853 キョンを殴ってやりたい谷口の気持ちがわかる絵だな
>>853 久々に絵でときめいた。キョンをどつきたくなるな。
皆様、お疲れ様です。
「遊園地は戦場と心得よ」の結末を書き終えたのですが、
またスレが荒れるのを避ける為、まとめに直接うp致しました。
「最終決戦」と言うサブタイトルです。お読み頂ければ幸いです。
では!
あ、あとまとめの管理人様でしょうか?
ハルヒの一人称の修正、誠にありがとうございます!
これで本当にさらばです!
>>853 うまいなw 今年は海行かなかったから……ごめんよハルにゃん。
>>856 乙! 楽しませてもらったよwまたこっそりと投下してくれw
>>856 GJ!
佐々木とハルヒのこういうドタバタ系は頭すっきりして読めるね。それじゃまたなw
学生寮でルームメイトなハルキョンを妄想してみた
まず部屋の大部分がハルヒ専用でキョンの世界はベッドの上のみ、たまにハルヒが気まぐれで夜食を振る舞ってくれる
時々キョンがキレて谷口と国木田の部屋へ出て行くとポニーで連れ戻しに誘うハルヒ、な光景がよぎった
861 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/26(金) 01:11:22 ID:yGp7OhgD
何気にハルキョンは機関が関わっている大学に行きそうだな。
>>860 でもテレビだけはキョンが死守してて、見るときは一緒で無いとダメな感じとか。
「ちょっとキョン!あたしのふとんにすわらないでよ、あんたはあっちでしょ?」
「へいへいわかったよ、うるせぇなぁ。ところでハルヒ、そろそろメシにしないか?」
「そうね、でも休み明けだから冷蔵庫何もないわよ…そうだっ、みくるちゃんにランチのおいしいとこ聞いたのよ。
いくわよ、キョン!」
「おいおい、ちょっと準備させてくれ。さすがに部屋着はまずい。」
「いいわよあんたのカッコなんかあたし以外に気にする人いないんだから。ほらっ、早くっ!」
「先に駅まで行ってろよ後から追いかけるから」
「だ〜め。はぁやぁくぅ!」
「わーったわーった。ほれ、あとは靴はくだけだ。カギを持ってと。」
「うわぁ、あれがオリオン座よね。北極星どうやって探すんだっけ」
「ほれ、電車行くぞ」
「なぁによキョン!ロマンチックのかけらもないわね。だいたいあたしが待ってたんでしょうが!」
以下略
しまった
何も書かずに送信してもうたorz
>>856 GJ!!!!
長門と周防の喧嘩クソワロタwww
最後の佐々木の台詞、意味深だね
>>853 「またあいつら二人で仲良くデートかよ・・・」
「谷口、僕らも一緒に何か食べに行く?」
「うるせえ、バカ野郎!(涙」
おひるにゃん。
さて今日も食堂に潜り込んでハルヒの分の食事を作る仕事が始まるぜ
おひるにゃん
ハルにゃんなら今日はキョンとお弁当みたいだよ
長門と(ある意味)同類の喜緑さんが、コンピ研部長しと(再び?)意気投合して
生徒会をライバル視してるハルヒが勘違いして、長門と部長氏をくっつけようとする
な、電波をキャッチした。
不発弾の予感も多々ある
昨日と打って変わって一気に人がいなくなったね。
何なんだろうな、一体?
皆、閉鎖空間にでも飛ばされたようだ。
>>869 長門vs喜緑さんで対決コメディとか作れそうですね。
ここハルにゃんスレな
展開次第だが基本スレチなネタじゃないか?
自分昨晩からPCが規制された。
今携帯からその影響?
弁当忘れて食堂へ行ったキョンが見たのはカウンターでエプロン付けたハルにゃんの姿だった
>>872 これはSS書いたり読んだりして結構、感じる事なんだが、
昨日の遊園地さんもそうだったし、どんなネタであれ煮詰めていくと
結局その話の中でのハルヒとキョンの動かし方次第なんだよね。
他キャラのみで構成されてるのはやっぱり塩胡椒の付いてないステーキみたいなもんで物足りない感じ。
だからこそ、遊園地さんみたいに他キャラの絡ませ方が上手いと自然とハルキョンが際立つんだよね。
長門vs喜緑さんを広げるとコンピ研部長を取り合うSOS団vs生徒会になるし、
ハルヒが大暴れしそうな絵が浮かんでくる。
俺の印象はこんな感じ。
ハルキョンが物語でどう動くは重要でしょう。
展開次第と書きましたが長門と喜緑さんや部長に目が行くだけなら遠慮願いたい。
連投すまない
>>869 基本勘違いがあるよ。ミステリックサインの喜緑さんの恋人発言は状況を利用するのに使った方便。
何処の知識か知りませんが意気投合した等の設定は無かった。
今の生徒会書記も改竄によるもの
おまいら、人のデンパで勝手にもめるなよ(w
要は書き手のキャラ采配の才覚次第じゃないかな。
SSを書く上で原作ってなぞるものじゃなくて活用、
悪い言い方をすれば利用するものだからね。
流れぶったぎってすまないが、グッズでハルヒ抱き枕カバーとか売ってたりするのかな?
別に購入を予定しているわけじゃなくてだな、いちファンとして把握しておかないとイカンというかだな。
いや来月から一人暮らしだからはっちゃけようかなとか、そんなわけじゃないんだからね!
実は俺も昨日やっと工場から抱き枕が届いてね……いいカバーが無いか探していたところだ。
もう販売終了してなかった?
秋葉原で探せば見つかると思うよ
トンくす。
存在はしてたんだな。よし。
一人暮らしだからってはっちゃけすぎるなよw
母親による突然の連絡無し早朝訪問!
そのとき息子はハルにゃんの抱き枕を抱えて熟睡していた!!
ハルヒ抱えて爆睡してるキョンを妄想した
某ミュージカルの如く雨の中で踊り出すハルにゃん
>>888 言った内容は非常に素晴らしい。しかし、貴様にはここで消えてもらう。
チャキッ
ドゴン!
∧_∧ パーン
( ・∀・)∩∧_∧
彡ノ☆))Д´)←
>>888-889 そこはレオタードでしょっ!
>>884 息子じゃなくて娘だったらまた気まずい雰囲気になるだろうなw
つ「裸ワイシャツ」
>>892 キョンを抱えて爆睡するハルにゃんを妄想したw
>>888のせいでハルキョンが全裸で抱き合って寝ながら
キョンが煙草くわえててハルヒが寄り添うっていう
どっかのハードボイルド映画みたいな絵が浮かんできた
なんだか俺のせいで動揺してるようだな。ちょっくら吊ってくる。
い、一部に大変けけけしからんのが混じってるじゃまいか!
…………ふぅ。
まったくけしからん!
プラネタリウムへと出かけるハルキョン
やはりハルヒは身体を動かしてる姿が様になっているな
その日の放課後、俺が文芸部室に顔を出したときには、珍しいことに、この世で一番の癒し効果をお持ちのメイドさんも、動かざること山の如しな読書大好き少女も不在であった。
って、鍵が開いていたってことは、部室内には既に誰かがいるということであり――、
って、隠すつもりは毛頭ないんだが、つまり俺が来たときにはもう団長様はパソコンに向かっていて、俺が入ってきたのには気付きはしたんだろうが、顔すら上げてもくれないのである。
まあ、仕方がないよな。
でも……このまま二人で同一空間に留まり続けるというのは何というか猛烈に気まずいのだ。
かといって、俺自身が逃げ出すというわけにもいかず、一体どうしたらこの窮地を脱することができるのか、などと考えていると、以外にも――今まで俺が敢えて口にしていなかった人物の出現によって――あっさりその瞬間は訪れることとなったのだ。
「やあどうも、こんにちは」
普段と全く変わらぬ無駄に爽やかなニコニコスマイルで部室に足を踏み入れた機関とやらの誇るエスパー野郎は、やはりいつものような口調で、俺の耳元で囁いてきた。つーか、顔近いんだよ、おい!
「さて、今日はまた随分とご機嫌がよろしくない様子ですね」
悪いな古泉。だが正直、今回はもう俺の手には負えないぞ。何でハルヒが怒っちまったのかさっぱり解らんからな。
「いいえ。涼宮さんは今のところ機嫌を損ねていらっしゃるわけではありませんよ。僕が気にしているのは……あなたの方だったのですけどね」
って、一体俺のどこが不機嫌に見えるってんだ? いや、それはどうでもいい。ハルヒの機嫌が悪くないって、それは本当か?
「はい。むしろ今朝からずっと涼宮さんはいわゆる『躁』の状態を維持していらっしゃるとしか僕には感じ取れません。きっと何か、余程嬉しいことがあったのではないかと思っていたのですが」
そんなバカな! そもそも朝一でハルヒと話したっきり、俺はずっとアイツに無視されてたんだぞ。その朝の会話だって、途中でハルヒはまるで頭から湯気でも噴いてるみたいに真っ赤な顔して『バカキョン!』って怒鳴りつけてきたんだぞ。
「なるほど……申し訳ありませんが、参考までにそのときの様子を教えていただいてもよろしいでしょうか?」
うーん、まあいいけどな。
………
……
…
毎朝恒例の坂道通学行脚を終え、スタミナ不足を痛感していた俺が教室に入るや否や、
「こらキョン! もう、あんたっていつも遅いんだから。たまにはもっと早く来たらどうなのよ?」
ハルヒは俺の方に駆け寄ると、ネクタイを掴んで大声で喚いた。
やれやれ、って朝一からこんな台詞が飛び出す自分もどうかと思うが、いきなり何の用事だ?
「ってちょっと、あんたまだ寝惚けてんの? 昨日晩に一限目の英訳を見せてくれってお願いしてきたのはキョンだったじゃない!」
ヤバイ、すっかり忘れてた!
「すまんハルヒ、早速で悪いんだが頼む」
「もう、しょうがないわね……ほら、こっち来て」
そう言ってハルヒは窓際最後尾の自席に向かう。って引っ張らなくても俺の席はその前なんだがな。
「文句が一々多い! 人に物事を頼むときくらい、もっと申し訳なさそうにしたらどうなのよ」
その言葉はそっくりそのまま普段のお前に返してやりたいところだが、まあ今はそれどころじゃないな。
「はい……ここからここまでよ。ああ、解ってるとは思うけど、丸写しじゃなくって少しは自分の言葉に変えるとかしなさいよね」
へいへい。……しかし、そういうのってややこしいというか、俺は苦手なんだよな。頭の出来はハルヒみたいに良くないし。
「苦手とか頭の出来っていうより、センスの問題って感じなんじゃないの、こういうのって」
軽く受け流しやがって、全く。
「あーあ、それにしても世の中ってのは不公平だな」
「ちょっとキョン、それどういう意味よ?」
俺の愚痴の言葉に、ハルヒは全くわけが解らないといった表情で訊いてきた。ここまで自覚が無いってのも大したモンだぜ。
「いや、なんていうか……ハルヒみたいに勉強も出来て、運動神経も抜群で、おまけに美人だ……みたいに三拍子揃った存在を目の当たりにすると、ちょっと羨ましいどころじゃないって気がするぜ」
「はあっ? ちょ、ちょっとキョン、あんた突然なに言い出……」
「まあ、もう少しその耳に障る物言いを何とかしてもらえたら最高なんだけどな」
「う、うるさいわね! あんた、キョンのクセに生意気よっ!」
だから、ソレを何とかして……まあ、その台詞回し自体、ハルヒのアイデンティティみたいなもんだし、コレばかりはどうにもならないものなのかも知れない、とか考えてしまう俺もどうかしてるんだろうぜ。
「そもそもハルヒは声が綺麗だから得してるって俺は思うぜ。おまけに歌も上手いんだからなあ」
「こ、こらぁ、キョン! いい加減にしないと引っ叩くわよ」
との叫び同時に振り下ろされるハルヒの一撃を避ける俺――その結果、勢い余ったハルヒはバランスを崩して、
「きゃあ!」
と、どこか可愛らしい悲鳴を上げると、頭から俺の胸元に倒れ込んできた。
「おいおい、危なっかしいな」
そう言って俺はハルヒの頭を起こすと、そのついでに髪の毛をクシャクシャと撫でてやった。
「や、やだ……キョン……」
こうして直に触れてみると、ハルヒの髪って見た目が綺麗なだけじゃなくって触り心地もいいんだよな。おまけにいい匂いもするし……うん?
「そういえばハルヒ、お前いつの間にシャンプー変えたんだ?」
「えっ? 変えたのはつい昨日の晩からだったんだけど……って、いつまで触ってんのよ、このスケベキョン!」
「ああ、スマンスマン」
「もう……油断も隙も無いわね、あんたって。そういえば昨日の晩で思い出したんだけど、電話で『明日詳しく話す』って言ってた今度の土日の予定についての相談ごとって、一体何なのよ?」
土日の予定? ああ、あのことか。
「実は、家の両親が揃って家を空けることになっちまってな。で、ハルヒ。お前この間、『困ったことがあったら何で話なさい』って言ってたろ。だから……親が留守の間、俺の家に来て欲しいんだ」
「へっ? やだ、留守って……キョン……」
ああ、俺一人なら適当に済ませるんで構わないんだが、妹のこともあるし、さすがにちゃんとした方がいいと思ってハルヒにお願いしようかって……おいハルヒ、聞いてるのか。もしも〜し?
「ダメよ、ダメだったら、そんなのって、まだ早過ぎるじゃない……でも、やっぱりあたしは……その……」
一体何をブツブツ言ってやがるんだ?
「ハルヒ?」
「えっ? な、なによキョン? さっきあんた何か言ってた?」
いや、だから……親父もお袋も留守だし、せっかくだから俺も『ハルヒの味』ってのを思う存分楽しませてもらおうかと……。
「あ、あたしの『味』? もうっ、このエロキョンのアホンダラゲ! なに考えてんのよ、いい加減にしなさい! てか、恥ずかしいからもうこっち見んな、このバカキョン!」
赤とも紅とも朱とも判別不能な顔色をしたハルヒは、頭の天辺から溶岩でも噴出すんじゃないかって勢いで俺に怒鳴りつけてきやがったのだ。
…
……
………
「てなわけで、今日はそれ以来、ハルヒとは話するどころか目も合わせてないんだけどな……本当にアイツ、怒ってないってのか? 俺には信じられないんだが」
今朝の状況を説明し終えた俺に、古泉の奴は心底呆れたといった感じの苦笑いを浮かべ、含んで聞かせるようにゆっくりと口を開いた。
「あの……今のお話を伺った限りでは、あなたはただの惚気話をしているようにしか思えなかったのですが、本当にご理解なさってないのですか? 実際、僕が解説する必要はあるのでしょうか?」
解説好きなコイツがここまで言うなんて、一体どうしたというのだろう?
「……では、結論から申し上げましょう。涼宮さんはあなたからの熱烈なアプローチを受け、どう反応したらよいかすら解らなくなる程に感激しているのですよ」
ちょっと待て、何でまた、家で料理をしてくれって頼もうとしたのが、どう間違えたらその『熱烈なアプローチ』なんぞに化けなきゃならんのだ?
「あなたは涼宮さんに仰ったのでしょう? 涼宮さんの味を思う存分に楽しませてもらいたい、と。恐らく涼宮さんは、以前にあなたと二人きりの閉鎖空間から帰還を果たすことになった『あの行為』以上のことを想像されたのではないでしょうか」
えっ、『ハルヒの味』と『あのときの行為』って……おいおい、俺はそんなつもりなんか微塵ほども考えてないってば。
「まあ、あなたはそうなのでしょうけど……それよりも……いえ、さすがにこのことに関しては口にするまでも無いことでしょう」
古泉はそう言ったきり、先程の話題には触れようともしなかった。って、一体何を言おうとしたんだ? 全くもって解らん。
やがて朝比奈さんが遅れて部室に到着し、コンピ研に顔を出していたらしい長門も戻ってきたのだが、何やら古泉と三人して、俺とハルヒの方を見ながらコソコソと密談を始めてしまったのだった。
ふとハルヒのほうを見ると、さっきからチラチラと俺の様子を覗き見ていたようだが、俺が目を遣ると知らん振りをするのは相変わらずだ。本当に何考えてやがる?
まあ、古泉の言葉を信じれば何も心配する必要はないみたいなんだが……ハルヒよ、そんな反応をされてたんじゃ、俺の方だって妙に気になっちまうだろ。いい加減、勘弁してくれないモンかね?
「はあ〜、なるほど。そうだったんですか。それで涼宮さん、あんなに恥ずかしそうにしていらっしゃるんですね。それにしても……キスの感覚か……いいなぁ」
「ええ。それにしてもさすがは涼宮さんですね。彼の五感――視覚、聴覚、触覚、嗅覚、そして味覚までも――完全に手中に収めているではありませんか」
「……おそらくは、彼の第六感も同様の状態。ところで……最近のわたしの扱いの件に対し、SS作者への抗議を検討中……」
「キョ・・・キョン!!何よそれ!!」
俺が毎日のように教室へ遅刻ギリギリで行くと、ハルヒが俺に指差して凄い驚いてた。こら、人に指を差すな
「いや・・・だって・・・何そのメガネ!」
そう。俺は最近目が悪くなってきたので昨日眼鏡を買ったのだ。似合うか?
「似合わないってこともないけど・・・ むしろ三割増・・・」
ハルヒが赤くなってぶつぶつ言ってる。とりあえず席へつく。ハルヒは何か言いたげだったが、岡部の登場により封じられた。
その日の授業は珍しく熱が入った。眼鏡を買って見えるようになったこともあるのだろう。
これで少しでも成績が伸びてくれるといいがね。
放課後、俺はいつものように部室へ行き、いつものようにノックをした。
すると中からマイスウィートエンジェル朝比奈さんの華麗なる声が聞こえてきた。ありがたやありがたや
中に入ると、俺以外の全員はすでに定位置にいた。
「おや、眼鏡ですか。お似合いですね」
古泉に言われてもあまり嬉しくないのが現状だ。
「眼鏡ですかー。似合ってますよ。」
正直朝比奈さんのほうが古泉より5倍はいい。
「・・・嘘つき」
なんのこっちゃ、長門。
ハルヒはパソコンとにらめっこしたままこちらを見ない。何やってんだあいつ。
長門が本を閉じたのを合図に、全員が帰る支度を始めたが、何故だかハルヒはパソコンの前から離れない。
俺が部室を出て行こうとすると、
「キョンは帰っちゃだめ。皆は先に帰ってて。」
といって俺を呼び止めた。
他の3人が出て行った後、俺が何をするつもりだ、とハルヒのところへ行くと、
「キョン、これを見なさい。」
といって、画面を見せてきた。何々、表示されてるのは・・・眼鏡属性・・・だと・・・?
「そう。眼鏡属性。あたしには眼鏡属性無いわよ。以上。」
といってパソコンを消しそそくさと帰ってしまった。何なんだろう、あいつ。
翌日から俺は授業以外で眼鏡をかけるとことを禁じられた。そしてハルヒが眼鏡を掛けるようになった。俺と同じフレームの。
昨日は大丈夫だったのに今日はパソコン規制中orz
>>903 『ハルヒの味』ってキョン、ちょっと替われw
ハルヒも一体何を考えたのかw
いやいやGJ!
そのうち長門にも出番をw
>>903 キョンのやつ…
本当に気がついていないのか?
どうしてもわざとにしか見えん!
>>904 眼鏡属性発動
長門がまた眼鏡をかけるようになって
キョン争奪戦勃発!
ハルヒの味ハァハァGJ!!!
確かに最近の長門の扱いは面白いなw
ぱるぴぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
A
「どうしたの有希、何か用事でもあるの?」
「…以前、彼に眼鏡がない方がかわいい、自分は眼鏡属性は無いと言われた。放課後の教室で」
「おいハルヒ、眼鏡やめたのか? そして何故俺を睨む!?いきなりネクタイ掴むな」
「うっさい!女ったらしのバカキョン!」
「おい国木田、またアイツらじゃれてるぞ…」
「いや今日は涼宮さん本気で怒ってるみたいだよ、キョン何をやらかしたのかな?」
>>910はテストです。
どうやら規制解除されたようだ、やれやれ。
>>903 さすがキョンだ!
其処まで言ったんだから責任取りなさいコンチクショウ!
>>904 メガネキョン………
おいおい何てモノもってくんだお蔭でハルにゃんに眼鏡属性が付いちまったよ。
でもこの後『俺、眼鏡属性無いし』ってフラクラするんだな
眼鏡と聞いて休日にサングラスをかけて現れたキョンを似合わないと取り上げて
自分でかけて「似合う?」と尋ねるハルヒを妄想した
因みに10月1日は『メガネの日』だそうだ。
同日はまた『ネクタイの日』でもある。
…なんかSSでも準備すっかな。
上目使いでやられた日にゃ憤死するかもしれん破壊力だぜ…
ちゃっかりとキョンとお揃いのグラサン買うハルヒでつね分かります。
>>914 メガネの日でネクタイの日だと……?!
部室に置いてあるメガネをかけてみたキョン。
そのメガネを外して「あたしにはメガネ属性ないし」と言って、キョンのネクタイを掴んでちゅっちゅ!するハルにゃん。
キョンの目がなんか青いと思ったらカラコン入れてる事に気付いたハルヒ
>>914 『キスの日』は5月23日
同日は『ラブレターの日』
2月22日は『猫の日』
3月第3日曜日は『遊園地の日 (西日本)』
…すべてSS投下予定してかなわなかった日
920 :
SS:抱き枕:2008/09/27(土) 04:17:57 ID:8wHt6njZ
オリキャラ注意。
俺は北高を卒業して、一人暮らしを始めた。
もちろん大学には進学した。なんとあのハルヒと同じ大学だ。
これというのもハルヒのスパルタともいえる個人教育の賜物である。
さて、さっきも述べたが俺は今一人暮らしをしている。
しかし一人暮らしの気分を感じられたのは最初のうちだけで、
今では一人暮らしをしていたことを忘れそうにすらなっている。
と言うのも俺の部屋には当初から同じく一人暮らしをしている我らが団長である
ハルヒがよく訪れ、来る度にハルヒの荷物が増えていった。
気がついたら生活用品一式が二人分になってしまっていた。
とはいえ完全に二人暮らしをしているわけではなく、ハルヒの気が向いた時に俺の部屋に来て
他愛のない会話をしたり、不思議探索をしたりしていた。
まあ時間が遅くなると泊まっていったりもするが……
(なぜかこの部屋にはハルヒ用の布団までもが常備されている)
おいそこの読者、言っておくが俺は何もやましいことはしてないぞ。
ハルヒはただ泊まっていくだけだ。それ以外のことは何もない。
この日もいつもの如くハルヒが突然やってきて、買い物につきあいその後俺の部屋で
ハルヒの手作りの夕飯を食べて、いつものように俺の部屋に泊まっていった。
ここまではいつも通りなのだが、今回はちょっと違った。
この日の夜は少し寒く布団を掛けていても寒さを感じていた。
まあそれでも何とか寝てしまうことができ、体温で布団が暖まったのか朝まで
ぐっすりと寝ることができた。
「キョン!朝よ!起きなさい!」
「ん…?……あれ?…俺は夢を見てるのか?…お袋に似た人がいる……」
「まだ寝ぼけてんの?自分の母親の顔を忘れちゃったの?」
俺は目が覚めた!
「お袋!来るなら来るで一言連絡をくれよな」
「何いってんの、それじゃあなたの暮らしっぷりが確認できないじゃない」
「だからってなぁ……」
ちなみにこの会話の間、俺は枕を抱いて掛け布団を掛けたままでいた。
「さあ、いつまでも布団に入ったままでいないででてきなさいっ!え!?」
「うわっいきなり布団をはがすなよ…、ん?お袋?なに固まってんだ?」
「………キョン、ごめんなさい。見なかったことにしておくわ」
「え?なんのことだ……あ!?」
今になって俺は気がついた。俺は枕を抱いていたつもりがハルヒを抱いて寝ていた。
道理で暖かく寝れたはずだ。
ハルヒはこのやりとりの間もぐっすり眠っておりそのかわいい寝顔を俺に見せていた。
それにしても柔らかいし心地いいな……この天使の寝顔を見ていると……このままなんだか……
また眠くなってきた……お…や…す…み……
やれやれ、
この子ったら……誰に似たのやら…
まあハルヒちゃんがいれば大丈夫ね…
これからも息子をよろしくね……
921 :
SS:抱き枕:2008/09/27(土) 04:19:18 ID:8wHt6njZ
884-886辺りで受信した。
ちょっと強引なキョンの母親を書いていたら
ハルヒとキャラがカブっちゃって大変だった。
母さん…あなたもその名で呼びますかw
GJ! ハルヒの寝顔と暖かさを感じながら俺も寝るよ。俺のは妄想だが。
キョンは髪型に関する記述が多いから
進学するなら美容師の専門学校が良いと思う
おはるにゃん。
規制長いぜ。そういやハルヒは一人であの髪型七変化とかしてたんだから器用だよな
>>921 いやいやいや、これで何も無いなんて言われてもねぇ。
親バレしたので同姓、おっと同棲もおkですね。
>>925 この状態のハルヒから髪型の法則と宇宙人対策に考えがいたったキョンも
やはり根源はハルヒと同じなんだなと思った
しかしいろんな記念日(?)があるんだな。
花言葉で調べた日にゃ毎日が記念日だよw
ハルヒは俺たちの心の肉便器
転校生にジョン・スミスがやってくると聞いて大慌てのハルにゃんだが
実際は同姓同名の別人だった
>>930 マトリックスのエージェントスミスが3人来るんですね。
「こういういかにもって恰好な奴は逆に普通だったりするのよね」
とか言いそうw
あ、規制解けてる。
前にも巻き込まれ規制あったし、なんなんだよ…
というわけで、規制で書き込めなかった小ネタを一つ。
長門「…ちょっと。」
キョン「ん?なんだ??」
長門「…わたしが「いい」って言ったら、そこの角まで歩いて。」
キョン「藪から棒に…ん?なんか意味があるのか?」
長門「・・・」コクリ
キョン「その意味って何だ?」
長門「…禁則事項…///」
キョン「…朝比奈さんかよ。ってか照れるんならやめとけ。」
長門「・・・」ショボ〜ン
キョン「スマン。そうしょげるなって。とにかく、そこの角に行けばいいんだろ?」
長門「…そう…いい」
キョン「了解…っていまかよっ!!!」
タタタタ…
ゴテチ〜ン!!!
ドサバサ
キョン「いててて…」
ハルヒ「いった〜!」
キョン「…ハルヒ、いきなりなんだ!」
ハルヒ「それはこっちのセリフよ。アンタこそ何よ!」
キョン「俺はただ歩いていただけだ。そこにお前が突っ走ってきた。」
ハルヒ「アンタかアタシの邪魔するから悪いのよ!」
キョン「…そして、いま俺の上に乗ってる。重たいからさっさとどいてくれ。」
ハルヒ「それもアンタのせいよ!それに重たいですってぇ〜!!!」
キョン「いいから、ジタバタしてないで速くどいてくれ!」
むにゅ
ハルヒ「…ちょ!!!アンタどこ触ってんの!!!」
キョン「うわあ!こ、これはスマン!!!」
ハルヒ「ドサクサにまぎれて、このエロキョンがぁ!!!」
キョン「うわ、やめろ!今動くと…」
ぐりぐりぃ
キョン「うわなにするやめくぁwセ?rftgyふじこlp;@:「」!!!」
ハルヒ「今度は何?いきなり変な声出して。」
キョン「…お、お前の膝が、つ、つぶしてんだよ。」
ハルヒ「「つぶしてる」って、何よ?」
キョン「だから、男の「アレ」を…」
ハルヒ「「アレ」って…/////////////」
キョン「だから、速くどいt…」
ハルヒ「こ、この、エロキョンがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
キョン「だから動くなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
長門「…計画通り。」
どっちの意味で計画通りなんだ、長門ぉーーー!!
長門 すばらしい計画だよ
これは新たな情報爆発を呼ぶための布石なのだろうか
次の日は、パンを銜えて登校中に角でぶつかりパン○ラですね
わかります
戸惑みたいにパンくわえて曲がり角で待機してるハルにゃんですね
わかります
そろそろ次スレの季節ですね。
>>950さんスレ立てよろ。
>940
それは聞き捨てならないな。
ちょっとPSP買ってくる
>>942 「涼宮ハルヒの約束」も一緒にくたざいって言うんだぞ
危ねぇー!もう少しでPSP買っちまうとこだった。
なんか来月新型もでるらしいから約束はそのときに買うか考えるわW
今日はまたユニークなやつが多いなw
>>949を見て、呂律の回らないハルヒってのを妄想したw
規制のせいか今日は人が少ないな…
規制解除されたかな?
よくできてるなw 早速壁紙にした。
2枚目を。
ミクルソフト製って大丈夫なのか
>>956 動作は不安定(ドジっ娘、Meたんの設定より)
メモリーを食う(乳がデカイ、XPたんの設定より)
…MeとXPの悪いところを併せ持ったOSになってしまう。
バージョンアップすれば大丈夫なようだが(朝比奈(大))
動作は安定するがメモリーは特盛で必要になりますぞ
季節の変わり目という時期には付き物なのだが、こうも気候が不安定というか、寒暖の差が妙なことになっていると、ついつい体調を崩しがちである。みなさんもどうかご自愛いただきたい。
なんて偉そうな能書きを垂れている俺自身が、実は迂闊にも風邪なんぞをひいてしまった、などというのは、決してギャグでもなんでもなく、厳然たる事実なのである。
だからといってそう簡単に学校を休む、なんてわけにもいかない。
まあ、その理由は俺が勤勉真面目な高校生だから、というのは冗談であり、進路とか成績絡みで色々と……その、要するに『お察しください』ということでご勘弁いただきたい。
そんなわけで、通院という理由で一限目のみを欠席、二限目からはまともに授業を受ける、といった予定な俺である。
しかし……解熱のための注射って、苦手なんだがな。血管注射ならまだしも、筋肉注射ってのは、あの独特の痛みってのが……、
いや、そもそも注射が好きな奴なんてどんなマゾだよ? とか考えながら、微熱にふらつきつつも自転車で近くの内科病院を目指す俺なのであった。
「よお、キョン! 何だてめー、今日は休んだんじゃなかったのか?」
北高に到着早々、縁起の悪い顔に対面するなんて、今日はやっぱりついてないな、俺。
「この野郎、何を露骨に目を逸らしてんだ? まあいい、それよりも早く涼宮を何とかしてくれ! 教室内にどす黒いオーラが充満してて、堪ったモンじゃないぜ……」
なるほど、谷口の不景気そうな表情はそういう理由か。しかし、ハルヒの奴、一体どうしたんだ?
恐る恐る五組の教室に足を踏み入れると、休み時間なのにどういうわけかクラスの誰もが沈黙を保ったままなのである。
なんだよ、これじゃお通夜よりも静まり返ってるってモンじゃないか!
で、肝心のハルヒはというと、頬杖を突いて窓の外を眺めているようであった。
やれやれ、とりあえずは谷口の言っていたダークオーラをなんとかしないとな。
「よう、どうかしたのか?」
「へっ、キョン? あんた……今日休んだんじゃなかったの?」
ビックリした表情のハルヒであったが、予想していた程には神経質な様子にも見えず、正直俺は拍子抜けした。
「あ、ああ。ちょっと風邪で熱があったんだが、さすがに丸一日サボるってわけにもいかないしな」
「ほんとに大丈夫? 無理してんじゃないの?」
なんとまあ、ハルヒが俺に対して心配するような言葉を掛けてくるなんてな。
ってことは、ひょっとして俺、自分で感じてるよりも病人っぽい顔色してんのか?
「別に。あんたのダルそうな顔つきなんてのは毎度のことでしょ」
まあ、確かにそうかも知れんが、改めてそうハッキリと断言されると、いくら俺でも傷付くんだぜ。
「なに言ってんのキョン、今更繊細なフリしたって無駄なんだからね。……それよりも、あんた次の数学の演習問題、当てられてたんじゃなかったっけ?」
げっ、ヤバイ! すっかり忘れてたぜ! スマンがハルヒ、助けてくれないか?
「全くもう……。あたしもSOS団の団長として情けない限りだわ。しょうがないわね、まあ、こんなこともあろうかと思って、あたしが用意しておいたから」
そう言ってハルヒはルーズリーフを一枚、俺の前に取り出すと、人差し指と中指に挟んでビシッとポーズを決めた。
「悪いなハルヒ。恩に着るぜ」
そそくさと手を出した俺の手を避けるように、ルーズリーフが翻る。
「ダメよキョン! あんた、コレを丸写しで板書したとして、吉崎からツッコミ受けたときまともに対応できないでしょ?」
まあ、その通りだな。
「ほら、要点だけとっとと叩き込むから、ちゃんと耳かっ穿って聞きなさいよね」
ハイハイっと。
「こらっ、返事は一回!」
ちなみに、数学は三限目で、次は英語だったっけ? 次の休み時間にでも……、
「それじゃ間に合わないわよ!」
って、もう授業始まっちまったぞ。教師も既に来てるじゃないか。
「あっ、先生! すみません、キョンがまだ気分が悪いらしいんで、あたしが保健室に連れて行きます!」
と、唐突にハルヒは宣言すると、俺のネクタイを引っ掴んで廊下の方に引き摺って駆け出したのだ。
全く、俺は別に気分なんて悪くな……そういえば、さっきまで熱っぽくてダルかったのに、今はもうなんともないな。解熱剤が効いてきたにしては眠気とかもあまりないし……。
そうか、きっとハルヒの毒気に当てられて、風邪のウイルスもくたばっちまったに違いない。そうに決まってる。
「涼宮さん、いつになく積極的なのね。って、もしかして二人きりの保健室で……きゃー! なのね」
「それにしても、さすがはキョンだね。さっきまでの涼宮さんの不機嫌さが嘘みたいに消えちゃったし……って、どうしたんだい、谷口? 何で泣いてるのさ」
「うるせえ、放っといてくれ! チクショウ、キョンの奴……うWAWAWAわ〜〜ん!!!!」
>>960 次99スレよろ。あと1スレで念願の100スレだな。
>>960 GJだぜ!
二人のペースが合いすぎて熱が増幅されとるw
実は注射が怖くて心が張り裂けそうなハルにゃん
眠っていたら子ぬこ有希にお腹をモミモミされるぬこハルにゃん
うめにゃん
寝て目覚めてたら日付変わる寸前ジャマイカ…
おばんにゃん
>>960 なかなか良かったんだぜ!熱も不機嫌も二人で居ればどっかに行っちまうな。
>>962 スレ建て乙!
100に向けて祭りの準備に入るか
>>966 なんか可愛いなぁ
>>962 乙
というわけで埋めネタ投下!!!
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/r#/ニニヽヽ ノ / ヽ 〃. ヾ 〃 ;' ヽ ノ 八ヽ`ヽヾ
ハ芥.lノメ从从|゙t ノハハハハハ ! ! |ノiノハ从ハヽゝ ! ((八从リ))) i ハノ リノメハリゝ
i l (| | ┃ ┃ i | !|┬ ┬;iリ)! i (|r|┰H┰i | |(| |> < | ! イ(l|⌒ |⌒リノ
i从リ、'''〜''ノリl ’ 、 - ,ノル´ 'ハリ、 - ノリ ノリ.ハ''' ''ノハi Yル、 ー ノハ
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[だからって、マジで全員埋めんなよ…]
>>969 長門が不機嫌。わろたwwww
ハルヒ「キョン!今から埋め干つけるわよ。」
キョン「何度も言っているが『埋め』違いだ。」
某タクシー運転手になるハルにゃん
クレイジータクシー(PSP版)をやるハルヒたちの姿が浮かんできたw
カスレス埋め
カスレス埋め
胆オタども市ね
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宇目
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「というわけで、明日は有希のために特別に文芸部的な活動として、みんなで読書交換会を行うことに決定したわ。それじゃ、みんなで一冊、自分のお勧めの本を持って来てねっ!」
って、どういうわけかは俺ばかりかみなさんも解りかねるとは思うのだが、毎度の如く唐突なハルヒ団長の一方的な宣言により、何故か明日の読書交換会とやらが執り行われる運びとなったのである。
てなわけで、翌日。
「みんなー! ちゃんと自分のお勧めは用意してる?」
「ええ、では、僕の本は朝比奈さんに読んでいただくことにしましょうか」
って、古泉。何で勝手に決めてるんだ?
「い、いえ、あの。わたしは別に構いませんよ、キョンくん。……じゃあ、わたしの本は、長門さん、お願いします」
「……了解した。わたしの本は……」
そう言って長門は一瞬俺の方を見たものの、何故か古泉の方に自分の本を差し出していた。
「では、長門さんの本はこの僕が読ませていただきますね」
「って、ちょっと! なんでそこの三人だけで玉突きで回しちゃってるのよ?」
「ふえっ。ご、ごめんなさい、涼宮さん……」
涙目な朝比奈さんを見て、さすがのハルヒも少々焦り気味の様子だ。
「や、やだ、みくるちゃん。なにもあたしは責めてるってわけじゃなくって……」
やれやれ、しかたないな。
「いいじゃないか、ハルヒ。お前一人仲間ハズレってわけじゃないんだし。ほら、さっさとお前の本を寄越せ。で、ハルヒは俺の読め……って、どうしたんだ、おい? 何を固まっちまってるんだ一体?」
ハルヒは急にポカンと口を開けて石のように硬直してしまった……と思ったら、急に俯いて自分の携帯電話を取り出すと、ハッキリしない口調で俺に向かって呟いてきた。
「キョン……あんた今、何て言ったの? もう一度、同じことを言いなさいよ」
はあ? 一体どういうことだ?
「いや、だからお前一人仲間ハズレ……」
「違うわよ、もっと後!」
「えーと、じゃあ、ハルヒは俺の本を読んでくれ、ってのか?」
「ちょ、ちょっと、微妙に違うじゃない、それだと! ちゃんと一字一句、正確に復唱しなさいよね!」
正確に、つってもなあ……。
「えーと、こうだっけ……『いいじゃないか、ハルヒ。お前一人仲間ハズレってわけじゃないんだし。ほら、さっさとお前の本を寄越せ。で、ハルヒは俺の読め』……って、これで合ってるよな?」
しかし、さっきの自分自身の言葉を覚えてないってのは、実は記憶がヤバかったりするんだろうかね?
「う、うん。もういいわ。……あーあ、ちょっとアクセントが違うんだけど、まあ仕方がないわよね」
って、何さっきからブツブツ言ってやがるんだ、ハルヒ?
「な、何でもないったら! ほら、あんたはあたしの分でも読んでなさいよ!」
そう言って自分の携帯電話を俺から隠すように仕舞うと、ハルヒは自分のオススメ本とやらを俺に押し付けてきたのだった。
ちなみに、それは……物凄くベタベタの恋愛小説だったのだが、アイツでもこんな内容の本を読むなんて、意外と可愛いところもあるもんだな。
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>>966 「もう、あたしはおっぱい出ないわよ」と言って有希の体をなめて毛づくろいしたあと
足をおっぴろげて寝ているぬこキョンをゴロゴロ転がす二匹
>>971 直リンは変なもの召喚するのでやめましょう
後、口調が変ですね。なんかのスイーツの改変ですか?
>>983 GJ! なんというハルヒ的ラッキーイベントw それを何に使う気だ!ハルヒ!
>>985 さらに和むぞ^−
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