952 :
リレー小説:2008/05/18(日) 00:29:25 ID:/Hn/O9/A
>>948から
朝比奈さんにも古泉にも長門にも、それぞれがそれぞれの事情があるのは分かる。
そしてその事情とは正反対の意思もあるということも。
だがその意思に反して仲間達を傷つけるなんてのはおかしい。論外だ。
俺に力が移っているだと?おかしいじゃないか。俺はこんな事は全く望んでいないぞ。
色々と考えるべき事もあり皆にかける言葉が見つからずに立ち尽くしていると、それは突然起こった。
俺が次に見た光景は、棒状に伸びた光に体を突き刺さされている長門だった。
・・・朝比奈さん!?いくらあなたでもこの不意打ちは少々シャレになりませんよ。
しかし朝比奈さんは驚愕の表情でただ呆然と立ち尽くしているだけだった。
俺は光の棒の延びている先に目を向ける。
と、そこにいるのは意外すぎる人物。
「いくら情報操作能力が制御されていてもそこの人間達を消すなんてあなたなら簡単でしょ。
長門さんは甘すぎるわ。少し反省しなさい。」
…声が出なかった。
なぜこいつがここにいるんだ。
忘れもしない狂った笑顔がそこにある。
消えたはずの朝倉涼子がそこにいた。
超展開にして放り投げ
これで長門に焦点をしぼれればこれ幸い
まゆげキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
長にゃんオヤスミ
もう主流派さん暴走で終わらせちゃえ
>>952 何故、朝倉がここにいるのか分からないが、それよりも分からない事がある。
長門が……泣いている?
「なが、と…?」
長門はその無表情に涙を浮かべながら何かを言おうとしているが
その胸に――肺に穴が開いているせいか、ただ口をパクパクさせるだけだった。
「ご…………い。…め……さ…。ごめん……い。……ごめんなさい」
ごめんなさい。確かにそう聞こえた瞬間、もう1本の光の槍――朝倉の左腕が再度長門を貫いた。
血肉が飛び散る。顔に掛かったが、そんなのはどうだっていい。
長門の瞳は、涙が光を反射しているだけだったんだから。
頭にくる。皆で争うなんてふざけている。
頭にくる。誰かが死ぬなんてふざけている。
頭にくる。長門が死ぬなんてふざけている。
―――そして何よりも。見ているしか出来なかった自分が一番頭にくる。
>>956 「ながとぉ!!!!」
「大丈夫よ、安心して」
朝倉はそう呟くと、長門を貫いた光は朝倉戻りし、長門はその場に倒れた。
「朝倉……なんでお前が…」
「わたしは長門さんのバックアップよ。
長門さんが任務を遂行できないときは、私がやるの。今回も私の独断専行なんだけどね。
あ、安心して。長門さんは大丈夫。ちょっと行動制御を奪っただけだから」
そういうと、朝倉は少し憂鬱そうな笑みを浮かべ俺を見た。
「キョンくん。あなたも鈍感よね。
なんで長門さんの気持ちに気付いてあげないの?」
長門の気持ち?それとこれと何の関係があるんだ。
「はぁ…あなた、本当に人間?実は私たちの仲間じゃないわよね?」
あいにくだが、俺はヒューマノイドインターフェースとやらになった覚えはない。
「長門さんがあなたたちに近づいているのはわかるわよね?それなんでだかわかる?」
「SOS団に囲まれて、いろんな人と関わったからじゃないのか?」
「うーん…半分は当たってるかな」
朝倉はニコニコしながらこちらに近づいてくる。
おい、どこからそのナイフを出したんだ。危ないからしまえ。
「あなたなのよ。キョンくん」
「何がだ」
「長門さんはあなたが変えたの。長門さんはあなたが…
…まぁ、いいわ。ともかく、私は私のやることをやらなくちゃ」
そうだ。お前は一体何しにきたんだ。
「言ったでしょ?長門さんの代わりに任務を遂行するって。
この未来人と地球人を殺して、長門さんが望む世界を導く」
長門が望む世界?
長門は朝比奈さんや古泉がいない世界を望むのか?
そんなわけはない。少なくとも、今の長門はそんなこと望まない。
「ま、そういうことだから。朝比奈さんと古泉くん、だっけ?
あなたたちには何の恨みもないけど、死んで貰うわ」
「待て、やめろ!朝倉!!」
「それ無理♪」
朝倉はそういうと再び両手を光に変え、朝比奈さんと古泉に向け―――
「いい加減に、して」
いつの間にか立ち上がった長門に制された。
「長門さん!?もう私の束縛情報を破ったの?
全くかなわないわね。さすがは私のプライマリデバイスだわ」
「あなたの行動がわたしのためのことなのは理解する。
でもわたしはこのようなことは望まない。
あなたはわたしのバックアップのはず。わたしに従って」
「いやだといったら?また私を消す?」
長門はいつもの無表情を崩さない。
しかし、その眼には、俺も見たことがない悲しみが宿っていた。
「…消したくはない。だから、わたしに従ってほしい」
心なしか、長門の声が弱弱しい。
「……まったく、あなたも変わったわね」
そういうと、朝倉の両腕の光は消え、元の姿に戻った。
「情報連結解除、開始」
そう唱えたのは朝倉だった。
そして、光となり、消え始めたのも朝倉だった。
「朝倉涼子」
長門は朝倉を射るような眼で見ている。
「わかってるわ長門さん。あなたは消したくなかったんでしょ。SOS団の仲間を。
でも、キョン君には自分を選んで欲しかった。
だから力を封印したフリをして、キョン君に選択を委ねた。
…まったく馬鹿ね。私たちの力なら、この男の思いすら変えることができるのに」
「……」
「ふふっ。私の負けね。それじゃ、私はそろそろ消えるわ。
キョンくん、またね。長門さんを悲しませたら、私が許さないからね」
前のときと同じような笑みを残し、朝倉は消えていった。
「…ありがとう」
長門は俺に向きなおり、
「……ごめんなさい。全て、わたしの責任」
いいんだよ、長門。
お前が自分の意思を示してくれたことは、俺は素直にうれしく思う。
そして、お前がSOS団の皆を仲間だと思っててくれたこともな。
「朝比奈さん、古泉、長門。聞いてくれ」
三人は俺に視線を向ける。
「俺はどちらかを犠牲にどちらかの平穏なんて望まない。
朝比奈さんも、古泉も、どっちも俺の仲間だと思ってるからだ」
「そして長門。俺は、お前と分かり合うことなら、今のままでも出来ると思うんだ」
ノロノロ書いてたせいで当初繋げる予定だったものと違ったから違和感アリアリだなw
急激にクライマックスまで持ってってしまったか?
続きは後の人に丸投げしよう。
んじゃ俺が書く
ちなみに、まだクライマックスまでは持って行かせないぜww
>長門を貫いた光は朝倉戻りし
朝倉戻りってなんだよ俺orz
「だから、俺は神の力を捨てる。こんな能力があるから、皆を不幸にするんだ。」
「キョンくん…」
「………」
「そして、朝倉に言われて気付いたんだ。俺は、長門のことg」ドゴォォォン
「キョンくん!!」
「な…?」
「大丈夫ですか?しっかりしてください!」
「あ、あぁ、多分、大丈夫だ、…くっ」
「あれは…?朝倉涼子?」
「まったく、主流派もばかなことするわね。私の偽者を作って長門さんの意思に則った事をさせるなんて。
私があんなするわけないのに。」
「!? つまり、あなたは本物の朝倉涼子ということですか?」
「本物ねぇ。その質問の答えは、「No」かなぁ?」
「どういうことです?」
「私は、急進派と穏健派による合作。前の私をベースに、それぞれの主流派を超える特性を掛け合わせて造られたインターフェース。」
「つまり、あなたの力は長門さんを凌ぐほどの力というわけですか?」
「物分りがよくて助かるわぁ。」
「しかし、なぜ穏健派が急進派と組んでいるんですか?彼らはことを荒立てる事を嫌うはずなのに…」
「さぁ?詳しくは知らないわ。教えられてないもの。私はただ、長門さんを壊しに来ただけよ?」
「なぜ、長門さんを殺そうとするのですか?」
「ん〜、私もキョンくんが好きだから我慢できなかったでいいかしら?」
「なっ!!!」
「長話も疲れたわねぇ。主流派からの介入がいつ入るかもわからないし。そろそろ殺しちゃおうかな?」
この状況はまずいですねぇ。穏健派も敵となれば、喜緑さんも敵ということですからねぇ。
「それじゃあ、せいぜい抵抗してね?長門さん。この新しい体には勝てないだろうから、待っているのは『死』だけだけど。
じゃあ、死んで♪」
朝倉=マユゲの毛が濃い
長門=〜の毛が濃い
965 :
リレー小説:2008/05/18(日) 02:15:10 ID:Qi/JNyU1
長門さんと朝倉さんが戦い始めて、もう10分くらい経ったでしょうか。
朝倉さんは遊んでいるとはいえ、長門さんはがんばってくれています。
しかし、あの状態ではあと、3分と持たないでしょう。
「古泉、今、どんな、感じになってるんだ…?」
「心配しなくてもいいですよ。長門さんを信じていてください。
それより、自分の体を気遣ってください。あなたは大怪我をしているんですから。あまり、しゃべると手遅れになってしまします。」
「あぁ。すまない。」
どうすればいいんだ?朝比奈みくるは長門さんとの戦いで力を使いすぎて、今はたっているのが精一杯だろう。
僕の力は今はまったく使えない。…どうすればいいんだ!?
「長門さん、大変そうですね」
なっ?
「少し、手伝いましょう」
あなたは…
「喜緑さん!?」
「こんにちは」
「今、あなたは長門さんを助けると言いましたね?どういうことですか?あなたは穏健派のはず…」
「あら?そんなこといつ言いました?私は穏健派ではなく、変革派ですが?」
「な…」
「さて、そろそろ行きますよ?長門さんがやられそうなので。」
「あ、…はい。」
そんな。彼女穏健派ではないなんて。しかし、嘘を言うような人じゃない。思い返せば喜緑さんが穏健派だと聞いたわけではない。ただ、そう思っていただけだ。
しかし…いや、そんなことより、…これで勝ち目が見えてきましたね。
あぁ〜gdgdごめんよぅ ども
>>924です 個人的にはBad End希望だったんですがむりぽww
つか話が変な方向にww 多分他の作者の考えとは違う方向に進んでいると思いますw
でも、そこがリレー小説のオモシロさだと思いますんで、許してくださいw あと、少しの矛盾も見逃してくらはいw
つか新スレだれか立てないのかな?別にいいけど。 えっと、リレー小説は他の人にパスしますw 次の人がんばってくださいww
次スレの気配が無いから立ててくるよ
>>965 別によかないだろw
規制中だったーよ。
誰かplz
同じく規制中だった。すまん。
初のスレたてやってみるか
973 :
リレー小説:2008/05/18(日) 02:55:37 ID:/Hn/O9/A
>>965から
「待て」
「どうしました?長門さんを助けるためには今動かなくてはなりません。僕はかつてあなたに言ったはずです。
一度だけ機関を裏切ってでもあなたの味方をすると。それが今この時ではないかと僕は考えています。もちろん今の僕だけでは何もできませんが、喜緑さんのサポートとしてはあるいは。」
「そりゃありがたいな。」
だがそれは間違っているんだ。突然の朝倉の介入によって仲間割れのような状況は回避できた。
王道バトル漫画だったらここで皆で力を合わせて敵を倒す・・・みたいな展開になるのだろうがそんな事は俺は認めん。
結局はこれは俺が引き起こした出来事。
絶対に起きてはならない、起こしたくなかった事だ。こんなのは早く止めにして早々にいつもの日常に戻るべきだろうな。
それでも、そこの朝倉に消えてほしいとは俺は思わない。俺は誰も傷つけたくない。
「…正気ですか?このまま手をこまねいていてはどちらか、いや十中八九、長門さんは消滅してしまいます。」
呆れたように古泉は言う。当然だろう。分かっている、分かっているさ。だが・・・
「やさしいお人なんですね。長門さんが変わったのも、あなたのそういう部分に惹かれたからかもしれません」
喜緑さんが朝倉とは違った笑顔で言う。
「そういうわけではありませんよ。ハタから見ればただのエゴじゃないすか」
そうだろう。こんなの奇麗事を並べているだけだ。
俺にはこの状況では何もできやしないというのにな。
「でも、もう終わりです。」
そう言うと直後、喜緑さんは何かを呟いた。全く聞き取れない。
この喜緑さんの行動に反応したのは一人だった。
それは長門でも朝倉でも、ましてや古泉でもない。
俺にとっちゃ以外な人物。
「あ…だ、ダメですぅ〜!」
そう叫んだのは朝比奈さんだった。
これは難しいフリだ・・・
そして本当に消失しているハルヒw
長
起きたら物凄い展開になってるよ
どうやってつなげんだ?
978 :
リレー小説:2008/05/18(日) 09:22:40 ID:Qi/JNyU1
そして朝比奈さんは腰と、こめかみに手を当てた。
「ミ、ミ、ミラクルミクルビ〜〜〜ムッ!!」
朝比奈さん、何言ってるんですか?それはハルヒパワーがあっての技で…
ピシュウゥゥ――ボグウゥン!!!
「なっ」
音の中心部には喜緑さんが突っ伏していた。
「喜緑さん!!」
古泉、喜緑さんの所に早く…って、古泉、何倒れていやがる!俺は動けないんだ、寝てないではやくいけ!!
よく見ると、古泉は肩から血を流して倒れていた。
「ごめんね、古泉くん…」
朝比奈さん、なぜあなたが古泉と、喜緑さんを!?
「キョンくんも、ごめんなさい、私は急進派と手を組んでいたの。さっきの長門さんとの戦いの超スピードは急進派の力を借りていたの」
意味がわからない。わかるやつがいたら、ここに来い。そしてssにして、俺にくれ
情報統合思念体は未来人を恐れて、消そうとしたんじゃないのか?なぜ朝比奈さんと、朝倉が組んでいるんだ?
「私は、未来人としてではなく、朝比奈みくるとして、急進派と組んでいたんです。」
つまり、未来人と急進派が手を組んでいたのではなく、朝比奈さんと、急進派が手を組んでいるというわけか。
なんてこったい。何でも知ってる生命体と、時間跳躍者が手を組んだら、勝てるわけがない。なんてこったい。
いや、待てよ?朝比奈さんは確か、時間跳躍に申請と、許可が必要なハズ…簡単に申請が通るわけが…って朝比奈さんの上司は朝比奈(大)か。
つまり、時間跳躍の申請は通るってことか、くそっ
事態はさらに困惑してきましたww
次のss師に期待しておりますww
>意味がわからない。わかるやつがいたら、ここに来い。そしてssにして、俺にくれ
なんと意味深きお言葉…
503の言う通りだった
アドレスにURL貼り付けて直接行ってみな
自己解決した、ほんと長門の言う通りだったよ
リレー小説(笑)
書いてて恥ずかしく無いっすか?
空気読めなくてサーセンwww
ドイーツ(西)
>ドイーツ(西)
書いてて恥ずかしく無いっすか?
空気読めなくてサーセンwww
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┃ さっさと埋めろ
┃ ., ^  ̄`ヽ 人
┃ .イ fノノリ)ハ /Vミ バシ!!
┗━━リ(l|゚ -゚ノlリ━ / ミ━━━━━━
/つ{⌒l^ )つ
|~ ̄] ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
了解
長
門
長門
は
皆
の
997 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/18(日) 11:11:41 ID:odOXB5WD
フヒヒwww
嫁
999 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/18(日) 11:12:16 ID:odOXB5WD
俺顔真っ赤www
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, '´ `ヽ
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' 「 ´ {ハi′ } l
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