【らき☆すた】こなた×かがみPart24【こなかが】
ここで話題になった同人誌 (英数五十音順) (一般) DREAM CAST (山猫BOX) KNKG4 (ハネゴヤ) LUCKY POINT (東ガル会) LUCKY POINT SUMMER (東ガル会) LUCKY POINT AUTUMN (東ガル会) LUCKY POINT WINTER (東ガル会) LUCKY☆STRIKE あじゅじゅじゅした〜 (チョボにょぽ) Sugar☆Star (milkberry) Sweet Spice (ぱるふぇ) アトのまつり!@ (ゆ〜のす通信) アンダンテ (麦畑) 鏡の中のもう一人の私 (山猫BOX) かがみんぼ (from-D) キラボシ (SW919) コイビトミマン (旅人) コココナカガガガ (ハネゴヤ) ココココナカガガガガ (ハネゴヤ) こころのおと (ハネゴヤ) こな☆かがまんが ぷらす (PNOグループ) こなたとかがみの麗しき新婚生活 (越ヶ谷興業) こなたとかがみの麗しき新婚生活A (越ヶ谷興業) 幸いなる星 呪いたる目録 ふたつぼし☆☆ (Hellfragrance) すく☆スク かがみん (ゆ〜のす通信) セブンすたー (GUNP) セブンすたー2 (GUNP) せるふぃっしゅ2 (I'LL調) 大好きだよっ (まっさら) ちゅー☆チュー かがみん (ゆ〜のす通信) ちょー らき☆でい (腰の曲がった空間) ちょこっと☆ラッキー (MIKIHOUSE) ついんころねこ (なぐ茶) 破顔一笑 (クラスメイト・ショック) 破顔二笑 (クラスメイト・ショック) はぐ☆ハグ かがみん (ゆ〜のす通信) は・ぴ・ら・き (虚弱畑) はろ☆ハロ かがみん (ゆ〜のす通信) 柊さんちのリラッコナ (おでんや) もち*もち (スペースオレンジパンケーキ) らき☆すたRESPECT!! (乙女たちの鳥篭) らき☆すたRESPECT!!2 (乙女たちの鳥篭) らき☆でい (腰の曲がった空間)
(18禁) Caprice Star (ししゃもはうす) CICADA DRIZZLE (しもやけ堂) HOME SWEET HOME (いちごさいず) KONA×KAGA (めろぷり) ※同人ソフト LOVERY POCKY (ciaociao) SWEET GIRL (ciaociao) 蒼☆菫 (CELTRANCE) うぃんたぁ☆ふぃーばー (BBBえくすとら) かがみんと遊ぼう (まるか家) こな☆かが (ASTRONOMY) こなかがでらぶらぶちゅっちゅする本 (最果て空間) こな☆ちく (おとといのあれ) こなほん (メカニカルペンシル) しの☆はら (篠原重工営業部) 彗星 (いちごさいず) セーラー服キャワイイ同盟 (優希M.K.C) セーラー服キャワイイ同盟2 (優希M.K.C) ぬがせて☆セーラーふく (yunico) まそっぷ (ごべらっつぉ) らき☆ちょ (恋愛漫画家) らっきー☆すたー (GABALL SCREEN) らぶ☆すた (彩也学園)
2ちゃんねるanime3.2ch(アニメキャラ板)
【らき☆すた】こなた×かがみPart23【こなかが】スレ
(すなわちこの現行スレです)をご覧の皆様へ
只今このスレは数スレにわたって継続的なAAや投下作品のコピペなどによる荒らし行為が頻発しており、
作品投下や感想のレス、雑談などのレスによる正常なスレ進行が困難な状況にあります
つきましては緊急対応といたしまして、避難所内に設置しましたこなかが総合スレ
こなた×かがみ避難所スレPart1【こなかが】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1214315716/ に『任意の賛同住民』は避難の上で従来のスレ運用を行っています
尚上記の避難所スレは管理者によるコピペやAA荒らしの削除対応が可能という長所があります
住民分散とSSやイラスト作品作者の皆さんのモチベーション低下によるスレ崩壊を避けるためにも
是非とも趣旨にご賛同の上避難所スレへの書き込みや作品投下の移動をお願いいたします
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/31(木) 02:29:54 ID:bXccRnrJ
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/31(木) 03:14:02 ID:zOtG+RBg
>>1 乙!
あれだよな。いろいろ考察してみるけど結局はこなたはかがみが好きー、って結論に至るよな!
はっはー、もう俺にはキャラの考察なんて仕切れないぜ!
設定なんて大元から派生したその場しのぎでしかないぜ!
これもいいがあっちも萌えるって目移りしちまうんだぜ!
僕の頭の中は幸せです!うふふ!あはは!
浜辺で追いかけっこする二人が見えるよ!
まぶしすぎて日焼けできそうだよママン!
放たれる二人のラヴビーム(ブではなくヴ)が反射し、彼女等の肌をきらきらと煌めかせていた。
僕はそんな二人を見つめている。
彼女達の視界に僕は入ってはいないだろう。しかし、それでいいのだ。
いつの間にか放り出された二組のサンダルをわざとセットではなく、
相手のに重ねるように揃え、その場を後にした。
二人の未来が明るいものでありますように、とただそれだけを祈って。
…………ふぅ、夜中のテンションでいろいろぶちまけてスマン
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>>1 乙!
さ、今回もがんばっていこー。
俺もSSがんばろうorz
今回の夏コミのこなかが本を出す(かもしれない含)サークル一覧。 日/東E37b 腰の曲がった空間 日/東E38a CELTRANCE 日/東E41a あお色えんぴつ 日/東E41b ごべらっつぉ 日/東E44a 揚げ連 日/東E56b 優希M.K.C. 日/東ミ44a ゆ〜のす通信 日/東O48a Axion Channel 日/東N41a 彩也学園 日/東C49B クラスメイトショック
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>>1 乙
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>>1 乙です
なんだかんだで24スレ目か
カップリングスレでは異例の快進撃だな !
そういえばニコ動にこなたとかがみのクロノトリガーとかいう動画があがっているんだが、いい感じにこなかが
していてニヤニヤが止まらないぞw
>>14 クラスメイトショックさんは土曜だね
あと追加で2サークル
日/東A83ab GUNP
日/東ミ09b 路地裏萬亭
他にらきすた島以外でこなかが本出す所があればぜひ情報を…
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かったようで。 「泉さん、心の準備、しておいた方がいいかもしれませんよ?」 「え、何で?」 ?の数が3つに増えた。そして、その答えは程なく明らかとなる。 「お待たせ」 「か、かがみん!?」 戻ってきたかがみ。さて、行く前と後では違いがあるのだが、間違い探しを文章に求めるのは酷だろう。 「何で、ポニテ……?」 「き、気分転換よ!悪い?」 「いや、悪くは無いけど……」 そう、ポニーテール。髪型チェンジ。 こうがみゆきの傍に寄ると、 「いやぁ、生ツンデレ。お2人の仲、聞いた通りですね!」 「……こう、聞こえてるわよ」 「大丈夫です。泉さん、かがみさん。お2人には聞こえてませんから」 まさに、こなたはかがみの姿に戸惑うばかりで、かがみはこなたの反応を気にするばかりで、聞こえてはいないだろうね。この分じゃ。 「泉さんが永森さんの髪型に対して、萌え、と言ったのが気に入らなかったのでしょうね。対抗心を燃やして自分も、というわけです」 解説みゆき。 「かがみさん本来の髪型でも良かったのでしょうが、ポニーテール萌え。これが泉さんに関する最新の情報です。
「わ〜!待って待って!泉先輩もちょっと控えてください」 慌てるこう。引き気味のやまと。当然、初見でこなたのテンションについていける人は少ない。ついていけたのは天然なつかさと、天然(?)みゆき。こなたのラヴァーガール、かがみぐらいだ。後ひより。 「え〜とッスね。彼女は永森やまと。学校は違うけど私の親友!今回の機関紙に一筆お願いしました!よろしく!」 「……ま、短い付き合いになると思うけどね」 どうでもよさそうに頭の後ろで腕を組み、遠くを見る目つきでやまと。 注意深く、みゆきは人となりを観察する。さて、この要素はプラスか、マイナスか? また、みゆきとは違った意味でこなたもやまとを観察、もとい尋問していた。 「ねえねえ、そのポニーテール、中々GJだよ!もしかして、狙ってる?」 「……別に」 「むぅ、クールな所も中々」 顎に手を当て考え込む風情のこなた。そこにこうがそっと耳打ちをする。 「でも先輩、実はッスね。こう見えて、やまとって結構人付き合いいいんですよ」 「ほほう?」 「今回の機関紙も、私がお願いって言ったら、直ぐにOKくれましたし」 ちなみに、こうは隠し事に向いてないのか、丸聞こえ。
そう、ポニーテール。髪型チェンジ。 こうがみゆきの傍に寄ると、 「いやぁ、生ツンデレ。お2人の仲、聞いた通りですね!」 「……こう、聞こえてるわよ」 「大丈夫です。泉さん、かがみさん。お2人には聞こえてませんから」 まさに、こなたはかがみの姿に戸惑うばかりで、かがみはこなたの反応を気にするばかりで、聞こえてはいないだろうね。この分じゃ。 「泉さんが永森さんの髪型に対して、萌え、と言ったのが気に入らなかったのでしょうね。対抗心を燃やして自分も、というわけです」 解説みゆき。 「かがみさん本来の髪型でも良かったのでしょうが、ポニーテール萌え。これが泉さんに関する最新の情報です。 以前、峰岸さんが彼氏さんの好みに合わせて髪を伸ばしていると聞きました。かがみさんもそれと同じで、好きな人の好みに合わせる。そのように自分を更新したのです」 「成る程ぉ」 と、こう。やまとは
変に尾を引いてギクシャクするよりも、この方が良い。恐らく2人の間にあの流れでも自然であるという、仲の良さを証明する様な認識があるのだろう。 (でも、ちょっとは尾を引いて意識してくださると助かるのですが……) 微笑みに苦笑を若干混ぜながら、みゆきはまだまだ続いている2人のやり取り、もといじゃれあいを飽きることなく眺めている。と、 「遅れてすんませんッス!先輩方!」 謝辞の言葉と共に、八坂こうが入ってきた。といっても、入り口付近で止まっているけどね。何でだろう? 「遅い!」 開口一番、かがみ。 「ホントすんませんッス!色々手間取って……」 平身低頭、こう。そして、こなたたちから見えない位置、つまり廊下の方を向いて、 「今回スペシャルゲストを呼ぼうと思って、そしたら説得に時間かかって」 「ゲスト……ですか?」 と、みゆき。ほう、これは予想外。もし、今のこなたとかがみの状況を詰め将棋に例えると、みゆき達は盤上の駒。じゃあゲストとやらはさしずめ相手陣から取って控えにおいてある駒(正式名、不明)だろう。
とはいえ、あの2人仲が良いね〜、で済まされてる辺り、陵桜学園には強者が多すぎると思わざるを得ないのだが。 さて、今回の話の大元はひより発案、みゆき編集による‘こなたとかがみにラブレターを書かせよう’という作戦。 で、素直に書くはず無いものをアニ研、文芸部合同の機関紙の一部、として書かせる流れになっていた。 だが、機関紙となれば公に書くもの。故に念密な打ち合わせと検討、的確な時間指定が必要。 そこで、こなた、かがみ、みゆきの3人はアニ研部室にて、担当者と打ち合わせをすることになったのだが、 「八坂さん、遅いわね」 「そだね〜」 現在放課後。打ち合わせ担当者であるアニ研部長・八坂こう、未だ現れず。 「まったく、アンタといい八坂さんといい、オタクって皆時間にルーズなのかしらね」 「いやぁ、かがみん?会って間もない人をオタクと決め付けるのはどうかと……」 「う、なんか、こなたといると、こういった方面の人達って皆オタクって言う変なバイアスが」 「偏見だ〜、横暴だ〜!」 「でも、こなたはオタクじゃない」 「む、如何にも。そしてかがみんもオタクと」 「わ、私は違うわよ!」 聞いてて飽きの来ない2人のやり取り。その傍でみゆきは、ただ緩やかに微笑んでいる。 (お昼の出来事は、尾を引かなかったみたいですね) 変に尾を引いてギクシャクするよりも、この方が良い。恐らく2人の間にあの流れでも自然であるという、仲の良さを証明する様な認識があるのだろう。 (でも、ちょっとは尾を引いて意識してくださると助かるのですが……) 微笑みに苦笑を若干混ぜながら、みゆきはまだまだ続いている2人のやり取り、もといじゃれあいを飽きることなく眺めている。と、 「遅れてすんませんッス!先輩方!」 謝辞の言葉と共に、八坂こうが入ってきた。といっても、入り口付近で止まっているけどね。何でだろう?
どうでもよさそうに頭の後ろで腕を組み、遠くを見る目つきでやまと。 注意深く、みゆきは人となりを観察する。さて、この要素はプラスか、マイナスか? また、みゆきとは違った意味でこなたもやまとを観察、もとい尋問していた。 「ねえねえ、そのポニーテール、中々GJだよ!もしかして、狙ってる?」 「……別に」 「むぅ、クールな所も中々」 顎に手を当て考え込む風情のこなた。そこにこうがそっと耳打ちをする。 「でも先輩、実はッスね。こう見えて、やまとって結構人付き合いいいんですよ」 「ほほう?」 「今回の機関紙も、私がお願いって言ったら、直ぐにOKくれましたし」 ちなみに、こうは隠し事に向いてないのか、丸聞こえ。 「べ、別に……あれはこうがどうしてもって言うから、仕方なく」 そう言って、フイとそっぽを向くやまと。その頬はほんのりと上気していて、それを見たこなたが、 「クーデレktkr!ポニテ、クーデレ、いい友達を持ったね〜」 こうに向かって、ビッと親指を立てる。と、ここでかがみがようやく話に割り込んできた。 「……こなたは、ポニーテールの方が好きなの?」 ふぇ、と首を傾げて考えること数秒。 「萌えるよね」 実直な答えだ。聞いたかがみは何かを決意した表情で、 「ちょっとトイレ!」 飛び出していった。 頭に?マークを浮かべるこなた。だけど、みゆきにはかがみの取ろうとしている行動が分かったようで。 「泉さん、心の準備、しておいた方がいいかもしれませんよ?」 「え、何で?」 ?の数が3つに増えた。そして、その答えは程なく明らかとなる。 「お待たせ」 「か、かがみん!?」 戻ってきたかがみ。さて、行く前と後では違いがあるのだが、間違い探しを文章に求めるのは酷だろう。 「何で、ポニテ……?」 「き、気分転換よ!悪い?」 「いや、悪くは無いけど……」 そう、ポニーテール。髪型チェンジ。 こうがみゆきの傍に寄ると、
「八坂さん、永森さんは何を書くんですか?」 「え?私達ッスか?やまと、なに書く?」 「……こうが決めて」 「恋愛物は食傷気味なので、別の物を、お願いできませんか?」 う〜んと唸るこうを尻目に、 「小早川さんは何を書くのか、泉さん知ってますか?」 「あ〜、ゆーちゃんは童話って言ってた」 「じゃあ、みなみちゃんは幻想ホラーね」 と、かがみ。こなたはキョトンとして、 「何で?」 これはかがみにも意外だったらしく、逆に驚きながら、 「え?だって、ハ○ヒネタで……」 「あ〜、私アニメしか見てないし」 「嘘っ!?だってこの前、機関紙についてハ○ヒのパクリとか何とか……」 口をパクパクとさせるかがみ。こなたはちょっと頬を染めながら、 「それは、かがみが前に貸してくれたじゃん?原作。まだちょっとしか読んでないけど似たような話だったなって」 「うぅ……そっか」 ガクリと肩を落とすかがみ。すると、こなたは慌てたように両手を振りながら、 「で、でもさ。ラノベとか読んでも殆ど頭に残らないのに、覚えてられたのは、かがみが貸してくれたから……なんだよ」 「え?」 「……かがみと同じ話、したくて」 身長が上の人物を上目遣いで見上げるのは極自然なこと、でも、好きな人、しかも可愛い女の子からそれをやられたら同性でも、こうかは ばつぐんだ! 「こなた……」 瞳を潤ませるかがみ。 良い雰囲気だなぁ。と、この場の誰もが思う。もう、このまま告白しちゃうんじゃない?そんな展開だ。 ところで、あらゆる困難が科学で解決するこの平成の時代、科学の力ではどうしようも出来ない良い雰囲気に立ち向かう神妙不可思議にて、空気を読まない男が一人…… 「ところで、俺は最初に何をやったらいいんですか!!」 その名は、白石みのる。 ハッと離れるこなたとかがみ。 「そ、それにアニメ二期に備えて、予習しておかなくちゃね」 「そ、そうよ!ちゃんと読みなさいよ!」
,, ) ) ゙ミ;;;;;,_ ( ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,, i;i;i;i; '',',;^′..ヽ ゙ゞy、、;:..、) } ) .¨.、,_,,、_,,r_,ノ′ /;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ ゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、} ".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′ /;i;i; '',三三 三三゙^′..ヽ ゙{y、、;:..."" ""・、) 、} ".¨ー=v '' ‘ー'ー' 、,_,,、_,,r_,ノ′ /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ ゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、} ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′ こなかが(笑)
樹海から生還。君は覚えているか?白石みのるを! 「彼が今回、色々な雑用を引き受けてくださる、セバスチャンです」 にっこりとみゆき。白石は二歩後ずさって、 「お、俺、何役こなせばいいんですか?そんなに出来ませんよ!」 みゆきは見ているこちらが見惚れてしまう優雅な所作で、且つ、限りなく零に近い時間で白石に歩み寄ると、その肩をガシと掴んだ。 「何かご不満でも?」 笑顔が怖い。 「だって樹海から帰ってきたばっかなんすよ、コロネ一個で、死んじゃいますって!!」 みゆきは、その言葉に微かに力を緩めると、 「いいですか。あなたのような存在は貴重なんです。一人で何役もこなせる方が。例えば私達のように恋愛ミステリや恋愛小説を書く人は代わりを用意できるでしょう。 ですが、あなたのように、何でもやってくれる方は、そうはいません。 つまりあなたが頼りなんです。私達の機関紙はあなたにかかっているんです。あなたのように何でもやってくれる方に」 力説した。これが演技だとしたら、まさに役者として食っていける程、完璧な演説だった。 そしてこれは、演技だった。 白石はその細い目から、涙を滝のように流すと、 「う……み、みゆきさんにここまで言ってもらえるなんて……俺、やります!」 そう言ってみゆきの手を握ろうとするが、さり気なく、みゆきはその場を離れる。 「問題解決ですね」 「っていうか、パシリに丁度いいって事なんじゃないのか?何でもやってくれる人って事は」 「かがみん、突っ込んじゃダメだよ。本人は幸せそうだから」 「いやぁ、高良先輩、役者で食っていけますね〜」 「……セバスチャン?君主執事俺?」
さて、雑用問題が解決した所で。 「八坂さん、永森さんは何を書くんですか?」 「え?私達ッスか?やまと、なに書く?」 「……こうが決めて」 「恋愛物は食傷気味なので、別の物を、お願いできませんか?」 う〜んと唸るこうを尻目に、 「小早川さんは何を書くのか、泉さん知ってますか?」 「あ〜、ゆーちゃんは童話って言ってた」 「じゃあ、みなみちゃんは幻想ホラーね」 と、かがみ。こなたはキョトンとして、 「何で?」 これはかがみにも意外だったらしく、逆に驚きながら、 「え?だって、ハ○ヒネタで……」 「あ〜、私アニメしか見てないし」 「嘘っ!?だってこの前、機関紙についてハ○ヒのパクリとか何とか……」 口をパクパクとさせるかがみ。こなたはちょっと頬を染めながら、 「それは、かがみが前に貸してくれたじゃん?原作。まだちょっとしか読んでないけど似たような話だったなって」 「うぅ……そっか」 ガクリと肩を落とすかがみ。すると、こなたは慌てたように両手を振りながら、 「で、でもさ。ラノベとか読んでも殆ど頭に残らないのに、覚えてられたのは、かがみが貸してくれたから……なんだよ」 「え?」
/ / / \ /Y^Y^ヽ/ / / .イヽ \ \ . /: : : ∨: : / / / / / ! ! ! ! \ ヽ /: : : : :::/: : :.l / / イ / | | | l ', l`ヽ.l /: : : : : :: /: : : :{ l、_ / / ! / | | ,.l -ト l | l \: : : : : : i: : : : :| { `メ、 l/ l/、::/ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二 \: : : :.|: : : : :| | / /` ::/':::::/ ´`ヽ _ 三,:三ー二 \/l___.r| l イ ヽ゜、 .ノヽ--/ ̄ , | l l{ ヘ l/ ".ミ } ...| /!/ | l lト、_V 」_}`ー‐し'ゝL _ | l l  ̄lヽ、 _,:ヘr--‐‐'´} ;ー------ l l ', | > .、,,ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==- . / ト、 ヽ、 |/: :.| T:.ヽ | l | / / \ \|: : :.< Lュ: 弋. l | / / | >、 \: : \___ ヽ: : lヽ.l | . / l /⌒ヽヽ ヽ: : : \  ̄| : l: :l| | | こなかが(笑)
微笑みに苦笑を若干混ぜながら、みゆきはまだまだ続いている2人のやり取り、もといじゃれあいを飽きることなく眺めている。と、 「遅れてすんませんッス!先輩方!」 謝辞の言葉と共に、八坂こうが入ってきた。といっても、入り口付近で止まっているけどね。何でだろう? 「遅い!」 開口一番、かがみ。 「ホントすんませんッス!色々手間取って……」 平身低頭、こう。そして、こなたたちから見えない位置、つまり廊下の方を向いて、 「今回スペシャルゲストを呼ぼうと思って、そしたら説得に時間かかって」 「ゲスト……ですか?」 と、みゆき。ほう、これは予想外。もし、今のこなたとかがみの状況を詰め将棋に例えると、みゆき達は盤上の駒。じゃあゲストとやらはさしずめ相手陣から取って控えにおいてある駒(正式名、不明)だろう。 どこでその駒を置くか。 「そうそう!ほら、やまと入って」 と、こうが殆ど無理矢理引っ張り込んできたのは、 「……はじめまして。永森やまと」 「むぉっ!」 こなたのアホ毛がピンと立つ。ついでに電話。 「父さん、萌えアンテナが!」 『何!どういうことだ、こな太郎?』 「ポニテ、猫目、クール、三大要素を併せ持つ強力な萌えが傍にいます!」 『そりゃいかん!是非写真を撮って送るんだ!』 「ラジャッ!」
そう言えば、ここのスレの人たち有志で本作ってたな
>>33 現在鋭意製作中だよ
秋か冬くらいには出来そうな感じ
ところで避難所が順調に機能し始めたね
SSや小ネタをはじめとする作品が次々投下されて賑やかになってきている
あっそ
書き忘れたので連投すまん 他のスレでぼちぼち画像がうPされてきてるけど、京アニ公式テレカが予約開始され始めたみたいだね カップリングは「こなかが」「みゆつか」「みさあや」の三種類のようだ
通販で予約してたFigmaこなたが届いたが
かがみと絡めて遊べるのは9月か・・・
今からwktkだぜ
>>34 だねー
賑やかな巡回場所が増えて嬉しいかぎりだ
俺も投下作品頑張って仕上げよう
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かがみはこなたの頭を触ったり撫でたりするのが好きだといいな 本編や公式のイラストでもそういう場面多いし
つか「礼には及ばないよー、それより、いつもお姉ちゃんてこんなに遅いの?」 こな??「んー、週末はやっぱね」 かが「(ガチャガチャ)ただいまー、暑いよ〜、疲れたよ〜、こなた〜」 つか「おかえりー」 こな??「おかえりなさいませ〜」 かが「あーあ、今日もお客さんの機嫌が悪かったですよ〜・・・事務所で久し振りの女の新人だからってさあ、面倒な女性絡みの案件は 全部こっちまかせですよー・・・あんたらの話なんか知ら〜ん、バカー!! ふ〜・・・やっと楽園へ帰り着いたわ・・・こなたのいる家・・・こなたのいる週末だわ・・・」 こな??「かがみーん、服脱ぎ散らかしちゃ駄目だよ〜」 かが「だってぇ、暑いんだもん・・・あー、外回りのことも考えてほしいわよ、事務所が暑くて暑くて。 こなた、今度さ、海行こうよ。プールでもいいけど。またこなたの水着姿見たいなー」 こな??「は、はぁ・・・」 かが「思い出すなぁ、こなたのスクール水着姿・・・」 こな??「そんな微妙な姿を素敵なメモリアルみたいに言わないでよ・・・さすがにスク水はもう捨てたしね」 かが「ちょっ!何てことするのよ!!」 こな??「ええっ、マジギレ!?い、いや古くなったからさ・・・」 かが「古くなったからこそいいんじゃないの!」 こな??「へ、変態ー!?・・・ああ、昔の初々しかったかがみんはどこに・・・」 かが「まあ、きっとこなたの心の中にいつまでも生き続けていくんじゃないかな」 こな??「実体は死んじゃってるの!?うう、 こんな豹変は想定してなかったなぁ・・・最近ますます磨きが掛かってきたし…」
「うあ、やだなー。こんな暑い日に走るなんて地獄だよ」 「確かに、少しきついですね」 「こなちゃんやゆきちゃんは髪長いから、よけい暑いのかも」 「もういっそ切っちゃおうかなー」 「え、もったいないよ。すごく綺麗なのに。ねぇゆきちゃん」 「ええ。それに、かがみさんもがっかりされるんじゃないでしょうか」 「そ、そかな(なんでかがみの好みをみゆきさんが……?)」 「あ、髪上げたらどうかな? ポニーテールにするとか」 「んー、じゃあそうしよ――あっ」 「こなちゃん?」 「……ごめん、やっぱやめとくよ」 「なんで?」 「まとめるものがないのなら、貸しましょうか?」 「いや、その、虫さされが酷いんだ。首のあたり」 「そうなの? いつ?」 「う、うん、昨日の夜中に。……それがしつこい蚊でさー、まいったまいった」 「そういえば……泉さん、今日は特に眠たそうですね」 「まあ。一晩中纏わりついてきたから」 「こなちゃん、遠い目になってる……。大変だったんだねー。でもそんなに刺されるなんて、ある意味すごいかも」 「おそらく大好物だったんですよ。その蚊にとって泉さんは」 「ふーん。そっかぁ」 「……ねぇみゆきさん、知ってて言ってる?」 「何のことでしょう
かが「だってぇ、こなたが着せてくれないんだもん」 こな??「幼稚園児じゃないんだからさー」 かが「こなた〜、肉じゃが食べさせて〜」 つか「あはは、何でもこなちゃん任せだね〜」 かが「そうなの、こなたがいないと何もできないの〜」 つか「ウチの新商品『ブランデーすっぽんパイ』あるよ、ハイ!」 かが「あーん!おいしい!ありがとうね、つ・・・・・・え、つかさ!?!!?」 つか「・・・うわ、固まっちゃった・・・もしかして私が居るの、気付いてなかったのかな・・・?」 こな??「・・・多分」 かが「い、いや!誤解があるわ!これはね、つまりね、そのね、こなたのね、仕事、仕事が!」 つか「なっ・・・お姉ちゃん、まさかここから巻きかえす気なの!?」 こな??「不死鳥だ・・・」 かが「その、アニメ
でもこうやって静かな時をかがみと過ごすのも嫌じゃない。 お互いの存在を間近に感じられて、何も言わなくても心が通じ合っているような気がして。 よく子供がお母さんに寄り添ってもらいながら嬉しそうにはにかんでる姿をテレビで見るけど、 その子達もこんな気持ちなんだろうか。 私なりに上手い例えだと思ったけど、でも、それじゃあ自分で自分のことを子供だと認めたようなもので…… 何か無性に悔しい。 かがみに気付かれないようそっと側に寄ると、精一杯背伸びをしてみた。 でも当然のことながらその体勢を維持して歩き続けるのは無理で、 すぐにかがみを見上げるいつもの高さに戻ってしまった。 ──はぁ かがみと並んで歩きたかったのに。 気付かれないよう小さなため息をつく。 そんな私の様子をかがみは不思議そうな目で見つめていた。 その後、私を先導するように少し前を歩くかがみの後ろ姿を何とは無しにじっと眺めていた。 かがみの性格を象徴するかのようなツインテールに、均整の取れた体つき、そしてすらっと伸びた足。 背筋をピンと伸ばして、凛とした雰囲気をまといながら、とても優雅に歩いてゆく。 空を見上げながら歩くその後ろ姿は、まるで劇の中に登場するヒロインのようだ。 夜空の暗幕の中に輝く無数の星の下、月の光のスポットライトに照らされて、 舞台の上を風のように歩いていく。 私はそんなかがみの歩く姿を見るのが好きだった。
「かがみ、……悩みでもあるの?」 いつものようにからかって励ます気にはなれなかった。 どこか遠くへ行ってしまいそうな、そんな脆さを秘めていたから。 辛そうな顔は、やがて何かをあきらめたような自嘲的な笑みへと変わっていった。 「……ううん、ごめんね。変なこと言っちゃって。今日は付き合ってくれてありがとう」 私に向けた笑顔は壊れそうで、どこかへ消えてしまうんじゃないかと思われた。 誰のこと思ってるんだろう? 好きな人がいるんだろうか。 もしそうだとしたら、その人はやっぱり…… ………… ううん、かがみが少しでも悩んでいるのなら、少しでも不安を取り除いてあげなくちゃ。 私のことは別に…… 「かがみ、何か悩んでるのなら聞くよ。言いたくないこともあるかもしれないけど、 私なんかじゃ役に立てないかもしれないけど、でも何も言わないよりましだと思うから」 「うん、ありがと。でもいいの。私もちょっとおかしくなってただけだから」 ちょっとおかしくなっただけで、あんな顔できるはずがない。 あれはずっと悩んでいるような顔だった。 「誰か、好きな人でもできたの?」 「べ、別にそんなわけじゃないけど……」 やっぱり、誰かいるんだ。 「誰か好きな人ができたんなら、私のことなんてかまわずその人の──」 「そんなんじゃない!」 「えっ」 突然の大きな声に私の話はさえぎられた。 かがみ自身も自分の出した声の大きさに戸惑っているようだった。 「ご、ごめん、つい大きな声出しちゃって」 「う、うん」
「うん。だいじな友達のこと好きになっちゃって、思いを伝えたら それっきりになっちゃうんじゃないかと思って、怖くて何もいえなくて……」 再び静かな風が流れた。 7月とはいえ、夜の、それも川の近くは少し肌寒い。 その風は私の体から体温を奪い、軽く身震いさせた。 同時に、私の心も冷やされたように不安が広がっていった。 「こなた」 「なに?」 「手、つなごっか」 「えっ、……う、うん」 そう言って差し出した私の手は、不安のため少し震えていた。 そんな私の手をかがみはきゅっと強く握り締めてくれた。 握られた手からかがみの温かさが、思いの強さが伝わってくる。 嬉しかった。 たったそれだけのことで、私の心が月の光に照らされたように明るくなってゆく。 「かがみ……」 「なに
「こ、こら。誤解を招くようなことを言うな。それに、あんまり遅くなるとおじさん心配するわよ」 「いいもん、かがみの家に泊まってくから」 「泊まること前提か。でも宿題どうするのよ?」 「……うあっ。すっかり忘れてた」 「学生の本分なんだから、しっかりやりなさい」 「うう、そうだ、宿題がなくなるよう星に願いを……」 「こらこら、そんな不埒な願いなんて聞いてくれないわよ」 「ううう……」 がっかりした私の頭を優しく撫でながら言った。 「今日はもう遅いからだめだけど、宿題ならいつでも見てあげるから、 その、……いつでも来なさいよ」 「うん、ありがと、かがみ。……なんか今日は優しいね」 「べ、別にそんなことないわよ」 「ふふ、デレてるデレてる。デレかがみ萌え」 「うるさい」 そうやって二人で笑いあう私たちを、二つ仲良く並んだ幸せの星は見下ろしていた。 この先私の願いが叶うことはあるんだろうか。 私の想いを伝えられる日は来るんだろうか。 そんなことを考えていると、ほんの一瞬、自分が一人で見知らぬ町を当てもなく 歩き続けているかのような錯覚に襲われた。 ハッと慌てて横を振り向くと、そこにはちゃんとかがみの姿があった。 それはとても当たり前のことなのに。 ただ自分の側にいてくれることがまるで奇跡のように思えて。 なぜか意味もなく泣きそうになってしまった。 ちょんと触れた指先の温かさすら恋しくて。 気がついたら自分からかがみの手をぎゅっと握りしめていた。 かがみは少しびっくりしながらも、しっかりと私の手を握り返してくれた。 重なり合った手から伝わるかがみの優しさが私に勇気をくれる。 そのはにかんだ笑顔が私の中にある暗闇を照らしてくれる。
「素直じゃないとはどういうことだ」 「本当は二人っきりでうれしいんでしょ?」 「べ・・・別に」 「流石ツンデレのかがみ(お手本的な意味で)」 「うぅ・・・」 「あ、皆さん。島が見えましたよ」← 「割と大きい島なんだね〜」← 「あそこで二人っきりだよかがみん♪」 「だからやめろって」 「後どれくらいで着くの?みゆきさん」 「後15分もあれば着きますね」 「あそこで二人k「だからやめろって」」 「荷物とかはきちんと持って来てますよね?」 「もちろんだよ〜」 「食べ物はおやつ(300円分)以外禁止で、ほかは基本的に自由ですが、 できるだけ荷物は少ないほうが良かったですよ?こなたさん」 「いやぁ一日一回ゲームとかしないと眠れなくてね〜」 「まったく・・・」 「とかいっておきながらかがみんもおやつたくさん持ってきてるじゃん」 「こらっ!勝手にあさるな!」 「ちゃんと300円分なんですか?」 「きちんと300円分しかないわよ」 「300円分ってさまるで小学校の遠足の時みたいだね」 「まあ少なくないと無人島で過ごす意味ないからね〜」 「食べ物関係はね・・・」 「まあ荷物確認は着いてからでいいでしょ」 「もうすぐ着きますね」 「じゃあ
何か言いにくそうにもじもじしている。 「どうしたの? 遠慮なんかしなくていいから言ってみて」 「うん。あの、お願いごとがあるんだけど……」 「うん」 「私の家の近くに川があってね、夜になるととても涼しいところなの」 「うん」 「それに晴れた夜には星がよく見えてね、それがとても綺麗で……」 「ロマンティックだね」 「うん。それに今日七夕だから……」 かがみはひとつ咳払いをすると言った。 「前に私に願いの叶う人形くれたわよね?」 「そんなのあったっけ?」 ガクッとかがみは前につんのめりそうになった。 「ちょっ、贈った本人が忘れるか?」 「いやー、冗談冗談、ちゃんと覚えてるよ」 「まったく……で、そのお願いごとなんだけど……」 「うん」 「その、もしよかったら、私と一緒に……星を見てくれないかな、……なんて」 かがみの声が自信なさげにだんだん尻すぼみになっていく。 でも、それに反して私の心の中に嬉しさが溢れていった。
「屋上に来たのも、元はといえばプレゼントを渡すためだったから。 いつ渡そうかと思ってたけど、ちょうど今が良さそうだったんだ」 「う、うん。ありがとう」 大事なものを触るように受け取ると、恥ずかしそうにおずおずと聞いてきた。 「開けてもいい?」 「うん。今開けてほしい」 丁寧に包装紙を外し、箱を開ける様子をどきどきしながら見守った。 ゆっくりと箱が開けられると、現れたのはレースのリボンとイヤリング。 かがみのために自分の足を使って探し出したもの。 昔どこかのお母さんが何年もかけて一生懸命編んだとても貴重なもの。 親切なおばあさんが私たちにプレゼントしてくれたもの。 そして共にかがみのために作られた、この世にひとつしかないもの。 今の私にはこれ以上の物を贈ることができないと思う。 かがみの反応を固唾を呑んで見守っていると、最初意外なものを見たかのようにびっくりしていた顔が、 みるみる内にぱあっと明るく輝いていった。 「これって……リボンよね? それにこの留め具は……イヤリング?」 「うん、かがみ専用のリボンとイヤリングだよ」 「すごい綺麗。結んでみてもいい?」 「うん。私もかがみがそのリボンつけた姿を早く見てみたいな」 リボンを取り出すと、慣れた手つきで髪をツインテールに結びあげた。 再び吹き始めた風が、結い終わったかがみの髪とリボンとをゆらゆらと揺らしている。 涼しげな風が通り抜けるたびにひらひらと舞うデザインと落ち着いた色合いが、 爽やかさと同時に上品さをかがみに与えていた。 「すごく似合ってるよ。まるでどこかのお嬢様みたい」 「そ、そうかな」
今、私たちはある島に向かっている船の上にいる。 ある無人島に向かう船だ。 なぜこんなことになったかというと、 ある日、夏休みの始まる一週間前のこと。 「もうすぐ夏休みだよね〜」 「そうね」 「だからさ〜」 「ん?」 「二人でどっか行こうよ」 「ふーん。どこへ?」 「無人島」 「は?」 「だから無人島だよ」 「なんだそれは?またどっかのネタか?」 「ネタじゃないよ〜本気だよ〜」 「なんで無人島なのよ」 「だって大きな島に恋人と二人っきりだよ?」 「で?」 「かがみはつれないなぁ〜」 確かに私たちは付き合っている。 俗に言う百合だが、それでも恋人として付き合っている。 「・・・ああ」 「やっと分かったかぁ〜」 「まさか誰もいないのをいいことに、寝込みを襲うとか考えてないだろうな」 「別にそんなこと考えてないよ〜」 怪しい感じが漂ってるんですが。 だからなんとか回避しようと、 「島はどうするのよ」 と皮肉のつもりで言ってやった。 すると、
こんな時に好きな人からこんな殺し文句を言われて、堕ちない奴なんて存在しないに決まっている。 「それに、さっきのゲームは言わば予行練習みたいなものなのだよ」 「練習って?」 「嫌だなぁ、かがみん。新婚初夜と言えばやることは決まっているじゃないか〜」 仰向けになったままの私に伸し掛かり、すっかりベタベタな状態のこなたがサラッとそんな事を言ってのける。 「バカ、それはまだ早いわよ…」 「時間が早かろうが、遅かろうが関係ないよ。私がもう我慢出来ないんだから」 そう言って、私の首に腕を回してきたこなたに、私は抵抗を止める事でそれに応える。 「こなたぁ…。愛してるわ」 「私もだよ、かがみ」 もう一度軽い口付けを交わし、「大切な言葉」を交し合った後、私はゆっくりと瞼を閉じ――。 「こなたお姉ちゃん、かがみお義姉ちゃん。お風呂沸いたけど、どっちが先に入っ――」
ハヽ /:}ヽ . {: :丶\ /: :./ } ヾ、: :\\ |\ /: : : / / _ >'"´ ̄ ̄`ヽ::∧___ /: : : / / '´¨ア::::::::/::/:::;イ::::::::: \| : : / .,′ /:::/::/:::/7/│:::::::::::::::\/ | /イ: /:::: /イWj/ |::∧:::|:::::::}::ヽ / ∨:::::::::/f心 `^j/ーヘ !く ̄ ̄}く /:/}:::〃 ト::リ ‐ァゥ=k|:::ヽ ー人 \ . ∨ノ:八 ゞ''// /トイ::7j::::::j∨〉、_/ ゙ミ;;;;;,_ / :::::::\r〜 -、ヾ少' 'イ::::ハ::/| ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,, . / ::::::::人_> , __}___,、_ノ|:/リノ! :! i;i;i;i; '',',;^′..ヽ / ::::://::::/⌒卞、 ミ/彡'´l:::| ゙ゞy、、;:..、) } . /:::/ /::::/| |ヘ三≧<| ::: l:::| .¨.、,_,,、_,,r_,ノ′ . {::::{ {:: / | │ <><八:::::l八 /;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ ヾハ ∨ r〈___,〉,;'"::.: ヾ__人::::::::\ ゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、} r孑{三 } ;':.:.::. ::乃 \:::::::ヽ .".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′ ∨ `ァ^ `ト、:_;;ノ_Z }:::::::} /;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ 7ーん=ァ'ーr</ /:ノjノ ゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._ .、) 、} ..., -、/ー/ /__,/ .".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′ (:::::〈___/ /7 / /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ \__ノ {::`‐ソ ゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、} `‐'’ ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ こなかが(笑)
「ゆたかちゃんも料理とか出来るんだよね?」 「はい、一応、ひと通りの事は出来るようになりました」 「ゆたかちゃんも出来るんだから、私も頑張らないと…」 「くれぐれもウチの鍋を爆発させるようなマネだけは――」 「だから、そこまでは酷くないわよ!」 「まぁ、お父さんはそういうのも許容範囲内だから、全然問題ないけどな」 いったい何の“許容範囲”なんだか…。 いや、敢えて聞こうとはしないけど…。 こんな感じで、初めての一家団欒の時間は過ぎていった。 食後、私達二人はこなたの部屋で自由な時間を過ごす事にした。 しかし、こなたは部屋に入るなり、「あと少しでクリア出来そうなゲームがあるんだよね」とパソコンに向かったので、手持ち無沙汰になった私は仕方なく部屋中に散乱していた漫画を読み始めることにした。 いつも通りの時間が何事も無く過ぎていく――。 会話は無いけど、別に悪い雰囲気という訳ではないし、普段なら何の不満も無い状況なんだろうけれど、今の私は悶々とした時間を過ごしていた。 だいたい、同居初日の新妻の目の前でアダルトゲームをやるなんて、どういう神経してんのよ…。
「ふーん」 そう言ってかがみは周囲よりほんの少し強く星が輝くあたりを指差した。 「思ってたより強く光ってないんだね。もっとこうぱあって輝いてるのかと思ってたけど」 「さすがにそこまではね。ほんとはもっと明るく見えるはずなんだけど、 月明かりや照明のせいで見えないというのもあるわね。 山の上や周囲の光が少ないところへ行けばもっとはっきり見えるそうだけど、 それでもここは綺麗に見える方じゃないかな」 「そうなんだ」 本当に綺麗に見えそうな気がして、もう一度よく空を見上げてみた。 相変わらずぼんやりとしか見えなかったけど、天の川を挟んでひときわ強く光る二つの星を見つけた。 「あの強く光ってる星は何?」 「ベガとアルタイルよ」 「なんか強そうだね。格ゲーに出てきそう」 「あのねえ、織姫と彦星を戦わせてどうするのよ」 「あっ、あれがそうなんだ」 「うん。七夕伝説で有名ね。年に一度しか二人は会えないという話は知っているでしょ?」 「さすがにそれぐらいはね。でも、どうして会えなくなったの?」 「もともと働き者だった二人は結婚したんだけど、夫婦生活が楽しくて働かなくなったのね。 それで織姫のお父さんが怒って会うのを禁じたのよ。今日だけは会うことを許したってわけ」 「なんか娘に相手にされなくなったお父さんの八つ当たりみたいなんだけど」 「お父さんっていっても天帝だけどね。ま、だらけてたら罰をくらうという教訓よ。 あんたも気をつけなさい」 「ふっ、私は別にお父さんに怒られたって会いに行くからね」 「こらこら、あんまりおじさんに心配かけちゃダメよ。
──もっとかがみと仲良くなれますように ──そして、もしできるのなら、かがみと…… 横目でチラッとかがみの様子をうかがうと、私と同じように目をつぶってお願い事をしていた。 何をお願いしてるんだろう。 そのお願い事が私と同じであればどれだけ素敵だろう。 「何お願いしたのか、聞いてもいい?」 「だめ、それは秘密」 「素直に吐いちゃいなよ」 かがみの胸の辺りをつんつんと突っついてみた。 「こ、こら、変なとこ突っつくな。それにお願い事を言ってしまったら何か意味がなさそうじゃない」 「もしかすると私が叶えてあげられるかもしれないよ?」 「だーめ、恥ずかしいから。そういうこなたの方こそどんなお願いしたのよ?」 「んー、かがみが教えてくれないなら、私も言えないかな」 「何よそれ」 おかしそうに笑うと、風で乱れた髪をかき上げた。 「今はいいの。ずっと先に、……たに叶えてもらうから」 「えっ、今なんて」 「ううん、何でもない」 そう言って恥ずかしそうに笑った。 そのとき、ほんの一瞬夜空に一筋の光る線が流れた。 「あっ……」 「なに、どうしたの?」 「流れ星」 「えっ」 かがみが急いで振り返ったときには、それは既に消えてしまった後だった。 「残念。私も見たかったのにな」
受付「申し訳ありませんが、さすがに、その…」 こな「やっぱ女同士じゃ駄目ですか」 受付「女性同士は構いませんが、先程ご兄弟と伺ったもので…」 こな「私達真剣なんです!」 かが「(ぎゃー、超注目されてる…)」 受付「第三者が差し出がましいようですが、さすがに近親、女性同士と重なりますと…」 こな「確かに、お姉ちゃんには迷惑かも知れないです…でも、今だけだからっ…いずれ捨てられたって良いんです、 今の私にはかがみお姉ちゃんの優しさだけが、全てなんですよぉ(グス…ヒック…)」 かが「ちょっと!変なこと言わないでよ、私がこなたのこと捨てるわけないじゃない!」 こな「だって、だって、私なんか…オタでルーズだし…」 かが「アンタが嫌だって言ったって、ずっと離さないから!」 『あーなたにーあーなたにーつーたーえーたーいー気持ちーを…』(館内放送のBGM) 受付「うぅ…(目頭を押さえながら)、素晴らしい百合をアリガトウ… これ以上は野暮ってものですね。わかりました、カップル様お二人で」 こな「ヤター!愛の勝利だよ、かがみ!」 かが「どういう趣旨だよ、この企画は…」 つか「こなちゃん!ずるいよ、こなちゃん、ずるいずるいずるいー!私だって、お姉ちゃんのこと大好きなのにぃー!」 かが「つかさ…(しゅ、周囲の視線が瞬間的に冷たくなった…)」 『あーなーたがーいーなーいー…』(館内放送) 受付「…そ、それはさすがにどうかと…お客様も罪なお姉さんですね… いや、でも、別腹はオンナのサガですものね!三股までならOKですよ!GJ!」 かが「誤解したまま、理解された!?」 こな「うわ、お得じゃーん!みさきちも呼ぼっか?」 つか「じゃあ、ゆきちゃんも呼ぶー」 かが「これ以上、私の世間体を換金するなー!」
そこで、みゆきと一緒に二人を探していると、こなたの従姉妹のゆたかの姿を見つける。同級生のみなみも一緒にいる。 すると、ゆたかが近くに来て聞いてきた。 「あのう…こなたおねえちゃん見ませんでした?」 「ううん。見てない。私もお姉ちゃんとこなちゃん探してるんだけど、見なかったかなあ…?」 「いいえ、見てないです…」 「そっか…」 どこに行ったんだろう。 「ハーイ☆どうシマシタ?」 「こんにちはッス先輩方」 ひよりとパティが来た。 「ねえ、ひよりちゃん、パティちゃん。お姉ちゃん見てない?」 「かがみ先輩っすか…?そういえばさっき見たような…」 「コノ上の階に行くのを見マシタ。コナタも一緒でしたヨ」 そして、6人は上の階に向かう。しかしその階にもこなたとかがみはいなかった。 …となると、あとは屋上しかない。一応、確認してみようかと彼女達は屋上に向かった。
その川へたどり着くころには、辺り一面夜の帳に包まれていた。 川原に生い茂る草が時折そよぐ風に揺れ、涼しげな音を立てている。 川のせせらぎは、そんな涼しげな風により一層の涼を添えていた。 「うわ、すごいね」 「きれいでしょ」 川辺を歩きながら空を見上げると、満天の星が輝いていた。 幸い今日は梅雨の合間をぬって晴れたこともあり、雲に隠されることはなかったようだ。 夜空を埋める星々に、私は素直に感動していた。 「ねえねえ、天の川ってどこにあるの?」 「あそこの光が強いあたりじゃないかな。ほら、ぼんやりと光ってるあのあたり」 「ふーん」 そう言ってかがみは周囲よりほんの少し強く星が輝くあたりを指差した。 「思ってたより強く光ってないんだね。もっとこうぱあって輝いてるのかと思ってたけど」 「さすがにそこまではね。ほんとはもっと明るく見えるはずなんだけど、 月明かりや照明のせいで見えないというのもあるわね。 山の上や周囲の光が少ないところへ行けばもっとはっきり見えるそうだけど、 それでもここは綺麗に見える方じゃないかな」 「そうなんだ」 本当に綺麗に見えそうな気がして、もう一度よく空を見上げてみた。 相変わらずぼんやりとしか見えなかったけど、天の川を挟んでひときわ強く光る二つの星を見つけた。
「うん」 「それ以上に辛いことなんてないんじゃないかって、ずっと思ってたの」 「……うん」 「でも……」 かがみは迷っているようだった。 言いたいけれど言えない。 そんな様子で口を開けたかと思うと、口をつぐむのを繰り返していた。 やがて何かを振り切るように頭を振ると、話を切り出した。 「でも、もし毎日会えていたとしても、自分の思いを隠し続けながら生きるのと、どっちが辛いんだろう」 思い詰めたように唇をぎゅっと噛んで、辛そうな表情をしていた。 「それは……」 「ほんとは好きなんだけど、友達として演じ続けなければならないのと、どっちが辛いんだろう」 それは私に答えを求めているというよりも、独白に近かった。 救いがないことを知りつつ言わずにはいられないような、そんな悲しい独白だった。 「かがみ、……悩みでもあるの?」 いつものようにからかって励ます気にはなれなかった。 どこか遠くへ行ってしまいそうな、そんな脆さを秘めていたから。 辛そうな顔は、やがて何かをあきらめたような自嘲的な笑みへと変わっていった。 「……ううん、ごめんね。変なこと言っちゃって。今日は付き合ってくれてありがとう」 私に向けた笑顔は壊れそうで、どこかへ消えてしまうんじゃないかと思われた。 誰のこと思ってるんだろう? 好きな人がいるんだろうか。 もしそうだとしたら、その人はやっぱり…… ………… ううん、かがみが少しでも悩んでいるのなら、少しでも不安を取り除いてあげなくちゃ。 私のことは別に…… 「かがみ、何か悩んでるのなら聞くよ。言いたくないこともあるかもしれないけど、 私なんかじゃ役に立てないかもしれないけど、でも何も言わないよりましだと思うから」 「うん、ありがと。でもいいの。私もちょっとおかしくなってただけだから」 ちょっとおかしくなっただけで、あんな顔できるはずがない。 あれはずっと悩んでいるような顔だった。 「誰か、好きな人でもできたの?」 「べ、別にそんなわけじゃないけど……」 やっぱり、誰かいるんだ。 「誰か好きな人ができたんなら、私のことなんてかまわずその人の──」 「そんなんじゃない!」 「えっ」 突然の大きな声に私の話はさえぎられた。 かがみ自身も自分の出した声の大きさに戸惑っているようだった。
「こなた」 「なに?」 「手、つなごっか」 「えっ、……う、うん」 そう言って差し出した私の手は、不安のため少し震えていた。 そんな私の手をかがみはきゅっと強く握り締めてくれた。 握られた手からかがみの温かさが、思いの強さが伝わってくる。 嬉しかった。 たったそれだけのことで、私の心が月の光に照らされたように明るくなってゆく。 「かがみ……」 「なに、こなた」 「どこにも行かないよね」 「えっ?」 「いきなりいなくなったりしないよね」 「……ばかね。どこにも行くわけないじゃない」 そんな私の不安な気持ちを打ち消すように、再びぎゅっと強く私の手を握ってくれた。 その想いに応えるように私もきゅっと握り返した。 夜空に瞬く星の川が、川面に映され輝いている。 目を閉じるとまるで星の川の中を歩いているみたいだ。 そんなロマンティックな雰囲気にのまれてしまったのだろう。 ほんの少し甘えたい気持ちになって、そっとかがみに寄り添った。 かがみは何も言わず私のことを受け入れてくれる。 それがとても嬉しくて、鼻先をこすりつけるように腕に顔をうずめると、 かがみはくすぐったそうに笑った。 かがみの髪を結んでいるリボンがひらひらと
「バカ、それはまだ早いわよ…」 「時間が早かろうが、遅かろうが関係ないよ。私がもう我慢出来ないんだから」 そう言って、私の首に腕を回してきたこなたに、私は抵抗を止める事でそれに応える。 「こなたぁ…。愛してるわ」 「私もだよ、かがみ」 もう一度軽い口付けを交わし、「大切な言葉」を交し合った後、私はゆっくりと瞼を閉じ――。 「こなたお姉ちゃん、かがみお義姉ちゃん。お風呂沸いたけど、どっちが先に入っ――」 何も知らず、ドアを開けて入ってきたゆたかちゃんの純真無垢な声が、それまでのムードや私達の勢いを一切合財ぶち壊す。 そして、どこからどう見ても「プロレスごっこ」の体勢な私達の姿を見たゆたかちゃんは――そのままピクリとも動かなくなってしまった。 「……」 生まれて初めての恥辱に、思わず絶句してしまう私。 「…あー、あまりに刺激が強すぎて、ゆーちゃんフリーズしちゃったね」 「…いや、そういう事じゃないだろ。っていうか、なんでそんなに平然として居られるんだ…」 改めて、とんでもない所に嫁いでしまったなと感じつつ、私は今日三度目の深い溜め息を吐いた。
「あ、髪上げたらどうかな? ポニーテールにするとか」 「んー、じゃあそうしよ――あっ」 「こなちゃん?」 「……ごめん、やっぱやめとくよ」 「なんで?」 「まとめるものがないのなら、貸しましょうか?」 「いや、その、虫さされが酷いんだ。首のあたり」 「そうなの? いつ?」 「う、うん、昨日の夜中に。……それがしつこい蚊でさー、まいったまいった」 「そういえば……泉さん、今日は特に眠たそうですね」 「まあ。一晩中纏わりついてきたから」 「こなちゃん、遠い目になってる……。大変だったんだねー。でもそんなに刺されるなんて、ある意味すごいかも」 「おそらく大好物だったんですよ。その蚊にとって泉さんは」 「ふーん。そっかぁ」 「……ねぇみゆきさん、知ってて言ってる?」 「何のことでしょう」 「え? こなちゃんの血は美味しいってことじゃないの?」 こなたのうなじを独り占めしたかったんです、その蚊は。
「……」 「でね、折角だから何かお供えも必要かなと思ってさ」 まだ生きてます。 そんな事を考えつつ枕元の時計を見遣ると、時刻は既に12時を回っていた。 「これ、作ってきたの!」 ジャーン! と言わんばかりの笑顔で、透明の袋に詰めた物体を差し出される。 ブラック、ブラック、ブラーック、驚くほどにだ。 そうか、そういう事か。 つまりかがみは、 「それを誰かに食べて貰いたかった訳だね」 「うん!」 「ちなみに、誰かに食べさせてみたりした?」 「みんなお腹いっぱいだったらしいから、まだね」 黙り込んだ私を意にも介さず、 「仕方がないから、つかさの枕元に4袋くらい置いてきたけど」 と付け足していた。
風邪で頭が回らないせいだろうか。 どうもペースを乱されている気がする。 「それじゃ、あたしはそろそろ帰るね」 「え、もう? もう少しゆっくりしていってよ」 ずっと寝込んでいただけあって正直、人恋しい。 枕元に居座り続ける父はすぐさま追い払ったが、 かがみには少しでも長く側にいて欲しかった。 「でも、みゆきの所へも行きたいからさ」 「わ、私とみゆきさんどっちが大切なの?」 「みゆき」 「……」 「そ、そんな眼で見ないでよ、冗談よ冗談」 「じゃあ、どっち?」 「両方」 「女の人ってずるい!」 「うわぁー面倒くさい奴だなー」
「おーいこなたー、体調はどうだー?」 かがみが部屋を出ていくのを見計らったかのように、父さんが部屋へと入ってきた。 「この通り元気だよ、喉は痛いけど」 「そうかー」 うんうん、と頷いた父はそのまま続ける。 「しかし、かがみちゃんもいい子だよなー」 「そだね」 「お見舞いだぞ、お見舞い。それも朝早くから来るとは驚き物の木だ」 父の説明臭い台詞廻しは置いておくとして、気になる点を指摘する。 「朝、早くから?」 「そう、9時だぞ、9時」 「そ、そんな早くから来て何してたの?」 「お見舞いだろ?」 「え、私の所に来てたの?」 「へぇー、こなたってば意外に可愛い寝顔してんのねー……って言ってたみたいだぞ?」 うわぁ、アレ、起きるまでずっとやってたんだ…… っていうか何でそれを知っているんだ父さん。 「で、10時からは一緒にケロ○軍曹とリ○ーンを見て……」 そこは譲らないんだ。 「で、また部屋に戻っていったから、父さんは一人寂しく煎餅を御馳走になっていた訳だ」 かがみん……私の為にそこまで…… 私は胸の内が暖かくなったような気がした。 こんなにも私の事を考えてくれている人は、他には居ないんじゃないのか? こんなにも…… でも考えようによってはちょっと怖いなと考えたら背筋が寒くなったので、そのうち私は考えるのをやめた。 今度、お返しに本物のチョコチップクッキーを作ってあげようかな。 うん、そうしよう。
「へー、こなたってば意外に可愛い寝顔してんのねー」 聞き覚えのある凛とした声に惹かれ、私を瞼を開いた。 そのぼやけた視界の中に佇んでいた彼女。 ……かがみん? 「へぇー、こなたってば意外に可愛い寝顔してんのねー」 「ぞれは、ざぁっき聞ぃだよ」 「……つまんないわね」 「なんだよー、何じに来だんだよー、がえれよー……」 「うっわー酷い声」 「うるざーい」 「まったくー、この時期に風邪を引くとは情けない……」 息を吐いて、腕を組む彼女。 「それも、揃いも揃って三人一緒にとはね」 そういうお前も昨日寝込んでいたじゃないか。 と言い返す余力も、今の私には残っていなかった。
「ん…そんなに揺らさなくても起きてるわよ…」 「そのセリフ三回は言ってるよかがみ!でもそろそろ起きてくれないと… いたずらするよ?」 こなたが私の脇腹に狙いを定めて両手を近づけてきたので、これはマズイと思い ようやく慌てて身体を起こした。 まだ寝惚け気味な私に対してこなたはやたらテンションゲージがマックスである。 「…珍しく寝覚めがいいみたいね…」 「なんてったってネトゲもしてなければ深夜アニメも見てないからねっ! ぐっすり眠れたから最高にハイってやつだよ!」 人差し指を頭の横にドスンと突き刺して穿るような仕草をしてるけど何かの ネタなんだろうか?いろいろな意味で心配になってきた。 「大丈夫?いささかハイになり過ぎてるような気がするんだけど」 「あれ?かがみんならこのネタ分かると思ったんだけどなー」 「あんたのはマニアックすぎて分からないわ…」 「まぁいいや。よーし、それじゃ早速我が母校へいざ出発!」 「……実は結構楽しんでない?ある意味強いというか何というか…」 「こうしてかがみと一緒に行動してるとどんな状況でもワクワクするね」 「またあんたは臆面も無く小恥ずかしいセリフを…」 そういう私も未知の場所へ行くという事で少しだけワクワクしていたりする。 保存食を控えめに食べると、道中に必要となりそうなものをまとめて各々の 鞄に詰め込んだ。 外に出ると壊れたままの世界に出迎えられた。忘れかけていたけど、 いや忘れたかったけどこれってやっぱり現実なんだ。 まだ着込むほどの気温ではないけど、かつての生活観のある暖かみが 失われ、変わり果てた街を目の当たりにするとやけに寒く感じる。 ぶるっと一つ身震いをしていると後ろでこなたが自分の家をぼんやり眺めていた。 その手には亡き母の遺影が抱かれていた……。
こなたに連れられていくと近代的な鉄筋コンクリート製の校舎には不釣り合いな 鉄製の扉が口を閉ざしているのが見えてきた。どうやらこれが職員用の玄関らしい。 扉は電子ロックがされていてテンキーの端末が付いていて暗証番号を入力する タイプのものだった。緑色のランプが淡く光っているのを見ると、ここの電気は 生きているようだ。 「あんた、これの暗証番号知ってんの?」 「もちろん知ってるよ。遅刻して正門から入れなかったらここから入ってたし」 「さらりと言ってるけどやばくないかそれ。大体知ってるったって三年前と今じゃ 番号変わってんじゃないの?」 「あぁそれなら心配ないよ。一年たっても変わらなかったから多分今もそのまま じゃないかな」 それもどうなのよと突っ込む間もなくこなたがホイホイと番号を入力するとロックが 解除される音が静かに響いた。ここの関係者はかなりズボラらしい。 こなたのマイペースな性格を形成する要因はおそらくこの学校にあるのだろう。 重厚な扉はあっさりと私たちを受け入れてくれた。内部は照明がついていて、 電源の供給が建物全体に生きている事が確認できた。 「こちらスネーク、桜帝中学校に潜入した。大佐、指示をくれ」 「またわけわからんことを……スネークって誰よ」
「あんた、これの暗証番号知ってんの?」 「もちろん知ってるよ。遅刻して正門から入れなかったらここから入ってたし」 「さらりと言ってるけどやばくないかそれ。大体知ってるったって三年前と今じゃ 番号変わってんじゃないの?」 「あぁそれなら心配ないよ。一年たっても変わらなかったから多分今もそのまま じゃないかな」 それもどうなのよと突っ込む間もなくこなたがホイホイと番号を入力するとロックが 解除される音が静かに響いた。ここの関係者はかなりズボラらしい。 こなたのマイペースな性格を形成する要因はおそらくこの学校にあるのだろう。 重厚な扉はあっさりと私たちを受け入れてくれた。内部は照明がついていて、 電源の供給が建物全体に生きている事が確認できた。 「こちらスネーク、桜帝中学校に潜入した。大佐、指示をくれ」 「またわけわからんことを……スネークって誰よ」 「いやほら、こういうのっていかにも潜入って感じがしない?」 「どちらかというと不法侵入のような気がするんだけど」 「大佐、それは言わない約束だ」 「って私が大佐かいっ」 滑稽なコントを展開していると、不意にどこからかピアノの音が静寂に混じって 聞こえてくるのに気が付いた。こなたも気付いたようで黙ったまま耳を澄ましている。
「こなちゃん、今の私の真似?」 「そだよ。つかさだよ」 「うぇーん。私そんな喋り方しないよー」 私は苦笑した。どうして私の周りにはいつも人がいるのだろう、静かにして欲しいよ…。嬉しいな、ありがとう。 「で、かがみ様は筋肉痛で動けない、と」 「はは… 結構ハードよね、仕事って」 「けど、つかさは今日も元気に働いてたよ」 「それを言うな」 「私も元気だよ」 「皆まで言うな」 「で、かがみ様、『だけが』筋肉痛で動けない、と」 「み、みゆきだって筋肉痛だって言ってたわよ」 「みゆきさんは、かがみの家まで来て、かがみ様はベッドの上でお出迎え」 「う、うるさいわね… そ、そうよ私は体が弱いのよ、労わりなさい!」 「おー。だったら今日は、私がかがみ様の面倒を見て進ぜよう」 私の中の時間が止まる。こなたが私の面倒を見てくれる…。お願いしようかな。 私はこなたを見つめた、こなたと目が合う。すぐ私は目を逸らせた。そのまま視線をはずして、 「いいの? 夜、遅いよ…」 「泊まるから大丈夫」 「明日、学校でしょ!」 「冗談だよ。ゆいねえさんが十一時頃に、迎えに来てくれるって」 あと二時間もないじゃない…。泊まっていけばいいのに…。馬鹿。 「後はお風呂に入って寝るだけだけど、お願いするわ」 「じゃあ、お風呂一緒に入る?」
付き合い始めてからでも、普段つかさやみゆきさんと一緒にいる時はそれほどドキドキしないのに… なんでかがみと二人きりだとこんなに恥ずかしいんだろうね… でも… 「ねえ、かがみ…手、つないでいい?」 「う…うん、いいわよ…」 かがみは、私よりひと回り大きな手を伸ばし、私の手を優しく、ぎゅっと握ってくれた。 嬉しい。こんなにかがみのことが愛しい。 かがみの横顔を見てると、かがみが私の方を向いて、にこっと笑ってくれた。 ああ、なんてかわいいんだろ… 私はかがみのことがたまらなく愛しくなって言った。 「かがみ〜、ちゅーしてぇ…」 「だめよ…外じゃ…」 「じゃあ、教室に着いたらして…」 「…誰もいなかったらね、うふふっ」 私たちはドキドキしながら歩いていった。
その時、私の腕の中で嗚咽が漏れるのを我慢しながら泣いているこなたを見 て思った。これから先に何があろうと、私がこなたを「守る」のだと。私が守 っていかなければならないのだと。 こなたのこんな顔を見たくない。泣き顔や悲しい顔は見たくない。笑ってい てほしい。そう思ったから……。 こなたを落ち着かせてから、私は手始めに、こなたの第二志望の入試対策を 行おうと考えた。幸いな事に試験までは2週間以上余裕があったし、この1年 でこなたはしっかりと全ての科目の基礎を身に着けているのだから、あとはど うしても苦手な部分を潰していけば良いだけのはずだ、と。 しかし、その事を話すと、こなたは首を横に振った。 「気持ちはすごく嬉しいけど、大丈夫だよ、かがみ。それくらいの事なら私一 人でも大丈夫だから……」 「でも……」と私は食い下がったけれど、 「お願い、かがみ。私を信じて……」 そんなこなたの懇願に、同意せざるを得なかった。 「ありがとう、かがみ。かがみのおかげで元気が出てきたよ。愛の力は偉大だ よね〜」 私の同意に、先ほどまでのしおらしい態度はどこへやら、こなたは軽口を言 って笑った。いつものこなたの笑顔。私の大好きな笑顔だった。 「ばっ、バカ、そういう発言は自重しろ!」 「真っ赤になったかがみん萌え〜」
私は何度もつかささんに謝りました。「ごめんなさい、ごめんなさい」と何度 も。直接かがみさんには謝れないから。あわせる顔がないから。 ……いいえ、違いますね。私はかがみさんに会うのが怖いから、つかささん に謝って、許してもらいたかったのだと思います。少しでも自分が楽になりた いから……。 「……大丈夫だよ、ゆきちゃん。私はゆきちゃんを嫌ったりしないよ」 優しい声。そして、私に向けられるつかささんの顔は、笑顔でした。 つかささんは私の懺悔を聞いても、私に笑顔を向けてくれました。 私の思っていたとおりに……。 その笑顔で私は気持ちが楽になりました。 ズルイですよね? 私は、つかささんが許してくれる確信がありました。 つかささんは優しいから。こんな私のことも許してくれると思っていました。 期待をしていました。 きっと、あの時のかがみさんも、今の私と同じだったのだと思います。かけ てほしかったのは励ましの言葉。向けてほしかったのはあたたかな笑顔。 思い起こしてみると、『みゆき、あんたを親友だと思うから話すんだけど……』 と、あの時かがみさんはそう前置きをしてから、私に話してくれたんでした。 私を親友だと言ってくれたんです。私なら苦しみを和らげてくれると信じてく れていたはずです。なのに、それなのに私は……。
そんなメールに、猫口で微笑むこなたの写真が添付されていた。 久しぶりに見るこなたの姿に、少しだけ気持ちが和らいだ。 第一志望がダメだったこなたは、第二志望校の試験勉強に集中するために、試験が終わるまで私たちには会わないと決めてしまった。だから、もう2週間 近くこなたに会っていない。 「……気を抜かないで頑張れって、メールしたばかりじゃない」 寂しさに耐え切れず、電話をかけようとした自分に苦笑する。 携帯を閉じ、それをポンと枕元に放り投げて、私は天井を見上げた。 「……「守る」か……」 無意識に、私の口からそんな言葉が漏れた。 そして、沈黙。この部屋には私しかいないのだから、それは当然のこと。け れど私は、その沈黙に耐えられなかった。 「私に、できるのかな?……ねぇ、こなた。私はあんたを守っていけるのかな?」 小声で、私はここにはいないこなたに尋ねた。 返事はない。 「ねぇ、答えてよ、こなた。かがみなら大丈夫だよって言ってよ」 返事はない。ただ残酷なまでの静寂があるだけだ。 「……当たり前じゃない。何を考えているのよ、私は……」 力なく苦笑する私の頬を、涙が伝って行く。だめだ、と思っても止める事が できない。
たに会えないことが辛くて仕様がない。 「2週間とちょっとじゃない。すぐよ、すぐ」 そう自分を言い聞かせる。 試験が終わればいくらでも遊ぶ事ができる。そして春になれば、こなたとの 共同生活を始めるんだ。 2週間くらいあっという間に過ぎていく。寂しいけれど、私はこなたを信じ て待っていればいいんだ。 「でも、もし今度も駄目だったら……」 自分が発したその言葉に、私の体は凍りついた。気落ちしているから、思考 がネガティブになっているだけだと思おうとしても、一度芽生えた不安は消え てはくれなかった。 「……大丈夫よ。もし駄目でも、私と一緒に暮らしながら予備校に通えば……」 支離滅裂な事を言っているのは自分が一番分かっていた。 仮にこなたが予備校に行く事になったら、私の両親もこなたのお父さんも共 同生活を認めてはくれないはずだ。当たり前だ。大学も勉強をする場に違いな いが、ある程度の自由はある。けれど予備校は試験に合格するためだけに行く ところ。翌年の合格のために必死になって勉強をする場所だ。予備校の寮かな にかに入って、勉強するのが本来の姿だろう。認めてくれるはずがない。 不安な思いが膨らんでいく。こなたと離れ離れになるかもしれない。最低で も1年はこなたと離れ離れになる……。たった3日会えないだけで寂しくてた まらないのに。それが1年も続くと思うと……。 体が震えだした。怖い、怖くて仕方がない。 「そうだ、私も予備校に通えば……。もっと上の大学を目指すと言って……」 私の思考は、すでに最悪の事態が現実となる事を前提としていた。けれど私 はその事をおかしいと思うこともできなかった。 「……お父さんやお母さんたちがあんなに喜んでくれたのに、そんな事できる わけないじゃない」
相手の事をまるで考えない自己中心的な私の言葉を聞いて、あの人はどれだ け絶望したのでしょうか? 私はつかささんに全てを話しました。話しているうちに、あの人の、かがみ さんの心をどれだけ傷つける事を、そして追い詰める事を言ってしまったのか、 今更ながらに思い知らされて……自分の愚かさを再認識させられて……。 私は何度もつかささんに謝りました。「ごめんなさい、ごめんなさい」と何度 も。直接かがみさんには謝れないから。あわせる顔がないから。 ……いいえ、違いますね。私はかがみさんに会うのが怖いから、つかささん に謝って、許してもらいたかったのだと思います。少しでも自分が楽になりた いから……。 「……大丈夫だよ、ゆきちゃん。私はゆきちゃんを嫌ったりしないよ」 優しい声。そして、私に向けられるつかささんの顔は、笑顔でした。 つかささんは私の懺悔を聞いても、私に笑顔を向けてくれました。 私の思っていたとおりに……。 その笑顔で私は気持ちが楽になりました。 ズルイですよね? 私は、つかささんが許してくれる確信がありました。 つかささんは優しいから。こんな私のことも許してくれると思っていました。 期待をしていました。 きっと、あの時のかがみさんも、今の私と同じだったのだと思います。かけ てほしかったのは励ましの言葉。向けてほしかったのはあたたかな笑顔。 思い起こしてみると、『みゆき、あんたを親友だと思うから話すんだけど……』 と、あの時かがみさんはそう前置きをしてから、私に話してくれたんでした。 私を親友だと言ってくれたんです。私なら苦しみを和らげてくれると信じてく
こなたの事を「守る」と決めたのに、私の方が先にまいってしまった。こな たに会えないことが辛くて仕様がない。 「2週間とちょっとじゃない。すぐよ、すぐ」 そう自分を言い聞かせる。 試験が終わればいくらでも遊ぶ事ができる。そして春になれば、こなたとの 共同生活を始めるんだ。 2週間くらいあっという間に過ぎていく。寂しいけれど、私はこなたを信じ て待っていればいいんだ。 「でも、もし今度も駄目だったら……」 自分が発したその言葉に、私の体は凍りついた。気落ちしているから、思考 がネガティブになっているだけだと思おうとしても、一度芽生えた不安は消え てはくれなかった。 「……大丈夫よ。もし駄目でも、私と一緒に暮らしながら予備校に通えば……」 支離滅裂な事を言っているのは自分が一番分かっていた。 仮にこなたが予備校に行く事になったら、私の両親もこなたのお父さんも共 同生活を認めてはくれないはずだ。当たり前だ。大学も勉強をする場に違いな いが、ある程度の自由はある。けれど予備校は試験に合格するためだけに行く ところ。翌年の合格のために必死になって勉強をする場所だ。予備校の寮かな にかに入って、勉強するのが本来の姿だろう。認めてくれるはずがない。 不安な思いが膨らんでいく。こなたと離れ離れになるかもしれない。最低で も1年はこなたと離れ離れになる……。たった3日会えないだけで寂しくてた まらないのに。それが1年も続くと思うと……。 体が震えだした。怖い、怖くて仕方がない。
助けることを決めたんです。 クマはその力を活かして魚を取ってきました。キツネはその知恵を活かして果物を取ってきました。けれど、無力なウサギは何も取ってくることが出来ず、何も旅人に与えることができなかったんです……」 「そっ、それで、ウサギはどうしたの?」 何故ゆきちゃんがこんな話を始めたのかは分らない。けれど、私はウサギがどうしたのか気になった。 「つかささんは、どうしたと思います?」 けれど、ゆきちゃんは私の質問を質問で返してきた。 「えっ、えっ、その、あの……」 わからない。だから私は口ごもるしかなかった。 「……ウサギは、火に飛び込んで、自分を食料として旅人に与えたんです」 ゆきちゃんは、普段とは比べ物にならない低い声で、端的にそう言った。 「……ゆきちゃん……どうして、そんな話をするの?」 私の声は涙声になっていた。 私は最近様子がおかしいお姉ちゃんのことで悩んでいた。一生懸命考えたけれど、どうしていいのか分らなかった。だから、ゆきちゃんの家にやって来て相談した。 まだ大学入試が終わっていないから、こなちゃんには心配をかけられないし、なによりゆきちゃんならきっと助けてくれると思ったから。 なのに、悩みを打ち明けるにつれて、ゆきちゃんからはいつものあたたかな笑顔が消えていって、そして、突然こんな話を始めた。 涙が溢れてくる。どうしてこんな話をするのだろう。前に、こなちゃんがみんなを動物に例えた話をゆきちゃんにも教えてあげた。だから、ゆきちゃんは分っている。ウサギが誰のことを指しているのか。 「どうして、ゆきちゃん? どうして困っている私に…そんな意地悪な事を…言うの?」 私は我慢ができなくなり、声を上げて泣きだしそうになったその時だった。不意にあたたかなぬくもりに包まれたのは
同性愛者と呼ばれる方たちの事は知識としては知っていました。そして、そ のような方たちのことについて、私はそのような思考の方もいるんですね、と しか思っていませんでした。 けれど、私の友人がそのような思考を持った方だった事を知って、私は戸惑 い、正常な判断をする事ができませんでした。 何故かがみさんが、何故泉さんが……。ぐるぐると頭の中で何度も何故と問 い続けて……私はゆっくりと口を開きました。 「……同性愛というものの事例はいくつもあります。国によっては同姓での婚 姻を認めるところもあるほどです……。けれど、それは少数の意見です。大半 の人間はその様な思考には否定的です……」 何故こんな事を言ってしまったのでしょう。けれど、私の口は止まりません でした。 「生物が生きてなすべき最大の事柄は、種の保存です。ですから、非生産的な そのような思考が多数派にはなりませんし、なってはいけないんです。 ……禁忌とされる事柄は、禁忌であるゆえに人の好奇心を刺激します。です から、性倒錯の事柄を題材にした娯楽も存在するのだと思います。……けれど、 それは虚構の中でしか許されないと……思います」 声は震えていましたが、私は淡々と一般論を話していました。 「……分って…いるわよ……」
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82 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/01(金) 15:08:59 ID:0q20HxJ6
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夏だなあw
夏だねえ
夏厨厨も十分うざいけどな
どこに愚痴っていいかわからんからここで。 2人でやってるこなかが中心のHPで、片方がこなかがと全く関係無い ゲームとかの話しか書かなくて、愛が無いならこなかが同人描くなよと思ってしまうのだが…。 こなかがを語るわけでもないしこなかが絵を描くわけでもない。 HP分ければいいのに。
そんなの個人の自由じゃんよ。 愛が無いとか勝手に決め付けないでさ。 そんな自分の主観で描くなとか言う奴の方がこなかがを語る資格も読む資格も無いんじゃないの?
>>86 は何様のつもりなんだろう?
こなかが好きにも色々いるんだな…
所で秋葉原のメロンブックスにゆーのすのこなかがポスターが大々的に貼られている件について。 なんか妙に嬉しくなってきた。
>>86 本当に何様だよあんた。
馬鹿げたわがままいってんじゃない。
ゆーのす通信の欲しいんだけど、 コミケ行けなくても買う方法あるの?
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>>90 見た見たw
メロンに行こうとしてたら目の前にデカデカと「こな☆かが メロン専売」って書いてあるんだものw
絶対買うぞ〜 !
95 :
86 :2008/08/01(金) 22:11:17 ID:xA7m79Hq
すみません、どうやら自分が異端なようですね…。 こなかがと銘打っておきながら、興味もないような日記に 苛立ってました。 もう1人のほうがこなかがへの愛が詰まった文章の日記を上げてるだけに なんだか残念で。 不快にさせてすみませんでした。
俺ここまで根本的にズレてる変な子を見たの久しぶりだぞオイ
まあまあカッカしないで 思いを溜め込んで感情がつい爆発してしまう事はよくあることさ 一応こなかがに関係する話かもしれないけど、スレの流れを見れば軽率な発言だったかもね 今度から気をつければいいだけのことさ 日本人なんだし、気にせず根に持たず水に流そうや
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/02(土) 00:38:08 ID:1G/Vltzv
性指向について調査・考察した者が通りますよっと。 前のスレで話題になっていた、こなたのセクシャリティですが こなたがAセクである可能性は、かがみに対して恋愛ネタを振ったり、 自分も彼氏とか作って思い出作りしようかなといった発言から低いと 推定されます。 Aセクの場合、そういった発想そのものが浮かばないと考えられます。 (例えばあなたが異性愛者として同性の恋人作ろうかな。っと思い浮かばない かと思います。) ただし、性指向・性欲(又は恋愛に対する欲求)の強弱は個人により 異なりますので、こなたは性欲が弱いタイプだと考えられます。 性指向についても上記の発言より異性性指向よりだと考えられます。 (注意して欲しいのは、異性性指向「より」という事です。 全てのヒトに当てはまる事で厳密に異性性指向などと画一的に分類 する事はできません。) 個人的見解ですが、性指向・性欲は遺伝子による影響が支配的であると 考えています。 ・・・思いのほか長文でスミマセン
そうすると、ギャルゲーをやってたりするのが不思議だな
100 :
98 :2008/08/02(土) 00:41:12 ID:1G/Vltzv
そしてsage忘れたorz ごめんなさい。 疲れてるのにカキコするから・・・無茶しやがって
101 :
98 :2008/08/02(土) 01:22:38 ID:1G/Vltzv
>99 同性の画像・性欲が弱いからこそギャルゲーをおおっぴらにやっていた と解釈できると思います。 こなたにとって、ギャルゲーはただの萌え画像を見れて且つ攻略して遊ぶ 為のゲームの位置づけかと。
>99 ん〜……強引にAセク論推す気はないんだけど……誤解されたくない問題なので一応。 ややスレ違いだけどこなたと切り離して一般論。 Aセクの人で接触嫌悪や性嫌悪まではない人は、日常会話は周囲に合わせます。 個人差はあるでしょうけど、ムキに恋愛話を否定したら突っ込まれて泥沼だし、そもそも自覚がない場合も多いので。 なので、実際に恋人作ろうと行動に出たら否、なのですが……PS2版のような行動取ったら否って感じかなぁ。 ちなみに、ギャルゲーもエロゲーも性指向と関係なくやります(笑)
ギャルゲをおおっぴらにやっているのは 小さい頃から親父の影響を受けてごく自然にやっていたから 「恥ずかしい」って意識が低いんじゃないかと
104 :
98 :2008/08/02(土) 02:02:50 ID:1G/Vltzv
>102 102さんの補足ですが、Aセクと接触嫌悪(対人緊張の一種)は別次元です。 Aセク含むセクシャルマイノリティーズの方はメジャーズの会話に 多くの場合、合わせます。(しかし、メジャーズの会話に裏で傷ついたりします。) 対人緊張の場合は、周囲の人との会話自体少なく、会話には消極的になります。 こなたがAセクでない可能性が考えられるのは、能動的・自発的に自らを 含めた恋愛話を自分で発言することから推定しました。 もっとも、気が付いてないという事も考えられます。
>>92 ゆーのすの漫画下品で嫌なんだよなぁ、
妙に媚びてる癖に下品でつまらないし。
よつばとの真似事でらきすたっぽくないのが嫌。
おなじノリならI'LL調の方が好みかな。
ファン、痛い信者を装ってアンチ発言をしファンの地位を貶めたり仲間割れを誘う手口か 荒らしも多少の脳みそは持ち合わせているのかもな とか言うと「ちょっと否定するとすぐアンチ認定か」とお決まりの敗北宣言が飛んできそう
俺もゆーのすのは苦手だ って同人は好みが別れるしあまり持ち上げるとこういうレスも出てくるから 同人の話題は荒れる元、キャラスレじゃあ敬遠されるんだが ここではそういうの全然ないな…正直見ていて恐いぞ
好みは人それぞれなんだし、それでいいと思うな。 どんなものであれ、万人受けなんてあり得ないんだからさ。 なんであれ、好きな人は好き、そうでない人はそうでない。 それだけのことじゃないかな
オリジナルでないに二次創作物である以上、オリジナルとの差異は 必ずある。 その差異を許容するか否かは個人により異なり、個人の自由である。 個人の差異への判断の自由に対して、他人は侵害する事はできない。 いたって簡単なロジックかと。
何が嫌いでもいいが、場所と空気は読んで貰わないと困る。
粘着されてる状況で
>>105 のような叩きレスは工作にしか見えない。
マジで荒らしだったとしても証明なんて出来ないけどな。
「あっ、こなた・・・」 「ん〜、かがみんがアキバまで来るなんて珍しいねぇ〜。しかも何その荷物」 「な、なんでもないわよっ! ちょっと買い物に来ただけだから!」 「どれどれ・・・」 「あっ! やめなさいよ!」 ・・・figma 泉こなた × 10・・・ 「ど、どこにも売ってなかったから仕方なかったのよ!」 「だからってこんなにたくさん何に使うのかなぁ??ん〜???」
ウワサのこなたハーレムに使用する
あとは。かがみfigmaを1体だけ買って遊ぶのですね、わかります。
こなたfigmaを魔改造するかがみ・・・
i l ,,ノ  ̄``'ー-、,, ノ 'i,,、-‐'''' '''ー--、, `、 / ,,,.、-‐―‐‐--、, ,r'´,,、-‐ `'‐、,,`'‐、_,,、-‐'´ \ ,/ `'‐-'´ `'‐---‐'''フ>'´ ,,、-‐.} / ``'''ー---―‐ / ,/ / / / r'´ / ,ノ ,、-‐i`'‐-、,,,,__,,,,、-'´ / / `''T'ー''' _,l ⌒ヽ ブバッ! / / l (⌒),.--、ブゥッ! ,,、'´ .,、'´ 'i /;;;;;;;;;l, `il´ / 、-'´ 入 /;;;;;;;;;イ U }l´ ,,r'´ ,,、-'´ i ヽl;;;;;;;;;i i '、\ u ,、-'´ / '; l;;;;;;;;{‐'`-ヾ-ゝ、,,__,,,,.、-ィ'''´ 、 / } l;;;;;;;ゝ ミチミチ… { i゙ .l ヾ;;;;;;;`'‐-、_ \ '; l ヾ、;;_;;;;;;;_ノ `'、 'i /: : :/: :/} :小: : : : : : : : ≧ー __,/ /: : /: :/ ,| : | ∨| : : : : : 廴 f´/ }:/.: :.ム斗' | /| `ヘ}ヽ: : : : ヘく ∨ ,イ: : :{ :/ j/ V | : : ∨ ヽ、{∧ 圷旡≧/ / /≦乏ア:| ト、:ハ_ |:ヽ}ヘ:/ | |/ / / / | | ? |:「ヽ} |: :|:`ー.、| | , -- 、 | | {ム/:{ |: :|: : :|:|> 、ー'⌒ー'_. イ: : |: :| |: :|: : :|:| ,.≦厂 「x |: : :|: :| | : ', : :',|/ {___7`ーl: : :|: :|
買いたいけどfigmaもねんどろいども買ったらハマってしまいそうで、怖くて買えない いろいろなポーズできるみたいだから、こなたとかがみを抱っこさせてあげたいw
>>116 大丈夫だよ
今までフィギアとか買ったこと無かったけど
ねんぷちのシーズン1を箱買いしたんだ
そして、気付いたらシーズン2も家にあって
Figmaこなたも立ってるし、つかさ・かがみのFigmaもポチッてる
だから安心して購入するべきだと思うんだ
ちなみにFigmaこなたで最初にしたことは
ねんぷちのかがみを抱っこさせる
でしたよ
転載厨はこのスレも避難所も見ていないってことが分かったな
「そうなんだ」 我ながら気のない返事だと思う。それも仕方がない、私の機嫌はどんどん下降中なのだから。 こなたが私の知らない世界で生き生きとしているのが寂しい、というのもある。 でも、テンションがエレベーターのように落ちている一番の原因は、こなたのバイト代が上がったという事実だ。 給料が上がるのは勤め期間が長いという理由もあるだろうが、たぶんそれだけじゃなくて。 「やっぱ貧乳はステータスだよね! 需要が高いとやりがいあるもん」 そう、それだけこなた目当てで来る客が多いということだ。成熟しているどころか小学生そのものな外見なのに。 日本のオタクはどうしてこうロリコン率が高いのだろうか。 ……その未成熟な体に欲情している私が言えた義理でもないけれど。そこらへんは棚上げしておくとして。 非常に面白くない。そんな苦々しい気持ちがうっかり表情にも出てしまったのか、 「ねえ、かがみん。もしかしてやきもち妬いてる?」 漫画を床に置いて私に近づきながら、先程よりも嬉々とした声で訊いてきやがった。この小悪魔め。 ああそうですよ妬いてますとも。恋人が不特定多数の男に愛想振りまいて平気でいられるわけがないでしょ。 えらく人気者らしいし、そのおかげでこの前のクリスマスもろくに二人で過ごせなかったし。 だけど『私一人だけ抜けられなくてさ。ごめんね……』ってしおらしく謝られたら、折れるしかないじゃない。 しかも迎えに行けば、パトリシアさんや長門っぽい店員とやけに仲良くしてるわ。 『コナタのサンタ服ベリーキュートでしタ!』といらない報告されるわ。 ベリーキュート? そんなの当然でしょ。こなたに似合わないで誰に似合うっていうのよ。 ああでもその姿を大勢の男どもに見られたのよねちくしょう。 つーか、何であなたたちがそんなに誇らしげなのかと。サンタ服を見れなかった私への自慢か? 自慢なのか? 大体CDジャケットの時といい顔近すぎだ、あの欧米人。こなたに抱きつくな。頬にキスするな。 こなたももっと抵抗しなさいっての。私が襲ったらしぶとく暴れるくせに。
テーブルの上に置かれたお菓子をつまみながら、漫画を読んでいるこなたに話しかけた。 すっかり見慣れたこなたの部屋。そして色んな意味で使い慣れたベッドの上に放置された、漫画やゲームの山。 よくもこんなにたくさん買えるものだ。買い物依存症の気があるんじゃないかと、時々心配になる。 「うん、平気だよ。カードもあるし」 さらっと恐ろしいことを言うな、あんたは。 「おいおい。あんたいつか破産するわよ」 「いやいや。これでもちゃんと考えて買ってるのだよ」 今回はバイト代が上がったからついつい、とはずんだ声で言うこなたは上機嫌だ。 「そういや、ずいぶん長いわよね。もう一年以上? 正直すぐに辞めると思ってたけど」 正確に言えば、『すぐに辞めてほしかった』の間違いなのだが、言うつもりはない。カッコ悪いし。 「む、失礼な。まあ私も、ここまで続くとは思ってなかったけどさ。予想外に楽しいからね」 「ふーん」 「ただで色んなコスプレできるし、店長もよくしてくれるんだよ。バイト仲間もいい子ばかりだし」 「そうなんだ」 我ながら気のない返事だと思う。それも仕方がない、私の機嫌はどんどん下降中なのだから。 こなたが私の知らない世界で生き生きとしているのが寂しい、というのもある。 でも、テンションがエレベーターのように落ちている一番の原因は、こなたのバイト代が上がったという事実だ。 給料が上がるのは勤め期間が長いという理由もあるだろうが、たぶんそれだけじゃなくて。 「やっぱ貧乳はステータスだよね! 需要が高いとやりがいあるもん」 そう、それだけこなた目当てで来る客が多いということだ。成熟しているどころか小学生そのものな外見なのに。 日本のオタクはどうしてこうロリコン率が高いのだろうか。 ……その未成熟な体に欲情している私が言えた義理でもないけれど。そこらへんは棚上げしておくとして。 非常に面白くない。そんな苦々しい気持ちがうっかり表情にも出てしまったのか、 「ねえ、かがみん。もしかしてやきもち妬いてる?」 漫画を床に置いて私に近づきながら、先程よりも嬉々とした声で訊いてきやがった。この小悪魔め。
「あー、ごめん。ちょっと考え事してたのよ」 「考え事?」 「あんたのバイトに向ける持続性と熱意を、どうやったら勉強の方にも向けてくれるのかって」 にやりと笑って止めの一言を放ってやると、こなたは完全に沈黙した。 憎たらしい子悪魔からすっかりしょげた小動物になっている。心なしか萎れたアホ毛がかわいらしい。 私はすっかり機嫌が直っていた。こなたが私の言動に一喜一憂してくれるのが、嬉しくてしょうがない。 「そもそもやきもち妬く必要なんかないでしょ」 その言葉に、こなたの大きな瞳が潤みだす。 もうだめだ。頬がゆるむのを抑えきれない。 「だって」 手を握って、形の良い頭を撫でながらキスをした。やわらかい。髪も手も。そして唇も。 こなたの顔が見る見るうちに赤くなった。普段は眠たそうな目が見開かれて、花緑青の瞳がきらきらと輝いている。 「こなたがこんなふうになるのは、私にだけだから」 「あ……」 キスしただけでこなたがこんなに恥らうなんて、誰も知らないのだろう。私以外は。 どれだけ他人に愛想を振りまこうが、他の子と仲良くしようが、こなたの恋人は私なのだから。 『やきもちを妬く必要はない』と理性では分かっているのだ。先程こなたに言ったように。 だけど私のこなたへの感情は貪欲で、薄っぺらな自制心なんかすぐに呑み込まれてしまう。 それでも、嫉妬を顕にしてこなたにぶつけないあたり上出来だと思いたい。 「それとも……他の人にされても、こんなに赤くなるの?」 こうやって意地悪するぐらいなら、許容範囲だろうし。 「まさかっ」 心外だと言いたげに即答された。その後すぐに俯いてしまったけれど。長い髪から覗く耳も赤い。
自分でも驚くくらい平静な声で返答できた。嘘は苦手だと思っていたが、そうでもないかもしれない。 こなたとしては、渋々認めるか、妬いているのが丸分かりの否定が返ってきてほしかったのだろう。 一瞬だけがっかりとした表情を浮かべたのを、私は見逃さなかった。 「またまたー、とぼけちゃって。私がお客さんにモテるの、面白くないんでしょ?」 どうしても私に『妬いた』と言わせたいらしい。普段なら腹が立つニマニマ笑いが、こなたの必死さの現われに見えた。 その反応に少しだけ溜飲が下がる。私だけが夢中じゃないんだと。だけど、もうちょっと意地悪してやることにした。 いつもやきもちを妬かせられる仕返しだ。 「ああ、そりゃ少しはね。でもそれが仕事なんだし。いちいち妬いてたら身が持たないわよ」 今の私は詐欺師になれると思う。 「嘘だっ! 絶対さっき妬いてたよっ」 「もうちょっと古いぞ、それ。で、その根拠は?」 「だって、私がバイトの話してるとき、おざなりな返事だったし、眉間にしわ寄ってたし」 しつこく食い下がっているが、こなたの口調にだんだん自信がなくなってきたのが分かった。猫口になる余裕もないらしい。 あともう一息といったところか。 「あー、ごめん。ちょっと考え事してたのよ」 「考え事?」 「あんたのバイトに向ける持続性と熱意を、どうやったら勉強の方にも向けてくれるのかって」 にやりと笑って止めの一言を放ってやると、こなたは完全に沈黙した。 憎たらしい子悪魔からすっかりしょげた小動物になっている。心なしか萎れたアホ毛がかわいらしい。 私はすっかり機嫌が直っていた。こなたが私の言動に一喜一憂してくれるのが、嬉しくてしょうがない。 「そもそもやきもち妬く必要なんかないでしょ」 その言葉に、こなたの大きな瞳が潤みだす。 もうだめだ。頬がゆるむのを抑えきれない。 「だって」
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かがみんの好きな小説だと『女子校なんて嫌いだな・・・』なんて言ってるキャラに限ってガチだとか」 かが「そ、それはむしろ必須な設定でしょ!」 こな「ハイハイ、しかし子供も買えるギャルゲーで彼氏持ちを攻略するのはちょっとアレだからねー」 かが「う、確かに」 こな「都合の良いように出来てるわけサ」 かが「都合が良すぎてちょっと違和感あるなー、自分は」 こな「まあねー、そう言えば私としては同じお約束でもどうにも気になる設定があるなぁー」 かが「ほほう・・・もしかしてかっこいい系の女の子に限って夜は受け受けとか?」 こな「・・・段々とかがみんの願望が見えてきたよ・・・自重しようよ・・・」 かが「え、えっ!?そんなにマズかった・・・?」 こな「私、かがみんを誤解してたかも知れない・・・性的な意味で」 かが「ちょっ・・・今のは取り消し!取り消しで!さあ、こなたちゃんのギャルゲーの不思議は何かなー?」 こな「・・・まあ、いいけど・・・ えっとね、別にそんなもんって言えばそれでも良いのかも知れないけどさ、ギャルゲーって目当てのキャラと付き合うようになったら エンディングで終わっちゃうじゃん。最終回じゃん。折角、好感度とか上げたのに・・・」 かが「それが目的じゃないの?」 こな「それは実際の交際では入口じゃないですか!エントランスじゃないですか!私の求めているのはその先の・・・」 かが「こなたー、それはエロゲーの範疇じゃないのー?」 こな「・・・デートとか、日々のイチャイチャとかが重要なんじゃん!・・・って、かがみーん・・・」 かが「ご、ゴメン・・・」 こな「やる人にもよるだろうけど、折角魅力的なキャラがいるんならもっとイチャつき合いを見たいなあ 攻略はそれはそれで面白いけどさ、最後の成果がプレイヤーに見えないというのが腹立たしい!」 かが「でも、恋愛攻略ゲーって名前だから」 こな「うー、そうだけどー、私がゲームのキャラだったら直球で迫って後はラブラブしたいよー。モヤモヤは手早く終わらせたいー」 かが「現代っ子めー・・・」 かが「・・・ねえ、こなた」 こな「ん?」 かが「やらないか?」 こな「うほぉ!?スッ飛ばし過ぎだよ、かがみん!それじゃ只の変態じゃん!」 かが「こなた相手なら、変態って言われるの嫌じゃないわ」 こな「うわ!一体どこまで飛んだんですかー!?」 かが「ざっと、一月分ぐらいかな」
どこででもイチャイチャしてるから、覗かれる可能性が高いという説も 高校時代の変態かがみさん かが「ねー、こなたー」 こな「んー?どったのかがみん?」 かが「なんでギャルゲーの女の子ってこんな可愛いのに彼氏いないワケ?」 こな「かがみだっていないじゃん。同じだよ」 かが「え、何・・・?つ、つまり、この子達同士で・・・うわ、そんなゲームなの?」 こな「どんなゲームを想定してるんだか・・・」 かが「いや別に・・・」 こな「まあ、それはいわゆるお約束ってヤツじゃないかなぁ、かがみん。 かがみんの好きな小説だと『女子校なんて嫌いだな・・・』なんて言ってるキャラに限ってガチだとか」 かが「そ、それはむしろ必須な設定でしょ!」 こな「ハイハイ、しかし子供も買えるギャルゲーで彼氏持ちを攻略するのはちょっとアレだからねー」 かが「う、確かに」 こな「都合の良いように出来てるわけサ」 かが「都合が良すぎてちょっと違和感あるなー、自分は」 こな「まあねー、そう言えば私としては同じお約束でもどうにも気になる設定があるなぁー」 かが「ほほう・・・もしかしてかっこいい系の女の子に限って夜は受け受けとか?」 こな「・・・段々とかがみんの願望が見えてきたよ・・・自重しようよ・・・」 かが「え、えっ!?そんなにマズかった・・・?」 こな「私、かがみんを誤解してたかも知れない・・・性的な意味で」 かが「ちょっ・・・今のは取り消し!取り消しで!さあ、こなたちゃんのギャルゲーの不思議は何かなー?」 こな「・・・まあ、いいけど・・・ えっとね、別にそんなもんって言えばそれでも良いのかも知れないけどさ、ギャルゲーって目当てのキャラと付き合うようになったら エンディングで終わっちゃうじゃん。最終回じゃん。折角、好感度とか上げたのに・・・」 かが「それが目的じゃないの?」 こな「それは実際の交際では入口じゃないですか!エントランスじゃないですか!私の求めているのはその先の・・・」 かが「こなたー、それはエロゲーの範疇じゃないのー?」 こな「・・・デートとか、日々のイチャイチャとかが重要なんじゃん!・・・って、かがみーん・・・」 かが「ご、ゴメン・・・」
窓を開けっ放しで寝てしまったのかと思い、早速確認のために起きだす。 気だるい気分はまだ続いていたけど、重たい頭を振り払い窓に近づく。 カーテン越しでも寒さが伝わってくるのが分かる。 その冷たさに本当に窓を開けたまま寝てしまったのかとため息をついた。 気だるい気分を振り払うように、一気にカーテンを引く。 「うわぁ……」 あたり一面の銀世界。 目の前に広がる光景に現実味が感じられず、しばらく見入ってしまった。 ──あれ、どこかでみたような さっきまで自分がここにいたような気分に襲われる。 ──……夢? そのまましばらく眺めていると、やがて現実の寒さが私を元の世界に立ち戻らせた。 寒さで思わず震えてしまう。 「窓はちゃんと閉まっていたようね」 ロックがかかっていることも確認する。 そのあたりは抜かりない。 そのままもう一度寝ようかと考えたが、寒さで目が覚めてしまったらしく眠れそうに無かった。 先ほどまで感じていた気だるさも消え、幾分冴えているようにも感じる。 しかたなくそのまま起きる事にした。 ──今年は暖冬だって言ってたのに、まるでそのツケが今日一日に来たみたい もう一度外の様子をうかがう。 昨夜中に雪が降り積もったらしく、今はもう止んでいる。 昔はもっと頻繁に雪が積もっていたような気もするけど、 温暖化の影響なのだろうか、近年これほど積もった記憶は無い。 澄んだ冷たさと静寂が外の世界を支配していた。
───………… 暗い、とても暗い闇の世界 凍てつくような寒さの中、雪の上に足跡が続いている 永遠に終わることのない暗闇の奥へと、その足跡は続いている 一人の少女がその小さな足跡を刻み続けている 絶望という名の闇へ向かって 少女は立ち止まり、こちらを振り返る そこにあるのは悲しい笑顔 とても儚く、すぐにでも壊れてしまいそうな脆さを秘めて とても悲しそうに笑っていた 私は届くはずのない手を少女に向けることしかできない どこへ行こうというの どうして私の元を離れていくの そう尋ねても声が出ない 少女は最後に何か呟くと、そのまま闇に飲み込まれていった 余りに辛くて、その姿を見ないよう私はそのまま目を閉じた …………─── 翌朝、私は余りの寒さに目を覚ました。 窓を開けっ放しで寝てしまったのかと思い、早速確認のために起きだす。 気だるい気分はまだ続いていたけど、重たい頭を振り払い窓に近づく。 カーテン越しでも寒さが伝わってくるのが分かる。 その冷たさに本当に窓を開けたまま寝てしまったのかとため息をついた。 気だるい気分を振り払うように、一気にカーテンを引く。 「うわぁ……」
>>117 それヤバイじゃんか ! ! w
欲しいけど、益々買えなくなったw
まだ日が昇ってそれほど経ってないんだろう。 それにすごく寒い。 休みの日は昼過ぎまで寝ているのが習慣だったけど、今日は珍しく朝から目が冴えている。 ──そういや昨日早めに寝たんだっけ ネトゲを放り出してそのまま寝てしまったんだ。 いつもなら熟睡しているこの時間帯に起きたことに自分自身驚きながら、周囲を見回した。 薄暗い室内に、整然と並ぶフィギュアが目に入る。 それらはまるで自分を見下ろしているように見える。 パソコンのディスプレイに目を移すと、電源が入ったままだ。 暗いディスプレイには、ひどい顔をした自分がぼんやりと映し出されていた。 ──泣いた後、疲れて寝てしまったんだ 泣いたせいで幾分まぶたが腫れてるような気もするけど、昨日より気分はましになってる。 また暗い感情に支配されそうになる前に、気分を変えるためにもベッドから起き出した。 「うわ、さむっ!」 予想外の寒さにもう一度ベッドにもぐりこんでしまう。 「ううう……」 そのまましばらくベッドの中でブルブルと震えていたけど、 シーツの隙間から入ってくる冷たい空気に耐えられず、仕方なくベッドから出る。 「早く防寒具に身を包まないと、このまま凍え死んでしまう」 部屋の中で氷漬けにされた哀れな自分の姿を想像していると、 「駄目だ……早くなんとかしないと……」 変な想像をしている余裕はさすがに無い。 全身鳥肌でガクガク震えながら素早く着替えを終える。 ヒーターもオン。 しばらくしてようやく部屋の中が暖かくなった。 「ふう、一時はどうなることかと……」 ぶつぶつと呟きながらカーテンを開けると、 「こ、これは……」 目の前に広がるのは一面雪の世界。 近年これほど積もることのなかった雪にしばし見入ってしまう。 外の世界は朝日を受けて、きらきらと輝いていた。 見たところ雪の上には足跡一つ無い。 まるでふかふかの白い絨毯のようだ。
昔のように衝動的に雪の中に飛び込みたいという気持ちに駆られることは、 さすがにもうすぐ高校を卒業する年にもなれば無い………はず。 ただ、久々に積もった雪の中を散歩してみたい気分にはなった。 このまま家に居ても勉強に集中できそうにないし、今の自分にはネトゲも楽しく感じられない。 この薄暗い部屋に篭ってもやもやとした感情に支配されるより、寒くても外に出たほうがはるかにましだ。 軽く朝食をとった後、早速外に出る準備をした。 テレビを見ると、この冬一番の寒さとのことなので、防寒対策もしっかりとしなければ。 厚手のコートにマフラー、それにあと手袋と……あれ? いつも着用していた手袋が見当たらない。 おかしいな……どこにいったんだろう? ガチャッ── ドアが開く音に振り返ると、お父さんが起き出してきた。 「うう〜、さむっ、さむっ……ってあれ? こんな朝早くからどうしたんだ?」 「あ、お父さんおはよう。久しぶりに積もった雪を見にちょっと散歩に出ようと思って」 そういって玄関のドアを開け、外の様子を見せる。 手に触れたドアノブが冷たかったけど、仕方ない。 手袋はまた今度探そう。 「うわ、こりゃあすごい雪だな。何年ぶりだ、こんなに積もったのは」 「久しぶりだよね」 「しかし、こんな雪の中出歩いて大丈夫なのか? 滑って怪我でもしたら大変だぞ」 「心配しすぎだよ。私の運動神経知ってるでしょ?」 「まあ、確かに。大事な時期なんだから、くれぐれも怪我だけはせんように気をつけてな」 「うん、じゃあ行ってくる……よ!?」 元気良く出ていくと、玄関に積もった雪に足を滑らせそうになった。 「おいおい、ほんとに大丈夫か?」 「ハハハ、雪の上を歩くのは久しぶりだからね」 言葉とは逆の結果に、慌ててごまかした。 心配かけすぎて外に出ちゃだめなんて言われたら困る。 ──だって、こんなに雪が積もった日は何かいいことが起こるかもしれないから
──これだけ積もれば雪合戦もできそうね もう一度あたり一面を見渡す。 木に積もった雪がこぼれ落ち、小さな雪の山を作っている。 白い雪で覆われた庭を眺めながら、未だに雪の上を元気に走り回っていそうな少女のことを思い出した。 蒼い髪を揺らしながらどこか遠くへと駆けていく彼女を思い描いてみる。 小さな雪が舞い落ちる中、踊るように雪の上を駆けてゆく少女。 その小さな姿はどんどん遠くへと離れていく。 追いつこうとするも、速くて追いつけない。 不安に駆られ声をかけようとしたけど、声が出ない。 ──待って 思いが通じたのか少女は立ち止まる。 ゆっくりとこちらを振り向く彼女の表情は、笑みを湛えていた。 壊れそうなほど儚い笑みを。 ……えっ? 「……!!」 頭の中が混乱する。 どこかで見たことがあるような風景。 空想の中に現れた蒼髪の少女に動揺した。 「どうしてあんたが……」 思わず声に出る。 「どうしてあんたなのよ……こなた……」 頭の重さが再び襲い掛かる。 ──本当にどうしたんだろ、私……
絶望という名の闇へ向かって 少女は立ち止まり、こちらを振り返る そこにあるのは悲しい笑顔 とても儚く、すぐにでも壊れてしまいそうな脆さを秘めて とても悲しそうに笑っていた 私は届くはずのない手を少女に向けることしかできない どこへ行こうというの どうして私の元を離れていくの そう尋ねても声が出ない 少女は最後に何か呟くと、そのまま闇に飲み込まれていった 余りに辛くて、その姿を見ないよう私はそのまま目を閉じた …………─── 翌朝、私は余りの寒さに目を覚ました。 窓を開けっ放しで寝てしまったのかと思い、早速確認のために起きだす。 気だるい気分はまだ続いていたけど、重たい頭を振り払い窓に近づく。 カーテン越しでも寒さが伝わってくるのが分かる。 その冷たさに本当に窓を開けたまま寝てしまったのかとため息をついた。 気だるい気分を振り払うように、一気にカーテンを引く。 「うわぁ……」 あたり一面の銀世界。 目の前に広がる光景に現実味が感じられず、しばらく見入ってしまった。 ──あれ、どこかでみたような さっきまで自分がここにいたような気分に襲われる。 ──……夢? そのまましばらく眺めていると、やがて現実の寒さが私を元の世界に立ち戻らせた。 寒さで思わず震えてしまう。 「窓はちゃんと閉まっていたようね」 ロックがかかっていることも確認する。 そのあたりは抜かりない。 そのままもう一度寝ようかと考えたが、寒さで目が覚めてしまったらしく眠れそうに無かった。 先ほどまで感じていた気だるさも消え、幾分冴えているようにも感じる。 しかたなくそのまま起きる事にした。 ──今年は暖冬だって言ってたのに、まるでそのツケが今日一日に来たみたい もう一度外の様子をうかがう。 昨夜中に雪が降り積もったらしく、今はもう止んでいる。 昔はもっと頻繁に雪が積もっていたような気もするけど、 温暖化の影響なのだろうか、近年これほど積もった記憶は無い。 澄んだ冷たさと静寂が外の世界を支配していた。
周囲の景色にも目を向けてみることにした。 いつも通り過ぎている大きな家の屋根は白く染まり、木の枝に積もった雪は枝をしならせている。 門の近くには誰が作ったんだろう、可愛らしい小さな雪だるまがこちらの様子を伺っていた。 まるで雪だるまに呼び寄せられているような気がして、近づいてみることに。 顔をよく見ると小さいながらも一生懸命作ったんだろう、目と鼻と口がきちんと取り付けられている。 位置を何度も修正した跡が見てとれた。 「へえ、ちゃんと作ってるんだ……でも」 しばらくそのまま顔を見つめていると、最初笑っているように見えた顔がどこか寂しさを押し隠しているように見えてくる。 その表情にドキッとした。 ──何を悩んでるの? 「えっ?」 まるで自分の心の中に語りかけてくるような表情。 目をこすりもう一度良く見ると、もとの笑顔に戻っていた。 ──勘違いしたのかな? しばらくそのまま雪だるまを見ていると、家の中から小さな女の子が飛び出してきた。 元気いっぱいに雪の上を駆け回り始めた女の子は、嬉しそうにはしゃいでいる。 その様子を見ていると友達だろうか、家の中から別の女の子が出てきた。 ふたりは一緒になって、家の前を駆け回り始める。 何の曇りも無い純粋な笑顔が、とてもまぶしく映った。 「今日はすごい雪ですね」 いきなり後ろからかけられた声にびっくりした。 振り返ると、女の子の母親だろうか、家の前にいた私に声をかけてきていた。 別にこちらを不審がっている様子は無い。 たまたま家の前にいた私に声をかけてきたのだろう。 とても優しそうな雰囲気を持った人だった。 「そ、そうですね」 いきなり話しかけられたこともあり、ちょっと受け答えに戸惑ってしまった。 それに、普段母親という存在と話す機会はあまり無い。 友達の母親と会うことはたまにあるけど、いつも友達と一緒だ。 一対一で母親と向き合うという経験は、ほとんど記憶になかった。 すこし気まずく感じて、視線を雪だるまに移した。
って、振られてって、まるで私が告白したみたいじゃない。 自分の思い込みに一人顔を赤らめながら、その人の顔を思い描く。 これまでもずっとそうやって思ってきた。 「こなた……」 あの日以来ずっと忘れようとしてきた。 受験勉強で忙しいというのは本当だった。 でも、それを言い訳にしてこなたのことを避けてきたのも事実。 こんなわがままな私とずっと一緒に居続けてくれた親友を、 私は自分勝手な気持ちで、自分が傷つきたくないという弱さから避け続けた。 「最悪だ、私……」 罪悪感に苛まれ、うなだれるしかなかった。 でも、いつまでも自分の殻に閉じこもっているわけにはいかない。 こなたは今でも私のはっきりしない態度で苦しんでる。 追い返したとき悲しそうな顔をしたこなた。 いつもあんなに笑顔を振りまいていたのに。 それを奪ったのは私。 もう、これ以上あんな顔させることはできない。 これまでのことを、こなたに謝ろう。 許してくれなくてもいい。 自分の一方的な思い込みで裏切った私は、許されるべきだとも思わない。 私のわがままで、こなたがこれ以上悲しそうな顔をするのは耐えがたかった。 ──結局これも“私が”こなたの悲しい顔を見たくないという、自分本位な気持ちからなの? それでもいい。 私の気持ちなんてどうでもいい。 こなたの気が晴れるのなら……
その人は足元にある小さな雪だるまを優しく見つめた。 「朝早くからはしゃいじゃって。雪が珍しいのか二人でずっと作ってたわ」 二人の様子を思い出したのか、くすっと笑った。 「顔の部分が良くできてますね。何度も作り直した跡がありますし」 お世辞じゃなく、本当にそう思った。 何度も作り直した苦労の跡が見て取れる。 「ええ、両手が真っ赤になるまでね。二人の思い出作りなんでしょう」 「えっ?」 「もうすぐ、引っ越す予定なの。だから、あの子も友達と別れることになるから。記念にね」 思ってもみなかった言葉に、何も言い返せない。 今目の前で仲良く遊んでいる二人は、もうじき離ればなれになる。 その事実に胸が締め付けられる思いがした。 もし自分が友達と離ればなれにならなくなったら? みゆきさんや、つかさ、それに……それにかがみとも会えなくなる。 最初は電話やメールでやり取りするも、直に疎遠になり、やがて連絡も取らなくなる。 そんな現実を想像し、悪寒が走った。 「とても仲良さそうなのに……」 今目の前に溢れている笑顔は、もうすぐ失われる。 その現実がとても悲しい。 「別れは辛いけど、二人離れてもずっと友達のままよ」 「でも、時間がたったらお互いのことなんて忘れてしまう……」 今陥ってるかがみとの関係が思い出され、うなだれてしまった。 ──このまま会えなくなってもいいの? このままかがみと会えなくなるなんて嫌。 ──忘れ去られてもいいの? そんな……絶対に嫌。 ──どうして、そう思うの? だって……かがみは…… そんな私を見て何か感じ取ったのか、母親は優しく諭すように語りかけてきた。 「お互い会えなくなっても、二人一緒に過ごした楽しい日々は思い出として残るわ。 そして、そんな何気ない思い出が、人を豊かにするの。だから一緒にいるこの時間を大切にしなきゃね」 「……」 その言葉が胸に突き刺さる。 ずっと俯いたままの私に、大丈夫と声をかけてくれた。 見上げると、心配そうに私の顔を覗き込んでいる。 「だ、大丈夫です」 知らない人に迷惑かけちゃいけない。 「ほんとに?」 そう言うと、それ以上何も聞かないでいてくれた。 しばらく心配そうな顔してたけど、また元の優しい表情に戻った。 「これからお出かけ?」 「え、ええ。……ちょっと……と、友達の家に」 最後の部分は口から出任せだったけど、それもいいかもしれない。 かがみとの冷え切った関係がこれ以上続くのはもう嫌だった。 ──会ってもう一度謝ろう このままの状態でかがみと離れ離れになるなんて……絶対に嫌。 会えるかどうかなんて分からない。 でも、そんなの行ってみなけりゃ分からない。 「そう……じゃあ、大切にしてあげてね」 「はい……」
>>117 うちのfigmaこなたはねんぷちの巫女かがみんを(>ヮ<.)顔で抱いてるw
だるそうなかがみんの顔がまたちょうど良い感じでGoodすぎるw
>>129 全部揃えようと思うとヤバイが、figmaのこなかがを揃えるだけなら高々
5千円だから大丈夫。
>>129 丁度良かったな
明日は日曜日だから買いに行って来いよ
一体だけ、一体だけだから、な!
>>129 欲しいときに買っとかないと、後で後悔するよ
見つけたときに(あるときに)買う
出ないと、次に買おうと思ったときには手に入らないことが
往々としてあるからね〜
>>137 まったく同じことしてるwww
かがみがツインテールならこなたはグドンって所か
愚鈍はつかさだろ
こなたは普通にかがみを食いそうだけど、つかさはそんな事しないだろw
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>>1 \
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>>140 何のことかわからないのでぐぐってみた
・・・ウルトラマン??
もうこなたはどんなに抗おうがかがみに食われる(性的な意味で)姿しか想像できない 初期の印象とこんなに変わったキャラは初めてだ
>>144 帰ってきたコナトラマン 第5話 二大巫女東京を襲撃
147 :
13-351 :2008/08/03(日) 18:49:17 ID:8BakgmbS
148 :
8-784 :2008/08/03(日) 22:05:22 ID:0EtxQWaV
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最初こなたがかがみに押される姿は想像できなかったんだが なぜか今は受けこなが普通に頭に浮かぶ…具体的に本編のどこらへんで この意識改革はなされたのか
かがみが変態って気づいたから
>>150 ラッキーたーんの「食べちゃうわよ」からじゃないのか?
俺もそのクチだ。
あれは強烈だったw あと虎顎氏の同人誌の影響が強い。
OVAは異世界ファンタジー系なのかな?設定資料見る限り ミックミクかがみワロタ
まさかオフィシャルでもみっくみくかがみが出るとは思わなかったw
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こなたとかがみが恋人同士になっていく経緯を描くのもいいが、 いつの間にか自然に恋人同士になっちゃっていたっていうのも好きだな。
i l ,,ノ  ̄``'ー-、,, ノ 'i,,、-‐'''' '''ー--、, `、 / ,,,.、-‐―‐‐--、, ,r'´,,、-‐ `'‐、,,`'‐、_,,、-‐'´ \ ,/ `'‐-'´ `'‐---‐'''フ>'´ ,,、-‐.} / ``'''ー---―‐ / ,/ / / / r'´ / ,ノ ,、-‐i`'‐-、,,,,__,,,,、-'´ / / `''T'ー''' _,l ⌒ヽ ブバッ! / / l (⌒),.--、ブゥッ! ,,、'´ .,、'´ 'i /;;;;;;;;;l, `il´ / 、-'´ 入 /;;;;;;;;;イ U }l´ ,,r'´ ,,、-'´ i ヽl;;;;;;;;;i i '、\ u ,、-'´ / '; l;;;;;;;;{‐'`-ヾ-ゝ、,,__,,,,.、-ィ'''´ 、 / } l;;;;;;;ゝ ミチミチ… { i゙ .l ヾ;;;;;;;`'‐-、_ \ '; l ヾ、;;_;;;;;;;_ノ `'、 'i /: : :/: :/} :小: : : : : : : : ≧ー __,/ /: : /: :/ ,| : | ∨| : : : : : 廴 f´/ }:/.: :.ム斗' | /| `ヘ}ヽ: : : : ヘく ∨ ,イ: : :{ :/ j/ V | : : ∨ ヽ、{∧ 圷旡≧/ / /≦乏ア:| ト、:ハ_ |:ヽ}ヘ:/ | |/ / / / | | ? |:「ヽ} |: :|:`ー.、| | , -- 、 | | {ム/:{ |: :|: : :|:|> 、ー'⌒ー'_. イ: : |: :| |: :|: : :|:| ,.≦厂 「x |: : :|: :| | : ', : :',|/ {___7`ーl: : :|: :|
かがみ視点で妄想 最初→変なやつだなぁ・・・ しばらくして→私怖がられること多いのに、遠慮ないヤツだなぁ・・・ 半年後→私の素を受け止めてくれるのって、こなただけよね・・・ 一年後→私、こなたのこと・・・好き、かも
まだ生きてます。 そんな事を考えつつ枕元の時計を見遣ると、時刻は既に12時を回っていた。 「これ、作ってきたの!」 ジャーン! と言わんばかりの笑顔で、透明の袋に詰めた物体を差し出される。 ブラック、ブラック、ブラーック、驚くほどにだ。 そうか、そういう事か。 つまりかがみは、 「それを誰かに食べて貰いたかった訳だね」 「うん!」 「ちなみに、誰かに食べさせてみたりした?」 「みんなお腹いっぱいだったらしいから、まだね」 黙り込んだ私を意にも介さず、 「仕方がないから、つかさの枕元に4袋くらい置いてきたけど」 と付け足していた。
「へー、こなたってば意外に可愛い寝顔してんのねー」 聞き覚えのある凛とした声に惹かれ、私を瞼を開いた。 そのぼやけた視界の中に佇んでいた彼女。 ……かがみん? 「へぇー、こなたってば意外に可愛い寝顔してんのねー」 「ぞれは、ざぁっき聞ぃだよ」 「……つまんないわね」 「なんだよー、何じに来だんだよー、がえれよー……」 「うっわー酷い声」 「うるざーい」 「まったくー、この時期に風邪を引くとは情けない……」 息を吐いて、腕を組む彼女。 「それも、揃いも揃って三人一緒にとはね」 そういうお前も昨日寝込んでいたじゃないか。 と言い返す余力も、今の私には残っていなかった。
「なーんてね、みゆきさんも寂しがっているかもしれないし、行ってあげてよ」 「アンタにしてはえらく簡単に引き下がるわね」 そう、私は物分かりがいい子なのだ。 冗談ばかりの仲だけど、ちゃんと分かっているんだよ、私は。 ……分かっているんだよ。 「うーい、それじゃお大事にね!」 「うん……」 引き留めるべきか、或いは見送るべきか。 迷っているうちに答えは逃げてしまった。 「なーんてね、みゆきさんも寂しがっているかもしれないし、行ってあげてよ」 「アンタにしてはえらく簡単に引き下がるわね」 そう、私は物分かりがいい子なのだ。 冗談ばかりの仲だけど、ちゃんと分かっているんだよ、私は。 ……分かっているんだよ。 「うーい、それじゃお大事にね!」 「うん……」 引き留めるべきか、或いは見送るべきか。 迷っているうちに答えは逃げてしまった。
「おーいこなたー、体調はどうだー?」 かがみが部屋を出ていくのを見計らったかのように、父さんが部屋へと入ってきた。 「この通り元気だよ、喉は痛いけど」 「そうかー」 うんうん、と頷いた父はそのまま続ける。 「しかし、かがみちゃんもいい子だよなー」 「そだね」 「お見舞いだぞ、お見舞い。それも朝早くから来るとは驚き物の木だ」 父の説明臭い台詞廻しは置いておくとして、気になる点を指摘する。 「朝、早くから?」 「そう、9時だぞ、9時」 「そ、そんな早くから来て何してたの?」 「お見舞いだろ?」 「え、私の所に来てたの?」 「へぇー、こなたってば意外に可愛い寝顔してんのねー……って言ってたみたいだぞ?」 うわぁ、アレ、起きるまでずっとやってたんだ…… っていうか何でそれを知っているんだ父さん。 「で、10時からは一緒にケロ○軍曹とリ○ーンを見て……」 そこは譲らないんだ。 「で、また部屋に戻っていったから、父さんは一人寂しく煎餅を御馳走になっていた訳だ」 かがみん……私の為にそこまで…… 私は胸の内が暖かくなったような気がした。 こんなにも私の事を考えてくれている人は、他には居ないんじゃないのか? こんなにも…… でも考えようによってはちょっと怖いなと考えたら背筋が寒くなったので、そのうち私は考えるのをやめた。 今度、お返しに本物のチョコチップクッキーを作ってあげようかな。 うん、そうしよう。
風邪で頭が回らないせいだろうか。 どうもペースを乱されている気がする。 「それじゃ、あたしはそろそろ帰るね」 「え、もう? もう少しゆっくりしていってよ」 ずっと寝込んでいただけあって正直、人恋しい。 枕元に居座り続ける父はすぐさま追い払ったが、 かがみには少しでも長く側にいて欲しかった。 「でも、みゆきの所へも行きたいからさ」 「わ、私とみゆきさんどっちが大切なの?」 「みゆき」 「……」 「そ、そんな眼で見ないでよ、冗談よ冗談」 「じゃあ、どっち?」 「両方」 「女の人ってずるい!」 「うわぁー面倒くさい奴だなー」 風邪で頭が回らないせいだろうか。 どうもペースを乱されている気がする。 「それじゃ、あたしはそろそろ帰るね」 「え、もう? もう少しゆっくりしていってよ」 ずっと寝込んでいただけあって正直、人恋しい。 枕元に居座り続ける父はすぐさま追い払ったが、 かがみには少しでも長く側にいて欲しかった。 「でも、みゆきの所へも行きたいからさ」 「わ、私とみゆきさんどっちが大切なの?」 「みゆき」 「……」 「そ、そんな眼で見ないでよ、冗談よ冗談」 「じゃあ、どっち?」 「両方」 「女の人ってずるい!」 「うわぁー面倒くさい奴だなー」
「へー、こなたってば意外に可愛い寝顔してんのねー」 聞き覚えのある凛とした声に惹かれ、私を瞼を開いた。 そのぼやけた視界の中に佇んでいた彼女。 ……かがみん? 「へぇー、こなたってば意外に可愛い寝顔してんのねー」 「ぞれは、ざぁっき聞ぃだよ」 「……つまんないわね」 「なんだよー、何じに来だんだよー、がえれよー……」 「うっわー酷い声」 「うるざーい」 「まったくー、この時期に風邪を引くとは情けない……」 息を吐いて、腕を組む彼女。 「それも、揃いも揃って三人一緒にとはね」 そういうお前も昨日寝込んでいたじゃないか。 と言い返す余力も、今の私には残っていなかった。
「つかさ…あんたいつの間に…」 「夕日の中で萌ゆる二人…おぉ〜、なんとお熱いこと!」 こなたとかがみは、教室の扉の外から2人の様子を見ていた。 しかし、邪魔してはいけないと、そこから立ち去った。 帰り道。 夕日が照らす中、こなたとかがみが話している。 「まさかあの二人ができていたとはねぇ〜」 「そうよね…私も意外だったわ…」 「きっと同類同士で惹かれ合ったのかもね。二人とも天然!」 「うふふっ。そうかもね!でも、みゆきなら安心して任せられるわ」 「…ねえこなた、なんであの二人はお互い好きになったのかな?」 「さあ〜、かがみと私がイチャイチャするのを見て影響されたんかもよ」 こなたがニヤニヤ顔で言った。 「そ、そんなわけあるかっ!!///」 すぐにかがみの顔が赤くなる。 「いやいや、案外そうかもよ〜、あっ、つまづいちゃった…!」 そう言って、こなたはかがみの腕にしがみついてきた。 「うそつけっ!…は、離れなさいよ!!」 「いいじゃ〜ん、たまにはこうゆうのも!」 「いっつも私にそうしてくるでしょ…」 「かがみぃ〜お願い〜、私も甘えんぼさんなんだヨ?」
しかしまぁ、粒ぞろいの下らなさだ。
倉庫の隅から、つかさとみゆきが覗いている。その時、つかさは足下でバランスを崩して、倒れそうになってしまった。 「わあっ!!」 思わず声が出てしまう。 「ん?なんか今つかさの声が…」 「どしたのかがみん?」 「…気のせいか。誰もいるわけないわよね。こんなとこさっさと出ましょ」 「ねえかがみ〜ん、帰りにゲマズとアニメイト…」 「あ〜あ、聞こえな〜い。早く帰ろ〜っと」 「え〜!かがみのいけずぅ…」 (えええ〜〜っ!?普通に帰っちゃうよぉ〜;orz) 教室にて。 「うぅ〜、結局失敗だったよお…」 そう言いながら、つかさは泣いている。 「くすん、やっぱり私じゃうまくいかないのかな〜」 みゆきはつかさの頭をなでる。 「つかささんは頑張りましたよ…ですからその思いはきっと届くと思います」 そう言ってみゆきは優しい顔で笑ってくれた。 「ゆきちゃん…ぐすっ」 「あっ…!」 突然バランスを崩して、倒れそうになったところをみゆきに受け止められた。 「だ、大丈夫ですか?つかささん…」 「えへへ…何にもないとこなのにつまづいちゃった…」 「…」 それから、つかさはみゆきに抱きついたまま、離れようとしなかった。 「あ、あのう…つかささん…?」 みゆきの顔が赤くなっている。 「あのね、私ね…家の姉妹の中で一番甘えんぼなの… だから、お母さんやお姉ちゃんによく甘えてたんだけど…今は…ゆきちゃんがいいの…」 ゆきちゃんと一緒にいるとすごく安心する…でも、なんだか私の顔が熱いよぅ…
ある日、バス停でこなた、かがみ、つかさがいつものように話をしている。 「朝、幼馴染みの女の子に起こしてもらって、一緒に登校するシチュって萌えるよね〜」 「うんうん!わあ〜好きな人と一緒に登校できるって、素敵だよぉ〜」 「…そんな、あんたのやるギャルゲーみたいなことなんて、滅多にないわよ…」 「でも、かがみはそれ実行してるよね?」 「なんでよ?」 「かがみんは、すでに私の嫁だからね!」 「バ、バカ…!またあんたはそんなしょうもないこと言うんだから…」 「む…そこまで言うか…じゃあ、いーよ。私はつかさと結婚するもん」 つかさが言った。 「いいよ〜」 ぴしっ(その場が凍り付いた) 「…ちょ、ちょっとつかさ!!ダメよ!こ、こんな奴となんて!!こいつは…すぐ人にちょっかい出すし…宿題すぐ見せろって言うし…!そ、それに …」 「な〜んちゃって、えへへ」 「な、なんだ…そ、そうよね」 「でも、大慌てで必死に止めようとしてるかがみん萌え。そんなに私のことが気になるなんて…あぁ、かがみん、それなんていう乙女?」 「ち!違うわよ!私は妹の身を心配しただけで…!」 「だ〜いじょ〜ぶ、そんな心配しなくたって、こなたはかがみのものだよ!ずっと側にいてあげるからね〜。よしよし」 「…ば、ばかっ…!」 かがみは赤い顔で言う。
2時限目終了後。 「困ったなあ… 次の時間の、歴史の教科書忘れちゃったよ。…まいっか。ばれないようにやりすごせば」 つかさは、そこですかさず言った。 「お、お姉ちゃんに借りてくれば!?」 【つかさの妄想】 こなた「かがみ…私、歴史の教科書、忘れちゃったんだけど…」 かがみ「はい、私の使っていいわよ…ドジね、こなたは…でも私の愛まで忘れちゃいやよ?」 こなた「大丈夫だよ!かがみへの愛は時空を越えて歴史に刻まれているんだから!!」 かがみ「こなた…1万と2千年経っても愛してるっ!(抱)」 (うん、これでうまくいく!) こなたがB組に戻ってきた。 「ど…どうだった?」 「うぅ…貸してはくれたけど、また忘れ物したなって、たっぷり怒られた…」 「え…;」 昼休み。 いつも通り4人で昼食を食べる。いつも通り、こなたはチョココロネを持ってきていた。 (う〜ん、こなちゃんとお姉ちゃんの仲を接近させるには…そうだ!) 「ねえ、こなちゃんいっつもチョココロネだと飽きるから、たまにはお姉ちゃんとお弁当交換してみたら?」 【つかさの妄想】 こなた「かがみ!!私たちの愛はチョココロネのように渦巻いているっ!」 かがみ「愛の卵焼きよ!!こなた!!」 こなた「かがみの愛がチョコみたいに甘いよ…」 かがみ「私たちの愛はまだ卵からかえったばかりなのよ、こなた…(ちゅっ)」 (うん、これでうまくいく!) 「いやよ 」 「チョココロネ飽きないからいい」 (…どんだけ〜)
パトリシアさんは、「オウ、コレが百合萌えデスネ!」と叫んでいる。これもスルー。 黒井先生……先を越されたからって、もう自棄酒ですか……。桜庭先生も止めてあげてください。 成実さんは目が合うと手を振ってくれた。私達もあなたに負けないくらいの幸せな家庭を築きます。 つかさ、まつり姉さん、いのり姉さん、お母さん、お父さん。いろいろあったけど、私、ここまで来ました。 そうじろう叔父さ……お義父さんは、かなたさんの遺影を抱いて滝のような涙を流している。 私、こなたを絶対幸せにします! そんなことを思っている間に、私達は絨毯を歩き終わり、永遠の愛を誓う場所へとたどり着いた。 そこには、神父服を着た、みゆき。 「おめでとうございます、泉さん、かがみさん」 「ありがとね、みゆきさん」 「ありがとう、みゆき」 聖母の様な微笑みで頷くと、みゆきは私たちを促した。ここからが式の本番。 「汝、泉こなたは、柊かがみを夫とすること誓いますか?」 「誓います」 俯き加減で、でもしっかりと答えるこなた。その姿がたまらなく愛しい 。 「では、汝、柊かがみは泉こなたを妻とすることを誓いますか?」 誓います……その一言を発するだけのはずなのに、すごく緊張する。 でも、言わなくちゃ、こなたと結ばれるために。 「誓います!!」 うあ……思わず叫んでしまった。そんな私にみゆきは苦笑い。 「では、指輪の交換と、誓いのキスを」 互いに指輪を交換し、左手の薬指にはめる。こなたの
つかさが返事をして扉を開ける。 「かがみ、準備できた〜?」 そこに立っていたのは、ウェディングドレスを着た、こなた。 その姿に一瞬、心臓がはねる。だ、ダメだ……可愛すぎる。 「ちょ、こなた……ドレスのまま歩き回って、崩れたらどうするのよ」 それを悟られないようにと、少し視線をそらす。 私の気持ちを知ってか知らずか、こなたは部屋の中に入ると、ツツツと私に寄って、上目使いに見上げてきた。 「だって、折角の晴れ姿だよ?やっぱりかがみに早く見て欲しくってさぁ」 バ、バカ……そんなこと言ったら、余計に照れちゃうじゃないの。 「あるぇ?かがみ照れてんの?ねぇ、照れてんの?」 そう言ってふっくらした頬を擦り付けてくるこなた。何か言い返そうと思ったが、図星なので何も出てこない。 「ふふっ、あ〜やっぱりかがみは可愛いねぇ。私、かがみを選んで正解だったヨ」 「もう……」 諦めて、こなたのされるがままになっている私。弱いなぁ、と思う。でも、まぁ、いいか。 そんな私達を横でニコニコと見つめていたつかさが口を開く。 「それにしても、今日からこなちゃんもお義姉ちゃんになるんだね〜」 それを聞いて、私から体を離したこなたが大きく頷く。 「その通り。こなたお義姉ちゃんでも、こなたお義姉様でも好きなように呼びたまへ〜」 「え?う〜ん、こなちゃんはやっぱりこなちゃん、かな」 そんな会話を聞いていると、今日と言う日の実感が急に湧いて来る。 そうか、こなたも今日から我が家の一員なんだ。 こっちを向いたこなたが、ニカッと微笑む。 「明日からはずっとかがみと一緒だね。これからは私が毎日かがみのお弁当を作ってあげるよ。 代わりに、毎日宿題写させてもらうけど」 「結局それか!」 と、ツッコミながらふと微かな疑問を感じる。ん、宿題?まだ高校卒業してなかったっけ? 「何言ってんのかがみ?女の子は16歳から結婚できるんだよ」 あ、そうか。そういえばそうだったわね。 「んじゃあ、そろそろ時間だから、私行くね。また後でね、かがみ、つかさ」 「うん、後でね。こなちゃん」 あ……後ですぐ会えると分かっているのに、なんだか、寂しい。 「あ、そうそう、かがみ。子作りなら任せてね。何たって私は、不可能を可能にする女だから」 「なっ、そんな恥ずかしいことを堂々と言うなっ!!」
「ハイ、お姉ちゃん。できたよ」 「ん、ありがと。つかさ」 服を調えてくれたつかさに礼を言い、用意された鏡に映った自分を見る。 着慣れない白いタキシードは、思ってた以上には、私に似合っている。 いつもはツインテールにしている髪も今日は後ろで纏めてみた。 ……あいつ、どう思うかな。 ほんの少し上気した頬は、この後の式を思ってか、愛する人を思ってか。 「お姉ちゃん、格好いいよ」 「そ、そう?」 つかさの賛辞に照れ笑いをしながら、これなら、あいつも……こなたも気に入ってくれるかな、と思う。 と、その時、私たちのいる控え室のドアがノックされた。 「は〜い」 「ハイ、お姉ちゃん。できたよ」 「ん、ありがと。つかさ」 服を調えてくれたつかさに礼を言い、用意された鏡に映った自分を見る。 着慣れない白いタキシードは、思ってた以上には、私に似合っている。 いつもはツインテールにしている髪も今日は後ろで纏めてみた。 ……あいつ、どう思うかな。 ほんの少し上気した頬は、この後の式を思ってか、愛する人を思ってか。 「お姉ちゃん、格好いいよ」 「そ、そう?」 つかさの賛辞に照れ笑いをしながら、これなら、あいつも……こなたも気に入ってくれるかな、と思う。 と、その時、私たちのいる控え室のドアがノックされた。 「は〜い」
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ダイジェストご苦労さん。 さて、フレーズでググって本編読んでくるか。
そういえば作品投下は避難所がメインになったんだよな んじゃ、ちょっくらオイラも読みに行って来るわ
しかしこれだけアンチこなかがで荒らしていて、こなかがサイトを襲撃する度胸はないんだよな 結局身元特定されない2chでしか暴れられない腰抜けってわけだ
そうだね
律義にsageてるしな。
自殺スレの奇恥害を疑ってしまうなあ 神絵師がこなかがほのぼの書いたりもするから ぶち切れてここ攻撃してんじゃねえか
>>180 すまん。自分、向こうにも常駐してるんだ。
あっちも基本かがこなだし、
鬱ってるこなたと保護者なかがみはそれはそれで魅力的でね……
>>183 おいおい別に個人がどこのスレにいてもいいが
指摘されたのは勝手に犯人作るなってことじゃないの?
そもそも荒れる元になるような不用意な発言は控えろってこったなあ。 以後こなかがどんとこい。
>>180 確か前に自殺スレを潰そうだとか誰か言ってたような覚えがあるが、あれも君かい?
そういう排他的なナチじみた発言がちらほらしているから
正直、このスレが粘着に荒らされているのを見ても
全面的に同情しようという気がどうしても起こらないよ。
もちろん、住民のほとんどがまともな人であるのは分かっているし
>>180 が荒らし本人の工作である公算もあるわけだけどね。
という荒らしでした
i l ,,ノ  ̄``'ー-、,, ノ 'i,,、-‐'''' '''ー--、, `、 / ,,,.、-‐―‐‐--、, ,r'´,,、-‐ `'‐、,,`'‐、_,,、-‐'´ \ ,/ `'‐-'´ `'‐---‐'''フ>'´ ,,、-‐.} / ``'''ー---―‐ / ,/ / / / r'´ / ,ノ ,、-‐i`'‐-、,,,,__,,,,、-'´ / / `''T'ー''' _,l ⌒ヽ ブバッ! / / l (⌒),.--、ブゥッ! ,,、'´ .,、'´ 'i /;;;;;;;;;l, `il´ / 、-'´ 入 /;;;;;;;;;イ U }l´ ,,r'´ ,,、-'´ i ヽl;;;;;;;;;i i '、\ u ,、-'´ / '; l;;;;;;;;{‐'`-ヾ-ゝ、,,__,,,,.、-ィ'''´ 、 / } l;;;;;;;ゝ ミチミチ… { i゙ .l ヾ;;;;;;;`'‐-、_ \ '; l ヾ、;;_;;;;;;;_ノ `'、 'i /: : :/: :/} :小: : : : : : : : ≧ー __,/ /: : /: :/ ,| : | ∨| : : : : : 廴 f´/ }:/.: :.ム斗' | /| `ヘ}ヽ: : : : ヘく ∨ ,イ: : :{ :/ j/ V | : : ∨ ヽ、{∧ 圷旡≧/ / /≦乏ア:| ト、:ハ_ |:ヽ}ヘ:/ | |/ / / / | | ? |:「ヽ} |: :|:`ー.、| | , -- 、 | | {ム/:{ |: :|: : :|:|> 、ー'⌒ー'_. イ: : |: :| |: :|: : :|:| ,.≦厂 「x |: : :|: :| | : ', : :',|/ {___7`ーl: : :|: :|
かがみがミクコスしてるなんだかOVAの設定資料みたいな絵を見かけたんだが、どこぞの雑誌に掲載されたもの なんだろうか? OVAこなかが分あるかどうか評判聞いてから買う事にするわ
>>189 ハルミクとこなかがが一度に味わえるのか・・・
夢のようだ
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/05(火) 17:06:41 ID:KOdIAVUn
こなかが分はいっそ無いほうがいいな
『ゴロゴロ』(こなたの胸のあたりにすりすり) 「……嬉しそうね(うらやましい)」 「うん。猫好きだし可愛いもん。ちょっと毛がくすぐったいけど」 「(猫が嬉しそうねってことだったんだけど)舌で舐められてもくすぐったいわよね。ざらついてるし」 「唇とか舐められるとちょっと痛いよね」 「そうなんだ……ってあんた舐められたことあるの!?」 「え、うん。そんなにびっくりすること? よくあることじゃん」 「よくないわよ!」 「昔ね、よく近所の猫と遊んでると必ず舐められてたんだ」 『(ぺロ)』 「なっ」 「こんなふうに。……あ、この子の目、かがみの目の色そっくり」 「な、舐められるのが痛いなら、何でわざわざ顔近づけるのよ!」 「猫の目って綺麗じゃん。だから近くで見たくて、つい」 「……それでいつもキスされたわけ?」 「うん。痛いっていってもほんの少しだし、嫌な気分でもなかったし」 「じゃああんたのファーストキスは、私とじゃなくて猫だったわけだ」 「いや、猫は普通カウントしないでしょ。それに何でも範疇に入れるなら、私の初めては絶対お父さんだよ」 「おじさんは親だからいいのよ」 「えー! 言ってる事ムチャクチャだよ。そもそも猫と人間を比べるのがおかしいって」 「おかしくない!」 「まったく、がかみんはおこちゃまだなぁ。ねー」 『にゃー』 (ぷっつん) 「うるさい! あんたにキスしていいのは私だけなの!!」 「っ……!?」 「みちばたでっ、いきなりは、どうかと、思うよ……」 「……ついカッとなってやりました。今では反省してます……」 「おまけに、舌まで入れてくるしっ」
「みちばたでっ、いきなりは、どうかと、思うよ……」 「……ついカッとなってやりました。今では反省してます……」 「おまけに、舌まで入れてくるしっ」 「ごめんなさい。もうなるべくしません」 「はぁ……。もう……かがみとキスする方がよっぽど痛いよ」 「私の舌、そんなにざらついてる?」 「ううん。……心臓が痛い」 『にゃーん』 痴話喧嘩は猫も食わない。 『ゴロゴロ』(こなたの胸のあたりにすりすり) 「……嬉しそうね(うらやましい)」 「うん。猫好きだし可愛いもん。ちょっと毛がくすぐったいけど」 「(猫が嬉しそうねってことだったんだけど)舌で舐められてもくすぐったいわよね。ざらついてるし」 「唇とか舐められるとちょっと痛いよね」 「そうなんだ……ってあんた舐められたことあるの!?」 「え、うん。そんなにびっくりすること? よくあることじゃん」 「よくないわよ!」 「昔ね、よく近所の猫と遊んでると必ず舐められてたんだ」 『(ぺロ)』 「なっ」 「こんなふうに。……あ、この子の目、かがみの目の色そっくり」 「な、舐められるのが痛いなら、何でわざわざ顔近づけるのよ!」 「猫の目って綺麗じゃん。だから近くで見たくて、つい」 「……それでいつもキスされたわけ?」 「うん。痛いっていってもほんの少しだし、嫌な気分でもなかったし」 「じゃああんたのファーストキスは、私とじゃなくて猫だったわけだ」 「いや、猫は普通カウントしないでしょ。それに何でも範疇に入れるなら、私の初めては絶対お父さんだよ」 「おじさんは親だからいいのよ」 「えー! 言ってる事ムチャクチャだよ。そもそも猫と人間を比べるのがおかしいって」 「おかしくない!」 「まったく、がかみんはおこちゃまだなぁ。ねー」 『にゃー』
小なた 『にゃー』 「あ、猫だ」 「珍しいわね。ここら辺で猫なんて」 「珍しついでに、大福に耳と尻尾が生えただけの猫もどきも出ないかな」 「そりゃ妖怪だ」 『にゃーん(すりすり)』 「あはっ、くすっぐたいよ」 「……ずいぶん懐っこいわねこの子。野良っぽいのにあんたにべったりじゃない」 「そだねーって、わ! あぶなっ……踏むとこだった」 「ちょ、気をつけなさいよ」 「わーってますよ。あの歌みたいに内臓破裂したらかわいそうだもんね」 『ふにゃっ』(こなたに抱き上げられた) 「あー、童謡って意外とエグイの多いよな……にしても、ほんとによく懐いてるわね。抱き上げても全然暴れない」 「この子が人懐っこいってのもあるんだろうけど、何故かよく好かれるんだよ猫に」 「へぇ。ま、あんた猫みたいだし、同類だと思われてるんじゃない?」 「えー、私のどこらへんが猫?」 「口とか、機嫌のいい時に目を細めるとことか。細かい仕草もそれっぽいし」 「ふーん」 『(ぺロ)』 「なっ」 「こんなふうに。……あ、この子の目、かがみの目の色そっくり」 「な、舐められるのが痛いなら、何でわざわざ顔近づけるのよ!」 「猫の目って綺麗じゃん。だから近くで見たくて、つい」 「……それでいつもキスされたわけ?」 「うん。痛いっていってもほんの少しだし、嫌な気分でもなかったし」 「じゃああんたのファーストキスは、私とじゃなくて猫だったわけだ」 「いや、猫は普通カウントしないでしょ。それに何でも範疇に入れるなら、私の初めては絶対お父さんだよ」 「おじさんは親だからいいのよ」 「えー! 言ってる事ムチャクチャだよ。そもそも猫と人間を比べるのがおかしいって」 「おかしくない!」 「まったく、がかみんはおこちゃまだなぁ。ねー」 『にゃー』 (ぷっつん) 「うるさい! あんたにキスしていいのは私だけなの!!」 「っ……!?」 「みちばたでっ、いきなりは、どうかと、思うよ……」 「……ついカッとなってやりました。今では反省してます……」
その思いを乗せて、私はかがみの手を握る力を少し強めた。 それに呼応するように、かがみは私のほうを振り返る。 「……なんか近所の子供と遊んでる気分だなぁって思って」 そう言って、私の顔を覗き込むかがみの表情から、悲しみは消えていた。 今は、私を包んでくれるような優しい笑顔。 ほっとすると同時に優しさを感じて、私は涙が流れそうになって顔を背ける。 今はまだ、これまでの関係を続けよう。 そう心に決めて、私はいつものように言葉を返す。 「容赦無いね、人が気にしてる事を……」 かがみが居なくなる…… そんな考えが頭をよぎった。 瞬間、心に恐怖が渦巻いた。 一度覚えた恐怖を、なかなか消し去ることができなかった私は、かがみを感じたいと思った。 「ねぇかがみ、手繋がない?」 たったそれだけでいい。 本当は伝えたくてしょうがないけど、今はまだ伝えられない。 私の我儘で、私たち四人の関係を壊しちゃいけない。 だから、今できる精一杯の普通で、私はかがみに声を掛ける。 「ん?どったの?」 それに呼応するように、かがみは私のほうを振り返る。 「……なんか近所の子供と遊んでる気分だなぁって思って」 そう言って、私の顔を覗き込むかがみの表情から、悲しみは消えていた。 今は、私を包んでくれるような優しい笑顔。 ほっとすると同時に優しさを感じて、私は涙が流れそうになって顔を背ける。 今はまだ、これまでの関係を続けよう。 そう心に決めて、私はいつものように言葉を返す。 「容赦無いね、人が気にしてる事を……」
かがみと二人で買い物に行った帰り道。 夕日が空を茜色に染め、夜の闇が近付いてくる気配がする。 太陽の光と夜の闇が争い、交じり合って、空の一部が菫色に染まっている。 なんだか、かがみの髪の色みたい…… i l ,,ノ  ̄``'ー-、,, ノ 'i,,、-‐'''' '''ー--、, `、 / ,,,.、-‐―‐‐--、, ,r'´,,、-‐ `'‐、,,`'‐、_,,、-‐'´ \ ,/ `'‐-'´ `'‐---‐'''フ>'´ ,,、-‐.} / ``'''ー---―‐ / ,/ / / / r'´ / ,ノ ,、-‐i`'‐-、,,,,__,,,,、-'´ / / `''T'ー''' _,l ⌒ヽ ブバッ! / / l (⌒),.--、ブゥッ! ,,、'´ .,、'´ 'i /;;;;;;;;;l, `il´ / 、-'´ 入 /;;;;;;;;;イ U }l´ ,,r'´ ,,、-'´ i ヽl;;;;;;;;;i i '、\ u ,、-'´ / '; l;;;;;;;;{‐'`-ヾ-ゝ、,,__,,,,.、-ィ'''´ 、 / } l;;;;;;;ゝ ミチミチ… { i゙ .l ヾ;;;;;;;`'‐-、_ \ '; l ヾ、;;_;;;;;;;_ノ `'、 'i /: : :/: :/} :小: : : : : : : : ≧ー __,/ /: : /: :/ ,| : | ∨| : : : : : 廴 f´/ }:/.: :.ム斗' | /| `ヘ}ヽ: : : : ヘく ∨ ,イ: : :{ :/ j/ V | : : ∨ ヽ、{∧ 圷旡≧/ / /≦乏ア:| ト、:ハ_ |:ヽ}ヘ:/ | |/ / / / | | ? |:「ヽ} |: :|:`ー.、| | , -- 、 | | {ム/:{ |: :|: : :|:|> 、ー'⌒ー'_. イ: : |: :| |: :|: : :|:| ,.≦厂 「x |: : :|: :| | : ', : :',|/ {___7`ーl: : :|: :| 眺めているうちに闇の勢力が増し、菫色の場所から飲み込まれていく。 その空を見た時、
私の我儘で、私たち四人の関係を壊しちゃいけない。 だから、今できる精一杯の普通で、私はかがみに声を掛ける。 「ん?どったの?」 私の問いかけに、かがみは微笑むと、ゆっくりと夕日に目を向ける。 その表情は、微笑んでるはずなのにどこか悲しげに見えた。 何を思っているのか、何を考えているのか分からないけど―― ね、かがみ。どうしてそんな悲しそうな表情をするの? 私まで悲しくなるから、いつものように笑ってよ。 その思いを乗せて、私はかがみの手を握る力を少し強めた。 それに呼応するように、かがみは私のほうを振り返る。 私の手がかがみの手を握ると、かがみは私の瞳を見つめてきた。 震えてたの、ばれちゃったかな…… そのまま、じっと私を見つめるかがみ。 その瞳は私の心の中まで届いて、何もかも見透かされそうな気がした。 『にゃーん(すりすり)』 「あはっ、くすっぐたいよ」 「……ずいぶん懐っこいわねこの子。野良っぽいのにあんたにべったりじゃない」 「そだねーって、わ! あぶなっ……踏むとこだった」 「ちょ、気をつけなさいよ」 「わーってますよ。あの歌みたいに内臓破裂したらかわいそうだもんね」 『ふにゃっ』(こなたに抱き上げられた) 「あー、童謡って意外とエグイの多いよな……にしても、ほんとによく懐いてるわね。抱き上げても全然暴れない」 「この子が人懐っこいってのもあるんだろうけど、何故かよく好かれるんだよ猫に」 「へぇ。ま、あんた猫みたいだし、同類だと思われてるんじゃない?」 「えー、私のどこらへんが猫?」
こう「そういえばさ、3年の泉先輩と柊先輩ってひよりん的にどうよ?良さそうなネタがありそうじゃない?」 ひよ「ああー・・・確かにあの先輩方はヤバイですね」 こう「ひよりんの事だから、既にネタの一つや二つはあるんじゃないかなー、とふとカレンダーを眺めながら思ってて」 ひよ「ぎゃー!締め切りのことを言われると・・・うう、時間が・・・」 こう「しっかし、あそこまでベタベタしてると、日常だけで百合漫画になりそうじゃない?ひよりん好きでしょ。大好きでしょ?」 ひよ「大好きッス!・・・でも、百合はパッと描けるんスけど、ガチだと自分的にはなー」 こう「あんま変わらんと思うが・・・」 ひよ「全然、違うんス!百合とガチは! 自分はまだガチは想像がわかない部分があるんで・・・きっと、あのお二人はあんな事や こんな事を・・・駄目だー!!とても高校で作る本には出来ないッス〜!そういや18歳未満が18禁って描いて良いのかなー?」 こう「18禁ねぇ、ほんの少し前は中坊だったひよりんの想像レベルなんて知れたもんだと思うけど」 ひよ「確かにまあ、私のいやらしさなんて『泉先輩がピッと立てた指を見て、昨晩を思い出し顔を赤らめる柊先輩』ぐらいのもんスけどね・・・」 こう「ゆ、指で・・・!?さすがにそれはちょっと引くなぁ・・・」 ひよ「あ・・・あ、またそんな目で・・・でももっと見てほしい・・・」 こう「しかも、いつの間にか完全にガチにしてない?」 ひよ「え?だってそうじゃないんですか?」 ゆた「そっかー(今、完全にハモってた・・・)」 かが「(とんでもない角度から来たわね)」 こな「(クソッあの漫画メガネめ・・・)」 かが「(でも、いずれみんなに言おうよー、とか言ってなかったっけ?)」 こな「(かがみんこそ・・・しかし、さすがにゆーちゃんは難易度高いっていうか、無邪気な瞳で見つめられるとナー・・・)」 かが「い、いや、大親友だし、仲良く遊ぶ関係ではあるけど、そろそろいいかなぁーみたいな気分になったこともあるけど、 その、まだね、一線は越えてはいないって言うか・・・」 こな「とりあえず今度、ひよりんと話し合う必要があるかな・・・」 ゆた「そっかー(今、完全にハモってた・・・)」 かが「(とんでもない角度から来たわね)」 こな「(クソッあの漫画メガネめ・・・)」 かが「(でも、いずれみんなに言おうよー、とか言ってなかったっけ?)」 こな「(かがみんこそ・・・しかし、さすがにゆーちゃんは難易度高いっていうか、無邪気な瞳で見つめられるとナー・・・)」 かが「い、いや、大親友だし、仲良く遊ぶ関係ではあるけど、そろそろいいかなぁーみたいな気分になったこともあるけど、 その、まだね、一線は越えてはいないって言うか・・・」 こな「とりあえず今度、ひよりんと話し合う必要があるかな・・・」 ひよ「全然、違うんス!百合とガチは! 自分はまだガチは想像がわかない部分があるんで・・・きっと、あのお二人はあんな事や こんな事を・・・駄目だー!!とても高校で作る本には出来ないッス〜!そういや18歳未満が18禁って描いて良いのかなー?」
―まてまてまて!!なんでこんなに心臓バクバクなのよ!? この子は女の子で、私も女の子で、だからそんなはずは… よく分からない言い訳を繰り返す。 しかしこんな思いに関わらず、私の心にはどうしようもないほどの幸福感が広がっていた。 この感覚は、まぎれもなく、アレだ…。 ここまできたら認めるしかない…。 つまり、その…、私は、彼女に… 『一目惚れ』…をしてしまったらしい…。 「おはよ〜」 一人で葛藤していた私に彼女が声をかけてきた。 「えっ!?あ、おはようございます!!」 いきなりのことに裏声になりながらも返事を返した。 …これじゃただの変な人じゃないのよ。 でも彼女から話しかけてくれた。 それだけなのに凄く嬉しい。 「大丈夫?気分は?」 そして脊髄反射的に私は答えてしまった。 「さ、最高です…。」 そんな子がベッドに腰かけてこちらを見ている。 ―…かわいい… 瞬間、私の心は高鳴った。 ―まてまてまて!!なんでこんなに心臓バクバクなのよ!? この子は女の子で、私も女の子で、だからそんなはずは…
そう。私は3月3日に陵桜学園高等部を卒業した。 あの日の空には雲が一つだけ浮かんでいた。 快晴の下、私はみゆき、春日部、峰岸をはじめとする学校の面々に別れを告げた。 高校生活はそれなりに楽しかった。 つかさの世話を焼いたり、春日部を叱ったり、 みゆきのうんちくを聞いたり、峰岸と他愛のない話をしたり。 みんなのいろんな顔が浮かんでくる。 眠たげだったり笑っていたり嬉しそうだったりしょんぼりしたり…。 変わったことはなく、穏やかだった。 そう。私は3月3日に陵桜学園高等部を卒業した。 あの日の空には雲が一つだけ浮かんでいた。 快晴の下、私はみゆき、春日部、峰岸をはじめとする学校の面々に別れを告げた。 高校生活はそれなりに楽しかった。 つかさの世話を焼いたり、春日部を叱ったり、 みゆきのうんちくを聞いたり、峰岸と他愛のない話をしたり。 みんなのいろんな顔が浮かんでくる。 眠たげだったり笑っていたり嬉しそうだったりしょんぼりしたり…。 変わったことはなく、穏やかだった。 そう。私は3月3日に陵桜学園高等部を卒業した。 あの日の空には雲が一つだけ浮かんでいた。 快晴の下、私はみゆき、春日部、峰岸をはじめとする学校の面々に別れを告げた。 高校生活はそれなりに楽しかった。 つかさの世話を焼いたり、春日部を叱ったり、 みゆきのうんちくを聞いたり、峰岸と他愛のない話をしたり。 みんなのいろんな顔が浮かんでくる。 眠たげだったり笑っていたり嬉しそうだったりしょんぼりしたり…。 変わったことはなく、穏やかだった。 そう。私は3月3日に陵桜学園高等部を卒業した。 あの日の空には雲が一つだけ浮かんでいた。 快晴の下、私はみゆき、春日部、峰岸をはじめとする学校の面々に別れを告げた。 高校生活はそれなりに楽しかった。 つかさの世話を焼いたり、春日部を叱ったり、 みゆきのうんちくを聞いたり、峰岸と他愛のない話をしたり。 みんなのいろんな顔が浮かんでくる。 眠たげだったり笑っていたり嬉しそうだったりしょんぼりしたり…。 変わったことはなく、穏やかだった。
私はどんな顔をしたらいいのか分からなかった。 そこに立っていたのは、ウエディングドレス姿のこなた。 しかもそいつは頬を染めながら、 「エスコートしに来たよ、かがみん」 なんていうものだから、私は、 「そういうのは普通新郎がやるもんでしょ、ばか」 としか、返事を返す事が出来なかった。 とりあえず私は、羽毛のように軽い扉を開けて、こなたを招き入れようと思う。 拝啓 柊ただお様 みき様。 私に恋人が出来ました。 彼女の名前は『柊こなた』です。 「ふっ……うぇぇ……」 枕に顔を押し付ける。 涙は自然と流れ落ちた。 だけど、明日からは普通の柊かがみに戻らなくちゃ。 ところで、普通って何だったっけ? “ピンポーン” 一人で住むには広すぎる部屋に、鳴り響くインターホン。 来客が来たみたい。 出迎えに行かなくちゃ。 でも、体は全く動かない。 “ピンポーン、ピンポーン” 外からの来訪者は容赦を知らないらしい。 ……うるさいわね、静かにして欲しい。 第一、失恋直後に来客だなんて、どんな顔して出ればいいのよ……。 悪態付きながら鉛のような扉を開けた、その先には――。 『かがみ、私結婚することにしたよ』 高校を卒業して以来、ずっと連絡が取れなかったこなたからの第一声がそれだった。 何故かわからないけど、頭を金槌か何かでズガンと殴られたような気分。 「そう、おめでとう」 結局私は、久々の会話に何の感動も見いだせないまま、こなたとの電話を切った。 「こなた……」 わかっていた。 私が高校の時からこなたの事好きだったって事、わかっていた。 わかっていたからこそ、届かない今が悔しい。
部屋の中は真っ暗だった。 パソコンの前にも、ベッドの上にも、トイレの中にもあいつの姿はない。 (出掛けてるのか…) その結論に至ったのは、部屋の電気を付けてベッドに腰掛けて、それから数10秒を要した。 意外だった。いつもの様に、ここでゲームや漫画やらアニメ鑑賞でもしているものだと思い込んでいたから。 こんな時間に、コンビニへでも行ってるのだろうか。 それとも、返済日ギリギリのレンタルDVDでも返しに行ってるのだろうか。 …何だか、どれも当てはまらない気がする。だって今日は―― 「なんでこんな日に限って……」 ベッドに横たわりながら、カレンダーに目をやる。 赤い印が、なぜか寂しげに見えた。 「あれ?おかしいわね…」 インターホンを押して数秒。 わくわくしながら、あるいはドキドキしながら返事を待っていた私は拍子抜けした。 扉も確認したが、やはり閉まっている。 嫌な予感がよぎり、私は合い鍵を取り出す。 カチャリと音がして、なんてこともなく扉は開いた。 「…何でよ」 部屋の中は真っ暗だった。 「あれ?おかしいわね…」 インターホンを押して数秒。 わくわくしながら、あるいはドキドキしながら返事を待っていた私は拍子抜けした。 扉も確認したが、やはり閉まっている。 嫌な予感がよぎり、私は合い鍵を取り出す。 カチャリと音がして、なんてこともなく扉は開いた。 「…何でよ」 部屋の中は真っ暗だった。 (――寂しいのは私か) つい自虐的になってしまう。 こんな日だから、こんな日だからこそ……あいつに、会いたかった。 (あいつ、今頃何してんのかな。彼氏?…はは、抜けがけーなんて今更冷やかすような気もしないし……)
「ずっと、待ってたのに…かがみが帰ってくるまで、ずっと……」 「待ってたって――私の部屋でか?」 「……だって、寂しかったから。こんな日に限ってかがみは遊びに来ないし」 「仕方ないでしょ、バイトあったんだから。あんたこそ、バイト仲間に祝ってもらったんでしょ?」 「かがみに会いたかったんだもん」 「…来る前に連絡するとか」 「驚かせようと思って」 「……とりあえず、下りろ」 「あ、ごめんね。なんか感極まっちゃって」 「ずっと、待ってたのに…かがみが帰ってくるまで、ずっと……」 「待ってたって――私の部屋でか?」 「……だって、寂しかったから。こんな日に限ってかがみは遊びに来ないし」 「仕方ないでしょ、バイトあったんだから。あんたこそ、バイト仲間に祝ってもらったんでしょ?」 「かがみに会いたかったんだもん」 「…来る前に連絡するとか」 「驚かせようと思って」 「……とりあえず、下りろ」 「あ、ごめんね。なんか感極まっちゃって」 目を瞑ると、軽い眠気が私を襲った。 そう、できることなら――このまま眠ってしまいたい。 そしたら王子様が、あいつが起こしに来てくれるから……。 でもそれはただの夢で、現実のあいつは気付きもしないで通り過ぎて行く。 それが、ホント。 その結論に至ったのは、部屋の電気を付けてベッドに腰掛けて、それから数10秒を要した。 意外だった。いつもの様に、ここでゲームや漫画やらアニメ鑑賞でもしているものだと思い込んでいたから。 別に良い香りとか、そういうんじゃない。 ただ、あいつの匂いがする――それだけ。それだけで、私は落ち着く。 ごろん、と体を引っくり返した。 手が届くうちに広がる漫画の山、ここに引っ越しても全く変わらないあいつの部屋。 1つ、薄っぺらい本を手に取る。いわゆる同人誌というやつだ。 あいつのおかげで…いや、あいつのせいで余計な知識が増えた。 ごろん、と体を引っくり返した。 手が届くうちに広がる漫画の山、ここに引っ越しても全く変わらないあいつの部屋。 1つ、薄っぺらい本を手に取る。いわゆる同人誌というやつだ。 あいつのおかげで…いや、あいつのせいで余計な知識が増えた。 ごろん、と体を引っくり返した。 手が届くうちに広がる漫画の山、ここに引っ越しても全く変わらないあいつの部屋。 1つ、薄っぺらい本を手に取る。いわゆる同人誌というやつだ。 あいつのおかげで…いや、あいつのせいで余計な知識が増えた。
こう「18禁ねぇ、ほんの少し前は中坊だったひよりんの想像レベルなんて知れたもんだと思うけど」 ひよ「確かにまあ、私のいやらしさなんて『泉先輩がピッと立てた指を見て、昨晩を思い出し顔を赤らめる柊先輩』ぐらいのもんスけどね・・・」 こう「ゆ、指で・・・!?さすがにそれはちょっと引くなぁ・・・」 ひよ「あ・・・あ、またそんな目で・・・でももっと見てほしい・・・」 こう「しかも、いつの間にか完全にガチにしてない?」 ひよ「え?だってそうじゃないんですか?」 ゆた「そっかー(今、完全にハモってた・・・)」 かが「(とんでもない角度から来たわね)」 こな「(クソッあの漫画メガネめ・・・)」 かが「(でも、いずれみんなに言おうよー、とか言ってなかったっけ?)」 こな「(かがみんこそ・・・しかし、さすがにゆーちゃんは難易度高いっていうか、無邪気な瞳で見つめられるとナー・・・)」 かが「い、いや、大親友だし、仲良く遊ぶ関係ではあるけど、そろそろいいかなぁーみたいな気分になったこともあるけど、 その、まだね、一線は越えてはいないって言うか・・・」 こな「とりあえず今度、ひよりんと話し合う必要があるかな・・・」 こう「18禁ねぇ、ほんの少し前は中坊だったひよりんの想像レベルなんて知れたもんだと思うけど」 ひよ「確かにまあ、私のいやらしさなんて『泉先輩がピッと立てた指を見て、昨晩を思い出し顔を赤らめる柊先輩』ぐらいのもんスけどね・・・」 こう「ゆ、指で・・・!?さすがにそれはちょっと引くなぁ・・・」 ひよ「あ・・・あ、またそんな目で・・・でももっと見てほしい・・・」 こう「しかも、いつの間にか完全にガチにしてない?」 ひよ「え?だってそうじゃないんですか?」 ゆた「そっかー(今、完全にハモってた・・・)」 かが「(とんでもない角度から来たわね)」 こな「(クソッあの漫画メガネめ・・・)」 かが「(でも、いずれみんなに言おうよー、とか言ってなかったっけ?)」 こな「(かがみんこそ・・・しかし、さすがにゆーちゃんは難易度高いっていうか、無邪気な瞳で見つめられるとナー・・・)」 かが「い、いや、大親友だし、仲良く遊ぶ関係ではあるけど、そろそろいいかなぁーみたいな気分になったこともあるけど、 その、まだね、一線は越えてはいないって言うか・・・」 こな「とりあえず今度、ひよりんと話し合う必要があるかな・・・」 ―まてまてまて!!なんでこんなに心臓バクバクなのよ!? この子は女の子で、私も女の子で、だからそんなはずは… ここまできたら認めるしかない…。 つまり、その…、私は、彼女に… 『一目惚れ』…をしてしまったらしい…。 ―まてまてまて!!なんでこんなに心臓バクバクなのよ!? この子は女の子で、私も女の子で、だからそんなはずは… ここまできたら認めるしかない…。 つまり、その…、私は、彼女に… 『一目惚れ』…をしてしまったらしい…。 ごろん、と体を引っくり返した。 手が届くうちに広がる漫画の山、ここに引っ越しても全く変わらないあいつの部屋。 1つ、薄っぺらい本を手に取る。いわゆる同人誌というやつだ。 あいつのおかげで…いや、あいつのせいで余計な知識が増えた。
そう。私は3月3日に陵桜学園高等部を卒業した。 あの日の空には雲が一つだけ浮かんでいた。 快晴の下、私はみゆき、春日部、峰岸をはじめとする学校の面々に別れを告げた。 高校生活はそれなりに楽しかった。 つかさの世話を焼いたり、春日部を叱ったり、 みゆきのうんちくを聞いたり、峰岸と他愛のない話をしたり。 みんなのいろんな顔が浮かんでくる。 眠たげだったり笑っていたり嬉しそうだったりしょんぼりしたり…。 変わったことはなく、穏やかだった。 そう。私は3月3日に陵桜学園高等部を卒業した。 あの日の空には雲が一つだけ浮かんでいた。 快晴の下、私はみゆき、春日部、峰岸をはじめとする学校の面々に別れを告げた。 高校生活はそれなりに楽しかった。 つかさの世話を焼いたり、春日部を叱ったり、 みゆきのうんちくを聞いたり、峰岸と他愛のない話をしたり。 みんなのいろんな顔が浮かんでくる。 眠たげだったり笑っていたり嬉しそうだったりしょんぼりしたり…。 変わったことはなく、穏やかだった。 そう。私は3月3日に陵桜学園高等部を卒業した。 あの日の空には雲が一つだけ浮かんでいた。 快晴の下、私はみゆき、春日部、峰岸をはじめとする学校の面々に別れを告げた。 高校生活はそれなりに楽しかった。 つかさの世話を焼いたり、春日部を叱ったり、 みゆきのうんちくを聞いたり、峰岸と他愛のない話をしたり。 みんなのいろんな顔が浮かんでくる。 眠たげだったり笑っていたり嬉しそうだったりしょんぼりしたり…。 変わったことはなく、穏やかだった。 そう。私は3月3日に陵桜学園高等部を卒業した。 あの日の空には雲が一つだけ浮かんでいた。 快晴の下、私はみゆき、春日部、峰岸をはじめとする学校の面々に別れを告げた。 高校生活はそれなりに楽しかった。 つかさの世話を焼いたり、春日部を叱ったり、 みゆきのうんちくを聞いたり、峰岸と他愛のない話をしたり。 みんなのいろんな顔が浮かんでくる。 眠たげだったり笑っていたり嬉しそうだったりしょんぼりしたり…。 変わったことはなく、穏やかだった。
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. { / ハ `l/ i' i _ `ヽ
| .rソ i' l r' ,..二''ァ ,ノ
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「…ねぇ、こなた?」 「んー?何かなかがみんやー」 空は雲ひとつない青空。陽は高く、燦々と全ての物にわけ隔てなく光と熱を与えて いるけれど、さわさわと時折風が吹くせいか、あまり暑いとは感じない。 つまり、この私の隣にいる小さな恋人――こなたに言わせれば絶好の昼寝日和。 もう少しロマンチックに言ってみると、デートするには最高の天気、かもしれない。 もちろん今日は土日や祭日じゃないからその代わりに、というわけじゃないけれど たまには屋上でふたりきりでお昼ごはんを食べようかとこなたを誘って―― って、そんな話はどうでもいいか。思考が脱線しそうになったのを 自分で修正して誤魔化すように軽い咳をひとつ。 普段それほど人が利用するわけでもない屋上には当然ベンチなんて備品があるはずもなく 地べたにそのままぺたんと座っての食事だったけれど午前中日が照っていて、 温められていたせいか存外に気持ちがいい。 さらに食事の後ということもあってか、こなたの目はいつもの倍は眠たげで、 ほっぺのあたりもふにゃりと今にもとろけそうだ。身をもってその感触の 心地よさを知っているだけに、一瞬理性がぴしりと音を立てたものの ここは学校、と念仏のように心の中で十数回呟くことでなんとか立ち直る。 大きく、大きくため息を吐いてからもう一度先刻言いかけた問いを繰り返す。こなたは 私のため息の意味なんかこれっぽっちも解ってないに違いない。 そもそも、今日誘ったのだって半分はこれを聞くためだったのだ。他人からしてみれば くだらないことかもしれないけれど。 「…最近さ、名前で呼んでくれなくない?」 「えぇー?呼んでるよぉ?かがみんって」 「それよ、それ。それはニックネームであって名前じゃないでしょ?」 もしかして自覚してなかったのか、という考えが頭をよぎったもののそんな浅はかな考えはこなたの猫口笑いに一気に霧散した。 「かがみ様、の方がいいの?」 「ち・が・う!!」 ああ、くそ。このにやにや笑いは全部解っていて、解った上で私をからかう時の顔だ。 そんな時のこなたには何を言っても敵わない、ということは経験上嫌って程 知っているから否定の言葉だけを叫んでがっくりとうなだれた。 こなたはというと、先ほどまでの今にも夢の世界に旅立っていきそうな表情は どこへやら、新しい玩具を買ってもらった子供みたいな顔でにじり寄ってくる。
>>192 まあ先に買った人たちからの情報得てから買うかどうか判断するよ
俺はこなかが分が無いと物足りなく感じる体になってしまったからな
>>209 何を言う、一見こなかが分が無い描写の中にこなかが分を見出すことこそ
我々の使命ではないのか?
時々このスレってどっかの同人サークルの人間が 何人かで仕切ってるんじゃないかって思う
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/05(火) 22:55:56 ID:KOdIAVUn
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215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/05(火) 23:04:40 ID:KOdIAVUn
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216 :
naniw :2008/08/05(火) 23:52:33 ID:LEoylmn7
虎顎氏が過去に何度かこのスレに来ていたことがあったよな。 確かごべらっつぉの人も来た事あった気がする… 何気にほかにも数多くの有名人がここを訪れているんじゃないだろうか?
>>217 奥付けに「こなかがスレでテンション上げてる」とあった希ガス。
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>>218 なら今のこのスレを見てテンション下がりまくりんぐwwww
役に立つスレだ^^
普通に考えて、むしろ燃えてるだろうな。 アンチがいるのは人気の証。避難所も盛況だし。 コミケが楽しみだ。
信者のレス減ってるけど普通に考えて燃えてるお! 避難するほど嫌だけどやる気でまくりだお! 間違いないお! こなかが厨wwww必死すぐるwwwwwww
アンチを見るとこなかが人気に嫉妬してるのがよく分かって優越感に浸れます^^
,. - ―- 、
/ ヽ
/ ,.フ^''''ー- j.
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>>1 \
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/ / / _ 、,.;j ヽ|
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まあ普通に考えて、こなかが好きの人数が思った以上に多いし、しかもしぶといんでアンチは焦ってるんだろうねぇ
コミケでのこなかが本率見れば、アンチが焦る気も分かる気がするがw
>>212 むしろサークルの人が見てくれてるなら大歓迎
同人屋のやる気なくせれば満足だお^^ 時間はたっぷりあるからゆっくり死んでいってね!!
なんか、2ちゃん内の1スレを荒らしてるだけでジャンルの趨勢を左右できると 考えてるあたり、荒しの中の世界って狭いな
>>230 「このスレ荒らしたぐらいで同人屋のやる気無くなると思ってるなんて、
オタクのことまったく分かってないね〜」
「荒らしもあんたには言われたくないと思ってるわよ…」
「まぁ荒らしなんてかがみんと同じくツンデレキャラだからね〜」
「ってこんなのと私を一緒にするな!!!」
必死すぎるな
スレ見てテンション上げてる同人屋がいらっしゃるんだろwwww そういう奴のやる気を削いでやるお 暇な時間使って荒らすだけだから楽チン^^
なんかテンションあがってきた!!
暇な時間使って荒らすだけだから楽チン^^ こんなこと書いてる時点で虚勢張ってるの見え見えなんだよ 黙って荒らしてりゃいいんだよ雑魚が
すぐさまこなたは私があげた箱を開け始めた。 一応、昨晩数時間かけて作ったものだし、それなりに自信はあるけど、ドキドキの瞬間だ。 「どれどれ〜、かがみが作ってくれたチョコの出来栄えは、っと!おぉ、ちゃんと出来てる!」 「ちょ、なによそれ!褒められても、嬉しくないんだけど?」 「いやいや、美味しそうだよ、かがみん♪それにしても、〈I Love You Konata〉って、ベタだね〜。」 「べ、ベタで悪かったわね!」 「でも、ちゃんとかがみの愛は受け取ったよ〜♪額縁にでもいれよっかなー。」 「入れんな!ちゃんと食べなさいよ、人が苦労して作ったんだから。」 「冗談だよ、かがみ〜。それじゃあ、一口もらうとしま…って、ん?何かまだ箱に入ってる。」 こなたの言うとおり、ハートの箱の底にはカードが一枚張り付いていた。って、え?!そ、それは…! 止める間もなくこなたはそれを手に取り、読み始める。 「ま、待ってこなた、それは!!」 途端にこなたの顔が真っ赤になり、釣られて私の顔も朱に染まる。 「〈こなたへ これから一生、私と一緒に居てください。これが私の気持ちです。 かがみより〉 …かがみ、これってプロポーズ…?」 「あ、いや、ち、違うの!それは、そ、その…」 このカードが何故ここにあったのかという焦りと、おまけにそれを読まれた恥ずかしさで私は気が気でない。 おまけにこなたは真剣な顔でこっちを見てくるし、私は半パニック状態に陥っている。 すぐさまこなたは私があげた箱を開け始めた。 一応、昨晩数時間かけて作ったものだし、それなりに自信はあるけど、ドキドキの瞬間だ。 「どれどれ〜、かがみが作ってくれたチョコの出来栄えは、っと!おぉ、ちゃんと出来てる!」 「ちょ、なによそれ!褒められても、嬉しくないんだけど?」 「いやいや、美味しそうだよ、かがみん♪それにしても、〈I Love You Konata〉って、ベタだね〜。」 「べ、ベタで悪かったわね!」 「でも、ちゃんとかがみの愛は受け取ったよ〜♪額縁にでもいれよっかなー。」 「入れんな!ちゃんと食べなさいよ、人が苦労して作ったんだから。」 「冗談だよ、かがみ〜。それじゃあ、一口もらうとしま…って、ん?何かまだ箱に入ってる。」 こなたの言うとおり、ハートの箱の底にはカードが一枚張り付いていた。って、え?!そ、それは…! 止める間もなくこなたはそれを手に取り、読み始める。 「ま、待ってこなた、それは!!」 途端にこなたの顔が真っ赤になり、釣られて私の顔も朱に染まる。 「〈こなたへ これから一生、私と一緒に居てください。これが私の気持ちです。 かがみより〉 …かがみ、これってプロポーズ…?」 「あ、いや、ち、違うの!それは、そ、その…」 このカードが何故ここにあったのかという焦りと、おまけにそれを読まれた恥ずかしさで私は気が気でない。 おまけにこなたは真剣な顔でこっちを見てくるし、私は半パニック状態に陥っている。
「はぁ〜何でこんなことになっちゃったんだろ・・・ 」 「まあ三日間楽しもうよ〜こんなことめったにできないよ?」 「一生やりたくなかったわ」 「まあ一生に一度ぐらいあってもいいじゃん♪」 「だから一生やりたくなかったと何度言えば・・・」 「もぅ〜かがみんは素直じゃないな〜」 「素直じゃないとはどういうことだ」 「本当は二人っきりでうれしいんでしょ?」 「べ・・・別に」 「流石ツンデレのかがみ(お手本的な意味で)」 「うぅ・・・」 「あ、皆さん。島が見えましたよ」 「割と大きい島なんだね〜」 「あそこで二人っきりだよかがみん♪」 「だからやめろって」 「後どれくらいで着くの?みゆきさん」 「後15分もあれば着きますね」 「あそこで二人k「だからやめろって」」 「荷物とかはきちんと持って来てますよね?」 「もちろんだよ〜」 「食べ物はおやつ(300円分)以外禁止で、ほかは基本的に自由ですが、 できるだけ荷物は少ないほうが良かったですよ?こなたさん」 「いやぁ一日一回ゲームとかしないと眠れなくてね〜」 「まったく・・・」 「とかいっておきながらかがみんもおやつたくさん持ってきてるじゃん」 「こらっ!勝手にあさるな!」 「ちゃんと300円分なんですか?」 「きちんと300円分しかないわよ」 と一応本当のことを言っておく 「・・・え?」 「えぇ。もう手配済みですよ」 どこからともなくみゆきさん登場! よし、いまだ。 「やる気になったんだねかがみん♪」 「ちょw勝手に決めるなww」 「びっくりしすぎて『ww』が入ってますよ」 よーしもう一息だ〜 「じゃあ来週の終了式終わったあとすぐに出発でおk?」 「おk?じゃ無いわよ」 「だって行きたいんでしょ?かがみん」 「確かに少し興味が・・・って違う!」 「行きたいんじゃん♪」
>>235 わかったお
同人屋の為にこれからも荒らし続けてあげるお
俺ってボランティア精神に溢れる優しい男だよな^^
ゆっくりテンションあげていってね!!
「後どれくらいで着くの?みゆきさん」 「後15分もあれば着きますね」 「あそこで二人k「だからやめろって」」 「荷物とかはきちんと持って来てますよね?」 「もちろんだよ〜」 「食べ物はおやつ(300円分)以外禁止で、ほかは基本的に自由ですが、 できるだけ荷物は少ないほうが良かったですよ?こなたさん」 「いやぁ一日一回ゲームとかしないと眠れなくてね〜」 「まったく・・・」 「はぁ〜何でこんなことになっちゃったんだろ・・・ 」 「まあ三日間楽しもうよ〜こんなことめったにできないよ?」 「一生やりたくなかったわ」 「まあ一生に一度ぐらいあってもいいじゃん♪」 「だから一生やりたくなかったと何度言えば・・・」 「もぅ〜かがみんは素直じゃないな〜」 「素直じゃないとはどういうことだ」 「本当は二人っきりでうれしいんでしょ?」 「べ・・・別に」 「こらっ!勝手にあさるな!」 「ちゃんと300円分なんですか?」 「きちんと300円分しかないわよ」 「300円分ってさまるで小学校の遠足の時みたいだね」 「まあ少なくないと無人島で過ごす意味ないからね〜」 「食べ物関係はね・・・」 「まあ荷物確認は着いてからでいいでしょ」 「もうすぐ着きますね」 「じゃあ三日間張り切って行こう!」 「はいはい・・・」 これからどうなっていくかな・・・ふふふ・・・ と一応本当のことを言っておく 「・・・え?」 「えぇ。もう手配済みですよ」 どこからともなくみゆきさん登場! よし、いまだ。 「やる気になったんだねかがみん♪」 「ちょw勝手に決めるなww」 「びっくりしすぎて『ww』が入ってますよ」 よーしもう一息だ〜 「じゃあ来週の終了式終わったあとすぐに出発でおk?」 「おk?じゃ無いわよ」
そんな事より住民さんよ、ちょいと聞いてくれよ。流れとあんま関係ないけどさ。 このあいだ、妄想してたんです。妄想。 そしたらなんかこなたがかがみに抱き着かれてて座れないんです。 で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、告白成功、とか書いてあるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。 かがみな、告白成功如きで普段しないデレしてんじゃねーよ、ボケが。 告白だよ、告白。 なんか一年組とかもいるし。一年5人で出歯亀か。おめでてーな。 よーしひよりん同人描いちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。 お前らな、つかみゆやるからその席空けろと。 告白ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。 テーブルの向かいに座った奴にいつフラれてもおかしくない、 刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。 で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、かがみさんの鼻血がだくだくで、とか言ってるんです。 そこでまたぶち切れですよ。 あのな、鼻血ネタなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。 得意げな顔して何が、だくだくで、だ。 お前は本当に鼻血だくだくなのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。 お前、鼻血って言いたいだけちゃうんかと。 こなかが通の俺から言わせてもらえば今、こなかが通の間での最新流行はやっぱり、 ツンだく、これだね。 かがみのツン受け。これが通の頼み方。 ツンだくってのはツンが多めに入ってる。そん代わりデレが少なめ。これ。 で、それに受け要素(反撃あり)。これ最強。 しかしこれを頼むと今夜からこなたにマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。 素人にはお薦め出来ない。 まあお前、住民は、ベタなネタでも考えてなさいってこった。
そして、夏休みの始まる一週間前のこと。 いつものようにかがみをうちのクラスに来たので、 「もうすぐ夏休みだよね〜」 と振ってみる。 「そうね」 予想通りの反応です。 「だからさ〜」 「ん?」 「二人でどっか行こうよ」 「ふーん。どこへ?」 予想通りの反応d(ry 「無人島」 「は?」 これも予想通りのh(ry そして、夏休みの始まる一週間前のこと。 いつものようにかがみをうちのクラスに来たので、 「もうすぐ夏休みだよね〜」 と振ってみる。 「そうね」 予想通りの反応です。 「だからさ〜」 「ん?」 「二人でどっか行こうよ」 「ふーん。どこへ?」 予想通りの反応d(ry 「無人島」 「は?」 これも予想通りのh(ry あれは確か私がかがみに告白した日。 うっかりつかさに目撃されて、 みゆきさんにメールをしていた。 その程度の口の軽さ。 「つかさめぇ〜喋ったな〜」 「だって〜面白そうだったんだも〜ん」 つかさってこんなキャラだったっけ? てかつかさ居たんだ。いつも空気だね〜 「それはさておき、みゆきさん」 「なんでしょう?」 「無人島の話は本当なんだね?」 「ええ」 今、私たちはある島に向かっている船の上にいる。 ある無人島に向かう船だ。 なぜこんなことになったかというと、 アニメやゲームの影響を受けたからというわけではなく、 せっかくの夏休みなんで、 なにか「恋人」であるかがみと思い出作りを・・・と考えていた時。 みゆきさんが 「いい無人島があるんですがいかがですか?」と 言ってきたためである。 私は半分冗談だと思い、 「お願いします」と答えた。 するとみゆきさんが 「それじゃあ準備などはこちらでやっておきますので・・・」
いくらここを荒らした所で、避難所が何事も無く盛り上がっている時点で全く影響が無いんだけどなw
「本気ですか?」 「本気ですよ?」 「mjsk」 「だって思い出作りしたいんじゃないんですか?」 「ぁ・・・」 そういえばそんなことをつかさに言ったような・・・ そういえばつかさは口が軽かったような・・・ あれは確か私がかがみに告白した日。 うっかりつかさに目撃されて、 みゆきさんにメールをしていた。 その程度の口の軽さ。 これも予想通りのh(ry 「だから無人島だよ」 「なんだそれは?またどっかのネタか?」 「ネタじゃないよ〜本気だよ〜」 「なんで無人島なのよ」 「だって大きな島に恋人と二人っきりだよ?」 かがみんはむっつりなのでこれで釣れるはず。 「で?」 口ではそんなこと言ってますが顔が赤いですよ。 「かがみはつれないなぁ〜」 よし、いまだ。 「やる気になったんだねかがみん♪」 「ちょw勝手に決めるなww」 「びっくりしすぎて『ww』が入ってますよ」 よーしもう一息だ〜 「じゃあ来週の終了式終わったあとすぐに出発でおk?」 「おk?じゃ無いわよ」 「だって行きたいんでしょ?かがみん」 「確かに少し興味が・・・って違う!」 「行きたいんじゃん♪」 「うぅ・・・」 よし、落とせた。 と振ってみる。 「そうね」 予想通りの反応です。 「だからさ〜」 「ん?」 「二人でどっか行こうよ」 「ふーん。どこへ?」 予想通りの反応d(ry 「無人島」 「は?」 これも予想通りのh(ry 「だから無人島だよ」 「割と大きい島なんだね〜」 「あそこで二人っきりだよかがみん♪」 「だからやめろって」 「後どれくらいで着くの?みゆきさん」 「後15分もあれば着きますね」 「あそこで二人k「だからやめろって」」 「荷物とかはきちんと持って来てますよね?」 「もちろんだよ〜」 「食べ物はおやつ(300円分)以外禁止で、ほかは基本的に自由ですが、 できるだけ荷物は少ないほうが良かったですよ?こなたさん」 「いやぁ一日一回ゲームとかしないと眠れなくてね〜」
「もちろんだよ〜」 「食べ物はおやつ(300円分)以外禁止で、ほかは基本的に自由ですが、 できるだけ荷物は少ないほうが良かったですよ?こなたさん」 「いやぁ一日一回ゲームとかしないと眠れなくてね〜」 「まったく・・・」 「とかいっておきながらかがみんもおやつたくさん持ってきてるじゃん」 「こらっ!勝手にあさるな!」 「ちゃんと300円分なんですか?」 「きちんと300円分しかないわよ」 「300円分ってさまるで小学校の遠足の時みたいだね」 「まあ少なくないと無人島で過ごす意味ないからね〜」 「食べ物関係はね・・・」 そんなこんなで終了式が終わり、 いらないプレゼント(通知表)を頂いて・・・ HRが終わって、 かがみのところへ行き、 「家に帰ったらすぐに駅まで集合でよろしく〜」 と言っておいた。 というわけで無人島行きの船の上。 この船もみゆきさんが発注してくれました。 「はぁ〜何でこんなことになっちゃったんだろ・・・ 」 「まあ三日間楽しもうよ〜こんなことめったにできないよ?」 「一生やりたくなかったわ」 「まあ一生に一度ぐらいあってもいいじゃん♪」 「だから一生やりたくなかったと何度言えば・・・」 「もぅ〜かがみんは素直じゃないな〜」 「素直じゃないとはどういうことだ」 「本当は二人っきりでうれしいんでしょ?」 「べ・・・別に」 「流石ツンデレのかがみ(お手本的な意味で)」 「うぅ・・・」 「あ、皆さん。島が見えましたよ」 「割と大きい島なんだね〜」 「あそこで二人っきりだよかがみん♪」 「だからやめろって」 「後どれくらいで着くの?みゆきさん」 「後15分もあれば着きますね」 「まさか誰もいないのをいいことに、寝込みを襲うとか考えてないだろうな」 ぁ・・・読まれてる。 でも逃げる。 「別にそんなこと考えてないよ〜」 かがみが怪しいものを見るような目をしている。そして、 「島はどうするのよ」 と聞いてきた。恐らく皮肉のつもりだろう。 なので、 「もう、みゆきさんに手配してもらったよ〜」 と一応本当のことを言っておく 「・・・え?」 「えぇ。もう手配済みですよ」 どこからともなくみゆきさん登場! よし、いまだ。 「やる気になったんだねかがみん♪」 「ちょw勝手に決めるなww」 「びっくりしすぎて『ww』が入ってますよ」 よーしもう一息だ〜 「じゃあ来週の終了式終わったあとすぐに出発でおk?」
だったら黙って荒らされてればいいだろwwww 負け犬の遠吠え笑えるおwwww ボランティアにはちゃんと感謝してください 誠意には誠意で返しましょうね^^
こなたはおねだりの顔をしながらこっちを見て、手を出している。明らかに催促してる体勢だ。 あちらからチョコを差し出してくるかと思ったが、これはかえって好都合だ。 「あー、ごめん。今年は受験で忙しいから作ってないんだわ。受験後でいいなら作るけど?」 「え、だっt(むぐっ)」 一度制止して、つかさにしばらく黙っているか、話をあわせるように言って、解放する。 つかさは素直すぎるから、あらかじめ止めておかないと何から何まで話す危険があるからね。 「ねぇ、つかさ、何を言おうとしたの?」 「ふえっ?そ、それはお姉ちゃんが…。」 「あんたが作ってくれるかなって少し期待してたのよ。 でも、少し考えればこなたも私達と同じで、忙しいのにね。ただそれだけよ。」 「えーっ!それじゃあ、今年は私チョコ0個じゃん!そりゃないよー…。」 よっぽど私からのチョコを期待してたのか、心からがっかりしたようだ。 顔だけじゃなくて、体全体から気が抜けたようになってる。青菜に塩とはこの状態を指すのね。 「ゆたかちゃんとか、バイト先からもらえるんじゃないの?」 「ゆーちゃんはみなみちゃんので手一杯だったし、バイトは受験で行ってないからもらえないよ…。」 「ご、ごめんね、こなちゃん。私も実は料理学校のことで忙しくて何もしてないんだ…。」 「私達だって貰ってないんだし、お互い様よ。今年ぐらい諦めたっていいじゃ…?。」 こなたが持っていたカバンから出してきたのは二つのチョコレート。 こなたはおねだりの顔をしながらこっちを見て、手を出している。明らかに催促してる体勢だ。 あちらからチョコを差し出してくるかと思ったが、これはかえって好都合だ。 「あー、ごめん。今年は受験で忙しいから作ってないんだわ。受験後でいいなら作るけど?」 「え、だっt(むぐっ)」 一度制止して、つかさにしばらく黙っているか、話をあわせるように言って、解放する。 つかさは素直すぎるから、あらかじめ止めておかないと何から何まで話す危険があるからね。 「ねぇ、つかさ、何を言おうとしたの?」 「ふえっ?そ、それはお姉ちゃんが…。」 「あんたが作ってくれるかなって少し期待してたのよ。 でも、少し考えればこなたも私達と同じで、忙しいのにね。ただそれだけよ。」 「えーっ!それじゃあ、今年は私チョコ0個じゃん!そりゃないよー…。」 よっぽど私からのチョコを期待してたのか、心からがっかりしたようだ。 顔だけじゃなくて、体全体から気が抜けたようになってる。青菜に塩とはこの状態を指すのね。 「ゆたかちゃんとか、バイト先からもらえるんじゃないの?」 「ゆーちゃんはみなみちゃんので手一杯だったし、バイトは受験で行ってないからもらえないよ…。」 「ご、ごめんね、こなちゃん。私も実は料理学校のことで忙しくて何もしてないんだ…。」 「私達だって貰ってないんだし、お互い様よ。今年ぐらい諦めたっていいじゃ…?。」 こなたが持っていたカバンから出してきたのは二つのチョコレート。 ただ、こう男女で言う尻に敷かれる感じかしら…怒られたわけじゃないんだけど、敵わないのよね。 たまに勝てても、すぐに切り返されて結局弄られるのは私になるから、完全勝利したことないし…。 どうにかして完全勝利、つまりこなたが弄られっぱなしになる方法を考えていると、 「かがみんや、本来の目的を忘れていないかい?」
「いやぁ、チョコレートの季節だからね。かがみは注意しないt…いはいいはい!」 「余計な事を言うからよ。」 「かがひ、いはいっへは!」 「お、お姉ちゃん、そろそろ放してあげたら?」 そういわれてようやくこなたの頬を放す。この感触が良くて放したくなくなるのよねぇ。 「かがみ…もう少し手加減してよ…。私だってデリケートなんだからサ。」 「なーにがデリケートよ、化粧とかあんまりしてないくせに。」 「そりゃ、いつもはしてないけど、たまにはしてるんだよ?」 「じゃあ例えば、いつしてたのよ?」 「ん〜、入学式とか写真撮る時とか?あと、かがみとのデート前は欠かさずしてるね♪」 不意打ちに顔が熱くなる。でも、付き合い始めて数ヶ月も経つ。さすがに慣れてきた。 「へ、へぇ、あんたしてたんだ。全然気付かなかったわ。」 「ひどっ!せっかく時間かけてるのに…。」 「仕方ないでしょ、あんたと行くような場所じゃ気付きにくいわよ。」 私の反応がいたって普通だったのに対してか、今まで気づいてなかった事に対してか、 どことなくがっかりしてるようだったが、後者の場合は仕方がないと思う。 行くところはゲマズやアニメイト、良くて映画かお互いの家だし、最近は受験でそれらすらいけない。 それでも気付くべきかもしれないが、相手の顔が良く見れる場所じゃないと気付けないと思う。 正直ムードのあるデートなんぞ行った事がないし、こっちから計画しない限りないだろう。 前に一度計画したものの、雨で計画崩れして、その後は受験で忙しくて実行できてない。 今日は受験を控えた直前かつ、最終となる息抜きである。 「結構大変なんだよ?このさらさら感を保つのって。」 「そうだよねぇ、それだけ長いと大変そう…。お姉ちゃんも結構苦労してるよねー。」 「…さらさらって、髪かい!」 「うん、そだヨ。かなり大変なんだよねぇ。最近はゆーちゃんにも手伝ったりしてもらったり…」 「ほっぺた関係ないじゃないのよ!」 「ばれた?でも、ちゃんと手入れはしてるよ〜。化粧はしてないけどね。」 「手入れぐらいなら誰だってやるわよ、まったく。」 「でも、あんなに長くやんなくたっていいじゃん。いくら受験でストレス貯まるからってさぁ…」 「やつあたりじゃないわよ!ただ、あんたの…!!な、なんでもない…」 それでも言ってしまうのは私の心の弱さか…決して弄られるのを望んでるわけじゃないからね! 「確かにこなちゃんのほっぺたって柔らかそうだね〜。」 「素直に言えばいいのに〜。むふふっ、照れたり怒ったり、相変わらずかがみは可愛いねぇ。」 「だぁー!人前で恥ずかしいこと言うなー!!」 「お姉ちゃん、お、落ち着いて!」 しばらく弄り倒された上に、つかさの天然発言も重なって、私は抵抗できないままだった。 お決まりのパターン、結局いつもこうなるのよね…だ、誰も嫌だなんて言ってないわよ? ただ、こう男女で言う尻に敷かれる感じかしら…怒られたわけじゃないんだけど、敵わないのよね。 たまに勝てても、すぐに切り返されて結局弄られるのは私になるから、完全勝利したことないし…。 どうにかして完全勝利、つまりこなたが弄られっぱなしになる方法を考えていると、 「かがみんや、本来の目的を忘れていないかい?」 「本来の目的?」 言われなくても分かってる。でも、ここであることにピンと来た。 「私がなんのために今日ここに来たのか分かってない?」 「受験前の最後の息抜きよね?」
避難所に逃げられて何も出来なくなった分際で負け犬の遠吠え発言ですか(・∀・)ニヤニヤ しかも、自分が勝手に暇な時間とやらを使ってやっている癖に、感謝を求めようとするボランティアって(笑)
顔真っ赤ですね
「おぉーっ!(おー…)」 その後、二重の攻撃にあった私は、ほとんど何も言う元気もなかった。 そもそも、受験勉強の息抜きなのに、なんでこんなに疲れてるかしら…。 「ほら、かがみが先に開けてよ。」 「う、うん。」 「あ、それじゃあ私は牛乳取って来るね〜。」 つかさはそういって、そそくさと出て行ってしまった。 空気を読んだのか、それとも居辛かったのか。どっちでもいいけど、ありがたい。 改めて箱を手に取り、丁寧にリボンを緩ませ、箱を開けるとそこには「かがみは私の嫁!」と書いてある。 一体全体、こいつはどうしてこう恥ずかしいことを堂々と出来るのかが不思議だ。 こなたでも恥ずかしいと思うことはあっても、さっきの理論を含めてもその範囲がやたら狭い気がする。 「あ、あんたねぇ…。」 「かがみは私の嫁じゃ不満?」 「そうじゃなくて、少しはムードとかさぁ…まぁ、あんたらしいっちゃ、あんたらしいけどね。」 「でも、かなり気合入れたから味は保証するヨ。あ、もちろん愛も入れたけどネ♪」 「恥ずかしい台詞禁止っ!…でも、忙しいのに作ってくれてありがと。」 「なになに、かがみのためならお安いご用だヨ!それじゃあ、私もかがみのを〜。」 すぐさまこなたは私があげた箱を開け始めた。 一応、昨晩数時間かけて作ったものだし、それなりに自信はあるけど、ドキドキの瞬間だ。 「どれどれ〜、かがみが作ってくれたチョコの出来栄えは、っと!おぉ、ちゃんと出来てる!」 「ちょ、なによそれ!褒められても、嬉しくないんだけど?」 「いやいや、美味しそうだよ、かがみん♪それにしても、〈I Love You Konata〉って、ベタだね〜。」 「べ、ベタで悪かったわね!」 「でも、ちゃんとかがみの愛は受け取ったよ〜♪額縁にでもいれよっかなー。」 「入れんな!ちゃんと食べなさいよ、人が苦労して作ったんだから。」 「冗談だよ、かがみ〜。それじゃあ、一口もらうとしま…って、ん?何かまだ箱に入ってる。」 こなたの言うとおり、ハートの箱の底にはカードが一枚張り付いていた。って、え?!そ、それは…! 止める間もなくこなたはそれを手に取り、読み始める。 「ま、待ってこなた、それは!!」 途端にこなたの顔が真っ赤になり、釣られて私の顔も朱に染まる。
だから黙ってればwwww避難所あるんだろwwwww (笑)とかつけて必死になっちゃってwww 同人屋は荒らされて燃えるマゾだから荒らしてあげてるんだお^^ どう考えてもボランティアです、本当にありがとうございました 俺って優しいな
荒らしさん顔真っ赤ですよ
でも、そんなことを冷静に言える状態じゃなく、つい大声になってしまう。 「う、う、嘘だっ!だって、さっき思いっきり驚いてたじゃない!」 「確かに、こなちゃん凄いびっくりした顔だったよ?」 「いやぁ、私って演技派だよねぇ〜。残念ながら、かがみがやることはお見通しだよ♪ …それにしても、会話に自然とアニメネタが入るあたり、かがみもずいぶんオタクっぽく…。」 「うぐぅ…」 「ほら、その台詞もね♪」 「今のは素だ!ってか、私はオタクじゃない!」 「じゃあ、あれだね、きっと。オタクの才能!」 「わぁ、お姉ちゃん才能あるんだって!良かったね♪」 「そんな才能嬉しくない!というか、私は認めないわよ!!」 「ふえっ?だ、だって、さっき…」 さっきの表情から一転、目を丸くして私のことを見てくる。 「う・そ・よ。ちゃんと作ったわよ、昨日の夜にね。」 「…っ!もう、かがみの意地悪!本当にもらえないかと思って、私すごくショックだったんだから!」 「ふふ、いつものお返しよ、たまにはいいでしょ?あんたに負けっぱなしじゃ、つまらないもんね♪」 「ぶーっ、私は弄るだけなのに、かがみはいつも意地悪だ!」 「し、仕方ないでしょ。人を弄ることにおいては、あんたに敵う人なんていないじゃないのよ。」 おもいっきり頬を膨らませて講義してくるこなたは、どうみても可愛らしい子供だ。 でも、そんなことを考えている暇も僅かしか与えられなかった。 「…まぁ、いっか。かがみの愛をちゃんともらえたし、満足、満足♪」 「それにお姉ちゃんが意地悪するのは、こなちゃんがお姉ちゃんを弄るのと同じで、愛情の裏返しだよ♪」 「つ、つかさっ!」 でも、少し考えればこなたも私達と同じで、忙しいのにね。ただそれだけよ。」 「えーっ!それじゃあ、今年は私チョコ0個じゃん!そりゃないよー…。」 よっぽど私からのチョコを期待してたのか、心からがっかりしたようだ。 顔だけじゃなくて、体全体から気が抜けたようになってる。青菜に塩とはこの状態を指すのね。 「ゆたかちゃんとか、バイト先からもらえるんじゃないの?」 「ゆーちゃんはみなみちゃんので手一杯だったし、バイトは受験で行ってないからもらえないよ…。」 「ご、ごめんね、こなちゃん。私も実は料理学校のことで忙しくて何もしてないんだ…。」 「私達だって貰ってないんだし、お互い様よ。今年ぐらい諦めたっていいじゃ…?。」 こなたが持っていたカバンから出してきたのは二つのチョコレート。 片方はハート型の箱でリボンに結ばれ、もう一つは袋に包んであって、同じようにリボンで結ばれてる。 「これ…かがみに。こっちはつかさに。」 「あんた、この時期に手作りしたの?」
だったら、一々レスを返さずにもっと荒らしてみろよボランティア(笑)
百合厨wwww本当にバカだなwwwww 荒らしながら自分は別のスレで萌えてるお 百合厨はは荒らされてストレスwwwww俺は好きなスレで萌えまくりんぐwwww お前らは俺の好きなものわからないから叩き返せないwwwww 一方的に荒らされる立場乙wwww
,, ) ) ゙ミ;;;;;,_ ( ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,, i;i;i;i; '',',;^′..ヽ ゙ゞy、、;:..、) } ) .¨.、,_,,、_,,r_,ノ′ /;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ ゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、} ".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′ /;i;i; '',三三 三三゙^′..ヽ ゙{y、、;:..."" ""・、) 、} ".¨ー=v '' ‘ー'ー' 、,_,,、_,,r_,ノ′ /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ ゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、} ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′ こなかが(笑)
無償でやってる癖に何故か馬鹿にされて「黙って荒らされてろwwww」と逆ギレするボランティアさんかっけー(笑)
「・・・あの、こなたはおやつに入りますか?」
でも、そうじゃなかったというか、まだそこまで考えてなかったけど…えーと、でもOKされた=結婚? って、何考えてんだ私!いや、ゆくゆくはそうありたいけど、ってかこの展開はそういうことよね?) などと、私は暴走と妄想、どちらとも取れることをしていた。 「おーい、かがみんやー、戻ってこーい。」 「…はっ!こ、こなた、何か言った?」 「いんや、まだ何も。でも、そんなに顔を真っ赤にして何を考えてたのかなぁ?」 ここぞとばかしに、ニヤニヤした顔でこなたが擦り寄ってくる。 猫口+ニヤニヤ顔というのは一見ムカつくように思えるが、こいつの場合は反則的に可愛い。 これが見れるから、私はこなたに弄られるこの立場が好k、コホン、嫌じゃないのよ。 「な、なんでもないわよ。…ただ、ちょっと嬉しかっただけよ。」 「おぉ、さっすがかがみん!ツンデレの本領発揮だネ!」 「だから、私はツンデレじゃない!」 「普段は素直じゃないのに、私と二人きりの時はデレてくるんだから、まさしくツンデレだよ〜♪」 「素直じゃないのは認めるけど、デレてくるってなんだ!それに、二人きりの時に限らないでしょうが。」 「いやいや、今日だってつかさがいなくなってからじゃないと、素直さのカケラも無かったよ。」 「そ、そんなことなかったわy…」 「いやいや、美味しそうだよ、かがみん♪それにしても、〈I Love You Konata〉って、ベタだね〜。」 「べ、ベタで悪かったわね!」 「でも、ちゃんとかがみの愛は受け取ったよ〜♪額縁にでもいれよっかなー。」 「入れんな!ちゃんと食べなさいよ、人が苦労して作ったんだから。」 「冗談だよ、かがみ〜。それじゃあ、一口もらうとしま…って、ん?何かまだ箱に入ってる。」 こなたの言うとおり、ハートの箱の底にはカードが一枚張り付いていた。って、え?!そ、それは…! 止める間もなくこなたはそれを手に取り、読み始める。 「ま、待ってこなた、それは!!」 途端にこなたの顔が真っ赤になり、釣られて私の顔も朱に染まる。 「〈こなたへ これから一生、私と一緒に居てください。これが私の気持ちです。 かがみより〉 …かがみ、これってプロポーズ…?」 「あ、いや、ち、違うの!それは、そ、その…」 このカードが何故ここにあったのかという焦りと、おまけにそれを読まれた恥ずかしさで私は気が気でない。 おまけにこなたは真剣な顔でこっちを見てくるし、私は半パニック状態に陥っている。 その後、二重の攻撃にあった私は、ほとんど何も言う元気もなかった。 そもそも、受験勉強の息抜きなのに、なんでこんなに疲れてるかしら…。 「ほら、かがみが先に開けてよ。」 「う、うん。」 「あ、それじゃあ私は牛乳取って来るね〜。」 つかさはそういって、そそくさと出て行ってしまった。 空気を読んだのか、それとも居辛かったのか。どっちでもいいけど、ありがたい。 改めて箱を手に取り、丁寧にリボンを緩ませ、箱を開けるとそこには「かがみは私の嫁!」と書いてある。 一体全体、こいつはどうしてこう恥ずかしいことを堂々と出来るのかが不思議だ。 こなたでも恥ずかしいと思うことはあっても、さっきの理論を含めてもその範囲がやたら狭い気がする。 「あ、あんたねぇ…。」 「かがみは私の嫁じゃ不満?」 「そうじゃなくて、少しはムードとかさぁ…まぁ、あんたらしいっちゃ、あんたらしいけどね。」 「でも、かなり気合入れたから味は保証するヨ。あ、もちろん愛も入れたけどネ♪」
避難所荒らせずに百合厨歓喜wwwwwww ボランティアさん涙目wwwwwww こうですか!? わかりません><
「うぅ、うるさい。と、溶けないうちにチョコ食べなさいよ!せっかく作ったんだから。」 「…それも、そだね。んじゃ、かがみよろしく〜」 今度は冷静に考えて、どうすればいいかを判断する。これ以上弄られるネタを提供したら、私が持たない。 受験後ならいいかなぁ?なんて悠長に考えている自分も中にはいたが、それはまたいつか脳内会議しよう。 「は、はい、あ〜ん…」 「あ〜ん♪…パクッ」 「っ?!?!」 「かがみもちょっとだけ食べちゃった♪あはっ」 私が差し出した軽く指をくわえられただけなのだけど、それがいかほどの破壊力を誇るものか分かるでしょ? (お、お、おおおおお落ち着け、私!ゆ、指を咥えられただけよ!そう、咥えられた…だ…ふおおお!!) 「顔の沸騰具合、過去最大だね〜。初々しくて、可愛いなぁ、もう♪」 「…っ!ち、ち、ちち、チョコの味はどうだったのよ!」 「もちろん、最高においしかったよ♪随分腕を上げたんじゃないかな?」 「ほ、本当?」 「クリスマスのやつよりは美味しくなってるよ。ほら…」 私の口に入れてくれるもんだと思って待っていたら、自分の口に入れ…!! 「ん〜っ!!(く、口移し?!?!)」 「ありがと、かがみ。来年も期待してるヨ。ご馳走様でした…かがみも美味しかったよ♪」 ボンッ!!…プシュー………。柊かがみ、オーバーヒートにより離脱。 「あちゃー、ちょっとかがみにはまだこのシチュは刺激が強かったかな?」 ドタドタドタ、ガチャッ! 「ごめーん、牛乳なくってコンビニまで買いに行ってたら遅くなっちゃったよ〜…お姉ちゃんどうしたの?」 「いやぁ、ちょっと弄りすぎちゃったかなぁ?あははっ。」 「顔真っ赤だよ?熱とかじゃなくって?」 「良かったぁ、愛を込めた甲斐があったヨ!…それに、やっぱりかがみはツンデレだと確認できたし♪」 「ど、どういうことよ?」 「だって、ちゃんとあ〜んってしてくれたし。つかさがいたら絶対やってないでしょ?公の前じゃなおさら。」 「うっ…そ、それは…。だぁ、もう!素直に褒めたんだから、あんたも純粋に喜びなさいよ!」 (ったく、こいつは常に私を弄ることしか考えてないんじゃないかしら…不満じゃないけどね。) 「いやぁ、気に入ってもらえて心から嬉しいよ。糖分控え目、味も色々調整したオリジナルだからネ。」 「ちょっと引っかかるわね…でも、ありがとう、こなた。」 「愛しい嫁のためだもん、当たり前だよ。それじゃ、今度はかがみ・を食べる番だね♪」 「わ、私?!」 思わずビクッと擬音が似合うような反応をしてしまい、こなたも何事かとこちらを見てる。 (ええぇ!?!?さ、さっきのOKしたから?!で、でも、いくらなんでも展開が速すぎよ! バレンタイン効果?知らないわよそんなの!い、嫌じゃないけど…心の準備とか…色々時間がまだ…!) 「かがみどうしたの?この流れからしたらフツーじゃん。そんなに驚かなくてもいいんじゃない?」 「ふ、普通?!あ、いや、ま、まだ心の準備が!!つ、つかさだって戻ってくるかもしれないし!!」 「別に戻ってきたって問題ないじゃん?それとも他の人がいるとやっぱり素直になれないとか? かがみんもついにツンデレを自覚し始めたのかな、かな?」
何の脈絡もなく、いきなりこなたが自分で作ったチョコを一口サイズに割って、私の口元に運んできた。 …というか、いつの間に私の手から取ったかしら…さっきまで握ってたのに。 「ほら、やってよかがみぃ。それとも口移しがいい?」 「ば、馬鹿言ってんじゃないわよ!」 「んじゃ、はい。あ〜ん♪」 「…あ、あ〜ん。」 口に入れた瞬間、チョコレートの風味が一杯に広がる。 でも甘すぎず、ほど良い苦味を持った本格チョコの味で、チョコが溶けるのと同時に口もとろけそうだ。 私が今まで食べた中で一番美味しいものだった。もちろんこなたの気持ちが入っているからこそだ。 私の中では世界一、宇宙一のものだけど、味だけで純粋に見ても、市販のとは比べ物にならない。 「私の自信作なんだけど…どうかな?」 「正直、言葉で言い表せないぐらい美味しいわ。ただ甘いだけじゃないし、凄い深い味かも…。 チョコレートでこんなの初めてよ!」 「良かったぁ、愛を込めた甲斐があったヨ!…それに、やっぱりかがみはツンデレだと確認できたし♪」 「ど、どういうことよ?」 「だって、ちゃんとあ〜んってしてくれたし。つかさがいたら絶対やってないでしょ?公の前じゃなおさら。」 「うっ…そ、それは…。だぁ、もう!素直に褒めたんだから、あんたも純粋に喜びなさいよ!」 (ったく、こいつは常に私を弄ることしか考えてないんじゃないかしら…不満じゃないけどね。) 「いやぁ、気に入ってもらえて心から嬉しいよ。糖分控え目、味も色々調整したオリジナルだからネ。」 「ちょっと引っかかるわね…でも、ありがとう、こなた。」 「愛しい嫁のためだもん、当たり前だよ。それじゃ、今度はかがみ・を食べる番だね♪」 「わ、私?!」 思わずビクッと擬音が似合うような反応をしてしまい、こなたも何事かとこちらを見てる。 (ええぇ!?!?さ、さっきのOKしたから?!で、でも、いくらなんでも展開が速すぎよ! バレンタイン効果?知らないわよそんなの!い、嫌じゃないけど…心の準備とか…色々時間がまだ…!) 「かがみどうしたの?この流れからしたらフツーじゃん。そんなに驚かなくてもいいんじゃない?」 「ふ、普通?!あ、いや、ま、まだ心の準備が!!つ、つかさだって戻ってくるかもしれないし!!」 「別に戻ってきたって問題ないじゃん?それとも他の人がいるとやっぱり素直になれないとか?
「おぉーっ!(おー…)」 その後、二重の攻撃にあった私は、ほとんど何も言う元気もなかった。 そもそも、受験勉強の息抜きなのに、なんでこんなに疲れてるかしら…。 「ほら、かがみが先に開けてよ。」 「う、うん。」 「あ、それじゃあ私は牛乳取って来るね〜。」 つかさはそういって、そそくさと出て行ってしまった。 空気を読んだのか、それとも居辛かったのか。どっちでもいいけど、ありがたい。 改めて箱を手に取り、丁寧にリボンを緩ませ、箱を開けるとそこには「かがみは私の嫁!」と書いてある。 一体全体、こいつはどうしてこう恥ずかしいことを堂々と出来るのかが不思議だ。 こなたでも恥ずかしいと思うことはあっても、さっきの理論を含めてもその範囲がやたら狭い気がする。 「あ、あんたねぇ…。」 「かがみは私の嫁じゃ不満?」 「そうじゃなくて、少しはムードとかさぁ…まぁ、あんたらしいっちゃ、あんたらしいけどね。」 「でも、かなり気合入れたから味は保証するヨ。あ、もちろん愛も入れたけどネ♪」 「恥ずかしい台詞禁止っ!…でも、忙しいのに作ってくれてありがと。」 「なになに、かがみのためならお安いご用だヨ!それじゃあ、私もかがみのを〜。」 すぐさまこなたは私があげた箱を開け始めた。 一応、昨晩数時間かけて作ったものだし、それなりに自信はあるけど、ドキドキの瞬間だ。 「どれどれ〜、かがみが作ってくれたチョコの出来栄えは、っと!おぉ、ちゃんと出来てる!」 「ちょ、なによそれ!褒められても、嬉しくないんだけど?」 「いやいや、美味しそうだよ、かがみん♪それにしても、〈I Love You Konata〉って、ベタだね〜。」 「べ、ベタで悪かったわね!」 「でも、ちゃんとかがみの愛は受け取ったよ〜♪額縁にでもいれよっかなー。」 「入れんな!ちゃんと食べなさいよ、人が苦労して作ったんだから。」 「冗談だよ、かがみ〜。それじゃあ、一口もらうとしま…って、ん?何かまだ箱に入ってる。」 こなたの言うとおり、ハートの箱の底にはカードが一枚張り付いていた。って、え?!そ、それは…! 止める間もなくこなたはそれを手に取り、読み始める。 「そんなのは分かりきったことだよ、つかさ。ただこうしないと、かがみが不満だからさぁ。」 「あんたもさっきまで思いっきりしおれてたのに、何を言うか!」 「私はちゃんとかがみが作ってくれたって信じてたヨ?だから、いつくれるか待ってたのさ。」 絶対嘘に決まってる。チョコを出した時の顔の表情や、あの後の反応は絶対素のはずよ。 でも、そんなことを冷静に言える状態じゃなく、つい大声になってしまう。 「う、う、嘘だっ!だって、さっき思いっきり驚いてたじゃない!」 「確かに、こなちゃん凄いびっくりした顔だったよ?」
用事入ったからまた明日きますね^^ 今日はコピペ荒らしさんとゆっくりしててください
ボランティアさん涙目敗走wwwwwwwwww
「私の自信作なんだけど…どうかな?」 「正直、言葉で言い表せないぐらい美味しいわ。ただ甘いだけじゃないし、凄い深い味かも…。 チョコレートでこんなの初めてよ!」 「良かったぁ、愛を込めた甲斐があったヨ!…それに、やっぱりかがみはツンデレだと確認できたし♪」 「ど、どういうことよ?」 「だって、ちゃんとあ〜んってしてくれたし。つかさがいたら絶対やってないでしょ?公の前じゃなおさら。」 「うっ…そ、それは…。だぁ、もう!素直に褒めたんだから、あんたも純粋に喜びなさいよ!」 (ったく、こいつは常に私を弄ることしか考えてないんじゃないかしら…不満じゃないけどね。) 「いやぁ、気に入ってもらえて心から嬉しいよ。糖分控え目、味も色々調整したオリジナルだからネ。」 「ちょっと引っかかるわね…でも、ありがとう、こなた。」 「愛しい嫁のためだもん、当たり前だよ。それじゃ、今度はかがみ・を食べる番だね♪」 「わ、私?!」 受験後ならいいかなぁ?なんて悠長に考えている自分も中にはいたが、それはまたいつか脳内会議しよう。 「は、はい、あ〜ん…」 「あ〜ん♪…パクッ」 「っ?!?!」 「かがみもちょっとだけ食べちゃった♪あはっ」 私が差し出した軽く指をくわえられただけなのだけど、それがいかほどの破壊力を誇るものか分かるでしょ? (お、お、おおおおお落ち着け、私!ゆ、指を咥えられただけよ!そう、咥えられた…だ…ふおおお!!) 「顔の沸騰具合、過去最大だね〜。初々しくて、可愛いなぁ、もう♪」 「…っ!ち、ち、ちち、チョコの味はどうだったのよ!」 「かがみは私の嫁じゃ不満?」 「そうじゃなくて、少しはムードとかさぁ…まぁ、あんたらしいっちゃ、あんたらしいけどね。」 「でも、かなり気合入れたから味は保証するヨ。あ、もちろん愛も入れたけどネ♪」 「恥ずかしい台詞禁止っ!…でも、忙しいのに作ってくれてありがと。」 「なになに、かがみのためならお安いご用だヨ!それじゃあ、私もかがみのを〜。」 すぐさまこなたは私があげた箱を開け始めた。 一応、昨晩数時間かけて作ったものだし、それなりに自信はあるけど、ドキドキの瞬間だ。 「どれどれ〜、かがみが作ってくれたチョコの出来栄えは、っと!おぉ、ちゃんと出来てる!」 「ちょ、なによそれ!褒められても、嬉しくないんだけど?」 「いやいや、美味しそうだよ、かがみん♪それにしても、〈I Love You Konata〉って、ベタだね〜。」 「べ、ベタで悪かったわね!」 「でも、ちゃんとかがみの愛は受け取ったよ〜♪額縁にでもいれよっかなー。」 「もちろん、最高においしかったよ♪随分腕を上げたんじゃないかな?」 「ほ、本当?」 「クリスマスのやつよりは美味しくなってるよ。ほら…」 私の口に入れてくれるもんだと思って待っていたら、自分の口に入れ…!! でも甘すぎず、ほど良い苦味を持った本格チョコの味で、チョコが溶けるのと同時に口もとろけそうだ。 私が今まで食べた中で一番美味しいものだった。もちろんこなたの気持ちが入っているからこそだ。 私の中では世界一、宇宙一のものだけど、味だけで純粋に見ても、市販のとは比べ物にならない。 「私の自信作なんだけど…どうかな?」 「正直、言葉で言い表せないぐらい美味しいわ。ただ甘いだけじゃないし、凄い深い味かも…。 チョコレートでこんなの初めてよ!」 「良かったぁ、愛を込めた甲斐があったヨ!…それに、やっぱりかがみはツンデレだと確認できたし♪」 「ど、どういうことよ?」 「だって、ちゃんとあ〜んってしてくれたし。つかさがいたら絶対やってないでしょ?公の前じゃなおさら。」 「うっ…そ、それは…。だぁ、もう!素直に褒めたんだから、あんたも純粋に喜びなさいよ!」
ハヽ /:}ヽ . {: :丶\ /: :./ } ヾ、: :\\ |\ /: : : / / _ >'"´ ̄ ̄`ヽ::∧___ /: : : / / '´¨ア::::::::/::/:::;イ::::::::: \| : : / .,′ /:::/::/:::/7/│:::::::::::::::\/ | /イ: /:::: /イWj/ |::∧:::|:::::::}::ヽ / ∨:::::::::/f心 `^j/ーヘ !く ̄ ̄}く /:/}:::〃 ト::リ ‐ァゥ=k|:::ヽ ー人 \ . ∨ノ:八 ゞ''// /トイ::7j::::::j∨〉、_/ ゙ミ;;;;;,_ / :::::::\r〜 -、ヾ少' 'イ::::ハ::/| ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,, . / ::::::::人_> , __}___,、_ノ|:/リノ! :! i;i;i;i; '',',;^′..ヽ / ::::://::::/⌒卞、 ミ/彡'´l:::| ゙ゞy、、;:..、) } . /:::/ /::::/| |ヘ三≧<| ::: l:::| .¨.、,_,,、_,,r_,ノ′ . {::::{ {:: / | │ <><八:::::l八 /;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ ヾハ ∨ r〈___,〉,;'"::.: ヾ__人::::::::\ ゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、} r孑{三 } ;':.:.::. ::乃 \:::::::ヽ .".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′ ∨ `ァ^ `ト、:_;;ノ_Z }:::::::} /;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ 7ーん=ァ'ーr</ /:ノjノ ゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._ .、) 、} ..., -、/ー/ /__,/ .".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′ (:::::〈___/ /7 / /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ \__ノ {::`‐ソ ゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、} `‐'’ ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ こなかが(笑)
>>241 さりげなくコピペ改変ネタきてたwww
笑ったぜww
>>239 ありがとう
アンタのおかげでテンションめっちゃ上がってきたよw
これからもこなかがイラスト描きまくるから覚悟してね ! !
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/06(水) 22:10:42 ID:WfVU5atb
>>259 おやつなのか? メインディッシュじゃないのか?!
「こなたはおかずに入るんですか?」
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朝っぱらから何やってんだwwwwwww
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/ ヽ
/ ,.フ^''''ー- j.
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/ / / _ 、,.;j ヽ|
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. { / ハ `l/ i' i _ `ヽ
| .rソ i' l r' ,..二''ァ ,ノ
| { ' ノ l /''"´ 〈/ /
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l l ;. l | < `∀´> n
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| l ; l iフ /ヽ ヽ_//
l l ;: l | j {
|. ゝ ;:i' `''''ー‐-' }
| ::. \ ヽ、__ ノ
| ::. `ー-`ニ''ブ
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>>277 荒らしはニートだろうから昼夜逆転してるのさ
>>279 するってえと今は草木も眠る牛蜜どきか?
>>279 荒らしは自分自身の人生を賭けてまで、このスレを盛り上げたいのか。
休日にふさわしい青空は雲ひとつなく、ぽかぽかの陽気だ。 大学も今日は何もなくてアルバイトも入れていない。大学に入って こなたと二人で暮らし始めた私は朝ごはんの時の食器を洗いつつ こなたに話しかけた。 ちなみに家事は分担制だ。食事に関して言えば、作るのはこなたで 片づけるのは私。…もっとも、これは私の料理の腕があまり良くないから 必然的にそうなってしまったのだけれど。 「今日、どっか出かけるー?せっかくの連休なんだしプチ旅行とか」 「んー?なんか今つかさからメールがあって、今からこっちに来るんだって」 「?つかさが?昨日電話したときには何も言ってなかったんだけど…。 …何かあったのかしら」 エプロンで手を拭きつつ携帯を弄っているこなたの向かいに座る。パタン、と 携帯を閉じたこなたがくすりと笑った。 「あーぁ。まだまだお姉ちゃんは妹離れ出来てないみたいだねぇ。 妬けちゃうなー」 「んなっ!?そ、そんなんじゃないってば!!ってかあんたにだって ゆたかちゃんがいるでしょ!?」 「ちっちっちっ。甘いなかがみん。ゆーちゃんにはすでにみなみちゃんという 伴侶がいるではないか。もう姉離れも妹離れも済んだのだよ。」 言いながら、蒲団を取った炬燵の周りを四つん這いになってじりじり距離を 詰めてくるこなたに、嫌な予感がして私も同じ速度で後ずさった。 とん、と軽い衝撃があって背中に壁が当たる。その間にも 距離は段々と近くなって、ついに30センチも離れていない距離にこなたの顔が迫る。 「ねぇ、だから早く私だけを見て?」 分かってる。これはからかっているだけだって事。それでも、心臓が鼓動を早めるのは
ことだった。知り合いということで特別に料金を安くして貰えるみたいだったし 特に予定も無かったから、一も二もなく承諾したというわけだ。 「まさかこんなに豪華だとは思わなかったわよ…」 「みゆきさんの人脈を舐めてたね」 ヨーロッパの城を参考にしたという外見はゴシック調で、ここが日本だということを 忘れそうになる。もちろんご飯や部屋の中も外装に劣らないような代物だった。 夕食を食べ終え私とこなた、みゆきとつかさに分かれお風呂に入ると 漸く緊張の糸が切れた。大広間で食べる食事はそりゃあ美味しかったけれど ただの大学生が来ていいところではないとひしひし感じて気まずい事この上なかった。 「んもー、楽しまないとせっかく誘ってくれたみゆきさんに失礼だよ?」 「ん…そうね。明日からはもっとリラックスするから」 「そだよ。…ところでパジャマ的なものがこれしかないのはもしや仕様?」 「そう、みたいね…」 「いやあ、態度で示して貰わないと伝わらないことだってあるんだヨ?」 「た、態度って…」 「キス、とか?」 止まっていたこなたの動きが再開して、またお互いの距離が狭まって行く。目を閉じることも忘れて こなたのエメラルドグリーンの瞳を見つめた。 「目、閉じてよ…」 こなたの言葉に目をゆっくりと閉じて――。 「お姉ちゃん、こなちゃん、おじゃましまーす…わ…!」 「すみません、朝早くから失礼します。…!!お、お取り込み中申し訳ありません!!」 「わぁっあああああ!!!?」 「いやあ、態度で示して貰わないと伝わらないことだってあるんだヨ?」 「た、態度って…」 「キス、とか?」 止まっていたこなたの動きが再開して、またお互いの距離が狭まって行く。目を閉じることも忘れて こなたのエメラルドグリーンの瞳を見つめた。 「目、閉じてよ…」 こなたの言葉に目をゆっくりと閉じて――。 「お姉ちゃん、こなちゃん、おじゃましまーす…わ…!」 「すみません、朝早くから失礼します。…!!お、お取り込み中申し訳ありません!!」 「わぁっあああああ!!!?」
半袖から伸びるこなたの真っ白な腕だとか、細い脚だとかが…なんというか、 目に毒だ。そのせいで、さっきからこなたの方をまともに見ることが出来ない。 それを知ってか知らずかこなたがぽふん、とベッドに座っている私の隣に 腰を下ろして来た。 「ねぇ、かがみ。かがみの思ってること、分かるよ。私だってどきどきしてるもん」 「こな、た…?」 「かがみがそういうの着てるの初めてみるからさ、なんだか新鮮で…」 恥ずかしそうに頬を染めながら俯いて話すこなたに一際大きく心臓が跳ねる。 するり、と微かな衣擦れの音がして、気づいたらこなたを押し倒していた。 目を細め笑みを浮かべたこなたの左手が私の頬に触れる。瞬間、ぞくりと背中が震えて 言いながら、蒲団を取った炬燵の周りを四つん這いになってじりじり距離を 詰めてくるこなたに、嫌な予感がして私も同じ速度で後ずさった。 とん、と軽い衝撃があって背中に壁が当たる。その間にも 距離は段々と近くなって、ついに30センチも離れていない距離にこなたの顔が迫る。 「ねぇ、だから早く私だけを見て?」 分かってる。これはからかっているだけだって事。それでも、心臓が鼓動を早めるのは 惚れた弱みってやつなんだろう。 「……っ、そんなの、…分かるでしょ」 「いやあ、態度で示して貰わないと伝わらないことだってあるんだヨ?」 「た、態度って…」 「キス、とか?」 止まっていたこなたの動きが再開して、またお互いの距離が狭まって行く。目を閉じることも忘れて こなたのエメラルドグリーンの瞳を見つめた。 「目、閉じてよ…」 こなたの言葉に目をゆっくりと閉じて――。 漸く緊張の糸が切れた。大広間で食べる食事はそりゃあ美味しかったけれど ただの大学生が来ていいところではないとひしひし感じて気まずい事この上なかった。 「んもー、楽しまないとせっかく誘ってくれたみゆきさんに失礼だよ?」 「ん…そうね。明日からはもっとリラックスするから」
今日だって宿題が出たのだ、進めておかないと後々になって後悔するはめになる。 それに……と、知らず知らずに口元に微笑みを浮かべてしまう。 ――いつ、こなたが宿題を見せてと言ってこないとも限らないし、ね。 そこまで考えて、いや、と頭を振る。 どうして私がアイツのために宿題をやらなくちゃならないのだ。 アイツのために……。 何でだろう?こなたの事を考えると気持ちがざわつくのは? 沢山、迷惑をかけられるから? 違う! アイツは、確かに普段から真面目に授業を聞いてないし、宿題は人のを写してばかり、ダイエットしてる時だってからかってくるけど……こちらが一番嫌がることだけは決してしない。 傍から見れば、傍若無人に振舞っているけれど、実際は違う。 こなたは、こなたなりに周囲に気を使っている。 だから、アイツの周りには人が集まる。 つかさ、みゆき、ゆたかちゃん、田村さん、パトリシアさん、黒井先生、成実さん……そして、私。 日下部だって、峰岸だって、そう。時々、こなたの事を口にするようになった。 アイツは、一度あったら忘れられない強烈な印象を、与えていく。 気が付くと、アイツのことばかり考えている。 離れていると、無性に会いたくなる。 会って話をすると、楽しい。 黙って肩を並べていても不快じゃない。 時々、こなたが誰かと喋っているのを見ると、寂しくなる。 私を見て、私と話そう?そう言いたいのを必死に堪える。 こなたは、別に、私の所有物じゃない。私が、アイツを制限することは出来ない。 ――アレ?私は、なんでこんな事を考えているのだろう? 宿題をやらなくちゃ。一旦止めた足を動かして、机に向かう。 すると、綺麗に包装された小包が目に入った。 こなたへの、誕生日プレゼント。 用意するのが早かったかな、と我ながら思う。 GWの一日をわざわざ費やして、店を何件も回った。アイツの趣味も考えて、色々探した。その結果が、この小包。
――アレ?私は、なんでこんな事を考えているのだろう? 宿題をやらなくちゃ。一旦止めた足を動かして、机に向かう。 すると、綺麗に包装された小包が目に入った。 こなたへの、誕生日プレゼント。 用意するのが早かったかな、と我ながら思う。 GWの一日をわざわざ費やして、店を何件も回った。アイツの趣味も考えて、色々探した。その結果が、この小包。 友達……親友に渡すプレゼントなんだ。それくらい時間をかけてもいいじゃない。自分に言い聞かせた。早く選んだっておかしくない。寧ろ理にかなっている。 親友に渡す。そう、親友に。 親友……アイツが頭から離れない!こなたの声が、抱きついてきた時の感触が、体中に染み付いている!! 苦しいのか、悲しいのか、辛いのか、分からない。28日が……怖い。 私は、こなたに会いたい。声が聞きたい。 ――アレ?私は、なんでこんな事を考えているのだろう? 宿題をやらなくちゃ。一旦止めた足を動かして、机に向かう。 すると、綺麗に包装された小包が目に入った。 こなたへの、誕生日プレゼント。 用意するのが早かったかな、と我ながら思う。 GWの一日をわざわざ費やして、店を何件も回った。アイツの趣味も考えて、色々探した。その結果が、この小包。 友達……親友に渡すプレゼントなんだ。それくらい時間をかけてもいいじゃない。自分に言い聞かせた。早く選んだっておかしくない。寧ろ理にかなっている。 親友に渡す。そう、親友に。 親友……アイツが頭から離れない!こなたの声が、抱きついてきた時の感触が、体中に染み付いている!! 苦しいのか、悲しいのか、辛いのか、分からない。28日が……怖い。 私は、こなたに会いたい。声が聞きたい。 ――アレ?私は、なんでこんな事を考えているのだろう? 宿題をやらなくちゃ。一旦止めた足を動かして、机に向かう。 すると、綺麗に包装された小包が目に入った。 こなたへの、誕生日プレゼント。 用意するのが早かったかな、と我ながら思う。 GWの一日をわざわざ費やして、店を何件も回った。アイツの趣味も考えて、色々探した。その結果が、この小包。 友達……親友に渡すプレゼントなんだ。それくらい時間をかけてもいいじゃない。自分に言い聞かせた。早く選んだっておかしくない。寧ろ理にかなっている。 親友に渡す。そう、親友に。 親友……アイツが頭から離れない!こなたの声が、抱きついてきた時の感触が、体中に染み付いている!! 苦しいのか、悲しいのか、辛いのか、分からない。28日が……怖い。 私は、こなたに会いたい。声が聞きたい。
―――お母さん、私ね…好きな人がいるんだよ。 その人もね、私のことが好きだって言ってくれたんだ。 凄く、嬉しかった。かがみも私と同じだったんだって。 だからね、もう大丈夫。どんなことがあっても、私は挫けたりしない。 かがみと一緒に、いられる限り。かがみと二人で生きていこう、この先もずっと二人で。 「こなた!?」 「あはは…ごめん、力抜けちゃった」 「私も悪かったわ。急だったし」 「確かに驚いたけど、大丈夫」 「そう…?」 「うん。それに、わかったよ。これは夢なんかじゃない」 「こなた!?」 「あはは…ごめん、力抜けちゃった」 「私も悪かったわ。急だったし」 「確かに驚いたけど、大丈夫」 「そう…?」 「うん。それに、わかったよ。これは夢なんかじゃない」 私の視界いっぱいに目を閉じたかがみの顔が見えた。 それと同時に、唇に柔らかい何かが触れる。 ―――かがみが、私にキスしてる――― その状態が一体どれだけ続いたんだろう。 実際はほんの数秒だったのだろう。 しかし今の私には、その『ほんの数秒』が永遠とも思える長さのように感じた。
――焦らなくて、いいんだよ。かがみ。 ――ッ! ――かがみが本当に言いたいこと。私は待ってる。 ――こなた……。 ――だから、泣かないで。笑って? ――そんな事言われると、私、甘えちゃうよ? ――いいよ。 ――期待しちゃうよ? ――いいよ。 ――時間、かかっちゃうかも。 ――いいよ。このラノベでも読みながらじっくり待つから。 ――……それ、私のなんだけど。 ――細かいことは気にしない、気にしない♪ 全く、かがみんはツンデレだなぁ。 ――ツンデレ言うな! もやもやした気持ちが、スッと洗い流されたような気がした。 ――こなた、ありがとう……。 夜、熱も下がり、いつもと同じようにカレンダーに×印をつける。 5月21日。 携帯が鳴った。メールだった。 こなたからのメールだ。 涙が、溢れて止まらない。 やっぱり、望んではいけないことだったの? その想いが胸を焦がす。紅い世界は壊れて、ただ、闇が広がっていた。 その時、ふわ、と私を包み込む温もり。 目を開けると、こなたの顔が、そこにあった。 闇の中でも、こなたの姿だけは、ハッキリと見えていた。 そして、こなたは私に囁いた。さっき、聞き取れなかった、言葉を。 当然、学校なんか行けるわけなくて。 こなたとも、会えない。 ホッとする自分。哀しい自分。両方の気持ちに対して怒りを感じる自分。 様々な自分が複雑に絡み合って、先程から感じていた頭痛が、一層酷くなった。 ――寝よう。 薬を飲むと、直ぐに睡魔が襲ってきた。 でも、学校と違って、それを我慢する必要もない。 ――でも、こなたなら学校でも我慢しないで寝ちゃうんだよね。 こなたは、何かを呟いた。 聞き取れない、こなたの唇は動いている。でも、声が聞こえない!! 不安が、胸を締め付ける、こなたに向かって、手を伸ばす。
穴子AAも初期の頃はSSに対してGJする意味で使われていたのにな…
_,-,ニ二ニ=、 // /:/ ヾ`、 >+:‐: ´: ̄:  ̄: :`:' ̄:l.、___,/ /: : : : /: : : : : : : : :/ : : l: : : :く‐´´ /: : : /: : : : : : : :/: :/: : : : l: : : : 、:\ l: : : /: : : : : : : : :/: /l: : : : ∧ l: : : :ヽ: :ヽ /: :/: :/: : : _,:_∠L、:::/ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二 l: /://: : : : :/::/':::::/ ´`ヽ _ 三,:三ー二 l://://: : : イ ノヽ--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄ l/: :l l: : : イ:ll ミ } ...| /! l: : :l: l: :/.:l.:l 」_}`ー‐し'ゝL _ . l: : : W/: : N _,:ヘr--‐‐'´} ;ー------ . l: : : : :ハ: : : ト、 .、,,ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==- l: : : : : :、: : : 「フ`‐- ,、-┬:T´: :l l/ . l: : : : :,レ、: : :ヾ、 /、`Y/:l:l: : l /: : :rニミミヽ: : ヾ、-─┤ `┤: : l /: : / ̄\ヾヽ: : :ヾ、 l ll: : l /: : / ヽヾヽ: : lヽ l /l: : l こなかが(笑)
「え…?私に?」 「そうっス!!というかつかさ先輩にしか出来ないんス!!」 ガシッとつかさ先輩の手を握りながら力説する。もう私にはこれしか無いんっス! そんな私の情熱――えらく曲がったものかもしれないけれど――が伝わったのか つかさ先輩が大きく頷いた。 「わかったよ、田村さん!私に出来ることなら協力するね…っ」 「ありがとうございます!!神様、仏様、つかさ様っス!」 目から滂沱の涙を流しながらお礼を言う。ここは廊下で、周りの視線が突き刺さるけれど 今はそんなの関係ないっス!! 「そんなぁー、大袈裟だよぉ。…んと、それで何をすればいいの?」 「日記を書いて欲しいんス」 「日記?」 途端に疑問符を浮かべるつかさ先輩に、そうっスと呟いて一緒に持ってきていた トートバックからB5のノートを取り出した。ノートは美術室に常備してあるものを 一冊拝借してきたものだ。 「情けない話なんスが、新刊の締切が迫ってまして…。で、つかさ先輩に柊先輩と泉先輩の 日常を書いてもらえないかなーと思ってまして。恋び…ゲフンゲフン…仲の良いお二人を 客観的に見ることで良いネタが出来るんじゃないかなぁと…」 「うん、そういうことなら協力するよぉー」 にっこり笑ってノートを受取るつかさ先輩のあまりの純粋さに、心の中で何度も謝る。 ノートを腕に抱きながらとてとてと自分の教室に戻るつかさ先輩を手を振り、感謝の意を 伝えつつ最後まで見送った。 「そんなぁー、大袈裟だよぉ。…んと、それで何をすればいいの?」 「日記を書いて欲しいんス」 「日記?」 途端に疑問符を浮かべるつかさ先輩に、そうっスと呟いて一緒に持ってきていた トートバックからB5のノートを取り出した。ノートは美術室に常備してあるものを 一冊拝借してきたものだ。 「情けない話なんスが、新刊の締切が迫ってまして…。で、つかさ先輩に柊先輩と泉先輩の 日常を書いてもらえないかなーと思ってまして。恋び…ゲフンゲフン…仲の良いお二人を 客観的に見ることで良いネタが出来るんじゃないかなぁと…」 「うん、そういうことなら協力するよぉー」 にっこり笑ってノートを受取るつかさ先輩のあまりの純粋さに、心の中で何度も謝る。 ノートを腕に抱きながらとてとてと自分の教室に戻るつかさ先輩を手を振り、感謝の意を 伝えつつ最後まで見送った。 ありがとうっス!つかさ先輩!このご恩は一生忘れないっス!! 期間は時間がないから四日間だけ。今日はもう昼休みも過ぎてしまったから大きな成果は望めないと思う。 だけど、今日が木曜日だから金・土・日とちょうど平日と休日の 先輩たちを知ることができる。あぁ、今から月曜日が楽しみでならないっス!! これで漫画の方も何とかなりそうだという思いと、期待感で帰りの足取りは軽く、
…なんだかこの家らしい光景ね。 「あれ? そういえばおじさんは?」 「お父さん今日仕事関係で用事があるとか言ってさっき家を出てったよ。」 「そう。珍しいわね。ゆたかちゃんは?」 「ゆーちゃんはみなみちゃん達とどこかに遊びに行くって言ってて朝からいないよ。」 他の人の事ばかり聞いていたからか、こなたが少し不機嫌そうな顔をする。 でも敢えてそれは気にしないで次の言葉を続ける。 「そう。つまり今この家にいるのは実質アンタと私だけって事ね…。」 「そゆ事。だから人目を気にせず思いっきり愛s「おまっ!何言ってんだよ!?」 「いや〜 やっぱりかがみんは可愛いね♪」 「こいつ…。」 そんな会話をしながら、こなたの部屋に着いた。 見慣れた部屋に、いつもとは1つだけ違った光景が部屋の中央にあった。 「ん?何か作ってたの?」 「雑誌買ったら付録があってさ、見てて久々に何か作ってみたくなったんだよね。」 机の上にあったのは、作りかけのプラモデル。と言ったものだろうか? 今まで見たことがないからよくわからないが…。 後はカッターと瞬間接着剤がその横に置いてあった。 なんかここだけ見ると少年の部屋みたいだな…。 「それで、もうできたの?」 「後はこの辺りをくっつけるだけだからすぐだよ。ちょっと待ってて。」 そう言うと、こなたは作業を始めた。 接着剤をパーツに塗って、取り付ける。 そんな簡単な作業が数回続いた 他の人の事ばかり聞いていたからか、こなたが少し不機嫌そうな顔をする。 でも敢えてそれは気にしないで次の言葉を続ける。 「そう。つまり今この家にいるのは実質アンタと私だけって事ね…。」 「そゆ事。だから人目を気にせず思いっきり愛s「おまっ!何言ってんだよ!?」 「いや〜 やっぱりかがみんは可愛いね♪」 「こいつ…。」 そんな会話をしながら、こなたの部屋に着いた。
「あのー かがみん。大変申し上げにくいのですが…。」 「…何よ?」 「私の手に瞬間接着剤が少し残ってたらしくて、さっきかがみんが受け止めてくれたくれた時に…。」 「やっぱり…。それにしてもこれどうしようか?」 「……。」 こなたが何かを考えてるように黙り込む 「こなた?」 「…ねえかがみん。他に誰もいないし、もう少しだけこのままにしておかない?」 「別にいいけど… 何でよ?」 「いや なんかこうしてると、その、かがみと一緒なんだなって感じがして…。」 「な、何恥ずかしい事言ってんのよ! …別にい、いいけどね。」 こなたの顔が少し赤くなった気がする。 でもきっと私の顔はもっと赤いんだろうなぁ…。 「いや〜 デレなかがみんも可愛いね〜♪」 「あのー かがみん。大変申し上げにくいのですが…。」 「…何よ?」 「私の手に瞬間接着剤が少し残ってたらしくて、さっきかがみんが受け止めてくれたくれた時に…。」 「やっぱり…。それにしてもこれどうしようか?」 「……。」 こなたが何かを考えてるように黙り込む 「こなた?」 「…ねえかがみん。他に誰もいないし、もう少しだけこのままにしておかない?」 「別にいいけど… 何でよ?」 「いや なんかこうしてると、その、かがみと一緒なんだなって感じがして…。」 「な、何恥ずかしい事言ってんのよ! …別にい、いいけどね。」 こなたの顔が少し赤くなった気がする。 でもきっと私の顔はもっと赤いんだろうなぁ…。 「いや〜 デレなかがみんも可愛いね〜♪」 「あのー かがみん。大変申し上げにくいのですが…。」 「…何よ?」 「私の手に瞬間接着剤が少し残ってたらしくて、さっきかがみんが受け止めてくれたくれた時に…。」 「やっぱり…。それにしてもこれどうしようか?」 「……。」 こなたが何かを考えてるように黙り込む 「こなた?」 「…ねえかがみん。他に誰もいないし、もう少しだけこのままにしておかない?」 「別にいいけど… 何でよ?」 「いや なんかこうしてると、その、かがみと一緒なんだなって感じがして…。」 「な、何恥ずかしい事言ってんのよ! …別にい、いいけどね。」 こなたの顔が少し赤くなった気がする。 でもきっと私の顔はもっと赤いんだろうなぁ…。 「いや〜 デレなかがみんも可愛いね〜♪」
「わーい!…のわっ!?」 「危ないっっ!!!!」 転びそうになったこなたをかがみが受け止める。 言わんこっちゃない。部屋の中でそんなにはしゃいだら転ぶと思った…。 (…あれ? 痛くない?) そう思ってこなたが目を開けると、目の前に床はなかった。 代わりに、さっきまでそこにいた想い人が少し痛そうな顔をしていた。 「…かが、み?」 「いたたた…。こなた大丈夫?」 「う、うん 私は別に…。ってそれよりかがみのほうが大丈夫なの!?」 「ちょっと体が痛いくらいかな? ま、アンタが無事で良かったわ。」 少し無理をしていそうなかがみの顔に、こなたは下を向く。 「かがみ… ごめんね。」 「そんな顔しないの。 …ってあれ?」 今まで見たことがないからよくわからないが…。 後はカッターと瞬間接着剤がその横に置いてあった。 なんかここだけ見ると少年の部屋みたいだな…。 「それで、もうできたの?」 「後はこの辺りをくっつけるだけだからすぐだよ。ちょっと待ってて。」 そう言うと、こなたは作業を始めた。 接着剤をパーツに塗って、取り付ける。 そんな簡単な作業が数回続いた。 集中してるこなたに話かけるのも悪いと思って、かがみも自然と黙る。 目的地に着くと、慣れたように呼び鈴を鳴らす。 いつもと変わらない事。 少しして家の中を駆けて来る足音が聞こえる。 そして出てくるのはこれもまたいつもの顔。 「おっす!こなた。」 「ハロー!かがみん。」 いつものように簡単な挨拶を済ませて、家へと上がる。 こなたの部屋へ向う途中にリビングを通ると、テレビの前に線が繋がったゲーム機。そして2つのコントローラ。 …なんだかこの家らしい光景ね。 「あれ? そういえばおじさんは?」 「お父さん今日仕事関係で用事があるとか言ってさっき家を出てったよ。」 「そう。珍しいわね。ゆたかちゃんは?」 「ゆーちゃんはみなみちゃん達とどこかに遊びに行くって言ってて朝からいないよ。」
「あったあった。」 二人でしゃがんで広がるクローバーを見る。 こなたがそこにあった1つのクローバーを採る。 「でもさ、クローバーって悲しいよね…。」 「え? 何でよ?」 「クローバーって幸せなイメージがあるけど、花言葉は『復讐』なんだよ。」 「そう…。」 こなたがきっとインターネットで調べたのであろう知識を言う。 かがみも返事に困って少しの沈黙が流れる。 いきなりこなたが立ち上がって、少し離れたところへ行く。 そして何かを見つけて採ると、こっちへ戻ってきた。 「はい、かがみ。」 「…四つ葉?」 「うん。四つ葉のクローバーは別に花言葉があってね…。」 「何よ? 復讐の上をいくもの?」 「なっ そんなわけないじゃん!! 何でそんなものかがみにあげないといけないのさ!? 四つ葉のクローバーの花言葉は… 『幸せ』と 『――――――――』。」 後半のこなたの声は小さかったけど、風に乗ってしっかり聞こえた。 かがみの表情が固まる。 「…それは どっちで捉えればいいのよ?」 「ま、まあそこは想像に任せるよ!!」 そう言ってこなたが歩き出す。 一人になったかがみが呟く。 「ずるいわよ… いきなり『私のものになって』って言うなんて…。」 数少ない休みの日に、何気なく畑が広がる中を二人で歩く。 別に目的はない。ただ一緒に散歩してる事がなんだか幸せだった。 ふと下を見ると、道の縁にクローバーが広がっていた。 「あ、クローバーだ。」 「ずいぶん生えてるわね。そういえば小さい時によく四つ葉のクローバーとか探したわよね。」 「うん やっぱり探すよね。7枚集めると幸せになれるとか言ってさあ。」 「あったあった。」
「あったあった。」 二人でしゃがんで広がるクローバーを見る。 こなたがそこにあった1つのクローバーを採る。 「でもさ、クローバーって悲しいよね…。」 「え? 何でよ?」 「クローバーって幸せなイメージがあるけど、花言葉は『復讐』なんだよ。」 「そう…。」 こなたがきっとインターネットで調べたのであろう知識を言う。 かがみも返事に困って少しの沈黙が流れる。 いきなりこなたが立ち上がって、少し離れたところへ行く。 そして何かを見つけて採ると、こっちへ戻ってきた。 「はい、かがみ。」 「…四つ葉?」 「うん。四つ葉のクローバーは別に花言葉があってね…。」 「何よ? 復讐の上をいくもの?」 「なっ そんなわけないじゃん!! 何でそんなものかがみにあげないといけないのさ!? 四つ葉のクローバーの花言葉は… 『幸せ』と 『――――――――』。」 後半のこなたの声は小さかったけど、風に乗ってしっかり聞こえた。 かがみの表情が固まる。 「…それは どっちで捉えればいいのよ?」 「ま、まあそこは想像に任せるよ!!」 そう言ってこなたが歩き出す。 一人になったかがみが呟く。 「ずるいわよ… いきなり『私のものになって』って言うなんて…。」 数少ない休みの日に、何気なく畑が広がる中を二人で歩く。 別に目的はない。ただ一緒に散歩してる事がなんだか幸せだった。 ふと下を見ると、道の縁にクローバーが広がっていた。 「あ、クローバーだ。」 「ずいぶん生えてるわね。そういえば小さい時によく四つ葉のクローバーとか探したわよね。」 「うん やっぱり探すよね。7枚集めると幸せになれるとか言ってさあ。」 「あったあった。」 「あったあった。」
「あ、そっか。つかさと私は今日持ってきてないんだっけ」 今日は鞄が重かったし、持って行かなくてもいいか、なんて言ってたんだ。 「みゆきは? みゆきは持ってきてそうだけど」 「それがさ、なんか、借りるのが心苦しくて……」 申し訳なさそうな顔をしながら頬を掻く。それを見て私は、 「私に入れてもらうのも心苦しいと思えよ」 つい、突っ込んでしまった。 言っている事は何となく分かるのだが――条件反射って恐ろしい。 「だってかがみは私の嫁じゃん? 頼み事なんて当たり前でしょー?」 わざとらしく語尾を延ばし、その一言を強調する。 しかし、その、わざとらしく強調されたその一言は、問題発言以外の何物でもなくて。 「誰があんたの嫁か!」 「かがみが私の嫁だ!」 「な、あ……!」 そこまではっきりと返されると、なんというか、言葉に詰まる。 こなたは真っ赤になっている私を見つめ、ほんの少しだけ考える素振りをして、体を翻した。 「じゃ、異議もなくなった所で、帰りましょうか」 「え、ああ、うん。帰ろっか」 もちろん、異議が無い訳じゃなくて――むしろ全身全霊をかけて唱えたい――けれど、 このまま話を続けても、私にとって不利な状況にしかならないと思うし、追求はしない。 ……よく考えたら教室の真ん中でなんて会話をしてたんだろう。 ああ、顔の温度がまた上がった気がする。 こなたが後ろを向いてくれていてよかった。 変な予感がする。こいつ、まさか―― 「実は傘忘れちゃってさ」 「やっぱり忘れてるのかよ……」 そう呟くと会話を中断し、きょとん、とこちらを見上げてくるこなた。 「やっぱり?」 「あんたの事だから忘れてるかな、と思ってね」 と、言ってやるとさっきの顔とは一変、ふうん、とにやける。 「つまり、かがみは私の事が気になって仕方がなかったと」 「何でそうなるのよ!」 そしてこなたは、にやけたまま、そんなふざけた事を言い放った。 いや、気にしてたといえば気にしてたけれど、言われるとなると話は別だ。 足元がどうしても濡れてしまうような欠陥品。 ……まあ、だからってないよりはずっとマシなんだけれど。 とりあえず私は、濡れるのが大がつくほど嫌いなのだ。 そういえば、私は傘を持ってきてるからまだ濡れずに済むけど、こなたはどうなんだろう。 忘れているかもしれないし、忘れていないかもしれない。 授業はもう六限目で、これさえ終われば放課後だ。 裏を返せば、この授業が終わったら帰らなくてはいけない、という意味で。 部活になんて入っていないから、雨が止むまで時間を潰すなんてことも出来ない。 本当に忘れていたらどうするのだろうか。 というか、こなたが傘を忘れている事を前提に話を進めているが、実際はどうなんだろう……。 あれ? 何だか思考がループしている気がする。 ううん、このままだとどんどん深みに嵌まりそうだ。 いっその事、聞いてしまえば楽 と、言ってやるとさっきの顔とは一変、ふうん、とにやける。 「つまり、かがみは私の事が気になって仕方がなかったと」 「何でそうなるのよ!」 そしてこなたは、にやけたまま、そんなふざけた事を言い放った。 いや、気にしてたといえば気にしてたけれど、言われるとなると話は別だ。 「だって私、ホームルーム終わってから速攻で来たもんね」 考える暇なんてあった筈がないのだよ、と胸を張りながら続ける。 「だから、かがみが考えてたのは授業中かホームルーム中だけになるって事」 「それは、そうだけど……」
「入れる?」 普通に貸して、と言えばいいのに? と聞き返す。 「そ。だってかがみ、今日折りたたみ傘持ってきて無いんでしょ?」 「そうだけど……何であんたが知ってんのよ」 「つかさに聞いたー」 「あ、そっか。つかさと私は今日持ってきてないんだっけ」 今日は鞄が重かったし、持って行かなくてもいいか、なんて言ってたんだ。 「みゆきは? みゆきは持ってきてそうだけど」 「それがさ、なんか、借りるのが心苦しくて……」 申し訳なさそうな顔をしながら頬を掻く。それを見て私は、 「私に入れてもらうのも心苦しいと思えよ」 つい、突っ込んでしまった。 言っている事は何となく分かるのだが――条件反射って恐ろしい。 「だってかがみは私の嫁じゃん? 頼み事なんて当たり前でしょー?」 わざとらしく語尾を延ばし、その一言を強調する。 しかし、その、わざとらしく強調されたその一言は、問題発言以外の何物でもなくて。 「誰があんたの嫁か!」 「かがみが私の嫁だ!」 「な、あ……!」 そこまではっきりと返されると、なんというか、言葉に詰まる。 こなたは真っ赤になっている私を見つめ、ほんの少しだけ考える素振りをして、体を翻した。 「じゃ、異議もなくなった所で、帰りましょうか」 「え、ああ、うん。帰ろっか」 もちろん、異議が無い訳じゃなくて――むしろ全身全霊をかけて唱えたい――けれど、 このまま話を続けても、私にとって不利な状況にしかならないと思うし、追求はしない。 ……よく考えたら教室の真ん中でなんて会話をしてたんだろう。 ああ、顔の温度がまた上がった気がする。 こなたが後ろを向いてくれていてよかった。 ◆ 昇降口に着くと、雨が地面を叩く音が一層強く聞こえた。 「うわー、すごい雨だねー」 「そうね。この中を帰ると思うと……」 考えるだけでも嫌だ、とため息を吐いて肩を落とす。 「だよね、相合い傘だと厳しいかもしんないよね」 「――――――――はい?」 硬直。思考が復帰しないまま言葉を紡ぐ。 「な、あ、相合い傘……っ!?」 「え? だって一緒の傘に入るんでしょ?」 それ以外の何になるの? とでも言いたそうな目で見つめられた。 「そ、それは、そう、だけど。その、えっと」 あわあわしながら反論しようとするが、何も言葉が浮かんでこない。 「あー……、落ち着いてかがみ。はい、深呼吸深呼吸」 吸って、吐いて。吸って、吐いてを繰り返す。 ――うん。少しだけど、落ち着いた。
あーコミケ行きたいな・・・ 首都圏在住の方々が羨ましい・・・ 紙袋いっぱいにこなかが本満載して、ホクホク顔で帰宅とか経験してみたい
「そ。だってかがみ、今日折りたたみ傘持ってきて無いんでしょ?」 「そうだけど……何であんたが知ってんのよ」 「つかさに聞いたー」 「あ、そっか。つかさと私は今日持ってきてないんだっけ」 今日は鞄が重かったし、持って行かなくてもいいか、なんて言ってたんだ。 「みゆきは? みゆきは持ってきてそうだけど」 「それがさ、なんか、借りるのが心苦しくて……」 申し訳なさそうな顔をしながら頬を掻く。それを見て私は、 「私に入れてもらうのも心苦しいと思えよ」 つい、突っ込んでしまった。 言っている事は何となく分かるのだが――条件反射って恐ろしい。 「だってかがみは私の嫁じゃん? 頼み事なんて当たり前でしょー?」 わざとらしく語尾を延ばし、その一言を強調する。 しかし、その、わざとらしく強調されたその一言は、問題発言以外の何物でもなくて。 「誰があんたの嫁か!」 「かがみが私の嫁だ!」 本当に忘れていたらどうするのだろうか。 というか、こなたが傘を忘れている事を前提に話を進めているが、実際はどうなんだろう……。 あれ? 何だか思考がループしている気がする。 ううん、このままだとどんどん深みに嵌まりそうだ。 いっその事、聞いてしまえば楽になるのだが、授業中なのでそれも出来ない。 ――早く、放課後にならないかな。 ◆ 授業、ホームルームが終わって放課後。 「かがみ様ー」 鞄に荷物を入れていざ行かん、とした所でこなたが来た。 「びっくりした」 聞こえないように口の中だけで呟く。 「お願いがあって来たんだけどさー」 「ん? 何?」 変な予感がする。こいつ、まさか―― 「実は傘忘れちゃってさ」 「やっぱり忘れてるのかよ……」 「そ。だってかがみ、今日折りたたみ傘持ってきて無いんでしょ?」 「そうだけど……何であんたが知ってんのよ」 「つかさに聞いたー」 「あ、そっか。つかさと私は今日持ってきてないんだっけ」 今日は鞄が重かったし、持って行かなくてもいいか、なんて言ってたんだ。 「みゆきは? みゆきは持ってきてそうだけど」 「それがさ、なんか、借りるのが心苦しくて……」 申し訳なさそうな顔をしながら頬を掻く。それを見て私は、 「私に入れてもらうのも心苦しいと思えよ」 つい、突っ込んでしまった。 言っている事は何となく分かるのだが――条件反射って恐ろしい。 「だってかがみは私の嫁じゃん? 頼み事なんて当たり前でしょー?」 わざとらしく語尾を延ばし、その一言を強調する。 しかし、その、わざとらしく強調されたその一言は、問題発言以外の何物でもなくて。 「誰があんたの嫁か!」 「かがみが私の嫁だ!」
その一言がなぜか気になって、背けていた顔をこなたに向け、尋ねる。 一瞬見えた顔は本当に嬉しそうで、しかし、私が見ていると分かった途端、 「うあ! ちょ、待って! 今の無し!」 顔を赤くしながらわあわあ騒ぎだした。 「…………何よ?」 「だから、今の無しだって!」 いや、そう言われても、気になるものはどうしても気になるというか。 「そんな反応されたら気になるに決まってるじゃない」 「それでも駄目! 記憶から消し去って!」 うああ、と唸りながら右手で自分の頭を抱えている。 「そこまで言うならいいけど……力、緩めてくれない?」 さっきからギリギリと締め付けられているせいで、右腕が痛い。 「わ! 知らないうちに力込めてた! ごめん!」 「別に、気にはしてないけど――少し落ち着きなさい」 さっきからの騒ぎ様はちょっと異常だとしか思えない。 「はい、深呼吸」 数回呼吸するものの、こなたの顔の赤みは増していくばかりで。 「駄目だ……余計落ち着けない」 「何でよ」 こなたは眉を寄せて思案顔をすると、赤い顔のまま呟いた。 「……秘密」 「あ、そう」 いつもとはあまりにも違う様子。 「なあっ!?」 予想外だ。というより今の今まで気付かなかった私に突っ込みたい。 「どっか寄る所があるんだって」 「つかさとみゆきが?」 こんな雨の日にあの二人で寄るところとは、どこだろうか。 「うん。多分、無駄話してるうちに帰っちゃったと思うよ」 「ふーん?」 疑問に首を傾げていると、こなたは私の右腕に巻き付くような形で抱き着いてきた。 温もりとか柔らかさが右腕いっぱいに広がってってこんな事を考えてる場合じゃ―― 「私達も帰ろう。雨足も強くなってきたしね」 「分かってるけど、離しなさいよ!」 軽く振るようにして、無理矢理離させようと試みる。 が、こなたは腕に合わせて揺れるだけで全く離そうとはしなかった。 「何するのさー」 「それはこっちのセリフよ」 いきなり抱き着いてきたのはこなたなのだから、こなたに否があるはずなのではないか。 「ほらほら、とりあえずもう傘ささないと濡れちゃうよ?」 「え、あ、ホントだ!」 つい、突っ込んでしまった。 言っている事は何となく分かるのだが――条件反射って恐ろしい。 「だってかがみは私の嫁じゃん? 頼み事なんて当たり前でしょー?」 わざとらしく語尾を延ばし、その一言を強調する。 しかし、その、わざとらしく強調されたその一言は、問題発言以外の何物でもなくて。 「誰があんたの嫁か!」 「かがみが私の嫁だ!」 「な、あ……!」 そこまではっきりと返されると、なんというか、言葉に詰まる。 こなたは真っ赤になっている私を見つめ、ほんの少しだけ考える素振りをして、体を翻した。 「じゃ、異議もなくなった所で、帰りましょうか」 「え、ああ、うん。帰ろっか」 もちろん、異議が無い訳じゃなくて――むしろ全身全霊をかけて唱えたい――けれど、 このまま話を続けても、私にとって不利な状況にしかならないと思うし、追求はしない。
「他の言い方が思い付かないから、とか?」 「む、確かにそうだけど……」 そう言われると、他の言い方が見つからない。 いや、でも、恥ずかしいし、もっと別の言い方は無いものか……。 「んじゃ、相合い傘しよっか」 「今すぐみゆきに傘借りろ!」 びしい、と音がしそうな程に指を突き付けて言う――というより、それは、叫ぶに近かった。 「んー? みゆきさん達もう帰っちゃったよ?」 「なあっ!?」 予想外だ。というより今の今まで気付かなかった私に突っ込みたい。 「どっか寄る所があるんだって」 「つかさとみゆきが?」 こんな雨の日にあの二人で寄るところとは、どこだろうか。 「うん。多分、無駄話してるうちに帰っちゃったと思うよ」 「ふーん?」 疑問に首を傾げていると、こなたは私の右腕に巻き付くような形で抱き着いてきた。 温もりとか柔らかさが右腕いっぱいに広がってってこんな事を考えてる場合じゃ―― 「私達も帰ろう。雨足も強くなってきたしね」 「分かってるけど、離しなさいよ!」 軽く振るようにして、無理矢理離させようと試みる。 が、こなたは腕に合わせて揺れるだけで全く離そうとはしなかった。 「何するのさー」 「それはこっちのセリフよ」 いきなり抱き着いてきたのはこなたなのだから、こなたに否があるはずなのではないか。 「ほらほら、とりあえずもう傘ささないと濡れちゃうよ?」 「え、あ、ホントだ!」 意味のない問答をしてるうちに、昇降口を出かけていた。 急いで傘をさそうと試みるけれど、 「って、離れてくれなきゃ、させないじゃない」 ワンタッチで開くタイプだったらよかったのだろうけれど、これは違うのでそうもいかない。 むう、と不服そうな顔をして離れるこなた。 「傘さしたらすぐにさっきの体制だからね?」 離れたのはいいものの、そんな提案をするこなた。 「……異議は?」 「却下します!」 これはもう何を言っても駄目だな、と諦めて、 躊躇いつつも傘を広げ、抱き着きやすいように右腕を広げる。 「ほら、おいで」 その一言がどこか気になったのか一瞬目を見開いき、辺りを見回した。 「ねぇ、かがみ……無自覚?」 な、あ、相合い傘……っ!?」 「え? だって一緒の傘に入るんでしょ?」 それ以外の何になるの? とでも言いたそうな目で見つめられた。 「そ、それは、そう、だけど。その、えっと」 あわあわしながら反論しようとするが、何も言葉が浮かんでこない。 「あー……、落ち着いてかがみ。はい、深呼吸深呼吸」
_ ∩ ( ゚∀゚)彡 こなかが!こなかが! ⊂彡
ぽつり。 授業中に落ちてきたそれは、とても憂鬱な気分にさせてくれて。 「雨、か」 雨は正直好きにはなれない。 どうしたって嬉しくはならないし、濡れるのは欝陶しい。 傘はなぜああいう構造になっているんだろうか。 足元がどうしても濡れてしまうような欠陥品。 ……まあ、だからってないよりはずっとマシなんだけれど。 とりあえず私は、濡れるのが大がつくほど嫌いなのだ。 そういえば、私は傘を持ってきてるからまだ濡れずに済むけど、こなたはどうなんだろう。 忘れているかもしれないし、忘れていないかもしれない。 授業はもう六限目で、これさえ終われば放課後だ。 裏を返せば、この授業が終わったら帰らなくてはいけない、という意味で。 部活になんて入っていないから、雨が止むまで時間を潰すなんてことも出来ない。 本当に忘れていたらどうするのだろうか。 というか、こなたが傘を忘れている事を前提に話を進めているが、実際はどうなんだろう……。 あれ? 何だか思考がループしている気がする。 ううん、このままだとどんどん深みに嵌まりそうだ。 いっその事、聞いてしまえば楽になるのだが、授業中なのでそれも出来ない。 ――早く、放課後にならないかな。 授業、ホームルームが終わって放課後。 「かがみ様ー」 鞄に荷物を入れていざ行かん、とした所でこなたが来た。 「びっくりした」 聞こえないように口の中だけで呟く。 「お願いがあって来たんだけどさー」 「ん? 何?」 ぽつり。 授業中に落ちてきたそれは、とても憂鬱な気分にさせてくれて。 「雨、か」 雨は正直好きにはなれない。 どうしたって嬉しくはならないし、濡れるのは欝陶しい。 傘はなぜああいう構造になっているんだろうか。 足元がどうしても濡れてしまうような欠陥品。 ……まあ、だからってないよりはずっとマシなんだけれど。 とりあえず私は、濡れるのが大がつくほど嫌いなのだ。 そういえば、私は傘を持ってきてるからまだ濡れずに済むけど、こなたはどうなんだろう。 忘れているかもしれないし、忘れていないかもしれない。 授業はもう六限目で、これさえ終われば放課後だ。 裏を返せば、この授業が終わったら帰らなくてはいけない、という意味で。 部活になんて入っていないから、雨が止むまで時間を潰すなんてことも出来ない。 本当に忘れていたらどうするのだろうか。 というか、こなたが傘を忘れている事を前提に話を進めているが、実際はどうなんだろう……。 あれ? 何だか思考がループしている気がする。 ううん、このままだとどんどん深みに嵌まりそうだ。 いっその事、聞いてしまえば楽になるのだが、授業中なのでそれも出来ない。 ――早く、放課後にならないかな。 ◆ 授業、ホームルームが終わって放課後。 「かがみ様ー」 鞄に荷物を入れていざ行かん、とした所でこなたが来た。 「びっくりした」 聞こえないように口の中だけで呟く。 「お願いがあって来たんだけどさー」 「ん? 何?」
「分かってるけど、離しなさいよ!」 軽く振るようにして、無理矢理離させようと試みる。 が、こなたは腕に合わせて揺れるだけで全く離そうとはしなかった。 「何するのさー」 「それはこっちのセリフよ」 いきなり抱き着いてきたのはこなたなのだから、こなたに否があるはずなのではないか。 「ほらほら、とりあえずもう傘ささないと濡れちゃうよ?」 「え、あ、ホントだ!」 意味のない問答をしてるうちに、昇降口を出かけていた。 急いで傘をさそうと試みるけれど、 「って、離れてくれなきゃ、させないじゃない」 ワンタッチで開くタイプだったらよかったのだろうけれど、これは違うのでそうもいかない。 むう、と不服そうな顔をして離れるこなた。 「傘さしたらすぐにさっきの体制だからね?」 離れたのはいいものの、そんな提案をするこなた。 「……異議は?」 「却下します!」 これはもう何を言っても駄目だな、と諦めて、 躊躇いつつも傘を広げ、抱き着きやすいように右腕を広げる。 「ほら、おいで」 その一言がどこか気になったのか一瞬目を見開いき、辺りを見回した。 「ねぇ、かがみ……無自覚?」 「え?」 何が? と視線で聞くけれどこなたは、はあ、とため息をついて俯くだけで。 「何よ。ため息吐くと幸せが逃げるわよ?」 その様子が何となく気に入らなかったので、皮肉っぽく言ってやった。 「現在進行系で逃げてる感じがするよ……」 はあ、とため息もう一つ。 「他の言い方が思い付かないから、とか?」 「む、確かにそうだけど……」 そう言われると、他の言い方が見つからない。 いや、でも、恥ずかしいし、もっと別の言い方は無いものか……。 「んじゃ、相合い傘しよっか」 「今すぐみゆきに傘借りろ!」 びしい、と音がしそうな程に指を突き付けて言う――というより、それは、叫ぶに近かった。 「んー? みゆきさん達もう帰っちゃったよ?」 「なあっ!?」 「何するのさー」 「それはこっちのセリフよ」 いきなり抱き着いてきたのはこなたなのだから、こなたに否があるはずなのではないか。 「ほらほら、とりあえずもう傘ささないと濡れちゃうよ?」 「え、あ、ホントだ!」 意味のない問答をしてるうちに、昇降口を出かけていた。 急いで傘をさそうと試みるけれど、 「って、離れてくれなきゃ、させないじゃない」 ワンタッチで開くタイプだったらよかったのだろうけれど、これは違うのでそうもいかない。 むう、と不服そうな
雨の中を歩く。いくらこなたが小さいからといっても、傘に収まりきる事は無くて。 「やっぱり、濡れちゃうね」 「そうね――もしかしたら、これってささなくても一緒なんじゃ……」 足元はもとより、肩までもぐっしょりと濡れてしまっていて、 これだったらいっその事無い方が……とも思ったけど、それには抵抗があるというか。 「まあ、いいじゃん。せっかくの相合い傘だし」 「まだ言うか!」 顔を背けながら突っ込む。 そのせいでこなたの顔は見えないが、にやにやしているのだろう声で、 「だってチャンスだしね」 と、意味不明な事を口にした。 「チャンス?」 その一言がなぜか気になって、背けていた顔をこなたに向け、尋ねる。 一瞬見えた顔は本当に嬉しそうで、しかし、私が見ていると分かった途端、 「うあ! ちょ、待って! 今の無し!」 顔を赤くしながらわあわあ騒ぎだした。 「……異議は?」 「却下します!」 これはもう何を言っても駄目だな、と諦めて、 躊躇いつつも傘を広げ、抱き着きやすいように右腕を広げる。 「ほら、おいで」 その一言がどこか気になったのか一瞬目を見開いき、辺りを見回した。 「ねぇ、かがみ……無自覚?」 「え?」 何が? と視線で聞くけれどこなたは、はあ、とため息をついて俯くだけで。 「何よ。ため息吐くと幸せが逃げるわよ?」 その様子が何となく気に入らなかったので、皮肉っぽく言ってやった。 「現在進行系で逃げてる感じがするよ……」 はあ、とため息もう一つ。 さっきまでの妙なはしゃぎ様が一瞬で洗い流されてしまったような、そんな感じ。 「あーもう、何が何だか分かんないけど行くわよ」 さっきとは逆に、こなたの左腕を取るようにして昇降口を出る。 「――――――」 「んー? みゆきさん達もう帰っちゃったよ?」 「なあっ!?」 予想外だ。というより今の今まで気付かなかった私に突っ込みたい。 「どっか寄る所があるんだって」 「つかさとみゆきが?」 こんな雨の日にあの二人で寄るところとは、どこだろうか。 「うん。多分、無駄話してるうちに帰っちゃったと思うよ」 _ ∩ ( ゚∀゚)彡 こなかが(笑)!こなかが(笑)! ⊂彡
ヽ、ー----------イヽ--- _,.>‐: : : : : : : : : {: : : : : : : :.`ヽ / ;: : : : : :/: : :./: : /l: : : : 、: : : : ヽ:\ /:ィ´: : : : :./: : : /: :./ !:.:.ト、: :\: : : :.\}ミヽ、 ///: : :/: : :/: :.:.;.ィ: :./ l: :.| ヽ: :.ヽ: : :ヽ:\:::::::\ /: : :/: : : l: : :/ !:./ |: 十‐弋⌒ト: : : :i:.:.:|::\::::} . /: :.ィ:.!:. : :.:|:''7⌒|:.l l:.:.:{ \:|: : : : ト、:{::::::::Y l: :./{ :| : : : |:./ l/ \ヽ \:. :.:.:|:.トゝ:::::::〉 |:.∧| :!: : :/l/ 、 ヽ,. - ヽ :.:|/:::::::/ l/ !:.| : ∧ ==ミ ≠⌒ミ ∧: |- イ |: l: :.lハ , {r }:}: : :| ヽハ:.ト、_} ::::::: r―‐┐ ::::::: /_ノ|/!: : | |: ヽ!: : ゝ、 `ー-‐' ,.ィ : : : : !: : | |: :l: : : : : :|>- .,_ ,.. <´ |: : : ::.:.!: : | |: :l:.!: : : : :l__,ノ:.:r'`¨¨´{.i:.:.└-|: : : ./^i : | |:.:.l:!: : : : :.|:.:.:.:.:.|___/:.:.:.:.:.:.:|: : : { | :.| |: : !: : : : : |:.:.:.:.:.| ! :.:.:.:.:.: |: : : .〉 `ヽ、 |: : !: : : : : |: :.:.:.:.l |: :.:.:.:. /lr--' { { )-、 |: : !: : : : : ト、:.:.:. | l:.:.:.:.:.//|`ーt入_ノノイ》 ヽ スレ住民の皆様の限りない不幸をお祈りします。
「かがみ様ー」 鞄に荷物を入れていざ行かん、とした所でこなたが来た。 「びっくりした」 聞こえないように口の中だけで呟く。 「お願いがあって来たんだけどさー」 「ん? 何?」 変な予感がする。こいつ、まさか―― 「実は傘忘れちゃってさ」 「やっぱり忘れてるのかよ……」 そう呟くと会話を中断し、きょとん、とこちらを見上げてくるこなた。 「やっぱり?」 「あんたの事だから忘れてるかな、と思ってね」 と、言ってやるとさっきの顔とは一変、ふうん、とにやける。 「つまり、かがみは私の事が気になって仕方がなかったと」 「何でそうなるのよ!」 そしてこなたは、にやけたまま、そんなふざけた事を言い放った。 いや、気にしてたといえば気にしてたけれど、言われるとなると話は別だ。 「だって私、ホームルーム終わってから速攻で来たもんね」 考える暇なんてあった筈がないのだよ、と胸を張りながら続ける。 「だから、かがみが考えてたのは授業中かホームルーム中だけになるって事」 「それは、そうだけど……」 む、と睨みながら――と言っても恐らく赤くなっているので迫力は無いかもしれない――反論する。 と、こなたはにやついた笑いを止めて、 「まあ、冗談はここまでにして――傘、入れてくれない?」 なんて、提案をした。 「雨、か」 雨は正直好きにはなれない。 どうしたって嬉しくはならないし、濡れるのは欝陶しい。 傘はなぜああいう構造になっているんだろうか。 足元がどうしても濡れてしまうような欠陥品。 ……まあ、だからってないよりはずっとマシなんだけれど。 とりあえず私は、濡れるのが大がつくほど嫌いなのだ。 そういえば、私は傘を持ってきてるからまだ濡れずに済むけど、こなたはどうなんだろう。 忘れているかもしれないし、忘れていないかもしれない。 授業はもう六限目で、これさえ終われば放課後だ。 裏を返せば、この授業が終わったら帰らなくてはいけない、という意味で。 部活になんて入っていないから、雨が止むまで時間を潰すなんてことも出来ない。 本当に忘れていたらどうするのだろうか。 というか、こなたが傘を忘れている事を前提に話を進めているが、実際はどうなんだろう……。 あれ? 何だか思考がループしている気がする。 ううん、このままだとどんどん深みに嵌まりそうだ。 いっその事、聞いてしまえば楽
馬鹿の一つ覚えって奴はムキになってやるから面倒だな
>>309 IDあぼ〜んしたら読みやすくなった
3の倍数でもないのにアホになる人がいるみたいだね
スクリプトも満足に使えない荒らしなんて無意味ね
スレ勢いに花を添える有意義な存在 みな丁寧に出迎えたまえ
こんだけ毎日頑張ってくれてるんだからなんか愛称とか考えてあげたい気分だ そしたら彼が来るたびに「○○君キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! 」みたいに盛り上がれるのに
>>313 あきらかに異常なのに、なぜアク禁にできんのかねぇ……
∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_) ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_) ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_)
>>290-308 乙
∩___∩
| ノ ヽ/⌒)
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/ / ( _●_) ミ/
.( ヽ |∪| / らき☆すたおもすれーwwwwwww
\ ヽノ /
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>>312 そういやもう24スレ目だから、もうすぐあのスレに追いつくんだよな
すごいなあ
カプスレでこんなに伸びたのって前代未聞なんじゃね?
こんなに支持されるなんて二人は幸せ者だよ
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/08(金) 17:00:07 ID:h2jywEqi
こなかがの友情はいいけど 恋人になったりするのはキモイな
このスレで言う事じゃないだろ 人それぞれなんだから
こなた個別スレじゃね?
ここを言うならば 非ヲタから見た秋葉原 ノンケから見た歌舞伎町 のようなものだろう。
秋葉原はもう渋谷と変わらないな 聖地はとっくに日本橋に戻ったよ
>>324 日本橋って大阪の?
ツッコミ入れて欲しいのかい? w
「♪今夜からはこの街で 娘の私が女王〜♪」 「歌舞伎町じゃないっつの。……ていうか、あんたのお母さんってオタクだったの!?」 「んー、違うけど」 (それはなんだろう、突っ込んでほしいのかなぁ……)
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| ::. `ー-`ニ''ブ
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百合界のカカイル
今月のコンプのらき☆すたの内容が気になる でも特に報告がないということは、こなかが分無かったということ?
∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_) ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_) ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_) ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_) ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_)
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/09(土) 20:47:25 ID:641qDE0S
こな??「フフ、もはやラノベを読んでいる場合ではないようだね・・・勝った、圧倒的に・・・」 かが「何がやりたいのよ!」 こな???「まあ、とりあえずかがみんに突っ込んでもらえれば、それで」 かが「もう目的達成かい!・・・あー、あとちょっとだから静かにしてなさいって・・・」 こな??「ナ、ナヌー!?勝利はカリソメのものでしかなかったと言うのかー! くぅ・・・かがみんもしや連れない態度で私にさらなるコスプレをさせようってハラでしょー!」 かが「勝手に腹黒くすんな!・・・つーか、一応言っておくけど、エスカレートは禁止だからね・・・」 こな??「な!?むぅ・・・ここから『スク水エプロン』『猫耳ブルマ』『持ってけニーソックス』に派生する予定だったのに」 かが「最後のヤツはなんなのよ・・・さすがに靴下で喜ぶ趣味に誤解されてたら、こっちも言うことがあるんだけど」 こな??「フフフ・・・では『靴下だけ』という単語に思うところはありますかな、かがみん?」 かが「うわ!?想像してたよりさらに酷いし!! ってか放っておいたらそこまでやる気だったのかよ!」 こな??「かがみんの部屋に入るときは常に覚悟を固めて来てるからね・・・かがみんに行為に及ばれても取り乱さないように」 かが「こっちにはそんなディープなプレイに及ぶ覚悟はまだ無いんだけど・・・」 こな??「しかし、コスプレを禁止されると辛いなー、しょうがない持久戦で行くか・・・(ゴロンッ・・・)」 かが「ちょっ、勝手に人のヒザに・・・ネコじゃないんだから」 こな??「いいじゃーん。ラノベ読んだら〜(ニマニマw)」 かが「クッソ・・・(悔しいけど、効果的だわ・・・仰向けで見上げられると・・・うわ、結構くるなぁ・・・あ、あ!お腹ちょっと見えてるし・・・我慢我慢我慢・・・)」 こな??「・・・」 かが「・・・(うぉぉ・・・チラチラ見せやがって・・・ス、ストーリーが頭から抜けるじゃない!・・・う、く・・・完敗だわ・・・こなた・・・あーもう、我慢できーん!)」 かが「ねぇ、こな・・・」 かが「・・・(人が盛り上がってると必ずちょっかい出してくるよな・・・コイツ・・・)」 こな??「よし!完成!とくと見よ!かがみん用必殺装備の黄色エプロン プラス ポニーテールだよ!」 かが「ブホゥッ!!な、なんじゃそりゃ〜!」 こな??「かがみん用必殺装備の黄色エプロン プラス ポニーテールだよ!」 かが「いや、内容を聞いてるんじゃなくて!」 こな??「フフ、もはやラノベを読んでいる場合ではないようだね・・・勝った、圧倒的に・・・」 かが「何がやりたいのよ!」 こな???「まあ、とりあえずかがみんに突っ込んでもらえれば、それで」 かが「もう目的達成かい!・・・あー、あとちょっとだから静かにしてなさいって・・・」 こな??「ナ、ナヌー!?勝利はカリソメのものでしかなかったと言うのかー! くぅ・・・かがみんもしや連れない態度で私にさらなるコスプレをさせようってハラでしょー!」 かが「勝手に腹黒くすんな!・・・つーか、一応言っておくけど、エスカレートは禁止だからね・・・」 こな??「な!?むぅ・・・ここから『スク水エプロン』『猫耳ブルマ』『持ってけニーソックス』に派生する予定だったのに」 かが「最後のヤツはなんなのよ・ こな??「エッチいシーン?」 かが「そういうクライマックスじゃないから!」 こな???「ほほー・・・勝機! 数分後、私の真の実力をかがみんは思い知ることになるだろう!」 かが「は、はぁ・・・?」 かが「こなたー、後ろで何をゴソゴソやってるわけ・・・?」 こな??「何でもないよ−、ラノベ読んでたらいいじゃーん」 かが「・・・(人が盛り上がってると必ずちょっかい出してくるよな・・・コイツ・・・)」 こな??「よし!完成!とくと見よ!かがみん用必殺装備の黄色エプロン プラス ポニーテールだよ!」 かが「ブホゥッ!!な、なんじゃそりゃ〜!」 こな??「かがみん用必殺装備の黄色エプロン プラス ポニーテールだよ!」 かが「いや、内容を聞いてるんじゃなくて!」 こな??「フフ、もはやラノベを読んでいる場合ではないようだね・・・勝った、圧倒的に・・・」 かが「何がやりたいのよ!」 こな???「まあ、とりあえずかがみんに突っ込んでもらえれば、それで」 かが「もう目的達成かい!・・・あー、あとちょっとだから静かにしてなさいって・・・」 こな??「ナ、ナヌー!?勝利はカリソメのものでしかなかったと言うのかー! くぅ・・・かがみんもしや連れない態度で私にさらなるコスプレをさせようってハラでしょー!」
こな???「かがみん、お邪魔〜」 かが「オース、こなた」 こな???「ん?ん?何読んでるの?」 かが「新作のラノベ。ごめん、今いいとこなんだよね、悪いけどしばらく一人で遊んでてくんない?」 こな???「(ムッ)ほいほい、後で感想聞かせてねー」 かが「・・・(黙々)・・・」 こな???「・・・(じー)・・・」 かが「・・・(黙々)・・・」 こな??「・・・(じー)・・・」 かが「・・・こなた、何してんの?」 こな???「かがみんを見てる」 かが「は、はぁ・・・えっと、気になるんだけど・・・」 こな??「・・・だって、かがみが遊んでくれないんだもん」 かが「(えー・・・普段構ってやろうとするとニマニマしながら逃げてくクセに・・・)ご、ごめん・・・すぐだからさ」 こな???「そうじゃなくてー、ラノベに私が後れを取っているという事実が問題だよ、私の魅力が足りないのかなー」 かが「そろそろクライマックスシーンだから、ちょっと待ってて欲しいんだけど」 こな??「エッチいシーン?」 かが「そういうクライマックスじゃないから!」 こな???「かがみん、お邪魔〜」 かが「オース、こなた」 こな???「ん?ん?何読んでるの?」 かが「新作のラノベ。ごめん、今いいとこなんだよね、悪いけどしばらく一人で遊んでてくんない?」 こな???「(ムッ)ほいほい、後で感想聞かせてねー」 かが「・・・(黙々)・・・」 こな???「・・・(じー)・・・」 かが「・・・(黙々)・・・」 こな??「・・・(じー)・・・」 かが「・・・こなた、何してんの?」 こな???「かがみんを見てる」 かが「は、はぁ・・・えっと、気になるんだけど・・・」 こな??「・・・だって、かがみが遊んでくれないんだもん」 かが「(えー・・・普段構ってやろうとするとニマニマしながら逃げてくクセに・・・)ご、ごめん・・・すぐだからさ」 こな???「そうじゃなくてー、ラノベに私が後れを取っているという事実が問題だよ、私の魅力が足りないのかなー」 かが「そろそろクライマックスシーンだから、ちょっと待ってて欲しいんだけど」 こな??「エッチいシーン?」 かが「そういうクライこな???「かがみん、お邪魔〜」 かが「オース、こなた」 こな???「ん?ん?何読んでるの?」 かが「新作のラノベ。ごめん、今いいとこなんだよね、悪いけどしばらく一人で遊んでてくんない?」 こな???「(ムッ)ほいほい、後で感想聞かせてねー」 かが「・・・(黙々)・・・」 こな???「・・・(じー)・・・」 かが「・・・(黙々)・・・」 こな??「・・・(じー)・・・」 かが「・・・こなた、何してんの?」 こな???「かがみんを見てる」 かが「は、はぁ・・・えっと、気になるんだけど・・・」 こな??「・・・だって、かがみが遊んでくれないんだもん」 かが「(えー・・・普段構ってやろうとするとニマニマしながら逃げてくクセに・・・)ご、ごめん・・・すぐだからさ」 こな???「そうじゃなくてー、ラノベに私が後れを取っているという事実が問題だよ、私の魅力が足りないのかなー」 かが「そろそろクライマックスシーンだから、ちょっと待ってて欲しいんだけど」 こな??「エッチいシーン?」 かが「そういうクライマックスじゃないから!」 マックスじゃないから!」
「どうするつもりかと問われると……引き延ばして寝室に飾るとか?」 「お前な……今日は一緒に寝てやらないぞ?」 「にゃ〜、見捨てないでよかがみ様〜」 「じゃあ、その写真捨てなさいよ……」 「え〜、ケチ〜」 「ケチじゃないっ」 「いいもん、かがみと一緒に寝なくたって、代わりにコレと一緒に寝るもんっ」 「抱き枕っ!? しかもまた私の写真付きかよ!?」 「かがみだって私の事抱き枕にしたじゃんか……これでおあいこダヨ」 「? 何か言った?」 「別に〜? 私はこれと一緒にソファーで寝るからかがみは……あっ!」 「……こんな物と一緒に寝るな、ばか」 「どうするつもりかと問われると……引き延ばして寝室に飾るとか?」 「お前な……今日は一緒に寝てやらないぞ?」 「にゃ〜、見捨てないでよかがみ様〜」 「じゃあ、その写真捨てなさいよ……」 「え〜、ケチ〜」 「ケチじゃないっ」 「いいもん、かがみと一緒に寝なくたって、代わりにコレと一緒に寝るもんっ」 「抱き枕っ!? しかもまた私の写真付きかよ!?」 「かがみだって私の事抱き枕にしたじゃんか……これでおあいこダヨ」 「? 何か言った?」 「別に〜? 私はこれと一緒にソファーで寝るからかがみは……あっ!」 「……こんな物と一緒に寝るな、ばか」 「どうするつもりかと問われると……引き延ばして寝室に飾るとか?」 「どうするつもりかと問われると……引き延ばして寝室に飾るとか?」 「どうするつもりかと問われると……引き延ばして寝室に飾るとか?」 「どうするつもりかと問われると……引き延ばして寝室に飾るとか?」 「どうするつもりかと問われると……引き延ばして寝室に飾るとか?」 「どうするつもりかと問われると……引き延ばして寝室に飾るとか?」 「どうするつもりかと問われると……引き延ばして寝室に飾るとか?」 「どうするつもりかと問われると……引き延ばして寝室に飾るとか?」
∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / こなかが(笑) \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_) ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / こなかが(笑) \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_) ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / こなかが(笑) \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_)
なんとなく予想はしていた。 ここが結婚関連の衣装や施設を取り扱う会社のモデル施設であり、そしてここの部屋にあるベッドは何故か大きくてカーテンがかかったものが一つであった事からも。 こなたがタンスから見つけてきたものは――様々なサイズの薄手のネグリジェだった。 「う…まぁ何も無いよりはマシか…」 私はその中から着るものを選んでシャワーを浴びた後、それに着替えてベッドへ向かうと、先に上がったこなたが既にネグリジェ姿で眠りこけていた。 「(緊張感の無いやつだなぁ…)」 そう思いながら部屋の明かりを消し、スペースの開いてる方からそっと掛け布団をめくり、こなたの隣に入る。 「(私はちょっと不安なのに…)」 私は上体を起こしたまま、そう思いながらそっとこなたの手を握った。こなたの静かな寝息がかすかに聞こえてくる。 私はこなたがしっかりと寝ているという確信と現在の不安感からか、そのまま握った手を絡ませていった。 しかし次の瞬間、こなたの手が急に動き始め、私の手を逆に絡ませ返してきた。 「……!!」 私は自分のした事がバレた事の恥ずかしさと、こなたが手を絡ませ返してきた事の驚きで頭の中が急激に熱くなった。 こなたは目を開けると手を絡ませたまま上半身を起こし、私の目をじっと見つめる。 私は普段こなたから"寂しやがり屋さんだよネ〜"とよくからかわれるのだが、確かにそうかもしれない。 今こなたに何を言われたとしても、とても弁解できる余地はないと思った。それが例えそんな自分を拒むような事だったとしても。 だけどこなたが次に私に向けて発したセリフは、そんな私の頭の中をさらに急激に熱くした。 「…かがみの好きなようにしてもいいよ」 ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_)
なんつーかお前のほうが、俺なんかよりもよっぽどこなかがに詳しそうだぜ いいからもう目覚めてしまえ
''';;';';;'';;;,., お・・・りま・・・ ''';;';'';';''';;'';;;,., お断り・・・し・・・ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;; ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;; rっ vymyvwymyvymyvy、 お断りします || mVvvMvyvmVvvmvyvmVvv、 | ハ,,ハ .ハ,,ハ (゚ ゚)ハ,,ハ (゚ ゚) /ハ(゚ ゚) ハ,,ハ お断りします ( ゚ω゚ )( ゚ω゚ ),,ハ( ゚ω゚)/,,ハ ゚ω゚) ( ゚ω)-っ お断りします ハ,,ハ | _二二二つ ω゚ )(\ ( ゚ω゚ )二⊃ ハ,,ハ お断りします ((⊂二( ゚ω゚ )二ノ /( ゚ω゚ ) ⊂二\\_/ハ,,ハ二二( ゚ω゚)二⊃)) お断りします ヽ | (´ ._ノ ヽ ハ,,ハ つ \( ゚ω゚) | / ソ ) \\⊂二二二( ゚ω゚ )二二二⊃ ⊂_) ( ヽノ ( < \ レ’\\ ヽ / i ) ノ ノ>ノ \|\| レ (⌒) | /ノ ̄ レレ
こな「いやいや、そじゃなくてさ。もっともっと剥き身のかがみんを知りたいじゃん…ベッドの下は…無いか。」 ゆき「…(ヒュババババ!)…チェックしましたが残念ながら、本棚も一般向けの本だけですね。本棚奥にもありませんし、 カバーと中身も一致しています。しかし見て下さい、二段目と三段目に不自然に空きスペースが。」 こな「移動したってことかなぁ…」 つか「…???」 こな「うーむ、かがみんの気持ちになってみるか…ブツを箱か何かに入れて… 『こなたに見つかんないように』でしょ……うーん………む!上か!わかった、たんすの上だ。」 つか「こなちゃん、イスの上で跳ねると危ないよー。」 こな「くっ…シンプルだが強力な相手だ…あとちょっとなのに。」 ゆき「しょうがありませんね。つかささん、合体です。」 つか「え…えぇー!そ、そんな、急に…その…」 ゆき「こうやって、つかささんの腕をこう持ってきて…ここでギュッと。さあ、乗ってください!こなたさん。」 つか「あ、これ中学の組み体操でやったヤツだ。私、上に乗る役だったよー。」 こな「(別にみゆきさんがイスに乗ってくれてもいいのに…まあいいや)ありがとう!みゆきさん。」 ゆき「はい、せーの、上へ参ります……何かありましたかー、こなたさん?」 こな「見えた!奥にクッキーの空き缶がある!ふふー、かがみんの秘密を御開帳といきますか。」 かがみんルーム かが「あちゃー、紅茶花伝切れたわ。」 こな「2Lが一瞬で…さすがだねぇ、かがみん。」 かが「私だけじゃないわよ!四人いるんだから。確か冷蔵庫にも無かったわね。 まだみんなしばらくいるんでしょ。ちょっと買いに行ってくるわ。」 こな「ありー。」 こな「うん?…違うか…むむ…」 つか「こなちゃん、何か探し物?」 こな「うーん、最近のかがみんはどんな本を読んでるのかナーと。」 ゆき「こちらに本棚がありますよ。これはー…『狼と香辛料』に、しおりが刺さっています。」 こな「いやいや、そじゃなくてさ。もっともっと剥き身のかがみんを知りたいじゃん…ベッドの下は…無いか。」 ゆき「…(ヒュババババ!)…チェックしましたが残念ながら、本棚も一般向けの本だけですね。本棚奥にもありませんし、 カバーと中身も一致しています。しかし見て下さい、二段目と三段目に不自然に空きスペースが。」 こな「移動したってことかなぁ…」 つか「…???」 こな「うーむ、かがみんの気持ちになってみるか…ブツを箱か何かに入れて… 『こなたに見つかんないように』でしょ……うーん………む!上か!わかった、たんすの上だ。」 つか「こなちゃん、イスの上で跳ねると危ないよー。」 こな「くっ…シンプルだが強力な相手だ…あとちょっとなのに。」 ゆき「しょうがありませんね。つかささん、合体です。」 つか「え…えぇー!そ、そんな、急に…その…」 ゆき「こうやって、つかささんの腕をこう持ってきて…ここでギュッと。さあ、乗ってください!こなたさん。」 つか「あ、これ中学の組み体操でやったヤツだ。私、上に乗る役だったよー。」 こな「(別にみゆきさんがイスに乗ってくれてもいいのに…まあいいや)ありがとう!みゆきさん。」
日が傾いた頃、なんとか身動きが取れるまでに片付けた後、やはり心配になり 家に帰ろうとしたのだが、こなたの家から一歩外に出ると、眼前に広がる光景に 私は言葉を失った。 ズタズタに引き裂かれた道路とおびただしい数の瓦礫、周囲には半壊した家屋…。 私の見知った街の風景は既に失われていた…。 この様子だと交通機関は麻痺しているだろうし、歩いて帰ろうにも一苦労しそうだ。 殆どの行動が制限されているとなると、不安は更に大きくなった。 私はふと視界に入った、路上駐車してあったと思われる大破した車両を一瞥すると、 踵を返して再び玄関の中に戻った。 居間に行ってみるとこなたは暢気に漫画を読んでいた。まったくいつもと変わらない というか、冷静というか…。将来大物になる気がする。 「こんな時に漫画なんてある意味尊敬するわ…。」 「んー?だってじたばたしてもしょうがないしー。電話もまだ回線混み合ってる みたいだし…。ってか帰るんじゃないの?あっ、それとも私と居る方がいいとか?」 「はぁ…。外の様子を見てみれば戻ってきた理由が分かるわよ。いくらあんたでも アレを見たら事の重大さが分かるわよ」 「何それ?そんなにやばいの?」 「まぁ見てみれば分かるわよ」 私は呆れながらもこなたに外の様子を見るように促した。 百聞は一見にしかず。自分の目で直接確かめた方が分かりやすいだろう。 実際に玄関まで連れて行って外に案内すると、余裕に満ちた表情は 驚愕へと変わった。 道路には穴とも形容できる巨大な亀裂。遠くには火災が発生したのか黒い煙が何本か 空に向かって伸びている。空はいつの間にか曇った灰色と仄暗い夕焼けが混じっていて 太陽が霞んで見える。聞こえてくるのは裂けた路面からむき出しになって破裂した 水道管から噴き出している水の音、そこかしこで起きている火事の 轟々と燃え盛る音だけだった。 …あまりこういうことは考えたくないが、無事な人はあまり多くないだろう。 駅にも捜索の足を伸ばそうとしたが、断層が起きたのか
「……当たり前のこと、言っただけだよ」 こなたにとっての当たり前でいられる。 そのことが、何よりも嬉しかった。 「こなたがして欲しいなら、時々ならメイドさんにもなってあげる」 その嬉しさで、私はこなたの耳元でそっと、囁いた。 「死ねよクソスレ住民w」 こなたは苦笑いを浮かべてそう言った。 連続的な世界を分節する。 混沌に秩序を与える。 それが、言葉。 それは、良い面ばかりみせようと、相手だけでなく自分までも欺瞞するような関係じゃない。 ましてや、字面だけで満足するようなものでもない。 もちろん、醜い部分は見せたくない。 でも、ずっとそれを意識し続けたら、きっと気疲れしてしまう。 そこに、恋人といれる楽しみがあるとは言えない。 良い面も悪い面も全部見せて、それをお互いが受け入れられる。 自然体でいられてその姿を好きでいられる。 一緒にいることで安心出来る。 「こなたがして欲しいなら、時々ならメイドさんにもなってあげる」 その嬉しさで、私はこなたの耳元でそっと、囁いた。 「あはは、その時はたっぷり愛でるネ」 こなたは苦笑いを浮かべてそう言った。 「
_,.>‐: : : : : : : : : {: : : : : : : :.`ヽ / ;: : : : : :/: : :./: : /l: : : : 、: : : : ヽ:\ /:ィ´: : : : :./: : : /: :./ !:.:.ト、: :\: : : :.\}ミヽ、 ///: : :/: : :/: :.:.;.ィ: :./ l: :.| ヽ: :.ヽ: : :ヽ:\:::::::\ /: : :/: : : l: : :/ !:./ |: 十‐弋⌒ト: : : :i:.:.:|::\::::} . /: :.ィ:.!:. : :.:|:''7⌒|:.l l:.:.:{ \:|: : : : ト、:{::::::::Y l: :./{ :| : : : |:./ l/ \ヽ \:. :.:.:|:.トゝ:::::::〉 |:.∧| :!: : :/l/ 、 ヽ,. - ヽ :.:|/:::::::/ l/ !:.| : ∧ ==ミ ≠⌒ミ ∧: |- イ |: l: :.lハ , {r }:}: : :| ヽハ:.ト、_} ::::::: r―‐┐ ::::::: /_ノ|/!: : | |: ヽ!: : ゝ、 `ー-‐' ,.ィ : : : : !: : | |: :l: : : : : :|>- .,_ ,.. <´ |: : : ::.:.!: : | |: :l:.!: : : : :l__,ノ:.:r'`¨¨´{.i:.:.└-|: : : ./^i : | |:.:.l:!: : : : :.|:.:.:.:.:.|___/:.:.:.:.:.:.:|: : : { | :.| |: : !: : : : : |:.:.:.:.:.| ! :.:.:.:.:.: |: : : .〉 `ヽ、 |: : !: : : : : |: :.:.:.:.l |: :.:.:.:. /lr--' { { )-、 |: : !: : : : : ト、:.:.:. | l:.:.:.:.:.//|`ーt入_ノノイ》 ヽ 今夜もスレ住民の皆様の限りない不幸をお祈りします。
IDを変えることもなく同じこと繰り返すなんて、低レベルすぎる…
>>343 きっと友達いないから一人で荒らすしかないんだよ・・・
哀れだね、かわいそうだねw
そして今日も避難所は栄え、pixivにはこなかが関連イラストが沢山投稿されて、何が変わることも無く
日々が過ぎていく・・・w
その低レベルな荒らしに潰されたスレ 煽られた時にしかレスがつかない
なんとか潰したという事にしておかないと満足に煽りもできない
何だか似たようなレスしか付かなくなってきたね
実質、避難所が本スレの代わりとして機能してるからな。わざわざここを利用する必要性も特に無いわけで。 荒らしも荒らしで避難所までは来れないから、ここで暴れて、住人を追い出してやっただとかスレを潰した等と喚いて自己満足に浸る事しか出来ない。
ここは荒らし君の日々の努力を観察するスレになりました
潰すつもりでやってる行為が、スレの保守になってることに気づいてない荒らし萌え
アニキャラ個別ってどれくらい保つんだったかな
こなかが絵をマンセ米つけてあらゆるスレに転載したり 他スレ(主にダイナマ)のこなかが作品の話題が出たら 待ってましたと言わんばかりに叩き出したり あげくの果てには職人さえ追い出してしまうスレ住民 もっとも、これらすべてアンチの工作だったのかもしれんけどね
>>342 今日も乙!
昨日は君が来なかったから寂しかったよ。
先ほど「今日は来てるかな」と思い、スレを更新したときのスクロールバーの位置を見て君が来たことを知った時、なんかとても安心した。
こいつそんな多芸じゃないだろw というかそんな嫌な人間居たか?
結構いた。 特に他のスレにこなかが絵を貼ってたのは同じスレ住人からしてどうかと思った。 宗教じゃねーんだから、別に広める必要なんてないんだし、 このスレという楽園のような空間からなぜ出張する必要があるのか俺には理解できなかった。 他のスレにはってもそのスレの奴も喜ばないだろうに。 まあ確かに、アンチの工作だったのかもな。
283 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ[sage] 投稿日:2008/08/09(土) 13:26:39 ID:b8zjBCSg
>>276 かがつかかよ・・・・きめえ
やっぱりこなかがが至高
こういう書き込みなら、ちょっと前までは至る所で見かけたけどな。
工作員だと信じたいけど、バカな信者もいるものだ。
>>355 あの手の投稿やAAはどう見てもアンチの行動だったからね。
らき☆すたじゃないけど、とあるキャラのスレはどんな荒らしが
来ようとまったく何の変化もない、すごい住人のスレがあるw
というか何でここまでこなかがに必死になれるのか不思議 このスレじゃ悪い言い方かもしれないけど、たかがアニメキャラの百合カップリングなんだぞ それを連日のように荒らしてか・・・・・面白いと思ってるのか
心理学的には愛情と憎悪は非常に近似の感情だそうな。 放映終了後これだけ経つのに、一年365日毎日毎日自分の時間を割いて こなかがスレの事を気にかけ続けるって相当の執着心が無いと出来ない事だ。 非常に歪んだ表現方法ではあるが、これも変態的でSチックでツンデレな 一種の愛情の発露だと受け止めているよ。 素直にこなかがで語り合いたい時は避難所で、キチガイも交えてカオスな 交流を楽しみたいときは2chでと楽しみの幅も広がったよw
嫌いなのに、アイツがいるとドキドキしちゃう……! そんな少女漫画がこのスレと荒らしの間に展開されてる訳か。すごく読みたい。 病んだ荒らしにスレが[検問削除]され、二人には亀裂が入ってしまう。 それを乗り越えたスレと荒らしの運命は! みたいな妄想が脳内を駆け巡った。
今まで通りまったり楽しむなら避難所 荒らしをイジって遊ぶならこのスレ 見事に住み分けが出来てるなw
あんまり構うと懐いてしまって 彼の社会復帰も遠くなるぞ 刺激してはいかん
どっちもあんまり賑わわなくなったけどな…
「ふっふー。甘いなかがみんや。私がそんな大家の言うことに従うとでも?」 「・・・え?」 私も相当なヘタレ。素直に言えればいいのに。親友と一緒にいたいって。でも生まれたての意志は内緒。 「せっかくかがみと言う寄生相手が出来たのに手放すワケがなかろう。」 「ちょ、寄生かよ!?」 「それにかがみからまだツンデレの極意教わってないしね。」 「ツンデレ言うなっ!あんたってヤツは・・・仕方ないわね・・・引き続きヨロシクね。同居人さん。」 憎まれ口を叩きながら、ちょっと照れながらの可愛らしいかがみのウインク。 「やっぱりツンデレかがみは萌えるー!」 ここだけ素直です。そう言いながらかがみに抱きつく。ちょっとした高揚感。 「だー!抱きつくの止めろ!そしてさりげなく胸を触るなっ!」 「お姉ちゃん、ここちょっと分からないんだけど・・・」 「え?」 ふとドアの方を見ると紅のツインテール。可愛らしい我が妹の姿。どことなく顔が赤い。 「す、すみません!宿題聞こうかと思って来たんですが・・・お二人がそんな関係だったとは知らなくて・・・」
「こなた、片付けてしまわない?もう11時過ぎちゃったし。」 「あ、ホントだ。じゃ任せた、かがみ様!」 「おい待て!あんたも一緒にやるの!」 「むぅ・・・見たい番組があったのに。」 私はそうぶつぶつ文句を言ってみせる。でも本心は違う。ただこんな単純なやりとりがしたかっただけ。 なんでだろうね。2年前はこんなこと微塵も思わなかったのに。こんな風にかがみを見れるなんて思っていなかったのに。 「・・た!こなたってば!」 「うぉっ!え、あ、はい?何、かがみ?」 「・・・あんた人の話、聞いてなかったでしょ?」 はい、正直聞いてませんでした。でもそんなつまらない事は言いたくない。だから本日の日課を。 「聞いてたよ!もちろん聞いてたよ!」 「じゃ、何て言った?」 「んとね・・・べ、別にこなたと一緒に掃除したいわけじゃないんだからね!って言ったよね?」 「ちょっと待て!突っ込み所満載なのだが?」 「え、違うの?」 「違うわっ!」 なんていうやりとりだって日常茶飯事。太陽が登って沈むまでに、二桁はするやりとり。 いつも隣には紫陽花、太陽の光、春の心地。いい匂いで、温かくて、眠くなるような。 ここが私の居場所。私の特等席。気が付いたら、いつもいる場所。ネコのお昼寝する日向。 「あのね、大家さんが、1室開いたから、もしよかったら同居、止めてもいいよ?だってさ。」 「え?」
住人が弱すぎる('A`)
あれから2年。かがみと同居を始めてから2年。かがみ、つかさやみゆきさんと親友になって。 たくさん、大切なモノができて、たくさん、大切なモノを知ることが出来た。 「しかし、ゆーちゃん、よく一人暮らしする気になったね。」 「陵桜に行くには丁度いいし、それにお姉ちゃんや、先輩方もいて安心かなって思ったの。」 そして、3年目。3回目の春には従姉妹のゆーちゃんが隣に引っ越してきて。 景色が春、夏、秋、冬と目まぐるしく変わるように、普通じゃない事が、普通になってゆく。 でも、それが私には嬉しくて、幸せで。かがみや、皆と、普通でいられるのが幸福で。 「ゆたかちゃんは、こなちゃんの事、お姉ちゃんって呼んでるんだ?」 「はい。昔からこなたお姉ちゃんにはいっぱい面倒を見てもらっていたので、つい癖で。」 「いいんだよ、ゆーちゃん。どんどんお姉ちゃんと呼び給へ。その方が萌えるしね。」 「も、萌え・・・?」 「こなた・・・あんたお姉ちゃんなんだから、お姉ちゃんらしい言動をしなさいよ?」 「うっ!?かがみん、痛いところを・・・」 新たな隣人ゆーちゃんを私達の家、『幸福荘』に迎え、また始まる。 「さ、こなたの事は置いといてゆたかちゃんの歓迎会を始めましょ!」 「かがみ、ひどっ・・・ゆーちゃん! 「ゆたかちゃん!」 「よーこそ、幸福荘へ!」 ‐‐‐‐
「こなた、片付けてしまわない?もう11時過ぎちゃったし。」 「あ、ホントだ。じゃ任せた、かがみ様!」 「おい待て!あんたも一緒にやるの!」 「むぅ・・・見たい番組があったのに。」 「こなた、片付けてしまわない?もう11時過ぎちゃったし。」 「あ、ホントだ。じゃ任せた、かがみ様!」 「おい待て!あんたも一緒にやるの!」 「むぅ・・・見たい番組があったのに。」 「こなた、片付けてしまわない?もう11時過ぎちゃったし。」 「あ、ホントだ。じゃ任せた、かがみ様!」 「おい待て!あんたも一緒にやるの!」 「むぅ・・・見たい番組があったのに。」 そして、3年目。3回目の春には従姉妹のゆーちゃんが隣に引っ越してきて。 景色が春、夏、秋、冬と目まぐるしく変わるように、普通じゃない事が、普通になってゆく。 でも、それが私には嬉しくて、幸せで。かがみや、皆と、普通でいられるのが幸福で。 「ゆたかちゃんは、こなちゃんの事、お姉ちゃんって呼んでるんだ?」 「はい。昔からこなたお姉ちゃんにはいっぱい面倒を見てもらっていたので、つい癖で。」 「いいんだよ、ゆーちゃん。どんどんお姉ちゃんと呼び給へ。その方が萌えるしね。」 「も、萌え・・・?」 「こなた・・・あんたお姉ちゃんなんだから、お姉ちゃんらしい言動をしなさいよ?」 「うっ!?かがみん、痛いところを・・・」 「こなた、片付けてしまわない?もう11時過ぎちゃったし。」 「あ、ホントだ。じゃ任せた、かがみ様!」 「おい待て!あんたも一緒にやるの!」 「むぅ・・・見たい番組があったのに。」
ガンガレ (o^-')b ってROM厨だから大きな事言えんがね…
あ、思い出した。かがみに、どうしたいって聞かれたとき、私は。 『柊さんはどうしたいんですか?』 そう、口にした。私は私の意志を述べなかった。 「あ、勘違いしないでよ?私、こなたと同居するの嫌じゃない・・・むしろ、その・・・」 恥ずかしい?照れてる?よく分からないけど、かがみの頬っぺたは夕陽のよう。 2年前は意志がなかった。きっと無だった。でも今は違う。はっきりとした有。なんだか気恥ずかしいけどね。 「ふっふー。甘いなかがみんや。私がそんな大家の言うことに従うとでも?」 「・・・え?」 私も相当なヘタレ。素直に言えればいいのに。親友と一緒にいたいって。でも生まれたての意志は内緒。 「せっかくかがみと言う寄生相手が出来たのに手放すワケがなかろう。」 「ちょ、寄生かよ!?」 「それにかがみからまだツンデレの極意教わってないしね。」 「ツンデレ言うなっ!あんたってヤツは・・・仕方ないわね・・・引き続きヨロシクね。同居人さん。」 憎まれ口を叩きながら、ちょっと照れながらの可愛らしいかがみのウインク。 「やっぱりツンデレかがみは萌えるー!」 ここだけ素直です。そう言いながらかがみに抱きつく。ちょっとした高揚感。 「だー!抱きつくの止めろ!そしてさりげなく胸を触るなっ!」 「お姉ちゃん、ここちょっと分からないんだけど・・・」 「え?」 ふとドアの方を見ると紅のツインテール。可愛らしい我が妹の姿。どことなく顔が赤い。 「人が酒飲んでる隣で騒いでんじゃねーよ!この変態どもが!」
住人ぶる荒らし多すぎワロタ
ー=こ⌒\: : : : : : : :\厂^\\ / : : : :| |\ \:__: : : :\ |∨ _____. / : / : : : |_| \ \: : : : : \_|ハ . |____ \□□ _ ´ ̄了: : : :∧| ,ィ≦沂: ,: ト、:\ :' / / □ □ | | |:|: : : f才汽 ∨り ∨: |、:厂 : :'. / / __/ / |:ト: : 入∨り// /`´ |: ムイ: : : : :', / / / /. |八: |: :n‐ァ、 r‐ 、 j/|: : : : : : :│ .. _  ̄  ̄ ̄ . 〉{: ハ{ ' L ー'_// │: : : :│ :| //⌒ / .| : {⌒ヽ }了\∧-ヘ: │: :| :│ . 〈.::.{ __, ベ.ー-< |/´ | | ト、_∧ノv }ハ∧: :| :│ ,ゝ'´.::.::.::.::.::|.::.::.::.::`丶、 〈 /^7 |ノ/ {o「 V / ∨ :│ / :.::.::.::.(⌒ ⌒ヽ::.:: く ̄. のわーっ! .|ヽ __/ ,} }o} }ハ | : : | {ヽ ,'.:/.:(´⌒ ⌒ ⌒ヾヽ ハ. }ー{_{〈 / / / ノ _ノ ..| : : | ∨\_ {('⌒ ; ⌒ ::⌒ )V } 厶 _ト、__/ / / /ー{ .| : : | . / / ∨(´ ) :: )∨ <___/ \厶ム/r―イ | : : | ヽ_{ (´⌒;: :⌒`):; )∨. // ヽ、_ /; | │ │.:.:.| \. (⌒:: :: ::⌒ )/ 三≡≡≡ ./ / . : : _:_:/ |│ │ | : : | /.:( ゝ ヾ 丶 ソ.く .| | ハ, |,ハ l |:.|: :| こなかが(笑)
同性の、しかも抱いてる感情は限りなく恋愛寄りなものであって、友情じゃ留まれないくらい強い想い。 そんな私の想いは、日本という世間では冷たい目で見られる上に、 かがみの家族であるつかさに、非常識を一方的に突きつけていいはずがない。 そんな常識が、私の口を止めていた。 「…それともこなちゃんは、お姉ちゃんのこと…嫌い?」 しばしの間の後、背に刺さる言葉。 いや、この痛みはもっと深いところに刺さったんだろう。 《かがみのこと嫌い?》 その一部だけが頭の中で反復され、心の中の何かが軋む音がした。 「そんなことない!嫌いなんかじゃない!」 脊髄反射ともいうのだろうか。 気付けば、語尾を強めた言葉を返しながら振り返っていた。 同性の、しかも抱いてる感情は限りなく恋愛寄りなものであって、友情じゃ留まれないくらい強い想い。 そんな私の想いは、日本という世間では冷たい目で見られる上に、 かがみの家族であるつかさに、非常識を一方的に突きつけていいはずがない。 そんな常識が、私の口を止めていた。 「…それともこなちゃんは、お姉ちゃんのこと…嫌い?」 しばしの間の後、背に刺さる言葉。 いや、この痛みはもっと深いところに刺さったんだろう。 《かがみのこと嫌い?》 その一部だけが頭の中で反復され、心の中の何かが軋む音がした。 「そんなことない!嫌いなんかじゃない!」 脊髄反射ともいうのだろうか。 気付けば、語尾を強めた言葉を返しながら振り返っていた。
荒らしの巣窟だなw
強がりばっか言ってるとますます雰囲気悪くなるぞ・・ もう新規なんか寄りつかないな、こりゃ。 何かいい手は無いのか。
というか
>>372 や
>>375 見たいなのって
逆に荒らしと一緒じゃないかって気がしてきた。
空気尖らせてるだけだし。
荒らしと思われるのは不本意なんで、またROMに戻ります。 スレ汚し失礼 ノシ
今日のNG IDは ID:DcevOE6V 別にこのスレにこだわらなくても、現状荒らしがいることと、 避難所のリンク先が最初の方に書いてあるから大丈夫。 こんな程度のレベルの低い荒らし1人でガタガタするほど、 こなかが好きは弱くないんだぜ
いつもの人じゃないけど、もう避難所に引っ越せばいいんじゃないの。 荒らしだの煽りだの、挙句は住人同士の喧騒だので正常に機能できてない。 まったり語りあうことも出来ないスレを残す意義が見えないんだ。
荒らされて空気が腐れば住人も腐るもんだ それにしてもこれは酷すぎる 前に来た時はもっと大人な対応をするスレだった
>>380 避難所オンリーじゃ、新しい人が来なくなるぞ……
2ちゃんねるにスレがある、ということが最重要。
ヒント 荒らしに構う奴も同レベルの荒らし 荒らしを構って遊ぶのは迷惑以外なにものでもない 荒らしの話題よりこなかが話しようぜって言いたいところだが ドラマCD、OVA待ちな感じもするな。話題があれば自然と変な奴は減ると思うが
こんな現状を見て新規さんが来るかは疑問だけどなぁ… 非常にザツな方法だけど、本スレでは避難所のリンクだけひたすら貼って実質は避難所に移行してしまえばいいんじゃないの。
>>381 いや、どうひいき目に見ても、
>>361 や
>>367 の書き込みが
「大人な対応」には読めないのだけど…
別に大したこと無い荒らしなのだから、IDあぼ〜んとかを活用して
無視してすすめればいいだけじゃない?
俺は普段からいる住人ではない罠 ここは荒らしも酷いが住人の対応も最悪 荒らしに構う奴も荒らしが2chの常識であろ 構い方も虚勢がばれていてとても酷い 荒らしの自演かと言いたくなった
部外者の人か
実はスルーする人はまとめて避難所に行ってしまって
ここには物好きしか残っていないのだ
こなかがに興味があるなら
>>1 の避難所をお勧めする
あなたがアニメ、pixiv、ニコ動、同人、Blogのどれでこなかがに興味を持ったかは存じないが、
とりあえず避難所は文章ネタがメインになっている
これは丁寧にどうも ですが前に来た時と書いたように新規ではないです 元百合板の住人なので
>>386 あなたが荒らしの仲間ということですね、分かります
このスレの存在意義のほとんどは
>>1-7 であって、埋まったら
次スレでまたテンプレ貼って放置するだけ。
本当の住民は既に移動済みだから、ここはダムに沈むのを
待ってる廃村みたいなものだよ。たまに戻ってきたり、ちょっと
住んでみる辺りも似てる。
俺も荒らしの一味にされるか そのレスもアンチの味方はしていないのだけど 気が立っているようで…
一つ良いことを教えてやろう 流れはぶち壊すものだ 何かあったら妄想でも垂れ流しにしてりゃ平和なもんだ どんなレスが来ようとひたすら無関係な妄想だけ垂れ流しにしてりゃ平和ってもんだ!!!!!!
>>391 気にしなくていいよ、このスレまともな住民残っていないから
/ \ / ,r'"j i^'!、 ヽ / </´ `ヾ> .:;i, ,l _,._,. _,._,. .:.:l, | < (ヅ,> < (ヅ,> ...:.::| 乙 ! ` ̄´ . ` ̄´ ..: ::::::! | ノ . : . :;i, ... ::::::.:::| ! (.::.;人..;:::) ...:.:::::.:::::::::! ヽ、 `´ `´ ........::..::..::.::::::::/ \......,,,,,,,_ .....:::::::::::::::::::::::::/
ID:wGLiW9UNは何がしたいのかさっぱりわからん
いわゆるネガキャンだろ。 書き込みを見ていると、信者とアンチが同じレベルで醜い争いをやっているという事にしたいようだし。
だいたい、2ch云々を語るなら、ここの住人=他所で沸いてる信者、という事にしてアンチが騒いでいる事自体が不毛過ぎる。 それが2chの性質だと言えばそうなんだけどさw
OVAやドラマCDもだが、来週のコミケの話でもしようぜ。 1日目は行けそうもないが、三日目はかなりのサークルが参加しているみたいだぜ。
>>14 にあるサークルの中で腰の曲がった空間は今回みさかがメインらしいから
こなかがを期待してる人は注意
あそこは基本的にみさかがか、こなみさあたりがメインだからその点は大丈夫。 ただ、こなかが抜きにしても良作が期待できるのは俺が保障する。
スレ伸びまくりじゃん
かなり盛り上がったからね
>>398 いいなぁコミケ行ってみたい・・・
こなかが本かなりの割合占めているらしいし、歩き回ってこなかが本片っ端から買っていくなんて経験したい・・・
>>401 カプスレだと異常なほどの伸び方
ていうか前代未聞の伸びだと思う
単独キャラスレでも24スレ目までいくのは稀なのでは?
今年のコミケは様子見したいところだな さすがに例大祭の二の舞にはならんと思うが あんまり参加者のモラルが低下してるんじゃ、不意の事故やら怖いからな
>>399 そろそろ郁乃本出してくんないかな…
メイドロボ組でも可
>404 来場者全員の手荷物検査をするらしいね。 初日は相当混乱しそう。
炎天下で持ち物検査はつらいなあ 昨今の情勢を鑑みると仕方ないんだろうが 秋葉事件みたいなのはご免だし
手荷物検査なんてあるんだ・・・物騒になったなあ やっぱり秋葉事件の影響かね? でも、あまりにも神経質になりすぎると世の中息苦しくなるだけのような・・・ ところでエロパロのほうに4seasosnsの最新作が投下されているね でも甘いお話じゃなくて胸が締め付けられるようなお話だから、それ系が苦手な人は注意したほうがいいかも しかしこの作者さん、神のように文章上手いな・・・
それ以前にコミケはテロの対象になってもおかしくない規模だからな こんな世の中じゃその辺も懸念せざるを得ないわけよ 最近は大手のほとんどは同時委託するからいいけど 島漁れないのは地味に痛いな
>>408 4seasosnsの話するとまたスレ違いって言われそうだけど、この人本当に文章上手いよな。
しかし、こなたAセク設定といいかがみの心情吐露といい、俺の先を行くんだorz
今年はオリンピックがある分標的という意味では多少救われるかも。 >島漁れないのは え?何で?
背中がエロい
はきゅんはきゅんはきゅん。 朝からフンスフンス。
>>412 あなたの描くこなたのたれ目具合は可愛すぎる。かがみは表情がいつもツボにくるし。
GJ!
>>412 「青×菫」のぼろ泣きこなたんにはキュンとキタぜ!
日曜日買えるかなぁ……
,. - ―- 、
/ ヽ
/ ,.フ^''''ー- j.
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>>1 \
/ / _/^ 、`、
/ / / _ 、,.;j ヽ|
/. | -'''" =-{_ヽ{
. ./ ,-、 | ,r' / ̄''''‐-..,フ!
. { / ハ `l/ i' i _ `ヽ
| .rソ i' l r' ,..二''ァ ,ノ
| { ' ノ l /''"´ 〈/ /
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l l ;. l | < `∀´> n
. .| !. ; |. |  ̄ \ ( E)
| l ; l iフ /ヽ ヽ_//
l l ;: l | j {
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| ::. \ ヽ、__ ノ
| ::. `ー-`ニ''ブ
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423 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/11(月) 17:16:49 ID:IA7Vhwvi
クソスレ
いくら何でも無理し過ぎだ… こういう微妙にファッショな空気は重い
>>412 見覚えのある画だと思ったがあの方か
今年もお世話になります
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このスレはBBSPINCじゃなくて2chだからな 民度が低いのは検索で来た厨工当たりの影響か
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ノヽ人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人 ) /ニYニヽ ) /(。)(. ゚)ヽ ) /::::⌒`´⌒::::\ <| ,-)トェェェェイ(-、| でっていうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww )| l .|-┬-| l | ) \ `ー-'´υ/ ⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V
>>429 住人には悪いがちょっと笑ってしまったw
急にヨッシー出すなよw
ここではまだ告知されてないみたいなので、避難所見てない住人のみなさんのために一応お知らせしとく 以前から制作していた「こなかがスレ住人本」のHPが開設されたみたいだ 秋くらいに完成するらしい
ドメインまで取ったのか HP懲りすぎだろw 避難所やっぱ見てたほうがいいのかな
http://konakaga.com/ 突然ですがお知らせです。
予定より少々遅れてしまいましたが、こなかがスレ有志によるこなかが本販売計画
『週刊こなかが』のHPが完成しました。
今はまだコンテンツは少ないですが、そのうちここでしか見られないネタや画像なども
増やしていきたいと思いますので、どうぞ応援のほう、宜しくお願い致します。
そしてもう一つ、
今回のHP開設に合わせて、参加職人さんの追加募集を行おうと思います。
ページ数的に募集枠に限りがありますので、
SSの方は募集枠1〜2名、8月31日締め切りで、
1ページにつき縦26文字×横25行×上下2列で、合計10P以内でお願いします。
挿絵の方は募集枠3〜4名、1名当たり1〜2枚程度描いてもらう予定で、
こちらは9月末頃の締め切りを予定してます。
スケジュールの関係で、どちらも8月25日頃を募集締め切りとします。
参加希望の方は、
[email protected] までご連絡ください。
『週刊こなかが』、
11月24日(月曜・祝日)、川崎で開かれるらき☆すたオンリー即売会、陵桜祭6での
発行を目指して、今後も頑張っていきたいと思います。
どうか、応援の方よろしくお願いします。
以上です。
こちらの方に転載するのを忘れていたことに今更気付くとは……
>>433 乙です
追加募集で生きのいい職人さんが立候補される事を祈ってます
>>433 おお、すごいなー
参加イベントには絶対買いに行くよ
キモい腐女が揃って顔を晒すんだな…。
週刊w
「こなたは20歳になってから(=ω=.)」 「そんなに待てないわよっ!(`Д´)」
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. { / ハ `l/ i' i _ `ヽ
| .rソ i' l r' ,..二''ァ ,ノ
| { ' ノ l /''"´ 〈/ /
.|/ -' ;: | ! ∧_∧
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こなたとかがみってやったの?
Bまでなら
「そりゃもちろん数え切れないくらい! やめてって言ってもかがみんが無理矢理…」 「ほほ〜、私がなんだって?」 「激しかったあの夜についてみんなに知ってもらおうと…」 「ふ〜ん、そういう人に誤解を与えるようなこと言うような口をふさぐためにも、 今この場であんたのことやってやろうか?」 「わわ、かがみさま!! それは漢字が違うからまずいよ〜!!」
「ああこなた、あなたはどうしてこなたなの…」 「お母さんがかなただからじゃないかな?お父さんあんまり考えて無さそうだし」 「いや、そういう意味じゃなくてだな…」
・・・考えていてもしょうがない。 少なくても今考えててもしょうがない。 明日考えよう。 そう思っていたとき、携帯がなった。 こなたからだ。 「やふーかがみん」 「ん?どうした?こなた」 「いやぁ。明日日曜日だからうちで遊ばない?」 「いいね〜私もどうせ暇だったし」 こなたに会えるし。 「じゃあ明日つかさを連れてそっちに行くよ」 「分かった〜」 そうして会話が終わる。 携帯を机の上において思う。 「今日は会話が短かったな・・・」 別に寂しいとかそんなこと思ってるわけじゃないけれど、 ・・・とにかくもう12時だ。 いつもなら買ってきたばかりのラノベとか呼んでいるが、 そんな気分ではない。 明日はこなたの家に行くわけだから今日はもう寝よう・・・ 日曜日 何故か早く目が覚めた私は、 いつもより早く朝食を済ませ、 こなたの家へ行く準備を始めた。 ・・・あ。つかさも一緒に行くんだった。呼んでこよう。
最近アイツのことが気になってしょうがない。 アイツとはいつも私の近くで私に迷惑ばかりかけるこなたのことだ。 最近は寝てもさめてもこなたのことばかり考えている。 確かにあいつのインパクトは凄まじい。 だが、最近は違う。 本を読んでいても、 何をしていても、 頭の片隅にはいつもこなたがいる。 なんなんだろう・・・この気持ち・・・ 最近アイツのことが気になってしょうがない。 アイツとはいつも私の近くで私に迷惑ばかりかけるこなたのことだ。 最近は寝てもさめてもこなたのことばかり考えている。 確かにあいつのインパクトは凄まじい。 だが、最近は違う。 本を読んでいても、 何をしていても、 頭の片隅にはいつもこなたがいる。 なんなんだろう・・・この気持ち・・・ 「つかさっ!」 「はうっ!?」 「起きなよ。もう9時だよ」 「ごめんごめん」 「今日はこなたの家に行くんだから少しは早く起きるとかしなさいよ」 「はーい」 少し気が抜けている部分もあるが一応人の話はきちんと聞いている。 「ねぇお姉ちゃん」 「ん?」 携帯を机の上において思う。 「今日は会話が短かったな・・・」 別に寂しいとかそんなこと思ってるわけじゃないけれど、 ・・・とにかくもう12時だ。 いつもなら買ってきたばかりのラノベとか呼んでいるが、 そんな気分ではない。 明日はこなたの家に行くわけだから今日はもう寝よう・・・
こなたに・・・好きな人が・・・ 悔しい。 そんなことを考えていると、 つかさが部屋にやってきた。 「お姉ちゃんどうしたの?」 「なんでもないわよ」 「お姉ちゃん」 「ん?」 「お姉ちゃんにもいるんだね」 「何が?」 「好きな人が」 ・・・え? 「・・・なんで?」 「だってお姉ちゃん昨日からなんだか変だったよ?」 昨日のこと見ていたのか・・・ 「そしてこなちゃんの家でさ好きな人の話になった後 お姉ちゃんなんだか落ち込んでたじゃん」 ・・・分かっていたのか・・・ 「まあがんばってよ〜応援してるからb」 そういい残してつかさは部屋に戻っていった。 少し沈黙ができる。 そしてこなたは語りだした。 「ん〜好きなのかどうかは分からないけれど・・・ なんだか気になる人はいるんだよ。 その人と一緒にいるとなんか安心するんだけど、 でも何でか分からないけど少し・・・なんというか なんか胸が締め付けられるというか・・・ ドキドキするんだよね・・・」 ・・・こなたがそんなことを思っているとは・・・ 「ふぅ〜ん」 つかさがそう答えて、続きを言った。
確かに私とこなたは仲がいいかもしれない。それで言ってしまったのだ。 「まあ、そうかもね」 横でなぜかこなたが微妙な反応をしている。 何か私変なこと言ったか? それから少しして・・・ 「ねぇこなちゃん」 「ん〜?」 「好きな人とかいるの?」 ・・・気になる。 友達として? なんでだろう・・・ それで言った。 「あ〜、私も気になるわね。」 少し沈黙ができる。 そしてこなたは語りだした。 「ん〜好きなのかどうかは分からないけれど・・・ なんだか気になる人はいるんだよ。 その人と一緒にいるとなんか安心するんだけど、 でも何でか分からないけど少し・・・なんというか なんか胸が締め付けられるというか・・・ 「こなた」 「こなた」 「こなた」 「こなた」 「こなた」 「こなた」 「こなた」 「こなた」 「こなた」 「こなた」 「こなた」 「こなた」
,, ) ) ゙ミ;;;;;,_ ( ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,, i;i;i;i; '',',;^′..ヽ ゙ゞy、、;:..、) } ) .¨.、,_,,、_,,r_,ノ′ /;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ ゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、} ".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′ /;i;i; '',三三 三三゙^′..ヽ ゙{y、、;:..."" ""・、) 、} ".¨ー=v '' ‘ー'ー' 、,_,,、_,,r_,ノ′ /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ ゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、} ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′ こなかが(笑)
「お姉ちゃんどうしたの?」 「なんでもないわよ」 「お姉ちゃん」 「ん?」 「お姉ちゃんにもいるんだね」 「何が?」 「好きな人が」 ・・・え? 「・・・なんで?」 「だってお姉ちゃん昨日からなんだか変だったよ?」 昨日のこと見ていたのか・・・ 「そしてこなちゃんの家でさ好きな人の話になった後 お姉ちゃんなんだか落ち込んでたじゃん」 ・・・分かっていたのか・・・ 「お姉ちゃんどうしたの?」 「なんでもないわよ」 「お姉ちゃん」 「ん?」 「お姉ちゃんにもいるんだね」 「何が?」 「好きな人が」 ・・・え? 「・・・なんで?」 「だってお姉ちゃん昨日からなんだか変だったよ?」 昨日のこと見ていたのか・・・ 「そしてこなちゃんの家でさ好きな人の話になった後 お姉ちゃんなんだか落ち込んでたじゃん」 ・・・分かっていたのか・・・ 「お姉ちゃんどうしたの?」 「なんでもないわよ」 「お姉ちゃん」 「ん?」 「お姉ちゃんにもいるんだね」 「何が?」 「好きな人が」 ・・・え? 「・・・なんで?」 「だってお姉ちゃん昨日からなんだか変だったよ?」 昨日のこと見ていたのか・・・ 「そしてこなちゃんの家でさ好きな人の話になった後 お姉ちゃんなんだか落ち込んでたじゃん」 ・・・分かっていたのか・・・
「お邪魔します」 「こなたは自分の部屋にいると思うよ」 「分かりました」 そしてこなたの部屋 「こなた」 「・・・」 「こなた」 「・・・」 「こなたってば!」 「ふぇ?」 「『ふぇ?』じゃないわよ!」 「あれ?かがみ?つかさ?なんでいるの?」 「あんたが呼んだんでしょ?」 「・・・あぁ」 「まさか、忘れてたわけじゃないわよね?」 「ごめん。すっかり忘れてた」 自分で呼んでおいてそれはないだろ・・・ 「あのなぁ・・・」 「まぁ思い出したんだからいいじゃん♪」 相変わらずのんきである。 「普通覚えておくだろう・・・というか一晩で忘れるな」 「相変わらずかがみんはきびしいなぁ〜」 「とにかく何して遊ぶつもりなの?」 「あぁちょっと皆でゲームをとね」 「まぁあんたのことだからそんなことだろうと思ったけど」 反応が無い 「つかさっ!」 「はうっ!?」 「起きなよ。もう9時だよ」 「ごめんごめん」 「今日はこなたの家に行くんだから少しは早く起きるとかしなさいよ」 「はーい」 少し気が抜けている部分もあるが一応人の話はきちんと聞いている。 「ねぇお姉ちゃん」 「まあ、そうかもね」 横でなぜかこなたが微妙な反応をしている。 何か私変なこと言ったか? それから少しして・・・ 「ねぇこなちゃん」 「ん〜?」 「好きな人とかいるの?」 ・・・気になる。 友達として? なんでだろう・・・ それで言った。 「変態住人ども死ねよ。」
…なんだかこの家らしい光景ね。 「あれ? そういえばおじさんは?」 「お父さん今日仕事関係で用事があるとか言ってさっき家を出てったよ。」 「そう。珍しいわね。ゆたかちゃんは?」 「ゆーちゃんはみなみちゃん達とどこかに遊びに行くって言ってて朝からいないよ。」 他の人の事ばかり聞いていたからか、こなたが少し不機嫌そうな顔をする。 でも敢えてそれは気にしないで次の言葉を続ける。 「そう。つまり今この家にいるのは実質アンタと私だけって事ね…。」 「そゆ事。だから人目を気にせず思いっきり愛s「おまっ!何言ってんだよ!?」 「いや〜 やっぱりかがみんは可愛いね♪」 「こいつ…。」 そんな会話をしながら、こなたの部屋に着いた。 見慣れた部屋に、いつもとは1つだけ違った光景が部屋の中央にあった。 「ん?何か作ってたの?」 「雑誌買ったら付録があってさ、見てて久々に何か作ってみたくなったんだよね。」 机の上にあったのは、作りかけのプラモデル。と言ったものだろうか? 今まで見たことがないからよくわからないが…。 後はカッターと瞬間接着剤がその横に置いてあった。 なんかここだけ見ると少年の部屋みたいだな…。
そう思ってこなたが目を開けると、目の前に床はなかった。 代わりに、さっきまでそこにいた想い人が少し痛そうな顔をしていた。 「…かが、み?」 「いたたた…。こなた大丈夫?」 「う、うん 私は別に…。ってそれよりかがみのほうが大丈夫なの!?」 「ちょっと体が痛いくらいかな? ま、アンタが無事で良かったわ。」 少し無理をしていそうなかがみの顔に、こなたは下を向く。 「かがみ… ごめんね。」 「そんな顔しないの。 …ってあれ?」 こなたの頭を撫でようとして、手が動かない事に気付く。 「どうしたの? かがみ。 …え?」 かがみの動かした手に自分の手がついていく。 「…嘘?」 自分の手と相手の手が離れない。くっついているのだとそこで気づいた。 「あのー かがみん。大変申し上げにくいのですが…。」 「…何よ?」 「私の手に瞬間接着剤が少し残ってたらしくて、さっきかがみんが受け止めてくれたくれた時に…。」 「やっぱり…。それにしてもこれどうしようか?」 「……。」 こなたが何かを考えてるように黙り込む 「こなた?」 「…ねえかがみん。他に誰もいないし、もう少しだけこのままにしておかない?」 「別にいいけど… 何でよ?」 「いや なんかこうしてると、その、かがみと一緒なんだなって感じがして…。」 「な、何恥ずかしい事言ってんのよ! …別にい、いいけどね。」 こなたの顔が少し赤くなった気がする。 でもきっと私の顔はもっと赤いんだろうなぁ…。 「いや〜 デレなかがみんも可愛いね〜♪」 「う、うるさい! あんたが頼むからでしょ!?」 不意にこなたが真面目な表情になった。 「かがみ。」
>>441 なぜBまでいっといて、その場の勢いでCまで行かなかったのかと小一時間 (ry
>>454 Cにいったらキモイから
こなかがはやっぱ友情ものだな、女同士で恋人になったり性行為はキモすぎる
>>454 かがみがへんたい紳士だけどヘタレだから。こなたは耳年増だけど初心だから。
スレ住人の実際の性体験ぐらいまでは行くんじゃないの。 ホントのレズは百合とかには興味を示さないって言うけど
>>455 実際にそういう性指向の人がいることを忘れないようにな
ささいな言葉が人を傷つけてる可能性があるぞ
>>458 どうみても釣りだろ・・・いや自演でわざと触ってるのか
レヅ「キモさの点では童貞よりマシよ!」
こなた「かがみの唇♪」 かがみ「何言ってるの!こなたの舌よ!」
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466 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/14(木) 16:42:21 ID:wS7ktA0K
いよいよ明日かコミケ… こなかが本あるかな
明日は多少ある模様。 土曜もあるが、日曜はこなかがラッシュ。
うおおおお萌えて来たぁぁぁああああ 行けないから通販待ちだけどね orz
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/14(木) 22:41:31 ID:P+uVcKqw
なぜ他のらき☆すたのキャラの個別スレあんのにこなたのスレ無いの?? 理解できない。 もし俺がスレ立てたとしたら叩かれる??w
日曜はこなかが本買いまくるぞ 自分も同じこなかが島なんで先頭から順番に行くよw
473 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/14(木) 23:48:53 ID:eze7nWKb
クソスレ
>>467 明日ある?
探した限りじゃ見当たらなかった
>>474 カタログぱらぱらと見てるとこなかがのサークルカットあるよ
今日は323の画集獲ったらのんびり島巡りの予定 始発でまったりと行きますわ
始発でまったり…?
ざっとカタログ見たけどやっぱりこなかが本多いね 仕事で行けないのが悔しい
まったり行くなら、会場に11時ぐらいに入る。 並ばなくても入れるぞ。 壁と人気サークルはあきらめないといかんがorz
>>479 いつもならそうだけど、今回は荷物チェックあるから未知数。特に初日はね。
さて、そろそろ出るか 良いこなかが本があるといいな
/ \ / ,r'"j i^'!、 ヽ / </´ `ヾ> .:;i, ,l _,._,. _,._,. .:.:l, | < (ヅ,> < (ヅ,> ...:.::| 乙 ! ` ̄´ . ` ̄´ ..: ::::::! | ノ . : . :;i, ... ::::::.:::| ! (.::.;人..;:::) ...:.:::::.:::::::::! ヽ、 `´ `´ ........::..::..::.::::::::/ \......,,,,,,,_ .....:::::::::::::::::::::::::/
コミケ行った人からの報告が待ちどおしい どんな感じだった? 荷物チェックはやはり厳しくて入場に時間かかったりしたのか? 三日目行きたいから会場の様子が気になる
>>483 荷物検査は自分は食らいませんでした。しかしエスカレーター事件のせいで規制がかかり上下移動の場所は混雑してます。東館から西館や企業に行く場合は注意してください。
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/15(金) 16:59:50 ID:aRCfG0Zc
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486 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/15(金) 17:00:12 ID:aRCfG0Zc
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>>483 入場にちょっと時間かかった気もするけど
荷物検査は結局無かった
あと暑かった。焦げた
>>483 自分は初参加で前よりどうのとは言えないが、
荷物確認は入場待機時にかたまり(8列くらいの縦隊形)単位で左右4人の警備員とスタッフでパパッと流し見するくらいだから問題はない
ただエスカレーターや動く歩道の制限は荷物が多くなるとキツい(特に企業ブースを堪能した後とか?)
>>483 荷物確認と言うより、挙動不審な人確認という方が正しいかも。
493 :
476 :2008/08/15(金) 21:29:23 ID:eyLjWMvR
>>473 俺も荷物検査には遭遇せず。例年より人多目くらいの印象。で、酷暑。
葉を侮っていたわけではないが、結局予定が大幅に狂って東に行けたのが15:30頃。
当然だが、ほとんどのサークルが撤収後で同人は何も買えなかった(´・ω・`)
日曜でどのくらい取り返せるかね…。
494 :
↑ :2008/08/15(金) 21:31:08 ID:eyLjWMvR
安価ミスった
>>483 ね
NGで見えないとこにレスしてどうするよ…
∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_) ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_) ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_) ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_) ∩___∩ | ノ ヽ/⌒) /⌒) (゚) (゚) | .| / / ( _●_) ミ/ .( ヽ |∪| / でっていうw \ ヽノ / / / | _つ / | /UJ\ \ | / ) ) ∪ ( \ \_)
おおなんか大量の返答ありがとう そうか、荷物検査は時間かからないみたいだから意外とスムーズに入場できるみたいだな 三日目はみんなのお仲間に加わる予定だ こなかが本の海へ飛び込むぞ !
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/15(金) 22:39:32 ID:KK0F0CHT
うんこ
>>498 17日の「ごべらっつお」のイラスト凄く良いな
,. - ―- 、
/ ヽ
/ ,.フ^''''ー- j.
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>>1 \
/ / _/^ 、`、
/ / / _ 、,.;j ヽ|
/. | -'''" =-{_ヽ{
. ./ ,-、 | ,r' / ̄''''‐-..,フ!
. { / ハ `l/ i' i _ `ヽ
| .rソ i' l r' ,..二''ァ ,ノ
| { ' ノ l /''"´ 〈/ /
.|/ -' ;: | ! ∧_∧
l l ;. l | < `∀´> n
. .| !. ; |. |  ̄ \ ( E)
| l ; l iフ /ヽ ヽ_//
l l ;: l | j {
|. ゝ ;:i' `''''ー‐-' }
| ::. \ ヽ、__ ノ
| ::. `ー-`ニ''ブ
l :. |
ニコ動にこなかがで48手が動画編集されてうPされてる どうやら作者さんたちには許可を取ってないようだ 再生数、マイリストともにグングン伸びてる こなかがに興味持ってくれる人が増えるのは嬉しいけど、自分の手柄みたいにはしゃぐうP主の態度はどうかと思う
まあニコ動の職人なんて所詮そんなもんだろ
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/16(土) 17:01:11 ID:B7IwwSDI
女同士で48手かよ……キモッ!
>>501 ここで言われても困る
直接言ってくれば?
クラスメイトショックの破顔三笑でニヤニヤしっぱなしw
こなかがのキスはいつ見てもいいもんだ。
百合版48手というのを以前見た気がする
みんな戦場へ赴いてるのか・・・こなかが本ばかりだものな 今夜は静かだ
「……。」 こなたが何かを考えてるように黙り込む 「こなた?」 「…ねえかがみん。他に誰もいないし、もう少しだけこのままにしておかない?」 「別にいいけど… 何でよ?」 「いや なんかこうしてると、その、かがみと一緒なんだなって感じがして…。」 「な、何恥ずかしい事言ってんのよ! …別にい、いいけどね。」 こなたの顔が少し赤くなった気がする。 でもきっと私の顔はもっと赤いんだろうなぁ…。 「いや〜 デレなかがみんも可愛いね〜♪」 「う、うるさい! あんたが頼むからでしょ!?」 不意にこなたが真面目な表情になった。 「かがみ。」 「こなた…。」 少し間を空けて言いたかった事を続ける。 「あのー かがみん。大変申し上げにくいのですが…。」 「…何よ?」 「私の手に瞬間接着剤が少し残ってたらしくて、さっきかがみんが受け止めてくれたくれた時に…。」 「やっぱり…。それにしてもこれどうしようか?」 「……。」 こなたが何かを考えてるように黙り込む 「こなた?」 「…ねえかがみん。他に誰もいないし、もう少しだけこのままにしておかない?」 「別にいいけど… 何でよ?」 「いや なんかこうしてると、その、かがみと一緒なんだなって感じがして…。」 「な、何恥ずかしい事言ってんのよ! …別にい、いいけどね。」 こなたの顔が少し赤くなった気がする。 でもきっと私の顔はもっと赤いんだろうなぁ…。 「いや〜 デレなかがみんも可愛いね〜♪」 「う、うるさい! あんたが頼むからでしょ!?」 不意にこなたが真面目な表情になった。 「かがみ。」 「こなた…。」 少し間を空けて言いたかった事を続ける。 「あのー かがみん。大変申し上げにくいのですが…。」 「…何よ?」 「私の手に瞬間接着剤が少し残ってたらしくて、さっきかがみんが受け止めてくれたくれた時に…。」 「やっぱり…。それにしてもこれどうしようか?」 「……。」 こなたが何かを考えてるように黙り込む 「こなた?」 「…ねえかがみん。他に誰もいないし、もう少しだけこのままにしておかない?」 「別にいいけど… 何でよ?」 「いや なんかこうしてると、その、かがみと一緒なんだなって感じがして…。」 「な、何恥ずかしい事言ってんのよ! …別にい、いいけどね。」 こなたの顔が少し赤くなった気がする。 でもきっと私の顔はもっと赤いんだろうなぁ…。 「いや〜 デレなかがみんも可愛いね〜♪」 「う、うるさい! あんたが頼むからでしょ!?」 不意にこなたが真面目な表情になった。 「かがみ。」 「こなた…。」 少し間を空けて言いたかった事を続ける。 「死ね。」
(…あれ? 痛くない?) そう思ってこなたが目を開けると、目の前に床はなかった。 代わりに、さっきまでそこにいた想い人が少し痛そうな顔をしていた。 「…かが、み?」 「いたたた…。こなた大丈夫?」 「う、うん 私は別に…。ってそれよりかがみのほうが大丈夫なの!?」 「ちょっと体が痛いくらいかな? ま、アンタが無事で良かったわ。」 少し無理をしていそうなかがみの顔に、こなたは下を向く。 「かがみ… ごめんね。」 「そんな顔しないの。 …ってあれ?」 こなたの頭を撫でようとして、手が動かない事に気付く。 「どうしたの? かがみ。 …え?」 かがみの動かした手に自分の手がついていく。 「…嘘?」 自分の手と相手の手が離れない。くっついているのだとそこで気づいた。 「ん?何か作ってたの?」 「雑誌買ったら付録があってさ、見てて久々に何か作ってみたくなったんだよね。」 机の上にあったのは、作りかけのプラモデル。と言ったものだろうか? 今まで見たことがないからよくわからないが…。 後はカッターと瞬間接着剤がその横に置いてあった。 なんかここだけ見ると少年の部屋みたいだな…。 他の人の事ばかり聞いていたからか、こなたが少し不機嫌そうな顔をする。 でも敢えてそれは気にしないで次の言葉を続ける。 「そう。つまり今この家にいるのは実質アンタと私だけって事ね…。」 「そゆ事。だから人目を気にせず思いっきり愛s「おまっ!何言ってんだよ!?」 「いや〜 やっぱりかがみんは可愛いね♪」 「こいつ…。」 少し無理をしていそうなかがみの顔に、こなたは下を向く。 「かがみ… ごめんね。」 「そんな顔しないの。 …ってあれ?」 こなたの頭を撫でようとして、手が動かない事に気付く。 「どうしたの? かがみ。 …え?」 かがみの動かした手に自分の手がついていく。
…なんだかこの家らしい光景ね。 「あれ? そういえばおじさんは?」 「お父さん今日仕事関係で用事があるとか言ってさっき家を出てったよ。」 「そう。珍しいわね。ゆたかちゃんは?」 「ゆーちゃんはみなみちゃん達とどこかに遊びに行くって言ってて朝からいないよ。」 他の人の事ばかり聞いていたからか、こなたが少し不機嫌そうな顔をする。 でも敢えてそれは気にしないで次の言葉を続ける。 「そう。つまり今この家にいるのは実質アンタと私だけって事ね…。」 「そゆ事。だから人目を気にせず思いっきり愛s「おまっ!何言ってんだよ!?」 「いや〜 やっぱりかがみんは可愛いね♪」 「こいつ…。」 …なんだかこの家らしい光景ね。 「あれ? そういえばおじさんは?」 「お父さん今日仕事関係で用事があるとか言ってさっき家を出てったよ。」 「そう。珍しいわね。ゆたかちゃんは?」 「ゆーちゃんはみなみちゃん達とどこかに遊びに行くって言ってて朝からいないよ。」 他の人の事ばかり聞いていたからか、こなたが少し不機嫌そうな顔をする。 でも敢えてそれは気にしないで次の言葉を続ける。 「そう。つまり今この家にいるのは実質アンタと私だけって事ね…。」 「そゆ事。だから人目を気にせず思いっきり愛s「おまっ!何言ってんだよ!?」 「いや〜 やっぱりかがみんは可愛いね♪」 「こいつ…。」 「…何よ?」 「私の手に瞬間接着剤が少し残ってたらしくて、さっきかがみんが受け止めてくれたくれた時に…。」 「やっぱり…。それにしてもこれどうしようか?」 「……。」 こなたが何かを考えてるように黙り込む 「こなた?」 「…ねえかがみん。他に誰もいないし、もう少しだけこのままにしておかない?」 「別にいいけど… 何でよ?」 「いや なんかこうしてると、その、かがみと一緒なんだなって感じがして…。」 「な、何恥ずかしい事言ってんのよ! 目的地に着くと、慣れたように呼び鈴を鳴らす。 いつもと変わらない事。 少しして家の中を駆けて来る足音が聞こえる。 そして出てくるのはこれもまたいつもの顔。
「出来た!!!」 不意に静寂を破る声が上がる。 「見てよかがみん!出来たよ!!」 悩みのない少年のように喜ぶこなたを見てると、何だか微笑ましくなる。 ただちょっと不安なのは、そこまではしゃぐと…。 …なんだかこの家らしい光景ね。 「あれ? そういえばおじさんは?」 「お父さん今日仕事関係で用事があるとか言ってさっき家を出てったよ。」 「そう。珍しいわね。ゆたかちゃんは?」 「ゆーちゃんはみなみちゃん達とどこかに遊びに行くって言ってて朝からいないよ。」 他の人の事ばかり聞いていたからか、こなたが少し不機嫌そうな顔をする。 でも敢えてそれは気にしないで次の言葉を続ける。 「そう。つまり今この家にいるのは実質アンタと私だけって事ね…。」 「そゆ事。だから人目を気にせず思いっきり愛s「おまっ!何言ってんだよ!?」 「いや〜 やっぱりかがみんは可愛いね♪」 「こいつ…。」 「あのー かがみん。大変申し上げにくいのですが…。」 「…何よ?」 「私の手に瞬間接着剤が少し残ってたらしくて、さっきかがみんが受け止めてくれたくれた時に…。」 「やっぱり…。それにしてもこれどうしようか?」 「……。」 こなたが何かを考えてるように黙り込む 「こなた?」 「…ねえかがみん。他に誰もいないし、もう少しだけこのままにしておかない?」 「別にいいけど… 何でよ?」 「いや なんかこうしてると、その、かがみと一緒なんだなって感じがして…。」 「な、何恥ずかしい事言ってんのよ! 「ん?何か作ってたの?」 「雑誌買ったら付録があってさ、見てて久々に何か作ってみたくなったんだよね。」 机の上にあったのは、作りかけのプラモデル。と言ったものだろうか? 今まで見たことがないからよくわからないが…。 後はカッターと瞬間接着剤がその横に置いてあった。 なんかここだけ見ると少年の部屋みたいだな…。 …なんだかこの家らしい光景ね。 「あれ? そういえばおじさんは?」 「お父さん今日仕事関係で用事があるとか言ってさっき家を出てったよ。」 「そう。珍しいわね。ゆたかちゃんは?」 「ゆーちゃんはみなみちゃん達とどこかに遊びに行くって言ってて朝からいないよ。」 「ん?何か作ってたの?」 「雑誌買ったら付録があってさ、見てて久々に何か作ってみたくなったんだよね。」 机の上にあったのは、作りかけのプラモデル。と言ったものだろうか? 今まで見たことがないからよくわからないが…。 後はカッターと瞬間接着剤がその横に置いてあった。
昇降口に着くと、雨が地面を叩く音が一層強く聞こえた。 「うわー、すごい雨だねー」 「そうね。この中を帰ると思うと……」 考えるだけでも嫌だ、とため息を吐いて肩を落とす。 「だよね、相合い傘だと厳しいかもしんないよね」 「――――――――はい?」 硬直。思考が復帰しないまま言葉を紡ぐ。 「な、あ、相合い傘……っ!?」 「え? だって一緒の傘に入るんでしょ?」 それ以外の何になるの? とでも言いたそうな目で見つめられた。 「そ、それは、そう、だけど。その、えっと」 あわあわしながら反論しようとするが、何も言葉が浮かんでこない。 「あー……、落ち着いてかがみ。はい、深呼吸深呼吸」 吸って、吐いて。吸って、吐いてを繰り返す。 ――うん。少しだけど、落ち着いた。 「あ、そっか。つかさと私は今日持ってきてないんだっけ」 今日は鞄が重かったし、持って行かなくてもいいか、なんて言ってたんだ。 「みゆきは? みゆきは持ってきてそうだけど」 「それがさ、なんか、借りるのが心苦しくて……」 申し訳なさそうな顔をしながら頬を掻く。それを見て私は、 「私に入れてもらうのも心苦しいと思えよ」 つい、突っ込んでしまった。 言っている事は何となく分かるのだが――条件反射って恐ろしい。 「だってかがみは私の嫁じゃん? 頼み事なんて当たり前でしょー?」 わざとらしく語尾を延ばし、その一言を強調する。 しかし、その、わざとらしく強調されたその一言は、問題発言以外の何物でもなくて。 「誰があんたの嫁か!」 「かがみが私の嫁だ!」 「な、あ……!」 そこまではっきりと返されると、なんというか、言葉に詰まる。 こなたは真っ赤になっている私を見つめ、ほんの少しだけ考える素振りをして、体を翻した。 「雨、か」 雨は正直好きにはなれない。 どうしたって嬉しくはならないし、濡れるのは欝陶しい。 傘はなぜああいう構造になっているんだろうか。 足元がどうしても濡れてしまうような欠陥品。 ……まあ、だからってないよりはずっとマシなんだけれど。 とりあえず私は、濡れるのが大がつくほど嫌いなのだ。 そういえば、私は傘を持ってきてるからまだ濡れずに済むけど、こなたはどうなんだろう。 忘れているかもしれないし、忘れていないかもしれない。 授業はもう六限目で、これさえ終われば放課後だ。 裏を返せば、この授業が終わったら帰らなくてはいけない、という意味で。 部活になんて入っていないから、雨が止むまで時間を潰すなんてことも出来ない。 本当に忘れていたらどうするのだろうか。 というか、こなたが傘を忘れている事を前提に話を進めているが、実際はどうなんだろう……。 あれ? 何だか思考がループしている気がする。 ううん、このままだとどんどん深みに嵌まりそうだ。
びしい、と音がしそうな程に指を突き付けて言う――というより、それは、叫ぶに近かった。 疑問に首を傾げていると、こなたは私の右腕に巻き付くような形で抱き着いてきた。 温もりとか柔らかさが右腕いっぱいに広がってってこんな事を考えてる場合じゃ―― 「私達も帰ろう。雨足も強くなってきたしね」 「分かってるけど、離しなさいよ!」 軽く振るようにして、無理矢理離させようと試みる。 が、こなたは腕に合わせて揺れるだけで全く離そうとはしなかった。 「何するのさー」 「それはこっちのセリフよ」 いきなり抱き着いてきたのはこなたなのだから、こなたに否があるはずなのではないか。 「ほらほら、とりあえずもう傘ささないと濡れちゃうよ?」 「え、あ、ホントだ!」 意味のない問答をしてるうちに、昇降口を出かけていた。 急いで傘をさそうと試みるけれど、 「って、離れてくれなきゃ、させないじゃない」 ワンタッチで開くタイプだったらよかったのだろうけれど、これは違うのでそうもいかない。 むう、と不服そうな顔をして離れるこなた。 「傘さしたらすぐにさっきの体制だからね?」 離れたのはいいものの、そんな提案をするこなた。 「……異議は?」 「うわー、すごい雨だねー」 「そうね。この中を帰ると思うと……」 考えるだけでも嫌だ、とため息を吐いて肩を落とす。 「だよね、相合い傘だと厳しいかもしんないよね」 「――――――――はい?」 硬直。思考が復帰しないまま言葉を紡ぐ。 「な、あ、相合い傘……っ!?」 「え? だって一緒の傘に入るんでしょ?」 それ以外の何になるの? とでも言いたそうな目で見つめられた。 「そ、それは、そう、だけど。その、えっと」 あわあわしながら反論しようとするが、何も言葉が浮かんでこない。 「あー……、落ち着いてかがみ。はい、深呼吸深呼吸」 吸って、吐いて。吸って、吐いてを繰り返す。 ――うん。少しだけど、落ち着いた。 「びっくりした」 聞こえないように口の中だけで呟く。 「お願いがあって来たんだけどさー」 「ん? 何?」 変な予感がする。こいつ、まさか―― 「実は傘忘れちゃってさ」 「やっぱり忘れてるのかよ……」 そう呟くと会話を中断し、きょとん、とこちらを見上げてくるこなた。 「やっぱり?」 「あんたの事だから忘れてるかな、と思ってね」 と、言ってやるとさっきの顔とは一変、ふうん、とにやける。 「つまり、かがみは私の事が気になって仕方がなかったと」 「何でそうなるのよ!」 そしてこなたは、にやけたまま、そんなふざけた事を言い放った。 いや、気にしてたといえば気にしてたけれど、言われるとなると話は別だ。 「だって私、ホームルーム終わってから速攻で来たもんね」 考える暇なんてあった筈がないのだよ、と胸を張りながら続ける。 「だから、かがみが考えてたのは授業中かホームルーム中だけになるって事」 「それは、そうだけど……」 む、と睨みながら――と言っても恐らく赤くなっているので迫力は無いかもしれない――反論する。 と、こなたはにやついた笑いを止めて、 「まあ、冗談はここまでにして――傘、入れてくれない?」
顔を赤くしながらわあわあ騒ぎだした。 「…………何よ?」 「だから、今の無しだって!」 いや、そう言われても、気になるものはどうしても気になるというか。 「そんな反応されたら気になるに決まってるじゃない」 「それでも駄目! 記憶から消し去って!」 うああ、と唸りながら右手で自分の頭を抱えている。 「そこまで言うならいいけど……力、緩めてくれない?」 さっきからギリギリと締め付けられているせいで、右腕が痛い。 「わ! 知らないうちに力込めてた! ごめん!」 「別に、気にはしてないけど――少し落ち着きなさい」 さっきからの騒ぎ様はちょっと異常だとしか思えない。 「はい、深呼吸」 数回呼吸するものの、こなたの顔の赤みは増していくばかりで。 「駄目だ……余計落ち着けない」 「何でよ」 「そうね――もしかしたら、これってささなくても一緒なんじゃ……」 足元はもとより、肩までもぐっしょりと濡れてしまっていて、 これだったらいっその事無い方が……とも思ったけど、それには抵抗があるというか。 「まあ、いいじゃん。せっかくの相合い傘だし」 「まだ言うか!」 顔を背けながら突っ込む。 そのせいでこなたの顔は見えないが、にやにやしているのだろう声で、 「だってチャンスだしね」 と、意味不明な事を口にした。 「チャンス?」 「ふーん?」 疑問に首を傾げていると、こなたは私の右腕に巻き付くような形で抱き着いてきた。 温もりとか柔らかさが右腕いっぱいに広がってってこんな事を考えてる場合じゃ―― 「私達も帰ろう。雨足も強くなってきたしね」 「分かってるけど、離しなさいよ!」 軽く振るようにして、無理矢理離させようと試みる。 が、こなたは腕に合わせて揺れるだけで全く離そうとはしなかった。 「何するのさー」 「それはこっちのセリフよ」 いきなり抱き着いてきたのはこなたなのだから、こなたに否があるはずなのではないか。 「ほらほら、とりあえずもう傘ささないと濡れちゃうよ?」 「え、あ、ホントだ!」 意味のない問答をしてるうちに、昇降口を出かけていた。 急いで傘をさそうと試みるけれど、 「って、離れてくれなきゃ、させないじゃない」 ワンタッチで開くタイプだったらよかったのだろうけれど、これは違うのでそうもいかない。 むう、と不服そうな顔をして離れるこなた。
「つかさに聞いたー」 「あ、そっか。つかさと私は今日持ってきてないんだっけ」 今日は鞄が重かったし、持って行かなくてもいいか、なんて言ってたんだ。 「みゆきは? みゆきは持ってきてそうだけど」 「それがさ、なんか、借りるのが心苦しくて……」 申し訳なさそうな顔をしながら頬を掻く。それを見て私は、 「私に入れてもらうのも心苦しいと思えよ」 つい、突っ込んでしまった。 言っている事は何となく分かるのだが――条件反射って恐ろしい。 「だってかがみは私の嫁じゃん? 頼み事なんて当たり前でしょー?」 わざとらしく語尾を延ばし、その一言を強調する。 しかし、その、わざとらしく強調されたその一言は、問題発言以外の何物でもなくて。 「誰があんたの嫁か!」 「かがみが私の嫁だ!」 「な、あ……!」 そこまではっきりと返されると、なんというか、言葉に詰まる。 こなたは真っ赤になっている私を見つめ、ほんの少しだけ考える素振りをして、体を翻した。 「じゃ、異議もなくなった所で、帰りましょうか」 「え、ああ、うん。帰ろっか」 もちろん、異議が無い訳じゃなくて――むしろ全身全霊をかけて唱えたい――けれど、 足元がどうしても濡れてしまうような欠陥品。 ……まあ、だからってないよりはずっとマシなんだけれど。 とりあえず私は、濡れるのが大がつくほど嫌いなのだ。 そういえば、私は傘を持ってきてるからまだ濡れずに済むけど、こなたはどうなんだろう。 忘れているかもしれないし、忘れていないかもしれない。 授業はもう六限目で、これさえ終われば放課後だ。 裏を返せば、この授業が終わったら帰らなくてはいけない、という意味で。 部活になんて入っていないから、雨が止むまで時間を潰すなんてことも出来ない。 本当に忘れていたらどうするのだろうか 「つかさに聞いたー」 「あ、そっか。つかさと私は今日持ってきてないんだっけ」 今日は鞄が重かったし、持って行かなくてもいいか、なんて言ってたんだ。 「みゆきは? みゆきは持ってきてそうだけど」 「それがさ、なんか、借りるのが心苦しくて……」 申し訳なさそうな顔をしながら頬を掻く。それを見て私は、 「私に入れてもらうのも心苦しいと思えよ」 つい、突っ込んでしまった。 言っている事は何となく分かるのだが――条件反射って恐ろしい。 「だってかがみは私の嫁じゃん? 頼み事なんて当たり前でしょー?」 わざとらしく語尾を延ばし、その一言を強調する。 しかし、その、わざとらしく強調されたその一言は、問題発言以外の何物でもなくて。 「誰があんたの嫁か!」 「やっぱり?」 「あんたの事だから忘れてるかな、と思ってね」 と、言ってやるとさっきの顔とは一変、ふうん、とにやける。 「つまり、かがみは私の事が気になって仕方がなかったと」 「何でそうなるのよ!」 「かがみが私の嫁だ!」 「ふん。死ねよキモオタ」
と、意味不明な事を口にした。 「チャンス?」 その一言がなぜか気になって、背けていた顔をこなたに向け、尋ねる。 一瞬見えた顔は本当に嬉しそうで、しかし、私が見ていると分かった途端、 「うあ! ちょ、待って! 今の無し!」 顔を赤くしながらわあわあ騒ぎだした。 「…………何よ?」 「だから、今の無しだって!」 いや、そう言われても、気になるものはどうしても気になるというか。 「そんな反応されたら気になるに決まってるじゃない」 「それでも駄目! 記憶から消し去って!」 うああ、と唸りながら右手で自分の頭を抱えている。 「そこまで言うならいいけど……力、緩めてくれない?」 さっきからギリギリと締め付けられているせいで、右腕が痛い。 「わ! 知らないうちに力込めてた! ごめん!」 「別に、気にはしてないけど――少し落ち着きなさい」 さっきからの騒ぎ様はちょっと異常だとしか思えない。 「はい、深呼吸」 数回呼吸するものの、こなたの顔の赤みは増していくばかりで。 「駄目だ……余計落ち着けない」 「何でよ」 こなたは眉を寄せて思案顔をすると、赤い顔のまま呟いた そう言われると、他の言い方が見つからない。 いや、でも、恥ずかしいし、もっと別の言い方は無いものか……。 「んじゃ、相合い傘しよっか」 「今すぐみゆきに傘借りろ!」 びしい、と音がしそうな程に指を突き付けて言う――というより、それは、叫ぶに近かった。 「んー? みゆきさん達もう帰っちゃったよ?」 「なあっ!?」 予想外だ。というより今の今まで気付かなかった私に突っ込みたい。 「どっか寄る所があるんだって」 「つかさとみゆきが?」 こんな雨の日にあの二人で寄るところとは、どこだろうか。 「うん。多分、無駄話してるうちに帰っちゃったと思うよ」 「ふーん?」 疑問に首を傾げていると、こなたは私の右腕に巻き付くような形で抱き着いてきた。 温もりとか柔らかさが右腕いっぱいに広がってってこんな事を考えてる場合じゃ―― 「私達も帰ろう。雨足も強くなってきたしね」 「分かってるけど、離しなさいよ!」 今日は鞄が重かったし、持って行かなくてもいいか、なんて言ってたんだ。 「みゆきは? みゆきは持ってきてそうだけど」 「それがさ、なんか、借りるのが心苦しくて……」 申し訳なさそうな顔をしながら頬を掻く。それを見て私は、 「私に入れてもらうのも心苦しいと思えよ」 つい、突っ込んでしまった。 言っている事は何となく分かるのだが――条件反射って恐ろしい。 「だってかがみは私の嫁じゃん? 頼み事なんて当たり前でしょー?」 わざとらしく語尾を延ばし、その一言を強調する。 しかし、その、わざとらしく強調されたその一言は、問題発言以外の何物でもなくて。 「誰があんたの嫁か!」 「かがみが私の嫁だ!」 「な、あ……!」 そこまではっきりと返されると、なんというか、言葉に詰まる。 こなたは真っ赤になっている私を見つめ、ほんの少しだけ考える素振りをして、体を翻した。 「じゃ、異議もなくなった所で、帰りましょうか」 「え、ああ、うん。帰ろっか」 もちろん、異議が無い訳じゃなくて――むしろ全身全霊をかけて唱えたい――けれど、 このまま話を続けても、私にとって不利な状況にしかならないと思うし、追求はしない。 ……よく考えたら教室の真ん中でなんて会話をしてたんだろう。
察するに、こなたがやりたいと言っていたゲームは終わっているのだろう。あれはパソコンで やるやつじゃなかったから。となると一体何十分、いやもしかしたら何時間ぐらい 寝ていたんだろうか。思考の切れ端にそんな疑問があったけど、無視してまた目を閉じることにした。 覚醒と無意識のまどろみの時間というのもこれはこれで心地よい時間だったし、こんな機会でもなければ こなたのベッドに寝るなんてそうそう出来る事ではないから。 そこまで考えて、どっと自己嫌悪の念が押し寄せた。これではまるで、まるで変態か何かみたいじゃないか。 好きという気持ちはもっと純粋で、綺麗なもののはずなのに。 女の人は身体的な触れ合いよりも気持の繋がりを大事にするというけど、場合によりけりだな と思う。恋しいとこなたを想う気持ちは、私とこなたが同じ性別である以上 隠し通していかなければならないものだと思うし、それは自分のためというよりも こなたのためだった。ずっと私だけを見て欲しいだなんて こんな身勝手で凶悪な気持ち、こなたにぶつけてしまったら。 だけど、自制することでますます想いが強くなっていくのもまた、事実だった。 どうすればいいんだろう、それが私のこのところの目下の悩みだった。 察するに、こなたがやりたいと言っていたゲームは終わっているのだろう。あれはパソコンで やるやつじゃなかったから。となると一体何十分、いやもしかしたら何時間ぐらい 寝ていたんだろうか。思考の切れ端にそんな疑問があったけど、無視してまた目を閉じることにした。 覚醒と無意識のまどろみの時間というのもこれはこれで心地よい時間だったし、こんな機会でもなければ こなたのベッドに寝るなんてそうそう出来る事ではないから。 そこまで考えて、どっと自己嫌悪の念が押し寄せた。これではまるで、まるで変態か何かみたいじゃないか。 好きという気持ちはもっと純粋で、綺麗なもののはずなのに。 女の人は身体的な触れ合いよりも気持の繋がりを大事にするというけど、場合によりけりだな と思う。恋しいとこなたを想う気持ちは、私とこなたが同じ性別である以上 隠し通していかなければならないものだと思うし、それは自分のためというよりも こなたのためだった。ずっと私だけを見て欲しいだなんて こんな身勝手で凶悪な気持ち、こなたにぶつけてしまったら。 だけど、自制することでますます想いが強くなっていくのもまた、事実だった。 どうすればいいんだろう、それが私のこのところの目下の悩みだった。 察するに、こなたがやりたいと言っていたゲームは終わっているのだろう。あれはパソコンで やるやつじゃなかったから。となると一体何十分、いやもしかしたら何時間ぐらい 寝ていたんだろうか。思考の切れ端にそんな疑問があったけど、無視してまた目を閉じることにした。 覚醒と無意識のまどろみの時間というのもこれはこれで心地よい時間だったし、こんな機会でもなければ こなたのベッドに寝るなんてそうそう出来る事ではないから。 そこまで考えて、どっと自己嫌悪の念が押し寄せた。これではまるで、まるで変態か何かみたいじゃないか。 好きという気持ちはもっと純粋で、綺麗なもののはずなのに。 女の人は身体的な触れ合いよりも気持の繋がりを大事にするというけど、場合によりけりだな と思う。恋しいとこなたを想う気持ちは、私とこなたが同じ性別である以上 隠し通していかなければならないものだと思うし、それは自分のためというよりも こなたのためだった。ずっと私だけを見て欲しいだなんて こんな身勝手で凶悪な気持ち、こなたにぶつけてしまったら。 だけど、自制することでますます想いが強くなっていくのもまた、事実だった。 どうすればいいんだろう、それが私のこのところの目下の悩みだった。
――今日は確か。春休みも終盤に入ったからと、こなたと一緒に午前中宿題をして。 午後になって漸く一段落がついたし、なによりこなたの集中力が切れてしまったから 私でも何とかこなたと張り合えるゲームを少しだけして。 それから。――それから。…そうだ。もうちょっとで終わる恋愛系のゲームがあるからと、 そして私はそういったジャンルのゲームに興味がないからと、こなたのベッドで 前に来た時に気になっていた本を読んでいて――。 起き抜けのせいか、それとも半分寝ぼけているせいか、あるいはその両方共か。 いつもより働かない脳みそを懸命に使って出した答えはひどく単純なものだった。 察するに、こなたがやりたいと言っていたゲームは終わっているのだろう。あれはパソコンで やるやつじゃなかったから。となると一体何十分、いやもしかしたら何時間ぐらい 寝ていたんだろうか。思考の切れ端にそんな疑問があったけど、無視してまた目を閉じることにした。 覚醒と無意識のまどろみの時間というのもこれはこれで心地よい時間だったし、こんな機会でもなければ こなたのベッドに寝るなんてそうそう出来る事ではないから。 そこまで考えて、どっと自己嫌悪の念が押し寄せた。これではまるで、まるで変態か何かみたいじゃないか。 好きという気持ちはもっと純粋で、綺麗なもののはずなのに。 女の人は身体的な触れ合いよりも気持の繋がりを大事にするというけど、場合によりけりだな と思う。恋しいとこなたを想う気持ちは、私とこなたが同じ性別である以上 隠し通していかなければならないものだと思うし、それは自分のためというよりも こなたのためだった。ずっと私だけを見て欲しいだなんて こんな身勝手で凶悪な気持ち、こなたにぶつけてしまったら。 最初に聞こえてきた音は、カタカタと軽やかにパソコンのキーを打つ音と、数度聞いたことのある とあるネットゲームのBGMだった。 薄目を開けて確認すると、そこにはやはりパソコンの前に座り、キーボードも見ずに パーティーの誰かと話しているこなたの姿があった。 ――今日は確か。春休みも終盤に入ったからと、こなたと一緒に午前中宿題をして。 午後になって漸く一段落がついたし、なによりこなたの集中力が切れてしまったから 私でも何とかこなたと張り合えるゲームを少しだけして。 それから。――それから。…そうだ。もうちょっとで終わる恋愛系のゲームがあるからと、 そして私はそういったジャンルのゲームに興味がないからと、こなたのベッドで 前に来た時に気になっていた本を読んでいて――。 起き抜けのせいか、それとも半分寝ぼけているせいか、あるいはその両方共か。 いつもより働かない脳みそを懸命に使って出した答えはひどく単純なものだった
気づかない方がおかしいって」 「…なんで、あんなこと言ったの」 「ありゃ、意外に冷静だね。あせりまくるかがみが見たかったのに」 やっぱりそんなことか、と半ば呆れの意味をこめてため息を吐いた。この手の悪戯は 良くある事で、そのたびに心臓が高鳴って、一人でどきどきして。 裏切られた気分になる。本人にはそのつもりがないんだから、こなたには 非がないのだけれどどうしてもそう思わずにはいられなかった。 「あとは、あれだね。かがみ今日何月何日か解る?」 「そんなの4月1日に決まっ…――エイプリルフール…」 「そ。…でもあんまり引っかかってくれなかったけどね」 ほら、やっぱり。こなたは私のことを『仲のいい友達』ぐらいにしか思っていなくて、 だから平気でこんなことも出来る。今一度、私のこの想いは異端だということ、届かない想い ……放っておいた私のせいでもあるか」 それにしても寝顔可愛いよね、なんて言いながらこなたはベッドに腰かけ、私の前髪を 梳いて来る。さらさら髪が指をすり抜け、下に流れて。 瞼がぴくぴく動きそうになるのを必死で押しとどめる。自ら触れることが出来ないなら せめて、これぐらいなら。 「全然起きる気配ないね。………そうだ」 いかにもいいこと思いつきました、みたいな声音で呟いたかと思うと私の上でこなたが 動く気配がした。シーツだろうか、何かの衣擦れの音とスプリングの音。それが 私の左右から聞こえて――ということは考えられる体勢は――。こなたが私に覆いかぶさっている? 「で、あんたはいつまで乗ってんの。終わったんならさっさと退きなさいよ」 ん、ちょい待って。と起き上がろうとした私をこなたが制止する。 正直言って早く退いて欲しかった。ただでさえいつもよりも近い距離だというのに さらにこんな体制。こんな恋人同士、みたいな。 こなたはこなたで私の上から退く気配を見せず、ここまでやってもだめかぁ… とかなんとかぶつぶつ呟いている。 「こなた!」 とうとう焦れて少し大きな声で呼ぶと、こなたは私の声が聞こえてないかのように、 そして何かを決心したみたいにうんうんと頷いた。 「あのね、かがみ。私はね、ずっと前から知ってたんだよ」 「……何を?」 「私もずうっとかがみだけを見てたから」 私の疑問を呆気なく無視してこなたの独白は続く。私も、この話は聞いておかなければ いけないような気がしてこなたの言葉に集中することにした。 「でもね、私どうしてもかがみから言わせたくて。告白するよりされたい 乙女ゴコロってやつかな。で、色々してみたわけですよ。前よりも 「で、あんたはいつまで乗ってんの。終わったんならさっさと退きなさいよ」 ん、ちょい待って。と起き上がろうとした私をこなたが制止する。 正直言って早く退いて欲しかった。ただでさえいつもよりも近い距離だというのに さらにこんな体制。こんな恋人同士、みたいな。 こなたはこなたで私の上から退く気配を見せず、ここまでやってもだめかぁ… とかなんとかぶつぶつ呟いている。 「こなた!」 とうとう焦れて少し大きな声で呼ぶと、こなたは私の声が聞こえてないかのように、 そして何かを決心したみたいにうんうんと頷いた。 「あのね、かがみ。私はね、ずっと前から知ってたんだよ」 「……何を?」 「私もずうっとかがみだけを見てたから」 私の疑問を呆気なく無視してこなたの独白は続く。私も、この話は聞いておかなければ いけないような気がしてこなたの言葉に集中することにした。 「でもね、私どうしてもかがみから言わせたくて。告白するよりされたい 乙女ゴコロってやつかな。で、色々してみたわけですよ。前よりも
同じということでいいんだろうか。震える声で聞くとこなたが軽い調子で そうそう、と返す。 「…それも、エイプリルフールだから?」 まだ不安でこなたを下から見上げて問う。こなたは困った顔をして一つ息を吐いた。 「違うよ、かがみ。ああもう、私のせいだなー…。もう少し真面目に口説いてればよかった。 ――好き。かがみが大好き。この気持だけは、嘘吐けないよ」 ぶわっと涙が滲んでこなたの姿が不明瞭になるのと、こなたの慌てた声が 聞こえたのはほぼ同時だった。 「ちょっ…!泣くのは反則だよぉ」 必死な声が、何故だかとても嬉しくて。さっきのが嘘なんかじゃないって言うのが 伝わってきて。握ったままだった手を緩めてこなたの背に回して思い切り引き寄せた。 「わ…」 面と向かっては恥ずかしいし、私の性格じゃ一度しか言えないから。 嘘。内心は嵐みたいに荒れ狂っているくせに。痛みと想いを隠して私も嘘を吐く。 だって、今日はエイプリルフール。これぐらいの嘘は許されるはずでしょ? 「で、あんたはいつまで乗ってんの。終わったんならさっさと退きなさいよ」 ん、ちょい待って。と起き上がろうとした私をこなたが制止する。 正直言って早く退いて欲しかった。ただでさえいつもよりも近い距離だというのに さらにこんな体制。こんな恋人同士、みたいな。 こなたはこなたで私の上から退く気配を見せず、ここまでやってもだめかぁ… とかなんとかぶつぶつ呟いている。 「こなた!」 とうとう焦れて少し大きな声で呼ぶと、こなたは私の声が聞こえてないかのように、 そして何かを決心したみたいにうんうんと頷いた。 「あのね、かがみ。私はね、ずっと前から知ってたんだよ」 そうそう、と返す。 「…それも、エイプリルフールだから?」 まだ不安でこなたを下から見上げて問う。こなたは困った顔をして一つ息を吐いた。 「違うよ、かがみ。ああもう、私のせいだなー…。もう少し真面目に口説いてればよかった。 ――好き。かがみが大好き。この気持だけは、嘘吐けないよ」 ぶわっと涙が滲んでこなたの姿が不明瞭になるのと、こなたの慌てた声が 気づかない方がおかしいって」 「………」 しまった。こういう奴だった。自業自得とはいえ、何であの時さっさと 起きておかなかったのかと後悔する。こうなってしまったら後はからかわれるだけなのに。 だから、先手を打つことにした。こなたに主導権をとられてしまったら、 平静でいられる自信なんてこれっぽっちもありはしないしないのだから。 「…なんで、あんなこと言ったの」 「ありゃ、意外に冷静だね。あせりまくるかがみが見たかったのに」 そして何かを決心したみたいにうんうんと頷いた。 「あのね、かがみ。私はね、ずっと前から知ってたんだよ」 「……何を?」 「私もずうっとかがみだけを見てたから」
集中力が高まると聞き、勉強のためにと選んだペパーミントの清涼感でぼんやりとした頭が少しだけ覚醒する。 わたしが半生解凍状態まで回復するために要した時間は5秒くらいだろうか。 その5秒感――光が地球を35周半回る間、わたしは視界がブラックアウトして平行感覚すらなくなった世界の中にいた。 まずわたしの頭に浮かんだのは(あれ?『好き』ってどういう意味だったっけ?)という疑問だ。 最初の1秒間をフルに使ってわたしはみゆきの言葉の意味を思い出そうとする。 しかし直下型大地震が起きている頭ではその意味を探し出すのに永遠と思える1秒が必要だった。 さらに次の1秒で本当にみゆきが『その意味』で言ったのかどうかを確かめ、同じ時間をかけてその確認を終える。 最後の1秒間、混乱するわたしの心の中を『サキニ』『言わ』『Letter』だの『綿霜』『こなたが』『好』といった自分でも理解できないほど断絶した言葉や気持ちの段幕がまさに光の速さで駆け抜けていった。 その凄まじさはシューティングゲームなら怒りで画面を打ち砕きたくなるほどだ。 なぜそれらを避けようと思ったかは分からない。 ただその言葉や気持ちと向き合うことが怖くてわたしはひたすらかわし続けた。 おかげで我に返った後も、わたしは筋肉痛のようにギシギシきしむ心の痛みで動くことも出来ずにいた。 それでもなんとか視線だけは無理やりこなたの方に向ける。 今自分がどんな顔をしているのかよりもこなたがどんな顔をしているのかが気になったからだ。 何気ないみゆきの言葉でわたしは問題集を解く手を止めた。 今日はわたしの部屋で春休み明けテストに向けての勉強会。 勉強机に向かうわたしの後ろでは、会の参加者であるみゆきとつかさ、それにこなたが受験生の名に恥じぬ姿勢でいつもの白いミニテーブルに向かっている。 …はずなのだが、実際にテスト勉強をしているのはわたしとみゆきくらいで、あとの二人は必死に春休みの宿題と戦っている。 まあ学校が始まるのは週明けでまだ一週間ほどあるのだから、以前より少しは成長しているということだろう。 しかし、こなたの場合やっていることは相変わらずわたしのノートの写経なので、成長といってもジャワ原人とネアンデルタール人くらいの差でしかないのかもしれない。 「何か分からないことでもあった?英語だったら何とか答えられると思うけど」 椅子を回転させて勉強机に背を向けると、みゆきは小さく首を降った。 どうやら勉強に詰まったというわけではなさそうだ。 まあみゆきの実力からすれば当然といったところか。とほほ… 「ゆきちゃん何か忘れ物でもしたの?」 そのまま黙り込むみゆきを不思議に思ったのか、つかさが辞書を閉じて首を傾げる。 「何々?何かのドジッ子フラグ?」 意味不明なセリフとともにこなたも漫画から嬉しそうに顔をあげた。 (ん?漫画…?) 「って、あんた何漫画なんて読んでるのよ?!」 なぜそれらを避けようと思ったかは分からない。 ただその言葉や気持ちと向き合うことが怖くてわたしはひたすらかわし続けた。 おかげで我に返った後も、わたしは筋肉痛のようにギシギシきしむ心の痛みで動くことも出来ずにいた。 それでもなんとか視線だけは無理やりこなたの方に向ける。 今自分がどんな顔をしているのかよりもこなたがどんな顔をしているのかが気になったからだ。 まずわたしの頭に浮かんだのは(あれ?『好き』ってどういう意味だったっけ?)という疑問だ。 最初の1秒間をフルに使ってわたしはみゆきの言葉の意味を思い出そうとする。 しかし直下型大地震が起きている頭ではその意味を探し出すのに永遠と思える1秒が必要だった。 さらに次の1秒で本当にみゆきが『その意味』で言ったのかどうかを確かめ、同じ時間をかけてその確認を終える。 最後の1秒間、混乱するわたしの心の中を『サキニ』『言わ』『Letter』だの『綿霜』『こなたが』『好』といった自分でも理解できないほど断絶した言葉や気持ちの段幕がまさに光の速さで駆け抜けていった。
向かい合った膝と膝との間がコブシ一つ分もない距離でこなたはわたしの顔を正面から見つめる。 さっきまでは錆び付いているかのように軋んでいた心臓がまるで油をさしたかのように軽やかに鼓動を早めていく。 思わず下を向いてしまった。 さらりとこなたが言った言葉がじわじわとわたしに染み込んでいく。 (や、やだ…なんなのコレ?) 自分の中から抑えきれない感情が溢れてくるのを自覚してわたしは怖くなった。 決して不快な感情ではない。 ただその勢いによって『わたし』というダムが決壊してしまいそうで怖かった。 「わ、わたしもゆきちゃんが大好き!!」 まるで何かに宣言するかのようにつかさがいきなり声をあげた。 「ありがとうございます。 先程泉さんがおっしゃったように、私も泉さんと同じ気持ちですよ」 ちらりと視線を上げるとニコニコといつも通りの笑みでみゆきが頷くのが見えた。 ふにゃ、という音が聞こえるようにつかさが茹でダコのように真っ赤になって崩れ落ちる。 それを見てこなたはつかさとみゆきから手を離し、少しだけ羨ましそうな顔をするとわたしの右耳に囁いた。 「かがみは言ってくるないの?」 こ、こいつはわたしに何を言わせるつもりなんだ?! ココで、つかさもみゆきもいる場所でナニを言えというんだ! 向かい合った膝と膝との間がコブシ一つ分もない距離でこなたはわたしの顔を正面から見つめる。 さっきまでは錆び付いているかのように軋んでいた心臓がまるで油をさしたかのように軽やかに鼓動を早めていく。 ちょっとそのスピードは早過ぎるくらいだ。 こなたのエメラルドに映った像でわたしは自分の顔が真っ赤になっていることを知った。 こなたは一瞬だけ目を閉じて軽く深呼吸した後、目を開けて優しく微笑んだ。 「かがみ大好きだよ」 思わず下を向いてしまった。 さらりとこなたが言った言葉がじわじわとわたしに染み込んでいく。 (や、やだ…なんなのコレ?) 自分の中から抑えきれない感情が溢れてくるのを自覚してわたしは怖くなった。 決して不快な感情ではない。 ただその勢いによって『わたし』というダムが決壊してしまいそうで怖かった。 「わ、わたしもゆきちゃんが大好き!!」 まるで何かに宣言するかのようにつかさがいきなり声をあげた。 「ありがとうございます。 先程泉さんがおっしゃったように、私も泉さんと同じ気持ちですよ」 ちらりと視線を上げるとニコニコといつも通りの笑みでみゆきが頷くのが見えた。 ふにゃ、という音が聞こえるようにつかさが茹でダコのように真っ赤になって崩れ落ちる。 それを見てこなたはつかさとみゆきから手を離し、少しだけ羨ましそうな顔をするとわたしの右耳に囁いた。 「かがみは言ってくるないの?」 こ、こいつはわたしに何を言わせるつもりなんだ?! ココで、つかさもみゆきもいる場所でナニを言えというんだ! 「きゃっ」 などと可愛い声を出してみゆきがこなたにぴとりとくっついた。 心なしかみゆきの顔も赤い気がする。 (何?何?なんなのこの状況は?!) 混乱するわたしは『右手にみゆき、左手につかさをかき抱くこなた(しかも二人とも頬を染めて)』という今の状況が全く理解できない。 ただ一つ分かるのは先程の空気が一変したということだけだ。 「かがみは言ってくるないの?」 こ、こいつはわたしに何を言わせるつもりなんだ?! ココで、つかさもみゆきもいる場所でナニを言えというんだ! 「ね…かがみ?」 うぅ…こなたの声がわたしの理性の抵抗力を奪っていく。 と同時に感情の水位はますます高まり、今にも言葉になってこぼれだしてしまいそうである。 「わ、わたし…」 「私?」 その圧力に負けてわたしが口をわすがに開くとこなたの瞳が輝いた。 「わたし…」 「お前みたいな奴にこれ以上付きまとわれたくない!!」
とらが重い・・・ 夏コミ予約で出てなかったこなかが本新刊、やっと注文終わったよ 届くのが待ちきれねー
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2008/08/17(日) 13:07:06 ID:dBZZurn8 動く気配がした。シーツだろうか、何かの衣擦れの音とスプリングの音。それが 私の左右から聞こえて――ということは考えられる体勢は――。こなたが私に覆いかぶさっている? 「で、あんたはいつまで乗ってんの。終わったんならさっさと退きなさいよ」 ん、ちょい待って。と起き上がろうとした私をこなたが制止する。 正直言って早く退いて欲しかった。ただでさえいつもよりも近い距離だというのに さらにこんな体制。こんな恋人同士、みたいな。 こなたはこなたで私の上から退く気配を見せず、ここまでやってもだめかぁ… とかなんとかぶつぶつ呟いている。 「こなた!」 とうとう焦れて少し大きな声で呼ぶと、こなたは私の声が聞こえてないかのように、 そして何かを決心したみたいにうんうんと頷いた。 「あのね、かがみ。私はね、ずっと前から知ってたんだよ」 「……何を?」 やっぱりそんなことか、と半ば呆れの意味をこめてため息を吐いた。この手の悪戯は 良くある事で、そのたびに心臓が高鳴って、一人でどきどきして。 裏切られた気分になる。本人にはそのつもりがないんだから、こなたには 非がないのだけれどどうしてもそう思わずにはいられなかった。 「あとは、あれだね。かがみ今日何月何日か解る?」 「そんなの4月1日に決まっ…――エイプリルフール…」 「そ。…でもあんまり引っかかってくれなかったけどね」 ほら、やっぱり。こなたは私のことを『仲のいい友達』ぐらいにしか思っていなくて、 だから平気でこんなことも出来る。今一度、私のこの想いは異端だということ、届かない想い ……放っておいた私のせいでもあるか」 それにしても寝顔可愛いよね、なんて言いながらこなたはベッドに腰かけ、私の前髪を 梳いて来る。さらさら髪が指をすり抜け、下に流れて。 「……何を?」 「私もずうっとかがみだけを見てたから」 私の疑問を呆気なく無視してこなたの独白は続く。私も、この話は聞いておかなければ いけないような気がしてこなたの言葉に集中することにした。 「でもね、私どうしてもかがみから言わせたくて。告白するよりされたい 乙女ゴコロってやつかな。で、色々してみたわけですよ。前よりも 「で、あんたはいつまで乗ってんの。終わったんならさっさと退きなさいよ」 ん、ちょい待って。と起き上がろうとした私をこなたが制止する。 正直言って早く退いて欲しかった。ただでさえいつもよりも近い距離だというのに さらにこんな体制。こんな恋人同士、みたいな。 「……何を?」 「私もずうっとかがみだけを見てたから」 私の疑問を呆気なく無視してこなたの独白は続く。私も、この話は聞いておかなければ いけないような気がしてこなたの言葉に集中することにした。 「でもね、私どうしてもかがみから言わせたくて。告白するよりされたい 乙女ゴコロってやつかな。で、色々してみたわけですよ。前よりも 「で、あんたはいつまで乗ってんの。終わったんならさっさと退きなさいよ」 ん、ちょい待って。と起き上がろうとした私をこなたが制止する。 正直言って早く退いて欲しかった。ただでさえいつもよりも近い距離だというのに さらにこんな体制。こんな恋人同士、みたいな。