【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その73

アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の超ヒロインにしてＳＯＳ団団長！　あたし涼宮ハルヒについて語りあうスレよ！
じゃんじゃん語りなさい！　過疎になんかさせたら許さないんだからねっ！
ただし【荒し】【荒しに反応する人】はダメ！　もし見かけたら生暖かく見守るとよいでしょう。
SS、あたしとキョンのカップリングネタは、名前欄に「SS」「ハルキョン」と書くように…。
あたしが恥ずかし……くは別にないけど、部室のPCのNGワードに入れといてあげるから。

次スレは970が立てること。スレの進み具合によってはスレ立てが早まることもありうるから、臨機応変に対応しなさいよ！


前スレ
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その72
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1197098902/


ハルヒスレＳＳまとめ Wiki
http://wikiwiki.jp/haruhi/

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やれやれ……皆聞いてくれ、団長命令だ。
最近、荒らしのような発言をする奴が目立つが、そういうのはまず下記リンク先に目を通せとのことらしい。
それが出来ない奴は王様で団長なハルヒのスルー対象にされちまうので、気をつけるように。

【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/(PC用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/comic/3935/(携帯用)


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:.;:.ヽ'. >　 ＞ヽ;:;:ヽ 　 ヽ;;;;=''"　　　　_,,ィ　 ／_=!:;:;/　 .l　　/　　　　　　　　優雅に、そして華麗にスルーしなさい
＼;:;:,＼へ!　　ヽ;:;.｀､､　　　　　　l￣ ヽｊ ,ｲ.!='' /;/ヽ､ /　 〈_/i　　　　　　　　じゃないとあたしを語らせてあげない
　 ヽ;:;:;.,＼　　　ヽ;::;:ヽﾐ'''ｰ- ,,,.＿`ｰ_'',/.//　 /:' 　 ）＾''､　 ｀ヾｆﾞ〉　　　　　あたしが王様なんだから
　　 ヽ;:;:,<¨ヽ､　　ヽｰ-≧ﾆェｪ‐-=,,＿ // 　 ' 　／/ i　 ｀''､ｰ-'　　　　　　　王様の言うことは絶対っっなんだからねっ♪
　　　 ）:;:;:;.ヽ　＼　 Y＾ヽ　　　￣'''ー--'　　　イ　/　ﾉ　 　 ヽ

>>1
乙です。

新スレが立ったのを良い事に>1乙するのも良いかな等と血迷った俺を誰が責められよう。

名前欄逆だぞｗｗｗ
なにはともあれ>>1乙

ハルにゃんカッコいい
キョン・・・おえぇぷ・・・・・

>>1
乙
しかし名前欄は余計だろw

>>1
乙！

>>1
乙かれさま

「なんてこった」
吐いたセリフが白い息となって散っていく。


俺は>>1乙をしたかった。

>>1乙
今日はもう寝る、おやすみハルヒ
さようなら

>>1乙としかいいよがないね

おいハルヒ、お前、なんて>>1乙してやがる

もう皆寝たかな？
ちと長くなったんで今のうちに今のうちにSS投下。
6レス使用します。

途中なんの断りも無く視点変わるけど気にしないでくれ。

支援

高校2年の春。世界が分裂したり分断されたりひっくり返ったりと、
宇宙的未来的超能力的イベントの集大成とも言えるあの大騒動以来
ハルヒに大きな変化が起こっていた。

とはいえ、涼宮ハルヒはあくまでも涼宮ハルヒであり、
相変わらずSOS団なる学内未公認団体を引き回し好き勝手に振舞ったり
100Wの笑顔を振り撒いていたと思ったら突然どーでも良い事で拗ねたりと
外見上は全く変化の無く、今まで通りなんら変わりなく日常を過ごしていた。
それはそれで、ドタバタに巻き込まれつつも充実した高校生活だった訳だが、
それはあくまでも外見上のことであり、内面では…恐らく本人も気付いていないだろうが
SOS団の根幹を揺るがしかねない大きな変化が起こっていたのである。

ハルヒの例の変態的能力はあれ以来すっかり影を潜めていたのだ。

古泉もあれ以来例のバイトが無くなったと言っていたし、
新たな時間振動も情報フレアも観測されていないらしい。

外見上では今までとなんら変わらない生活を送っていたSOS団の面々だったが、
俺の知らない裏側では、ハルヒの能力は無くなったのか隠れただけなのか。
宇宙人、未来人、超能力者それぞれの勢力がそれぞれの能力を最大限注ぎ込んで
あらゆる角度からその命題について調査をしていた…らしい。

「らしい」と伝聞情報でしか言えないのは俺は何の特殊属性も持たない平凡な一男子高校生だからであり、
ハルヒの特殊能力云々などと言う事は相応の組織なり勢力なりに任せて置けばいいのだ。

とはいえ、所詮人類である未来人と超能力者に
人知を超越した能力の分析などできるわけもなく、結論は保留。
規模こそ縮小されるものの監視は継続する。という事で落ち着いたようだ。

しかし、それで落ち着かなかった勢力が一つだけあった。
唯一人類に属していない勢力。宇宙人だ。

彼らの出した結論は「ハルヒの能力の消失」だった。

それが何を意味するのか、考えることを俺は拒否していた。
そんな俺たちに非情な現実が突き付けられたのは高校３年の夏のことだった。

長門から告げられたその事実は俺たちにとって到底受け入れることが出来ないものだった。
受け入れることは出来ないが、どうする事も出来ない。
俺はそんなジレンマを抱え、己の無力さを痛感していた。

ある程度事情を知っている俺たちでも受け入れ難い事実を
何の事情も知らないあいつに受け入れることが出来るんだろうか…
断言できる。まず無理だ。でも黙っているわけにもいかない。

長門はハルヒにも自分から言うと言っていたが
俺が最初にハルヒに伝える事にした。
何故かは分からない。だが、そうするべきだと思ったんだ。




2学期が始まってすぐのある日。その日はやってきた…

>>1乙！

有希が来年の４月で居なくなる。

キョンからそう言われたのは夏休みも終わった9月の始め頃だった。
相変わらず笑えない冗談を言う奴。最初はそう思った。でも冗談じゃなかった。
あいつなりにあたしに言う前に色々考えて悩んでいたに違いない。
でも、その時のあたしにそんな事を気遣う余裕は無かった。

「あんた、何で有希が居なくなるって言うのに何で何もしないのよ！居なくなっても良いの？」
「良いわけねぇだろ！でも長門が自分で悩んだ末に決めたことだ！仕方ねぇんだよ！」
「SOS団の一員が欠けるなんて絶対認めない！」
「勝手にしろ！俺は知らん！」

教室を飛び出したあたしは古泉君の所に向かった。彼ならきっと力になってくれる。そう思った。
でも違った。古泉君の答えははキョンと同じだった。「彼女の決意を尊重します」と。
大学に通っているみくるちゃんに電話しても同じ答え。
皆有希が居なくなって良いなんて思ってないのは声で分かった。
じゃぁ何で何もしないの？何もしないで後悔するのは絶対に嫌。
皆が協力してくれないならあたし一人で何とかする！

このままじゃSOS団がバラバラになる。でも自分を止める事は出来なかった。
実際SOS団は分解寸前だった。このままじゃ有希もSOS団もみんな失っちゃうかもしれない。
そんな時、あたしは有希に呼ばれた。何度も訪れた有希のマンション。

あたしは必死に有希を説得しようとした。でも有希の決意は固かった。
有希は申し訳なさそうに皆に辛い思いをさせることを詫びていた。
皆辛い思いをしてそれでも有希の決断を受け入れたんだ。あたし一人の我侭で迷惑をかけちゃいけない。
申し訳ない思い、それでもやっぱり有希とは離れたくないという思い。
色んな感情が交錯してあたしは有希にすがり付いて泣いた。どれだけの時間そうしていただろう。
有希はあたしを抱きしめながら「あなたには最後まで笑顔で居て欲しい」と言った。
文芸部の部室を奪う形で始まったSOS団。有希も勝手に団員扱いしていたあたし。
どこかで有希は嫌がっていたんじゃないかと思うこともあった。有希はそれは違うと言ってくれた。
色々なことがあったSOS団の活動一つ一つが自分にとってかけがえの無いものになっている。
そんなSOS団が自分のせいでバラバラになるのは見たくない。最後まであなたはあなたで居て欲しい…と。

あたしの勝手な思い込みじゃなかった。有希もあたしのことを親友と思ってくれていた。
それが嬉しかった。泣き尽くしたと思っていた涙がまた溢れそうになるのを必死で抑えた。
そして、あたしは有希に宣言した。
「これからの半年はSOS団は毎日営業よ！有希がSOS団に何の未練も残さないように
今まで以上に色んな事をやり尽くすわ。そして皆笑顔で有希を送り出してあげる！」

有希と別れたあたしはすぐにキョンを呼び出した。いつもの喫茶店。
そこであたしはこれから半年の間にするべき事を一気に話した。
有希との思い出作り、キョンの受験勉強、SOS団の集大成。思いつく限りの事を…。
キョンは腕を組んで俯いたまま黙ってあたしの話を聞いていた。
そういえばキョンとは「勝手にしろ！」と言われてからろくに口も聞いていなかった。
あたしはまた他人の都合も考えずに自分だけ突っ走っちゃっていたのかも知れない。
まずはキョンに謝らなきゃいけないのに…どうするべきか皆で考えないといけないのに…
また「勝手にしろ」と突き放されたらどうしよう。
キョンは黙ってしばらく何かを考えていた。そして…

「お前の好きにしろ」

返ってきた言葉は予想していた中で最悪の言葉だった…でも、その言葉はとても優しい響きだった。

「奇遇だな。俺もお前と同じ事を考えていたところだ。お前の思うとおり好きにやったらいい。」

キョンもこれから皆で思い残すことが無いように、有希を笑顔で送り出せるように色々考えていた。
そうと決まれば即行動よ。あたしはキョンの手を引いて走り出した。

…それからの半年間、SOS団の皆は必死に走り続けた。有希を笑顔で送り出す為に…。

そして、今日は3月31日。全力で走り続けて来たこの半年も今日で終わる。
朝起きたあたしは布団の上で夜に見た夢を思い出していた。
何年ぶりだろう、今日までそんな夢を見たことさえ忘れていた夢。

あれは…小6の終わりごろ、まだ冬の寒い日だったと思う。
秋に家族で見に行った野球、そこで自分がいかにちっぽけな存在か思い知ったあたしは、
平凡じゃない面白い人生を送っているであろう人が自分じゃないことに苛立ち
それでもどうする事もできない自分に怒りにも似た感情を抱いていた。
苛立ち、葛藤、焦り、秋から冬にかけてあたしはずっとそんな感情を溜め込んでいた。

冬のある日、今まで溜め込んでいたそんな感情が朝起きたらすっかり消え失せていた。
それだけじゃない。色んな感情があたしの中から消えていた。自分の中身が空っぽになったような感覚。
自分は今生きているのか死んでいるのかさえどうでも良いことのように思えていた。
そんなある日に見た夢だ。

冬の寒い夜。あたしは一人で灰色の住宅街を歩いていた。
暖かそうな家の明かりも、楽しそうに肩を寄せて歩くカップルも、どこか遠くの世界の出来事のよう。
あたしはこの世界の人間じゃない。確かにちょっと前まであたしはそこの住人だった。
でも今は違う…何故？あたしは誰？自分の名前さえ思い出せない。
道を歩く人も、通る車もあたしなんかそこに存在しないかのように通り過ぎていく。
…あぁ、あたしは幽霊なんだ。だから名前も無いし皆あたしが見えないんだ。
それ以上は何も考えられなかった。どうでも良いことだったから。

そんな時、一人の女の人に出会った。彼女にはあたしが見えているようだった。
「・・・あなたは誰？」
彼女の問いかけに、今のあたしに名前なんて無い。名前も無い幽霊。そう答えた。
「あんたは誰なの？」
彼女は何も答えなかった。冷たい目であたしを見ているだけだ。
どこか寂しげな佇まい。きっと、この人もあたしと同じ名前も無い幽霊なんだ。

そこで何を話したのかはよく覚えていない。どこへ行くの？とか、あたしはどこへ行きたいとか
そんな他愛も無いことを喋った気がする。
ほとんどあたしが一方的に喋って彼女はたまに相槌を打つか否定するか、そんな返事を返すだけ。
本当にあたしの話が聞こえてるのか、聞いているのかさえ分からなかったけど、
あたしにはそれで十分だった。あたしを見てくれる人がいる。そんな気がしたから。

「あんた名前は？何ていうの？」
「・・・ユキ」

初めて相槌以外の答えが返ってきた。

「ユキって言うんだ。ちゃんと名前あるんなら、あんたは幽霊じゃないわね。」
「・・・そう。」
「あたしは…ハルヒ。涼宮ハルヒ。じゃぁ、またね！」

彼女のお陰であたしは自分の名前を思い出した。あたしは幽霊じゃなく「涼宮ハルヒ」になった。
今まで灰色だった世界は色を取り戻した。あたしは戻ってきたんだ。色のある世界に。
空を見上げると色の無い真っ黒な空から白い雪が静かに降り注いでいた・・・。

「ユキ…」
あの時の夢に出てきた女の子、あれは有希だったんだ。
この夢…高校一年の終わりに作った文芸部の機関紙に有希が書いた小説の内容に似ている。
細かいところが違うけどほとんど同じだ。あの「幽霊の少女」はあたし？
偶然…違う。きっとこれは運命だったんだ。

たまたま空いていた部室にいた無口な文芸部員でしかなかった彼女。
その後、あたしにとって最高の親友になる長門有希。
その出会いはあの頃から決まっていたんだ。
そう思うととても嬉しくなった。同時に寂しくもあった。
なんでもっと早く思い出せなかったんだろう…何で今頃になって…

今日までの半年間、有希の願い通りあたしはあたし。
SOS団団長、涼宮ハルヒとして皆を引っ張ってきたつもり。
それも今日で一旦終わり。今日の有希の送別会が終わったらSOS団は活動を休止する。
SOS団は5人揃って初めてSOS団だから。一人でも欠けるならそれはSOS団じゃない。
でも「解散」はしない。いつでも有希が帰ってきたら再開できるように。

この半年色んな事をやった。いつもその中心には有希が居た。
一人離れた有希が寂しがってすぐに帰って来たいと思う位
楽しい思い出を沢山作れたと胸を張って言うことが出来る。
だから最後も楽しく、笑顔で過ごすこと。笑顔で有希を送り出すこと。
それが、最後の団長命令。

場所は有希のマンション。パーティーは皆で楽しんだ。鍋を食べたりゲームしたり。
楽しい時間が過ぎるのは早い。気がついたらもう夜10時を過ぎていた。
いっそこのままパーティーが終わらなければ…そういう考えも頭をよぎる。
笑顔で有希を送り出す。そう決めた。決めたはずだったけど、
いざその時が迫ると決心が揺らぎそうになる。
きっと皆も同じ心境なんだ。この楽しい時間を終わらせたくない。
でももうすぐ終わらせなきゃいけない。じゃあ誰が終わらせる？
それはあたしの仕事だ。団長としての責任。でも、もう少しだけ…。

「涼宮さん。夜も更けてきた事ですし、そろそろ…」

古泉君が申し訳なさそうに口を開いた。
本当ならその言葉はあたしが言わなきゃいけなかった言葉だ。

「それじゃ、最後に団長から長門に何か一言あるか？」

そんなあたしの心境を見越したようにキョンが言った。
最後に有希を送り出す言葉をかける。団長のあたしがやるのが当然の事。
最後に一言…ここまで頑張ってきた皆の為にも最後まで笑顔で終わらせるんだ。

お疲れ様。ありがとう。楽しかったよ。
ありきたりの感謝の言葉しか出てこない。いつものあたしならもっと色々言えるのに…。

「有希やSOS団の皆と過ごした３年間はホント楽しい毎日だったわ。
みんなと離れてもSOS団の仲間であることは一生変わりないんだから、有希も元気で…」

あたしがこの言葉を終えたら本当に有希が居なくなっちゃうんだ。

そう思うと突然それ以上声が出なくなった。声が出ない代わりに出てくるのは…涙。
駄目！最後まで笑顔で送り出すって決めたんだから。有希との約束…
これ以上泣いちゃ駄目…顔を上げて…有希の顔を見て団長としてちゃんと勤めを果たさなきゃ…

視界が歪んで有希の顔を直視できない。
涙を拭って深呼吸して、最後の言葉をかけるためにもう一度有希の顔をみた。

有希は優しい笑顔であたしを見つめていた。「あなたも笑って」と言っているように。

初めて見る有希の笑顔だった。有希もこんな顔で笑えるんだ…
「・・・有希！」
やっぱり駄目。離れたくないよ！…あたしがこんな態度を取ったいけない。泣いちゃいけない。
でももう感情を抑えることが出来なかった。あたしは有希の胸に飛び込んで声をあげて泣いた。
有希は優しくあたしの肩を抱いていてくれた。暖かい手。離したくない、でも…。

「…大丈夫。私はここに居る」

有希の言葉にハッとしてあたしは顔を上げた。
いつもの無表情な有希がそこにはいた。
でも、その顔はどこか暖かい表情を含んでいるような気がした。

--
「おい、ハルヒ。感動の抱擁はそれくらいにしてくれ、団員その１がまだ残ってるんだぞ。」

声をかけるのに多少のためらいはあったが仕方ない。
このまま放っておいたら朝までこのまま長門に抱きついて居そうだったからな。
ハルヒは俺の問いかけに一瞬驚いた顔をして、その後キョトンとした表情で辺りを見回し
最後に俺の顔に焦点を合わせると顔を真っ赤に変化させていった。

「うるさいわね！あんただって目赤くしてるじゃないの！」

俺はフンっと鼻を鳴らしてハルヒから視線を逸らせた。
まぁ、感極まって号泣するハルヒなんてそうそうお目にかかれるもんじゃないからな。
朝比奈さんなんて当事者のお前より号泣してるぞ。
…って何で古泉の胸で泣いている。そこは俺の胸に飛び込んでだなぁ。

「…マヌケ面。」

いつの間にかすっかりいつもの調子に戻ったハルヒがジトッとした目で俺を見ていた。

「あんたは3年間もSOS団の団員をやってるのにちっとも成長しないわね。
そんなんだから何時まで経っても雑用から出世できないのよ。この先が思いやられるわ。」
他のメンバーにはあらん限りの賞賛の言葉を送っておいて一番の苦労人たる俺にかける言葉はそれか？

古泉も相変わらずのニヤケ面で俺とハルヒを眺めてるし、朝比奈さんはようやく泣き止んだようだ。
長門もいつもの調子だ、北高SOS団は最初から最後までこの調子だったな。

などと多少の感慨に浸っている俺の目の前でハルヒが満開の笑顔に変化するのを俺は見逃さなかった。
今度は何をやらかすつもりだ？

「以上で北高SOS団解散式を終了します！今は…午後10時半ね。それじゃ、新生SOS団結成式は午前0時から始めるわ。
あたしとみくるちゃんは部屋を片付けて準備を始めるから、キョンと古泉君は買出しね。有希も買出し手伝ってくれる？」

すぐに始めるのかよ！ついさっきまで散々飲み食いして騒いだばかりだろうが。
明日の朝にでも始めればいいんじゃないのか？
それにどうせ同じ面子でまた毎日顔合わせるんだからわざわざ解散だの結成だのやる必要無いんじゃないか？

「何言ってるのよ！そういう区切りは大事にしないと駄目じゃない。いいからとっとと買出しに行く！」

ハルヒによって部屋の外に蹴り出された俺は、仕方なくまだ肌寒い夜の街を
宇宙人と超能力者を伴ってスーパーに向けて歩き出した。

「涼宮さんがあんなに感情をあらわにするなんて驚きでしたね。」
まぁな、俺も正直面食らったよ。この半年色々有ったからな。あいつも思う所があったんだろうよ。
でもすぐに元に戻ってあの調子だ。高校生活に名残惜しさでも感じていたんじゃないのか？

などと他愛も無い事を話しながら俺は何か心の中に引っかかるものを感じていた。

「何か腑に落ちない点がある、というような顔をされていますが、何を考えているのですか？」

そういう言い方をするって事はお前も何か思うところがありそうだな？とりあえず言ってみろ。

「この半年あまりの出来事についてです。あなたもご存知かもしれませんが、半年の間の出来事を思いつく限り話してみてください」

この半年か…色々ありすぎてもう訳が分からないな。
確か夏休み明けすぐに長門が消えちまうとかで大騒ぎして、思いで作りだーとかで散々色々なことをやり通した。
で、なんだかんだで結局長門も消滅を免れ、俺も無事に皆と同じ大学に進学が決定。そして今日に至る。
そんな所だな。細かいところまでは色々有りすぎていちいち覚えてない。お前だってそうだろ？

「確かに。色々やりましたからねぇ。でも僕が引っかかりを覚えているのはSOS団の活動についてじゃないんです。
消滅が決まっていた長門さんが何故それを免れここに居るのか、という事なんです。」

長門が消滅を免れた経緯…
夏休み明けに長門が居なくなる云々で大騒ぎして皆バラバラになりかけてだな。
結局笑顔で長門を送り出してやろうとなって…その後なんやかんやで消滅を回避してだ…ってさっきも同じ事言ったな。

「僕の認識も全く同じです。秋ごろまでの記憶では確かに長門さんはこの世から消滅するはずだった。
SOS団の一連の行動もそれを前提にしていたはずです。しかし現在の事実は違う。
長門さんは我々と共に進学することが決まっている。そして、消滅することが決まっていた事実は確かにあり
いつの間にか消滅を回避したという事実もあるにも関わらず、なぜそうなったかが分からない。
いくら色々あったとはいえ我々がそんな重要なことを忘れるなんて事があるでしょうか？」

『あるでしょうか？』なんて聞かれれば俺は『そんなことあるわけねぇ』と答えるだろうよ。
しかし現実では、長門は消えるはずだった。俺たちはその前提で行動していた。でも「何故か」そうじゃなくなってた。
お前は何かその辺のこと覚えてるか？長門。

「私の記憶も今の話と相違ない。しかし、昨日の時点で統合思念体に保存された私の記憶のバックアップデータには
確かに4月1日に私が消滅することが決定されていたという記録が残っている」

じゃぁ何があったって言うんだ？

「・・・20分ほど前に、小規模な時空改変が実行された」

ハルヒの能力は消滅したはずだろ？じゃぁ誰がそんな事を？

「時空改変の実行者は涼宮ハルヒであることは間違いない。しかし、詳細は不明。」

「消えたはずの涼宮さんの力が復活した、という訳ですか？」
神妙な顔をしていた古泉が口を挟んできた。

「復活したという表現は妥当ではない。能力は隠れていただけ。ただし、統合思念体にも観測できないほどの深層に強固に隠蔽されていた」
「そして、その隠れていた能力が再び表に出てきた。ということですね？」
「そう。しかし、現時点の彼女からは何の情報の流出も観測できない。今回の能力の出現は偶発的なものと思われる。
恐らくは、彼女の感情の爆発がトリガーになったものと思われるが現時点で詳細は不明。統合思念体は現在能力の隠蔽方法も含めて調査中」

二人で盛り上がってるところすまん。俺には全く何のことか分からん。
つまり、ハルヒの能力が消えたと思ったら消えてなくて、長門の親玉にも分からんようなところに隠されてるって事でいいのか？
「・・・そう。」
じゃぁお前はどうなるんだ、長門。
「統合思念体は涼宮ハルヒの能力について解析すべき事項がある以上、観察は続けるべきと判断している」
『続けるべき』って、どれくらい続けるんだ？
「彼女の能力がどのように隠蔽されていたかは現状では解析不能。新たな情報が観測され解析能力の進化が見込めるか
もしくは彼女の肉体が滅んだ後で残った情報を解析する必要があると思われる。私自身観測が長期に及ぶ可能性があるため
人類の平均的な経年による肉体の変化と寿命が設定される事になる」

つまり、今まで通りの付き合いが一生続くって事か。
操り人形の頭を支えていた糸がプツンと切れたようにコクリと長門がうなずく。

「僕の事もお忘れないようお願いしますよ」

古泉が横から口を挟んできた。長門が一生ハルヒの周りに居るって事は
この超能力者も同じなんだろう。まぁ、これも腐れ縁って奴だ。よろしく頼む。
「こちらこそ。これからも長い付き合いになりそうですが、よろしくお願いします。」

そういう訳だ。これからもよろしく頼むよ。長門。
俺が長門に向き直ると長門が俯いていた。
その様子を見て俺と古泉は驚いて互いに顔を見合わせ、同時に笑みがこぼれた。

「神経コントロールに異常が発生した。心拍数及び血圧の上昇と口角筋の緊張及びその他表情筋の弛緩を確認。問題ない。すぐに回復する」

長門、異常動作なんかじゃない。それは、笑顔って言うんだぜ。
俺の言葉に顔を上げ、一瞬驚いた表情を見せた長門はもう一度、はっきりとはにかんだような笑顔を見せた。

>>1乙
前スレに誤爆してしまった。反省？　してない。

何はともあれ、本日は消失日です。消失日らしい一日を過ごしましょう。

タイムスケジュール
18日午前4時23分頃…長門有希、時空改変実行

21日午後5時頃…キョン、病院で目覚める

>>1乙
>>17-23
GJなんだが、投下先は長門スレかvipの方がより適切なような気がする。

>>1乙

>17-23
GJ!

おしむらくは>>26に同じ

実は俺>>1乙萌えだったんだ。

マッガーレをはじめて言うのって何話かわかる方いますか？

初めても何も予告で１回しか言ってないぞ
キャラソンは別な

>>30
憂鬱4終了後の次回（憂鬱5）予告。

自分の部屋の軒下に柿と芋を吊しておくキョン。
遊びに来たときにそれを見つけ、ついつまみ食いしてしまうハルにゃん。

>>23
無題の幽霊がハルヒってのはいいいなｗ

さて俺はもう寝る
深夜から早朝にかけての時間で何か起こったら朝また教えて欲しい

おやすみハルにゃん

湿った海苔や煎餅を干して乾かすキョン

>>35
●＜何を言っているのですか？　今夜は寝かせませ(情報結合が解除されました。安心して眠って下さい)

Ｈ（ハルヒ）のブルース

もう　あいつが　BLUESを１発
そう　しぼり出す　ダイナマイトみたい
もう　嫌な事も　くだらない事も
そう　吹き飛ばす　ダイナマイトみたい

月曜も火曜日も　たいして変わらない
つまらない毎日に　風穴をブチあける

もう　あいつの　安っぽいスリル
そう　吹き飛ばすダイナマイトみたい

作詞・作曲　真島昌利

.　　　　　　　　　　　　　, -‐―‐- 、
　　 　　,. ‐-ｰ- 、　　 /rシ/ニニヽヽ
　　　 ノ　/　　　 ヽ.　ﾊ芥.lﾉﾒ从从|ﾞt
.　　　ﾉﾊハハハﾊ.!　i l (| | ┃ ┃ i |
　　　 !|┬　┬；iﾘ）!　i从リ､''' ヮ''ノﾘl　ほらキョン ここが次スレよ！
　　　 ’ 、 -　,ノﾙ━━○} |{Ｈ}l'il〉
.　　 ⊂}ｿ†/!´｛つ　.　　　く_/_i_l_ゝ
　　 「二「二ン　　 　　　　/_ヽ__〉
　　　やれやれ・・・>>1は乙だがな

世界が消失する直前に投下してみる。


急に抱かれたような気がして目が覚める。
ああ、そういえば今日は昔世界が変わった日だったな。
と同時に俺が3日間意識不明になった日でもあるな。
世界の消失からもう10年経つのか･･･
横で寝ているハルヒは泣きながら俺にしがみついている。
この日になったらハルヒは昔の出来事を無意識的に思い出すのか
今のように泣きながら寝るという器用なことをする。
付き合ってからこいつは言ってくれたが、俺が入院して目が覚めないときは
ほんとにおかしくなりそうだったのだと。
もし俺がずっと目を覚まさなかったと想像しただけで涙が溢れてしょうがなかったのだと。
横にいた朝比奈さんにキョン君を信じてといわれて暖かく抱かれていたのだと。
普段のこいつからは想像も付かないな。
そっとハルヒから流れる涙を指で拭い、耳元でささやく。

「俺はここにいる」

次第にハルヒの瞳から涙が消え
女神と見間違えるように優しく気持ちよさそうな
寝顔に戻っていくような気がした。
ハルヒを起こさないようにそっと頬にキスをする。
暗くてよく見えなかったが
泣き止んでからのこいつの寝顔はいつも以上に幸せに見えた。

おわり

>>40
短いけどハルにゃんらしくていいな

この世界が消失する前にＧＪと言っておく。

泣くほどつらいなら起こしてやったほうが・・・

>>43
IDにSSってことは書けってことだな

そして、世界は消失した

「消失期間」
スタート

HP消失した

始まったね。
さて、鍵と。

二期中止だと！？

ハルハルおはようハルハル

>>1
乙
おはるにゃん

おっと>>1乙

なぁ………「ハルヒ」ってなんのことだ？

おはよ〜･･･って、誰に言ってるんだ？俺

知らん間にお気に入り登録されてっけどなんだこのスレ…
変なウイルスとかじゃないよな？

糞スレ

涼宮ハルヒって誰よ。

藤岡ハルヒのパクリキャラか？

誰だか知らんが朝倉の方がいいに決まっとる！

さっきキョンに『ハルヒを知らないか？』と聞かれたんだが
誰の事？

>>58
東中にそんな名前の奴はいたな。正直思い出したくもないが

しかし、随分と風邪が流行ってるみたいだな
俺の嫁こと朝倉さんは大丈夫かな。いや、風邪ひいて俺が看病というルートが…

　　　 涼宮ハルヒ？
　　　あなた そんな人 知らないわよね？
　　　￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.　　　　　　　, -‐―- 、-ｰ- 、
　　　　　　 /. ,ィ^'Ｖ^ヾ　　　 ヽ
　　　　　　iﾐ〈《（ﾘ｀´〉》〉ハﾊﾊ !
　　　　　　|（| | -‐　‐-| ─；iﾘ）!
　　　　　　l .ﾊゝ　ヮ ,ノ-　,ノﾙ´
.　　　　　 | | l /{´i'づ|†<ニ{IＯ
.　　　　　 l.l iく,/_i_l_i´Ｔ. `!ﾝ
.　　　　　　　（__ハ_,〉_ﾊ__,〉

ハヒル？

みんなおはよう。今日も朝比奈さんを語ろうぜ!!

ハルみくのことならいいよ

俺は光陽園学院なんだが、涼宮ハルヒっているぜ？
美人だがかなりDQNなんだが、古泉って奴がいつも金魚のフンみたいにくっついてる。
まー見た目はお似合いなんだが正直関わり合いになりたくない奴らだな。

あれ？　光陽園学院って共学だっけ？　何だろう、この違和感。

日頃の復讐にハルヒのお茶に
雑巾の絞り水を使うみくる

>>65
きがくるっとる（お前の）

http://vipvipblogblog.blog119.fc2.com/blog-entry-111.html

あかん・・・・・

もとから眼鏡属性オオアリなんで〜

>>67
めがねハルヒもかわいすぐる

http://www.akibablog.net/archives/img-mouse/2007-02-09-606.html
のいぢ絵眼鏡

可愛いけどどこか腐女子っぽさを感じるな。
スタイリッシュな奴が似合ってる。

>>67
ふおおおおおおこんな眼鏡美少女忘れる筈ないのにハルヒって誰だあああああああ

眼鏡が一番似合うと思ったのは朝比奈さん

前スレ949です。
ＳＳ投下よろしいでしょうか？
ハルキョンもので、7レス使用予定。

Ready?_

69スレに投下した「Lost my music」
（ttp://wikiwiki.jp/haruhi/?Lost%20my%20music%A1%A1%A1%CA69-329%A1%CB）
の続き。どうにも自分でちゃんと続きを書かなきゃ気が済まなくなって書きました。
大方の妄想からは外れるかもしれませんが…一応消失の日記念ということで。

そこにいたのは確かにキョンだった。けれど、違う…その口調はいつもあたしに向けるようなものではなくて、
初対面の人に話しかけるような口調だった。それでもそんなことよりキョンに再会できたことがうれしくて、
あたしは面倒な思考は全部追いやって泣きながらキョンに縋り付いた。
「ねえ、キョン！どこ行ってたの？あたし、今日一日ずっとあんたのこと探してたのに！一体どこに
行ってたのよ。うっうう…」
あたしの中に冷静な気持ちと荒立つ気持ちが入り混じる。自分でも分かってる。このキョンはあたしのことを
知らない。
「ええと…あの、どうされました…？それより、何で俺の名前を知っているんですか？初対面…ですよね？」
「そ…そうよ。で、でもっ！」
でも…何なんだろう。つまり、ある日突然知り合いの存在がなかったことになって、その知り合いが自分の
ことを知らない状態で今目の前にいて、それで、あたしは…あたしはどうするべきなの？
突然あたしにとってのキョンという存在が捻じ曲げられて、おかしくなったのはあたしの頭じゃない。
半年以上あたしはSOS団をやって、半年以上キョンと一緒に学校生活を送った。それは間違いじゃない。
じゃあおかしいのはこの世界の方。あたしはなんとかこの世界から抜け出さなくちゃいけない。
そのためには？もし何かが鍵になるとしたら、それはキョン以外にありえない。前に、あれは夢だと思うけど
キョンと二人きりの世界に閉じ込められたときは、キスをすると抜け出せた。じゃあ今度も…ちょっと待って、
落ち着いて、あたし。ばったり出会って、向こうにとっては初対面でいきなり「キスして」なんて言うの？
何考えてんのよ、あたし。
今は落ち着かなきゃ。結論を出すには精神的に不安定すぎる。とにかく可能性の芽を温存したい。
「ねえ、キョン！あたしがここにいたこと、絶対に忘れないで。それで、その、とにかく言いたいことが
いっぱいあるの。だから明日も会ってくれる？」
あたしは明日、つまり12月19日の午後3時に駅前で待ち合わせることを約束させた。キョンはかなり
戸惑っていたようだけれども、ちゃんとうなずいてくれた。ひとまずは可能性が残せたと思う。

キョンと別れて、また家に戻った。帰り道はひたすら涙をこらえた。泣きたいことはいっぱいある。
心が緩めば今すぐにも泣き崩れる。でも、今は辛抱しないといけない。出来るだけ冷静でいなきゃ二度と元に
戻れないと思ったから。歩いていくとだんだん気持ちが落ち着いてきて、なんとか冷静に考えられるように
なってきた。明日、あたしは出来るだけのことをやらなきゃいけない。キョンと一緒にまたSOS団で楽しく
活動する毎日を取り戻すため。そう、あたしはセカイをまもる人。
その夜は結局一睡も出来なかった。

読者の皆さんにははじめまして、ということになるのだろうか。俺は自分ではごく普通を自負して生きている
一男子高校生である。あだ名は「キョン」というよしてほしいような代物で、これは親戚のおばさんが…
何？知ってる？変だな。俺はお前と会った記憶などないんだが…
中学の頃に下降線をたどっていた俺の学力を危惧したお袋の手によって学習塾に放り込まれた俺は、
直前の必死の努力も奏功して市外のとある有名進学校へそこそこ親しかったやつとともに入学する運びとなった。
本来の俺の学力ではせいぜい市立や県立が関の山だったのだが、まあ人は運がいいときはいいもんだ。
そうして迎えた高校一年生の年ももう12月の半ばとなり、俺は進度の早い授業に四苦八苦しながら学習塾
にも通うという生活が続いていた。いい加減こういう生活も苦しいのだが…という気持ちが心を覆うその日、
俺は不思議なことに直面した。
いつも通りに塾が終わり、俺は暗い夜道の中、家に向かって歩を進めていた。とある人気の少ない住宅街の
一角に差し掛かったとき、誰かの泣く声がした。昔からこういうのは放っておけない性分なので、その音の
する方へと向かっていった。すると…

えらい美人がそこにいた。

おそらくは同年代と思われる、そして「絶世の」と冠しても恥じないくらいの美人が、人気の少ない住宅街の
片隅で泣き崩れている。何があったかは知らないが、その泣き声は尋常ならぬ絶望と悲哀に満ちていて、
これを放っておくのは酷にも程があるだろう、俺はその美人に話しかけた。
「大丈夫ですか？こんな時間にどうしたんです？」
おそらくこういう状況では最も無難な問い方だろう。もちろん、夜道で一人泣いている人が大丈夫だとは
思わない。けれども、何か力になって相談に乗って、それで感謝されてお付き合いするのもいいもんだ…
っと、ここは落ち着け。あくまで善良たる紳士であるべきだな。しかし驚いたことにその美人の返答はこうだ。
「…っっ　キョン！」
そう叫んだときのその美人の表情は忘れられない。まるで蜘蛛の糸を見出したカンダタのような、地獄の淵に
光明を感じた表情だった。で、なぜだ？なぜこの人は俺の名前を知っている？なぜ俺を見て喜ぶ？Why？
しかもそれだけではないぞ、今度は
「ねえ、キョン！どこ行ってたの？あたし、今日一日ずっとあんたのこと探してたのに！一体どこに
行ってたのよ。うっうう…」
そう言ってなんと泣きついてきたではないか！どこ行ってたか？探してた？何のことだ？こんな素晴らしき美人に
泣きつかれるような心当たりは正直言おう、全くない。
「ええと…あの、どうされました…？それより、何で俺の名前を知っているんですか？初対面…ですよね？」
間抜けな言葉だが許してくれ。こちとら普通の高校生でしかない。夜道で美人に出会って変な気を起こさなかった
だけ良しとしてくれ。一方で美人の方は一層必死になった。
「そ…そうよ。で、でもっ！」
「でも」と言ったところで言葉につまり、しばらく黙りこくってしまった。どうしたんだろうか？
その美人は「ええと」、とか「その」とかを繰り返し、時々顔を赤らめたりしながら、思考をめぐらせている
ようだった。一体何を考えているのか、残念ながら見当がつかない。
「ねえ、キョン！あたしがここにいたこと、絶対に忘れないで。それで、その、とにかく言いたいことが
いっぱいあるの。だから明日も会ってくれる？」
何のことか、いきなりデートの申し込みか？いや、そんな軽い意味ではなさそうだ。目を見ると大きくて魅力的な
瞳に必死さが満ち溢れている。ここで断ったら一生分の不覚を味わいそうだったので、俺は承諾した。
そのための待ち合わせ場所は俺にも馴染み深い駅前で、通学の際に佐々木と待ち合わせたりもするところだった。
時刻は午後3時。学校が終わってから向かえばちょうどよさそうだ。
名前を聞けばよかったと思ったのは、すでに別れてしまったあとだった。そのせいもあってか、その夜はその美人
のことで頭がいっぱいだった。

翌朝をあたしは一睡も出来ないまま迎えた。昨日はキョンが消えていたと早とちりしてしまったけど、この世界
にもちゃんとキョンはいる。それが分かっただけでも昨日の夜は大きな成果だったと思う。
決して軽いとはいえない足取りだけれども、ちゃんといつも通り学校に着いた。思えば昨日登校したときに
教室内に29席しか存在しなかったことがあたしの恐怖の始まりだった。今日も29席しかない。誰かの力で
どうかしてくれるわけじゃない。あたしが何とかしなきゃいけない。
「よ、涼宮。お前のツレは見つかったか？その、なんだ、キョンとかいう名前のやつはよ。」
うるさいわね、谷口。あたしは考えることで忙しいのよ。
「キョンかあ…懐かしいな。それって僕の中学の頃の同級生のこと？」
そうよ。あんたと同じ中学の…って、
「なんであんたそれ知ってんの？キョンが、キョンがいるってどうして言ってくれなかったのよ！！」
「えっ？す、涼宮さん、ちょっと落ち着いて。」
「あっ、ごめん…」
気づいたらあたしは国木田のネクタイを引っつかんで冷静さを失ってしまっていた。
考えてみれば最初から国木田に聞けばよかったんじゃないの？同じ中学の出身なら何か知っているかもしれない
のに。昨日あたしは手当たり次第に回りに尋ねて、そして10人位から全員「知らない」と答えられて絶望したん
だった。このクラスにキョンと同じ中学出身者は5分の1くらい、10人に尋ねて一人も当たらない確率は…
いや、そんなことはどうでもいい。
「ねえ、キョンはどこの学校にいるの？中学を卒業してどこに行ったの？」
「ええと、キョンは受験直前に猛勉強してね。それで中学時代に仲のよかった佐々木さんと同じ市外の有名な
私立に行ったよ。今思うとよくあの成績であそこに受かったもんだけどね。」
「そう…ありがと。ごめんね、ちょっとカッとなっちゃって。」
「いや、別にいいけど。大丈夫？なんだか昨日から元気なさそうだけど。キョンがどうかしたの？」
「別に…何でもないから。心配しないで。」
とりあえず分かったことはつまり、たぶん中学の頃の記憶は途中までは間違っていない。けど、途中から違う。
どうしてそうなったかは分からないけど、キョンはあたしと違う高校に行って、北高にはSOS団は出来なかった。
こんなことってあるのかしら？と思うけれど、実際にあったんだから仕方ない。この世界が誰かに捻じ曲げられた
か、或いはあたしが違うパラレルワールドに移動した、ということになる。
もう期末試験も終わった後だから大した授業があるわけでもないので、あたしはほとんど上の空で過ごした。
今日昼過ぎに学校が終わったあとにキョンとの待ち合わせ場所に行って、それでどうしようか、そのことで頭が
いっぱいだった。けれども、ちゃんと決心はついた。それを実行に移すことにしよう。

学校が終わるとあたしは駆け足で坂道を下って、そして発車間際の電車に飛び乗った。待ち合わせ場所までは
15分もあれば着く。それに今はまだ午後1時。それでもあたしはもどかしかった。今日ほど電車が遅いと思った
日もなかった。どんなに早く行ってもキョンはそこにいるような気がして、だからこそ一分一秒でも早く着き
たかった。途中一回の乗換えを経て、いつもと同じ待ち合わせ場所に着いた。そこには、約束通りキョンがいた。
「ごめん、待った？」
あたしがキョンに後れをとるなんて珍しいことだから、気を遣う。
「いえ、今来たところです。早かったですね。」
本当に早いのはどっちよ、と突っ込みたかったけど、それはまた今度でいい。そんな機会は何度だってある。
「とりあえず、立ち話もなんだから、そこの喫茶店で話しましょ。その、話したいこともたくさんあるし。」
「わかりました。」

店に入って、とりあえずホットを2つ注文して席に着いた。普段キョンに奢らせるときによく座るところに座る
ことにした。目の前のキョンにはそんなこと分からないんだけど。
「それで、話ってのはなんです？」
「結構長くなるんだけど…あたしが変なこと言っても頭がおかしくなったとか、そういう風に思わないでね。
それだけは約束してくれる？」
「分かりました。それで、あの、まず名前を教えていただけませんか？色々と呼びにくいですし。」
ああ、そうだった。あたしってば昨日焦りすぎててキョンに名前すら告げずに別れちゃったんだ。
「ハルヒ、でいいわよ。」
「ハルヒさん、ですか。それで、苗字の方は？」
「いいじゃないの、そんなの。あと、『さん』もいらないわ。『ハルヒ』って呼びなさい。」
「いいんですか？呼び捨てで。」
「構わないわ。むしろそれでお願い。」
「じゃあ…ハルヒ、話をお願いします。」
「ですます調じゃ変でしょ。」
「ハルヒ、話を頼む。」
「分かったわ。どこから話そうかしら…

あたしはキョンと出会った日、入学式からこの前クリスマスパーティーを企画したところまでをダイジェストで
話した。あまり要領がよかったとは言えないけど、とりあえず言いたいことは伝わったみたい。

…で、あんたをここに呼んだの。大体分かってもらえたかしら？」
「ああ。つまり俺が協力して元の世界に戻りたい、ってことか？」
「そうよ…疑ったりしないの？変な話だとか、嘘っぽいだとか。」
「いいや、疑わない。だって、そっちの方が面白いだろ？」
そう語っているキョンはすごくうれしそうで、あたしはきっとこの世界から元に戻ることが出来ると思えた。
けれども、次に別の未練が沸いた。もしこのままこの世界に留まれば、キョンとは別の学校の生徒として、
休日にそれこそ恋人同士のような関係にすぐになれるかもしれない。あたしが元の世界に戻ったら、この今
目の前で真剣にあたしの相談を聞いてくれているキョンはどうなるの？置いてきぼり？それは可哀想な
気もしてくる。けど…
あたしが戻るべきなのはSOS団があって、キョンは後ろの席にいつもいる同級生で、あたしが団長として
みんなを仕切って、それをみんなで楽しんでいる世界。こっちの世界にもキョンはいるけど…あたしがいるべき
なのはこの世界じゃない。ちゃんと元の世界に戻って、みんなでクリスマスパーティーをしたい。
「それにしてもそっちの世界の俺は馬鹿だな。」
「どうして？」
「どうしても何も、ハルヒみたいな美人と毎日顔を突き合せといて、それで告白のひとつもなし、ってのは
恵まれた状況を棒に振るようなもんだろ？違うか？」
「うん、まあ、確かにね。でも、あたしはそれでも楽しいの。むしろお互いを不必要に意識しないから、その分
本音で接しあえて、だから、つまり…その…」
「ふふっ、照れるなって。…なあハルヒ、ポニーテールにしてみないか？いや、唐突な頼みですまん。けど、
なんだかすごく似合う気がしてな。駄目か？」
キョンがポニーテール萌えっていうのは本当なのね。ちょうどヘアゴムもあることだし、望みに応えてあげよう。
「分かったわ。簡単そうに見えるけど、結構大変なのよ？この髪型。」
そういいつつもあたしは髪を束ねることがすごくうれしかった。
「どう？」
「ああ、ハルヒ、似合ってるぞ。魅力度三十六％アップって感じだな。」
「そう？よかった。」

そのあとしばらくあたしとキョンはそういう話を続けた。すごく幸せで、まるで本当の恋人同士みたいに…
けど、いつまでもこうしているわけにはいかない。あたしにはやらなくちゃいけないことがある。

「…で、俺はどうすればいいんだ？俺が鍵だって言ったけども、どうすれば元に戻せるんだ？」
そうよね。それのために呼び出したんだもんね。いよいよ決心を実行に移さないと。
「その…ね、すごく安易な発想でしかも迷惑だと思うんだけど…あ…あたしと…」
顔が赤くなってきた。駄目よ。ここで恥ずかしがっちゃ。ちゃんと言わないと。

「あたしとキスしなさい！！」

自分でも驚くほど大きな声を出してしまった。店中があたし達を注目した。まずい。でも、こんなことでめげる
あたしじゃないわ。人の目が何よ！あたしは世界を元に戻すんだから！
キョンはしばらく固まっていた。そりゃそうよ。会って二日目の女に衆人環視の中キスをしろ、って言われたん
だもの。一通り決心がつくくらいの時間が経って、やがてキョンはひとつ大きな深呼吸をした。
「よし、ドンと来い！」
もうお互いに開き直るしかないわ。あたしとキョンがキスをすればあたしが元の世界に戻れる、なんて保障は
どこにもないけど、もうそうするしか考えられない。
「キョン、本当にありがとう。あんた、頑張っていい人を見つけて幸せになんなさいよ。約束なんだから！」
「ハルヒ、戻ったら向こうの俺によろしく頼む。お前を幸せにしてやるようにな。」
その言葉のあと、あたしとキョンは周りの色々な視線を集めながらたっぷりと唇を重ね合わせてキスをした。
キョンの手が背中に回されて、強く抱きしめられる。と同時に、周りの空気が渦巻いていって、激しくなりながら
あたし達を取り巻いていく。1分位そうしているうちに…
視界が暗転してあたしの意識が消失した。

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12月19日、昨夜あの美人と衝撃的な出会いをした興奮も覚めやらぬうち、俺は午前中の授業をすっかり上の空
で過ごした。そして昼過ぎに放課後になるや否やすぐに学校を出て待ち合わせ場所の駅に向かった。
まだ待ち合わせの2時間位も前だが、どうにもはやる気持ちを抑えきれずに来ちまった。少し待っていると、
どうやらはやる気持ちは向こうも同じか、あの美人もずいぶん早くにやってきた。
話が長くなるから喫茶店に行こうという由で、俺はそれに従った。
その美人は自分がする話に対して変なこと言っても頭がおかしくなったとか、そういう風に思わないように
してくれ、と頼んできた。無論、このお方の頼みだ。断るはずがないだろう。しかし、ひとつ聞いておきたい。
「あの、まず名前を教えていただけませんか？色々と呼びにくいですし。」
名前の聞き方とはこういうものだろうかな。古代日本では名前を聞くこと自体が愛の告白だったらしいが、ここは
現代の日本なので特別な意味を込めたつもりはない。
「ハルヒ、でいいわよ。」
ハルヒさん、か。いい名前だ。大きな瞳と頭を彩る黄色いカチューシャとリボン。それにその名前ときたらもう
中世欧風の衣装を着せて春の野を駆けつつ花を摘む少女というのが似つかわしくないか。って何を言っているんだ
ろうね。俺。
俺としては別に敬語で話しても構わなかったのだが、ハルヒさん、いや、本人希望にて敬称略、ハルヒはため口で、
しかも呼び捨てで話してほしいらしい。ならばそれに従おう。
「ハルヒ、話を頼む。」
ハルヒ曰く、俺は北高に通っていて、5月に「SOS団」なる組織を立ち上げて以来世の不思議を探すべく…って
いうのは多分読者のお前らの方が俺より知っているんだろう。つまるところ、ある日突然そのような世界から
俺が側にいない世界に捻じ曲げられてしまい、戻るために「鍵」となるであろう俺を探した次第であるという。
なるほど。普通に聞いていたら何のことだか分からんが、幸い俺はかつてSFにはまっていた時期もあって、
話を割とすんなりと理解できた。
その話によれば、そっちの世界の俺はこのハルヒが毎日真後ろの席にいて、しかも毎日一緒に部活、いや団活を
しているのだという。それも一度も告白すらせずに…ぐあ、なんと幸せものでそして鈍感なんだ、そっちの俺は！
「うん、まあ、確かにね。でも、あたしはそれでも楽しいの。むしろお互いを不必要に意識しないから、その分
本音で接しあえて、だから、つまり…その…」
その言葉で大体分かった。お互いに素直じゃなくて、内心では結構照れてんだな。ところでこれは単に俺の趣味
なんだが、ハルヒにやってもらいたいことがある。
「…なあハルヒ、ポニーテールにしてみないか？いや、唐突な頼みですまん。けど、なんだかすごく似合う気が
してな。駄目か？」
そう言うとハルヒは満更でもなさそうな、というかすごくうれしそうに髪をまとめ上げ、器用にヘアゴムで後ろに
束ねた。ポニーテールには少し足りないような長さだが…それがまたすごくよくて魅力度三十六％アップだな。
「そう？よかった。」

そのあとしばらく他愛無い、いや、傍から見ればそうかもしれんが、少なくとも俺達にはとても楽しい会話を
続けた。話すたびにこぼれるハルヒの笑顔は何物にも換え難いもので、俺はいつまでもその笑顔を見ていたいと
いう気分になった。しかし、それは叶わぬこと、このハルヒが幸せになるには向こうの世界に戻らないといけない、
話せば話すほど魅力に引きずられて、同時にそれも悟って未練も沸いてきた。
そりゃあ俺だって望めるのならこんな人と一緒にいたいさ。こんな風に顔がよくてさらには明るい性格の人が
目の前にいれば誰だってそんな気になるさ。けれど俺はそれ以上に理性的であるつもりだ。この明るい笑顔は
残念だけれどもこの俺のものではない、向こうの世界の俺がいてこそのものだ。だったらその俺と一緒にいられる
ようにしてやるのが俺の役目だろ？呼び出されたのもそのためだ。けじめはつけないといけない。
「…で、俺はどうすればいいんだ？俺が鍵だって言ったけども、どうすれば元に戻せるんだ？」
俺はどうすればいいのかをあれこれと推察しようとしたが、なかなかうまく想像できなかった。
「その…ね、すごく安易な発想でしかも迷惑だと思うんだけど…あ…あたしと…」
安易かつ俺に迷惑？ハルヒと？それはまさか…いや、迷惑ではなくむしろ願望としてあるがそれはつまり…
ああ、ハルヒの顔が赤くなってきた。間違いない。落ち着け、俺。心の準備をするんだ。

「あたしとキスしなさい！！」

心の準備が整うコンマ5秒前にハルヒが大音声でそう発した。大音声、つまり、ここは喫茶店なわけで…
大勢の目線が一気に俺たちに注目した。うおっ！ちょっと待て。いくらなんでもこの衆人環視の中…
という俺の言い訳もハルヒの必死な目線で崩れ去った。俺は暫時の思考を経て前に向き直り、意を固めた。
「よし、ドンと来い！」
大勢の前でキスをする恥？んなもんは知るか。俺はハルヒが幸せになるための手助けをする。そのためなら
何だってする、それでいいじゃないか。そこには面倒な理屈はない。
「キョン、本当にありがとう。あんた、頑張っていい人を見つけて幸せになんなさいよ。約束なんだから！」
ああ。きっとそうなる。いや、そうする。
「ハルヒ、戻ったら向こうの俺によろしく頼む。お前を幸せにしてやるようにな。」
これは心の底からの願いだ。向こうの俺よ、絶対にこのハルヒを幸せにしてやってくれ。
言葉を交わしたあと、周囲の生暖かかったり冷たかったりする様々な視線を集めながら、俺とハルヒは思いっきり
唇を重ね合わせた。ほんのりと湿っていてやわらかいハルヒの唇の感触が心地よく、しばらく離したくなくなった。
俺はハルヒの背中に手を回し、抱き寄せた。息が接近してそれと同時に周りの空気が渦を巻いて俺たちを取り
巻いた。いよいよか…俺は手の力を一層込めて引き寄せ、さらにその渦が激しさを増していって…
一瞬の空白が訪れた。

突如静かになった周りを見ると…さっきまで目の前にいたはずのハルヒの姿はなく、俺の周りに向けられていた
目線は何事もなかったかのように方々に散っていた。テーブルを見ると、そこには一杯だけのすっかり冷めた
コーヒーがあり、2人分頼んだはずの伝票には1人分しか記されていなかった。
き…消えた…？
もちろんそのためにキスをした。だがしかし、本当に人が消えるなんてことが…
唇に残るあの感触、手に残ったぬくもり、これは…嘘じゃないのか…？
数十分ほど呆然と放心状態になった。何があったかを理解するには俺の脳みそは普通過ぎた。
夢だ。今はそう思っておこう。それでようやく通常思考のかけらを取り戻した俺は、伝票を持ってレジに行き会計を
済ませると、冷え込んだ外気の満ちる空間へと踏み出した。
「冷えるなあ…」
無意識にそうつぶやいていた。この季節、冷えるのは当たり前だが心が一層冷やされた気がした。
まるで祭の日に大通りから裏路地に踏み入ったうら寂しさのように…
突如俺の前に現れ、そして怒涛のように去った一人の少女。夢かもしれない。しかし…
もし俺にあんな彼女がいたなら、たとえ命を賭してでも守ってやりたい、そう思えたのは偽りざることだ。
仮にもあんな人と一生をともに出来るなら…そいつは本当に幸せなんだろうな…
「全く、美人ってのは罪作りだな。」
また無意識につぶやいて、俺は理由など特にはないが、クリスマスに佐々木に贈るような花はないかと駅前の小さな
花屋に足を止めた。そしてこれも無意識だが、明るい黄色が印象的な名もない花を一束買うことにした。

眠っているはずだけれども、かすかに意識がある。そんなような状態なのかもしれない。その状態がどれくらい
続いたのかも自分では定かじゃなくて、けれども穏やかに眠っていたことだけは分かる、そんな感じだった。
目を開けてみると…そこには白い天井。ええと、あたしはどうしてたんだっけ？どうして寝袋にくるまっている
のかしら？
「おはようございます、でよろしいんでしょうか。ずいぶんお疲れのようですね。長い間眠ったままでしたから。」
古泉君？えっと…だからあたしはキョンとキスをして…で、ここはどこ？
「ここはどこ？今はいつ？」
「どうされました？ここは私立の総合病院で、今は12月20日、キョン君が倒れてから今日で二日目です。」
えっ！？キョンが？どこ？横のベッドを見ると、キョンが静かに横たわっていた。
「キョン！！大丈夫！？キョンッ！！」
「落ち着いてください。どうしたんですか？涼宮さん。安心してください。大きな外傷はないですし、安静にして
いれば大丈夫です。」
「そ…そうなの？ねえ、どうしてキョンはこうなったの？いつ？どこで？どうやって？」
あたしは冷静さを失って矢継ぎ早に問いかけた。キョンが倒れた？どうして？
「お…覚えていないんですか？」
全然。キョンが気を失うようなことがあったとは思えない。
「子ども会のクリスマスパーティーのことは覚えていますよね？」
いや…それも分からないわ。
「そうですか…ともかく、あなたが子ども会でＳＯＳ団プレゼンツのパーティーを企画したんですよ。それで、
ついでにトナカイの役も用意しようってことになったんです。それが誰になったか覚えていますか？」
そんなことがあったの？あたしがやったの？
「くじ引きでキョン君が引き当てました。それで、トナカイに扮するための材料を買出しに行くことになったん
です。5人で連れ立ってね。そのときです。最後尾を歩いていた彼が階段を踏み外したか何かの拍子に階段を
転げ落ちていったんです。なんというか、もうこれ以上ないというくらいに見事に落ちていきました」
そ…それで、キョンは？キョンはどうなったの？
「みんなで真っ青になりましたね。僕も、朝比奈さんも、あなたも。唯一冷静だった長門さんには救われました。
彼女が救急車を呼んで、そして僕の知り合いがここの関係者なものですから、便宜を図ってもらってここの個室に
入院しているというわけです。」
「そ…そうだったの。あ、あたし、混乱しているのかしら。」
「そうですね、人はパニックに陥ると記憶が混乱することもありますから、多分その類じゃないでしょうか。
ゆっくり休まれてはどうですか。心を落ち着かせることが大事ですし。」
「そうね。そうしようかしら。」
今までのは…夢？キョンがあたしのことを知らない世界に紛れ込んで、必死で探してキスをして抜け出したのは…
そんなありえないような話はなくて、本当はキョンが転んで気を失って、入院したキョンをみんなで心配した、
それが本当なのかしら…？ああ、考えれば考えるほど分からないわ。落ち着かなきゃ。そんなあたしの心を読んだ
のか、古泉君は
「すみません、ちょっと所用で失礼させていただきます。安心してください。小一時間で次に朝比奈さんが来ると
思いますから。」
「あ…ありがとう。じゃあね。」

パタン、と扉が閉まった。きっと何も用事はないんだろうけど、多分あたしに気を遣ってくれたのね。
あたしはキョンの方に目を向けて、額をなでた。
キョン…ごめんね、今まで。あたしが散々無理言って、あんたを振り回してきて。あんたもずいぶん疲れていた
のよね。あたしは楽しかったし、あんたも楽しそうだったけど、ずっとそうだと疲れも溜まっちゃうわよね。
それで、普段踏み外しようのないような階段を踏み外しちゃったのかしら…
「キョン、ごめんね。お願いだから、目を覚まして…」
そう言いつつ無意識にキョンの頬にキスをしていた…って秘密よ！このことは絶対にキョンには言っちゃダメよ！？
キョン、団員その一。肩書きだけなら単なる下っ端。けど、あたしにとってはとても大事な人だってわかった。
だから、だから、きっと…目を覚ましてね、キョン。
非日常的なことが続いたせいか、あたしはみくるちゃんが来るよりも前に寝ちゃってたみたい。
明日に希望を託しながら…

あした目が覚めたら　ほら　希望が生まれるかもGood night...


以上です。一部原作との矛盾があったりするかもしれませんが、どうか寛容な目で読んでください。
張り切りすぎてｇｄｇｄになってしまった箇所もありますが…
こんな駄文を最後までお読みいただきありがとうございました。

SS乙

>>70
これいいなw

>>80
ＧＪ！最後の歌詞ぴったりだね

>>80乙

で、ハルヒって誰？

なんでこんなスレがアニキャラ板にあるんですか？
削除依頼出してきますね。

>>80
ラスト良かった、ＧＪ！

>>80
GJ

でも、あっちのキョンがチトかわいそうかな
・・・・・佐々木がいるからいいのか

>>80
話をきちんと完結させる黄金の精神ッ！僕は敬意を表するッ！！

さて、ちょっとマイスイートハニー朝比奈さんを眺めに行ってくる

>>80
ちと泣けたぜ(´；ω・)GJ

ハルにゃんたちはそろそろトナカイの衣装やらを買い出しに行く頃かね。

>>31>>32
ありがとうございます。確認できました！

>>80
GJ
「あっちの世界の俺は馬鹿なのか」人のことは言えないような、、、

雪が積もったので近所の広場で雪合戦を開始するSOS団
ハルキョンとみくる長門古泉に分かれて対戦することになって
ひたすらキョンに雪玉を作らせて投げるハルヒだが、その中から一個くすねて帰ったら冷凍庫で保管する電波が来た

>>80
ＧＪなだけに、古泉の「キョン君」がおしい…。

>>93
ただ、本名が分からない以上はしょうがなくないか？
「彼」と繰り返しまくっても変だし。

私の長門さんを狂わせたキョンは許さないわ…絶対に。

おい、お前ら、涼宮を呼び捨てにしたり変な呼び名で呼んだらブン殴られるぞ？
仲がいいってワケじゃないが、たまにあいつと話してる古泉でさえ名字で呼んでるんだからな。
涼宮に殴られたいってバカは勝手にすりゃいい。でもあいつ本気で殴るんだぜ？　やってみようか？　ハルにゃんハルにゃんハルにゃんにゃーん！


――っあべしッ!!　……ほらな？　本気だったろ？　うへっ。

>>96
谷口自重(w

ハルヒ？
そんな人知らないのね
きっと誰かと勘違いしてるのね

さっき変な少年がみくるに絡んできて大変だったにょろ。
あたしの名前も知ってたみたいだし、ありゃなんだったんだろねっ？

今さっき、近所のスーパーで朝倉さんが大量のおでん材料を買っていったけど…朝倉さんの実家ってなんか屋台とかしてんの？

僕たちラグビー部一同は先ほどめがねが似合いすぎて可愛い長門さんに襲い掛かった
変な少年もといキョンに制裁を加えるつもりだ。

ハルヒの動く城

キョンとハルヒの神隠し

朝うっかりカチューシャを割ってしまったのでそのままの姿で登校するハルヒ
しかし動きが不安定で転びかけたところをキョンに助けられるカチューシャ未装着のハルヒ

今日学校の帰りにブレザー着たスッゲー美人がいたぞ！なんか不機嫌そうだったけどな。あと隣に学ラン着たニヤケ面のイケメンがいたな。おおかた機嫌を損ねちまったんだろｗｗｗ
たしかあの高校は……光…光なんとかっていう私立のお嬢様学校だったかな？
ん？あそこは共学だよな？なんでお嬢様学校なんていったんだろ………

今日僕の友達が変なんだ。ずっと前から流行っていた風邪のことをいまさら言い出すし、聞いたこともない名前をまるで死んだ奥さんの名前を唱えるように狼狽するし、それどころかクラス委員の朝倉さんに変なことばかり言っているんだよ。
きっとキョンは二年遅れの中二病か何かだと思うんだけど…

北高文芸部のサイト、入部届けがうｐされてるのな。
朝の５時時点では準備中だったんだが

>>107
午後の4時を過ぎにアップされてたよ。キョンが受け取った頃合い。

ハ○○かわいいよ○○ヒ

蚊に食われたハルヒの首に吸い付くキョン

んっ……

二人きりになるとドSになるキョン

もふっ……

ウホッ・・・・・・

アッー!!

ハッテン場ｗｗｗ

amazon.co.jp提供　涼宮ハルヒの憂鬱フィギュア特集
http://astore.amazon.co.jp/bestseller0f-22?%5Fencoding=UTF8&node=25

皆さんに質問です。
自分の好きなｓｓの中で
ハルヒと長門らがバレンタインを作るのを
ハルヒ視点で書いたｓｓがあったと思うんですが
覚えてる方いらっしゃいますか？何となく長門とハルヒのやり取りが
ほのぼのしていて面白かったのですか。　　ハｆヒ

で？

詳細希望って奴だな
うーむ、覚えてない

>>118
エロパロだな
涼宮ハルヒの思付だったと思う

ハルルンルンルン♪

ハルンケア♪

お前ら、光陽園の美少女である涼宮はそんなに嫌か？
あいつの固い殻を破って中の可愛さを引き出してくれる奴が居たらネ申なんだが

>>124
俺は北高の朝倉さんだな。

>>124
今の超絶イケメン彼氏でも無理なんだから、凡人には無理ぽです。

でもあのサディスティックな容姿はたまらんぜ。

>>117
鶴屋さん大人気だなｗ

>>124
古泉にムリなら、俺ら一般人はそれこそ改造人間にでもならなきゃな……

>>126
いや噂によるとあのイケメンですら彼氏では無いらしいぜ？
だがあれだけの美人だ…笑うとさぞかしスゲーんだろうな

>>124
kwsk

>>124
涼宮ハルヒって今日僕の友達が気が狂ったように叫んでいた名前だけどキョンにとってなんなのかな、その人は。
突然他校の女子生徒の名前を狂ったように何度も繰り返していて、やっぱり今日のキョンは変だったよ。

あの麗しい黒髪・・・

笑ったら最高なんだけど

実はハルヒがキョンに惚れたのは親父に似てたからだとか

ハルヒはイケメン云々より不思議要素とか属性の方に惹かれる希ガス

えーと、誰かショッカーかデストロンに紹介状を書いてくれないか？
俺みたいな凡人でも、仮面ライダーにでもなりゃ何とか……

すまん、ageちゃった

>>80
GJ！

　　　　　　　　　　　｢涼宮ハルヒの憂鬱｣　二期 、中止｡

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もとい、

　　　　　　　｢涼宮ハルヒの憂鬱｣　新アニメーション化 、決定！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞`ー―-. 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,､ r 、 ／: : : : : : : : : :ヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼ヽ∨/.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,- ' r-!ｲ.: 从:.! :.:.:.::.:.:!:八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣^{::::V.:.!ハ:ヾ::ヽ::::ﾉ:::j:ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼{:小-ﾍ、ﾍ::V/:;ｲﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヾ:!::`ー仏-=＜_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丶::イ　　 　 ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　xく l |:　　 　 　 ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f:::::.ヽＬ..-―-､＿__> ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::!＼＿ ／⌒ト-―'´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::∨:::::::.-=ミ:L、
　団長 ：涼宮ハルヒ　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {:::::::::Ｙ:::::::::::::::::::::::::＼
　監督 ：武本康弘　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 j :::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::__ヽ
　原作 ：谷川流　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 { ::::::::::!::::::::__.::::::-―ベ:::::}
　原作イラスト ：いとうのいぢ　　　　　　　　 　 　 　 　 /::::::::::::{::／::::::::_＞'´￣∨:）
　シリーズ構成 ：涼宮ハルヒと軽快な仲間たち　　　 |:::::::::::::｢::::::j_;イ　　　　　入_｀ヽ､
　制作 ：京都アニメーション　　　　　　　 　 　 　 　 　 {_,::イ´::l::／　大　　　　　 ／⌒ﾌ
　製作 ：SOS団　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 {:;⊥;_j}　 　 |　＼____＞ヘ ／
　(c)2007,2008,2009谷川流・いとうのいぢ／SOS団 　 Y　　ヽ＿__,Ｌ..ィく　　　　 ＼

>>137
これはどういう意味なんだろ？

憂鬱をリメイク

「涼宮ハルヒの憂鬱　セカンドシーズン」とかの安直なタイトルではなく、
「涼宮ハルヒの消失」と題してずっと長門のターン……ということか？

「憂鬱」じゃなくて「消失」ですよってことじゃね？

また憂鬱から始まるのかねぇ

すいません推測ですが
キャラ視点が変わる
とか
声優をいじるとか
ですかね

邪推は無用でしょう

>>126
なめんなよ。サディスティックなのは容姿だけじゃないんだぜ？　拳なんかは特にサディスティックだな。
やってみようか？　ハルルンルンルンハルにゃんにゃーん！

――あ？　何だよ古泉。お前に用はねえよ。って、いや近ぇよ。近っ、近いって……アッ(禁則事項です＊)

消失がメインになるからずっと長門のターンはガチかな

でも消失ハルにゃんにも期待大だな

キョンがみくるや長門と仲良し子よしして歩く夢を見たハルヒが
傍にあったキョン人形をハサミでバッサリする電波を受信した

相当ストーリーいじらない限り、ずっと長門のターンってことはありえない
というか間延びするだけになる

消失をメインにあげるのは確定としても、前提条件も挟まないとわけわかめになるだけだし

まあでも消失は病室での「ぉがっ？」と「くそったれと伝えろ」が最終話なんだろうな。
笹の葉とかエンドレスエイトもあるだろうし。

>>146
私の長門さんを呼び捨てにしないで！



死になさい

>>146
前回はスタッフが「ハルヒ好きだけど長門に感情移入した」とか訳の分からん理由で長門の出番を増やしてた。
今回は入れ替わりがあったようだし変に長門寄りになったりする事はないんじゃないか？
少なくとも消失を長門だけ映して終わるようなことはないはず。

>>149
そこで切らないでクリスマスパーティは是非やって欲しい
エンディングのテロップ流しながらでもいいから

クリスマスパーティーと言えばハルヒVSキョンのツイスターゲームを映像化して欲しい

消失はもちろん長門の話だが
ハルヒ→キョンとかキョン→ハルヒも描かれてるし、
麗しいロングヘアハルにゃんとかポニテ体操服ハルにゃんとか拝めるし
ラストの病室で良いシーンもあるしな。

あとはオリジナルでハルヒメインの話があることに期待しとくかな。

そう考えていくと消失で一番空気なのは古泉か。
消失世界では財布役だし、現実世界では病室の寝起きのところくらいだっけ？

キョンの一発ギャグに期待

>>142
監督が変わるからというのはどうでしょう？

>>154
カレンダーでも背景だしな……。だが同情はしない。

>>155
最終話予告とかでありそうだな。

SOS団で北高内でゴルフやったら面白そう。
ロストボール無しで。

>>154
りんごを剥く古泉はなかなか乙だと思うｗ

２期もいいけど驚愕の方を早くして欲しいぜ。

>>153
長門の話と言い切るのも疑問だけどな。
読んでるうちにキョンのハルヒやSOS団に対する想いが中心にあるんじゃないかとも思えてくるし。

消失はキョンの話だろ完全に

史上最強の弁護士軍団の答えは!?
￣￣￣￣￣Ｖ￣￣￣￣
　 ／⌒⌒γ⌒ヽ
　/　　　 γ　 ヽ
`|　　　　 γ　　ヽ
｜　ｉ"￣`^"￣`ﾞi |
|　 ｜　　　　　| |
ヽ　/ ,へ　 ,へ ヽ/
ト /　　一　　一 V
｜6|　　　　| 　 |
`ヽl　　／(､,)＼ )
　 |　 ヽヽ二フ)/
　 丶　 　　　 ﾉ
　 ｜＼　ヽ＿ノ
　 ｜　　ｰ-ｲ

個人的に新で来そうな話

消失
笹の葉
Ｅ８
ヒトメボレ
雪山
猫
みくるの憂鬱
オリジナル

残りの話

憤慨(編集とワンダリング)
溜息
陰謀
分裂
驚愕

↑仮に３回目のアニメ化がある場合こいつらでやらなきゃならない。これはキツい
よって、陰謀を映画化し、編集かワンダリングをその中に組み込むのがいいと思う。分裂驚愕と憤慨の残りは第３回テレビの方に入れるわけだ
残念ながら溜息はミクルの冒険だけで我慢という事で…

チラ裏＆スレ違すまん
消失期間は地獄だぜﾌｩｰﾊﾊﾊ

>>156
何か中の人まで代わりそうで怖い

みくるの憂鬱と雪山+猫どこはむしろ陰謀とか分裂に絡むんじゃないの？
って何回目だろこの手の話題ｗ

中の人はかわらないでくれー！

>>165
確かにそうだなあ
正直、憤慨の２つはアニメにしても受けなさそうだなあと思ってさ

てか何回目なのかｗなら自重するわ

ハルヒの来年のカレンダー貼ってほしい

>>167
キョンに馬乗りになるハルにゃんとか
バレーしてるハルにゃんとかルソーと戯れるハルにゃんとか最高だぜ。

憤慨やるならハルヒとキョンの勉強会の様子を詳しくみたいぜ

>>167
1期であれだけ阪中がらみの伏線出したんだから回収してほしいんだが
どうせなら中の人は福原香織か遠藤綾あたりで

騎乗位が好きなハルにゃん

中の人までは変わらんと思うが。

中の人変わったら正真正銘の消失だなｗ

俺的には1号のお目覚めから眠れる団長様を起こすくんだりがｗｋｔｋだ
平野・杉田ならデカルチャーな萌え空間を発生させてくれるはず

>>171
なんか他の京アニアニメ（それも最近の）から引っ張ってきそうだよなぁ・・・

平野さん以外だと中の人は誰がいい？

>>175
本命：かおりん
対抗：麻衣＠渚
穴：みwikiさん
大穴：能登かわいいよ能登


て感じ？
ゲストに大御所起用したとはいえ能登は思い切りすぎな気がする

もりそ

いやなんでもない

平野以外は考え難いが強いて挙げればミヤムーかかかずゆみ
キョンなら杉田以外なら関俊か鈴村健一

はるひらの

声優全く詳しく無い俺としては平野以外考えられない

今のままで人気なのに変わる理由が見あたらないな。
もし変わるとしたら、人気作品なんだから声優がアレでも視聴率とれるだろ、ってな理由もあるんかね？
天上天下の時の茅原みたいなのが来たらどうするよ。

>>176
本命、サブミッション
対抗、グーデレ大王
大穴、黒桜

平野のハルヒと杉田のキョン以外認めない、他のキャラはまぁ誰でも良いかな・・・

このスレ的には正しい意見だ

>>179
それだとキョンの声変わりすぎだろw
両方の声を聞いてみたいってのはあるけど。関さんは特に

かかずはいいね。個人的にはミヤムーよりありだと思う
あと折笠もいい感じだと思うし、ルイズやシャナつながりで釘も聞いてみたいな
まぁ一回平野で聞いちゃったから今さら他の人は考えられないけど
他の人で妄想するのも楽しいじゃん？w
あの人ならどんなハルヒになるんだろ、とか

>>177

大御所も何も鍵系はゲームからのキャストを変えないのが京兄クオリティー

主人公の中の人は変わるがな

祐一：私市→杉田
住人：緑川→小野
朋也：野島→中村

スレ違いすみません

最低限SOS団は変えたらダメだろと思う

あとみのるん降板も同じくらいありえない希ガスｗ

ともあれ新シリーズが神になることを祈りつつ寝ます　ﾉｼ

佐藤莉奈も悪くないけどなあ。
ハルヒか朝倉役にピッタリだよ

nayutaと三段峡で

もしもハルヒの声が変わるとしたら、それは平野がやりたくないからだろうな。
もともと声優志望ではない上に事務所が普通の芸能プロダクションだし。

>>189
長女はマジではまってるね。つか上手い！
あの人のハルヒは凄い知的になりそう

中の人が変わったらアンチが涌きそうで怖いよ。何より自分がアンチになりそうで怖い。

……ってか何でこんな流れになったんだ？

個人的には古泉は遊佐浩二か金丸淳一がいいな
みくるは今のままがいいし長門は林原だとまんま綾波なのでいっそそのまま
谷口は叶わないが塩沢兼人で国木田は阪口大助か福山潤、鶴屋さんは川澄綾子って感じで

声優ネタはすっかりわからん。
というかあんだけキャラソン出して二期で声変わったらだめだろうにｗ

>>192
知的というか、すぐにサブミッション決めてきそうなハルヒになるお燗

>>193>>195
今となっては絶対変わって欲しくないけど、そういう妄想って面白いじゃんw
中の人が変わるだけでキャラの印象も少し変わるし

>>194
林原な長門はまんまでもめちゃくちゃ聞きたい

>>196
肉体言語すか？w
だとしたらキョンは間違いなく譲治

>>193
つ「これが消失クオリティ」

なんか今日人多いな。昨日はひっそりしてたのに。

ところで聞きたいことがあるんだが、原作でクリスマスプレゼントに関する記述ってあったっけ？
クリスマスは闇鍋とトナカイとみくるサンタしか記憶にないんだが。

子供会でプレゼント配ったりはしたらしいが、団員同士は特に言及無しかな？
キョンが意図的に情報を排除した可能性もあるがw

キョンの中が井上和彦でハルヒの料理を淡々と批評する、ってのもいいかも。

>>199
つOCN解除
つ世界改変
つ厨房冬休み

消失だな
http://www.haruhi.tv/

林原と塩沢さんと矢島さんと藤原啓治はわかる。

>>199
子供会で子供たちに配るみたいなのはあったけど
団員同士のプレゼント交換みたいな描写は無いな。
誕生日ネタとかもスルーだよな。

>>200>>202>>204
サンクス。参考にする。

>>205
参考にするなｗ

阪中はやっぱマキバオーの人だろｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>206
> 厨房冬休み で何か受信しようと思ったがやはり無理があったｗ

さて、今日も夢の中でシャミセンと戯れてくるか。

俺はハルにゃんと（ｒｙ

ハルにゃんおはようハルにゃん

釘宮ハルヒの憂鬱・・・ちょっと言ってみたかっただけだ

>>179
みやむーってもう引退してるんじゃなかった？新エヴァの声優が平野になるとか良いとかいう噂が向こうであったし
今度は逆かｗそれにハルヒがまんまアスカになってしまうな・・・

みやむーは新規の役はもうやらないだろ

釘宮ハルヒだけは勘弁してくれ



おハルヒ

憂鬱なハルヒたん？

流れ切って悪いですが、ＳＳを投下↓

俺・長門・古泉・朝比奈さんの４人は、約１０ｍぐらいだろうか、先に居る俺・ハルヒを見つめている。
つまり、俺が２人居ると言う事なのだが…

ハルヒを庇って倒れこむ俺。
古泉の打った猛スピードの赤い球を避けた、だと…
俺を心配しているハルヒ。
「何、今の？」
「解からん…」
たぶんこんな会話をしているんじゃなかろうか？

俺とハルヒの２人を見ながら、俺・古泉・朝比奈さんは呆然と、長門は無表情で立ち尽くしていた。

状況を整理するため一旦、時間を巻き戻すことにしよう。

-----------------------------------------------------------
昼休みの部室に長門によって、俺・古泉・朝比奈さんは集合を掛けられていた。
「前回と似た状況。涼宮ハルヒによって作成された画像により、前回とは別口の情報生命体素子の活動開始を促された。
　それにより、この学校の生徒の１人が位相のずれた空間に取り込まれた。」
やれやれ。嫌な予感ほど当たるとは本当らしい。
しかし、あの数分の間にウチのサイトを覗いている奴がいる確率は相当低いのではないか？
誰なんだ、俺の努力虚しく、長門による緊急応急処置より早くあのアホ絵を見た馬鹿は？
「谷口『へぇっっ！』、あなたと同じクラス。」
朝比奈さん、驚くのはいいですが、長門が話してる途中に割り込むのはやめてください。
はぁー、溜息を何度ついても足りんね。
『涼宮の謎行動にこれ以上、巻き込まれたくないね。勘弁してくれよ。』
こっちが勘弁して欲しい。そもそもウチのサイト見に来てる時点で説得力無いな。
そういえば、あいつ、昨日と今日、学校に来てなかったっけ。
てっきり失恋のショックで休んでるんだとばっかり思ってたぞ。国木田と共にな。
結局、部活終了後、この４人で谷口を助けに行くことが決定してしまった。
「あなたもつくづく変なお友達をお持ちで。」
うるさいわ。

事の発端は２日前、いつもの様に俺が古泉をコテンパンに負かしていると、ハルヒが、
「キョン、これを見なさい。」
今度はなんだ？その得意げな顔に俺は身構えながら、ハルヒの指差すディスプレイを覗き込む。
「…これは何だ？」
すぐにわかったが、一応聞いておこう。あまり聞きたくなかったのだが。
「見て解かるでしょ。ＳＯＳ団結成１周年を記念してサイトのシンボルマークを変えたのよ。
　どう、斬新なデザインでしょ。アクセスカウンタを新しいやつにしなきゃね。すぐにカウンタストップする、間違いないわ。」
カウンタの上から２桁はまだ０だぞ。
いや、そんな細かいことを気にしている場合ではない。どうして俺に頼まず、自分で更新作業したんだ？
「あんたに出来て、あたしに出来ないことはないの。」
今回だけは俺に任せてほしかった。
ハルヒの摩訶不思議な絵がまた、謎の宇宙的生き物を起こすことになりかねんからな。

俺の苦心の末（ハルヒに変な目で見られ、その上財布まで軽くなった）、
速やかにハルヒを部室から一時的に引き剥がすことに成功した。
その日の帰り道、
「あなたには感謝しています。おかげで長門さんにすぐに処置をお願いできましたよ。」
だったらせめてハルヒのジュース代分ぐらい払ってくれ、必要経費だろ。
「涼宮さんと２人きりで語り合う時間が持てたのですからいいではありませんか。」
次からは協力してやらん、俺はもう知らんぞ。お前が頑張れ。
「フフ、あなたにそんなことできるとは思えませんが。それとも僕の見込み違いでしょうか。」
それで構わん。良かったな、古泉。次から出番が増えるぞ。
「残念ですが、僕は今のバイトだけで手一杯です。やはりあなたが適任かと。」
古泉の話では、案の定、ハルヒの謎絵は２００ペタバイトもの情報量を持っていたらしい。
今度は変な生命体やらを起しませんように…


俺の願いむなしく、長門より昼休みに谷口があの謎空間に閉じ込められたらしいことを聞いてしまった。
谷口の家は何度か行ったことがある、そういや久しく行ってなかったな。
うちの同じくらいの平凡な１軒屋。電気がついているということは家族が居るのか。
さてさてここで問題発生だ。どう言って部屋まで上がりこむか。
ハルヒなら強引に因縁つけて上がりこむ所だろうが、俺は幸いにも一般人なのである。
結果から言えば杞憂であった。
谷口が学校に来ていない理由の手がかりを見つけたいという、出鱈目な理由で入れてもらえた。
古泉の野郎、俺が上手く説明できずパニックってるのを見て、ニヤニヤしてやがる。すぐにフォロー入れやがれ。

谷口の母親と話をしていて分かったことだが、谷口のことは全然心配していないらしい。
「失恋のショックで旅にでも出たんじゃない？」
放任主義の鏡である。どうりで自由奔放で、かつ自由の向かう方向が間違った性格になってしまったんだろう。
『世の中で一番難しいのは、女の愛を全身で感じることだ』とは谷口の持論。

「すぐに帰りますから、お気遣い無く。」
そう言って、俺ら４人は２階の一番奥の部屋へ向かう。
今度は何が出てくるのかと怯える朝比奈さん、無理してついてこなくてもいいんですよ。
「ほんとは行きたくないんですけど…上からの命令で…」
なるほど、朝比奈さん（大）になるまでに朝比奈さん（小）は様々な経験をしたわけだ。
これも規定事項とやらなんだろう。
そう言えば、前回はカマドウマが出たが、今回はどうなんだ？
「おそらくですが、今回も谷口氏の畏怖する対象が具現化されたものであると。違いますか、長門さん？」
「違わない。」
うーん、谷口の恐れる物？あいつは無類の女好きではあるが、恐れの対象など思いつかんぞ。
「では、長門さん、お願いします。」
長門は高速言語を呟いた。

一面に広がる砂地。青い空。そして…
「へ？」
長門以外の３人はびっくりするほどまぬけな顔をしていたに違いない。
さっきまで俺の横で怯えていた朝比奈さんが呟くには
「……キョン君と涼宮さん？」
間違いない。あれは教室の机に座り、会話する俺とハルヒである。
何の話をしているかまでは遠くて分からないが、ハルヒは笑顔みたいだな。
とりあえず危険性は無いようだが。
それにしても何だ、この状況は？砂地に２つしかない机。そこに座り、会話する男女。
それが谷口の恐れる物というだけで相当謎なのに、それが俺とハルヒとは……
呆気にとられていたであろう、古泉が一番早く（長門除く）立ち直り、
「これは…長門さん。本当にこれが谷口氏の畏怖の対象ですか？」
「そう」
いや、長門よ。そう、って言われても全くわからんぞ。
「何か心当たりは？」
うーん、ハルヒだけならまだわからんかも知れんが、俺はおかしいだろう。
それにハルヒは笑顔である。俺は…まぁ、まんざらでもなさそうだ。

４人が沈黙している間に、俺とハルヒは立ちあがり、歩き出した。
長門がそれに続き、あとの３人も続く。
俺とハルヒの後姿を見ながら考えるが、全く分からん。物理のテストのほうがまだマシという物だ。
何しろ、友達と思っているヤツの恐怖が自分だというのだ。そんな素振りなど谷口が見せたことなど未だかつて無い。
古泉ですら、真剣な表情で考えていたが、
「とりあえず、２人を消してしまい、なぜ２人なのかはそのあと考えるか、谷口氏に直接聞くことにしましょう。
　よろしいですか？」
火の球を手に、古泉は俺に確認してくる。
本物そのままの２人を消滅させるのも、少し気が引ける。
間が空いた後、答えようとすると朝比奈さんがポツリと、
「でも、２人仲良さそうですよね、消しちゃうなんて可哀相…」
朝比奈さん、優しいあなたもとても魅力的です。

「そうか。分かりました。そうだったのか。」
なんだ、古泉。藪から棒に。何を分かったかは知らんが、勝手に一人で納得しないでくれ。
「谷口氏の畏怖の対象ですよ。別にあなたたち二人を恐れていた訳じゃないんです。
　谷口氏の女性経歴を教えてもらってもいいですか？」
また突然だな、一体お前は何に興味を持ってるんだ？答えるのはいいが、一度その物騒な球をしまえ。
「まぁ、彼女ができても１週間続いたらいいほうだな。あいつ、ナンパばっかりしてるくせに、全くモテない。
　あいつのモテなさぶりは異常だ。」
「やはりそうでしたか、思ったとおりです。」
おい、谷口。さらりと酷いこと言われてるぞ。
「つまりこういうことですよ。」
古泉が言うことをまとめると以下のようになる。
谷口は自分のモテない原因は努力が足りないからだ、と思っていた。
そんな中、中学時代男との付き合いが１度たりとも上手くいかなかったハルヒが、
何の特徴もない俺と１年以上上手くいっていたように見えていたらしい。
そこで谷口は考えた。なぜ、何の努力しないくせに俺は上手くいくのか、と。
もしかしたらモテるか、モテないかの能力は生まれつきのものではないか。
であればこのまま一生、自分は女性との関係が上手くいかないのではないか？そう、疑い始めたらしい。
この考えの元となった俺とハルヒを見るたび、この考えが頭に浮かび、疑心暗鬼に陥ってしまう…

し

とまぁ、嘘かホントなのか分からんことを長々と延べやがった。
そんな理由でここに俺とハルヒを作り出したと？
「憶測の域は出ませんが、もしそうならこの状況を説明できますからね。」
これが真相だとしたら谷口は真性のアホだ。天然記念物ものだ。
「疑問も無くなったところで、２人を消します。よろしいですね？」
あぁ、さっさとやってくれ。いつまでも谷口のアホに付き合ってやるつもりは無い。

古泉は火の球を作り出し、俺たち２人に向けてジャンプサーブを放った。
「危ない！ハルヒ」
「え？」
当たるすんでのところで俺はハルヒを庇いながら飛んだ。


ここで冒頭のシーンに戻る、というわけだ。
立ち尽くす俺ら４人。谷口の想像の中の俺はあんなに運動神経抜群なのか？
俺なら確実に当たる自信がある。
「まさか避けられるとは思いませんでしたね…」
２人は周囲を確認しているが俺らには気づかないらしい。
古泉が２発目を放つ。
当たらない。ハルヒが俺を引っ張りながら倒れ、回避。
なんというか…必死に泣き叫びながら、逃げる２人を傍観するのは…あまりいい気はしないな。

「長門さん、すいませんがサポートをお願いします。」
「…そう」
長門が何やら呟くと２人が固まり、そして、古泉が…終わらせた。
目を背けたくなるような光景であったが、不思議と最後まで見届けてしまった。

なんて間抜けな顔して寝てやがるんだ、このアホは。
長門もじっと谷口を見続けている。宇宙人もびっくりの間抜け面ということなのか。
１年前の話だが、長門に「面白い人」と言わせただけのことはある。
「谷口さん、大丈夫なんですか？」
こいつに朝比奈さんの優しさを与えるのも惜しいね。
明日には学校に来るだろうが、記憶操作の必要も無いだろう。こいつにも、家族にも。
しばしの沈黙の後、古泉が
「あまりいい夢ではありませんでしたね。」
２度と見たくないね、あんなのは。
「谷口氏のアフターフォローはお願いしますよ。あなたにしか出来そうにありませんから。」
まぁ、一応の友達だし、今回は勝手に谷口の心の中を覗いたも同然だからな。
しかし、どうしろってんだ。
そもそも、谷口が俺とハルヒの仲を勝手に勘違いしているからこんなことになったんだろ？
「いまさら、貴方達の仲を否定してーー」
はいはい、後半はスルーだ。


仕方が無い、一肌脱ぐとしよう。
翌日、俺は谷口に、ハルヒと一緒にいることで受けた被害を具体的に話してやった。
市内探索で幾ら使わされたとか、部室で受けた数々の暴虐。
奴隷同然の扱いを克明に伝えてやったさ。

「……キョン」
「でな、この前だって俺が集合２０分前だぞ、２０分前に着いたのに
　『遅い！罰金』っていいやがる。信じられるか？
　しかも、朝比奈さんとペアになれたのに、ハルヒのやつが、
　『デートしてたら一生もののトラウマになる罰を与えつけるから！』なんて言いやがる。」
「……キョンよ」
「あ、そうそう。クリスマスのときなんか酷いんだぞ。受けるまでギャグを続けさせられた。
　ハルヒのやつ、俺を見ながらずっとニヤニヤしてやがったんだ。」
「……なぁ」
「その後鍋を食べたんだが、ハルヒのやつ俺ら男の何倍も食べてやがった。どこの怪物だってんだ。
　まぁ、美味かったから分からなくは無いんだがな。ちなみに作ったのはハルヒで」
「キョン！」
「あぁ、すまん。何か言ったか？」
「お前さぁ、もしかして俺に嫌がらせしてるのか？」
はて？俺は谷口の勘違いを解こうとしていただけなんだが。
古泉、やっぱり俺には無理そうだ。

どうも長々と失礼しました。

ID:lWRNaiS0さん、どうもありがとう。
アクセス規制なんて今、初めて知った。

おっちゅ

谷口ｶﾜｲｿｽ…(つД`)

>222
GJ！
最後のは完全に惚気話です。本当に（ry

もうやめて！谷口のライフは０よ！

朝から笑わせてもらいました。ＧＪ！！！

まとめに直接ＳＳ投下した人。ＧＪも一応言ってあげるから、後で部室まで来なさい。来なきゃ死刑だから(来ても(ry)

谷口ｲｪｲ
ハルヒかわいいよハルヒ

>>222
谷口の使い道には無限の可能性があると見たｗ

＞谷口のことは全然心配していないらしい。
＞「失恋のショックで旅にでも出たんじゃない？」
＞放任主義の鏡である。
素晴らしすぎて笑ったｗGJ

なんか、だんだんこのスレ、ＶＩＰのＳＳスレ化してないか？
まとめに直接とか、ルール違反なのかそうでないのか俺には分からんが。

>>230
今は消失期間だから、みんなどうかしてるんだよ。いつもと違うんだ。俺はいたって正常だけどな。げへへ。

消失ハルヒに叩き起こされたい

このスレであれvipであれ、SS以外に面白味は無いと思うのだが

憂鬱�Yみたいな起こされかたされたい
っていうかキョンは目が覚めたら夜中の学校に大好きなハルヒ
と二人きりなんていう最高のシュチュエーションに
興奮したに違いないうん。間違いない。これは確信を持っていえる。

この時期だけ長髪になって周囲を驚かせるハルにゃん。

>>233
じゃあＶＩＰに引き篭もってろよ。
>>231
お前もはシャミと転がっていろｗ

>>230
ルール違反とは一概には言えないだろうが、まとめという性質を考えるとおかしいような
これは俺の推測だが、あの人はこのスレではなくあのまとめwikiを先に見つけてしまったのではないだろうか
んで、「ＳＳを投下する場所なんだ」と勘違いして投下したとか……んなわきゃねーか

で、VIPＳＳ化に微妙に同意しつつ俺もＳＳ投下するｗ
母さん覚えてますか？前スレで話題になってた「別の時間軸の２人」を

時刻はもう戌の刻(午後8時)になっただろうか。当然妹は寝ている。俺も正直寝たかったが、目の前の骨組みがそれを許さなかった。
「明日の未の刻(午後2時)までに三十本か…」
仕事に厳しい人なので、少しでも失敗があれば報酬はかなり落ちる。もちろん遅れるなど論外だ。只でさえ家賃をかなり滞納してるのに、退去が現実に近くなってしまう。
俺は早速仕事に取りかかった。この時間に始めたのは、さっきまで谷口や国木田と遊んでいたからだった。あの野郎、何が「飲み足りないから梯子しようぜ」だ。俺に恨みでもあんのか。
根気さえ持てば朝方には達成出来るだろう。一眠りしてから傘屋に持っていく。うん、完璧だ。俺はこの時点まではそう確信していた。
「キョン〜起きてる〜？」
この時点で崩れ去ったがな。俺は意識を目の前の傘に集中させながらお春に返事をした。
「お前こそ、何で今の時間に起きてるんだ」
「幽霊を探してたのよ。どこにもいなかったけど」
なら四谷街道にでもいけ。ここには来るな。親父の幽霊なんて俺は見たことないぞ。
「期待してないわよ。それより、大変そうね。手伝おっか？」
傍若無人なお春には非常に珍しい発言だが、慎んで遠慮させていただく。かつてその言葉に甘えて、結果不良品の傘ばかりが量産された過去を俺は忘れていない。
「つまんな〜い」
「お前のつまるつまらんなど俺の知ったことじゃない。邪魔するな。あと妹を起こすなよ」
そう言いうと俺は再び傘に集中した。七本目に取り掛かる時ふと顔を上げるとお春は穏やかな顔で妹の寝顔を見ていた。やれやれ、ずっとこんな感じなら可愛いんだがな。
そのまましばらく時間が立ち、十一本目に取り掛かる時また顔を上げると、何てこった、お春は俺の刀で遊んでいた。
「おま…それ…」
「これって妖刀とかじゃないの？」
親父のお下がりという情報しか所持していない刀だが、少なくともそんな妖しげな代物ではない。仮にそんなんだったらとっくに捨ててる。
「あんた、これで人斬ったことある？」
「何回かはな」
正直に答えた。とはいえ喧嘩で抜いたので相手を殺してはいない。大体、俺に人を殺せるほどの技量は無い。ロクに剣術修行などやってないからな。
「ふぅん」
お春は無感動に唸ると刀をしげしげと見ている。あまり武士の魂をぞんざいに扱って欲しく無いんだがな。

俺はSSも雑談も結構楽しいと思っている。
まとめに「小ネタ」としてあがってるやつなんか参加してると面白いし。
もちろんSS作者さんにはいつも楽しませて貰ってるし感謝している。

ただ、まとめに直接あげた人、このままだと更新履歴から消えたらどこからもたどり着けなくなるんじゃ？
せっかくの作品がもったいない。

俺は無視して作業に戻った。こいつのせいで作業効率が落ちている。お前は大家の娘の癖に俺が家賃を稼ぐのを邪魔したいのか。

それは一四本目を終えた時にやってきた。
「痛っ！？」
突然お春が大声を上げた。そちらを見ると、お春の指から血が流れてた。
「だから言わんこっちゃ無いだろ。刀を遊び道具にしちゃいけませんって言われてなかったのか」
「…言われた事ないわよ」
お春は泣きも喚きもしない。いや俺と同い年なんだから当たり前か。
「どれ、見せてみろ」
俺はお春の手を取って近くに持ってきた。傷は浅い。大したもんじゃないな。
「ちょ、っと、いきなり何すんのよ！」
「何って傷の具合を見てるんだよ。この程度なら唾付けときゃ治るがな」
俺はお春の指をくわえ舐めた。…ん？何でお春は真っ赤になってるんだ？
「あ…あんた…女の子に何て事を…」
「唾付けたんだよ。なんだ？治ってほしくないのか？」
「そういう意味じゃな〜い！」
大声出すなよ。長屋中に響くだろ。案の定、隣のお未来さんの部屋から「ふぇっ！？」なんて可愛らしい声が聞こえてきたじゃないか。
「最低！助平！！」
「何でだよ…」
全くわけがわからない。俺は無視して再び作業に戻った。だいぶ時間を浪費してしまった。
お春は最初は何かを喚いていたが、しばらくすると急に静かになった。
顔を上げると、妹と一緒にすやすや寝息を立てていた。こいつの限界はここか。
「全く、こう静かなら可愛いんだがな」
ふと呟いてみる。隣のお雪の部屋から「…ばかっぷる」という聞き慣れない単語が聞こえてきたのは絶賛無視する。
俺はお春の寝顔を見ながら仕事を続けた。月明かりがちょうどお春の顔を照らし、幻想的な魅力を醸し出していた…。

次の日、俺の部屋を訪れた大家が見た物は
三〇本完成した傘
だらしなく眠る俺
それに寄り添うように眠る愛娘
それから離れて眠る俺の妹
だった。
もちろんいい感じに誤解され、俺の午前は大家からの逃走劇に費やす事になってしまった。

どっとはらい

GJ！ふつうにおもしろかった！

>>240
長屋の両隣りにお未来さんとお雪さんか。
めちゃくちゃうらやましいぞえw

いい仕事だぜ！　だがお未来さんで吹いたｗ

GJ！
仕事中なのに笑ってしまいそうになったｗ
ここに仕事中に来ている俺が問題なのかもしれんが…


>>230
直接まとめに投下は正直やりすぎだと思う。
あそこのサイトはここのスレの保管所であって、SSの投下場所ではないと思う。

今回直接投下した人には初投稿なのに作品としてとても良かったので
恥ずかしがらずに是非このスレに再投下して欲しいと思ったりしています

おはるかわいいよおはる

ＧＪ！
こんどは未来とかはないのか？

>>240
GJ！
確かに誤解しかねないｗ

一応「スノースマイル」全部コピーしたけど、このスレに投下するか？本人の了承が欲しいとこだが

>>246
それはお未来さんという意味か？それとも未来編ということか？
残念ながら両方無理だ。前者はスレ違いだし、後者は…未来の事なんて俺がわかるわけないか

割り込んですんません。GJでした！

読み方は『お未来（みく）さん』で合ってる？

>>248
中世ヨーロッパは？
ハルヒンとかミークルとか

>>251
ハルヒン＝ヨーゼフIIとか
ラインハルト＝キョン＝ミークルとか

そこで唐突に話を現代に戻してみる。

いや、昼休みにSS投下しようとしたんだが
何かいい感じで流れぶった切りそうで…
二レスほど消費します

あれからもう1年経つのか…

12月の寒空の下、いつものように強制ハイキングコースを心行くまで堪能しながら
俺はちょうど1年前の事を思い出していた。

あれから1年が過ぎ、その間俺は相変わらず毎日のようにSOS団、
主に涼宮ハルヒによって振り回され続けて過ごして来た訳だ。
よくもまぁ宇宙的未来的超能力的なイベントも底を尽かないもんだと関心する。
とはいえ、去年の今頃に俺が選んだ世界だ。文句も言うまい。

何だかんだでドタバタの日常も俺は結構楽しんでいるし、
またあの時のような喪失感を味わうのは御免被りたいしな。
そんな事を考えながら俺は2年5組の教室に入りった。

…ハルヒが居ない。

一瞬背筋に冷たい感覚が走った。
いや、ちょっとまて、落ち着け俺。
今までだって月に１度くらいは俺のほうが早く来ていたこともあった。今日もきっとそうだ。

谷口も居ない。国木田は来ている。その国木田はマスクをしていた。風邪でもひいたか？
話し掛けようとした俺を制して国木田は自分の机に突っ伏してしまった。相当具合が悪そうである。

ホームルームが始まる。
担任の岡部教諭が出席を取ろうと名簿を開き

「風邪が流行っているようだな。谷口は今日は風邪で休むそうだ。あとは…」

嫌な予感がどんどん募っていく。
ちょっと待ってくれ、違うよな？誰か違うと言ってくれ！

ガラガラッ！ドンッ！
不安で潰されそうになっていた俺の心臓をさらに握り潰さんばかりの轟音が教室に響いた。
教室のドアがぶち破られたのかと思うような勢いで開かれたのである。

「間に合った？まだ大丈夫よね！？」
教室中の視線がドアを開けた人物に向けられた。

「ハルヒっ！」
俺は立ち上がって思わず叫んでいた。
ドアを向いていた視線が一斉に俺へと向けられる。

「ふえっ？え？何？どうしたの？」
予想外の俺の剣幕に気圧されたかのようにハルヒが素っ頓狂な声を上げた。

あぁ、済まん。何でもない。
取り繕うように席に座り、ハルヒも俺の後ろの席に着く。
ホームルームが再開されるとハルヒは俺に話しかけてきた。

「ねぇ、キョン。さっきの何だったのよ？急に立ち上がったりして。」
いや、何でもない。気にするな。
「それにアンタ何か様子が変よ？何かあったの？」
ホント何でもない。気にしないでくれ。驚かせて済まん。
頭の上にハテナマークを泳がせながら尚も食い下がるハルヒの質問攻めは授業開始のチャイムによって中断された。

その後も俺の態度がおかしいのだろうか、ハルヒはしきりに俺の様子を気にしているようだったが
まさかその理由を言うわけにも行くまい。俺はハルヒの質問攻めを何とか交わしながら昼休みを迎えた。

今日は谷口が休みで国木田は午前中で早退している。ハルヒはとっとと食堂に向かっているし、
一人で教室で弁当を突くのも何なので、俺は弁当を持って部室へと足を運んだ。

「おや、ここに居ましたか。探しましたよ。」
一人で弁当を食っていると古泉が入ってきた。俺はお前に何の用も無いしお前に探される心当たりも無い。

「僕には大有りなんですよ。あなた今朝涼宮さんに何をしたんですか？」
何だ、また閉鎖空間でも作り出して例の化け物を暴れさせてんのかあいつは？

「閉鎖空間が発生しているのは間違いないんですが、今回はいつもと様子が違います。
神人も居るには居るんですが、暴れることも無く現れては消えを繰り返すばかりで
我々もどうして良いのか分からず打つ手が有りません。幸いにも閉鎖空間が拡大する気配は
今のところは無いようなので、今のうちに原因を解明して対処できればと思いまして。」

暴れても居ないし拡大もしていないなら放っとけば良いんじゃないのか？
「そういうわけにも行きません。閉鎖空間を放置しておくと何時どんな切っ掛けで急に拡大しないとも限りません。」
何時爆発するか分からん爆弾はとっとと回収しておきたいって事か。
やれやれ。原因は恐らく今朝のあれだ。そんなに気にする程の事かねぇ。
無駄に勘の鋭いやつだから、俺の心情を中途半端に察して戸惑ってるって所か。
俺は古泉に今朝の出来事とその後のやり取りを話した。

「原因は分かりました。涼宮さんはあなたの態度にただならぬ物を感じた。それで戸惑っている。
彼女は非常に勘の鋭い方です。ただ事ではないと強く思っているのでしょう。それが今回の閉鎖空間発生の原因です。」

本当にあいつの勘の鋭さには感心するね。今度勘だけで馬券でも買わせて見たら良い。きっと大儲けできるぞ。

「それは我々が成人したら試してみることにしましょう。ここで一つ提案です。涼宮さんの不安を取り除いては頂けないでしょうか？
難しい事ではありません。僕もあなたの話を聞いて今回の件は納得しました。涼宮さんも理由が分かれば納得していただけるはずです。」

去年のあの出来事をあいつに話せって言うのか？お前の出番は無かったかも知れんが世界改変だの時間移動だのと言った非常識ワールドの話だぞ。

「そういう夢を見た。という事にしてしまえば良いんですよ。その夢と今朝の光景がオーバーラップしてしまい
あなたは一瞬冷静さを失った。そういう筋書きであれば涼宮さんにも納得してもらえるでしょう。」

俺としても何時爆発するか分からん不発弾を放置しておくのも気が引けるしな。古泉の提案に乗ることにした。

放課後、俺はハルヒと二人きりの部室で、長門が世界を改変したとか朝比奈さんと時間遡行したとかその辺のことは省略して
登校したらハルヒが消えていたあの朝の部分だけを昨晩見た夢として話した。

「…そんな訳でな。冷静に考えればそんな事ある訳ねえんだが、今朝の教室の光景が余りにもその夢の内容と似ていたんで、
本当にお前が消えちまったんじゃないかと一瞬不安になったんだ。それで焦っていた所にお前が来た。そういう事だ。」

「ふーん。あんた、夢の出来事と同じようにあたしが消えちゃったと思って不安に思ってたんだ？」

「まぁな。俺も急にお前が居なくなった時の喪失感は二度と味わいたくないと思っていた所だったからな。
それで教室に入ってみたらその時と同じようにお前が居なかった。冗談だろ？と思っていた所でお前が来た。
その安心感から思わず叫んじまったんだ。ま、今朝のことはそういう事だ。悪かったな。混乱させちまったみたいで」

ハルヒは俺の話を神妙な顔で聞いていたが、話し終わるとどうやら納得してくれたらしい。
そして、珍しく視線を泳がせてオドオドしながら俺に尋ねた。
「あたしがあんたの前から居なくなるのは嫌？」

それが嫌だから今朝の話になるんだろうが、聞いてたか？俺の話。
正直あんな気分はもう二度と味わいたくないね。だからお前も勝手に俺の前から居なくなったりすんなよ？

俺の話が終わるとタイミング良く古泉が部室に入ってきた。まさか立ち聞きでもしていたか。
聞かれて困るような話でもないし、まぁいいだろう。って何だそのいつも以上のニヤケ顔は？

「別に。何でもありませんよ。」
程なくして長門と朝比奈さんも部室に姿を現し、二度目のこの日は去年とは違い普段どおりの平凡な日常となった。
ハルヒがいつも以上に上機嫌なのはまた何か良からぬことを企んでいるからに違いない。
普段どおりとはいえ古泉のニヤケ顔や朝比奈さんの頬に入っている朱色や長門の瞳の冷たさが
いつもより増している気がするのはきっと去年のことを思い出していた俺の気のせいだろう。

GJ!!　
しかし、こんな話をしてもまったく自覚がないキョンはさすがとしか言いようがないｗｗｗ

さすが無敵の無自覚ばかっぷる

本人さん出てこないなあ。投下していい？

>>250
おk

>>251
やってもいいが超然マニアックになるぞ。そしてそれを俺は望んでいない

GJ！
ハルヒの驚き方がみくるみたいで面白い

忘れてた。ＧＪ！

なんという自然体w さすがだぜ。

>>258
おみくさんだったか。普通におみくるさんって読んでた。ぜひとも続けてほしいぜ

>>240
この二人は間違いなくハルキョンの前世。
>>255
キョン告白乙。式にはちゃんとよべよ

公式サイトの発表意味がわからない
結局二期やるってことでいいんだよな・・・

>>263 消失ネタでしょ。遊び心があっていいよね。

それにしても皆のＳＳ，甘党だな。

ハルヒはブラックのコーヒー飲めるかな？

キョンにお子様だなって言われれば、がんばって飲む

寝袋ハルにゃんかわええ

どうやら>>267だけ元の世界にいるようだな
俺らがお嬢様なハルヒで我慢しとると言うのに

髪を縦ロールにしたハルにゃん見たい

キョン母の下着がピッタリフィットするハルにゃん。

中一ハルにゃん・・・青りんご
光陽園ハルにゃん・・・りんご
高一長髪ハルにゃん・・・レモン
高二ハルにゃん・・・オレンジ

という感じがするんだけどどうか

>>270
ハルヒ「こ、この感触は！フォォォッ！」

ハルヒの皮をむいて絞るとシャミセンがにげてくんだな。

カカオ100%のチョコをバリバリかじるハルヒ

食いすぎて鼻血が出たハルにゃん

鼻栓をしてあげる古泉

消失ハルヒに叱られたい

そういやお風呂とかどうしてたんだろ。
濡れタオルとかで拭いてたのかな？

行水？

そして江戸時代とリンクするわけか

乾布摩擦でもしてたんだろうか、寝てるキョンの前で

昨日今日で消失読んだよ。
･･･面白すぎ!!傑作!!

わざわざ中と同じ日に読んで良かったぜ
どうせなら全部合わせても良かったな

さすが日本の官房長官ね！UFOは「ない」なんて言っている人のところには来ないわ！
ワクワクしながら待っていたら来るもんなの！あたしももちろんUFOは存在すると思ってるし、
宇宙人でも何でもかかって来い、って心意気よ！
そうでしょ？キョン？

やれやれ…あんまり物騒なことを願うなよ？とはいえ目を輝かせてテレビを見ているハルヒを見ていると、
なんだか俺までそんな気分になっちまうのはどうしたことだろうな。

明日の今頃は機関の工作で町村じいさんの辞任会見がNHKで流れてるなw

逃走中をやるＳＯＳ団ってネタが浮かんだんだが、明らかにこのスレ向きではないな…

監獄で同室になったSOS団。
始めはいがみ合いながらも結束を深め脱走を決意する、みたいな。

>>285
なんか小川一水の「ギャルナフカの迷宮」を思い出した

>>203
いつ頃消失した？
久しぶりに見たら去年とちょっと違う消失の仕方してたから驚き

>>285
つ「雪山症候群」

>>287
去年と同じく午前４時２０分頃だった気が

ハルヒかわいいよハルヒ

なんつーか、パスワード解けてｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!! って思ってたのに
開かれた画像とＢＧＭが切なくて、なんか嬉しくねぇなｗｗｗ

>>280
う〜ん
エロイのにエロくないｗ

>>288
プログラム起動条件がわからないorz

>>292
ヒント、消失でキョンが持ってきた鍵。アルファベット

カレンダー

ttp://www.death-note.biz/up/img/10101.jpg

キョンにキスすれば目を覚ますかも、って思ったりしたんだろうか。
二人っきりの時に何度も唇を近づけてはやめ、近づけてはやめを繰り返してるハルヒが見えた。
手を握るぐらいはしてると思うけど。

そういえばいつからアホ毛仕様になったんだ？

消失はキョンが倒れて病院に運ばれるいきさつも
映像化してほしいな

>>294
容量大きいなw
鈴平っぽい絵柄が最近流行ってきたなぁ
ハルヒは違和感なくかわいいけどキョンが別人みたいだw

これはきれいなキョン

>>297
ハッキリと描写しないほうが映える話というのもまた存在すると思う
たぶん一流の脚本家ならそのシーンは見せないで魅せてくれると思う

>>297
それは陰謀？で描かれてなかったっけ

ハルにゃんかわいいよハルにゃん

あなたが落としたのは、カッコいいキョン？優しいキョン？

ハルヒ「違うわ、あいつはもっとぶっきらぼうでアホ面でどっちも欠けてるヤツよ！」

>301
再改変後に長門の家に戻る直前に「サービスカット」で少し触れられてるね。
でもそれは外から救急車に運ばれる所を野次馬目線で見てるだけで
転がり落ちるところは古泉が語ってるだけだな

初ＳＳです。つたないところも在りますが宜しくお願いします。

季節は冬真っ只中である。朝から降り続けていた雪はもううっすらと積もり始めている。
絶好の睡眠時間とも言える授業を終え、俺は今ＳＯＳ団の部室もとい文芸部室に向かっている。
習慣というものはいつの間にか、ついてしまっているものであり、俺が部室に行くのはもう既に規定事項となっている。
今日は掃除当番だったのでおそらく部室に着くのは俺が最後であろう。ノックはせずに部室に入る。
案の定、長門はだんまり読書、古泉のやつはいつものように意味もなくニコニコスマイル、朝比奈さんは俺が入ってきた瞬間目を輝かせてうれしそうにしたのはおそらく俺の気のせいだ。そして我らが団長、ハルヒはというと、
「ちょっと、キョン遅いわよ！なにしてたのよ！」
と、いきなり俺に罵声を浴びせている。俺は掃除当番で遅れるといったはずだが？
「え、あぁ、そういえばそうだったわね。まぁいいわ！それよりキョンちょっと来なさい！」
今度は何だ？また怪しいサイトでも開いてるんじゃないんだろうな？
「ちがうわよ！これはＳＯＳ団の活動にかかわる重要なことよ、いいから来なさい！」
「やれやれ。」
見ると古泉が3割り増しのにやけ面でこちらをみてやがる。なんだその意味ありげな表情は？そんなことを考えているとハルヒに急かされた。
仕方のないやつだ。

頬を赤らめるハルヒに期待

その後ハルヒのとんでもない考えを何とか言いくるめ、ようやく席に着くと今度は古泉のやつが顔を近づけ、(顔が近い！もうちょい離れろ！)小声でささやいてきた。
「ごくろうさまです。あなたも大変ですね。」
そう思うなら変わってくれ。俺は疲れた。
「いえ、そうもいきません。涼宮さんはあなたじゃないと嫌でしょうからね。」
「どういう意味だそれは。」
「言葉の通りですよ。まぁあなたが気づくにはもう少し時間が必要ですが。」
なんかむかつくな。遠回しに俺が鈍感だと言ってるみたいで。
と言うと古泉はやっと顔を離し、
「ふふ、まぁいいじゃありませんか。それよりオセロでもやりませんか？」
なんかうまく流された気がするが、いいだろう盤上を真っ白に染めてやるよ。
「では、さっそく。」
そうしてオセロをやり始め、俺が古泉に３連勝し、今この瞬間、また古泉に止めをさそうとしたとき、
パタンと長門の本が閉じられた。今日の団活はこれで終了である。早速帰ろうと思い、
「ハルヒ、帰るぞ。」
といったが返事がない。机を覗き込んでみるとすぅすぅと寝息を立てていた。

「涼宮さん寝ちゃってますぅ。」
「・・・・・・・。」
｢おやおやこれでは帰れませんね。涼宮さんが起きるまで待つとしましょう。｣
と、古泉が言ったが、
「いや俺だけ残ろう。」
ハルヒのせいで迷惑をこうむるのは俺だけで十分だからな。
「えぇ？そんなの悪いですぅ。キョン君だけに苦労を掛けてるみたいで、私も残ります。」
「いいんですよ、朝比奈さん。これも雑用の俺の役目なんですから。」
そうこれはそのためだけであって、他意はないんだからな。・・・・・・・・・・本当だぞ？
「いいじゃないですか。朝比奈さん。彼もそう言ってる事ですし、邪魔者はお暇させていただきましょう。」
「おい、古泉、それはどうい「私がそのほうがいいと思う。」
って、長門！？そりゃどういう意味だ！
｢・・・・・そういう意味。｣
長門、お前まで・・・・。
「では、意見も一致したことですし、そろそろ帰りましょうか。」
古泉が嬉しそうに言い、３人は帰っていった。帰り際、朝比奈さんに、「頑張って下さいね。」
と、言われたがなんだってんだ、今日に限って。
　３人が帰ってから特にすることが無い俺は、長門のハードカバーを一冊取り出して読んでいたが、ハルヒがいつまでたっても起きずそのままうつらうつらと寝入ってしまった。

「・・・・・。」
｢・・・・ン。｣
｢・・キョン・・・きなさい・・・・・。｣
誰かが俺を呼ぶ声がする。なんだ？もうちょい眠らせてくれ。なんて思っていると、　　　「ちょっと、キョン！起きなさい！！」
ハルヒにたたき起こされた。
｢何で寝てんのよ！みんなは？何であんたしかいないのよ！？｣
お前がいつになっても起きないのが悪い。他のみんなはお前が起きそうに無いから俺が帰した。
「団員その１のくせになに勝手に指示出してんのよ！」
「仕方ないだろうが。じゃあなんだ、気持ちよさそうに寝てるお前を起こせばよかったのか？」
「う、それはダメだけど・・・・。それよりっ！キョンさっさと帰るわよ、下校時間とっくに過ぎてんだから！」
あぁ、そうだったのか。じゃあだいぶ俺も寝てたんだな。それは謝ろう。
「ふん、最初からそう素直にすればいいのよ。」
｢お前に言われたくないんだがな。｣
「なんか言った？」
いいえ、何も言ってませんよ、団長様。
「ふんだっ。」
そうやってハルヒは先に行ってしまった。まったく、やれやれ。

外に出るともう雪は結構積もっていて、一面真っ白になっていた。
いつもの下り坂を歩いていると、前のほうでハルヒが、雪を見てはしゃいでいた。
｢キョン、これすごいわよ！明日は雪合戦できるんじゃないかしら！｣
と、雪を蹴飛ばして遊んでいる。
｢おいハルヒ、そんなことしてたら転ぶぞ。｣
｢大丈夫よ、あたしはみくるちゃんとかとは違うから。｣
一応怒っているつもりなんだが、どうしてこの団長さんはこうも楽しそうに笑ってるのかね？誰か教えてほしいもんだ。
そんなことを考え、注意を散漫にして歩いていると
パン！
いきなり前方から雪球が飛んできて、俺の顔面に衝突した。
「なにしやがる！」
「ぼーっと、してるあんたが悪いのよ。悔しかったらやり返してみなさい！」
と言ってハルヒは走り出した。
｢こら、待てハルヒ！｣
「ふんだ！キョンのノロマ！そんなんじゃいつまでたっても追いつけないわよ！」
ついに俺の闘争本能に火がついた。
手近にあった雪を丸めて、全身全霊を掛けて（とはいってもハルヒも一応女の子なので少し加減はしたが）ハルヒに向かって投げつけた。見事にハルヒの後頭部に命中！・・・・・・したのが運のつきだった。
｢・・・やったわね・・・・・キョン？｣
と、今日一番の凄みを効かせて振り返ったハルヒの顔は、いつぞやの朝比奈さん誘拐事件の時に森さんが見せた笑顔にそっくりだった・・・・・。

それからは言うまでも無く、道路でハルヒと俺の雪合戦が開始され結果もまた言うまでも無く、ハルヒの圧勝で終了し、ようやく普通に俺たちは歩き出した。
　「まったくあんたって奴は・・・どうしていつも団長に反発するのかしらね？」
だから悪かったって。さっきから謝ってるだろうが。
「ふん、どうかしらねっ！」
てな感じでさっきからこの調子である。一体どうすれば機嫌が良くなるのか俺には皆目、見当がつかん。誰か俺にヒントをくれ。
｢まったく！いつもいつもあんたは団長であるあたしに迷惑掛けすぎなのよ！この前の不思議探索だって・・・・｣
どうやらまだ続くようである。誰か本当に何とかしてくれ・・・・・。
・・・ん？なんだハルヒの奴さっきから手こすり合わせて・・・そういえば雪合戦の時も手袋つけてなかったな。仕方の無い奴だ。
「だいたいあんたは「おい、ハルヒ。」
「なによ、まだ話は終わってないわよ！」
「ほれ。」
「え？なにこれ？」
｢何って手袋だ。お前さっきから手こすって寒そうにしてただろ。つけろ。｣
「べ、別に寒くなんか「いいからつけろ。」
俺の有無を言わせない口調にしぶしぶ、
「わかったわよ・・・・・ねぇキョン・・・。」
なんだ。
「何で片っぽしかないわけ？」
片方あれば十分だろ？俺だって片側は寒いんだ。
｢でも、これだと変じゃない？左手のほうも貸しなさいよ。｣
そいつは無理だ。
「なんでよ！いいから貸しなさい！」
「あーもううるさい！」
と、俺はめんどくさくなってハルヒの右手をつかんで自分のコートの左ポケットに押し込んだ。
「え、えぇ！ちょ、キ、キ、キ、キョ、キョン！！！！！」
ハルヒは耳まで真っ赤にして叫んでいる。
｢これで文句無いだろ。少しは静かに歩け。｣
｢大有りよ！｣
なんだ、嫌なのか？じゃあ抵抗すればいいじゃないか。
「べっ、別に嫌じゃないけどじゃないけど・・・じゃなくて！その・・なんていうか・・・。」
「嫌じゃないんならいいだろ。ほら、さっさと行くぞ。」
｢・・・バカキョン・・・。｣
ハルヒは顔を赤くしてうつむいてしまった。いつもこの調子ならこいつも可愛いのにな、さっきの慌てた表情も良かったし・・・・・って！俺は何を考えている！！
というアホな考えを俺がしていると、

「ねぇ、キョン。さっきから歩くの早いんだけど。」
「え？あ、あぁ。スマン。」
全然気づかなかった。こいつの歩幅は大きいものだと思っていたからな。
そういえばこいつもずいぶん変わったな・・・・。以前は勝手にガンガン大股で俺を引っ張っていたのに、今じゃ普通の女の子だ。
さっきのような表情も見せるようになってきたし、こいつはこいつで成長したっていうか、なんというか・・・・・これを言うとまた古泉のアルバイトが増えちまう気がするが仕方ないな。
悪いな、古泉、今夜は頑張ってくれ。
｢なぁ、ハルヒ。｣
｢何？｣
ハルヒはまだ少し頬を赤らめていたが、俺はその顔に向かって言ってやった。
「その、なんつーか・・・お前可愛くなったな。」
言っちまった・・・・。案の定、ハルヒの顔はストーブの真ん前にある温度計のごとく、見る見る赤くなっていく。
「！！！！は、はぁ！！ちょ、キョ、キョン！あんた今なんて・・・！！」
なんだきこえなかったのか？可愛くなったって言ったんだよ。あまり言わせるな、こっちも恥ずかしいんだから・・・。
「！！！！ほらまた可愛いって！」
そんなに俺がお前を可愛いって言ったのが嫌だったのか？だったら前言撤回するぞ？
「また・・！もういい！！キョンのばか！」
と、ハルヒは耳まで赤くしてそっぽを向いてしまった・・・スマン古泉。

　それからハルヒは口をきいてくれなかった。どうしたものかと、その辺にロープが落ちていたら首を吊りたいと思っていると、
「あ・・・、」
ハルヒがようやく口を開いた。
｢雪・・。｣
雪？上を向くと、
「おぉ・・・・・。」
さっきまで止んでいた雪がまた降り始めたようだった。ん？なんかこの雪、「ねぇ、キョン」
｢なんだ、ハルヒ？｣
俺はなるべくやさしく返事をした。
｢この雪ってさ、・・・・・笑ってるように見えない？｣
俺はその時驚きを隠せなかった。と言うか隠せと言うのが無理であろう。なぜかって？
俺も同じ事を考えていたからさ。
ハルヒは怪訝そうな顔をして、
「どうしたの、キョン？」
｢いや、まったくその通りだなって思ってさ・・・。｣
「ふうん？」
ハルヒはなにか聞きたそうだったが、やっぱりそうよねっ！と、言って笑った。
ハルヒは笑ってる。
雪も笑ってる。
俺も笑ってるに違いない。
なぜならこの笑顔はハルヒがくれたんだから。
だがそんなことを当に分かりきってる。ほかのどんなことよりもな。
だからもう一回、こいつに言ってやることにした。
「ハルヒ、可愛くなったな。」
「な！！ちょ、ちょっと！なんなのよ、さっきから！あんた今日おかしいわよ！？」
「まったくだ。今日は本当に俺はおかしいな。」
本当はおかしいなんて思ってないがな。ハルヒ、お前はもうちょい素直になれ・・・・・ま、俺も人のことは言えないか・・・やれやれ。
だが、しかしだ。
こんなことを思うのは今日が初めてだろうな・・・冬が寒くてよかった。なぜかって？
ハルヒの左手を俺の右ポケットに招待できるこの上ない理由ができたんだからな・・・。
いつかこのことをハルヒに話してやろうと思う。ついでに俺の気持ちも。
その時には俺もハルヒも素直になってるだろうしな。
・・・待ってろよ・・ハルヒ。

いいがsageてくれ

大分スレを消費してしまいすみません。
変な妄想に付き合ってくださって有難うございました。

射精した

俺には一生かかっても言えなさそうな台詞だ

＞＞３１３
申し訳ないです。

その初心者具合…貴様ッ！マジに本人だなッ！？

乙＆ＧＪ！！

>>312
素直じゃない団長様ﾃﾗﾓｴｽ

Bumpを思い出したって書こうとしたらタイトルが「スノースマイル」だった

>>317
わざとやってんのか？

キョン......早く起きなさいよ...

>>317
乙！
だが初心者が故に叩かれて去ってしまっては困るので言っておこう。
アドレス欄に半角でsageを入力。レスアンカーは全部半角でやってみてはどうか。
なんか偉そうに見えたらスマン。じゃ、俺は引き続き夢の中でシャミとにゃんにゃんしてくる。

ハルヒとにゃんにゃんしたい

消失ハルヒの尻にしかれたい

お休み長門

早く消失期間終わらんかなあ

おやすみハヒル

ハルヒは憂鬱と消失世界が特に好きさ

今日はキョンと消失ハルヒが会う日か、あと古泉も。

ハルヒと結婚した。
谷口なんかは正気とは思えないとか言っていたが俺も同感だ。
兎にも角にも俺はあいつに本気で惚れてしまったというだけのことだ。

ある日二人で酒を飲んだ。
もう酒は飲まないなんていっていたハルヒだが俺と一緒のときだけはOKというルールに変更したらしい。
信頼されているのは嬉しいが飲みすぎのとき面倒を見るのは結構大変だったりする。
なぜならものすごく甘えてくるからだ。人前かどうか関係なく。まあ悪い気はしないので良しとしている。
「ねえキョン。あんた初恋っていつ？」
さてどうだろう。自分でもはっきりしないがあえていうなら従姉妹のお姉さんだっただろうか。
「今その人は？」
「さてな、久々に会ったときこの世のものとは思えない化粧をしていた瞬間から俺の記憶からすっぱりと抜け落ちてる」
なにそれ、とハルヒは笑う。白いハルヒの肌は酒のせいか上気して赤みを帯びている。
見蕩れてしまわないように自制するのが大変だ。
「あたしには聞かないの？」
コミュニケーションとしては定石だろう。ただまあなんとなく聞きたいと思わなかった。
「もしかして嫉妬してる？」
「何に対して嫉妬するんだ」
即答してしまったのが言葉の裏の感情の答えなのだろう。ハルヒは嬉しそうにニコニコしている。
「嫉妬されるっていうのは悪い気分じゃないわね。でも安心しなさい。そいつとは何もなかったから」
「………どんな奴だったんだ？」
話したくて仕方なさそうなハルヒに続きを促す。ハルヒの嬉しそうな顔が気に入らないのは久しぶりだ。
「あの人には一回しか会わなかったわ。でもあの人はあたしにとっての世界を変えたの」
どこか遠くを見るような目でハルヒは語りだした。
「あたしは世界でたった一人の特別になりたくていろんなことしたわ。けど何も変わらなかった。孤立するのは怖くなかったけど哀れむような目をされるのが死ぬほど嫌だった」
張り詰めた横顔を思い出す。整っていながらもガラスのような脆さを秘めた表情。
「そこに現れたのがその人。名前は…秘密。その人は絶望しかけてたあたしに希望をくれた。この世界には不思議なことがあるって。自分はそれを見たって言ってくれた」
見に覚えがありすぎる。ハルヒは優しい顔をしていた。きっといまだから出来る表情だろう。
「実を言うとあの高校を受けたのだってその人がいるって思ったからなの。結局見つからなかったけどね。これだけ」
ほうっと一息つくハルヒ。それは俺だと言えないがなんとも歯がゆい。
「あんたには面白くない話だったかもしれないけどあたしの思い出だから。なんとなく知っておいてもらいたかったの」
「いや、興味深かったよ。まさかお前が一目惚れするなんてな」
皮肉と自嘲をかねて言い返してみる。
「そうね。格好良かったわ」
「…そうなのか？ちゃんと顔を見たのか？」
「何言ってんのよ。見たに決まってるでしょ。顔も見てないのに初恋も何もないわよ」
ちょっと待ってくれ。そんなバカな。覚えていたなら俺だってわかるはずだ。…じゃあなんだ。こいつは俺以外の奴を好きに…。
「何？また嫉妬？いいじゃない昔のことなんだから。あの人が格好良かったのは事実だけど」
よくない。それがあのジョンスミスなら問題はないが、そうでないならハルヒは誰を好きになったんだ。
ハルヒがニヤニヤしている。俺は反比例して心の落ち着きを失っていく。落ち着け俺。落ち着け。
「男って独占欲強いのね。でももういいじゃない」
ハルヒが身を乗り出す。吐息がかかる距離。瞳には俺が映っている。
「あたしは今あんたのことが一番好きで、だから結婚したのよ」
唇が重ねられる。いつもより熱く感じるのは酒のせいか感情のせいか。
唇が離される。手玉に取られたという感覚がある。
男には理解しきれない女というもの、ハルヒはそれを体現しているかのようだった。
「安心しなさい。あんたのほうが格好いいわよ。それだけで選んだわけじゃないけどね。でもあんたと比べたらジョンなんて…あ」
前半部で心のざわめきが収まり、後半部で疑問符が浮かぶ。
「えと、その人がジョンって名前で、って言っても別に外人なわけじゃなくて、もしかしたら偽名かもしれなくて…」
ハルヒはしどろもどろに言い訳する。そんなことはどうでもいい。
「お前は俺とそのジョンを比べて俺のほうがいいと言ったのか」
「そ、そうだけど、何よ」
なんでもないさ。思い出は美化されるものと、恋は盲目ということを思い知ったまでだ。
「なんで溜息なのよ！こら！ちゃんと教えなさい！」
言葉を返す気にもならない。なんとも言えないモヤモヤの仕返しとして今度はこっちから唇を塞いでやった。

糖分きたあんめえええええええええぇぇぇぇEEEE

ＧＪ！甘すぎｗ

脳ミソ50％使っても大丈夫なくらいの糖分頂いた！

あまあああああい！！

小沢さん甘いよ！溜息序盤のみくるの考えぐらい甘いよ！！

なんだ教えないのかよ
キョンらしいけどな

うまい！GJ！掛け合いや、ハルヒの心情なんかがらしくて実によいです。
おかげでいい夢見れそうですｗ

>>294
やはり堀口作画はかわいい仕上がりでよい

どうやら今夜は砂糖漬けのまま眠れそうだｗ

誰だ〜こんなに砂糖を発注したのは？

流れぶったり切りで悪いですがＳＳ投下↓

俺は、学食に入った。
一年の終わりのこの時期になって、俺は初めてこの地に足を踏み入れたことになる。
それはひとえに俺の母親の努力の賜物と言えよう。
そしてこの時はまだ知る由も無かった。
ハルヒと俺の、空腹・飢えをかけた戦争が行われることなど。
後にここでの熾烈な戦いは俺の中で、『第一次学食戦争』と呼ばれることになる。

------------------------------------------------------------------------------------

大きな事件のきっかけ、というのはいつも小さなこと。
第一次学食戦争の引き金となったのは、俺の小さな親切だった。

教室に入ると、ウチの団長様が机に伏せてらっしゃる。
おっと、俺の対ハルヒ危険度センサーが黄色信号を出しているぞ、気を付けねば。
え、そんなものいつ手に入れたって？１年間ハルヒの暴虐に耐えてきた俺にそんな質問は野暮ってもんだ。
俺が席に座ると、
「はーーーー」
この１年５組には『俺席に座る→ハルヒの溜息→俺「どうしたんだ？」と声掛ける』という、
極めて自然発生的、かつ合理的なシステムが出来上がっている。
別にそのことはいいんだがな、何もクラス全員にお前の不機嫌さを伝える必要性はないぞ。
見てみろ、クラスで一番遠いやつが振り向いて、こっちを伺ってるではないか。
「どうしたんだ、ハルヒ？」
ハルヒは返答の変わりに、足で地面を叩く。パァン、パァン。
ん？スリッパか？
「どこのアホよ、あたしの上履き、取った馬鹿は？」
そんな蛮行を行える度胸があるなら、そいつはただの人間では無い。ハルヒが興味を持ちそうだ。
それっきりハルヒは黙り込んでしまった。
長門によるとハルヒは『情報の奔流の中心』だったかな。
今のハルヒは、負のオーラを継続的に振りまき続けている。そんな物、もらって嬉しいやつなど居ない。
このままだと、気晴らしに「キョン、教室でスリッパ卓球やるわよ」などのトンデモ提案しかねん。
なのでここは珍しく俺から提案してやることにしよう。

「ハルヒ、学食のオススメを教えてくれないか？」
ハルヒはジトッとした目で俺を見上げる。そんな目じゃなく、潤んだ目でかわいく見つめてくれないか？
「あんた、学食？」
「今日だけな。」
「ついてくるのは勝手だけど、あたしの足を引っ張らないでね。」
はて、俺は学食で飯を食うだけなのに、どうやってハルヒの足を引っ張ればいいのか。
ハルヒの気も少しは紛れたようで、通常業務の雲観察に戻っていただけたようだ。
お袋、すまん。弁当は夜食うことにする。


「ハルヒ、暇なのは分かるんだがな、静かにしろ。」
ハルヒお得意の数学の時間ことだ。
パァン、パァン、パァンとスリッパでリズムをとるな、耳障りだ。
「何？あんた、全部問題解けたわけ？」
自慢じゃないが、全くだ。忌々しい。
俺は心から思う。ハルヒが後ろの席固定で良かったと。
もし、俺の前の席や、隣の席だったら今頃スリッパで俺の頭を叩きながら
『なんでこんなもんも解けないのよ。簡単じゃない。』
などと、教師そっちのけで羞恥プレイに励んでいたことだろう。俺に特殊性癖は無いから、勘弁願いたい。
「だったらさっさと解いてなさい。」
谷口によると俺は５月ごろから「涼宮係」を持ちうけている。最近、自覚が芽生えてきてしまったようなんだ。
ハルヒのクラスへの迷惑は俺が阻止する、という熱き正義感で俺はハルヒに注意するんだ。
「周りに迷惑が掛かってるだろ、やめろ。」
スリッパ騒音攻撃は止み、ハルヒは不機嫌な面持ちで雲観察に戻った。
俺は教科書と向き合う。ハルヒのスリッパの件ですっかり忘れてた。今日、俺が当てられるじゃねぇか。
今更、後ろを振り向けず俺は隣の席のやつに聞いた。
素直っていいことだなぁ。

時間は経ち、今は学食の前である。
「やっぱりあんた、あたしの足引っ張ってんじゃないの。」
お前がスリッパのくせに速過ぎるんだ。今すぐ陸上部にスカウトされて来い。
そもそもだ。どうしてそんなに急ぐ？
「２，３年の方が学食から近いからわたし達が不利でしょ。だから。」
そうでしたか。さすがは団長様です。もう何も言いません。

そして気づかなかった、戦いはすでに始まっていたんだ。
ハルヒによる知略にまんまと俺ははまっていた。戦いの火蓋は切って落とされていたんだ。

ハルヒは馴れた手つきで注文をこなす。もちろん、俺にメニューの選択権は無い。
『オススメを教えてくれ』なんて言うんじゃなかったぜ。
「キョン、水とってきて。」
『メニューを選んでやったんだからあんたが行って当然』って顔に書いてあるぜ、ハルヒ。
いや、行きますけどね。
任務を遂行し帰ってくると、おやおやハルヒさん、貴方のマナーの無さはここまででしたか。
「なぁ、ハルヒ。わざわざカウンターで味噌汁飲む必要無いだろ。」
一応の知り合いとして、すごく恥ずかしい。
谷口とナンパ友達と思われるよりはマシだが。国木田も一所懸命に否定してたな。
ハルヒはこちらを一目し、味噌汁を飲み干すと、そのままお盆を俺に渡す。って、
「俺の味噌汁かよ。自分の飲めよ。」
何事も無かったかのようにハルヒは席に向かう。
「反対したでしょ？あんた。」
当たり前だ、誰がお前なんかに進んで味噌汁を進呈しようものか。
「ぼけっとしてる方が悪いの。」
ああ、そうかい。なら俺も手加減必要ねぇな。男としてやられー
「隙あり！！！」
あぁ、俺のしょうが焼きを。

いったん落ち着こう。お前につっこみたいことがたくさんある。
まず一つ目。俺の隙をつけて嬉しかったのは分かる。分かるが何も叫ばなくてもいいぞ。
ほら見ろ。注目の的だ。俺は意外に気になるんだぞ、周囲の視線が。
二つ目。どうやったら一度に４枚もの肉を奪えるんだ？どうやらハルヒは箸捌きにも長けているらしい。
三つ目。俺から奪った貴重な４枚の肉を一口で食べてしまう、その驚異的な口のでかさは何なんだ？
四つ目。肉を口一杯にほお張り、もぐもぐしている姿が意外にかわいい、ということはいったん置いといて、
何故、また俺の肉に手を出そうとしている？

やられてばかりいられない。俺はすぐさま肉をハルヒから遠ざける。
スッ、パッ。
これで安心しかけた俺が馬鹿だったよ、お前は２週間ぶりに食事に辿り着いたライオンか。
肉に伸びかけていた箸は、俺をあざ笑うかのようにサラダへと伸びる。
「あんた、甘いわね。脇のガードが甘すぎるわ。あんたの実力はそんなもん？」
くっ、なんだと。
ハルヒはニヤニヤしながらこちらを見ている。落ち込んでいる暇は無い。反撃に出なければ。
『やらなければ、やられる』
男には覚悟を決めるべきときがある。それが今なのだ。ハルヒの皿に狙いを定め箸を伸ばす。
ウォーーー。

ペシッ。
「甘いのよ。甘っちょろいわ。大甘よ。」
ハルヒの左手が俺の右手にスマッシュヒット。俺の手は見事にはじかれ、勢いで箸が床に落ちてしまった。
「あたしとやり合おうなんて１０年早いわよ。」
ハルヒの捨て台詞を聞きながら俺は箸回収に向かう。
席に戻ればさらに俺の分が減っているのは既定事項だ。
『やるからには真剣勝負よ、完膚なきまでに叩きのめすの』
いつかハルヒが言ったこの言葉を思い出していた。味方なら心強いが、こいつほど敵に回したくない奴は居ない。
理由は分からんが、「俺はジョン・スミスだ」と言いたくなる衝動をぐっと押さえ、
ハルヒの溶鉱炉並みの笑顔を見ながら、生キャベツを食べることに専念した。
なんだか味が素っ気無い。

俺は、上機嫌な団長様とある堅い決意を胸に秘め、戦場を後にした。
「二度とこの地に足を踏み入れまい」



「それは大変でしたね。しかし大変楽しい時間を過ごされたようで。」
俺の立場になってみろ。悲惨なだけだ。
昼に食わなかった弁当を部室で食べている最中である。ハルヒが俺相手の学食戦争に圧勝したせいだ。
「僕の友達が言ってましたよ。『お前の部活仲間が学食で暴れていた』、とね。」
すまんな。ハルヒに謝らせにいかせるよ、その友達の所に。
「いつもの涼宮さんは、別に騒いでいらっしゃらないんですがね。」
なんだ、その言い方は。まるで俺が悪いみたいに聞こえるんだが。
「違うのですか？」
ああそうだよ、俺とハルヒが一緒に居ると悪いことが起こるんですよ。
「フフフ、それを楽しみにしている人間もいるんですがね。」

バァン。
ハルヒは入ってくるなり俺の弁当に気づき、
「あれ？弁当あったんじゃない。」
「忘れてたんだ。」
事実を知る古泉はニヤケ度３割り増しになった。忌々しい。本当のことなんて話すんじゃ無かったぜ。
「ボケが始まったんじゃないの？病院連れて行ってあげるわよ。」
全く、人の親切心を踏みにじるようなことをいいやがる。
時期はずれのひまわりを無視しながら、俺は改めて思い直した。「二度と学食には行かないぞ」と。

さてさて忘れていたが団長様の特技の一つに『俺の希望的観測を打ち破る』というものがある。
古泉流に言わせれば、「涼宮さんが望んだことですよ」ということなのだろうか。
もっともこの特技が、情報統合思念体とやらの自立進化の可能性を探ることに繋がるのかどうかは定かでない。
「明日はみんな、お弁当持ってこないでね。不思議探索 in 学食よ。」
キョトン、とする朝比奈さん。愛しい天使をずっと眺めていたいがそうする訳にも行かない。
俺の頭は、どうしたらハルヒとの再戦を避けられるか、について考えて始めていた。

長々とすいませんでした。

>肉を口一杯にほお張り、もぐもぐしている姿が意外にかわいい
書きながら想像していた。めちゃめちゃかわいいｗｗ
絵師の方、誰か描いてください。

>>344
俺もそこに萌えたんだぜ
GJ！そして絵師welcome！

お騒がせカップルｗ


ハルヒおやすみ

>>272
変態仮面乙

朝まで生ハルヒ

おはるにゃーん

キョンが上からのしかかってきて金縛り状態のハルヒ

このスレって絵師いないよね
寂しいなぁ、おハルヒ

ハルハルおはよう

>>351
いたけどみんなサイト持ったりして独立した

よう長門

おはるひ

>>343
後日、キョンのおがずを取り合うハルヒと長門を想起したww

らき☆すたの杉田店員を見て

萌えの探求のために頻繁にメイトを訪れるハルヒ。馴染みの店に行くとキョンがバイトしてて…

という電波を受信後調べてみたら、メイトは基本的に高校生は雇わないんだと
当たり前かエロ同人も売ってるんだし

>>357
メイトは女性向きしかないと思ってたが・・

高校生のバイト自体を禁止する学校もあるからな。
北高はとくに禁止してないみたいだけど。

いやいやw
メイトと言えば萌え系でしょ
純粋なアニメ好き向けや女性向けもあるけど

昔はジャンプアニメのグッズばっかだったんだぜ？w

>>360
俺の時代はトトログッズばっかりだったなｗ

秋葉のメイトの階段は正直腰に悪い

時代劇の流れで、戦国時代のハルヒとかいう電波が来たｗ
小国の姫君ハルヒと足軽キョン、みたいなｗ
姫君を得るためにキョンが下克上……するわけねーよ、キョンだしｗ

ハルヒは戦にも指示を出してたような姫っぽいw
戦国時代だとねねとかみたいな
戦国一の美女と言われるけど気はとても強かったらしいお市もありだな

おハル『全軍とつげきぃー！！』


もちろん参謀役は長門でｗ

指示だけじゃなくて最前線まで出そうだｗ
戦国時代じゃないけど巴御前みたいな

ｷｮﾝノ助「やれやれ・・・・・」

刀で敵をぶったぎるハルにゃん

あの時代はゲイが珍しくなかったから古泉にとっては入れ食い天国に違いない

昨日部室でハルヒが宣言したとおり、本日はSOS団不思議探索in学食である。
学食で何の不思議を探すのか、俺には皆目見当もつかないのだが、そこはSOS団である。
ハルヒが言い出したことは回避不能の規定事項なのだ。

昼休みを告げるチャイムと同時に俺は学食へ向かった。
「遅い！罰金！」
何でもう全員揃ってるんだ。特にハルヒ、お前は俺と一緒に教室を出たはずだろうが。
「トロトロ歩いてるのが悪いの。戦いはもう始まってるんだからね！」
誰と何を戦うんだ。今日は不思議探索じゃなかったのか？
「文句があるなら3日後にでも聞いてあげるわ。今はとっとと並ぶ！」

「ねぇキョン。あんた今日何頼んだの？」
今日は生姜焼き定食だ。ってさっき隣で俺の注文見てただろ。
「ふーん。じゃ、これもらい♪」
俺はひょいと体を翻し肉を死守した。
「やるわね。少しは腕を上げたじゃないの」
俺とて人並み程度の学習能力は備えてるんだ。いつまでもやられっぱなしというわけにも行くまい。
定食の乗ったトレイとハルヒの間に巧みに自分の体で壁を作りつつ絶妙な体捌きでハルヒの攻撃を防ぐ。

…ってあれっ！？

なぁ、ハルヒ、生姜焼き定食って肉何枚乗ってたっけ？
「確か３枚だったわね。ここの食堂肉ケチってるのよね」
俺の目が確かなら俺の持っている皿には２枚しか乗っていないんだが、いつの間に取ったんだ？
「あたしが黙って取るわけ無いでしょ！戦いに勝った時にはきちんと勝ち名乗りを上げるのがあたしの流儀なの！」
人様の飯を強奪しておいて流儀も何も無いだろう。でもハルヒじゃないとしたら誰が？

……なぁ、長門。
「なに？」
お前は確か味噌ラーメンを注文したんだよな。
「そう」
何かトッピング追加したのか？
「していない」
俺の記憶が確かなら味噌ラーメンには基本的に肉は乗っていないはずだよな。
「その記憶は間違いではない」
お前のドンブリに浮いている肉はついさっきまで俺の皿の上に乗っていたような…

「隙ありっ！」
間一髪の所で俺はハルヒの魔の手から肉を死守…ってライスが半ライスに！？
「よそ見してるのが悪いのよ」
不敵な笑みを浮かべるハルヒ。その刹那、俺は体を翻した。
ぐあっ！？背中に痛みが走る。長門の差し出した橋が見事に俺の背中に命中していた。
「今だ！肉もらいっと！」
あー！何しやがる！って長門！何で俺の味噌汁飲んでんだ。
「隙を見せたあなたの負け」
いつの間にか長門の目が戦闘モードに入っていた。

その後の事は深くは語るまい。
席にたどり着いた頃には俺のトレイの上にはタレの掛かっていないキャベツの千切り一つまみと
三分の一しか残っていない味噌汁、二口分程度の白米のみであった。

因みに、本日の両者の戦果、俺の戦禍は。
ハルヒ：肉１枚、ライス３分の２、キャベツの千切り半分
長門：肉２枚、味噌汁３分の２、ライス３分の１、キャベツの千切り３分の１弱。
となった。俺はキャベツを摘みながら今度こそ「もう二度と学食には来るものか」と心に誓った。

「有希に負けたのが悔しいわね。明日リベンジマッチよ！」
「わかった」
だそうだ古泉。俺は明日は弁当だ。ハイエナ二人のお守り頼んだぞ。
…いや、頼むって。マジで。

>356
からの電波を元に勝手に続編を書いてみた

>343氏、もし続編制作中だったら構わず投下してくれ

学食って戦場なんですね・・・

長門ひでえｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>370
GJ!
わざわざ実現してくれてありがたいです

ハルヒと長門が蕎麦アレルギーだったらキョンは蕎麦は確実に食べられるが

長門に限ってそれはない

アレルギーだったらむしろ目の前では食べないようにするだろ。
鈍感なくせにそういう気遣いはできそうなイメージ。

二人に奪われる事を見越して弁当持参の上定食大盛とサイドメニュー数品頼むキョン


その日、キョンの口に入ったのは焼き鮭の皮とパセリだけだったという…

キョンからその愚痴を延々と聞かされた谷口は
泣きながら旅に出たらしい。

ハルヒが庭に種を蒔いたら巨大なツタが天に向かって生えてる電波がッ。

今頃ポニテ体操服かな

ポニテ体操服のシャナか・・

正直あれはシャナに見える

のいぢはシャナの方が好きなんだろ、ハルヒの挿絵手抜きだし

シャナで画集出すならハルヒでも出してほしい

さよなら
ttp://www.sos-dan.com/img/src/1197862495534.jpg

>>386
１コマ目と３コマ目別人だろ常考…

定期的に谷口がキョンに合コンを誘います
谷口「合コンしようぜ！合コン！」

キョンを手で目隠ししながらチャリで2ケツするハルヒ

>>388
悪いな、谷口。俺は毎日SOS団で合コン同然っっゲフッ
「ちょっとキョン〜！今なんて言ったの〜？あんたそんな不謹慎な心構えで活動してたなんて、
よっぽど罰ゲームが欲しいみたいね。」
顔を引きつらせながら笑うハルヒは、俺の背筋が真冬の公園の鉄棒並みに寒くなるような罰ゲームを発表した。
悪いが谷口、お前も一緒にだ。

>>389
ガシャーンとなって身体が重なり合う展開キボン

ハルにゃんかわいいよハルにゃん

甘い・・・・

誰か糖尿病を専門に扱ってる病院を知らないか？？

ＳＳが甘すぎて・・・な

ハルヒ超先生に診てもらいなさい

助手はもちろんキョン先生

夜は二人であちこちを診察し合って…
アッー！！

髪を半分白髪にして黒マントを纏ったハルヒが見えた

サンクス！！

ハルヒ超先生に見てもらったら一発だな。

アドバイス、サンクス！！！

久方ぶりに『仮面ライダー THE FIRST』を借りて観てみたんだが、
テーマソングがハルキョンソングに聞こえて仕方がない件について

ガンダムWのEDはまさにハルヒの歌だよな

ハルヒ先生想像したら興奮してきた。

>>401
キョン「たまの休みに前触れもなく呼び出すのは勘弁してくれ」
ハルヒ「いいじゃない天気がよかったんだから。それよりも、このあたしに待ちぼうけかますなんて何様のつもりかしら？」
キョン「言っとくが、これでも走ってきたんだぞ？」
ハルヒ「そんなの当たり前じゃない！　とにかく！罰として今日一日あたしが満足するまで楽しませなさい！」

文芸部室の団長椅子が壊れ、机が抜け、本棚が崩れ落ち、
遂に部室が姉歯になって崩壊する電波を受信した。
そして仮部室を探すSOS団だがビルの一室→デパートの一角→あるアパートの一室→
長門のマンション、と移転しまくった末に町外れの洞穴に落ち着いたりとか。

>>404
二階の渡り廊下を通行止めにして部室にしようとしたり
生徒会室を棚で区切って部室にしようとしたり
非常階段の下に部室を作ろうとしたりして
最終的に旧校舎の封印された教室にたどり着くわけですな。

バリケード築いて生徒会とサバゲーで対決とかな

逆光は勝利よっ！！

何してんだよハルヒ、不思議な事を探すんじゃなかったのか！

キョン「猪突猛進・・・猪顔負けのぶっ込み女、こんなのに惚れるなんてあんた等頭どうかしてるぜ」
ハルヒ「キョン！！今日も不思議探すわよ！！」
キョン「うるせ　黙ってろ」

スペース！！

古「おっと閉鎖空間のようです（ボソッ）」

古「スミマセン。バイトが入っ…」

ハ「サボりなさい！」

>>411
ﾜﾛﾀ
そういえば古泉長門朝比奈の3人は最早組織の人間として機能してないよなw

>>411
命令されて一瞬ちょっとだけ嬉しそうな顔を見せる古泉を幻視した

最近政府のお偉いさんがUFOの話ばかりしてくるんだが…
これもハルヒが望んだことなのか？

ハルヒにゃんが総理になる日も近いな……

日本政府にはマッドサイエンティスト、古代人、宇宙人がいるからな

小泉→マッドサイエンティスト(顔がドクターマシリト)
森→古代人(「日本は天皇を中心とした神の国であるぞ」発言)
杉村→宇宙人

一瞬緩んだ表情を整えサボるとバイト仲間に迷惑がと弁解する古泉
副団長を好き勝手に呼び出すバイト先に文句を言ってやると息巻くハルヒ…くらいまで見えた

宇宙人か…、宇宙人といえば…
宮沢さんは宇宙へ帰っちゃったのかなぁ…(´；ω；`)

ナース「もう面会時間は終わりですよ」

面会時間が終わったのでナースのコスプレして居残ろうと試みるハルヒ。

超看護婦ハルヒに隅々まで世話されるキョン

ナースハルにゃんに診てもらいたい

実際のところ、汗くらいなら拭いてあげようと何度か試みたに違いない。

注射を打ちます
看護婦ハルヒ　暴れる患者を無理矢理おさえこむ
看護婦有希　　見えない早さで打ち込んでくる
看護婦ミクル　おろおろして他の人に頼む
看護士一樹　　息を吹きかけてくる

おやすみハルハルにゃんにゃん

●＜注射をうちたいと…もふっ

秋が過ぎ去りいつのまにか季節はすっかり冬となっていた。吹く風は冷たく身を刺すようで表に出るときはコートが手放せない。
隣を歩くハルヒを見ればそのカモシカのような足を惜しげもなく晒していた。
膝上まである長い靴下を穿いてはいるものの色気よりも何よりも寒そうだと言う感想しか浮かばない。
学校指定の制服とはいえ男子に生まれてよかったなどと久々に実感するのだった。
「ちょっとキョン。寒いんだけど、何とかしなさい」
そういう苦情は地球か太陽かもしくは赤道にでも言ってもらわないとどうしようもない。
「だいたいあたしは寒いのより暑いのが好きなのよ」
普通の人間なら『そうだな、俺もそうだ』なんて世間話レベルの同意でもしておくべき場面ではあるがことハルヒにいたってはそのテンプレートを採用するべきではない。
もし言ったら「そうよね！いきなり日本が赤道直下にならないかしら」なんて言い出しかねない。
「俺は冬には冬のいいところがあると思うぞ」
なんて地球のため、なんていう人生最大級のフォローをしなければならないわけだ。ハルヒと会ってからはこんなんばっかりだ。
「例えば何よ」
自分で考えろ、なんて突き放してやりたいところだが言いだしっぺは自分なわけで少しは具体例を挙げなければならない。
「例えば食い物とかな、冬にしか食べられないものもある」
「今の時代どんな季節だって何でも食べられるじゃない」
「それでも旬ってものがあるだろ。カニなんかやっぱり冬の物だと思うしな」
「あたしカニ嫌い」
「知ってるよ。剥くのが面倒なんだろ。俺は好きだから問題ない。単純作業は嫌いじゃないんでな」
「じゃああたしの分も剥きなさいよ」
「なんでそうなる。自分の分で精一杯だ」
「じゃああたしがカニ用意してあげるからあんたはあたしの分まで剥くこと。それなら公平でしょ」
資本主義における出資者と労働者の関係としては見事に公平だ。だがなぜ俺が交渉の余地なく労働者なのか。

「他に冬のいいところは？」
まだ続くのかと思うが話の種としては悪くない。
「種と言えばおでんとかどうだ？あれもメインは冬だろ」
「あんた食べ物ばっかりね」
ほっとけ。
「でもおでんはいいわね。今度おでんパーティーしましょう」
おでんでパーティーはしたくないなと思うがハルヒのことだから響きで決めたんだろう。きっと意味はあるまい。

「他には？」
そろそろ食べ物から離れたほうがいいかもしれない。食べ物尽くしも悪くはないけどな。
「温泉とかどうだ。寒いなかで熱い温泉に入るってのは日本人の古来からの伝統だろ」
「温泉かあ。うん、いいわね。じゃあ古泉くんに言ってプラン立ててもらいましょうか」
提案が即可決なんていうのはワンマンかつ独裁的な組織にありがちなことだよな。
「覗いたら殺すから」
どれだけ気が早いんだお前は。

「他は？」
まだ続くのか。飽きないというかしつこいというか探究心旺盛というか。だんだん短くなってるし。
「寒い中での暖かさとか」
「どういう意味？さっきの温泉とは違うの？」
「もっと身近なことだ。気温は低いけど暖かい布団でぬくぬくしてるとかそんな感じだ」
特に朝はたまらんね。布団からでたくないなんて何度思ったことか。
「わからなくはないけど結局でなきゃいけないんだからさっさと出たほうが時間の無駄にならなくていいじゃない」
年中太陽みたいなこいつには俺みたいな面倒くさがりの気持ちはわからないらしい。
「あとはこいつか」
自分の首に巻かれたマフラーをちょっと持ち上げる。
「風は冷たいがマフラーは暖かい。意外に悪くないぞ」
「あたしはマフラーないんだけど」
「…わかったよ、お前が巻けばいいだろ」
マフラーをハルヒに軽く巻いてやる。あとは自分で何とかしろ。
「…それじゃあんたが寒いでしょ。だからこう」
「お前な、通常サイズのマフラーを二人ってのはさすがに無理があるぞ」
「無理を通すには道理を引っ込めればいいのよ。知ってた？」
「そんなちょっとした豆知識みたいに言われても無理なもんは無理…って近いなおい」
「ほらキリキリあるく。もうそろそろ学校よ」
そんなある冬の寒い日の俺たちだった。

おやすみハルヒ、愛してるよ



マジで抱きたい

冬か…イイネイイネーなんて思いつつ読んでたら…
一人用マフラーを二人で…思わずブヘッってなったよww
歩いてるのに二人マフラーってどうやるんだろうな？描いてくれる絵師を期待

むっちゃ接近してんだろうなあ

てゆうか涼宮ハルヒシリーズ全部見回しても、ニーソはいてるのってハルヒだけなのか？

ストレス解消にキョンと汗かくハルヒ

流れぶった切ってすみません。
佐々木スレ帰りですが向こうでありえないハルヒを読んで悲しくなり
このスレに帰ってきました。

やはりハルキョンが最高です。




流れ読まずに失礼しました。

痛い子発見！
これは捕獲して調査の必要ありだな。

見なければいいのさ

やはり佐々木とハルヒは相容れないのか？

ちょっと電波受信体勢に入ってみる

見て来たがあれはわざとらしいというか痛すぎる・・・
SSを投下すんのは自由だけど人を不愉快にさせる目的で書くってのもどうかな

って言おうとしたけど、
俺も自分のSS見返してみるとたまに救済漏れとかで酷い処遇になってるキャラが居たりするんだよな。
基本的にキャラスレ向けのSS書くときは中心キャラに都合の良い話で書くから。
あのSSもきっと佐々木側の展開に合わせてハルヒを書いたから変な風になったんだろう

ハルにゃんおやすみ

>>472
それは恋することのもどかしさだな

ふっ、くだらんな。誤爆だ。

他のキャラを当て馬にするSSは、いくらハルヒがヒロインでも読みたくない
そう思ってるのは俺だけではないと信じたいな
さっき見なければいいとか言ったくせに掘り返してすまんかった

>>427
GJ!俺もハルにゃんと巻きたいぜ。

オフィシャルサイトのコンテンツ減ったな
http://www.haruhi.tv/

他キャラスレの問題をいちいち持ち込まなくていいよ。

>>427
良いね〜ハルヒとキョンの周りは暖かいんだろうな。

>>427
自然すぎるｗｗＧＪ。
というわけで今から蟹の殻をむく練習でも始めるわ

じゃ俺はハルにゃん剥いてくる

ハルヒおやすみハルヒ

なんとなく投下

あたしは魘されて目が覚めた。
とても嫌な夢だった。
キョンがあたしの傍から消えてしまって戻ってこない夢。
詳しい内容は思い出せないし思い出したくもない。
すうっと頬に流れる涙。
本当に夢でよかった。
落ち着いてから横で気持ちよさそうに寝ているこいつを見てほっとする。
こいつがあたしを選んでくれなかったら･･･
あたしと一緒に住むのを拒否したら･･･

･･･考えただけでぞっとする。
あたしの性格は自分勝手、自覚もしている。
あたしがもう一人いたらあたしはきっとあたしのこと嫌いになる。
それほど嫌な子だったはずなのに･･･
他に可愛い女の子がいたのに･･･
キョンはあたしを選んでくれた。
あたしが自分本位で勝手に一人暮らしをしている
キョンのところに転がり込んできたのにあいつはあたしを追い出そうとはしなかった。
あたしが口に言わなくても本当に欲しいものは察して買ってくれた。
そしてあたしにキョンが選んだ世界で一番きれいなドレスを着せてくれた。
･･･本当に幸せ。
キョンはあたしに光と幸福を与えてくれた。
ありがとうキョン。
そしてこれからもよろしく。

さて、明日はキョンが早い出勤だからもう一回寝ないと寝不足になっちゃうわ。
キョンと共有の布団をかけなおし寝ているキョンの手をそっと握る。
キョンのぬくもりがあたしの手を介して全身に伝わってくる。
今度はいい夢が見れそう。そんな気がした。

おわり

あまああああああああい！！

小沢さん甘いよ…憂鬱でハルヒと一緒に閉鎖空間に入る前のキョンの見通しぐらい甘いよ…

良い話だなぁ
最近ハルキョン夫婦設定or同棲物が読みたい気分です。
消失のせいですかね？



ところでオフィシャルサイトにクリパの告知が出てたね
後、文芸部HPは長門のキャラ紹介のページになってた。

>>447
キョン、俺と変われ

ハルヒかわいいよハルヒ

ハルヒかわいいよなハルヒ

おはるひ

おはるにゃん

ハルヒ・・・

あの…そこのポニーテールが反則的に似合ってる看護婦さん…
おしっこしたいんですけど腰を痛めてて起き上がれないんです…
ええ、ですから、その…尿瓶…あ、すいません、お願いします…じゃあ今パンツさげますね…

>449
大学進学を前にハルヒと佐々木がフェアに決着をつけようとか言い出して
キョン不在のまま三人での共同生活を決めて部屋探しをしていたがなかなか良い部屋が見つからない
そこに長門が自分の部屋の提供と参戦を申し出て
なぜかみくるも含めた５人生活が始まる…という電波を受信

今日はぉが？の日か。

軽トラでデートするハルキョン

>>457
九曜さん紛れ込んでそうだな

>460
原作じゃ触れられていないけど
長門のマンションは統合思念体IF指定宿舎みたあなもんだから
きっと喜緑さんも自分の部屋から屋根裏あたりに潜入して観察しているに違いない

>>461
そしていきなり落ちて来るとw

くのいちハルにゃん

機動刑事ハルヒ

機動戦士ハルにゃん

京アニ的にまとめてアウトだ

ハルニャンボールＺ

キョンのことを考えてため息をつくハルヒ

ハルヒでございまぁ〜す。

お魚加えたハルにゃん

こちら北高旧校舎内文芸部室

ただいま、本スレが1000スレ目に突入しました

こちらスネーク、キョンの家に潜入した。
ハルにゃん、指示をくれ！

1000ｽﾚが三つあるぞ(ww

まずはエロ本探しからだな

俺はハルにゃんの家に潜入したい

1000スレ目記念カキコしようと訪問したら既に埋まってた……

>>470
もう1000かよ！
3日前はまだ990ぐらいだったような

ハルヒの家に潜入するキョン
部屋に着いたがハルヒの足音が聞こえたので手近な所で引き出しの中に隠れてみるが
その間下着まみれになる事に暫く堪えなければならぬ身に

>>476


その後、ハルヒに見つかり問い詰めらめるキョン・・・

ぐらいまで受信した

>>476
普通、人が入れる程でっかい引き出しに下着は入れないと思ふ…

キョンの家に潜入するハルにゃん

押し入れに隠れ、着替えを隙間から覗く

ところでそろそろ夕方かな。西宮は。



「……ぉが？」

文芸部掲示板がついに消えたね。
また来年。

そして、世界は復元された

「消失期間」終了

か、かわえぇぇｯ！
ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader543807.jpg

ハルにゃんが二人(*´Д`)ﾊｧﾊｧ

ミニハルヒかわいいよミニハルヒ

俺は今のハルヒが好みだ

ロリに目を血走らせる輩ども受けを狙ったなハルヒめ

>>478
下着いっぱい持ってんだよ

ハルにゃん特製鍋食べたい

>>490
じゃあお前具な。

ハルにゃんを食べたい

なんか、みなみんスレを彷彿と・・・

ハルにゃんと鍋パーティ

超鍋奉行ハルヒ

鍋にメロンとかプリンを入れるハルヒ

ダシはハルヒのおしっこなんですね！

ダシはハルにゃんのカチューシャ

ｶﾁｭｰｼｬになりたい

ハルにゃんのカチューシャ！(*ﾟ∀ﾟ)

「おいしそー！」

みくるを丸ごと鍋に入れようとするハルヒ

多連装ロケットランチャーを撃つハルヒ

ハルヒの機嫌によって色が変わるカチューシャ
機関が開発してハルヒが寝てる隙にこっそりすり替えておいた

>>502
ドイツ兵を蹴散らすわよキョン！！

ハルヒなら感性だけで電撃戦を完成できるだろう

よかった、カチューシャつながりだとわかってくれる人がいて、本当によかった……。

こんばんはるひ

『仮面ライダー THE FIRST』を観てて思ったが、ハルにゃんなら間違いなく
不思議探索でショッカーの怪人のことを調べに行くな

キョンがショッカーに拉致されて行方不明→仮面ライダーになって帰ってくる
となったらハルにゃんはどういう反応をするだろう

>>507
ハルにゃんは看病で疲れているからゆっくり休ませてあげようぜ。
ハルヒおやすみハルヒ。
　　　　　　. ＼ /:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::／ |::::|　　　　　/:::::::::::::_..≪／:::::::／:::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　ヽ::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::/::::::::ﾉ゛　　!::::!　　　　. /::::::,..-'"　/::ｌ::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　 　 　 　 　 　 ヽ:::::!:::::::::::::::::::::::::::/::::::/ 　　　 .ヽ:ヽ　　 /::／　　／:::::::!:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ
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　　　　　　　　　　　 ﾘ::::::::::::::::::/ │:::i′　　　　　　 .h'! iく　　　./:::::／　/::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i:ｌ
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　　　 ｀'ｰ､、　　　　　 ｌ:::::::::::/ 　 !/　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾒ´　　　/::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::!
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>>484
これはたまらん

すごいIDだな

IDすげぇぇぇぇｗｗｗｗｗ

>>484
二人合わせるともはや反則的かわいさだなw

寝てるハルにゃんを見るといたづらしたくなる。

この女の長所と魅力を教えてくれ

全て

キョンから頬にキスされたほうが恥ずかしいハルヒ

仕返しにキョンにも恥ずかしい思いをさせようと
頬にキスをしようと思い立つが、
いざとなるとはずかしくて自分からはキス出来ないハルヒ。

本スレそんなに早いのか。
なんかあったの？

一連の消失騒動じゃないの

ハルにゃんおやすみハルにゃん

ハルヒがかわいいから寝るわ

おやすみハルルン

... たしかにふざけた女だ　かしこかぁねぇ・・・

頭悪くて美人な女って最高じゃね？
まあ才色兼備のハルにゃんはその限りではないが

頭が悪い女はいいけど、頭が可哀相な女は勘弁

オーロラを見たいと言い出すハルにゃん

>>527
古泉＞「ポールシフト」、という言葉をご存知ですか？

いまのハルヒはジョンがつくった

華麗に2分ハルヒ

そし

ジョンを作ったのはハルヒ

ハルにゃんは頭がおかしいと言われるが、
頭がおかしいのではなく変な事だと分かっててやってた
何故ならジョンの事を信じてたから

ジェーンはいつ現れますか？

>>530,531
わずか18秒wwwwwwww

>>532
逆だｗ

>>532
あ、自分のコメだと思った
スルーしてくれ

今夜のハルにゃんはぐっすり眠れるだろうな…。

「おやすみ、ハルヒ」

ハルにゃんおやすみ

ハルにゃんおやすみハルにゃん

ハルヒが蹴っ飛ばしたお布団を優しくかけなおしてあげるキョン。

ハルヒがうなされているときはいち早く起きて頭を撫でてあげるキョン。

ハルヒが気持ちよさそうに寝ているときは黙ってハルヒの顔を見ているキョン。

キョンのおかげでハルヒはいつもいい夢を見ています。

>>541
なんか親子みたいだ
キョンが父親だな、おはるにゃん

ナースハルにゃんに下半身を清拭してもらいたい

>>543
煮沸されたりしてw

おはよう はるにゃん

>>541
それなんて俺とカミさんの日常の風景？
いい夢見てるかどうかは知らないけど


おハルにゃん

>>543
ハルヒ「汚物は消毒よ〜！！」

ハルにゃんにマッサージしてもらいたい、脚で

　　　　　　　 　　 ／￣￣￣￣￣￣￣~~　／| 　　　ﾀｶｸｶｲﾏｰｽ
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　／組　.|
　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　／　り　　|
　　　　　　／　　　　　　　　　　　／　ぎ　　　 |　∩
　　　　【◎ 】　　　　　　【◎ 】／　に　 ／■＼//　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　|￣￣￣￣￣￣￣￣~|　お　　（　´∀｀）＜　いらないクソスレはありませんか〜？
　∩／|　　　廃品回収 　　　| 　／■＼∩ 　）　　＼
　＼(　|＿＿＿＿＿＿＿＿_|　（　´∀｀）//／| 　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　（/≡≡≡≡≡≡≡≡≡７/　　　）／　／
　　 //／■＼廿／■＼　　//|　U ／　　／| クソスレ回収に参りました〜
　　//（´∀｀　）（´∀｀　）　// |　／　　／||||
[]_// （（⌒）　）（　　　　）//[]ﾉ／　　／
　/￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |　　　　／
　|　　　　　（Ｏ）　　　　　　　|　　　／
　|品○＿＿＿＿＿○__品|　　／
　（＿＿＿＿＿＿＿＿＿_）

ハルヒポニーテールかわいい

おはるにゃん

>>543
ぜひセクシーナースコスで

どＳな女医風のコスプレがいい

>>552
それいいなw

懐にはいつでもハルヒの眼前に叩きつけられるように退部届けを仕舞っているキョン

>>554
表向きは退部届け、裏を見れば婚姻届（ｒｙ

あぶりだすと本来の婚姻届になるんだな

キョンとコンビを組んでＭ−１に出るハルヒ

っていうか、SOS団の入部届けは
名前記入欄に名前を書くとカーボンコピーで
裏の婚姻届に名前が転写されるようになっていてだな………

>>558
一歩間違えれば訴えられかねない手口だｗｗｗ

>>557
出ずとも一生夫婦漫才

古泉「婚姻届を出さずとも、涼宮さんは彼の内縁の妻ですよ、ふふっ」

他スレで聞いたことここでも聞くけど、
オフィシャルの活動記録の隠し番号（？）って何なの？

ハルキョンがNiGHTSの世界に行ったら

>>562
15498回までの文字反転のこと？

>>564
そうそう。
あれは何なの？

原作よめよとしか

違くて、スカイプの番号は何？

>>567
新シリーズとやらで脱出失敗シークエンスでの情景が描写されればリンクつくかもね

レインコートハルにゃん。

スノーボードハルにゃん。

家のコタツでだらだらするハルにゃん。

涼宮先生……バスケがしたいです……

おへそ丸出しでダンクシュートを決めるハルにゃん

>>571
ハルヒは花道ポジだなぁ
なんとなく

ハルにゃんってバスケめっちゃ上手そうだ

ハルヒ「自ら取ーる！自ら取ーる！ふんふんふんふん（ｒｙ」

>>575
すぐに平野声で脳内再生された

ハルヒ｢センドーはあたしが倒す！｣

まあ流川は長門だわな

>>578
長門は人間味があまりないから深津ポジだと思う

そしてみくるのおっぱいをタプタプするハルヒ

キョン「この光景は…要チェックだな…ｺﾞｸﾘ」

キョンは覚醒していない流川

鶴屋さん＝顧問…�@
安西先生＝顧問…�A


�@、�Aから導き出される答えは…わかるな？

>>582
………にょろ〜ん

はなまる幼稚園という漫画を見たら
ハルヒ、長門、朝比奈さんが幼稚園児で
キョンが保父さん設定で、

ハルヒちゃんがキョン先生を独り占めしようとして色んなところへ引っ張っていったり
有希ちゃんがキョン先生に絵本を読んでもらったり、
みくるちゃんがキョン先生になでなでしてもらっているのを妄想すると微笑ましくなった。

>>584
VIPにそんなSSあるよ。

>>585
サンクス。探してくる。

カチューシャは添えるだけ……

和田です

今までで面白いと思ったやつはいねーのか？
「さあ？知らないわ」
…
「いるわよ」
「中学の時１回会っただけだけどね」
名前は？
「ショーン…」
ショーン――――
「ん？ショーン？だったっけ？」


ジョンっつーの…どあほー！！

糖分が足りなあああああああああああああい

ショーン・スミスってアメフトだっけ？

投下します。３レスの予定。糖分は無い。

　今年ももうすぐクリスマス。あいつ、どんなプレゼントをくれるんだろ。
　あたしはこの前なんだか突然編み物がやりたくなってその時に勢い余って２つ編んじゃったマフラーの内、
色が渋くてダサい方のマフラーをあげるつもりだけど。
捨てるのはもったいないし、他の誰かにあげるにしても
ダっサいマフラーはこれまたダっサい人間にしか似合わないってことでダサキョンにあげるってだけで。
ただ時期的にちょうどいいからクリスマスプレゼントにしようって思っただけで……
って、何であたしは言い訳みたいなこと考えてるんだろ。

　…………………………。

　沈黙の続く部室。今、部室にはあたしと有希の二人だけ。
あたしが来たときにはもう有希がいた。この子、ちゃんと授業出てるのかしら。
　キョンは掃除当番で遅い。掃除なんてちゃっちゃとやればすぐ終わるのに。ほんっとバカなんだから。
古泉くんはバイトがあるって帰った。最近バイト多いわね。そんなに稼いで何に使うのかしら。
みくるちゃんはどうしたんだろ？　３年生はそろそろ進路指導の時期だっけ？　ならしょうがないけど。
有希は相変わらず無言。ま、本読んでるんだから当たり前よね。
　
　…………………………。

　沈黙が続く。でも有希との沈黙は悪くない。普通なら沈黙はつまらないものなのに。不思議ね。

　それにしても、やっぱり有希ってば黙ってても可愛いわね。たまに喋ったときなんかはもう可愛さ爆発。
みくるちゃんも可愛いけど、みくるちゃんとはまた違った可愛さね。母性本能をくすぐられる感じ。
　つい抱きしめて頬ずりしたくなっちゃうくらいに可愛い。でもこの前そうしてたらキョンに止められた。
「やめとけ。長門が困ってんだろ」とか言うのよ？　全然困ってる様子なんてなかったのに。
ほんっとバカ。確かに有希はあのバカにも懐いてるけど、有希のことはあたしの方がよくわかってんのよ。

　それでも、まだ有希については知らないことが多い。
　たとえば、家族のこと。いつ行っても有希の家には家族がいない。
仕事なのかな？　それでもこんな可愛い子を１人にしてほっとくなんて信じられない。
　有希にそのことを聞いてみようと思ったことは何度かある。
でも、触れてもらいたくないところかもしれない。友達だからってそこまで踏み込んでいいのだろうか――そう思って、毎回聞くのを諦める。

　友達の全てを知る必要はない。同じ時間を過ごして、同じ思い出をたくさん作れば、知らないことがあっても絶対仲良しになれるから。
　間近に迫ったクリスマス。これはもっと仲良くなるのにうってつけのイベント。使わない手はないわ。
　パーティーはもちろんやるけど、クリスマスって言ったらなんと言ってもプレゼントよね。
　――ってなわけで、

24日、キョンは皆から誘いがかかりすぎて逆に鬱になってそうだな。
スケジュールを確認。
ええっと朝8時から〜昼まで朝比奈さんと買い物、
昼1時から夕方5時まで長門と図書館に、
夕方6時から夜10時まで佐々木と映画館、
んで夜11時からハルヒの気が済むまでハルヒの家でパーティっと

･･･なぁ、谷口。俺この日生き残れるかな?
谷口「死ね」

「ねえ有希、有希はクリスマスにどんなものがほしい？」
　当日にびっくりさせるために、ホントはこんなこと聞きたくないんだけど
有希の場合は喋らないから何がほしいのか見当がつかない。
だからって去年と同じようなものをあげるってのもアレだし……。
「……別に」
「何でもいいのよ？」
　有希がほしいって言うなら、ツチノコだってＵＦＯだって何だって捕まえてやるわ。
「……特に、何も」
　ホントに物欲ないわね。欲望ってものを知らないんじゃないかしら。どっかのバカとは大違い。
「じゃあ、今までにもらって気に入ってるものとかある？　あ、去年あたしがあげたものは除いて」
　去年あげたものを答えてくれたら嬉しいけど、それじゃ意味がないからね。
「……無い」
　もしかしたらプレゼント自体あまりもらったことがないのかもしれない。
「そっか。何でも言ってみていいのよ？　誰かが持ってるのを見て羨ましいと思ったものとか」
　これで「無い」って言われたら手詰まりなんだけど……。
「……彼」
「かれ？」
「……彼といるときのあなたは、とても楽しそう」
　彼ってのは多分あいつのことよね。
「彼って、キョンのこと？」
「そう」
「ってことはつまり……？　え？　キョンがほしいの？」
「そう」
「キョンは……ダメよ」
「……何故？」
「え、あー……、だってほら、人間はあげられるものじゃないでしょ？　本人がもらってくださいってんなら別かもしんないけど」
「……そう」

　まさかキョンがほしいって言うなんて思ってもみなかったわ。団長を驚かすなんて、さすが有希ね。
　一緒に遊べる相手がほしいのかしら。でも何であいつなんだろう。あいつよりあたしの方が楽しいのに。
まぁ、あたしのことがほしいって言われても有希にはあげられないけどね。
　――さて、気を取り直して、

「じゃあ、ほかに何かほしいものはある？」
「……子供」
「いや、だから人間は――」
「私の子供なら問題ない」
「……有希の、子ども？」
「彼と、私の子供」
「なっ!?　ダメよ！　それは絶対にダメ！」
「……何故？」
「え、それは、あー、あれよ、その、あのー……そうよ！　だってまだ高校生じゃない！」
「……高校生だと、駄目？」
「そうよ！　ダメよ！　肉体的にも精神的にも経済的にも社会的にも無理があるわ！」
「……そう。……残念」
　わかってくれたのならいいんだけど……。でも――

「何であいつなのよ」
　他に仲のいい男友達がいないからしょうがなくキョンってところかしら。
「……好きだから」
「え……？　有希が？　あいつのこと……!?」
「好き」
「え、だって、キョンよ？　あのバカキョンよ!?」
「大好き」
「ぇ、え？　……そ、それ、本気で言ってんの……？」
「…………」
　有希は何も言わずにまっすぐあたしを見てる。そうなんだ……。有希も、あいつのことが――

「……冗談」

　――っ？　え？　冗談!?　冗談ってことはつまり――……こっ、このあたしが手玉にとられたっ？
　この……。団長ともあろうものがみっともなく動揺しちゃったじゃないの。全く以て油断ならないわね。
　違うわよ？　あたしが動揺したのは有希みたいなすっごく可愛い子が
あいつみたいな超絶バカを好きって言ったことに驚いたからであって、
その、別にカブったとかそういうのじゃなくて……。あぁっ！　もう全部あのバカキョンが悪いのよ！

　……で？　何でこうなったんだっけ？　そうだ、有希が変なこと言ったからだ。
　こういうのはしっかり言っておかないとね。

「有希、今回は許すけど、これからは人を弄ぶような嘘はダメよ？」
「バレンタインデーでチョコをあげたその日の夜に、思い返したら恥ずかしくなるくらいにピンクでホワイトなお返しを貰い、
その時の子供が、まるで一対の男女をそっと祝福するかのように神秘的な光を湛えた銀色の結晶がふわりふわりと音もなく舞い降りる聖なる夜に誕生する
――それはまさに最高のクリスマスプレゼントである、と言っていた。私はそれに興味を抱いた。そのために彼が必要だった」

　とっ、突然なにを……？

「私が彼のことを好きと言えば三角関係になって面白い、とも言っていた。私は三角関係と言うものを見たことがない。
一度で良いから見てみたかった。だから『好き』と言った。しかし三角関係なるものは観測されなかった。残念」
「だ…………だれが、そんなことを……いったの、かしら……？」


「……朝比奈みくる」



　　バン!!!!!!

　その時、文芸部室の扉がもの凄い勢いで吹き飛ぶ音とともに、校舎内を爆音が突き抜けた。

「みくるちゃん！　みくるちゃんはどこにいるのっ!!　大人しく出てきなさいっ!!!!」

「……朝比奈みくるなら、『サンタクロースをみっくみっくにしてくる』と言い残して、６限目終了後、グリーンランドへと旅立った」

>>596
こち亀オチシリーズかwww
吹いた。GJ。

あと被ってスマン。

>>596
GJwwww

>>596
このシリーズ大好きw
以前のみくるバージョンも面白かったよ
（どこに行くのかわからないけれど、
そんなに良いのならわたしも行きたいと長門さんが言うやつ）

冬コミの企業ブースでハルヒの抱き枕また出るらしいw
前回買えなかった人は是非

>>590

もうすぐクリスマスだから我慢するんだ。きっと期待通り糖分タップリなのが
投下されるさ。


そんな訳で今から裸で待機します。

>>596
これはこれはwww
ハルにゃんもっとしっかりしようよハルにゃんw

>>582
昔は緑髪鬼として恐れられてたんですね
>>590
このスレにいて糖分が足りないとかどんだけ重症な糖尿病よ
>>596
電車で読んでて盛大に吹いたｗいくらみくると言えどもこれはハルにゃん許せんよなｗ

クリスマス要素0だけどうｐってみるんですわ
http://pict.or.tp/img/35235.jpg

少女漫画みたいで斬新だな

雪解け水で風呂を沸かすキョン

雪解け水で米を炊くハルヒ

>>596
シリアス物かと思ったらお前ｗｗｗｗ

読んでて、タイトルと内容に齟齬があると思ったら…吹いたw

俺もうpしてみたいな……。夢の中でシャミと戯れてた時に受信して描いたぬこハルにゃんをうpしたいけど俺携帯厨だから無理なんだ……。
最近イラストも微妙に描けるようになってきた。ここ１ヶ月で拙いながらもＳＳを４本程投下した。ここの住人としては日々進歩していると思う。

そんな俺、浪人生。ハルにゃん活を入れてくれないかいハルにゃん……。

>>604
うーん眼はちょっと苦手かなあ
でも良い感じだぞ

ディズニー映画風にハルヒをアレンジしたらどうなるだろうか

>>610
http://imepita.jp/m/
http://pic.to/

後は写メで絵を撮りなさい

ハルヒマウス

しっぽが生えちゃったハルにゃん

引っ張ってみるキョン

間違って思いっきり踏んづけるキョン

それを自分の部屋でコッソリ飼って
なつかせるキョン

そしてシャミセンと寝床の取り合い

そしてシャミが勝ち、
ふてくされたハルにゃんを
そっとお風呂に連れて行くキョン

おやすみハルンヒ

ハルヒのピコピコ動く尻尾をつついてみるキョン。

尻尾を触られると「ふにゃあ〜」と脱力してしまうハルヒ

デートのときはジャージにサンダルで現れるキョン

夜中、いつも隣で感じている暖かさがなくなった感じがしたので
目を開ける。
となりで寝ているハルヒの姿はない。
トイレにでも行ったのだろう。
じきに戻ってくると思って少し待ってみる。
･･･おかしい。自分の感覚では10分は過ぎただろう。
ハルヒは一向に戻ってくる気配がない。
少し疑問に思って布団から起き上がりハルヒを探してみることに。
居間から明かりがもれているのを発見する。
そっと扉を開けて覗いてみることに。
･･･ハルヒはせっせとマフラーを編んでいる。
そういえば昨日ハルヒが首もと寒くない?とか聞かれたな。
正直に頷いた結果がこれか。
にしても少し長くないか?それ?

･･･全く、あいつは素直じゃないな。
俺も明日ハルヒに聞いてみるか。
薬指がなんだか寂しくないかってな。
そしてそれと一緒にクリスマスの日に俺の人生の中で一番恥ずかしいセリフを添えて。
さて、ハルヒに見つかったらあいつはぎゃあぎゃあ怒って拗ねてしまうから
気付かれないようにもう一回寝るか。
ハルヒ、俺のためにそんなことしてくれるのは大変ありがたいが風邪引くなよ。

おわり

これは良い夢見れそうだ。
おやすみハルハル

ハルにゃんおやすみ

>>613
シャーペン・色無し・低画素・尻尾が少ししか写ってないぬこハルにゃんで良ければ投下可だが。
>>625
乙！　やっぱり糖分は良いね。

とりあえずおやすみハルにゃん。待っててシャミ、今行くよ。

ベッドで丸くなるハルにゃんとシャミ

ハルヒおやふみハルヒ

>>596
一瞬最後の長門のセリフがよくわかんなかったけど
バレンタインに種付けされた赤ちゃんをクリスマスに産みたいってことかｗ
そう言えば見事にクリスマスイブは十月十日なんだなｗ
うわぁー朝比奈さんすげぇｗｗｗｗｗ

とつきとおかって数え月齢だから9ヶ月と10日目のことであって、
妊娠期間は10ヶ月と10日ではないよ。
ヒトはおおむね受精後266日くらいで生まれるので、
バレンタインベビーの場合場合生まれるのは11月くらいのはず。
クリスマスに生まれるのはホワイトデーぇちですなｗ

おはるにゃん

>>604に感化されて描いたはいいが･･･
自分の絵の下手さに泣いたのは中学の美術で赤点とって以来だ

ってことでおやすみはるにゃん、あとごめんなさい

ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader544846.jpg

おはるひ

おはようハルにゃん

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_., .,､._,r hh.､ y...u,_ ､ ､.,.,
　　　　　　　　　　　　　　　　.yl!).彳｝ﾞ.^ﾞ冖^^^ﾞﾞ'⌒ﾞﾞ「｛ .〕:!|ｧ_ l.r.
　　　　　　　　　　　　　　 .rl!.「.ﾞ.′　　　　　　　　　　　 .ﾞ.^ﾞ「.|^|'!.,.ri,､
　　　　　　　　　　　 _,.u:l 「″　　　　　　　 _,..vv-─--v､､.,__ﾞ ´「 リﾞ .r
　　　　　　　　　 .-i(┴^　　　　　　　　,.v‐ ′　　　　i!､　　厂^'ｰ､_　.'ﾞ/
　　　　　　　　　.,l|　　　　　　　　　.,.‐'ﾞr　　'=,　 .|ﾄ!　 ..　　　　　／_ ┘ _,
　　　　　　　　 .［.′　　　　　 .,r(,,vv!冖h厂 _,､､､,_ ¨ﾞ（）　　　.ﾞﾞil|ﾘ冖ﾐ(ﾐ,.l|/ﾚ'
　　　　　　　　 .||　　　　　_,yr!^″　　　 ［.zli》ﾆ《)ﾐ|l;,　|ノ冖ｰu「.,zzzzy,｛丁′
　　　　　　　　.!ミ　　 .yr(l「′　　　　　　〔″　　　　｀.,i^　　　.〔.!!干「「)v）《ﾌ
　　　　　　　　i|　 __,/′.｝　　　　 .　　　　＼,,,,,_,,,,,,vr″　　　 .ﾞ)z　　　　,メﾞ'ly
　　　　　　　　|ﾞ/|ﾚr》!　 ｝　　　　 .｝..　　　　　　　／,v--r　,､u_:rﾌ'¬ｰ^″　ﾞミ
　　　　　　　　》ﾞ|′ .ミ　.|　　　　 .∨　　 ,､　　　 ｛lzﾄrr┘ ＼从,,）　　　　 ｝:! .《
　　　　　　　　｝｝.,rｰ ミ,,ｪ　　　 ,　　　　 .'|ﾌ　　　　　　.,,zu厶　￣　　　　　ﾞ'^　l!
　　　　　　　　ﾞ|从　　》″　　　 | r　　　　　　　　　 -:(工ｪ」zﾐv_　　　n.　　　　〔
　　　　　　　　 .》ﾄ　　.′　　　　∨　　　　　　 7vv=(干=─干ﾐl||l,_,z　″　　　 》
　　　　　　　　 .《l,_ .'|!　　　　　　　　　　　　　　　　 .__　　　　　, .￣ﾞ..　　　　　 〕
　　　　　　　　　《^¨′　　　　　　　　　　　　　　　　 .ﾞ冖'^^'''冖　　 v＼　　　　｝
　　　　　　　　　［　　　　　 ､　　　　　　　　.　　　　　　　　　　 〕　　 〔 .′ .」_ .ll′
　　　　　　　　　.|　　　　　 | 」　　　　　　 ._｝　　　　　　　　 .hノ　　 .:|　,.. .,.ﾄﾄ 〕
　　　　　　　　　.｝　　　　　.^′　　　　　　ﾞ《,_　　　　　　　　　　　.､,ﾉ ...厂､　.il′
　　　　　　　　　 ｝　　　　　　　　　 _　　.､　.ﾞﾞ'〜 .y,_　　　　　　_,r;|¨ <､､‐　. ﾉ
　　　　　　　　　 .｛,　　　　　　　　 〔 」　 ´　‐　「ilﾘiｱｱｧｧｧ;lllllli(ﾘﾞ｝ ┌ 冫.. .ｱ
　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　 ∨ﾞ .　_　.- . ' .｀ﾞ厂¨厂ﾞ厂'. .ﾞ ､' .ﾞ. ヽ‐,r|′
　　　　　　　　　　 .ﾉy　　　　　　　　　　 .´ ､ .: ' ..:　 .､　'　｀ ' _ . .冫 -.',y;|^
　　　　　　　　　　.i|)v¬v,　　　　　　　　 ''　　' ､ .､　_´ .' .､.､. ¨ -: .､,yl》^

>>633
普通だ！普通のハルヒだ！乙！

>>631
するとホワイトデーのお返しは白い子種ということですか////

>>631
そうなのか。絶望先生では確かバレンタインだったような気がしてそう書いたんだが。記憶違いか絶望先生に一杯食わされたか。何れにせよ、新しい発見をありがとう。
脳内で『その日の夜に』の部分を『その一ヶ月後に』と変換して読んで頂けると幸いです。どうしても気になる方は保管庫のほうで直して頂いて結構ですが。

ごめんなさいの気持ちも兼ねてうpします。無限に溢れ出るやり場のない萌えを、シャーペンに込めて描きました。良かったら見てやってくだせえにゃん。
ttp://imepita.jp/20071223/078610

うpは初めてなんで不手際があるかも……。

>>639
かわいい！

>>639
あなたが神か(反語表現)

>>633 >>639
もっとうｐするんだ！


おはるにゃん

おいお前ら！こんなところで何をやっているんだ！？後１日もすればTTTさんが超大型萌爆弾を投下するんだぞ！？
ここは俺に任せて早く避難するんだ！！巻き込まれるぞ！！

>>639
Ｍ　字　！　！

>>639
かわいいGJ！！
えんぴつさんとこの汚いはるにゃん虐待を思い出した。

>>639
す、すげぇ…>>639の才能に嫉妬だわ

>>639
これを見て尻尾の生え際を気にする俺は異端

>>639
にゃんにゃんしたい

>>639
も・・・もっと！！

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1844045
これすごいw
ハルヒはキャラ的に宮子だと思ってたけど
柔らかさ的にゆのでも全然いけそうw

マックとタイアップして景品にハルヒフィギュアを提案するハルヒ

腕章が欲しい

>>639
これはいいぬこハルにゃん
マジ飼いたいぜ

>>639
ぎゃあああああああああああああ

しかしキョンにしか懐かなさそうだなｗ

北の部室から

ハルヒ「月に変わっておしおきよ☆」

明日はクリスマスイブだってのに、俺は何をしているんだ･･
ハルヒは実在しないんだ。

ハルにゃんが幸せそうにクリパやってるのを妄想するだけで十分。

>>639
ぬこハルヒGJ!
よくある勘違いです。気にしないで下され。
たまたま日本には都合よく「ホワイト」デーがありますし(下品かｗ
久米田はいいとして編集は気付くべきだよなぁ。

キョン「よぉハルヒ、お前好きな奴でもいるのか？」
ハルヒ「むっ・・・・ま・・まぁいない事もないわね」
キョン「そうかい、まっ頑張れよ」
ハルヒ「・・・・・・・・・・・・」

クリパか…子供会でゲスト出演もしたんだよね。
ちょっと保護者参加してくる

>>658
キョンキョンは優しいので、頼まれた女の子全員にホワイトデーに白いのをあげるよね。
別にいやらしい意味ではないけど。

>>659
もっと積極的に応援するか、嫉妬するかのどちらかだよ。
多分、嫉妬の方だけど。

ハルヒかわいいよハルヒ

>>656
そんなわけねーよ、実在するし

このスレ読むまで本気でクリスマスの存在忘れてた…orz

さっき転寝してたら
クリスマスツリーのしたでハルにゃんとキスする夢見たんだぜ
もちろんキスしてたのはキョンな

ハルにゃんはイチゴショート
キョンは抹茶ケーキ

言い得て妙だなｗ

キョンには優しいがハルヒには冷たい長門

ハルヒの来年のカレンダー貼ってほしいです＞＿＜

授業中ふと前を見るとキョンの耳が猫のそれになっていることに気が付いた。


さわりますか？

触ろうとしたけど手が届かない。
それどころか机が高くなっている！


「にゃあ？」

メリークリスマスイブ

ttp://ec2.images-amazon.com/images/I/51F8ME986SL._SS500_.jpg

つーわけでメリークリスマスイブ
２回書き込みｽﾏｿ

Ｙｅｌｌｏｗ　Ｇｉｆｔ

　クリスマス・イブに降るのが雪だったならば、ロマンティックな気分が少々の寒さも我慢させてくれるかも知れん。ただ、今現在俺の身体を濡らしているのは冷たい雨だ。折り畳み傘じゃなくて、ちゃんとしたのを持ってきた方がよかった、と今更後悔しても後の祭りである。
　待ち合わせの時間には余裕で間に合いそうなんだが、例によってハルヒの奴はもう到着しているはずだ。まあ、本日はそもそも俺はあいつの財布代わりみたいなものなので、奢り云々はもう既定事項みたいなものなのだった。
　でも、会ったばかりでいつものように怒鳴られるのはマズいな。今日という日は、ハルヒも俺も気分よく過ごしたいと思うだろうからな。

　で、喫茶店で俺を待っていたのは、ポニーテール姿のハルヒだった。そういえば、少しずつ髪を伸ばしているみたいだったな。毎日のように会っているとなかなか気付かないもんだが。……いかん、何か顔面が緩んでしまうな。
「キョン、遅いじゃないの。今日ぐらいはちゃんと早く来てくれると思ってたのに」
　だが、何故だかご機嫌斜めな様子だ。約束した時間の十五分前というのは、俺からすれば上出来だといってもいいだろうに。
「どうしたんだ、何かあったのか？」
　ハルヒはしばらく頬を膨らせて黙っていたが、やがて、ブツブツと恨めしそうに、ここに来るまでにあったことを話し始めた。
「実は、あたし昨日鶴屋さんと一緒に、ちょっと遠出してて、ついさっき帰ってきたばっかりだったのよ。時間がギリギリになることもあらかじめ解ってたから、今日のキョンとの約束にそのまま直行できるように用意はしてたんだけどね」
　そういって、頭に手をやり顔をしかめるハルヒ。鶴屋さんとの件は、なんだかんだで俺も知っていた。何をしに行ったかまでは解らんけどな。
「向こうで、帰り際のタクシーからあたしが降りようとしたとき、運ちゃんの奴がなに血迷ったのかドアを閉めやがったの。頭を思いっきり直撃よ。たんこぶ出来ちゃったじゃない」
　それは災難だったな。ご愁傷様で御座います、っと。
　俺の軽口にハルヒは応じることはなく、がっくりと肩を落として、しょんぼりとした様子でこう続けた。
「たんこぶだけならまだいいんだけど、――壊れちゃったのよ、カチューシャ。前にキョンからプレゼントして貰ったお気に入りの奴だったのに……」
　それで合点がいった。突然のポニーテールも、既に憂鬱度マックスだったのも、そのことが原因だったとは。

　俺が注文したコーヒー一杯を飲み終えるまでに、ハルヒはケーキ二個とパフェまで平らげていた。何かヤケ食いしてるみたいではあるのだが、まあ、実際そうなんだろうな。
　喫茶店を出る頃には雨は止んでいた。しかし、誰の嫌がらせなのかは知らんが、北風が強くなってきた。いい加減、勘弁して欲しいのだが。

　ウィンドウ・ショッピングの間も、ハルヒのしょげた感じは回復してくれなかった。
　本調子のハルヒなら、既に俺の軍資金に多大なダメージを与えているぐらい、店を梯子したはずなのだが、本日はいまだに喫茶店ではらって以来、消費金額ゼロである。
　溜息をつくハルヒを見ているうちに、普段から散々『鈍キョン』呼ばわりされているおれでも流石に気が付いた。ハルヒはカチューシャを探しているようなのだ。
　しかし、あいつのトレードマークとも言うべきリボン付きの黄色いカチューシャは、どこに行ってもとうとう見つけることが出来なかった。ますます落ち込む様子のハルヒ。

　吹きすさぶ風がよく似合うことなんて全然無い俺達は、寒さによって心身ともにダメージを受けていたせいか、いつの間にか会話も途切れがちになっていた。
　よりにもよって今日という日にこんな状況だとはな。ハルヒの瞳にいつものパワーが宿ってないと、俺の気分も海底二万里ってぐらいに沈んでしまうのだ。
　しかし、本当に冷える。俺の服装は、センス云々はまあ置いておいて、冷たい風に対抗するにはまだマシな方だったかも知れん。だが、ハルヒの奴、お洒落してんのか防寒的には貧弱だとしか思えない、見てるこっちの方まで寒くなってしまいそうな格好だ。
　冷え切った両手に吐きかけるハルヒの息は白く、寒風に晒されて頬も耳も赤くなってしまっているのが痛々しい。

　と、そのとき、俺に天啓がひらめいた。

「なあ、ハルヒ。俺もちょっと行ってみたいところがあるんだけど、いいか？」
「そう。……別にいいわよ」
　元気なく答えるハルヒを引っ張りつつ、俺はこの界隈では大き目のスポーツ用品店を目指した。
　この時期、店内はウィンター・スポーツ色で染まっている。すっかりくたびれた様子のハルヒを、店内の空いているベンチに座らせた俺は、目的のものを求めて、スキー・ウェアなどのコーナー辺りを物色し始めた。

　果たして、それはあっさり見つかった。
　イヤー・マッフル。要するに耳あてのことだ。
　種類もカラー・バリエーションも豊富に在庫がある。モコモコのフワフワが気持ちよさそうな感触のそれは、おあつらえ向きなことにリボン付きではないか。
　俺は黄色いブツを手にすると、速攻でレジに向かった。

「遅いじゃない、なにやって……、え？キョン、それって――」
「耳が冷たそうだったからな。ほら、俺からの『プレゼント』だ」
　わざと『プレゼント』のところを意味ありげに言うのがポイントだ。まあ、それで「まさか、これだけで済ませるつもりじゃないでしょうね」とか、ツッコミ入れてくるに違いない。ずっと沈黙を続けるよりは、そっちの方がよっぽどマシだ。
　とか、勝手に考えていた俺の目の前で、何とあのハルヒの奴が、両手で口元を覆って、今にも泣き出しそうな様子ではないか。
「……バカ」
　うーんと、その、何かまずかったか？
「――あんたって、いっつも鈍感野郎なくせに、どうしてこう突然に、あたしの気持ちをぐらつかせるような真似するのよ。それも、たまーにだから、心の準備もなにもできてないのに、あたし……」
　感極まった様子のハルヒは、そのまま俺の方にしがみついてきた。って、あの、周りの人からものすごく注目されてますけど。どうすればいいんでしょうか。誰か、今すぐ俺に教えてくれ。

　公開罰ゲームから逃げ出すように店を飛び出すと、この時間、外はもうすっかり暗くなっていた。
　ハルヒと並んで俺は歩く。北風もきまぐれなことにほとんど消えていた。やはり会話はなかったが、もう気まずさは全然残っていなかった。
　やがて、眩いばかりのイルミネーションで彩られたエリアにたどり着く。ふと周りを見ると、カップルばかりであったのは俺の気のせいではあるまい。
「ちょっと、キョン。あんまりキョロキョロしないの。みっともないじゃないの」
　そう言うとハルヒは、自分の荷物からなにやら黄色い物を取り出した。

　手編みのマフラーだった。

「あたしからのプレゼントよ。キョンにはもったいないぐらいのシロモノだけど、でもまあ、他に渡す人がいるわけでもないし、せっかく作ったのを無駄にしなくてもいいかなって思ったから、あんたにあげるわ」
　色々引っかかりのある言い方ではあるものの、正直俺は嬉しかった。暇な時間を捻出しては、必死で編み物をしているハルヒの姿が俺の脳内に投影される。って、何だかこのマフラー、妙に長くないか、おい。
「そんなの決まってるじゃない。あたしも使うもの」
　と、言うが早いか、ハルヒの奴は俺をひっ捕まえると、いわゆるカップル巻き状態を完成させた。いきなりだな。俺にも心の準備ってものが……、
「さっきのお返しよ。観念しなさい」
　と言いつつも、ハルヒの奴も顔が真っ赤ではないか。こいつ、自分自身もダメージ受けてるのに気が付いているんだろうかね？

　でもまあ、機嫌直ったみたいで、本当に一安心だな、とか考えてる俺の顔が妙にニヤケているみたいな気がするのは、多分、ハルヒのイヤー・マッフルのフワフワのモコモコが当たってくすぐったいからだ、ということにでもしておいてくれ。

おやすみハルヒ

いきなり砂糖大量投下きたあああああああ！！
乙＆ＧＪ。耳当てを思いつくキョンの発想にまさに脱帽だわ

>>669
IDからも気持ちがにじみ出てるなｗ
>>673
コンプヒロインズの表紙か。このハルにゃんはらき☆すたのハルにゃんと同じくらい胸デカいよな。

メリークリスマスイブ。さぁ、萌え祭の幕開けです。――って早速来たか！
１日ぶりの糖分。やっぱり糖分は良いね。ＧＪ。

糖分きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！

今日も良い一日になりそうだ！ＧＪ！！

>>675
モコモコ、フワフワという表現がなんか良い
ハルヒ抱きしめてぇーー！

いい文章だわｗ 情景が脳内に浮かんできて、二人の空気が伝わってきた気がする。
イヤーマフラーハルにゃんもＧＪ！！

ＧＪ！！
キョンになりてえええ！はるにゃんあっためてあげるよおおおお

朝から晩までキョンを連れて遊びまわるハルヒの姿が浮かぶぜ
ちょうど冬休みだし

>>675
(ﾟдﾟ)ｱﾏｰ

>>675
今日は適当に徘徊したSSが
ハルヒが他の男とくっついてまたそのあとキョンにもどる
みたいな尻軽ハルヒばっかだったからすっげー癒されたぜ！GJ!

>>674
イヤー・マッフルのフワフワのモコモコが当たってくすぐったいって・・・
そんなにハルニャンと近接距離で歩いてんのか・・・うらやましい

歯磨いたばっかりなのに糖分過剰摂取しちまったじゃねぇか！！GJだぜチクショウ！！

ハルにゃんかわいいよハルにゃん

>>675
タクシーのドア･･･まさか中の人ネタかっ！？ｗ
GJでした！

>>675
甘いｗなんか幸せになるSSだったｗｗｗ
GJ!!!

>>669
IDがｗｗ

>>675
GJ！やっぱり甘いのは良いね〜。

これは嫌になるほどわっふるわっふる

黄色いイヤーマッフル……








「がぁんばれぇ〜負けんなーちぃかぁらのかぎぃり生きてやれー」

>>685
それどこのＳＳ？

ハルハルおやすみハルハル

今日はクリスマスイブ！性なる夜やでーしかし！(#^ｰﾟ)v

今年も…ﾊｧﾊｧ……去年に…ﾊｧﾊｧ…引き続き……ﾊｧﾊｧ…愛しい……ﾊｧﾊｧ…
俺の……ﾊｧﾊｧ…ハルヒたんの……ﾊｧﾊｧ…かわいいお顔に……ﾊｧﾊｧ…
俺の……ﾊｧﾊｧ…股間の袋から……ﾊｧﾊｧ…白くて……ﾊｧﾊｧ…熱くて…ﾊｧﾊｧ…
美味しい…ﾊｧﾊｧ…プレゼントを……ﾊｧﾊｧ…たっぷり……ﾊｧﾊｧ…あげるからね……ﾊｧﾊｧ……ｳｯ
ﾉ　＼ア /ヽァ/ヽァ/lｧ/lｧﾊｧﾊｧ(((;;ﾟ∀ﾟ))))ﾊｧﾊｧ/lｧ/lｧ/ヽァ/ヽァ ﾉ　＼ア

ありがとう死ぬほど嬉しいって？そんなに喜んでもらえると俺もむっちゃ嬉しいわー(;*´¬｀)

>>695
お　ち　つ　け

>>695
キョンなら許す

俺のキョンはこんなにキモくない

>>698
キョンは俺のだ

>>699
キョン君なら隣の部屋でハルにゃんとみくるちゃんと有希ちゃんと遊んでるよー？

4Pですか

>>698
>>699
お前らキョンスレ行けｗ

おはるにゃん

おはるにゃん

ここのすれはブラックのコーヒー飲みながら見るのがヨロシ
そうすればちょうど良い具合に…ズズズッ………甘いな

キョンに自分の家の鍵を渡して、サンタの格好で家に上がりプレゼントを
自分の枕元に置くようにせがむハルヒ。

サンタキョンを捕まえるために家中に罠を張るハルヒ。

キョンはやはりトナカイだな、それにまたがるサンタハルにゃん

おはようハルハル

またがるだなんて朝から破廉恥な！
おハルハル

腰振りながら鞭で叩くわけですね

涼宮ハルヒの腰振

ハルヒの体型の魅力は胸よりも腰だと思うがさすがに>>709-710はねえわw

腰振ってぇと、なぜか●を想起してしまうんだがｗ

>>706
サンタのキョンなら去年にえんぴつさんが書いてたな

>>693
その手の内容のSSが嫌いだからちゃんと読んでないけど
VIPwikiのハルヒの妊娠ってのと仮結婚ってのはその手の内容だったハズ

愛を届けにキョンの枕元に現れるミニスカサンタハルにゃん

>>714
俺もそういうの駄目だわ。とくに妊娠の方は鬱になった。

>>714
妊娠は鬱だったわ

ハルにゃんの最大の魅力は素直じゃないけどキョンに一途で真っ直ぐな所だと
思うからこれは鬱になるよな････
まぁ俺はハヒルってことで脳内変換したがな(ｷﾘｯ

ヤンデレハルヒとか結構好きだな、かわいそうなんだけどクセになる
靴下の匂いを嗅ぐような感じ

>>673
サンタハルヒかわいすぎだよハルヒ

妊娠といえばコレだろ
二人が同棲してるところから始まる
『涼宮ハルヒの妊娠』
ttp://eroparo.s13.dxbeat.com/sslibrary/h/haruhi/haruhi648-1.html
ハルヒと結婚を控えたキョンが過去の学生時代に戻って〜という話。

VIPの遠距離恋愛でのキョン誤解の下りで心が痛んだ俺は純情

そういやついにイブか……
キョンとクリパでさらなる進展を目指すハルにゃん。

>>673
こんなエロいサンタいたら俺性欲おさえられなくなっちゃうよ

ハルヒに隠れてケーキを作る他の4人
クリパにてお披露目する事に

>>724
さっきトナカイの人形かぶった変な男がパイプ椅子かかえてお前んちに走ってくのみたぞ。
あれ北高の制服だったかなー。

今日TTTさんのところで甘甘なハルキョン漫画が投下されるんだな

糖死しないように気をつけないと

>>685

432で書き込んだ者ですが、自分も佐々木スレで同様の物を見て此処に帰って来た者です。

やはり此処はハルキョンの甘いSSがあって幸せになれます。


>>719

自分もヤンデレハルヒは何故かありと感じています

そろそろキョンはハルにゃんのためにクリスマスプレゼントを用意しないとな

放送内容…溜息+消失+陰謀+短編+オリジナルストーリー
放送時期…2008年10月〜2009年3月（2クール）
タイトル…「涼宮ハルヒの帰還」
放送時間…U局で深夜放送（或いは夕方）

サンタを探しにフィンランドへ海外出張するSOS団

バンブーの視聴率稼ぐ為にちゃんとバンブー見ろよ暇人なキモオタ(＾ω＾)

キョンの靴下をくすねて枕元に置いてから寝るハルにゃん

ハルヒはガキの頃は何をサンタに注文したんだろ？
UMAとかネッシーか恐竜とかでなければいいが

ネッシーとか仮にサンタさんが持ってきてくれても置き場に困るな

ＳＳ投下。３レスで収まるといいな

クリスマスイブ。聖夜である。偉大なる神が生まれる前日であり、恋人達が甘い夜を過ごす日だ。
まあ、恋人など脳内の朝比奈さんしかいない俺にとってはそんなの関係なく、今年もコタツでテレビを見て１日が終わりかけていた。
聖夜を非常に無駄に費やしてる事については谷口並みの虚しさを感じずにはいられないが、コタツの暖かさには何事にも代え難いのだ。文明万歳。
だが、そんな束の間の幸せはあっさりとぶち壊された。誰にだって？言わせるつもりか？

「キョン、サンタクロースを探しに行くわよ！」
やれやれ、嫌な予感と共にブルブル震える携帯を取った途端これだ。今なんて言いましたかハルヒさん。
「だから、サンタクロースを探しにいくの！１０時に駅、来なきゃ死刑！」ﾌﾞﾂｯ
冗談じゃない。こんな寒い夜に外に出るなど自殺に等しい。大体サンタクロースだあ？俺が端から存在を信じてなかった架空の生命体を探す？どれだけ時間を溝に捨てるつもりだお前。
…しかし体はさっきから防寒着を着用し始めている。死刑は嫌だし、何よりハルヒは確実に寒い中俺を待つだろうからな。風邪でもひかれたらたまらん。
コンビニに行って来る、と告げて家を出る。見送るお袋と妹の顔が妙にニヤニヤしていたのは絶賛スルーだ。

「遅い、罰金」
まあ、流石に今回は約束の１５分前に来た俺が悪かったがな。何かおかしい気がするのは気のせいか？
今回のハルヒの格好はダッフルにロングスカートだ。なかなかコイツにしては珍しい格好だな。
「…なによ。人のことジロジロ見て」
「別に。それより朝比奈さんや長門、古泉はどうした？」
「みくるちゃんと有希は連絡つかない。古泉君はバイトだってさ」
全員ばっくれか…俺も今度からバイトをしてみようか。そうすれば厄介事を回避出来そうな気がする。
「で、サンタを探すとか言ってたが、どこで探すつもりだ？」
「あっちの丘みたいに盛り上がってる公園。さて、行きましょ」
罰金は缶コーヒー一本で済んだ。

街中はイブだけあってカップルで溢れ返っていた。時々北高の見知った顔もすれ違う。
…こっちを見て微笑ましい顔をするな。お前らが向けるべきなのはそういう視線じゃない。むしろ俺を哀れんでくれ。
「何なのかしらあいつら。人の事ニヤニヤしながら見て」
「まったくだ」
俺はドンドン凍っていく手を息で暖めながら言った。

「あんた手袋してこなかったの？」
「忘れてた。一生物の失態だな」
「こんなに寒いのに手袋忘れてくるなんて本当にバカねあんた」
こんなに寒いのに得体の知れないイベントを企画するなんて本当にバカだなお前。何て言えるわけがない。
「あたしはちゃんとしてきたわよ」
「見せんでもわかる。嫌みか」
ハルヒはモコモコした傍目から見てもとても暖かそうな手袋をしていた。触ったら暖かいだろうなあとか妄想をしてると
「ほら、両手出しなさい」
何だ？飴でもくれるのかとか思いつつ両手を出すと、同じく両手で握られた。
「これで少しは暖かくなるでしょ」
まあ確かに、モコモコとハルヒの体温が合わさってかなり温いが…端から見ると凄く恥ずかしいなこれ。
「仕方ないでしょ。団員が寒がってたら、団長が何とかしなきゃなんないんだから」
「お心遣い感謝するよ」
「…わかればいいのよ」
だからお前ら、何こっち見てニヤニヤしてんだ。訴えるぞ。

てなわけで公園についた。公園の癖になだらかな丘になっており、頂上は小さな山で通じそうな高さになっている。
「しかしだハルヒ。どうやってサンタを探すつもりだ？米軍だって毎年偵察機を飛ばしてるのに見つからないんだぞ？」
「ハイ、懐中電灯」
やれやれ、電池の無駄遣いだな。
今日は晴れて星空が非常に綺麗だ。ホワイトクリスマスを期待したカップル達には悪いが、仮にサンタを見つける場合にはナイスなコンディションと言える。
「……サンタねぇ」
一応これも不思議探索に入るんだろうか。実は、第１回以来不思議探索では１回も奇妙な事は起きていない。
俺が一番危惧するのは、ハルヒがサンタを生み出しそれがハルヒ目掛けて緩やかに降りてくる光景なのだが
ハルヒがどれくらい本気でサンタを探しているのかによって、その確率はだいぶ変動するのだ。
いや、こんな寒い中、コイツにサンタを探す意外の目的があるとは思えん。てことは…古泉〜長門〜どっちでもいいからヘルプミー。
「ちょっと、真面目に探しなさいよ。そろそろ１１時だからサンタが動き出す頃合いよ」
「何の根拠があるんだそれは。う〜寒々」
「なによ、これぐらいで寒いだなんてだらしないわねぇ」
確か、女性の方が男性より平均体温が低いんだっけか。だから女性の方が寒さに強いのかもな。
…前言撤回。コイツも震えてやがる。バッチリ寒いんじゃないか。まったく、仕方ないな。
「ハルヒ」
「何よ」

返事がくる前に後ろから抱きしめた。
「っ〜〜ちょ、ちょっとキョン！」
「悪いが、俺は寒くて仕方ないんだ。お前の体温をくれ」
「何言ってるのよ！…逆にあんたの体温奪ってやるわ！」
やれやれ、素直じゃない奴にはよく効くな。
てなわけで、俺達はひっついたまま空を見上げていた。お互いの体温が合わさって、程よい暖かさを生んでいく。
ハルヒの体はかなり柔らかい。さらさらな髪の毛が鼻をくすぐる。後ろからだから表情が見えないのがちょっと有り難い。
満天の星空の中、俺の耳に何とも言い難い音が入ってきた。
「………くー………くー」
コイツ…寝てやがる。いくら暖かいからってそりゃないだろ。白状すると俺も眠気を抑えてたのに。
やれやれ、仕方ないな。俺はハルヒと奴の荷物を担ぐ(意外と重くない)と丘を降りだした。家に団長様をお届けしなくてはならん。すると…
「……雪？」
相変わらず雲一つ無い星空なのに、どこからか静かに寂しい粒が降ってきた。おいおい、異常気象ってレベルじゃないぞ。
「…まさかハルヒ、お前か？」
背中のハルヒは穏やかな寝息で返事をした。……仮にコイツの仕業だとすると、何で元凶たる本人が見れてないんだ。
コイツに他のカップル達を祝福する心があるとも思えないし。
「……まさか、俺のためにか？」
再び寝息。やれやれ、今のはいい気になりすぎたな。神様の考える事など、一般人にはわからないのだ。
結局サンタは見つからなかった。という事は、今回のイベントには何かしらの別の意図があったはずだ。そりゃなんだ？
「…………」
ぐ…顔の筋肉が引きつる。静まれ…静まれ俺の口！端から見ると凄い間抜けだぞ！

俺はハルヒの両親にハルヒを預けると、すぐに深夜営業のスーパーに入り、ちょっとしたケーキを買って戻ってきた。
罰金を缶コーヒー一本で済まそうと考えたのが間違いだったな。雑用から心ばかりのプレゼントだ。

メリークリスマス、ハルヒ。

以上です
キョンが異常に積極的なのはなんだかんだで嬉しかったから、と予想
ちなみに３人はマジばっくれです。物陰で隠れて様子を見てたりなんてしませんから

GJ！
異常気象を作るバカップルw

ＧＪ！！イイネイイネｗ　探し物はホントにサンタだったのかな？ふふふっハルにゃんかわいいよハルにゃん

GJ!!

まさにイブにふさわしい話だね




話は変わりますがVIPの仮結婚削除されてましたよ

GJ!!俺まで暖かくなったぜｗｗｗ

>>741
マジで消えてるな。何でだ？

あまりの鬱展開を作者が後悔したのだろ。

ハルにゃんかわいいよハルにゃん

741です。

話ふって何ですがせっかくのイブです。
鬱なことは忘れてハルキョンにﾊｧﾊｧしましょう

組体操でトーテムポールをやるSOS団

>>736
キョン…どんだけｗ

俺もハルにゃんとモコモコしたい

クリスマスプレゼントはハルヒをお願いするんだ。
いいだろ

>>749

キョンよ〜そんなに自慢しなくても涼宮はお前のだろ？

雪の降る夜こそ不思議探索にうってつけ、という訳で聖夜に5人で
いろんなイベント会場をハシゴするSOS団

今日は12月24日、世間一般ではクリスマスイヴという日らしいが俺には縁薄い日であるのは言うまでもない…
はずだったのだが今年は何の因果か唯我独尊軽挙妄動獅子奮迅才色兼備明眸皓歯…すまん、途中から間違えた…
とにかく、何が言いたいのかというと今年のクリスマスイヴは涼宮ハルヒ団長様と過ごすことになってしまった。
ハルヒ曰く、こういったお祭り騒ぎの時は不思議も油断するから一般人に扮して捕まえてやるわ！だそうだ。
なぜ２人なのかというと、大人数だと不自然で不思議も警戒しちまうからだと。全く訳がわからん
と、ここで１つの懸案事項が生まれる。どうやらハルヒは演技だろうとリアルにやらなければ気がすまないらしく、
どうやら俺は何かプレゼントをハルヒにやらなければならないらしい。だが相手は皆も知っての通りあの涼宮ハルヒだ。
いったい何をやりゃいいのか見当もつかん。下手なもん渡して機嫌を損ねたら一気に世界の危機だしなあ…
ということでみんなに意見を聞いてみたのだが、古泉曰く
「あなたが選んだものなら何でもいいと思いますよ」
朝比奈さん曰く
「キョンくんの気持ちがこもったプレゼントをしてあげてください。それが１番いいと思います」
長門にいたっては
「カレー。涼宮ハルヒもクリスマスプレゼントにはカレーが１番だと言っていた」
だそうだ…。長門よ、それは本当なのか？だが待てよ。長門が俺に嘘をつくとは思えんし、ハルヒは
いつも本当に嬉しそうに食事をするからな。案外いいのかもしれん。よーし長門、信じるぜ！
古泉も俺が選んだものなら何でもいいと言っていたし、朝比奈さんのアドバイス通りに気持ちをこめて
作ってやれば長門の言うことが本当ならば最高のプレゼントになるだろう。
と、言うわけでその日の夜。
「ねーえキョン、これは何？」
みてわからんか、カレーだ。
「どうしてクリスマスのプレゼントがカレーなのかしら？」
ん？だってみんなに相談したら長門が…、と全て説明し終えたところでハルヒは物凄い勢いでどこかへ走って行ってしまった。
やっぱりまずかったか？さらば古泉、安らかに眠れ








「有希！！有希はどこ！？」
「な、長門さんならカレーを極めると言ってインドの山奥へ修行に行ってしまいましたあ」

畜生、こういうオチかよｗｗｗ
長門め、ムードを台なしにするとは恐ろしい子……！

>>752
ドンマイ

>>752
なんだそのこち亀みたいなオチはｗｗｗ

こち亀ﾊﾞﾛｽwwwwww

「じ〜ぃいいい」
何をジロジロ見ているのかというと俺ではない。
ハルヒはシャミセンの事をジロジロ見ていた。
こんなメタボリック猫を羨ましいとか言うなよ？
毎日暴走してこそのお前だからな。などと珍しくハルヒの行動を肯定してみる。
「うらやましいわ」
あんまり俺のアゴを外さないようにしてくれ。
冗談は程ほどにしろ。
「ネコって自由に動き回れていいと思うのよね」
そっちの意味か。ハルヒらしいと言えばそうだが、
ネコ並みにあっちこっち動き回られると団員その1としてはそれはまた辛いものがあるね。
現状であれだけ動き回ってるから50歩100歩と言った所だろうが。
何かその後ハルヒが言いたそうにしていたようにも見えたが、
ネコについて深く語ろうとしているようには見えなかったので今日は帰る事にした。

とまあ、昨日は休みだったわけだが、
今日は終業式等という無駄な通過儀礼があるが為学校に行く事になっている。
ようやく暫くの間この坂を上らなくて済むと思いつつ、
何故今日まで学校に来なければならないのかと落胆していると、
教室に入った瞬間違和感を感じたね。
忘れようもない、あの時の出来事。
そりゃ行きに会った朝比奈さんや長門や古泉は何時も通りだったし、
宇宙人製殺人アンドロイドが俺の後ろの席に座ってるなんてことはなかったが、
俺にとって違和感を覚えるにはこれだけでも十分だった。

ハルヒが居ない。
俺の後ろの席は空いたままだ。
間もなく岡部教師が教壇に上がると、
「急なことだが、涼宮は父親がマラリアと大腸癌と膀胱炎を併発してドイツに引っ越すことに…」
岡部の話が終わる前に俺は教室を飛び出し、
何時もハルヒが俺を連れ出すときのごとく古泉の襟首を掴んだ。
「何があったのか説明してくれ」
すると古泉は困ったような顔をして
「それが、僕にもよく分からないんですよ。機関の方でも色々と調査を進めていますが…
今はっきり分かっているのは涼宮さんが居ないという事だけです」
古泉が分からないとなったらあいつしか居ない。
頼む、何か知っていてくれ。
「先ほど大規模な情報改竄が行われた」
長門は淡々と話し始める。
「涼宮ハルヒの存在を認知できない。しかし情報の爆発は停止していない」
何が起こってるんだ！？
ハルヒはどこに行ったんだ……

収まらない心を持ったまま、俺は再び席に付いた。
今度は本当にハルヒが居ないという事なのか？
あの時は一応お嬢様学校が進学校に化けていたりはしたがハルヒそのものは居たはずだ。
だが今回変わったのはハルヒだけだ。
等と二回目なので一応カバンの中を整理する余裕を見せながら考えていると、
ハルヒのカチューシャを小さくしたような物がカバンの中に入っていた。
そしてそれを奪い返しにカバンの奥底から飛び出したのは
「にゃあ」

　 ＿　__ 　 ＿　
　〈> r=＝ﾐ､くﾉ
.　 i 《ﾘﾉﾊ从)〉 　★続きはまた後で！
　从(l# ﾟ ヮﾟﾉﾘ／　　ｷｮﾝｷｮﾝｷｮﾝｷｮﾝ　
ヾ ﾉ ﾊつﾊつ
　 くっヽ_っ

生殺しかああああああぁぁぁぁぁぁぁ!！

12月24日の午後9時から翌25日の午前3時までの6時間は
1年間で最もセックスをする人の多い「性の6時間」です。

長門有希も朝比奈みくるももれなくセックスをしています。
普段はあどけない顔して世間話してる朝倉涼子もセックスをしています。
貴方が片想いしているあの喜緑江美里もセックスをしています。
もしキョンや古泉がいま部活動をしていなくて、家にいないのでしたら間違いなくホモセックスしてます。
涼宮ハルヒと別れたあのキョンも涼宮ハルヒにやってきたことを佐々木にやっています。
貴方の脳内彼女や脳内嫁は、いま男性キャラのいちもつでヒィヒィ言っています
貴女の脳内彼氏や脳内夫は、いま女性キャラのおまんこでヒィヒィ言っています
すべてを諦めましょう。そして、ともに戦いましょう。

　 　　　　　　　　　　-‐ '´￣￣｀ヽ､
　　 　 　 　 　 　 ／　／人　 ヽ　 　＼
　　　　　　　　　//, '/／　 ＼ヽﾊ 　､ 　ヽ
　　　　　　　　 〃中ノ　　　 　ヽ_|中│　|
　　　　　　　　（イ| | ノ　　　 ｀ヽ│|、|　 i|
　　　　　　　 　 ヽﾚ| ==　　　==　レﾉ　)i│　うふふ………
　 　 　 　　　　　 )ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j 　(　,（
　　　　　　　　　(　　/⌒l,､ __,　イァト |/ ＼
.　　　　　　　　　 ) /　 /::|三/::/／　 ヽ 　　）
　　　　　　　　 ( 　|　　l ヾ∨:::/ ヒ::::彡,|　 （

改変すれば面白いと思ってるんだろうけど、センスが足りない

(´_`)。oO（本日限定朝倉復活・・・？）

ハルヒにコスプレさせるならぬこコス

760がいたるところに貼られている件

大きな卵からハルヒがかえってきた

ＳＳ投下します。４つほど使います

今日は12月24日クリスマスイブだ。
いつだったか、サンタクロースをいつまで信じていたか…うんぬんってのはずいぶん前のことだが、
その俺の十数年とゆう人生で築かれた考えとは全く逆を行くヤツがいる。
そう、涼宮ハルヒだ。

今俺たちＳＯＳ団は部室でクリスマスパーティーを行っており、みんなで鍋を囲んでいるところだ。
「キョン！今日はイブよ、イブ！ちゃんとサンタさんにプレゼントのお願いをしておきなさいよ」
そもそもサンタクロースはいない、なんて言ったらもうその先は容易に想像できるからにして、
話を合わせることにした。
「そうだな、まあ寝る前には考えとくよ。そもそも、お前。どうやってお願いするんだ？」
「そんなの、靴下に欲しいものを書いた紙を入れてベッドの横に置いておくに決まってるじゃない」
クリスマスと七夕がごっちゃになってるようだがな。
「いいのよ、そうしないとサンタさんが何が欲しいか分からないでしょ」
「それじゃあ、サンタはその紙を見て、その場でプレゼントを出して渡すのか？」
「そうよ。サンタさんが持ってる袋の中には何でも入っていてるのよ。そうしないと仕事にならないわ」
俺はそんなハルヒの話を聞いてると、頭の中の赤い服のサンタクロース像が青い狸みたいなロボットになってしまった。

それから、パーティーが終わると、
「サンタさんは早く寝ないと来ないんだから、みんな11時までには寝るのよ」
そう言ってハルヒは俺たちを早く帰した。

解散後、冬の寒空の中早く家に帰ろうと早足で歩いていると、古泉一樹が俺の家の前に立っていた。

「なんだ、イブを男だけど過ごす気はないぞ」
「いえ。そうではなく、涼宮さんについてお話があります」
何だ？サンタクロースになれとでも言うのか？
「ご名答です。どうやら僕にはテレパシー能力があるようですね」
「冗談はいい。そんなこと、今日の会話から誰にでも察しがつく。
　で、どうすりゃいいんだ？」

古泉が言うには、俺がハルヒの寝ているところに忍び込んで、
紙に書かれたプレゼント内容を古泉に伝える。
そして機関がすぐそのプレゼントを手に入れ、俺がハルヒの枕元にそれを置くわけなんだが…
「それなら俺がやる意味はないだろ。それに、
　あいつの欲しがる物なんてそんじょそこらにある物じゃないはずだぞ」
「いえ。これはあなたにしかできないことです。
　プレゼントに関して言えば、おそらく我々が手伝う必要はないかと…」
と言いながら、古泉は含んだ笑みを浮かべている。
やれやれ、こうゆうときにテレパシーが使えたらいいんだな。

前もって古泉がハルヒの両親に上手いこと事情を話してくれたみたいで、すんなり家に入れてもらえた。

とゆうわけで、今夜10時30分
もう既にハルヒは眠っていて、俺はそのベッドのわきに立っている。
早速作業に取りかかろうと、携帯で古泉と連絡を取りながらベッド横にある靴下の中の紙を取り出した。
だが、暗くてよく読めない。
そこで、携帯の画面の光を頼りに一文字ずつ声に出して古泉に伝えた。

『も　う　い　ち　ど　キ　ョ　ン　と　キ　ス……』
顔がサンタクロースの服顔負けの赤に染まったのを感じた。
　………………。
「大丈夫です。要するに、あの時と同じように夢オチにしてしまえば良いんですよ。
　涼宮さんは今は眠っている状態です。そこであなたが彼女の名前を耳元で囁き、
　そこで（ふもっふ）すれば、暗示で彼女は夢の中で（ふもっふ）することになります。
　それでは成功を祈ります。」　　電話が切れた
その（ふもっふ）ってのは禁則事項の類なのか？古泉
まあいい、ここまで来てしまったんだ。やるしかないだろ。
ハルヒの耳元でなるべく小声で呼んでみた。
「おい……。ハルヒ…。ハールーヒー」
「ん…。キョン…」と上手い具合に寝言の返事が返ってきた。
俺はこのタイミングを逃すまいと…………………

翌日
昨日の努力が報われたかどうか聞かないわけにはいかない俺はハルヒに電話をした。
「よう。ハルヒ。プレゼントもらえたか」
「もちろんよ！やっぱりサンタさんはいるんだからね。来年も期待してるわよ」
とまあ、現在停止している、原発の電力量をもカバーできるほどのハイパワーな声が聞こえた。
人の苦労も知って欲しいもんだな…
はてさて、来年はどんなことがあの短冊カードに書いてあるのやら。
俺が来年を楽しみにしてるかどうかはあえてふせておこう。

今、夜10時過ぎ…かな
今私は、サンタさんを待っている。
毎年こうやって寝てるふりをしてサンタさんを待っているんだけれど、
毎年いつの間にか眠っちゃうのよね。

（…！！誰か来た）
（…？ドアから？サンタさんにしては地味ね）
（！！！キョンじゃないの、どうしてここに…）
携帯で電話をしているキョンはどうやら古泉くんとはなしてるみたい。
このまま様子を見ている方が良さそうね。
　・
　・
　・
「おい……。ハルヒ…。ハールーヒー」
「ん…。キョン…」
　・
　・
　（キョンの顔が近くに…………

翌日
キョンから電話がかかってきた。
昨日のことを気にしてるみたいね。
「来年も期待してるわよ」


おわりです

ハルヒの量が少なかったかもしれません

ちょｗｗｗ禁則事項のとこ普通にキスだろｗ

それともその先があるというのかあああああああああ！！

とりあえずGJ！!


あと細かいとこ言って悪いが「イブを男だけど過ごす・・・」
になってるよ。

GJ！そろそろ糖分過多でおかしくなりそうだぜ。

ＳＳいっぱいでうれしいなぁ
メリークリスマス！ハルにゃん

ちくしょう…部長とか生殺しとか(ふもっふ)とか、いちいちツボに入りやがる。
ニヤニヤにこにこしてめがっさ変な顔になっちまったじゃねーかＧＪ！

萌えたｗｗｗｗｗｗｗｗ

さっきSS処女作を投稿した者だがスレ汚しすまなかった


本来はROM専な自分なんで元に戻るとするよ
ではﾉｼ

世間はクリスマスイブだとかで羽目を外して大騒ぎしているようだが
俺はちっとも嬉しくも楽しくもない。クリスマス等と言うキリスト教徒の祭りは
仏教と神道の国である我が日本国には不要であると声を大にして言いたい！
何所のどいつだ、クリスマスなどと言うイベントを日本に持ち込んだ阿呆は。

「ちょっとキョン！聞いてるの！？」
ほらみろ、俺の憂鬱の原因その１が目を輝かせていやがる。

「4人でのんびり食事して夜までに帰ってくるならこのへんよねぇ」
場所は良いが予算も考えろ。

「キョン君！サンタさんにお願いするもの決まったの！」
「キョン君にお願いするのはこっちなの！」
原因その２とその３が無邪気にばら撒いている頭痛の種がそこかしこで開花して居やがる。

「プレゼントは一つずつでしょ！あと『キョン君』じゃなくてお父さんと言いなさい！」

「なに夢の無い事言ってるのよ！親から貰うプレゼントとサンタから貰うのは別に決まってるじゃない！」
…100歩譲ってその発言は認めるとしよう、では何故クリスマス用の特大靴下が３つ用意してあるんだ？

「確かサンタさんは信じて良い子にして待ってれば来てくれるんだったわよねぇ」
ハルヒの満開の笑顔を見ながら俺は眉間を押さえた。
お前はサンタの存在など信じていないし良い子ですら無いだろうが。

「二人の娘にはプレゼントを渡してあたしは無視するような薄情なサンタさんなんて居ないわよねー？」
「「ねー！」」

女３人に男１人の家庭だと女の主張の前には男の意見などあってないようなものだ。
全く、俺のなけなしのボーナスや貯蓄もクリスマスと正月でリセットだ。
せめてクリスマスだけでも日本からなくすべきだと思わないか。なぁ。谷口。

…何泣いてんだ谷口？…そうか、お前も俺の辛さを分かってくれるか。
「うるせぇ！お前なんか死んじまえ！」
そういうと谷口は何処かへ走って行ってしまった。
なんだ。クリスマス不要論者で集まってやさぐれて飲んでる時に…って支払い逃げやがったなあの野郎。

>>777
谷口、こっち来いよ
俺と一緒に飲みなおそうぜ！

すげえ幸せそうなSSだｗｗｗGJｗｗ

谷口ｶﾜｲｿｽ(´；ω；`)

キョンと一緒にサンタを待つハルヒにゃん

TTTのハルヒｶﾜｲｿｽ

あ、あれでおわりなのか！？

>>782
どんだけ甘いのを投下してくるのかと思ったら

またかわいそうなのか……見に行かないでよかった

クリスマスイブに2ちゃんやってる俺より遥かに可哀想で困る
何か涙出そう。キョン死ね。いっぺん死ね。

>>777
つかあのサイトの双子ハルキョンチルドレン速効受信したジャマイカ
おれも谷口の岸からそっち行きたいよ

さっき保管庫でイラスト作品を見てきた。えんぴつ氏が独立したのは知っているが、
他の人は何処へ行ってしまったのだろう……。今日はクリスマスイブなのに……。

今年一年よい子にしてました。プレゼント、待ってます。もちろん裸で。

キョンひどいってレベルじゃねーぞ

ハルヒ泣かすのが好きらしいからね。
まぁここで話すことじゃないやな。

クリパの話しようぜ！

あれはキョンじゃないキョソだ
そこんとこ間違えるなおまいら

>791
むしろﾁｮｿ

どうせなら、うれし泣きさせよーぜ・・・・

あれ、今日落としておいて、明日持ち上げるんじゃないのか？

>>793
そう願いたい

はぁ･･･遅かったorz
見たら凹んだｗｗｗ

>>794
終わりって書いてあるけどな・・・

あのあとハルヒを後ろから抱きしめて実はペアリング買ってたんだが
照れ隠しであんなことをって言って････なワケないか

>>797
心内描写あるし・・・。

おまいら口直しにSweetHomeでも読め

TTTって何ぞや

>>799
保管庫はこのスレの保管庫でおｋ？？

ペアリングを渡そうとしたら空からカラスに取られて慌てて追うハルキョンって電波を受信した。
いいムードぶち壊しかも知れんが

小学生の頃
サンタを捕まえるために夜通し起きていようと頑張っていたけど
12時過ぎまで起きていられなかったハルにゃん。

小学生の頃
サンタを捕まえるために夜通し起きていようと頑張っていたけど
12時過ぎまで起きていられなかったハルにゃん。

連投してしまった……。トナカイに食われてくる……orz

空気読まずにクリスマス画を貼る
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d288083.jpg
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d288084.jpg

>>806
クチナオシをありがとう。
なんとか眠れそうだ

>>782
興味本位で読んでしまった俺はもうだめなようだ･･･

被害は甚大なようだな＾＾；

ハルにゃんと寝てくるか

>>799
完結したのか…教えてくれてありがとう。気持ちよく眠れるよ。
なんだか明日から「おはよう」が特別になりそうだ。

「はぁはぁ・・・」

「はぁはぁ・・・」

「・・・これがホントのホワイトクリスマスね」

「下品なことを言うな」

お休みハルヒ

ツイスターゲームでにゃんにゃんしたいぜ

見に行く前にここ見て良かった……

>>806
ﾆﾔﾆﾔしちゃうぜ

キョンの心音を聴きながらでないと落ち着いて眠れないハルにゃん23歳。
子供とキョンに二の腕をプニプニされるハルにゃん35歳。

ハルにゃんおやすみハルにゃん

とりあえず

「キョン殺していいですか　−−；」

とweb拍手に書いてきた


お口直しを期待

クリスマスって何(´･ω･`)

>>818
キョンが殺されたらハルにゃん悲しむだろ。
ハルにゃんを悲しませるという意味では、君の行動とキョンの行動は同じだ。

>>777
クリスマス不要論者にも色々いるんだなぁ…w
ここでも格差か。ＧＪwwwww

サンタを捕らえようとガキの頃から部屋付近にトゲの山入り落とし穴とか
マキビシに爆竹とか天井にはヤリの雨とトラップを色々仕込んでいたハルヒ
親父は毎年クリスマスの時は眠った時を見計らって
完全武装で枕元にプレゼントを届けに出陣していたらしい。

ハルヒとキョンが聖夜を過ごした次の日つまり今日がクリスマス

>>818
キョンなんか殺しても
お前の存在だけ永久に抹消された新たな宇宙が誕生するだけなのだが。

甘甘SSが来ると信じてつなぎネタ投下

「ねえキョン」
「・・・なんだ？　古泉との勝負で忙しいんだが」
「クリパの最中に何やってんのよ男２人で･･･　あんた、結構早い時期にサンタの正体に気付いたのよね」
「ん？　ああ、幼稚園の頃にはもう信じちゃいなかったぞ」
「あんたのご両親も演出ってもんを理解してないわね〜」
「いや、妹のやつはまだ信じてるようだからあながちそうとも言えないな、っと、そこでいいのか？　古泉」
「･･･確かにあの妹ちゃんのキャラ的には納得ね。まあいいわ、あたしたちのときにはもっとうまくやるわよ」
「わかったわかった。　よし！これで勝負ありだ。
　お、次は長門か、手加減なしだぜ」


「なあハルヒ」
「なによ、今ちょっと忙しいんだけど。　こらみくるちゃん逃げるな！」
「俺たちが、どうするって？」
「暴れても無駄よ！！　んー、なんだったかしら。忘れちゃったわ」
「ならいいが」
「過去にこだわってもしょうがないわよ。　みくるちゃ〜ん、今度の衣装はこれなんかど〜お〜？」

　おわり

>>822
ハルヒの遺伝子を受け継いだ子供もそうなるとして
キョンの完全武装は規定事項だな。

>>822
ハルにゃんは殺人鬼か！

>>825
こいつらやりやがるぜｗ

>>825
なんかもう忘れちゃうくらい自然に夫婦だな。
なんという規定事項ｗ

>>782
被害受けたのはハルヒだけじゃないな…(´；ω；｀)
俺もweb拍手で何か言ってくるわ

TTTには失望したけどまぁどんでん返しがあるだろＪＫ

>>825
GJだぜ！

>>825
GJ!!
そしてハルにゃんおやすみ

TTTのアレに納得がいかなかったんで


「ごめん････帰る･･･」
ハルヒは小さい声でそういうとフードを被りながら俺に背を向けて
歩き初めてしまった。
あぁ、なんたって俺はこう素直じゃないのかね
この日のためにハルヒに隠れながらバイトしてまで用意した「これ」は
どうするつもりなのかね。

ハルヒの後ろ姿を見る──



体内にパラジウムリアクターでも積んでるような
元気の塊のこいつがフードを被りながら
まるで捨てられた子犬が雨に打たれながら彷徨っているかのようになっちったなんて、
あのハルヒをこんなに傷つけちまったのは誰だ？
そうだ、俺だ。もうこれは病気っていうレベルの話じゃないね
去年のハルヒが消えちまった世界で一体何を学んだのかね俺は････

俺は本当にどうしようもないクズでバカ野郎だ、
スレの皆の衆、俺をドラム缶に詰め込んで
強制ハイキングコースの坂の上から転がした上に
フルボッコにしてくれても構わんぞ。



なんてのは嘘だ、それより先にやらねばならんことがあるからな
「ハルヒ！」


続きは脳内で

ちょっとキョンはルイズに召喚されてて休部中

TTT見て憂鬱になったわ


>>825
ちょっと癒されたよ、ありがとう

>>834
続きを書きなさい
いや、書いてください、でないと立ち直れない

今、キョンを殴りにいきます

お金ｗｗｗ
クソワロタｗｗｗｗ

今、ゲイに行きます

ハルヒに雑炊の良さを訴えるキョン

雑炊かうどんかで揉めるハルキョン

雑炊うどんで

なんか逆に、その作品が読みたくなってきたよ
心に致命傷を負いそうだけど…
今携帯からなのが幸いしてるな

冬休みは深夜TVでやってる映画をお菓子を摘みながら見てたので
つい仲良く朝に弱くなったハルキョン

皆TTTに期待しすぎだ…、以前にもハルヒ泣かせて終わらせた事あっただろうに
それにしたって、この時期にハルヒを泣かすあたり、完全に狙ってる罠ｗ