【らき☆すた】こなた×かがみPart11【こなかが】

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1名無しさん@お腹いっぱい。
百合っぽいこなたとかがみのSSや雑談にぬる〜くマッタリと萌えるスレです。

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【らき☆すた】こなた×かがみPart10【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1198835102/

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【らき☆すた】こなた×かがみ【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1184759923/
【らき☆すた】こなた×かがみPart2【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1189132797/
【らき☆すた】こなた×かがみPart3【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1190590116/
【らき☆すた】こなた×かがみPart4【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1191854895/
【らき☆すた】こなた×かがみPart5【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1193126126/
【らき☆すた】こなた×かがみPart6【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1194189891/
【らき☆すた】こなた×かがみPart7【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1195136185/
【らき☆すた】こなた×かがみPart8【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1196173251/
【らき☆すた】こなた×かがみPart9【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1197991179/


続SS保管庫(現時点で9スレ目以降分の仮保管庫です)
http://ime.nu/www13.atwiki.jp/oyatu1/

SS保管庫(8スレ目まで、現時点で更新保留中)
http://www39.atwiki.jp/konaxkagamatome/pages/251.html(暫定トップ)
ttp://www39.atwiki.jp/konaxkagamatome/
こな×かが 簡易お絵かき掲示板
ttp://www39.atwiki.jp/konaxkagamatome/pages/255.html

避難所を作成しました
http://jbbs.livedoor.jp/anime/6076/
2名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 00:54:20 ID:3GWSQ03A
       /: : :/: :/} :小: : : : : : : : ≧ー
     __,/ /: : /: :/ ,| : | ∨| : : : : : 廴   どーでも
    f´/ }:/.: :.ム斗' | /| `ヘ}ヽ: : : : ヘく
    ∨  ,イ: : :{ :/  j/     V | : : ∨    /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
     ヽ、{∧ 圷旡≧/ / /≦乏ア:| ト、:ハ_  /|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
      |:ヽ}ヘ:/ |  |/ / / / | | W |:「ヽ}    |    |  /    |   丿 _/  /     丿
      |: :|:`ー.、|  | , -- 、 | | {ム/:{
      |: :|: : :|:|> 、ー'⌒ー'_. イ: : |: :|
      |: :|: : :|:|  ,.≦厂 「x  |: : :|: :|
      | : ', : :',|/  {___7`ーl: : :|: :|
3名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 00:54:34 ID:9EbK0Cch
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書き込み投稿ルール(はじめてお越し下さった方へ)
☆ sage進行を守りましょう(e-mail欄に半角小文字でsageと入力してください)
☆ 割り込み防止のため書き込みの前にリロードしましょう
☆作品投稿の前には予告を入れて5分以内に投稿しましょう
投稿の予告があったら5分間は書き込みを自粛しましょう
☆使うスレ数の予告と、終われば投稿完了を必ず知らせてください
☆悲恋、鬱展開、独自設定などの作品は、苦手な人のために前書きで注意を促しましょう
4名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 00:57:35 ID:OemOgHAw
>>1 乙!
5名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 01:03:35 ID:ecMNBw9O
>>1
乙〜ってことでいくでがんす
6名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 01:04:39 ID:sOU6btir
>>1乙ざますよ
7名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 01:49:26 ID:cTwbNsei
>>1乙!
89-310:2008/01/08(火) 02:01:22 ID:JuOscNTZ
>>1乙です!

ちょっと時期が遅れましたが、SSを投稿したいと思います。
前回投稿した『聖なる夜は素直に』の続編で『かがみまもり』です。
12ページぐらい使う予定です。
9『かがみまもり』1:2008/01/08(火) 02:02:38 ID:JuOscNTZ
「お姉ちゃ〜ん、早くしないと遅れるよ〜」
「おい、こなたー!おいてくぞー!」
外からの声だというのに、二人の声がガンガン頭に響き渡ってくる。
「ま、待って…ふああぁ…」
急いで荷物をまとめ、靴を履いて外に出ようとしたわけだが、まだ完全に起きれてない。
昨日はコミケやらカウントダウンやらで、はしゃぎすぎたのが悪いのだろう。
まぁ、大きな理由はもう一つあったりするんだけどね…。

『かがみまもり』

クリスマスにかがみから告白されて丁度一週間後の昨日、ほとんど一緒に一日を過ごした。
まず、朝一番でひよりやパティと一緒に冬コミへ突撃。
ひよりは自分のサークルもあるし、パティも一緒に手伝っていたようで、二人の休憩時間以外は、
ずーっとかがみと一緒に回った。
かがみも朱に染まったか、何冊か買っていた。頬も染まってたけどね。

その後、かがみの家に行ったわけだけど、半ば無理やり神社の手伝いをすることに…。
かがみ曰く、「毎年コミケに付き合ってるんだから、手伝ってくれたっていいじゃない」だそうだ。
一緒に本買ってたのに、理不尽だー!って言ったら、急に赤くなっちゃってさ。
買った本のことかと思って弄ろうとしたら、
「そ、それに、手伝ってくれた方が、長く…一緒にいられるじゃなぃ…」
声は尻すぼみで小さくなって、顔を真っ赤にしながら言うんだよ?!もう最終兵器だよ?!
そんなかがみに敵うはずもなく、私は巫女のコスプレで遅くまでお手伝いしてんだよね〜。
引いたくじは二年連続で凶だし、かがみと立場が逆転したりしてネ。

まぁ、カウントダウンは言わなくても分かると思うけど、ゆい姉さんが暴れだしたのが大変だったヨ。
さっそくのおみくじ効果だったかな…。

して、今はどういう状況かというと、初日の出をみんなで見ようというのだ。
みんな、というのは私たち泉家、柊家、高良家、岩崎家+ひよりん、パティ、みさきちと峰岸さんだ。
おっと、それに黒井先生もね。もちろんゆい姉さんとゆーちゃんは泉家に含む形だよ。
全員そろって「いざ行かん、海へ!」ってことになったんだけど、今の私にそんなこと言う元気はない。
でも、行かないわけには行かないし、なんてたってかがみを独りには出来ない。1人じゃないけどね。

「う〜、さぶっ!…でも、ねむぅ〜…。」
「ほら、こなた!早く乗りなさい!」
「わ、分かってるってばぁ。ふわあぁっ…。」
外に出ると、風が吹いて目が覚め…るかと思ったが、眠気の方が勝っていた。
「こなた、まさかずっとネトゲしてたんじゃないだろうな?」
「いやぁ、昨日は挨拶だけしてすぐ寝たんだけどね〜、なれないことしたからかなぁ。」
「でも、巫女さんの仕事ちゃんと出来てたの、凄かったなぁ。さすがお姉ちゃんだよね!」
「う、うん、まぁね…。」
今までずっとかがみの事を見てたから、やることとか覚えちゃった、なんて言えるわけないネ。
もちろん本人の前で言ったら即弄られるネタになっちゃう。
「とりあえず、着いたら起こして〜。私、寝るから〜、はうぁっ…」
「ったく、しょうがないな。ゆーちゃん、代わりに前に来てくれるかな?」
「あ、はい。…お姉ちゃん、大丈夫?無理しないでね?」
「うん、ありがとうゆーちゃん。おやすみ〜」
10『かがみまもり』2:2008/01/08(火) 02:03:48 ID:JuOscNTZ
わたしとかがみは手を繋いで海辺を歩いてた。海からの風が当たるのに、凄い暖かい感じがしてた。
となりにかがみがいるだけで私は嬉しくて、なにより幸せで。
すると、不意に向こう側から大勢の人を抜けてつかさ達がやってくる。
…あれ皆、どうしたの?顔が暗いんだけど…。
「お姉ちゃんとこなちゃん、そろそろやめにしない?」
「私も潮時だと思います。やはり、いろいろと危ないと思いますし。」
「え…?あー、満ち潮が近づいてるってこと?そだね、海を侮ると怖いっていうし…」
「違うよ、お姉ちゃん達のことだよ。」
その言葉で、何か大きな剣で心を貫かれた衝動に駆られた。
会話の始めから感じていた違和感から来る不安が、現実になった。
いや、もっと前から感じていた感情で、自分の中に閉じ込めていただけだ。認めたくないと。
「べ、別に私は世間体とか気にしないし、本人達の気持ち次第だよ、そんなの!」
私はつかさ達に向けられるとは思えないような大声で言い返す。
「では、かがみさんはどう考えてるんですか?」
「わ、私は…」
「な、なんで、そこで口ごもるの?ねぇ、かがみ!」
「やっぱり、世間の目が…少し…気になるかな、どうしてもね…。」
貫いていた剣が爆発を起こしたかのように、私の中の不安が破裂した。
明らかに手が震え、顔もこわばっているのが自分でも分かる。それでも、かがみは言葉を続ける。
「ごめん、こなた…。自分で言っておいてだけど、前みたいに戻ろう?やっぱり私、今後の不安とか、周りからの視線が耐えられない……みゆきの言うとおり潮時なのよ…。」
ちょ、ちょっと待ってよ!かがみ、どういう…
「ごめんね…っ!」
かがみは後ろを向いて勢い良く走り出した。つかさとみゆきさんも一緒に。
「ま、待ってよかがみ!戻ろうってどういうこと?!ねぇ、待ってよ…そんなのって…ないよっ……」
私は、何も感じられない状態で、絶望と孤独によるショックでただ立っていた。
考えることができないというより、もはや、生気を感じられないレベル、かかし状態だ。
周りは真っ暗で、先ほどまでの人も海もなにもなくて、ただ自分だけ取り残されたようだった。

虚無にいた私の口に、不意にスポンジケーキのようなやわらかさと淡い甘さが襲ってきた。
(…何だろう、やわらかくて、気持ちいい…んっ……って、い、息が!く、くるし!)
「ぷはあっ…、はあっ、な、なに…?」
「ようやく起きたわね、まったくもう。」
「か、かがみ?!な、なんで、ここに?」
若干意識が朦朧としていたのか、今の状態が把握できていない。
周りを見渡すと、未だに暗いが真っ暗ではなく、自分は椅子に座っているようだ。天井も近い。
そして、さっき別れを告げて走っていったはずのかがみが目の前にいて、いまされたのが…?
「なーに言ってんの!もう海に着いたわよ!」
「あ、あれ?だって、さっき〈ごめんね〉って走り去って行って…」
「…なんのこと?あんたが全然目覚まさないっておじさんに言われたから起こしに来たのよ。
目、覚めたでしょ?新年早々、恥ずかしいことさせんなっつーの。」
(じゃあ、さっきのは全部ただの夢?…よ、良かった…。)
かがみが悪戯っぽく微笑んで、私のほうを見てくる。その言葉と顔に安心して、思わず抱きついた。
「うぅっ、かがみぃ〜〜!!!」
「な、いきなりなによ!ほ、ほら、他の皆も何事かって来てるから!って、あんた泣いてる?」
どうやら、無意識に泣いていたみたいだけど、今はそんなことより、かがみがいることが嬉しかった。
「ど、どうしたのよ、あんた!どこか痛いの?」
「…うん、もう大丈夫だヨ。ごめんね、心配かけて。ありがと。」
「なら、いいんだけどね。…ってほら、みんなの前でいつまで甘えてるつもりだ!」
ちょっと強引に離されたが、かがみの存在を心と体で感じて、ひとまず落ち着くことが出来た。
まだ説明してないお父さんとかがいるから、自重しないとネ。
まぁ、親以外は全員知ってることになるから、そろそろ頃合いを見計らって言うつもりだけど。
11『かがみまもり』3:2008/01/08(火) 02:05:11 ID:JuOscNTZ
この間のクリスマスの時点で、つかさにみゆきさん、それとゆーちゃんまですでに知っていた。
ひよりんやパティはすぐに感づいて、問い詰めてきたし、みなみちゃんにもゆーちゃんがしゃべったみたいだから、正直他に知らない人はいない。みさきちと峰岸さんにも、かがみから伝えたみたい。
あー、親じゃないけど、ゆい姉さんと黒井先生も知らないね。ゆい姉さんには言うにしても、先生にはどうしたものかな?

起きて車を降りると、みんなが待っていてくれた。
「お姉ちゃん、やっと起きたね。全然起きないから心配しちゃったよ。」
「ごめんごめん、色々疲れててさ。今は顔も変わって、元気100倍だよ!」
「また懐かしいネタやなぁ。どないにしても、泉にしては幼稚すぎへんか?」
すかさず突込みが入る。でも、これはかがみじゃなくて、
「あ、先生、明けましておめでとうございます。いやぁ、寝起きだから頭のキレが悪いんですよ。」
「おぉ、そういえばまだ挨拶してへんかったな。明けましておめでとうな。」
ちらっとかがみの方を見ると、なにやら不機嫌そうな顔をしている。可愛いねぇ〜。
でも、ここはあえて気づいてない振りをして、先生との会話を続ける。
「そういえば、ゆい姉さんの運転は平気でしたか?」
「何もなくて、全然平気やったで?しいて言えば、運転上手かったなぁ。」
「運がいいですね、先生。いつもはリバース地獄ですよ。全ての道が酷道と化します。」
「そーなんか?まぁ、帰りを楽しみにしとるわ。」
そういって笑ってるけど、帰りにゆい姉さんの本気を見ても知らないヨ?

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


その後、まだ挨拶していないみゆきさんとみなみちゃんの親にも挨拶を済ませた。
私とかがみのお父さんとゆい姉さんは場所を探しにいってたみたいで、しばらくしたら戻ってきた。
他にも大勢の人が来ていて、砂浜では全員で取れるような場所がなかったらしく、かろうじて見つけた場所は砂浜から少し離れた岩場だった。
「いやぁ、すいません皆さん。こんな場所になってしまいまして。」
「いえ〜、全然構わないですよ〜。せっかく探してくれたんですもの。ねぇ、みゆき?」
「はい。それに、他の方々から若干離れているので、静かでいいです。」
どっちが親なのか分からないような反応だが、そこはさすが高良家。
「それに、砂浜よりは僅かに高いから、ちょっと早く拝めてラッキーかも?」
「そんなん大して変わらんがな。特にあんたの場合はな。」
「先生、さりげに気にしてる事をズバッと言いますね…。」
そんな話をしていると、岩場の上は大人グループ、下は私たち高校生という構図が出来上がった。
そんな中で、私だけ岩場の上で先生とネトゲや受験などの話をしては、突っ込まれていた。
12『かがみまもり』4:2008/01/08(火) 02:05:48 ID:JuOscNTZ
すると、何かを感じて下を見ると、なにやら不吉なオーラを出しているかがみんがいるわけで。
(ちょ、かがみ!?いくらなんでもオーラはまずいよ、オーラは!)
「って、うおっ!」
急いでかがみの方へ寄ろうとしたら、暗かったため、石に躓いて派手に転んでしまった。
そこが岩場の上だったため、岩場の側面に沿いながら下の砂浜に転げ落ちた。
「ぐえっ…ま、まだ、死ねない…」
「こなたっ!大丈夫!?立てる?」
「お姉ちゃん、大丈夫?!」
「おい、泉ぃ!無事か?」
「こなたー、大丈夫かい?骨とか折ってない?」
かがみとゆーちゃんが慌てて駆け寄ってくる。上からも先生とゆい姉さんが心配そうにのぞいてくる。
特にかがみは顔面蒼白だ。とりあえず必要以上の心配はかけたくない。
「大丈夫だヨ、そんなに心配はいらn、うぐっ…」
無事だと見せるため、立ち上がろうとしたら右足に激痛が走った。思った以上に痛めたかもしれない。
「ちょっと、こなた?!あんた、本当に大丈夫なの?」
「…待って。動かないでください…足をくじいてるかもしれないから…。泉先輩、懐中電灯を…。」
懐中電灯を渡すと、みなみちゃんが丁寧に足を診てくれた。かがみや周りの皆も心配そうに見ている。
高さは2メートルぐらいだったし、厚着していたのも手伝って外傷はほとんどなかったけど…
「…軽い捻挫だと思います…。けど、あまり動かさない方がいいです…。待っててください、今…。」
そう言うと、持っていたバックの中から湿布と包帯を取り出し、手当てしてくれた。
「おぉ、さすが保健委員。ありがとう、みなみちゃん。」
「いえ、お役に立ててよかったです。」
「私からもお礼を言うわ、ありがとう、みなみちゃん。」
何か親がするお礼をかがみがやってる感じで、嬉しいんだけど、恥ずかしいし、それに複雑。
「それにしても、良く持ってたね。常備してるって凄いなー。」
「本当、みなみちゃんはすっごい頼りになるんだよ。」
「さすがネ、みなみン!」
つかさにゆーちゃん、パティが褒めるもんだから、みなみちゃんは顔を赤くして顔を逸らしてしまった。
今は慣れたから分かるけど、知らない人から見たら怒ってるようにしか見えないんだろうね、これが。
まぁ、本当の意味が分かると、これはこれで可愛いんだけどね〜。
「…ゆたかに何があっても対処できるように…いつも持ってるから…」
「そ、そうなんだ!ありがとう、みなみちゃん。そう言われると、恥ずかしいな、えへへっ。」
どこから見ても立派な恋人にしか見えない二人は、本当に微笑ましい絵になる。
「ふぉー、もう駄目ッス!この二人は反則ッス!いくら、つきぁ(むぐっ」
「ひよりン!それはまだ言っちゃだめネ!」
「あ、ごめんごめん…。つい、暴走しそうになっちゃった。」
「まだ、あの二人のことも言ってないんだから、気をつけてもらわないと困るよ、ひよりん…。」

そう、私たちと時を同じくして、無事カップルになったのがゆーちゃんとみなみちゃんだ。
まぁ、あの二人はなんだかんだで、前から似たような感じだったから、違和感ないけどね。
みゆきとかからすれば、あの二人にそういう考えがあったのことに皆は驚いてたみたいだけど、
私たちの時同様、みんなでサポートする形になったんだよね。本当、いい人に恵まれてるよ、私たち。
それにいつ見ても、あの二人は萌えるからね〜。
13『かがみまもり』5:2008/01/08(火) 02:06:17 ID:JuOscNTZ
「な〜に馬鹿なこと考えてんの?どうせ、あの二人を見て萌えとか考えたんでしょ?」
「うぉ?!かがみん、いつの間にか読心術を?!」
「あんたの考えてることなんて分かるわよ、単純だしね。ほら、支えてあげるから立ちなさいよ。」
「一言余計だヨ…。でも、ありがとう、かがみ。」
憎まれ口をたたきながらも、照れながら肩を貸してくれた。やっぱりツンデレだよね〜。
でも、そんなことを言ったら座らされて、しばらく放って置かれそうだから止めとく。
「…それにしても、さっきは妬いてたのかなぁ?ねぇ、かがみぃ〜。」
ただ、やっぱり自分がかがみを弄りたいという心は抑えられない。だって、ねぇ…いじると可愛いし。
私は支えられているというのに、にやけ顔全開でかがみを見つめる。
「んなっ?!そ、そんな訳ないでしょ!ただ、先生の方が突っ込み速かったなぁって思っただけよ。」
ボンッと音が出たように聞こえるほど、すぐにかがみの顔は真っ赤に沸騰した。それでも私は続ける。
「それで自分の専売特許を奪われて、やきもち妬いてたんだ〜。可愛いねぇ〜かがみは♪」
「う、うるさ〜い!ただ、こっちに戻ってこないかなって思ってだけで、別に妬いてたわけじゃ…!」
「かがみ…耳元で大声はきついよ…。それにかがみもバレバレだよ、ある意味単純だし。」
「ご、ごめん。でも、ある意味単純ってどういうことよ?」
ちょっと反省したのか、声を極端に小さくして問いかけてきた。
「だって、かがみは何でもかんでも顔とかしぐさに出るもん。まぁ、そこが可愛いんだけどネ♪」
「うぅ〜、みんなの前でそれ以上恥ずかしいこと言うの禁止…。それにそんなに顔に出てる…?」
「だって、今も真っ赤だし。それに多分皆もそう思ってるよ?ねぇ、つかさ?」

急に話を振られて、つかさはボーっとしてたのか慌てた様子で答えてきた。
「ふえっ?ご、ごめん、こなちゃん、何の話?」
「いや、かがみってなんでも顔とかしぐさに出るよねって話。」
「確かにお姉ちゃんって表情豊かだよね〜。うれしい時とか、悩んでると気ってすぐ分かるよ〜。」
「それに、なんかオーラでも分かるよな!隠し事とかあんまできないタイプだぜ。」
そういってみさきちが会話に飛び込んできた。後ろから峰岸さんもやってくる。
…何か1人だけ苗字で呼んでるし、仲間外れみたいだから呼び方変えようかな?
「あぁ〜、分かる分かる。そういうとこあるよね、かがみって。」
「柊ちゃんは隠してるつもりでも、結構分かりやすいのよね。照れてる時は反対に取ればいいし。」
「あれだな、この間ちびっ子に聞いた通り、柊はツンデレなんだってヴぁ。」
「じゃあ、あんたはあれだな、馬鹿素直ってやつで決まりね。」
「お、お姉ちゃん、容赦ないね。」
「みゅう〜。あやのん、この寒いのに、柊がドライアイスみたいだぜ…。」
いつものみさきちのあしらわれ方、そしていつもの峰岸さんのフォロー。
私でもちょっとばかしかわいそうに思えるが、いつものことだから華麗にスルーする。
「気になったんだけど、かがみとつかさは苗字で呼ばない方がいいんじゃないかな?ややこしいヨ。」
「う〜ん、考えてみれば確かにそうね。それに5年間も一緒何だし、下で呼んでもらって構わないわよ?私もこれからはそうするわ。」
「そう?じゃあ、これから私もそうするね。よろしく、つかささんにかがみさん。」
「じゃあ、私もそうしよっかな?よろしくね、あやちゃん。」
つかささん、それはマジっすか?いきなりあだ名で呼ぶとは、さすが天然系。
「…つかさ、いきなりあだ名で呼ぶのは…。」
「うふふ、私は別に構わないから、いいわよ。みさちゃんもみさちゃんでいいと思うわ。ね?」
「おう、よろしくな、つかさにかがみん!」
む!かがみのことをそう呼んでいいのは私だけだというのに!…そんなルール決めてないけど。
「お前までかがみんと呼ぶな!普通に呼べ。」
「えー、いいじゃんかよー。ちびっ子だってたまにそう呼んでんじゃん。」
「いいからかがみと呼べ。なんでも構わないから、かがみんと呼ぶな。」
「ちぇー、つまんねぇの。まぁ、いっか。よろしくな、かがみ〜。…おぉ、何か新鮮だ。」
「分かればよろしい。こっちこそよろしく、みさおにあやの。」
14『かがみまもり』6:2008/01/08(火) 02:06:43 ID:JuOscNTZ
かがみが〈かがみん〉という名を私だけが呼んでいいことにしてくれているのが、正直嬉しかった。
別段かがみは私のことをあだ名で呼ばないけど、私は全然構わないし、今頃変えられても違和感がある。
「よろしくね〜。それとつかささんにかがみさん、私もあだ名で呼んでいいかしら?」
「うん、全然いいよ〜。でも、今まで呼ばれたことないかも…。」
「私も構わないわ、かがみんでなければね。まぁ、あやのがそう呼ぶとは考えにくいけど。」
「ありがとう、二人とも。どんなのがいいかしら。柊からとって、〈ひーちゃん〉とかどうかしら?」
(うぉ、それってつかさが自分でつけた場合として考えた奴ジャン!似たもの同士だからかな?)
「わあ、前に私が自分で考えたのと一緒だね♪私もOkだよ。」
「そうなの?じゃあ今度からそう呼ばせてもらうわね。」
「いや、それじゃあ苗字で呼んだときに逆戻りしてるだろ。区別がつかないわよ。」
確かにそうだ。親しくはなった感じは出るけど、この二人の差がつかない状態に戻っては意味がない。
「それじゃあ、お姉ちゃんは〈きょうちゃん〉にしたらどうかな?私が前に考えたやつなんだけど。」
「なるほど、名前を変換して音読みにしたのね。かがみさんもそれでいい?」
「まぁ、あやのだったらいいかな?」
「えー、私が呼んだ時は散々嫌がったのに、なんでさ?」
「あのときはいきなり呼ぶからでしょ。決めてもないあだ名に普通は反応できないわよ。」
ちょっと不満だけど、正論を言われると反論できない。でも、一番あだ名らしいのがなぁ…。
「な〜に?あんたも妬いてんの?あんたも人のこと言えないじゃない。」
また心を読まれて図星を指された。なんか最近、私が主導権を握るペースが崩されてるヨ。
「うお、またしても読まれた?!…前より、敏感になったネ。」
「当たり前じゃないの。前よりあんたのこと見てんだから。」
私は顔を赤く染めてしまったが、暗さでごまかせる範囲だと思う。すぐさま逃げに入る。
それにしても、かがみの方は当たり前じゃないのと言わんばかりで、恥ずかしがってない。
私がいじる側で固定されてたのに…まさか、今年から下克上?!
おみくじにそんなこと書いてあったかなぁ?…凶だからろくな事じゃないだろうけどネ。
「そ、そういえば、峰岸さんだけ下の名前で呼んでるから、私も下でいいかなぁ?」
話しかけた相手は、どう見ても暖かい目としか言い様がない眼差しでこちらを見ていた。
逃げたな、という視線をかがみから感じながらも私は返答を待った。断られることはないと思うけど。
そのため、急に方向転換した話にビクッと驚きながらも、快く了承してくれた。
「え?うん、もちろんいいわよ〜。私も下の名前で呼ばせてもらってもいいかな?」
「もちのろんだヨっ。じゃあ、あやのさんヨロシク!」

そんなこんなで話は収束し、後は初日の出を待つばかり…のはずだった。
15『かがみまもり』7:2008/01/08(火) 02:08:23 ID:JuOscNTZ
さすがにずっと支えているのもかがみが辛いと思ったから、岩に腰掛けていた。
すると、たまたまそばにいたひよりん目掛けて、どこからともなくチェリーが突進してきて、
かがみがすぐに助け出してくれたものの、その乱闘の巻き添えを食らって体中が砂だらけになるわ、
その上持っていた小銭をいくつか落として、それを探そうと手伝ってくれてたつかさに、
痛めてたのと逆の足を踏まれるはで、もう色々と最悪だヨ…。
元々、岩場から落ちたときから砂はついてたけど、そんなレベルじゃないしね、今は…。

今はかがみとつかさが必死に砂を落とそうとしてくれてるけど、中まで入ってきてるし、
こんな真冬に脱いで水で洗うわけにも行かないから、じゃりじゃり感はあんま変わらない。
「ごめん、ありがとう、かがみんとつかさ。」
「いいのよ、別に。」
「私こそごめんね…足踏んじゃって…。」
かがみもしゅんとしてて、つかさなんか今にも泣き出しそうだ。
「私もごめんなさい…。ちゃんと、見ておくべきだった…。」
みなみちゃんもチェリーのことで責任を感じて謝りに来た。
「いいんだヨ、気にしなくってさ。チェリーは止めようがないし、つかさもわざとじゃないんだしね。」
つかさは少し気が楽になったのか顔を上げ、みなみちゃんも少しだけど明るくなった気がした。
「もうすぐ日の出だし、過ぎたことは気にしない気にしない〜。新年何だから、楽しくしよーヨ。」
「うん、ありがとう、こなちゃん。これからはもっと気をつけるね。」
「…(コクリ)…ありがとうございます。お大事にしてください。」
そういって、みなみちゃんはゆーちゃんの方へ向かった。今はチェリーもおとなしくしてるみたいだね。

「おーい、もうすぐ初日の出やでー。」
先生からの声に皆はふと上を向き、次に水平線を見た。確かに空が明るくなり始めている。
慌てて立ち上がり、バランスを崩しそうになったところをかがみが支えてくれた。
「皆、上がってらっしゃい。ほら、つかさもこなたちゃんを助けてあげなさい。」
他のみんなも岩場の上に移動し、少し遅れて私達も合流した。
お父さんがカメラをスタンバイさせ、私達は前後二列に並んで待っていた。
もちろん私は前の方で座り、かがみも隣にいる。ゆーちゃんペアも同じ感じだ。
遠隔操作用のリモコンを持って、お父さんも列に入り、準備完了。
初日の出が上がると同時に、おおーという声が辺りから聞こえてきた。私達も含めて。
そしてシャッターの音がする。いきなりのことで、みんなはちゃんと顔を整えてなかった。
「ちょっと、おとーさん!撮るなら言ってよネ!」
「ごめんごめん、初日の出の瞬間は撮りたかったからさ。それじゃあ皆さん、改めて、ハイチーズ!」

撮り終わり、すぐにお父さんは初日の出の写真や私達の写真を撮るため、色々動いたりしていた。
みんなは若干ばらけ、何人かのグループに分かれて話してる感じ。もちろん海のほうを見ながら。
私も例外なくだけど、さっきの場所から動かずかがみと話していた。
16『かがみまもり』8:2008/01/08(火) 02:09:53 ID:JuOscNTZ
「いやぁ、綺麗だね〜。心があらわれるヨ。」
「そうね…海がキラキラ輝いてて、宝石みたいで…。」
そう。目の前の光景は、光が海面を乱反射しながら太陽が昇っていて、美しいとしかいえないぐらいだ。
新しい一年が始まったんだと思うと、不思議な気持ちになる。でも、かがみ弄りは忘れない。
「かがみって、やっぱり結構ロマンチストだよね〜。」
「悪いか!」
「いんや、別に〜。そういや、朝日が昇るところ見ること自体が久しぶりかな。」
「あんたは早起きなんて普通しないものね。って、コミケの時は?」
「そんときは朝日のことなんて頭にないよ〜。朝日より同人だね!」
はぁ、と呆れるような感じでかがみがため息をつく。
「本当にこの陽光で、心を洗ってもらったほうがいいんじゃないか?」
「むぅ、最愛の人に対してそれは酷いよ、かがみん…。それにかがみだって見てないんじゃないの?」
「えっ?!」
何故かこの一言で慌てだし、何故か照れはじめた。ちょっと予想外の反応だ。
「だからさぁ、一緒にコミケ行ったじゃん。そんとき、かがみも日の出なんて見てないんじゃないの?」
「そ、それは…」
明らかに照れてるし、何か隠してる。朝日のせいには出来ないぐらい、顔も赤くなり始めた。
「ん〜、もしかして誰かかっこいい男の人でも見てたの?私というものがありながら!」
「違うわよ!男なんて見てないわよ!私が見てたのは、ウキウキ輝いてたあんたの顔っ…じ、じゃなくて、ただの電車の広告よ!」
(く〜、やっぱりツンデレだね、かがみは。この反応、最高だヨ〜。)
「やっぱりかがみも見てないんじゃん〜。それに私を見てたってことは、煩悩だよね〜♪」
「こ、恋人の顔を見て何が悪い!!全く、もう…。」
大声でそう宣言した後、下を向いてしまった。こういうところも可愛く見えちゃうんだよね〜。
でも、大声だったのはまずいよ、かがみん…。

「か・が・み〜、恋人って誰のことかな〜。」
「?!?!げっ、まつり姉さん…に、いのり姉さん。い、いや仮想の話よ、仮想の!」
あちゃ〜、やっぱり聞こえてるよ…。他の大人は気付いてないみたいだから、一応セーフ?
でも、必死でかがみが逃げようとしてるけど、全くもって信用されてない。
普通に考えて、あれを聞かれたら逃げられないと思うヨ、かがみん。
諦めて、とりあえずこの二人には打ち明けたらと、小声で耳打ちしてみた。
ちょっと驚きの顔をこちらに向けて、指を唇に当てながら数分間考えた後、頷いた。
かがみは決心したのか、深呼吸。お姉さん方お二人は、物凄い形相でこっちを見ていた。
「実は…」「こういうことですヨ!チュ。」
と、クリスマスと同じ展開でかがみに軽くキスをした。
「?!…ば、こここ、こなたああああああ!!!!!」
かがみはいろんな意味で大噴火、お姉さん方は目を点にしている。まぁ、普通はそういう反応だよネ。
やっと意味がある程度理解できたのか、いのりさんが反応した。
「ああ、そういうことなんだ〜。かがみがそういう趣味だったのは意外ね。」
「え、どういうこと??」
「だ、だから、その…付き合ってるのよ、私とこなたが…。」
「えええぇーーー!!!だって、こなたちゃんも女の子でしょ?!」
物凄い大声を出してまつりさんが驚いた。
「うっ…だから、言いたくなかったのよ…。」
「かがみ、本気?」
「…本気じゃなかったら、こんなこと改まって言わないわよ。」
17『かがみまもり』9:2008/01/08(火) 02:11:57 ID:JuOscNTZ
「そう…。私は賛成できないけど…」
ああ、やっぱり一般人の考えはこうだよね。車での悪夢が少し蘇り、嫌な汗が出始めた。
かがみも顔を曇らせて、下を向いた。実の姉に話しているかがみの方が、ダメージは大きいんだろうな。
「でも、私は反対もしないわ。」
『えっ?』
私とかがみ、それにまつりさんの声が被った。
「だって、これはあんたの人生だもの。私がどうこう言うもんじゃないしね。」
「ありがとう、いのり姉さん…。」
私とかがみは少しだけど、ほっとした顔を見せ合う。
「姉さん?!」
「あら、まつりだってどうなるか分からないわよ?それに、素性の知れない変な男よりよっぽどいい気がするわ。何か親が言うことみたいだけどね。」
「そうかもしれないけど…やっぱ、変じゃない?」
「でも、それを覚悟でこの二人は付き合ってるんでしょ?だったらいいじゃない、変でも。」
「まぁ、私も別に構わないけどさぁ…。」
そういって、まつりさんは渋々引き下がった。
「色々あると思うけど、がんばりなさいよ、二人とも。それと、後でちゃんと母さん達にも言うのよ?」
「うん、ありがとう、いのり姉さん。それに、まつり姉さんも。」
「私は別に何もしてないよ。ほら、お邪魔みたいだし行こう、姉さん。」
そういって、二人はつかさの方へ歩いていった。
「ふぅ、なんとかなって、良かったヨ。」
「そうね。渋ってたけど、なんだかんだで認めてくれたというか、分かってくれたみたい。」
ようやく収まって、一息つく。これで落ち着いて二人でいられるかと思った。

が、しかし、そうは問屋が卸さなかった。
「こなたー、ちょっといいか。」
「かがみ〜、こっちにいらっしゃい。」
ビクッ
いやーな予感が思いっきり頭を通り抜けた。恐る恐る後ろを向くとお父さんがいた。
かがみも冷や汗が出ているように見えた。すっと立ち上がって離れていく。

「さて、さっきのはなんの話だ?女の子がどうだの、付き合ってるだのって。」
「はぅあ?!おとーさん、聞いてたの…?」
なんだろう、このありきたりなドラマのシチュは。
しかもかがみも呼ばれて行っちゃうし、バッドエンドフラグじゃん、これって?
「あれだけ大声だと、どうしても気になってな。んで、説明してもらおうか?」
「い、いやぁ、えーと…そう!ネトゲの話だよ!ほら、私ネカマじゃん?それで、嫁の話とかを…」
「目が泳いでるぞ、こなた。正直に言ってもらおうか?」
目が本気だし、表情も硬いし、声のトーンも低い。お正月からなんでこんな修羅場の連続が…。
もはや逃げ道はないし、変にごまかそうとすると自分の首を絞めることになる。
チラッとかがみのほうを見ると自分の両親と話をしている。お父さんだけの私はまだ楽かナ?
いつか話さないといけないし、早い方がいいだろうか?
かがみの了承を得てないけど、ここは覚悟を決めるしかない。
ここで引いたら、まさしくゲームオーバーだろう。しかも、ゲームみたいにリセットはできない。
深呼吸をして、自分で出来る限りの意思を込めてお父さんの目を見た。本気だと伝えるために。
「…私、付き合ってるんだ……かがみと。もちろん本気。意味も理解してる。覚悟も…できてる。」
不安というより、恐怖が心の半分を覆っていて、今にも泣きそう…。
どんなホラー映画もお化け屋敷でも泣いたことはないのに、今は心が裂けそうなほど怖いよ。
目が潤み始めて、視界がぼやけてきてるけど、お父さんと目を合わせたまま離してない。
さっきから真剣な顔のまま、私を見ているだけで何のリアクションもないけど、私はやめない。
どれだけお互いを見詰め合っていたか分からないけど、もうそろそろ涙腺の限界だヨ。
断られるのが、認められないのが怖くて、もはやそれだけで頭が一杯になりそうだった。
18『かがみまもり』10:2008/01/08(火) 02:15:15 ID:JuOscNTZ
「…良く、本当のことを言ってくれたな、こなた。」
「…えっ?」
先ほどまでの硬い表情ではなく、真剣だけど優しい顔と声になっていた。
「この後も、嘘でごまかそうとすれば怒って認めないつもりだった。それは相手がかがみちゃんだから
でも、同姓だからでもなく、親にすら言う覚悟ができていないから反対するつもりだった。」
「おとーさん…。」
「でも、こなたは正直に言ってきたし、ずっと俺の目を見て訴えてきた。不安な気持ちも伝わってきた
けど、必死でそれに耐えて、俺に気持ちを伝えてきた。だから、俺はもう何も言わない。」
「いいの…?」
「社会的に見たらおかしいと思われるだろうけど、俺は誰でもないこなたの親だ。俺は、お前が幸せだ
と思う道を応援するべきだ。こなたにとって何が幸せかは、こなたにしか分からないことだからな。
…きっと、かなたもそう言うはずだ。」
自分はどう考えても、親不孝な子どもなんだと思っていた。絶対反対されると怖がっていた。
でも、お父さんは反対せず、認めてくれた。それが嬉しくて、ほっとして涙が流れてしまった。
「うぅっ…ご…めんね…グズッ…おとう、さん…。」
「泣くなよ、こなた。それに、〈ごめんね〉なんて言われる覚えはないぞ?一度きりの人生、好きなよ
うに生きればいいさ。俺だって、かなたと色々やったんだしな。かがみちゃんなんていい娘と付き合う
なんて、さすが俺の娘だ。」
「…うん、ありがとう。」

「ほら、かがみちゃんの方も終わったみたいだぞ。行ってあげなさい。」
振り返ると、親との話を終えたかがみも涙目ながら顔はどこか晴れやかで、こちらを見ていた。
「…かがみっ!」
そう言って私はかがみの方へ走り出し、思いっきり抱きついた。
「うわっ!もう、こなたっ!…ったく。でも、その様子だと良かったみたいね。」
「かがみの方も、結果は顔に書いてあるよ。」
今まで抱えてきた悩みがなくなったかのように晴れやかな顔が、全てを物語る。
「ふふっ、そうね。お父さんが反対気味で駄目かと思ってたけど、お母さんのおかげもあって何とか認
めてくれたわ。お母さんは、前から気付いてたみたいらしいしね。」
「私の方もOKだってさ。いやぁ、お互い良い親を持ったねぇ〜。」
「なんだその言い方は…でも、そうね。始めはどうなることかと思って、本当にヒヤヒヤしてたわ。」
「これで隠れて付き合わなくてもいいんだよね?」
「そうね…これだったら、もっと早く言うべきだったかしらね。」
あははっ、と笑って太陽のほうを見た。もうほとんど全てが見えるぐらいに出てきていて、まぶしい。

その後、私達はゆい姉さんや黒井せんせーにも話して、周りの人で知らない人はいなくなった。
先生にいたっては「前からそうだったんちゃうんか?」とまで言われた。取り越し苦労だったみたいだ。
さらに、ゆーちゃんとみなみちゃんも私達に乗じて決心したらしく、帰り際にゆい姉さんとお父さんに
話していて、相当驚いていたのが見えた。最初は珍しくゆい姉さんが怒り気味に見えたけど、どうやら
その矛先はゆーちゃんたちじゃなく、お父さんに向けられてたみたい。最終的にOKを貰ったのか、ゆ
ーちゃんもそうだけど、あのみなみちゃんまで満面の笑みで抱き合ってた。
後で聞いた話だと、ゆい姉さんは、ゆーちゃんが変なアニメやゲームの影響で、同性って考えが生まれ
たんじゃないかと怒ってたらしい。でも、ゆーちゃんが違うって否定した上に本気だったのを見て、観
念したらしい。…まぁ、原因はひよりんだと思うから、あながち間違ってないと思うけどね…。
みなみちゃんは既に親に打ち明けていたらしく、ゆーちゃんも了承していたらしい。
うちらより手際がいいというか、積極的じゃないかな?
19『かがみまもり』11:2008/01/08(火) 02:16:01 ID:JuOscNTZ
あともう少しで帰るということになり、私とかがみは二人きりで話していた。
「う〜ん、とんだ初日の出だったなぁ。おみくじ通り災難だらけだよ。悪夢が初夢になるわ、足は痛めるわ、砂まみれになってお金落とすわ、逆の足を踏まれるわ、修羅場になるわ…どんだけ〜だヨ。」
「でも、悪いことばかりじゃなかったじゃない。晴れて公認になったんだしさ。」
「そうだけど、できればもっと綺麗にさ。例えば、かがみがとなりにいる状態で親に紹介するって感じが、交際とか結婚を認めてもらうときの王道イベントじゃん?」
「そうだとしても贅沢言えないわよ、私達の場合は。認めてもらえただけ良しとしなきゃね。」
確かにかがみとの付き合いを認めてもらえたのは大きいんだけど、やっぱり不満な部分があるわけで。
「でもやっぱりついてないよ…。毎日がこんなんじゃ、体がもたないヨ。」
「ほーら、ブツブツ言わない!確かに運はついてないかもしれないけど、私が付いてるじゃない。それとも何、私じゃ安心できない?」
「そ、そんなわけないよ!かがみがついてくれてるのが一番だヨ!」
「そんなに必死にならなくても分かってるわよ。そういうところが可愛いんだけどね〜♪」
「あうぅっ…」
あ〜、またかがみに主導権が…でも、これはこれで悪くないかもネ。
そっとかがみが腕を肩にまわしてくれて、私も体を寄り添う形でかがみに預ける。
いつも思うことだけど、暖かくて安心できる。さっきの仕返しを思いつき、即座に決行する。
「やっぱりかがみの体温が一番安心できるね!」
「ゴホゴホッ…い、いきなり、何を言って…っ!」
「あれ〜、どうしたのかなぁ、そんなに顔を赤くして?いやらしいことでも考えちゃった?♪」
「ち、違うわよっ!」
明らかに顔が真っ赤で、目を逸らしてる。誰から見てもバレバレだ。
「怪しいな〜、かがみぃ。」
「うるさい!…でも、私もあんたの体温が一番落ち着くわ。」
そういって、私の上から覆いかぶさるように抱きついてきた。
「ちょ、かがみ?!は、恥ずかしいってば…」
「わ、私だって恥ずかしいけど、こうしてたいの!いいでしょ!」
「デレ覚醒ですか、かがみ様。」
「デレとか言うな、馬鹿っ。」
かがみがさらに強く抱きしめてくる。私はされるがまま、身をかがみに任せた。
腕ごと抱かれてるから、かがみに手をまわしてあげられないのが残念だけどネ。

お互いの体温を感じている間、朝日と輝く海が私達を照らしていた。
初日の出さえ癒せなかったケガの痛みも、精神的な疲れも全て癒えていくような気がした。
しばらくしてかがみが力を緩め、お互いを見つめ合って、顔を近づけた…。

「お姉ちゃーん、もう出発するって…わわわ、ごめんなさい!」
うん、お約束のタイミングだネ。萌え要素としてはGJだよ、ゆーちゃん。
出来ればあと数秒待って欲しかったけどね…。
「あ、ゆ、ゆーちゃん!う、ううん、教えてくれてサンキュー。」
「き、気にしないでね。ほ、ほら、こなた肩貸してあげるから立ちなさいよ。」
最も理解してもらってる人の1人でも、キス目前を見られるのは、してるのを見られるより恥ずかしい。
かがみは顔が真っ赤で、なんとか平静を保とうとしてるのが分かる。おそらく私もそうなんだろうね。
名残惜しくも車の方へ向かった。
20『かがみまもり』12:2008/01/08(火) 02:16:39 ID:JuOscNTZ
「それじゃあ、気をつけなさいよ。これ以上痛めたら、どこもいけないわよ?」
車に乗せるのを手伝いながら、かがみが言う。素直に私の身が心配だといわないのは、らしいな〜。
「もう、素直に私が心配だって言えばいいのに〜。遠まわしに言ったって、バレバレ何だからさぁ。」
「う、うるさいっ…。どう心配しようと私の勝手でしょ?」
「う〜ん、これはツンデレじゃなくてデレツンなのか?」
「私はどっちでもないわよ!全く、もう行くからね。…チュ、じゃあね。」
そういって、さりげなく頬にキスをして、車から降りた。
私のシチュのツボだったか、顔は大噴火を起こしたかのように火が上がる。
でも、当のかがみはほんのり頬と耳が赤いぐらいだ。
…もはやかがみはキスすることに対して、抵抗がないような気がしてきたヨ。

「あ、かがみちゃん、丁度いいところに。」
どこからあらわれてか、一時的に車を離れていたお父さんがやってきた。
「さっき、そちらのご両親と話をしていたんだが、良かったら今日は家に泊まらないかい?」
『えっ?』
「いや、かがみちゃんの意思次第だけど、ご両親は良いと言っているし、どうだい?」
「本当にいいんですか?」
「ああ、構わないよ。大勢の方が楽しいからね。あ、でも部屋はゆいとゆたか、それにみなみちゃんがくるから、必然的にこなたの部屋に泊まってもらうけど、いいな?」
「は、はいっ。よろしくお願いします。」
「じゃあ、乗った乗った!…ほら、ゆーちゃん達も早く!」
そんなこんなで、5人で車に乗ることになった。
前にお父さんとゆーちゃん、そして私達とみなみちゃんは後ろの座席に。
ゆーちゃん達にはちょっと我慢してもらうけど、私けが人だし、いいよね?
帰り道、再び眠気が襲ってきたけど、暖かい感触を感じながら、今度はいい夢が見れそうな気がした。
かがみが付いてくれてると、何でもいい方向に進む気がするしネ。
やっぱりかがみには守られてるみたいだよ、いろんな意味でさ。

ありがとう、かがみ…。あとで、たっぷりお礼しないとネ♪
219-310:2008/01/08(火) 02:22:25 ID:JuOscNTZ
以上です。

二回目の投稿ですが、前に注意去れた部分は直せたかと思います。
色々無駄話を入れるのがクセなのか、こな×かがだけじゃない雑談もあったりしますが、
一つの特徴として受け取っていただけるとありがたいです。

皆さんと比べれば大した作品ではないですが、不快でなければ書き続けたいと思っております。

それとこの続編か、また別の視点かを考えているのですが、ご要望があればお答えしたいと思います。
そもそも、私が書くこと自体に要望があるかどうか問題ですが…
22名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 03:00:10 ID:yLw+2jk+
お疲れ様です。

同性のカップルは親兄弟に理解してもらえるかが一番のハードルですかね。
そこで展開する話は心を動かされます。
余り重くなりすぎなくて、個人的には心地良く感じられました。
できれば続きもお願いいたします。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 04:23:18 ID:PSog43eY
>>21
二人だけでなく、周りのこととても上手く書かれていますねー。
さらに、ちゃんとらきすたらしさも残ってるのがまた良いです。
弄るかがみ、弄られるこなたもまた……(*´∀`)
ぜひぜひ、>>21さんの思う作品を、また投下してください!

さて、すいません、前スレ352の続きとなります……。
今回は、キャラ性が壊れまくりです。
こんなの○○じゃねぇ!!っていうのはどうかお許しください(つД`)
しかも、今までと比べてえらく長くなってしまいまして、9スレ程お邪魔します。
24うつすもの4(1/9):2008/01/08(火) 04:23:54 ID:PSog43eY
今だけ、と誓ったあの夜。
そう誓ったはずだったのに……。
あの日以降、私の決心は何度も危殆に瀕していた。

こなたに会いたい。抱きしめたい。

やっぱり、一度甘えちゃうとダメなのね……。


無駄な抗いかもしれない。
でも、もしかしたら、まだなんとかなるかもしれない。
そう期待をこめて、最近はあまりこなたと会ってない。
1日に1回。
多分それくらい。
それでも傍から見たら、多いって言われると思う。
でも、これが限界。
これより多くも少なくも出来ない。

「かがみ〜、なんで最近来ないの〜?」
お弁当後の昼休み、私は日下部と峰岸と話していたところに、こなたがやってきた。
こなた、来てくれたんだ……。
私の心が一瞬揺らぐ。
「こな……」
「おぉ〜っす、チビッコ〜。弁当は残ってないぞ〜」
「みさちゃん、それは違うって」
「みさきち、私はかがみと違って、お弁当ぐらいじゃ釣れないよ?」
ううん、ダメよ、私……。
私には突っ込んでる余裕なんて、もうなかった。
こなたのためを……いや、私自身のためを思うなら、それはダメ。
こなたが二人と話してる間に再び決意を固める。
「何か用?」
私はなるべくいつも通りに接しようとするけど、意識するあまりか、
少し冷たい感じになってしまった。
こなたが動揺したような表情になる。
けど、それも一瞬。すぐにいつもの顔に。
「むぅ、かがみん、酷いじゃないか〜せっかく嫁の様子を見に来たのに、
それはないんじゃないの〜?」
嫁――――。
ねぇこなた、本気でそう思ってくれてるの?
今ここで口にキスしても、良いの?
思いっきり抱きついても、良いの?
好きって何度も言っても、良いの?


――答えはNO。

分かりきってること。
それなのに、なんで期待しちゃうんだろ……。
「ひ、柊〜〜!い、いつから夫婦になったんだ!?」
「なってないわよ。こいつがデタラメばっかり言ってるだけで、ただの友達よ」
騒ぎ始めた日下部のお陰で、何とか気持ちを少しだけ切り替えられて、言葉を返す。
『友達』。
その言葉は私自身へ戒めでもあった。
夫婦……正しい言い方か分からないけど、なれたらどれだけ良いか。
でも、なれない。
なるわけにはいかない。
なりたいと思っちゃいけない。
それが、こなたのためであり、私のためだから……。
25うつるもの4(2/9):2008/01/08(火) 04:25:12 ID:PSog43eY
「かがみ、あの夜のことを忘れちゃったの?あんなに激しく愛し合ったのに……」
「ひ、柊、お前ってやつは……!」
「柊ちゃん、す、凄いんだね……」
「そこ二人、なに信じてるのよ!ウソだってすぐわかるでしょ!第一―――」
ハッとなって、思わず口を閉じる。
『私の思いはそんな卑猥な物じゃない。』
危うく、そんな言葉が口から出そうになった。
「第一、私たち、女同士でしょ」
私は取り繕うように、元気なくそう言った。
その言葉は、いつもに自分自身に言い聞かせるものでもあった。
「大丈夫だよ、かがみん!世界には、同姓でも結婚出来る国もある!
いざとなったら駆け落ちだ〜!」
こなた……なんでそうやって、私の思いを揺さぶるの……?
本気にしちゃうよ……。
だからお願い……もうやめて……。
「かがみ……?どうかしたの?」
こなたの言葉に、現実に引き戻される。
「な、何でもないわよ!」
「あらあら、赤くなって……私とのアツアツの結婚生活を想像しちゃったのかなぁ〜?」
「うるさいわね、違うって言ってるじゃない!!」
強い語調。もう、後の祭り。
……またやっちゃった……。
いつも通りにしようって思うのに、空回りばっかり……。
こなたの顔を伺うと、やっぱり驚いていた。
「おぉ〜、柊、こえ〜」
「ひ、柊ちゃん、どうしたの……?」
「わ、悪かったわね。私はどうせ怖いですよ」
こなたの顔を直視できず、私は日下部の方に向かって言った。
「そ、それじゃ、私はそろそろ帰るよ。かがみにみさきちに峰岸さん、またね」
「う、うん……」
「またな、チビッコ〜。元気でな〜」
「また来てね、泉ちゃん」
こなたの声に、ちょっと元気がなかった。
多分、上手く隠したつもりだったんだと思うけど、私にはすぐに分かった。
けれど、私は何もしてあげられなかった。



こなたはあの日以来、もうずっと来てない。
私も会いに行かな―――違う。
―――行けなかった。

どうして、こうなっちゃったんだろう………。
どこから、こうなっちゃったんだろう………。

26名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 04:25:32 ID:mZReBd/I
こんな時間に支援
27うつるもの4(3/9):2008/01/08(火) 04:26:05 ID:PSog43eY
私はそんな問いを、泣きそうになりながら、解く。
解は、呆気なく出た。
そこに、難しい公式や構文、ましてや応用力なんて、少しも必要なかった。


私のせい。
私がこなたを好きになっちゃったせい。
全部、私のせいでおかしくなっちゃったんだ。
それでも私は、その気持ちを捨ててでも、幸せな時間を護ろうとして――――


―――結局、全部、失ってしまった。


そっか……。
私自身が、幸せな時間を手放しちゃったんだ……。

なら、私が『いつものみんな』の中にいれなくても、仕方ないよね……。
ついこの間までは、その中にいた。
でも今はもう、その中にいない。



―――――それなら、私は今、どこにいるの……?




閉められたカーテンの隙間から、夜明けを象徴する日差しが差し込む。
それは、数時間前からついさっきまでずっと真っ暗だった部屋に差し込んだ、久しぶりの光。
そんな、良いイメージの光。
でも、私の気分は憂鬱だった。
もう朝なのね……。



学校―――行きたくないな……。


そうは思うけれど、結局登校した。
でも、授業の内容はほとんど頭に入ってこないまま、時間だけが過ぎていった。



28うつるもの4(4/9):2008/01/08(火) 04:27:02 ID:PSog43eY
「屋上に呼び出し、かぁ」
お弁当を食べ終わってすぐ、そのまま屋上に向かっている。
期待と不安の両方に思いを膨らませるような展開。
そんな気分だったら、こんな薄暗い屋上へと続く階段も、何とも思わないだろう。
それが、普通なら。
でも、今回はイレギュラー。
その微妙な暗さが、この後に言われるであろうことと相まって、余計に私を落ち込ませる。


今より少し前――――。
私は、日下部と峰岸とお弁当を食べていた。
「柊ぃ〜、そんな暗い顔して、どうしたんだよ〜」
「柊ちゃん、なにか悩み事なら、相談くらいなら私たちでも乗れるよ?」
二人が突然そんな話をしてきた。
やっぱり、わかるくらいなんだ……。
「別に大丈夫よ。最近寝つき悪いから、そのせいかも」
確かに相談できたら、すごく楽になるけど、それはできない。
だから私は誤魔化した。
「そうならいいけど……。でも、言いたくなったら、遠慮しないでね?」
峰岸、今のがウソだって分かってるわね……。
『言いたくなったら』なんて、私に悩み事あるって言ってるような物じゃない。
そうは思いながらも、私の口からでたのは、文句とはまるで逆。
「うん、そうさせてもらうわ。ありがとね」
峰岸の言葉を半ば肯定するような内容だった。
自分で思ってる以上に、峰岸の言葉に救われてるのかな……。
峰岸の柔らかな笑みからは、その本心までは読み取れなかった。
「なんだよなんだよ、柊、暗そうにしちゃって、まるでさっききた奴らみたいだぞ!」
「さっき来た?」
私は思わず日下部に尋ねる。
「あ……すっかり忘れてた……」
うっかりしたような顔になる日下部。
「そいつらに、お昼になったら屋上で待ってるって柊に伝えてくれっていわれたんだった!」
「なッ!?ななななななななあ!?」
そんなわけで、私はすぐに屋上に向かうことになった。


「すぅ〜、はぁ〜」
屋上へと続く扉の前。
私は一度気持ちを整理する意味をこめて、深呼吸をした。
「よし!」
準備完了!頑張れ、私っ!

29うつるもの4(5/9):2008/01/08(火) 04:33:35 ID:PSog43eY
扉を開けると、
まず真っ青な空が現れた。
そこは嫌な事なんて一つもなくて、あまねく場所に神様が祝福してくれてるみたいだった。
私の気持ちも、そうなれれば良いのにな……。
そんな幻想を吹き飛ばし、現実に戻る。
屋上を見渡すと、そこはフェンスで囲まれたコンクリートの床が、全体に広がっていた。
おもむろに、そのフェンスに近づき、そこから見える景色を見る。
フェンス越しに見える街や自然の風景。
そこはいつも私がいるところ。
でもそこには高いフェンスに遮られて、手が届かない。
「なんで、届かないんだろ……?少しでも手を伸ばせば、届きそうなのに……」
いつも自分がいる心地良いところ。
それなのに、すごく遠く感じられる。
「なんで、あんなに遠いんだろ……?」
――丁度、今の私ね……。
やめよ………。余計に悲しくなるだけだから……。
私はフェンスに背を向けて、本来の目的を達成しようと、入り口から死角だった部分を見る。
そこにあった人影は2つ。
「ごめん、死角で気づかなかったわ」
私はそちらにゆっくりと歩み寄りながら、続ける。
「お待たせ、二人とも。ごめん、日下部が私に言いそびれてて……」
「いいえ、私たちのほうこそ、突然このようなところにお呼び出し
してしまって、申し訳ありませんでした」
私のことを呼び出したのは、みゆきとつかさだった。
二人とこうやって顔を見合わせて話すのは、久しぶりだった。
みゆきは言うまでもなく、つかさとも、こなたと会わなくなってから
何となく話しづらくて、家でもあんまり話してなかった。
そんな久しぶりに会う二人だけど、顔はいつになく真剣で、私の見たことのないものだった。
このときにはもう、扉の前の深呼吸の効果はなくなっていた。

少しの間、静寂が続く。
学校にはいっぱい人がいるはずなのに、私たちの周りだけ、
まるで別の空間に切り取られたかのように、音がなかった。
―――そんな静寂を破ったのは、以外にもつかさだった。
「お姉ちゃん、聞きたいことと聞いて欲しいことがいくつかあるんだ」
その言葉に、いつもの子供っぽい雰囲気はない。
そんなつかさに、思わずたじろぐ。
「な、なに……?」
「実は今日、こなちゃんが休んだんだ」
「えっ……!?」
こなたが休んだ……?なんで?
「理由は私もわからないよ。でもね………こなちゃん、最近、いっつも元気なかったんだ。
私たちが話しかけても上の空だし、返事も相づちうつくらいで……」
「そ、そうなんだ……。あいつらしくないわね。新型ウィルスかなんかかしら?」
呼び出してまでこんなことを言うんだから、違うってわかってる。
でも、動揺した私は、それを隠すために、そんなことを言っていた。
今度はみゆきが口を開いた。
「ある意味で、そうかもしれませんね。泉さんがそうなり始めたのが、
丁度かがみさんが私にあの話をされて、数日経った頃からでした」
あの話―――。
思えば、私はあの後に気付いたのよね……。
聞かなければ良かった、なんて無責任なことは言いたくないけど、
やっぱり心の隅でそう思ってる自分がいた。
そう思ってしまう私が、恨めしかった。
30うつるもの4(6/9):2008/01/08(火) 04:35:52 ID:PSog43eY
「関係性等は一切わかりません。
あくまでも、私の独り言のようなものだと思って下さって結構です」
みゆきはそう前置きをしたけど、自分の仮説にかなりの自信があるように見えた。
そして私にもその内容が、大体だけど予想できた。
「泉さんの元気がなくなり始めた時期は、丁度、
かがみさんが、あまり私たちのクラスに来なくなった時期とリンクしますね」
やっぱり……。
「実はあの期間、泉さんは何度もかがみさんのクラスに行くための理由を考えているようでした。
こっそりと考えていたみたいですが、元気がないのが相まってか、
案を書いた紙をそのまま仕舞わずに置いておいたり、
独り言のように呟いているのが聞こえてきえたりしていました」
意外……。こなたがそんな風になるなんて……。
「かがみさんの教室の前で、うろうろしていらしたこともありましたよ。
私が声をかけたら、とても驚いていらっしゃいました」
みゆきが、少し笑いながら言う。
確かに、そんなこなたを見たら普段なら笑ってしまうかもしれない。
でも、私は笑えなかった。
多分、みゆきも本心から笑ってなんていない。
この雰囲気を、少しでも和らげようとしてくれてるんだと思う。
「このような点から、泉さんはかがみさんに会えない寂しさを感じていた、
と考えるのが妥当ではないでしょうか」
笑顔でそう締めくくられたみゆきの話は、理路整然としていた。
もしみゆきが言うことが本当なら……。
こなた……私がいなくて、寂しいって思ってくれてたの……?
私の目にうつるこなたは、そんな風にはとても見えなかったのに……。
「お姉ちゃん、聞きたいこと聞いて良い?」
今度はまた、つかさが口を開いた。
「うん……。答えられることなら……」
「大丈夫、答えられることだから」
いつになく、つかさの言葉に重みが感じられる。
私は何も言えず、頷いた。
「お姉ちゃん、こなちゃんのこと、どう思ってるの?」
「大切な友達……よ」
「ホントに、そう思ってるの?」
「う、うん……」
もう、つかさもみゆきも知っている。
だからこんなこと聞いてきてる。
それなのに……なんで私はまだこんなこと言い続けてるんだろ……。
「なら、どうして、会おうとしないの……?」
「そ、それは……」
「友達なら、会えるよね?今までだって、毎日会ってたもんね?」
何も、答えられなかった。
それから、また少し静寂が続く。
が、それを破ったのは、以外な存在だった。
キーンコーンカーンコーン――。

授業開始の予鈴チャイムが鳴り響いた。

「じゅ、授業が始まっちゃうわね……」
私は思わずそう言っていた。
逃げようとしていた。
けれど、つかさが無言で私を見つめ続ける。
『質問の答え、まだもらってないよ』
つかさの目が、私のそう言っていた。
それは、私に逃げることを許さなかった。
結局、私は何も言えずまた静寂があたりを包んだ。

キーンコーンカーンコーン――。

31うつるもの4(7/9):2008/01/08(火) 04:36:44 ID:PSog43eY
再び静寂が破ったのは、チャイム。でも、今度は授業開始の本令のものだった。
それが鳴り終わると、つかさは何も言えない私を見かねてか、自分から口を開いた。
「お姉ちゃん、私もゆきちゃんも、もう分かってるんだ……」
「やっぱり……そうだったんだ……」
「ごめんなさい、かがみさん……」
「ううん、良いの……あんなこと、聞いてたら分かるわよね……」
みゆきとつかさ、二人にあんなことを聞いたんだから、
確かに気づかれないはずがないわよね……。
「お姉ちゃん、私、『女の子同士だから、やっぱりビックリするかな』って言ったよね。
確かに私はその時そう思ったよ。でも、その後にこなちゃんとお姉ちゃんのこと考えてみたら、
別に変じゃないな、って思ったんだ」
「でも……」
「私、思ったんだ。回りの人がどう思ったって、本人たちが良ければ、それが良いんだって。
考えてみれば当たり前のことなんだよね。
どうして、それにすぐ気づけなかったんだろうって、今思うとすっごい不思議だよ」
「かがみさん、」
つかさ、ありがとう……。でも……でも、私……。
「大丈夫、お姉ちゃんは一人じゃないよ。
私たちがいるし、それに――――こなちゃんもいるからね」
「こなた……」
呟いてしまったその名前。
いつも私の近くにいたその人。
今でも、手を伸ばせば届くんじゃないかと思える人。
「でもいまのままじゃ、こなちゃんはいないよ」
でも、その人は私の手の届かないところにいる。
それを改めて、つかさに通告された。
「今のままで良いの?お姉ちゃんは、我慢できるの?
こなちゃんと一緒にいれなくて、会えなくて、それでも満足ってちゃんと言えるの?」
満足なんてできるわけない……。
私は欲張りだから、もっともっと、こなたを欲しいって思ってる。
でも…………。
「でも、私にはそんな資格……」
「その資格を持ってるのは、私でもゆきちゃんでもないよ。
他でもない、お姉ちゃんしか持ってないんだよ?」
私しかもってない……?
「きっと今、泉さんは不安で押しつぶされそうになっています。
……私たちでは、何もしてあげられませんでした。
そこから救い出してあげられるのは、かがみさんだけですよ」
私が、こなたを救い出してあげられる……?
「でも、こなたはきっと迷惑よ……私の気持ちなんか伝えられても……」
「お姉ちゃん……ちゃんと、向き合わなくちゃだめだよ」
「―――ッ!」
32うつるもの4(8/9):2008/01/08(火) 04:37:20 ID:PSog43eY
つかさが………怒ってる―――。
―――私に―――。
生まれてきてからずっと一緒だった。
いつもおっちょこちょいで、でも根は真面目でちゃんと頑張ってて。
ホラー映画みた後に、私の布団に潜り込んできちゃって。
お姉ちゃん、っていつも私を慕ってくれて。
そんなつかさが、いつまでも臆病に言い訳して、逃げようとしている私に……。
「お姉ちゃん……こなちゃんに会いたくないの?」
「そ、そんなことない……」
「なら、こなちゃんを助けてあげて!
こなちゃんだって、きっとお姉ちゃんと一緒にいたいんだよ!」
つかさの目には、涙が溜まっていた。
「こなちゃん、可愛そうだよ……。暗い顔して、話しかけづらくて……。
でも、それはこなちゃんだけじゃないよ!
お姉ちゃんも、ずっとこなちゃんとおんなじ顔だったんだよ!」
その目に溜まっていた涙が、溢れ出す。
それと同時に、私の中に溜まっていたものが、堰を切ったようにあふれ出した。
「私だってもう嫌よ!!こんな状態、どうにかしたい!!
でも、もし私の気持ちを伝えても、こなたに迷惑かけるだけよ!!
そんな目で自分を見てる女がいるなんて分かったら、余計にこなたを不安にさせちゃうわよ!!
そうなったらどうなるかわかる!?もう私とこなたと一緒にいれない!
つかさやみゆきとも一緒にいれないの!
今ならまだ、なんとか『会うこと自体』は可能よ!
でも、もしそうなったら、会うことすら許されなくなるの!!
私は今までの全てを失うの!!それが、どれだけ辛いか……!」
いつしか、私の目からも涙が零れていた。
こなたに拒絶されたとしたら――そう考えたら、戦慄きがとまらない。
「もしかしたら、お姉ちゃんの気持ちまではこなちゃんに届かないかもしれない。
でも、こなちゃんはお姉ちゃんを避けたりなんてしないよ、絶対」
つかさの目にはまだ涙が溜まっていたけど、その顔には笑みが浮かんでいた。
それは、つかさと向き合った私に喜んでいるようだった。
「なんでそんなことが言えるのよ……」
そうあって欲しい。でも、もしそうじゃなかったら――――。
臆病な私は、つかさの言葉に反論せずにはいられなかった。
「こなちゃんは、ちゃんと本当の気持ちを伝えてくれた人に、
そんな酷いことをするような人じゃないよ」
確信しきったように言うつかさ。
「お姉ちゃん、怖いのは分かるよ。
私もお姉ちゃんの立場だったら、多分泣いてばっかりで何も出来なかったと思うんだ。
……でもね、お願い。こなちゃんを信じてあげて。
他のだれより、私やゆきちゃんより、今はこなちゃんを信じてあげて」
こなたを信じる――――。
ずっと、そうすることを忘れていた気がする――――。
不安に囚われるばかりで、相手の事を信じてなかった。
ねぇ、こなた―――?
そんな私でも、こなたを信じても、良い――――?
33うつるもの4(9/9):2008/01/08(火) 04:37:44 ID:PSog43eY
「かがみさん、似たような言葉がいくつかありますが、このような言葉をご存知ですか?
――『“辛”さが“幸”せになるまで、あと“一”歩』。
かがみさん、あと一歩なんです」
「今ならお姉ちゃんとこなちゃんは一歩で届くよ。
でも、もうすぐ、一歩じゃ届かなくなっちゃう……!」
そうなんだ……。そうだったんだ……!!
私が、あと一歩踏み出す勇気を振り絞れば――――
そうすれば、この“辛”さは変われるんだ……!!
一歩より遠くなったら、もう“幸”せにはなれないんだ……!!
いつしか、私の涙は止まっていた。
「みゆき。私に、出来るかな?」
私はしっかりとみゆきを見つめて、聞く。
「かがみさんなら、きっと……いえ、絶対にできます」
「みゆき……ありがと!」
「信じてます、かがみさん」
「うん、お願いね」
今度は、しっかりとつかさを見つめて、聞く。
「つかさ。私、出来るかな?」
「お姉ちゃんが、できないことなんてないよ!」
「料理はできないわよ?」
「あう、そ、それはぁ……」
「ふふ、つかさ、ありがと!」
「う、うん!」
ありがとう、二人とも……。
二人がいてくれて、本当に良かった。
「私、行ってくる」
「いってらっしゃいませ、かがみさん!朗報をお待ちしています」
「いってらっしゃい、お姉ちゃん!頑張ってね!」
二人の笑顔に見送られて、私はそのまま走り出した。


もう、迷わない。
もう、躊躇わない。
もう、立ち止まらない。
目指す場所は、ただひとつ。
向き合う相手は、ただひとり。
―――――こなた…………待っててね―――!
3410-45:2008/01/08(火) 04:46:53 ID:PSog43eY
おやつさんのサイトで名前がもらえたので、そちらを使わせていただきます(´・ω・`)
今回、最初にもありますが、著しくキャラ性が壊れています……。
実は、書き直そうかとも思いましたが、自分の技術のたらなさで、
これ以外で終盤に繋ぐことが出来ませんでした…orz
不快に思われた方がいましたら、大変申し訳ありませんでした。

後、訂正をば……。
3のころの話ですが、1/4での、

私は二人から手を離す。
「これで、私たち
「柊、ちびっ子たちとばっかりじゃん?」

この真ん中のは消し損ねですorzスイマセンorz

後、今回の1/9もか題名が【うつすもの】に……。
うう、やはり眠い目擦ってやりながらではダメですね……(´つω-`)
鏡開きが3日後だというのに、まだ一切文にしてないです……。
でも、これがこんな展開だから、鏡開きくらい、微甘にしてあげたい!
……頑張ります。長々とスイマセンでした。
35名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 05:30:43 ID:d2frc9QB
>>1乙〜

>>21
お疲れ様、GJですぜ!
こなたとかがみ甘甘なこととか、二人の関係を伝える時のそうじろうの父親らしさとか、
すごい素敵です。きっと柊家のほうでも同じような展開になってたんでしょう。
・・・だが、こういうときくらいしか父親らしさが見えないのもどうなんだそうじろうw

>>34
こちらもGJ!
かがみの不安がすごい伝わりますなぁ・・・
大切な妹と、大切な親友から応援もらったんだ、がんばれかがみ!
あぁ、次回が気になる・・・
36名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 11:21:15 ID:wI5N/EMQ
ここから生まれたSSを全部まとめて本にしたら凄い分厚くなりそうだな。
1冊に入らないかも。

売ったりはしないけど個人用に作りたい。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 11:24:28 ID:1mvBAEnm
>>1
乙です。鏡開きも近いし、このスレもクリスマスのように祭りになるかな、かな?

>>21
GJ!です。本人達だけの視点で書くか、周りの雑談も入れるか、悩みどころですよね。
今回は入っていたおかげで、深みが出たかなと思いますよ。続編も希望してよいですか?

>>34
こちらもGJ!です。
周りが受け入れても、本人の気持ちの整理が付かないと中々……ってヤツですね。
がんばれかがみ。
38名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 12:10:38 ID:GVCgPO3P
>>1です
>>3の下から2行目スレとレスを間違えてます!
スレ立て自粛します、こめんなさいッ!
39名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 15:06:23 ID:sScob98B
[アニメキャラ(個別)]【鼻ぴー】 らき☆すたキャラ虐待総合スレ3
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1197908701/
[アニメキャラ(個別)]【らき☆すた】柊かがみはワキガ可愛い27
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1194145051/
[アニメキャラ(個別)]【アンチ】らき☆すたのかがみは臭い その3
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1194417758/
[アニメサロン]【らき☆すた】柊かがみの放つ悪臭について
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1194867628/
[アニメサロン]柊かがみの生放送ブボボ(`;ω;´)モワッ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1195383196/
[アニメサロン]■■泉こなたは現実に居たら絶対いじめられる■■
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1182780039/
[アニメ2]かがみは剛毛
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1199436092/
[キャラネタ]こなちゃんうざいよ3
http://etc7.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1194145450/
[なりきりネタ]かがみがいじめをうけているようです
http://etc7.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1197989731/
[大学生活]「泉こなたを自○させる方法」を考える11
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/campus/1199462170/
[大学生活]木冬かがみが大学でぼっちになっているようです4
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/campus/1197985961/
[孤独な男性(仮]●●らき☆すたの四人を犯す方法●●
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/alone/1180331857/
[モナー]( ̄ω ̄・) ←を虐待するスレ
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mona/1171466868/
40名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 16:07:28 ID:8vaN4SQP
♪  ∧_∧
   ( ´∀` )))
 (( ( つ ヽ、   ♪ ウヨ脂肪♪
   〉 と/  )))       ウヨ脂肪♪
  (__/^(_)

    ∧,_∧ ♪
  (( (    )
♪   /    ) )) ♪ あばばば♪
 (( (  (  〈        ほすほすほすほす♪
    (_)^ヽ__)

41名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 16:50:45 ID:GVCgPO3P
前スレ埋め乙です
42名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 17:04:44 ID:Qh3q76ue
        _
       〃⌒ヽ
       {{
        ヾ、___/ヽ___     埋めちゃったZE、しかし本スレ誤爆したww
         /::.::.::.::.::.::.::.::.::|::.::.::.::.:>
      /::.::./::.::.::.::.::イ::.::.|::.ヽ::. \    新スレおめ!
       |::.::/::.::.r::ナメ |::.::∧ヽ}::.:r、:\  前スレの埋めでネタが被っちゃってごめん!
       |::. レ'::.::.〃  |::./ ∨|::.:リ\:|
      |::.::.|::.;イ≡≡|/ ≡≡l:.::|    もうそろそろ毎回は埋めなくていいかな。
.       〉::.:K}::ヽ''' 、__,   ゚{::ト、|    他にやりたい人いるだろうし、流石に先生に「ここはお前の日記(ry」って怒られちゃいますヨw
       |::.:/::.|:.::.:ヽ し' ,.イ::l
       /::/::.::j::>‐-、ヽ7フノ/::/      あ、それはどうでもいいんだけどね。お礼!お礼!
.     /::/::.:://   \:/::/       保管してくれた中の人達ありがとー。いつも見てくれた人もありがとー。
    /::/::.::// l     厂        やっと言えた!職人さんが全レスする気持ちがわかったような、わからないような。
     |::.{::. // ∨    ヽ
     |::.|::.レ'   L_,.r┬┘        ……とかデレてみちゃったりw
     |::.|:/     |:::::::::|          さて、鏡開きを待つか。いや、鏡開かせ…?
43名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 17:49:19 ID:TV1kpiOa
埋め乙
って誤爆したのかよww
やっぱりこなたにはかがみんがついてなくちゃ駄目だ
44名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 18:15:35 ID:vK09+wg6
>>42 いえいえまだまだ続けてほしいと思ってますヨ
 ところで9スレ埋めのこなたのセリフも気になる!
 ただ単に8スレを埋められなかった事と受け取っていいのですか

話は変わりますが今は流れがゆるいので画像掲示板で見た
ちょっと面白かったのを貼ってもいいですよね?

ttp://www.raki-suta.com/img/res/10289.html#i10956
の下のほうの10961のコメントに吹いた

あと
ttp://www.raki-suta.com/img/res/10943.html#i10943
の10943と10948のボケとツッコミも
45名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 19:16:19 ID:ydfOYvvV
>>1
乙です
新スレ明日くらいかなと思っていたら、もう立っていてワラタw
早くもSS職人さんたちが・・・
皆さん乙です ! 
11スレ目もこなかがカップルを広めるべく、皆でがんばりましょう !
46名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 19:33:35 ID:Qh3q76ue
レスするならイマノウチ
>>43
かがみん…フォローして欲しかった…… ≡ω≡.
>>44
発言に特に深い意味はないよ。思わせぶりでごめんなサイッ ≡△≡;
47名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 19:35:45 ID:wI5N/EMQ
かがみはこなたが居ないと死ぬって本当なの?
48名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 20:00:50 ID:TV1kpiOa
禁断症状は出るよ
49名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 20:13:49 ID:sOU6btir
こなたに逢えないときのために
かがみの部屋には大量のこなたグッズが。
写真はもちろん、こなたの匂いがついたものや
こなたが触れたものなどいろいろ。
それらをベッドに敷き詰めて眠るのです。
かわいいかがみ(=ω=.)
50名無しんぼ@お腹いっぱい:2008/01/08(火) 20:50:20 ID:1dP8CXQF
この位置からだと、かがみはこなたの尻を撮っているな

ttp://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date65971.jpg
51名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 20:56:57 ID:d2frc9QB
今日やっとはぐ☆ハグかがみん読めた…
本気で悶え転がる寸前になった。ヤバスギル
最高デス
524-234:2008/01/08(火) 21:24:28 ID:o7JJDUvJ
どうも、こんばんは。4-234です。
続きものは久しぶりですね…。随分間が開いてしまってすみません…

『梅雨前線』、『始まりの予感』の続きです。

・本編3レス失礼します
・シリアス注意!!
・名も無き男が出てきますが…多分大丈夫だと思います
53名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 21:26:09 ID:vh4ZCxHd
キスするなら個人的にはこなた→かがみがいいんだけど
かなり少数派らしい……

>>47
たぶんガチ情報
54名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 21:34:31 ID:o7JJDUvJ
ありゃ?なんだか書き込めないのでまた改めて投下します
すみません!
55名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 21:34:49 ID:6rKYJw7j
>>53
常識的に考えると死ぬはずないだろって言いたいけど
このスレでこういう考えは無用かな?

普通に仲の良い二人が好きな俺がお送りしました
56名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 21:42:35 ID:TDdkeuBY
>>54
おう残念…
避難所スレの方に投下してもらえれば、自分がこちらに代理投下しますがどうでしょうか。
57名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 21:47:01 ID:rHtyx7B9
>>54
wktk→(´・ω・`)ショボーン
い、いつでも待ってるんだからねっ!
584-248:2008/01/08(火) 21:55:30 ID:w1h0xNoK
まとめてしまって申し訳ないのですが
>>21>>34
お二方ともGJです!!

それから前スレでよくわからない落書き漫画にコメントくれた方々
ありがとうございました!
復活する日も近い…かもしれません(´・ω・`)
59名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 21:58:45 ID:o7JJDUvJ
>>56
すみませんお願い出来ますか?
先程避難所の方に投下させていただきましたので…
そして管理スレの方に投下していたことにさっき気付いて私涙目…

なんでSSは投下できないんだろ?
60名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 21:59:22 ID:wI5N/EMQ
蒼☆菫がようやく手に入った。
やばい…これは凄くやばい!
告白するまでの経緯がこなかがらしくて凄く良いが、ディープキスの所で20分は眺めてしまう…
にやけ過ぎて頬の筋肉が痛くなった。
61名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 22:00:54 ID:TDdkeuBY
>>59
了解しました、では代理投下させて頂きます。
62零れ落ちるもの:2008/01/08(火) 22:02:21 ID:TDdkeuBY
私はあいつのことをどう思ってるんだろう?昨日からそんな問いがぐるぐる頭を巡ってる。
オタクで、小学生みたいな体型だけど運動神経抜群。飄々として掴み所がないけど
決して本気で人が嫌がることはしないあいつ。
…私の大切な『友達』。
一晩たっても、その答えは変わらなかった。

そもそも同性同士なのよ?あいつは関係ないと言ったけれど、子供を産むことも、
ましてや結婚することすら許されないこの国で、女の子が
恋愛対象になるなんて昨日までの自分は想像すら出来なかった。
…いや、こなたの漫画やゲームでそういったものは見せられていたし、
現実に同性愛者が居ることも知っている。それを否定しようとは思わない。
ただ、それは何て言うか、薄い膜で隔てられた向こう側に起こる出来事で、
自分には直接関りあいのないことだと思っていた。


私はいままで通りを望んでる。

それが私の出した結論。…だけどやっぱり昨日の今日じゃ体も心も重い。
風邪から快復したばかりのつかさに、昨日のことを相談出来るはずもなく
どんよりと心が曇ったまま刻々と待ち合わせの時間が迫って来る。
つかさから風邪を貰えないかな、とかちょっとだけ思ったけれどそこまで神様は甘くないみたいだ。
ついでに、なにもないのに学校をサボれるほどの度胸は私にはない。

「こなちゃん、今日も遅れて来るかなー?」
「…そうね…」

こなたは夜遅くまでネトゲをしているせいかいつも5分程遅れてやって来る。
一度それに合わせて、今の待ち合わせ時間から5分後の時間にしたら
横着してその時間よりもまた5分遅れて来るようになってしまったから元に戻したのよね。

つかさに生返事を返しながら、もしかしたらあいつの方が来ないかもと思う。
考えてみれば、十分有り得る話だ。こなたにしてみれば失恋したんだから。
その相手に会うなんて普通は気まずいだろう。
63名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 22:06:55 ID:GVCgPO3P
規制?
64零れ落ちるもの:2008/01/08(火) 22:09:34 ID:TDdkeuBY
だけど、予想に反してこなたはきっちり時間通りにやって来た。

「おはよー、お二人さん」
「おはよう、こなちゃん。今日は早いねー」
「ぬおっ!いくら私だからって毎日遅れて来るわけじゃないんですぞっ!」

……普通だ。普通過ぎる。確かに昨日『明日からは今まで通りにする』
と言っていたとはいえ、あまりに何事もなかったかのような態度に
私の方が夢を見ていたんじゃないかと思って来る。

「どったのかがみん?乗り遅れるよ?」
「あ、う、うん」
いつの間にか目の前にはバスが止まっていた。
飛んでいた意識を戻し、慌てて体を動かす。


――バスに乗る寸前、私にだけ聞こえる声でこなたが囁いた。

「昨日のことは忘れて?私もぎくしゃくしたくないし、さ」


……その言葉だけが、昨日の告白は夢なんかじゃないんだと、
どうしようもない程リアルなんだと、告げていた。


それからなるべく『普通に』、『いつも通りに』接することに努めた。
それは、私よりこなたの方が強く望んでいたんじゃないかと思う。

こなたがマニアックな発言をして、私がそれに突っ込む。みゆきとつかさは優しく微笑んでいて。
あの日のことを無かったかのように、きつく蓋をして取り繕う日々は
正直、心が痛む時がある。私はこなたの気持ちを踏みにじっているんだろう。
あの時のこなたはとても真剣で。一週間やそこらで、その傷が癒えるはずもない。
こなたは平気なふりをしているだけなんだろう。
その証拠に、学校ではいつも通りでいたけれど、あれから二人きりで遊んだことはない。
それでも、学校でのやり取りは楽しくて。この幸せが――いや、本当の幸せじゃなかったとしても――
無理の上に成り立っているとしても、願わずにはいられなかった。
こんな日常がいつまでも続けばいいと。


――そうしているうちに夏休みも終わったけれど、まだまだ外は暑い。
照り返すような日差しが万遍なく降り注ぎ、窓を全開にしていても
太陽に温められた生温い空気が入って来るだけで、なんの解決策にもなっていない。
ぐでんぐでんに溶けた頭を下敷きで時たま扇ぎながら、私たちは四人で昼食をとっていた。
「あ、そういえばさー」
思い出したように、こなたが突然声をあげた。暑さのせいか
心なしかアホ毛も萎れている。
「どうかされたんですか?」
65零れ落ちるもの:2008/01/08(火) 22:11:31 ID:TDdkeuBY
三人を代表してみゆきがこなたを促した。
そして、こなたが喋り始めた内容は……私にとって核爆弾級の代物だった。


「私、告白されちゃった」


「え!?誰にー!?」
「えーと……私もよく知らないんだけどさ、A組の……」

頭が、真っ白になった。

確かにこなたは胸もないし、オタクだけれど
小動物的な可愛さがあるし性格だっていい。
つまり、自分では気付いていないかもしれないけれどモテる要素は十二分にある。
私だって、あの時男か?と疑ったんだし、実際応援もするって言ったんだから
私はこんな時、少し冷やかしたりして、その後は二人を見守ったりしなきゃいけないんだろう。
でも、何故か、素直に祝福することが出来ない。

……なんで……?

あの日とは何か違う想いが芽生えている、と感じたのはこの時だった。
…もう、遅すぎたのかもしれないけれど。

「…で、あんたはどうするの?」
大丈夫だろう。仮にも私に告白したんだから。
…なんて、断った私が思うのはおかしいんだろう。矛盾している。
だけど、それが今の私の本心だったんだから仕方がない。

「んー?……付き合ってみようかと思ってる。私、そーいうの初めてだからさ。どんなもんかなって」
「うーん…そうやって付き合い始めるのも有りかなあ?ゆきちゃん」
「そうですね…相手の方をよく知らないのであれば、お友達から、
というのはどうでしょうか?泉さんの気持ちが不確定なままお付き合いするとなると
相手の方の気持ちに応えられないかもしれませんし…」
「おお、なるほど!みゆきさん、ぐっどあいでぃあ!!」


世界が、私だけを取り残して回っているみたいに思えた。楽しそうに話をするこなたたちが
どこか別次元のことのように見えて、頭の中にはさっきにもまして「なんで?」が流れている。

私に、好きって言ったのは?

キスしたくなるぐらい好きなんじゃなかったの?

どうして私はこんなに心乱されてるの?

私、こなたのこと『友達』としか思えないんじゃなかったの?

なんで?なんで?なんで?解らない。解らない。解らない。

こなたのことも。そして、自分自身のことも。
6661:2008/01/08(火) 22:14:13 ID:TDdkeuBY
以上で代理投下完了しました。
送信したはずなのに、何故か書き込まれてなくて手間取りました、すみません。
674-234:2008/01/08(火) 22:17:22 ID:o7JJDUvJ
>>66
本当にありがとうございます!!
感謝してもしきれません!本当ここの住人の皆様は優しい……
68名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 22:24:37 ID:GVCgPO3P
>>67GJです
こなたが付き合いを始めてから「転」が訪れるのか
「転」の時期によって展開が大きく変わるので続きが楽しみです

>>66乙です

それから避難所の方、もう一つ投稿専用スレを立てた方が分かり易いかもしれませんね
6910-45:2008/01/08(火) 22:25:45 ID:PSog43eY
>>26
気づきませんでした、支援ありがとうございます〜
支援もらえてたのに、なぜか連投に引っかかりました(;´∀`)

>>35 >>37
かがみに頑張らせますヽ(`Д´)ノ

4-234氏 及び >>66
リアルタイムで……!
自分の中のこなたへの思いを廻らせて、混乱状態に陥っているのが
とても上手ですね〜。
この後、こなたがその男と友達から初めて、どうなるのか……。
続き、楽しみにしてます!
70名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 22:27:19 ID:d2frc9QB
>>67
GJですぜ
こなたはもしかして、
みんなと「いつも通り」になるためにかがみへの気持ちを振り切るつもりで…?
かがみも早く自分の気持ちに気づいてほしいなぁ・・・
シリアス系はこういうもどかしさとかがたまらない
71名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 22:30:31 ID:9FT8cmeV
549 名無しくん、、、好きです。。。 sage New! 2008/01/08(火) 22:17:36 ID:++fIDKuW
まてまて落ち着けこなかがは考え過ぎか・・・そもそもそんなモードがあるかどうかもあやしいしな☆
それとコンプね

おたふくソース
ttp://monoganac2.sakura.ne.jp/src/milktea20053.jpg
ブルドックソース
ttp://monoganac2.sakura.ne.jp/src/milktea20054.jpg
ソースネクスト
ttp://monoganac2.sakura.ne.jp/src/milktea20055.jpg

ところで立木パパンも素敵だがこなたの『ごめん、ゲームきらいなの』はたんにツンデレモードなのか?
それとも主人公とケンカする盛り上げツンデレフラグか・・・?
条件うんぬんでは先生も?(結局謎だらけでゲーム発売日か


550 名無しくん、、、好きです。。。 sage New! 2008/01/08(火) 22:29:07 ID:QoyuY2En
二枚目に
>隠し要素では彼女とこなたが……!?
って書いてある件


551 名無しくん、、、好きです。。。 sage New! 2008/01/08(火) 22:29:56 ID:EcLWVVNx
>>549
これは名前を柊かがみにすることでかがこなモード発動だな
727-428:2008/01/08(火) 22:35:07 ID:ZR27F8wq
以上です。
読んで下さった皆様ありがとうございます!
多分次で終わる…かなあ…?
そして鏡開き間に合うんだろうか私…
(4-234氏の避難所に書き込んだコメント)


みんな楽しみに待ってるって表れでしょう。
私もコピペして拾ってきましたよ。続き気になるもん。


質問なんですが
お年玉をもらったので、ハルヒの激奏を見ました。
そこでこなたが見た「God knows…」ってみくるから数えて10曲目なんですね。
その間二人の間に動きは無かったのでしょうか?
ここのスレではどう、まとまってますか?
教えてください。

なんだかこなたが放心してるのは、「今頃代わられても・・・」って思って・・・。
邪念が入ってSS書けない
73名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 22:42:06 ID:voUSpE+i
>>67
GJっす!!
この頃結構シリアス系多いですよねー。
シリアス系は続きが気になって気になって…
冬休みおわったのに宿題全然終わってない…
けど気になって…orz
続き楽しみにしてます!!!
74名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 23:12:49 ID:TV1kpiOa
>>71
えっwこれはこなかがモード期待して良いのか?
75名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 23:14:15 ID:6+T9sbh3
恋愛(ゲー)達人のこなたがかがみの想いに気付かない事は無いはず。
ただ、こなたはイベントCGは一週目でもなるべくコンプする派だから
気付いていないふりをしながら、わざとかがみと二人きりの時にべたべたどアップで会話したり、
わざとひよりんと仲の良いところを見せつけたりといったフラグ作りに余念が無いんだよ。

と考えるようになったら、シリアス系の話も何となく悪こなた大作戦みたいな感じに。
もちろん最後は、嫌われるのを覚悟で半べそになってレズをカミングアウトする
かがみを抱きしめてグッドエンディング達成。二週目に突入する。
76名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 23:17:58 ID:1mvBAEnm
>>67
GJです!!かがみの内面が深くて、読んでるこっちにもぐっと来るものがあります。
男の登場がどんな影響を与えるのか……wktk


2巻p131 濡れ衣 よりネタ受信

かがみ「あ しまった世界史の教科書忘れてきたっ 復習して机の上においたままだ」

かがみ「こなたー 世界史の教科書貸して――置き勉してるでしょ?」
こなた「うん いいよー 珍しいね」

『かがみん大好きっ!!(落書き)』
かがみ「ぶっ!!」

独身女教師「ほぉ 柊 こりゃまた随分楽しそうな教科書やな?」
かがみ「え!?いえ これはその―――!!」
7761:2008/01/08(火) 23:26:44 ID:TDdkeuBY
>>67
遅れましたがGJです!
礼には及びませんよ、続きが読みたいがためにやったようなものですので。
次回も楽しみにしてます。

>>63
支援ありがとうございました。

>>71
これは…期待していいのかな。夕焼けの中、手をつないで二人で帰路につく、ぐらいの話でも俺は大満足だよ。

思えば鏡開き、ゲーム発売、バレンタイン、とまだまだ燃料には困らないな。
78名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 23:42:48 ID:Dx9fl76L
>>71
これはもう、公式でこなかがモード確定の情報だね
明後日発売のコンプ情報らしい。
7910ー79:2008/01/09(水) 00:00:11 ID:8/uR1QLI
>>1乙です!
>>67さんGJ!
続きは全裸で待機してますのでw


保管庫でのコテを使わせていただきました。
前スレではお世話になりました。喜んでくださった方、誉めてくださった方、皆さんに感謝ですw
アフターストーリー、鏡開きの日に投下させていただきますね。よろしくお願いします。


今回は作風を変えてみました。シリアスが本職なんで、甘々は初挑戦です。
では2レス借ります
80スバラシキセカイ 1/2:2008/01/09(水) 00:02:30 ID:Fj+8ATIH
キーンコーン・・・カーンコーン・・・

5時間目の余鈴が校内に鳴り響く。あと10分。
なのに、あのツインテールが見つからない。おいおい・・・貴女がいないと私は怒られる。
珍しく昼休みも私達のクラスに来なかった。あの寂しんぼめ。どこに行きよった?




「おーい、みさきち!」
「よぉ、チビッ子。どしたぁー?」
「あのさー、かがみん知らない?」

隣のクラスを見渡しても綺麗なパープルがない。
私はあの髪が好き。つかさのショートもいいけど、ツインテールは、冗談抜きで、欲しい。
さらさらと風になびいたり、光に映えたりするあの長い髪が私のお気に入り。

「昼休み、そっちに行かなかったか?柊のやつ、すぐにどっか行ったぜ?」
「んー、そっか。ありがとーみさきち。」

みさきちも俺の嫁の居場所を知らない。どこへ消えたんだよ。
あと5分。でもあの真面目なかがみが、5分前に席に座っていないのも珍しい。

「あ、泉ちゃん。」
「何?峰岸さん?」

峰岸さんが私に、私にはできないような微笑みをくれる。
でも、あのうさちゃんの微笑みは、もっと萌え・・・もとい、可愛らしい。
今日はまだ見ていないような気がする。私にとっての太陽を。

「柊ちゃん、探してるんだよね?もしかしたらね・・・」
81スバラシキセカイ 2/2:2008/01/09(水) 00:03:27 ID:Fj+8ATIH
キーンコーン・・・カーンコーン・・・

2度目の鐘。あー、もういいや。完璧に授業には遅刻する。それよりも、私には気になることがある。
コツ、コツ、コツ。
リズムよく昇る階段の先。そこには一枚の壁。異世界への扉ではない。でも、その先にあるのは大事な、なくせないモノ。

「あー、いたいた。」

屋上はいつ来ても綺麗だ。広がる青空。流れる雲。走る風。気持ちがいい。
そして中央に寝っころがり、寝息を立てる寂しんぼツインテールうさぎを発見。

「かがみ。」
「・・・ん」

声を掛けるとめんどくさそうに目をあけるかがみ。
よっぽど、無理して勉強してるんだろうな。顔には疲労が浮かんでいる。

「ぱんつ見えちゃうぞ。」

冗談でも言えば起きてくれるかな?でも、寝起きのかがみには意味がなかった。

「・・・ん・・・別にいい・・・」

・・今なんと?

「・・・起きないと・・・キスしちゃうぞ。」
「・・・いいよ、別に。」

・・はい?貴女、そんなにデレキャラでしたっけ?いつもは9割拒否するのに。

「・・・かがみ?起きないと授業が・・・」
「・・・こなたも一緒に寝よ?」

プツン。切れました。
黒井先生授業さぼります。あとかがみもさぼります。
だってさ、こんな猫なで声を出されたら、理性なんて壊れちゃう。
受験生、授業中、公共の場、女同士。
今はそんな楔や柵から抜け出そう。少しでも、貴女の傍で、貴女の望みを叶えたい。

「じゃ6時間目は授業に出ましょーね、かがみんや。」
「・・・うん。早く寝よ?こなた。」

きっと6時間目の前に起こして、かがみの脳が起きたら、今の事なんて覚えてないかも。
それでもいい。私しか知らない、かがみ、時間。

「かがみおやすみ。」
「こなた、おやしゅみ。」

誰も知らない昼下がり。私だけの秘密。神様も見ないでね。太陽も向こうを向いていて。
今だけはこの世界は私と甘えん坊かがみの世界。たまには良いよね?
8210ー79:2008/01/09(水) 00:05:41 ID:Fj+8ATIH
どうでしょうか。前作とは全く正反対な感じになっちゃいました。
・・・やっぱりシリアスの方が合ってるかもw
83名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 00:05:54 ID:gnOQEdVH
>>71

こなた
「……ネームエントリーに秘密が、というくだりを見て……
……『R』……レーシングラグーン……
……あの衝撃を……
……思い出しちまったのさ……

……(ザー)……」

かがみ
「……アンタ、ほんといくつだ?
 ところで、スクープって"SCHOOP"じゃなくて"SCOOP"だと思うんだけど」
84名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 00:07:15 ID:gnOQEdVH
わあ、リロード忘れてあやうく割り込むとこだった……すいませんorz

髪の色でかがみを表現するところとか、詩的でよかったです。GJ。
85名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 00:08:13 ID:k3zH09K9
>>82
GJ!
寝ぼけて舌が回ってないかがみ可愛すぎwww
学生時代一度でいいから屋上で昼寝したり、お昼とか食べたかったな、と
こういう屋上でのんびり、的なものを見ると思う・・・
868-616:2008/01/09(水) 00:13:12 ID:cgi1PGVB
>>82
リアルタイムGJです!
屋上でかがみが寝ているのが何か新鮮で良かったです。あと微妙に赤ちゃんみたいな言葉使いになってて悶えました。
きっと6時間目もサボって二人で過ごしそうw
875-974:2008/01/09(水) 00:13:50 ID:NZJvEm2O
SSいきまつ。2レス使用。



「想う二人」


ーーーこなたの想い

夜、家でめずらしく宿題を進めているとき、ふと今日のことを思い出した。
からかったり、くっついたりすると、自分の期待通りの反応をしてくれるかがみ。

いつものように楽しく話すかがみ。
私の話題についていけず、呆れ顔のかがみ。
だらしない自分を叱ってくれるかがみ。
顔を赤らめる照れ屋さんのかがみ。
時々、すごく優しい顔を見せてくれるかがみ。
私にだけ見せてくれるツンデレのかがみ。


「…くふふ、 かがみん…」
私の顔が自然にほころぶ。

「おねえちゃん…なんだかとっても嬉しそうだね」
ゆーちゃんが尋ねてきた。
「うん〜、かがみってば、クールなフリしてるのに、私の言うことにいちいち反応してくれて萌えるんだよねぇ〜。ホント可愛いよかがみんは♪」
「あはは、そうなんだ〜」


明日はどうやって、からかってやろうかな?
かがみは、明日どんな顔を私に見せてくれるのかな?
それを考えると、わくわくしてくるし、あったかい気持ちになる。


「宿題、もーいーや!明日、かがみに見せてもらおーっと!」
私はいろんな期待を浮かべてにやにやしながら、布団に寝込んだ。


88名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 00:16:47 ID:NZJvEm2O
ーーーかがみの想い

宿題を終えて、一息ついた頃。
寝る前に、ラノベを読むのが私の日課。

ベッドの上で枕を抱きながら、今日の事を思い出す。

私の頭の中に浮かぶのは、いつものようにおどけるこなたと、それに対してツッコんでいる自分。


私がいくら注意しても聞かないこなた。
私が分からないアニメの話を楽しそうに話すこなた。
調子に乗り過ぎて、私に怒られるこなた。
いっつも私をからかってくるこなた。
帰り道、私といろんな話をして盛り上がるこなた。
小さい体で、せわしく動く可愛らしい姿のこなた。
私に甘えてくるこなた。


「こなた…ちゃんと宿題やったのかしら?」


「お姉ちゃん?」
「わあっ!! …あ、なんだ…  …つかさか」
「どうしたの?」
「え…?なんでもないわよ」
「こなちゃんのことずっと呼んでたから電話してたのかと思って」
「…違うわよ。別にいっつもあいつと電話してるわけじゃないのよ」
「そうなんだ…お姉ちゃん楽しそうだったから…」
「…そ、そんなわけないでしょ!いっつもこなたに振り回されてばかりで大変なんだから!」



「別に私は…あいつのことなんて…     …友達だけど」

「…」
また、ぼーっとしてしまう。頭の中が熱くなって落ち着かない。

「あ〜!今日はもう寝よっと!」
ラノベを読むのはやめにして、布団をかぶる。

「もぅ…明日は宿題忘れてくるんじゃないわよ… …こなた…」
私は枕に顔を埋めた。
895-974:2008/01/09(水) 00:22:13 ID:NZJvEm2O
…なんか微妙だな。
最近壊ればっかやってたから、たまに真面目にやろうとするとこれだorz
しかし、ちゃんとした純愛ものも書きたいものだ。


現在、壊れネタ一つスタンバイ中だけど。
90名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 00:26:07 ID:y+YfF7Ww
>>82
GJ!前作と趣が違うけどこういう甘いのも好きだ。

>>83
そうさ、俺はこう言ったのさ…Good Job、ってね…

>>89
こちらもGJ!
>「…くふふ、 かがみん…」
これにやられた。スタンバイ中のSSも楽しみにしてます。
91名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 00:29:47 ID:S+0JJ4bY
>>82
G,G,G,…GJ(鼻血が)
眠そうに目を開けるかがみの顔が、けだるそうな声が…こなた視点で再生される

>>89
二人が同じ夢が見れますように…GJ
92名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 00:59:49 ID:Pw72cBsW
>>82
十分甘甘でもやっていけると思いますよ〜w
自分も甘甘書きたいですけど、ここまで出来ませんw
鏡開きの日、楽しみにしています

>>89
微妙なんかじゃありませんよw
2人のそれぞれの思いが上手く対比されてると思います。
次の作品も期待しています
93名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 01:09:13 ID:zQH9BlvF
みんな!メガミマガジンを買おうか
94名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 01:18:11 ID:k3zH09K9
>>89
GJ!
違うようでだいたい同じこと考えてる二人ですなぁ。
ホント二人はお似合いだ。いい夢見てな〜

>>93
何かあったんですかい?
まだ今月分発売までしばらく間があったと思うけど・・・
959-176:2008/01/09(水) 01:19:39 ID:Og53pQrK
9-176です。
若干遅れたけど続き(前スレ595の)投下します。
3レス使わせてもらいます。
969-176:2008/01/09(水) 01:20:00 ID:Og53pQrK
きっかけを待っていた。
でも、しばらくして気付いた。
きっかけは自分で作らなきゃいけないってこと。



『かがみへ』



あ、かが……

声は出なかった。
私は、クラスメイトと話してるかがみの姿を、ただ眺めているだけだった。

私らしくもない。

「そうそう。あはは、ゆきちゃんどんだけー」
「つかささん、顔に何か付いてますよ」
「え?本当?」
「少しじっとしていて下さいね」

昼休み。つかさの弁当は、かがみが作ったのかな。

「そういえば昨日お姉ちゃ…あ」

別に、気使う必要ないんだけどね。
いつの間にかNGワードになっていたかがみの名前。

「かがみがどうしたって?」
「う、ううん。大したことじゃないから」

いつものチョココロネは、全然甘くなかった。

一人暮らししようって決めたのは、もうかがみに頼らないため。
それなのに、私はすがりついてしまった。もっと、かがみに近付きたいと願ってしまった。

結果、私はかがみを苦しめた。

自惚れかもしれない。それでも、謝りたい。
このまま別れたら、ただの逃げになっちゃうから。

中途半端な気持ち。
真剣に向き合おうとしないで、ただ楽しければそれでいい。

卒業して、みんなバラバラになって、それで終わり?
かがみへの気持ちは、それで忘れられるの?


☆ ☆ ☆
979-176:2008/01/09(水) 01:20:28 ID:Og53pQrK
 かがみへ

 ごめん。
 ウソついて、ごめん。

 黙ってて、ごめん。
 私、○○大に受かった。
 だから、卒業したら一人暮らしするんだ。
 そしたら、かがみにもあまり会えなくなるね。

 いつも心配かけて、ごめん。
 いつも迷惑かけて、ごめん。
 ねぇ、受験失敗したのは私のせい?
 あのとき、電車の窓から見えた顔。
 気に留めるべきだったよね。

 それから、直接言えなくて、ごめん。

 愛しのこなたより

「文才ないなぁ…」
「私のセリフだ。しかも、最後の愛しの…ってなによこれ」
「さぁ?」
「あんたって、バカでしょ」
「失礼な…」
「びっくりしたわよ。朝来たら靴箱に手紙入ってるんだもの」
「ラブレターかと思った?」
「思わないわよ」

かがみは手紙をくしゃっと丸めた。

「勝手に悩んで、勝手に決めて、相談くらいしてほしかったわ」
「勉強とか、この時期はみんな忙しいかなーって…」
「それから、落ちたのはあんたのせいじゃないから。ちょっと油断してただけ」
「……ふーん」
「ほら、帰るわよ」
「あ、ちょっと待って!」

慌てて紙袋を取り出す。

「はい、かがみん♪」
「…なにコレ?」
「チョコだよ。去年もらったから、そのお返し」
「あんたねぇ、バレンタインのお返しはその一ヶ月後だって知ってた?」
「いいじゃん。勉強でお疲れのかがみ様にーってね」
「受験終わった余裕か?あんたが先に大学決まるなんて、なんか無性に悔しいわ」
「………ホントは同じ大学行きたかったんだけどね」
「ん?何か言ったか?」


☆ ☆ ☆
989-176:2008/01/09(水) 01:21:05 ID:Og53pQrK
結局、書けなかった二つの文字。

私たちが、ホントの両想いになれたら………。

「ほら、行くわよ」

お互い、本当に想い合うことができるようになれたら………。

「うん♪」

このチョコは、今の精一杯。

「…様子くらい、見に行ってやるわよ」
「へ?」
「一人暮らし。あんただけじゃ不安だわ」
「結局、私は心配されちゃうんだ」
「いいのよ。子どもは世話がかかるくらいがかわいいんだし…」
「むふふ〜そんなに私がかわいいの?」
「う……あ、あーそうよ!あんたはかわいい!!最っ高にかわいいわよ!!」
「照れるかがみもかわいいよ〜。いや、この場合はデレるが正しいのか…」
「どっちでもいいわよ」

私たちの物語は、まだ始まったばかりだった。


☆ ☆ ☆

以上です。
なんかむりくりー

私のSSは今のところ全部繋がっております。
が、結構初めのほうでハッピーエンド書いてしまっているので、
あと2こくらい書いたら全く別の設定になると思います。
というかかがみ開き用に書いてたSS…orz
なんだこのバカップル。設定同じとかなんかむりくりー(しつけぇ
99名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 01:40:48 ID:S+0JJ4bY
>>98 GJ かがみの保護者キャラも自然ですしちょっと反省するこなたもいいです

リアル受験生の方も頑張ってください
100名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 03:25:25 ID:S+0JJ4bY
すばらしいが、ある意味残念だ
お絵かき掲示板参照

http://www39.atwiki.jp/konaxkagamatome/pages/387.html
101名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 03:56:42 ID:l62dEdHU
東ガル会の同人誌を思い出したw

一体どっちが出産したんだ!?
102名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 08:28:32 ID:zQH9BlvF
>>94
ポスターがついてるんだがもう結婚…な雰囲気になってた(〓ω〓.)
視点はかがこな?
…表紙はクラナドなんだがな
103みるく ◆MILKELR6d6 :2008/01/09(水) 08:44:56 ID:WL2U3JAI BE:1006905694-2BP(4054)
やばい よかった
104名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 08:51:46 ID:6oYHJ1RT
>>100
さて、今日も逝こうか

⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
105みるく ◆MILKELR6d6 :2008/01/09(水) 09:25:40 ID:WL2U3JAI
   /l、
   (゚、 。`フ
   」  "ヽ
  ()ιし(~)〜
106名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 11:01:14 ID:k3zH09K9
>>98
GJ
かがみはこなたの保護者っていうか、
世話焼きたがるあたりどこか母親みたいな感じがする

なんとなーく、だけどね。
1079-310:2008/01/09(水) 11:01:50 ID:clpE8PfR
>>22
>>23
>>35
>>37
>>58
遅くなり、また、まとめてしまって申し訳ないです。
皆さんコメント・応援ありがとうございます!

試験があったりして鏡開きに作品を投稿できそうにないですが、
少し遅れて続きを投稿したいと思います。

>>34
>>67
>>89
>>98
こちらもまとめてしまいますが、作品を読ませてもらいましたがGJです!
どこか切なさが漂う作品が多くて、リアリティが出てますね。

1089-310:2008/01/09(水) 11:05:33 ID:clpE8PfR
>>82
すいません、抜けてました;;
こういう雰囲気好きですね〜。
屋上とか、まわりと隔離されたところで二人きりというのは
こなたに言わせると、男のロマンになるのでしょうか?

かがみが可愛すぎですねw
こなたが引っかかってしまったのも分かります。
109名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 13:11:09 ID:2fcpHYEm
ss職人の皆さんGJです!!一括で申し訳ないですが。

近日発売らきすたのゲーム。こなかがルートがあるらしくwktkなのですが、
これは隠し要素になるのでしょうかね?
主人公の名前を柊かがみにすると突入、とか憶測は流れていますが。
こなかがルートがあるならそれしか攻略しないよ、私は。
110名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 14:49:32 ID:k3zH09K9
>>109
あえて最初は普通にプレイして、
最後にこなかがルートで男が絡んで荒んだ心を癒す、というやりかたも・・・。
たぶん俺はそういう流れでやると思う。
そういうルートがあれば、の話だけどさ
111名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 15:47:30 ID:CoBXgEpE
鏡開きの日でもないのにSSラッシュ・・・まとめて申し訳ないのですが、皆さんGJです !

>>109
その情報本当ですか !? よかった・・・予約してたの無駄にならなかった !
でも、隠し要素というのが悔しいですね。堂々と正規ルートのひとつとしてこなかがルートがあれば
胸を張れたのに。
こなかが支持者は結構いると思うのですが、隠し扱いだと日陰者扱いされてるみたいで少し残念
でも、ルート確認できただけでとっても嬉しいですけどね !
112名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 15:52:29 ID:4XFYyvoP
転載させてもらう
ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader555748.jpg

確かに思わせぶりな書き方だが、ルート確定と言うのは早計な気がしますぞ
113名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 16:03:29 ID:mCs6Ewle
>>111
全員が全員、こなかがを容認できるってわけじゃないしさ
こなかが要素を入れるとしたらおまけや隠しルートぐらいでちょうどいいのかもしれん


もしあれば、俺は枕に顔を埋めて足をバタつかせて喜ぶだろう、ってのは言うまでもないが
114名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 16:13:10 ID:/CTjSjeQ
>>112
>>71で既出(悪)
115名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 16:38:18 ID:4XFYyvoP
>>114
最初に見たのがこのスレだってことも忘れていた僕はどうしようもないと思いました
116名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 16:43:35 ID:TKutaC0V
いかんっ!こいつは重症だ・・・
117名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 16:57:57 ID:O60Uah1l
なんぞこれー(笑) じじゅうしろ(笑) ゆとり乙(笑) おっくせんまん(笑) レッツゴー陰陽師(笑)
永井先生(笑) 〜が選んだアニソン(笑) 〜はもっと評価されてもいい(笑) MAD(笑) 俺の嫁(笑)
らきすた(笑) 佐々木(笑) 職人乙(笑) アイドルマスター(笑) 〜は大変なものを盗んでいきました(笑)
何故殺たし(笑) 〜したら死亡(笑) ずっと俺のターン!(笑) ktkr(笑) ウホッ(笑) アッー!(笑) 
wktk(笑) バロス(笑) チート乙(笑) よう兄弟!(笑) 弾幕(笑) カオス(笑)、きしめん(笑) 
テニスの王子様(笑) 才能の無駄遣い(笑) 〜歌ってみた(笑) WAWAWA忘れ物〜(笑)
バーロー(笑) F5連打(笑) ハルヒ(笑) うたってみた(笑) えーりんえーりん(笑) アンケート(笑) 
まっがーれ(笑) ゴム(笑) 谷口(笑) 水色(笑) 簡単でしょ?(笑) ちゅるやさん(笑) 
HA☆NA☆SE☆(笑) 逆再生してみた(笑) zipでくれ(笑) ぬこ(笑) キーボードクラッシャー(笑)
エアーマンが倒せない(笑) 改造マリオ(笑) 組曲(笑) あいしてるううう(笑) ゼブラ(笑)
チーターマン(笑) ニコニコキッチン(笑) ねこ鍋(笑) 初音ミク(笑) みっくみくにしてやんよ(笑)
ニコニコ5(笑) 松本ぼんぼん(悲) びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛(笑) フタエノキワミ、アッー!(笑)
東方(笑) 京アニ(笑) コゲどんぼ(笑) スクイズ(笑) CLANNAD(笑) ガチホモ(笑)
ゆとりにはわからない(笑) 踊ってみた(笑) 作者は病気(笑) 全自動卵割機(笑) JAM Project(笑)
AIC(笑) 国際ニコニコ映画祭(笑) とかちつくちて(笑) /hidden(笑)
118名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 18:35:45 ID:KT1TbRXY
まぁ、元々こなたとかがみが舞台でキス(演技だが)する予定だったというシナリオだからな。

こなたが冗談でキスシーンをするとか言い出して真に受けたかがみが本番中に本当にキスしてしまい、舞台終了後に動揺したこなたがどっかに行ってしまう。
慌ててかがみはこなたを探すが…?

…とこんな展開かな?
1199-310:2008/01/09(水) 18:40:17 ID:clpE8PfR
すいません、>>8においてミスしてました…。

自分の作品のタイトルなんですが、『聖なる夜は素直に』ではなく、『聖夜は素直に』でした(汗
保管庫を管理している方に、訂正をお願いしたいのですがよろしいですか?

自分で変更できるのであれば、その方法などを教えてもらえるとありがたいです。
お手数をお掛けしますが、よろしくお願いしますm__m
120名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 18:46:26 ID:UHpFIPvX
121名無しさん@お腹いっぱい:2008/01/09(水) 19:10:46 ID:QfN+TgCA
女がこなかが呼んでたらどう思う?
122名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 19:35:38 ID:hW/86Suy
かがこなルートあったら、
かがみアタック → こなた華麗にスルー
を一回でいいからやってくれ!これは萌え死ねる。
123名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 19:45:35 ID:2fcpHYEm
>>118
その展開想像したら萌えました。
本当はそういうところで主人公として登場、二人をくっつけるために走り回る、というのをやりたいんですよね。

以前、このスレで誰かが作ると言っていたこなかがゲーではそういう役回りも欲しいな、と欲を言ってみる。
124名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 19:45:40 ID:QlOnp0Rt
こなかが隠し要素はストーリーとかじゃなく
1枚絵か何かの特別グラフィックだと予想
125名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 19:48:41 ID:BiZ8rwhY
>>121
『お前ら〜ご機嫌よう!!でございます』と言ってみる。
ついでに赤白黄どの組み合わせがいいかも尋ねてみます!

まあそれは冗談として、このスレの職人さんの中にも女性はいるので
書き手+読み手の一人としては女性の視点からの考えとかを知れて勉強になるのですごく嬉しいです。
熱烈歓迎おねえさま&妹さま(笑)
126名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 19:48:44 ID:tM7wLn1S
特に。
俺男だけどたまにBLゲーとかやるし
127名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 19:49:56 ID:xjp1LHhr
>>124
ゲームの内容は普通のギャルゲーだから、そんな感じで刺身のツマ程度の扱いっぽいよな。
かがこな好きとしては嬉しいが百合好きとして釣られてるみたいで複雑だ・・・。
128名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 19:56:06 ID:2fcpHYEm
>>127
製作者の思惑なんて関係ない!
ようは我々が、こなた×かがみの組み合わせが好きだ、それでいいんだ。
もし、一枚絵でストーリーがなかったとしたら、それに至るまでの過程、そしてその後のラブラブwな展開を妄想することができる。
二人の幸せ、それがオレ達の幸せだろう!?
だからオレはやってやる。例え製作者側にどんな意図があろうとも、その一枚絵の為だけにやってやるさっ!!
1294-248:2008/01/09(水) 19:59:54 ID:E7C4L4DP
前スレ>>652さんがもうちょっと成長した2人が見たいとのことでしたので
遅くなった&落書きではありますがかがみを描いてみました
こなたもあわせて描きたかったんですが未来のこなたの姿がいまいち想像できなかったため
かがみのみになってしまいました…申し訳ありませんorz
それでもよければドゾー(´・ω・`)

http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro03906.jpg

あなたはだあれ?状態になっちゃってますが一応25、6ぐらいの設定です^^;
かがみは成長したらすごく美人さんになると思うんだ…!
130名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 20:11:29 ID:lyz44pIf
かがみは将来近眼になって眼鏡かけてるイメージが強い。
でも服装と雰囲気は129とほぼ同じイメージ。


こなたの将来は背は低いままだけど凛々しい顔立ちになってライダースーツを着用した女性ライダー的な感じかな。

因みにつかさは髪の毛伸ばしておっとりした感じになってかがみより背が高くなってそう。
131名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 20:15:43 ID:GOHbSDKj
>>121
描き手・書き手からして女性が多いので特に何とも。
あえて言えば男女両方に支持されてる方が嬉しいってくらい?


>>129
GJ!
職業はやはり弁護士をイメージして?

大人こなたはますますかなたさんに似てくるのがお約束?な気もするけど、
どうせなら違う方向に成長した姿が見てみたい。
あれだけ伸ばしていた髪をばっさり切ってショートにするなんてのもこなたらしくて良いかも。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 20:24:40 ID:Y7t/DJyX
>>129
この姿で異議ありって言ってそうですな(´・ω・`)
美人さんハァハァ…これはこなたも惚れるw

>>130
つかさが髪の毛長くなってるのは同意。
空気を読まないマジレスすると、女の子は高校生くらいになると、
体躯は横の変化はあっても、縦の変化はほとんどないから、
つかさがかがみより大きくなるのは想像できなかったりっ!
133名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 20:33:02 ID:lyz44pIf
つかさの背が伸びたというよりはかがみの方が先に成長が止まったと言うべきかな。
134名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 20:33:31 ID:Fcb1po5h
>>129
GJ!バリバリ仕事こなしてそうですね。

>>130
こなたの将来イメージが俺とまったく同じだ。
バイク乗りになったらギアやブレーキの操作が大変そうだな、とか思ってた。
135名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 20:35:16 ID:f5EGrteC
>>129
GJあなたの絵には癒される
でも、創作するのが負担になるような無理はなさらないで下さい
1368-784:2008/01/09(水) 20:50:43 ID:CoBXgEpE
>>129
これは・・・きっと弁護士になってますねw 凛々しいw

そんなこんなで落書きいきます
らんま二分の一読んでたら、なんとなく思いつきました↓
http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro03907.gif
嫁 (かがみ) を慰めるため身体を張る夫 (こなた) みたいな感じでしょうか?

PS2版、しっかりしたこなかがシナリオがあるといいですね・・・♪(期待)
137名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 20:53:26 ID:iO3+Ghy1
>>130
眼鏡は嫁から強要されたんだろうな
138名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 20:58:26 ID:P7Bzc5ix
昨日新スレが立ったばかりだと言うのにこの流れの速さ。職人の皆様GJです!
甘いもシリアスも素敵な作品ばかりで、画面の前でもんどりうってます。
GJだけじゃ言い尽くせぬ。

>>129 なんと美しいかがみ…こなたは一生かがみ依存症から抜けられませんなー

>>136 これはすごい照れ隠しw
    「確かこのへんにぶっ飛ばしたんだけど…」といってこなたを探しにいくかがみを想像しました。

身長はかがみは160超えるだろうなーと思ってます。
つかさも以外と伸びる?
柊家のお姉さま方が結構大きかったような覚えがあるし。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 21:03:21 ID:/CTjSjeQ
成長した姿といえば別の方向で>>100ですでに書き込んでるネタだけど
絵をかける人が保管庫のこれ見たらどんな感想なのかなあ
http://www39.atwiki.jp/konaxkagamatome/pages/387.html

しかしこの絵師さんってあの人なのかな?
140名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 21:15:41 ID:Fcb1po5h
>>136
GJ!このベタな展開が好きだw
141139:2008/01/09(水) 21:15:46 ID:/CTjSjeQ
>>129相変わらず繊細な絵でGJ、まだ悩めるひよりんモードなのですか
>>136あははGJ、流石にかがみの力では星になってキラリと消えるのは無理みたいですね

あれ?>>139の前に↑のコメントをレスしたはずなのに?
投稿された職人さんもひっかかってますが昨日から何か書き込みがおかしいみたいですね
誰かが書き込んでましたがやっぱり1/11に大規模なサーバーか何かの増強とか入れ替えとかあるのかな
14210-478:2008/01/09(水) 21:46:45 ID:P7Bzc5ix
そろそろ名乗ったほうが分かりやすかろうということで、10-478で今後統一させてもらいます。

私事ですが、明日〜鏡開きの日にネットにつなげそうにないので、
申し訳ないのですがフライングで絵を投下させていただきます(´・ω・`;)
前スレでキス絵がイイ!という意見がありましたので一応それっぽいのを…。
http://momoiro.s4.x-beat.com/up/img/momoiro03908.jpg


実はこれの「はいてない」どころか「ふくきてない」バージョンもあるんだけど、
このスレではあうあうですよね(゚∀゚;;) R-15くらいの
143名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 21:50:06 ID:cu9lWkQR
知ってるかい・・ここは5分だけPINK板になる不思議なスレなんだ
144名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 21:55:20 ID:Zqf3tNK0
個人的にはこなかがアートは
Aまででも18禁レベルの威力があると思う
145名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 21:56:19 ID:/OAIRWZ9
>>142
なんというEROSU
既にお子様には見せられない
146名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 21:56:59 ID:Fcb1po5h
>>142
グゥレイト。ただひたすらグゥレイト。
147名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 21:59:33 ID:tkVCxiJ1
>>142
GJ過ぎる!
たぶん服来てないバージョン見たい人多いだろうから
保管庫管理人に送ってみるのも手かも
1488-784:2008/01/09(水) 22:29:42 ID:CoBXgEpE
>>138
やりすぎたと気づいて、すぐに飛んで行ったこなたを探して抱きしめますw

>>140
自分のスキルではベタベタになりまする orz

>>141
さすがに星までは・・・w

>>142
GJ ! 鏡開きの日には、こんなレベルの絵が色々な人から大量投下されるのでしょうか? ワクワク
1494-234:2008/01/09(水) 22:33:57 ID:mG3QTMOj
昨日は>>66氏、>>72氏共に本当にありがとうございました!
重ね重ね御礼申し上げます。

感想を下さった皆様ありがとうございます!
もう少しだけ付き合って頂けるとうれしいです


>>129>>136>>142
http://imepita.jp/20080109/805530
…ごめん。いろいろごめん。
何がいいたいかっていうとGJってことなんですが…!落書きでスレ汚しスマソ
1508-784:2008/01/09(水) 22:43:54 ID:CoBXgEpE
>>149
wwwwww
さては、あなたは某スレの住人さんですねw
151名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 22:58:02 ID:rMeo2aoF
>>129 
4-248さん
前スレの652です。お忙しい中リクエストに応えて下さりありがとうございます。
子供のツンデレぶりが、大人の責任感のある気の強さになったという感じがします。
素で「そうそう、そういう感じ」って漏らしました。
またいい絵を投下してください、待ってます。

ツンデレっぽくレスしようとしましたが、嬉しかったので普通にお礼します。


SS祭り前の絵師のみなさんの乱舞はすばらしいの一言!
1526−774:2008/01/09(水) 23:07:43 ID:2fcpHYEm
コテ番を使って挨拶するのは元日以来ですね。
祭りに向けてまたssを書いてみようかなと思います。
で、中々久しぶりに書くので、ちょっと指慣らしをと思い書いてみたものがあるのですが、投下してもよろしいでしょうか?
153名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 23:09:47 ID:Fcb1po5h
>>152
待ってました!
154名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 23:16:05 ID:AXdnJwvL
>>142
そんな貴方にエロパロのスレ
1556-774 :2008/01/09(水) 23:23:06 ID:2fcpHYEm
では、投下させていただこうかな、と思います。
指慣らしで書いたものなので、話も練れてなく、お見苦しい点は多々あるとは思いますが、ご容赦ください。

今回の話は保管していただいている拙作の無題8−709の続き、というかこなた視点になります。
今回、無題では流石にあれなので‘1月5日・朝’をタイトルにしたいと思います
1566-774 :2008/01/09(水) 23:26:49 ID:2fcpHYEm
あれ?投下できない?
1576-774 :2008/01/09(水) 23:27:27 ID:2fcpHYEm
「さってと、そろそろ寝ようかね〜」
 窓から差し込む朝焼けが眩しくなってくる頃、泉こなたは夜通しやり続けていたパソコンゲームのブラウザを閉じ、軽く伸びをした。
 長い長い冬休み、一分一秒とて無駄には出来ない、遊び倒すぞ。と、豪語する彼女だが、流石に眠気には勝てない。
「ま、英気を養うのも必要だよネ」
 誰に言うともなく言い訳をしながら、パソコンの終了コマンドを選択しようとした彼女の手が、ふと、止まる。
「そだ、英気を養うといえば……」
 マウスを動かし、デスクトップ上の「kagami」フォルダをクリックする。
 すると、ディスプレイ上にある画像データが表示された。
「くふふ〜、か〜がみん♪」
 開かれた画像は、こなたの親友、柊かがみをデジカメで撮影したもの。それをこなたが編集したのだ。
 ポッキーを食べてるところを撮られて慌てるかがみ。海でピースサインをしながら微笑むかがみ等々。その一瞬、一瞬の表情は、こなたの大のお気に入りだった。
「でも、何と言っても、これ」
 照れながら、こなたからの誕生日プレゼントを受け取るかがみ。一見、表情からは大して喜んでいないように見えるが、内心はかがみの中の全米が拍手喝さいしているに違いないことは、付き合いの長いこなたには分かる。
「これこれ、この表情こそがツンデレの真骨頂だね〜。かがみ、可愛いよかがみ」

『う、うるさい……』

 ふと、かがみの声が聞こえた。そんな気がした。
「あれぇ、照れてんの?かがみ」
 思わず、からかいたくなってしまう。悪い癖だとは分かっていてもやめられない。

『そ、そんなわけ無いでしょ』
「もぅ〜素直じゃないなぁ、ツンデレかがみんは」
『ひ、人のことより、あんたはどうなのよ?』
「え、私?」
『そう、今日も夜通しゲームばっかで、宿題やってないんでしょ?』
「う……ま、まぁね」
『まったく、ホントあんたは懲りるって事を知らないんだから』
「いやぁ、気をつけないとって思ってるんだけどね、つい」
『なにが‘つい’よ』
「かがみが付いてるからね〜♪例のヤツ、お願いしますよ、かがみ様」
『はぁ〜、今回だけだからね?』
「やたぁ!ありがと、かがみ様」
『様はやめんか』
 
 こんなやり取りがこなたとかがみの間では普通。周りからも仲の良い友達、と評判な二人。
 だけど、こなたの中には友情、とは別にもう一つ、かがみに対してある感情を抱いていた。
 本人も意識しないくらい、まだまだ淡く、幼い感情。しかしそれは、最初に芽生えた時よりは、確実に育っていた。
1586-774 :2008/01/09(水) 23:28:17 ID:2fcpHYEm
「かがみ……」
 ふと、こなたの顔が赤くなる。画面上のかがみから、目がそらせなくなる。気付かず、こなたは画面に顔を近づけていった。
と、
「お姉ちゃん、誰かいるの?」
「うわっ!ゆ、ゆーちゃん!?」
 急に背後から声をかけられ、飛び上がるこなた。こなたを呼んだのは現在泉家に下宿中、こなたの従姉の小早川ゆたかだった。
「ど、どうしたの、お姉ちゃん!?」
 予想外に取り乱したこなたに、自身も驚きながらゆたかが訊ねる。ちょっと声をかけただけなのにそんなに驚くことだろうか?
「な、なんでもないヨ、それよりどしたの?」
「話し声が聞こえたから様子を見に来たんだけど……」
 ここで、ゆたかがパソコンの画面に気が付いた。
「あ、これ、かがみ先輩の写真?」
「あっ!え、えっと、それは……」
「じゃあ、お姉ちゃんは写真のかがみ先輩に向かって話しかけてたってこと?」
 隠してもしょうがない。こなたは素直に打ち明けた。と、ゆたかは、
「そっか、お姉ちゃんにも可愛いところがあるんだね、いい子いい子」
 ……撫でられてしまった。自分より身長の低い子に。でも、恥ずかしくて今はそれどころじゃないのだが。
「そんなお姉ちゃんに、はい、プレゼント」
 あろうことか、ゆたかはこなたの携帯電話を持ち、柊かがみの番号へと発信してしまった。
「頑張ってね、お姉ちゃん」
 こなたの手に携帯を渡すと、ウィンクをして、ゆたかが部屋から出て行く。残されたこなたは呆然とするしかない。
 かがみが出る前に切ってしまおうか?いや、それじゃ余計に変だ。えっと、じゃあ、どうすれば……。
 そんな事を考えている間に、通話モードへ移行。携帯から、声が漏れ出す。
『もしもし、こなた?』
「あ、もしもし、かがみ……」
 さあ、何を言おうか。そんなの考えるまでもない。話すことなら幾らでもある。学校でのこと、一緒に出かけること。かがみの声を聞いたら眠気なんて吹き飛んだ。
 かがみと話していると、楽しい。一緒にいると、もっと楽しい。まずは、お出かけの話でもしようかな。
 こなたは、大きく息を吸い込んだ。
「あのね、かがみ、お願いがあるんだけど……」

1596-774 :2008/01/09(水) 23:30:51 ID:2fcpHYEm
ほ、何とか投下できたみたいで良かったです。
以上です。
今回、以前に書いたものを見直す、という意味も兼ねてのテストしようssです。
なので、特に深い意味とかはなく、単なる日常のひとコマとして書いたつもりです。
お目汚し、失礼しました。

どうやら、一定の文字数以上だと「書き込みました」ってでても入ってないという事態が起こっているみたいですね。
16010-478:2008/01/09(水) 23:39:39 ID:P7Bzc5ix
>>159
日常の一瞬一瞬にかがみへの想いがいつもあるって良いですなぁ…
ゆーちゃんが天使に見えてしまいましたよ
祭りSS楽しみにしてます

>>143-149>>154
いろいろコメントありがとうございます
保管庫管理人さんに送るっていう手もあったんですね
ってあそこは全年齢じゃないのかしらん(゚∀゚;)
えろぱろは人大杉で入れナカタヨー
161名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 23:42:59 ID:Zqf3tNK0
かがみ告白シーンとか寂しそうなかがみとか
空フォルダが既にして用意されてそうだな(衣装別に)

達成率100%を目指して頑張るこなた
162名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 23:49:23 ID:Fcb1po5h
>>159
GJ!無題8-709もそうだけど、第三者視点って珍しいですね。
祭りも期待してます。
1638-616:2008/01/09(水) 23:53:27 ID:cgi1PGVB
>>129
なんという成長かがみん。ただでさえ美人なのに大人になると最強ですね!
良い弁護士になってそう…

>>136
吹き飛ばされつつも、それに幸せを感じるこなたが目に浮かびますw
こなたどこまで飛んだのかな…みゆきさん家くらいかなw

>>159
ネトゲよりも何よりも、こなたにはかがみと一緒にいることが1番の幸せですよね。例え画像でも電話でもwゆーちゃんってば可愛くて素敵すぎます!


えっと…かがみ開きも近付いて来たことなので、それに向けた話を投下しようかと思います。
前編を今から、後編をかがみ開き当日にと考えておりますが大丈夫でしょうか?

だ、誰か今から投下予定の人とかいるのかな?
この時間の投下…やっぱり怖いw
164名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 23:59:25 ID:2JIMMh8u
スマン、話割る

今さっき、Wikiで初期スレの作品を見たが・・・鬱作品やこなたが絶望に堕ちる作品が残ってる作品がいくつかあるな…

まさかこのスレ、「こな自殺」スレからの派生で誕生したとか!?
1658-616:2008/01/10(木) 00:12:29 ID:LmrxKUqC
また微妙に話を切ってしまいますが、今から投下します。


・高校3年から5年後になります。
・前編はほぼ回想になります。
・8レスお借りします。
1668-616:2008/01/10(木) 00:28:33 ID:X7/lpN7l
何か携帯から書き込みが出来なくなっているので投下を見送ります。申し訳ないです…
167名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 00:39:01 ID:6Cq/WlNh
>>166
残念ですけど、投下できるようになるまで待ってます。
それにしても、最近投下できない人が多いみたいで、何か不具合でもあるのかな。
168名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 01:05:55 ID:hpyyDfwW
エロパロでも投下中に書き込めなくなった職人さんが複数いる
まあこういう日は、つまらないシステムトラブルに巻き込まれて
自分のPCのデータ飛ばす前に早く寝るのもまたよし
169名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 01:20:03 ID:9LrnRqIG
こういうときのための避難所なので、そちらに投下するのも一つの手かと。
それにしてもなんでこんなに書き込みのエラーが多いのか。
170名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 01:22:18 ID:KKzA9Zng
>>164
ここの初代スレができたのは向こうの初代スレよりも前
171名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 01:30:04 ID:8BsIzEXP
172名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 01:37:24 ID:3bOaYyCi
>>160
年齢制限のページ作られるらしいので送ってもオッケーだそうです。

>>171
GJ!!
スヤスヤこなたが可愛すぎる
173名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 02:17:52 ID:E657T0Wd
>>129
素で美人ですのー・・・これはふつくしいと言わざるを得ない。
だがきっと自宅に戻れば、
こんな凛々しい大人かがみも昔に戻ったかのようになるのだと予想。

>>136
何故か最後のコマで吹っ飛ぶこなたが車田飛びしてるように見えた。
だが照れるかがみが最高だ!

>>142
げふぁ!!萌え死ぬ…死んでしまう…

>>159
GJ!実際にはいないのに話しかけてしまうとか、カワイイなぁ・・・
そして二人の架け橋となったゆーちゃんお見事。
1748-616:2008/01/10(木) 02:32:26 ID:LmrxKUqC
>>171
居眠りこなたGJです!
これじゃあかがみも読書に集中できないだろうなw


今ならいけるかと再度書き込み…。
上手くいけば先程投下しそこねたものを投下します。
175名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 02:33:29 ID:5sdJOreB
>>171
ほのぼのGJw
癒される〜ww
1768-616:2008/01/10(木) 02:40:22 ID:LmrxKUqC
よし、今なら大丈夫そうなので投下します。

内容は>>165の通りです。
8レスお借りします。
1778-616:2008/01/10(木) 02:57:05 ID:X7/lpN7l
また投下できない…。何度も流れを止めて申し訳ないです。明日起きたらもう一度挑戦してみます。それで無理なら避難所に…
178名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 08:41:11 ID:4JEFJZZg
>>171
この絵かわいくて好みw

アニメに近いし。グジョーブ!
179名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 10:01:51 ID:PGVUK7Wz
171はごべらっつぉの中の人の絵だな
180名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 15:24:36 ID:sy9qbbz5
>>171
自分の作品なのか甜菜なのかメッセージがないので分からない
1814-248:2008/01/10(木) 16:45:39 ID:bAIS/zdr
昨日の成長かがみん(?)にコメントくれた方々、ありがとうございました!
みなさんのイメージと自分のイメージがあまりずれていないようで安心しましたw
かがみは仕事をバリバリこなすイメージがあります
それから眼鏡をかけてそう、とのコメントもありましたが…すごくいいですね…!w

それからやっぱり将来のこなたの姿も気になってしまい、
運よくまわりに誰もいなかったんで大学の講義中に描いてみました…w

こなたに対して凛々しいイメージを持つ方が多いようなんですが
逆にもうちょっと落ち着いた雰囲気になるんじゃないかな、というのが私の結論です
それと>>131さんの髪をショートにする、という意見にもなるほど!と思い
描いてみたのが↓です
職業は思い浮かばなかったんで専業主婦でww

http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro03921.jpg

あくまでも私個人のイメージなんでそのあたりはご了承ください(´・ω・`)
あ、それとスランプの件ですがおおかた脱出しました!
ご心配をおかけしました!
182名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 17:28:14 ID:sy9qbbz5
>>181
GJ 泣黒子も成長してるような…とつまらないツッコミしてみる
   専業主婦だからか、かがみと違ってミセスの顔してるように見えました

しかし >運よくまわりに誰もいなかったんで大学の講義中に描いてみました…w
→絵に集中している内に、いつの間にか教授がノートを覗き込んでいて
 「ほ〜っ4-248ぃ〜楽しそうやなあ…ウチの講義は退屈かぁ〜?」とか想像してしないました
183名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 18:12:43 ID:0EgEB6fT
>>181
おお、こなたはイメージぴったしだw
さり気なく描かれてる左薬指の指輪がストライクなのは、私だけだろうか…。

なんにせよGJ!スランプ脱出おめです(´・ω・`)b
184みるく ◆MILKELR6d6 :2008/01/10(木) 18:16:01 ID:fg3Yw1yI
185名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 19:21:26 ID:FIUch4K5
>>181
かわいい奥様ですねだばだば
186名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 19:43:14 ID:1yV606eZ
ニートのみなさん、ITのお仕事がありますよ^^
パソコン好きなんですよね^^
未経験でも大丈夫です^^
187名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 20:10:36 ID:21Ou9739
http://up2.viploader.net/upphp/src/vlphp119601.gif
市役所行って用紙を貰ってくる勇気はなかった俺キチン
188名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 20:22:53 ID:qBSDF4fP
このスレ的には大生板かがみぼっちスレで
アラバマ氏が連載中の漫画はどうなんだろう
189名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 20:24:01 ID:9LrnRqIG
>>182
GJ!お母さんしてるなぁ。

>>187
その発想はなかった。


以前誰かが言ってたけど、どうも明日の午前6時から12時間にわたって2chが停止するらしい。
詳細は以下のスレで。
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1199960739/
1902-716:2008/01/10(木) 20:29:43 ID:FIUch4K5
鏡開きの日。
投下できる状況にはいられないので、一足お先に投下させていただきます。
本当は同シチュエーションのSSも一緒に投下する予定だったのですが
どうやら何かしらのはずみでデータが吹き飛んでしまったらしく、あるはずの場所に何もありませんでした。
(´・ω・`)……

ちょっと下半身失敗しましたが
ttp://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro03925.jpg


「私、活字読むと眠くなっちゃうんだよねぇ〜」
「ふ〜ん……」
「……ふぁ!? ちょ、かがみ何して!?」
「ん? ほら、一緒に読めば眠くならないでしょ」
「(べ、別の意味で読んでられないよ……)」
「あ……こなた、私より体温高いのね」
「そ、そう?」
「うん、暖かいよ。なんだか落ち着く」
「あ、かがみ……そんなギュッと抱きしめられたら私……」

以降みんなの脳内で続く
191名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 20:47:31 ID:+wqq1nG2
>>190
⊂⌒~⊃*。Д。)⊃
なんてことをしてくれるんだだだだ
見てるこっちも暖かくなってくるぜ
…SS南無( ´・ω・`)

明日本当に鯖止まるのか
これはこなかがスレ住人に対する挑戦ね
1928-616:2008/01/10(木) 20:59:31 ID:LmrxKUqC
>>181
なんという素敵な奥さん!かがみの帰りを美味しい料理を作って待っているんだろうなぁ…

>>190
照れるこなたが可愛すぎる!心が暖まりました。


上手くいくかかなり怖いですが、今やらないとかがみ開きに間に合わなくなるので、再々度投下に挑戦します!

細かい内容は>>165の通りです。
8レスお借りします。
1936-729:2008/01/10(木) 21:02:57 ID:HzrUXZLu
ひさしぶりに描きました。
照れるこなたもいいですね。
http://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20080110202931.jpg
ああもっとじっくり描きたいけど時間がない…
1948-616:2008/01/10(木) 21:18:52 ID:LmrxKUqC
もうダメだ…携帯変えても何しても投下できません。避難所に行ってみようかと思います。
ホント申し訳ありませんでした。
195名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 21:34:58 ID:sQAEv+d8
絵師さんGJ!婚姻届けも吹いたw

書き込みが上手くいかないのはFOXが色々動かしてるのが原因?らしい。
それと既出のように明日2chが止まるみたいだね。
最大12時間との事だけど延びる可能性あるかもなぁ。
そうなったら避難所か?
196名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 21:40:02 ID:sy9qbbz5
避難所よりも保管庫に上げたほうが確実じゃないかなあ
他の板とかスレの住民も一斉に避難所使い始めたら避難所のサーバーや
システムもパンクするかもしれないし
1974-465:2008/01/10(木) 22:28:55 ID:8tKNDrHX
今まで自分のネタ全てを書き溜めていた携帯電話を紛失した……orz
今は家族の携帯借りて書き込みしてますが、鏡開きのネタもその携帯の中なので、当日投下は正直無理です……。

主催しておきながらすいません。

11日は2ちゃんのメンテみたいですが、その間を縫って鏡開き祭りが盛り上がる事を願ってます。

ところで今月のコンプティーク。
『隠し要素ではかがみとこなたが……』って何だろう。
期待していいのかな……。
そしてこなたのおっぱいに顔を赤らめるかがみGJ(笑)
198名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 22:34:33 ID:DkGUb5Vm
なんだか鏡開きの日、大変な状況になるみたいですね・・・楽しみにしていたけど大丈夫なのかな・・・
SSは投下できないみたいだけど、絵はOKみたいですね
明日、どうなるんだろう・・・

とりあえず絵師のみなさんGJ !
199名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 22:35:14 ID:33sD078m
かがみ開き期待。
2005-974:2008/01/10(木) 22:56:21 ID:y6dqnEqR

作者別保管庫の件ありがとんございました。自分のSSがきっちり並べられててなんか嬉しいですw

SS投下させていただきます。15分投下がなければつまづいたということで…
独自設定で、陵桜大学を設定しています。
そこでのかがみの生活です。ちょっとだけ、コワレ入ってます。
2011:2008/01/10(木) 22:57:26 ID:y6dqnEqR
私は柊かがみ。今は、陵桜大学の2年生。

陵桜学園を卒業してしまった時は寂しかったけれど、今の陵桜大学での生活は楽しい。
新しい生活と、新しい勉強、たくさんの友達もいる。
そして弁護士になるための勉強をしている。

今は、大学に向かっている途中だ。

公園の前の桜の木々を通り過ぎ、道を右に曲がると、陵桜大学がある。

受験の時に重圧を感じた大きな門が見える。でも、今は私の新しい日常の始まる場所。


大学の前の横断歩道を渡っていると、突然、足下のフタが飛び、忘れ物を取りに行ったこなたがマンホールから出てきた。あなたはタートルズ?
「ごめんごめん、教科書忘れちゃってさあ…」
「も〜、ドジね、こなたは…うふふっ」
この青い髪で背の小さな女の子は、私のいちばん大好きな人、泉こなた。
私はこなたと同じ大学に入学できて嬉しい。こなたは、学部は違うけども、よく授業が一緒になる。

私たちは高校の時からずっと変わらないどうでもいいような雑談を、楽しく話し合いながら、登下校を繰り返している。

その時、いきなり会話が止まった。
「どうしたの?」
「…ん、えとね、かがみ」
こなたの顔がちょっと赤い。
私は、次に言うこなたの言葉の察しがついた。
「なあに?」
「…ちゅーして…」
「今すぐ…?もう、しょうがないなあ…こなたは…」

…ちゅっ。
私はこなたの唇に軽く自分の唇を付けた。

私は、こなたがキスをおねだりしてきた時は、すぐに応えてあげる。


本日58回目。


In横断歩道。
202名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 23:24:28 ID:sQAEv+d8
やっぱ書き込み止まっちゃうか、割り込みになったらスマン

>>196
そうだね、確実なのは保管庫。
それと最悪、投下は12日に跨っちゃってもいいよな。休日だし。
後は各職人がやりやすい方法でいいか。
203名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 23:57:53 ID:TO5AghCd
久しぶりにこのスレ来たけど
なんか微妙なスレになっちまったな

なんていうんだろ
一部の職人を讃えるスレみたいな感じ?
名前は出さないけど、人気ある職人の、こなかが関係ない作品にはレスついてるけど
肝心のこなかが作品、しかも明らかにレベル高いのはスルーとか……
これじゃあ職人さんもやりきれんだろうな
2044-234:2008/01/11(金) 00:03:58 ID:VpF/GZCJ
やっぱり駄目ですか…(´・ω・`)
明日どうなるんですかね…?

>>150
バレましたかw
いや、隠してはいないんですが。
あっちでは18-306でひっそり投下してたりします
こなかが以外もありますがw
205名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 00:06:49 ID:pPsh3z5g
>>203
それはどこだって一緒さ、仕方ないだろうな…
206名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 00:12:44 ID:XzVBeSu6
いるんだよな、力も貸さなきゃ面倒も見ない、
そのくせ気の向いたときだけ部室に顔を出して
面識も無い後輩に、役にも立たない時代錯誤な
説教や自慢話するOB
そういうやつって大抵今いる場所では負け組なんだ
207名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 00:14:34 ID:Scdkq1wW
少なくともコテで活動すりゃ人気の差はどうしたってでてくるしな
職人だってそれはわかってると思うが
208名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 00:21:43 ID:NJ6FFjS3
賞賛されたくてこのスレに投下してるんじゃない。
こなかがが好きだから投下してるんだ。
それを見て誰かがもし少しでも幸せになってくれたらなおいい。

と、一職人の俺が申しております。
2092-907:2008/01/11(金) 00:28:08 ID:xJRdZX+G
スルーしとくに限る。どうせいつもの荒らしだろうし。
こなかがじゃないものなんか投下されてないし、無視されてる作品も見たこと無いし。

さて11日になったわけですが、全く書けて無いですorz どうも体調が優れず。
ということで、他の職人様にこの場はお任せします。

連休中に仕上げられたら投下するかも。



210名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 00:34:41 ID:OEME3OPc
>>190
>>193
らぶらぶなこなかがGJですよ!
スキンシップは大事ですね
211名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 00:38:08 ID:EaYRraqk
>>208
君はそうかもね。
そうじゃない奴もいる

>>209
よく見ろ
話はそれからだ
21210-46:2008/01/11(金) 00:39:32 ID:sxic2Zbs
えーっととりあえずなんとか3日間で形にできたんで、
どうにか投下しようとは思ってるんですが、
避難所、あるいはまとめサイトのほうに送っちゃったほうがいいですかね?
213名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 00:45:05 ID:UgeHzP07
>>203
そりゃ出来るなら全作品にきっちり感想をつけたいさ
でもスレの流れが早すぎて正直GJが追いつかない

と書き込もうとしたらPCが規制中orz
214名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 00:45:50 ID:NJ6FFjS3
>>212
wiki送りでももちろん読ませて頂きますが、せっかくの祭なので皆が感想つけられるように
避難所に投下がいいかなーと思いますがいかがでしょうか。
215名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 00:47:27 ID:guA+AizF
>>211
そういう発言が一番投下やレスしづらい雰囲気を作ってる気が…。

>>212
どうやらここ数日規制の関係?で数レス使うSSを投下しきれてない
職人さんが多いみたいだから、別のとこに投下した後に
このスレで「○○に投下しました」みたいに
コメントしてみたらどうかな、と思ってみたり。
21610-46:2008/01/11(金) 00:52:35 ID:sxic2Zbs
>>215-215
はい、では避難所に投下してきて、
終わり次第こちらに再度書き込みさせていただきます(`・ω・´)
217名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 01:01:00 ID:dvN407Y3
>>203の言い方は流石に悪意があると取られても仕方ないと思うが、確かに初代の頃から比べたら変化はあるよ。
ネタに対する反応とか、くだらない議論したりってノリはマジで減った。
対立を避けるって言うのか?なんていったら言いかわかんないんだけど…。

でも変化があるのは当たり前の事だし、良い面もすごく多いけどね。
初代に比べて職人は格段に増えたし、作品の質も高くなってきた。

まぁ、色んな側面があるワケで。
否定的な意見を全く受け付けないってのもどうかと。

>>216
wktk
218名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 01:01:29 ID:XzVBeSu6
避難所投下始まったみたいなので10-45氏の中継やってみます
219名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 01:02:09 ID:XzVBeSu6
5 名前:10-45 投稿日: 2008/01/11(金) 00:59:55 ID:IGFQbEWk
す、すいません、本スレの調子が悪いようなので、
こちらに投下させていただきます。
って、まだどなたとも投下していらしてなかったんですね(;´ρ`)
初は正直滅茶苦茶緊張します……;

3レスほどお邪魔します……。
220かがみ日らき(1/3):2008/01/11(金) 01:03:43 ID:XzVBeSu6
私とこなたが付き合い始めてから数ヵ月。
その日、こなたはずっとソワソワしているみたいだった。
「かがみ〜、何かして欲しいこととかない〜?」
「薮から棒になによ」
「何だって良いじゃないか、かがみんよ」
う〜〜ん、こなたにして欲しいこと、かぁ……。
「ん〜……宿題や受験勉強かな?」
「う゛……私がするんじゃなくて、かがみにしてあげたいんだよね……」
こなたに私がしてもらうことかぁ。
美味しいご飯でも作ってもらおうかな……。
……でも、最近体重が……。
あんまり重くなって、こなたに嫌われたら嫌だから、我慢しなきゃね……。
「かがみ〜、ないの〜?」
「そうね、特にないわ」
「それじゃぁ困るんだよ、かがみん」
「なんで困るのよ」
おうむ返しについ聞いてしまう。
「むぅ、かがみは今のままでマンゾクなのかね〜?」
「そうね……強いて言えば……」
キ、キスとかしてくれたら、嬉しいけど……。
で、でもそんなこと言えるわけないわ!!
「やっぱりないわね」
ま、マズイわね、顔が熱くなってる……。
こなたに見られたら、また……。
「かがみ、顔真っ赤になってるよ〜?何想像してるのかなぁ〜?」
遅かったみたいね……。
「な、何でもないわよ……」
「ほらほら、怒らないから、お姉さんに正直に言ってみなよ〜」
「アンタみたいな姉をもった覚えはないわよ!」
「あはっ☆」
「『あはっ☆』じゃないわよ。もう、いったい何が目当てなのよ」
絶対なにかあるわね……。こなたが理由もなしに、こんなこと言い出すなんて信じられないわ。
付き合ってからも、こなたはこなたのまま、ちっとも変わってない。
まぁ、そんなこなたが好きなんだけどね……。ってなに恥ずかしいこと言わせてるのよ!
「そんなのないよ。ただ純粋にかがみに、喜んでもらいたいんだって〜」
「こなたが?私に?何か裏がありそうね……。ドッキリでした、とかじゃないでしょうね……」
こなたが私に普通に優しくしてくれるなんて初めてだから、なんか恥ずかしい……。
「そんな信用されてないのね、私は……」
「自分のいつもの言動を省みてから、もう一度同じことを言ってみなさい」
もっと、いつも優しくしてよ………。
「そうだね〜、目当てがあるって言えばあるかな?」
やっぱりね……。どうせそんなことだろうと思ってたけど……。
「また宿題?それとも寄り道?」
だいたいこのどっちかのパターン。
さ、どっち?私の予想では、ゲ○ズ行こう、ね!
「恋人である、かがみの笑顔を見たいだけだよ」
なぁッ………!?
「こ、こここ、こなぁ……!?」
「呂律がまわってないよ、かがみん」
は、恥ずかしいことを堂々と……!!
こなたの顔がニヤニヤしてる……。私の反応見て楽しんでるな……!
それはわかってるけど、やっぱり……。
「まぁ、そんなわけだから、遠慮なく言ってよ」
「う、うん…………」
私の完敗……。
221かがみ日らき(2/3)-1:2008/01/11(金) 01:06:59 ID:XzVBeSu6
「かがみ、ホントにこんなので良いの?さっきも言ったけど、遠慮しなくていいよ?」
「いいのよ、これで」


『こなたと少し散歩したい』


それが、私の頼んだお願い。
こなたと私がいつまでも一緒にいられるとは限らない。
違う大学になったら、今みたいに毎日会うなんて出来ないし……。
それに、もし……こなたのことを信じてるけど……万が一、こなたに飽きられたら……。
そんなときのことを考えたら、それまで少しでも、1秒でも良いから……。
こなたの側にいたい……。
温もりを感じていたい……。
私は臆病で寂しがりだから、いつも嫌なことばっかり考えちゃうけど、こなたが一緒にいるときだけは、それも忘れられる……。
「かがみん」
「なに?」
「今………幸せ?」
「えっ………?」
こなたの突然の意味深長な言葉に、私はこなたの方を見た。
その横顔は、どこか寂しそうで、どこか畏れてて、どこか弱々しかった。
「かがみ、今日は鏡開きの日だよ」
「そうね……」
鏡開きと幸せになんの関係があるの……?
そう思ってると、こなたは携帯をポケットから出して、私に見せながら文字をうち始めた。
液晶画面には、こなたの指にあわせて文字が表示されていく。



かがみびらき

ピッ

かがみ日らき



「かがみ、わかんない?」
「う、うん、ちょっと……」

かがみ 日 らっきー
222かがみ日らき(2/3)-2:2008/01/11(金) 01:07:52 ID:XzVBeSu6
そこまできて、ようやく私は気付いた。
「鏡開きの日は、かがみにとってラッキーな日であって欲しいんだ」
「こなた……」
こなたがそんなこと思ってたなんて……。
私、勘違いしてた……。ごめん、こなた……。
少しの間続く静寂。
それを破ったのは、こなた。
「かがみはいつまでも、変わらないでいてくれる?」
えっ……?
私は、思わず聞き返しそうになる気持ちを抑えた。
―――こなたが、泣きそうな顔になってるから。
「私の性格、他の人の視線、マンネリ化……」
こなたがぽつりぽつり、と言っていく。
「かがみの気持ちが、もし変わって……私ともう一緒にいれないって言われたら………」
―――ッ!!?
私は驚いて、声が出せなかった。
そんな私を気にせず間髪をいれないで、こなたはすぐいつものこなたに戻った。
「なんてね〜。ごめん、かがみ、ちょっとふざけて言ってみただけだから、忘れてネ」
そうやって笑いながら言うこなた。
でも、強がってるのが分かる。
そっか―――。
こなたも、私と一緒だったんだ―――。
その小さな身体の中に、いっぱい憂いを溜めていたのね……。
不安だったんだ。怖かったんだ。
そんな最愛の人を、安心させてあげたい。あげなくちゃいけない。
私に出来ることって、何があるだろ?
そう思う前に、口が開いていた。
223かがみ日らき(3/3):2008/01/11(金) 01:08:57 ID:XzVBeSu6
「ねぇこなた、私が一番欲しい物、もらっていい?」
「うんうん、良いよ〜。今日は大奮発しちゃうよ〜?」
「ありがと、こなた」
「それで、愛しのマイハニーの欲しいものは何かな?」
「それは……ね――――」


私とこなたの距離。
それを、0にした。


こなたの驚いた顔がすぐ近くにある。
こなたの顔の温度が伝わってくる。



少しして、私は後ろ髪を引かれる思いで、ゆっくりこなたから離れた。
「か、かがみ……?」
こなたはさっき以上に驚いた顔をしている。
「私は、こなたと一緒にいれるだけで、毎日が幸せで、ラッキーよ」
「え……?」
突然言った私の言葉を理解できていないこなた。
「私も、こなたと一緒だったのよ。
こなたに嫌われたらどうしようって不安だった。怖かった。
でも、こなたはそんなこと考えてなさそうなのに、
私がそんなこと考えるのって、こなたに失礼でしょ?
だから、出来るだけ表に出さないようにしてたの」
「かがみ……」
「でも、こなたも同じってわかったら――」
これ以上は言わなくても、こなたならきっと分かってくれる。


「ねぇ、こなた、手繋ごっか?」
「もう仕方ないな〜。もう、うさちゃんかがみはホントに寂しがりやなんだから〜」
「うさちゃんとか言うな!」
「うひひ、可愛いうさぎさんが寂しがらないように、手を握ってあげますよ〜」
そういって、こなたは私の手を握った。
こなたと繋がっている左手は、とっても温かかくて、心地よかった。
「こなた、いつも私の側にいてくれて、ありがとね」
「かがみも、私なんかと一緒にいてくれて、ありがと。ちゅっ」
一瞬だけど、また、こなたと私の距離が0になった。
「も、もう……き、キスするなら、ちゃんと言ってよね」
「ふふ、さっきかがみにやられたからね。お返し。やっぱりデレかがみは可愛いね〜」
「バカ……。今度、覚えてなさいよ?」
握られた手から感じる、私たちの繋がり。
今、それはきっと他の誰のどんなものよりも強い。
――――そう思ってもいいよね、こなた?
224名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 01:13:14 ID:4fm5XiEq
スルーされるのは実力が足りない証、と考えて精進あるのみ。


……と、以前一回だけ投下したけどスルーされてしまった俺が言ってみるorz
がんばろ。
225218:2008/01/11(金) 01:16:17 ID:XzVBeSu6


9 :10-45:2008/01/11(金) 01:12:08 ID:IGFQbEWk
鏡開き、ということで何とか3日間で用意しました……orz
最大18時まで2chが使えないということで、
投下できるかどうか微妙だったんで、夜中に……と思ったんですが、
どうやらここなら使えるっぽかったですね(´・ω・`)

このスレ初だったみたいで、激しいプレッシャーを感じてます……。
今回は甘甘……とまではいかないにしても、甘くしたかったんですが、
また若干シリアス展開が入ってしまいましたorz
甘甘を書けるような職人の皆様のようになりたいです(´;ω;`)

--------------------------------------------------------
10-45氏 中継させていただきました
以上のように私のプロバイダは全く問題ないようです
3/2は改行が多すぎます…とエラーコメントが出ましたので2つに分けました


22610-45:2008/01/11(金) 01:18:31 ID:sxic2Zbs
>>218
中継ありがとうござます〜。
どうやらこっちでもいけた……のですかね?(´・ω・`)
後書き?でもあるのですが、今回は可能な限り甘い作品にしたかったんですが、
やはり出来ない性のようです……orz

それとスイマセン、長い文章を2行に分けるのを忘れてて、
長くなってるところがありますね……。
読みづらくなってしまって、すいませんでしたー。
227203:2008/01/11(金) 01:20:10 ID:oTvBTO8d
なんか荒らしちまったみたいですまない
別に嫌みを言ったつもりじゃなかったんだが、言い方が悪かったみたいだな
ただ、折角作品が投下されてるのに、即効で別の話題を振ってるレスがあったもんで
投下した職人のことを考えるとどうかと思ってしまってさ
本人にその気がなくても、文字でしか気持ちを表せない場なわけだから、そういうのはスルーしてるように見えちゃうんだよ

それから俺、こなかが好きだから

>>209
4-248氏を責めるわけじゃないし、むしろ好きなんだけど、大人かがみの絵はこなかがじゃないと思うんだ。単体絵だし
例え設定がこなかがだとしても


取り敢えずもう一回、荒らしてしまった謝罪をしておく
本当にすまんかった。
この次からはもうちょい空気読んだ発言をするよ

そんなわけで、この発言はスルーして進めてほしい
228名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 01:29:33 ID:/AquvD58
かがみびらき投下ー
ttp://minor.s7.x-beat.com/uploader/src/up0797.jpg

せっかくのかがみ開きなんだし、みんななかよくー
229218:2008/01/11(金) 01:33:51 ID:XzVBeSu6
>>226 投稿乙&GJです、アニメでもこなたはかがみの名前の由来を
訊ねてましたし、心に残ってたのかもしれません

エラーですが
いえ文章が長いのなら、長すぎる文章がありますと
いうエラーが出るとでは?思います(某スレに投稿した時自分がやった)。
2レスに分けただけでOKでしたので単に行数の問題ではないかと?
(自信はありません)


それから>>203 >>227さん
私の>>206の書き込みは申し訳なかったごめんなさい
前スレから荒らしが続いてたのでつい決め付けた書き方をしまいました
2305-974:2008/01/11(金) 01:37:16 ID:lWlEnWaT
わーいやっぱり書き込めなくなったーorz

しかも最初の1レスだけじゃえらい寒い出来…全部投下したかった…いずれまたな…ぁぁ

>>228
うまっwかがみ理性砕けちりそうだwというかこなたが崩そうとしてるのか?
いい絵だ。
231名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 01:39:54 ID:EaYRraqk
>>227
スルーしてくれと言うなら名指しをするな。
もっと別の方法はなかったのか?

最悪なかがみびらきだな
232名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 01:44:42 ID:xmkAj9aK
>>228 センター試験近いのに何やってんすかこなたさんw
233218:2008/01/11(金) 01:45:45 ID:XzVBeSu6
>>228GJ
10-478氏宿題ネタの逆パターンですね
こなた、かがみの理性の糸はもう切れかけている!
234名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 01:47:00 ID:gSWb7gxj
なんだ>>211>>231は荒らしか
235名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 01:50:02 ID:xVt30G31
>>231
肯定的な意見以外は荒らしなのか?
203は自分なりの感想を言っただけだろ

否定、肯定あっての生きたスレじゃないのか?
肯定だけでなく否定も受け入れるべきだろ職人としては
ただの荒らしなら203のような真摯なコメントしないだろうし
236名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 01:58:30 ID:NJ6FFjS3
あわわわわわ(´(´(´д`;)`;)`;)
スレが長く続けば雰囲気が変わるのは当然。
職人たるもの賛否両意見がつくのは受け入れるべき現実。
こなかが好きは皆兄弟。

ということで、もうその話はやめよう?


>>226
GJ!十二分に当分摂取させてもらいました…くふ〜
こなたは「かがみ」という名前をも大切にしてるんだろうなぁ。
ふたりの幸せがずっと続くと良いですね。

>>228
かがみの理性がそろそろやばいww
こなたサン、勉強もせずに誘いすぎですよw
2378-616:2008/01/11(金) 02:03:29 ID:uE7BpDl2
>>226
初かがみ開きssGJです!まさかかがみ開きという日にそんな意味合いがあるとは…かがみを想う、こなたらしさを感じました!

>>228
なんという理性ギリギリ絵wかがみ開きに合わせて、今日くらいは素直に心を開くかがみ希望w


色々議論されていますが、やはり見る人それぞれ違う意見を持つのは仕方ありませんし、書く人もそれを了承の上で投下していると思いますよ。
でも、今日くらいは皆でこなかが作品を楽しむべきかと。

さて、昨日さんざん投下出来ずに困っていましたが、先程本スレで避難所の中継が出来たということは、今ならここに投下出来るのでしょうか…?

もう少し夜が深くなれば、予定とは大分ずれましたがこっそり投下しようかと…。避難所よりこちらの方がいいのか…
2388-616:2008/01/11(金) 02:04:44 ID:uE7BpDl2
>>226
初かがみ開きssGJです!まさかかがみ開きという日にそんな意味合いがあるとは…かがみを想う、こなたらしさを感じました!

>>228
なんという理性ギリギリ絵wかがみ開きに合わせて、今日くらいは素直に心を開くかがみ希望w


色々議論されていますが、やはり見る人それぞれ違う意見を持つのは仕方ありませんし、書く人もそれを了承の上で投下していると思いますよ。
でも、今日くらいは皆でこなかが作品を楽しむべきかと。

さて、昨日さんざん投下出来ずに困っていましたが、先程本スレで避難所の中継が出来たということは、今ならここに投下出来るのでしょうか…?

もう少し夜が深くなれば、予定とは大分ずれましたがこっそり投下しようかと…。避難所よりこちらの方がいいのか…
2398-616:2008/01/11(金) 02:06:00 ID:uE7BpDl2
↑二回も書き込んでしまった…申し訳です。
2402-907:2008/01/11(金) 02:11:43 ID:xJRdZX+G
>>227
こちらこそ決め付けて申し訳ない。最近、荒らしが多くて少し過敏なってました。

>スルーに関して
スレにはどうしても”流れ”があるので多少は仕方ないものだと個人的には思ってます。
(実際俺も1度経験してるので)
どうしても注目してほしければ、落ち着いたタイミングで投下する、というのもありますし。

>大人かがみの絵はこなかがじゃないと思うんだ
確かに言われればそうなんだけど、
元々このスレはこなかが以外のネタ、話題は絶対不可、って感じでもなかったし、
ちょっとした無関係ネタからこなかがネタに発展することも多々あるので・・・脱線しすぎるのはアレですが。
241名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 02:56:49 ID:XzVBeSu6
さて、真っ先にキレた206=218です
今日はこれでオチます、その前に
この後スレを読まれて不愉快な思いをされたこのスレの住民の皆さんにも
お詫びするのを忘れていました。本当にすみませんでした
前スレのAA荒らしのときにも完全スルーで同人誌の話をされていた
皆さんに比べて、ううう…

賛否交わすのもひとつのあり方ですが、作品投稿中心で進行するならば
エロパロスレのテンプレにある
『※荒らしや煽り、気に入らない人・作品等はスルーで。』
という、幾多の困難を乗り越えて30スレ、1000作品も
はるかに超える先人の知恵に学ぶしかないのかもしれません
2428-616:2008/01/11(金) 03:58:15 ID:uE7BpDl2
よし、それでは再々々になりますが投下します。
もし無理だったり、途中で書き込めなくなった場合は避難所に投下し、その説をこちらに書いておきます。

・高校三年生から五年後の話
・前編はほぼ回想
・8レスお借りします
243名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 04:14:20 ID:XzVBeSu6
中継

10 :8-616:2008/01/11(金) 04:06:51 ID:StMxd5Fw
やはり本スレでは無理でしたのでこちらに緊急投下します。

2448-616:2008/01/11(金) 04:27:29 ID:uE7BpDl2
中継ありがとうございます…が、まさか私と同じく書き込めない状況にありそうな予感がw

本スレにはやはり無理だったので、避難所に前編を投下しておきました。
245名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 04:29:29 ID:XzVBeSu6
あやっぱりだめみたいですね
ちゃんと書き込み画面が出て完了するんですけれど
スレには反映されずですね
2465年越しのラブレター・前編(1/8)-1:2008/01/11(金) 04:32:58 ID:XzVBeSu6
11 :5年越しのラブレター・前編(1/8):2008/01/11(金) 04:07:56 ID:YcV4Ftws

『…5年後の今日、この時間にこの場所でね』

二人だけの場所で、景色の中で、約束は結ばれた。
この先も変わらぬ私達を夢見て。
その裏に一つの淡い想いを秘めて…。


―――。


高校時代、私は一つの運命的な出会いを経験する。

私は運命なんて洒落たモノを信じていなかったし、有り得ないと思っていた。
あってもドラマや本の中だけの話で、私には関係のないこと。
それなのに、全く人生とは良く分からないものだ。
だってさ、その運命の出会いとやらに何よりも感謝していたのは、紛れもなく私自身だったから…。
2475年越しのラブレター・前編(1/8)-2:2008/01/11(金) 04:33:56 ID:XzVBeSu6
その運命の相手の名前は、泉こなた。

私とは違うクラスだったけど、つかさが彼女と同じクラスだったので、顔を合わせる機会は多々あった。

第一印象は小さな身体に蒼くて長い髪とアホ毛、左目の下の泣きボクロが特徴的だった。そして、オタクで勉強はやる気0のちょっとダメ人間。
だけど…彼女はとても優しく澄んだ目をしていた。

最初に仲良くなったのは私じゃなかったけど、私達二人が友達になるのに時間はそう必要なかった。
何だか笑えるけど、たまたまこなたが話題に出したラノベの話が、二人の距離を一気に縮めていった。
初めて話題を共有出来た時のこなたの笑顔を、私は今でも忘れていない。
248名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 04:34:07 ID:0COom4yG
>>181
おー。見事にばっさり。そしてさりげなく薬指に光る指輪。
きっと円満な家庭を築いていることでしょう。幸せそうで何より

>>190
>>193
何度見ても照れるこなたって新鮮だなぁ・・・あぁもう可愛すぎる
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
2-176氏のSSが飛んだのは残念ですわ・・・

>>226
やはり同姓というのはどこまでもついて回る不安要素ですからな…
例え本人たちや家族が認めていても世間の目とかもあるし…
でも、二人ならきっと大丈夫。

>>228
これは勉強にならないww
表情を見る限り意図的にやってるようにも視える
…思えばこなたのスカートって珍しいかも。

>>244
リアルタイムGJ!
なんというか、深いというか。
こなたが5年後を指定したのは何か意図があるんだろうなぁ
その当人はまだ来てないわけですが。
後編楽しみです
2495年越しのラブレター・前編(2/8)-1:2008/01/11(金) 04:35:52 ID:XzVBeSu6

それからというもの、彼女が何かを話せば、オタク話であろう何だろうと必ず耳を向けるようになった。
…こなたのことをもっと知りたかったから。
勉強で分からないところがあれば、一緒に悩んで考えて教えてあげた。
…私のことをもっと知って欲しかったから。

こなたが他の誰かと話していると、胸が痛くなった。この痛みの理由、今なら良く分かる。
きっと…出会ったその瞬間から、私はこなたを好きになっていたから。

友達としては勿論のこと、私の想いはそれを遥かに越えて…こなたを一人の人として見ていた。
気が付けば私はこなたしか見ていなくて、考えていなくて…私は深い恋に堕ちていた。
こなたが私のことをどう想っていたかなんて、全く分からないのに…。
2505年越しのラブレター・前編(2/8)-2:2008/01/11(金) 04:36:45 ID:XzVBeSu6

…だからこそ伝えないといけないことがあった。
“私はこなたが好きなんだよ”って。
“誰より1番大切なんだ”って。

だけど私は臆病で…こなたに自分の気持ちを何一つ伝えることが出来なかった。この自分勝手な想いを伝えれば、きっとこなたを苦しめる。今まで築いてきた友情も、形を変えてしまう。それが怖くて、考えたくなくて…私は逃げたままだった。

このまま終わるかと思っていた恋。
諦めて友達のままで終わると思っていた関係。
そんな結末を打開する機会、神様が私に最後のチャンスをくれた。

それは高校三年生の夏、とある昼休みにこなたからの提案されたものだった。
2515年越しのラブレター・前編(3/8)-1:2008/01/11(金) 04:38:03 ID:XzVBeSu6

―――。


「かがみ、二人でタイムカプセル作ろう!」
「な、何で急にそんなこと…」
「んー、やっぱり輝かしき青春の日々を思い出に残すのは大事じゃん?」
「ふーん」
「あれ?反応が薄い…」
「だってあんたの場合は、輝かしきオタクの日々じゃない?」
「ちょ!?それ酷いよ!私は真面目に言ってるのにさー!」
「あはは!冗談、冗談よ。…いいわね、折角だから作ってみよっか」
「ホントに!?」
「うん」
2525年越しのラブレター・前編(3/8)-2:2008/01/11(金) 04:40:22 ID:C1g14rZE
支援
2535年越しのラブレター・前編(3/8)-2:2008/01/11(金) 04:41:53 ID:XzVBeSu6
相変わらずこなたらしい突拍子な案だったけど、二人で思い出作りが出来るのは嬉しいことだった。
だから私は何も考えずに了承した。

「で、そのカプセルとやらに何を入れるの?」
「んーとね…手紙、とかどうかな?」
「手紙?」
「うん。数年後の私達宛てに」
「…いいわね」
「で、どうせなら…お互いに宛てた手紙にしない?」「お互いに?」
「うん。私はかがみに、かがみは私に手紙を書くんだよ」
「………」
「どうかな?」
「…ふーん、面白そうね。いいじゃない」
「よし、決まりー!それじゃあ5、6時間目の間に書いておいてね。今日の放課後に埋めに行くから!」
「授業受けさせろよ…」

いつもみたく楽しい昼休みが終わり、放課後まで残された時間は一時間半くらい。その間、私は授業そっちのけで手紙に何を書くか考えていた。


2545年越しのラブレター・前編(4/8)-1:2008/01/11(金) 04:45:53 ID:XzVBeSu6

手紙…別に珍しくも何ともないし、書いた経験は多々ある。普通なら何も問題はないし、悩むことでもない。
だけど今回は違う。こなたへ向けた手紙。いつも一緒にいてくれる、大事な人へ宛てた手紙なんだ。

…私は数年後のこなたに何を伝えるべきなんだろう?

“元気にしてた?”

“まだオタクやってるのか”

“高校楽しかったよね”

“漫画だけじゃなくラノベも読んでる?”

“相変わらず小さいのか?”

“今は何してるの?”

“好きな人はいるの?”
2555年越しのラブレター・前編(4/8)-2:2008/01/11(金) 04:46:49 ID:XzVBeSu6

“私、こなたのことが…”

「………」

悩みに悩んだ末、私はこの手紙に全てを賭けてみることにした。
何もしないままで、この気持ちを只の思い出になんてしたくない。だからせめてこんな紙切れにでも、私の全てを綴っておきたい。
少しだけでもいい、この想いがこなたに伝わるのを信じて…。

こなたがこれを読む時、私の気持ちは変わっていないだろう。
その時、もしこなたが私と同じ気持ちでいてくれたら…私の想い、ちゃんと自分の口で伝えよう。
同じ気持ちじゃなければ…その時はもう時効。
笑い話にでもして、そこできっぱり諦めよう。

だからこれは…私がこなたに宛てた最初で最後のラブレター。
2565年越しのラブレター・前編(5/8)-1:2008/01/11(金) 04:48:04 ID:XzVBeSu6


―――。


放課後になって、つかさとみゆきには先に帰ってもらったので、教室には私達二人だけだった。

「さてかがみん、手紙は書けたかい?」
「一応はね、けどこれを何に入れるの?」
「むふふ、これだよこれ」
こなたは中くらいの大きさのクッキーの缶とビニールテープ、埋める時に使うスコップを机に並べた。

「準備いいわね、あんた…」
「まーね」
2575年越しのラブレター・前編(5/8)-2:2008/01/11(金) 04:48:58 ID:XzVBeSu6

私の感心の言葉をサラっと受け流しながら、こなたは缶の中に手紙を入れ、テープで丁寧に蓋をしていた。湿気とかは大丈夫なのか…なんて夢のないことを考えながら、その様子を見守っていた。

「よし出来た。じゃ、埋めに行こうか」
「行くって何処に?」
「…まぁ着いて来てよ」

こなたに促されるままに着いて行く。学校を出て、家とは反対方面にひたすら歩いた。そして着いたのは見覚えのある場所。

私とこなたが初めて二人で遊んだ時に来た、小さな丘だった。
丘の頂上には大きな木が一本あり、二人でその木に登って夕日を眺めたのを覚えている。

二人にとって、とても大切な場所。
258名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 04:51:57 ID:k9zYLUmW
支援
2595年越しのラブレター・前編(6/8)-1:2008/01/11(金) 04:53:19 ID:XzVBeSu6
「あんたにしては良い場所を選んだじゃない?」
「素直に褒めてくれないあたり、やっぱツンデレだね」
「うるさいな!」
「さて、掘るかー」

こなたはスコップを使って木の下に穴を掘り始めた。鼻歌なんか歌いながら…その姿はとても楽しそうだった。

「やらないか〜♪」
「何を掘るつもりだよ!」「ナイスツッコミだねー。…よーし、出来た!」

あっという間に、この缶を埋めるのには十分すぎる大きさの穴が出来ていた。
私達は二人でその中に缶を入れる。しばらくそれを眺めた後、その穴を再び埋めた。
2605年越しのラブレター・前編(6/8)-2:2008/01/11(金) 04:56:51 ID:1//YRCnI

「いよっし、終了!」
「ふぅ…無事に出来たわね。そういえばこなた、これはいつ見に来るの?」
「うーん、そうだね…」
「10年先くらい?」
「…5年後」
「え?5年って結構短くない?」
「だって…あんまり長いと忘れちゃいそうでさー」
「うぉい!」
「まぁまぁ、色褪せる前に思い出に浸るのもなかなか良いじゃん?」
「はぁ…。じゃあそれでいいわよ」
「じゃあ決定!…5年後の今日、この時間にこの場所でね」
「…うん」

携帯を見る。
ディスプレイは7月1日の午後4時を示していた。
2615年越しのラブレター・前編(7/8)-1:2008/01/11(金) 04:58:00 ID:1//YRCnI


―――。


タイムカプセルを埋めてから数カ月後、私達はそれぞれの進路に向けて必死になっていた。
私は前々から狙っていた大学の法学部へ。
こなたは進路を変え、関西の大学への進学の為に。

こなたの進学の話は、余りに突然だった。進学は有り得るにしても、まさか地方の大学へ行くとは思っていなかった。
…いつまでもずっと側にいられると信じていたのに。
だけど現実は残酷で…お互いに希望の学校への受験は成功し、私達はそのまま別々の道を歩むことになった。

こなたがこっちを発つ日、私は駅のホームへと見送りに行った。
2625年越しのラブレター・前編(7/8)-2:2008/01/11(金) 04:59:13 ID:1//YRCnI

「しばらくは戻って来れないんでしょ?」
「だね。多分卒業までは帰って来ないかも」
「そっか…」
「ねぇ、かがみ」
「ん?」
「タイムカプセル、忘れちゃダメだよ?」
「私が忘れるハズないじゃない。あんたの方が心配よ…」
「大丈夫だよ。私は絶対忘れない」
「…うん」
「あ、あのさっ!かがみ…」
「何?」
「………ううん、何でもない。もう行かないとね!」「…そっか。頑張りなさいよ!応援してるから」
「ありがと、かがみ」
2635年越しのラブレター・前編(8/8)-2:2008/01/11(金) 05:02:11 ID:1//YRCnI


―――。


今日はカプセルを埋めてちょうど5年目の7月1日。私はあの木の下にいる。
時計を見ると、夕方の5時を回ったところ。


私の愛しき待ち人は…未だここにはいない。




続く。
2645年越しのラブレター・前編(8/8)-1:2008/01/11(金) 05:03:55 ID:1//YRCnI


―――。


こうして私達は別れた。

新しい生活が始まるということもあり、離れてからは連絡を取ることが段々少なくなっていった。
寧ろ、こなたが忙しくなっていたみたいで私が連絡を取るのを控えていた。
寂しい、こなたに会いたい…何度もそう考えたけど、私はそれを行動に移すことは無かった。

更に私は大学卒業後、大学院生になった。大学で色んな経験をして、弁護士になる為にはまだまだ勉強が必要だと思い知らされたから。私の中で、また新しい生活が始まった。

そういえば、こなたはどうしてるんだろう?
上手くいけばもう卒業して働いているハズだけど…。ずっと向こうで居続けるのかな?忘れたのかな?
何度も何度も不安な気持ちになった。
それでも、私は一度もこなたに連絡を取らなかった。
2655年越しのラブレター・前編(8/8)-2:2008/01/11(金) 05:05:25 ID:1//YRCnI

だってさ、もうすぐで会えるんだよね?

…あの日の約束だけが私を支えてくれていた。


―――。


今日はカプセルを埋めてちょうど5年目の7月1日。私はあの木の下にいる。
時計を見ると、夕方の5時を回ったところ。


私の愛しき待ち人は…未だここにはいない。




続く。
266243:2008/01/11(金) 05:15:19 ID:1//YRCnI
スレの皆さんと8-616氏すみません!
思ったより時間が掛かってしまいご迷惑をおかけしました
連続規制はかかる、長文もダメんことがわかりました
重複してる8/8-2を見ていただけば、わずかな区切りで8/8/-1が書き込めなかったことがわかります
途中でやめるにやめられなくなってしまいご迷惑をおかけしました
本当にすみませんでした
267名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 05:16:52 ID:0COom4yG
>>266
割り込みホントごめんなさい…
避難所のほうで見たからついorz
268名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 05:24:40 ID:an9gXbK2
19 :8-616:2008/01/11(金) 04:16:36 ID:r83bQrsM
こっちでやっとこさ投下できました。
しかし昨日の投下ミスなどで、まだ後編が完成出来ていなくて不安がいっぱいです。
後編は今日の夜にでも投下できたらと思います。
----------------------------------------------------
↑8-616氏のあとがきです

>>267気にしないでください
私243の手際が悪かったのですから
すみませんでした
269名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 07:00:42 ID:rV1knIrJ
早朝からアマアマにシリアスに、さすがかがみん開きの日(*´ρ`)
こなかがへの愛があるから、なんだって許容できるんだZE☆

そんな私も、萌えとは程遠い絵しか描けないですが、
お祭りの日っていうことなので、勘弁してくださいませ……
こっそり4-248さんのマンガをお借りしてたりもします。いわゆるリスペクトです。
http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro03929.jpg

「かがみ〜ん、おもちうにょ〜んしようよー(≡ω≡.)」
「なによそれ」
「おもちうにょ〜んだよ、おもちうにょ〜ん」
「だからなんなのよ」
「もうしょうがないなあ、かがみんは」

ハムッ!

「は、はにふんのほ!!(な、なにすんのよ!!)」
「ははら、ほほひふほ〜ん(だから、おもちうにょ〜ん)」
「はははーー!ははくはへなさいほ!(バカかーー!早くやめなさいよ!)」
「ははほー。はへ、ほのはははへへひっははほーはふはは〜(≡ω≡.)
 (やだよー。さて、このまま食べていったらどーなるかな〜ε(≡ω≡.*))」
「ほ、ほっほおおおお……!!(ちょ、ちょっとおおおお……!!)」
270小なた:2008/01/11(金) 09:23:47 ID:vnwkm0sb
>>269
まさに、おもちうにょ〜んw
あの漫画があるということは、こなたはこのスレを見ているんですねw


さて、寝て起きたら電波が舞い降りたんで1つ。

「ただいま〜」
「おかえりー、かがみ。
これからお菓子? それとも私?」
「…ちょっと待て。何だ、その微妙な二択は?」
「いや〜、かがみにピッタリだと思って♪」
「あのなー…。
…じゃあ、お腹空いたからご飯でいいわよ」

ガシッ!

「え、え〜と…かがみ様…?」
「だから…今日のご飯は、こ・な・た♪」
「え!? ちょ!!? アッー!」



後悔はしているが、反省はしていない( =ω=.)
271名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 10:08:12 ID:yhXgTZTP
>>266
代行投下お疲れ様です。

>>244
GJ!!
綺麗な文章で、映像が自然と脳内で再生されますた(´・ω・`)
どうなる続き…今晩wktkして待ってます!
272名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 11:03:27 ID:3b81xmMx
>>228氏、>>269氏、10-46氏、8-616氏、中継担当のID:XzVBeSu6氏
皆様、お疲れ様&GJです!
さて、文才も絵心もない自分としてはこなかが本の通販情報でも提供しますよ
同人に興味のない人はスルーでお願いします

最近委託が開始されたこなかが本はこちら
おでんや「柊さんちのリラッコナ」
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/13/96/040010139613.html
ttp://shop.melonbooks.co.jp/tsuhan/system/list.php?RATED=18&MAKER_FULL=%A4%AA%A4%C7%A4%F3%A4%E4
ゆ〜のす通信「はぐ☆ハグ かがみん」
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/14/12/040010141222.html
ttp://shop.melonbooks.co.jp/tsuhan/system/list.php?RATED=18&MAKER_FULL=%A4%E6%A1%C1%A4%CE%A4%B9%C4%CC%BF%AE
ゲゼルシャフト「ぷにっ! 」(18禁)
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/14/34/040010143479.html
ししゃもはうす「Caprice Star」(18禁)
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/14/30/040010143036.html
しもやけ堂「cicada drizzle」(18禁)
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/14/16/040010141657.html
ttp://shop.melonbooks.co.jp/tsuhan/system/sp_shimoyake_c73.php?RATED=18

委託開始はまだだけど通販登録されているこなかが本はこちら
スペースオレンジパンケーキ 「もち*もち」
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/14/03/040010140303.html
いちごさいず「HOME SWEET HOME」(18禁)
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/14/31/040010143173.html
いちごさいず「HAPPY DANCE DANCE」(18禁)
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/14/31/040010143174.html

冬コミのこなかが本も有名所は概ね出揃ってきたかな?という感じですかね
273名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 13:10:33 ID:jVxhGVUL
おお、ゆ〜のす通信やしもやけ堂も委託始まったのか。
これは早速買いにいかねば。情報d
274名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 13:14:16 ID:0COom4yG
ゲセルシャフトのサンプルをみてすげー悩んでる…
セバスチャンってコトは恐らく白石…むぅ・・悩む。
275名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 14:10:38 ID:WOdlYlyk
ゲゼルシャフトのはマンガが2本掲載されてて、その内の1本ががこなかがエロ。
リバで途中からかがみ攻めになったりして個人的にはアリな内容だけど、
男との絡みは見たくないって人はスルーしたほうがいいかもね。
ちなみに陵桜祭2の時に出したコピ本の再録
276名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 14:21:55 ID:Y9zkUdyq
自殺スレで自ら鬱になって、こなかがスレで癒されるのが日課になっている。

自殺スレ読んだ後にこなかがスレが進んで無かったら苦しそうだがなw
まだ未経験だけど。
27710-45:2008/01/11(金) 16:59:07 ID:sxic2Zbs
どうやら2ch使えるようですね。
投下後すぐ寝たんで、この時間にこっそり……(´・ω・`)
コメントくださった方ありがとうございます〜。

>>228
な、ナイスです……!
こなたにべったりされてるのに、それでも続けようとするかがみ。
でも、もしかがみが開き直って反撃にでたら……!
ハッ!も、妄想が加速してしまいました……w

>>243 
こなたに何があったんでしょうね・・・。
思い人に会えないかがみのせつなさを感じます。
タイムカプセルの中身も、とても気になります。
後半期待してます!
>>226
代行お疲れ様でしたー。

>>269
み、巫女服かがみとおもちうにょーんするこなた……。
照れながらもやってるかがみ……。
見事です……!

>>272
おお、委託販売開始ですか〜。
参考にさせていただきますー。
2784-248:2008/01/11(金) 17:39:49 ID:pa2CLeXl
この度は私の絵によってスレおよび住民さん方に多大な迷惑をかけてしまい
大変申し訳ありませんでした
ここがこなかがスレであるのに単体の絵を投下してしまったことについて、
配慮が足りなかったと深く反省しておりますorz
今後二度とこのようなことがないよう注意します
せっかくの鏡開きの日なのにお騒がせさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした
>>227
名指ししてくれたこと、感謝しております

話は変わりますが、鏡開きということで
スランプ脱出記念に私も全力をもって描かせていただきました!

http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro03931.jpg

年明けに二人の着物姿を描けなかったので二人に着せてみたら
鏡開きっていうよりは正月の絵になってしまいました(´・ω・`)
相変わらずラブ度(?)が低めの絵ではありますが見てもらえたら嬉しいです^^

最後になりましたが鏡開きSS&イラストを投稿したみなさんGJです!
個々にレスをつけると長くなるためまとめてしまいましたが
おかげ様でこなかが分を大量補給することができました^^w

残りの時間もみなさんの作品、楽しみにしております!
それでは、失礼します
279名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 17:54:14 ID:+d4cIP81
単体絵でも良いと2人のどちらかなら思いますよ
>>278さんの絵はいつもニヨニヨしながら眺めてます
専用フォルダ作るくらいお気に入りです
むしろ今までのを本にしたいくらいw
280名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 17:54:27 ID:vnwkm0sb
GJ!

空気読めてなかったのは>>227だし
貴方が謝罪したり気にする必要は全く無いよ。
281名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 18:24:28 ID:ml8qkDob
>>278GJ
4-248氏のこのスレでの長い活動はスレ住民の知るところだから
単品絵でもこなかがの一コマであることはスレでは周知の事実なのです
だからあまり気にする必要はありません
それよりスランプ脱出をこのかがみ開きのよき日に祝わせてください

>>227は少なくとも保管庫のこなかがまんがをはじめ
自分が留守していた間の作品を読んからカキコするのがマナーと思わないか
書き込む前は過去レスを十分読むべきというのは2chの基本ルールですよ
282名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 18:27:52 ID:F7JGEMnt
>>228 
素晴らしい絵ですねw
こなたの甘えっぷりが最高ですし、かがみの照れ具合もなんとも…w

>>243
こういう切なさを出せるのって、羨ましいですね。
こなたが別れ際に言い残したことも気になりますし、妄想爆発ですw
後編も楽しみにしています!

>>269
やめなさいといいながらも、続けてしまっているのがいいですねwさすがツンデレw
文字がなくても、そういう印象が伝わってきます。

>>278
GJです!ほのぼのした感じが最高ですね〜♪
雰囲気や表情もそうですが、浴衣の模様なども細かく描かれていて凄いです!
かがみのお椀がやや大きいのは、やはりよく食べるからでしょうねw

>>280
空気読めてないとか、そういうこと言うのはあまり良くないかと…。
本人もある程度認めて謝っているのを、ぶりかえすのは失礼だと思いますよ。
283名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 18:33:39 ID:mES3hK5S
実際スレ違いなものだったんだし、両者とも謝ってるのに
まだぐだぐだ言ってるほうが空気読めてない
284名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 18:36:31 ID:r7hcayyI
謝罪してる相手を煽るとか……もうちょっと大人になろうぜ
見方によっては、4-248氏スキーが少しでも否定的な意見をした相手が気に食わなくて、叩いてるように見える

>>278
GJ!!
着物にまで手が込んでていいよw
なぜあなたの描く『困った笑顔のかがみ』はこうも魅力的なのか。
こなたが微妙に手を回しているのもいい。
285名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 18:43:55 ID:1JfEGaUz
>>272
早速メロンまで買いに行ってきた
「はぐ☆ハグかがみん」のラスト近くの見開き絵が素晴らしいね

>>278
着物姿(・∀・)イイヨイイヨー
286名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 18:51:28 ID:e04JzZpJ
>>278
笑顔がいいね、GJ!

>>227の言いたい事もわかるけど、あんまり形式的に捉えすぎるのもよくないと思うんだ。単体絵からSSが生まれたこともあったし。
じゃあどこまで許されるのか、と言われると確かに線引きが難しいけどさ。
287243:2008/01/11(金) 18:52:40 ID:TcOecm83
8-616氏GJです
続き続き!待ち遠しいなあ

昨日は感想つける間もなく寝ちまいました

こなた〜どこにいるんだ、何してるんだ〜!
きっと、きっと、かがみのデレを見るために
プレゼントを持って遅れて現れるんだよな?

寂しがりのかがみは、思い出だけでは生きていけないんだから
2888-784:2008/01/11(金) 19:59:04 ID:aREqrYae
さすが鏡開きの日 ! スレの伸びがハンパないw
職人の皆様GJです ! 

久しぶりに何だか難しい話で盛り上がってるみたいですが、私としては、こなかが愛がある絵ならなんでもOKって
感じです
海のように広ーい心で職人の皆さんを迎えてあげたいですし、ね?


>>163 >>173様、ありがとうございます〜
お返事遅くなって申し訳ありません。昨日はリアルが忙しくてパソコン触ってなかったんです・・・
マンガ今日投下予定が、間に合いませんでしたよ orz
289名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 20:36:10 ID:B+z8TPYN
【女性の権利】

女性は働きたければ働いて、働きたくなきゃ働かない、辛くなったらやめていい。
そもそも女性に辛い仕事を押し付けないこと。かといって雑用やらせるのもダメ。
それで給与も昇進も平等にね。ただし残業、転勤、深夜当直させたら女性差別だよ。
間接差別禁止規定って知ってるでしょ。なんでも平等にね。髪形と服装は女性の自由だけど。
それからアファーマティブアクションと管理職30%目標もね。産休育休もね。当然給与40%保障で。
主婦と言っても、家事を強制される言われはないし、出産するかどうかは女が決めること。
でも産まれたら育児を女性に押し付けないでね。二人の子供なんだから当然でしょ。
ただし離婚したら親権は母親のものだよ。育児は女性のほうが向いてるんだし。

それから働く夫を妻が支えるなんて時代遅れの女性差別。
これからは働く妻を夫が支えなきゃ。
あ、もちろん収入は夫の方が多くて当然だけどね。妻には扶養請求権だってあるんだから。
それと夫は妻に優しくね。妻が望まないセックスは家庭内レイプだよ。
夫が妻のセックスの求めに応じないと離婚事由になるけどね。
離婚したら慰謝料とか財産分与とかまあ当然だけど。
女性はか弱いから母子手当ても生活保護も税金控除も当然だよね。足りないぐらい。

それと女性に女らしさを押し付けないでよ。
そんなの窮屈で面倒だし、いまさら男尊女卑ですかって感じ。
でも男はやっぱ男らしくないとね。
いつになったらレディーファースト覚えるの?ワリカンなんてありえないし。
少子化だって男のせいでしょ。男がだらしないから女性が結婚できないんだよ。
え?レディースデー?あれはいいの。
別に私たちが頼んだ訳じゃないし。店が勝手にやってるんでしょ。


290名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 20:44:36 ID:5dXTGyvs
最近原作でのこなたとかがみの絡みが全然ないwwwww
原作者はこなかが嫌いだしねwwwww
291名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 21:17:50 ID:7fCYnlGo
292名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 21:56:28 ID:j+6ukmn3
>>228
もしかして冬コミでこなかが同人出してませんでしたか?
293名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 22:02:13 ID:eLOAbLPT
本人が名乗らない限り絵師の特定はしない方がいいんじゃないかね

スレみてて「あれ?この絵は」って思うことはよくあるが
294名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 22:08:36 ID:M154JeyH
鏡開きましておめでとうございます!
皆様の作品に大感動させてもらいました。作品を投下するほどの才能がないので
ちょっとしたネタぶりを
プロポーズはどっちからするか?被疑者の無罪を主張し続けた結果、冤罪を晴してあげることが出来たかがみは
一人前の弁護士としてこなたに結婚を申し込む。というシチュがすでに私の中で成り立っていたりする・・・
29510ー79:2008/01/11(金) 22:10:26 ID:UD5LZUWZ
皆さんこんばんは!待ってました鏡開きです
たくさんの絵師さん、ss書きさん超GJ! こなかが成分ごちです。


では私も微力ながら参戦させていただきます。前スレの長編シリアス物のアフターストーリーです
皆さんの期待にそえられたら嬉しいですw
296雨の後の夜空は 1/7:2008/01/11(金) 22:11:39 ID:UD5LZUWZ
おはようございます!1月11日、朝7時のニュースです・・・

天気予報や昨日の出来事などをキャスターが一生懸命伝えている。毎日が同じニュースの繰り返し。
それでも今日が始まる。

『もしもし、おはよーお姉ちゃん。』
「おぉ・・・今日は雪でも降るのかな?」
『なんですとっ!お姉ちゃんひどい・・・』

子機を肩と耳に挟み、両手でオムレツを作る。我ながら器用になったと思う。
カーテンから零れ出る光が気持ちいい。テレビから作り出されるニュースは良く聞こえない。
聞こえるのは子機から零れる私の妹の可愛らしい声。

「はは、ジョーダンよ。おはよ、つかさ。朝早くに電話なんて珍しいわね。どうしたの?」
『たまには早く起きるよ。お姉ちゃん、今日何の日か覚えてる?』

今日?1月11日。誰かの誕生日?違う。忘れちゃったな。
覚えているのは、あの日から5ヶ月と20日。

「えっと・・・なんだっけ?」
『鏡開きだよー。忘れちゃった?』
「あー、すっかり忘れてたよ。で、今年はどうするって?」

自分の家が神社なのに、鏡開きを忘れるなんて。どうした、私。
さっきまで柔らかかったオムレツがどんどん固くなっていく。私も、時間の流れに乗っていく限り、変わりゆくのかな。

『いつも通りたくさんお雑煮作るって。できたらお姉ちゃんも来ないか?ってお母さんが。』
「ごめんね。今日はサークルの友達と出掛ける事になっててさ。」
『そっかぁ、ちょっと残念。』
「皆にごめんねって伝えてね。」
『はーい了解。あっ、そうそう、お姉ちゃん。』
「んー何?」
『早めに帰ってきたほうが良いよ。私ね、お姉ちゃんに鏡開きの代わりに、いい物届けとくから。』
「つかさの料理?」
『内緒だよー。じゃ今日も頑張ろうね。』

そうだ。今日も始まる。昨日が5ヶ月と19日。だから今日は、5ヶ月と20日目。
変わった普通が、普通となって始まる今日。あいつがいない、今日がまた始まった。


‐‐‐‐
297雨の後の夜空は 2/7:2008/01/11(金) 22:12:59 ID:UD5LZUWZ
鏡開きを忘れていたのは、疲れてるわけじゃない。
ただ、毎日、数を数える事だけが習慣化してしまったから、忘れてしまったのかもしれない。

『愛してるよ、かがみ。』

そう言われたのが今日から5ヶ月と20日引いた日。忘れられない、言葉。色褪せない、詞。永遠。
気に入った歌のように、いつも私のなかでリフレインされている。
でも。

「2ヶ月と20日オーバー・・・」

こなたが大人に、強くなるための第一歩。本を書いて、認められる事。
その第一歩であるコンクールが行われたのが、2ヶ月と20日前。

『入選だったら、かがみに手紙。佳作なら、かがみに電話。銀賞なら、かがみをこっそり見に行こう。ってご褒美まで決めてた。金賞だったら・・・もらった賞金で指輪買って、かがみに逢いに行く。』

きっと、ダメだった。
だけど、1年後にはまたチャンスがある。それでもダメなら、次。
私はずっと待ってる。こなたを想って待ってる。
それが私にできる事。それなのに。

「・・・自己嫌悪。」

口のなかに入れた食パンがやけにパサパサする。
頭では分かっていた。世の中そんなに上手くない。こなただって頑張ってる。
そう、分かっているのに、感情が抑えられない。
理性が上手く働いてくれない。理性が作った関を、簡単に感情は壊してしまう。
逢いたい。逢いたい。こなたに触れたい。こなたを感じたい。

「・・・ごめんね。」

5ヶ月と20日。私という存在の何千分の一。たったそれっぽっちの時間が私を蝕む。
こつこつ毎日、毎分、毎秒、私の中に暗い海を作り上げてきた。
飲み込まれればすぐに壊される。約束も未来も、想いも全部。
だから私は忘れない。どんな日もこなたがくれた永遠を。こなたの想いを浮き輪として私は暗い海を漂う。

「うん、大丈夫。頑張れ私、頑張れこなた。」

数を数えることから始まる私の毎日。今日も始まる、変わらない日常。

「行ってきます、こなた。」


‐‐‐‐
298雨の後の夜空は 3/7:2008/01/11(金) 22:13:41 ID:UD5LZUWZ
「ふぅ。」

カチコチ・・・カツカツ・・・
20時を刻む時計の音と、私の足音が交ざりながら夜空に響く。息が白い。肌で感じる冷たい空気。
サークル仲間達と騒いだ余韻よりも、冬の夜空に輝く星に見とれてしまう。

「ふぅ。」

本日何十回目のため息だろうか。日に日に増えるため息の数。白い気体となって見えるのが、なんとなく切ない。
シャワー浴びたい。着替えなきゃ。お腹減った。寝たい。そんな欲求が私を支配する。
早く今日を終わらせたい。そうすれば、未来に近付ける。明日になれば、迎えに来てくれる。そんな淡い願いを抱いて。

「えぇい!元気を出せ!かがみ!らしくないぞ!」

誰もいない夜道で自分に檄を飛ばす。でもそれがよけいに、私を孤独に感じさせた。
いつの間にか自分のアパートに到着していた。最近、こんなのばっかりだ。

「しっかり、しなきゃ。」

カギを開けて私の部屋に入った瞬間、鼻を掠める、かすかな香り。高鳴る鼓動。時がとまるような感覚。

「・・・う、そ・・・こなた、なの?」

玄関には見知らぬ靴はない。鍵も、掛けられていた。何の証拠もない。ただの直感。感じる雰囲気と懐かしい匂い。
靴を脱ぎ散らかす。コートをその場に脱ぎ捨てる。有り得ない。いて欲しい。対立する2つの感情。

「こなたっ!」

ドアが壊れそうな力でリビングを開ける。でもそこにはいつもと変わらない、普通。期待したモノなんて存在しなかった。

「・・・バカみたい。」

勝手な想像、勝手な直感、勝手な期待。そして失望。涙腺が壊れそう。
もう、寝よう。明日に行こう。そう思って、寝室のドアをゆっくり開ける。

「・・・かがみさぁ、もっと静かに入ってこようよ。人が寝てるんだからさ・・・」
「・・・う、そ?」

現実?夢?それとも?私がいつも寝ているベッドが日常じゃなかった。いつもとは違う。明らかに違う。
ベッドの中には、暗闇でも分かる澄んだ海。

「おかえり、かがみ。」


‐‐‐‐
299雨の後の夜空は 4/7:2008/01/11(金) 22:14:23 ID:UD5LZUWZ
何から聞けば良いかよく分からない。頭の中で色んな問いが飛びかっている。

「ちょっとベッド借りてたよ。徹夜して眠くてさー。靴は一応靴箱に入れといたよ。・・・ビックリした?」

無邪気な笑顔で私を見つめる。5ヶ月と20日前と一寸も変わらない、私を落ち着かせる笑顔。
でもその中には。

「当たり前じゃない・・・久しぶり、こなた。なんか変わったね。」
「そうかな?」

エメラルドの目。黒い瞳。綺麗なコバルトブルー。パーツは何一つ変わらないのに。

「うん。どことなく大人っぽくなった。」
「その為に頑張りましたから。」

パーツは何一つ変わらないのに、こなたを見てるだけで胸が張り裂けそう。心臓が飛び出しそう。

「・・・で?」
「あー、そうだね、色々話さなきゃね。ほら、おいでかがみ。」

そう言ってこなたは、布団に私を誘い込む。

「ちょっと待て。そのベッドは私のだぞ?」
「いいから、いいから。寂しんぼかがみは何も言わなくていいから。」
「誰が寂しんぼだ?」
「ほら、かがみん。」

一向に私の話を聞こうとしない。でも、この雰囲気。こなたの声、こなたの眼差し。
悔しいけど、ずっとずっと私が求めていたもの。独りで海を漂っていた私がたどり着きたかった陸。寂しい海の生活も、ピリオド。

「うん。」

シャワー浴びたい。着替えたい。お腹減った。寝たい。そんな欲求は、もうどうでもいい。
今はただ、目に写る愛しい人を感じたい。

「こなたっ!」

大切なカバンも、買ってきたおやつも全部床に置き去りにして、私はただ、抱き締めた。
私より小さな体躯。甘い香り。繊細なボディーライン。柔らかい、髪。

「・・・遅いわよ、バカ。」
「予定より時間かかっちゃって・・・ただいま、かがみ。」

ただいま。ずっとこの言葉を待っていた。2ヶ月と20日。
言いたいことが多すぎて、言葉にならない。何を言葉にしていいか分からない。だから私は。

「・・おかえり、こなた。」

おかえり。ずっとこの言葉を言いたかった。今はこれだけでいい。
おかえり、こなた。


‐‐‐‐
300雨の後の夜空は 5/7:2008/01/11(金) 22:15:14 ID:UD5LZUWZ
つかさがね、かがみの部屋の合鍵をくれたんだ。

やっぱり。あいつめ。

嬉しいクセに、こんな時までツンツンするかがみ萌え。

・・・うるさい。他に話す事、あるでしょ?

・・・主人公はオタク。

え?

アニメが好き。ゲームが好き。2次元のキャラが好き。社交性ゼロ、自宅警備員候補。そんなオタクの女の子が主人公。

それって・・・

その女の子が、高校でたくさんの個性的な友達を作るんだ。そして皆から大切な大切な何かを学ぶ。
絆、思い出、二次元にはない感情、そして大切な想い。そんなクサイ要素をたっぷり含んだ本にしたんだ。

もしかして・・・こなたと私達のこと?

・・・うん。素直に、私の大切なモノを書こうと思ってね。もちろん金賞は欲しかったけど、最初だから私の想いを詰め込んだ本を作りたくてさ。

そしたら、見事に金賞?

審査に2ヶ月かかったらしいんだよね。今の流行りが『命』とか『愛』なんだってさ。
でも私は、『日常』と『絆』を書いたんだ。そしたらさー、意外性が認められてね。

結果オーライってやつね。

本当はね私も流行りに乗ろうとしたんだ。だけどね、覚えてる?5ヶ月と20日前。

・・・こなたも数えてたんだ。

あの日、かがみに逢えたから、決心できた。待ってるって、かがみが言ってくれたから、『絆』を書こうって思えた。

・・・うん。

やっぱり私には、かがみが必要。頼ってないつもりでも、いつでもかがみが助けてくれた。
書きたくなくなった日も、泣きたくなった日も、淋しくなった日も、かがみがくれた、感覚があったから。かがみが、待ってるって言ってくれたから頑張れた。


結局は、同じだった。こなたが私を想って、私がこなたを想って。
そこが始まりで、そこが結論。そこが、永遠だった。


「本の題名は『幸運の星』。この本は、皆が、かがみが私にくれた全てなんだ。」


‐‐‐‐
301雨の後の夜空は 6/7:2008/01/11(金) 22:16:20 ID:UD5LZUWZ
「私も読みたいな、こなたの本。『幸運の星』。」
「それがさー、もう出版する事になっちゃって大変だったんだよ。」
「それで・・・」
「かがみに逢いに来るのが遅れちゃったわけ。」

少し申し訳なさそうにこなたは頭を掻く。でも、言葉に表せないぐらい、嬉しかった。
何気ない毎日。繰り返される日常。とりとめもない会話。そんな日々を、こなたは『幸運』だと思っていてくれた。そこに絆があるって確信してくれていたのが、何より嬉しかった。
いつも傍にいたのが普通だった。それが『幸運』だって気が付かなかった。でも今は違う。こなたは、私の『半身』。
こなたが居なかったら私じゃない。こなたが居てくれて、私を想ってくれるから、私でいられる。これが、私の『幸運』。

「あとね・・・未来予想図を作ってた。」
「未来、予想図?」
「・・・有名になったら、私達の物語を書きたい。哀しみも後悔も切なさも、幸せも全部書きたい。」
「ノンフィクション?」
「もちろん。それでさ、日本に同性結婚、認めさせたい・・・それが私の、未来図だよ。」

暗い部屋でもよく分かる、凛としたこなた。大丈夫。こなただけの夢じゃない。
結婚するなら、ベルギーやオランダに行けばいい。でも、それは逃避。もう、逃げたくない。
日本で、認めさせたい。大切な絆がある日本で、私達は認められたいんだ。
『半身』だけじゃできない事も、ひとつになれたなら、羽ばたける。夢から現実までひとっ飛び。

「私も、手伝う。早く弁護士になってさ、こなたと一緒に夢を叶えたい。長い道になりそうね。」

私はこなたに負けないぐらいの笑顔をしてみた。上手くいったか分からないけれど、言葉にならない想いを笑顔にのせて。

「・・辛い道になりそうだけどさ、後悔してない?」
「・・・バカ。こなたがここにいてくれるだけで、嬉しいよ。」
「かがみんたら・・・甘えんぼさんなんだから。」
「か、からかうな!」

甘えん坊でもいい。本当だから。本当に嬉しいから。温かいから。幸せだから。愛してるから。
こんなこと言えないよ。恥ずかしくて言えない。

「ねぇ、こなた。」

だから、私は代わりの言葉を贈る。ありったけの想いを詰めた言葉をこなたに贈ろう。

「ずっと・・・傍にいなさいよ・・・代わりに、私も傍にいるから。」
「・・約束だよ、かがみ。」


‐‐‐‐
302雨の後の夜空は 7/7:2008/01/11(金) 22:17:10 ID:UD5LZUWZ
「そうだ、忘れてた。」

こなたがベッドから飛び出し、自分のバックをごそごそとあさっている。

「はい、かがみ。約束の品でございます。」

こなたの手には小さな箱。真っ白な箱に可愛らしい赤いリボン。

「・・・開けていいの?」
「もちろん。」

恐る恐る、リボンの紐を解く。箱を開くと、そこにあるのは深紅。夕焼けのような美しさ。

「スタールビー。名前が気に入ったんだ。かがみの誕生石。」

炎のような、情熱のような。それでいて、星のような微細な美しい輝き。

「右手の人差し指に付けて欲しいんだ。」
「左手の薬指じゃなくて?」
「それは、もっと先の未来にかがみに届けたいんだ。私達の夢が現実になった、その未来に。」
「・・・うん。」

ゆっくりと右手の人差し指にはめていく。苦しくなく、違和感がないぐらい、指にフィットする。
まるで私達みたい。

「右手の人差し指に付ける意味はね・・・」

こなたの顔がスタールビーのように赤く染まる。暗い部屋でもよく分かる。
艶やかで、大人の顔。本当に、強くなったんだね。

「Dreams come true」

夢が真実に。
意味を理解した瞬間、体が私のものじゃないような感覚に襲われる。こなたが腕のなかにいた。

「これから、だね。」
「そだね。」

私達の物語は、ここで完結ではない。雨が必ず止むように、雨の後には必ず快晴が訪れるように。私達の物語はこれから。

「ねぇ、かがみ?」

哀しみの次は、幸せ。私も未来のこなたに届けたい。夢が真実になる、その未来に、こなたに指輪を捧げよう。

「まだ言ってなかったね。」

こなたの誕生石、エメラルドの指輪。貴女の左手の薬指に捧げる指輪を。エメラルドの意味を。


「愛してるよ、かがみ。」


エメラルドに秘められる意味。幸福。永遠の幸福を求めて私達は明日へ向かう。怖いものなんてない。先に見えるのは光。隣にはこなた。私の中には幸福。
これからは毎日が、永遠のlucky star。さぁ、行こう。


「愛してるよ、こなた。」


Fin
30310ー79:2008/01/11(金) 22:19:31 ID:UD5LZUWZ
アフターストーリーでした
少しでも皆さんのこなかが成分補充に役立てたら幸せですw
ではまた盛り上がっていきましょう!
304名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 22:23:12 ID:eLOAbLPT
>>303
リアルタイム乙
綺麗にまとまったね
ぐっじょぶでした。
305名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 22:29:27 ID:LvbDEspX
>>303
リアルタイムGJ!
こんな文章書けるようになりたいです…
精進せねば
私も今日中に投下出来るように頑張ります
306名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 22:32:59 ID:2r/rAiR7
>>294
プロポーズかあ
個人的にはこなたの方から申し込むかなあ
おちゃらけつつも最後にはバシっと決めてくれるのが自分の中のこなた像なので

>>303
GJ!
幸せいっぱいなエンドをありがとう
307名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 23:01:43 ID:8bayXp0C
かがみびらきおめ〜
ということで、初投下です。
スレは初代から覗いているのに、投下する勇気の無かったチキンな自分

http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro03936.jpg

そして、おもいっきりラフ絵で御免なさい;;
何とか今日中には間に合わせたかったので…

絵は、二人がお酒飲むとどうなるかなーと想像しつつ。
二人とも20歳未満ですが、お神酒ですしそこは許してくださいw

お目汚し失礼しました。では
308名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 23:07:38 ID:sxic2Zbs
>>303
お見事……としか言いようがありません。
日にちを何度も反復して印象深さを出してますし、
原作の名前を上手に使い、しかもそこから誕生石への流れ。
そして、何より成長した2人の強い意志が……!
何はともあれ、長編、お疲れ様でした!
次の作品、お待ちしております。

>>307
お互いがそばにいる、という二人の幸せそうな顔が和みますw
酔った勢いで、いつもよりかがみも積極的になる……かもしれませんねw
でも、なんでかがみはYシャツだk(ry
3099-176:2008/01/11(金) 23:17:33 ID:mI0yYyrg
みなさんGJです!改めてここの作品の質の高さを痛感しました。…精進せねば。

私事ですが、インターネットの接続状況が死んでいまして一人落ち込んでいましたorz
やっと書き込める…。11日に間に合って良かったです。
前回コメントをいただいた方、ありがとうございました!

では、お目汚しにならないことを祈りながら投下したいと思います。

・一応『こなた日和』の続き
・視点はこなた→かがみ→こなた→かがみ
・4レス消費予定
3109-176:2008/01/11(金) 23:17:59 ID:mI0yYyrg
「かがみは俺の嫁ーってことで…」
「逆でしょ」
「へ?」



『こなたVSかがみ』



うーんと、今のは要するに『こなたは俺の嫁』発言なのだろうか?

「かがみ、それって」
「おかゆまだあるわよ。ちゃんと食べないと、また倒れちゃうんだから」
「ありがとかがみん♪」

塩加減が微妙に間違ってるおかゆ。
でも私は気にせず食べる。
かがみが作ってくれた、それこそが最高の調味料だから。

…ってノロケてる場合じゃないよ私!
このままじゃかがみに主導権握られそうじゃん!!

「あ〜おいしい♪さすがかがみ!良いお嫁さんになれそうだねー」
「褒めすぎよバカ…」

顔を真っ赤にして照れるかがみ。
うんうん、これだよやっぱ。

「でも、こなたのほうが料理上手いじゃない」
「え?そ、そうかなー」
「前から家事やってたんだし、こなたのほうが嫁向きでしょ」

ぬう、反撃してくるとは…かがみのくせにー。


☆ ☆ ☆
3119-176:2008/01/11(金) 23:19:01 ID:mI0yYyrg
今の状況がなんとなく分かってきた。
これからの主導権がどっちに回るかは今日で決まる。
なんたって今日は恋人たちのための日。
家族にも遅くなるって伝えてあることだし…。

こなたも薄々感じているのか、警戒心を崩さない。

「かがみ〜」

こなたが甘え口調ですり寄ってきた。
戦闘開始、か。

「なによ?」
「かがみばっかずるいよ。私にもやらせて」

そう言うとこなたはすかさず、れんげを奪い取った。

「あ〜ん♪」
「う…あ、あーん……」

断る理由もなく、私はされるがままの状態になった。
…ってしょっぱ!!やっぱ家事担当はこなたね。

「あ、ほっぺたにご飯粒付いてるよ〜。仕方ないなーかがみんは〜♪」

お前が付けたんだろうが!
なんて抜け目のないやつ………。

「私が取ってあげるよ〜」

こなたが迫ってくる。て、手で取れそんなもん!!

「ん」

こなたの唇が触れる。
それも、限りなく私の口に近いような場所に。

白旗をあげそうになったが、なんとか抑え込む。
わ、私だって………!


☆ ☆ ☆
3129-176:2008/01/11(金) 23:19:27 ID:mI0yYyrg
いやー、やっぱかがみはかわいいな〜♪
あれくらいで真っ赤になっちゃうなんて。
大体ずるいんだよ、私が先に言ったのに主導権握ろうなんてさ。

勝利を確信しながら、かがみの湯気が出てきそうな顔を眺める。

どっちかって言うと私はこなかが派なんだよねー。
かがみなんてできてもヘタレ攻め。総受けキャラには荷が重いんだよ。
これからばっちり思い知らせなk…

「それ、返しなさい」
「へ?べ、別にいいけど…」

れんげを渡す。
んーっと…。妙な胸騒ぎは私の気のせいでしょうか?

「そう言えばさー」
「なに?」
「こなた、ちょっと前にも倒れたじゃない?風邪で」
「あーそんなときもあったねぇ」

熱でうなされてたから、あんまりよく覚えてないけど。

「あのときさ、言ったよね」
「へ?」
「今度は口移しでって」

………。
え―――――と。

「そ、そんなこと言ったっけ?」
「確かに聞いたわよ」

や、やばい。目が本気だ。
このままじゃ一気に私がアーッな展開に…。
ここから切り返す方法は…考えろ、考えるんだこなた!!

「あんたが……言ったんだからね」

ぐはぁっ!そ、その顔は反則だよ……。


☆ ☆ ☆
3139-176:2008/01/11(金) 23:20:23 ID:mI0yYyrg
時計を見る。…すごい勢いで時間が過ぎた気がする。

「私、そろそろ帰るね」
「え!?帰っちゃうの?」
「泊まるとまでは伝えてないし」
「だって今日は…」

潤んだ瞳が私を見つめる。あーもう、かわいいなこいつは。

「……いつまでいればいいの?」
「日付が変わるまで」
「電車なくなったらどうするのよ」
「いいじゃん♪」

いたずらっぽく微笑むこなた。ホント、しょうがないやつ。

「かがみー」
「なにー?」

携帯を手に取る。あー…。
明日あたり、みんなに問い詰められるんだろうな。

「通い妻ってのもいいけど、やっぱ嫁は夫のそばにいるべきだよね」
「誰が夫だって?」
「う…か、かがみ様です…」
「ま、別にどっちでもいいけどね。主導権がどうとか」
「さっきまであんだけ攻めたてた人が言いますか」
「ば、バカ!」

さっきまでの所為が脳裏に蘇る。
いや、暴走気味だったからちゃんと覚えてないけど。

「つ、つまり…こなたに色々するのも……されるのも、どっちも好きだから………」
「ふぅーん?」

こなたはニヤニヤしながら私の顔を覗き込む。

「で、どうする?」
「なにが?」
「毎朝かがみの寝顔が見たいなー」
「私のほうが起きるの早いと思うけど」
「つかさじゃあるまいし。ね、返事は?」
「……別にいいけど」
「ホント!?」
「そのかわり、夜更かしは禁止。最低0時までには寝ること」
「そ、そんな……ひどいよかがみー」
「私とゲーム、どっちが大事なの?」
「うぅー………かがみのバカー鬼嫁ー」
「こなた」

かわいい顔を振り向かせ、そのままキスする。

「ずっといっしょだよ」

こなたは顔を真っ赤にして小さくうなずく。
さっきはああ言ったけど、やっぱり私はこっちのほうがいいかな。かがこなに、一票。
3149-176:2008/01/11(金) 23:20:57 ID:mI0yYyrg
以上です。
やはりこなかがの方がメジャーなんでしょうか…。どっちも好きだけどw
最後のかがみのセリフ…月並みで申し訳ないですorz
他の方々の作品と比べると、表現力の貧困さが思い知らされます。
長い文も書けるようになりたいです。

読んで下さった方、ありがとうございますm(_ _)m
315名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 23:42:31 ID:ve3htM+J
>>303
文章も展開も両方が綺麗、としか言いようが無いですよ、GJ!

>>307
酒に酔ってるのか、それともお互い相手に酔ってるのか。GJ!

>>314
GJ!どっちも甲斐甲斐しいなw
316名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 23:52:08 ID:LvbDEspX
>>314
GJ!主導権を争う二人が可愛すぎる!!
ちなみに私はどっちも好きですw

一応私も出来たけど、投下されたばかりですのでもう少ししたらにしますー

そういえば、上の方でプロポーズの話が出てましたが、私としてはこなたからですかね?
かがみはそういう所ヘタレそうw
317名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 23:55:48 ID:d32NJ35e
かがみ、開き、直りましたw
間に合わせで申し訳ないー
ttp://minor.s7.x-beat.com/uploader/src/up0798.jpg
あと、GJくれた人達に感謝を
そして絵師さんたち&SS書きさんたちマキシマムGJ!
流石かがみ開きの日、ニヤニヤが止まらないZE!
318名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 23:56:11 ID:8Y6Zp9z7
怪奇事件が起きた。
死因は失血死、傷跡はないという。
謎に包まれたその事件に、ただひとつだけ、現場にヒントが残されていた。


床に残された鼻血文字のダイングメッセージ――

『かがこな最高、>>314GJ!!』

貴方には解るだろうか、この事件の謎が。
319名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 00:05:47 ID:6ZqhuiVA
>>314
GJです
ごく普通の中の恋人たちの時間といった感じで
いい意味で月並みな台詞の流れもまた作品の魅力だと思います

ただ、今回に限っては、台詞の切れ目の後の最初の台詞が
え?どっちの台詞?とひっかっかるところがありました

あの、いい作品だからちょっと思ったことを正直に書きました
そういう風に感じた奴も一人いるんだな程度に読み流してください
320名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 00:17:59 ID:Y66HCVxP
>>317
>>228の続きですかwwwなんというかがみ開き直りwwwwww
ヘタレ暴走攻めかがみん×してやったり誘い受けこなたん
非常にツボです。GJです。


日付変わりましたね、職人の皆様ほんとうにGJ!でした!
寝る前に流し読みするはずが・・・こなかが&かがこなラッシュのせいで脳内麻薬がダダ流れだ!
かがみ開きを提案してくださった465氏に感謝です。
3214-234:2008/01/12(土) 00:19:39 ID:Mh73brhp
そろそろいいかな?かがみ開きに間に合ってませんが。

ついさっきまで書いてたのでいつも以上に微妙ですがw…orz

・本編4レス失礼します
・ほんのり大人風味です。プラトニックなのが好きな人はスルーで
・この前のように投下出来なくなりましたら避難所に投下させて頂きます
322名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 00:24:13 ID:Mh73brhp
やっぱり駄目みたいなので避難所行ってきます…orz
323名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 00:28:25 ID:O/kSbmUs
>>317
日付が変わる間際、とてつもない破壊力を持った絵が投下された。
その威力を目の当たりにした人々は、ただ「GJ!」と叫ぶ事しか出来なかった。
時に2008年1月11日、鏡開きの日のことであった。


職人さん達へ惜しみないGJとありがとうを

>>322
昨日予定されていた2chメンテナンス作業も先延ばしになったみたいなので
不具合がまだ改善されていないみたいですね。
324名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 00:37:10 ID:pNgtNJ0k
職人が多すぎてGJが追いつかない……
とにかくみんなGJ!!
3254-234:2008/01/12(土) 00:44:31 ID:Mh73brhp
報告すべきなのか迷ったのですが、一応。
避難所にて投下完了しました。
早く不具合直らないかな…
326名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 00:52:39 ID:O/kSbmUs
代理投下でも不具合が出る可能性があるので、避難所の4-234氏の作品へリンクを貼らせてもらいます。
専ブラでも行けるはずなので。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199803893/27-31

>>325
GJです!
始まりはどうであれ、追認によって十分プラトニックな物になったんじゃないかと思います。
327名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 00:54:26 ID:6ZqhuiVA
>>321-322
GJ!
一人きりでは寂しくて…依存している
かがみがそういう気持ちで受け入れてるんだとしたら……もう、やめて

かがみは無償の愛情みたいな物を纏ってるから、
体で暖め合っても同情じゃないかとこなたが不安になる…

こなたの告白の言葉一つ一つにも、不安とそれでも伝えないでいられない
気持ちが伝わって来て
とにかく4レスとは思えない感動をいただきました
3289-176:2008/01/12(土) 00:57:21 ID:a0EbM5tT
>>314ですが、
添削前のを投下してしまった事に今気付いたorz
微々たる違いなんですけどね…。

GJ頂いた方、ありがとうございますm(_ _)m
まとめてで申し訳ないですが、お礼申し上げます。

>>319
やはりこれからの課題は表現力ですね…。
いっそセリフの前に名前打ち込むのもありですが…。
3298-616:2008/01/12(土) 00:57:32 ID:BiLFGWlf
必死に続き書いてる間にかなりスレが伸びてる!?
後でゆっくり読ませて頂きます!

さて、かがみ開きに間に合いませんでしたが後編書き終わったので、先に投下してしまおうかと思います。今は投下大丈夫でしょうか?まだちゃんと繋がらなかったりするのかな…
3307-428:2008/01/12(土) 01:14:07 ID:7MDdgvms
>>329
不安定なんですね、行けませんか?
割り込む形になりますが、試させていただきます。
お祭り当日規制解除されたみたいで、急いで作りました。
参加することに意義があるといい訳しながら、2レス使います。

設定は、二人は陵桜の教師をしてます。
さっぱり甘めになってるかと思いたいです。
331319:2008/01/12(土) 01:14:26 ID:6ZqhuiVA
>>328 
今までの作品がなめらかな流れのように読めましたので
ほんのちょっとひっかかったのが気になっただけです
清流のせせらぎに魚のはねる音に一瞬気をとられたという感じです

冗談だと思いますが、台詞の前に名前入れないで下さい
気に障られたのでしたらすみません
3328-616:2008/01/12(土) 01:14:31 ID:BiLFGWlf
えっと、まだ本スレ投下に不安を感じるので避難所に投下してきます。

投下が終わり次第こちらに再度書き込みをします。
3337-428:2008/01/12(土) 01:16:39 ID:7MDdgvms
「かがみん、かがみん、対戦しよ対戦」
猫口のまま左手でおいでおいでする姿に、
「ちょっと、恥ずかしいでしょ。今授業中よ」
と追い返す。半分ほど開いた教室の扉から、半身を乗り出して覗き込むこの体育教師に生徒達は慣れたもの。
中には手を振って、
「泉先生も柊先生の授業一緒に受けませんか?」
などと煽る。

「いやぁ、かがみんの英語の授業は難しくて…」
「あんた、私のせいじゃないでしょ。高校時代のあんたの成績ばらすわよ」
「あ、ごめん。今仕事が入った。私は忙しいのだよ」
と逃げ腰になりつつ、
「次の時間かがみは授業ないでしょ? プールに来てね」
と言って去って行った。

最近陵桜のプールが改装された。私達の時代は水泳の授業がなかったから、あまり馴染みないがどうも温水プールになったらしい。
そこに呼び出された…。 何の対戦だ? 嫌な予感は当たるだろう。

プールに続く扉は開かれていた。体育教師の特権で自由に施設を使うこなたを責める人はいない。
普段いろいろ気を使っているのを、みんな知っているから大目に見てもらえているらしい。
「ちょっと、どこいるのよ?」
プールサイドを見渡してもこなたは居ない。
「あ、直接出ちゃったんだ。更衣室だよ、着替えるの」
女子用更衣室から出てきたこなたはお約束のスクール水着。私達同じ歳だったよね。
「ちょっと私用意してないよ」
「じゃあ、裸で」
「帰る」
「ちゃんと持ってきてるよー」
「だから今朝、ごそごそしてたのか…」
「ささ、着替えた、着替えたっ」

こなたの対戦とは、今日は水泳対決をしたいらしい。25m自由形。ハンディはこなたは往復50mで私は片道25m。
プールサイドの端と端に立つ。25m先の小さなこなたの身体は、自信ありで少し大きく見える。

「いくよ、よーいどん」
こなたのタイミングに遅れをとった私は、水しぶきを生まずに飛び込んだこなたの身体を目に焼きつけ、慌てて飛び込む。
私だって運動が苦手なわけじゃない。倍のハンディは与えすぎだろ。もしかして負ける気なのかな?
そんなことを考えながら泳ぐ。

半分くらい進んだ時、私の身体に抵抗が生じる。確認しようと頭を上げたとたんバランスを崩し、足を着いて休憩。
「あんた、どうして邪魔するわけ?」
私にからまるこなたに一喝。
「やっぱり、かがみとすれ違うのは寂しいなって」
「それじゃあ、勝負にならないでしょ」
「今日は私の負けでいいよ。明日の朝食は私が作ります」
朝食当番をなにかしらの勝負で決めるのは、どうも私に少しでも料理をさせるこなたの作戦らしい。
朝食なら簡単に出来るものでいいから、私も負担なく作れる。そんな心づかいが嬉しい。
「勝負も済んだし、一緒に泳ごうよ」
3347-428:2008/01/12(土) 01:18:12 ID:7MDdgvms
私も同意して、ゆっくり平泳ぎを始める。するとこなたは大きく息を吸って私の下に潜り込み、潜水しながら背泳ぎを始めた。
こなたは私の下で踊るように泳ぎ、私を楽しませた。まるでイルカと戯れるようだった。
しかしこなたイルカは息が続かない。苦しそうに私に助けを求める。
ゆっくり浮上するが私の下にいるため、私と重なってしまう。
こなたの顔がまじかに迫る。こなたの唇が目に入った。私は大きく息継ぎをして、その唇に空気を吹き込む。
移し終った後、こなたは再び踊りだす。この踊りは嬉しさの表現だろう。コミカルな動きで、私のほほも緩みっぱなしだ。
楽しい時間もこなたの限界で幕を閉じる。
再び浮上するこなたに空気をあげようと、息継ぎをしようと勢い良く顔を上げた。その時…。

鈍い音と共に間の前が白くなる。水面に赤い雫が落ち、それはすぐに広がり消えて行く。
私はプールの端に頭を打ちつけ、額を切ってしまった。
「ちょっと、かがみん大丈夫!」
「見たらわかるでしょ。痛いわよ」
「い、急いで保健室に!」
「それは恥ずかしい。できればそのままで…」
「何言ってるのさ。傷口ひどくなるよ。お嫁に… その心配はもうないけど。とりあえず保健室行こう」

こなたに止血してもらいながら保健室へと向かう。水着姿で廊下を歩く私達に視線が注がれる。
「なんや、柊先生怪我したんか?」
「ちょっと壁に頭ぶつけて…」
「そっか、まさか今日が鏡開きやからって、柊の頭割ったんとちゃうやろな?」
「そんなベタなことしませんよ!」
「そやろな、それはやったらあかんな。自重しな、人間失格や」

黒井先生に見送られ保健室までたどり着く。
「まあ、泉さんに、かがみさん。どうかなさいましたか?」
学校医として月2回来る、高良女史… 早い話が医者になったみゆきが出迎える。
「今日はみゆきが当番なの。よかった、ちょっと怪我してのよ、見てちょうだい」
「あいかわらずお二人はお元気ですね。ちょっと沁みますよ」
「かがみんは我慢が出来る子です。ささってやっちゃってください」
「あんたねぇ…」

こなたとやりあっていると、
「三針縫いました。傷は目立ちませんよ」
といつの間にか終わっていた。
「泉さんは気を紛らわせるのがお得意ですね」
「そうだよ、かがみんが痛いの我慢しないでもいい様にだね…」
「あんたの口から出た言葉は信じられん。もともとあんたがこんな勝負を言いださなっかたら…」
「かがみが私のことしか、見てなかったからじゃないの?」
「う、うるさい!」

「お姉ちゃん怪我したってぇー?」
「つかさまで、学食の準備はいいの?」
「え? 騒ぎを聞いて飛び出してきたから、わかんない」
手にバルサミコ酢を持ったつかさは私達が水着であることに気がつき。
「ダイエット中? だったら今日のお昼はドルチェ無しにしようか」
「ちょっとつかさ、これはこなたと…」
「かがみんさっきお腹つかんだら、ちょっとやばかったかも」
いたずらっぽく笑うこなた。

かがみ開きなんて、ろくなことなーい!
3357-428:2008/01/12(土) 01:20:18 ID:7MDdgvms
以上です。
やっぱりこのスレはいいですね。
うるさいと怒られました。静かにもだえる技を身につけなければ…。
かがみの最後の一言は私の叫びでもあります。皆様、あ・ま・す・ぎ!GJです。
336名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 01:33:56 ID:bqck/N7a
しばらく間を空けたらあまりの進み具合にビックリだよー。
作品を投下された皆様GJ!
そして保管庫の管理人氏とおやつ氏もご苦労様です。

かがみ開き大会、堪能させて頂きました (・∀・)/
3378-616:2008/01/12(土) 01:36:58 ID:BiLFGWlf
>>335
おもいっきり割り込んでしまって申し訳ありません。やはり本スレ投下は怖くてやめておきました。

無事、避難所に前作の後編を投下することができました。
338名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 01:44:23 ID:BV91ZeG3
>>337
GJです
どうしたんだろう、ディスプレイがぼやけてよく見えない…
こなたのたった1行の手紙に、かがみへの全ての想いが詰め込まれているようで、
もうただただ感動でした。
ありがとう。

職人の皆様お疲れ様でした。
こんなに鏡開きという日を楽しんだのは人生始まって今日が初めてさ。
339331:2008/01/12(土) 01:54:02 ID:6ZqhuiVA
>>335さっぱりと甘めでGJです

ところで 『うるさいと怒られました。』が>>331の割り込みの件でしたら
内容作成後、別ウィンドでリロード確認、直後に書き込み送信しました
19秒差はPCやスレのレスの書き込みシステムのレスポンスの
限界に近い不可抗力と言う事でお許しいただければ幸いです
3409-310:2008/01/12(土) 02:04:49 ID:bHdqGC8d
えーと、試験の合間に急いで書いた作品なので、若干手抜きになりますが投下したいと思います。

『かがみまもり』の続編って感じです。設定しか繋がってませんが。

それでは4,5レス使います。タイトルは『かがみ開きすぎっ!』です。
341名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 02:05:37 ID:+ZyjQ7d+
>>335
ほんのりとした雰囲気がいいな。GJ

>>337
最後の2人の手紙の部分読んだときには鳥肌が立って泣けてきたぜ。GJ
342『かがみ開きすぎっ!』1:2008/01/12(土) 02:05:57 ID:bHdqGC8d
『かがみ開きすぎっ!』

「よ〜し、これで準備はいいかな?ゆーちゃんはお泊りで、お父さんはおっぱらったし!」
今日は1月11日、私のとって欠かせない一日なのだ!
なんと言っても、鏡開きだからね〜。受験前でも外せないイベントだよ!
なぜかって言うと、それはもちろん恋人の…

ピンポーン
「こなたー、来たわよー!」
噂をするとなんとやらだネ!

「やほ〜、かがみん!いらっしゃ〜い。5時ジャストとは、さすがだネ。」
「お邪魔しまーす。って、今の三枝か!」
「おぉ、鋭い突っ込みをありがと〜。でも前にやってた、つかさのパクリだけどね。」
「つかさ…やったのか…。」

とりあえず私の部屋に移動して、テーブルを挟んで座る。
先に飲み物とコップだけを用意しておく。やっぱ取って置きは最後にね♪

「それにしても、鏡開きだから私を呼ぶなんて、あんたらしいわね。」
「だってかがみびらきだよ?!かがみのためにあるとしか思えないじゃん!」
「いや、名前は含まれてるけど、それは関係ないでしょ…。」
「細かいことは気にしないでよ、かがみ。それにたまには息抜きも必要じゃん?」
「はぁ…あんた受験前だからって、遊んでばかりじゃないでしょうね?」
うぅっ、何かかがみが冷たい…。一応最近は真面目に勉強してるのになぁ。

「ちゃんとやってるよー。むしろ、この間黒井先生にネトゲ入らなさ過ぎって、怒られたんだからネ?」
「それは…教師として冗談でもそれを言うのはどうなのかしら…。」
確かにここ数ヶ月全くと言っていいほどログインしてない。
たまにギルドの仲間に連絡取るために入るけど、それも30分ぐらいの雑談して落ちている。
以前の私からしたらありえないことだけど、やっぱ目標があると変わるもんだね〜。

「まったくだよね、我慢してるのにわざわざ言ってくるなんてさ!」
「にしても、良く我慢してるわね。正月あたりからゲーム機ほとんど封印したんでしょ?」
「一応DSだけは手元に残してあるけど、あとはお父さんに預かってもらってるね。
やっぱり〈かがみと同じ大学に行く〉っていう重要な目標があるからね〜♪」
そう、私は以前に志望していた大学を変えて、かがみと同じ大学に変更した。
もちろんレベルは上がるけど、文学部狙いだから希望はある。これでも作家の娘だからね。
ゲームとか漫画、それにかがみに借りたラノベからも知識を得てるから、伊達じゃないヨ。
343『かがみ開きすぎっ!』2:2008/01/12(土) 02:06:44 ID:bHdqGC8d
「と、とにかく頑張りなさいよ!私も全力を尽くすから、落ちたら承知しないわよ!」
「ぐふふっ、照れてる照れてる♪ かがみのためなら何でも出来るよ〜。」
「は、恥ずかしい台詞禁止!まったく…、私を弄るために呼んだわけ?」
「素直じゃないなぁ、かがみん。かがみも私に会いたかったくせに〜。」
「うっ。そ、それは…当たり前でしょ…。」
真っ赤になって俯いてるのとか、もう可愛すぎだよ、かがみ〜。
アニメとかゲームにもツンデレキャラっているけど、誰もかがみには敵わないヨ。
ああ〜、もう駄目!我慢できないヨ!

「かがみ〜!!(ギュ〜〜)」
「きゃあ!ちょ、ちょっといきなり抱きつかないでよ!く、苦しいって…」
さすがに強く抱きしめすぎたかなと思い、若干力を弱める。
「いやぁ、ごめんごめん、かがみがあまりにも可愛くてつい〜。」
「だ、だから恥ずかしい台詞禁止って言ったでしょ!」
「だってあんな表情見せられたら、たまんないよ。大好きだよ、かがみん♪」
「わ、分かってるわよ。…私も大好きよ、こなた。」
取って置きの言葉でかがみは真っ赤に染まってる。私もちょっと紅いカナ?
ちょっと照れるけど、やっぱり幸せだって感じるよね〜。

5分、いや10分ぐらい抱き合って、お互いに自然と身を離した。
こういうところも私達って歩調というか、リズムが合うんだよネ。

その後、私は夕飯の準備を始めた。と言っても大半は出来てるんだけどね。
「はい、かがみん。デミグラスオムライスだヨ。チーズはお好みでかけてね。」
「へぇ、美味しそうじゃない。それに香りもすっごくいいわね。」
「最近覚えたメニューだけど、結構自信あるよ〜。先に、熱いうちに食べなよ。」
「そう?じゃあ遠慮なく、いただきま〜す。」
かがみが一口食べる。上手く出来てるとは思うけど、緊張の一瞬。

「…うん!卵がふんわりしてて、デミグラスソースの味も濃いわけじゃないけど、深いわね。こなた、これ凄く美味しいよ!」
「ありがと、かがみん♪いやぁ、色々研究した甲斐があったよ〜。」
このオムライスに限らず、私は前以上に料理の勉強をしていたりする。
それに加えて、かがみの好みの研究もしてる。色々つかさに聞いたりしてね。
やっぱ、かがみに出す一品一品は、やっぱり自信作を出したいもんね。

「でも、さすがこなたね。…私も練習してるけど、中々上手くいかないわ…。」
「いいんだよ、かがみ。これからずっと作ってあげるからさ♪」
「な、な、なっ!?」
「何で驚くのさ?ずっと、私と一緒にいてくれるんじゃないの…?」
「そ、そうだけど、じ、じゃなくて、ああ、いあ、や、ああの、えー、ふあっ」
もはや言ってる事が意味不明だ。わざと寂しく言ってみたけど、威力が強すぎたかな?
でも、ここまで来ると弄り倒したい気分だネ……あ、いいこと思いついた♪

「ほら、早く食べないと冷めちゃうよ、あ・な・た♪」
「ーーっ?!?!?!」
う〜ん、これは再起不能かな?ちょっとやり過ぎたみたいだネ。
でも、将来的にはこんな感じになりたいかな?とりあえず、かがみを正気にしないと。

「かがみ〜、大丈夫?」
「……い、いきなり、何を言い出すのよ!」
「いやー、この方が雰囲気出るかなぁって。将来のことを妄想でもしちゃったかなぁ?」
「う、うるさい!!大体、食事中に…」
「早く食べないと冷めちゃうから、食べなよかがみん。」
「もう、誰のせいだと…ブツブツ。」
それでも顔は赤いまま、もくもくと食べるかがみだった。



344『かがみ開きすぎっ!』3:2008/01/12(土) 02:07:25 ID:bHdqGC8d
「ふぅ、ご馳走様!いやぁ、美味しかったわ。それにしても、サラダ一つでも随分変わるのね。」
「野菜の切り方とか組み合わせもあるけど、ドレッシングとかも若干アレンジしてるからネ。」
「そうなんだ。ただ野菜を切って、盛るだけだと思ってたけど、色々あるのね〜。」
「まぁ、そういうのは経験かな?伊達に数年間、泉家の家事を担当してないヨ。実際はお父さんも作ったりするし、ゆーちゃんが来てから回数は減ったけどね。」
お父さんはなんだかんだで料理が結構上手い。
いつもお母さんと一緒に作ってたらしいし、最初はお父さんがお母さんに教えてたらしい。
ゆーちゃんはまだ上達中だけど、飲み込みが早いから、今では一通り作れるようにはなってる。

「ふと思ったけど、あんたっていつも私のこと嫁って言ってるけど、あんたの方がよっぽどお嫁さんみたいじゃないのよ。料理を始めとする家事は得意だし、私より背も低いしね。」
「うぐっ…。い、いやぁ、そこは体系的にかがみの方こそ、嫁じゃないかなー。」
「婿というよりおっさんだ、その発言は。別にいいじゃない、どっちだって。」
「いや、良くないのだよ!将来的にどっちがどっちかは重要であってだね…。」
「だったら今はいいじゃない。私から言い出したことだけど、気になった程度だから。」
「むぅっ…。」
曖昧に終わったけど、いつかこれには決着をつけなければ!そうじゃないと、私の立場が!
…って、今はまだいっかな〜。まだ焦らなくても平気…だよネ?

「んじゃあ、デザートといきましょーか。鏡開きらしくぜんざいだヨ。」
「へ〜、準備いいじゃない。って、ちょっと何よその袋は!」
「いやぁ、正月の売れ残りは安くってさ〜。沢山買っちゃタヨ。」
「…まぁいいけどね。」

よし、いよいよだ!この後は…
「はい、出来たよ〜」
私は用意できたぜんざいと、新しい飲み物を用意した。
「それじゃあ、改めていただきます、っと。うん、甘さ控え目で美味しいわね。」
「良かった♪お餅もある程度甘みがあるし、甘さ控え目が一番だネ。さてと…」
私はすっと立ち上がって、かがみの隣に移動する。

「どこまでお餅が伸びるかやってみよーよ、かがみぃ。」
「…なんで私の横に来る必要があるのよ?ってか、そんなにくっ付かれると食べにくいんだけど…。」
私は口にお餅を口にくわえて、かがみの方を向く。
「ほあ、ほっちがわほはんえお。(ほら、そっち側を噛んでヨ。)」
「んな!な、なんでそんなこと…。」
言葉じゃ伝わりにくいから、じーっと、かがみの事を見つめてみる。
するとかがみは観念したのか、反対側の端を咥えた。目で合図をして、少しずつお餅を伸ばしていく。
結構伸びたが、30cmぐらい伸びたところで、途中でお餅が切れてしまった。

「いやぁ、よく伸びたね〜。1人でやるより全然伸びたよ。」
「そうねぇ。ちょっと楽しかったけど、なんでわざわざやったのよ?」
「ほら、ちょっとした二人の共同作業だよ♪将来のための予行練習?」
軽く抱きしめながら上目遣いで言う。すると、ボンッという音がするかのように、顔が再び真っ赤に。
いやぁ、やっぱりかがみはからかい甲斐があるね〜。
それに、ここらで主導権を握りなおしておかないと、最近逆転され気味だからね…。

345『かがみ開きすぎっ!』4:2008/01/12(土) 02:09:30 ID:bHdqGC8d
でも、油断したり、気を抜いたりした矢先に、事件は起こるという宇宙の真理があるらしい。

「…ねぇ、こなた。口に小豆が付いてるわよ?とってあげるわ。ほら…」
「えっ?う、うん、ありがt…?!?!」
しばらくは反応がないと思ってたから、急に声をかけられてびっくりしながら、OKしてしまった。
すると、てっきり手で取ってくれるのかと思ってたら、いきなりキスしてきたんだよ!
小豆ならもう取れてるはずなのに、結構長…い…。あ〜、なんかどうにかなりそうだヨ…

ようやく口を離してくれたのはどれぐらいか分からないけど、私が軽く酸欠になるぐらいだった。
「ハァ…ハァ…かがみ?き、急にどうしたのさ?」
「う〜ん、こなたぁ〜…。」

どこか目が虚ろだし、声が明らかに妖しい感じがする。お酒なんて飲ませてないのに、何で?!
すると、さっき持ってきた飲み物を良く見ると、カクテルっぽいことが書いてある。

ビンに入っていたから気付かなかったけど、てっきりいつも頼んでるオレンジジュースだと思ってた。
最初の飲んでたのは間違いなく残ってたオレンジジュースで、冷蔵庫の中だと隣に置いてあったし、
中身がオレンジ色だったから確認せずに持ってきていた。
(あーっ!!間違えたーー!!あれ?でも、お父さんはビールだし、ゆーちゃんは飲むわけないから…
ゆい姉さんのかーーー!!!油断したー!!)

「こなたぁっ!!」
「あ、ちょ、かがみ…っ!!ま、待っ、て、お、落ち着、いて…あ、だ、のぉーっ!!」

その夜は、暴走したかがみが正気に戻るまで相当な時間を要したのは言うまでもない。
(うぐぅ…今年はおとなしく嫁に落ち着こうかな…。全部裏目に出るヨ。嫌じゃないんだけどネ…。)

Fin
3469-310:2008/01/12(土) 02:13:22 ID:bHdqGC8d
かがみびらきなので、他のキャラとの絡みを一切なくしてみたところ、かなりの短編になりましたw
2時間ほど間に合っていませんが、大目に見てもらえれば…^^;

個人的にギリギリのラインかなと思う表現を使いましたが、大丈夫でしょうか?汗

とりあえず、このシリーズは続けようかなと思っています。
347名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 02:27:57 ID:6ZqhuiVA
>>337
GJ
ハッピーエンドでほっとしました

>>346
これはぜんざいよりも甘すぎる
そしてこなたは甘い汁を吸い損ねました

かがみの善哉風呂を…後はこれは大人の某スレで続かない
348名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 02:50:33 ID:tNAZoFzx
349名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 03:24:55 ID:6lrIHtDD
またお前か。
>>348はブラクラだから踏むべからず。
350名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 03:51:10 ID:GMliaMXZ
>>349
一見URL怪しく見えるけど、ブラクラじゃないよ
普通にこなかが画像置いてあったし
憶測でものを言うのは良くないと思う
351名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 03:55:17 ID:6lrIHtDD
>>348
勘違いだったぽい。すいません。

>>349
憶測ではなく、ソースチェッカーでアラートやゾンビウィンドウ警告でまくるんだが・・・。
352名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 04:21:37 ID:+6FlvkUs
ふう、やっと読み終えた。さすが鏡開きの日だね。凄いわ。

>>278
最近あなた様の絵を見るたびにヘヴィ級の拳をもらったかの如き衝撃を受けてる俺です
何が言いたいかといえばGJ!!
そしてスランプ脱出おめでとう!

>>303
2ヶ月と20日…ただ待つ、っていうことだと凄く長い時間だったんだろうなぁ
なんか二人なら法も変えてしまえる気がする。
そして綺麗な文章がとても羨ましいですorz

>>322
やっぱり気持ちっていうのは言葉があってこそ、なのかな。
体だけじゃ伝わらないこともあるってことかな…
うん、すばらしい感動をありがとう!

>>337
前編でこなたが何か言いかけたことはそういうことか…
最後の二人の手紙内容でもうね、前が見せませんよ。

最後に職人様がた、GJでした!!!!!!
353名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 04:38:59 ID:eTBID2Bd
ジャージの文字が陵桜と関係ない上に二人の色が違ってて
なおかつ、こなたが右手で箸を持ってる。
改変ものだとしたら、それはよくないよ。
勝手にいじって発表するのは。
354名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 04:42:00 ID:eTBID2Bd
でもいいものいっぱい見れた。ありがとうみんな。
とってもGJです。
3554-465:2008/01/12(土) 07:36:10 ID:7bgyrNoB
今は1月12日、時刻は午前0時30分を回ったところ。
「Zzz……」
そして、私のベッドの上にはこなた。
昨日急に我が家に押し掛けて来たかと思いきや、
『かがみ、開きに来たよ!』
とか、訳の分からない事を言って。
勝手に人ん家の台所を借りたかと思えば、文句が言えなくなるくらい美味しい料理を作っちゃって。
その後も甲斐甲斐しく掃除をしたり、洗濯物を畳んだりもしてくれるこなた。
いや、流石に下着を引っ掴んだ時は怒ったけどさ。
一通り終わった後に改めてこなたに何故急にこんな事をしたのか、私を開くって事がどういう事か聞いてみた。
そうしたら、
『だってかがみってば、私に一度も好きって言ってくれてないじゃん。
私からは何度も言ってるのにさ。
だから、その……』
モジモジとこなたらしからぬ態度と尻すぼみな喋りに、何とも言えない愛しさがこみあげて来た。
『心を開いて欲しい、って?
それなら言うけど、私はこなたの事大好きよ。
言わなくても伝わってるかと思っていたけど、やっぱり言葉にしないと不安になるわよね、ごめん』
それを聞いたこなたは、花が咲いたかのようにふわっと満開の笑顔を浮かべちゃって。
まるで春みたい。
体感気温はもう真夏かも。
『かがみ……』
その後、二人で愛しあった。
一糸纏わぬ姿で抱き締め合う私達。
布団の中はもう溶解炉状態。
恋だとか愛だとかぐちゃぐちゃに混ざりあって、とにかく幸せだった。
「そして今、私は一人放置される、と」
「Zzz……」
「色々やって貰ったし、疲れてるだろうから寝かしておいてあげないとね」
それに『寝てるこなたの顔は可愛いから、何時間でも見つめる事が出来るし』と付け足しておく。
「それでも……」
私はぐっと伸びをして、唇に触れるだけのキスをする。
「これくらいは良いわよね、こなた」
寝ているこなたの表情がニヨニヨとした猫口の笑顔に変わる。
一体どんな夢を見ているんだか。
赤ん坊みたいに暖かいこなたの体温に、急に眠気に襲われる私。
こなたの顔を覗き込んで、呟く。
「またよろしくね、可愛い侵略者さん?」
眠りにつく間際、こなたの声で『任せたまへ〜』と頼もしい返事が聞こえた気がした。
3564-465:2008/01/12(土) 07:48:53 ID:7bgyrNoB
投下終了。

昨日間に合わなかったので、今日を題材に即興で作りました。
文章のおかしいところもあると思いますが、読んでいただけると幸いです(こなかが的な意味で)。

そして昨日は職人の皆様GJした。
一時ごたごたがあったみたいですが、それでも無事滞りなく祭りが終わったみたいで何よりです。

今後は皆様の手でこなかがスレを盛り上げて行って下さいね。
その時は俺も参加しますが、うざいと思わずに混ぜていただけるとありがたいです。

P.S.無くなったと思っていた携帯(ネタ帳)が無事見つかりました。
今日辺り郵便で届く予定。(今日の投下は家族の携帯からです)
357名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 07:59:39 ID:dm9B0W0g
>>356GJ!
携帯見つかってよかったですね
そちらの作品の方も楽しみにしてます
3587-428:2008/01/12(土) 09:46:21 ID:kGM/H1rl
>>339さん
違いますよ。私は>>317氏の絵を見て叫んだのです。
前の方のSS読みながらにやにやしてたら、急に目の前に飛び込んできたから、
二人の仲の良さに、嬉し恥ずかしもだえてたのです。
ちょうど317氏の絵の右下の丸っこい顔の状態を想像してください。
そしてなんでもいいから書きたくなって>333-334を書きました。
ちなみに私を叱ったのは家人です。



前スレで書き込み途中で投げ出した分を投下します。
・シリアスです
・長編です
・こなた視点で大学受験中です
・4スレ使います
3591/4:2008/01/12(土) 09:48:18 ID:kGM/H1rl
『かがみが恋をしている』 みさきちの指摘は私の心にしまっていたある感情を引き出した。
友達が恋をするとどうなるか。心臓が高鳴る。手にしたカップが震えるのを悟られないよう慌ててソーサーの上に戻し、
みさきちの次の言葉を待つ。

「やっぱり、びっくりするよな。柊だもんな。ありえねぇよなぁ。けど、あやのがいうんだ。『柊ちゃん、恋してる』って」
「それで、みさきちはどう思うの?」
「確かに柊、最近あやのと同じ目をしてんだよ。兄貴のこと考えてる時のあやのだな」
みさきちも女の子だな、ちゃんと見ているんだ、そう感心しつつ私はかがみの変化に気が付かなかったのを恥じる。

修学旅行では急にうわの空になっていたけど、あれは私がはしゃぎすぎただけで、かがみの行きたいところに
行けなかったからだと思っていた。
まさかあの時何かあったのか…。
気付かなかったことに私は悔やんだ。今までを思い出す。
事あるごとに私達は彼氏の存在が無いのを自嘲し合った。お花見、夏祭り、花火大会、クリスマス、初詣、バレンタイン… 
そのたびにかがみの『なっしんぐ』の言葉が嬉しかった。
かがみに彼氏が出来ない限り、私達は友達を続けられる。いや、出来てしまったら終了してしまう。
海水浴に行った時、私はスクール水着を着て男が近づくのを防いだ。こんな子供がいたら声なんて掛けられないだろうと思って。
ゆい姉さんや先生は少し当てにならないし。

壊れるのを心配しながら作った友情は、偽物でしかないのか…。
もうこんな思い繰り替えすのは嫌だ。目の前にいるみさきちも、私の人生に一瞬だけ通り過ぎるただの『背景1』でしかないのか。

「なぁ、ちびっこは気が付かなかったか?」
「いや、そうなんだ… わかんなかったよ」
「ははは、そだろうな」
「どういうこと?」
「あやのと二人で柊の視線の先を見てたんだ。そしたらいつも、ちびっこがいるじゃん」
「私…?」
「そう、柊、ちびっこ見る目が、あやのが兄貴見る時と同じなんだ」
「え?」
「ちびっこ、柊の気持ちに気付いてないだろ」
「…」

言葉が出ない。かがみが私を好きになった? 私のどこが? 本当かな? 疑問が尽きない。
「ちびっこは、どうなんだ?」
「私は同性趣味ないよ。かがみも確かそう言ってたし… 間違ってんじゃないの?」
彼氏が出来たと確定したわけではないのが分かり、一安心。少し大きな口を叩いた。

「柊、大学まだ決めてないだろ? あれ、きっとちびっこと同じ大学行きたいから、最後まで粘ってるんだって、
ああ、これはあやのの考えな、けど私もそう思うぜ。高校の時とは大違いだな」
昨晩のかがみのメールを思い出す。
試験終わったらメールするよう言っていたっけ、そして送ると合否を気にする…。
気安く合格間違いないって答えたけど、みさきちの話が本当だったらすごく悪いこと言ったな。
私は後悔しながらかがみの顔を想像する。
私のメールを見て戸惑うかがみ。体育大学なんてどう頑張ってもかがみには入れないよね。
また、こなたと一緒になれなかった… なんて呟いてる勝気な目には光がともってない。
寂しそうなかがみの顔はどこか、昔の私のようだ。目の前から消えていく友達を見送る私と。
3602/4:2008/01/12(土) 09:50:05 ID:kGM/H1rl
こみ上げてくるものを感じ、慌てて水を飲む。テーブルの上に置かれたままのグラスはすでに室温と同じ
温かさになっていて、液体がのどを抵抗なく通り過ぎる。
一息で飲み干したのを見て主人がおかわりを注いでくれた。それを私は口にする。冷たさがのどを刺激する。
二回目のおかわりをいただき、グラスを置く。

「ちびっこ、どうしたんだ?」
「いやなんにもないよ、急な話でちょっと混乱したんだよ」
「まあ、柊のことだから、大丈夫だろうけどなぁ」
「そうだよね、かがみんの心配なんてしてたら、『あんたに、そんなこと心配されるなんて、私が落ち込むからやめろ!』なんて怒鳴られるよ」
「はははー ちびっこはものまねうまいなぁ」

その後、他愛のない話をして帰路に着く。
喫茶店の主人は出しなに『またいらっしゃい』と声を掛けてくれる。感じよかったな、入学できたらここに通いたいな。
帰りの電車は何回か乗り換えた。その度、弥次喜多を演じる。
「ちびっこ、起きろ!」
「みさきち、電車違わなくない?」
「みさきち、切符は?」
「ちびっこ、これは乗ってはいけない特急みたいだぞ」
「ちびっこ、よだれ、よだれ」
「みさきち、早く降りないと私の家の方に行くよ」

乗り慣れない電車の路線は怖い。改札を出て深呼吸をする。少し電車に酔った。
冷たい風が気持ちいい、歩きながら携帯を取り出す。かがみへメールを作成。
『今帰ったよ、みさきちと話してたら遅くなった。アミノ式じゃあ、受かんないかな?』
送信。返信がくる。
『あんた、まだそんなこと言ってるの? 冗談はいいから、今日は休みなさい。疲れたでしょ? お疲れさま』
『落ちたらかがみ様に面倒見てもらおうかな』
軽く探りを入れる。気軽に聞いたつもりだったけど、返信がやけに遅く感じる。私の中でも緊張しているのかな?
『あんたの面倒なんて、見ないわよ。それより、私の面倒見てよ』
え? かがみが『デレ』を出した? 胸が高鳴る。みさきちの顔が浮かび会話が再生される。
『柊はちびっこのこと好きなんだってヴぁ』
そんな台詞はなかったが、なぜかその言葉ばかり繰り返される。それは私を洗脳するかのように。
『さみしんぼかがみん、萌えー。ありがとう、今日は寝るね』
急いで返信。寝落ちなら明日の朝まで、時間を稼げるだろう。いつまでも玄関の前だと寒いな。
電車酔いもましになったし、早く部屋で温まりたい。その考えが私を支配し、帰宅した。

私が帰ってくるのを待っていてくれたため、少し遅くなった夕食が席に着くなり始まる。
「こなた、どうだったんだ? お父さん心配だぞ」
「叔父さん、お姉ちゃん帰って来るまで、ずーっとうろうろしてたんだよ」
「お父さんは… もう、そんな心配いらないって」
「どうなんだ、来年は大学生か? 大学はいいぞ、俺も大学時代はかなたと…」
「よく、お父さん達、同じ大学行けたね。お父さん、ストーカーだったの?」
「ばか、そんなわけないだろ。どっちかといえば、かなたが俺についてきた、かな」
「お母さん、どうして人生間違えちゃったのかな?」
「こなたも恋をすればわかるぞ。けど、禁止だけどな。はははー」
「いや、ここはお母さんの気持ちを知るためにも、ひとつフラグを頼りに…」
「だめだ! そんなものお父さんがへし折る!」
「もー やってることと、言ってること、違いすぎ」
「どんな悪い虫も、こなたには近づけん」
お父さんに守られている。嫌じゃない束縛感。
3613/4:2008/01/12(土) 09:51:45 ID:kGM/H1rl
夕食も済み、寝支度を整え布団に入る。
かがみが私を好きになった…。目を瞑ると左手の親指と人差し指で作ったエル字ですごむ、かがみの姿が浮かぶ。

「私が百合か…」ため息代わりに、独り言をこぼす。
エロゲで女性キャラを攻略するのは得意だ。けどあれって男性がすることだよね。私は攻略される側。
5,6人いる内の一人として遊ばれて終わるんだな…。
私の画像をゲットしたら、もう用ないんだよな…。
調教とかされるのかな…。
すごい勢いで汚されるのかな…。
かがみもそんな目的持っているのかな…。

今まで見たキャラのエロシーンを思い出し、急に自分がその一枚に現れる。左右反転しているのはお風呂の鏡に映った自分か。
相変わらずない胸、最近すこし腰にくびれが感じられるが、幼児体型なのはデフォかな。
ステータスを気取っても魅力ないな…。
電車酔いはおさまっているのに、吐き気がする。この世の男の存在に。
「私が百合か…」羊を数えるように、繰り返し呟いているうちに私は眠った。


短時間の睡眠でも深い眠りにつくと熟睡を得られるようで、起きた際には寝不足感はなかった。
しかし、今日の登校は気が重い。かがみに向ける顔を作らなければいけないから。
「みさきちと峰岸さんの気のせいだろう」
答えの出ない問題にそう結論付けて家を出る。

朝のラッシュアワーの駅前で二人と合流。
「やぁ、おふたりさん。今日も寒いねぇ」
「あ、こなちゃん。おはよー。ほんと、今日も寒いよー」
「あんた、結局昨日の受験どうだったのよ?」
「うっ」
直球か、たじろぐ。
「あ、こなちゃん。この反応はだめだったんだー」
「そら、そうよね。何が『アミノ式』だ。そんなんで受かったら、大学を疑うわ。まあ、できるのはすごいけど…」
「そうだよね。このぶんじゃあ、予備校かな」
「あんた、もうあきらめるのか? 他は受けないの?」
「うーん。今のところは…」
「ふーん」

このかがみの『ふーん』は考えながらの生返事。やばい、かがみも予備校行く気かな。
「でさ、つかさはどうするの?」
「私? 私は調理師の学校に行くの」
「へー。コックさんか。つかさ、料理好きだもんね」
「うん、どんどん覚えて、美味しい料理作るようになるよ。こなちゃんも味見してね」
「おぉ、つかさの料理。うんうん、楽しみ」
「でさ、かがみは?」
「ん? 私は… 法科大よ。弁護士目指してるから」
「そっか、かがみんはえらい人になるんだね」
「そんなことないわよ。夢よ夢。どうなるかわかんないわ」

普段と変わらない会話が繰り広げられる。杞憂だったのだろう。
3624/4:2008/01/12(土) 09:53:08 ID:kGM/H1rl
受験結果は郵送で来る。指定日には試験本番とはまた違った緊張が家を走る。
「おい、こなた。郵便屋さん11時頃来るよな?」
「私学校行ってるから、わかんないよ」
「どうしよう。お父さん受け取っていいのか?」
「お父さんしか家にいないんだから、当たり前じゃん」
「薄かったら不合格か?」
「はがきで来るんじゃないの? その後手続きセットが送られてくると思うよ」
「じゃあ、開けるまで判らないじゃないか」
「なんでお父さんが一番そわそわするのさ。私のことでしょ」
「ばか、こなたのことは、お父さんのことなんだ」
「じゃあ、お父さんのことは?」
「お父さんのことは、お父さんのことだ」
「…。行ってくるね」

普段どおりの一日が終わる。かがみ達には発表日のことは伏せている。
みさきちに口裏を合わせるよう相談済みだ。
まっすぐ家へ帰ると、お父さんが焦燥しきった表情で出迎える。
「こなた、はい、手紙…」
「どうしたの?」
「いや、どうにかして中を見ようとがんばったんだけど…」
「なんで、開ければいいじゃんか」
「これはこなたが開けるものだ」
お父さんは律儀だな。本当、お父さんの子供に生まれてきてよかった。

「じゃあ、開けます」
「うん」
ラミネートを剥がす。
「あ!」
「どうした、こなた」
「なにかボケようと思ったけど、思いつかなかったよ」
「いいよー そんなこと。お父さん寿命が縮まるよ」
「合格です」
はい。と手紙をお父さんに渡す。お父さん、嬉しそう、けどちょっと悲しそう。
「大学生の男はな…」
何か講義が始まった。私はお茶を飲みながら、ゆーちゃんの帰りを待つ。今日はゆい姉さんも呼んでのお祝いだ。

お父さんの講義はゆーちゃんが帰ってきたことで終了を迎えた。それを切っ掛けに私は携帯を手にする。
「あ、みさきち? どうだった?」
『おお、ちびっこか。今あやのの家で祝ってもらってる』
「じゃあ、合格?」
『もちろんだぜ。ちびっこもその感じじゃ、受かったみたいだな』
「もちろんだよ」
『来年も同じ学校か、よろしくな』
「明日先生に報告行くでしょ? 一緒にどう」
『行こうぜ、職員室ってどうも一人じゃ行きづらいからな』
「じゃあ、明日」

この晩のお祝いパーティーは、お父さんとゆい姉さんの大学生活についての講義だった。
まったく役に立たないのろけ話だったので、ゆーちゃんと二人食べるのに専念していた。
本当にこの二人は大学に行ったのかな? 何しに行っていたのだろう?
3637-428:2008/01/12(土) 09:54:58 ID:kGM/H1rl
以上です。
このあと7スレ目のかがみ視点とシンクロしていきます。

>>356
携帯見つかって本当によかったですね。心の底から同情してました。
私もメモ書き無くしたらと思うとぞっとします。
あなたの姿を見てバックアップ取るようにしました。
364名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 10:49:01 ID:kGM/H1rl
避難所のSS張りますね。
365名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 10:50:44 ID:kGM/H1rl
20 :6-600:2008/01/11(金) 22:36:54 ID:53WMycXE
むー、思ったように筆が進まず、
短編なのに前半しか書けず。

そんな訳で、他に投下予告者がいなければ
こっそりこちらに前半を投下します。


21 :彼方に告げる思い(1):2008/01/11(金) 22:38:47 ID:53WMycXE
「お母さん、今日は私の大切な人を連れてきたよ」


私は今こなたと二人で、かなたさんの墓前にいる


   「彼方に告げる思い」


事の発端は、夏休みのある朝のこと。
こなたが突然、家に来ないかと誘ってきた。
当然断る理由も無く、いつも通りにOKの返事。
ちなみに、つかさはまだ夢の中。まあ、たまには二人きりでもいいわよね?

その時までは普通にこなたの家で遊ぶのだろうと思っていたが、
家に着くなり開口一番、こなたはこう言った。

「一緒にお母さんのお墓参り行かない?」

見ると、こなたは既に外出する準備が整っている。
そうじろうさんも慌しそうに準備を進めていた。

「お父さん、遅いよ〜。もう、かがみ来ちゃったじゃない」
「おお、悪い悪い! もうちょっと待っててくれ!」
「全く〜……まあ、お父さんが準備できるまで
 少し家の中でくつろいでてよ」

そう言われ、私はこなたの部屋に通された。
366名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 10:51:58 ID:kGM/H1rl
22 :彼方に告げる思い(2):2008/01/11(金) 22:39:48 ID:53WMycXE
「こなた、これは一体どういうことなのよ……?」
「え? だから、かがみにもお墓参りに来て欲しいな、って」
「でも……その、折角家族だけになれる機会なのに、
 私がいたら迷惑じゃ……」
「そんなことないよ。それに……」
「……?」
「私とかがみのこと、お母さんにきちんと報告したいから」

こちらを見つめながら、そう言い切るこなた。
こなたと恋人という関係になって既に数ヶ月。
確かにこのような機会は今まで無かった。

「……そうね。そういうことなら、私も一緒に行くわ」
「おーい、準備できたぞ〜!」

廊下からそうじろうさんの声が響く。

「決まりだね。それじゃ行こっか!」


23 :彼方に告げる思い(3):2008/01/11(金) 22:41:06 ID:53WMycXE
家の外では、そうじろうさんが車に乗ってスタンバイしていた。

「おはよう、かがみちゃん。暑い中、わざわざ済まないね〜」
「いえ、こちらこそ急にすみません」
「急にって、こなたから何も聞いてなかったのかい?」
「いやー、かがみを驚かせようと思ってね〜」
「まったく、毎度毎度こなたには驚かされるわよ……。
 そういえば、ゆたかちゃんは?」
「ゆーちゃんは、ちょっと早めに実家に帰省中だよ。
 だから今回は私達だけ」
「よし、それじゃ出発するか!」

およそ20分程で私達は町外れの霊園に到着。
こなた達の後に着き従うように進み、
やがて一つの墓の元に辿り着いた。


一通りお参りを済ませた後、こなたがそうじろうさんに切り出した。

「しばらく、かがみと二人だけになりたいんだけど」
「そうか。それじゃ、俺は10分後くらいに戻ってくるな」

そう言って、そうじろうさんは霊園の休憩所へと歩いて行った。
367名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 10:55:31 ID:kGM/H1rl
24 :彼方に告げる思い(4):2008/01/11(金) 22:42:23 ID:53WMycXE
「さてと……お母さん、今日は私の大切な人を連れてきたよ」

こなたが語りかけるように話を続ける。

「私の嫁のかがみ。いや、夫かな?」
「おいおい、身も蓋も無い紹介だな……」
「とにかく、私の大事なパートナー。それも、一生モノのね。
 今日はそのことを、二人で報告に来たんだ。
 ……私達のこと、これからもずっと見守っててね?」

こなたが話し終わった所で、私も続く。

「改めて、柊かがみです。
 その、こなたの……恋人、です……」
「恋人宣言に照れるかがみん萌え♪」
「恥ずかしい茶々入れるなっての! ……コホン。
 前の結婚式の時もお願いしましたけど、
 どうか私達のことずっと見守っていてください。
 二人で精一杯頑張っていこうと思ってます」


一通り語り終えた私達は、再び目を閉じて墓に向かい合掌した。


25 :6-600:2008/01/11(金) 22:44:33 ID:53WMycXE
以上、前半です。
季節感皆無なネタでホントすいません。
続きは近日中に頑張って書き上げます(´・ω・`)
368名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 10:58:28 ID:kGM/H1rl
>>326 でリンクを張ってくれてますが、一応こちらにも張ります。

4-234氏の作品です
369368:2008/01/12(土) 11:06:38 ID:iFQCWek5
4回試したけど反映されませんでした。
他の人よろしく。
370名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 13:00:57 ID:BV91ZeG3
>>368 4-234氏の作品です
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27 :ホントの気持ち:2008/01/12(土) 00:26:55 ID:f2lBKPF.

それは、戯れにも似た。

私とこなたが友達とは少しだけ違う関係になるのには、そう時間が掛からなかった気がする。
本当に、偶然だったのだ。

たまたま、家族で買い物に行く日にちょっと疲れているからという理由で私だけ家で休んでいて。
たまたま、こなたが突然遊びに来て。
たまたま、じゃれあっていたらこなたが私の上にのしかかるような恰好になって。
後はもうなし崩しだった。そうしなければいけないような力が、その場に働いているみたいに
お互いの唇が重なりあって舌を、体を求めあった。
そのことに関しては後悔はしていないのだけれど。

そうして、私たちの関係は少しだけ変わった。
もう友人とは呼べないんだろう。けれど、恋人とも少し違う。
愛を囁きあうわけでもない。独占したいと思う気持ちも生まれない。

多分。私たちは二人とも一人きりでは寂しくて。
少しだけ、ぬくもりが欲しくて。
依存している。その言葉が一番近いんだろう。
…そう、今日も自分自身に言い聞かせる。


しとしとと、雨が降っている。昨日の夜から降り始めた雨は
朝になっても止まずに世界を濡らし続けている。

「…ヤだな…」
窓の外を見てそう、一人ごちる。べつに雨が嫌いってわけじゃない。
ただ、休日に天気が悪いというのはそれだけでテンションが下がると思う。

ピーンポーン

家のチャイムが鳴った。誰か出るだろうと思って10秒程待ってみたけれど
一向に玄関に行く気配がいない。
はあ、とため息をついて重い腰を上げる。
「まったく、居るんだったら誰か早く出なさいよ」
自分のことを棚に上げつつ階段を下りていると、またチャイムが一つ。
「はいはーい今出まーす」

お母さんとお父さんは神社の方に行っているのかも知れないし、つかさは…
もしかしてまだ寝ているのかしら。さっき時計を見た時10時だったからそうなのかもしれない。
姉さん二人はテレビでも見ているんだろう。


玄関を開けると、見知った顔が傘をさして立っていた。
371名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 13:01:29 ID:BV91ZeG3
28 :ホントの気持ち:2008/01/12(土) 00:28:30 ID:lnbZSCjE

「やふー、かがみん」
「……あんた、何で来たの?」
あの日のように突然の訪問。私が居なかったらどうするつもりだったのだろう。

「なんでって…つれないね。…んー…かがみに会いに来た、とか?」
「うそ」
笑って言うと、こなたもくすりと笑みを零す。
私たちの関係はそんなに甘いものじゃないはずだ。
「そうかも。……じゃあ、雨が降ってたから、とかは?」
「理由になってないじゃない」
ああ、でも、本当にそうなのかも。
休日の雨に、体を震わす冷たさに、また少しぬくもりが欲しくなったのかもしれない。
今朝起きた時、私がそう思ったように。

「で、今ヒマ?」
「暇じゃないって言ったってあがるくせに」
笑みを崩さずにそういうと、こなたは失礼なと言って傘を畳んだ。


「ちょっと待ってて。飲み物とか持って来るから」
私の部屋にこなたを一人おいて台所へ向かう。
冷蔵庫にはグレープジュースがあったけれど、今日は雨だからか気温が低く感じる。
お茶にしようと思い直してヤカンを火にかけた。お湯を沸かしたら
まず湯飲みにお湯だけを入れて温める。その間にお茶っ葉が急須にもお湯を入れて十分に蒸らす。
湯飲みのお湯を捨てたら、濃さにムラが出ないように少しずつお茶を入れていく。
たったこれだけで香りが違って、つかさに教えて貰って以来このやり方を通している。

『少しの努力でこんなに違うんだよ。面白いでしょ?』
『たしかにそうねー。それは勉強にも言えるんじゃない?』
『ふぁ!?…あうぅ…』

あの時の会話で、私はつかさに勉強にも言えるんじゃないかと言ったけど
今の状況にもそれは当て嵌まるんじゃないかとも思う。

不安定な関係。

曖昧な境界線。

言い方は色々あるけれど、こなたと私は、つまるところそうなのだろう。
後一押しで他人にも、友達にも、……恋人にだってなれる。
そうしないのは何故なんだろうか。


お盆にお茶と醤油煎餅、それからポッキーを乗せ階段を上がりながら、そんなことを考える。
我ながら器用だ。

「こなたー、開けるわよ?……わ……!?」
片手にお盆を持って、自分の部屋のくせにそう言って扉を開けると
お腹の辺りにぽふっと何かが抱き着いて来た。
何か、だなんてこなたしかありえないんだけど。
372名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 13:01:55 ID:BV91ZeG3
29 :ホントの気持ち:2008/01/12(土) 00:30:03 ID:GJq9LTpE

「…どしたの?」
「…んー…?別にこれといって理由はないんだけどネ」
離れる様子のないこなたに苦笑を漏らす。
「もう、一回どかないとお茶、冷めちゃうわよ?」
しぶしぶ、といった感じで腰に回した手を離したこなたに、もう一度くすりと笑って
部屋の真ん中にあるテーブルにお盆を置いた。
さっきのでお茶が零れていないか心配だったけれど、どうやら大丈夫だったみたいだ。

「こなた」
まだ扉の前にいるこなたを呼んで手を広げると、こなたは倒れ込むようにして私の胸に顔を押し付ける。

暫くそうしていたこなたが顔を上げる。その表情はお母さんとはぐれた幼子のようで。
今まで見せたことのない表情に、妙に胸が高鳴った。

「かがみはさ」
「?」
「いつになったら全部私に見せてくれるのかな」
「………は?」

規則正しい音が部屋の外と中からから聞こえる。外のは昨日から半日以上降り続く雨音。
後者のは、きっと私の心臓の音。

「…どういう、意味?」
「私は、もう全部見せてるよ」
いまいち要領を得ない会話に苛立ちを覚え、今までより大きな声で言う。

「だからっ!どういう―――」
「好きだよ」
「………っ!?」

ぐわん、とまるで誰かに頭を殴られたみたいに脳が揺れた。
ひらがなたった四文字に籠められた想いが、重く私にのしかかる。

「…最初は、さ。体だけでも良いと思ってたんだ。
かがみも拒まなかったし。かがみがどう思ってるかは解らなかったけど、
大好きな人を抱けるなら想いが届かなくったって」

…今、気付いた。この音は私じゃなくてこなたの心音。
普段よりも幾分か速いそれが不思議と落ち着くのはなんでなんだろう。

「かがみが同情とか、そんな気持ちで受け入れてたとしても、それでもよかった。
……だけど、駄目だね。私は欲張りだから、もっと欲しいって思っちゃう。
かがみが拒絶しないのに甘えて、心まで欲しいって思っちゃう。だから……」
373名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 13:02:16 ID:BV91ZeG3
30 :ホントの気持ち:2008/01/12(土) 00:32:07 ID:b8p4V9wQ

「だから、かがみがそういう気持ちで受け入れてるんだとしたら……もう、やめて?
……でも、もし、もしかがみが同じ気持ちだったら……。
…ねえ、かがみ。見せてよ、聞かせてよ。かがみのホントの気持ち」

こなたの声、そして言葉が私の心を溶かしていく。
…そうなんだ。私はこの言葉が聞きたかったんだ。私もこなたと同じで
こなたがどういう感情で私に触れてくるのかが解らなくて。
私が気持ちを伝えたらこの関係が終わってしまうかもしれない。
こなたと触れ合えなくなるかもしれない。
…それが、怖かったんだ…。

「…好きじゃなかったらあんなこと許さないわよ」
私の目をじっと見ていたこなたの目がこれ以上ないってぐらい見開かれる。
…なんでそんなに驚くかな。
「…かがみ、それって…」
「私もあんたが…こなたが好き。大好き」

「―――っ!かがみぃっ!!」
今まで私の腕の中にいたこなたが瞳を潤ませ一度体を離したと思ったら
再度勢いをつけて飛び付いてきた。

「わ…!」
その勢いを支えきれずに私の体は傾き、仰向けに倒れてしまう。

「かがみ…」
「こな、た…」

最後に目に映ったのは、こなたの上気した顔。
あ、あの時の顔だ、とどこか霞みがかった頭で考えるのと
ほぼ同時にゆっくり私とこなたの距離が縮まっていく。
私もそれに合わせてゆっくり瞼を閉じると、柔らかくて暖かいものが唇に触れる。
何度か啄むように触れたと思ったら、熱い舌でぬるりと唇の間を舐められ
私はほんの少しだけ口を開けた。
こなたが奥で縮こまる私のをあっさりと絡めとって、きつく吸い上げて。
かと思ったら撫でるように優しく上顎まで舐めあげていく。

「……ん、ふ……んんっ……」
鼻から抜ける声が酷く甘さを帯びているのが自分でも解る。
いつもよりも気持ち良いと感じてしまうのは想いが通じあったからなのかな。
飲み込めきれなかった唾液が唇の端から顎へと伝って、気化熱で冷えていく。

(そういえば、お茶、どうしたっけ…?)
薄目を開けてテーブルの上を見ると、もう湯気は出ていなかった。
(まあ、いっか)
お茶よりも熱いのがあるんだし。


心地よい雨垂れの音を聞きながら、ぬくもりを求めて私もこなたの背に腕を回した。
374名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 13:02:36 ID:BV91ZeG3
31 :4-234:2008/01/12(土) 00:35:30 ID:FVZnuOlw
以上です。読んで下さった皆様ありがとうございます!
当初はほの暗い感じにするつもりだったのに、なんでこんなにらぶらぶに…?はて?
4レス目に一番気合いを入れたのは内緒です

そしてお茶の煎れかたについてはうろ覚えなので、間違ってる可能性大です
すみません、時間が無かったんです…!
375名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 13:03:35 ID:BV91ZeG3
ここまで。避難所より転載させていただきました。
376名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 13:33:03 ID:+6FlvkUs
>>363
ぉぉぅ…なんというか、凄い不思議っていうか、
エロゲキャラが自分に反映されたところで
何ともいえない気持ちになりました。
これが7スレ目での恋愛観云々に絡んだ部分なのかな。
後書き読んだあとに読み返してきたのは内緒。GJ!
3779-176:2008/01/12(土) 13:35:13 ID:a0EbM5tT
>>331
むしろどんどん言ってやって下さいって感じなんですがw
実は全員集合ネタに挑戦していたのですが…それぞれの個性を出すのが難しいorz
誰が誰やらごっちゃごちゃですよ…。書いてらっしゃった職人さんを尊敬します。
3786-774 :2008/01/12(土) 14:22:19 ID:BOL5BfpH
き、昨日の鏡開きに、突然仕事が入って参加できなかった……。
予想と結果が違う、それは過ち。
私は、デュミナス……。

なんていってる場合じゃないですね。鏡開きに投下された職人の皆さん、ssも絵も、もうとにかくGJ!!
今見てるだけで貧血になったり、水分不足になったり、土曜は医者が早く終わってしまうのにどうしてくれるんだ、見たいな感じですw

一応コテ番を頂いた私も鏡開き用にssを用意していたのですが、タイミングを完全に外しましたね、ふぅ。
折角書いたのにお蔵入りするのもなんなので、もし、よろしければ投下してみたいとは思うのですが、よろしいのでしょうか?
また、ちょい忙しいので九時頃投下になりますが。

379名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 14:26:37 ID:O/kSbmUs
>>378
お待ちしておりますぜ。


ところで、またもお絵かき板で姉さん事件です。
3804-248:2008/01/12(土) 14:57:30 ID:wt++opoa
>>303
なんかこう、すごくいいなぁ!と幸せな気分になれました!2人に幸あれ…!
>>307
お酒の勢いということにしていちゃついてもらいたいものですw
>>314
2人のやり取りがすごく可愛い!正直2人がくっついてくれていればどちらでも構いませんw
>>317
萌 え た !結局かがみは勉強がまったく手に付かなかったんですねw
>>321
両者の不安とこなたのとかがみに対する強い思いがすごく伝わってきました…!
>>335
さっぱりとした甘さもいいですね!しかしこなたは相変わらずフリーダムw
>>346
まさかの逆転劇にやられましたw暴走かがみん大好きです^^w
>>356
幸せそうな2人の姿は本当にいいものです…!それから携帯見つかってよかったですね!
>>363
すごく続きが気になります…!心情描写が細かくてすごいなと思いました
>>367
優しい気持ちになれるSSでした。後半も楽しみにしています^^

最後にまとめてみなさんGJ!
こんなに多くの作品が投下されていることに皆さんのこなかがへの愛を感じます

それから私の絵にコメントくれた方、まとめてになりますがありがとうございました!
381名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 18:50:36 ID:Rbu6JQPf
まとめてで申し訳ないがかがみびらきで活躍した職人のみなさんGJ!

>>129>>181(4-248さん)
大人なかがみとこなたでしっかりこなかが脳内萌えさせていただきました。
完全に話に乗り遅れたけど、俺の将来の2人のイメージは…
いい意味でプライドを持った美人で「いい女」のかがみと、
そんなかがみのプライドをしっかり受け止められる包容力のあるこなた。
もうニヤニヤが止まりません。

>>269
ちょw脇巫女www

>>358
ナカーマ
俺は一人暮らしだけど、隣部屋の人から
「こいつまた変な叫び声上げてるよ」とか思われてるはず
382名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 19:26:29 ID:uidJz8MK
おやつさん来ないのかな。
次の作品はアラジンと魔法のランプあたりをお願いしたいです。
383名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 21:00:49 ID:osdXboFP
おお、>>269のこなたが脇巫女コスだったとは気づかなかったw
384名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 21:04:19 ID:Ehy4FXmx
言われて気付いたのがここにも一人
385名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 21:17:04 ID:EOrlxDP5
こなたのアホ毛がハート型になっている事に今気づいた
3868-784:2008/01/12(土) 21:24:27 ID:4mh9Ot1I
鏡開きの日は昨日だというのに、すごい伸びですね !
SS、絵、両職人の皆さん超GJです !
そして鏡開きの日に間に合わなかった自分 orz
つまらない落書きですが、お祭りに参加させてください。かがみにちょっぴり妬きもちをやいてもらいました
http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro03948.gif
http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro03949.gif

宿題を見せてあげて、こなたの気を引こうと必死のようです↑ 自分がこなたにとって一番じゃないと悔しいって感じ
です
3876-774 :2008/01/12(土) 22:03:32 ID:BOL5BfpH
九時ごろss投下しますといって、予定よりも一時間遅れたデュミナスっぷりを発揮してしまいました。

ようやっと、今日の案件が片付いたので、本来なら昨日の鏡開きに投下予定だったssを投下させていただきたいと思います。

とその前に
>>386
GJ!!「どうしたんだろう」とか言って髪の毛をくるくる弄るかがみは可愛いですな。
そして、確かに芋虫って何で芋虫なのか?この辺りもらき☆すたっぽいやり取りでいいと思います。
アニメとかでもこんな感じのネタが入りそう。

では、誰かと被ったりすると悪いので、様子を見て5分ほど後に投下します。
前に書いた拙作「1月5日・朝」の続き「1月5日」というタイトルです。
3886-774 :2008/01/12(土) 22:18:12 ID:BOL5BfpH
すみません、少し待っていただけますか?
なんかものすごくエラーで……長すぎる行があるとか。
3896-774 :2008/01/12(土) 22:21:27 ID:BOL5BfpH
泉こなたは、悩んでいた。今、自分の中に存在するもやもやした気持ち、その正体がつかめないことに。
 1月5日、昼。こなたは親友の柊かがみと一緒に軽く昼食をとろうと、喫茶店に寄った。
 こなたが頼んだのはチョココロネ。かがみが頼んだのはこの店において有名なチョコパフェ。
 かがみは甘いものが好物であるが故に、すぐに平らげてしまった。
 だが、こなたは未だチョココロネの半分も食べ終わっていない。好物であるはずのチョココロネ、その食が進まないのは、ひとえにかがみに見惚れていたからだ。
 何故、自分はこんなにかがみのことが、その一挙手一投足が気になるのか。こなたは内心、自問自答を繰り返す。
 思えば、昨日まではこんなことはなかった、だから、その謎を解く鍵は今日の二人のお出かけに何かあったのだろう。
 こなたは,回想する。今日の今までに至る経緯を。今、自分が感じているこの気持ちの理由を、その意味を知るために。

 今朝、パソコンに保管していた、かがみの写真のデータ。それを従姉の小早川ゆたかに見られたことで、二人の仲の良さを知っているゆたかが気を回し、こなたとかがみのコンタクトを取る架け橋となった。
 こなたは、親友であるかがみと一緒にいると楽しい。故に、従姉の用意してくれたこのチャンスに甘え、年始とは言え、強引にかがみを誘って外出した。
 いつも一緒に外出する時は、アニメ○トやゲ○ズといった、こなたの趣味に合わせた店に行くことが多い。
 そして、掘り出し物のグッズを探す。かがみはそれに渋々ながら付き合うというのが、いつもの二人のパターンだった。
 だが、その‘いつも’の状況に今日は今まで予測していなかった出来事が発生した。

「うぅ〜、後、少し……」
 こなたは高校生とは思えないほど身長が低い。それは本人にとって密かなコンプレックスだったりするのだが、その身長の低さが災いし、高い所にある目的の品には、中々手が届かない。
 それでもオタクエリートを自称する彼女にとって、その程度の理由で目的の品を諦めるわけには行かない。
 多少の無茶は承知の上で、無い身長を最大限に伸ばす。だが、現実とは虚しいもので、その努力も甲斐なく、結局手が届かない。それでも、こなたの中に眠る父親から受け継いだオタク魂。その意地に賭けて、再び、身長の上では決して届くことの無いグッズに手を伸ばす。
 と、無茶が祟ったのか、爪先立ちとなっていたこなたのバランスが崩れる。あ、と思ったときにはもう遅い、一瞬の後には倒れてしまうだろう。
 こなたはその衝撃に耐えようと、ギュッと目を瞑った。が、いつまで経っても予想をしたような痛みは走らない。
 そして、その代わりというべきか、温かい、本当に温かくてそして柔らかいものにこなたは支えられていた。
「ほい、大丈夫か?」
 その声におそるおそる目を開けると、こなたは、かがみの腕の中に包まれていたことに気が付いた。
「かがみ、いつの間に?」
 こなたの問いに、僅かに頬を赤らめながらかがみは、
「ずっと見てたの。あんたってば絶対に届かないところにある商品を取ろうとしてるんだもん。
 危なくって、なんて言うか……そう、ほっとけなかったのよ」
 そう言って、かがみは一瞬、ほんの一瞬だけこなたをギュッと抱きしめた。かがみはこなたより身長が10センチ以上高い、自然、こなたはかがみに完全に包まれる形になる。
 その瞬間の温もりが、間近で感じるかがみの匂いが、こなたに今までツンデレキャラとして見て来た、柊かがみという親友に対しての認識を書き換えた。
 だが書き換えられた認識は一体どういうものか。確かに何かが変わった、だが変わったその認識に対して、こなたはそれがどういうものなのか、霧の先に隠された道の様に翳んでしまい、その答えを、出すことが出来なかった。

3906-774 :2008/01/12(土) 22:23:19 ID:BOL5BfpH
「こなた、どうしたの?」
 かがみの言葉にハッと現実に戻されるこなた。
 手元に残された食べかけのチョココロネ、だけど、すっきりとしないこの気持ちの中では、もう食べる気がしなかった。
「あ〜、じゃあ、残すんだったら頂戴。パフェだけじゃ流石に足りなくてさ」
 照れたように顔を赤らめ、食べかけのチョココロネに手を出すかがみ。
 数々のギャルゲーをクリアしてきたこなただから分かる。これは、間接キスだと。
 それを思った時、こなたの中のもやもやとした気持ちが一気に頂点に達し、体中がかぁっと熱くなった。
「え、えっと、かがみんや……」
「ン、何?」
 こなた食べかけのチョココロネを頬張りながら、かがみはこなたの顔を直視する。こなたを見つめるかがみの視線には親友としての気遣いが浮かんでいた。
「ん……何でもない」
「? 変なこなた。今日はどうしたの? 朝早くから電話してくるし」
 かがみの突っ込みに、こなたはどう答えるか一瞬迷う、ゆーちゃんのちょっとした悪戯だよ。それが正確なところ。だけど、こなた自身、かがみに会いたかったことは事実。
「……私は、折角だからお年玉を使いたいと思ってね。ついでにかがみの分のポイントも欲しくて」
「はいはい。どうせそんなことだろうと思ったわよ」
 呆れたようにため息をつくかがみ。その仕草に、胸が痛む。
 何で、いつものやり取りのはずなのに、何で。こんなに苦しいのだろう。
 先程、かがみに抱きすくめられた時の温もりが蘇ったような気がして、こなたは、かがみの顔を見ることができなかった。

「じゃあ、お昼も食べ終わったことだし、今度は私の用事に付き合ってくれる?」
 伝票を手に、立ち上がるかがみ。‘付き合ってくれる?’その一言が、こなたの気持ちを、今度は盛り上げてくれた。
 かがみが私を必要としてくれている。その気持ちが、嬉しかった。
3916-774 :2008/01/12(土) 22:25:31 ID:BOL5BfpH
「そろそろ春物の服も欲しかったのよね。お年玉も貰った事だし,ちょっと奮発しようかな」
 かがみに連れて来られたのは、服飾関係のお店。
普段のこなたには全くといっていいほど縁のない場所だ。故に、かがみと共に入った時、並べられた服飾に対してチンプンカンプン。
「こなたは、どんな服がいい?」
「え〜、そう言われても……」
「全く、あんたも、少しはこういうことに興味を持ちなさいよね……こなただって、磨けば光ると、思うんだからさ」
 かがみの最後の言葉は、小声になっていたため、こなたには聞こえなかった。だけど、かがみがこなたの事を気にかけていることは雰囲気で察することができた。
「むぅ、まぁかがみの心遣いはありがたいけど、今は私はいいや。これからDVDの限定ボックスもあるし、コンプ祭りもあるからね。お金は大事に取っておかないと」
「それが、さっき山ほどグッズを買った者の言う台詞か……」
「これもオタク道の一環なんだよ」
「全然分からん……まあ、いいわ。すぐに決めてくるから、ちょっとここで待ってて」
 
 そう言うとかがみは店の奥へと入って行った。残されたこなたは手持ちぶたさとなり、やることも無いので、少し店内を見て周る。
 と、アクセサリーの類が店頭に並んでいるのが目に入る。大小様々なアクセサリーは、シンプルなものから中々凝ったデザインまで、結構な数が並んでいた。
 こなたは並べられたストラップの一つに目を留める。イルカが波の上を飛び跳ねている、という形をした、まぁお土産としては割合ありがちなものだろう。
 だが、こなたの目を引いたのは、それだけではなく、このストラップどうやらイルカと波の部分で、二つに分けることが出来るらしいということだった。
「お客さん、何かお探しですか?」
 と、店員と思わしき「白石」とネームプレートを下げた人物がこなたに声をかける。
「えっと、このストラップなんですけど」
 こなたが訊ねると、「白石店員」は得心したように、
「ああ、これはこうやって二つに分けて、よっこいしょういちっと。
 渡したい相手と、自分の間で持つことで、永遠の友情が結ばれるって言うジンクスがあるんですよ」
 二人で一つ、という意味なのだろう。こなたはしばし考え込んだ末に、
「これ、ください」
 そのストラップを購入した。そして、ほぼ同時期にかがみも買い物を終えたらしく、
「お待たせ、こなた。行こっか」
 買い物袋を抱えていない方の手でこなたの元に差し出す。自然、こなたはその手を取ると二人で、お店を後にした。

「あ〜、白石君」
「なんすか、店長?」
「今のストラップって、恋人がその想いを重ねるって意味じゃなかったっけ?」
「え!マジッすか……」
「まぁ、いいんだけどね」
3926-774 :2008/01/12(土) 22:26:50 ID:BOL5BfpH
 買い物を終えて店を出ると、既に日は傾きかけていた。
「ありがとね、かがみ。今日は急に誘ったのに、一緒に出かけてくれて」
「いいって。どうせ受験勉強ばかりじゃ息が詰まるところだったし。こっちこそいい気分転換になったわよ」
 そう言って微笑むかがみ。黄昏の茜色に染まったその表情は、見るものをハッとさせる美しさがあった。
「あ、あのさ、かがみ……」
「ん〜?」
 もうすぐ今日という日が終わる、そうすると、かがみとしばらく会えない、少なくとも今日のようにコンタクトを取らなければ会う機会が、無い。
 こなたは意を決すると、先程買ったストラップをかがみに差し出した。
「こなた、これ……」
「これね、二つで一つのストラップ。私とかがみで片割れずつを持って、いつでも一緒に繋がっていたいな……ダメ?」
 最初は予期せぬプレゼントに戸惑っていたかがみ。だが、その表情が段々と緩んでいく。
「ありがと、こなた。大事にするからね」
 その言葉は、今日聞いた中で、最高の言葉だった。

 家に帰ったこなた。普段ならそのままアニメかゲームへと突入するのだが、それをせず、パソコンを立ち上げると「kagami」フォルダを開いて、かがみの写真を眺める。
 今朝、眺めていた時とは明らかに違うこの気持ち、胸の辺りがもやもやして、それでいてくすぐったい様な、不思議な感覚。
 なんなんだろうね、この気持ちは。
 ……分からないことは、みゆきさんに聞けばいいか。
 そう思ったこなたは、友人の一人で、ある意味知識の宝庫といえる高良みゆきに連絡を取った。
「もしもし、みゆきさん?ちょっと聞きたいことがあるんだけど――」
 
 相談を持ちかけられたみゆきは、すぐに察した。その気持ちは、概念としては理解していて、知識としては知っていても、当事者になってみると意外と気が付かない。
 第3者が、こなたの話を聞いたら、10人中8人はこう答えるだろう。
 その気持ちは‘恋’であると。
3936-774 :2008/01/12(土) 22:34:34 ID:BOL5BfpH
以上です。お付き合いくださいましてありがとうございます。
文字数に制限があるのは知ってましたが、一行に書ける文字数にも制限があったなんて知りませんでした……。
ちょっと混乱しました。故に、改行が滅茶苦茶ですよ、トホホ……。

さて、鏡開き用に作成したssですが、鏡開き関係ありません、すみません。
以前指慣らしとして書いた「1月5日・朝」の話が個人的に続けられそうなので、ちょっとチャレンジ。
「1月5日」というタイトルに深い意味は無いのですが、陵桜の冬休み終了っていつだろうと考えた時、ギリギリ冬休みかなって日です。
前のssでちゃんとした恋愛感情を書いてなかったので、今回はこなたがそれを持つと、で、本人は自覚なし。

ちなみにストラップは映画「着信アリ Final」に登場したものを参考にしています。
詳しくは割愛しますが、主人公の百合ッぷりが異常。あれはホラーじゃないですよw
というか、最近どんなものを観てもこなかが脳内変換する自分は末期ですw

最後にオマケ
ちなみに残りの二人の例。
つかさ「胸がもやもやするの?あ〜、あるよね。私も油物食べ過ぎちゃった次の日とか胸焼けがひどくて」
みさお「んあ?あ〜、それはきっとアレだ。風邪だよ、風邪。早く病院行ったほうがいいんじゃね?」


394名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 22:58:57 ID:2+lp+TLU
GJ!!良かったわよ!!
サンキュー☆ by kagami
395名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 23:20:29 ID:O/kSbmUs
>>386
GJ!多分どこかで似た経験をしてるんだな、なんか気持ちがわかります。

>>393
GJ!自覚にいたるまでの過程っていいですよね。
末期といわれますが、鬼平犯科帳読んでて
「こなたの殿さま。泣きそうな顔をしてござる」という一文から妄想が止まらなかった俺のほうが重症です。
396名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 01:00:58 ID:w3Rol9XT
>>386
さすがに雑学とかうんちく関係じゃみゆきさんには勝てないだろうしなー。
でもそんなことでも嫉妬するかがみ可愛すぎw

>>393
確かに状況とかを聞いたらそう思うよね
あとはこなた自身がいつ自覚するか、といった感じかなぁ。
楽しみです
397名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 01:57:05 ID:M4msW9YE
ttp://www.raki-suta.com/img/src/1200140116656.jpg
これのタイトルをご存知の方は教えていただけないでしょうか。
398名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 01:59:33 ID:w3Rol9XT
>>397
ゆ〜のす通信の「はぐ☆ハグかがみん」だね
初めて読んだ時のニヤケっぷりと言ったら人には見せられない顔になってたさ
399名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 02:01:22 ID:IoRl4tZC
>>397
冬コミ73 ゆ〜のす通信の「はぐ☆ハグ かがみん」ですよ
400名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 09:31:41 ID:M4msW9YE
>>398-399
おー ありがとうございました。
前回は在庫無くて注文できなかったやつです。
4016-774 :2008/01/13(日) 11:37:37 ID:Qla/OroP
鏡開き用のに作ったのに、結局間に合わずデュミナスッぷりを発揮してしまった、昨日投下ssの感想をくださった皆様ありがとうございます。

>>395
GJありがとうございます。
さらにあなたが書き込んだあの一文で私も妄想が止まらなくなってしまいましたw
こなかが病は末期まで行っても生かさず殺さず、我々を妄想の渦に巻き込んでくれますなw

>>396
GJありがとうございます。
こなた自身が何時自覚するのか、実は私の中でも未定ですが、どういうシチュだったら萌えるかな、と模索しております。
本当は絵にもしたいんですけどね、絵心の無い私涙目。

>>398−399
情報サンクス。実は私もどこの本か気になってました。ゆ〜のすさんのこなかが本は面白いですからね。
ギャグ&ラブラブッぷりがw 私も今度買いに行こうと思いますです。

さて、昨日書いたss一応続き物なので、もう少し先まで書き上がっていたりしますが、投下してもよろしいですかね?
祭りが終わったところで、皆様がss以外の話題で盛り上がりたい、と仰られるなら自粛はしますが。
まぁ、また割と忙しいので投下するなら11時前後になりますけど。

それとも、バレンタインss祭りまで待つべきか否か……
4024-234:2008/01/13(日) 13:25:46 ID:QsBd3vaj
>>326>>368>>375
なんかすみません…本当にありがとうございます!!その優しさに全私が泣きました(つД`)

感想を下さった皆様ありがとうございます!
次はベタ甘書きたいなあ…。…その前に続きものを終わらせなきゃな…


>>401
wktkで待機してますw
403名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 15:34:54 ID:fkw2EruT
            / / /                    \
         /Y^Y^ヽ/  /    /  .イヽ        \ \
.       /: : : ∨: : /  /     / / / !  !  ! !   \ ヽ
    /: : : : :::/: : :.l  /     / イ / |  |  | l  ',   l`ヽ.l
   /: : : : : :: /: : : :{  l、_  / / ! /  |  |  ,.l -ト  l   |   l
   \: : : : : : i: : : : :|  { `メ、 l/ l/、::/ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二
    \: : : :.|: : : : :|  | / /` ::/':::::/ ´`ヽ _  三,:三ー二
       \/l___.r|  l イ ヽ゜、 .ノヽ--/ ̄ ,
        |  l  l{ ヘ l/   ".ミ }  ...|  /!/           
        |  l  lト、_V      」_}`ー‐し'ゝL _
        |  l  l   ̄lヽ、    _,:ヘr--‐‐'´}    ;ー------
        l  l   ',    |   > .、,,ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==-
.        /   ト、  ヽ、 |/: :.|   T:.ヽ |   l   |
      /   /  \  \|: : :.<   Lュ: 弋.  l   |
      /   /   | >、  \: : \___ ヽ: : lヽ.l   |
.     /   l   /⌒ヽヽ  ヽ: : : \  ̄| : l: :l|   | |
404名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 15:38:57 ID:EzMTTRnb
ゲームにかがこなルートがあるとかないとか……
実際にどうなるかは別として、あるとしたらどんなのが良い?
俺は演技でキスとか友情+αのニヤニヤイベントがあったら嬉しいけど
公式で告白したりっていうガチ展開はちょっと違う気がするな
4058-784:2008/01/13(日) 15:48:22 ID:UgwmSA2N
こんにちは。日曜なので真昼間から2chですw お返事とレスいきます
>>387
不思議ですよね。どうでもいいですが、コロネと芋虫って似てい (ry
それとSS良かったです ! かがみは友達のつもりっぽいから、こなたがどう動くのか続きが気になります !
>>395
やっぱり、好きな人には自分が一番頼りにされたいと思いますよね・・・
>>396
嫉妬は恋のスパイスだと思いますw
>>401
wktk
夜の11時でしょうか?
406名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 15:50:07 ID:w3Rol9XT
>>404
俺は本来の演劇の流れで進んでいくとか、
二人で出かけたりしてる程度でもいいかな。
ガチ展開は俺らの中だけでいいとも思う。
407名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 16:03:32 ID:UgwmSA2N
>>404
告白あっても構わないです。むしろドンと来いw そもそも恋愛ゲームでしょうし、そういうシチュを期待してい
ます
でも404さんみたいに友達以上恋人未満みたいなシチュが好きな人もいるでしょうから、かがみがどのくらい
こなたのことを好きになったかに応じて「恋人になって欲しい」と告白するか、恋人未満の微妙な関係で終わ
るかにEDが分かれるとベストかもしれませんね


本当に、どうなるんだろうPS2版・・・期待半分不安半分といった感じですね
408名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 16:36:32 ID:DuYqzxfe
>>401
期待してます。

>>404
以前も書いたけど、俺は手つないで一緒に岐路に着く、とかで満足だな。
個人的には、公式ではこなかが分は隠し味でいいと思うんだ。
入れすぎて万人受けしなくなると困るし、俺たちはその程度の分量でも十分酔っ払えるはず。
409名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 16:53:49 ID:l5XCehs+
公式と非公式、どちらかと言えば公式がいいかな。

2人が幸せならどっちでもいいけどねw
410名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 17:03:24 ID:EzMTTRnb
>>407
いやシチュの問題じゃなくてさ、そういうのは二次創作の方がいいって事だよ。

そりゃかがこな好きからしたら公式化なんてすごい事だけど
その前にらき☆すたの世界観があるし、百合やりすぎは浮く。
……と思うよ。俺は、だけどね。
411名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 17:33:41 ID:AfvLrIc0
なんか以前にも似た話になった気がするぜ

原作が百合漫画ではない以上、あんまり公式でそういうのはやってほしくないな、俺としてはね
誤解のないよう言っておくけど二次のこなかがは大好きだぜ、もちろんガチなシチュも
412名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 17:40:26 ID:kaA6drtE
みなゆたみたいな公認百合と違って、こなかがは「アニメ版の隠し公認」ぐらいのポジションだからね。
ゲーム限定版パケ絵はもろこなかが人気を受けて描かれたものだろうけど、あんまり偏りすぎても
作品の一般性・汎用性(※ニコニコ的な意味でw)が落ちてしまうから、アニメ2期を望むなら抑えめの方がいいのかも?

あと公式で満足してしまうと2次創作が減るから、公式的なものは燃え尽きない程度に燃料を注ぐぐらいが理想的w
生殺しの方が妄想は広がるんだよねえ・・・・w
413名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 18:05:41 ID:jBXcs72N
まぁ原作・アニメ・創作、それぞれの良さが楽しめればいいよね。
ここの住人もそれぞれの割り切りはきちんと出来てるだろうしね。

まぁだからこそ、いきなり見ず知らずのキャラとの恋愛描写を取り入れた
ゲーム版にはあまり賛同出来ないんだけど・・・とチラ裏。
414名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 18:09:26 ID:bxcJyvGL
こなかがは準公式でいい火種だから
京アニはノリノリでやってくれるだろう。
いい匙加減で。 
ついでに薄くでいいから
パテひよとみゆつかもいれてほしいかな。
415名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 18:13:22 ID:M4msW9YE
>>404
多分、こなたがかがみにキスしないと封印が解けないとか
ストーリーを進めるために仕方なくやっちゃうぜ、
という感じになると思う。さすがに公式で百合設定は難しいでしょう。
でも私はそれでも満足。
416名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 18:16:18 ID:2daE+rap
こなかが派なんだけど、パティこなとみさかがのテコ入れもして欲しいと思う漏れは異端。
なんていうか、こなかがは準公式で安定し過ぎているので、火種を持ち込んで欲しいというかw

パティがこなたを寝取り、みさおがかがみを寝取るという泥沼の愛憎劇が……!!


……平和なこなかがスレには不穏当なカキコですね。失礼しました。
417名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 18:28:33 ID:KbUNKYUk
> 生殺しの方が妄想は広がるんだよねえ・・・・w

同意。今ならひよりんの気持ちが理解できるっスw
4184-465:2008/01/13(日) 19:38:26 ID:tV8izu5s
携帯帰って来た記念。
小ネタ『百合百合でしょでしょ』

「かがみん、公式ゲームに私達の百合イベントを入れるかも?って上の人が言ってたよ」
「マジっすか!
これで衆目を気にせずこなたとイチャイチャできるのね♪」

「あ……あのさ、かがみさん(=ω=.;
分かってるとは思うけど、元々らき☆すたは女子高生の日常を描いたまったりゆるゆるアニメだからね。
マリみてみたいなガチ百合とは違うんだから、そこら辺はわきまえて……」
「オーケーオーケー♪
じゃあ普段の10%くらいに抑えるわ」

「10%って……」
「あれ、流石に少なすぎたか?」

「大杉だよ!
CERO判定を考えたら5%でも多いくらいなんだからね?!
せめて3%! これ正義!」
「な、何だよそれはっ!
それじゃキスとか手を繋ぐとかそれくらいしか出来ないじゃない!」
「だからそれで良いんだってば!
公式でそれ以上やったらみんな引くよ!?」

「……しょうがない。
なら別にそれで良いわよ。」
「(あれ、やけに素直に……)わ、分かってくれれば良いんだよ」

「その代わり」
「え?」

「その残り97%分の憂さは、今ここで晴らしちゃっても良いのよねぇ?
私の、こ・な・た?」
「あれ?(なんか寒気が……)

あはは……かがみん顔怖いよというか笑顔なのに目が笑ってないというか何か段々顔が近付いて来て零距離とか本気と書いてマジですかかが……!?



アッー!」

心配してくれた皆さん有難うございました。
バックアップはちゃんと取りましょうと反面教師の俺が言ってみる。
419名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 20:20:18 ID:3ZMtUzKS
>>404
手を繋ぐとかそれくらいで十分。
公式でガチ百合やるのは、普通にらき☆すたが好きな人に引かれるかもしれないし、
原作の雰囲気にそぐわないからなぁ。
友情愛情どっちでもとれるくらいのレベルなら、後は自分たちで補完出来るし。
それにキスくらいまで行くと妄想が膨らまないというか、うまく言えないんだけど、欲求が満たされて、
二人にキスさせようとか、恋人同士にさせようとか、そういう風に思えなくなる気がする。

>>418
3%でキスなら、100%だとどんなことになるんだろうと思ってみたり。
420名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 20:38:02 ID:XiGcuyET
>>404
俺も>>419と同意見かな。
公式が妄想膨らむ作りで止めてくれてるから
こちら側としてはいつまでも楽しめる、って気がする。
逆を言えばガチ百合だったらここまで好きにならなかったかも…。

PS2版でも2人の絡みあるといいなぁ…。
そしてこんなイベントが欲しいw
ttp://ccfa.info/cgi-bin/up/src/up13019.jpg
421名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 20:42:37 ID:bxcJyvGL
曖昧3%……
そりゃ無理ってことかい


失礼しますた。
422名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 20:45:05 ID:EzMTTRnb
人によってはゲームのネタバレになるかもしれないので一応注意

>>419
いや、キスって言ったのは俺がしてほしいんじゃなくて
萌えドリルの体験版によると、学園祭で演劇をする予定で
ロミオかがみ、ジュリエットこなた、キスシーン有
って設定なんだよ。
まぁ、結局そこにプレイヤーが参加してくるわけなんだけど……。
それだとパッケ絵と照らし合わせて、そういうイベントもあるかなと思ったんだ。
>>420
この画像初めて見た。ありがとう。
423名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 21:03:11 ID:3ZMtUzKS
>>422
それは知らなかった、ごめん。
まあ、その、ガチ百合の代表的な行為という意味で受け取ってくれれば……。
お芝居の都合上やらねばならないというのなら、俺も楽しみなんだけど。
424名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 21:35:24 ID:8zQLNLcb
425名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 21:44:00 ID:EzMTTRnb
レスくれた皆、様々な意見ありがとう。
>>423
あーでも、そのフラグは折れるんだ。色々あって。そこでプレイヤーの登場となる。
最終的に製品版がどんなシナリオかは出てみないとわからんけどね。

それにしてもこのシリーズ>>424誰が作ってたんだろうなぁ。
426名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 21:48:23 ID:US2aNv2N
>>420
これうまいな。本物のアニメを見ているみたいだ。
427名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 21:49:39 ID:US2aNv2N
42810ー79:2008/01/13(日) 21:56:29 ID:mhvEZDP/
私もどちらかと言えば、ギリギリな二人が見たいですね。
ギリギリな関係だと、妄想してると楽しいですしw


話を割って申し訳ないですがss投下していきます
上に書いたように、ギリギリな二人を書いてみました
429夢の後に 1/2:2008/01/13(日) 21:58:07 ID:mhvEZDP/
『かがみ、おはよ!』
『おーっす、こなた。早く大学行かないと、また教授にどやされるぞ。』
『怒られる時はかがみも一緒だよね?』

一緒?

『私はイヤよ。怒られる前に行くわよ。』
『なんだかんだ言いながら、高校時代のように一緒に大学に行ってくれるかがみ萌え。』
『そ、そんなんじゃないわよ・・・ちょっと心配なだけよ。』

一緒?

『かがみん?』
『な、なによ?』
『私達、ずっと一緒にいられるよね?』

一緒?

『こなた・・・そうだね。私達ずっと・・・』
「起きろかがみー!起きないとキスしちゃうぞー!」
「っそれは断る・・・ってあれ?」

視界が悪い。頭がボーッとする。あまり開かない目に入るのは夕焼けに染められた教室とこなた。

「待たせてごめんね。進路指導の先生話長くてさ・・・ってかがみ?」

あれは夢?
まだ覚めない頭に、夢の中のこなたの声が響く。

『ずっと一緒だよね』

胸が締め付けられる。心臓が圧迫されているように、痛い。それでも心臓はいつもより早く拍動する。

「かがみ!」
「うぇ、あっ、な、何?」
「ボーッとしてたでしょ?待たせて、ごめんね。」
「う、ううん。平気。」
「先に帰っても良かったのに。」
「だって、一緒に帰るって約束したでしょ?」
「・・・かがみはやっぱり俺の嫁!」
「誰があんたの嫁だ!」

頭では、こなたとの会話を意識しているはずなのに。心、ここにあらず。
もう一度、夢に思いを馳せていた。有り得ない夢。私とこなたの志望校は違う。そんなの分かってる。
でも、夢は残酷に、私に偽りを見せた。痛い。凄く痛い。

「ほら、変な事言ってないで、さっさと帰るわよ。」
「ほーい、かがみ様。」

胸が痛い。この感情は、なんだろう。あの夢に、偽りの未来に幸せを感じた私。
虚しさ?切なさ?愚かさ?それとも。


‐‐‐‐
430夢の後に 2/2:2008/01/13(日) 22:00:18 ID:mhvEZDP/
「あと1週間だね。」
「私は理系教科抜きでなんとかなるけど、かがみんは大変だよねー。」
「ま、そんなもんよ。法学部なんて。それに文学部だって数学とかできないと。」
「まぁね。」

夢のようにはいかない。私もこなたも自分の道を歩んでいく。こなたが隣にいるのも、あとわずか。

「早く合格してさ、色んなトコ遊びにいこうよ。」
「色んなトコってゲマズとかだろ?」
「だってさ、あと何回一緒にゲマズ行けるか分かんないじゃん。そう思うと行きたくなんない?」

こなたの言葉が、私の夢と共に胸に突き刺さる。目がジンジンするのは夕焼けのせいじゃない。
この気持ちがなんなのか、私には分からない。気が付いているようで、気が付かない。
気が付きたくないだけかもしれない。でも、そんな事は今はどうでもいい。

「じゃ、今日は息抜きによってく?」
「おぉ!かがみん、ぐっどあいでぃあ!」

親指を立てる仕草。笑う表情。この心地よさ。鼓動の速さ。夕焼けの紅の背景。

「ねぇ、こなた。」
「んー?」
「私達さ、ずっと・・・バカやったり、出かけたり、一緒にいれるかな?」
「・・・当たり前じゃん。」

私はこの瞬間を忘れない。どんなに私が変わっても、こなたが変わっても。
ここにある絆。大切な絆。私達の関係が時と共に、変わっていっても、私に永遠に刻まれるメモリー。

「ほら、おいてくよ、かがみ。」

走りだすこなた。蒼い髪が、紅の世界で揺らめく風景は美しかった。

「あっ!こら待ちなさいよ!」

私達が大人になるその前に、変わりゆくその前に、私の持つ、はっきりしてるようで、曖昧なこの感情を、自覚するその前に。

「早くー、かがみ!」

未来なんて分からない。だから今は、目の前にいるあいつを追い掛ける。
未来への不安を置き去りにして、こなたとの絆を感じよう。

「今行くよ、こなた!」


431名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 22:03:13 ID:R8YFSS48
コンプの何だかで平野綾のインタビューが載っててさ
「男の子としゃべってるこなたはこなたじゃないみたい」「思ったより恋愛要素が強くてびっくりしました」
とか書いてあってなんだか胸が苦しかったぜ
絵がアニメ版じゃないのが救いだけど、こなたが男相手に21話みたいな声出したらやっぱり鬱だなぁ
43210ー79:2008/01/13(日) 22:04:36 ID:mhvEZDP/
以上です。
一応、前作の長編シリアスともリンクしてあります


センター今週orz しばらくはこのスレから離れます
10スレからの短い間でしたが、ssを読んでくださった方、感想を下さった方、泣いてくださった方、本当にありがとうございました。
またssを投下する機会があったら、その時はまたヨロシクお願いします。
では、失礼しました。
433名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 22:28:59 ID:KmUUu3lw
GJです
リアル受験ならびに卒業前の雰囲気が切なくなります

月並みで申し訳ありませんが
受験頑張って下さい
そしてまた作品を読める日を楽しみにお待ちしています
434名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 22:30:32 ID:X0ihh7he
>>432
GJ!&受験頑張れ!
435名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 22:40:27 ID:UgwmSA2N
>>432
GJです
センターがんばってください
でも、受験終わったら、ぜひ戻ってきて欲しい
436名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 22:57:34 ID:bxcJyvGL
GJ
受験ガンバー
4376-774 :2008/01/13(日) 23:05:19 ID:Qla/OroP
ふぅ、ようやく仕事が終わって帰還。このスレ見ると安心します。

PS2版でのこなかが要素について熱い議論が交わされてますね。
私としても、公式って言うのは嬉しいのですが、確かに原作がゆる〜い感じである以上、過剰な表現は控えて欲しいかなと思います。
アニメ二期があるとしても、ライブや修学旅行の話といったようなニヤリといった感じを希望。
こなたが「かがみがさ〜」とか話してるときにつかさが「本当にお姉ちゃんとこなちゃん仲良いよね」とか言われて狼狽するこなたとかも有かな。

>>432
GJ!!です。センターと絡めた時事ss堪能しました。
「蒼い髪が、紅の世界で揺らめく風景は美しかった。」この一文は名文ですよ。
受験、頑張ってください。

さて、私も予告したssを投下しようかなと思います。
昨日のssの続きですが、タイトルは適当なのが無いので「1月7日」としておいてくださいな。
誰かの投稿と被ると悪いので、十分ほど様子を見てから投下します。
4386-774 :2008/01/13(日) 23:15:36 ID:Qla/OroP
 
 最近、泉こなたの様子がおかしい。柊かがみがそのことに気が付いたのは、冬休みも終わり、新学期が始まってそう間も無いことだった。
 具体的に何がおかしいのか、その兆候は既に冬休みの間から垣間見えていたように感じる。
 第一にこなたが冬休みの宿題を写しに来なかったこと、それが始まりだったと気付くべきだったのかもしれない。
 本来、毎回長期休みの終わりに全く手をつけなかった宿題を何とかクリアする為に、こなたはかがみを頼ってくる。
 だから冬休み最終日、こなたが何時来ても良い様に、かがみは出された宿題を科目ごとに纏め、さらに、客人をもてなす意味もかねて取って置きの紅茶とクッキーを開けて待っていた。
 だが、何時まで経っても何時まで経っても、こなたからの連絡はなく、また、柊家へ訊ねてくることも無かった。
 無論、かがみはこの状況を指を加えて見ていただけではなく、こちらからこなたにアプローチを取ろうと連絡をしたのだが、こなたの携帯は圏外となっており、泉家の電話は留守番電話になっていた。
 この時のかがみは、こなたは出かけているか、もしくはついに自分で宿題をやる気になったのかと楽観視していたのだが、1月7日、始業式のこの日にこなたから「ゴメン、遅れるから先に行ってて」というメールが入ったことで、楽観から、疑念へと変わった。
 普段のこなたなら多少遅れることがあってもそういったメールはよこさない。「いやぁ、お待たせ〜」なんて言って来るのが常のことだった。
 そして、極めつけは学校で擦れ違った時のことだ。「よう」とか「ヤフー」といった挨拶は交わした。だが、それだけで、こなたはかがみの顔を直視することなく、「日直だから」とボソボソ呟くと走り去っていった。
 一体、こなたに何があったのか。私は、こなたに嫌われるような事をしたのだろうか。かがみには、一体、こなたの身に何が起きているのか分からなかった。
「まぁ、分からないことはみゆきに聞けばいいか」
 図らずも、こなたと同じ結論に達したかがみは、やはり知識の宝庫、高良みゆきにこなたのことについて相談を持ちかけた。

4396-774 :2008/01/13(日) 23:18:48 ID:Qla/OroP
「え? 泉さんの様子がおかしい、ですか?」
 かがみの話を聞いたみゆきの第一声がそれだった。同じクラスにいたのにそんなことにも気が付かないとは、かがみは少しだけ腹が立ったが、それを面に出さず会話を続ける。
「うん、なんていうか、最近私避けられてるし、なんか心ここに非ずっていった感じで……えっと、まぁ、その、心配なのよ。同じクラスのみゆきなら何か知ってるんじゃないかと思って」
 かがみの話を聞いたみゆきは、先日こなたに持ちかけられた相談を思い返していた。
『かがみと一緒にすると、胸がもやもやして、甘酸っぱい気持ちになる』
 こなたは、そう言った。そして、みゆきは、その蓄えられた知識から状況をシミュレートし、こなたはかがみに恋心を抱いている、という結論に達した。
 だが、みゆきはあえて、こなたにその答えを言う事を避けた。何故なら、みゆき自身は恋愛関係に縁遠いため、想像できても確信した答えは無い。故に、憶測で物を言うことはかえってこなたを混乱させるだろうから。
 そしてもう一つ、答えが躊躇われた理由が、同性愛、ということにある。
 現在、同性愛というものは世間的に認められているとは言い難い。普段はおちゃらけた様に見えるこなたも、当然、その辺りのことは知っているだろう。
 故に、ここで迂闊に「それは恋でしょう」と言う事は、かえって良くない結果を招く、その結論付けたのだ。
 だが、普段のやり取りから見て、みゆきの見立てではかがみも同じく、こなたに恋心を抱いていると思われる。こちらもやはり本人は気が付いていないようだが。
 後、二人に必要なのは自らの感情に気が付く切欠。第3者から指摘されるのではなく、感情の意味に自分で気付き、同性愛、という壁を自らの力で崩すこと。
 とは言え、今の状況では、その感情が余計なわだかまりを生んでいる。まずは自然な状態に戻すことが一番。
「そうですね、泉さんが何かを悩んでいるのは傍目からも分かっていたのですが。だけど、一体何に悩んでいるのか……そうですね、試しに泉さんを後ろから抱きしめて‘アイラヴユー’とでも囁いてみてはいかがでしょう?」
「は、はぁ!?そんなの、一体誰がやるって言うのよ!」
 突然の提案に戸惑うかがみ、だが、対照的にみゆきは余裕の表情で、
「かがみさん以上の適任がいるとは思えませんが?」
 そう、述べた。かがみは顔をこれ以上赤く出来ないほど染めながら、
「そ、そんな事,出来るわけないでしょ……」
「では、私がやりましょうか」
 その時のかがみの表情は自分では分からなかった、が、みゆきには見えていたようで、クスクスと笑いながら、
「冗談ですよ。私がそんな事をすれば余計に泉さんを混乱させるでしょうから」
 どこぞの超能力者のように、前髪を指で爪弾きながら微笑んだ。
4406-774 :2008/01/13(日) 23:19:47 ID:Qla/OroP
 結局、どうしたらいいか、という結論は出ずに、休み時間の終わりを告げるチャイムが鳴った。
 かがみとみゆきはそれぞれの教室に向かって走りながらそれぞれに頭の中で先程の話を整理している。と、ポツリとみゆきが呟いた。
「そういえば、先程泉さんの机の中に、手紙が入っていたんですよ。お昼休みに体育館の裏で会いたい、という内容のね」
「!!! それ、ホント?」
「ええ、大マジです。一体誰が呼び出したのか、興味があるので見に行ってみようと思うのですが、かがみさんはいかがです?」
 しばしの逡巡の後、かがみは頷いた。

 さて、お昼休み。いつもならこなた、かがみ、つかさ、みゆきで食卓を囲むのだが、今日に限っては「私は用事があるんだよね〜」と席を外したこなた。
 そして、こなたの動向を見極める為に密かに後を尾けるかがみ、みゆきが同じく席を外した為、残されたつかさは隣のクラスで峰岸あやのと昼食を共にすることになった。
 あやのといつも一緒にいる日下部みさおの姿は無い。
「あれ、日下部さんはどうしたの?」
 つかさの問いに、あやのは少し笑うと、
「恋のキューピッド」とだけ答えた。
4416-774 :2008/01/13(日) 23:20:38 ID:Qla/OroP
 場面が変わって体育館の裏。冬のこの時期ただ立っているのは辛いのだが、こなたはそれすらも感じていないようで、ただ、ぼんやりとしていた。
 それを物陰から眺めるかがみとみゆき。こちらも、緊張からか寒さは全く感じない。
「一体、こなたを呼び出した奴は誰なのかしら……」
 かがみがそう呟いた時、人影が体育館の横を通り過ぎ、こなたの目の前に立った。
「――――っ!」
 声にならない悲鳴を上げるかがみ。現れたのは中学からの腐れ縁、こなたとはまた別の意味での親友、日下部みさおだった。
「よっ、ちびっこ子、お待たせ」
 気楽に手を挙げて挨拶をするみさお。ある程度気が合うこなたも同じように返礼し、みさおの方に近づく。
「あの手紙、みさきちだったんだ……」
 僅かに声を震わせながら、尋ねるこなた。対照的にみさおは明朗快活な口調で、
「うん。どうしても直接言いたいことがあってな」
 こなたに直接言いたいこと、かがみの中で、この先のシチュエーションが予想される。そして、かがみの心を読んだようにみゆきが、
「なんだか、告白シーンみたいですね」
 そう、囁いた。
 ビクッとしたかがみは、あらん限りの常識を持って反論する。
「そ、そんな、だっ、だって女の子同士よ?ありえるわけ無いじゃない!」
 それすらも予期していたようにみゆきは、
「一概にそうとは言えませんよ?同性婚を認めている国もありますし。何より、男女間の生殖行為に囚われない分、同性愛は純粋に愛情で推し量ることが出来ますから」
 かがみは、反論する言葉が見つからなかった。日下部が、こなたを……?そう思うと、とても不愉快な気持ちが腹の底から這い上がってくる。
「あ、あのさ、ちびっ子……」
「な、何、みさきち?」
「実は私……」
 日下部の次の言葉が怖い、もし、愛の告白だったら、こなたは、受け入れてしまうのだろうか?
 そこまで考えた瞬間、かがみは無意識に物陰を飛び出し、二人の下へ走り出す。
 日下部の言葉が言い終わる前に、こなたが、それを受け入れる前に。こなたは、私の……。
 だが、二人までの距離があと少し、という所で、無情にもみさおが言葉の続きを繋いだ。
「あのゲーム、貸して欲しいんだよっ!」
 ……は?
「ちびっ子が話してるのを聞いてるとやりたくなってくるんだよなぁ。な、この通り、頼むゼ、ちびっ子」
 唖然とするこなた、呆然とするかがみ、微笑むみゆき、ニカッと笑うみさお。四者四様を持って、時が止まる。
「よぉ、柊!」
 最初に復帰したのはみさお。次いで、こなたがかがみに気が付く。
「あれ?かがみ、どったの?」
「え?あ、いや……」
 そのやり取りを見ていたみゆきが、聖母が如く微笑んだまま、口を開いた。
「かがみさんは、泉さんが誰に呼び出されたのか気になって、ここまで後を尾けてたんですよ」
 その言葉に、かがみの顔は爆発し、こなたはにやぁ、と口元を緩めた。
「んふふ〜?かがみんは私のことが気になったってこと?」
「ち、違うわよ!た、ただ私たちとのお昼より優先する用事がなんだったのか、知りたかっただけ。べ、別に深い意味は無いわよ」
 かがみの言い方は、典型的なツンデレ。あまりの可愛さに、思わずこなたはかがみに抱きついた。
「ツンデレかがみん、萌え〜!!」
「や、やめろ、引っ付くなって!もう、こなたぁっ!!」
4426-774 :2008/01/13(日) 23:21:22 ID:Qla/OroP
 そんなじゃれあいをしている二人を目の端に捉えながら、みゆきはみさおに礼を言った。
「ありがとうございます、無茶なお願いだったにも拘らず、了承していただいて」
「んあ?いいって、いいって。これぐらいお安いご用さ」
 そう言って手を振るみさお。
 みゆきが先程、かがみに言った「こなたが呼び出されている」という話は、実は嘘だった。
 この話にかがみがどう答えるか、それによって二人の関係を後押しするかどうか判断しようとみゆきは考えたのだ。
 そして、みゆきの問いにかがみは首肯した。故に、嘘を真にする為に、あやのとみさおに協力を仰ぎ、本当にこなたを呼び出した。
 じゃれあいを続けるこなたとかがみ。とりあえず、こなたとかがみのわだかまりは解消されたようだ。
(ファーストステージ終了、ですかね。お二人には自分の気持ちに気付いていただきませんと、壁は高くて厚い。次は……)
 騒がしくなった体育館裏で、みゆきは一人、冷静に次の一手を考えていた。

443名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 23:24:51 ID:KmUUu3lw
規制?
4446-774 :2008/01/13(日) 23:27:57 ID:Qla/OroP
以上です。お付き合いくださいましてありがとうございました。
続きものなのに視点があっちこっちに移動して読み難い印象を与えていそうで、申し訳ないです。

投下してからふと思った、今回、みゆきさんが主人公じゃないか?こなかがスレなのに……
ま、まぁ、第3者視点からのこなかがということでご了承いただけると幸いです。
後、以前に書いた物とかも参考にしてるのでネタ被りがあるやも知れません。
一部分は完全にハルヒの原作「エンドレスサマー」のパロディですが、古泉の台詞をみゆきさんに言わせて見たかった。
解説役だし、コイズミユキ。

さて、みゆきさんが考えるこなかがの為の次の一手。
実は全然考えてません……書き溜めたのがここまでだったので……
もし、思いついたらまた続きを書こうかなと思います。その時はよろしくお願いします。
445名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 23:36:50 ID:Y59viMYd
>>444
リアルタイム遭遇GJ!

この善人策士(?)のみゆきさんはイイな!
446名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 23:39:11 ID:PrJcCITq
GJ!
この人は本当にみWikiなんだよな?
読んでてずっと頭の中で●<マッガーレって聞こえてた…
447443:2008/01/13(日) 23:43:58 ID:KmUUu3lw
>>444
まだ続くかと思い割り込みごめんなさい
みゆきさんのキューピッドですか…
こなかがを食わないでキャラがたっているのが巧いというかGJです
こなたとかがみには悪いけれど
思慮深そうで実は天然のみゆきさんの事だから
何かもう一ひねりの騒ぎに(勝手に)期待しています
4486-774 :2008/01/13(日) 23:48:59 ID:Qla/OroP
すみません、一箇所訂正。
>>439 7行目「かがみと一緒にすると」ではなく「かがみと一緒にいると」です。
一緒にすると、だとお前ら一体何してんだ、って感じですねw
ホント、申し訳ない。
4495-974:2008/01/13(日) 23:53:17 ID:KXMRX7ZZ
>>382
演劇シリーズ書いてる者だけど、もしかしてもしかしてそのリクエスト?ちなみに俺はおやつ氏じゃないでつ。
でも内容壊滅支離滅裂矛盾無理栗暴走SSになりますよ?
リクなら、アラジンやるけどねw

とりあえずSS投下するぜよ。
独自設定で、陵桜大学でのかがみの生活。ちょっとだけ、コワレあります。

あ、200あたりで1レス投下しちゃったけど無視してくれw

だめなら避難所にて。
4501:2008/01/13(日) 23:54:22 ID:KXMRX7ZZ
私は柊かがみ。陵桜大学の2年生。

たくさんの思い出の詰まった陵桜学園を卒業してしまった時は寂しかった。
でも、今の陵桜大学での生活も楽しい。
この場所は、新しい勉強と、新しい生活、そしてたくさんの友達もいる。

今、大学に向かって歩いているところ。
私が現在住んでいる所から、大学へは徒歩で行くことができる。
商店街を過ぎ、桜並木の道を通り過ぎた頃、道の左側に陵桜大学が見える。
まず目に入るのは、受験の時に重圧を感じた大きな門。でも、今は私の新しい日常の始まる場所。

私が大学前の横断歩道を渡っている時、ふと、私を呼ぶ声がしたのでそこで振り向く。
後ろから、高校の時と全く変わらない姿の少女が、青く長い髪をゆらしながら、私の元に走ってくる。

泉こなた。
私が稜桜学園で恋をした女の子。私のいちばん大好きな人。
「こなたっ!」
「ご〜めん、忘れ物しちゃってね」
「もう、相変わらずね、あんたは…ふふっ」
私はこなたと同じ大学に入学できて嬉しかった。こなたは、学部は違うけど、一緒の講義に出ている。

私たちは高校の時から変わっていないどうでもいいような雑談を、楽しく話しながら、登下校を繰り返している。

会話の途中で、こなたの声の雰囲気が変わった。
「かがみ…」
「なあに?」
「ん…あのね…なんか、こういうのって…楽しいなって…」
こなたもおんなじ事を考えていたのね。こなたはちょっと俯きかげんで恥ずかしそうにしている。私は次のこなたの言葉を待つ。
4512:2008/01/13(日) 23:55:15 ID:KXMRX7ZZ
「高校の時と同じでさ、かがみとこうしてまた一緒に学校に行くことが嬉しいって実感してね…」
「そっか…私もよ、こなた。毎日とっても楽しい…」
「かがみぃ…」
こなたが甘えたような声を出す。私は、次に言うこなたの言葉の察しはついている。
「…ちゅーして…」
「今すぐ…?」
こなたは、もう目をつぶって顔を私の方に向けている。頬を赤くしながら求めているとこがとっても可愛い。
「…分かったわよ。もう、しょうがないなあ…こなたは…」

私はこなたの唇に軽く自分の唇を付けてあげる。

私は、こなたがキスをおねだりしてきた時は、すぐに応えてあげる。





ちなみに、ここは道の真ん中。横断歩道の上。

もう一度言っておく。私たちはまだ道の真ん中にいる。

え?SSなんだから一回言えばいいって?




うるせえ。

おっと言葉がつい。


その時。道の向こうから、猛スピードで車が走ってきた。

しかしこなたは、その車を受け止めて弾き飛ばす。


「すごいのね、こなた。車投げちゃうなんて…」
「私は格闘技経験者だからね。」

ああそっか。そうよね。
4525-943:2008/01/14(月) 00:20:39 ID:gPmypgzo
やっぱりまたなんか微妙なとこで規制にかかったorz

続きは避難所でよろしく。クスン
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199803893/
453名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 00:31:55 ID:dq3wgyKZ
先生、こな☆フェチほっぽりだして何やってんすかw GJ!
454某スレの7-896:2008/01/14(月) 00:37:12 ID:aHxZk8Mw
呼びましたか?

まぁそれはいいとしてGJですw
こなたが豪腕ですねw
さて、続きでも読んでこよう。
455名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 00:51:14 ID:MPXuUQTr
>>432
GJ!これから数ヶ月は受験で大変だろうけど頑張って。
落ち着いたらまたSSを投下してください。

>>444
これは恐るべき策士が現れた。みゆきさんの活躍にも期待しつつGJ!

>>452
カオスの一語がこうも似合う作品はなかなか無いですね、もちろんいい意味でw
GJでした。
456名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 01:02:51 ID:N1uRts8y
>>452
GJ!ここまで突き抜けられるといっそ清清しいですねw
あと
>ちょっとだけ、コワレあります。
>ちょっとだけ

嘘だッ!

457名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 01:53:38 ID:MPXuUQTr
保管所に、酔った勢いと思いつきで書き上げてしまった成人式のSSを投下させて頂きました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199803893/59-60
箸休めにでもなれば幸いです。
458名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 02:08:11 ID:Mx/pYFCR
>>457
一日違いというちょっとした技で
みんながそろってハッピーな話にまとまっていて
ほのぼのしましたGJです
箸休めなんてご謙遜を
4599-176:2008/01/14(月) 02:19:18 ID:r6uZ8QUA
SS投下します。エラー出たら後日ってことで…

・二人は同居(棲)中
・3レス消費予定
4609-176:2008/01/14(月) 02:19:44 ID:r6uZ8QUA
初めに言っておこう。かがみは私の嫁。



『私とかがみ』



「かがみ〜かがみん〜かがみ様〜♪」
「三段活用すな!」

つり目がキュートな私の嫁。
怒った顔も照れてる顔も全部好き♪

「キスしよー」
「また何の脈絡もなく…」

そう言いつつも私の頼みはみんな聞いてくれる。
うぉっと、やっぱり押し倒された。朝からお盛んな人だね〜♪

「こなた…」
「かがみ…」

こうして私たちの一日が始まる。

「かがみ、あ〜ん♪」
「あ、あ〜ん…」

真っ赤になって照れるかがみ。
むふふ〜♪やっぱ私の嫁はかわいいな〜♪

「…口に何か付いてるわよ」
「へ?」

すかさずキスを迫ってくるかがみ。
さっきのでもまだ足りなかったの〜?このドスケベめ♪

「……はぁ、はぁ…こなたぁ……」
「んぁ…か、かがみ……そろそろ行かなきゃ…」
「一日くらい…いいでしょ……んっ…」

もちろん嫁想いの私は学校を休んだ。
4619-176:2008/01/14(月) 02:20:09 ID:r6uZ8QUA
「ねぇこなた、お昼ご飯何がいい?」
「えっとねー…かがみん♪」
「ば、バカなこと言ってんじゃないわよ!」

そう言いながら再び私に覆い被さるかがみ。
言葉と行動が一致してないよ♪これもツンデレの一種かな?

「うーん…こんなもんか?こなた、味見してよ」
「味見なんて意味ないよ。かがみが作った料理はなんでもおいしく感じるもん♪」
「こ、こなたったら……もう、バカ」

今日はかがみの当番。私はずっとかがみの横顔を見つめている。

「いたっ!」
「だ、大丈夫かがみ!?すぐ手当てしなきゃ!…ん」
「…こ、こなたぁ!!」

指をくわえる私を見て欲情するかがみ。
さて、私は今日何回押し倒されたでしょう?

「もう、もたもたしてる間に夕方になっちゃったじゃない!」
「まぁまぁ。ほら、手伝うから早くご飯作ろう♪」

私とかがみの共同作業。なんかドキドキするね♪

「かがみん〜食べさせて〜♪」
「もう…しょうがないわね」

媒介するのはお箸?いいえ、口です。

「こなた、お風呂はどっちが先に入る?」
「それって、何かの冗談?」
「…聞いてみただけ」

お風呂でじゃれ合う私たち。これじゃ心も体もふやけちゃうよ。
4629-176:2008/01/14(月) 02:20:36 ID:r6uZ8QUA
「何だかんだでもう夜か…」
「むふふ〜。かがみは待ち遠しかったんじゃないの?」
「それはあんたでしょ」

結局朝も夜も関係ないんだけどね♪

「かがみ、私のこと好き?」
「……そんなこと、言わなくても分かるでしょ?」
「質問に質問で返すのは関心しないなー♪」
「う……だ、大好きよ!!こなたぁ……!!!!」
「私も大好きだよ、かがみ♪………ん」

今日は過去最多の26回。
この記録はまだまだ伸び続けるんだろうな。


☆ ☆ ☆


「………何やってんのよ、あんた」
「ぬぉお!?か、かがみ様〜帰ってたの?」
「まったく、大人しくゲームしてるかと思いきや……」
「いやー壊れ系目指してたんだけど、なかなか5-943氏ほどはじけられなかったよ」
「はぁ?…っていうか、何の掲示板見てたの?」
「え?こなかがスレ」
「そんなもんあるか!!」


☆ ☆ ☆

以上です。なんだこれw
慣れないことはするもんじゃないですね。
5-943氏最高wただそれだけを言いたいがために書き上げました。
甘々もシリアスも好きだけど壊れ系も大好きですw

…寝ようorz
463名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 03:40:38 ID:optWP63H
>>457
成人式いいですねww
こなたとかがみの振袖姿を思い描くが画力ゼロの自分涙目orz
とにかくGJ!!

>>5-943
壊れ系黒井先生が何しでかすか期待してる自分は異端ですか??
それにしても600回てwww
何度クリックしたことか…orz
GJ!!

>>9-176
GJ!!
こなたが書いたSSをかがみが読んで次の日、
「…で、出来る範囲の事なら、やってあげるわよ…」と言う
かがみを妄想しました。すいません、スルーしてくださいorz
464名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 03:43:17 ID:GBCbLnnL
>>444
GJ!みゆきさんが某マッガーレにしか見えないと思ったら、策を弄しておられたか…。
確かにこの一件でいつもどおりの二人にはなれたのかな。
コイズミユキの次の手にワクワクが止まらない

>>452
なんという強力こなた。
そしてちょっとだけコワレ…?どこがだ!!
思いっきりぶっ壊れてるじゃないか!だがそれがいい。GJ!

>>457
確かに地域によっては式の日が違う、なんてこともあるのも?
詳しいことはわからないけど。そういうのが幸いしたってさりげなくいい話。
こなたの首筋っていうのは確かにえもいわれぬ何かを駆り立てるなぁ・・・w

4657-438:2008/01/14(月) 06:10:09 ID:KY63B6wS
>>444
GJであります!
こういう別の人の視点でのこなかがは新鮮ですね。
しかも、コイズミユキときたもんだ!

>>452
壊れ過ぎwwwwww
でも、そんな壊れてる世界も大好きです…GJ!!

>>457
年をとっても、相変わらずな2人のやりとりがいいっすねw
不変なやり取りで、突っ込みあってる2人が大好きです、GJ!

たくさんの職人さんのSSや絵を堪能しながら、自分もこっそり続き書きました。
まだまだシリアス展開が続くので、鏡開きを避けたんですが、依然甘い雰囲気漂う今に投下していいものやら…w
でも、自重しないんだから!!!!

「パーフェクトスター第4章Cパート1」
・シリアス展開
・パラレル設定(かがみの記憶ありません)
・書いてて長くなったので、Cパートは3つに分けますorz
・例の如く、規制入ったら避難所に投下します
・6レス消費予定です
466パーフェクトスター第4章Cパート1 1/6 :2008/01/14(月) 06:12:03 ID:KY63B6wS
―――――――――――
『パーフェクトスター』
●第4章「夢の終わりに謳う歌」Cパート1
―――――――――――

あれから2日が経過した。

「それじゃ行ってくるわね、こなた」
「…」
「こなた?」
「ふぇ?」

少し強めのかがみの声で我に返る。
かがみと一緒に朝食を食べてた途中でトリップしていたようだ。
すでに朝食を済ませ、出かける準備を終えたかがみが、不思議そうに私を見つめてる。

── またやっちゃった。取り繕わないと、ほら前みたいにね。

「あーごめん。ぼーっとしてたヨ」
「あんた、最近ぼけーっとするの多くない?まさか!こなたさん、恋の悩みっすか!?」
「いやいや…ほら今度出るアニメのDVD、限定版買おうか迷ってて」
「って、そっちかよ」

わざとらしいかがみのネタ振りに、“相変わらず”を装った返事する。
今では、こんなやり取りをしょっちゅう繰り広げている。
…悪いのは私のせいなのは言うまでもない。

「あはは。で、かがみ、何か用だった?」
「いや、特に用はないんだけど…そろそろ、バイト行くね」
「ん、もうそんな時間なんだ」

私の言葉に、かかがみがバツ悪そうな表情をして立ち上がり、玄関へ向かって歩いて行く。
本来なら話を聞いてない私がする表情のはずなのに、気づいたときには今更すぎた。

かがみの背中が遠のいていく。
しばらくその背を見つめていると、ふいに私の中に不安が生成された。

『このまま、かがみは帰ってこないかもしれない』

事実を知った今、形式を問わずそれは確実に起こりうることなのはわかっている。
…起こってしまったら私にはどうにもできないのも理解しているつもりだ。
でも、頭では理解していても、私の感情に従順な部分が不安を覚えてしまう。
肥大化していく不安に飲まれて私は、結局行動を起こす分からず屋。

「かがみ!」
467パーフェクトスター第4章Cパート1 1/6 :2008/01/14(月) 06:12:51 ID:KY63B6wS
―――――――――――
『パーフェクトスター』
●第4章「夢の終わりに謳う歌」Cパート1
―――――――――――

あれから2日が経過した。

「それじゃ行ってくるわね、こなた」
「…」
「こなた?」
「ふぇ?」

少し強めのかがみの声で我に返る。
かがみと一緒に朝食を食べてた途中でトリップしていたようだ。
すでに朝食を済ませ、出かける準備を終えたかがみが、不思議そうに私を見つめてる。

── またやっちゃった。取り繕わないと、ほら前みたいにね。

「あーごめん。ぼーっとしてたヨ」
「あんた、最近ぼけーっとするの多くない?まさか!こなたさん、恋の悩みっすか!?」
「いやいや…ほら今度出るアニメのDVD、限定版買おうか迷ってて」
「って、そっちかよ」

わざとらしいかがみのネタ振りに、“相変わらず”を装った返事する。
今では、こんなやり取りをしょっちゅう繰り広げている。
…悪いのは私のせいなのは言うまでもない。

「あはは。で、かがみ、何か用だった?」
「いや、特に用はないんだけど…そろそろ、バイト行くね」
「ん、もうそんな時間なんだ」

私の言葉に、かかがみがバツ悪そうな表情をして立ち上がり、玄関へ向かって歩いて行く。
本来なら話を聞いてない私がする表情のはずなのに、気づいたときには今更すぎた。

かがみの背中が遠のいていく。
しばらくその背を見つめていると、ふいに私の中に不安が生成された。

『このまま、かがみは帰ってこないかもしれない』

事実を知った今、形式を問わずそれは確実に起こりうることなのはわかっている。
…起こってしまったら私にはどうにもできないのも理解しているつもりだ。
でも、頭では理解していても、私の感情に従順な部分が不安を覚えてしまう。
肥大化していく不安に飲まれて私は、結局行動を起こす分からず屋。
468パーフェクトスター第4章Cパート1 2/6 :2008/01/14(月) 06:14:07 ID:KY63B6wS
「かがみ!」

目の前を歩いていくかがみの存在が、膨れ上がる不安に比例して徐々に霞んでいく感覚に囚われた私は、
玄関で靴を履き替えているかがみを呼び止めて、走り寄っていた。
かがみが振り返る前に、心の何かが伸ばしかけた手だけは押さえ込む。
…その何かは、“諦め”かもしれない。

「ん?」
「あ…いや、その」

―― どうして我慢出来ないかな…?

感情の抑制が完全に出来なかった自分が恨めしい。
そんな心中の葛藤に唸る私を、急かさず静かにかがみは見守っていてくれていた。

「えっと…今日さ、何時に帰ってくるの?」
「そうね、今日は割と早いんじゃない、そうねー19時とか?
何、また待ち合わせして、外食でもする?」

いつも通りに返してくれるかがみの優しさが胸を抉る。

「んーん。…ご飯作って待ってる、ね」

想いに涙腺が緩むのを堪えてそれだけ伝えると。

「じゃあ楽しみにして帰ってくるとしますか!」

かがみが本当に嬉しそうに笑って玄関を出た。
扉が閉まるのを確認したと同時に、左目から頬へ一筋の線が出来て行く。
どうやら声には出来そうにないから、心の中で呟いた。

── いってらっしゃい、かがみ。
469パーフェクトスター第4章Cパート1 3/6 :2008/01/14(月) 06:15:47 ID:KY63B6wS
 * * *

バイトも無いフリーな日には、決まって家事をするのが、かがみと暮らし始めてからの習慣になっていた。
最初のうちは面倒だったこともあったけど、何もしなければ考え込んでしまう今、
こうして家事をこなしている間の、無心になれる時間が楽だった。
が、どんなに時間をかけたっても、終わりがある作業には変わりはなく。
一通り済ませた私は、綺麗になった床に座って、ベッドに寄りかかりながら、あの日の事をまた考えていた。

実は、みゆきさんの口から告げられたあの話には続きが存在している。
ただ、“続き”の前に聞いた事実の衝撃に耐えきれなかった私は、その内容を考察できるほど冷静ではなかった。
お風呂場で思い切り泣いたのが多少功を奏したのだろう。
幸い、頭の中に内容は残っていたおかげもあって、改めてその内容を思い返し、考えるようになったのは次の日からだった。
ここ2日間、私がぼんやりするのは理由はそれでもあった。

当時放心状態に近かったため、必要な部分しか録音されていない脳内のテープレコーダーを再生する。
正直言えば再生したくない、思い出したくない。
けど、逃げていられない理由がそこにはある。

──もう私には残された時間は少ない。

『つかささんととかがみさんを引き合わせた場合ですが、かがみさんが過去の記憶を
失うきっかけになった原因が消え、代わりに過去の記憶は思い出されますが、泉さんと過ごした3週間の記憶は必然的に消去されます』

みゆきさんが最初に私に提示した解決方法。
“つかさの事故”を明かす事が、かがみの記憶が戻る基軸なのは言うまでもない。

『次に何らかの行動を起こさず、時間の経過を経た場合ですが…
元々解離性遁走の期間は短期間である事が多く、いずれは前者同様の事が起こります』

ようは時間が経ってば、いずれかがみは私の事を忘れてしまうということ。
この2つだけだと、結局かがみが私を忘れる事は避けられないという事実を突きつけられてるだけで、選択することなんてない。
…ただ、私がかがみを諦めればすべてが済む話だ。

でも、みゆきさんとつかさは、私のためにほんの僅かな可能性をこの後示してくれた。

『最後に一つだけ。“かがみさんが泉さんを忘れずに過去の記憶を戻す”可能性を…ほんの僅かですが、上げられるかもしれない方法があります』

険しく、すごく悲しそうな顔をしていたみゆきさんが思い出される。
こうして客観的になってみれば、みゆきさんがずっと冷たい口調や険しい表情を貫いていた理由がわかる気がする。
470パーフェクトスター第4章Cパート1 4/6 :2008/01/14(月) 06:18:20 ID:j3OGrFh3
── 私が必要以上に希望を持たないように、そうしてくれてたんだね。

つかさのことから始まり、かがみの状態を話す間。
この可能性の示唆だって、“ほんの僅か”と明言しているあたりはみゆきさんの優しさなんだと思う。
言葉を濁したり、優しい表情を見せてしまえば、私は縋りっぱなしになってしまうから。
裏切られたときの反動を軽減してくれるよう、最初から仕向けてくれていたみゆきさんの優しさに感謝しつつ、続きを再生する。

2人のくれた最後の選択肢は。

『それは、泉さんがかがみさんにすべてをお話すること。
かがみさんが記憶を消失してしまいたいと思うほどのことです。今の“かがみ”さんに、
過去や今回の発端を提示することで、潜在的に残っている以前のかがみさんの記憶が何かしらの反応を示す可能性はあります。
自己が確立される前に、泉さんが本来の“かがみ”さんと近い自己と対峙ができれば、
泉さんとかがみさんとの間に接点が生まれ、きっかけさえあれば、かがみさんに過去の記憶が戻った場合も、
消えるはずの3週間の記憶が想起が出来るかもしれない、ということです』

この言葉を私なりに解釈するため、赤い糸を過去のかがみ、青い糸を今のかがみに例える。
記憶が完全に戻ってしまった場合、青い糸は消滅し、赤い糸は一本の糸として再び形を確立する。
そこから私が接点を持ったとしても、赤い糸は赤い糸としてしか伸びない。
みゆきさんの提案は、私が赤い糸を引っ張りだす役目を負えば、青い糸に私との接点が生まれ、
その2つの糸が繋がるかもしれないって考えになる。

『ただし、記憶を喪失するほどの事象は少なからず、本人にとっては耐え難いような出来事がきっかけとなっているため、
それを提示することは本来ならタブーとされています』

なぜならば、それを強制的に思い出されることは、過去のかがみには苦痛でしかないため、
思い出させて行く過程の中で何をするかわからないから。
…そうみゆきさんは後付けをした。

つかさと対面した場合、原因が一気に解消されるため、リスクは発生しない。
が、第三者である私がそれを起こした場合は大きく変わる。
かがみに苦痛を強いる事になる上に、その間にかがみが自傷しないとも限らない。
そうなれば、かがみはもちろんのこと、つかさや他の家族にも多大な迷惑をかける事になるということだ。
…しかも、成功する確率は極めて低く、失敗すればかがみは確実に私を忘れる。

『どれを選ぶかは、泉さん次第です。この件に関してはつかささんにも了承は得ています』

この言葉を最後にみゆきさんの口を閉ざす。

『こなちゃん…実は、今お姉ちゃんの存在は、お姉ちゃんの携帯で家族には誤摩化してる状態なの。
それで、そろそろお盆が近いせいもあって、顔を出せって言われてて、
もうすぐ誤摩化せる限界も近いんだ。本当ならもっと時間を上げたいけど…』

…3日以内にどうするか答えが欲しい。
最後につかさがこう言ったのも覚えている。
471パーフェクトスター第4章Cパート1 5/6 :2008/01/14(月) 06:20:14 ID:eVASyvSk
 * * *

ため息を吐いてから、ベッドに寄り掛かっていた体を滑らせ、完全に床へ身を預ける。
床のひんやりとした感触が、熱を持った肌を冷やしてく。
ついでに頭の中にある熱も冷まして欲しいな、なんて徒為一つ考えて、一方で私は再び思考の渦へと身を投げた。

思い返すたびに辿り着く選択肢は3つ。
3つとも糸を手繰れば、辿り着くところは同じかもしれない。
大きな違いは糸の手繰り方、その過程。

── じゃあ、私はどうしたい?

関係者であるつかさやかがみのことを考えれば、私がかがみへの想いを諦め、早期段階でつかさに会わせるのが最善なのはわかっている。
かがみも、この3週間の記憶を忘れ、差し障りなく以前の生活へ戻れるし、苦しむ人がいるとすれば、知る限りでは私1人だけだ。
私一人の想いさえ捨てきれば、何一つリスクがない、最善の選択肢。

…聖人に等しい人格の持ち主だったら、何の迷いもなくその選択肢を選ぶんだろう。
そこまでわかっていても、結論として出せないのは。
今の私はすんなりと現実を受け入れられるほど、物わかりがよくないから。

人とはちょっと違う価値観の中、些細で変なところは現実的だったり、妙に醒めた部分があるって誰かに言われた事がある。
たまたま“醒めている”と評価した人にみせた私がそうなだけで、あくまで複数存在する私の一部でしかない。
中には好きなモノに対しては諦めが悪く、妥協のない欲を持つ自分もいるのは自分がよく解っていた。

今回、2人に提示された最後の選択肢が。
1つだけ全く違うものに化ける可能性を秘めた糸が、よりにもよってその私を呼び覚ましてしまった。
厄介者の強欲な私が見据えているものは常に直線的。

─ かがみが好きだからこそ、その可能性に縋りたい。足掻きたい。

その想いを原動力とする私は、行動を起こす事で望む結果が得られなかったときに返ってくる絶望の度合いも、
剰えかがみにリスクを科せることさえも見えていない。
冷静で現実的な私は、真逆で。そこに恐れを持っていた。

── 行動を起こして、失ったときの絶望に耐えられる自信がない。

この2日間結論が出せなかった思考の葛藤図がこうして出来上がる。

諦めるには可能性を捨てるきっかけが掴めず。
選ぶには、何かが足りない。

…私に残された時間はあと1日。
答えは出ない。
472パーフェクトスター第4章Cパート1 6/6 :2008/01/14(月) 06:22:05 ID:eVASyvSk
 * * *


……
………

《なぞなぞ〜みたいに〜地球儀を〜解き明かしたら♪》

私は考えながら寝てしまったらしい。
いつマナーモード解除したか覚えの無い、けど聞いた事のある着信音が耳に付き、その音源へ手を伸ばす。
着信相手が誰かもわからないうちに、無造作に通話ボタンを押した。

「……はい」
「もしもし、こなちゃん?」

寝ぼけていた私の意識は、意外な電話相手により一気に覚醒した。

「ん…つかさ?」
「うん。もしかして、こなちゃん寝てた?」

2日前に聞いたよりも声は明るく、お見舞いに行ったときのような気軽さがある。
相変わらずのつかさのペースに自然と乗せられて行く。

「あー…家の事した後、ちょっと寝ちゃってたみたいだね」
「そうなんだ、おはよーこなちゃん」
「ん、おはよ。で、急に電話してきてどしたの、つかさ?」
「え、えっと、今何してるのかなーって」

つかさらしいさがにじみ出るその言葉に、私は電話口で苦笑した。
吃ってるところを聞くと、何か他に用件があるのが丸わかりだ。

「つかさが当てた通り、寝てたよ。今日はバイトもないしね」
「お姉ちゃんは、いる?」
「…かがみなら、バイトに行ってるから、今はいないよ」

つかさは「そうなんだ」と一言納得した後、受話口に走った携帯特有のノイズが沈黙を生む。
受話器を耳に当てていない方の耳で、部屋の音を拾う。
壁がけ時計の針が、20回くらい音を鳴らしたところで、沈黙が終った。

「こなちゃん、今日これから時間とれたりしないかな?」
「とれなくはないよ。でも、まだ結論は」
「あ、違うの。その話じゃなくて──」

てっきり選択肢の結論を聞かれるのかと思ったところ。違うらしい。
私はつかさの言葉を待つ事にした。

「こなちゃんともう少し話がしたいんだ」
4737-438:2008/01/14(月) 06:26:30 ID:eVASyvSk
以上、続きます。
今回はこなたの変化〜最後の選択肢〜葛藤までとなりました。
つかさの登場〜は今日の夜辺りには投稿できると思います。

シリアスシーンばっかり書いてると、これが本当にらき☆すたなのか疑問に思うときがあります。
本当に書きたかったのはこういうものなのかなぁ、なんて雑念に囚われちゃうのが遅書の理由だったり(´・ω・`)
そんな足りない糖分はすべて、職人のみなさまより補給させていただいております(何

投稿中、所々IDが変わっていますが、連投規制に引っかかったので、回線使い分けてるだけなので、あまり気にしないでください…orz
474名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 08:56:16 ID:2Xl1UJMm
>>473
いつも楽しみにしてますシリーズキターヽ(゚∀゚)ノ!

しかし…なんと辛い…。
なんとかしてかがみの記憶を無くさない方法はないものなのか……。
とにかくGJ 次も楽しみにしてます。
475名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 09:07:25 ID:rmu4up86
乙です。こういうお話もまた楽しみです。
476名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 11:25:37 ID:y5Ay6GCI
477名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 11:53:13 ID:oYjIn8EU
478名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 14:03:44 ID:GBCbLnnL
>>473
いつも楽しみにしてますぜー。GJ!

うぅむ…これは辛い。
確かに客観的に見れば、つかさと合わせれば被害…
というか傷つく人はこなただけで済むけど…それはあかん、俺ら的に。
とすれば、みゆきさんが提示してくれた最後の選択肢もしくは、4つ目の選択を見つけるしか…
いずれにしろ、かがみが記憶と取り戻した瞬間が怖いな…でも楽しみ!
479名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 14:18:37 ID:uFZeMGPa
う〜、いつもながらマルチエンドの可能性を残すところで…GJ

「これが本当にらき☆すたなのか疑問に思うときがあります」
二次創作の場合悩むところですね
人によって許容範囲が違うでしょう(他所のTS論争なんかもそれ)
私は読み手として最も簡単なところで判断しています
その作品を他の原作(アニメ、ドラマ、漫画)のキャラで置き換え可能で
置き換えたほうが、らきすたキャラを使うよりしっくりくるなら
らきすたの二次創作である必要がないということです

その点から言えば、今はらきすたのパラレルという二次創作だと思います
かがみの『魔法』が解けた時かがみが、らきすたの住民から一人の
オリキャラかがみに一旦戻って実はそこから本編の超巨編……あり?
4809-176:2008/01/14(月) 15:12:14 ID:r6uZ8QUA
>>473
GJです!
…いや、本当にシリアス物上手く書ける人が羨ましいですorz

SS投下してもよろしいでしょうか?
時系列順的には『こなたVSかがみ』の続きになるんですかね。
設定しか引き継がれていないのであまり関係ないですが…。
あ、それから>>462は保管しなくていいです。念のため。

・二人は同居(棲)中
・自身最長8レス予定
4819-176:2008/01/14(月) 15:13:06 ID:r6uZ8QUA
「はい、こなた。お弁当だよ♪」
「わーい!かがみの愛妻弁当だぁ♪」
「うふふ。いってらっしゃい」
「まだもらってないものがあるよ」
「え?」
「行ってきますのちゅー♪お約束でしょー」
「………バカ」

腰をかがめ、顔を近づけていく。ん………―――――



『私とこなた』



「…夢か。はいはい、前振り前振り」

目をこすりながら、ぐてっと寝そべるバカを起こす。

「こなた〜起きろー」
「……むぅー…日曜くらいいいじゃん……」
「よくないわよ。今日はみんなが来るんだから。言ってあったでしょ」
「じゃあ目覚めのキスで起きるー」
「あんたねぇ…」
「王子様ー早くぅ〜」
「もう覚めてるだろ」

ベッドから無理矢理引きずり出す。
こなたはまだ文句を言ってるけど、とりあえず一緒に顔を洗いに行く。
歯磨きも終えたら次は朝食の支度。今日は私の当番。

「いただきます」
「いたらきまひゅ………」
「あ、忘れてた」
「なにー…」

素早く唇を合わせる。朝だからできるだけ軽めに。
こなたの顔がたちまち変色する。これで目が覚めただろ。

「おはよ、こなた」
「お、おはよう……かがみん」

こうして私たちの一日が始まる。


☆ ☆ ☆
4829-176:2008/01/14(月) 15:13:26 ID:r6uZ8QUA
「あ、あの…二人ともおはよ……」
「おはようございます………」
「「ぶっ!?」」

い、いつの間に…。ドアのカギ閉めてたわよね?

「は、ははは早かったわね二人とも!!まさかこんな時間に来るとは…」
「つかさにみゆきさん、おはよー」

変わり身早っ!

「すいません。時間を決めていらっしゃらなかったので……」
「あ、そっか。言うの忘れてたわ」
「ごめんねお姉ちゃん、こなちゃん。お邪魔だったら出直してくるから…」
「いいっていいってー。つかさとみゆきさんもこっち座りなよ」
「いいんですか?」
「もちろんだよー。ね、かがみ」
「う、うん……」

こいつ、そういう恥ずかしさとかはないわけ?

「ねぇ、二人とも朝食は済ませたの?」
「うん」
「ええ」
「そっかー。じゃ、かがみ。あーん♪」
「なにが『じゃ』よ。しないわよそんなこと」
「うぅー。かがみが冷たいよ〜つかさ」

人前でできるか!あとつかさにひっつきすぎ!!

「そう言えばつかさ、他のみんなはいつ来るか知らない?」
「うーん…多分バラバラに来るんじゃないかなぁ。時間指定してなかったから」
「今のうちにメールでも送っとくか。何時ぐらいにする?」
「別にいいんじゃないの?それぞれ来たい時間に来てもらえばー」
「んー…っていうか、みんな時間確認くらいしないの?」
「す、すいません。昨日は少し忙しかったもので……」

少し顔を赤らめるみゆき。こんな朝からつかさと揃って来たことと言い……バレバレよ。


☆ ☆ ☆
4839-176:2008/01/14(月) 15:19:33 ID:r6uZ8QUA
「こんにちはー」
「………お久しぶりです」

次に来たのはゆたかちゃんとみなみちゃん。
この二人はバレバレとかそういう問題じゃないわね。

「おぉ、ゆーちゃん久しぶりー。お父さん元気?」
「うん。時々遠い目してるけど…」
「あんたもたまには実家に顔出しなさいよね」
「そのときはかがみも一緒だねー」
「…なんでよ」
「分かってるくせにー」

みなみちゃんは、みゆきたちと少し話して後、すぐにゆたかちゃんの隣をキープしていた。
なんかお似合いよね…。ちょっとうらやましいかも。

「ひよりんとパティはまだなの?」
「えっと、少し用事があるみたいで、遅れるみたい」
「用事?………あ、しまった!今日はアレの発売日だった!!」
「メールで頼めば?」
「そうする……」

何だかんだ言いつつ、結局私たちは二人一組になって座る。
私とこなた、つかさとみゆき、ゆたかちゃんとみなみちゃん。
…これじゃみんなで集まった意味ないだろ。どうせいつも一緒にいるんだし。
っていうか、なんだこの集団。男に縁がないにもほどがあるだろ。

――いや、一人いたな。

「お邪魔しまーす」
「ヴぁ!」

私たちの中で唯一の彼氏持ち、峰岸。
その後の関係はどうなっているのだろうか?

「なー柊」

……あ、日下部もいたんだ。

「なによ」
「この部屋ベッド一つしかないけど、ちびっ子と一緒に寝てんのかー?」
「ぶふっ!?」
「ち、ちょっとみさちゃん…」
「ヴぁ?」


☆ ☆ ☆
4849-176:2008/01/14(月) 15:20:11 ID:r6uZ8QUA
「え、えーっと。みんなお昼ご飯は食べて来たの?」
「私とみなみちゃんはまだです」
「柊の手料理が食べられるって聞いたから、抜いてきたんだってヴぁ!」
「じゃ、何か作るか」
「私も手伝うよー。かがみ一人じゃ不安だし♪」
「あ、お姉ちゃん。私も手伝おっか?」
「つ、つかささん!」
「みんなはお客さんだから、座ってていいよー」
「おぉ、サンキューなちびっ子!」

この人数だと何がいいのかしら…。
面倒だし、大量のチャーハンでも作って取り分けるか。

「か〜がみん♪」
「うわぁ!?ちょ、いきなり抱き付いてくんな!」
「いいじゃ〜ん。朝の続きする?」
「みんながいるでしょ!」
「誰も見てないよー」

向こうを見ると、いちゃつくカップルが二組。峰岸たちは少し居心地悪そうにしている。

「かがみー」
「わ、わかったわよ!ちょっとだけだからね…」

もちろん、この言葉は自分にも言い聞かせていた。

………ん

「こなたお姉ちゃ…ん?あれ?どうしたのみなみちゃん」
「ゆたかには……まだ早い」

バキッ
会心の一撃。こなたは床に沈んだ。

「い、いつからそこに?」
「…ついさっき。大丈夫、ゆたかには見られてませんから」
「みなみちゃーん。なんで目ふさぐの?」

みなみちゃんにはばっちり見られてたわけか。
真っ赤になって私たちから目をそらしている。
この反応…もしかして、ゆたかちゃんとはまだそういう関係になってないとか?
ちょっと意外だな……っていやいや!それが普通だろ。どこで頭打ったのかしら、私。

「か〜が〜み〜〜〜!!」
「のぅわ!?し、仕方ないでしょ!人が来たんだから」
「私たちのことはお構いなく……ごめんなさい」

そそくさと去っていく二人。正拳突きを喰らったこなたはなんというMK5。

「かがみ!!」
「お、お約束なんじゃない?こういうときに邪魔されるのって…」
「それもそっか。お約束なら仕方ないね」

早っ!それで納得できるのかよ。


☆ ☆ ☆
485名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 15:27:05 ID:r6uZ8QUA
ダメですねorz

避難所行ってきます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199803893/
486名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 15:39:17 ID:oU+DMXOF
みなさんGJです。
特に>>476さん激ウマです。
私も精進しなくては。
487名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 15:45:59 ID:KY63B6wS
>>484
リアルタイム遭遇、GJ!
こそこそイチャぶりする2人に悶絶しました(・ω・`*)
MK5ってwwwwwwww
久々にその言葉聞いて、意味を知ってる自分に、歳を感じましたw
488名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 15:46:48 ID:GBCbLnnL
>>485
GJ!ギリギリまで邪魔が入ってかがみ涙目ww
素敵な作品をありがとう!大いに楽しませていただきましたぜ!

あと>>476の絵はShiBoo!ってサイトの絵だね。
もしかすると絵師様本人かもしれませぬが、一応。
489269:2008/01/14(月) 17:22:11 ID:2Z78+j//
>>485
あーまーい!!!いろんなカップル、ご馳走様ですw
その陰でただひとり、ぼっち気味なみさおに少し泣きました……w

かがみ開きの日に、おもちうにょ〜んな絵を描かせていただきました269です。
イマイチ絵で新参者な私にも感想をいろいろ頂きまして、本当にありがとうございます!!
あと、こなたが腋巫女コスって気づいてくださった方、感謝ですw
こなかがスレの職人様方のあっつーい想いに突き動かされて、
調子に乗ってうにょ〜んの続きを描いちまいましたので、どぞーです。
http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro03972.jpg
いや、こりゃ萌えませんねorz

「この後かがみんはきなこもちごと、こなたが美味しく頂きましたε=(=ω=.*)」
「……こ、こなただったから、なんだからね……」
「(うおっ!なんというデレモード……声を聞いただけでドキドキしてしまった。このかがみんは間違いなくフラグ立ったNE★)」
490名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 18:22:12 ID:mXtQbQzP





アニメも漫画も悪くない。
悪いのはヲタ。
ヲタが全部悪い。
臭いし気持ち悪いし。
ヲタは居なくなればいい。








491名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 18:26:45 ID:mXtQbQzP
    /: : :/: : : : : /∧: : : : : : : : : : : : : : \
   /: : : :/: : : : : :/: :ハ: : ∧: : : : : : : : :\: .ヽ
   /: : : /i: : : : : /: /  \;ハ: : : : : : : : : . i : :}
.  /: : : :/:.i: : : : :」__i_ ,,ェ=へ"\: : :i: : : : : i :i |
. /: : : /: : レ┐:.i:/ , ェ=ニミヽ \\::\: : : i: i |
. /: : 「 ̄T「- {: i+/にん‐}    `ー_ニ\:.|: i:l
/: : ハ  」 L_ト、|  Y二ソ      /.い`V //    朝鮮人ってどうして日本に付きまとってくるの?
: : :.| " V: : :.ハ     ̄ ̄`     、 にり イノ⌒フ
: : :.ヽ  ハ: : ./            ´  `ヾ. ト、 〈   すごく気持ち悪い・・・
: : : /\/: : : }                 |: :V
: : / /: :.〉: : ハ        /`ーャ    .ノ ノ
: / /: :.〈: : :.〉| `        ̄:⌒   / 〉ハ    
/:./: : : .〉: /.ノ             /: |〈: ::.ノ
: /: : : (: : Y       - 、 _. イ: :i: : |/: : }
.レ‐'´ 〉:.〈        / : /:/: : i: :i : :ハ: : /
    〈: : :}        ハ:/:/: : :.i: :i: :.| /: : }
    .〉:.へ __    ヘ \: : : i: :i: :.|.〈: ::.ノ
\  ./: : }  \      |  `ー 、i: :.| /: :ハ
492名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 18:28:13 ID:mXtQbQzP
::.:...., ∧_∧         :,'':.:.::'.+:       ∧_∧  。    :::.+
'::.+:.<"`∀´,>, :'. 。                <"`∀´,>。::'.+:    +  :。::'.+:: :.. 
::::⊂    つ    ∧_∧    . 。     ⊂    つ ,:'. 。,:'.. .
  ノ ∧_∧    <"`∀´,>            ノ    ノ    +  :。::'.+:: :..  .:+ 
::::レ <"`∀´,>  ⊂    つ    :: ∧_∧ レ レ     '    ∧__,∧
,' ⊂    つ ノ    ノ ,.  :.:::  <"`∀´,> . '   '。:,''     <"`∀´,>+  :。::'.+:: :.. 
   ノ    ノ   レ レ  ∧__,∧  ⊂    つ     ∧_∧ :⊂   っ
  レ レ    ∧ ∧:。  <"`∀´,>  ノ    ノ      <"`∀´,> ノ   丿  .:+.:+
   ∧_∧ <,`∀´,>:。ι   っ レ レ ..     ⊂    つレ レ∧
  <"`∀´,> ゜レーJ゚ '+:ノ  丿∧∧          ノ    ノ     <'。::,''
:: ⊂    つ ∧∧ ::.レ レ <`∀´>    ∧_∧ レ レ       ゚
,:::'ノ    ノ  <`∀´>      ゚レJ゜    <"`∀´,> ∧__,∧  :   ∧ ∧
 レ レ    ゚レJ゜       ∧∧::.::. ⊂    つ <"`∀´,>    <,`∀´>::'.+:
   ,''。::'.+: ,、   ∧ ∧  <`∀´> ++ノ    ノ  ι   っ    ゚レ J゜.:,''。゜
 ,、   ,:'.<` > : <,`∀´,> '。゚レ J゜.:.:::レ レ    ノ  丿 : ::'.+:
<` >          ゜レーJ゚     :.:::        レ レ'。::,''+:. ,''。::'+: '。
,''。::'.+:                     '。  ,:'. :. . :.::: +:
                   ::。::'。+:. ,''。::'+: '。
       :.'::..。      . : +:.    '。+
,''。::'.+:   .:+
493名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 19:29:25 ID:b4utYVKo
>>489
GJ!ま、そうなってしまうわなw
494名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 19:37:23 ID:2TZoL4EL
一日でどんだけ神SS投下されてるんですかw コメディから甘い話まで、まとめて申し訳ないけどSS職人の皆様GJです !

>>476
ちょww この人のサイト、ちょくちょく覗きにいってます

>>489
かわいいねw 私もバカップル大好きですw
495名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 19:37:55 ID:zHvPTLy2
キタコレ
ttp://shi.boo.jp/
496名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 20:53:07 ID:0DPJXdf7
初の書き込み。
2chにこんな和やかなスレがある事実に感動してます。
497名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 21:14:39 ID:2TZoL4EL
>>496
ようこそ
ここは雑談のみならず、SSやらイラストやらマンガやら、こなかがに萌えるためならなんでもありの節操の無いスレですw
もし貴方がこなかがやかがこなを愛していらっしゃるのなら、一緒に盛り上げて、さらにカオスなスレにしましょうw
498名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 21:20:30 ID:0DPJXdf7
>>497
ありがとうございます。
元々原作派だったのですが本日アニメも全話見てますますこなかがにハマりこみました。
折をみてSSも投稿してみたいのでその時は宜しくお願いします。
499名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 21:53:05 ID:ibf3qDuU
風間=かがみ
しんのすけ=こなた

いや、マジで。
500名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 22:09:14 ID:pkmHwcR8
かがみ開きってことで良作おつ。
これからじっくり堪能させていただきます。

バレンタイン&ホワイトデーに卒業式などと
春は恋人同士のイベントが多いのでそれらにも期待。
自分も何か間に合わせたいものです。
501名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 22:40:33 ID:+8mS9Voh
>>499
もうしばらく観てないけどそれちょっとわかるわw
502名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 23:06:56 ID:YGQhSidx
4コマ漫画だし、春日部だし、多少は美水センセも意識してるのでは
503名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 23:09:55 ID:sdWvAU4B
何の脈絡もなくふと思った。
こなたにはだぶつき気味の長袖が、かがみには七分袖がよく似合う。
こなたがかがみのパジャマを借りたら、それは素晴らしいことに。
かがみがこなたの借りたら腕どころかヘソまで出てしまいそうだが、それはそれで素晴らしいな。

ごめん・・・眠いみたいでお泊り妄想が止まってくれない。
50410-45:2008/01/14(月) 23:17:41 ID:7VBS9iW/
鏡開き終わった後も、みなさん、SS・絵などGJです!!

さて、すいません、【うつるもの】の続きを投下させていただきます……。
今回は正直焦らし回な気がします(´・ω・`)
熱血な男らしいかがみを認めない!!という方は
みないほうが良いかも知れません……。

それでは、6レス程、お借りします〜。
505うつるも5(1/6):2008/01/14(月) 23:19:25 ID:7VBS9iW/
はぁ、はぁ……。
やっとついた……!
やっと……こなたに会える……。
2年生の冬に泊まりに行って以来、何度も遊びに行ったこなたの家。
そこが、私の目指すところ。
電車の数分の待ち時間を取り戻すかのように、最短距離を走り続けた。
そして今やっと、その前にいる。
私は、逸る気持ちを抑えて、呼び鈴を押した。
ぴんぽーん、と鳴るのが聞こえて、扉が開くまでの数十秒。
私の心臓が走ってきたからだけとは考えられないほど、速く脈打つ。
そして、待ちに待った、瞬間――――。
「こな………」
えっ……ッ。
私は呆然とした。
「やぁ、こんにちは。やっぱりかがみちゃんだったか」
「こ……こんにちは……」
出てきたのは、こなたではなく、こなたのお父さん。
そ、そんな―――。
って、呆然としてる場合じゃないんだった!
我に返った私はおじさんの言葉が気になり、聞き返す。
「やっぱり……と言いますと?」
「こなたに用があるんだよね?」
おじさんは、私の質問に答えなかった。
私は何か意図があるんだろう、と思い、新たな問いかけを肯定した。
「はい、そうです」
「そうか……やっぱりな」
また、『やっぱり』と言うおじさん。
ゆっくりと話すおじさんに、多少苛立ちを覚える。
もしかして、私をこなたに会わせたくない……?
にわかにそんな考えが浮かんだ。

おじさんの判断?
それとも……こなたが頼んだの………?
もしそうなら、私はどうすれば―――

――ううん、もう気にしないって決めた。
自分勝手だってことはわかってる。
突然気持ちを告げられて、こなたが迷惑に思うのもわかってる。
でも、今……今しか、チャンスはもうない。

もう、スタートの引き金は引かれてる。
もう、私はゴールを目指して駆け出してる。
もう、私は止まるわけにも引き返すわけにもいかない!!
たとえ、どんな厚く高い壁があっても、それを乗り越えなきゃいけない!!
今の私は、そこまできてるのよ!!


だからもしおじさんが、私とこなたの間を隔てるように立ち塞がるなら……
私は、越えてみせる!!
そんな私の決意を知らないでか、相変わらずのんびりと話すおじさん。
「いや、すまないね、実は―――」
しかし、その次の言葉で、私は思わず拍子抜けしてしまった。
「家にいないんだ」
「えっ!?」
おじさんも困ったように笑う。
「いやね、今日、突然学校行きたくない、と言い出して、俺もびっくりしたんだ」
『学校に行きたくない』――――――か……。
こなたも私と同じ気持ちだったんだ……。
506名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 23:20:43 ID:47pXi5t+
こなかがとかwwww
毎日の息抜きに見させてもらってます本当にごちそうさまです
507うつるもの(2/6):2008/01/14(月) 23:21:29 ID:7VBS9iW/
「それでも、休んで良いって言ってやった。理由も気になったが、あえて聞かなかったよ」
「えっ!?どうしてですか!?」
この人、そんなに娘に甘いのか!?
ただのサボりかもしれないのに……!!
「実はもう何日も前から、こなたの様子がおかしかった。
会話が前より、ずっと少ないんだ」
おじさんは、そのときのことを思い出すように目を閉じた。
「話す雰囲気も前より明るくない。俺は不思議に思った。
それで、こなたの話を隈無く聞いてると、その理由がわかったんだ」
そこで、再びおじさんは目を開けた。
「会話の中に、ある単語がなかったんだ。いつもこなたが楽しそうに話すそれが、会話の中で、欠落していた。それが――」
そこで、少し間を開ける。
多分、数秒間だろう。
でも私には、とても長く感じられた。
「『かがみ』」
おじさんがゆっくりと、けどしっかりと言った。
その目は、私をしっかりととらえていた。
私は何も言えなかった。
出来ることも、ただ、おじさんが次の言葉を待つだけだった。
「最初、ケンカでもしたのだと思ってたよ。子供のケンカに親が出ていくようなバカげた事はするつもりはない。いつか仲直りするのを、待ってようと思っていた。けれど、どうやらそう言うわけでもなさそうだった」
おじさんはそこで雰囲気をがらりと変えて、明るく話し始めた。
「ある日、あいつはこんなことをきいてきたんだ。『ねぇ、お父さん、お母さんによくわからないうちに避けられたりしたこと、ある?』とね」
………ッ!!!
「かがみちゃんとこなたの間で何があったかは知らない。でもそれと関係ないところでは、わかったことがあった。あえて友達と言わずに、かなたを……妻の名前を挙げたことでね」
それって…………もしかして………。
「最初、どう答えようか迷った。けれど、『なかった』と答えたよ」
おじさんが、答えなかった理由。
それは―――。

「かがみちゃん」
おじさんの目が、また真っ直ぐ私をとらえた。
「はい」
今度はしっかりと答えられた。
「君が今ここにいる、という意味を俺は理解しているつもりだ。けれど、違うかもしれない。そうだったら申し訳ない。……で、それをふまえて、一つ良いかい?」
「はい」
「綺麗事を言おうなんて思わなくていい。格好良くまとめようなんて考えなくていい。こなたのことをどう思ってくれてるのか、君の正直な気持ちを聞かせてくれないかい?」
前にあった時のような、ふざけた感じは微塵もない。
ただそこには、一人の親としての姿があった。

何を言おう……?
そう思う前に、私の口から言葉が出ていた。
「最初は友達だと思ってました。でも、いつも一緒にいるうちに、
いつしか、気持ちは変わってて……それがいつなのか聞かれたら、
わからないかも知れません……。最初は、保護者的な気持ちだと思ってました。
双子の妹に対しての気持ちと、同じだと思ってたんです。
でも、違ったんです!そうじゃなかったんです!!」
言葉が堰をきったように流れ出す。
「私、言えます!私はこなたが好きです!!愛してるんです!!」
私の頭の中で氾濫している言葉達が、口を媒体として次から次へと溢れ出してきた。
「最初はこなたに迷惑かかるし、今のこなた達との関係が壊れるのが嫌だったので、
気持ちを封印するつもりでした……。
でも、それは出来ませんでした!
そのせいで、みんなに迷惑かけました!嫌な思いさせていました!!
こなたに悲しい思いさせていました!!そのことに、友達に言われて気付けたんです!!」
全てが私の本音。そんな、言わば私自身をうつす言葉達が続く。
508うつるもの5(3/6):2008/01/14(月) 23:25:23 ID:7VBS9iW/
「こなたをたくさん傷つけました。友達はそんなことないっていってくれたけど、
そんな私がこなたに会う資格なんて、実はないかもしれない。
けど、私はこなたに会いたいんです!会わなくちゃいけないんです!!
私の気持ちを、ちゃんと伝えなきゃいけないんです!!」
涙が頬を伝う。でも、拭ってる暇はない。
「ワガママだって思います。自分勝手だって思います。でも、今しか出来ないんです!
今を逃したら、もうチャンスは二度と来ないんです!
だから、私は何としてでも、そのチャンスを掴み取りたい……!
そして、こなたに……思い人に、私の気持ちを伝えなきゃいけないんです!!」
支離滅裂だったかもしれない。
意味不明だったかもしれない。
でも、これが私の本心だった。
「……そうか……。とても気持ちが伝わってきたよ」
「あ……ありがとう……ございます!
それと、すいません、偉そうに言ってしまって……」
全てを言い切ったからか、少し心に余裕が出来た。
「いやいや、むしろ余計に伝わるものがあったよ。
……でだ、かがみちゃん、一つ良いか」
「はい」
「俺が言うのもなんなんだが、世間の目から耐えられるかい……?
人の目は君が思っているよりも、多分ずっと冷たい。
それに、社会の枠から外れているものを淘汰しようとする。
『1+1=2』じゃないと、いけないんだよ。
……かがみちゃん、君はその対象になろうとしているんだ。
その覚悟はあるのかい?」
凄く抽象的だけど、かなり的を射た比喩ね……。
流石は作家さんだけはあるわ……。
「正直のところ、まだわからないです」
「……こなたのことは、どうするんだい?」
おじさんの口調はかわらない。
そのはずなのに、今までより強く私に圧し掛かってきた。
そう思える程、その言葉には重圧があった。

でも、私の後ろには道はないの。
もう、私は前にしか進めない!
だから、その重圧に屈するわけにはいかないわ!
「ほんの数十分前に友達に言われて、やっと気付けた……。
そんな私が言っても説得力なんてないかもしれません」
ですが、と繋げる。
「こなたと一緒なら、どんな逆境も乗り越えられる、そんな気がするんです。
……確かにこなたにちょっと辛い思いをさせてしまうかもしれません」
再び、ですが、と繋げた。
「最後には、二人で笑い合って、幸せを感じられる。そうなることを誓います」
『最後』がいつになるかわからない。
でも、私とこなたなら、きっと一緒に歩んでいける。
「そうか……」
おじさんは、難しい顔で手を顎に当てて少し考えてから、再び口を開いた。
「かがみちゃんなら『1+1』の答えを、何にするんだい……?」


509名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 23:26:55 ID:7VBS9iW/
『1+1』


小学校の算数で最初に習う問題。
簡単で誰も迷わないそんな問題。


それが、私がこなたと一緒に歩むための最初の試練。



その解として、私は1つの結論を導きだした。
「私の答えは『11』です。外道と言われようと、変えるつもりはありません」
おじさんは驚いたような、けれど査定をするような顔で私を見る。
「何で『11』なんだい?」
「1はそれぞれ、私とこなた。私達は、一緒に並んでお互いを助け合って生きていける。
そんな思いを込めた、答えです」
一度頷くおじさん。少ししてから、その口がまた開かれた。
「その答えを試験で不正解にされたらどうするんだい?」
新たな問いかけ。それは大問の(2)。(1)の答えを基にして、その答えを導き出すもの。
つまり(1)があっていたら、(2)も正解する可能性がある。
けど(1)が間違っていたら、(2)も正解する可能性はない。
―――そして、その先も何も得られないで終わる。
でも、私はもう臆病にならない。
その先にこなたがいるから。
それに、不安になるような答えを(1)にしたわけじゃないのよ!
「私はちゃんと自分で導き出した答えを解答用紙に書きました。
ですから、試験に落ちても後悔しません。それが自分にとって正しい答えですから」
これが、私の導いた(2)の解―――いや、大問の答え。
おじさんの目にどう映ったか分からない。
でも、この言葉にうつるものは、オブラートに包まれていないそのままの私。
だから後悔はない。
私はまっすぐおじさんの目を見て、その返答を待った。
おじさんの顔は相変わらず、難しそうなまま。
そして、そのまま口を開く――――その瞬間に一転、笑顔になった。
「はははッ!これはやられた!俺の負けだよ!」
やった――――ッ!!
私も思わず、笑顔になった。
「かがみちゃん、君のこなたへの思いの強さ、とてもよくわかった。
この先こなたのことをここまで思ってくれる奴は、男でも女でもいないだろう。
何せ、俺以上だからな!」
私が、今、世界で一番こなたのことを思っている。
私が自信を持って導き出した答えの採点。
その結果、娘をあれだけ溺愛していたおじさんに認めてもらえた……。
「あ、ありがとうございます!」
自然とその言葉がでていた。
510うつるもの5(4/6):2008/01/14(月) 23:29:15 ID:7VBS9iW/
その言葉に、おじさんは複雑そうな顔色になって、言う。
「ごめんな、実は俺もかがみちゃんを試すようなことをする資格なんてなかったんだ」
「え……?」
ど、どうゆうこと……?
なんでこなたの親であるおじさんが、その資格がないなんて言うの……?
その私の疑問の答えを、おじさんは言い続けた。
「本当は俺も、こなたに妻とのことを聞かれた時、戸惑ったんだ。
まさかリアルで、しかも自分の娘が女の子を好きになるなんて、
夢にも思わなかったからね」
そっか……。やっぱりそうよね……。
「で、この年にもなって、妻の仏壇の前で聞いてしまったんだ。
『こなたが女の子を好きになったみたいなんだ……。
父親として娘のずっと先の未来の事まで考えたら、
やっぱりつきあわせない方が良いだろうか?』とね。
そしたら、凄いことが起こったんだよ」
「凄いこと?」
待っていればいいだけなのに、つい私は聞き返してしまった。
「いつも穏やかに燃えてる蝋燭の火が、突然激しく燃え出したんだ。
それだけじゃない。妻の写真が前触れなしに倒れたんだよ。
あの時は本当にビックリしたなぁ」
「……」
明らかに普通の現象じゃない。
そのはずなのに、なぜかおじさんは別にそんなの気にしないで話す。
その理由が、なんとなく私にもわかった気がした。
「でも、すぐわかったよ。妻が怒っている、とね。
かなたが、俺の出した答えの間違いを正してくれようとしている、ってね……」
「おじさん………」
やっぱりそうだったんだ……。
こなたのお母さんも、私達のこと、見ていてくれてたんだ……。
「こなたの母親は、知っての通りこなたが子供の頃に逝っちまった。
でも、こなたのために何かしてやりたかったんだろうな……。
でも、あいつは誰が相手でも認めるって奴じゃない。
かがみちゃんのことをちゃんと見極めて、それで認めている。
俺がそれは保障する。何せ、俺の妻だからな!!」
再び、ははは!、と笑うおじさん。
「あはは……」
私はちょっと苦笑い。
でも、さっきのおじさんは、本当に普通の親以上に子供の事を考えていた。
こなたのお母さんにも、それがちゃんと分かっていたのかな……?
「それとかがみちゃん、俺のことをお義父さんって呼んでくれていいからな!」
「あ、あはは……よ、よろしくお願いします」
やっぱり、こなたのお父さんね……。
「それじゃ、私、いきます!」
ちょっと長居しすぎちゃったかもしれない。
早く、こなたに会いたい。
気持ちを伝えたい
抱きしめたい。
「こなたを……頼んだよ」
「はい!」
私はおじさんの思いを背負い、走り出した。
こなた待っててね……!!



「かなた……こなたは良い友達と……思い人を持ったみたいだな―――。
お前はやっぱり、鋭かったみたいだな。お前が妻で本当によかったよ。
かがみちゃんとこなたに、お前も何か言ってあげられれば良かったんだけどな……。
それだけが悔やまれるよ……」
511名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 23:43:41 ID:ibf3qDuU
支援?
512名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 23:46:27 ID:uFZeMGPa


72 :10-45:2008/01/14(月) 23:34:31 ID:8ZPmpqAM
規制にひっかかったようです……。
とりあえず、続きをこちらに投下させていただきます。
513うつるもの5(5/6)::2008/01/14(月) 23:47:17 ID:uFZeMGPa
こなたがいくところってどこだろう……?
ゲマズ?アニメイト?ゲーセン?
とりあえずどこでもいい!!いけば、きっとどこかにこなたがいるわ!!

――あれッ……!
突然、眩暈に襲われて、私は立ち止まってしまう。
寝てないのに走りすぎた……?
慣れないことしちゃってるから……?
こなたみたいに運動神経が良ければな……。
そう思ってる最中も、どんどん酷くなってくる眩暈。
本格的に……やばい……わね……。


――あれ……?


突然やってきた眩暈は、そのまま突然消えていった。
そんな一瞬の間。私は誰かに話しかけられた気がした。

誰かいた……?
周りを見渡すも、誰もいない。
気のせいだったのかな……。
そう思って再び走り出そうとしたとき。
『かがみさん』
優しい声が、私の名前を呼んだ。
「だ、誰……ですか……?」
私は、誰もいない空間に問いかけた。
『いきなり話しかけてごめんなさい、私、こなたの母です』
「えっ!?」
こなたのお母さん……!?そんなことありえるの……?
『驚かせてしまいました?』
「い、いえ……はい」
『ふふ、そうでしょうね』
わ、私、今本当に……こなたのお母さんと話してるの……?
巫女やってるから、特殊な能力が……?
って、なにこなたみたいな発想してるのよ、私!
『そう君が言ってくれたみたいですが、私はあなた達の仲をちゃんとわかっていました』
「あ、ありがとうございます!」
『さっきのそう君とのやり取りもみさせていただきました。
やっぱり、あなたなら、あの子を不安なく託せます』
「そ、そんな……て、照れます……」
『ふふ、そう君達が喜びそうな反応ですね』
「あはは……何と答えればいいのやら……」
514うつるもの5(6/6)::2008/01/14(月) 23:48:06 ID:uFZeMGPa
『かがみさん』
「はい」
『きっと、あの子は今一番望んでることをするための場所にいます』
「……こなたが今、一番望んでることをするための場所……」
『そこは、あなたがきっと思っているところですよ』
「……そうですかね……?」
『ええ。自信を持ってください』
「……はい、ありがとうございます」
『私は、あの子に母親らしいことを何もしてあげられませんでした……』
「…………」
『ですから、こんなことを言う資格はないかもしれません』
「そんなことないです!!あなたはちゃんとその資格を持ってます!!」
『……ありがとう……』
「感謝したいのは私のほうですよ」
『……あの子を……お願いします』
「……はい!」


こなたの今一番望んでいること。
絶対の自信があるわけじゃない。
けどそれは私も望んでいること。
だからこなたのことを信じたい。


―――こなたはきっと、そこにいる!!


冬の空色は、いつの間にか暗くなっていた。
冬の黄昏は、いつの間にか寒くなっていた。

でも、苦にならない。
その先に、私の望む未来があるから。

私は走り出した。
私達の未来を掴むために。

515名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 23:49:35 ID:uFZeMGPa


中継させていただきました
51610-45:2008/01/14(月) 23:50:38 ID:7VBS9iW/
規制に見事にひっかかってしまいましたね(´・ω・`)
今回ですが、やっぱりそうじろうとかなたさんはは外せないと思い、
このような感じになってしまいました。
かがみも前回とはまるで別人のように男前に……(つД`)

さて、次はこなたととうとう会います。
本当は4〜5話で終わらせるはずだったんですが、見事にオーバーしました。
後1〜2話ほど、お付き合いくださると嬉しいです。
517名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 23:54:24 ID:si6YEqfh
>>516
GJ-!
かがみの障害を乗り越えるための熱意とか
こなたへの譲れない思いとか伝わってきて萌え・・・燃えました!
あと、巫女属性とかどんだけーw
518名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 23:56:31 ID:ibf3qDuU
>>516
これ楽しみにしてたんだ。GJ!
中継してくれた>>515氏も乙!

>>501
萌えるというより友情に和む感じだが、例えばこれとか↓
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm73875
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm17879

つか、途中にこなたとかがみっぽいてコメがあって吹いたw
俺だけじゃなくて良かった
>>502

4コマだったらあずまんがもかなり意識してるね
51910-45:2008/01/14(月) 23:59:31 ID:7VBS9iW/
.>511 >>516
支援・中継ありがとうございましたー

>>517
1箇所だけでも笑いどころをいれようと、やってしまいましたw

>>518
期待していただきありがとうございます!
次もそれに応えられるように全力を尽くします……。
520名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 00:21:20 ID:SSKX+zqr
>>518
作品評価に、他者の物しかも違法動画のリンクを張るのはいかがなものかな
今までも、あまり絵の無断転載も歓迎されていないし、
らきすた作品でさえニコ動はほとんど貼られていないのでこのスレ的に微妙
521521:2008/01/15(火) 00:28:12 ID:SSKX+zqr
>>518ごめん、同じレスに書いてあるけれど作品への評価とは関係ないね

それはそれとしてただニコ動はどうかと思うんだ
522名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 00:47:10 ID:v8GQDWLi
>>520
不注意だった、スマン。忠告ありがとう。
523名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 00:50:14 ID:Zx+xueow
二次創作スレでニコ動はどうかと言われても。
本編へのリンクはどうかということなら分かるが。
524名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 00:50:42 ID:cggZnTao
>>519
GJでした。保管庫で以前の話も通して読んで来ました。
もう5話目も保管されていたよ。おやつ氏いつもお疲れ様です。
>>511>>515も乙です。

>>518
本放送で一度見たきりで細かい所は覚えてないけど
心のエリートの話を当てはめてみると…

「あ、明日は、一緒にアニ○イト行かない?」
「えーっヤダよ」
「そ、そうだよね…やっぱり私なんかと行っても…」
「明日はゲ○ズに行きたいんだけど」
「…!うんっ、うんっ…!行こう!」

こんな感じになるんだろうか。
525名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 01:06:07 ID:rk7mkBy+
>>521
初代スレから今まで何度もニコ動は貼られてるんだが
ここで紹介されたMADの数は二桁いってるだろうし

物言いが入ったのは今回が初めてだよ
526名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 01:20:50 ID:kCUn2RDE
ps2のらきすたのDXのパッケージ・・・。何という壮大な釣りなんだ・・・。
思わず予約しそうになっちまったぜ・・・。
527名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 01:43:34 ID:BqYmUtnm
確かにニコ動が駄目なんて初めてだな。
言い分は分かるが二次創作のスレでそれを言っちゃ辛いんじゃないかと…。
某こなかが神MADもここで貼られたお陰で皆に知られたんだよ。

職人の投下だけでスレが回ってるのなんてここ最近の話。
あんまり厳しくしない方が良いと思う。
528名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 01:44:06 ID:pXUs4lNv
ニコ動は有料サイトだからなあ
529521:2008/01/15(火) 01:44:32 ID:SSKX+zqr
重ねてごめん、荒れるの気にして自分が荒らした
もう一度Part1から読み直してくる
530名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 01:47:08 ID:zYg2/a4w
>>526
だが俺は買うぞ
こなた(かがみ)が男と仲良くしてるのを見て寂しくなるかがみ(こなた)の気持ちを想像しながらプレイする
531名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 01:56:41 ID:v8GQDWLi
変な流れにしてしまってスマン!
ニコ動については色々あるみたいだが今回は他作品本編を貼ってしまったという所でも気を配るようにするよ。
風間としんのすけがかがみとこなたっぽいって言いたかっただけなんだw(漫才的な意味で

>>524
おぉ、まさに言いたかったのはそれ
○イトとゲ○ズってのがオタ仕様だな
532名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 02:26:43 ID:/TVGJ5Sn
ニコ動登録してしばらくすれば無料で見れる
533名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 03:53:38 ID:6rLje6M4
>>516
かがみかっこいいな!だけどそれ以上にそうじろうがかっこいいと思った。
片親で異性の子を育てるって凄い大変だろうし…
しかもその愛娘が世間では異端になる道に入ってるんだし。
あぁ・・・やっぱり泉家両親って凄いいい親だよ。
さぁ、かがみ。もう一踏ん張りだ!突っ走れ!!
534名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 05:09:19 ID:jMIoAzW2
このスレまだあったのか…
PART2の時には良く来たけど
終映と同時に熱情が冷えてしまって足も切った。
久々に来たら懐かしいね
535名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 05:44:20 ID:MwJxSwVg
>>532のIDを見たら、アニメ版のらき☆すたをもう一度頭から見たくなりましたwww
536名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 09:20:37 ID:04Zxv9x9
>>530
すごいドMだなw
ここのスレ住民Mな奴が多いのは気のせいか?

あ、この場を借りておやつ氏いつも保管乙
5377-428:2008/01/15(火) 12:33:00 ID:IYKOmI7h
・シリアスです
・長編です。(>>362の続き)
・こなた視点で3年の3学期くらいの設定です
・まとめサイト、7スレ目の7-378(1−8)と同時系列です
・13レス(予定)使います

規制に引っかかったらぐしゃぐしゃになるかもです。
5387-428:2008/01/15(火) 12:35:11 ID:IYKOmI7h
変わらない朝の光景。しかし今日はいつもと違う、大学の合格を担任に伝えるという、人生に一度きりのイベントがある。
しかし昨晩、黒井先生とはネトゲで会ってそれらしい報告は済んでいるので、あまり感極まるものはない。
放課後みさきちと一緒に職員室に行く、かがみ達には先に帰ってもらおう。

それにしても、みさきちの『柊はちびっこのこと好きなんだってヴぁ』発言以来、かがみの一挙手一投足が気になる。
今まではかがみに彼氏が出来て私を捨てる、そのことばかりに気を向けていた。
しかし今かがみの気持ちは私に向けられていて、恋人候補としてのプレッシャーに気を揉むことになっている。
かがみのことを恋人として見られるか?
答えは『NO』
同性の恋愛はないよね。けど、一緒に居たいな、いつまでも。
恋人でもなく一緒に居る関係、それは『家族』だろう。私がかがみに求めているもの、それは友情以上の愛情。
つまり『母性愛』なんだろうな…。ごめんねかがみ…。

私はバスの後部座席に並んで座っているかがみの横顔を見ながらそう考えていた。
『放課後先に帰ってて』と言うきっかけをつかめないまま。

かがみと別れてつかさと二人でB組の教室に入る。
みゆきさんは既に着席していて、私達と挨拶を交わす。
「でねぇ、やっぱりくさくって、困っちゃった」
「そうですわね、くさいと困りますわ」
楽しそうに会話をする二人を見ながら、とりあえず猫口して和む。
なんかあったらみゆきさんにどうにかしてもらおうか、そう思うと気が楽になった。

一時間目が終わった休み時間、B組の教室に珍しい来客。
ばつが悪い表情は他のクラスに迷い込んだ異邦人の自分を恥じている、そんな感じ以上の恐縮さ。
「ちびっこ、すまねぇ」
「どうしたの、みさきち」
「柊に試験結果、言っちゃった」
「そうなの。まあいいじゃん、いつか知られるんだから」
「機嫌はよかった。話はそんだけだ」
嵐の様に去っていく。勝負は昼休みか、緊張するな…。


昼休みになる。みゆきさんは先生に呼ばれて、
「先に召し上がっていてください」
と言い残し教室から去っていった。
みゆきさんを追う視線を教室のドアから戻さず、つかさと会話する。

「ゆきちゃん、大変だねぇ。帰ってくるまで待ってようよ」
「いや、そんなことしたらみゆきさん恐縮するよ。先に食べてよう」
「そだね。いただきまーす」
「あ、いや。かがみは待ってようよ…」
「うわぁ、そ、そういえばお姉ちゃん遅いね」

視線の先にツンデレ娘が現れた。あの凶暴な顔は考え事をしている時だな。心臓が自己主張始める、落ち着け私。
視線をそらし、視界で観察。かがみの視線を感じる。かがみの頬が緩むのを確認して、インパクトに備える。
「おーっす、つかさ今朝方ぶりー」
「あっお姉ちゃん、うん、今朝方ぶり」
私無視の会話が始まる。そうきたか、
5392/13:2008/01/15(火) 12:37:12 ID:IYKOmI7h
「あ、こなた居たの?」
猫口をしてまっすぐかがみを見つめ答える、
「…かがみん、教室の入るとき、どうしてにやけるかな?」
「うるさいっ!」
顔を赤くして答えた。私の勝ち。

みゆきさんは戻るなり、天然振りを発揮しそれを堪能しながらの昼食が始まる。
「いやー みゆきさんは本当に歩く萌え要素だな。かがみんも少しくらいは見習わないと」
「はいはい。ところであんた私達に言わないといけないことあるんじゃないの?」
ストレートに聞いてきた。しかしみさきちの懺悔もあったので、余裕。
「あっ、今日の弁当当番はつかさだね。かがみの作ったのより、美味しそうで豪華だねぇ。
いつも出来の悪い姉の面倒見てくれて、ご苦労さん」
「こなちゃん、私、お料理しかできないし、いつもお姉ちゃんに面倒見てもらってるんだよ」
「あんたね、面倒見てくれてっていかにも、『本当は私が、かがみの世話をしないといけないのに』
って感じで言うんじゃないわよ!」
「あれれー 寂びしんぼのかがみうさちゃんが、一人で生きていけるのかなー。つかさはいつまでもかがみの傍に居ないぞー」
「当たり前じゃないの。いつまでもつかさの面倒は見れないわよ。ってあんたが私を一生見てくれるわけ?」
探るような目で私を見つめる。

ん? やはり最近かがみは『デレ』をよく出すな。まさか本当に私のこと好きなのかな?
考えがまとまらないまま、一生一緒に居たい気持ちが口から頭を出した。
「…うん」
無意識とはこういうものか、と意識してあわてて
「うん!いいよ。かがみんの面倒は私が見てしんぜよう!」
「わぁ、お姉ちゃんいいなぁ、私もお姉ちゃんに、ずーっと面倒見てもらいたいな」
「じゃあさっ、つかさの面倒もついでに見てあげるね」
「こなちゃんが私のぉー。無理だよ、お姉ちゃんやゆきちゃんじゃないと」
「つかさのくせに…」
「ちょっとつかさ。あんたいつもそんな考えだから、だめなのよ。少しくらい、こいつみたいに『お姉ちゃんの面倒見ます』って
言ってみなさいよ。うん、こなたありがとう。けどあんたの世話になることは、一生ないわね」
急に大きな声で饒舌になるかがみを、クラスメイトが見つめる。夢中になるとたまに破目を外すかがみ萌え。

「いやそんなことじゃなくて、あんた体育大の結果どうだったのよ?」
萌えている隙に本題がきた。
「う…受かったよ」
「まあ泉さん、おめでとうございます」
「こなちゃん、やったね」
「かがみんは合格祝いに何をくれるのかな?」
目をつぶって唇をつき出してみた。ぽんぽんと頭に感触を感じ、目を開けるとかがみの左手が目の前にあった。

かがみはため息を付きながら、
「あんたそんな大切なこと早く言いなさいよ」
「いやぁ、何か言いにくくて。3人はまだこれからだし、かがみはまだ進路決めてないし」
「わ、私はほらっ、文系よ、法学部、将来弁護士になるんだから」
「ほら、まだ進路決まってないじゃん…」
弁護士になるため法学部に行くのではなく、法学部と言った手前弁護士の単語を使うのが余計、かがみの不安定さを
強調している。本当に私と同じ大学行きたいのかな…。私の大学にはその学部ないよ。
5403/13:2008/01/15(火) 12:39:16 ID:IYKOmI7h
「体育大に行くことが、北斗神挙伝承者への近道なのだよ」
「はぁ? そんなこと言う奴に、私は心配されているの?」
「私ね、体育の先生になろうと思ったの。教師っていいよ。なんてったってネトゲのログイン率ダントツだもん」
「いやそのケースは特殊だろ…。ってかあんた一人の教師しか参考にしてないんじゃないのか?」
「でさ、迷える子羊かがみんに、ひとつ活路を授けよう」
「ほぉー こなた先生が私の指導教師ですか。それでは、お世話になりますかね」

お互い背筋を伸ばす、かしこまった顔をして、
「柊君は英語が得意だったね」
「まあ、苦手じゃないわよ」
「そこで外大に行って、英語の先生を目指すのはどうだろう?」
「そこまで英語が得意ってわけじゃないけど、私の偏差値だと行けなくはないわ」
「でさ、かがみんのクラスに小学生が飛び級で編入して来るんだよ!」
「ちょちょ、ちょっと待て。それは何かのネタなのか?」
「いゃ、真面目な、話だよぉー」

かがみ、気が付いて。こうしたら一緒の仕事できるよ。大人になっても一緒だよ。
「おまえが飛び下がり級で小学生になれ」

ひどいなぁ、気にしているのに。


夜、かがみの大学生活を無事に乗り切る方法を、私は水面下で画策していた。
私の合格祝いで暴露された… と言っても想像どおりのことだけどお父さんとゆい姉さんは当てにならない。
黒井先生なら、予想外に頼りになるかも、教師だし。
ネトゲ中のチャットで話を切り出す。

「先生は大学時代どう過ごしましたか?」
『ウチか? そんなもん適当に行ってたわ。泉もそうなるんやろな。ウチとおんなじや』
「いや、先生、そんなこと教師が言っては…」
『ははは。泉が卒業したらもう、教師と生徒とちゃうやん。これからは同じ大人や。大人の付き合いしよ』
「では、その大人の付き合いで… 先生は彼氏とか、いました?」
『なんや、急やな…。 おらんかった、と言えば嘘になる』
「どこで知り合いました? どんなことしました? 他に友達できました? なぜ別れたのですか?」
『ちょっと待ってや。今日はおかしいぞ。泉は彼氏が欲しいんか?』
「はい」
『そやな、泉も女やもんな。それが幸せなんやったら、ウチも応援せなあかんな。同じギルドの…』

そうして黒井先生の紹介で翌日、男の人と会うことになった。
先生によるとその人は陵桜の卒業生で、現在かがみが第一志望をしている大学の法学部に通う人。
私の理想どおりの人だった。
その人を主人公にして、『泉こなた』と『柊かがみ』をめぐる恋愛シミュレーション。4月7日発売!9240円(税込)。
私の水色のロングヘアが春風に揺れる、かがみは腕組みをして振り返る、そんなジャケ写をイメージしながらほくそ笑む。

これでかがみに彼氏が出来ることないよね。私と取り合いになるんだから。
けど… 本当にかがみが私のこと好きだったら、どうしよう。

5414/13:2008/01/15(火) 12:41:17 ID:IYKOmI7h
作戦準備完了、昼休みを待つ。
世間話が弾む中、作戦開始。

「私、彼氏できた」
3人が固まる。
「泉さんは男性とお付き合いを始めた。と理解したらよろしいのでしょうか?」
「そうだよ、それ以外になにがあるの? みゆきさん」
かがみの反応を見る。
「こなちゃん、すごーい。先越されちゃったね。お姉ちゃん」
つかさの呼びかけに反応しない、等身大のフィギュアがそこにある。顔色を失ったそれはリアルドールより作り物っぽい。
まさか、私のこと本当に好き…愛しているの? ただ抜け駆けしたから、焦っているのでしょ?
紹介するから、一緒に取り合いしようよ。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん」

「かがみ…怒ってるの?」
小刻みに震え始めた姿を見て声を掛ける。
かがみは震える声を力いっぱい振り絞って、苦しげに語る。
「そう、すごいじゃないの! あんたを選んだ男、会ってみたいわ」

会ってくれるんだ。安心した私は猫口になる。
「よかった。かがみを紹介しようと思ってたんだ」
「そうなの? ずいぶん急な話ね」
「うん、その人、法科大の人なんだ。かがみが一応第一志望してる大学のね」
「ん? それはどういうことだ?」
「かがみんが大学で、ひとりぼっちしてる姿を想像すると、心配でさ。私の彼氏がいたら話し相手とか相談とか
できるでしょ? 大学別になっても連絡取りやすいし。三人で遊ぼう、その人ねラノベ…」

作戦が順調に進んでいるのを確信した私は、嬉しくなって話し続けていた。しかしかがみは机を叩いて私の話を止め、立ち上がった、
「あんた、本気で言ってるのか!!」

今度は私が人形になる番。今自分がどこに居るのか、そして何をしていたのかわからなくなる。
「三人でって、みゆきやつかさはもう必要ないの? それにあんたと私って、間に第三者を入れないと
関係が保てない、そんな仲なの?」
「かがみん…」

そうか、そうだよね。私かがみを信じてなかった。ただ自分の苦い経験が、繰り返されることを恐れていただけだった。
一緒に居たいんじゃなくて、ただ離さない、離されたくないだけだった…。
けど、違う。かがみとは一緒に居たいんだ。それはわかって、お願い。
すがるように見上げる。

「馬鹿っ」
私の右のほほに激痛が走る。
みゆきさんがとっさに私を支えてくれたおかげで、私の身体はかろうじて椅子の上に留まる。
かがみは机の上に置いた自分の財布を掴むと、振り返って走り出す。
かがみの向かった教室のドアが自動的に開き、人影が見えた。
かがみの陰になって見えないけど、ブロンドのロングヘアは黒井先生だろう。
突き飛ばされた先生の声が遠くに聞こえる。
私の目の前が暗くなり、しびれるほほに机の冷たさが伝わる。
5425/13:2008/01/15(火) 12:43:33 ID:IYKOmI7h
「…でぇ、ヨーロッパではこのとき、えらいことになってたんやな」
黒井先生の声で目が覚める。
教室の机で伏せたまま寝ていたようだ。氷枕がほほを冷やす。なぜか両手が痛い。
本能的に立ち上がる生まれたての動物のように、私は頭を持ち上げる。それに気付いた黒井先生が、
「おお、泉、きいついたか。なんやったら、保健室行きいな」
と声を掛けてくれる。
その先生の左手には包帯が巻かれていた。

「あ、かがみ。かがみに…」
無意識に口にする。頭が回転し始めると、記憶が少しずつ蘇る。
今は学校、今は授業中、私は寝ていた、今日はアニメイトに行く、牛乳買わないといけない、コンプ祭楽しみ、
ほほの痛みと記憶の間に齟齬が生まれる。
長門は私の嫁、おかわりは見ようかな…。
違和感が最高潮に達した時、チャイムが鳴った。

「あ、かがみ。かがみに謝らないと」
習慣とは恐ろしい、授業が終わると眠りから醒める。
「こなちゃん、大丈夫? 家に電話してるけど、誰も出ないの…。お姉ちゃん、携帯にも出ないし」
「だいぶ腫れは引いたみたいですね。つかささん、かがみさんはお財布しか持っていませんでしたから、携帯はたぶん鞄の中ですよ」
駆け寄ってくる二人に目頭が熱くなる。普通教室でこんな騒ぎ起こしたら、引くよね、関わりたくないよね。
一部の生徒から向けられる白い目から私を守る二人の身体。自分の身体は二人に比べてなんて小さいんだろう、
そして自分がした大きな過ちの前に震える。
「ごめん。ごめんね」
誰に言うわけでもなく、素直に口にする。一番伝えたい人は目の前に居ないけど。

「ほんとは保健室、連れて行きたかったんやけど、泉、机から手ぇ離せへんから、ほっとたった。何にしがみついとったんや?」
そうだったんだ、だから手が痛いのか。
「柊は後で一緒に家行くで、かばんとか持って帰らなあかんしな」
「はい、お姉ちゃんのかばん持って帰ります」
「先生すいませんでした」
「泉とは後で、話し合いが必要やな」
「こ、こなちゃんは悪くないです。えーと…、えーと…」
「つかささん、大丈夫ですよ」
「心配すな、今回はウチがこけて手ぇくじいただけや。それをみんなが見て騒いだってことにすればええねん」
先生は周りを見回し、
「わかったな。わからん奴はレポート100枚や!」
と宣言した。

かがみとの連絡が取れない今、安否はつかさに委ねられた。
C組の生徒も数人つかさの携帯番号を聞きに来て、つかさは一躍時の人となった。
それにしても、みさきちや峰岸さんが来るのはわかるが、私の知らない人がこんなにかがみを心配している。
その光景を見て羨ましさを隠せなかった。しかし、それは私もこの中の一人に過ぎないと、不安に思う種でもあった。
その中に八つ橋くんを付けた携帯を持った人など、数人の男子生徒が混じっているのはやはり気になる。

「できればつかささんではなく、連絡網みたいなもので伝言していただければ、スムーズに行くのではないでしょうか…」
みゆきさん、もう少し早く言ってよ。つかさの番号みんなもう知っちゃったよ。
5436/13:2008/01/15(火) 12:45:42 ID:IYKOmI7h
先生とつかさを見送った私達…、私とみゆきさんは駅のホームで話をする。
「ごめんね、みゆきさん」
「お気になさらないでください、しかしどうして急にあのようなことを?」
「実はね…」
中学時代のこと、みさきちから聞いた話、洗いざらい話そう、そう決めた私の口から出た言葉は、
「いやぁ、かがみんをちょっと、からかおうとしたんだけど、やりすぎちゃったよ」
おちゃらけた回答。
「そうですか、泉さんがそうおっしゃるなら、それを信じるしかありません。私の考えはかがみさんと同じですから、
泉さんがかがみさんと仲直りできたら、私も泉さんの本当の考えがわかるかもしれませんね」

ありがとうみゆきさん。私は本心を語るなんて誰にも出来ないよ。傷ついた心を見せるほど、強くないんだよ。
今はこうして見守っていて欲しい。このお礼をどう返したらいいかわからないけど、一生かけて返すからね。
私が返し終わるまで一緒に居ようね。居てください。

私の家に向かう電車が来るアナウンスが入る。その音に私は逃げた。


つかさからの連絡が入る前に先生から電話。
『柊は部屋で寝とる。明日はウチが学校に送るから心配すんな』
一安心、かがみのことだから無茶をしたら何をするかわからない。家出なんかしなくてよかったよ。
食欲はないけど、夕食の席に着き細々と食べる。

「今日、三年生の教室の方で騒ぎがあったの、お姉ちゃん何か知ってる?」
「私もその場に居たよ、ゆーちゃんは何が起こったか少しも知らないの?」
「なに! こなたの身になにかあったのか」
「違うよ。黒井先生がこけたの」
「こなたのいたずらじゃないだろうな?」
「そんなことしないよ。で、ゆーちゃんは知らないの?」
「うん。私達は騒ぎがあったってことしか。けど、みなみちゃんが保健室に先生が怪我して運ばれたって、
聞いてきたから、すごい事がおこったのかな、って」

このぶんだと騒ぎを知っているのは、三年の一部だろうな。少し安心したところに、携帯電話が鳴る。
「こら、食事中は携帯使っちゃ駄目だぞ」
「あ、ごちそうさまー」
食欲の無さをごまかせた、部屋に戻りつつ携帯電話の通話を始める。

『お! ちびっこ。大変だ。柊が… 柊が…』
「どうしたの、みさきち、落ち着いてよ」
涙声のみさきちに一抹の不安。
『柊、しんじゃった!』
それだけ言って通話終了。通話時間21秒の文字が、かろうじて現実と夢とをつないでいる。
『しんじゃった』とは、『死んじゃった』だろうな。柊はかがみのこと。頭の中で言葉が文字になる。
『かがみが死んじゃった』 
『かがみが死んじゃった』
『かがみが…』
5447/13:2008/01/15(火) 12:48:01 ID:IYKOmI7h
真っ先に浮かんだ顔は中学時代の友達。
不本意な別かれをしたとはいえ、彼女は生きている。そのことが私を苦しめ、逆に心の平穏を保つことができている。
しかし、今起こっていることは取り返しの付かないこと、私の子供じみた作戦で親友を傷つけた、命まで…。
かがみの顔を思い出せない。思い出した瞬間、思い出になりそうな気がして、体が拒否をしている。

お腹がすいた。現実逃避の始まりだ。
「お父さん、ご飯余ってない?」
「どうした、電話しながら食事はだめだぞ」
「うん、ごめんなさい」
「まだ置いてるから、食べなさい」
何の味もしない、何の食べごたえも無い、ただ箸を使って物を口に運ぶ、工業用ロボットのような動作で食事をする。
目の前から物が無くなり、部屋に戻る。

ネトゲしなきゃ。パソコンを立ち上げる。機械音を聞きながら、画面を見つめる。
画面はスクリーンセーバーに代わる。別に気にしない。
拍子にマウスに触れ、画面が切り替わる。その瞬間、私の脳裏に一人の姿が浮かぶ…。
『柊かがみ』
パソコンの画面が歪んでくる。
キーボードの白色がまぶしい。
ベッドに向かい、枕元の漫画や雑誌を全部床に落とし、枕の無い布団の上にうつぶせる。
「かがみ、かがみ、かがみ…」

声を殺して泣いた、生まれて初めて泣いた。


携帯電話の着信コールがする。
私に残酷な宣言をしたこの機械の存在を思い出す。いまだに自己主張するこの機械を憎く思い、へし折ろうと心に決め開く。
歪んだ画面にかろうじて、『みゆきさん』の文字を確認した。
みゆきさんの顔が浮かぶ、しかし隣には腕組みをしたかがみの姿。
携帯電話を投げ捨てようと力を入れた瞬間、無意識に指が通話ボタンを押した。
『もしもし、夜分遅く…』
冷静なみゆきさんの声に、不思議と現実の世界から夢の世界へと旅立つ。

夢見心地に、涙声にならないよう得意の私の物真似で答える。
「こんばんは、みゆきさん。どうしたの?」
『あ、泉さん、まだ聞いていませんか?』
「何を?」
『かがみさんの間違い電話の件です』
「間違い?」
『そうです、日下部さんの早とちり連絡です。聞いていませんか?』
「へ?」
『実は日下部さん、かがみさんのお姉さまの「死んだように眠っています」と言う言葉を取り違えて、かがみさんが
お亡くなりになったと思われたようで…』
「あ…」
空いた口が塞がらないとはこのことか、みさきちめ、お仕置きだな。
脱力して座り込む。

『まだ聞いていらっしゃらなかったのでしたら、よかったです。今の泉さんには冗談にもなりませんしね。
ご安心ください。かがみさんはお元気です。つかささんが付いています。』
つかさじゃなぁ…。これは口にせず通話を終了した。
5458/13:2008/01/15(火) 12:49:49 ID:IYKOmI7h
心に開いた穴は大きすぎた。この世からかがみが居なくなる、私の前からかがみが居なくなる。
今日の訓練はあまりにも残酷だ。本番を向かえた私に立ち向かう術はない。
『柊はちびっこのこと好きなんだってヴぁ』
この言葉が今の私のよりどころ。

百合かぁ…。それも悪くないのかな…。
かがみの裸を想像する。しかし、顔から下が二次元の域を出ない。そんな気なかったからな…。
かがみに甘えてみる。しかし、それは大人の甘えではなく、ちょうど子供が母親に甘えるそんな仕草。
かがみと恋愛なんてわかんないよ…。

そのまま私は眠った。夢の中でかがみに甘えながら。


気の重い登校は珍しくない。
ずる休みで済めば楽だろうが、今日は逃げるわけにはいかない。
かがみと仲直りしなければいけないからだ。
一晩中夢の中で甘えたおかげで、なんだか今日はかがみが許してくれそうな気がする。もちろんそれは私の甘え。
けどかがみは私を目一杯甘やかせてくれた、夢の中でだけど…。
コンビニでチョココロネを二人分買う。店員さんが不思議な目で見る。いいでしょ、大事なアイテムなんだから。

チョココロネの攻撃力は、いかほどなんだろう? などと考えているうちに学校に着く。
今日はかがみたちに会わなかった。
本当は物陰から二人の姿が無いか確認しながら恐る恐るきたから、顔を合わすことはないんだけど。
遠くの来客用駐車スペースに、黒井先生の車を見つけた。
そうだ、今日は先生がかがみを送っていくって言っていた…。朝のかくれんぼが徒労に終わった。説明書やっぱり読まないとね。

隠れながら来た私は、いつもより遅い時間に靴箱に着いた。
気配を感じる。
扉の外には微笑みながら歩くみゆきさんの姿、その隣には押し黙って歩くかがみ。
あわてて靴箱の裏に隠れる。
2,3人の生徒が私を、ちらちら見る。
たしかC組の人だろう、つかさの携帯番号を聞きに来た人もいたし。
会釈してやり過ごす。
二人の後を尾行する、行き先はわかっているのでこのクエストは楽勝。
みゆきさんはB組に入る。見届けた。かがみはC組に…。

C組の教室に入ろうとするかがみを、三人の男子生徒が取り囲む。なにやら揉めているみたいだ。
少しずつ近づく、
「それが謝る態度か!」
男子の怒鳴り声。
かがみの胸倉を掴んでいるのが見えた。頭に血が上る。
私の隣にはいつの間にかつかさがいて、恐怖で泣き出している。私は鞄とチョココロネをつかさに渡すと、
制服のたるみを直し、戦闘態勢に入った、刹那、
「あなたたち、やめなさい!」
峰岸さんの声が広がり、私を止めた。

続いてみさきちが割って入る。
「なーなー、ひいらぎぃ。謝る時は相手、睨んだら、駄目だってヴぁ」
「私は睨んでなんかないわよ!」
「そうだよな、柊はいつも睨んでるもんな」
峰岸さんが笑う。
5469/13:2008/01/15(火) 12:51:40 ID:IYKOmI7h
それにつられて、数人の生徒も笑い出す。私もかがみのいつもの顔を思い出し、にやける。
赤面してうつむくかがみを見て、今日ならかがみに何でも言えそうな気になる

「ほら、柊、謝る時はごめんなさい、だぁ」
「…」
「ちぃせぇ声だと、聞こえないぞぅ」
「ごめんなさい!」
「YES」

まだ納得できてない三人に、
「後藤先生呼ぶぞ」
と、声を掛ける生徒を見た。
みゆきさんに促された、セバスチャンだった。私と目のあったみゆきさんは私達に近づき、
「これで一安心ですね」
と微笑む。
そしてつかさに席に戻るよう優しく背中を押す。

いつの間にか人垣がなくなり、数人の生徒がなぜか『ヴぁ、ヴぁ』呟きながら通り過ぎる。
その中に騒ぎを起こしていた三人を見つける。
「あの女臭いんだよ」
「大学でもぼっちだぜ。友達になる奴いねぇ」
「あいつ、おたくだぜ、高校生でツインテールなんてきもいな」
と、通りすぎる。
それを聞いた私は、私自身を馬鹿にされた、いやそれ以上の怒りがこみ上げ絶対の謝罪を求めて、敵との間を取る。

再びの戦闘態勢、みゆきさんが肩を掴む。
「泉さん、今問題を起こされては、停学処分になるかもしれません。折角の進学もふいになりかねません。
そのことはかがみさんの名誉を回復することにつながりますか? 自重してください。」
私はじっと敵の過ぎ去る方向を睨む。

一つの視線を感じて振り返る。かがみがこちらを見ている。
私の軽はずみな行動を見ていたのかな、問題を大きくして困るのはかがみだったね。
慌てて教室に逃げ込む。
緊張の解けたつかさが一人、嬉しさのあまり泣いていた。

昨日や今朝のことなど、何も無いかの様に授業は進む。
受験を控えたこの時期に、他人の心配なんてする余裕などないのだろう。
昼休みになり私の周りに二人が来る。二人分のチョココロネの入った袋の口を、決意新たにぎゅっとにぎる。
これを渡してかがみと仲直りだ。渡すだけでわかってもらえる。そうだよね、かがみん。

かがみが来た。
「つかさ、今朝、ちゃんと起きて来れたの?」
「うん、お姉ちゃん、お弁当ありがとう。もう、こなちゃんと仲直りできた?」
「ん… 別にこなたと喧嘩したってわけじゃないし、ただ、大きな声出したのは悪かったわね。
これ、お詫びじゃないけど、食べてよ」

かがみの手作り弁当が目の前にある。ありがとう、かがみ。わかった、私今日かがみに告白する。
私の心の中、見てください。
けど、今はみんなが居るのでごめんね。
54710/13:2008/01/15(火) 12:54:00 ID:IYKOmI7h
「今日はつかさが弁当作る日でしょ? なんで、かがみが作るのさー。つかさの作ったのをお詫びに欲しかったな」
「なっ、あんたね、いらないんだったら、もういいわよ。私が二つとも食べるから!」

そうだよね。そうくるよね。
「そうすると、私が買ってきた、チョココロネ、二人分も食べなきゃならないじゃん」
「なに、それは私の分も買ってきてくれたのか?」
「そうとは言ってないよ、私チョココロネ好きだし」
「そんなにあんた、食べれないでしょ。私のお弁当と交換しなさいよ」

かがみだ。間違いなくいつものかがみがここに居る。
私は猫口をして、右の人差し指を咥える。
「私だって、あんたが買ってきたチョココロネ食べたいんだから…。いいでしょ、交換!」
と言い私のチョココロネを一つ取り、一口かじる。チョコがはみ出て、かがみは慌てて舐める
かがみのほほにチョコが付いている。
「かがみんは、まだまだだな…」

私はさっと指でかがみのほほに付いたチョコを拭うと、その指をティッシュで拭いた。
拭ったチョコを舐めるなんて、そんなことしないよ。かがみ、甘いのはお預け。
「あんた、そこはあんたが食べるんでしょ! なんで拭いちゃうのよ!」
「お、お姉ちゃん… どんだけー」
「かがみさん、それを言ってしまわれますと…」

演技無しのにやけ顔をするの、久しぶりかも。かがみ、かわいいな。
「嫌だー。こなたには敵わないー!」
頭を抱えるかがみを私は撫で回した。


みゆきさんが帰りを誘ってくれた。私はそれを断り、教室に残る。受験を控えた三年の教室に残るものは居ない。
一人になった教室は今の私にぴったりだ。時間が来たら一人になる。私そのものの姿を感じる。
しかし、もうこれからは違う。隣の教室にも一人だけで生徒が残っている。
その人とこれから歩んでいこう、そのための大事な儀式にこれから挑む。
私の心はあの人に素直に開くだろうか? 今日失敗すると、二度と私の心が開かれることは無いだろう。
しかし、これは十分私のすべてを賭ける価値のある相手。いざ、尋常に、柊かがみ、勝負だ。

C組の教室に向かう。誰かの悪戯か、いつもの距離が長く感じる。
少し開いたドアの隙間から中をうかがう。かがみが一人で居るのを確認。
ドアを開け、中に入る。それをしっかりと閉め、かがみの近くの席に座る。

「なによ、先に帰って、ってみゆきに聞かなかったの?」
「柊さんに、話があるの」
自分で言って涙が出そうになる。ぐっと我慢。
「急にかがみんのこと、苗字で呼んだから、いつものことじゃないって、驚いたでしょ?
だから、今はいつも通りのかがみじゃなくていいよ。ツンデレしなくていいから」
「べ、別にツンデレなんて…」
「ほら、そんなこと言わなくていいから…私も今から本音で話をしたいの、けどね、すごく怖いよ、そんなことするのは」
「うん、わかるわよ」
「あのね、私、友達いないの」
「私達がいるじゃない」

54811/13:2008/01/15(火) 12:55:42 ID:IYKOmI7h
「中学の時、仲のいい子がいたんだ。いつも一緒に帰って、家で遊んでたよ。
その子私のこと『こなちゃん』って呼んでくれていて、とても嬉しかった。
そして卒業。
その後、連絡を取ってなかったの。でさ、3ヶ月位して町の中で会ったの。
その子は私の知らない人と歩いていて、私を見て『こんにちは、泉さん』って言うんだよ。
私ね、友達って何もしなくても、友達のままだと思ってたんだ。
その子に初めて出会ったときの、呼び名の『泉さん』って言われて、
一緒に過ごした中学時代が、なくなっちゃったような気がしたんだ」

「確かに今、私も『柊』と呼ばれて、あんたが初めて会う新しい人に思えたな」
「もうこんな思いするの、嫌なんだ。友達から『泉さん』なんて呼ばれるの、二度と経験したくない!
卒業が近づいてきて、進路も別々になり、かがみが遠くに行っちゃう。
かがみから『泉さん』なんて言われたら、私どうにか、なっちゃうよ。
だから、かがみと繋がっていたくて、かがみが行く大学の人と、付き合うことにしたんだ」
「あんた、付き合うってどういうことか、わかってる?」
「エロゲみたいな事すればいいんでしょ?」
「愛とか、恋とか、そういう感覚は?」
「…」

答えに詰まる。私は愛とか恋なんて真剣に考えなかった。ただかがみと一緒に居たいだけ、
それだけじゃだめなの?

「私はこなたと別れるつもりはないわ。こなたのこと好きだから。みゆきや、つかさも好き。
けどね、こなたへの好きはちょっと違うの。一緒に居たいと、思うだけじゃないの。
私のいいところも悪いところも、認めてくれる。
自分のいいところも悪いところも、全部見せてくれる。
私が一番安心できる場所。私を一番安心させてくれる場所。
こなたには、こうなって欲しいのよ。私もこなたに、こう思われたい」

なんだ、かがみも同じだったんだ。恋や愛、友情なんて関係ないんだ。言葉に出来ない思いでつながっている、
そんな関係で私を迎えてくれるんだ。
ごめんね、いや、謝らないよ。謝りたくない。今かける言葉は『ありがとう』だね。

「…うん、それは今の私の気持ちだよ」
「私からあんたを抱きしめていい?」
「うん、今、かがみに包まれたい。この気持ちが逃げないように…」

かがみはゆっくり席を立つ。わたしもそれに従う。
かがみの顔を見上げる。自信に満ちた勝気な目に私は守られてる、そう思い、すがる目で見つめる。
かがみの両手が私の腰に回される。壊れ物を包むような優しい感触に身を委ねる。
私もかがみの腰に手を回す。かがみの大きさを感じながら、その大きさに憧れながら。
制服越しにかがみの体温が伝わってくる。

「こなた、あたたかい」
「私もかがみのあたたかさ、貰ってるよ」
「あんたのこと離さないから、余計な心配するんじゃないのよ」
「うん、かがみになら信じて付いていける。私もかがみから離れない」

私達の周りの時間は止まっていた、二人の願いどおりに。

54912/13:2008/01/15(火) 12:59:23 ID:IYKOmI7h
どこかの教室の、扉が開く音が聞こえ、
「おっと、間違えてもうた、こっちはウチの教室やった」
私達の担任、黒井先生の声。
永遠の時は続かない、しかしそれは今の二人が現実に結ばれている証拠であると、確信できる嬉しいことだった。
名残惜しく身を離す。
かがみと目が合う、りりしい顔つきに信頼感が増す。かがみって男前だな…。

そんな感想を持っていると、教室のドアが開く。黒井先生は私を見て、少し驚く。
「おお、柊、こっちにおったんか、泉と何、話しててん?」
「私、こなたに自分の気持ち、伝えました」

え? どうして話が進むの。私、何も知らないよ…。先生に言っちゃ駄目なんじゃないの?
私達の関係わかってないよ。誤解するよ。とりあえず猫口をしてごまかそう。
「いや、いや、先生! 違うんです。私達そんな関係じゃなく、ゲームの1シーンを真似て、かがみをからかっていたんです」

黒井先生は苦笑し、
「泉、柊見てみ」
と、晴れ晴れとしたかがみの顔を指差す。

「かがみ、いいの? 私達のこと隠さなくても…」
「あんたね、もう忘れたの? 私達の約束」
「なんや、今日は柊のかちか?」
「こなたはまだ知らないので、勝ち負け付きませんよ」
「そっか、まだそこまで話してなかったんか。ウチお邪魔やったか。ほな、帰るわ」
「いや、黒井先生にも聞いていて欲しいです。こなた、黒井先生は私達のこと知ってる
から大丈夫なんだよ。むしろ黒井先生に背中押されて、告白できたんだから」
「ウチはあんたらの、キューピッドや」
「こなた、好きだよっ!」

かがみに抱きつかれるがままに立ち尽くす。黒井先生に隠そうとした自分を恥じつつ、
「かがみ、ごめんね」
「いいのよ、私も言ってなかったし」
「かがみが恥ずかしい思いするんじゃないかって、思っちゃった」
「馬鹿ね、あんたと付き合うことが、恥ずかしいわけないじゃない」
「うん」
「もっと自分を出して行こうよ」
「そうだね、私も素直になるよ」
「あー そろそろええか? ウチは罰ゲーム中か?」
「すいません!!」

そっか、私達はみんなから祝福されているんだ。私がかがみに甘えるとこみんなには見せられないと思っていたけど、
これからはいっぱいかがみに甘えられる。それではさっそく、
「じゃあさ、これから毎日べったべたできるね。黒井先生だけじゃなく、クラスみんなに伝えよう! かがみんもB組に転入だ。教室は愛の巣だ!!」
と叫ぶ。

「それもええな。かまへん、かまへん、やれやれ」
「ちょっと、黒井先生まで。いくら愛の巣を作る相手がいないからって、いいかげんなこと言わないでください」
「柊… そういえば世界史、未履修やったな。どうせ大学も落ちるやろうし。もう一年、ウチと付き合おうか」
「かがみんが残るなら、私も高校残ります!」
「あんたね、冗談もほどほどにしなさい! 私は大学行くんだから! 絶対受かってやるわ、外大に!」
「かがみ、弁護士は…」
「いいのよそんなの。私も決めたわ、教師になる。この陵桜でこなたと同じ教壇に立つの」
「じゃあさ、三人だね。先生… 『黒井』先生も入れて!」
「なんのフラグを立てたんや。泉っ」
「あはっ」
55013/13:2008/01/15(火) 13:01:47 ID:IYKOmI7h
私達が付き合うのを知っているのは、先生とみゆきさんだけ。他の人には黙っておくことを約束した。
私が考えた、三角関係は先生の計らいで解消。しかし、私はかがみの心を手に入れて、大満足。
かがみの『好き』も私と一緒に居たいから生まれた感情なんだ、そうだよね、百合なんてないよね。
それにしてもみさきちはいつも私を悩ませるな。私が居ないと駄目な子なんだな。かがみに代わって私が面倒見てあげよう。
かがみはその分私と遊んでくれる、目一杯甘えられる。

「だいぶ遅うなったな、今日ウチ車やさかい、駅まで乗せたったるわ」
「駅までですか?」
「そや、あんたらの家から一人で帰られへんからな。じゃあ車んとこで待ってるわ」
「はい」

黒井先生は先に教室から出て行き、再び二人きりになった。時計の音だけが教室に響く。
「かがみ、今度は私から、いい?」
「うん、おいで」
かがみの身体に一呼吸置いてしがみつく。私のほほが、かがみの心臓の音を拾う。
ちょうどそれはかがみの左胸にあたっていて、制服越しでも感じる柔らかさ。
女の子って柔らかいな…。
「かがみ、柔らかい…」
「あんただって、軟らかいわよ」
「かがみ、どきどき、いってる」
「あんただって、そうでしょ?」
「かがみ、いい匂い」
「あんただって、いい匂いするわよ」
「かがみといると、落ち着く」
「私も、落ち着くわ」
「一緒だね」
「一緒よ」

私の知らないお母さんの香り。それをかがみから受け取った。
新しい家族の誕生に心ときめかせ、今日はもうおしまい。

「行こうか」
と声を掛けたら、同時にかがみも
「行こうか」
と口を開いた。


無機質な教室を見回す。
かがみが居る所が、私の帰る場所。
5517-428:2008/01/15(火) 13:04:24 ID:IYKOmI7h
今日は以上です。この後かがみ編に戻ります。

>>532さんのID見て題名考えました。
「劇場版 らき☆すた」でお願いします。
あーやっぱりTV版のほうがよかったな、劇場版は劣化コピーw とでも言ってもらえると幸せです。
あと本当に角川から本物の劇場版が作られたら(こなかが要素があったらうれしいですね)、
この題名はSSもろとも記憶から消去してください。
こなたが劇場のスクリーンで30秒間「うぅーーーーーうううぅーーーういっ」 っとつぶやく姿見たいなあ。


>まとめサイトに関わる方々
もしこの題名で問題がありませんでしたらお手数ですが、
7スレ目の7-378と7-566を「劇場版 らき☆すた かがみの恋1,2」
10スレ目の無題1,2,3を「劇場版 らき☆すた こなたの愛1,2,3」
11スレ目の無題4も「劇場版 らき☆すた こなたの愛4」
この書き込み分を「劇場版 らき☆すた こなたの愛5」
と変更お願いします。
SSが完成したらお礼を申し上げようと思ってましたが、まだまだ終わりそうにないので、この場を借りて申し上げます。

まとめサイトに関わってる方々お疲れ様です。無駄に長いSSを保管していただき恐縮です。
しかしあなた方の仕事を増やすことが、私のお礼の方法と考えています。
私はかがこなの幸せを願う気持ちをうまく言葉や絵で表すことができないため、文字数の多さで表現させていただきます。
枯れ木も山の賑わいと、大らかに受け止めてください。
幼稚な文にお付き合いいただきありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。

5526-774 :2008/01/15(火) 15:42:07 ID:GON1ukXw
どうも、昨日来れなかったらまたエライレス数伸びてて、感動です。

さて、拙作の連載ものにGJをくれた皆様、ありがとうございますです。>>447さん、自分の後書きが遅かっただけですので、気にしないでください。
本当は、皆様方一人一人に御礼周りをして、ご祝儀に高級ポーションを配りたい所なのですが、あまりにも長くなってしまうため一括でお礼のほう、失礼します。
コイズミユキさんの次の一手、どうしようかな……少しは考えてあるのですが、一発でくっついてしまうと、
何だか機関の存在意義(そんなの無いですが)が薄れてしまうので、もうちょっとくっつきそうでくっつかない展開、作りたいなぁ。

そしてss職人の皆様、絵師の皆様、またこちらも一括ですみませんがGJ!!
壊れ系とか、成人式とか、シリアス続き物とか、甘甘なものとか、おもちうにょ〜んとか、私は生きてて良かった。

保管庫の方も、お疲れ様です。お手伝いできれば良いのですが、PCに疎い私なみだ目。

さて、アニメも終わると流石に燃料切れもあるのですかね。原作はこなかがばかりじゃないし。月に一片だし。
私も、妄想やssでここを賑わしたいなと常々思っていますが、現実は厳しい。
ネタ、ネタ……う〜ん?
ssや絵もその人の想いを表わすってことで必要なのですが、やっぱりそれ以外、万人が意見を交わせるタイミングってのも欲しいかなって思います。
まぁ、私としてはとりあえず原点に立ち返り、こなかがはいつから、どっちから意識しだしたか?という話題を投下します。
さて、私的意見なら、やっぱりかがみから、一巻でこなたが見舞いに来たとき、そこで親友以上の気持ちが芽生えたと思いますです。
んで、こなたは……原作だと不明w アニメならライヴのシーンでしょうかね。
というか、最初らき☆すた立ち読みしたら百合漫画だと思いましたw(かがみ見舞いのシーンで)

この手の話題は荒れそうな気もして怖いのですが、皆様がそう判断された場合、容赦なくスルーしてください。

5536-774 :2008/01/15(火) 16:04:53 ID:GON1ukXw
うぉっ!!実は先の文章、10時頃から書き出して、投下直前に爆睡してしまったのですが、
7-428さんのssが投下されている!!
リロードしておくべきでしたね。
万人が話が出来るタイミングが欲しいのも事実なのですが、燃料としてssを投下されている方への感想もしっかりしなければ。
とか言いつつ、ちょっと間を開けるとお礼も、感想も間に合わなくなるのが難点w

>>551 7-428さん
GJ!!ですよ。
この視点においてのみさおの一言はビクッとしました。
‘私の知らないお母さんの香り。それをかがみから受け取った。
新しい家族の誕生に心ときめかせ、今日はもうおしまい。 ’
この文章良いなぁ。こなたって普段はあんなのだけど、母親の存在って心の奥で求めてそう。
母性があり、友人としても接してくれる。さらに ツ ン デ レ 様々な好意が絡み合って、こなたはかがみの事を恋として意識してるんでしょうね。
554名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 16:19:04 ID:cggZnTao
>>551
GJ!初めて読んだときは正直、独特でシリアスな雰囲気になじめなかったけど
最近は続きが気になるようになってました。
題名ですが、さすがに劇場版名乗っちゃうのはまずいんじゃないかと思う。
むしろ、あなたの作品なんだから堂々とオリジナルなタイトルをつけて良いのでは。偉そうにすみません。

>>552
フラグ立てまくりのアニメ版は別として、
原作ではそれっぽいシーンはほぼ皆無だと思う。

これは原作以外の周辺部分(アニメやこのスレ)に触れているうちに
いつの間にか「そういうこと」として刷り込まれていたと言うことなのか…
555名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 17:03:20 ID:BO5oRpJq
>>553
それを言ったのは、チビっ子だってヴぁ!
556名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 17:57:14 ID:sBErhuU0
>>554
いや、原作者監修の萌えドリルがあれなわけだし…
557名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 18:16:00 ID:6rLje6M4
>>552
原作だとそういう要素はないように視えるなぁ。
かがみもそんなに赤面したりしてないし。
でも親友以上には見える。というわけで原作だとよくわからないかな

アニメのほうは・・・
かがみは、6話→7話の間くらいかな?
こなたはやはり15話のライブのあたりかと。
我ながら在り来たりだなぁ
558名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 19:09:27 ID:w7hSSf4S
             / ̄ ̄^ヽ   /::.__  .:::::::::::::  __   ヽ_
             l       l / /  ヽ_ヽv /: / ヽ   ヽ
       _ /,--、l       ノ /   ̄ ̄ √___丶 ̄ ̄    |
   ,--、_ノ:: `ー'::   、ミー---‐,,l |      // tーーー|ヽ       |
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l   .   l     !::    |:::    l  |     | |  |:::T::::| !       |
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|   l .   }    l:::::,r-----    l  \::      ̄ ̄^ヽ    丿
ヽ  :l::::   ト:;;;;;;;/-/__...........  /        __o
                              | 二|二゛  ___
                             ノ   |  ヤ
559名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 19:30:31 ID:IKLRR9r1
原作だと、どうしても2巻146ページと5巻104ページの話が鬼門だしなあ……。
560名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 19:51:05 ID:cggZnTao
>>556
ごめん、持ってないから内容はちょっとわからないんだ。「あれ」の意味が気になる。

>>559
決まった着地点に無理矢理落とすようなやり方だけど、
前者は縮小解釈して、後者は直前のこなたが意外と乗り気なところに価値を見出して一歩前進と考えr


うん、ネタとはいえ、こんなこと考えた俺はどう見ても重病です。
561名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 20:01:09 ID:TAIfdXHM
アニメはアニメで修学旅行でのかがみの反応が鬼門ではあるが
このスレ的にはその後のプリクラが重要
562名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 20:11:27 ID:6rLje6M4
修学旅行のときの反応にしても、異性なんか完全に興味がない!ってわけでもないんだろうし、
あんなラブレター紛いの手紙もらったら期待してしまいそうではあると思う。
その後のプリクラが重要ってのは果てしなく同意。
563名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 20:17:18 ID:OpgH9Ff2
9月に出たおきらくBOXで
かがみにこなたのことをどう思うかを聞いたら

顔を真っ赤にして視線をそらしながら
「親友かな・・・ 改めて言うとなんか恥ずかしいな」だから

原作でも有りなわけですよ!

564名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 20:33:16 ID:BqYmUtnm
ここで言うべきじゃないかも知れないけど
修学旅行の話は百合よりむしろ良い友情に見えた
こなたも寂しがってはいたけど嫉妬まではしてなかったからかな?

自分は、決定的な場面は特にないんだけど
アニメこなかがはいつも一緒にベタベタしてたから自然とそう見えてきたってタイプ
何話が-というより。

回を追う毎に「おまえらもうくっつけよ!」と段々言いたくなってくる!激しく
5658-784:2008/01/15(火) 20:36:07 ID:oQgXyONo
なにやら今夜も盛り上がってますね
>>516
GJです ! そうじろうかっこいい ! 熱血かがみ大好きですw もうすぐクライマックス?

>>551
長編GJです ! これは無自覚な恋・・・でしょうか? とにかく二人が幸せになれてよかったです

>>563
男性の好み聞かれたときより明らかに真っ赤になって、焦ってましたよねw


それでは落書き行きます。今回ちょっと、かがみに変態入ってます↓
http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro03981.gif
ごめんね、かがみw
5668-784:2008/01/15(火) 20:40:32 ID:oQgXyONo
>>565
4コマ目のかがみのリボンのベタを塗り忘れてますね orz
567名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 21:00:59 ID:e7Aep3+j
>>559
5巻104ページってどんな内容だっけ?
部屋中捜索しても5巻が見つからない……。
568名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 21:03:44 ID:IKLRR9r1
「何でリボンもつけかえたの?」
「なんとなく(はぁと)」

これも、こなたの気を引くためのかがみの策謀……
とどのつまり、ドンマイ&GJというわけなのですよ d(=ω= . )
569名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 21:12:52 ID:vlBw4fk9
>>565
GJw毎度ながら可愛いなぁこの二人は!
「変なの」と言いつつかがみが座っていた座布団に座るこなたを見て更に喜ぶかがみ。
570名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 21:47:06 ID:6qTyQrLk
>>565GJ

同じレス遣ってすみませんが、先代保管庫に例の方が又アク禁になって…
5716-774 :2008/01/15(火) 22:06:23 ID:GON1ukXw
>>565
GJ!ですよ。
私の中でも何となく、かがみはこなたに関するものとか集めてそうなので、その温もりを求めるのは当然。

>>567
5巻104pは角川書店カタログで、内容は恋愛要素が云々言ってる奴ですね。
男の子を好きにならなくても良いよって言うこなたの台詞があるのですが、かがみの回答は余計嫌だよ。
素で見ると鬼門でしょうね。このやり取り。
フィルタかけて見ると、かがみの反応は ツ ン デ レ。どう見ても私は末期です。

5726-774 :2008/01/15(火) 22:29:43 ID:GON1ukXw
さてと、誤爆で投下してしまったのですが。
自分から振っといたネタなので、私からももう一度こなかがについて。

原作者監修、真・ドリルなのですが、DXのパケ絵は完全にこなかがでしたね。
まぁ、あの頃はこなかがというジャンルが微妙だった時期なので、受け狙いとも考えられるのですが。
ですが、こなたシナリオプレイ中、こなたの「私とかがみの仲だから」という台詞あり。
前後の話から考えると、恋か友情か微妙なのですが、既にそういった空気はあったのでしょう。

さて、原作のほう、確かにこなかが要素は微妙なのですが、私的に5巻33p「愛の爆弾」
この話はネタとして落とすには惜しい話だと思います。
「また一緒に遊びに行こうね」普通の友人でもある件名なのに、男からだと詮索されたかがみ。
「あの後どれだけ追及されたか……」の台詞、こなたとの仲を知っている(だろう)柊家の方々が追求したとき「こなたから」と一言言えばいいものを
追求された=柊家の方達にもこなたとかがみの仲はもしかして……と見えるのかもしれません。
あ、全部私の妄想ですよw
愛の爆弾というタイトルも割と意味深。

と、かなりマジになってしまって、申し訳ない。こなかがは本当にはまったカプなので全力をかけても惜しくは無いのですよ。
573名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 22:40:26 ID:e7Aep3+j
>>571
ありがとう。
むしろそれはツンデレ以外にどういう解釈があるのかが分からないぜ。
……ちょっと入院してくる。
5748-616:2008/01/15(火) 22:45:34 ID:0+/cPqzp
しばらく来ない間にスレが伸びすぎてて驚きました。皆さんのこなかが談議を見ると原作をもう一度読み返したくなってきた…w
575名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 22:49:46 ID:BqYmUtnm
そういえばこなかがスレの談義久しぶりか
人の考察を見るのは楽しいからもっとやって下さい
576名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 22:54:45 ID:3Ex3e4o2
>>559の2つはほとんど同時期(05年7月ごろと10月ごろ)のものだから、
いまとは違って二人のポジションがまだ普通の友達くらい、のつもりで作者が描いてたんではなかろうか。

えぇ、こなかがフィルターとおせばただのツンデレにしか見えません。本当に(ry
577名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 23:07:34 ID:nKT3h/DH
作者はこなかがのことをどう思ってるんだろう。
みなゆたと違ってアニメから派生したようなカプだから、本人の趣向と違ってるかもしれないけど……
578名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 23:14:04 ID:39GvR2dG
最近、原作の方でかがみとこなたの2ショットがあまり見られないのが少し悲しい…
5798-784:2008/01/15(火) 23:14:26 ID:oQgXyONo
お返事行きますね・・・
>>569
ええ、私もそうなると思いますw 間違いありませんw
>>570
ありがとうございます〜
>>571
かがみはうさちゃんだって、こなたも言ってますしね・・・


かがみの「余計嫌だよ」というセリフについてですが、私もかがみは照れていると思います
彼女、ウソが下手なわりに強がりっぽいですしね
5806-774 :2008/01/15(火) 23:27:40 ID:GON1ukXw
>>577
どうなのでしょうね。
確か、「娘みたいなもの」って公式ガイドブックに書いてあった気が……。
故にでしょうかね、最近こなかが2ショットが減ってるのは。
「お父さんは、交際なんて認めません!!」みたいなw
美水先生=リアルそうじろうorただお と言った感じでしょうか。
で、百合推進派の角川はこなかがをくっつかせる為の外部機関?
水面下で「お父さん、娘さん達の交際を認めてあげてください!」 「いや、ダメだ!」
なんて、やってるのかなぁ。
581名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 23:49:53 ID:IKLRR9r1
TRPGで作ったお気に入りのキャラみたいだし
やっぱり独り歩きは見るに忍びない心情なんだろうか。

ま、原作とか公式見解とか今更関係無いけどねw
582名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 23:54:30 ID:JypXVRpb
21話がまだ友情の域を出ないのは同意なんだけど
こなたの慰めとか気遣いの中に「私がいるじゃん!」ってメッセージがあるように感じられた
プリクラ自体はともかく、あの後の電話は一時上の空だったかがみに対するアピールじゃないか?

あとこなたに男の気配がした時のかがみの焦りっぷりはガチだと思う
先を越されたやっかみにしては、反応が露骨すぎて影が感じられないし
583名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 00:15:34 ID:X8boT7/I
21話に関して。
つかさが旅館でお膳引っくり返した次のシーンがすごく好き。

こなた、ひとり離れたところでぼーっとしてるかがみの方をチラッと見る
→つかさ・みゆきに振り返って行くところの「場所は調べてあるから」
→かがみ「京都に来たからってそこまでしなくてもいいんじゃない」
→こなた「おたくのマロンが分かってないね〜」
→かがみ「分かりたくもないよ」(これ重要。久しぶりのツッコミ)
→こなた、何も言わず嬉しそうに頬を染める(これ重要)

ずっと様子がおかしかったかがみが前みたく突っ込んでくれて、こなたは心底嬉しかったんだろうなと。
あぁ、また自分のところにかがみが帰ってきてくれた、みたいな。
銀閣寺でのこなたの寂しそうな顔を考えると、ここで見せる嬉しそうな顔が更に引き立つ。

このシーンだけ巻き戻して何回見たことか(゚д゚)
584名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 00:39:11 ID:TxZkmD79
>>583
そのシーン俺も好きだ。
友情だろうけど、こなたは本当にかがみのことを大事に思っているというのが伝わってきた。
585名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 01:39:08 ID:Y1gWA9mY
>>583
そのシーンでこなたが頬を染めてたことを言われて、
確認しないとわからなかった自分に軽い絶望orz

放送当時はそんなにフィルターかかってなかっただけだと思い込むことにする…
586名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 02:05:20 ID:LZTQg+Pm
>>583
今また見直してしまった。その後のかがみがプリクラ確認するシーンもいいが、
さりげなく壁にこなたとの2ショットが飾られているのもポイントが高い。正直悶えた

アニメ二期はいつかやるのかな?
シャナ位あっさりでもいいから、PS2の隠し要素を夢落ちでもいいから出してほしいな
587名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 02:46:22 ID:ZAYFfK0m
やっぱりこのスレ深くていいなぁ…(笑)
らきすた(特にアニメ)は本当にキャラが魅力的に立っていて、声優さんの演技と演出が噛み合っていてものすごく作品(キャラクター)作りの参考になる気がします。

自分も21話で好きな場面をあげさせていただくと、
ヤツハシくんを買った後、売店でみんなでソフトクリームを食べるシーンが地味に好きです。
前でアイスを食べる同級生カップル(長椅子に二人がけ)と
それ以上に楽しそうに笑いながらアイスを食べる後ろのこなたたち(四人がけ)の対比がかなりツボに来ました。
「まだ恋人と一緒にいるよりみんなでいる方が楽しいよね」と言わんがばかりの笑顔。
さらに左からみゆきさん→つかさ→こなた→かがみと言う座り順がどうしてもこのスレの住人にフィルターをかけろと言わんがばかり(笑)
その夜にかがみが…って構成も素晴らしい!
21話は他にも対比の演出がいろいろありますよね。

二期と一緒にぜひ山寛演出も復活して欲しいなぁ…
588名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 06:11:33 ID:+lOCb4mX
>>586
夢オチってのは盲点だった…っ!
萌えドリルの件を考えると十分あり得るかも
かがみ、某百合漫画をこなたに読まされる→その影響でこなたに告られる夢を見る
返事しようとしたところで目が覚める→自己嫌悪+少しドキドキ
ゲーム版はこのくらいで丁度良い気がする
5896-774 :2008/01/16(水) 07:59:09 ID:JdBbeJJN
夢オチは確かに盲点。しかし、充分ストライクゾーンですね。
まぁ、後は男主人公が出てるので(PS2)男と話してるこなたにかがみが嫉妬という鉄板。
もしくは、こなたが、なんなんだろうね、この気持ちは?的な展開。
んで、二人の微妙な気持ちに気付いた主人公が仲を取り持つとか。あ〜、そんな役がやりたいですw

修学旅行の回、私は三年坂を歩く時のこなかがのやり取りが好きです。
後、バレンタインのこなたの妄想での「あれ、かがみ……?」という台詞も。
妄想とは言え、マジな顔、マジな台詞のこなた。多分、無意識下でかがみが誰かとくっつくことに嫉妬を覚えてるのでは?
590名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 14:24:14 ID:2+TH7TuJ
よし、夏コミもらきすたで申し込む
新番組とか色々考えたけどまだ描き足りないや
5916-774 :2008/01/16(水) 14:36:19 ID:JdBbeJJN
どうも、仕事の合間に失礼します。
皆様のこなかが談義、その熱意を再び観ることができて感無量な私。

と、続きモノとして書いてるssもまた一話分書き上がった(仕事?何それおいしいの?)ので投下したいな、と思うのですがよろしいでしょうか。
こなかが談義の流れをきりたくないし、今回予想してたよりなが〜くなってしまったので容量が心配。
500kbでしたっけ?
投下するなら、おそらく夜中の12時頃になるのですが、それまで談義が続いてる、もしくは480kb越えてたら新スレ待つか、避難所に投下いたしますでござりまする。

592名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 15:22:57 ID:tj9pXFR3
アニメ版終了間際にハマった私としては、まだまだこなかがは熱いんだっぜ!

甘ったるいこなかが漫画描きたい…
今年こそは本出したいなあ…
593名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 19:22:15 ID:Gm5rUdn4
>>588
それすごい理想的な甘さなこなかがなんだが……
594名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 19:25:54 ID:TxZkmD79
俺は百合好きじゃないし、カップリングには無関心だったんだけど、
何故かこなかがにはハマってる。
SS書くようになったのもこれが初めてだし、逆に他のアニメではSS書こうと思えない。
二人には感情移入が出来るというか、心から応援したくなるというか……。
595名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 19:40:24 ID:9ejNNRnt
>>594
俺の頭の中を除かれたのかと思った。一言一句違わず、全く同じ境遇だ。

放送中はらきすた自体にも特別な関心は無かったのに
どこをどうしたのか、気がついたときにはハマっていた。
596名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 19:52:02 ID:X6zxBQvY
>>591
wktkで待ってます!

確かにこなかがには不可思議な魅力がありますね。
自サイトはオンリーカップリングでやってきたのに、切なく甘ったるいかが×こなssを上げたくなってて困る。
きちんと書いてみたいし、もちろんまだまだ読み足りない!
このスレには感謝してもしきれないほど幸せをもらってるけど、陵桜祭も行ってみたいなー。
597名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 21:19:15 ID:J+Ql87xy
>>591
燃料不足気味だから投下いつでもオッケーです
スレの勢いが落ちたけど、やっぱりみんな残りの容量を気にしているのかな?
598名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 21:25:37 ID:JlNKbtbr
ドラマCD延期らしい。

21話が友情の範囲はまぁ納得。
恋愛感情なんてなくても友達に恋人ができたりして
構ってもらえないと寂しくなったりするしね。
かがみは百合フラグ立ってるけどこなたはなー、考えると手強いな。
でもこなた友情、かがみガチって結構好きなので個人的にはそれでも問題ない。
599名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 21:42:51 ID:8Mzd1++o
こなた「リアル百合はちょっと」の反応については
脳内設定でこなたの狙いは実はこうだったんだよ、な、なんだってーが
既に12パターン分(SS換算で28レス分)用意されているので何ら問題は無い
600名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 22:01:07 ID:IHE9p4EF
ここは高性能フィルターを持つツワモノばかりだねw。
おかげで俺も最近、フィルター性能が上がってきたぜ。
601名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 22:08:58 ID:JlNKbtbr
ギャルゲ万歳、女の子ばんざーいなノリで行かれるよりは
実はリアルでは抵抗あるくらいが俺は良いので
同性趣味無い設定は気に入ってる。
……え?かがみ?
かがみはフィルター通さなくても直球百合フラグが色々w
602名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 22:21:47 ID:tj9pXFR3
>>599
さあ、早くそれを投下する作業に戻るんだ
603名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 22:23:37 ID:igKSJFy+
こなたと言えば14話も忘れちゃいけないだろ
あそこで最初に「悔しい」って言葉が出てくるあたりにかがみへの執着を感じる
こなかがは段々恋愛っぽくなるというよりなんかのタイミングで一気に進展する気がする
604名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 22:43:06 ID:RFdTgdxo
むしろ初めて原作読んだ時、2巻146ページのアレで
「ああ、そういうルート自体は認識してるんだな」
と脳内こなかがルートが開通した俺参上。
605名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 22:48:39 ID:yw2mbmZi
ちと逸れるが、こなたってかがみのこと何処まで連れまわしてんのかね?
メイトやゲマズは比較的入りやすいからまだ良いとしても、虎とかww
6066-774 :2008/01/16(水) 22:51:58 ID:JdBbeJJN
予定より早く仕事終わった、ザンバーイ!!
ss投下してよいと仰ってくださった方もいたのですが、談義の方も続いておりますので、今日の所は自重させていただきます。
おkくれた方すみません。決して焦らしてる訳じゃないですよ。駄文ですからね……取りあえず場つなぎ程度に見て思えれば良いです。

上のほうでも少し上がっていますが、確かに何となくかがみから見たらフィルター無しでも直球百合フラグ満載な気が……Why?
>>605さん 虎とかは入ってる気がしますよ。真・ドリルではかがみと虎のキャラ絡みもありましたし。
というか、あのシナリオで「百合属性付加阻止するなよ」と思った私。

恋愛なのか友情なのか、こなかがは悩みますね。
どっちにしろ好きってコトには変わりはないのでしょうが。
というか、ここまで言うとそもそも百合ってどういう関係だって問われそう。
取りあえず、互いが互いを求めてる、そんな二人を見て癒される。
「あぁ、これが萌えか〜」って分かった瞬間。

ところで、ゆ〜のす通信さんのはぐ☆ハグかがみん購入。
これは当たりだ……良いのう、良いのう。
というか、この設定リバーシブルにしても通じそう。良いのう、良いのう。
607名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 22:59:50 ID:yw2mbmZi
>>606
マジですか
虎とかまでも付いて行ってるのか
同人ショップは男ですら最初は躊躇うというのに、やるなかがみんww
608名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 23:05:53 ID:J+Ql87xy
もはや愛のなせる業としかいいようがないw
609名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 23:08:29 ID:9ejNNRnt
>>599
是非ともなんだってー旋風を巻き起こしてもらいたいぜ。

>>607>>608
コミケにもついて行くぐらいだし、もうこなたの居るところならどこまでも状態になってんだ、きっと。
610名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 23:12:08 ID:W9rEJdF5
>>592
ナカーマ\(・A・)/
オレはそれと同時に二次元に目覚めたww
6114-465:2008/01/16(水) 23:22:36 ID:W4/Fyu/I
今月号のコンプティークにて、かがみに対する説明文より一部抜粋。

 『隣のクラスから毎時間のように通ってくるこなたの親友』

……これって結構スゴくないですか?
自分の学生時代を振り返っても、そんな頻繁に友達のクラスに行った覚えはないし。

この一文を見て以来、ずっと↓のような妄想が頭から離れません。


「柊〜、お前ってちびっこのクラスに行き過ぎじゃね〜か?」
「そ、そんな事無いわよ?」

「まるで通い妻ね」
「つ、つつつ妻ぁ!?」

「お〜! あやの、それだ!」
「ば、馬鹿ッ!
私達はまだそんな関係じゃないと言うか、そのぅ……」

『まだ?』
「それでもこなたが認めてくれるなら、私は別に結婚を前提にお付き合いしてもいいというか……(妄想突入)」
6124-465:2008/01/16(水) 23:30:06 ID:W4/Fyu/I
>>611について、KYな発言ですいませんm(_ _)m
昔の自分はア○メイトに入るのも抵抗があったくらいの男なので、女性にとってアウェイな虎に入るのは相当な勇気が必要ですね(^^)
こなたの為に店内に入るかがみはこなたの嫁と言わざるを得ないです。

かがみが顔を赤面させながら目をギュッとつぶって、こなたの服の裾を引っ張りながら店内に入る姿を妄想しますた。
613名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 23:32:52 ID:JlNKbtbr
まぁ友情とかなんとか言ったけど、かなり親密な仲なのは間違いないw
6146-774 :2008/01/16(水) 23:35:47 ID:JdBbeJJN
KY=かがみはこなたの嫁、ですね。

私も、昔は割とそういった所に入るのに勇気入ったのですが、最初に引っ張ってくれたの、女性の友人でしたw
赤面しながら店内に入って、思わず同人サンプル見入ってる所を、こなたに見られて更に大火事。
615名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 23:45:38 ID:LzARzoAr
埼玉、雪降ってるので、ここで小ネタを。



思いつかなかったorz
616名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 23:50:09 ID:bDvZ1YbR
なんだか昨日・今日は、居酒屋で膝をつきあわせてあれこれ談笑してるような雰囲気だなw
6176-774 :2008/01/16(水) 23:53:55 ID:JdBbeJJN
>>616
う……発端は私です。
万人が語れるタイミングが欲しい、とか言って無理難題を皆様に振ってしまいました。
ss職人の方ですか?投下し辛い雰囲気作ってしまって申し訳ない。
618名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 23:56:18 ID:X8boT7/I
>>615

RRRRRRRRR

「もしもし」
「あ、かがみ?」
「あぁこなた。こんな時間にどうしたの?」
「かがみ、外見てごらんよ!雪降ってるよ。」
「えっ――わぁ、ホントだ。綺麗…初雪ね。ってこんなことで電話してきたの?」
「うん!だってすぐやんじゃうかもしれないでしょ?かがみに見て欲しくてさ。」
「もう、こなたは思考が子供なんだから。…ありがと。」


何かあったら真っ先にかがみに電話するこなたって感じで。
619名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 00:01:09 ID:iPMbA1GE
SS投下も歓迎なんだけど、こういう風に話せる機会があるのは嬉しいな。
知り合いには話せないちょっとマニアックな事を気兼ねなく語り合うっていいじゃないか。

と、SSのネタに行き詰っている俺が言ってみる。
620名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 00:03:42 ID:dO2z3KQa
>>615
こなぁぁぁ かがぁぁぁ ねえ 心まで白(ry


・・・・正直スマンかった
621616:2008/01/17(木) 00:05:47 ID:ZMgaUHwG
>>617
いやいや、なんかこう、饗宴て感じでさ。こういう雰囲気もいいなと思ってね。
むしろ話題振りに感謝してるくらい。
622名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 00:22:00 ID:OH4zO2zL
てかここはもともとこんな感じのスレだぜ
最近はSS投下量が異常だったがw
623名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 00:22:09 ID:7CcpNvdK
最近SSの乱れ打ちで語り合う暇がなかったから、
たまにはこういうのも楽しいな。
もちろん職人さんたちのSSも楽しみにしてるけど。

SS、漫画にイラスト、小ネタ
更には議論まで起こる。
改めてこなかがとこのスレの凄さを思い知らされたよ。
624名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 00:33:02 ID:4cwn3qCU
>>623
確かに楽しい。
たまにはこんな論議もいいよな。
今日このスレの一体感はある意味すごかった。
6-774氏に感謝だな。

少し気分高ぶってるから保管庫寄ってSS職人の作品でもみてモチベーション静めるか。
625名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 01:33:53 ID:o0UCXU8q
今のふいんき(ryならできるはず
今から三十分以内にレスして寝るとこなかが(かがこな)の夢を見ることが出来る!
それでは一足先におやすみなさい
626名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 01:46:00 ID:ZwHrisHp
このスレの皆が良い夢見れますように☆


「かがみー」
『…何よ?』
「かがみの夢がみたい」
『…また唐突だな、あんたは。…じゃあ、私のこと考えながら寝れば?
少しは出て来る確率上がるかもよ?』
「…むぅ…成る程…」
『にしても、なんで私の夢?』
「えー?だって夢の中でもかがみと一緒がいいんだもん」
『………わ、私も少しぐらいならあんたのこと考えてやってもいいわよ』
「ツンデレかがみん萌え」
『う、うるさーい!もう!切るからね!』
「あぁ!待ってよかがみ様〜!後5分だけ〜!」
627名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 02:02:19 ID:ahB6jHus
おやすみかがみん♪(=ω=.)
628名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 03:11:55 ID:pO0r7xF6
こうやってみんなの話聴いてると
アニメの随所で妄想力を発揮させるような「何か」が多いんだなぁ。

>>603の「悔しい」ってのは言われてはじめて気付いたよ。
そこのシーンだとつかさが「寂しいんだね」って言ってたのが印象に残ってたせいかな。
それを上手く言葉に出来てないあたりその気持ちが何なのか、
自分でははっきりしてないのかもね

ここはやはりフィルター全開となった今の目線で全話見直すべきか。
629名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 03:53:20 ID:G0k5L2+X
身も蓋も無い言い方だけど、こなた&かがみはらきすたにおける
ボケとツッコミなので、どちらが欠けても作品が成立しない。
原作はキャラ増やしすぎててちょっと散漫になってるけど
アニメ版は終始、こなた&かがみでこのスタイルを通してるのが良かった。

21話の「あれ・・・突っ込まない・・・」のこなたから解るように
こなたは「かがみだけ」に突っ込まれたいと思ってるんだろうなぁ、と。
かがみ以外にはあまりネタ振りしないのはそのせいかも。
まぁつかさやみゆきさんはツッコミ役じゃないから仕方ないんだがw
630名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 06:04:56 ID:CLuifs/a
>>605
とらのあなでCICADA DRIZZLE(R18)とかを見つけて
後で一人で買いに来てしまうかがみん
非常に自然な流れだ
631名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 06:22:15 ID:pKmt4kNF
>>630
しかも3冊買い。

「お客様、こちらは全て同じ商品となっておりますが……」
「いいから包んで下さい早く!」
632名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 06:50:30 ID:8TQ3p7mL
CICADA DRIZZLEってなんだろうと思ったら・・・かがみwww
633名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 09:54:43 ID:uqruGKr6
>>630
昨日とら通販で頼んだが
届くのはおそらく1週間後…それまでどうしたらいい
634名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 10:02:01 ID:/zqFfclF
とらの通販は福岡だけど注文してから三日で届いたよ
どこ在住かは知らないけど一週間もかからないと思う
635名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 11:26:38 ID:QTiy0yBs
横浜在住の俺は3日前に注文してつい先ほど届いたよ
636名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 13:00:19 ID:RdPLYIkS
こちらもエロパロもVIPも読んでる節操なしですが
↓ここも細々とゆる〜く続いてますので紹介させてください

【らき☆すた】つかさ×こなたに萌えるスレ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1190267849/
保管庫
http://ime.nu/www8.atwiki.jp/konatsuka/
レスひとつお借りいたしましたすみません
637名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 13:31:25 ID:ZwHrisHp
地方だと一週間ぐらいかかる時も…
前岩手に住んでた時はそうだった
638名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 16:13:46 ID:lgXZMSu1
>>630
ちょっwww かがみイメージトレーニングして一線を越えるつもりですかw
6395-974:2008/01/17(木) 16:26:59 ID:1lx7I1j9
しまった。>>452で番号が5-943になってるorz
>>462,463各氏、お誉めの言葉もらっといてなんですが、番号間違ってましたorz

SS、避難所の方に投下しまつた。
タイトルは「穏やかな日」
なぜか「ひだまりの詩」BGMに作りましたw

と、壊れネタ以外でも書いてるんだぞ。というとこをアピール。



http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199803893/75-81
640名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 16:36:42 ID:pO0r7xF6
>>639
おおう・・・なんというほのぼの。
いいなぁ、こういうの。不思議と心も温かくなるような、そんな感じ。
やっぱりここにいると体は寒くても内面的な部分で温かくなれるよ。GJ!
641名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 19:14:15 ID:YhfufEOg
>>639
GJ。いいですねーこの温かい雰囲気…。
友達以上恋人未満はこの微妙なもどかしさが堪りませんw

さて、私もSS投下してもよろしいでしょうか?
しばらく様子見ます…
642名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 19:24:01 ID:CSnal4tZ
>>639 いいなぁ。ぽやぽやな気分になりました。

>>641
どぞ〜
643名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 19:59:25 ID:3bTe5ePl
>>639
ほのぼの好きです。
壊れネタも好きですが。
644名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 20:22:10 ID:lgXZMSu1
>>639
いいですね、GJです !
ほのぼのしていて癒されます。でも、もはや恋人状態w 告白してないけど、傍から見たら絶対付き合ってる
ように見えるって感じの二人でしょうか?

漫画投下しようかと思いましたがSS投下予定の方がいらっしゃるようなので、少しの間、待機しますね
6459-176:2008/01/17(木) 20:32:15 ID:YhfufEOg
すいませんorzもう一時間ほど経ってましたね。

前回コメント下さった方々、ありがとうございます!
それではSS投下したいと思います。

内容は今までのまとめみたいな感じです。
甘さ控えめでお送りします。

・高校卒業後の話
・今は同居(棲)中
・7レス消費予定
6461/7:2008/01/17(木) 20:33:00 ID:YhfufEOg
「うぅー…頭痛が痛い」
「日本語おかしいわよ。…って、大丈夫なの?」
「だいじょぶだいじょ…」
「ほら、フラついてるじゃない。今日はゆっくりしてなさい」

冬、某日。私は風邪を引いた。………りたーんず?



『かがみ、ありがとう』



あの時とは違うこと。私とかがみは、恋人関係になったこと。

「かがみん、おはようのちゅー」
「風邪引いたときくらい、大人しくしてなさい」

まぁ分かってたけどさ。かがみにうつっても困るし、そのくらい我慢するよ。

「…あれ?かがみ、大学行かなくていいの?」
「ん…と、今日は創立記念日だから…休み」
「そだっけ」
「そうよ。言うの忘れてたけど」

ウソつきかがみ。今日は大事な講義あるって言ってたくせに。

「それに…今日は、特別な日だから…」

かがみはボソッっと呟く。あれ?今日って何かあったっけ?

「こなた」
「んー?」

おでこに伝わる柔らかい感触。

「………ゴメン、我慢できなかった」

ふいうちは卑怯だよ…。
顔を真っ赤にするかがみ。初々しい反応だね。
私も、多分同じくらい。
いつまでたっても慣れない私たち。


☆ ☆ ☆
6472/7:2008/01/17(木) 20:33:27 ID:YhfufEOg
「はい、おかゆできたわよ」
「ありがと、かがみ」

こうして作ってもらうのも、もう3回目かな。
体を少し起こす。

「……あれ?おいしい」

びっくりした。前に食べたものより格段に上手くなってる。

「やっぱり無理してたのね」
「へ?」
「あの頃の分量、めちゃくちゃだったでしょ」
「んー…でもなんかつまんないねぇ」
「なにがよ」
「料理下手っていうのも萌え要素の一つなんだからー」
「交替で食事作ってんだし、いくら私でも上達するわよ」
「そだねー」

でも私は知ってる。
最初は包丁の生傷が絶えなくて大変だったってこと。
意地っ張りかがみん萌えー。

「で、どうするの?病院行く?」
「大丈夫だよ。ただの風邪だし、逆に変なウイルスもらいそう…」
「それもそうか。インフルもそろそろだしね」
「かがみこそ、どっか出掛けてきたら?ずっと付いてなくても急変したりしないよ」
「うーん……じゃ、ちょっとスーパー行ってくるわ。何か欲しいものある?」
「じゃ、プリン」
「わかった。すぐ戻ってくるから、大人しく寝てるのよ」

かがみが部屋を出たのを確認し、私は体を起こす。
ちょっと心配しすぎじゃない?ちょっとフラつくだけだよ…。

やけに暑かったので洗面所へ向かう。…すごい寝汗。1回着替えようかな。
方向転換をすると、私はバランスを崩して膝を打つ。

「あたた……思ったより重症かな………」

ベッドまで這いつくばって行く。やっぱり、かがみが戻るまで寝てよう。

「――あ、これって確か…」

ふと、ベッド近くの写真立てが目に入る。
そこに写っているのは、少し潤んだ目のかがみと、満面の笑みで腕を組む私。

「かがみが合格したときの写真だ……つかさに撮ってもらったんだっけ」

裏を引っくり返すと、お守りが引っ付いていた。
さすが神社の娘、こういうのはちゃんと取ってあるんだね。

写真立てを戻してから、私は眠りに着いた。


☆ ☆ ☆
6483/7:2008/01/17(木) 20:33:57 ID:YhfufEOg
夢を見た。

頭の下には、柔らかい感触。
上には、優しく添えられる手。
目を開くと、見えるのは私に微笑みかけるエメラルドグリーンの瞳。

とてもあたたかくて、私はぐっすり眠ってしまう。

そうして次に目を開けた時には、全部消えていた。

想い出にすら残っていない、写真だけでしか知らない偶像。

私は泣くこともできず、そこに立ち尽くしていた。

「……た、こなた!」
「ん………?」
「うなされてたけど、大丈夫?うっわ…こんなに寝汗かいてるじゃない」
「それは朝から…」
「とりあえず着替えるわよ。体も拭かなきゃ…」
「ふぁーい……」

…まだ眠いな。昨日もこっそりネトゲやってたし……。

「じゃ、脱がせるわよ」
「………へ?」
「あんたはじっとしていればいいから」

えー……いや、それはちょっと恥ずかしいかなー。いくら恋人同士とは言え………。

私の抗議(実際には口に出してない)はむなしく、てきぱきと脱がしていくかがみ。
さすが手慣れてるね。

「……かがみ、何かよからぬこと考えてない?」
「な、何言ってんのよ。体拭くだけでしょ…」

あー…耐えてる耐えてる。
でもちょっと目つき怖いよ。私病人だからね、分かってる?

今日はこれ以上挑発しないほうがよさそう。今にも爆発しそうだよ。


☆ ☆ ☆
6494/7:2008/01/17(木) 20:34:34 ID:YhfufEOg
「あ、こら!ベッドから出ちゃダメでしょ」
「ちょっとトイレ行くだけだよ…」
「1人でも大丈夫?ついていこうか?」
「…あのさ、かがみ。看病と介護は違うからね」
「わ、分かってるわよ!…心配してるんじゃない」

心配性にも程があるよ。1回寝たら大分良くなったし…。

「――うわっ!」
「こなた!!」

すかさずかがみに体を支えられる。
…いや、ちょっとよろけただけなんだけど。

「バカね……あんたはもっと、私を頼りなさいよ」
「いや、十分頼ってますけど。レポート手伝ってもらったり…」
「そういうんじゃなくて、もっと精神的なことよ」
「へ?」
「1年前だってそう…1人で抱えることないでしょ。
 辛い時とか悩んでる時とか、力になってあげるから」
「………かがみ」
「ん?」
「トイレ行きたい」
「………」

かがみが私のために何かしてくれるの、本当はすごく嬉しいんだよ。
でもさ、本当に甘えちゃってもいいのかな?

私はわがままだ。
かがみに頼らないために一人暮らし始めたのに、結局我慢できなかった。
1年前…そう、1年前。もうかがみの足を引っ張らないって、誓ったはずなのに…。

「本当に、今の関係でいいのかな?」

ふと、こぼれ落ちた疑問。
私とかがみは、あの時思ってたような関係になれたのかな?

「何か言った?」
「うぇ!?か、かがみ…居たの?」
「…あのさ、よく分かんないけど…そういうのは足引っ張るって言わないんじゃない?」
「え?」

…漏れてるし。

「私、迷惑なんて思ったことないから」
「………」
「こなた」
「なに?」

「好き」

耳に響く言葉は、なぜか新鮮に聞こえた。
……そっか。まだ、言ってなかったんだっけ…。

「あの時、言えなかったから」
「…いつ?」
「1年前。駅のホームで」

思い出した。今日は、1年前の入学試験の日。
6505/7:2008/01/17(木) 20:34:56 ID:YhfufEOg
「気付いたの。私がこなたを好きになったのって、あの日なんだ」
「ふーん…」
「だから、今日言うって決めてたの」
「――トイレのドア越しって考えたら、ちょっとおかしいね」
「バカ、茶化すな。そんなだから…」

「好きだよ、かがみ」
「……うん」


☆ ☆ ☆


「こなたの言いたいこと、なんとなく分かる」
「え?」
「求め合うだけの関係じゃダメだって言うんでしょ」
「………」
「私がこなたとこうしてるのは、そういうんじゃない。
 こなたを支えたい、守ってやりたい。だから、そばに居るの」
「でも、それじゃ結局、私は何もしてないよ」
「あんたは居るだけでいいの。私の生きがいはこなたを世話することだから」
「……何それ」
「とにかく、私にもっと弱いとこ、見せていいから」
「私の…弱いところ?」
「…こなたは、お母さん居なかったから…ちゃんと甘える方法を知らないだけ」
「………」
「とりあえず、抱きつけばいいのよ。そういう時は」
「そんくらいいつもやってるじゃん…」
「いいのよ。ほら、来なさい」

改まって言われると、ちょっと照れるんだけどな……。

かがみの腕が、私を優しく包み込む。なんだか、ホッとする。

「………ねぇかがみ、本当にいいの?」
「もう、決めたから。私は、あんたと一緒に居るって」
「ごめん……私のせいで、かがみの人生変えちゃった」
「…ごめんとか、言うな」

かがみだって、もっと普通の恋愛像を描いてたはずだ。
どっちかが男だったら、こんなに悩まなくて済んだのかな?

「そうだ、プリン買って来たんだっけ。そろそろ3時だし、一緒に食べるか」
「……うん」

かがみの優しさは、私の心をそっと撫でてくれた。


☆ ☆ ☆
6516/7:2008/01/17(木) 20:35:31 ID:YhfufEOg
「こなたは、どうして私のこと好きになったの?」
「へ?」
「私はあんたのせいで好きになったんだから、聞く権利くらいあるでしょ」

そういうことをシラフで語るのは……かなり恥ずかしいんだけどな。いくら私でも。

「うー…んっとね……あえて言うなら、『積み重ね』かな?」
「積み重ね?」
「そう。かがみと同じ時間を過ごしてる間にね、ずっと一緒にいたいって思うようになったんだよ」
「それは本当に恋なの?」
「……正直言うと、よく分かんない。でもね、かがみと居ると心臓の鼓動が速くなったり、
 かがみが他の誰かと居たら妙な気分になったり……だから、これは恋なのかなって」
「ふーん…でもそれにしちゃ………」
「な、なに?」

そんなにジロジロ見られたら、また熱上がっちゃうよ…。

「――ま、いっか。晩ご飯作るから、それまで寝てなさい」
「…うん」

かがみは私のアホ毛を指で弾いて、そのまま台所に向かった。

言われた通り寝ようと思ったけど、なかなか寝付けなかった。
仕方ないので、かがみの姿を目で追う。

好き。

この言葉に、どれくらいの重みがあるのかな。
頭の中で繰り返される、かがみの言葉。

かがみは私が好き。私もかがみが好き。

だから、付き合う。キスする。体を重ねる。

私とかがみは、そんな単純に割り切れるような関係じゃない。
だから、私は最後までその一言を封印してきた。

でも、それは無意味だったのかもしれない。

かがみの姿が、急に眩しく感じる。

想い始めたのは、私が先。
でも、私はかがみに負けていた。想いの強さじゃない、覚悟だ。


☆ ☆ ☆
6527/7:2008/01/17(木) 20:36:07 ID:YhfufEOg
「だいぶ熱も下がったみたいね」
「……そだね。私、治るのは早いから」
「ふーん。じゃ、そろそろ寝るか」
「あ、ちょっと待ってよ」
「ん?」
「一緒に寝たら風邪うつっちゃうかも…」
「それもそうか。確か押入れに毛布あったわよね」
「毛布じゃ寒いでしょ」
「大丈夫よ。………ほら、これならあったかい」

かがみが私の手をギュッと握る。

「一晩、借りるね」

結局こんな近くで寝たら意味ないんじゃ…なんて無粋なツッコミは入れない。
私は、しばらく見とれていた。

「………かがみ」
「ん?」

そのきれいな頬に唇を寄せる。
同じ場所にしたかったけど、寝ころんでる体勢じゃ難しかった。

「ゴメン。私も我慢できなかった」
「……バカ」

顔を真っ赤にするかがみ。でも、なんだか嬉しそう。
そういえば、私からってあんまりなかったっけ。抱きついたりするのは大抵私だけど。

「かがみ、おやすみ」
「…おやすみ、こなた」

かがみは、そばに居るだけでいいって言ってくれた。
それが一番難しいことだって、きっと分かってるんだろうな。

手に伝わる確かな感触。私の目の前には、かがみが居る。

「……かがみは、いなくならないよね」
「ずっといっしょって言ったでしょ」

…起きてたんだ。

適当な言葉は並べられるのに、本心はなかなか言えない。私にもツンデレ属性あるのかな?

口下手な私は、文章にして綴ってもやっぱり口下手だった。
だから、結局一言で伝えるしかない。

「かがみ」

ごめんって言ったら、また怒られるよね。

「………ありがとう」
6539-176:2008/01/17(木) 20:37:08 ID:YhfufEOg
以上です。
最後のシーン分かりづらそうなのでマウスで書き殴ってみました↓
ttp://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date66876.png
…畑違いの分野なので感じだけ分かってもらえれば幸いですorzもちろん保管しなくていいです。

一応、これが今までのシリーズ(?)の完結編です(多分
これからは単発ものが中心になるかも…。これが最後の投下にならないように頑張りたいです。

それにあたって、保管して頂いてる作品のタイトル変更をお願いします。暇な時でよろしいので…。

『ダイスキかがみ』『ダイスキ?こなた』『かがみといっしょ』『バカこなた』『かがみへ』
↑のタイトルを『こなたとかがみ』順番に1話、2話、3話、4話、5話

『風邪引きこなた』『お見舞いこなた』『こなたンち』『こなたのいない日』『こなた日和』『こなたVSかがみ』『私とこなた』『かがみ、ありがとう』
↑のタイトルを『かがみとこなた』順番に1話、2話、3話、4話、5話、6話、7話、8話

順番はこの通りでお願いします。
文章中に入っているタイトルは変えなくていいです。

『こなたとかがみ』『かがみとこなた』と分けているのは単に高校生編、大学生編の区別を付けるためです。
私のSSは時系列がハルヒだったので、これで少しは分かりやすくなるでしょうか…。

最後になりましたが、私の拙作を保管して頂いた方、そして今まで読んで下さった方、本当にありがとうございましたm(_ _)m

…長文すいませんでしたorz
6546-774 :2008/01/17(木) 20:57:21 ID:qdamW7Il
>>639
GJ!!です。他の方も仰られてますがほのぼの感が堪らない!
この展開の発想は無かったです。成る程。アニメのOPだと確かに田舎道通ってますからね。
そこがまたらき☆すたっぽい。上手い舞台の使い方ですね。

>>653
こちらもまたGJ!!
1レス目の柔らかい感触。この婉曲的な表現がグッと来ます。
二人の関係、甘えあってるような、支えあってるような……いや、もうとにかく、この二人には萌えと言う言葉をドンだけ使っても惜しくは無い!
絵のほうもGJです。
6558-784:2008/01/17(木) 21:01:43 ID:lgXZMSu1
>>653
GJです ! !
初々しい恋というよりも、積み重ねられた想いが育んだ熟成された恋愛といった感じですね
阿吽の呼吸とかでお互い通じ合えそう・・・
これからも二人で支えあって、強く生きていってもらいたいですね ! 新シリーズも待ってます !

それでは落書き行きます
今回は、こなかがじゃないんですけれども、広い意味でこなかがなので大目に見てください↓
http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro04023.gif

・・・あの、この漫画はコメディ漫画ですので、真面目な突っ込みは無しの方向でお願いします (汗)
656名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 21:15:58 ID:yu4tHv3S
>>655

ナイスだダメオヤジ!w
6576-774 :2008/01/17(木) 21:24:45 ID:qdamW7Il
>>655
そうじろうさん、格好いいw男前だww
更に何となく、三コマ目、そうじろうさんが親指を立てているような気さえしてきた。
萌えるから、この世の理はこれで出来ているw
6589-176:2008/01/17(木) 21:43:42 ID:YhfufEOg
>>655
そうじろうかっこよすぎるwGJ

>>653のコメントどうもですm(_ _)m
絵についてはつっこみなしの方向で。
これからは忙しくなるのでゆったりと書いていきます。

さっき保管庫覗いたらすでに更新されてました。
仕事の早さに驚愕w本当にありがとうございますm(_ _)m
659名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 21:52:14 ID:amcMFlOV
職人さん方にGJ!

ニコニコのさが☆すたが、地味にこなかがというか、
かがこな路線でニヤニヤしてしまう。
6608-784:2008/01/17(木) 22:31:43 ID:lgXZMSu1
ストレートなこなかがじゃなかったんで荒れてるかなと思ってビクビクしながら戻ってきたのですが、よかった
荒れてないw

>>656
原作でもダメオヤジっぽいので、思いっきりダメオヤジにしましたw

>>657
あ・・・手も演技させればよかったですね・・・確かに3コマ目が寂しい感じかもしれません

>>658
はっちゃけさせてみましたw

>>659
見てきました。かがみとこなた、駆け落ちしてますねw
661名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 22:34:15 ID:5v3KZOfI
自作夏コミカット用の絵こなかが
ここ見てる創作意欲が沸きます

http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro04024.jpg
662名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 22:37:16 ID:eoD/zJVe
アホ毛が感じるとは意外な弱点スね
663名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 23:07:06 ID:4jLtlGnA
まとめてで申し訳ないけど職人さんGJ!

>>662
ドラえもんのしっぽと同じで、大胆すぎて逆に誰も弱点と気がつかないんだよ。多分。
664名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 23:32:40 ID:iUVsa2zG
>>661 GJ、こなたが照れてるのはレアだ!w
6655-974:2008/01/17(木) 23:55:20 ID:0WkEuJo/
さて、まず>>639のSS読んでくれた皆様に感謝す。
>>653
良かったヨwそろそろ初々しい恋に戻って考えるのもいい時期かなw
現実じゃ、PS2絵でキスしたり、公式絵で結婚してたりしてフラグ十分にたててもらってるからなんかもう安心というかw

>>655
このスレ的に「最・高」だ!!

>>661
うはあああこなたかわえええええww

感想ばっか書いちゃったけど、雑談もイイヨー。SS読むのに忙しいのも嬉しいが、適度のまったりネタや話が進むも良し。
そういや、以前、卵子萌えなんてフリーダムな話題あったなw

あと、お絵書き掲示板行ってみたらまたすごいことになってた。

さて、次は俺へのリクかわかんないけど、>>382のアラジンをカオスに…
…じゃなかった。演劇パート4作ってくる。他にも作成中のもあるけどね。
666名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 00:30:33 ID:89tVRWP5
>>653
GJ!やっぱり付き合いが長いからこその形ってものもありますな。
某先生の言ってた「人という字は(ry」っていうのを実感しましたよ。

>>655
なんという男前そうじろう。だがダメ人間だww
ある種の後光が見えるぜ。GJ!

>>661
こなたが可愛すぎる!夏に受かったら全力で買わせていただきます。
現地にいけるかどうかはわからないけど。

667名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 01:18:30 ID:o2V2Rfvv
次スレのテンプレ案を避難所にあげさせていただきます
雑談が盛り上がったりSS投稿などで急に容量が逼迫して次スレが必要になったら
よろしければお使いください(注意書きを前に変えて見ました)

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199696004/13-16
668名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 01:19:20 ID:XzzzfcIh
今週末はセンター試験だが、もしも「こなたTB」のような科目があればかがみは確実に満点を取るだろうな
669名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 01:45:31 ID:idNp7hgR
>>661
こなたとかがみの表情が(・∀・)イイ!!
670名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 02:22:28 ID:K5O5B7Fr
>>661
ほほう、こなたにそんな弱点が…。(*゚∀゚)ニヤニヤ
今まで散々攻められた分、かがみがそこから攻め返すのもいいですねww
671名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 02:42:27 ID:B0ew8xKs
>>668
つかさ「ねぇ、おねえちゃん『こなたTB』どうだった?」
かがみ「ええっと…一問抜かして全部埋められたから多分8割か9割くらいは取れたかな?」
つかさ「すごいね!わたし最終の一問だけはばっちりだけど他は全然自信ないよ」
かがみ「えっ?!つ、つかさ、あんた最終問題の答えわかったの?!」
つかさ「えええっ?!お、おねえちゃんが分からなかった問題って最後の問いだったの!?」
かがみ「……そうだけど。
…ちょっとつかさ!!答え知ってるなら教えなさいよ!!」
つかさ「どんだけー!?」

問題5 泉こなたの想い人を述べよ


調子に乗ってもう一ネタ。

こなた「やふー、かがみ〜。
『こなたTB』の勉強進んでる?」
かがみ「ま、まあね…」
こなた「ふ〜ん(ニヤニヤ)」
かがみ「な、なにニヤニヤ笑ってるのよ!!」
こなた「別に〜
あっ!そうだ!私が最重要項目の予想問題出してあげるね!」
かがみ「い、いいわよ!!どっからでもかかって来なさい!」
こなた「…じゃあ選択問題で!

『問題:泉こなたは柊かがみのことを愛している。
では柊かがみは泉こなたを愛しているか?
ハイかイイエかの二文字で答えなさい』
ちなみに傾斜配点だからこれ間違うと0点だからね!」


多分かがみは一つ目のネタのパターンか全問正解しながら恥ずかしくて氏名欄に名前を書けずに0点な気がします(笑)
672名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 02:42:46 ID:TI5tEjk/
ちょいと聞きたいのですが
このスレはどこまでが許容範囲なんでしょうかね?
肝心の部分が隠れてさえいればお風呂とかでもOKなんですかね?
描くかどうか躊躇してるわけですが。
673名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 05:42:06 ID:89tVRWP5
>>672
保管庫を見に行って参考にしてみるといいかも?
一応ここは全年齢板なので、そこを考慮していただけるといいかなと思うですよ
6746-774 :2008/01/18(金) 06:59:21 ID:WsYYBU0d
>>671
>>『問題:泉こなたは柊かがみのことを愛している。
では柊かがみは泉こなたを愛しているか?
ハイかイイエかの二文字で答えなさい』
いえ、きっとこの問題はこうなるでしょう
『問題:泉こなたは柊かがみのことを愛している。
では柊かがみは泉こなたを愛しているか?
ハイかイエスの二文字で答えなさい』

>>672
描くということは絵でしょうか?
絵板でも結構過激な表現もありましたが、>>673さんの仰られているように保管庫作品を参照にしてみると良いと思います。
言ってることは被ってすみませんが。

現時点475kb やはり進みが早いですね。うん、嬉しい限りです。
今日はセンターの日(だったかな)進路を考えているかがみはともかく、こなたは何を受験するのか。
かがみと同じにしとけばいいかな、とか言ってやると大変なことに。
675名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 09:35:29 ID:UG0Io9d8
>>672
年齢制限付きの作品については少し前に話題にのぼったな。
このスレに投下するのはダメだが、続保管庫の管理人さんに直接メールで送れば、
保管庫のほうに置いてもらえるということなったはず。
676名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 09:44:49 ID:y56aDug/
今週号のファミ通にらきすたのゲームの情報が。

らきすたPS2ゲーム、ずっと普通のギャルゲーを想像していたけどどうもそうではないらしい。
ギャルゲー路線は1周目(シナリオ名:らきすたメモリアル)だけ、しかも恋愛成立直前で終了するらしい。
2周目が1年生中心シナリオらしいという事を考えると、らきすたギャルゲー化はひよりんの壮大な妄想という見方が出来そう。

どちらにしろ、今まで流れていた情報は本当にほんの一部分だけだったみたいです。

こなかが的要素はあるんだろか……?
677名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 12:34:37 ID:Ymcy+7Wc
>>661
ふにゃふにゃこなた珍しいし
めちゃ上手いなぁ。
何という激戦区
678名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 13:44:29 ID:89tVRWP5
>>676
発売直前になってまた情報が出てきたようですなぁ。
こなかが要素についても過剰な期待をしすぎず、
あったらいいな程度でいたほうが精神衛生上いいかもですね


…いちごさいずの新刊の委託まだかなぁ…
ゆ〜のす通信の中の人も大丈夫なのか不安になる
679名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 13:52:45 ID:k2S9sgUQ
680名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 20:17:13 ID:9XSe46ZA
>>676
ファミ通読んできました。確かにただのギャルゲーではないようです。
そういえば秋葉でPS2版のPVを見たときに「恋愛アドベンチャーゲーム」ではなく、単なる「アドベンチャーゲーム」
と表記されていたので、当時「あれっ !?」と思っていました。
とりあえず、ひよりんの妄想もしくは文化祭発表用に作成されたゲームなど、こなた達の妄想オチの可能性もある
ので、オリジナル男が公式登場人物になる最悪のシナリオは回避できたのかもしれません。

あとはどのくらいこなかが要素があるかだけど・・・大丈夫でしょうかねぇ。ファミ通レビューしてくれてないですね。
レビュー出来ないくらいの地雷・・・なんでしょうか? 別ページに特集らしきものありますけど・・・
恋愛要素は薄くて、最後は友情らしいのですが。
もういいです、割り切ります。こなたとかがみがイチャイチャしてくれればいいですw
681名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 20:50:34 ID:63updN/c
「恋愛ゲーム的フラグ」とか含みのある書き方してるあたりシナリオにメタ的な要素がありそうだね。
百合的にはどうかしらんが、金八みたいに意外な名作だったら嬉しいな。
682名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 20:54:54 ID:5Cp+co3Z
ファミ痛が誤報した発言してるが吹いたわwwwwwww
ttp://www.vridge.co.jp/homepage/contents/products/lucky_ps2/snap.html
683名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 20:59:28 ID:7433XBe2
あああああ!
明日センターだよちくしょう
かがこなTA、こなかがUBとかなら満点取れる自信あるのに…!(錯乱)
無事に帰って来れたらまた駄文書かせて下さい…
684名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 21:01:57 ID:FBTLM5aR
結局なんなんだwww
やってみれば解るってことか
685名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 21:06:36 ID:LtcgEqk1
>>682
ちゃんとネタにしてるところがさすがと言うか上手いw

>>683
頑張れ。俺もガンダムが試験科目なら…とか思ってたな
6866-774 :2008/01/18(金) 21:23:47 ID:WsYYBU0d
明日がセンターでしたね、思い切り朝に‘今日’とか、書いちゃいましたがw
PS2版、発売が近いだけに色々情報が出てきてるみたいで、こなかが要素どうだろうな……。
期待半、不安半といった所ですかね。

前に、書くと言っていたss、雰囲気的にそろそろ書いてもいいかなと思うのですが、
容量的にもこのスレでは無理っぽいので、避難所に上げて置きます。
明日がセンターなだけに見れる状態の人は少なそうな感じですが、私からのセンター応援メッセージだと思っていただけたら幸いです。
6876-774 :2008/01/18(金) 21:38:19 ID:WsYYBU0d
さて、避難所の方にss置いてきました。
タイトルは「1月10日」 もっと気の利いたのが出来ればよかったのですが……

今回の反省。
実は今回のは何回か書き直しているのですが、何回やっても、何回やっても、みゆきさんがボケないよ。
あのみゆきさん何回書いても黒いよ。
後ろに回して背景にしてもいずれは前に出てくる。
天然な設定用意しても、つかさがいるから意味が無い!
ってな所です。
ちなみに、センターを意味もなく全科目受験した馬鹿は私です。
取りあえずこなかが要素足りないかと思い、帰り道を追加したのですがいかがだったでしょうか?

http://jbbs.livedoor.jp/anime/6076/
688名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 21:58:31 ID:9XSe46ZA
>>687
おお、GJです ! みゆきさんは恋のキューピットって感じかな? もどかしい二人の距離がいい感じです
でも、こなたどうするんだろ? 原作でも将来かがみに寄りかかるつもりっぽい描写があったけどw
もうこれは、将来かがみの嫁に永久就職しかないw

>>678
本当に、ゆ〜のすさん大丈夫なんでしょうか・・・。漫画家の人が体調を崩す話はよく聞きますが、心配
です
心配といえば、最近4-248さんのイラストを見かけないですね。スランプ脱出宣言をされていたからそろ
そろ再始動されるかと期待していたのですが・・・。もう引退されてしまったのでしょうか? まだこのスレを
覗いてますか?
689名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 22:25:21 ID:m57LSOLv
http://www.famitsu.com/game/news/1213095_1124.html

ファミ通が全面降伏してる件
まぁ、このスレ的に重要なのはこなかがルートがあるかどうかなんだけど…
690名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 22:36:55 ID:XzzzfcIh
かがみ「進路か……たしかに高校生活も折り返しだもんね」
こなた「でもかがみはまだ大して先のコト考えてないんでしょ?」
かがみ「は? 何でよ失礼ね」
こなた「だって 私 と同じ組になりたくて文系選んだくらいだもんね?」
かがみ「!? つかさーっ! しゃべったなーっ!?」
つかさ「え? 私そんなことしゃべってないよ?」
かがみ「へ?」
つかさ「というか、そもそもお姉ちゃんからそんな話聞いてないけど……」
かがみ「え?……え?」
こなた「……冗談で言っただけだったのに、まさか本当だったとは……(=ω=.;」
かがみ「……え?」
こなた「でも大丈夫。クラスは別でも、私達はずっと一緒だョ、かがみん♪」
かがみ「……あ、あ……ああああああああああああああああ」


691名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 22:46:16 ID:UG0Io9d8
>>687
GJ!試験前に二人をくっつけようとするとは、みゆきさん悪魔ですなw
帰り道のシーンすごく良かったです。
そんな場面に出くわしてしまったらニヤニヤしながら遠くから見守っちゃうよ。
E缶は最後までry

>>690
あるある
かがみはクールなつもりで墓穴堀りまくってそうだよな。
692名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 22:50:20 ID:3r29KV6q
ゲームどうなるんだろうね
DX版のパッケージとかありがとうと思う反面変に釣るなよと思ったり
正直な所21話の蜂屋レベルでもダメージ受けたクチだから
百合があるかもしれんとはいえギャルゲーベースだし、中途半端にされてるのも複雑ではある
693名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 23:06:10 ID:y56aDug/
>>692
らきすたのゲームを精神的に安全に行う方法。

別の世界のこなた(orかがみ)がかがみ(orこなた)を想うあまり男の子に生まれ変わって主人公の座をゲットしますた。

そう思い込むべし。
694名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 23:15:52 ID:vH6SMJLF
そろそろ次スレの時期じゃないか?
695名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 23:17:04 ID:LtcgEqk1
>>687
GJ!一手また一手と布石を打つみゆきさんがいいなw

>>690
これは良い鎌かけですね。
696名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 23:18:50 ID:3r29KV6q
>>693
まぁ、そうしたりするか、どっかで割り切るしかないよね
公式に文句は言えないしな・・・
同人やらスレやらで創作してくれる職人達には感謝してるよ
697名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 23:35:22 ID:7jR3q+QU
まぁゲーム業界の流行みたいなもんだからね。
過去に何回も好きな作品が意味も無くギャルゲーにされてるから、今回のも仕方ないと思うわ。

このスレでゲーム作製話が出てるけどそっちはマジで頑張って欲しいね。
6984-248:2008/01/18(金) 23:42:53 ID:r4AQbeie
>>688
気にかけてくださっている方がいるとは…!
心配おかけして申し訳ありません><
このスレにはもう完成した作品しか投下しないようにしよう!と決意し
現在進行形で絵を描いている状態です^^
できれば今日投下しようと思っていますのでその際はよろしくお願いします
699名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 23:46:43 ID:k2S9sgUQ
こなたなら今かがみの隣で寝てるよ
700名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 23:50:44 ID:Kz+32hDF
個人的に萌えドリルは結構楽しませてもらったけど、今度のはどうだろうねえ
701名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 23:59:02 ID:TI5tEjk/
Pixivで>>661の人と4-248氏と2-716氏と他にもいろいろここにいる絵師を見つけてほくほくしてきました。
案外見つかるもんだね。
702名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 00:05:46 ID:qssmX6/s
>>699
世はすべて事もなし、だな。


次スレ建て挑戦してくる。
703702:2008/01/19(土) 00:08:55 ID:qssmX6/s
ごめん駄目だった、ホスト規制かかってたよ…
他の人お願いします。
704名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 00:21:33 ID:DZuLNVJW
>>697
こなたが仲間達を手足のように操り、かがみんの
親しい←→寂しい度や積極的←→奥手度を調整しつつ
理想的なシチュエーションでの告白を目指す戦略SLG。

かがみの現在ステータスは何故かこなたが一瞬で受信する。
705名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 00:26:18 ID:ZYa8MMfM
>>703
それでは自分めが次スレ立ていてきます
706名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 00:26:31 ID:z70sYYEJ
次スレ

【らき☆すた】こなた×かがみPart12【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1200669793/
707名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 00:30:14 ID:4kRo/Wlg
>>689
幾らファミ通が適当とはいえあの文章見る限りちゃんとクリアしてそうだったがなぁ
それとも編集部が最終シナリオと思っただけで先があったとか?
個人的には恋愛要素が薄いと売り上げに響くから隠蔽とかだったら嬉しいんだが
708名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 00:39:40 ID:P1/yxVFv
え、あれって全部打ち合わせしてのネタじゃないの?
709名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 00:53:12 ID:3K/G6ywk
プロレスでいうアングルだと思うぜ。
710名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 00:53:13 ID:Ci3IiTvs
>>678
いちごさいずの委託きましたよ
今日の出庫リストには載ってないので明日出庫かな

いちごさいず「HOME SWEET HOME」(18禁)
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/14/31/040010143173.html
いちごさいず「HAPPY DANCE DANCE」(18禁)
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/14/31/040010143174.html
711名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 01:48:44 ID:Xk9NcEiW
次スレ乙


ところで
かがみなら寝るときはちゃんとこなたに腕枕するよな?
712名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 01:52:51 ID:Yls+YAwH
お腹枕でOK
713名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 02:02:06 ID:J8r4X0FR
「かがみのお腹。丁度いい弾力だね」
「……何が言いたい」
714名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 02:23:05 ID:z70sYYEJ
>>712-713
「でも起きたらいつの間にか私が抱き枕にされてるんだよ」
「ちょっ、おまっ///」
715名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 04:46:40 ID:gjEle9R7
>>687
GJ!みゆきさんの次なる策は別の場所での勉強会ですか。
普段と違う環境がどう変化をもたらすか楽しみですわ

>>701
自分も4-248氏を筆頭にいろいろ絵師様見つけて嬉しさ万倍。
でも2-716氏は見つけられてないなぁ…それらしき絵が見当たらない…
検索ワードだけでも教えてくれませんか。

>>710
おぉ!マジだ!ありがとう!!
即注文!!
716名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 13:09:51 ID:J8r4X0FR
>>701
あの人描く絵のジャンルが幅広いうえに、ものによって絵柄も変えたり頭身変えたりするから
俺もここで投下されたものと同じ絵を見つけるまで気がつかなかった

取り敢えずたどり着く方法としては、ここで投下された某氏の鏡開きの絵をブックーマークしていて
サザエさんの夫を描いてる人を探せばいいと思う。
たぶん1人しかいないが

そして俺は今、Pixivでゆーのすさんまで見つけたよ
思わず飛び上がった。


ちょっとスレチだったけど
新スレも立ってるので許してくれ(´・ω・`)
717716:2008/01/19(土) 13:11:34 ID:J8r4X0FR
間違った
>>716>>701じゃなくて>>715に対するコメントね
718名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 13:30:00 ID:bdtuevn+
雑談埋めついでに質問。
新スレ立ったときの
「さぁ〜始まるザマスよ!」
ってやつ無くなったの?
719名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 13:35:04 ID:v5fzr0al
>>718
無くなったと言うより今回はやらかっただけじゃないのかな?
あれすごい好きだから次のスレ立ったときは先陣切ってやるよw
720名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 13:37:17 ID:J8r4X0FR
じゃあこっちでやろう


さぁ、埋めるザマスよ!
721名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 13:40:15 ID:AGPBxZWu
埋めるでがんす
722名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 13:42:46 ID:gjEle9R7
>>717
ありがとう!おかげで見つかったよ。感謝!
723名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 14:14:50 ID:BstUrqj3
ふんが〜
724名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 14:38:49 ID:oxX/Y9u6
まともに埋めなさいよ!
725名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 15:30:48 ID:B+R4XVii
あ〜いま〜い
726名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 16:18:16 ID:MT01uypT
うめえええええ
727名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 16:36:22 ID:wVgoYeyX
@1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/18(水) 20:58:43 ID:moUH6NI+
こなたとかがみの百合っぽさに萌えるスレ
A1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/07(金) 11:39:57 ID:VQfNp7f6
なんだか百合っぽいこなたとかがみに萌えるスレ
B1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 08:28:36 ID:gcDTbqgc
こなたとかがみによる百合っぽさに萌えるスレ
C1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/08(月) 23:48:15 ID:9hdmsIEy
こなたとかがみの百合っぽさに全力且つまったりと萌えるスレ
D1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/23(火) 16:55:26 ID:flbwh8H6
こなたとかがみの百合っぽさに全力且つまったりと萌えるスレ
E1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 00:24:51 ID:gQ+DXbau
こなたとかがみの百合っぽさに全力で萌えるスレです。
F1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/15(木) 23:16:25 ID:HeOEihaW
こなたとかがみの百合っぽさに全力で萌えるスレです。
不器用な二人を暖かく応援してあげて下さい。
G1 :名無しさん@自治スレでローカルルール変更議論中:2007/11/27(火) 23:20:51 ID:HZQdJ4ig
なんだかんだで百合っぽいこなたとかがみに全力且つマッタリと萌えるスレです。
H :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/19(水) 00:19:39 ID:dI2sOtUa(5)
百合っぽいこなたとかがみに全力且つマッタリと萌えるスレです。
I1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 18:45:02 ID:LF8NsAwh
百合っぽいこなたとかがみに全力且つマッタリと萌えるも10スレ目です。
J1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 00:53:20 ID:9EbK0Cch
百合っぽいこなたとかがみのSSや雑談にぬる〜くマッタリと萌えるスレです。
K1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 00:23:13 ID:uoM5mrZq
百合っぽいこなたとかがみの二人にゆる〜くマッタリと萌えるスレです
728名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 17:11:34 ID:bkUcZPro
みなさんこんにちは(=ω=・)

組曲「らき☆すた動画」MAD
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2053794の

13:20の画像の詳細知ってる人いませんか?
こなたの方は持ってるんですがかがみんのが見つからなくて(;ω;・)
729名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 17:16:27 ID:B+R4XVii
>>728
そんなの私が教えて欲しいくらいですw
730名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 17:30:41 ID:bkUcZPro
>>729
あのこなた×かがみが綺麗過ぎて泣けます〜(;ω;・)
731名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 19:38:05 ID:75C/Afd9
732名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 03:17:40 ID:V9UZ7ap1
>>731
うわーーーーーキタ━(゚∀゚)━!!
ありがとうございます。かがみん綺麗(≡ω≡.)
733名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 03:32:55 ID:L2Q8ruXm
(=ω=.)「まだかな〜? この埋まるまでの間が微妙に長く感じたりするんだよね〜」
734名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 03:55:42 ID:aRC8xHib
こなた「まだ5kb残ってるねかがみ」
かがみ「kb……こなた美味……」
こなた「……おや? ダンボールが必要かな?」
735名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 10:16:46 ID:ksHBBy84
本屋にて
              (⌒)
              (こ○こ)       ,-、
              (___)       てOう
                 _      ‘ー’   (⌒)
.        ,-、       //⌒   /     (こ○こ)
       てOう      〈.::.{  __, ベ.ー-<   ‘ーヘ_ノ
       ‘ー’      ,ゝ'´.::.::.::.::.::|.::.::.::.::`丶、     あの新刊もう置いてるかな〜っと
              / :.::.::.::.::.::.::.::j.::.::.::.:: く
          {ヽ   ,'.:/.::.::⌒/|.::.::ハ⌒.::.::.:ヽ ハ
          ∨\_ {/.::.::/:./ |::/ ヽ\.::.::|.::V }  むっ!あそこにいるのはかがみん!
.          / / ∨イ.::/≡≡l/  ≡= ハ.:.|ヽ「∨  そっと近づいて驚かしちゃおw
            ヽ_{     |.:ハ:::::: 、_,、_, ::・{:.W ∨
             \.  |ヘ.::.:l、 _(_ ノ_ イ.::|  /
          /.::.\ ヽ::|   ∨{  / |.:/ .xく
          /:/.::./\ ヾ\ 「] /| ノ'/.::.::l    
        /.::./.::./.::.::.: _}   |lヽV/ l|r'´.::.::l.::.|
          l_;斗-く :.::.::. 〈 j   >ω<.| :.::.:: l.::.|    そ〜〜…
         V`ーく¨ヽ.::j≧ヘ  /  ∧ }| :.::.:: l.::.|
          /.::.::.∧/∨l|  Y_/  レく :/l.:|l:ノ
.        |.::/l.::ヽ_,,斗‐'´/ 了丁 //  リ
736名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 10:17:26 ID:ksHBBy84
               __       かーがみっ! 何の本みてるの?
             /;'⌒ヾ           ____
               /::/            /´       `丶、
            {.::{  _____/ヽ /            \
              >'´::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::ヽ― 、   /´ ̄`ヽ、_  \\   )))
           /::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::|::.::.::.`<,-――一ァヘ>‐ヘヽ)_
           /::.::/::.::.::./::.::.::.::.::./::.:/::.:: |::.::.\:::::ヽ:::/⌒{xヘ{ : : :  ̄ `丶        
         /::.::.::.:l::.::.//::.::.::.::/_,斗∧::.::.:ト、:ヽ::.\ :::/: : /::::::::::〉: : : : : : : : : \       
        ,' .:.:.:.:. |/.:./::.::.::.::/´/.::/  ',.:: 「`l 、:\::∨ /:;  -‐┴――-: : : : : : :\
         i.:.:.:.::.:/.:.:.:./::.::.::.::/l.:/|:/   |.:: l |∧.:/∨く:/: : : : : : __: : : : : : : : : : : :ヽ     
         |.:.:.:.:/: イ:,'::.::.::. / j/ ' _   |.::/ |.::W: : :∠xニ>'´: : : : :人: : : : : : : : : : : :',     
        ∨.::j/.::∨::.::.:,.ヘ -三三  j/ 三∨: : : :/7'´: : : : : : : :(_ ::): : : : : : : : : : : }
         j.::.::.: r-|.::.::/.:: ヘ   ::::::  、_,、ィ ::: 八__{__/: : : : : : : : : :-――――- : : : : \   
        /.::.::.: {i^レヘ{.::.::.::.:\    ( ノ イ   `ヾヽ -‐=Z._____/: : : _: : -― : : :/
          /.::.::.::.::/ ̄ ̄>'´ ̄`ヽ  _/       Vハ  i⌒ヽヾ /{ ̄ ¨フ: : : : /:.∧
       /.::.::.::/  /       ヽ‐/            Vハ ヽ:::ノ ∨八_,/ -―ァ: :/:.ハ 
.      /.::.::.:/  /         Y           VY(ヽ   \∠{イ、  // : : |: :| 
     /.::.::.:/   /            l|           \   j | Z,ノ  \、  (,∠/: :/: :.:.|: :|
.    /.::.::.:/  r'´          jj          \/>く__f::斗<| / : : /!.: : /∨
    /.::.::. /==ヘ          〃               `く/∧   |`'' : : l| /: : ://: :./

<こ、こなた?!

<おぉっ、それは手作りチョコレートの作り方?!
もしやかがみん、バレンタインデーに備えて今からお勉強してるのかな?かな?

<ちちち違うわよっ。たまたま通りかかって目に入ったから見てただけで…。

<まーそう隠さなくたっていいから。むふふ、影で努力してるかがみ萌え。

<う、うるさい。誰もあんたにチョコあげるなんて言ってないわよ。

<ふーん。ま、バレンタイン当日を楽しみにしてるよ〜
737名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 21:32:19 ID:3QjKp/6g
test
738名無しさん@お腹いっぱい。
                .. ≧ー‐: : : : : :/ : : : : : : : : : : : :>、
           イ: : : : : : : : : : : : : | : : : : : : : : : : : : : : : \
.         /: : : / : : : : : : : :/: │: : : : : : : : : : : : : : : : : \
      /: , -/ : : : : /: : : :/ : : ,|: :|: : : : : :| : : : : ヽ : : : : : :ヽ
      /: //: : :/: : :/: : : ,イ: : :/ |: :|: : : : : :| : : : : : :', : : : : |_ 」__
    /: / .': : : :/ : : /.: : :/ |: : イ |: :|', : : : : | : : : : : : ',ニ/⌒ヽ.:.:>、
.   //  /: : : :/: : : .': \/ |: /:|  ',: ',ヽ: : : :|', : : : : : : ',/ ̄.:ヽ}___.:.:.:.\
  /    /: : : :/|: : : :|: : :/\.|/ |   v ', \斗―: : : : : :|.:.:.:.:.:.:.\:ヽ.:.:.:.:|
      |: : : /.:.|: : : :|: :f≧x、ヽ |   ヽ{ /ヽ| ', : : : : : |.:.:.:.:.:.:.:.:.:| :|.:.:.:.:|
      |: : ∧.:.|: : : :|: :|! {rイ心  、__ /x≦云示ア/⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.:.| :|.:.:.:.:|
      |: :/ ヽ!: : : :!:ハ Y::::j}    〃frイ:::::::::/'      }.:.:.:.:.:.:.:| :|.:.:.:/
      |:/    V: : :|{: :ハ ヽzソ        vトーイ/      /.:.:.:.:.:.:.:.:| :|ー '
      |{r=≠ニヘ : ∧/ {.:.:.:.:.  、     ヽzxV     /____」 :|
        }    |V : : :个 、   f⌒ヽ  .:.:.:.{      ′: : : :/ : : : |
        { \ー‐|: : : : : |: /「 >- 、___ノ__ ... -',    {: : : :/: : : : │
        |  `ー|: : : : : |/ :| | |  ヽ x-- 、/ }    |: /:}: : : : : : |
       ヽ.ヽ、 ヘ : : : :∧/| | . >ー{   ヽ/ ̄ ̄ ̄ヽ. |: : : : : :│
         {ヽ.__ム: : : {-ヘ ー ' {.:.:.:.:.:.>、   {       ',ヽ: : : : : |
        ヽ.ー―ヘ: : :|-/ヽ   〉ーく /ヽ  ヽ/⌒    | ',: : : : |
         }ー―ヘ : |/ ,/ /.:.:.:.:.:| {: : :}  {        }ヽ.} : : : |


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【らき☆すた】こなた×かがみPart12【こなかが】
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