【らき☆すた】こなた×かがみPart2【こなかが】
なんだか百合っぽいこなたとかがみに萌えるスレ
詩ね
(⌒)
(こ○こ) ,-、
(___) てOう
_ ‘ー’ (⌒)
. ,-、 //⌒ / (こ○こ)
てOう 〈.::.{ __, ベ.ー-< ‘ーヘ_ノ
‘ー’ ,ゝ'´.::.::.::.::.::|.::.::.::.::`丶、
/ :.::.::.::.::.::.::.::j.::.::.::.:: く ̄
{ヽ ,'.:/.::.::⌒/|.::.::ハ⌒.::.::.:ヽ ハ
∨\_ {/.::.::/:./ |::/ ヽ\.::.::|.::V }
. / / ∨イ.::/≡≡l/ ≡= ハ.:.|ヽ「∨ < ゲームやらにゃ〜
ヽ_{ |.:ハ:::::: 、_,、_, ::・{:.W ∨ 勉強はかがみん教えて〜
\. |ヘ.::.:l、 _(_ ノ_ イ.::| /
/.::.\ ヽ::| ∨{ / |.:/ .xく
/:/.::./\ ヾ\ 「] /| ノ'/.::.::l
/.::./.::./.::.::.: _} |lヽV/ l|r'´.::.::l.::.|
l_;斗-く :.::.::. 〈 j >ω<.| :.::.:: l.::.|
V`ーく¨ヽ.::j≧ヘ / ∧ }| :.::.:: l.::.|
/.::.::.∧/∨l| Y_/ レく :/l.:|l:ノ
. |.::/l.::ヽ_,,斗‐'´/ 了丁 // リ
/\
'"  ̄ ̄ {  ̄ ̄`丶、
//: : : : : : : j: : : : : : : : : : : :\
__________ /' 7: : : : : / : : ∧: l: : : : \: :\-=ヘ_
三三三三三三三三三ミ∧ /: : : /: /: : :/: ハ:ヽ : : : : l: : : ∨:7(_厂\
|lll|. /: :/ /.: :|: :⌒:/ ヽ {\⌒:| : : : ∨ │ 〉
|lll| /: ;イ:│.:.:.| :/∨ ヾ \j: : :ヽ:ハ. |l /
|lll| W│ |.: : :!fて汽 イう汽ス: : : l: | |:∨
>>1乙
|lll| V:! : :ハ! V:rリ {ト:::rリ ヘ : | :ト、ノ! :! こなたは私の嫁っと
|lll| ヘl :.:{小. ゞ'' , ''ヾ' ^∨N : ,'.:│
__, |lll| ∧ : j:人xx rっ xxxヘー/: : :/: : |
l│ |lll| |: ∨:|: : :`ーr-zr ァ<. //: : :/: : : |
l│ |lll| |: : : :|\:_;斗' >‐く 〃: : : :/l : : : |
l│ |lll| |: : : :l /-―|o/ O∧o/: : : : :∧|.: : :│
l│ |lll| |: : : :|' { `| | 7: : : : :/ │: : :.|
l│ |lll| |: : : :| V ̄| | O | /: : : / !: : : :|
l│ |lll| ヽ: : :| {____,| | |,' : / │: : :.|
2スレ目とか、おまえらなかなかの変態さんだなww
まぁ、毎日こなかがでいかがわしい妄想してる
俺ほどじゃあないだろうが。
>>1 スレ立て乙、GJ!
>>1 ひとえに愛だね!
ペチャパイ→Help me かがみん!!→僕は木冬つかさちゃん
のメドレーから俺の一日が始まります。
そして百合隠し→百合結びで一日を終えます。
前スレでかがみはこなたに恋愛感情があると決めつけてる人がいたが
そういうのは個人の感覚で変わるんだからやめてもらいたい
蒸し返すなよ
>>1乙だぜ
俺はこの板に住み着いてから日が浅いんだが、カップルスレで2スレ目に行くのって珍しいんじゃね?
ともかく、こなたとかがみのカップルを支持してくれる人が多いことは嬉しい事だ。
それじゃあ2スレ目も張り切っていきますか !
>>11 個々の拘りに配慮してスレを窮屈にするとかありえないから
気に入らない妄想はスルーが基本だろ
気持ち悪い精神障害者の糞スレ
柊は私のものだってva!!!
良い動画を見つけたと思ったら
>>15に先回りされてた・・・
それにしても脳内MADと一部超シンクロ
あれ?俺レスしたっけ
昨日話題のでてたこなかが本2冊買ってきたんだけど、どっちもかなり良かったよ
情報dクス
幸せそうでなによりです
>>25 買う ! 絶対買う ! ボーナス前借りしてでも買う ! ・・・冗談だけどなw
つか、よく出来てるなこの画像。 作者GJだなw
>>28 最初に陵桜学園と言ったときに体が激しく反応した。
これほどメジャーになったのかとも思うが、あんまり問題にして欲しくはないな。
どこへいく日本
噂の画像の本人です
すみませんでした
>>7 かが×こなの妄想だったら負ける気がしません
33 :
472:2007/09/08(土) 01:17:11 ID:5Kt29fk4
ようやくSS書けたので投下します。
「好きな人の写真を〜」のくだりはスクールデイズが元ネタ。
というより、どこかで聞いたことあるなと思って使ってたら、後で気づいた。
学校やら宿題やらで飛び飛びに書いていたので、
文の繋がりがおかしくなってるかもしれません。
34 :
472:2007/09/08(土) 01:18:33 ID:5Kt29fk4
「ねえ、お姉ちゃん。好きな人の写真を携帯の待ち受けにして、三週間隠し通せたら恋が叶うっていうおまじないの噂知ってる?」
「へえ、そんなのあるんだ。でもさ、そんなことで恋が叶うわけないのに、どうしてやろうと思うのかしら。それよりも、もっと現実味のあることをすればいいのに。仲良くするとか、告白するとか」
「お姉ちゃんは夢がないなあ。素敵な話じゃない。告白なんてする勇気がないから、待ち受けの画面にしてこっそり、恋が実りますようにってお祈りしてるんだよ」
「はいはい、私は夢がないわよ。にしても、三週間隠し通すなんて、部屋の押入れにでも入れてたら簡単なんじゃないの?」
「そんなのじゃ、恋は叶わないよ。いつものように使いながら、隠さないといけないんだよ」
「いや、だからどっちにしても叶わないって……。まあ、いいわ……」
それにしても、待ち受け画面を三週間隠せたら恋が実る、か……。
休み時間、こなたの教室の前に来た。
扉を開けようとして、しかし足が竦む。
一度深呼吸をする。胸に手を当て、緊張を和らげる。
大丈夫だ。大丈夫だ。
よし、と呟いてから扉を開けた。
「こなた、ちょっといい?」
「何? かがみ」
こなたはつかさとみゆきと話していたようだ。
移動はしないでこちらを向く。
「時間があるなら、来てくれない?」
私はこなたを屋上に連れて行った。
「それで、私に何か用?」
「え?」
落ち着け、私。昨日何度も練習したじゃない。何も恥ずかしがることはないんだ。
「あ、えー、と……。その、ちょ、ちょっと写メ撮らせてくれない?」
35 :
472:2007/09/08(土) 01:19:49 ID:5Kt29fk4
「え? どうして?」
どうしてだなんて、言えるわけがない。
だから、怪しまれないような言い訳も考えてきた。
「え、えと、私の友達に、こなたの話をしたら、顔を見たいって言い出して……」
これで、私は頼まれてやっているだけの人になれる。
「別に私に言ってくれれば実物を見せるんだけど。……この学校の人だよね」
まさか、ここまで聞いてくるとは思ってなかった。
でも、私だってここで嘘とばれるわけにはいかない。
嘘に嘘を重ねていく。
「い、いや、そうじゃなくて……む、昔の友達なのよ」
「ふ〜ん。それで、どんなポーズになればいいの?」
「え?」
「だから、格好とか表情とか、そんなの。第一印象って大事じゃん」
そうか、こなたは疑っていないのか、私のことを。
そのでっち上げた友達に、会いたいと思ってるのか。
少し罪悪感を覚えた。こなた、ごめん。本当に、ごめん。
「か、可愛い表情がいいと思うわよ」
無意識のうちにそんなことが口から漏れていた。
何気なく大変なことを言ってしまった。
恥ずかしさに苛まれる。
いや、よく考えたら、これは私が望んでいるものではなくて、私の友達が望んでいるものだ。
私が私の意思で要求するのなら恥ずかしいけど、これは違う。あくまで私の友達の欲求だ。
「可愛い表情? う〜ん、どんなだろ」
こなたは目を細めて頬に指を当て、考え始めた。
その姿に、一種の愛おしさのようなものを感じた。
私が望んだ、可愛いこなたそのものだ。
思わずカメラのシャッターを切った。
バシャッっという機会音に気づいたこなたが目を見開く。
36 :
472:2007/09/08(土) 01:22:47 ID:5Kt29fk4
「かがみ? 何勝手に撮ってるのさ〜。まだ考えてる途中だったのに」
「ご、ごめん。じゃ、じゃあね。ありがと」
急いで屋上を飛び出した。
心臓が激しく脈打っている。走ってきたせいだ。
トイレの中で、撮った写真を確認する。
繭尻を下げて困ったように考え込むこなた。
ようやく、こなたの写真が手に入った。
胸が熱くなってくる。なんとも言えない気分になる。
待ち受け画面を変える。
あと三週間。
あの日から二日が経過した。まだまだ先は長い。
宿題をしていると、つかさが話しかけてきた。
「お姉ちゃん、明日こなちゃんが家に来るんだけど、いいよね」
どきりとした。一瞬体が動かなくなった。
「こ、こなたが? 何かあるの?」
あまりにもびっくりしたので、取り乱してしまった。恥ずかしい。
「うん。私がこなちゃんから借りてた漫画を取りに来るんだって」
「ふーん、べ、別にいいけど。わざわざその為に来るの? つかさが学校ででも渡せばいいのに」
「なんか、早く返して欲しいんだって」
そうか、こなたが家に来るのか。
こなたが。
明日。
待ち遠しいな。
「お姉ちゃんどうしたの? にやにやして」
「え? な、なんでもないわよ。気にしないで」
危なかった。表情が顔に出てしまっていた。落ち着け、私。ポーカーフェイスだ。
ベッドに入る。携帯をそっと開けた。
こなたの困った顔。
込み上げてくる何かを抑えるようにため息をつく。
忘れようと思って携帯を閉じる。
何やってるんだろうな、私は。
もやもやした思いを胸に秘めたまま、眠りに落ちた。
37 :
472:2007/09/08(土) 01:26:04 ID:5Kt29fk4
朝。
家の中ですることもないので、勉強を始めた。
つかさが起きてきてしばらく経ったころ、不意に携帯電話が鳴り始めた。
非通知だった。誰だろう。
「もしもし?」
「あ、かがみ。今かがみん家に行ってるんだけど、家にいるの?」
こなただった。
「な、なんだこなただったの。私はいるけど、どうしたのよ。つかさに漫画を返してもらうだけでしょ」
「いや、ちょっと確認しただけ。じゃあね」
確認しただけって、どういうことかしら。
また宿題見せてなんて言ってくるんじゃないでしょうね。
ため息を吐きつつ、携帯電話を机の上に置く。
宿題をやっているか確かめる。
昨日のうちに宿題は全て終わらしていたはずだ。
思ったとおり、全部出来ていた。
机の上に置いておく。
時計を眺める。途端に秒針の動きが鈍くなった。
こんなに一秒は遅かったのだろうか。
ピンポーン
玄関のチャイムが鳴る。秒針は四週もしていなかった。
もうこなたが来たらしい。一体どれくらいの近場から電話をしてきたのかと思いながら、急いでつかさと玄関に向かう。
「おはよー、つかさ、かがみ」
「おはよう、こなちゃん」
「こなた、おはよう」
こなたは軽めの格好だった。二学期が始まったとはいえまだまだ暑い。
それにしても、こなたはファッションというものには興味が無いのだろうか。
こんなだから彼氏も出来ないんだ。少し気を使えば顔も可愛いし、簡単に出来ると思うのに。
いや、それは困る。こなたに彼氏が出来るなんて……。
あれ、私は何を考えてるんだろう。こなたは大切な親友なんだから、恋を応援するのは当たり前だ。
22話のやきいもって
間接キスなんじゃね?
39 :
472:2007/09/08(土) 01:28:29 ID:5Kt29fk4
「とりあえず上がって」
こなたを部屋へと先導することで思考を振り払う。
三人で勉強部屋に行く。
「はいこなちゃん、これ。ありがとう。面白かったよ」
つかさがこなたに二冊の漫画を渡した。
「いや〜、布教活動の一種だからね。お礼なんていいよ」
「その割には早く返してもらいたいがるのね」
いつもの調子で、こなたにつっこむ。そう、いつも通りだ。
「ちょっと次の布教先を見つけたからね」
こなたもいつも通りさらりと受け流す。
「かがみも読みたかったら貸してあげるよ。ひよりんの後になるけど」
「いや、私はいいわよ……」
「あ、そうだ。返してもらったってひよりんに言っておかないと。ちょっと携帯の充電器貸して」
「え? そういえばあんたさっき公衆電話からかけてきてたけど、充電してなかったの?」
「全然使ってなかったからね。気づいたら充電が切れてたってことよくあるじゃない」
「普通ならないわよ」
ため息をつく。携帯電話が携帯電話としての機能を全く生かせていない。
あ、でも、普段使ってないってことは、私達以外とはあまり付き合いがないってことか。よかった。
よかった? なんで?
最近自分のことが分からなくなってくる。天井を見上げて気持ちを落ち着ける。
少し整理しよう。
「あ、ここに携帯あるじゃん。ちょっと貸して」
「え?」
こなたが私の机に目を向けている。
携帯を机の上に置いたままにしていたことを思い出した。
やばい、どうしよう……。
「ま、待って!」
「え、どうしたのかがみ。怪しいメールでもあるのかな〜」
こなたは逆に興味津々といった感じで携帯を手に持った。
待って待って待って!
おしまいだ。何もかも。
40 :
472:2007/09/08(土) 01:30:16 ID:5Kt29fk4
まだ見ていないこの後の様子が鮮明に浮かび上がる。
そしてそれは現実になった。
「どれどれ。……えっ?」
「どうしたのこなちゃん。あれ、これって、もしかして……」」
やめて、それ以上言わないで。こなたには知られたくないから。お願い。
やめてやめてやめてやめて。
テーブルの前に座ったまま体は動かない。
ただ、何も聞こえないように、必死で耳を塞いだ。
体が小刻みに震える。
「どういうこと? つかさ」
「えっと、あの……」
言葉は塞いだ手を突き破って耳に入ってくる。
「携帯の待ち受け画面をね……」
もう耐えられなかった。聞きたくない。ここにいたら、嫌でも耳に入ってしまう。
自分でやった事実だから、逃れようがない。
「好きな人の写真にしたら……」
全てを聞いてしまった。聞きたくなかったのに、知られたくなかったのに。
「やめてぇぇぇぇぇ!」
気づいたら、部屋を飛び出していた。
家を出て、走り続けた。どこまでも。現実から逃げられるまで。
でも、何処まで行っても、体は震えたままだ。
もう、終わりだな。
公園があった。
ベンチに座る。
必死に忘れようとしているのに、あの出来事が何度も蘇ってくる。
つかさは、攻められない。
あの状況なら、本当のことを言うしかない。それに、結局実践したのは私だ。
あんなこと、しなければ良かった。
何の意味もないのに。
でも、もしかしたらという淡い希望もあった。それは思い込みでしかなかったのだけど、私にはこんなことしか出来なかったんだ。
告白なんて、そんなに簡単に出来ない。だからこそ、こんな夢物語的なものを信じてしまった。いや、信じるほかなかったんだ。
だって、どうしようもないから。思いは強くても、行動には移せないから。そんな勇気無かったから。
ああ、どうしたらいいんだろう。
41 :
472:2007/09/08(土) 01:31:41 ID:5Kt29fk4
元々叶うわけないと分かってたはずだ。それなのに、万が一に賭けてしまった。
そのせいで、恋が叶うこともなくなった。その上友達としての関係もおかしくなってしまった。
私、こなたに嫌われたかな。
そこまで、考えて、ようやく心のもやもやが晴れた気がする。
そうか、私、こなたのことが――。
同性に好かれているなんて知ったら、いくらこなたでも引くに決まってる。
こんなのは普通じゃないから。
友達だったのに、いつからだろう。こんな風に思いだしたのは。
ベンチの背もたれに思いっきり背中を預けた。
ぼんやりと空を見つめ続けた。
雲ひとつ無い青い空。恨めしいほどに私とは全然違う。
真っ白になった頭の中、モザイクが薄れていくように何かの映像が広がっていく。
こなた……。
こなたの姿がいくつもいくつも現れては消えていく。
チョココロネを食べるこなた。
目を細めて思案するこなた。
アニメについて語るこなた。
嬉しそうに笑うこなた。
それは、心の奥底に隠した思い出の写真。
こんなにも沢山の写真を持っているのに、どうして私は携帯でこなたを撮ろうとしたんだろう。
こんな気持ちなんて、誰にも気づかれないように胸の中だけで抑えていたらよかったんだ。
こなたはいつまでも子供のように純粋だ。
自分の好きなことならどこまでも追い続け、自分の気持ちに嘘をつかないで、思ったとおりに行動する。
周りの目なんて一切気にしていない。
私にはないものを、こなたは持っている。
だからかな……。
空は何処までも突き抜けていく青。
どうしてこんなに晴れてるんだろう。雨でも降ってくれたほうがいいのに。
もう、今までの日常は帰ってこない。
これから、こなたとどう接すればいいんだろう。
そもそも、話しかけてくれないかも。
心にぽっかりと大きな穴が開いたような、そんな気がした。
空が、どんどんぼんやりとしたものに変わっていく。
自然と涙がこぼれていた。
ああ、私、泣いてるんだ。
こんな公園で、みっともないなあ。
でも、全然止まらないよ……。
パシャ
42 :
472:2007/09/08(土) 01:32:41 ID:5Kt29fk4
「かがみ、そんなに泣いて、かがみらしくないよ」
「え……?」
滲んでよく見えない目を凝らして、前を見る。
確かに、そこに、いる。
「こ……なた……?」
急いで服で涙を拭う。
こなたがいた。目の前に。
どうして? どうしてここにいるの?
こなたは携帯をいじっていた。
「……何、してるの?」
「え? ……内緒、だよ」
こなたは私に笑いかけると、携帯をしまって隣に座った。
「……こなた、どうして、来てくれたの?」
「どうしてって、心配だからに決まってるじゃん」
「でも、あんなの見て、軽蔑したでしょ……」
「なんで? あれが、かがみの本当の気持ちなんでしょ。乙女チックで、おまじないも信じちゃうかがみんは可愛いなあ」
「な……」
顔が火照っていくのが自分でも分かる。
「かがみ、顔真っ赤だね〜」
「い、いや、こ、これは……」
「私は、嬉しかったよ」
思わずこなたの方を向いた。
それを見たこなたは、小さく微笑んだ。
「かがみの気持ちが分かったから。同じだなって……」
「……え?」
同じ? それってどういう……。
「かがみ」
こなたが私の膝の上に寝そべった。
「泣いちゃってるかがみも可愛いよね。レアものだし」
そう言ってこなたは、自分の携帯を開いて見せてきた。
ああ、そうか。同じって、こういうことなんだ。
嬉しかったし、ほっとした。
私は軽蔑されても嫌われてもいなかったんだ。
心の穴が塞がっていく感じがする。
胸が熱くなってきた。
押さえ込んでいた涙がまた流れ出してくる。今度はいくら拭っても止まらなかった。
43 :
472:2007/09/08(土) 01:35:38 ID:5Kt29fk4
「あんたは、三週間隠し通したりしないの?」
「え〜? だって、そんなに待たなくても、もう叶ってるよ、おまじない」
「こなた……」
そっと、こなたの顔に手を置く。
こなたが、その手にじゃれついてきた。
よかった。本当に、よかった。
感情がどうしようもなく溢れてくる。
これからはずっとこなたと一緒だ。絶対に。
言葉に出来ない思いに悩むことも無い。
自然と笑みがこぼれてくる。
自分の願いが叶ったことと、こなたの幸せそうな顔。
膝の上のこなたを、全身で優しく包み込んだ。
見上げると、雲ひとつない青空が広がっていた。
終
長くなってごめんなさい。
なんだか時間がかかった割にはまとまりがないものになりました。
>>43 リアルタイムで見れて感動したぜ!
GJ!
>>43 GJ!!
リアルタイムで遭遇したww
そしてこのネタが出てきたのなら言うしかないだろう……
誠 死 ね!!
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/08(土) 01:43:33 ID:0OF0IiND
>>43 GJ!!よかったよ!!
読みやすかった^^
>>11 当人だけどさぁ、お前いい加減ここがこな×かがスレだって事くらい気づけよ
そういった系統の解釈や妄想をしてるやつらのスレなんだよここは
個人の感覚とかなに的外れなこと言ってんの
嫌なら「やめてもらいたい」じゃなくてお前がここ見るのやめりゃいいんだよ
呆れるほどの馬鹿は
>>13じゃなくてお前なんだからそこんとこ自覚しとけ
>>43 GJ!良いね〜!
キャラの性格をよく掴めてて感動した
こなたの行動とかいたずら好きな性格がよく出てるしw
ここまできてようやくこなたを好きな事を自覚する辺り、かがみらしいと思った
よくまとまってると思うよ。これぞまさにハッピーエンドって感じで好きだわ
だから今更蒸し返すなよw
それはさておき
>>43テラGJ
>>43 GJ
でも、誠(ry を言わざるを得ない。
待ってかがみ!それはつかさの罠よ!!
→
>それは、心の奥底に隠した思い出の写真。>こんなにも沢山の写真を持っているのに、どうして私は携帯でこなたを撮ろうとしたんだろう。
かがみん…(´;ω;`)ブワッ
この一文GJすぎるぜ。
朝っぱらからニヤニヤが止まりませぬ。
新スレ一発目からレベル高いなぁ
だ、誰か保管庫ぷりーず
職人が増えて良スレになったなここ
後は絵師が来れば完璧だだだだだっ
>>59 つまりこう言うことだな。
神SS、神挿絵、神エロ絵
あれ一個間違ってるんるん?
こんな良スレに保管庫がないのは罪
>>61 あまりの完成度の高さに失神するところだったw
>>43 俺好みのハッピーエンド展開でGJ!!
だけど元ネタが元ネタなだけに、この続編があるとしたら・・・
このスレに神々がいると聞いてやってきました
また崇拝者が増えるな
67 :
472:2007/09/08(土) 19:14:23 ID:5Kt29fk4
>>44〜
>>51 >>54〜
>>56 >>58 >>64 ありがとうございます。
宿題や勉強を放棄してまで書いた作品だったので、
これほどまで反響が大きかったのは本当に嬉しいです。俺も涙が出てくるよ……。
>>53 その辺の行動や話の流れは何度も修正して気を使ってたので、うまくいって良かったです。
元々二日前には完成してたんだけど、修正だけでかなり時間を使った。
>>57 その一文というか、
>>41あたりの心理描写は、かがみのキャラソン聞いてから加筆修正したもの。
2曲目の歌詞から感じ取った、かがみのこなたへの思いをイメージして文章化しました。
少し長くなりすぎた気もしますが。
>>67 …あ、あとで宿題写させて、なんて、言わないでよね!!
らき☆すた以外の話題を禁じます
これから先無関係の話をした奴は華麗にスルーするように
ごめん誤爆だorz
>>67 長いから、長いからいいんじゃないか…(BY 康一)
長めの心理描写や風景描写を読者に許してもらえる作品の完成度は羨ましいなぁ。
神のかがみへの愛が伝わってくるぜ(笑)
ところでこう言う風に作者の方たちが、解説というか自分の作品を語ってくれるのを読むのも好きなんだが、
ライナーノートみたいなのが保管庫にあったらなぁと熱望します。
力入れた部分とか興味あるし。
>>43 最初スクールデイズネタだったからつかさ辺りが死ぬかとオモタヨ
まあ、とにかくGJ!!
なんかここのスレのほうが投下したくなるな。
普段別のとこに投げてるんだけどな。
……まぁ連載だから無理か。
個人的にこっちのがいい感じだw
ここ自体なんかつかさみたいなスレだからね
ふわふわしてるっていうか
76 :
472:2007/09/08(土) 23:46:53 ID:AYqXc/K3
>>68 予期せぬツンデレ吹いた
>>72 そう言ってもらえるとうれしいです。
描写が鬱陶しくなってないかと不安だったんで。
でもそもそも保管庫が……。
誰か作ってくれないかな。
>>73 あくまでおまじないの部分を拝借してるだけですよ。
後はオリジナルです。
>>74 ここはのほほんとしてるから。
流れもゆったりだし。いい雰囲気のスレだよ。
愛に包まれたスレッドである。
世界で1番平和なスレだと思う
79 :
166:2007/09/09(日) 02:11:23 ID:Im8xNruO
2週間ぶりに投下したいと思います。
内容は、前スレの>172-173と>202-203をベースにしつつ、
大幅にアレンジを加えたものとなっています。
80 :
166:2007/09/09(日) 02:13:21 ID:Im8xNruO
きっかけは、大体わかっていた。
生活の不摂生、ネトゲのやり過ぎ、徹夜でゲーム。
そこで生じたひずみが、一気に私に襲いかかっていた。
それは、『たちの悪いカゼ』とい名のモンスターとなって、
週末、そして休日の昼間を過ごす私を苦しめていた。
「う〜、やっぱだるいな〜。
漫画とか読む気にもならないよ」
そんな文句を言いながら、私は布団を被ったまま寝返りをうった。
しかし、うつぶせの状態から寝返ってしまったので、
パジャマと布団がはだけて、畳の上に散乱してしまった。
私は、しんどい体に鞭を打って布団を必死にたぐり寄せた。
「……熱でも測ってみよっかな」
手元にあったデジタル式の体温計を手に取り、わきに挟む。
しばしの沈黙の後、甲高い電子音が部屋に響いた。
そして、体温計には『37.8℃』という数字が表示されていた。
「う〜ん、少しは下がってきたけど、
まだ動くにはしんどいかなぁ……」
……いっそのこと39度位まで上がってくれた方が、
かえって動けるよう気がするのは私だけだろうか。
ふと、目の前にあるテレビのスイッチを入れてみる。
画面には、最近まで開催されていた陸上の世界大会の
総集編が、延々と流れ続けていた。
「あ〜あ、これのせいで何本アニメが潰れた事か……」
頭に来たので、ぶっきらぼうにテレビの電源を切ってやった。
そんな事をしていた矢先、ドアを叩く音が聞こえてきた。
「こなた、起きてる?」
「え? かがみ? うん、起きてるよ〜」
そういえば今日はかがみ達がお見舞いにきてくれるんだった。
私は、肝心な事を今の今まで忘れてしまっていた。
このまま外で待たせていても悪いので、
ひとまず中に入ってもらうことにした。
「入っても大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。 少しは落ち着いてきたとこだから。
それに、鍵とかかかってないし」
「そう? それじゃあ入るわよ」
そう言って、静かにかがみが部屋に入ってきた。
私は、ぐっと上半身を起こしてかがみを出迎えた。
81 :
166:2007/09/09(日) 02:14:29 ID:Im8xNruO
「お〜っす、色々大変だったみたいね〜」
「そうそう、ここ数日は酷い目にあったよ〜」
「ふふ、思ってたより元気そうじゃない。
それじゃあ、お見舞いの花でも添えますか」
そういうとかがみは、おもむろに花束を持ち出した。
……綺麗なバラだった。 赤いバラに白いバラが添えられていて、
その本数は、パット見じゃ数え切れない程だった。
「かがみが!? 私に、お見舞いのバラっ!?」
「言っとくけど、たまたま思い出したから買っただけだからな〜。
……それじゃあ、ここの棚の上に飾っとくわね」」
しかし、そういうかがみの声は、完全にうわずっていた。
やっぱり生粋のツンデレなんだろうねぇ。 さっすがかがみん!
と、そんな考えを巡らせている間に、私はある事に気が付いた。
「あれ? ねぇねぇ、今日はかがみだけでここに来たの?」
そういえば、いつも一緒にいるはずのつかさがいなかった。
ちなみに、みゆきさんは明日お見舞いに来てくれると、
事前に連絡があったのを思い出した。
「うん、私だけよ。 つかさも一緒に来たかったみたいなんだけど、
あの子、先生に提出しなきゃいけない物が多いらしくてね。
だから、日をずらしてお見舞いに行くってさ」
「ふ〜ん、そうだったんだ」
「それにしても、大分参ってたみたいね。
髪の毛とか大変なことになってるわよ」
そういうとかがみは、手ぐしで私の髪を整え始めた。
私の髪の毛にかがみの手が均等に絡み、
よれよれになっていた髪が、少しずつ真っ直ぐになっていく。
そんな中、私はかがみの手に『違和感』がある事に気づいた。
82 :
166:2007/09/09(日) 02:15:40 ID:Im8xNruO
「あれ? かがみ、どうしたのその手……」
「え? ああ、この右手のこと?」
よくみると、かがみの右手の指の人差し指や中指に、
丁寧に絆創膏が巻かれていた。
そして、絆創膏をしているかがみの指が、
やたらと痛々しくみえた。
「どったのかがみ? ケガでもしたの?」
「まっ、まあね。 さっきのバラのトゲがちくってきただけよ。
そんなことよりも…… はい、休んでたぶんのプリント。
つかさから預かってきたわよ」
次の瞬間、何枚もあるプリントが私の目の前に現れていた。
だけど、今こんなもの見たらますます熱が出ちゃうじゃないか〜。
……という風に突っ込みたくなったけど、寸前で思いとどまった。
「あっ、ありがと」
「お礼なら、つかさに言った方がいいんじゃないか?
……それより聞いてよ、つかさがね〜」
「えっ、なになに。 どんな話なの?」
その後、私は熱のことなんかそっちのけにして、
かがみと、とりとめのない話をし続けた。
家の事、生活の事、趣味の事。 とても楽しい時間だった。
そして、数十分の時が過ぎて――
「またあれが臭くってさ〜」
「だよね〜。 ……ふ、ふわ〜あ」
「こなた? もしかして眠いの?」
かがみの言うとおり、私の頭の中は眠気という勢力によって、
制圧されかけていた。 熱も下がりつつあるみたいだったから、
今の内にぐぅ〜っと寝て、一気に体力全快だぁ!
という風な事を、私は寝ぼけた頭で考えていた。
「う、うん。 なんだかすっごく眠いんだよね。
だから、少し寝ることにするよ」
「そっか。 じゃあ私は一旦外に出てよっと。
それじゃあ、お休み〜」
「うん。 お休み〜」
私の言葉を聞き届けたかがみが、
そっ〜と部屋から出て行き、再び私の部屋は静かになった。
その直後、静寂と眠気の挟み撃ちにあった私は、
いつも以上に深い眠りについた。
……
…
83 :
166:2007/09/09(日) 02:16:46 ID:Im8xNruO
――どのくらいの時間が経ったんだろう。
私は、まどろみの中でそんな事を考えていた。
ふと気づくと、まぶたの裏側が眩しい程の赤色の光に染められて、
幅広く全体を包み込んでいた。 どうやらもう夕方らしい。
(もうそろそろ起きなきゃね…… お腹もすいたし)
私は、閉じたままの眼を開けようとまぶたを動かした。
そして、開けてきた視界の中に、誰かの顔の輪郭が浮かんできた。
その『顔』は、とても優しそうな表情をしながら、私を見つめていた。
なんだか、とても懐かしい感じがした。 そう、それはまるで私の――
「お、お母さ……」
「あっ! ごめん、起こしちゃった?」
目の前にいたのは、かがみだった。
布団の脇から、見下ろすように私をのぞき込んでいる。
「わっ、かがみ? てか、顔近いよ」
「ごめんごめん。 寝顔が面白かったから、つい……」
そういうとかがみは、ほっぺたを赤らめて顔をそらした。
横を向いたままのかがみが、ちょっと可愛くみえた。
そんなやりとりをした直後、忘れた頃になる目覚ましのように、
私のお腹が『ぐ〜』という大きな音を出していた。
「あっ……」
「ふふっ。 こなた、お腹空いちゃってるのね。
ちょっと待っててくれる?
今、いいもの作ってきてあげるわよ」
「えっ? ん〜、それじゃあ頼んじゃおっかな」
「りょ〜かい。 すぐ戻ってくるからね」
足取りも軽やかに、かがみが部屋から出て行った。
そんなかがみを見送った私の頭の中に、
突然大きなハテナマークが出現した。
「あれ? いいものを『作る』って言ってたけでど、
かがみって確か料理が……」
得意じゃなかった様な気がする。
そんな疑問が、私の中にわき上がっていた。
84 :
166:2007/09/09(日) 02:17:50 ID:Im8xNruO
「おまたせ〜」
十数分後、かがみが小さな鍋とレンゲを持って戻ってきた。
鍋からは、白い湯気が立ちこめ、美味しそうないい匂いがした。
そして私は、その鍋の中身を確認して、思わず声をあげた。
「え? これって、雑炊…… なの?」
「なに言ってんのよ、アンタは。
これが雑炊以外の何に見えるってわけ?」
かがみが言った通り、それは間違いなく雑炊だった。
だいこんやにんじん、ほうれん草が綺麗に添えられ、
小鍋いっぱいに敷き詰められていた。
「だって、かがみって料理が……」
そう私が言いかけた所で、かがみの動きが止まった。
そして、小さな沈黙が続いた後、かがみが口を開いた。
「そう言ってくるだろうと思って、ちゃんと事前に練習したのよ。
ま、ここまで人並みに作れるようになるまで、
大分苦労しちゃったけどね」
その直後、かがみは右手に貼った絆創膏を、じっと見つめていた。
それを見た私は、ようやく絆創膏の意味を理解した。
あれは、バラのトゲのせいなんかじゃなかったんだ。
私に、これを作る練習をした時に……
「……」
「どうしたの? 急に黙っちゃったりして」
かがみが、怪訝そうな表情をして私を見つめている。
私は、一つの決意をした上で、小さく言葉を紡いだ。
「あれさ、ずっと前にかがみがカゼひいてさ、
私がお見舞いに行った事あったよね」
「うん、そういえばそんな事あったわね」
「でもさ、私って全然ダメダメだったよね。
あれじゃあ、ただ遊びに行っただけじゃん」
それは、一種の自己嫌悪。 かがみがあんなに苦しんでいたのに、
何もお見舞いらしい事もしないで、ただしゃべってばかりいた。
結局、『こういう時でも好きな物はよく入るものよね〜』
といってアイスを頬張るかがみを見ているだけだった。
85 :
166:2007/09/09(日) 02:18:59 ID:Im8xNruO
そんな私を見ていたかがみが、一瞬クスリと笑った。
ふと、かがみは持っていたレンゲを鍋の中へ置き、
小さく息を吐いた後、おもむろに口を開いた。
「バカッ、何言ってんのよ。 こなたらしくないじゃない。
私を心配してくれてたから、お見舞いに来てくれたんでしょ?」
「かがみ……」
「それに、そんなこと言う暇があったら、いっぱい食べて、
たくさん寝て、早く元気になりなさいよ。
でなきゃ、張り合いがないじゃない」
そう言っているかがみの顔は、とても嬉しそうだった。
そんなかがみを見ていたら、急に視界がぼやけてきた。
大粒の涙が、ほっぺたを伝って流れだし、
私の中にある色々な想いが全て混ざり合っていく。
「うっ、ぐすっ…… ありがとね、かがみぃ」
「なに改まっちゃってるのよ。
それよりほら、早く食べよ。 少し冷ましてあげるから」
かがみは、再びレンゲを手にとると、ゆっくりと鍋の中身をすくった。
そして、レンゲに息を吹きかけてから、ゆっくりと私の口に運んでくれた。
その時食べた雑炊の味は、かがみの想いと私の涙が溶け合って、
とても美味しかった――
……
…
86 :
166:2007/09/09(日) 02:20:14 ID:Im8xNruO
「……そんな事があったって訳よ」
「へぇ〜。 私がレポートとか書いてる間に、
そんな事があったんだぁ」
「全く…… 包み隠さずしゃべっちゃうなんて、、
アンタも口が軽いのね〜」
残暑も厳しい晴れ空の下に、私たちの声が反射する。
――あれから数日後、私のカゼはすっかり良くなっていた。
そして、久しぶりに『大学』のキャンパスを一緒に歩くつかさ達に、
あの日の出来事のの詳細を話したのだった。
「いや〜、全部話したらスッキリしたよ。
これにて完全回復! って感じだね」
「アンタも気楽よね〜。 単位落としても知らないわよ?」
私たちは今、晴れて大学二年生。
高校三年生の時に、つかさやかがみ達と一緒に猛勉強したおかげで、
都内にあるそこそこのレベルの大学に、三人とも合格することが出来た。
私とつかさは同じ学部、そしてかがみは法学部にそれぞれ進学した。
そして今は、大学の近くのアパートで一人暮らしをしている。
……そんな事を考えている内に、一つの謎が浮かんできていた。
87 :
166:2007/09/09(日) 02:21:22 ID:Im8xNruO
「ねぇ、かがみ。 ちょっとばかし質問が」
「えっ? 何か言いたいことでもあんの?」
「かがみってさぁ。 確か他の大学にもたくさん合格してたハズなのに、
何でここの大学に進学したのかな〜。 ……ってな疑問が」
「ええっ!? あ、いや。 それは、その……」
私の発言に完全に動揺したかがみが、
髪を乱しながら手をブンブンとふって顔をそむけた。
そんな感じであたふたするかがみを見るのも久しぶりだった。
すると、私の中にいつものキレが戻ってきていた。
「おやおや〜、顔が赤いよかがみん。
熱でもあるのかな〜?
それとも、影の努力の結晶である『右手』の傷が……」
「う、うるさ〜い! そんなんじゃないってば!」
「お、お姉ちゃん。 落ち着いて〜」
あ、なんか懐かしいなぁ、この反応。
やっぱり、普段の私たちはこうでなくちゃ、
『張り合い』がないもんね〜。
「こ〜な〜た〜!」
「わっ、かがみが怒った〜」
「こらぁ! 待ちなさ〜い!」
ちなみに、その後のかがみいわく、この時顔が赤かったのは、
本当に熱が出ていたせいだったらしい。
そして数日後、私はかがみのお見舞いをする事にした。
赤と白のバラと、ありったけのアイスを抱えて――
『お見舞い(2009年版)』 完
GJ!
かがみん最高や!
89 :
166:2007/09/09(日) 02:24:31 ID:Im8xNruO
以上です。
実は、最後の最後にオチを変更した為に、
展開上表現しきれない部分を一部省きました。
今後も、なにか思いついたら定期的に書いていこうと思いますので。
では。
ふおー、GJw
SSとしてもってくならこうだよねぇ。
? を解消する手段がなかなかじゃん。
さらっと流せなくて超膨大になりすぎてる私とはおおちがいなりw
次も楽しみにしてるよー。
楽しませていただきました!!
ご馳走様でした^^
92 :
前スレ63:2007/09/09(日) 03:01:31 ID:+pmhOHcd
166氏来てるうううううううううううううぅぅぅ!!!
テラGJ!!
俺も今新作書き上げたばっかりなんだが、
投下は明日にしたほうがいいかな?
それよりも本当にGJでした!!
これからも良いssどんどん書いていってくださいな♪
ss書きとして、読者としてこれからも応援します!
93 :
166:2007/09/09(日) 03:18:30 ID:Im8xNruO
>>88、
>>90、
>>91 感想頂きありがとうございます。
反響があるとやっぱり嬉しいです。
>>前スレ63氏
どうもありごとうございます。
私の方こそ、読者としても、ss書きとしても、
63氏を応援してますよ。
新作も楽しみにしてますよ。
バーンと投下しちゃって下さい。
かがみいじめ
つかさ「お姉ちゃん、ホントにこなちゃんのことが好きなんだね」
かがみ「うん、まあ……ってななな何言い出すのよあんたは!?」
みゆき「羨ましいまでに百合フラグ満開でしたね」
かがみ「ちょ、み、みゆきまで、何を……」
つかさ「えへへ〜、実は聴いちゃったんだぁ、私達」
かがみ「!? ま、まさか“アレ”を……?」
つかさ「うん♪ ア・レ・を♪」
みゆき「かがみさん、大変お上手でしたね」
かがみ「つ、つかさ、みゆき……違うのよ、あれはその……」
つかさ「何が違うのカナ?カナ?」
かがみ「いや、そのね、えっと……」
みゆき「どう見ても泉さんへのラブソングでしたよ本当にありがとうございました」
かがみ「だ、だから……」
つかさ「宿題ならしぶしぶ教える♪」
みゆき「怪しいグッズ買うのも付き合う♪」
かがみ「!! ちょ……」
つかさ「あきれながら」
みゆき「ほら!」
つかさ「こっちだよ」
みゆき「ほら!」
つかさ「元気出しなさいよ♪」
かがみ「あ、あう……」
(中略)
つかさ「な〜んで〜 なんで なんで♪」
みゆき「クラスは別なの な〜んで〜♪」
つかさ「神様な〜んで〜 なんで なんで♪」
かがみ「……こ、殺して下さい……もう一思いに殺して下さいッス……」
>>87 GJ
>私とつかさは同じ学部、そしてかがみは法学部にそれぞれ進学した。
>何でここの大学に進学したのかな〜。
こんな感じのSSを書こうと思って断念していただけに、
かなり個人的好みに合ったSSでした。
こなたはかがみのキャラソンの存在自体知らなそうだな
というか、かがみが教えなさそう
てなわけでつかさに期待
>>87 ひとえにGJ
こういう何気ない日常というのがいいな。
展開に無理が無くて。
俺なんて毎回凄い展開に……。
>かがみは、再びレンゲを手にとると、ゆっくりと鍋の中身をすくった。
このくだりが本当にいい。
かがみの慈しむような姿が目に浮かんでくるよ。
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/09(日) 09:02:01 ID:ORqYMn80
>>87 GJ
ガチガチな百合にはしない所が書き手の上手さを物語っていますな
チラ百合ぐらいがちょうどイインダヨー(゚∀゜)
>>89 かいがいしく働くかがみの嫁っぷりに涙。
テラGJ!!
>>97 こなた「…………(ニマニマ)」 ←5巻P11右側四コマ目参照
かがみ「……な、なによその顔?」
こなた「べぇぇーつにぃぃぃーーー(ニマニマ)」
ここは空気が澄んでるなぁ〜
和むわぁ〜
やっぱり大きくなると荒らしも増えてくるから
このくらい細々としてたほうが来やすいね
午前中に起きられるなんて感激
誤爆
>>94 ワロスw
こなたは実は教室の入り口にいて、入るに入れない状況というオチを希望w
真っ赤になってうつむきながら、スカートの裾を掴んで「か、かがみ・・・」とか呟いてるのw
>>105 どこに誤爆したのか知らんが、無理して起きるよりは寝てたほうがいいと思うぞ。
4人の中でもこなかがは、お互いを特別視してるようにしか見えん
ただ、こなたは友達としてのあの空気をとても大事に思ってそうだ。
それを壊す真似はしなさそう。
来るとしたらかがみんから。
突然暴走するとかねw
かがみは一番貞操観念マトモそうだから
「私、こなたが好きなのかも?…でも女の子が女の子を好きになっちゃうなんておかしいよね…」みたいに
いつまでもウジウジ悩んでそうだ
ああ・・・百合中毒患者の俺にとってはここは天国だ・・・・・・・・
こなかがさえあれば生きていけそう・・・・・
>>108-111 俺はやっと生き別れた俺達に出会えたようだ
ずっと理性で留まっていたのに
こなたの過剰なスキンシップのせいで、理性だのなんだのいろいろ崩壊
壊れたかがみがこなたに迫〜る〜♪
……これ俺の病気(妄想)
医者が匙を投げた
ライブの話でも修学旅行でもお互いの異変に気づいてるのは
こなたとかがみなんだよね
つかさはまったく気づかないw 双子なのに
後、両シーンともアニメオリジナルの話なんだよなー
アニメでこなかがファンが増えたのもわかるわ
>>112 まさに先日入手したなぐ茶の同人誌がその展開なことについて
>>114 「ついんころね」かw あれは傑作だな。
二人の間に温度差があるのも面白い。
こなたは「まずステップを踏んで少しづつ仲を深めて行きましょう」という立場なのに、かがみときたら全てすっ飛ばして
いきなりこなたを押し倒してたなw きっと長いこと心の中で葛藤していたものだから、相手がOKサイン出してくれたこと
舞い上がってしまったんだな。罪悪感に苛まれながら、こなたを想い続けてきただろうかがみのことを考えると、萌えて
しまうなw
このスレでは誰も言ってなかったみたいだが、修学旅行でつかさが鹿に襲われた後にこなたがかがみに煎餅をチラつかせてたのは
「かがみも鹿みたいに私を襲っていいんダヨ〜」と言って誘っているように見えたのは俺だけですか?
・・・病気だな・・・うん・・orz
>>116 取り合えず、俺と一緒の病院に入院しようか
単に煎餅食うか?と誘ってただけだと思ってたが、そういう解釈にまでは至らなんだ
俺はまだ未熟者だな…
ちょっとついんころねこ100回読み直してくる
>>118 いや、そういう意味なんだろうが
このスレに染められてそういう風にしか見えなくなってしまったんだ・・・orz
スマン・・
>>117の病院に入院しとくわ・・・orz
俺も入院するーーーー
光の速度で病棟が満員にw
こなたがかがみを鹿に見立てて、餌をあげようとしている
ってのが一般人の解釈だろうね。
まぁ、俺は一般人じゃないからそんな解釈しないけどな。
人生損してる感じするし
そんなんだから俺の病気は治らない
>>118 いや、「かがみ凶暴そうだから、煎餅ちらつかせればあのボス鹿みたいに私を襲ってくれるかなー」って
俺も入院してくる…
その「病気」が治る可能性のあるやつは、このスレに来ちゃいけないだろ。
だから、お前らは「正解」なんだよ!!!
よく言った
>>118 ちょっと待て、「ついんころねこ」とは何ぞや? w
あれか? 新種の猫か?
病棟「【らき☆すた】こなた×かがみPart2【こなかが】」
>>126 こなかが同人誌だそうだ(きっとR18)
とらのあなのサンプル見てきたけど萌え
連投規制なんて嫌いだ
>保管庫
作ってみた つ【
ttp://www39.atwiki.jp/konaxkagamatome/】
Wikiを設置したのは初めてなのと、自分自身SS書き(ここに投下したことは無い)&
絵描きもしてるのでSSや
>>72の言うようなライナーノートをゆる〜く保管するのが
精一杯だと思うけど、それでもいいなら置いとくよ。このスレ好きだし。
そして前スレ997-998氏に感謝。あと作者さんの間違い等もあれば指摘をorz
安価をたどって統一はしたつもりなんだけど眠くて……。
ついんころねこはどのスレでも高評価だなぁ
>>130 おおっ!!ついに保管庫が!!
ありがとさん。そしてできればここでも投下してくれると嬉しいよ。
それにしても題がないのが気になる・・作者が気づいて題名つけてくれないかな・・
みさおを好きになるのに男とか女とか
でもそんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!!
138 :
636:2007/09/09(日) 21:30:15 ID:j8R9V2sO
>>130 超GJ
なんか自分の作品が載ってるって感慨深いな。
139 :
472:2007/09/09(日) 21:34:47 ID:MOHSvKSF
>>130 GJ!
とうとうこのスレにも保管庫が!
>>135 題名つけようと思ったけど、管理者しか編集できなかった……。
>>139 あっ、申し訳ない……。権限を変更しておいたので、無題のSSへの
題名付けに限らず、誤字や修正したい所があったらどうぞ。
141 :
636:2007/09/09(日) 21:50:49 ID:j8R9V2sO
>>139 よう、俺。
俺も題名付けたいんだけど……
で、イキナリだけど前スレの
>>636の
「かがみの誕生日」のその後(つかさ視点)行くお↓
142 :
636:2007/09/09(日) 21:55:24 ID:j8R9V2sO
いいワスレテタが鬱要素有
「あの〜。どうかしたんですか?」
「ふにゃぁッ!!」
情けない声を出してしまったのは仕方がないと思う。
誰だって少し後ろめたいことをしているときに、後ろから声をかけられればこうなってしまうだろう。
「ご、ごめんなさい。驚かせるつもりはなかったのですが」
だけどある意味、話しかけてきたのが彼女だったのは幸運だったかもしれない。
「その……最近お姉ちゃんの様子がおかしいの」
「えと、かがみさんが、ですか?」
コクリ、と頷く私を見てゆきちゃんはハテナマークを浮かべていた。
143 :
636:2007/09/09(日) 21:56:43 ID:j8R9V2sO
事は1週間前、7月8日。いや、その兆候は、今思えば7日─私達の誕生日にはすでにあったかもしれない。
「私も夕飯の準備してくるね」
そう言って私が部屋を出て行った後すぐ、玄関のドアが閉まる音が二回した。
最初のはみゆきさんとすると、多分こなちゃんも帰ったんだろうな。その時はそれぐらいしか考えなかった。
「え……?」
食器を並べるのを手伝ってもらおうと、お姉ちゃんの部屋に再度入ったとき、私は驚いた。
正確には、そこに置いてあったメモに。
『こなたを送ってくる by かがみ』
どうして。そんな言葉が自然と口から出た。
今までこんなことは一度もなかった。お姉ちゃんはそこまでこなちゃんに過保護では、勿論ない。
それに、どう考えても今の時刻は、こなちゃんの家までの往復に要する時間以上に遅いことを示していた。
ナニカが、オカシイ。長らく感じたことのなかった感情が、蘇える。
このドロドロとしたものは一体?
ああ、そうだ。どうしてすぐに思い出せなかったんだろう。この嫌な感じの名前は──
プルルプルル プルルプルル
家の電話が鳴っていた。そういえばこなちゃんが初めて来たときは黒電話を見てびっくりしていたっけ。
「はい、柊ですけど……お姉ちゃん!?え、泊まって、いくの、こなちゃんちに?」
何か激しい感情にさいなまれた。
お姉ちゃんが言うには、こなちゃんのお父さんが小説家で、その本をお姉ちゃんがいたく気に入ってしまったらしい。それで今読み漁ってる、と。
信憑性はあるだろうか。こなちゃんの親の話は聞いた事がないけど、お姉ちゃんがすぐに分かる嘘を言うとは思えない。
それにまさかとは思うけど、こなちゃんに限って間違いは起こらない……と、思う。思いたい。
その日は結局あまり眠れなかった。
「私が帰った後にそんな事が」
「うん。それでね、次の日からなの。お姉ちゃんがおかしくなったのは」
144 :
636:2007/09/09(日) 21:58:25 ID:j8R9V2sO
翌日、7月8日。お姉ちゃんはお昼ごろになってようやく帰って来た。
「おっはよぉ!」
大きな声を上げて、しかも鼻歌混じりで。
こんなに上機嫌なお姉ちゃんを見るのは久しぶりだった。
「お姉ちゃん、ご機嫌、だね?」
「うふふ。わかる?実はね、昨日こなたと……」
「こなちゃんと?」
「ぁ……コホン。こなたのお父さんの本が凄く面白くてね」
明らかに、ナニカを隠していた。まったく身内ながらとても分かりやすいと思う。
それとも。隠している事実が、些細なことを気にさせないほど嬉しいことだったのだろうか。
「それで、どんな本だったの?」
「え、あ、ラ、ラノベよ。ラノベ。意外に哲学的でとにかく凄かったの」
また、あからさまな動揺。まず間違えなくお姉ちゃんはこなちゃん──こなたの父の本など読んでいなかった。
それを確認した途端、ほおら。どす黒い感情がまた生まれる。めらめらめらめら、燃えている。
「他には何かありましたか?」
「う〜ん、コレといってないんだけど……最近妙に何するにも浮かれている気がするの。それに、こなちゃんと一緒にいることが多くなったし」
そう、“こなた”と一緒にいる時間が格段に多くなった。そしてこなたもお姉ちゃんにベタベタとくっつく。
ベタベタと。くっつく。私のお姉ちゃんに。私だけのお姉ちゃんに。私だけの私だけの私だの私だけの──
「つかささん、つかささん?」
「あ、何?ごめんね、ボーっとしてた」
しまった。相手がゆきちゃんだったので油断をしていた。ダメだ、今はアイツのことを考えちゃいけない。
「いいえ。ではつかささんは、かがみさんと泉さんの間で何かがあったんじゃないか。と言いたいんですね」
「そうなの。それでさっきから尾行して……あ!」
本日二回目の、しまった。私は尾行のことをすっかり忘れていた。
仕様がない。折角ゆきちゃんに出会ったことだし、利用できるようにするか。
思えばその時は只、イライラを発散させたかっただけなのかもしれない。
やってしまった事実は変わらないけれど。
145 :
636:2007/09/09(日) 22:00:00 ID:j8R9V2sO
「ねえ、ゆきちゃん。これから2人きりのときは“みゆき”って呼んでもいい?」
「え、別に、構いませんけど。その、どうしてですか?」
「どうしてかなぁ。そう思ったの」
そう言いながら耳に息を吹きかける。
「ふわぁっ。つ、つかささん!?」
顔を真っ赤にするみゆきがとても可愛かった。
「何、みゆき?」
後ろに回り、うなじを露出させ、そこを舐めまわす。
同時に両手を這わせて、その大きな胸を変形させていった。
「い、やぁ」
「嫌じゃ、ないよね?こんなかわいい顔しちゃって……」
「それじゃ、またね。ゆきちゃん」
「んはぁ……はぁはぁ」
行為が終わった頃にはみゆきは足をガクガクと震わせ、肩で息をしていた。
典型的な娘だな、と思う。みゆきのようなタイプはすぐに──堕ちる。帰り際に見たトロンとした目は確実に、次を望んでいた。
以来みゆきは私の奴隷とも言っていいほど従順であった。
勿論報酬は体で、毎回といきたかったが、今はお預けさせている。きっと今頃次が待ちきれずに一人悶々としているだろう。
だから丁度耐え切れない頃を見計らって、私達は集まった。
向かいには腕を組んで──正確にはこなたが『私の』お姉ちゃんに腕を絡ませて、お姉ちゃんとこなたが座っている。
そして私の隣にはみゆき。出会いがしらに少しだけ弄ってあげたが、相当溜まっているようだった。
「臭くってさぁ」
「そうですね。臭いですね」
「あ、ゴメン。私お手洗い行ってくるね」
そういって私はトイレに向かって歩いた。チラリ、と後ろを見てみゆきに目配せをする。
小さくみゆきは頷いてお姉ちゃん達に話しかけた。
それでいい。うまくやれなければまたお預けだと言っておいたし、大丈夫だろう。
「で、どうだったの?」
喫茶店を出た後、用事があるといって、私とみゆきは再度落ち合った。
「実は、かがみさんが泉さんに告白して、お2人は付き合って──」
「嘘だ!!」
「きゃぁ。う、嘘じゃないで……ひあぁっ」
「何で何で何で何で何で何で何で何で何で何でなで……」
もう何回目かわからない気持ちの悪い、コノ感覚。イラつく。
そしてこなたへの嫌悪感。どうしてあんなオタクが!!
「んぁっ。らめ、乱暴にっなぁぁっ、しない、でぇ、だめ、だめ、あぁぁあああぁぁああ!!」
「んっ、ハァハァ」
ああ、失敗した。取り乱してしまった。
みゆきがガクガクと震えている。まったくこなたの所為で何もかもが上手くいかない。
とりあえずこのままではいけないので、いつもより優しさめに、再度みゆきを抱いてから、私は家に帰った。
146 :
636:2007/09/09(日) 22:01:34 ID:j8R9V2sO
確かめなきゃいけない。そう思った。
ああは言ったが、みゆきが嘘をつくとは思えなかった。だけど、私はソレを信じたくなかったのだ。
でも、準備がいる。
今日は徹底的にお姉ちゃんを問い詰めなきゃいけない。邪魔が入らないようにしなくちゃ──
準備は、整った。
「お姉〜ちゃん」
お姉ちゃんの首に腕を回して、猫なで声を上げた。
ビクンとお姉ちゃんは一瞬体をこわばらせた。私が甘えるといつもこうなる。その裏にあるものがわかっているからだ。
「久しぶりに、しよっか」
ちょっと体重を加えただけで、お姉ちゃんはベッドの上に、コトンと倒れた。
「や、ちょっとつかさ、止めて」
抗議の声を無視し、無理矢理唇を奪う。
「い、いやぁッ!」
「──ッ」
バン、と私は呆気なく突き飛ばされた。
「そっか、今まで何の抵抗もしなかったのに……こなちゃんと付き合ってるって本当なんだ」
「…………」
「あははははは。お姉ちゃん、分かりやすすぎだよ。顔にでちゃってる」
胸には嫉妬と独占欲が渦巻いていた。
「そっか。そうなんだぁ……ぅぅ、ぐすっ」
「つか、さ?」
「私も、私もお姉ちゃんのこと好きだったんだよ。こなちゃんなんかよりもっとずっと」
「ごめん……つかさ」
お姉ちゃんの腕が伸び、私を抱きしめようとして──私はその腕を掴んだ。
「つーかまーえたー」
「つ、つかさ!?」
「だからお姉ちゃんは単純なんだよ。今度は逃げられないように縛っててあげるね、お姉ちゃん」
目の前の少女は目に涙を浮かべ、恐怖に歪んだ顔をしていた。文字通り血塗られた私に恐怖し、犯される姉……それだけでゾクゾクする。
「そう、ソレだよ。私はお姉ちゃんが怖がってる顔が、いちばぁん大好きなんだよ」
「んんー。んんん!」
口もガムテープでふさがれて、小さな姉は今までにないほどの、本当の恐怖を浮かべていた。
「あっははははははははは。本当にお姉ちゃんは可愛いなぁ!」
なのに、私がめいいっぱいお姉ちゃんを苛め抜いて楽しんでいたのに、無粋な携帯がソレを邪魔した。
『泉 こなた』
147 :
636:2007/09/09(日) 22:04:38 ID:j8R9V2sO
画面にそう表示されていた。コイツは一体どこまで私を邪魔するのだろう?
本当に腹が立つ。
「んんー!!!」
お姉ちゃんが何か言っている。きっと着信音でアイツだとわかったのだろう。
ふと、いいことを思いついた。
「お姉ちゃん、こなちゃんとお話したい?」
「んん!!!」
「何言ってるかわかんないよ」
お姉ちゃんを縛り付けているイスを蹴った。痛い。
その痛みで思い出した。
「ああ、喋れないんだっけ。ガムテープだけはずしてあげるよ」
「んっ……こなたは、こなただけは巻き込まないで!!何でもするから、お願い。お願いだよ、つかさぁ」
大粒の涙を流して懇願する姿を見て、私はまたゾクゾクした。そして同時に、嫉妬した。
「お姉ちゃんは、こなちゃんに“こういうの”を知られたくないんだぁ〜」
本当に、興奮する。もっともっとお姉ちゃんの恐れる姿を見たい。
「じゃあ、ちゃんと隠さなきゃね」
そういって私は通話ボタンを押した。勿論、アイツにつながるように。
すぐにアイツが出たので、お姉ちゃんの顔に携帯を近づけた。
『…………だね……の?』
ところどころ憎い声が漏れ聞こえた。
「ううん、大丈夫だよ。別に、何も──んぁッ」
股に手を這わすと、すぐにお姉ちゃんは嬌声を上げた。
「ううん、本当になんともないから。きにしない、で。くっ……じゃあ、ね」
私が通話を切ってやると、
「お願いだから、こなたには何も言わないで。ねぇつかさ、約束して」
「五月蝿い!」
バチバチと肌が震えた。お姉ちゃんの頬を叩いた手が、熱い。
「何なの、さっきからこなたこなたこなたこなたって。どうして私じゃないのよ!どうして!」
「あぁっ、つかさ、やめぇ」
もう何もかも考えることが厭になっていた。只ひたすらに、目の前の狂おしい人への行為に夢中になるしかなかった。
「ああぁぁっっあぁ」
「ほら、もう4回目。まだ止めないからね」
「なぁあッ」
もうお姉ちゃんは喘ぎ声しか上げることができていなかった。涙と鼻水、涎や愛液でひどい有様になっていた。
「お姉ちゃん、今ギュってなったよ。また、イっちゃうの?」
ああ、どうしてこんなことをしているんだろう。そう今更思った。
その時だった。
148 :
636:2007/09/09(日) 22:06:24 ID:j8R9V2sO
「かがみ!」
「いやぁ、いやぁぁぁぁああああぁああ!」
お姉ちゃんの8回目の絶頂と同時に、アイツが現れたのだ。
今までに見たこともないような、焦った表情で。
そこから先は、記憶が酷く曖昧で、はっきりと覚えているのはあの情景だけ。
お姉ちゃんの縄をほどいて、私を鬼のような剣幕で睨んできたアイツとのやりとり。
「なんで、なんで私じゃなくてアンタなのよ!」
「…………」
「私は全然愛されずに、なんでアンタだけが──」
「甘ったれんな!」
ぱぁんと乾いた音がした。一拍遅れて、私の頬が出した音だと気付いた。
「どうして愛してくれないか?つかさが子供だからでしょ。自分勝手に、自分の愛だけをおしつける子供だからじゃない!」
そう、私は自分が気に入らないからみゆきを強姦した。
私はただ自分の邪まで偏った愛を見せるだけで満足し、他を怠惰した。
それはまるで子供。だけど知恵と力をもってしまった、心だけが成長していない、性質の悪い子供だった。
「それに、どうしてかがみが私に助けを求めなかったか分かる?」
「それは、巻き込みたくなかったから……」
「違う。全然違う。かがみは、つかさが犯罪者の烙印を押されるのが嫌だったんだよ。自分ならいくらでも耐えられるっておもってたんだ。
証拠に私は貴方達姉妹の関係を知ってた。かがみに教えてもらった。もう、とっくに巻き込まれてたよ」
「そん……な……」
嗚呼、この頬を流れている温かい粒はなんていう名前だったけ?
その後私は、自分で呼んだ警察に連れられて、こうして冷たい檻の中にいる。
今日はどんよりとした曇模様だ。あの日によく、似ていた。
私の犯した罪はとてつもなく、重い。償い切れるものだとも思ってはいない。
だけど、いやだからこそこれから下される判決には真摯に向かい合い、受け入れたいと思う
私は一体どこで間違えってしまったんだろう?
149 :
636:2007/09/09(日) 22:08:23 ID:j8R9V2sO
あの事件から数日たったが、マズメディアによる連日の報道は、今のところとどまることをしらなかった。
今もこうして、報道番組で“真相を究明する”などと銘打って事件の概要のおさらいを行っていた。
「──殺害されたのは夫の柊ただおさん、妻のみきさん、長女のいのりさん、次女のまつりさんで、いずれも刃物による刺殺もしくは出血多量が死因です。
また、柊家の三女であり、つかさ容疑者の双子の姉であるかがみさんは監禁の上、性的暴行を受けており──」
この事件は一般の家庭だけでなく、あらゆるところで波紋を生んだ。
政界でも悲惨な事だ、と多くコメントさてている。
そしてまた、大抵の人間はその詳細や真相など知らず、記憶の奥底に埋蔵させていく。
これも一過性のものにすぎない、いわば流行のようなものだ。
「だけど、そういったものに惑わされる人を高みの見物、というのは凄く気持ちのいいものじゃないですか?
週刊誌や新聞がこぞって“心の闇”だとか“かつてない惨劇”なんて謳ってるのがとても滑稽に思える……私にとっては至福の時ですよ。
嗚呼。それにしても、つかささんは本当によくやってくれたと思います。今までで一番ゾクゾクしちゃいました」
少女は不吉に笑い、
「でも、飽きちゃいましたね」
と言って見せた。その顔はもはや正気を失っていた。
目は焦点があっておらず、顔も酷く歪んでいた。
「次は、誰の人生を壊して遊びましょうか。あは、あはははは、あはははははははははははははははははははは」
高良みゆきはひとしきり笑うと、勉強のために図書館へと向かった。
<了> あ、タイトルは『sisters' connection』でお願いします
あの作品がこうなるのか……
鬱GJ
>>149 なんという激鬱wwまさかここまでとはwwしかしGJ
このまま作品が増えていくといいなぁ
黒つかさKOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
でもGJww
153 :
472:2007/09/09(日) 22:18:36 ID:MOHSvKSF
>>149 すごい話の変わりように驚いたけどGJ!
独占欲というのは怖いな、ほんと。
百合展開になったときのつかさは、よく考えると結構可哀想だと思う。
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/09(日) 22:34:59 ID:PFejrQPg
>>149 みゆきもKOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
かなり緊張したGJ!!
かがみをいじめるつかさが俺とシンクロしすぎてワロタwww
156 :
141:2007/09/09(日) 22:44:47 ID:j8R9V2sO
157 :
472:2007/09/09(日) 22:49:58 ID:MOHSvKSF
>>140 ありがとう。
早速題名つけてみた。
でも頭捻ってもいいタイトルが浮かんでこなかった……
つかさ「セバスチャンってくさいよねー
…でも、そのくさいのがいいの……」
>>130 保管庫テラGJ!君も神の一人だ!!
>>149 いや…つかさもかがみも未成年だから実名報道はないだろw
特に被害者のかがみが性的暴行云々はww
というかそれ以前にも黒つかさと黒みゆきというツッコミどころが…(汗)
まあ上のような様々なものを吹き飛ばす勢いのあるまさに怪作でした。
『こなちゃん』が『こなた』に変わる辺りはゾクゾクしたよw
長さもちょうどいいしGJ!
こな×かがを題材にしてるし、こう言うのもありっちゃあありだね。
アニメの残りの話で、原作1巻の
こなたの百合趣味は無い発言が出ないことを祈る
心配しなくても角川は百合推進派だから
アニメはそっち方向を貫かせるだろうよ
こういうのは頭の中でイメージ画が造形出来るのに
具現化できないのが悔しいっ・・・ビクンビクン
百合好きだけど、むしろこのタイミングでそのネタやってほしい気がしないでもない
なんだろう、ドMかな
むしろそのネタやるとしたら何かしらのフォローが入りそうな気がする
あと30分なんだぜ
百合趣味はなくてもかがみが好きなら問題無い
こなかがは百合だの友情だの言うけど
そういうのも全部ひっくるめて言えることは
お互いのことが好きってことだよな
何を今更w
169 :
141:2007/09/10(月) 00:14:00 ID:qZTaz5hT
>>159 うはww盲点だったwww
そんなこと全然考えてなかったわwww
こなちゃん→こなたのタイミング結構気を遣った
そういってもらえると嬉しいぜよ
むぅ・・・
>>141氏は悪くないんだがやっぱ欝展開はちょっときついな。
飛ばせばいいといっても目に入ってしまうしなぁ。
>>170 ※荒らしや煽り、気に入らない人・作品等はスルーで。
テンプレに某板の内容はっとくといいんジャマイカ、とオモタ。
専ブラ入れてNGいれればみんな気持ちよく次へGO。
このスレは元々こなたとかがみのハッピーエンドを楽しむスレだから
>>170のような意見がでるのは当然だな
犬生板の鬱系スレを嫌ってる俺としてもそう思う
内容のメインはこな×かがじゃないのでこのスレである必要はない気がする
欝注意というよりはキャラ破壊注意なのではないかとは思った
>>130 GJ ! あんた輝いてるぜ ! ついに保管庫まで出来たか。
ところで鬱展開に色々意見が出ているみたいだが、一応作者は「鬱要素あり」と注意書き入れてるし、問題ないと思う。
色々な意見や作品が増えて、このスレが栄えることは良い事だ。
だってさ、少し前までこのスレ酷い過疎スレだったんだぜ?
すくなくともここに集うのは、こなかがカップルに賛成する仲間達。仲良く盛り上げようぜ !
>>172 この作品はまえにここで書かれた作品の続きだから此処以外に投下しても意味無いだろう
それに
>>171が言ってるように気に入らない作品はスルーするかNG登録で解決できるし
そもそも作品が増えるんだから嬉しいことジャマイカ
自分としては欝展開云々については特に言うことはないが
こなかがSSなのか?といわれると疑問を感じざるを得ない
>>130乙
まさか本当に保管庫ができるとは思ってなかったから黙ってたけど実は前スレの316=756でした
SS投下のときってやっぱ名乗ったほうがいいのかな?
タイトルは内容が分かるのがいいと思うのでつけてくれてGJ
あのままでいいんじゃないかな
嫌ならNG登録すればいい ってのはさ
最強の切りかえしであると同時に議論のすりかえでもあるんだよ
問題にしてるのは「スレ違い」かどうか
とりあえずこのスレ特有のなごんだ雰囲気は大事にしたいんだ
今週分も燃料満載だったわはー!
欝というかキャラ破壊が酷い
181 :
前スレ63(36):2007/09/10(月) 02:22:55 ID:fI6lDpft
>>130 確認しました。
本当にお疲れ様です。
そして、新作投下しちゃって良いですか?
>>179 「かがみさまー」のくだりは全体的に可愛すぎて悶え転がったww
>>181 wktkでぜんらたいき!
>>170 2ch専用ブラウザ使えば、楽々スルーできるぜ。
Jane Styleお勧め。
ってうああああああ下げ忘れたー!!
ちと、吊って来るorz
今週も仲いいなー。
ようやく原作読んだけど
かなりが原作通りの話でも構成と僅かのカスタマイズで
愛が感じられるつくりになってるな。
186 :
1-63:2007/09/10(月) 02:42:47 ID:fI6lDpft
どうも、前スレの63です。
新作行きます。
今回、第21話の修学旅行ネタで、全俺内神が降りられましたので
あまりやりたくなかったのですが、舞台を流用しています。
…結末は全く異なりますがw
前作(俺内では前々作)がかなり「えっち」だったので
今回はソフトな仕様となっております。
↓では本編どうぞ。
もし、こなたが例のシーンを見ていたら?
――今日は、修学旅行の二日目。
私たちは今、銀閣寺に来ているのだが、
ひとつだけ気になることがある。
……かがみの様子がおかしい。
こちらが何を言っても気のない返事。
仕草もどこかそわそわした感じで、
心ここにあらず、という言葉がぴったりだ。
……かがみ、どうしたんだろ?
・・・・・・・・・・。
・・・・・。
187 :
1-63:2007/09/10(月) 02:46:33 ID:fI6lDpft
――21:00。
ホテルに帰って、ゴハンを食べたら
後はいつもの雑談タイムだ。
――と行きたいのだが、
私は、いつの間にか忽然と姿を消したかがみを探している。
……つかさ、みゆきさんの話では
「用がある」
と言って部屋を出たっきり戻ってないみたいだ。
……普通に考えると、同じクラスの友達のところに
行ってそうなもんなんだけど、そこはさっき確認した。
―ロビーに到着。
全面大理石張りの床には、
ふかふかで居心地のよさそうな椅子が並ぶ。
…予測通りほぼ同校の生徒で満員。
が、かがみの姿はない。
「はぁ……」
ため息を、一つ。
――ふと、外の景色に目を向ける。
すでに外は真っ暗で、ビルの明かりが乱反射しており、
とても綺麗に見える。
視界を下に移すと、頻繁にすれ違う
車のヘッド/テールランプが流れる。
188 :
1-63:2007/09/10(月) 02:49:41 ID:fI6lDpft
――瞬間。
……ひときわ明るいH.I.Dランプに照らされて、
浮かび上がる人影が、……ふたつ。
――仲よさそうに今、手を繋いでいる所だ。
……片方は見慣れたツインテール。
――間違いなく、かがみだ。
…もう一人は……まったく知らない。
制服を着ているから、
同校の生徒だというのはすぐに分かった。
――問題は、男だったということだ。
…問題?
普通に考えたら、友達にオトコができたとしたら
喜びそうなもんなのに……。
――「何か」が強烈に、目の前の光景を拒んでいた。
189 :
1-63:2007/09/10(月) 02:54:27 ID:fI6lDpft
……見ていないことに、したかった。
……早く、この場所から、逃げたかった。
……だけど、体はまったく動かなかった。
「………っ!!」
――体が石のように重く感じる。
心を吹っ切るように、走り出す。
――息を切らして部屋に戻る。
オートロックのドアを開けると、みゆきさんが
一人でちょこんと座っていた。
「…?あれ?…つかさは?」
……自然に振る舞ったつもり、だったんだけど
よほど変な顔をしていたんだろう。
みゆきさんの顔は、すごく不思議そうな顔をしている。
「つかささんは、お土産を買いに行かれたようですが……」
「何か…、あったんですか…?」
…ほ〜ら。やっぱり見抜かれてた…。
「…………」
「……私でよければ、…相談に乗れますよ?」
「……」
「…話して、楽になることもありますよ?」
――同意を求めたかったのか、共感してほしかったのか
それは分からないけど、口は自然に開いていた。
190 :
1-63:2007/09/10(月) 02:59:02 ID:fI6lDpft
「“友達”に…カレシが、…できたみたいなんだよ」
「……」
「誰よりも…喜んであげたいのに…ぜんぜん、嬉しくないんだよ」
「……」
――みゆきさんは、真面目な顔をしたまま、
私の話を、ただ黙って聞いている。
……視線が、痛いよ。
――思わずうつむいて、視線をそらす。
「…私、おかしいのかな。…間違ってるのかな…」
「……」
「……」
――両人とも、沈黙が三秒ほど続いた。
先に口を開いたのは、みゆきさんだった。
「泉さんは…」
「…?」
「泉さんは、…そのお友達のことが、大好きなんですね」
「………ほえ?」
……何で?
191 :
1-63:2007/09/10(月) 03:04:58 ID:fI6lDpft
――みゆきさんの表情が、少し緩んだ気がする。
「それは今、泉さん自身が言われたことですよ?」
「……?」
「『喜びたいのに、喜べない』、『全然嬉しくない』って言われました」
「…うん」
――みゆきさんの表情は、もういつも通りの笑顔になっていた。
「……後は消去法です」
「…そのお友達のことを、『嫌い』とか『普通のお友達』
と思っている人は、…そんな事言いません」
「……ぅん」
「…それなら、泉さんはそのお友達のことが『すごく大事』、『好き』
…だという事には、なりませんか?」
…『すごく大事』、『好き』…。
……そうかも知れない。
――でも。
「…でも、もう…」
「…カレシ…できちゃったんだよ?」
「――大丈夫です」
……えらくキッパリ言い切るみゆきさん。
――自信のような物まで、見て取れた。
・・・・・・・。
・・・。
192 :
1-63:2007/09/10(月) 03:09:16 ID:fI6lDpft
「急用を思い出しましたので、ちょっと失礼しますね」
「え?」
――言うが早いか、みゆきさんは
すでに立って、歩き出していた。
……高い身長に、長くて緩やかにウェーブのかかった髪。
立てばシャクヤク、座れば…なんて、「ことわざ」があるケド
こういう人のことを言うんだろうなぁ〜。
みゆきさんが、うらやましいよ。
私なんか…………。
――「パタン」という扉が閉まる音が鳴ると、部屋は私一人になる。
流れから言って、"かなり"みゆきさんの行動が気になるのだが
本当に急用か、私にとって害になるようなこともないと思う。
―放っておくか。
193 :
1-63:2007/09/10(月) 03:13:30 ID:fI6lDpft
……ひとりになっちゃった。
なんか寂しくなったなぁ。
DSしてようかな、とも考えたけど
なんとなく、そんなのやる気になれなかった。
――虚無感。
ただ広い空間の中に、私一人だけ置き去りにされたような
そんな、感覚。
唐突に、私は少し未来のことを考え始めていた。
……この先卒業しても、ひんぱんに連絡とか取って、
ず〜っと一緒にいられると、思ってた。
――かがみ。
……欲しがってたオトコができて、よかったね。
かがみってばツンデレだから、
これからは、オトコにばっかりデレるんだろうなぁ。
やっぱ、フラれたりしない限りは、
そのまま結婚とかしちゃうんだろうなぁ。
…そんなのいやだよ…。
こっちにいてよ。
また、今までみたいに四人で楽しくやっていこうよ。
――かがみっ。
194 :
1-63:2007/09/10(月) 03:18:25 ID:fI6lDpft
…「いつもの」四人組も、もう…終わりなのかな…?
なんか、かがみが遠くにいるように思えてきた。
オトコと一緒にご飯とか食べて、
オトコと一緒にデートとかして、
オトコと一緒に卒業して、
オトコと一緒に生活して、
そして……。
これから、かがみは私たちの知らないトコロに
どんどん行っちゃうんだ。
将来は大学を出て、弁護士志望だって?
かがみなら、絶対やれる。
今までずっと見て来たんだもん。
かたや、私は……。
……私なんか…。
――かがみぃっ!!
……あぁ、もうだめだ。鼻の奥のほうでツーンとした感覚。
もう…泣いちゃいそうだ。
……同時に気づいた。
私は、こんなにもかがみのことが「大好き」なんだね…。
――でも。
……でも、もう遅いよ。
・・・・・・・。
・・・。
195 :
1-63:2007/09/10(月) 03:23:26 ID:fI6lDpft
――玄関の方で小さく、「カチ」と言う音がした。
カードリーダーで、ドアがアンロックされた。
……みゆきさんかな?
――瞬間。
威勢のいい「バン!」と言う音を立てて
蹴破るような勢いで、ドアが開く。
――続けて入ってくるのは、…かがみだ。
……ツカツカと歩いてくるその顔は本当に、「鬼」のような顔つきだ。
おお、こわっ。
「ちょっとアンタ!!」
「!……!??」
……な、なんでスか?
というか、オトコできたからって「アンタ」呼ばわりですかい。
「見たわね!? …その、…オトコとあってるトコを!」
「ぇ? ……えと、………ぅん」
……ちょっと待って。
なんで「見た」という事を知ってる?
「まず、誤解を解いておくと」
「私、オトコなんて……できてないから」
「……」
「まったく。変な妄想してんじゃないわよ!?」
「いろいろ聞かされたわ…。みゆきに」
……え?オトコいないって、なに?
と言うことは、わたしのカンチガイだったの?
ってコトは、かがみ…って…フリー?
つ〜か、やっぱりみゆきさんだったんだ。
でなきゃ知ってるハズないもん。「見た」って事。
196 :
1-63:2007/09/10(月) 03:28:42 ID:fI6lDpft
――かがみの顔から怒気が引いている。
何故か、代わりに赤面してきたようだが…?
「それで…その、…知ってるんだから」
「?」
「アンタの………キモチ」
………へ?
「その、…あの、…だから」
「言って欲しいな、…もう一回。…あんたの口から」
「ふぇ?」
……みゆきさん。……あなたまさか?
「だって、あんたのキモチ知ってんのに」
「…自分から言うのも………は、恥ずかしいじゃないっ!」
……み、みゆき…さん?
あなたは…一体、…一体ナニをかがみに吹き込んだ―――!!!?
…とはいっても、さっきまでの「大好き」
ってキモチにもウソはない。
――要は、最良の状態で告白のチャンスを与えられたわけだ。
…みゆきさんによって。
……言うんだ。
いま、ここで、私が、かがみにっ!
…今しかない。…言うしかない。
大丈夫。きっと……大丈夫。
――…いっけえええええええええええええ!!!
「私っかがみのコト好きっ。大好きっ!!」
>>130 保管庫を見ていて思ったんだけど、SSが前編1, 2, 3という具合に細切れになっているのは
携帯から閲覧している人のためにやっているのかな?
PCからだと、細切れ過ぎて少し読みづらいなぁと感じたので。
198 :
1-63:2007/09/10(月) 03:33:14 ID:fI6lDpft
「! …うんっ!」
――地を蹴り、かがみが私に「飛んで」きた。
首根っこを抱きしめられ、畳に押し倒される。
正直、後頭部が滅茶苦茶痛い。
「私も! 好きだったよ! こなたっ!!」
「うんっ……うん」
……よかった。
そっか。
通じてたんだ。
つ〜か、声が大きいよ?かがみ?
「何度でも言ってあげるわよ! 好き! だぁ〜い好きぃ!!」
「ちょ! ちょっと…こ、声が大きいよ」
「そんなの知らないわよ!!」
「…!?」
「私は! こなたの事が大好きっ!! って言ってんの!」
「わ、わかった。分かったから落ち着いて?」
――これは恐らく、かがみなりの照れ隠しなのだろう。
だが、最悪なことにここはホテルだ。
両隣に、今頃ツツ抜けになっているだろう。
そんな私の心配をヨソに、かがみは嬉しそうに
私の髪を無我夢中で撫でている。
199 :
1-63:2007/09/10(月) 03:37:34 ID:fI6lDpft
「……ぁ」
「?…どったの?」
「こなたの体って、思ったより小さいんだね」
……悪かったな〜。どうせ私はチビですよ。
私だって、気にしてんのに……。
――思わず不機嫌な顔になってしまう。
「あ、いや。そういう意味じゃなくて」
「…」
「こなただけは、…『絶対』守らなきゃ! って、…思った」
「…ふむふむ」
……二人で一緒に守られながら、か。
悪くないかも…ね。
「あ! そうだっ!」
――何か妙案を思いついたらしい。
かがみの顔がパァっと明るくなる。
見ていて、私も同じくらい嬉しい気持ちになった。
「せっかく…『恋人』同士になったんだからさぁ」
「…二人っきりのときは、呼び方変えようよ?」
……オトメだね〜? かがみは。
「んじゃ、私は『かがみん♪』とでも呼ばせてもらうかな〜」
「じゃあ、私は『こなちゃん♪』かな?」
――アイタタタタタ…。
≫186
リアルタイムGJ!!
201 :
1-63:2007/09/10(月) 03:41:02 ID:fI6lDpft
……それは流石にナイっしょ。
『こなちゃん』って言ってあげるのョ――。
な〜んて、ゆ〜だけゆ〜だけ、アハハ……。
「…かがみんはさ、普通に『こなた。』でいいよ」
「え〜っ」
――かがみは不満そうな顔をしているが
私が真剣な表情をしているので、本気と受け取ったらしい。
また、無言で私の髪をいじり始める。
「ねぇ、こなた」
「ん〜?」
「…キス、しよっか」
「…かがみん…」
「こなた…」
……もう。こんなふうにに名前呼び合っちゃったら
やるっきゃないじゃん。
――どちらからでもなく、目を閉じて。
初めはそっと、触れ合って。
そして、深く、優しく絡み合って。
……あぁ。この瞬間がいつまでも、続けばいいのに。
・・・・・。
・・・。
202 :
1-63:2007/09/10(月) 03:46:09 ID:fI6lDpft
――私は今、つかささんと一緒にロビーの椅子で休憩しています。
……私の考察、言動がすべて正しかったとすれば
今頃、かがみさんと泉さんは仲良くされているのでしょうね。
余計なことを…。と言われるかも知れませんが、
私は、行動せざるを得ませんでした。
お二人の気持ちを、知ってしまった為に。
そして、お二人が笑顔で笑っていられる為に。
そして、その光景を見ることで私自身も
幸せになれると思っています。
ひょっとしたら、「単なるワガママ」と言われるかもしれません。
ですが、こんな私で良かったら
いつでも、お二人を暖かく見守っていますよ。
……いつでも…いつまでも。
fin
203 :
1-63:2007/09/10(月) 04:03:07 ID:fI6lDpft
いじょ〜です。
まとめの方、お手数かけます。
…一応言っておきますw
みゆきさんが、かがみに具体的に何を言ったのか
考えてないわけじゃないのですよ。
ほかイロイロ作品に関して言っておきたいことがありますが
さすがに自分の日記にでも書いておきますwww
こんなssでも喜んでくだされば
自分にとってもこれ以上の喜びはありません。
全俺内神がまたまた、いつ降臨されるのかは分かりませんが
またお会いできればいいなと考えています。
では。
>>203 割り込み、スマン。リロード忘れてた('A`)
>>203 すばらしい!!
最高のショーだと思わんかね?
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/10(月) 06:03:33 ID:7AfC3mxE
>>203 GJ。
ふと思ったんだが、21話最後の「不貞寝してるかと思った♪」というセリフから考えて、
こなたは、すべてわかってたんだろうか・・??
そうでなければ、あのセリフはでない感じがするが・・・
それにしても、この話のみwikiさんは激しくGJだなw
207 :
141:2007/09/10(月) 07:13:15 ID:qZTaz5hT
なんか、波紋を呼んでるようで恐縮です。
前回の続きで後日談という感じの話なんで、自分としてはこなかがのつもり。
ただ、最後のくだりはやりすぎだったかもしれない。
今回の事をバネに甘々な奴を考えてくるよ。
>>203 >唐突に、私は少し未来のことを(略)
――かがみ。
(中略)
>こっちにいてよ。(略)
――かがみっ。
この『かがみ』の連呼はまさに神がかった書き方だと思う。
(特に二つ目の『っ』)
略した部分も含めてすごい好き。
というか前スレから63氏とは本当に受信するもののシンクロ率が高くて面白い(笑)
お疲れ様でした!みゆきさんとあなたにGJ!!
次もwktkしてまつ!
>>203 GJ!
みゆきさん、あなたはどこまでいい人なんだ。
こなた視点で書ける人は凄いと思う。
こなたの砕けた言葉は俺には書けない……
次回、原作者脚本か・・・・・・
インタビューで、アニメでの改変を好いてないような発言してたからいろいろと心配だ。
自分の思惑と合わないところを全否定してきそうな。
こなかが公式否定とか、サザエ時空化(ある意味二期)はないことを匂わせるとか。
212 :
1-166:2007/09/10(月) 11:33:01 ID:XiDQxbCJ
>>203 お疲れ様です。
こなたの心境の変化の表現が特に良かったです。
それに、かがみもみゆきさんもいいキャラしてましたよ。
今後も期待してます。
>>203 マジGJ!みゆきさんの策士ぶりがまたなんとも
>>213 実はみゆきさんも横恋慕してた、と深読みしてしまう俺はどう見ても(ry
>>203 GJ !
どこにでも似たようなこと考える奴はいるもんだな。俺も修学旅行の話は、君みたいな展開にして欲しいと思っていた。
キモイオリジナル男キャラなんていらねーよなw
つか、やたらと京アニはかがみの身辺に男の臭いを漂わせようとしている気がして、俺は納得いかんw
かがみとこなたで微妙な心情のやり取りしているほうが、萌える気がする。
>>210 >こなかが公式否定とか
えーっ DSの限定版パッケージでウェディング姿を書いていたのに?
ちなみにこなたがノンケの方が燃えると思うぞ
かがみの気持ちはガチであるべきだけど
つーか公式がどうあれ、そこは妄想力を駆使して脳内補正ですよ
結局アニメでこなたとみさおがかがみを取り合うシーンはやらんのかアアアアアアアアああああ
かがみんはガチってよりこなたを好き過ぎだと思うんだ
百合とか友情とか母性とか、そういう言葉じゃ説明できないくらいにw
今回の話の明暗の別れ方でもう
こなたの圧勝を印象付けたから
今更取り合いでもないと思う。
だがまぁ学園祭はお約束でメイドカフェになりそうだから
クラスが違ってもこなたは強引にかがみを
手伝いに引っ張りこもうとするだろうな。
そこまでやっても取り合いはないか。
初めから結果が判ってるし
宿題を写しにくるこなたに「来るな」といいつつ
実際に来ると凄く嬉しそうに「部屋冷房入れといたよ」とか準備していたり
ゲーマーズに付き合ってといわれると「今日は無理」といいつつ
結局付き合ってたり、本当は自分が当てにされるのが凄く嬉しいんだろうな
こなたが「あっそう」とか言ってあっさり諦めた時の反応が見てみたいw
>>221 こなたは「あ、そう」なんて愛のない諦め方はせん!!
「むぅ、少しくらい付き合ってくれてもいいじゃん……」
とかぶつぶついいながら肩を落としつつ自分の教室に戻ると思うぜ!!
そしてそれを追うように教室を飛び出すかがみ……
そんでもってわざわざ追いついて「し、しゃあないわね。一緒に行ってあげるわよ」
とかツンデレ……
をしようと思ったんだけど。
廊下で偶然会ったひよりと、楽しそうに約束をとりつけるこなたを見て
(´・ω・`)なかがみ……
やばい、病気が悪化してる。
ちょっと薬の量を増やしてもらうか……
なんというGJの嵐
だが俺も言わせてもらうぜ
GJ!!!!!!!!!!!!!!
俺のキャラソン
こなたとかがみのディスク入れ替えて収納してる
なんか幸せそうな表情してるよ
>>224 そのネタ貰ったあああああああ!
かがみんのあの照れ顔はそういう事だったのか
おいおい、このスレには愛すべき変態さんしかいないのか
>>221 何と言う神懸かった着眼点!
君はSS神の目を持っているぞ。
>>222 いやいや、もう少しで神が降臨なさるはずだ。
後はそれを預言(×予言)として書き記すのみ!
221-222のカキコだけで情景が浮かび、ニヤニヤが止まらなかった俺は末期。
>>227 変態なんかじゃないぜ・・・こなたとかがみの間に流れるラヴオーラの熱気に、俺達自然とこうなっちまっただけなのさ。
つまり罪なのは、公然と人前でイチャイチャし続けるこなかがカップルのほうなのさ・・・。
ひとえに 愛 だ よ
こなかがってなんの抵抗もなく受け入れられるよなww
>>231 ここは朝チュンでどうかひとつ…
こんなこと言うのもおかしいかも分からんが、実際にしてるところは見たくないんだよなー
ちょっと絡み合ってキス止まりが理想…なんて贅沢すぎかw
もはや公式的にもこな×かがが認定された感じではあるけど、
「一番の親友として」ってほうが個人的には良いかなと
こなたなんてエロゲーやってるしw
>>233 でもここのSSは行っても大抵ディープキス止まりだよな。
238 :
193:2007/09/10(月) 22:21:54 ID:8hR/ZB5C
>>232 保存した
後に「プスゥ〜」に気が付きました
すまん名前が他のスレの受け継がれてた
>>193さんごめんなさい
>>232 座っただけなら分かるがこれは流石に変態すぎwww
>>237 これ以上激しくなるとエロパロ板行きになる罠
>>221 その2つのシーンは原作だとかがみが拒否るところと
付き合うとこはまったく別の話なんだよな
つまりアニメだと意図的にいったん拒否るけど
結局はこなたに付き合うかがみ、というように見せているわけだ
アニメ版でこなかがファンが増えたのがわかる気がするよ
つか、ディープキスする仲になったら、もはや親友ではなく立派な恋人じゃないか?
最終回の文化祭で一波乱あって、こなたとかがみの関係に、いい意味での微妙な変化が訪れて欲しいと思ってる俺。
かがみ「どうしよう…やっぱりこんな気持ち、同性に対して抱くなんておかしいよね…
こなたに告白なんてしたら、引かれちゃうかな…うぅぅぅぅ」
こなた「私はかがみのこと好きだヨー?性別とか関係ナシに」
>>242 そのおかげであくまで感情とか心情だけの、
ニヤニヤ出来るSSが生まれるんじゃないかと思う
>>244 文化祭と言えばPS2版「陵桜学園 桜藤祭」で行う演劇で
こなたとかがみのキスシーンが入る予定だったがボツになったと以前聞いたが…
アニメ版で何かしら補完してくれないかな…
こなたとかがみのねんどろいど出るんだな
目を開いた表情がどちらも硬めなのと、ねんどろいどゆえのデフォルメ頭身が辛い……
通常頭身のが欲しいなあ。
ハルヒも放送終了半年後あたりからフィギュア展開本格化したし
らき☆すたも半年ぐらいすれば各社こぞって出し始めるよ
それから選んでも遅くないんでねぇ
>>250 金も無いのに予約してきた俺は負け組か……。
ねんどろいどのこなたとかがみ、が欲しいならそれでいいんでね
かがみ:泉こなたのねんどろいど下さい(///)
かがみ「泉こなたをください(///)」
そうじろう「……え?」
吹いたwwそのうちほんとに言いかねないから困るwww
そうじろうは彼氏は認めないと言ったが彼女は・・・?
そりゃー娘が増えるんだから大歓迎だろう
こなた「お父さん前に彼氏はだめだって言ってたけど」
そうじろう「確かに言ったな」
こなた「じゃあ彼女は?」
そうじろう「だめに決まってるじゃないか」
こなた「どうしてさ?」
そうじろう「こなたはずっと子供のままの方が萌えると思うんだ」
こなた「……」
そうじろう「すまん、謝るからそんな目で見ないでおくれ」
俺がいっぱい^^
ていうかさあ、これだけらぶらぶな二人を見て「こなた×かがみ」を
想像しないほうがむしろ変だろ、常識(ry
>>257 こんなんどうかな?
こなた「おとーさん、私の名前についてどう思う?」
そうじろう「?
いい名前だと思うぞ。
こなたって名前はかなたから来てる名前だしな。
お父さん大好きだ」
こなた「そっかぁ(嬉しそう)」
そうじろう「?」
(数日後……)
こなた「お父さん、紹介するね。
この人が私の……」
そうじろう「って、前にうちに泊まりにきた柊かがみさんだろ?巫女さんの」
かがみ「えっと…おじさ…ち、違った!
お義父さん!わたし、こなたさんと幸せになります!!」
そうじろう「!??!」
こなた「私の大事な婿――『あなた』です。
ね、あなた?」
ハイハイ、病んでますね…orz
案外そうじろうが百合厨だったり…
つかさスレに寝逃げオルゴールMIDI投下したけど
次は100%ナイナイナイのオルゴールMIDI作ろうかな
かがみ「こなた、大好き……違うな。愛してるわ、こ・な・た……これも違うか。
あんたと付き合ってあげてもいいわよ……在り来たりすぎるわよね」
つかさ「あ、もしもしこなちゃん?お姉ちゃんがこなちゃんのねんどろいどに向かって告白してるんだけど
どうすればいいかなぁ?」
つかさが黒く見えるのは気のせいだろうか・・・?
ひーらぎの妹は、ぶっちゃけちゃう性格なだけなんだZE!
>>264 こなた「取り敢えず、私も好きだよって言っといて」
つかさ「うん♪分かったぁ♪」
つかさ「あ、もしもしこなちゃん?さっきのことお姉ちゃんに伝えたら
ものすごい勢いで家飛び出して行っちゃったんだけど」
こなた「……ふぇ?」
つかさ「なんか今日は友達の家泊まってくとか言って」
こなた「え」
ピーンポーン ドンドンドンドンドン
こなた「!!」
ラジオにて「白石さんキモーい(笑)」
いやこれは中の人か
相手の気持ちが分かったとたん暴走して家まで押し掛けに行っちゃうかがみ萌え
アニメ見てきた。最近つかさが干されてる気がする。
一年生組の台頭もあって、こなたとかがみの絡みは少なかったな。
かがみの髪で遊んでたくらいか。
嫌と言いつつも買い物に付き合うかがみは本当にこなたが好きなんだな
ってか絡み多くなかったか?いやいつものことか
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 04:05:50 ID:azSoKzyN
>>267 おもわずふいたwwwwwwwww
すげぇ行動力だなwwwwww
>>270 確か古い言い伝えか何かで
「髪を触る=深い関係」という意味があったはず
・・・もう言わなくても分かるな?w
第二期を勝手に妄想しました
ホントすいません
―――これより先はオレの脳内区域で―――
>>34-43のSSが
24話の前半に
24話の後半が涙の卒業式
第二期はかがみん視点(主人公)
※初体験のSSで
携帯からの投稿です
――――――――――――――――――――
第1話『セカンドライフ』
前半
《1/8》
――――長くも短くも感じる高校生活が幕を閉じた
あれから私の、いや・・・私たちの世界は変わっていった――――
「あの時いつまで泣いてたんだろ」
夜明け前に一人、くっきりと窓から見える満月の下で思いふける
そう、私は今や大学生だ
あれから卒業した後、一人暮らし・大学生活が始まった
こなた、みゆきは勿論
つかさとも離ればなれになってしまった
つかさは一人暮らしを嫌がってた
寂しがりやだから、当然か
なら私と住めば良かったのに――
多分、中学生の頃から一人暮らしがしたいって言ってた私を
つかさなりに気をつかっての事なのか
しかし内心、私はそれでホットしたと思う
別につかさが嫌いな訳じゃ全然ない
何故なのか――
もう高校生じゃないんだし、姉離れも少しはして貰わないと
本音は他にもあるんだけど、今はそれが主な理由にしておく
《2/8》
それぞれに新たな道が開き
つかさは念願の料理の専門学校に入学した
入学時、全く新しい環境に放り込まれたつかさは緊張し、酷く疲れきっていた
しかし、つかさ曰く、一週間やそこらで友達にも初の彼氏にも恵まれたらしい
どんな男か見てみたい
まぁ心配は不要だったという事だ
みゆきは大学に入ると、ほとんど会う機会が無くなった
けど電話なら、最近でも結構かけたりする
今どうしてるだろうか――
みゆきの事だ、将来に向けて24時間勉強・就寝で埋まってるのかも
でも、みゆきは性格も良いし、スタイルも良くて、しかも頭も良い、大学で彼氏ならすぐに作れるわね
萌え要素も備えてあるし・・・って私はこなたか!?
と虚しく一人ツッコミ
《3/8》
こなたとはどうしてか、平日に構わず週に3、4回は会っている・・・って言うか私の家に1時間前予告で来る
アルバイトが終わって日没あたりに
チョコレート等のちょっとしたお菓子を持って
こなたは今、何をしているかと言うと結局大学には行かず、あのアルバイトをずっと続けると言っている・・・ここは反対すべきなのか・・・まぁこなた自身が決めた事だし・・・
いつも私の家に来た時のこなたの表情は、自覚が無いのか伝わってくる程すごく嬉しそうだ
まるで小学生が遠足を待ちわびてたように
「かーがーみー」
毎回それにつられ、私の心はドキッと揺らいでしまう
そして最近になって、こなたは笑って言ってきた――
「頬染めてデレてるかがみん萌え―!」
私も自覚なく頬を赤くしていたのを最近気付いた
毎回私の家に来たら来たで掴み(ツッコミ)所満載の正直どうでもいい話のオンパレード――
しかし今の私からしたら、この和みの場は唯一の癒しの場とも言える
私も慣れない生活に疲れたりもする
素直になれない私は、感謝の言葉をこなた本人に直接こそ言えないが
心の奥底から、感謝でいっぱいだ
「いつかこの気持ちをこなたに伝えよう・・・」
後半
《4/8》
―五月、土曜の晩
雨風が窓を叩き、開けると冷える
「それでね、こなちゃんは――――と悪いからって、―――」
話の内容をさかのぼると、こなたの家
実は卒業後、父親が再婚したって、つかさから電話で聞いた――
いつもなら、家や外出先での出来事を全て話してくれるのに、この事はこなた本人から話してくれなった
話してくれなかった事も悲しいけど、私よりこなた自身悲しかったはず
翌日の日曜に私からこなたに直接会ってその事について聞く事にした
今思えば余計だったかも知れない――
でも一人の・・・友達、として心配だったから
私からこなたを家に誘うのは卒業式の日以来だ
そわそわしながら、電話をかけた
「こなた急だけど、明日私の家に来れる?―――」
こなたは相変わらず冗談も込めてOKした
「―――いいともっ!!
・・・ってどったの?
珍しいじゃん、なんか大事な話でもあるの?
あ、かがみんはウサちゃんだから、聞くのは余計だったね。
あ、で――」
「ウサちゃんの方が余計だわ!!――――ガチャ」
話を強制終了させ、私は電話の子機を切ったと同時にベッドの上に投げつけた
《5/8》
子機を拾う私の手は、怒りとは少し違った感情で震えていた―――
――あの後いつの間にか
精神的に疲れてた訳か、10時間以上熟睡していた
起きたのが昼の12時を回っていた
大きな欠伸と同時に上半身を起こす
一瞬キョドったが、まだこなたは来てないようだ
携帯に1件の留守電が入っている
P―――今日のバイト遅くまであるから、何時までにそっち行けるかわかんないや―p-p――
「はぁ〜」と力の抜けた、ため息をする
推測するに22時を回りそうだ
しかし、直接会って何から話すべきか
その時は一言も思いつかなかった
きっとこなたも、わざわざ家に呼んだ理由を薄々感付いていたのかも、とその事を気にした
私は待ってる間、ひたすら来月の試験勉強を、刻々と時計の秒針と共に進めた―――
熟睡した後だから、睡魔にも襲われず
周りは誰も邪魔する者はいない
日が沈んだ頃に、昨日より勢い増した雨が降りだし
洗濯物を急いで取り入れた
あっという間に22時を過ぎ
テレビをつけて待った
《6/8》
23時を過ぎた頃
「かがみごめ〜ん待った?」とようやく現れた
ミスドの紙袋を片手に提げて
「あ、私の方こそ呼び出しちゃって・・・雨で濡れたのね」
こなたはミスドの紙袋を差し出し
私は大きめのタオルを手渡した
空腹だったのか、一瞬ドーナツの甘い香りにつられ、心の中でニヤついたが、こなたの疲れきった顔をみて、しおらしくなり表情さえもが消えてしまっていた
いつものように整った部屋に招き入れて、先に丸いふわふわの座布団に座らせ、私が四角いテーブルの上にある2つのマグカップに温かいコーヒーを注ぐ
私は今か今かと家庭での事を聞き出そうとした―――
「もしかして、かがみ怒ってる?」意外とこなたから喋りだした
「何をよ!!」
つい私はビクついて怒鳴り、部屋に響き渡り会話を止めてしまった
「あっ、ごめん・・・。」すぐに謝った
怒鳴る気なんか全くなかったから
こなたもその声に、口を開けたまま驚いていた
そして声を震わせて言った
「いや、ただ・・・
かがみがいつも温かく微笑んで迎え入れてくれてたから、その・・・今日のかがみ、少し寂しい・・・。」
驚きを隠せなかった
あのこなたがそんな事を言い出すなんて
《7/8》
続けて声を震わせて言った
「私、今一人なんだ
再婚する前までのお父さんはいつも顔には出さないけど、本当に寂しそうだった
私が再婚を勧めた時、お父さんはとても嬉しそうで
新しいお母さんは良い人だし、本当のお母さんって感じで・・・
でもなんでか、その中に私は相容れない
私を生んでくれたお母さんを忘れるのはやっぱり嫌だ
お父さんと喜んであげたいけど、もうあの家に居るのはツラい・・・。」
既にこなたの顔は、いつもとは遥かに違っていた
何より、今までに見たことがない悲しい表情―――
私はすぐに言葉を探した
灰色に凍てついた世界から抜け出せるような、偽りない言葉を―――
「――たに会いたかった・・・」
その瞬間、色を取り戻した
「えっ」と、こなたは呆然と口を小さく開いた
そして間髪を入れずに、もう一度大声で言った
「私はいつでもこなたに会いたかった!」
こなたの目から大粒の涙が溢れ落ち、それを拭った
私も突然、目にウルっときた
涙腺が緩んだというやつか
私はこなたの傍に寄り、包み込むように優しく、こなたは離さないように強く抱いてきた
互いの涙が互いの肩を濡らした
《8/8》
数分後、こなたが落ち着きを取り戻し、こなたが何か言いたそうだったので、私は咄嗟に腕を引っ込めた
・・・もう少し、抱いてはいたかったが
「かがみ・・・今日はこのまま居ていい?」
こなたは私の耳元で呟いた
私はふと思いついた言葉を迷いなく、そのまま口にした
「そうだ、一緒に住もう。」
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 05:17:23 ID:surLaCym
>>274 GJ!
こなたの寂しさと、かがみのこなたへの愛が伝わってきたZE!
以上です
近所の淀川、一往復泳いでくる
>ウサちゃんの方が余計だわ!
ここで俺の顔面決壊(笑)
携帯からお疲れ!
短いけどよかったよ!GJ!!
こなたはフリーターかww
きっとプロポーズを待ってるんだろうなぁ…
>>283 GJ!
いい話じゃないか。
これからは二人で同棲生活だな。
来週でこなかがともお別れだと思うと
鬱になる‥。なにもやる気が起きない‥。
まるで人を失った喪失感のような‥。
おまいらはどうなってんだよ‥
>>286 アニメが終わった程度じゃ、俺の熱いパトスは止まらないZE
そもそも俺んとこではアニメの放映すらされてないZE!orz
原作はいまいちこなかが成分が足りないしな〜
特に最近じゃ脇キャラが出張ってるし
>>286 分かるよ、その気持ち。
そういう時は、SSを読み漁って心の補完をする。
思い返せば、EVA, ナデシコ、ToHeart、One とだいぶ読み漁ったなぁ。
けど、EVE, DESIRE、YU-NOだけはSSが無くて補完できなかった…
>>283 じゃあ俺は河川敷で見てるw
GJ。騙されたと思ってコレ聴け
つ【松任谷由美『一緒に暮らそう』】
>>286 物語が終了し、設定が固定化されたところから、真の二次創作は始まるのだ。
後から出た公式設定が自作品の設定と矛盾して、それが背骨の部分だったりすると
ダメージでかいからなぁw
同人誌ならこなかがなんていっぱいあるぜ
そんな俺にオススメの同人誌を教えてくれませんか?
なぐ茶と東ガル会は既に所持しています
>>286 俺の熱い直感が、「必ず二期は来る」と告げている。
後ろ向きに考えちゃダメだ ! 二期が想定されていないのなら、俺達の熱意で実現させるんだ !
そして二期は、もっとこなかが分を多めに (ry
>>293 エロだけどデレかがみが見たいなら「セーラー服キャワイイ同盟」かな
個人的にはエロシーンよりもキス迫ったり、進路希望でかがみの嫁とか書かれて
照れるとこが良い
何でもらき☆すたを百合で捕らえる馬鹿のスレはここですか?w
>>297 違いますね
ここは百合で『捉える』スレなので
>>177 了解です、直しておきました。
SSの題名や「○=△なんで統一を」等は後からでも構わないですよ。
いい話を読めればそれで、というか316のまとめ中に電車での会話〜
「見つけたか?なぁんか〜」辺りでまた泣いてしまったので責任(ry
>>197 そんな感じです。大体2〜3レス相当(120~180行)か、投下時に
『前半』『後半』等で区切られていればその辺を目安にしているんですが、
もう少し尺を長めにとった方がいいですかね?
携帯から見ている人がいればご意見くださると幸い。
>>286 某卿<逆に考えるんだ。「『終わり』ではなく『プロローグの終わり』」と考えるんだ。
>>286 俺もだ。
らきすたが終わってしまったら、もう来週から何を糧に生きていけばいいんだ。
いくらSSを書いたり読んだり、同人誌見たりしても、
多分アニメが終わったという虚無感は治らないと思う。
もうこなかがの絡みを見ることも出来ないなんて……。
二期が出来るのを信じるしかないのかな。
誰か救いの言葉を……。
こんだけ人気あって
二期作らないわけがない
俺らを落ち込ませといて
二期製作決定!とか言って大興奮させる気なんだらう
>>302 いつもいつもありがとう!!
小ネタならぬ小ナタにワロタww
しかも俺のカキコも載ってて感動しますた。
俺は携帯ユーザーだけどちょうどいい区切りだし、軽くて嬉しいよ。
これからもよろしくお願いします。
>>296 おお、素晴らしい
即、マイリスト行き決定した
つか、動画編集能力すごいな作者は。本当に素人なのか?
>>293 好きなのどうぞ。●は18禁なのでよい子のみんなは我慢しよう。
○Sweet Spice すい〜とすぱいす:教科書どおりのツンデレに裸エプロン。
○こな☆かがまんがぷらす:一般向けという名の18禁。かがみがいい意味で壊れてる。
○セブンすたー☆:オールキャラ本だがかがみのこなた好きっぷりがいい。
●やっちゃったZE☆:初めて買ったこなかが18禁。画はかわいい。
●こなかがでらぶらぶちゅっちゅする本:とりあえずタイトルが秀逸。
●かがみの足の裏☆(前半部):合同誌。普段エロ描かない作家の18禁なので新鮮。後半部がかなり地雷なので買うのをしばし悩んだ。
●こな★かが:MADのオチでおなじみのキス画の出典。
アニメ終了については特に何もなし。
妄想は同人誌で補完できるし、何より原作が終わるわけじゃない。
ベタな絡みじゃなくても二人が楽しそうに笑ってればそれでいい。
…と千葉在住ながら一度もリアルタイムでアニメを観たことがない俺が言ってみる。
俺は原作は主に二人が付き合った後の話でアニメは主に二人が付き合う前の話だと勝手に思っているので
アニメが終わったら、ああこれで二人は付き合い始めたんだなと思って原作を読み返すのみ。
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|:.:.|:./.: rヘ|:.:.:.:.:.:/:.| 三三三三三 |:./ 三三三 ハ|:.:.:.:.|:.:.:.| :.:.:.:| < ???
|:.:.l〃.:{ |:.:.:.:./.:.:.| l.' .i.:.:.i.:.:.:∧ :.:|ヽ :.:| 「かがみはこなたの嫁」って
|:.:./.:.:.:.\|:.:.:/.:.:.:.:| ' |:.:.||:.:/ :.:.| '.:.:l 私が知らない間に一体何が……??
|:./.:.:.:.:.:.:. !:./.:.:.:.:.:.'、 ,.ー--、 }.:.:|レ′ ∨ V
|/.:.:.:.:.:.:.:.:V '´  ̄`ヽ.、 ´`¨¨{. |_. '.:.:.:.|
/.:.:.:.:.:.:.:./ ヘ ` . __. -r1 |:.:.:.:.:.:.:.:.|
:.:.:.:.:.:.:, ' '. \ | _. -┴ー──┴┐
:.:.:.:.:./ | \ r' | -──────i'
ただお「おいかがみー ここに置いてあった媚薬入りジュース知らないか?」
つかさ「それならさっき、お姉ちゃんがこなちゃん家行くときに持ってっちゃったみたいだけど」
かがみ「ひひひ・・・・これでこなたは私のもの・・・・・」
「ああ、こなた、パソコンかしてくれない?
来週の委員会で、ちょっとテキストに起こしておきたいのがあって」
「うん、いいよ〜。寝てるから勝手に起こして使ってね」
「ん? なんか変なアプリケーション立ち上がってるよ?
あ、これ確か2chに書き込むやつよね。またマニアックなスレッド
読んでるんだろー? どれどれ」
「ふみゃぁう! ストップ、ストップかがみん!」
【らき☆すた】こなた×かがみPart2【こなかが】
【らき☆すた】柊かがみはCDジャケットかわいい18
【らき☆すた】柊かがみは電話で怒ってもかわいい19
らき☆すたの柊かがみに萌える人達で語り合おう
☆かがみが付合う(好きな)男性像☆
「……」
「……」
「なあ、私たちのこれからについて少し語らないか?(////)」
>>309 おいおいこなた、お前がかがみにベタベタしている内に、かがみの方は、お前を意識し始めたみたいだぞ?
今、手元に「100% ? ナイナイナイ」という曲が収録されているCDがあるんだが、聴いてみるか?
>>307 こな☆かがってタイトルの同人誌、俺が持ってるのだけで3種類あるんだよなあ
イベントにいけば他にもありそうな希ガス
>>314 お前実はかがみだな?
『他人から』と偽装して自分のこなたへの好意を曝け出すことによって
こなたのかがみに対しての意識を昇華させようとしているんだな?
くっ……策士め
(⌒)
(こ○こ) ,-、
(___) てOう
_ ‘ー’ (⌒)
. ,-、 //⌒ / (こ○こ)
てOう 〈.::.{ __, ベ.ー-< ‘ーヘ_ノ
‘ー’ ,ゝ'´.::.::.::.::.::|.::.::.::.::`丶、
/ :.::.::.::.::.::.::.::j.::.::.::.:: く ̄
{ヽ ,'.:/.::.::⌒/|.::.::ハ⌒.::.::.:ヽ ハ
∨\_ {/.::.::/:./ |::/ ヽ\.::.::|.::V }
>>314 . / / ∨イ.::/≡≡l/ ≡= ハ.:.|ヽ「∨ 聴いてきた!
ヽ_{ |.:ハ:::::: 、_,、_, ::・{:.W ∨ こっ、この曲は……
\. |ヘ.::.:l、 _(_ ノ_ イ.::| /
/.::.\ ヽ::| ∨{ / |.:/ .xく 男だ♪ 絶対男だ♪ 良いネタ見っけ!
/:/.::./\ ヾ\ 「] /| ノ'/.::.::l
/.::./.::./.::.::.: _} |lヽV/ l|r'´.::.::l.::.|
l_;斗-く :.::.::. 〈 j >ω<.| :.::.:: l.::.|
V`ーく¨ヽ.::j≧ヘ / ∧ }| :.::.:: l.::.|
/.::.::.∧/∨l| Y_/ レく :/l.:|l:ノ
. |.::/l.::ヽ_,,斗‐'´/ 了丁 // リ
>>317 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/l.:.:.:.:.:.:.:.:/ __,.才´i `ーl.:.:'r 、, _ \.:.:.:.:.:.:.:.i、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ L;.:.-‐:.7´ |:.:l l.:.:l `¨ヽー- ⊥_l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. この鈍感朴念仁め
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,ィ'´|.:.:.:.:.:.:/ .|.:.l l:.:! ヽ.:.:.:.:.:l. l`:ー.:.:.:.:.:.:.:.
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ 」:.:.:./ ̄゛二二|ナヽ -‐レ'¨_ 二二ニ ,ェヤ=寸ヲ,l.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:
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>>317 あー、こなた本当にこんなこと言いそうwwwwww
>320
そして既存AAとのマッチ具合がwww
ただおさん・・・・・・・・・・
・・・・・・いや、なんでもない。
>>322 どうしたそうじろう・・・言いたいことがあるならハッキリ言ったらどうだ?
>>323 ・・・・・・俺にも調合してくれないか?
かがみ、今夜もヤろうな
309辺りからの流れが秀逸過ぎるww
こなたが実在している気がしてきたぜ
割り込んでスマンが
・・・なんだこの平和スレwwだいすきだw
つかさ「くんくん」
かがみ「? 何?」
つかさ「お姉ちゃんって、こなちゃんの匂いがするね」
かがみ「あぁー…ってそれはこなたが私の匂いしてるんじゃない?」
つかさ「………」
かがみ「………」
つかさ「あ…あれぇ〜?」
かがみ「まぁ そんな感じの錯覚ってたまにあるわよねー」
>>330 あなたの発想は酷すぎるw
声を大にしてGJ!と言わせてもらいます。
高校卒業してもこなかがには
仲良しでいてもらいたいな。
>>330 意味がわからんので誰か解説してくれないか・・・?
23話を見れば分かると思うよ
こなかがは同棲するから高校卒業してもずっと仲いい
でもこなたはあの家でられないだろうな
こなたがそうじろうを一人にしてくとは思えんし、
ゆうちゃんがいたらなおさらむりだ
同棲ss書こうとしていろいろ考えたんだけど、どうしても家からでないんだよ
どうにかこなたを家から出してやってください。
SS期待してます
かがみが嫁ぐんじゃね?
自分としてはこなたが家を出ることにそんなに違和感はないが
まあどうにかして折り合いをつけるしか
>>318 かがみ涙目www
昨夜の神的な流れが俺的にツボったw
このスレ、ユーモアのセンスある奴多いぞw
既出というかこのスレでそれを知らない奴は居ないと思う
あとかがみverもあったな
その歌ってる人こなたにめっちゃ似てるよなw
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:41:53 ID:23TvtoKk
あげ
上げるなよ……。
>>338 エロパロ行けばいくらでも参考になる書き方してる職人は居ると思うが?
思いつくだけで数作品あるし。
その辺流してその続き――つまりふたりのいちゃいちゃ――を書きたいのか、
出て行くまでのゴタゴタを書きたいかによっても変わるだろ。
経緯を書きたいならそりゃ悩むしかない。それが書き手の楽しみなんだから。
>>338 そんなに悩むなら、二人で東北の大学に行くとか、
多少強引でもいいんじゃないか?
悩んだら悩んだだけ思い入れのある、いい作品になるよ。
最近レスが格段に増えたな
嬉しい言のはずなのに、なんか淋しい
>>352 昔の過疎ってた時期はゆっったりしてて結構楽しかったからな。
たまに見てみるとレスがついてるなくらいで。
そういや、昨夜だったかな? エロパロ板のSSスレにこなたがかがみの家に転がり込んでくるみたいなSSがあった。
そうじろう再婚してたけどなw
そのあたりの設定いじりに抵抗が無いなら、参考に読んでみるのも良いかもしれんな。
エロパロ最高におもろいwwww
>>302 1-316です。中の人ありがとうございます。わざわざすまねぇ
>>338 ちょうど俺も同棲もの書こうかなと思ってたとこだが
そこはあんまり悩んでないな
>>355 おお、あんたも住人か。
あそこはキス止まりでエロあんまりなくて、感動物や笑える物が多くて、普通に良作SSスレと化してるなw
こなたが家を出ても、
毎晩電話かけたり週末は必ず泊まりに来たり留守の隙に部屋の掃除と称してあちこち物色しまくったり、
かがみと二人で写ってる写真を自分とこなたのツーショットとすり替えたり、
ベッドにもぐりこんで昼寝してるところを帰宅したこなたに見つかってつまみ出されたり、
それでも忘れずに持ち帰ろうとした下着をカバンに仕舞おうとしたところを他の住人に見つかって通報→タイーホされたり…
やはりそうじろうが障碍になることは間違いあるまい
かなた「そう君…本当に、変わらないんだから…」
>>358 もう逃避行して行方を晦ますしかないじゃないか。
>>358 娘がこなたじゃなかったら絶対嫌われてるな
>>361 むしろ、今のこなたのような性格になるように教育してきたんじゃないか?
むしろこなたでも嫌がるから「Dドライブを覗かない」などのような紳士協定を結んでいるのでは
そうじろうはああ見えてデキた親父だぞ。
そのかわり、こなxかがで妄想を炸裂させて、そっち方面のガチ百合エロ小説家に転進するかもしれんがw
実際そうじろうってどんな本かいてるんだ?
そりゃ娘とその恋人をモデルにした…
こなかが本
なんという…
こなたとかがみは同棲するっていうより寄生って感じが
_
〃⌒ヽ
{{
ヾ、___/ヽ___
/::.::.::.::.::.::.::.::.::|::.::.::.::.:>
/::.::./::.::.::.::.::イ::.::.|::.ヽ::. \
|::.::/::.::.r::ナメ |::.::∧ヽ}::.:r、:\
|::. レ'::.::.〃 |::./ ∨|::.:リ\:|
|::.::.|::.;イ≡≡|/ ≡≡l:.::|
. 〉::.:K}::ヽ''' 、__, ゚{::ト、| < ははは
|::.:/::.|:.::.:ヽ し' ,.イ::l 同棲ってそんな、
/::/::.::j::>‐-、ヽ7フノ/::/ 私たち付き合ってるんじゃないんだからさー
. /::/::.::// \:/::/
/::/::.::// l 厂
|::.{::. // ∨ ヽ
|::.|::.レ' L_,.r┬┘
|::.|:/ |:::::::::|
でもどーせー付き合うんだろ?
ルームシェアってのもあるけどな。
そんなことを言うとかがみが泣くぞ。
これでまたかがみんは
>>318みたいに泣く訳ですね
|:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./| '. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.ヽ:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧\:.:.:.',
|:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: , ′ l :.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ∨.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ \:.'.
|:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ/ / |:.:.:.:.:.:.:./:.:.| y'.:.:|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.∧ ヘ.
|:.:.:.:./.:.:.:.//.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ \,′ !:.:.:.:.:.:/|:.:./,/ '.:.:| :.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.|
|:.:.:/.:.:./.:./.:.:.:.:.:.:.:.:./ /` ‐-‐'|:.:.:./ |ァ'´ |:.:| :.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.|
|:.:.i.:.:./.:.:.: '.:.:.:.:.:.:.:/ ,/ |:.:.:/ ′ }.:.| :.:.:.|:.:.:.| :.:.:.:|
|:.:.|:./.: rヘ|:.:.:.:.:.:/:.| 三三三三三 |:./ 三三三 ハ|:.:.:.:.|:.:.:.| :.:.:.:|
|:.:.l〃.:{ |:.:.:.:./.:.:.| l.' /// .i.:.:.i.:.:.:∧ :.:|ヽ :.:| < いやーごめん、泣かせるつもりは……。
|:.:./.:.:.:.\|:.:.:/.:.:.:.:| // // // ' |:.:.||:.:/ :.:.| '.:.:l ま、まぁ、そこまで言うなら嫁に貰ってあげ
|:./.:.:.:.:.:.:. !:./.:.:.:.:.:.'、 ,.ー--、 }.:.:|レ′ ∨ V ……や…やっぱなんでもない!! ゲームしよっと。
|/.:.:.:.:.:.:.:.:V '´  ̄`ヽ.、 ´`¨¨{. |_. '.:.:.:.|
/.:.:.:.:.:.:.:./ ヘ ` . __. -r1 |:.:.:.:.:.:.:.:.|
:.:.:.:.:.:.:, ' '. \ | _. -┴ー──┴┐
:.:.:.:.:./ | \ r' | -──────i'
>>375 媚薬入りジュースがきいてきたのかこなた
かがみ「おーっすこなた!アイウォンチュ!っていうかむしろ愛・ウォンチュ!!」
こなた「お、おはよかがみ。なんか今日はテンションたか」
かがみ「こーなーた! こーなーた!」
こなた「え、えぇ……」
かがみ「こなたん可愛いよこなたん!!ハァハァハァハァハァハァハァハァ」
こなた「ちょっ、く、くっつくなあっ」
かがみ「ねぇねぇこなたってなんでこんなにこなってるの?ねぇねぇなんでなんで?」
こなた「し、知らないよぉ…」
かがみ「あーんもう可愛いなぁ可愛いなァギザコナタスなァwwwwwww」
こなた「……………」
かがみ「……はっ!!」
つかさ「ど、どうしたのお姉ちゃん!?」
かがみ「い、今何か自分の名誉やプライドを犠牲にした、しかしそれでいて極めて有意義な体験をする夢を見たような……」
つかさ「????」
>お姉ちゃんへ
5分以内にレスがなかったら、こなちゃんは私のものだからね
ど、どうしよう...
お姉ちゃん、ごめんなさい。
こんな時間にやるのは卑怯でしょ・・・つかさぁ・・・っ!
寝逃げでリセット
あぁ……。
SS投下しようとしたのに、完成時の一瞬の隙をつかれて睡魔に襲われてしまった……。
この時間に投下しても誰もいないだろうし、また寝るかな。
一応見てるものもいるけれど、違う時間の方が反応がいいかもね。
こ、ここにいるよっ
こなかが2ショットでこれだけは外せないって
くらいな場面何話にありますか?
>>386 前半部なら1話の『寝顔お見舞い』、3話の『みんなでポニテ』、
7話の『柊姉妹のお弁当』、『さみしんぼなんだから〜あ、よしよし』がオヌヌメ。
こな×かが派ならそのままラブラブっぷりを楽しめるし、
かが×こな派なら15話冒頭の『なんだろうこの気持ち…』への伏線としてニヤニヤできるよ。
お互いに彼氏というか男の影が出来たら
こなたは一抹の寂しさを感じつつも空気を読んだ対応。
またツッコミ不在のため若干クールこなたに。
かがみは「ああそう」と無関心を装うが日々イライラが積もっていく。
そのうち臨界点突破。
>>386 12話の同じクラスになれるよう神様にお願いとか
15話のクラス替えの強がるけど、さびしそうなかがみとか
もちろん21話のラストとか
16話のハルヒダンスを見て最初は引きつつも、優しげな視線を送るかがみとか
18話のじ〜っと見つめるかがみとか
2ショットというか2人でおでかけはほぼ毎回あるしね
最近つかさを含めた3人で遊ぶ、というのが対照的に減ってる気がするが
というかつかさ自体の出番が…出番が…
392 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:24:12 ID:yMmULt4s
進路の話しって何話だっけ?
こなかが大ちゅき
つかさは空気を読んで二人を遠くから見守る事にしたんだろ
と見せかけて実は、いつか姉を奪還しようと企んd
もうかがみ総受けでいいよ
あ、でもかがみにとってこなただけは特別という設定でよろしくなw
23話でみさおの約束よりこなた優先する辺り、こなた特別はガチっぽい
こなた受けがいいよ
絶対数が多いのはこな×かが派
中身が濃いのはかが×こな派、ということでおk?
俺は今まで書いてきたss全部かが×こなだぜw
フハハハ……
ゴメン。ちょっとまた入院してくる
レズスレはここでつか?
こな×かが
かが×こな
名前の順序が違うだけで何が変わるのよ?
>>398 つうか是非とも投下してくだしあ
こなたが好きで好きで仕方ないけど、一生懸命理性で抑えて我慢してるかがみが好きだ
そんなSSは悶える
ウブなかがみが最初はこなたに攻められまくるんだが
思いが爆発して狂ったようにこなたを求めるようになる
攻守逆転もありだな 俺的に
>>400 こなた×かがみ
→こなたが攻めでかがみが受け
かがみ×こなた
→かがみが攻めでこなたが受け
普段の日常生活では、こなたが積極的にかがみに絡んでいるから、こなた×かがみの構図っぽい
でもキャラソン聴く限り、心の奥で深く想っているのはかがみっぽいので、実際に仲が進展すればかがみが攻めに
まわる気がする
何かきっかけあれば、一歩目を踏み出すのはかがみだろうな
こなかがのほうがあってる
というか俺の中ではこなたは総受けです
かがみの方が顔が赤くなったりあわてふためくことが多いから
受けっぽい こなたはわりと超然としてるから
>>407 その超然としたキャラがうろたえる「ギャップ萌え」属性の持ち主には、
かがxこなは上質の素材なのですよ。
普段がああなだけに特に。
前スレからこの会話は定期的に出て来て盛り上がるなw
かく言う俺はこなたの誘い受けでかがみはへたれ攻め。
こなたがふざけて、かがみの耳とかをかみかみしているとかがみの理性が飛んでしま(省略されまry)
素直で積極的なかがみに攻められる、しおらしいこなた
このギャップだけで俺は死ねる
もう死んでるけど
自分としては、普段超然としているキャラ(こなた)のほうが実は相手のことが好きな度合いが高くて精神的に余裕が無い
とかいうシチュエーションは燃えるものがあるね
その相手キャラがツンデレだったりしたら特に
412 :
1-472:2007/09/13(木) 19:52:56 ID:CKdS1eOm
>>382書いてすぐに寝てました。今から投下します。
例によって別のSS書いてる間に作った、短いSSです。
最後のほうの文章にまとまりがなくなってるのは、自分に言い聞かせていたためです。
>>398 俺もかがこな派で、SSもこっちがほとんど。
こなた視点で書けないというのもあるけど。
>>404 やっぱりこなたは誘い受け、かがみはへたれ攻めだと思うのですよ。
普段は逆だけど、行くところまで行けば。
413 :
1-472:2007/09/13(木) 19:54:17 ID:CKdS1eOm
薄々は感じていたけど、まだまだ先のことだと思ってた。
まだ夏休みがあるんだから、まだ受験があるんだからと、真正面から受け止めるのを拒んできたそれは、でも徐々に迫ってきて、とうとうぶつかった。
気にしないようにと、考えないようにと、必死に抑圧してきたけど、それはただの現実逃避。
終わりは必ずやって来る。
それは入学してきた時、すでに運命づけられていたもの。
桜に彩られたあの日から、忍足で近づき始めていたもの。
――卒業
明日で、高校生活も終わりか……。
放課後の、校舎の屋上。
三月の、まだまだ肌寒い風が体を吹き抜けていく。
空は、どんよりとした曇り空。
気持ちを整理したかった。
明日で、今までの日常は終わりを告げる。
四人で学校に行って、四人でお昼ご飯を食べて、四人で家に帰る。
そんないつもの生活も、次で最後。
後一回で、もう絶対に戻ってこなくなる。
ずっと、いつも通りの毎日が続いていくんだと思ってた。
でも、それは理想を夢見ていただけ。本当は最初から分かってたのに。
終わるときが来るって。
受験が終わって、
一応みんな現役合格だけど、全員、大学も学部もばらばらだ。
わたしは独り暮らしをするつもりだから、つかさとも逢うことは少なくなるだろう。
これからは、みんな別々の道を歩んでいく。
もう一緒に並んで歩くことはないんだろうな。
そう思うと、少し悲しくなる。
414 :
1-472:2007/09/13(木) 19:55:30 ID:CKdS1eOm
卒業したら、どうなってしまうんだろう。
新しい環境での、新しい生活。
慣れ親しんだ友達もいない。
そんな中で私は、楽しく過ごせるのかな。
考えるだけで、怖くなってくる。
どうしようもない不安で、体がぶるっと震えた。
フェンスにもたれながら、ぼんやりと空を見つめる。
空は、今にも振り出しそうな暗い天気。
一つ大きなため息をつく。
出来るなら、ずっとみんなで、重なっていたい。
叶わない幻想だけど、それでもそう願わずにはいられなかった。
「あ、かがみ。ここにいたんだ」
背後で、聞き慣れた声がする。
振り向くと、こなたがいた。
「どうしたのよ、こなた」
「どうしたのって、かがみを探してたんだよ。今日私の家で打ち上げするの忘れたの?
つかさとみゆきさんはもう買出しに行ったよ」
「あ……」
そういえば、今日の朝こなたがそんなことを言っていた気がする。
卒業のことで頭がいっぱいで、全然耳に入っていなかった。
「ごめん、忘れてたわ」
久しぶりにみんなで集まるというのに、私の心は全く晴れなかった。
嬉しさよりも、これでおしまいなんだという虚無感の方が大きい。最後の晩餐のような、そんな感じだ。
こなたが、ゆっくりとこちらに近づいてくる。
隣まで来て、同じようにフェンスにもたれかかった。
「かがみ、最近おかしいよ。なんていうか、全部上の空って言うか、ずっと考え事してるみたいで」
415 :
1-472:2007/09/13(木) 19:56:56 ID:CKdS1eOm
「こなた……」
「今だって、独りでぼんや〜り空を見てたじゃない。もしかして、恋煩い?」
「な、そんなんじゃないわよ」
「分かってる分かってる。冗談だって。でも、かがみもセンチメンタルになることがあるんだね〜」
「……」
こなたはあくまでいつもの調子だ。明日で終わりだっていうのに。
なんで、平気なんだろ。
……本当に、私の気持ちを分かってるのかな。
「……かがみ? どしたの?」
「ねえ……こなた」
「え?」
こなたに聞いてもらいたかった。分かってもらいたかった。
自分の不安を。
それで少しは不安を消すことが出来るかもしれないから。
「明日で、私たちも卒業ね」
「……そうだね。長いようで短かったよね〜」
何気ない日々の記憶が、止め処なく頭に浮かんでくる。
当時は、そこにあるのが当たり前で、だから、全然気づかなかった。
あんなに毎日が楽しかったなんて。
こなたにゲーマーズに連れて行かれたり、みんなで一緒に勉強したり、取り留めのない話をしたり。
そんな何でもない出来事が、今ではとても懐かしくて、輝いて見える。
「もう、四人で一緒に学校に来て、なんでもない話をしてたあの頃には、戻れないのかな……」
こなたは何も言わなかった。
独り言のように、空に向かって溢れ出る言葉を紡いでいく。
「この三年間、普通の毎日が続いていただけだと思ってたけど、今考えたら、その日常が、本当に幸せだったのよね」
416 :
1-472:2007/09/13(木) 19:58:05 ID:CKdS1eOm
生温い風が吹く。
全てを持っていく別れの風。
それを真正面から受けながら、でも喋り続けた。
何が変わるわけでもないのに、何か変わらないかと期待しながら。
「卒業式なんて、来なければいいのに。ずっといつも通りの毎日が続いていけばいいのに……」
涙が出そうになるのを、必死にこらえた。
「卒業したら、みんなバラバラになってく……。ずっと、一緒だと思ってたのに」
少し迷った。
どっちだろう。
こなた、
「私、みんなと離れたくないよ……」
こなたはじっと空を見ていた。私が言い終わるのを待っているように。
「かがみは、今までの普通が終わって、新しい環境になるのが、怖いんだよね」
こなたが口を開く。
「やっぱりかがみんは寂しがり屋のうさちゃんだな〜」
いきなりこなたが私に抱きついてきた。
しきりと頬擦りをしてくる。
「むにゅぅぅ、かわいいなあ、かがみんは」
「な、ばっ、やめなさいよ。恥ずかしいじゃない」
こなたを無理矢理引き剥がす。
不満げな顔をしてるけど、こっちだって恥ずかしいんだからやめてほしい。
「かがみ。かがみが感じてるのは、アニメの改変期と一緒だよ」
「え……」
「一つのアニメが最終回近くになると、みんな哀しんだり、鬱になったりするけど、それは一時的なものなんだよ。
軽めのファンは次のアニメを楽しむだろうし、コアなファンだって最初は落ち込んだり、
脳内補完したりするけど、いつの間にかまた、別のアニメに染まってく」
こなたが何を言おうとしているのかは大体分かる。
でもそれだと……。
「それって、もうみんなと会うこともなくて、新しい友人を作っていくってことじゃない」
417 :
1-472:2007/09/13(木) 20:01:10 ID:CKdS1eOm
アニメが消費されていくように、友達も使い捨てなのかな。
「そんなの、そんなの嫌。私は、みんなと一緒に、いたい……」
涙が止まらなかった。
どんなに止めようとしても、言うことを聞かない。
「大丈夫だよ、かがみ」
そう言って、こなたが横からしがみついてくる。
「アニメが終わっても、関連グッズはどんどん売り出されるし、むしろ終わってからの方が凄いんだよ。
最終回は終わりじゃなくて、無限の可能性を持った始まりで、
それに、他のアニメを見るようになった人も、ずっとそのアニメが好きなまま。そういう気持ちは永久に変わらないんだよ」
今度は引き剥がそうなんて思わなかった。
ただ、嬉しかった。
顔を押し付けてくるこなたの背中を、ゆっくりと撫でる。
そうだ。卒業したって、こなたたちがいなくなるわけじゃない。
離れたからって、交流がなくなったりはしない。友情が消えたりもしない。
私たちは、友達なんだから。
例え何があっても、ずっと。
そう思うと、いつの間にか、心の中に影を下ろしていた不安がゆっくりと解け始めた。
おしまいは必ず来るけど、何かが終わると、また別の何かが始まる。
それに、変わらないものだってある。
もう夏休みも終わったんだから、もう受験も終わったんだから、真正面から受け止めよう。
卒業を。
ずっと四人で重なってはいけないけど、毎日色々な話をすることも出来なくなるけど、それもしっかり受け止めよう。
いつも通りの日常は終わる。四人で同じ道はもう歩けない。でも、
大学に行っても、また四人で一緒に過ごせる日が絶対に来るから。それを信じて……。
こなたは、このことをもう分かってたのかな。
それとも、私が気づかなかっただけかな。
「ありがとう、こなた」
それから、
「これから先、何があってもずっと……親友だからね」
顔を上げると、風に流されていく雲の隙間から、太陽が顔を出していた。
少し早いけど、今日はみんなの門出を祝おう。
終わり
本当にアニメが終わるのが哀しくて哀しくて。
それからやっぱり、俺はガチ百合しか書けないなと思った。
リアルタイムGJ!!
泣いたよ
今青春真っ只中の自分は一体何をしているんだろうと・・・・俺もかがみ達みたいに楽しく学校生活送りたいよ・・・
>>417 リアルタイムGJ!!
眠気が飛んでやる気が出ました。
>もう夏休みも終わったんだから、もう受験も終わったんだから、真正面から受け止めよう。
冒頭から続くこのリフレインは泣けすぎて困るぜ(泣)
いい話だったよ、あらためてGJ!!
>>418 暗黒とは言わないまでも灰色の学生生活を送って、社会人になってから良いことがあった
俺みたいなのもいるぞ。
おまいはまだ大丈夫だ。
俺はまた灰色になったけどなw
友達できなくて、周りからの目線が怖くて中退した俺よりマシだよ
きんもー☆
>>417 こなたのアニメの最終回の話で
もうらき☆すたのアニメが最終回だということを思い出して泣いたorz
だが、こなたの「最終回は終わりじゃなくて、無限の可能性を持った始まり」
を見て元気が出た
・・・・どうやら俺は不治の病にかかったようだorz
>>424 つかさ
「そういえば歌にもあるよね〜、『不治は日本一の病』って」
かがみ
「・・・あーー、つっこんでいいのかしら・・・・・・」
426 :
1-636:2007/09/13(木) 21:48:24 ID:rNP7smq8
>>417 GJ
最近俺もかが×こなの所為で
ガチ百合しか描いていないむしろかけない
みんなと違う大学に進学して一人ぼっちのかがみ
>>417 GJ・・・なんだが、アニメ最終回の文化祭の話が終わった後、エンディングテロップの流れる中、卒業までの過程が
セピア色の止め絵で流れるという俺の最終回悪夢の予想シナリオが頭をよぎった・・・。
アニメ最終回は、二期への希望のある終わり方にして欲しいと切に願っている。
つか、まだみさおとこなたのかがみ取り合いイベントやってねーよ ! (泣)
こなかの百合まとめサイトとかないの?
>>417 やべえ鳥肌たったw
アニメをたとえに出すあたりがいいね
これは神
で、発売日はいつだね
>>432 正直、らきすらより数十倍プレイしてみたいw
まぁらきすらはらきすらでこなかがを少しでも期待しつつ買うわけだが。
,,===、、
// ヾ、
l:| ヾ.
__!__/:ヽ、___l|_
,. -‐_´:-: : : : : l: : : : : : : : : : :`: .、
/‐/: :,: : : : : :, :l: : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : /: : : : : /: /l: : : : ハ: l: : : : : : : l: :`、
/: ,//: :/ : : :_LL_l: : : l:l レA、:_: : :、: l : : l
////: : :l : : : ∧/ l: : : リ l: |丶:`: : l: l: : :l
/ //l: : : l: : : /_V_ヾ: : |l _ヾ__ヽ: : : l:ll: : :l
/│: : ,、: : :lT亦テl ヾ: l T示┬l: : W :、:l < 私ってチョココロネ食べてること多いじゃん?
l : ハ: : ハ`、'::,┤ ヾ P:,:::ノ'lヽ: ト`,:x
V ヽ:l: :l `''´ , `''´'.: ヽl_ノ: N たまにはかがみがお弁当作ってきてくれないかなー
` N: :ゝ、_, ‐"` 、 ノ: : N : : l なんてちょっとだけ思ってるんだよね。
│: : :,‐´` `l-イニ: /: : :ハ: : :l
l : ,亠 ‐、l `〉/: : : l: l: : :l 味は期待してないけど。
ハキ _ ヒ、、/ /: : :/彡l、: l
l//)、 (:::::`:::、 ,'、゙、l Y : : /〃彡l l
/l´ l '`,‐ニ┬┤l `,.l l /,´/ |l
>>432 最高すぎ
もう1ヶ月前に予約した俺は勝ち組
439 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:12:06 ID:YCx2smUj
>>417 GJ!
こなたのアニメの最終回語りのとこ泣きそうになった。
>>432 そのゲームになら100000は出せる
|: : :.:/ /\_______,. -‐一'¨´i ̄¨´:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
|: : / /:.:.:./:.:.:./:.∧:.:./:.:.:.:,イ:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.丶:.:\.:.:.:.:.:.:.\
|: :.{ {:.:.:/:.:.:./:.:(__):!:.:.::./ |:.:.:.:.:.: ∧:.:.:.:.:.ヽ:.:.ヽー----ゝ
|: :.l/ !:.:.!:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.、l:.:.:/ .!:.:.:.:. / ヽ/:.: i:.:.:.:ヽ
>>438 |:.:/ .|:.:.!:.:.:.l:.:.:.:.:.:../「:メ、__,|:.:.:.:/ 、_/ ヽ:.:.:.|:.:.:.:.:.i < 今年は受験で忙しいからそっち方面の話はよくわかんないよ……。
l:/ |:.:.! :.:.!:.:.:.:.:/ |/_ |:.:./ ____ ∨:|:.:.:.:.:.|
|{ |:.:.!:.:/!:.:.:./|≡≡≡ .!./ ≡≡=.ト、ト、:.:.:.:| そろそろ手料理フラグ立ってもいいハズなんだけどナー。
|: >、___|:.:从_|:.:./: | ’|:.:.|:∧:. | 「作って!」なんて言うのは私のキャラじゃないよね。
|/ /|:/:.:.:!|:/:.:.:.! xxx __ xx ノ:.:.l/ ∨ あー!どーすりゃいいんだー!! ギャルゲやったらわかるかな。
>>432 これはGJ!!
今度PS2で出るのもアニメ絵だったら良かったのにね
こなたの方が料理うまいんだから
手作り弁当にして交換とかすればいいのに
まぁついついゲームに手が伸びるのか
443 :
1-472:2007/09/14(金) 04:52:38 ID:TIWw1zOy
>>418 大丈夫。俺だってSSばかり書いてる駄目な学校生活を送ってるから。
>>419 リフレーンはどこかで見て感動してから、一度書いてみたかったのです。
>>422 もう一つの方は割と時間がかかりそうなのでしばらくお待ちください。
>>424 もともとこれは、俺がらきすたが最終回を迎えて鬱になってるのを
自分で治すために書いたものです。
なのでアニメが終わるのを恐れることはないよという文章が結構入ってます。
>>426 俺ももう百合しか書いてない。
昔は恋愛とか百合なんて全然書けない人間だったのに。
>>428 そのエンディングは俺も恐れてる。
二期を信じていられるのはまだ卒業していないからで、卒業しちゃったら……。
>>431 アニメのくだりは、むしろ俺にとってはストレートな表現です。
>>439 ありがとうございます。
今回は授業を放棄して書いた作品だったのでうれしいです。
>>432 な、これはGJだ!
もう最高じゃないですか。
誰か作ってくれないかな。
>>432 すげえw 作った奴誰だよwww
絶対買うね !
PS2版もこんな感じだったら予約してでも買ったのに。
ゲーム版で登場する主人公に、俺は激しく違和感を感じてしまう。男は背景扱いされている世界観の中に、無理やり
俺達の分身という名目で男キャラをねじ込まれても、困ってしまう。
正直、こなたになってゆるゆるとした世界観を堪能したり、かがみやつかさ、みゆきにちょっかい出して、その反応を
楽しむゲームとかにしたほうが面白くなった気がする。
無理に「女の子を攻略」なんて目標を設定しなくていい。目標無しでもゆるゆるとしていれば、いいじゃないか。
>>444 俺とは全く違うな
俺はPS2版超楽しみだ
かがみを攻略しまくるつもりなんだ
>>444 確かにwiiの銀魂みたく神視点でのツッコミシステム搭載…って方がアニメファンとしてはよかったかもね。
前述のツッコミシステムってのは画面の色んなところにツッコミ入れられて、
それによってストーリーや演出が変わるって感じだったはず。
(例)
こなたのボケにツッコミ→かがみがつっこむ
つかさの疑問にツッコミ→みゆきさん解説
会話の端々でつかさにツッコミ→「おもちうにょーん」などのアドリブ炸裂
みたいな。
もちろん放課後の教室でこな×かがイベント炸裂時に教室のドアにツッコミを入れると……
授業中にはクイズイベント、体育時にはミニゲームとかでステータス上げて、
こなたをかがみと同じ大学に入れるイベントとか…
妄想トマラナス(笑)
二期が無理なら京アニ監修で作ってくれないかなぁ……
いいなそれ
>>446 そのゲームがやりたくてたまらなくなってしまった。
やっぱこなたになったり、かがみになったりするほうが楽しいよねえ
>>446 おお、いいなソレ !
とりあえず、こなたになったつもりで色々なキャラの反応を考えてみた。
テーマは「 ス カ ー ト め く り 」 異論は認めないw
こなた「かーがみっ♪」
かがみ「わあーっ !!? な、なんてことするのよあんたはっ !!! 死ぬか? 今ここで死にたいかっ ?」
こなた「おお〜、絵に描いたような見事な縞パン♪ きっと、わたしのために穿いてくれたんだね〜♪」
かがみ「・・・三分待ってやる。遺言を考えろ・・・。」
こなた「つーかさっ♪」
つかさ「わあぁ〜 ! ひ、ひどいよこなちゃん〜 ! (涙目)」
こなた「おお〜、その歳でキャラもののパンツ穿いてるなんて、つかさはニーズをよくわかっているね♪」
つかさ「うぅ〜、こなちゃんのクセにぃ〜 (半べそ)」
こなた「みゆきさ〜ん♪」
みゆき「きゃっ !? い、泉さん? み、見ましたか・・・?」
こなた「・・・。」 ( い、言えない。高校生なのにガーターベルトなんて着用してるんですねとか、下着黒なんですねとか )
みゆきwwwwwwwwwwwwww
>>450 今精神的に凹んでいたはずなのに不覚にも電車内にも関わらずニヤニヤがとまらねぇwwww
450のせいで『かがみが仕返しにめくる→こなたノーパン』というエロパロストーリーが浮かんじまったぜ。
あれ?何か救護隊員が人をかきわけてこっちに来るよ…
うわ!ちょっと待てお前ら!な、何するだー
>>450 の他キャラVer考えた
こなた「みーさーきち♪」
みさお「うぉあ!!なにすんだちびっ子!!」
こなた「ふっふっふっ、私に背後を取られるのが悪いのだよ」
みさお「なにおーぅ、やるかちびっ子!!」
こなた「ゆーちゃん♪」
ゆたか「ひゃ!?お、お姉ちゃん!?」
こなた「ゆーちゃんのパンツかわいいねぇ〜♪」
ゆたか「むぅ〜お姉ちゃん子ども扱いしないでよぉ〜!」
こなた「……」
ななこ「どうしたんや泉、さっさとやったれや」
こなた「いや、そんなこといわれても……」
ななこ「今日のためにスカート履いてきたんやで!?はよ絡んでぇな!!」
>>452 >『かがみが仕返しにめくる→こなたノーパン』というry
あれ?俺が・・・
おっと、誰か来たようだ
俺ばっかりだな、ここは。
>>432 欲しいけど難易度は低そうだなw
逆にかがみがこなたを攻略するのはすごく難しそう
フラグクラッシャーこなた
>>453 ななこ「なんだよ。早くやれよぉ。せんせいだぞー!」
>>457 アプローチを仕掛けようとするたびに
「男だ!絶対男だ!!」とか言われてな。
>>459 それによりかがみがどれだけの涙を流すことになるか・・・
しかし逆にかがみの攻略はかなり簡単そうw
かがみには自分が好意持ってること分からせたら速攻落とせそうww
難易度表
こなた ★★★★★
かがみ ☆
つかさ ★★☆
みwiki ★★★☆
かがみは表面上はツンな態度だけど、その実こなたへの好感度はかなり高いからねえ。
こなたが「好きだよ」と言ってきても初めは「本気なのかな?」と疑ってかかって、本気だと分かった途端に爆発しそうw
こなたをアプローチしてものらりくらりとかわされて、激難って感じだな
友情エンドからそれ以上にいけなくてやきもき、とか
このスレの住民でこなかがのギャルゲー作ればいいんじゃないかな?かな?
よし、俺はプレイする係をやるよ。
実際にmixiで
>>432を作ってる人がいるらしいが
俺はデバック手伝うぞ
>>465 まじでか
mixiとか興味ねーから知らん
mixiにもこな×かがコミュはあるよね
>>463 だってかがみは形式上こなたの頼み一度は断るけど
絶対買い物に付き合ったり、宿題見せたりしてるからなあ・・・
どんだけ好きなんだよって感じだw
そういや陵桜祭2で頒布予定のこなかがゲーがあったっけ
宿題ならしぶしぶ教える〜
怪しいグッズ買うのも付き合う〜
こなたの嫁はかがみん
>>472 みゆき:じゃあ私は中国語でいうところの情人ですね。
うふふ。
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/15(土) 10:14:38 ID:QpgWk/uk
sage
情人って何だ!?
教えてみwikiさん!
ここにはこなかが派とかがこな派の人がいると思うけど、
必ずしもどっちかしか認めないってわけじゃないんだよな。
俺かがこな派だけど、こなかがも好きだから、異端じゃないかと心配してる。
>>476 大丈夫
ここにもいるよ
そして俺の場合更に
こなた受けならなんでも萌えられるという習性までもっている
たぶん俺の方が異端(´・ω・`)
俺もかがこな派だ
かがみが我慢しきれずにこなたを襲っちゃうシチュがたまりません
どっちでもいいんじゃないかねー
本編でもこなたがかがみをイジってるかと思えば、逆にこなたがからかわれてたりするし
そんな感じで仲良くやってくんじゃないか
というか、どっちも完全受けにはなれないというか、やられっぱなしにはならなそう
480 :
274:2007/09/15(土) 12:27:29 ID:pL0Qpe6r
今現在第二期の2話目(続編)を書いてるオレなんですが
書いてる途中、絶対的な疑問が浮かび上がるんですよ
"こなたとかがみの二人は一生二人で暮らすのか?"
と………
だって、その周りのつかさとみゆきは男と結婚するでしょ普通は
一生二人でって事は無いかも知れない………
オレはどっちかってと、NANAみたいに二人は友達として大好きなだけで、二人はそれぞれ違う男に恋するって考えの方が強い(個人的にそっちのが好きだって意味じゃあないよ><)
お前らはどうだ? ぜひ今後の参考にしたい
高校卒業させなきゃいいじゃん
>>480 これはガチ百合が好きか、そこまでいかないのがいいかで分かれるんじゃないか?
俺はずっと一緒にいて欲しいが。
でも何年か一緒に住んだ後で、やっぱり女同士は駄目だから、これからはそれぞれ男を見つけて幸せになろうって別れるのもいいと思う。
>>480 確かに一分に一組離婚する時代だからなぁ
しかも女同士だからなぁ
でも女同士だからこそ別れないで済むかもしれない
難しい……
>>475 遅くなってしまい、申し訳ありません。
それではお恥ずかしながら…コホン。
中国語の『情人』とは、日本語で『愛人』を意味する言葉です。
逆に中国語で『愛人』というと日本語で『恋人』を指します。
なぜ中国語で愛する人を意味する『愛人』が
日本語では『二号さん』や『浮気相手』という意味になっているか?という理由は、すみません…勉強不足なのでわかりませんが、
中国語の『愛人』のニュアンスの一つである『家族のように愛している(大事にしている)人』と言う意味が転用の理由だとしたら、
許されぬ愛に生きている女性にとっては救いになるかもしれませんね。
>>482 ガチ百合以外認めない、そんな自分の生殖機能が時々心配になります
今晩(深夜になるかも)に2話の前半のみだけど、完成したのでうpします
その後にまた
>>480の事をもう一度聞きたいと思います
(´ー`)ノでは、お楽しみに
常識に縛られてるようじゃ妄想は出来ん。
誰がなんと言おうとこなかがは夫婦だ
友情もいいけど
わざわざこなかがスレでやるくらいなんだからガチがいいな
>>487 さすがはそうじろう。やっぱりプロはちがうな
>>480 そこは百合ものの重要ポイントだから〜
個人的には、かがみは純粋に女同士というところで悩んでるのに対して
こなたにとってはそこのハードルは高くないけど、将来のことを考えると踏み出せない
正確には、ガチヲタな自分が世間の価値観から外れる事は今更気にしないけど
かがみをそこに引き込むことに迷いがある、みたいなのがいいかなーと
「かがみは可愛いし、いいコだし、こんなところで道を踏み外さないで普通の人生を送った方が幸せなのかな・・・・」って感じで
そう思ってるから、普段はからかっていてもフラグが立ちそうな空気になるとつい躱してしまう、逃げてしまう
反面、好きな気持ちを抑えきれなくて、かがみに絡んだり甘えたり、独占しようとしたりはやめられない
それがかがみの百合フラグを加速させてると頭では分かっているんだけど・・・そんな矛盾した行動をとってしまうこなた・・・・
もちろん最後はかがみからの告白で決壊ですよw
ちなみに俺は
表向きは かが→こな が強いけど、根が深いのは実はこな→かが っていう こな×かが派w
ま、一生って言うと想像しにくいかも知らんが、30台になってもルームメイトっぽく一緒に住んでるっていうのも
ドラマとかでは割とあるじゃん、負け組的な感じでw
なんとなく女性漫画家コンビみたいな感じもしないでもないw
それ以降となると世の中の価値観がもっと多様化してるんじゃないかなあと
それこそ今から2〜30年前でも今とは大分違うじゃん?
まーその辺は余りリアルに考えても仕方ないぜ
>>492 >表向きは かが→こな が強いけど、根が深いのは実はこな→かが っていう こな×かが派w
ここら辺に全力で同意
>>492 うむ。まさにお前は俺だw 全く同じ意見だな。
ところでリアルな話になって申し訳ないが、未婚化が進む中、一人では生活が立ち行かなくなる人が将来続出する
と思う。すると、男女の夫婦のみが相互扶助の形を取れるのは時代に合わないとの声が将来上がる可能性がある。
そして性別を問わず、パートナーという新しい形での相互扶助形態が現れるのではないかと俺は予想している。
常識なんてものは、厳しい現実の前には案外脆いものなのかもしれん。
こなかがが男を作るなど認められんな
死ぬまで2人に決まっておろう
未婚化が進んでるのは、むしろ生活が立ちいく収入を女性が得られるように
なってきたからだとおもうが。社会で認められて、一人でいきていけるのに、
結婚したら絶対仕事辞めて子育てしないといけないとか馬鹿らしいだろ
もう男性であるだけで家族を養えるような収入を得られる社会じゃないしな。
そういうふうに家父長制が崩壊するなかで、性役割分担の見直しや、クィア理論的な
ジェンダーセンシティビティが浸透していって、他人の性に寛容な社会になるとおもう
ようするに、こなかがは一生幸せに二人で暮らすんだよ
ここは俺のすくつですね
ここは俺のすくつですね
まぁ父権の復権なんて布団が吹っ飛んだみたいな話だからなぁ。
何にしても
>>492のこなかが感はとても面白かった。GJ!
>>492 本当にGJだ。
そういうことを考えられるのも文章に出来るのも凄いと思う。
やっぱり自分より相手のことを考えるっていうのは、愛の証だよな。
>>492 だからいざとなると「いや、私リアルで同性趣味ないし」と逃げてしまうんですな
かがみも「私だって嫌だよ」と返しつつも
帰ってから自室で枕に埋もれて泣く
こなたとかがみなんか
軋むベッドの上でやさしさ持ち寄ればいいのに
>>480 俺のワガママかもしれないが・・・こなたとかがみには別れて欲しくない。
こなたとかがみ、どちらか片方だけでも男と付き合うなんて考えただけで、まるで我が事のようにズキリと胸が痛む。
馬鹿馬鹿しいと笑ってくれ・・・。俺は、こんなにも、この二人の幸せそうな姿に入れ込んじまった。
わかってはいるんだが、虚構の世界の住人に共感しすぎだ。重症だな。
それでもこなたとかがみのカップルに「幸せになってくれ」と願わずにいられない。
お前らほんとにイイ奴ばっかりだな
尊敬するぜ
こなたやかがみに突っ込みたい欲情も少なからずあるだろうに、お前ら
「好きな人の幸せを願いたい心境」ってやつか…
なんつぅか、女同士だとか関係ないんだよな
「並んで立っているのがお似合いの二人」というか
>>507 今までは○○は俺の嫁とか言ってたのに、今回はそれがないんだよな。
二人が一緒になれて、そのまま幸せに暮らせればそれでいいと思ってしまう。
むしろSSとかで二人を幸せにしてあげたい。
つまり俺達は二人を見守るそうじろうってところか
>>507 こなたとかがみはお似合い過ぎるんだ。その間に何者かが、ましてや俺なんかが入る事は許されん。
それも分からずにこなたやかがみに突っ込みたがってるような
棒至上主義の奴はこの俺が許さん。
そうじろう大杉w
>>508 >今までは○○は俺の嫁とか言ってたのに、今回はそれがないんだよな
俺もそうなんだよ。
なぜかいつもと違うんだよ、今回は…
俺のイメージでは・・・
こなた、かがみをからかう(でもどこか可愛い)
↓
かがみ、色んな意味で我慢の限界
↓
こなた「か…かがみ?どったの?なんか目が怖いよ?(汗」
↓
かがみ「あんたが悪いんだからね…!」
↓
こなた「アッー!」
ならば言わせてもらおう
こなたは俺の娘!!
かがみは俺の娘の嫁!!
515 :
1-636:2007/09/15(土) 20:47:57 ID:aJ3kztMk
たった今SSできたぜよ
前回みたいな鬱展開では無いので安心してくれ。あと短め↓
──シャボン玉とんだ 屋根までとんだ──
──屋根までとんで、壊れて消えた──
ねぇ、かがみ。
「何?」
この歌ってさ、ちょっと残酷じゃない?
「アンタはまた、屋根“までもが”とんだ、とかいうんじゃないでしょうね」
違うよ。自分が楽しんで、一生懸命作った物がものの数秒で、消えちゃうんだよ。
夢は儚い。私にはそう詠っているように聞こえちゃうな。
「…………」
〜シャボン玉〜
517 :
1-636:2007/09/15(土) 20:49:03 ID:aJ3kztMk
「ごめんくださぁい」
舌足らずな、小学生のような声が聞こえた。
こんな声を出して、なおかつ家にやって来るのはアイツしかいない。
「おーす。早かったわね」
泉こなた。私の親友、だ。
「いやぁ。かがみんに早く会いたくなっちゃって」
「な、何言ってんのよ!」
こなたの顔がニヤニヤと私を見ていた。
「あれあれ〜。もしかしてかがみん、ドキッてしちゃった?」
うぅぅ。ドキドキするに決まっている。だって目の前で、大好きな、だけど親友のこなたがこんなにも嬉しいことを言ってくれているのだ。
「冗談はこの辺にして、つかさ居る?」
一気に、熱が冷めてしまった。
「……縁側に居るわよ」
ああ、自分でも嫌になる。こんなにも態度に出てしまうなんて。
勿論、つかさのことが嫌いなわけじゃない。むしろ好きだ。でも私の好きな人の口から紡がれる、その三文字に嫉妬してしまう。
つかさが居なければ。そんなことを思ってしまう自分が恐ろしく、怨めしかった。
「そっか。いや、借してた漫画、また読みたくなっちゃってさ」
「そ、そうなんだ」
無理矢理、笑う。きっと、酷い顔をしているんだろうな。
だけど、こなたは造っているようには見えない、綺麗な顔で、笑うんだ。
「そうだ。読み終わったらかがみにも貸してあげるよ」
「私に理解できる内容ならね」
「その辺は大丈夫。つかさぐらいの一般人でも楽しめる仕様だよ」
そう言ってこなたはスタスタと廊下を歩いていった。縁側へ向かっているのだろう。
もうこの家のほとんどが、こなたにとって勝手知ったる場所なのだ。
遠くで、こんにちは。こなちゃん、と聞こえた気がした。
近くで、ギリ、と歯同士が擦れ合う音が聞こえた気がした。
518 :
1-636:2007/09/15(土) 20:50:03 ID:aJ3kztMk
つかさは、シャボン玉で遊んでいた。
年齢を考えれば若干クエスチョンマークが浮かんでしまうのだが、つかさだと違和感がないのはどうしてだろう。
近所でシャボン玉で遊んでいる子供を見て、自分もやりたくなったんだそうだ。つかさらしいな。
ついでに、シャボン液が安売りしていて、十個も買ってきたらしい。正直、そんなにあってどうするんだ。
でも、今つかさはこなたと何を話しているんだろう。つかさはこなの事を、どう思っているのだろう。
そして……こなたはつかさの事を、どう思っているのだろう。そんな事を考えてしまう。
手が、震える。そうであればどんなに良かったか。
結局震えているのは私の心だけで、手など全く震えていない。
私のこなたを想う気持ちは、この程度なのだと、自己嫌悪する。
眩暈がする。立っているのが辛くなり、冷蔵庫にもたれる格好になってしまった。
やけに、肌に冷たさを感じる。それとも、自分が熱いのだろうか。
はたと、思い出した。三人分のジュースを持っていこうとしていたんだった。
「そうそう、くさいんだよ」
「クサイよね」
こなたも、シャボン玉で遊んでいた。
「ジュース持ってきたわよ」
「でかした、かがみ!」
こなたが勢い良くお盆からコップをひったくった。
「有り難う、お姉ちゃん」
つかさは苦笑するようにして、こなたの隣に座った。
私もそう自然に振舞えたらいいのに。そう、理不尽な嫉妬を覚える。
「そだ、かがみもシャボン玉やろうよ」
「え、あ、な、何言ってんのよ!」
出来るはずがない。だって、そのプラスチックのストローは、一本しか、ないのだ。
それは必然的に、私とこなたの間接キスを意味する。
──同時に私は気付いてしまった。つかさとは、したんだな。
「もしかしてかがみ。間接キスとか意識してるのかにゃぁ?」
「そんなわけ──」
ないじゃない。と立ち上がって抗議しようとしたが、最後まで台詞を言えなかった。
ゆっくりと、私の視界はブラックアウトした。
519 :
1-636:2007/09/15(土) 20:52:15 ID:aJ3kztMk
パタパタパタと、団扇が頭上で扇がれていた。
「かがみ? 気がついたの?」
「あ……うん」
思わず、しり込みする。
状況が掴めなかったのもそうだけど、こなたの顔がとても近かったからだ。
「かがみ、覚えてる? 倒れたんだよ」
びっくりしたんだから。熱もあったし。そう、こなたが続けた。
そっか。私、倒れたんだ。眩暈がするなぁとか思ったら……風邪でもひいたかな。
「──シャボン玉とんだ 屋根までとんだ。屋根までとんで、壊れて消えた──」
突然、こたが歌い出した。
「ねぇ、かがみ」
何?
「この歌ってさ、ちょっと残酷じゃない?」
アンタはまた、屋根“までもが”とんだ、とかいうんじゃないでしょうね。
「違うよ。自分が楽しんで、一生懸命作った物がものの数秒で、消えちゃうんだよ。夢は儚い。私にはそう詠っているように聞こえちゃうな」
…………。
「何でかな。もしかしたら、お母さんの事があるからなのかもしれないけど、私は昔から“永遠”に憧れてるんだ」
こなたの目が、遠くを見ているのは、お母さんの事を思い出しているからなのだろうか。
「だけどね、半分諦めてる。永遠なんて、ただの幻なんだって。かがみや……つかさや、みゆきさんと永遠に笑って暮らすなんて、不可能なんだって」
どうして、気がつかなかったんだろう。この子は見た目どおり、こんなにも脆く、儚いのだと。
いつも明るく振舞っていたから?
違う。そんなのはただの言い訳だ。私が自分の責から逃れようとしているだけ。
それに、そう。今するべきことは、過去を悔やむことじゃなく、今を後悔しないように行動することだ。
「ちょっと待ってて!」
「え、ちょ、かがみ」
こなたの制止を振り切り、私は台所へ走った。
コイツは酷い勘違いをしている。それを私が正さなきゃいけない。否、私が、正したい。
どこにしまってあっただろうか。上の戸棚に──あった。後は、ベランダだ。
520 :
1-636:2007/09/15(土) 20:53:37 ID:aJ3kztMk
「こなた!」
「あ、何処行ったのか、心配したよ。てか、何持ってるの? たらいと、ハンガー?」
そう、私の両手には、たらいと、変形させて円を描くハンガーが大小二つ、握られていた。
つかさの買って来た、ありったけのシャボン液をたらいにぶちまける。
「何、してるの?」
私はこなたの質問に答えず、たらいに広がるシャボン液に、小さい方のハンガーをつけた。
そして、シャボン玉をつくる。
「…………?」
間髪いれずに、大きい方のハンガーにシャボン液をつけて、大きなシャボン玉を、つくる。
「あ」
二つのシャボン玉は、割れてしまう。失敗だ。
もう一度。もう一度、もう一度、もう一度……。
「ねえ、かがみ。何してるの?」
こなたがそう言った時だった。
「出来た!」
二つのシャボン玉が、片方を包含して、浮いていた。
それらは、運命共同体。どちらかが失われるとき、もう一方も消えてしまう。
そして、数秒を待たずして、壊れて……消えた。
「こなた、やっぱり“永遠”なんてない。私はそう思う」
こなたは俯き、それでもその足でしっかりと立って、私の次の言葉に耳を傾けている。
「だけど、今、一緒に居ることが出来る。大切なのは今、どうするかなんだよ。明日どうなっているか、一年先にどうなのか。そんな事を心配していたらキリがない。だから、今を精一杯良い方向に生きるんだ」
こなたの頭が少しだけ、動く。
「今の二つのシャボン玉のように、私がこなたを包んで、二人で一緒に、いよう。今を二人で」
「かが、み……」
こなたの頬には、いつの間にか涙が流れていた。
私も、泣いていた。
──ねぇ。かがみ──
──何?──
──私、かがみの事が、好き……です──
──私もだよ、こなた──
521 :
1-636:2007/09/15(土) 20:55:03 ID:aJ3kztMk
コレで終わりです。お付き合い有り難うございました。
>>521 リアルタイムGJ!
終盤のシャボン玉の歌を冒頭に持ってきてるのが本当にいいな。
アニメにも終わりがあって、それに対する興味や関心にも終わりが来る。
でも終わりなんて気にしてたって意味がないんだから、今を楽しむ方がいいのかなと思った。
なんか涙が出てきそうだよ。
>>521GJです
未来は不確定で不安になるけどその未来は必ず今に繋がってるから
今を大切にすることが未来を大切な愛しいものにすることになるんだよね
そして微妙に亀レスになってしまったが…
>>480 ちょうどその問題を書こうと思ってたとこだ
なんというシンクロ
常識は打ち破るものだけどその常識の偉大さに逆に打ちのめされたり…
お父さんお母さんのいる幸せな常識をつくれないのは悲しい気がする…
>>495>>498 俺は未婚化の原因は個人主義による生活単位の個人化に見てる
その中で日本は圧倒的に夫婦であることが有利になってる社会らしいな
父系社会ではどこでもそうなんだろうが
新しい法的な相互扶助関係は欧州のどっかで既にできてると聞いた
でも個人的には社会はそこまで進んではいないなと感じる、というか俺がそこまで進めてない
姉妹の愛憎劇になるのか
かがみ死亡とみせかけて実はこなた死亡ENDかと ハラハラしたが
いい話で終わって何かホッとした
ここはみんないい奴だな
とりあえず、ルームシェアの延長みたいなノリで
だらだら一緒に暮らしていけばいいじゃないとか思っている俺はぬるいのね……w
>>527 らき☆すた的にはそれでもいいけどこのスレ的には足りんのかもw
>>521 超GJ!!!!
なんかこういうSS読むと目から水がでてくるよ・・・・
>>527 おれもそういうレベルで満足するよ
正直ちょっと上のガチすぎる妄想には付いていけないw
>>527 2人、黙々と読書中にふとさりげなく
(しかも視線は本に向いたままで)
かがみ「…ねぇ、こなた」
こなた「…んー?」
かがみ「そろそろ一人暮らし始めようかと思ってるんだけど…」
こなた「んー」
かがみ「……アンタも一緒に住む?」
こなた「………んー、別に良いよー」
かがみ「…そう」
こなた「…うん」
だ、駄目だ…なんか違うな…
>>527 二人でだらだら一緒に生活で十分満足だけど、そこに男の影が入るのだけはダメだ!
ってのが多いんじゃない?
俺がそうw
どっちかっつーと
「やふー、かがみー」
「ちょっ…吃驚するじゃない、事前連絡もなしに…って、何その荷物」
「今日から私、ここに住むことにしたから」
「また何かの漫画に影響されたか?それともアニメ……
………えぇぇぇぇーーーー!??」
こんなノリがいい
>>527 それはそれでアリだな、何ものにもとらわれない新しいライフスタイルだ
>>504 見たことあると思ったらゆたかか
いま書いてるSSに少し似てるかも
けっこうガチだけど投下自重したほうがいいか?
>>527 俺としては、「やっぱり猫が好き」みたいなノリでやってほしい
あれは三姉妹だが
ガチでもマターリでもいいんでないか。こなかがが幸せなら。
おまいら!!かがみぼっちスレにこのスレ的神SS後輪してるから行ってみろ!
>>538 行ってきた。
心にかかってた靄やら霞やらが跡形もなく消し飛んだぜww
ルームシェアなら
大学が違ってもできるだろうから
かがみが司法試験の勉強をする間に
こなたは在学中にラノベ作家の道を志し
かがみに批評してもらう日々を送って
回る糸車のように父と同じような道を歩み
今度こそ幸せになってほしいな。
数年後の設定は
女弁護士かがみと
ラノベ作家こなたの推理モノになっても
それはそれで見たい。
毎日100%?ナイナイナイのMADを見ることが日課になってる俺、参上。
最終回が近づくにつれて一日の再生回数が増えていくw
しかしこれはマジで何度見ても飽きない。
・・・病んでるなぁorz
女弁護士かがみの親友にしてブレイン、それがラノベ作家こなた!
544 :
274:2007/09/16(日) 04:17:44 ID:QHhGOfmS
遅くなりました
ω・`)サーセン
546 :
274:2007/09/16(日) 04:23:44 ID:QHhGOfmS
遅くなりました
ω・`)サーセン
二期の第1話(274-281)
━━━━━━━━━━━
第2話 『雨あがり』
前半
《1/》
「あう…う…、かが…苦し…」
突然真っ暗な世界で、私はこなたの助けを求めている微かな声に気付いた
「えっこなた!?どこっ?
どうしたのよ!?大丈夫!!?
…………あれ?―――」
私は大声で叫び、気付くとベッドの上にいて、時計は5時5分前―――
小さなベランダのカーテンの向こう側から爽やかな早朝の香りと小鳥のさえずりが―――
「ん、夢?…か…。ふああぁ〜」
私は毎朝恒例の大きな欠伸と力いっぱい背伸びをした
「あのぉ…かがみ様?…これ結構重い…んだけど…」
こなたの声が、さっきよりリアリティを増して聞こえてきた
「わ、えっこなた!?あ…、ごめん!」
こなたが私の下敷きになっていた事と、ついさっきまで私がこなたに寝ぼけて絞め技?をかけていた事に気付き、ベッドから慌てて転がり降りて謝った
――そう、こなたは私の家に同棲する事に…同棲ってなんかいやらしいな………
――そう、昨日の晩から共生する事になったのだ――
《2/》
「私がいるの忘れないでよ…ったく、もう…」
こなたはムスッとした顔つきで腕を組み、私に言った
「いやーホント悪かったって、つい…ははは…。」
私は半ば苦笑いで謝った
「『つい…』って、ホントにヤバかったん………?
かがみぃ何、これ?
すごいじゃん?こんな長い枕初めて見たよ。」
こなたは興味津々で私に問いかけた
「見たら普通わかるでしょ。
抱き枕よ、だ き ま く ら。
あんたは持って無いの?」
こなたが家に来た時はいつもベッドの下に隠していたが、こうも簡単に知られてしまうとは
「…一生の、不覚。」
そう小声で呟いた
「私の家にはこんなの無いよ。
へぇ〜これが、いわゆる………ウサちゃん
…否、ツンデレ必須のアイテムですな」
――…やっぱりあんたはソレかい…。――
「ねぇかがみ、これ今晩貸して〜」
「えっ、…もう、しょうがないわねぇ。」
「やたー、かがみ様マンセー」
こなたには余程好みの物だったらしい…
「ったく、かわいいとこあるじゃない…。」
私は微笑みながら、そう口ずさんだ
《3/》
あっという間に時間は流れ
既に時計の針が06:30を過ぎていた
私は親に心配かけさせちゃ駄目だからとこなたを説得して、朝の内に家に一度帰るか電話をするように言った
こなたは少し悲しげな表情を浮かべながら、小さくうなずいた
今日は月曜 いつもこの時間帯に起きて学校に行く用意をしだす頃
私がシャワーを浴びてる間に、こなたは朝ご飯を適当に作ってくれていた。
「ほう、あんた料理は上手いな」
「………ただの味噌汁と玉子焼きだよ?かがみん」
「くっ………こ、これなんか結構イケテるじゃない。」
「かがみぃ………、これ冷凍のベジタブル混ぜて作っただけの普通の卵焼きだよ。」
「………ううっ」
しかし、こなたは私に微笑みながらこう言ってくれた
「ねぇかがみ、今日はもうおかずの材料ないからお弁当の分作れなかったけど、明日からは私がお弁当作ったげるよ。」
その瞬間私は、こなたにしては爽やか過ぎる笑顔に、不覚にも萌えてしまった
――自重しろ私――
そう脳裏に幾度も刻んで、そのビジョンを記憶の奥深くに封印した
《4/》
そろそろ家を出る時間だ
「こなた、あんた今日バイト何時から?ほら合鍵。渡しておくわ。」
「あ、うん ありがと。11時半から20時半くらいまで」
「その前にちゃんと、家に事情を連絡しておくのよ。
…わかった?」
「わかってるよ」
そっぽ向いたこなたから、不安そうな返事がきた
私は最後にもう一つ、近づいてこなたの頭を撫でながら、微笑みこう言った
「あんたの居場所はここにもあるから心配するなって」
そう言うと、こなたはニッと笑いながら親指を上に立て、軽く握った拳を私に向けてつき出した
今の気持ちのサインか――
そう思うと、私もまたニッと笑いながら親指を上に立て、軽く握った拳をこなたに向けてつき出した
玄関で私は座って靴を履きながら言った
「それじゃあ行ってくるわね
後は宜………」
こなたは、私が喋っている途中に近づき、私の頬に軽くキスをした
私は驚きながら言った
「ちょっ何!?」
「お出かけのちゅうだよ、かがみん」
「もうっ!」
そう言って私はバッグを持ち、扉を開けた
「行ってらっしゃい」
手を振りそう言ってくれた
外は眩しいくらいの朝日
―――どうやら昨日の雨雲は去っていったようだ――
とりあえず前半だけです
後半含めて完成したらまた再うpしますんで
>>550 GJ!かがみが可愛いなぁ!
頭を撫でられるこなたも可愛らしくて素敵です。
しかし本当に申し訳ない
遅くなった挙句、途中投稿規制………
携帯厨のオレ涙目………osz
>>550 GJ!
もう全体の雰囲気が好きだ。
でも何故かどこか寂しげな気がする……。
一日一回はこなたとかがみのキスシーンをイメージしてしまう俺
おおっと、俺なんか一日10回は妄想してるぜ?
>>552 GJ!!
『今の気持ちサイン』は(・∀・)なぁ。
でもそのせいで一瞬にしてクレヨンしんちゃん(コミック版)の『今晩やらないか?ブロックサイン』を
つかさたちに隠れておくりあう二人(同棲中)を想像しちまったぜ(苦笑)
かがみ:パッパッパッ(今日もつかさ泊まって行くって)
こなた:パッパッパッ(えー、なんだかんだで最近かがみ、私に構ってくれないね)
バッ、ババッ、(´・ω・`)(私にあきちゃった?)
かがみ:バッ、パッパ、ナデナデ(そ、そんな訳ないじゃない…大丈夫、わたしこなたのこと大好――)
つかさ:ぱぱっ、ぱっぱ(わたしすこし席外そうか?)
かがみ:ぶんぶん!パパパッ(なんでつかさがサインを知ってるのよ!!)
つかさ:ぱぱぱぱぱ、ニコニコ(ゆきちゃんに教えてもらったのー)
にぱぱぱぱぱ(ふふふ、困っちゃったねー)
病気が進行してるなぁ…
梨花ww
泣き虫こなたん 慰め編
「あんたさあ、私達以外にリアルの友達って居たことあるの?」
「えっ」
それまでもきゅもきゅとコロネを貪っていたこなたが、びくっとその動きを止めた。
「? ちょ、ちょっとこなた……?」
「…………」
何気ない一言のつもりだった。
飄々としたこなたのこと、どうせ何かしらのネタで返してくるに違いない……
かがみはそう思っていた。
「………うっ」
こなたが嗚咽を漏らすまでは。
「!? こ、こなた!?」
予想外の展開に、かがみは動揺した。
「……えぐっ、うっ……」
こなたは泣いていた。
小さな肩を震わせ、ぽろぽろと涙を零していた。
「あ、あっと、えっと……」
困惑し、狼狽するかがみ。
どうすればいい?
否、頭ではわかっていた。
このいたいけな少女を泣かしたのは他でもない自分なのだ。
今すぐにでも、自分は心の底から謝罪をしなければならない。
しかし、それを伝える言葉が浮かんでこない。
ごめんなさい? 悪かったわ? 冗談だったのよ?
違う、違う、違う。
そんな言葉じゃないんだ。
今眼前ですすり泣いている親友に向けるべきものは、そんな言葉じゃなくて――
気が付くと、かがみはこなたを抱きしめていた。
「……かがみ……?」
ふと顔を上げ、きょとんとするこなた。
「…………」
かがみは何も言わず、黙ってこなたを抱きしめる。
ぎゅっと、強く。
「……かがみ……」
こなたの表情が和らいでいく。
「……ごめんね」
「ううん」
「ごめん……」
「もういいよ、かがみ」
こなたは笑った。
すっかり、涙は枯れていた。
あの頃の自分。
泣いてばかりいた自分。
そんな自分も、今度こんな風に抱きしめてやろうと、こなたは思った。
fin.
ごめん、1つだけ。
「涙が枯れる」のは、泣きつくして涙もでなくなったという表現だから、
「涙は乾いていた」とかのほうがいいかも。
>>558 思いっきりアニメ本編の絵柄に見えるんだが・・・公式絵なのか? それとも誰かがコラージュでもしたものなのか?
気になるなw
ところでついに最速地域では今夜で最終回なわけだが・・・こなたとかがみの仲に進展はあるのだろうか。
脚本書いた美水先生のことだから、無難にただの友情みたいな形で終わらせる可能性が高いと思うが、それでもかすか
に恋愛的な要素はないかと期待してしまう。病んでるな俺w
でもDSのゲームのイラストに、こなたとかがみの結婚式みたいなイラストをネタとはいえ描いてくれたくらいだから・・・少
しは期待してもいいよな?
あとはただ、二期への希望の持てる終わり方をしてくれますように・・・。
今夜最終回か
気持ち的に最終回放送前にSSを投下したいので
まとまり切らないかもしれないけど274氏が後編を投下したら俺も投下したいと思います
ついでに例の歌の「役割分担がおかしい」って歌詞がツボってしまった
こなたは余裕なのに自分だけドキドキさせられて(ry
俺も病気が…
大丈夫、ここ見てる時点で病気仲間さ
>>564 23時59分で時が止まったらいいのに。
最終回なんてなかったらいいのに。
本当に鬱だ……。
最終回はずっと見なければok
>>567 元気出せ。
ハルヒだって綺麗に終わっていたのに二期が始まったんだ。
なぜだと思う? それはファンの後押しがあったからさ。とするならば、放送が終わっても俺達がらき☆すたを愛で
支えてやればいい。
それにこれだけ商業的にヒットしておいて、二期が作られないというのも不自然な話だ。
大丈夫。根拠はないが、俺はなぜか、素直に二期の存在を信じれるんだ。
みんなも同じ気持ちのはずさ ! だから、元気出していこうぜ !
そうやってストパニ2期を願いながら、
もうすぐ1年になりますね。
2期はやってくれればうれしいが、劣化するのは怖いな。
過去にも続編でめちゃくちゃなった作品数知れんし。
>>569 ありゃ原作をなぞっててで原作が続いてるからな
らき☆すたやストパニは原作無視だから別の話。
1万本売れたおとボクの2期を願ってやまない俺もいましたよ
病気でなにがわるいッ!
悪くない!!
GAなんて4期まであったんだから、アニメオリジナルでやれば2期も夢ではない
2期やるんだったら、アニメ店長も白石も要らないから、
こなた・かがみ・つかさを中心にしたシンプルな話にして欲しい。
もちろん、こなかがorかがこな要素を多めにしてくれたらベスト。
>>569 ありがとう、少しは楽になったよ。
俺も二期を信じることにする。
思いっきり後押ししてやるぜ。
でもどうせなら、月一でいいから2年くらいやってもらいたいよ……。
>>582 どうあがいてもみゆきのことです。本当にありがとうございました
ひかる先生ですね^^
となると嫁のふゆき先生も必須に
とりあえず内輪ネタはいらないな 白石とか
中の人全員集合とかいう綺麗じゃない終わりかただけはやめて欲しい。
俺は内容うんぬんよりも、とてつもなく『ED』が心配なんだが。
もし谷口で終わらせたりしたら、絶対に許さない。
監督美水先生だしネタで終わらせるって事はないんじゃない?
今頃早い人たちは最終話を見てるのか……。
俺の地域は明日だけど、見るのがつらい人も頑張れ。
終わったら、俺にとってはネタばれだけど、EDがどうだったか教えてくれ。
おわったよ……
見るまではすっごい怖かったけど、なんかこうホッとした。
>>589 ノーコメント。
今回は密着率高かったな
気がつけば隣にいる二人
まぁ評判いいみたいでよかった
明日が楽しみだ
こなかが分ある?
エロパロ板のネタバレが別の意味で酷い件について
>>590 お前、いい奴だな……。
不安でたまらないけど、しっかり受け止めてくるよ。
評判も悪くないみたいだし。
最終回にも関わらず寂しさを一つも感じさせない終わり方ではあった
エロパロの住人達のテンションがおかしい件について
俺、最終回まであと20分ちょいなんだ。
どんな心構えでいたらいいんだ。
心臓の鼓動が上がって、昨晩も寝れてない。
最終回の最後が予想通りかよorz
こなた「やっぱりかがみは可愛いねぇ〜」
>>601 そこの一連の流れはニヤニヤ動画過ぎたwww
そこより顔を見合わせるあのシーンが
微妙に流れがネタバレになってきてるから
そろそろやめてくれ
同意
唯一の心残りはこなたとみさおのかがみ取り合いがなかったこと
23話でこなたの圧勝だったから別にいいけどな
予想通りすぎてワロタwwwwwww
とうとう百合萌え板にまで手を出し始めたぜ…
エロパロ・キャラ単独・百合萌えの3板で桃色トライアングルだフヒヒwww
百合スレ放心状態だけどなw
EDのせいで、虚脱感が凄まじい……
誰か、俺をかがこなで萌えさせて、むしろ燃えさせておくれぇ〜orz
今年の流行語大賞:「くじら自重」
今回を見てかがみとこなたのカップルは
一見強引なかがみが主導権を握ってるように見えて
実際はこなたの思い通りに動く生活になるんだろうな〜と実感した
かがみはこなたに弱すぎw
こなたはかがみの性格把握しすぎW
こなたはかがみが居ないとか、自分の相手をしてくれないみたいな状況には弱そうだけど
それ以外の状況ではこなたの独壇場かなって思うよ。
てーか、本当に今回のやり取りはよかったw
確かに俺達百合厨はキモイ
だがしかし、これだけは高らかに言える
『俺の嫁厨よりはキモくない!!』と!!
2期にも期待しますか・・。
こなかが最高b
最終回を迎えても、このスレには俺がいっぱいだなw
特にこなかがの関係については禿げ同すぎる
しかも最終回は作者脚本らしいし、今後の原作にも期待大だぜ!
こなかがは永遠に不滅ですよ
あァ、そうだな・・・・
>>625 東ガルの夏コミ本か。
で、間に挟まっている漫画は何だ?
ショップ行くとらきすた本は沢山あるけど、
どれが百合本だか見分けが付かないから困る
らき☆すた本はかたっぱしから……
>>631 どうみても誤爆です
すいませんでした、気にしないで下さい
>>631 不意打ちww
不覚にもノってしまったじゃないか
>>634 やはり神はこっちのスレも見ていたのね・・・wGJ!
つーか誤爆すまんw
もう404じゃねーか!
気になる
ちょ誤爆かよww
でもこのスレにぴったりじゃねーかww
最終回観た。綺麗にまとまっていた。まとまりすぎて、果たしてここから二期へ繋げることが出来るのか不安だ。
卒業まで残り数ヶ月。二期あったとしても1クールくらいになってしまうのだろうか?
あって欲しいけど無理だと思うなぁ。原作にやってないネタはあるけど、
もう時間がここまで流れてる以上使えないしね。
そりゃあ原作みたいに突然サザエさん時空化すればいくらでもできるけど、
原作のぶつ切り4コマの行間をオリジナルで補完して、年月の流れとか
みんなの関係性の変化とかが感じられるのがアニメの良さだったしなあ。
原作はあるし、ハルヒみたいにゲーム化は少し後になるだろうし、
ライブとかOVA、劇場アニメとか話題をなくさないような仕掛けして
2年後ぐらいにまたアニメ化するんじゃない?
これだけ期待度の低さを超えて
金になったアニメも珍しいだろうし
>>641 >>642 いや、ここで時空魔法『ロ ス タ イ ム』の発動じゃね?
意外と卒業までは(鋼の錬金術士のように原作者と話し合って)もう既にアニメ独自のストーリーが作られており、
次週何事もなかったかのように一年生キャラに奪われた尺分の25話(受験話+高校最後のバレンタインep.)が放映されて
ラストにつかさの『もうちょっとだけ続くぞい』のセリフとともに幻の26話(卒業式+ホワイトデーep.)の予告が…
実はらき☆すたは全26話の13話2クール作品だったことがここで判明→ファン狂喜とか。
…は100%?ナイナイナイか…orz
まあ最終回のタイトルが『未完』であることから考えるに、現実的に有り得るのはOVAじゃないかなぁ?
今俺の邪気眼で未来を見たところOVAは四本。
テーマは主要キャラ(こなた・かがみ・つかさ・みゆき)の一年生時代、もしくは大学最初の一年を描いた『春夏秋冬』で、
発売順は『秋』(メイン:つかさ)→『春』(みゆき)→『夏』(こなた)→『冬(春)』(かがみ)。
もちろんこれは京アニシャッフルでストーリーは…
いかん…邪気眼を使い過ぎたようだ…くっ、ストーリーは見えたんだが、目が…目がぁぁぁ(ry
646 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 18:45:30 ID:OBg5DAMX
仮に2期があるならこんな2クール編成だと自分はいいな。
1クール目はこなたたちが陵桜に入学して1年生だっだ頃の空白の1年間を描き、
2クール目は2、3年の一期ではスポットを浴びなかったエピソードなどを描いてく。
そして最終回は卒業式でその後のそれぞれ進路をエピローグでってな感じかな。
時間軸はあまり関係ないというか気にしていかない風がいい。
例えるなら「ひだまりスケッチ」みたくね。
俺としては、皆が友達になった経緯みたいなのやってほしいな。
特にかがみとこなたの。
>>644 いじめの時はなんてもん描くんだと思ってたが、あんた神だ
>>646 それはなかなかよさげだが、1クール目のこなたのテンションが心配だ。
1話のノリで淡々としてるのかと思うと……
いや、俺はああいうノリも嫌いじゃないけど。
俺としては、かがみがこなたに惚れた経緯みたいなのやってほしいな。
むしろパティの方がこなたよりも策士だったりする・・・・・
>>644 絵柄からしてこなた自殺スレの職人さんか?
題材はともかくとして、あんたの絵は好きだ
これからもこっちでも活動してくれると嬉しいぜー
真面目に二期をどうすれば良いか考えてみた。スレ違いではあるが、微妙にこなかがと関係あるので許してくれ。
正直、卒業まで残り少ないあの時点から二期を続けるのは苦しいだろう。原作の発刊スピードも遅く、待っていられない。
そこで、問題を解決するウルトラCを思いついた。話のコンセプトを変えるんだ。一期のコンセプトは「日常をゆるゆると」
といった感じなのだと思う。事実、一期でのこなたとかがみは「友人」の範疇を越えていなかったと思う。
それでは、もしそれに恋愛的な要素を加えてスタートさせたら?
例えば一期でただの友人として終わったこなたとかがみが、何かの拍子でお互いを意識する展開とかもあり得ると思う。
一期とは全く別のものになってしまうかもしれない。けれども、一期とは別の可能性の世界、別の時間軸を作れると思う。
別の可能性の世界なのだから、時間が高2年時から始まっても全く問題ない。こうすれば公式ガイドに収録されていた
四人組の馴れ初めの話なども回収できる。人気のある、みさおとこなたの初顔合わせエピソードも入れる事ができる。
オリジナルの話を中心にすれば、1クールくらいは余裕でいけると思う。こなたとかがみの関係を中心にすれば、それに
絡む最近人気なみさおの出番も増える。
二期をうまく実現するには、こうするしかないんじゃないかとさえ思う。俺の頭だと、これが精一杯。 orz
というかネタが「ついんころねこ」と被っとるww
やっぱり考えることは皆同じなんだな…そんな皆が好きだ
>>646 あれ?俺がいる。
アニメが2年から始まったのは、このための伏線だと信じてるんだ。
もう時間軸を無視していいから、二期を作って欲しい。
卒業はカットして何事もなかったかのように3年生を繰り返せばいいじゃん
お前らやっぱり19歳以上は不可なんですかw
>>658 俺的には可。なんでもありだと思う。
でも今書いてるSSが余裕で19歳以上なんだが…やばいのか?
>>658 俺は19歳以上でも大丈夫だと思ってる。
まあ、俺はまだ18歳以下だから大学とかそっちのSSは書けないんだが。
こなかがスレなんてあったのね。
しかも2スレ目とはこなかが好きとして一生の不覚orz
というか最終回放送後に気づくなんて遅すぎ。
アニメは終わったけどこっちはまだまだ盛り上がる?
とりあえずSS読み漁ってきます。
662 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 21:19:43 ID:yQT3gxwK
同じく、このスレがあったことに気が付かなかった・・・orz
最終回は良かった、2期もほぼ確定だろうから期待したい。
出来れば出会った辺りからのスタートで。
よし、冬受かったら「こなかが」で本描こう〜
* *
+ + +
/^l *
,-‐-y'"゙"''゙゙"´ | +
ヽ、,;' * ´ ∀ ` * ミ * *
+ ミ つ と ミ * +
ミ ゙;; ハ,_,ハ +
';, ミ ,; ´∀`';
`:; ,:' d゙ c ミ *
U"゙'''~"゙''∪ u''゙"J
┏━━━━━━━━┓
┃ |>はい . いいえ ┃━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗━━━━━━━━┛ ┃
┃
>>661-662たちがおきあがって ┃
┃なかまになりたそうに こちらを見ている! ┃
┃ . ┃
┃なかまに いれますか? . . ┃
┃ . ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
こなかがだったら24時間中色々なパターンを
妄想していられるよ・・。
そして、このスレでまた妄想の幅を広める・・。
かがみかわいいよかがみ
>>661 むしろ終わってからの方が盛り上がると思う。
まだまだ勢いは止まらないよ。
うはww二日いなかっただけで
こんなに書き込みが……ここも大きくなったもんだな
最終回これからニコ動でみてくんよ
最終回見た後の変な勢いで小ネタを投下(´・ω・`)
「ねぇ〜かがみぃ〜」
「・・・」
「か〜が〜み〜様〜」
「・・・・・・」
「むー。本ばっか読んでないでゲームしようよゲーム」
「んー・・・今いいところだからあとでね・・・」
「これ一人でやってもおもしろくないんだよ〜、一緒にやろうよ〜」
「んー・・・あとでー・・・」
「さっきからあとであとでって・・・。もういいよ!わかったよ!
そっちがその気なら・・・・・・。フェッフェッフェッ」
「(ん?なんか急に静かに・・・)」
モゾモゾ
「ひゃあっ!???」
「か〜がみ〜ん♪」
「ななななにやってんのよお!!!」
「ふっふーん。遊んでくれないとチューするぞー」
「ほあああああああああああ!!!!?」
↓的なシチュの絵
ttp://blog-imgs-11.fc2.com/n/u/k/nukonukonoyutu/konakagamin.jpg 二人がこの後どうなったかはご想像に・・・
うん、病院行って来ます。
>>667 ばかやろぉーーーーー!!
なんてことしてくれちゃったんだ!!
あ〜ぁ、ほれみろ
ニヤニヤしすぎたせいで、俺のほっぺた溶けちまったじゃねーか……
GJ
ホホッ、これはいいですね
>>667 こっこれは・・口元のニヤケが止まらねぇ・・!
自宅で療養しよう、なっ?
最終回は露骨なのはなかったけどナチュラルに仲良かったな
今までの集大成で、あの信頼関係が築かれたという感じ
二人で見合うとことかね
>>667 GJ!!
出来たらでいいけど今までのこのスレのSSの挿絵描いてくれ
公式では絶対くっつかないってわかっていても期待してしまい
結局それっぽいシーンだけで終わる歯痒さもこなかがの魅力の1つだよなぁ
百合はゆたかとみなみが担当しているし
アニメや原作でのこなかが絡みはかがみのツンデレキャラを際立たせるためのものだと…
わかっているのに…妄想が止まらん…!
まったく、恐ろしい二人を生み出してくれたもんだ
うわあああああああああああああああああ
かがみん描こうと思ったらきめえ絵しか出来ないいいいい
ごめんよおおおおおおおおお
677 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:47:28 ID:DEms2Rob
>>663 手間かかってるなあ・・・たぶん漏れは小さいほうだなwww(662)
前言撤回、今から描き始めるわ!
このスレにいる奴好きだわwwwこなかがに栄光あれ!
こなたがその気になればかがみはあっという間に攻略できそうだ
と最終回を見て思った
かがみがこなたを攻略するのは難しそうだが
力ずくでしようとしてもこなたのが実は強いだろうし
>>677 するってえとオレが大(661)かい。
まあ、何らかの形で参加したいとは思うけどさ。
>>665 アニメのまだまだ続くみたいな感じの終わりかただと
妄想の余地ありありでいいね。
今後のこのスレでの二人の進展に激しく期待。
あと、ぱっと読んだが
>>330がすげえツボった。
他にも甘ったるかったりちょっと鬱だったりいろいろGJです。
>>130にも感謝。あとで一通り目を通します。
>>678 まぁ、かがみが素直になれば泣き落とせる
素直になるのが難関なのだが
>>681 こなたが真剣に言えばかがみのリミッターは簡単に外れるだろうさ
>>680 すまん、死亡ネタとかは注意書きしてくれ・・・
最終話見てきた。
まあ、考える中での最悪のパターンではなかったので、よかった。
むしろ最高の方に近いかな。
こなかがの絡みも、良質なものが多くて満足してる。
あの終わり方は大体見てるときに予想できたけど、あれでいいと思った。
十分二期を信じることが出来る。
でも何故か寂しくて、なんでもないところで涙が出てきた。
これで終わりなのかなと思うと、少し悲しいな。
最終話なのに本当にいつもどおりの感じで、それが逆に辛い……。
,,==ニ=、、
// ヾ
l| ,、 `
,.-.‐┼.──‐´: ├─.-.-、._
/::.::./::.::.::.::.::.:l::.::.::l:.::.::. ̄ヽ ̄ ̄`
/:.::.::.//:.::.::.::.::.::./l::.::.::l.::.::.:::.::ヽ::.ヽ
/:.::.::./:/.:.::.::.::/.:/.::ll.::.::∧l:.::.::.::l.:.ヽ:.::ヽ
l.::.::/.::l.::.:.:/77‐ /l.::./ lA、_::.:l:.::.:ミヽ:ヽ
|:.:://:l.::.::.:〃/ l |.:/ l|ヽ:.::.l.::.::.::l ヾ、
. l:.l/:.:l.::.::./ / ´l.:/ ll l.::.l.::.N:.:l
l.::,r┤:./l 三三 l/ 三ヨヘ人/ ヾl
│ヽ l:/::.l , ・l:N:.:/ `
l:l:.::.レ:.:丶_" ー'ー "_人l:./ さて、本気だして勉強するかな
ll:.::.::.l::.::.l:.>┬-,、..-‐:T:l:.::.ハ/ かがみに一緒の大学行きたいって言われちゃったし
l.::.::.:ヽ.::.Y Y '┤、::.:l.l:.::.l
l.::.::./l:.::ヽ 「 ̄`l >l:.::.:l
/.::./ミミミ、:.l l l 彡|:.:/
/:.:/ `` ミヾ:l、、ヽ l 彡/l.:∧
/:.:/ l lVミミヽl彡/l l/ ヽ
l.::.l l, `、_ヽl/ノ | ヽ 〃
/::.l , ‐L / l ヽ.l 〉/
l:.::l / ,─,,ュ'、、_ ハ l| ,-l/-、
│:.:|´ // / 、 、 V ヽ l /、/, , `l
>>685 そー言えば、一緒の大学に行きたい!みたいなネタってこなたがかがみと一緒の大学に行きたがる話が多いよね。
かがみに一緒の大学に行きたいって言われるっていうのは何か新鮮。
かがみより有能な弁護士になったりして。
こなた「逆裁でイメトレしてるからね〜」
こなたとかがみの結婚後SSって何処にもないよなぁ…
幸せにしてやりたいから俺も頑張ってみるか
>>688 実は同棲SSほぼ書きあがってる
シリアス風味であんま甘くないから投下のタイミングを見計らってる訳だが
>>689 じゃあ俺は海外で同性婚した二人がほのぼのとドイツの片田舎で暮らす
みたいなSS書きたいけど…
海外行った事ないしそんな知識ねーよ/(^o^)\
>>677 冬コミに本出すこと決まったらスペース教えてくれ
つかさ「こなかがって萌えるよね〜」
みゆき「確かにそれはありますね」
つかさ「お姉ちゃんのツンデレぶりをあそこまで引き出せるのはこなちゃんだけだもんね」
みゆき「かがみさんはデレ比が低めですからね」
つかさ「逆に、普段泰然と構えているこなちゃんがお姉ちゃんに迫られて動揺するっていうシチュもそそるよね」
みゆき「いわゆる誘い受けですね」
つかさ「そうそう。だから最近はかがこなもいいなって思って、田村さんにもその手の漫画描いてもらうよう頼んでるんだ」
みゆき「発刊の暁には是非私にも御一報下さいね」
つかさ「うん! 二人で萌えようね! ……あ、噂をすれば何とやら」
かがみ「おっす。何話してるの?」
つかさ「ううん、別に何でも」
みゆき「ええ、何でもありませんよ」
かがみ「ふうん? まあいいけど。そういえばさ……」
とうとう絵師が……ぐっじょぶー
>>693 かがみの目が逝っちゃってるなwwGJ
それにしても、人が描いたのを見ると
自分も無性に描きたくなるのはどうしてなんだぜ
>>695 絵描きとしての衝動としては、すばらしく正しい感情であるかと。
かがみのことしか考えられなくて授業集中できないから早退してきたぜ
>>697 先程の授業で課題が出たのでかがみさんに頼んで届けて貰いますね、泉さん。
「ねぇお母さん」
「ん?」
「お母さんてさツンデレだし、お母さんの高校からの付き合いだしなんかギャルゲーのキャラみたいじゃん?」
「でしょーっ!かがみは昔から可愛くってねー」
「お母さんがベタ惚れなのはわかるんだけど、お母さんはなんで結婚したんだろう」
「う〜ん・・・かがみが養ってくれなきゃ私は生きていけないんだ!と言ったらわりとすんなり」
「あなたは最低だ」
「ねぇ、お母さんはどうしてお母さんを選んだの?」
「えっ?」
「だってオタクでロリコンな腐女子だよ、普通は選ばないよ」
「そこまで言うか、とことん手厳しいね」
「う〜ん・・・でも、そうだなぁ・・・かがみは頭がいいから」
「見抜いてたんじゃないかな」
「ダメ人間な私でも」
「唯一、絶対自信を持っているところ」
「絶対自信を持っているところ?なにそれ?」
「ん?うふふ〜・・・うんっ!」
「私が世界中で一番かがみを愛してるってことだよ」
もってけを踊り終わった後に
かがみがまずこなたを見て、その視線にこなたが応えるように
見詰め合うところに二人の関係の一端を垣間見たよ
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 14:58:15 ID:JlE3FFKq
>>679 自称小さい方(662)だが、気分悪くしたらスマソ。
試しにSS書いてうpしてみるとか色々と出来ることはあると思う。
こなかが発展のために頑張ってくれ!
>>691 受かったら良いんだが、やると宣伝乙とか叩かれそうだな(汗
カット絵を晒した〜板もあるから、そこで11月に出すかそれとも
この板の続編で晒す奴がいたら俺も晒してみようとは思ってるぜ!
まだピコ手だけどなwwww
704 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 16:09:43 ID:FPUnSwbL
ttp//1rg.org/up/49472.jpg
人が増えて賑やかになったな、うれしいことだww
どれ、あとでSSでも書いておくか。
神奈川組だが、最終回観て来たぜ〜 !
まだ見ていない人のために詳しくは書かないが、大団円一歩手前みたいな感じで終わったなw 白石最後まで自重
しなかったw
こなたはかがみの扱い方を良く心得てるな。阿吽の呼吸ってヤツだよ。
でも残念な事に、最後まで「いい友達」って感じだったな。俺は少々毒され始めたせいか、それじゃあ物足りない感じ
だった。バレンタインの時なんて、こなたは目を星にしてまで喜んでいたんだから、恋までいかなくてもお互いを意識
するくらいまでいって欲しかった。どう見ても二人はベストカップルなんだしさ。
もし二期あるなら、このスレで話し合われたみたいに別次元の話で二年の最初から始めて欲しい。
そして今度こそ、こなかが間にラヴ要素を・・・ !!
1クール目で、現実とリンクさせたメタ視的な展開を繰り広げたかと思ったら、
2クール目のEDで延々と「ごっこ遊び」のような実写EDをやった挙句、
最終回のEDに、『うる星やつら2』のあの曲を持ってきたのは、
『夢は終わった、現実に帰れ』
という京アニのメッセージだ……という説が、とあるBlogにあった。
一理あるような気はするが、二期はないですよと言っているようで気になるorz
……まあ、これだけ売れたら営業サイドからのプッシュで二期確定だろけどw
友達とも百合とも解釈できる微妙な凸凹関係よ、再び!
まあ原作分は一〜三巻+α(四、五巻の一部)しかやってないわけだから、七巻くらいまで出たら京アニオリジナルと併せて二期は可能だろうな。
ただ問題は、原作のストックがそこまで溜まるのに少なくとも後二年くらいはかかるだろうということか……
1クールにするなら一年後でも可能かもしれんが。
まあそれはともかく、通し練習後及び白石携帯着信後にこなかがが自然と見詰め合っていたのは見逃せないポイント
2期ではかがみフラグ立つはず!
こな×かがフィルターで見ると面白さが飛躍する不思議なアニメ
かがみが橋の上で電話してた相手は誰よ
こなたかみさおだな
>>408が本当だとしたら京アニは親切だな
>>413-417のSSでもあったけど終わることを恐れて立ち止まる必要はないと思う
らきすた好きだってことはきっと変わらないだろうから前に進もうぜ
さて、ちょいと短いかもしれないけど、SS投下させていただくぜ
取り敢えず、そんなに甘くはないと思う。
日も傾き、教室が紅に染まり始めた頃。
柊かがみは、泉こなたのいるB組へと足を運んだ。
「こなた?」
なぜ疑問形なのかは分からないが、友人の名前を呼ぶかがみ。
既に教室には影が見当たらず、少し高めに発した声は壁に吸い込まれるように消えた。
ちょっと意気消沈したように肩を落としたかがみだが……
「あれ?」
教室に敷き詰められた机のうちの一つに、明らかに他とは違った形の影を作るものがあった。
微動だにしない無機質な影に、少しだけ上下に動く小さな影が乗っている。
小学生のような高校生が寝息をたてていた。存在感のある青髪は夕日の赤い光を浴びて紫色に輝く。
特徴的に頭部から飛び出たアンテナが、呼吸に合わせて揺れている。
「なんだ、寝ちゃってたんだ……」
「むにゃ……んぅ……」
いつものような飄々とした雰囲気はなりを潜め、あどけなさの残る寝顔をしている。
それを優しい眼差しで覗き込むかがみ。
その瞳には友人に送るそれとは、違ったものが乗せられているように感じたのは、気のせいだろうか。
ふと、漂っていた視線が動きを止める。
その目線は、小さく息を吐き出す唇に注がれている。
「ちょ、ちょっとだけ」
まるで自分に言い聞かせるように呟くかがみ。
優しく、触れたかどうか分からないほど、ささやかに重ねられた唇は
秒数を指折りで数えるほどでもないくらい、瞬時に離れた。
瞬間、かがみの顔が茹蛸のように真っ赤になる。
「……んぁ?」
「!!」
間もなくして、こなたが目を覚ます。
いつの間にやらかがみは、机一つ分離れた場所へと移動していた。
しどろもどろに表情を整え、笑顔で待機する。その口元は少し引きつっているように見えた。
「あるぇ?かがみどうしたの?」
「え!?いや、その……そう!!一緒に帰ろうと思って!!」
勿論最初はそのために来たはずなのに、先ほどの行為によっての焦りからか、思考回路が混雑しているようだ。
対するこなたは起き抜けのせいか、目線は、揺れるツインテールの先端に向けられている。
「あの、つかさとみゆきは?」
「みゆきさんは委員会で、つかさは夕飯の買い物があるからって……てか昼休みに言ってたと思うけど」
「あ、そそ、そうだったわね」
頬を掻きながら目を逸らすかがみ。恥ずかしさからかだろうか、おでこから一筋の汗が流れた。
「変なの……まぁいいや、帰ろっかかがみ」
無言で頷くかがみに少し微笑み、鞄を引っつかんでてこてこ小走りに傍に寄る。
かがみは片手で持っていた鞄を両手に持ち替え、ぎゅっと握り締めた。
言い淀むような仕草をした後、意を決して口を開くが
すぐに閉じて、俯いてしまった。
「どったの?かがみ」
「あ、いぃやぁ〜……」
二つほど携えた青紫色の大きな瞳が、あっちへゆらゆらこっちへゆらゆら。
その定まらない目線を追うように、こなたの視線が追いかける。
追いかけっこを始めて少し時間が経過した頃、かがみがこなたを見据えた。
突然のことにこなたがびくんと反応する。
ツリ目がさらにつりあがって、怖い表情になっていたことが原因でもあるだろう。
「て、てて、ててててて」
「……?」
「手……繋がない?」
「え?……う、うん」
またもや疑問形であったが、少しだけ強い意志の込められた言葉。
こなたは、かがみのお願いを断る理由もないし
断ろうという気も起きなかったようで……
ぎゅっ
確かめるように、手を握った。
「こなた……」
「かがみ……」
震える手で、互いの掌を確かめ合う。
2人の顔が赤く見えたのは、夕焼けだけのせいではないだろう。
「ふふ」
「えへへ」
照れたような笑い声。即座にB組が甘い空間に変わる。
誰か残っていたなら、きっと熱に当てられていたに違いない。
こういうことは公共の場ではあまり繰り広げないでいただきたいものだ。
「帰ろっかがみ♪」
「うん♪」
意気揚々と教室を出るかがみとこなた。
もし誰かがこの場を除いていたとしたならば
お互いに見つめあい仲良く手を繋ぐその姿が、恋人同士に見えていたことは間違いないだろう。
〜 fin 〜
以上。
あとで挿絵も描いてみるかな…
最終回のチアを見てひとつ気掛かりがある
『なぜセンターポジションがこなたとかがみなんだろう?』
OPの再現だから、ってのは置いておいて、せっかくだから妄想してみた
かがみのポジションは本来、チアの発起人であり
バイト先でこなたと一緒に踊り慣れてるパティのポジションではなかったのか?
実は練習中(もしくは配置決め)にかがみが「変わって欲しい」と言って来たとか…どうだろう。
もちろんこなたには「アンタがドジ踏む所を間近で見たくなった」とw
まぁ詳しいスケジュールやその他はかがみとみゆきさん担当だから
この配列は最初からかがみが仕組んだという可能性もあるにはあるが…
>>720 かがみが「変わって欲しい」と言ったにしろ
この配列は最初からかがみが仕組んだものだとしてもかなり萌えるな
>>720 マジレスすれば、三年生の四人にパティのほうから譲ったんだろうけど、
いろいろと夢は広がるな。
>>718 GJ!いい感じに甘いね^^
かがみん萌え
学校に行って帰ってきただけで30くらいレスがあるし、
絵師も来てくれたし、
1スレ目中盤あたりまでの過疎感が嘘のようだ。
>>720 俺もパティが譲ったんだと思うぜ
それは練習中の2人があまりにも輝いてたから…
パが提案したらみんなもそれがいいって推すから、
かがみは(表向きは)しぶしぶ、こなたはみんながそう言うならー、って感じ
そんな妄想が広がる俺は病状が悪化してますか?
>>720 パティ「う〜ん」
かがみ「どうしたの? パトリシアさん」
パティ「ダンスのpositionでちょっと悩んでいるのデス…」
かがみ「何? なんか変なとこでもあったの?」
パティ「さっき黒井センセイに録ってもらった通し練習のvideoを見て全体の様子を確認したのデスが…」
かがみ「ああ、まだ移動とか出来てないとこもあるからね。多少バラバラになっちゃうのはしょうがないわよ」
パティ「いえ、そうではナク」
かがみ「?」
パティ「……萌えが足りないのデス」
かがみ「は?」
パティ「萌えデス!どうも今のformationだと萌え要素が活かしきれていない気がするのデス」
かがみ「…あ、ああ、そう……」
パティ「!! Good idea を思いつきマシタ!」
かがみ「!?」
パティ「カガミサン、ワタシの代わりにcenterに入ってクダサイ!」
かがみ「えぇ? な、なんでいきなり!?」
パティ「カガミサンをコナタの隣に据えることで、カガミサンの属性が真価を発揮するのデス!」
かがみ「いや、意味が……」
パティ「じゃー早速それでやってみまショウ♪」
かがみ「って、聞いてねぇし!」
パティ「案ずるより産むが易しデスヨ♪カガミ♪」
かがみ「いや、それ使い方違うし……ってかいつの間にか私も呼び捨てかよ」
パティ「細かいことは気にしナイナイナイ☆ほら、ハヤクハヤク」
かがみ「はー、わかったわよ……」
こなた「…あれ? かがみが私の隣になったの?」
かがみ「パ、パティが代わってくれって言うから……しょうがなくよ、しょうがなく」
こなた「ふーん(=ω=.) ニヤニヤ」
かがみ「な、何よその顔はっ!///」
こなた「いや、別にー(=ω=.) ニヤニヤ」
かがみ「い、いいから早く合わせるわよっ!」
こなた「うぃー(=ω=.) 」
パティ「フフフ……やはりワタシは間違ってなかったようデスネ♪」
// _/_,∠__ _, -――‐-、 /\ ____
/.:/ '"  ̄ ̄ ヘ __ ¨.二ニ=-、  ̄ ̄ ̄>―`ヽ/'´ ̄ `丶、
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. /.::.::.::/ :.::.::.::.::.::.:: |.::.::.::.::.::.::.|::\.::.\.::.::.:\`\∨:::::: /::::::/::`ヽ/ |::::∧::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::: ∧
|.::.:: /.::.::.::.::.::/|⌒:j.::.::.:.:::.::.:: |.::| _\.::.ヽ.::.::. ヽ ∧//::::::/:::::::::::/ |:::l ',:::::::::::::::::ヽ::::::::::::::∨j∠|__
|.::.:/.::.:: /.::.::.::.: | .:/ \.::.::.::.::.:レチ斤| ト.::.',.::.::.::.:l //∨:::: /::::::ト、/ :|:::l ヽ:-―-:::::l::::::::::::::::Vヽ ヽ \
|.:/.:,'.::.::|.::.::.::.::/|:/__ ヽ.::.::.::|ち:::| {.::W\.::.j ,' ::::::l:::;イ レ'心 l:::| \::::::::::::|::::::: l:::::::| ∧人_, /
. Y.:/! .:: l.::.::.: / ィチ行 ヽ.::.| Vヒi ',::.l ∨ l::::::/|/::j {ヘ:::| ヾ| ヽ--\ :::::|::::::: | ::: | |::::::| ヽ/
レ.::|.::.::.|.::.::.ハfヘノ:::::ハ ∨ ・}.::.l |:: ∧!: リ Vヒj 行テ乏ア :::|::::::: |:::::,′ |::::::|_ノ
lrーゝ、∧.::.l∧ V;少'' _' イ.::.:|. W !;八 , {ヘ;;:::// ヾ|::::: ∧:/ ノ :::::|
j \ \∨.::. ヽ, -、 こ.ノ ∠l | ::.:| /::::::ヽ 、 __ ゞ少′ ⌒!::/⌒)7:l::::::l:::|
. ,'.::.::.( ̄`ヾー、_/ /、 __ ///}│ .:l / :::::: /7\ `ー’ __ ,、__,/ ‐<:::ノ::|:::::::l::|
. /.::.::.: ( ̄ ヽノ {\ ハ /V/│.::.! ,'::::::::::/ レ'/ >ーr ( \´>'´(_, -く:::ノ|::|::::::::l:|
/.::.::.::.:r'¨`ーt' ノ.::. \ー‐'´| 川{ ∨リ ::::::: / /'//{ /ヽ ¨ (__ r‐<:八:! :::::::l|
. / :.::.::.::. `ト ー′ イ \.::ヽ\ | // ノ i:::::: ノ {V/ >'´/:::\ `ー ノシ |::::::::::|
/.::.::.::.::.::.:人ゝ、_ lノ ハ.:.:}∨ヽ!シイ |::::::,' ∧l{ /-='´:::::::::::/ヽ、_ , イヾ |::::::::::|
/.::/.:::.:::.::.::〃 \ \/ /) V二ニ¨´¨`ヽ |:: / ン≠'´::::::::::::::::::::::人_∧ /〉 ││::::::::|
.::/|.::/.:::.::.::{{ \三/人 / } \ j//:/::::::::_:::,斗ァ‐'´( \ 三三 / 人│::::::::|
/ V.:::.:::.:::.:::ヾ イ ` ( {`ヽ、_ > / /:;イ::::: /| `ー'´ \ ヽ ヾ彡'´ }! ::::::::|
二期も私たちが主役よ♪
>>726 ありうる!ありえすぎる!!
つーか俺の脳内でソレ確定!!
>>718 うまい!
神視点(三人称)は難しいのにすごくバランスよく綺麗にまとまってて、ただただ感激(ニヤニヤ)しました。
かがみ視点の一人称ですら描写が長めになってしまう俺には羨ましい限りです。
書き手からすると短編小説(SS)の見本みたいな一編だと感心することしきり。
よし!俺も早く仕上げようっと。
>>726 あんた二期の脚本書いてくれよwww
本当にあり得る展開だなw
二期は焦らず、二年後くらいに予算をかけてクオリティ上げてやって欲しいぜ !
こんどは白石抜きでやろうぜ
元々百合萌えってわけじゃないし
今でも他作品とかで女同士仲良いのが百合だとかは特に思わないけど
こなかがはいいな
俺も百合萌えはらき☆すたからだZE
私もですよ。
京アニとニコニコのせいです。
736 :
1-316:2007/09/19(水) 01:03:41 ID:Vh5hG+WG
突然失礼します。
SS投下のタイミングを見計らってましたがそろそろいきたいと思います。
またダラダラ長いものを書いてしまったのでまず前半から…
※シリアス注意
737 :
1-316:2007/09/19(水) 01:05:15 ID:Vh5hG+WG
……つまり『サザエさん』で描かれているのはキャラクターというより父、母、夫、弟といった人間関係であり、その関係性が崩れることは物語の崩壊を意味する。
『サザエさん』においてキャラクターは成長しないのではなく成長してはいけないのである。……
「…よしっ、今日はここまでっ!」
仕事がひと段落してPCの前でひとつ伸びをする。
時計を見ると午後1時を少し回っていた。
「おっと、そろそろ出かけなくちゃ」
今日はつかさと会う約束がある。
わざわざ仕事を抜けてきてくれるというから遅れるわけにはいかない。
今まで開いていたドキュメントをセーブしてPCをシャットダウンする。
そして机に立てかけてある写真に目をやった。
思いっきり笑う私の隣でかがみが照れた表情をしてこっちを見ている。
「フーンだっ!かがみが冷たいから今日はつかさと浮気してきちゃうんだからねっ!」
そう言って「ベッ」と舌を出してやった。
もちろん浮気する気なんてない。
でもかがみが冷たいというのは半分本当だった。
かがみはいつも仕事が忙しくてなかなか私と時間が合わない。
朝は私が起きる前に出かけちゃうし日が沈む前に帰ってくることはほとんどない。
休みなのに事務所に出かけていくなんてこともときどきある。
けどそれだけなら別に構わない。
ライターという仕事の性質上、私のほうが時間の融通は利く。
だから私がかがみに合わせてあげなくちゃいけないと思ってた。
でもそれだけじゃないから困る。
最近のかがみは資格を取るとかいって勉強漬けだ。
ろくに私の相手もしてくれない。
仕事が忙しいのはわかってる。
勉強しなくちゃいけないのもわかってる。
しかしこうもこみゅにけーしょんってやつが少ないとですネ。
寂しいと言うか……。もの足りないと言うか……。
あっちのほうも…その、ご無沙汰なわけですし。
「新婚2年目にして倦怠期ですかねー…」
式も挙げてないし籍も入れてないケドー、と自分で突っ込む。
支度を済ませた私は「ふぅ」とため息を吐いて玄関の鍵をカチャリと閉めた。
738 :
1-316:2007/09/19(水) 01:07:19 ID:Vh5hG+WG
かがみからプロポーズ(?)を受けたのは2年前のことだった。
私は学生のころから同棲しようってしきりに言っていた。
なのにかがみはけじめがあるから何とか言ってなかなかOKしてくれなかった。
それが、かがみが働き始めてしばらく経ったころ、
「これからもずっと、私のいちばん愛しい人でいて欲しい」って言われた。
「だから一緒に暮らして欲しい、ずっと」って。
ちょうど日が沈んで間もないころでそれまで光に押しやられていた闇がゆっくりと下りてきていた。
そして火照った空気をひんやり冷やしながら私たちのまわりをうすくうすく漂っていた。
いつものように仕事を終えたかがみと待ち合わせをして……
いつものように2人してかがみのアパートに向かって……
そんないつもどおりのひとコマ、私はまさかそんな超重大発言をされるとは思ってもいなくて一瞬かたまった。
けどその次の瞬間にはかがみに飛びついていた。
茶化すのも忘れて「うれしい」という私にかがみはちょっとあわてて言った。
「ちょ、ちょっと…よく考えなさいよ!
ずっとよ?ずっとなのよ?…本当に私で、いいの……?」
「迷うわけないよ!私にはかがみしかいないんだから…!」
そう言って私はかがみの背中にまわした腕に力を込めた。
するとかがみは「ありがとう」と言って私よりもずっとずっと強い力で私を抱き締めてくれた。
薄闇の中で桜色に染まった心が胸を揺らして私をそわそわした気持ちにさせた。
私はそのそわそわがむず痒くて、いつまでもかがみの胸に顔を押し当てていた。
(…ま、一緒に暮らし始めたのはその3ヶ月後だけどね……)
軽く突っ込んで回想を終了させる。
改札に切符を通しながら時計を見ると5時半を過ぎたところだった。
これなら余裕をもって夕飯の支度ができそうだ。
私はいま少し機嫌がいい。
それには2つ理由があって、ひとつは久しぶりにつかさに会えたこと。
懐かしい友人に会って喋りたいだけ喋ってすっきりしてきた。
高校生のころの話、最近どうしてるかなんて話や面白かった漫画やテレビのこと……
仕事と勉強ばかりのかがみの愚痴も思いっきり言ってきてやった。
つかさには「ノロケだね〜」なんて言われちゃったけど。
そしてもうひとつの理由が明日一日かがみを独り占めできるってこと。
一週間前からかがみにお願いして、予定を空けておいてもらった。
久しぶりにかがみと一緒に一日を過ごせると思うと心がハネて落ち着かない。
これじゃノロケだなんて言われても仕方ないカモね……
739 :
1-316:2007/09/19(水) 01:09:21 ID:Vh5hG+WG
*
……右期限経過後も何ら文書での回答なき場合には、右解約につき何ら異議のないものとみなさせていただきます。
以上、簡略ながらご通知申し上げます。……
「…よしOK!今日はここまでにしておくか」
仕事がひと段落してPCの前でひとつため息を吐く。
時計を見ると午後7時を少し回っていた。
(今日も遅くなっちゃったな……)
最近こなたとあまり話せていない。
朝でかけるときはこなたはまだベッドで寝ぼけまなこだし帰りもだいたい夜になる。
仕事をこなせるようになって休日出勤を頼まれることも増えてきた。
それに加え、独立したときのことを考えて資格の勉強も始めた。
必然、こなたとの時間はどんどん少なくなる。
帰りの遅い私を文句も言わずに迎えてくれるこなたには感謝している。
そしてそれと同時に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
そうだ、今日は帰ったらこなたに謝らなきゃならないこともある。
……足が重い。
本当にゴメンね、こなた……
740 :
1-316:2007/09/19(水) 01:11:07 ID:Vh5hG+WG
*
夕飯の準備を終えてキッチンで漫画を読みながらかがみを待つ。
漫画を読み進めているうちに玄関のほうでガチャガチャと鍵を開ける音が聞こえてきた。
続いて「ただいまー」という声とともにかがみが姿を現す。
私は「うん、おかえりー」と言ってかがみを迎える。
かがみが帰ってくるといつも笑顔がこぼれるのを抑えきれない。
まったく、かがみ様にはかなわないヨ……
「今日も遅かったね、すぐご飯の準備するよ」
「うん……」
疲れているのか、かがみはいつもより元気がない。
なんだか困ったような顔をしてこっちを見ている。
「どったの?なんかあった?」
「うん……あのさ、明日のことなんだけど……」
「ああ、明日?期待してていいヨー?でぇとプランは完璧だからね☆」
「そのことなんだけど……その、ゴメン!明日休み取れなくなっちゃった…」
「…え?」
「仕事でミスがあってさ、今週作った文書チェックし直さなくちゃならないのよ。
ゴメンね、別の日に埋め合わせするから……ね?」
…そっか、仕事なんだ。……また。
さっきまでハネてた気持ちが嘘みたいに大人しくなるのがわかった。
静かになった心の奥から何かがふつふつと沸きあがってくる。
741 :
1-316:2007/09/19(水) 01:14:38 ID:Vh5hG+WG
「ちょっとぉ、怒らないでよ。ゴメンってば」
「……別に、怒ってないよ」
「うそ、あんた怒ると顔が青くなるんだから。また別の日空けるから、許してよ?ね?」
…別の日。別の日じゃダメなのに。
かがみは明日のことなんてどうでもいいんだ……
心の奥がよけいにふつふついい始める。
「…もう、いいよ……」
「よくないわよ、私だって明日楽しみにしてたんだからね?」
「………き…」
「え?」
「うそつき。かがみは仕事のほうが楽しいんじゃないの?」
「な、聞き分けのないこと言わないでよ!仕事休めないのは仕方ないでしょ!?」
わかってる。仕方ないのはわかってる。なのに口が勝手に動く。
さっきから心は静かでむしろ冷静なのにその奥底でぐつぐついう激情をどうすることもできない。
沸いて出てくる意地悪な言葉を抑えることができない。
「どうかな?かがみは仕事と結婚したほうがいいんじゃない?
どうせ私とは結婚できないんだもんね」
パンッ!!
大きな音がした。一瞬何が起こったのかわからなくなる。
が、じりじりとほおを走る痛みに自分が叩かれたのだと理解する。
かがみを見ると顔を真っ赤にして目に涙を浮かべていた。
「…あ、甘えてんじゃないわよ!このバカ!!」
ほおの痛みと怒鳴り声で私の怒りも噴火した。
煮えたぎった激情を一気にぶちまける。
「かがみのバカ!アホ!う○こ!!もう知らない!!」
そう言って寝室にかけ込みベッドの上で布団にくるまった。
かがみは「ちょ、うん○はないでしょ!?」とか言ってたけど知ったこっちゃない。
私は布団の中でさっきの暴言といっしょに堰を切ったように溢れてきた涙を必死にこらえていた。
*つづく
742 :
1-316:2007/09/19(水) 01:17:14 ID:Vh5hG+WG
すいません、今日はここまでで寝ます。
後半は明日起きたら仕上げて投下しようと思いますZzzz
ソニックブゥーンム
…ゴクリ。
期待してるぜ
これはwktkせずにはいられない
>>722 とりあえずお前は、みさおとあやのの存在を忘れているに1票ww
747 :
1-166:2007/09/19(水) 02:42:46 ID:gQmiX5L/
どうもこんばんは。
新作が出来たので投下します。
今回は、
>>80-87のエピローグ兼プロローグです。
>>80-87で、展開上表現しきれなかった部分を再編集して、
かがみ視点で表現してみました。
タイトルは、『 続・お見舞い(2009年版)』です。
748 :
1-166:2007/09/19(水) 02:43:56 ID:gQmiX5L/
「はい、かがみの大好きなアイスだよ。
今、食べさせてあげるからね〜」
「ちょっ…… そんな事しなくていいってば。
一人で食べられるわよ」
私がこなたのアパートにお見舞いに行ってから一週間後、
今度は私が『たちの悪いカゼ』にかかってしまっていた。
そして今日は、前回のお礼だといわんばかりに、
息を巻いたこなたが、スプーンとアイスの容器を持ちながら、
私の部屋で看病を始めていた。
「ダメダメ、かがみは病人なんだから、
私が色々してあげなくちゃね」
「全く、そういうセリフはもう少し早く聞いてみたかったわよ。
特に、高校生位の時にね」
「まあまあ、こうやってアイスとかたくさん持ってきたんだし、
その位で勘弁してよ〜、かがみぃ」
こなたは、髪の毛をぴょこぴょこ揺らしながら言い訳をしていた。
そんなこなたの仕草が、今はたまらなく面白い。
ふと、自分の机に視線を移してみる。
そこには、こなたが持ってきてくれたお見舞いの花である、
赤と白に彩られたバラが飾られていた。
(それにしても、こなたがここまでしてくれるとはね〜)
今までとは明らかに考え方が変わったこなたを見ていると、
自然と心が温かくなってくる。 それと同時に私は、
少し前に自分がしていた事を思い返していた――
749 :
1-166:2007/09/19(水) 02:45:00 ID:gQmiX5L/
『それでは、花などを持って行かれてはどうでしょうか』
「うん。 それいいわね〜、どんな花がいいかしら」
話は、十日程前の午後にまでさかのぼる。
その日は、こなたがカゼをひいた事を初めて知った日だった。
数日中にお見舞いに行く、とこなたに約束したものの、
どんなものを持っていけばいいのかいまいちピンとこない。
そこで、みゆきに電話して聞いてみる事にしたのだった。
『そうですね…… では、バラ等はいかかでしょうか。
泉さん、よくバラについての話をされていましたから』
「な、なるほどね〜。 そうしようかしら」
いやいや、それは多分違う意味でのバラだと思うんだけど。
こなたの言う事を真に受けちゃう所は、相変わらずね。
ま、そこがみゆきのいい所なんだけどね。
『――以上の様な準備をすれば大丈夫だと思いますよ』
「うん、ありがと。 参考にさせてもらうわね。
そういえば、みゆきもこなたの所へお見舞いに行くの?」
『ええ、近い内に伺おうと思っていますよ。
ただ、講義が多いので合間を縫って行くことになると思いますけど』
ちなみに、みゆきの方はたっての希望通り有名大学の
医学部に進学して、優秀な成績を残しているらしい。
……と言っても、私たちの通っている大学のすぐそばに、
その有名大学があるもんだから、みゆきともしょっちゅう
会ってるんだけどね。
「うん、わかったわ。 こなたもきっと喜ぶと思うわよ。
それじゃあまたね、みゆき」
『はい。 それではごきげんよう、かがみさん』
通話が終了したのを確認してから、携帯電話を折りたたむ。
そして、携帯電話を机の上に置いてから、ふと窓の外を見てみる。
強烈な日差しが容赦なくアスファルトを照らしだし、
そして空は、一片の陰りのない青に覆われていた。
「こなたの奴、大丈夫かしら。 暑さにやられてなきゃいいけど」
そんな事を呟いた矢先、玄関のドアが開く音がした。
『ただいま〜』という声が家の中に響き渡り、
ガサガサッという音と、パタパタという足音がそれに続く。
私は、その足音の主が真っ先に向かうであろうキッチンへ、
そそくさと先回りして出迎える事にした。
750 :
1-166:2007/09/19(水) 02:46:06 ID:gQmiX5L/
「おかえり〜、つかさ」
「あっ。 ただいま〜、お姉ちゃん」
「頼んでいたもの、ちゃんと買えた?」
「うん、大丈夫。 メールの内容通りに買ってきたよ。
だいこん、にんじん、それにほうれん草……」
つかさは、左手で持っていた買い物袋に手をいれながら、
順番に中身を確認し始めた。 額からは汗がしたたっており、
外がどれだけ暑かったというのが伝わってくる。
「これでよし……と。 大丈夫、全部揃ってるよ〜」
「ありがと、助かったわ。 けどごめんね〜、
大学からの帰りだったからって、色々頼んじゃって」
「ううん、平気平気。 お姉ちゃんは今日、
講義無い日なんだからゆっくりしてなきゃ、ね」
そういうとつかさは、いつもの様ににっこりと笑っていた。
屈託のない、その笑顔をみるだけで、私はとても幸せな気持ちになる。
そして私は、この溢れ出る気持ちを『あいつ』にも伝えてあげたいと、
思うようになっていた。 その為には、私自身が頑張らなきゃね。
「……さてと、材料も揃った事だし、そろそろ始めよっかな」
「でも、本当にいいの? 手伝わなくて……」
つかさが、いかにも不安そうな顔をして私を見つめていた。
「大丈夫。 一人でも平気よ。
つかさの方こそ、レポートは上手く書けてるの?」
「はうう……。 それはちょっとまだまだかな。
何とか、こなちゃん家に行く時間が出来るように頑張ってみるよ」
「まあ、いざという時はこなたにちゃんと理由を言えば大丈夫よ。
……それはさておき、いよいよ本題ね」
目の前のキッチンには、戦いに使用する材料が勢揃いしていた。
小鍋に包丁にまな板。 冷やご飯に調味料少々。
そして、つかさが買ってきてくれた野菜がそれに続く。
(見てなさいよね、絶対に美味しい料理を食べさせてあげるんだから!)
心配そうなつかさを横目にして、私は左手に包丁を握った。
そして私は、あまり慣れていない料理の練習を始めた――
751 :
1-166:2007/09/19(水) 02:47:23 ID:gQmiX5L/
「お……、かが……」
「……」
「お〜い、かがみ様〜」
「わっ、こなた!?」
不意に、声をかけられて体がびくんと震えた。
そんな中こなたは、アイスを片手に持ちながら、
不思議そうに私を見つめていた。
「全く、どうしちゃったのかと思ったよ。
もしかして、熱がひどくなっちゃったとか?」
「だ、大丈夫。 ちょっと考え事してただけよ」
「……ほっほ〜う」
こなたは、顔をにやにやさせながら、スプーンを回し始めていた。
私は、こなたが次にいう言葉がなんとなく分かっていた。
「かがみ! それはずばり、おと……」
「男の事とか考えてないっつ〜の!
ていうか、もう少し病人をいたわりなさいよ!」
ついつい、いつもの調子で突っ込んでしまった。
こういう所は、大学生になっても全然変わらないのよね。
「まあまあ、落ち着きなさいって。
時間はたっぷりあるんだからさ」
「何言ってるのよ。 レポートもろくに書いてないくせにさ。
このカゼが治った後で、みっちり面倒みてあげるから、
覚悟しなさいよね!」
「うひゃ〜。 ありがたいような、恐ろしいような……」
小さい体を揺らしながら、気のない声を上げている
こなたを横目に、久しぶりに窓の外を見てみる。
どこまでも広がる空は、一面のうろこ雲に覆われて 、
青と白とがまんべんなく溶け合っていた。
季節は、一歩ずつ秋へと向かっていた――
752 :
1-166:2007/09/19(水) 02:50:23 ID:gQmiX5L/
以上です。
今後しばらくの間は、この大学生編をシリーズ化しようと思うので、
よろしくお願いします。 では、お休みなさい。
GJですな。
>>742 続きが気になって眠れないじゃないか・・・
期待して待ってる!
>>752 シリーズものは待ってる間のワクワク感とか味わえるから好きだなぁ。
それにしても前と比べて表現力が格段にうまくなってる・・・。1-166氏・・・恐ろしい子!
次の作品も楽しみにしてます!
>>674 需要あるかわからんが出来る限りやってみるんだぜ・・・(・ω・;)o0○(約束はできないスマン)
>>742 GJ!
『シリアス注意』のおかげで色々な部分が伏線に見えてかなりgkbr
くっついてからのケンカイベントはこのスレ最初じゃないかい?
後編も期待してるよ!
>>752 GJ!初シリーズ登場か〜
同一イベントで時間による変化を見せるのは面白いなぁ。
相変わらずこのスレはワクテカが満載だぜ!
756 :
1-316:2007/09/19(水) 11:23:22 ID:s4TihSav
午前中の予定がなかったので寝すぎました。申し訳ない。
それから166氏が来るならさっさと完結させたほうがよかったかも。
重ね重ね申し訳ない。
ではつづきを…
757 :
1-316:2007/09/19(水) 11:24:35 ID:s4TihSav
*
目が覚めるとソファの上だった。
あの後こなたの機嫌をとりにいくのが癪で寝室に行かないでソファで寝たことを思い出す。
昨日はついつい殴っちゃったけど今はもうすごく後悔してる。
こなたに謝ってゆっくり話がしたかったけど、もう仕事に行く時間だ。
こんなときは仕事が本当に恨めしくなる。
軽く朝食を摂って出かける前に寝室をのぞいてみた。
「こなた?昨日はごめんね。じゃ、私行ってくるから」
こなたは眠っているのか、返事はない。
私は玄関に向かうと、ゆっくり静かに戸を閉めてカチャリと鍵をかけた。
758 :
1-316:2007/09/19(水) 11:26:31 ID:s4TihSav
*
怒りなんてとっくに納まっていた。
ただ悲しかった。悲しくて悲しくて、胸が痛いほどだった。
朝かがみが「ごめんね」って声をかけてくれたけど私は布団の中で動けなかった。
どうして……どうしてあんなこと言っちゃったんだろう。
かがみはいつも私のこと考えてくれてるのに。
いつも私のこと好きでいてくれてるのに。
「どうせ私とは結婚できないんだもんね」
そう言ったときのかがみの顔が頭から離れない。
かがみ、すごく悲しそうな顔してた。…すごく傷ついた顔してた。
ゴメンね……ゴメンね、かがみ。
ねぇ、なんでこうなっちゃうのかな?
私たち、やっぱり幸せにはなれないの……?
かがみがお父さんのところに挨拶しに来たときのことを思い出す。
私たちの同棲のことをきちんと伝えるんだってかがみが言い出したことだった。
居間に通されたかがみは出された座布団の上で小さく正座した。
そして正面に座るお父さんに「ごめんなさい」と何度も何度も謝った。
「ごめんなさい、ごめんなさい」と、何回言っても足りないみたいだった。
かがみはついには土下座までして涙を流しながら身体を小さく震わせた。
私はただびっくりしてしまって隣で震えてるかがみの背中に手を置くことしかできなかった。
泣きながら謝るかがみにお父さんは少し悲しそうに笑って「顔を上げなさい」と言った。
結局お父さんは私たちが同棲することにもずっと一緒に暮らしていくことにも反対はしないで、「こなたたちがそれで幸せなら」と言って了承してくれた。
それでもお父さんの顔からあの悲しそうな表情が消えることは最後までなかった。
かがみが帰った後、お父さんに聞いてみた。
「ねぇ、お父さん……私、本当にかがみと一緒にいていいの?」
「何言ってんだ、当たり前だろ。俺はこなたの幸せを願ってるよ」
お父さんはやっぱり少し悲しそうな表情でそう言った。
お父さんは……なんで心から祝福してくれなかったんだろう。
やっぱり、女同士で幸せになんてなれないってわかってたのかな……
昨日から疼きっぱなしの胸がまた痛み出す。
涙はもうしばらく止まりそうになかった。
759 :
1-316:2007/09/19(水) 11:33:19 ID:s4TihSav
*
「ふぅ…まいったわね、今日は」
仕事を終えて帰り支度をしながら呟く。
さすがに今日は残業はなかった。
と、携帯に着信履歴があることに気づく。つかさからだ。
どうしたんだろう、勤務時間中にかけてくるなんて。
とりあえず事務所を出て自転車を停めてある駅のほうに向かいながら電話をかける。
つかさは5回目の呼び出し音で電話に出た。
『あ、もしもし?お姉ちゃん?』
「おーっす、電話どうしたの?つかさも仕事じゃなかったっけ?」
『うん…そうなんだけど……お姉ちゃんたち遅いなーって思って…
こなちゃんに電話しても出ないし……』
「え?遅いって……なに?どういうこと?」
『あれ?こなちゃんから聞いてない?
今日はお姉ちゃんがプロポーズしてくれた日だって言ってね、昨日こなちゃんが――』
――しまった。慌てて右手にした腕時計の日付を見る。
そうか、いつも聞き分けのいいあの子がやけに噛み付くと思ったらこういうことか。
やってしまった。すぐに帰って謝らなきゃ。
「あ、つかさ?うん…こっちは大丈夫だから。うん、うん…ごめんね、また電話する」
電話を切って自転車へとダッシュする。
私は、本当にバカだ。
こなたはいつもマイペースでわがままばかり言ってるからなかなか気づけない。
いつでも私の様子を気にかけてて肝心なところではいつも譲ってくれることを。
いつものわがままで私を振り回しながらいつの間にか元気づけてくれることを。
こなたはいつも私のことを支えてくれてるのに。
いつも私のことを好きでいてくれてるのに。
ゴメン……ゴメンね、こなた。
私は何も文句を言わないこなたに甘えてた。
今までこなたにどれだけ寂しい思いをさせてきたことだろう。
どれだけこなたの気持ちを裏切ってきたことだろう。
いちばん、幸せになって欲しいと思ってたはずなのに……
760 :
1-316:2007/09/19(水) 11:42:05 ID:s4TihSav
*
部屋の中に夜の冷たい気配が入り込んできている。
結局一日中布団の中で過ごしてしまったようだ。
涙はけっこう前に引いたけど気持ちが全然晴れない。
答えの出ない問いが頭の中を堂々巡りしている。
――私たちは、イケナイことをしてるのかな……?
涙が流れて空っぽになった心が締め上げられる。
ダメだ、こんなの立ち直れそうにないよ。
と、玄関のほうからガチャガチャと鍵を開ける音が聞こえてきた。
かがみが帰ってきたんだ。どうしよう、どんな顔して迎えればいいんだろう。
そんなことを考えていると「バンッ!」とドアが思いっ切り開く音がして、その後にドタドタドタッと大きな足音が続いた。
何事かと驚いていると足音は私のいる寝室のドアの前で止まる。
そしてドア越しにかがみの声が聞こえてきた。
「こなた…?いるんでしょ?ゴメンね、今日は私がこなたに一緒に暮らそうって言った日だったんだよね
いろいろ準備してくれたんだって?つかさから聞いた。私…すっかり忘れちゃってて……」
ああ、鍵なんてないのにかがみは無理やりドアを開けようとはしないんだ。
かがみは本当にやさしい。冷たくなった心がほのかに体温を取り戻す。
「ねぇ、まだ怒ってる?お願いだから出てきてよ、こなたぁ……」
「もう怒ってないよ。待ってて、いま開ける」
ドアの前に立ってゆっくり扉を開ける。廊下から差す明かりが眩しい。
かがみは目の前に立っていた。――なんだか泣きそうな顔をしてるな。
そう思った瞬間、「こなた…!」という声とともに視界がふさがった。
かがみにやさしく、力強く抱き締められながら思う。
温かい。かがみに抱き締められるだけで私はこんなに幸せな気持ちになれる。
なのに、私はここにいちゃいけないのかな……
「ゴメンこなた……。私、怖くて……。すごく怖くて……!」
かがみはそう言って私の頭と背中に回した腕をさらに深く這わせた。
「本当は誰も私たちのことを認めてくれてないんじゃないかって…
私たちのことを咎めてるんじゃないかって……!
だから、ちゃんとしてれば誰も文句言わないんじゃないかって、そんなことばっか考えて……
いちばん大事なこなたのこと忘れちゃってて……」
ああ、そうか。かがみは今まで2人分悩んでくれてたんだ。
そんなことにも気づけなかったなんて、私はとんだ甘ちゃんだった。
かがみに申し訳なくて、愛しくて……かがみの背中に腕を回して目を閉じた。
「ねぇ、かがみ…?」
「なに?」
「私たちは……いけないことをしてるのかな?」
「……わからない」
「ねぇ、かがみ…?」
「なに?」
「お父さんに私たちが一緒に暮らすこと話したとき、なんであんなに謝ってたの?」
「…………。」
761 :
1-316:2007/09/19(水) 11:53:06 ID:s4TihSav
「……前に、かなたさんの写真を見せてもらったことがあったでしょ?」
「お母さんの?」
「うん。そのときにね、すごいな、って思ったの。
おじさんもかなたさんもすごく幸せそうで、こなたがその幸せを一心に受けてるのがわかって……
かなたさんは死んじゃってもういないのにこなたの中にかなたさんの愛が息づいてる気がして……」
――私の中に、お母さんの愛が……?
「おじさんはね、こなたにもそうなって欲しかったんじゃないかと思うんだ。
早く死んじゃうとかそういうんじゃなくて、もしこなたがいなくなっちゃってもこなたが幸せだってことを遺せるような生き方をして欲しかったんじゃないかって。
……でも、私と一緒じゃそんなことできっこないから……」
何か……何か見えた気がした。
ずっと頭の中をぐるぐる回っていた問いがすぅっと心に溶けていく感じがする。
答えはまだ見えない。でも何か道が開けたような……開けてないような……
「……だからせめて、私は絶対こなたを幸せにするかr…」
「できるよ!!」
がばっと身体を離してかがみの目を見た。
かがみはきょとんとしている。
「へ?」
「よくわかんないけど……きっとできるって!…探そうよ、一緒に!」
「ちょ、ちょっと待って。探すって……何を?」
「だからっ!私たちの幸せを残す方法!そんなことできたらすごいよね!?私やりたい!」
「でも、そんなこと……」
「かがみ?かがみはちゃんとしなきゃって言うけど、かがみが頑張んなくても私はかがみの隣にいられて幸せだよ?
でもそれには条件があってね」
「条件?」
「うん、私の隣でかがみが笑ってくれること!私、かがみが幸せじゃないと幸せになれないよ
ね、かがみ?どうせ頑張るなら私だけの幸せじゃなく私とかがみ2人の幸せのために頑張ろうよ!」
「……できるかどうかなんて、わからないのよ?」
「難しいことだってのはわかってるよ。
かがみは失敗するのが怖いんだよね。失敗して、ほらダメじゃないかって言われるのが。
でも大丈夫、失敗してもいいじゃん。難しいことするんだから失敗は当たり前だよ。
ゲームでもね、プレイヤーは何回も失敗して何回もやり直すから上手くなるんだよ?
人生はリセットできないなんて言うけど、プレイヤーはちゃんと失敗を覚えてるんだからね。
……だから、探してみよう?私たちがずっと幸せでいられる生き方を」
「…………こなた……」
かがみはやさしく私を見ながら「うん」と言うかわりに腕を私の腰にまわしてきた。
私もそれに応えてかがみの背中に腕をまわして力を込めようとしたら……
762 :
1-316:2007/09/19(水) 11:58:32 ID:s4TihSav
クゥゥゥゥ………
……お腹が鳴った…。そういえば今日一日何も食べてない。
「……ぷっ、くくく……」
かがみが笑い出した。このタイミングは恥ずかしい…。
くつくつと笑いの止まらないかがみへ抗議の意味を込めて背中にまわした腕に力を入れる。
「ふふふ……お腹すいたわね。遅くなっちゃったけどこれからつかさのお店に行こっか?」
「おぉー、そりゃいいね。私、昨日つかさと一緒にケーキ焼いたんだよ。
今日お店で特別に出してもらうようにって!」
「あら、それは楽しみね。それじゃ、さっさと着替えて行きましょ」
「うんっ!!」
かがみと出かける準備をしながら考える。
私たちが出会ってから、私がかがみを好きだって気持ちに変わりはない。
それでも少しずつ、少しずつ何かが変わってきているような気がする。
私たちは最初”友だち”だった。それがいつの間にか”恋人”になった。
そして、私たちが愛しあってるって胸を張って、誇りを持って言えるようになったとき……
その幸せを、その愛を遺すことができるようになったとき……
私たちはきっと”家族”になれるんじゃないかな…。
ゴールは全然見えない。もしかしたらそんなものないのかもしれない。
それでも、かがみと一緒なら何か見つけられるような……そんな自信があった。
だって、私たちの愛はまだまだ発展途上なんだから…!
*おわり
763 :
1-316:2007/09/19(水) 12:01:52 ID:s4TihSav
以上です。長いですねすいません。
時間軸やら視点やらばらばらですごく読みにくかったかもしれません。
でも書きたいことは書ききったつもりです。
どうもお粗末さまでした。
リアルタイムGJ!
KOKIAの「ありがとう」聴きながら見たよ
良い話しダナー(p.T)
GJ!!!
いいものを読ませてもらったよ…!!
職場からリアルタイムGJ! 正にこういうの読みたかったんだぜ!
投稿に間があいてたみたいだが、もしかしてリアルタイムで
書きながら投稿してるのか……? だとしたら恐ろしい才能だぜ
あと、余計なことなんだが、””はちゃんと起こしと受けがあって
“”と表記するのが正しい。””じゃ」」で会話文挟むみたいになっちゃう
>>763 GJ!
女同士であることの問題をなかったことにせずに、正面から扱ったところが良かった!
>>763 うおおおおおお!最高傑作だ!目から汁が止まらねぇ・・・
将来の2人の姿か・・いろいろと考えさせられたぜ
>>763 GJすぎるぜあんた・・・・!涙がとまんねえぜ!
すごすぎる!!ほんとにGJGJGJGJGJ!!!
>>763 GJとしか言いようがない……
最高だぜ! 生きてて良かった
>>763 GJ !
良い話だった。
ところでこの話は、俺達こなかがカップルを支持する人達への激励のようにも受け取れた。
偏見と戦いながら、俺はこれからもずっとこなたとかがみを見守っていきたい。
そしてこのスレに書き込む事で、「二人の仲は間違っていないんだ」と二人を勇気付けてやりたい。
これからも「百合厨ウゼェ」とか各所で叩かれまくるかもしれないけど、
俺は改めてこなかが道を歩むことを誓った
らきすた見てから初めてこっちの道に迷い込んでしまった
米に逝ったらケコーン出来るかもしんね
独。マジオススメ。
779 :
1-316:2007/09/19(水) 21:15:47 ID:08gOjyP2
レスありがとうございます。
自分から見ればまだまだ未熟な文章でしたが、褒めていただいて嬉しいです。
この話は自分でも答えの出せないでいる問いを書いたんだけど、
俺はやっぱり2人に幸せになってもらいたいから答えは出さないまま
それでもきっと2人は報われるってまとめ方をしました。
誰か答えが分かったらぜひ教えていただきたい…
>>767 ご指摘dクスです。
終盤は確かに書きながら投下してましたが、俺はむしろ筆は遅いほうです。
9割がたできてたけどラストをどうするか最後まで迷いました。
780 :
1-636:2007/09/19(水) 22:53:20 ID:XlcVQbjK
>>515の続きが出来たんで投稿します。
前回の奴のこなた視点でお送りします↓
『泡沫──うたかた──』
〜シャボン玉 Konata side〜
「ごめんくださぁい」
本当はこんな挨拶等せずに、すぐに入っていきたい。
だけど、初めてこの家に来たとき“意外に最低限の常識はあるのね”と言われたので、この儀礼は外せない。
自分でも子供じみてるし、いつまで根に持ってるんだか、とは思うけどね。
「おーす。早かったわね」
お決まりの挨拶を返して、戸を開けてくれたのは勿論、柊かがみ。私の親友、だ。
「いやぁ。かがみんに早く会いたくなっちゃって」
「な、何言ってんのよ!」
しまった。そう思った。“早く会いたくなった”など、不自然すぎはしないだろうか。
私の想いを悟られては、ならないのだ。落ち着け、私。
平静を保つんだ。いつも通り、自分の思い描く自分を演じるだけでいい。
「あれあれ〜。もしかしてかがみん、ドキッてしちゃった?」
そう。それでいい。私は瞬時にニヤニヤとした、貼り付けたような笑みを浮かべた。
つくづく、この点に関してだけは私は完璧すぎた。
少しぐらいボロを出せれば、もしかしたら本当の私に気付いてくれるかもしれな──危険な考えはよせ。
そうだ。これは考えてはダメな領域。自重しろ、私。かがみは一般人だ。同性愛など、以ての外だ。
「冗談はこの辺にして、つかさ居る?」
私は耐え切れなくなって、つかさの元へ逃げ出すことにした。
なのに、
「……縁側に居るわよ」
そう、はき捨てるように、機嫌を悪くして言うのはどうしてなの?
私はエロゲやギャルゲーの主人公みたいに鈍感じゃないつもりだよ。
ねえ。かがみ。私にはそれが嫉妬に見えてしまう。それは私の期待が入っているから?
「そっか。いや、借してた漫画、また読みたくなっちゃってさ」
「そ、そうなんだ」
かがみの、どう見ても無理矢理造った笑顔が、私を狂わせる。
そんな顔しないでよ。私、期待しちゃうよ……。
かがみ、どうしてそんな悲しい顔で笑っているの?
「そうだ。読み終わったらかがみにも貸してあげるよ」
ダメだ。本当に、もうコレ以上ここに居るのは危険だ。早く会話を終了させよう。
「私に理解できる内容ならね」
「その辺は大丈夫。つかさぐらいの一般人でも楽しめる仕様だよ」
少し早口で答えて、私は足早に縁側えと向かった。
勝手知ったる程入り浸っていたから、すぐに逃げられたのかもしれない。
そうなるまで私が依存しているからこそ、困っているのだけれども。
なんだか、皮肉な話しだな。心中で、自嘲した。
目の前で、こんにちは。こなちゃん、とつかさが言った。
何処かで、パズルのピースが崩れるような音がした。
781 :
1-636:2007/09/19(水) 22:54:23 ID:XlcVQbjK
つかさは、シャボン玉で遊んでいた。
年齢を考えれば若干クエスチョンマークが浮かんでしまうのだが、つかさだと違和感がないのはどうしてだろう。
近所でシャボン玉で遊んでいる子供を見て、自分もやりたくなったんだそうだ。つかさらしいな。
ついでに、シャボン液が安売りしていて、十個も買ってきたらしい。
「そんなに買ってきてどうするの? ま、つかさらしいけど」
こうやってつかさと談笑するのは、楽しい。だけど、辛い。
だって、目はつかさを見て、口はつかさに語りかけているのに、その実中身は皆かがみに支配されているんだから。
結局私はつかさのことを、第一に友達としてでなく、かがみから、否。
この私の無限に繰り返される妄想から、少しでも脱却するだめの、道具として捕らえているのだ。
なんて、我侭なんだろう。
「こなちゃんもシャボン玉やる?」
「やるやる!」
つかさとの間接キスだけれど、私は何にも気にしなかった。
というよりは、そんな事気がつかなかった。
やはり頭の中が、かがみで一杯だったからだ。
私の名を優しく、熱っぽく呼ぶかがみ。手が私の背に回り、引き寄せられる。
そして、私は少しだけ背伸びをして──かがみの唇と自分の唇を重ねた。そんな、有り得ない、泡沫の、夢。
かがみの唇は、どれほど柔らかいのだろう。甘い味がするのかな?
キスはレモンの味って、ほんとうなのかな。そんな、夢見る少女のような、戯言。
いや、そんなことは分かってる。十分に理解している。だけど、永久に続いて欲しい、戯れ言。
悪循環な誇大妄想と思考がループする。
「そうそう、くさいんだよ」
「クサイよね」
会話の内容など、頭に入ってはいなかった。
「ジュース持ってきたわよ」
ドキリとした。
丁度、脳内で私がかがみと濃密な時間を過ごしている最中だったのだ。
「でかした、かがみ!」
出来る限り馬鹿っぽいテンションで、笑みを浮かべてコップを奪った。
「有り難う、お姉ちゃん」
つかさが私の隣に座る。少しだけ足が触れた。
……かがみだったら良かったのに。思ってはならないことが、頭をよぎる。
何か、喋らなくちゃ。
「そだ、かがみもシャボン玉やろうよ」
あ。な、な、何を口走っているんだ私は!?
うぅ、やっちゃった。妄想垂れ流ししてるよ。
「え、あ、な、何言ってんのよ!」
ほら、かがみの顔が真っ赤になっている。
でも、かがみとの間接キス。なんて素晴らしい響きなんだろう。
だけど、臆病な私は、
「もしかしてかがみ。間接キスとか意識してるのかにゃぁ?」
そうやって茶化すことしか出来なかった。
「そんなわけ──」
だから私は、後悔した。もう二度と会えないのかと一瞬、本当に、思った。
いつも思い知らされる。永遠など、ないのだと。
──かがみが、倒れた。
782 :
1-636:2007/09/19(水) 22:56:55 ID:XlcVQbjK
パタパタパタ。パタパタパタ。
扇風機を回し、団扇も扇いでいた。
かがみが倒れた後、何も考えられずただ泣きじゃくる私を、つかさが叱責してくれたおかげで今は比較的冷静だ。
つかさに助けられるなんて、ダメだなぁ。私。
件のつかさは「熱はそんなにないみたいだから、起きた後食べる用にアイス買ってくるね」と言って私にかがみを任せた。
“そうそう、きっかり一時間で帰ってくるから、お姉ちゃんに何かするなら、それまでにね”とも言っていた。
何かとは一体なんだというのか。しかもその含み笑い……実はつかさが一番敵にまわしたくない人間かもしれない。
「んっ」
「かがみ? 気がついたの?」
かがみの瞼が、ゆっくりと開いた。
「あ……うん」
かがみは、状況が掴めない、といった顔をしていた。
「かがみ、覚えてる? 倒れたんだよ。びっくりしたんだから。熱もあったし……」
かがみは未だに自分がどうなっているのか判らず、目をパチクリさせていた。
しおらしく、私の膝の上で小首を傾げる様子がとても可愛く、そして、私に恐怖を思い出させた。
もし、かがみがこのままいなくなってしまったら……。
“永久不滅”なものなんて、ないんだ。
「──シャボン玉とんだ 屋根までとんだ。屋根までとんで、壊れて消えた──」
そう思ったら、いつの間にか唄いだしていた。
ねぇ、かがみ。
「何?」
この歌ってさ、ちょっと残酷じゃない?
「アンタはまた、屋根“までもが”とんだ、とかいうんじゃないでしょうね」
違うよ。自分が楽しんで、一生懸命作った物がものの数秒で、消えちゃうんだよ。夢は儚い。私にはそう詠っているように聞こえちゃうな。
「…………」
何でかな。もしかしたら、お母さんの事があるからなのかもしれないけど、私は昔から“永遠”に憧れてるんだ。
「だけどね、半分諦めてる。永遠なんて、ただの幻なんだって。かがみや……つかさや、みゆきさんと永遠に笑って暮らすなんて、不可能なんだって」
そう、それは唯の幻想だったのだ。いや、そんな可愛いものじゃない。これは私の我侭だ。
私もそうであるように。つかさにもみゆきさんにも。そしてかがみにも、自分自身だけの未来があるんだ。
私が干渉する資格など、あるはずが、ない。そして私には勇気も、ない。
かがみとの関係を崩す勇気が。二人で大衆と偏見に立ち向かっていく勇気が。
私は自分の未来を、定められない。
「ちょっと待ってて!」
突然、かがみがそう言って走り出した。呆然と、疾走する背中を見つめた。
783 :
1-636:2007/09/19(水) 22:57:58 ID:XlcVQbjK
「こなた!」
「あ、何処行ったのか、心配したよ。てか、何持ってるの? たらいと、ハンガー?」
そう、かがみの両手には、たらいと、変形させて円を描くハンガーが大小二つ、握られていた。
そして、つかさの買って来らありったけのシャボン液を、突然たらいにぶちまけた。
「何、してるの?」
かがみは私の質問に答えず、たらいに広がるシャボン液に、小さい方のハンガーをつけた。
そして、シャボン玉をつくる。
「…………?」
間髪いれずに、大きい方のハンガーにシャボン液をつけて、大きなシャボン玉を、つくる。
「あ」
思わず声が出た。二つのシャボン玉は、割れてしまったのだ。
もう一度。もう一度、もう一度、もう一度……。かがみはそれこそ永遠の繰り返した。
「ねえ、かがみ。何してるの?」
私がもう一度そう言った時だった。
「出来た!」
二つのシャボン玉が、片方を包含して、浮いていた。
それらは、運命共同体。どちらかが失われるとき、もう一方も消えてしまう。
そして、数秒を待たずして、壊れて……消えた。
「こなた、やっぱり“永遠”なんてない。私はそう思う」
かがみが、私にゆっくりと語りかける。私は顔を伏せた。そうしないと、何かが零れ出そうだった。
「だけど、今、一緒に居ることが出来る。大切なのは今、どうするかなんだよ。明日どうなっているか、一年先にどうなのか。そんな事を心配していたらキリがない。だから、今を精一杯良い方向に生きるんだ」
嗚呼、そうか。なんで気がつかなかったんだろう。
大切なのは、今だ。
784 :
1-636:2007/09/19(水) 23:00:31 ID:XlcVQbjK
私達が生きているのは未来なんかじゃない。過去なんかじゃもっとない。ただ、今を生きているんだ。
精一杯生きた今は、確実に素晴らしい足跡となって、精一杯繋げる今は、確かに輝かしい未来になるんだ。
その区切られた、一瞬一瞬での、私達の貴重な今こそが唯一、永遠なのだ。
「今の二つのシャボン玉のように、私がこなたを包んで、二人で一緒に、いよう。今を二人で」
だから、私は今をちゃんと歩くために、言おう。私の気持ちを。後悔のないように。
「かが、み……」
私の頬にはいつの間にか、暖かい涙が流れていた。
かがみも、目に涙を溜めていた。
──ねぇ。かがみ──
──何?──
──私、かがみの事が、好き……です──
──私もだよ、こなた──
<了>
まだ続きも書くつもりで一応予定ではこれも含めて三部作。
だけど、ネタが微妙に
>>779とかぶった、、、OTL
>>763 GJ
ひたすら甘ったるいのも好きだがこういうシリアス系もいいな。
こなかが同棲シリーズには今後も期待。
雨降ってなんとやらってことで次は甘めのを期待したいかも。
>>703 遅レス失礼。
気分悪くとか全然そんなことないので。
誤解されるような書き方したみたいでこっちこそ申し訳ないです。
とりあえず近いうちになんか投下できるよう頑張ってみるつもり。
>>784 GJ !
今の積み重ねが未来へと繋がる。二人の未来に祝福のあらん事を。
>>784 GJ!&あるあるww
いや、あるあるってのは微妙なネタ被りとかのことなんだけど(笑)
やっぱり題材が同じだと思いつくアイデアが被る時ってあるよね。
というか演出方法とか書き方が被ると凹むなぁ(汗)
自分のカラーってなんだろうと悩んで若干スランプだよ…
皆さんのSS読んで頑張ろうっと。
788 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 23:56:29 ID:/nPFbzYN
GJ!
なんと続きもあるのか
俺SSはエロパロで書きまくったせいか
ネタ切れぎみっす。
まだここでは1つしか投下してないです(´・ω・`)
>>784 1-316だが、なんというかスマン…
できれば気にしないで書いて欲しい
同じ題材でどんな答えを出してくれるのか興味あるぜ
791 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 00:55:00 ID:aN/B3A2r
792 :
1-472:2007/09/20(木) 00:59:30 ID:byU8W7r5
最近深いテーマ性のあるシリアスなSSばかりで、
俺のただ甘いだけのSSを投下するタイミングが全然つかめない……。
むしろ場違いな感じで恥ずかしくなってくるよ。
いや、シリアスなSSももちろん好きだけどさ。
甘いの大好き人間なんで激しく期待している。
何とか寝る前に読みたいもんだ。
気にせず投稿カマーン!
イエ、そろそろアマアマ成分補給したいデスヨ。
何事もバランスよく食すのがいいのです←結論
まとめwikiで無題作品に名前がつけられた関係でリンク切れが発生していたようだ
気づいた分は勝手に直させてもらったが他にあったら誰か頼みます
>>792 甘いのは望むところだぜ!
さあ気にせず投下するんだ!
797 :
2-703:2007/09/20(木) 02:10:58 ID:j0cf7O/Y
>785
レス乙wwwこちらこそ勘繰り過ぎてすまんかった。
SS投下を期待している、甘いのでもシリアス目でも良いんで
頑張ってくれ。俺も続きを頑張るわwww
>790(763)
GJ!!良いものを見せてもらったよ。
出来るなら次も期待したい!!
っていうか、ここのスレは回転率が異常に早い。
それだけ「こなかが」人気があるという事だろうから嬉しい限りwww
こなたとかがみは将来それぞれの特技を生かして
こなたは家で昔からやってる家事をやり、
かがみは希望どうり弁護士になって働けば完璧じゃないか
・・・まずいっ!薬がぁぁぁああ!!薬がたりないぃぃぃぃぃい!!orz
799 :
1-636:2007/09/20(木) 05:46:08 ID:Pl0JxoTX
>>790 アリガトよ。これからも頑張って書くよ。
>>787 まったくだ。
自分の特徴ってなんだろうなとか思うことが良くある。
でも大抵出てくるのは情景がよく分からないとかマイナス面しか思いつかない
>>796 こなたが作ることを考えても、体格差を考えても、
かがみが持ってやれよといわざるを得ないw
>>801 「私が持つわよ?」
「いやいや、かがみには後のために体力を残しておいてもらわないとネ…v」
ほほう
いやあ、大体ベッドで攻めるのはこなただし
運動神経も体力も実際はこなたのがあるだろうから(格闘技経験者だし)
コレでいいのかもしれない
攻めるのがこなただからこそ、「かがみは体力温存して
何回戦でもイケるようにしておいてね」という暗喩が
この絵に込められているのだろうと解釈した俺はある意味入院中
今日もこのスレは絶好調だな
/ .:.:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:.\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
/:::::::::::::::::::::::/:::::丶 :::::::::::: \:::::::::::::::::::::::::::ヽ
. , '::::::::::::::::::::: /::ハ:::::::::::\::::::::::::::ヽ::::::::::: ヽ ::::::::l
/::::::::::::::::::::::::,':::l: l::':,:::::::__\_::::::l::::::|:::::::::':, :::::l
/::::::::::::::::/:::::: |::::l l:::l`く:::::::::::\ ::::|:::: j :::::::::l \}
/:::::::::::::::::,'::::::::::|::::! l:::| \ ::::| \|:: /::::::::::::l:::::::\ あ……こなちゃん
/:::/ ::::::::::::l::::::: /レ::| l:::| \|_ |:/:::::::::::::::|\:::::::ヽ と あれ お姉ちゃんいたんだ
/イ:::::::/ ::::::|:::::::l/| ::l j:/ ィ彡≠弍:::::::::::::::::|ヽ:ヽ, -く
. / ´ |:::::: | :::::: |::::: |:∧ { ´ ,, / :::::::::::::::: |:/:::::} { ……うわ
|:::::: | :::: 小::: |:l ヾ ,x彡 / ::,. -─┴‐< \
|:::::: | :::::{:::∧:::ヘ 彳'´ ' /::::/ : : : `丶、ノ ……えろっ
l:::: 小::::: /::::\:::ヽ " vっ {/ ノ : : : : \
∨ |:ハ::/::/::::::: `八 ___/  ̄ ̄ ̄: : : : : . : : : : :\
l ∧!:,'{ :::::: ヽ/ __/ : : : : : :ヽ
|' |:ト、Y⌒ン /´ . : : : : : : : : : : : : : : : : :\
>>796 燃料乙
こなたとかがみが仲睦まじく並んで帰っているというシチュだけで俺は・・・俺はっ・・・もうダメだー !!!!!
810 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 18:06:59 ID:7fl0LvZK
こなかがで聞くのもちょっとおかしいかも知れないが
こなたとかがみが本屋やらゲマ屋で買物する時は
なぜいつもつかさはいないのだろう
「私は先帰るね〜」とか空気を読んでいってるのか
かがみあたりは「じゃあ私こなたと買物してくから」とか言って帰らせてるのか
>>811 まあ、あれなんじゃね?
ひーらぎの妹さんはさ〜、早く帰って家事手伝ってるんじゃねっかな〜
ま、私は今日も部活なんだけどさ。
んじゃ、行ってくっZE☆
>>811 つかさ「もうお姉ちゃんやこなちゃんのバカっぷりにはついていけないよぅ…」
>>810 見てきた。作者は間違いなく病気、編集力が異常だわ凄いねw
>>811 かがみ「ごめんつかさー今日はこなたとゲマズ寄ってから帰るから」
つかさ「うんわかった〜先に帰ってるからー」
みゆき「つかささん、一緒に帰りましょうか」
つかさ「ゆきちゃん・・」
>>811 そもそも「こなた」が1人で、「かがみ」のクラスに行って「かがみ」だけを
誘ってるんだから、「つかさ」が着いて来るのはおかしい。とか言ってみるw
まぁ、流れとしては、帰りに
「こなたが、かがみのクラスに迎えに行き交渉。」→
「かがみがおkしたら、その旨をどちらかがつかさ、みゆきに伝える。」→
「かがみ『つかさ、先に帰っていいわよ』」→
「買いたいマンガなどがある場合のみつかさ同伴。」
だと思うが。
みつかさ?それなんてポタラ?
>>810 おー新作か。この作者の編集能力の高さはホントすごいな…
しかも作品ごとに確実に上達してるし。
どうでも良いけど、出だしが
>>560氏のSSまんまで笑ったw
>>811 こなたにしろかがみにしろ、オタネタの通じる相手の方が最初誘いやすかった
だろうから、自然とそれが慣習化したんじゃないかな。
地理的に考えても、ゲマズ(大宮店?)寄るとかなり遠回りになるし、
ある意味一般人のつかさは、何か用事が無いかぎりは先帰るって流れに
なったんだとおも。
818 :
1-472:2007/09/20(木) 19:48:14 ID:byU8W7r5
>>793〜
>>795 ありがとう。おかげで落とす勇気が出てきたよ。
昨日は寝てしまったので今から投下します。
前半後半に分けた前半部分です。
819 :
1-472:2007/09/20(木) 19:52:19 ID:byU8W7r5
『泊まった日』
ピーンポーン
やっと来たか〜。
そう思って、急いで玄関の扉を開ける。
扉の先には、見知った面々。
かがみとつかさとみゆきさん。
今日は私の家にみんなで泊まる予定だ。
といっても、言い出したのは私だけど。
お父さんは用事でいないし、ゆーちゃんはみなみちゃんの家にお泊りだ。
久しぶりに、独りで過ごす夜になった。
それが寂しかったからか、チャンスだったからかはわからないけど、ともかく私は三人を誘ってみた。
明日家に誰にもいなくなるから、うちに泊まらない? って。
みんな賛成してくれて、金曜の放課後来てくれることになった。
今がその、金曜の放課後。
「いらっしゃい。待ってたよ〜。さ、入って入って」
「おじゃましまーす。いやー、それにしても、こなたの家に泊まるのも久しぶりね」
「そうだね〜。一年ぶりくらいかな〜」
「私は初めてですので、ちょっとドキドキしてます」
「あ〜、みゆきさんは友達の家に泊まるって感じじゃないからね〜」
「ええ、実際その通りでして」
そんな会話の花を咲かせながら、とりあえず自室に向かう。
誰もいないんだから、どこでも自由に使えるけど、やっぱりここが一番落ち着く。
時計を見ると、六時近くになっていた。
そろそろ晩御飯の時間だ。
今日は四人で集まってから何かを作る予定だったから、まだ何も出来ていない。
「じゃあ、早速だけど、晩御飯作ろうか」
「うん。私、バルサミコ酢持ってきたんだ〜」
「私も色々と食材を持ってきました」
820 :
1-472:2007/09/20(木) 19:54:02 ID:byU8W7r5
かがみを見る。
どことなく、居辛そうな感じがする。もじもじと、何かを言いたそうにしてる。
みんな料理がうまいのに、かがみだけ下手だからな〜。劣等感になってるのかな。
そんなの気にしなくていいのに。
それも立派なステータスだよ、かがみ。
ぼんやりそんなことを考えていると、当のかがみが口を開いた。
少しもごもご動かした後、
「わ、私も何か手伝おうか?」
それを聞いた瞬間、口元が微妙に釣り上がるのがわかった。
「いいよいいよ。私たちだけで十分だから」
「え、で、でも……」
残念そうに俯く顔。かがみは反応が分かりやすくてかわいいなあ。
そんなに悲しそうな顔してるの見たら、もっといじりたくなっちゃうよ。
あ〜、もう我慢できない。
ちょっと背伸びして、俯いてるかがみの頭を優しく撫でてあげる。
「な、ちょ、やめてよ。恥ずかしいじゃない」
「かがみは試食役だよ。食べてくれる人がいたほうが、作り甲斐があるからね〜」
「え……?」
「かがみのために頑張って作るよ〜。だから、楽しみにしててね」
「う、うん……」
かがみの顔が赤くなっているのがわかる。
照れてるのかなー。嬉しかったのかな〜。
「じゃ、つかさにみゆきさん。行こうか」
「ええ」
かがみにはそれ以上何も言わないで、部屋を後にした。
これでかがみは部屋で独りだ。
かがみはうさちゃんだから、寂しがるかな?
独り取り残されたかがみを想像する。
本当に、かがみはかわいいなあ。
821 :
1-472:2007/09/20(木) 19:55:46 ID:byU8W7r5
そこで、ふと思った。
私にとって、かがみは何なんだろう。
何で、ああいうことを言ったんだろう。
かがみの反応を見るのが楽しいから?
それだけなのかな……。
……まあ、いいか。これから晩御飯を作るんだし。
●
まずは何を作ろうかという話になった。
何を作るかっていうのも、全然決めてなかった。その場で決めようってことになったから。
みんなが持ってきた食材を集めると、何でも作れそうな気がした。
だからこそ、決めるのが難しい。
あ、そうだ。
私は一つの妙案を思いついた。
「どうせならさ、かがみが喜ぶようなもの作ろうよ。かがみは私たちの料理をお召し上がりになるお客様なんだから」
「そうですね。かがみさんの好きな料理を作りましょうか」
「でも、かがみって甘いもの以外で何が好きなんだろ……」
考えてみる。
ケーキ……チョコレート、クッキー。
……あれ? 甘いものしか思いつかない。
小さくため息をつく。
かがみのことなら結構知ってるつもりだったのにな……。
こんな簡単なことも、私は知らなかったのか……。
「つかさ、かがみの好物って何か知ってる? 甘いもの以外で」
「え? う〜ん、なんだろ。……嫌いなものじゃなかったら何でも食べるんじゃないかな〜」
あ〜、そういうイメージ確かにあるなー。
でもそれじゃ、何作ればいいかわかんないよ。
もうこうなったら直接かがみに聞くしかないかな。
何作るかバレるかもしれないけど、好きな物の方がかがみも嬉しいはずだ。
そうなったら、私も嬉しい。
「お客様のオーダーを取ってくるよ。ちょっと待っててね」
とっても大切なお客様に、喜んでもらえるように。
822 :
1-472:2007/09/20(木) 20:00:25 ID:byU8W7r5
●●●
こなたたちは夕食を作りに台所に行ってしまった。
私一人が、部屋に取り残されている。
なんとなく手持ち無沙汰で、時計を眺めながらじっと座っていた。
やっぱり料理が出来ないと駄目なんだろうか。
今まで何度も練習したけど、みんなのようにうまくはなれなかった。
多少は向上したかもしれないけど、それは昔に比べたら、という意味合いでしかない。
干されてるな、と思う。
緊張気味に座っているのも馬鹿らしくなって、カーペットに寝転がった。
することもなく、ただぼんやりと天井を眺める。
私だって、こなたたちと一緒に料理を作りたかった。
そりゃ、味付けや、煮たり炒めたりの重要なことは出来ないけど、御飯を炊いたり、皮を剥いたりなら出来るのに。
それだけでもいいから、役割が欲しかった。
今から台所に行こうかとも思うけど、さすがにそれは恥ずかしい。
それに、やっぱり行っても同じように手持ち無沙汰になるだけかな。
何かしたいと思う一方で、何も出来ないとも思う。
どうせ手伝うことになっても、みんなの手際のよさについていけなくなる。
不適材不適所かな。
さっきのこなたの台詞が浮かんでくる。
私の頭を撫でながら、言ってくれた言葉。
今でもはっきりと覚えている。台詞も、独特の抑揚も、あの手の感触も。
――かがみのために頑張って作るよ〜。だから、楽しみにしててね。
全てが脳裏に蘇ってきた。
823 :
1-472:2007/09/20(木) 20:02:50 ID:byU8W7r5
気恥ずかしさに耐え切れなくなる。考えるだけで、頬が熱くなってくる。
うつ伏せになって、目を瞑って、体をくねらせながら、それでも何度も思い起こす。
ああ言われたんだから、こなたを信じて待つしかない。
こなたのことだ。きっと私を驚かせようとするに違いない。
期待が膨らんでいく……。
それに、嬉しかった。
あの時は、自分がどうすればいいか分からなかったから。居場所を見失いそうになってたから。
そこにこなたが手を差し伸べてくれた。いや、乗せてきたって言うべきか。
この部屋で待ってるのが私の役割なんだろう。
……あれ?
確かここは、こなたの部屋……。
その中に、私は独りきり……。
立ち上がる。
今からやろうとしてることが、パンドラの箱を開けるのと同じだというのは分かってる。
もし見つかりでもしたら、私はずっとこなたに軽蔑されることだろう。
でも、好奇心や興味が、そんな僅かな恐れを感じなくさせた。
何より……こなたのことをもっと知りたかった。
本棚のガラス戸をそっと開ける。
なんというか、こなたらしい漫画でいっぱいだ。
適当に手にとって読んでみる。
……これが、こなたが好きな漫画か……。
こういうのも共有できたらいいけど、やっぱり私にはよく分からない。
今度買ってみようか。読んでいれば慣れて、分かるようになるかな。
順番が変わらないように注意しながら、漫画を戻す。
多分ここには漫画しかないだろうと、ガラス戸を閉めた。
824 :
1-472:2007/09/20(木) 20:05:35 ID:byU8W7r5
壁際のベッドが目に入る。
こなたがいつも寝ている場所だ。
こなたはここで、どんな格好をしているのだろう。
ふらふらと近づいて、ベッドの上に横たわった。
枕に顔をうずめる。
……ああ、こなたの匂いがする……。
それはこなたにぐっと接近したときに漂ってくるのと同じ。
何のシャンプーかなんて分からないけど、関係ない。
これは、こなたの匂い。それだけは分かってる。
なんだか気持ちがいいな……。
この匂いを嗅ぐと、不思議と気分が安らぐ。安心できるっていうことかな。
こなたに包まれているような気分になって、しばらくそのままベッドに突っ伏していた。
……駄目だ。こんなことをしてる場合じゃない。
僅かな眠気を振り払い、立ち上がる。
こんなところを見られたら、と思うだけで恥ずかしくなる。
ベッドの隣には、机。
机には、引き出しがあった。
これこそ、大抵の人が大切なものを隠している場所だと思う。
一呼吸を置いて、
ゆっくりと、引き出しを開けていく。
「あ……」
携帯が、ぽつんと置かれていた。
何が入ってるんだろう。誰とメールしてるんだろう。誰と電話してるんだろう。
震える手で、携帯を掴む。
誰もいないのは分かりきってるのに、左右を見回す。ドアが閉まっているのを確認する。
その場にへたり込むように正座して、深呼吸。一回。二回。三回。
躊躇いを捨てて、一気に開いた。
何かのアニメの待ち受け画面が表示される。
それに不思議と安堵を覚えた。
やっぱりこなただ。
メール画面を開く。受信ボックスにカーソルを合わせる。
携帯を握った左手の親指で、何度もボタンを撫でた。
これを押せば。これを押せば。
……私の知らないこなたが。
825 :
1-472:2007/09/20(木) 20:07:24 ID:byU8W7r5
罪悪感がゆっくりと、お腹の底から湧き上がってくる。
友人の携帯を勝手に覗くなんて最低だ。
私は、最悪の人間だな。こなたに見つかったら、間違いなく拒絶されるだろう。
私を、醜悪な人間だと思うだろう。
でも、どうしても、止められなかった。
……気になるから。怖いから。
……何が?
何が気になるの? 何が怖いの?
こなたが誰とメールしてても、それは私には関係ないことじゃない。
それなのに……。
一つ溜め息をつく。肩の力を抜く。
いつまでたっても、現実に向き合えないから、
……せめて自分自身には、正直にならないと。
分かってる。
こなたに男がいるかが気になって、いるかもしれないから怖いんだ。
最近、こなたの様子がおかしい時がある。
時々、虚ろな目でどこか遠くを眺めていたり、私が話しかけても、上の空だったり。
だからこそ、確かめたい。
心の中でこなたに謝る。今度ケーキでもおごってあげるから、と。
そう呟いて、親指に力を込めた。
受信ボックス。
そこにあるのは、見知った名前の羅列。
かがみ、かがみ、かがみ、かがみ、みゆきさん、みゆきさん、つかさ、みゆきさん……。
スクロールしていく。
「かがみー、入るよー」
ノックをする音。
明らかにこなたの声。
手の中には、こなたの携帯。
開けっ放しの机の引き出し。
早く携帯を引き出しに戻して閉めないといけない。
だが体は言うことを聞かず、金縛りのように全く動かなかった。
背筋が冷たくなる、嫌な汗が一瞬で全身から噴き出してくる。
どうにかしないといけないのに、どうにもならない。
ヤバいヤバいヤバい……。
ドアが開いた。
体も動いた。
826 :
1-472:2007/09/20(木) 20:08:28 ID:byU8W7r5
●●●
ドアを開けて中に入る。
……あれ?
何故かかがみが、机にもたれて立っていた。
「どうしたの、かがみ? 一人で突っ立って」
「……え、いや、これは……。な、なんでもないわよ」
あ〜、何か隠してるな。
かがみがしどろもどろな答え方をするときは、大体何かがある。
それくらいは分かってる。
でも、何をしてたかまでは分かんないな。
机の近くに何かあったっけ……。
机の上のパソコンが目に入った。
……多分これだな。
画面消してただけだし、かがみもすることがなかっただろうし。
「もしかして、パソコン使ってた?」
「え…………そ、そうよ」
かがみは一瞬口篭った。
僅かに頬を紅潮させている。
別に隠さなくてもいいのにな。
かがみになら、Dドライブの中を見られてもいいと思う。
「遠慮しないで、使ってていいんだよ」
「う、うん。ありがと……」
焦っていたように見えたかがみも、落ち着きを取り戻してきたようだ。
でも、さっきのかがみの様子……。
もしかして、パソコン使ってたっていうのは嘘なのかな。
かがみは変に正直だから、嘘をつくときも表情に出てしまう。
いや、あれは動揺してただけなんだろう。きっとそうだ。
「ところで、私に何か用でもあるの?」
そこでようやく、自分の目的を思い出した。
「あ、忘れてたよ。かがみは何か食べたいものある?」
「え? 何でそんなこと聞くのよ」
「かがみはお客様だからね。お客様の食べたいものを作るのが我々の仕事なのだよ」
かがみは急に黙り込んでしまった。
どうしたんだろう。何か変なことでも言っちゃったのかな。
827 :
1-472:2007/09/20(木) 20:09:42 ID:byU8W7r5
「な、なんでもいいわよ」
うわ、一番困る返事が来たよ……。
せめて大まかな種類だけでも聞きたいのに。
「なんでもいいじゃわかんないよ〜。もっと詳しく教えて」
「だから、なんでもいいのよ」
あ〜、困ったな〜。
かがみの好きなものを作りたいのに、全然わかんないよ。
本当に何でも食べるのかもしれないけど、それでも一番好きなものを食べてもらいたい。
どうしたらいいんだろ……。これ以上しつこく聞くのもあれだし。
「…………なら……」
そんなことを考えてたから、かがみが何か言ってたのを聞き逃してしまった。
「かがみ? 何か言った?」
「だ、だから、こなたがつ、作ったものなら、なんでもいい、って……」
……あれ? これは、どういうことだろう。
私の作ったものなら、何でもいいって?
どうして、そんなこと言うんだろう。
何でもいいから、作れってことなのかな。
それとも……。
よく分かんないけど、なんだか嬉しくなってきた。
「うん。わかったよ。じゃあ、ちょっと待っててね」
はりきって作るから。とっておきの料理を、かがみの為に。
それから、
「ありがとう、かがみ……」
かがみの反応を見ないように、すぐに振り返って、部屋を後にした。
かがみは、何でもいいって言ってくれたけど。
作るのなら、やっぱりかがみの一番を。
材料はあるかな。
道具はあるかな。
うまく作れるかな。
でも、やってみよう。
晩御飯とは少し違うかもしれないけど、何を作るかは、決めた。
かがみの為に。かがみの為だけに。
かがみの抜群の笑顔を頭に思い浮かべて、
台所へ。
終
828 :
1-472:2007/09/20(木) 20:13:35 ID:byU8W7r5
以上です。
後半も連休が終わるまでには投下するつもりです。
ちなみに厳密なこれの続き、何を作ったとかいうのは知識不足もあって書けなかった……
この辺はご想像にお任せします。
>>828 リアルタイムGJ
うん、なんだ。あえて突っ込ませない寸止め感がアリってかんじだな。
クハァ
>>828 この寸止めはキツイぜ。
それはともかく、正直者のかがみんに惚れた。
嘘つくの下手な人っているよねー
ンフゥ
GJ!
後半を楽しみに待っています。……本当に待つのが辛いw
これは後半を全裸待機するしかないな
嘘つくの下手なかがみん・・・・萌えた!!GJ!
俺は無表情で嘘つける人間だからなあ・・・・・
前半おつ。
嘘つくのが下手なかがみ可愛いよ。
ひたすら甘ったるい展開になるのか
一悶着起こるのか続きが楽しみだ。
>>828 微妙に変態入っているかがみに萌えたw
こなた健気だよこなた。
ところでこなたが「何を食べたい?」と質問するところで、かがみが「こなたを食べたい」と言い出さないかとハラハラした
重傷者は俺だけで良いw
>>810 レスし忘れてた
これ作った作者すごいな・・・。尊敬できるぞ。
ところで、大団円って感じで終わっているから、作者はもうらき☆すたではMADを作ってくれないのだろうか?
この人のこなかが動画、もっと見たいが・・・。
>>837 おかしいなぁ・・・書き込んだつもりはなかったのに
844 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 23:52:14 ID:ph2XRMup
>>837 あれー?確かこの時間はらき☆すた5巻を眺めて過ごしていたはずなのだが・・・
アニメ本編のこなかがシーンまとめ動画なんてのがあればいいと思って作ってみようかと思ったんだが…
一度も動画編集とかやったことないんだよなぁ、低画質になりそうだしorz
誰かがうpしてくれないかと待ちわびてるよ
まず俺たちが考えるこなかがシーンをピックアップしていこうぜ
とりあえず15話のライブで席を譲ってあげるかがみは欠かせないな
>>846……良く分かってるじゃねぇか。
じゃあ俺からは、7話の「みんなと同じ組になりたくて文系選んだ」ということを聞かれて、
かがみがこなたに頭を撫でくられるシーンを推しておこう。
6話のお風呂で「ふぅ〜ん、かがみはナンパされたかったんだ〜」と
ニヤニヤしながらすり寄るこなたと恥ずかしがるかがみも外せない
俺的解釈だとかがみはナンパとか言ってこなたが焼き餅焼くか見たかったんだけど
逆にいじられてしどろもどろになったんだと思った
>>846 二人でいるところはすべてこなかがこなにみえるんだぜ
でも素直に21話の修学旅行と、言っておこう。
851 :
845:2007/09/21(金) 01:37:42 ID:nqioaDI6
おお、ここの住民は流石だな
俺も
>>850と同じで全部こなかがシーンに見えてしまうんだが、絞るとすれば…
>>388と
>>390 それに7話のラスト「フルメタ新刊でてるな」以降の流れ
13話のバレンタインチョコ
23話の「かがみさまー」からの流れとしっかりついてくるかがみ
24話のかがみがチア参加を承諾する所、そしてラストの見つめ合い
こんなもんだろうか、最後に最終話のダンスがあってもいい
技術さえあればすぐにでも作るんだが…他力本願ですまん
16話のコスプレ喫茶いったときのかがみを忘れんな
ハレハレダンスみて最初はひきつってたかがみの顔が、
こなたが誇らしそうにパティたちと話してるのをみて、
同じ構図のまま優しくなっていくんだぜ
セリフもないのに顔だけであんな複雑な感情伝えられるとは、
お姉さんびっくりだ
つかさん家行ったらかがみがいなくて寂しがるこなたに興奮したのを覚えてる
あと修学旅行の「ちょっとー気をつけなさいよー」って階段下りるとこが好きだ
こなたもつかさも危なっかしいんだけどかがみはこなたにしか目が行ってなくて
つかさのほうにはみゆきが最初に気づくだなんて俺は何かを受信してしまったぜ
誕生日にかがみがこなたの頭に手を置くところを忘れちゃいかんぜよ
>>838 まだ3作は作る余地あるな、元ネタから考えて
>>853 修学旅行のところ言われて確認してみたがよく見つけたなw
俺はまだまだ修行が足りないようだ
おれは こな×かが を せっしゅ しなければ
いきて いけない からだに なって しまった
取り敢えず30分レスがなければ
こなたはかがみの嫁ということに
>846
4話の、こなたがかがみの家に来たところ。
かがみが出迎える前に入ってきちゃうこなたと、
「おー、いらっしゃい。上がって〜」と気にせず嬉しそうなかがみが良い。
初期はこんな何でもなさそうなシーンでも萌えだったんだが、終盤更に激しくなっていったから忘れてた。
じゃー10秒レスが無ければかがみはこなたの嫁だ!
10秒でよかったぜ
10時間でもやりそうな馬鹿揃いだからな!
最終話の最後、白石の携帯が鳴ってみんな爆笑し
こなたとかがみが笑い終わった後の2人見つめあうシーン
結局最後まで2人の気持ちははっきりしなかったがそれでいいと思った
かがみんはいい子だよ☆
珍しくかがみから積極的な「じ〜」も忘れてはいけない
最初の方は今ほどこなかがを意識しないで見てたから
ここに挙がったのでちと思い出せないのもあるわ。
DVD買ったらこなかがメインで見るようにしないとな。
867 :
1-472:2007/09/21(金) 19:52:26 ID:wX+s6tUn
>>829 >>831 ありがとうございます。
終わりまで書くのが苦手なので基本的に言わぬが花のやりかたです。
>>833 >>834 授業中もずっと書き続けているので、もう少しで出来ると思います。
久々に想像力が沸いてきてるよ。
>>835 >>836 個人的にそういうかがみが好きなんで、趣味丸出しのSSに……。
>>837 書きながら同じことを思った俺はもっと重症だぜ。
>>867 授業中に書いてるとか、あんたの方がよほど重症だよwwwww
もっとやれ
遅れ馳せながら録画しておいた最終回見た。
チア練習時に見つめ合う二人を見て、俺の中で何かが爆発しそうになったw 欲を言えば、二人の間にラブ分が欲し
かった。
上でも色々語られているみたいだが、二期は欲しいな。萌えニュース板の情報によるとハルヒ並みに売れているらし
いから、期待してしまう。ただ・・・原作のストックがネックといえばネックか。
そこで俺としても二期について考えてみた。
もう三年秋だし、卒業まで時間無い。そこでAパートを原作消化にまわして、Bパートは全くのオリジナル路線で作れ
ばいいと思う。いっそのことBパートはキャラと基本設定だけ借りて、全く別の次元の話でもいい。京アニのオリジナ
ル面白い事多かったし。
・・・Bパートでこなかがラブラブ路線の話が見たいってわけじゃないぞ? 本当だからね? (←ツンデレ)
よく考えるんだ
1年をやってないだろ
らき☆すた The first contact ってか
何事もなかったかのように三年春に戻ればいいだけ
卒業式はなかったことにすればいい
一年に戻るのもいいけどそうなると現一年組ファンが発狂しそうw
>>869 あえて突っ込むがそれはツンデレじゃねえw
ツンデレ判断を学ぶべき
(例)そこに痺れる 憧れるゥ! →素直ヒート
>>873 Aパート:らき☆すた The First Contact
時間を巻き戻し、1年次からこなた達メイン4人の生活を描く。
Bパート:らき☆すた The Next
時間を進め、1年生組の2年次以降を描く。たまにメイン4人も大学生で登場。
お前頭いいな
100%ナイナイナイのが泣ける
>>878 合成だから仕方ないけど、かがみの顔がちょっと太って見えるんだよなそれw
>>882 これはあれだな、修学旅行でかがみに煎餅をチラつかせた時の反応だな
>>849 その解釈はさすがにおかしいww
>>846 俺はやっぱり修学旅行で「こなた」が率先して取ったであろうプリクラを、
「恋愛みくじ」に貼ってたシーンだな。(「半吉」の「半」を隠すように)
このかがみの行為の解釈としては、
『半分凶→告白されるという「行為」に期待していたのに、そうじゃなかった事』
『半分吉→こなた(達)と一緒にプリクラを撮れた事』で「半吉」だと思うけど、
かがみにとって『「凶」のマイナスを相殺して、さらに大きくプラスに傾くほど「吉」の割合が大きかった』
ということになる。
だからこそ、あの「恋愛みくじ(しかも、半吉の『半』の部分)」にプリクラを貼ったんだろう。
(マイナスの方が大きければ「みくじ」は捨てる。または、みくじには貼らないはず。)
そして、もっとも重要なのは「『恋愛』みくじ」であったということ。
それはつまり「かがみは、こなた(達)に恋愛感情(またはそれに匹敵する感情)を持っているという事」になる。
もし、そういう感情がなければ、わざわざ「恋愛みくじ」に貼る必要はないからな。
(こなた(達)とのプリクラは恋愛みくじとは関係ない事柄と思うはず。)
んで、さらに
・かがみの机の前に「こなたのアップ(かがみの顔は半分しか写ってない)が貼ってある」
・恋愛みくじ;かがみの「半吉」に対して、こなたは「大吉」、みゆきは「吉」、そしてかがみと姉妹のつかさは、
アニメ中では「わからない」・・・これも伏線だと思われる。
んで、最後に「マジで長文スマン。」
アンソロ今頃買ってきた。
まあアンソロだから出来については深くは語るまいが
(表紙のこつえーは賛否両論あるだろうが個人的にはアリ)
これなんてこなた×かがみ本?
18本中7本はこなかがネタがあるぞ。
1年生チームどころか、つかさとみゆきすらほとんど出番がねえ。
こなたが恋愛みくじを引く時、かがみがガン見してたのにワロタ
そんなに気になるのかよ
>>884 俺もあのくじがただのおみくじじゃなくて「恋愛みくじ」だったことを深読みしてしまう。
こなたは特にコレといった異性との浮いた話なんてないのに、見事に大吉を引いていた。こなたと今一番距離が近いの
は、間違いなくかがみ。「これは最終回までに、こなたとかがみとの間で何か恋愛イベントでも起こるかな?」と思ってい
たんだけど、見事に伏線にはならず、最終回ではずっこけたw
俺は、「もし二期があったらそのときに何か動きがあるのでは?」と前向きに考えるようにしている。
/ ̄ ̄ ̄ 丶、
/ \ ______
, --'、 / `〉
/ ⌒ ) こなかが / /
,′ ノ / 百合本 . ./
l T´_ / r'´ ̄ヽ
/:\ノ>―`丶、 / (  ̄ l
{ ,>'´ / / `>'―――― --、ゝ- /
/-―/ / / / / ヽ.| \ xく
/ 〈 `/ , / / X |/l ∧ 1 ∧ \_:. |
V ,イ / /,.く \ l /__」斗- l ∧ __/
/ハl/ /l/ \ l /__j.」l ト l |
|' j| /V}  ̄ ̄ '、| \ l | V /
V/ 人. >-、__, `.ハ l /
/ / l\ ゝ.__,ノ .ノ|/V ィ´
/ /、| || 「ー 、/ ̄厂| j /
| /.:.:.:l/ll | / /! / l/l
/∨.:.:.;小 ヽjl / / / / /: \
/ .:.:.:./ ̄` ォ`二 ィ/./l:.:. 、 \
/ l:.:∠. __.ノ! | l _Kチ:.:.:l:.:.|: ヽ、ヽ
|:∧/:.:.:l/, 〈 lーく、 ̄}:.:.:.:.lヽ | ヽ |
l:| |:.:.:〈/ / l\|,丶、\/:.:.:.:.l V l jノ
丶 ヽ:.:.|V_ l \ >イ:.:.l:.:.:l l:.:l /
ヽlヽ:.`T┬-‐く\\:.:l:.:.:! j:./
\`'l |:.:.| l:.:ハ-ヘ\{ /'′
{ーlヽj レ' l__|
l__l じ'
ゞ_)
>>884>>887 その解釈はさすがにおかしいww
とまでは言わんが深読みしすぎw
確実に病気が進行してるな
俺はおみくじなんてただの運試しだと思ったから
先の展開につながるなんて思いつかなかったし
おみくじにプリクラ貼ったのもおまじないみたいな気持ちで
嬉しい思い出のあるプリクラで半を隠して
吉になりますようにって感じだったのかなと思った
ゆたか×みなみ アニメでの百合展開にいつもイライラした心の狭い俺
半吉の半分の凶も友達(特にこなた)がいれば
容易にのり越えることができて、友達の力のおかげで
結果的には吉となる。だから半吉の「半」の上に
プリクラを張って「吉」にしていた。
友情って素晴らしいね! てことかと思ってたけど
やっぱり恋愛みくじだけにそういう感情もあって、その
ま いっか
単にこなたがナチュラルにかがみフラグ立てすぎなんだよ!
でもフラグ回収しない辺りが無自覚っぽいな、もどかしいなw
>>893 いやいや…ここでこなたのキャラソンを聞くんだ。
>あの娘いーな ツンとデレ
>おかしーなこの会話 フラグ立ってるはずよ
もう分かるよな俺よ…
あとC/Wは聞くなよ。
あれはダメージでかいから(苦笑)
……というかあのキャラソンはこなたなりのツンデレなのか…?
>>894 マジレスするとあれはギャルゲーの話なんだが
そのツンデレが近くに居るためにそういう解釈しか俺にもできないw
>>896 乙ひよりん
非公式エロアンソロにはひよりんの描いたみなゆたエロ漫画が掲載されてるっスよ
>>895 逆に考えるんだ
近くに居るツンデレが好きだからギャルゲではとりあえずツンデレ攻略なんだ
>>896 萌えたぜっ ! サンクス !
コンプHsとコミックアラカルトか・・・購入検討してみる。
ところでおみくじの解釈で盛り上がっているみたいだが、ここはこなた×かがみスレなんだ。
思いっきりぶっ飛んだ方向で深読みしても、いいんじゃねーの? w
>>900 なんかもう俺らを釣ってるとしか思えない
ひよりが出張してくるとは………
いいパスを回すものだ。
これ心霊写真じゃね?
ついにかがみの三本目の手が覚醒したようだな
おたきあげないでー
かなたさん…
|
|Д`) ダレモイナイ・・トウコウスルナラ イマノウチ
|⊂
|
初投稿デス。
ホントは先週のこなかがCDオリコンTOP10入り記念に投稿するつもりだったのが、
1週間遅くなってしまいましたが。
文神が多い中、未熟もんですがしばしお付き合いを。
「おーっす、こなた。来たわよ」
「はろ〜、かがみん。そのへんすわっててよー」
日曜の朝からこなたによびだされた私は、こなたのベットに腰掛けた。
それにしても、何の用かしら。つかさも誘う?ときいたが、一人できて欲しいと言われたし。
一応念のために宿題は持ってきてあげたけど。
こなたはパソコンの前でなにやらやっていたが、やがて音楽が聞こえてきた。
って、ちょっとまて! これは……
『だれ だれ だれが〜? だれ だれ だれに〜?・・・』
顔がすぐに真っ赤になるのが分かる。最近出した私のCDだ。
「だれ、だれ、だれが〜♪ だれ、だれ、だれに〜♪」
「ちょ、ちょっと!! 恥ずかしいから止めてよ〜!」
思わず立ち上がり、真似て歌うこなたからマウスを奪うようにして曲を急いで止めた。
横ではこなたがニヤニヤしまくりだ。ゆびで私を突っつきながら、茶化してくる。
「かがみも大胆だねぇ。こんな歌うたっちゃうなんて」
「べ、べつにいいでしょ! 私がどんな歌っても」
「うんうん、そうだね。かがみは寂しがりやなウサギさんだもんね。うりうり」
「うっ、うるさぁい!! だれがウサギじゃぁ!」
「怒ったかがみんもまた萌え」
こ、こいつは……。あきれてものもいえん。
ため息一つして、再びベットに腰掛けると手近にあった小説を取り読みはじめた。
「まさか、これだけのために朝から呼び出したんじゃないだろうなぁー?」
本に目を通しつつ聞き返す。
「んーん、それだけじゃないけど。でも昨日聴いたらびっくりしちゃってね。
ところでこれってさ、男でもできたかな?かな?」
「そんなのいないわよ。そもそもどう聞いたら男になるんだか」
「えぇ〜、だってどう聞いても誰かを想った歌だよね」
「うっ……そりゃまぁ……そうだけど」
歌詞を見ればそんなの一目瞭然だから、否定はしなかった。
声は自然と小さくなってしまったが。
「やっぱり〜。で、誰なの、ねぇ〜?」
「自覚がないのか……」
「へ?」
「だーかーら、あんたのことに決まって…はっ!」
術中に嵌まったことに気づいた時にはすでに遅かった。
やっぱり分かってて、意地でもわたしに言わせたかったようだ。あーもう!
見る見るうちこなたが子悪魔のような笑みを浮かべる。
「ふふふ、ひっかかったー。そかそか、やっぱかがみんは私のことがー」
「そ、そんなじゃないわよ! 別にあんたのことじゃぁ……」
「さっき私のことって言ったじゃん。ほらほら、照れるなくてもいいんだよ〜」
「ほ、ほら。あれは、言葉のあやってやつでさ」
「往生際が悪いなぁ、かがみは。ブーブー」
なんとも楽しげにこなたがはしゃぐ。こっちはいつもどおり振り回されっぱなしだ。
そう、いつもどおりに。でも嫌じゃない。むしろ楽しい、私も。
こなたとのこんなやり取りが。
もうどうとでも言え、と一言残すと私はベットにたおれこみ読書にふけったが────
こなただって図星を突くまでもなく、歌詞の意味は分かってると思う。
私のこなたへの気持ち……想い。
本当なら自分の口から伝えればいいのに、そんな勇気がない自分がちょっと情けない。
今も思わず否定しちゃうし。
こなたは、私のことをどう思ってるんだろうか。
やっぱり、ただの仲の良い友達なのかな。あの曲聞いても変にしか思われないのかな。
そうだよね、女の子同士なんだし……
いまのこの関係が壊れるのが怖い。今みたいなやり取りがもうできなくなるのはいやだ。
そう思うと、どうしても踏み切れなかった。
────そんな考えが頭の中をぐるぐる回り、読書どころではなかった。
こなたもいつのまにか茶化すのをやめていた。普段ならもっと絡んでくるのに。
そして、私もそれをまっている。
「かがみ?」
不意に近くから呼ばれた。すぐ横にこなたが座ってた。
私は本を置いて起き上がり、こなたのほうを見る。
また茶化されるのかなと思い、苦笑しつつ答えた。
「どうしたのよ? まーだなんか言いたいことでもあるの?」
「かがみは、私のこと、好きだよね?」
「ま〜た、何かのゲームのシチュエーションか?」
いつもの茶化しだと思ってたから。小生意気な受け応えしてくると思ったから。
下を向いているこなたの表情が伺えないが、私の一言は失言だったのはすぐわかった。
「そんなんじゃないよ。そんなんじゃ・・・・・・」
「えっ?」
そして私のほうを振り向き、真剣なまなざしで、でも目尻には涙をためて。
「私、かがみが大好きだよ……」
今にも消えなくなりそうな細い声でつづけた。
「かがみって、いつも私と一緒にいてくれたよね。
私がかがみの分からないような話しても、いっつもいっつも宿題とか手伝ってもらっても、
かがみのことたくさんからかっても。それは仲のいい友達だからだと思ってた」
「うん……」
「でも、あの曲聴いてね……初めてかがみの本当の気持ち知ったよ。
かがみってすごいね。あんなに自分の気持ちを表現できるんだもん。
私なんて、ゲームゲームって……。」
こなたらしい良い曲よ、と思ったが言うのはやめた。
少なくとも今はそんな言葉望んでないだろうから。
「とっても嬉しかったよ、かがみの歌。でも恥ずかしくて、自分に自信なくて……
ほんとは、ちゃんと気持ち伝えたくてきてもらったのに、
いつもみたいに……ううん、普段も、だね。かがみのこと、わたしいつもいつも……
ごめんね……ががみ……」
謝られることなどされてない。行き過ぎと感じたことがなかったと言えばうそになるが、
それも含めてこなたからの私への感情表現だったんだし、それが嬉しかった。
それに、自信がなかったのは私だって……私だって……
「こなた……」
「……かが…み…?」
言うが否や、私はこなたを抱きしめた。実際に小さい体がすごく小さく感じた。
こんなに震えて……いっぱい気持ち溜めてたんだ、ずっと。
「こなたは、いつもらしくしてていいのよ。それに、あやまらなきゃいけないのは、私のほうよ」
「えっ……」
「もっとはやく、こなたに私の気持ち、伝えてれば……
こんなに苦しい思いさせなくてすんだんだから……おそくなって、ごめんね……こなた」
「か…が…み…」
そして、ずっと言えなかった一言を、
優しく、はっきり聞こえるようにゆっくり、こなたに伝えてあげた。
「こなた……大好きよ」
涙でぼやけた視界で、でもはっきりと映るこなたの表情が
今まで見たことのない笑顔にかわっていく。
「……かがみ……好きだよ……かがみぃ」
「こなたぁ……」
しっかりと抱きついてくるこなたに応えるように私も抱き返す。
自然と顔が近づいて───
『ん……』
───どれだけしてたのか覚えてないけど……私とこなたの唇は重なった。
それからしばらく、今までいえなかった想いをお互いいっぱい語った。
その間こなたはずっと私にじゃれついてきた。私もこなたをいっぱい撫でてあげた。
私たちから自然と笑みがこぼれる。目は二人とも真っ赤だったけどね……
「でもさー」
「ん?」
「CDにしちゃうなんて、やっぱかがみんは大胆だよね〜。」
「そ、それは……まぁ」
返す言葉がない。
「あれじゃつかさやみゆきさんも流石に気づくんじゃないかな。
みゆきさんは案外とっくに気づいてたかもしれないけど。」
「みゆきは鋭いからね。まぁ……ふたりにはいずれ説明しないといけないわね。
すぐってわけにはいかないけど」
「そうだね」
私たちの大事な親友(つかさは妹だけど)だから、ちゃんと伝えておきたい。
こなたも同じようでよかった。
「そういや、あんたの曲もきかせてもらったわよ。ほんと、らしいというか」
「いやいや、それほどでも〜」
ほめるなほめるな〜、と言うそぶりのこなたをよそ目に、
ふと歌詞から気になったことを聞いてみた。
「ところで、あんたの大切な『嫁』さんはどーすんのよ?」
「どうするって、今までどおりだよ。ゲーム上のことってお互い割り切ってるし」
「ふーん」
----
無関心装ったつもりだったけど、バレバレだったみたいで。
「あれぇ? かがみ、もしかして妬いてる〜?」
「う……」
「まったく、かがみんは可愛いなぁ〜」
「やいてるわよ、悪かったわね!」
あたまをうりうり撫でてくるので思わず本音が出ちゃった。
こなたもいつもの調子に戻ってるし。
「さぁて、おなかもすいたし、お昼にしよ」
「いつの間にかもうそんな時間なってたのね」
「そのあとは、ショップめぐり〜♪」
「ちょ、私、今日買うもんないぞ。お金もそんなもってきてないし」
「付き合ってくれる、んでしょ?」
「……しょうがないわね。いってあげるわよ」
───そう、いつもどおり。
ドアをあけて廊下に出ようとしたこなたが振り向き、笑顔で
「かがみがいちばん、だよ」
だからわたしも笑顔で。
「私も、こなたがいちばんよ」
───でもちょっとだけ、変わったいつもどおり。
以上でガンス。
だいぶ脳内入ってるけど楽しんでいただければ幸いかと。
TOP10入りよりもこなかがの順位ならんでた、なんて些細なことで
ニヤニヤがとまらなかった俺も入院かな。
朝からいいもの見たぜ!GJ!
GJ!!やっぱり甘いのもいいなぁ〜
GJ
だが大事なシーンで「ががみ」になっててちょっとワロてしもたよ
919 :
884:2007/09/23(日) 12:45:34 ID:cjijP3Uf
>>889 いや、深読みというか普通に解釈しただけなんだが・・・まぁ、でも
>>(こなた(達)とのプリクラは恋愛みくじとは関係ない事柄と思うはず。)
は確かに言いすぎだったかもな。
あれが、ただおみくじを引いてプリクラを貼ったってだけなら、あなたの解釈も
あるだろうと思うが、京アニが実際「かがみの半吉」をピックアップして、
その後に「告白イベントもどき」を持ってきているのだから、伏線として考えるのが普通かと。
それと、俺は恋愛感情、またはそれに匹敵する感情(友情含む)といっているので、
「これはガチ百合だ」とか言いたいわけじゃないからなw
>>919 まあ、恋愛感情というより、いいとこ「ずっと一緒にいたい親友」だろうとは思うが。
「好きだけど結婚できない」と悩むんじゃなくて、「結婚とかそういうのは別として一緒にいたい」。
そもそも、結婚という発想に至らない。同姓ってそんなもんだろ。
>>914 GJ
甘味分補充させてもらった。
キス以上の展開も期待したオレも入院の必要ありかな。
スレの前の方でもキャラソンネタでかがみがいじられまくっているが
内容が激しく気になるので是非とも一度きいてみたいもんだ。
いずれこなたのとセットで買ってみるべきか。
二次創作はともかく、公式ではっきりとした恋愛感情があるって決めるのはやりすぎだろう。
といっても、たしかに友情以上の感情は芽生えていると思うし……。
もう百合とか友情とかでは語り尽せんな。
そう、こなかがは新ジャンルなのだ!
二次元相手にこんなこと思うのは、おかしいとわかっている!
入院しろと自分自身でも思う!しかし…しかし、だ。
こなたとかがみには幸せになって欲しいんだ。心から。
二人が幸せそうなら、友情でも百合でも結婚でも構わない。
…ほんとこの子らのせいで、俺の人生末期です。(超笑顔で)
>>914 畜生 ! 萌えたじゃねえか !
キャラソンを元にSS作るなんて、なかなかのアイディアマンだな御主w
つか、かがみは2曲ともこなたへの歌を歌ってるのに、こなたときたら相変わらずなマイペースな歌詞で、少しかがみの
片想いがかわいそうになるよな、あのキャラソンw
こなたへの愛前提かよwwwwww
2人はラブラブでちゅ
>>924 よう俺。
俺としてもここまで幸せになってほしいと思うのは(碇)シンジ以来だぜ(苦笑)
>>921 確かに公式に期待するならそれくらいが限界だよな
恋愛とか結婚はここに投下されるSSやニコニコのMADに任せてニヤニヤさせてもらおう
>>919 >889だが、なんというかスマン
意見を否定するつもりはまったくなかったんだ
それぞれ納得できる考えを持てればいい……よな?
>>923 そもそも人間関係なんて個々に違うものなはずなのに
友情だの恋愛だの種類分けするのも実は変な話なんだよな
まー感情に名前付けないとどーにも扱いができないから仕方ないけど
それでこなかがみたいなどっちつかずの関係が出てくるのも当然だろう
こなかがは名詞で語らないで文章で語ろうぜ
まあ妄想レベルだから良いってのはあるんじゃないかな。
仮に原作で、高校卒業後のこなかがが一緒に暮らしだして事実婚みたいな状態になったらそれはやっぱりどうかと思うし。
932 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 18:51:21 ID:6V3M0Nny
>>931 それは確かにどうかと思う。
むしろ公式で恋愛はないけど、
百合展開っぽいのを見つけては、それで妄想を膨らませるという方がいいんじゃないか。
アンソロ本買ってきたぜ ! こなかが率が全編の半分近くあって、公式なのに凄いぜ ! つか、まだ正式な発売日じゃな
いような? まあ、いいけどな
内容は、コンプエース9月号のらき☆すたファンブックに収録されていたマンガが半分くらいで、その他は俺にとっては
初見のものだった。
一番萌えたのは、こなたがゲーム攻略のためにみんなに協力を仰ぐ話。かがみ完全に落ちてるのに、肝心なところで
こなたがヘタレてリアルかがみ攻略失敗w こなたのセリフが、これまたカワイイ。「えっと、セ、セーブしなきゃ。メニュー
画面は」みたいなこと言ってオロオロ狼狽してるw
ここの住人での以前の話によると、「こなたは誘い受け、かがみはヘタレ攻め」がベストらしいが、こなたのヘタレ受けも
なかなか萌えるみたいだ。俺的にはストライクだったw
934 :
907:2007/09/23(日) 19:32:17 ID:TpoGCVcK
どうも、907(914)です。楽しんでいただけたようで何よりです。
「ががみ」・・・やってしもうたorz
さんざん見直したんだけどなぁ。保管庫行くときには修正を。
キャラソンアイデアは前スレのやり取りからですね。
電波受信して妄想がとまらなくナッタヨw
(誰かがキャラソンネタでSS書くと思ってたので意外だった)
個人的には公式でないからこそ、
妄想がとまらない、いろんなネタ・SS生まれるということに一票。
公式にでちゃうと、それが"変えられない設定"になってしまうしね。
では、名無しにもどりまふ。受信用アンテナ置いときますね。 っT
アンソロとおきらくBOX買ってきたぜ
こなかがは最早公式公認的なところがあるなw
>>935 あなたが神か、超GJ!!
>>936 おきらくもう売ってたのか。
ちなみに、どこで買ったんでしょうか?
>>936 アンソロは買ったが、おきらくは地元の本屋で取り扱ってなかったから買えなかった。つか、高けぇよ。
おきらくBOXにも、こなかがを肯定するような記述があるのか?
アンソロは同人作家さんの世界観だから好きなの描けるんだが、おきらくでこなかが肯定していたら、公式にこなかが
の仲を認めてるってことに。
・・・結構重大ニュースじゃね?
らき☆すた5巻を読んでの妄想↓
「かがみ様ーっ!かがみ様のとこ世界史の宿題でたー?」
かがみと話がしたくて、今日も宿題をダシにする。
「でたけど……言っとくけど見せないからな」
あれ…?どこか…冷たいような…?
「そっ、そんなシンラツなっ!…まだ何も言ってないのにっ」
どうしたんだろ、かがみ…
「当たり前だ。そんな毎回たかられちゃかなわないわよ、まったく……」
やっぱり、毎回だとかがみも嫌になるよね。でもね、私は…私は…
「いやいや、考えてご覧よ、かがみ。毎回宿題を理由にして、かがみに会いたいがために、隣のクラスまで足しげく女の子が通ってくる―」
つい本音が出てしまった。慌てて自分にフォローをいれる。
「―って想像すると、ほらっ!すっごい萌えシチュエーションじゃない?」
>>944 盛大に吹いてしまった。そんな解釈をする奴がいるとは。
さすがこなかがスレ…重病の患者が多いな、俺も含めて
比較的フィルターに引っかかりやすい描写だろうと思っていたが。
>>935 携帯で一番下しか見れないけど
GJ
>>945 照れくささも手伝って素直になりきれなくて、つい冗談でごまかしてしまうのがこなたクオリティ
この程度の深読み、俺達にとっては当たり前だろ? w
つか、俺はそう解釈するのが常識だと思っていた
>>945 俺がいる。
ところで今5巻を読み返していたんだけど、94ページ政治も教養もでかがみはこなたの部屋まで来て挨拶をするのな。
こういう描写を見るとかがみがこなたの家の鍵を持っているとしか思えなくなって困る。
友達がドアホンを鳴らしたら、いくらゲーム中のこなたでも迎えに行くだろうし。
アンソロは完璧こなかが本と言ってもいい
おきらくBOXはかがみ編しかかっていないが
[泉こなたとはあなたにとってなんですか」
という質問がある
951 :
944:2007/09/23(日) 22:39:16 ID:WaRsTvPY
>>947 この程度だなんて…くやしいっ…でも…ビクビク
952 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 22:44:26 ID:1cbEOj6B
sage忘れ…スマン orz
>>949 で、かがみは何て答えてるんだ? wktk
955 :
919:2007/09/23(日) 23:02:07 ID:aU5AlvZA
>>930 いや、俺の「恋愛感情またはそれに匹敵する感情」っていう言い方が悪かったのさ。
こう言えば「恋愛感情」に反応するのは当然の話だしな。
俺も、あなたの言うように種類分けするのは変な話だと思っているし、
2人は「お互いをとても大事に思っている」って事を言いたかっただけなんだ。
伏線の話も「かがみにマイナスな事があっても、こなた(達)がいればプラスに転じる」って
言いたかっただけだしな。
わかりにくい言い回しですまんかった。
う〜ん 別に書いても良いのかも知れんが
買う楽しみがなくなるというか
答え自体は普通だがすごく恥ずかしがりながら言うのが良い
ちなみに質問の回答に表情が付いてるのだが
「理想の男性は?」でちょっと照れた表情
「こなたのことは?」だと顔全体を赤らめた表情になってるw
こなた編には逆の質問が載ってるらしいのだがそっちも気になる
まぁネタバレはしないほうがいいと思うよ
俺は今度買ってくるわ
>>952 俺も初見だったわけで、今もう一度観にいこうと思ったんだ・・・が、今ニコニコ落ちてたりする?
このスレも早いもので950を超えたな。
もちろん次スレもあるんだろ。
こなかが目的でおきらくBOXを買うのはCPが悪いのであまりオススメしないけど
公式でもこなかが人気を意識してるのかなあという気はする
>>956 こなた編ではいつもの猫口で「いい萌え素材ダヨ〜」的な鈍感回答そうで怖いな
おきらくBOXかがみ編の最初のポエムって、こなかがポエムなの?
ポエムだと…?なんかもうほんと恋する乙女のようだな、かがみんw
百合乙女柊かがみ
かがみボックス、書下ろし4コマの
珍しくふくれてこなたのほっぺたを引っ張るかがみが良い(顔見えないけど)
>>968 あのふくれた顔って、ゆーちゃんのぷーって顔に似てるね。
っていうか、ふくれたかがみって、今まで見たことないな。
陵桜祭2に行ってきたけど、色々とこなかが本が買えて満足
そろそろ次スレ?
>>967 ああ〜〜別な道選んでたらもっと幸せだったろうに〜〜
けしからん
けしからんよ
誰かそのポエムとやらをうpしてくれ
978 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 07:58:49 ID:V6InzoR7
age
↓新スレを頼む
そんじゃ立ててみる
うめるか
さあ、埋めるでがんすよ
埋めるでふんがー
まともに埋めなさいよ!
>>963 実際はこなた編かがみ編両方とも名も無い男子生徒もしくは読者視点
一人称が「ボク」とかだしね
>>986 「かがみ様」って言うのはこなただけかと思ったから。
確かによく見たら第三者視点っぽい。