【リリカルなのは】ユーノ司書長はエロカワイイ48【無限書庫】
、、
\ヽ、
ヽ、
, :<´ ̄ ̄> 、}}ノ
ー=≠": : : : : : : : : : : : :\
/: : : :/: {: : ヽ: ヽ : : ヽ:ハ
i.: ::{ 斗-ハ: : :}十ト:i :}: :}: :}
| { :|:W示h: :j示Y j: :|: :l
v|八:代り ソ辷リ }/: :i /
Y:ヘ _ } : /′ 無限書庫はジメジメしないから好きです。
Yヽ. ヽノ /: /ヘ
ヽi{`>- イ´/W}<
/⌒ヽ /i>く´ }ヘ\}
{=x ノー ': ,/{/こ)'ヽ/ : l: : :`>: 、.._
/^こヽ{ : : : / :| ,ハ ∧: : }: : : : : : : : :`ヽ
ノ ヽノノ: : : : >:|/ || /: :`<: : : : : : :/: : : :}
∧/^Y,イ}: : : : く : {' l」/: : : :/ : : : : : /: : : : :|
/: :{^ノ|: /|: : : : : ヽヘ、/: : :/「^}___ {/: : : : : ヘ
,/ : 〃: ||/: |: : : : : : :\' : /{⌒ 'こ} :〈 : : : : : : :〉
アニメ2
http://anime.2ch.net/anime2/ ■前スレ
【リリカルなのは】ユーノ司書長はエロカワイイ45【無限書庫】(実質47)
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1212394852/ ■スレまとめサイト
無限書庫の風景(仮)
http://mugensyoko.hp.infoseek.co.jp/index.html 無限書庫の風景(仮)Wiki版
http://mugensyoko.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi ■ユーノ・スクライア司書長あぷろだ
http://www10.uploader.jp/home/sisyo/ ■関連スレ
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第73話☆
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1212585777/ 1期ではお供でパートナー、2期では縁(緑に非ず)の下の力持ち、3期では無自覚のフラグ乱獲者でした。
まとめサイトも大盛況の我らが司書長ユーノ・スクライアのキャラスレです。
愛が込められているなら、小ネタでも電波でもSSでも百合も801もノマカプもオールオッケー。
司書長の御旗の下、目を通す司書長代理の気持ちを考え健やかな司書活動をしていきましょう。
※ユーノ司書長からの司書(住人)の皆さんへのお願い。
・皆さん、紳士・淑女たる振る舞いをお願いします。
・次スレは、すみませんが
>>970の方が立ててください。
・また、司書の方も次スレが立つまでは一時的に業務を取りやめてください。
※先輩司書から新人司書(新入り)さんへのお願い。
・メール欄に「sage」を入れることを忘れちゃだめだぞ。
※司書諸兄への通達事項
・最初の一行が改行になっている報告書は内容が虚数空間に呑まれて消えてしまいます。書類作成の際はご注意を。
・ユーノスレを知らない・嫌いな人もいます。他所での発言には気をつけましょう。司書長の責任問題に発展しかねません。
・業務報告書(司書長観察日記)の最後には終了の印なり言葉なり入れてもらえると司書達の迷走が減ります。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/11(水) 16:16:32 ID:bjadlX0c
2ゲット!
/ / / `ヽ、
,′ | :/ / / / ヽ \ `ーイ
l │ l | / / /| | l |\ー 一'´
| /l -| 十! /- イ / | | ,' j ヽ
| l | W|_l_/| / |l ,' / メ/|: / /ハ: |
| :/こ| レ行ifヾ八{ /xく/ |/ / | j
| {{^ | |!込,,ソ イf巧トV / :/∨
| |ヽ.| | ` 込,ソ/ / /
| l | | , `ア7/ / j/
| l | | r- _ / レ/
/ l _/| |\ `ー ´ イ │
/ j_ 斗{ | l ヽ、_. < | │
>>1おつかれさま。
_,, -=二¨ ̄| : : :.∨| |\_| \ l | | | ジメジメしたのが嫌いだんなんて嘘だよね?
r< |: : : :.ヘ| |  ̄ ∧ l\ ,| | 昨晩は二人一緒にジメジメしてグチャグチャに●●●だったのにね
| `丶、 |: : : .: :| |、> /小 l: :.`| |
| \ |.: : : : | | / >oヘ |.: :│ |\
/ \ │: : : :| |./∠/|ヽ|│: :.| |∨|
>>1 まあ書庫がジメジメしてたら本ダメになるしねw
>>6 せやけどそれは(ry
∠二: : : :`ヽ/´  ̄ ̄ `丶
, '" ̄: : : : : : : : : : : : : : : :、:\/⌒\
/:/.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:ヘ\.:.:.:.: ヽ
l://.:.:/.:./ .:./ .:l.:.:,'.:.:{:.:.:.:.l.:.:ヽ.:.:.Vl:/ \.:.:.:.:',
/.:.:/.:. l:.:.:.!>ト/{.:.ハ.:.:斗<:l:.:.:.l.:l.:.:.:.:.ヽ.:.:.l
. l.:.:/.:.:.:.|:l.: レ■■■■■■ |.:.:l:|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |
. |:/!.:.:.: 从.:.{.■■■■■■'j.:.,' |.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |
>>1乙なの。
. j:ハ.:.:..Wト :.ゝ ' /.:/レ|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: | ジメジメなんて、
\:{ヽ|:小 V 7 彡'.:.|│l.:.:.:.:.:.:.:.:.| 泥棒猫ごとSLBで吹き飛ばしてやるなの!
` Y:| ヽ、 ´ ,.イ! .:./ |.:l.:.:.:.:.:.:.:. |
ヾ:ゝ ト≧≦ュ| リ/ |.:l.:.:.:.:.:.:.:.:|
____, /| >tく |ヽ、____|_l.:.:.:.:.:.:l.:.|
/ヽ::::::::::::::::/ |/ l只lヘ| l:::::::::::::::: ̄ヽ.:l.:|
|:::: ヘ ̄ ̄ {____|{{<ハ>}}_j ̄ ̄`メ:::::::::|.:l:|
|::::{ \ / ∨⌒∨ \ / l::::::::|.:.l|
/ll::::}\ ∨ \ ,VCV ∠ _∨ |::::/ハ :l|
{ }}:::::ン  ̄}__/ ̄`^<_/ /,弖 l ::{{ }:|
V__/ / / /:/`\r'〃ニフ }::V/ :|
{´ /了 ̄|l /:/  ̄ ̄`ヽ ヽ:/:.: |
∨ |l |::| / /.:.:.: |
∨ `ヽ、_,|::| /.:.:.:.:. |
\ ,イゝ=≧ト、 _/ l.:.:.:.:. |
>>1乙
ジメジメかぁ……
司書長室のソファーでお昼寝してたヴィヴィオがおねしょしちゃって、それに気付かず司書長がソファーに座るとなにやらお尻にジメジメとした感触が……
なんて電波を受信
あー、ジメジメしない無限書庫いいなー!!
司書長「ちょ、みなさんここ避暑地じゃないですから! そんなにたくさん人が来たら空調大変ですから!
そこの人勝手に本棚私物化しないで! アヒルちゃんとか半永久的に浮かべてみるのとかやめてください!」
ないかー。本局自体が人工物だもんな。
どこもかしこも快適なんだろうなちくしょー。
それと
>>1乙カレル
.、 ヽ::ー`、:;:;:;:;ヽ、 |、 l::、
.lヽ ___ \:;:;:`ー:;:;:;:l |;:^:;:;ヽ、
│;\ ー、: ̄`ー:;:;:;:;:;:;:;l /´ ̄ ̄`. ー、!_ ,.、
ヽ:;:;\ `ー-、_:;:;:;:;:;:;:! , -ニ` ー`'´ │
、 ゝ:;:;:;\ <_;:;:;:;: ;:;:;! , ' // 、|
l :`-`、:: ;:;:;:| ∠_:;:;:;:; /, イ. / , _/ / | l l ヽ
ヽ、:;:;:;:;:;:;:;:;::! ∠/, ,-/´ / / ///、,イ │.| | .!
\:;:;:;:;:;:;:;:.!/// .lヽ! , '| | .!/,'|ヽ、`ト /|│ | |、
ヽ` 、丶、:;:;:;:;/.// /ヽ!l| |.|‖ {':j`l/ |‐| /! ||、!
ヽ:;:;:; ̄::/〃 / 〃l|| `== 〈l' // リ'i !
\:;:/. |! -‐''ー、〃/|_|. |,〃" .__ ,ィ/ノ'〉/ ヽ.、
</ ,/:: ::::::::::::: \ ̄|. |' / | '´ 丶.、 乙だ
>>1。
/.-‐'´:::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::ヽ l.=_-ィ.| | ト, ツヴァイが不憫でなくなりますように。
/.'´:, -‐' ´ ̄ ̄丶、::::::: ヽ::::ヾ、!、::::::|lイ/' |.|
〈: ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::!:::::/ヾ、ゝ:llリ' |.!
/ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー-、::// :::`::、::、:ヽ !|
、〃\ _, ---_::::::::::::::::: /:// ::::::::: ::`ヽ::\ ||
;:ヽ〃 ! ___ `ー, -'´::::// `ー:::ー:-.、::\:::ヽ |!
:;:;:;ヽ .|'イ: \__二.>/ , '>::::/ !:::::::::::::::::::::::::::::.〉:::::〉 l'
;:;:;:;:;:;ヽ{- ̄___∠:</:: :::/ |:::::::::::::::::::::::::::./ ::::/
:;:;:;:;:;::ム‐''´ \:/ '´_ ̄ ̄ ! :::::::::::::::: / : イ
;:;:;:;:;:;:!  ̄ `'ー、jィ'´:::: ̄:ー-┘`ー:::::-ィ /|/ |
/l::,:,::「 ̄ ̄'‐、/ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::://|.|l, イ
. レl::l'"´ ̄`''‐,' ーヽ::::::: , ─‐、// |.|! |
. レl::l'"´ ̄`''‐,' ーヽ::::::: , ─‐、// |.|! |
>>8 うん、なのはさんには一生縁がないことでしょうからね
ユーノ自身がジメジメしてたらアルフさんがぶん殴って元気付けてくれそう。
そんな様子を見てたスバルが同じようにユーノをぶん殴ってみたら、
司書長の静かなる怒りに触れてガクガクブルブルしそう。
新参ゆえ質問が
このスレってエロの直接描写禁止?
ユノはや書きたいがエロパロスレのがいいのかどうか…
>>14 ここは全年齢だから無理。エロパロでがんばって。wktkさせていただきます。
さて、恒例の前スレスーパータイム一覧
986名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/06/11(水) 17:35:09 ID:QxtM9rYi
>>986なら次スレはスーパー大家族タイム!
988名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/06/11(水) 17:41:18 ID:RvUSuUah
>>988なら次スレはスーパー残業タイム
989名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/06/11(水) 17:41:48 ID:OXVq8jQ2
>>989なら次スレはアルティメットユノシグタイムだ!!
994名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/06/11(水) 17:55:10 ID:drb5hqO/
>>994 だったら……えーっと、IDに数字が入ってたら該当するナンバーズを盛り上げてみる。
また二桁&番外補完に、Aなら10、Bなら11、Cなら12、Fならギンガ、Sならスバル。
(それぞれファースト、セカンド)。うーん、無茶振りかな。まあ、機人タイムで!
Dならドクターでもいいよ。
1000名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/06/11(水) 18:00:15 ID:ZfPnI4E1
>>1000ならば、次スレはスーパーリインUタイムだ
アインスねえさまありがとうです
とりあえず、残業自重w
>>13 飼い主の怒りに触れてしゅんとしたわんこスバルを幻視
「もういいよ。だから元気出してね、スバル」
と言ってスバルを抱き締める司書長ですねわかります><
>>19 あんまりにもこのスレ特有のネタ多いと、エロパロで「淫獣スレに帰れ」言われるかも。
……まあエロの直接描写あるんなら「これをアニキャラ個別板に投下しろと!?」と吠えれば黙るだろうけどねw
/l
l:l __ __
l:l l´: : : : : :`:`: .<: : : :  ̄: .─ . _
__ ヽ ヽ: :  ̄: : ─ _: `: . . .、: : : : : : :`ヽ
-=ニ -─-、rー`.ミ、: : : :- 、: : : : :ヽ、 : : : :ヽ : .、: : : ヽ_
, -l: : : : : :l:l: \: :\.、: : : :\:\: :\ `_: .、ヽ ` 丶、
/ /: :/: : l: :l、l、: :\ 、:\ヽ、: : \:ヽ.、: ヽ: ヽ`ヽ l
. /. -//:/: :l : l: :l \\:\_.斗 _=ニヽ:ヽ ヽ: :\: ヽ l
////: :/: : l: : :l、:l _\'´ヽ /riー弌`i 、:l: :l-、l l\:l /
/: /: : l: l: :l : : :lヽl´ __ ヽ t乞ク l:ヽ l i): :l ヽ. _/
. //:l : : l: :l : l : l: :l. /r。弌 ´ ̄ l: :l、l/ l、: l >〉
/イ: :/:l: l|: : l: : l、l〈 iス.j:} l: :レ'l : l:l\l l
>>1乙です! 無限書庫良いですよね! 私も先生のお手伝い
l: /l/l l l : lヽ: l \ ゞ'゙ 〈 l: :l:l、 : :l l 、_ l 頑張りますから、その……う、上手く出来たらご褒美下さい
l/ l |l l: :l l:ヽ:l: : l r ¬ /l: l: :l:\:N\\ ね!!
l l lヽ:l l:l \: ヽ、 / l: l l、 l、: \ \\
V\ヽ/ l: :l|:/i` 、 /_ l: l r─-ヽl \\
l/l: l// l|、: :l/`´.r-. 、l: lー-.l:.:.r-、l \\
ヽl / l `</:l:.:l::::::::〃  ̄: l:.:.l l \
/ r── ヽ:::::l:.:l::: / :::::::::::: l:.:.l l
よし。IDに5があったからチンクを持ち上げるぜ。
チンクにパンクな格好させて、ゴスロリヴィータと並べたらスゲー良くね!?
>>22 せっかくdrって入ってるんだからドクターも出そうぜ
ドクターの作った新型の戦闘服を着てみたらゴスロリだったぐらいの勢いで
しかしドクターとチンクだけだとスレ違いになりそうな上、
そこに司書長を絡めらるのはかなり高難易度な罠があるんだ。
ヴィータとチンクの絡みは悪くない気がするんだよな。
成長しないロリ同士な上に、そこそこ精神年齢高い。
元犯罪者で管理局にこき使われた/こき使われる。
はやて(家族)が大切/妹たち(家族)が大切。
二人が話してるところにユーノがお茶でも入れればいいよ。
こんな感じで。
「そういえば、ラボにいた頃、ドクターに妙にひらひらした服を着せられてな」
「あー……アタシもあるよ。はやてと、時々シャマルが裏で手を引いててさ」
「私の場合はクアットロだったな。そして、そうするとノーヴェがやたら絡んできてな……」
「アタシの場合はなのはだったよ……抱きしめられたり振り回されたり大変だったなー」
「お互い苦労するな」
「全くだ」
「はい、お茶が入りましたよー」
「む、すまないな。司書長自ら」
「気にすんなって」
「ヴィータが言うかな」
「「「あっはっはっは」」」
連投ごめす。
6月15日にユーノ×なのは×ヴィヴィオの
同人誌が発売されるべ。内容は親子丼
>>26 ヴィヴィオが一生懸命ユーノのために親子丼の作り方を習うんですね、わかります。
>>26 どこだ!?
つか、ヴィヴィオはどっちのヴィヴィオだっ!?
ちっちゃい方か!? それとも聖王様かっ!?
>>28 そういやもうすぐ父の日だねえ…
ヴィヴィオは司書長になにをあげるんだろう?
ヴィヴィオは、司書長に、大切なものを奪われてしまいました。
貴女の心です
宣伝乙
って言わないといけない話はやめてくれ。
まあ、他人が他所のサイト晒すのはNGだろうが、もしも本人が自分で晒すんなら別に構わんが。
司書長関連の同人(漫画系)は稀少だから、情報があるのは正直嬉しい。
やべぇ,そうだんですか。あまりにも嬉しかったから
みんなに教えようとしたしたのが裏目にでちゃった
サーセンorz
>>1乙
司書長、先に家に帰りな!
残業は俺がやる、なぁに俺もすぐに帰るさ!
・・・そしたら、彼女にプロポーズするんだ・・・・・・
ん、なんだあの本の山はうわあああああああああああああry
>>36 どんまいです。こういう時はさり気無く検索ワードになりそうな単語を書けばいいのですよ。
……にしてもサンプル見る限りでは、見事なフェレット要因だけだよな、司書長きゅんは
>>37 無茶しやがって………。
だが、お前の犠牲で司書長の健康は保たれる。無駄にはならんぞ(ホロリ
自分で残業自重と言いながら、何か使えそうなデムパ来たな。
うし、一本挑戦してみるか。
五人娘と同い年だと思ってたら、自己申告した年齢が実は数え年で一歳年下だったので、
そのことを知った五人娘に急にお姉さんぶられて、辟易するユーノきゅんという電波を受信
スーパー残業タイムとは言うものの、次元航行部隊とか多分昼夜関係ないだろうし、
とれに伴って無限書庫も昼夜関係なく業務してるイメージがあるんだよな。
残業していて他の司書達が一人もいない無限書庫
「秘儀!ずっと大回転!!」
とグルグル回りまくっている司書長だったが
「・・・・・・・た、楽しそうだね、ユーノくん」
労をねぎらいにきたなのはさんが目撃してしまうのだった
>>43 つまり無限書庫がいわゆるこの世の地獄の如き職場でないとしても、
二交代、或いは三交代制であると考えられるわけで、
それは取りも直さず司書長と並ぶ何者かの存在を示唆する事になるわけか。
考えてみれば司書長の処理能力に何らかの先天的裏付けでもない限りは、
同等の能力の持ち主が居ても不思議はないんだよな。
前スレ
>>832 つまりこういうことですか?
「うわぁぁぁぁん・・・ひどすぎるぅ・・・あんまりだ。僕が何したっていうんだ」
『ふっふっふ。さぁ今回は凄いですよハラオウン!
毎週毎週工作室ででっかい開発品を組み立ててると掃除業者に嫌われるため、
私は戦闘用機動兵器(ガジェット)のコストダウンとコンパクト化に着手! まさに必要は発明の母!
今回の作品タイトルは…』
[てい]
「あんまりだぁ。何がひどいってその仕打ちなんだ。
なのは、無限書庫に来たときには上機嫌だったんだ。
それは良かったんだけど…」
『ななななにを無造作かつ一撃の元に私の作品を破壊するのだハラオウン!』
「僕もお前を見習って開発してみたんだ。名づけて駄作破壊装置《グッバイ・シングル》(サヨナラ独身)
−なかなかいい出来だろう?
『ふざけないでくださいっ!? 私は認めませんよっ!
そんなデバイスでもない科学も知性も欠片も感じられないような棒切れを《装置》などと!
歯車様の罰を受けることになりますよ!』
[そうだな、次の課題は軽量化かな]
『ああっ! しかも私の真似をっ!』
「彼女、なにか凄く嬉しそうに僕に聞くんだ。(今日の私、何か違わないかな?)って。
可愛いと思うだろう? 僕もそう思ったよ」
『君がそういう人間だとは思わなかったよ! まったく見損ないました!
私自らの手で、機動兵器から戦闘機人、
はてはあらゆる人造器物による力を得るという崇高な理想を掲げる私に真っ向から歯向かうとは!
なかなかやるではないですか!』
[そのとおりだ]
「そう、妻子持ちの君でもそう思うよねクロノ。当然僕もそう思ってたんだ。
彼女はにこにこ笑いながら僕の答えを待っていたよ。
でも残念だけどクロノ、僕にはなのはが、前に会ったときとまったく変わらないように見えたんだ。
だから僕は素直に、わからない、って言ったんだ。でも普通、そのくらいで怒るのかな?
実際彼女は怒り出して…」
『ふっふっふ、あなたの宣戦布告、確かに受け取りました。
ですが私には次なる開発のアイデアがあるのです…』
[次の開発?]
『その通り』
「そうなんだ。なのはは怒り出したんだ。僕は謝ったよ。
あれだけ謝ったのは、フェレットに変身していた事が、海鳴のみんなにバレたとき以来だよ。
・・・この前、フェイトとの約束をすっぽかしたときもだって? まぁいいじゃないか、僕は謝ったんだよ…」
『ふっふっふ、これまで貴方にはかろうじて勝利を与えてきましたが、
これの出現によってそのバランスは一気に崩れ去ります…』
「なのはは許してくれなかったんだ。それでも僕は謝ったんだよ。
その姿を見ればきっと君も、無限書庫への資料請求を減らしたくなったと思うよ。それくらい謝ったんだ。
だって考えてみたら、僕は何も悪いことをしていないじゃないか。わからなかったけど」
『いいですかハラオウン。今回は実に画期的ですよ。
この前報告があった、新たに発見されたベルカ遺跡、そこに埋もれていた古代の設計図を手に入れたのですよ』
[自ら開発、とか、アイデア、というのは何処に行ったんだ、おい]
「そうか、君も怒ってくれるんだね!
何しろなのはは…」
「うるっさぁぁぁぁぁいっ!」
内容にかなりこじつけがありますがご容赦を。
それにしても胸が0.2cm増量したからって、
それを解らなかった司書長に桃色怪光線は酷すぎます教導官。
最後の叫びは「お黙りなさい」系でも「お静かに願います」系でも可。
もちろん誰が言ったかもご想像ください。
ところで検索魔法と読者魔法って脳に負担かけるのか?
かけるのであれば司書長の寿命が・・・・・・
>>49 そういうSSも確かに有るけど、
普通に酷い頭痛に悩まされる程度で済むと思うんだが。
ふと、眼に隈を作りながらバ○ァリンをスナック菓子ごとくバリボリ食いながら仕事してる司書長を幻視したw
よく寝不足司書長のSSを見かけるんだけど、結界って外側と内側で時間の流れが違うんだよね。
って事は、外側では短い時間だけど結界の中はそれなりの時間を寝てたりして。
ぼーーっと仕事中に考えてたんだが
人間同士をつなげることは出来ないだろうか?
いや、いやいやいや、性的な意味ではなくてね?
空いてる他人のマルチタスクを、デバイスを仲立ちにして利用するって感じで
共有というか何と言うか。漫画でもイメージトレーニングとか授業中にやってたし
そういう頭に直接働きかける事もデバイスは可能なんじゃないかなーって。
で、司書長の背中に寄りかかりながら、マルチタスクの共有と消費魔力の補給
をして仕事の手伝いをしてる教導官って可愛いよなぁっていう。
それで、その内居心地が良くて居眠りしてしまう教導官っていう、ね?
>>52 でもそれって下手すると相手の深層意識に迷い込んでしまいそうな気が…
何故か自分の中で司書長は心の奥底にとんでもないものを飼ってるイメージがある。
よって玄人だろうとお勧めできない。
誰にだってアレなところはあるぞというノンポリ思想
>>53 まぁ、そうなんだよね。
そこはレイハさんの腕の見せ所かつ、アルトでネリコな的ナ
「こんな深い所まで見せるのは、なのは(ユーの君)しか居ないんだから…」
みたいなね。
>>53 そういえば昔そういったネタでイドの怪物とかいうのがあったな。
いよいよグレアムの死期が近づいてユーノの使い魔となったリーゼ姉妹ですね
ところがどっこい、StSでは既にリーゼ姉妹は死んでおります。
某執務官/0を読んでいて
自己催眠の魔術で意識を解体する休眠法を使っている司書長の電波が受信して
自分を無限書庫のパーツの1部に過ぎないと考えている司書長の電波も受信してしまった
>>55 それの物語的に9歳ユーノは味方ですな。
あ、執務官が鼻血ぶちまけながら司書長に突貫した。
冥王化した教導官と不憫長も続いた。三人とも帰ってこれることを祈ろう(8階あたりはやばいだろうな)
いつになったらすずユーのエロ本がでるかな
すずかの巨乳をここぞと堪能するのをさ
といった感じに司書諸君もでてほしい同人誌とかないかい?(ノーマルとわず
>>58 2期の時点でグレアムさん結構老けてそうな感じだったから
3期でそうなっても不思議では無いが…
>>62 リインU×フェレットユーノかな。全年齢なら既に何本かあるけど、
18禁でこの組み合わせが欲しい。アギトも加わるならなおよし。
たしかに脳の容量が重要な設定の作品だと結構あるな。
通信魔法で共有して協力技とか、薬や催眠で心を失わせて脳の容量を奪う悪役とか。
>>61>>63 アンソロでクロノがリーゼ姉妹が使っていた仮面を「知人の遺品だ」と言ってたから。
……やっぱり無理がある? 描いて他のが長谷川氏だから、公式なのかなーと思ってたんだが。
流石にアンソロ掲載分まではなあ
あれ引っ張ると司書長がまじ変態臭くなるし、なのはさんの司書長との関係がある意味進捗してそうだしw
>>66 仮に本当に死んでいたとしても、死ぬ前に主人の交代をしたとすればここでは問題ないかと。
グレアムが頼んでユーノが同意したとか、死の間際に遺言を残して弁護士的な人の仲介でとか。
(まず交代できるかどうかが分からないけど。)
>>62 ユーアリやユーすずのナニをマンガで読みたいってのはある
あいんほるんのユノヴィーは買えるだろうか
司書長がフェレット⇔人間の変身シークエンスが声優がアドリブぶちかましまくった某CGアニメそのものという電波を受信した
「ユーノ、へんしぃ〜ん」(ガチャンガチャンガチャン)
買えなかったら作ればいいじゃない
思春期を迎えてシャマルやシグナムやリンディさんを意識しちゃうユーノきゅんをいてこましたい
>>68 逆に考えられないか?
ご老体に余生を安泰に過ごしてもらおうと、ユーノが親切心でリーゼ姉妹引き取った。
或いは過ごしてもらいたいとリーゼ姉妹に頼まれて引き取ったとか
グレアム一人寂しくなる(後者だと確信犯)かもだが。。。
>>62 リリなのNNSの掲載文くらいだな見たことあるの
我らの司書長も謎多いキャラだけど不憫王も謎多いな。
闇の書はいつからいたのか?何故一人暮らしなのか?などなど過去話は全部あやふやになあってるからな。
司書長と不憫王が共に聖王のプロトタイプだとしても違和感ないな。
処理特化の司書長と魔力特化の不憫王。それらのデータから聖王ができたとか
電波が広がっていくぜ!
それ不憫王ちゃう、不憫長や
デバイス作製を手伝ったくだりで親睦を深めていると信じて疑わない
司書長が、三人娘の知らないうちに結婚してたという電波が来た。
ヴィヴィオを見ていて子どもが欲しくなったんで、丁度交際してた女性司書とあっさりゴールインみたいな。
>>62 描くのは無理だが書くのなら…けど現時点では発情期とかベッタベタのしか思いつかない罠
なんでいい案があったらぷりーず。電波受信したら案を頂きますデス。
>>78 別に発情期じゃなくてもいいんじゃないか?
姉のほうだって発情期じゃなくても恭ちゃんとやることやってたし
>>77 生まれた息子が聖王様に調きょ……幼馴染みとして仲良くなる姿が目に浮かぶw
>>81 ちょ……GJ。
しかしカオスにも程がある。
アリサはまだですか?
>>81 GJ!!
この かおす が むげんしょこを あらわして いる
>>81 GJ!!
司書長無しでもある程度は良いのでは?
>>74 余生を安泰に、となると、逆にリーゼ姉妹は主のお世話があるから他人のところにはいかないんじゃないかと。管理局辞めてるから、魔力はそれこそ使い魔の維持だけに注げるわけだし要らぬ負担でもないし。
闇の書事件でもあれだけ主のために動き回ったり、主を庇ったりする忠誠心を見せてたのに……そんな主従を引き離そうだなんて司書長ひどいよw
まあ、ネタはともかく。
使い魔システムの詳細が不明だから何とも言えないけど、使い魔契約の更新というか譲渡ってのは本来あり得ないんじゃないかとも考えられるんだよね。
プレシアさんが言ってたように、目的が達せられたら普通は消えてしまう、というかあの状況だと、使い魔が自身の意志で消えることできるみたいだし。
猫姉妹がどういう契約で使い魔になっているかは分からないけど、まさかアルフと同じでファラリスの教義のような契約を結んでるとも思えないし。
使い魔が主から離れて自由に過ごす、ってのは不義理というか、ある種の裏切りに思えてどうにも想像しにくい。使い魔は主と共にある、って固定観念が働いてるせいだろうけど。
そういう意味じゃ自由に妄想できる人が羨ましい。
でもねこ姉妹って、アルフよりスペックが高そうだけど。そんな高性能な使い魔を2体も維持するなんて、司書長の魔力でできるんだろうか?
負担は使い魔の性能に比例するみたいだし。魔力消費抑えてロリ化とかは可能だろうけど、愛玩動物(三期のアルフがまさにそれに近いけど)じゃないんだし、本来の性能が発揮できない使い魔ってある意味可哀想なんだが。
>>62 いまのところこれ、という要望はないなぁ。少ないなりに出てるから。まあ、SSではなく、漫画の方でもっと出てほしい、ってのはあるけど。
すずか自体が、よそじゃ完全に空気だからなぁ……アリサみたいに単独で盛り上がってるところも知る限りではないし。ノーマルでも数、少ないのに、エロとなるとなぁ……
絵師ですずか好きはたまにいるけど、そこから18禁いけて、かつ司書長とのCPがいける、って人は……orz
あさなのーあさなのー
朝御飯食べて仕事にいくのー
>>81 いつもながらGJです。獣耳の違和感の無さは流石ですね
>>86 OK、月末までになんとかしてみる。絵は無理だけどSSを書こう。もし良ければいつもの絵師さんに頼みたいなぁ、なんて、無理か
後、バーニングアリサは嫌いだ。内容と絵がどうしても気に入らない。
内容しっかりしてるSSは見たこと無い。それこそ自己投影と言うかキモい女もどきばかり
バーニングアリサも(RING含め)、その他のアリサ主体モノもそんな感じ。
すずかが本当に目立ってるSSって稀だしなぁ…某スレはなのは達の魔法が好きとかじゃなくてキャラ重視
管理局ヘイトというか魔法文明ヘイトっぽい。オリキャラ含めて全体的に好き。
すずユー、ユーすず…巨乳…。リリなの世界が一切必要ないSSになるんだよね、アリサとすずか
ヴィヴィオ、アリサ、すずか、ギンガ、ナンバーズ、アインスが書きやすいのは魔法考えなくてもいいからなんだ
練習用に、今までに絵の描かれてないアリユーでも書いてみようと思うけど、夜と朝を抜いて、考えつくシチュがデートか食事…
アリユーで日常 非日常で非バトル物・・・今日明日休みだから頑張ってみるよ
>>86 わりと多いと思うぞ、ユノすずの絵とかSSとか
なければ作ってしまえ
>>85 それは使い魔と主がどのような関係かにもよるね。
例えばフェイトとアルフは家族とはいってもあくまで主従の関係に見える。恐らくフェイトが死んだらアルフも消えるだろう。
でもリーゼ達はグレアムのことを「父様」と呼んでることから主従と言うよりかはむしろ親子に近いのかもしれない。
とすると契約の譲渡も嫁に出すみたいなものであり、わt……リーゼがユースケのお嫁さんになってもおかしくないのよ!
>>88 お前さんのそのユーすず気概は買うが、その言いぐさは色々とカドが立つぜ
天に唾を吐くようなマネして自分だけじゃなく他人まで巻き込むのは勘弁な
(先の件もあるし、もう手遅れかもしれんが)
( 'A`)< さぁ、朝ごはんだ。
つ 焼肉
司書長の毎朝の日課はフェレット状態での狩り
>>92 そうは言うが、言わなかったら言わなかったで非管理局側キャラに一時期のシャーリーみたいなネガイメージがこびり付くんよ
これ以上傷口が広がって最悪の事態にならないようにするためにも、言うべきことを言う。そんだけ
('A`)<司書たるもの朝から肉は当然だよ?もしくは丸一日食事無し。
>>90 消えると思うというより、使い魔は、主が死ぬと消滅あるいは元に戻るんじゃなかったっけ?主が維持してるからこそ存在できるわけで。
>>91 同じユーすず派の人間が注意してくれたらいいんだけどな。その方が効果的だと思うんだが。
>>92 最近、スルー=黙認と言う名の支援、なんて脳内変換されるんだぜ……消えるどころか昔に比べ、明らかにそういう発言が増えてるし。
>88
あなたがユーすず好きなのは分かったが、それを免罪符に他のキャラを貶めないでほしい。
おかげで最近ユーすず物が増えたのに素直に楽しめないんよ。
あなたがそういう発言するたびに、スレの雰囲気が明らかに悪くなってます。
ここはアンチスレじゃないんだ。アンチやりたいなら、アンチスレで存分にやって下さい。
沸点低いな、最近。
ここに限った話じゃないけど。
じゃあ新ジャンル ユーアギってどうだろう
アギトがちょっとリインUに意地悪してやろうと
リインUからフェレットを取り上げた事がきっかけとなって…
('A`)<仮面司書長アギト参上!
それにしても、もっとちゃんとしたらしさのある一行AAないもんかね
>>101 それは、普通にアギトとユニゾンした状態ってことかい?
ならば私と間接合体したってことだな!!今行くぞおおおユノユノオオオォォォオ
・・・シグシグアギトで司書長G3かG4でいいんじゃね?ギルスが思い浮かばんが・・・。
>>99 そりゃあ……長きに渡る粘着なヘイト活動の結果だな。これだけ続けば沸点だって下がるわな……
温厚な人達だっていい加減にしろと言いたくなるだろ。
ご愁傷さまなのは、まっとうなすずか派というか非主流派の人か。下手すれば同類に見られるもんな。
他の司書達から、「これだから○○派は」とひとくくりに扱われ始めたら、もう目も当てられん。その兆候は見え始めてるし。
ここに平穏な空気が戻るのを祈るばかりだが……元凶に自覚がないようなので厳しいか。
>>102 ('A`)<思い切ってキングフォームを用意しました
えっと、SS投下、おk?
OKどんと恋
ほにゃらば行きます。そして、えーっと、なんかちょっと気を使うべき流れなのかもしれませんが、
以前絵師様によって投下されたバニーガールすずかさんを元ネタにしたSSなのでございます。
たまには月村家総出演にしてみましたが、アニメしか知らないので描写が甘くても許してください。
アンチじゃないよ。ユーすずラブだよ。ホントだよ?
では、19歳頃のお話ですよということを踏まえた上で、テイク・オフ。
「いらっしゃいませ、ユーノ様」
中学生の頃にユーノ・スクライアが月村すずかと交際するようになってから、はや数年。
通い慣れた月村邸を訪れたユーノを待っていたのは、Yシャツに黒いスーツパンツとベストを着こなしたノエルだった。
怜悧な面立ちに似合い過ぎているその姿は、バーテンダーかソムリエか、はたまたディーラーといった感じだ。
背筋を伸ばしたノエルは片腕を胸の前で折り、恭しくお辞儀をする。
「ユーノ様、今日は趣向を変えたゲームを御用意しました」
「ゲーム……?」
「ええ。こちらへどうぞ」
初めて見る装いに驚きに目を丸くするばかりのユーノに、身体を起こしたノエルは静かにそう告げた。
言外に決定事項だという重みを加えたその言葉に、ユーノは少し戸惑いながらも大人しく従う。
袖口にカフス、衣装用めいた薄いタイをカッチリと決めたノエルにユーノが誘われたのは月村邸の地下。
ユーノの記憶では確かホームバーだったはずのその場所は、照明が落とされて真っ暗になっていた。
シンと静まり返った部屋に、カツッと革靴の底を鳴らしたノエルが声を通す。
「お連れしました」
その声の残響が消えると共に、広大な部屋の正面の一角にバンと照明が焚かれた。
眩しさに腕で目元を隠すユーノだったが、漂白された視界が徐々に色を取り戻していく。
そして――
「な……」
思わずユーノが呟く。
慣れてなおまばゆい照明の下には、カジノにあるようなポーカーテーブル。
そして、いかにもマフィア風の仕立ての良いスーツを着た月村忍と、彼女に付き従う二人のバニーガール。
可愛らしさと妖艶さを兼ね備えた月村すずかと、可愛らしいファリン・K・エーアリヒカイトの姿があった。
露出度の高い衣装を従えるように着こなすすずかと、耳まで赤くしておろおろとしているファリン。
それぞれ魅力的な好対照の二人の美女を両脇に飾り、葉巻を咥えた忍がニヤリと笑う。
「ようこそ、ユーノ・スクライア。当カジノはキミを歓迎するよ」
両手を鷹揚に広げ、腹から声を出して厚みのある声で宣言する忍。
傾けた帽子で片目を隠すマフィア風の美女は、全力でこの『遊び』を楽しむ気満々だった。
「ふむ、その顔はこう問いたげだね。『僕の恋人がなぜそこにいる』と。くくく、彼女の家は事業に失敗してね。
融資の代償として私が頂いたのだよ。――だが、なかなか心を開いてくれなくてね。こう見えて私も紳士だ。
彼女の心を開くまでは手を出すことはできない。私は彼女に尋ね――そうして、彼女は答えたのだ――」
朗々と、バリトン歌手が歌い上げるように演技過剰に説明をする忍。
その横ではすずかが心苦しげにバニースーツに包まれた豊満な胸元に手を当て、顔を俯けている。
どうやら彼女もノリノリらしい。そんなことをユーノが頭の片隅で思っていると忍はさらに言葉を続けた。
「『私には将来を誓った恋人がいる』と! 彼と勝負し、勝利したのなら私はこの身を貴方に捧げましょう。
しかし、もし私の恋人が勝利したのなら、私を彼の元に返して欲しいと!!」
設定を語り終えた忍は満足げに瞼を閉じて余韻に浸ると、巻かずに流した長マフラーをスーツと共に翻す。
ファリンは慌ててその後をとてとてと追い、すずかは祈るような瞳をユーノに向けてから後に続く。
「さあ、勝負だ! 彼女を真に愛しているというのなら、私に勝利してみせるがいい!!」
ドカリと椅子に腰を降ろす忍が、二人のバニーガールの細腰を掴みながら対戦相手を振り返る。
演技とはいえ恋人を奪われたユーノは、やや力強い足取りで離れた椅子に腰掛け、忍に鋭い視線を向けた。
「ディーラー!」
フン、と鼻を鳴らした忍がテーブルをノックして短く告げると、ノエルが真新しいトランプの封を切った。
ポーカーテーブルは半月状。弧を描く部分に忍とユーノが座り、平面部分にディーラーのノエルが立っている。
ノエルはジョーカーを抜いたトランプを、カードが揃っていることを示すために広げて対決する二人に示す。
畳み、整えた山を二つに分け、それぞれ片手で反らして持ち、テーブルの上でパタパタと交互に重ねあわせた。
そのリッフルシャッフルを二回、カード数枚を上から下へ運ぶオーソドックスなミックスを十数回行う。
鮮やかな照明に隠され、五人がいるポーカーテーブル以外は闇に覆われている。
その中でノエルの手によって鮮やかに行われたシャッフルは、ここが本物のカジノのように思わせた。
静かな空間にカードを切る音が鋭く響き、雰囲気にあてられたファリンが息を飲む音が聞こえてくる。
カードが配られはじめると、すずかが忍の腕をするりとほどき、ユーノの側に立った。
柔らかく波打つ高貴な紫色の髪が、頬を寄せる仕草にあわせてユーノの頬と肩口を撫でる。
十日ぶりに逢った恋人とのはじめての接触に、ユーノはそれだけで身体に熱が灯る感覚を覚えた。
髪と露出した肌からふわりと甘い香りが漂って、優しい世界に誘うように鼻腔をくすぐる。
そっと肩と手の上に白魚のような手を添えたすずかは、ユーノの耳元で祈るように囁いた。
「頑張って、ユーノくん。お願い……私を助けて……」
恋人に切実な声で願われて、奮い立たない男はいない。
それはたとえ仕組まれた遊びの上だとしても変わらなかった。
配られた五枚のカードを開く頃にはユーノの瞳に光が宿り、それを見た忍はニヤリと笑った。
☆
勝負は一進一退、しかし常に忍がリードする形で続いていた。
さらに忍はときおりバニーガール姿に恥らうファリンの身体を撫で回し、ユーノを挑発した。
『私が勝てば、すずかもこんな目に……いや、もっと淫靡ではしたない目にあうぞ――』
そんな挑発を受け、すずかの祈りを一身に受け、しかし敗北が近づいていたその時、奇跡が起きた。
ロイヤル・ストレート・フラッシュ――
出来すぎた展開に、ユーノはこれが遊びだということを思い出し、ディーラーの技量を内心で褒め讃える。
まあ、それでも。仕組まれたものでも勝利は勝利。ユーノは高らかにカードをオープンして逆転劇を演じた。
「ロイヤル・ストレート・フラッシュ……僕の勝ちです」
パタタっとカードを片手で滑らかに広げて力強く宣言する。ここまでつき合わされたのだ。
ユーノとしても、多少の演技くらいは許して欲しいところだった。
『バカな……!』と目を見開いて葉巻をポロリと落とし、迫真の演技で悔しがる忍。
『OH……!!』とアメリカナイズな身振りで肩を竦めて首を横に振り、降参を示すノエル。
『わーっ! すごいです!』と仕組まれたものと気付かないで我がことのように大喜びするファリン。
そして――
「ありがとう……ユーノくん……っ」
バニーガール姿のすずかにぎゅうっと愛情たっぷりに抱きしめられ、ユーノは戦いに勝利で幕を閉じる。
半ば露出した豊満な胸の谷間に顔を挟まれたユーノが耳まで赤くなったことは言うまでも無いことだった。
抱擁を終えると、ユーノが席を立ち、すずかと改めて向かい合う。
奇跡の大逆転で売られた恋人を取り返した青年が、ラストシーンにすることは唯一つ。
「すずか……」
「ユーノくん……」
高貴な紫色の髪を撫で、露出した肩から腕へすべり、くびれた腰に腕を回す。
取り戻した恋人の美しさを確かめるようにして抱き寄せると、ユーノはすずかに唇を重ねた。
情熱的な口付けは、ラストシーンに相応しく、甘く果てなく続いていった――。
☆
「はい、そこまでー。それ以上続けると、ファリンが卒倒しちゃうからねーっ」
パンパン、という拍手と、朗らかな忍の言葉によって口付けが中断させられる。
照明が通常の強さに落とされ、地下室全体が明るく照らされる。
照明の影に隠れていたホームバーが姿を現すと、今までの舞台めいた空気はなくなっていた。
「ん……あ……」
「はふ……」
ちゅっと音を立ててキスを終えると、ユーノとすずかは額をくっつけながら唾液にぬらつく自分の唇を舐めた。
久しぶりのキスを堪能した二人は、心の底から満足したような恍惚としたため息をついてから、そっと離れていく。
そんな二人を、忍は笑顔で、ノエルは微笑みながら、ファリンは真っ赤になって俯きながらチラチラと見ていた。
「どうだった? ユーノくん。私がプロデュースしたこのゲームは」
「……面白かったですよ。本当に。楽しませて頂きました」
本当に没頭していたため、ユーノが降参したような苦笑をしてから笑顔を浮かべる。
すずかはそんなユーノの腕を両手で大切に絡めて寄り添っていた。
「すずかも楽しめたみたいね。どお? ユーノくんに惚れ直した?」
「うんっ! 私のために頑張ってるユーノくん、本当にかっこよかったよー!!」
すずかは明るく言いながら、斜め後ろからユーノの背中と肩に身体をすり寄せて甘えている。
本当に惚れ直したようで、頬はうっすらとピンク色に染まり、どこまでも嬉しげだった。
「やっぱ男の子なら、一度くらいは恋人を賭けて戦って勝っておかないとね。んー、ゴホンッ!
『それじゃあ、約束通りその娘は開放する。晴れて自由の身だ。言っただろう? 私は紳士だとな』」
帽子を人差し指でついっと持ち上げ、忍がフッと微笑んでウィンクを決める。
んーーっと伸びをすると、ノエルとファリンを連れて満足げにカジノを後にした。
ユーノとすずかは、静かになった広いホームバーに二人、ぽつんと取り残される。
「ふふ、お姉ちゃんったら。……私たちもいこう?」
くすくすと笑うすずかに甘えるように促されると、ユーノも地下室を後にした。
☆
そうして。
すずかの部屋に連れられたユーノは、ベッドに押し倒されるなり口を開いた。
「えっと、それですずかは、なんでまだバニーガールの姿をしてるの?」
「だって、私はこの姿のまま開放されたんだよ? この服しか持ってないのは当たり前だよ」
ギャンブルの設定を引きずるすずかに、ユーノが苦笑する。
ベッドに四つん這いになったすずかは、ユーノを見つめながら、胸元に指を入れてくっと開いた。
ただでさえ露出していた胸元がさらに強調される。こぼれそうな柔肉にユーノの目はすっかり釘付けだった。
頭を飾っているウサ耳は可愛らしく、ストッキングに包まれた美脚が白い胸元とコントラストを描いている。
魅了の魔法で作られたようなすずかの姿に、ユーノは言葉を失ってしまった。
「さっきのユーノくん、かっこよかったよ……。ねぇ、私はいま、ウサギさんなんだよ? かよわいウサギさん。
いつもは私が噛んじゃってるけど……今日はね? ユーノくんに噛んで欲しいな……襲って欲しいの……」
恋人を助けた青年はエンドクレジットの後の官能的な展開に、息を飲み、ごくっと咽喉を鳴らしてしまう。
スラックスの下では、彼の分身であるフェレット状のモノが硬く身体を起こして熱く疼いていた。
「ね、ユーノくん……今日はオオカミさんになって? そうして、私を美味しく食べて欲しいな……♪」
最後に耳元で囁かれ、ユーノの理性が勢い良く限界を突破する。
ぐるんと身体の位置を入れ替えて押し倒されたウサギさんは、オオカミさんに食べられてしまいましたとさ。おしまい。
以上です。詳細なギャンブル描写とか無理でした。
ごめんなさい。そしてありがとうございました。ノシ
>>103 同じ非主流派でも管理局に近い側はそうでもないのに、海鳴在住組は風当たりが強い
三人娘を以外を非主流派と定義するならば・・・・だけど
>>112 だからはやくエロパロで続きを書けと何度も(ry
GJでした。あの絵からここまで話を持ってくるのがすばらしい
>>113 主流派、非主流派以前にそもそも○○派だと定義づけること自体間違ってると思うがね
このスレ内で派閥を作る(定義づける・レッテルを貼る)ことは無駄な軋轢を生むだけだ
さて、仕事だ
司書長〜
会いたかったですー
やっと書き込める…かな?
>>115 ここは何時だって司書長を愛でる為のスレで、主張を押し付けあう場所じゃないって理解してれば良いんだけどな
俺だって、司書長に誰も彼もが惚れたはれたってのには少々閉口してるが皆が楽しそうなら何も言う必要は感じない
特定キャラを貶めたいが為に、司書長や他のキャラを利用されるのは許容すべきではないマナーの域だ
('A`)<無限書庫は一緒に某黒提督の量という名の暴力と戦ってくれる人なら誰でもOKです。
おお、長い閉鎖時間が終わりましたか。さてと業務再開といきますか?
司書長の短い休暇が終わったみたいだなぁ
無限書庫よ、私は帰ってきた!(S.L.B.発射)
ようやく書き込めるなw
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/13(金) 18:51:57 ID:K82Rtsb9
司書長、ようやくヴィヴィオとザフィーラが付き合い出したショックから抜け出したようです
既成事実ありだからこの期間の長さはしょうがない
まさかの臨時休館日とは、
司書長休日はどうでした?
1:「自室で読書をして過ごした。」
2:「前々から行こうと思っていた遺跡発掘に行った。」
3:「○○と一緒に過ごした。」
さぁ、皆さんはどれだと思いますか?
ちなみに俺は3で『リンディさんとお茶会していた』に1000ペリカ。
疲労が限界に来たからあた…アルフを抱きしめて寝てたのさ
ふむ。今までは久々の長期休暇だったのかな
何? たったの一日だって?
はっはっは、無限書庫では8時間以上の休みはすべて長期休暇ですよ
べ、別に一日合えなかったからって寂しくなんかなかったんだからねっ!
>>126 5:「恋する乙女達とおっかけっこをしていた」
スレに繋がらない→
ユーノ過労で倒れる→
たまたまそこにいたはやてが看病→
それを見てもやもやするなのはさんがヤンデレ化→
事情察したフェイトさんが画策してユーノとなのはを接近させようと…
…まで妄想していたが、いざ復旧すると霧散してしまうから困る
('A`)無限書庫は滅びぬ、何度でも蘇るさ!
('A`)ああぁ〜目が〜目が 〜
>>132 あるある、仕事中ほど電波の受信率がよくて書き込める状態になると忘れてしまうんですね、
わかります
>>130 アリサ乙、というか笑顔でこいこいと司書長が誘ってますから胸に飛び込んだらどうですか?
ただいま〜
親戚に14歳差の兄妹がいてそこから思ったんだが
ヴィヴィオが司書長をお兄ちゃんと呼んでも問題ないよな?
おお、復活。何で唐突に休暇が入ったのかよくわかんなかったけど、久々に休暇でしたねw
…さて、久しぶりに司書長室にでも行って司書長とお茶でもしてくるか
さあ、遅れた分を取り返すため徹夜だよ?
>>137 徹夜でスーパータイムですか、誰のをやるの?
臨時休館日で司書長に会えなかった教導官が怒って近くの鯖、SLBで吹き飛ばしたらしいです
無限書庫よ!わたしは帰ってきたなのおおおぉぉぉぉ!!!
書庫にSLBが打ち込まれましたが無害です
スーパーニートに大家族が残業させるタイム
>>132 →画策の段取りでフェイトが近づいたら何時の間にかフェイトがユーノと結婚してました
よし、完璧
休暇明けなのに帰ってきたような安心感。これが司書か。
あと
>>112GJ!
ただいま戻りました。司書長。
>>140 残業と不眠という電波を受信して、一本書いている俺にどうしろとw
無限書庫よ私は帰ってきたぁぁぁぁぁぁ
教導官自重してください・・・・
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/13(金) 20:36:00 ID:9PGv+nGt
無限書庫復旧か。
またユノユノの下のお世話をする仕事が始まるな!! 待っていろユノユノォッ!!
あ、書き込めた……。
ようやっと入れたか……
通販が始まってる同人誌があったけど、最寄りのメロンでは販売してなかったので、ネットで購入し、最寄り店へ配送してもらった。
今日、取りに行って、さて他に何か無いかと物色しようとしたら、それが店頭に並んでた。
……通販した意味、ないじゃない……orz
…残業がやっと終わったようですね
「システムダウン?」
ユーノは顔をしかめながら目の前の司書に質問する。
「ええ、そうです、つい先ほど検索システムそのものがダウンしました」
ユーノは思わず天を仰ぐ。
(最悪だなぁ)。
依頼内容に従い膨大はほんの中から必要とされる物だけを探し出し場所を示す検索システム。
人手が少ない無限書庫にとってこのシステムは命綱だ。
無限書庫は文字道理無限の本を納めるために非常に広大に出来ている。
幾ら整理したとはいえその整理個所だけで相当な広さがあり、何処になにをしまっているのかを把握するのは至難の業。
かといってこれらの検索に人数を割く訳には行かない。
何せほんの発掘は数人で一チーム編成だし、資料作成も同じく数人で一チームだ。
慢性人手不足の無限書庫にとってもはやこれだけで一杯一杯なのだ。
検索魔法はあるものの個人差が激しい上に検索システムの方がが検索速度が段違いに速い。ユーノよりも速い
「原因は?」
「不明です」
「復旧の目処は?」
「たってません」
目の前の司書はお手上げですと言った風に肩をすくめる。確かにお手上げだ
ユーノは深い深いため息を吐いた後視線を目の前にいる司書に向ける。
「今きてる依頼はここにある資料だけで対応可能?」
「可能です。黒い提督の依頼も無いですし、まぁ少々情報の精度は荒くなるでしょうが」
情報の精度を高めたかったら元となる資料は大いに越した事は無いが瀬に腹は帰られない。
ユーノは決断する。
「今すぐに全発掘チーム、休暇及び休憩を取っている人を呼び戻して」
「発掘チームもですか?」
「今発掘しても整理できないよ、それと各部署に非常事態連絡、システム復旧班には復旧を急がせて
それと資料検索チームを急いで編成。これから無限書庫は24時間稼動状態にするよ」
「了解しました」
司書は手配のため急ぎ司書長室を後にする司書。
ユーノは司書が出て行った後にふと一人の女性を浮かべる。
(そういえば……)
彼女とは今度の休みにデートする約束だったがこれでは無理そうだ。
「どう言い訳した物か……」
きっと彼女はこちらの言い訳を聞いてはくれないだろう。彼女は非常に楽しみにしていたのだから。
この先のことを考えると非常に頭が痛くなるユーノであった。
残業物らしき電波を受信したので書いてしまった。彼女が誰かはまぁ想像してください。
ところで司書の皆様方はSS書くときにプロット書いているのですかね?プロット無しで書く俺はまず間違いなく異端。
>>152 基本的に長いネタ意外は一発勝負ですよ、私は……プロットが必要なのは長編だけです、辻褄と矛盾が合わなくなりますからね
あと、貴方の電波みたいなのを受信したのでレンタルしてもよろしいでしょうか?
>>152 ここに落とすのに関しては、そうたいそうなプロットは立てないことが多いね。
まずセリフが浮かんできて、その状況が浮かんできて。
で、それぞれのシーンをつなぎ合わせるための文章や状況を考えて、って感じで書いてる。
む、アンテナが立ったかな? 受信率が上がったら、もらっていいですか?
あ、先客がいたか……
>>153-154 当方の電波は実にフリーなのでどうぞご自由に持ってってください。
長編ですらプロット書かない俺ってorz……
>>152 ( ・∀・)人(・∀・ )ナカーマ
プロット無しで書いとります。
ここでの電波受信と気の向くままに。
受信しきれずにボツったの何本かあるけどねorz
>>152 ごめん、すごい中途半端に時間切れでしたorzではどうぞ
……予想にもしない事態では仕方ない、と強引に自分を納得させるしかない。
突然のトラブルに対処する司書の波を潜り抜けてから、恐る恐る無限書庫から離れる
そして無限書庫からも死角になる場所に身を委ねると、取り出した碧色の携帯電話を手に取る
『優しげに呟いた、君の傍にいたい……』
聞きなれたメロディーが苦痛に感じる…何度かコール音がして、切ろうか切るまいかと思い始めた頃に返答がくる
<もしもし、フェイトです……どうかしたのかな、ユーノ>
電話先の声は何時も通りに穏やか…いや、何処か楽しげに聞こえる
無理もない事だ、一ヶ月くらい互いに音信普通な状況なのに、これから話す内容を思うとユーノの気分は落ち込んで売る
「ああ、フェイト。その……」
<ユーノ、そんなにもごもごしてると聞き取りにくいよ。えっと…その……きょ、今日の待ち合わせなんだけどね…少し遅くなっちゃうかもしれないんかも…>
「何か、不都合な事でもあったのかい?」
<うん、裁判待ちの事件に新しい動きが入っちゃって……ああでも大丈夫だよ!少し誤差が出ただけだから、二時間くらい遅くなっちゃうかも…/・>
向こう側では町が無い慌てるフェイトの姿が簡単に浮かぶ。それを思うとユーノ自身の微笑が止まりそうなくなる…
本当ならば今日は二人で夜のデートを楽しむはずだった。今後の二人の未来の行く末を決めるような出来事も含めて……
だから、今から言うことが少しつらい…だけど言わなければならない
「フェイト…その事なんだけど…ごめん、今日は行けそうにないよ」
<えっ……>
本当に不意を付かれた様な顔が見えるようなフェイトの戸惑い
「ちょっと無限書庫の方でトラブルがあってさ、多分…いやもしかしたら一週間くらいこっちに缶詰になるかもしれない…本当にごめん」
<トラブルって…何か大事なことでも起きたの?私の力がいるなら今すぐに…>
「いや、いいんだ。こっちのトラブルにフェイトを巻き込むのは嫌だし、色々と迷惑かけたくないしさ……」
<……………>
「ああ、埋め合わせは今度必ずするよ……それと今度はクロノとエリオ君を納得させなきゃいけないしね、色々と」
きょとん、と聞こえそうなくらいに首を傾げるフェイト……だが、意味を理解するなりにまくし立てるように言う。
<そんなこと無いよ。御母さんも分ってくれているし…まあ、御兄ちゃんとエリオとはもうちょっと話し合いが必要だとは思うけど…兎に角暴力を振るうのは禁止だよ!>
「相手が相手だからね、手ごわいのは見えているけど……でも、負ける気はまったくないよ。
クロノやエリオ君もフェイトの事が好きだってわかるけど……僕はそれ以上にフェイトが好きだし愛したい。一人の男として君を受け入れたいしね」
<も、もう!ユーノったらいきなりそんな……もっと好きになっちゃいそうだよ……>
思わず漏れた愛おしい他人の言葉に、瞬時に真っ赤になるユーノ…もはや全身さえも真っ赤になりそうになる。
「そ、それじゃそろそろ仕事の方に戻るよ……フェイト、好きだよ」
<う、うん…私もユーノのこと……好き、一杯キスしたり抱きしめちゃいたいくらいに愛してる……>
消えていくような声と共に電話を切る
(さて、そろそろ戻らないとみんなが大変だよね……)
こうして、愛おしい人の声も聞けて気力を回復した司書長は、自分の戦場に帰っていくのであった………物陰に潜んだちびたぬきの存在など気づかずにだけど
何気無く逝った鴨川屋に物凄く可愛いユーノ君のイラストあってワロタ
>>152 長い話はしっかりメモ帳に書いて、短いものは起承転結で済む程度にして記憶しておく
一応書かないと、キャラが勝手に動き出して話がいつまで経っても収束しないからw
ex)
起:休暇を取らされたユーノが夕方の海鳴市繁華街を歩いていると、バニースーツを身にまとった一団がチラシ入りポケットティッシュを配っている。一団の中に見覚えのある顔発見。
承:ぶっちゃけすずかだが、変装のつもりなのか髪の毛にウェーブがなく、ユーノが訊ねてもしらばっくれる。一団が解散、すずかが着替えようと更衣室に向かう途中で待ち伏せしてたユーノとバッタリ。
転:ユーノが事情を訊ねると、父の日のプレゼントを自分で働いたお金で買うための内緒のアルバイト。話の途中、すずかが何度も自分から目を逸らしてしまうユーノに訊ねると、バニースーツの胸元が気になっているとのこと。
結:何か思いついたのかイタズラっぽく微笑むすずか。予感がしたユーノだが、間に合わずすずかの胸元に抱き寄せられ、すずかの方から告白。ユーノもOKする。
副題は「乳の日」と言うことだが、あまりにもな内容かつにっぷし氏に先越されたのでSS化は封印した。
よかった、ここにこれなかったの俺だけかと思ったよ………
ごめんごめん久しぶりに再会したユーノきゅんと愛を確かめていたらユーノきゅん共々寝過ごして遅刻しちゃったよ
ここは祝砲が飛び交うスレですねw
GJ、いいぞもっとやれ。
<私の出番はまだなの……?
なんか聞こえた気がするけどもっとやれ。
>>162はなに虚空に向かって話してんだ?
疲れがたまってるみたいだな。
またサーバが不安定になってるなあ
>>162 焼き芋食べるのに夢中で遅れたとか遅刻の言い訳にならないよ
無印-二期の毎朝、朝に弱いなのはを起こすのは
殆どユーノきゅんの日課になっていたと主張します
焼き芋と一緒にユーノきゅんもいただきまsry
ティウンティウン
おーい、司書
>>168が本に吸収されたぞー。今回は何日くらいで帰って来られるかなー。
>>165 DNSが浸透してなくて経路が安定してないだけじゃない?
「初めてマルチタスクを行なった時の事?…よく覚えて無いな。まぁ10歳の時に、なのはに教わった箸の使い方よりは簡単だったね。」
一日くらいだったのに随分久しく感じるなぁ…。
一瞬別の場所かと思っ――たけど大丈夫そうだな…。
司書長室の前で金色夜叉と白い悪魔が、どっちが司書長と添い寝するか張り合ってて、
流れ弾がこっちへ(ry
投下します! 45スレのアルフとリンディさんが抱き合ってる絵から受信した電波です! 内容は少しエロ入ってますが、
多分こちらでも大丈夫だと思いますー。それでは、いきます!
自分に抱かれて安らかな寝息を立てるユーノを、リンディは優しい顔で見つめていた。
(ふふ……こうして見ると、まだまだ子供ね……。)
ユーノの滑らかなハニーブロンドの髪を梳きながらリンディは思った。
闇の書事件を解決後、ユーノは無限書庫の本格稼動に向けて働いていた。だが、あまりにも無理をしすぎるユーノを心配したリンディが、
あれこれと世話を焼いていたのである。
そして今、ユーノはリンディと一緒に寝ていた。これは当然ユーノが希望した訳ではなく、リンディが強引に行なった事である。
仕事のし過ぎで最近不眠症気味だと語ったユーノを心配したリンディが、良く眠れる方法があるからとユーノを家に誘った事が発端である。
そうして彼女が提案したのが添い寝であった。当然ユーノは仰天し、それを拒否したが、リンディ相手に敵う訳もなく、最終的には添い寝
を受け入れる事となったのである。
だが、リンディに抱かれたユーノは早々に眠りに落ちた。今まで不眠症気味であったのが嘘のように。
「やっぱり疲れていたのね……可哀想に……。」
そう呟いたリンディは、ユーノを軽く抱きしめた。と、それに反応したかのように、ユーノが寝言を呟いた。
「……かあさん……。」
その寝言に、リンディは改めてユーノを見つめた。
(無理もないわよね……まだ九歳だもの……。)
しかも彼には両親がいない。スクライア一族内では不自由無く育てられたようであるが、それでも両親がいない寂しさは埋めようがないで
あろう。
暫く考え込んでいたリンディであったが、いたずらっぽい笑みを浮かべると、Yシャツのボタンを外し始めた。
やがて、年不相応に美しい胸を露わにすると、その桜色の先端をユーノの口元へと持っていった。
「うん……。」
ユーノは無意識に吸い付くと、そのまま吸い始めた。
「う、んっ……。」
久しぶりに胸を吸われたリンディは思わず声を漏らす。だが、無意識に自分の胸を必死に吸うユーノを見つめる眼差しは優しげであった。
「ふふ……一生懸命吸っちゃって……。いつものユーノ君とは別人ね……。」
そう言いながらユーノの頭を優しく撫でるリンディ。いつも誰かのために頑張っている彼。そんな彼が子供らしく自分の乳房に吸い付く
様は、見ていて微笑ましくなるものであった。
……だが、ここでリンディにとって想定外の事が起こる。それは……
(ふっ……そ、そんな……ただ吸われてるだけなのに、何でこんな……ッ!!)
ユーノに胸を吸わせていたリンディであったが、その予想外の刺激に手を口に当てて声を必死に押し殺しながら身を捩じらせていた。
ユーノは寝ているため、ただ吸っているだけである。だが吸い方がリンディにとっては色々と刺激される吸い方であるらしい。
甘い官能がリンディの体を駆け抜けていく。クライドが殉職してからずっとそういう事とは無縁であったのも関係しているかもしれない。
(やっ、駄目……! このままじゃ私、達しちゃう……!!)
そう思うのとは裏腹に、リンディはユーノの頭をかき抱き、より強く自分の胸に押し付ける。やがて……
「──────────────ッッッ!!」
自らの手を噛み締め、声を押し殺しつつも全身を震わせてリンディは達した。荒い息を整えながら彼女はぼうとした頭で考えた。
(こ、こんなまさか……ユーノ君にイかされるだなんて……しかも胸を吸われただけで……。)
と、そこまで考えてユーノが起きてはいないだろうかと彼の様子を伺ったが、幸い起きてはいないようであった。
その事にほっとする反面、まだユーノが起きていないのならもっと出来るのではないか……という考えが浮かんでしまった自分にリンディ
は驚いた。
だが、思ってしまったことは止められない。ユーノの頭を胸から離し、もう片方の乳房を彼にあてがう。ユーノはまた同じように吸い始めた。
そして、リンディは再び間をおかずに達してしまっていた……。
次の日の朝、ユーノはここ最近で一番すっきりした目覚めを迎えた。
「うう……ん。良く寝たなぁ……。こんなに良く眠れたのは久しぶりだなぁ……。」
ううん、と伸びをしたユーノは、添い寝をしてくれたリンディがいないのに気がついた。
「流石にリンディさんは起きてるか。添い寝をしてもらったのは恥ずかしいけれど、でも良く眠れたのはそのお陰かもなぁ……。」
そう呟きながら、ユーノは起きだしてリビングへと向かった。
「あらおはようユーノ君、昨日は良く眠れたみたいね?」
「おはようございますリンディさん。お陰さまで良く眠れました。」
「おはようユーノ。たまにはユーノもこうやって家に泊まりにくれば良いのに。」
「おはようフェイト。こうしてクロノがいない時ならそれもいいかもねぇ。」
テーブルに着きながらユーノとリンディ、フェイトはそんな挨拶を交わす。ユーノの前に朝食を並べながらリンディは言った。
「ふふ、でもまた泊まりにきてねユーノ君。その時はまた添い寝してあげるから、ね?」
ウインクをしながらそういうリンディに、ユーノは顔を赤らめる。
その様子を見ていたフェイトはしかし、違和感を覚えていた。
(何か母さん、いつもよりかなり本気な物言いだなぁ……。あんなに強く押すだなんて珍しい……。)
これより暫く後、フェイトが事の真相をリンディ自身から教えられ、彼女もユーノに添い寝(+色々)をしたり、更にはリンディ・
フェイト・アルフで添い寝(+色々色々)をしたりするのだが、それはまた別のお話。
以上ですー。これくらいなら大丈夫……ですよね?
しかしユースバ担当なのに何でこんな電波を受信したんだろう? 最近エロ書いてないからかなぁ?
まぁ大人しく変態仮面ネタを書く作業に戻りますー。それではスレ汚し失礼しました。ではー。
現在新入りの分際で長編を考案中なのですが…
ユーノが過去現在未来と司書長にはならない話とかこのスレ的にはOKなんしょうか?
スレタイから考えてそういうのはまずいんじゃないかと考えての質問なんですが。
一応考えているのはレイジングハートにもジュエルシードにもかかわらなかったユーノの話になる予定なわけで。
>>176 GJ!!母乳ネタなら、シャマル、シグナム、アインス、アルフ達でもできるけど
流石に母性となるとキャラが限られますな。このまま「ユーノ君の赤ちゃん産んであげる」な展開も
スバルとギンガもあの胸で「搾乳してください…」と迫るネタもいいんじゃないか?
>>177 良いと思うよ。あくまでここはユーノスレであって、司書長前提じゃないし
>>177 それだとただの「小動物に変身できる流浪の民の孤児」になっちゃうよ。
>>179 何を言っているんだ。どんな形でも司書長は司書長、と言うか、ユーノ・スクライアはユーノ・スクライアじゃないか。
レイジングハートが別の人間に渡ってたり海鳴の学校通ってたり
司書長になっていなかったり砲戦属性持ってたり
「俺の嫁」宣言されて本当に捕まっちまったりしても。
まぁアレはエロパロ発なわけだが。
>>177 とりあえず出だしだけ落してみたら? で様子を見る。
SSにマイナスな反応はあまりないから、その類を少しでも感じたら要注意かなあ。
まあそちらが空気読めるかに結局はかかってくる罠
>>176 乳首だけでイカせるなんて淫獣・・・、恐ろしい子!!
>>176GJ
先生、後日談が・・・見たいです!
てか、リンディさん娘に何を教えてるww
>>177 ユーノがメイン級なら何も問題はない。
応援してるぞ
人の往来はおろか、車すら通らなくなった時間。
ユーノは疲れ切った足で重たい体を押しながら我が家を目指していた。
無限書庫メインシステムのダウンという、最悪の中でも極めつけに最悪な事態を誰が予測し得ただろうか。
いや、ユーノとて伊達に10年以上、無限書庫に勤めているわけではない。そうした事態にも何度か遭遇している。
その場合サブシステムを立ち上げ、その間にメインシステム復旧を行うのが常だった。
だから、ユーノも落ち着いてサブシステムを起動させようとし……
……改めて、無限書庫に起こった異常事態を理解した。
最初目にした時、信じられなかった。
4ツあるサブシステム全てが、同時に故障するなど確率で言えば0が100000桁以上ついても尚あり得ない。
そこからはもう、無限書庫のみならず管理局全体が上から下への大騒ぎである。
何せ、無限書庫は本局内で最も大きな設備である、そこのメイン・サブが全てダウンするなど管理局始まって以来だ。
データベースにアクセスする事も出来なければ、他の部署への連絡も出来ない。
当然、依頼は受け付けられない。今現在の依頼ですら期日内に間に合うかどうか解らないのだから。
最終的にレティ提督の判断で、数十人規模の技術者が投入され、無限書庫全体への調査が開始された。
無論、無限書庫の責任者であるユーノが陣頭指揮を執る事に成り、丸々3日書庫に缶詰にされていたのだ。
「はぁ……明日からまた大変だなぁ」
システムは復旧したものの、遅れていた仕事を取り戻さなくてはならない。
余りにも大きな溜息と共に、ユーノはドアに鍵を差し込んで軽く捻る。
すると、カシャリと鍵の掛かる手応えが返ってきた。
おや? と思いつつ、もう一度鍵を捻って開ける。
軒先に明かりが点いているのは、彼の恋人である高町なのはが付けておいてくれたからだろう。
しかし、鍵が掛かってないのはどういう事だろうか?
すると、家の中からパタパタとスリッパと床が擦れる音が聞こえてきた。
ドアを明け、家の中に入るとそこには、予想していた人物の姿が。
「おかえりなさい、ユーノ君」
それを見たユーノは、小さく微笑む。
「全く……」
帰りが遅くなるから、先に寝ていてくれという連絡をしたにも関わらず彼女は待っていてくれたのだろう。
目は赤く、先ほどまでリビングか何処かでうたた寝をしていたに違いない。
玄関の物音で目を覚まし、慌てて出迎えに来た……と言うところだろう。
「ただいま、なのは」
ユーノは疲労の見える顔で、それでも自分の胸一杯の暖かさから何時もと変わらぬ笑顔を見せた。
家の中に上がり、歩きながら話をする。
「お風呂、沸かせばすぐ出来るよ?」
「あー、本局で軽くシャワー浴びてきたし、いいや朝入る、今はもう眠くって」
「そう? それじゃ、パジャマ用意するね」
「うん、お願い」
パタパタと、今度はスリッパが遠ざかる。
それを聞きながらユーノは、きっと地獄であろう明日へ挑む活力が沸いてくる気がした。
恋人が待っていてくれたぐらいで元気になれるなんて単純なんだな、と思う。
だが、その単純さが良いのだろう。四六時中小難しいのではパンクしてしまう。
なら、単純ついでにもう一人からも元気を貰おうかな。
そんな風に考え、愛娘の眠る部屋に向かう。
どこにでもある家庭の、何処にでもある姿。
それは、クラナガンであっても変わることは無いようだった。
教導官が出番待ちをしているみたいだったので描いてみた。
眠い、寝る。
GJ
これはきれいななのはさんですね。
きっとヴィヴィオも待つと言い張ってたけど睡魔に負けて夢の中に違いない
188 :
流浪の者:2008/06/14(土) 04:23:26 ID:9vqN1LD5
>>177です。
とりあえず出だしができたので投下してみる。
「…さて、どうしようか」
雑多な人ごみから外れたベンチの上で金色の髪を背にもたせながらユーノ・スクライアはポツリと呟いた。
齢十歳にも満たない年齢にしては落ち着いた様子で休息するその少年に注意を向ける通行人は多い。
だが、彼の着ている服を見るとほとんどの人間は顔を顰めて歩き去ってしまう。
今ユーノが着ているのはスクライア――流浪の民の民族衣装だ。
無論、目立つには目立つが様々な世界の人間が集まるミッドチルダでは珍しい分類には入らない服装。
しかし、その布地の大半は汚れに覆われ、ところどころ破損すら見られる。
つまり、今のユーノはパッと見では乞食の子供にしか見えない。
「とりあえず服を買おう。全く、カルナ兄さんときたら、いくらなんでも女物の服はないんじゃないかな…」
ぶつぶつと不満を口にしながらもユーノはベンチから離れる。
「ナレッジ。ここから一番近い服屋は? できれば僕を見て追い返さないような」
『南東五百メートル先に一件、条件を満たす店があります。ただ、女性服をメインに扱っているため女性客が多いと思われますが』
「それくらいなら問題ないよ。ただまあ僕はこんなナリだしね…不快感を与えないようにさっさと買い物は済ませないといけないか」
土地勘がないはずのユーノに助言を与えたのは彼の手の中にある一冊の本だった。
見た目はただの古ぼけた辞書にしか見えないその本は少年のデバイスにして相棒――名称はナレッジ。
分類上はインテリジェントデバイスとされているそれは実のところデバイスではない。
デバイスの機能も備えているので厳密にはデバイスに分類してもいいのだが、この本の真価は一般的なデバイスのそれにはなかった。
ロストロギア『万智の書』
それが少年の手の中にある本の正式名称である。
管理局にある巨大データベース無限書庫の分身ともいえるこの本は所有者の要望にこたえてあらゆる知識を無限書庫から引き出すことを可能としている。
知識だけではない、時には最新コンピューターでも及びもつかないような高速演算や解析すら僅か数瞬で行うのだ。
そう、子供の片手で持てるほどの本一冊が管理局の情報体系全てを歯牙にもかけないほどの能力を持っているのである。
勿論、一介の流浪の民の子供が持つには過ぎた物であることは間違いない。
だが、万智の書はユーノを所有者に選び、ユーノもそれを認めた。
両者にとってはそれだけが真実であり、絶対の絆なのだ。
管理局に提出する理由も義理も、そのどちらもが欠片も存在しない以上、万智の書は持ち主の手から離れる必要はない。
それに賢者の書は一見すればただの古ぼけた本にしか見えず、解析にかけてもただの本でしかない。
あくまでそれが本領を発揮するのは所有者であるユーノの命でしかありえないのだ。
「んー、これでいいかな?」
『ユーノ、貴方はもっと身嗜みに気をつけたほうが良い』
「そういわれても…」
『資金は豊富。ならばできるだけいい物をそろえるのが責務と言うものです。将来のためにも』
「将来って…」
『貴方は見た目は悪くないのですから身嗜みさえきちんと整えれば女性のほうからよってくるでしょう』
「僕はまだそんなことを考える歳じゃないと思うんだけど」
『準備は速いに越したことはありません』
力説する相棒にユーノは少し辟易する。
自分のためを思ってくれているのはわかるが、こうも煩いとやっていられない。
――まるで母親のようだ。
記憶にない以上、そのたとえは適切ではないが、きっと今の自分の傍に母親というものがいればこういう風に言うんだろうなと思う。
「そもそも僕はこういう場所は苦手なんだけどな…」
ミッドチルダ首都クラナガン、それがユーノが今いる地名だった。
本来、流浪の民であるスクライアの一員であるユーノが都会中の都会であるクラナガンにいるのは珍しい。
普通ならばまず立ち寄ることを考えない場所なのだから。
しかし今回ユーノにはこの都市に立ち寄らねばならない理由があった。
(カルナ兄さん、元気そうで良かった)
ミッドチルダの女性と婚姻し、商売人として根をおろした一族の兄貴分を思い出す。
ユーノの今回の第一目的は彼に会うことだった。
つい先日遺跡から発掘した財宝の鑑定、換金。
そして一族の連絡係としての役目を果たすという二つの事情がカルナ・スクライアという人物の元で重なったのだ。
(お嫁さんも奇麗な人だったし、幸せそうだったな…)
流浪の民であるスクライアが一つの場所に腰を落ち着けることなどほとんどない。
仮に一族以外の異性と婚姻を結ぶとしてもそれは相手を一族に迎え入れることが常だ。
少数民族特有の閉鎖的な特性と遺跡発掘という性がそうさせるのだ。
当然、そんな中でカルナのような存在は異端だ。
まあカルナのようなケースは珍しいとはいってもありえないことではない。
スクライアに生まれたといっても全員が全員同じ道を歩むわけではないのだから。
(家族、か…)
数ヶ月単位で顔をあわせていない一族の皆の顔を思い出す。
名前、顔、性格、思い出。
一人一人の情報が詳細に頭の上に浮かぶ。
寂しい、と思ったことなどない。
だがそれは顔をあわせたくもないという意味ではない。
スクライアの一族は皆が家族であり肉親だ。
それはそれぞれが遠くはなれた場所にいても変わらない。
ただ、たまにふと思うこともある。
毎日、いってらっしゃいとただいまが聞こえる生活。
そんな生活に身をおいて育っていたら自分はどんな人間に育っていたのだろうか、と。
(…なんて考えても仕方がないか。カルナ兄さんにあてられたかな?)
親バカ全開で子供をあやしている兄貴分を思い出し、ユーノはくすくすと笑う。
が、ズラリと並んだ服の前でくすくす笑う子供ははっきり言って奇妙以外の何者でもない。
店員の視線を感じたユーノは慌てて何もなかったかのように服の選定に走るのだった。
「…ん?」
ありがとうございましたー、と店員の挨拶を背に受けながら店を出たユーノはいぶかしげに振り向いた。
店員の挨拶が気に入らなかったというわけではない。
入れ違うように店内に入っていった三人の男に違和感を感じたのだ。
ナレッジの情報通り、この店のメインは女性服のため男性客は少ない。
自分がいえたことではないが、そんな店に男三人が入るというのは少々奇妙だ。
いや、それだけならたまたまということもあるかもしれない。
しかし男たちは三人が三人とも顔を隠すように帽子を深くかぶりサングラスをかけていた。
(まさかね)
頭に浮かんだ想像を振り払うように足を進めようとして、止まる。
耳に届いたのは女性の悲鳴。
そしてその声がつい先ほどまで自分に応対していた店員のものであることを察知したユーノは素早く反転すると店へと引き返すのだった。
(…まずいわね)
クイント・ナカジマは冷静に事態を分析しながら状況の悪さにほぞを噛んでいた。
休日に娘二人を連れてのショッピング。
そんな当たり前の風景が壊されたのはつい三分前のことだ。
着せ替え人形のように娘二人に服を着せては楽しんでいたところに強盗の襲撃。
休日ということでリボルバーナックルも持ってきてはいないし、夫は仕事のためここにはいない。
しかも、まずいことに犯人は揃って魔導師ときたものだ。
接近さえできれば体術でどうにかする自信はあるが、それもできない。
何故なら、人質を取られているからだ。
「お、おかあさん…」
よりにもよって、娘の一人を。
(スバル…!)
ギリ、と血が出るほど唇を噛むクイント。
簡易更衣室で着替え中だったため僅かに離れていたことが仇になった。
犯人の一人が店員を脅すや否や更衣室からフリフリのゴスロリ服を着たスバルを引きずり出して拘束してしまったのだ。
幸い、隣の更衣室で着替えていた猛一人の娘ギンガは無事だったようでカーテンの向こうから現れる様子はない。
だが、幼い子供に外の状況を把握できているかは不明だ。
いつカーテンを開けて出てくるかわかったものではない。
(どうすれば…)
一人がスバルを人質にして、残りの二人は店員を脅し周囲を威嚇している。
警戒されていても相手が一人ならば一気に懐に潜り込めるのだが、三人いるとなるとそうもいかない。
管理局を待つには時間がなく、かといって自力でどうにかするには厳しいという八方塞の状態。
だが、事態はクイントに思考する暇も与えてはくれなかった。
恐れていた事態――ギンガが外の様子を確認しようと更衣室から出てきてしまったのだ。
「す、スバルっ!?」
「ギンガ!」
「――ッ!? なんだっ!?」
ギンガの驚愕とクイントの悲鳴に触発されたように視線を向けた犯人の一人が咄嗟に声の方向へと魔法を放った。
それは突然現れた人間に対する防衛反応の一撃。
それ故に殺傷設定であることは明確で、同時にその攻撃をギンガがかわすことは絶望的だとクイントは悟った。
「ギンガーっ!!」
「お姉ちゃんっ!」
「きゃああっ!」
一条の閃光の暴虐に母娘の悲鳴が交錯する。
位置的にクイントは間に合わない。
ギンガは腰を抜かしたように座り込んでいる。
もうダメだ――
その場にいた全ての人間がそう思った時。
ブンッ。
光の盾を両手にかざす少年がギンガの前に現れた。
195 :
流浪の者:2008/06/14(土) 04:36:24 ID:9vqN1LD5
投下終了です。
現在時系列はPT事件真っ最中、でもユーノはそんなの関係ねえとばかりにミッドチルダスタート。
…書いておいてなんですが、これ明らかに超長編の気配がするなぁ。
>>188-195 GJ。
なんだユーノ以外はオリキャラで機械の体をもらいに行くような話しになるかと思っていたら・・・
これなら「「「大好きユーノさん(は〜と)」」」とナカジマ母姉妹が絡んでこれてすごいお得な展開になるじゃん。
びっくりさせないでほしいわ。
>>195 なかなか期待させる出だしでGJ
個人的には完結させて欲しいと思います
6/12は「恋人の日」で、由来はブラジルではその日に恋人同士が写真立てに写真を入れ交換しあうという風習があるから。ということでユーノはそれを知ってて写真立てを贈ろうとするが、なのははそんなマイナーなイベント知らなくて結局ヴィヴィオも入れて3人で写真を撮る。
というssを書こうとしたが、うまくまとまらなくて断念。
そのあと無限書庫システムダウンも入れて再チャレンジしたが、まとまるどころかカオスに……
ということでだれかのネタにならないかと電波放出。
>>195 続きが気になりますね。
ぜひ、書いてもらいたいです。
ただ、197の言っているように完結させてもらいたいです。
このスレに投下された連載物はよく途中で切れるので。
スカリエッティは無限の欲望、司書長は無限の知識
そして俺達は無限の妄想
つまりそういうことだ
>>201 無限の愛情はなのは×ユーノで発動
とはいえ合体技なら
・ユーノ→チェーンバインドで敵固定
・なのは→その間にSLBチャージ、発射
が現実的
>>195 GJ! これはぜひ続きをかいてほしいですねw
明日は父の日、と言う事でこのスレ向きの電波を複数受信しました。
・父親になりたてのユーノ。
クロノ、士郎、恭也、グレアム、ゲンヤ、レジアス、スカリエッティ……父親の先輩達との語らい。
・母の日はカーネーションに対して、父の日はバラ。
ヴィヴィオからバラの花をプレゼントされるユーノ。
・「父の日」=「乳の日」というダジャレ。
皆さんのお好きな女性キャラが「乳」でユーノを癒すネタ。
三人娘、アリサ、すずかが相手の場合
「地球の風習なんだから、本当の意味知ってるでしょ!?」とツッコミ入れるが結局押し倒されるユーノ。
または「今日はちちのひだから、ユーノパパにヴィヴィオのおっぱいあげるね〜」
聖王ヴィヴィオのママ以上の巨乳にパフパフされたり、フェレットモードで胸の谷間に挟まれる。
なんでそこでユーノきゅんの搾乳ミルクがでてこないん?
「らめぇ。それ以上絞ると出ちゃう……出ちゃうよぉ」ビクッビク
父の日か……よし、搦め手から責めるか。
「ユーノさん、父の日のプレゼントを選ぶの手伝ってくださいませんか?」
「センセー、私からもお願い。去年ダンベル贈ったら微妙な顔されちゃって……」
「そういうことなら仕方ないね」
「ちょっと待ったー!! ゲンヤさんといえばお世話になった私の父親も同然!
ここははやてさんも一緒に選びに行かざるを得ないと思うがいかがなものか!!」
「ふふ、相変わらず強引ね、はやて」
「八神部隊長、しょっけんらんよーですよ」
「ええやんええやん、な? ユーノくん」
「わかったよ。じゃあみんな一緒に行こうか」
「はい!」「おー!」「了解や!」
みたいな。このネタはミッドお父さんの方がやり易いなー。なのはさんごめん。
亀だが
>>135 20歳下の妹が出来た俺が言う
何も問題はない
と、言うか14才差だとまだ兄妹の範囲だと思う。
いや、ヴィヴィオは外見年齢が5才だから実際に幾つなのか判らないけどさ。
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/14(土) 12:00:55 ID:842dfxNm
ユノユノのソーセージをお昼ごはんに食べたい。性的に。
>>211見てソーセージ冷蔵庫にあるの思い出した。食べてくる。
>>213 二人が元は同時期に同じ存在によってデザインされた人工生命だったってのならいけるかもしれんな。
そのまま作られてスクライア一族に発見されるまで遺跡の奥とかで眠ってたのがユーノで、
どういう経緯かもう一つの方の設計図を手に入れた最高評議会がそれを元に多少のアレンジを加えて生み出したのがスカとか。
一時間レスがなかったらリィンがユーノさんと……///しちゃうです!!
スマン司書として阻止するしかないんだ
ユーノには某夢魔のような2Pカラーで、攻撃用魔法しか使えない双子の片割れが・・・。
もう使い古されてるかな?
/ (‘ -‘)x) 「・・・二時間レスなかったのに宣言したら二分持たなかったです・・・」
パパ〜、お風呂入ろ〜♪
なのはママとは、ヴィヴィオが寝た後でゆっくり入ってね?w
なぜか唐突に
「ユーノく〜ん、エサ持ってきたよ〜♪」
と善意100%の笑顔でお弁当を毎日持ってくるなのはさんの電波を受信した。
おかしいな。自称ユーなの信者のはずなのに
>>222 きっと悪気はないんだけど、「僕ってやっぱり男としてみて貰えないのかな…」と落ち込むのが目に見えます
そんな心の隙間をフォローするのは、薄幸を知ってしまった美少女魔導師のやることっちゅうのも予定調和なんやな!
>>222 フェレットとして飼われていた時代の影響で
いまだにフェレットのエサ食ってる司書長なら許容範囲
>>222 確かにビタワンはカリカリしていて美味しいけれども・・・
でもね、なのは。
僕だって一応は管理局の一翼を担う無限書庫の長なんだよ・・・
立場ってものを考えて欲しいよ。
あ、缶詰タイプのもよしてね。
でもさ同士達よ、バランス栄養食をぽりぽり食べてる時の司書長って、確かに小動物っぽいよな?
話をぶった切ってしまうけど
とらを久々に見てたらユーなのフェの同人があったよ。
一ヶ月前からあったらしいのに気づかなかった・・・。
司書の皆さんで買った方はいる?
>>227 最後に八神家にユーノ君が連れて行かれる奴だったりしない?
>>228 あーすいません。さっき気づいて注文したばっかりなんだ。
だから内容はまだ知らない。
>>228 それなら買ったんだが……正直、作者はまともに本編を見てないと思わざるを得なかった……
プログラマ然り、司書長も意外と大食漢で、それも早食いを是としないため
朝昼の食事は本局の食堂で2時間ほどかかってしまう
エロパロ板に火種を落としていった馬鹿はどいつだ?
ユーノに対してコラッ! て叱れるのはアルフさんだけのように思えてきた。
>>223 あんなこと書くやつがここの住民だとは思えないな。荒らしじゃないの?
もしここの住民だとしたらそいつはROMどころか永久追放モノだな。
あいつのせいでYUNO厨とか言われてますます嫌われるよ
>>231 確かに
キャラ同士の呼称が無茶苦茶だった
これでまたやり辛くなったな
ああ・・・なんでまた司書長とここを汚すような事するかなぁ・・・。
YUNO厨とか偏見もたれたくないんだが・・・。
あ〜 司書長が嫌われるようになるのだけは、嫌すぎる・・・・。
司書長が世界中の人々から嫌われても
わたしは一生愛してあげることができますよ
>>234 叱れそうな人か。
確かにアルフはいけそうだな。
あとは……なのはさんとシャマルさん、アリサなんかも言うときはびしっと言いそうだが。
フェイトさんは……他人を叱るイメージが全く湧きません……
これはスクライアと管理局で起こった大規模ないざこざに巻き込まれて
互いの仲を引き裂かれる俺と司書長のラブロマンスの流れが来る予感
…頭がクラクラしてきた、他人に迷惑かけてるって自覚が無いのだろうか
>>242 フェイトさんは一皮剥けるとこれ以上ないくらいハマリ役だと思うけどな。主にムチと電気ショック的な意味で。
「うふふふふ、フェレットを調教するのがこんなにも気持ちいいことだなんて思わなかったよ」
見たい名感じで
唐突だけど
司書長とスバルが服買いに行くSSってまとめにある?
>>246 WIKI行って カプ別でスバルの項目のティアナの憂鬱が
おそらく該当すると思う 違ったらスマン
残念だが、例外はどこにでもいるもんさ。
どうしたもんかね
>>238 正直、せっかく司書長が出ててもああいうのは萎えるというか残念でならん。
あと、ハラオウンをハラウオンとかな。名前を間違えるのは致命的だと思うんだ。
>>233 確認してきたけど、またひどいな……他のキャラスレは知らないけど、ここはその辺がしっかりしている場所なのに
ふと「外交は相互理解的かつ猛烈的な活動によって維持され、たった一回の愚考で砕け散る」という外交官の言葉を思い出した…
以前見て脳内HDDに保存してたA'sのラストバトル映像を再生したんだが、なぜか最初の司書長のストラグルバインドで
防衛プログラムが木っ端微塵にされて、アインスさんも無事秘書になって大団円になってた。
うん、人間の記憶って不思議。 脳の可能性は無限大だね
長い時間をかけて苦労して作った信用を失うのは簡単であり、一度失えば最早取り戻すのは不可能に近いと言うのになぁ
>>255 唐突に始まったスーパーユーノタイムにみんなボーゼンとしてる姿が浮かんだw
>>255 ぶっとんどるなw
アインスさんが、はやてそっちのけで司書長の秘書になってるっぽい不義理さが特にw
…最近スルー能力がどんどん低下してきてないか?
何故かあちらでわざわざユーノスレの名前出して釈明してる奴までいたし。
そういうマナー守らん信者は大体のキャラにいるんだから
放っとけばいいんだよ。それにそいつがユーノスレにいるとも限らないだろ。
>>256 ごぐっふぅ……!? ……耳の痛い話だ。
リアルに仕事でそういう失敗した事のある身としては身につまされるなぁ……。
ところで、なのユー物を一本投下逝っていいかな?
昨日、ちらっと書き込んだ残業と不眠ネタ。
カマン
>>259 何でもスルー、ってのは最近見てると危険だなと感じる。言うべき時には言わなきゃならん。そうしないと分からない奴が増えすぎてるから。
まあ、今回のあっちは、言うべきでない方だが。
>>260 さぁ、行くんだ。
>>262 別に言わなかった所でそいつがいきなりスレを荒らし始める訳じゃあるまいし…。
いちいち反応する方が騒動のもとになるだろ。
んでは次レスより逝きまー
一応、駄目な人向けにNGワードは「眠れぬ桜と翡翠の残業」で。
いつものように多分、5レスくらい。
「……………ん、うーん」
何かの拍子にふと目が覚めた。
本局内に与えられた自室で、なのははベッドからむくりと身を起こす。
時計を確認すると午前1時前。
「……まだ、こんな時間」
もう一度寝直せばいいことなのだが、既に目は冴えてしまった。
長期教導と出動任務明けで帰ってきて早々に床についたのだが、気が高ぶっていたのだろうか。
ため息を吐き、起き上がると何か飲もうと台所へと向かう。
冷蔵庫を開けてみるが、中には何も無い。
そうだった、と思い出す。
二週間の長期教導で部屋を空けていたため、保存の利かない飲み物の類は処分していたのだ。
缶ドリンクの類も買い置きはしていなかった。
打ち上げなどでもらった酒類はあるが、明日の仕事を考えるとさすがにもってのほか。
そもそもミッドではともかく地球の上でなら、まだなのはは未成年だ。
「……かといって、今からお茶を沸かすのも面倒だしなぁ」
どうせ眠れなくなってしまったのだ。
それなら少し歩いてこよう。その途中で何か買えばいい。
そんなことを考え、制服へと着替える。
『………? マスター、どうしました?』
扉へ向かおうとするその背に声が掛けられた。
声のした方を見れば、スリープモードで待機していると思っていた相棒が点滅していた。
「目が覚めちゃったから、ちょっと歩いてこようと思って。レイジングハートは休んでていいよ?」
『付き合いましょう』
「心配性だなぁ。レイジングハートは」
『心配性で結構です。私の周りは心配ばかり掛けてくれる方々ばかりですから』
誰と誰の事を言っているのだろうか。
分かっていて苦笑しながら、レイジングハートを拾い上げると身につけ、なのはは部屋を後にした。
時空管理局の本局という場所は、その性質上昼夜の概念というものが弱い。
次元の海に浮いているということもあるが、いつも何かしらの事件、事故などの処理、監視と24時間態勢で稼働している。
こんな時間でも人はそれなりに動いているものだ。
通路ですれ違う人や知り合いに軽く挨拶を交わしながら、なのははブラブラと歩き続けた。
「みんな頑張ってるんだなぁ」
素直に働いている皆にご苦労様だと思った。
途中で立ち寄った局員向けの売店で飲み物を買う。
口を付けひと息つき身につけていた時計を確認するが、さほどの時間も経っていなかった。
眠気も湧いてはこない。
軽く歩いて飲み物でも飲んでくるという目的は達したものの、
これでは帰っても眠れそうにはなかった。
どうしたものかなと考えていて、ふと、なのははここがあそこに近い事を思い出した。
「ちょっと寄り道していっていいかな? レイジングハート」
『マスターのお好きなように。……ただ、この時間で彼がいるかは分かりませんよ?』
「別に何処に行くとも言ってないよ?」
『この場所から寄り道できそうなのは、あそこしかないでしょう?』
「むー………」
相棒に声を掛けるとそんな風に返された。
何処に行こうとも言っていないが、行きたい場所は理解してくれているのだろう。
レイジングハートの言うとおり、こんな時間では彼は居ないだろうが、夜勤の人は居るはずだ。
差し入れくらいは持って行っても良いだろう。
ついでに許可してもらえるなら、何か読ませてもらおう。
そうすれば、少しは眠れるかもしれないから。
そう考え、何本か飲み物と軽い物を買うとそこへと向かうことにする。
そんな理由で訪れたと後で彼が聞いたら眉をひそめるかも知れないな。
「書庫の本は睡眠導入剤じゃないって、怒られるかな?」
苦笑しながら、なのはは歩みを進める。目当ての場所、『無限書庫』へと。
「く、くふぁあぁぁ………ねむっ」
「司書長、仮眠取ってきてくださいよ」
間の抜けた声と共に検索魔法が停止し、受けていた力を失った本が書庫の中に浮遊する。
声を発したのは無限書庫司書長、ユーノ・スクライア。
近くで作業していた部下が心配そうに声を掛けた。
「うーん……。本当に後少しで終わるから。そうしたら休むよ。
この資料明日の朝までに上げないと、真っ黒クロ助が困るだろうから」
「司書長が倒れる方が困りますよ!」
「大丈夫だって。心配性だなぁ」
部下が非難の声を上げるが、軽く受け流すと検索を再開した。
心配してくれるのはありがたかったが、どのみちもう少しで上がる作業だ。
だったら、さっさと仕上げてしまって、その後で休んだ方が良い。
まあ、部屋まで帰るのは面倒だから司書長室のソファで仮眠、
という事にはなるのは間違いなかったが。
「さて、もうひと頑張りだ」
気合いを入れ直し、検索魔法を再起動する。
そんなところで入口の開く機械音が聞こえた。
扉に背を向けているので、誰が来たのか分からない。
こんな時間に誰だろう、緊急の資料請求か?
などと、マルチタスクでボンヤリ考えていると、部下が入ってきた相手へと声を掛けた。
「あれ、高町教導官。こんな時間にどうされたのです?」
「ええ、時間があったので差し入れでも、と思って」
「……なのは?」
聞こえた声にそのまま振り向いてみれば、
そこにいつもの白制服に身を包んだ幼馴染みが立っていた。
「こんな時間にどうしたの?」
「うん、ちょっと差し入れにね。ユーノ君、今日夜勤だったんだ?」
「違いますよ。ハラオウン提督からの依頼で終わるまで帰らないって、駄々こねて残ってるんです」
「ちょ、ちょっと、誰が駄々こねたよ!? ああ、もう! ここはいいからっ!!」
「……ユーノ君」
はいはい、と苦笑しながら部下が自分の作業へと戻っていく。
それを見送って、呼ばれた声になのはへと視線を戻してみれば。
思い切り、半眼で睨まれていた。
「………また、無茶してたんだ?」
「あ、いや。べ、別にそこまで無茶してるわけじゃ」
「司書長、前日も徹夜してるんですから、本当に程々にしてくださいよっ!!」
持ち場へと戻りかけていた部下からの発言に引きつるユーノ。
それを聞いていたなのははというと。
あからさまに纏う空気が変わっていた。有り体に言って、怒っていた。
表情こそ笑っているが、明らかに、ハッキリと、怒りの青筋が見えるくらいに。
「ユーノくーん?」
優しく名前を呼んでくれるのだが、それが返って怖い。
そのまま、バスターの一つでも飛んでくるのでは無いかと思う。
「あ、いや。その………ごめんなさい」
「はぁ……いつも、言ってるでしょ? 無茶はしないでって!」
「いや、このくらい、いつもの事だし……」
『そう言って倒れた事が何回ありましたかね?』
沈黙を保っていたレイジングハートが突如口を開く。
やはり、なのは同様に怒っているのが、ありありと分かる口調で。
「あ、でも、えーと」
「レイジングハートの言うとおり。それを無茶だって言うんだよ?」
そう言われてしまっては引きつった笑いを返すくらいしかできない。
これ以上、言い訳をしたところで、なのはに敵うわけもなかった。
「もう! 私も手伝うから、さっさと終わらせよう?」
「ええ!? そ、そんなの悪いよ! なのはだって疲れてるんじゃ……!?」
「いいから、いいから。私でも少しくらいは足しになるよ。ね、レイジングハート?」
『どうせ、私が止めると言っても聞いてくれないのでしょう、マスターは?
マスターユーノも観念して手伝ってもらってください。どちらも見えないところで無茶をされる方がよほど心配です』
「……はぁ、分かった。お言葉に甘えさせてもらうよ。二人とも」
「『よろしい』」
言ったところで聞くなのはとレイジングハートでもない。
言い争えば、それこそ時間の無駄だ。何より二人と喧嘩したくはなかった。
結局、ユーノは折れる事にした。
「なのははそこにある分だけお願い」
「うん、分かった」
二人で検索魔法を起動する。
何冊もの本が浮かぶ中、なのはは隣で検索するユーノの姿を見る。
自分の倍以上の本を同時に検索する彼の姿。素直に自分は魅入っているなと感じていた。
(やっぱり、こういう時のユーノ君って、かっこいいなぁ)
思わずクスリと笑いそうになる自分を押さえ、検索を開始するのだった。
程なくして資料を揃え終える事は出来た。
結果的にユーノはなのはのおかげで早く仕事を終える事が出来た。
が、代わりになのはがグロッキーになっていた。
司書長室のソファに身を深く沈め、なのはがぼやく。
ユーノもその隣に腰を降ろした。
「ふぇぇ……。ユーノ君、いつもあんな量こなしてるんだね」
「だからいいって言ったのに」
「………いいの! 私が手伝いたかったんだから! ……それともやっぱり邪魔だった?」
「……いいや。助かったよ、本当だよ? でも、来てくれたのは嬉しかったけど、眠れないからって書庫に本読みに来る、普通?」
「え、えへへへ……やっぱり駄目?」
「駄目に決まってるでしょ。……ま、どこかの捜査官も何のかんのと理由付けて、
本を読みに来てるし、勝手に持ち出さなきゃ目は瞑るよ」
「あ、ありがとう」
苦笑しながら告げるが、助かったのは事実。だから、なのはのお願いには目を瞑る。
隣に座る彼女を見て今度、何かお礼しないとなぁ、そんな事を考えた。
「さて、何か飲む? こんな時間にコーヒーや紅茶だと返って目が冴えそうだけど」
「うーん………。あ、そうだ! ミルクあるかな?」
「ミルク? 確か、冷蔵庫にあったけど……」
「じゃあ、ちょっともらっていいかな?」
「いいけど、どうするの?」
「ちょっと待ってて。後、お砂糖も借りるね」
簡易キッチンへ向かうなのはの背中を見送って、背を伸ばす。
「ねむっ……でも、なのはが帰るまでは起きてないとな」
やはり身体の方は少々堪えているようだった。
自然と欠伸も出る。
だけど、せっかく手伝ってくれた彼女をほったらかすわけにはいかない。
場合によっては部屋の近くまでは送っていこう。
眠気がやって来た頭でもそれだけは考えていた。
少し経って、なのはがカップを二つ持って戻ってきた。
「はい、どうぞ」
「ありがとう」
受け取ってみると、入っているのは暖められたミルク。
ただ、普通のミルクと違い、若干色が小麦色掛かっている。
「なのは、これって?」
「キャラメルミルク。この間、お母さんに教えてもらったの」
「へぇ……」
ひとくち飲んでみる。
なのはが少し不安な顔でこちらを見る。
「どうかな?」
「うん、暖かくておいしい。疲れも取れそうだな。これなら」
「よかった。……実はこれ、誰かに作って上げるの初めてだったの。ごめんね? 実験台みたいで」
「実験台なんて、そんなことないよ。本当においしいんだから。これなら毎日でも飲みたいかな?」
「大げさだよ、ユーノ君」
ユーノにしてみれば事実を告げただけだし、出来るなら本当に毎日飲みたいと思うくらいだ。
なのはが褒められて照れくさそうに笑う。
その表情を可愛いな、とユーノは思った。
そのまましばらく談笑して二人だったが、胃に暖かい物が入ったお陰かユーノの眠気は更に増していた。
「ユーノ君? 大丈夫?」
「う…ん………大丈……ぶ」
結局、話半分でうつらうつらとし始め、なのはが大丈夫かと問うたときには既にソファの背にもたれ掛かり、
徐々に規則正しい寝息が聞こえはじめていた。
「ユーノ君? もう……こんなところで寝たら風邪ひいちゃうよ?」
『確か仮眠に使う毛布があったはずですよ』
「うん、分かってる」
レイジングハートが思い出したように告げる。
四六時中残業などで書庫へ缶詰になることの多いユーノは司書長室で寝泊まりできるよう、
毛布などを持ち込んでいる。
なのは以外にもフェイト達がハンモックや寝袋を司書長室内に持ち込んでいたのを見つけて、
さすがに他人が見たらどうかと思うと止めさせた事もあった。
寝顔を見ながら苦笑し、立ち上がると毛布を探し出し、再びユーノの横に座る。
背中から毛布を掛けてやろうとしたが、
手が触れた際にユーノの身体がグラリと揺れ、そのままなのはの膝へと倒れ込んだ。
「あ………!」
起こした、と思ったが、一瞬、唸るだけで目を覚ます気配は無かった。
「ユーノ君?」
試しに声を掛けてみるが、寝息は穏やかなリズムを刻むまま。
「……やっぱり、疲れてたんだ。ごめんなさい……お話に付き合わせちゃって……すぐ、帰ればよかったね……」
彼が疲れている事は分かっていたはずなのに。話せる事が嬉しくて。
だからだろうか。たわいない話と分かっていても帰るのが惜しかった。
体勢を直し、ユーノの頭を自分の膝の上に載せてやる。
愛おしげに髪を撫でて、寝相が変わったときにぶつけたらいけないと眼鏡を外す。
「ちょっとは男の子の顔つきになってきたと思ったけど、眼鏡取るとやっぱり寝顔は昔と変わらないなぁ」
クスクスと笑いながら、自分の膝の上で眠るユーノを見下ろす。
その寝顔は幼い頃、書庫に顔を出したとき、
疲れて仮眠していたその頃の寝顔と全く変わっていないと思った。
「あ、ふぁ……」
髪を撫でてやりながらユーノの寝顔をしばらく観察していると、次第に自分にも睡魔が降りてきているのが分かった。
一瞬、どうしようかと思う。
今帰れば、ぐっすり眠れそうだが、このままユーノを置いて帰るのも気が引けた。
「うーん………ま、いいか。このままで。レイジングハート、何かあったら起こしてね?」
『all right』
朝起きたとき、真っ赤になって、狼狽する彼の顔が見たかったから。
だから毛布の半分を彼に掛け、半分を自分で羽織るとなのはもまた眠りへと身を委ねる事にした。
翌朝、資料の受け取りにやって来たクロノが目にしたのは。
なのはの膝枕で幸せそうに寝こけるユーノと、彼を膝に抱いたままやはり幸せそうに眠るなのはの姿だった。
この後、目を覚ました二人がクロノによって、しばらくからかわれ続けたのは、言うまでもない話である。
了
いじょ。
残業と言われたらこういう話しかない、と電波がビュンビュン飛んできたの。
ここに投下してきた中では珍しく司書長主体よりややなのはさん主体になったかな。
>>277 GJ!いや〜やっぱりなのはさんが絡むと甘くなるユーノきゅんが素敵だなw
GJだ!! 綺麗ななのはさんとの絡みは心が和むなぁ。
>>271 GJッス!!
俺が夜勤組なら、その光景を携帯で撮って待ちうけにせざるをえない。
>>271 GJ!
いやー和んだ和んだ!
綺麗ななのはさんと、無防備な司書長がいいねっ!
>>271 綺麗ななのはさんはいいなあ。
>駄目に決まってるでしょ。……ま、どこかの捜査官も何のかんのと理由付けて、
>本を読みに来てるし
……なのっ!?
>>271 GJ!
うーん、ラストがすんなり脳内劇場で映像化されたんだぜ。
補正も何もないなのはさんは、本来こうなんだよなぁ。
寝る前によいものが読めてよかったぜ。
じゃ、おやすみなさい。
>>271 ユーなの派のオレが寝る前にGJしてやる!!
今新潟にいて、京都まで帰るきっぷを失くしたが、なんとかなりそうな気がしてきたw
>>279 ならねーよw
…とりあえず幸運を祈る。
>>271 gj!
なのはの修学旅行(遠足)先にロストロギアがあることが判明して現地で落ち合うユーノきゅんとか
無印と二期の間の夏休みにユーノきゅんとの共同生活を楽しんだり隣町の夏祭りに行ったりするなのはとか
俺もなぜか現在なのはと絡めた電波が大量に降ってきてる
明日サンクリだけど
めぼしいサークルはある?
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/14(土) 22:41:56 ID:VUq4keWH
あいんほるん行きたいが、狼と香辛料人気で回れるかどうかわからん
>>271 gj!
近い将来ヴィヴィオににやけ顔で思い出話を語る光景が見える
>>278 完全に補正を無くすと、そもそも司書長と関係が進むかどうか怪しいわけだが・・・
>>281 修学旅行と聞いて、そこに在った遺跡から
「こ、コレ賢者の石じゃないか…」
てな具合にロストロギア級遺物見つけて、クロ助に応援頼むも自力で解決命じられ、
ひょっとこのお面被って忍者軍団と戦うハメになる司書長の電波が沸いちまった。。。
>>271 GJ!!
キャラメルミルクの如く、心があったかくなったw
>>279 きっと司書長も応援している筈だ!
御武運を祈る!
それ獣人になるヴァイスとかが仲間にいるのか
スクライアダイナマイトキーックなのか
>>285 実は、アーカムの魔女が管理局の、それも位の高い魔導師だったとか?
それが縁でアーカムに協力させられる三人娘と司書長が追加電波で飛んできたぞ?
>>285 それなんて宝守妖精
うん、でも分身烈風拳使う努力の人ティアナは見たいかもw
芳乃や理恵、初穂や香穂ポジが誰になるかも気になる。
というかユーノがスプリガンでも全く違和感無いなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>290 司書長がアーマードマッスルスーツ着るわけですね、わかります。
ウィングロードの進路上に人が飛び出してきたら思わず加速するスバルと申したか(マテ
ティアナ「まさか加速するとは思わなかったわ」
でもさ、ロストロギアを回収したり破壊したりする管理局って、要は規模がどでかいアーカムなんだよな。
優:ユーノ
朧:ヴェロッサ
ジャン:ヴァイス
香穂:アリサ
初穂:すずか
暁:ゼスト
ボー:スカ
芳乃:ティアナ
こんな感じかな、ただ香穂初穂姉妹はどっちがどっちがか思い出せないので逆の可能性も
>>290 リンディ「彼はユーノ・スクライア。最硬のスプリガンよ」
こうですかわかりま(ry
司書長はどっちかってと山菱理恵ポジだと思うんだw
ボーは違うな。スカは年齢はアレだけど元スプリガンのあのドクターだろう
来いよ!
23時のスプリガン!
こうですねわかります
影響されてキャラメルミルク作ろうとしてべっこう飴が出来た
……?
おおぅ。戻ってきてみたらGJがいぱーい。
楽しんでもらえたら何よりだわ。
>>294 逆だね。初穂が姉で強気な方だから。
初穂=アリサ
香穂=すずか
まあ、この二人はガチでイメージピッタリすぎだw
>>ボー:スカ
チョット、マテw
性格的に愉快な点はともかく能力違いすぎっしょw
どちらかというと、ボーのポジはスバ……ゲフン、何でもない。
後は
理恵=なのは
秋葉=フェイト
な感じかな
>287
しょんなか
さっちま
あと最近ユーなのヴィヴィのがスレで紹介されていた気が……
いじょ、カタログより
知ってる情報公開しようぜ!
小作人さんは今回は違う本みたいだ。
>300
アンカミス!>282!
次元震の影響で無限書庫が散乱して
2徹で整理した区画が…と呆然とする司書長を優しく慰めるなのはさんがよぎった
…やっと家帰ったら部屋が本棚倒れてめちゃくちゃ@岩手南部 の現実逃避です
ミッドチルダの次元震はこれ以上の惨事なんだよな…恐ろしい…
>>302 オラのユーノぐんはそったな事でヘコたれね!!
おらほのユーノぐんは不屈だあ!!
>>302 怪我とか無かったか?
本棚倒れていたぐらいなら良いじゃないか。大変だけど。
スカ「ユーノ君……。君はいつかの『帰らずの森』の時に言っていたね? 管理局が『悪』だった時には叩き潰す、と。
……それが本当かどうかしっかり見定めさせてもらうよ。君がこれからどう行動するかをね……。」
ユーノ「…………。」
すまん。俺はユーノのライバルはスカが似合ってると思うんだ……。
>>302 俺も以前、芸予地震で似たような目にあったわ
とりあえず余震には気をつけてな
一度並べなおした本がまた崩れるとリアルに orz になるから
>>302 激しく乙
司書長には言っておくから今日はゆっくりしてくれ
>>304,306
心遣いありがとう
少し日が経ったら次元震でぐちゃぐちゃになった無限書庫みて涙目司書長を慰める三人娘とか書いてみるノシ
309 :
流浪の者:2008/06/15(日) 00:20:47 ID:QTu5R0zT
とりあえず続きを書いても大丈夫っぽいと思い続きの第二話を投下します。
「――ハァッ!!」
突如現れた少年に一同が呆気にとられている刹那。
誰よりも早く我を取り戻したのはクイントだった。
横目で少年の展開したシールドが犯人の放った魔法を完璧に防いでいるのを確認しながらも、走る。
身をかがめながら接近してくる女性をスバルを拘束していた犯人が察知するが時は既に遅し。
次の瞬間には顎を打ち抜かれて犯人の一人はたまらず昏倒する。
――タンッ!
更に呼吸する暇もなくクイントはスバルを抱えて跳躍する。
何が起こったのか理解できていない様子の二人目がこめかみを蹴りぬかれ、一人目と同じ末路を辿った。
「こ、このアマァッ!!」
あっという間に仲間二人がやられる光景を見て最後の一人が吠えた。
ギンガに向けていた注意をクイントに向け、デバイスを構えようとする。
クイントは魔法が放たれる前にかたをつけるべく再度の跳躍を試み、やめた。
何故ならば、次の瞬間には犯人の股間には小さな足が突き刺さっていたのだ。
「…変なもの蹴っちゃったな」
声もなく股間を押さえながら崩れ落ちる男を一瞥することもなく少年――ユーノは嫌そうに足を振る。
その様はとても娘を守り犯人の一人を倒したヒーローには見えず、クイントは思わず噴出してしまう。
「アハハッ! やるじゃない、少年!」
「どうも。そちらは大丈夫ですか?」
「大丈夫大丈夫、かすり傷一つなし! ね、スバル?」
「う、うん…」
余程怖かったのだろう、クイントの胸にしがみつくように抱きついていたスバルが小さな声で答えた。
その視線は母親と姉、そしてユーノを数秒感覚で巡回しながら誰に注目するべきか迷っているように見える。
「ギンガ? あなたは大丈夫?」
スバルの姉ギンガは、母親に返事をすることなくぺたんとお尻を床につけて座り込んだままだった。
「ギンガ?」
もしや怪我でもしたのか?
不安になって声をかけるクイント。
しかし娘から返事はかえってこない。
本来なら今すぐ駆け寄って抱きしめたいところだが、スバルが既に抱きついている格好のためそれは難しい。
それを察したのか所在無さ気に立っていたユーノがクイントの代わりに近寄っていく。
ギンガはそんな少年の様子をぼーっとした目で見ている。
「大丈夫かい?」
「はうっ?」
びくんっ!
ユーノがしゃがみこみ、至近距離で目を合わせる形になると少女の身体が跳ねた。
そして数秒後、途端にあうあうと口をもごもごさせながらわたわたと手を振り出す。
頬は薔薇色に染まり、慌てているのが丸わかりだったが、ユーノから目をそらすことだけはしない。
そんな娘の様子にピーンと来たクイントは緊張に結んでいた口元をニヤッと吊り上げる。
「ギンガ? お礼は?」
「あっ! う、うんっ! あ、あのっ! ありがとうございましたっ!」
残像ができそうな勢いで頭を下げるギンガを微笑ましげにクイントは見守る。
だが、困ったのは当のユーノだった。
助けたのは事実だが、こうもマジマジと御礼をされるとなんとも面映い。
照れにポリポリと頬をかくユーノ。
なお、そんな光景をただ呆然と見ているだけだった店員たちが危機が去ったことに安堵するのはこの五分後である。
「さあ、どんどん食べてね!」
「あ、はい。いただきます」
満面の笑みで促してくるクイントに応えるようにユーノはテーブルに並ぶ料理に手を伸ばした。
あの後、ようやく到着した管理局の人間が事態の収拾を始めたのを他所にユーノはこっそりと店から逃げ出そうとしていた。
別段悪いことをしたわけでもなく、むしろ褒められることをしたのだが、事情聴取などに付き合うのは煩わしい。
そう考え、裏口から逃走を図ろうとしたユーノだったが、出口を出たところであっさりとクイントに捕獲された。
そして連れてこられたのは家族連れ向けのレストラン。
気がつけば料理が並び、ユーノは突然の展開にただただ流されるばかり。
「あの…」
「大丈夫よ。娘を助けてもらったお礼だし、支払いは私が持つから」
「いえ、そんな…当然のことをしたまでですし。それに、僕がいなくても…」
「そんなことはないわ。あなたがいなければ誰も怪我をさせることなく事態を収めることなんてできなかった」
「あ、は、はい。ありがとうございます」
「ありがとうは私の台詞。ギンガを守ってくれて、本当にありがとう…!」
テーブルがなければ抱きついて感謝の意を示してきそうなクイントにユーノは苦笑いしながらも照れに微笑む。
クイントはそんなユーノの子供っぽい仕草に微笑ましさを感じつつも、娘たちとそう変わらない歳の少年が
あの場であのような対応を取れたことに驚嘆する。
ボロボロの服装と相まって、かなり怪しい少年ではあるが、助けられたのは事実。
それに、クイントの直感は翡翠の瞳を持つ少年を悪と判定しなかったのだ。
「あ、美味しい…」
「でしょう? ここはうちの家族のお気に入りの店なのよ。ね、スバル、ギンガ」
母親の問いかけにこくんと頷いたのはスバルだけだった。
黙々と料理を口に運んでは次々に料理に手を伸ばすその健啖ぶりは見る者に微笑ましさと驚きを与える。
ユーノは後者らしく、スバルの食欲に驚きを覚えていた。
「…ギンガ? 食べないの?」
「……」
「そんなに見つめていたら、彼に穴が開いちゃうわよ?」
「……え!? ああっ!? あ、うん! 食べる!」
席に座ってから微動だにせずユーノを見つめ続けていたギンガが母親の言葉にびくりと反応する。
余程恥ずかしかったのだろうか、首筋まで真っ赤に染めた少女はぎこちない動きでスプーンを動かす。
その食事速度は一般的な女の子と比べてもかなり遅い。
緊張もあるのだろうが、それにしてもその遅さは不自然だ。
しかも、一口の量は非常に少ない。
普段はスバルと同じように食べているのに、と首をかしげたクイントだったがすぐにその理由に思い当たった。
(…気になる男の子の前で大食いはできないってわけね)
娘の成長に喜びを覚えたクイントは「母さんはわかってるわよ」とばかりにギンガへウインクを送る。
その意図を察したギンガは視線から逃げるように俯き、更に食事の速度を落とす。
だが、その伏せた瞳が時折チラチラとユーノのほうを向いているのをクイントは見逃さなかった。
「…あ、そういえばまだ自己紹介をしていなかったわね」
このことを夫に話したらどんな反応をするのだろうか?
と微妙に恐ろしいことを考えながらクイントは肝心なことを忘れていたとばかりに手を打つ。
「私はクイント・ナカジマ。この二人の母親よ」
「ギ、ギンガ・ナカジマですっ!」
「……スバル・ナカジマ」
「僕はユーノ・スクライアです……って、母親?」
信じられない単語を聞いたとばかりにユーノは眼を見開いた。
確かに三人の容姿は似通っていて、血が繋がっている家族だということに疑問はない。
しかし、ギンガの歳を考えればクイントの見た目は若々しいにもほどがある。
正直、彼女の容姿は十代後半にしか見えないのだから。
「驚いた?」
「はい、それはもう…あの、お姉さんとかじゃないんですか?」
「あははっ、ユーノ君はお世辞が上手いのね!」
バシバシと嬉しそうに隣に座るスバルの背中を叩くクイント。
スバルは迷惑そうだったが母が喜んでいるのが嬉しいらしくどうしていいのかわからないといった表情だ。
ギンガは小声で「ユーノさん…」とその単語を刻み込むように呟いていたりする。
(…楽しい人たちだな)
心の中でそっと呟きながらユーノはナカジマの名を持つ三人を見つめる。
三人が三人とも個性的な面々だ。
スバルがこちらを警戒するように窺っているのが気になるところだが、さっき起こった事が事だけにそれは仕方がない。
実際はそれ以外にも彼女には事情があったりするのだが、今のユーノはその事情を知らなかった。
余談ではあるが、最終的な食事量比率は
ユーノ:クイント:スバル:ギンガ=1:1.8:3:2
だったという。
315 :
流浪の者:2008/06/15(日) 00:30:41 ID:QTu5R0zT
投下終了。
クイントの性格設定に関しては「明るく強い姐さんタイプ」という都築先生のコメントを元に創造してみました。
>>315 俄然続きが気になります。超GJ
このまま突っ走ってくださいな。
>>315 面白えw つまらぬものを蹴ってしまったユーノも一目惚れしちゃったギンガも可愛いよw
>>315 非常にGJ
どうかこのまま続いてほしいなぁ……ギンガ可愛いよギンガ
>315
ギンガ!ギンガ!ギンガ!ひゃっほーい
>>315 変なもの発言にフイタw
かなり続きを期待しながらGJを送らせていただきます
さぁ、皆で新しい司書の仲間入りを祝福しようじゃないか
ただし司書長もといユーノきゅんは俺のソウルブラザーな
やっぱりギンガはユーノに一目惚れっていうシチュが似合ってるなぁ〜!
GJ!!
GJ! ギンガも可愛いが、成長するにつれてユーノの魅力に気付いていって、気がついたら好きになっちゃってるスバル
も期待してるぜ!!
流れ切ってもうしわけありませんが、この前のフェレットユーノ君ネタさらに思いついたんで投下します。
今度も山もなければ、オチもない、どうしようもない内容ですが・・・
それでは4レスほど失礼します。
先日起こった無限書庫の突然のシステムダウン。
原因究明、対策、復旧作業、そして事後処理と溜まった依頼をどうにか切り抜けたユーノ。
怒涛の数日間が過ぎた後は、まさに台風一過のような静かな日々が訪れた。
他部署からの依頼も無く、無限書庫の発掘・整理も思いのほか順調に進んだ。
ただ、問題があるとすれば・・・
「まいったなぁ〜、まだ戻らないや」
空前絶後の修羅場で体力・魔力ともに極限まで酷使したユーノは、
体への負担軽減と回復のためフェレット状態となり、未だ元の姿に戻れずにいた。
無限書庫に勤めだした10年前には何度かあったことだが、それ以降フェレットになること自体ほとんど無く、
回復するまでどの程度かかるか全くわからなかった。
そこで、無限書庫が落ち着いたのを機に休日を取ってゆっくり休むことにした。
「とは、言っても部屋に閉じ篭ってても仕方ないし、どこか出かけようかな」
そう思い立ってとりあえずトランスポーターへ向かうことにする。
管理局内を歩いていると時々職員達が目を向けてくるが、小動物を見て微笑ましさを感じる程度の視線だった。
様々な世界の様々な人々が出入りする管理局では人間だけでなく、色々な生き物も出入りする。
おそらく誰かのペットか使い魔と思われているのだろう。
トランスポーターへの最後の角を曲がろうとした時、ちょうどその角を曲がってきた姿があった。
(うわっ、びっくりした。これは、、、ペンギン?)
よく見ればそれはペンギンだった。こんなところにいることを考えると、やはり誰かの使い魔なのだろう。
ユーノが一礼だけして、脇を抜けてトランスポーターへ向かおうしたところ、
「ん?君も集会へ行くのだろう?ほら、急ごう。もう始まる時間だよ」
突然そのペンギンに声を掛けられたかと思うと、
カプッ――
嘴で頭から咥えられた。
「ぎゃ、ぎゃーーー!!痛い!?よ、よだれがぬるぬるするーー!」
「それじゃ、急いで行くよ」
そのペンギンはユーノを咥えたまま何処かへと走り出した。
頭から咥えられた痛さと、口内の気持ち悪さで意識を失う寸前、
ユーノはそのペンギンの首に『PEN2』という首輪を見た気がした・・・
「じゃあ、僕はこれで」
おそらく目的地に着いたのだろう。ユーノを嘴から離したペンギンはそう言い残して離れていった。
「うぅ、体がべとべとする」
気落ちしながらも周りを見渡してみると、そこは訓練場くらいの大きさのある空間だった。
その中に所狭しと多くの動物や昆虫、幻想種がいた。どういうわけか人間は一人もいないようだ(ユーノを除いて)。
「皆さん、静粛にお願いします」
声が響いたほうを見てみると、壇上のようなところに一頭の白馬が立っていた。
「本日はお忙しいところお集まり頂きありがとうございます。
それでは、これより“次元世界使い魔集会”を行います」
(つ、使い魔集会??)
突如開催された集会にユーノは目を白黒させた。
そんなユーノをよそに壇上では様々な動物達が報告や連絡を行っていた。
ようやく事態に頭が追いついてきたユーノは、改めて周囲の動物達を確認した。
確かに各々から魔力を感じることができ、誰かしらの使い魔であるようだ。
(それにしても、使い魔同士の交流がこういう形で行われているなんてな〜)
勿論使い魔も自分自身の意思を持って行動するため、主人以外にも独自で交流をもつことはあるが、
ここまで大規模でしかも使い魔同士が関係を持っていたのは意外だった。
やはり使い魔としては犬や猫などがポピュラーのようで、数も多く見られた。
中にはリボンをした無口な黒猫もいたような気がしたが・・・
いや、それには触れないで置いたほうがいいような気がする。中の人的に・・・
集会は進んで行き、報告などの他に相談事や討論・雑談も交わされた。
「あれ?もしかしてユーノ?」
壇上の話に集中していると、ふと聞き覚えのある声がかけられた。
目を向けてみると、互いにそっくりな2匹の猫がいた。
「え〜っと、リーゼアリアさんとリーゼロッテさん?」
そこにいたのはグレアム元提督の使い魔、リーゼロッテとリーゼアリアだった。
「お久しぶりです。それにしても、お二人はなんでこちらに?」
彼女達は引退したグレアムと共に地球へと移ったはずであったが・・・
「普段はお父様と一緒にいるんだけど、この集会だけは参加してるのよ。
これでも使い魔としての経験はだいぶ長いからね。後輩達にアドバイスとか教えことも多いから。
それより、なんであんたがここにいるのよ?」
確かに彼女達は優秀な使い魔であり、おそらくは最も経験を積んだ使い魔だろう。
他の使い魔達のためにこうしてこの集会に参加しているのは、面倒見の良い彼女達らしかった。
ユーノは自身がここに至る経緯を話そうとしたが、ふと周囲の視線がこちらに集中していることに気付いた。
周囲だけではない。ここにいる全使い魔達の驚きを含んだ視線が自分達に向けられていた。
一匹の使い魔が恐る恐るといった様子で声を掛けてきた。
「リーゼさん。ユ、ユーノって、も、もしかして無限書庫司書長の・・・?」
「あ、ばれちゃいました?はい、僕はユー「「その通りよ!」」・・・え?」
その時ユーノは見た――リーゼアリアとリーゼロッテの面白そうなことを思いついた言わんばかりの笑顔を・・・
「この子はユーノ・スクライアの使い魔よ」
「司書長と同じユーノって名前だけどね〜」
「え、何を言って」
そう反論しようとしたとき、周りから絶叫があがった。
「なんだってーーーー!!?あのユーノ・スクライアに使い魔が!?」
「やっぱりそうなのかー!!」
「そういえば聞いたことがある。スクライア司書長が無限書庫に来たころ、フェレットがよくいたって!!」
「それにあの子の魔力。司書長と同じ波長を感じるわよ!」
「使い魔投票“一緒にいたい人物No.1”、“マスターにしたい人物No.1”、
“マスターにしたら苦労しそうな人物No.1”の司書長に使い魔がぁぁぁ!!」
『マスター、大変です!無限書庫司書長ユーノ・スクライアに使い魔がいることが判明しました!!
はい・・・そうです。了解、直ちに彼を通じて関係を!」
「ユーノ君でしたっけ?ユーノ司書長とはどんな経緯で契約を結んだんですか?
ぜ、是非とも具体的に教えてくれませんか?むしろ私とも契約を結んでもらえるように・・・」
『え?使い魔を通じてスクライアさんとの間を取り持って欲しい?主といえどそれは譲れません!
スクライアさんとは私が!』
それはまさに阿鼻叫喚の地獄絵図だった。
驚愕の事実に放心するもの、我先にとユーノに近づいてくるもの、主人に連絡を取るものなど様々だ。
「あ、いや、っちょ、ちょっと違うんです。僕はだから」
ユーノの必死の抵抗も使い魔達の勢いにの前にはまったくの無意味だった。
その混乱に乗じてリーゼアリアとリーゼロッテが両脇からユーノに抱きついてきた。
「ほらほら、みんなそんなにがっつかないの!」
「このユーノは私達の愛人で、司書長のユーノ私達の将来のマスターなんだから」
何をドサクサにまぎれてとんでもないことをおっしゃってくれているんだ、この猫達は。
「リーゼさん、それは横暴だー!」
「ユーノはみんなのもの!!」
もうこのままこの波に飲まれてしまうのか、と思われたその時―
「こらー、あんた達!少しは落ち着きな!」
それはまさに天の声だった。僕が本当に追い込まれた時、倒れそうな時、助けてくれたこの声は。
「あ、アルフ〜〜〜!」
今この時のユーノには、アルフが天使に見えた。
・・・子犬形態ではあるけれども。
この混沌と混乱の状況を一喝で収めたアルフは、周りを一瞥すると再び声を張り上げた。
「人がちょっと遅れて来てみれば、なんだいこの騒ぎは!
大体リーゼロッテもリーゼアリアも何を訳のわからないことを言ってるんだい。
ユーノは10年前から私のものって決まってるんだよ!!」
あぁ、あなたもでしたかアルフさん・・・
ユーノはそこでギリギリで保っていた意識を手放した。
「っは!!」
飛び上がるような勢いで目が覚めた。
「ゆ、夢・・・?」
吹き上がるような汗と、激しい鼓動が体中に響く。
と、そこで体の違和感に気付く。
「人の姿に、戻ってる・・・」
正直どうも実感が湧かない。さっきのはどこまでが現実で、どこからが夢だったんだろうか?
あの使い魔の集会は?フェレットになった自分は?無限書庫のシステムダウンは?
「って、うわ!もうこんな時間だ!?」
時計を見ると始業時間まで一時間しかない。
ユーノは急いでシャワーを浴びて、簡易食だけを口に入れると無限書庫へと向かった。
そんなあわただしさの中で先程の悩みなど頭の中から消えていたのだが・・・
「みんなごめん、遅くなって!!」
勢いよく無限書庫の扉を開けて入ったユーノであったが、その前に広がっていた光景は、
「し、司書長〜・・・」
部下である司書がもう今にも泣きそうな顔でこちらを見てくる。
「ようやくお目覚めかい、ユーノ」
やれやれ、といった感じでアルフ。
「「おっはよう〜、ユーノ」」
なんだかわからないけど機嫌良さそうなリーゼアリアとリーゼロッテ。
「「「「お待ちしておりました、スクライア司書長!」」」」
そして、この広大すぎる無限書庫を埋め尽くさんばかりの使い魔の皆様方だった。
以上です。
こんなのばっかりで申し訳ないorz
それにしても、使い魔を連れてる魔導師って少ないのだろうか?
アルフとリーゼ達くらいしか。フリードとザフィーラをどうみるかは悩むとこだけど・・・
GJとしかいえないな。
個人的にはザッフィーはありで、唯一の味方というポジションに。
>>328 GJ
ヴォルテールとハクテンオーが
「「私たちもユーノさんの使い魔になりたいですぅ!!」」と
>330
ハクテンオーはどうしたものかw
ヴォルテールはいつかのフリードっぽく女性化できると信じてる。
>>330 涙目になるキャロとルーテシアを必死になだめる司書長とヴォルテール&白天王を幻視した。
>>332 待て待て待て待て待ってみよう
ハク繋がりで司書長と知り合ったルーテシア繋がりで司書長を手伝いたいんですけどー
ってそわそわしだすインゼクト達ってのは?
これならユールーも出きる。
まぁ、司書長とコミュニケーション取ろうと組体操みたいにインゼクト文字を空中に描く
インゼクトたちが見たいだけなんですがね
ここはガリューの中の人に登場してもらうしかないな!
>334
クイントさんか
>>335 あったなそんなネタwww
ところで、リインとアギトは使い魔に入りますか?
せっかくのアルティメット家族タイム&リインUタイムなんですから、わたしたちもユーノさんとユニゾンするですー♪
最近は絵師さんも増えてきたことだし、アインスさんやリィンやアギトとユニゾンした司書長とか妄想フルドライブとかの格好いい司書長を誰か描いてもらえないものだろうか
と他力本願してみる
>>337 真っ先に想像したのがリィンと無理矢理ユニゾンしたら解除した時に司書長とリィンの精神が入れ替わってしまった!的な!
…もう寝るわ。
フェレットに変身して
「キューキュー」
「チキチキチキ……カサカサカサ」
と虫と普通に話す司書長を受信した
変身を解いてるのにうっかり口できゅーきゅーと言って気づいて赤くなるユーノきゅんってのも受信した
>>339 すまない。
フェレットユーノがむしゃむしゃ虫を食べているところをルーテシアが目撃した電波が受信された。
途中で何かが混信したようだ。
やはりこんな早朝に起きている者はいないようだな、しょうがないユノユノの布団に忍び込み
人肌の温もりと母性溢れるこの胸で包み込む作業を続けるとしようかユノユノォォオオ!!(小声)
甘いですねシグナム副隊長!!せんせーの抱き枕は私くらいが丁度いいんです
せんせーと私以外で寝ていいのはギン姉だけですよ
せんせー、私とギン姉、2人ともせんせーの子供のお母さんにしてください
お2人とも休日でも仕事があるのですからご自重ください。
え、私ですか?
私の仕事はファ…司書長の補佐ですので添い寝も仕事の内です。
>>328 GJ! なんという動物ランドw無限書庫が一瞬で和み空間にwww
使い魔を作る魔導師は多いかもだが、プレシア女史の言葉(無印SS02)を考えると、維持し続けることは稀みたい。
かなりの魔力を持っているであろうプレシアですら、リニスを作ったのはフェイトの教育のためだけ。それが終わったら消してるし。
研究のサポートとか色々使えそうなのに。病気だったみたいだから、そのせいで維持が困難だったのかもしらんけども。
アルフは契約内容が「汝の成したいことを成すがよい」だから、フェイトさんが死ぬか契約を破棄するまで存在できるし、リーゼ達も恐らくは、グレアムさんのサポート、とか長い間活動できるような契約内容なんだろうね。
高性能な使い魔ほど負担が大きいらしいから、アルフやリーゼ達のような活躍はできない、ペット感覚で作った使い魔を持ってる魔導師はいるかも。
司書長の使い魔を思い浮かべようとしたら真っ先に某エロオコジョが浮かんだ件についてw
真面目に考えなおすと司書長の場合実用性を重視しそうだから、
ガジェットの残骸から作り上げた魔力に反応して動く疑似使い魔なんてのが思い浮かんだ。
フェイト「ユーノ……ペットが必要なら私に言ってくれればいつでも……(真・ソニックで手に首輪)」
なぜか、給料日に司書全員昼にうな丼を全額おごりで出前する司書長、
自分は司書長室で特上うな重をしばらくにおいを楽しんだ後いざ箸を延ばしたらノック無しで飛び込んできたはやてのせいで落としてしまう謎の光景を幻視
>>345 なんかその電波で司書長が遺跡を発掘してるときにモンスター○ァームに
出てくるヘンガーを発掘してなぜかマスターに認識されたのでそのまま使い魔にって電波が来た。
>>348 鰻重の代わりに食べられるはやてと申したか
ふと思ったんだが
ユーノにはDoctor Whoのドクターみたいな事させたらかっこよくない?
>>350 「あ、あのーユーノ君? どうしてフェレットさんになっとるんやろか?」
「こっちの方が、歯が鋭いからだよ」
「あのー……どうして、体調がメートル近くあるんやろか?」
「食べ残したら、色々と厄介だからね」
「……(汗)」
「あぁ……特上うな重よりは、だいぶランクが落ちるけど……我慢するか……」
「いやーっ! 性的な意味じゃなくて食欲的な意味で食べられるのはいやーっ!?」
「じゃ、いただきます」
ぞぶり
何て電波を受信させるんだw
>>352 催眠ガス→夜天の王は眠っている……→鬼喰い→多量のアートマポイントを獲得!
ですねわかります
クリティカル時には特別なモーションがあるんだろうな
>>352 コマンド「たべる」
しばらくお待ちください、しばらくお待ちください
「やめ… とけば… よかった」
ダメージ+睡眠、毒、暗闇、沈黙
こうですね。分かります
なの
実際問題、人間ってうまいのか?
スターリングラードやレニングラード南下で人肉を食っていたと言う話はあるが……
自分は食った事が無いから知らん
うなぎからどこに飛んでるんだよw
359 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/15(日) 12:05:33 ID:6jxB8/FE
まぁまてみんな、これを肉体的な意味じゃなく
魔力的な意味に変えてからもう一回電波を受信するんだ
パパ〜、この流れだとお昼ごはんが人肉になっちゃうよ〜!!
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/15(日) 12:26:22 ID:weiH8UHn
今日はサンクリな訳だが、ユノユノメインの本はどのくらいあるのだろうか? 現地に行っている司書の意見を聞きたい所だな。
私とユノユノの濃厚な絡み(性的に)がある十八禁本が大量に出ていると嬉しいのだが。ユノ攻めでもシグ攻めでもどちらでも
構わないのだが。
せやけど(ry
どんな形であれ、ユーノとシグナムが交わってる同人誌なんて1冊しか知らない……
今回は事前に目玉商品の情報がなかったような気がするからな……
全開のリリマジのように、実況が入る可能性も低いか。
>>363 ここのSSを元に漫画に起こせばたくさん出来るんだろうけど。
>>357 民俗学的な資料として読んだ物の本によるとうろ覚えだがたしか数十年前の話。
某アフリカの人肉食べる部族にヨーロッパの学者だかなんだかがきいたところによると
「西洋人はヤニ臭くてまずい」←ただし西洋人は成年男子しか食べたことがないらしい
「子供で腐りかけがおいしい」
とか。
ちなみにそのインタビューした人はその部族の人にたばこを吸うかどうか聞かれたらしい。
そういえばフェレット姿のユーノさんはやっぱりフェレット味なんだろうか。
>>352を見て、何故かマッチョフェレットを思い出した。
工□パ□のリリふぇが面白すぎる件について。
とりあえず、ユーノ君性的な意味でも食的な意味でも生はいかんよ生は。
狸は汁にして喰うものだぞ。
流石に人食ネタはちょっとな…
人を食ったような話なら歓迎っす
喰うのなら、せめて性的な意味でだな。
あれ、アリアさん、ロッテさんこれから司書長のお手伝いっすか?
でも、司書長夜勤明けで今は寝てるはずですけども・・・・・・
アルフ「ねこ……」(じゅるり……)
「ジョージ!!所沢のジョージじゃないか!!」
「はりたおすよ、このフェレット!!」
wikiを編集してて気づいたんだけど数の子達との絡みが半分も書かれてないのな。
具体的には1,3,6,7,8,10,12の方たち。さすがに司書長と言えども彼女達に絡めるのは難しいか?
>>370-
>>372 確かレンジでチンがおいしいとか言ってたような・・・
それはどこの毛むくじゃらの宇宙人ですかwww
てか、なんとも懐かしいTV番組をww
>>373 オットーは一回、セインも何回かあった気がする
>>352 な「――という夢を見たの!」
ユ「(゚Д゚)」
>>376 なのはちゃん…ちょっ〜と向こうでお話しようやないか?
>>328 今更だけごGJ!
使い魔集会でいろんな動物がたむろしてる所想像したら和んだわ
フェレット形態としての司書長も本編で復活してくれたらいいのにね
>>373 編集に手が回ってないだけでセインはそれなりにあるっしょ
ユノセの日々とか
先生、トーレさんの尻に(物理的な意味で)敷かれる司書長が見たいです
先生、俺はクアットロさんと眼鏡交換して遊んでるところがみたいです。
まあナンバーズの場合は基本本編アフターだから絡めづらいよな。
無限書庫に送ろうにも特に更生組は基本戦闘オンリー能力ばっかだし。
自然に能力的にいけるクアットロかドゥーエ、キャラ的に人気のあるチンク、セイン、ウェンディあたりになるわけで
ナンバーズはなぁ。ドゥーエは死んでるし、拘置所の連中は釈放されることもないし。
更生組にしたってチンク、ディエチ、セインは他の数の子達に比べて隔離施設に出るのがかなり遅くなりそうと言うか出られないままの可能性もあるしな。
途中で挙げてしまった……
となると、司書長と絡められるのは、残りの数の子。それも、三期終了後から最低でも1年以上経ってから、なんよねぇ……
戦闘機人のコンセプトを考えると、無限書庫勤務も可能性が低そうだし……
原作の流れを無視した強引な展開に持ち込まないと厳しいな。
拘置所の面々を司書にすることが出来るのか?
ナンバーズとユーノは結婚することが出来るのか?
出来る 出来るのだ
正気にては大業ならず
司書道はモウソウなり
隔離施設はともかく、拘置所の連中は……あそこの連中を書庫に放り込むのは大変危険ですぞ?
あ、IDかぶってるわ……1人で頑張ってる風に見えるなこれだとw
ナンバーズ×ユーノの電波はくるけどそこまで持っていけないなぁ・・・。
カリムさんみたいな考察を考えれればいいんだが・・・。
>>384ー387 そういえば前も起きたな・・・。4番、3秒事件の時に
戦闘機人に関しては、機械を埋め込むのに馴染むように遺伝子弄りすぎて、
子供生んでも奇形にしかならないっていう想像をたまにして落ち込む。
検査でそれがわかって落ち込む妻のギンガを夫のユーノが励まし、相談の末
保存されていたクイントの卵子とユーノの精子とで人工授精して
ギンガが出産、二人の子供にする……という妄想は、
さすがに重過ぎてお蔵入りしたんだぜ。
実際その辺どうなんだろう。
以前も話題になったが、機人の体内に生殖器官が残ってるのかがまず1つ。兵器というコンセプトを考えると、不要な機能だから。
次がその遺伝子関連かな。
数の子達の場合も、ドクターのコピーが体内に、ってあるけど、それが子宮だとは明言されてないし。
最悪、コピーの細胞が入った試験管か何かが「保存」されてるだけかもしれんしね。
まあ、明言されていない以上、妄想で補えるわけだけど。
・・・凄まじく嫌な電波なんだが・・・。
ドクターのコピーが変異をおかして女になってしまうという電波が・・・。
ああ どうかしてるな今日の俺・・・。
>>389 どうにかして軽く書いてみるんだよ。
「血のつながりはないほうがいいね。義理となんて最高じゃないか」
>>331 エリオ×ヴォルテールなんてカオスSSエロパロで見た覚えあるから問題無いw
我が家のお稲荷様を見てて、あるシーンで会話してるのが
声的にユーノ、リインU、ロッサで吹いた。
というか、水橋さんの演技力の凄まじさを改めて思い知らされたw
逆に考えるんだ……実は司書長もあんな声が出せるんだ、と
妹系ヒロインもツンデレなラスボスも可愛い男の子も女の子もできるからな
司書長はお前らに譲っても良いが、水橋は俺の嫁
つい先日話題にあがったユーなのヴィヴィのいちはちきん同人。
とりあえずメロンで買ってきた。
てわけで少し席を外す。
>>390 ナンバーズはドラゴンボールの人造人間18号と同じ考えでいいと思う
だから普通に子供はできる
ユーノきゅんと海行きたい
かなづちなユーノきゅんと一緒に泳いでクタクタになった後、宿でシッポリやりたい
>>400 まあ、読み終えた。
司書長のフェレットは大活躍だったが、顔は2コマだけしか出てこなかったよ。
しかもはやての妄想オチ。あんどフェイトさん暴走のコンボ。司書長やられる描写はなかったけど。
そんな感じの1冊でした。
フェレットユーノ君が
「きゅっきゅっ」
って言いながら一生懸命泳いでる所を観察したい
>>404 そんな……まだ暗くもなっていないのに何を期待してるんだw
>>402 もちろんユーノ君の水着は女の子物のビキニパレオよね?
嫌がるユーノ君に無理矢理着せて、浜辺を連れ回すクロノ君!
今年の夏はこれで決ま………あれ、なのはちゃん何かy(ry
最近のシャマルさんはすっかりきたない方に戻ったな
腐ってやがる(ユノシャマを書くのが)遅すぎたんだ
>>407 騙されるな!その原稿はダミーだ!!!
今年のシャマルの原稿は、自分をモデルにしたヒロインが、ユノユノをモデルにした
美青年と夏祭りで出会い恋に落ちるという30年くらい前のピュアな少女マンガのような
甘い内容の原稿を出すつもりだぞ!年齢を考えろシャマ(リンカーコアブレイク
>>389 生まれながらの生機融合体が誕生したりしないかな?
ウォーズマンを萌えキャラにしたような…
今日もユーノきゅんの寮の私室の郵便受けにエロ本を投函したり
無限書庫のユーノきゅんが検索しそうな書架にエロ本を置いて
発見した時の様子を逐一シャマルさんに報告する仕事が始まるお……
>>403 俺も欲しかったんで池袋のとらのあな行ったんだが、発見できず…orz
まだ入ってなかったのか、売り切れたのか…電車代嵩むが、ちと遅くなっても授業後行って粘ろうか…。
>>413 明日まで我慢するのはどうだろう?
発売日当日に無くても翌日なら置いてるかもしれないよ。
>>413 店に問い合わせるのがいいんでないかな?
無駄足踏まずに済むし。
>>406 ナニを期待w
昨日、きっぷ失くした者だが、検札が来ないなんて長岡から京都まで正直にきっぷ買ったオレがバカみたいじゃないか!
1年以内に見つかったら払い戻してくれるけど
シャマさんの現行の一部を入手
・隣にいる男性の手をきゅっと握り、二人で空を見上げる。
空に咲く花は、力強い音と共に花開き、きらきらと輝き、消えてゆく。
それを見てはしゃいだ声を挙げる私を優しい笑顔で見守る彼。
彼は私と繋いだ手をそっと解き、その手で私の肩を抱き寄せ・・・・・・
以下、何故か焼け焦げていて読めない。
現行じゃない、原稿だったorz
原稿じゃなくて遺稿なの
流れ切ってすみませんが、SS投下よろしいでしょうか?
どうぞどうぞ
では、失礼します。
何の前触れも無く、ユーノは意識を取り戻した。
「あれ、僕どうしたんだろ?」
周りには誰もいないがこの無重力感と、本棚が並んでいるということは無限書庫なのだろう。
ここが無限書庫内のどこなのか、自分がなぜここにいるのか、何をしていたのか全く思い出せない。
「これは・・・遭難しちゃったのかな・・・」
文字通り無限の空間を持つ無限書庫内で遭難してしまうと、帰還することはほぼ絶望的だ。
ユーノが無限書庫で働き始める前にも、資料探索に奥地へ踏み込んだチームが戻らなかったという例は一つや二つではない。
しかし、ユーノにはまったく絶望も焦りもない。それはユーノが何とか冷静を保っていたり、達観しているというわけではない。
ユーノを包み込む雰囲気、というか今いる無限書庫そのものがとても穏やかに感じるのである。
「ユーノさん」
しばらくその穏やかさに身を任せていたユーノだが、突然後ろから声をかけられた。
振り向いてみるとそこには本を抱えた小さな少女がいた。
ハニーブロンドの長い髪を下ろし、その両の瞳は優しさを湛える翠色をしている。
その姿はまさにユーノ・スクライアと似ていた。
いつからそこにいたのかはわからないが、自分にあまりにも似ているその少女に驚きながらも、
ユーノは微笑んで優しく声を掛けた。
「こんにちは。君のお名前は?」
「ユーノさん、この本読んで」
少女はユーノの質問には答えず、自分の抱えていた本をユーノへと差し出した。
この少女が誰なのか?ここがどこなのか?本来ならこのお願いに応えている場合ではないのだが、
ユーノはそうすることが当たり前であるように、少女のお願いを聞き入れた。
「うん、いいよ。おいで」
少女の手から本を受け取ると、ユーノは胡坐を組んでそこに少女を迎え入れた。
少女がそこに納まったのを確認すると、少女の前に本を広げて見せた。
まるで娘に本を読んで聞かせる父親といった風景だが、ユーノ自身こうすることが初めてではないような気がした。
昔々、一人の少女がいました。
少女には家族も、親戚も、友達もいませんでした。
長い、長い間、少女はひとりぼっちでした。
誰も少女に気付かず、話しかけず、一緒にいることはありませんでした。
長い、長い間、少女は泣いていました。
何年も、何年も少女は一人でした。
しかし、ある時少女は一人の少年に出会いました。
その少年は、少女に気付き、話しかけ、一緒にいてくれました。
少女は一人で泣くことをやめました。
少年と一緒に笑い、悩み、苦労し、悲しみ、日々を過ごしました。
そして、その少年につられてたくさんの人が、少女に気付き、話しかけ、一緒にいてくれるようになりました。
時が過ぎて少年は青年へと成長しました。今でも少女と青年はと一緒います。
少女は今とても幸せです。大好きな青年とたくさんの人々に囲まれて、とても幸せです。
話を読み終え、ユーノは静かにその本を閉じた。
包み込むような穏やかなひと時と、腕の中に感じる少女の温もりがとても心地よかった。
と、少女が身を捩ってユーノを見上げてきた。その顔は天使のような笑顔だった。
「ありががとう。
私を見つけてくれて、私と一緒にいてくれて、本当にありがとう、ユーノパパ」
少女のその言葉を、その笑顔をユーノは深く心に刻み込んだ。
「・・・く・・さい。お・て・・さい、し・ゅちょ・」
沈んでいた意識が声に釣られてはっきりしてくる。
「起きてください、司書長」
「ん〜?」
閉じていた目蓋をゆっくり開くと、部下である司書の顔があった。
どうやら眠っていたみたいだ、ユーノ自身意外ではあったがそう自覚した。
「目覚められましたか。それにしても珍しいですね、司書長が仕事中に居眠りされるなんて」
「ん〜〜、ごめんごめん」
本来なら一部署の長が居眠りしてしまうなんてあってはならないことだが、
それでも目覚めたユーノはとても暖かな気分だった。
まるでさっきの夢に出てきた少女を今でも抱いているような。
「あれ、司書長、その本は?」
司書の言葉にユーノも視線を下ろしてみると、そこには自分の腕に抱かれる一冊の本があった。
それはあの少女が呼んで欲しいと差し出したあの――。
「プレゼント、かな。さてと」
ユーノはそう答えると、目の前にいる司書や周りで働く司書達に向かって笑顔で声を掛けた。
「みんな、これからもよろしくね」
突然のユーノの挨拶に目を丸くする司書達だが、すぐにユーノに負けないくらいの笑顔を作った。
「こちらこそよろしくお願いします、司書長」
「がんばりましょう、司書長〜!」
「ふふふ、いまさらですね、ユーノさん」
「無限書庫とユーノ司書長がいる限り、どこまでもついていきますよ〜」
そんな司書達の声に微笑むと、ユーノは自分を囲む本棚を見渡し、小さく呟いた。
「こちらこそありがとう、そしてこれからもよろしくね、無限書庫」
その声に呼応するように、あちこちで本が小さく温かく光った。
以上です。
というわけで、父の日にちなんで・・・いるのかないのかわからないけど。
ここで終わっとけばいいんじゃないか、と思うんだけど、やっぱり入ってきた電波は追い払えなかった・・・
雰囲気ぶち壊しで、以下に続きます。
「と、ところで、司書長・・・その後ろの女の子は?」
「ん?」
信じられないといわんばかりの司書の言葉に釣られて振り向いてみると、
「・・・ユーノパパ」
夢の中で見た(夢であったはずだけど・・・)少女がユーノの服の端を握って、こちらを見上げていた。
「「「ゆ、ゆゆユ、ユーノパパだってええええええええええ!!?」」」
「司書長、いつのまに!!」
「でも、あの外見は明らかにユーノさんの子供!!?」
そこからは混沌と混乱と狂気の坩堝だった。
「ほら、ヴィヴィオ!ユーノ君のこと『パパ』って呼んでごらん!!」
「何言ってるの、なのは!明らかにヴィヴィオは私とユーノの子供だよ!
エリオもキャロも、ユーノにお父さんになってほしいよね!」
「ちょっと待ちいや!ユーノ君の子供といえば、私との間に生まれたリインただ一人やで!」
「ユーノ君、私もお姉ちゃんみたいに子供ほしくなっちゃったなぁ〜」
「ユ、ユーノ、えと、その、3ヶ月・・・なんだって。
・・・うっ、そうよ!嘘よ!いいじゃない!どうせこれからそうなるんだから!」
etcetc...
以上です、本当に終わります。
>>428 GJ!!
父の日当日はあんまり父の日ネタで盛り上がらなかったなw
>>428 GJ。
まあ、お父さんキャラがいないからなぁ……年季が入ってるのはゲンヤさん。まだまだ新米はクロノ。スカは微妙だけど……他はいないしねぇ。
司書長がお父さんとなるとまあ、色々とあるし、司書長のお父さん、はいないからなぁ。
GJ
とりあえず管理局に保護されていた頑是ない孤児たちが
僅かな魔法適性があったから無限書庫に勤めだし、
司書長を父親のように慕う光景は見えました
そいや、父の日ネタの電波提供の
>>204を見てて、微弱な電波を受信しつつあるんだが。
恭ちゃんは、「リリカルなのは」では父親になってたっけか?
あと、グレアムってねこ姉妹を別として、実の子供とかいるのかな?
>>433 両方とも不明。
ただ恭ちゃんについてはとらは3のED(複数子供いる)が確かリリなの換算で三期以前の時間帯だったはずだから、
いるってことにしてもそう文句は言われないはず。
>>373 1の方は能力的に司書として一番優秀だけど、やっぱりドクターの嫁だからなー。
3,7,8,10,12の方々は、残念ながらキャラがそもそもあまり立っていらっしゃらない。
>>435 >3,7,8,10,12の方々は、残念ながらキャラがそもそもあまり立っていらっしゃらない。
よし上等だ、何も言わずに表出ろコラ
数の子スレでも空気ネタが多かった7番セッテに関しては何も言わないが
けど、某所で数の子半分コマした司書長な話を見たような・・・・・・
>>428 GJなのですよ〜でも、
>>426の例えが誰を当てはめるかが見ものですねw
その気になれば全キャラ当てはまりますしねw
「ねえ、ユーノパパ」
「なんだい、ヴィヴィオ?」
「あしたはなんの日か知ってる?」
「世界で一番かわいい女の子の誕生日」
「ふふ…ヴィヴィオ、おたんじょうびプレゼントはえほんがいいと思うの…」
( 'A`)っ ヴィヴィオの絵本[魔王とフェレット]
ヴィヴィオの絵本[淫獣男とハーレム]
今更だけど最近はまっててなぁ
ヴィヴィオの誕生日は6/16になりますた
>>439
嗚呼、偶然とはいえなのはは見てしまった…
お揃いの翠の服を着て幸せそうに寄り添い歩く、ユーノと見知らぬ女の姿を…
スターライ子「なぜ?なぜなの?なぜなのーーーーーーー!!?(SLB」
こうですね?わかります
司書長は他の部署との人的物的交流も多いだろう無限書庫の管理職だし
パトロンやコネ・人脈も必要な考古学者だから毎月会食とかで美人のねーちゃんと同席したり
お得意様や相手方の重鎮の娘さんとお見合いさせられたり付き合いでキャバクラ行ったりしてるよ!
してるよ!
>>441 落ち着いてください教導官、それはあなたの娘さんです。
>>441 おそろいね私たち
これでおそろいねああ幸せ
ということですね
>>433 内縁の妻の子で、管理局の技術部でも手を焼くほどに魔改造された、
ストレージデバイスを使う、スバルより年下の娘がいます。
嘘嘘。これは某氏のアレ。
公式には言及されていないだろ。
>>442 俺もしてると思うなぁ。……いいじゃないか、ユーノが幸せそうな妄想したって……。
……なんて思ってたら、教導官のスレがまた真下に来ていることに気がついちゃったよ……。
448 :
302:2008/06/15(日) 22:23:52 ID:qlBByiWK
>>302で書いたネタがまとまったので投下。
A'sまでしか見ていないのでおかしな所は見逃してほしい。
ある夜の無限書庫。
大きな次元犯罪の恐れがあるとの報を受け、司書員総出での資料検索・調査が行われた。
司書長たるユーノは2徹で作業に当たり…探し出し、形にすることができた。
同時に手付かずだった区画もこの3日余りでかなりの整理ができた。
そんな、ふとした油断をした時だった。
「何か…揺れて…?」勘の鋭い司書の一人が警告を発するのが僅かに間に合わず。
━━次元震が、無限書庫を襲った。
☆☆☆☆☆☆☆
なんか、頭が柔らかい…?
枕とは違う、暖かな感触にふと目を開けると…
「ユーノくん…」
そこには天使…ではなく、なのはがいた。…なのはの、膝枕。
「ユーノくん、顔真っ赤だよ」
だってその、女の子の膝枕だなんて…あわあわ。
というかなのはだって顔が赤いじゃないか!
起き上がろうとして、体のあちこちが痛む。
「ダメだよ、まだ起きちゃダメ!」
☆☆☆☆☆☆☆
大規模な次元震が起きて、無限書庫は半壊。
フェイトやはやては次元震の現場に直行、現場から退いたリンディさんまで
指揮に当たっているというから、ちょっと尋常じゃない事態らしい。
どうもクロノが僕に頼んできた次元犯罪絡みの事らしいけど…そうだ。
「資料、クロノに渡さないと…」
「資料? もしかして…ユーノくんが大事に抱えてたっていうアレのこと?」
…どうやら僕が、本の山から救出された時、とっさに周囲の資料を自分の傍に引き寄せていたらしい。
そんな記憶はないけれど、スクライア一族の本能みたいなものなのだろうか?
「クロノくん、呆れてたよ。普通、自分の身よりも資料守るか? 仕事熱心すぎる…って」
「…あいつにはそれ、言われたくないな…」
それを聞いて吹き出すなのは。…なのは、仕事熱心すぎるのは君もだよ…
☆☆☆☆☆☆☆
数日後、次元震の事件も解決し、改めて書庫の扉を開いた。
半壊した無限書庫を見て、愕然としたのは確か。
せっかく何年もかけて、整理してきたのに…だけど。
「また一から、整理しなおすしかない、か」
6年前、初めて無限書庫に入った時よりも酷い有様。
だけど、こうなんていうか、血が騒ぐんだ。
ぐちゃぐちゃになった本の山を『発掘』する愉しみ。
手を入れただけ、着実に整理できてるっていう実感。
大きく息を吸って、一言。
「さて、やるか!」
次元震があったとしても、自分のやるべきことは変わらない。
15歳の司書長は一つ気合を入れ、本の山へと向かった。
…そういえば。司書長はふと、疑問を覚えた。
リンディさんまで出てくる大事だったのに、なんでなのはは出撃しないで、
僕を看病してくれていたんだろう…?
「誰か一人は遊撃として残るべき」というクロノの提案に、
人を殺せそうなほどの気迫の「じゃんけん」をした3人の少女がいたという事を、司書長は知る由もない。
おわる。
>>442,
>>446 ふむ……だとすると、そのあたりに理解のないだろうなのはやフェイトは、
やっぱりユーノにはふさわしくないってことね。
はやては微妙かしらね。
その点、企業家の娘のあた……アリサなら、そういう事情は理解して上げられるから、ぴったりよね。
ライバルになるのは、やっぱりお嬢様のすずかぐらいかしら。
ん? あらレイジングハート。あなたどっちの味方をするつもりかしら?
最後に終わる。とかオワレとかで締めくくられると某マケイヌを連想してしまって駄目だ……。
これはもうトラウマどころか呪いだね、どうしても受け付けられない。
ごめんよ。
はぁ……
ユ「おはよう。ドゥーエさん」
ド「おはようございます司書長。あら?見たこと無いネクタイですね。新品ですか?」
ユ「よくわかりましたね」
ド「何時も見ていますから、あなたの事」
ユ「これ、娘達からのプレゼントなんです」
ド「娘さん?」
ユ「ヴィヴィオにエリオにキャロにツヴァイ。皆がお金を出し合って買ってくれたんです。今日は父の日ですから」
うん、なんとなく思いついた
脳みそ'sが無限書庫の運営のため司書長の検索能力と高レベルの魔力を兼ね合わせた人材を研究させていた施設が摘発されました。
保護された実験体は格遺伝子提供者に引き取られたそうです。
なのは「ヴィヴィオー! ヴィヴィオに弟ができたよー!!」
フェイト「エリオ、キャロ、新しい家族が増えたよ!!」
はやて「リィン、今日からお姉ちゃんやでー!!」
リンディ「あのね、クロノ。 実は妹が一人増えるんだけど……」
父の日だから、とりあえず子供増やしてみた(マテ
>>457 ちょ、リンディさん貴方何故に紛れ込んでるんですかwwww
父の日ということでお父さん同士の集まりを想像した
次元をも超えて翠屋に集う親父達……あれ?
「ねぇ、すずか」
「なぁに、アリサちゃん」
「結局さ、ユーノに相応しい女って誰なのかしらね?」
「……」
「……なによ?」
「あはははは」
「そ、そこで笑う!?」
「そんなの決まってるわけないじゃない。というより、断言できるわけがない、かな」
「う……ま、まぁ、それは分かってるんだけどさ……」
「まあ、自分こそが相応しい、誰々は相応しくない、なんて平気で言えるような、身勝手で傲慢な人は問題外だと思うけど?」
「そ、それも分かってる! 言ってみただけよ!」
「誰もが等しく、そのチャンスはあると思うよ? てことで、頑張ろう!」
「なっ!? べ、別にあたしはそんなつもりじゃ! た、ただ単に、一般論を再確認したかっただけで――!」
「はいはい。頑張ろうね〜」
「ちょっ、ちょっとーっ!?」
「ユーノ君に相応しい女性、かぁ……」
「ま、これという理想像なんてあるわけないしなぁ」
「人の数だけ、だもんね……私達も、ユーノも」
「よし、頑張ろう!」
「そやな。アリサちゃん達に負けてられへんわ」
「う、うん……そうだね!」
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/15(日) 23:33:01 ID:7Q25vBrY
父の日のプレゼントは何が良いか考えた結果、『息子』が出来るのが一番良いという結論に達したナカジマ姉妹がキャリバー
+ウイングロード全開で司書長を拉致していきましたがまぁ幸せな家族が一つ出来上がる事を考えれば無害といえます。
>>455 なんか知らんがよく見てみた。
で、
>そのあたりに理解のないだろうなのはやフェイトは
>なのはやフェイト
>なの はや フェイト
フェイトだけしっかり名前呼んでいるから、この司書はフェイト好きなんだな、と思った。
……納得した後2行下を見てorz。寝てくるわ。
( 'A`)< 僕にふさわしい女性なんていないよ
だから育てるのさ
司書長ヴィヴィオ嬢でも毒牙にかけるつもりすか
実際10年も女日照りだったら、ししょちょーししょちょーと甘えてくる
ローティーンの新入り司書に靡いてしまっても全く不思議じゃないけど
「父さん」
ふと呼ばれて振り返る。
「どうしたんだい」
ユーノは優しく義息に話し掛ける。
「あの……これ」
そう言って両手を差し出してきた。掌の上にはプレゼント用に包装された小さな箱がある。
―そうか、今日は父の日か―
今更その事実に気が付く、義息は不安そうにこちらを見ている。
「ありがとう」
そういってプレゼントを受け取りつつ義息の頭を撫でる。
義息は嬉しそうな顔をしてされるがままにする。
「いまあけてもいいかい?」
「うん」
慎重に包装を開けるユーノ、中の小さな箱を開けると其処にはネクタイピンが入っていた。
それを慎重に手にとり確かめる。
それは決して高い物ではない、むしろ値段では安物だろう、しかしそれには値段に返られないものが確かにこもっていた。
「ありがとう、明日から大切に使うとするよ」
そういって義息に笑いかけるユーの、心は嬉しさで一杯だった。
あれー、なのユーで父の日をかこうと思ったんだけど何処で電波がねじれたんだろう。
まぁ、いいか
プリメならぬ、ワイフメーカーですか、司書長?
ちゅうか、ちょっと前に出たガジェット弄って作った使い魔っぽいものって良いよな
デバイスとまではいかんけど、目覚ましや簡単なスケジュール管理とか倒れた時の非常時連絡とか
『ユーノ、ユーノ! ガクゲイカイ! ガクゲイカイ!』
「あー、もうそんな時間か… というか学芸会じゃなくて、学会だよ?」
ってハロじゃねぇか
突然だけどユーノがライトセイバー使うネタってあったよな
ユ「ねぇ皆…満足かい?こんな世界で…ボクは…嫌だね…」
父の日と聞いて
「お父さん、役立たずでごめんなさい」
「いや、君が悪いんじゃないよ。全部僕のせいだ」
と自分の股間の息子とブツブツ対話、
もとい独り言をしている童帝の司書長が思い浮かんだ俺は気がくるっとる
>>467 女の子と手をつないでる時だけすごく長く伸びるんですね
俺の中ではユーノは夜の性活ランクSSSオーバーなんだけどなぁ。
>>471 チート過ぎる
ラブラブ状態なら許すが一方的なのは困る
今のうちにユーノ君に添いねするんや
主、お戯れはほどほどにするべきかと
添い寝くらいならセーフだろ
そして今日も寝てる司書長の周りに安眠結界を張り直す作業が始まるお……
今ごろ司書長はシャマルさんとよろしくやってるんだろうなぁ
ないない
>>475 レヴァンティン、お前の主はこんな障害で手を引くような女であったか?
<Nein!>
そうだな、いつだって私はこうやって生きてきた…!さあ、一緒に添い寝をしようじゃないか、ユノユノーーー!もちろん過ちも大歓迎するぞ!
>>476 シャマル、妄言もほどほどにして置け
父の日用に投下しようとしたら仕事長引き&寝落ちで間に合わなかったorz
---------------------------
「父の日、ですか?」
「はいですよ、お姉さま。」
そろそろ昼休みに入る無限書庫で検索作業をしていたアインスの下にやってきたリインはこんな事を言い出した。
「なんでもはやてちゃんの故郷の風習でして、お父さんに感謝の気持ちを送る日だそうです。」
「ふむ、中々に興味深い行事ですね。」
「それでユーノさんに何か贈りたいんですけど何が喜ばれるか分からなくて…。」
「そして私のところに来た、ですか。」
「はいです。」
「父の日の事をツヴァイに教えたのははやてでしょう?ならはやてに聞いたほうが早いのでは?」
「私もそう思ったんですけど、はやてちゃんは『リインが選ぶから意味があるんや。それにユーノ君にリインの父親って意識を持ってくれればいずれ私と…ふふふ。』って言ったきり黙っちゃって。」
「何をしているんですかはやては…。」
元主の失態(?)が目に浮かんだのだろう、アインスはため息を付いて呆れかえった。ただただ八神家の末っ娘が変な影響を受けない事をただ祈るのみである。
「しかし、どのようなものであれツヴァイからのプレゼントであればファータは喜んでくれると思いますよ?」
「でもでも、贈るならちゃんとした物を贈りたいです。」
「ならそうですね、ファータの仕事関係で仕えるものなどどうですか?司書長としても、考古学士としても有用なものとなれば自ずと限られてきますよ。」
(しかし、父の日ですか。せっかくですし私も何かお贈りしましょうか。ではツヴァイに…。)
「はぁ〜、なるほど。分かったですよ、早速買ってきます!ありがとうございますお姉さま〜♪」
「あっ、ちょっと待ちなさいツヴァイ、私も同行します。」
小さい体でやる気を示すと、リインは全力で無限書庫への入り口に飛んでいった。途中他の司書が読書魔法で読んでいる本に正面衝突していたが、まぁご愛嬌。
そして無限書庫の書籍であるアインスは他人と一緒でなければ外出できないため、慌ててリインを追いかける。その姿を見た司書は一同に似た者姉妹だなぁ、と思ったとかなんとか。
さすがに休憩時間中の買い物なので地上まで行く時間的余裕は無い。よって二人は本局内にある男性用品店にやってきた。
ちなみに、元々制服だったリインと違ってラフなシャツとジーンズ姿だったアインスはちゃんと制服(と同型のBJ)に着替えている。
「…何か妙な視線を感じますね。」
夫婦で局員をやっている事は別段珍しくも無いのでここに女性局員が来る事も珍しくないのだが、それなりに有名なリインフォース=ツヴァイがマイスター以外の美人と一緒にいればいやでも目に付くし、なかには見惚れている局員もいるだろう。
しかし、基本的に書庫内という見知った人ばかりの環境で過ごしているアインスはそういった人の機敏に対して疎いため不可思議な感覚として捉えてしまっている。
「きっとお姉様に見惚れてるんですよ。」
「冗談はよしなさいツヴァイ。そんなわけ無いでしょう?」
「いやいや、お姉様はとても美人さんですから〜♪」
「……。」
「あぁ、無言で何処かに行かないでくださいお姉様〜!?」
30分後、無事買い物を済ませた二人は店並びの一画にあるベンチで休憩していた。
「これで二人ともプレゼントを用意できましたね。」
「えぇ。今日は付き合ってくれてありがとう、ツヴァイ。」
「最初にアドバイスを貰ったのは私ですし、おあいこですよ♪」
「ふふ、そうですね。」
「でも、何でお姉様は“ソレ”にしたんですか?ユーノさんのお仕事とは関係ない気がしますけど…。」
リインが仕事中に使えるように万年筆を選んだのに対して、アインスが選んだのはフライパンであった。
司書長としても考古学士としても使い道が思い浮かばないリインの頭には疑問符がいくつも浮かんでいた。
「これはファータの私生活で使っていただく物ですから関係ないのも当然です。それにちょうど先日フライパンの焦げ付きが酷くなって捨てていましたし。」
「ふぇぇ、ずるいですよお姉様〜!何で教えてくれなかったんですか!?」
「当然でしょう、ツヴァイ?もし教えていたら貴女もこれを買ったでしょう?」
「はぅ…!」
「安心なさい、最初に言いましたが貴女が一生懸命選んだプレゼントをファータが拒むはず無いでしょう?」
「ほ、本当ですか?」
「もちろんです。貴方が産まれる前からファータの御傍に仕えている私を信じられませんか?」
「…そうですね、ユーノさんは優しいからきっと喜んでくれるです!」
両手でガッツポーズをしながら納得したリインを見て、アインスは優しく微笑んだ。きっとはやてもリインに色々な事を経験して欲しくて父の日について話したのだろう。決して下心とかだけじゃないはず、と信じたいアインスであった。
「さぁ、そろそろ時間ですので無限書庫に戻りましょうか。」
「はいです、早速ユーノさんに渡すですよ〜♪」
〜特にオチも無く終わり〜
GJ!
こんな時間まで起きてて正解だった
GJ
フライパンと聞いて、寝てる司書長をフライパンをおたまで叩いて起こすエプロン姿のアインスが浮かんだ。
>>480 リイン「ファータにプレゼントですう」
ゆの「何だろう・・・楽しみだなあ」
リイン「コアラのマーチですう、チョコが美味しいですう」
投下ご苦労様
ところでユーノに使わせると似合いそうな武器が思い浮かんだんだが
@ライトセイバー(過去スレでライトセイバーでシグナムと互角に戦うユーノのネタがあったから)
Aヘルシングのウォルターのワイヤー(バインドから連想、拘束するなり切断するなり運用は広い)
個人的にはライトセイバーを推薦
理由としては緑のライトセイバーがバリアジャケット姿のユーノの雰囲気にピッタリだから
魔力がAランクの代わりにフォースの才があったユーノ、緑の小さな賢者と出会い修行することに
なのはやはやてとのコンビでは結界、シールド、華麗な剣捌きにより彼女達を守る鉄壁の壁となり
攻のシグナム、速のフェイトとのコンビでは防を担当、攻防速のバランスのとれたコンビを妄想
>>485 うろ覚えであれなんだが確かジェダイの騎士って結婚禁止じゃなかったっけ?
487 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/16(月) 07:31:10 ID:pdXxAO8F
>>486 新しいジェダイは結婚してもいい制度だったと思う。
ごめん・・・・上げちゃったorz
>>485 糸……ビルを輪切りにできるものを糸と呼んでいいのだろうか……
ルーク操る時はビスビス突き刺さって潜り込んでたし本当に糸かアレ。実はウォルターの爪がにょきにょきしたものですって言われたほうがまだ説得力あるぞ。
名前つけるならストリングバインドとかそのあたりか
見えないくらい細いバインドってのは使えそうだが実用するとなると魔力とかでバレそうだな
……ふとバインドを伸ばして結界で囲ったらライトセイバーもどき作れるんじゃね?と思った
ユーノは何気にジェダイ適性高そう。
まず知識欲だがこれは無限書庫の司書長をやってるのからして言うまでもない。
元来学者集団であったジェダイも、そこから派生したシスの暗黒卿も、知識欲が並外れて強いし。
得意としている魔法からしてシスには堕ちにくいだろう。
ライトセイバーもデバイス化すれば非殺傷設定にできるからな。
問題は誰がヨーダをやるかということだ
そりゃもちろんリンディs
夜のライトセイバーの修行ならリーゼ姉妹で。
いやいや、是非ナカジマ姉妹で。……一方的過ぎて修行にならないかもだけど。
ヨーダ役は高町士郎とグレアムがいいと思う。
剣の師匠は士郎で特別に御神真刀流を学ばせてもらう。
歴戦の勇士であるグレアムからは効率よい魔法の修行を受けて魔力ランクアップを。
で、修行の最後に魔法と御神真刀流を組み合わせたデバイス『ライトセイバー』を完成させるユーノ。
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/16(月) 10:17:45 ID:hRai1bMK
>>485 普通にAじゃね?A'sの最後でも闇の書の防衛プログラムの一部輪切りにしてたから
あれだけの厚さのものを輪切りにできるんだったら人間なんて普通に真っ二つだろうな。
ちょっとちょっと、あげてるあげてる。
誰かユーノ・スクライア同盟入った人いる?
あー、まちがってageてしまったごめんなさい
500 :
流浪の者:2008/06/16(月) 10:31:18 ID:Z+HF8WU4
微妙に流れを切るようで身が竦みますが、第三話投下します
早朝のナカジマ家の庭。
やや広めのスペースの中、ユーノとクイントは対峙していた。
ジリ…と両者はお互いの隙を探りながら土を足で擦る。
先に動いたのはクイントだった。
強盗犯を倒す時に用いた爆発的なダッシュから一気に間合いを詰めると右腕を一閃。
並みの男ならばその一撃を喰らっただけでノックアウトものだが、ユーノは冷静にスウェーでかわす。
クイントはそれを驚きもせずに更に蹴りで追撃。
が、少年はこれまたしゃがみこむことで回避してみせる。
「ハッ! ヤッ! セイッ!」
掛け声とともに眼前の相手を打ち倒すべく拳と足が次々と襲い掛かる。
だがユーノはそのことごとくをかわし続ける。
だが次第に余裕がなくなってきたのか、かわすタイミングが徐々に遅れ始めた。
そして開始から三分後、ついにクイントの拳がユーノを捉える。
「ハァッ!」
「――ッ!」
ゴッ!
拳が硬い物に衝突した音が発生するとともにユーノの小柄な身体が数メートルほど吹っ飛んだ。
派手に背中から倒れこむ少年の姿に見学者の一人であったスバルはびくっと怯える。
だが、彼女の心配を他所にユーノは次の瞬間には何もなかったかのようにむくりと上半身を起き上げた。
「あいたた…やっぱりクイントさんにはかないませんね」
「その歳でそこまでできれば上出来よ。それに最後の一撃もキッチリ防御されたしね」
「あ、すみません…つい咄嗟にシールドはっちゃって」
「魔法禁止っていった覚えもないし、構わないわよ? それにしても…何度見ても凄い展開速度よねぇ」
感心したように少年を褒める妻を彼女の夫、ゲンヤ・ナカジマは冷や汗とともに見ていた。
年端もいかない子供に魔法こそ使っていないものの本気を出している己の伴侶が恐ろしくてならない。
夫婦喧嘩だけは絶対に回避しようと改めて決意しながら相手の少年へと目をやる。
妻の怒涛の攻撃を三分間避け切り、最後の一撃もシールドで防いでダメージを最小限に抑えた自分の半分も生きていない少年。
一週間前、いきなり彼を家に連れてこられた時は驚いたものだが、これにはもっと驚いた。
まさか純粋な体術だけで妻とこれだけやりあえる子供がいるとは思わなかった。
更に、最後のシールド展開の速度には感心しきりだ。
接近戦の拳を防げる速度でのシールド展開がどれだけの離れ業なのか魔力資質がない自分でもよくわかる。
(…俺も最初に投げ飛ばされたしな)
一週間前、ユーノを紹介された瞬間、彼に襲い掛かったことを思い出す。
妻に「ギンガのお婿さんよ♪」と言われた時、その言葉でギンガが頬を赤く染めた時、身体が反射的に動いていたのだ。
しかし結果は一秒で空を舞い、二秒で床に激突、十秒で妻と娘の冷たい視線という散々な展開だった。
頭が真っ白になっていたとはいえ、陸上警備隊に属している自分をあっさりと投げ飛ばす力量。
それは目の前の光景と相まって少年に一目置くことに何の疑問も持たせなかった。
(父親の威厳は思いっきり下がったがな…フッ)
心の汗を流しつつゲンヤは空を向く。
年下の少年に平謝りされたのは勿論、妻の冷たい視線と娘の「お父さんなんてだいっきらい!」は流石にこたえたのである。
唯一、スバルだけはそんな自分を慰めるようにしてくれたのだが、今はそれも遠い思い出。
なんせ自分の味方だと思っていた末の娘も今では金髪の少年に懐きまくっているのだから。
「あらあら、怪我なんて全くないのに、スバルったら…」
とてて、と心配そうにユーノに駆け寄っていく娘を微笑ましそうに見守る妻を横目で見ながらゲンヤは男泣きした。
これが、娘の親離れというものなのか――と。
『いただきます』
五人の声が唱和してそれぞれの手が食卓の料理に伸びる。
そんな中、今の状況に戸惑っているのは言うまでもなくユーノだった。
単に強盗事件の現場に居合わせ、事件解決に手を貸しただけなのに何故自分はこんなところにいるのだろう?
レストランでの食事の後、彼女らと別れ、それっきりになるはずだったのにもう一週間もナカジマ家に滞在している。
(どうしてこんなことに…?)
一週間前、ユーノの素性を聞いたクイントは彼にナカジマ家への滞在を勧めていた。
そこまでしてもらう義理がないユーノは当然それを断ったのだが、いつの間にか押し切られてしまっていたのは何故だろうか。
家族の人に迷惑じゃないのか、と聞いたところでギンガは賛成派でスバルはどっちでもいいと言った雰囲気。
唯一反対派に回ってくれそうだったゲンヤはあっさりとクイントの威圧に屈服した、なんというカカア天下。
(いや、まあ、別に嫌ってわけじゃあないんだけど)
スクライアに連絡を取ったところ、今現在自分が出張らなければならないような件はないとのことだった。
基本的にスクライア一族は遺跡調査などがない場合、一族の集落で休暇をとることが殆どだ。
故に、出張らなければいけない要件さえなければその間は何をしてもいいわけなのだが…
(久しぶりに皆の顔を見ようと思ってたんだけどなぁ)
ミッドチルダに来る前、ユーノは大掛かりな遺跡調査に携わっていた。
それ故に彼は一族の面々とは数ヶ月単位で顔をあわせていない。
スクライアに属していれば珍しいことではないが、こうも期間が開くといい加減家族たちの顔が見たくなるのも自然というものだ。
特に自分によく懐いていた双子の姉妹には出立前に散々ぐずられたのだし、罪滅ぼしの意味でも早く顔を見せてあげたいと思う。
しかし族長からは大きな仕事の後なのだし、折角だから好意に甘えてゆっくり休めといわれている。
族長直々にそういわれ、クイントたちからも是非にといわれては押しに弱いユーノに断る術はなかった。
(ま、たまにはこういうのもいいか…)
頭に浮かんだ歳の近い二人の少女に謝罪しつつ、ユーノはパンへと手を伸ばした。
「……そして狐の女の子は巫女さんと出会ったのです」
陽射しがうららかな午前のひととき。
スバルはユーノの膝の上で絵本を読んでもらっていた。
彼女にとってユーノ・スクライアという人間は異物だった。
突然ナカジマの家に住み着いてきた家族ではない人間。
決して彼のことが嫌いというわけではない。
姉を救ってくれた恩人なのだし、自分を見る眼差しも暖かい。
何より、母であるクイントが受け入れた存在なのだから自分だけが彼を否定するなどできるはずがない。
だが、スバルはそれでもユーノに自分から近寄ろうとはしなかった。
戦闘機人の研究所からクイントに保護されて一年。
家族には心を許していたスバルだったが、まだまだ他人を受け入れるほどには心が育っていなかったのだ。
そんな彼女がユーノに気を許す切欠になったのは三日前のことだった。
クイントが食卓でスバルとギンガの素性をユーノへ暴露したのだ。
父が突然の言葉に噴き出し、姉がフォークを手から落とす中、スバルは冷静にユーノを見つめていた。
ああ、これでこの人も自分たちから離れていく。
人間ではない何かとして自分たちを見るのだ、と。
『スバル、こっちへおいで』
だが、気まずい食事の後、その言葉がかけられた時。
スバルは反射的にユーノへと近寄っていた。
拒絶されるとわかっていたはずなのに、他人が怖かったはずなのに。
ハニーブロンドの髪を揺らしながら優しげに微笑む少年に心を奪われてしまったのだ。
『よしよし』
同情の言葉も、慰めの言葉も、拒絶の言葉もなく自分を抱きしめる少年はただひたすらに頭を撫でてくれた。
自分を受け入れてくれた。
そう感じた時、スバルは少年の背に両手を回していた。
そうすることが正しいのだとばかりに――
「狐の女の子は小さな女の子と仲良くなりました。巫女さんはそれをとても喜び……」
以来、スバルはユーノにべったり懐くようになった。
家族にしか見せなかった笑顔を浮かべ、カルガモの子供のように少年の後ろをちょこちょこついていく彼女にゲンヤは大変驚いていた。
…なお、ギンガがそれを時折複雑そうな視線で見ていたのは余談である。
(えへへ…)
強く背を押し付けると少年の胸に密着する形になる。
バランスを崩さないよう、ユーノはより深くスバルを抱える形に姿勢を変える。
スバルはこうして少年に抱きかかえてもらうのが大好きだった。
とくとくと鳴り響く少年の鼓動が、傍に彼がいるのだと教えてくれる。
「…そして、狐の女の子と巫女さんは幸せに暮らしました、おしまい」
パタン、と本を閉じてユーノの語りが終わる。
ほとんど彼の話を聞いていなかったことに罪悪感を覚えながらもスバルはすぐさま次の本をせがむ。
母と父は仕事に、姉は学校に出かけている今、ナカジマ家にいるのは自分とユーノの二人だけだ。
今までは寂しかった時間がユーノのおかげで楽しい時間に変わった。
ずっと、ずっとこうしていられればいいのに。
そう願いながらスバルは上を見上げ、少年の瞳を覗く。
その翡翠の瞳が優しく自分を捉えているのを確認して、少女は満足気に微笑んだ。
506 :
流浪の者:2008/06/16(月) 10:42:09 ID:Z+HF8WU4
投下終了。
まだ五歳でしかないスバルを動かすのは難しいのでさっさと時間を進めたいです…
>>506 GJ!!
ゲンヤさんかわいいよゲンヤさん
GJ!!
スクライアの双子姉妹は猫っぽいのかとか、ミッドに巫女なんて物があるのかとか(ry
小さい頃のスバルに関してはSSは殆ど見たこと無いんだよな
と、待てよ?このまま行くと空港の火災の場にユーノも居合わせ・・・ってそこまでは滞在しないか
ユーノがスクライアに帰るって言ったら姉妹が絶対泣きそう
>>506 ゲンヤさんと司書長・・・ってこの場合ユーノ君か?かわいいよ
・・・あれ 俺BL属性とかなかったはずなんだけどな
>>506 GJ!
・・・スクライアの双子ってもしかして、
時間軸前倒しで蘇生したアリシアとフェイトだったりして。
パパにおやつあげる〜♪
お返しはヴェルタースオリジナル
わ〜い♪
>>506 この後の展開に期待
ついでにユーノの技についてだけど、シールドを高速振動させて、スピーカーみたいにすれば音による攻撃も可能かな?とか思った。
>>511-513 なごんだw
ヴィヴィオから分けてもらったおやつを半分こして仲良く食べてる司書長を想像して更になごんだw
>>506 GJ! ユーノ君可愛いなぁww てかみんな可愛いww
それはともかくクイントさん、あんた小さい子供と本気モードってなにしてんすかww
>>506 GJ!登場人物みんなキャラが立ってていいですね。
次回に激しく期待。
>>506 GJなのですよ!ナカジマ家の力関係が一目瞭然すぎて吹きましたw
ふと考えたら、この時のスバルってまだ臆病な時期だったんだな〜
本編ではなのはが殻をぶち壊したけど、ここではユーノがぶち壊すのでしょうかな〜都築都築w
>>506 乙、気をつけるのはオリ展開になりすぎないことかなあ
ユーノ君はやっぱり四足歩行での戦闘がパンチラ胸チラも狙えて素敵だと思うよ
>520
司書長が模擬戦でナカジマ姉妹のシューティングアーツをもろに喰らった直後、何事も無かったかのように立ち上がってくる光景が見えたw
シャマル「おそらくユーノ君はその人生のある時点まで―――四足歩行していたのよ。
クイント・ナカジマより連綿と受け継がれしシューティングアーツの秘術。その系統はただただ見事と言うしかない。しかし―――その無数の技術の矛先はつまるところ対人間」
「対二足歩行!!!」
>>521 ピクルwwwww
ユーノ「キューキュー」
シャマル「というか、等身大フェレット怖いわ・・・・・・凶暴性といい殺傷能力といい
その能力はパネェ・・・・・・」
大型犬くらいのフェレットなら、枕にして寝たら気持ちいいだろうな……。
>>523 リインやアギトはサイズ的にそれぐらいなんだよなぁ・・・。
うらやましいなぁ・・・。
件のユーなのヴィの母娘丼本を買ったの
寝る前に使うの!!
それじゃあ唐突に投下いきます。
『りいん』と書いて変換すると出てくる『吏員』は、公共団体の職員。公吏。官吏。という意味であり、
リインフォースとは何の関係もありませんが、この話題は特にこれから始まるSSとは関係ありません。
それではユーノ19歳時点くらいということで、テイク・オフ。
司書長室でユーノが仕事に励んでいると、扉をノックする音が小さく響いた。
音の位置の低さと、力の弱さから、扉の向こうにいるのが子供だと察することができる。
「どうぞ」
ユーノには小さな知り合いも多い。さて誰かな、と手を止めて声をかけると、静かに扉が開かれた。
さらりと揺れる清らかな水の流れのような髪、清冽な湖に光る宝石のような瞳。
姿を現したのは、珍しくフレームサイズを人間のそれに変えたリインフォースUだった。
「えっと、あの、失礼します、です」
ぱたんと扉が閉ざされて、隔絶された空間に静寂が宿る。
白い肌に水色の髪と瞳。7〜8才程度の外見の少女は、世間知らずのお嬢様のように可愛らしい。
そんな少女が時空管理局のブラウンの制服に身を包んでいるのは、どこかアンバランスだった。
緊張に強張り、白皙の頬をうっすらとピンクに染めたリインは、なにやら所在なさげにおろおろしている。
きょとんとしたユーノは、優しく促すように口を開いた。
「いらっしゃい、リイン。今日はいったい何の用かな?」
なにか、またはやてにでも悪戯をするように言われたのかもしれない。ユーノはちらりと思った。
以前、キャロとルーテシアが勘違いしたフェイトにそそのかされてぱんつをユーノにプレゼントしたことがあった。
(※35スレ552「キャロとルーテシアのプレゼント」参照)
それを聞いたはやてはリインをけしかけたのだが、ガチガチに緊張してぱんつを膝まで下ろしかけたところで断念。
泣きながら手当たり次第氷結させながらはやての元に飛んで帰ったエピソードは、ユーノの記憶に新しかった。
ちなみに一連のぱんつ騒動に関しては、後日フェイトの誤解を解き、はやてを注意し、リインを宥めて決着した。
またキャロとルーテシアのぱんつも洗濯して返却したのだが、大切な友人からの怒りの砲撃は避けられなかった。
魔法のきっかけを与えた少女の成長を、痛恨の魔力ダメージによって知ることになった痛ましい思い出である。
閑話休題。
ともあれ、またはやてに無理難題でも言われたのだろうか――
そうユーノは思っていたのだが、ぎこちなく近づいてきたリインの口から出たのは意外な言葉だった。
「ユ、ユーノさんっ! き、きき、今日は父の日ですっ!」
きょとんとするユーノだが、第97管理外世界からミッドにも流れてきているその風習のことは知っていた。
一ヶ月前くらいから、友人知人にあれこれプレゼント選びのアドバイスを求めらていたからだ。
「えっと、ああ、うん、そうだね」
意外な言葉に戸惑いながらも、笑顔で返事をする。
だけど、どうしてそれがリインの口から出てくるのだろう。
リインも誰かにプレゼントをあげたいのかな、そんな風にユーノが思っていると――
「それでっ、リインにとって、ユーノさんはお父さんみたいなものなのです! はやてちゃんもシャーリーも
みんなそう言ってるです! だから、だから――」
リインは言葉を一端切り、ごくっと咽喉を鳴らした。
小さな手をギュッと握り、俯いて硬く瞳を閉じ、震える息を深く呼吸をして整える。
そして、キッと顔を上げると、幼い美貌を耳まで赤くして言った。
「――だから、今日はリインが、ユーノさんに肩たたきをしてさしあげたいのです!!」
言い切ったリインの水色に煌く瞳が、きょとんとしたユーノの翡翠色の瞳と見つめあう。
そのまま、一秒、二秒、三秒と経って――
「…………はうっ」
その場に溶けて消えてしまいそうなほど恥ずかしくなったリインは、ボシュッ! と頭から湯気を出した。
くらくらしながら目を回すリインを視界に納めながら、ユーノの頭の中に言われた言葉が馴染んでいく。
自分に父の日のプレゼントをしたいのだ、と正しく理解すると、新鮮な驚きと喜びが心の中に広がっていった。
「驚いた……」
呆然とユーノが言うと、ぐるぐるになっていたリインがびくっとして正気を取り戻す。
アイスブルーの瞳には、期待とそれを上回る不安とがありありと浮かんでいた。
「そっか……うん」
手を伸ばし、ユーノはリインの頭をひと撫でした。
子供特有の驚くほど細く柔らかな髪の感触の下に、肌の温かさを感じる。
リインもまた、ユーノの手の重さと熱に、心地良さげに瞳を細めた。
「ありがとう。リイン。嬉しいよ。すごく嬉しい。ちょうど疲れていたし、是非お願いしたいな」
優しく言うと、リインフォースは驚いて上げた顔を、ぱぁぁっと花咲くようなとびきりの笑顔に変えて
「はいですっ!!」
元気いっぱいに肯くのだった。
☆
ストレージデバイスより、インテリジェントデバイスより、ずっと人間的な自我を持つユニゾンデバイス。
もはや意思ある高知能生命体と変わらないリインフォースからの提案は、とても人間的で可愛らしいものだった。
ともすれば自分よりも感情豊かに、泣き、笑い、時には強い覚悟を抱くリインフォース。
彼女から父親だと認識され、尊敬と親愛を向けられるのは、ユーノにとって嬉しくて誇らしいことだった。
ユーノがデバイス製作に関わったのは資料調査といくつかの意見の提示くらいであり、父と呼ばれるのは面映い。
しかしたとえそれがまだ幼い自我が甘える対象を求めてのことだとしても、彼女の手を払う気にはなれなかった。
ユーノもまた家族がない身であり、そういったものに憧れる気持ちを良く知っていたのだから。
「そうと決まれば早速するです! ユーノさんはお忙しいんですから、油断できないです!」
「あはは、うん。わかったよ。ちょっと待ってね」
ユーノが普段使用している椅子はリインが肩を叩くには高いため、来客用のソファーに移動する。
ソファーに背広を脱いだユーノが深く腰掛けると、リインはドキドキと胸を高鳴らせながら肩に手を置いた。
確かな肌の質感と温もりが小さな手に伝わってきて、心まで温かくなってくる。
「えへへ、ユーノさんの肩、温かいです」
「あはは、くすぐったいよ、リイン」
リボンで結んだ金髪が滝のように流れている背中の、白い衣服に包まれた左右の断崖。
ユーノの肩の広さを確かめるように何度か撫でてから、リインは口を開いた。
「えっと、それじゃ、いくです」
緊張しながら挑むような口振りで言うリインに、笑顔でいることがわかるような口調でユーノが返事をする。
「うん、おねがい」
ユーノの言葉を受け取ると、リインはゆっくりと握った手を上げて、交互に肩に落としていった。
ぽむ、ぽむ……、
ぽむ、ぽむ、ぽむ、ぽむ、
最初は探るようにたどたどしく、次第に単調なリズムで落とされていく小さな拳。
肩の筋肉を柔らかく叩く温かい感触は、思わずまどろんでしまいそうなほど心地良かった。
ぽむ、ぽむ、ぽむ、ぽむ、
気を張りながら単調な動作を繰り返すリインが、小首を傾げて尋ねる。
「えっと、どうですか? 痛くないですか?」
「うん。大丈夫だよ。もう少し強くてもいいくらい」
「はいです」
言われて、リインが少し肩を叩く力を強くする。
ぽむ、ぽむ、ぽむ、
「えっと、これくらいですか?」
「うん。丁度良い。そのまま続けて欲しいな」
「はいですっ」
褒められたのが嬉しかったのか、リインは明るく返事をして再び作業に集中した。
ぽむ、ぽむ、ぽむ、ぽむ、
ぽむ、ぽむ、ぽむ、ぽむ、
静寂に包まれた司書長室に、単調なリズムが響く。
普段であれば冷たく張り詰めた静寂が包む仕事場は、今は嘘のように温かだった。
「はぁー…………」
安心したように、ユーノが身体から力を抜く。
それが嬉しくて、リインがくすぐったそうな笑顔を浮かべる。
「結構、肩凝ってるです」
「うん。事務仕事だからねー……」
軽い会話を交わすと、リインは叩くのを止めてマッサージを始める。
開いた手でぐにぐにと肩を押され、揉み上げられ、伸ばされていく。
積極的になったリインのマッサージに、ユーノは思わずとろけたような声を出した。
「はぁぁぅ……、すっごい気持ちいい……」
「ふふ、ユーノさんの声、可愛いです♪」
ユーノが喜んでくれていることが手に取るようにわかり、リインは御満悦だった。
自分よりもずっと広い肩。女性ばかりの八神家のみんなとは違う、男の人の確かな厚みのある肌触り。
ザフィーラの威圧的な筋肉とは違う、自分の小さな手の干渉を、温かく受け入れてくれる柔らかな感触。
自分よりも身体も大きくて立派なのに、どこか守りたくなるような、自分を優しい気持ちにさせる雰囲気。
それらが全て集まって、リインフォースが心のどこかで求めている朧げな父性と溶け合っていく。
いつしか優しく肩を撫でていたリインは、そっとユーノの耳元に頬を寄せていた。
「…………ファータ……」
ぽつりと、小さく、祈るような呟きを発して、リインが手の動きを止める。
声を聞いたユーノの肩がピクッと震えると、ハッとしたリインはパッと手を離した。
「あっ、あのっ、今のは、ですね……」
自分が何を言ったのかを理解して、恥ずかしさと申し訳なさで身を縮こまらせてしまう。
そんなリインの様子を見て、肩越しに振り返っていたユーノは小さな頭を撫でて笑顔を浮かべた。
「………………随分と、可愛い娘ができちゃったな」
「えっ……?」
少しおどけたような軽い口調に、リインが顔を上げる。
淡い水色の髪を揺らす少女に、ユーノは改めて口を開いた。
「いいよ、ファータで。そう呼んでいいよ、リイン」
「……本当に、呼んでいいですか……?」
「うん」
上目遣いに尋ねてくるリインの頭をぐしぐしと撫でると、リインは表情をほころばせた。
そして、幸せすぎてどうしたらいいのかわからないかのように、あうあうと手をあちこちパタパタさせる。
「えっと、えっと、あわわ、……か、肩たたきの途中ですから、前向くですっ!」
「うん、わかったよ」
笑顔で見つめるユーノに視線に耐え切れずにリインが言うと、ユーノは大人しくそれに従った。
真っ赤に赤面していたリインは、頬に手を当てて、すーはーと必死になって呼吸を整える。
そして、勇気を振り絞るようにして、口を開いた。
「えっと、それじゃ、続けるです、……ファータ……」
「うん。よろしくね、リイン」
掠れそうなリインの言葉に、ユーノが落ち着いた口調で返す。
自然に受け入れてくれたことで、リインはようやく落ち着くことが出来た。
ぽむ、ぽむ、と、肩たたきが再開される。
ぽむ、ぽむ、ぽむ、ぽむ、
ぽむ、ぽむ、ぽむ、ぽむ、
最初のときと同じように、単調なリズムが繰り返される。
けれどお互いの心はもっと近づいているように、リインには感じられた。
ぽむ、ぽむ、ぽむ、ぽむ、
ぽむ、ぽむ、ぽむ、ぽむ、
自信を持って打ち鳴らされる、優しくて、愛しいリズム。
その温かさにまどろみながら、ユーノが口を開く。
「今度、二人でデートしようか」
「デート、ですか?」
「うん。父親の醍醐味だか夢だかの一つは、娘とのデートにあるらしいから」
いつか誰かから聞いた言葉を思い出しながら言うユーノ。
それを聞いて、リインが嬉しそうに肯く。
「だったらリインアイス食べたいです! この前スバルさんに教えて頂いたところがあるです!」
「じゃあ、決まりだね」
「はいです!」
ぽむ、ぽむ、と、優しいリズムはいつまでも続いていく。
肩たたきが終わってからも、ユーノとリインは、仲睦まじい父娘のようにたくさんの話をした。
☆
「ファーターっ!」
今日も元気に、リインフォースは無限書庫をユーノに向けて駆けていく。
底抜けに甘ったるい父娘のような二人のはじまりには、そんなエピソードがありました、というお話でした。おしまい。
以上です。ありがとうございました。ノシ
>>531 GJ!!
オレのくだらん書き込みの後にこんないいのを投下してくれてありがとう!!
うん…使ってから寝るよ……
GJ!
正直リインやアインスがユーノのことを自然にファータと呼んでることに違和感があったけど、このssみたいに呼ぶようになるまでの過程を描いてるのはすごくいいね
>>531 GJですよー
ははは、事務仕事で疲れてる司書にとってその光景は癒しだ。
ああ、癒される……。
>>525 俺も買った。
はやての妄想オチだったけど、俺個人的には
「実は本当にやっていた。嘘から出た誠って奴。」って事で脳内補完した。
これのせいでヴィヴィオが司書長夫人になっても良い気がして来た。
後なのはさんと×××しよう(ってタイトルだっけ?)も買った。
この同人自体はもうかなり前に出てたみたいだけど
メロンで委託が始まったのは今月入ってからだからね。
>>535 俺も買ったよ。なんか一日で完売したぽっい。
あとユーノ×フェイト(18禁)とユーノ×なのは(非18禁)
も買ったべさ。
うぉおおお、そのユノフェについてヒントプリーズ!
>>490 ユーノがジェダイならシスはスカがピッタリだな。
無限の欲望という二つ名といい、これほどシスに相応しい奴もいないだろう。
ユーノが緑の、スカが赤のライトセイバーで死闘を繰り広げるシーンも面白そう。
>>536 私もイベントに行ったがそのユーノ×フェイト本は見つからなかった。
6月のサンクリ以前に発行されたユノフェ本『prisu sweet』なら見かけたけど。
536氏の買った本がprisu sweetなのか不明なので可能なら詳細を教えてください。
今日もまだまだ幼いゆえ慣れない夜勤でお疲れのユーノきゅんと
猥談したりエロ本あげたりしてしっぽり小休憩と洒落こみますか
>>538 prisu sweetです。
ちなみにユーノ×なのは(非18禁)のほうは「rape blossoms」で
ラブラブです。
>>536 バレンタインのやつっすか……取りこぼしてるユーなのがあるのかとドキドキものでした……
あれ、ラブラブでしたねぇ。
>>537 上のユーなの同人(えちぃ方ね)描いた人の、夏の予定新刊がユノフェらしいっスよ?
>>540 とらでそれとなのはさんと×××、その他諸々通販したんだけど……まだ、届かない。
wktk止まらないのにorz
金曜発送でまだ着かないって通常無いのになぁ……。
送料ケチってメール便使うんじゃなかったか(´・ω・`)
シスの暗黒卿バージョンスカのメイン攻撃はやっぱり手からの雷かな?
ep3の皇帝の剣術よりep6での皇帝の電撃のほうが合いそうかなと思って。
黒なのはさんにはダースベイダーのテーマソングが良く似合う。
ここで意表を突いて東映スパイダーマン
「(都築は同性愛推奨しているけど)その必要は無い! 無限書庫から来た男! フェレットマン!」
マジスマソ
時たまユーノを女装させようだとか考える変態がいるけど
異文化のミッドチルダではフツーに男の子でもミニスカとか履くからね! ね!
>>545 黒なのは「ユーノ君、私は貴方の妻なの。一緒のバージンロードを歩むの」
549 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/17(火) 00:42:52 ID:XhUE+dmt
prisu sweetではなくprism sweetが正解
まぁあのmはuに見えるが。
同じsweetでもsweet honey blossomは絵がそこそこ上手くて18禁なだけに手抜きっぽいのがマイナス。
せっかくのユノゲボ子なのに
>>548 せやけど、それはただの夢や……
というわけやから、大人しく収集させて貰えへんやろうか?
>>544 ユーノ、ライトセーバーも格好いいケド、
ゼットセイバーも持たせてみたいw
リインがファータにユニゾンインしたらファータはアルビノになっちゃうですか?
白フェレット・・・・・・祝福の風じゃなくて呪様に・・・・・・
>>551 ヒロインがマリーになりますね
でもそうなるとユーノのオリジナルボディに誰かが入ってる事に…
ユーノ「僕は迷わない。目の前に敵(黒提督)が現れたなら…叩き斬る…までだ!」
でもユーノはゼロというよりはエックスな気がする。
……砲撃魔法は使えそうにないけどさ。
ユーノがゼロだとするなら、アイリスのポジションは誰になるのやらw
あの性格的にフェイトかな。
そーいや 武器の一つにシールドあったなゼロ・・・。
敵はそのまま八神家のメンバーでいけるな ただしザフィーラだけ死んでしまう
アイリスは、すずかっぽいなぁ性格・・・。
ライトセイバーを組み合わせたユーノの戦闘スタイルはカウンター中心だろう。
堅固なシールドと巧みな剣術によって敵からの攻撃を防ぎ捌き撃ち返す。
遠距離攻撃手段としては光刃に蓄積されたエネルギーを弾丸として放出するソードビーム。
攻めに転じる場合は転送魔法を使って一気に距離を詰めフルボッココンボで。
敵が接近戦をしてきた時はその攻撃を受け流してカウンターを喰らわせる、と結構強そう。
仮になのはと戦った場合シューターを尽く捌くだけでは飽き足らず撃ち返し、
ソードビームで体制を立て直す隙を与えず、
スターライトブレイカーを放った隙を突かれて転送魔法で距離を詰められ一刀両断でユーノの勝利。
ところでこれとは別にシス化したスカのバリアジャケットとして暗黒卿のローブ姿を考えてみたんだがどうかな?
>>558 知らない人の為に参考までにゼロの武器の説明
ゼットせイバー:ゲーム中ではビームソード、絵になると固体化する破壊力において最強の近接武器。
実は柄の上からでも下からでも出せる(両方も可能)。Xシリーズで振るっていたのとは別物らしい
トリプルロッド:3段階に伸びる槍。ジャンプ中に↓を押しながら敵に乗るとホッピング 正直に言って要らない子
チェーンロッド:敵を引き裂く鞭&ロープ。レバ剣のシュランゲフォルムみたいな感じ。ターザンぽい事ができます
リコイルロッド:原案ではパイルバンカーにする予定だったらしいトンファーもどき。チャージしたのを地面に打つとハイジャンプ
シールドブーメラン:名前のまんま。黄色い玉しか跳ね返せない。技によっては地面を転がる変なビームシールド
ゼロナックル :別名ひったくりハンド。普通に殴って敵を破壊する他に、特定の敵の武器を奪い取って使用できる。
多分、Xシリーズの時に募集されたアームパーツ案の流用と思われる。何故か右手のみに装着。
バスターについては他のレジスタンスの持っているものと同性能だそーな。
使うとしたらチェーンロッド、シールドブーメラン、ナックルくらいかな。せイバーも使って接近戦もできればいい
あくまで遠距離攻撃が出来ないだけなんだから、AMS武器を装備すれば十分に強いと思う
>>559 以上、なにが言いたいかって言うと
ただでさえ防御力の高いユーノにライトセイバーという攻撃手段を与えると手に負えない。
遠距離攻撃は全て無効化されるだけでは飽き足らず時々撃ち帰される。
ソードビームに関してはなのはが破壊力重視とすると、貫通力重視なので当たり所が悪いと一発でアウト。
接近戦はカウンターで撃沈。
大技で倒そうとするとその隙に転送魔法を使われて回避されるだけでなく距離を詰められフルボッコ。
無視しようにも無視できず、攻めたら確実に苦戦させられる、しかも無限書庫とリンクすれば敵の対応策を練る事も。
ふむぅ、ほとんど攻撃手段のないからこそ燃えると思うのだが。
罠や策を用いて勝つみたいな感じ。
ユーノの戦闘描写では旧聖なる鷹の所にあるクロフェ長編のユーノ対クロノは秀逸だったな。
他の部分を飛ばしてあそこだけでも読む価値がある
「君達は何時もそうだ!ユーノがそんな事をするとなのはが悲しむ、ユーノがそんな事言ったらフェイトが困る、はやてが、シグナムさんが、シャマルさんがヴィータが!
何時もだよ、皆皆皆、何時も得をするのは僕じゃない誰かじゃないか!僕は自分より誰かを優先しなきゃ生きてちゃいけないのか?!誰かより自分を優先しちゃいけないの?!僕は聖人君子でもマゾヒストでもないんだ!
罪の意識を自覚してる自分を自分で責めて何が悪いのさ?!なのはが悲しむ?フェイトが望んじゃいない?はやてだったらどう思うかってそればっかり
じゃあ僕はどうなのさ?!自分の罪を自分のものに出来ず封殺された時の苦しみ!どれだけのものかわからないはずじゃないだろう!?
僕は君達に都合のいい人形じゃない!ずっと笑ってるだけの偶像じゃないんだよ!痛みや苦しみを自覚しなきゃどこにも動けない、皆と同じ人間なんだよ!
僕をもう…縛らないでよ…僕から…僕を奪わないでよ…」
う〜む…なんとなくだけど司書長が思ってそうだが思ってなさそうな変な電波が来た
でもやっぱり司書長だって人間なわけで、何かひとつでもエゴを貫き通さないと生きてはいけないと思うのよね
そして鉄仮面をつける司書長
いや、ここは鉄仮面繋がりでダースベイダーだろう。
さっきからな、
ユーノきゅんがお腹に手を当て、「子供できちゃって…///」と言い、
隣にいるクロノが青ざめた顔で若さゆえの過ちを後悔している絵が浮かんでは消えるのだが・・・
ゆの×くろは正義だ?
俺、この仕事が終わったら司書長にプロポーズするんだ…
>>531GJ
これはもうはやてちゃんがユーノくんと結婚しても何の違和感もないんよ
>>563 誰かのため、ってのもエゴの1形態ではあるよな。相手がそれを望んでるかどうかなんてわかりゃしないんだから。
「君らがどう思おうとも、僕は勝手に君らの手助けをさせてもらう」てな感じで。
>>564 ユーノ「出番も無く資料を探し続けろと言われればこうもなろう!!」
こうですか?分かりません
>>570 フハハハハ怖かろうと言いつつヴィヴィオに触手攻撃です。
わかりましたね?
>>566 まて その図だと、くろ×ゆのじゃないか?
だが甘い、やはりレジアス×ユーノこそが管理局の正義だと思うわ!!
>>573 GJです!
……あの、アインスさんの修正版を希望してよろしいでしょうか。
>>573 いつもよい絵を投下していただき、それを楽しみにしているところです。今回もGJですよー。
コンプの野望は大変かもしれませんが頑張ってください。
そいや、なのはさん、アリサはまだでしたっけ?
シチュが決まらないと絵って描きにくいものなのですかね?
保管庫にもSSはかなりありますので、氏がよい電波を受信できることを祈ってますよー。
>>573 GJ!
>アリア、リーゼ
アリア、ロッテの間違いでは?
野暮なツッコミでスマン
考えれば考えるほどスカはパルパティーンと共通点がある。
知識欲に関してはすでに言うまでもなく。
パルはスピンオフだと自分のクローンに魂移して復活してたが、
スカも似たように己のスペアをナンバーズの体に用意してた。
こうなるとフェイトとの戦いで本気を出したスカ、
シスローブ風のBJを纏って電撃を放って彼女を圧倒する。
その上話術攻撃によって心身共に是対絶命のピンチに追い詰められてしまう。
しかしそこにユーノが颯爽と立ちはだかりスカ止めとばかりに放たれた電撃を受け止める。
呆然としているフェイトにやさしい微笑を向けたユーノはスカに向き直るとライトセイバーを起動。
ユーノの手にする緑の光刃に一瞬驚くもスカも懐からライトセイバーを取り出し赤き光刃を形成。
その後二人の超高速かつ、ハイレベルな目にも留まらぬ殺陣が繰り広げられることに……
という光景が思い浮かんでしまう。
ちなみにイメージはエピソード3のヨーダVS皇帝とアナキンVSオビワンのバトルをミックスした感じで。
579 :
577:2008/06/17(火) 08:10:50 ID:MIepyhd8
俺もマヌケなことを書いてたorz
>>573 いつもいつもご苦労様です。
これからの絵も楽しみにしてますので頑張ってください。
あとそういえば確かになのはさんの絵は描いてませんでしたね……。
>>578 スカはシス適正が高いがユーノも同じくらいジェダイ適性が高い。
知識欲は言うまでもなく、暗黒面に対して精神的に高い耐性が見込めそうだから。
どう間違えてもスカのようにはユーノはならだいだろうし、つーかそうなったユーノを想像できない。
他に得意魔法が防御系や補助系といった人を傷つけるものじゃないのも大きいだろう。
582 :
流浪の者:2008/06/17(火) 11:45:59 ID:khxBeomh
完全に原作関係ねえとばかりに我が道を歩く私のユーノ君。
第四話です。
あと1時間でユーノきゅんのファーストキスは俺の物に
「うちのユーラが一番だ!」
「いや、ティアナのほうが上だ!」
「なんだと!?」
「やるかこの野郎!」
ナカジマ家の居候に慣れて来た頃、ユーノは暇つぶしがてらカルナの店にやってきていた。
が、扉を開けていきなり目に入ったのは若い男と口喧嘩をする兄貴分の姿。
相手の男は十代後半といったところだろうか。
幼さが抜け、少年から青年へと変化し始めている一人の男の風格が垣間見える。
ユーノは知っていた。
時空管理局地上本部所属の若手空士、ティーダ・ランスター。
それが子供のように兄貴分と喧嘩をしている男の名前であり肩書きであるということを。
(しかし二人ともよくやるなぁ)
苦笑しながらも微笑ましげに二人の喧嘩を見守るユーノ。
ナカジマ家に居候をはじめ、近場の顔見知りだからとカルナの店に顔を出すうちにこの喧嘩に遭遇したのがティーダを知る切欠だった。
歳は十ほど離れているが、カルナとティーダは親友らしい。
それゆえ、カルナの弟分であるユーノはティーダに紹介され、それなりに彼と会話をするようになった。
ティーダは空士訓練校を出たばかりではあるが若手期待のホープらしく、いわゆるエリートだ。
だが、兄貴分の親友だけあって気さくで分けへだてない性格をしているティーダをユーノは気に入っていた。
…会話の中に必ずといっていいほど妹の話を混ぜてくるのだけは止めて欲しいところだが。
(さて、下手に口を突っ込むと巻き込まれるだけだし…どうしたものかな)
カルナの妻が見当たらない以上、下手に話しかければ舌戦に巻き込まれるのは必死。
ユーノはとりあえず店内を物色しようと視線を巡らせ――そして、ある一点に目を止めた。
「……あ」
(…女の子?)
言い争う二人から少し離れた場所で、こっちの視線から隠れるようにしている人影。
それはオレンジ色の髪の毛を揺らし、こちらをじっと見つめている少女だった。
(あれ、もしかしてこの子って…)
どことなく見覚えのあるその少女を見てユーノは「ああ」と手を叩いた。
それはティーダから幾度となく見せられた写真に写っている少女だった。
ティーダの最愛の妹、名前は――
「ティアナ…ちゃん?」
「!」
ビクッ、とジャンプしそうな勢いでユーノの呟きに少女は反応する。
スバルと同じくらいの年齢に見えるその少女は数瞬躊躇した様子を見せる。
しかし、勝気そうな瞳をキッと吊り上げると意を決した様子でずんずんと自分の名を呼んだ少年の下へと近寄っていく。
「…ええと、こんにちは」
「こんにちは」
無言。
痛いほどの無言が向かい合う二人の子供を包んでいた。
とりあえず挨拶こそかわしたものの、どう反応していいのかわからないユーノは会話の切欠がつかめない。
少女――ティアナのほうもそれは同じなのか口を閉じたままだ。
ただ、目をそらしたら負けだとでも思っているのか視線だけはユーノに固定されたまま。
段々気まずくなってきたユーノはとにかく話しかけようと口を開き
「なまえ、おしえて」
あっさりと相手に先手を取られた。
「あ…えっと…?」
「私のなまえを知っているのに私があなたのなまえをしらないのはふこうへーだもの」
「あ…うん、そうだね。僕はユーノ。ユーノ・スクライア」
「私は、ティアナ・ランスター」
「ティーダさんの妹さん、だよね?」
「うん」
兄の名前が出た瞬間、ティアナの表情に笑顔が浮かぶのをユーノは見逃さなかった。
ああ、この子はお兄さんのことが大好きなんだな、とよくわかる瞬間に思わず顔がほころぶ。
「大体うちのティアナは……ん? ああ、ユーノ君じゃないか!」
「あ? てめえ何話をそらそうと……ってマジでユーノか。よく来たな、なんか買いに来たのか?」
「あ、うん」
「そうだユーノ君、今日はティアナを連れてきたんだ。是非君にしょうか――って、あれ?」
満面の笑みを浮かべたティーダの視線がユーノの前に立っているティアナを捉える。
ゆっくりとその視線はユーノへと移動し、再びティアナへと戻る。
それを三度ほど繰り返した後、彼は無言でユーノに歩み寄った。
ガシリ。
十指が食い込みそうな勢いでティーダの手がユーノの肩に置かれた。
「ユーノ君」
「はい」
「ティアナはやらんぞ」
「は?」
ティーダの言葉を理解しかねるとばかりにユーノはぽかんと口を開ける。
だが、若手空士の有望株は本気と書いてマジと読むといった瞳で金髪の少年を見つめ続けていた。
先ほどとは違う沈黙の状況にユーノは戸惑う以外の選択肢を持たない。
(そういえば初めて会った時のゲンヤさんもこんな目をしていたっけ…)
ふとそんなことを思い浮かべた時、ティーダの頭に拳骨がめり込んだ。
「ドアホウ。二桁にも達してないガキにメンチ切ってるんじゃねえよこのシスコン!」
「ぼ、ボクは兄として当然の対応をしたまでだ!」
「五歳の妹相手に過剰反応しすぎだ!」
「カルナさんだってこの前ユーラちゃんに近寄った男をぶん殴っていたじゃないですか!」
「誘拐犯だと思ったんだよ! お前だって見ただろうが、あの変態っぽい男を! 天下の往来を白衣着て歩いてやがったし!」
「た、確かに…連れの女性にはドクターとか呼ばれてましたしね。あれは怪しかった…なんかどっかで見た顔でしたけど」
「だろ?」
「でもあれは単に車を避けた先がたまたまユーラちゃんだっただけ…」
「いーや、そんなはずはない! あの男の目はヤバかった! 具体的に言うと家で十二人くらいの女の子を好き勝手にしてそうなくらい!」
「それは確かにヤバいですが…って、アレ?」
カルナによってへこまされた頭蓋骨を片手で押さえながらティーダは腰の通信機に手を伸ばす。
ユーノは通信機に耳を当てるティーダの顔色がが徐々に青く染まっていくのを確認し、思う。
ああ、悪い知らせなんだな、と。
はたして通信機のスイッチを切り終えたティーダの顔色は青から赤へと変化を遂げていた。
青の時が絶望ならば今の赤は憤怒といったところか。
「どうした?」
「緊急の呼び出しです、スクランブルです。事件発生手が足りないだからお前来いでもボク休暇知ったこっちゃないね上司の命令は絶対だ」
「…一息で言わんでもいいと思うが、まあ、わかった」
「わかってません! 今日は見ての通りティアナのショッピングですよ!? それを」
「でもお前管理局員だし、仕事頑張ってるお兄ちゃん格好いいっていわれて悦に浸ってるシスコンだし」
「くっ…う、ティ、ティアナ、そんな『仕事サボるお兄ちゃんなんて嫌い』なんて目で見ないでくれ!?」
兄が言いたいことを代弁してくれたおかげか、ティアナは何も喋らずにじっとティーダの目を見つめている。
だが、その瞳の奥に兄が行ってしまう寂しさがあることをユーノは感じ取っていた。
「…ううう! カルナさん、申し訳ありませんがティアナのことお願いします!」
「わーったわーった。だから早く行け、叱られるぞ」
「ティアナ、弾丸よりも早く終わらせて戻ってくるからなーっ!!」
扉を壊しかねない勢いで出て行ったティーダを見送りつつ、カルナは一言だけ言った。
「ユーノ、そういうわけだからその嬢ちゃんは任せたぞ」
「ええ!?」
何言ってるのこの人!? とばかりに自分の兄貴分を見やるユーノ。
ティアナはわけがわからないようできょとんとしている。
結構なごむ表情だったが、今のユーノにそんな余裕はない。
子守を頼まれておきながら数秒でそれを弟分に押し付けるなど理不尽にもほどがある。
だがしかし
「だってカミさんいねーし、俺店あるし、お前暇だし、歳近いし、子守得意だし」
「いや、それはそうなんだけど…」
だからといって人に全部押し付けるのはどうなのか。
そう言おうとしてユーノは口を閉じた。
何故なら、見てしまったのだ。
自分の服の裾を摘んで不安そうに、寂しそうに見上げてくる女の子の姿を。
「…任せたぞ?」
「…わかったよ」
深く深く溜息をつきながらユーノは諦めたように苦笑すると、ティアナの頭を撫でた。
お人よしの少年に寂しそうな雰囲気をまとう少女を放っておくと言う選択肢はなかった。
だが、くすぐったそうにしながらも顔を顰める少女をどういう風に相手すればいいのか。
スクライアやナカジマ家の経験で確かに子守には慣れているが、相手は知り合ったばかりの少女なのだ。
ティーダさん、早く帰ってきてください。
ユーノは切実に事件の解決を願った。
ティアナ・ランスターは聡い子供である。
それは、幼くして父と母を亡くし、兄の手一つで育てられたが故の悲しい産物だった。
同年代の子供には親がいないことを理由につまはじきにされ、大人たちからは哀れみの視線を受ける毎日。
感受性の強い幼少期だったからこそ彼女は歳に似合わない、人目を気にするという技能を身につけることを余儀なくされた。
だがそれは少女にとって決して良いものではなく。
優しくしてくれるのは兄だけ、頼れるのは兄だけ。
世界には兄が一人、他人はいらない、ただそれだけでいい――
それが、ティアナという少女の全てだった。
この日、この時、翡翠の瞳を持つ少年と出会うまでは。
(なに、このひと…?)
兄に連れられてやってきた店で見つけたのはどこか陽だまりを連想させる笑みを浮かべる少年だった。
少年は自分の視線に気がつき、目を合わせる。
拒絶、蔑み、同情、哀れみ。
両親が死んで以来、自分に向けられたどの視線とも違う真っ直ぐな眼差しにティアナは捕らえられた。
他人に話しかける、そんなことができる自分に驚いた。
この人と話したい、関わりたい、そんな風に思う自分が不思議でならなかった。
(ゆーの・すくらいあ)
その名前を心の中で反芻する。
少女にとって兄、そして両親以外の名前は覚えるに足らないものだ。
だが、その名前は、少年の名前だけはすとんと記憶の中に落ちて、留まった。
(この人は、やさしいひと)
端的に、ティアナはユーノという少年をこう表現する。
兄が急な仕事で自分の傍から去り、不安と寂しさに包まれようとした時、思わず少年の服の裾を掴んでしまった。
少年は困ったような表情をしたけれども、それでも優しい笑みを向けてくれた。
暖かい手で、頭を撫でてくれたのだ。
「それでね、その遺跡にはとんでもない仕掛けがあったんだ。そして――」
ユーノのことを知りたい。
その希望に沿って昔話を始めた少年をじっと見つめながらティアナは目の前の存在への興味を深めていた。
言っていることはチンプンカンプンだが、とにかく少年の表情は楽しげだった。
喜怒哀楽にころころと変わっていく男の子の表情から目が離せない。
実のところ、ティアナはユーノの存在を事前に知っていた。
兄がここ最近その名前を出すことが多かったからだ。
歳が近いし、友達になってくれるかも。
そう楽しげに話す兄をティアナが見知らぬ少年への嫉妬から不満そうに見つめたのは数日前のことだ。
その時はこうして件の少年と向かい合って過ごすなんて夢にも思っていなかった。
だけど、楽しい。
ただ少年の話を聞いているだけなのに心が湧き立ち、もっと話を聞かせて欲しいと思う。
(――このひと、お兄ちゃんみたい)
容姿も、性格も、何もかも似ていないけれど。
唯一つだけ、自分を純粋に案じ、安心させてくれる雰囲気が兄と同じなのだ。
それに気がついたティアナは、すっかりユーノに心を許しはじめていた。
そして――
「ゆーのお兄ちゃん」
すっかりユーノに懐いたティアナが彼のことをそう呼び、戻ってきたティーダが嫉妬に荒れ狂うのはこれから一時間後のことだった。
591 :
流浪の者:2008/06/17(火) 12:00:03 ID:khxBeomh
投下終了。ランスター兄妹登場、その都合上完全オリキャラことカルナ兄さんも登場、出番これで終わりだろうけど。
なのはさんは今頃平和に温泉につかっていることでしょう。
>>591 GJ
しかしここの親父やら兄やらはシスコンやら親ばかばっかだなぁ(いい意味で)
そーいや なのはさんやはやてさんは魔法使いになってるんだっけ?
GJ、ドクターなにやってんだwww
それにしても文章うまいっすなぁ
ドクターwwっをまwwwwww
ユーノ、何年下相手にばっかフラグたててんだよwwww
というわけでここいらでメガーヌさん相手に(ry
GJ
しかしアレだ。
この二人、一歩間違えると某百トンハンマー男女フラグまっしぐらだなw
GJ
しかしアレだ。
この二人、一歩間違えると某百トンハンマー男女フラグまっしぐらだなw
二重やってしまったorz
GJ! ティーダは16歳前後かな
しかし俺が奪う予定だったユーノきゅんのファーストキスがおじゃんに……
スバルとティアナでユーノおにいちゃんを取り合う光景を想像したぜ
>>600 あぁ…一期の温泉をはじめ色々ともだえてたけど、それ実写にするとそんな感じなのね…
ところで、司書長みたいな純粋金毛のフェレットっているのかな?見かけたこと無いんだが
>>600 布団を引っ剥がす飼い主の手にエロスを感じたオレは色々とオワットルorz
ドクター自重しろwww
つーかユーノはもうバンバンフラグ立ててますな。いいぞ、もっとやれ
>>601 一般的に飼われるフェレットの毛色は白、もしくは薄い黄色が主みたいだね。
司書長が変身するフェレットは金色というよりは薄い黄色のアルビノフェレットなんじゃないかな。
とと、いけね。
>>591さんGJです。ティアナかわいいよティアナ
そしてドクター自重wwwww
>>591GJ
なのは達ってちっとも子供らしくなかったからこのシリーズ好きだ
でもティーダもまだ10代のはず……もうちょっと頑張れよ管理局の大人も。それを許してる社会も異様。せめて15までは勉強させろと
このユーノには管理局に入らずフリーでいて欲しいな。遺跡発掘で生活費を得て学者をやっていく、みたいな感じで
そっちの方があちこち行けそうで、いつもいつも訓練とか仕事やってるよりは余程健康的
ユーノとスバル達が日常的にずっと側にいられてアクシデントやフラグイベント盛り沢山
>>591GJ!
ユーノお兄ちゃん最高ですね。
ただ、あまりフラグを立てすぎると後で大変なことになりそうですが。
相変わらずの神クオリティ。次回も期待しています!
>>591GJ
こういう感じでユーノとティアナが絆を育んで、成長したらどんな関係性になるだろうと想像してしまう
>>600 ニコに行けるなら、フェレットビデオがいくつかあったぞ。白色だけど、名前がまんま司書長だったw
水橋さんとフェレットというかイタチ系動物は何かと縁がある
フェレット動画は
「マッサージをするフェレット」
が一番好きだな。
JS事件で無限書庫の評価が高まり名声を得たのはいいが、依頼が段違いに増えたくせに人員補充が十全ではなかったので
戦闘機人のスタミナを聞きつけナンバーズ更生組で前線に出ないメンバーを言葉巧みに誘致する外道な司書長という電波が
実際更生組の中で8番は書庫向きだろうな。
後10番は性格的に書庫向きな気がする
この間ビデオにとった某相棒を見ていたせいで、
盲腸になったユーノきゅん、
そしてそのユーノきゅんのお毛毛を嬉嬉として剃るシャマシャマ先生
そして剃ったお毛毛を巡って暗闘するいろんなひとたち。
なんて電波を受信しちまったじゃねえかっ!!
陰毛を巡る陰謀ですね
ごめんなさい
>>614 それいったら同姓経験のあるなのはやスレ補正のカリムだったら変な物まで……
シャマルさんが旅の扉で直接摘出するので、剃毛は不要です。
「はいユーノ君、じっとしててくださいねー」
「ちょ、ちょっとシャマルさん! 麻酔もなしに何をする気ですかっ!?」
「えいっ」
「うぎゃあぁぁぁっ!? ……あ、あれ……? 痛みがほとんど……?」
「ただの盲腸よ。あとはゆっくり休んでね。あ、摘出した盲腸、見ます?」
「遠慮します……」
>>614 そう言えばあそこの毛はお守りになるんだっけ。
>>612 外道じゃなくても、司書長は人員欲しいでしょうね。
あと、前線に出ないナンバーズってセインとオットー位では?
あえて外道っぽくすると…セイン、チンク、ディエチに更生プログラムの一環で、司書として働いた分だけ懲役を減らすと言う交換条件提示するとか?
>>617 いや、逆に
「あ、あの……シャマルさんの技術なら別に剃らなくったって……」
「え〜? 何のことだか、先生わかんなぁ〜い♪
さっ、ユーノ君、ズボンを脱ぎ脱ぎしましょうねぇ〜♪」
「や、やめ……アッ!?」
ていう展開でもOK
むう。しかしまだ620かぁ。大分流れが落ち着いちゃったなぁ。
直接前立腺ですか
>>619 それ普通に社会復帰の一環と人員増強もかねた一石二鳥の名案でしかないような
司書長と仲良くなりそうなのは
声繋がりでセイン
性格が普通でヴィヴィオにも同情してたディエチ
だろうな
リアルな話、手術前にカミソリで剃毛すると感染症に罹ることがある、という
症例の報告があるから最近はカミソリじゃあんましやらないんじゃないかな
やるとしても除毛クリームや脱毛剤で皮膚が傷つかないようにするはず
>>620 「あ、あら……?」
そこには既につるつるだった下腹部が!
「ううう……だからやめてって言ったのに……」
時代はなかなか下の毛が生えず未だパイパンなのを
コンプレックスにしてるユーノきゅんですよね!
>>620 次の瞬間謎の砲撃を受けバインドで拘束されるシャマル。
そして看護婦の衣装を着たなのは、フェイト、はやてが「私達が剃ってアゲル」と現れるわけですね
この流れなら言える。
ユノユノの「おまけ」はもらったぁぁ!!
>>627 その後、病室から肌がツヤツヤになり満足げな笑みを浮かべ出てくるなのは達と
急激に痩せたため体力が落ち手術が延期となるユーノ。結果もう一度、剃ることになり以下ループ・・・
いつも突然ながら投下いたします!
631 :
泣いて鳴いて:2008/06/17(火) 21:19:19 ID:lf8OqoUS
スバルはユーノのことが綺麗だと初めて会ったときから思っていた。
長いハニーブロンドの髪、女性のようなラインを持つ体、柔和な顔つき、そしてなにより笑顔が綺麗だと思った。
ユーノに勢いのまま弟子入りして防御魔法を習ううちに、スバルはユーノの優しさとその綺麗な笑顔に心惹かれるようになっていたが、ある日から別の思いがスバルの心を支配するようになっていた・・・。
その日もユーノの魔法の授業を終えていい気分のまま宿舎に戻ってティアナになんだかよくわからないが凄い目で睨まれながらもベッドで眠りに付く。
そんないつもと変わらない一日のはずだった。
しかし、その日見た夢がいつもと違っていた。
夢の中のスバルは司書長室でユーノを襲っていたのだった。
(やだ・・・!だめだよスバル!!)
(せんせー。とっても可愛いですよ?)
押し倒されてスバルにいいようにされているユーノの顔は涙で濡れていてひどく扇情的だった。
手がユーノの体をまさぐるたびにユーノは蕩けるような甘い声で鳴き、もっとその声を聞きたくてそのままスバルは・・・。
「はうぁ!?」
スバルは奇声をあげながら夢から覚めた。自分はなんて夢を見てしまったんだ。
(まさか、私がせんせーを襲うだなんて・・・。)
自己嫌悪がこみ上げてくるとともに、ひどく興奮している自分がいることにスバルは気づく。
(せんせーの泣き顔ってすごく可愛かったな・・・。)
夢の中で泣きながらスバルに弄ばれていたユーノの泣いていた顔を思い出すたびに背中にゾクゾクとした感覚が走ってしまう。
(実際にせんせーってどんな声で鳴くのかな・・・?)
その日からスバルの中でユーノを辱めて泣かせてみたいというどうしようもない衝動が芽生えてしまったのだった・・・。
あの夢を見てからユーノに会うたびに堪えきれない衝動に駆られてしまうスバルは必死でその衝動を抑えこんでいたが、日に日にその衝動が強くなっていくを感じていた。
(だめだよ!せんせーにそんなことするなんて!!・・・でも)
「どうしたのスバル?お腹すいたの?」
「いえ!なんでもないんです・・・。」
ユーノとの魔法の授業の最中でもユーノを泣かせたい衝動に襲われてしまう。
この綺麗な人は本当にあの夢の中でのような顔で泣くんだろうか?
あんなに甘い声で泣くんだろうか?
だとしたら見てみたい、聞いてみたい。
そんな甘い誘惑を必死でこらえる自分をよそに暢気にお茶を淹れているユーノがひどくうらめしく思った。
そのとき、ふと気づいた。ユーノの首筋に糸くずが付いていたことに。
スバルはユーノの首に手を伸ばして糸くずを取ろうと指先が首に触れたとき・・・、
「ひゃあ!?」
(あ・・・。)
ユーノがあの夢でみたような声をあげた。
そのときにスバルのギリギリだった理性はぶちきれてスイッチがオンになってしまった。
「ごめんね変な声出して。首は弱いんだ・・・ってスバル?」
真っ赤になりながら笑っていたユーノはスバルに押し倒されていることに気づき、見上げてみると目が金色になっているスバルの顔があった。
なんか前にもこんなことがあったような気が・・・。
「あの・・・。スバル?」
「せんせーが悪いんですよ?私、凄くがまんしてたのに・・・・。」
そう言ってスバルはユーノの服に手をかけた・・・。
>>628 そろそろ自重しないと司書長に愛想つかれちゃいますよ?
劣化の将殿?
どうでもいい話だが、家の本棚整理してたら、昔少年Aで連載されてた『キャンバス2』の
単行本がでてきた。
懐かしくてつい読んでたら、3巻に出て来る主人公の元親友が、司書長そっくりだった。
持ってる司書いたら確認してみて?
力任せにユーノの服を引きちぎるとユーノの白い肌が露になった。
「うあっ!?スバル、何して・・・!」
「うるさいです。」
恥ずかしがってわめくユーノを尻目にスバルはユーノのなだらかな体に手を這わせると、途端にユーノは声を上げた。
「やだ!んっ・・ふぁ・・・スバルっ・・やめて!!」
「我慢しないでもっと鳴いてくださいせんせー。」
「スバル・・!どうしてこんなこと・・あっやだ!!」
「せんせーが悪いんです。あんないやらしい声出すから。」
抵抗するユーノの腕を頭の上で押さえつけて、ユーノのズボンのベルトを外すとそのままベルトでユーノの腕を縛って固定した。これでもう逃げられない。
「お願い!うぁ・・・スバルもうやめて・・!」
恥ずかしさでユーノの顔は涙で濡れていた。その顔を見るとゾクゾクしてしまう。
夢なんかよりもずっとそそる顔だった。
もっと泣いて、もっと声を聞かせて、もっともっともっと!!
下手なドラッグなんかよりもずっと興奮してしまう。
スバルはそれほどユーノに夢中だった。
あるときスバルはユーノの抵抗がもうほとんど無いことに気づくと今度はユーノの心を堕としにかかった。
「本当にやめてほしいですか?」
「もう・・・やめて・・」
「そのくせ、もう抵抗しないんですね?」
「ちが・・・!」
「素直になったらもっとしてあげますよ?このままやめてほしいですか?」
ユーノの目はもうトロンとしていた。
スバルは堕とせると確信した。
「じゃあやめますね。」
そう言ってスバルは手を離そうとすると・・。
「あっ・・・。」
ユーノは名残惜しげそうな声をあげた
そんなユーノを見てスバルはどうして自分がこんなことをしたがっていたのかがやっとわかった。
(私はせんせーを自分だけのものにしたかったんだ・・・。)
「どうしたんですかせんせー?」
スバルはユーノの頬を優しくなでて反応をうかがう。もう少しで完全に堕とせる。
「お・・・ねが・・」
「聞こえませんよ?」
「お願いスバル・・・やめないで・・・続き・・して。」
堕ちた。堕とした。ついに自分だけのものになった!!
あのエースオブエースでも手に入れられなかったモノを自分は手に入れたのだ。
スバルはうれしそうにユーノを抱きしめて深く口付けした。
ユーノとスバルは夢中で舌を絡ませて、口を離すと淫靡な銀色の橋がかかったのを見てスバルは頬を染めた。
「今の、ファーストキスだったんですよ?」
そう言ってスバルはユーノを強く抱きしめて頭を撫でていた。
その時、司書長室の扉が木っ端微塵に吹っ飛ばされた。
振り返ってみると粉塵の中からなのはを筆頭にユーノに好意を寄せる面々が凄まじい形相でこちらを睨んでいた。
「連絡しても応答がないと思ったら・・・何してるのスバル、ユーノ君?」
白い冥王は静かにレイジングハートを向けて悠然と佇んでいた。
でもスバルには怖くない。なぜならもうユーノを手に入れたのだから。
「もう遅いですよなのはさん。せんせーはもう私だけのものですから。」
ユーノの頭を優しく撫でてスバルは微笑んだ。
(せんせー、転移してから続きをしましょう?)
(あ・・・うん。)
念話のやり取りをしてからユーノは転移魔法を発動させて、二人は翡翠色の魔法陣に包まれた。
「それでは負け犬のみなさん、さようなら。」
「「「「「「「「待てコラ!!!!スバル、ユーノ(君、さん、先生、etc)」」」」」」」」」
ユーノとスバルが消えてしまった後、なのははレイジングハートが折れんとばかりに握り締めて血の涙を流していた。
「待ってろなの、あのメス犬!!ユーノ君は絶対に奪え返してやるなの!!」
「スバルには押し置きが必要みたいだね?」
「ふふふ・・・。あいつったらよっぽど死にたいみたいね!!」
「お姉ちゃんのものを横取りするなんていけない妹ね!!」
「機動6課出動!!ユーノ君をスバルから取り返すで!!」
「「「「「「「「了解!!!」」」」」」」」
そして戦いは始まったのだった・・・。
はい。終了です。
なんだろう、スバルがドSなのか腹黒なのか微妙だ。
しかもグダグダでおわってしまった。
次こそ三人娘のヤンデレに挑戦しよう。
>>636 GJ!
そして割り込みスミマセンでしたorz
>>637 GJです。
しかしなんつーか…イロイロとギリギリだなぁ…。
639 :
638:2008/06/17(火) 22:38:21 ID:nYO0Pw1N
>>636 GJなのですよ!というか、スバルも大抵あれだけど他の面子も……
この後も続くユーノきゅんの受難も期待したいけど、一人だけ最初からクライマックスで素な人…って、あれ?
>>619 チンクに司書として働いた分だけ妹達の懲役を減らすとか言ったらバリバリ働くだろうな
他の娘にも似たような条件ちらつかせてみたり。
>>636 GJ!
凝りに凝った肩をなのはやフェイトやすずかに揉み解されて
無意識にあられもなく艶っぽい喘ぎ声を上げてしまう司書長や、
馬乗りになられてうつ伏せの状態で腰をマッサージされていたら
悪乗りした意地悪なアリサかはやてにわきの下をくすぐられ
身動きの取れないまま笑い悶えるユーノきゅんが見えた
>>642 あまりにくすぐり過ぎて以降マッサージをさせてくれずに反省してしょんぼりしてるとこに
「あ、ゴメンちょっと肩揉んでくれる?」
「うんいいよ」
と追い討ちかけられる不憫長ですねわかります
フェイトさんなら微弱電流を流してマッサージとか出来そうだな
エリオも同じことができるか
>>636 いろいろな意味で危ないwwwGJ
>>619 チンクは読書好きなご様子だから、無理矢理でなくても来るかも。
司書長は脇腹と首と耳が弱い=気の強い女はアナルが弱い
>>643 エロパロにあったよね。司書長がマッサージを極めすぎた結果EROい業を身につけたやつ。
マッサージというと、個人的にそれが思い浮かぶんだ。後耳そうじ。
……前はともかく後ろは何でさ俺の脳みそ。
('A`)「マッサージがいつのまにか前戯になってた」
女性陣「らめぇー、ビクビク」
あと3時間レスがなかったら
ユーノとなのはがジューンブライド
>>648 なのは。私も一緒に。
私だってヴィヴィオのママなんだよ。
せ(ry
>>649 ズルイよフェイトママ! ヴィヴィオもパパとけっこんするー!
六月の潤った空気。柔らかな陽光。壮麗なチャペルで式を挙げる四人。
皆の笑顔の中で誓いの口づけ。目を瞑る三人。そしてその隙に掻っ攫う騎士とシスター、か
だったらみんな一緒にせんせーのお嫁さんになればいいんですよ。私達が争ったらせんせーが悲しみます
結婚式と新婚旅行の為にそれぞれ1週間とって、後は順番です!!せんせーって夜だけじゃないんですよ?
それに、5人や10人じゃ私達の身体がもたないし、せんせーも満足できませんよ
スクライアをせんせーと一緒に増やしましょう!!
>>652 「フ、主はやてといえど、ユノユノはやれません」
騎士とシスターならカリムさん優先だろうが敢えて。シャッハさんとはライバルだがこの場はと結託したそうだ
っていうかみんな司書長が受けなのはデフォなんだね・・・(俺もだが)
淫獣の名を持つのに司書長がドSなのを全然しらないぜ。(対ゲボ子ぐらい?)
と言うわけで同じ獣扱いの私と一緒に遠くに行こうではないか、スクライア?
('A`)「なのは、フェイト、結婚おめでとう。ヴィヴィオと三人で幸せになるんだよ」
('A`)「僕はエリオと、スカリエッティの三人で幸せになるから!」
('A`)「犬?…筋肉質なのは好みじゃないんだよ!頭脳派とショタ以外は逝ってよし!」
少し前に声優がひつじの数を数えてくれるCDっての出したけど
それの司書長バージョンを発売したらどうなるかな
ジンギスカンが一人前
ジンギスカンが二人前・・・・・
今日はみんなで食事です。
('A`)「もうクロノの資料請求には答えられない」
('A`)「もう何日も寝ていない、食べてない」
('A`)「ああ、羊が見える。おいしそうな内臓の塊が……」
('A`)「そうだ!……みんなー!全員で焼肉食べにいこー!請求書クロノ宛で!」
その日、無限書庫で司書のボイコットが起こりました。
クロノ……お前はよっぽどユーノを過労死させたいらしいな
クロノが大して請求してないという前提で考えてみよう
……よその部署からわりとどうでもいい依頼がどしどし舞い込んでくるところが見えた。変わんねぇじゃねーか
書き込むの!
じゃああと一時間三十分レスがなかったら
わた・・じゃなくてフェイト執務官はユーノにバインドされる!!
そしてもちろんそのあとは・・・うふふふ(遠い目)
仕事しろなの
十分以内に書き込みがなかったら僕は定時上がりだからね。
予定なんて無いけど。
すんじゃねえよ
>>666の処理は最近出番のないアインスさんとドゥーエさんに任せるとしよう
キングコングのフェレット版みたいな感じで
なのはを掴んでビルに登る巨大フェレットユーノ君キボン
ところで・・・・。
クロノがまじでユーノの事使い魔だと勘違いしっぱなしって
電波が着たんだが・・・。まったく有用じゃねぇよなぁ・・・?
>>670 なのは×ユーノでガチケコンやらかして、子供も出来た。
その後でクロノが
「ちょwww使い魔なのに何で子供がwwwww」
って言うのならアリ
そして夫婦に頭を冷やされるんだな。
673 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/18(水) 12:32:01 ID:p7fBd6So
最近はマッサージが流行っているのか。
ユノユノ、申し訳ないのだが私の肩も揉んでくれないか? どうも昔から肩こりが酷くてな……。
お礼は私への性感マッサージ(+本番)権と私がユノユノに性感マッサージ(+本番)をする権だ。どうだ、嬉しいだろう?
>>673 余計なものくっ付けてるからですね切り落としちゃいましょう
>>673 肩凝ってんならアタシが叩いてやるぜ。なに、遠慮すんな
このアイゼンでドツくと硬くなった筋肉が簡単にほぐれるから楽勝だぜ(ニヤリ
>>673 ( 'A`)< 肩だけでイイんですか? お望みなら…
スバルの振動拳は応用すればマッサージに使えそうだな。
後昨日のドSスバルならア○ルバ○ブにも……
ユーなのの実子×ヴィヴィオとかいう電波を受信
>>678 それが男の場合、名前が思い浮かばないな……。
ユーは、なのノ、うーむ……。
>>679 ユノハで。
でもなんかレイハさんみたいな響き。
そこでなんでユゥゥズハァァァアァとか絶叫する司書長の電波受信すんだよ俺
いいお父さんなユーノもいいけど、子煩悩なユーノも悪くないなw
司書A「いやあ、ヴィヴィオちゃん可愛いですよね」
くるっ
司書長「ヴィヴィオは誰にも渡すつもりはないよ……?」(嫁入り的な意味で)
ごごごごご
司書A「いや、ちょ、目ぇ怖っ、ていうかバインド!? ちょ、ま、」
いやいや、司書長は、それが行き過ぎると粛清の対象になるということを、義父(士郎パパン)の姿を見て学んでるから、そこまで酷くなることはないだろう。
ヴィヴィオ「なのはママをお嫁にし・な・さ・いっ♪」
ユーノ「……はい」
>>684 フェイトママが泣いていますよ、ヴィヴィオさん……
>>679 ユウハでいいっしょ。
感じで書くなら、優羽とか勇葉とか充ててみる。
うん、ゴメン。個人サイトさんの見過ぎ。
子供は勿論司書長似だよね?
とりあえず女顔なのは確定かな。
司書長が奥さんと勘違いされる展開キボン
>>678 高町アルト
・・・スンマセン反応弾喰らってきます。。。
>>689 新居に越してきたなのはとユーノが近所に挨拶回りしたら同姓婚と思われる展開も考えられるな。
>>691の後、ちゃんと男だと理解してもらうのだけど、
今度は今度で性転換者と勘違いされる展開もアリだな
もしかして司書長はゴールしても苦労しかしない?
>>689 そのためには夫が多少男らしい顔でなくてはな。
オットー、トーレ、ノーヴェ、スバル辺りが適任か?
>>693 ( 'A`)< もうゴール、してもいいよね…
司書長は、人生の墓場より本当の墓場をお望みのご様子です。
>>694 待て、後ろ二人は髪は短いが顔は男らしい顔ではない
苦みばしった精悍な顔立ちと言うなら、教導官や烈火の将の方が(ry
女性と勘違いされない様にするのと、
リンカーンが貫禄を付けて大統領になったと言う故事に由来した話も兼ねて
ヒゲを伸ばしてみた司書長であったが、
翌日の新聞で謎の怪人ヒゲ女出現と言う見出しで紹介されてorzってなる展開…スマソ
そこでカイゼル髭をお勧め
>>696 某戦技披露会の事か―――!!!!あれを見たときは「長●川先生自重wwww」と笑ったものですよ、何処までが都築パパンの指示かは知らないけど
>>699 あれは見た瞬間、やり過ぎだと思った。
とても魔法少女には見えない。
俺もジョークで石川賢先生意識したようなバイオレンス顔のなのはイラスト
描いた事はあったが、公式でやられると引くな
むしろ片目にに黒い眼帯をつけて部下と
「司書長、連中もう終わった気でいるようです」
「そうか、ならば教育してやるか」
とか行ってるほうが貫禄があるようなきも
>>699 多分、センセが遊んだんだとw
コマ割り見る限り、パパンがコマ割りとネーム切って、センセが作画のようなので。
ネーム段階でパパンが精悍なツラ描いてたなら別だが。
シグナムと模擬戦した時のなのはさんみたいな顔をした司書長とかやってくれたら都築を見直す
>>695 そういえばあの作品の声優陣には中にリリなの出演者結構いるよな
ユーノがなかないのは、
きっと彼は涙の流し方を忘れてしまったんだ
っと、トゥルーティアーズみてておもた
司書長のベットの下からメスフェレットの写真集が・・
「フェレット」で検索してた時に、フェレット達が一生懸命ケーキ作ってるイラストを
見付けたのよね。それで思ったのさ。
フェレット形態で一生懸命何かをしようとしてるユーノ君が見たいって。
やはり司書長のベッドの下にはなのはさんが載ってる雑誌だろう
開き癖はそのページじゃなく巻頭グラビアページについてるがな
>>708 >フェレット形態で一生懸命何かを
女性陣の豊満な胸に抱かれた状態で必死になって脱出しようとしてる図が
( 'A`)< 漢らしい女…? やだなぁ、そんなのいるわけないじゃないですか。 魔法少女アニメですよ?
>>710 「心配せずともユノユノはその内大人しくなるぞ」
「時々谷間に赤い跡が出来ちゃうけど、あれも美味しいんだよ?」
>>711 し、司書長ご乱心司書長ご乱心
誰か医者呼んで来い司書長が現実逃避したぞ〜!!
>>712 ぬぅ、経験者は語るかシグシグよ。
あの風呂場の話の後日談とかあったらみたいよなぁ
( 'A`)ノシ=(0w0) スポッ
最近仮面をつけて横領とか内部で怪しい動きしてるやつらを●り●すのが日課かな。
一方、シグナムvsなのはの真実
「この戦いでシグナムさんを医務室送りにすれば、この後の講義での防御魔法と結界についての講師でくるユーノくんと二人きりになれるの!!」
「教え子達にさり気なくユノユノと私が恋仲と知らしめ、噂を流しユノユノを追い詰め既成事実を作る! その布石の為、今一度堕ちろ高町!!」
>>716 期待して開いてみたら、衝撃の人と人間発電機の人だったww
つまりこれをベースに描けと。
……画力が足りませんorz
>>716 クロノ「ブラック以外のコーヒーなんざ飲んでられっかああああああああ!!」
ユーノ「こちとら毎日毎日毎日毎日頭使って糖分が足りんのじゃおんどりゃあああああ!!」
後に「全次元世界の歴史上、最もしょうもない戦い」と呼ばれる模擬戦の幕開けである。
( 'A`)< 僕には幼なじみなんていないよ?
…え? 幼なじみって、毎朝窓から起こしに来てくれるという、伝説の嬉し恥ずかし生命体の事でしょ?
スクライアにいた頃はそういう娘がいたと思う。いや、絶対いたよ!! なのはと一緒にいた時も、あの娘はどうしてたかなぁ
って思ってたよ!!
あれ、何か窓の外にピンクの光が……(SLB
>>720 ユーノはふと昔のことを思い出す。
自分がまだスクライアの一族にいた頃、よく自分と遊んだ女のこのことを。
遊んだだけではない、一緒にご飯を食べたり一緒のベットで二人で寝たりした。
朝になればよく自分を起こしに着てくれた。自分が泣いている取り一緒に泣いたり慰めてもしてくれた。
あの優しい彼女は今どうしているだろうか?
考えていたら無償に彼女に会いたくなってきた。きっと目の前の厳しい現実から逃げたいのだろう。
ひょっとしたらあの優しさにまた包まれたいのかもしれない。
(今度の休み会いに行こうかな……)
こうですか、分かりません><
>>721 せやけど、それはただの夢や……
でもな、現実を夢以上に幸せにできるんや。例えばわた……はやてちゃんがユーノ君の幼馴染になって、全力全開で幸せにしたるとか?
715から派生してアレに至った。
無限書庫司書長をいきなり解任されるユーノ。
しかし、これは実は裏で頼まれたある仕事を行うためだった。
管理局に存在する権力を悪用し私服を肥やす者達を罰するための組織。
管理局権力横領捜査官 ユーノスクライア
「親は関係ねえだろ、親は!」
>>723 ぶっとい葉巻を口に咥えるむっきむきのユーノきゅんになるわけですね! 原哲夫風の!!
タバコにちょっとだけ興味がわいたユーノきゅんだめだよ
タバコは体に悪いよなんなら俺の股間の葉巻をお吸いよ
つ 掃除機
>>723 そこは特命係長ユーノ・スクライアだろ。
元ネタの彼も、夜の性活ランクSSSだった筈だし。
>>726 シャ〇さんが、去勢するとのたまってそっちへ行ったぞ、気を付けろ。
>>728 特命ネタは過去に何度か出ているからもういいかなとかw
ユーノくんポルノ過ぎる
マジセクハラしたい
そこで特命係を推したいが
亀→ユーノ
イタミン→クロスケ(ツンデレ)以外浮かばない
>>731 普通にたまきさんポジが、はやてになってしまうのは仕方ない事でしょう……
アルフ「お前ら暇か〜?」
右京さんは全く浮かばない。純正腹黒善人ってリリカル世界には居ないし
スレ補正かかった司書長も何か違う
亀が司書長だったら、〇〇〇スペシャル食べさせられるな
司書長がサポート系として輝いている電波がきたんだ。
でもバランスが難しい
互いに利用するでもされるでもないイイ感じにバランスとれた連携ってできないもんかね
射撃主体のティアナでも背負って空中戦すればいいと思うよ
いや、ここは司書長右京さん
亀ヴァイス
いたみんクロノ
一徳ヴェロッサだろう
美和子はエイミィ
たまきさんはギンガで
バランスに関してマジレスすると
1位・遠距離タイプ
2位・中距離タイプ
3位・近距離タイプ
固定砲台のなのはなら、守りつつチャージ時間稼げる、相手の捕縛可能
近距離戦=高速戦闘なのでスピードについていけるか疑問なので
近距離タイプは相性悪げ
中距離はまぁ無難にサポートできるだろう
絵で見たいけど、何故かぼんやりとしたイメージだけで飛んできた電波
ユーノがリーゼ達のマスターになってました。リーゼ達の姿は10歳くらいになってます
ロッテ「ユーノのばかー!!ちっちゃくなっちゃったらHなことできないよー!!戻せ――!!」
アリア「ユーノ、どうしてこんな事するの?…ひゃうんっ!?あっ…!!やっ…だめぇっ……みみ、弱いのぉ…!!」
ユーノ「2人の身体を洗ってあげようと思って。いつものお礼をしなくちゃいけないから」
アリア「はう…や、あっ!!駄目!!耳と硬い所グリグリしないで…あ、あああ!!あぐ…あああーーーーっ!!!…あ……あ…」
ユーノ「ロッテもおいで。ちゃんとすみずみまで洗わないと。女の子が汚くしてたら駄目だろう?」
ロッテ「…ゆ、ユーノ…待って。洗うなら…アリアと一緒に洗って欲しいよ。…ユーノの身体も洗ってあげるから…」
ユーノ「いいよ、アリアを起こして連れて来て。ちゃんと綺麗にしてあげるから」
前にあったマッサージネタから派生したと思う。
意地悪な主のユーノと、首輪を付けられた10歳時姿のリーゼ姉妹。ここにリニスとアルフを入れれば完璧
>>739 とりあえずお前の趣味嗜好はよくわかった。
もちろん首輪に鈴はデフォルト装備だよね!
>>739 そういう意味でのバランスでなく、
サポート側と被サポート側の関係性というか、
読んでて
サポート側が凄い!→これだとサポートされる側は誰でも良いんじゃね?
サポート対象が凄い!→こいつ実は補助なんか必要無いんじゃね?
みたいに印象が偏りすぎないような書き方をしたいんだよ。
>>741 だからBランク昇格試験のスバルみたいに足を挫いたティアナを背負って飛ぶ司書長を(ry
敵に接近して被サポート者のチャージが終わるまで足止めをして大威力の魔法を打たせて、
高い防御力で自分へのダメージは多少軽減しつつも、自分ごと敵にダメージを与えさせるとか?
レイザー戦でゴンを補助したキルアみたいに
>>740 普段はそうかもしれないけど、今回は鎖付き。ユーノの部屋の中ではユーノ以外下着を着てはいけないルール
ここのスレでは書けないけど、この後全員妊婦になるまでの電波でした
朝にどうなるか待ちながらおやすみなさい。きっと何もないだろうと思うけど
>>742 巨大フェレットにまたがり二丁拳銃を振るうティアナということだな
いやギャグとかじゃなく普通こうでもしないと乗れない
抱えるって手段もありだろうがただ飛ぶだけならともかく戦うとなるとティアナの場合少なくとも上半身フリーじゃないと難しいだろうし。
>>739 10歳時姿のリーゼ姉妹、リニス、アルフを侍らすユーノか。
かなり背徳感が高いな。
更に、十歳児姿のフリードも侍らしちゃいます。
あったよね、「せっ、きゅる♪」ってやつw
そこにリインを含めるのは有りでしょうか?
>>718 「直接会うのは久しぶりだな、ユーノ。」
「そうだね、君との通信のたびにここは阿鼻叫喚の地獄になるんだ、
頻繁に顔なんか見せてたら後から刺されちゃうからね、クロノ。」
すでにまとめてある資料を直接手渡しでクロノに渡す。
「でも君が直接来るほど重要なものでもないと思うけど。」
今日頼まれていた資料はランクをつけるならC。通信で送っても問題ないレベルだ。
「君たちに迷惑をかけている自覚はあるからな、たまには様子ぐらい見に来るさ。親友。」
「なに気持ち悪いこと言ってるのさ………分かってるならいいさ。親友。」
そういってクロノにコーヒーを出すためにお湯をカップに注ぐ。
もともと2徹3夜当たり前のここではコーヒーの需要が高い。大袋のインスタントコーヒーは
味は最悪だがそのマズさが眠気を追いやってくれる。といっても来客用の高級品を出すつもりはない。
いつも遅くまでがんばってくれる司書たちに振舞うようにすぐ飲める状態で渡す。
「すまない。」
そういって受け取ったカップにクロノが口をつけるのを見ながら、僕も同じようにコーヒーを飲んだ。
「クロノが直接顔出して依頼無しとは、今日はいいことがありそうだね。」
「そうですね、アルフさん。あの顔を見て仕事が増えないなんて明日は何か降りそうですね。」
最初クロノがここに来たときはどうなるかと思ったけど、
まさかクロノの口から「今日は依頼じゃない。」なんて言葉が聞けるとは思ってもみなかった。
考えてみればあの2人もなのはとフェイトと同じくらい昔からの仲なんだ。
たまには2人で親睦を深め合うのもおかしいことじゃない。
「どんなこと話してるんですかね。」
古株の司書が司書長室を見ながらそう呟く。
「あそこは盗み聞きなんてできないよ。」
「わかってますよ。」
そういって作業を再開しようとした瞬間、その部屋の扉が開いた。
まだ、クロノが部屋に入って数分しか経っていない。
「なんだい、も「「表に出ろ!!!!」」」
「!!!……どうしたんだい」
私の思わず口から出た疑問に答えず、ユーノとクロノは睨み合いながら無言で無限書庫から出て行く。
「……ちょ、ちょっと!!」
あまりに突然のことでその場にいた全員が固まっていたが、
一番早く呪縛が解けた私は咄嗟にその後を慌てて追いかけた。
道中2人に必死に話しかけたが全て無視され、この訓練室までなにも聞きだせずに来てしまった。
着くなりバリアジャケットをまとって、さらにクロノはS2Uを構えた。
「ちょっと、本気なのかい?」
「「…………」」
私はユーノが張った結界の外から呼びかけるが2人は無言。
余程のことがあったのか、睨み合った状態を維持して動かない。
「「行くぞ!!」」
そう言うと2人は一気に距離を詰め、ラウンドシールドとブレイクインパルスが激しくぶつかり合う。
一体なにが原因なのか……
「ブラック以外のコーヒーなんざ飲んでられっかああああああああ!!」
「こちとら毎日毎日毎日毎日頭使って糖分が足りんのじゃおんどりゃあああああ!!」
「は…………!?」
今なんと言いましたか?ブラック?糖分?
「何だい……そんなことで?」
無限書庫でコーヒーといえば、疲れた頭に効く砂糖たっぷりのものを指す。
対して、クロノは母親を反面教師として無糖のブラック党のはずだ。
つまり……
「ホントにしょうもないね、この2人は……」
「墜ちろ!スティンガーレイ」
「引き千切れ!チェーン・バインド」
たかだか砂糖ぐらいでこんなケンカなんて。と思ったが、良く見ると2人は楽しそうに笑っていた。
考えてみれば、もし2人が本当に本気なら、もっと鋭い戦いになっているだろう。
2人とも本来は相手の裏の裏を読む戦い方をする。しかし今は単純な攻防を繰り返している。
私はユーノとクロノを放っといて無限書庫に帰ることにした。
これは相手を倒すための戦いじゃない。子犬同士がじゃれあうようなもの。
幼いころから社会の波にのまれて生きてきた2人の息抜きの方法なんだと感じた。
だから思いきりできるように、2人きりにしてあげた。
終わったときにスッキリとした気分になるように。
「で、2人きりにしてあげたんだけどね。」
それから数時間後、私はシャマルの手当てを受けてベットに横たわるユーノの枕元にいた。
「なんだかんだでヒートアップして、結局エクスキューションシフトを受けてこれかい?」
「うぅ……」
「まあ、私はいいんだけどね。」
「え?」
たしかにユーノはこうしてベットに伏している。でも、とてもスッキリとした顔をしているから。
「でも、フェイトには伝えたから、もうすぐ3人とも来るよ。」
「う……」
ユーノのうめき声は3人の怒る姿が想像できるから。だから……
「大丈夫。今回は私がユーノを弁護してあげるよ。」
私も、ユーノのことが大切だから。
以上。ユーノとクロノのつもりが、アルフ分が入った。
おかしいところは脳内で訂正しといて。
GJ!
この後アルフは三人娘からユーノを守ることで正妻であることをアピールするんですね?わかります
>>751 ああもう!朝からGJ!アルフ分大いに結構!
ちょっと受信した。
「ユーノくーん!」
「あれ、リンディさん。何か依頼ですか?」
「いいえ、一緒にお茶なんてどうかしら?と思って」
「お茶ですか。…そういえば、ちょうどいい新茶がありますよ?よければ飲んでいきませんか」
「あら〜それはお呼ばれされちゃいましょう!」
「お砂糖は?一つ・二つ・五つ・いっぱい・こんもりのどれですか?」
「いっぱいでくださいな」
「じゃあ、僕はこんもりで……」
司書B「司書長、また茶飲み茶碗に角砂糖積み上げたぜ」
司書F「ああ、こんもり山になっているのが見える。あれに緑茶を注ぐんだよな……普通、液体を入れてから砂糖だよな?」
司書D「鼈甲飴でも作るのかな……」
司書B「ちげぇよ。……アレを飲むらしい。それぐらい糖分が欲しいんだな……おいたわしや…」
司書F「もう砂糖食べてればいいじゃないですか……」
書いててなんだが、この流れに見覚えがあるな……
>>752 アルフ分が入ってほんのり甘い話になっててGJ!
そして
>>754の電波はすでに通った登山道かな。
未亡人リンディさんルートに入ってしまえばどうということはない
未亡人ルートか……
久しぶりに海鳴に遊びに来たユーノ。
アリすずや三人娘と普通に遊んだ後、帰る際にハラオウン家のポーターを使うついでに夕ご飯をリンディさんにごちそうになることに。
ところがハラオウン家着くとフェイトはスクランブルですぐに本局に呼び出される。
しかもクロノ達はちょうど親子水入らずで旅行中。
ユーノはリンディさんと二人きりで食事をすることに……
続きは頼んだ、同士達よ
>>754 うめぼしの謎を思い出した。
リ「砂糖淹れたんだけどどうかしら?」
ユ「いいですね」
リ「緑茶は何cc?」
ユ「じゃあ2ccほど」
リ「苦党ねぇ」
は「砂糖かぁ、私ももらえますか?」
リ「はやてちゃんは緑茶は?」
は「私はそのままで」
ユ「ホワイトかい? よく甘くないね」
リ「いや、通はやっぱりホワイトでしょう」
なの
フェ
はや
762 :
流浪の者:2008/06/19(木) 10:36:05 ID:AGmyX3Pr
地球ではPT事件は終わって既に闇の書事件に突入してますが、ユーノ君がいないためなのはさんは未だにただの一般人です。
戦力的にアースラ側悲惨すぎの中、第五話です。
秋が深まり、寒さが目立ち始める季節。
そんな中、突然ではあるが、ユーノはほっぺを引っ張られていた。
別にスバルやギンガを怒らせたからというわけではない。
そもそも犯人は彼女たちではないのだから。
「あー、あー♪」
楽しそうにユーノ頬のを上下左右に引っ張りまわす犯人。
それは赤ん坊だった。
紫色の髪の下の真紅の瞳が楽しげにユーノの困った顔を捉えている。
「ルーテシア。は、放してくれないかな…?」
「うー」
少年の懇願を意に解することなくルーテシアと呼ばれた赤ん坊は頬を引っ張り続ける。
ようやくそれに飽きたかと思えば今度はペチペチと顔中をたたき出す始末だ。
勿論、赤ん坊の力などたかが知れているのでユーノ自身に痛みはほとんどない。
だが、既にかれこれ十分この赤ん坊にいいようにされっぱなしなのだ。
我慢には自信のあるユーノだが、正直そろそろ勘弁してもらえないかなぁと思ってしまうのも仕方がないことだろう。
(というか、どうしてこんなことに…)
思い出す。
三十分前、クイントの同僚にして友人という女性が訪ねて来た。
メガーヌ・アルビーノ。
娘のルーテシアと同じ紫色の長い髪を靡かせてたおやかに微笑む優しそうな女性だった。
クイントが太陽ならばメガーヌは月といったところか。
正反対の印象を抱かせる二人はどうやら親友らしく、現在隣の部屋で雑談をしている。
その間の子守を頼まれた、というか進んで自分から引き受けたのだが…
思いのほか、ルーテシアは自分をあやす少年のことを気に入ってしまったらしい。
なかなか自分から興味を外してくれようとはしてくれないのだ。
なんか最近小さい子を相手にすることが多いなぁ――ユーノはふとそんなことを思った。
「あらら、ルーちゃんはすっかりユーノ君がお気に入りね」
「あの子は相当な人見知りなんですけれど…」
「うちのスバルもなついてるからね。彼、年下に好かれるオーラでも持ってるのかしら」
ユーノが今更なことを考えているのを他所に、若き母親二人は和やかに談笑をしていた。
年齢は二十代前半と若々しいが、見た目は十代で十分通用する二人の会話はともすれば女子高生の会話に見えなくもない。
そのどちらもが子持ちであるという現実は、第三者からすればとても信じられない事実ではあるのだが。
「それにしてもびっくりしました。いつの間にか男の子が増えているんですもの」
「私、女の子もいいけど男の子も欲しかったのよね」
「スクライア君は貴女の子供ではないでしょう?」
「いいのよ、いずれはそうなる…そうするつもりなんだから」
勿論婿入り的な意味で。
ニヤリ、と人の悪い笑みを浮かべたクイントに背中を見つめられてユーノは寒気を覚える。
だがルーテシアの相手をしている彼が振り向くことはなく、それ故にクイントの企みを知る機会を逃してしまう。
「気が早いのですね。まだお子さんは七歳と五歳でしょう?」
「こういうことは早いうちに決めておくほうがいいのよ。幸い娘たちも彼に好意を持っているようだし」
「ゲンヤさんが卒倒しますよ?」
「もうさせたから大丈夫よ」
「家庭内暴力は…」
「やったのはユーノ君よ?」
顔を顰める親友にカラカラと笑いながらユーノとゲンヤのファーストコンタクトを語るクイント。
微妙に笑い事ではない話なのだが、話を聞いてしまえばメガーヌとしては苦笑するほかない。
と同時に娘をあやしている少年へ興味が湧いてくる。
何せ娘にあそこまで懐かれた少年なのだ、知りたいという欲求を抑えることは難しい。
話を振られたクイントは喜んでユーノのことを語り始める。
それはまるで息子を自慢する母親のようだった。
「スクライア君、ご苦労様です」
おっとりとした声に振り向いたユーノははっと息を呑んだ。
目の前にはようやく眠りに落ちて自分を解放してくれたルーテシアの母親がいた。
クイントの親友で管理局員で、大人の女性。
それだけがユーノの知るメガーヌ・アルビーノという女性の情報の全てだ。
深層の令嬢という表現がぴったりな物腰の彼女がクイントと同じく犯罪者たちとドンパチしているなどとても信じられない。
だが、自分に向けられる眼差しは慈愛に満ち、その瞳を見ているだけで安心感が満ちてくる。
そう、それはまるで――
(こういう人が…母親、というものなんだろうな)
ユーノは漠然と理解した。
スクライアには母親代わりの女性がいたし、クイントとて母親をつとめている女性である。
だが、スクライアの女性たちはあくまで寄り合い的な意味での家族でしかなく、クイントは母というよりも姉の感が強い。
そういう意味ではユーノの求める母親像にメガーヌはぴったりと合致していた。
母親の顔すら知らないまま生きてきたユーノだが、母親という存在に憧れがなかったわけではないのだ。
瞬間、脳裏にメガーヌを母と呼び、幸せそうに微笑む自分の姿を幻視する。
(うあ…)
慌てて妄想を振り払うが、なんともいえない気恥ずかしさが襲ってくる。
いくら想っても、メガーヌはルーテシアの母親であり自分の母親ではないのだ。
それを理解しているだけに、ユーノの羞恥は際限知らずに高まっていく。
メガーヌを見つめていた視線は伏せられ、顔を上げることができなくなってしまう。
顔に熱が上がり、爆発してしまいそうだ。
しかし、テンパるユーノを他所にメガーヌはそっと手を伸ばし。
「あ…」
手に持ったハンカチとぴとりとユーノの頬に当てた。
「わ、わっ…」
「動かないでくださいね。拭いてあげますから」
ユーノの顔はルーテシアの涎でべとべとだった。
口に含んだ手を何度もベタベタとつけられてはそれも当たり前なのだが、顔が汚れることなどユーノにとっては珍しくもなんともない。
遺跡に潜れば顔はおろか身体中が真っ黒になることすらザラなのだから。
勿論、仕事が終わればユーノとて身体は洗う。
けれども、このように他人によって洗われるのはどれくらいぶりだろうか。
「ごめんなさいね。こんなに汚してしまって…」
ハンカチとメガーヌの髪から漂う柑橘系の香りがユーノの鼻腔をくすぐる。
至近距離に見える大人の女性の顔に顔が赤くなるのを止められない。
向こうの部屋でクイントが「私にはそんな反応しないのに!?」とぶーたれているが今のユーノにその愚痴は聞こえなかった。
「い、いえ! 大丈夫です! ですからもう…」
「もうちょっとですから。ずっとルーテシアの相手をしてもらっていたのですからこれくらいはさせてもらえないですか?」
「うく…」
ニコリと微笑むメガーヌの顔が直視できず、ユーノは顔を背ける。
が、顔を拭かれている以上顔を動かすわけにもいかず、結局真正面を見ることになってしまう。
「また、機会があればルーテシアの相手をしてもらえますか?」
「は、はい! 喜んで!」
「ふふ、よかったです。ルーテシアもあなたのことを気に入ったようですし」
ふわっと儚げな笑みを浮かべるメガーヌにユーノはもう真っ赤な顔でコクコクと頷く他なかった。
「あのユーノ君があんなふうになるなんて…メガーヌ、やるわね」
親友にメラメラと対抗心を燃やしつつクイントはポツリと呟く。
少なくとも自分の記憶の中で彼がここまで慌てたのは見たことがない。
育ってきた環境のせいかユーノは歳に似合わず酷く大人びている。
笑うべき時は笑い、悲しむべき時は悲しむ。
そういう当たり前のことはできているが、子供らしい顔を見せてくれることは殆どないのだ。
しかし、今メガーヌを前にしているユーノは正に歳相応の子供に見える。
それはメガーヌに母性と異性を半々くらいに感じているからなのだろう、というのがクイントの見立てだった。
(あれ? それじゃあ私はユーノ君にとって母親とも女性とも見られてないってこと?)
頭に浮かんだその事実に軽くへこみつつ、思う。
この場にスバルやギンガがいなくてよかったと。
スバルは最近ユーノに対して独占欲がでてきたらしく、姉にすら敵意を見せることがあるし
ギンガはもう言及するまでもない。
既にユーノが居候を始めて一ヶ月がすぎた。
クイントはスクライアという一族を詳しくは知らない。
精々がユーノ本人から聞いた『遺跡の発掘を生活の主とする流浪の民』という知識くらいだ。
だが、なんとなくはわかる。
彼らは――いや、彼は、一ヶ所に留まることをよしとしていない。
というよりは常に何かを探している、そんな雰囲気がするのだ。
何も言わずに出て行くということはなかろうが、たまに見せるうずうずした様子をクイントは見逃していない。
(そろそろ潮時なのかしらね)
引き止めるようにナカジマ家に居候させた息子のような少年。
だが、あくまで彼は『ような』であり息子ではない、少なくとも今のところは。
彼には彼の人生があり、それを捻じ曲げるような真似はしてはいけないのだから。
来るべき別れを思い、クイントは一つ溜息をついた。
――こちらへやってくるユーノをどう弄り倒そうか考えながら。
768 :
流浪の者:2008/06/19(木) 10:51:30 ID:AGmyX3Pr
投下終了。今回はアルビーノ親子登場、でもヒロインがユーノっぽいw
ウィキの時系列を見るにキャロやエリオはこの約一年後に生まれるわけで…ルーテシアは二人より年上ってことになりますね。
>>768 赤ん坊だと………!世界の深遠を味わったゼ。果てしなくGJだ。
えりおきゅんって史実どおりならフェイトそんと同じ……?
しかしルーテシア。これは「おしめ替えたことがあるんだよ」フラグに違いない……!
>>768 GJです
しかしアースラ側がハウオラン家しかいねぇ・・・・。
最初の八神戦もきつそうだなぁ、実質四対二になっちゃうし
ヒロインがユーノっぽい?何を言っている司書長は立派なヒロインだぜ?
>>768 ああ、魔法の無い状況のユーノ達が可愛い過ぎる。GJです。
多分このルートだと何とかフェイトは生き延びたけど、その後のAs時間ではシグナム達に負けまくるフラグ立ってますね
多分闇の書ごと永久凍結か、闇の書を転生させる為にアルカンシェルか何かで海鳴ごと消すか・・・
大事件ではあるけれど、このユーノ達には他の国どころか別世界の話だからなぁ…
はやて達には悪いけど、ニュースで放映される事も無いだろうし、このまま無関係でいれば危険も無い
このまま管理局に関わらずにスバル達と平和に過ごしててほしいと思う
あ。
ここまで来てやっと気付いた。これってクイントさんとメガーヌさん生存フラグなのか?
GJ
まさかユーノ自身にフラグがたつとは……
やるな貴様!
>>768 GJです。次々とフラグを立てていき、ついに赤ん坊まで……。ユーノ恐ろしい子!
>>768 GJ!!
でも、その程度でユーノを諦めちゃうなんて、クイントさんもまだまだね。
ユーノはこの性格なんだから、ぐいっとひっぱってやるぐらいの気持ちじゃなきゃだめなのよ。
GJ! しかしStS時にはどんな関係になっているのか興味があるなぁ。
久々、二ヶ月半ぶりくらいにスレに来たが・・・読む過去スレがいっぱい。
なんという。
>>768 GJです。書庫で過去話も見せてもらいました。いいなぁ。
今後、どんなややこしい関係性になるのかw
アースラ組戦力的に不安だというけども、この時点だとまだクロノ一人で
なのはさん+フェイトより強いから、ヴォルケンもかなり難儀してそうだよな。
「私が愛らしいフェレットさんを拾う展開はまだなの?」
なのはさん、リンカー抜かれてたりしてw
すごい・・・とばっちり・・・
抜かれるだろうな。
抵抗も許されず。
つか、最初のシュワルベフリーゲンで死ぬんじゃないか? 防御魔法も使えないんだぜ?
>>752 なんか、自分の送った電波でSSを書いてもらえるとすげー嬉しいもんだな。
>>779 魔力が高いから手強いだろうなと思って全力で行ったら防御せずに直撃して
「医療班何やってんだよこいつ死んじまうよ」となるんですね分かります
>>779 魔法を知らないなのはさんが、赤い幼女に襲われる!絶対絶命のピンチ!
その時、なのはさんを守る一枚の壁!
「テメェ、何だ」
「天が呼ぶ、海が呼ぶ、遺跡が呼ぶ!なのはを守れと僕を呼ぶ!
愛と発掘の翠色の光、フェレット仮面。只今参上!!」
フェレット仮面の背後で巻き上がる爆発。
そう、ついに彼がやってきてくれたのだ!!
「ユーノ……くん?」
「ははは、僕は輝く髪が麗しく半ズボンが眩しいユーノ・スクライアと言う美少年じゃナイヨ?」
「いや、その仮面ずいぶん小さ」
「いやいや、山で野宿をしていたら不振人物と思われて恭○さんに切り刻まれそうになったりしてマセンヨ?」
「そんなことあったんだ」
※流浪の者とはまったく関係ございません
しかし、第一期でなのはさんが居ないとフェイトは海鳴三人娘(元祖)と仲良くなれるんだろうか。
>>782 ギ「ゴフッ・・・。ごめんなさいユーノさん、約束守れそうにないです・・・」
ユ&ゲンヤ「ス、スバルゥゥゥ!!」
ギ「でも、こいつだけは、・・・私が倒します!!」
「「ウルトラサイクロン!!」」
むぅ毒使う人がいないからケイト役が決まらない
あとスカに改造されて三年後ぐらいにギンガさんは蘇ります
>>782 フェイトかぁ……なぜかあらゆる困難とかを越えて司書長の下で犬属性全快な未来図しか浮かばない
>>784 スバルはわんこで、フェイトは犬……やっぱり違いの原因は性格的な意味なんでしょうね
タイプゼロセカンドは足に纏わりついてくる可愛らしい子犬
執務官は美しいが絶対服従な猟犬って感じ
>>786 冷静そうな顔して足元に静かに控えてるのに尻尾は全力全開でパタパタ振られてる猟犬ですね、分かります。
「自分から、なかなか素直に甘えられないんだよね、フェイトは」
「そ、そんなことっ……」
傍らに控えていたフェイトの頭に手を伸ばす。
金色の髪をくしゃりと撫でると、狐耳がぴくっと跳ねた。
そのまま撫でてやると、ふさふさとした尻尾が左右に振れる。
「スカリエッティのラボを叩いた御褒美をあげなきゃね」
「あれは……末端の支部でしたし、大した戦果じゃ……」
真っ赤になって俯くフェイト。
大きな耳はぺたりと垂れ、尻尾は左右にばさばさ振れている。
ご主人様に飛びつきたいのを必死に堪えているような姿が愛らしい。
「ふうん。それじゃあ、やっぱりスバルを可愛がろうかな。素直で可愛いし」
ユーノがもう一方の手を、伸ばすと、足元にじゃれついていたスバルがパッと顔を上げる。
差し出された手を取ってすりすりと頬を寄せて甘えるスバルに、ユーノが瞳を細める。
それを見て、フェイトは拳をぎゅうっと握り締め、涙に潤んだ赤い瞳をユーノに向けた。
私の方が優秀なのに。私の方がたくさん我慢して頑張ってるのに。どうして。
そんな痛切な嘆きが聞こえてきそうな姿で佇むフェイトに、ユーノが言葉をかける。
「……どうする? フェイト。御褒美が欲しい……?」
最後に一度優しく撫でて、ユーノが尋ねる。
鼻を啜りながら泣くのを我慢していたフェイトは、一度恥ずかしさを堪えるように唇を引き締めてから口を開いた。
「……お、お願いします、私に、ごほうびください…………ユーノっ、ユーノお願いだよっ!!
私頑張ったんだよっ! 甘えたいのたくさん我慢して、それでっ、だからっ! だからっ……!!」
ぽろぽろと泣いて訴えるフェイトに、ユーノは
みたいな。やべ狐にしちゃった。あっれー?
うーん。獣人王国の魔王ユーノ……いつかあったラスボスネタとして悪くないような。
他人のモノでも使い魔を自分に従順にさせ、人間を獣人に変えて使役するロストロギアとか?
あ、あれ? 私は? 私は?
ほ、ほら、ユーノくん!! 真っ白い毛並みの美人な牝フェレットとかどう!?
私だって頑張ったんだよ! だからもっとかまってなのー!!!!
フェイト「……ねぇ、ユーノ」
司書長「ん、どうかした、フェイト」
フェイト「なのは、なんだか酷くうなされてるけど……起こしたほうがいいんじゃない?」
司書長「仕事帰りに尋ねてきてくれたのは嬉しいけどね、話の途中でソファに突っ伏しちゃうくらい疲れてるのを起こすのも……ね」
ユーノきゅんに懇切丁寧に指笛を教えてもらいたいよ
なかなか吹けるようにならない俺に痺れを切らして
直々に俺の指を咥えてもらって実演してほしいよ
>>788 なんとなくえろえろしくていいなw
忠実な猟犬か…すばらしい。
>>790 せっかくの私のターンに。
ちょっと、頭ピカチューしようか……
猟犬って司書長何を狩らせるつもりですか
>>793 ('A`)<「本来狩る側の存在を狩るから面白いんじゃないか」
猟犬……
スカートをひるがえすとゴロリと手榴弾
傘だと思ったら銃だったり開いて防弾シールドにしたり
走って車に追いつき明らかに殺し目的っぽいナイフ車体に突き立ててよじ登る
そんなちょっぴりタフなフェイトさんか
引き取った子供達を守ってるってのも加味してARMSの猟犬をですね
>>795 アインスさんかドゥーエさんの方がいいと思うぞ。
あの人、お姉さん系のメイドだから。
なのはさんが巨大フェレットに跨って騎馬ならぬ騎鼬って展開キボン
何故か飛行魔法だけ使用不能になるような現象が発生して、
それで巨大フェレットに跨って戦うみたいな
何だろう。
巨大は巨大でも某ゾで始まる金属生命体ほどに巨大化して、
ライガーとガチバトルするフェレットという変な電波が。
シールドフェレットですか!?
急に泣き出した空に声を上げはしゃぐ無垢な子供たちですね
>>799 そのゾが付く作品にも司書長と同名のキャラいるしな。
(と言っても登場するのはゲームで、しかも女性だけど)
>>802 そもそもユーノなんて女の名前だからなぁ。
「ユーノが男の名前でなにがいけないんだ!!」
とクロノに殴りかかるユーノとか
司書長ならそんな泥臭い事はしない。
むしろ変身魔法でクロノを女性に変えてしまうとか
>>804 たまたま直接資料を取りに来た提督にふとユーノって女の名前だよなと言われた司書長
なんでもない風に対応しながらコーヒーを淹れよく見たら何か違うスティックシュガーを取り出し「何本?」「一本で頼む」
そして飲んだらどろんと性転換
ここまで浮かんだ
>>805 「何でこんな事に責任取れよぉ」
って涙目で言われて思わず押し倒しちゃう司書長とか
う〜んネタとしてはいまいちねぇ
やっぱり性転換でもなく純正の男の子同士だから良いのであって
あら?なのはちゃんどうかした(ry
シャマルさんが書いた自分とユーノきゅんの絡みが載った原稿を見て赤面するなのはと
数年後シャマルさんに自分と司書長の絡みを私的に無理やり書かせるなのはさんが見えた
何か
>>806→
>>807の流れに吹いたw
時の流れって本当に残酷ですよね……だからピチピチなおん(SLB
>>807 何かそんな展開になるSSがエロパロにあったような……? でも確かユースバものだった気もする……。何だったっけなぁ。
( 'A`)< 腐った女子? サバイバルで鍛えた胃袋舐めないでよ、骨までしゃぶり尽くしてあげる。
無限書庫名物「司書長の簀巻き」なんて電波を受信したんですが、
誰かご存知ありませんか?
>>811 働き過ぎたユーノきゅんを見かねた方々によって意識を刈られて布団にくるまれバインドかけられふよふよ浮いてるわけですね
週1くらいの回数で浮かぶようになり名物となる後の司書長であった。
芋虫状態のユーノきゅんをアルフさん(大)が肩に担いで寮へ搬送する姿が見えた
依頼や任務以外の、趣味とかの理由で遺跡発掘とかって良いのかな?
勝手に発掘して財宝とかでてきた骨董品持ち帰るのは盗堀と同じだよね……
815 :
638:2008/06/19(木) 22:36:40 ID:WoUDgG67
流れをぶった切るがたった今『リリカルクエストV 力なき賢者と女神達』なんて電波が飛んできた。
>>814 だろうね。
だからスクライアは割と管理局との繋がりがあるんじゃないかと思ってる。
スクライアが盗掘集団ではなく、発掘集団として認識されてるのも、その辺りの絡みじゃないかと。
>>814 それは流石にダメじゃないのか
このスレで出てきた考察でまあまあ妥当だと思ったものは
・遺跡といっても超先進科学なロストロギアとか出土するぐらいなら
ピラミッドやアンコール遺跡群とかのお約束で土臭いものというよりは
ゆりかごみたいな廃艦や廃都市などの荒廃・汚染した無機質な廃墟・都市遺跡では
・とりあえず遺跡発掘にはチームやら機材やら物資やら労働力やらが必要だから
パトロンが要るのでは。アグスタのオークションは売名や資金集めのためでは
・超先進科学が眠るような重要な遺跡を発掘するには当局の許可が必須ではないか
遺跡発掘のために放浪していたらしいスクライア一族は、長い歴史もありそうだから
現地政府や聖王教会や管理局とも盛んな交流があったり折衝を重ねているのではないか
・ユーノきゅんは折衝のために泣く泣く体を売っているのではないか
覚えている限りこんなもん
最後、待てw
・ユーノきゅんは折衝のために泣く泣く体を売っているのではないか
待て
よし
暇な人連れて世界樹に潜る司書長だな
だれかしぐしぐ(パラディン)とスカ(アルケミスト)と他適当に呼んでこい
何故こうなってしまったんだろう?
ヴィータは思わずそう思ってしまう。
琴の始まりは自分がユーノに賭けに負けたからだ、それも大負けの大負け。
なにせ賭けれらていたのは今日一日相手を好きな事をできるという権利。
自分が調子良かったからツイ乗ってしまった、乗った瞬間にニヤリと笑うユーノを見逃して。
負けて呆然としていた自分にユーノは早速命令してきた。
それを聞いた瞬間真っ赤中をして「そんな事できるか!」と言ったがユーノに
「あれ〜、まさか誇り高きベルカの騎士があろう者がまさか約束をたがえる事なんて無いよねぇ〜」
と言われれば従うしかない。
そんなこんなで今時分はユーノの寝室で着替えている、最初は着替える事に激しく抵抗したがもはや諦めた。
そしてちょうど着替え終わった頃
「ヴィ〜タ〜、着替え終わった〜?」
とユーノが言ってきた、正直に言おうかかなり迷ったがどうせ逃げなれないので諦めた。
「あー、終わったぞ」
そう返事するとユーノが部屋に入ってくる、そしてヴィータを見た瞬間目を見開いた。
今のヴィータはいわゆるメイド服を着ている。頭にはネコミミをつけて、そして首に首輪を嵌めている。
なんとういうか破壊力抜群の光景だ、普段強気の表情が羞恥に染まってい顔をそらし気味なのが更に威力を上げている。
もう今すぐにでも襲い掛かって食べたい(性的な意味で)衝動を何とか押さえつけユーのは言葉を紡ぐ。
「じゃ、ヴィータ、言ったとおりにしてみて」
ヴィータはムームー唸っていたがやがて諦めたかのようでユーノに近づく。
そしてユーノの目の前に立つとユーのを見上げ、上目遣いながら
「〜、〜」
何かを呟いたがその呟きはあまりに小さくユーノには聞き取れなかった。
ヴィータは何度か口をパクパクさせた後意を決したように告げた。
「ご奉仕するにゃん、ご主人様」
その台詞を聞いた瞬間ユーノの理性が消し飛んだ。それも容赦微塵も無く。
ユーノはそのままヴィータを抱きしめて思い切り口付けをする。そしてそのままヴィータの口の中を自分の下で蹂躙する。
十秒間ぐらいそうした後、ゆっくりと唇を離す。
ヴィータの顔はとろけた表情を浮かべていた。ユーノはそのままヴィータをベットへ押し倒した。
数年後赤毛で翠色の瞳をした少年がやけに幼い赤毛の母親と長い金髪の優しげな父親に手を引かれている光景が目撃されたとか何とか。
>>740の首輪と言う単語を見てなぜかヴィータを思い浮かべた。
更に脳内会議にて首輪ならネコミミが必須と言う事が全会一致で採択され。
その上時代はメイド服だよ、兄貴と言う電波が着てそれと混線した。
誰が自分に冥土服の電波を送ってきたか素直に手を上げなさい、起こらないから
舞乙女?
>超先進科学が眠るような重要な遺跡を発掘するには当局の許可が必須ではないか
つまり管理局ヘイト小説におけるユーノ君の存在価値は無いという事ですね
ユーノきゅんは進んでは賭け事をやらなさそうだな。交渉・折衝はともかく、特に金銭が絡むと。
類い稀なる優れた動体視力をもったフェイトとなのはに野球拳でひん剥かれるユーノきゅんですね
>>823 ん?どういうことよ?というより何故いきなり管理局ヘイト小説?
なのはと水着を買いに行ったら女性ものをお勧めされる司書長電波ゲット
>>826 ようするに管理局と関係を崩したらユーノは発掘とかの考古学関連の事は出来ないなあって事を書きたかったんです
ってよく見たら重要な遺跡ってあるね、見間違えたすまん。
でも重要でない遺跡だって許可無しに入るのは不味いよな
>>828 ああなるほど。
とはいえそこらへんは管理局のやり方がどうなのかわからんからなぁ。
発掘とかは好きにやらせるけどロストロギアでたら渡せ、という可能性もあれば
許可申請無しに発掘不可、発掘した品は管理局に全提出、という可能性もある。
資本主義国なら、遺跡は地主のものだから地主の許可があれば発掘は自由なのだが、
ロストロギアがある以上、遺跡発掘は管理局の許可が必要だと思ってた。
しかしよく考えれば、ジュエルシードの発掘が管理局に伝わってないから、
少なくとも重要と指定されてない遺跡発掘に、管理局の許可はいらない。
もし、許可が必要だったのなら、ジュエルシード発掘も盗掘になるから
司書長も保護観察食らってないとおかしい。
でもその辺微妙だな
スクライアが一族として発掘能力を評価されてるのだとしたら最低でも三世代分は評価につながる成果を出してるんだろうし
ユーノが地球に来た時代からさかのぼっても管理局の歴史は60年弱
組織としての歴史はスクライアのほうが長いんだし、その分管理局とスクライアどちらが評価されているかと言われると…
それにユーノは管理局員としてはあくまでも食客で、本業はミッドの大学の教授なわけだから管理局を抜けるつぶされるしても活動範囲が狭まることは無いんじゃないかなと
その辺はスクライア一族としてのモラルを信用してるんじゃないかと考えてたが。
やばいのが出たらこっち(管理局)にまわすだろう的に。
どう考えても人の手に余りそうなのは他に知らせずそのままより厳重に再封印してそうだけどw
>>832 俺もその意見に一票
評価されてるスクライア一族には権利を与えて、ロストロギアがでたら管理局に渡せみたいな
一般人は許可が必要
いつもの絵師さん(はっ○○さん?)の作品も待っているけれど、45スレにてこのイラスト投下の流れを作ったユーノに
くっつき三人娘を描かれた絵師さんの作品も俺は待っているぜ! というかあの方の描くユーノとスバルの2ショットも
見てみたい。
何か絵描き心を刺激するSSを頑張ってみようかなぁ。でも絵描き心を刺激するSSなんてどういうモノなのか分からない
けどwww
管理局に渡すと帰ってこないから自分で持ってる人もいそう。脅されても渡さずに
てか、何故渡さなくてはならんのか。自分で持ってればいいじゃん。
管理局とか名前付けてる癖に管理するどころか暴走させてるし
管理局に話を通すと手続きとか面倒くさいから遺跡の土地所有者に甘い汁を吸わせて黙認してもらって発掘するなんてのはアリですか?
具体的には9歳ショタユーノきゅんが「よ、よろしくお願いします」と躊躇しながらお偉いさんの上に跨って(光に飲まれました)
歴史の長いスクライア一族も管理局立ち上げにかかわっていて……とかなら管理局側はスクライアにあまり強く出れない。(ただしスクライア側はあまり干渉しない)
スクライア側は発掘をジャマされなければ特に気にせず、手に余る物が出たら管理局に預ける。みたいになってるとかどうだろう。
実際、次元間をまたにかける一族が管理局と完全無関係じゃないとは思う。
たまにあるけどスクライア一族の歴史が
管理局より長いってのはどこから出たんだ?
アインスの様にスレ補正?
管理局のお偉いさんがたの中に普通にスクライアの名前が並んでるって電波が来た
発掘調査をやる民間団体としてのスクライア
後押しというかサポートをする管理局としてのスクライア
>>831 待て待て。教授って
学士会ってのから連想したんだろうが、そんな記述ないだろ。単に考古学系統の人間が名前連ねてるだけかもよ
てか考古学であの年で教授(助教授でも)とか、なのは達と比較にならんほどチートだぞ。
考古学って年功序列かなりあるから、歴史教科書がらっと変えるほどの成果叩き出しても早々無理だよ。マジで。
>>838 スクライアがいつからあるかは明らかじゃないけど管理局の歴史は以外なほど浅いから容易にスクライアの方が古いと想像できるよ。
>>840 それは地球の常識で子供が前線で戦うミッドなら10代で教授もありえなくはないと思うぞ?
でもまぁ学者というのはなにも大学関係者だけに限るわけじゃないのも確か。
書庫の仕事も忙しいだろうし、無限書庫の司書長って肩書きで箔も付くだろうからユーノは教授ではないことには賛成。
>>841 学問だからなあ。それも数学みたいなひらめき系じゃなく積み上げていくタイプの。
まあスクライア一族って補正もあるし、まるっきりないわけじゃなかろうが…だから客員の教授とかはギリギリセーフかなと思っている
最終回でなのはと一緒にヴィヴィオ見守ってたの、あそこで請われて時々講師をしてて、あの時たまたまタイミングが合ったからだった、とかさ
さかなくんが脳裏に閃いた。何歳で大学の教壇に立ったのか知らないけど。
管理局とスクライア一族のような発掘一族との関係なんてわかんねぇ〜
ただ、ジュエルシードのように管理外世界の開拓は例外を除けば制限されている可能性はあるかも
あの管理局は目に見える範囲の犯罪は厳しく捉える感じがするので……まあ、海の執務官やら捜査員の質にもよりますけどね
何より管理局に困るのは、管理外世界でのロストロギア(それも進みすぎた文明の)だと思いますしね。
今年も残り一ヶ月ほどにまでなった冬のある日、海鳴市郊外にあるバニングス邸にてバニングス・月村合同のパーティが開催されていた
海鳴に居を置く資産家と実業家が合同で開いた宴は勿論豪勢且つ盛大で、招かれたゲストも政治家をはじめとした一般市民から見れば雲の上の存在ばかり
その中に、ひときわ輝く玉石のごとき美女が二人
一人はアリサ・バニングス、燃えるような紅の髪をなびかせ、それよりも尚深い深紅のドレスに身を包んだ彼女は、例えるならばどんな闇さえも照らす太陽
もう一人は月村すずか、大和撫子の象徴とも言える黒真珠のような髪を結い上げ、西洋式のパーティの中でもひときわ目立つ葵模様の振袖姿。例えるならば慈愛の光をやさしく注ぐ満円の月
主催者の令嬢でもある二人の美女は、華やかな社交の場の中でも一際光を放っていた。その光は見る男を魅了し、まるで誘蛾灯のようにパーティへと招かれた有象無象の男達を引き寄せる
数多くの男達が彼女等を口説いた。同世代の一流大学生がいれば、年上の青年実業家、年下の御曹司、中には一回り近く歳の離れた政治家の姿もあった
甘言を口にし、自らの財力と地位をちらつかせ、ハンサムで爽やかだと勘違いしたいやらしい笑みを浮かべ美女二人に迫るその光景
さながら二粒の氷砂糖に殺到する蟻の軍団のようで一種不気味でさえある
しかし、そんな男達の言葉をアリサとすずかは全て跳ね除けた。幼いころから全てを与えられ苦労を知らない者、自分の地位に甘んじ胡坐をかく者、女をステイタスの一種としか見ない者
バニングスと月村に付け入るために自分等を利用しようとする男達の欲望は、幼いころから聡明だった二人にはひどく鮮明に感じられたのだ
少しばかりの世間話をした上でうやむやにし、その場を離れるようにして会場をぐるぐると回り男達から逃げる二人
だが広い屋敷と言ってもパーティが開催されているのはごく一部の場所であり、その中で逃げ回るのにも流石に限界が訪れた
精神な疲労がピークに達した二人だが、それでも男達は言い寄ってくる。これには流石にアリサの堪忍袋の尾が耐久限界を迎え始め、一言物申した上ですずかと席を外そうかと顔を上げた瞬間
二人の顔からは、今までの疲労がうその様に吹き飛んでいた
目が追う先はパーティ会場の出入り口、バトラーに案内され入ってきたのは一人の男
伸ばされたブロンドヘアーをリボンで後頭部のあたりにまとめ、目元にはリムレスの眼鏡がアクセントとなり、立衿シャツとアスコットタイ、フロックコートの佇まいは英国紳士を思わせた
柔らかな物腰でバトラーと応対を済ませた男の下に、アリサとすずかがやや駆け足でやってくる
頬を上気させ、先ほどまでの仮初のそれとは違う心からの笑みを男達へと向ける二人。これには先ほどまでアリサとすずかを狙っていた男達も動揺を隠せない
あの男は誰だ?あの二人はあの男に何であんな顔を見せる?
上流階級が揃う社交場では顔見知りが多い中で突然現れた無名の男、その存在に男達が混乱する間も時間は過ぎ人は行動する
男はすずかとアリサに持ってきた白いバラの花束を渡すと、会場の警備責任者にして月村家長女の旦那や、その母にして会場のデザートを一手に引き受けた美人パティシエ
それだけではなくバニングス家月村家両現頭首と2.3の会話を交わすと、アリサとすずかをエスコートしてなんと会場の外へと出て行ってしまった
それを見つけた男達の一人が声を上げるが、それをかき消すように美しい女神の歌声が横から彼等を殴りつけた。パーティのイベントのひとつとして招待された世界的な歌手三人が織り成すハーモニーだ
『天使のソプラノ』SEENA、『若き天才』アイリーン・ノア、『光の歌姫』フィアッセ・クリステラ。普通ならば決してありえない、奇跡とも言っていい世界的シンガーの共演
月村忍の交友関係があってこそのこの奇跡の舞台に、訪れていた者たちは一瞬で酔いしれた
だから一部の、本当に一部の者しか知らない
友人関係にあるフィアッセと忍がアリサ達三人の退席を確認すると、そっとウィンクを交わしたなど
「遅いよユーノ君、アリサちゃんと私ずっと待ってたんだからね」
「そうよ。そのせいで使いたくも無いおべっかをしたくも無い相手に何度も使う羽目になったんだからね!この馬鹿」
「ごめん二人とも、本当ならもっと早くにこっち来れたはずなんだけどね。例によって」
パーティ会場から小さく漏れる歌声と歓声、ここはテラスから離れたアリサの私室だ
先ほど抜け出してきたアリサとすずか、そして彼女等をエスコートしてきた男、ユーノの三人だけが中にいる
「クロノさんか…」
「御明察」
「あの黒尽くめは…ま、互いに忙しい身の上だし?その辺は不問にしておいてあげるわよ」
窓枠に腰かけ、水差しから注いだ水を飲み干しユーノはほっと息をつく
色々と苦言を呈してはいるものの、アリサのそれの中に棘は少なく、むしろ笑みさえたたえている
彼女とて乙女、恋人との逢瀬が嬉しくない訳が無い
「ねぇユーノ君、ところでこれ何?」
「あ、私も気になった。アンタパーティに贈り物なんて滅多にしてこないじゃない、しかも花束なんてベッタベタな奴。突然どうしたのよ?」
テーブルの上に先ほどユーノから受け取ったバラの花束が二つ、ベッドに隣り合って腰掛けたすずかとアリサはそれを見て首をかしげた
自分達とユーノが『こう言う』関係になってしばらく経つが、ユーノ・スクライアという男は何も無い日には基本的に贈り物等はしてこない
三人で作った記念日ならばともかくとしても、こう言った花束などのストレートなものも気恥ずかしさからかあまり贈られたことも無かった
「ん?あーそれか。それもね、少し遅れちゃった理由」
「え?」
「本当ならね、20分くらい前にはここに着いてたんだよ」
「はぁ?!じゃあ何してたのよその間?!」
「その二つのバラを買うために一度引き返したの。海鳴の花屋さんまでね」
「何でわざわざ…」
「二人が男の人の囲まれてるの見たら…なんか物凄く癪に障っちゃって。二人は僕のものなんだぞーってささやかな自己主張と、ちょっとした意趣返し」
フロックコートを脱ぐと、ユーノはクスクスと笑う。その目には、普段の気の言い彼には珍しい攻撃的な色が浮かんでいた
「鈍感なアンタには珍しくヤキモチ焼いてくれたわけか…で?何でバラよ?」
「時間が有るときにでも調べてよ、白いバラの花言葉」
「白いバラの…」
「花言葉…」
「そ、でも今はそれより、三人の時間を楽しもうか?明日も休みとはいえ、久しぶりに会ったんだ…ちょっと…自制が効きそうにないや」
アスコットタイを緩めるユーノの声はどこか掠れていて、言葉の裏の意を汲み取ったアリサとすずかの瞳も厚く潤んでいく
暖房されていない小さな部屋、冬の気温は瞬く間に薄着の美女二人の体温を奪い去っていく。その全てを取り戻しむさぼるように、男は二人の肩をそっと抱き寄せ
(省略されました。続きを読むにはオール・ハイル・スクライア!と気合を入れて書き込んでください。)
後日、重労働明けのランナーズハイで暴走し、馬鹿な事をしたと羞恥と後悔でユーノが悶え
あの日の夜の情熱的な逢瀬と、白いバラの花言葉を知りアリサとすずかがユーノの意外な一面に真赤になってしまうのだが
それはまた別の話
ほい、と言うわけでユーアリすずSSを送りました
司書長に英国紳士な格好をさせたくて季節外れな冬が舞台に、しかも服装これであってるのかどうかわからにゃーしグダグダです
それでは
>>835 それ、家の倉から昔の実銃や未登録の刀剣が出てきたけど警察に届けずに自分のモノにしよう、って言ってるようなもんだぞ。
それに、「既に管理してるもの」を管理局が暴走させた事実って作品上はなかったはずだが? 輸送中に闇の書が暴れたことはあったけど。
どこかの二次創作と混同してない?
>>838 現時点ではスレ補正だが……一族として名が売れてるところをみるとそれなりの歴史はあるだろう。
それに、知名度が上がる前から活動そのものはしてるだろうし、管理局だって発足前にはその前身となる組織くらいあったろうしな。
まあ、ロストロギアが危険物であるという認識がされてる以上、法で規制されて当然だろうし。その発掘や所持に許可や制限がかかるのも当たり前だろう。
特権を渡すと色々と軋轢が生じるだろうから、スクライアも、ガイドラインに沿った行動をしてるんじゃないかなとは思う。
ただ、ロストロギアの定義が無印の頃から変わってるような気もするな。当時は「過去に栄えた文明の危険な遺産」だったと思うけど、三期の頃は「古代遺物全般」のような感じが……
>>847 朝からGJこれで今日一日希望に満ちた日を送れそうだ
そして無論オォォォォォル・ハァァァァイル・スクライアァァァァァァァ
>>847 朝も早うからGJです。
でもアリサの髪は紅髪じゃなくて金髪でっせ。
そして俺も。
ゥオォォォォォォルゥゥゥゥゥハィィィィィィル・スクライアァァァァァァァァァ!!!
悪性電波受信
悪性すぎておとすのはやめとく
>>847 GJ!
白薔薇の花言葉って幾つかあったけどどうにかそれらしいの見つけたぜ。
なるほどそりゃ羞恥と後悔で悶えもするわw
では自分も。
(*゚∀゚)オール・ハイル・スクライア!
(*゚∀゚)オール・ハイル・スクライア!
おお、戻った
なんで入れなかったんだろ?
無印よく覚えてないからあれなんだが…ジュエルシードの発掘に関してはどうなんだっけ?
輸送中の事故(恐らくはプレシアの仕業)で地球にジュエルシードがバラまかれたってのはわかるんだが。
輸送ってこと当然輸送先があるわけで、そうなるとそれは管理局だよな普通。
自分らでどうにかするためにスクライアの集落(?)に運ぼうとしてた可能性もあるにはあるが。
前者の場合は管理局が事件把握してないのはおかしい(確かクロノたちはジュエルシードについては知らなかったはず)し
後者の場合は普通に犯罪だよな、管理局的に見て。
あとユーノは事故を自分の責任としてとらえて地球に行った挙句返り討ちにあったわけだが、どういう過程で事故を知ったんだろうか。
現場責任者といっても輸送には携わってなかったんだろうし、他のスクライアはどうしたと。
そのへん曖昧。
想像するならこじつけるしかなさそう。
輸送中の事故がスクライアを出発したすぐ後で、救援をまず最初にスクライアに求めたとか。
事故にあって荷物が散逸したが、それが攻撃であることや、略奪目的だとはわからなかったとか。
次元世界を隔てた場所に行ったとは思われず、あくまでその近辺での捜索願いだったとか。
事故直後はユーノしかジュエルシードの反応を追えず、捜索隊が来た頃にはその微弱な反応も消えてたとか。
思いの他遠くにすっ飛んでいてアースラは管轄外で、実物見てから問い合わせて散逸事故を知ったとか。
管理局より先にその地域で発掘物に関して報告する下部組織があったりして、そこで情報が止まってたとか。
大体そんな感じで適当にやればいいんじゃない?
スクライア一族は古いよ。
というか、長老はきっと数百歳だよ。
管理局の創始者を「坊や」とか呼んでたよ。
聖王は長老の弟子だよ。
長老は数百歳だけど、見た目は止まっててすっごい美人だよ。
と俺が勝手に思っている。
>>838 管理局の歴史自体70数年しかない組織であり、さすがにそれより短いということは無いだろう。
もしそれより短いとすればその間にスクライア一族(世代的に一族と名乗れるかも疑問だが)相当数の遺跡を発掘した事になる。
>>847 朝から大変ぐっじょぷ
>>854 その辺を真面目に考えるとあまりよろしくない(設定のボロボロさ的に
まぁ管理局側が知らなかったのは輸送責任者がもみ消したとかがりえるが……
この場合だと事実隠蔽の上ジュエルシード発掘事態が無かったことになるか
他の部署に責任を擦り付ける事態になる。
なるほど…
しかしどのパターンでもユーノが一人でジュエルシードを追う必要性が見当たらないな。
精々が事故直後ユーノしかジュエルシード追えなかったって可能性だが、それにしたって輸送チームにでもいないとかなり無理が…
というかユーノを追いかけてくる人がいないのはどういうことのかって話だし。
ユーノを追う暇もないくらいユーノがダッシュかけて単独行動とったってことなんだろうけど…
そう考えるとユーノは責任感がやたら強い上にアグレッシブだなぁw
クロノでてくるまで管理局に協力求めるって発想もなかったっぽいし…単に通信手段がなかっただけかもしれんが。
それはあれだよ・・・話の都合上
「うーん、とりあえず連絡入れようか・・・ってあれ?体が勝手にぃー!?」
とどこかの隊長がシャワーを覗くがごとく(ry
え? ユーノく…司書長がジュエルシードを追いかけたのは運命だったんだよ?
わた…高町教導官と出会うために。
こじつけ?
…え、その、お嫁さんもいっしょに探してたんじゃないのかな、なの////
スクライア一族の次期族長候補の嫁を探すためのデバイス、レイジングハートさんですね。
ついでにレイジングハートさんの厳しい選定眼で、周りの女性から候補を絞ります。
データは一族へ逐一送られます。
>>858 単に難癖付けたいだけに見えてきた。
輸送チームにでもいないと無理があるならそう脳内補完すればいいだろ。
どうすれば納得できるか、人に聞くんじゃなくて自分の頭で考えてみれば?
必要性がないという結論ありきで質問されてもウザいだけ。
設定の穴を指摘したりこじつけを否定するのは楽しいんだろうけど、付き合わされる側は気分悪い。
つまりジュエルシードはレイジングハートの「主人(ユーノ)の嫁を!」という願いをかなえたわけですね。
わかります。
>>862 申し訳ありません、そんなつもりはなかったのですが読み直すと確かにそう見える…
質問しておきながら礼を書いた返事ですみませんでした皆様。
>>863 人を見る目なさすぎよ、レイジングハート……まあ、仕方ないからわた…
司書長が教導官と出会わなければジュエルシード事件の時点で地球壊滅。
そうで無くても執務官は執務官になるどころか一生牢獄だったろうし、
後の夜天の魔導書事件で地球壊滅ってオチになってたであろうしな。
少なくとも3期で描かれた物とは全く異なる未来になってたはず。
いや、第二期はグレアムさんがはやてを永久凍結封印で終わってたんじゃないの?
まぁ、司書長先走り汁な第一期がなければまったく異なるってのはわかるけど。
第三期は、三人娘が丸々居ないから……管理局さようなら?
箱舟に対抗してグレアム提督が命をかけて封印した、闇の書の封印を解く管理局。
箱舟VS闇の書 なんという劇場版。
>>867 >いや、第二期はグレアムさんがはやてを永久凍結封印で終わってたんじゃないの?
それも完全に成功してる保障無いし、もしかしたら失敗して
最初に戻る…なんて事もあったのかも。
一方そのころ、ユーノ・スクライアは元気に遺跡を発掘していた。
可愛い幼馴染の許婚と共に……なんて言ったら血管ブチ切れる女性が多数いそうだなぁ。
>>870 普通のクオリティ:友達の祝福に素直に喜ぶ
きれいなクオリティ:素直に喜ぶけど、胸に残る奇妙なしこり……自分の本心に気づいた時には手遅れで、時間をかけて新しい恋を見つけよう
ゆーのスレクオリティ:我が道に退路はなし、全力全開で吹き飛ばしてあげるの
こういう感じですか!?わかります!
ユーノとなのはがいなかったら……
ジュエルシードはフェイトが順調に集めてその後プレシアママンと一緒にアルハザードに行くか、リスクを減らすために捨てられるかかな?
アースラはなのはとフェイトが戦わず次元震も起きないから地球にくる可能性は低い。
仮に来たとしたらフェイトは捕まるだろうけどさすがにクロノたちはフェイトの弁護をしないなんて事は考えづらいなぁ。
闇の書事件はなのはは抵抗しない分速攻で昏倒して原因不明の衰弱といったところかな?
アースラは戦力不足、情報不足で結局はやて氷付けの可能性が一番高いかな?
無印3話は海鳴が怪獣映画状態になってたし、
事件解決した後も翌週になるまで破壊されたままになってたみたいだから
やっぱなのユーコンビとかいなかったらもっと酷い事になってたと思う。
と言うか3話の植物怪獣による街破壊の件はどうやって
復興したんだろうとか未だに疑問に思ってる。
まるで昔のロボットアニメみたいに街が突然無人化するし。
もしかして翌週に街が完全復興されてる件も
昔のロボットアニメと同じ理論だったりするんだろうか
>>854 知ってて放置の可能性があるのよね。
闇の書の主、はやての監視ために海鳴を張っていたはず。
ならばジュエルシードの発動に気づいていないとおかしい。
グレアム提督は少なくともジュエルシード飛来を知っていた。
ここで疑問になるのは、闇の書の主をグレアム提督個人で探し出せるかということ。
計画を主導したのがグレアム提督だとしても、管理局の組織ぐるみで有る方が現実的。
もし個人ぐるみならば、管理局の組織はお仕事してるのかと言うことに。
これにStrikerSで判明した、管理局のアルハザード志向を加えると。
1,現地の隠れた魔導師(つまり、なのは)のリクルート
2,あわゆくばプレシアの計画乗っ取り
のために、管理局は知ってて放置という結論が。
個人的には設定の穴だと思いますがね。
特に2,は次元震発生して次元世界崩壊したらどうするんだ、っていう点で
正気だとは思えないんだけど、スカリエッティの件があるから何とも言えないのが怖い。
まぁ、管理局が完璧な行動取ったら。
たぶん、物語にならないからねw
身長50メートル体重2万トンの巨大フェレットユーノ君が
ミッドチルダを襲う多種多様な時限怪獣の魔の手から
ミッドを守る展開キボン
( 'A`)< 長老よりは小さいね!
>>874 転生先がわかったのか、操作できたのか……情報が少なすぎるからなあ。設定があるかどうかも疑わしいし。
が、監視し続ける必要もなかったと個人的には考える。
覚醒したらまず間違いなく事件が起こるからわかるだろうし、下手に監視とかつけてたら、逆に管理局側にばれる可能性もあるし。
まあ、管理局が杜撰だなんだと、キャラが無能だなんだと、言ったところでその責任はキャラや組織にはないんだけどな。
>>871 一番下、ユーノスレクオリティってお前…
ただの魔王ネタだろ、それ
だが、それが良いの
ホントそんなことでいいんですか、教導官。
綺麗なヒロインを取り戻さなくていいんですか!?
なのはさんはホラ、砲撃をぶち当てて優良な関係を築いてきた人だから。
きっと司書長と結ばれなかった並行世界では砲撃当てなかったことを悔やんでると思うよ。
>>881 綺麗なヒロインになってもユーノ君と一緒になれなければ本末転倒、言語道断なの
だから魔王で良いよ魔王らしいやり方でユーノ君と一緒になるから
>>882 そう言えばエロパロで何時かあったな。
魔力が低下して行って最終的に魔法使えなくなるって診断されたなのはが
使った最後の魔法がユーノに対する愛の告白を兼ねた全力全開って
ちょっと待って欲しい
皆はよくなのはさんの事を魔王だの冥王だの言ってるけど
俺の手元にある資料によると冥王は地上で最も清らかな魂を持つ少年を冥王の器として選ぶそうだ
つまり真の冥王は司書長だったんだよ!!
そして聖王ヴィヴィオ率いる12人の黄金なんちゃらと激闘をですね
まて、冥王の側近のお姉様とカニ座が誰になるか、それが問題だ
カニ座は……そうだな。
なんか噛ませっぽい人だよな。
きれいななのはさんきぼん
…てかなんだかんだでもうすぐ900か
>>886 お姉さま属性
シャ○、みゆきち、アインスさん、リニスさん、ギンガさん、二番、四番
かませっぽい人
凡人、ナンバーズ数人、ザフィ
いや 好きだよ、ナンバーズとかザフィユーとか
特にユーティア物なんて大好物ですよ
>>889 ザフィユーだけちょっと待とうか
それは友情的な意味でだよな?な?
>>890 ヤダナァ ユウジョウニ キマッテルジャナイカ
アハハ、コノマエ、シャマルサンニ ワタサレタ、オクスリ、オイシイナァ
みゆきちにお姉さま属性・・・だと?
>>887 お前は今連載中のLC読め。蟹座や魚座がこれ異常ないって位にカッコいいから
そして師弟ネタでいくなら、セージかハクレイにグレアム提督でだな
なのは=冥王ならユーノくん=アーロンに決まってるわ。
身も心も私の物なの。
……この流れなら言える
不憫長と司書長をくっつけるために教導官とか執務官とかその他もろもろを潰して回るヴォルケンズ(-ザフィ)ですね、わかります
シグシャマヴィーリィン「「「「我が主の良人は我が良人も同然!!!」」」」
>>893 俺のでのカニの人は、昔が真実なんだよ!LCとかニセモノだよ!!なんだよあのカッコよさ。
あれだけ昔もカッコよければ、昔カニ座の子供たちがイジメにあうこともなかったのにね。
いや、俺は獅子座だ(ry
( 'A`)< 蟹って聞くと、積尸気冥界波か蟹光線の二択だよね
>>893 悪いが毎週チェックしてる。
だがあれはカニ座じゃない。カニ座のような聖衣を纏ったなにかだ。
ちょうど12人いることだし黄金なんちゃらはナンバーズでいい気がしてきた。
教皇はもちろん博士で。
な「貴様が避けても、ミッドチルダは粉々だぁ!!」
ユ「考えたなちくしょー!」
>>899 スターズ分隊相手に双子の子が
「見るか星々の砕ける様を…!!」ですねわかります
>>896 >>899 少しは「G」の蟹さんもネタにしてあげて下さい…
あぁ、あそこまでダークヒーローだったのが
何で数年後あそこまでザッフィー、もといかませ犬に…
>>902 まぁ基本的に悪役だったキャラはかませOR弱体化になってしまうのが常だからねぇ
クロコダイン、ヤムチャ、テリー、etc
逆に悪役から味方になってかっこいいってのは少ない気がする
だけど味方が敵になると不思議と強くなる・・・あれぇー?
>>903 まてまて、君はシャアを忘れている。
一年戦争から第二次ネオジオン紛争までの間超人的に成長していったアムロに
常にとは言わないが互角に闘いつづけたじゃないか(何気にアムロが全ての武装を失い格闘戦まで持ち込ませたのはシャアが始めて。
最後のほうはアムロかまってちゃんになったような気もするが……
>逆に悪役から味方になってかっこいいってのは少ない気がする
暁男塾でインド出身のシンって言う奴がいたんだけど、
コイツは敵だった頃は雑魚同然に蹴散らされて終わったのに
仲間化した後は結局は負けてしまったけど、凄く格好良かった。
>>904 なるほど、ライバル系キャラは強かったりかっこいいままなのが多いんだな
そういわれれば アグル、アバレキラー、ヒュンケル、フェイトソン
とかは ラストまで主人公とためはれるぐらい強いな
フェイトとかもそうだよね!
ずっとメインキャラだし、最後は知的な幼馴染の男の子と幸せな家庭を築くよ!
ライバルキャラが本来の主役差し置いて主役同然の扱いになるのは
ドラグナーのマイヨ=プラートが元祖な気がする。
>>906 2期におけるライバルのヴィータとシグナムも3期で(地味だけど)頑張ってたよな
それに比べて緑の人とその主は・・・
最近だと種死のキラさんですかね?
>>907 はやてちゃんとかもそうやで!!
最終的にはリィンと、リィンの作成時に手伝ってくれた幼馴染の司書長と幸せな家庭築くしな!!
>>909 そこで二期をシャマルVSユーノ展開にしてシャマユー大活躍ルートというわけですね。
あれ? これすっげーよくね?
ここでいきなり…
ヴィヴィオが学校に遅刻しそう→ユーノが転送魔法で転送すれば間に合うけど
法律的にそれはやってはいけない→こうなったらとユーノが変身魔法で巨大フェレットに変身
→背中にヴィヴィオを載せて学校まで突っ走る
って電波受信
>>914 なんでトトロのねこバスが思い浮かぶんだ? 俺は
>>915 お前のせいであのBGMが流れたジャマイカ
なのは「これヴィヴィオの靴じゃない……!」
>>840 さっきニュースで19歳の教授誕生ってやってたから、ユーノがどこかの大学の教授やっててもおかしくないかも。
まあ、珍しいことで、そんな年の教授がゴロゴロいるわけじゃないだろうけど。
ジブリはよくわからないけど、とりあえず無印ではユーノきゅん(人間形態)が
空中でジュエルシードを孕んだ野鳥に撃墜され、胸元のレイジングハートを光らせながら
ゆっくりと森に落下していくところ、それを目撃した三人娘に救護されるんですね
>>919 「大学教授ユーノ」シリーズけっこう好きだったぜ…
あの怖いカリムさんとかw
>>872 都築さん曰く、なのはとユーノがいなくてもクロノとフェイトが無事解決するんだってさ。
どうやってかはわからんが。
ジブリの事はさっぱりわかりませんが、ファータが私に「君は立派な子だよ」と言ってくれるのですね。
いかがしましたか?はやて。
え? その展開だと死んでしまう?
>>920 ユ「飛べないフェッレットは只のフェレットだ」
とパロメディアで被っていたフェレットの気ぐるみみたいな司書長を想像した。
ロッサ「あれは超多重展開!」
ヴィヴォオ「超多重展開?」
ロッサ「奴はあれが出来たから無限書庫司書長になれた」
>>847 白薔薇の花言葉……。
怪盗なエロパロスレで同じネタ使おうとして結局使う場所無かった事あったな……w
つかアンタロスカラSSスレ住人だろw
バラの花言葉を使った(ヒロインからの)告白イベントがクリスマスにあるゲームがあってな……
確か白バラには純粋な愛って意味もあったはずだ。
>>927 そういえば13、14スレぐらいにバラの花言葉をまとめた奴がなかったけか?
白バラ牛乳なの
>>929 ふと、牛乳風呂に入って行けない遊びに戯れるなのユー(9歳ver)電波を流さないでくださいよ、教導官殿。
>>930 サンクス。相変わらずの検索の早さにびっくりです
>>929 白い薔薇男のミルク……ロッサのアレか。
>>902 エピGは、まああれだからw
格好いい蟹座がみたけりゃエピGで
そういえばなのマシンとユノマシン最近見ないな
一時間レスが無ければ司書長は教導官の婿
こういえば良いんでしたよね
それじゃあ報酬はスイス銀行に振り込んどいてください
無駄だよ。ユーノの側にはあたしがいるんだ。心も身体もいつも側にいる存在に勝てるとでも思うのかい?
管理局に来て以来料理の腕も上がっちゃいないんだろう?またそうやってユーノに一方的に頼る気かい?
>>934 >>そういえばなのマシンとユノマシン最近見ないな
実は貴方の後ろにいるのかも知れません。
>>934 ・・・・・執務官やら元捜査官やらにつかまってなけりゃいいけどねー
リアルに頭冷やされて、ピカチューされてそのあとヴォルケンズにやられるんだな
むっはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
何が起きたw
掘り出し物でも見つけたか?
>>940 司書長の尻をレバンティンで掘り出したと?
レヴァンティンだった……orz
一応味方になっても強い、なら、それこそ上で上がってる星矢のカノンがいるぜ?
あいつ冥王編で有り得ねえくらい株を上げやがった。何アレ
>>934 なにかなのマシン関連の新しい電波が来れば出るかもしれないけど……というか電波をここに提出しないとどんどん忘れられていくんじゃ。
>>943 冥王編でのミロとの絡みや冥界での活躍っぷりは凄かったからなぁ。
あと、味方になってからも強いといえばジョジョの花京院・ポルナレフ・噴上etcとかもそうだよなぁ。
キン肉マンのロビンマスクは本格的に仲間になったばかりは、
敵に対して優位に進めてても策にハマって逆転負けしたり
勝っても血まみれだったり、普通に負けたりとイマイチ扱いが良くなかったけど
王位争奪編で大活躍して大きく株を上げたキャラだな。
王位争奪編の活躍のおかげで未だに全キャラの中でも特に高めに評価されてる。
>>946 GJ いいじゃん。
司書長の性格としっぽがラーメンマンとその辮髪に重なる
しかしユーノきゅんはもっと髪で遊んで髪型を考えるべき。
という俺の要望を受けて髪型を大幅にチェンジしたり
ちょっと冒険して黒や茶色に染めちゃったりして
「に、似合うかな……?」
とか上目遣いで健気に訊いてくるユーノきゅんを押し倒したい
950 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/20(金) 22:54:19 ID:mEcda+W/
age
なぜageた?
もうすぐ次スレだというのに。
>>946 GJ
某ツール用のチビアイコンしか描けない私に比べりゃ、充分上手いよ。
後、ドット絵はでかく打つことが、一概に上手いとは言わないと思うよ。
限られたドット内で精巧さを出して、拡大してみても荒くないことが秘訣だと思ってる。
そういう点では2倍表示くらいで見ても充分なレベルだと思うよ。
だけど、うーん……。
魔法光はやっぱり蛇足かなぁ。
これ、もしかして本体書き終えた後、スプレーツールでワンクリックして足した?
今晩中に埋まるのであろうか……というか、何でもいいから燃料が欲しいところですね、電波カモン〜
味方になっても強かったか……
TRINGUNのリヴィオもそうだったな、もっとも主要キャラの実力が実におかしい漫画だが
ああ、ニコラス、何故死んだ(泣
>>946 GJ、いやー絵の才能があるのはいいですねぇ
鴨川屋にあった自家発電に勤しむ9歳ユーノ君のイラストが可愛かったな〜
>>957 WARNIG!WARNIG!WARNIG!WARNIG!
おかずの問題で激しい魔力光を確認!すみやかに逃亡されたし!!
もうすぐ夜勤組との引き継ぎか……
しかしもう明日は夏至か。
無印・二期の間になのははそれまで抱えていたという寂しさを払拭するように
夕暮れ時の17時頃までユーノきゅんを無邪気に遊び連れまわしたりしてたんだろうなぁ
うらやましい
ドンマイドンマイ。
これから頑張れば、いくらでも上手くなれるよ。
ぜひ、頑張り続けて欲しい。
そういえば、我らが書庫スレに限らずなのは界隈ではドッターさんあまり見ないなぁ……。
後、一つアドバイス。
ドット絵を保存する時はjpgを使わない方が良いですよ。
jpgの圧縮で補完ボケ起こすから。
元からそう打ったのかもしれないけど、
そうでないのなら、この絵だと、マント髪の一部に背景色が混ざっちゃってる。
減色してgif、もしくはpngかbmpで保存することをお勧めします。
フェイトは傍に居てあげたい、ユーノは傍に居て欲しい
って感じかね>なのは
1期を振り返ってそう思うな
>>960 様々なご指摘、ありがとうございます 今後の参考にさせていただきます!!
今度打つのは、ネタっぽいのがいいなぁ・・・。シグシグとユノユノとか・・・。
という妄想がこーゆう物の原動力だと信じています。
>>960 bmpはまずいだろう。
うpロダの容量食い過ぎる。
964なら掟破りのスーパーメイドスバルタイム!!
いや、書かないといけないというプレッシャーを自分に与えるためでもありますがwww
>>961 何となく分かる。フェイトさんは出自の問題もあって、放っておけない感じがあったからな。
逆にユーノのことは、魔法と出会ってから培ってきた絆や信頼感があるだろうし。
しかしフェイトさんは家族を得たりと、アリサやすずかとも友達になれて、割としっかりしてきたから一安心だろうけど。
逆にユーノは書庫勤務とかで孤独に勤務、恐らく暮らしも独りだったろうしなぁ。
独りの寂しさを知っている身としては、頻繁に顔見せに行ったりメールなんかでやり取りしてたんだろうな、なのはさん。
そしてなのはさんも、中学卒業後は独り暮らし……お互い、寂しい想いをさせたくないなと、連絡を取り合ったり出掛けたりするわけですね?
うーむ……ネタとかスレ補正とか関係なしに、ホントにこんな感じになってそうだよな空白期。恋愛感情は別として、だが。
>>964 てっとりばやくいうけど
お前誘い受け止めろ
あれか、そんなに早くかいて
ーとか言われたいのか
特
定
>>966 誘い受けもそこまで悪くないだろう。
せっかく職人さんがやる気を出してるのにわざわざ水を注ぐことはない。
と言うわけで
>>964期待して待ってる!
>>969 書き込んでから気づいたけどどっちにしろネタなら応援の言葉ぐらいはかけるべきかな?
キャラスレなんだからなにも職人、作者などと殊更に隔て崇める必要もあるまい
>>964 何時もの絵師司書さんですかね?頑張って下さいよ〜
個人的にはパンツ見え隠れするほどのミニスカートなのにスソを持ち上げながらも、何時もの笑顔を見せるスバルで!
>>970 スレ立てお願いしますね
973 :
970:2008/06/21(土) 00:09:37 ID:2syH3JMx
すいません、立てられませんでした。次の方お願いします。ちなみにj-comです
、、
\ヽ、
ヽ、
, :<´ ̄ ̄> 、}}ノ
ー=≠": : : : : : : : : : : : :\
/: : : :/: {: : ヽ: ヽ : : ヽ:ハ
i.: ::{ 斗-ハ: : :}十ト:i :}: :}: :}
| { :|:W示h: :j示Y j: :|: :l
v|八:代り ソ辷リ }/: :i /
Y:ヘ _ } : /′ 新人の五月病が未だに治らないとです……
Yヽ. ヽノ /: /ヘ
ヽi{`>- イ´/W}<
/⌒ヽ /i>く´ }ヘ\}
{=x ノー ': ,/{/こ)'ヽ/ : l: : :`>: 、.._
/^こヽ{ : : : / :| ,ハ ∧: : }: : : : : : : : :`ヽ
ノ ヽノノ: : : : >:|/ || /: :`<: : : : : : :/: : : :}
∧/^Y,イ}: : : : く : {' l」/: : : :/ : : : : : /: : : : :|
/: :{^ノ|: /|: : : : : ヽヘ、/: : :/「^}___ {/: : : : : ヘ
,/ : 〃: ||/: |: : : : : : :\' : /{⌒ 'こ} :〈 : : : : : : :〉
アニメ2
http://anime.2ch.net/anime2/ ■前スレ
【リリカルなのは】ユーノ司書長はエロカワイイ48【無限書庫】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1213168520/l50 ■スレまとめサイト
無限書庫の風景(仮)
http://mugensyoko.hp.infoseek.co.jp/index.html 無限書庫の風景(仮)Wiki版
http://mugensyoko.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi ■ユーノ・スクライア司書長あぷろだ
http://www10.uploader.jp/home/sisyo/ ■関連スレ
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第75話☆
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213890379 1期ではお供でパートナー、2期では縁(緑に非ず)の下の力持ち、3期では無自覚のフラグ乱獲者でした。
まとめサイトも大盛況の我らが司書長ユーノ・スクライアのキャラスレです。
愛が込められているなら、小ネタでも電波でもSSでも百合も801もノマカプもオールオッケー。
司書長の御旗の下、目を通す司書長代理の気持ちを考え健やかな司書活動をしていきましょう。
※ユーノ司書長からの司書(住人)の皆さんへのお願い。
・皆さん、紳士・淑女たる振る舞いをお願いします。
・次スレは、すみませんが
>>970の方が立ててください。
・また、司書の方も次スレが立つまでは一時的に業務を取りやめてください。
※先輩司書から新人司書(新入り)さんへのお願い。
・メール欄に「sage」を入れることを忘れちゃだめだぞ。
※司書諸兄への通達事項
・最初の一行が改行になっている報告書は内容が虚数空間に呑まれて消えてしまいます。書類作成の際はご注意を。
・ユーノスレを知らない・嫌いな人もいます。他所での発言には気をつけましょう。司書長の責任問題に発展しかねません。
・業務報告書(司書長観察日記)の最後には終了の印なり言葉なり入れてもらえると司書達の迷走が減ります。
立ててみます、25分までに無反応なら失敗ってことで
>>975乙!!!
今回は早かったな、しかしすごいIDだな、
>>975 乙&感謝です。
IDは次スレはスーパーユーヴィヴィタイムになる暗示か?
>>975 スレ建て乙
まてまて後ろに6さんが居る。
つまり、水橋父、水橋娘、水橋母ということではないのか?
くそぅ。
>>1000が間近だというのにもう寝なきゃならん。だから今のうちに宣言しとくぜ!
>>1000なら次スレはユーノきゅんのラブラブハーレムタイム!!!
ユーノとヴィヴィオが同声優カップルでくっ付いて、出来た子供も同声優と言う
孫悟空ファミリーもまっつぁおな事になっちゃうですか
>>975 乙
人員不足に悩まされた司書長がナンバーズを根こそぎかき集めたり
ガジェットを自律検索・読書魔法装置に改造して放ったりして
無限書庫が人外魔境と化してるのが見える
983 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/21(土) 00:33:58 ID:5iaVFeVe
>>975 乙!
なんか、紅いチビッコが「アタシの頭文字だってVだあー」と騒いでいますが無害です。
>>975乙です。にしてもIDが完璧にミズハス祭りとは……
まだまだ早い。俺は1000を!取るんだ!
1000なら司書長がマジギレする
もう寝るぜ! 誰かが俺の遺志を継いでくれることを祈る。
綺麗なシグシグが見たいんだ…。
つーことでスーパーシグシグタイムでどうか一つ。
>>992ならスーパー休日タイム
司書長の私生活に迫る
駄目さ加減がww
>>1000なら次スレは俺脳内のメンバーによるスーパーハーレムタイム
面子は以下の8人
なのは、フェイト、はやて、アリサ、すずか、シグナム、シャマル、リンディ(順不同)
1000ならオールキャストほのぼのタイム!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。