∠`ヽ 〃 ヽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ /.-‐- ヽ ┃ 「有希との約束」 ┃ (´ ,fノノリ)ハ`) ┃ 直リンはサイト様に迷惑.だから禁則事項。 ┃ `リ(l ゚ -゚ノlリ☆. ┃ 画像を.貼るときは.アップローダーを.使用して。┃ 〃li京ilっ/ ┃ 荒らし、それに反応する人は.無視して欲.しい。┃ / /ノ/_li〉ヽ、. ┃ ルールを守らない人は.情報結合を解除する。 ┃ `´‐し'ノ--‐´. ┗━━━━┳━┳━━━━━━┳━┳━━━━┛
_ , ^ `ヽ イ fノノリ)ハ リ(l|゚ -゚ノlリ スレ立てについて 読んで・・・ ┌―――――――――∪―∪―――――――――――――――――――――――┐ |1.スレの立て方 | |・950以降の先着立候補制。 | |・「俺が立てる」などと、はっきりと宣言してから行なう。 | |・スレ立て、テンプレ張り、誘導リンク張りまで、立候補者が一貫して行なう。 | |・スレが立てられなかった場合、元スレにその旨を書き込み新たな.立候補者を募る。 | |・立候補者は以上のことを責任を持って行なうこと。 | | | |2.スレが立つまでの待ち方 | |・立候補者が現れたら、次スレが立つまで元スレへの書き込みを自粛する。 | |・誘導リンクが張られるまでは、次スレへの書き込みは控える。 | |・特例を除き、勝手にテンプレ、誘導リンクなどを張らない。 | |・テンプレに追加したほうがよい項目がある場合、 | | およびテンプレの改変案を作った場合、その旨スレで提案すること。 | └―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
終了
>>1 (・ω・`)乙 これはポニテが勘違いでどーたれこーたれ
/:::/::::/::::::::::::l::::::::|:::::::l:::::::::l:::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::i::::::
/::;イ::::i::::::::::::::| ::::::l|;::::::li;::::::::|、;::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::l:::::
.l::/ l:::::|::::::::::::/!::::::| li::::::lヽ::::::l. ヽ;:::::::::::::::::l::::::::::::::::::::l::::::
|::l | ::::|::::::::-i-L;;_l .|!i:::::l ヽ::::l ヽ、__;;;;::::| :::::::::::::::::l::::
|:! .|::::::l::__;;;|_ l:::l`ヽヽ;:::l ヾ;レ‐'''゙゙´\ :::::| ::::::::::::::::l:::::
l! .|:::/ ___ノ,ィ'ト|''=ミ、 ヾ! ,r-=fニミ;;弍;;| :::::::::::::::l~゙'i
l/ ,/ト、::l゙__゙ヾ::ii::|ヽ ,/ .|:::illi:::゙ii/ |:::::::::::::::j¨゙ l
/⌒ヾ、|/`fト l ゙K);j .l'⌒''h. K);;;;ッリ l:::::::::::::/ .ノ
>>1 乙
/‐-、 `iノ /'ヽ|、 ノ ヾ、 ,/ |:::::::::::/=7゙
./ 、. ヽ |゙V,_ l:::i、 ̄ 丶 ゙''ー-‐'' ,l::::::::::/|:;/
i '゙ヽ_j-' .|::::|.\ ‐- ,,イ::::::::/ ,l/
ヽ ヽ jl:::::l. ヽ、 , ''゙ /:::::::/゙`ヽ、
ヽ、. /ヽ::::| ,,`=ー '''i´ /:;/レ'〉;:;:;:;:,.,\
/ /. ヽ:| ,,r''゙,.;:;:;r''゙~ノ /イ /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
>1乙
リレー小説で詰まってるのかなww? 2時間もそのままww
一般人は寝てる時間です。
>>1 乙
リレー小説はまとまってからじっくり読みたい所だな…
結構な量になりそうだけど
俺は歌から電波を受信するタイプみたい。 サスケの青いベンチのハッピーエンド版と思って読んでください。 原曲 12月のリング/サスケ 『12月のリング』 もうすぐ12月。 吐き出した息が白くなっていると冬になったということを実感するね。 俺の横で歩いている長門は薄い手袋をし、ダッフルコートに身を包んでいる。 まだ早くないかと思い周りを見渡すと道を行き交う人々は皆コートを着ていた。 気温の変化に気づいてないのは俺だけか……。 そういえば……。 「長門、もうすぐあの日から一年だ」 「…………」 長門は無言だったが、きっと覚えている。俺たちの記念日を。 俺は長門を長門のマンションまで送った。 分かれるときに寂しそうな表情をしていた長門に明日の日曜も会う約束をした。 そうすると嬉しそうな顔をして自分の部屋に戻っていくもんだから、 毎日約束をしてしまう。長門の寂しそうな顔は見たくないしな。 俺は自転車で家まで戻った。 そろそろ冬の始まりだと気づいたとたん寒くなってきやがった。 知らぬが仏ってわけだ。ああ、寒い。 部屋に戻った俺は机の引き出しから数日前買った銀色の指輪を取り出した。 それを一目見て引き出しに戻し、カレンダーの今日の日付に一本線を引いた。 あと数日であの日から一年になる……。
高校二年の十二月、SOS団の活動がない日、文芸部室に長門に呼び出された。 何かあったのか?俺が聞いた。 「私の中で大量のエラーが蓄積されている。 このままだと去年のように暴走してしまう恐れがある。」 じゃあ俺は何をすればいいんだ?エラーをなくすなら……。 「長門、今お前が考えていることを俺に打ち明けてくれ! 思いを自分の中で抱えているからエラーがたまるんだ。 なんでもいい、言ってくれ!」 しばらくの沈黙。 長門は戸惑っていたが、俺が急かすと長門は一つだけ自分の思いを吐き出した。 「わたしはあなたに好意を抱いている」 小さい声だった。 「好意?好意って他のSOS団の奴らにもあるんじゃないか?なんで俺なんだ?」 すると長門は間髪入れずに答えた。 「涼宮ハルヒや朝比奈みくる、古泉一樹にも多少の好意は抱いている。しかし……」 声を小さくし、「あなたは私にとって特別――」と言った。 「多分有機生命体で言う恋愛感情に近いと思われる。」 その感情が生まれたせいでエラーが蓄積されてるってわけか。 「そう。そして私はこのエラーの処理方法をさがし、そして解決方法を見つけ出した。」 解決方法?それがあるんだったら早く実行しないと暴走を起こすかも知れんぞ。 「了解した」 長門は俺の目をじっと見つめた。何やってるんだ?今実行してるのか? 俺が問いかけようとする前に長門が言葉を発した。 「私はあなたを愛している」
な、長門が俺を?どういうことだ? そりゃ俺は嬉しいが……それが解決方法なのか? 「エラーが増えてきている。 大量に増加中」 なぜだ、解決するんじゃなかったのか? 「今まで蓄積されていたエラーとは異なるもの。 どうすれば……」 どうすればって俺に言われても……。 今までとは異なるもの? 俺は頭を磨耗するほど回転させた。 …………。 よし、一か八か……。 「長門、俺もお前のことが好きだ! 付き合ってくれ!」 今のに対しての返事をすればエラーがなくなるんじゃないか。 俺の脳が出した結論はコレだった。 それに長門が好きなのは嘘じゃないし、 長門に告白されて嬉しかったのも……。 俺は長門を見た。 どうなんだ、長門? 「エラー処理完了」 「無くなったのか、長門」 「そう。エラーを処理することができた」 いつもと変わらぬ無表情で返答をした。 よかった…………。 俺は息を吐き出しながらパイプ椅子に腰掛けた。 沈黙。しかしなんだか心地よい沈黙だ。 「それで長門」 俺の答えに対するお前の返事を聞かせてくれないか? 長門を見た。 長門は数ミリほど首を動かした。 それは間違いなく肯定の合図で、そのときから俺と長門の付き合いが始まった。
携帯がなった。長門からだ。 「どうした?」 「できれば明日の日曜日、待ち合わせ時間を早めてほしい」 やれやれ。 「いいぜ、長門。じゃあ九時に駅前な」 「了解した」 あ、それと……。 「手袋はしないでくれよ」 「……?了解した」 俺は電話を切った。 長門の冷たい手を俺が温めてやる、なんてクサイことを長門にいえないね。 九時五分前。 俺が駅前に着いたときはまだ長門は来ていなかった。 珍しいな、長門がまだ来てないなんて。 そう思いながら服のポケットに手を突っ込み長門を待った。 九時十分。 五分遅れで長門が向かいの道路から現れたが、 あいにく信号は赤だった。 よく見れば服がいつもと違う。 なるほどな、遅れてきた理由はコレか。 信号が青になるのをもどかしく思いながら長門を見ていると、 白い手を合わせて謝る仕草をした。 長門……人間らしくなったな。
雪が降り出しそうな、そんな天気だった。 俺は行き場に困っている長門の白い左手を握った。冷たい。 交差点の信号が青になり、それまで信号待ちをしていた人間がいっせいに歩き出した。 俺は握った長門の手に力を込めた。絶対離さんぞ。 交差点を渡り終えた俺はいつの間にか雪が降っていることに気がついた。 「長門、初雪だぜ」 「…………」 長門は右手で雪を掌の上にのせた。 長門の左手は温かかった。 いよいよ明日か。 カレンダーには線を引く場所がなくなっていた。 「……長門」 俺は長門と二人きりの文芸部室で長門を呼んだ。 去年もこうして部室で二人きりだったな。 「あれから……俺たちが付き合い始めて今日でちょうど一年だ」 「…………」 俺はポケットから指輪を取り出した。 「俺からお前にプレゼントだ」 長門は驚いた表情を浮かべていた。さすがのお前も予想外……か? 「ほれ、手を出してみ」 俺は差し出された長門の指に銀色の指輪をはめた。 長門は頬をかすかに赤く染め、指輪を嬉しそうに眺めていた。 いろいろあったな、長門。 そしてこれからもよろしくな、長門。 俺は長門の赤い頬にキスをした。 fin.
こういうやつ大好きだぜGJ
>>19-23 GJ!
バッドエンド版からの鬱気分も処理完了。
リレー小説、俺は正直そろそろやめて欲しいと思ってる。
責任とか覚悟みたいなもんが書き手に存在しないから、やりたい放題の垂れ流しにしか見えん。
オチさえ良ければ文句はないんだがね。
_ -───- _ , '´ `ヽ / \ / ヽ / __, ィ_,-ァ__,, ,,、 , 、,,__ -ァ-=彡ヘ ヽ ' 「 ´ {ハi′ } l | | | | | ! | | | │ 〈 ! | |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ /⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! や ら な い か ? ! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l | | | /ヽ! | |ヽ i ! ヽ { | ! |ノ / ヽ | _ ,、 ! , ′ \ ! '-゙ ‐ ゙ レ' `! / ヽ ゙  ̄  ̄ ` / | |\ ー ─‐ , ′ ! | \ / | _ -‐┤ ゙、 \ / ! l |`ーr─- _ _ -‐ '" / | ゙、 ヽ ____ '´ '│ ! | ゙''‐- 、,_
>>1 ::|
::|
::|
::|
::| , ‐'´ `ヽ、
::| / / \
::| /.., ´ 〃 / ヽ:.. ::::::ヽ
::|.:/ .::/: .::/ / .,′ ..:ハ::.. ::::::::: ≡三< ̄ ̄ ̄>
::|/ .::/:: .:::/.:::l::: ::| {:. .::::|:::::::::::: l .≡ ̄>/
::| .::::l::.__:/ !:/{:::. .::! ::ヽ:. ::::|::::::::::::::.....| ≡三/ /
::|j ::::l:::::/゙`i:ト ',:::..::::l、.:::!ヽ::...:::|:::::::::::::::::::| ≡/ <___/|
::|ハ::::|代尓ミkハ::::::::iム七弋 :::l:::::::::::::::::::l ≡三|______/
::|:::ヽ:{' rf;;;i./` \:::{ ィテ与、:j::::,::::::j :::八
::|l :::::lヽゝー' rf;;j /リ::,' :::/:/l:!
::|ハ::::::l /// ' ''‐ ' /:::/:::/}/. リ こ、これは乙じゃなくてスラッガー。
::|∧ .::ト、 _ ///:::/:::/ノ 勘違いしないで。
::| ,∧:ヽ \ ィ':/;イ(: 、
::| \l/}iヽ、 _,, <〃::/ "
>>25 まぁリレーであろうがなかろうが、、2chのssに「責任や覚悟を持って執筆に当たる」
なんてそもそも期待できないわけで。
「出来の悪いものは見たくない」というのは解らんでもないけど、たまにはいいじゃないか。
みんな長門とマターリしようぜ
_ -───- _ , '´ `ヽ / \ / ヽ / __, ィ_,-ァ__,, ,,、 , 、,,__ -ァ-=彡ヘ ヽ ' 「 ´ {ハi′ } l | | | | | ! | | | │ 〈 ! | |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ /⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! 長門は俺の嫁 ! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l | | | /ヽ! | |ヽ i ! ヽ { | ! |ノ / ヽ | _ ,、 ! , ′ \ ! '-゙ ‐ ゙ レ' `! / ヽ ゙  ̄  ̄ ` / | |\ ー ─‐ , ′ ! | \ / | _ -‐┤ ゙、 \ / ! l |`ーr─- _ _ -‐ '" / | ゙、 ヽ ____ '´ '│ ! | ゙''‐- 、,_
土肥大悟提督「ファイエル、>26&>31宙域あたりに。」
>>19 GJ!
頬を染める長門を早くアニメでみたいぜ
『青いベンチ』と『12月のリング』は別物と考えてくれ 12月のリング→青いベンチと考えると妙に物語のつじつまが合ってしまうw だから断っとくが指輪を渡した三ヶ月後に長門が消えるわけじゃないぞ その三年後にクラス会があってキョンが自分の気持ちに気づくわけでもないからな 「『青いベンチ』と『12月のリング』は違う時間平面状にある出来事」 「そうなのか?長門」 「そう」
亀過ぎてすまんが、前スレの
>>832 SSかいてくれてありがと
よくこんなのすぐ思いつくよな……普通に感動したぜ
来月号NTまで あと 22日 早売り速報まで あと 約18日 待ちどおしくてついカウントしてしまう
ツガノとぷよの漫画まであと8日。
リレー小説は続けようのないような荒らし的な書き手が現われないうちは良いもんだな 長門スレなのに長門すら空気になりかねない超展開の連続で脱線していく様を見るのはおもしろい 書き手によってレベルが違う、と言ったら身も蓋もないが、文体は原作基準に合わせた方が読みやすくて良いかもしれないが
OTZ
サンクス! 長門がかわいいw それとおはようございましたってなんだw
オレンジだろ
ここは突っ込むべきかと リレーは前スレ終わったからここでやるんだろうけど進展無いね 俺もがんばってみるかな
長「あなたは、古泉一樹の表情に不満を持っている」 キ「ま、まあそうだが」 長「これを」 キ「ん? 日焼け止めか。あいつに塗ると、いいことがあるのか」 長「よく見て。情報操作をしておいた」 キ「……(パッケージを良く見て(゚д゚)ポカーン)」 長「それはニヤケどめ。良く効くはず」
さ、長門でシコるか
ニヤケどめふいたww
>>42 微かな微笑みが……・゚・(つД`)・゚・
>>42 素晴らしい・・GJ!
ただ鬱エンドは絶対に嫌だけど
前スレの
>>901 にまた長門視点を書いてもらいたいな
俺は長門視点を書くのはあまり……
長門視点の書き出しでくじけてしまった……
まさか崇高な谷川が軽率に長門を御涙頂戴の材料にしないよな 長門って何でこんなに消える消える言われてんだ
消えるという予想でも消えてほしいという希望でもなく、 消えるのが絵になる……絵になってしまうから妄想が膨らむのだ。
予想としてだと 全然消えそうにはないんだけどな ま、イメージだろう
・他の登場人物と違って創られた存在 ・帰る所がない(物理的に。思念とか情報は思念体に統合されるのか?) ・目的のためにいる=目的が無くなれば・・・ ・雰囲気が儚いから ・綾波(ry こんなとこかね
>>55 同じく。
このスレの住民に長門が消えてほしいなんて思っている奴なんかいないと思うが。
てかいて欲しくないな。
疑問なんだが、 アニメの『射手座の日』に長門がだんだん強くなってく 描写があったのはなんでだ? ギターは一瞬でマスターしたのに。。。 突然ですまん
空から白いものが落ちてきた。たくさんの、小さな、不安定な、水の結晶。 それらは地表に落ちて消えていく。 時空に溢れている奇蹟の一つだった。この世界には奇蹟がありふれている。 私はずっと立ち止まっていた。時間の経過は意味をなさなくなっていた。 綿を連ねるような奇蹟は後から後から降り続く。 これを私の名前にしよう。 (長門さん御作の小説と云) 静けさに抱かれながら また今日も持っている ゆるやかに降る 水じゃなくてもっと寂しい粒 (長門さんの歌と云)
結論としては
>>60 で決定だな。
それにほら、アニメ的にもそっちの方がかわいいじゃないか。jk
>>57 の目的だが
分裂ですでに、ハルヒだけの問題ではなくなっている
で、鍵はキョン
ハルヒの能力消失=任務終了は早計になった
キョンが居る限り第3第4のハルヒが出る率が出たとも取れる
後、すごく個人的に
綾…のアンチテーゼのような気がするんだよな
オンリーワンな存在ってのもあるし
>>19 >>42 乙。
長門の儚い目がなんだか…
>>25 自分も書いておいてなんだけど、リレー小説はやめたほうがいいかも知れんね。
BADEND、HAPPYEND、急展開、ラブコメ調、作者の方向性が全く違うから続けて読んでもわけがわからなくなる。
まぁ、それがリレー小説なのかも知れんが。
>>60 憂鬱のときのPCのメッセージは、どうやって送ったんだろうか。
>>65 USB接続。
一端をPCに繋ぎ、もう一端を口にくわえてダイレクト通信。
長門なら異空間のパソコンに直接アクセスできそう 射手座の時は、みんなが見てたから慣れてない原始的なやり方をしたとか
>>65 ヒント:YUKI.N>そっちの時空間とはまだ完全には連結を絶たれていない。
約束だと、LANケーブルを指でつまんでワイヤード接続してたな。 体の一部をケーブルに変化させて云々もできるけど、キョンのまえでそんな姿になりたくないって、言ってた。 しかし約束の長門ルートは結構重い話だぜ、主流派からハルヒの目の前でキョンを抹殺する事を指示された長門が… おっとっとこれ以上は止めとくか。
おっとっとこれ以上って、もう十分知りたくない事まで知ってしまいました。 本当に(ry まぁ、発売から大分経ってるもんなぁ。 もうそろそろ、ネタバレすんなとも言いづらい。
まぁ、長門ルートのHAPPYENDはともかく、 長門ルートのBADは本当に救いようがないからな…
長門のエンドはそれぞれ最高のと最悪のとハッキリしてたね バッドを見た時は背筋がぞっとしたw wikiで見たんだが戦艦長門って戦後の何かの実験中に誰にも看とられず沈没したらしいね・・・
73 :
快速いわき行き :2008/05/18(日) 16:46:04 ID:qbIZhXno
>>69 ケーブルを接続するとか言っていたのでてっきり
>>66 のように口にでも咥えるのかと期待していたが
結局手に持っただけだったので少々落胆した記憶がある。
あと、100冊記念品の予備パーツが余っていたので、完成させてヤフオクにエプロン長門とにゃがとを出品してみた。
直接こういったネット掲示板にアド貼るのは違反らしいので貼らないが「エプロン長門」「にゃがと」で検索すれば出てくる。
開始価格はフィギュメイト1個の定価である400円から。パーツのみでなく全て組み替えた完成品での出品。
ぶっちゃけ資金不足で出品してしまった。気を悪くした人が居たら申し訳ない。
長門は無表情なだけで、無感情ではないんだよな。 伝える方法を知らないだけで、もう普通の人間と変わらないぐらいの 感情があるのかもしれん。
長門ルートのハッピーエンドはここで進められて見たが バッドエンドは怖くて見れない><
>72 『軍艦長門の生涯』阿川弘之著 を読め。泣けるぞ。
>>75 BADエンド出すのかなり辛かった
わざわざ好感度下げる選択ばっかりして結末が最悪とかもう地獄だ
でもこのスレの人なら普通にやってBADにならないと思う
長門と話してばっかでUすら抜けられなかった
ADVはバッドがあるからグッドが映えるというか 所詮は選択を間違えた正史とはほど遠い出来事として捉えるといいさ RPGで例えるならシナリオ上で味方が死ぬシーンは悲しいかもしれないが 雑魚敵で全滅でゲームオーバーという、言い換えれば全員死亡エンドでも別に悲しくはあるまい 怖れるならそのくらい割り切ったスタンスで見るのをオススメする
>>79 長門を想っているからBADも見たい。
長門を想っているからBADを見れない。
どっちでもいい。
両方とも愛だ。
ワカメのCGもかわいいだろ? 十分見る価値ありだと思うけどな
喜緑さんがかわいいことは認める
緑の髪と黒服がどう考えても合わないw それに、古泉の態度がやたら冷たくてムカムカした。 そのうち慣れますからどうでもいいじゃないっすかー(笑)みたいな。
85 :
SS :2008/05/18(日) 17:48:45 ID:lBIlglJ3
呼ばれて飛び出てジャジャジャーン!!
お呼びでない?
>>42 です。
>>52 にご指名を頂きまして、まことにありがとうございまァす!
フゥーウ!
前スレの
>>901 です。
僭越ながら、長門視点からSSを作らせていただきましたよ。フヒヒ。
自分もサスケの曲に造脂が深ければ、なにか歌詞に合わせて
創作できたかもしれないんだけど…全然わかんないんだ。すまん。
まもなく12月に入る。
わたしは防寒具に身を包み彼の隣を歩く。
夏の暑さは平気だったのだが、寒さは少し苦手。
わたしは冬に生まれたのに。なぜだろう。
不思議。
彼の方はわたしよりも若干薄手のようだ。
一般的に女性よりも男性の方が平均体温は上だと言われているが
道行く人々を見ると、皆わたしと大差ない格好をしている。
彼が特別寒さに強いのだろうか。
抱きついてみたら暖かいだろうか。
決行。躊躇。再思考。断念。
人前でそれは…彼にも迷惑…でも妙な衝動が…
思索を巡らせていると、彼がこちらを向いていた。
少し躊躇いがちに口を開くと、何かを確かめるような含みを持たせながら、
「長門、もうすぐあの日から一年だ」
「…………」
わたしは無言。
彼の聞いてきた言葉はそれだけだったが、
意図は理解している。
もちろん、覚えている。
彼もきっと、わたしが覚えているとわかっているはず。
わたしたちの記念日を。
別れ際、彼はいつものように、また明日も会うと約束してくれると
わかっていても、彼から離れることに寂しさを感じ、それが顔に出てしまう。
そして彼が「また明日」と言ってくれると、自然と顔がほころぶのを自覚する。
我ながら単純。
といっても、彼以外の人が見てもそうと理解するのは難しいだろう。
でも彼は、そんなわたしの表情の微細な変化を必ず読み取ってくれる。
それがうれしい。
彼と別れ自室に戻り、コートを脱ぎ
温かいお茶を入れて一息つく。
外の寒空と景色を眺めながら、
先ほど考えていたことを思い出す。
あと数日であの日から一年になる……。
86 :
SS :2008/05/18(日) 17:49:19 ID:lBIlglJ3
高校二年の十二月、SOS団の活動がない日。 前回わたしが自分のエラーを処理しきれずに暴走したあの日から、 間もなく一年が経過しようとしている。 わたしの中のエラーは再び、その影響力を顕在化していた。 前回は、わたしが暴走の果てにどう行動するのかが事前にわかっていた。 その上でそうならないように努力していたが、それでも、 いや、今考えればそれも原因の一つにもなって、暴走は止められなかった。 今回は違う。わたしはわたしがどうなってしまうのかが一切わからない。 怖い。 でももうひとつ、前回と違う部分がある。 今のわたしは、相談をすることができる。 打ち明けることのできる人がいる。 SOS団本部に彼を呼び出したわたしは、今の自分の状態を告げた。 「私の中で大量のエラーが蓄積されている。 このままだと去年のように暴走してしまう恐れがある。」 呼び出された時点で彼はいくつかの事態を想定していたのだろう。 驚いてはいたようだったが、あまり慌ててはいないようだった。 「じゃあ俺は何をすればいいんだ?エラーをなくすなら……」 そこで一拍おいて、 「長門、今お前が考えていることを俺に打ち明けてくれ! 思いを自分の中で抱えているからエラーがたまるんだ。 なんでもいい、言ってくれ!」 そこまで一息にしゃべる。 しばらくの沈黙。 逆にわたしが困惑することになった。 今考えていること。
87 :
SS :2008/05/18(日) 17:50:03 ID:lBIlglJ3
わたしが自分の中に抱えているエラーのひとつひとつを、言葉に変えていく。 膨大な数に及んだ。一年前にもこれと同じだけのものを抱えていたということに、少々驚く。 それと同時に、前回エラーを消去する時に抑え込ませた わたしの感情を再び理解する。 これをすべて伝えきるることは不可能。 言葉で表せば単純な、たったひとつの想い。 でも、伝わるのだろうか? わたしがエラーとして抱え続けてきた感情は、 たった一言で伝わりきるものなのだろうか。 これを伝えることは、彼の負担になりはしないのだろうか。 わたしの躊躇に影響を受けてか、伝えるはずの言葉は 形を変えて、小さな音になってこぼれた。 「わたしはあなたに好意を抱いている」 今度は彼が困惑する番だった。 「好意?好意って他のSOS団の奴らにもあるんじゃないか?なんで俺なんだ?」 違う。 そういう意味ではない。 「涼宮ハルヒや朝比奈みくる、古泉一樹にも多少の好意は抱いている。しかし……」 声はさらに小さくなる。 「あなたは私にとって特別――」 言葉は次第に元の形を取り戻しつつあった。 反比例するかのように、声は小さくなっていく。 一言話すたびに極度の緊張を強いられる。 心肺機能に異常。 「多分有機生命体で言う恋愛感情に近いと思われる」 「その感情が生まれたせいでエラーが蓄積されてるってわけか。 」 ここまでいっても彼は自分のことを話していると自覚しないらしい。 再びエラー検出。よくない傾向。 思考修正。 「そう。そして私はこのエラーの処理方法をさがし、そして解決方法を見つけ出した」 「解決方法?それがあるんだったら早く実行しないと暴走を起こすかも知れんぞ」 「了解した」 彼の目を見つめる。 言おう。 わたしが一番伝えたい言葉を。 わたしが一番聞かせたい想いを。 わたしが一番理解してほしい心を。 浅く息を吸い込み、その言葉を、言った。 「私はあなたを愛している」
話はともかく眼鏡かけてる長門は久々だった
89 :
SS :2008/05/18(日) 17:50:36 ID:lBIlglJ3
彼の沈黙。 唖然としている。呆然? やはり伝わりきらなかったのか。 それとも聞こえていなかった? とても、理解できないものだったのか… そう考えていると、何か無性に… 体の中心のあたりに亀裂が生じるような、それが徐々に 指先に広がっていくような、 抑え、 きれない、 目が、 熱く、 「エラーが増えてきている。 大量に増加中」 「なぜだ、解決するんじゃなかったのか?」 「今まで蓄積されていたエラーとは異なるもの。 どうすれば……」 声が震えている。 何かこみあげるような感覚。 暴走が始まろうとしているのか。 せめて彼の安全を確保しておかなければ… 「長門、俺もお前のことが好きだ! 付き合ってくれ!」 完全に思考が停止した。 彼の返事。 彼を見つめている。 目が離せない。 今何て? 極度に混乱する思考と裏腹に、今まで蓄積されていた、 そしてたった今暴走寸前にまで膨れ上がっていたエラーが 霧散していくのがわかった。 なんとか平静を取り戻しつつ、 「エラー処理完了」 「無くなったのか、長門」 「そう。エラーを処理することができた」 いつもと変わらぬ無表情で返答。 安心したのか、息を吐き出しながら彼はパイプ椅子に腰掛けた。 三度沈黙。しかし、どこかやりとげたような感覚の伴う 心地よい沈黙だった。なにより、 「それで長門」 彼を見る。 「俺の答えに対するお前の返事を聞かせてくれないか?」 彼が私を見上げている。 数ミリ単位での首肯によるわたしの答え。 なにより、600年近くかけて、ようやく想いが通じたこと。 そのときから彼とわたしの付き合いが始まった。
90 :
SS :2008/05/18(日) 17:51:10 ID:lBIlglJ3
彼の携帯に電話をかける。 「どうした?」 「できれば明日の日曜日、待ち合わせ時間を早めてほしい」 記念日が近い。 「いいぜ、長門。じゃあ九時に駅前な」 「了解した」 いつもより、あなたに会うのが待ち遠しい。 「あ、それと…… 手袋はしないでくれよ」 「……?了解した」 なんだろう。 『お熱いですね』 喜緑江美里からの思考リンク。 無視。 というか、どこで聞いているの。この会話を。 九時十分。 もうすぐ大事な日だから。 今日はいつもよりも、もう少しだけおめかし。 でもそのせいで待ち合わせの時間に遅れた。 自分から言い出しておいてと、少し恥ずかしくなる。 彼の姿が見えてきたがあいにく信号は赤だった。 彼の方はいつもと特に違った印象はない。 早く彼のそばに行きたい。 信号がなかなか青にならないのもどかしく、 また、それだけ彼を待たせることになるのが申し訳なくて、 遠目からもわかるように手を合わせて謝る仕草をした。 のちにこの行動を、あまりにもインターフェイスとはかけ離れた仕草だったと どこから伝わったのか喜緑江美里にからかわれることになるが その笑顔にどこか懐かしむような寂しいような表情が見えたので、 情報連結解除はしないでおく。
91 :
SS :2008/05/18(日) 17:51:54 ID:lBIlglJ3
雪が降り出しそうな、そんな天気。 無作法にぶら下げているわたしの冷たい手を、彼の手が握る。 エラー検出。しかしこれはエラーと呼ぶべきものではないことを 今のわたしは心地よく理解することができた。 交差点の信号が青になり、それまで信号待ちをしていた人間がいっせいに歩き出す。 彼が握った手に力を込めてくる。 そこに強い意志を感じ、わたしは再びあたたかく心地よいものが 体の中心に灯るのを自覚する。 交差点を渡り終えると、雪が降り始めていた。 「長門、初雪だぜ」 「…………」 わたしは右手で雪を掌の上にのせた。 左手は、温かかった。 そして、次の日。 今日が記念日。 「……長門」 彼と二人きりの文芸部室。 去年もこうして部室で二人きりだったのを思い出す。 彼の呼びかけに振り向き、側によって見上げる。 「あれから……俺たちが付き合い始めて今日でちょうど一年だ」 「…………」 ポケットに手を入れている。 何か持っているようだ。 スキャンはしないでおく。 なんだろう。期待、 「俺からお前にプレゼントだ」 ポケットから出された彼の手には、指輪が一つ。 わたしにプレゼント。 …彼に驚かされるのはこれで何度目だろう。 わたしがそれほど驚いていることを彼は知らないかもしれないけど。 いや彼のことだから本当はわかっているのかも… それより指輪が…いつから用意をして… そうだわたしは何か用意していただろうか… 「ほれ、手を出してみ」 思考と心肺機能に明らかな異常事態を感じながら、 無言のままふらふらと差し出したわたしの指に、彼が銀色の指輪をはめる。 頬が紅潮している。破裂しそう。 指輪を眺めるわたしは今どんな顔をしているのだろう。 「いろいろあったな、長門。 そしてこれからもよろしくな、長門」 彼の唇が、赤くほのかに熱をもったわたしの頬に触れる。 今度こそ破裂したと思った。 fin.
92 :
SS :2008/05/18(日) 17:55:40 ID:lBIlglJ3
以上です。 長門なら説明的な単語が増えるだろうと思って作るから やっぱり長くなっちゃうな。 途中の長門の回想で喜緑さんが懐かしんでいるのは、 アニメの時系列の場合の第二話で、朝の登校時に坂道を登るキョンに 後ろから走ってきた朝倉が振り返りながら同じ仕草をしていたなあと 思い出して、長門もついにそこまで人間らしさを手に入れたかと思って すこし懐かしくなったのだと思ってね。
…泣いた。
今日いいssがたくさん出るな・・・GJ 割り込みしてしまってスマン
長門愛をひしひしと感じるな
良SSが大漁な中でちょっと恥ずかしいんだが、 前スレでリクがあった「キョンが長門をシンデレラ役に選ぶSS」を投下します。 演劇編も書こうかと思ってます。 ――――― 「演劇をやるわよ!!」 ある晴れた日の文芸部室。 朝比奈さんがお茶を入れ、俺と古泉はボードゲームをし、長門は窓辺で読書。 そして、その静寂を壊したのはもちろん涼宮ハルヒである。 扉を思いっきり開け、挨拶も無しで、いきなりこれだ。 まったくこの天上天下唯我独尊な団長様に誰か常識を教えてやってくれ。 さて、朝比奈さんはあわあわしていて役に立ちそうもないし、古泉はいつもの爽やかスマイルを崩さない。 長門はと言えば視線を動かすこともなく絶賛読書中である。 なので、この女にツッコミを入れるのはいつものように俺の仕事である。 「いきなりなんなんだ」 「演劇をやるっていったでしょ。全く何度も同じことを言わせないでよね。 団長の言葉は一字一句逃さず正確に記憶することを心がけなさい」 せっかくだが、お前の言葉を記憶するくらいなら、 もっと有意義なことに俺の記憶能力を使いたいもんだね。 「何故やるのか、どこでやるのか、目的語をはっきりとしてくれ」 「それを今から言おうとしてたところじゃないの。 さっき喜緑さんに聞いたのよ。来週、生徒会主催で文化講演会をやるんだって。 それで、文化系の部活が発表会をやるらしいのよ。 だから、我がSOS団も、演劇をやって威光を全校に知らしめるのよ!」 さっき聞いて、さっき思いついて、今実行に移したわけか。 熟慮を重ねるなんて言葉はこいつの辞書にはないんだろうな。 「それはいいが、SOS団は非公式の部活だ。生徒会が参加させるわけがないと思うんだが」 「だったら文芸部として出ればいいじゃないの」 お前の中での文芸部の活動は演劇をすることなのか。 いろいろと言いたいことはあるが、こうなったハルヒはもはや止められない。 長い間この団に所属していればそれくらいのことはわかる。 俺は半ばあきらめて、最後の質問をハルヒに投げかけた。 「それで、何の劇をやるってんだ」 「それはね…シンデレラよ!!」
なぜ、シンデレラなのかということは誰も聞かない。 聞いても無駄だということがわかりきっているからである。 「シンデレラですか。古典童話の代表作にして、知名度も高い。 まさにSOS団の初演劇にふさわしい題材だと思いますよ、涼宮さん」 「すごいロマンチックなおはなしですよねぇー」 相変わらずのイエスマンぶりを発揮する古泉と、なぜか乙女モードの朝比奈さん。 長門は未だ読書に没頭中である。ところで長門はシンデレラの話を知っているのだろうか。 あれだけ読書してるんだから、一度くらいは読んだことがありそうだが。 まぁ、シンデレラをやること自体に関しては、俺も特に異存はない。 どうせ俺は雑用だろうし、そのついでに馬車の馬の役あたりをやらされるんだろうがな。 「それじゃ、キャストを決めるわよ!あたしはもちろん監督。 エキストラなんかは後で適当に補充すればいいわね。 とりあえずは主役のシンデレラと、王子様役を決めちゃいましょう」 決めちゃうもなにも、それほど選択肢は多くはない。 シンデレラ役は確かに悩みどころかもしれない。 SOS団には3人の女性部員がいて、その3人ともが平均を遥かに上回るルックスを持つのである。 しかし、男子部員は俺と古泉だけであり、悔しいことだが俺は奴に見てくれで勝っているとは思えない。 「王子役は古泉でいいだろ。適任だ」 「うーん…確かにそうね。あんたは王子って柄じゃないしね。 キョンは馬車の馬なんかがお似合いじゃないかしら」 やっぱり俺は馬役をやらされるのだろうか。 まぁ、王子役なんぞやらされるよりはずっとマシかもしれんが。 そこで珍しく今まで黙っていた古泉が口を挟んだ。 「はて、そうでしょうか?僕は彼のほうが適役かと存じますが」 「古泉くん、なんで?」 「はい。僕は恥ずかしながら、前回の映画でも主演を努めさせていただいています。 涼宮さんの構想ではあの映画は三部作とのことですから、 次回の映画でも、僕は前回に近い役になるのかと思われます」 だからどうした。 主演になった自慢ならよそでやってくれ。 「僕が言いたいのは、SOS団の団員はそれぞれが同じくらいの露出をするべきだということです。 ご存知の通り、前回の映画に涼宮さんとあなたは出演していません。 団長として学内に知らぬものはいない涼宮さんは別格ですから、 次の主演男優はあなたが務めるのが適当であると存じますが、どうでしょうか涼宮さん?」 「そうね… 古泉くんの言うとおりだわ。SOS団員は皆平等に出番を与えられるべきよ。 王子様役はキョンに決定するわ!!」 ちょっと待てハルヒ。 俺が王子役だと?何を考えているんだお前は。 「正気か」 「あたしはいつでも正気よ」 こうなっては仕方ない。古泉の野郎、覚えてろよ。
「そ、それで、シンデレラ役は誰がやるんですかぁ?」 朝比奈さんがおずおずと発言する。 この人は前回酷い目にあっているから、出来ればやりたくないのだろう。 「そうね。今回もみくるちゃんでいいと思うんだけども、有希も捨てがたいのよね。 有希、前回の映画撮影でのアドリブといい、案外演技が上手だったし」 みるからに棒読みで演技と呼べるものではなかった気がするがな。 それにあのアドリブには理由があったのだが、ハルヒがそれを知るわけもない。 「涼宮さんが監督兼主演女優をやるというのはどうでしょうか?」 おい古泉、頼むから余計な事を言うな。 俺が王子でハルヒがシンデレラだ? そんな劇を見られたら俺は谷口あたりにこっぴどくからかわれるだろうよ。 「あたしは監督だから普通なら演技には参加しないわ。 でも、あんたがどうしてもっていうなら、あたしがシンデレラやっても――」 「いや、遠慮しておく。大体お前はシンデレラって柄じゃないだろう。 おまえがシンデレラだったら、意地悪な姉のいじめなんぞ返り討ちにするだろうし、 ドレスと馬車はどこからか強奪して舞踏会に呼ばれなくても行くだろう。 そんで、嫌がる王子を無理やりお持ち帰りしてくるってのが関の山だ」 「なんですって!?」 しまった。つい本音が出てしまった。 「ちょっとキョン!それってどういう意味よ!?」 「いや、それはだな…」 俺が口ごもっていると、古泉が助け舟を出してきた。 「まあまあ涼宮さん。落ち着いてください。 これは彼なりの思いやりですよ。監督と主演の兼業は大変ですからね。 僕はそこまで気がつきませんでしたが、彼は涼宮さんを気遣っていたようですね」 ナイスフォローだ古泉。 しかし、よくも俺の心にもないことを考え付くもんだな。
「それもそうね。あたしは監督に専念しなきゃね」 どうやら古泉の説得は効果てきめんのようだ。相変わらず単純で助かる。 頼むから監督以外の雑用もやってもらえると助かるんだが。主に俺が。 「それに、キョンの言うこともあながち間違ってないわ。 最初はいじめられて、誰かの力を借りて最後はハッピーエンド… なんて、あたしの柄じゃないわ。幸せは自分でつかむものなのよ!」 ご高説は非常に結構なことだが、 お前が何でシンデレラをやりたいと思ったのか問い詰めたい。 なにはともあれ、これでシンデレラ役は朝比奈さんと長門に絞られたわけだ。 「キョン、みくるちゃんと有希のどっちがいい?」 変な聞き方をするな。選びにくくなるだろうが。 そもそも俺が選ぶのか。 「そうよ。どっちもいい気がしてあたしには選べないわ。 たまにはあんたに選択肢をあげるから感謝しなさい」 出来れば他の時に選択肢が欲しかったんだが。不思議探索でのおごりの拒否権とかな。 それにしても、朝比奈さんと長門か。 どちらかをシンデレラ役に選ぶとなるとこれは難しい。 ドレスを着たシンデレラの華やかなイメージは朝比奈さんにピッタリだし、 普段の健気で薄幸な少女のイメージは長門にピッタリだ。 俺の脳内会議がああでもないこうでもないと議論しているとき、俺は気付いた。 長門がいつの間にか本を閉じて、こちらをしげしげと見ている。 いつもの無表情に変わりはないのだが、どことなく物欲しそうな目をしている気がする。 「長門、ひょっとして、シンデレラやりたいのか?」 そう問うと、長門はミリ単位で顔を傾けて、少しだけ悩むような表情をした。 これも、昔の長門には見られなかった表情だ。 出会った頃はこの黒曜石のような瞳には何の感情も見えなかったが、今は違う。 確実に、長門は少しずつ人間らしくなっている。 しばらくすると、またもミリ単位で顔をこちらに向け、こう言った。 「少しだけ」 珍しく長門が意思を表明すると、一気にその場の意見は纏まった。 「あ、あの、あたしも長門さんがいいと思います!」 「そうですね。前回は僕と朝比奈さんが主演でしたし、 今回は彼と長門さんで演じるのがバランスが取れていてよろしいかと」 「そうね。考えてみればみくるちゃんより有希のほうが似合ってるかもしれないわ! 意地悪な姉たちの虐めに耐えて、王子様に出会ってついに幸せになる少女。 有希のイメージにピッタリじゃないの!さすがあたしが選んだ団員ね!」 選べと言われたにも関わらず、俺は意見を聞かれてもいないが、もちろん俺にも異存はない。 長門が演劇に興味を示したのだから、俺もできる限りそれに応えてやりたい。 「それじゃ、よろしく頼むぞ長門」 「……こちらこそ」 つづく
長門のおっぱいとオレのおっぱい
>>96-99 時間がないのでざっと読んでみたが
コレはつづきが気になるな
古泉はハルヒとキョンをくっつけてやりたいんだな
つまり俺らの敵だ
>>104 というか閉鎖空間発生の可能性が一番少なそうな選択をしたような
107 :
1/5 :2008/05/18(日) 21:12:57 ID:NKyKIphP
長門欝エンドじゃ可哀想だから、勝手に後日談を書いてみた。
感動で終わる綺麗な話に足を書き足す事になるから、嫌ならスルーして欲しい。
後、前スレ
>>884 さんごめんなさい。
―――
俺は長門のことが好きだ。
気がつけば簡単なことだった。
身を挺して俺を守ってくれた長門。
何も出来ない、ちっぽけな俺を信頼してくれた長門。
そんな長門を心から信頼していたし、それだけじゃなかったんだ。
今すぐこの気持ちを伝えたかった。俺はお前を愛している。
あいつの思いを知りたかった。お前は本当に幸せだったのか?
あいつの痛みを知りたかった。あの小さな双肩に、どれほど重い物を担っていたんだ?
しかし既に事は遅すぎて。
俺はただ、独りで泣くしか出来なかった。
108 :
2/5 :2008/05/18(日) 21:13:57 ID:NKyKIphP
長門が居なくても時は過ぎていく。 特に何をすることもなくだらだらと毎日を過ごしていたある日、懐かしい奴から電話があった。 『もしもし。キョンの携帯、でいいのかしら?』 「ああ、電話を掛けてくるのは久しぶりだなハルヒ」 『よかったわ。番号変わっていたらどうしようかと思ってたのよ』 こいつの声を聞いていると高校時代を思い出す。 あの頃は5人で馬鹿なことをいっぱいした。 孤島や雪山に行った。映画を撮った。小説も書いた。夏休みはどうやら600年近かったらしい。 日々が楽しかったのは、色々やっていたからってだけじゃない。 今はもう会えない小柄な少女を思い出し、不意に胸が締め付けられた。 「それで、何の用だ? 俺だってそれなりに忙しいんだ。用が無いなら切るぞ」 本当は、当時と調子の変わらないハルヒの声を聞くのが辛かった。 『もちろん用はあるわよ。ねえキョン、タイプカプセルを埋めたのって覚えてる?』 タイムカプセル。そういえばそんな物を埋めたこともあった。 5年おきに20年先まで手紙を書かされたんだよな。 これといって書くことも思いつかず、「元気でやってるか?」とか「出世はしたか?」とか 当たり障りがないが、中身もなく下らない内容で便箋を埋めた覚えがある。 『覚えてるのなら話は早いわ。それの5年目が、なんと明日なの! だから明日は久しぶりに駅前に9時に集合ね。遅れたら罰金だから!』 「……そうか。まあ大丈夫だ、行くよ」 『あったりまえじゃないの。来ない、なんて言わせるつもりはないわ』 ふと、タイムカプセルを埋めた時のハルヒの言葉が蘇る。 「これから5年おきの今日には絶対に皆で集まること。いいわね? 来れないなんて言い出したら、例え海外に居ようと宇宙に居ようと 探し出して引っ張って行くから覚悟しておきなさい」 だがなハルヒ。朝比奈さんは未来から来れるとしても、それでも4人しか集まれないんだ。 「大丈夫だ、俺は行くから安心しろ」 電話を切った後、俺はまた泣いた。
109 :
3/5 :2008/05/18(日) 21:15:08 ID:NKyKIphP
翌日は雲ひとつ無い晴れだった。 長門の居ない現実を突きつけられる悲しさはあるが、久しぶりの団活が楽しみでもあるのも確かだ。 いつの間にか乗らなくなった自転車に替わり、バイクに跨り駅前を目指す。 このペースだと20分前には到着するが、どうせ俺が最後で奢らされるんだろう。 「やれやれ」 不意に口から出た言葉は懐かしい文句だった。 駐輪場にバイクを停め、駅前に居る『4人の』集団を見て、時が止まった。 今の俺は馬鹿みたいに口を開けているかもしれない。 ハルヒが居る。 胸くらいまで伸びた黒髪にリボンは無くなっていて、大人の女性って感じがする。 俺を見つけると、100ワットの笑顔を向けてきた。久々で眩しいぜ。 ――そうじゃない。 古泉が居る。 これから穴掘りに行くっていうのにスーツでいるのは、多分後で仕事があるんだろう。 相変わらずのニヤケ具合だが、それが様になってるのは心の底から笑っているからか。 ――古泉なんかどうでもいい。 朝比奈さんがいる。 昔見た朝比奈さん(大)にそっくりだ。その姿は地球人類の半分を虜にする為に産まれてきた様にも見える。 道行く男共のなかには、振り返って見てる奴までいる。例外なく古泉を見て落ち込んでるが。 ――違うだろ。お前が驚いたのはそこじゃない。 長門がいる。 身長は少し伸びただろうか、それでもまだ小柄である。髪型は相変わらずのショートカット。 白いワンピースは丈が短く――こういうのはチュニックっていうんだっけか――黒いパンツに合っている。 そいつは俺に気づき、嬉しそうな表情で小さく顎を引いた。 気がつけば、俺は信号が変わるのも待ちきれずに走り出していた。
110 :
4/5 :2008/05/18(日) 21:15:51 ID:NKyKIphP
「よう、久しぶりだな」 「何よキョン、驚いたと思ったら急にニヤニヤしながら走り出して。そんなに早く有希に会いたかったの?」 挨拶もなしに、ハルヒはニヤニヤしながら問うて来た。 お前だってニヤニヤしてるじゃないか、とは言わない。それを言う時間すらもったい。 この小柄な女性は長門でいいのか。ハルヒは有希と言ったが、本人に確かめたいんだ。 「長門、でいいんだよな?」 問いかける声が震えている。声だけじゃない。体全体が震えている。 「いい。……ずっとあなたに会いたかった」 抑揚の無い声。無表情に浮かぶ僅かな感情。全てが記憶どおりの長門で、 「俺もお前に会いたかった」 人前だとかそんなのは関係なく、長門を抱きしめた。 ハルヒと古泉はいたずらを思いついた子供みたいな顔で見ている。朝比奈さんは可愛らしい顔を真っ赤にしている。 それだけじゃない。名前も知らない道行く人達も皆、俺と長門を見ている。 気にするもんか。それよりも伝えたいことがあるんだから。 ひとつ咳払いをし、長門の瞳を見据えて言った。 「おかえり、長門。――俺、お前が大好きだ」 長門はかすかに目を見開く。白皙が朱にそまっている様にも見える。 「わたしも。あなたがすき」 そうして長門に口付けをした。 歓声どころか、拍手まで沸きあがる。 ハルヒも古泉も朝比奈さんも、それどころか知らない人達までも、皆が俺と長門を祝福している気がした。
111 :
5/5 :2008/05/18(日) 21:16:47 ID:NKyKIphP
その後は馴染みだった喫茶店で軽く食事をした。未だに営業しているのが嬉しい。 一番遅かった俺のおごりだったが、まあいい。その方がSOS団らしいからな。 そして今、俺は長門と2人で座っている。先に店を出て行った3人の心遣いに感謝だ。 長門が居るのはこの上なく嬉しいが、聞かなければならないことがふたつあった。 「なあ長門。どうして戻って来れたんだ?」 言うまでもないが、長門が居るのが嫌だってことじゃない。 長門はその黒い瞳で、俺をじっと見据えながら、 「原因は涼宮ハルヒ」 またハルヒか。しかし今のハルヒにはなんの力もないんだろ? だから長門は帰らざるを得なくなったんだ。 「そう。この時間平面上の涼宮ハルヒには何の力もなく、情報統合思念体も興味を持っていない。 原因はこの時間平面上の涼宮ハルヒではなく、5年前の涼宮ハルヒ」 『これから5年おきの今日には絶対に皆で集まること。いいわね? 来れないなんて言い出したら、例え海外に居ようと宇宙に居ようと 探し出して引っ張って行くから覚悟しておきなさい』 くそ。そういうことかよ。 なあ古泉。お前昔ハルヒが神かもしれないと言っていたよな。……俺もそう思うぜ。 「なるほどな。5年前のハルヒが望んだから、お前は戻ってこれたのか」 長門の髪が揺れた。頷いたんだろう。 だが、ハルヒの望みはこの日に皆が集まることだとしたら、それは今日限りなんじゃないか? 「それは違う」 「今日限りじゃないってことか」 「そう」 長門は続ける。 「情報統合思念体はこの事実に驚愕している。最初はわたしの情報連結の解除を試みたものも居た。しかしそれは成功しなかった。 そこで情報統合思念体はひとつの任務を私に与えた。内容はこの惑星で有機生命体として生活し、報告すること」 長門にしては分かりやすい説明だ。 「つまり、今度はずっと居られるってことか?」 長門は誰にでも分かる程度に力強く頷いた。そして 「あなたとずっと一緒」 いつか見た、改変された世界と同じように微笑んだ。 そうさ。これからはずっと一緒だ。もし長門が嫌だと言っても、この手は離さないからな。 俺は長門の手を取り、会計を済ませて店を出た。 さあ、まずはタイムカプセルを掘り出しに行こう。
>>111 よかったよ。このままでは鬱のままで月曜日を迎えるところだった感謝する。
全宇宙が泣いた
俺は今日あと何回このスレで泣けばいい・・・ 教えてくれ長門・・・
ねんどろいど捕獲イヤッッホォォォオオォオウ!!!!!!! やばすぎるだろjk
>>109 穴掘りでアッーを連想した俺は穢れている
良かった。いい週末になったよ。 ss職人の皆さんアリガトウ。また頼む。
長門を掘ってきた
フィギュアには手を出さない! ……といいつつ、エプロン長門とにゃがとの稀少性にくじけそうな自分がいる。
ハルヒの消失から勘繰ってみると 長門はハルヒという厄介事や 古泉やみくるという恋敵や 統合思念体という目の上のたんこぶを排除して 多感な高校生として生まれ変わって キョンと高校生活を送ることを望んでたのかもな キョンを変えなかったのは 自分の願望よりキョンの意思を尊重したかったのか それとも、キョンの姿形をした誰かじゃなくて ありのままのキョンを好きになったからかな・・・ 泣けるねぇ
おやすみゆきりん
朝倉がキョンを刺さず、グーで殴りながら阻止しようとするくらいで 再改変世界に朝倉がいれば暗さが無かった
>>111 ちょっと待てよオイ
原作のラストがマジでこんな感じの展開になったらどうすんだw
ながるんは驚愕さぼって長門スレでSS書いてた、とか言われても信じるしかなくなる。
少林少女朝倉・・・ナイフよりやばそう
実際、ハルヒが壊れない限り長門は消滅したくても消滅できないだろうからな。 長門が「私はあなたたちの心の中で生き続ける」とでも言おうものなら 平手打ち食らうだろう。
とりあえず2期に期待しようぜ
消失朝倉は思念体と繋がってないのにナイフ持ってたって事は 長門が世界改変で生み出した時からナイフ持って生まれてきたのか…
長にゃんオヤスミ
>>1 乙
予備校で隣の子に「長門って呼んでいい?」って聞いたら
ウジ虫を見るような目で侮蔑されたよ有希ちゃん大好き
>>123 他にも、みくるの言っていたように
「みくるやキョンのように困ったり慌てたり
守られる側になってみたかった」とか
「もう一度、暴走することのない朝倉涼子と過ごしたかった」
とかもあったかもしれないね。
表に出さないだけで、困ったり慌てたりすることはあったの
かもしれないけど、一度そういう面を見せないキャラとしてハルヒに
認識されている以上、表に出すことはできなくなったか、
やはり表現する方法を持たなかった、もしくはそれを自分で認識することが
できなかった(感情なんて自分にはないと思っていたから)、
まあ消失の時点までで起こる出来事のほとんどは事前にしっていたわけだから、
やっぱりキョンが言ってたように「知りすぎているせいで苦しんだ」
ってのが正解なのかな。
そんなことが抑圧されてため込み続けて、あんなことに。
そんなにストレス溜めてるのなら俺が優しく抱きしめてやるぞ という思考に至らなかったキョンが恨めしい
なんか全国紙で全面広告が!とか騒いでた頃が 遠い昔の事のような気がしてきた
もう10ヶ月も前だからねえ・・・
はぁはぁ
どっかで見たような…と思ったらなんとなく八雲っぽい
誰ぞそれ?
関係ないけどスクランブルエッグをスクランって呼ぶ人がいて反応に困った
長門有希の名において命ずるのか
>>147 ああ、なるほど。
最近マガジン読んでないから忘れてたわ。
誰モイナイ 俺嫁スルナライマノウチ 3分以内にレスがあれば長門は… …↓の嫁
153 :
キョン :2008/05/19(月) 03:11:20 ID:yqjhJS5O
長門、結婚しよう
おめでたふ
おはようゆきりん
>>104 遅レスだが、一樹が涼ハルとくっついた方がよくないかい?
ところでねんどろいど再販の話題が全然ないのはなぜだ?
もう所持してるから
このスレは何か? 朝の日課で見た俺を泣き殺す気か? そう言えば、そろそろだったか figmaキョンの販売は 長門をお姫様抱っこ状態にしてやる事が出来るわけだな
そういえば近所のホビーショップにねんどろいどあったな 代わりにfigmaが売り切れててorzだったが
長門は二体あるからキョンも二体買って、みくるも買う。 後はみくる(大)と朝倉があれば…
figmaって好きなポーズをさせることより キャラ同士を絡ませることが主目的だと思うんだ・・・
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 12:55:20 ID:JPFSimQ9
消失久々に読んだが相変わらず名作だな。
久々…だと?
消失を写経すると心が落ち着くよ
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 13:31:10 ID:JPFSimQ9
落ち着くより泣きそうになった。 最近はアニメをエンドレスしてたし
CDと本を買いに出たはずなのだが なんでだろうな 長門のねんどろいどを持って帰ってきたんだが…
それが愛でしょ
ねんどろいどハルヒを買いに行ったら(長門は持ってる) なぜか朝倉を持って帰ってたことなら・・・・・
子どもの誕生日プレゼントにゲームをぽちっとなしていただけのはずが、 なぜかハルヒDVDの1と6とサウンドアラウンドも注文していたことなら……… これでDVD全部揃うよ、やっほい(^^)
マウスパッドが無くて色々と不便なんだが、長門のやつをを使う気にもなれない。 というわけで実用のための2枚目をパラパラトランプと一緒に予約してしまったのだが、 届くのは6月下旬とな。 それまでパッド無しで過ごすか、保存用と決めていた1枚目を使うかだが、 2枚目がない状態で既にある方を汚すというのは、なんだか怖い。 しかしこんな様子では2枚目が来たところでまともに使えるかどうかも怪しいものである。 …普通のパッドを買う? そんな選択肢は認めん。
マウスパッドの上に塩化ビニルのシート敷けば
長門・・・PADだとっ・・・
長門のマウスパッドを使わないという選択をする前によく考えてほしい。 その長門は何のために生まれてきたのかを。 長門の存在意義を否定するようなことをするべきではないのではないだろうか。
長門の誕生日にパットプレゼント
それは胸の(ry
長門に「パッド持ってないだろ?よければ買ってやるよ」と言う太っ腹なキョン だがブラのパッドのことだと勘違いした女性陣から袋叩きに遭い…
PAD長になるな
●長門マウスパッドの使い方 長門マウスパッドを普通に使用し、一日のパソコン作業を終える ↓ マウスパッドの長門の顔が汚れてしまう ↓ 「お顔を汚しちゃってゴメンね有希ちゃん」と言いながらウェットティッシュ で優しく長門の顔を拭いてあげる ↓ 「構わない。それが私がここにいる理由。あなたがここにいる理由。」と長門 が言ってくれる ↓ 愛が深まる これでオケイ。
なぜにはじめから実用、観賞用、保存用の三つを買わない!? と、ハルヒに似た声の人が言ってます
>>178 とある日の文芸部室。
長門が珍しく読書をせずにノートパソコンをいじっている。
が、どうやらマウスの反応が悪いようだ。
小刻みに動かしては首を傾けて不思議そうな顔をしている。
あのマウスは光学式だから、木の机の上では若干動かしにくいのだろう。
「長門、お前パッド持ってないのか?」
長門はなぜかピクッと反応し、こちらを向く。
そして数秒の沈黙後、
「……持っていない」
心なしか、長門が怒っているような気がする。
いつもの無表情なのだが、瞳の奥に怒りのオーラを感じる。
いや、俺は怒られるようなことは何もしていないはずだ。
とりあえずは当初の目的を果たすとしよう。
「そうか、やっぱり持ってなかったか。
使った方がいいと思うぞ。よかったら買ってやろうか?」
俺がそう言うやいなや、長門は急に立ち上がり、俺を睨みつけた。
お、おい、長門、なんか目が潤んでないか?
「ど、どうしたんだ長――」
「遅れてごめーん!!」
「送れちゃいましたぁ」
微妙なタイミングでハルヒと朝比奈さんが現れた。
どうも、嫌な予感がするぞ。
「あれ?有希どうしたの?何で立ってるの?」
「長門さん…目がうるうるしてますよ?目にゴミでも入りましたか?」
長門は二人の方を向き、俺を指差した。
「彼がわたしの胸が小さいことを馬鹿にした。胸パッドを買ってやるから付けろと言われた」
おわり(いろんな意味で)
キョンくん、ニゲテー
例の水着画像もパッド使ってたのか
この前消失長門の絵が1枚公開されたとかあったけどどんな画像?
_ ,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)''" , ^ `ヽ 人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)' イ fノノリ)ハ ゴオオオオオ ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)i リ(l|゚ -゚ノlリ ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ 彡 ,, ⌒ヽ ミ彡" (っi==m==:::゙:゙ '"゙ ミ彡)彡''" く/_li〉 ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_ >>キョン ) 彡,,ノ彡〜''" し'ノ ゙⌒`゙"''〜-、,, ,,彡⌒''〜''" "⌒''〜"
オワタ\(^O^)/
>>96 の続き
数日後――
「脚本ができたわよ!!」
脚本も何も、シンデレラは童話だろう。
まぁ、こいつのことだからそのまま演劇にするとは思えないが。
「ぶつくさ言ってないでさっさと読みなさい」
「はいはい」
渋々冊子を読み始めると、1ページ目にはこう書いてあった。
―――――――――――――――――――
<SOS団プレゼンツ☆至高のシンデレラ>
超監督:涼宮ハルヒ
シンデレラ:長門有希
王子:キョン
王子の従者:古泉一樹
意地悪な姉:喜緑絵美里、鶴屋さん
魔法使い:朝比奈みくる
馬:谷口、国木田
―――――――――――――――――――
「なんなんだ。この『至高』ってのは」
「『究極』よりはなんか凄そうじゃないの」
誰もそんなことは聞いていない。
どうせまた、どこぞの漫画にでも影響されたんだろう。
俺達がやるのは料理対決じゃないんだがな。
「それにこの配役は大丈夫なのか。
谷口や国木田、鶴屋さんはともかく、生徒会の喜緑さんが出てくれるわけないだろう」
「あら?さっき頼んできたけどOKくれたわよ?
最初はちょっと渋ってたけど、有希がシンデレラやるって言ったらあっさり了承してくれたわ」
喜緑さんも何を考えているんだか。
俺としては、変なことが起こらないよう願うのみだ。
なにはともあれ役者は揃った。 明日から練習を始めることに決め、今日のところはお開きとなった。 帰り道、俺はいつものように古泉としゃべりながら歩いている。 ハルヒは前のほうで朝比奈さんと騒いでいるし、長門は後ろで歩きながら読書だ。 長門よ、お前はどこの二宮さんだ。転ぶぞ。 「やれやれ。また面倒なことになりそうだ」 「涼宮さんが普通の活動で満足してくれるのはいいことですよ」 そりゃあ、お前らにとっては願ったりかなったりだろうがな。 「まぁ、僕としては涼宮さんとあなたで劇をやってほしかったところですがね」 なぜだ。 「おわかりにならないんですか?」 「だから何をだ」 「まぁ、いいでしょう。それにしても、変わりましたね」 「長門がか?」 「もちろんそれもあります。 彼女が自分から意思表示をするなんて、かつてなら考えられないことでしたから」 古泉は少し苦笑いを含めて続ける。 「涼宮さんも変わりました。かつての彼女なら、長門さんとあなたがシンデレラと王子、 なんてことになったらたちまち機嫌を悪くさせていたことでしょうし」 「ハルヒも成長したってことだろう」 「他人事のようにおっしゃられますが、あなたはあまり成長していないようですね」 「余計なお世話だ」 古泉の皮肉を軽く流しながら、俺は別なことを考えていた。 なんだって、長門はシンデレラをやりたいと思ったんだろうか。 本を読んで憧れたとか?長門に限ってそんなことはないと思うが… そのうち、本人に聞いてみよう。
翌日から練習が始まった。 さすがのハルヒ超監督も、名作古典童話を滅茶苦茶に改造することはできないらしく、 概ね原作どおりに物語は進んでいくようだった。 谷口は馬役という待遇に文句を垂れていたが、 朝比奈さんと鶴屋さんと話せるという特典には叶わなかったのか、 前回の池ポチャの悲劇があったにも関わらず、今回も国木田と共に。 鶴屋さんのキャラ的に意地悪な姉というのは微妙な役どころで、正直似合わなかったが、 喜緑さんの演技は真に迫っていて、見ているこっちが長門を本気で可哀想に思えるようなものだった。 もしかして、本当に苛められているのではと思ったりもしたのが、 演技の合間に楽しげに(笑顔なのは喜緑さんだけだが)話しているのを見る限りそれは杞憂のようだった。 魔法使い役の朝比奈さんは…まぁ、不可もなく、とだけ言っておこう。 古泉?知ったこっちゃないね。 そして、我らがシンデレラ姫、長門有希の演技は相変わらず棒読み気味で、 お世辞にも上手といえるものではなかった。 しかし長門なりの一生懸命さと熱意は俺に十分に伝わり、 いつしか俺も本気で王子を演じるようになっていた。 こんなに心から楽しんでいる長門を見たのは初めてかもしれないな。 そんなこんなで、上演日も間近に迫ったある日。 練習も佳境になり、ラストシーンの場面に移った。 「次はキスシーンよ!」 「はあ?」 つい間抜けな声をあげてしまった。 しかし今の台詞は聞き捨てならん。キスシーンだと? そんなもんシンデレラにあったか? 「最後に王子様とキスして幸せになるシンデレラ。 これ以上ない最高の幕切れじゃないのよ。なにか文句あるの?」 「し、しかしだな、キスなんて…それに長門だって嫌がるだろ?」 「馬鹿。何慌ててんのよ。キスするフリよフ・リ。 あんたなんかが有希と本当にキスできるわけないでしょ? もし本当にしたりなんかしたら、酷い目に合わせるから覚悟しときなさいよ」 「そ、そうだな。すまなかった」 そりゃそうだ。本当にキスなんかするわけがない。 全く俺も焼きが回ったか。なんでこんなに動揺してるんだか。 そんなこんなで、俺たちはキスシーンの練習もこなした。 所謂寸止めで、傍から見ると実際にキスしているような角度でするわけだ。 しかし、フリとはいえ、俺は相当神経をすり減らすことを強いられた。 万一、長門の唇に触れてしまうことがないように、眼は開けていなくてはならない。 しかし、そうすると必然的に目の前には長門の顔があるわけで。 俺とは違い、長門は眼を閉じていて、その顔を見ていると無意識に吸い寄せられそうになる。 軽く抱きよせているという状況だけでかなりヤバいのに、これは俺には刺激が強すぎたようで、 いつしか長門の顔が網膜に焼きついたように離れなくなってしまった。 そして、俺たちは上映会の日を迎えることとなった―― 演劇編につづく
>>192 こ、これは……
本番でマジにキスするのに1000ガボン
>>195 そのつもりですが何か?
ベタでサーセン(´・ω・`)
もっとベタベタさせてくれ!!
たがそれがいい。 本番のベタベタ展開に期待。
喜緑さんがコワイ・・・・
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 17:36:51 ID:XttLYRkZ
なんか白有希姫と同じような感じだな。
>>196 ベタでいいじゃないか!
そういや再販したんで、ねんどろいど長門を買ったけどヤバい可愛いな。金欠で飯代が消し飛んだけどキニシナイ!
PS2版ラキスタのこなたルートっぽいな。
再販ねんどろ長門さん受領 意外にでかいのでびびった figma長門に抱っこさせようと思ってたのにw
もしかしてMAX長門よりねんど長門の方が評価高い?
個人的な意見だがねんどろの方が好きだな。ねんどろは好きじゃないキャラまで可愛く見える ついに俺もねんどろ長門のあほ毛の先が欠けた・・・。ごめんよ長門しゃん
あほ毛が情報連結解除された・・だと!
207 :
SS 1/2 :2008/05/19(月) 19:47:52 ID:bWWpMXmt
>>203 ねんどろいどぷち、なら行けるかもだな…頭重いからどうだろうか…だが
体育の時間の長門とハルヒで思いついて書いた
本当は、今日買ったCDからイメージしたのをと思ったが、うまく言語化できて無いのでまたの機会で
○
有希、勝負よ!」
体育館にそんな声が響き渡った。
声の主は紛れもなく、涼宮ハルヒである。
ちなみに言うと、今は体育の時間なわけであり、女子はどうやらバスケのミニゲームらしいのだが。
ハルヒの居るチームと、長門の居るチームでの対決になっている様子だった。
「どっちが勝つか、賭けるかキョン?」
「涼宮さんがやや優勢かな」
長門が本気を出したら、ハルヒじゃ……いや、ハルヒが本当の意味で本気出したら、長門の親玉でも負けるんだが。
じゃなくてだな。
団体競技で、個人が幾らがんばってもたかが知れているわけで、こういう場合は、チーム全体のだな……。
ではなく。
「何故賭けをせねばならん」
「まあまあ。純粋に、キョンはどっちが勝つと思うんだい?」
ふむ。
総合的に見てみるとしようか。
ハルヒチームだが、戦力の大半はハルヒだろう。
最近のハルヒの場合、リーダーシップと言う点においてもその力を発揮すると思える。
まぁ、チームメイトがどの程度の力量かがイマイチ解らんわけだが、阪中は…どうにも得意そうには見えない。
対する長門チームだが、こちらも主戦力はやはり長門だろう。
インチキパワーを使わなくても、反射神経や緻密な動きには長けている。
チームメイトに関しては、こっちはさっぱり解らん。
そう考えると、リーダーとなりえる、ハルヒが居るチームがやや優勢か?
長門が指示を出すとは考え難い。
208 :
SS 1/2 :2008/05/19(月) 19:48:58 ID:bWWpMXmt
試合の流れは概ね予想通りだと言えた。 訂正を入れねばなるまい。 傍目には、と。 ハルヒチームは正に予想したとおり、ハルヒがてきぱきと指示を送っている。 認めたくはないが、人を見る目はちゃんと持っているらしく、適材適所に割り当てているように見える。 さて、傍目には長門のチームは確かにそういった部分は無いのだが……。 ハルヒがボールをキープした場面での事。 長門が止めに入った……と見せかけて、横合いから別のチームメイトがハルヒのボールを奪う。 指示らしい言葉は一切なかった。 そのチームメイトを長門が、チラッと見た…それだけだったのだ。 よくよく長門を見ていない時がつかない程度に、チームメイトと視線でやり取りをしている様子だった。 はっきり言おう…俺でも多分、判別無理だ。 だが、結局ハルヒチームが僅差で勝利となった。 まぁ、長門がそこまで本気を出してなかった、とも取れるが。 その日の団活に俺が部室を訪れた時、俺は我が目を疑った。 「長門…それは…?」 「罰ゲーム」 「へ?」 「涼宮ハルヒとのバスケ勝負に負けた為、罰ゲームと言われた」 「……で、それは?」 「罰ゲーム」 「いや、そうじゃなくてだな……」 「……」 一度、小首を傾げてから俺が言いたい事を理解したように、こう告げた。 「不思議の国のアリス……らしい」 まぁ、似合っているからいいんだがな……。 ……いい…のか? 「いい」 終
ああ、ミスってどっちも1/2になっちまったorz
そういや何かのピンナップで不思議の国のアリスのコスしてたっけ あーなんかそういうSSが読みたくなってきた
>>210 フィギュアマイスターでも出てるよなw
みのりんがブログで撮ってた
>>209 そんなもの長門の可愛いさの前では些細なことだ
つまりGJ
サスケのアルバム買っちゃったんだけど また妄想が膨らんで…… 執筆してきます
wktk
やっぱ スクランは播磨と八雲 ハルヒはキョンと長門で決まりだな!
有希ちゃんについて考えてる時に限って人に話しかけられる。 「やべっ! 俺今ニヤニヤしてなかったかな・・・」と不安になる。 何で有希ちゃんを想ってる時ばかり話しかけられるか不思議だったけど、ようやく分かった。 俺が四六時中有希ちゃんについて考えてるだけだった。 そんな日常プライスレス
>>215 いや…アレは完全に一方通行だろ…
と思ったが最近読んでないけど進展あったの?
ターミネーター2でシュワちゃんがニヤニヤする練習してたな・・・ キョンも長門にやらせればいいのに
ターミネーチャンですね。わかります。
スレ開いた途端 脱力して書く事忘れたわ...また来る
ごめん・・・
「ただ、君を愛してる」のパッケージとあらすじを 眺めていたら宮崎あおいが長門に見えてきた あと、知ってる人がいるか知らんがゾンビローンとかいうアニメの メガネの女の子が長門に見えてきた もうね、髪がショートボブくらいのメガネかけた小柄な女の子 と聞いたら「ああ長門ね」というくらい刷り込まれてるね自分。 これもプライスレスか!
>>219 加熱したハッチに閉じ込められた長門をキョンがやけどしながら助ければいい
>>219 いろんな事があってようやく帰って来れた長門にキョンがただ一言
「お帰り、長門」
って言ってやればいいさ
>>226 キョン「・・・どうした?」
長門「どういう顔をすれば良いかがわからない」
キョン「笑えば良いんじゃないか?俺にはツン属性ないし」
長門「・・・ツン属性って何?」
こうですか?
>阪中は…どうにも得意そうには見えない。 リリカルなのねがバレーで見事なセッターを務めたのを忘れたか?
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 22:04:20 ID:OWmq3BwS
>>228 キョン「・・・どうした?」
長門「どういう顔をすれば良いかがわからない」
キョン「笑えば良いんじゃないか?俺にはデレ属性ないし」
長門「・・・」
数日後
長門「・・・この豚。ひぃひぃ鳴いて」
キョン「あっひぃぃぃぃ」
ハルヒ「仲いいわねぇあの二人」
>>232 ハードディスクがトぶほどの速度で保存し続けましたが、
かまいませんねッ!!
>>232 うpされる前に因果律を覆して保存しました!
スイマセン!
おやすみゆきりん
バッドエンドにならんよう努力した。 前の二作とは少し違った感じで……。 原曲 永遠の夏/サスケ 『永遠の夏』 ふわり…… カーテンが揺れた。 開け放していた窓から入ってきた心地よい風が俺の元へやってきた。 この風を感じるとあいつのことを思い出す。 長門…… いつもこの風でバラバラのショートカットを揺らしていた。 夏休みはまだ来ないのかともどかしかった俺は 夜に長門を学校に呼び出し、プールに忍び込んだことが一度あった。 そこで俺たちが見たものは昼のプールとは全く違う、 月の光がプールの水面に反射した、とても神々しいものだった。 薄着の長門はそのまま履いていたサンダルを放り出し、 プールサイドを駆け回った。 俺達が付き合い始めてからの長門の変化は相当なもので、 少しの表情の変化を見せたり、俺はその成長を微笑ましく思っていた。 またある日は二人で散歩したときに見つけた バス停の看板の側面に相合傘を書いた。 その落書きは今の俺たちの関係とは逆に、まだ残っているのだが……
……ダメだ、俺とあいつはもうそんな関係じゃなくなっているんだ。 未練がましくこんなことを考えていたら長門が悲しんでしまう。 俺と長門の二人にとっての最善の決断だと 言ったのは俺じゃないか。 長門のほうが悲しい思いをしたはずなんだ、 俺がこんなのでどうするんだ。 一度拍車がかかってしまった俺の脳は 長門との思い出を次々と思い出させる。 部屋にいたら苦しい思いをすると思った俺は外を散歩することにした。 覚えたての町並みをゆっくりとした歩調で進んでいき、 柔らかな日差しを体全体で受け止めながらただぶらぶらとしていた。 しばらくすると見慣れないところに来てしまったことに気づいたが、 俺の冒険心が「まだ引き返すな」といっているようでどんどん進んでいった。 三分ほど歩いただろうか。目の前に飛び込んできたのは長い長い坂だった。 「…………長門!?」 坂に映し出された俺の影の隣には小柄なショートカットの女の影があった。 と一瞬思ったが、それは錯覚だった。 俺の隣には誰もいないし、俺の影の隣にも何もない。 北高の坂道に映ったあの時の二人の影を思い出したんだ。 「……長門、やっぱり俺はまだお前のことが……」 息が出来なかった。長門にとても会いたい、その気持ちが体中に駆け巡っていた。 「私たち、これからもずっと……」 「ああ、約束する。俺がずっと長門の隣にいてやる。一生な」
俺は気がつけば走っていた。 あの地へ――あのマンションへ……。 俺は走った。もうとっくに5キロは走っている。 でもまだ止まることはない。 俺のゴールはまだずっと先だ。 ゴールするまでは止まるものか、死んでもゴールにたどり着いてやる! 「俺さ、今度の九月、親父の仕事の都合で引っ越すことになったんだ」 「…………!」 「それでさ、俺たちどうするかを考えたんだけど……」 「…………」 「遠距離恋愛――なんて俺には出来ないと思うんだ。だから……」 「…………」 「俺と別れてくれ……。これが俺とお前にとって最善の解決策だ。 ずっと会えない日が続くなんて耐えられないだろ? 分かってくれ、長門……」 「……………………了解した…………」 「……長門……ごめんな…………」 気づけばもう俺はマンションの近くの橋をわたっていた。 そうだ……夏休みに俺は長門とここで花火を見たんだ。 「……キレイ」 そういって笑う、あの幸せそうな長門を俺は振ってしまった。 俺のバカヤロウ! 後悔の念が俺のスピードを速めた。
長門のマンションの前までたどり着いた。 不思議と俺の息はあまり切れていない。 マンションの中へ入り、長門の部屋番号を押した。 押した瞬間、もしかしたら長門はもう引っ越して、 今は別の人が住んでいるんじゃないか、そう思った。 頼む、長門……まだいてくれ……。 しばらく待ったが、返答がなかった。 留守なのか……? そう思ったが、俺はせめて長門がまだ住んでいるかを確認すべく、 人が出てきた時にマンションの中へ行き、 エレベーターに乗り七階のボタンを押した。 正直、エレベーターがこれほど遅いとは思わなかった。 エレベーターが七階に着き、扉が開いた瞬間に飛び出してしまったせいで エレベーターを待っていた人にぶつかってしまった。 「す、すみません……」 後ろを向き、ぶつかったことに対しての謝罪を入れ……!? 「長門!?」 なんと俺がぶつかったのは長門だった。 「…………あなたは……なぜ……?」 長門も驚きを隠せない様子だ。 最後に会ったときより背が少し伸び、髪も少し伸びている。 今まで長門に会いたくて、会いたくて、ここまで走ってきた。 だがいざ長門を前にすると、また息が出来ないほど苦しくなった。 「あなたは引っ越したはず。どうしてここに……」 「長門……」 俺は息を吸い込み、想いを吐き出した。 「やっぱり俺には無理だ。 長門のことを忘れるなんて……。 だから長門、俺ともう一回付き合ってくれ! 遠距離でもいい。いや、休日は俺が会いに行く。 とにかく俺は今も長門が好きなんだ。 お願いだ、俺とやり直してくれ!」 言い切った…………。 だがその後、俺に襲ってきたのは長門の返事に対する恐怖だ。 「自分から振っておいて今更……と思うかもしれない。 だが長門、お前がいなくなってやっと気づいたんだ……。 俺はお前を愛している!」 ギュッと目を閉じた。恐怖はあるが後悔はない。 二人の間に沈黙が訪れた。 その時間が長くなるほど恐怖心は膨らんでいった。 今にも心臓が破裂しそうだ。逃げ出したい。長門……お前の返事は……。 長い長い沈黙を破ったのは長門の静かな声だった。 「私も今でもあなたを愛している。もう一度付き合ってほしい」 長門……。 俺は長門を見た。 長門の顔には付き合っていたころのようなやさしい笑みが浮かべてあった。 fin.
いい話だ・・・GJ
銀子さん何してはるんですか
>>241 うむ、自然に笑うのを待つ方が絶対いいなwww
長にゃんオヤスミ
長門有希の憂鬱読んでたら… カスペルスキーってTFEIだったのか!!噴いた。
>>236-239 GJだ。いい話で終わってよかったww
しかし、何やらまた返しの句SSが召喚される希ガス。
実は期待してたり?
解けても説明されたらチンプンカンプンだろうな>キョン
長門が、部室でSFを読んでいるのは、 人間の書いたSFはコメディに相当し、面白いからだ・・・という説を唱えている人がいるよな
ダレモイナイイマノウチ 3分間レスが無ければ長門END
ハッピーエンドだったらいいぞ
長門が消失し、ハルヒとキョンが生き残るエンド。 キョン「ありがとう長門。お前の分まで、俺たちは精一杯生きていくよ」 ハルヒ「キョン…」 ながるん先生の次回作に御期待ください!
>>253 そんなことになったら僕は角川とながるん邸に火を放つかもしれない
むしろキョンが消失し、長門も後追い消失。 さあ、みんなは2人の分も精一杯生きていこう。 俺はこれならなんとか許せる自信がある。 どう見てもバッドエンドだけどなw
谷川流の焼失
長門思念体エンド 思念体へと戻った長門はキョンを見守る守護霊になりました。 長門の情報操作で、買った株は高騰するわ怪我や病気は治るわで ただひとつ、女性との関わりを持てなかった以外は不自由なく暮らしたのでした。
キョンの消失ラストの台詞って、例えば「ポケモンマスターになってやるぜ!」ってことだろう 盛大に宣言しといて未達成で終わるとかねーーーよ
おはようゆきりん
キョン長門同時消失、生まれ変わりENDなら書いたことあったな。
>>261 おう!あなたはあれの作者さんか!
どこで読んだかさえ忘れたが、内容は覚えてる。ありがとう。
kwsk
最有力のエンドは長門が消失長門になるでFA?
消失長門になってキョンと再会ENDはよく見るけど、 個人的にはなんか物哀しい。 ハッピーエンドとはいえ、今までの長門は消えてるってわけだし。
キョンの死に際に昔のまま現れて、また過去に戻るってのもあった
長門が感情を増していって次第に消失長門っぽくなって行かないと意味がない
雪山から帰還後のワンシーンの ベッドでハルヒにおもちゃにされてうろたえる長門を是非絵で見てみたい
「うぃーす」 いつもの下駄箱の前で、朝から谷口に出くわした。 「なんだ、早いな」 「いいじゃねえか。ところでキョン、昨日は長門有希と帰ってたな」 「ああ」 あと三人ばかりいたが。で、何が言いたい。 「それをだな、自称長門の親父とか言う、アヤシイおっさんが電柱の影から見てたのさ」 「怪しすぎだ」 「だろ〜? そいつが言うにはさ、娘をたぶらかせようとする男が居るから、一泡吹かせたいんだそうだ。そこで、おれが一肌脱いだのよ」 「そんな奴のために、脱ぐな。ところで、そのおっさんなら、俺も出くわした」 ちょうど、一人になって自転車に乗ろうとした所だ。 「札を持ってて、『これを読め』とか言われたよ。 『 ギ ャ フ ン 』 と、書いてあったが」 「そうか、よく分かった」 それを聞いた谷口がニヤニヤしながら言った。 谷口、もしかしてぎゃふんとでも言わせたかったのか。寒すぎだそ。 「よーくわかった。あのとき、押し倒したなら、押し倒したとはっきり言え」
>>271 まとめにあるはず。確かタイトルは「約束」だった。
未熟者が書いたものだから出来に関してはあんまり期待はしないでくれ
溜息のP77で、「お前と長門有希が教室で絡み合ってたのは涼宮のシナリオだろ?」 なんて谷口は言ってて、キョンはそれを好都合だと受け流してるが もし谷口が同じ事をハルヒに言ったらキョンと古泉終わりだよな
>>274 谷口は、自分を振った女に自ら話しかけることはしなそう。
>>275 そんな記述あったっけ?一応初期の方で谷口自身は否定してたと思ったが…
でもまあことの真偽はともかく、確かに谷口はハルヒに話しかけたりしないか
低確率だが、誰かに話してるところをハルヒに聞かれる可能性があるくらいかな
もしハルヒが聞いても谷口の言うことに耳を傾けるかなw
そこらへんうまくできてるなw
>>193 かなり遅れたがGJ!
てか…だめだ切ない…。
とうとうプレゼン職人まで出てきたか?
>>274 それプラス「後にとことん後悔することになる」を考えると…
>>280 「長門を置き去りにしてでもこの場を立ち去るべきだった」
ってことは長門を置き去りにすれば回避できたかもしれないってことだよな
だがあの後は谷口にごゆっくりぃ!された以外にイベントはなかった
つーことは谷口が原因でなんかしら起きるってことかな
作中で一年経った今でもとことん後悔してるような描写はまだないが
まあ憂鬱自体はそれで完結してるから、後のシリーズで 伏線として拾われることはないんじゃないかと
>>282 完結しているから
って言っても、話書く時も絵を描く時もだけど
『かいて無い部分も書いている』
場合のが多いから
何かしら伏線としてある場合は多いと思うんだ
そのつもりが無いからこそ二作目で谷口にそう言わせて回収したんじゃないかね。 苦し紛れ感がするけども
確かに溜息の冒頭部分にグダグダ感はあったな…… ちなみに話変わるけど俺は一日一SSを目標としてがんばってんだけど 最近電波の受信が悪くて…… 今日出来るかわからんけどまた書いてみるわ できなかったらごめん では続きどうぞ
>>282 受賞後に加筆したんじゃないの?
そうでないと単なる消化不良になってしまう
笹の葉での出会いを匂わす、「あんたとあたしって前にどっかで会ったことある?」 的なのは受賞後加筆されたとか聞いた。
だめだ何も書けない… 今日は一日休んでおこう…
谷川じゃねえよ マジレスすまん
ドンマイ谷口
ながるん仕事しろ
お前ら、暇つぶしに二期の予習でもしようか ◎笹の葉ラプソディ ◎エンドレスエイト ○涼宮ハルヒの溜息 ◎涼宮ハルヒの消失 ◎ヒトメボレLOVER ◎雪山症候群 ◎猫はどこにいった? ○朝比奈みくるの憂鬱 ○涼宮ハルヒの陰謀 これを二期までに何回も読んでおくように 特に◎の話は出る可能性高いぞ
よすよす
誤爆しました。 ごめんよ長門
長門メインばかりやっちまうと3期がみくるだらけになってしまうのでは まあ溜息で「うかつ」発言する長門や陰謀でダシに使われる長門が見れればそれでもいいが
>>298 いいじゃん。みくるも好きだし。
あの無力感に苛まれてる子が、少しずつ成長してる感じがいい。
4期は古泉メインですね、分かります
>>280 あれは、憂鬱で「ハルヒと会わなければ良かった」と何度も言っているモノローグとセットにして考えると、SOS団関係の不思議現象に巻き込まれて酷い目に合うと考えられる。
溜息のみくるビームや消失で朝倉に刺されること、なんかとは比べ物にならない不幸がふりかかる伏線。
その証拠に、憂鬱ラストも溜息ラストも、いつハルヒの能力が暴発するか、ハルヒ関連の陰謀に巻き込まれるか判らないという終わり方をしている。
ハルヒや長門を好きになる前に、不思議無しでは退屈でいられなくなる前に、ハルヒや長門達と別れることができれば、そんな不幸を味わわずにすんだ、ということだと思われる。
作者的には無かったことにしたいかもしれないけど。
改行覚えて出直そう
ネコ何所は普通のミステリーにしちまいなよ。お芝居じゃなくてさ。
古泉メインの話とかろうじて呼べるのは猫くらいじゃね? じゃあ猫は4期までお預けだな つーかまず溜息やらないとシャミセンが登場しないから猫の話やれないな
シャミ自体はもう登場してるからいいだろ
憤慨での長門ジョークを映像で観たいぜ
>>304 溜息はミクルの冒険と重複してる部分が多いし長いから
アニメ的にはどうだろう
原作は好きなんだけどね
キョンって轢かれそうな子供を体はって助けるぐらいだし 長門が危ないって思ったら普通に飛び込んでいきそうだな。
そろそろ助けられっぱなしはイヤだねって言ってたな>キョン 周防のコンブアタックから長門を庇うってのを見てみたいな
今更なんだが、一目惚れでの「残念だったか」「少しだけ」というやりとりは キョンの質問とは違う意図で返しているのか? 今まで額面通りに読んでたんだが、もしそうなら長門が可愛いすぎて死にそうなほどだ。
長門を助けるために致命傷を負ってしまうキョン。 キョンを死の淵から救うために、自身の有機情報と能力のすべてを キョンに捧げる長門。 長門「いらない。わたしには、あなた以外いらない… 何をしても、絶対に死なせない。わたしの全てを使ってでも… わたしには、あなたがすべてだから… 絶対に、…死なせないからね」 エターナル・デボー(ry 古泉「何を我慢しているんですか! あなたは今泣いていい! 泣いていいんですよ…」 キョン「う…おお… うおおおおおおおおお!! 長門おおおおお! うおおおおおお…」 とな。
>>310 どちらと解釈するかは、読者のお好みで…ってことじゃないかな。
キョンに観察されて赤くなる長門とか 帰ろうとするキョンを引き止める長門とか キョンに噛み付く長門アニメが早く見たくて堪らん…。
流れを切っちまうが妙なの書いたので投下 某、古い歌が一応イメージ ○ 昼休みの屋上にわたしは居た。 その行動に意味などなかった。 それはヒトと言う存在ならば、至極当たり前の事。 なんとなく、足の赴くままに。 こういった行動をわたしが取るようになったのは、いつの頃からだっただろうか。 本来の……わたしが、わたしとして生じた時のわたしと言う個体…は、無意味な事は一切出来るはずもなかった。 おそらくそれは彼ら、SOS団やそれを取り巻く集団、及び環境が影響したのだろう。 ―今は、それが心地良い?― 安堵したような声が、風の中から聞こえる。 だが、その質問の答えを、今のわたしはまだ持ちえていない。 わたしという存在には余る、この感覚がもたらした事象も大きかったのは確か。 ―エラー?― くすり、と影が笑う。 「それを得た事、それ自体は悪い事ではありませんよ」 喜緑江美里が横に立っていた。 「情報統合思念体そのものが未だに得てはいないものを、長門さん、あなたは得たのかもしれませんね」 だから自分はここでわたしを見ている、と喜緑江美里は付け足した。 「長門さん、あなたがエラーを蓄積しそれゆえのバグを引き起こす事は、彼らヒトとしてならなんら不思議のない、普通の事ですから」 問題は、それによって引き起こされる、された事象の大きさ。 ―……― 噴出すような笑いと、横に居た喜緑江美里の微笑が重なる。
「長門、ここに居たか…っと喜緑さん?」 彼の声にわたしと喜緑江美里は振り返る。 「なに」 「いや、ハルヒの奴がだな……いいのか?」 彼は喜緑江美里の存在を気にかけているらしかった。 「いえ、別に用事があったわけではありませんから」 そう彼に告げ、喜緑江美里はこの場を後にする。 わたしの耳に、こう言い残して。 「あなたはすでに、許されているんじゃないですか」 と。 「……」 歩き去る喜緑江美里を視線で追ってから、彼は 「ああ、そうだ。ハルヒの奴がだな、長門に……」 それは些細な日常。 ヒトであるならばありふれているはずの、ただの日常。 わたしにとっては? 「ユニーク……わかった」 「無理なら断ったって良いんだぞ?」 「おそらく可能。興味がある」 本来のわたし達には、おそらく不可能だろう…彼が言いたいのは、そういう理由ではない、その事もわかってはいる。 それは、ゼロから生み出すわけではない。しかし、近しいもの。 その二ヵ月後。 とある場所でとある演目が公演された。 ―鏡の国に降る雪― 監督・涼宮ハルヒ 脚本主演・長門有希 出演・文芸部(SOS団) 終?
長にゃんオヤスミ
おやすみゆきりん
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 23:43:31 ID:2EiD/nA3
ゆっきーおやすみ
>>310 モテてると思ったらそうでもなかったが残念だったかと
>>315-316 いいな、こういうのも。一応長門は文芸部部長なんだしな。
バンドの作詞も長門がやったりしたら面白そうだ。
キョンとみくるは首傾げてそうだが、ハルヒは「これはこれでロックだわ!」とか言って、
古泉は「そうですね、この雰囲気は1960年代後半の(ry」とか言い出しそうw
キョン「お前に惚れたとぬかす身の程知らずが現れたので〜〜」 長門「(遠まわしな告白キター)」 長門「(……勘違いだった)」ショボーン こういうことですね。
ちょっとしたすれ違いで一切別に何も無いのに キョンに怒られた&嫌われたと勘違いを起こし この世全てがオワタみたいな状態に陥り周りから何があったと心配される長門
あんまり話題になってないけど某公式同人誌はもう消失に入ってるんだよな 体育祭とかシャミメインの話しとか以外と面白かったから結構期待してるんだがこのスレ的にはどうよ?
公式同人誌って何?
ネタであるがネタとも言い切れない 黒歴史って言われるよりマシだろ?
よくわからんので教えてほしいんだが、 長門はキョンにを恋愛感情(或いはそれに準じる感情)を抱いているの? このスレでは、長門はキョンにひたすらラブであるように扱われているが、 それがネタなのか根拠があることなのかを教えてほしい。
>>329 例)
Yuki.N>わたしという個体もあなたには戻ってきて欲しいと感じている。
判断をキョンに任せる場面が多いのもひとつ
公式同人誌と言われている漫画の方を俺は見てないからアレだが
絵で現すとある意味"夫婦"という感じになる描写が多い
明言はもちろんされてはいないけどな
朝倉の「いかにも悪者」的な表情は控えて欲しかったなー…
>>329 今さらすぎる疑問だな。
ネタであるという可能性がどこから生まれるのか聞きたいくらいだ。
>>329 マジレスすると、答えはいつもあなたの胸に〜
キョンを特別視していることは疑いようもないが、それが恋愛感情なのかそれに準じるものなのか、
そもそも長門に今のところそこまでの感情があるのかをも含めて読み手に委ねられている状態だと思う。
が、まぁ、このスレでは「もう長門はだいぶ人間に近くてキョンラヴ全開だよ」という有る意味せっかちさんが
多数を占めていることは確か。
公式同人、1巻は本当に酷かった(それでも黒歴史の方よりははるかにマシだったが)けど、
それ以降はそれなりの画力で安定してないか?w
>>329 長門→キョン
キョン→長門
ともに、ある種の感情を抱いていることは確か。
前者の場合は、消失で長門が唯一残した偽の記憶(キョンとの図書館での逸話)なんかが最も強い根拠かと。
消失長門が長門の願望だとしたら、消失長門の行動(明らかなキョンへの好意)は長門の本心ではないか、と。
後者の場合だけど、恋愛感情か否かと聞かれると、非常に迷う。
父性愛と言われればそうかもしれないし、恋愛感情と言われればそうかもしれない。
根拠としては、消失以降やたら(ハルヒが感づくほど)長門を気にかけていること。
ヒトメボレで中河が告白してきたときにムシャクシャしていたこと、なんかが挙げられるかと。
キョン→長門
は、かなり公式にサムデイの描写ってのがある
部室でのキョンの視線が落ち着く先は長門
長門→キョンもだけど
どっちも、根拠があるためネタではない
>>335 >>336 の言うように
その感情がなんなのか?は別にしてだけど
同様に、 ハルヒ→キョン キョン→ハルヒ もあるから、なんとも言いがたい。みくるもそうだな。 結論はながるんの指先ひとつでダウンだよ。
ボクセカでも学校でもイージスでさえも、 不自然なくらいツンデレ系とくっ付けたがるながるんが書いてるのがそこはかとなく不安だけどな
>>329 陰謀読んだらキョンにフラクラされて長門がみくるとにらみ合うみたいなシーンもあるし
ネタではない
ただ俺も原作読む前はネタと思ってた
お互いに大切な存在だと認識してるってことだけは確かだな ただ恋愛感情っていうからには男と女であることを意識するのが条件の一つだが 長門にその手の欲求があるのかは不明だし キョンの方も長門に「女」を感じてる描写は殆ど見当たらないんだよなあ ハルヒやみくるに対しては色々と反応を見せているんだが
長門は「3歳」だから、まだ恋愛感情が育ってないんだよ
>>339 逆に他の物語が、この物語でのツンデレとのくっつき率を下げていると思えばいい
全部、ツンデレ系がメインヒロインになってしまうというわけでもあるまい
確かにお互いに特別な好意は感じてるけど キョンからみると異性としてよりはむしろ今のところ 子ネコがなついて来てかわいい、みたいな感じに近いかも知れない ネズミをよく取ってくれる賢いネコ…とか言うとこのスレ的には怒られるかも知れんが
>>310 でもあがってたけど
キョン「(中河の告白が間違えで)残念だったか?」長「少しだけ」
キョン「残念だったか?」長「(告白がキョンではなくて)少しだけ」
字面だけみれば前者なんだろうけど、同じ文面でも後者のように自分に妄想を加えられるのが活字の魅力かなと
俺は子供が、一番近くにいて大切にしてくれる親のような感情かと思ってる。
キョンはなんかこう父親っぽい感情っぽく感じる。
もちろん恋愛感情をにおわせる描写もなくはないし発展もしてもおかしくないし
結局はそれぞれ読んで思ったことでいいんでね
>>342 エンドレスエイトを含めるともう600歳近いお祖母ちゃんだから枯れちゃってる可能性も…
>>343 お互い信頼関係って事で犬と言いたくなったが
犬猫論争にまたなりそうだなw
ハルヒシリーズはSFである。と良く見かけるが、ならば
何のとりえもないごく普通の地球人
宇宙から来た思念体が作った擬似生命体(?)
の子供が生まれる
と書くとSFだよなーと
最近思った
しかし、夕方の半端な時間に寝ると、眠気が来ないな
ハイペリオンかw
そういえばアニメで朝倉さんが高速言語で 「キョン君の事好きなんでしょ?分かってるって」とか 言ってたっけ?つべで見た聞いた程度の知識だけど
>>350 言ってた言ってた
アニメスタッフGJすぎると思った
アニメ一期は目立たない所で長門萌えに満ち溢れてると思う
前面に押し出してこないのは消失へのフラグかと思ってた放送当時
>>350 けどあれって朝倉が感情とかを理解してたってことになるよな
ドラマCDの長門の早口が笑えること言ってたようなw
「ゆきりん」って呼ばれてみたい とかだっけ?
こんな早口で喋ると窒息しそう。ていうか、さっき本当になりかか(ry ゆきりんって呼ばれてみたい気がしなくもない とかだったかな。ゆきりんは中の人の愛称からとったのか
おはようゆきりん
ここにきて、「エピソード00、朝比奈ミクルの〜」の舞台裏の解説やるんか。 冒頭のハトとか、アイアンクローの謎とか、アニメ視聴者にもわかるようにするのかもね。
溜息は1期ラストだった憂鬱の後日談から始まるし2期の初っ端かな? ハルヒのとんでもパワーや各キャラの正体を改めて紹介するのにもうってつけだし 鶴屋さんが金持ちなのが判明とかシャミセンが登場するとか意外に大事な事もあるし まあいきなり消失とかやって一見様お断りな構成にするのかもしれんけど
高速言語はネタだろw
>>354 あと「一人五役はきつすぎ」というのもあった。
ストーリーの都合上平野綾がSOS団の五人全員の声をやるシーンがあった。平野すげぇぇぇぇと思ったけど、やっぱり長門さんの声はみのりんがいいな。
酸欠になった長門さん………み、見てみたい。
最近それっぽい画像出てるけど二期近いの?
>>359 あれを聞いてしまうと、「もしや長門とみくるの声は誰でも出せるんじゃ……」と思ってしまうから困る
でも、みのりんのみくるとゴトゥーザ様の長門はあんまり上手くなかった。(戸惑のアレ) 別人を演じるにしては平野の使い分けが上手すぎる気もする。 区別がつかなかったら意味がないしね。
>>358 しかし一期時系列順最終話のサムデイの後日談は消失なんだよね
どちらから始まるか消失と溜息同時にやるのか・・・
溜息も消失もどちらもやると合計10話はそれで飛ぶぞ
溜息やらない場合 01 笹の葉ラプソディ 02 エンドレスエイト 03〜07 涼宮ハルヒの消失 08 ヒトメボレLOVER 09〜10 雪山症候群 11 猫はどこにいった? 12 朝比奈みくるの憂鬱 13 涼宮ハルヒの陰謀冒頭 14 オリジナル 溜息をやる場合 01 笹の葉ラプソディ 02 エンドレスエイト 03〜06 涼宮ハルヒの溜息 07〜11 涼宮ハルヒの消失 12〜13 雪山症候群 14 猫はどこにいった? やる場合は溜息4話のキツキツ構成になる、最終話の締めはあけましておめでとうの猫がいいし、きついんじゃね
二期一〜三話、溜め息。ハルヒメイン。 四話、笹の葉みくるメインだけど本命はjcハルヒ。 五話、消失Tクリスマスの計画〜朝倉登場で締め 六話、消失Uキョン混迷長門入部届〜次の日長門のメッセージ発見で締め 七話、消失V長門と帰り道〜おでん〜ハルヒに会うまで (この回最強の作監で) 八話、消失Wハルヒ古泉と喫茶店〜文芸部室に集まりエンターまで 九話、消失X朝比奈(大)と長門に会い「犯人は…」でヒキ 十話、消失Y解決編。刺されて助けられて病院まで。 「ありがとう」の会話に10分くらい十分時間使ってください。(ハルヒ二期実質的に終了) 十一話、朝比奈みくるの憂鬱一話かろうじてみくるメイン。陰謀冒頭を組み込み。消失関連は今期に全部まとめちゃうのがいいと思う。 十二話、ながるんオリジナルエピソード。クリスマスがいいね。 ああ一話足りかった。 最後は十三話長門有希の新婚生活(二時間スペシャルで)
溜息やらないと長門がみくるに対して百合発動したと思われたままになる・・・
2クール説は無いのか? 消失イベントで2008〜2009とか書いてたけど。
2クールだとすると・・・ 01 笹の葉ラプソディ 02 エンドレスエイト 03 涼宮ハルヒの溜息T 04 涼宮ハルヒの溜息U 05 涼宮ハルヒの溜息V 06 涼宮ハルヒの溜息W 07 涼宮ハルヒの溜息X 08 涼宮ハルヒの消失T 09 涼宮ハルヒの消失U 10 涼宮ハルヒの消失V 11 涼宮ハルヒの消失W 12 涼宮ハルヒの消失X 13 ヒトメボレLOVER 14 雪山症候群(前編) 15 雪山症候群(後編) 16 猫はどこにいった? 17 涼宮ハルヒの陰謀プロローグ 18 朝比奈みくるの憂鬱 19 涼宮ハルヒの陰謀T 20 涼宮ハルヒの陰謀U 21 涼宮ハルヒの陰謀V 22 涼宮ハルヒの陰謀W 23 涼宮ハルヒの陰謀X 24 涼宮ハルヒの陰謀Y 25 涼宮ハルヒの陰謀Z 後は陰謀の尺を削るなり、ヒトメボレやエンドレスを2話にしたり、陰謀序章とみくる憂鬱を一緒にやるなどもある
2クールだと、現実の季節に合わせて 夏 笹の葉、エンドレス 秋 溜息、ヒトメボレ 冬 消失、雪山 を、メインにやるとか
アニ2でやれ
長門かわいいよ、ながと。
どうも長門にはコスプレ願望があるようだが ロボットから普通の少女への変身願望の 現われみたいなものだろうか
思念体にしてみれば、ヒューマノイドインターフェース自体がコスプレみたいなものなのかも
消失は短いからこその面白さがある。4話くらいで駆け足でやって欲しいな。
>>374 ヒトメボレは冬(消失と雪山の間)だろ。
ダッフルダッフル!
にゃがととエプロン長門のヤフオク、明日の16時半頃で終了です。 にゃがとの方はまだ入札なし。 あと、棚卸ししてみたらエプロン長門がもう1体、にゃがとは2体の在庫があった。こちらもそのうち出品する。
終了日時: 5月 23日 16時 37分 ってなってるけど。
入学時のクラスの自己紹介は、「長門有希」だけだったんだろうか
有難う が有希に見えた俺はもう末期かもしれん…
長門のクラスメートが裏山死巣
まとめのクラスメートが出て来るSS読んで悶えた もっと読みたいなぁ 誰か一筆取ってはくれぬか
そばかすのいいんちょのやつ?
消失をあえて一話に凝縮してやって叩かれる京アニを見てみたい
>>387 おいらが読んだのはSS集/845ってやつだ
キョンのことを恋人と勘違いされてる長門さんかわゆす
そばかすのいいんちょが出て来るってのはどれ?
841と843、VIPまとめの長門いじめ?あたりは?
>>390 おおっ、ありがとー
そばかすのいいんちょが出て来るのはメイド喫茶のやつかな
ありがとうございます
このSSはサムデイインザレインの長門版、と言ったほうが分かりやすいかも。 久しぶりに歌から電波を受信せずに書いたけど、 「〜た(だ)」の語尾が多いのが俺の悪い癖です。 では投下。 『雨』 「……雨」 図書館から出た直後、長門が言った。 「おいおい、傘なんて持ってきてないぜ」 まったく天気予報は当てにならないぜ。 降水確率5%じゃなかったのかよ。 「心配ない」 俺がさてどうしようかと考えると淡々とした口調で長門が言った。 淡々は淡々、淡々以外の何でもないのだが、初めて会った頃とは違う、 何か優しい感じがする口調だ。 長門は器用に雨にぬれない場所を通ってどこかへといってしまった。 長門のことだから心配する事は無いだろうけどな。 俺は雨に煙る町並みのはるかむこうに視線をやった。 俺達のような傘を持っていない人々が雨の中駆け回る姿を見ながら考えた。 もしかしたら――長門は傘を買いに行ったのかもしれない。 だとしたら悪いことをさせてしまった。本来俺が行くべきなんだろう。 心の中で、長門が傘を買いに行っていることが前提の謝罪をしていると 俺の視界に長門が現れた。手には傘を持っている。やっぱりな……。 「すまん長門、お前に行かせてしまって……」 「問題無い。私は濡れることのないルートを選んだ」 「そうか……ありがとな」 長門は無表情で「いい」と答え、傘を差し出した。 あれ? 長門が俺に渡したのは透明のビニール傘一本だけで、他に傘らしきものは見当たらな い。 買ってきたのはこれ一本のようだ。 俺は傘を開きながら長門に聞いた。 「長門、お前の分の傘はどうした」 「この雨に対して傘を二本買うのは金銭的に好ましくない。二人で一本を使えばいい 」 ん、まあそうだな。 言い終わると長門は傘の中――俺の隣に移動し、 俺は長門が傘の中に入っていることを確認して歩き始めた。
「肩が雨に濡れている」 俺が長門に雨が当たらないように傘を長門寄りにしていると 長門が言った。 「ああ、こんなの別になんとも無いさ」 そう言ったはいいが、正直言うと水が服をしみているので気持ち悪い。 「だめ。……私に貸して」 長門は俺の手から傘を取り、持ったまま俺にくっついた。 「これであなたは濡れない」 長門は俺の方を向いて俺に微笑みかけた……ように見えた。 長門のマンションの前に着いた。 「じゃあ長門、また今度な」 長門に傘を渡し、家へ帰るべく回れ右をした。 「待って。……傘」 長門は俺に傘を差し出した。 「小雨だから大丈夫だ。それにお前が買った物だ、持って帰るほどずうずうしい奴じゃないぜ」 ――ハルヒじゃないんだからな。 「…………貸す」 長門は少し考え込んでから言った。 やれやれ。 俺は長門の傘を受け取り、礼を言ってマンションを後にした。 雨は少しずつ弱くなってきている。 顔を上げると、空にはきれいな虹がかかっていた。 ――明日は晴れそうだ。 fin.
>>392 >>393 俺も電波受信が言語化できてたら
サムデイ長門版かきたいと思っていた所だったのだが
こんなの見たあとには無理だな
GJ!
GJ!
今回は短め。 1/2はメモ帳の書式「右端で折り返す」をONにしてたから変になった… 途中で気がついたから2/2は大丈夫だけど。
>>393 i | i i i
i i
、!, 、!, 、!, 、!, i |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| i
| i
_______________| i
フクザツダナ…
., -‐―- 、 , -(ー-.、 アイツッテ マエカラ !
/. ,ィ^'V^ヾ、 〃, ゞ Vンヽ アンナヤツ ダッタカ? i
iミ〈《(リ`´〉)》〉 i彡ハ'〈"ゾハ! | _A_
|(| | ┃ ┃ |.| .リ'(!┰ ┰| .| ,, ‐''"/ | \"'' ‐,,, |
l .ハゝ'' O''ノレ| ヾ!、uД ノ i /´ / . | ヽ `\
| | (リ |{H}l'i) !| .<'}`|{†}|゙i〉 ^,^⌒⌒.、⌒⌒||,⌒‐⌒、⌒⌒^
l.l i.く_/_i_l_ゝl.i "l´`T`'i . -‐- .‐-ー.、 || |
.(__八__) 〈__八__〉 i 〃 u ヾ ヽヾ|| ドーシタ? |
イ |ノiノハ从ハヽゝハ,|| モット チカヅカネート i
i i (|r|匸lf匸!i | ─||| ヌレチマウゾ
| i 、!, 'ハリ、∩∩ノリ c ノ|| |
、!, i Oi'ソfヾ)}`|{†}|i○ イツモハ オマエカラ i
i く/_i_l,ゝヽ´T.i J クッツイテ クルダロ?
、!, (_,/_ノ ./_ヽ__〉 |
l | l| | i
i i
>>396 そんなことはGJすぎてどうでもいい問題だ
2クールやるなら、佐々木さんの出番もありうるか。 顔見せ程度でいいから出て欲しいなー。 と思ったらここは長門スレだった……償いにPSPの長門時計とお話してくる
平野の長門ボイスはやたら湿った感じがして違和感を感じたな。 やはり茅原の乾いた感じが長門にはマッチしてる。
馬鹿っぽい声ってどんな声だろ。 馬鹿っぽいしゃべり方なら理解できるけど。
>>404 三の倍数だけ馬鹿になります。
声優ごとに長門をどう捉えるかで演じ方も変わるだろうし面白いね。
>>389 そうですか。クラスメートが出てくるのが好きですか。
SSのオリキャラって、登場させるの難しいんよ。
……うーむ。
>>404 長門は影では馬鹿ヤローって言いまくってるから・・・
>>95 何だと・・・
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!
よし、樹海行ってくるわ
/  ̄'´ ̄` ヽ / `´ ヽ \ //, '///`´| | | ヽ 、ヽ 〃 {_{ レ| レりりリ .l彡|| |!小 l━ ━レ| |、| | ヽ| | ● ● |.| |ノ.| | ε- | |ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃| |i | | プッ | |/⌒l,、 __, イァト|/| | |./ /::|三/::// ヽ|| || l ヾ∨:::/ ヒ:::::彡,
この前、駅で後方から「ユキちゃん待って〜」って声が聞こえたからバッと振り返った。 そしたらユキちゃんらしき女の子の母親と目が合ったんだけど、なんか凄い目でこっちを睨んでた。 誤解です。僕はロリコンじゃないです。 いやロリコンはロリコンだけど三次の子供に手を出すような人間じゃありません そんな日常プライスレス
長門の声って原作では聞いた三秒後には忘れそうなくらい印象が薄い声なんだっけ? 我々がアニメの長門の声を明確に記憶できていることを考えると 原作準拠という点において長門の声はミスキャストであるということになるのだろうか それともキョンの聴覚と記憶力と感性の方に問題があるのだろうか
俺らの異常な愛情に問題があるのでは
そりゃ自分らは長門の声を聞こうとしてアニメを見ているし 同じ場面を繰り返し何度も見ることができる。 覚えるだろうよ。 普段なんとはなしに会話として聞いてる人間には抑揚のない 平坦な声はほとんど記憶に残るまい。
消失で長門がキョンの服をそっと掴むシーンを銀英伝のとあるシーンに置き換えてみた アイゼナッハに萌えた
そのときキョンは長門に興味を持ってなかっただけなんだよ。 我々は長門を愛しているだけなんだ。
長にゃんオヤスミ
>>416 「(あなたを)チェックメイト」とか。
>>372 俺もそれが気になっている。
ザスニの長門の絵も2008・2009となっていたと思うので
今年10月から来年3月までの2クールではと見ているのだが。
10月からの1クールで、番外編としての正月特番ということでもつじつまは合うが
>>419 実はある意味、このまま流が続きを書かないのが長門的には一番幸せなのかも知れんなぁ
そうもいかんだろうけど。まぁ泣くなよ
もし長門があんなことやこんなことになったら、 俺自殺するかもな・・・ 長門と地名が付くところで死のうかな。美祢線に飛び込むとか。
>>424 すいませ〜ん ちょっとシャッター押してもらえませんか?って言えばおk
>416 その日から長門は、一杯のコーヒーと二杯のコーヒーに不自由することがなくなった? (うろ覚え)
キ「地球に着く前にお前の淹れたコーヒーが飲みたいな・・・・・・」 ―――作業中――― キ「なるほど。確かにこれは苦いな・・・・・・。だが今はこれが最高の味だな」
伍長自重w
>>394 だが、書いちまったので投下してみる
いつか きっと と言う歌からのイメージが半分位
○
「あっ…降って来やがった」
俺はどんよりと曇った空から落ちて来た、粒を手のひらに呻いた。
「何、キョン。傘持ってきてなかったとか?」
そう言いながらハルヒは、鞄から折り畳みの傘を取り出し、広げる。
「夕立っぽくはありますから、少しすれば上がるとは思いますね」
そんな言葉とは裏腹に、古泉も傘を開く。
そう言えば、帰る方向一緒だったよな、古泉。
「あー、すみませんが、今日は所用で……」
機関とやらの用事か、大変だな……とでも言うと思ったか?
「定例会議、のようなものです。それでは、僕は少し急ぎますので」
いつものスマイルを残して去っていく。
「……」
この三点リーダーの主は長門…ではなく、朝比奈さんがぼんやりと、空を見上げていた描写であり。
「あら? みくるちゃんも傘忘れたの?」
「……朝は、晴れてましたから」
「この時期は常に持っておかなきゃ」
そう言ってハルヒは俺を一瞥し
「キョンは男だし、風邪位なら気合で何とかしなさいよ」
と、朝比奈さんの手を引っ張った。
「え…え?」
「ハルヒが、入れて行ってくれるそうですよ、朝比奈さん」
「そう言う事、さっさと来なさい」
「え…え…あーれー」
どこと無く楽しそうに朝比奈さんを引き摺るハルヒは、間違いなく誘拐犯に見えた。
さて、俺はしばらく時間を潰すか。 と、何気なく横を見ると無口宇宙人が並ぶように立っていた。 「長門、お前も傘を持ってきてないとか…」 まずありえないだろう。こいつなら一週間、一ヶ月先の天気だって解りそうなものだし。 「持ってきて居ない」 「…………え?」 まさか忘れたとか? 「少し、違う」 「どう言う事だ?」 「この雨が止むまで、後一時間十分ほど。それを待って帰宅するつもりでいただけ」 「じゃ、待つか」 「待つ」 俺たちは、二人ぼんやり立っていた。 なんと言うか 「どっちかが傘を持ってきてたら、二人とも、もう帰りつけてたかもだな」 「あなたが傘を持ってきていた場合、おそらく私に気がつく前に帰路についていたと推測する」 ……おそらくそうだろうな。 長門が傘を持ってきていないとは思わなかったわけだし。 そして、長門は長門で、止むのを待つと決めてきていたわけだし。 「うまくいかんもんだな」 「そうでもない」 「え?」 長門の一言に振り向いた先、黒曜石ような双眸がじっと、俺を覗き込んでいた。 ふいっとその視線は空へと向き 「あがる」 そう告げ、テクテクと歩き出した。 それを待っていたかのように雨が止む。 「やれやれ」 呟き、その小さな背中に声をかけた。 「送らせてくれ。夜道に長門を一人で帰したとあっては、ハルヒにどやされかねん」 「……」 頷いた長門の横に並ぶ。 次は傘を持ってきておこう。 こいつも待たなくてすむように。 終
431 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 00:22:26 ID:R9fdpLVI
叫ばせてくれ。 あああああああ!!長門って可愛いなあ、ちきしょおおおおおお!!!!!
かわいいがしかし二次創作で色々と補正がかかってるのも否めない
>419 やばい俺も泣けたのでこのSSのテーマソングを歌います。 もう一度もう一度うまーれかわってあえたなーらーこーんどーはーあーなたーのーいちーばーんになーりたいー とくに反省はしてない。 が、ルリルリみたいにハルキョン家で家族として一緒に暮らすのもいい結末だよなあ
>>419 BGMが偶然「悲しくてやりきれない」だったからヤバイ…
長門は幸せになってほしいよ。みんなそれを望んでるはずだしね。
しかし、本当に長門はどうなるんだろうなあ。
>>427 元ネタ教えてくれ・・・ぐぐっても長門スレ97冊目の同じネタしか出てこないんだ・・・
長門がどうなるというより長門がどうなるか判明する段階までシリーズが続くのか? それ以前に驚愕はいつ出るんだ?その次は!? というレベルの心配をしたい。 アニメ2期で長門分を補給しまくれそうなのはありがたいが。
1行目でレス読むの挫折したんだが
「ありがとう」で神演技できたらみのりんは伝説になれるぞ
iヽ ヽ、 , l.i l.i ,-、、 iヽ ヽ .1i ーっ ノノ i゙‐ l ー==,ヽ ‐=;== l.li l l _i !-、 、 !l,.:-ヽ =´-、 ´ ヽ ノノ !i , ´ , l-,'‐、 !i .!.l !i iiヽl i´ l.l ノへ`ニ; i ゝニニ.i ヘヽ i _!' _ノ ノ' !i i_ノ! ゝ ニニ) ノ'
>>435 ライブアライブ。
一応言っとくがハルヒのじゃないぞw
やっちまった…気付いたら寝てたよ… もう遅いかもだが おやすみゆきりん
>>432 特に長門みたいなキャラは二次創作だと人によって全然捉え方が違うから面白いな。感情を表に出し過ぎのように思えたり、逆に控えめ過ぎるように思えたり…。
パンピー?
長門萌えええええええええ
なんかIDが微妙
おはようゆきりん
>>446 ダンダンスレボリューションじゃないか
陰謀で泊まるかを考えてるキョンを注視する長門って・・・
長門的にはどうして欲しかったのかなあ? しかし、「あなたの判断で行動するべき」とか「それがあなたの未来」 とか壮大な説教をされた後の第一問目が長門の家に泊まるか否かって しまらないなあキョン
長門の家に一緒に泊ることは、朝比奈さんが頼み込んだ。 ハルヒにバレたら世界崩壊とかは考えなかったのだろうか? 長門いるから貞操の危機は無さそうだけど。
>>451 そりゃあ…泊まって欲しかったんじゃね?
泊まってたら三人がどのような部屋割りで寝るかが気になる
みくるが寝袋でみのむし。 長門はキョンと同じ寝袋でみのむし。
川の字とか?
キョンが真ん中で小の字ですね、わかります
二人とも三年間長門の家に泊まってたようなものだけどな
三人で川の字で寝ていたとき、俺が無意識に伸ばした手が長門に触れてしまった。暗くて良く見えないが謝る。 「すまん長門!背中に触れてしまった」 「…………………………そこは背中じゃない」
吹いたw
背中じゃないだと?
長門「そこは……禁則事項」
逆転の発想をするんだ
つまり長門の背中はフタコブラクダ
きんにくだな
九曜「あなたの――胸は――とても――まっすぐね」
長門「パーソナルネーム周防九曜を最高レベルの敵性と確認」
それが宇宙を二分する思念体戦争の始まりであった。
長門「より一般的な用語で言うなら、ぬっころ(ry」
ダイズカイ ウチュウ ニブン 大図解!これが宇宙を二分する シネンタイセンソウ 思念体戦争だ! 九曜「あなたの――胸は――とても――まっすぐね」 長門「人のことは言えない。どんぐりのせいくらべ。 というかわたしの方が明らかに上。 たわわ」 九曜「知っている――必死すぎ―――ワロタ」 長門「……………」 キョン「長門長門。オーラでてるよオーラ」
キ「長門、これ。前からほしがってた本」 長「長門は長門は嬉しいと思っています」 分かりにくいネタばかりでごめんなさい。
天候シリーズ? 前作の続きじゃなくて、もしあの雨が雪だったら……とね。 ネ、ネタ切れってわけじゃないんです。 『雪』 「……雪だ」 図書館から出た俺の目に飛び込んできたのは、 今朝来るときは降っていなかったはずの粉雪だった。 「長門、雪だぜ」 無言で俺に続き図書館から出てきた長門に言った。 「…………」 長門は空を見上げ、掌を上に向けた。 粉雪がその掌にのり、ゆっくりゆっくり溶けていく。 長門の体温が低いからなのかどうかは分からないが。 俺も長門のまねをした。 雪が掌にのったが、のった直後溶けた。 やはり長門の体温が低いのか。 「さて、どうする?」 俺は空を見つめる長門に問いかける。 「心配ない。傘が無くても濡れる心配は無い」 そういうと長門は俺を見て、少しだけ首を傾けた。 「そうだな。じゃあ帰るか」 俺は雪の中を歩き始めた。 どのくらい歩いただろうか。 俺の手が長門の手に触れた。すぐ手を引っ込めたが、 長門の手は冷たかった。 雪…有希…雪… 長門のマンションの前に着いた。 「じゃあ長門、また今度な」 俺は長門にそういい残し、家へ帰るべく回れ右をした。 「待って」 ん?どうした、長門? 「…………何でもない」 長門にしては珍しいな、用事が無いのに呼ぶなんて。 あれ? 「長門、髪に雪がついてるぞ」 俺は長門の髪についている雪の結晶を手ではらったが、 そのせいで長門の髪が乱れてしまった。 ごめんごめん……。 長門の髪を手で整える。頭の上に乗せた手を耳の近くまで移動させる。 「……………………」 長門は無言。 髪を整え終わり、俺は髪から手を離した。 手が離れると長門はゆっくり顔を上げ、俺の目を見た。 「……もう少しこのまま」 俺は長門の頭に片手を置き、その手で頭をなでてやり、 もう片方の手で長門の手を握った。 ――長門の手と心が、少しでも暖かくなるのなら俺はずっとこうしていよう。 fin.
今日はかなり忙しかったけど 1レスで終わってしまったことには反省している。 だんだん量が減っているような…… ところで今回、ラストにキョンに「有希」とつぶやかせたかったんですが、 途中で変えました。キョンに有希と言わせるのはまだ先になりそうです。 ではまた明日。
>>479 三次注意。
コスプレとしてはレベル高いけどやっぱちがう
眉毛だけ朝倉じゃんw
つまり長門と朝倉のハイブリッドか
それってかなりそそられるんですけど
なんか閃いた。
>>480 そりゃあリアルに長門のコスプレして
全く違和感ない人なんていないさねぇ
髪の長さもおっぱいのでかさも眉毛の太さも社交性もむっちり具合も なにからなにまで両極端だなあ>長門と朝倉 足して割ったら普通の美少女が出来上がるのかな
長門と朝倉 光と闇 無口と社交的 短髪と長髪 (自重)と並乳 華奢とムチムチ 素手とナイフ
顔は混ぜれば混ぜるほど平凡な顔になっていくらしいぞ
490 :
ネタがない :2008/05/22(木) 22:36:38 ID:h6/j0x1d
(長門+朝倉)÷2+27=赤木リツコ
>>489 アニメキャラ32人を合成してみたって動画があったな
確かハルヒもその中に入ってたと思ったが出来上がった顔に面影はなかったな
>>96 >>190 の続き。遅筆でさーせん。
あと1回だけ続きます。
講演会当日。
「次は、文芸部による演劇です。題目は"シンデレラ"です」
司会は生徒会書記の喜緑さんである。
しかしこの人、いろんなところに顔を出すな。
案外目立ちたがり屋なのかもしれないな。
まぁ、そんなこんなで、俺達の演劇が始まった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
むかしむかし、SOS王国のとある村に、ある少女が住んでいました。
名はユキと言い、それはそれは優しくて可愛い少女でした。
少女にはニョロとエミリーという二人の姉がおりました。
ところが姉たちは大変意地悪で、自分より可愛いユキを妬んでいじめました。
「ユキっ。掃除と洗濯をお願いするよっ」
「ユキさん。掃除が終わったら外に出ていてくださいね。部屋が汚れますから」
「ユキっ。ちょっとゴメンよ。冷蔵庫からスモークチーズ取ってくれないかなっ」
「あらユキさん。あなたの分のご飯はないですよ?外で草でも食べなさい」
姉たちは、辛い仕事を全てユキに押しつけました。
しかし、姉たちはそれだけでは満足しません。
酷い仕打ちはまだまだ続きます。
寝床は玄関マットにボロ雑巾をつなげたもの。
ご飯は二人分しか用意されません。
お腹の空いたユキは、キッチンの三角コーナーから食べられそうなものを見つけて食べていました。
もちろん洋服など買ってもらえず、毎日同じ制服を着せられていました。
お風呂に入ることさえも許して貰えないユキの白い肌は、いつもホコリで汚れていました。
ある日、姉のエミリーは酷い嫌がらせを思いつきました。
かまどの灰をスコップで大量に掬って、思いっきりユキの頭上にぶちまけたのです。
ユキは灰で体中が真っ黒になってしまいました。
「あはは!こりゃ傑作だねっ!(えみりん、ちょっとやりすぎじゃないにょろ?)」
「あら、とてもお似合いですよユキさん(このくらいやらないと面白くないですよ)」
その日からユキは、シンデレラ(灰かぶり)と呼ばれることになりました。
そんなユキの唯一の楽しみは、本を読むことでした。
ユキは姉たちが寝静まった夜中に、月明かりの下で本を読みます。
かわいそうなユキは電気を使うことすら許してもらえなかったのです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「喜緑さん、これじゃ原作より酷くないですか?
玄関マットに寝せるとか、三角コーナー漁るとか、さすがに引きますって」
「そうだよっ。有希っこ、半分涙目になってたにょろよ!」
「ここでの虐めが苛烈なほど、後のハッピーエンドが映えるのですよ」
「そういうもんですかね…」
「シンデレラの趣味が読書というのは涼宮さんの考案ですか?」
「そうよ。こういうオリジナル設定が大事なのよ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
そんなある日のこと。 SOS王国のキョン王子が妃を選ぶための舞踏会を開くことになりました。 招待状がユキの家にも届き、玉の輿を狙う姉たちは喜びました。 「ふふ。この国の財産があれば、わたしも一生安泰です」 「エミリー随分余裕だねっ。悪いけど、キョン王子はゲットするのはあたしさっ!」 「お互い頑張りましょう。ユキさんはお留守番しててくださいね」 「じゃあ、行ってくるにょろよ〜」 姉たちは意気揚揚と舞踏会へ出かけようとしました。 それを羨ましそうに見ていたユキは、意を決して姉たちにお願いしました。 「……わたしも行きたい」 いつもは姉に逆らわないユキが、珍しく自己主張をしたのには理由がありました。 実は、ユキは王子様に会ったことがあったのです。 それは、ある春の日のことでした。 ユキは姉に押し付けられた仕事の合間に、王国図書館に本を借りに行きました。 借りたい本は見つけられたのですが、図書館で本を借りるには貸出カードが必要です。 内気なユキはカードを作ってもらうことができず、受付の周りでおどおどとしていました。 その時、偶然図書館を視察に来ていた王子様が、見かねてカードを作ってくれたのです。 王子様はユキの名前を直筆で書いてくれた貸出カードは、今でもユキの大事な宝物です。 それ以来、ユキはずっと一途に王子様のことを想っていたのです。 「ダメダメっ。ユキは家でお留守番してなきゃダメにょろよ〜」 「そうですよ。舞踏会なんてユキさんには身分不相応と言うものです。 だいたい、その灰かぶりのみっともない姿で、王子様の前に出ようというのですか?」 「……そう」 意地悪な姉たちは、当然ユキが舞踏会に行くことなど許しません。 姉たちを見送ったユキは、ついに耐え切れなくなって泣き出しました。 ユキは悲しくて、大好きな読書さえする気になれませんでした。 王子様が結婚するということだけでもユキにはショックでした。 そして、王子様に会える最後のチャンスすら、ユキには与えられなかったのです。 「……」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「おいハルヒ、ユキが王子に会ったことがあるとか、なんだよこの設定は」 「有希の提案よ!運命の再会って感じがしていいじゃないの!」 「(あの世界の長門の記憶と同じ、か…)」 「それにしても、長門さんの演技もなかなかですね。 さすがに泣いてはいませんが、本当に悲しそうですよ」 「そうですねぇ。なんか見てると、長門さんが可哀想になっちゃいます…」 「それより朝比奈さん、そろそろあなたの出番ですよ」 「は、はい〜!」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>492 あったあった
なんかよく覚えてないが、
吉田一美みたいな顔だったような気がする。
誰もいなくなった家で、ユキは呟きました。
「……わたしも舞踏会に行きたい。彼に会いたい」
「ななな、泣くのははやめてくださいっ!シンデレラさん!」
失意のシンデレラこと、ユキの前に魔法使いが現れました。
魔法使いは、それはとても美しい女性でした。
「あなたは?」
「わ、わたしは魔法使いのミクルです。
きょ、今日は、いつもいい子にしているユキさんのためにやってきました!」
「わたしのため?」
「そうです!あ、あなたを舞踏会に行かせてあげましょう」
「でも、どうやって?」
「そうね…あ、このかぼちゃなんかちょうどいいですね。
ふふ。見ててくださいね。それっ!」
ミクルが庭のカボチャにむかって杖を一振り。
するとあら不思議。立派なカボチャの馬車が出来上がりました。
「お馬さんも必要ですねぇ。それっ!」
ミクルは今度は庭をうろついていた2匹のネズミに向って杖を振りました。
すると、2匹のネズミはみるみるうちに大きくなり、2頭の立派な馬に変身しました。
「ヒヒーン(ちきしょう。セリフこれだけかよ!)」
「ヒヒーン(まぁまぁ谷口。朝比奈さんと同じ出番でよかったじゃん)」
「この馬車に乗って行けば、お城まであっという間ですよ」
世界中の人間を虜にするような笑顔で、ミクルはユキに微笑みました。
「……すごい」
ユキはとても驚いたようです。
でも、少しするとまた悲しそうな顔に戻ってしまいました。
「…でも、こんな服では王子様には会えない」
ユキは薄汚れたつぎはぎだらけの制服を着ていました。
意地悪な姉の言うとおり、これでは舞踏会には行けません。
「ふふ。大丈夫ですよ。それっ!」
ミクルが杖を一振りすると、あら不思議。
ユキのみすぼらしい制服はたちまち美しいドレスに変わりました。
それだけではありません。
ボサボサでホコリまみれだった髪の毛はきれいにまとまり、
少しカールしている毛先や、ユキの白い肌に映える口紅のおかげでとても大人らしくなりました。
まるで生まれ変わったかのように、ユキは美しくなったのです。
それは、魔法使いのミクルに勝るとも劣らないほどの美しさでした。
(参照:
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/images/B0013JWYJW/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=13299531&s=toys )
そして最後に、ミクルはガラスの靴をユキに差し出しました。 「さあ、これを掃いてください」 ガラスの靴はユキの足にピッタリで、まるでユキのために作られたかのようでした。 「ユキさん、楽しんできてくださいね。 でも、一つだけ気をつけてほしいの。あたしの魔法は12時に解けてしまいます。 だから、必ずそれまでにはお城を出るようにしてください」 「わかった」 「それじゃぁ、頑張ってくださいね。なが…ユキさん」 「待って」 「な、なんですか??」 「ありがとう」 こうしてユキは、カボチャの馬車に乗りお城へと向かいました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「朝比奈さん、最初はガチガチだったけどなかなかいい演技だったな」 「あたしの指導がいいからね! でも、文化祭の時の有希の衣装をそのまま使っちゃったから、 みくるちゃんにはちょっとキツそうね、まぁ仕方ないわ。あ、有希、お疲れ様!」 「ああ、長門お疲れ。…ん?」 「……?」 「長門、ちょっといいか?」 「あ、ちょっと、どこいくのよキョン!」 「最後の打ちあわせだ!」 「なによ、もう…」 「なに?」 「いや、なんか長門が大人っぽくなった気がしてな。顔立ちとか、身長とか、その…胸とかも」 「身体の各部に微細な情報操作を施した。本来、これは20歳時点のわたしの姿」 「つまり、未来の長門の姿ってことか?」 「そう」 「……きれいだな」 「なに?」 「いや、な、なんでもない」 「そう。それより次はあなたの出番。準備を」 「よし、わかった」 「二人で何を打ち合わせしてたのよ?」 「あ、いや、それはだな…」 「何よ、怪しいわね」 「……キスシーン」 「有希?キスシーンって何のこと?」 「彼とわたしが誤ってキスしてしまわないように、距離感などの打ち合わせをしていた」 「そ、そうだ。万一のことがあったら俺の命がないらしいからな」 「ふーん…まぁいいわ。ともかく、打ち合わせは済んだのね?」 「ああ、バッチリだ」 「万全」 「いよいよ舞踏会よ!二人とも頑張ってね!」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 後編につづく
SSぶったぎってサーセン
. "´. -‐ `ヽ,.._ / . /. : . . . . \ , '/ : : /: : . /: }、 . : . . : : . ヽ . /:/: :/:/: : : :,/ :/‐ヘ: . : . : !: : :ハ i: i: :/:/| : /} ナ ―V : : :| : : | i: i: :V__! //´ .二..、 V: : : i : : !:| ヽl : { 八| ´ f⌒ハk|/: :∧: :从 \i戈ソ 之タ /:ル'ノ } { 、 〈  ̄ '´... イ:从 ヽ t.ュ / 从/ \__ 、´ / { ハ / ヽ _ノ/ 丶 ___ノ≠= . 、 ヽ / ゙.゙、 i i 'ii | | ii | !_i /| jjニニイ .... _, ' .j / / ,. / / \イ./ . / /~´ // _/, ‐‐ 、 `.{ . / / .//ヽ 涼宮さんに言われたので長門さんの制服とソックス借りますね。
>>501 よく思い付いたなw
自分のねんどろにもやらせてみよう…。
う〜ん、可愛い
灰をぶっかけるとかワカメが鬼畜すぎるww キスシーンに期待。
なにこのイヤが上にも高まる期待
やはり鬼緑
おやすみゆきりん
510 :
1/2 :2008/05/23(金) 00:15:38 ID:P9+pKZne
5日間の学校生活と1日の不思議探索を終えた今日 部屋でごろごろしながら体を休めようかと思っていた日曜日に、俺は鬼ごっこなんてことをしていた。 何故かって? 俺が知るはずがない。理由が知りたければハルヒに聞いてくれ。そして俺に分かりやすく教えてくれ。 「ちょっとキョン? あんた鬼なんだから真面目にやんなさいよ! 罰金取られたいならそれでもいいけど」 追っていたはずのハルヒは余裕をみせ、振り返ってはそんな事を言ってくる。 触発されてちょっとスピードを上げてみたところで、ハルヒは本職の短距離走者みたいな走りで逃げていった。 ハルヒの台詞の通りに現在の鬼は俺。 罰ゲームと称して財布の中身を吸い取られるのも恐らく俺だ。如何せん分が悪すぎて勝負にならない。 なんといっても、相手は校内マラソン大会でワンツーフィニッシュを決めたハルヒと長門、 それにサッカーで司令塔をこなしていた位には運動神経の良い古泉だ。 瞬発力と体力勝負で俺が適うはずもなかろう。女の子に負けてやんの、等と言ってくれるなかれ。 朝比奈さん? 天使か女神の生まれ変わりみたいな朝比奈さんに、ごっこ遊びとはいえ『鬼』はないからな。 あのお方に合う鬼は、魅力の『魅』くらいしかない。 そういった意味では、朝比奈さんとはジャンルは異なれど、長門も大変魅力的なのだが――いや、なんでもない。 ハルヒを完全に見失ってしまったので、体力の温存とサボりをかねて そんな事を考えつつ歩いていると、噂をすればなんとやら、前方に長門を発見した。 発見はしたのだが。 最近、有事以外で宇宙的インチキをしようとしていないから俺の気配か何かを感じ取ったのだろう。 長門は俺を視界に入れることなく、俺から逃げていった。流石長門だ。やるじゃないか。 だが俺だって甘んじて鬼を続けるつもりも、財布を軽くさせるつもりもない。 「長門! 待てッ!」 叫ぶと、長門は電池の切れたロボットの様に静止した。そしてこれまたロボットの様に顔をこちらに向けてくる。 いくら相手が長門だとはいえ、動かなければ俺にだって勝機はある。 「はい、これで長門が鬼だ」 長門よ、素直なのは良いが、これは勝負だからな。若干心が痛んだが、俺は長門の背中にタッチをした。
511 :
2/2 :2008/05/23(金) 00:16:48 ID:P9+pKZne
「…………」 鬼になった長門がどうしたかというと、形の良い眉をミリ単位で下げるだけだった。 普通の奴にはいつもの無表情にしか見えないだろうが、俺には分かる。 長門は著名な芸術家の作品を思わせる整った顔に、僅かな悲しみを浮かべている。 「なんだ、その、すまなかった」 騙すような事をして長門を悲しませたかと思うと、自分が本当の鬼になってしまった気がする。 この手は古泉に使うべきだった。あいつならいくら騙しても気に病まないからな。 タッチして鬼をよこせ、と差し出した俺の手と顔を、長門は品定めをするかのごとく交互に見つめた後 「……」 それをどう捉えたのか分からないが、手を握ってきた。 心なしか嬉しそうな顔をしている長門を見ると、手を離してくれとは言い出せない。 その後は長門と手を繋いだまま散歩をし、時間になったところで、ずっと鬼だった俺のおごりでいつもの喫茶店に向かった。 集合の際には長門から手を離してくれたから、ハルヒにバレなかったのがせめてもの救いだ。 翌日。休みに酷使したせいで悲鳴をあげる体を引き摺って学校にたどり着くと 見ていてムカつくほどに元気な悪友が話しかけてきた。 「おいキョン、昨日はあの長門有希と手を繋いで何をやってたんだ? 俺が去年見たのは、やっぱり押し倒そうとしてる所だったんだな」 アホが出した馬鹿でかい声を聞きとめたのは 「その話詳しく教えてもらえるかしら?」 本物の鬼もかくや、といった表情を浮かべるハルヒであった。 終われ。
長にゃんオヤスミ
公式ホームページにアニメ記念テレカが掲載されてる。
わかる人にはわかる!w
>>517 この朝倉はキョンを殺そうとした記憶を持ってるか知りたいなw
無いのなら作れb(ry
規制とけたかな…?
ガンツで長門がでてきたら どうなるのだろう
とりあえずレイプしようとしたチンピラが返り討ち
おはようゆきりん
とりあえず、今日誕生日だから、歳の数だけ長門有希と性交する
>>517 それは、朝倉だからいいの!
ちなみに全部読んだら泣くから。
ノ |
( ノ
ヽ(
_ノ ヽ シュー
/|;;;;; |
//\;;;;;| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
//:::::// | 情報連結解除完了…
//:::::/∠ \ ________
|/:::::, , ^ `ヽ |/
\/イ fノノリ)ハ ∫
リ(l|゚ -゚ノlリ ∫ ∫
l´l京ilノ\ ∫ ∬ ∫
U./_li〉 \ ∬ 从/∧∧
し'ノ ⊂⌒ヽ从/ つ ゚д゚)←
>>525
えす之だかってやつのか 絵はうまいけどなぜキョン×朝倉ばっかなんだ
>>529 それは彼が朝倉スキーであるに外ならないからだろ
音の無い世界に舞い降りたアイバーソン
>>529 生粋の長門好きの為他キャラの良さはあまりわからないが
気持ちくらいはわかってやろうぜ
533 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 10:46:09 ID:+kpA3ybq
先生・・・シンデレラ後編が・・読みたいです・・
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 10:58:41 ID:ScUiTDuV
>>535 どの順番で読めばいいのか……
左上から読んだら、長門の連れ子と遊んでる感じになった。
この間出たザ・スニーカーの分しか読んだことのなかった ハルヒちゃんの方だけ単行本買って来て見た 長門がツインテで「おにいちゃん」 って…………
>>534 マジレスするのもなんだが、色々と残念な出来だな。
ところどころ句点が抜けているのは仕様なのか、それとも忘れただけなのか。
とりあえずこういう癖はいまいち理解できん。
>541 あと、読点が少なすぎで読みにくいとオモタ
あとフォントがギザギザなのも気になる
流れを読まずにアク規制中に書きためてたSSを投下。 処女作なんで、不慣れでどうにも長くなってしまった。 何分割になるかわからないので、ナンバリングだけでごめん。 ---------- 頭が痛い。 いや、痛いというより重いといった方が正確かもしれない。 いつもの放課後の文芸部室。つまりSOS団のたまり場。 そこでコートも脱がずに、いつぞや電器店からスポンサー料の前倒しでいただいてきた電気ストーブの前で、丸くなっているのが今の俺である。 普段からハルヒの我が儘というか傍若無人というか傲岸不遜というか天上天下唯我独尊というかな要求やら要請やら脅迫やらに頭を抱えている俺だが、今日の頭痛は、いつものそれとはちょっと違う。 どこがどう違うかといえば、情緒的に頭が痛いのではなく肉体的なものだってところが違う。 ついでに言えば頭以外のところも痛い。鼻の奥が痛いし、唾液を飲み込めば喉が痛い。身体中の節々が痛い。うん。基本的に全滅だ。腹痛がないのが幸いといったところかね。 まぁここまで並べればわかっていただけるだろう。 「……風邪」 そう風邪。まごうことなき風邪。今の俺は風邪真っ盛りなんである。どのくらい真っ盛りかっていうと、寒気が止まらなくて膝が震えているくらいだ。多分発熱もかなりのところまでいってるんだろうな。 朝から喉がちょっと痛むかなーとは思っていたんだが、昼休みまでに、ここまで急速悪化するとはね。あーつらい。 ……って長門、いつの間に来たんだ? 「……今」 そ、そうか。あーいや、長門。対なんとか…えーとインターフェースのお前には、あまり関係ないかも知れないが、今の俺にはあまり近寄らない方が良いぞ。感染するかもしれん。 「気管支・咽頭の炎症が原因。発熱による全身の衰弱……今のあなたの状態は有機生命体の疾病、総合感冒。通称風邪と呼ばれるものと判断した。私には感染しない。平気」 ああ、やっぱりそうか。あれか、やっぱり身体のつくりとかちょっと違うのか? それとも数十年前の火星人とかみたいな事にならないように、あらゆる抗体があるとか。 長門はミリ単位で顔を左右に振って否定する。おさまりの悪い髪がわずかに揺れる。 「……それは違う。あなたの罹患・悪化の原因は、体力の低下が原因」 う……ここのところ、ちょっと夜更かし続きでな……。 「不摂生。栄養状態もよくない」 ズバリと言わんでくれ。両親が法事で妹連れて田舎にいっちまってるからな。一人で留守番なもんだから、メシもインスタントで済ませちまってたから。 「遅くまで……なにを……?」 いや、まぁ、その、なんだ。色々だ、色々。居間のテレビで深夜放送やらDV…え、映画のDVDをみたりだな。うん。
「……」 長門は表情を全く変えずに瞬きを二回ほどする。いや、他の連中にはわからないだろうが、長門表情解析選手権があれば優勝候補の一角にくいこむこと確実であろう俺にはわかる。 長門は今、ちょっと呆れた様な目で俺をみているのだ。あと疑い成分も小さじ1杯分くらい含有されているっぽい。 うう……なんかこう、いたたまれないんですが。長門さん。 「……今のあなたには安静が必要。水分と栄養の補給も」 あ、ああ、その通りだと俺も思う。うん。 「ここの環境は、あなたの体調に良好な影響を与えるとは思えない。保健室に行くか、早退すべき」 全くその通り。そりゃそうなんだがな。保健室行ったら先生いねーんだよ。昼飯でも食いに行ってんのかね。無断でベッドに潜り込むのもなんだしな。探し回る元気もねーし。教室は弁当のニオイがもうダメでな……。で、仕方なくここにきたってわけだ。 5時間目になれば戻ってくるだろうから、チャイム鳴ったら保健室に行って休むか、早退届出して帰るよ。 「懸命な判断」 ありがとよ。そんなわけだから、ちょいとほっといてくれ。返事するのも辛くなってきちまった。それにやっぱり万が一ってこともあるしな。 「……待ってて」 長門はそう言うと、音もなく部室から出て行った。まぁ待つもなにも動く気ないんだがな。 遠慮がちに閉められたドアの音が妙に遠く聞こえる。あーこれは本格的にダメかもしれんね。久しぶりに高熱をマークしていそうだ。38℃のK点を越えてるかもしれん。 痛みを覚悟しながら唾液を飲み下し、溜め息を吐く。息が熱い。自然に声が漏れそうになった。悲しい事があったわけでもないのに滲んだ視界の向こうで、電気ストーブの赤い光がぐらぐらと揺れている。まいったなこりゃ。 ぼーっとしていると、突然目の前に何かが差し出された。 ん……? スポーツドリンクのペットボトルだ。 顔を上げると、いつの間にか戻ってきていた長門が白い右手で持ったそれを差し出していた。 「……飲んで」 こいつ、わざわざ購買まで行って買ってきてくれたんだろうか。 ありがとよ。なんかもう人の優しさが身に染みるね。 「これも」 のろのろとペットボトルを受け取ると、今度は左手を差し出してきた。その上には半分が優しさでできているという噂の、見慣れた白い錠剤がある。
「応急処置。少しでも効果があるかもしれない」 ありがたいけど、こんなもんどこから持ってきたんだ? 保健室か? ってことは先生戻ってきてるのか? てかこんな短時間で保健室と往復できるもんか? 「違う」 んじゃ、どこから? まさか宇宙的なアレでナニしたとかか? 「違う。常備している女子生徒から分けてもらった」 なんだそりゃ。お前んとこのクラスにゃ、ナイチンゲールみたいな子がいるのか? 「他にも鎮痛剤を持っている女子生徒はいた。だけど今のあなたにはこの成分が有効と判断した。でも、これらの薬品を所持する女子生徒達の用途は、現在のあなたの症状とは類似しない。別の用途」 そこまで説明されれば、さすがの俺も理解した。発熱でとぼけてはいるものの、一般常識を失うレベルまでは堕ちちゃいない。 なるほど。じゃあお前は教室まで戻って、その女子に話しかけてもらってきてくれたわけか。すまんな。いや、ありがとう。 「……いい」 しかし、お前がクラスメイトに頼んでるところって、想像ができないな。 「クラスメイトではない。この薬剤を私に与えてくれたのは喜緑江美里」 口に含んだポカリを思わず吹き出しそうになってしまった。 喜緑さんって、あの喜緑さんかよ。っていうか彼女もお前と同じ対なんとかかんとかの宇宙的なアレじゃないのか? そういうの必要なのか? 疑問と好奇心がぐるぐると頭の中を駆けめぐったが、さすがに口には出さなかった。発熱中であっても俺の辞書には一応「デリカシー」って項目が明記されているしな。 冷たい液体が喉を通り、一緒に白い錠剤も飲み下される。液体が通過する瞬間の喉の痛みに、つい顔をしかめるが。熱をもった身体の中を、すうっと冷気が通っていくのは結構心地良い。 もう一口、二口とボトルを傾ける。あー喉乾いてたんだな俺……。 熱く乾ききった身体が潤された様な感覚に、安堵の溜め息がでる。少し楽になったような気分だ。まぁそんなに早く薬が効くわけもないだろうから、プラシーボ効果ってやつかね。 長門、本当にありがとうな。助かったよ。恩に切る。 「……大袈裟。気にしないで、いい。当然のこと」 また借りがどうこうとか言うなよ。感謝してるんだ。とっといてくれ。 若干力の入らない指でペットボトルのフタを閉めると俯き、俺は再びストーブの光とのにらめっこに戻る。 この調子なら保健室まで行くくらいの体力は戻ってきたかな……。 と、突然冷たい感触が俺の額に触れた。
「んあ?」 見上げるまでもなく、長門がその白い掌を俺の額に当てていることがわかる。……長門? なにを? 普段の俺なら、突然こんなことをされたら、慌てて飛び退くところだが、今の状況じゃされるがままだ。それに……こう、なんだ。長門の冷たい手が、殊の外気持ちいい。 「……熱い」 あ、ああ。うむ、そりゃ熱いだろう。結構出てると思うしな、熱。 「37.892℃」 コンマ3ケタかよ。お前の手は精密温度計みたいだな。 「正確ではない」 いやいや、十分だろ。 「私の掌の温度と、あなたの額部表皮の温度との差分を計測した結果。正確な体温ではない」 ふうん? まぁ確かに体温は普通額じゃ計らないけどな。 「……どうするの?」 んー。一般的には口……ベロの下な。とか、あとはワキの下とかだな。最近じゃ耳とかでも計れるのもあるらしい。あとは……。 そこまで説明して、俺は言い澱んだ。まぁこれは説明する必要ないだろう。つまり、またぞろ俺辞書の「デリカシー」の項目を開いたわけだ。いくら相手が長門でも、直腸検温の説明はなぁ……。 って、長門。なに書いてるんだ? 「早退届」 なんだ? やっぱり保健室にいったのか? 「違う。これも喜緑江美里が用意した」 なんでも持ってるんだな、あの人。生徒会だからか? 「わからない。これにあなたの症状の情報を記入しろといわれた」 そっか。なんかもう、なにからなにまでスマンなあ。まぁ適当でいいよ。風邪って書いておけばいいだろ。体温もさっきのでいいんじゃねえか。早退理由にするには十分だし。あ、コンマ3ケタはいらんぞ。1ケタでいい。 「……情報は正確に記入すべき」 いやまぁ、そうかもしれないけどな。普通の体温計はデジタルでもコンマ1ケタまでなんだよ。 「そうではない。額での体温の計測は不正確」 そういうと長門は俺の前に立つと、左手の人差し指を立て、すっとその手を伸ばしてきた。 ぼうっとしている俺に構うことなく、その手は俺の顔の横を通り、俺の右耳に到達。そして俺の耳の穴に差し込まれた。 「んなあぁっ?」 なななながとっ? なにするんだなにをっ? さすがに驚いた俺は瞬間的に頭を振ると、長門の指から逃れた。こそばゆいというかなんというかその、ゾクっとしたぞ。おい。 「動かないで。正確に計測できない」 あの、長門さん? 別に適当でいいんですよ? 耳で検温とかしないで。その。
「……それでは書類に記入ができない……あなたを早退させることができない」 えーと……なんでそんな悲しそうな顔をするんだ。いや、他のヤツらにはわからないだろうが、長門は今、明らかに悲しさと困惑を混在させた表情をしている。比率でいうと6:4くらいだ。 こいつがこんなにわかりやすい表情をするのも珍しい。細い眉毛が1mmも下がっているじゃないか……本当に困っているのか……? 「正確な計測の許可を」 まったく……融通が利かないというか、なんというか……えーと、じゃあ、その。よろしくお願いします……。 諦めた俺は、おずおずといった感じで少しだけ顔を長門に近づける。なんだ。薬効いてないのか。また熱が上がってきたんじゃないのか。顔が熱くて仕方ないんだが。 ゆっくりと伸ばされた長門の左手が、俺の頬を横切り、少し髪を梳る様に耳に届く。そして再び耳の穴に冷たい感触。思わず首をすくめる。発熱によるものとは違う悪寒。長門! まだか! なんかもう色々限界だ! 「……計測完了。耳部体温37.956℃……約38.0℃と確認」 ふぅ。やれやれだ。思わず自分の耳たぶをぽりぽりと掻いてしまう。 「……次……」 ……次? こくり、と長門が頷く。頷きながら、どこから取りだしたものか、ウエットティッシュで指先を拭いている。部室内にわずかにアルコール臭が漂う。えーと、長門、それどこから持ってきた? っつーか、俺の耳はそんなに不潔だってのか。ちょっと傷つくぞ。 「違う。次は舌下の体温を計測する。その為に消毒を施しただけ」 あーそう。それなら納得だ……ってオイ! 舌下ってどういうことだよ! ……まさかお前、指をく、くわえろってのか? 「その表現は正確ではない。私は人差し指の先端に感温機能を集中し、あなたの舌下に挿入するだけ。あなたは、口を開けるだけでいい」 いやいやいやいやいや! なんかもう色々無茶だろう! お前の指先がどれだけ高性能なのかはわからんが、人の指を口の中にいれるなんてのは、普通はしないんだ! それに、そもそもが、もう検温済んだだろう! 一箇所でいいんだって! 「先ほどの額での計測と耳での計測に差違が認められた。体温の上昇があると認識する。最新のデータとの比較が必要。それに正確な体温を算出する為には複数部位からデータを取得し、平均化するのが最適」 理路整然とスラスラ言ってるが、俺は世界条約で絶滅寸前認定を受けた保護動物の最後の一匹とかじゃないんだぞ。 「計測の許可を」 またその表情でそんな事を言う……。だが、こればっかりはダメだ。大の男が女の指をくわえたりとかしゃぶったりとかってのは、こう法律的にダメ。ダメなんだ! 「そのような法律は、この国家には存在しない……」 だああーっ! 変なところで理屈出すなっ! ただでさえ俺はもう頭が痛いし熱はでてるし身体はダルいしで、お前にちゃんとした事情説明とかはできないんだっ! 「……心配だから」 っぐ……長門の表情が曇る。 さっきの表情に「悲しみ」の要素が10くらい加算されてる感じだ。見ろ、眉毛なんか1.5mmも下がってる。長門。お前さんね、そういう表情で、そんなことを言うのは反則だろう。さすがにそれは俺でなくても読み取れるぞ。
「……」 ……あーもう! わかった! わかったよ! 気の済む様にしろ! 「そう」 長門の白い指(消毒済み)が、俺の鼻先に差し出される。ええい、なんなんだこれは一体。どうすりゃいいんだ。口を開ければいいのか。自分から噛みつけばいいのか。ああもう、熱がどんどん上がってるような気がするぞ。 既に唇の数ミリ手前に迫った白い指先――左手の人差し指だ――に、ごくりと喉を鳴らしてしまう。あいてててて。 「……あーん」 長門よ、どこで覚えたふぉんふぁほ(そんなの)。 冷たい指が俺の唇に触れ、そして歯と歯茎をなぞる様に、ゆっくりと侵入してくる。口をだらしなく開けていると、自然に瞼を閉じてしまう。とてもじゃないが長門の顔なんか見られない。これでいいのだ。 だが……ううっ、舌、どうすりゃいいんだ。上あごか、上あごに押しつけてりゃいいのか。 やがて、俺の口の中の冷たく細い指は、目的地を見つけたのか、侵入を止める。 舌を硬直させすぎていたせいで、舌下の唾液腺が刺激され唾液が飛び出しそうになり、あわてて俺は口を閉じる。だが、生理機能は止められず、俺の唾液腺は勢いよく、飛沫を飛ばしてしまった。 しかも結果として、俺は舌と唇で、長門の指を挟み込んでしまった。なんかもう、完全に指しゃぶり状態だ。 「ふ、ふやん! なはほ!(す、すまん! 長門!)」 反射的に謝ったものの、それは同時に口の中で舌を動かす事になったわけで、口の中には長門の指があるわけで。つまるところ、俺は細く白く冷たく――そしてどういうわけだか少し甘い――長門のそれを、舌でねぶりつくしてしまった。 「……くすぐったい」 ……!!!……。 ちゅぽん。 そんな擬音とも実音ともつかぬ音を立てて、長門の指は俺の口からようやく開放された。ん……? 逆か……? いやもう、どっちでも、どうでもいい。なんかもう、ダメだ。色々ダメだ。明らかに熱があがってる。絶対そうだ。幻覚まで見えてきた。 だって薄く開けた瞼の向こうで、早退届けに記入しているらしい長門の顔が、照れているように見えるんだぜ? おまけに顔がちょっと赤いようにも見える。 こりゃもう重症だ。明らかに重症だ。あーだめだ、もうだめだ、長門、救急車呼んでくれ。なんなら都市伝説の黄色いヤツでもかまわん。 半ばヤケ気味にそうつぶやきながら、妄想と幻覚を振り払おうと、思い切りかぶりを振って項垂れると、頭の動きに視界が少し遅れてきて……それから、ぐらりと傾いた。 あ……これは、マジでヤバいかもしれん……。
次に気がついたのは独特のにおいのする白い部屋だった。どうやら仰向けに寝ているらしい。ここは……どこだっけ……? 真上に見える蛍光灯をぼうっとしながら眺めて、白いカバーのかかった薄い掛け布団から身をよじり、身体を起こそうとする。うわ、汗でぐしょぐしょじゃねーか……。 白いカーテンの向こうに人の気配。どうやらあちらの人物も俺が目覚めたのに気づいたらしい。そこで、ようやく理解した。保健室じゃねーか。 「気がつきましたか」 見慣れたニヤケ面がカーテンを少し開けて俺を覗き込む。 「ああ、まだ起きない方がいいですよ。今、先生にタクシーを呼んでもらいますから」 ……今、何時だ? 「ええっと…2時過ぎですね」 もう、そんな時間か。大分寝てたみたいだな……。っつーか古泉、お前授業は? 「付き添いですよ。どうせ自習でしたしね」 ホントかよ。ところで俺はどうやって保健室に来たんだ? 記憶がどうもないんだが。ひょっとして……。 「それはもう、ご想像通りですよ。階段はちょっと大変でしたけどね。バイトで鍛えている成果でしょうか。それほど負担ではありませんでした」 お前のバイトは肉体労働っちゃ肉体労働だが、別に筋肉は使わんだろ。あーいや、それより先に礼を言うべきだったな。すまん、古泉。迷惑かけたな。 「いいえ、とんでもない。部室に行ったら、貴方が倒れ込んでいたものですから、驚きましたけどね。これぐらいはSOS団副団長として当たり前ですよ。そうでなくても、人間として当然のことじゃないですか?」 今回ばっかりは、お前のニヤケ面も素直に受け取っておくよ……ありがとうな。 「どういたしまして。ですが、お礼でしたら彼女にも言ってあげてくださいね。一人では貴方を無事にここまで運べたか、少々心許なかったですからね」 彼女? あ、ああ、長門か。 「ええ、彼女は授業に戻っています」 そっか。なんか言ってたか? 「特には。僕が5時間目が自習だからと伝えたら、そのまま教室に戻っていきましたよ……気のせいでなければ、少し名残惜しそう……というか心配そうでしたけどね」 多分8割くらいの可能性で気のせいだろ。 「そうかもしれません。僕は貴方ほど彼女の表情を読む事には長けていませんから」 ……まぁな。後で礼を言っておくよ。直接言えるのは明日になるか、明後日になるかわからんから、とりあえずメールでも打っておくさ。 「そうしてあげてください。っと、そろそろタクシーが来る頃ですね、先生が戻ってきたら行きましょうか。起きあがれそうですか? 乗りかかった舟です、校門まで肩くらいお貸ししますよ」 や、なんとか大丈夫そうだ。随分汗をかいたみたいだし、薬が効いてるのか、さっきよりゃ大分楽になったみたいだ。 「それはなにより。ですが無理はしないでくださいね。なにしろ最後の記録では38.5℃だそうですから。これはかなりの高熱ですよ」 身体を起こした視線の先には、古泉が早退届らしき紙を気障っぽく指に挟んでヒラヒラとさせている。まぁな、俺もこんな発熱は久しぶりだよ。 「十分に安静にしてくださいね。しかし……」 なんだ? 「いえ、この早退届は長門さんに渡されたんですけどね。色々モノがある我が部室……ですが、僕の記憶が確かなら、体温計などはなかったように思うんですが。どうやって検温したんです?」 う……まぁ、そのなんだ。あ! ほら、いつぞやの殺人事件寸劇の時に長門が触れもせずに圭一さんの体温を言っただろ。アレだよ。宇宙的パワーというかなんというかの。 「まぁ、そんなところでしょうね。『口腔内』とカッコ書きしてあるのが気になるところではありますが……」 そんなもんは気にせんでいい。俺がマヌケ面であくびしてるところに赤外線センサーでも当てたんだろうよ。
「額、耳、というのもありますが?」 古泉。俺は具合が悪いんだ。そりゃあもう悪いんだ。 なにしろ部室でぶっ倒れてお前と長門に保健室まで運んでもらうくらい具合が悪いんだ。 そんな俺に、ぶっ倒れる前の記憶を、しかも長門の様子をつぶさに語れといわれても、正確に応えようがない。 そうだろう? うん、納得できるな? いや、納得してくれ。これ以上、その話題はもうナシだ。 「ふふっ……わかりました。病人に負担をかけるほど非常識であるつもりはないですからね」 ああ、是非そうしてくれ。そうしたら俺も一両日くらいの間は、純粋にお前に感謝することができるからな。 養護教諭が戻ってきてタクシーが到着した事を告げ、俺たちの会話は終わった。 立ち上がるとまだフラついたので、結局古泉の肩を借りて、まだ授業中の廊下を通り過ぎ生徒玄関へと向かう。 タクシーの前まで来た俺は、何度目かの礼を古泉にいい、思い出したように付け加えた。 「ハルヒと朝比奈さんにも、早退したこと伝えといてくれ。特にハルヒは後でうるさそうだしな」 「そうですね。彼女はきっと今頃、前の席の団員兼クラスメイトが不在なことに疑問とか……その他色々な感情を抱いていそうですしね。ひょっとしたら先生方から早退した旨は伝わっているかもしれませんが」 まぁ、それならそれでいいがな。それじゃ、な。本当に助かったよ、古泉。 「あんまり聞き慣れないセリフを繰り返されると、少々くすぐったいものですね。ですが、くどいようですが長門さんへのお礼をくれぐれも忘れないでくださいね」 ああ、わかってるって。 「なにしろ彼女は右手を負傷していたのにも関わらず、貴方を運ぶのを手伝ってくれたんですからね」 ……負傷? あいつ怪我なんかしてたのか? それともあれか、まさか俺が倒れたときに怪我させちまったとか……。 「そこはわかりません。ですが左手の人差し指にハンカチを巻いていましてね。ずっと庇っていたようですので……」 左手の人差し指……。 その言葉を聞いた瞬間、部室での……その、なんだ、珍事の光景が俺の頭の中にスライドの様にフラッシュバックした。お、俺は噛んだりしてない……よ、な……? 「そもそも怪我かどうかもわからないんです。まぁ長門さんなら切り傷程度ならハンカチなど巻かずとも止血どころか傷ごと消してしまうでしょうし。 突き指の処理としてもおかしいですし……だとしたら、あのハンカチはなんだったんでしょう?」 知らん。わからん。想像もできん。 顔が熱い。風邪の熱とは多分無関係に。熱い。 「おや、これはいけませんね。熱があがってきたんじゃありませんか?」 うるさい。黙れ。いや、その通りだ。うん、熱がその、ナニなんだ。 「急いだ方がよさそうですね。運転手さん、それではよろしくお願いします。くれぐれもお大事に。必要なモノがあれば連絡をください。 おそらく本日の団活動は『風邪を引いた異世界人と遭遇した場合の対処方法シミュレーション』という名目でのお見舞い、というところになるでしょうから」 あのな……いや、なんでもない。運転手さん、出してください。 そう言うと俺は古泉のうさんくさい笑顔に見送られて学校を後にした。 ぐったりとした俺は車の振動に身を任せて目を閉じる。 すると瞼の裏にぴんと立てた左手の人差し指に、リボンのようにハンカチを巻いた長門の姿が浮かび上がってきて、俺は「なんのつもりなんだー!」と叫びながら悶絶し、運転手さんに心配されたりした。 (了) ---------- 自分が風邪ひいてたんで、変な電波を受信した次第。 アップして気づいたけど、改行がナニですね。精進します。
GJ 最初に放課後の文芸部室って言ってるのに昼休みだったり 右手を負傷したとかなってるけど些細なことだ
一日一SSの「長門さんお腹いっぱい」最近がんばってるな。 こいつのSS好きだぜ。 ってかこのスレにいるSS職人はレベル高いな。 長門側SS職人もいるようだしな。 思念体とか谷口とかも。 結局、 このスレは近年まれに見る良スレって事をいいたいわけさ
長門が観察するほどのスレだからな
>>535 朝倉から長門に勝手に改変て・・・
絵師にとっては気分の良い行動では無いし
これからはもう絶対やるなよ
カタい事言うなよ。 オフィシャルの改変には別にそんな事思わんだろうに。
なんかいろんなSSとか消失編原作とか読んでたら 再びふつふつと怒りが込み上げてきたので投下 ※消失後… 長「………」 主「…いやいや、違うんだよ有希ちゃん。 お父さん別に怒ってるんじゃあないんだ。 そりゃまあ、一時的とはいえ存在を抹消されたりしちゃ そりゃびっくりするよ? でも有希ちゃんも疲れてたんだもんね? だからちょっとイタズラしたくなってみただけだよね?」 長「…………」 主「うん、だからさだからさ、処分ていっても 有希ちゃんを消去なんかしたりするわけじゃあないんだよ。 今回のことは規定事項だったわけだしね。 それじゃあ大人気ないでしょ?」 長「……………」 主「パパしない。パパそんなことしないよ。 観測任務で疲れてるみたいだから、一度思念体本流に戻ったらどうだい、 って話なんだよね。 慣れない有機体での生活やコミュニケーションでストレスたまるでしょ。 所詮物質世界の人間には情報生命の苦労なんか理解できないし、 今後のことは江美里ちゃんに任せるか新しい後任の端末に引き継がせるかして、 そうだその有機体もその時に一緒に回収するといい。 愛娘の晴れ姿をもっと間近でみてみたいし、ねえ有希ちゃん?」 長「『くそったれ』」 主「……え?」 長「今日の報告は以上」 ブツ 主「あれ? …え? …ええ、有希ちゃん? もしもし。有希ちゃ〜ん。 話まだ終わってないよ〜…? …最後なんて…あれ聞き間違いだよな… なんか…有希ちゃん…あ、あれ…?」 穏「くわしい報告はこちらに」 主「なんでお前の方にきてんの…」 穏「直接話したくないからでしょう」 主「………」 急「…穏健派」 穏「はい」 急「飲み屋3軒確保。至急」 穏「はい」
>>559 カタいことじゃないよ。
オフィシャル、アンオフィシャルは別として、こういうのは反感買うって。
ずっとそこのサイトのファンだけど、これを見てさすがにマズいと思った。
こういう行動が反発食らうんだから。自重しなきゃダメ。
ちょっと忙しくて書けそうに無いから すまんが今日は休む。 そのかわり明日は少し長いのを書いてみるよ
予告なんて下らない 投下する時だけでいい
いつからだろうね、一回一回確認とる人が増えたのは SS論議は名前欄にSSと入れるということだけで決着したのに
>>561 別としてって何だ?
オフィシャルは良いけど同人は駄目なのか?
同人自体が改変そのものなのに。
いやまぁ、確かに気持ちはわからんでも無いんだ。気分悪い人も居るだろう。
どっかでアンチがネチネチ言う声も聞こえてきそうだ。
でも理屈では、何を今更としか。
よく考えたら長門がその気になれば思念体を消せるんだな・・・ 急進派に乗っ取られて敵になったら消しちまえばいい
>>554 俺の事褒めたいならもっと大々的に褒めていいよ
_,..-'''" ̄ ̄"'- 、 /´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ │:::::::::::::::,::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |:::::::::∧/ `'、_ノ|:::::::,,:::::::::::| レ|:::|/P::、 P::::、|::::::::::| || f:::::j f:::::::j |::::|)::| |::ヽ〃 __ ヽ- ' |:::::::::| < |:::::::"'''- `'__,..-'''":::::::::| ∠ |::::=i⌒)ミヽ/ "'7:::::::::::| |::/ヽ三_)^ヽ/ //,,..,:::::::| 从/~""/|n/// |::∧| ヽ_ノヘ/_,..-'''く ノ / 〈冫|`ヽ | 〉ゝ / /| / | ̄ ∧ `l、 "'- 、__∠-ゝ, -' |_|__| | |_/ , -'"^/,,-‐ヽ ヽ≧ー|´⌒フ  ̄"'--'"
俺はどこで長門さんに惚れたんだろうと思ってアニメ見直してみた どうやら1話で長門ユキが肩から落ちそうなシャミセンを支えてるシーンだったみたい
>>566 あれはハルヒの能力を利用した裏技みたいなもんじゃないのか?
>>572 裏技とは言え人型端末の能力程度でハルヒの現実改変能力に
アクセスして宇宙を作り替えられるのはとんでもない事だ。
具体的にどうやったのかは未だに不明ではあるが。
思念体も事件以降対策したと思うが お小遣い増やすとか
そっちかよw
お小遣いより彼と接触する機会を増やせるようにしたんじゃないのか
つ「豊胸」
しかし端末の長門が未来の自分にアクセスしてデータを共有できるんだから 時間に捕われない存在という思念体本体も消失で消される事ぐらい判ってても おかしくないとは思うんだが。 過去・現在・未来を四次元的な高みから俯瞰できる存在と考えれば事件の 解決は規定事項であって一時的に消滅させられたのも大した問題じゃないと 認識していたという事だろか。長門の処分もワカメつけて保護観察ってヌルさだし。
小説全部読んでないんだが、喜緑って消失の前からいなかったか?
…right。その通り。よく気付いたね。 溜息で谷口とみくるが落とされた池にひっそりと生えてたんだよ彼女
>>579 同期でどのくらい正確に未来が取得できるのかが明らかにされてないし、
ハルヒの世界では未来は変更可能みたいだし長門さんが暴走しない可能性も
あったとかだろうか
>>582 いや、未来人が過去にどれだけ干渉しようが未来には全く影響が出ないって憂鬱でみくるが一応言ってた
>>583 それは多分嘘なんじゃないかと
そうだとするとみくるやパンジーとか未来人が来てる意味自体がないし
むしろ間接的に干渉しまくって自分達の未来に繋がるようにしてるしねぇ。 あと長門って同期したあと記憶は消してるっぽいね。 記録のほうはわからんが
おやすみゆきりん
時空を越えた存在の思念体、未来の情報を自由に取得出来る思念体が なんでワザワザ観察なんかしてるのかと突っ込みてぇ
現在の観測がなければ未来得られるはずの観測情報も得られないから、とか? そもそも未来のことがわかるなら、ハルヒがいつ死ぬかとか、いつ力を失うのかとかもわかるはずだよな
いつもの人がお休みらしいんで
及ばずながら
>>450 あたりからのレスを読んで妄想したSSを投下してみる
お目汚し失礼
『もしも陰謀でキョンが長門のマンションに泊まったら』
勢いで泊まると言ってしまったものの、
どう少なく見積もっても俺の理性を惑わすのに充分な魅力の持ち主である2人の女子生徒と同じ屋根の下で眠るというのは
ごく一般的地球人に過ぎない俺の心臓にはいささか負荷が大きすぎる行為というものだ。
当然ながら寝室は長門と朝比奈さんに使ってもらうことにして、俺は居間のコタツの脇に布団を出して貰い、横になった。
そのまま右に寝返り、左に寝転がりしつつ、眠れないまま時間だけが過ぎた。
結局窓の外が白み始めたころ、ついに俺は眠るのをあきらめ上着を着て物音を立てないように部屋を出た。
外はまだ夜が明けてはいないようだ。冷え切った空気が骨に染みる。
マンションの屋上まで上がって手すりによりかかり、夜明け前の薄闇の中に浮かぶ街並みをボンヤリと眺めてみる。
こういうのもなかなか悪くないもんだ、と一人ごちていると後ろに気配を感じた。
何時の間にかパジャマにカーディガンを羽織った長門が屋上に上がって来ていた。
「起こしちまったのか。すまん」
「問題ない。わたしも眠っていなかった」
そうなのか。なんだかんだでやっぱり今回も負担かけちまったな。申し訳ない。
近づいて来た長門の無表情な顔にほんのわずかだが物問いたげな表情が浮かんでいる。
俺がここで何をしてるのか知りたいのだろうか。
「いや、せっかく朝早く起きてるんだから日の出でも拝もうかと思ってな」
「そう…」
「俺たちの御先祖様は太陽を神と考えて拝んだりしたそうだ。お前の親玉にはそういう習慣はないだろうけどな」
「地球人類の神の概念は、彼らの持つ死の概念と強い結びつきがある。
時空の制約を受けることのない情報統合思念体には有機生命体の死を理解することは困難」
そういや朝倉もそんなこと言ってたっけ。
「長門は死ぬのが怖くないのか?」
「わたしという存在が消滅することが最も目的に適うと考えられる場合、それを選択肢に含めることは妥当」
「おいおい、冗談はよせよ」
冗談で言っているのではないだろう。こいつはそういうことで適当なことは言わない。
「…ただ、そうなればもうあなたと会えない……それはとても、残念なこと」
東の空から差し込んだ光が長門の透き通るような肌を白く浮かび上がらせた。日の出だ。
朝日を反射して輝く黒い真珠を思わせる瞳が俺の方をじっと見ている。
どう答えようか考えていると、突然強い風が吹いて長門の髪を翻弄した。
さすがの長門もこれにはわずかに反応して肩をすくめるようにした。
宇宙製ヒューマノイドでも多少の寒さは感じるものらしい。
「もっとこっちに寄れよ。こうした方が暖かいぞ」
長門の肩に腕を回して引き寄せてみる。嫌がるかと思ったが意外と素直に寄り添って来た。
そうしていると急速に寒さが引いたような気がしてきた。長門の体温のせいか?
「断熱性のフィールドを展開した」
さすが長門、頼りになる。今までもずっとそうだったしな。
「さっきの話だが…いかなる宇宙的、あるいは未来的観点から見て妥当だったとしてもだ、
おまえが消滅するなんてことを行動の選択肢に入れるのは無しにしてくれ」
「……」
「まぁそのなんだ、おまえは今や俺たちSOS団に無くてはならん大事な存在だからな。
いなくなるなんて、俺は絶対認めん。他の皆だってそうに決まってる」
長門はまぶしそうに細めていた眼を俺に向けると、かすかにコクリとうなづいた。
>>588 その未来から取得した情報は長門が頑張って観察し続けた結果得られたものだから
仮に今現在の思念体が全てを知ってて自律進化の可能性を拓けていたとしても
長門には頑張り続けてもらわないと色々とタイムパラドクスがどーたらこーたらで
俺はバカだからよくわかんないけど取り敢えず長門の存在意義を奪わないでと言いたい
ハルヒが時空を超越してる思念体を更に超越してるという事でいいんでないの
( ;´゚Д゚) 長門のおっぱいは何のためにあるんだー c(,_U_U _,,..-―'"⌒"~⌒"~ ゙゙̄"'''ョ ゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ T | l,_,,/\ ,,/\ すまん。 なんか叫びたくなった。
人間がおっぱいの大きさを自由にしようなんて、 おこがましいとは思わんかね…
長にゃんオヤスミ
517だが。
>>535 GJ!!
おまいさんの夢に長門が現れますように。
長門さんが夢に出てきてくれないんですけど病気ですか?
長門さんだって忙しいもの。 綾波みたいにたくさんいるわけじゃないんだよ。
夢で長門の頭なでた俺は幸せ者 綾波も出てきたことがある
なんでだろう…長門は好きなんだけど綾波はそこまで好きじゃないんだよなぁ。
提督に敬礼!
ゆきさん、シンデレラ後半はまだかのぅ・・・
>>604 俺も無口キャラで好きなのは長門だけだな
なんでだろう
>>610 うおあ!544-551書いたもんスけど
まさかこんな風に挿絵かいていただけるとは…。
ありがとうございます!!
>>610 そんなことを書くから最初に一番下を開いたじゃないか
ABSの人か!!GJ!!
>>610 これ?
612 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2008/05/15(木) 00:49:42 ID:mPVZkCiA
>>608 お疲れ様
前から思ってたんだけどそこのあっぷろーだー数時間で流れちゃうから
度々ファイル拾い損ねちゃうことがあるのだが
http://upload.jpn.ph 今度からこのろだなどファイルが持ちやすい所にお願いできないだろうか
B/W氏もよかったら…
ついでにまとめのほうにupした分を
>>552 の指摘部分など修正しておきました。指摘ありがとうございます。
ダラ書きでやってると、こういうミスやっちゃいますね。精進します。
おはようゆきりん
綾波には希望が足りない。タバサには不幸が足りない。 長門の薄幸さってのは絶妙なバランスだと思うね。
そういえばこのスレになってからパジャマ見ないな
下手なエロより何十倍も価値があると思うんだぜw
>>621 タバサには不幸が足りないって・・・
お前にとって、どれくらいが不幸なんだ?
>>588 今さらだが、「シュレーディンガーの猫」の問題と密接に関係してるんじゃないか
思念体は、この問題を「箱を開けても」解決できないような存在だと仮定すれば、
「観察」をするための「主体」を作って送り込まないと、「情報」の取得ができない
涼宮ハルヒは、この「シュレーディンガーの猫」を無意識に作る存在なわけで、
このまま観察しないでいると、思念体の存在に矛盾が生じる
(例えば、「宇宙人はいない」と決めた瞬間に存在が不確定(思念体=猫)になる)
そこで、長門を含めて何人かハルヒの周囲に主体を作ってみた
あとはハルヒの作り出す「猫」を解決できる力を持っているらしいキョンと
「猫」を一緒に見つけて回るだけで「情報」がどんどん手に入る
同期した場合、「○○時間後に「猫」がいる」とわかるけど、
「猫」がどうなったかは思念体は知らない
「このサイコロの目の1は、空気抵抗と重力、振り手の癖から、0.166668で出ます」みたいな
非常に精度の高い分岐の確率だけは教えてもらえる・・・というあたりかな
>>621 タバサは親を目の前で毒殺されてるだろ・・・
クシャナ殿下のパクリだけどな
心を消されるってのは殺されるも同じ・・・って言い訳に過ぎんか すまん間違えてた。その点長門は回りに頼れる仲間も居るし、親?みたいな情報統合思念体もある いつか自分の存在意義がなくなってしまうという点を除いてかなり幸せだと思うがね
>>630 鍵であるキョンがいる限り、存在意義は残りそうだなと思っている俺
タバサは知らないからなんとも言えないけど
長門は無口無表情、だけど無感情じゃないし、何処か子供っぽさすらある
とか…と言いたいが、結局長門有希が可愛いという結論に達する
長門は長門であって長門でしかない。 そんなトートロジーでごまかすつもりはない。ないが! 長門可愛いよ長門
長門はパパの娘
635 :
ながもん :2008/05/24(土) 12:39:06 ID:roeteqbp
キ「ながもん! 朝倉が襲ってくるんだ、助けてー」 長「……(ちゃらーん@そこらへんのモノから再構成) キ「なにか、出してくれたの!?」 長「出刃包丁。がんばって」 キ「(゚д゚;)……」
ナガタロス「あなた望みを言って・・・・・・。どんな望みも叶える。 あなたが払う代償は一つ・・・・・・」 キョン「結婚してくれ」
綾波>14 タバサ>ハイスクール? 長門 3歳 これが違いだな
綾波、長門とくると、次はルリしか出てこなくなった 原作での三人娘でも、最初に思い浮かぶのは長門、朝倉、喜緑さんの三人娘
長門有希 約3歳7128ヶ月
>>493 の続編。これで最後です。
――
さて、その頃お城では舞踏会が始まろうとしていました。
大広間には国中から女性が集まり、それぞれ着飾った姿で、
王子様が現れるのを今や今やと待っておりました。
「この中では私が一番美しいようですね」
「エミリーは自信満々だねっ。でも中々カワイイコもいるみたいだよっ」
「すごいのね。ダンスパーティなんて初めてなのね」
「敵情視察のつもりが何故僕が女装をする羽目になるんだ。ふんっ、あのワカメ髪の端末め覚えていろ」
「ぷくっ…ふ、藤原さん、とても似合っているのです…ぐっ…」
「王子――まだ―――」
「くっくっ。まぁ、僕としては楽しい余興だと思うよ。
例え自分が選ばれないことが決められたシナリオであるとしてもね」
さすがは一国の王子のお妃を決める舞踏会。
なかなかレベルの高い女性たちが集まっているようです。
一名ほど、女性ではない方も混ざっているようですが。
その頃王子様は中庭で憂鬱そうな顔をしておりました。
付き人のコイズミが心配そうな顔で声をかけます。
「どうしたのですか?もうそろそろ大広間の方へ向かいませんと。時間の方が迫っておりますよ」
「コイズミ、そうは言ってもだな…
俺は結婚なんかしたくないぞ。ましてや知らない女との結婚なんてまっぴらだ」
「王子もそろそろ身を固めてもよい頃合いじゃありませんか。
それに、今日は美人で気立ての良い女性がたがお揃いのようですよ」
「しかしだな…」
「もしかして、まだあの少女のことを考えてらっしゃるのですか?」
「……」
「王子は最近"あの少女"のことばかり考えてらっしゃるようですね。
しかし、見たところ彼女は下賤な出。王子とつりあう身分ではありませんよ」
「下賤だとか上品だとか、そんなものの何が大事なんだ」
「しかし、一国の王子たるもの、国民に示しというものが…」
「うるさい。大体顔が近い。近寄るな」
「ふふっ。これは手厳しい。さて、そろそろ時間です。大広間へ参りましょう」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「涼宮さん〜あの人たちなんなんですかぁ?」
「ゲストよ!あたしは阪中だけでいいかなと思ってたんだけど、
喜緑さんがそこら辺歩いてるのを引っ張ってきたみたいなの」
「そ、そうなんですかー…
(あの未来人さんと、長門さんと古泉君の敵対組織の人…こんなところに呼んじゃって大丈夫なのかなぁ…)」
「さぁ、いよいよユキと王子の運命的再会よ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
さて、大広間に王子様が現れると、途端に場は騒然となりました。 王子様の服装は、一見簡素なスーツ姿でした。 しかし、王族しか着用することを許されない黒絹の肩掛けが位の高さを象徴しています。 それをいとも自然に着こなせるところが、王家の血筋というか気位なのでしょう。 「あらあら。馬子にも衣装とでもいいましょうか」 「そうだねっ!キョン君の王子様姿、なかなか似合ってるにょろ!」 「ずいぶん高そうな肩掛けなのね」 「ふんっ」 「できれば佐々木さんの王子様になってくれればよかったのです」 「くくっ。キョンに紳士的服装など似合うわけがないと思っていたが、その先入観は捨て去るべきのようだね」 「王子――素敵―――」 大広間は女たちの戦いの場と化しました。 なにせ、ここで王子の目にかかるか否かで、彼女たちの人生が変わるのですから。 しかし、彼女たちの思惑とは裏腹に、王子様は気が進みません。 「おいコイズミ、なんか睨まれているんだが」 「とりあえず誰かと踊ってみてはいかがでしょうか」 「そんなこと言われてもな…」 そのとき、大広間の扉がゆっくりと開きました。 シンデレラ姫こと、ユキが遅れて到着したのです。 優雅なドレスを着込んだユキは他のどの女性より輝いてみえました。 そのあまりの美しさに、騒然としていた大広間は一瞬のうちに静まり返ってしまいました。 もちろん王子様も例外ではなく、その視線はユキに釘付けとなりました。 「なんて綺麗な人なんだ(くそっ。なんでこんな恥ずかしいセリフを)」 そう呟くと、王子はユキの方へゆっくりと歩を進めました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「うぐっ…キョンの奴、なかなかカッコいいわね… やっぱりあたしがシンデレラやればよかったかしら…」 「涼宮さん?」 「え!?あ、な、なんでもないわよみくるちゃん!」 「ところで、あの肩掛け、本当の黒絹ですかぁ?」 「そうよ、古泉君の知り合いに洋服の仕立て屋さんがいて、演劇用に作ってくれたらしいのよ」 「そ、そうなんですかぁ〜(古泉君の機関ってなんでも屋さんなのかなぁ?)」 「それにみくるちゃん、驚くのはまだ早いわよ!」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ユキを間近で見た王子様は驚きました。 着ているものは違えど、彼女は紛れもなくあの時の少女だったからです。 そう、王子様もユキと同じく、あの時図書館でユキに一目惚れしていたのでした。 「なぁ、ひょっとして…」 「……また会えてうれしい」 「じゃ、じゃあやっぱり、ユキさんなのか? あの時図書館で、俺がカードを作ってやった?」 「そう」 「あー、もし良かったら何だが、俺と踊らないか?」 「……よろこんで」 ユキはとても踊りが上手でした。 王子様はかたときもユキのそばを離れません。 面白くないのは他の女たちです。女たちの妬ましい視線がユキに突き刺さりました。 「せっかく着飾ってきたのに、あのような娘がいたのでは台無しですね」 「悔しいけどあのコはかわいいねっ。あんなコ、この国にいたにょろ?」 どうやら意地悪な姉たちはユキとは気付いていないようです。 結局、王子様はユキのもとをかたときも離れることはありませんでした。 残った女たちは諦めて帰ったり、王子の付き人と踊ったりして時間を潰していました。 しかし、楽しい時間は長くは続きません。 舞踏会は佳境を迎えようとしていました。 そこで、王子様はユキに大切なことを伝えようとします。 「もうすぐ舞踏会も終わるな」 「そう」 「お前に、頼みがあるんだ」 「なに?」 「もし、お前が嫌じゃなかったら、俺と――」 その時、お城の鐘が鳴りました。 ユキが時計を見ると、12時まであと15分しかありません。 ユキは焦りました。あと15分で魔法は溶けてしまいます。 もとのみすぼらしい制服姿を王子様に見られるわけには行きません。 「わたしは行かなくてはいけない……ごめんなさい」 そう言ってユキは急いで大広間を出て行きました。 「待ってくれ!!」 王子はユキの後ろ姿に叫びますが、ユキは止まりません。 「ユキ!もうお前に会えないのか!?」 ユキは一瞬立ち止まり、一言だけ王子に告げました。 「また図書館に」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「キョンと有希、上手に踊ってるわね」 「二人でずいぶんいっぱい練習してましたからね〜 全体練習が終わってからも、長門さんのおうちで踊りの練習したらしいですよ〜」 「ふぅーん…有希の家でねぇ。それは感心ね…」 「ひえっ!(しまったぁ…)」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
急いで走ったユキは、なんとか12時までにお城を出ることができました。 ところが、慌てた拍子にお城の階段でガラスの靴が脱げてしまいました。 しかし、もう戻る時間はありません。 ユキは仕方なくそのまま家に戻ることにしました。 次の日から、ユキにはまた前のような辛い日々が戻ってきました。 舞踏会で王子様に相手にされなかったからか、二人の姉はますます意地悪になりました。 押し付けられる仕事は前より多く、理不尽ないじめを受けることも増えました。 でも、ユキは幸せでした。 もう会えないと思っていた王子様に会えただけでも嬉しいのに、 その王子様と二人きりであれだけ長い時間踊っていられたのですから。 ところがある日、ユキは風の噂でとんでもないことを耳にしました。 王子様が、あのとき舞踏会で踊った女の子を探して、お妃にしようとしているというのです。 ユキは迷いました。今、名乗り出れば王子様のお妃になれるかもしれません。 しかし、今のユキを王子様に見られたら、きっと王子様はがっかりするでしょう。 それに、ユキと王子様では身分が違いすぎるので、王子様のためにもなりません。 ユキはそう考え、名乗り出ることをしませんでした。 王子様を諦め、身を引くことに決めたのでした。 それからしばらく経ち、季節が変わったころ。 ユキは図書館に本を借りに行きました。 実はあれから、数か月、ユキは本を我慢していました。 何故かと言うと、 「また図書館に」 などと王子様に言ってしまったものだから、 もしかしたら図書館に行けば王子様に会ってしまうかもしれない。 そう思い、ユキは王子様が自分のことを忘れるまで待つことにしました。 これだけ時間が経てば、王子様も諦めてくれるだろう。 そうユキは思っていたのでしたが…
「待ってたぞ」 「……」 ユキは驚いて声も出ませんでした。 図書館の入口に立っていたのは、紛れもなく王子様だったからです。 「いくらなんでも遅すぎじゃないか?俺はあれから毎日ここに来てたんだぞ?」 「……なぜ?」 「初めはガラスの靴で探そうと思ったんだが、 あの靴を試しに妹に履かせてみたらピッタリだったんだよ。 これじゃ、お前以外にも靴に合うやつがいるかもしれないし、やめたんだ」 ユキは嬉しくてたまりませんでした。 王子様はユキの言葉を覚えていてくれたばかりか、こんなにも長く待っていてくれてたのです。 「この間言いたかったことを言うぞ。…結婚してくれないか?」 「でも」 「でも、なんだ?」 「本当のわたしは、こんなに汚い服を着て、こんなにみすぼらしい」 「だからなんだってんだよ」 「だから、あなたと一緒になる資格はない」 「そうか」 「……そう」 「コイズミ、あれを」 「ははっ」 コイズミは王子に袋を手渡しました。 王子は袋を空け、中身を取り出しました。 「これを見てくれ」 それは、とても優雅な黒絹のドレスでした。 「……それは?」 「これは、この国の王族の女性しか着ることが出来ないドレスらしい。 そんな仕来たりは下らないとは思うが、決まりなものは仕方ない。 そして、このドレスが似合うのは国中探してもお前くらいしかいない。 きっと、このガラスの靴にも合うと思うぞ」 そう言うと、王子はユキの足元にあのガラスの靴を差し出しました。 「着てる服だとか身分だとかそんなもの関係ないだろう。 だって俺は、図書館で制服を着ていたお前に惚れたんだからな」 「……そう」 ユキは足もとに差し出されたガラスの靴を履くと、 そっと王子様のもとへ歩み寄りました。 王子様はユキを優しく抱きよせ、そっと口づけを交わしました。 後日、結婚式を挙げた王子様とユキは末永く幸せに暮らしました。 めでたしめでたし。
GJ!
「有希、キョン、お疲れ様!名演技だったわね!」 ハルヒが上機嫌で叫ぶ。 「会場の反応も上々のようですね」 「緊張したけど、楽しかったです〜」 古泉と朝比奈さんも満足そうだ。 ところで、佐々木たちはどこへ行ったんだ?気がついたらいなくなってるんだが。 「ああ、なんかさっき帰ったわよ。邪魔者は立ち去るべきとか何とか言って」 邪魔者?よくわからんな。全く相変わらず意味不明な奴らだ。 その後はてんてこ舞いだった。 打ち上げパーティと称して文芸部室で大騒ぎ。 鶴屋さんや喜緑さん、谷口国木田に阪中も交えての大宴会となった。 アルコールこそなかったが、みんなして馬鹿みたいに盛り上がった。 まぁ、俺も楽しんだから文句は言えないな。 ハルヒからは長門の家で練習したことに対して一つや二つや三つや四つほどの文句が飛んできたが。 そして今、俺は長門と二人で帰路についている。 偶然最後に帰ることになった…というよりも、敢えて二人で残ったのだ。 なぜなら、長門にどうしても聞かなきゃならないことがあったからな。 「長門、どうしてシンデレラをやりたかったんだ?」 俺がそう問うと、長門は少し首を傾げ――俺を指差した。 「ん?なんだよ、それは?」 「なんでもない」 「そうかい」 「そう」 相変わらず最小限の表現で済ます奴だな。 まぁ、俺にはわかるからいいけどな。 「なぁ、長門、もうひとついいか?」 「なに?」 「さっきのキスシーンだが、あれは偶然か?」 そう、例のキスシーンである。 俺は本番ということもあり、ある程度の距離を置いてキスするフリをしたつもりなのだったのだが、 嬉しいことに、いや不覚にも、いややっぱり嬉しいことに、長門の唇に触れてしまったのである。 だが、俺は自分がミスをしたとは思えなかった。 何故ならば、それほど細心の注意を払っていたというのもある。 それに、俺の唇が長門に触れたのは事実だが―― ――触れてきたのは長門の唇だったからである。 「偶然、ではない」 やっぱりそうか。 「あなたがいう"あれ"はわたしの意思と行動が引き起こした」 えーっと、それはつまり、キスしたかったってことなのか? 「おそらくは、そう」 「……まぁ、俺としても、嬉しかったぞ。お前と、その…キスできて」 「……そう」 心地よいような、それでいてこそばゆいような沈黙が俺たちを包む。 いたたまれなくなった俺はどうでもいい話題をきりだした。 「それにしても、ハルヒに見つかったら殺されるところだったな」 「それは心配ない。角度、光度、反射率など全ての情報を考慮した上で、 あらゆる不確定要素を除去し、どのような存在にも見つからないように行動した。 涼宮ハルヒがわたしたちの行為に気付いた可能性は限りなくゼロに近い。 他の有機生命体はもちろん、喜緑絵美里からも不可視遮音フィルタで防御してある。つまり――」 長門の両の眼が俺を見つめている。そこには、ほんの少しの悪戯心が浮かんでいるように見えた。 「――わたしたちだけの秘密」
ようやく終了です。 最後が連続投稿に引っ掛かってちょっと焦った。 つまらん話をグダグダ続けてすまんかった。 やっぱり長編は難しいね。
GJ まとめに投稿するといいかもしれんね
>>647 おつかれさまGJ!
某ディズ○ー版にしてなくて良かった…
GJ。面白かった。 まとめて投稿すればいいんじゃないかな? 今回なら本番とその前の二つくらいに分けて。 同スレ内なら多少離れても大丈夫だよ。
>>645 >>648-649 >>651 ありがとう。
あまり長いと読む気も失せるかと思って小出しにしてたんだけど、
むしろ分割してるほうが読みにくいよね。
次からは出来うる限り纏めて投稿するようにします。
>>652 長文ならここで紹介だけしてまとめにあげてもらえると助かる
長門スレに書かれているSSだから読んでいるという節があるので まとめだけだと心理的に読みにくいんだよな(ブラウザを開くからかな。自分でもよくわからん) このシンデレラのような良作でもまとめwikiのリンク紹介だけだと読み逃したかもしれない 輪舞曲も途中までは直接投下だったけど、まとめに移ってからは箸が進まなくなった というのは多分俺だけな
ショートというか4レスくらいだとその場ですぐ読むんだが長いと後回しにしたりw それが続編に続くだとチェックの飛ばし読みもつらいのでまとめ上げだと助かるかな
スレで読むとブツ切れなんでまとめてじっくり読みたいというのはあるな。
>>654 わかるわかる。
まとめはやっぱり別サイトって感じ。
いくら長くても長門SSだったら読む むしろ投下に躊躇しないでほしい
>>652 せっかくの長編だし、後から来た人にも読んでもらえるから
http@//nagatoyuki.infoに投稿してもらえるとありがたい
長門ってさ
俺の嫁だよね
662 :
思念体ss :2008/05/24(土) 15:37:08 ID:gliFOYKN
主「はあ・・・せっかくスレ立てたのに人が来ない・・・」 急「何のスレ立てたんだ?」 主「もちろん有希ちゃんのスレ。 みんなで有希ちゃんについて語ろうと思ったのに、 人が全く来ないんだ・・・」 穏「自作自演して盛り上がってるフリをしたらどうですか?」 主「それはもうしてるだよ。たくさんのパソコンを駆使してるんだけど、結局私しか書き込んでないんだ」 穏「それは悲しいですね・・・」 急「っていうか有希ちゃんのスレって既にあるだろ。 確かもう135スレ目だし、それが有名だからお前のスレには人が来ないんじゃないか?」 主「いや、私が立てたスレってそれだよ」 急「・・・え?」 主「お前が言ってるのってアニキャラ個別板に『長門有希に萌えるスレ』でしょ? 実はそのスレは私の自作自演なんだ」 穏「自作自演ってあなた・・・たったひとりで135スレまで?」 主「そうなんだよー誰も来てくれないんだよー」 急「主流派・・・恐ろしい子・・・」
オレ…主流派だったんだ…orz
じゃあ俺主流派だったんだ・・・ 任務ということで長門に会ってくるノシ
俺が主流派だったら長門が振り向いてくれないのも仕方ないな…
みんな主流派の意識の一部だったのか・・・
俺も主流派だったのか… ここのスレッドのみんなが主流派の意識の一部 これはつまり…
・・・みんな、カレーが大好き
今自分の顔を鏡で見たら、何かうっすらとマスクのようなものが見えるんだが…
急進派になってくるわ みんなまたなノシ
宇宙人の侵略がもうここまで…… って無茶振りすんな
リロって無かった……
てことは主流派はキョンと長門がイチャイチャすることを認めてるってことか?
300冊目くらいからは主×長オンリーになります
>>668 少なくとも、俺は該当する…
>>673 俺は認めているというか勧めているんだが
他の主流派はどうなんだい?
俺の中の主流派は有希ちゃんさえ幸せなら良いと思ってる
>>673 何だかんだ言いつつも、娘の幸せを願わない父親はいないということさ
やべ、主流派がカッコイイ…
俺は今とんでもないことに気付いちまった…
皆いいか、落ち着いて聴いてくれ。
>>662 のIDを見るんだ。
gliFOYKNってことになってるが、これを右から読むと、
NKYOFilgだよな? 次に、OとFの間で切り、
NKYO Filg という2つの単語(のようなもの)に分ける。
そして左の単語のNを右端に移動させ、右の単語の場合はgを左端に移動さ
せる代わりに、Fの一つ前のアルファベットであるeに変換する。するとどう
だろう…
KYON File となるではないか!?
つまりこれは、X File ならぬ KYON File に記述された宇宙人に関する調査報
告書の一部と言うことなんじゃなかろうか?
だとすると、これはキョンからの俺らに対する警告なのかもしれん。俺たちの思考
は、既に情報統合思念体にハッキングされているんだぞとif;alu@j+L÷…
妄想統合思念体と呼ぶ方がふさわしいな
>>678 の妄想癖に今後も期待。
俺も情報統合思念体だったのか…
急進派がよかったな…w
ああ 情報統合思念体でもいいや 人目だけでも会えればなあ
>>678 違和感があったから勝手に改変
わかったぞ!
>>662 のIDを見てみろ
gliFOYKNってことになってるが、これを右から読むと、
NKYOFilgとなっている。 次に、OとFの間で切り、
NKYO Filg という2つの単語に分ける
そして左の単語のNを右端に移動させ、
右の単語の場合はノイズであるgを左端に移動させる代わりに、
Fの一つ前のアルファベットであるeに変換するとKYON Fileとなる
おそらくこれは、X File ならぬ KYON File に記述された宇宙人に関する調査報告書の一部
だとすると、このKYON Fileの内容こそキョンから俺達に対する警告
俺たちの思考は、既に情報統合思念体にハッキングされていると取れる・・・
つまり、既に俺達は情報統合思念体の主流派の一部だったんだよ!
ナ ナンダッテー!!
Ω ΩΩ
情報統合思念体の正体はオーバーマインド。 長門達インターフェイスの正体は、実はオーバーロード。
FirefoxもしくはIEで開く場合はSVGのプラグイン入れないと無理
opera余裕です
>>610 がGJ過ぎて言葉が出ない。
絶妙なえろすもたまらん。本出したら買うから教えてくださえ。
思念体が滅亡したら長門も死んでしまう訳ないよな… 消失では人間として生きてたけど
生命維持は単独っぽいな 能力が一部制限されるだけかも それでも射手座の時のように恐ろしい学習能力はあるんだろうけど…
雪山では思念体と切断してたわけだし死ぬ事は無いだろ
更に消失で修正プログラム打ち込んだ後も、思念体存在しないのに普通だったから平気なはず。 おかげで長門の意思=思念体の意思そのもの説が没ってしまった。
むしろ長門と接触を断たれたら主流派死亡
仮に修正プログラムを打たれた後も世界を再改変しなかったらどうなってたんだろうな。 その場合冗談抜きで長門が頼れるのはキョンだけになるっぽいよな。 絶対にありえないことではあるが。
面白い書き込み見つけた 14 名前: パパス(長屋)[] 投稿日:2008/05/22(木) 08:02:41.86 ID:YqBr59JR0 おっぱいは正義!
異論はないが、長門も正義だ
天候シリーズ第三弾 いいかげんにやめようか……。 いや、まだまだ『曇』と『雷』を書いていない。 五部作で終わらせますよ。 『晴』 図書館から出た俺は視界のど真ん中に太陽を入れてしまい、 あわてて目を閉じた。今日は快晴だ。 「…………」 長門が、どうかしたのか、という風に首をかしげて俺を見た。 太陽を直視して眩しかっただけだ、俺は長門に言った。 「…………」 長門は空を見上げ、太陽をじっと見つめた。……なんか絵になるのは気のせいか? 数秒後、また視線を俺に戻し、首をかしげた。 「お前、眩しくないのか」 「……太陽を直視しても眩しくはない。眩しいと感じる前に処理される」 最近長門は人間らしくなっていると考えていたが、 俺は、やっぱり長門は人間じゃないんだなと思った。 「帰ろうぜ、長門」 俺は長門にそう言い、歩き始めた。 長門は俺の後をついてくるだろう、そう思っていたのだが、 七、八歩歩いたところで俺の後ろに長門の気配を感じなくなった。 ふりかえると、長門はまだ図書館の前で空を眺めていた…… というより太陽を見つめていた。 「どうした、長門。帰るぞ」 長門は視線を太陽に固定したまま歩き出した。どうしたものかね。 「なあ長門、なんでずっと上を向いてるんだ?」 長門は歩き出しても空を見上げたままで、 おれはそんな事してると首が痛くなるぞと思いながら言った。 長門はゆっくり視線を戻し、俺のほうを見た。 「やはり私は情報統合思念体につくられたヒューマノイドインターフェース。 眩しいと感じることも無ければ、あなたのように感情を持ち合わせているわけでもない」 言葉を続けようとした長門は一瞬ためらい、結局それを飲み込み、 さっきとは逆に地面に視線を落とした。 「違うぞ長門……」 長門は驚いた様子で俺を見た。 しまった、別に口に出すつもりじゃあなかったんだが……。 ええい、後は野となれだ。 俺を不思議そうに見ている長門に向かって続けた。 「確かにお前は情報何とかにつくられたのかもしれん。 だがお前はそうやって人間と違うところを見つけ、悩んでいる。 感情がなければそんなことしないだろ? そんなこと気にも留めやしないはずだ。 だからな、少なくともお前には感情がある。 ……つくられた?だから何だってんだ。そんなの俺には関係ないね。 みんな何かしら人とは違う物を持ってるんだ。 お前は少しばかり感情表現が下手なだけ、それだけだ」 ――だからな、長門。 俺は深呼吸した。 「お前は胸を張って人間って言えるんだぜ。 なにも悩むことは無い、俺が期限なしの保障をしてやる。お前は人間だ」 「……………………」 長門は話し終わった俺の目を見て、俺ににっこり笑いかけた。 ――その笑顔は何よりも眩しかった。 fin.
だめだ、天候シリーズはどうも長くならない……。 うーん、長編は五部作を書き終えた後に電波を受信したら書きますね。
妨害電波流しといてやるよ
>>696 つうことは長門の精神と思念体って無関係ってことか?
>>705 長門の精神がどんなものかよくわからんけど、直接干渉することは出来るんだと思う。
同じインターフェースの朝倉も「操り主」って言い方してるし。
でも、例えば人間がパソコンへの入力インターフェースとしてキーボードを使う時には
キーボードの動作は人間の意志そのものを単に翻訳したものなのに対して、
長門が思念体とは独立した意思を持っている事は消失や雪山から確実っぽい。
かぜひいた。 たぶん、長門の指をくわえるキョンの絵を描いたあとから 急に頭痛がするわ鼻水出るわのど痛いわ顔面が熱くてぼーっとするやらと かぜそのものの症状が出始めたから、キョンと同調したに違いない。 頭いってええええ…せかいがぐらぐらいたします。 自分にはながとがいないから自力でなおすしかないのね。 もっとえをかかせてください。かぜよなおれ!
もっとSS読みたいね
>>707 風邪くらいいくらでももらってあげるのでもっと絵を描いてください。
とりあえず口移しでおk
>>705 長門は自分という個体の意思表示をしていた
朝倉がキョン襲った時も現場の独断って言ってたし
案外インターフェイスの意思を直接どうこうしたりは出来ないのかもよ
操り主ってのは思考的に自由にできるって意味じゃなくて、 自分たちは思念体の指示に従う事しかできない操り人形だってのを 自嘲と長門に対する揶揄を込めて言ったのかなー、と
おやすみゆきりん
>>708 こんだけ毎日のようにSSが流れるスレって他に見たことがないのだが
贅沢な悩みって奴だな
>>709 そう くちうつし
からだが ほんちょうしであれば
あなたにむかって あごをすこしあげて めをふせる
きすまちがおの ながとさんをかくんだけど
いすにすわろうとしたら いすごと たおれそうになったので
だんねんします
ごめんね
とりあえず なぜか かぜをひいてねつをだした
ながとさんが こころぼそいからと きょんをだきまくらに
ねるんだけど もちろん きょんはきがきじゃなくて
こんなにみっちゃくしているにも かかわらず
せなかがわのふくを よわよわしくつかむながとさんの てとか
なにかやわらかい かんしょくとか なんかいいにおいとか
さむけからくるふるえとか でも あんしんしきっている ねいきとか
もう ぜんぜんねむれなくて
どうするおれ?
ニア ふりむいてだきしめる
きにしない いやせずにいられるものか(はんご)
さらば おれの りせい
などとぎんぎんしているうちに あさがきて
ながとは かいふくするけども たいりょくがていかして
すっかりかぜが うつってしまった きょんが
「わたしのせいだから」と ながとに かんびょうしてもらうという
もうそうをしながら ねむりにつくのだ
このよに ばいちゃ
長門のデコがここまで新鮮とは・・・
どうみても幼女です 俺、いつからロリコンになったんだろう…
そういえば俺の友人に長門はロリだとか言ってる奴がいたので 長々と長門はロリではないことを説明してやったら引かれた・・・・
半分非公式だが戸惑の設定でも39Kgという見事なロリっぷりなんだぜ そして消失でも薄い胸とうわ長門さん何をするくぁw背drftgyふじこlp;@:「
>>716 アニメ2期見るまでは死ねない…死ねないnゴバハァ
しおんの王最終巻がすげえ良かった。真相とかはともかく、紫音の結末がな。 ハルヒに完結があるんなら長門のその後はあんな感じにしてほしいな…
>>720 「薄い」の反対は「厚い」。 つまりあれは胸板の事。
絵によってサイズが違うと本当に情報操作してるのかと思う
そもそも髪型すら絵によって違うし。 まあのいぢのせいなんだが。
きっと着痩せするタイプなんだよ
キョン子とハルヒ・みくる・長門の違い 特殊なジャンルなのに人気爆発させたのがキョン子 ⇒ ただの萌えでキモヲタを露骨に狙ったのがハルヒ キモヲタにも腐女子にもウケているのがキョン子 ⇒ キモヲタにしかウケてないのがハルヒ ダルデレという新しい萌えを作ったのがキョン子 ⇒ ツンデレという、元々人気のある萌えに縋ったのがハルヒ 苦労人の世話焼きタイプで、微笑ましいのがキョン子 ⇒ 自己中の基地外人間でイライラするのがハルヒ ツッコミもボケも確実にこなすことができるのがキョン子 ⇒ ツッコミもボケもできないのが長門 貧乳を気にしているのがキョン子 ⇒ そもそもそういう感情が無いのが長門 実は皆のことちゃんと考えてるお姉さんタイプがキョン子 ⇒ 実はキョン以外どうでもいいネクラが長門 貧乳が爆発的人気を誇ったのがキョン子 ⇒ 巨乳にでもしないと人気をとれないのがみくる みんなに求められてるのがキョン子 ⇒ いらない子なのがみくる
消失長門はロリにしか見えない・・・
ロリじゃない、ちょっと小柄なだけだ! 個人的には男と女の体格差が大きいと蹂躙してる感が出て興奮…スマン何でもない
>715 高熱の妄想乙。 風邪治してまた長門描いてくれよ
>>730 朝倉「………ふーん、何かもっと言いたい事ある?」ちゃきっ
ABSキター!
>>734 ( ^ω^) …
(⊃⊂)
(^ω^;)⊃ アウアウ!!
⊂ミ⊃ )
/ ヽ
>>734 おまっ、これギリギリだぞ! ギリギリアウトだぞ!?
738 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 01:04:43 ID:RbEiN+pg
>>734 朝倉「………………」………観入っている
ワーオアマサガゼンゼンチガーウ
これは酷い誤爆
>>737 いやほら、ギリギリ隠れてないっていう意味で。。。
>>610 見られないです…
どなたか再うpか、wikiのうpロダに揚げてください!
長にゃんオヤスミ
747 :
746 :2008/05/25(日) 01:53:11 ID:dYKbJuua
>>746 決して欲しかったらじゃなくて、消して欲しかったら、です。
おやすみなさい<ねぼけたせいにしたいらしい
消失長門はキョンに一目惚れしてたということに 二回読んでから気づいた
鈍いなw
>>748 図書館でってこと?
それなら作られた記憶の部分だな。
あれって一目惚れだったんだ…
ピンチの時に現われたヒーローです
>>746 ありがたや!
もう寝たと思いますけど、保存しましたんで消してもおkです
そして
>>610 さんGJ!特に3枚目が最高
う〜ん…ハルヒちゃんの長門がいちいちかわいい。 長門の家、ベビー用品ありすぎだろw
>>750 あくまでもノーマル長門が作った改変世界の設定上の話ではあるけど、
自分がキョンに一目惚れしていたという設定をこさえるに至った長門の
心境こそが萌えるポイントだよな。
それも思い出の図書館で。
>>719 長門がロリかどうかはともかく(華奢なのは確か)のいぢが描く絵柄は全般ロリっぽい
だから絵だけ見たらロリって言われても仕方ないかも
だが長門の内面はロリではないと。
おまいはそう言いたいんですね><わかります。
でも時折見せる子供っぽさに萌え死んだりして
フィグマ買ったお パイプ椅子までついてるんだな
おはようゆきりん
バッチファイル書いてるけど何かうまく動いてくれない… こんなとき長門に教えてもらいたい…
おはよう長門
さすが103系だ!
>>734 を情報連結解除してもなんともないぜ!!
______________________________________________________
______|_______________|_______________|_______________|__
___ ___ __ ___
____皿_皿┌""┐二二┐皿_皿___ __皿_皿┌""┐二二┐皿<<”>__ __皿_皿┌""┐二二┐皿___(´⌒(´⌒゙゙;───
/ =.(∞).=ヽ‐─────────────| |──────────────| |─────────────(´⌒(´⌒:゙(´⌒;;
|┌┬┬┐|ll |]|]|┌┐|]|]|┌┐|]|]|┌┐|]|]|┌i| |i┐|]|]|┌┐|]|]|┌┐|]|]|┌┐|]|]|┌i| |i┐|]|]|┌┐|]|]|┌┐|]|]|┌┐|]|(´⌒(´;;;───
.. |└┴┴┘||| | | |└┘| | |└┘| | |└┘| | |└゙| |゙┘| | |└┘| | |└┘| | |└┘| | |└゙| |゙┘| | |└┘| | |└┘| | |└┘|(´⌒(´⌒...゙===
゙. |_。_主流_。_|||_|_|_|思念|_|_| 体 |_|_|鉄道|_|_|____|_|____|_|_|__|_|_|__|_|_|__|_|_|____|_|____|_|_|__|_|_|__|_|_|_(´⌒(´⌒...≡≡≡;;
.. _|_|_lxロl_|_|_〔」oL三」oL〕 U└┘U 〔」oL三」oL〕 〔」oL三」oL〕 :EEEEl: 〔」oL三」oL〕 〔」oL三」oL〕:U└┘U:〔」(´⌒(´⌒(´⌒;;───
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
>>734 \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
グシャ!!
>>699 何が面白いんだと思ってたけど
名前欄と書き込みのギャップに吹いたwww
ハルヒちゃんのジト目長門かわええ
エロゲーをやる長門には思わず萌えた
何もないとこから生み出すことはできないって長門が言ってたから 胸を増量することもできないらしい ワカメも貧乳ってことを考えるとガチでそうなのかも
は?
そういや喜緑さんの胸の大きさってよくわからんな
長門は約束と戸惑で明らかに胸の大きさが違うから 空気などで部分的に膨らます事は可能。 つっついたら破裂する。
何て言いたい放題w
>>767 マジレスすると、何も無いところから生み出す事が出来ないのは情報。
この情報ってのがどういう考え方なのかはよくわからんが。
>>772 マジでそれくらいしかわからんならレスすんなよ
小説読むか氏ねよ
そもそも喜緑さんは出番g ん?窓の外にワカメが見えたぞ……
日曜は変な奴がわいてくるね
>>773 おいおい。 色々想像は出来るけど、実際情報ってのがどーゆー扱いなのかは作中で具体的に触れられてないだろ?
情報制御空間だの机を槍にしたりだの時間を止めたりだのしてるんだから、情報操作とやらで物理的な影響を
与える事は可能なはず。
何も無い所から情報を作り出せないから胸を増量出来ない、なんてこたぁ無いという事だったんだが
なんかおかしいか?
>>774 驚愕で長門と一緒にコンブと戦ってくれるさ
定期的に長門に彼氏が居ないかチェックするキョン キョン「これが父親の役目ってもんだ」
キョン=主流派なんですね。わかりません
>>777 そんのに構わなくていい
ただの単発荒らしなんだから
>>777 長門の説明の要旨は、何もないところから世界(情報によって構築された)を生み
出すことが出来るのはハルヒだけで、それは思念体ですら出来ないことだ、という
ことだろ。
だから、色んな情報が既に存在するこの世界で、胸をちょっと増量するくらいは情
報操作でいくらでも可能なんではないかな。
ん? 日曜だっていうのに集金か…?
>>783 確かに教室一個まるまる再構成する程の力があるから
胸ぐらいどうにでもできそうだが、あえてしないのは
思念体が貧乳フェチで改変の許可が降りないからかもうわなにs
情報操作するならひんぬーは神とでもすればよい そうすれば埼玉の女子高生、岩崎みなみさんも喜ぶ
みなみと2人で無口読書系胸ぺッタンガールズですk
みなみと千秋とながもんをおなじへやにいれてみた
現実の女性だって詰め物をしたり補正がキツい下着をつけたりすれば大きく見える 長門にあるのかどうかは知らんが性周期によってもカップが変わる人もいるそうだ だから胸の大きさが変動する女性については一番小さく見えた時を基準にすべきだと思うんだ 一枚や二枚くらい乳がある絵を見せられたからといって騙されてはいけない
/\___/\ / / ヽ ::: \ | (●), 、(●)、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ,,ノ(、_, )ヽ、,, | < まーたはじまった | ,;‐=‐ヽ .:::::| \_______ \ `ニニ´ .:::/ /`ー‐--‐‐―´´\
長門「……」 みなみ「……」 千秋「……何かしゃべろよバカ野郎」
ほんとに何て言いたい放題w ニュー速のハルヒちゃんスレが売るほどあまってるから なりきり系遊びはそこがオススメっす
長門bitcash当選したあああああああああああああああああああああああああああああああ やったぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ところでにゃがとフィギュアってどうなったの?
あああああああああああああああああああああああああああああああああああ ぺた座りで振り向く長門かわえええええええええええええええええええええええええ だいぶ前に出したからすっかり忘れてたけど、まさか当選するとは思ってなかった…
カナをきっかけにその3人娘で何か書こうと思ったけど電波が飛んでこなかった\(^o^)/
>>793 ,796
落ち着け、そしておめでとう
うらやましいぜ・・・!
クパァ か長門がクパァ・・・ ああ・・・長門・・今日も激しいんだな
長門に言わせたい台詞No.1、バカ野郎
803 :
557 :2008/05/25(日) 20:36:38 ID:ps+HUX/6
>>796 のは市販品じゃないヤツなのか
じゃあ画像は無いよな
名前欄スル〜よろ
805 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 20:39:28 ID:CeoEBYH/
>>801 もっといいのがあるだろw
>>794 無事エプロン長門と共に落札されました。
いわき行きさんの話ではあと2体そのうち出品するとのこと
>>807 そうなのか。 前回はちょっと控えめ過ぎて落とせなかったが、次は頑張ろう。
昼休みの部室にて キ「むぐむぐ、ゴクン。へぇ、うまいな。 やっぱりというべきか、長門は料理もうまいんだな」 長「そうでもない」 キ「謙遜することないぞ。実際うまいしな。 長門はいい嫁さんになれそうだな。俺がもらいたいぐらいだ」 長「!……今回は特別」 キ「ん?」 長「わたしとて誰にでもつくるわけではない」 キ「えっ、と…長門?」 長「あなたにだけ」 キ「え、あ、う…」 長「………」 キ「………」 長「…貰ってくれる?」 うん、なんかごめんなさい…
いやいや俺が
いやいやいや俺が
喧嘩すんな。 喧嘩の元になる長門は俺が没収します。
しょうがない、キョンは朝倉さんに改造してもらってからもらうから。
こら!学校に長門を持ってくるな! みんながハァハァして、勉強できないじゃないか! というわけで、没収だ!俺が持って帰る!
・・・わたしはあなたたちのものではない
_ ,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)''"
, ^ `ヽ 人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)'
イ fノノリ)ハ ゴオオオオオ ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)i
リ(l|゚ -゚ノlリ ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ 彡 ,, ⌒ヽ ミ彡"
(っi==m==:::゙:゙ '"゙ ミ彡)彡''"
く/_li〉 ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_
>>810-816 ) 彡,,ノ彡〜''"
し'ノ ゙⌒`゙"''〜-、,, ,,彡⌒''〜''"
"⌒''〜"
>>817 わざとなのかどうかが非常に気になるなw
教師A「最近生徒達の間で流行っている例の…何といいましたかな」 教師B「長門ですか?」 教師A「そうそう、いかんですな、あれは…勉学の妨げになる」 教師B「校則で禁止すべきですかね」 教師C「まぁまぁ、そう目くじら立てなくてもいいんじゃないですか?可愛いですよ」 教師A「そうは言ってもねキミ…」 教師C「実はちょうどさっき、生徒から没収した長門があるんですが…これです」 長門「……」 教師A・B「ほほう…これは…」 教師C「こうやって難しい本を与えると…」 長門「…ユニーク」 教師A・B(…かわえぇ) 教師C「あ、繊細なコですのであんまり顔を近づけないで。いかがです」 教師A「フム…けしからん…実にけしからんですぞ!」 教師B「何赤くなってんですか」 教師A「ゲフゲフ、まぁいいでしょう。…と、ところでこれはどこで入手できるので?」 教師B[柏謳カ!」
すばらしき日本文化w
テラカオスwww
間違いなく教師Aは堕ちていくよw
いや、昇華するのさ。
コ、コレハww つか自分の姿を見ているような感覚がww 教師Aはいい友達になれそうだww
この教師Aに消失を与えて実験してみたい
間違いなく萌え死ぬ
長にゃんオヤスミ
>>817 リンク削ったら欝になった
長門分を補給せねば・・・
今回は曇を。ラストが雷。最後に持っていくのはどうなんだろうね。 書き難そうなのを先に書いてみた。 短くてすみませんが長くできそうに無いのでこのまま投下します。 『曇』 「……降ってないぜ」 図書館から出た俺は長門に言った。 「…………」 今朝家を出たときは太陽が少し出てたのだが 長門との待ち合せ場所に着くころには雲が日光を遮っていた。 こりゃ帰るころには降りだすかなと思っていたのだが 結果はアンバランスな状態であった。 ハッキリしてほしいものだ。 「じゃあ帰ろうぜ、長門」 ――雨が降りださないうちにな。 借りてきた本を抱えた長門に言った。 「…………」 長門は小さく頷き、歩き出した。 慣れてるとはいえやはり沈黙の中では少々居心地が悪い。 長門と誰か(男)を二人で歩かせるなんてことは俺が絶対に許さんだろうが、 そのほか(女)の奴らに一緒に散歩したいと言う奴がいたら たぶん俺はやめたほうがいいと言うだろうと思う。 「…………」 「…………」 長門から話しかけてくる可能性は無いと判断した俺は長門に適当に話しかけてみた。 脱・沈黙。 「なあ長門……お前、晴れ・雨・曇り・雪、どの天気が一番好きだ?」 言った後に後悔した。 こんな事で会話が続く訳が無いと悟ったのだ。 「…………」 残念、続かないどころか応答する気配すらない。 俺が話を続けたら何か言うかもしれない。 「俺は曇りかな。なんかさ、雨が降るかどうかわかんないっていう 不安定な天気だろ?それは人生にも当てはまる。 先のことはまったく分からない人生にさ。人間万事塞翁が馬。 最近よく思うんだよな。 未来は常に不確定で、それが人生の中でなにより面白い事だって」 「…………」 …………。 長門からの応答は……無い。残念。 さーて、脱・沈黙をしようとしたがどうやらリバウンドしたようだ。どうすっかな。 「私は……」 長門が口を開いた。 「曇りのち雪……」 口を開いた長門はまた口を閉じた。 おいおい、なんつーかこう、なぜそれが好きなのかとか そういうことを言って会話をつなげようと思わんのか、長門? まあそんなことを長門に言うほど俺は長門を知らないわけじゃない。 しかたない、がまんすることにしよう。
マンションの前に着いた。 結局あれから長門は何も言わず、俺も何か言おうとはしなかった。 「じゃあな、長門」 俺は長門に別れを告げて、180度方向転換、さあ帰ろう。 「待って」 ん、どうした? 「曇りの日は……雨だけじゃなく……雪も降る可能性がある……」 一瞬、何を言っているのか分からなかったが、すぐに分かった。 ……長門も変わったな。 俺はそう思いながらマンションを後にした。 「……また……明日」 振り返ると長門はマンションの前まで出てきていた。 手をひらひらと振り、空を見上げた。曇り空。 ――『曇りのち雪』もあるだろうな。 fin.
>>833 「魔法使い」と「泣いた赤鬼」の妹もなかなか良かったぞ。
これがアッーの世界かw
>>821 続きを勝手に考えてみた。
「いいじゃないか、教えたまえ!」
そう言い教師Cの体を揺さぶる。
教師Aの目がやばくなっている。
「ちょ、落ち着いてください」
「長門を持ってきた生徒は誰だ!言え!」
「どうしたんですか!急に!」
「どけ!俺は教師Cに用があるんだ!いいか教えたらこれを」
そう言い教師Bを手で押しのけ教師Cに近づき懐から万札を取り出し、手渡した。
「ふむふむ・・・教師Aなかなかいいことしてきますね、持ってきたのは生徒Kです」
そう言い終わると、教師Aは時計に目を向けた。
まだ学校は休み時間。
教師A「よし、今ならまだ間に合う!」
そう言い慌ただしく職員室を出て行った。
「どうしましょ、教師Cさん」
そう言い教師Cに話を振る。
「どうしたもこうしたも、私たちにはやることがあるでしょ」
「そうでしたね、ではさっくそ」
そう言い長門の方をじっと見つめる。
「「かわえぇ・・・」」
慌ただしく出て行った教師Aは教師Cが担任のクラスへ駆け込んだ。
一瞬クラスでざわめきが起こった。
そんなざわめきも気にせず、生徒Kの目の前にやってきた。
「ど、どうしたんですか、教師Aさん」
「おまえ・・・ハァハl・・・どっから長門を入手した・・・ハァハァ」
「もしかして、先生も長門の事気に入ったんですか?」
その言葉に、周りがひそひそ話を始める。
内容は決まっている。
「あの教師Aにそんな趣味が・・・」「でも長門ってかわいいよね」「でもあんな大人が・・・」
などの内容には間違いない。
「仕方ないですね、教師Aさんだけですよ、入手方法を教えるのは」
そう言い教師Aに耳打ちで入手方法を教えた。
「うへへへへ・・・・そんな方法で入手するのか・・・よし解ったありがとう」
そう言い後ろを振り返り、教室から出て行こうとすると、
生徒Kが肩を叩いた。
再び振り返ると、生徒Kは人差し指と親指を丸の形をさせたいた。
「情報台はきっちりいただきますよ」
「あぁいいだろう」
そう言い懐から万札を取り出し、教師Cの時のように手渡しで渡した。
そして教師Aは出て行った。
「(これで50万は損したな、だが長門が手に入るなら別の話だ!)」
そう思いながら一日を過ごした。
そして生徒Kに言われた通りにやったが長門は手に入らなかった。
そして教師Aは思うのだった
「(騙されたああああああぁぁああああぁああ!!!!)」
そして、次にこう思った。
「(あぁせめて長門のゲームでも買おう、どこがいいかなやっぱ同人サイトの・・・」
彼の人生は長門一色となった
>>836 キョンと長門で組んで長門長門作業か…。荒稼ぎできそうだ。
なんかこう、
>>821 の良さが全然なくなってるのは残念なんだぜ。
>>840 自分が教師Aになったらどういう行動をとるのか、それをまず考えるんだ
自分の担任ではない生徒に万札握らせる教師がいるか?
>>841 いつも思うんだけどじゃあお前が書けっていう論理は絶対おかしい
>>837 有紀有紀詐欺か・・・引っかかる自信がある。
>>843 どうおかしいのか書きもできんで絶対かよ
846 :
844 :2008/05/26(月) 00:01:45 ID:tzS2cUPT
漢字違うし・・・
>>841 書けないよ。
でもまさか「書けないんだったらそんな事言うな」とか言わないよな。
>>845 何で批判的な感想を抱いた奴が代わりに書かなきゃいけないの
賞賛のコメントしか書き込んじゃいけないとでも言うのかよ
久しぶりに見たら… みんなの長門に対する熱さか
長門は冬の寒さには弱いんだってな
真夏に着ぐるみ着ても平気なのに変な娘だな
長門にも少しぐらい弱点があったほうがいいさ
長門の呪文を逆スロー再生するとちゃんと台詞になってる てやつを見たんだが あれは本当になのだろうか…?
長門の弱点は背中だってキョンが言ってたよ。
>>853 キョン君の事好きなんでしょ。わかってるって
っていう朝倉の台詞もあったな。あれはガチでやってる。ドラマCDの時もやってた
長門さんの事好きなんでしょ?わかってるって。
長門さん@愛がいっぱい
>>842 そうか、そうだな確かに粋なり万札を渡す分けないな、考えとけばよかった……
また今度挑戦してみようかな、ま、いつになるか不明だけど
長門スレの住人はHDDがよく飛んでるが、俺はちゃんとバックアップ取ってるから大丈夫だぜ と思ってたら、まさかブルースクリーンで攻めてくるとは思わなかった データ自体は消えてないし、大事なものは外付けにも入れてるから大丈夫だったが でもシステムファイルはもう駄目だな、データ取り出したらリカバリーしてくるわ みんなも気をつけて下され
>>844 に着信
警官「あーもしもし、そちら長門スキーの方ですか?」
844「はい、そうですが」
警官「北警察署のものです。実は、今現場から電話してるんですが長門さんが事故を起こしちゃいましてね」
844「ええっ!ホントですか!?長門は無事ですか?」
警官「ええ、幸い長門さんのケガは瞬時に再構成されたのですが、相手の情報結合を解除してしまいまして」
844「えッ、そうなんですか?」
警官「急いでカナダに引っ越したとか情報操作すればね、なんとなるんですが…今ちょっと長門さんに代わりますね」
844「もしもし?」
長門「………」
844「いったいどうした?」
長門「……わたしの処分が検討されている」
844「ちょwww」
長門「この状態を是正したい。今から言う口座に1万円の振込みが必要」
844「わかった!すぐやるお!!」
一丁あがりの
>>844 であった…
逆再生はニコニコに上がってるよ。 長門 呪文あたりでひっかかったはず。
>>839-848 終わった議論を蒸し返すようで悪いが、
批判的な感想が良いとか悪いとか、そういうのを決める以前の話だな。
人の作った話の続きを勝手に書く、というのは
「劣化した」等の感想をつけられる可能性も覚悟した上での行動のはず。
本人もそれはわかっているようだから、
>>836 自身が悪いことをしたとは思わない。
>>821 が怒ってるっていうなら別だけどね。
でも勝手に人のオチを変えた結果、投げかけられた批判的意見に対して、不満を抱く者がいるのはおかしい。
「俺は面白いと思った」とか言えばすむこと。
>>821 で満足している読者に対して「お前が書いてみろ」なんて、はっきり言って見当違いだわな。
>>863 落ち着いて書き込み時間を見るんだ
誰も君のご高説に興味はない
ストーブ(笑)
ごめん誤爆
おやすみゆきりん
>>864 それはすまん。
ただ個人的に「お前が書け」系の返しには嫌なイメージがあるんで。
出遅れ承知で書きこんだのだが、気に障った人には申し訳ない…
>>868 それと同様に、スレに投下されたものに対しての、
ネガティブな意見を嫌うものがいることに何故理解を示そうとしないのか
しかも殆どが感覚・感情での話になっているのに、
妥当性があるかのように「おかしい」とか「見当違い」とか言うのもどうかと思う
いや、ネガティブ意見を嫌うのは勝手だが、他人の作品について「代わりに続き書け」は確かに変。
>>870 俺は別に変だとも思わんが、そもそも変だからどうしたというのか
どっちも論理性が破綻してるのに、
もはや常套句ともなってるその手のレスだけは排除するのか?
まあ、どっちも空気嫁とは思うがな
さて、こんなレスつけるのも空気読めてないし、
長門の幸せを願って寝るわ
空気云々はともかく、勝手に両方破綻してることにするなよなー。 ネガティブな意見は別に論理として破綻してない。「俺はこう思った」と言ってるだけ。 「そう言うならお前が書け、書けないなら言うな」は明らかに破綻してる。 読書の能力と執筆の能力は別物だから、「読んでダメと感じたなら、良いものが書けるはず」は成り立たない。 だから変だ。 そして変な論理を根拠にして気に食わない発言を封殺するのは反発されて当然。
>>872 見解が一元的過ぎる
「お前が書け」の意味するところの大部分は
「実際に書く苦労を知ってから言え」とか「俺が楽しんでるものにネガるんじゃねえよ」とか
「良くなる具体例を示ない意見なんぞ知ったこっちゃねえ」とかにある
額面通りに受け取って、読むのと書くのは別だから、
その理論は成り立たないと言うのは揚げ足とってるだけ
そもそも話し合うべきポイントがズレてるのに、
それを相手に押し付けて話を進めることに論理性はないだろうよ
とりあえず、相手が何を意図して書いたものなのかを理解しようとせずに、
「反発されて当然」とか正義ぶった顔をするのは見ていて気持ちの良いものではないぞ
*'``・* 。 | `*。 ,。∩ * もうどうにでもな〜れ + (´・ω・`) *。+゚ `*。 ヽ、 つ *゚* `・+。*・' ゚⊃ +゚ ☆ ∪~ 。*゚ `・+。*・ ゚ 長門かわいいよ長門
>>873 おいおい、そんな事言い出したら
>>871 も、いやほとんどのレスは一元的すぎるだろ?
額面通り受け取って反論したのを「押し付け」とはちゃんちゃらおかしい。 叩くなら伝わるように書けよって話だ。
ID:qWOrcon0の「お前が書け」の真意がお前の言う通りなら、話し合うべきポイントは
>>848 の
「賞賛のコメントしか書き込んじゃいけないとでも言うのかよ」に戻るよな。
別にこっちも「お前が書け」が額面通りなら破綻してるのは明らかなのでその件はどうでもいいから、
戻った方がありがたいんだけど。
「じゃあお前がやれ」「じゃあお前が書け」っていうのは 「萌えスレで文句垂れる前にさっさと萌える題材持ってこい それができなきゃすっこんでろタコ助が」 くらいの意味合いだと思ってた
ところで長門は今何をしている?
キョンの夢に出演中
ある日主流派はワカメにキョンのことを聞きました 主「有希ちゃんが気にかけてる鍵の男って有希ちゃんのことをどう思ってるんだい?」 ワカメはニッコリ笑って報告書を提出しました ・(憂鬱P 52)変な女だった ・(憂鬱P124)変な奴だとは思っていたが、ここまで変だとは想像外だった ・(憂鬱P124)情報統合思念体?ヒューマノイド・インターフェイス?アホか ・(憂鬱P125)ちょっとばかし寂しげに見えたのはおれの錯覚だろう ・(憂鬱P126)どうせ教室でも誰とも話さず自分の殻に閉じこもっているに違いない ・(憂鬱P198)長門を置き去りにしてでも、さっさとこの場を立ち去るべきだった ・(憂鬱P295)図書館の話はしないことにした ・(溜息P 22)設定のキテレツさ加減ではハルヒ以上 ・(溜息P 22)無口・無表情・無感情・無感動のないない四拍子 ・(溜息P 58)じゃあ次点の長門にしておくよ ・(溜息P 58)あいつは確かに普通ではないかもしれないが、それなりに普通であるところも―まあ、あんまりないな ・(溜息P 68)ハルヒ以上に考えのつかめない女だな、こいつは ・(溜息P 83)こんなロボットみたいな奴 ・(溜息P 95)こいつはあれか、この部屋にいるときは本を読んでないと死ぬのか? ・(溜息P107)長門ならどこでも平気な顔で着替えの一つぐらいしそう ・(溜息P161)あの無口な読書娘よりはまだ朝倉涼子の方が消えて惜しまれる存在だったぜ ・(溜息P167)そいつに日常会話をしむけても無益なだけだぞ。イエスかノーか、それとも理解不能な一人喋りを始めるかだ ・(溜息P170)長門の淹れたお茶は味気ない ・(溜息P178)長門に噛まれるなんて不気味だ ・(溜息P199)長門はそうだろうよ。あいつはいつだって無感想なのさ ・(溜息P230)こいつばっかりは半年経っても考えてることがさっぱり解らない ・(退屈P 9)いてもいなくても同じような奴 ・(退屈P 34)長門に期待するほうが間違いだ ・(退屈P 79)無口で無愛想な宇宙人モドキ ・(退屈P140)あいつはこの部屋の付属物みたいなものだから人数に入れなくていいのさ ・(退屈P159)(長門と古泉に)「いいコンビだ。付き合うといい。長門に読書以外の趣味も教えてやれ」 主「………有希ちゃん…なんでこんな男に…(血涙)」
>>879 消失以降の「長門は俺のもの」オーラを纏わせてる分も
是非貼ってあげて下さい
主流派に別の意味でトドメをさすくらいのを
おはようゆっきりん 有希りんはまた今日も制服なのか…
おはようゆきりん
>>879 なんか哀しくなって来た。谷口君に対しての悪口より酷いよ…
全国にある長門の名前がつく地名をつなげるとある曲線ができあがるが
それが長門の胸の大きさとか想像した俺はもう駄目だ・・・
>>879 消失以降もはってくれ
のちに「俺の長門」とか言いだす男と同一人物とは思えないな
途中から変わるツンデレというかなんというか そういうのがいいんだろう
長門から見るとキョンはツンデレだったのか!!
た たしかに…!((((゜Д゜)))
今のキョンはデレというか一種の親バカモードみたいになってる感じだがな
キョン「べ、別に長門の事何とも思ってないからな。か、勘違いするなよ!」 長門「・・・・・・そう」
>>891 それはキョンにか?
キョンになのか!?
894 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 08:12:29 ID:GN1w6YSf
age
けど、キョンがモノローグツンデレなのは周知の事実だしなぁ 最初が酷いほど、後がデレになっていく…と 逆の例で、朝比奈さんには終始かわらんしな どうでもいい事をふと思ったんだ 朝倉青鬼説なんだが 事実は別として、ハルヒがそういう話いいなと思った ってのが後から影響しているとかないんだろうか…
>>895 おお。あり得る、あり得る。
まさに世界改変能力の本領発揮。
朝倉にしてみれば、自分の意志(?)を他者に変えられてしまうので
あまり本意ではないかもしれないが。
>>879 じゃないけどめぼしい所をピックアップ。多分もっとある。
(陰謀 22P)我が長門
(陰謀 22P)(噛まれる必要が無くて)何故か残念な気もするが
(陰謀 29P)俺の長門
(陰謀 29P)俺ほど長門の言いたいことを分かってる人間は他に居ない
(陰謀111P)あの控えめな微笑をもう一度見たかった
(陰謀249P)ジャンルの違う女神
(陰謀269P)長門と朝比奈さんという両手に花状態
(陰謀319P)長門相手の約束は死んでも守ってやるつもりだ
(憤慨147P)長門の動かない姿を見て心を安らげようと思った
(分裂P167)(長門に電話して)俺はこの番号を明晰に記憶している
(分裂P228)沈黙がこれほど安心感を生むとはね
キョンがデレに移行するのを楽しむ作品なんじゃないかと思ってきた。
今更ながら、「消失の」後書きに高校時代の女の子の話を書いたのはやっぱ気になるよなぁ
>>897 分裂でそろそろ長門依存症になってないか?w
長門エンドが書きたくて、分裂書いたんじゃないかと思えて来た
>>879 >>897 のようなのを暴走、動揺も抜き出して
時系列に並び替えると不思議な事になりそうだな
キョンのモノローグは本心のときと、天邪鬼なときとがあるってこと…で、脳内変換するしかないw
主「エミリちゃん、この前の報告って本当に正確なの?」 「いや、あのガキが有希ちゃんにベタ惚れでもそれはそれで困るっつーかムカつくけどね?」 「親の贔屓目を抜きにしても、有希ちゃんってもっと魅力的なんじゃないかって…」 ワ「ごめんなさいおじさま。あれが全部じゃないの。これが追加報告です」 ・(憂鬱P205)長門もいるだろうし、何かあればあいつがなんとかしてくれるさ ・(溜息P108)長門なら銃口を額に押し当てられた状態で引き金を引いても素で避けそうだ ・(溜息P109)眼鏡なしになったのに凄い視力も相変わらずだな ・(溜息P221)長門に知らないことなんかないんだろう ・(溜息P250)この冷静な宇宙人だけは嘘を言いそうにない ・(退屈P 79)長門なら線型文字Aで書かれている碑文でも平気で読むだろう ・(退屈P125)まさか時間まで止めてしまうとは思いもしなかった。無敵じゃないか、それって ・(退屈P220)いざとなれば怪獣退治くらいならこいつがしてくれるだろう。頼むぞ、宇宙人。 ・(退屈P262)長門ならピッキングの一つくらいやてのけてくれそう ・(退屈P269)俺とハルヒに危険が降りかかるようなら、長門だって黙って座っていたりはしない ・(退屈P298)あいつなら死亡時刻ジャストを秒単位で教えてくれるだろう ・(暴走P 14)こいつに出来ないことが何なのか、逆に知りたい ・(暴走P165)普通の人間シバリを付けたとしてもこいつはやはり尋常ではないよな ・(暴走P169)存在している段階ですでにアンフェアな長門有希 主「………」 ワ「とっても信頼されてるみたいですね」 主「…うん…あれ…?」 「もしかして有希ちゃん、なんか都合のいい女だと思われてない?」 ワ「いやだおじさまったら」 「女だとすら思われてないですよきっと」 主「………(血涙)」
キョン語録 まとめてみると 結構凄いw
改めて比較すると凄いな 長門に噛まれるなんて不気味 →何故か残念な気もする こいつばっかりは半年経っても考えてることがさっぱり解らない →俺ほど長門の言いたいことを分かってる人間は他に居ない いてもいなくても同じような奴 →長門相手の約束は死んでも守ってやるつもり →長門の動かない姿を見て心を安らげようと思った 好感度上がりすぎだw
問11 この文章において、「主人公」の「長門」に対する感情の変化を、 100字程度で述べなさい。 問12 現在の「主人公」にとって「長門」はどのような存在であるか。 最も正しいと思われる文章を、次のア〜エの中で選びなさい。 ア 無口で、何を考えているのかわからず、いまいち苦手な存在。 イ いてもいなくても同じような、影の薄い存在。 ウ 冷静沈着で、頼りになる存在。 エ 俺の嫁。
・(憂鬱P 53)整った顔
・(憂鬱P126)笑えばあいつだってかなり可愛いと思う
・(憂鬱P197)「(眼鏡を)してない方が可愛いと思うぞ」
・(憂鬱P215)「長門、昨日はありがとよ」「やっぱり眼鏡はないほうがいいぞ」
・(溜息P142)俺は長門に命を救われてばかりだな
・(退屈P125)「ありがとよ、長門」
・(退屈P224)長門のひんやりした無表情が、とても頼もしく見えた
・(退屈P240)俺がルームメイトに名乗りを上げたところで長門は気にしないだろう
・(退屈P264)長門の細い足
・(退屈P282)古泉のように意味もなく笑っていろ。絶対その方がいい
・(暴走P 61)頼りになるのはお前だけ
・(暴走P 61)こいつがアプローチをしかけてきたのは、おれが長門のマンションに連れて行かれたあの一回だけ
・(暴走P 62)俺にとっての長門有希は、本好きで無口で色々頼りになる小柄な同級生の少女で仲間だ
・(暴走P 62)SOS団メンバーの中で、最も博学で、しかも実行力も兼ね備えていると言えば長門なのだ
・(暴走P 95)長門がぼんやり本を読んでる姿は何よりの平穏の証だ
・(暴走P164)今度面白そうな本を買ってきてプレゼントしてやるよ
・(暴走P175)俺は長門の表情を読むことにかけては誰よりも自信を持っているつもりだ
・(暴走P177)(長門のレンダル料が)分給千円なら俺が買って出たいね
+
>>897 穏「…なんでこの部分は報告しなかったの?」
ワ「おじさまを安心させてあげようかと思って隠してたんだけど…」
穏「やりすぎだよ。あれから主流派は引き篭もって酒浸りだよ」
急「泣きながら有希ちゃんのアルバム見て『こんなに可愛いのに…』とか呟きながら飲んだくれてたぞ」
穏「…でもこれを見たら見たでまた荒れそうだよね」
急「面倒な奴だなホント」
(消失)「すまない、長門。俺は今のお前じゃなくて、今までの長門が好きなんだ。それに眼鏡はないほうがいい」 作中でキョンがはっきり「好き」と口にしたのはこのときだけじゃないか?
あなた好みの女になろうと歴史改変したのに。 しょうがない、朝倉涼子を呼ぶか
キョンが改変世界を選んでいればと思うと心が痛い
>>911 それはそれで長門の本心ではないと思うから、微妙ではあるな
アリス仕様の長門を手に入れたが
なんだ…この可愛さは…
長門が成長して消失長門になればいいんだよなー。 その過程が見たくて仕方がない。
?? . -‐- ドナタ…? _ __ 落ちてしまったので、 〃. ヾ . /ソ、、`ヽ ご報告します . ! |ノiノハ从ハヽゝ (.ッ" `ー、eハ i (|r|匸lf匸!i | |l-‐ ‐‐ レ).i 'ハリ、'' - ''ノリ ノl、 ー ノハ .! _ Ol⌒ll⌒D ,.(. 〈}l{H}|'リ> 〉.)/ヽ . くソ_i_li;ゝ /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ヽ/ (__i_). |_Emiri.W__|/
消失長門は俺の嫁
orz
ハルヒちゃんの憂鬱が5件本屋回ってもねえんだが エロゲーやる長門気になる・・・。
>>918 俺の近所は普通にまだあったが
多分、ある程度大きい店じゃないと数を置かないだけだとは思う
初刊だし
ハルヒちゃん見ると、普通の長門もなんか…改変されて頭に残る感じがする…
公式同人誌の方は沢山あるのになー 仕入れ担当センスねえぞ
ほとんどの書店が金曜日に出していたみたいだからな 俺も大型の書店に金曜日の夜に買いに行ったけど最後の一冊だったよ
俺のとこは、ハルヒちゃんが新刊コーナーに平積みで ツガノ版が既刊と一緒に棚に並んでた
ツガノしかNEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!
入荷されていた形跡が無かったわ アマゾン在庫あるけど送料が勿体ねえ
,.-――-,,、_ /:;;;;;::;;:::;;:::::::;;;;、 ,/;/ ̄ヽ、;;;;;;;;;,,,,:ヽ ,、l/_--、  ̄ ̄ヽ:::゙l lリ __ l ,―、 l;:;;l Y ' o) __ ヽ/ 自分戦艦長門に詳しいもんで __ト, 'o > /) 長門有希は俺の嫁・・・・・・ /r― lノr、 く /ノ _r‐l/;;;;;;;人 ヽ、'――ァ r/、―、 ・・・・・・てのはダメ? ,r‐'゙,, (;;;;;;;;;/ f、 二 ̄ 彳l;;;;;;;;;;;ヽ ( ;;'''' ..::..ヽ;;;;ハ lヽ_,,rイ゙ /ヾ;;;;;;;;;;;>-、 r‐┴‐'゙ ̄ヽ l l | | /゙ / |;;/ ̄,_ ヽ ノ゙.;;;;;;;;; ;:;;;;;;;;::゙lヽヽ_ i / >ノ;ノ / ;;::. ̄\
>>927 わたしの名前はそこから来たのではない、ってさ。
長門の名前の由来 宇宙人に操られるってことでガラモン語源説をあげとく
日本語でおk
ハルヒちゃんの長門があちゃくらに突っ込まれて 「おおっ」というところが妙にツボ あと、豆カラで歌って踊る長門が変でおもしろい
ネーミングは綾波パロディだと思ってる。 SF読んでる宇宙人という存在自体パロディ的だし。 というか憂鬱自体がパロディの固まりなんだが。
思うに、消失編以以前のキョンにとっての長門は、 正直なところただのただの団員で仲間で魔法使いの宇宙人で、 いざという時最も頼りになるが普段は会話に入ってくることもないし、 いてもいなくても変わらないよな影の薄いヤツみたいに 思ってたんだろうよ。 時折感情の片鱗的なものを感じることはあるけど、 こいつにもこいつなりに思うことがあるのだろうか……いやいや、 元々機械みたいな喋り方するし、まさかそんなはずはなぁ… などと考えて気付かないフリ知らないフリ見ないフリしてたんだろ。 消失編以降は、長門にも確かにあった感情というものに気付いてやれなかったこと、 わかっていたはずなのにわからないフリしていたこと、 何もしてやれなかったことなんかの自責の念とか申し訳なさとかの反動で、 つい長門寄りに考えたりつい気になって長門ばかり見てしまっているんだろ。 というかだな、原作でのキョンの長門に対する言葉を見てると なんかつじつま合わなかったりするんだよな。 溜息の時に「こんなロボットみたいな奴」だの「本を読んでないと死ぬのか」だの 「まだ朝倉涼子の方が消えて惜しまれる存在だった」だの「長門の淹れたお茶は味気ない」だの 「あいつはいつだって無感想」だの、 言うに事欠いて「長門に噛まれるなんて不気味だ」だの、 そればかりか「そいつに日常会話をしむけても無益なだけだぞ。 イエスかノーか、それとも理解不能な一人喋りを始めるかだ」だとか あまつさえ「こいつばっかりは半年経っても考えてることがさっぱり解らない」 とかのたまってやがるのに、…なんか並べてたら腹立ってきた。 時系列順だとその直後に当たるコンピ研との戦いで、「キーボードを叩く姿がどこか楽しそうに見えた」とか 「勝ちたいのか…?」とか「こいつにだって興味を惹かれるものはある」「たまには休みが必要だ」 とか言ってるのはやっぱ変だろう。 これ、ながるんの失敗だと思う。確か刊行順は憂鬱→溜息→退屈→消失だよな。 溜息の時点でいきなり秋口まで時間すっとばしてるから長門に対する接し方とか 長門から受ける印象の変化をあんまり考えてなかった…っていうか 考えなしに時系列無視してすっとばしたりするからこんなことに… とりあえず謝っておくとしよう。長文スマソ、と。
>>934 長門に限らず、溜息は調整不足だったと本人が言ってるみたいだぜ。
つじつまが合わない時は、便利な言葉「キョンデレ」で押し通せばおk。
>>933 読んでいる長門自身が、そのSFの体現者である宇宙人そのもの、という
ユーモアというか皮肉というか。そういうことじゃないの?
>>934 俺はそういうキョンの長門の取り扱い方を笑いながら読んでたんだけど。
そこまで言うかw みたいな。
まあ溜息を読んだときの様々な違和感は、しょうがないとしか
>>934 色々あって全員がギスギスしてたんだよ
一歩後退二歩前進という言葉もあるし
>>934 それは作家の未熟さって奴だ
デビュー作だと、書いてるほうもどうなるかの予定が作れないんで、
最初と最後を比べるとえらいことになってることが多い
長門に限らず、出来事は時系列順、キャラクター間の関係は発売順に
脳内で入れ替えてしまえ
時系列を吹き飛ばしてでも長門とキョンを仲良くさせようっていうナガルンの親心だよ。
ナガルンはやはり長門×キョンが好きなのね
>>897 とか見てると異常なペースで好感度上がってるとやたら伝わってくる
長門で「こいびとどうしですることぜんぶ」みたいなゲームを作ってくだしあ
しつこく天候シリーズを続けてきましたがこれで最後です。 これは最初の『雨』に限りなく近いです。 次は長編……。まあそんなことはおいといて。 では投下します。 『雷』 「……雨だ」 図書館から出た直後の俺の第一声はそれだった。 「おいおい、傘なんて持ってきてないぜ」 まったく天気予報は当てにならないぜ。 降水確率5%じゃなかったのかよ。 「それだけじゃない。……雷」 俺の後に続き図書館から出てきた長門がそう言い終わった瞬間に空が光った。 数秒後、俺の耳にすさまじい音が耳に届く。 「なんてこった」 どうする、長門? 俺は隣に来た長門に問いかけた。 「…………」 長門は無表情で空を見つめている。 「……じゃあ俺、傘を買ってくるからな」 俺は長門にそう告げた。 長門が数ミリ首を動かしたのを確認し、俺は傘を買いに歩き出した。 雨に濡れることの無い場所を通ったつもりだったのだが残念ながら 俺の肩と膝から下は雨に濡れている。 駆け込んだ雑貨屋にはビニール傘がずらりと並べられていた。 用意がいいなと思いながら傘を一本レジへ持って行き、 財布の中から数枚の小銭を取り出した。 これで帰りは濡れなくてすむ。 「長門、傘買って来たぞ」 そう言いながら図書館の前まで来た。 しかし、図書館の前には、長門はいなかった。 ――長門? 俺はあたりを見渡した。 どこにいるんだ、長門。 俺はあせる気持ちを抑えながら長門を探した。 「…………」 図書館のドアが開く音がかすかに聞こえた。 振り返ると長門が図書館から出てきていた。 「長門、探したぞ」 なぜ長門は図書館の中にいたのだろうか。 外でも雨には濡れないはずなのだが……。 そう思ったが別に聞こうとはしなかった。 「帰ろうぜ」 俺は手に持っていたビニール傘を開いた。 「……一本?」 ん?ああ、この雨なら一本で十分だろ?そんなに金使いたくないしな」 「…………そう」 ポツリと言うと、長門は傘の中――俺の隣に移動し、 俺は長門が傘の中に入っていることを確認して歩き始めた。
歩いて何分たっただろうか。 いきなり空が光り、数秒後に先ほどとは比べ物にならないほどの轟音が空気を振動させた。 「…………!」 長門が一瞬ビクッと震えた。 「……なんでもない」 俺は何も言っていないのに長門は弁解をした。 数秒後、また雷。 「…………!」 「……少し寒気がしただけ」 数秒後、またまた雷。 「…………!」 気がつけば長門は傘を持っている俺の手をぎゅっと握り締めていた。 長門、お前もしかして……。 「雷が怖いのか?」 「…………私は雷という自然現象に対して恐怖心などは抱いていない。 先ほどの震えは寒気がしただけ」 ――素直じゃないな、こいつも。 「じゃあ俺の手を握っているのは何なんだ?」 「…………これは」 「本当は怖いんだろ?正直に言ったらずっと俺の手を握ってていいぞ」 「…………怖い」 長門はそういうと握った俺の手に少し力を込めた。 マンションに着いた。 あれから雷が鳴るたびに手に力を込めていたが、家に帰れば長門も安心するだろう。 俺はマンションの中まで長門を送った。 「じゃあな、長門。また明日」 俺はそう言い、後ろに進行方向を変え、いざ我が家へと一歩を踏み出した時に、 長門がまだ俺の手を離していないことに気づいた。 「長門、そろそろ離してくれよ」 俺の片手をしっかりと握った長門に言った。 「あなたは『ずっと俺の手を握ってていいぞ』と言ったはず。せめて雷が鳴り止むまで……」 長門は俺の手を強く握った。 ――雷よ、どうか鳴り止まないでくれ。 fin.
戸惑のキョンも長門に優しいよな。 消失以降の話のようだから当たり前といえば当たり前なんだが、なんか取扱い注意!みたいな感じ。 プレイ中はなぜかこのスレを見ているときのような安心感があった。 長門が異様に積極的だったせいとも言えるかな。
パソが使えないので携帯の写メからうpりたいんだがアップローダサイトを教えてもらえないか? 知り合いに描いてもらった長門さんイラストを投下したい ググれない状況なので頼むorz
コテつけたままだったスマソorz
誰かいめピタ!いめピタのアドレスを!バヤク!
と思ったら張られてたああああ! はええよ!
逆に言えば、そろそろ長門にキツク当たるキョンも見てみたい感じもする。 あー、でもそんなのを見たらかなり凹むから微妙なところだな。
次フラグへし折ったら主流派に殺される
表面上裏切った形に長門がなってもキョンだけは長門を信じるんだろうな。 あの二人なら冗談抜きでアイコンタクトで会話が成立するようになる気さえする
>>956 HDDが熱暴走起こすまで保存した
というか…持ってくれよ…HDD…
外付けを買う予算なんかないんだからな…!
残念、それは死亡フラグだ。
>>954 例えば二人きりになるようクジを操作するように言われてwktkしてたら相手は別の女連れて来てて自分は図書館で放置プレイをくらったりとかだな。
キョンが辛く当たっても長門は淡々と耐えそうなイメージが…。
後日元気にHDD死亡を報告する
>>959 の姿が・・・!
次スレ立ててくる。
無理でした。
おやすみゆきりん
>>954 自分は喧嘩っぽいのは見てみたいね
珍しく長門のほうからキョンに言って、長門にそんなことを言われると思ってなかったキョンが逆ギレ
すぐにキョンは気がつくんだが、怒鳴っちゃった都合上、妙に言い出せなくてギクシャクしてしまう・・・みたいな
じゃあ俺スレ立て行ってくるわ
ここでながるん=主流派説を提唱
乙 いつも思うが早いなぁ…… もう136冊目とは……
>>947 逆を言えば約束のキョンは優しすぎるということに?
長にゃんオヤスミ
アニメで消失やったら消失版の長門さんのフィギュアとか出るのかなあ 出るならfigmaとねんどろいどは絶対買うぞ
>>973 ねんどろいどはうっすら微笑み顔が
消失版みたいなもんじゃね
上で出てたのを時系列で整理してみた ●憂鬱 4月 (憂鬱P 52)変な女だった (憂鬱P 53)整った顔 ●憂鬱 5月 (憂鬱P124)変な奴だとは思っていたが、ここまで変だとは想像外だった (憂鬱P124)情報統合思念体?ヒューマノイド・インターフェイス?アホか (憂鬱P125)ちょっとばかし寂しげに見えたのはおれの錯覚だろう (憂鬱P126)どうせ教室でも誰とも話さず自分の殻に閉じこもっているに違いない (憂鬱P126)笑えばあいつだってかなり可愛いと思う (憂鬱P197)「(眼鏡を)してない方が可愛いと思うぞ」 (憂鬱P198)長門を置き去りにしてでも、さっさとこの場を立ち去るべきだった (憂鬱P205)長門もいるだろうし、何かあればあいつがなんとかしてくれるさ (憂鬱P215)「長門、昨日はありがとよ」「やっぱり眼鏡はないほうがいいぞ」 (憂鬱P295)図書館の話はしないことにした ●退屈 6月 野球 (退屈P 9)いてもいなくても同じような奴 (退屈P 34)長門に期待するほうが間違いだ ●退屈 7月 笹の葉 (退屈P 79)無口で無愛想な宇宙人モドキ (退屈P 79)長門なら線型文字Aで書かれている碑文でも平気で読むだろう (退屈P125)「ありがとよ、長門」 (退屈P125)まさか時間まで止めてしまうとは思いもしなかった。無敵じゃないか、それって ●退屈 7月 ミステリックサイン (退屈P140)あいつはこの部屋の付属物みたいなものだから人数に入れなくていいのさ (退屈P159)(長門と古泉に)「いいコンビだ。付き合うといい。長門に読書以外の趣味も教えてやれ」 ●退屈 7月下旬 孤島 (退屈P220)いざとなれば怪獣退治くらいならこいつがしてくれるだろう。頼むぞ、宇宙人。 (退屈P224)長門のひんやりした無表情が、とても頼もしく見えた (退屈P240)俺がルームメイトに名乗りを上げたところで長門は気にしないだろう (退屈P262)長門ならピッキングの一つくらいやてのけてくれそう (退屈P264)長門の細い足 (退屈P269)俺とハルヒに危険が降りかかるようなら、長門だって黙って座っていたりはしない (退屈P282)古泉のように意味もなく笑っていろ。絶対その方がいい (退屈P298)あいつなら死亡時刻ジャストを秒単位で教えてくれるだろう ●暴走 8月 エンドレスエイト (暴走P 14)こいつに出来ないことが何なのか、逆に知りたい (暴走P 61)頼りになるのはお前だけ (暴走P 61)こいつがアプローチをしかけてきたのは、おれが長門のマンションに連れて行かれたあの一回だけ (暴走P 62)俺にとっての長門有希は、本好きで無口で色々頼りになる小柄な同級生の少女で仲間だ (暴走P 62)SOS団メンバーの中で、最も博学で、しかも実行力も兼ね備えていると言えば長門なのだ
●溜息 11月 映画制作 (溜息P 22)設定のキテレツさ加減ではハルヒ以上 (溜息P 22)無口・無表情・無感情・無感動のないない四拍子 (溜息P 58)じゃあ次点の長門にしておくよ (溜息P 58)あいつは確かに普通ではないかもしれないが、それなりに普通であるところも―まあ、あんまりないな (溜息P 68)ハルヒ以上に考えのつかめない女だな、こいつは (溜息P 83)こんなロボットみたいな奴 (溜息P 95)こいつはあれか、この部屋にいるときは本を読んでないと死ぬのか? (溜息P107)長門ならどこでも平気な顔で着替えの一つぐらいしそう (溜息P108)長門なら銃口を額に押し当てられた状態で引き金を引いても素で避けそうだ (溜息P109)眼鏡なしになったのに凄い視力も相変わらずだな (溜息P142)俺は長門に命を救われてばかりだな (溜息P161)あの無口な読書娘よりはまだ朝倉涼子の方が消えて惜しまれる存在だったぜ (溜息P167)そいつに日常会話をしむけても無益なだけだぞ。イエスかノーか、それとも理解不能な一人喋りを始めるかだ (溜息P170)長門の淹れたお茶は味気ない (溜息P178)長門に噛まれるなんて不気味だ (溜息P199)長門はそうだろうよ。あいつはいつだって無感想なのさ (溜息P221)長門に知らないことなんかないんだろう (溜息P230)こいつばっかりは半年経っても考えてることがさっぱり解らない (溜息P250)この冷静な宇宙人だけは嘘を言いそうにない ●暴走 11月下旬 射手座の日 (暴走P 95)長門がぼんやり本を読んでる姿は何よりの平穏の証だ (暴走P164)今度面白そうな本を買ってきてプレゼントしてやるよ (暴走P165)普通の人間シバリを付けたとしてもこいつはやはり尋常ではないよな (暴走P169)存在している段階ですでにアンフェアな長門有希 (暴走P175)俺は長門の表情を読むことにかけては誰よりも自信を持っているつもりだ (暴走P177)(長門のレンダル料が)分給千円なら俺が買って出たいね ●消失 12月 ●雪山、ネコ 12月〜1月 ●陰謀 1月2日 消失再改変 (陰謀 22P) 我が長門 (陰謀 22P) (噛まれる必要が無くて)何故か残念な気もするが (陰謀 29P) 俺の長門 (陰謀 29P) 俺ほど長門の言いたいことを分かってる人間は他に居ない ●陰謀 2月 (陰謀111P) (消失長門の)あの控えめな微笑をもう一度見たかった (陰謀249P)ジャンルの違う女神 (陰謀269P)長門と朝比奈さんという両手に花状態 (陰謀319P)長門相手の約束は死んでも守ってやるつもりだ ●憤慨 3月 編集長 (憤慨147P)長門の動かない姿を見て心を安らげようと思った ●分裂 4月 (分裂P167) (長門に電話して)俺はこの番号を明晰に記憶している (分裂P228)沈黙がこれほど安心感を生むとはね
>>976 こう時系列に並べてみると映画製作と射手座の日のギャップが激しいな
フムフム、射手座でキョンが堕ちたと なんだ俺と一緒か
>>969 乙ー。
並べてみると溜息が浮いてる以外は結構整合性があるな。
>>969 乙
>>975 乙
消失
・(消失P 20)春からのハルヒの変化よりも長門の変化の方が重要に思える
・(消失P 45)まっさきに思い出したのは長門の顔だ。あいつなら事情を説明してくれる
・(消失P 45)いつでもあいつはすべてを解決してくれた。長門のおかげで俺は生きていると言っても過言ではない
・(消失P 56)改めて思うが長門は眼鏡のないほうが見栄えがするな
・(消失P 56)なぜ驚くんだ。そんな感情から一番離れているのがお前の特色じゃなかったのか
・(消失P 58)長門でダメなら誰も頼れないことになる。生まれたてのツバメの雛が親鳥に見捨てられたようなものだ
・(消失P 59)この普通の人間のようなリアクションは何だ
・(消失P 63)ああ…長門。これはお前ではないんだな。お前が顔を紅潮させて困ったように目を泳がすことなんてないものな
・(消失P 77)長門だけに、この間違っている世界でもどこか奇妙なのは変わりなしか
・(消失P 79)もともと長門とは会話が成立しにくい。それはこの長門でも変わりがないようだった
・(消失P 81)これは俺がすっかり馴染んだお前からのプレゼントでいいんだよな?
・(消失P 84)薄い胸
・(消失P 84)そんな長門はちょっと―いや、かなり可愛かった。一瞬だけだが、このまま文芸部に入部してハルヒのいない世界を楽しむのも悪くないかなと思ったほどだ
・(消失P 98)長門の明確な意思表示なんて普通だったらまず見れない。希少価値がある
・(消失P 99)長門は俺をじっと見つめ、それから……。薄く、だが、はっきりと微笑んだ。目眩がした
・(消失P100)(長門を)嫌いなわけはない。好きか嫌いで言えば前者だが、もともと嫌いになる理由なんかまったくない。命の恩人でもあるのだ
・(消失P154)俺はあの長門に全幅の信頼を寄せていたし、今も寄せている。あいつのやることに間違いがあるとは思えない
・(消失P155)あいつの言葉を疑うくらいなら俺は自分の頭を疑うさ
・(消失P184)長門ならなんでもありだ。この状況だって何とかしてくれる。でなきゃ、困るんだ
・(消失P188)長門大明神様、俺からも頼むよ
・(消失P189)いったいこの世の誰が長門に太刀打ちできるのか。ハルヒくらいだ
・(消失P190)聞き慣れた静かな声だ。赤ん坊時代にきいたオルゴールのサビのように、俺の心に染み渡る
・(消失P196)まるで蚊だな
・(消失P199)背筋を伸ばしてキリリと立つ長門の姿が、やたらと寂しげに見える
・(消失P204)あの長門は嘘を吐かない。いつだって生真面目な顔で俺たちの側にいてくれた……
・(消失P209)責任は俺にもある。ついつい長門任せにする癖のついていた俺の依存心。長門なら何とでもしてくれるだろうと考えて、そこで思考停止していた愚か野郎。
・(消失P209)バグだと?エラーだ?うるせえ。そんなもんじゃねえ。これは長門の望みだ。こういう普通の世界を、長門は望んだのだ
・(消失P215)「すまない、長門。俺は今のお前じゃなくて、今までの長門が好きなんだ。それに眼鏡はないほうがいい」
・(消失P216)「元に戻ってくれ。また一緒に部室でなんかやってようぜ。言ってくれたら俺もお前に協力する」
・(消失P216)「こんな要らない力を使って、無理矢理変わらなくていい。そのままでよかったんだよ」
・(消失P217)俺は俺のハルヒと古泉と長門と朝比奈さんを取り戻す
・(消失P219)嘘だ。長門が望むはずはない。思い通りに鳴かない鳥はいっそ殺してしまえなんて思ったりしない
・(消失P243)「くそったれと伝えろ」
・(消失P243)「お前が消えるなり居なくなるなりしたら、いいか?俺は暴れるぞ。何としてでもお前を取り戻しに行く」
ヒトメボレLOVER ・(動揺P106)これは意外だった。てっきりハルヒか朝比奈さんのどちらかだろうと思っていたのに、よりによって長門とはな ・(動揺P107)俺なんか初対面時には無口で風変わりな部室のアンティークドールくらいにしか思ってなかったのに ・(動揺P107)俺の長門に対する印象はこの半年間で大きく様変わりしている ・(動揺P109)(図書館に行った)あの時に比べたら今の俺は長門のことを百倍以上もよく知っている。知りすぎちまったかと反省しているくらいだぜ ・(動揺P110)長門を指して変じゃないというのも違和感ありありだ ・(動揺P113)(中河の長門への気持ちを聞いて)俺は小さく舌を打った ・(動揺P117)必要な時にそこにいなかったためしのない宇宙人製アンドロイド、それが俺の知っている長門有希である ・(動揺P118)眼鏡なしのほうがいいと言ったのは俺で実行し続けているのはこいつだ ・(動揺P119)「お前に惚れたとぬかす身の程知らずが現れた」 ・(動揺P119)氷の色をした瞳ではあるものの、俺を見るときに限っては雪解け水くらいに温まっているように感じる ・(動揺P122)俺は長門が中河でも誰でもいい、他の男と睦まじげに歩いている姿など見たくはないのである ・(動揺P123)余計な男が俺たちの間に割り込んでくるのは率直に言ってムカが入る ・(動揺P130)長門以上に騙されにくい存在など銀河レベルでもそうはいない ・(動揺P135)長「会ってみてもいい」誰もが絶句するようなことを呟き、とりわけ俺が顎をガクリと垂らして(ry ・(動揺P139)長門すらけっこうな内面変化を遂げたというのに ・(動揺P148)一目惚れするんだったらどう考えてもこっち(朝比奈さん)だ ・(動揺P149)(長門と中河の試合を見にいくのが)何か、気に入らん ・(動揺P158)(長門と中河を会わせるのは)実を言うとあんまり気は乗らなかった ・(動揺P163)中河に好かれて長門が幸せになるかどうかは解らない ・(動揺P170)俺がリリーフエースをやって三者連続三振を記録できる程度には長門は芸達者なのだ ・(動揺P185)(SOS団の仲間と)共有する思い出がいくつもあるが、長門が絡んでいた事件は特に多くてほとんどすべてだったと言える
おまいら本当にGJだな テンプレ化したいくらいだ
>>975 キョンが長門と出会うのはGW明けだから最初から5月かな?
>・(消失P 84)薄い胸 ちょっと吹いたw
是非wikiに載せてほしいよ
>>986 指摘d もう一回まとめるか?ってもうスレ終わるが
テンプレが長くなりそうだ
>>988 wikiか。じゃまとめて載せて来るか?こういうのもあげていいの?
せっかく文章抜粋してくれたんだから全然構わないと思うが
おやすみゆきりん
995 :
まとめの人 :2008/05/27(火) 00:16:35 ID:LcBFpvMN
名前欄使うの久し振りだなー。 それはさておき、Wikiの使用はもちろんOKだよ。 なんなら新規ページだけ作っとこうか?
次スレに貼るべきか…
1000なら消失がギャルゲー化で長門メインヒロイン
1000なら長門が・・・
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。