【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ　その87

アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の超ヒロインにしてＳＯＳ団団長！　あたし涼宮ハルヒについて語りあうスレよ！
じゃんじゃん語りなさい！　過疎になんかさせたら許さないんだからねっ！
ただし【荒し】【荒しに反応する人】はダメ！　もし見かけたら生暖かく見守るとよいでしょう。
SS、あたしとキョンのカップリングネタは、名前欄に「SS」「ハルキョン」と書くように…。
あたしが恥ずかし……くは別にないけど、部室のPCのNGワードに入れといてあげるから。

次スレは960が立てること。スレの進み具合によってはスレ立てが早まることもありうるから、臨機応変に対応しなさいよ！

前スレ
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ　その86
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1207275515/

ハルヒスレＳＳまとめ Wiki
http://wikiwiki.jp/haruhi/

やれやれ……皆聞いてくれ、団長命令だ。
最近、荒らしのような発言をする奴が目立つが、そういうのはまず下記リンク先に目を通せとのことらしい。
それが出来ない奴は王様で団長なハルヒのスルー対象にされちまうので、気をつけるように。

【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/　(PC用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/comic/3935/　(携帯用)


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:.:.／ ／,/lヽ;:;:;:;ﾚﾄ{ ヽっ::ノ:::{　　　　　　ゝ　　 ﾉ.|:;:;:;/　.|　　 /　　　　　　　いい？
:.;:.ヽ'. >　 ＞ヽ;:;:ヽ 　 ヽ;;;;=''"　　　　_,,ィ　 ／_=!:;:;/　 .l　　/　　　　　　　　優雅に、そして華麗にスルーしなさい
＼;:;:,＼へ!　　ヽ;:;.｀､､　　　　　　l￣ ヽｊ ,ｲ.!='' /;/ヽ､ /　 〈_/i　　　　　　　　じゃないとあたしを語らせてあげない
　 ヽ;:;:;.,＼　　　ヽ;::;:ヽﾐ'''ｰ- ,,,.＿`ｰ_'',/.//　 /:' 　 ）＾''､　 ｀ヾｆﾞ〉　　　　　あたしが王様なんだから
　　 ヽ;:;:,<¨ヽ､　　ヽｰ-≧ﾆェｪ‐-=,,＿ // 　 ' 　／/ i　 ｀''､ｰ-'　　　　　　　王様の言うことは絶対っっなんだからねっ♪

SSやAAを投下する前に注意！

一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えるそうです。
SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイみたい。
デザインとして最初に改行入れたいときは、スペースを入れておけばいいらしいわよ。
−−−
↑文頭にこういう単一キャラクタが重複するのもまずいらしいから、気をつけた方がいいかもね。


まだなにかあったかしら？
え、なによキョン、大事なことを忘れてるって？

このスレではメール欄に半角で「sage」と入れる事、良いわね？
うっかりageちゃったりしたら、暇を持て余した荒らしやアンチが来るって言うから気を付けなさいっ！

…………。ねえ、キョン。何でこんなこと言わないといけないのよ。あたりまえじゃないの。

>>1乙だ、>>1乙パーティーだ

誰との約束だそれは。ちっとも面白くない。>>1は乙じゃねぇぞ
あたしが決めたの。>>1は乙なのよ！
聞いた瞬間、俺の頭に血が上った。

>>1
乙

2期のハルヒの声優は誰になるんだろ
平野じゃなくなると聞いたんだけれども
ソースは友人なので確証は無いが

友人のソースは聞いた？脳内なのかな？

>>1
乙

９

全世界が>>1乙したかと思われた…！

いつしかのお前の>>1乙は完璧に似合ってたぞ

>>1乙でっしょでしょ♪

ど・・・
それって>>1乙と？

>>1
ハルにゃん乙かれ

>>1乙。

>>6
友人はブルドック勤めなのか。
いい友人を持ったな。

>>1乙であるかもしれませんな

ここ>>1乙とこ？

>>1乙だぜ

>>1乙。

世界のハルにゃん
3の倍数と3のつくレス番の時にデレます。

しかしそろそろSOS団的日常ゲームをDSで出してもいいころだと思うんだが。

>>19
キ、キョン！あ、あたしと日曜日にデ…反省会よ！いつかのあたしみたいに街中を回るわよ！

>>1乙です

http://upload.jpn.ph/img/u16701.jpg
色ぬりはセルフサービｓ…

>>22
か…かわええ！

スレを立てたハルヒ
しかし誰も訪ねる人無く過疎になりそうな時
一人カキコが。そいつとチャットしてるうちに1000行っちゃった電波が

>>24
実は相手がキョンだった。次の日に教室で
キョン「昨日掲示板ですごく面白いスレッドを見つけてな。ほとんどチャットルームになってたが、楽しかった」

まで読んだ

>>7
聞いてみたが、覚えてないの一点張りだったと思う
やはり嘘なのだろうか…
>>15
残念ながら、友人も自分も学生なのでそれはない

それにしても妙に力説というか、確証有りげに話してたのが気になるんだよな…
明日また聞いてみとく
とりあえず平野は替えるべきじゃないよな　どう考えてもハマり役だと思うし

ハルヒ本人にやらせればいいじゃん

>>27
奇才あらわるｗ

思うに、オトヤもファンガイアなんだよ。もちろん蝙蝠の。
そして現在は3世として息子を見守ってると。

ぐあ…誤爆スマンorz

新スレ祝いに…

10 分 ハ ル キ ョ ン ！ ！ ！

阻止

>>32

おま…9秒ってｗｗｗ

阻止したことに初めて罪悪感を覚えた

>32
長門さんﾊｹｰﾝ

>>34
まあ、そういう時もあるさ。

というわけで、仕切りなおし。

1 分 以 内 に 米 が あ っ た ら ハ ル キ ョ ン 万 歳 !!!

>>36
バンザイ！

お前ら落ち着けｗ

>>37
ご協力感謝!!!

以下、いつものハルヒスレ↓






ハルキョョョョョョョョョョョョョョョョョョョョョョョョョョョョくぁwセ？ｒｆｔｇｙふじこｌｐ；＠：「」……ョョョョョョョョョョン!!!

はるきょん
ひゃっほーーーーー!!
カマンカマンベイベぇ

寝る前にハルヒが小さい頃から大切にしている人形にキョンの愚痴や色々なことを
話してから寝るハルヒ。

アイスクライマーで落とし合いをするハルキョン

どっちがお互いのことを考えているかで口論するハルキョン

さてと、寝るか
ハルヒおやすみ

キョンに自作の味噌汁の試食係になってもらうハルヒ

さっき原作を読みおわったんだけど、一番衝撃的な台詞は妹の「みくるちゃんとがいい」だったわ。
ハルヒすんごいへこんだろうな。

ハルにゃんおやすみ

妹へのスキーレッスンも今ひとつだったな。

>>46
どこの場面だ？ｋｗｓｋ

二人きりになれるようにと、妹ちゃんが気を利かせたのさ

キョン妹「あたしがみくるちゃんと遊んでるからね。キョンくんの部屋でゆっくりしていってね！」

十か月後ハルキョンに第一子が。
「ゆっくりした結果がこれだよ！」

気が利くってレベルじゃねえぞｗｗ

妹「昨日はお楽しみだったね☆」

平野が降りたら、ニコ動のNayutaにやらせればいい。

お前は何を言っているんだ

>>49
雪山症候群（「暴走」収録）
鶴屋さんの別荘に着いて部屋決めをするときののシーン。

雪山症候群で思い出したけど、館で長門のことを問い質すハルヒとキョンの会話は、まるっきり夫の浮気を疑う夫婦の会話だな。
消失の事件のことは勿論話せないけど、別に言い訳なんて言わずに「お前には関係ねえだろ」でいいんだからね。
やっぱりハルヒには誤解されたくないんだろうな。

ハァァァァァルキョォォォォォォン！！！！！





おはようございます

>>59を見てたらくしゃみがとまらなくなったぞ

仕事前行く前におハルにゃん。
規制解除記念もかねてｗ

解除オメｗ　
そろそろキョンもフィルター解除して暴走して欲しいものだ。

トランプタワーを組むハルヒ
みくるがお茶を置いたら総崩れ

いや、そこはドリフばりにくしゃみで崩れないと。

>>64
加藤　茶？

最終的にタライが・・・

キョン「ダメだこりゃ」

次(のSS)行ってみよう!!!





…だれか投下ヨロ。

最近、投下少なくて寂しいね

「ほらキョン、みんな投下が少なくて寂しがってるじゃない！何か書きなさい！」
　そんなに簡単に書けりゃ苦労しねぇ。
「そう言うんなら、お前が書きゃいい」
「バカ言ってんじゃないわよ、あたしは団長よ？編集長ならやってもいいけど、
自分でなんか書くわけないじゃない！」
　いくらなんでも、その言い草はないだろう。
「いいかげんにしろ、お前一体何様のつもりだ！」
「とんでもねぇあたしゃ神様だよ」

　だめだこりゃ。

カミナリさまなハルにゃんを想像してしまったじゃないか

この時期はネタが無くて若干難しい時期だからな。
今のうちに充電しておいてネタになりそうな時期になったら爆発するさ

ハルにゃんが難しい時期と聞いて

ていうか驚愕出してくれ

今日はみくるちゃんを題材に皆小説を書きなさい！と部室に現れるや指令するハルヒ

>>71
さらにあんまりそわそ(ryなハルヒを想像してしまったじゃないか

原作では、ハルヒは一回しかキョンの家行ってないっけ？
ハルヒの家に行ったことはないんだよな

ハルにゃんの胸をおもいっきり揉むキョン。

>>68-70
あたりを見て、なら自分がとか血迷ったことを考えて２日ぶりにSSを書いたけど、これから予定が入ってしまった
投下は９時頃になるなこれw
しかもまだ推敲もしてないorz
ハルにゃぁぁぁぁぁん

サングラスをかけるキョン。
以外に似合っていてキョンを見ると顔が赤くなってしまうハルヒ

自分の1/1悩殺写真を作り、キョンの部屋に無理やり飾ろうとするハルヒ

キョンに借りたシャーペンをずっと返さないハルヒ

ハルヒの焦る姿が見たくてキョン君にハルヒの前で告白してみる阪中さん

キョンの家でトイレを必死に我慢しているハルヒ

>>68-70
あたりを見て、なら自分がとか血迷ったことを考えて数日ぶりにSSを書いたおかげで５時ダッシュで帰宅する予定が残業しちまった。
って>>79氏ごめん、文面ぱくった。

最初に断言しておきますが鬱でもバッドエンドでもありません。
２レスもらいます。

家紋

どこかのブログで「ハルヒは汗臭そう」と書かれてたんだが、
汗だくでスポーツに取り組む体操服姿のハルヒもいいなあ…

ごめん、３レスだったorz


　真夜中近くという非常識な時間に古泉に呼び出された俺は、またハルヒが何かしやがったのかと思いつつも仕方なしに学校に向かった。
　しかし指定時間になっても古泉は現れず、代わりにそこにいたのはハルヒであった。
「キョン！？　あんたここで何してんのよ！」
「そりゃ俺のセリフだ。俺は古泉に呼び出されたんだ。お前こそ何でこんな時間にここにいるんだよ」
「あたしも古泉くんに呼び出されたのよ。大事な話があるからどうしても来て欲しいって。なのに何であんたが……？」
「俺にだってわかるか」
　本当にわからない。古泉がこんな時間に俺を呼び出すなんて、またハルヒがそのおかしな能力で何かしでかしたんだとばかり思っていたんだが。
その古泉は未だに姿を見せないし、そもそもハルヒの能力絡みならここにハルヒを呼び出すわけがない。
　一体、何を企んでやがる？

　そのとき、背後で何か重い音がした。聞き慣れない金属音。
　本能的に振り向いた俺は、数歩離れた位置に立つ古泉と、古泉が手にした拳銃の銃口が俺たちに向けられているのを目にしたのだった。

「おい、古泉。これはどういうことだ？　それにその手にしているのは何だ。これは何の茶番だ」
　相変わらず意味不明の笑顔を貼り付けている古泉は、俺の問いかけには答えずに話し始めた。
「どうも、今晩は、お二人とも。わざわざこんな時間に呼び出してしまって申し訳ありません。でも僕としてもどうしようもなかったんですよ」
　どうしようもなかった、ってどういうことだ。まさか『機関』に何か命令されたのか。『機関』が俺だけならともかくハルヒをどうこうするなんて思えない。
　本当に、どういうことなんだよ！
「僕も自由の身ではないんですよ。こんなことをするのは本意ではないのですが。お許しください、とは言えませんけどね」
　本意ではない、という言葉は信じたいが、それにしても相変わらずいつもの笑顔である。本当に本意ではないのだったらもう少し苦しそうな顔をしてみたらどうだ。
「なんで……どうして、古泉くんが……？」
　ハルヒはさっきから俺の袖の辺りを握りしめている。少し震えているように見えるのは気のせいではないだろう。
「古泉、冗談はやめろ」
　俺はまだ古泉を疑いたくなかった。いつか、あの雪山での言葉だって覚えている。お前はSOS団の副団長だろ？　団長や団員に銃口を向けるなんて、冗談以外でするわけないよな。それにしても笑えない冗談だが。

　しかし、冗談でも何でもなかった。

「僕ももうウンザリなんですよ……！」
　それまでのいつもの微笑みを歪め、吐き捨てるようにそう言ったと思ったとたん、派手な音とともに古泉の銃口が火を噴いた。
　俺の袖を握っていた力が弛み、続いてドサリと鈍い音がして「何か」が俺の足下に倒れ込んだ。
「……嘘だろ……？」
　俺の足下に倒れ込んだ「何か」を認識することを、俺の脳が全力で拒んでいる。
それでもその「何か」は確かに人の形をしていて、うつぶせに倒れて顔は見えないが、頭にはトレードマークとも言える黄色いリボンのついたカチューシャがあって。
　嘘だろ？
　信じたくねえよ。
　違う、ここに倒れているのは絶対違う、そんなわけねえ。
　あいつは人類が滅亡しても生き残るようなしぶとさを持っているはずだ。こんな簡単にくたばるわけねえだろ。
　どんなに認識したくなくても、あまりにも毎日見慣れたその姿を間違えるはずもなく、俺は認めたくないまま足下に倒れ込んだ「誰か」を呆然と見下ろしていた。

「……嘘だろ、ハルヒ……」

　目の前が真っ赤に染まった。ハルヒが倒れている。
　何故？　撃たれたからだ。
　誰に？　古泉に。

「古泉！　てめぇ……！」
「おっと、動かないでください」
　一歩踏み出そうとした俺にあらためて銃口を向けると、平然とした顔でそう言った。
　何でお前がこんなことをする？　お前は『機関』よりSOS団の方が所属意識が高いって言ってただろ？　その副団長がどうして。
　いくつもの「何故」が俺の中を駆け巡る。すべてぶつけてやりたいのに、上手く言葉が出てこない。
　俺はあらためて足下のハルヒに目をやった。屈もうとしてまた古泉に動くなと言われる。畜生、ぶん殴ってやりてぇ。
　何でハルヒが。どうしてこんな目に遭わなきゃならない？　変な力を持っているから？　世界を改変するから？
　そんなの関係ねえだろ。
　お前だって見ていたはずじゃないのか。ハルヒは何だかんだ言っても「普通」に毎日を楽しんでいたじゃねえか。こいつが今のこの世界を肯定しているのは充分理解出来るはずだろう？
　それに、お前だって楽しんでいたんじゃなかったのか？　お前だけじゃない、長門だって朝比奈さんだって、それに俺だって楽しんでいた。こいつが巻き起こす事件も、わけの分からないイベントだって何だかんだ言って楽しかった。
　何でお前がそれを終わらすんだよ、古泉。
　こいつがいないともうあの日々は戻ってこないだろ。
　ハルヒがいないと、もうあんな毎日は過ごせないじゃないか。
　そう、ハルヒがいないと────。

　俺はさっきの古泉の命令を無視して、ハルヒの傍らに膝をついた。
「動かないでください。出来ればあなたは撃ちたくないんです」
　知るか。
「撃てばいいだろ」
「は？」
「撃てばいい。何だかしらんがお前はそう命令されているんだろ？　板挟みになることなんかないさ」
　顔を上げて古泉を見る。さすがに驚いたのか？　仮面が外れているぞ。
「どうして……」
　スマイル仮面が外れて驚きの表情を見せている古泉に、俺は言ってやった。
「以前ならそうは思えなかったけどな。これだけいろんな目に遭っておきながら、今更ハルヒがいない世界なんて俺にとっては意味がない。俺を撃ってお前が助かるならその方がいいに決まってるさ」
　うつぶせに倒れているハルヒの髪を触り、軽く梳いてみる。まだ暖かい。
　なんでこんなことになっちまったんだろうな。こんなことになるくらいなら、もっと早く素直になっておくんだった。
「お前は知ってたんだろ、古泉」
　もうハルヒの笑顔が見られないのか、そう考えるだけで目の前が真っ暗になる。
「俺がハルヒを好きだってことを、な」
　古泉は何も言わなかったが、やがて────

「だそうですよ、涼宮さん」

　待て。
　何故そこでハルヒに話しかける……？

　俺が呆然としている間に、うつぶせに倒れていたハルヒがむくりと起きあがった。
　おい、どうなってるんだ？　何なんだよ一体。
　何が起こっているのかさっぱりわからない。おい、古泉、解説しやがれ。
「申し訳ありませんが僕はこれで失礼させて頂きますよ。馬に蹴られたくはないのでね」
　いいから説明しろ！　って、本当に帰るなよこの野郎！

　ハルヒはその場に座り込んだまま何も言わない。いつもだったらウンザリするくらい話すくせにな。まさかゾンビじゃないだろうが。
　て、待てよ。ハルヒは別に死んじゃいなかったわけで、つまり俺と古泉のやりとりはずっと聞こえていたってわけで……。

　古泉、戻ってこい。さっきの銃はどうせ偽物のフリして本物なんだろ。弾を込めて俺に寄こせ。今度こそ本当に撃ち殺してくれ、頼む。

「キョン」
　ようやく口をきいたハルヒに話しかけられてあからさまにビクッとする。挙動不審になるのも仕方ないだろ。
「あの、ハルヒ、今のはだな……」
　しどろもどろに何か言い訳をしようとするが、言葉が出てこない。言い訳の余地があるかどうかと聞かれるとわからんが。
「今更前言撤回、なんて言ったら怒るわよ」
　赤い顔をして俺を睨み付けながらそう言われちまったら、本当に言い訳なんか出来なくなるじゃねえか。うわ、首吊りてえ。
「すまん」
「謝ってるんじゃないわよ、バカ」
　ああ本当にバカだよ。どうやら俺は古泉にはめられたらしいからな。て、撃たれたフリして倒れてたってことは、お前もグルかよ！
　ハルヒはそれ以上何も言わなかった。俺のアホな告白を聞いてどう思っているかはわからんが、答えを聞くのが正直怖い。

「あんた、本当にバカよね」
　謝ることすら拒否されて照れくささやら自己嫌悪やらでうなだれていた俺の頬に手が添えられたかと思うと唇が塞がれた。
　確かにバカだよな、だけどこんな茶番まで演じたお前の方がよっぽどバカだよ、そう言ってやりたいが出来ないので代わりに目を閉じることにした。


　明日になったら、殴る代わりにゲームで有り金全部巻き上げてやることで許してやるよ、古泉。



　　おしまい。またアホなネタでごめん。

良かったよ。リロードするの忘れててもうちょっとで台無しになるとこだったw
その差わずか36秒…

おいハルにゃん、これはいくら冗談でもタチ悪いぞ。人を悲しませる嘘はよくないな。
罰としてこれから毎朝キョンに味噌汁をつくってあげること。お兄さんとの約束だ、守れるな？

GJ！細かいトコは目をつむっちゃうよW

>>87
そういやスポーツセンター（？）で汗を書いてる三人娘のイラストがあったな。

>>86
>>68-70あたりを見て、ってことだったんで
たらいがどこかで落ちてくるのか、屋根でもぶっこわれてくるのかと
ハラハラしたが普通にハルキョンでよかったｗｗｗ

帰宅。GJくれた人ありがとう。
後から言うのもなんだけど、言い訳させてもらうと、
>>88
ハルヒはまさかキョンが信じるとは思ってなかった。一般人からしたら一高校生が銃持って人を撃つなんてバカバカしいネタなわけだ。
それなのにキョンがあっさり信じたのはもちろん古泉の背景を知っているからで、古泉の方は信じるだろうと踏んでやっていた。
腹黒いのは古泉ってことでｗｗｗ

そもそも、これはエイプリルフール当日に思いついた、長編になりそうで断念したネタを
無理矢理圧縮して書いたんで、色々アラがあって申し訳ないｗ

GJ!!
久々のSSですね。内容もおkでよかったです
>>89
ソレ持ってる〜!!

ハルにゃんと下校したい

くっつきながら立ち食い蕎麦を屋台で食うハルキョン

>>91
エイプリルフールなら怒れないなｗ良かったです

>>84-86
GJ！
古泉ナイスw
でも内心は「このバカップルが！」とか思ってそうw

そこは「計画どおり！」な古泉でw

>>79氏のSSも待ってるんだぜ。と催促してみる。

SS投下良い？
>>79だけど>>91氏のSSで満足して自分のSS投下忘れてたw
これまた良くあるネタに仕上がってしまった感は否めないけど…
２レス消費予定

待ってました

「ん」
さらさらさらとあたしの髪をさらうようにしては離しさらうようにしては離す。
外は暗闇に支配され、まんまるに輝く満月の月明かりだけが頼りの、他に明かりになるモノなど無い部屋の中、ベッドの上で二人寄り添う。
あたしはキョンの胸あたりに顔をうずめるようにしていて、黙って髪を透くキョンになされるがままになっている。
さらさらさらとあたしの髪が撫でるように手櫛でとかされる。
これが案外心地よく、あたしはよく寝る前にキョンにしてもらっている。キョンも手心地よいのか何も言わずにしてくれる。
時間にしたら数分かもしれないけれど、あたしはこの何気ない時間が好き。
何となくあの時間を思い出す。高校時代の朝のＨＲの始まる前の時間。
キョンが後ろを向いて、やる気の無い顔をしながらもあたしと話をしてくれていたあの時間。
それはあたしにしては例外的な時間で、何でも無い日常的な時間。
だけどとっても心地よい時間だった。
そう、今みたいに。
そんなことを思い出していると、
「どうした？目を細めて」
隣で方肘をつきながらこちらを見ていたキョンが聞いてきた。
「まるで猫だな。うちのシャミセンも顎の下辺りを撫でてやるとすぐに目を細めて気持ち良さそうにしてたな。そんなに、こう…」
そう言いながらあたしの髪―コイツに初めて会った時くらいの長さになったあたしの髪―を透く。
「されるのが気持ち良いのか？」
何か言い方がイヤらしいんだけど。
「気のせいだ。それとも眠たかったのか？もう良い時間だしな、ふぁ」
マヌケ面であくびなんかすると余計マヌケ面に見えるわよ。
「ほっとけ」
「でもそうね。そろそろ寝ましょ。明日も早いんでしょ？」
「ん？まあな」
コイツは何でも無いように言ってるけど、本当は疲れ切っててとっても眠たいのだろう。
口に出さなくても目がそう語ってる。
それでもあたしの我が侭に付き合ってこうやって一緒の時間を作ってくれる。
あたしのために、あたしだけのためにこんなことをしてくれるのはきっとこのばかだけ。
「ばか」
そう思うと何か恥ずかしくなってしまってそんなことを言ってしまう。
「いきなりばかとは何だ」
「何でも無いわよ。それより…」
顔をあげる。
キョンは方肘を付いてこちらを向いてるからキスの体勢に丁度良い。
「おやすみのキス…して？」

そう言うとキョンは髪を透いていた手を離し、あたしの首あたりに手をやり、
「おやすみハルヒ」
と、あたしの唇に自分の唇を重ねる。
ちゅっと音がするような浅いバードキス。
だけど今のあたしには十分で、
「好き」
なんて口走ってしまう。
だけど、それ以上にコイツは、
「俺も好きだぞ。愛してるハルヒ」
なんて言ってくる。
ずるい。
何でコイツは不意にこんなことを言うのだろう。
しかもあんまし見せない優しい柔らかい笑みで。
「ばか」
あたしは高まった自分の気持ちを抑えるようにそう言う。
「おいおい」
すると今度はキョンはやれやれみたいな顔になる。
そうよ、あんたはそういう顔してれば良いのよ、ばか。
でもあんな顔を見れるのもあたしだけだと思うと不思議と口元が緩んでしまう。
「どうした？ニヤニヤして」
あんたもニヤニヤしてるわよ！ばか！
「もう寝るわ。おやすみバカキョン！」
あたしは更に恥ずかしくなり反対を向き、取って付けたようにおやすみを言う。
だけど返って来るのは、
「ああ、おやすみハルヒ」
なんて暖かい言葉で、あたしは心が熱くなる。
それが、あたしは本当にコイツが好きなんだって改めて実感させる。
あたしの熱が冷めるには時間がかかり、その間にキョンは寝てしまったけど、寝言が聞こえ振り返る。
「…好きだぞ…ハルヒ」
「はぁ」
コイツは夢の中でもあたしと会ったるのかしらね。
夢の中のあたしがちゃんと応えるようにあたしはあたしからすれば可愛らしい寝顔で眠るキョンの耳元で囁いた。
「愛してる、キョン」

>>101-102
糖尿になりそうなくらいGJ!!
甘えてるくせに照れてるハルにゃんに萌え。
つーか可愛すぎて死にそうだｗ

>>101-102
以上です。
次回くらいにはハルキョンたちを高校生に戻そうかと考え中w

>>103氏
GJありがとう！

と言うか(携帯の)電波が無い！
割りたい…やらないけどw

GGGGGGGGGJJJJJJJ!

ハルヒ大好きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！

>>104
これは寝る前に良いSSが見れた
GJです!

ハルにゃんにピアノ教わりたい

>>102
甘すぎGJ！
ちょっと歯医者行ってくるわ。

>>108
是非腹筋スレあたりで出て欲しかったIDだｗ

ハルにゃんのお兄ちゃんになりたい

NHK
Natural HaruKyon

あえてフリーターを選ぶハルヒ、な電波が掠って来た
どの会社もお気に召さなかったとかの理由で

永久就（ｒｙ

なんとなく研究者や教職みたいな、一般でいうところのサラリーマンとは違う職業が似合いそうな気がしないでもない。

大学の美人教授で

>>101-102
これはGJｗｗｗ
まぁ傍からみれば原作でもすでにこれに近い桃色空間を教室で展開しているのだろうｗ

おはるにゃん

おはるにゃん

おハルキョン

涼宮ハルヒのSSの人気投票開催中。
ttp://vote2.ziyu.net/html/punpking.html

投票は何も生まないわ…

久しぶりに来たらなんなの！？この桃色空間ｗ
まとめてで申し訳ないけどGJです。
脳内糖分補充したところで仕事に帰りますorz

ハルにゃんと屋上でお昼寝

仕事出発前にちょっと投下する。
かなりネタ的に被ってそうだけど気にしない。

閉鎖空間。
この灰色の空も何回も経験すると、なんだか見慣れたものになりつつあるな。
適当にぶらぶらとＳＯＳ団部室前の廊下を歩いていると、ようやく例の赤い発光体がやってきた。
「やあ、どうも」
お前も毎度毎度ご苦労なこったな。
「まったくです。我ながら。」
丸いままで苦笑するとは器用だな、古泉。で、今回のも今までのと同じタイプなのか？
「ええ、そうです。過去5回と同じ現象でしょう。外見上はあの1回目のときと同じ閉鎖空間ですが、外の世界が崩壊する兆しは全くありません。
完全にあなたと、涼宮さんだけがこちらの世界に転移している状態です。」
やれやれ、ハルヒの奴はなんだって俺をこんなところにやたらと閉じ込めたがるのかね。
「本当に理由をご存知無いのですか？」
どういう意味だ。
「脱出方法は今までと同じだと思います。」
だからなんだ。
「いえ、お互いにもう少し素直になれば、わざわざ閉鎖空間を発生させる必要も無いのではないかと。」
お互いにってなんだよ。俺はハルヒの奴に呼ばれて嫌々ここに来ているだけであってなあ。
「・・・そういうことにしておきましょう。まあ、機関としては歓迎すべき事態です。この閉鎖空間なら神人が暴れたりする気配もなさそうですから。」 俺の安眠については考慮されないのか？
「明日に差し支えないよう、ほどほどに。としかアドバイスできませんね。・・・ではもう行きます。これ以上いると、あまりにも出歯亀すぎるので。」
言い終わると、発光体古泉は逃げる様に窓の外へと飛んで行ってしまった。

さて、あまり長く待たせるとハルヒの奴がまた不安がりそうだ。そろそろ部室の中へ戻ってやるとするか・・・。

以上、おわり。
初めて書いたｗ

エロ展開を想像してしまう俺は裁かれればいいと思う

>>123-124 どうしても続きを期待してしまうんだが
>>126 俺も裁かれてくる

>>125
続きが気になる…

ハルヒの一日兄貴になるキョン

>>126
いつの間に書き込んだっけ？

いじめスレ落ちたか

そんなスレ、見なければはじめから無いのと同じ

>>131
あ　ホントだあそこのSSはクオリティ高くて良かったのに

ここで話すコトか？
さっさと帰れ。

いじめられるハルヒ


なんかそそられる

ただいま。
４月から働き出したので消えてたけど意外と余裕ができたので帰還。

久々にＳＳ書こうと思うんだけど誰か電波くれないか？
真正面甘々は難しいかも知れんけどなんかこうツンデレ系のネタが浮かびそうな電波。

>>136
ありがちですまんが、怪我をするハルヒと心配するキョン。
あるいはその逆で、怪我をするキョンと（ハルヒなりの）心配をするハルヒ。

>>137
おｋ。
頑張ってみるわ。ただ今日中でダメなら明後日以降になるけど。

>>138
期待してる。ゆっくり頑張ってくれ。
遅れたがお帰りｗ　最近書き手さんがみんな忙しいらしくて帰ってきた人がいるのはマジで嬉しい。
てか、多分４月のこの時期に暇してるの俺くらいｗｗ
上司ハルにゃんに「キリキリ働きなさい！」と言われてみたい。

ボロ家を２人で改装するハルキョン

しかし、雪山では長門との間を疑って、陰謀ではキョンが一人ではないんじゃないかと電話越しに感づく…どれだけキョンをみてるんだろうか？
電話とか勘鋭すぎだろ…。

クリスマスのハルにゃん漫画（エンドウ）とか汚いハルにゃんとかなら可愛くていいんだが…。

>>141
耳に神経を集中してるハルにゃん想像してなぜか吹いたｗ可愛すぎる

忙しかった仕事がひと段落着いたー！
ということで早速現実逃避ｗ

目覚ましの鳴らない朝。
カーテンの隙間から漏れる光がまぶしくてあたしは重いまぶたを持ち上げる。
自分の頭を少し左に傾けるといつもの見慣れた寝顔が目に入り、あたしは思わず口元をほころばせた。
相変わらず間抜け面ね。

さてさて、いくら日曜日だからってぐーたら寝てるなんて勿体無い。あたしはいつもより遅い朝食の準備をするために布団から抜け出そうとした。
「キョン、ちょっとごめんね」
あたしを抱きかかえてるようにしてる腕をどけようとしたとき、急に視界が変わった。

一瞬のうちにあたしはキョンの腕の中に。

「ちょ、ちょっと、キョン」
あたしが抗議の声を上げると返事の代わりにキョンの腕に力が入る。
「あと5分……」
掠れたキョンの声に思わずドキッとしてしまう。いつも聞いてるはずなのになんでかしら。
心なしか顔も赤い、ような気がする。
腕の中でドキドキして固まってるあたしに違和感を持ったのかキョンは腕の力を弱めて顔を覗き込んできた。あたしは赤くなっているだろう顔を見られるのがなんとなく恥ずかしくてキョンの胸に顔をうずめる。

「あと5分だけ、だからね」
力が抜けた腕に再び力が入る。

このぬくもりを無理に終わらせる理由は見つからないわよね。
お互いの気が済むまでごろごろしてるのもいいかもしれない。

今日は土曜日、目覚ましの鳴らない朝の出来事。

>>143
仕事乙。SSはこの短さでこの甘さか！
赤くなったハルにゃん可愛いよハルにゃん。

>>143
短いのに甘い！いいね。ただ土曜のことなのか日曜のことなのかどっちだい？

>>143
乙。こんな感じのSS大好き

ところでハルにゃんの栞もってるやつ挙手してくれ
ﾉ

ハルヒの鞄を持ってあげるキョン
何か重いと思ったら中に鉄アレイが二つ入ってた。

ハッピを着てるハルヒ栞なら。

>>147
なんでwww
思わず、
「どうやら本気を出さないといけないようね……」
ｶﾞｼｬｰﾝ！
「な！？今までそんな重さのカチューシャをつけていたのか！？」
って映像が脳内に浮かんだじゃないか

首と腕がかなり太いハルヒ？

実はムキムキのハルにゃん

SS投下良い？
昨日に続き果てしなく道を踏み外し中orz
推敲？何それお茶菓子？みたいなノリで書いた
３レス消費予定

>>148
ﾌｲﾀww
授業中居眠りしたら机に激突だな
ウト、ウト･･･ﾄﾞｶﾞｰﾝ!!
キョン「のわっ！？」

その後心配したキョンにおでこなでてもらってラッキー

>>151
タイミング悪くてスマヌ
SSきてー

「…お。よう、俺だよ俺」
「え？だから俺だって。谷口だよ谷口」
「…はぁ！？何で俺がお前にオレオレ詐欺するんだよ！それより国木田、聞いてくれ」
「…いや、ナンパの話じゃなくてだな」
「あぁ…ナンパって言えば間違ってねぇが…っていいから聞いてくれ！今誰かにこれを話さないと俺の気持ちがおさまらねぇ！」
「え？予定があるから手短に？…分かった、なるべく手短に話すからとにかく聞いてくれ」
「お、流石国木田。アイツとは違うぜ。ついさっきのことなんだけどよ…」

俺は最早毎週日曜日の恒例となっているナンパのために町へ繰り出したんだ。
昼前だったんでしばらく一緒にお昼でもどうですか作戦をしてたんだが…

「あ？俺のナンパ話はどうでも良いだと！？」
「…いやすまん！俺が悪かった！今日はそこじゃねえんだ話したいのは…」

で、昼飯をファーストフード店で食って店でた時なんだが、アイツらが歩いてるのを見つけたんだ。
たぶん、近くのファミレスにいたんだな、あれは。
でよ、朝比奈さんとかと合流でもするのかと思ってよ、後つけたんだよ。

「趣味が悪いだと！？うるせぇ！お前もわかるだろうあの朝比奈さんの…ってそこでも無いんだよ話したいのは。ちょっと話させてくれ」

後つけながら話を聞いてたんだけどよ。
今から話すのはその時聞こえた話だ。
「ちょっとキョン、あんたあたしのデザート食べるなんて良い度胸してるじゃない」
「まだ言うのかお前は。お前があまりにぎゃぁぎゃぁ言うから他のお客さんに迷惑だと思って出てきたんだぞ？」
「誰がぎゃぁぎゃぁ言ってたって言うのよ！」
「あ〜だから叫ぶなよ。お前が口に入れようとして持ってたケーキを一口いただいただけだろうが」
「どこが一口よ！そのあとあたしの飲みかけの紅茶も飲んだでしょ！」
「だからな、そもそもお前が人の昼飯を横から勝手に食ったり俺の飲みかけのコーヒー飲み干したりしたからだろ」
「いいじゃないの別に。キョンのモノはあたしのモノ。あたしのモノはあたしのモノなの！」
「何処のガキ大将だお前は。だったら俺だって、ハルヒのモノは俺のモノで俺のモノは俺のモノだ」
「意味分かんないわよ。ばか♪」

「どう考えても最後のばかには音符がついてたなあれは。あんな涼宮はキョンの前でしか見れないぜ、きっと」

「…ってそれもどうでも良いんだ、それよりも今言った内容を町中で堂々と喋ってやがるんだぜ？信じられるか？」
「…いやちょっと待てまだ切るな、続きがあるんだよ、続きが」

その後も聞いてるこっちが「このバカップルが！」とか言いたくなるような内容の会話をしてたんだが。
いい加減こっちが嫌になってきちまってよ。
ちょっとからかってやろうと声かけたんだ。
「ほんとにアホキョンね」
「おいキョン！涼宮！」
「アホキョンとはなんだアホキョンとは。アホな役割はな谷口で十分だ」
無視か！どんだけ二人の世界だこんちくしょう！
「そのアホの谷口だ！このバカップル！」
「何ですって？…って何よアホの谷口じゃない」
「誰がアホだ！」
「谷口よ、今自分で言っただろ」
「ぐっ、それは勢いで…」
つうか何でバカップルで振り向くんだよ。
「何あんたまた一人でナンパでもしてんの？」
「うっせぇ一人で悪かったな！」
「別に悪いとは言ってないぞ谷口。ただ哀れんだだけだハルヒは」
「この野郎！！」
つうか何だ！その俺たちはそんなことする必要なんて無いんだぜ、みたいな言い方は！
そういうつもりなら目的を果たそうじゃねぇか。
「まぁ、そうだよな。お前らのようなカップルからすれば俺なんかな可哀想な奴だよな」
って何で卑屈になってんだ俺は。
「はぁ？誰がカップルよ」
「ハルヒの言う通りだぞ、俺たちの何処をどう見たらカップルに見えるんだよ」
「どっからどう見てもだ！楽しそうにデートしやがって！手まで繋ぎっぱなしで！」
見つけた時から一回も手離してないだろお前ら！
「あんた一回眼科か脳外科行った方が良いわよ」
脳外科って何だよ！！
「言っておくが谷口、俺はただコイツの買い物の荷物持ちに呼び出されただけでだな」
そういうのをカップルって言うんだよ！
「全くせっかくの日曜日なんだけどな」
その割りには嬉しそうだぞ、お前。
「あら、せっかくお礼にあたしのうちでお茶でも出してあげようかと思ってたんだけど、やめようかしら」
「いや、実に良い日曜日だな今日は」
「ん、素直でよろしい」
「………」
話しかけた俺がアホだった。
そうさ、所詮俺はアホの谷口だよ。
「ん？どうした？谷口」
「………」
「大丈夫あんた？パトカー呼ぶ？」
「おいハルヒ、それはおかしいだろ」
「いいのよ、どっちも一緒よ」
「いや、全…」
「ごゆっくりぃぃぃぃ！！！！」

「…で、走って家まで帰った」
「…しょうがないだろ。あんなん見たら誰だって泣いて走ってくぜ…」
「いや、泣いてねぇって！今のは言葉のなんたらってやつで…は？いつもと変わらない？いやまぁアイツらはいつもあんなんだけどよ目の前であんなの…」
「…いや、待て、まだ続きが…聞けって！」
「家に帰った後なんだけどよ、何だか外が騒がしいから自分の部屋から外見てみたらよ…」
「…おぅその通りだ。また涼宮とキョンだ。しかもよ…まだ手繋いでやがったんだよ。だからな、親切に俺は窓を開けてこう叫んでやった」

「早く結婚しやがれこのバカップル！！」

>>154-156
以上です。
調子に乗ってハルキョン高校生に戻したらこれだよorz
ちなみに谷口と国木田の電話での会話のつもり。

>>153氏
こちらこそ流れぶった切ってたすまん

>>157
谷口ｗｗｗこういうの好きだGJ!!
無自覚にもほどがあるなバカップルｗｗｗ
最後の谷口のセリフに同意。

>>157
甘あぁぁぁい！　GJ!
谷口が電話で独白というのはなかなか新鮮でおもしろいな

もはや鉄板だな谷口w ＧＪ！

>>157
GJ。谷口にﾌｲﾀwww
別視点からみるとやっぱりバカップルに見えるんだね。ハルキョンは

部の女性陣が集まって誰と結婚したら一番幸福になれるかを会議する電波を受信した。

別視点からはバカップルっていうのはありうると思うんだ
会話もいつもハルヒ（キョン）の話になっちゃうとか

つーことで前書いてみたネタ

キョンの場合
その１
谷「うああ！　ついに学年最下位取っちまったぜ！　お前はどうだった、キョン？」
キ「ほれ」
国「へえ、キョンすごいね。前回よりすごく上がってるじゃないか」
谷「何だお前、何があったんだ！？　もしかしてカンニングか？」
キ「アホか。ハルヒに勉強教えてもらったんだよ。『もう見てらんないからあたしが教えるわ！』とか言ってあいつが勝手に家に押しかけてきてな。
まったくご苦労なこった。おかげでこっちは毎晩しごかれてヘトヘトだぜ。夜も遅くなるから結局俺が家まで送っていかなきゃいけないしな。
まあ、おかげでいつになくやる気は出たんだが。
この前なんかあいつ、『もう今日はこのまま泊まっていくわ！』なんて言い出して大変だったんだぜ？
さすがにそれはまずいってようやく思いとどまらせたんだが、その代わり次のテストのときは泊り込みだとか言って（以下略）」
国（うれしそうな顔してるなあキョン。ひょっとしてこれでノロケてないつもりなのかなあ･･･）
谷（ちくしょおおお！　キョンの奴、アッチの方もしごかれまくりかよ！！　うらやましすぎるぜ！！）

その２
谷「2組のTさん、かわいいよなあ。あれでけっこう気が強いところなんかポイント高いぜ」
キ「まあ気が強いって言っても、ハルヒほどじゃないよな。そう言えばハルヒの奴、昨日の放課後も教師に食って掛かって大変だったんだぜ。
（中略）結局俺がなんとか押さえたからいいようなものの･･･。俺がいなかったらどうしてるんだろうね、まったく」
国（なんでキョンの話はいつもこう当然のように涼宮さんのことになるのかなあ･･･）
谷（なんだよ、涼宮の熱いカラダは俺しか制御できないぜってか！！　ちくしょうキョンの野郎おおおお！）

その３
谷「幼馴染っていうシチュはやっぱいいよな！　俺もそういう出会いが欲しかったってつくづく思うぜ」
国「へえ、谷口はナンパ一筋かと思ってたけど、そんな風に思ってたんだね」
キ「まあ幼馴染とは言っても相手によるだろ。俺は仮にハルヒみたいなのが幼馴染だったらと思うとぞっとするな。
幼稚園からずっとあいつと同じクラスとか、毎日一緒に登下校とかあり得ないだろ。
小さいときに『大人になったら結婚しようね』みたいな約束を二人でしてるとか、お互いの家にはいつでも行き来自由とかな。
あと、ちょっと他の子と仲よさそうにしてたらあいつにへそを曲げられたり、休日の朝はあいつにふとん引っ剥がして起こされたり、
昔誕生日にあげたプレゼントをまだあいつが大事に持ってたり、弁当は（以下略）」
国（あーキョンなんか妄想してるよ。そのニヤけた顔をなんとかしてくれないかなあ･･･）
谷（うおお、涼宮に『あたしのはじめてはキョンって決めてたの』とか言わせるつもりか！！　この変態野郎おおおお！）

ハルヒの場合
その１
（ある休日、ハルヒ、みくる、長門の組で探索中）
み「ふえ〜、この通りはなんかカップルばっかりですね〜」
ハ「まったく、なんで世の中のカップルってのはみんな同じことばっかりしたがるのかしら。だいたい工夫がなさすぎるのよ。
キョンなんかもいつもそうなんだから。ボーっとしちゃって、すぐ無難な方に逃げようとするし。
たまにはもっと気を使ってあたしを楽しませるようなことを考えてほしいもんだわ」
長（きわめて自然に彼の話に移行した･･･）
み「そ、それって、えーと、涼宮さんとキョンくんがカップルだっていう意味でしゅかぁ？」
ハ「あっ、ち、違うわよ！　あたしは団長で、キョンは雑用係なんだから、それぐらい当然ってこと！
もっとキョンにも自発的に動いてほしいっていうか、積極的になってほしいっていうか･･･」
み「もっとキョンくんの方から迫ってほしいんですね〜」
ハ「なっ！？　だ、だから違うんだってば！」

長（彼の積極性を求める彼女の発言がどのような場面を念頭になされたものか、複数の解釈が考えられる。
１、団としての活動、２、二人のプライベートな、恋愛感情を含んだ関係一般、３、外出時、特にデートのとき、４、夜の営みのとき。
表面上彼女は１のことだと主張しているが、これはおそらく正しくない。
これまでの彼女たちの行動パターンからは２の解釈が妥当と思われるが、３、４の可能性も排除できない。
二人の行動について別途調査が必要･･･）

その２
（探索続き。映画館の看板を見て）
み「あ、この映画ちょっと気になってるんでしゅ。すごく切ない悲恋の物語だって聞きましたよ」
ハ「ふーん、やっぱり映画に恋愛要素は必要よね。あ、もちろんあたしたちの次回作にも取り入れておくから安心して。
でも、悲恋っていうのはよくないわ。そういうのは所詮一時の感情に浮かされてるだけなんだから。
そんなのに振り回されるんじゃなくて、･･･そうね、もし自分にとって必要な相手ならしっかり首根っこをつかまえておかなくちゃ。
目を離したり隙を見せたりするから逃げられるの。ちゃんと毎日身近なところにいられるってのは大きいわ。
高校生だったら、たとえば同じクラスで席が近いとか同じ部活だとかっていうのが理想ね。うん。
あとやっぱり、趣味や考え方に共通点があるっていうのは重要よ。
一緒に世の中の不思議を探してるとか、ちょっとあたしがへこんだときも「絶対成功させよう」って励ましてくれるとか。
だから、表面上は文句を言ってるようでも、心の中ではいつもあたしの味方なのよ。
それから彼の好みがわかってるのもいいわね。こういう髪型が好きだとかがあれば、いざってときに、（中略）
あ、･･･も、もちろんこれは、特定の誰かってことじゃなくて、･･･そう、あくまでたとえば、たとえばそういうこともあるかもしれないっていう話だからね？」
長（どう聞いても彼のこと･･･）
み「それって、どう聞いてもキョンくんのこｔ」ハ「あー！　そ、そういえば有希は映画には興味ないの？」
長「（強引に話題を変えた･･･）･･･少し」

その３
（さらに探索続き）
ハ「うん、そろそろ戻る時間ね」
み「は〜い」
ハ「キョンたちは何か見つけたかな？　あいつ、あたしがいないとサボってそうだわ。あれは一人じゃなんにもできないタイプよね。
そう、この前あたしがキョンに勉強教えに行ったときも、家に誰もいないからってコンビニ弁当で夕食済まそうとしてたのよ？
仕方ないからあたしが自分のとあわせて2人分作ってあげたけど、こんなことじゃ将来が心配だわ。
料理とか洗濯とか、ある程度の家事ぐらいはちゃんとできるようになっておかないと、お互いいろいろと困るじゃない。
あと、部屋の掃除や整理とかも、自分でちゃんとやるような習慣づけないとダメよね」
み「（涼宮さん、将来キョンくんと一緒に暮らすことは前提なんでしゅね･･･）で、ですよね〜･･･」

長（誰もいない家で二人きり･･･ということはやはり、あんなことやこんなことまですでに経験済み？　要調査･･･）

二人とも突っ走りすぎだろwww


>>152
まさかそのためだけにカチュを…なんという策士

>>163-164
吹いたｗｗお前ら常にお互いのことしか話題にしてねーのかｗ
特にキョン、そのうち谷口と国木田に相手にされなくなるな、こりゃ。
しかし最後の谷口の妄想はちょっと突っ走りすぎだ。さすが谷口ｗｗｗ

何か俺しかいないみたいだから連投で投下。自分の書くハルヒが可愛くないので反省して書いたのだがやっぱりダメだった話。
----

　あんたが好き。
　あんたに会ってから、何かが起こる気がしていた。
　つまらなかった毎日が彩りあふれてくる気がした。
　毎日見ている背中が好き。
　振り返ってくれるときの表情が好き。
　掴んだときにさりげなく握り替えしてくれるあたしより大きな手が好き。
　何も飾らないでいるところが好き。
　文句を言うくせに、あたしの思いつきに最後まで付き合ってくれるところが好き。
　普段は仏頂面のくせに、ふと見せる優しい表情がたまらなく好き。
　ぶっきらぼうなくせに本当は優しいところがどうしようもなく好き。

　あんたが好きだから、あたしは前を向いていられる。
　あんたが好きだから、何があっても動じないと信じられる。

　もうどうしようもないほど、あんたが好き。


テスト前の放課後、どうにも眠気に負けてしまって抜けている部分のノートを何とか写させて貰おうとハルヒに頼み込んで借りたノートに見つけた走り書き。
詩？　ラブレター？
宛名はない。
結構前にやったところに書いてあったから、ハルヒも書いたことなんか覚えちゃいないのかもしれない。

しかし驚いたな。これが詩だろうがラブレターの下書きだろうが、ハルヒに好きな奴がいるってことだよな。

…………。

いや、別にショックなんか受けちゃいないぜ？　そう、驚いてるだけだからな。
恋愛なんて精神病、とか言っていた奴が誰かに恋しているなんて、それこそ驚天動地だろ。
それでもハルヒはそれだけこの世界を肯定している、ってこと何だからめでたいんじゃないのか。
まあ、そいつに振られたらもしかしたら世界を再構成するなんて暴挙に出ないとも限らないが。
古泉や長門はこの事実を知っているのか？

「ちょっとキョン、手が止まってるわよ！　早く写さないと下校時間になっちゃうじゃないの！　今日はまだ部室にも顔を出してないんだから！」
思わず考え込んでいた俺にハッパをかけながら写し具合を覗き込んできたハルヒは、次の瞬間そのノートを物凄い早さで取り上げてしまった。
「おい、まだ終わってない！」
「う、うるさい！　あ、あんた、これ、これ見た？　よよ読んだの？」
真っ赤になって胸にノートを抱きしめる。おい、動揺しすぎだろ。
「ああ、丁度写してるページに書いてあったからな。悪いが目にはいっちまった」
「う……あ……」
新緑の中に放り込んだらいい感じにコントラストを描きそうなほど真っ赤になって何やらうめき声をあげていたハルヒは、ちらりと俺を見るとプイっと横を向いてしまった。
「…………で、どうなのよ」
は？　どうって、何がだ？
「これ読んで、あんたはどうなのよ」
横を向いたままぶっきらぼうに聞いてくる。何だ？　感想が欲しいのか？
「いや、お前に好きな奴がいるってのは驚いた。まあ、お前が好きになるなんて、どんなやつなのか興味はあるな」
一体ハルヒのお眼鏡にかなったってのはどんな特殊な奴なのかね。やっぱ宇宙人か？
「どんなやつって……興味あるって……」
何故かハルヒは震えながら俺を睨み付けてきた。えーと、それは怒ってるよな？　すまん、何で怒ってるのかさっぱりわからん。
「あんた以外の誰がいるって……！」
そこまで言って、ハルヒはハッとした表情をして黙り込んだ。
何だって？　あんたってのはハルヒが使う二人称で、今ここには俺とハルヒしかいないわけだから、二人称の相手ってのは当然俺になるわけで……。
「なななな何でもないわよ！　バカキョン！　もう知らない！」
ハルヒはそう叫んで教室を飛び出してしまった。

もう知らないって、返事は聞かないつもりかよ、バカ。
俺は後を追うために教室を出た。さて、まず何て言うべきかね。

分かってんじゃねーかキョンw GJ！

歯科の先生になるハルにゃん
何故か治療にペンチとドライバーとスパナとレンチを使う

>>167
俺実は…
お前にGJ与えたい。

GJ!!!!

投下後ようやく落ち着いた
>>158-161
GJくれた人ありがとう

>>169
ハルにゃんは何を修理する気だw

連投許してくらはい

>>143
亀になるけどGJでした！
しかしキョンの「後５分」は強烈だw破壊力抜群w
そして仕事乙です

>>163
ハルヒの方のその一の朝比奈さんが黒く感じたw
GJです！

>>167
いや、最初の「あんたが好き」の文面で誰でも落ちるw
GJ！！！

>>167
　　　　　　　ﾅｰﾆ ﾔｯﾃﾝﾀﾞ ｱｲﾂﾗﾊ…
　　　 ,　-ｰ- U　　　 , -（ｰ-.U
　　 /,.　 /　i　＼　 〃,.ゞ Vンヽ　　 おいハルヒ
.　　i ﾉﾉｿﾊノバリ） i彡ﾊ'〈"ｿﾞﾊ!　　 お前宛の手紙 預かってきたぞ
　　 ﾘ（l │ │ |ｿ　 ﾘ'（!┰　┰|　　 ￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.　　｀'ﾊ､　ヮ ,ノ 　　 ヾ!､　ヮ ノ　　 あら 奇遇じゃん
.　　 ⊂}´ﾞi†!':iつ. 　　<'}｀|{†}|ﾞ{〉　　あたしも あんた宛のラブレター 預かってんの
.　　　　i´ T｀i　　　　　 l´`T`'i　　　￣￣￣￣￣＼|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.　　　 〈__八__〉　　　　〈__八 ,!-‐-ｰ.、.　　　　　　　,.-‐―‐-.､
　.　　　　　　　　　　　 　　〃 　 　ヽヾ　　　　　 ノﾝニニヾソ､ヽ
　.　　　　　　　　　　　　　 i　ﾊハバハ> 　 　 　 ｵl|ﾉﾒ从从|.芥ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　 ｲ（! ─　─|i　　　 　 　|li ┃ ┃ | |) l |
　.　　　　　　　　　　　　　 ゞﾊ､''' c ,ノ’　　　　　.ﾊl､'' ヮ'''ノN从!
　　　　　　　　　　　　　　　 <'}｀|{†}|ﾞiつ□ 　.　□⊂i'l{Ｈ}| {lつ
　　　　　　　　　　 　 　　 　 ´l^´T`'i　　　　 　 　 　く/_i_j_,ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　〈__八__〉　　　　　　　　(__八__)

>>167
ハルヒにこんなラブレター渡されたら俺、瞬殺www
GJです
>>173
可愛い。GJ！

ここにきて良作大杉ｗ

>>163-164
お前ら意識しすぎだろw

　あの人のこと気にし過ぎてる
　友達が言い笑うつもりが泣きそうになった♪

そんな歌が頭をよぎった俺ｵﾜﾀ＼(^o^)／

>>167
冒頭のポエムで十分萌えるから問題ナス

>>173
ほんのーりしましょｗ

つかぷにキャラさんとうとう鳥つけたのね

どんどん萌を投下おながいしますm(__)m

昔は雨が降ってるとちょっと憂鬱だったハルにゃん。
でも最近はそうでもないようで……

グレたハルにゃんが見たい

>>137の電波。
　「ありがちですまんが、怪我をするハルヒと心配するキョン。
　　あるいはその逆で、怪我をするキョンと（ハルヒなりの）心配をするハルヒ。」
一ヶ月ぶりのＳＳなので表現やらなんやらお見苦しいところも多いかな。すまん。


たまにあるよな。自分じゃ覚えてないのに他人が引きずってることってさ。
例えばって？ まあそれはおいおい話すとして、今日も今日とて相も変わらず市内探索だ。
あいつはこれ以外に何かすることが無いのかね。まあ俺も無いんだから言っても詮無きことだ。
それに、
ハルヒがやると言えば４月の３１日ですらカレンダーに作り出すことも可能な宇宙人。
ハルヒがやると言う前からカレンダーに予定が書かれているであろう未来人。まあ、本人は知らないんだろうけど。
ハルヒがやると言えば予定で真っ黒なカレンダーでも暇になりそうな超能力者。
皆さん、ご苦労様ですとしか言いようが無い。
だがなんだかんだ言って普通の俺が一番ご苦労様なんだろうなあ。
朝比奈さんあたりににっこり笑顔で手でも握られながら言われたいものだ。ううむ、想像するだけで元気が出るね。
だからこそ、今日は朝比奈さんとペアになってたまには弱音なんか吐いて朝比奈さんに優しくしていただこうとかヨコシマなことを画策していたせいなのだろうか。

「ちょっとキョン！ 聞いてんの！？ 当然聞いてないわよね、あんた団長の金言をなんだと思ってるわけ！？」

隣で本日の散策パートナーが憤慨していた。
……やめてくれ、俺の残りわずかの元気まで吸われるじゃねえか。

「あたしの話も聞かずにニヤニヤとエロ顔浮かべてたかと思ったら苦虫噛み潰したような顔して。あんたはこの世の不思議を探す気があんの？」
ねえよ。とはさすがに言えん。
「そんなにみくるちゃんとペアになりたかったの？」
はい図星。無論これも言えん。
「んなわけねえだろ。ちょっと考え事だ考え事」
「考え事だなんてよく言うわあんなエロ顔してて」
「そんな顔してねえって」
「いかにも不思議の隠れてそうな神社で考え事してるって時点であんたは不思議失格なの！」
ハルヒは今しがた参拝を済ませた拝殿をその手で示しながら不穏なことをのたまう。
社務所にいた神主が聞いたらどう思うだろう。俺としては不思議失格の烙印はむしろ嬉しいくらいだが。
「ああ悪かったよ。で、神社にあったのか、その不思議は」
「……残念だけど無かったわね。時期が悪かったのかもしれないわ。祭の時期や深夜を狙うべきだったのかもね」
不思議なんぞ見つかって堪るか。ただのバイトの巫女さんがハルヒのせいで神通力をその身に宿したりしたら大変だ。
あと、祭はいいが深夜の探索はノーサンキューだ。行くなら１人で行ってくれ。
不思議が無いとわかったせいか、境内から去ろうとするハルヒの足取りは速い。まあこいつの足が速いのはいつものことだが。
「あんたがよく探さないせいよ」
「そうかい、じゃあどんな探し方をすりゃいいんだ？」
そう言ってハルヒのほうを振り返ったのが馬鹿だったんだろうな。次の一歩を踏み外す羽目になったんだから。
「キョン、階段！！」
「うおぉっ？？！」

ああ、無駄に大怪我を連想させたかも知れんな。すまんすまん。
結論から言うとだ。
３〜４段滑り落ちたが鉄パイプの手すりに?まって事なきを得た。
相当びびったけどな。寿命が縮まったぜ。まあ、俺の高校生活の一部ほどではないけども。我ながらひどいスクールデイズだな。笑ってくれていいぞ。いつかマジで死ぬかもしれん。
そんなわけで足すら挫いていない俺なのだが、ハルヒのほうを振り向くと――、
「…………」
なんか凄い怖い目で黙って睨まれてる。しかも顔色真っ青だ。まずい。あまりの俺のドジっぷりに団長様は怒ってらっしゃるようだ。
ぐ、頼むからなんか喋ってくれよ。それにこの高低差でいるとその、風なんか吹くと。ほらっパンツ見えるパンツ見える！
「ああ、なんだハルヒ。その、俺は大丈夫だからだな、」
「キョンっ！！！！！」
鼓膜が破れるかと思うほどでかい声で名前を叫ばれたと思ったらすでに目の前にハルヒがいた。
え、離れてたよな、距離。
「どこもっ！ どこも打ってないの！？ あたしがわかるわよね！？」
何を言ってるんだお前は。無事だと言ったじゃないか。
「馬鹿キョン！ 悪い冗談にも程があるわよ！ あたしの前で２度も階段から落ちるなんて許さないんだから！」
青白い顔色のままものすごい怒りの形相で胸倉をつかみあげるハルヒのを見て俺はようやく気がついた。
そうか、そうだった。
俺は以前に階段から落ちて意識不明になったんだっけな。
あの日、「去年の１２月１８日」。
世界が一変して、３日後に再改変したという俺の記憶。俺が階段から落ちて３日後に意識を取り戻したという俺以外の全員の記憶。
朝比奈さん(大)が見せてくれたサービスカット。その中にあったハルヒの顔が今目の前にある。
「あの時に言ったでしょ、ＳＯＳ団は全員揃ってなきゃいけないって！ あたしの前から黙っていなくなるなんて絶対許さないんだからね！」
「……ああ、悪かったよ。すまなかった」
「団員心配するのは団長の務めだけどね、団長に心配掛けないようにするのは団員の義務よ義務」
少し落ち着いてきたようだ、ハルヒが激昂モードから小言モードに移行する。
俺自身に記憶が無いとはいえヤなもん見せちまったみたいだな。
「……もう、いいわよ。で、本当に怪我は全然無いのね？」
「ああ、それは……ん？」
さっきまで手すりを?んでいた左手に違和感。人差し指と中指の先が濡れている。それも血で。
濡れていない部分も手の平全面が赤茶けたボロボロの金属片が付着しているのを見れば原因確定は容易だ。
「……錆びてやがったか」
年季の入った鉄の手すりだ。この程度は仕方ないか、落ちなかっただけ僥倖だ。さて、ハンカチかティッシュは持ってたかな。
「指、錆で切ったの？」
手の平の錆を払っていた俺の手を見ながらハルヒが言う。その通りだが、お前ティッシュ持って‥！？
「ちょっと貸しなさい」

俺の知覚ではいつの間にか俺の左手首はハルヒの手にしっかり?まれていた。その上、傷ついた指が何処にあるのかというと、なんとハルヒの口の中だ。
「お、おい！？」
ちゅっ、ちゅっと強く吸い付かれて軽い痛みを覚える。指に舌が纏わりついてまたなんとも言えん感覚なのだが、戸惑いつつも離そうという気にならないのは何でだろうね。
１秒か２秒か。なんだか妙に長く感じたハルヒの口が指から離れる。
ハルヒが俺の血が混じった唾を吐いてハンカチで口を拭うのを見ながら、俺はなんとなく左手のやり場に困っていた。
「何よ。傷口に錆がついたままじゃ不衛生じゃない」
別に文句なんてつけてねえだろ。なんだよそのアヒルみたいな口は。素直に礼を言う気が失せるだろうが。
いやいや、ここは俺が大人になっておくべきなんだろうね。
「……心配掛けたな。助かったよ」
「……まったくよ。あんたが階段から足踏み外した時どんな気持ちになったか」
まっすぐ目を見て礼を言う俺と伏し目がちに小声でぽつりと呟くハルヒ。勿論俺はその呟きを聞き逃さなかった。
「なんだってハルヒ？ よく聞こえなかった。もう一度言ってくれないか？」
これは完全に俺のミスだ。あっと思ったときには既に口をついて出ていた。
「っ！ なんでもないわよ！ も、もういいわ！ 今日はもう解散！！」
こうなってしまうのは当然の流れで。
「お、おい。まだ昼前だぜ？」
「いいのもう！ 古泉くんたちにも言っておきなさい、解散だってね！」
「ハルヒ、悪かったって」
「うるさい、ついてくんな！」

行ってしまった。我ながら意地の悪い聞き返しだったな。
俺の不注意でまた階段から落ちるさまを見せちまったってのに。
でもだって、聞けるものならもう一度聞いてみたいだろ。ハルヒの口からもう一度、さ。
こんな話、古泉や朝比奈さんになんて言われるかな。長門から極寒の視線も食らうかもしれん。覚悟して昼の集合場所に向かうとするか。
遠ざかっていくハルヒの後姿が袖で目元を拭うのを見て俺は、「ごめんな、ハルヒ」と口に出さずにもう一度謝った。

以上。
またちょっとはみ出て消費数増えるのも以前からの俺の癖。

はいなんとかできました。疲れからの眠気や謎のネットワーク切断に負けてロクに推敲も誤字脱字チェックもしてませんが、もういいやと言う感じで復帰第１号。
指舐めネタは消える前の拙作「山里騒動（８３スレ）」でやっちまってることに書いてから気づいた。道理で書きやすいはずだよ、俺の馬ー鹿。
というわけで仕事には余裕がありそうなので今後もなるべくＳＳ書きに戻ってきます。
とりあえずこの作品は即レスで電波をくれた137氏が受け取ってくれるなら捧げます。捧げられたところで困るかも知れんけど。
じゃおやすみハルキョン。

「掴まる」と言う漢字が？になっている。脳内補完でよろ。
ほんとすまん。

ハルヒ、明日は朝が早いからモーニングコール　頼む



とか言ったら家まで着ちゃうんだろうな

ハレハレダンスの練習をしていたらギックリ腰になったハルヒ
帰りにキョンにおぶって貰ってちょっぴりラッキー

>>182
おかえりＧＪ！　心配して思わず、なハルヒ可愛いｗ

ここのＳＳって本当にクオリティ高くって甘いなｗ
糖尿になりそうｗ

>>182
イイヨイイヨーｗGJｗ
キョンが階段から落ちるってのはもはやハルヒにとってトラウマなんだろうな

今日は不思議探検のない久々に自由な日曜日だ。
ふらりと町へ買い物に行くのも悪くはないな。

いやぁ、一人の休日というのも格別なものだ。
のんびりと電車に乗るのも気分がいいな。
隣でチラチラと黄色いリボンが揺れているが気にしない、気にしない。
今日の俺はフリーなのだ、全てにおいてフリーダムなのだ。

久しぶりにプラモデルでも買うのもいいかもな。
会計の最中、美少女フィギュアを下から覗く妙な女の子を見たが気にしない、気にしない。

ジーンズでも新調しよう。
「あたしね、ローライズってこのぐらいの方が格好いいと思うのよ、どう？」
隣の試着室から声がするが気にしない、気にしない。

腹も減ったし、飯でも食うか。
さっきから人のパスタをせっせと自分の皿に移す意地汚い女が向かいに相席しているが、
俺は一人だ、気にしない、気にしない。

たまには映画でも観てみるか。
肘掛けを取られてポップコーンも空にされているが気にしてはいけない。
なんといっても今日は俺のフリーデイなのだ。

さて、頼まれた夕飯の買い物でもして帰るか。
俺が頼まれたのとは違う食材が次々とカゴに投入されているが気にしない。
メニューは気ままだ、今日の俺も気ままなのだ。

そろそろ帰るか、一方の腕に女の子が絡まっているが気にしない。
今日の俺は自由なのだ、ハルヒに何があったってフリーダムなのだ。

ニヤっとしちまったわｗｗGJｗｗ

ひとりじゃねぇｗｗ

ちょっとナニコレ。
素直にデートしたって言いなさい。キョン！
ってことでGJ。

クラブやライブハウスみたいな場所はデートコースに入らないか？
色とりどりのヘアと黒服や包帯を体の各所に巻いてお化粧したお兄さんお姉さん方の中で浮いてるハルキョン
取り敢えず煙草と香水が充満した空間の隅っこに腰掛けて嬌声を挙げる人達越しのバンドを
眺める、なシチュが見たい。

>>193
残念ながら近頃のクラブはエントランスでID求められることが多いんだ。
年齢も、前は18歳OKだったのに今は20歳以上なんだ。
高校生のハルキョンにはまだ早いんだぜ。

あと、頭がカラフルとか包帯巻いてるとかビジュ系パンクバンドの熱狂的信者くらいじゃ……。

なんとなく>124の続きを書いてみた。
あんまり推敲してないけど気にしないｗ

「もう！毎回毎回どこほっつき歩いてんのよ！」
あまりお行儀のよろしくない事に団長専用机に直接腰掛けたハルヒが、制服から伸びるすらりとした足をばたつかせている。
あんまりバタバタさせるんじゃない・・・見えちまうぞ。
「まあ、いいわ。で、そろそろ始めちゃう？」
そうだな。やらないことにはここから出られないらしいし。
「ふうん？」
ハルヒは腰掛けていた机から、ぴょんっと飛び降りると、不敵な笑みを浮かべてきた。
最初のときはお互いに軽くパニックったもんだが、回数を重ねてくるにつれて余裕が出てきたようだな。
俺は部室の道具入れからマットを取り出すと、テーブルの上に広げた。
「あんたも段々コツがつかめてきたんじゃない？あたしに比べればまだまだだけど。」
言ってろ。今日こそは俺の方から攻め立ててやる。
｢ま、お手並み拝見といくわ」
ハルヒは俺と向き合う位置に腰を降ろし、マットに手を伸ばす。

これから何をやるかって？
もちろん将棋だよ。

あいにくと今は旅行のときなんかに持っていく、携帯用のしかないけどな。
持ち運びやすいように、ゲーム盤は布製のマットに五目が引かれたものになっている。
あとはプラスチックでできている、将棋用の駒。
今のところの勝敗は俺の１勝４敗となっていて、ハルヒに負け越してしまっている。
コイツはコンピ研のゲームではあれほど弱かったくせに、どうなっているんだろうね。
あの時みたいに王将でこっちの本陣まで直接突っ込まそうとしてくれれば楽勝なんだがな。
｢前回もあたしの勝ちだったから。あんたの先手でいいわよ。」
そうやって余裕の笑みを浮かべていられるのも今のうちですよ、ハルヒさん。
もうお前の試合運びは大体把握できたからな。そろそろ反撃と行こうじゃないか。

ふう。
危ないシーンもいくつか在ったが、今回は俺の勝ちだな。
「んーーー。納得いかないわねえ。」
唸ったって勝敗は変わらないぞ。これで勝敗は２勝４敗だ。
「なによ。まだあたしの方が勝ち越してるのに偉そうに。」
今回の勝ちは俺の方だ。負けたのはお前の方なんだから、解ってるよな？
｢解ってるわよ・・・。もう、エロキョン。」
ハルヒが俺の前に立ち、ゆっくりと顔を近づけてくる。その熱っぽい視線に、思わず体に力が入ってしまう。
「あんた、ずいぶん緊張してんじゃない。」
お互い様だろ、お前も。
「ちょっとやり難い。・・・眼つむって。」
はいはい、分かったよ。
と、俺が眼をつむるや否や、痛いぐらいに俺の両肩を鷲掴みにして、いきなり唇を重ね合わせてきやがった。
ちょ、お前・・・。まったく、お前らしいよ、ハルヒ。
そんなハルヒがたまらなく愛おしくなった俺は、ハルヒの背中に廻した腕に少しだけ力を込めた。
ま、負けた方が相手にやるという取り決めだったからな。

後は自分の部屋の布団で眼が覚めて、フロイト先生が御登場するいつものパターンだ。
だが、そうなるまでのあと少しの間、この柔らかな感触をもう少し味わっていたっていいだろう？

以上、おわり。
まぎらわシリーズでした。

GJ!
寝坊した上に何この雨orz

>>173
ぷにキャラさんGJ!　預かってるって、自分から？ｗｗ

>>182
137です。レス遅くなってすまんが激しくGJ!!
心配で思わず本音がこぼれたハルにゃんｶﾜﾕｽ。
復帰第一弾が俺の電波で光栄です。
相変わらずの良作ぶりに大喜びしてこの大雨も吹っ飛ばしそうです！

>>189
気にしないと言いながらずっと気にしてるじゃんキョンｗｗｗGJ!
どう見てもデートですしかも夕飯はハルにゃんが作るわけだなってことはお前ら（ｒｙ

>>198
GJ!　何で毎回閉鎖空間で将棋やってんだこいつらｗｗｗ
まぎわらシリーズと言いながら最後はしっかりやることやっている辺りナイスでした。


と、眠くて早く寝ちまったら何この投下ラッシュ。
雨だから早めに出ようと思ったのについ読んじまったじゃないか。

誰かハルヒの一人称視点書いてくれないかな？
特にハルヒの恋心が中心のモノローグ満載で

こんなかんじ
ハルヒ「あーあ、キョンにギューってされたいなあ・・・」

時にハルヒの一人称が自分の名前だったら

誰かハルヒの一人称視点書いてくれないかな？
特にハルヒの恋心が中心のモノローグ満載で

こんなかんじ
ハルヒ「あーあ、キョンにギューってされたいなあ・・・」

>>202
その一
あたしをハルヒにそのまま置き換えた場合
「ねぇキョン、ハルヒ疲れたからおんぶしなさいよ」
「ちょっとキョン！それハルヒのよ！」
「ハルヒはキョンが好き」
…何て言うか『一人称が自分の名前』と「〜わ」とか「〜よ」の組み合わせは不自然な感じになるな

その二
思いっきり甘えんぼな場合
「ねぇキョン、ハルヒ疲れちゃったからおんぶして？だめ？」
「ちょっとキョン！それハルヒのなの！」
「ハルヒ、キョンのことが好き」
何か幼い感じと言うか…う〜ん…

自分には無理だw
誰かにパスw

ハルヒって、どんなコスプレしても、似合うような気がするのは、私の気のせいでしょうか？

チアリーダーのハルにゃんはテラ可愛かったｗ

浴衣+ポニテが最強

何でも似合うんだね。ハルヒには。

制服＋エプロン＋ポニテ

>>209
破壊力バツグン！！！

アニメにはなかったともうが、白ゴスもかなり好き
ところで、3サイズってどのくらい？

キョンの頭をなでるハルヒ

ハルにゃんなでなでしたい

知らない間に投下ラッシュ
全て甘い!!GJ!!!
虫歯になりました

>>214
そんなあなたに>>169。

>>169
シカ○ダー？

シカ○ダー吹いた。

つかそれはバイクでも修理するつもりかw

原付の免許をとるハルにゃん

家族と新しく出来たファミレスに行ったがそこのメシが不味かったので
口直しに帰りにキョン家へ食べに伺うハルヒ

>>218
「原付」腕章を付けさせられて跨られたキョン、まで読んだ。

>>220
元の文より長くなってるﾜﾛﾀ

>>220
「こら、もっと走りなさい！」
「無理言うな、ちょっとは休ませろ」

「あたし専用」と書いた腕章を無理やり付けさせられるキョン

>>223
それいいなｗｗｗ

>>223
じっくり読み返したら吹いたｗｗｗ

キョンは、ハルヒが好きなんだったら素直に告白しろよ。

なかなかそうはいかないのがツンデレ。

>>226
おまえはハルヒを完結させたいんだな？
そこで終わりになるぞw

ハルキョンは永遠。二人の仲に終わりはありません。

>>228、そうなることを忘れていた・・・・・・・・・・・・。

「黄金のハルヒ」と言う電波北

ある日キョンはハルヒを誤って池に突き落としてしまった。
そうしたら、池の中からみくるに似た女神が現れた。
「あなたが落としたのは、この金の涼宮しゃんですか、
それとも銀の涼宮しゃんでしゅか」

黄金のハルヒ…


元斗皇拳つかいそうだな

>>231
キョンはつんでれだから
「どちらでもありません…、俺が落としたのはあなたです」

って言って朝比奈さんを持ち帰りそう

―妹が、「お馬の親子」を歌ってる―

妹 「お・う・まのお・や・こはなかよしこよしー♪」
キョン「・・・おおっ。俺も一句できた。

　　　　♪ハルヒのあゆみはセカセカ歩きー♪
　　　　♪ゆっくり行きゃいいのに♪
　　　　♪スッタカスッタカあっるっくー♪」

妹　　「・・・・さっそくハルにゃんに、報告しよ」
キョン「なんか言ったか？」
妹　　「ううん、じゃ今度は『ごはんのうた』をどうぞっ」

キョンが実はシスコンに加えてマザコンだった事を知ったハルヒ

マザーハルヒ爆誕である

「キョン…母さんに甘えるんじゃなくて……あ、あ…あたしに甘えなさい!!///」

>>233
いやそこはきちんと
「俺が落としたのは金のハルヒでも銀のハルヒでもありません。俺が落としたのは俺のハルヒです！」
あれ？ちょっと違うか？

>>238
ハルヒに人工呼吸してsleeping beauty的な展開になるんですね

ア○メイトで変装したハルヒがキョンのアクションフィギュアを買いに来た電波北

>>240
で、同じく変装してハルヒフィギュアを買いに来たキョンと鉢合わせと、

コスプレ喫茶でバイトすることになり、こなたの格好をすることになったハルヒ。

キョン「なんだ、そんなかわいい声出せたのかハルヒ」

人知れず自分とキョンのフィギュアを手に部屋でアフレコするハルヒ
が、ドアにコップを当てていた母親に筒抜けであった。

>>244 ちょｗ母親、娘の部屋の前でなにやってんだｗｗｗ

>>244
コップを用意しているから常習だな

>>22
ぬり絵やってみたよ
へただが…
ttp://upload.jpn.ph/img/u16846.jpg

RDを思い出すムチムチ感

『あんたのバラード』って知ってる？

ttp://www.youtube.com/watch?v=IJyMLyW5sV8

>>22>>246
　　　　　　 ほら あんたも、
　　　　　　　ビラ捲き 手伝いなさい！　　　　　　やれやれ。迷うところだ
　　 　　　　, -‐―‐- 、　 　 　 　 　 　,. ‐-ｰ- 、　 「何てカッコしてやがる」
. 　 　　　 ,く７/ニニヽヾ> 　 　 　 　.ノ　/　　　 ヽ　 と言うべきなのか、それとも、
　　　　　ﾊ芥.lﾉﾒ从从|ﾞt　　　 　　　ﾉﾊハハハﾊ !　「１年強 眺め続けてきたが、
　　　 　 i l (| | ┃ ┃ i |　　　 　　　 !|─　─ ,iﾘ）!　 ハルヒの抜群のスタイルを
　　　　　i从リ､''' ヮ''ノﾘl　 　 　 　　 ’ 、 - '''ノﾙ´　　惜しげもなく周囲に晒す、
.　　　　　　とYｼ'. ¨ )ヽ　 　 　　　　　 〈iﾞ|†'|´{'>　　　この艶美なる異国の衣装は、
　　 　 　 　　ﾊ.弖__,!]||.　 　 　 　　　　 i´Ｔ `i｀　　　 未だ飽くことなく
　　　　　　　 (__八__)　　 　 　 　　　.　〈_,八__〉　　　 俺の目を捉えて放さ(続)

>>249
ぷにキャラさんいつもGJです！
キョン、モノローグなのかセリフなのかどっちだｗｗｗ

>>22もあらためてGJ！
>>246 色つけると雰囲気変わるもんだな。これまたGJでした！

「じゃあねっ！」
　大きな声であたしは言って、みんなと別れた。
　みんなの顔が見えなくなったその瞬間、普段のあたしが消えて無くなる。
　……ううん、こっちが本当のあたしなのかも。孤独で、ちっぽけで、寂しがり屋で、怯えてる。
　梅雨が明けた初夏の夕暮れ。街は、朱の前に黄金に染まる。そんな街の風景は、なんでだか知らないけど、なんとなく感傷を誘う。
　大きな溜め息ひとつ。あたしらしくない。ううん、そういうのがあたしだって、あたしは自分であたしを作ってた。
　今の自分が、本当のあたし。
　みくるちゃんは、この春に卒業した。そして、来年はあたしたち。
　そうしたら、みんなそれぞれ別の進路を行くんだろう。ＳＯＳ段のみんなで、どっかの大学に行くわよって言ったら、みんな付いて来るかしら？　でも……。
　家に着いた時には、太陽はもう少し傾いて、住宅街の屋根の向こうへ沈むところだった。
「ただいま」低い声で言う。
　ママがおかえりと言ったのかわからなかった。あたしが聞こえなかっただけかも知れないし、あるいはあたしの「ただいま」にママが気付かなかったのか、どちらにせよあたしは聞かなかった。一直線に自分の部屋に行った。
　ドアを開けて部屋に入る。鞄を乱暴に放り投げて、制服も脱がずベッドに倒れ込む。
　ベッドから見える勉強机の上には、五人のＳＯＳ団の写真が写真立てに入って飾ってあった。
　……今のＳＯＳ団は、もう五人じゃない。
　不意に、ブーンという低い唸りが聞こえる。
　あ、鞄の中の携帯だ。学校だからマナーモードにしてたんだ。誰から……キョン？　何かしら？
「……なぁに？」
『ん？　どうしたんだ、随分声が低いぞ』
　あたしはハッとなる。
「な、何言ってんのよ、あたしは全然いつも通りよ！　んで？　用件は何なの？　ちゃっちゃと言いなさいよ！」
『んー、用件って言うかな、なんか、お前大丈夫かなって思ってさ』
「はぁ？　何よそれ」
『今日、最後、お前寂しそうな顔してたからさ』
「……え？」
『元気なふうにしてたけど、振り返る間際にフッと、何かな』
　何よ……。
『朝比奈さんが卒業してから、お前滅入ってるみたいだったし、俺が心配してどうなるもんでも無いかも知れないけど』
「何なのよォ！」
　あたしは大声で叫ぶ。
『な、何だよいきなり』
「何よ、あんた……キョンくせに、そんな……」
　急に、目から涙が流れ出す。
「そんな……あたしが辛い時に、ぐすっ、優しくなんかして……言って欲しいこと、言ってくれたりして……！」
『泣いてんのか？　ハルヒ』
「うるさい、あんたのせいよォ！　責任取ってあたしを慰めに来なさい！　三十秒以内に！」
『三十秒以内だな？　わかった』
「……えっ？」
　その時、玄関の呼び鈴が鳴った。……まさか！？　あたしは慌てて玄関へ向かう。
　扉を開けると、そこに、片手に携帯を構えたキョンが。
「うそ……」
「よう」
「何よ……何よあんた……ちょっと格好いいじゃないのよォ！」
　あたしは無我夢中でキョンの胸に飛び込んだ。
「おい、ハルヒ……？」
「みんなと別れたくない！　離れ離れになりたくない！　独りぼっちは怖いよォ！」
　キョンは戸惑ってたけど、優しく抱いて、背中をぽんぽんと叩いてくれた。
「独りぼっちになんかさせやしないさ。俺が見張ってなきゃお前は何しでかすかわからないからな。危なっかしくてしょうがないぜ」
「……バカキョン」
「相変わらず可愛くない女だ。まあ、そんな可愛くないところが可愛いんだけどな」
「どっちなのよ」
　キョンは答えずに、クスッと、笑っただけだった。
　つとめて明るく振舞おうとした、仮面のあたし。その仮面が、あたしの本当の顔になる日も、この分だと、近いのかなあ……？

あ、名前欄にSSと題名入れ忘れた。
題名は……どうしようかな。

>>252
「卒業仮面」

>>251
ＧＪです！

ハルヒ「キョンのものはあたしのものよ！」
キョン「やれやれ」
ハルヒ「でもあたしは…キョンのもの…なんだからね…」
キョン「ふおおお！独占欲！独占欲！」
・
・
・
ハルヒ「っ！……ドリームか………」

>>252
GJ!ハルヒがんばれ

ハルヒ視点ktkr
朝からニヤニヤしながら読ませてもらいました

おハルキョン

久しぶりに着たら良SSの嵐だ
まとめてで悪いがGJ!!

GWに向けて家族で旅行する計画を立てるハルキョン家族を妄想した。

>>246
マジでぬり絵してくれた、おまいさんに愛。
>>249
キョンの台詞に吹いたｗｗこれまた可愛いＡＡを…(´∀｀*)

つい嬉しくてぽにてにしちゃうお礼絵はるにゃん
http://upload.jpn.ph/img/u16858.jpg
「べっ別に嬉しかったからこの髪型にした訳じゃないんだからっ!」

ｲﾏｲﾁ？本当はｷｮﾝ相手に照れているつもりで描いたやつ。ｺﾞﾒﾝｗ

ハルヒハウスに入居します

キョンとハルヒ、あの二人は谷口にとってどんな存在なんだ？

>>252
亀ですがGJ!

>>259
ポニテハルにゃんかわええええええええ！

>>252
ハルヒ視点GJ!!
なんかそのあとの二人見てみたい

>>252
よォ！←何か銀魂っぽくて吹いてしまった

orzhttp://www.uploda.org/uporg1376337.jpg

キョン変身セットを通販でゲットしたハルにゃん

わがままが過ぎたときに
「そんなこと言ってるとキョン君のお嫁にいけないわよ！」
と叱られて顔を赤くして色々反論したり言い訳をしたりして
結局押さえ込まれちゃうハルにゃん。

>>267
うはｗそれはありそうだな

>>259
お前はホント、俺に保存をさせる事にかけて天才だな。

「おいたならハルにゃんにやっちゃえばいいっさ！勘だけど、うん、許してくれると思うよ！」
改めてみると鶴屋さんはいいこというなあ

ハルヒを耳掃除するキョン
どうやらハルヒの性感帯は耳の中だったようではかどらなかったのは言うまでも無い。

>270
なんの台詞だっけ

>>272
陰謀で言ってたよ。

>>272
陰謀で最初のミッションの後、みちるを鶴屋家に送った時の台詞

THX
よみなおしてみる

今日、ようやく本屋で『涼宮ハルヒの公式』を手に入れた(ネットで買えよと言うツッコミは無しでw)
で、Ｐ４２、４３の涼宮ハルヒの退屈のところで「アンタがそれでいいなら、まぁいいわ」の台詞の「わ」の後にハートマークが付いていて感動して泣きそうになったw
ハルヒ可愛いよハルヒ

谷口のポジションに着きたい。

>>276
ちょっと読み返してくるﾉｼ

「ねぇあなた」
「ん」
「ゴールデンウィークどこ行く？」
「ゴールデンウィーク“は”どこ行く、だろ。休みの度にあちこち引っ張り回しておいて、今更ゴールデンウィークもくそもあったものか。おかげでただでさえ少ない俺の稼ぎがどれだけ……」
「はい、ストップ。そんなにカリカリすること無いじゃないの。子供たちだって楽しみにしてるのよ」
「はぁ……出たよ子供たち。弱いよなあそれ出されると。本当はお前が行きたいんだろうに」
「えへへぇ。せっかく連休だもん。泊まりで旅行が良いなあ」
「今からで予約取れるのかよ。どこも既に一杯なんじゃないのか」
「探しもしないうちから諦めちゃダメよ。それに、いざとなったら鶴屋さんとか古泉くんに頼み込めば、なんとかなるでしょ」
「やれやれ……。で、行き先はどこにすんだよ。宿探す前にそれ決めないと」
「だから、どこ行くって一番最初に訊いてんじゃないの。あんた人の話一行目から聞いてないってどういうことよ」
「昔のお前だったら、俺の希望なんか募ったりしなかったろ。いつも突拍子も無いとこに連れてかれて、しかも聞かされるのは前日ときたもんだ」
「だって、今度の主役はあなただもの」
「は？」
「子供たちとの親睦会。だってあなたいつも仕事で帰りが遅いから。あなたあの子たちのこと、好きでしょ？　あの子たちだって、あなたが大好きなのに……」
「……」
「あたしは、父親とはすれ違いばかりだったから。だからって寂しかったなんてことは全然無いけど、あなたには良いお父さんになって欲しいの。……ねぇ、どこ行きたい？」
「そうだなあ」
　俺はもう一度繰り返した。
「……そうだな……」

http://www5c.biglobe.ne.jp/~valalpa/hn_1.html
ｗｍｗ

>>276
俺発見

>>279
幸せ家族GJ！！

>>279
GWネタGJ!!
今年のGWは土日にまたがってる…orz

流れがあれだけど、ネタＳＳで書いてみた。
どこのスレに投下するべきか迷ったけど、ここの方がいいかなと思った。
後悔はしていない。

「ながもーーーーん！！！」
大声を上げながら全力で階段を駆け上がる。
ドアを開けて飛び込むように中へ入ると、いつもの様にいつもの場所でいつもの無表情のまま分厚いハードカバーの本を読んでいる長門がいた。
「長門！聞いてくれよ！ハルヒの奴が酷いんだ！」
長門はカクッと首だけを俺の方に動かして、
「状況の説明を」
とだけ聞いてきた。
よし、説明しよう。それは今から数分前の出来事なのだが・・・。

今日は1年以上待たされた人気漫画「キヨサップ鈴木の驚愕」の発売日だった。
俺はこの日をどれだけ待ち望んだことか・・・小学校が終わるや否や、全速力で本屋に駆け込み、ついにその本を手に入れた。
いやあ、長いこと待たされたもんだ。
店から出た後、俺は思わず紙袋から本を取り出し、表紙に頬擦りしてしまったよ。
「！？」
うっ・・・この気配は・・・。
穏やかだった俺の日常は、その瞬間激変した！
「あんた、なに面白そうな本買ってんのよ」
げっ、ハルヒ！
暴虐不尽にして唯我独尊、町内会にその名を知らぬものはいない、女ガキ大将のハルヒ！
ハルヒはそのすらりとした体とは似つかわしくないような力強さで、俺から買ったばかりのマンガ本をすっと取り上げる。
「へえ、あんたこんな本読んでるのね」
「か、返してくれよ！まだ1回も読んでないんだぞ！」
俺がそう言うと、ハルヒはニヤッとあの独特のハルヒスマイルを見せて。
「だーめ。あんたの物は私のもの、私のものは私の物なんだから。・・・これは貰っていくわ」
と、ハルヒニズムを発揮しやがった。
「返してほしかったら家まで取りに来ることね。じゃあ、また」
俺は取り返そうとハルヒに飛び掛ったのだが、身体能力の高いハルヒには全然かなわない。
簡単にひらひらとかわされてしまう。

で、長門に何とかしてもらおうと思って全力で家まで帰ってきたわけだ。
「状況は理解した」
ああ、じゃあ何とかしてくれよ。窃盗罪だろ、常識的に考えて。
｢問題は無いと思われる」
なんでだよ。
｢将来、涼宮ハルヒとあなたとは多くの物を共有しあうことになる。その本ぐらいなら共有物に含まれると推察される」
意味が解らない。
今まで散々ハルヒに物を奪われたけど、返ってきたことなんか1度もないぞ。大体、将来ってのはいつの話なんだ。
｢この平行世界上では2人はまだ小学生。共有しあうのは何年も先だと予測する」
そんなに待てないよ。俺は今読みたいんＤＡ！
「なら涼宮ハルヒの家に直接取りに行けばいい。彼女もそう主張している」
返してくれるわけ無いだろう？あのハルヒだぞ？
俺がそういう言うと、長門は本を閉じてすっくと立ち上がり・・・
「あｓｆｄｓｇｈｋふじこ」　←（高速ＳＱＬ言語）
言い終わると、軽快な効果音と共に見慣れない道具が長門の手のひらに出現している。
長門の得意技、秘密道具の登場だ。
これは、なんの道具なんだ？
｢視覚情報遮蔽膜展開制御装置」
・・・すまん、解るように説明してくれ。
「この布を被っている限り、あなたは他者からその存在を視覚される事はない。ただし・・・」
つまり、草薙やスネークが使ったことのあるあれか・・・。
でもハルヒの部屋に入るにはドアとかを開けないといけないぞ。そのときにばれてしまうかもしれない。
「あｓｆｄｓｇｈｋふじこ」　←（高速ＳＱＬ言語）
本日2度目の効果音と共に、またも道具が長門の腕に出現する。
「環状物質転送制御装置」
・・・すまん。
「とおりぬけループ」
藤子先生は偉大だな。
ともあれこの2つがあれば完璧だ。早速本を取り返してこよう。
俺は長門の腕から２つの秘密道具を借りると、急いで部屋から飛び出した。・・・であるが故に。
｢説明がまだ途中」
と、つぶやいた長門の声を聞き逃してしまった。

さて、ハルヒの家にまでたどり着いたぞ。
まずは透明になる布を被って、それから家の壁にこの輪っかを貼り付けてと。
輪っかを通り抜ける時の、にゅるーん、というヌルイ効果音と共に俺はハルヒの家に進入することに成功した。
これより、潜入ミッションを開始します！大佐！
運の良いことに、入った部屋はいきなりハルヒの部屋だったようだ。
まだハルヒは帰宅していないらしい。僥倖と言うべきだろう。
「・・・。」
初めて入ったハルヒの部屋は想像していたよりも、実に女の子らしい清楚な部屋で、
もっとガサツな部屋を考えていた俺にとって、軽いショックだった。
掃除も行き届いていて、整理も完璧だ。思わず、帰ってから自分の部屋を掃除しようかと考えてしまうぐらいに。
ん、あの部屋の隅にあるテーブルの上にある物は・・・。今まで俺から奪い取ったアイテムの数々じゃないか。
元々は俺のものだった鉛筆やら消しゴムやらノートやらが、まるで狩猟家が戦利品を陳列するかの如く、テーブルの上に並べて飾られている。
あいつは俺のことを鹿かなにかと勘違いしているのかね。
わざわざ俺からの略奪品を飾るためだけのテーブルを１つ用意するとは・・・なんてマメなやつだ。
今日奪われたマンガ本は、まだここには陳列されていないようだな。
いっそのこと、今まで奪われた物を全部取り返してやろうかと考えていると、廊下の方から声が聞こえてきた。
「ママ。ただいま〜」
ハンターのご帰還らしい。俺は息を潜めてなるべく部屋の隅に移動した。例の進入ループを隠すことも忘れない。
程なくして、ハルヒが部屋の中に入ってきた。
えらく上機嫌な様子だな。俺からマンガを取り上げたのが、そんなに嬉しいのか？
ハルヒはベットの上に腰掛けると、カバンの中から俺のマンガを取り出し、ぱらぱらとページをめくって読み始めた。
そんな小学生の男子向けに書かれたマンガ、お前が読んで面白いのかねえ。
案の定、すぐに飽きてしまったのか、ハルヒはマンガ本をパタリと閉じて、戦利品テーブルの方に歩いていく。
と、何を思ったのか、戦利品に並べる前にマンガ本をギュッと抱きしめて、頬擦りまで始めやがった。
なんだろうあの儀式は。俺が本屋から出てきたときのマネか？
マンガ本の陳列を終えると、今度は戦利品の中から何かを１つ拾い上げた。
あれは俺から奪い取ったリコーダーじゃないか。
突然、笛の練習がしたくなったらしいハルヒは、酷く緊張した面持ちでケースから縦笛を取り出した。
ゴクッと唾を飲み込んでから、ハルヒは恐る恐るといった様子で笛に唇を近づけていく。
その唇が、触れるか、触れないかといった刹那・・・。
｢ハルヒ〜。ちょっと手伝って〜」
「はーい、いま行く！」
廊下から聞こえたハルヒママの声に呼ばれて、リコーダーを元に戻すと、部屋から出て行ってしまった。
これはチャンスと見るべきだろう。
俺は陳列台の中から本を取り上げると、すぐにハルヒの部屋を後にした。
よし、ミッションコンプリート！

「無事に取り返してこれたよ、ありがとう。長門」
「そう」
いつもの無表情で本を読んだまま、長門が返事をする。
俺は長門のとなりに寝っころがると、1年ぶりの新作を読みふけった。早く続きを書いてくれよ、ながるん。

明けて翌日。
朝礼の始まる前の学校の教室で、いつものように谷口と国木田とで馬鹿話に花を咲かせていると、
ハルヒが遅刻ギリギリの時間になって教室に入ってきた。
そのまま一直線に俺の所へ向かってくる。
なんか顔色が悪い、もしかしてアレが俺の仕業だとバレちまったのか？だとしたらマズイ！
｢キョン。この本、もう読んだから、返すわ」
え・・・・・・。
これは昨日俺が取り返したマンガ本のはずだが・・・。
「そうか、ありがとう」
何でお礼を言ってるんだ俺は。
「うん」
と、だけ答えてハルヒは、教室の窓際最後尾の自分の場所に着席した。ふうむ。

なんでこの本がここにあるんだろう。
長門があの後、またハルヒの家までこの本を持って行ったのだろうか？
それに、ハルヒが俺からぶん取った物を返しに来たのも、初めてのことだ。
いったい何が起きてるんだ？

その日のハルヒは、一日中しょんぼりとしているようで、俺は何故か気になってしょうがなかった。

学校が終わるとまっすぐ家に帰った俺は、すぐに例のマンガ本を確認した。
やっぱり、と言うべきか、同じ本が２冊ある。
という事は、ハルヒは自分でもう１冊買って俺に返してきたんだろうか？
なぜそんなことをするのか、理由が解らんな。
｢鈍感」
へ？
「なんでもない」
・・・どうしたんだろう、長門の奴。
ところで、この本はどうすればいいのかな。あのハルヒの陳列台に返しておくべきなのか？
でも元々俺の本なんだぜ？
｢長門、ちょっと出かけてくるよ」
「そう。行ってらっしゃい」
本を読んだままの姿で答える長門を後にして、俺はハルヒの家に向かうことにした。

昨日と同じ要領で俺はハルヒの部屋に潜入することに成功した。
今日はハルヒもまっすぐ家に帰ったようで、眼を開けたままベットの上で横になり、ぼんやりと天井を見つめている。
俺は、昨日とは部屋の様子が異なっていることに気がついた。
なんだか散らかっている。恐らく消えてしまった本を探した結果なんだろうな。
いい気味だ・・・とは俺には思えなかった。
部屋の様子から察するに、かなりの時間をかけて必死に本を探したんだろう。
絶対に出てくるはずの無い本を。
そしてどうしても見つからず、同じ本を買って俺に返してきたわけか。
何でそんなことをする。俺が読み終えた後なら、普通に本を貸してあげたのに。
しょんぼりとしたハルヒの横顔を見ていると、なんだか自分が悪いことをした様な、嫌な罪悪感が沸いて来る。
こんなのは不公平だ。俺は自分の本を取り返しただけなんだぜ？

って、いうか俺は今、何をやってるんだろうな。
ハルヒの部屋にこっそりと侵入して、その様子を覗き見してるなんて、これじゃまるで・・・。
めずらしくおとなしいハルヒの横顔は、クラスのエンジェルであるみくるちゃんと比べても変わらないぐらい可愛くて、
まずい事に俺のどきどきが心臓してきた。
鎮まれ、マイハート。こういうときは落ち着いて素数を数えるんだ。1,2,4,8,16・・・
｢ハルヒ〜、お風呂が沸いたわよ〜」
なぬ？
「はーい、いま行く！」

部屋の片隅で、長門が分厚いハードカバーの本を読んでいる。
クイッと首だけ動かして、壁にかかっている時計を見て、
「まもなく活動限界時間」
とだけぽつりと言った。

お風呂ってなんだ、新しい怪人の名前か？新しい怪人の名前か？それ？
見るとハルヒはたん笥の引き出しから着替えの下着を取り出していて、
早くここから脱出しろよ俺、いやまだいいだろ、なにがいいんだよ。

と、そのとき、びろびろーん、という間の抜けた効果音と共に透明状態から元に戻っていく俺の視覚情報。
ハルヒはメガテン状態で突然現れた俺の姿をみて硬直中。
こういう時、なんて言えばいいんだ？
俺はとりあえず片手を上げて、
「やあ、コンゴトモヨロシク」
その一言で硬直が溶けたハルヒは、顔を真っ赤にしながら大音量で、
「なんであんたがここにいんのよ！バカキョン！エロキョン！」

「ながもーーーーん！！！」
大声を上げながら全力で階段を駆け上がる。
ドアを開けて飛び込むように中へ入ると、いつもの様にいつもの場所でいつもの無表情のまま分厚いハードカバーの本を読んでいる長門がいた。
「長門！聞いてくれよ！ハルヒの奴が酷いんだ！もうお嫁に行けないから、俺に責任を取れって！」
長門はカクッと首だけを俺の方に動かして、
「既定事項」
とだけ言った。
なんだそりゃ。

以上、おわりです。
では、また。

オチ吹いたw
もう共有する間柄に…将来じゃなかったのかナガモンw

いやハルヒらしいジャイアンで良かった。キョンも早く勇気出してハルヒの家に行くんだ！

>>289 ﾜﾛﾀGJ！
小学生が素数って言葉知ってるのかｗ　お約束で間違ってるがｗ

SSを投稿したいのですが。5スレぐらい使おうかと。

どぞ

>>289
おもしろかった

一流企業に勤務している俺は、このところ、休みが取れていない。ようやく、土日に休暇を取れることになった。

そのことを伝えると、ハルヒが、「今度の休日、どっかデートに行かない？」と言われた。
その場所とは、俺たちの住んでいる地方の中心都市から1時間で行ける最西端の街である。俺にとってその街は、城下町のイメージしかなかったが。
「お昼は、どんなお店に行く？」と聞かれた。ハルヒは？「あたしはフランス料理かイタリアンがいいな。」
俺は、「イタリアンなんてどうだ？あの辺にとても美味しいイタリアンの店があるって聞いたんだ。」


そして、当日。「あら、キョン、今日はあたしより早く起きたじゃん。」というハルヒ。頭は、反則的に似合っている、ポニーテールである。
そして二人でいつもの駅前に行き、県庁所在地の駅で乗り換えた。電車の車内で、ハルヒは、「今度はここに行こうよ。」と言っていた。
そんな中、海岸が見えると、「あのころの夏休み、SOS団でここに来たことあるわよね？」と聞かれた。
「そうだな。ここで楽しんだよな、ハルヒ」俺はこういった。
しかし、この電車は、speiselなので、すぐに、その砂浜が見えなくなってしまった。
そんな中、ハルヒが、「キョン！！あの橋を見なさい。あの橋は世界一長いのよ！」といった。
いつの間にこんな所なんだ？と思っていたら、次の駅で、とんでもないやつらと遭遇してしまった。
ドアが開いて、近くの席に座ったそいつらは、こっちを見て驚いた。おい、いたのか？谷口と国木田？
「キョンよぉ、お前あまりにも涼宮とベタベタし過ぎだぞ」
余計なお世話だ、谷口。そう言っていたら、もう目的地の駅だった。　　　　　　　2スレ目に続く

目的地の駅に着いた俺たちは、まず、駅前からバスに乗ってその場所に向かった。
午前中は、ハルヒ特製おにぎりを一個食べながら、お花見をした。
ハルヒは、「桜ってホント、綺麗ねぇ。」俺は「お前も綺麗だぞ」と言ってやった。
「ちょ・・・ちょっと・・・キョン！！そんなにあたしが綺麗なの？」そりゃそうだ。化粧もしてないのに、あんなに綺麗なのだから。
そんな話をしていると、ハルヒのお腹が鳴ったではないか。「そろそろお昼よね。キョン、行きましょ！」


ここの店は、正装で来る店である。正装のハルヒは、それはそれで美しかった。
ハルヒ、どうだ、ここの店の料理は？ハルヒは、「ここのイタリアン、美味しいわよ。ありがと、キョン。」
その昼食も済んだ。


そして、昼食を終えると、デパートに向かった。すると、ハルヒが、「キョン、この服買って。」と言い出した。
その後も、高級な服や、イヤリング、化粧、ネックレス、指輪、靴、下着、カチューシャ、高級腕時計を買った。
今、俺の両手は塞がっている。ハルヒは、まだ元気である。ようやく買い物も終わったかと思えば、「次はあたしの番ねっ。キョン、あんたは何が欲しいの？」
俺は、そんなハルヒに、「ネクタイ、ジャケット、高級腕時計、靴ぐらいだな」と言った。
買い物も終わったし、喫茶店に行くか。さて、俺はブラックコーヒー、ハルヒはミルクティーを頼んだ。次はどうする？ハルヒ？

すると、ハルヒが、「そうだ、遊園地に行かない？」と言った。じゃあ行くか？

そして、遊園地に着いた。とりあえず、ジェットコースター、メリーゴーランドに乗って、楽しんだ。
最後に、観覧車に乗った。俺は、ハルヒに「実は、まだプレゼントがある」と言った。
ポケットから、＜旅行券500000000万円分＞を取り出した。
「今度、またあのメンバーでどっかに行かないか？」「え・・・・・何って？」
だから、この旅行券でSOS団のあのメンバーでどこかに行こうかって言ったんだ。」
「あたしも大賛成！あした、あの喫茶店に行きましょう！」

そして、遊園地からバスに乗り、駅前のシティホテルで高級料理を食べた後、お土産を買った。
気がつくと、もう22時である。今日はとてもいい一日だったな。
「そうね、あんた、やるじゃない。」そう言いながら、県庁所在地までの電車に乗る。
ハルヒは、明日、久しぶりに市内不思議探検ツアーをするそうだ。ハルヒは、そのことを、ほかの団員にメールで知らせた。
4人は、いずれも行きます、とのことだった。
　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　�Wに続く

県庁所在地までの電車内で、ハルヒは、「あたしもプレゼントがあるの」と言って、ハルヒにあげた指輪と同じ指輪をくれた。
ありがとう、ハルヒ。あれ、こいつ、遊びすぎて疲れたな・・・・・。
「キョン･････････大好き･････」俺も好きだ、ハルヒ。
県庁所在地の駅で、私鉄に乗り換え、地元の駅に着いた。家までの帰り道に、コンビニがあったので、安物のプリンでも買って行った。
ハルヒを背負っていると、ハルヒが起きた。俺とハルヒは、30秒間、キスした。「ねえキョン、今日、あたしたち2人で久しぶりにやっちゃう？！」
まあ、今日は久しぶりにやるか・・・・・・・。「それなら、早く家に帰りましょ。！！！」

　　　　　�Xに続く

翌日・朝から二人で北口駅前の喫茶店に行った。
みんな、おそいわね〜。

すると、「お久しぶりです、涼宮さん。久しぶりに僕たちを呼んだ用件は、何でしょうか？」
「用件はみんなが集まってからよ。」

次にきたのは、「・・・久しぶり･･････」
って、長門、それだけかよ！！
「有希、久しぶり！！！ところで有希は最近彼氏はいる？」
「いない・・・」「有希、あたしの家の部屋、ひとつ貸してあげるから、一緒に住もうよ！」長門は首を縦に振った。おい、この家の世帯主は誰だと思っているんだ？
「まあいいじゃない、キョン。有希の部屋はあたしたちの部屋の上の階なんだから」俺は、「それならいいが」と言った。

最後に、あの癒しの・・・・・
「あっ、遅れてすいませ〜〜ん。わたし、寝坊しちゃいました。」
いえ、別にいいですよ、と言った。

ハルヒが、「じゃあ、SOS団緊急ミーティングを行います。今日みんなを呼び出したのは、SOS団世界一周旅行で、どこに行くかを決めてもらうためです。
じゃあ、古泉君。「オーストラリアってのはどうでしょう？」次、みくるちゃん「インドはどうですか」次は、有希「温泉・・・・・・」
キョンは「ニューヨークとかラスベガスにしないか？」うん、みんな良い案が出てるじゃない。じゃ、これらを全部回るってことで決まりね。」
「じゃあ、いつも通り、不思議探検ツアーと言うことで、2手に分かれましょ。」
今日も、いつも通り、爪楊枝でくじを引いた。今日は、珍しく、妻･ハルヒとである。
そう簡単に不思議など見つかる訳もない。でも、いて欲しいと、今でも俺とハルヒは思っている。でも、ほとんどが買い物なんだがな。
「キョン、このかわいい服買って！あっ子の服も！あのサンダルも！」仕方ね〜な。安いから買ってやる。「ありがと、キョン」
そして、公園で、ハルヒとキスした。
結局何も見つからなかったな。「そうね。でも楽しいからいいわっ！！」

END

>>295-299
長時間かけて、ようやく終わりました。
表現が下手なところ、すいません。

なんか昔の小説みたいな感じだったな。
絵にすると映えそうな光景が脳内に浮かんできたよ。

長編投下する時は、書き上げてからコピペするようにしたほうがいいぞ。

>>300
GJ。
作者の成長に期待

先ほどの>>300です。今後もここにSSを投稿しようかと思います。

ハルキョン以外の団員、知り合いが皆付き合い出し、焦りだすハルキョンを妄想した。

>295-299
子どもが書いたような文章だな

>>306
シ〜！！それいっちゃおしまいよｗｗｗｗ

まあ文章の出来不出来よりも言いたいのは
>>304は今後ずっと名無しに戻ってろってことだな

何でもかんでもGJ言えばいいもんじゃない。

>>306
まぁそういうな
SSなんて自己満足から始まるもんだろ
誰だって最初から上手く書けるわけじゃないさ

>>304
とりあえずコテハンは外したほうかいいかもな

作品は文章の読みやすさを考えてみてくれ
他のSS書きさんのをじっくり読んで、どこで改行が入ってるとか
考えると参考になるだろう
あとは読み手の斜め上を行くような展開を考えてくれれば
もっといい物がお前さんにも書けるさ

ナガモンが個人的に大ヒットしたｗ　いいね。面白い。

ながるんの文章は子供にオススメできる文章ではないんだよな
ひと段落（４〜５行）が一文だったりが多々ある

>>304
とりあえず乙
視点の変えかた、と言うか、その時点で誰視点なのかもっと分かりやすくした方が良いと思う
ごっちゃになってて非常に分かりずらい

…とか言いながら視点変えする時は続編扱いにして逃げてる自分orz

おまいらコテハンにまで妙に優しいのな

あ、あたしはいいSSが読みたいだけよ！
別に優しくなんか、してないんだからね！

日付が変わる前に投下。

────
　
　しとしとと降る雨の音を聞きながら、あたしは寝返りを打った。朝から曇り空だったけど、ついに降り出してしまった。気分もそれに合わせて暗くなってしまうみたい。
　はあ、憂鬱だわ。ホント、なんでかしらね？　カラダの頑丈さはあたしの取り得のひとつなのに。……そういえば昨日、キョンのやつやたらと咳き込んでたわね。まさかうつされた？
　キョンの身体から飛び出した風邪の菌があたしの身体に入り込むさまを想像してひとり吹き出す。ふふっ、なんかおかしいわね。ああ見えて結構キョンはさびしがり屋さんだもんね。
　でもそれにしたって風邪で学校を休むなんてなんだがすごく勿体無い気分だわ。今日はみくるちゃんの新しい衣装を撮影しようと思ってたのに。どうやってキョンを誤魔化して実行するか、せっかくの計画が台無しね。
　もう学校も終わってる時間だけど、みんなどうしてるかしら。あたしが居なくてもちゃんと活動出来るかしら。
　と、そのときふいに部屋がノックされた。母さんが様子を見に来たのだろう、なんて思って返事をする。でもそれは大きな間違いだった。
「俺だ。入ってもいいか？」
　聞こえた声、それはいつも聞きなれたあの男の、キョンの声だったのだ。
「ちょ、ちょっと待ちなさい！　なんであんたがあたしん家に居んのよ！」
　お袋さんが是非って言うから、なんて声を聞き流し、あたしは急いで部屋を──主に写真立ての乗った机の上を──片付ける。う、急に動いたから頭がクラクラするわね。千鳥足でなんとかベッドに潜り込むとキョンの居る扉の向こうに叫んだ。
「どうぞ！」
　のそっとキョンがドアを開けて入ってくる。軽く部屋の中を見回すと、ボソっと、それでいてよく聞こえる声でとつぶやいた。
「ちゃんと片付いてるんだな」
「当たり前でしょ。あたしは無秩序に散らかしたりはしないわ。誰かさんと違ってね」
「おいおい、俺は結構そういうことはしっかりしてるぜ？　何せ猫を飼っているからな」
「どうだか。大方妹ちゃんに掃除してもらってるんじゃないの？」
「逆だ」キョンは大げさに肩をあげる。「掃除はもっぱら俺の仕事だよ」
　そこでキョンが手にさげているモノに気がついた。なに？
「これか？」と言ってビニール袋を差し出す。「お見舞い品だよ」
「……桃缶？」
「風邪って言ったらコレだろう」
　桃缶なんていつ以来だろ。礼を言って缶詰めを受け取り、さっそく開けようとする。でも、
「力が入んない」
「貸してみろ」
　あたしから缶切りと桃缶をひったくり、にやにやしながら缶を開けるキョン。何よ。いやらしいわね。
「今なら楽に倒せそうだ」
「ばか」
　心なしか笑顔が増した気がするキョンが、素早く缶をキリキリし終わると先ほどのビニール袋からプラスチックのフォークを取り出した。
　すごく、嫌な予感がする。宿題をやるのを忘れていてさらに確実に当てられるのが分かっている授業に臨む生徒の気持ち、というか。あたしは誰かさんと違ってそんなへまはしないけど。
　案の定、キョンは笑顔を貼り付けたまま、あたしに向かってフォークを差し出した。勿論、先端には桃がしっかりと突き刺さっている。
　あたしはフォークの柄を受け取ろとしたけど、キョンの一言によって阻まれた。
　それはあたしは一撃で石化させる、魔法のことば。すなわち、
「ハルヒ、あ〜ん」
「ちょ、こら、調子に乗んな！」
　キョンからなんとかフォークを奪おうとするけどスルリとかわされてしまう。う〜、顔が、カラダが熱い、思うように動かない。
「風邪引いてんだ。無理すんなって。ほら、あ〜ん」
　むう〜、と唸るように威嚇するあたしを無視してキョンは『あ〜ん』の体制を崩さない。悔しいけれど、今回はあたしの負けみたいね。
「今日は一日中心配だったんだぞ。だからな、これ食べてさっさと元気になれ。はいあ〜ん」
　言葉とは裏腹にキョンは満面の笑顔だ。まったくどのツラさげて言うのかしら。でも、
「ありがと」
「どういたしまして。あ〜ん」
「しつこいってば！」
　キョンから桃を鳥の雛のように配給されながら、あたしはどうやってこの見舞い地獄から逃れようか、そればかり考えていた。
　
　
　おしまい

>>315
地獄ぢゃないｗｗｗ

>>315
ＧＪなんだぜ！
俺もハルにゃんにあ〜んってしてあげたい。

>>315
まさに桃色空間w
GJ！！

おやすみハルキョン

これが桃色空間か

ワイルドな格好のハルにゃんが見たい。
素肌に革ジャン、洗いざらしのジーンズやデカベルトに編み上げブーツとか。
不思議探索の際に一度そういうので来てみた時の
皆の（特にキョンの）反応が気にかかる。

略してモモカン

>>315 GJ

「へぇ、ハルヒって意外に可愛い寝顔してんだな」
「なによ、何しに来たのよ、帰れ〜！」

という怪電波を受信して萌え増幅してる俺は末期ｗ

もう桜も散ってしまった、ある春の日の授業中のことだった。
春だから暖かい日差しが心地よいわけで……でも俺は眠気と必死に戦っていた。もう３年生だし、そろそろ真面目
に授業を受けんと大学にいけんかもしれんしなぁ……と思ってはいるんだが、”春眠暁を覚えず”というわけで、
先生の言葉が呪文みたいに眠気を誘うんだよね。ZZZzzz......そして、それは突然やってきた。

ガン！！！！！

いきなり首を後ろからつかまれた俺はしたたかに後ろの机に頭を打ち付けた…っていてーな！おい、ハルヒ……なにしやがる！
「気がついた！！」
何に……ってハルヒ、古泉じゃないんだから顔近づけていきなり大声でしゃべるな。
「どうしてこんな簡単な事に気がつかなかったのかしら！」
１００ｗの笑顔で俺に微笑みかけるハルヒについクラ！と……じゃなくて何が…
「みんな一緒のとこに行けばいいのよ♪」
だから何をだよ、ハルヒ
「大学よ！」
何言ってるんだ、ハルヒ……というか、こんなシーンどっかであったような気がするな…いつだっけ？まぁいいや。
とりあえずハルヒの肩を軽くたたいた。わかった、まぁいまは落ち着け。
「なに、その反応。もうちょっとキョンも喜びなさいよ、この発見を。」
何その反応って、ハルヒ、ほらいまは授業中だ……っておい谷口、またいつもの事か、という目でみるな。
「わかったわよ……ブツブツ」
アヒル口したハルヒだったが、やっとおとなしくなった。ふう、やれやれだ。

「みくるちゃんがいる大学にみんなで行けばいいのよ！」
で、放課後のＳＯＳ団の部室に響き渡る、ハルヒの大声。ってハルヒ、朝比奈さんが行った（ことになってる）大学って関関同立と
言われてるとこだぞ。
「それがどうしたの？」
どうしたって、俺が行ける様な大学だと思うのか……ってハルヒは俺に目もくれずに他の２人に話しかけていた。
「有希、どうかしら？」
「･･･私はかまわない」
「古泉くんはどう？」
「それはいいですね。ぜひ行きましょう。」
こら長門に古泉、野球やったときみたいに安請け合いするな。まぁお前らにとってあのレベルの大学に行くことは容易い事かも
しれんが、俺にとっては逆立ちしながらこの学校に通学するくらい不可能に近いことなんだぞ。
「何ブツブツ行ってるのよキョン、……もちろんあんたも一緒よ！」
おいハルヒ、俺の成績知ってるだろ？　いけると思って…
「だ・か・ら、今日からあたしと一緒に勉強すんのよ！　わかった！？」
へ？
「何度も言わせるんじゃないの！　１年もあればキョンだってあの大学に入れるわよ！！　いいわね！」
へいへい、どーせ俺には選択の余地はないんだろ。わかったよ、ハルヒ。っていうか何で顔が赤いんだ？
「う、うるさい！！！」


「というわけで、今週から休日の不思議探索は無くなったしだいで……あ、お二人は一応は彼の部屋で仲良く勉強してるようです。」
「ふぇぇぇ〜休日は二人っきりで部屋に篭りっきりって事ですかぁ？　でも…それって……もしかして…勉強にかこつけて…」
「･･･そこからは禁則事項」

>>322
いいアンテナをお持ちで

って、実はおいらは251じゃないんだけど、勝手に話を続けてしまってスマソ(´･ω･`)

>>320
ワイルドなら…これとか
ttp://upload.jpn.ph/img/u16910.jpg

下手ですが、またSSを書いてみたいと思います。

俺は、大学を卒業してからずっと土日以外は働いている。
いや、休日など一日もない。なんせ、８人家族だしな。

まず、俺と妻･ハルヒ
そして子供が６人。
そりゃあ生活費は大変だから夜遅くまで仕事をしなければならない。
休日は、ハルヒの家事の手伝い、育児で疲れっぱなしだ。
でも、俺は、そんな日々を、嫌だとは思わない。辛いとも思わない。
何故なら家族全員の笑顔を見たいからである。
今日もまた終電で帰る。家では、ハルヒと子供たちが一緒に寝ている。
「ただいま」「おやすみ、ハルヒ」

END

ハルヒの寝顔は想像に任せます。

>>329
6人とは、現時点での子供の人数で最高だな。

あれだな男女の双子で三回出産したんだな。


ハルキョン子供's＝(ツンデレファザコン×３)＋(ツンデレフラクラ×３)

ハルにゃんとデートしたい

おハルキョン

ハルキョンって最強の夫婦かもしれん。

>>333
なにを今さら。

おハルキョン

朝からお目汚しですが、花言葉の本読んでてこんな電波が来た。


『あなたを愛します』


ある日の放課後、俺は掃除当番で遅れて部室に行った。
今日も朝比奈さんのお茶を飲んで1日の疲れを癒すかと思いながら扉を開けるとハルヒが１人居るだけだった。

「何だ、他の皆は休みか？」
「･･････」

朝比奈さんのお茶が飲めないのは残念だが長門と古泉も居ないところを見るとハルヒ絡みか？
と思っているといきなりハルヒから『花』を渡された。
ってなんだこれ？

「･･･胡蝶蘭よ。」
「そうか、余り花には詳しくないんだが。いきなり如何したんだ？」
「･･･ピンク色よ！」
「ああ、そうだな綺麗なピンク色だな。」
「あたしの気持ちだから！じゃ！」

そう言ってハルヒはいきなり帰りやがった。
なんだったんだいったい。



次の日、昨日の経緯を長門に話し事の詳細を尋ねたら急に不機嫌になり一言

「･･･花言葉」

と言ってコンピ研に行ってしまった。
結局何なんだ？




俺が『ピンクの胡蝶蘭』の意味を知ったのはこの出来事からもう少し後の事だった。



駄文失礼しました。

>>335
いいねぇ〜
遠回しなところがハルヒらしい。GJ！

キョン、早くハルヒのところに行けよーーーー！

GJ!!
最近、投下多くて賑やかだ!!

>>335

GJ!
花言葉っていいよな。

>>335
ハルにゃん甘すぎるぜ！

脱皮したハルにゃん

90年たっても永遠の18歳の夫婦。

>>341
団長ハルにゃんからデレデレ新妻ハルにゃんに脱皮するわけですね

よし。俺も久しぶりに一つ投下しよう。
５レス消化するぞ。

「不思議な本を探すに決まっているじゃない！」
１００Ｗの笑顔で言い放つハルヒ。既に不思議な本とやらを見つけたつもりらしい。
せめて開いたら叫びだすぐらいで済んでもらいたいもんだ。
じゃないと長門も古泉もおらず、まあ朝比奈さんがいても状況が代わるとは思えないが、
つまり俺とハルヒの二人っきりで何かが起きたら手にあまるに決まっている。

もう一度言おう。俺はハルヒと二人っきりなのだ。
こんなときに限ってハルヒのやつはいつも以上に絶好調で、俺の経験から言えば間違いなく何かが起こる。
では、何故こうなってしまったのか。今回は呼び出されたわけでもなければ、もちろん呼び出したわけでもない。
出会ってしまったのだ。偶然。駅前で。まったく現実と言うのは時として我々人間には理解し難いものなのだ。
最初ハルヒは渋いお茶でも飲んだような顔をしていたんだが、俺を見つけたとたん、急に笑顔を取り戻し、
うむを言わさず可愛そうな子羊はここ、中央図書館に連れてこられたってわけだ。
運命の女神は朝比奈さんに嫉妬しているのか、それとも暴君王女の前じゃあお手上げってところなのか。


俺はハルヒが座っている６人くらいで囲めそうな大きな机の向かい側に座り、
今しがた運んできた本とこれからまた戻しにいかなければならない本とを並べている。
作業の途中でハルヒの方へ視線を動かすと、どうやらハルヒも俺に何かを言いたいらしく、一冊のノートを差し出してきた。
このノートは、先程大声を上げた誰かに職員が（もっと大きい声で）注意していたのを聞いて、余計な揉め事を起こしたくない俺が、
ハルヒにしゃべらないように提案し、ハルヒも、それくらい一般常識よ、と言い、どこに持っていたのか知らないが、
俺への指示を伝達するために先ほどから二人の間で使われているのだ。
もっとも書き込んでいるのはハルヒだけで俺は受けるだけという構図だがな。
ノートの文字を見てみるとそこには、「全然面白くないじゃない」と記されていた。
さっきから全然読んでない。大体お前がもってこいといったやつだ。俺はノートに書き込んでハルヒに返した。
しばらくノートを眺めたハルヒは、いたずらっぽい笑みをしたかと思うと、ちょこちょこっと書き込みをして差し出してきた。
「じゃあアンタが面白いと思った本」
持ってきてくらい書け。と書こうかと思ったが、ハルヒがさっさと行けといわんばかりに俺を見つめてくるので
俺はしぶしぶながら、先ほど峻別した本を両手に、また本棚のほうへと歩き始めた。一体何を選べばいいのか。


タイトルを見るといかにも不思議な内容だと思われる本も何冊かあったが、それは普通のレベルであって
その程度でハルヒの満足を得られるとは思わない。
かといってあまりにも硬そうな本ならきっと読ますに返してくるに違いない。
そんな葛藤をすること２０分。俺は苦労して数冊の本を選んで持って戻ってきてみると、意外にもハルヒは読書に熱中していた。
俺がハルヒに戻ってきたことを伝えようと机に近づくと、ご丁寧に机の真ん中にノートが広げられて置かれていた。
「待機！」
人に待機を命じるくらい熱中する本があるなら自分で探しに行けよ。そう思ってハルヒを見ていたが、
ハルヒは本と向き合いっぱなしだ。この調子だと俺が戻ってきた事にも気づいていないかもしれない。
しょうがないので、俺は自分の椅子に座ると、選んできた本を自分で読みはじめた。
さながらわがまま姫の世話をする気分だったが、ハルヒに読ませるつもりだった本を読んでも全然面白いはずがなく、
こりゃ失敗したな、と思ったが、行ったりきたりを繰り返した俺に立ち上がる気力など残っておらず、
そのうち徐々にまぶたが重くなり、結局寝てしまった。

「……っと、キョ…ってば、…起きな…いよ」
目を開けると目の前にハルヒがいた。ハルヒは小声で、俺にだけ聞こえるように、
「もう暗くなってきちゃったじゃない」
と言い、視線を動かす。俺はハルヒの視線をたどり、どっかの城に出てきそうな大きな窓を見ると、
ハルヒの言うとおり、たしかに空はすでに暗くなっており、ちらほらと星が輝き始めていた。
「すまない。どうやら寝ちまってたみたいだな」
「いいから、顔洗ってきなさいよ。その間に帰る準備しとくから」
ややテレ気味に言うハルヒの反応を理解出来ないでいたが、
突っ立っててもハルヒの機嫌を損ねるだけと判断した俺は言われるがまま顔を洗いに行く事にした。


「結局、不思議な本は見つかったのか？」
街頭が照らす帰り道。ハルヒはご機嫌なようでさっきから鼻歌交じりに俺の前を歩いている。
どうしてこんなにご機嫌なのか分からず、どうしようか迷ったが、やはり聞かずにはいられなかった。
ハルヒは俺の方を振り返って、
「見つからなかったけど、もういいの。それに不思議なことがそう毎日起こっちゃ面白くないじゃない」
不思議なことが起こって欲しいのか欲しくないのかどっちなんだか分からない言い草だな。
「なによ、ずっと寝てたくせに生意気ね」
出会いがしらに図書館へ連行してあれこれ運動をさせ、結局自分が選んだ本を読んでるやつと、
文句一つ言わずに従った俺と、果たしてどっちが生意気なのかね。
「何言ってんのよ。キョンが持ってきたんじゃない。これ面白いぞって」
そんなことも覚えてないなんて情けないわ、と言ってハルヒはため息をついた。
だが、俺のほうはそうもいかない。
『俺が本を持ってきた』？
俺が戻ってきたときにはすでにハルヒはその本を読んでいたんだぞ。俺が渡せるはずがない。
ということはどういうことなんだ？
実は今も夢の続きで本当の俺はまだ図書館で寝ているとか、ハルヒのやつが不思議な本を求めすぎて、
得体の知れない俺を作り出しちまったとか、いよいよ俺も訳の分からん能力が開発されちまったのか、
まあ考え出したらきりがないが、つまるところ今俺たちは安全なのか？

ハルヒにいつその本を渡したんだなんて間抜けな質問をするわけにも行かないし、
長門か古泉あたりに連絡するのがベストだが、肝心なときに限って携帯電話のバッテリーはなくなっている。
くそっ。昨日の夜めんどくさがらずに充電しておくんだった。
「どうしたのよ。どっか具合が悪いの？」
ハルヒは俺の変化に気づいて声をかけてくる。普段からこれくらい心配してくれるならありがたいが、
今の状況を説明するわけにいかない。
俺はハルヒの手を取り、
「ちょ、いきなりなにすん……」「すまん。とにかくついてきてくれ」
ハルヒの声を遮って走り出した。とにかく今は少しでも遠くに離れる事だ。

「それで、一体どうしたのよ。ちゃんと説明しなさいよね」
動物の帰省本能とでも言うのだろうか。長門の住むマンションの近くの公園まで走り続けた。
やっと一息ついたと思ったら、ハルヒのやつが問い詰めてきた。
もっとも怒ったというより不安な感じなのは、俺の表情からなにかを感じ取ったからだろう。
「いきなりすまない。とにかくあの場所から離れないといけないと思ったから」
そう言ったとたん、
「な、何言ってんのよ…」
ハルヒは驚いた調子で俺の方を見てくる。
「あんた、自分が何を言ってるのか気づいてる？」
なんだ？　緊急事態に気づいていないのはお前のほうだ、と言いたいがそれも無理。
「ちょ、待ちなさいよ。あたしにだって、色々考えたいこととか、その、ちょっと待ってなさい！！」
落ち着きを失ったハルヒが去っていく。だがそれ以上に狼狽しているのは俺だ。
というか、何がなんだか分からない。とりあえず、追いかけたほうがいいに決まっているが
俺の脚は、午前中の活動によって走るどころか、しばらくは動くことも一苦労だ。
いや、今はそんなことを言っている場合じゃないか。
そう思い自分の足に走れと指令を出そうとした瞬間、
「待ってください！！」
そう言って俺を呼び止めた人をみて、俺の頭はショートした。
そこにいたのは救いの女神、いやＳＯＳ団の女神であられる朝比奈さんだった。
「急がなくちゃならないの。その…詳しくは言えないんだけど」
慌てている朝比奈さんだが、目は笑っていない。どうやら一連の出来事はこの人が原因らしい。
とにかく座って目をつぶってください、と言われ成すがままのおれは本当に頭が回っていなかったのだろう、
どう考えても時間旅行の手順を踏んでいることにすら気がつかなかった。
気ついたのは、酔い止め薬必要の、あの擬似無重力空間に突入したときだった。

なんともいえない感覚のなかで、俺は段々と自分の行き先が分かってきた。
そして、これからしなければならないことに考えが及んだときに、朝比奈さんとのタイムスリップが終わった。
「一体どう言うこと……」
朝比奈さんのほうを振り返り質問した俺は、次の瞬間もう少し小さな声で言えばよかったと後悔した。いや、これも規定事項か。
「お静かにお願いしますね！！」
一列に並ぶ本棚の向こう側から、おそらく職員だろう、俺より大きな声で注意してきた。
ということは、逆側に座っているであろう俺とハルヒが今のやりとりを聞いていることになる。
「今日の出来事はこういうことだったんですね」
俺は小声で朝比奈さんに聞く。
「ええ。事前に知らせたらいけないって言われてて、ごめんなさい」
ぴょこんと謝った拍子に持っていた本を落す朝比奈さん。いつもならしばらく眺めていくなるような微笑ましい光景だが、
今日のところはそうもいかない。その本には見覚えがあるからな。
図書館でハルヒが読んでいた、つまり、これから俺がもっていくことになる本だ。
これを涼宮さんに渡してきてください、と朝比奈さんから頼まれるまでもなく俺は本を受け取とりハルヒもとへと歩き出した。

少し離れたところから見ると、俺はまだハルヒのもとから動き出す気配もなく、たしか、もう少しはあそこにいるはずだ。
図書館で呆然とするのも不自然だと考えた俺は、ふと手に持っていた本に目を動かし、少し読み始めることにした。
その本は中世のお姫様とナイトの話で、どうやら恋に落ちたナイトが、政略結婚をさせられるお姫様を奪って逃げるって話らしい。
それとなくパラパラとページをめくっていると、俺はあるページに目を奪われた。
そこではお姫様を城から連れ去ったナイトに、お姫様が城から離れる理由を尋ねていた。
お姫様は自分がさわられたことが分からないらしい。セリフはこうだ。

「いきなりすまない。とにかくあの場所から離れないといけないと思ったから」

思わず顔が引きつる。これもハルヒの力なのか？　いや、しかし俺が届けなかったらあいつは知らないわけで、
だからといってあのときの俺は知っていたわけでもないし、つまりこれが古泉の言っていた二重螺旋か、
いやもっと違う言葉だったきがするが、あーもう訳が分からん。
混乱した頭を冷やしつつ、俺は恐る恐る次のページをめくる。
そしてしばしたたずむ俺。きっと図書館在住の怪しさNo1は俺に間違いない。
そこにはお姫様の心と俺の心を射止めるナイトの一言。

「俺は、あなたを生涯守り抜く」

ハルヒのやつがなんであんなに慌てたのか分かる気がする。だが待て。俺の意志はどうなる。
そりゃ確かにあいつのポニーテールは反則なほど似合っていたし、いやしかし、今までそんな目でみたことはないし、
いや、そんなこともないようも気がするが、でもだな……どうする、どうする俺。
と、本日何度目になるのか分からない混乱状態に陥っていたが、ふとハルヒのほうを見ると、すでに俺がいない。
なんてこった。とにかくこの本を渡さないと歴史がかわっちまう。それだけは避けねばならん。
考えることを一切放棄した俺はハルヒのもとへツカツカと歩み寄る。
「ほら、選んできたぞ」
ハルヒは不機嫌そうな顔をして俺の手から本を奪い取ると、ノートに何かを書こうとした。
やばい、俺の記憶だと、俺が帰ってきたときノートには何も書いていなかった。
ということはここでハルヒに何かを言われるのはまずい。
決断するのが早いか、俺はハルヒの顔も見ずにすぐさま朝比奈さんのもとへと立ち返る。
ちょっとまずい気もしたがおそらくハルヒは、すぐにあの本に熱中する。
それよりも問題は俺の時間のハルヒのほうだ。さて、俺はなんて声をかければいいのか、
いや、これも規定事項なのか。

「ちょっと、何か言いなさいよ」
ハルヒは頬と少し赤らめている。
「ね、ねえ、せっかく聞いてあげるって言ってるのよ」
ただ呆然と立ち尽くす俺。
もはやお解かりの通り、朝比奈さんの狙いか未来の陰謀か知らんが、
俺は意識がもどったとたんにハルヒが帰ってくるという
絶妙のタイミングで戻ってこれたわけだが、今はさほど嬉しくもない。
さて、俺は一体どうすればいいのだろう。確かに他の女子からすればちょっとは可愛いかもしれんが
ハルヒの性格はその容姿を差し引きしてもあまりまり過ぎる。
だが、ハルヒといたおかげで本当に楽しい生活をしているというのは悲しいかな事実だ。
しかし、それはあくまで楽しいってだけで、果たして俺がハルヒのことを恋愛対象としてみていたわけではないわけで
今ここで急に考えろっていわれたって無理なわけだ、っつか普通そうだろ？
「………」「………」
太陽も沈み、昼の騒がしさが嘘のように静まり返った公園で二人っきり。
意識してお互い見つめあうなんて今まであまりなかったせいか、ハルヒは先ほどから
何かを言おうとして言葉に詰まっているようだ。
「…もういい」
急に振り向き、公園の外へとむかうハルヒ。
「い、いや、ちょっと待てって」
慌てて追いかける俺の言葉は聞こえていないのか、ハルヒは歩みを止めない。
俺が追いついてハルヒを呼んでも、ハルヒはこっちを向いてはくれない。
なんつーことだ。久しぶりに自分の行動を後悔した。俺はハルヒとのこんな関係なんか望んじゃいない。
いつもみたいに教室で並んで座って、わがままな発想に付き合って、お互い笑って、泣いて、たまにはケンカして。
平日はＳＯＳ団の部室で放課後まで話して、休日は駅前を探索して、そりゃいつも俺のおごりはきついが、
それでも……俺はハルヒと一緒にいたい。
好きとか嫌いとか、ましてや一生なんて誓えやしない。でもこの気持ちは嘘じゃない。
今のハルヒに言葉は通じないかもしれない。それに俺だって上手く言えるか解らない。

そう思った俺は、どんどん進んで行くハルヒの手を、静かに握る事にした。
俺の気持ちが通じるように。

>>345-349
無事投下完了。
なんか大分長くなってしまっているな。
もうしわけない。

乙
SSでキョンが図書館行くと絶対寝るよなｗ

>>350
こういう、もどかしい２人もいいですね〜
ＧＪです！

>>335ですがキョンの返事SSを投下したいですが良いですか？

>>353
だめです
って言ったらやめるのか？
礼儀のつもりでも行き過ぎると卑屈なだけだぞ。
勝手に投下するがよい。

>>354
素直に「来い」といえない君も〜勇気を出して〜

では逝きます

『あなたを伴侶に』

ハルヒから『花』を貰ってから暫くがたった。
流石に気になったので長門の言った『花言葉』を調べこの上ない衝撃を受けた事を伝えておこう。
あれ以降ハルヒはその様な素振りは見せないが何時もと違うのは見ていて明らかだ。
ふとした時に目が合ったら急に逸らしたりするしな。いい加減俺も腹くくらないとな。

そんなこんなで今日は何時もの不思議散策の日だ。
何時もはなかなかハルヒと２人っきりになる事は無いが今日は長門に頼んで午後は俺とハルヒ２人にしてもらった。
そして今俺達はとある花屋の前に居る。

「で？如何したのよ。今日は行きたいところがあるって言うからついてきたけど、あんた花なんて飾る趣味でもあるわけ？」
「そんな訳あるかこの間の花の例と、それと･･･そのこの間の、･･････返事だ！」
「え？」

そう言って俺は予め頼んでおいた『花』をハルヒの手渡した。

「･･･これって『カルセオラリア』？」
「ああ。」
「･･･えっと、返事って言ったわよね？」
「言った。」
「この『花』を贈るって事はつまりそういう意味で良いのよね？」
「好きに解釈すれば良いだろ？言っとくが他の意味を引き合いに出してはぐらかすなよ！俺だって色々考えたんだからな。」

そう言ってハルヒの顔を見た。
そこには世界中探しえてみる事が出来ない最高の笑顔をしたハルヒがいた。

「で？」
「え？」
「一応俺の本心だからな！二言は無いぞ。」
「解ってるわよ。末永くよろしくお願いします。あたしの旦那様。」
「此方こそな。俺の奥さん。」

以上です
お目汚しでした
小ネタもありましたがまた機会があれば

早速買ってきた(左)ぷちハルヒ
http://thumb.uploda.org/file/uporg1378583.jpg
なんかむちむちしてる

>>357
前回と合わせてさらにGJ！

触発されて描いてみた
http://m.upup.be/?MJCjiqEYK4

おお、ＧＪ！やべー破壊力増大だよ…(*´Д｀)ﾊｧﾊｧ

ＧＪ！どっちもうまいよｗ

ハルにゃんとさくらんぼ狩り

>>350
ハルヒのどきどきっぷりはすごかったろうなw GJ！
>>358>>360
なんというあわせ技…gjだっぜ！

>>360
何で妄想が具現化してるの？！
GJ頂いた上にイラストまで描いていただいて有難うございます。

また機会があれば投下したいと思います。

高校生でなんというやりとりしてるんだ・・・
こうなったら熟年になってもやっててほしいんだぜｗ

あと、猟奇的な彼女の田中麗奈がハルヒに見える俺は末期だｗ

まとめてで申し訳ない！>>350>>358>>360GJ！
みくるって補給部隊の何…？？そこのところちょっと適当です。

窓の向こうには漆黒の闇が支配する大宇宙。
大気の存在する地上から見上げる空とは違いきらめく星の一つも見えない。じっと見つめていると此処が一体何処だか分からなくなる感覚に支配されてしまいそうだ。
コンピ研連合との決戦前夜、しばし与えられた休息を艦長室に設えられた座り心地の良い椅子に身を深く沈めて目を閉じ過ごす。

しばらく続いた静寂を無機質な機械音が打ち破る。人がまったりとしてるときになんだよ。
シカトしてもいいがあんまり度が過ぎると部下が部屋まで押しかけてくるに違いない。仕方なしに俺は手元のサウンドオンリースイッチをオンにした。
「な『こらー！キョン！！音声通信だけってどういうこと！？』
うわっ！耳を劈くやかましい音割れした声がスピーカーから聞こえてきた。
ハルヒか。
はいはい、すみませんね、音声だけで。心の中でごちながら俺はサウンドオンリーを解除する。そこにはご立腹のハルヒが。
『ちょっと、キョン。いい度胸してんじゃないの。仮にもあたしは閣下と呼ばれる立場なのよ。ありがたくご尊顔を拝する気持ちでいて欲しいわね』
「なんだよいきなり。直接通信してくるならプライベート回線使えよ。部下からの呼び出しかと思ったぜ」
「うるさい。あたしは公私混同なんてしないの。今から最終ミーティングするからあたしの艦に来なさい。30秒でね！」
「ちょ、休めって『ブチッ』」
言ったのはおまえじゃないかよ、最終ミーティングは今夜やるんじゃなかったっけ。
しかし、いきなり呼び出しておいて30秒で来いなんて相変わらず滅茶苦茶なやつだぜ、まったく。

俺は部下に回線をつなぎ、これからハルヒの艦艇まで出かける旨を伝え部屋を後にした。

「おっそーい！相変わらず最後じゃない。何やってんのよ！」
赤を基調としたハルヒの艦艇の中心部にある艦長室へ一歩踏み込んだ途端にこれだよ。
「帰ってきたらゴハン、奢りだからねっ！」
と目をキラキラさせてビシっと俺に指を突きつけてくるハルヒの方が高給取りじゃねーか。自分よりも安月給の人間にたかって楽しいのかね、まったく。
ハルヒの周りには既に集まり、くつろいでる他のメンバーが。
紹介しよう、中心に我がSOS帝国の一番偉い人、涼宮ハルヒ閣下。その両脇に座っているのが古泉一樹幕僚総長、長門有希情報参謀。そして、ここは軍艦ですよね？一瞬この場所はどこかと疑ってしまうほど場違いな可愛らしいメイドさんが朝比奈みくる補給部隊長、だ。
因みに俺は作戦参謀という役職についている。

amazonで分裂の予約が始まったな

「はい、キョンくん。お茶をどうぞ。鈴宮さんのお部屋、いいお茶がいっぱいあるんですよ〜」
まさに戦場の花と言えようメイドな朝比奈さんが俺にお茶を淹れて下さる。味の決め手は茶葉の良し悪しより淹れる人の腕だと思いますよ、俺は。

「で、スケジュール前倒しで呼びつけておいてなんだよ。何か緊急事態でも起こったか？」
俺は朝比奈さんの淹れてくれたお茶を片手に持ちハルヒへ問いかける。
「緊急事態が起こったらこんなにのんびりしてないわよ。久しぶりにみんなと会えるし気分的に早く片付けちゃおうと思ってね、それだけよ」
はい？それだけですか。
「しっかし、あんたはいつも最後に登場するわねえ、他のみんなを見習いなさいよ」
「あのなあ、ハルヒ。おまえいつもみんなが揃ってから俺に連絡してないか？」
「何言ってんのよ！いつもあんたから連絡してんのよ！」
と喧嘩に発展しそうなところで、ハルヒ曰く気の利く古泉が
「はいはい、痴話げんかはそのくらいにして明日の最終プランをおさらいしましましょう」
と話を軌道修正してきた。あのな、痴話げんかってなんだよ。

「おほん、そうね。ではキョン作戦参謀、明日のプランAの資料を」
まったく。お前から仕掛けてきたんだからな、と口にすることなく俺は目の前に映し出されているモニターを操作しプランAの資料を呼び出した。

数ある今回のプランを片っ端からおさらいし、軽い疲労感を覚えた頃
「まあ、こんなところかな。作戦の変更については随時ハルヒから指令を頼む。俺はそのたびに細かい修正するから。あまり無茶苦茶なことだけはやめてくれよ」
「む〜、いつあたしが無茶苦茶なことしたですって？」
「そんなのいつもだろ、まったくこき使われる方の労力も少しは考えて欲しいぜ」
「なんですってえ〜！」
「まあまあまあ、痴話げんかは僕達が帰った後にでもしてください。閣下」
とまたしても古泉が割って入ってくるのだが、痴話げんかネタはもういいぞ。

「まあいいわ。それではあたしからみんなに最終命令を出します」
居住まいを正したハルヒの瞳には決意の意思が浮かび

「絶対、絶対！みんな戻ってくるのよ。1人でも欠けたら承知しないからね。命令よ！」

と何が何でも守らなくてはいけない命令を俺達に下した。

「はい、じゃあこれで最終ミーティングを終了します。明朝０８：００、各所定の位置に就くこと。遅刻は厳禁だからねっ！解散！！」
というハルヒ閣下の号令でミーティングは終了。

「それでは、僕は失礼させていただきます。お互い健闘を祈りましょう」
古泉は何か含むような爽やかな笑顔を浮かべ颯爽と部屋を後にする。その後に長門と朝比奈さんも続く。って朝比奈さん！まさかその格好で帰るんですか！？
と思ったところで、このところ彼女の軍服姿をモニター越し以外で見たことがないのを思い出す。
艦長室のドアが閉まろうとするのを見つつ、さて、これで夜の予定は丸々空いたから明日に備えてさっさと寝るか。と頭にプランを立て俺も艦長室を後にしようとした。

と、俺は艦長室の扉へ向かって一歩踏み出したところで後ろに何か力を感じた。

後ろを振り返るとハルヒが俺の軍服の背中の部分を掴んでいる。
その顔に浮かべている表情に先ほどの威勢のよさは微塵も感じられない。

「どうした？」
問いかけても無言で俺の軍服を掴み、たたずんでるハルヒがそこにいる。

しばらく肩越しにハルヒを見ていたが、俺は向きを代えハルヒと正面から向き合った。
瞳を覗くといつものキラキラした輝きはどこへやら。代わりに深いところで気持ちが揺らいでいるように見える。
そんなハルヒをほっといて自分の艦へ戻る気もさっぱり起きず、俺は先ほど自分の頭に立てたプランの変更を始めた。

「ミーティングが前倒しになったおかげでこれから時間があるんだが」
飯でも食うか？と続けようとしたところ、今まで黙っていたハルヒが俺に抱きついてきた。
胸に飛び込んできた小柄な身体を抱き返すと、心なしか震えていることに気付く。

そうだよな。部屋を出たらSOS帝国の閣下と呼ばれる立場だがその中身はただの17歳の女の子だ。
コンピ研連合との決戦前夜に少しくらい弱いところを見せる相手がいないとやっていけないだろう。
やれやれ、去り際の古泉の含む笑顔はこういうことか。

「ハルヒ。俺は、いや俺達は何があってもおまえのところに戻ってくるから。心配するな」
声に誓いをこめて胸の中にすっぽり納まっているハルヒに囁く。

「ホント？」
先ほどの表情よりも元気になったであろう声色でハルヒが聞いてくる。

俺は返事の代わりにハルヒを抱きしめる自らの腕に力を入れた。
大丈夫、俺はおまえと一緒にいたいんだよ。他の団員もそう思ってるに違いない。
いつもとんでもない行動に振り回されっぱなしで、もうやめてくれ！と心の底から思ったって最後には楽しかったと思っている自分がいるんだから。

明日の開戦準備に間に合うように艦に戻ればいい、ミーティングが前倒しになったおかげでまだまだ時間はある。
ハルヒの気が済むまで今夜は付き合ってやろうじゃないか。

おわり。全然甘くなくて自分で自分にガッカリだorz

乙

>>370
乙女な閣下に萌えた

>>368
？

そんなことよりハルヒｆｉｇｍａがもうすぐだ
>>370
かわいい！！

まとめてで申し訳ありませんがＳＳ職人さんたちＧＪです
自分にはこんな桃色空間の激甘シチュエーションかけねーっす。

つーわけでスランプ気味だったけどようやくひとつあがりました。
ＳＳ投下６レスです。長くて済みません。

　そのとき、俺が最初に感じたのは「またか」という想いだった。
　多分真夜中だろう。つい先程部屋の目覚まし時計を確認した時の時刻が午前一時にまだなっていなかった覚えがある。
　そこからしばらく布団に潜ってうとうとしていたはずが、いつの間にか俺の身体は北高のグラウンドのど真ん中に転がされていたのだった。
　起き上がって『制服』に付いた土を払う。
　またしてもご丁寧に着替え済みってわけだ。もしも可能ならば平日は毎朝こんな感じで無意識に登校させてもらうってのも楽でいいかも知れんな。まあ、問題は全然別のところにあるんだが。
　さて、その問題とは――ハルヒだ。
　おそらくあいつも校内のどこかにいるに違いない。だが、一体何処に行っちまったんだ？
　星明り一つない漆黒に近いグレーの空を見上げて俺は一呼吸入れた。とりあえず、今の俺の置かれている状況をできる限り把握しておいた方がいいだろう。
　無人の校舎に侵入するのも手馴れたものだった。全く自慢にもならんけどな。
　職員室でガメた鍵を手に、俺は真っ先に旧館部室棟三階の一角――文芸部室を目指した。

　部屋に入るなり、俺は団長席のパソコンの電源を入れる。果たしてディスプレイにはＯＳの起動画面がいつものように表示されることはなく、黒画面の端に白いカーソルが小さくブリンクしていた。
　どれくらいの時間が過ぎたのだろうか、俺が少々不安になりかかったまさにその瞬間、天からの蜘蛛の糸のごときメッセージが表示されたのだった。

　YUKI.N> 待った？

『いや、大丈夫だ』
　こういった場合は、素直に『待った』ということを伝えない方がいいということらしい。まあそんなことは今考えるべきことではないのだが。
　YUKI.N> 今からわたしが伝える通りに行動して欲しい。もうあまり時間的猶予も残されていない。
『何だって？　とにかく、ハルヒはどうなってるんだ？』
　YUKI.N> 涼宮ハルヒは本館屋上にいる。まだ覚醒状態ではない。速やかに彼女を連れてその場から離れて。
『屋上か。って、ここから逃げろってことなのか？』
　YUKI.N> そう。具体的には学校の敷地から三キロメートル以上距離をとる必要がある。あなたたち二人の生命にかかわる問題。急いで。
『三キロ？　なあ、長門。そもそも俺たちは学校外に出られるのか？』
　YUKI.N> あなたたちのいる空間の規模はその程度ではない。それに、その空間は涼宮ハルヒの意思によって構成されたものではない。古泉一樹も私と同じ結論に達している模様。
『古泉が？　てことは、古泉自身はこの空間には侵入できない――ってことなんだな』
　YUKI.N> そう。
　まあ、もしできるのなら。既に俺の目の前にあの紅球があらわれていてもおかしくないだろう。
『でも、ハルヒのせいじゃないってのなら、この閉鎖空間は誰が作ったんだ？』
　YUKI.N> 情報統合思念体でもその者の存在を確認することはまだできていない。ただ、彼らは我々のように観察するだけでなく、涼宮ハルヒ本体に直接干渉することを選択した、としか判断できない。
　何処の誰か解らんが、全く余計なことをしてくれたもんだ。
　YUKI.N> 彼らは涼宮ハルヒの能力を利用してその空間を構築していると推測可能。よって脱出に際し彼らからの妨害が予測される。くれぐれも気をつけて。
『ああ、解った』
　YUKI.N> こちらから直接支援はできないが、事態の収拾に可能な限り尽力する。
　僅かの間が空いた後、
　YUKI.N> あなたはあなたにできることを
　と表示された時点で、画面は再度ブラックアウトし、しばらくしてパソコンが普段通りの起動シーケンスに入ったのが確認できた。
　やれやれ。
　そうとなればこの場に長居は無用だ。俺は長門に言われた通り、本館の屋上――ハルヒの元へと向かったのだった。


「な、何だこりゃ？」
　屋上に辿り着いた俺を待っていたのは、コンクリートの上に横たわっているハルヒの姿と、その真上の空中で不気味に浮遊している、虹色に煌くダチョウの卵とでもいうべき珍妙な物体だった。
　この奇妙なオブジェクトが何なのかは解らないが、一つだけ言えることは、こいつのせいでハルヒと俺がとんでもない目にあったに違いない、ということだ。
　俺はハルヒの元に駆け寄る。
「おい、ハルヒ……ハルヒ？」
　ダメだ、全く起きる気配がない。
　仕方なく俺はハルヒの身体を――いわゆる『お姫様抱っこ』状態で――抱えると、さっさと回れ右で階段の方に向かったのだった。

　そのとき、背後で例の物体が何やら怪しげな光を放ったらしいのだが、そんなことを一々気に掛けている余裕なんて、俺には全くなかったのだ。

　ハルヒの履いている靴を見て、俺は律儀に上履に履き替えていたことを悔やんだ。この空間が閉鎖空間の類なら、別に土足で校内を歩き回ったところで咎める者など誰も居やしないのだからな。
　下駄箱で自分の靴に履き替えようとハルヒの身体を一旦下ろしたところで、
「――う〜ん」
　どうやら眠り姫がようやくお目覚めのご様子だ。
「あれっ？　ここは一体……」
「ハルヒ――やっと起きたか」
「って、ちょっとキョン！　何でこんなところにあたしとあんたがいるわけ？　――ま、まさか」
　ハルヒは両手で自分の肩を抱くように身を硬くすると、
「あんたまた、あたしにおかしなことするんじゃないでしょうね？」
　おいおい、『おかしなこと』って一体何のことだ？　四百字以内で説明してみろ。しかも『また』ってのは何だ？
「う、うるさい！　どうでもいいでしょ、そんなの」
　と、そのとき付近で何者かが動く音がした。
「静かにしてくれ。話は後だ」
　俺はハルヒの腕を掴んで、校舎外に出ようとした。
「な、ちょっとキョン、離しなさいよ」
「だから話は後だって。文句だろうが愚痴だろうがいくらでも聞いてやるから」
　何か咬み合っていない気もするが、そのまま俺は強引に駆け出す。ハルヒは不満そうというよりは怪訝な表情だった。
　ふとバカバカしいことを考えてしまう。普段とは立場が全く逆ではないか。いつだってハルヒは俺の手を引っ張り回した挙句に、散々とんでもない目に俺を巻き込んできたんだからな。
　だが、俺は溜息を吐くヒマも与えられなかったようだ。背後からのガラスの砕けるけたたましい音と共に、そいつらは突然現れた。
「キョン！　なによこれ？」
　いや、俺に訊かれても困るんだが。
　そいつらは――『骨』だった。と言っても人骨ではない。俺の知る限りでは図鑑の中か、博物館にしか存在しないはずの――恐竜の化石標本そのまんまの姿をしたのが何体も、まるで生きているかのように蠢いている。
　確かアレは『コエロフィシス』とかいう種類の骨格だ。時代的には三畳紀だったか、相当古い種族だったと思う。軽量な身体による機敏な動作の持ち主、そして――肉食恐竜の一種でもあった。
　などということを解説している余裕なんて全くない。俺は骸骨恐竜に見惚れるハルヒを必死で引っ張りながら校門の方に急いだ。
「ねえキョン、あたしたち、学校の外に出られるの？」
　どうやらハルヒも以前のことを思い出したのか俺に訊いてきた。あの時は学校全体を取り囲んでいた見えない壁のようなものが俺たちの脱出を阻んでいたからな。
　俺たちはスピードを落とさずに校門を駆け抜ける。見えないバリアは――なかった！　そのままいつもの帰り道を走り続けるものの、後方から例の骨格標本共が追いかけてくるのだ。全く気が抜けない。
　しかし全くの予想外だった。長門の言っていた『妨害』ってのは俺も気を配っていたつもりだ。だが、どうしてまたそれが『ホネホネ・ロック』なんだ？
　と、そこで俺は唐突に昨日の部室でのことを思い出したのだった。

　………
　……
　…

「みんな〜、今度の土曜日は恐竜の化石発掘ツアーに行くわよ！」
　壊れんばかりにドアを蹴っ飛ばして現れたハルヒの第一声がそれだった。
　部室内にいた俺以外の三人――宇宙人未来人超能力者――の誰もが沈黙したままであった。って、やっぱり俺が訊かないといけないのかよ。やれやれ。
「おいハルヒ。何処に行くんだって？」
　ハルヒは虫けらでも見るような目で俺を睨み付けると、
「何度も言わせないでよバカキョン！　あたしたちＳＯＳ団は恐竜の化石発掘ツアーに出発するの。発見した恐竜には『スズミヤザウルス』って名前が付けられるんだからね」
　と宣言した。いや、そういうのは発掘してから考えてくれ。
「ってまさか、いきなりユタ州の砂漠の中にでも俺たちを連れて行こうってことなのか？」
「もっちろん違うわ。前に宝探ししたときのあの山よ。ああ、安心して。鶴屋さんにはもう許可を取ってあるから。そうよね、みくるちゃん」
「は、はいぃ？」
　何のことだか全く理解していらっしゃる様子のない朝比奈さんのメイド服姿が、まるで臆病な小動物のようにビクリと震える。
　いつの間にか朝比奈さんの背後に回りこんでいたハルヒは、その可愛らしい先輩に突然抱きつくと頬擦りしながら、
「みくるちゃんにはまたお弁当をお願いしてもいいかしら？　……そうだ、また三人で一緒に作りましょうよ。ねえ有希、あなたも手伝ってくれる？」
　と適当な思い付きを撒き散らしている。
　長門は一瞬顔を上げて、
「……了解した」
　と返答したのみで、そのまま元の読書ポーズに戻ってしまったのだった。

　正面に目を遣ると、一手詰め問題集と共に将棋盤の上で駒を不器用に並べていた古泉が、
「おや、どうやらあなたはご不満のようですね。何か問題でも？」
　と小声で訊いてきた。
「以前の宝探しじゃないが、恐竜の化石なんて見つかるはずがないからな」
「ほほう、どうしてそう言い切れるのでしょうか？」
「古泉、お前『御影石』って知ってるか？」
「ええ、確かこのすぐ近くで取れる石材のことですね。それが？」
「その御影石ってのは『花崗岩』のことだ。『花崗岩』ってのは代表的な火成岩の一種で、この辺の山も大体は花崗岩からなっている。時代的には中生代――恐竜時代のころのもので、化石が含まれる堆積岩はそれよりも表層の新しい時代のものばかりだ」
「つまり、この近辺で採取されるはずの化石は時代的にずれているので、恐竜の化石が見つかることはありえない、と仰るわけですか」
「まあ、そんなところだ」
　うろ覚えなので細かいところは突っ込まれても困るんだがな。
「でも……少々意外ですね。何故そんなにお詳しいのでしょうか？」
「決まってるさ。俺もガキの頃は恐竜博士とかいうのに憧れたクチだったからな」
　古泉は何か言いたそうに笑みを浮かべた。気色悪いから止してくれ。
「ふふっ、申し訳ありません。でもまあ、いいではないですか。桜の時期はもう過ぎてしまいましたが、新緑を愛でつつピクニックというのもなかなか乙なものですよ」
「余計な肉体労働さえなかったら俺もそう思うがな」
　しかし化石発掘とはな。ハルヒのことだから、その辺の校庭とかお構いなしに掘り返しそうな気もしないでもないんだが、そうならなかっただけでもマシってことなのか？
「そうですね。確かこの近辺には新幹線のトンネルが地下を通っているはずですが……」
　まかり間違えてそんなところまで穿り返さないとも限らないのが涼宮ハルヒという存在なのだ。ひょっとしたら今回のツアーのために、鶴屋さんの私有地の山丸ごと、どこかの堆積岩の地層にそっくり入れ替えてしまいかねんからな。
「我々としては何事もなくただのハイキングで終わって欲しいところなのですけどね」
　苦笑する古泉を尻目に、俺は先程から朝比奈さんにじゃれ付いているハルヒに目を向けた。
　いや、大した意味はないぞ。あまりセクハラの度合いが過ぎるようなら、そろそろ止めに入った方がいいかもしれないと思ったまでのことだからな。

　…
　……
　………

　この空間はハルヒが作ったモノではない、と長門は言っていた。古泉もそれに同調していたみたいだ。
　まあ、きっと古泉なら『おそらく彼らは涼宮さんの潜在意識に眠っていた「恐竜の化石」というものを具現化したのでしょう』だとか、また妙なこじつけの解説してくれたことだろう――この場にいてくれたならの話だが。
　坂道を駆け下りながら俺は長門の言葉を思い起こしていた。
『学校の敷地から三キロメートル以上距離をとる必要がある』
　三キロね。いつも市内探索で集合している北口駅辺りならそのぐらいの距離は余裕でありそうだが、果たして徒歩でそこまで辿り着くことが出来るかどうか……。
「ねえキョン！　ちょっとあれ、見なさいよ」
　ハルヒの声に前方を見る。
　橋の向こうの県道を下った辺りに、デカい図体の恐竜の骨が二体――背中の特徴的な板状の鰭は『ステゴサウルス』のものだ。
　そいつの尻尾の先のスパイク状の棘からの間合いを取るように立ちはだかるのは――肉食恐竜の『アロサウルス』だ！　こちらには気付いていないようだが、そのまま脇を通り抜けさせてもらえるとも思えない。
　迷っている時間はなかった。背後からは先程の『コエロフィシス』の群れが追いかけてくるのだ。
「くそっ！　ハルヒ、こっちだ」
「ええっ、なによキョン？　そもそもさっきからなんであたしたち走ってるの？」
「食い殺されてもいいのか？」
「本気で言ってるわけ？」
「えらく本気だ」
　俺は橋を駆け抜けるとそのまま県道を上るコースを取った。しかし困ったことになったぞ。このままではどんどん山に向かう一方ではないか。しかも、こっち方面の道はあまり詳しくない。おまけに辺りは真っ暗だ。
　でもまあ、県道だからそのうち下りに分岐する道があったはずだ、などといった俺の考えは甘過ぎた。前方からは別の種類の小型肉食恐竜――『ドロマエオサウルス』らしき骨格――の一群が押し寄せてきたのだ。
　俺は引き返そうとしたものの、後方からはさっきの奴らが迫ってきているはずだ。
　辺りを見回すと、脇の小高い丘の方に向かう道が見えた。確かここは公園だか植物園だったはずだ。
「キョン、あっちに逃げましょう」
　珍しくもハルヒの言う通りに俺は従った。

　敷地内に入ってすぐ俺は右に曲がる道を選んだ。
「ねえキョン、なんでこっちの道なわけ？」
「確か県道脇のガソリンスタンドの向こう辺りに、公園から下りてくる道があった――と思う」
「ってちょっと！　そんなうろ覚えで大丈夫なの？」
「なんなら引き返すか？」
「そんなわけいかな――ねえキョン」
　突然ハルヒが立ち止まる。どうしたんだ、急に？
「……戻りましょう」
　ハルヒは呆然と前方を見ていた。それを見て振り返った俺もギョッとした。
　その先には今まででもっとも巨大な影――『ティラノサウルス・レックス』の禍々しい全身骨格が待ち構えていたのだった。
　とっさに俺はハルヒを引き寄せると、道を外れて林の中に飛び込んだ。まともに追いかけてこられたら時速五十キロのスピードのはずなので振り切れるはずもないのだが、何故か『Ｔレックス』の骨格は一歩一歩足元を踏み固めるかのように進んでいる。
　暗闇の中をわけも解らず突き進む俺とハルヒ。その前方の斜面に一際暗い部分がポッカリと口を開けていた。
「見て、キョン！　あれって洞穴なんじゃないの？」
　ハルヒに言われるまでもなく、俺はその空洞に飛び込むことにしたのだった。

　さすがに『Ｔレックス』はそのデカい図体が邪魔になって奥まで入ってこられない。
　だが執念深いのか、先程からずっと入り口でガチガチと鋭い牙の咬み合わされる音が鳴り響いている。このままではいつまで経っても脱出不可能だ。
「さて、どうしたもんかね？」
　俺は独り言を言ったつもりだったが、ハルヒはそうは受け取らなかったらしい。
「ねえキョン、このままじっとしててもしょうがないじゃない。せっかくだから奥の方に行ってみない？」
　あのなあ、こんな真っ暗闇の中で、洞窟探検のつもりか？　明かりもないのに無茶もいいとこだろ。
「あら、明かりならあるじゃない。あんたもケータイぐらい持ってないの？」
　ハルヒはそう言ってスカートのポケットから自分の携帯電話を取り出すと、フォトライトを点灯させたのだった。

　白色ＬＥＤの頼りない明かりの下、俺は仕方なくハルヒの後ろについて行った。
　途中で人一人通れるかどうかという狭い箇所があり、俺たちはしばらく四つん這いになって進むハメになった。その、目の前のハルヒの尻に向かって、俺は話し掛ける。
「なあハルヒ。お前、何だかこの状況を楽しんでないか？」
「なに言ってるのキョン！　そんなの――当たり前じゃないの」
　表情こそ見えないが、声だけでハッキリ解る。今のハルヒの瞳は銀河系全ての星々を集めたよりも眩しくキラキラしているに違いないのだ。
　やがて少し広い空間に辿り着いた俺たちは、ようやく二足歩行に復帰することができた。
「ところで、キョン…………あたし、ちょっとだけ、あんたのこと見直したわ」
「へっ？」
　マヌケ声で答える俺をよそに、ハルヒは滔々と語り続けた。
「さっきのあいつらから逃げてる時、キョンは必死だったでしょ」
　まあ、必死だったかどうかと言われれば、確かに必死だったんだろうな。
「キョンったら、ずっとあたしの手首掴んで離さないだもん。さっき見たら、ちょっと痕が付いてたわ」
　いや、それは――なんというか、その、スマン。
「謝んなくてもいいわよ。それに……なんだかあたしも、ちょっぴり――嬉しかったんだから」
「おいハルヒ、それって――」
「えっ、そ、そのっ――別に何でもないって――きゃっ！」
　突然俺の目の前からハルヒの姿が消え失せた。
「ハルヒ！」
　思わず飛び出しかかった自分の足を何とか踏み留め、俺は自分のポケットから携帯電話を出してフォトライトを点灯させた。
　足元には縦穴が大口を開けていた。底の方にハルヒのものらしいライトの明かりが微かに見える。
「おーい、ハルヒ。大丈夫か」
　――返事がない。
「ハルヒ？　返事をしてくれ」
　――やはり返事は戻ってこない。
　まさか、頭でも打って、意識を失ってしまったのだろうか？
　いや、意識を失うだけならともかく、大怪我とかしてたら、どうすればいいんだ？　救急車を呼ぶどころか、この空間は俺とハルヒの二人きりなのだ。
　焦る気持ちを何とか堪え、俺はもう一度必死に考える。
　俺までもこの縦穴に降りて大丈夫なのだろうか？　しかし、このままハルヒを放っておくわけにはいかない。でも……、
　そのとき、不意に長門が紡いだ最後のメッセージが俺の頭に浮かんだ。
『あなたはあなたにできることを』
　そうだ、ここで考え込んでいても始まらない。
　意を決した俺は、携帯電話を落とさぬようにポケットに仕舞うと、深い縦穴に向かって自分の身体を躍らせたのだった。

　俺の予想に反して、縦穴の底は平坦であった。携帯電話の照明を頼りに進むと、地面に転がっていたそれのすぐ傍で、ハルヒは膝を抱えて蹲っていた。地面からハルヒの携帯電話を拾い上げると、俺は跪いてからハルヒの肩に手を掛けた。
「ハルヒ、お前大丈夫なのか？」
「!?　キョン！」
　ハルヒは突然俺にしがみ付いてきた。
「お、おい……」
　ハルヒは黙ったまま俺の胸元でブルブルと震えていた。その様子を見て初めて、俺は先程のハルヒの態度の裏にあるものを悟ったのだった。
　確かにこいつは今までの状況を楽しんでいたのかもしれない。でも――それ以上に不安がっていたに違いないのだ。しかも突然真っ暗な空間に放り出されて、俺と逸れて独りきりになってしまったんだ。パニックを起こしても不思議じゃないだろう。
　でもハルヒは、じっと俺が来るまで待っていてくれたんだ。返事をしなかったのも、不安そうな声を出すことで、俺に心配を掛けるのを嫌ったのかもしれない。
「ハルヒ――その、俺が悪かった」
　俺の言葉にハルヒはようやく反応を見せた。
「だから……なんで……キョンが――あたしに謝るわけ？」
　途切れ途切れの口調から、俺はハルヒが必死で泣きそうになるのを堪えているみたいに思えてならなかったのだった。
「いや――なんとなくな」
「なんとなくで――謝んないでちょうだい」
「その、スマン」
「ほら……また謝ってる！」
　顔を上げたハルヒをＬＥＤで照らすと、俺の思っていたのとは異なり、そこにはいつになく穏やかな表情があった。俺はポケットからハンカチを取り出すと、少し泥で汚れていたその頬を拭ってやった。
「立てるか？」
「うん……でも、落っこちた時にちょっと足首を捻っちゃったみたい」
「そうか……」
「ねえキョン――ゴメンね」
「ハルヒこそ、何で謝るんだ？」
「だって、あたしが落っこちたせいでキョンまで降りてきちゃったじゃないの。このまま二度と――地上に戻れないかもしれないでしょ。あたしのせいで……あんたまでも」
　俺は改めて辺りを見渡す。そういえば地面が妙に平らだったというのも不自然だ。よくよく観察してみれば、床面も壁面も人の手が入っているらしいことがハッキリ解る。ということは……。
　俺はハルヒを背負うと、僅かな空気の動きを頼りに歩き始めた。
「行くぞ、ハルヒ。俺たちは地上に戻るんだ」


　俺の予想通り、しばらく進むと『扉』が目の前に現れた。しかも半分開きかかっている――つまり鍵も掛けられていない。
　さび付いた扉をゆっくりと抉じ開け、俺たちはその先の空間に足を踏み入れた。
「キョン、ここは？」
「――――見ての通り、鉄道のトンネルだ」
　足元に伸びているのは千四百三十五ミリ幅のレールが二組。俺自身も忘れかけていた。きのう古泉が言っていたではないか。『確かこの近辺には新幹線のトンネルが地下を通っているはず』だと。
　このトンネルを東に進めば地上に出られるはずだ。まあ、間違って西に進んでしまったとしても結果は同じ――トンネルを出てすぐのあの駅に辿り着くだけのことだ。もっともそれはそれで相当な距離を歩くことになりそうだが。
「なあ、ハルヒ」
「えっ――なによ、キョン？」
「東はどっちか、お前解るか？」
「――なんでそんなこと、あたしに訊くわけ？」
「もし俺が決めた方向が間違ってたら、お前文句言うだろ？」
「バカ……そんなこと、言わないわよ」
「へっ？」
「だって、あたしは――キョンのこと、信じてるんだもん」
「……そ、そうか」
　慌てて俺が一歩踏み出そうとすると、
「ちょ、ちょっとキョン、待ちなさい！　やっぱりあっちが東だと思うわ」
「おい！　さっきお前、俺のこと――」
「なによ、そもそもキョンの方からあたしに訊いてきたんじゃないのよ」
「全く……じゃあ、本当にこっちでいいんだな？」
「うん――なんとなくだけど」
「なんとなくで――決めないでくれないか」
「うるさい、バカキョン！」
　俺はハルヒの示した方向に歩き始めた。確かこのトンネルは全長が十六キロメートル以上はあるんだっけ。北高の辺りがトンネルの中間点とは思えないし、間違いだったら正解の方の数倍は歩かされるハメになりそうだな。
　でもそうだな、どの道このまま進むことができれば、長門の言っていた『三キロメートル』は何とかクリアできそうな気がする。
「ねえキョン」
「何だ、一体？」
「……ありがと」
　今度は何のつもりだ？　と俺が怪訝に思っていると、ハルヒは俺の肩越しに廻した腕の力を少し強めてきた。おいハルヒ、お前、俺の首でも絞めるつもりか？
「バカ……」

　ハルヒの勘は正しかった。
　一時間も歩かない内に、出口の明かりが見えてきた。つまりこちらが東側の出口らしい。
「って、おい！　明かりだと？」
　ということは、俺たちは無事に閉鎖空間から脱出できたってことなのか？　そういえばいつの間にか、トンネル内の蛍光灯も点灯されている。
　慌てて携帯電話の時計表示を確認する。まずい、そろそろ新幹線の始発列車の通過時刻が来てしまう。『無事に』などと判断するのはまだ早過ぎたのか？
　と、トンネルの出口辺りに見覚えのある人影が――長門か！
「急いで」
　長門に言われるまま駆け出す俺。ハルヒは結構前から俺の背中で寝息を立てていた。
「掴まって」
　長門はそう言って俺の正面から抱きついてきた。背中にはハルヒ、前には長門、俺はサンドイッチ状態。などとバカなことを言っている場合ではない！
「うおっ！」
　次の瞬間、俺たち三人の身体は空中高く跳ね上がっていた。滞空時間がやけに長く感じられる。
　しばらくして俺たちはトンネルの真上にあった公園らしきところに軟着陸した。
「キョンく〜〜ん！」
　我らがスィートエンジェル、朝比奈さんの悲鳴じみた呼び声が聞こえる。
「よかった……無事で……涼宮さんも――えぅぅ！　ほんとに――よかったですぅ〜……ぐすん」
　朝比奈さんは顔をグシャグシャにしたまま、ハルヒと長門ごと、俺に体当たりするように横から抱きついてきた。
「どうもお疲れ様でした。閉鎖空間の方は先程、長門さんの協力でなんとか消滅させることができました。あのまま放っておいたら、地球を丸ごと包んでしまうぐらいの大きさにまでなっていたかもしれません」
　待て古泉、お前は抱きつかなくていいからな。って、そんなに大規模な閉鎖空間だったのか？
　古泉はどこか寂しそうな表情で続けた。
「ええ。でも一番の功労者はあなたですよ」
　はあっ？　俺は何もした覚えはないぞ。
「敵本体があの空間を維持し続けるためには、涼宮ハルヒの身体からエネルギーを吸収し続ける必要があった。その有効射程距離は三キロメートル」
　それで北高の敷地から離れろ、ってことだったのか。
「そう」
　やれやれ。ところで長門、それに朝比奈さんも、一体いつまでこうしてくっ付いてるんですか？
「……もうしばらく」
「ふえぇ……ひっく――」
「ぐー、すぴ〜」
　三人の女神に抱きつかれ状態のまま俺は深く嘆息した。
「――なあ、古泉」
「何でしょうか？」
　意味ありげな視線で答える古泉。何だその目は？
「いえ、単純なことです。正直、僕はあなたのことをこれほど羨ましいと思ったことはありません」
　そうかい。まあそんなことはどうでもいい。お前って、事後処理とかは得意だったりするか？
「はて？　どういうことでしょうか」
「なに、単純なことだ。手首に痣がついてたり足首を捻挫した人物に、今までの出来事は全部夢でした、って納得させるためには、果たしてどういった言い訳を駆使すればいいのかってことなんでな」
「なるほど、それは難問ですね」
　真剣なんだかそうでないのかイマイチ解らん古泉の表情から目を逸らすと、俺はいっそ何もかもハルヒにバラしてしまったらどんなに楽だろうな、とか出来もしないことを考えながら、すっかり明るくなった空を見上げたのだった。


　ちなみに、ＳＯＳ団のみんなで例の鶴屋山に出かけたのは更にその翌週の土曜日のことだった。
　さすがに恐竜の化石は懲り懲りだったのだろうか、ハルヒが発掘云々はどーでもいい、とか言い出したため、何のことはない、ただのハイキングに成り果てていたのだったが……。
「ねえキョン。今のはどうだった？」
「ん〜、結構いいんじゃないか」
「ちょっとキョン、さっきからそればっかりじゃないのよ。もっと真面目に答えなさい！」
「いや、だから旨いって言ってるじゃないか」
「ほんと？」
「本当だって」
「ふーん。まあいいわ……じゃあ、次はこれよ。はい、あ〜ん」
「……うん。ハルヒ、やっぱり俺、好きだな」
「へっ？　ちょ、ちょっとなに言い出すのよ」
「何って、お前がさっき訊いたんじゃないか、『卵焼きは甘い方が好きなんでしょ？』って」
「もう！　紛らわしいのよ、あんたは。さてと――ほら、今度はこっち。……あ〜ん」


「あ、あのぅ、なんだか涼宮さん、あの日以来、キョンくんに対してものすごく積極的になってる気がするんですけど――」
「確かにそうですね。長門さん、あの時お二人の間に、何かおかしなことはありませんでしたか？」
「……おかしなこととは、具体的にはどのようなことか？　四百字以内での説明を求める」

>>376-381
以上です。なんかタイトルが内容とは微妙に外れてる希ガス

しかしこのＳＳはえらい難産でした。 orz
甘々なのは他の職人さんに任せて自分はネタ系でとか思ってたんですけど
空回りが痛々しすぎる。本当にお目汚し申し訳ありません。

しかし、なんだかんだでこのスレに投下始めてから大体５０作目ぐらいになりますが
全然進歩が見られないんです！＞＜
今後はちょっとペースダウンかもしれませんが
お付き合いくださる方が一人でもいらっしゃるようでしたら幸いです。

恒例ラクガキさん。誤魔化しのために滅茶苦茶縮小したけど
結局誤魔化しきれてないんですね、わかりますｗｗｗ
まあ挿絵的なものってことでご勘弁
ttp://upload.jpn.ph/img/u16959.png

上記だけではあんまりなのでもう一個ラクガキ
ttp://upload.jpn.ph/img/u16960.png

しかしまとめ編集人さんいつもお手数掛けてすみません！＞＜

>>376-381
GJでした！！

わわ。投下ラッシュだまとめてでスマンが皆乙＆GJ！
（規制で避難所に投下してた人もGJ！おもろかったよ！）

>>382
Iいつもご苦労様。いやいや進歩してると思うよ。やっぱ絵もSSも数こなすとうまくなるんだな。自分もがんばらねば……。
ってか恐竜うまいよ！！あとIDがSSだwww

車掌キョンというSSを投稿しようかと。

ハルヒって絶対働くとしたら教師だよな
そんなことはどうでもよくて

>>382
GJ!!昔コロコロコミックで連載してた漫画を思い出したぜ
タイトルは忘れた・・・つーかマジで新幹線地下に通ってんの？なんかロマンがあるな

>>376-381
GJでつ

一昨日久し振りに新幹線で六甲トンネル通ったばかりの俺でした

連投スマソ

>>386
つttp://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&q=
%E8%A5%BF%E5%AE%AE%E5%8C%97%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1&jsv=107&sll=36.5626,136.362305&sspn=36.566099,50.449219&ie=UTF8&latlng=34761471,135312855,2359989375326344952&ei=SVcLSNXyK5-ejQPC9sWbCA&cd=1

お題は前スレ744,746,752,754からですね

>>386
ガンガンでは？

>>388
一応ネタとしては去年の暮れには考えてたものなんですけど

っていうかＩＤにGJって勿体無い！

俺は、この日、4日間、嫁に会えない仕事が待ち受けている。
なぜなら、俺は車掌で、これから乗務するのは、誰もが寝ている深夜。
その列車は、夜に、ターミナル駅を出る。俺は、4日間不眠不休状態になるわけである。
そんな理由で、俺は、かなり憂鬱になったわけである。
俺は、発車前、少しだけ手袋を外し、結婚指輪を見ていると、不思議なことに、
仕事をやる気でいっぱいだった。


二日目は、遠い向こうで過ごす。夜中の駅。明かりも見えない。
心の中で、ハルヒはちゃんと眠れているのだろうか、と思った。
俺は仕事があれだけ残っているので、さすがに疲れが溜まる。
そんな俺は、妻・ハルヒとその双子のために、必死で働かなくてはいけない。
でも、働くのは決して嫌ではない。
なぜなら、ハルヒとあの双子を幸せにすると、俺が俺にそう誓っているのだから。
さあ、仕事もあと一日で終わりだ。今日も頑張るか。

三日目、いよいよ遠距離の仕事は終わりだ。
でも、俺には、この後、普通列車を担当するのである。
この地方の中心駅に到着。でも、今度は、普通電車である。
三日目は、大きな車庫のある駅で寝る。

四日目、始発を担当して、次の電車を担当したら、ようやく家に帰れるのである。
すべての仕事が終わり、帰宅した。

END

ハルヒの思いつきで10年か20年後の自分達を予想しだすSOS団

>>390-391
キョンがちょっと憂鬱になったSSのつもりです。

起承転結とはまでは言わないけど、ちょっと物足りないなｗ
しかし大変だな、車掌

キョン車掌乙

ハルにゃんあったかいおやすみ

「みんな〜〜明日はさくらんぼ狩りに行くわよ！！」
　　_, ._
（　ﾟ Дﾟ）…

長門の位置からみたら俺はこんなAAそっくりな顔してるに相違ない。まぁハルヒが唐突なのはいつもの事だし野球とか
言い出すよりマシな事言っている気もしないでもないので、それはよしとしよう。だが何でさくらんぼなんだ？
「ほらキョンな、これよ、これ♪」
差し出されたパンフレットを見ると、でっかく”さくらんぼ狩りはいかが？”と書かれてる。ここからもさほど遠くないとこの
ようだが……なぁハルヒ、なぜさくらんぼ……と聞こうとしたが既にこっち向いてない。
「みくるちゃん、どう？」
「さくらんぼですかぁぁ。狩りって…逆に襲ってこないですよね？」
「な〜んでさくらんぼが襲ってくるのよ！？みくるちゃん、も〜〜いいかげんにしてよね〜〜」
「ふぇぇぇ、でも襲ってこないならいいですぅ」
「じゃ、有希はどう？」
「……私はかまわない」
「古泉くんはどうかしら？」
「さくらんぼ狩りですか。いいですね。ぜひ行きましょう。」
「じゃ、決まりね♪　明日10時にいつものとこ集合よ！　キョン、遅刻したらさくらんぼをお腹いっぱい食べる刑よ！」
なんだその罰は？って、おいおいハルヒ、俺には聞かないのかよ。
「まぁまぁ……山の中でUMA探すとか、恐竜の化石発掘すると言い出すより、いいんじゃありませんか？　」
おい古泉、顔近いぞ。ただまぁこの前みたいに恐竜の化石に襲われたみたいに、さくらんぼに襲われる事もないだろうからなぁ。
だがしかし……さくらんぼに襲われる程度で済むならよかった、とあとで思い知らされることになるとは……

「遅い！罰ゲーム！」
毎回毎回思うのだが、集合時間３０分前に来たはずの俺がなぜ一番最後に到着になるんだ？　人知を超えた何か力が
働いているとしか思えん……まぁここに集まってるのは俺を除いて実際に人知を超えた存在だっけな。だが不思議な事に
ハルヒはいつものように罰金とは言わず”罰ゲーム”と言った。Why？なぜ？

で、さくらんぼ狩り自体は思っていたより楽しかった。朝比奈さんがさくらんぼ入れた箱をぶちまけたのはいつもの事だし
そして妙に上機嫌なハルヒを見るのはそれはそれで結構な事だから、さほど気にしてなかった。そしてSOS団メンバーが
座ってるテーブルにさっき俺たちが取ったさくらんぼが山盛りにのってるわけで、大変おいしそうである。
「「「いっただっきまーす」」」　とはもる声とともに、一斉に食べだした。いや甘くておいしいじゃないか。
ひょいパク！ひょいパク！ひょいパク！ひょいパク！ひょいパク！
ちょ、おま……長門、食べるの早すぎだ。
「はもはもはも〜〜ぉひしぃでふぅぅぅ〜」
あの〜朝比奈さん、そんなに急いで食べなくてもさくらんぼは逃げていきませんよ(´･ω･`)
「いや、甘くていいですね。どうですか一口」
だから古泉、こっちに顔を近づけて食べるな。

さてはて、我がＳＯＳ団団長ことハルヒは俺の対面で妙におとなしく食べてるな、と思ってたらこっちを見て１００Ｗの笑顔になった。
何かいやな予感がする…

「さぁ、キョン。罰ゲームよ！？」
へ？
「さくらんぼをお腹いっぱい食べる刑、って言ってたでしょ！？　聞いてなかったの！！？」
あーそういえばそんな事言ってたっけ？
「何寝ぼけてんのよ！？　ほら！ＳＯＳ団長直々に平の団員に食べさせてあげるのよ、感謝しなさい！。ほら、あーーーーん♪」
おい”あーん”って、さくらんぼの実だけにして右手に持って何してんだ、ハルヒ？？
「って、ほら！早く口あけなさい！！！！！」
しょーがないな……としゃべろうとした瞬間に目にもとまらぬ速さで”シャ！”とハルヒが俺の口にさくらんぼを放り込んだ。
…ぉが…もぐもぐもぐ、ごっくん……って、おい！びっくりして種飲み込んだじゃねーか、なにすんだ。
「んふふふふ♪ほら〜おいしいでしょ！さ！次！！」
”シュ！”…ぉが！　”シャシャシャ！！”　っておい３つ一緒に放り込むな……

で、もう何個食べたか知らんけど、もうお腹いっぱいだ。というか、ハルヒは飽きずに俺の口に放り込もうとしやがる。ってちょっと待て。
がし！っと歯でさくらんぼを受け止めた！お！ナイス俺！
「ハルヒ、もふいいがけん、ひゃめてくれ、お腹がひっぱいでもふ入らん」
歯で咥えながらしゃべってるから、俺が何言ってるかわからん感じになったのは仕方あるまい……と思ってたのが甘かった。
ハルヒはハルヒであってそれ以外の何者でもなく、思ったことを何にも考えないで即実行するやつだという重要な事を忘れてた。
「じゃぁキョン！そのさくらんぼをもらう！！」
もらうってどうする？と聞く暇もあたえず、ハルヒは身を乗り出して俺の歯で咥えたさくらんぼにかじりつきやがった……なんて意地汚い
やつ……じゃない、ってこれってまずい、ハルヒの顔が俺の目の前に、っておいこれって……と思った瞬間、よりによってハルヒが
姿勢崩して前のめりになって倒れてきた。

ちゅ！

どんがらがっしゃーん！！！！！！！！！！！！！

机を派手にひっくり返しつつ、ハルヒが俺に倒れこんだ。かろうじてハルヒをかばって後ろに倒れた俺だったが……ってハルヒの
顔が……というか、唇にやわらかい感覚が……これって２度目のキス……って、そうじゃない！　つーかなぜそこで硬直してる、
ハルヒ！おい！　……と思ったら、ハルヒは顔を起こした。そして真っ赤になっておれを驚愕の表情でみつめてやがる。
「あ、あ、あうぅぅぅぅ．．．．．」
あ、いや、だ、だ、だ、大丈夫か、ハルヒ、怪我はないか……っておおおお、おちつけ、俺。
ちらっと横を見ると、真っ赤になった朝比奈さんと、冷たい目をした長門と、にやにやしてる古泉がいやがる。くそーーーー
で、結局俺がひっくり返したさくらんぼを片付けた。ハルヒは激怒するかと思いきや、顔を真っ赤にしただけでそっぽを向いてしまい
帰りのバスの中まで俺とは一言もしゃべってくれなかった。まぁそういう俺も話されても困るわけだが。

駅について解散となったわけだが、気がついたら俺はハルヒと２人だけになってた。あ、あれ？いつのまに？
「きょ…キョン。」
な、なんだよ、ハルヒ。
「あ、あの…あれって…あたしをかばってくれたんだよね…」
あ、ああ、まぁハルヒに怪我がなくて、よ、よかったよ……まぁやわらかかったし…っておい何言ってるんだ、俺！！！
「そ、そう」
あ、あれ？　怒らないのかハルヒ？　って、何か調子狂うな。
「じゃ、じゃぁね！キョン！」
ああ、じゃあな。

別れ際、まだハルヒの顔が真っ赤に見えるのは夕日のせいなのか、それとも……



「ふぇぇぇ、こんな遠くから見ても二人とも顔真っ赤っかなのがわかるですぅ」
「そろそろお二人とも自分の気持ちに正直になってほしいですね、我々の組織のためだけでなく、ね」
「………鈍感」

って>>363の１行からここまでの電波を受信した。
今はまったく反省してない(`･ω･´)！

>>399
よかったぜ！さくらんぼ狩りっていうからついでにキョンのチェリーも（ｒｙ
なんてオチを想像した俺ってorz

>>391
何を書きたいのかさっぱりわからない。
ただ単に大変な仕事をしました、無事に終わりましたってだけで
オチも無いし、読み手に何を感じて欲しいのかが伝わって来ない。
ハルヒ主体でないならキョンスレに投下すべきだし、
そもそも内容からしてハルヒの二次創作である必要性も感じない。
文体も稚拙。途中で読む気が失せたら内容を評価しようにも出来ない。
精進しなさい。

埋もれるのも勿体無いし、せっかくだから避難所に投下されたやつを転載というか代理投下してみる。


80 名前：SS[sage] 投稿日：2008/04/20(日) 11:10:23 ID:gQpSvXds0
間違ってEnter押したorz　規制くらったんで、こっそりこっちに投下する。本スレ（87）の電波を貰ってるんで、時間開けたくないから。
本スレの>>231 >>233 >>238 >>239、すまん、アホな話以外の何ものでもなくなった。
-----

前と同じだ。
夜、パジャマ代わりのスエットを着て自分のベッドで寝ていたはずなのにいつの間にか制服を着てハルヒにたたき起こされるってとこまでは。
しかしここはどこだ。まるで見覚えのないところだ、と言うよりはこれは現実世界でも無いだろう。
ゲームの背景、という言葉が一番近いか。
何やら森の中のようだが、明らかに写実的ではない絵で描かれている。
アニメの中に放り込まれたらこんな感じかもしれない。

「なんであんたがここにいるのよ」
「俺が知るか。気がついたらこんなところにいたんだよ。だいたいここはどこなんだ。お前は知ってるんじゃないのか？」
「あたしが知るわけないでしょ！　あたしだって気がついたらここにいたんだから！」
ハルヒはそれでも恐れる風もなく辺りを見回した。
どことなく嬉しそうなのはやっぱり不思議体験真っ最中だからだろう。
「それよりここは何なのかしら？　やっぱり異世界に連れてこられたの？　見たことない木ばっかり生えてるし、咲いてる花も見たことないし」
やれやれ、こんな漫画だかアニメみたいな世界を見て木や花の種類を気にするやつがあるか。どう考えても犯人はお前だろ、と指摘してやりたい気分になる。
「きっとどこかに異世界人がいるはずよ！　さあ、探しに行くわよ！」
数歩前に出て俺を振り返り、何ともハルヒらしいことを言いやがった。
「おい、前を向いて歩け。危ない……！　って、ハルヒ！」
後を向いたままでも歩を進めていたハルヒは、その後が池になっていることに気がつかなかったらしい。て、俺も気がついちゃいなかったからな。
「ハルヒっ！！！」
手を伸ばしたが遅かった。
俺の目に驚愕の表情を浮かべたハルヒが一瞬映ったかと思うと、派手な水しぶきと共にその姿が消えてしまった。
慌てて池を覗き込んだが、ハルヒの姿は見えない。飛び込んで助けるべきか。

名前欄ｽﾏｿ
---

そのとき、池の上に何か神々しい光が浮かび上がったかと思うと、池の中から女性が現れ
「そんな情けない顔をして、いったいどうしたのですか？」
と尋ねてきた。
いったいどうしたのですか、と訪ねたいのはこっちですよ。
何やってるんですか、朝比奈さん。
「わたしは朝比奈みくるではありません。池の女神です」
「いや、朝比奈さんでしょう。何やってるんですか」
「あ、あの、池の女神って言うことにしてもらわないと話が進まないんです〜。キョンくん、お願いします」
潤んだ瞳で俺を見つめる朝比奈さん、じゃなかった女神様だな。
そうだ、朝比奈さんは北高の女神で間違いない、そんなの当たり前だ。
「いやいや朝比奈さん、じゃなかった女神様がそうおっしゃるならもちろんそうでしょう！　あなたが女神であることに俺に異論があるわけないじゃないですか！」
「ありがとう」
男なら誰でも言うことを聞いてしまいそうな可憐な微笑みを投げかけて、朝比奈さんじゃなかった女神様はお礼を言った。
この殊勝さと可憐さをハルヒにも……ってそうだ、ハルヒだ！
「それで、いったいどうしたのですか？」
朝比奈さんの可愛さに見とれている場合じゃない！　
「あさひ……じゃなくて女神様、ハルヒがこの池に落ちたんです！　あなたが池から現れたなら、何とかハルヒを助けることが出来ませんか！？」
「涼宮さんですかぁ。ちょっと待っててくださいね」
いつもと変わらない調子で女神様はそうおっしゃると、池の中に消えていった。
「あなたが落としたのはこの涼宮さんですかぁ？」
いや、俺が落としたわけじゃないんですが。だいたい何ですかそれは！　何でそんな金メッキの実物大ハルヒ像があるんですか！　ハルヒが作らせたとでも言うんですか？
「ふぇ〜　これメッキじゃなくて全部２４金ですー。重いですー」
「いや、問題はそういうことじゃなくて、それは本物のハルヒじゃないでしょうが！　いいからハルヒを助けてください！　お願いします！」。
朝比奈女神様は首を傾げると、また池の中に消え、今度は……言わなくても分かるだろう。銀色をしたハルヒを持って現れた。
お約束なのはわかってるが、どっから突っ込めばいいんだこれ。
「いや、予想はしてましたが、今度は純銀ですか」
「いえ、プラチナです。Pt1000の。銀じゃ錆びるでしょう」
いや、ニッコリ笑ってる場合じゃないでしょう朝比奈さん。
このプラチナ価格高騰時代にPt1000でそんな像ってマジですか。
いやいや、そうこうしている間もハルヒは池の底に沈んでいるはず……でも朝比奈さんが生きていられるならハルヒも無事なのか？　いや、それは分からない。
「だからそれも違いますってば！」
朝比奈女神は再び池の中に消えた。物語通りなら、今度こそ本物のハルヒが現れるはずだ。

予想に違わず、朝比奈女神は今度こそハルヒを抱えて現れた。
「あなたが落としたのはこの涼宮さんですかあ？」
ハルヒはぐったりしていて意識がない。俺は朝比奈さんに礼を言うのも忘れて、ほとんど奪うようにハルヒを抱き寄せた。
「ハルヒ！　ハルヒ……しっかりしろ、ハルヒ！」
「あ、あの……」
朝比奈さんが何か言おうとしているがそれどころじゃねえ。
「ハルヒ！」
何度も名前を呼び、頬を軽く叩いてみるが反応はない。
池に落ちたってことは、水を飲んでいるってことか？　こういう場合は……人工呼吸か！
だが、俺は人工呼吸のやり方なんて知っちゃいない。
どうする？

破れかぶれ気味に俺はハルヒに唇を合わせた。
そんなんでいいとは思えない。
だが、何かしないではいられなかった。
目を開かないハルヒをただ黙って見ている何て出来なかった。
人工呼吸として上手くいったとはとても思えない。

だが、次の瞬間殴り倒されたところをみると、どうやらハルヒは無事に目を覚ましたらしい。
「ななな何やってんのよ！　このエロキョン！！」
真っ赤になって叫んでいるハルヒを見て心底ホッとする。
「無事だったか。良かった……」
ついでに横で真っ赤になっている朝比奈さんを見て、ようやく俺は自分が何をしたのかを自覚した。
「いや、ハルヒ、あれはお前が目を覚まさないから人ｋ……」
「目を覚まさないから！？　あんた目を覚まさないからって何しようとしてたっていうのよ！」
だから違うっての！　人の話は最後まで聞け！
「うるさい！　言い訳なんか聞きたくない！」
だから最後まで聞け……。

ハルヒ渾身の右ストレートを食らった俺は、そのまま意識が遠のいていった。


目を覚ますとお約束通り俺の部屋。
見覚えのある電灯をぼんやり見つめながら、俺は再び頭を抱えて悶絶することになった。
フロイト先生、そろそろ笑うところを通り越して呆れる頃合いか？

気を取り直して辺りを見回した俺の目に、まったく見慣れない、いや、ある意味とても見慣れたものが飛び込んできた。
なんだこれは？

なんで俺の部屋の真ん中に、金色と銀色の光沢を放つハルヒの彫像があるんだ？
持ち上げてみようと思ったが重い！　絶対無理！
朝比奈さんはどうやって持ってたんだよ、これ。それはハルヒパワーが関係してたのかもしれんが。
とにかくどうしろって言うんだよ！　朝になったら親に見つかるだろ！


「あなたは、本当に正直な人間ですね。この金の涼宮さんも銀の涼宮さんも全部あなたにあげましょう」
女神は優しくいいました…………。


　　おしまい。細かいところは突っ込んではいけない。

>>404
乙。そして書いた人シュールな発想だぜw

ただ今日はSSが投下されまくってたからタイミングを考えた方が良かった気がする・・・

確かに昨日今日と長文が多くて食傷気味。
1レス程度でニヤッと出来るものなら数が多くても大丈夫なのだが、
長文連発はつらいなぁ。

>>69とか見てＳＳ職人さんたちはみんな頑張ったと思うけど
>>406みたいなこといわれたら報われんだろうに

そういう時は文句言うんじゃなくて自分で実践すれば建設的なんじゃまいか？
＃って自分も愚痴っぽくなったのは申し訳ない。

職人さんたちは自分のペースで投下してください。
今度は短いのばかり投下されて
「たまには長いのも読みたい」とかいうことになるかもしれませんし

金のハルヒも銀のハルヒよりも、いつものハルヒがいい。

涼宮ハルヒの約束買った
SOS会話でハートを三つ獲得した時のハルヒが可愛すぎる

ハート状態の
「言わせてもらうがお前はワガママだ」
の会話が無自覚バカップルでにやにやしちまったぜ。

一部抜粋
ハルヒ「どんなワガママならいいの？」
キョン「程度によるな」
ハルヒ「手をつなぐより腕を組みたいとか」
キョン「むしろ素敵じゃないか、そんなの全然オーケーだ」


うろ覚えだけどこんな会話だった。キョン、お前ってやつは……羨ましいぞ！

ハルヒとキノコ狩りに行きたい

>>404
殴られるキョン・・・それも愛だよ

まぁ実際キョンなら殴るってことはないだろうけどって鶴屋さんが言ってた

一方、みくるはグーで殴った

ハルヒを抱きしめたい
抱きしめられたい

育毛剤を塗っていたのをハルヒに見られたキョン

こ、これはにやけ止めなんだ！　ほら太陽光は長時間浴びると危ないだろ？

に　や　け　ど　め

ですね！ﾆﾔﾆﾔ

投下ラッシュ
GJもんが多くて満足な自分ｶﾞｲﾙ
>>382
ぶっちゃけ絵がのいぢさん並に上手!!
俺もそれぐらいの絵とかSSかいてみたい…

キョンがモテモテな様子のSSを落としていいか？

ハルヒがメインなら良いと思うが……
キョンメインならすスレ違いになるよ

キョンは一応主人公なのですが･････。

ここではハルヒが主役さ
VIPの方がいいかも

>>420
「ちょっと！キョンがいくらモテようとキョンはあたしの夫なのよ！」
「分かってるさ。ハルヒは俺の嫁ってな」
「〜♪」
「やれやれ」

ハルヒでも自転車乗る練習したんだよなあ。
興奮するなあ

書くのはやめるよ････。

天気のいい日は並んでサイクリングするハルキョンを幻視した

ミス・ユニバースに出場して、連覇するハルヒ。でもその後、ハルヒの子供も出場する。

お弁当持ってるんるんサイクリングですね！

教授ハルにゃん

>>426
ここはアニキャラ個別板でハルヒスレだからな。
キョン主体ならキョンスレかVIPかエロパロにしなさい。

>>429
あれ、>>417 の「にやけ止め」ってわざとじゃなかったのか！？
キョンにとってハルにゃんは太陽→長時間見てるとニヤけて危険→あんまり見つめすぎないように注意
っていう意味だと勝手に妄想してたw

>>432
ﾅｶｰﾏ(´∀｀)人(´∀｀)

煮詰まる→ネタが浮かぶまで放置しておくか→書く気喪失→もうこのまま放置でいいかな
これに違いない

>>407
あんまりSSが連発すると内容の善し悪しに関係なくレスが返って来なくなるぞ。
それに初心者の書いたSSが叩かれたりする原因にもなるし。
やっぱり適宜調整する必要はあるんじゃないかと

今日はまだ投下されてないからおｋだと思うけど

結婚して、奥さんとなったハルヒのSSを書く予定です。

過疎
30分はるにゃん

祖師

１分レスがなければハルヒはキョンの嫁

お前にはるにゃんゆずるよ
幸せにしてやってくれ

>>440
谷口にゆずるって言われてもな・・・ｗ

一応一通り見たんですが、「朝比奈ミクルの冒険エピソード00」の
猫がしゃべる、古泉君の覚醒特撮部分はコンピュータ研製ですか？
SOS団にあんな映像つくれないでしょ？
それと、猫の声優さんがベテランの人で少し萎えた。

永井一郎を悪く言うな！

スレチとだけ言うべきか。
個人的には映画のエフェクトもハルにゃんパワーが働いてると思ってるので、構わないけど。
ちなみにコンピ研はまるで関係ない。

あたしは、SOS団団長、涼宮ハルヒ。
でも、明日からは、涼宮という苗字ではない。
明日、キョンと結婚するんだから。

結婚前夜、あたしは、午前は結婚式の最終調整をして、
午後から、涼宮ハルヒとして、最後のSOS団の不思議探索をした。
今日は、古泉君･みくるちゃん・有希の班と、あたしとキョンの班に分かれた。
あたしは、キョンに「明日、いよいよ結婚式ね」と言った。
キョンが、「そうだな、明日からお前は涼宮ではないんだな」と言った。
ねえ、キョン、今ここでキスして。

あたし達は、軽くキスをした。

すると、キョンが、「ハルヒ、今欲しい物はないか？」と聞かれた。
あたしは、「アクセサリーが欲しいな。」と言った。
すると、キョンが、「安物だけどいいか？」と聞かれた。
ハルヒ･もちろんいいわよ。
キョン・「このイヤリングは、ハルヒに似合うんじゃあないかな」
ハルヒ・そうかな。あっ、キョン、この服も買って！！それと、あの服もね。
キョン･「ほかに欲しいものはないのか？」
ハルヒ・特にないわ。キョン、ありがとっ。明日から、一生あなたといっしょねっ！！

どこから突っ込んで良いやら

明日の夜になったら、キョンが突っ込むから問題ナス

>>445
おまいさんは、もっと本を読むといい。
あとは、萌えというか悶える感情というかそういうのが足りんと思う。

朝比奈さんとは別のグラマーな上級生に言い寄られて満更でもなさげなキョン
それに嫉妬するハルヒ

>>449
嫉妬最高

ハルにゃんおやすみにゃん

「ここに映画のチケットがあるのですが、残念ながら本日までなのですよ。
　しかも僕には今日は用事があります。よろしかったら差し上げますよ」
なんだ？恋愛映画なんて興味がねぇぞ、しかも指定席でシングルシートってのもなぁ。
これじゃ朝比奈さんをお誘いするわけにもいかないし…。
全く、古泉ときたら中途半端なのは超能力だけでは無いらしい。

とかなんとか、文句を言いながらも映画館に来てしまうのは、
根っからの貧乏性のせいだ。もったいないじゃないか。
売店でポップコーンとコーヒーを調達し、座席を…ああ、そこか。
「ちょっと隣すいません」
「いえいえ、どうぞ…ってキョン！なんであんたが隣なの？」
計られた！
「いやな、古泉がチケットをくれた」
「あたしも古泉君が今日までだからどうぞって…」
くそ、あの爽やかスマイルが頭の中で想像できて腹が立つ。
よりによってハルヒに渡すって、頭おかしいだろあいつ。
俺に2枚渡してくれれば朝比奈さんと…って、それは俺のポップコーンだ。
「やかましいわよキョン、始まるから座りなさい」
ほっぺたをポップコーンで倍ほどに膨らませたハルヒに諭されてしまった。

なぜ映画館の肘掛けは座席の間に一つだけなのだろう？
これはどちらの座席のものなのだ？いったいだれだこんな構造を許したのは。
無論、ハルヒとの間の肘掛けはこの超監督によって占領されているし、
隣は見知らぬサラリーマンがどっぷりと陣取っていた。

ハルヒがちょいと肘を外したスキに、肘掛けは俺のものになった。
やっと優雅に映画が鑑賞できる。
だが、俺の腕をにじり落とそうとハルヒは腕をすりつけてくる。
負けるものか。
その後も肘鉄やショートショルダーを喰らっても俺は譲らなかった。
肘掛けをがっしりと掴んで放さなかったからな。
力自慢でも所詮はハルヒも女の子、俺だって本気を出したら負ける気はない。

するとハルヒは肘掛けに乗せる俺の腕に、同じ形で自分の腕を乗せやがった。
まったく、これじゃ俺の腕は肘掛けクッションの役目みたいなもんだ。

ハルヒは俺の手を掴んでいる。
じっとりとした汗の感触が妙に奇妙な感じがする。
俺の手を上向きに変えて反応を見てみると、ゆっくりとハルヒは握り替えしてきた。
ちなみに今スクリーンに映っているのは…クライマックスのキスシーンである。

>>442
脇を固めるキャラにベテランを充てるのが京アニ

気がついた、「妙に奇妙」ってなんだよ…orz
本日レイトショーを見に行って隣のカップルに本当に肘掛けを取られたので投下しました。
谷口気分を十分に味わってきましたよ。

ハルにゃんかわいいよハルにゃん

>>454
ご愁傷様……

>>452
この後二人はお互い自然に手を繋いだまま映画館を出るわけですね？
そして待ち構えていたSOS団残り3人＆谷口・国木田に見られてしまうと。

書き忘れたorz

>>452
GJです！

もし、ハルヒがミス･ユニバースに出場したらどうなるんだ？

>>458
何言ってんだ。誰がなんと言おうとハルヒは俺にとって世界一だぜ

レス少ないな・・・

映画の特殊効果についてはｱﾌﾀｰｴﾌｪｸﾄがPCの中にプリインストールされてたんだよ

>>452
悶える。悶え死ぬ。
ちゅっちゅしてないのに何この甘さ。こーいうの大好き。もっとやれ、いえやってください。

暇ならハルヒ応援してやってくれ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3050798

>>463
みくるだけいないな

投票系はよそでやりなされ。

>>452
肘掛が一瞬膝掛けと読んでしまい一緒の毛布に包まる二人を妄想してしまったｗ

今、SS書いてるんだけどキョンとハルヒのローマ字表記って、
Kyon
Haruhi
で合ってる？？

うん

>>467
ありがとう

そんな事を聞く奴がSS？ｗ

ハルヒの美しさは異常

ローマ字がわからないってリアル小学生か？
だいたい、その書き込みはローマ字入力じゃないのか。

禿藁

ハルヒのエロカワイさは異常

ショッカーに加わるハルにゃん

ショッカーA｢キー!｣
ショッカーB｢キー!｣
ショッカーC｢キョーン!｣
ショッカーD｢キー！｣


ハルヒはどいつだ！

まとめ読んでたんだが、31スレ「おっぱい」を読んでから笑いが止まらないのを何とかしてくれ。
今俺は間違いなく吉祥寺で一番キモい歩行者だと思う

３１スレってまた結講前だな・・・
１スレ目なんかは何人DQNがいるんだよって感じだよな

おっぱいを読んでいつも思う、ハルヒはEじゃなくてDだろ

>>475
吹いたｗ戦闘員かよｗ

ただいまハルヒ

アクション俳優になるハルヒ

ハルヒの専用スタントマンになるキョン

永遠に17歳のハルキョン夫婦。

アニメ版のLost my musicを歌っているシーンのハルヒが可愛すぎる

非常に短いSS投下良い？
>>469、>>471に言われやる気を削がれたのでネタのままだが、そこまで言うなら頑張って読んで欲しい
１レス消費予定

かむかむハルにゃん

Kyon and his wife are on holiday in Hawaii.
His wife is shopping.
She has los of souvenirs to buy for her children.
Kyon goes for a walk.
He finds a watch.
It is a lady's watch.
He takes it to the police station.
At the police station, a woman is talking to a police officer.
The woman talking to the police officer is cute.
“The watch that I lost was a present from my husband.”
She beings to cry.
Kyon says,
“I think I have the watch which you lost.”
She looks at the watch and says,
“Yes, that's the watch I lost.Thank you so much, Kyon!”
and kiesses him.
She is Kyon's wife.
Her name is Haruhi.

…end.

>>487
以上です。
あとこれはまとめに入れなくて良いです、すみません
本当はこれを肉付けして日本語でＧＷモノに発展させるつもりだったけどプロローグで放棄…寝かせてるネタに従事しよう

ハルにゃんのわきくすぐりたい

>>489
脇だけだからな！それ以上は絶対に触るなよ！とキョンが言っています。

>>488
うん、乙

17で妊娠したハルヒ。

Lost my musicをロストマと略してるのは俺だけだろうか

ハルヒを略してハッちゃんと呼ぶキョン

>>487
ハルキョンの桃色空間もついに国際化か。

部室の段ボールの中に隠れるハルヒ
ここから長門を観察している

キョンに告白するハルヒ。

>>497
さらっとクライマックスシーンを出すなよｗ

>>488
乙。素朴な疑問なんだが、いつも英語で書いてから日本語にしてるのか？

ちょっと早いけどそろそろ寝よう
おやすみハルにゃん

>>499
どうも
そんなこなぁ無いですw
時々やってるだけで、いつもはＫ、Ｈで書いてたけど紛らわしいから確認して直した
あと今回は最近文章が崩れてきたなぁと思ってたから英語で構想を書いた
ほら、英語って文法がしっかりしてるから

スレ違いだったら申し訳ないんだけど、ハルヒの携帯メール送受信アニメと
着信アニメが欲しいのですが、どこかにないでしょうか?結構ググっみたのですが
なかなか見つかりません。どなたか教えてください。機種はauのW52Hです。

朝倉さん、>>502を頼む

>>501
いやー、なかなか面白かった！
自分の拙い英語力でも何とか読めたわ

>>502
| 　|
| 　|'⌒ヽ
| 　|iMiii 》
|＿|ヮﾟﾉ||
|涼|⊂/
|￣|_j〉
| 　|/

今日は金曜日、時計の針は20時を過ぎたところ。キョンはちょっと残業かしら？
晩ご飯の準備はバッチリ。あとは食べる前に温めるだけ。
さしずめあたしは健気にだんなを待つ可愛い新妻ってところかしら。

あーあ、キョン早く帰ってこないかな。

そう思ったところで我が家に来訪を告げるチャイムの音が聞こえてきた。キョンかな？
インターフォンを取るとやっぱりキョンだ。
あたしはそう広くない家の廊下を玄関までダッシュする。
鍵を開けて思い切りドアを開く。そう、これ一緒に住み始めた頃にあたしが思い切り開け過ぎてキョンがドアと仲良しになっちゃったことがあるのよね。
さすがにもう慣れたみたいでドアの軌跡より一歩下がったところで立っている。
「ただいま」
そこには1週間の疲れを感じさない笑顔でキョンがいる。
もちろんあたしは100ワットの笑顔でキョンを家の中へ迎え入れる。
「お帰り、キョン」

今日はちょっと遅かったのね、どうしたの？なんて話から今日のお弁当の感想まで話は尽きない

さすがに金曜日は疲れるな、と言いながらキョンが脱いだジャケットを預かりあたしはハンガーにかける。
振り向くとソファーの手すり部分に半分座った状態で

「来いよ、ハルヒ」
ネクタイを緩めながらキョンがあたしを呼ぶ。

もう！それ反則だから！！

でも、あたしはそれがとっても嬉しくて。
キョンにしか見せたことのない100ワットなんてもんじゃない思い切り特上の笑顔でキョンに抱きつく。

「大好き！あたしのだんな様！」

おわり。
バカ夫婦ですね。キャラ崩壊スミマセンorz

そういや見たことないな。自分でgifアニメでも作るしかないのかね

うお！ＧＪ！スーツ萌えの人かｗ
なんというバカップル夫婦……ＧＪですよ

>>504
ありがとう！

>>506
GJ！
そこから勝手にソファで足をぷらぷらさせてキョンの帰りを待ってるハルヒを想像したw

>>506です。スーツ萌えの人ですｗ　GJありがとう。

>>501
私も文章崩壊しつつあるのでどうしたものかと思っていたんですが
英語で書いてみるってのは思いつかなかった。
しかし、私は英語ダメだ…orz

やっと解除来たよ記念カキコ。某どらネタＳＳの後から3日ぐらい書けなかった。

おやすみハルにゃん。

>>511
お疲れ様です

>>501
文法気にするなら時制も考慮してほしかった。
まぁこういうtryも悪くないと思うんでいろいろ勉強してまた投下してくれたら嬉しい。

>>506
新妻ハルヒかわゆすｗ

>>501
なるほど。個人的な考え方として、英語と日本語では表現手法自体がまったく異なるからあまりお勧めではない気もするが。
英語の文章を日本語に直訳すると、たいてい違和感があるだろ。逆もまた然り。
文法も、英語と日本語じゃ重要視している部分が違う気がするし（主語が絶対とか）。
とまあ偉そうに言ってみたが文章崩れているのは俺もなので、努力しているお前の方が偉いと思うぜ。

>>510
バカップル夫婦GJ!　やっぱりスーツ萌えの人だったかｗ

>>513、>>514
色々意見を有難う。
ただ、さっきも言ったように構想をただ羅列して繋げただけだから、時制は現在(もしくは進行)に統一。
台詞は使おうかと思ったから多少真面目に書いたけどw
英文でやるときは文章の更正のためだと言ったけど大抵あれくらい書いて、日本語ですぐに書き始めるからあんまり意味無いですorz
要するにネタのメモを英語でしてるだけで、個人的な趣味に近いので、他の方にはお勧めしませんw

おやすみハルキョン

>>515
今更だがキョンは時計拾ったなら警察行かないで直接ハルヒに持って行けばいいのに…
って思った

おやすみはるにゃん

ハルヒは俺の嫁

おやすみハルヒさん

ハルにゃん髪伸ばさないの

キョンと同じシャンプー使ったら髪パサパサになって憤るハルヒ

ハルヒがキョンの嫁になるのは規定事項

>>520
それだけではなく、シャンプーの匂いに鼻が慣れてしまってキョンの匂いが嗅げなくなる。
そしてキョンの背筋に鼻っつらをくっ付けて不機嫌そうにするハルにゃん

おはようハルにゃん

おはようハルにゃん

ところで、鶴屋さんの言うハルヒが許すキョンのおいたはどの辺までなんだろうね？

おはよーハルにゃん
ハルヒは俺のよ（ry
…キョンの嫁だ！

おはようございます。新婚夫婦のキョンさん、ハルヒさん。

>>524
ﾁｭｳまで

たぶん

ひょっとしたら婚姻届けとか！？

今北区30分ハルヒ

阻止

髭を伸ばしたハルにゃん

「涼宮さんの髪、キョンくんと同じ匂いがするのね」昼休み、坂中さんが話しかけてきた。
キョンは野暮用があるとか言ってどっか行ったわ。どうせ下らない用事ね。

「うん、そうよ」
「も、もしかして……やっぱり……」
なぜか坂中さんは訝しげな顔をしてる。同じシャンプーを使うって変なんこと？
「別に変なことじゃないでしょ？」
「え！　わたし、まだそういう関係の人いないから……」
そういう関係？　なに言ってんのかしら。

「てことは、あんな事もしちゃってるのね……？」
あんなこと？　ああ、「もちろんしてるわよ。ていうか毎日するでしょ？」よく分からないけどシャンプーの事よね。
「ま、まいにち！？　毎日するのね！？」
なんか怖いわよ……。
「当たり前でしょ？」
「わ、わたしには、分からないのね……」
あたしには何でそんなに驚いてるか解らないわ。

「そ、その、気持ち良かったのね？」
坂中さん、顔真っ赤よ。教室に居るみんなの視線がこっちに集中してるのは気のせいかしら？
「もちろんよ、スッキリして気持ちいいじゃない」
あたしがそう答えると、「キョンくん、スゴいのね」そんなことを呟きながら坂中さんはふらふらと教室を出て行ったわ。

俺が野暮用を済ませ教室に戻ると、すれ違い様に坂中が教室から出て行った。
俺の方をちらちら見てたのは気のせいだよな？

自分の席に向かうと「あ、キョン。用事済んだの？」ハルヒが訊いてきた。
「ん？　ああ」
「なんだったのかしらねぇ、用事って」ハルヒがにやりと笑う。
「古泉に呼び出されたんだよ」
あの野郎イチイチうるせえんだよな、まったく。
「なぁ〜んだ。つまんないの、教師に呼び出しくらったのかと思ったわ」
縁起でもないこと言うな。そんな事はどうでもいい。それより、このクラスメイト達の奇妙な視線はなんだ。

「というか、坂中はどうしたんだ？」
鼻血出してたぞ。
「え、うそ？　大丈夫かしら」
大丈夫だろう。「絶倫テクニシャンなのね」と意味不明な事を呟いてたけどな。

「で、どうしたんだ？」
「大したことじゃないわよ。キョンのシャンプー。洗髪が上手だから気持ち良いわよって言っただけ」
「なんだ、そんなことかよ」
「ね、大したことじゃないでしょう？」




「おい、国木田！　色々おかしいだろ！？」
「谷口、落ち着いて。そうだね。色々おかしいよ」


おわり


同じシャンプーを使うハルキョンという電波を頂いた。

>>532
これはウケるｗｗｗ
面白かったぜ(# ￣ー￣)〇"

ＧＪ！…って、どこでハルにゃんにシャンプーしてるんだキョン！
その返答如何によっちゃ神父を派遣することになるぞ！

>>533
なんだ、ただのバカップルか

>>533
GJ。
バカップル乙。

>>533
よぉ､バカップル
乙

ハルキョン、最強夫婦ですね。

>>533
バカップル乙。あまりのバカップルさに鯖が落ちたと思ったｗ
移転だったのね

>>533

話の展開とアイデアはすごくいいと思うから…
阪中さんを間違えないであげてくれ。。

>「大したことじゃないわよ。キョンのシャンプー。洗髪が上手だから気持ち良いわよって言っただけ」

キョンのシャンプー
洗髪

……えろいこと連想したorz

しかしキョンのシャンプーは妹と共用なのでペアとは言えず少しガッカリなハルにゃん

>>543
「キョン君〜。あたしもうすぐ中学生だからあたし専用のシャンプー買うから使わないでね〜」

「ああ、いい湯だった〜。あ、そうだ、これ押さないと」

『キョン君と一緒にお風呂に入らなくなるまで、あと　7　4　5　日』

（ガッシャン）

『キョン君と一緒にお風呂に入らなくなるまで、あと　7　4　4　日』

「これでよしっと」
「……その意味不明なカウンター、いつから家にあったんだ」

>>545
そしてその隣に
「キョンと一緒にお風呂には入れるまで後○○日」
というカウンターもあるのか！ｗ

「ふう、いい湯だった。そうだ、これを押さないとな」

「ハルヒと一緒にお風呂に入れるまで、あと　7　4　5　日」

（ガッシャン）

『ハルヒと一緒にお風呂に入れるまで、あと　7　4　4　日』

「これでよしっと」

「ねえねえ、キョン君……その意味不明なカウンターは何なの〜？」
ﾆﾔﾆﾔ

「うるさい！勝手に部屋に入ってくるんじゃありません！よい子はもう寝る時間だ！早く寝なさい！」

過疎だな…キョンスレにあったのを転載


キョンみたいな根暗の傍観者ヅラの愚痴っぽいジ
ョーゼツな男なんてあたしのタイプじゃゼ
ンゼンないわよっ。そうねえ。あたしの好みの子は・・・
大きな包容力があって、誠実で、もちろん容姿も
好みで、綺麗な瞳で、あたしのことわかってくれてる。
きづけばそばにいてくれる。そんな人。ん？ち、ちょっと
！違うわよ阪中さんキョンのことじゃないって。キョンのことじゃないんだったらあ！

>>548
2行目の部分でファーザーかと思ってしまったんじゃぜ？

秘密の花園がやっと消えた

妹に嫉妬するハルヒ
対抗して園児服、黄色い帽子、赤いランドセル、赤い靴に
ソプラノリコーダーを持ってキョンの前に現れる。

「ハルヒ、なんだそのコスプレは」

今まで羽織ってたシャツが胸がつっかえて着れなくなり、困るハルヒ

>>533
つかどういうシチュでキョン家のお湯いただいてるんだよ団長様w
遅くまで入り浸りすぎだw

風呂釜シリーズ思い出すなｗｗｗ

キョンから離れると禁断症状が出るハルヒ

キョロキョロしながらハルヒフィギュアのあらゆる所をツンツンするキョン

ハルキョンの結婚式って一体どんなものなんだ？まさか、式の会場場･衣装・料理・ブーケ
まで古泉（機関）が用意しているかもしれん。下手したら新居も機関が用意しているかも知れん。

>>541
本当だｗ全然気付かなかったよorz

>>557
それはさすがにキョンが認めない気がするｗ

おやすみ　ハルにゃん

いい夢を見て　また明日

http://upload.jpn.ph/img/u17095.jpg

ﾘﾍﾞﾝｼﾞしたけどまた似たような構図にorz
次こそはまともなﾊﾙｷｮﾝ投下を目指しておやすみはるにゃん

やべーーーーー！！！！！音速で保存したッッ！！

>>561
上手いなぁ
これ書くのどれくらい時間かかるの？

>>561
上手い(｀･ω･´)

でもサイズが大き過ぎて携帯で保存出来ないお(>_<)

待ち受けにしたい(´･ω･)

>>561
ハルにゃあああああん
ヤバいぜ・・・GJ！

>>561
可愛すぎるぞハルにゃん！

>>561
かわゆすぎｗ

精進＆試行錯誤激しく希望

お休みなさいハルキョンとこのバカップルに萌えるすべての方々

>>561
鬼才現る！！

>>561
可愛い！可愛い！！かわいすぐるｗ
マジで鼻血モノだー！！

>>561
プロ乙ｗ

>>561
おいおい・・・かわいすぎだろ

ハルにゃんすやすや寝てるおやすみ

おはようハルにゃん

>>561
可愛すぎるぜ

おはるにゃん


>>561
たまらん

964 名前： イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日： 2008/04/24(木) 00:48:35 ID:JJmuJHrw
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
965 名前： イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日： 2008/04/24(木) 00:54:25 ID:VcbqATUN
ついに驚愕ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!
966 名前： イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日： 2008/04/24(木) 00:55:02 ID:P5/Uddv8
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!
967 名前： イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日： 2008/04/24(木) 00:55:10 ID:owP3Iktt
ソースは？
968 名前： イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日： 2008/04/24(木) 00:55:39 ID:LdFcjMvJ
まじか？
969 名前： イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日： 2008/04/24(木) 00:57:36 ID:7hXi6NlC
「涼宮ハルヒの驚愕」それは攻撃的なまでの実験小説だった。
宇宙世紀oox9年のXday自分がついに手にしたその本は
1頁目の1行から最終ページの1行に至るまでの200と数十頁
に渡る行間をひたすら読者に読ませることにより成り立っていた・・・。
「行間が読めない読者に興味はありません。」
帯に書かれたキャッチコピーが恨めしい・・・。

どうやらキタキタ詐欺が発生しているようです。十分ご注意を。

おはよう、ハルキョン夫婦。

おハルキョン

おはようバカップル

最近ＳＳ読みすぎてどれが原作にあったストーリーかわからんくなったorz

原作を読み直すいい機会だなｗ

さてまだ雨降ってんのか……なんかサムデイ思い出して口がにやける俺は末期

サムデイの雰囲気好きだわぁ
憧れる

あののほほんとした一日は素晴らしいよな
俺としてはあれが最終話でもよかったわｗ

562〜574氏たち、ｺﾒありがとう（；；）嬉しくて泣いたよ。

>>563
どのくらいなんだろう…ちんたら描いてるんでﾄﾛｲのは確か。
>>564
((；ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ　ﾄﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ

亀ﾚｽで申し訳ないです(・＿・；)

ハルヒはキョンが好きでたまらないんだろうな

お互いに好きなんだよ。閉鎖空間の行動でキョンがハルヒに何をしたかで分かる。

まだ子供は生まれないのかなぁ

有名大学の推薦をもらったハルヒ

毛先を外ハネしてみたハルヒ

寝癖か？とキョンに言われしょんぼりするハルヒ

キョン「おおっと！なぜか偶然にも俺のカバンにブラシが入ってやがるぜ！さ、顔寄せろハルヒ。ブラッシングしてやる」

「おい、ハルヒ。その髪、どうしたんだ？」
「バカキョン」
なんだよ……？　ははーん解ったぞ。寝癖か？　そうだよな、そんな日もあるさ。
ここは一丁からかってやろう。団員その１の反逆だ。
「可愛いぞハルヒ。似合ってる」
「ばかきょん」

「なぁ国木田」
「何？谷口」
「あれは一体何なんだ！？あいつら教室でいちゃつきやがって！」
「分かってるなら聞かないでよ。それにしても、涼宮さん、キョンに言われてから毎日寝癖つけてきてるよね」
「毎日毎日いい加減同じやり取り止めろよ！バカップルめ！」

しかしキョンが触ったところハルヒの外ハネはとても硬かったという。

俺、来週の月〜水曜日修学旅行だからしばらくこのスレ見れねぇよ。
それどころか金〜日曜日が家の行事だから一週間くらいここに来れねぇし。
死ぬかも知れない。どうしたら良い？

>>594
っ携帯

それは大変だ
修学旅行を休(ry

携帯でいいんでねぇかい？
あとはノートパソを持ってくとかw

これないのは辛いだろうが
どうせ皆でワイワイ楽しいだろうからこなくてもいいだろ

いい思い出をつくれｙｎ

清水寺のとなりおみくじの「凶」をひき
翌日にふられるのも、思い出だ。

まちがっても、京ｱﾆ詣りなど（RY

>>594
つ まとめwiki

>>595-599
ありがとう携帯持っててもいいって言うから携帯持ってくぜ。
いい思い出を作って来るぜ！

>>598
凶引いた翌日に告白するお前さんもすごいなｗ

ハルにゃんの作ったエビチリが食べたい

ハルチリ食いt(ry

ハルヒの作ったステーキも最高に美味しいのだろう。

ハルヒのサンドイッチ

キョンは挟むのが好き

ハルキョン家族で世界へ新婚旅行

ハワイでほんのり日焼けたハルにゃん
フラダンスを覚える

社会人キョンは、休日、若奥さんハルヒといつもおでかけ。

最近食事を減らしたハルにゃんを見て心配になるキョン

ハルにゃんのダイエットは断固として阻止してくれよキョン。

ベリーダンスを始めるハルヒ。
ハルヒの踊りを見て情熱を持て余すキョン。

SOS団でマリオカートwiiなんてやった日には部屋が大変な事に

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3083574

>>605
ハルヒ-息子-娘-キョンが4人でサンドイッチ状に並んで寝ているのかｗ

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3083574

>>615
目が覚めるとあら不思議
娘-息子-ハルヒ-キョンの並びに

ハルにゃんと一緒にクレープ作りたい

キョンが帰宅するのを待つハルヒ。

ハルにゃんと中華料理食べに行きたい

チャーハン作るよ！

キョンに食わせるタンメンはねぇ

みーくーるちゃん、次、ニラ饅頭どんどん運んで来なさい！

ハルにゃんの料理は豪快にて繊細なイメージがあるなｗ

ハルヒがなかなか眠らなくてうるさいんだが
どうしたらいい?

>>625
お前がいつもやってることを、やればいいんじゃねーの？
よく分かってんだろキョン！

ごゆっくりーっ！

最終回は登場キャラ全員キョン家に集まって旅館状態でいいよ

クライマックスはハルヒとキョンが結婚することで終わるだろ。

確か最終回は、皆で長門のお見舞いに行くわよーってシーンで
終わったんじゃなかったっけ…

ハルヒがキョンとの恋に2ちゃんねるを使っていたらどうなるんだろ？

「雪、無音、窓辺にて」を聞くと、ついつい光GENJIの「ガラスの十代」を歌いたくなってしまうのは、何故？

ベッドの上で正座でキョンを待つハルヒ

>>632
そんなハルヒを押し倒す……と見せかけてハルヒの太ももを枕にしようとするキョン。

ハルにゃんおやすみ

>>631
懐かしいなw

http://www.picpic.net/pic.cgi?id=oXew9vSC
描いてみた
photoshopはえれめんつしかなくて涙目

応援団長ハルヒか！ＧＪ！いいねいいね。

an inspiration from >>633

.　　 , -‐-‐-.、　　 . 　-‐-　　　　　 ,.-,ヘｰ.､
.　 〃　;'　　u ヽ　.〃.　　 　　ヾ　　ﾉ　八ヽ｀ヽヾ
.　 ! (（八从ﾘ））） !　|ﾉiﾉﾊ从ﾊヽゝ i　ﾊノ ﾘﾉバﾘゝ　 　　 ,.-‐―‐-.､
　 |（| | ┃ ┃ | !　i (| |┰　┰iｲ　 ｲ（l|⌒　|⌒ﾘﾉ 　 　 ノﾝニニヾソ､ヽ
　ﾉﾘ.ハ''' ヮ''ノﾊ!　.'ﾊﾘ､　-　ノﾘ 　 Yﾙ、 ー ノﾊ　 　　ｵl|ﾉﾒ从从|.芥ﾊ
.（.( ⊂ﾘ'|{Ｈ}i)づ. 　 ⊂}:|{Ｈ}l:iつ　　 ⊂}｀|{†}|ﾞiつ　 　 　|li ┃ ┃ | !‐-ｰ 、
.　　　く_/_i_l,ゝ　　　　くｿ_i_li;ゝ　　　　 l^´T`'i　　　　　 ﾊl､'' ヮ''〃 　 　ヽヾ
.　 　 　(__j__)　　　　　 （__i_)　　　　　.〈__八__〉 　 　 　　　 {'iづi　ﾊハバハ>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とく_/_ｲ（! ─　─|i　 zzz...
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　　　 ゞﾊ､　c　ノ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　 　 〈`(とス)
　 　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　 　 　　 　 　 　 　 　　 　 ヾ._ﾝ二ｸﾆｸ
　/
/　／
　　　　　　　　　　　　　　,.-‐―‐-.､
　　　　　　　　　　　　 ノﾝニニヾu ､ヽ
.　　　　　　　　　　　　ｵl|ﾉﾒ从从|.芥ﾊ
　　　　　　　　　　　　　|li リ　リ｜!‐-ｰ 、
.　　　　　　　　　　　　 ﾊl､'' ｎ ''〃 　 　ヽヾ
　　　　　　　　　　 　 　 　 {'iづi　ﾊハバハ>
.　　　　　　　　　　　　　とく_/_iｲ（! ─　─|i
　　　　　　　　　　　　 　 　　　 ゞﾊ､　ｃ　ノ'
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈`(とス)
.　　　　　　　 　 　　　 　 　 　 　 　 ヾ._ﾝ二ｸﾆｸ


.　　　　　 　 　　　 　　 , -‐―‐- 、
　　　　　　　　　　　　/rシ/ニニヽヽ
　　　　　　　　　　 　ﾊ芥.lﾘﾒ从从|ﾞt
　　　　　　　　　　 　i l (| | ｜ ｜,! ‐-ｰO
　　　　　　　　　　 　i从リ､ '' ｒ 〃 　 　ヽヾ
　　　　　　　　　　 　 　 　 {'iづi　ﾊハバハ>
.　　　　　　　　　　　　　とく_/_iｲ（! ─　─|i
　　　　　　　　　　　　 　 　　　 ゞﾊ､　c　ノ'
.　　　　　　　　　　　　　　　　　 　〈`(とス)
.　　　　　　　 　 　　 　 　 　 　 　　 ヾ._ﾝ二ｸﾆｸ

　　　　　　　　　　　　　♥　♥
　　　　　　　　　　　　 　 , -‐―‐- 、
　　　　　 　 　　　　　　/r＊/ニニヽヽ ))
.　　　　 　 　 　 　 ((　ﾊ芥.lﾘﾉ从从|ﾞt
.　　　　　 　 　　　　　i l (| | -‐　へi !ｰO、
　　　　　　 　　　((　 ﾉ从リ､ " l7ノ´ 　 ヽヾ
　　　　　　　　　　　　　　　{'iづ.´ ﾊハバハ>
.　　　　　　　　　　　　　とく_/_iｲ（!；─　┬|i　？
　　　　　　　　　　　　 　 　　　 ゞﾊ､　〜 ノ'
　　　　　　 　　　　　　　　　　　　 〈`(とス)
.　　　　　　　　　　 　 　　　 　 　 　 ヾ._ﾝ二ﾜﾆﾜ

>>638
ありがとう
世界が救われた

おはようハルにゃん

>>638
たまりません

>>638
バカップルだな。

ハルヒの肢体は俺のもの
ハルヒの心は>>643のもの

ハルヒ･「キョン、いってらっしゃーーーーーーーーい！！！！！
　　　　　会社に遅刻したら死刑だから」

>>638のおかげで今日も一日頑張れる。GJﾉｼ

中華まんを喉に詰まらせるハルヒ
心配してその背をさするキョン

>>638
かわゆい

ハルにゃんのおっぱいを揉みたい

>>647
おいたはお姉さんが許さないにょろよ！

ハルにゃんとくそみそしたい

自分の掛け布団をハルヒだと思って抱いて寝る俺

>>650
もれなくキョンも付いてきます。

>>636
なんか変だと思ったら携帯のみ閲覧可でしたか。ＧＪですぞ。

ハルヒって甘い匂いがするんだろうな

ニンニクの匂いがした。

>>654、それはない。シャンプーや石鹸のにおいはしても、そんな匂いはしないだろ。
あれがJKなんだから。

SSだと、よく柑橘系の匂いってなってるな

でも、それはハルヒが、まともなJKであるということだ。

「ん？ハルヒ？今日香水つけてんのか？」
「え？うん、そうよ。家にあったやつ試しにつけてみたの。でも良く分かったわね、匂いが薄いやつだから分かんないと思ったのに。キョンが気が付くとは思わなかったわ」
「どういう意味だ、それは。まぁ、あれだ、何となくいつもと違う匂いがしたと言うか」
「ふ〜ん、じゃ、いつもはどんな匂いなのよ？」
「そうだな…ハルヒの匂い…か？」
「な、何言ってるのよばか！」

「おい国木田」
「何？谷口」
「あのバカップルをどうにかしろ、教室が甘ったるい匂いで一杯になる前に」
「窓開ければ良いんじゃない？」
「ああ、なるほど」

オチなかったorz

「ああ、なるほど、俺が飛び降りればいいのか」

12人も子供を生んでしまったハルヒと部長になったのにおこずかいのないキョン。

ハルヒの制服のほどけたリボンを結び直す阪中

それを見て「ハルヒも打ち解けてきたな…」と微笑ましく見守るキョン。

でもそれを見たハルにゃんは別の想像をしてしまったようで……

ハルヒ「あの…阪中さん？リボンが結ばれるどころか制服が脱げてきてるんだけど…」

>>663
(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ

制服のリボンで両手を縛られるハルヒ

手動かしたら一瞬で解けそうだなｗ

そしてハルヒの逆襲ってオチかな。

figmaｷﾀ━━(ﾟ∀ﾟ)━( ﾟ∀)━( 　ﾟ)━(　　)━(　　)━(ﾟ 　)━(∀ﾟ )━(ﾟ∀ﾟ)━━!!!!!
アヒル口不満顔が超ラブリィィィ！！！！！１１！！！！！

キョン「ハルヒ、今日は水色だな」

ハルヒのブラの紐(ry

ハルヒのfigma欲しいな…

うちのハルにゃんfigmaは未だに冬服だからな…そろそろ衣代えの時期だぜ

キョンは原作だとフィルターでわかんないけど、実はけっこうわかりやすい反応してたりするんじゃないだろうか。
で、それを眺めて喜ぶハルにゃん。


「もう、なに疲れてんのよキョン。しょうがないわねえ。じゃ、あたしがパワー注入してあげる！」
「･･･なにやってるんだ」
（じー･･･）
（あー、そういや前もこんなことあったっけ。しかしこんな近くで見つめられても困るな･･･）
（ふふふ、キョンったら意識してるわね。じー）
（だから近いってハルヒ･･･。よしここはモノローグに逃避だ。えー、「･･･客観的に見て、ハルヒは美人だと思う。
そりゃあ遠くから見ても目を引くぐらいだが、こうして近づいて見るとさらに、そのきめ細かい肌と整った顔立ちの美しさ、そして何より、小宇宙を湛えて底知れずキラキラと輝く瞳の魅力がいっそう際立ってくるのだ。
いつもコイツにさんざんに振り回されて被害を受けている俺としては今さらその外見にだまされたりはしないわけだが、
しかしこの距離でじっと見つめられてなにやら落ち着かない気分になってくるのは、悟りを開いた禅僧でも仙人でもない俺にとっては必然でありやむを得ないことであるわけで、これはもううんぬんかんぬん･･･」）
（あ、キョンの目が泳いできた･･･）
（いかん、考えたら余計ドキドキしてきた！　なんかうれしいけどやめてくれぇ！）
（よーし照れてるわね。顔が赤くなってるわﾆﾔﾆﾔ）
「ハ、ハルヒ？　何のつもりだ、これは」
「ふふん、どう？　あたしのおかげで疲れが吹っ飛んで元気になったでしょ！」（やっぱりキョンを照れさせるのは楽しいわ！）

そうやってキョンを照れさせといて自分も自爆で照れるとかいう展開を想像してしまった
だがアニメを見る限りじゃ顔近いだけじゃ動揺しとらんなキョンは

顔が近いのは慣れてるからなｗ

キョンの方から泊まりに来るよう誘われたので期待するハルヒ
が、実は妹にハルヒのメシ食いたいのとハルヒと一緒に寝たい、
と強請られての事だった、な電波が北。

そしてなぜか寝ぼけたハルヒがキョンの部屋に…

NHKに部室が

>>677
そしてキョンも寝ぼけてて「遅かったじゃないかハルヒ。さ、もう寝ようぜ」と自分のベッドで一緒に寝るよう促すんですね、わかります。

テスト勉強中のキョンに夜食のカツ丼を差し入れるハルヒ

明日は数学のテストがあるのであるが、
何故か我が家に珍妙な家庭教師が転がり込んでいる。

「キョン！夜食よ！」
夜食って何時まで居る気なんだこいつは…。
とにかくハルヒのこさえた夜食は丼もので、
なにやら具が溢れんばかりにはみ出している。
正体はわかっているのだが、恐る恐るフタを開けてみると。
「と、特盛り！」
信じられん大きさのカツ丼、
しかもどうやってこの大きさを卵綴じにしたんだ？
「今日は徹夜なのよ、しっかりスタミナ付けなさい」
やれやれ、トンだ家庭教師だ。
確かに精はつきそうだが、満腹になると俺は眠くなるんだよ。
「だったら食後の運動よ！」
「のわっ！何をするっ！」
飯喰った後にチョークスリーパーって何考えてんだおまえは。
と、良くわからんうちにハルヒの関節技講座になっていたのだが…。

「と、特盛り！」
「…」

と言うことで、テストが保体なら満点の自信が湧いた。
そう言うことだ、深く詮索するんじゃない。

>>681
GJ！このバカップルが！

関節技講座の後について詳しく聞かせてもらおうか…

>>681
GJ!　保体ってｗ キョン、この後何をしたんだｗ
勉強しろこのバカップル！

保体の実技ですか・・・GJ

「今日の報告分は以上ですね。詳細は私がまとめておきます。明日もあるし、休んでください。」
きれいな髪が一瞬ぱさっと開いた。
「森さん、夜分遅くまですみません。」
「いえ、これが私の仕事ですから…」
「仕事のため、だけですか？」
ここは僕の部屋。立ち上がった森さん……森園生さんが一瞬止まった。
「冗談ですよ。」
「……うふふ、いじわるになったのね。誰の影響かしら？、一樹くん」
それはきっと……僕の監視対象の影響でしょう。ここは素直に答えておこう。
「さーて。たぶん”彼”の影響でしょう。」
「よほど気に入ってるみたいね。彼女も彼も。」
気に入ってる……そうなのだろうか……いや、それだけじゃない。
「”彼女”はともかく彼にはいろんな意味で世話になっていますし……いや、彼はそう感じてはいないでしょうけど。」
「そうね、”彼”には感謝しないといけないわね……そして一樹くん、あなたにも。」
「僕はただ監視しているだけですよ。」
「キーマンであるあなたがいなければ、私たち組織も……いや最悪だと世界は崩壊していたかもしれないわ。」

キーマン…そうかもしれない…でもそれは僕が望んでなったものではない役割だった。そう、もともと僕は森園生さんのバック
アップのはずだった。そして今僕の目の前にいる森さんはそのときから既に美しく、そして格好良かった……僕の憧れだった。
この人のためなら……と思ってたしそしてそれでよいと思ってた。

でもその日々は”彼”の出現によって一変してしまった。

我々組織の監視対象であり”神”に近しい存在……涼宮ハルヒ……彼女は誰にも心を開かないということで、対応に
苦慮しているのは当時のレポートで何度も読んだことだった。彼女の心のうちがわからなければ、閉鎖空間がどう出る
か予測しにくくなる。組織の人間が彼女の恋人や友人になれば、それも多少は緩和されるわけだが、残念ながら
それはすべて失敗に終わった。そしてそれは高校になってからしばらく続いてたはずだった……。ところがある日を
境に涼宮ハルヒの動向が一変した。ある部活を乗っ取って、さらに”あの”２つの勢力の末端をも取り込んでしまったのだ。
我々の組織は出遅れた事で一種の恐慌状態に陥ったのは今でも鮮明に覚えているが、なぜそんな事態になったのか
いろいろ調べた結果が”彼”……皆からはキョンと呼ばれてる人物だった。誰にも心を開かなかった”彼女”の心の壁を
たった数週間で突き崩した”彼”はどこの勢力の人間なのか徹底的に調べられた……でも結局”彼”が普通の人間である
こと以外何もわからなかった。

そこで僕が急遽呼ばれた。

ただし呼ばれたといっても、監視しつつあわよくば”涼宮ハルヒに接触する”というもので、僕は現地のエージェントのバックアップの
はずだった……だから呼ばれた当日に僕も取り込まれるとは想像すらしていなかった。意図せずして組織内のキーマンになって
しまった僕は、よりによって森さんのバックアップを受ける立場になってしまったのだ。それからの僕の行動はみなご存知の通りだろう。

「いや、僕は何もしていないに等しいですよ。でも”彼”は違う。”彼”は我々組織や長門有希、朝比奈みくるらのためでなく
ただ”涼宮ハルヒ”のために動いています。」
森さんは興味深げに、そしてやさしい目で僕の話を聞いてくれている。
「”彼”は”涼宮ハルヒ”が唯一話を聞いて従うであろう人です。つまり彼は彼女の次に”神”に近しい存在でもあるのです。
でも彼はそういうのは望んでいない。”涼宮ハルヒ”を操って全世界、いや全宇宙をこの手に、などとはこれっぽちも思わない
だろうお人よしです。彼は彼女が幸せになる事だけを望んでる……そして彼女の為なら命をかけてでも守ろうとするでしょう。」
笑顔で僕の言葉を聞いていた森さんは、質問を投げてきた。
「なぜ”彼”はそこまですると思うの？一樹くん」
それの答えは僕はひとつしか持っていない。
「陳腐な言い方ですけど……それは愛があるから、だと思います。」
「……。」
いや、僕だって恥ずかしいんですよ、こんな台詞言うのは……森さん…いや園生さん。でもあの二人を見ていれば、おのずと
その答えしか出ないです。それほどあの二人は……


「ね〜キョン、肩こったからもんでよね！」
「朝比奈さんじゃあるまいし、ハルヒ、なんでお前が肩こるんだ？」
「はぁ？なんでそこでみくるちゃんが出るのよ……って胸のこと！？　あのね、あたしだって結構胸あんのよ！！ほらほらほら！！！」
「おいハルヒ、やたら胸押し付けんな！　ほんとデリカシーない女だな…」
「…とか何とか言っちゃって、顔赤くして……このエロキョン♪」
「う……悪かったな！？」


このバがつくカップルを見てたら僕でなくともそうとしか思わないのではないでしょうか？
僕はまだ森さんを名前で呼べないというのに。

やれやれ…

GJっ！
古泉の真面目顔とにやけ顔が頭に浮かんできたw

機関っていろんな業界にコネもってそう。例えば三井、三菱、住友とか、あるいは関西なので、
私鉄やJR西日本にコネがありそう。

そして阪神よりオリックスファンが多そう。
「今年こそはＡクラス」の願いも儚く散りそう

>>689
そして大体元阪急ファンなんだなw
つか、VIPのスレに「あの世界のブレーブスのオーナー企業は鶴屋家」って
ネタを書いたばかりなのにw

キョンは機関のコネを使って就職していたりして。

>>691
それはキョンのプライドが許さないと思う。

むしろ古泉に嵌められて
機関の息のかかった所に就職してしまうとか

ってここハルヒスレかよ！汗ばんだハルヒの姿の妄想がとまらないんだ、助けて。

>>693
●＜むしろかかってない企業の方が少ないんですよﾌﾌﾌﾌﾌ

>>693
「古泉の吐息のかかった」に見えたorz吊ってくる。

>>694
「ハルヒの首筋はな、汗の香りとほのかな柑橘系のシャンプーの香りが
混ざってなんともいえない匂いがするんだぜ」とキョンが言っています。

機関傘下のゲーム会社がMGS（メタルギアスズミヤ）を発売してしまうとか

しかしなんでハルヒって汗臭そうなイメージがあるんだろうなあ。
やっぱり無駄に走りまくってるからかな？

そして汗「臭い」と書いたけど、やっぱりいい匂いなんだろうなあ。

>>697
実はキョンが憂鬱�Yで「着替えないのか？」と聞いたのは、
その「匂い」が魅力的過ぎて発情してしまうかもしれないから
だったりして？ｗ

>>685-686
GJ! 一見古泉SSかと思いきやバカップルSSだったｗ

>>690
あれおもろかったｗ つまり鶴屋家は阪急の経営者か？
とすると今は阪神の……て、これ以上は自重するｽﾏｿ

そういえばキョンと谷口がハルヒについて語ってる横で山根が双眼鏡で何か見てたな。
やっぱりハルヒをみてたんだろうか。

>>698
ハルヒの体操着をくんかくんかする古泉という電波を受信した。
見つかったらどうなるんだろうなあw

あの当時なら普通に古泉クビでさようならだろう。

分裂あたりなら副団長から降格ぐらいで済むかもな
まぁなんにせよそういうオイタは基本的にキョン意外は許してくれないだろうｗ

古泉のヘアアレンジをするハルヒ、な電波が浮かんできた。
キョンよりはやりがいがありそう。

流れ切ってすまない。１レスのみ。
---

北高入学以来、自宅から光陽園駅までは自転車で、そこからは徒歩で通学している俺だが、最近どういうわけか帰りに寄り道をしなければならなくなってしまった。
いつの間にやらSOS団団長様が自転車置場までついてきたかと思ったら、
「家まで送っていきなさいよ」
とちゃっかり荷台に収まるようになってしまったのだから仕方がない。
俺も断ればいいのに何故か律儀に毎日ハルヒを家まで送り届けているわけで、自分の人の好さを誰かに褒めてもらいたい気分にもなる。
ああ、特定の誰かってわけじゃないぞ。そうじゃないからな。
今日もいつもと同じように駅前の駐輪場までついてきたハルヒは、俺が自転車を出すのを待っているわけで、だいたいここからハルヒの自宅なんてたいした距離じゃないんだからわざわざ俺を待つんだったらさっさと帰ればいいんじゃないかとも思う。
そんなことをわざわざ言う気はない。ハルヒには言ったって無駄だろ。

今日も義理堅くハルヒを送っていくために鍵を外して自転車を出そうとしたとき――――

ぎゅ。

何故か俺は動きを封じられた。
というか、ハルヒに抱きつかれた。
「おい、自転車が出せない」
というより動けん。なんなんだいったい。
俺たちは下校時刻に合わせて帰っているわけで、この自転車置場を利用する北高生も結構いる。
てことは、この現場を結構な数の北高生に見られているわけだ。
これは新手の嫌がらせかなんかか。
「……あんたが悪いのよ」
「何がだ」
毎日家まで送ってやってるってのに何だか知らんが悪者にまでされちゃたまらん。
「いいの、とにかくあんたが悪いの！」
一方的に決めつけると、ハルヒはようやく俺から離れた。
「いいから早く自転車出しなさいよ！」
相変わらず横暴だな、この団長は。さっきのはいったい何だったんだよ。
文句を言っても聞き入れられないのは火なんか見なくったって明白である。
俺は文句の代わりに溜息を１つ吐くと、後ろにハルヒを乗せて自転車を漕ぎ出した。

自転車だと５分程度しかかからない。
すぐにハルヒの家に到着し、いつもなら自転車にまたがったまま別れを告げるのだが、今日に限って俺も自転車から降りる。
「なによ」
あからさまに不審そうな顔をしているハルヒを、今度は俺が抱きしめた。
「えっ、ちょっと、キョン！？」
焦ることないだろ。さっきの仕返しだ。
「……バカ」

確かに誰も褒めちゃくれないが、これはどんな褒め言葉も敵わない特典かもしれない。


---
駅前で自転車を出そうとしてるときこんなことをやっているバカップルを目撃して書いた。
取りあえず反省はしておく。てかハルヒサイド書かなきゃ説明がつかんか。

うはｗＧＪ！素早いお仕事ですなｗ
まったくもう、可愛いなあもう。

究極のバカップル

『花言葉』でまた電波キタので今晩か明日中にUP予定

ばっちこいばっちこい

>>707
よし、待ってる

ただしsage忘れは注意

ハルにゃんはハイビスカス

明日夜９時からTBSで実写版ハルヒやるぞ

細かいことは脳内補完

ハルにゃんの胸のハイビスカス

55-573

昼間、最近出来た商業施設に行ったんです。話題の新名所。
そしたらなんかカップルがめちゃくちゃいっぱいで俺みたいに野郎一匹で歩いている人間なんていないんです。
で、よく見たらカップルたちみんな、手を繋いだり腕組んだり、してるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、新しく出来たからって普段来てない場所に来てんじゃねーよ、ボケが。
混雑してんだよ、お前らのせいでさぁ！
なんか喧嘩してるバカップルとかもいるし。公衆の面前で痴話喧嘩か。おめでてーな。
お互い自分の方が相手よりたくさん好きだとかで揉めてんの。もう見てらんない。
お前らな、帰りの交通費やるからその道空けろと。
商業施設ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
すれ違う奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと空いてるところに出たかと思ったら、さっきの奴らが、「さっきはごめんね」、とか言ってチューしてるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、公衆の面前でチューして仲直りなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、「俺の方こそ悪かった」、だ。
お前は本当に自分が悪かったと思っているのかと問いたい。問い詰めたい。小１時間問い詰めたい。
お前、チューしたいだけちゃうんかと。

……と弟が言ってるんだが、ハルキョン通の俺から言わせてもらえば今、ハルキョン通の間での最新流行はやっぱり、
街でみかけるカップルをハルキョンに脳内変換、これだね。
喧嘩してるバカップルをハルキョンに。そしてそれをもとにSS化してスレに投下。これが通の脳内変換。
ハルキョンってのはツンが多めに入ってる。そん代わりデレが少なめ。これ。
で、それにいざというときキョンフィルター解除。これ最強。
しかしこれをすると次から街でカップルや夫婦を見かけるとハルキョンに脳内変換してニヤニヤしてしまうという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前みたいなド素人は、バカップルうぜぇえええ！って吠えてなさいってこった。

713:名無しさん まで読んだ

ハルヒとキョンの子供は永遠に増え続ける。

ハルヒ「キョン！また子供を作るわよ！」
キョン「また作るのかよ・・・　面倒見るの俺なんだから勘弁してくれ・・・」

転勤でやっとネット環境整ったと思った初歩のミスを！！

投下は明日にして今日は深く反省する

おやすみハルキョン

>>715
何時も男女の双子ばかり出産してテレビで特集されるハルキョン大家族

ハルキョンの子供の数が100000000000人になったりして。

ハルキョンの子供の数は永遠に増えて、ギネス認定の家族になる。

10000000000000000000年後・・・・
ハルヒ・22歳　キョン・22歳
子供・10000000000000000000000000人（もはや自分の子供の名前もわからない）

昔々あるところに沢山のハルヒが居ましたが
キョンは一人しか居ませんでした

なんか凄い事になってるな

流れ切って悪いけどSS投下良い？
一週間ぶりにやっと一つ書けた
２レス消費予定

ｶﾓﾝ

ある日曜日の昼下がり、俺は暇をもて余して駅から少し行ったところにある、個人経営の本屋へと立ち読みをしに行った。
今は大抵の本屋で本にカバーがされていて立ち読み出来ないがそこの本屋は今でもカバーがなく何時でも立ち読みすることが出来重宝している。
特に読みたい物も無かったので店先の適当な雑誌を立ち読みしていた。
着いて１０分くらいした頃だろうか？
「あらキョンじゃない」
悪魔ならぬ魔王の囁きならぬ叫びが轟いた。
その声を聞いて、まず第一に外に出たことを大いに悔いたが今更遅い。
「ちょっと！聞こえてるんでしょ！？返事をしなさーい！」
第二に他人の振りに出たのだが、元気一杯な掛け声と共にバックが飛んできた。勢い良く。
「ぐばぁ」
そしてお約束のように顔面にヒット。
「あら、起きてたの？立ちながら寝てるのかと思ったわよ」
嘘付け！それに何だその勝ち誇ったような笑みは。
そう心の中でツッコミを入れながらハルヒのバックを拾ってやり、
「自分のバック投げるやつがどこにいんだよ、全く。ほら」
手渡す。
「ここにいるじゃない」
さいですか。で？
「お前は何やってんだ？こんなところで」
「あんたこそ何やってるのよ。あんたの家からは少し距離あるでしょここ」
まぁな。だけど近くで立ち読み出来るのはここしかないんだよ。
「立ち読みするくらいなら買って読みなさいよ」
誰のおかげで金銭的な混乱に陥ってると思ってやがる。
「ほっとけ。ハルヒは何処行くんだ？買い物か何かか？」
「そよ。季節の変わり目だから服でも買いに行こうと思ったんだけどね、ちょっと本屋にも用があったからここに寄ろうとしたらあんたがいたわけ」
嫌なタイミングだな。
これはこの後も付き合わされるパターンの気がする。
すると案の定、
「あ、あんたどうせ暇なんでしょ？あたしと付き合いなさい！」
おい、何かおかしくないか？文が。
…まぁ暇なのは事実だし、付き合ってやるか。
「分かった。付き合ってやるから早く本買って来いよ」
「あんたも来なさいよ」
ガシッと手を掴まれ結局店内へ。
ここの店、立ち読みが出来るのは良いんだが店主がなちょっと苦手なタイプなんだよ。
だが、 店内にいたのは…
「いらっしゃいま…って、げっ、キョンに涼宮！」
「あら谷口じゃないの」
まさかの谷口であった。
本当に家から出なきゃよかったぜ。再びそう思ったね。

「なんだなんだ二人して！デートか！楽しそうで良いなキョンよ」
ニヤニヤしながらそういうボケはいらないんだよ谷口。
谷口にそう言われたハルヒは急に方向転換し店内へと消えた。
全く、どいつもこいつも。
溜め息をつきながら聞いて欲しそうだかったから聞いてやる。
「お前は何やってんだよこんなとこで」
「バイトだよバイト。ここなら全部カバーかかってねぇからな。エ…ぐぁ！」
何となく趣旨が分かったからそれ以上は言わんで良い言わんで。
「ちくしょう、いいよな女がいる余裕なやつは」
意味が分からん。
そうツッコもうとしたがハルヒが二冊の本を持って戻って来た。
何の本かは裏になっていて分からなかった。
「ごちゃごちゃ言ってないで仕事しなさいよアホの谷口」
「誰がアホだ！」
そう言いながらも本をレジに通す。が、
「２９８０円になりま…なっ！！」
値段を読んだあと急にアホな声を上げた。
「どうした？」
「お前ら…まさか、ここまでとは」
だから意味が分からん。
「早くしなさいよ」
「くっ！！」
おいおいどうしたマジで。
半泣きになりながらブックカバーをかける谷口。
「この…お幸せにな！」
最大級に意味が分からん。
そのまま何か悔し涙を流す谷口にお金を払い、俺たちは店を出た。
「何だったのかしらね、谷口」
「さぁな、ほっときゃなおるだろきっと」
「ま、そうね」
ハルヒは買った本を自分のバックにしまい、ぴょんと跳ねるようにこちらを向き、
「さっ次行くわよ！キョン！」
俺の手を再び取り歩き始める。
その顔は、何がそんなに嬉しいのか１００Ｗの笑みであった。

やれやれ。

>>725-726
以上です。
他にも書いてるやつがあるけど全く進まない
orz

>>727
GJ!!
毎度思うんやけど谷口のポジション可哀想だな

ハルにゃんは何をお買いになったんだ…

>>727
ハルヒが何の本を買ったのか気になる

ファッション誌じゃあないかな？

>>727
GJです!
結婚情報誌でも買ったのかなw


ひとつ質問なんですが、ＰＣから画像アップするのってどうやるんですか？
教えていただけると幸いですm(__)m

とりあえず車掌の行き過ぎた発言は自重してくれ。
そして俺も自重する。

>>727
GJ! 谷口ｗｗ
ハルヒが買ったのは結婚情報誌か、それともまさか子供の……？

今日もいいモノが見れた
おやすみハルにゃん

喪服や白装束のハルヒも見てみたい

>>732
僕はここを使わせてもらってる
ttp://upload.jpn.ph/
質問の意図が違ってたらｽﾏﾝ

ハルにゃん可愛いよハルにゃん

>>728
かわいそうだが他にいないから仕方ないよな、原作者も似たようなキャラわざわざ作らないし
SSでもオリキャラだされても困るしな

素肌にオーバーオールのハルにゃんが見たい

>>737
いえいえ、役立つ情報ありがとう

推敲中に寝てしまったorz

>>725-726
の後日談投下良い？
３レス消費予定

>>742 かもん

ハルヒに付き合わされて色々連れて行かれた騒がしい日曜日から、日は変わり月曜日。
昨日の疲れを大いに残したまま坂を登っている途中で少し先を黄色いリボンを揺らしながら歩いている我らが団長様を見つけた。
「ハルヒ」
後ろ姿にそう声を掛けるとピクッとして後ろを振り向く。
「キョン！珍しく早いんじゃない？」
朝っぱらから元気だなお前は。一年中元気な気もするが。
「まぁな。たまにはこういう日もあるんだよ」
「ふ〜ん…あ」
「どうした？」
肩を並べる位置まで追いついたところハルヒが何かに気が付いたように声をあげた。
「朝の挨拶してないでしょあんた！」
お前もしてないだろうが。
「おはようハルヒ」
これで満足か？
「えっ、あ、おはよキョン」
すると何処か恥ずかしそうに下を向いてしまった。
おい、急に俯いてどうした、大丈夫か？
そう下から顔を覗こうとするが、
「あ、当たり前でしょ！」
とバッと顔を上げ俺の手を取り歩き出した。
「おいそんな早く歩かなくてもいいだろ、おっと」
「急がなきゃ遅刻するじゃないの！ばか！」
この時間帯で遅刻はないだろ。この時間で遅刻にされたら岡部に断固抗議するぜ。
そのまま手を掴まれたまま引きずられるように登校することになった。
下駄箱でもハルヒが手を離さないものだから履き替えにくいったらなかった。
やれやれ、俺が何をしたっていうんだろうね全く。
そしてそのままの状態で教室のドアを開けると―――

パンッパンッパンッパン！！

銃声が、なんてわけでもなく大量のクラッカーが鳴らされた。
「なっ…」
俺もハルヒも手を繋いだまま口を開け固まっている。
ここ、教室だよな？
そんな俺たちに一斉に声がかけられる。
「「「おめでとう！！キョン(くん)に涼宮(さん)！」」」
おいおい何のドッキリだこれは。
また古泉の野郎の仕業か？と目で探してみるがそこにいるのは紛れもないうちのクラスの連中であった。
クラスの外を見れば他のクラスの連中がわらわらと集まってきているのが見えた。
おい、ハルヒも、
「良く分からないけど、皆ありがと！」
とか言ってるんじゃない。
お前らワイワイ言ってないで誰かちゃんと説明しやがれ。
それを悟ったのか国木田が寄ってきた。
「とりあえずおめでとうキョン。でもそれならそうとちゃんと言ってくれれば良いのに」
そんなニコニコ顔で言われてもな全然意味が分からないのだが。

「で？いつ挙式なの？会場は何処？勿論呼んでくれるよね？」
「………はぁ？」
大丈夫か？国木田。
「おいちょっと待て。それは一体…」
「えっ？だって涼宮さんと結婚するんでしょ？」
「「はぁ！？」」
俺とハルヒの驚きの声が重なる。
「なんで、あ、あたしが、こんなバカキョンと…まぁ、で、でも？キョンがしたいってんならやってあげない…」
「待て待て待て！！国木田！どういうことか説明しろ！」
つうかハルヒ、お前まで何を言ってやがるんだ。
「えっ？違うの？谷口からそう聞いたんだけど」
「谷口！！」
「うっせぇ！」
何がだ。お前の方が声大きいぞ、アホ。
「お前ら昨日仲良く本屋で『結婚式場の選び方』って本と、『初めての出産』って本買っていったろうが！！」
「………あ」
これはハルヒの「あ」である。
俺が何か反論してやろうとしたのだが、
「それだけじゃないのね！」
ハルヒに何やら言っていた阪中が急に声を上げた。
「あたし見たのね！」
何をだよ。また幽霊か？
「昨日キョンくんが涼宮さんと手を繋ぎながら楽しそうにデートしてるのを！」
「いや、昨日のは違っ…」
「二人で指輪みたり子ども服みたりしてたのね！」
そこまで見られていたのか。いや、それには色々意味があるんだが。というよりそもそもあれはデートなんかじゃなくてだな…
「と言うわけでおめでとうなのね！」
どうすんだこの状況！
明らかに全員誤解してるし、ここまで広がってしまっては収拾もつかない。
それに朝一番からこの祭騒ぎはマズイだろう色々。
と言うかお前らただ単に楽しんでるだけだろ。
はぁ…全く、やれやれだ。

…もう既に手遅れかもしれないが一応説明をしておこう。
ハルヒがその例の二冊を買ったのと子ども服売り場を見ていたのは、何でも親戚だかが出来ちゃった結婚するらしいのだが、そのお祝い代わりにそれらを買ったらしい。
服はサイズが分からないから止めとけと俺が助言して止めさせた。
指輪はハルヒが見たいと言うので二人でちょっと見ただけで決して結婚指輪がどうのこうのと言うわけではない。
つまりは俺たちが今結婚するわけではないし、ハルヒが俺の子どもを身ごもったわけでも無い、と言うことである。
つうか気付けお前ら！
俺はまだ結婚出来る年齢じゃねえっての！

さて、話を戻して俺とハルヒがその後どうしたかと言うと…ま、それは禁則事項ってことで、一つよろしく頼む。
そうだな変わったことと言えば、俺とハルヒの左手の薬指に対になる指輪がはめてあるってことくらいか。

やれやれ、だな。

>>744-746
GJ!　てか結局バカップルじゃないか。
やれやれじゃないだろキョン。素直に喜べｗ

>>725-726
>>744-746
以上で『本屋にて』は完です。
GJくれた人たち、読んでくれた皆さんありがとうございましたー

>>748
(・∀・)ﾆﾔﾆﾔが止まらんぜ
ＧＪ！

結局最強のバカップルだね。

ご苦労様です
ニヤニヤしまくりのSSでした

ゴルフをするSOS団、て電波が。
サンバイザー姿のハルにゃんがキョンに手取り足取り握り方を実技指導するに違いない。

>>748
GJ！！

>>752
キョンがハルヒに指導
でコース回るとハルヒの圧勝
凹むキョン
慰めるハルヒ
禁則事項
って流れですね。分かります

>>713
うまいｗお前は俺かｗ

>>748
しっかりとやってるじゃねえかｗＧＪ！

　,'｀》'´⌒｀彡
　ﾉ,ｨ∝ﾉﾉ)))））　
( (ゝ(ｌ!・ω・ﾉ|ｌ 　　< ところで私の夜食はまだかね
　//＼￣￣旦＼
／/ ※＼＿＿＿＼
＼＼ 　※ 　※ ※ ヽ

ハルにゃんに夜食のニンニクラーメン作って欲しい
チャーシューは除外を推奨する

夢でもバカップルぶりが見られますように。
おやすみハルキョン。

昨日の夢では驚愕が発売されていたから、今日の夢ではエロキョンが見られますように

キョンが一匹、キョンが二匹・・・と想像するとよく眠れるハルヒ

>>759
逆にいろいろ妄想してしまって眠れないんじゃないか？

>>748
GJでした!
早速イラスト投下します
http://upload.jpn.ph/img/u17218.jpg

ハルヒは寝つきがいい印象がある。
早寝早起きの、せっかちな子。

>>761
GJ!　ハルキョン可愛いよハルキョン。
絵で見るとあらためてノリのいいクラスだなｗ

>>707です。
予告通り投下します。
何かグダグダです。
お目汚しですが、よろしく。
少し長くなったので2スレに分けます。

かもん

さて、ハルヒから『花』を貰うという遠回しな告白を受け俺から『花』を贈るというまたまた遠回しな返事をし晴れて俺達は付き合う事になった。
只、付き合いだして直ぐハルヒが

「あたし達が付き合ってる事は暫く皆には秘密だから！！」

と言ってきた。
秘密にする必要はないんじゃないか？聞いたらハルヒ曰く、団長と団員その１が付き合うのだからそれなりの発表の仕方が有る！
とか、その方が面白い！とか、しどろもどろになりながら早口で捲くし立てたが結局のところ、

「、、、、恥ずかしいから。」

と言う事らしい。
そういう訳で、あの日から暫く経ったが俺とハルヒが付き合っている事をしっている奴は誰もいない。
いや、おそらく宇宙人・未来人・超能力者・名誉顧問にはバレバレだろうがな。



まぁそんなこんなで今日も何時ものように、ハイキングコースを登りながら学校に向かっているわけだが今までと違うのは、

「キョン！遅いわよ！」

とハルヒと一緒に登校している事だ。まぁ朝からクラスメイトが一緒に登校したぐらいで付き合っていると考えるのは谷口くらいだろうから特に問題は無いだろう。

「でねキョン今度の日曜日の予定だけど、、、」

そんな他愛も無い事を話しながら何時の間にか教室に着いていた。今までなら結構長く感じたのにな。

ああ言い忘れていたがある。実はハルヒと付き合いだしてから一つだけ変わった事があるのだ。
其れは教室に『花』が飾ってある事だ。この『花』は付き合いだして直ぐにハルヒが飾ったものだが、何でも黒板と机だけでは殺風景だからという事らしい。
只、気になるのは『花』を飾って以降クラスの皆の視線が何処か生暖かいという事だ。特に俺とハルヒが一緒に居るとその度合いが強くなる。
この間谷口なんか泣いて走って何処かに行っちまったしな。
そんな事を思いながら自分の席に着き、カバンを机に掛け、振り返って話の続きでもと思ったら、国木田と阪中が話しかけてきてこんな事を言いやがった