【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その81

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1Haruhi
アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の超ヒロインにしてSOS団団長! あたし涼宮ハルヒについて語りあうスレよ!
じゃんじゃん語りなさい! 過疎になんかさせたら許さないんだからねっ!
ただし【荒し】【荒しに反応する人】はダメ! もし見かけたら生暖かく見守るとよいでしょう。
SS、あたしとキョンのカップリングネタは、名前欄に「SS」「ハルキョン」と書くように…。
あたしが恥ずかし……くは別にないけど、部室のPCのNGワードに入れといてあげるから。

次スレは960が立てること。スレの進み具合によってはスレ立てが早まることもありうるから、臨機応変に対応しなさいよ!

前スレ
涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その80
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1202748654/

ハルヒスレSSまとめ Wiki
http://wikiwiki.jp/haruhi/
2Kyon:2008/02/20(水) 00:26:30 ID:BX+b7UQY
やれやれ……皆聞いてくれ、団長命令だ。
最近、荒らしのような発言をする奴が目立つが、そういうのはまず下記リンク先に目を通せとのことらしい。
それが出来ない奴は王様で団長なハルヒのスルー対象にされちまうので、気をつけるように。

【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/(PC用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/comic/3935/(携帯用)


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\;:;:,\へ!  ヽ;:;.`、、      l ̄ ヽj ,イ.!='' /;/ヽ、 /  〈_/i        じゃないとあたしを語らせてあげない
  ヽ;:;:;.,\   ヽ;::;:ヽミ'''ー- ,,,._`ー_'',/.//  /:'   )^''、  `ヾf゙〉     あたしが王様なんだから
   ヽ;:;:,<¨ヽ、  ヽー-≧ニェェ‐-=,,_ //   '  // i  `''、ー-'       王様の言うことは絶対っっなんだからねっ♪
3Haruhi:2008/02/20(水) 00:29:28 ID:BX+b7UQY
SSやAAを投下する前に注意!

一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えるそうです。
SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイみたい。
デザインとして最初に改行入れたいときは、スペースを入れておけばいいらしいわよ。
−−−
↑文頭にこういう単一キャラクタが重複するのもまずいらしいから、気をつけた方がいいかもね。


まだなにかあったかしら?
え、なによキョン、大事なことを忘れてるって?

このスレではメール欄に半角で「sage」と入れる事、良いわね?
うっかりageちゃったりしたら、暇を持て余した荒らしやアンチが来るって言うから気を付けなさいっ!

…………。ねえ、キョン。何でこんなこと言わないといけないのよ。あたりまえじゃないの。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 00:32:41 ID:rNH1pMgj
>>1
乙です
5名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 00:33:19 ID:aevW5jLu
>>1
●<乙
6名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 00:37:55 ID:g3ELhPhE
                          刀、           , ヘ
                  /´ ̄`ヽ /: : : \_____/: : : : ヽ、
              ,. -‐┴─‐- <^ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
               /: : : : : : : : : : : : : :`.ヽl____: : : : : : : : : : : : : : : : : : /
     ,. -──「`: : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : :\ `ヽ ̄ ̄ ̄ フ: : : : :/
    /: :.,.-ァ: : : |: : : : : : : : :    :\: : : : :: : : :ヽ  \   /: : : :/
    ̄ ̄/: : : : ヽ: : : . . . . . . . . . . .、 \=--: : : :.i  / /: : : : :/
     /: :     ∧: \: : : : : : : : : : ヽ: :\: : : 〃}/  /: : : : :/         、
.    /: : /  . : : :! ヽ: : l\_\/: : : : :\: ヽ彡: : |  /: : : : :/            |\
   /: : ィ: : : : :.i: : |   \!___/ ヽ:: : : : : : :\|:.:.:.:/:!  ,': : : : /              |: : \
   / / !: : : : :.ト‐|-    ヽ    \: : : : : l::::__:' :/  i: : : : :{              |: : : :.ヽ
   l/   |: : :!: : .l: :|            \: : : l´r. Y   {: : : : :丶_______.ノ: : : : : :}
      l: : :l: : :ト、|         、___,ィ ヽ: :| ゝ ノ    '.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
      |: : :ト、: |: :ヽ ___,彡     ´ ̄´   ヽl-‐'     \: : : : : : : : : : : : : : : : : : イ
        !: :从ヽ!ヽ.ハ=≠' , ///// ///u /           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      V  ヽ|    }///  r‐'⌒ヽ  イ〉、
              ヽ、______ー‐‐' ィ´ /:/:7rt‐---、       こ、これは>>1乙じゃなくて
                  ィ幵ノ ./:/:./:.! !: : : : :!`ヽ     ポニーテールなんだから
              r‐'T¨「 |: | !:.∨:/:./: :| |: : : : .l: : : :\   変な勘違いしないでよね!
               /: : .|: :| !:.!ィ¨¨ヾ、:.:/ !: : : : l: : : : : :.\
7名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 00:39:22 ID:FvujwrKx
>>1
乙なのね
8名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 00:42:19 ID:90D7hWOa
>>1
乙かれさま
9名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 00:42:45 ID:pSJlaAQG
乙!
ホント最近規制が厳しいな
10名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 00:46:30 ID:x462lSqA
記憶の中、最初からを>>1にして窓辺で乙。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 01:10:05 ID:g3ELhPhE
1000 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/20(水) 01:06:04 ID:BX+b7UQY
1000ならハルキョンは永遠
12名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 01:12:18 ID:OelwBV8G
「それで、その>>1はなんて言われてるの?」
「と言いますと?」
>>1乙とか>>1乙とか>>1乙とか>>1乙とか、そんな感じに言われてるんでしょ?」


ウザくなったねorz

とりあえず>>1
13名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 01:19:08 ID:JB69rUT4
こいつぁ噂以上に1乙だな
14名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 01:26:52 ID:WmbW3fq7
遅いわよ、キョン! 古泉くんもっ。何してたの? もう、時間は限られているのよ! 手早く>>1乙しないとダメじゃないの!」
15名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 01:26:57 ID:f8ouAA/q
>>1

ハルキョンが卒業後、1年5組出席番号7番の男女が卒業までクラスも席順も変わらずに居たら。
世界の誰もが羨む位幸せな夫婦になれるという伝説が北高に生まれる電波が来た
16名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 01:35:27 ID:yfJdClmy
俺「ハルヒを嫁にしたかったら俺の屍を越えt「うりゃあ♪」「げぼぅをっ!!」
キ「話くらい最後まで聞いてやれよ」
ハ「そんなのどうだっていいわ!いくわよ!キョン!!」
俺orz
17名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 01:45:12 ID:OelwBV8G
俺「まだ俺がいるぜ!さぁキョン、俺を倒してみせろ!フハハ」
ハ「キョン!今度の日曜は映画を見に行くわよ!」
キ「やれやれ。土曜は不思議探索だってのに、元気な奴だな」
ハ「観るのは恋愛ものよ!いくら雰囲気が良いからって上映中は自重しなさいよね!」
キ「その後ならいいのか?」
ハ「…もう、バカ///」

俺「無理。あの間には入っていけない」
18ハルキョン SS 匂い:2008/02/20(水) 01:57:22 ID:0CnzmFEx
「ふぅー」
キョンが疲れた溜息をする。なんていうか年寄り臭い。
「少し休憩にしていいか?もう3時間ぶっ続けだ」
時計を見ると1:00に始めてもう3:50。たしかに休憩すべきね。
「待ってろ、下から適当に取ってくる」
キョンが立ち上がって部屋から出て行く。
「ああ、あと勝手に部屋を荒すんじゃないぞ」
首だけ出してそんな余計なことを言って階段を降りて行った。

「あれはきっと荒らしてくれってことよね……」
絶対に押すなよ!っていうネタと同じ、まったくすごいツンデレね。
「なにかないかしら……」
えっちな本はないみたい。もしあったとしてもキョンはきっとムッツリだろうから簡単な場所には隠さないんだろうけど。
ふとYシャツを見つけた。
綺麗に、とはいえないけれど丁寧にたたまれていてそれがキョンらしいな、なんて思った。
いつのまにかYシャツに手を伸ばしていた。
自分でも何をしているのかわからない。それを抱きしめていた。
ヘンだと思う。いままでこんなことなかった。心臓の音が妙に大きいし顔が熱い。
自分が息をしていないみたいで慌てて深呼吸した。
Yシャツからよく知ってる匂い、キョンの匂いがした。

「……ハルヒ、その、勉強を見てくれないか?」
帰り道キョンと二人きりのときにキョンが言ってきた。
「何よ改まって、心配しなくてもちゃんと見てあげるわよ」
SOS団から赤点なんて出すのもイヤだし塾なんかに時間取られて活動がおろそかになるのもイヤだった。
「そうじゃなくて、もっと上のレベルを目指そうと思ってる」
「上?」
キョンは言いにくそうに顔を押さえながら目を合わせないようにして呟いた。
「例えば、お前と同じ大学にいけるくらい」
その意味を、理解するよりも早くキョンに抱きしめられた。
「いきなり、スマン。けど、これが俺の気持ちだ。お前と一緒にいたいんだ、この先もずっと」
トクントクンとキョンの心臓の音が聞こえる。あたしの頭は真っ白だったからそれだけはよくわかった。
意味を、ゆっくりと理解してキョンの背に手を回す。何でかわからないけど涙が出てきた。
「お、おい泣くなって!?おい!?」
キョンの匂いに包まれていた。

「……何やってるんだ?」
昨日の夜にトリップしていたみたい。後ろにお盆を持ったキョンがいた。
あたしはやっぱり頭が真っ白になっていいわけも出来ずにあうあう言っている事しかできなかった。

恥ずかしくて死にそうだった。Yシャツなんか抱きしめて、それじゃまるで、なんかもうすごい好きみたいじゃない……
「俺は気にしてない……っていうかどちらかと言えば嬉しかったぞ」
フォローなんだか本気なんだかわからないキョンの言葉に余計に恥ずかしくなった。
「しかしなんだか随分自分の世界に浸ってたな、何考えてたんだ?」
いつもだったら絶対に答えない質問だけど今日はもうどうでもよくなってた。
「……昨日のこと思い出してたのよ」
あ、キョンも赤くなった。これで引き分け?
「そ、そういえば古泉が言ってたんだが匂いと記憶が結びつくことがあるらしいぞ」
照れてるキョンはちょっと可愛かった。
「昨日のことを思い出したのはそのYシャツのせいだな」
―――そっか。じゃあ。
キョンに抱きつく。胸に顔をうずめてみた。
「な!?お、おい!?」慌てるキョンの声が真上から聞こえる。
嬉しくて、楽しくて、でも胸が苦しくて、とても一言で言い表せない。
この匂いを嗅げばいつだってあの夜のことを思い出せる。ならあの時に返せなかった言葉を今返したっていいはずだ。
「……あたしも……好き」
一瞬固まったけれどキョンの手が背中に回される。
キョンはどんな顔をしてるんだろう。見たいけど見れない。自分の顔を見られたくないから。
その分キョンに抱きつく。その匂いはあの光景とあの気持ちを思い出させてくれる。
昔のあたしは知らなかったこと、それはきっと世界でたった一つの気持ちだと思う。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 02:01:02 ID:90D7hWOa
ハルにゃんの寝息聴きながら就寝
20名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 02:05:28 ID:WmbW3fq7
>>18
なんというGJ!
>見たいけど見れない。自分の顔を見られたくないから。
ぐああああ!ハルヒかわいいよハルヒ(* ´Д`*)
おかげで良いハルキョンな夢が見られそうだ。
21名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 02:06:17 ID:aQ765Xgc
今までと違うかんじで新鮮だな。どきどきしたよ
GJ!!
22名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 02:07:57 ID:Zr/TP4Si
>>18
これはいいSS
4時間近くもなにやってんだよ・・・
これを妄想しながら寝るとしようおやすみ
23名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 02:08:24 ID:pSJlaAQG
これは萌え殺されるかと思ったぜ……GJ!
二人の雰囲気が素敵すぎるっ!!
24名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 02:08:33 ID:aQ765Xgc
ハルヒかわいすぎるー*
あああああああぉあ
25名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 02:29:41 ID:9yIQPVgg
付き合ってかれこれ数カ月、キョンの方から家に誰も居ないので泊まりに来ないか?と誘われるハルヒ
鶴屋さんに相談した所それは確実に〈禁則事項〉って事っさ、みたいな事言われて準備万端のハルヒ
という電波が来た。あとはオチが足りない・・・
26名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 03:09:11 ID:4vKi4d9O
>>18
見てる方が恥ずかしかったぞw
GJ!
27名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 03:33:32 ID:g3ELhPhE
実際にあったことをベースに、どこまで事実だったかはご想像にお任せします。

【大学受験で地元の国立大学を推薦で受けることになったキョン】

俺は、翌日に迫っている推薦試験に向け、教室に残って面接試験、口頭試問の練習をしていた。
ハルヒは横でずっとそれを眺めている。
途中で、別の教室で教師との面接試験の練習があった。
面接練習の教室まで行く途中、暇をもてあますであろうハルヒのことを気にしてしまったが、始まったら集中だ。
教師との面接練習が終わり、うまくできたと思っていたのにかなり駄目だしされたショックでへこみながらハルヒの待つ教室へ戻ると
ハルヒがどうだった?って聞いてきたから俺はまあまあだと言ってやった。
彼女の前で全然駄目だったとは言いたくないからな。
しかし、女の感ってやつは鋭いな。
そんなこと言ってどーせまだまだ下手くそで駄目出し結構されて来たんでしょと言ってきた。
その通りである。
一緒に手伝ってあげるから絶対に受かりなさいよ。と言って手伝ってくれたのはいいが
下校時刻ギリギリの7時頃になっても帰ろうとせず、教師にそろそろ帰れと言われるまで学校に残っての練習はさすがに疲れた。
同じ事の繰り返しが大切とは言うが同じ事を繰り返す事ほどつまらないモノはない。
まぁ、途中で修正は加えながらしているので完全に同じ事ではないがだいたい同じようなもんだ。
おかげで、試験の時にいうことはだいたい覚えたしアドリブも出来る自信はついた。

帰りはもう秋ということもあって真っ暗だ。
外にはほとんどの生徒はすでに下校しているので、他にはほとんど人がいない。
帰り道、いつもはつながない手をつないでみた。
拒絶されるか不安だったけど彼女はそれを受け入れてくれた。
誰も見てないとわかっていながらも少し恥ずかしかった。

別れ際にハルヒはあんた絶対に受かりなさいよ。
ずっと一緒だからね。応援してるからね。といって帰って行った。
正直、とても嬉しかったし、とても頼もしかった。

俺は翌日、緊張はしたものの面接試験をそれなりにこなした。
約2週間後の合格発表の日の放課後、教室でネットを通じ、自分の番号を探した。
そこには自分の番号があった。
それをハルヒにも伝えるとハルヒもとても喜んでくれた。
おめでとう。でも、当たり前じゃないの、私が手伝ったんだからとか言いながら。
俺は教室だというのについハルヒを抱きしめてこう言ってしまった。
ありがとうハルヒ。またずっと一緒にいような。

28名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 03:49:59 ID:1EPTQ7Ru
>>18
解体ネタ毎度乙ですGJ

>>27
ヽ(`Д´)ノウワァァン!!ウラヤマシクナンテネーゾ


一瞬隙ができたので前スレには間に合わなかったけど
新スレ>>1乙ってなわけでSS2レス投下いきます。

ド○えもんの『メロディーガス』ネタのつもりが全然わけの解らんのに化けたので
全体的にまとまり無いっつーか意味不明なのは勘弁してください orz
29SS:Sweet Sweet Hamming 1/2:2008/02/20(水) 03:50:26 ID:1EPTQ7Ru
 何だ、この空気は?

 ある日の放課後、文芸部室にしてSOS団のアジトである旧館三階の一室のドアを開けた俺は、思わず声に出掛かった冒頭の一言をやっとのことで飲み込んだ。
 以前に古泉が、この部室はとっくに異空間化している、と言っていたはずだが、今の俺は正に異空間の真っ只中にいるような心境だ。
 ただ、それがまたハルヒの仕業か、と言われると、ちょいとばかり微妙なところではある。
 確かにここ最近のあいつは妙に機嫌が良かったし、何か不満を溜め込んだ挙句に暴発させるような気配も無ければ、俺たちの想像の斜め上を衛星軌道上程の高度で突っ切るような奇天烈なイベントを企てている様子にも見えなかった。
 ただ、その、妙に上機嫌だ、というのが今のこの雰囲気の一因でもあるわけで……、というか、ハルヒが一因、ということはその原因要素がまだ他にも存在するわけなのだが――。

「ふん♪ふん♪ふふふふっ♪ふっ♪ふふんふん♪ふん♪ふん♪ふふふふっ♪ふっ♪ふふんふん♪」
 麗しの美の女神にして、癒しの上級天使である我らが朝比奈さんは、例によってメイド姿で温度計を片手にヤカンとにらめっこなのだが、
「ちゃ〜ん♪ちゃ〜ん♪ちゃ〜ん♪ちゃ〜ん♪ぱやっ♪ぱやっ♪ぱやっ♪ぱぱぱぱっぱっ♪〜〜」
 いつもと違うのは、朝比奈さんがご覧の通り鼻歌を口ずさんでいることなのだ。気のせいか、『それにしても、このメイドさん、ノリノリである』なんてナレーションがどこからともなく聞こえてくるんじゃないかって思えてしまう。
 しかし、よりにもよって、この歌とはねえ。確か朝比奈さんはハルヒに無理矢理歌わされたこの曲がトラウマになっていたような気がしたのだが、今ではもう平気なのだろうか?ちょっと意外である。

 更に意外、というか、普段通りでないのは長門であった。
 まず、読書をしていない。何の気紛れかは俺には解りようもないのだが、ノートパソコンに向かって、軽快にタイピングのリズムを奏でている。それだけならまだなんてことは無いと思えるのだが、
「……ち〜ち〜ん、ぶいぶい♪……」
 なんと、あの長門まで鼻歌である。普段のこいつを知るものならきっと信じられないことであろう。っていうか、この俺が一番信じられん。
 しかし、何か聞いたことのあるメロディだな、とか考えていた俺だったが、ノートパソコン越しの長門を見てふと思い出した。確か、コンピ研のあのゲームのBGMじゃないか、これ。
 なるほど、長門はきっとコンピ研がらみの作業を何か頼まれたとか、そういう類のことなんだろうな。これで謎は一つ解けたぜ。

 とは言え、依然として最大の謎は残っているのだ。みなさんご存知の通り、ハルヒである。
 鼻歌とも歌詞とも判断が付かない歌声らしきものを口ずさみながら、パソコンの操作をしたり、手元に開いたノートらしきものに書き込んだり、と作業に熱中している様は、まるで何かに取り憑かれたかのようですらある。
 しかも、ときたま何かに頷くように頭を振るとか、口元に拳を当てて小さく笑ったりとか、一体何だこれは?
「うふふ」
 そうそう、そんな感じの笑い方、って古泉!
「おや、どうかしましたか」
 どうもこうもない、今のお前の一撃で俺の周りに展開されていたフルーティな靄は消し飛んじまったじゃないか。どうしてくれる。
「それは申し訳ありませんでした。お詫びに僕も何か歌でも……」
 断固遠慮する。
「そうですか。それはではしかたありませんね」
 何そんなにしょげてやがる。まあ、それは置いておいて、古泉。三人とも妙な按配だが、一体何かあったのか?
「さて、それは僕にも解りかねますが……」
 そう言って古泉は両手を広げたいつものポーズで微笑んだ。
 まあいいか。何にせよ、宇宙人未来人超能力者の誰もが心配している様子も無いし、険悪とかそういうのとは真逆な雰囲気だからな。奇妙なことが起こったら起こったで、そのときになってから考えるしかないわけだし。
 俺は朝比奈さんに淹れていただいたお茶を一口啜ると、暫くの間ぼんやりとハルヒの様子を見ていた。
 しかし、何だろう、この感じは?気のせいか、目蓋がだんだん重くなってくる。さっきまでは全然眠くなかったのに、これじゃあまるで子守唄…………。
30SS:Sweet Sweet Hamming 2/2:2008/02/20(水) 03:51:02 ID:1EPTQ7Ru
 どのくらい時間が経ったのだろうか。

 気が付くと、外はもう真っ暗だった。
「キョン…………起きた?」
 目の前に、ハルヒがいる。
「みんなならとっくに帰っちゃったわよ。あんた中々起きないし、仕方ないからあたしが残っててあげたの。――もう、みっともないわね、涎垂らしちゃって…………ほら」
 ハルヒはそういったかと思うと、素早く自分のハンカチを取り出して、俺の口元を拭った。
「ほんと、キョンたら、まるで子供みたいね。さっき寝てるときの顔も、なんかちょっと可愛かったかも……」
 ガキで悪かったな。しかし、参ったな、こんなに遅くなっちまうなんて。
「こら、キョン。グズグズしてないで、とっとと帰りましょう」
 何だ、急に慌てて。おい、ハルヒ。ちょっと待ってくれ。
「うるさい!いいから早く来なさいよ!」
 解ったから、そう急かすな。

 帰り道、遅くまで付き合せてしまったお詫びに、俺はハルヒに何か食い物でも奢るハメになってしまった。やれやれ。
 コンビニかどこかで適当にお茶を濁そうと思っていたのだが、丁度目の前に石焼き芋の屋台が通りかかったのが俺の不運だった。
「へえ、焼き芋ねえ。いいわ、キョン。今日のところはこれで勘弁してあげるから」
 そう言ってハルヒは屋台のオヤジさんに一番大きいのを選んでもらっていた。何か、全然勘弁されてない気がするのは何故だろうな。
 と、すっかり懐事情の寒くなった俺の目の前に、熱々の芋が半分差し出された。
「――ほら、キョンの分、あげる」
 なんだよ。お前は半分で良かったのか?だったら、別に俺は食わなくてもいいから、もっと小さいのを選べば済んだだろうに。
「いいの。だって…………あたし一人で食べても、なんかつまんないじゃないのよ」
 そう言ってハルヒは、自分の半分を、少しずつ齧り取るように食べていた。いつもみたいに大口で一気食い、なんてのはさすがに火傷しそうで無理なのだろう。なんか、少しばかり微笑ましい光景だ。
「なによ、あんた。こっちをジロジロ見てニタニタするの、止しなさい」
 はいはい。俺は頷いて自分のを一口――熱っ!確かにこれを丸呑みは止めた方が無難だな。
「ねえ、キョン。そういえば、さっきの屋台にも『十三里』って書いてあったわね」
 ああ、『九里四里美味い』って語呂合わせだかなんか知らないけど、昔からそう言われるみたいだな。
「何か納得がいかないわ。あたし……栗よりも焼き芋の方が断然美味しいって思ってるから、何で当たり前のこと言ってんの、とか疑問に思っちゃうわけなのよ」
 そうか?栗は芋より高級、ってイメージが俺にはあるんだがな。
「大体、食べるの面倒くさいじゃないの。そもそも棘だらけのイガの中に、あんなに硬い皮があるなんて、なに様のつもりよ?」
 そういえば、ハルヒは似たような理由でカニも好きじゃないって言ってたな。でも、それは結構勿体無くないか?
「別に。そんなにイライラしてまで無理に食べることないじゃない」
 解った解った。じゃあ、今度、俺が栗でもカニでも剥いてやるから、それならお前も嫌じゃないだろ?
「えっ?…………あ、うん。――――お願い」
 やれやれ。しかし、そんな面倒くさがってちゃ、将来自分の子供に食べさせるときにどうするつもりだ?
「いいの。あたしはそーいうのは全部キョンに任せるから」
 おい待て。まさかハルヒ。お前ついでに自分の分まで俺に剥かせようって魂胆じゃないだろうな?
「当たり前じゃないの!――なによ、キョン。あんた、さっきから全然食べてないじゃない。いらないんなら、あたしが貰うわよ」
 そう言うとハルヒは俺の手から芋を奪い、平然とパクつき始めるのだった。
 やれやれ、そんなに沢山食べて、身体からほとばしるガスに悩まされても俺は責任取れんからな。
「バカキョン!……あんたって、ほんとにデリカシー無いんだから、もう」

 夕闇の中、冷たい風は容赦なく吹き荒んでいたのだが、俺は不思議と寒さは感じずに、真っ赤な顔で膨れているハルヒを見て歩き続けていたのだった。――――自分でも気付かない内に、鼻歌を口ずさみながら。





「ふえぇ、涼宮さんとキョンくんのお二人とも、古泉くんの誘導もないのに熱々なんです!(><;)」
「全くですね。まるで将来のお二方の会話そのものが聞こえてきたのかと思ってしまいました」
「……『妬芋』、あなたも食べる?」
31名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 03:51:48 ID:1EPTQ7Ru
>>29-30
以上です。次に投下する機会までにリハビリが必要な希ガス

ttp://upload.jpn.ph/img/u12086.png
ラクガキさん。それではまたノシ
32名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 03:59:08 ID:nMCbTPlr
>>27
GJwwあまいなw

>>31
GJ!焼芋食いたくなっちまった。
ところでハルヒはなんでそんなに機嫌がよかったんだ?
33名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 04:02:36 ID:OelwBV8G
>>27
GJ
甘すぎだw
これから寝るのにニヤニヤして眠気が飛んじまったぜw

>>31
GJ
殻とかを剥いてやるといいながらハルヒも裸に剥くわけかw
34名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 04:57:27 ID:6COPCXJx
そうだ。誰かハルヒのゴメンネのAAをハルビンで作ってくれよ
35名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 07:12:44 ID:mxl5TAIC
>>1もSS職人も大変乙です
ハルキョンは永久に不滅
36名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 07:27:26 ID:Ge1W9fmN
>>18
GJ!いい雰囲気だあ〜
すごい好きだw

>>27
GJw
ちょww実話?w

>>31
GJ!
長門がハミングてw
37名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 07:47:16 ID:f8ouAA/q
>>18>>27>>31
GJ!!
朝から憂鬱な気分だったけど一気に吹き飛んだよ

あ〜やはりハルキョンは最高で最強で向かうとこ敵無しだよ
38名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 08:46:37 ID:9hWPU6D2
おはるひ

>>18
GJ
匂いネタでこれはwww
キョンはどんだけフェロモン出てるんだぜ?

>>27
うらやましすぐるGJ
おまいの実話だとしたら、とりあえずオメデd

>>31
イラスト付さんお帰りGJ
全く自覚の無いハルキョンの会話がwww
みくるのぱやぱやと長門のアリナミンVのCMネタもいいな、って年いくつだ?www
39名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 08:53:01 ID:90D7hWOa
ハルにゃんおはようハルにゃん
40名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 09:11:37 ID:zM7uyJc8
おハルキョン

>>1>>18>>27>>31
皆乙!
授業中にニヤニヤしちまったぜw
41名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 09:36:42 ID:xHRVCM8O
ハルヒ「今日はお互いの団員のスケッチをするわよ!!各々ペアを組みなさい!」
キョン「朝比奈さん、俺と組みませんか?」
みくる「ええ・・でも私絵がそんなに上手じゃないし・・」
キョン「いや、俺は朝比奈さんが描きたいんです。」

ハルヒ「俺は朝比奈さんでこきたいんです?」
古泉「聞き捨てなら無いセリフですね」
キョン「でとこが違う!!」
42名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 09:47:51 ID:9043eCqN
>>41
ハルヒ「俺は朝比奈さんでこきたいんです?」
キョン「違う!!今はハルヒがいるからそんなことする必要ないだろ。」
ハルヒ「それもそうね…って、バカキョン!エロキョン!」

古泉「聞き捨てならないセリフですね。」
みくる「ふみゅー。さりげなく爆弾発言してますぅ〜」
長門「…ちっ。バカップル氏ね」
43名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 09:59:35 ID:3BDeAt+5
唐突だが、電波を受信したんで「まっがーれ↓スペクタクル(ハルヒVER)」なんてのを15分ぐらいで書いちまったんだが
リハビリがてらに投下していい?
44名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 10:00:15 ID:9043eCqN
>>43
おk
45名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 10:02:38 ID:4kjU1wZE
これは・・長門GJ
46まっがーれ↓スペクタクル(ハルヒVER):2008/02/20(水) 10:05:22 ID:3BDeAt+5
「あたしたちがなんとかしなきゃ、確実に世界はつまんないままなの。困ったものよねぇ。」
「その男は、この日常を自分にとって普通だと思い込んでいるわ。これはちょっとした恐怖よ」
陳腐な説明はいらない 変わらない現実の中で
ここで出会えた仲間達は刹那の夢じゃない 後ろめたくなんてない 楽しみを感じよう
悪いことはむしろドンと来いよ!Just a Spectacle
穏やかなる世界なんて飽き飽きしてるの
いつも後ろに仲間がいるからなんだってやれる 元気が湧いてくるのよ みんなを見ると
「考えてもみなさい。世界はこんなに広いのに、超能力者や、宇宙人、未来人みたいな不思議がどうしてあたしの前に現れないわけ?」
「あたしの仕事は世界を大いに盛り上げて、宇宙人や未来人や超能力者と一緒に遊ぶことよ!」
「信じてもらえないかもしれんが、涼宮ハルヒはただの人間なんかじゃない。もっとおぞましい何かだ」
簡単に納得できないわ 不可思議な現象はまだなの?
いつも秘密を求めながら毎日過ごすのは 非日常への興味とちょっぴりの焦燥感
笑顔見せたら無敵になるの That's a problem everyday
出来る以上の手伝いは してもらうわよ
そしてやがて胸の奥の気持ち気づいてしまったら 今まで通りで行けるか 心配になるの
「あいつが望んだからという、ただそれだけの理由でこんな事になってるわけだ」
「涼宮ハルヒは自立進化の可能性を秘めている」
「一番の謎はあんたよ」
「時間のゆがみの真ん中に彼女がいたんです」
「彼女は願望を実現する能力がある」

悪いことが起きたら守りなさいJust a Spectacle
穏やかなる世界もまあ、たまにはいいかも
いつもそばにあいつがいてくれる 疲れた顔をして もっとシャキッとしなさいよ あたしを見てよ
ずっと見ててよ
これからずっと
「どうやら俺はハルヒに正体を明かす事で世界を操作できるらしい」
「信じなくてもいいわよ。ただ知っておいて欲しかったの」
「お察しの通りSOS団団長よ。そう呼んだほうがいいでしょ?」
「行くわよ!」
47名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 10:25:53 ID:eaT1b+TV
>>1
ハルヒかわいいよハルヒ

それからSS書きさんたちも乙
48名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 10:36:04 ID:lqrypHjw
夢にハルヒが出てきてかなり良い感じになったのに目が覚めてしまったぁあああああああああああああああ
ニヤニヤの記憶もどんどん消えていくぅうううううわぁああああああああああああ
49名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 10:37:50 ID:90D7hWOa
二度寝ハルにゃん
50名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 10:58:58 ID:YedOemTp
キョンは偉大だよな。俺だったら最初のハルヒの自己紹介で全力で避けてる。
51名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 11:35:51 ID:Q+PuwfmQ
俺もそうだな。
でもなかなか引っ付きそうにない二人をニヤニヤしながら見守るのもいいんじゃないかと思うんだ。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 11:38:01 ID:eaT1b+TV
二次元の話だからな
ぶっちゃけ現実世界にいたらキョンも相当な電波扱いされることだろう
53名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 11:42:14 ID:lFnrgPiy
長門がまるで別人とか
もはやオリキャラだろ…
54名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 11:45:05 ID:HOYdFwpi
>>50
いやあれだけ可愛ければキョンのように「あれギャグ?」とか声を掛けるくらいはしてみる
で、キョンにしたと同じようにハルヒに返答されそこですっぱり縁を切る
キョンが真に偉大なのは二度目の髪型について声を掛けたこと
55名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 11:47:12 ID:eaT1b+TV
一番現実でまともなのは意外に谷口あたりだったりするんだよな
国木田もちょっとおかしいとこあるし
56名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 11:52:37 ID:pSJlaAQG
そりゃ谷口は俺たちと同じく、「外から」SOS団を眺めてるキャラだからな。
57名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 11:55:13 ID:JoXVevn+
俺達はキョンの視点からSOS団を見ているはずだが
58名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 12:00:33 ID:pSJlaAQG
>>57
もちろんそうだが、そういう意味ではなく。
59名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 12:21:29 ID:eGFGwctY
アニメのオリジナル話で、谷口・古泉視点から見たハルキョン、とかやんないかな
面白いと思うんだけど
60SS:2008/02/20(水) 12:55:22 ID:MB1Jdlx4
唐突に寿司屋ネタ。注)お下品

ハルヒ「みんな聞きなさい!なんと!今日は鶴屋さんのおごりでお寿司を食べに行くことになったわ!」
古泉「お寿司ですか。いいですね」
キョン「ちょと待てハルヒ。古泉も。良いんすか鶴屋さん。こいつは際限なく高いネタばっかり頼みますよ」
ハルヒ「失礼ね。キョン。あたしだってそれくらいの節度はわきまえてるわよ!」
鶴屋さん「いやぁ〜、知り合いの寿司屋の若大将が新しいお店をオープンするっていうんでね!
 その開店記念ってわけっさ〜。回らないお寿司が食べ放題っ!気にしないでお腹減らして来ておくれよ〜」
長門「食べ放題・・・(ゴクリ」
キョン「まぁ、そういうことならお言葉に甘えて・・・俺、回らない寿司屋なんて初めてなんでから楽しみですよ」
みくる「回らない・・・?回るお寿司もあるんですかぁ?」

寿司屋到着
鶴屋さん「さぁさぁ、みんな!じゃんじゃん食べておくれ!」
ハルヒ「若大将!あたしトロ!大トロよ!」
キョン「なら俺はヒラメで」
みくる「じゃ、じゃあ、タマゴをお願いします」
古泉「それでは僕は河童巻きを頂きましょうか」
長門「・・・白子の軍艦巻き」
鶴屋さん「ほほぉ〜、長門っち。白子だなんて通だねぇ」
キョン「長門。白子ってなんだ?」
長門「白子とは、主に魚類の精巣を食材とする際の呼び名。タラ、アンコウ、フグなどの成熟した白子は味が良いとされる」
キョン「なにっ!ということはソレは魚の(ピー)だというのか!?
い、いかん長門!いくら魚類のものだとはいえ、年頃の女の子が(ピー)を口にするなど・・・――うぼぁぁあ!?」
ハルヒ「こんっのエロキョン!食事中になんてこと言い出すのよ!」
みくる「あ、白子っておいしいですねぇ。トロッとしてて濃厚で・・・」
キョン「だ、ダメです!朝比奈さん!(ピー)でお口が汚れ・・・――ぬあっ!?は、離せハルヒ!」
ハルヒ「い・い・加・減・にしなさいよぉ・・・とりゃあ!!」
キョン「がはぁ!?つ、ツームストン・パイルドライバーってお前どんだけマニアックなんだ・・・(がくっ」
61名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 13:23:56 ID:s36ESo2V
ハルにゃん可愛すぎて夜も眠れない
62名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 13:46:45 ID:xDNkPh8b
ツームストンwwwwwwwww
せめてラストライドで勘弁してあげて
63名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 14:09:24 ID:MB6lttbR
夜はゼブラーマンになるハルにゃん
64名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 14:19:43 ID:OelwBV8G
亀だけど>>41
ボンボン坂高校のヒロミとナルシスと正太郎の会話だよね?
久しぶりに思い出してウケたよw

>>63
キャットウーマンでも可
65SS:2008/02/20(水) 15:15:13 ID:ri81oA5E
並木道を歩くとオレンジ色のやわらかな木漏れ日が射してきた。
なぜだろう、あのありきたりな―でも好きだった―日常が昔のことに思えるのは。

頼りがいのある男には見えないだろう。今日もさんざん振り回されっぱなしだったな。
「俺、おまえを守りたい」
気がついたらつぶやいていた。いや、多分ずっと言いたかったのだ。この言葉を。
ふいをつかれて
「あんた何言ってんのよ?頭大丈夫?」
「………」
寄り添う彼女の顔が少しほほ笑んだような気がした。そして、彼女は突然走りだした。
「ちょっと!早く来なさいよ!」
「はいはい」
彼女の元へ行き、そして手を握った。
真っ赤になった顔をして彼女は俺を見たが俺はわざと知らないふりをした。
ゆっくり、ゆっくり歩き始めた。彼女に会わせているのではない、
ただ少しでも一緒にいたいから―。

山吹色だった空もすっかり赤く染まっていた。川沿いの道を歩いていると、
「ねぇ、何かしゃべりなさいよ!」
相変わらず顔は赤いままだ。
俺は彼女の顔を見つめた
「………」
彼女の顔がさらに赤くなるのがわかった。
「もう、ばか!」
彼女は抱きついて言った。
「好き―」
66名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 15:49:54 ID:MB6lttbR
いいキョン?あたし達は宇宙人、未来人、超能力者その他大勢を含めた不思議現象を
銀河の果てまでも追及する世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団、即ちSOS団なのよ!
世間一般の地べたで貧しくその日の糧をやりくりしているサラリーマンなんかをうちの団から出しては
ゴク潰しもいい所だわ!
67名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 16:28:21 ID:I8X9M2wn
>>31
芋小さいなオイ
68名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 16:31:18 ID:nYfmXTlf
サンデーの絶チルの4コマではるにゃんパロあったけど
平野つながりで書いたんだろうな
69名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 17:01:25 ID:nMCbTPlr
>>68
kwsk
70名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 17:13:45 ID:90D7hWOa
ハルにゃんの服洗濯してあげたい
71SS:2008/02/20(水) 17:15:16 ID:ri81oA5E
>>70
臭いよ?w
72名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 17:22:10 ID:LMrIFPTt
>>71がそれをお題にSSを書くと言ってくれたw
73名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 17:26:33 ID:UTjwXjKZ
>>18のキョンver.かw
74名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 17:32:02 ID:MB6lttbR
キョン、罰としてあたしの制服と下着洗いなさい!と洗濯板と桶をキョンに押し付けるハルヒ
75名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 17:33:31 ID:ri81oA5E
>>72
五分考えて、挫折orz
76名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 17:47:11 ID:hXR2LI+s
某使い魔みたいだな
77名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 17:50:59 ID:LMrIFPTt
いや、むしろ臭うから、と遠慮するハルヒに対して妙に積極的になったハルヒが
「汚したのは俺の責任だから」と洗おうとする展開が見えた。
え?何で汚れたのかって?それは二人で着たまま<禁則事項>したからに
決まってるじゃないかqあwせdrftgyふじこlp
7877:2008/02/20(水) 17:52:02 ID:LMrIFPTt
すごい間違えた。積極的になったのはキョンの方だった。すまん。
79名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 18:04:59 ID:MB6lttbR
地底大陸か何か地底に隠された人知を超えた代物を発見するために
これ又いつものハルヒの思いつきでSOS団が
たった五つのスコップで学校の裏庭の中心から掘りまくる電波を受信した。
80名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 18:09:16 ID:9hWPU6D2
>>79
ちょwwwそれ今俺が書いてるネタwww
81名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 18:09:23 ID:rvDP3BK6
ツガノガク版のハルヒってちょっと髪長くね?
入学当初ほどではないが、セミロングっていえるほどの気が
82名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 18:36:49 ID:UTjwXjKZ
流れ読まずにすまん、以下にSSを投下します。
11レスほどの予定。もしレス数間違ってたらすまない、途中で補正する。
83名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 18:40:20 ID:hYZo3bRh
>>81
読んでないから詳しく分からんけど
・消失の「ぉが」をポニテでする、というオリジナル展開
・ハルヒの散髪、というオリジナルエピソードをする
ために少しずつ伸ばしてるとか。
84名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 18:41:48 ID:UTjwXjKZ
…と思ったんだがすまん、何か長すぎる行があるらしいorz
手直しする。というかとりあえず吊ってくる
85名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 18:52:07 ID:1d6cJvRs
>>84
画面の前で待ってるぜ
マジすまん! これで大丈夫…のはず。
特に誰も覚えてないかと思うけど、前スレ>874〜の者です。その節は申し訳なかった。そのためにちょっとこれの投下自体を躊躇ったが、逆にみんなの鬱を最終的に晴らすためにもちゃんと書き込むことにした。

<<注意!>>
 途中少々暗め(シリアス)なシーンも経由するので、そういうのが苦手な人にはどうかスルーをお願いしたい。ご迷惑をおかけします。(最後はもちろんハッピーエンドです)

↓↓↓


 
 ハルヒとの同棲生活を始めて、もう七年程が経つ。
 
 
   □□□□□
 
 
 高校時代のハルヒ教官によるスパルタな補修のおかげか、俺たちは二人とも東京の大学へと無事進学を果たした。といっても、基礎学力そのものがそもそも全く異なっていたので、同じ大学とはいかなかったが。
 ハルヒは片手間に俺と同じ大学も一緒に受験し、もちろん合格して、何故か最後までこっちに来ると言い張っていた。しかし俺が必死に説得し、それを思いとどまらせた。
「いいかハルヒ、そりゃ確かに大学での勉強ってのは、学校そのものに拘わらず自分自身の努力による比重が割りに大きいかもしれんが、やっぱりレベルの高い大学の方が学べる幅や人との出会いも広がるだろ。
その方が、お前の求めているような不思議だって見つけ易いかも知れないじゃないか。それに俺なんかのレベルに合わせてお前、その先一体どうするつもりだ? 
就職するにしたって、大企業なんかじゃ未だに学歴重視な部分もあるみたいだし、下手すればこれはお前自身の一生を左右しかねない問題なんだぞ?」
 
 それでもハルヒは最後まで頑なに首を縦に振ろうとしなかったが、俺の真摯な訴えがどうにか届いたのか、結局しぶしぶながら了承した。ただし一つの条件の下に。
「…あんたがそこまで言うんだったら、もう、分かったわよ…。でもそれだったら、一つだけお願いがあるの」
 ハルヒはそこで一旦言葉を切った。
 なんだよ、唐突にかしこまったりして、珍しい。いつもずかずかと無遠慮に命令ばかりしてくるお前らしくもないな。言ってみろよ。
 俺が言うと、ハルヒはやがて躊躇いがちにおずおずと口を開いた。
「あのね…、二人で一緒に、ルームシェア、しない?」
 
 ……。
 …は!? 二人でルームシェアってまさか…お前と、俺がか!?
 ハルヒのその言葉を俺の頭が理解するのには、数秒を要した。どうか聞き間違いか俺の勘違いであって欲しかったのだが、果たしてハルヒは俺の言葉にこっくりと頷いた。それも何故か頬を赤らめながら。
「だ、だって、そうすればまず家賃が半分で済むじゃない! 幸い学校だってお互いそんなに離れてないんだし。家事なんかも分担出来て、一石二鳥でしょ? 
あんたなんてどうせ家事とか一切出来ないんだろうから、まぁこのあたしが少しくらい手伝ってあげないこともないわよ。それにあたしたちなんて今更遠慮したり、気使うような間柄でもないんだから気楽でいいじゃない。だからさ…」
 ハルヒはまるでその所以を予め準備していたかの様に、さっきまでとは打って変わって何やら早口で捲くし立て始めた。
 
 そうして、今度は俺が決断を渋る番とあいなった。
 ハルヒはお願いなどと言っておきながらも、それだけは絶対に譲れないなどとぬかしだす。何だそれは。
「おいおい、待てよ。お前、自分の言ってる事の意味分かってんのか? 俺たちはまがりなりにも男と女なんだぞ? そりゃ家賃はお互い軽くなるかも知れんが、それにしても同じ部屋で暮らすなんてなあ…。
第一、うちの親も、お前のご両親もそんなの許す訳がないだろう」
 ハルヒはしばらくの間、黙って俯いたままそんな俺の言葉を聞いていたが、ややあって俺の方へと顔をキッと上げて言った。
「だったら、一緒にお互いの親の所へ訊きに行ってみましょうよ。これ以上あんたと二人だけで話してても埒が明かないみたいだし、その答えを聞いてから判断しましょう。それでいい?」
 唐突なハルヒの、嫌にキッパリとしたその態度の変化に俺は一瞬動揺してしまい、思わずそれに同意を返してしまったのだった。
 
 ――その後の結果は、俺にとっては正しく驚愕に値するものであった。
それというのも、俺の両親もハルヒのご両親も何故か一様に古泉の様なニコニコ顔を浮かべて、俺たちの持ち出した案件に対して思案気な素振りを微塵も垣間見せずに、ごく当然の様に快諾したのだ。
 一体、俺の目の前では何が起こっているんだ? まさかハルヒの奴の、例の奇天烈パワーがまた復活したとでもいうのか? 
 おい古泉、元SOS団きっての解説係りは何やってるんだ。もしこの俺たちの親に特殊メイクでもしてなりすましてるんなら、さっさと説明でも何でも始めやがれってんだ。
 
 ハルヒもなにやら話し合ってる最中、始終ニヤニヤと笑い、俺の方へと「だから言ったじゃない」とでも言いた気なツラを向けていた。
 俺は驚きのあまり茫然自失となってしまい、会話には途中から生返事しか返せなくなっていた。
 そして俺が呆気にとられている内にもあれよあれよと話は進行していて、そのうちにお互いの親同士も連絡を取り合って何やら嬉しそうに挨拶などし始め、ハルヒももちろんそれに調子よく便乗しやがり、
俺が反論する隙も見出せぬままに、気付けば俺とハルヒが同じ部屋で暮らすということは既に雰囲気的に決して覆せない決定事項となってしまっていた。
 やれやれ。もう、好きにしろよ…。
 
 
   □□□□□
 
 
 そうこうしている内にもいつの間にか、辺りに緑が芽吹き始めて新しい春が訪れ、俺たちは引越しの準備に取り掛かった。
 
 俺たちの新しい部屋は結局、都内にある2DKを間借りすることにした。
 二つの七畳間はダイニングを挟んで向かい同士に離れていたので、お互いのプライベートもある程度は守れる。これが俺からの最大の譲歩だった。
 炊飯等の家事はルールなどきっちり決めてかかる様なこともなく、俺たち二人は何となくその場その場のアドリブで行い、互いに至らない部分を、気が付いた時に補い合っていた。
 それまでにも濃い付き合いをしてきた俺たちには、双方の日常的な思考回路が手に取るように把握できていたので、特別口うるさく言わずとも、そんなペースがしっくりと馴染んだのだった。
 
 俺たちはそれぞれの大学生活やアルバイトなどに日々勤しみ、毎日を明け暮れていた。
 お互いに授業のコマが空いた時間には部屋でゲームをしたり、気が向いたら二人で外に食べに出掛けたりした。
 周囲は当然、そんな俺たちの事を恋人同士だと考えていたようだ。しかし俺たちの間にそんな甘いような一時は、実際は少しもなかった。
 俺たちはただ双子の兄妹の様に、元より一緒に居るのが当たり前な家族然として、共に暮らしていただけだった。
 
 引っ越す以前に懐いていたような、未知の生活に対する捉えどころのない不安はいつしか綺麗さっぱりと俺の中で氷解し、そんなものをことさらに考える必要なんて、実はどこにもなかったのだと思った。
 俺が笑いかけると、いつだってハルヒも笑顔を返してくれる。俺はそんな毎日の生活に安心感を懐き、それと同時に、今あるお互いの関係にどこか慢心していた。
 だからそうしている内にも、その笑顔の裏で徐々に進行していたハルヒの気持ちの変化に、俺は気付いてやれなかったんだろうと思う。
 
 
   □□□□□
 
 
 そんな生活を二年程つつがなく送っていたある日のこと、ハルヒが酔っ払って朝帰りしてきた事があった。
 
 俺たちはお互いの予定ひとつひとつにまで干渉することはなかったので、その前の晩からハルヒがどこに出掛けていたのか、たまたま俺は知らなかった。
 時刻はとうに午前零時を回っていた。おかしい、と俺は思った。この二年間、特別な理由も無くハルヒがこんな遅くまで帰ってこなかった事はなかったのだ。
 何か事件や事故にでも遭っているんじゃないだろうか。いくらあのハルヒだって、今はあくまでも一介の女性に過ぎないんだ。もしハルヒの身に何かあったりしたら、取り返しがつかないかもしれない。
 俺はそんな不安に駆り立てられ、いてもたってもいられず、電話をかけたり、ハルヒの所属する大学の学部校舎の辺りにまで出向いて探し回った。
 しかし電話はどれだけ掛けても繋がらず、学校にもハルヒらしき姿は終ぞ認められなかった。
 
 やけに嫌な冷や汗が、背中を伝って落ちてゆく。この悪寒を俺は知っている。あのクリスマスも間近に押し迫っていた冬の日、ハルヒが俺の背後の席から忽然と消え失せてしまった時と同じ感覚だ。
 何か、他に手掛かりはなかったか? 朝の会話でハルヒは何と言っていた? 話の中でどこかに出掛けるといったような内容は無かったか? ハルヒの親しくしている知り合いは? ハルヒが一人でよく行く場所は?
 …俺は愕然とした。何一つ思い浮かばない。俺は、これだけ長い間を共に過ごしてきたハルヒの事を、何一つ知ってはいなかったのだとにわかに気付かされた。
 そして俺たちが共同生活の中で一緒に築いてきたのだと思っていた関係が、どれだけ薄っぺらで一面的なものだったのかを。
 
 丑三つ時を過ぎたあたりで、俺は肩を落として家に帰宅した。もしかしたら、ハルヒが入れ違いで帰ってきているかもしれない。
 しかし家の扉を開けた瞬間、俺のそんな儚い期待は脆くも崩れ去った。部屋は依然として真っ暗で、がらんどうなままだった。
 この二人分の部屋を、こんなにも広く感じたのは初めての事だった。未だ引っ越してきて間もなく、何の荷物も無かった頃の空間以上に、その時の俺には茫然と開けて感じられた。
 目の前では不確かな暗闇が、ひっそりとその口を開けて俺の来訪を待ち受けている。そして俺は靴を脱ぎ、その中へと歩を進めて侵入する。そこは、つい数時間前までとは気配が一変しており、最早俺の知っている自分たちの部屋ではなかった。
 俺は電気を付ける気力すらままならずによろよろとダイニングのテーブルに就いて、肘を付き額を両手で覆った。
 ハルヒが帰って来たときには、俺はここで待っていて、あいつを出迎えてやらなければいけない。俺は自分にそう言い聞かせて、自分の内より浮かび上がってくる絶望と恐怖とを必死に押さえ込みながら、じっとその場に居座っていた。
 
 
 
 
 それからどれだけの時間が経過したのだろうか。
 やがて気付くと、窓の外はうっすらと蒼く滲み始め、部屋の中をささやかに照らし出していた。どこからか小鳥たちの鳴き声も聞こえてくる。
 その時不意に、ガチャガチャ、と玄関の方から開錠してドアノブを回す音が聞こえた。
 俺は身を起こしてしばしそちらの方へと目をやり、扉がギギィッと音を立ててゆっくりと開き始めたのを認めるとその場に立ち上がって、その方向へ一歩、二歩、力なく近寄った。
 
 扉が人ひとり分ほど開いたところで、その隙間からハルヒが俯きがちに身体を滑り込ませて玄関に入ってきた。
 そのまま自らのすぐ横にある壁面に片手をつき、何やら数秒間その場に黙って佇むハルヒ。その背後で扉が、きしんで重苦しい音を上げながらバタンと自動的に閉じてゆくのが見えた。
 酔っ払っているのが一目で分かる。顔を赤くしてフラフラと不安定に身体を揺らしながら、やがて靴を脱いで部屋に上がってくる。
 酒の臭いがツンと鼻をつく。そしてハルヒは目の前にいた俺の存在に、そこでようやく気が付く。目の焦点も合わずに虚ろな瞳を俺の方へと向けてくる。
 
 俺の中には安堵の気持ちと共に、次第にふつふつと怒りが湧き上がってきた。
 俺は一晩中こいつの事を心配して、不安な気持ちで一杯だった。だというのに、こいつのこの有り様はなんだろう。
 こいつは俺の気も知らずに、ただどこかで呑気に遊んで帰ってきただけじゃないのか。それも俺の知らない、誰かと。
 
 そう思った瞬間、今まで当たり前にあった二人の穏やかな生活を壊された様な感覚に陥り、俺はそんなハルヒに対して、思わず声を荒立ててしまっていた。
 お前はこんな時間まで何をしてたんだ! 一体どこに泊まってきたんだよ! ずっと誰かと酒でも煽ってたってのか!? この馬鹿野郎、だったら一言連絡くらいしやがれ! お前、今まで俺がどれだけ心配してたのか…。
 俺はそこまで畳み掛けると不意にハッとして、ハルヒの顔を見た。ハルヒは目にうっすらと涙を浮かべて俺を睨みつけていた。
 やばい、言い過ぎたか、と思った瞬間、ハルヒも爆発した。
「何であんたなんかにそんな事いちいち言わなきゃいけないのよ、ゴチャゴチャとうるさいわね! あたしが外で何やってようと、あんたには関係ないでしょうが! あんた、あたしの何だっていうの!? 旦那にでもなったつもり!? 
あんたの方こそ馬っ鹿じゃないの!? あんたに、あんたなんかに…!」
 そう言って泣きじゃくりながらながらハルヒは俺の胸を、拳の横でドンドンと殴りつけてきた。何度も、何度も。俺の心の扉を激しくノックするかの様に。
 
 ハルヒは様々な言葉を駆使して俺をがむしゃらに罵倒し続け、その勢いに任せて、でもどこか弱々しく俺を殴打した。俺はしばらくの間、黙ってそれらをこの身にじっと受け止め続けていた。
 しかし、それに対する肉体的な痛みなんてほとんど感じなかった。その時はそんなものを感じている余裕なんてまるで無かったから、きっと痛覚が麻痺していたのだろう。
 そんなことよりも、ただ何よりハルヒの声が、言葉の一つ一つが、そして今までどこか見えない場所でずっと耐え続けてきたのであろうその痛みが、その時ようやく俺の中にまで響いてきて、それが俺の胸の奥をキリキリと固く締め付けた。
 やがてハルヒの声も、拳の力も徐々に静まってきた時、俺は自らの腕を大きく開いて、ハルヒの小さな身体をぎゅっと包み込んだ。 
 ハルヒは腕の中で一瞬身を震わせたが、俺の胸部に向かって圧力を加えながらも、そこでまだ何事かを呟き続けていた。
 耳をすませたが、その声は嗚咽にまみれていて、最早言葉としての体を成してはいなかった。
 そして次第にハルヒの身体は力を失って崩れ落ち、俺もそれに伴ってその場にしゃがみ込んだ。
 
 
 
 
 俺はハルヒを抱きしめながら暫しの間、いつかの閉鎖空間での様に自分自身の感情と向き合い、自問自答していた。
 
 何だって俺は、あんなにもハルヒの身を懸念し、躍起になってハルヒを糾弾しようとしたんだ? 確かにハルヒの言う通り、ハルヒが外で誰と一緒に居て、何をやっていようと俺には実際関係なんてないじゃないか。
 俺とハルヒの関係? 元クラスメイト、元SOS団の団長と平団員、そして今はルームメイト。事実、それだけだ。別に恋人同士なんかじゃない。そしてそうなりかねない様な既成事実を作ったためしもない。
 だからたとえハルヒが今日の様に酒の匂いを漂わせながら朝帰りしてきたところで、俺の知らない場所で誰と何をしていたって、文字通り俺の知ったことではない。それは、あまりにも単純で明快なプロセスを経た先に導き出される結論。
 
 でも…それでも。俺の知らないハルヒの一面がある。俺に見せない顔を、俺の知らない他の誰かに対して見せている。
 今までそんな事をどうとも思ったことはない。しかしその事実が、今はなぜだか目の前に大きく立ちはだかり、俺を無性に苛立たせた。
 そもそも自分とは違う方の学校への進学を勧めたのは俺だ。ハルヒを自分から遠ざけようとしたのはこの俺だ。それは、そんなことは自分でも十分に分かっている。でも何故だ? どうして俺はそんな真似をした?
 だからといって別に、説得した言葉の内容自体が間違っていたとは今でも思わない。しかし、その表面的な言葉の奥に、本当はもっと別の理由があったんじゃないのか?
 
 俺とハルヒは高校生活の三年間、学校の中では片時も離れる事がなかったと言っても過言ではないだろう。日中は同じクラスの前後の席という位置関係が常に不動のものだったし、放課後はSOS団の活動へと共に身を費やしていた。
 それに加えて受験が近づいてからは帰宅後ですら、どちらかの家で二人で勉強して過ごしていた。
 そうやってハルヒがあまりにも自然に、ずっと近くにいたからこそ、逆に俺はたまにこいつの姿を見失って、徐々にその存在を上手く捉えられなくなっていった。灯台下暗しってやつだ。
 だから俺は反射的に、一旦ハルヒと少し距離を置こうと感じたんじゃないだろうか。一歩身を退くことで、俺の視界の中に再びこいつの姿がちゃんと映るようにと。
 そしてこれは自惚れの思い込みかもしれないが、それに対してハルヒはそれでも俺と離れたくない、二人の関係をみだりに絶ちたくないと思ってくれたのではないだろうか。だから、こうして無理矢理同棲まがいの暮らしをしようと提案してきたのだと。
 別に俺は、仮にお互い別々の暮らしを始めていたとしたって、元よりちゃんとこいつの事は定期的にかまってやるつもりでいたんだがな。
 
 やがて、この生活を続けていくなかで俺は徐々に錯覚していった。この部屋に一緒に住んでいる限り、ハルヒはどこにも行ったりはしない、と。
 本当は、その扉の向こうにだってハルヒの所属する他の世界が広がっているはずなのに。
 根本的な問題は何一つ解決していないというのに、俺たちは平和な日々の生活を送っているから大丈夫なんだ、という幻想を自分の中に持つことでそれを覆い隠し、俺は自分の気持ちを誤魔化し続けていた。
 
 その根本的な問題とは何か。それは、俺たちは形は変われども距離的にはずっと近くに居続けていたのに、二人は決して、触れ合ってはいなかった、という事だ。
 この部屋の中でずっと共同生活をしていたにも拘らず、いやだからこそ、俺は逆にどんどんハルヒに対して無感覚になっていた。
 触れると、そこには隔たりが生じる。距離がある。痛みがある。だからお互いが傷つけ合わないようにと、ただこの二人の生活を壊さないようにと、俺たちは自ずと触れ合わないようなスレスレの距離感をお互い感知していたのだろう。
 でも、もう触れ合う事を恐れちゃいけないんじゃないだろうか。俺たちは痛みを伴って傷つけあったとしても、お互いにちゃんと各々の存在としての隔たりを、その距離を認め合い、見つめ合い、互いに向かい合うべきなんじゃないか。
 
 そして、誤魔化し続けていた自分の気持ちとは…。
 
 …ああ、そうか。
 そこで俺ははたと気が付く。
 俺はただ、ハルヒの事が好きだったんだ。それも、きっとこいつが俺の背後で妙ちきりんな自己紹介をしたあの瞬間からずっと。
 認めてしまえばしごく自然で単純な事だった。何で今まで気付いてやれなかったんだろう。何で俺は、ハルヒがこんなになっちまうまで、自分の気持ちから無意識に目を背け続けていたのだろう。
 
 やはり俺は、ハルヒの方へちっとも目を向けてやってはいなかったんだな。ずっと、こんなに近くに居たっていうのに。
 もしかすると今更もう、正直に心を打ち明けて謝ったとしても、ハルヒは許してはくれないかもしれない。ハルヒの失ってきた気持ちを、そしてそれに伴った痛みを、取り戻すことは既に叶わないのかもしれない。
 それでも俺は、今この瞬間から、この場所から、ハルヒを求めようと思った。追い求めて、ちゃんとハルヒの事を見据えてそこへ向かってゆこうと思った。そしていつか、互いに向かい合いたいと思った。
 
 
 
 
 ハルヒは俺の腕の中で、いつの間にか沈黙を保ったままくたりとその身を任せてきており、時折鼻を啜り上げる音だけが周囲に響いていた。
 俺はより一層この身をハルヒの方へと寄せて、こいつを包み込む。まるで親鳥が卵を暖めてやるかのように。また逆に、ハルヒの暖かさをこの身にも感じ取りながら。
「なあ、ハルヒ。聞いてくれ」
 …無言。
 しかしハルヒが、俺の言葉を聞き逃さぬようしっかりと耳を傾けているという事が、ピンと張り詰めた空気を通じてこちらに伝わってくる。
 
「俺はさ、きっと恐かったんだと思うんだ。近づき過ぎて逆にお前を見失ってしまったり、触れ合って傷付け合ったりしてしまうことが。
ずっとお前と正面から向かい合って、関わろうとすることを先送りにして、それから逃げ出そうとしていたんだ。…卑怯だよな、本当に」
 ハルヒはやはり何も言わない。俺は、この胸に伏せられているハルヒの頭部へと顔を向ける。
 
「でも今日、お前が帰ってこなかった時間の中で嫌ってほど思い知らされたんだ。俺が、お前をどれだけ必要としていたのかを。お前を、どれだけ求めていたのかを。だから痛みなんかを恐れずに、お前と触れ合ってゆきたいと思ったんだ」
 まだ薄暗い部屋の中には、ただ俺の声だけが朗々と響き渡る。
「今になってようやく気付いたよ。俺は、お前のことが好きだ、ハルヒ――」
 
 やがてハルヒは、俺の方を見上げた。その顔は涙でくしゃくしゃに崩れてしまっている。でも今の俺は、そんなハルヒも可愛らしくいとおしいと思ってしまう。
「こんなに、遅くなっちまった。ずっと、お前のことを待たせていたんだな。ごめんな」
 ハルヒはその瞳を潤ませながら、口を開こうとする。
「キョン、あたし…」
 しかし言葉がそこで途切れてしまって、それ以上続かない。
 俺はそんなハルヒにこの顔を近づけて、目を閉じながらその固まったままの唇の上に、そっと自分の唇を重ねる。いつぞやの一件以来、二度目のキス。もっとも、こいつにとってはファーストキスなんだろうが。
 
 止められた時間。暫し、俺たちの周囲にだけ訪れる静寂。柔らかな陽の光の反射によって浮かび上がる、空気中の塵の舞い。俺たちの、閉鎖空間。
 やがて俺が目を開けて唇をゆっくりと離すと、ハルヒは目を閉じたまま力なくその首を下方へと傾け、再び俺の胸の辺りにすとんと額を押し付ける。しばらくして、また小さな嗚咽と共に、ハルヒの擦れた声が聞こえてくる。
「あたしも…、キョンが好き。…大好き。絶対に離れたく、…ない」
 身をかすかに震わせながら、ハルヒは言う。俺はその振動を止めようとするかの様に、何も言わずにまた力強くハルヒを抱きしめた。
「キョン、あたしね、あたし…、ずっと、キョン…」
 ハルヒはそれからも長い間、しゃくり上げながらも言葉にならない言葉を吐き出し、暖かな涙で俺の胸を濡らし続けていた。
 
 
 
 
 その日、俺たちは初めて一つになった。
 ハルヒはまるでマシュマロの様に柔らかく、水風船の様に弾力があり、熟れた果実の様に瑞々しく甘露で、俺たちは今までの時間の空白を埋めてゆくかの如く、互いに無我夢中でむさぼり合った。
 窓から射し込む鋭い朝の斜光が、ハルヒの肌の上で艶やかに照り返され、そこを淡い桜色に染め上げていた。
 ハルヒはカーテンを閉めて欲しいと求めてきたが、俺はハルヒのそんな、小さな花びらの様に、か細くはにかんだ姿をずっとこの目で眺めていたかった。
 そして俺はその上に覆い被さりさがら、幾度となくハルヒの中に潜り込み、そこで自分自身の存在をハルヒに対して荒々しく突き立て、誇示し続けた。
 ハルヒも苦悶の表情をその顔に浮かべながらも俺の腕を痛いほどに固く握り締め、爪を立ててこの背を抱き、俺の猛りをその身にしかと受け止めてくれた。
 俺たちは四肢を絡め合い、身を溶かし合い、何度も何度も交わり合った。
 いつしかお互いが燃え尽きて、果てながらもただじっと抱きしめ合う時まで、俺たちはずっとそうして貪欲に求め合い続けていた。
 
 
   □□□□□
 
 
 あの日からちょうど五年が過ぎた今日、仕事が終わった後の俺は、とあるホテルの約半フロアの面積を占めるこのレストランへとハルヒを招待していた。
 
 俺は大学卒業後、そこそこの会社に就職し、毎日を追われる様に働いている。
 ハルヒは自分の大学での研究が思いのほか性に合っていたらしく、今やその道の博士課程へと進んでいた。将来はその分野に於ける一角の研究員を目指しているそうだ。
 
 俺が、自身の傍らを隔てているガラス張りの仕切りの、その向こうに広がるパノラマの夜景を眺めて待っていると、やがてハルヒがウェイターに連れられて入り口の方から姿を現すのが、鏡面に反射して描き出された虚像から窺えた。
 俺がそちらを振り返ると、ハルヒは見覚えのない、純白のシルクのドレスに身を包んでいた。おいおいそんなもの、今まで一体どこに隠し持っていやがったんだ。
 
 ハルヒはウェイターの案内で俺がここに居ることを確認すると、俺の正面の席につかつかと歩み寄ってくる。
 そして俺の顔を一瞥してから、スカートの膝の裏の辺りを手で押さえつつ、椅子に腰掛けた。どことなく幾分、緊張の面持ちのようにも見える。
「どうしたのよ、いきなり。こんな所に呼び出したりして」
 事前に想像していた通りのしかめた仏頂面で、でもそう言いつつもどこか期待に胸を膨らませている様な、何かに怯えている様な、そんな複雑な表情を浮かべていた。
 
「まあ、今日が何の日なのか覚えてくれてたのはもちろん嬉しいけど…。でも、ここってすごく高そうな場所じゃない? あんたの安月給なんかで大丈夫なの?」
 いかにも心配そうに尋ねてくるハルヒ。やれやれ、かつては毎週毎週俺の財布の中から散々金をふんだくって巻き上げていた張本人からとは思えない程の、有り難いお言葉を頂戴しちまったね。身に余る光栄ってやつだ。
 本当に人ってのは、時間と共に移り変わってゆくものなんだな。今のお前の爪の垢でも、あの頃のお前自身に煎じて飲ませてやりたいくらいだよ。
 しかし、出会った頃のハルヒと今のハルヒ、きっとどちらが本当のハルヒというものでもないのだろう。
 ただ、気付けばもう十年来の付き合いとなった俺だから言える。それでも本質的な“ハルヒらしさ”みたいなものは、その奥底でずっと変わってはいない、と。
 
「そんなこと、いちいち心配すんな。…しっかしお前もせっかくのこんな機会だってのに、いきなりムードもへったくれもない言葉から始めるもんだね」
 俺は呆れぎみにハルヒに言う。
「あら、そういうあんたのその科白だって十分に雰囲気ブチ壊しよ。ふふ、ちょっとは社交界のマナーやエチケットってものを学んだらどうなの?」
 そう軽口を叩いて、俺たちは互いに小さく微笑み合う。こんな場所でも、いつも通りの犬も食わない様なやり取り。俺たちには、やはりこんな気取ったシチュエーションは似合わないのかもな。
 
 
 
 
 その後、お互いの今日の出来事、最近耳にした風変わりな噂、いつだったかの昔話、そしてこれからの事などなど、何やかんやと取り留めもなく話しながら、次々と運ばれてくるディナーコースを順調に消化してゆく俺たち二人。
 そして最後の一品を平らげると、俺たちはしばし過去の過ぎ去った日々の思い出に想いを馳せて、そのイメージの中に浸っていた。
 
 するとハルヒが、ふと思い出したように声をかけてきた。
「あ、そうだ。ねえ、これ」
 何でもなさそうにそう言って、持参していたバッグの中から小さな包みを取り出す。
 俺は手を伸ばして、それをハルヒの手から受け取る。
 
「今、開けてみてもいいか?」
 ハルヒは笑顔で頷き、肯諾する。
 注意深く包装紙を剥がしてゆき、その奥に覆われていたケースの蓋を開けると、中には腕時計が入っていた。
 俺はそれを認めると、ハルヒに向かって礼を述べる。
「頑張って選んであげたんだから、大切にしなさいよ」
 そう言ってハルヒは、眉を立てて得意気な、悪戯っぽい表情を浮かべる。
 
 そして俺は刹那の俊巡の後に、予めシミュレーションしていたシーンの具体化を開始する。
「なあ、お返しと言っちゃあ何だが、実は俺もお前にちょっとしたプレゼントがあるんだ」
「ん、本当? ありがとう」
 そう言ってハルヒは優しく目を細め、その顔をいかにも嬉しそうにほころばせる。
 俺はスーツのポケットの中から、用意していた小箱を取り出して、テーブルの上でハルヒの目の前に示すと、その上部を開く。
 給料三か月分…にはちょっと届かなかったが、それでも一応、数十万円相当はする代物だ。こいつのおかげでここしばらくの俺の小遣いなんてものは、すっかり底をつきっぱなしだったよ。
 
「ハルヒ、結婚しよう」
 
 そう言った瞬間、俺は何だか無性にきまりが悪くなってしまって、視線をハルヒの咽元へと落としてしまう。ああ、どうせ俺はヘタレだよ。何とでも好きに言え。
 そして俺は事前に束の間の深呼吸してから、一息に言葉を吐き出す。
「ずっと一緒に居て、お互いに支えあってゆこう。俺はこれからも、苦しい時や辛い時、ハルヒに傍にいて欲しい。そしてお前の懐く苦痛や悩みも、頑張って癒してやりたいと思うんだ。…お前は、どうだ?」
 直球ド真ん中。シンプルかつオーソドックスで独創性にはやや欠ける内容。その分逆にちょっと気障ったらしくなり過ぎたかもな。やれやれ、こんなのは自分たちには似合わないと、つい先ほど自分自身で思ったばかりだってのにね。
 ややあって、俺はその返答を伺おうと再びハルヒの顔を見やる。
 
 フリーズ。
 しかし、これまでとは周囲を取り巻く空気の緊張感が顕わに一変しており、ハルヒはまるで石像の如く固く強張ってしまってしまっていて、微動だにしない。つついたらそこからひび割れて、音を立てながら崩れてくんじゃないだろうか、これ。
 そのガラスの様に端正で無表情な顔立ちの上には、正に「驚・愕」の二文字が浮かんでいた。おいおい、これぞ涼宮ハルヒの驚愕、ってか?
 …悪かったな。しかし、少しでも分かり易いようにとこうして周到にお膳立てしておいてやったってのに、お前にとってはそんなに予想だにしなかった展開だったのかよ、これは。ちょっとショックだ。
 んで、お前のそのリアクションを、俺は一体どういう意味合いとして受け取ったもんだろうかね。
 
 
 
 
 やがて少しずつこの意識の外へと遠退いてゆく、周囲の喧騒やBGM。そんな静けさの中で、逆に自分の胸の音が次第に高鳴ってゆくのを感じる。
 そこに取り残されたのは、ただ俺たち二人だけ。それは、二人の関係性が織り成す、限定的な空間。
 
 するとハルヒは自分の口元を片手で押さえて、いつかの様に目から涙をポロポロと溢れさせ始めた。全く、普段は強気で強情なくせして、こういう場面では案外涙もろいんだもんな、お前って奴は。
 そして長い睫毛を伏せて、言葉を詰まらせたのか無言で涙を流しながらも、首を何度も縦に振って頷いた。
 
 俺はテーブルの上に置かれたままのハルヒのもう一方の手の上に、自らの掌を静かに被せ、それを優しく包み込む。
 なあ、ハルヒ。俺たちはどれだけ互いが近づこうとしたって、最終的には結局、個人として隔たったままなんだ。
 でもな、それでも。…いや、それだからこそ、そこからまた求め合ってゆこう。何度だって、死ぬまでお互いを目指して向かい続けてゆこう。
 ただ単純に傍で留まっているということではなく、それが、寄り添ってゆくってことじゃないのかな。
 
 俺たちは周囲から切り離された、自分たちの為だけに存在するこの繊細でささやかな世界の中で、互いのメッセージを交換し、そこにある哀しみを慈しみ、懐き合いながら、そうしてそっと手を取り合っていた。
 
 
 
   - Side-K end -
 









以上です。無闇に長文にも拘わらず最後までお読みくだすった御親切な人、ありがとう。また、投下時の不手際も合わせまして今一度深くお詫び申し上げます。
一応ハルヒ視点も今書いてるんだけど、そのうち完成したら投下しても大丈夫そうな雰囲気だろうか?
またちょっと途中、ハルヒの内面的な葛藤だとかの部分を色々と書かないといけない訳なんだが…。(勿論その先のカタルシスの為に、だけど)
97名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 19:13:14 ID:4kjU1wZE
GJ。
98名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 19:14:49 ID:ri81oA5E
ハルヒかわいすぎるよ
99名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 19:17:24 ID:MKTYoyVZ
gj
いいなー。こうゆう未来・・・。あこがれるよ・・・
100名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 19:19:07 ID:ri81oA5E
アニメキャラに恋することは罪なのか?
実際の女見てもハルヒと比べる(ハルヒの全勝)自分がいるorz
101名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 19:28:04 ID:Zr/TP4Si
ただの恋愛感情だけでなくそれよりもっと深いものが
ハルキョンの間にはあるんだよな
102名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 19:37:12 ID:QUw+uRMH
>>96GJ!
ハルヒ視点もお願い
103名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 19:37:45 ID:y/Yl4pOr
>>71
週単位で風呂入ってないハルヒの体臭を想像して興奮した俺は変態だorz
104名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 20:10:37 ID:1d6cJvRs
>>96
GJ!
ハルヒ視点に期待!
念のため確認だが朝帰りは他の男と居たわけないよな…?
105名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 20:17:18 ID:gbiny4Vg
>>96
もうこれが驚愕でいいんじゃね?
GJすぎるw
106名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 20:28:06 ID:UTjwXjKZ
>>104
前スレがまだ落ちてないみたいなので、とりあえず>874以降を参照してくれまいか…
昨日色々はなしてたんだ

やっぱシリアスものはちょっとスレチだったかもしれないけど、GJくれた方々の為にハルヒ視点頑張って完成させます。
無駄に長くてマジすまない
107名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 20:33:42 ID:nMCbTPlr
>>104
女は大学生ぐらいだと酒飲めば飲むほどヤりたくなるらしいからな
朝帰りじゃ文中に初物〜とか記述ないしありえるかもしれんなorz
108名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 20:35:36 ID:nMCbTPlr
すまん>>96
GJ言い忘れた、GJだぜ!
109名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 20:40:48 ID:MB6lttbR
個人的に大学生のハルヒは背が伸びてて格好が少し朝比奈さんに近くなってて
一方キョンは長髪で眼鏡の古典的な文学青年のイメージ
110名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 20:45:44 ID:Oc6vGZJH
>>96
GJ!
よかった。
111名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 20:49:28 ID:8OcGxpNo
gj
ハルヒ視点も楽しみにしてる。
112名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 20:55:17 ID:ReD525nY
>>96
GJ! 長文なのに一気に読めた。文章うまいな。
雰囲気出ててすごいよかった。ハルヒ視点も期待。
113名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 21:02:08 ID:hYZo3bRh
GJ!上手いなぁ。実に良かったよ。

酔っ払って云々〜、だとどうにもこの前見たマクロス7の女プロデューサーに襲われそうになるミレーヌを思い出して、
それを阪中辺りに置き換えて色んな意味でハルにゃんピンチ!な妄想が!
114名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 21:11:17 ID:1d6cJvRs
>>106
返事ありがとう
そうか…前スレの流れを見ればわかるな。スマン
俺は前スレの>>891なんだがな

>>107
そうなのか!しかしキョンと2年も同居してて一緒に酒飲んだりもしただろうけどハルヒとキョンでヤったことがないんだからハルヒはガードが固いと考えられる。だからそこらの男と飲んだ勢いでヤるのは普通はないんじゃないかな?
115名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 21:12:22 ID:1EPTQ7Ru
>>79-80
あれ、自分がいる

ネタ被ったのか。最近没が多いし涙目

>>96
GJ

ちなみに一行120文字(全角)なら大丈夫だったはず。
参考になるかどうか解らんけど。
116名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 21:28:22 ID:nMCbTPlr
>>114
いやしかし朝帰りは馬鹿にできんぜ?
といってもハルにゃんはそんな軽い女じゃないよな。
すまん、最近まで同居してた彼女がそうやって浮気してきたから
俺が勝手にメランコリックになってるだけなんだ・・・orz



それより流れぶった切るがみんな戸惑って買ったか?
結構飽きるっぽいな・・・・・アレ
117名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 21:32:34 ID:UTjwXjKZ
>>114
ああすまん、話のネタがネガティブだったから言い方も暗くなっちまっただけなんだ
まるで責めてるみたいな言い方になっちまったな。悪かった
昨日はスレ汚しすまんかった

>>115
アドバイスサンクス。有り難く参考にさせて頂く

ちょっと心配されてる方もおられるようなので先に結論を言っておきます。
↑のハルヒは当然キョンが初めてです。
思わせぶりですまん、一応ハルヒ視点でその辺ネタばらしって構成だったもんで。処女な描写しとけば良かったかな
こんなんでも俺もこのスレの住人の一人としてハルキョン安泰を切に願っている次第ですのでどうかご安心を

ってSS投下前後、謝ってばっかだな俺orz
118名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 21:32:45 ID:neJNeOyR
超マゾゲーらしいしな。
119名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 21:32:51 ID:Zr/TP4Si
>>116
やり込めば面白いけど時間ない人にとっては
約束と同様楽しめないかも。
あれやってハルヒが嫌いになったという人も・・・
まあSSと同様2次創作として楽しんでね。

ハルヒちゃんかわいいよ
120名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 21:40:15 ID:nMCbTPlr
>>117
ああ、いいよハルキョン
俺の変わりに幸せになってくれええええ
121名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 21:40:36 ID:90D7hWOa
ハルにゃんに会いたい会いたい
122名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 21:42:18 ID:1d6cJvRs
>>116
ここはやはりハルキョンを見てメランコリックから脱出しようぜ?
>>117
123名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 21:42:22 ID:fjtbkczU
>>120
お前がキョンになれ
124名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 21:46:58 ID:1d6cJvRs
>>116
ここはやはりハルキョンを見てメランコリックから脱出しようぜ?
ちょうど戸惑やってて今6周目だがまだ飽きないな。ハルヒが好きならイベントで楽しめると思う
>>117
全然気にしないでくれ。せっかくいい作品書いてるんだし
ハルヒが未体験って事で安心した…
ハルヒ視点も頑張ってな
125名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 22:01:50 ID:ReD525nY
このスレの住人のハルキョンへの愛に感動した。
キョンは何て幸せ者なんだ。
羨ましいぞちくしょー。
126名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 22:08:42 ID:HPdZ8THa
>>96
ぜひH-Sideも頼む
127ハルキョンSS:「背中の傷は…」1/2:2008/02/20(水) 22:11:37 ID:MVX6YYt9
それは、体育前の着替えの時だった。
いつものように6組に移動して、目に付いた長門の席に体操服袋を無造作に置き、中身を取り出してシャツを脱ぐ。
いや、誤解の無いように先に言っておくが、長門の席を狙ってるわけじゃねえぞ。なんとなく知り合いの席には荷物って置きやすいもんじゃねえか。
男子の席は6組男子が自分の席を使ってしまうから必然俺たち5組男子は女子の席に荷物を置く流れになってるわけであって、なら知らない奴より知ってる奴のが気が楽だ。
それにまあなんだ、クラスの他の男子に席を譲ってしまうのが惜しくもある気がする。妹や娘を守る兄や父の様な感覚なのだ。
ってそんなくだらない話はどうでもいい。シャツを脱いだときに谷口のやつが言いやがったんだ。

「キョン、なんだその背中の傷」

まったくくだらんことばっかり目ざといやつである。俺だったらダチの背中の傷なんて目に入らん。入っても気になんかしないぜ。
「まさかお前、ニャンニャン的な引っかき傷じゃないだろーな」
なんだその言い方は。だがまあその通りだ。あいつ遠慮会釈も無く爪を立てやがるからな。しかしこれでも名誉の負傷なんだぜ。
「……!」
どうした谷口。顔面蒼白だぞ。おや、真っ赤になった。
「お、おま、お前……! お前ってやつは……!!」
なんなんだよ。どういう反応だ。
「いつだ! いつからお前は俺に黙って!」
本当になんなんだ今日の谷口は。しかしまあいつにない迫力だな、ちょっと怖い。
「いつからって……去年の文化祭の頃からだよ。あれ、お前知らなかったか?」
俺のその言葉にさらに目を剥く谷口。今更かもしれんがなんか話が噛み合ってない気がしてきた。
「そうか、あの時から既に……俺はお前とつるんでいたのにお前は既に俺の知っているキョンじゃ無かったって言うのか……」
じゃあ俺は一体誰なんだよ。
「知らねえよ! このエロキョン!」
お前までハルヒみたいなことを。
「くうっ、なんだその余裕はよ! お前なんて涼宮と一生仲良くやってろーーーっ!!!」
言うが早いか泣きべそかいて教室を飛び出していった。
不吉なことを言って逃げていくあたり、あいつは本当に谷口だな。
あと老婆心ながら忠告しておくが、外に出るならズボンぐらい履いてから行けよな。変態扱いされても知らんぞ。
ま、聞こえてるわけねえだろうけどな。

「あ〜あ、トランクス姿のまま行っちゃったね谷口」
国木田か。ちょうどいい、いい加減解説をお願いしていいか。どこで俺と谷口の会話が食い違っていたか。
谷口がなぜあんなにはしゃいでいたのか俺にはさっぱりわからん。
「やっぱりキョンはわかってなかったんだ」
ああ、さっぱりだ。
「あれだよ。キョンは多分映画撮影の時拾った自分ちの飼い猫のことについて話してたんだろう?」
「その通りだが。他に何がある、谷口だって猫の引っかき傷かって聞いただろ?」
シャミセンの爪切りがそんなに楽しそうってんなら俺がお願いして代わってほしいくらいだ。
「谷口が言ったのは『ニャンニャン』って言葉だよ。猫じゃなくて」
そうだっけか? 谷口がそんな乙女ちっくな言葉使っても気持ち悪いだけだがな。
「それだよ」
いや、どれなんだよ?
「随分前に死語になってるけど、『ニャンニャンする』って言うのはさ……」

あー、なるほど。そういうこと、か。
知らなかったとはいえアホの勘違いを肯定するような言動をしちまったわけか。
やっちまった。今頃あいつべらべらと誰彼構わずくっちゃべってなきゃいいが。
「まあ、猫にひっかかれたってちゃんと明言しないキョンも悪いよねこの場合」
おいおい、俺達は高校生だぜ。そりゃ一部では無節操で先のことを考えない馬鹿な経験豊富も最近では増えているようだが、少なくとも俺は慎みと節度と言う言葉は知っているつもりだ。
背中に引っかき傷がつく理由が性行為、なんて発想がぱっと出てくるなんざ頭ん中が汚れてるとしか思えないね。
「まあそこは谷口だからね」
だな、谷口だからな。友人としてそれなりに愛すべきアホだとは思うが鬱陶しいことこの上ないね。
128名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 22:12:23 ID:WmbW3fq7
>>96
遅ればせながらGJ
描写が丁寧でよかった。ハルヒ視点も楽しみにしてるノシ

>>116
戸惑はハードがないから買わなかったけど今月末発売の攻略本?は買おうかと思ってる。
ハルキョンお姫様だっことかのCG目当てwww
129ハルキョンSS:「背中の傷は…」2/2:2008/02/20(水) 22:12:37 ID:MVX6YYt9
「キョン!!!!!」

酷く乱暴に扉を開け放つ音がして、共に雷音が轟く。
こんなデカイ声で俺のことを叱責するやつはこの世界で1人しかいない。
だから振り向く前にもう俺はそれが誰だかわかっていた。
いや違うな。この教室中、校舎中で声が届いた全員が声を発する主を頭の中で思い描けたに違いない。
答え合わせをする必要もないし出来ればここから逃げたい。
俺が朝比奈さんのように時間遡行が出来るのであれば直ちに申請など行わず禁則無視で飛んだことだろう。
しかしそんな超常能力もこの声から逃げ出す勇気も無い俺だ。
ほぼ反射的に振り向いて視界の中心に怒りの炎を瞳に燃やすハルヒの体操服姿を捉えることになった。
一応言っておくが、ここは今男子が着替えの真っ最中なんだぜ。ほら、山根の奴なんか真っ赤になって恥ずかしがってるだろう。今更お前がそれを気にするとは思えんが。
「キョン、どういうつもりよ」
その台詞は俺がお前に……なんだその右手にぶら下げた物体は。
ヒト……だよな。イマイチ自信が持てないんだが。顔のモザイクどけてくれねえと誰だかわかんねえじゃねえか。と言いたいくらい酷い有様だ。
生きてるよな? 谷口。

そう、そいつは谷口で間違いない。
上半身体操服、そして下半身のトランクスは先ほど飛び出していった奴のものでファイナルアンサーを出してやろう。
だからズボン履いて出ろって言ったのによ。
しかしさすがにやりすぎじゃないかハルヒ、たかが猥褻物陳列罪だろう。しかも俺にそいつの監督義務は無い。
「違うわよ馬鹿! あんたが谷口にあることないこと吹き込むからでしょうが!」
なんだって?
「このアホがアホなカッコでアホなこと触れ回ってるからぶん殴ってやったのよ。そしたらあんたから直に聞いたって言うのよ!?」
……どんだけアホなんだ谷口よ。
「そりゃあいつの勝手な勘違いだ。お前はアホな奴のアホな証言を信じたってのか?」
「あんたが谷口と同レベルのアホだから疑いをかけなきゃいけないんでしょうが!」
そこまで言われるのは心外だね。成績に関しちゃ否定できんが俺はこいつほどアホになった覚えは無い。
「阪中たちにはニヤニヤされるし有希には白い目で見られたわ」
女子って奴はそう言う話が好きだからな。だが長門の白い目ってのは気のせいだと思うね。
「古泉君と鶴屋さんがわざわざ『おめでとう』とか言いに来たのよ。みくるちゃんなんて真っ赤になって目も合わせてくれなかったわ!」
あの短時間でパンツ姿のアホはどこまで話を広めに行ったんだ。まさか全校中に恥を晒したんじゃねえよな。
と言うか3人の反応も目に浮かぶようだよ。
古泉と鶴屋さんはわかっててからかってんだろうな。古泉は放課後に2面打ちカード麻雀でふんだくるとして。
問題は朝比奈さんだ。違うんですよ、俺を信じてください。
くそう谷口め。純情可憐清廉美貌な朝比奈さんに卑猥な格好で卑猥な情報を伝播しおって。
誤解を解くまで俺もハルヒみたいに真っ赤な顔で避けられるのだろうか。
お、それは結構可愛いかもしれん。いやいやいやいや、だめだめだめだめ。よくないよくない。

「何をぶつぶつ言ってんのよ、あんたの責任でしょうが」
その声で俺は逃避していた現実に無理やり引き戻された。
俺のどこにこいつ以上の責任があるのだろうか。こいつをとっちめて全校中に謝罪会見させれば済む話じゃねえのかよ。
とにかく、俺が弁護人に国木田をつけて調停を行い、学食2日奢りで示談に持ち込むまでに相当の苦労を伴ったことを付け加えておこう。
弁護料がジュース1本で、結局俺の財布からは相当の金額が出て行く羽目になった。
俺、被害者じゃなかったっけ?

と言うわけで今俺は色々なことをしなければならない。
被害者として加害者に損害賠償を請求して、事態を間接的に煽った超能力者と違法レートでギャンブルをするつもりだ。
いや待て、その前にその無垢な心を傷つけられ白い羽根を赤く染めた天使の誤解を解きに行くほうが先か。などなど。
しかしまあ、結局のところ。
今日帰宅したらやることは決まっているのだ。
そう、まず―――。
原因となったシャミセンの爪を深爪にしてやろうと俺は思っている。
130名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 22:14:36 ID:MVX6YYt9
以上、>>1乙代わりに。

ところでこれを見てくれ。これ別にハルキョンしてなくね?と思ったんだがどう思う?

風呂から上がったら続編投下。ハルヒが出ないハルキョン。
131名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 22:17:35 ID:hYZo3bRh
戸惑は普段あの手のゲームをしたことがないと辛いかも。
イベント発生など意外と難易度が高い。あと作業ゲーになりがちだから飽きる人は飽きるかも。

個人的にはハルにゃんの「ん♪」が可愛すぎるのと、ラブラブな雰囲気でもいつも通りなハルにゃんに吹いたw
そうか…つまり普段からラブラブなのか、と。
他のキャラとラブラブな雰囲気になったことないから知らんけど。
高い、と感じるならオススメしない。あくまでもキャラゲーだと割り切れる人用だな。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 22:19:13 ID:WmbW3fq7
>>129
割り込んじまった……申し訳ないorz
吊って来る前にこれだけは言わせてくれ。GJ
「ニャンニャン的」で猫の方を連想するあたりさすがキョンw
133名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 22:21:43 ID:Oc6vGZJH
>>129
アホの連呼が面白かったGJ
オチが分かり易かったが面白かった
いや、わかったから楽しめた気もする
134名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 22:23:05 ID:ReD525nY
>>129 笑えたGJ!
谷口……無茶しやがって……wwww
135名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 22:23:45 ID:w7oJ6QAR
>>129
GJだ!
まぁとりあえず・・・深爪はらめえええええええええええ!!
136129:2008/02/20(水) 22:50:31 ID:MVX6YYt9
>>132
話の途中だったのを俺がSSでぶった切ったんだ。
吊ることなんてないぜ。サンクス。
どうしてもって言うなら今からの続編の感想ぶちまけてからにしてくれ。

あと個人的にはMだし作業ゲー好きだから戸惑はアリだぜ。
脱がないからこそみくるに萌える罠もあるしな。

そんなわけで続編2レス消費予定
137ハルキョンSS:「背中の傷は…2」1/2:2008/02/20(水) 22:53:14 ID:MVX6YYt9
……背中が痛い。
朝に軟膏を塗ったのだが、ああいうやつは日に何度か塗るのが推奨されている。
いい加減効果が切れてきたようだ。デスクワークのようで体力勝負なとこあるしなこの仕事。
授業もないし、今のうちに塗っておく事にして更衣室に移動してシャツを脱ぐ。
「ぐぐ……とどけ……とどけぇっ!」
気合虚しく患部に手が届かない。う〜む、高校のころはこんなのなんでもなかったのにな。
否が応にも年齢と運動不足を思い知らされるね。
「おや、先生どうされました?」
更衣室の戸をあけて声を掛けてきたのは同僚の教師、専攻は体育。結構年齢は高いんだがそれを感じさせない、まさしく体育教師と言わんばかりなさわやか熱血が生徒にも人気だ。
そういえば彼の授業が次の時間だ。着替えに来たのだろう。
「いやあ、ちょっと背中の傷に薬を塗ろうとしてまして……」
「とどかないようでしたら塗りましょうか」
「すみません、お願いします」
薬を渡し背を向ける。そういや昔は『男に塗ってもらうなんざ気色悪いにも程がある』とか露骨に言ってたよな。
あん時は当然みたいに思ってて自覚無かったが、俺も立派に思春期だったんだなあ。やれやれ。
「はい終わりましたよ」
「ありがとうございます、助かりました」
「しかし見事に掻き毟られたって感じですね。猫ですか?」
「ええまあ、そんなとこです」
高校時代にもこんなやり取りがあったことを思い出す。思春期真っ盛りの谷口はアホな質問してやがったが。
やっぱり常識ある大人は普通こうだよな。仮に頭の中にそんな発想があっても昼の職場じゃ口にしないだけの常識はあるさ。
俺だって大人になったしな。
まさか背中の傷の理由が昔とは違うことを自分から暴露する理由も無いさ。人間関係円滑に行う為の表面的な嘘も必要だ。
猫はいるが、もう随分と老齢で人に爪を立てる元気は無い。
もともと初対面時で猫又化してて声オッサンだったんだ。喋れた頃に何歳かきいときゃよかった。
妹も心配してるし俺としても出来る限り長く生きては欲しいがこればっかりはな。

「でもこんなところで塗らなくても先生には塗ってくれる方がたくさんいらっしゃるでしょうに」
ううむ、前言撤回。大人はこういう話結構好きだ。
「いやいや、そんなことは……」
「先生は職員にも生徒達にも人気ですよ。『キョン先生』ってね」
見習いたいものです、と首肯する先輩教師。いいんですか、子どもたちにまで妙なあだ名で呼ばれて尊敬されない教師が。
だいいち俺が教師として好かれているとすればアレだ、自身が勉学や教師なんざくそ食らえとでも言うような態度を取っていた学生時代のせいだろう。
まじめにやらないやる気も無い。成績よくない寝てばかり。挙句の果てに変てこな団に所属して悪の団長の下、不穏な活動に勤しんでいたんだからな。
生徒達からすれば目線が近くて気楽だと言うだけだ。普通の授業をして普通に指導してるだけの普通の教師な俺が人気だなんて理由はそんなとこさ。
「涼宮先生は授業中ですか?」
そう、ハルヒは俺と同じ職場で教員なんぞをやっている。そうでなきゃ俺がいまだに間抜けなあだ名で呼ばれる理由がない。
高校時代を知ってる俺からすりゃハルヒが教師ってのもちゃんちゃらおかしいが、意外と上手くやっている。
あの頃から近所の子の勉強見てやったりしてたし、妹とも仲良かったから、子どもは好きで教職に向いてはいたんだろう。
人にものを教えるのも上手いしな。でなきゃ俺が教員採用試験に合格するわけも無い。
「……そうですけど、涼宮先生が何か」
まさしくもって俺の背中に傷をつけた張本人の名前を出してにやりとする。これはやっぱり気づいてんのかな。
「いえいえ、塗っていただけそうな方の筆頭を上げたんですけれども」
昔のように否定できなくなっちまってるのがくすぐったいね。しかし、
「筆頭ってなんですか。そんなにいませんよ」
「いやいや、後はまあ事務の朝」
「あの黒木先生」
「もしくは司書教諭の長」
「黒木先生、お時間はよろしいんですか?」
慌てて時計を見せながら楽しそうに話す先輩教師の話を遮る。そろそろ着替えて授業の準備をしないと授業開始時間に間に合わないんじゃないですか?
138ハルキョンSS:「背中の傷は…2」2/2:2008/02/20(水) 22:54:09 ID:MVX6YYt9
「おっとそうですね、では若者いじめはこの辺にしておきましょうか」
やっぱり愉快犯でしたか。というかあれはそんなんじゃありません。昔からの馴染みってだけです。……1人を除いて、だけどな。
理事長だか経営母体だかの陰謀で「偶然」仲間が揃っちまったせいで浮かれてるだけですよ、今のとこは。
「はっきりとさせておかないと大変ですよ。彼女達はみんな人気が高いですから。先生を羨んでいる職員も多いですよ」
一見してみれば三股ですからね。と楽しそうに笑ってさっさと着替えを終わらせて出て行った。
そんな風に見えてんのか。今更ながら高校の時俺がどんな幸せの中にいたかわかるね。
確かにそうだな、更衣室に行かずに事務室に行けばよかった。そうすれば天使に薬を塗ってもらえたのに。
もしくは司書室だ。薬を塗る以前に傷そのものを「直して」もらえただろう。
……なんてな。こんな恥ずかしい傷、当人以外の女性に見せられるか。

少しそのまま更衣室で一服して、痛みも引いたところで仕事に戻ろうと職員室に向かっていた俺は天使に呼び止められた。
「あ、キョンく…じゃなくって、ええと……」
典型的なOLや女教師の着るようなスーツに身を包み長い髪を首の後ろでひとつに纏めているのはこの学校における人気断トツ1位の魅惑の事務員に違いない。
「いいですよ、呼び方なんて。あいつなんて生徒や親御さんの前でもあだ名で呼び捨てなんですから」
「でも、学校の中ですから」
まじめな方だ。ほんと、あいつにも見習ってほしいね。思わず馴染んだ呼び方をしてしまうあたりドジなところは変わってないが。
しかし見た目があの頃の俺の知っているゴージャスバージョンとほぼ同じと言うことは、俺の知らないところで本来の仕事をしているのかもしれないね。
是非ともこの方には頑張ってほしい。今こそ、と言うべきかね。
「それで、どうしました?」
「古いず…えっと、理事長先生がお呼びです。話があるので来て下さいって」
まったく、呼び出しをかけるとは。偉そうになったもんだ。まあ、実際権力の座についてんだけどな。
それにあの部屋の方が何かと都合がいいのも確かだし。
だが事務職員はお前の秘書じゃないんだ。小間使いみたいに用を頼むんじゃねえぞ。羨ましいじゃねえか。
「やれやれ、また何を思いついたんだか」
某経営母体の圧力で今年度から理事長になった青年実業家は学校に見事な改革を次々成し遂げている。
愉快な行事、快適な施設、高待遇など俺としても正直手放しで感謝したくなるような手腕は見事であり、女性教諭や女生徒からの人気も高い。
昔のよしみと言うこともあり色々と手伝っているし、不満も無いがな。
「まあ偉い人のお呼びなら仕方ない。行きましょうか」
「あ、先に司書室に寄っていかないと」
あいつも、ですか。ハルヒが授業中ってことはまさか久々にアッチ系の話なのかねえ。
「そこまではあたしも……」
司書室には我が校最強の司書教諭がいる。基本的には日がな一日本を読んでいるだけ。仕事をしてるようには見えないが問題は特に起きてないからすべて一瞬で終わらせているのだろう。
高校時代とほとんど変わらないその容姿から不老不死説がまことしやかに囁かれているが、恐らく本当なのでタチが悪い。
まあ、今の生活を楽しんではいるみたいだからなんでもいいんだがな。

「でも行けばわかりますよ」
「そりゃそうでしょうけども……」
……いまだにこんなことしてるから誤解受けるんじゃねえのか俺?
「何か言いました?」
「いえいえ、何でもありませんよ」
学生時代に比べれば大変なことも多い。
自分の時間も減ったし理不尽な苦しみも受ける。
仲間とも昔とはそれぞれ関係性や立ち位置も変わってきている。
昔どおりには行かないことも、昔出来なかったことが出来ることもある。
それでもいまだにこうしてたまに5人集まって楽しいことを企てている。結構上々な人生じゃなかろうかね。
最近どうも生活がマンネリ化しつつ忙殺されていたが、背中のこの傷が改めて思い出させてくれたぜ。
今頃高い筆圧でチョークを折っているだろう爪が食い込んだ背中を届かないなりに撫でながら、長い廊下を歩いていった。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 22:54:51 ID:BAA4J3Nh
>>86
うわーん、目から汁が。GJだー!
ぜひハルヒサイドも書いて欲しい

>>129
思わずニヤリ。GJ

すばらしきSSズのあとに恐縮なんですが、前スレ>>935ハルヒサイドのSS投下してもいい?
140名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 22:57:43 ID:MVX6YYt9
以上。唐突に●年後。
いろいろ裏設定が見え隠れしてるが脳内妄想で。

4月から教師になるからなんとなくSOS団揃って教職につかせてみた。
4月までは1スレ1SS以上を目指して。

糖分発生装置に充電不足。誰か甘い電波をください。
141名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 23:05:34 ID:gbiny4Vg
>>140
GJ!!
SOS団全員同じ職場って設定が良いな。
あの5人は原作でも腐れ縁であって欲しい。

話は変わって戸惑のCG集なんだが、もう知っている人多いと思うけど貼ってみる。

※戸惑ネタバレ注意
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2327181
142名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 23:17:23 ID:Oc6vGZJH
>>140
GJ
同じ職場の5人か
ハルヒはまだ能力持ちのようで忙しそうだなキョン。

それよりもキョン先生(・_・)ノ
涼宮先生が産休を取るそうですね。まだ籍はお入れにならないんですか?
143名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 23:19:18 ID:4Ye2qRGp
ハルヒは毎年産休とってます
144名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 23:19:24 ID:HPdZ8THa
>>129
乙!
谷口・・・自業自得とはいえ周りに迷惑かけるなよw

>>138
なんかこの団長団員は一生やってそうでうらやましすぎw
子どもと向き合うのはきついことも多いかもしれないけどキョンの面倒見のよさをいい感じで受信してガンガレ

145名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 23:23:28 ID:MB6lttbR
>>140
GJ!
アルバイトでとあるアニメキャラのアフレコをする事になったハルヒ
役作りのため普段からそのキャラになりきって喋ってみると可愛いと校内で評判に。

うだつの上らない役者だがヤクザ映画の主役に抜擢されたキョンを
自分なりに激励するヒロイン役のハルヒ

キョンの切った髪を一部自分のエクステンションに使うハルヒ

実家が蕎麦屋なハルヒ。キョンをそこのバイトに誘う事に。

ハルヒの寝顔をつい撮ったのを額縁に入れて机に飾ってたのが本人にばれたキョン
しかし春灯も全く同じことをやってたと知る。

こんな所かな、少しでも参考になれれば幸いです。




146名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 23:25:42 ID:FXoOqzG5
>>141
五人で会社でも作るんじゃね?
147名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 23:31:08 ID:pSJlaAQG
>>46
うまいなw
>>96
なんか怖いもの見たさな気分。他の男と酒飲んでる時点で奈落に落ちそうだ。…一人になってからのヤケ酒かもしれんが。
>>138
なんというw……GJ!
148名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 23:39:22 ID:HMAJpREX
>>146
五人で会社いいなw社長はハルヒかww
>>139
ぜひ頼む
149140:2008/02/20(水) 23:41:34 ID:MVX6YYt9
感想ありがとうなんだぜ。

>>145
ありがてえ。空の電池に栄養が染み渡るぜ。
個人的には最初の「アフレコの為の役作りハルヒ」にピンと来たので頑張ってみる。
とりあえず平野のウィキググってネタ仕込み中。
待ってろよ!期待すんな!
150名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/20(水) 23:58:21 ID:XC53Qe5+
>>138
「背中の傷」という題名を見て、トキに成りすまそうとしたアミバを思い出した俺は・・・
151名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:00:04 ID:+cp+OZUh
長門「ん!? まちがったかな…」
152名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:00:10 ID:UTjwXjKZ
>>139
俺からも頼む。戻ってきてくれ。
遅くなってすまない、ずっとレスしたかったんだが諸事情でしばらくちょっと書き込めなかったんだ

>>150
sage進行なのでよろしく
153名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:01:43 ID:xZEz/zLO
>>138
なんというGJ!
いや、俺はむしろ黒木先生にGJを送りたいw
154SS:電話 ハルヒサイド:2008/02/21(木) 00:05:06 ID:SLw5is7H
>>140
教師ネタイイ!GJ。
ぜひいい教師になってください。


ああ、何だってこんなに緊張するのかしら。ただ単に電話するだけじゃない。
携帯電話に登録されているキョンの番号を呼び出しては電源ボタンで消してる自分がいる。
この動作を一体何回繰り返したことやら。
用事があれば何もこんな思いをしないで通話ボタンを押せるんだけど。

そう、今のあたしにはこれといった用事がない。

「腹をくくりなさい!涼宮ハルヒ!!SOSの団長でしょ!!
団長は団員の生活が乱れていないかチェックしないといけないのよ!!」

気合よ、気合。掛け声なんて何でもいいわ。えい!押すのよ、押しなさい!あたし。

プチっ

通話ボタンを押した。まさに気合で押したといえるほど力が入っていた。

やだ、押しちゃったわ!ど、どうしよう。け、圏外とかにならないかしら、留守番電話とか……
しかし思いは届かず、電波が正常に届いている証拠の呼び出し音が鳴った。

『トゥルルルル……』

なんて1コールが長いのかしら。1コールが1分くらいに感じる。
出るかな、キョン。出なかったらかけてきてくれるかしら。
2コール目。なんか10分くらい待たされてる気分だわ。出るなら早く出なさいよ、キョン!
3コールが終わった頃にガチャ、と受話ボタンが押された音がした。繋がっちゃったわ。

『もしもし』
相変わらずやる気のなさそうな声で出るわね。緊張してる自分がバカみたいだわ。
「出るのが遅い!バカキョン!!」
『ハルヒ、声がでかいんだが』
「もう、あんたが出るのが遅いから用件忘れちゃったじゃない」
出るのが遅いのは本当よ。たかだか3コールと思ってるだろうけど、あたしにとっては20分くらいに感じたのよ。
用件忘れちゃったのは……忘れちゃったのよ、きっと。なんて、元々ないけど。
『おいおいおい、俺のせいですか』
「そうよ責任とりなさいよ。よってあたしが思い出すまで会話に付き合いなさい」

なんだか納得いってなさそうな感じだけど、キョンは電話に付き合ってくれたわ。
今何してるのか、夕飯はどうだとか、なんてことない日常の会話を20分ほど。

「じゃあ、おやすみ。また明日学校でね!」
『おう、夜更かしすんなよー。おやすみ』

ピッ、と終話ボタンを押す。上手くいったわ!
用件のこと突っ込まれるかちょっと冷や冷やしたけど忘れてるみたい。
でもこの手はしばらくは使えないわ。次の手を考えなくちゃ。

あーあ、恋愛は精神病だって本当よ。
キョンの声が聞きたくなる度にこんなことやってたら身が持たないわ。
いつまでこんなことしたらいいのかしらね。
155名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:08:10 ID:98E06rlf
>>154
乙!
俺も電話苦手で緊張しちまうから気持ちがよく分かる…w
156名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:09:00 ID:fr7N2pPt
>>154
グジョーブ。
ハルにゃんに萌えた。
ありがとう。頑張って女教師ときゃっきゃうふふできる教師になるよ。
157名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:13:18 ID:RU9svkAC
                ,. - ── - 、
           r'つ)∠───    ヽ
          〆⌒  ̄ ̄ ̄ \    \
         ,.イ      ,イ     \    ヽ
        ヾイ    /{ { ヽ、ト、  \    i
        {  .ト{\ヽ',  メ __\      i
        ゝ  |"ひ)  \  イびゞ \  - 、
         ノ  ト、"´,.     ー ノ ///
        /.  {   ゝ     /  レ//  }  ハルヒオタは皆キチガイアル!
       {   ヽ  ヽ⌒>  /    レ´
        V{   \ └ ´  / ,.イ/  /
        /V{   >ー―|/  ! ,.イノ
           /⌒ヽヽ、 \__ `7ニ´-n::i l
        /:|    \\ `<⌒|   ||\l
       く.: : :|   ー-、_.〉'´\_\|,..='」. |
        \_|      |   _``「_)´ _) |
          ト、    .|\i_,..'´<\__.〉.|
          / l.      |  / / | `ー-、. |
            `>.|   \ | く   ト、  .>|
            〈 .|   \〉 .\/ >ー'´ .〉
          \|     \‐--‐'´〈.  /
             ├l     ├‐<7 ̄  l
          / ∧     l: : :|    |
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     /.// l .|   |   |_  \丿  \ 、\
    く // .l  .|   | .r'´ |_l_.l_.l 〉^〉//l.〉 \`>
    / ./ l  |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄li
    \/  l.  |  li ̄ヽ、: : :__: : : : __: : : : __ : :`li
158名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:15:31 ID:TiBiskUa
>>157
早速だが速攻帰れ
159ハルキョン SS あっという間に:2008/02/21(木) 00:15:55 ID:+7XUL8T7
古泉が知人にもらったチケットがあるとのことでSOS団一行はネズミっぽい感じのテーマパークへと向かった。
こういう場所は得意じゃないがえらいハイテンションなハルヒに引っ張られていろいろ回っているうちにいつの間にか帰りの時間になっていた。
帰りの電車、朝比奈さんはハルヒに寄りかかって眠っている。ハードスケジュールだったからな。
「キョン、今日楽しかった?」
「……そうだな、楽しかった」
「珍しいわね、あんたが素直に楽しいとか言うなんて」
悪いか、こんな時に空気を読まないほどアレってわけじゃないんだ。
「そう」
ハルヒは俺から目を離し外を見つめた。
「あたしも楽しかったわ。……でもなんであっという間なのかしら」
ハルヒらしくない儚げな横顔だった。
「昔は、不思議なことが何もないくせにただ長く感じてたのに」
その顔は後悔に近い。
「今はすごく楽しくて、一日があっという間」
俺に向けて言っているというよりも独白だ。
「あたし、ずっと損してきたのかな、ずっと間違ってたのかな」
ハルヒの弱み。いつかの踏み切りを思い出す。何もいえなかったあの踏み切りを。
「古泉の受け売りなんだがな」
ハルヒが俺を見る。過去から振り向かせることが出来た、なんて恥ずかしいことを思ってしまったのはきっと疲れているからだ。
「楽しい時間があっという間に過ぎるくせに退屈な時間は長く感じるってのは集中力のせいらしい」
集中力?とオウム返しに問うハルヒ。
「楽しいって感じてるとき、人はそのことだけ考えてる。逆につまらないって感じてるときは他の事を考えてしまうらしい」
「ん……そうね。そうかもしれない」
「だろ?脳はいくつものことを同時に考えるとその分長く感じてしまうってことだな」
「じゃああたしは……」
ハルヒが過去の自分を思い出す時間を待つ。反省にしたって後悔にしたってちゃんと思い出さなければきっと正しくない。
「昔のお前が何を考えていたかなんて俺にはわからない。けど退屈だったっていうんならよくはなかったんだろうさ」
「……そう……なのかな」
「今は楽しくて時間があっという間ならそのほうがいいだろ。人に迷惑をかけることも随分減ったしな」
「あんたはいつも迷惑だ、とか厄介だとか言ってるじゃない」
「俺はいいんだよ、団員だからな」
「……ホントに、いいの?」
「ああ、お前の好きなように好きなことを、感じるまま感じることだけしてればいい。俺たちがフォローしてやる」
ハルヒは信じられないものを見るような目で俺を見ている。
「楽しいのはお前だけじゃないってことだ。少なくとも俺はそうだ」
ハルヒは俯いてひざの上でこぶしを握り締めていた。泣いているように、見えた。
「……なによ、偉そうに」
顔を上げたハルヒはいつものハルヒだった。
「さっきの言葉、聞いたからね、後悔したって遅いんだからね」
やれやれ、余計なことを言っちまったかな。まあいいだろう。ハルヒが変に悩んでると苦労する奴らがいるんだ。
そいつらのためと考えれば多少のことは我慢できる。
ついでではあるが、ハルヒが深刻な顔をしているのは俺の心臓に悪いと言う理由も付け加えておくとしよう。

高校二年生になったなんて自覚はないがカレンダーはキッチリと一年たったことを主張している。
一年なんてあっという間なんてことを言うがこの一年は間違いなく早かった。間違いなくハルヒのせいで。
いい思い出も悪い思い出もあるがあっという間だったのには違いない。
楽しい時間があっという間というならば、逆説的にあっという間だった時間は楽しかった時間だと言い換えることが出来る。
認めるのもなんだか癪だが俺はあいつといる時楽しいってことになる。
あんなとんでもない奴といるのが楽しいなんて中学時代の奴、そう例えば佐々木あたりが聞いたら笑うか呆れるかするだろう。
それほどにハルヒとの時間はあっという間だった。
面倒なはずの勉強でさえあいつが教えてくれるときは妙に時間が早く感じる。
きっとそれはあいつが妙な力を使っているのだと思うことにしよう。
そうでなければ説明がつかない。

もうすぐ6時間目の鐘が鳴る。
きっとこの後はあっという間だ。
さて、今日はハルヒは一体どんなことをするのだろう―――
160名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:17:23 ID:r6C91hFe
>>96
前スレ『るーみっく』のオジサン今帰宅。

GJだが、言葉足らずな感は否めないな。
せめて、誰と飲んでたかの軽いネタばれ(台詞に有希とかみくる、あるいは大学の女友達等)
を入れたほうが良かったかも。
後、告白後についても追記にあるが本文内で初めてである事を明記。コレはこのオチなら必然だった。



後、他の人達も『付き合った→セクロス』『飲んで朝帰り→セクロス』な思考は止めないか?
161名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:19:48 ID:z67ohtZh
>>140
和んだ。
卒業してから思うと教師って凄く大変な職だよな…四月からがんばれよ!

>>154
番号出しては画面戻す、っていうのリアル。自分もそう。
別に相手が誰でも電話って緊張するよなぁ。
162名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:23:59 ID:ZjbrUVE1
>>154
GJ!ハルヒが普通の女の子で可愛いな
163名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:30:27 ID:C/38se9m
>>140
SOS団いいな。大人になってもみんなで冒険してるといい。
そしてキョン先生から漂う大人の余裕とスーツ姿を受信してえらく萌えた。嫁にくれ。
164名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:31:14 ID:8YXb1xBT
おまいら>>159をするーすんなよww
ネズミっぽい吹いたww
こういう無理にこじつけないSSもいいな
このサッパリした感じがまたいいんだ

165名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:33:59 ID:C/tW1VmC
SSの回転が速すぎたんだな。
SS投下してくれた皆さんGJ!
166名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:35:10 ID:xZEz/zLO
>>159のおかげで胸が暖かくなった・・・
いい夢見れそうだ
167名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:35:25 ID:98E06rlf
>>160
>>96は自分です。アドバイス有り難く拝領致します。
上記のSSはあくまでもまだキョン視点だけの話でして、現在ハルヒ側の視点も執筆中です。
ご忠告頂きました内容はそちらで明かしていきたいと、元より構成として考えていました。
自分としては「Side-K」とさえ記しておけばそれが伝わると思い込んでいたので、その思慮が足りなかったのではと反省しています。
自分の浅はかさをここにお詫びします。

>>159
誰かさんと一緒にいるからあっというまな訳だな?w
168名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:39:33 ID:r6C91hFe
>>159にオジサンGJ!
少しメランコリックなハルヒをさり気なくフォローするキョンがすごく良い。

このSSのキョンはハルヒに語りながら自分の中学時代を思ったのだろうか。
憂鬱の出だしもキョンもつまらない世界をあきらめていたし。
169名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:43:56 ID:Nr51ZXy6
>>159
解体新ショーか
170名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:46:39 ID:ocATqagz
アレ?今日って平日だよな?なんなんだこの投下ラッシュは!どれもGJなんだぜ。

>>140
裏設定ってのにひじょーに妄想が蔓延るんだが……。
教師か。大変だろうがめげずにがんばれよ!
171名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:50:10 ID:b3PboE70
朝目が覚めたら隣でハルにゃんが寝てたりしないかな…
172名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:51:20 ID:/UMibo7m
>>171
俺はハルキョンが寝ててほしいかもしれん
173名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:52:53 ID:r6C91hFe
>>171
それハルビンだよ。
本物ハルにゃんはキョンの腕の中さ
174名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 00:56:15 ID:b3PboE70
ハルにゃんおやすみ
175名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 01:04:03 ID:uiRbtTgC
おやすみはるにゃん
176名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 01:15:05 ID:sQ4Ibms3
ハルキョンおやすみ
177名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 01:47:20 ID:xNA/XDaI
朝起きたらハルヒが朝食作ってくれればいいな
髪を上げてエプロンを付けたハルヒがフライパンのベーコンに卵を入れる傍ら豆腐の味噌汁の香り漂う中、
ネギを包丁でリズミカルに刻む光景なんて朝何と声を掛けようかと一時考えてしまうぜ。
178名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 01:51:45 ID:r6C91hFe
>>177
キョン、こんな夜中に何時もの朝の話しなくてもみんな解ってるよ。
わざわざ回りに合わせる必要ないんだぜ?
179名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 02:00:13 ID:fr7N2pPt
くっ、>>145の電波でSS書いて「寝る前に投下」と思ってたのにもう限界だ。
だが何も残さず寝るわけには行かない。妄想電波を置いて去る。

叩いたり投げつけたりしてボロボロのお手製キョンぬいぐるみを今日も抱きしめて幸せそうに眠るハルにゃん。

自分妄想乙。
もうだめだ。俺は寝る。おやすみハルキョン。
180ハルキョンAA:2008/02/21(木) 02:07:00 ID:sneiFkDh

.                     , -‐-ー 、 ,.-‐―‐-.、
             ┌── .〃  ヽ ヾ.'ニニヾソ、ヽ┐
             ‖    i ハハバハ>ハ从从|.芥ハ‖
.               ! ⌒⌒` .イ(! ─ ─|!‐‐ ‐-| |).l |ヽ.       ∧_∧
       ∧_∧.   | ヽ、.   ゞハ、'' - ノ'、 l) ノN从! `丶   〈  ̄(( ‐∀‐)>>171
   >>172(-д- ) _  !|ヽノ⌒⌒ン^⌒ ⌒ ;' ~  ̄ ⌒`ヾ⌒⌒ヽ  \ <´"~゙゙"~`ヽ,
      r'⌒と、j   ヽ‖/  ノ        ヽ \`   ヽ    'ヽ  \\ ''' :::: ヽ
      ノ ,.ィ'  `ヽ. /.‖ヽ、   ノ  ヾ    ハ     ン     ヽ  \ヽ,,,_,_,, ノ
   /       i!/ W"" ヽ 、    _ ヾ   ヽ            `,   ヽ,,_____,〉
  (_,.         //     "" ‖"⌒ " '  `'' ⌒  "' `⌒ ''` "' ` ‖
  く.,_`^''ー-、_,,..ノ/.        ""W"""""""""""""""""""""""""" W
    `~`''ー--‐'
181名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 02:11:19 ID:yG0+ZUF9
>>180
ちょww 171と172が完全に出歯亀wwww
182名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 02:15:40 ID:8YXb1xBT
>>180
これは完全にギシアン状態だな・・・
夜中にアンアン聞こえてくるかもしれん・・・
183名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 02:25:23 ID:xNA/XDaI
人形で一つ電波が舞い降りた。

キョンと喧嘩した日の夜、イライラして部屋のキョン人形を窓から投げ捨てるハルヒ
風呂から上がると雨が降って来て外に人形を捨てた事を思い出す。
庭で雨に濡れるキョン人形をジーッと見るハルヒ
すると傘をささずにキョン人形を拾いに外に出た。
「あんたのせいでまた風呂に入り直しよ、バカキョン」
しかしその後キョン人形をきちんと拭いて乾かしてあげるハルヒは
人形を飾り直して明日本人に謝っておこうと決めるのでした。
184名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 03:24:20 ID:ocATqagz
キョン人形の服が汚れたので新しい服を作って着せようとするが
服を脱がせるのが恥ずかしくて着替えさせられないハルヒ
185ハルキョンSS たまには2人だけで・・・:2008/02/21(木) 03:52:52 ID:sOA9y/G1
 土曜日の朝、キョンは部屋でゆっくりと目を開けた。久々にSOS団の活動もなく、追ってくる宿題も無い。ゆっくりと昼まで眠ることができる。そう思った矢先だった。
携帯電話が鳴った。まさか、と思い画面を見る。メール。送信者欄には「ハルヒ」の三文字。
本文「今から駅前のスーパーまできなさい!団長命令よ!」
せめて、あと1時間遅く送ってくれれば、そう思いながらキョンは溜息をつき起き上がった。

 約束のスーパーマーケットには既にハルヒがいた。いつものSOS団の活動時のように動きやすい服装をしている。季節はまだ秋のはずなのだが外の空気はすっかり冷えきっており、ハルヒは身を小さくして、キョンがこないかと時折あたりをキョロキョロ見回している。
 「すまん、待たせたな。」
小走り気味にかけてきたキョンは息を整えながら声をかける。
 「遅いわよ、バカ。まぁいいわ、今日の活動場所はここよ。」
ハルヒは自分の息を手にかけ擦りながら、振り返り目の前のスーパーを指差した。
 「活動とは聞いてなかったが…ともかくスーパーか、で、何をするんだ?」
ハルヒとの付き合いも既に半年経ち、今更ちょっとやそっとのことや急な呼び出しにも驚かなくなったらしく、聞き返すキョン。
 「バイトよ!汗水流して働いて、勤労で得たお金の大切さをしろうという非常に道徳的な活動だと思うわ。さぁ、行くわよ。」
 「ちょっと待て、ハルヒ。バイトは夏にだってやっただろう。それに、他の団員もまだ来ていない。」
 スーパーの前に立つのはハルヒと、キョンだけ。グイグイと引っ張るハルヒにキョンが慌てる。
 「ああ、みくるちゃんは風邪。優希はなんか用事。古泉君はもともとのバイトがあってこれないそうよ。
これで質問はないわね。それじゃしっかり働きましょ」
 ピタと止まり、質問に答えたかと思うと再び引っ張るハルヒ。キョンはやれやれ、と首を振りただついていくしかなかった。

「それじゃあ、今回もよろしく頼むよ。」
 引っ張られるがままに俺はハルヒと店長に挨拶をしに行った。ハルヒはどこからくる自信なのか
「私たちに任せなさい!」などと胸を張り、店長も慣れた調子で「うん、任せたよ」などと答え人のいい顔で笑っていた。
一体ハルヒはどのような縁でバイトを取り付けてきたのか、非常に気になる。
以前の夏の騒動の際働かせてもらったスーパーであったが、今回は仕事の内容は少し違った。
ハルヒはレジ打ち、俺は裏で届く商品の積み降ろし。
夏のバイトでは店の前に立って団員全員一緒に仕事をしていたが今回は1人で働くわけだ。
ハルヒは学校の調子から察するにあっさりこなしているのだろう。
しかし俺は力仕事だ、学校生活を送っていれば一年に一度あるかないかぐらいの大荷物を何度も運ぶよう指示され
中休みに入る頃には既にヘトヘトだった、まぁ予想はしていたが。

「ねぇ、ちょっと。あんたあの子とどういう関係なの?いいねぇ、青春ってやつかい?」
噂好きそうなおばちゃんたちがお茶菓子をもって俺に話し掛けてきた。あの子というのは十中八九ハルヒのことだろう。
ハルヒはハルヒで俺と一緒に仕事をしていたおじさん達にお茶菓子とお茶を渡している。おじさん達も俺をちょっと指差して
ハルヒが俺のことをチラッと見ている。向こうも向こうで同じ質問か。
「ただの友達ですよ、腐れ縁というか。」
実際そんな関係だろう。半年程度の付き合いではあるが高校に入って以来谷口、国木田達以上にこいつといる時間は長いしな。
ハルヒが向こうで何を言っているかわからんが・・・。まさか、おかしなことは言うまい。おばちゃんたちは
「本当かい?別に隠さなくてもいいじゃない。」などと笑っている。まったく、どこをどう見れば俺とハルヒがそういう仲に見えるのだろうか。

後少しで中休みも終わり、仕事場に戻ろうとするところにハルヒが現れた。
「さっき、おばさん達に何て聞かれたの?」
残り少ない休み時間をそんなことに使わなくともいいじゃないかと思ったが答えてやることにした。
「ああ、俺とお前の関係が気になったんだと。だから友達と答えた。」
と、言ったところで気づいた。団長と団員とかそっちのほうがハルヒにはよかったかな。
一瞬よぎったその考えは正しかったようで俺の言葉は間違いだったらしく、ハルヒは唇をとがらせてしまった。
やれやれ、後で何を言われるやら。
186ハルキョンSS たまには2人だけで・・・:2008/02/21(木) 03:53:41 ID:sOA9y/G1
 私の年頃なら、気になる男とかいるのかもしれない。
でも、中学の時の男共ときたらどいつもこいつもコピー紙に印刷されてるみたいな会話でちっとも面白くなかった。
高校だってあんまり期待していなかったけど、キョンがいた。団員のみんながいた。
キョンもキョンでどうしようもないけど、そういえば気づいたらいつもこいつといる気がするわね。
 今日の活動、アルバイトはキョンと2人。2人だけで活動って言うのも珍しい、
というか久しぶりのことのような気がする。春以来かしらね。いつも通りキョンは私についてくればいいのだけど、
それにしても言うに事欠いて私たちの関係を友達ってどういうこと。
でもパートの人たちに団員と団長っていう説明をしないのもなんとなく納得できる気がするし、
でも友達って言うのも納得いかないし、それなら私とキョンって・・・あー・・・なんかゴチャゴチャしてきたわ。イライラする!

 仕事が終るころ、既に空は暗くなっていた。2人は冬の到来を感じさせる風を浴びることになった。
「うわっ、寒いわね・・・お店の中は暖かかったのに。はい、これあんたのお給料。あと・・・」
昼間の陽気に安心していたらしくハルヒは寒波を思い切り受け止めることになっていた。
かじかんだ手で茶封筒をキョンに差し出す。何か出そうとするが途中で止めてしまった。茶封筒を受け取るキョンは
それなりの厚着だったため、特に気にせず歩く。ハルヒが何か出そうとしていたのはわかっていたが特に気にしないことにした。
しかし寒がるのは見逃せなかったらしい。
「そんな薄着じゃ当たり前だろう、ほら、貸してやる。」
着ていたダウンジャケットを脱ぎハルヒにかける。もちろんサイズは合わない。
「ありがと・・・それにしても大きいわね。あんた見栄張ってない?」
「バカ言うな。サイズはぴったりだ。」
「そう、あんた意外と大きいのね・・・えっと、それとね・・・」
ハルヒは何か言いたそうにするが口をつぐむ。
疲れているのか、キョンも特に突っ込むこともなく、会話はそれきり何気なしに止まってしまった。

 駅前の別れる場所。気づいたらそこに立っていた。日は落ちているため、人工の光が2人を照らす。
「そういえば、あんたと2人だけの活動って言うのも久しぶり、だったわね。」
自然と立ち止まりハルヒがキョンを見上げた。
「ああ、そうだな。」
「団員フルメンバーで賑やかなのもいいけど、いつもと違ってちょっと楽しかったわよ。だから、その・・・」
「さっきからどうした、何か出そうとしたり言いたそうにしたり。」
キョンが不思議そうにハルヒを見る。ハルヒは目をそらそうとするが、ゴクリと生唾を飲み込みカバンの中から一枚紙を差し出す
「こ、これ、お給料と一緒に店長のおじさんがくれたのよ!遊園地の二人用のフリーパスチケット。別に1人で行ってもいいんだけど
1人よりは2人のほうが楽しいからあんたもついてきなさい!」
ものすごい剣幕で言葉を言い切るとそっぽを向くハルヒ。
いくらハルヒに慣れたキョンといえその勢いにはたじろいだようで一瞬キョトンとした表情をした後口を開いた。
「それは・・・なんだ、俺を遊園地に誘っているのか。」
「そうよ、何度も言わさないでくれる。」
一度聞きなおしただけだが、と言う言葉を飲み込み、頭をかきながらキョンは答える。
「わかったよ。帰り道寒いだろうから上着貸しておいてやる。遊園地に行く時にでも返してくれ。いつでも、待ってるからな。」
「あ、ありがと、そ、それじゃ私電車来るから行くわね。」
少し上気したような顔でコクコク頷きそう言うと走っていくハルヒ、その小さな背中を見ながらキョンは
「なぜあんなに慌てることがあるのかね。ま・・・2人だけでどこか行って過ごすのもいいもんさ。」
と呟いた。
187名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 04:00:43 ID:8YXb1xBT
>>186
これはGJ!といわざるを得ない
不器用な二人の関係が最高ですよっと。
188名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 04:15:45 ID:EsYTgqz+
189名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 05:11:20 ID:srpyzyCJ
甘すぎなくていいね。会話も実にらしい。
そのぶん呼称の誤字がちょっと残念だな。
「優希」と「古泉君」にハルヒの「私」
190SS やっと出た本音:2008/02/21(木) 05:29:48 ID:6N1SNP3l
「本当のところ涼宮さんをどう思っているのですか?」
「はあ?」
全ての発端はこいつのこの質問からだった。

いつものように放課後部室で俺達SOS団は活動を行っていた。とは言ってもやることは大して毎日変わらない。
ハルヒはパソコンでネットサーフィンをしている。マウスを力いっぱいカチカチと押すんじゃない。
朝比奈さんは愛らしく懸命に編み物を編んでいる。いやあその姿を見られるだけでここに来てる甲斐があるってもんだ。
長門は相変わらずの無表情で読書をしている。お前は読書以外になんかすることはないのか。
古泉の希望で俺と古泉はオセロをしていた。
そんな中オセロの勝負中唐突に古泉がふざけた質問をしてきやがった。ここで冒頭に戻るわけで、
「なんだその質問は?悪ふざけも大概にしろ。それより真面目に勝負に集中したらどうだ。」
「僕はいたって真面目ですよ?それよりも質問に答えていただけませんか?」
ハルヒにギリギリ聞こえないボリュームの声で俺に問い詰めてくる古泉。てかまた顔近いんだよ気色悪い。
「どうって、俺にとっちゃただのトラブルメーカーにしか思えんが?」
「おやおやあなたも素直じゃないですね。」
と古泉は溜息をつき大袈裟に両手広げてみせる。やれやれ・・・何を言ってるんだこいつは。
「お前が何を言いたいのかさっぱりわからんね。」
「では聞きますがあなたにとって涼宮さんは迷惑な存在なのですか?」
「そんなこと一言も言ってないだろうが。」
「ですが先ほどあなたは彼女のことを『トラブルメーカー』とおっしゃりましたよね?」
「そうは言ったが迷惑ということにはならんだろ。」
「しかしあなたは毎回こき使われウンザリしてたのではないんですか?」
「たしかにそう思ったこともあったが別にそういう・・・」
「はっきり言って涼宮さんと一緒にいると疲れる・・・つまり彼女から離れたいのではないのですか?」
「・・・だから俺は一言もそんなこと言ってない。」
「どうでしょうか?彼女から離れればあなたの負担もなくなりますよ?」
「あのな俺は・・・」
「まあ気持ちはわからなくもないですよ。僕も相当負担が掛かっていますしね。
一緒にいるのが疲れたというのなら涼宮さんにそうはっきりと・・・」
「・・・誰がハルヒと離れたいって言った?ハルヒは俺にとって迷惑でもなんでもねえ!むしろずっとあいつの隣にいたいんだよ!」
191SS やっと出た本音:2008/02/21(木) 05:31:42 ID:6N1SNP3l
古泉の言動に対して俺は思わず大声を出してしまった。俺の大声で部室の空気が止まった。
0,4秒経ってから今自分が何を口走ったのか冷静に思い出していた。・・・なんつーセリフを口走っちまったんだ俺は。
ハルヒはというと顔をトマトのように真っ赤にして俺のほう見ていた。た、頼むからこっちを見ないでくれ!
とてもじゃないが俺はハルヒを直視できない。できるわけねえだろ・・・
元はと言えば古泉のせいだ!古泉のほうを見るといつもの9割増しのスマイルで俺を見ていた。
「すみませんでした。ですがこうでも言わないとあなたは本音なんて言わないでしょ?」
古泉は気色悪いスマイルでウインクしながら俺に言いやがった。・・・こいつ後でどうしてくれようか。
今思えば全てこいつ策略だったわけだ。俺としたことがこいつの挑発に乗っちまうとは。
ああくそ忌々しい。おかげでとんだ羞恥プレイだぜ・・・
「ねえキョン・・・さっきのどういう意味?」
俺の思考を遮るようにハルヒが声を掛けてきやがった!思考回路がオーバーヒートしそうだ・・・
「ちょっとキョン!ちゃんと答えなさいよ!」
そう問いただしてくるハルヒの顔はまだ真っ赤だった。・・・おそらく今の俺も人のこと言えないんだろうな。
「・・・そのまんまの意味だ。」
「だ、だからどういう意味よ・・・!」
「お、お前とずっと一緒にいたいって意味だ。それ以外に何かあるか?」
「//////」
そ、そういうリアクションしないでくれ。言ってるこっちだって恥ずかしいんだ。
「そ、そんな恥ずかしいことこんなとこで言うんじゃないわよ!」
と怒っていながらも顔がちょっと微笑んでるのは俺の気のせいか。
「う、うるさい!今日はもう解散!とっとと帰るわよ!」
もうハルヒ自身何が何だかわからなくなっているようだ。まあ俺としても大変ありがたいわけだが。
「あんたはあたしと一緒に帰る!」
「ほへ?」
我ながらなんとも情けない声を出してしまった。ハルヒは俺の手をつかみ駆け足で部室を出た。

俺達は校門を出て下校している最中であり、隣ではハルヒが愚痴っていた。
「もう今日は最悪だわ!」
それは俺だってそうだ・・・てか精神的ダメージはお前の3倍以上は確実だと思うが。
「その・・・なんだ・・・悪かったな」
「えっ・・?」
「皆の前で恥かかしちまってさ。ホント悪かった。」
「別にもういいわよ。それにその・・・う、嬉しかったし・・・」
ハルヒはまた顔を赤くしながら俯いていた。その横顔はなんとも愛らしかった。
「な、何ニヤついてんのよバカキョン!」
って俺ニヤついてたのか・・・!?今日はもういろいろダメだな俺・・・
今ふと気づいたがハルヒに手をつかまれて部室を出たわけだが、
そのままハルヒに手をつかまれたまま下校中である。ここは一応ツッコむべきなのだろうか。
「ところでハルヒ、手をつかまれたままだと非常に歩きづらいんだが?」
「あっご、ごめん・・・」
「こうしたほうが歩きやすいだろ?」
「えっ?し、しょうがないわねそれで我慢してあげる!」
俺はハルヒの手をやさしく握ってやった。意外と手小さいんだなこいつ・・・
せっかくなのでハルヒを家まで送っていった。その間手はずっと握られたままだった。
別にハルヒとずっと手を繋いでいたかったわけじゃないぞ?
手をつかまれたまま歩くよりはこうしたほうが幾分マシなだけだっただけさ。
192SS やっと出た本音:2008/02/21(木) 05:33:11 ID:6N1SNP3l
終了です

正直勢いで書いた。反省はしていない。
よし寝よ・・・
193名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 06:25:30 ID:90jxZbaJ
スマブラXの看板みたいなのにハルヒが載ってたんだがどういうこと?
誰か知らない?
194名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 06:55:12 ID:5POLd8ro
>>186
素直じゃない二人はやっぱいい。
何時かは素直になって欲しいものだけどなw

ところで途中で何度か、キョンのでもハルヒのでも無いモノローグがあるようだが
それは誰だ?

>>192
古泉の策士っぷりに感動した。
195名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 07:28:27 ID:CCt4zgTI
ハルにゃんおはようございます!
ハルにゃんを想いながら朝ご飯にメロンパンを食べますよ…
196名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 07:53:08 ID:jx9wNiq6
おハルキョン
197名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 07:59:43 ID:fFxj0HyC
朝来たら何という怒濤のSSラッシュ。やはりハルヒはキョンの嫁。

もう俺の嫁はハルビンでいいや(´・ω・`)
198SSではないが。:2008/02/21(木) 08:02:48 ID:yG0+ZUF9
おはようハルヒ。今日も可愛いな。
何言ってんのよって、本当のことだろ?
毎日ハルヒの顔を見て目覚められる俺は世界一の幸せ者だよ。
おい、何でそっぽ向くんだよ。こっち向いてくれよ。
そうやって照れて赤くなってる顔だって可愛いんだからな。ちゃんと見せてくれ。
え? ああ、お前が言って欲しいって言うなら何度でも言ってやるぜ。
ハルヒ、愛してる。
おい、痛えよ、何で殴るんだよ。

……やれやれ、照れ隠しにもほどがあるだろ。
さて、起きて支度しようかね。
今日もきっといい1日になるだろう。

な、ハルヒ。


---
ごめん。寝起きに何やってるんだ俺。
1人寂しく支度して仕事行くわノシ
199名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 08:10:48 ID:b3PboE70
おはようハルにゃん
200名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 09:23:43 ID:VcMyfehY
おまえらのSSはツンデレだ
ハルヒはツンテレだ
201名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 09:52:02 ID:QFv9JdYk
>>200
是非そのツンテレなSSを書いてくれ。期待。
202名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 09:54:17 ID:MxZ1tav9
ハルヒと化け猫映画見たい
203名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 11:07:30 ID:b3PboE70
ハルにゃんと一緒にゲームしたい
204名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 11:11:00 ID:ivBeuj6e
>>65
亀レスだけどひょっとしたら元ネタはこの歌じゃないか?
ttp://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B07219
205名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 11:48:16 ID:sOA9y/G1
>>194
三人称にハルヒキョン一人称織り交ぜでやってみようと思ったので、たぶん三人称部分だと思います。
わかりにくかったと思いますので精進します・・・
206名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 12:13:17 ID:WcIM7HiG
ハルにゃんと一緒にお昼寝したい
207名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 12:20:23 ID:9y3z/bbn
>>206
付属としてキョンも付いて来ますがよろしいでしょうか?
208名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 12:29:25 ID:FoauZbN6
>>207
そのまた付属に、古泉もついてきますが
209名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 12:40:19 ID:34PhoUCJ
そのまた付属でついてきた長門は俺がいただく。
210名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 12:44:08 ID:IZcDQnxN
みくる「…グスン」
211名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 12:51:47 ID:FoauZbN6
>>210
DQn。


みくるちゃんは、鶴屋さんのおまけですから
212名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 12:54:19 ID:yq90ODt4
ハルヒはかわいいが平野はいらん
213名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 12:56:41 ID:xZEz/zLO
>>209
古泉の付属で長門はついてこないだろうよ・・・
214名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 13:20:07 ID:fFxj0HyC
俺の嫁ハルビンは付いてこないの?
215名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 13:25:24 ID:MxZ1tav9
遊園地でキャラクターの中の人になるバイトをするハルヒ
そこにキョン一家と鉢合わせ、な電波が
216SS ハルキョン? 携帯電話:2008/02/21(木) 13:57:11 ID:2VUEHRN2
「キョン、これお前の携帯じゃないか?」
と、昼飯の弁当を出してると谷口が携帯を持って言ってきた。
いつの間に盗んだんだと、ポケットに携帯が無いのを確認して言うと
「4限目の視聴覚室の帰りに廊下で拾ったんだよ。」
すまんなと言って谷口から携帯を受け取ろうとすると、
「でも、よくこの携帯がキョンのだってわかったね。」
と、国木田が聞いてきた。
「悪いとは思ったんだけど、発信履歴と着信履歴を見させてもらったんだよ。
どっちかに知ってる名前があればそいつに渡せばいいと思ってな。教師に渡して説教食らうよりはいいだろ。」
まぁ、確かに教師に渡るのよりはいいなと思ってると、
「それで、何でキョンのってわかったの?」
「あぁ、それはな、これを見てみな。」
と言って谷口が俺の携帯を勝手に操作し始めた。
「発信履歴が全部涼宮だろ?そして着信履歴も全部涼宮だ。と言うことだよ、初歩的な推理だよワトソン君」
と、言いながら携帯を渡してくれた。
誰がワトソンだ、誰が。それに全然俺の携帯という理由になってないじゃないか、と言おうとすると
「それは、さすがに…ね」
と国木田は、納得した顔をしながら飯を食い始めた。

俺にはさっぱりわからん。まぁ、放課後部室で聞けばハルヒや古泉がわかりやすく説明してくれるだろうさ。
217名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 14:22:59 ID:Jr+NcPB7
今更だけどハルヒの下着がベージュ色ってなんかやだ
218名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 14:24:48 ID:g6ncRTVf
この間、久しぶりに原作第一巻読んだんだけど
ハルヒはどちらかと言えば成績優秀な方とあったんだけど
今では天才レベルになってる
どこら辺から変わったのかな?
219名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 14:40:52 ID:QFv9JdYk
>>218
どちらかと言えば優秀な方、というのは谷口が言ったから、中学時代の評価なんじゃないか?
で、北高は、キョン曰く地元の4つの中学のうち、成績が中くらいのやつが集まった学校。
てことは、その中ではかなり優秀な部類に入るってこと何じゃないのか?

まあ、東中時代でも、もっと上を狙えたところをあえて北高にした可能性もあるわけだが。

原作ネタバレだが、
消失でいきなり進学校に変わった光陽園学院にいたってことは、やっぱりそれなりの成績だったのだろうか。
この光陽園学院のレベルがわからんが、名前からして甲陽学院がモデルとすると相当なもんだぞww
220名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 14:59:26 ID:ivBeuj6e
>>218
友達できて少し落ち着くことができたから
ちょっぴり本気出したんだと思う。
221名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 15:19:16 ID:g6ncRTVf
>>219

218だけど北高入学直後にハルヒに声をかけたキョンに対して
谷口が注意する場面なので中学時代の評価だよね

そういえば古泉のいる9組は
入試時の成績上位者で編成してるんだろうか?
俺の居た高校では上位30名で一クラス特進を組んでたから
222名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 15:22:54 ID:OoUGMZQe
>>219
ジョンがいる高校だから、と北高にきたわけだからね。
普通にやればもっと上にいけるんだろ。
223名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 15:40:56 ID:f1olu7Jt
>>217
別にベージュ(赤?)にしてたのはハルヒの好みって訳じゃなくて、
あれも髪型の変化と同じように曜日の色のイメージに合わせていたって説があったが。

ttp://wikiwiki.jp/haruhi/?25-744%A1%A1%A4%AA%C2%EA
下の方参照。
224名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 15:46:16 ID:hULjRcU+
>>216
しらばっくれるにもほどがあるだろw
>>221
うちは希望者だった。つーか成績が良いからって勝手にカリキュラム組まれたらたまらんぞw
225名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 15:47:01 ID:f1olu7Jt
>>216
おっと悪い、スルーしてた。連コメすまない
きっと他の誰かへ(から)の電話があっても、翌日には既にハルヒの名前で埋まってるんだろうなw
226名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 15:56:30 ID:fFxj0HyC
殆んど話し中の為なかなか繋がらないハルキョンの携帯
227名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 15:58:50 ID:b3PboE70
ハルにゃんとお話したい
228名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 16:00:16 ID:gbHPm1/0
通話料金がやばいことになって親に怒られ
ふてくされるハルヒ
229名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 16:05:15 ID:MxZ1tav9
長門の不思議な呪文によって
ハルヒと長門以外の人間とは通話不可能になったキョンの携帯
230名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 16:34:06 ID:DT/vJl+q
浪人のくせに全落ちした。自殺も考えたが二期も驚愕もまだなのでやめた。
これはつまりハルにゃんは俺の命の恩人ってことでFA?
231名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 17:01:16 ID:C/tW1VmC
>>228
それでキョンとラブ定額にするわけだな?
232ハルヒの思い:2008/02/21(木) 17:07:17 ID:8YXb1xBT
「ねえ。なんか言うことない?」
「そんなことを言われてもだな・・・ってそれは俺に言ってるのか?」
言って気づいたのだが、部室には俺とハルヒの二人きりだった。
「あたりまえでしょ?」
何をだ。この時点でこの質問が分かるやつがいたら
俺のところにきてこっそり教えてほしい。
「だから・・・」
と言ってハルヒは何かを考えるように視線をキョロキョロさせている。
「頼むから・・・そのー、はっきり言ってくれ。な?」
ハルヒはしばらく考えて覚悟を決めたように
「あたしのことどう思ってる?」
言いながらハルヒは顔を横に背けた。
そのまじめな問いかけに俺は不意をつかれた。
本当にこいつはいつもいきなりだからな・・・こっちにも心の準備ってもんがあるんだ。
・・・ってもうこれは誤魔化しがきかなそうだ・・・
これは常識的に考えれば好きか嫌いかってことなのか?
ハルヒのいたずらってこともありえる。うまいように釣られてしまったら
あとで恥ずかしいからな。弱みを握られて
一生ハルヒの言いなりになってしまうということも考えられなくない。
233ハルヒの思い:2008/02/21(木) 17:08:02 ID:8YXb1xBT
って・・・ハルヒが顔を背けながらもチラチラこちらの様子を伺うように
見ているじゃないか。俺はあせらず、正確に、迅速にこの質問の返答を
用意しなければならない。
「あー。俺はいいと思うけどな」
谷口も認めるほどの、つまり最高レベルのルックスでそのうえ・・・
ハルヒが小さな声で
「いいって・・・好きってこと?」
ちょっと待て、いきなりその変換はないだろう。
俺が言葉の整理をしていると、
「・・・言いたいことははっきりいいなさい
・・・あんた最近あたしのほういつも見てるくせに・・・」
なんだかそれを言われた途端反論したくなった
「いや、ハルヒが俺を見てるんじゃないのか?それが気になるだけだ」
「嘘よ。だっていつも見るとキョンのほうが先に見てるもん!」
俺は笑って、といってもやれやれといったような笑みだっただろう
「もうわかったよ。俺の負けだ」
俺はそう言ってハルヒの両肩に手を置いた。
ハルヒが俺の手を気にしてそちらに視線を向けた隙に
そのままハルヒを抱き寄せた。
234ハルヒの思い:2008/02/21(木) 17:09:46 ID:8YXb1xBT
ハルヒは突然のことに始めは体を硬直させていた。
が、時間の経過とともに、ゆっくり体の緊張を解いていくのが分かる。
ハルヒの体は温かかった。柔らかくて、いい香りで、心地よい。
そして抱きしめながらこんなことを思った。
こいつも素直じゃないな・・・もっと始めからはっきり言えばいいのに。
って、それは俺も同じか。俺の場合はただ、
友達のような感覚に慣れすぎてしまったんだろう。
ただ、それ以上の関係に踏み込んだらもとには戻れないような、
そんな考えが今までどこかにあったんだと思う。
もっというと怖かった。もしかして、ハルヒも俺と同じことを考えていたのだろうか・・・?
失うものなんて何もないじゃないか。俺はなぜ今まで・・・
すると、そっとハルヒが俺の腰に手を回してくる。上からハルヒの顔を覗き込んでみた。
こいつは本当にかわいいな。いつもは無茶ばっか言うくせにな。
周囲に迷惑ばかりかけて・・・だけど・・・一緒にいて楽しい。
いつのまにかどんどんこいつの存在が俺の中で大きくなっていったんだ。
ハルヒはそっと目を閉じている。だから俺は不意にその無防備な
唇を奪ってやった。んっとハルヒの微かな声が聞こえた。
いつぞやの閉鎖空間のときは夢オチに邪魔されたが、
ここは誰にも邪魔されないからな。邪魔するやつがいたら
即乱闘パーティーだ。ようやく唇を離す。
「・・・一緒に、帰ろうか」
235名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 17:16:53 ID:FWOD9Spa
>>231
キョン「おいおい、俺達二人とも会社違うじゃねぇか」
ハルヒ「だったら機種変すればいいでしょ!!明日までにしておきなさい!絶対よ!?」
キョン「はぁ…分かったよ」

ハルヒ(キョンとラブ定額ラブ定額ラブ定額ラブ定額…)


内容よりも『ラブ』って言葉が大事なハルにゃん


>>234
ナイス急襲!いいもん読ませてもらった
GJ
236名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 17:46:39 ID:b3PboE70
ハルにゃんと水族館行きたい
237名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 17:48:07 ID:jx9wNiq6
>>230
ハルヒ「驚愕と二期を見逃したら死刑どころじゃ済まされないわよ!原作もDVDも全巻買って100万回見なさい!以上!」

だそうだ。

>>234
GJ!
最近のSSラッシュでニヤニヤが止まらない。
238名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 18:00:15 ID:MxZ1tav9
ハルヒに運動部のマネージャーして欲しい
239名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 18:10:49 ID:ivBeuj6e
>>231
>>235
ソフトバンク歓喜www
240名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 18:21:55 ID:+JjrKBBS
人妻ハルヒ

素敵な響き
241名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 18:25:04 ID:3VdR9gei
>>
242名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 18:28:14 ID:3VdR9gei
書き込みしくった

>>238
優勝以外は罰ゲームよ!!
とかいわれてやたらと成績が良さそうだw
243名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 18:31:54 ID:C/tW1VmC
>>238
SOS団のが大事だから_だな

>>240
キョン妻ハルヒ 
なんとナチュラルなことか
244名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 19:02:48 ID:Jvz0ioSa
ハルヒはキョンの嫁
245名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 19:04:25 ID:MxZ1tav9
アイドルハルヒのマネージャーキョン。
営業からスカウトまで多種多様にやります。
246名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 19:05:54 ID:8YXb1xBT
俺ってなんで気が強そうなアニキャラばかり好きなんだろう・・・
247名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 19:14:10 ID:9XyTt0c0
>>246
奇遇だ。
俺も同属だ。

というより、この板の住人はだいたい同属では?
248名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 19:15:21 ID:WcIM7HiG
>>234
こうゆうの好き
249名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 19:15:57 ID:9y3z/bbn
>>246
あれ?俺がいる。
俺はツンデレ好きだな、小学生くらいからw
250名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 19:29:10 ID:ocATqagz
>>216を勝手に改変スマン。
「でも、よくこの携帯がキョンのだってわかったね。」
「悪いとは思ったんだけど、開けさせてもらったんだ。そしたら待ち受けが涼宮だったんだ……」
「あぁなるほどね」
「それでどうして俺だとわかるんだ……?」
251名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 19:40:25 ID:8YXb1xBT
1クール目は七夕で7月
2クール目は消失で12月
こういうことだな?
252名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 19:40:46 ID:8YXb1xBT
誤爆w
253名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 21:08:32 ID:xNA/XDaI
未来の携帯では通話相手の姿が画面から立体映像で浮かび上がったりするんでしょうか、
と朝比奈さんに聞きたい
254名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 21:10:26 ID:hULjRcU+
そういやハルヒの携帯ってどんなやつだっけ?
折りたたみ式だったような記憶があるが…
255名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 21:12:07 ID:ulMOr2Q6
>>254
サムデイの「みんな〜朗報よ!」ってところで写ってるな。
256名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 21:13:18 ID:ru1/UPmU
>>246
俺も。
だからフルメタの新刊が出たと聞いて
買いに行ったけどもう無かったのがショックだ
257名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 21:14:41 ID:rzyjia9r
はるるるるるる〜♪



ごめん、何となく言って見た。
258名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 21:22:04 ID:SLw5is7H
>>254
ソニエリじゃないかな?
259名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 21:23:02 ID:xNA/XDaI
特定の番号を押すと仮面ライダーに変身できる携帯だったりして
260名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 21:31:38 ID:DT/vJl+q
確かねこマンのストラップが付いてたよな。
261名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 21:54:53 ID:fr7N2pPt
140だけど>>145がくれた電波を受信したからSS投下するよ。
5レスくらいで。計算ミスってたら素マン。

団長閣下がバイト声優になって役作りのために普段からキャラになりきりって話。
262ハルキョンSS:「役作り」1/5:2008/02/21(木) 21:56:28 ID:fr7N2pPt
最近、ハルヒの声を聞いていない。

いや、別にまたハルヒがいなくなった、とか風邪引いて休んでる、とかじゃない。
ハルヒを見ていないわけではないのだ。ハルヒとなら毎日会ってるさ。
ただ――。

「おはよう、キョンくん」

淑やかに慎ましく、大人びた落ち着いた声で優しく俺の名を呼ぶこの声を――。
俺の頭がハルヒの声と認識できないだけなのだ。


それは不思議探索中、ハルヒがその馬鹿でかくよく通る声で商店街を賑やかしていた時のことだった。
1人のオッサンが声を掛けてきたのだ。
曰く、「声優のアルバイトをやってくれないか」とのこと。
事情に関しては割愛するが色々とあの業界も大変なのかね。前観たアニメでは谷口によく似たやつが「声優の収入よりC●C●イチのバイトの方が儲かってる」とか嘆いてたっけ。
ちなみに未知との遭遇が大好きなハルヒがふたつ返事で引き受けたのは言うまでもないことだ。

あー、ここまではよかった。
古泉は「退屈を我々が紛らわす必要が無くなった」とニコニコしてやがるし、
朝比奈さんは「涼宮さんすごいですねー」と楽しそうに今日もお可愛らしい。
長門もいつも通りで何のリアクションも見せずに今日も厚モノ読破中で無口。
俺だって、楽しそうにしてるハルヒを止める理由なんざどこにも無かったさ。

週明け月曜日、声と性格が一変したハルヒに冒頭で紹介したような挨拶をされるまではな。
アフレコまですでに1週間。役作りのためにキャラになりきって過ごすとのことらしい。
基本的にハルヒは天才肌ってやつではあるが、完璧主義者なとこもあるから努力を惜しまない。それが面倒でなければ、楽しければ、と言う注釈条件は付くがね。
ま、いい心がけだ。人のために頑張るハルヒ。文化祭のことを思い出すね。素直に応援してやりたいもんだ。
だがしかし――。

「よおキョン、このプリントお前と涼宮の分な」
何で俺に2枚渡す、ハルヒは後ろにいるんだからお前が自分で回せばいいだろう。
「ありがとう谷口くん」
「……は!?」
「……なんだって?」
俺と谷口の驚きがハモった。今のはもしかして、ハルヒ、お前か?
「台本を読み込んでる私に気を使ってくれたんでしょう? ありがとう。でも次は直接渡してくれるともっと嬉しいわ」
そう言うとニッコリ笑って俺の机からプリントを一枚取る。
これがハルヒだというのか? 役作りのためとはいえ谷口にあそこまでの態度を取れるものなのか?
っておい谷口。何頬染めてるんだ。わかってんのか、あれはハルヒだぞ。作ってる役だぞ。

昼飯時、ハルヒはいつものように学食に向かわず俺の半分ほどしかない小さな弁当箱を鞄から取り出した。昨日の今日で徹底してんなあ……。
「ねえ阪中さん。よかったら今日一緒にお昼ご飯食べない?」
「わあ、涼宮さんが誘ってくれるなんて初めてなのね。じゃあこっち、机合わせよ」
嬉しそうに阪中が自分の机を動かしていく。
ところで阪中、そこは驚くべきところじゃないのか? なんでお前は平然と受け入れてるんだ? やっぱお嬢様ってやつはどっかずれてるもんなのか?
263名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 21:56:55 ID:xs3LAzR+
>>256
かなめが寝返ってクルツが死ぬぞ
264ハルキョンSS:「役作り」2/5:2008/02/21(木) 21:57:14 ID:fr7N2pPt
土日を挟んだだけでまるで入学当時のクラス委員長朝倉のように頼れる気さくなクラスメイトに変貌したハルヒにみんな(阪中以外)最初戸惑っていたものの、水曜日にはすっかり慣れきっていた。
ハルヒの周りには常に人が集まっている。男女のべつまくなし。
言葉が間違っているって? いいんだよ。男女の別なく、それでいてのべつまくなしなんだから。
勉強を見てやり、クラス行事や委員の仕事を手伝い、それこそハルヒが常々「くだらない」と断じるドラマの感想やらの四方山話に花を咲かせる。
男子と話していても気さくに応対し、恥じらいを見せ、笑顔が眩しい。男子も目を白黒させつつ頬は紅潮だ。
だがなあ、それでいいのか。お前ら本当にそれでいいのか?

「いいに決まってんだろ。あれなら俺様的美的ランキングAAAランクをつけてもいいぜ」
だがな、結局のところあれはハルヒなんだぞ。
「なあキョン、お前本当に涼宮と付き合ってるわけじゃねえんだよなあ?」
まさか谷口……いいか、お前のその感情は一時のものだ。あの上っ面はアフレコが済んだら消えてなくなる砂上の楼閣だぞ。
「いやいや、俺はそこまではしねえけどよ。いいのか?」
何がだ。
「いまや北校における涼宮の人気は朝比奈さんを超えようとしている。たった3日でだ。すでに惚れてるやつもいるかもな」
……それで。
「以前のイメージのせいで今んとこはまだなんもねーみたいだけどよ。告っちまうやつも出るかもな」
今言ったろう、すぐに元のハルヒに戻る。時限爆弾だとわかっていてオレンジにかぶりつく馬鹿はいない。
「いやいや、そこはそれ。一度惚れちまったら普段に戻っても醒めるとは限らねーぞ。恋は盲目だからな。それに涼宮のやつも昔ほどは酷くねーしよ」
……谷口までハルヒの成長を感じ取れているというのはちょっと意外だったな。
「キョンみてえにマゾっ気があって涼宮の傍若無人を許容できる男が全校男子の中に現れないとも限んねえってことさ」
失礼なことを。俺を変態性愛者みたいに言うな。そんなんじゃねえっつの。
「もういい、黙ってろ谷口」
にやりとして肩をすくめる谷口に無性に腹が立つ。
「どうしたのキョン、涼宮さんの話?」
パンを買って帰って来た国木田が、せっかくアホを黙らせたのに話題を蒸し返しやがった。
「凄い変わりようだね。僕としては好ましい変化だと思うんだけど、キョンにとってはそうじゃないのかな?」
……別に。ハルヒの性格設定なんざ俺の知ったこっちゃねえだろ。
「僕は谷口の言うように涼宮さんが誰かと付き合うなんてのはありえないと思うけどさ。僕はキョンのほうが心配だよ」
何で俺なんだよ。
「月曜からずっと不機嫌だよ。中学時代にも見たこと無いくらいね」
……知らねえよ。

「ねえキョンくん。その、お弁当作ってきたの。よかったら一緒に食べない?」
頬を染めて恥じらいながら包みを差し出すハルヒ。ここははにかみ笑顔の可愛さにドキッとすべきところなんだろうね。
「……悪い、お袋が作ってくれてんだ。みんなで分けるなりしてくれ」
美味いのだろう、きっとものすごく。母親が昨日の夕飯の残りを詰めただけの弁当よりもずっと。手が込んでて見た目にもよくて栄養バランスも取れているに違いない。
でも食べる気にならない。
「そうだったわね。ごめんなさい。また今度作ってくるね。その時は前の日に言うから」
嫌な顔ひとつせず笑うハルヒの顔が頭にくる。
そのままそそくさと弁当を持って屋上へ退散した。
1人屋上で食べる弁当は侘しかった。
265名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 21:57:41 ID:Nr51ZXy6
>>246
俺じゃねーか。
尻にしかれたい願望というか・・・ただのマゾなのか・・・。
266ハルキョンSS:「役作り」3/5:2008/02/21(木) 21:59:02 ID:fr7N2pPt
「涼宮さんのご機嫌が優れないようです」
……古泉、何で俺が屋上にいるってわかった。ってか第一声がそれかよ。
「長門さんにお聞きしました。ここにお独りでいる、と」
なるほどね。あいつならどこにいても、トイレのどの個室かまで割り出せるに違いない。
いっそ弁当持ってあと10分早く来てくれりゃな。今ならお前とでも仲良く弁当をつつけそうだぜ。
「そうですね、ではそれはまた次の機会にでも」
「ハルヒの機嫌が悪い、だって? またアレか」
「いえ、閉鎖空間は発生しておりません。まだ」
まだってことはこれから発生するのかね?
「機関としては、そのような見方をしています。ただ私見を述べさせていただけるなら、発生はしないのではないかと」
……一応理由を聞いておこう。
「なんとなくそう思うとしか言いようが無いんですよ。申し訳ありません。後はまあ、僕の個人的な願望です」
そうかい、まあ俺としては変てこ空間がいくら発生しようと関係ないからな。好きにやって世界を守ってくれるがいい。それよりも、
「ええ、そちらは僕達の担当ですから貴方は気を使われなくても結構です。ただ、僕はSOS団団員として涼宮さんの機嫌が優れないのには心が痛みます」
まあ、それには同意しといてやるか。
「それに貴方もです。僕は貴方の心は涼宮さんのそれのように感知することは出来ませんが、貴方は目に見えて不機嫌そうだ。友人として見過ごすわけには参りません」
お前までそんなことを言うか。
「今週からの涼宮さんの人当たりや性格設定は欠点のつけようがありません。完璧と言えるでしょう。事実涼宮さんの校内での知名度はこれまでとは違った点でうなぎのぼりです」
そんなことは知ってるよ。
「では貴方はそんな彼女の何が気に食わないのでしょうか」
……気に食わないなんて言ってねえだろ。誰にも迷惑をかけてないどころか手助けまでして今じゃ誰からも好かれてる。
教師達にだって受けはいいし、普通の学校生活ってやつををあいつの持ってる本来の能力が活きる立ち居地で送ってる。
「以前のようなエキセントリックな言動は影を潜め、勿論超常的な何かを引き起こすことも無い。我々がフォローせねばならないことは何一つ無くなり、世は総て事も無し。かつて貴方が望み、目指した状況ではないかと」
……なんだそのニヤニヤは。腹が立つ。ああそうだよいいことだらけじゃねえか。。お前としても万々歳だろう。
「なのに貴方は苛立ちを隠し切れない。まるで恋人が雲の上の存在になっていくのを寂しがる男性のように」
「そんなんじゃねえ。お前は俺に殴られたいのか。鬱憤晴らしのためにその顔を捧げにきたってわけか?」
「……申し訳ありません」
肩をすくめると同時に古泉の纏っていた偽悪的な空気も緩和される。なんとなく息苦しかったせいか思わず俺も一息つく。
「こういった回りくどい態度を取れば貴方も素直になるかと思ったんですが。はっきり正解を僕の口から言った方がよさそうですね」
ああ、そうしてくれ。今日の俺は気が短いぜ。
「簡単です。今の涼宮さんが貴方にとって魅力的でないからですよ」
ほう、それは聞き捨てならんな。俺が一般大衆の好みと大きく外れたアウトサイダー志向の持ち主だといいたいのか。
「そうではなく、これは僕にとっても当てはまることです」
お前も、あのハルヒが嫌だ、と?
「ええまあ。今の涼宮さんの人格は演技だから、と言いたいのではありません。演技と切り捨ててしまうには自然すぎますから」
ならあれのどこに欠点があるんだ。
「欠点、というのとも違います。僕たちはいつもの涼宮さんを知っています。そんな彼女の魅力もまたこの学校の誰よりも知っているつもりです。だから、でしょうね。
 今の涼宮さんの魅力よりも普段の涼宮さんの魅力の方が僕たちにとってはより琴線に響くわけです。それに気づかず振り回される周囲や普段の涼宮さんを見ることが出来ないことに少なからず苛立ちを感じている、違いますか?」
……否定する材料は、見当たらねえな。
「結構です。では貴方の苛立ちの原因は以上だと仮決定させていただきます。違う結論が出た場合はご報告ください。適宜修正いたします」
いや、というより俺の苛立ちなんぞどうでもいいだろうが。今はハルヒが不機嫌だって話だろ?
「そうでしたね。では話を戻しましょう。なぜ涼宮さんが不機嫌なのだと思いますか?」
267ハルキョンSS:「役作り」4/5:2008/02/21(木) 22:01:01 ID:fr7N2pPt
そりゃ決まってる。いい加減演技に疲れてきてつまらないことしてる自分に嫌気でも差してきたんじゃないのか?
「違います」
随分はっきり切り捨ててくれるじゃねえか。
「漠然とですが感じ取れますから。涼宮さんはこの状況そのものは楽しんでおられるようです。クラスメイトに囲まれ楽しく過ごす学校生活というのも久しぶりのことでしょうし。
 何より1週間限定のイベントのようなものですから。あの性格と態度を貫くこと自体は彼女にとって特別な苦ではないようですね」
だったら何が原因なんだよ。
「思うに……貴方が苛立っているのが原因ではないか、と」

…………俺? 何で俺なんだよ。
「他の皆さんには評判がよくても貴方だけは不機嫌であること。いつに無く素直に優しく貴方に接することが出来るのに貴方は涼宮さんを見ない、見るのが辛い。彼女の心境も理解できる気がしませんか?」
しないね。ハルヒがそんな乙女チックな思考回路なはずがねえ。
「では他の仮説はありますか?」
……そりゃ俺には浮かばねえけどよ。
「この状況を楽しんでいるという僕の感覚を前提として考えるならこれ以外には浮かびません。仮説がひとつしかない以上それに基づいて事態の解決を図りたいと思うのは間違いでしょうか」
誘導が上手いもんだ。答えが「はい」しかねえじゃねえか。「いいえ」選んだら堂々巡りさせる王族かお前は。
「では了解が取られたようですので、解決策を提案したいと思います」
お前は本題に入るまでの枕が長すぎる。以後もうちょっと端折るように。
「考慮いたします。それで単刀直入に解決策ですが――、貴方が涼宮さんに『いつものお前に戻ってくれ。俺が好きなのは普段のお前だ』とか囁くのはいかがでしょう」
拒否権発動、パス2だ。
「それじゃまるっきり告白じゃねえか。んな嘘言ったら後が怖い」
「嘘、ですか。本当にいつになったら素直になっていただけるんでしょうかね」
「俺は素直だよ。これが俺だ」
「ではそう言うことにしておきましょう」
やっぱり喧嘩売ってるだろお前。
「心に響く説得を考えたつもりなんですが……」
さて、他に方法が思い浮かばない以上覚悟を決めたほうがいいらしい。ただし、譲歩できる部分と出来ない部分があるぜ。
「やれやれ。わかったよ、俺だってあいつがらしくないって思ってんのは確かだ。普段のほうがいいってくらいの説得はしてやるよ」
「そうですね。告白というものはムードやタイミングもまた大事ですから」
こら、そんな「今はしないけどいずれは……」みたいな前提で物を言うな。俺はあいつに告白する予定など無いぞ。
「そうなんですか? 涼宮さんからの告白待ちと言うのもなかなかに」
だからそう言うんじゃねえっつの。
「失礼しました。では、首尾よくいくことを願っていますよ」
「あんま期待すんじゃねえぞ」


あ〜……そうだな、結論からいこうか。結構こっぱずかしいことを言った気もするしな。説明すんのも手間だし。
駄目だった。以上。
ああ? どう駄目だったかって? まあそりゃあれだ。あのキャラで、
「ごめんなさい。でもアフレコまでは役作りに集中したいの。それが終わったら、いつもの私に戻るから。ごめんなさい、キョンくん」
笑顔を曇らせて謝るハルヒにそれ以上何も言えなかった。
申し訳なさそうにするハルヒの思いは本当なのだろう。それでも、ほんのちょっとすら仮面を外してくれなかった。
なんだか悔しい気もしたが、当然っちゃ当然さ。
目標持って頑張ってるのはあいつだ。それを関係ない俺が、あいつがらしくないのがつまらないって理由だけで邪魔していい道理は無いのさ。
ハルヒに誘われてついていったアフレコ現場でも俺はイマイチ居場所が無かった。まあそりゃバイト声優が連れてきた何するでもない見学者だからな。
1週間なりきってただけあってハルヒの演技は素人目に見てもよかった。一緒に仕事してたプロ達も絶賛していたし、あいつもアフレコ現場で輝いていた。
隅っこにもたれかかってボケっと見学してた俺の頭の中ではなぜか去年の12月20日を思い出していた。
改変された世界の中で、ハルヒは俺のことを知らなくて、なんだか随分あいつが遠くに行っちまったような感じがしたな。
今は、ちょっと違うが。今のハルヒはまるで知らない奴みたいで。近くにいるのにずいぶん遠い所にいる気がするね。

「はい、涼宮さんの分は以上です。お疲れ様でした!」
街中でスカウトかけてきたあのオッサンの声ではっと我に返った。あの人何気に偉い人だったみたいだな。
役者やスタッフから口々にねぎらいや賛辞の言葉を投げかけられそれに丁寧に返していくハルヒ。
……あいつは随分変わったな。
ちょっと前まで、暴走する馬鹿女のフォローを俺がしてやらねえとって感じだったのに。
古泉が言ってたな、「恋人が雲の上の存在に…」って。そんなんじゃねえよ、娘が巣立つ父親だ。……と思う。
結局、俺とハルヒはスタジオを出るまで一言も交わさなかった。
「あー、つっかれたわね〜!」
スタジオを出て、ハルヒの第一声である。
作らない声、あいつらしい明け透けな感想を言って伸びをする姿が随分と俺の心を和ませた。
感じてしまった喪失感が消えるわけではないけども。
「でも楽しかったわ。貴重な経験だったしね」
そりゃよかったな。お疲れさん。
「あ、そうだ。ねえキョン」
「ん、なんだ?」
いつもの大股な早歩きで俺の2、3歩先を歩いていたハルヒが振り返った。

「久しぶり」

「え……」
「なんか……どうも月曜からキョンと話してた気がしなくって……なんというか、ノリよノリ!」
「お、おう。そうだな。久しぶり、だな」

はは、なんてこった。
今頃気づいた。
古泉がごちゃごちゃ長ったらしく言ってたのなんて何ほども当たっちゃいなかった。あの会話全部無駄だったんだ。
俺とハルヒがどうも憂鬱だったのは単純なことだった。なんてこたない、一言で済む。
お互い、しばらく会ってない気がして寂しかっただけなのだ。
ガキみたいな理由だろ。恥丸出しだ。古泉には言えねえな。
さっきまで感じてた寂しさなんざどうでもよくなるね。馬鹿馬鹿しい。

「さて、帰るかハルヒ」
「帰る前になんか食べてかない? あたしお腹空いちゃったのよ」
いいけど、俺あんま金持ってないぞ。
「ちょうど臨時収入が入ったんだしたまにはあたしが奢ってあげるわよ」
まじでか。団長に二言は無いな。食べた後で「やっぱキョン払っといて」とか無しだぞ。
「しないわよ失礼ね。それにまあ、今回はあたしが……集合に遅れたわけだし」
集合に遅れた……?
一瞬、意味を量りかねた。今日待ち合わせたときもハルヒは先に来ていた。じゃあなんだ……。
ハルヒが遅れたことといえば。そうだ。
俺からしてみればこのハルヒは実に1週間ぶりだ。
そして以前俺が3日間の昏倒から目覚めた時に聞いた原則。「SOS団は年中無休。絶対みんなが揃ってないといけない」だったっけな。

まじまじとよく見るとハルヒはいつものアヒル口になって目を逸らしている。
顔が赤く見えるのは夕日の照り返しのせいだけなのかね。
さて、それなら夕日を背にしてるはずの俺の顔が熱いのは何でなんだろうね。

「なら団長様にゴチになるとするか。1週間分の遅刻の罰、何を食わせてくれるのか楽しみだね」
「団長にご馳走になるってのにその態度は何よキョン!」
どうも俺の態度が不興を買ったようだ。そっぽを向いて歩き出してしまう。悪かったって、待ってくれよ。
「あんたは常日頃からあたしに対する感謝の気持ちが足りないのよ!」
へいへい、ありがたく頂かせて貰うさ。

歩きながらハルヒが振り向く。
1週間ぶりに見る100ワットの笑顔で。――やれやれ、前見て歩かないと危ないぜ。

「ほら、行くわよキョン、早く来ないとおいてくからねっ!」
270名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 22:05:12 ID:fr7N2pPt
以上。長くなってすまん。相当削ったんだが限界だ。
古泉が喋りだすと止まらないのはどうしたらいいんだぜ?

電波をくれた145氏に捧げるよ。最後以外甘くなくてごめん。
271名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 22:11:52 ID:34PhoUCJ
GJ。
272名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 22:26:20 ID:Nr51ZXy6
投稿途中だったか。すまん。
GJ
273名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 22:27:57 ID:SLw5is7H
素直じゃないキョンにやられた
GJ〜!
274名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 22:33:54 ID:MxZ1tav9
>>270
>>145だが、超GJです。拙い電波でこんなに伸びるとは思いませんでしたw
いや〜ハルヒの演じたキャラって一体誰なんだろうな

275270:2008/02/21(木) 22:40:02 ID:fr7N2pPt
>>274
おお145氏か。電波をありがとう。
描写的に1日で済むアフレコだから実在するどのキャラってわけにはいかなかったけど
一応声のイメージとしては「すもももももも」でやってた委員長。中島さんだっけ。
あの感じで脳内再生してた。

>>272
よくあることだ。俺もドMだから同志だ。気にすんな。
276名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 22:51:01 ID:4QXHLYng
>>254
プレミニSかな?
277名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 23:05:26 ID:aPXe4t8s
>>269
GJ
途中くどかったからどうなるか心配だったけどまとめ方がいい感じでほっとした

>>274
中の人つながりでマリみてだと見た!w
278名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 23:06:21 ID:aPXe4t8s
>>275
中の人でもそっちだったんだ、失礼 orz

最近GJなSSが多すぎておっつかないよw
279名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 23:13:08 ID:VV0i/aca
ハルヒ「今日は動物園に来たわよ!」
キョン「お前はいつも唐突だな」
ハルヒ「見てキョン!サイが居るわ!!」
みくる「はわわ・・これがサイ・・凄いツノですね〜」
ハルヒ「いい!ここで私が凄い事をしてあげるわ!!見てなさい!」
キョン「ん?なんだ・・・糸に五円玉を吊るして・・・」
ハルヒ「・・・あなたはだんだん眠くなーる・・」
サイ「・・・・・・・・・・・・・・・・」
  ドスーン!!
キョン「うお!サイが眠ったぞ!!」
ハルヒ「見た見た〜〜!!これが本当のほんとのサイ眠術よ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
キョン「くだら〜〜〜〜〜〜ん!!!!」
280名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 23:18:12 ID:34PhoUCJ
何事かと思ったら吹いた。
281名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 23:21:28 ID:JJPTVxkR
不覚にも笑ってしまった
282名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 23:25:59 ID:MxZ1tav9
いっそ将来夫婦漫才師をやるハルキョンもいいかもしれないな。
今のお笑いやバラエティー番組をつまらないと一蹴したハルヒが新しい風を運びに
キョンとお笑いコンビの道へ、みたいな。
日常会話からしてさぞ教養に満ちたボケと突っ込みになるに違いないw
283ハルキョンSS:「ぬいぐるみ『キョン』」:2008/02/21(木) 23:34:21 ID:fr7N2pPt
>>183の電波。

「ああもう、馬鹿キョン!! どんだけ馬鹿なのよキョンったら!」
壁に叩きつけられたぬいぐるみが床ででんぐり返ったままじと目でこっちを見てる……ような気がする。
あたしはなんだかさすがに悪いことをした気分になってぬいぐるみを拾い上げた。
ちょっと前になんとなく作ってみたぬいぐるみは、あたしに叩かれて、踏まれて、投げられて、ボロボロで。
――そしてキョンそっくりだった。

「ちょっとハル、うるさいわよ。また彼と喧嘩したの?」
ママが部屋の戸を開けて聞いてくる。ママったらいまだにあたしとキョンが付き合ってると思ってる。
……そんなんじゃないって言ってるのに。
「ほっといてよ。キョンが馬鹿すぎて腹立つんだもん」
「はいはい、早く謝って仲直りなさいね。それより早くお風呂入っちゃって。もうママ達寝ちゃうから」
ママはいっつもあたしが悪いって話も聞かないで決め付けてキョンの味方をする。
誰があんな馬鹿に謝るっていうのよ。
反論する前にママは逃げた。むう、絶対キョンが悪いんだから。
でもまあぬいぐるみに当たるのは大人気ないわよね。
そう思って棚に戻した。
後で思ったけど、さすがに普段乱暴に扱いすぎてたのかしらね。
重心がおかしくなってたのかコロリ、と棚の上で傾いて。
「あ!」
ぽふっ、とみくるちゃんと有希に似せて作ったぬいぐるみの上に覆いかぶさった。
「な、何やってんのよエロキョ―――ンッ!!!!」
むんずと握りつぶすように掴んで窓の外に捨てたあたしを責めるのはお門違いだと思う。
キョンってだけでぬいぐるみまでエロいのが悪いのよ。これは不変の真理だわ。
またママにうるさいって怒られた。だってキョンがエロいんだもん。

お風呂上り、牛乳を飲んでたら窓の外が目に入った。
「雨、降ってる……」
雨音がほとんどしなかったから窓の外見なかったらわかんなかったかも。
キョンのぬいぐるみ、濡れてるわよね?

あたしの部屋の窓の真下辺り。座った格好で、やっぱりキョンは雨に打たれてた。
目が合った。
都合いいわね、さっきはみくるちゃんや有希の所に倒れこんでたくせに。
なによ、言いたいことがあるんなら言いなさいよ。
「……ってあたしはぬいぐるみ相手に何やってんのよ」
ぱっと拾ってすぐ家に入るつもりだったのに、あたしまで思いっきり雨に打たれてる。
馬鹿みたい。
あたしはキョンのぬいぐるみを拾って付いてる泥を払ってあげた。
「あんたのせいでお風呂に入り直しよ、馬鹿キョン」
お風呂に持って入って泥を落として乾かしたら新品同様とまではいかなくても綺麗になった。
いや、汚れたままなのが可哀想だったから仕方なく洗っただけよ。ちゃ、ちゃんとバスタオル巻いてたからやらしくないわよ!

ほつれた所を直して棚に戻して。ううん、今日は特別に優しくしてあげる。感謝しなさい。
抱いたままベッドに入る。あったかい。
「……おやすみ、キョン」


「おす、おはよ」
キョンの声、今日も朝から間抜けったらないわね。仕方ない、あたしが譲歩したげるわよ。
「キョン、その……昨日は、ごめん」
あたしは窓の外に顔を向けてキョンを見なかった。今のあたしの顔を見られたくなかったから。
284名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 23:38:06 ID:fr7N2pPt
以上、2日で3作品投下してたからテンションとギアがトップになっててまたやっちまったんだぜ。
短い時間の割にはいい仕事できましたw

描写ありませんがちゃんと古泉ぬいぐるみもある設定です。
ハブってはおりません。
ハルヒママとハルヒのやりとりは以前SSでみたハルヒママを参考にしてみた。
イメージ違いのやついたらスマン。

おまえらもいい夢見ろよ。
285名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 23:41:03 ID:b3PboE70
ハルにゃんのふくらはぎもみたい
286名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 23:46:09 ID:r6C91hFe
>>285
それは俺の仕事だ、とキョンが言っていました。
287名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 00:01:10 ID:MxZ1tav9
>>284
大変GJですた。
もしそのまま外の人形を放っておいた場合、
なぜかキョン人形がずぶ濡れの状態で目覚めたハルヒの目の前に
置かれていたとかあるんじゃないか、というのを想像しました。
ではおやすみ、ハルヒ絡みの良い夢を。
288名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 00:01:26 ID:oqR4a9vE
ハルヒ「にゃー!!」
長門「にゃー。」
みっくるん「にゃあ〜」

おじさんどれも飼いたくて困っちゃうよフヒヒ

おやすみハルにゃん
289名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 00:07:48 ID:CPNALLgC
>>288
虐待は訴えられるから直ぐ飼い主(キョン)に返しなよ。
290289:2008/02/22(金) 00:10:20 ID:CPNALLgC
あれ?なんでageてんだ?
291名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 00:10:52 ID:sY27D3ol
サイ眠術もボンボン坂だったような…
部長と正太郎の絡みはよかったな

ハルヒポニーテールにしないか
292名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 00:21:44 ID:zzEbyPgI
「美少年でホモ疑惑」で古泉思い出した。
そしてたまには純情な古泉もいいかも、と思い始めた。
293ハルキョン SS 寒い:2008/02/22(金) 00:25:27 ID:K9Oql7L+
登校時点でハルヒの席は空席であったもののあの元気の塊みたいな奴がいきなり休むなんて考えにくい。
とはいえ担任の口からはっきりとハルヒが休みと聞いては納得せざるを得ないわけだ。

どうにも背中が寒く感じてしまうのは仕方のないことだと諦める。
あいつは太陽みたいな奴だからな、いるだけで暑苦しいがいないと物足りない。まったく業が深い。

「キョン、帰りどっか寄ってかねえか?せっかく涼宮の奴が休みなんだしよ」
谷口が話しかけてきた。妙に嬉しそうなのはハルヒがいないせいだからだろうか。
「違うよキョン、谷口はいつもキョンが涼宮さんと一緒にいるから寂しかったんだよ」
「な、何言ってんだ!俺は別に涼宮がいなくて落ち込んでるキョンを励ましてやろうとだな……」
いや、さすがにちょっと気持ち悪いぞ。

気持ちだけ受け取っておく、なんて大人な返しをして2人とは分かれた。
ハルヒが休みということで自動的にSOS団も休みとなる。
放課後と言ったって別段することもないわけであの2人と一緒に行ったってよかったのだがなんとなく気分が乗らなかった。
結局ふらふらと足の向かう先はいつもの部室なのだった。

部屋には長門が相変わらず備品のごとく鎮座しており本当に授業に出ているのか心配になってしまう。
目的があるわけでもない。本でも読んで時間をつぶして適当な時間に帰るとしよう。
無音、例外はペラともヒラともつかない頁をめくる音のみ。
遠くで運動部のかけ声が聞こえるがまるで現実感がない。
いつもならハルヒの声で満たされている空間は主人の帰りを待つ忠犬のようにただじっとしていた。
例外中の例外、無音で歩ける奴もいる。
その一人である長門がいつのまにか正面に立っていた。
「これ」
差し出された紙片には見覚えのある形式の文字の羅列、住所が書かれていた。
「涼宮ハルヒの住所」
何で知ってるんだ、なんて意味のない質問はしない。
「俺にどうしろと言うんだ」
質問するなら実のある質問をすべきだからな。
「あなたの勝手」
突き放した言い方は実を採るのも諦めるのもあなた次第と言われているように感じた。

わかりきった結末を語るほど野暮なこともないと俺は思う。
端的に言えば俺は見舞いに行ってその翌日にはハルヒの風邪は全快していたというだけの話だ。
面白くもなんともない。高校生男女の甘酸っぱい会話なんてものは存在せずただぶっきらぼうな言葉の応酬があっただけ。
「何で来たの」「別に」「何しに来たの」「嫌がらせでなければ見舞いだろうな」「……何するの」「何も」
実際ハルヒの体には一切触れなかった。ただ3時間ほど傍にいて話し相手になってやったりただ一緒にいただけだ。
我ながら病人に対する態度じゃないな、とは思うが帰り際に早く治して学校に来い、と言えたので及第点だと思う。

翌日登校一番にハルヒの顔を見た瞬間溜息が漏れた。その意味は俺にだってわからない。
ハルヒは礼の一つもしない。ある種当然か、俺は礼を言われるようなことはしてないんだからな。
「昨日のアレ、本当にお見舞い?お土産もないし全然優しくなかったし」
「お前がそう思えないならそうじゃないってことでいい」
「でも、まあ、その……」
「アレを負い目に感じる必要はないぞ」
報酬はもうもらってる。
「???」
後ろの病み上がりを無視して机に突っ伏す。
「ちょ、ちょっとどういう意味よ、それ!」
わーわーぎゃーぎゃーとうるさい。けどまあ今日は勘弁してやろう。
今日は背中が寒くない。
それだけでだいたいのことは許せるんだから人間て奴は単純だ。
忌々しいことにひどく安心している自分がいる。認めざるを得ない、俺はさびしがっていたらしい。
つまりハルヒがいること自体が俺の日常になってしまったわけだ。
腹が立つというか悔しいというか、ともかくもハルヒに一言言っておかねばなるまい。
「お前、もう勝手に休むなよ、とりあえず俺に連絡よこせ、見舞いくらいいくらでも行ってやるから」
ハルヒが息を呑んだ。それくらい見なくても雰囲気でわかる。
これ以上言ったら負けだ、おそらく既に完敗しているのだろうけれど。俺は寒いのが苦手なんだよ。
294名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 00:37:28 ID:CPNALLgC
>>293
GJ!!
寒くて寝付けなかったのに急に暖かくなった。
ありがとうハルキョン
おやすみハルキョン
295名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 00:37:29 ID:rGTAtGbh
>>293
なにこのキョンデレ。
超GJ。
296名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 00:41:30 ID:v01QRtnC
>>293
谷川先生こんなとこにSS投下してなにやってんですか
……と言いたくなってしまう程のツンデレキョンっぷりw
GJ
297名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 00:47:15 ID:fAGcaW13
>>293
GJ!寒い夜に暖かみが出てきた。

部室で8000ピースのジグソーパズルを組み立てるハルヒ
キョンが部室のドアを開けた拍子に何ピースかどっかいった
身を屈めて探してるうちに肩を寄せ合うハルキョン、な電波が来た。

298名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 01:00:09 ID:qgcDKMFP
>>293
寝ようと思ってたらキョンデレ
デレキョンいいよGJ
299名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 01:01:08 ID:BJVf5yui
賢狼みたいだな
300名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 01:02:08 ID:epz3Rrks
もう寝ようよハルヒ
301名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 01:08:33 ID:L44exWcU
キョンと魂斗羅の2人プレイをするハルにゃん
302名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 01:14:10 ID:fAGcaW13
>>300
何言ってんのよバカキョン!
SOS団は24時間営業で休息の時はない・・んだ・・から・・ね・・・Zzz・・
303名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 01:25:36 ID:6X76v36d
ハルにゃんのくびくすぐりたい
304名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 01:30:40 ID:hVjltevR
>>293
最後の一文がいいね。全てを表している。GJ!

>>300
もちろん性的な意味で
305名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 02:11:38 ID:6X76v36d
ハルにゃんおやすみ
306名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 02:15:38 ID:3AAnbVcU
ハルにゃんの鎖骨(;´Д`)ハァハァ・・・
307名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 02:49:39 ID:v01QRtnC
寝ているハルヒの鎖骨を見ていたら情熱を持て余してしまい
思わずハルヒの鎖骨を指でなぞってみるキョン
308名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 04:13:13 ID:XlOfecaX
やせい の ハルにゃんは
おどろいて おそいかかってきた !
309名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 07:06:06 ID:POZwl98g
おハルキョン
310名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 07:19:48 ID:x9ffyNh+
おハルハル

>>307
ハルヒが飛び起きた弾みで首筋にキスしてしまうキョン
311名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 07:50:12 ID:CPNALLgC
おハルキョン

今日一日の糖分補給完了!
仕事逝ってくるよハルキョン
312名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 07:57:28 ID:C55EBR0+
おはるハル
313名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 08:21:21 ID:CVMuW3Kc
おハルキョン

ハルヒは寝ているだけなのに古泉が
「これは至急人工呼吸をする必要がありますね」
と言ってキョンに人工呼吸させる電波を受信した。

もしくは古泉と手を組んでいたハルヒの寝たふり作戦か。
314名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 09:17:18 ID:6X76v36d
おはるにゃん
315名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 10:31:37 ID:OY+Vw/Zm
校内ランキング、一番恋人にしたいのは誰!?と言う企画でハルヒとキョンがお互いに投票するという電波を受信


………ちょっと書いてくるノシ
316名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 11:15:39 ID:9SwhkBRl
ハルヒはともかく、キョンは意外と人気説
317名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 11:36:00 ID:fAGcaW13
反対に恋人にしたくない男女コンテスト、みたいなのがあって
ハルヒが女子で上位に入った電波を受信した。
キョンはそれにむしろ安堵する。
318名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 11:36:29 ID:0lBsXTy/
>>315
タッチの達也と南を思い出した
319名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 12:15:35 ID:6X76v36d
ハルにゃんに足でマッサージしてもらいたい
320名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 12:19:40 ID:4f4+pmil
>>313
長門が言ったら信用するかもな
321名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 12:23:02 ID:C55EBR0+
ハルヒが死んだら世界はどうなるんだろう?
みんな消えるのかな?
322名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 12:39:43 ID:dgQ62cMN
全てが消えて、ハルヒが「なんだか楽しい夢をみてたような……」で終わる。

と谷川が猛然と非難されるw
323名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 12:46:55 ID:C55EBR0+
夢endはいやだなぁ
ハルヒの力の正体をハッキリさせてほしいね
324ハルキョンSS? ネクタイ:2008/02/22(金) 12:57:18 ID:wa8CqhJZ
 週末はSOS団ドミノ大会というわけのわからんイベントが企画され俺たちは古泉が用意した一室で寝泊りを共にしていた。

ことの始まりはもちろんハルヒだった。どうやらハルヒは特番のドミノ倒しに影響されたらしく、
 「やっぱり学生といえばドミノだと思うのよね。製作風景から倒すまで、録画して来年の文化祭の企画の一つとして使うの。協力する団員
の姿に学校中、いいえベネチア映画祭の審査員だって涙するわ!」
 一体こいつは何を考えて、どこまで行こうとするのか、皆目見当がつかん。古泉がなぜか都合よく知り合いの運営する多目的
ホールの一室が開いているからと言い出し、日にちも決まり俺たちは集まったわけである。
まったく、古泉の「知り合い」はどれだけいるのだろうね。

 そうしてあれよあれよと当日になり俺たちはドミノをホールに並べ始めたわけである。ドミノ並べ自体に気が進まずいつも以上にやる気も
無かったのだが、並べ始めるとこれが意外と楽しかったりする。単純作業で熱くなるタイプなのかもな。
他の団員の様子はというと、長門は当然、機械のように正確にならべていた。一ミリの狂いもなく並べていくのは
さすがにやりすぎだと思うが、さすが万能選手である。朝比奈さんはというと、それはもうとてもとても慎重に慎重に並べているのだ。
それでも、倒してしまう。慌ててオロオロする様子も実に可愛らしかった。
倒してしまい落ちこむ朝比奈さんの前に古泉がなぜか毎度のように登場し、しっかりフォローという青春ドラマのような光景を俺は
何度も見ることになった。その古泉は長門ほどではないといえ正確に並べていた。
と、そうなると、自然と場所分担は一騎当千の長門、朝比奈さんと古泉となり自然と残された俺とハルヒも近い位置で
協力作業をすることになっていた。
なぜ、いつも野外活動で当たることのないハルヒとこういうときには一緒になるのだろうか。不思議でたまらん。

 ま、全員の苦労もあって日曜日の深夜、正確に言えば月曜日の早朝にドミノは並び終わり無事倒すことも成功した。
映像は確認していないがうまく撮れていたはずだ。
この後が問題だった、片付け終わり披露困憊の状況で気づいたのだが月曜日はもちろん授業がある。
どうもドミノを並べることに打ち込みすぎて次の日のことなどすっかり忘れていたようだ。さすがにサボりというわけにはいかない、
というかハルヒが却下しやがった。仮眠が取れる時間だったので、とりあえず仮眠を取ることにしたわけだ。
325ハルキョンSS? ネクタイ:2008/02/22(金) 12:59:02 ID:wa8CqhJZ
 そして起きたのが今。見ると回りには俺以外のSOS団全員が勢ぞろいしていた。どうも俺がドベだったようだ。
まぁ、さすがに今日は罰金請求はされないだろう。朝比奈さんは寝ぼけているが・・・なんとか支度をしていた。
 俺は荷物を片付けずに仮眠に入ってしまったため、後片付けに大いに時間を取られることが決まっていた。
古泉はともかく朝比奈さんや長門に申し訳ないと思いながらスポーツバッグに荷物を詰め込む。
 「うーん・・・古泉君!有希とみくるちゃんと先に行ってくれる?後部室を開いて大荷物はそこに置いておきましょう。」
 荷物を片付けたらしいハルヒが古泉にそう指示しているのが背中のほうから聞こえた。なぜ自分は行かないのか気になったが
それどころではない。
 「了解しました、部室でお待ちしていますね。それでは行きましょうか。」
古泉が言葉をかけたのは朝比奈さんと長門だろう。三つの足音が遠ざかっていくのがわかった。
 「あんた、まだ片付け終らないの!?どれだけ持ってきてるのよ。こういう時こういうものはこうしちゃえばいいの!」
 言うや否やハルヒは俺の荷物を奪い取り、電光石火の速さで外に出してあった衣類やらをバッグの中に詰め込む。
俺の荷物だからって好き放題してくれる。しかし、さすがというかなんというか見事に詰め込み終わったのは事実だ。
 「ありがとな、よしそれじゃ行くか。」
 「あんたのせいで遅れかかってるのに、何しきってんのよ。お昼おごりだからね!」
そこを突くのはズルいと思ったが、まぁいいさ。と、ここで俺は何か違和感に気づいた。
何かが足りないのだ・・・慌ててポケットから制服から何から何まで思い当たるところを確認する。ホールを見返すが特に忘れ物はなかった。
 「どうしたのキョン、忘れ物でもしたの?」
 「いや、なんか足りない気がしてな・・・気のせいだったらしい、スマン」
 「フーン、ならいいけど・・・あーっ!」
いきなり耳元で大声をあげるな、やかましい。
 「ネクタイよ!あんたネクタイ忘れてる!」
慌てて首元を確認する。確かにない。カバンからネクタイを出す。潰れてヘロヘロになっているがこの際しょうがないだろう。
焦っているせいかなかなか上手く締めれない。
 「なにやってんのよ、ネクタイぐらい・・・貸しなさい!あと腰落として!」
ワタワタしている俺に耐えられなくなったらしくハルヒはネクタイを俺から引ったくり肩に手を当てると力をかけ強引に下に落とした。
意外と力あるな、こいつ。
 「もう、ネクタイくらいね・・・これをこうして・・・」
 よくもまぁ、この焦っている状況でおちついてやれるもんだ。それにしても顔が近い。
ネクタイをまさかこいつに結んでもらう日が来るとはな・・・。なんかムズムズして変な気分だ。
 「はい、これでOK!それじゃ改めて出発!」
きれいに結んだかと思ったら、ギュっとネクタイを締め上げやがった。緩めながら慌ててハルヒを追いかける。
先ほどの不思議な緊張感のことを思うとここで、気づいて本当に良かった。
学校前でハルヒにネクタイを結んでもらうなんて、照れくさくてたまらんからな。
326名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 13:08:32 ID:qUWzXUg1
>>324-325
ネクタイたまらない
これで午後の仕事も頑張れるよ
ありがとう
327名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 13:12:37 ID:giWD9cPx
将来的には朝は毎日ネクタイを結んでもらうんだろ?
もちろん行ってきますのキスと一緒にw
328名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 13:22:42 ID:DUtbOM7q
                 ,-―――-.
                /        ヽ
               /          |
              /            |
             /             |
             l" 天 洋 食 品   l
           ,.,、_lー-―――――‐─--、/l
          ヾイ    /{ { ヽ、ト、  ヽ ヽ \
           {  .ト{\ヽ',  メ __\  ヽ ヽ )
/ ̄ ̄ ̄ ̄ /|  ゝ  |"ひ)  \  イびゞ \ ヽ ヽソ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |  ノ  ト、"´,.     ー ノ /// i
| 天洋食品 |/| /.  {   ゝ     /  レ//  }
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |! {   ヽ  ヽ⌒>  /    レ´ }レ <ちぃす、ギョーザ詰め合わせ8ダースお届けにあがりやした〜
| 天洋食品 |/|:|.V{   \ └ ´  / ,.イ/  /ゝ丿
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:::/-、 V{   >ー┬|/  ! ,.イノ " ゙\
| 天洋食:::::/ ヽ  |_   \ ヽ   _ _  / /  //
| ̄ ̄ ̄/"     !      ̄ ヽ\. \____/ /   //
.| 天ノ ̄ ̄ '''    l       \__/|-、 /  / /
| ̄/          |        "~  ) `´ / ' >
|/  = 、         !   ....      ノ   /_ -‐<-,
{     ニ\  /、 ヽ-     ....  /  //     {
|ヽ_,-'" ̄   ` ´}           / イ >  r '  ̄ ト
| <_     _,, ィコ         / _, /  \/\    l,-、,,-、_
| ̄ヽ_ ヶ、'~   \,_, -,‐_    / / 、   _,, - +‐ti;;;;,、 ヽ , `、
| 天`''t‐t\  r ' '  i  >;}~ )ニ-i─ t'", -─| |-'┴/_l_/ノ
| ̄ ̄ ̄|/::::::::`{;;;i  i i__i__/''ヽ |:: ̄:l ̄l~:::ヽ   |_ ===--、__
| 天洋{|:、:::::::::::::::`イ‐i=-_‐, -ー!:::::::::| |:::::::::::ヽ        `
二二/ i|::::::::::::::::::,,-'T~ :_ -|_:::::::::::::i==i:::::::::::::ヽ
 :/ / ||::::::::::::::::''::::::|'" _,... >-‐'"|  |:::::::::::::::/



329名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 13:22:50 ID:fAGcaW13
ハルヒに電話応対の仕事してほしい
330名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 14:21:33 ID:POZwl98g
>>328
よう俺の嫁、精が出るね
331名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 14:54:15 ID:qhiKxzH4
SOS団HPです♪
良かったらきてね!
http://x84.peps.jp/nagatososdan/
332名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 14:57:35 ID:qhiKxzH4
333名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 14:58:30 ID:sY27D3ol
SOS団は永久に不滅。
334名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 15:28:50 ID:3AAnbVcU
やっぱり最終兵器はジョンスミスかなあ
335名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 15:39:35 ID:fAGcaW13
夜の山道で今にも崩れそうなボロ小屋を見つけるSOS団
336名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 15:41:27 ID:3AAnbVcU
>>335
すんごいデジャブw
337名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 15:53:24 ID:AUOXog34
ハルキョンと結婚したい
338名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 16:07:37 ID:6X76v36d
ハルにゃんと温泉旅行したい
339名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 16:20:01 ID:6hwrAt+D
「温泉と言えば卓球ね! 勝負よキョン!」
340名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 16:23:36 ID:Nr71qiE9
しかしひと騒ぎ起こして旅館の備品を壊しまくったので
そこで暫く住み込みで働く事になったSOS団
341名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 16:41:09 ID:3jvYIhlK
住み込み仕事の途中ジャガイモの皮をちまちま剥く朝比奈さんをみて
完璧な早い剥き方を伝授するハルヒであったがその隣には更にすばやく
完璧な剥きを披露する長門が

そして案の定ジャガイモ剥き選手権となりな
ぜかキョンが女将に平謝り
342名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 16:43:29 ID:qrZUGTIn
>>339
ハルキョンのエッチ本じゃないかw
343名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 16:45:24 ID:3AAnbVcU
いやあれだろ同人ゲー・・・
344名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 16:48:43 ID:6hwrAt+D
雑用も終わりひとっ風呂、となったSOS団。
しかしその温泉は時間限定で混浴になるというお約束展開
345名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 17:04:48 ID:fAGcaW13
HIHIHIひとっ風呂〜♪
ガラガラ
・・・って、おおっ!
346名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 17:14:43 ID:qrZUGTIn
しかしみくる、長門、古泉は先に仕事が終わっていてもう風呂に入り終わっている
●<キョンたんと入れないのは残念ですが予定通りですね
347名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 17:15:51 ID:DXljS89b
同人だとハルみく本の方が面白いの多い気がする
ハルキョン物は甘すぎて体に悪いw
348名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 17:29:07 ID:oc+p5dkr
ふもっふの風呂ネタ投下したくなったから
夜にでも
349名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 17:42:09 ID:78ID+Qby
>>348
わかった。エロパロでまってる
350名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 18:14:52 ID:2WZLHAgu
ハルにゃんかわいいよハルにゃん
351名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 18:17:10 ID:Em7th1Ym
>>348
最後国木田がキョンにぴちゃ するわけだな
352名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 18:25:10 ID:iRGNBYyL
あーあ、ハルヒと添い寝してーなー
それにしてもバックアップの運命、悲しすぎる!!!
353名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 19:05:51 ID:C55EBR0+
ハルハルはあんまり浸透してないな
354名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 19:06:49 ID:xsIh0RGN
>>353
ハルハルはハルヒが嫌がるからな。
355名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 19:09:53 ID:3AAnbVcU
ハルヒはハルヒ
356名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 19:19:50 ID:xkl/xtCX
雑巾掛けレースをするSOS団
357名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 19:36:32 ID:7w+WXv4Y
>>356
雑巾以外の白い布が見えて戸惑うキョン。
358名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 19:46:24 ID:bHAG5gpn
>>356-357
ふと気付けば目の前にハルヒが止まっていて、
急ブレーキできずに顔からハルヒのお尻に突っ込んでしまうキョン
359名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 19:53:26 ID:xsIh0RGN
>>357
ハルヒ「ちょっとキョン!なんであんた毎回ビリなのよ!」
キョン「い、いや…ちょっと足が痛くてな」
みくる「大丈夫ですか〜?」
ハルヒ「あんたが日頃ぐうたらしてるからよ!」
古泉「本当ですかね?僕には(ry」
キョン「古泉!お前は黙ってろ!(本当はハルヒのパンツが見たいからとは言えん…)」
長門「…スケベ」
360名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 19:56:22 ID:Em7th1Ym
>>359
むしろ自分以外にハルヒのパンツが見えないようにガードしてるんだろう
361名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 20:12:10 ID:POZwl98g
いたストでガチバトルするSOS団
独占欲から五倍買いを乱発して場を荒らすハルにゃん
一エリア独占から増資してドカンと儲けを狙うキョン
他人のエリアに相乗り、10株売りを図る古泉
状況を見極めてそつなく動く長門
362名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 20:27:06 ID:fAGcaW13
昼休みは暇だから何となく図書室に足を運ぶキョン
カウンターには長門が司書に。
担当が急病だから任されたとのこと。
外にいたハルヒがキョンと長門が話しているのを窓越しに眺めてイライラ
363名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 20:28:33 ID:6X76v36d
ハルにゃんくすぐりたい
364名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 20:47:32 ID:Em7th1Ym
>>362
そのあと不機嫌なハルヒをキョンがかまってあげてハルヒは機嫌を直すわけだな?
ぐっとじゃよ。
365名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 20:55:25 ID:sY27D3ol
ハルキョンのちょっといいとこみてみたい
366名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:01:02 ID:Nr71qiE9
図書室の司書を任されたハルキョン
やってみると図書室にあまり人もいないし静かでつまらないから
ハルヒが本でタワー作ったり読んでる本についてキョンと言い合ってイチャついてるうちに
図書室から人がいなくなった電波が
367名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:01:49 ID:a0MkztK1
同級生のいちゃついてるカップルをキョンハルに変換してしまう俺は末期
キョンもこのくらい積極的になってくれればいいのに
368名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:11:01 ID:kLnOC+DU
ハルキョン好き 末期度チェック

段階
0…ハルヒ?あのヲタアニメの?
1…このハルヒって娘かわいくね?
2…ハルヒみたいな彼女ほしー
3…元気なハルヒが一番かわいいな
4…キョンの嫁ってどう考えてもハルヒだな
5…おお、「ハルキョン」って言うのか、このカップリング
6…ハルキョンSSいいね。このスレは宝の宝庫じゃないか
7…初めてSS書いたぜ…へへっ
8…もう勝手に脳内ハルキョンがにゃんにゃんしてくれるおかげで楽にSSが書けるように…
9…ハルキョン最高!!ハルキョンさえあれば生きていける!ハルキョンは俺の嫁
10…キョンになら掘られてもいい


ちなみに俺は8.5だ。
基準についての異論は受け付ける。
369名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:22:11 ID:CVMuW3Kc
とりあえず10の古泉乙www
俺は9だな。
370名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:34:20 ID:BJVf5yui
7、8以外は全て満たしました
371名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:35:51 ID:xkl/xtCX
>>367
お前は俺か
372名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:42:16 ID:H/WL3Muy
耳をすませばやってるのを今更思い出した。ハルヒとキョンなら観ながらダメ出ししそうな感じだが
373名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:44:53 ID:qrZUGTIn
>>370
10も満たしたのかw
374名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:45:12 ID:Nr71qiE9
ハルヒはアンチジブリだったのか
375名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:47:11 ID:W4KxY8mq
ストラップ再生産してくれないかな
もうみくるしか売ってないけどハルヒ主義のが実用的だからな
376名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:54:17 ID:NGyWxDCb
耳を澄ませば見ながら書き込んでるおれてどないやねん
377名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:56:47 ID:3AAnbVcU
>>367
ベッドの上ではキョンのほうがry
378名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 21:58:53 ID:H/WL3Muy
>>374
ハルヒもキョンもアレの結婚してくれ〜ってのは責任感無しみたいな言い方するんじゃないかと思ったから。なんとなくだが
あとあのヒロインってハルヒと同じくらい電波じゃないか?猫追い掛けるのはハルヒもやりそうな感じだし
379名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 22:21:52 ID:l3EiNKQ+
最近、猫を見るたびに猫になったハルにゃんを妄想してニヤニヤしてしまう……
マスクをしてなかったら通報されてもおかしくないw
380名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 22:24:22 ID:3AAnbVcU
ハルにゃんって見ただけで猫ハルヒを想像してしまう俺は・・・
381名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 22:27:49 ID:Nr71qiE9
ウサギになったハルヒ
その時に食べた草が美味かったためこのまま人間に戻らなくていいと考えるように
382名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 22:43:48 ID:Em7th1Ym
「ねぇキョン、うさぎって寂しいと死んじゃうのよ?」
「そいつは難儀な生き物だな」
383名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 22:46:25 ID:v01QRtnC
そういや今日はにゃんにゃんにゃんでねこの日だ。
ねこハルにゃんとねこキョンのひなたぼっこを妄想してニヤニヤしちまうぜ

>>381
人間に戻らないと俺と結婚出来ないぞ、とキョンが言った次の瞬間に人間に戻るハルヒ
384名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 22:54:33 ID:GjHTj6kK
耳をすませばをハルキョンに変換して見ています
385名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 22:58:17 ID:6X76v36d
ハルにゃんの好きなジブリアニメはなにかな
386名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 22:59:01 ID:K7kA++Dt
キョンはあんなキャラじゃない気が
387名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:02:24 ID:BJVf5yui
>>385
未来少年コナン
388名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:09:45 ID:3AAnbVcU
キョンは好きだry
なんてはっきり言わないだろうな
389名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:13:58 ID:v01QRtnC
>>385
なんとなくナウシカのような気もするが、意外と となりのトトロだったりして。
「キョン!あんたトトロになりなさい!」
「はぁ?」
390名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:14:14 ID:6hwrAt+D
「ハルヒ、好きだ!」
と脳内変換される俺は末期
391名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:14:42 ID:Nr71qiE9
つかキョンもハルヒも
数回しか会ってないのにいきなり結婚までこぎつける真似はしないだろ
392名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:22:30 ID:qrZUGTIn
ハルキョンはハルキョンでしかないって事だろうな
393名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:28:00 ID:fAGcaW13
キョンがあのヴァイオリン造りの子だとしたら
ハルヒはそいつがイギリスに行ったらすぐに追いかけて
ヴァイオリン造りにおいて頂点に立ち、本末転倒になりそう。
394名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:29:46 ID:l3EiNKQ+
どうやらテンプレを見ていない香具師がいるようだな。

『耳をすませば』から『猫の恩返し』を連想して頭の中がぬっこぬこになってしまったw
胡座をかいたキョンの足の上に丸まって気持ちよさそうに撫でられてるぬこハルにゃんが見える……
395名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:29:57 ID:giWD9cPx
>>393
そしたらキョンは小説を書くんだろうさ
396名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:32:41 ID:dgQ62cMN
>>393
クレモナはイタリアな。
397名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:37:42 ID:H/WL3Muy
てかキョンがバイオリン職人とか合わないな。冴えないサラリーマンが丁度良い
398名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:41:51 ID:fAGcaW13
>>397
そんな事はハルヒが許さないだろうからもっと派手な仕事になるんじゃないか?
ハルヒは具体的に何をやれとは言わんだろうが
399名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:47:52 ID:Em7th1Ym
ああ、ハルキョンはすごい癒し効果があるぜ
現実とのギャップでしばらくすると鬱になるが・・・・orz
400名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:54:54 ID:bHAG5gpn
>>399
お前は俺かw
まぁこのスレ住人のほとんどがそうな気もするが…
401名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:56:07 ID:iRGNBYyL
ハルにゃんとにゃんにゃんしたい
402名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/22(金) 23:57:27 ID:Nf1Li1/D
正統派ツンデレカップルハルキョン
403名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 00:01:40 ID:ptnLYJA6
大きいのが引っ掛かったのでキョンと二人で釣り竿を握って大物を釣りげるハルヒ
しかしその時釣った魚がハルヒの顔にべチャッと付いた電波が
404名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 00:14:02 ID:lBDGgem/
>>403
そんなうらやましいことを魚ごときにやらせるわけにはいかん!
その電波は断じてゆるさあああああんんん
405名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 00:16:05 ID:uzyWcIsU
ハルヒみたいな女の子いないかなぁー、いないだろうなぁー
406ハルキョン SS コミュニケーション1/2:2008/02/23(土) 00:32:30 ID:sYd2rke7
「ほらキョン!さっさと来なさい!」
町中を引きずり回され体力の限界だった。ちなみに他の部員は休憩中。
「ホントにノロマね」
「……はぁ、もう、勝手にしろ。俺は帰る」
我慢の限界だ。なんで俺がそこまで付き合わなけりゃいけないんだ。やってられん。
「こ、こら、ちょっと待ちなさい!」
最後まで居丈高なハルヒの物言いにひとかけら残っていた譲歩の気持ちも霧散する。
ハルヒに一切振り向くことなく俺は帰宅の途についた。
携帯が鳴っていたが何もかも面倒になった俺は電源ごと切ることにした。

家で不貞寝していると妹が俺を呼びに来た。
「古泉くんだよ」
夜も遅いというのにわざわざ家まで訪ねてきたらしい。どうせまた小言だろう。
それでも足を運んだのは俺にも罪悪感めいたものがあったからかもしれない。
「こんばんわ、早速ですがご足労願えますか、込み入った話ですので」

組織のものだと思われる車に乗り込む。またどこかへ連れて行かれるのかと思ったがそうではないらしい。
「なぜ涼宮さんを置いて帰ってしまったのですか」
「そんなことを聞くために来たのか?組織って奴も暇なんだな」
「死活問題ですので」
それはこいつらの問題で俺には関係ない。
「はい、あなたが気にすることではありません。あなたが気にすべきはただ涼宮さんのことだけです」
「そんなことお前に言われる筋合いはない」
「ありますよ。お二人とも僕の大切な友人ですから」
真剣な顔だった。これが演技ならこいつは今すぐハリウッドにでも行くべきだ。
「涼宮さんにとってあなたは絶対なんです」
まるで独り言のように古泉は紡ぐ。
「あなたを100%信頼し、そしてそれゆえあなたも自分を100%信頼しているという思い込みが涼宮さんにはあります」
その横顔は、何故か泣きそうなものに見えた。
「あなたが絶対について来る。その思い込みはあなたのちょっとした反抗で崩れる脆いものです」
思い当たる節はある。
「涼宮さんは明らかに対人コミュニケーション不足です。だから1か0になりやすい。その壁が高すぎるんでしょうね」
心理学者、カウンセラー、そう表現すべきなのに。
「あなたはその1が100なんです。お願いします、涼宮さんと向き合ってください。結果がどうあれ話し合いは必要ですから」
妹を心配する兄のように見えた。
「……それは甘やかしじゃないのか。歩み寄りならハルヒからもさせるべきだろう」
「それは……もっともですね、ですが今はその途上だと言うことで」
古泉の苦笑い。いきなりどうにかできるとは俺だって思っていない。
だが俺から折れるのはあいつのためにならないような気がする。
「ではあなたの背中を押しましょう。現在閉鎖空間が発生中です。内にこもった、自重でつぶれてしまいそうな小さなものが一つだけ。題名をつけるなら後悔という言葉が似合うでしょう」
「……やり口が汚いぞ」
「僕は世界と涼宮さんのためなら多少のことはやるんですよ」
冗談めいたその口調、どこまで本気かわかったもんじゃない。ただしそれを責めている時間はない。
理由が欲しかったのは事実なのだから。
407ハルキョン SS コミュニケーション2/2:2008/02/23(土) 00:33:25 ID:sYd2rke7
あいつのわけのわからない信頼なんて嬉しくもなんともない。なにせおかしな奴らから責任ばかり押し付けられるんだからな。
人付き合いがわかってないってのは知ってる。謝ることもできずにポニーテールになんかしてたしな。
でもな、俺はあいつの親じゃない。なんでもかんでも面倒見てやるなんてのは御免だ。
携帯の電源を入れる。着信履歴のやけに多い番号。俺がこの一年で一番電話した相手。
「ハルヒ、なんで俺が怒ったのか、わかるか?」
「……うん」
「お前が人のことを考えなかったからだ。だけど勘違いするな、俺はお前といて楽しかった。おまえはちょっとやりすぎただけだ」
「……うん」
「だったら謝れ。どうしても出来なければちゃんと反省しろ。どうだ?」
「ううん、謝る。……ごめんなさない、キョン。あたし、自分だけ楽しくてキョンのこと全然見てなかった。あたしは楽しいからキョンにももっと楽しんで欲しくて、全然、見てなかった」
「……そうか、いや、なんというかお前らしい理由だな」
自分でも驚くほど優しい声だった。
「じゃあこんどはこっちだ。悪かった、すまん。いくらなんでもあんなふうに帰るのはよくなかった。もうしない」
電話の向こう、電波の向こうでハルヒが驚いているのを感じる。
仕方ないだろ、いつのまにかさっきまでの怒りがどっかいっちまったんだから。
「今度から自分が悪いと思ったら謝ろうな、お互いにわけのわからない意地なんか張らずに」
「……うん」
涙声だった理由は俺には断定できない。だが悪いものではないと信じたかった。

週があけ学校に登校するとハルヒはいつもの元気を取り戻していた。変わったことは一つだけ。
「ゴメンね、みくるちゃん」
ハルヒが形だけでなく心から謝ることができるようになったことくらいだ。
謝ることは相手の気持ちを理解していなければ出来ない。だからあいつは他人の気持ちを理解する努力を始めたということだ。
だが問題が新たに発生した。これは俺も古泉も予想外だった。
「その、ごめんなさい、キョン」
しおらしく謝るハルヒはいつもの傍若無人さと妙なギャップを醸し出し
「べ、別にそこまで謝らなくてもいいが、その、ああもう、俺も悪かったよ」
ひどく自分が悪いことをしたように感じてしまい変に意識してしまっているということだ。
俯いた女の子の上目遣いなんてものはいつの時代だって反則で、それが涼宮ハルヒとなれば倍プッシュだ。
これも自爆というのだろうか。
ハルヒが気がつかないのを祈りながらも早く楽になりたいと言う気持ちも同時に存在する。
偉そうなことを言っておきながら俺だってこういう時どういえばいいのかわからない。
まったく、ろくでもないところで似ている俺達だった。
408名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 00:45:47 ID:xcoNk3K2
409名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 00:50:40 ID:lBDGgem/
GJ!後悔するハルニャンかわゆす
410名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 00:52:30 ID:0xop7+I0
>>407
とってもGJ
これ見るとハルヒはまだ子供なんだなーって思えてくる
それか寂しくてかまってほしいとも。
411名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 00:54:00 ID:u8B2fGWc
>>407
GJ!キョンが父親みたいだw
412名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 00:56:12 ID:uzyWcIsU
>>407GJ!
涙声で「うん」っていうハルヒを想像して悶えた
413夏は温泉旅行(フルメタパロ):2008/02/23(土) 01:01:15 ID:xuY8byQq
SOS団+αでの温泉旅行のこと。

谷口「若い男女で温泉旅行って言ったら何が定番だと思う?」
国木田「さぁ?・・・まさかアレ?」
谷口「そうだ、あれだ。アレなしで温泉旅行は完成されない!アレをしないというのは女性たちに対して失礼だ。」

〜旅館にて〜
鶴屋「さて、夕食までまだ時間があるみたいだから露天風呂にでも行ってみないかいっ」
ハルヒ「いいわね、でもエロキョンたちが覗かないかしら」
みくる「キョン君たちだってそこまで露骨にエッチじゃないですよ。」
長門「・・・・・・・・・」
隣の部屋でこの会話を壁に耳を当て聞いていた谷口は聞いていた
谷口「キョンじゃないが俺は露骨にエッチなのだったw獲物が動くぜ、西館の露天風呂だ」
キョン「谷口、風呂に行くのか?」
谷口「おめぇも一緒に桃源郷を見に行くか?」
キョン「いや、それより普通に入浴を楽しめ。普通にな。」
谷口「古泉はどうする?」
古泉「いえ、僕も遠慮しときます。後が怖そうだ。」

谷口「肩車だよ。」
国木田「ああ、わかったよ。見れたらちゃんと交代してよね。」
谷口「わかってる。それじゃ行くぞ…」
谷口「くそ!とどかねぇな…横からは…」
谷口「まずこの柵を乗り越えて近づかないといけねぇな…しゃぁねぇ、行くか。」
国木田「下は崖だし落ちたら危ないよ。」
谷口「大丈夫だ柵から崖までの1mくらいは平らな地面になってるぞ。俺は行く。」
そういって柵を乗り越えた瞬間
谷口「WAWAWA!」
谷口が落ちた。
崖の下に、ではなく平らな地面の方にあった落とし穴にだ。
谷口「熱っ、熱っ、熱っ。」
国木田「谷口、だいじょうぶかい?」
谷口「大丈夫じゃねぇよ……なんで落とし穴があるんだ…なんでこんな熱い湯が流れてるんだ。」
国木田「のぞき防止のためじゃない?」
谷口「のぞき防止のためにこんなトラップ作るやつがいるかよ。こんなの鶴屋さんが金でも出して作らせたとかじゃねぇのか?この温泉旅行を企画したのも鶴屋さんだし。」
国木田「そうかもね。残念だけど、仕方ないからあきらめようか。」
谷口「俺はまだやるぜ。」
谷口「国木田、俺は無理強いはしない。だけどよ、ここで逃げちまっていいのか?
やらないで後悔するよりやって後悔した方がいいって言うだろ。
だから俺は、あきらめない。だから俺はナンパでもあきらめたりすることはない。
あとはおまえの判断だついてくるというなら食後に俺のところへ来い。最後の戦いだ。」
そういって谷口が風呂から出て行こうとしたとき。
国木田「待って、谷口、僕もがんばってみるよ。最後の戦いってなにか作戦でもあるのかい?」
谷口「食後に話す。また後でな。」
谷口は風呂を出ていった。
414夏は温泉旅行(フルメタパロ):2008/02/23(土) 01:01:47 ID:xuY8byQq
〜露天風呂〜
ハルヒ「みくるちゃん、背中流してあげるからこっち来なさい。」
みくる「は、はぁい・・・」
ズデン
みくる「…いたいでしゅぅ。」
ハルヒ「こんなところで転んじゃうなんてなかなかのどじっ娘ね。それでこそSOS団のマスコットだわ。」
みくる「おしりがひりひりしますぅ。」
ハルヒ「みくるちゃんちょっと見せなさい。」
みくる「恥ずかしいですぅ…」
ハルヒ「いいからさっさと見せなさい。」
みくる「ふみゅう…」
ハルヒ「ちょっと赤くなってるわね。」
みくる「涼宮さん、そんなにじろじろ見ないでください…ひゃぁ。」
ハルヒ「ちょっと擦っただけみたいだけど…それにしても綺麗な肌ね。胸だけじゃなくて肌まで綺麗なんて…なんかずるいわね。」
みくる「ちょっと、どこさわってるんですかぁ、ひゃあ、涼宮さんやめてくだしゃ〜い」
ハルヒ「ほらほらここも見せなさい!」
みくる「ここもですか?」
ハルヒ「こうするとどう?痛くない?」
みくる「ひゃぁん。」
415夏は温泉旅行(フルメタパロ):2008/02/23(土) 01:02:08 ID:xuY8byQq
そのころ男湯では国木田が鼻血を出して倒れていた
国木田「彼女は最高よ…」
谷口「おい、しっかりしろ国木田!本番はこれからだぜ。そうだな…おまえ下になれ。」
国木田「え?下って?」
谷口「肩車だよ。」
国木田「ああ、わかったよ。見れたらちゃんと交代してよね。」
谷口「わかってる。それじゃ行くぞ…」
谷口「くそ!とどかねぇな…横からは…」
谷口「まずこの柵を乗り越えて近づかないといけねぇな…しゃぁねぇ、行くか。」
国木田「下は崖だし落ちたら危ないよ。」
谷口「大丈夫だ柵から崖までの1mくらいは平らな地面になってるぞ。俺は行く。」
そういって柵を乗り越えた瞬間
谷口「WAWAWA!」
谷口が落ちた。
崖の下に、ではなく平らな地面の方にあった落とし穴にだ。
谷口「熱っ、熱っ、熱っ。」
国木田「谷口、だいじょうぶかい?」
谷口「大丈夫じゃねぇよ……なんで落とし穴があるんだ…なんでこんな熱い湯が流れてるんだ。」
国木田「のぞき防止のためじゃない?」
谷口「のぞき防止のためにこんなトラップ作るやつがいるかよ。こんなの鶴屋さんが金でも出して作らせたとかじゃねぇのか?この温泉旅行を企画したのも鶴屋さんだし。」
国木田「そうかもね。残念だけど、仕方ないからあきらめようか。」
谷口「俺はまだやるぜ。」
谷口「国木田、俺は無理強いはしない。だけどよ、ここで逃げちまっていいのか?
やらないで後悔するよりやって後悔した方がいいって言うだろ。
だから俺は、あきらめない。だから俺はナンパでもあきらめたりすることはない。
あとはおまえの判断だついてくるというなら食後に俺のところへ来い。最後の戦いだ。」
そういって谷口が風呂から出て行こうとしたとき。
国木田「待って、谷口、僕もがんばってみるよ。最後の戦いってなにか作戦でもあるのかい?」
谷口「食後に話す。また後でな。」
谷口は風呂を出ていった。
416夏は温泉旅行(フルメタパロ):2008/02/23(土) 01:02:37 ID:xuY8byQq
谷口「飯も食ったことだし行くか。」
国木田「どこに?」
谷口「ここさ。」
谷口は国木田に地図を見せた。
谷口「ここの丘なら直線距離で一番近い。上から桃源郷を見渡そうってことよ!それじゃ行くぞ!」

キョン「谷口また風呂か?」
谷口「ああ、そうだ。それがどうした?」
キョン「あ、いや、ただ普通に入浴を楽しめ。」
谷口「どーせ、涼宮の体を自分以外の男に見られたくないとか思ってるんだろ。」
キョン「いや、その、そんなつもりでは///」
谷口「悪いが、あんなスタイルのいい女だったら見るなと言われても俺は見るね。見なければ失礼に値するwそれじゃぁ行ってくるわ。」
キョン「谷口!」
キョン(まぁ、いいか。あいつらに覗かれないようには対策してあるしな。)

〜旅館の外の森の中〜
谷口「なんだこれは。国木田、足下に注意しろよ。引っかかったら防犯ブザーが鳴るようになってるのがたくさんあるぞ。」
国木田「わかったよ気をつける。ここをまっすぐに登っていけば、目標地点なんだよね。」
谷口「ああ、そうだ。」

谷口「今気づいたけど、登り始めてからだんだん防犯装置が無くなったな。」
国木田「そうだね、風呂から離れてるから付けなかったんじゃない?」
谷口「俺らみたいなのは想定してなかったみたいだなw」
国木田「そうみたいだね。」

〜目標地点の丘〜
谷口「おかしいな。ここら辺が目標地点だよな。木が多くて全然見えん。」
国木田「ほんとだ。これじゃ、木しか見えないね。」
谷口「迂闊だった。こんなに木が多いとは。いったん帰るぞ。作戦の練り直しだ。」

〜旅館の外の森〜
国木田「やっと降りてこられたね。」
谷口「あぁ、まったくだ。結構疲れたな。骨折り損のくたびれ儲けってやつか。」
ブチッ、ビー、ビー、ビー。
谷口「やべっ、警報機作動させちまった。外にいたって気づかれないうちに旅館に戻るぞ!走れ!」
417夏は温泉旅行(フルメタパロ):2008/02/23(土) 01:03:14 ID:xuY8byQq
〜旅館前〜
谷口「ハァハァ、やっと戻ってきたぜ。あれ?国木田がいない。まぁ何とかなるか。」
ガラガラ
谷口「WAWAWA...皆さんお揃いで…これからどこかへお出かけでも?…」
ハルヒ「何で、玄関であたしたちが、あんたのこと待ってるか身に覚えはないのかしら」
谷口「それは…」
長門「……ケダモノ」
みくる「鶴屋さんたちが仕掛けておいて覗き防止の防犯装置に引っかかってたのが谷口君だったなんて…」
鶴屋さん「谷口君、気持ちはわかんないわけでもないけどさっ、覗きはいくないよっ。」
キョン「だから、普通に入浴を楽しめと言っただろう。」
ハルヒ「谷口は温泉旅行の間絶対にあたしたちの言うことを聞くこと!それと、これからはあたしかキョンが掃除を代わってと言ったら文句を言わずすること!いいわね!」
谷口「………はい」
ハルヒ「わかればいいのよ。さて、解散!キョ、キョンはあたしの部屋に来なさいよ!」
キョン「はいはい」

谷口「ところで国木田はどこ行ったんだ?」
国木田「やぁ。」
谷口「おまえどこにいたんだよ。」
国木田「外だよ、なんか入りにくい雰囲気だったからこっそり隠れてた。」
谷口「おまえがいなかったせいで、俺一人が悪いみたいなことになってるじゃないかよ!」
国木田「そんなこといっても、僕はまだ何も見てないし、谷口が考えた作戦に巻き込まれただけだからねw」
谷口「おまえは自分でついてくるって言ってたじゃないか!」
国木田「頑張ってみるとは言ったけどね、それじゃ罰ゲーム頑張って。僕は部屋に戻るから。」
谷口「国木田の奴まで…TT」

谷口「もういい!もう一度、今度は一人で行ってやる!」

結局、覗きには成功した谷口だったが、見たのは男湯。古泉の裸しか見れなかったそうな。
418夏は温泉旅行(フルメタパロ):2008/02/23(土) 01:03:35 ID:xuY8byQq
〜数日後、部室にて〜
古泉「いやぁ、あの時はびっくりしましたね。温泉旅行の企画を聞かされてから機関でもそれなりに覗き対策はしたつもりだったのですが。まさか乗り込んでこれるなんて。」
キョン「怒られた後だって言うのに、あの根性だけはすごいよな。それにしても男湯と女湯が入れ替わった後で良かったな。」
古泉「ええ、まぁ、そうですね。いろんな意味で。」
ハルヒ「ヤッホー!キョン!今北産業!」
キョン「は?なんだそのイマキタサンギョウってのは?」
ハルヒ「コンピ研の部長から聞いたことだけど、ネットの掲示板で今来たから話の流れを3行で教えろって意味らしいわよ。」
キョン「へぇ〜そうなのか。別にたいした話じゃないさ。この前の温泉の話。谷口が女湯につっこんだつもりが男湯で、男湯と女湯が入れ替わってたから良かったよなって話。」
ハルヒ「ふ〜ん、キョン〜、男湯と女湯が入れ替わってて良かったって、そんなにあたしの体を他の男に見られたくなかったわけ?」
キョン「別に、それにあの時間帯はおまえは布団の上にいたろ。」
ハルヒ「ちょっと、エロキョン!こんなところで何言ってるのよ!それに、別にとか言うな!肯定しろ!」
古泉「そうでしたか、あなたを見かけないと思ってたらそんなことを。
せっかくだからあなたと一緒にお風呂に入ろうと思いまして探したんですが居なくて残念と思っていたのです。
結局、闖入してきた谷口君と入ってましたが。」
キョン「そうか、それは谷口も残念だったな。」
古泉「そう言わないでくださいよ。また、温泉旅行に行きたいですね。今度は僕が企画しますよ。冬になったら登別温泉はどうでしょうかね。」
ハルヒ「いいんじゃない。いいんじゃない。冬の北海道。」
キョン「ハルヒがいいって言うならいいかもな。」

そうやって夏の温泉旅行は終了した。
419名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 01:09:45 ID:0xop7+I0
ダメだ谷口のWAWAWAで絶対吹くwww
エロパロのもGJ!
420名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 01:13:06 ID:FOFEXFPH
>>407
終電の凄まじいラッシュのイライラがハルヒの上目使いでぶっ飛んだ
グッジョブ!
421名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 01:14:56 ID:ptnLYJA6
ハルヒはアルバイトしたら横柄な客の態度に怒って
殴り飛ばしたのでクビ、なぜかキョンも連帯責任になりそう。
422名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 01:16:30 ID:lBDGgem/
エロ?パロ乙w
フルメタのネタしってると情景が目に浮かぶなw
423名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 01:51:58 ID:xJMmoUTS
>>418
ちょっとダイジェスト過ぎたなw
424名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 01:53:51 ID:usQwwcgo
ハルにゃんあったかいよハルにゃんおやすみ
425名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 01:55:00 ID:mru2WX5f
>>407
GJ! そのあまりの可愛さについハルにゃんを抱き締めてしまうキョンを幻視した。
ありがとう。おかげでいい夢が見られそうだ。おやすみハルキョン。
426名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 02:03:44 ID:PGBl4YBR
驚愕キタ―――(゜∀゜)――――!!
ttp://vipup.org/d/20080222004000.jpg
427名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 02:03:51 ID:jpENUsPK
ハルにゃん抱きまくら
428名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 02:08:06 ID:VKJ3jh+K
部屋にキョンの等身大パネルを置くハルヒ
しかし寝るときキョンに見られてる気がするので後ろに向ける。
翌朝パネルが倒れて目覚めたらパネルの唇の部分がハルヒの唇と密着、な電波をキャッチしたぜ
429名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 02:24:20 ID:jpENUsPK
ハルにゃんおやすみ
430名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 02:24:26 ID:Ky2P5BVQ
>>426
はいはい、ワロス、ワロス。

確か佐々木スレで夏位にうPされてたね
自演乙。
431名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 02:25:57 ID:SfdjJO4X
まぁ発祥は谷川スレだけどな、くだらない事に変わりは無いが
432名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 02:33:03 ID:YEVjHZWm
嫌な夢を見てしまい夜中に目が覚めてしまったハルヒ
隣にいるキョンの寝顔を見たら安心して涙が……。
キョンを起こさないようにとこっそり泣くハルヒだったがキョンは目を覚ましてしまう。
何も言わずハルヒを抱きしめてやるキョン。
やがてハルヒは泣き止み、再び夢の中へ……という妄想が頭から離れず眠れません。先生、どうしたらいいですか
433名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 02:34:26 ID:0xop7+I0
やせいのハルにゃんに襲われたキョン
434名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 02:39:31 ID:Ky2P5BVQ
>>432
取り合えず保管庫のSS全部読みなさい。
それと、其れは病気ではありません。此処の住人みんなそうですから。
435名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 02:52:00 ID:VKJ3jh+K
ゲームでハルヒに勝ったキョンはその日団の指揮における全権を委ねられる事に
「退屈な命令なんてしたら死刑なんだからね!」
と言わんばかりにキョンの命令を待ち侘びるハルヒ
436名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 02:54:04 ID:Ky2P5BVQ
>>426
なんか、ほって置くのも悪い気がした。



驚愕した!あまりの下らなさに驚愕した!!!


コレで良い?
437SS:視線:2008/02/23(土) 03:01:15 ID:dAYEoz6z
>>426
ネタだと気付かずに角川公式行っちゃったじゃないかw


気が付くとハルヒと目が合う。
さすがに授業中は背中に目がないからそれはないが。
教室に入るとき、ハルヒが教室に入ってくるとき、体育の授業、放課後のSOS団で。その他思いつくときはいつもだ。
目が合うとあいつはニヤリと笑ったり、なに見てんのよ!って顔したり、アヒル口になったり、目をそらしたり。
たまに100ワットの笑顔になったり。

たまたま休み時間に俺の席の近くで雑談している女子の会話が耳に入ってきた。恋愛談でもしていたのであろう。
「好きな人ってついつい見ちゃうよね」
「そうそう、気がついたら目で探してるの。もう困っちゃう」
「本当、無意識で見ちゃってるからどうしようもない!」
「絶対バレバレだよねー」

認めたくなくて見ない振りをしていたけど、もうそろそろ認めなきゃいかんかな。
俺がハルヒを好きだってこと。


ふとした瞬間キョンと視線が合う。
授業中はさすがに振り向かない限り目が合うわけないけど、ついつい背中を見てしまう。
どんな顔して話を聴いてるのかしら、と思うと同時に視線は背中から耳元へ。
こっち見ないかな、とぼんやり思ってるとたまに振り向いたりする。
私が教室に入るとき、キョンが教室に入ってくるとき、体育の授業のとき、
SOS団の活動のとき、人混みの中にいるときだって、思いつくときはいつだって。

キョンは目が合うと、あ?て感じの表情だったり、バツが悪そうな表情だったり、目をそらしたり。
でもたまにすごく優しい顔で笑ってくれるときがあるのよね。

お昼休み、食堂で隣に座った別のクラスの女子が恋愛談に花を咲かせていた。
別に盗み聞きする気はまったくなかったのよ?
「最近好きな人ができたんだ」
「あ、やっぱり。古泉君でしょ」
「やだ!なんでわかるの!?」
「当たり前じゃない、だってあんたいっつも彼のこと見てるもん」
「……そうだよね、やっぱ見ちゃってるよね」

そっか、そうよね。もしかしたらそうかな、と思っていたの。でもなんか認めたくなくて。
あたしはキョンのことが好きだってこと。

おわり。ではおやすみなさいノ
438名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 03:04:24 ID:0xop7+I0
残念ながら古泉はガチホry
439名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 03:07:13 ID:nOjnpjic
>>437
GJ!寝る前に幸せになれたよ
440名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 03:09:06 ID:Ky2P5BVQ
>>437
GJ!

只、この絵見て気付いてほしかったな。スニーカーで既出の画だし。
何より>>430>>436で釣りって意味で書いたんだけどな・・・


441名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 03:10:23 ID:yv30ybQD
>>437
激しくGJ!! 寝る前にいいもん見せて貰った。
442名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 03:14:45 ID:0xop7+I0
おにごっこでわざとハルヒにタッチのとき抱きつくキョン
隠れて朝比奈さんにもやっていたがハルヒが実は見ていてキョンに責め立てる
「そういうのはあたしのときだけにしなさい!」

443名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 03:21:41 ID:Ky2P5BVQ
朝までハルキョン

朝までにレスがあれば今日もハルキョンはラブラブ


おやすみハルキョン
444kYon@iE:2008/02/23(土) 03:23:20 ID:P/4ZOUMn
>>443
やれやれ、そんなものは阻止だ
445haRuhi@iE:2008/02/23(土) 03:27:41 ID:lBDGgem/
>>443
断固阻止するわ!
446名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 03:31:52 ID:sq9lgV+k
なんというか…ホントにやれやれだなw
447名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 04:05:36 ID:0xop7+I0
金縛りにあうハルヒ
幽体離脱してキョンの家に侵入するハルヒ
448名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 04:10:22 ID:0xop7+I0
かまいたちの夜を
透→キョン
真理→ハルヒ
に変換してプレイすると楽しめるナリ・・・
449名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 04:23:22 ID:3y9lCKUG
ハルヒはキョンの嫁
キョンはハルヒの旦那

これは規定事項である
異論は一切認めません
450名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 04:56:28 ID:0xop7+I0
ただの石を必死に未知の鉱物だと主張するハルヒに
同意してあげるキョン
今度学会に発表するわよなどと言い出したので
あわてて本当のことを言ったらしょんぼりしちゃうハルにゃん
451名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 05:19:40 ID:0xop7+I0
不思議探索で珍しくハルヒとキョンがペアになり
テレビの撮影に偶然でくわすハルキョン
ハルヒがテレビに映りたがってキョンの手を引いて映ろうとする
恥ずかしいキョン
452名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 05:28:17 ID:0xop7+I0
SOS団で鬼ごっこ
鬼になるとハルヒばかり狙うキョン
キョンばかり狙うハルヒ
いつしか他の3人は参加しなくなり・・・
以下無限ループ・・・それを黙って見つめる残りの3人
453名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 05:29:03 ID:0xop7+I0
電波が飛び交っています・・・
助けて・・・
454名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 05:33:00 ID:VQ4DmcRH
つ Å
455名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 06:26:12 ID:YtFPhpJV
酔うと幼児帰りするハルヒと
父性本能MAXになるキョン
456名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 06:38:44 ID:VY/nPtzB
おハルにゃん
457名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 07:53:49 ID:u8B2fGWc
もうすごくハルヒがかわいいおはるひ
458名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 08:36:53 ID:4c8aJCvy
>>450
そのただの石から
戦士 モンク シーフ 黒魔道師 白魔道師 赤魔道師
の力を授かるハルにゃん達
459名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 08:42:09 ID:/0OcxwaY
徹マン終了。これから寝るぜ。
おやすみハルにゃん

で思い出したんだけど
ハルヒは孤島では麻雀が強かったよね
やっぱ賭け事では確率無視なのだろうか?
460名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 09:07:54 ID:jpENUsPK
ハルにゃんおはよう
461名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 09:32:10 ID:YEVjHZWm
>>434
先生ありがとう。でも保管庫のは既に読破済なんだw
だからぐーぐる薬局で「ハルキョン 甘 SS」とか「キョンハル 甘 SS」とかを処方して貰って読みあさってたらこんな時間になってしまったんだ。
まぶたがハルキョンのごとくくっつきそうだ。おやすみハルキョン……
462名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 09:57:35 ID:VKJ3jh+K
SOS団で公園へ
そこの湖でボートに乗るがどうしたことか
ハルヒ・キョンペアとみくる・長門ペアに古泉単体の組み合わせに
で、競争するがハルヒが勝ちにこだわり力みすぎて他のボートにぶつかりハルキョン転覆
後に二人仲良く救助されたのでした。
因みに勝ったのはみくる・長門組である
463名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 09:57:54 ID:rPT9t6RP
「あした晴れの日不思議時間」

放課後ハルヒが大学ノートを一冊俺に渡してきた。
「嫌いな人の名前を書いたら死ぬかもね」
おいおい冗談で言っているのかもしれないが、お前が言うと本当になる可能性が高いんだぞ

俺の横で高笑いしているハルヒと言う名の死神はその後俺にこのノートに
SOS団の日誌を書くように言いつけ
「用事があるから」
と言って帰っていった。
そういえば、今日の4時からハルヒの好きな子供向けアニメの再放送の日だなと思いつつ
目の前にあるデス日誌との戦いが始まった。
464名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 10:01:23 ID:rPT9t6RP
自慢じゃないが日記を書くのは苦手で、一気に書こうとする方だ。
夏休みの宿題は8月31日に日記を書いていたし、その他も3日坊主になる習慣が多い。
いや、3日坊主なら週間ではないか・・・などと思考しているうちにどうやら下校時間が来てしまったようだ。

続きは誰か書いて
465名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 10:07:55 ID:rPT9t6RP
長門は本を海外小説を5冊読破した。
古泉はにやけながら一人で将棋をしていた。
朝比奈さんは可憐に刺繍をしていた。
アニオタのハルヒは再放送を見るために帰宅
俺は日誌と格闘…

まぁいい、どうせ明日になればハルヒも忘れてるだろう。

そして、俺は何を考えたのか明日の分も書いておこうと思い
書き込んでしまったのだ。

そして、あの喜劇の日々が幕を開けたのである。
466名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 10:19:24 ID:rPT9t6RP
なんとなく

不思議な世界を楽しむハルヒ&鶴屋さん、怯えるみくる、無関心な長門、苦笑する古泉

古泉「この不思議な世界観はそのノート…正確に言えば涼宮さんがあなたに渡したノートに
   あなたが変な妄想を書き込んだノートに原因があると言えます。
キョン 「長くてよくわからん。それに変な妄想とは失礼だな」


って言うのがぼんやり見えているが書くエネルギーが足りない
467名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 10:21:43 ID:wzKJZSaT
デスノじゃなくてラブノートってどっかで見たな
468443:2008/02/23(土) 10:27:38 ID:Ky2P5BVQ
おはようハルキョン

>>444>>445
ハルキョン君達ってば
今日もラブラブだね。
469名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 10:32:55 ID:4c8aJCvy
体育の時間、キョンの首筋に手を当てて脈を測るハルにゃん
470名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 10:38:11 ID:VKJ3jh+K
校内のベンチで寝るハルにゃん ブレザーを掛けるキョン
471名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 10:39:35 ID:Ky2P5BVQ
>>469
ドキドキして脈が跳ね上がりハルにゃんに調子が悪いと心配されるキョン。

そのまま体育を休んで保健室に逝くハルキョン。
472670:2008/02/23(土) 10:47:30 ID:Ky2P5BVQ
キョンスレでの影響(?)で昨夜こんな夢を見た

ある日、不思議な蝙蝠に出会ったハルヒ。
其れは魔界の魔王キョンが力を奪われた姿だった。

魔王の力により天界・人界・魔界のバランスが大きく狂いだす。
世界の安定の為、仮面ライダー"キョン"に変身して戦うハルヒ。

仲間は雪女の有希・サキュバスのみくる・狼男の古泉。

って夢みた。


意味わからんし笑えない。吊ってくる
473名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 11:09:43 ID:v0Wn8loK
ハルヒがかわいすぎる
474名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 12:06:01 ID:jpENUsPK
ハルにゃんに叱られたい
475名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 12:06:39 ID:NZWLoHU8
今日卒業式だった。
ハルヒはどんな卒業するんだろか?
476名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 12:19:44 ID:+BQEtJg8
「高校生最後の日なんだから、一生忘れられない思い出を作るのよ!」
とか言いそうだな。
477名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 12:23:12 ID:VKJ3jh+K
部室の大掃除かな
478名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 12:25:02 ID:Yl9CwcIh
>>448
それでクロスSSしたことあるけど断念した記憶がw
>>459
あれってハルヒオリジナル役を作ってなかったっけ?「楽しかったしいいか」とかキョンが言ってた気が。

もうハルにゃんラブが迸ってしょうがないから今から絵の勉強でもしようかなw
479名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 12:47:51 ID:Tjvc29Rj
>>478
どうやら孤島から雪山までの間に相当勉強したと思われる。
古泉はボードゲームじゃなくて雀マットと牌を持ち込めば良いんじゃないか。

しかし、天下の京アニが雀卓、雀牌の描写が本当に適当だったことを
俺は未だに許していない。
なんだあのサインペンで書いたような中は!
筒子も酷すぎるぞ!
480名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 12:57:31 ID:DDw8de+n
描写が適当だったと言えばライブシーンの音響周りもそうだったな。
あれだと自分の演奏や歌はまず聴こえないから、演奏を成り立たせること自体が
至難の業になるはず。
481名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 12:59:47 ID:0xop7+I0
TOBで株を買い占めるハルヒ
482名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:04:01 ID:Tjvc29Rj
>>480
いや、でも高校の文化祭レベルで転がしはなかなか使わないんじゃないか?
普段の学校で使う機会なんて無いだろうし。
483名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:12:34 ID:DDw8de+n
>>482
俺の母校にはしょぼいモニターがあった記憶がある。
軽音部が備品で持ってたりしてそうなもんだが。
484名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:22:00 ID:0xop7+I0
登山するハルキョン
しかし夜までに下山できずにビバークすることに。
寝袋を一つしか持ってこなかったので二人で入ることに。
485名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:25:09 ID:0xop7+I0
孤島のときに館のご主人とか言うところのハルヒ好きだ
486名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:26:59 ID:Tjvc29Rj
>>483
うちの学校の軽音は使ってたかなあ。記憶に無いけど。
ただ、ステージ上だとスピーカーからの音は本当に聞こえないのは体験済みなので、
改めて思うと確かに返しが無い状態での歌はキツイな。
まあ、そこは自分の声が聞こえなくても音程を外さないハルヒ凄い!
って思っとこう。
487名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:31:40 ID:DDw8de+n
>>486
ハルヒが凄いのは確かだな。返しがあっても本番じゃなかなか音程合いませんw
488名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:35:03 ID:Tjvc29Rj
>>487
ハルヒの中の人もなかなか音程合わないしな。
489名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:37:51 ID:1YR32Tlp
ハルヒは才能はぴか一だから
490名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:38:18 ID:zbocTvII
激奏で中の人の生歌を聞いて相当ショックをうけた。
491名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:42:10 ID:DDw8de+n
>>488
激奏のあれなw
492名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:43:34 ID:ZtL/967O
ライブならあんなもんだろ

ハルヒかわいいよハルヒ
493名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:43:53 ID:0xop7+I0
OPのハルヒがピアノ弾いてるシーンはいいな
普段は見られないハルヒでいいぜ
494名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:44:46 ID:dfavTwzZ
>>493
あれはやばいw
495名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:48:07 ID:VKJ3jh+K
ほら貝を吹くハルにゃん
496名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 13:49:33 ID:DDw8de+n
>>493
ライブアライブといい、ああいう時って結構素になってるよなw
結構やばい。

ライブアライブ見なかったらハルヒにはまらなかったと思う。
497名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 14:10:49 ID:v6+JjPef
>>493
というか原作でもピアノシーンはぜひ欲しい
ハルヒのお母さんが実はピアノ教師と言う隠し設定が会ったりしたらいいんだが
498名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 14:35:02 ID:NPfGG5g9
昨日はにゃんにゃんの日だったから
ぬこはるにゃんのSSか絵が投下されるかなとwkwkして待ってたがこなかったな
誰かかいてくれないか
499名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 14:40:22 ID:Tjvc29Rj
無ければ自分で
500名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 14:57:11 ID:0xop7+I0
             ,−−―――  、
           /_,-―― ―- 、:. 、.\
           //, -――‐―、 ヽ:. ヽ::. 、
           // ~、:...::.::.:::::..、:::...ヽ:.!::、!jy,-‐,
         //:./:.:|.:.: .|:..:.:.:|:ヽ:.ヽ:.トNk=フ:|
          く ハ: : l レ=、l:.:.:./ ル=ミ<ソ:L.ヽヽ、|
         └ノイ l l |f:ハヽ/  l_::::Y/:.:小 .:ト.ソ   
          , ヘヾ!l ゝ!:r'j   辷_ノ/:/ /:ハリ
          { } }`┴┴'^ー<)    イ/!7イ/
          ヽ'_/-圧冊≧}_トーr≦シ7,′
             ̄て了/ ̄ 、 `l'      
              >'ォ=≦二入            
              ,/ , ´   `丶、 
             く 、 ハ  i  ヽ ヽ
               `,ー ,- : ー-,‐ ´
               |  /  !  |
               ト-j   ヒ ,'ノ
501名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 15:00:54 ID:jpENUsPK
ハルにゃんと電車で旅したい
502名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 15:11:24 ID:u8B2fGWc
ハルヒのカーディガンくんかくんか
503名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 15:50:43 ID:Qa+HqXDw
>>479っていうかあの手牌(全部見れた訳ではないので断定は出来ないが)でキョンのあの捨牌は無いなといつ見ても思う

はい、俺自重
504名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 16:21:19 ID:4DAiWuWu
スレチだけど、DVDでは修正されてたみたい。麻雀知らないから分からんけど。
>>501
ハルにゃんと車窓を眺める──なんて素晴らしいじゃない?
505名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 16:21:28 ID:Nz7J049H
京兄には麻雀できる椰子がいないのか
506名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 16:47:08 ID:VKJ3jh+K
次はSOS団全員で一つの盤を使った将棋が見たい
507名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:04:49 ID:ZlXwecdQ
なぜかハルヒが専業主婦やら妊婦姿で脳内再生される今日この頃
508名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:13:19 ID:dXLS8akd
>>501
ハルにゃんと駅弁(ry
509名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:15:29 ID:jhpLUq7k
>>501
男しかいない俺の鉄道研究部にハルヒみたいなやつがいたら…
と妄想している俺か、お前は。
510名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:19:19 ID:zMEw+tnz
ハルヒがどこが魅力的なのかを100字以内で説明して。
511名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:21:48 ID:/0OcxwaY
全部

ってのはありきたりだな。真実だが
文章力ある人。かましてやってくれ
512名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:22:37 ID:xXJv2/Mj
>>497
確かドラマCDの会話でハルヒは中学校までピアノを習っていたと言ってた気がする
一応公式設定と取れると思うから原作にももしかしたらでてくるんじゃまいか
513名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:24:35 ID:0xop7+I0
ドラマCDとあのOPはどっちが先だったの?
514名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:25:23 ID:dXLS8akd
>>510
二次元なところ
515名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:25:33 ID:ZlXwecdQ
小学校まででは?
娘ができたら試しに自分で教えそうだな
516名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:28:01 ID:hp66eR/l
>>510
最高だ、ハルヒ、朝比奈さんよりずっと良い
ハルヒのこの大きくて柔らかい胸に比べたら
朝比奈さんのなんて物足りないよ、ハルヒの胸は最高だ
ここも、締まりもすごくて、朝比奈さんのじゃ全然いけないけど
ハルヒには入

ここまでで句読点入れて100字w
517名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:32:22 ID:0xop7+I0
>>510
Sっぽいけどベッドの上ではMになっちゃうところ
だめだ情報の伝達に齟齬が発生する
518名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:33:31 ID:ZlXwecdQ
キョン(?)乙
519名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:33:57 ID:xcoNk3K2
>>510


ツンデレ
520512:2008/02/23(土) 17:41:53 ID:xXJv2/Mj
ちょっと気になったんで調べてきた。
>513 ドラマCDの方が後だよ、原作案はながるんだった。
>515 ちょっと聞いてきたが幼稚園から中学校まで習ってたって
521名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:42:13 ID:u8B2fGWc
>>510
なんて言ったらいいのかわからない
外見的にも内面的にも魅力的なんだよね
522名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:44:01 ID:Tjvc29Rj
わざわざぐぐって調べてしまった。
あの場面キョンの手牌は
『??????????AC中 @』
これがもし
『?????????@AC中 @』
なら、@が雀頭になって中切り立直でカンB待ち。
その中で和了したハルヒの役満は、大三元あるいは國士無双になる。

……いやあ無いだろ、キョンその形は無いわ。
もちろん、キョンが理牌しない主義だったら何でもありだけど。
523名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:44:46 ID:jhpLUq7k
>>522
その日にルール知ったばかりなんだし、そんなもんだろ。
524名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:52:01 ID:Tjvc29Rj
>>523
そんなもんか。
しかし牌の絵が適当すぎるのは許せない!
525名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 17:57:31 ID:dXLS8akd
>>524
麻雀好きなのは分かったからおとなしくアカギでも読んでてくれ
526名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:02:19 ID:YzOQe2Zq
問題:ハルにゃんの筆箱の色は?


3分以内に正解が出たら明日もハルキョンラブラブってことで。
527名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:07:21 ID:xcoNk3K2
528名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:09:17 ID:YzOQe2Zq
残念、3分以内の解答なしか。

正解はピンク。
ライブアライブでENOZが教室にやってきて、その後ぼーっと外を見ている
ハルにゃんの横にピンクのペンケースがある。
529名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:18:16 ID:uqcFc9Ib
>>516
句点が無い件について。
530名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:18:19 ID:VKJ3jh+K
ハルヒの机の中身が気にかかるぜ
531名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:20:42 ID:YzOQe2Zq
>>530
教科書、キョンの写真、ノート、キョン人形(ノーマル)、ペンケース、キョンとのツーショット、
プリント、いつかキョンに渡したい手紙、売店のパン、キョン人形(withハルにゃん人形)

そんな感じじゃなかろうか。
532名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:29:58 ID:YtFPhpJV
1日遅れのニャンコの日落描き
ttp://upload.jpn.ph/img/u12382.jpg
仲良くケンカしな♪
533名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:30:02 ID:5fyAB/r0
>>531
キョン関連の物多すぎw
534名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:33:49 ID:u8B2fGWc
>>532
すげーうめぇ!
ハルヒらしさが出ててかわいい
535名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:40:48 ID:yv30ybQD
>>532
神速で保存した。絵うまいな。
2人とも裸に見えるのだが……妄想が……!
536名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:41:58 ID:0xop7+I0
>>531
キョンテレは入ってないのか?
537名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:45:08 ID:/0OcxwaY
>>536
財布に入ってるか
自分の部屋の小さな宝箱に入ってるか
538名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 18:58:20 ID:ZlXwecdQ
ハルヒがキョンに告白するとしたら手紙とか使わないんじゃ……
539名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 19:00:21 ID:zbocTvII
>>536
胸の谷間に挟まってたわけだが…
540名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 19:02:07 ID:mru2WX5f
>>532
GJ! 『ハルにゃん』『ちびハルにゃん』の人かな? 違ったらスマン。
541名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 19:03:23 ID:5fyAB/r0
>>532
これはいいハルヒ
542名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 19:03:42 ID:ptnLYJA6
キョンの部屋から失敬した靴下がハルヒの机に入ってたら
543名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 19:05:46 ID:jpENUsPK
においフェチハルにゃん
544名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 19:21:29 ID:7He4OC/e
>>532
うん、いいハルキョン
「捕まえた」てのはまさに本音だなw

>>538
手紙はないと思うな
自分が「そういう大事なことは面と向かって言いなさいよ!」と言っちゃってるし
相手に言わせるように策略めぐらすか、あるいはキョンが断れないような状況に誘導するかのどちらかではと
545名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 19:46:00 ID:ptnLYJA6
みくるが部室でフライパンを勢いよくひっくり返して飛んで行った
ホットケーキが後ろのハルヒの顔にベチャッと付いた電波が北。
546名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 20:19:47 ID:p+LjA6ZN
>>545
ガチャッ、おわ!ハルヒ…それ、一体どうしたんだ!?
「ホットケーも!!」

すまん。言ってみたかっただけだ。吊ってくる。
547名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 20:25:47 ID:NPfGG5g9
>>532
乙!うますぎて涙出てきた

ハルキョンは付き合ってもなかなかキス以上に進めなそうな希ガス
ハルヒが「今日親いないから家に来なさい!」とかいってさりげなくフラグ立てて
寒いからと一緒に布団に入ったりして「変なことすんじゃないわよ!」とハルヒ
そして本当に朝まで何もしないキョンw
で、内心「本当に何もしないなんて…!キョンのバカーー!ヽ(#`Д´)ノ」っていうw
548名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 20:37:09 ID:lBDGgem/
>>547
ベットに入ったらあいつは止められないわ・・・・
549名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 20:43:48 ID:ptnLYJA6
ハルヒそっちのけでヒーローショーで
昔憧れたヒーローと握手して記念写真まで撮るキョン
550名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 20:47:40 ID:k8tPTD5M
ヒーロー顔負けのキックで本物のヒーローを倒すハルにゃん
551名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 21:11:36 ID:lH0F9IEE
ヒーローショーのアクターのバイトをするキョン。
客席から悪役に連れてこられるハルヒ。
552510:2008/02/23(土) 21:27:47 ID:zMEw+tnz
>>521
内面に触れるレスが少ない件w
553名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 21:37:47 ID:YTjOMyKk
>>552
内面はリアルに彼女と似てるところがあって嫌いじゃないなw
なんか面倒見てやりたくなる感じが好き。

554名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 21:41:23 ID:ptnLYJA6
「俺がお前の面倒を見てやる」とキョンが告白したら
「人をペット扱いするな!」とハルヒが言いそうな気が
555名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 21:43:22 ID:mru2WX5f
>>552
ハルにゃんの本質的な魅力は概念的なものであって言葉では表現できないんだ。
だから、感じろ。心で感じるんだ。それが出来ないならば他所にお行きなさいな。
556名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 21:46:02 ID:Qa+HqXDw
落書き、こんなんで色々すまん
http://g.pic.to/rcfwf
557名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 21:55:08 ID:Aylu8F6U
>>552
好きな相手に素直になれないというか、ついツンツンするところに共感持てる。
あと、無茶言ってるんだけど、実は内心冷静な部分があったりするところ。
>>555の言うように上手く言葉じゃ表現できないけど。あとごめん100字も無理w
同性だから萌えっていうよりはらはらしながら見守ってる感じかな。

よく考えてみたら、キョンと二人一緒で好きなのかもしれないと思った。
カプ以前にこの二人の関係がすごくいいなと思う。
558名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 21:55:10 ID:0xop7+I0
ハルヒはキョンといるときが一番輝いて見えるよ
559名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 21:57:20 ID:f954JHHm
                     . -‐  ̄ ̄  、
                   / . . :      `ヽ、
                 , '. . : : : . : //. : : : . : .Vf},
                  /:/ : : : : //: : :/: i: : : . : :||.ハ
                ,:/: : : : :/! /: : :, '/: ハ : : : : |L||
                 |i: : i: : / ナ|: / //‐-l : : : :|fタ|
                 iヘ: :|: /ィ/tナメ./´不_||: i; : ||| |
                 ヽト:{ 弋タ }  弋_t ル' }:/!||/
                  ゝti` ̄ 、   ̄  ムソ/ ∨
                  ` \  ..、   /://
                       > __  ' j从{
                     rf/{j  /ノヘヽ、
                    //f|| !.//fLt.| \
                 . -‐/  {ft||/ / ___ソ|  |> 、__
               /_ > へtハ. /t/: : `'‐-'、__: : :`ヽ
              ∠イ: : : /: \fタ:|: : i: : : : :` <: ハ
            /: : : : : /: : : il{: | : |: : : : : : :` -ヽ.
            V: : : : : /: : : /ハ |: : |: : : : ヽ: : : : }
             |: : : : :/: : : 〃t.j.|: : :|: : : : : \: : ノ
            / : : : /: : : 〃ftノ | : : |: : : : : : \: {
退屈な人だな。
560名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 22:25:48 ID:4DAiWuWu
>>556
PCからじゃ見れないようだ…
561名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 22:39:59 ID:XbmBtdDH
>>556
GJすぎて言葉が出ないようだ(俺が)
562名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 22:46:59 ID:/0OcxwaY
>>556
あぶねぇ
待ち受けにするところだった
563名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 22:50:53 ID:Qa+HqXDw
>>560すまん、PCからの閲覧を許可にしたから多分見れる筈

>>561携帯からでほんと申し訳ない
564名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 22:57:59 ID:u8B2fGWc
>>552
サバサバした性格がいい、天然系とかあまり好きじゃないんだ
落ち込んでる時に、「あんたなら大丈夫よ!!」、みたいな事を言って励ましてほしい
映画撮影以降仲間を大事にするようになり、さらに人助けをするようにもなって一段と魅力的になった
長門にラブレターを書いたと勘違いし、動揺してキョンに罰ゲームをさせようとする少し子供っぽい所がかわいい
佐々木とキョンの関係を閉鎖空間を発生させるほど気にしているのに、キョンに詰め寄ったりしないで平静を装っていてる、普通のツンデレなら、「あの子とどういう関係なのよ!」って言うのに
ハルヒはただのツンデレじゃないなと思いました
565名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 22:58:25 ID:mru2WX5f
駄目だ……うpブームに乗ろうとしたが……挫折 orz
566名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:00:26 ID:xJMmoUTS
>>563
おお見れた、GJ!ダボエプロンには魅力が詰まってるぜ…
>>532
ハルヒの魅せ方がヤバイぜ。中毒になりそうだw
567名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:01:14 ID:JWiPZk6d
>>556
PCからも見れたー
ナイス落書き!
568名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:01:16 ID:jpENUsPK
ハルにゃんと宇宙旅行したい
569名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:02:36 ID:0xop7+I0
>>564
かつてないほど激しく同意!
570名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:06:49 ID:080Zjxfv
ところでおまいら、ハルヒの原作でハルヒとキョンのロストバージンが描写されたらどうよ?
571名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:10:12 ID:/0OcxwaY
>>570
たぶん最終巻だろうからハッピーエンドだろ
俺はモウマンタイ

さすがに細部までは描写できないしな。
家庭持つとこまで行ってくれてもぜんぜんおk
572名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:13:39 ID:ptnLYJA6
ドライヤー当てながらハルヒの髪をワシャワシャするキョン
573名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:22:23 ID:Qa+HqXDw
木漏れ日の下で眠るキョンの隣に座り、恐る恐るキョンの肩に頭を乗っけて目を閉じるハルヒ
574名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:34:11 ID:VKJ3jh+K
>>573
その後二人が目覚める事はなかったそうな。
575名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:39:10 ID:4c8aJCvy
寝る前にキョンに足をマッサージしてもらうのが日課になっているハルにゃん
576名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:45:50 ID:YTjOMyKk
ttp://www18.ocn.ne.jp/~ttt98/
TTTに新しいのうpされてた
577名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:46:10 ID:Ky2P5BVQ
>>570
その後ケコーン→子供誕生→子供北高に入学→運命の出会い再び!
なら、ながるん神認定
578名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:47:17 ID:dXLS8akd
>>576
デリカシーどころかただの屑だったような・・・まあいいけど
579名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:51:23 ID:Ky2P5BVQ
>>576
そのネタもう止めようぜ。
580名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:51:46 ID:3ohrPdAt
TTTは見るのが怖い
581名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 23:53:41 ID:0xop7+I0
まあしょせん同人だし
582名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:06:00 ID:zRrn9hXx
普通のは良いんだが時にあんなのがあるから苦手な人は行かないほうが良い。
後、空気読めないのは今後の活動に支障だ出ると思う。
583名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:06:38 ID:PHFjKRaS
>>576
たまに凄い良いの書くよなw
584名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:07:27 ID:PHFjKRaS
ハルヒかわいいからいいじゃないの
585名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:13:14 ID:OyE4bqxr
ハンカチをわざとキョンの方に落としてキョンが拾いに手を伸ばそうとしたら
自分も手を伸ばして手と手をタッチさせるハルヒ
586名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:17:01 ID:MsTYIvo7
ハルにゃんのキャディーやりたい
587名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:19:13 ID:I7FfrLpY
>>576
>>578-584
つまりこのスレのSSと同じように見れば良いということか?
588名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:21:15 ID:KNyZp21J
気に入ったらそっと心に留めておく
気に入らなかったらそっと記憶から消し去る でおk
589名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:24:36 ID:zRrn9hXx
おK
590名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:30:03 ID:c2NHGK7n
たまにはハルヒ泣かすのもいいんじゃない?
なんだかゾクゾクしちまうぞ
591名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:31:20 ID:UCOLq3hu
ハルヒが泣いた日にゃ世界が終了するぞ
592名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:32:26 ID:I7FfrLpY
そこでキョンに脳内ですごいことさせた俺。
593名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:40:33 ID:8dml3kuU
見てて不愉快だから嫌、嬉し泣きとかならいいけど
594名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:47:25 ID:1JHVZYJG
内容が期待してたものと違うからといって自分で見で行ったサイトを攻撃するのはどうかと思うぞ
595名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:47:31 ID:kqnqHPV/
生徒会から文芸部に支給される部費が安すぎる事に憤ったハルヒが
全員で別々のバイトをしてそれで稼いだ資金を以って派手なイベント費用や
不思議探索範囲拡大の為の費用にする事を提案する。
ハルヒはセレクトショップ店員
キョンはレストランのウェイター
みくるは洋菓子屋
長門は本屋
古泉はモデル
という感じになる電波が降臨した。
596名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:55:52 ID:lOpkXlfF
>>564
佐々木が出たときは「あの子とどういう関係なのよ!」とまではいかなかったが
それ、誰?だもんなwかわゆすw
597名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 00:58:17 ID:s+x1HcKU
>>596
小説で吐かせたはずなのに
ミヨキチ以外にいたのかよwwwきいてねーぞwwww
って感じだったんじゃないか
598名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:01:01 ID:xF7GsqVr
>>532
今更だが、Tail Bellの絵に似てるような……
599名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:03:07 ID:lOpkXlfF
>>590
最後ハッピーなら
まぁ、度が過ぎなければいいんじゃない?
600名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:05:47 ID:MsTYIvo7
ハルにゃんの手握りたい
601名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:08:55 ID:I7FfrLpY
>>600
ハルヒの弱味を握りたいキョンが思い浮かんだ
キョンー!自分!自分!
602名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:12:21 ID:0jEWQWlh
さあて、ハルキョンがイチャイチャしてるのを妄想しながら寝るとしますか
603名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:14:37 ID:UCOLq3hu
>>597
ただ閉鎖空間の神人の様子からして
あれはハルヒなりにけっこうショック受けたんじゃないか
キョンに関係を聞くのも怖くて
自分で勝手に付き合ってることにしちゃったとか。
604名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:15:05 ID:zRrn9hXx
>>596
閉鎖空間発生させてるからミヨキチの時より意識してる確実に。
それが分裂の原因?
てっきり佐々木が原因と思ってた。
605名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:18:12 ID:SFkUhbWA
>>602
禿げしく同意wおれもそうしよう、、、、
606名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:28:56 ID:c2NHGK7n
>>602
毎日妄想してますがなにか?
607名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:31:45 ID:5Ci78PfH
「ニッコリ」と笑うハルにゃんと、「ニカリッ」と笑うハルにゃん。どっちが好き?
608名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:34:59 ID:KiRNRZ0w
言葉攻めに弱いハルヒ
609名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:35:49 ID:SFkUhbWA
>>608
Mなハルヒはありか?
610名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:36:22 ID:fN6z04oN
5歳児になってしまったハルヒは、転んでひざを擦りむいてしまったところをキョンに保護される。
キョンは部室にあった救急箱を拝借し、患部を消毒しようとするがハルヒは嫌がる。
「痛くないぞ。ほーら痛くない痛くない」というキョンの声と
「……ううっ……痛いよぉ。もうやめてキョン」という涙混じりのハルヒの声を
部室の外で聞いた朝比奈さんが部室であんなことやこんなことをしていると勘違いしてしまいさぁ大変!
という電波を受信したが風呂に沈めてきた。
611名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 01:39:26 ID:SFkUhbWA
>>610
それをおれが拾って再放送。
612名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 02:02:50 ID:UCOLq3hu
昔心理テストでこんなのがあった
1.マサイ族とジャングル探検
2.宇宙へ行って無重力体験
3.豪華客船でまったりギャンブル

4はwawawa忘れた
昔のハルヒなら確実に2を選んだだろうけど
今のハルヒだとどうだろう・・・?
ちなみに俺は2にした 理想の高い一匹狼だってよwwwそのとおりです
613名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 02:19:48 ID:I7FfrLpY
じゃあ俺は4で

今のハルヒなら「みんなで」宇宙だろう
てか「みんなで」がつけばどれでも選びそうだ
614名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 02:19:54 ID:MsTYIvo7
ハルにゃんおやすみ
615SSS:身長:2008/02/24(日) 02:28:20 ID:U3uYq0jV
放課後、SOS団の本拠地へ向かう途中のことである。
「あんたって身長いくつ?」
「ちょうど170センチかな。俺としてはもう少し欲しいんだが」
何かのデータで見たけど日本人男子(20歳)の平均値であるらしい。
そういうおまえはいくつあるんだ?
「あたしは159センチよ。でも、ガツンと170くらいあってもいいかなって思うのよね」
165くらいならまだしも170とは随分大きく出たな。
「だって視界が高くなっていいじゃない。車だって普通のセダンと4tトラックじゃ気分が違うでしょ」
あの、4tトラックってそんなに乗れるものなんですか。
「俺としては今の身長でいいと思うけど」
「え?なんでよ」
チラリと周りを見る。旧校舎の部室棟のせいか人は俺とハルヒの二人だけ。
俺が立ち止まると横を歩いているハルヒも立ち止まる。
「だってな」そう言ってハルヒの細い腰を抱き寄せて、キス。
「ちょ、ちょっとキョ……んっ」
言葉と行動が反比例してるぞ。ハルヒよ。
2度目は深い口付けを。


お前が俺と同じくらいの身長になっちまったらキスするのに不都合があるだろ?
「…………エロキョン」
真っ赤になったハルヒの上目遣い。これは反則だ。
俺はもう一度ハルヒに唇を落とした。


以上です。最近、人に身長を聞きまくるのがマイブーム。
616名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 02:28:33 ID:OyE4bqxr
砂漠をさ迷うSOS団
617ハルヒのメールアドレス変更:2008/02/24(日) 02:30:05 ID:xrWFNpaF
「ちょっと、キョン!あんたのメールアドレス覚えにくいから変えなさい!」
ハルヒはそういって紙切れを渡してきた。
『haruhi-kyon@******.ne.jp』
俺はそれを見て驚愕した。
「それなら、覚えやすいでしょ。SOS団団長の名前まで入れることを許可してあげてるんだから大事に使いなさいよね。」
ハルヒは、伏し目がちにそう言うとプイッと窓の方に顔を背けた。
まぁいいか。ハルヒの名前ならメールアドレスに入っててもSOS団の活動の一部だと思われるに違いない。
「そのうち、これに変えるよ。」
「今日中に変えなさいよ、そうしないと罰金だからね。」
「わかった。」
その日の夜、1通のメールが届いた
[馬鹿キョン!いつになったらアドレス変えるの?今日中に変えないと罰金だから覚悟しておくように!]
すっかり忘れていた。時刻は23時40分をまわったところだ。急いで変えなければ。
メールアドレスを変えた俺は急いでハルヒにメールを送った
[メールアドレス変えました。登録お願いします ○○ ○○]
本名は伏せさせてもらうがこのような内容だ。
しばらくしてハルヒからメールが帰ってきた。
[まぁ、ぎりぎりセーフってところね。私はもう寝るからあんたもそろそろ寝なさいよ。お休みZZZ]
ハルヒも寝ろと言ってるから俺も寝るとしよう。

翌日
いつものハイキングコースで谷口に出会った。
「よう、キョン。メールアドレス変えたか?メール送っても帰ってこないからよ。」
「そういえばまだハルヒにしかアド変のメール送って無かったな。すっかり忘れてた。」
「なんだ、おまえそんなに涼宮を愛していたのか。」
「そんなことはない。急いでたから送るの忘れてただけだ。」
「いいから、いいから。言い訳なんかするなって。それより後でちゃんと涼宮以外のやつらにもアド変送ってくれよ。」
「はいはい。」
俺は谷口をおいて早歩きで教室へ向かった。谷口、ついてくんな。
谷口と10mほど差を付け、教室に入ったらハルヒが満面の笑みで近づいてきた。
「キョン、あたしのメールアドレス言える?」
「さぁ?さすがに覚えてはいない。」
「それじゃあ、あたしもあんたでも覚えれるようにアドレス変えるわ。」
そう言うとすぐに席に戻って携帯をいじりはじめた。
自分も席に着くと早速メールが届いた。
アドレスは…
kyon-haruhi.******.ne.jp
まじかよ
「ハルヒ。」
俺がハルヒに文句を言おうとすると同時にハルヒもしゃべり始めた。
「キョン。これなら覚えたでしょ。どう?」
それも100W以上のの笑みで。
この笑顔をみたら誰が文句を言えるだろうか。かわいいぞハルヒ。
もうどうにでもなれ。
「あぁ、とても覚えやすくていいな。」
「でしょ。これからずっと変えちゃ駄目だからね!」

その後、アド変のメールを送ってから俺がどうなったかはまた別の話である…
618名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 02:32:30 ID:U3uYq0jV
>>617
その後どうなったのか続きをどうぞ
GJ!
619名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 02:38:43 ID:xrWFNpaF
>>618
続きはご想像にお任せします。
だれか書いてくれる人、書きたい人がいるなら書いてください。
620名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 02:53:42 ID:mhWa+cJ3
文部科学省平成19年度学校保健統計調査速報
ttp://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/003/h19_sokuhou/07112904/002.htm

 ハルヒ 身長159cm(高1女子平均身長157.3cm)
 長門  身長154cm(高1女子平均身長157.3cm)
 みくる 身長152cm(高2女子平均身長157.8cm)

 キョン 身長170cm(高1男子平均身長168.5cm)
 古泉  身長178cm(高1男子平均身長168.5cm)

キョンとハルヒは平均よりちょい上、長門とみくるは平均よりちょい下、てか古泉でか過ぎ
621名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 02:58:54 ID:U3uYq0jV
>>620
そんなものがあったか!
探し方が悪かったせいか成人男性しか見つからなかった。女性はいっぱいあるのに。
サンクス
622名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 03:01:00 ID:wOjt1ZtP
まったく…今日は仕事だってのに、このスレのせいで寝られん
623名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 03:01:56 ID:SFkUhbWA
>>619
そりゃないだろwwww

たのむ!書いてくれ!!!
GJすぐる、、、
624名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 03:22:03 ID:59BhnySG
>>615
糖分たけぇww
GJ!!

>>617
そのアドレスに送ればほんとにハルにゃんに届くのか!?
何て一瞬血迷った俺。
625名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 03:39:18 ID:S5E0/Z5I
身長は高くても中身は微笑ましいんですよね二人は
626名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 05:29:16 ID:UCOLq3hu
不思議探索で久しぶりにハルヒとペアになったキョン
「さあ、今日はどこに行くんだ?」
「もうそろそろ活動範囲を広げないとね。
同じ場所をループしてるだけじゃつまんないわ
今日は休みをフル活用してあの山に登るわよ」
「本当に行き当たりばったりだなお前は・・・」
「いいからついてくるの!」
「やれやれ」
「しかし登山客が若いアベックばっかりだな・・・」
「アベックっていう言い方はいやらしいから慎みなさい。キョン」
「お前もなって・・・本当にアベックばっかりだ。今日はアベックのバーゲンセールなのか?」
「最近のアベックはこの山がデートスポットなのかしら・・・」
「それはもはやデートとは言わんがな」
「あら?いいじゃない。健康的に爽やかな汗を流すのもたまにはいいわ」
「しかしまだ頂上が見えないわ〜一体何段あるのかしら・・・もうダメだわ・・・
おんぶしてキョン」
「甘えてもだめだ。登山っていうのは自分の足で頂上に立ったときはじめて
感動が味わえるものだ。あと少しなんだから我慢しとけ。」
ハルヒはアヒル口にしながらもまた登りはじめた。そして頂上には・・・夫婦円満の神が祭ってあったとさ


627名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 08:18:14 ID:zRrn9hXx
>>615
GJ!
ってか何処で何してんだーーー!このバカップル!


>>617
こっちもGJ!!
朝から糖分タケーーーー!!
この後、谷口が涙目で走り去るんですね。
628名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 08:45:03 ID:5mbZofs1
おハルキョン
629名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 08:51:26 ID:shZuuhRK
>>620
みくるが長門よりもちっちゃいのはやっぱ意外だな。胸の分でかく感じるのだろうか
630名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 09:19:36 ID:MsTYIvo7
おはるにゃんにゃん
631名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 09:30:02 ID:OyE4bqxr
バナナを見ると思い出すハルヒ
632名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 10:39:27 ID:MsTYIvo7
ハルにゃんにパン焼いてあげたい
633名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 10:48:53 ID:9EKn9cNo
>>620
ハルヒ美人としてはちょうどいい身長だわ
スタイル良いしまさに理想的

というか古泉も身長まで完璧いい感じだなw
634名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 10:56:33 ID:SFkUhbWA
>>631
何の関係がwww
635名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 10:57:42 ID:xHWFFZD5
いや古泉はちょっとデカい。キョンと古泉の中間くらいの身長が丁度いいと思う。

>>629
というか長門が小さいイメージがあるよなw
636名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 11:26:14 ID:9EKn9cNo
>>635
180くらいが一番もてると思うぞw
637痴漢:2008/02/24(日) 11:32:15 ID:UCOLq3hu
最近あやしい男にストーキングされてるの・・・
だから今日は一緒に帰って
ああかわいいハルヒのためなら何だってするさ
二人並んで歩いているといかにも不審者ですよといった
雰囲気の男が現れた
ハルヒ・・・あいつか?
そうよ
ばれないように小さな声で話す。
よしこの道は危険だ。こっちだ!
俺はハルヒの手を引いて俺だけが知っている裏道を通った。
ふう。ここまでくれば安心だ。
と、安心したのは束の間だった。
なぜならその男が向こうから歩いてきたから。
偶然・・・だよな
俺は何度かそれを繰り返したがやはりそいつは
まるで先回りしていたかのように俺たちの前に現れる。
一体、何者だ?そしてハルヒに何をするつもりだ?
「お前、もしかして例の男に知らないうちに発信機か何かをつけられてないか?
ちょっと調べてやる・・・さわさわ(ハルヒの制服を調べ始める)」
「あはは くすぐったい!」
「ん?なんかここに突起物がついてるぞ!?」
638痴漢:2008/02/24(日) 11:34:58 ID:UCOLq3hu
「それはあたしの乳首でしょ!」
「うーん制服にはそれといったものは見つからない・・・
ちょっと脱いでくれないか」
「馬鹿じゃないの!今のでも十分変態なのにどこまで変態なのよ!
このエロキョン!もういいわ今日は帰る」
「ちょま・・・」
と勝手に帰ろうとしたハルヒを呼び止めたそのときだった
例の男が曲がり角から現れてハルヒを・・・!
俺は迷っている暇はなかった
気づいたときには例の男の顔面を蹴り飛ばしていた
サングラスが吹っ飛んだ
「WAWAWA・・・」
と言って男は立ち去った谷口に似ていたような気がしたのは
気のせいだろうか




639名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 11:54:23 ID:Ci6L1QcF
>>638
落ちテラワロスwwwwww
640名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 12:24:28 ID:0jEWQWlh
ストーカーされてもおかしくないくらいかわいいよハルヒ
641名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 12:25:46 ID:SFkUhbWA
>>638
WAWAWAwwww
642名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 12:29:27 ID:3CqTotAI
>>638
谷口www
しかし、キョンの方がよっぽど痴漢行為してねーかこれwww
643名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 12:33:53 ID:ISNEPgVn
>>638
制服の上からって、ハルヒはノーブラだったのか?
どんだけ痴女なんだよwwwww
644名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 12:59:58 ID:MsTYIvo7
ハルにゃんに会いたい会いたい会いたい
645名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 13:05:53 ID:OyE4bqxr
夜道を歩くときは必ずキョンに
付いてもらうハルヒ
646名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 13:15:47 ID:zW8VuGym
>>643
女子高生ですが苦しいので体育ない日はしてませんがなにか?
647名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 13:18:28 ID:Wkrj3AUE
市内探索の時はいつもノーパンな露出狂ハルヒ
648名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 13:20:31 ID:SFkUhbWA
>>647
市内探索のときキョンと二人になったら「あこのホテルの中探索するわよ!」と言おうとしていたハルヒ
649名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 13:31:25 ID:joxXd0f5
>>644
おいキョン、大丈夫か?
650名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 13:45:15 ID:xHWFFZD5
>>638
ハルヒ「計画どおり!」
じゃねーかw
651名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 13:47:43 ID:SFkUhbWA
652名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 13:55:52 ID:joxXd0f5
>>651
黒古泉みたいだなw
653名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 13:57:48 ID:SFkUhbWA
>>652
黒古泉www
654名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 14:07:42 ID:zRrn9hXx
>>652>>653

ハルヒ「みんなに知らせる事があるわ。あたしとキョン『恋人』として付き合う事になったから。」
キョン「まぁ、そういう事だ。みんなよろしくな。」


黒古泉「計画通り!」


こうですか?わかりません。
655名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 14:15:23 ID:5mbZofs1
ハルヒ「一本あれば十分でしょ!」

黒古泉「計画通り」
656名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 14:18:46 ID:SFkUhbWA
ハルヒとキョンやりまくり

ハルヒ絶好調

黒古泉「計画通り」
657何人欲しい?:2008/02/24(日) 15:05:42 ID:vGOY2Uo1
「ねぇ、キョン」
「あんたがもしも結婚できて子供作るとしたら、何人くらい欲しい?」
「なんだ、いきなり」
「いいから答えなさい」
「そうだな、男の子と女の子一人ずつでいいかな。」
「駄目よキョン。今、少子化が進んでるんだからもっと多くないと。」
「文句言うなら、おまえがたくさん産めばいいじゃないか。」
「それは……キョンが頑張りしだいよ…」
「は?おまえ今なんて…」
「何でもない!この話はお終い!」
658名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 15:07:29 ID:eZ/zZ7EC
>>657
ハルヒ問い詰める前に自分の発言をよく振り返れ!キョンよw
659名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 15:14:34 ID:SFkUhbWA
>>657
よいできww
ほかにも作ってよ!
660名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 15:21:03 ID:kqnqHPV/
いや、ハルヒが望めば望んだ分だけ子供ができるから
場合によっちゃ一クラス分の子供が
661名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 15:25:45 ID:SFkUhbWA
>>660
www
もうハルヒにかかればなんでもアリだなw
662名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 15:29:09 ID:59BhnySG
とある合宿での出来事。
全員同じ部屋で寝ることに。

キ「…なぁハルヒ」
ハ「何よ?」
キ「みんな寝ちまったようだし、そろそろ俺の本能を押さえ込むのも限界なんだが」
ハ「はぁ?本能ってなn……ってバ、バカキョン!!何考えてるのよ!?」
キ「馬鹿、あんまり大きい声出すな。みんなが起きちまうだろ」
ハ「っ…だってあんたが急に変なこと言うからっ…っていうかあんたには理性ってものがないわけ!?」
キ「理性?そんなもん関係ないだろ。俺は本能に従うまでだ」
ハ「!! キョ、キョンのくせに…」
キ「どうした?やっぱ駄目か?」
ハ「な、何でもないわよ!!もうあんたの好きにしなさい///その代わり大きい音は立てちゃだめよ…?」
キ「大きい音…?あぁ、出さないようにはするが無意識のうちに出てたらすまん」
ハ「無意識って、そんな大胆に…///」
キ「それじゃぁお言葉に甘えて」
ハ「あ、まだ準備が…」

黒古泉「ふ、計画通り…」

キ「…」
ハ「…ドキドキ」


キ「…」

ハ「…………?キョン…?」

キ「……Zzz…」

ハ「って寝てるし!」

黒古泉「とはいかなかったようです…。だがそれがいい!!」


何か色々とすまん。電波を膨らませてたらこんなんなっちまった。反省しながら飯食ってくる。
663名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 15:31:23 ID:59BhnySG
リロってなかった、連コメすまん。
>>657
やっぱハルヒくぁわいいよハルヒ
664名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 15:35:48 ID:SFkUhbWA
>>662
オチにワロタwww

みんなセンスあるなぁ、、、、ウラヤマ
665名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 15:45:46 ID:5mbZofs1
>>662
本能ってそっちの本能かwww
黒古泉に吹いたw
666名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 15:47:36 ID:kqnqHPV/
おそ松くんのごとく全く同じ姿の姉妹が何人もいるハルヒ
667名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 16:56:10 ID:SJ8MiI0+
ハルヒ、ハルミ、ハルコ、ハルヨ、ハルエ、ハルナ、ハルカ、ハルキ
の8人姉妹てか。
668名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 17:01:43 ID:SFkUhbWA
>>667
カオス姉妹ww
669SS 想いはずっと想いのままで:2008/02/24(日) 17:22:42 ID:cHV218PS
「涼宮さんは、四六時中常に能力を発揮しているわけではありません。そうでなければ、涼宮さんが関与しない、地球の裏側の出来事などは存在しないことになってしまいます。
 それだけに、例え涼宮さんにとっては起こって欲しくない事態でも、“そう思ってすらいない”、考えてもいない不測の事態の場合は、起こってしまうことがあるのです」
「じゃあ、このことはあいつにとって完全に想定の範囲外だったと……」
「そうなのでしょうね」
「でも、あいつがそうなって欲しくないって願ったなら……」
「それも難しいでしょうね。涼宮さんはもちろん、あなたに転校なんてして欲しくはないと願うでしょう。しかし、一度決まってしまった転校が、そうそう易々と覆らないことも、涼宮さんは承知“してしまって”いるのです。
 残念ながら、希望はほとんどゼロに近い。完全なゼロとは、言い切れないでしょうが」
「なんとかならないのか」
「先に申し上げておきますが、《機関》でもこの件では手助けできません。《機関》は大きな組織です。しかし、全く事情も知らない民間企業に関与出来るほどの権力は持ち合わせていないのですよ」
「お手上げってわけか……。俺は……あいつと離れたくない。いや、あいつだけじゃない。あいつを取り巻く日常、SOS団……鶴屋さんや、バカの谷口に国木田だって……全部、俺の大切な……」
「僕も残念です。《機関》の能力者として、SOS団の団員として、一介の高校生として、この学校に転校して来て以来、最も心を許したのはあなたかも知れません。あなたが居なくなると寂しくなります」
「あいつに伝えるのは気が重いな。きっと凄く怒るだろうな。そうしたら、またお前の仕事増やしちまうな」
「特大規模の閉鎖空間が発生するでしょうね。しかし、そうはならないかも知れません」
「なぜ?」
「あなたの転校を知った涼宮さんは、深い悲しみに包まれるでしょう。それは、閉鎖空間の発生原因である涼宮さんの日頃のイライラ、やり場の無いフラストレーションとは違うものです。《神人》に破壊活動をさせて発散できるものではないですからね」
「…………」
「ところで、涼宮さんに伝えるのは転校のことだけですか? もっと伝えるべきことがあるように、僕には思えるのですが」
「……何の……」
「ここまで来て意地を張るんですか? もういい加減素直になればいいじゃないですか。涼宮さんの気持ちだって、気付いているのでしょう?」
「いや……こうなっちまったら今さら言っても仕方ねえしさ。逆に変に未練を残すだけさ。ここまで来たら、もう墓場まで持ってくよ」
「……そうですか。それがあなたの決断なら、僕には口を挟む筋合いはありませんが。
 そろそろ時間ですね。僕は教室に戻ります」
670SS 想いはずっと想いのままで:2008/02/24(日) 17:24:38 ID:cHV218PS
 ……それから転校当日まで、俺はついにハルヒに転校のことを切り出せなかった。
 HRで教壇の上に立たされ、岡部が俺の転校を告げると、やはりハルヒが怒声を上げながら机をバンと叩き立ち上がった。
「ちょっと、キョン! これは何のつまらない冗談!? 聞いてないわよ!?」
 クラスメイトが一斉に沈黙し、俺を見る。(涼宮に伝えてなかったのか?)そんな非難の心の声が聞こえる気がした。
「すまない、ハルヒ。お前の悲しむ顔を想像したら、言い出せなかったんだ」
「ふざけるんじゃないわよ! あたしは許可しないわ! すぐに取り消しなさい!」
「無理言うなよ。まあ、今は携帯やらインターネットやらあるしさ、連絡はとれるし、今生の別れってわけじゃない。そうだ、転校先でSOS団支部でも作るから、そしたらSOS団が世界に名を轟かせるまた新たな一歩になるだろ? だから……」
「バカ!!!」
 俺が知る限りでも最大級の声量でハルヒは怒鳴った。
「SOS団はあんたが居なきゃダメなのよ! あたしとあんたで作った団じゃないの! キョンが居たからあたしは……キョンが……居なかったら……あたし…………今頃……」
 ハルヒの目から大粒の涙がこぼれた。
「ひぐっ……うぐっ……うっ…うっ……あぁ……ああぁぁぁぁ………!」
 思えば、号泣するハルヒなんて初めて見たような気がする。あの気丈なハルヒを泣かせるなんて、俺は本当に最低野郎だ。
「キョン……やだあ……! 居なくなっちゃやだよう………!」
 気付けば、ハルヒは俺にしがみついて胸の中で泣いていた。俺は抱き締めて、頭を撫でてやることしか出来なかった。
 ハルヒは顔を上げて口を開いた。
「キョン、あたしね? ずっとキョンに伝えられなかったことがあるの。今まで何度も言おうとして、言いたくて、言えなかった。今、言うね? あたし、キョンのことが……」
 俺はハルヒの口を塞いだ。手で? いいや、唇で、さ。
 お前の言いたいことはわかってる。そしてこれが返事だ。だからさ、その続きは言うなよ。聞いたら俺が辛くなるんだ。最後まで、団長と団員でいさせてくれよ。
 泣き腫らしたハルヒの目は真っ赤になっていたが、顔もそれと同じくらい赤くなっていた。
「……バイバイ、ハルヒ」

「わあー! キョンくん! 海が見えるよ!」
「こら、静かにしなさい」
 俺は新幹線の中で、最後の日にSOS団のみんなで撮った写真を眺めていた。
 毎日見ていると気付かなかったが、前までは長門よりも小柄だった朝比奈さんの背丈がぐんぐん伸びており、着々と朝比奈さん(大)に向かって成長中であることを再確認させられた。
 朝比奈さん(大)が以前俺に言った「久し振り」という言葉。あれは朝比奈さんが未来に帰るのではなく、居なくなるのは俺の方だったのだ。
 長門も古泉も普段と変わらぬ顔で、鶴屋さんも相変わらずの元気な笑顔に面白い決めポーズで写っている。
 そんな中で、無理に作ったようなハルヒの笑顔だけが胸に痛い。
 窓の外を見た。
「綺麗な海だな」
「ねー」
 俺は写真を折り曲げないように大事にしまってから、瞼を閉じた。
671名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 17:25:18 ID:cHV218PS
以上です。
672名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 17:33:16 ID:lOpkXlfF
>>671
乙。
引越しが覆るってのは難しいが
またこちらに引っ越してくるかもしれないという
考えはできるからこれはハルヒの能力でキョン一家は1ヶ月後くらいにまた戻るんだろうなw
673名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 17:34:12 ID:SFkUhbWA
>>671
なんという感動作、、だがこうなったらいやだな、、、
674名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 17:36:04 ID:joxXd0f5
>>671
675名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 17:36:41 ID:Jjo4029s
>>671 GJ
あれ?目から塩水が
676名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 17:37:37 ID:joxXd0f5
>>672
いいこと言った
677名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 18:04:45 ID:UCOLq3hu
>>672
ドラえもんのことかっーーー!
678名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 18:06:04 ID:5Ci78PfH
>>671
乙。かなりのレベルの職人と見た。
さぁ早く>>672の電波をもとに続編の執筆に取り掛かるんだ! 取り掛かるんだ! 取り掛かるんださぁ早く!!
……いや取り掛かって下さい…………。そして……ハルヒの笑顔を、魅せて……下さい……グシッ。
679名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 18:08:21 ID:vQKaKXQj
680名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 18:10:07 ID:vGOY2Uo1
>>671
GJ
1ヶ月に一回くらいはキョンが不思議探索に参加するために帰ってくるといいなと思う。
681名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 18:24:50 ID:0jEWQWlh
>>671
GJ
まあその内結婚するんだし、それまで我慢すればいいんだよ
682名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 18:54:09 ID:zMk22AC7
そういや長門は何やってたんだろう
683名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 19:33:19 ID:jns5YCu5
>>682
情報操作で転校をなかった事にとかできそうだけどな
684名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 19:45:08 ID:joxXd0f5
>>682
長門「…予定通り」
古泉「やっとこれでお互い素直になってくれましたね」
みくる「ふえぇ?どういうことでしゅかぁ?」
長門「彼は1ヶ月後帰ってくる」
古泉「本当の事を知らないのは彼と涼宮さんだけですよ」
みくる「えぇ〜私も知りませんでしたょ〜」
という電波を受信した
685名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 19:50:48 ID:kqnqHPV/
キョンの引っ越し先が小火で全焼して仕方なく元の家に・・・ってオチかい
686名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 19:57:18 ID:5Ci78PfH
そうか。みんなで引っ越せばいいだけの話じゃあないか。
687名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 20:03:49 ID:S5E0/Z5I
ボロボロになりながら転校先まで行こうとするハルヒ
688名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 20:06:17 ID:SFkUhbWA
>>684
おれも受信シマスタ
689名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 20:06:38 ID:SFkUhbWA
>>687に感動
690SS:古泉の想い1/2:2008/02/24(日) 20:12:24 ID:lOpkXlfF
肌に刺し込むような寒さは、ほどなく終わりを告げ、
春の匂いが風に乗って鼻から、全身へと伝導し、
もうすぐ春か、などと思えはじめる今日この頃。
僕は何時ものように部室へと向かう。


ギギィと古い扉は音を立てる。
それも仕方が無い、建造物自体の老朽化も進んでいることだし、
この扉だって新しい物に変えたわけではない。
しかしこの音だって考えようによっては赴きがあって非常に心地のよい音なのだ。

部室の中には涼宮さんがただ一人。
僕は涼宮さんと二人きりという状況は今までほとんど無かった。
隣に彼が何時もいるし、僕がここに到着するのはほとんど最後という状況だからだ。
いつかいつかと思い、中々告げれなかった涼宮さんへの思い。
伝えるにはこれほどの条件は次にいつ到来するかわからないのだ。


「おや、涼宮さん一人だけですか?」
僕は何時ものように微笑みかける。
「そ、みくるちゃんは進路相談でキョンと有希はどこにいるのやら・・・・・」
涼宮さんは団員としての自覚がないわね!
と言いたげに不満な顔をしていた。まぁこのぐらいでは僕のバイトの呼び出しはなさそうだ。
それに今、僕はバイトよりはるかに大事な用事ですので・・・・。

それきり涼宮さんはしゃべらなくなり、パソコンへと向かってしまった。
それでは、そろそろ僕も覚悟を決めますか・・・・・・

「涼宮さん」
僕は涼宮さんに話かけた。
「何?古泉くん」
目だけをこちらに向けて返事をする涼宮さん。
彼女を見ているとこの胸の思いがあふれ出そうだ。
僕の学園生活における唯一の願い。


「付き合って・・・・・いただけませんか?」
「───え?」
彼女は驚いた、といったような表情を僕に向けた。
さすがの涼宮さんでも予想できることではなかったのだろう。
「こ、古泉くん・・・・・?でも、あたし・・・・」
昔の彼女であれば即座に、そっけなくOKをしたのだろうが、
SOS団を作り変わって言った彼女は、その返事をにごらせる。
「ごめん、古泉くん、あたしはあいつが───」
あいつ、恐らくは彼の事なのでしょう。
691SS:古泉の想い2/2:2008/02/24(日) 20:13:49 ID:lOpkXlfF
ニヤリ

まさに計画どおりといいますかなんといいますかwww
wwwwおkwwwww把握wwwwww

「はい、ですから彼と付き合っていただけませんか?」
思わずニヤニヤが止まりませんね。
「古泉くん・・・・あんた・・・・」
試したわね?と言いたげに僕をにらみ付ける涼宮さん。
思わず冷や汗が出てしまいますが、これであのバイトも起こりにくくなるハズなのです。

「申し訳ありません涼宮さん、ですが、彼への気持ちを再確認できたのでは───?」
僕をにらみ付けていた目をそらして思わずムッと拗ねるような表情になった涼宮さん。
僕に試された怒り、そして彼への気持ちといろいろ入り混じっての表情。
彼のことを考えている彼女は非常に魅力的です。
それは彼にも言えること、このお二人はお互いがそばに居るときがもっとも魅力的であり、
そしてそばに居ることが当たり前、まるで磁石のように・・・・
けれどお互い素直になれずに居る。それが回りの人間をやきもきさせる。
「そうね、一応例は言っておくわ。」
当然罰ゲームはするけどね、と付け足す涼宮さん、
おやおや、これは怖い。
ですがこれでハルキョンが成立すればまったくもって安い代償ですおw

長門有希によって彼も恐らく涼宮さんへの気持ちに自覚している頃でしょう。
ここまで後押しをしたのだ。
僕の学園生活における唯一の願いが叶うはずだ。


あとはこのお二人のみぞ知る。という事でしょうね
692名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 20:14:28 ID:lOpkXlfF
以上、黒古泉に影響されて書いたSSです。
693名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 20:18:09 ID:tBoOFSzX
黒い…黒すぎるよ…
694名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 20:18:35 ID:MsTYIvo7
ハルにゃんぷにぷに
695名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 20:26:21 ID:r3jMPROc
>>691
GJ
黒い古泉の方が好きな俺は異端児
696名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 20:27:53 ID:xHWFFZD5
>>671
うんGJだ。クラスメイトの前で告白とはなかなかっ。
文通でも始めたら良い。そしてたまに会いに行くとか。

>>692
携帯でちびちび「切ない話が続くな」と思ってたらいい意味で裏切られたwwwてめこのやろうGJ。
697名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 20:41:46 ID:SFkUhbWA
どいつもこいつもGJすぎww

いい新人ぞろいでつな
698名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 20:52:04 ID:OyE4bqxr
アルバイトで戦隊もののヒーローショーで
5人分のアクターを担当することになったSOS団
しかし合体技のアクションがピラミッドとかやぐらに金の鯱だった電波が来た
699ハルキョン SS 彼方まで:2008/02/24(日) 21:36:00 ID:S5E0/Z5I
あいつが出て行ってからどれ位経ったんだろう。
何時までも悲しんでても仕方がないと思って、
あたしは少しでも考えないように努力した。
それにメールだって出来るからやり取りは出来るだろうって思ってたしさ。

だけど何故かメールも繋がらなかった。
初めのうちは今まで通りみくるちゃんを弄ったり不思議探しをしたりもしたけど、
それもすぐにつまんなくなってやめた。
思ってた以上にあいつに依存してたわけね、あたしは。
何をやっても色褪せた世界。もう二度と思い出したくもない中学時代と同じ世界だった。
いっそ世界なんて無くなればいいのに。
あたしがそう思って溜息を付いた時、親父が温泉旅行用に買っておいたぶ厚い時刻表が目に入ったのよね。

気が付いたら朝早く電車に飛び乗ってた。
新幹線に乗ると帰れなくなるから延々長旅ね。
でもあたしの頭の中で考えてることは一つだけ。
あいつの事を思い浮かべて窓の外を眺めてた。
そして途中で何度も泣き出しそうになった。
でも他に考えることがない。
SOS団のことを考えようとしても、5人一緒の風景しか思い浮かばないわ。
なんであいつだけ居なくならなきゃいけないのよ…

最後の電車に乗り継ごうとした時、
このまま乗ると小銭がギリギリ足りなくて帰れないことに気が付いた。
…歩くしかないか。
どうせもう大した距離じゃないんでしょう?

その予想は大ハズレだったわね。
何駅分か歩いたところで日が暮れて、風が凄く寒かった。
仕方がなく道端の公園で休むことにした。
SOS団で色々活動してたから寝袋があったのは幸いね。

公園から見える空は綺麗だったけど、
周りには誰も居ない。
ここで昼間は遊んでる子どもだって居るでしょうに、
あたしは一人ぼっち。
今までSOS団でやってきた活動がどんなにもろい物なのか思い知らされたわ。
さっきは隠してた涙が一気に溢れてきた。

朝、起きて近くのコンビニでおにぎりを買って頭を触ると髪の毛がボサボサになってるのが分かった。
こんな姿じゃキョンには会えないわね。
でも引き返してもどうしようもないわ。
あたしは仕方なく浮かれない気分で歩き出した。

その日もどれだけ歩いたのかは分からない。
髪はボサボサだし、汗臭いし。
もう最悪だったわ。
このままいっそホームレスにでもなろうかしら。
何時になったら着くかも分かんないしさ。
そんな事を考えてたらとうとう足まで痛くなってきた。
もうここで終わり?
目の前にある高校から聞こえてくる入り乱れた声が頭を素通りする。
あたしの短かった青春。そんな臭い台詞も似合わないような惨めな終わり方だわ。
この中にキョンが居たらな……
700ハルキョン SS 彼方まで:2008/02/24(日) 21:37:38 ID:S5E0/Z5I
「ハルヒ!?」
前から聞き慣れたような声がした。
見上げると、いつも見慣れてた筈の顔。
お世辞にも格好いいとは言えないけど憎めない顔。
そして、今まで恥ずかしくて言えなかったけど大好きだった顔。
あたしは無我夢中でそいつの元へ駆け寄って、そして抱きついた。

抱きついたと同時に、公園で流した涙以上に沢山の涙が溢れてきた。
こんなに服を湿らせても構わず撫でてくれる。
ボサボサ頭でも関係ない。
そこまでして優しく抱き締めてくれたキョンと、あたしはずっと一緒に居たかった。
だからここまで来れたのかもしれないわね。

あたしはグズグズ泣いたまま、キョンの家まで送って貰った。
その間もずっとキョンは抱き締めてくれてた。
オマケにちょっと大きいけどコートまで掛けてくれたし。
「寒かっただろ」
当然じゃない。凍えるようだったわよ
「まあお前ならやり兼ねないと思ったけどな」
普段のあたしなら間違いなく怒るような一言。
でもその一言も心地よく感じられた。
こんなに嬉しかった事って今まであったかしら。

キョンの家に行ってお風呂やご飯を頂いた後、
あたしの家に電話して貰って翌日帰ることになった。
まあ少し寂しいけど、でも今度はちょっとだけ自信が付いた気がした。
今度はもうつまらなくなんてならない。
キョンも何時かは帰ってくるって思ったらさ。
701ハルキョン SS 彼方まで:2008/02/24(日) 21:38:09 ID:S5E0/Z5I
寝るところ?
なんとキョンの部屋だったのよ?
キョン自身も恥ずかしがってたけどご両親や妹ちゃんが薦めてくれた。
あたしもこんなことまではやって欲しいなんて言ってなかったのに!

「ハルヒ」
「何よ…」
二人っきりの部屋だと妙に緊張するわね。
「その、メールアドレスなんだが、俺の写し間違いだったみたいなんだ」
まさかこんな事まで久々に出来るとは思わなかったわ。
「このアホキョォオオンッ!!そんな事もっと早く気づきなさいよね!」
キョンは久々に困り果ててる。ざまあ見るといいわ。
「だけどなハルヒ、お前も電話番号位控えといたらどうなんだ」
うぐぅ…キョンの癖になかなか鋭いところを突いてくるわね。
「うるさい!今すぐ両方とも正しいヤツを用意しなさいよね!団長命令なんだから!」
「へいへい、相変わらず世話の焼ける団長様だな」
言ったわね!今日と言う今日は絶対に忠誠を誓わせてやるんだから!
…でも、こうやって他愛のない会話を続けていても、
本当は凄く嬉しかった。キョンが居なければこれも出来ないじゃない。
今はそのキョンが傍にいる。それが嬉しくて仕方なかった。

「ハルヒ、そろそろ寝るぞ」
あたしは上機嫌なままキョンに抱きついて、
そのまま二人で布団を被った。
そこ!イチャイチャしてるとか言うな!
今晩だけは特別なんだからね!
久しぶりにSOS団の団長と団員その一が会った日なんだから!

翌朝、
「ハルヒ、元気にしてろよ」
当然じゃない。あたしから元気を取り除けるわけがないわ。
「そうだ、もう聞いてると思うが、ここも一ヶ月限定の貸家でな」
な、何よそれ!?
「ダンボールの包みとか見て気づかなかったか?
大体俺が居なくなって二週間でここまで会いに来るなんて流石に早すぎじゃないかと思ったぞ。
お前なら来てもおかしくはないだろうと思ったけどな」
あたしは急に恥ずかしくなって、そして自分を責めたくなった。
702名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 21:40:16 ID:S5E0/Z5I
>>687です。
一回書いたら妄想が止まらなくなったのでSSにしてみた。
>>672>>684の人の話もお借りしますたw
703名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 21:41:42 ID:SKLS0R8g
お前らの妄想力には負けるぜ…GJ
704名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 21:52:55 ID:SFkUhbWA
GJだ、、、もっとかけ!!
705名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 21:56:49 ID:lOpkXlfF
GJw
706名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:10:26 ID:UCOLq3hu
わーたっしついていくよどんなつらい世界の闇の中でさえ♪
707名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:22:08 ID:3CqTotAI
まとめてですまんがSS書いた皆様GJ!!です。
切ないのも最後オチたのもよかった!
708名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:23:21 ID:59BhnySG
きっとあなたは輝いて♪

>>702
BGM[God knows...]で見ると尚良い。
GJすぎる…
709名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:24:40 ID:6VvPjsuT
おまえ等、こんなアニメおもしろいか?
ハルヒ、ていう名前はネーミングセンス悪すぎだろ!!
710名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:37:27 ID:zzwbBCZJ
このセンスのない荒しをみて思ったんだが
ハルヒの名前にこう意味的なものはあるのか?
辞書で調べてもでないし、漢字ではないので想像しづらい
711名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:38:08 ID:OIrLtcvq
ハルヒはねかわいいからハルヒっていうんだよ
712名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:38:43 ID:gWji30se
ハルヒ可愛すぎワロタ
他の二次元キャラとか敵じゃないわ
713名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:39:21 ID:tROio/TG
>>702
GJ!
よくぞ続きを書いてくれた。感動した!
714名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:43:30 ID:OyE4bqxr
二人仲良く深夜徘徊で補導されるハルキョン
715名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:45:51 ID:joxXd0f5
>>714
しかし責任のなすりつけ合いの喧嘩がラブラブ過ぎるのですぐに開放されると
716夢ネタ:2008/02/24(日) 22:53:02 ID:yPnn0d8H
「…キョン」
「どうした?元気ないな。」
「いやな夢を見たの。あたしがSOS団のメンバーと一緒に旅をして悪者をやっつけるんだけど…」
「おまえの好きそうな夢じゃないか」
「でも、その悪者を倒すとキョンが消えちゃうの。だから、悪者倒したくなかったのに他のみんなが倒しちゃって、キョンが…」
「大丈夫だ。ただの夢だろ。俺はここに居る。いきなり消えたりなんかしない。」
「キョン…ありがとう。」

「ところでハルヒ。FF10やったことあるのか?」
「うん。」
「たぶんその影響受けたんじゃないか?」
「そう言われてみればそうかもしれない…あ、そういえばキョンは馬鹿だから効かない即死魔法ばっかり唱えてたわ!」
「おれはクリフトか!w」
717夢ネタ2:2008/02/24(日) 22:54:18 ID:yPnn0d8H
「キョン!おっはよ!」
「今日はやけに元気がいいな。」
「すごくいい夢見たからね!」
「どんな夢だったんだ?」
「ひ・み・つ!」
「ふーん、そうか。」
「何よその反応。」
「秘密なんだろ。」
「まぁ、そう言ったけど…少しなら教えてあげてもいいわ。キョンが鈍感じゃなくて素直になる夢よ。」
「…俺がいつも鈍感で素直じゃないってことか?」
「そうよ。文句あるの?…いい加減に気づいて欲しいわよ。」
「すまんかった。これでも素直におまえの言うこと聞いてやってる方だと思っていたんだがな。」
「鈍感…」
718名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:55:04 ID:SFkUhbWA
>>715
それだw
719名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:56:41 ID:SFkUhbWA
なんか自作小説スレになってきてないか?w
新しくスレ作るかw
720名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 22:58:44 ID:MsTYIvo7
風呂上がりハルにゃん触りたい
721名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:01:15 ID:2re/Wf3T
>>716
そんな動画あったなー
722SS:涼宮ハルヒの戸惑(ネタ):2008/02/24(日) 23:04:14 ID:QoefKCRW
恋愛ゲームを製作することになり、とりあえず恋愛とはなんぞやを
知るために朝比奈さんが用意した少女漫画を読む事になった。

ハ「ねえ、何で廊下でぶつかって恋が生まれるのよ?」
キ「まあ、恋が生まれなきゃただの衝突事故として処理されてしまうからだろ?」
古「普通の出会い方に比べて、廊下での衝突というアクシデントを装った
  出会いの方が、お互いの心象に強く残りますからねえ。」
長「・・・萌え」
キ「長門よ、それは萌えとはちょっと違うぞ。」
み「・・・・」

俺達はゲーム制作のループを抜け出せずにいた・・・
723名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:04:46 ID:U3uYq0jV
怒涛のSSラッシュwww
みんなまとめて乙&GJ!
724名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:05:02 ID:SFkUhbWA
>>722
いいn、、、、なんだネタか
725名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:28:31 ID:kqnqHPV/
スマブラの世界に来てしまったSOS団

スネーク「オタコン、あの男女のグループは一体何者だ?」
オタコン「ああ、彼らはSOS団と言って「涼宮ハルヒの憂鬱」に出てくる、この世の不思議を求める集団らしいよ」
スネーク「不思議?俺はこの世界で何人もの奇人変人を見てきたからな、
彼らが見たら俺以上に驚くんじゃないか?
ところで、一般人を手に掛けるのは俺の趣味じゃないんだが」
オタコン「ところが大違いさスネーク、中には一般人もいるけどあの長門有希っていう紫の髪の女の子
はロボットで絶大な戦闘能力を持ち、古泉一樹と云う長身の男の子は超能力を持ってるって話だよ」
スネーク「成程、それは注意すべきだな」
オタコン「それだけじゃないよ、特に団長の涼宮ハルヒは願い事がそのまま現実になる能力があるらしい。」
スネーク「何ぃ!と云う事は俺が負けろとその涼宮ハルヒが願えばその通りになるのか、敵に回したくない相手だな!」
オタコン「だけど本人はそのことに全く気付いてないらしいよ、おまけに常識的な面も多く持ち合わせているらしいって話だ」
スネーク「それは助かる、自分は負けないと思い込んでるやつがそんな能力を持つことは最も危険なことだからな。」
オタコン「ところが」
726名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:30:57 ID:59BhnySG
このSSラッシュの中まとめwikiの更新の早さに感動w
お疲れ様ですw
727名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:31:56 ID:UCOLq3hu
>>721
ニコにあったなー
あれは一度見てみるといい
728名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:32:19 ID:SFkUhbWA
>>725
ワクワク
729名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:32:53 ID:SFkUhbWA
>>726
wikiのアドおすえてくれ
730名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:33:26 ID:lOpkXlfF
クロスは別スレでやってくれ
731名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:33:38 ID:3CqTotAI
732名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:35:39 ID:MsTYIvo7
ハルにゃん寝ようよ
733名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:36:00 ID:yPnn0d8H
>>727
ちょっと探してみるわ
734名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:38:49 ID:joxXd0f5
>>732
つ●
735名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:40:24 ID:DdSQMVfX
>>732
ハルにゃん襲うよ
に見えた
736名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:43:17 ID:MsTYIvo7
ハルにゃんおやすみハルにゃん
737名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:45:25 ID:uWbF/KKJ
>>710
涼宮ハルヒという語句について簡単に考えてみる。

まず涼宮という名字だが、

日ノ本の国の建国者たる神武天皇が夏の涼を取ったと言われる
宮崎神社の涼の宮碑が元になっていると考える。
天地開闢の造物主たる別天津神の玄孫たる神武天皇が、
安らぐ場所としての涼の宮碑の関係と、

現人神であり、新たな造物主であろうと目される涼宮ハルヒを
来たるときまで保護する機構としての涼宮家の関係を見るに、あながち的外れではないであろう。

次にハルヒという名前。
この語句を「ハレ+ヒ」と分解すると、
ハレは珍しい非日常な事柄を指し示し、
ヒは陽・日・扉・披などいかようにも解釈可能であり、非日常への扉や非日常を演ずる者という意味を持つと考えられる。

そして、ルをLと見るかRと見るかによって話は変わってくる。
最初にLとRの違いを述べることにする。

Lは軽く、速く、明るいイメージが付加される。 ちょうどlightやclownのように。
対してRは、重く、権力・正義などのイメージを持っている。 rightやcrownのように。

Lだと解釈すると、ハルヒは作中におけるSOS団長の正の面が強調され、
天真爛漫にして快活な人柄を持ち、非日常を自ら演出して人を楽しませるエンターテイナーと見ることができる。

逆にRと解釈すると、ハルヒはSOS団長の負の面が強調される。
自らを正義と認め、絶対者として振る舞う傍若無人にして人を振り回すだけの暴君と見ることができる。


……と、ここまで書いてだいぶ時間がたったことに気づく。 勿体ないから投下するYO!
738名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:47:10 ID:zRrn9hXx
>>725
ここはハルキョンのラブラブっぷりを皆で暖かく見守りながら甘く語るスレだよ。

クロスはVIPにでも落としなよ
739名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:48:31 ID:tBoOFSzX
>>737
なんかすごいうなずいてしまった自分がいる
740名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:48:35 ID:5Ci78PfH
この時期はここだけでなくどこも厨が涌くものだから諦めろ。
741名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:50:31 ID:UCOLq3hu
>>737
どうりでタイトルを見たときから神聖な感じがしたわけだ
742名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:51:05 ID:tROio/TG
>>737
743740:2008/02/24(日) 23:52:09 ID:5Ci78PfH
誤爆 orz
744名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:52:49 ID:zigE93yS
誤爆なのかYO!w
745名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:54:43 ID:SFkUhbWA
だれかハルヒのエロSSかいてちょ
746名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:56:29 ID:oUDO2wJ/
おやすみハルにゃん。
俺はもう少し抱き枕を作る作業を続けるよ…
747名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:58:12 ID:2re/Wf3T
>>745
エロパロ行け
748名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:58:37 ID:0jEWQWlh
>>745
エロパロ逝け
749名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:59:21 ID:lOpkXlfF
>>737
まぁそう深く考えるなってw
一応神的なものなら佐々木のほうもその要素があるって話だし
750名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/24(日) 23:59:41 ID:SFkUhbWA
>>746
できたら画像あげてちょw
751名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 00:16:47 ID:ostjf9q1
>>749
ハルヒと佐々木は別天津神の再来と考えてみてはどうだろう。
別天津神の造化三神はいつの間にかできていた世界に唐突に現れて
その世界に各自なにかをして根源的な影響力を持ちながら、本人達はどこかに隠れたらしいし。

彼女らの閉鎖空間は、彼女らの力がまだ混沌としている泡沫世界に介入して、
ハルヒたちの出身世界と関連づけられていると解釈してみる。
752名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 00:28:41 ID:ozu4V4Tm
どう解釈しようと個人の勝手だと思うけど、あんまり深読みしすぎても……。
753SS:涼宮ハルヒの戸惑(ネタ):2008/02/25(月) 00:28:50 ID:s/ABXmtL
恋愛ゲームを製作することになり、とりあえず恋愛とはなんぞやを
知るために朝比奈さんが用意した少女漫画を読む事になった。

ハ「ねえ、なんでセーラームーンって正体ばれないの?」
キ「敵の指揮官が残念な頭の持ち主だからじゃないのか?」
古「僕も同感です。正直あのヒロインの変身前と変身後の変化を
  見破れないようでは…組織の人事に問題があるのでは?」
長「…戦闘における情報収集は最重要事項。
  …敵対組織の索敵能力は皆無。」
み「…」
キ「(朝比奈さんの少女漫画のチョイスの件については?)」

俺達はゲーム制作のループを抜け出せずにいた。
754SS:Grooming Trinity 1/2:2008/02/25(月) 00:34:29 ID:Wb8blH/W
 その日は朝から一日中どんよりと曇っていて、ついに太陽を拝むことはできなかった。

「やっほ〜〜!って、あれ……有希とみくるちゃんだけ?」
「…………」
「は、はい〜〜!」
 窓際に座って本を読んでいた有希は、例によって何も言わずにあたしのことを一瞥しただけだったわ。相変わらずね。
 みくるちゃんは有希のいる側とは反対の方で、やっぱり腰掛けて編み物をしてた手を止めて、ビックリしたのか慌てているのか、そのどちらとも取れるような反応で答えた。
 まるで居眠りしていたウサギとかハムスターが目を覚ましたときのような、そんな愛くるしい仕草に、思わず胸がキュンとしてしまう。
 と、そこで不思議そうな表情のみくるちゃんと目が合ってしまい、何故か気恥ずかしくなってしまったあたしは適当に誤魔化そうとした。
「そういえば、古泉くんはお昼頃に『今日は遅くなるかもしれません』って言ってたけど、何であたしより早く出て行ったはずのキョンまでいないのよ?」
 あたしがぶっきらぼうにいったせいか、みくるちゃんは、
「あ、あの……ご、ごめんなさい、涼宮さん。カセットコンロの燃料が無くなってるの、わたし気付いてなくって、困ってたらキョンくんが、その、買ってきてくれるって……」
 と、申し訳無さそうに謝ってきた。
「いいえ、ナイスよ、みくるちゃん。そういう類のことは何でも遠慮せずに、キョンに頼むといいわ。全く、あいつも気が利かないわね。無くなる前にちゃんと補充しといてくれなきゃダメじゃないの」
 そういいながらも、あたしはキョンとみくるちゃんのやりとりを頭に思い浮かべていた。

『あ、あれ……ふぇ〜〜!壊れちゃったのかな〜?』
『朝比奈さん、どうかしましたか?』
『あ、キョンく〜ん。ふぇっ、コンロ、さっきから全然、火が点かないんですぅ!』
『……ちょっといいですか?――――――ああ、ボンベがもう、空みたいですね』
『へっ、そうなんですかぁ?』
『確か予備は…………げっ、これが最後だったか。――仕方ない、今から俺が、ちょっとひとっ走り買ってきますよ』
『ええっ、そ、そんな、わ、悪いですよ』
『朝比奈さんが気にすることないですよ。あの甘露なお茶にありつけるんだったら、俺は火の中水の中、何処にだって行く覚悟があります!』
『キョンくん…………』
『朝比奈さん…………』

 見つめ合う二人。って、ちょっと、なにいい雰囲気作ってんのよ?
「あ、あの……涼宮さん?」
「へっ?」
 みくるちゃんの呼びかけに、我に返ったあたしは思わずマヌケな声を上げてしまった。
「な、何でもないわ。――――それよりも、何で二人とも、暗いのに灯りも点けないで、そんな窓際にいるの?」
「……本日十五時十三分二十八秒より、校内を含む広範囲に亘って、電力の供給が停止されている」
 あたしの疑問に答えたのは有希だった。
「なによ、有希。じゃあ今は停電中ってこと?」
「そう」
 つい、あたしは脱力してしまう。
 団長指定席に座ったものの、パソコンも使えない。ここしばらくの間、歌詞とか作曲とかその手のアイディアがどんどん湧いてきて絶好調だったのに、こんなことでペースを乱されるなんて……何処にクレームつけたらいいわけ?
「――くしゅん!――」
 思わずくしゃみをしてしまった。って、そういえば少し、いや、かなり寒いじゃないの。ストーブ、ストーブ…………ダメだ。停電中だから使えないじゃない。はあ、もう。一体これは誰の嫌がらせなのかしら。
755SS:Grooming Trinity 2/2:2008/02/25(月) 00:34:51 ID:Wb8blH/W
「涼宮さん、大丈夫ですか?」
 みくるちゃんの声に、ふとあたしはいいことを思い付いた。
「みくるちゃん、ちょっと、こっちにいらっしゃい」
「は、はい――ふひゃぁ!」
 立ち上がったみくるちゃんにあたしは両腕を絡ませて思い切り抱きしめた。前にも思ったけど、みくるちゃんは温かくて柔らかくて、それに――――とっても気持ちいいわね。
「す、涼宮さん、ど、どこ触ってるんで……ひゃっ、も、揉まないでください〜」
 顔を真っ赤にして抗議するみくるちゃんだけど、案外抵抗する様子は無いみたい。
 と、ふと背後に気配がした。同時にあたしの身体に巻きつくような腕と、背中に圧し掛かる感触。って、有希?
「……わたしも協力する」
 正直、意外だった。有希があたしに対して直接なにかのアクションを起こすなんて、今までにあった記憶は無い……気がするわ。
「って、ちょっと、有希までどこ触ってるのよ?」
 虚を突かれてしまったせいで最初は解らなかったけど、いつの間にか有希の両手は、あたしのバストをがっちりと包んでいたの。
「体温の上昇を確認。……これで温かくなる」
 有希に言われて、あたしも自分の顔がまるでゆでダコみたいに真っ赤になっているのを知った。
「もう……今度は有希の番よ。――ほら、みくるちゃん!」
「ほへっ?は、はい〜!」
 あたしはみくるちゃんに合図すると、二人で有希をサンドイッチにして抱きしめた。
「…………」
 有希はさすがに顔色こそ変化させなかったけど、身体全体を弛緩させたように、あたしたちにされるがままになっていた。気のせいかもしれないけど、あたしには、有希がどことなく満足そうに見えた。
「それにしても、有希の身体って、華奢っていうか、あんまり強く抱いたら壊れちゃいそうなイメージがあったけど、この柔らかさはちょっと意外よね。みくるちゃんとは違った快感よ、これは」
「あなたの身体には、敵わない」
「そうですよぉ。ご自分では解らないでしょうけど、涼宮さん、とっても触り心地がいいんですから」
 みくるちゃんはそう言って今度はあたしの背後に回ると、大胆にもあたしの胸を弄り始めた。
「ちょ、ちょっと、みくるちゃん?あなたまで……」
「うふふっ。いつものお返しですよぉ〜!」
 逃げようにも反対側からは有希があたしをがっちりとホールドしているため身動きが取れない。
 って、やだ、ちょっと、そこはくすぐった――あっ、いや、だ、ダメよ!
 耳に掛かるみくるちゃんの吐息と、首筋に触れる有希の髪の感触――あたし、もう限界かも。
「はあ、いいなあ、キョンくん。こんな可愛い涼宮さんを独り占めなんて――――あたし、すごく羨ましいですぅ」
「…………わたしも同意見」
 何でそこでキョンが出てくるわけ?って、それよりも、今のあたしのこんな姿、キョンに見られちゃったらどうしよう。恥ずかしくって気が遠くなりそうだわ。もう、二人とも覚えてらっしゃ――――ああん!







「おい、古泉。どうしたんだ?そんなところに突っ立って」
「いえ、少々面妖な空間が内部に発生しているみたいですので。――ちょっと入室するのも躊躇われるところでして」
756名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 00:35:03 ID:tawiu1ip
残念な頭の持ち主…www
757名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 00:35:27 ID:Wb8blH/W
>>754-755
以上です。ハルキョンものじゃないし、こういうの嫌いな人がいたらゴメンなさい。

恒例ラクガキ。いつものろだがあぼーんちう orz
ttp://up.img5.net/src/up16588.png
758名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 00:39:32 ID:Lgip4mgA
>>757
仲良し三人娘いいなぁ
759名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 00:40:57 ID:P9m3b0aQ
>>757
あんまり度が過ぎなければ良いと思うよ。
760名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 00:43:45 ID:Lgip4mgA
朝目覚めたら女性化していたキョン
正体を気付いてないハルヒからスキンシップや恋愛話をされて大弱り、と言う電波が
761名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 00:43:58 ID:P9m3b0aQ
ttp://nov.2chan.net/y/src/1203834144691.jpg

近々ハルヒの制服版も出るし。
オジサンの机の上に桃色空間が・・・
762名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 00:50:14 ID:XhUdgZW9
>>757
全然おk。みくるに嫉妬してるハルにゃんかわゆすw
GLに目覚めそうだ・・・
763名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 00:59:00 ID:c1en/Yu7
>>757
いいよいいよw
ピンクにならなければ問題ない
764名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 01:23:03 ID:WJpJ7YYr
>>757
中学の頃リアルにそういう光景を見たことのある俺が通りますよ。
古泉の言葉に対しキョンは「何言ってんだ?」とか言いつつ入室してしまうわけか。
765名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 01:23:22 ID:O6wF7T9F
自分の人形をキョン人形の肩に頭が付くように寄り添わせる形で
部屋に飾るハルヒ
766名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 01:23:33 ID:bA+9DB0j
>>757
ええでええで
桃色にならなきゃ

ほなハルヒ姉さんおやすみ〜
失礼、以下にSSを投下します。これは先日投下しましたSS(>>86-96)のハルヒ視点です。
足らない描写を補完したり複線回収したりしてたら気付けば前回の倍以上にまでくどくどと馬鹿長くなってしまったので、投下を、時間を差し挟んで二回に分割しようかと思います。度々ご迷惑をおかけします。…マジすまん、正直反省している。

<<注意!>>
前回に引き続き、途中のやや暗めな雰囲気に加えて、今回はオリキャラ(モブ)ぎみの描写もあるので、苦手な人はスルー推奨…。
またハルヒの性格も、時間の経過等を考慮に入れた上であえて、やや落ち着かせたものとさせております。
あと前回匂わせていただけのSOS団解散シーンの描写なんかは、書き始めるとまた無駄に長引きそうだったのでさすがにカットしたけど一応、ハルヒの力が無くなって機関等も自然と消滅?し、
その後遠くからハルヒを見守っているだけの普通の世界、みたいな感じで漠然と捉えてくれるといいかも(〜いつかきっと、またどこかで会う事もあるかもしれないよ的なノリで)。
これらはあくまでもifの設定での話ですので、もしそれでも宜しければ、以上の事をどうかご了承の上、お読み頂けると幸いです。

…って、前置きすら長えよorz

↓↓↓


 
 あなたは、自分自身の居場所、というものをお持ちだろうか。
 
 あたしにはかつて、かけがえのない自分の居場所があった。大切な人達が居た。その中であたしは、人というものは他者との相互的な関わり合いの中から自身の立場を見出すものなのだと知った。
 それ以前のあたしは、誰にも頼らず、誰の力も借りず、自分ひとりの秀でた力さえあれば、きっとこの世界を変えてゆけるのだと漠然と考えていた。そうして果ての見えないトンネルの中で、ただ闇雲にもがき、あがき続けていていた。
 
 しかし彼らと出会い、苦楽を共にし始めると、そんな閉じられた世界がたちまちに開けて感じられた。それは、それまでいくら探し求めても、決して到達することの叶わなかった光景だった。
 次第にこの視界が明瞭に澄み渡ってゆき、冷たく透き通った風が流れ行く風景の中にあたしは佇んでいて、そこで彼らと互いに意思を交わし合っていた。
 すると普段の何でもない景色の中から、今まで自分だけの思い込みのフィルターに遮られて気付くことの出来なかった、限りない奥行きをそこかしこに発見した。それらに手を伸ばすと、この腕はその中へと、どこまでも深く深く沈み込んでいった。
 自分の世界、その認識を変えるような不思議なことは、ここじゃないどこか別のところにあるのではなく、ここにも、そしてどこにだって至る所に、その表面として仕切られた向こう側に潜んでいるものなのだと気付かされた。
 
 そうしてあたしは彼らと日々、街中を飽くことなく探索した。
 道行く人々の様子を窺い、そよ風の感触をこの肌に触れ、風になびく木々の騒めきを耳にし、木漏れ日の美しさに目を奪われていた。
 そんななんてことはないひと時ひと時を、あたしは彼らと共に語らい、分かち合っていた。
 かつてのあたしがただ孤独に何かを探求していた頃とは、この目に見え、耳に聞こえるものなにもかもが一変して感じられた。
 
 
768名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 01:42:26 ID:NTZB9iw+
>>765
キョン人形とハルヒ人形をチューさせるハルヒ
次の瞬間、はっと我に返りハルヒ人形でキョン人形を殴り「エロキョン!」と言うハルヒ
 
 あたしは、きっといつまでも、そうやって彼らと共に何かを追い求め続けてゆけるのだろうと思っていた。
 でもそれはふと気付くと、まるで全て淡い白昼夢であったかのように、にわかにあたしの周囲から消え去り、この手から零れ落ちていってしまっていた。
 
 それは、ある日を境として唐突に、ひとり、またひとりと、あたしの立場からでは断じて抗いようのない各々の事情をその理由として述べながら、次々とあたしに――、あたしたちに、別れを告げていったのだった。
 一人はただただ申し訳なさそうに黙って俯き、一人は別れを惜しんで泣きじゃくり、一人は寂しげに、そして複雑そうに微笑み続けていた。
 あたしはその一人一人に労いと激励の辞を送り、いつの日にか必ず再会することを固く約束し合い、そうして最後には無理矢理に笑顔を作って彼らを見送った。
 
 そしてその後にはあたしたち二人だけが取り残されていた。それは、彼らと関わり始める以前より、最初から一緒に居て、ずっとこの傍であたしを見守ってくれていた人だった。
 彼らが離れていってしまった時、彼は、何かしらあたしの知らない彼らの実情を知っているようにも見えた。しかし、結局あたしに何も告げようとはしなかった。
 その時はあまり気にも留めていなかったのだけれど、こうして思い起こせばそれが、後に彼との距離を生み出した僅かな亀裂の、その最初の発生だったのかもしれない。
 
 あたしは本当は、彼に対してずっと恋心を抱いていた。でもいつも素直になり切れずに、その彼に対する態度を誤魔化し、あまつさえ自分の中ですら、決してそれを安易には認めようとしなかった。
 でも彼らが立ち去ってしまった後、このあたしを意味づけてくれる存在は彼一人だけだった。それだけが、あたしの拠り所、居場所だった。あたしはそこでようやく彼が、自分にとって、決して手放してはならない人物だったのだと思い知らされた。
 だからその時にこそあたしは、この先何があろうとも、ずっと彼と共に居たい、そして二人で一緒に寄り添っていようと、明確に自分自身に誓い、心に刻み込んだのだった。
 そうしてそれと同時に、あたしは自ずと彼を失ってしまうことへの恐怖を懐き始め、その為にはやはり社交性や社会性をもっと表に出してゆかねばならないと考え出した。自分を少ずつでも変えてゆこうと試み始めた。
 
 そうしてゆく中であたしは、一体何を得て、また何を失っていったのだろう。その答えは、かつての盲目的で反復的な錯誤を続けてきた記憶の中に埋もれてしまっている。
 彼とあたしがすれ違ってゆく中で、かつての自分と今の自分自身までもが乖離してゆこうとする。あたしはそれをこの場所から、必死に取り戻そうとする。
 だから、あたしは語ろうと思う。今、この場で一律的な回旋に身を費やしてゆくことの中に、恐らくその答えがある筈はないのだから。
 
 
   □□□□□
 
 
 ――キョンが東京の大学を受験すると言い出したのは、高校生活もあと半年余りに迫った、ある夏の暑い日のことだった。
 
 学校は既に夏休みに突入しており、あたしたちはキョンの部屋でエアコンをきかせながら、共に勉強へと励んでいた。
 外では蝉たちがその儚い生命を削りながらも必死に声を上げており、道を覆うアスファルトは熱気で蜃気楼のように、ゆらゆらと歪んで見えた。
 あたしはキョンのはかどり具合を看てやりながら、その感じだと〜〜大か、〜〜大あたりになるわね、と地元の大学をいくつか挙げながら見通しを立てていた。
 するとキョンはそこで、ふと気付いたように言葉を返す。
「ああ、そういやまだお前に言ってなかったっけ。悪い、実は俺、東京に出ようかと思ってるんだ」
 
 あたしはその言葉を聞いて、しばし自分の耳を疑い、やがてその旨を理解すると同時に愕然とした。
 確かに東京なんかと比べると多少見劣りするかもしれないけど、この地元だって決して田舎ではなく、ちゃんと電車で通学し得る範囲内にピンからキリまで各種色とりどりの大学が揃っている。
 だから、まさかキョンがそんな事を言い出すとは、夢にも思っていなかったのだ。
 
 それまでは、もし上手くいけば大学もキョンと同じ所に行けたら良い、もしそれが叶わなかったとしても、この辺りの地域にお互い住んでいる限りはきっと今ある関わりを保ち続けてゆけるだろうと、漫然と構えていた。
 そんな中でキョンがあたしに告げたその内容は、その時のあたしにとっては実に晴天の霹靂と言ったところだった。その瞬間まで当たり前に思い描いてきた未来への印象を、根底から一偏に覆され、打ち崩されてゆく様な感覚に陥った。
 あたしはそんな内面の動揺を悟られないようにとどうにか隠しつつ、普段の会話通りの口調を保ちながらキョンに、なぜ東京へ行きたいのかと訊ねる。
 
「大学に行ったら俺、認知学に関してのちょっと特殊で専門的な研究を齧ってみたくなってさ。まあ有り体に言うと、人は、人の脳はこの世界を果たしてどう捉えているのか、だとかそういう事にちょっとしたきっかけで興味を持っちまってよ。
で、その手の研究室がありそうな学校を調べてみたんだが、どうやら俺の思ってる様なのは、この辺りには無いみたいなんでな。それは仕方ない。
だからどうせだったら、若い内に日本随一の大都市に出て独り暮らしでも始めながら、社会のあり方ってもんを生活の中で一緒に学んでゆくってのも、ま、悪くはないかと思ってさ」
 
 へえ、このバカキョンがそんな哲学的?なものなんかに関心を示すなんてね。一体どんな気持ちの変化の表れなんだろう。でも、“仕方ない”なんて…。
 あたしはそう思った瞬間、あたしの前から忽ちに姿を消してしまった元SOS団のみんなの、別れ際の顔がふと頭を過ぎって、無意識的にどうしても目の前のキョンの顔をそれに重ねようとしてしまう。
 そんな一抹の不安に襲われて、その中であたしは瞬時に、この最初の決断を下した。
 
「東京…東京、か。そうね、確かに、何かまた見たことのない様な不思議が見つかりそうな予感がするわね。…面白そうじゃない、あんただけに独り占めなんて、このあたしはさせてやんないわよ」
 あたしはそう言いながら、キョンに向かってチェシャ猫の様にニヤリと、したり顔を投げかける。
 それに対してキョンは、またいつも通りのやれやれといった風情で溜息をつき、諦め顔をつくる。
 何よ、その顔。何か言いたい事でもあるんだったらハッキリ言いなさいよ。別にいつもの事だけど、本っ当そういうとこ男らしくない奴よね、もう。
 
 
 
 まあしかしどうであれ、キョンと同じ大学や学部を受けるであろう事は、あたしにとっては元より当然の予定だった。
 あたしも適当な理由を付けて、東京の大学を受けたい旨を親に伝えた。
 すると東京にある大学への受験自体に関しては許諾を得たが、しかし親は、もっと自分の偏差値に合った大学をちゃんと受験して欲しいと懇願してきたので、あたしは仕方なくそちらも一緒に受けることとなってしまった。
 もし仮に受かったってそんな所に行く気は始めからさらさらなかったけど、それでも念には念を入れて、その大学もキョンの受ける所に距離的に近いものを選んでおいた。
 
 その結果はもちろん、両方合格。まあそれは当然よね。
 そしてキョンも無事に受かったようだ。それを聞いてあたしは、これでまた次の春からも、キョンと同じ学校に通えるんだという期待に胸を躍らせた。
 でもキョンは、自分の進学する方ではなく、よりレベルの高い方の大学へ行くようにとあたしに告げてきた。
 たとえ親なんかに何をどう言われたって、また言いくるめていい加減に誤魔化してしまおうと考えていたのに、キョンはいつかの夢であったようにあたしの目を率直に見据えながら平に説き聞かせてきたので、あたしはその言葉に耳を傾けざるをえなかった。
 
 キョンはその所存を切々と述べる。今日の大学というもののあり方について。あたしと大学との関わり方について。そしてあたしの将来的な人生設計について。
 そうしているうちに、キョンが本当にあたしのためを思って言ってくれているという事がこの胸にひしひしと伝わってきたので、あたしは終いには、渋りながらもその説得にとうとう折れてしまった。
 でもあたしはその代わりとして、一つだけ提案を持ち出した。
 
「…あんたがそこまで言うんだったら、もう、分かったわよ…。でもそれだったら、一つだけお願いがあるの」
 するとこの胸が次第に高鳴ってゆくのを覚える。そして肌にまとわりついている時間の流れがやけにゆっくりと、遅くなって感じられる。もう、引き返せない。
 あたしはまるで清水の舞台から飛び降りる様な覚悟と気概で自らを奮い立たせ、なんとかその言葉を途切れ途切れに口にする。
「あのね…、二人で一緒に、ルームシェア、しない?」
 そう告げた瞬間、途端にこの顔に血が上り、それが急速に熱を帯びてゆくのが自分でも分かった。
 
 しかしキョンはそんなあたしの言葉を聞いて、見る間にいかにも訝しげな表情を浮かべる。
 あたしはそれを受けると、自分の心をキョンに見透かされたかと慌ててしまって、思いつくままにその当たり障りのなさそうな理由をあれこれと列挙して並べ立て始めた。
 
 
 
 …確かにこれでも、大学は違えど、どちらにせよ同じ東京に引っ越せることに変わりはない。
 でも東京という新天地、更に大学という見知らぬ環境では、たとえ同じ都内に住んでいたとしても、この地元での距離感とはきっとあまりにも異なるだろう。
 キョンはそのうちに、あたしを隔てた向こう側の生活の中で新しい交友関係を築き、もしかするとそうしてあたしの事なんて徐々に忘れていってしまうかもしれない。
 そんな懸念に駆られながらあたしは、どうしても同じ部屋で暮らしたいと頑なに言い張った。
 
 キョンはやはり、その決断に二の足を踏む。あたしがいくら様々な角度からの見解を申し出ても、のらりくらりと言葉巧みに返答してそれを切り抜けようとする。
 でもあたしだって、今度ばかりは決して自分から引くことは出来ない。正に背水の陣の心地だ。
 
 しかしそうこうしているうちに、あたしは自分の発言に対して段々ばつが悪くなってきてしまい、キョンの顔もまともに正視できずに足元に目を落としながら、あいつの反論を黙って聞いていた。
「お前、自分の言ってる事の意味分かってんのか? 俺たちはまがりなりにも男と女なんだぞ? そりゃ家賃はお互い軽くなるかも知れんが、それにしても同じ部屋で暮らすなんてなあ…」
 あ…。
 キョンはこれでも一応、ちゃんとあたしの事を、一人の異性として見てくれていたんだ。普段はただの男友達の延長上みたいな、どうでも良さそうな付き合い方しかしてくれてなかったから、実はそれすらもちょっと不安だったんだけれど。
 
「第一、うちの親も、お前のご両親もそんなの許す訳がないだろう」
 ――その言葉を聞いた瞬間、あたしはふと閃いた。
 実はお互いの両親の承諾に関しては、あたしにはある程度の勝算があった。それはいつかこういう日が来るかもしれない事を見越して、受験勉強を半ば口実に、普段から二人で双方の家を出入りして家族との親睦を深めるようにしていたからだ。
 きっと親の目からはさぞかし仲の良い恋人同士にでも見えていたことだろう。現実にはキスやその先どころか、告白さえしていないというのに。
 
 両親の同意さえ何とか得ることが出来れば、もしかしたらその勢いで押していけるかもしれない。そんな考えに一縷の望みを託し、あたしは思い切って一つの賭けに出た。
「だったら、一緒にお互いの親の所へ訊きに行ってみましょうよ。これ以上あんたと二人だけで話してても埒が明かないみたいだし、その答えを聞いてから判断しましょう。それでいい?」
 あたしが自らの決意に勢いづいて声も高らかにそう強く主張すると、その態度の変わり様に驚いたのかキョンは一瞬絶句し、やがて眉をひそめながらもようやくそれに同意したのだった。
 
 その結果、思った通りに、親達は特別な疑問も持たずに自然とあたしたちの話を聴き入れてくれた。
 そしてその様を目にしてキョンが言葉を失っている隙に、あたしは話を多少強引に脚色もしつつ、無理矢理形にまとめてしまった。
 ちょっと卑怯だったかもしれないけど、だってこうでもしないと、キョンとの連絡がふと途絶えただけでも、あたしたちは離れ離れになってしまうかも知れなかったから。それだけは、絶対に嫌だったのだ。
 
 
   □□□□□
 
 
 そうして次の春から、待望のキョンとの共同生活が始まろうとしていた。
 
 連日あたしたちは物件情報を眺めながら、ああでもないこうでもないと意見を交わし合い、その中で結局どうにか二人の大学の中間あたりに位置する2DKを発見し、そこを第一候補とするという事でひとまず話は落ち着いた。
 その部屋は、内部で二つの七畳間がダイニングを挟んで向かい同士に離れていた。その選択をしたのは、キョンからの意向だった。
 多少残念に思う部分もあったが、まぁあたしとしてもキョンに見られると色々とまずい姿もあるので、そこは同意を返した。
 
 大学への入学届けの申請も兼ねて事前に東京へと出向いた時、その部屋以外のものも含めたいくつかの候補地を、不動産屋さんを介して二人で実際に見て回った。
 その部屋は建物外観の参考写真から想像していたよりもずっと真新しく小奇麗な印象で、あたしはすぐに気に入った。
 キョンも概ね満足していたようで、その後のホテルであたしたち二人はやはりこの部屋に決めようと賛同し合った。あ、そのホテルの部屋は残念ながらシングルで別々だったけどね。念の為。
 
 やがて心待ちにしていたその春が訪れた。
 二人でホームセンターや電気屋さんを見て回って必要な家具家電を取り揃え、実家から送り届けた大量のダンボール箱の整理をした。
 そうして次第に二つの部屋の中がそれぞれなりの色味を帯びてゆき、その中間区域であるダイニングキッチンや洗面周りでは二人の色が混ざり合っていた。
 冷蔵庫には互いの好物が詰め込まれ、食器棚には共有の茶碗やお皿が並び、洗面台の横には二人の色違いの歯ブラシがコップの中に立っていた。
 
 ふとあたしがふざけて出し抜けにキョンの部屋の扉を開けたりすると、いつの間にやら床にゴミが四散しているのが目に入って驚き呆れ、そのまま腹を立てながら一緒に片付けてやった。
 逆にキョンが唐突にあたしの部屋に入ってきた時、あたしはちょうど無駄毛の処理をしていた真っ最中で、やはりあたしが真っ赤に怒って手元にあった本をキョンに向かって投げ付けた。
 そしてそれを顔面にまともに受けて鼻血を出してしまったキョンを、そのままむくれながらも手当てしてやった。
 
 キョンは予めイメージしていた通り、当然の様に無精なので普段はあまり料理をしたがらなかったし、あたしが手際よくさっさと作ってしまった方が、自分でいうのもなんだけど速くて美味しいので、
キョンにも少しは手伝わせながらも普段はそうして二人でご飯にしていた。
 お金のある時には二人で外に食べに行ったりもした。
 しかしせっかくそうして出掛けようというのにキョンは何故か近所のラーメン屋さんや定食屋さんにばかり入りたがり、あたしは雰囲気がないと内心恨めしく思いながらも、しょうがなくそれに付き合ってやった。
 
 そうこうしているうちに大学生活も始まっていた。
 
 かつて実家で暮らしていた頃、あたしの両親は共働きで忙しかった為にあたしがSOS団の活動等を終えて家に帰っても、いつだって家の電気は真っ暗で、あたしは独りで料理を作って食べていた。
 でもキョンとの共同生活が始まってからは、毎日ではないけれど、学校が終わってアパートまで帰るとあたしたちの部屋の窓から柔らかな明かりがこぼれているのが目に入ってきて、自ずと胸が暖かくなるのを感じた。
 
 そういった中で時たま、キョンだけの手による料理を口にする機会もしばしばあった。あたしの帰宅が遅くなる際には、いつも簡単な晩御飯を作って待っていてくれたからだ。
 味自体は全然だけど、それでもあたしにとってはとても美味しく感じられた。
 そのまま二人で一晩中お酒を口にしながら、夜が明けるまで互いの学校の愚痴をたれていたりした日もあった。
 
 
 
 そんな生活を続けながら二年程を過ごした。
 表面上は特に何の問題もなかったように思う。でもあたしは、本当はその中で徐々に、どこか言葉では言い表し切れない孤独を常に自分の中で感じ始めていた。
 あたしたちは、生まれついての兄妹の様に生活の呼吸がピッタリと適合し合っていた。
 でもだからこそ逆に、まるで全く摩擦を起こさない程に滑らかな、水で濡れた鏡面同士が潤滑に接するが如く、時が経つにつれてあたしたちの間でするすると何かが少しずつすれ違ってゆくのを感じた。
 それは、始めは大したことのない小さなひび割れの様なものだった。でもそれはやがて時が経つにつれて広がってゆき、次第にあたしの内部を侵食し始めた。
 
 あたしは何度も、この捉えどころのない気持ちをキョンに相談しようとした。でも気付けば、この穏やかな日々の生活を乱さないが為に、お互いの深い部分に無闇に踏み込んではいけない様な空気が二人の間には漂っていた。
 それは、あたしの一方的な思い込みだったのかも知れない。でも毎日キョンと顔を合わせて、そこにさり気ない笑みを発見したりすると、それはむしろあたしの内にどうしようも出来ない疎外感を生じさせた。
 
 ああ、こんな風に悩んでいるのはあたしだけなんだ。キョンは、あたしの事をただの同居人としか思ってくれていない。そしてそれ以上を、このあたしにはきっと求めてはいない。
 だからせめて、今あるこの二人の距離感を壊しちゃいけない、自分の懐いているこの気持ちを、粗忽に打ち明けたりなんかしちゃいけない…。
 でも、辛いよ。何でもない毎日なのに、その中でこんな気持ちを絶えず独りきりで抱えていなきゃいけないのは、すごく苦しいよ。
 キョン…、お願いだから気付いてよ。あたしの事を、もっとちゃんと見てよ。
 …助けて。あたしを、ここから救い出して…。
 
 けれども、どれだけベッドの中で泣き声を圧し殺して待っていても、夜も更けた後のあたしの部屋の扉は、決して物言うことなくひっそりと佇んだままだった。
 もしその扉を開けて向こうにさえ行けば、そこにはすぐキョンの居る部屋がある。それなのに、その僅か数歩分の距離が、その時のあたしには無限に遠ざけられ、隔たって感じられた。
 
 
   □□□□□
 
 
 やがて気付けばあたしはまどろんだ意識の中で、どこか透明水彩で描かれた様な、ほのかな夢を見ていた。
 そこでは、あたしはまだ高校生だった。
 ああ、ここでならあたしは、今みたいにがんじがらめな気持ちに捕らわれることもなく、かつての自分自身の様に思ったことをただ率直にキョンにぶつけられるのかな、などと、うつらうつらと思った。
 
 あたしは北高の制服を身に着けて、通学鞄を手に道を歩いていた。
 空からさんさんと降り注ぐ陽射しはどうやら朝方のもので、あたしはあの坂道を登りながら学校へと向かっているようだった。
 そのうちに自然とこの“あたし”の意識は薄れてゆき、次第に高校生の頃のあたしの中に溶け込んで混ざり合っていった。
 
 
 
 やがて学校に辿り着き、教室の扉を開くと、クラスメイト達は既に約半数が着ていて、教室を雑多に賑わせていた。あいつは…やっぱりまだ登校して来ていないみたい。まぁあたしと違っていつもギリギリに来るからね。
 もう、普段からもっとちゃんと早めに朝起きる様にしないと、そのうち遅刻しちゃうんじゃないの、あの馬鹿。明日から電話でも掛けて無理矢理起こしてやろうかしら。
 
 そう言えば今日の一限目の英語の和訳がそろそろこの辺りに順番が周って来る頃だ。でもあんなの、あたしは授業中にちょっと目を通すだけですぐ出来ちゃう。
 でもあいつはどうせまた直前になってから慌ててやりだして、その上、分からなくて焦るんだろうな。バーカ。
 …でももし助けを求めてきたら、まあしょうがないから教えてやんないこともないけどさ。だって曲がりなりにもSOS団の一団員ともあろう者が、授業の英語の和訳すら満足に答えられないなんて、団長として断じて許しがたいことだからね。
 ああ、でもちゃんと自分で努力して理解しないと身につかないじゃないのよもう、バカキョン。…今度個人的に補習でもしてやんなきゃならないかな。
 
 そうしてあたしは自分の席に着きながら、しばらく外を眺めてぼんやりと物思いに耽る。
 この窓際の最後部はあたしの特等席。そして目の前にはあいつの席。最初の席替えの時から何故かずっと変わらない、あたしたちの居場所。
 あたしはSOS団団長として、いつも皆の先陣を切って前に向かってゆく。あいつの手を引っ張って、突き進んで行く。
 でもあたしはこの場所でだけは、ずっとあいつの背中に護られている様に感じる。あたしよりも広くて大きな背中。
 もし何か不安な事があったって、あいつはそうやってあたしの目の前に、手の届く場所に居てくれる。そして呼びかければいつだって、ちょっと面倒くさそうに振り向いてくれる。
 
 あいつのまだ来ていないこの場所は、いつもよりがらんと開けてて少し寂しくなる。あたしは空を見上げる。
 空虚にどこまでも限りなく広がってゆくあの青空は、まるであたしの中にまで入り込んできて、この場所ごとあたしを呑み込んでしまったみたい。だからここは、周囲の空間より隔絶された、半径一、二メートル程の閑散たるエア・スポット。
 空を漂う小さな雲の落とす影が、この場を緩やかに覆ってゆく。ちょっと不思議ね、晴れ晴れとした空はいつもあたしを、あたしたちを力づけてくれるというのに。何であいつが居ないっていうだけで、逆にこんなにもむなしい気分になっちゃうんだろう。
 
 
 
 そうしていると、やがてキョンが教室の入り口から姿を現す。いつもと違って、まだ予鈴が鳴るには幾分余裕がある。
 キョンはあたしの目の前の席にまで歩み寄って来ると、鞄を机の上に置きながらあたしに向かって挨拶を投げ掛けてくる。
「よう、元気か」
 元気に決まってんでしょうが。そんな当たり前のこといちいち訊いてくるんじゃないわよ、もう。あんたにはもっと頭の使いようってものがないわけ?
「へいへい、我らが団長殿は本日もご機嫌麗しいご様子で。この脳のない平団員めの分際と致しましては何よりでございますよ」
 キョンは棒読み口調で戯れにそう言いつつ、椅子を引いてそこに腰掛け、前方を向いてしまう。
 
 でもあたしはキョンが来た事で、さっきまでの不安定な気持ちがすっと晴れて、自分の机の上に両腕と頭を伏せて丸まる。何だか冬に入る炬燵の中のような心地良さ。
 するとふと思いついて、あたしは体勢をそのままに自分の身体を、机を伝いながら前方へと擦り寄せてゆき、ふっと片足を振り上げてキョンの座っている椅子の裏をゴン、と小突く。
 キョンがこちらを振り返る衣擦れの音がする。でもあたしは机に顔を伏せたまま知らん振りする。
 
 やがてキョンが前へと向き直ったらしいことを耳で確認してから、少しだけ首をもたげてキョンの後ろ姿を視界に入れる。
 キョンはどうやら何かの勉強をし始めているみたいだった。きっと英語のテキストを広げているんだろう。あら、バカキョンにしては珍しいじゃないの。感心感心。
 あたしはそれを見て、机の中より音を立てないように注意しながらシャープペンを取り出し、その手をキョンの背にそろりそろりと伸ばしてペンの切っ先でツン、とそこをつつく。
 それと同時に一瞬でペンを手の内に隠しつつ、またすぐに上体を屈ませて机に伏せる。
 
 再びキョンの振り向く気配。今度はしばらくの間、キョンの視線がこの頭部にじっと突き刺さっているのを感じる。でもあたしはやっぱり知らん振り。
 程なくして諦めたのか再び前方へと向き直るキョン。あたしは何だかくすぐったくて可笑しいような気持ちが胸から込み上げてくる。
 
 あたしはもう一度顔を上げ、その背に向かって小さく声を掛ける。
「キョーン?」
 …ノーリアクション。
 あ、怒った?
 まあいいや。今度こそ、ちょっとだけおやすみ、バカキョン、と思いながらあたしは三度、机の上に身を伏せる。
 
 やがてしばらく経った後、今度はあたしからは何もしていないのに、キョンも何故か三度こちらを顧みて、あたしに向かって唐突な言葉を告げる。
「なあ、頼むからこっちを向いて、その顔を俺に見せてくれよ、ハルヒ」
 …え?
「もっと俺の事をちゃんと見てくれよ」
 
 …ああ、そうか、違うんだ。
 違うの、キョン。そうじゃないの。あんたに、そんな科白は似合わない。
 それはきっと、あんたの気持ちじゃなくて、あたしの気持ち。キョンに対する、このあたしの願い。だから今のあんたは、あたしの心を模って代弁しただけの、ただの影。
 そう思ってあたしがキョンの顔を見上げると、あたしたちの居るこの場所だけが周囲より断絶されれてゆき――。
 
 世界がその変貌を開始する。
 
 
 
 そこはいつかの夢で見た、他より閉鎖的に区画・限定された灰色の世界の中。
 そしてあたしたちは校庭の中央付近で、互いに向かい合って立っていた。キョンの両手がこの肩に添えられている。
 そのまましばらくの間、キョンは無言であたしの目をじっと見つめていた。あたしも何も言わない。するとやがてキョンの顔は、モニター画面にノイズが走った様にブレて見え始める。
 
 そしてそのキョンは雑音を伴いながら、出し抜けに言う。
「俺、実はポニーテール萌えなんだ」
 …なに?
「いつだったかのお前のポニーテールは、反則的なまでに似合っていたぞ」
 ……キョン?
 
 あたしが戸惑っているうちにも、そのキョンもあの夢と同じように顔を寄せてきながら、やがて目を閉じる。
 そしてあたしたちはそっと口付けを交し合う。
 その中であたしの“面”と、キョンの“面”とが一つに重なり合い、あたしたちの存在性がその境界面上に集約されてゆく。
 そしてその面によって互いに分け隔てられ、その区分に於いてカテゴライズされていたこの“自分”としての“世界”が再び裏返されてゆく。
 
778名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 01:59:43 ID:ostjf9q1
念のため、さるさん阻止。
 そう感じた瞬間、あたしと“あたし”の間に僅かな齟齬が発生し、一つだった筈のイメージが二重になって歪み始めた。
 そしてまどろみの中でいつかの自分と融合していたこの意識は、唐突にブツリと分断されて乖離してゆく。
 騒めきながらこの視界を覆う砂嵐の中で、次第に薄れ、向こうへと遠退いてゆく、互いに接し合ったままのかつてのあたしたちの影――。
 
 
 
 ハッとして目を覚ました。浮き上がりつつあった不安定な意識が不意に、何かしら重く鈍いもので確かに固定された様な感覚。徐々に明確になってゆく視界。そこにある、現実。
 辺りは真っ暗で、カーテンの隙間から注がれるかすかな月明かりだけが、この空間の中をしんしんと照らしている。ここは、あたしの部屋。
 少しの間だけ、目眩を覚える。やがてこの自身の呼吸を確認する中で取り戻されてゆく周囲の空気。
 
 頭の下で抱きしめていた枕が、少し濡れていた。頬の辺りが空気に触れてひんやりとする。
 瞼を拭いながらベッドの中で身体を仰向けに返し、枕元に置いてあった時計を手探りで取り寄せて確認する。まだ丑刻をやや回ったところだった。
 なんて中途半端な寝方をしてしまったんだろう。朝方までもう一眠り出来るんだろうか。
 
 意識が次第にハッキリしてゆくと共に、何故だかまた無性に寂しさがこみ上げて来た。さっきまで見ていた夢の名残だけが、頭の中にまだぼんやりと漂っている。
 何か少し、物哀しい様な夢を見ていた気がする。しかしそれを思い起こそうとすると逆に、この胸の奥に柔らかくて危うげな、まるで母親に懐かれた赤ん坊の様に、ほんのりとくすぐったい気持ちが芽生えている事を覚える。
 でもそれと同時に、何かが自分の中から失われてしまったような気がする。なにか決して失ってはならないような、自分が自分であるための、そんな何かを。そういった当てどない想いがあたしを震わせて、この身を切なくさせる。
 
 あたしは上半身をベッドの上に起こし、立てた膝のその上で自分自身の肩を両手でぎゅっと抱きしめる。そしてあたしはその交差した腕の中にそっとこの顔を埋め、先程見たおぼろげな夢を今一度、自分の中に思い描こうとする。
 




※無駄に長いのでここで一旦中断します。残りはまた今日の夕方〜夜頃にでも、タイミングを見て再投下する予定です(もし問題がおありでしたら、どうかご教示願います)。スレの長時間に及ぶ手前勝手な占領をお詫びします。
それとちなみにキョンの「ポニテ〜」のセリフですが、その認知度における検討の結果、アニメ版の方に合わせました。原作の表記と異なりますが、どうぞご理解の程をお願いします。
780名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 02:02:01 ID:jRxVsCtN
支援
781名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 02:02:19 ID:ELqfJdlW
期待してる
782名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 02:03:45 ID:jRxVsCtN
支援間に合ってねえwww
激しく乙! 続き期待しています。
783名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 02:05:17 ID:ostjf9q1
>>779
前半投下終了ですか。 実に乙。
良い文章でしたので問題はないかと。
後半も期待しています。
784名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 02:05:34 ID:NTZB9iw+
割り込んでスマンかった。相変わらずの丁寧な描写にドキがムネムネだぜ。続き楽しみにしてる。
785SS ハルキョン 感謝 1/3:2008/02/25(月) 02:44:05 ID:XhUdgZW9
俺たちはとあるスキー場に来ていた
といっても滑り疲れたのでハルヒと一緒に
ファミリーゲレンデで雪だるまを作って遊んでいる最中なんだがな
しかし、そのときだった。バリケードを突き破って
突如一人のボーダーが一般ゲレンデから侵入してきた
進行方向にはハルヒがいた
「危ない!」
俺は横っ飛びでハルヒを突き飛ばした。
グシャ
俺はスノーボードに腕をもってかれ・・・はしなかったようだが
激痛からただごとではないと分かった
すごい吐き気がしてきて俺の意識はそこで途絶えた・・・

目を覚ますと俺は医務室のベッドにいた
ベッドの横で椅子に座りながらハルヒがうとうとと居眠りをしている
ふと気づくと俺の右腕には強固なギプスが巻いてあり、
ビクともしない。それにしても、ハルヒはどうやってここまで
俺を運んだのだろうか。ハルヒが俺を担いでいる様子が
思い浮かぶ。疲れただろう。すまないハルヒ。
するとハルヒが目を覚ました。
786SS ハルキョン 感謝 2/3:2008/02/25(月) 02:45:26 ID:XhUdgZW9
「むにゃむにゃ・・・
・・・・!!!ってキョン!あんたいつの間に起きたの!?」
「よう。元気か?」
「ば、ばか こっちは心配したんだからね」
「そうか、それは悪かったな・・・」
「足と腕が折れてるみたい・・・ほんっとにあのスノーボーダーには
怒りを覚えるわ。」
足もか!?俺は左手で布団をめくって自分の足を見た。
やはりギプスがしてあってビクともしない。
「犯人は逃げたみたいね。ほんっとに見つけたらギッタギタの
フルメッタメタにしてやるんだから!」
もし見つかったらそいつは殺されるんじゃないかと俺は想像した。
「しかしこれじゃ松葉杖を駆使してもいつも通るあの坂は
登れそうになにな・・・」
「あんたその体で学校に行くつもりなの?」
「ああ。体を使わなきゃそのうち壊死してしまいそうだからな」
「そんな風にはならないと思うけど・・・
でもあんたがそういう気持ちならあたしも協力するわ!」
それから俺はいつもより早起きしてハルヒに肩を担いでもらいながら登校した。
どこへ行くにもハルヒが付きっきりだったが
クラスメイトたちはそんな俺たちを
特におかしな目では見なかった。
787SS ハルキョン 感謝 3/3:2008/02/25(月) 02:46:34 ID:XhUdgZW9
「ハルヒ、いつもすまないな。」
「いいのいいの!あんたはあたしの代わりに怪我をしたんだから
これくらいのことは当然のことよ!」
俺はこのとき、ついにこいつも
人に感謝できるようになるくらい成長したのかと思った。
ああ、きっとこれが俺がハルヒに本当の気持ちを伝える
きっかけになったのかもしれない。
しかし、そんなことは言うまでもなかったのかもしれない。
そんなことはとっくにお互いに理解していたことだから。
だが、あえてそんなことを言ってみるのも悪くはなかった。
これからもずっと一緒にいようぜ、ハルヒ。
788名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 02:49:45 ID:c0UXNe3l
>>787
乙。

としか言えない俺は贅沢なんだろうな
789名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 02:54:53 ID:c1en/Yu7
GJだ!
うらやましいんだよキョンw
790名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 02:58:39 ID:+UvO5dJc
任務のためにいつも偽りの自分で過ごしてて人と壁がありそうな古泉。
本当は親友とか欲しくてキョンとは普通の親友関係を築きたい。
でもキョンは古泉には冷たくて少し悲しい。
しかしキョンのふとした親友的気遣いにすごい感動する。
みたいなSSを読みたいっす。もちろんガチホモじゃない友情的な内容で。
自分じゃ才能無いから、誰か書いて欲しい!!っていう無責任な提案。
791名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 03:02:06 ID:+UvO5dJc
>>790
あっリンクから飛んできて良く理解できてなかったっぽい。
もしかしてスレチか?
スレ汚しスマン。スルーしてくれ。
792名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 03:05:16 ID:CHIMdHcz
>>790
読みたいけど、さすがにそれはキョンスレか古泉スレで・・・
793名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 03:08:48 ID:+UvO5dJc
>>792
マジスマン。まとめから飛んできたんだ。
でハルヒ関連全般のスレと勘違いした。
誤爆したからキョンスレで再度お願いする気力も無くなったw
794名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 03:20:28 ID:wEEGDihl
SS職人の皆さんGJ!

>>737考察乙

俺はハルヒを春日、と漢字に変換して読むんだと漠然と考えてた

100Wとか太陽みたいなとかの描写が原作にあるから春の太陽みたいに明るく綺麗、もしくは元気――など
795名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 03:24:05 ID:X02NpSmm
>>691
ひょっとしたら古泉って俺達の願いの象徴なんじゃね?って思えてきた。
796名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 03:31:59 ID:FZcHVRQ9
明日、>>669に影響されて思いついたもの書いてくるかも。

>>767GJすぎる。その才能を分けて欲しいくらいだ。
797名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 03:39:50 ID:X02NpSmm
やっと巻き添え規制解けた!
俺が書き込めない間SS書いてくれた皆さんGJです!
ひとつだけ感想…

>>702
ハルヒの健気さに胸が熱くなった。
ボロボロになってもキョンを慕い続けるハルにゃん…胸が押しつぶされそうだ…
これはもうキョンは生涯をかけて幸せにせざるおえないだろ。
もう片時も離れないよう、嫁にもらうのだ!すぐに!
798名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 03:41:46 ID:X02NpSmm
>>796
子作りエンドだといいなぁ…
期待して待ってる。
799名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 03:43:27 ID:X02NpSmm
>>798
ハッピーエンドって書こうと思ったのに何書いてんだ俺www
恐るべし深夜???
800名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 04:16:35 ID:SXjU6PK2
ハルヒキャラを将棋に例えるとしたら・・・

王将:ハルヒ
飛車:長門
角将:朝倉さん
金将:古泉・森さん
銀将:朝比奈さん・新川さん
桂馬:妹・シャミセン
香車:鶴屋さん・喜緑さん
歩兵:キョン・谷口・国木田・ENOZ・担任岡部・坂中・ルソー

どう見ても人選ミスです。
本当にありがt(ry
801名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 04:18:35 ID:z9aZikik
遅レスだがTTTのハルヒかわいい
802名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 04:25:45 ID:2VElliLp
チェスならハルにゃんはクイーンでキョンはキング
803名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 06:12:44 ID:c0UXNe3l
おはようハルにゃん
部屋が寒くて布団から出れないよ
804名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 07:04:50 ID:UPHAw3nk
おハルにゃんにゃん
805名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 07:18:56 ID:/N1ZEikt
「なーに言ってるのよっ!あたしがキングよっ!」

じゃあクイーンは誰だ。 朝比奈さん…ってイメージでもないしな。さりとて長門も少し違うような…
「クイーンもあたし! 王とか女王とか、「王」が付く時点であたし以外に適任はいないわっ!
 キョン、あんたはポーンね!ポーンの端っこ!」
そうかそうか、勝手にしてくれ。 世継ぎに難儀しそうな王国で結構だ。
「…なによ、世継ぎって」
だってそうだろ? 王(KING)がお前で、王妃(QUEEN)もお前。
まさか分裂して子でも成すのか? とんだアメーバ王国だな。

「………! じ、じゃあキョン、仕方ないから、あ、あんたがキングでいいわ。」
…は? …またずいぶんな大出世だな。
ポーンもアレだがキングも面倒くさそうだ。 御免被りたいね。
「う、うるっさいわね、あんたの意見なんか聞いちゃいないのよ!
 うん!いま決めた! あたしがクイーンでキングはキョン! 重要な立場よっ、感謝しなさいっ!」
やれやれ…。



(あのぅ、涼宮さん急にどうしたんでしょうかぁ?)
(さて。KINGとQUEENが夫婦である可能性に思い至った、とか?)
(…産めや増やせや)
(キョ、キョンとあたし2人だけの王国、キョンとあたし2人だけの王国…っ!)


「ね、ねぇキョン。 く、国の名前は何がいいと思う?」
んあ? 急に何のハナシだ。 なんでもいいだろうがそんなの。
「なんでもいいわけないでしょっ! あたし達2人の話なんだからっ!真面目に考えなさいよねっ!」


(…あれ? これ何の話でしたっけ?)
(授かった子供の名前を巡る夫婦ゲンカ、でしょうか?)
(…犬も食べない)



--------------
>>802の1行だけでここまで考えてしまった。
いい加減帰った方がいいと思うな、自分。(仕事中)
806名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 07:35:21 ID:P9m3b0aQ
>>793
キョンスレは職人いないから古泉スレで
807名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 08:16:47 ID:jRxVsCtN
>>793
スレチにレスしてしまうが、古泉一樹の親友でググルと幸せになれるかもしれない。
808名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 09:39:05 ID:HtF/mq7U
キョン「まったく冗談じゃないぜあの生徒会長の奴!!」
ハルヒ「そうよ!!冗談じゃないのよ!!」
    「下段!」
    「中断!」
    「上段じゃないし!!」
    「アメリカの漫才コンビのジョーとダンでもないのよ〜〜〜〜!!!」

キョン「話が進まん!!!」
809名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 10:33:59 ID:LHtwRFIb
ボンボン坂が流行ってるのか?

つまらんから、以降ボンボン坂ネタを書くやつには

踵飛ばし
810名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 11:10:18 ID:zVgu6JpT
キョンのもみあげが気にかかるハルヒ
811名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 11:49:36 ID:jRxVsCtN
>>810
俺も気になっている。
812名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 12:08:09 ID:VE3PeQdK
ハルヒは春というより夏じゃないか?
ということで自分は字をあてるときは晴日にしてるが結構分かれてるのかね?
813名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 12:13:57 ID:LL8a6cbb
春→ハルヒ
夏→みくる
秋→古泉
冬→長門
814名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 12:34:53 ID:wEEGDihl
>>813キョンはどうしたwww
815名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 12:35:28 ID:ZDhWfVAj
ハルヒは元々春の物語だったし春なんじゃないかと思う
816名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 12:55:02 ID:ozu4V4Tm
>>814
キョンはそのめぐる季節を楽しんでるんですよ。
817名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 12:58:44 ID:4KcnHnsw
つまり季節ごとにとっかえひっかえやりたい放題である、・・・と。
818名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 13:09:02 ID:zVgu6JpT
キョンの靴紐をぶきっちょなキョンの代わりに結ぶハルヒ
819名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 13:31:55 ID:JUXoNJQN
>>767
出遅れた!今更だけどGJ!!
切ない、切ないよ
続き楽しみにしてます
ホントその才能を分けて欲しいぜ
820名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 13:50:22 ID:jRxVsCtN
>>812
まさにそのテーマでSS書いている俺涙目www
821名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 14:06:19 ID:wEEGDihl
ここの住人に質問があるんだがいいか?

今SSを書いているんだが767氏以上に長編なんだ。しかもハルキョンと言うよりSOS団→ハルヒと言う構図

これはスレチになるんだろうか?自重した方がいい?それとも無謀にも投下した方がいいのか?

誰か意見頼む
822名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 14:22:37 ID:Wd2Q7GWX
>>821
ほぼハルキョンSSが多いとはいえ、ここはハルヒスレだからな。いいんじゃね?
823名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 14:34:35 ID:jRxVsCtN
>>821
俺個人としては読みたい。カップル関係なくても良作ってたくさんあると思うし。
ただ、このスレはSSスレじゃないから長いのは投下するなという意見の人も少数だがいるようだ。
(最近そういう意見聞かなくなったなそういや)
あんまりレス数消費するなら、住人の少ない時間帯にしたほうがいいかも……って、今なら少ないなw
長いとばいさるくらう可能性が高いので注意。
気になるなら、どっかのろだにテキストをアップして、URLを貼るってのも手だ。
824名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 14:39:45 ID:jRxVsCtN
>>821
連投すいません。書き忘れ。
個人的にスレの空気にそぐわないと感じているなら、無理してここに投下せずVIPに行くのをお勧めする。
あっちなら長くても支援もらえる率高いし。
俺個人は、こっちで5レスに収まらないならVIPに行くことにしている。
あくまでも俺個人の目安なんで、気にしなくてもいいとは思うけど。
825名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 14:48:00 ID:++CDQ0Qr
>>821

あまりに人がいない時間帯だったために以前バイバイさるさんになった俺が来ましたよ orz

設定では板単位で12レスに対して1つのホストから5レスまでしか書き込めないんだっけか。
>>824氏の5レスってのもそういう意味では一つの目安なのかもね

個人的にはちゃんとハルヒが描写出来ていればいいと思うけどどーなんすか?
826名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 14:55:14 ID:KZQaams4
>>810
「キョン揉みあげられた」と脳内変換してしまった俺は末期
827名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 15:00:22 ID:zVgu6JpT
ああ、キョン君に揉まれるとハルにゃんもみくるに劣らぬデカパイになれるっさ!
とか鶴屋さんに吹き込まれてマジでそれを実行しようかと悩むハルヒ、な電波が。
828名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 15:08:28 ID:LL8a6cbb
みくるはハルヒに揉まれて乳がでかくなる
ハルヒは鶴屋さんに揉まれて乳がでかくなる
829名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 15:39:54 ID:b31vlS43
>>821
俺もVIPをオススメするよ
830名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 15:41:17 ID:aX2ijdV6
>>828
ハルヒはキョンに揉まれてでかくなります
831名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 16:00:48 ID:bj7h1ErS
>>821
分けて投下してシリーズにしたらどうだ?
俺が今書いてるのがまさにそんな感じなんだが
832名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 16:22:41 ID:2VElliLp
ハルにゃんあったかいよハルにゃん
833名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 16:24:52 ID:IMv/CYjc
>>821
個人的にはテキストうp希望。
でもVIP希望の声が多いからそっちの方が良いかも。
そうなったら見に行くぜ。
834名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 17:21:59 ID:HtF/mq7U
>>809
お前の方が面白くなくね?
死ねば?
835名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 17:37:12 ID:62EFVzh1
俺はパロ板の方が好きだな。vipは以前荒れてるときに散々叩いてくれたから未だに嫌いだ。
分割して二週間以上かけて投下した人も居るし、それでも良いんじゃないかな。

ハルヒかわいいよハルヒ
836名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 18:54:26 ID:r2FypSpm
>>835
お前は俺か。まあもう住人も入れ替わってるからそんな気にすんなよw


急に寒くなってきたのでつい薄着にしてしまったキョン。
見かねたハルヒがキョンにマフラーを……
って夢を見た。
837名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 19:04:45 ID:lN0KkmWa
> 急に寒くなってきたのでつい薄着にしてしまったキョン。

www
838名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 19:11:13 ID:zVgu6JpT
毎日懸賞ハガキを30枚書くハルにゃん
839名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 19:14:03 ID:2VElliLp
ハルにゃんと話したい
840名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 19:17:15 ID:WJpJ7YYr
>>821
VIPの方が無難かな。
リア厨が涌くこの時期は何言われても気にしないのが良さげ。
>>836
なんという夢を……ッ! 俺なら確実に目覚めないw
841名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 19:22:22 ID:zVgu6JpT
街で貰うポケットティッシュとか試供品はごっそり持っていく倹約家ハルにゃん
長ネギやパセリをベランダで育てるキョン
842名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 19:34:59 ID:CwxK22sB
上手いこと言ってキョンの家に居候することになったハルヒ
843名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 19:47:33 ID:d6ofeo6d
放課後、用事があるからとひとり部室に居残るハルヒ
ここ最近ハルヒの元気がないのが妙に気がかりなキョンは、一度は学校をあとにするが、ハルヒの様子を見に部室に戻る。
ハルヒは部屋の灯りを消して窓辺に佇んでいた。
あまりに様子がおかしいのでさすがに心配になったキョンは声をかける
するとハルヒはいきなりキョンを押し倒し、今にも泣き出しそうな顔と声で
「キョン……あたしを抱いて」と……。
フリーズしているキョンに対し、ハルヒはマウントポジションのままセーラー服のリボンを解き、キョンの制服に手をかけ───

というところで目を覚ましてしまったキョン。
翌日、ハルヒの顔をまともに見ることが出来ず、ハルヒを怒らせてしまったので白状してしまうキョン。
殺される!と思ったのにハルヒは
「あんたまさかそんな願望が……。そ、そうあんたがいなら別にあたし……」と言い出して……


というところで電波が遮断された。
844名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 19:51:07 ID:r2FypSpm
>>837
夢の世界だからな。しかし確かにおかしいw
845名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 19:58:33 ID:zn30GiiI
さて、某社からハルにゃん仕様の痛車プラモが発売されたけどハルにゃんが免許取ったらどんな車買うかな?
俺はなんかオープンカー乗ってほしいな。
846名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 20:03:21 ID:ozu4V4Tm
ハルヒ仕様というよりはSOS団仕様だけどな。
デカールが命なはずなのに、あんまりよろしくないあたりがなんともいえない。
847名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 20:03:27 ID:c0UXNe3l
俺はキョンに乗っt(ry

スポーツカーって感じだな
色は…赤?黄色?
848名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 20:07:19 ID:yLOn+vNz
キョンは地味色のRV車
ハルニャンは通常の三倍紅いスポーツカー
ってイメージが・・・
849名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 20:07:40 ID:YqEh/lwt
そういやキャラスレでは支援ってご法度みたいな感じだよね。

>>847
オープンカーに乗るSOS団のイラストがあったなw
850名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/25(月) 20:17:02 ID:zVgu6JpT
デロリアンに乗るハルにゃん
851名無しさん@お腹いっぱい。
>>843
続きはエロパロで。もしくは夏コミで。

車に乗ったハルにゃんを妄想しようとしたら
何故か馬に乗ったハルにゃんが浮かんだ。