【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part17【変な女】
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l. : : : ヽ: ヽ、:.\X〈!ら::..:;.ぅ |:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.|.:ヽ
. ',. : : : : ` -`_t xz、 ヘヒr- ´ 、 |. :.:.:.:.:.!.:.:.:.:ト、.:ヽ
. ', : : : : : :.:.:.:.iヘしヽ , ,.l :./:l./:.ィ:ハ.} ー`
', : : : ヽ :.:.:.ヽ ニ > ー "´ イi:.////ソ リ
i : : : : ヽ: .:.:.::.:.:.:..:.:.ヽ、 _ / リ/iイ'
. }: : :.ト: :、ヽ:.:\.:.:.:.:..:.:.:.:.、ニ ― t - ' メ
| : :.ヽヽ:.ー 、_ヽ_Zー‐ ̄ー` i ' ,
l: ハ:トヘ  ̄ j ` - _
// ゙ー / ` - y`ーv、__
/ <: :/: : : : : 入
/レ ' __ r ' ´ ̄ <´: :/: : : : : : : :.i
_ ,ヘ: :.ラ ` そ: / . . : : : : : : :ヽ
,´: : : :ヽ::} _ ― :.: ̄i . : : ヽ
,' : : : : : : y _ - ―..- ‐  ̄ ..::..... { . . : : i
・前スレ
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part16【変な女】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1185888158/ ・佐々木SSの保管庫
Part1-10まで
http://blog.goo.ne.jp/sasaki_ss Part11以降
http://www10.atwiki.jp/sasaki_ss/ ・佐々木 = 例の変な女
自称「キョンの親友」、中学時代はキョンの自転車に二人乗りで塾に行く間柄
キョンとは学校内外でつるむ回数がクラスメイトの誰よりも多かった
キョンは否定するも傍からみるとどう考えても...
古泉曰く「十人中八人が一見して目を惹かれる、実に魅力的な女性」
恐るべきことに名実共にハルヒと対になる神的存在であることが明らかに
・次スレは
>>970が立ててくれたまえ。立てられない時は遠慮せずに言うといい。
このスレの住人は快くキミの代役に名乗り出てくれるだろう、くっくっ
>>1 乙!
ズレが直ったよわーい
>>4 1め…うらやましい奴
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:15:08 ID:59Y7CJT6
>>1乙!
>>4 なんてこった…こんな事なら俺もスレ立てしたかったぜ!
>>1乙
IDもどこと無くGJに見えなくも無くない
スレ立てして良かった\(^o^)/!
>>4ありがとう、家宝にするよ!
. , , -‐- 、.、
,. ‐-ー- 、 ,'. / ト、 ヽ
ノ / ヽ. i. ((从ソ 从〉 >>1乙
. ノハハハハハ.! l. (|┳ ┳i!
!|┬ ┬;iリ)! ハNiヘ '' ヮ''ノ くっくっ、ここが次スレだよキョン
’ 、 - ,ノル━━○} |{H}l'il〉
. ⊂}/†/!´{つ く_/_i_l_ゝ
. 「二「二ノ . /_ヽ__〉
>>12 アンタもGJなんだぜ
ポンジ−職人は前スレ埋めを手伝ってほしい
すぐに来てくれ
それにしても佐々木スレももう17スレ目か
時の流れは早いねえ
>>14 これで●のスレを追い越したみたいだな…
かなりの後発キャラなのにさすがだぜ佐々木!
てか佐々木のAAって少ないよな。
資料が少ないから当然だけど…
こんなのしかできない…
〈⌒l /⌒\
,.レノ l |\__/
. , , -‐- 、.、
. ,'. / ト、 ヽ
i. ((从ソ 从〉
. l. (|┳ ┳i!
ハNiヘ '' ヮ''ノ
. (つと)
. C(`Y´!
. 〈__ハ_,〉
>>1乙
そして前スレ
>>1000GJ!
ついでにこれもやっとこう。
( ゚∀゚)o彡゜佐々木!佐々木!
さて、無事前スレも埋まったな・・・
1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 00:33:01 ID:YnkOtNmU
>>1000なら佐々木スレは永遠
GJ!!
あっ…キョン…そこはダメだよ…
前スレ1000超えてたグハッ
間に合わなんだ・・・
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
. |ミ|
/ `´ \
⌒(゚∀゚)⌒ ソウダ、オモイダシタ!
ノ( )ヽ エ〜>>1オ…
<<
\ /
_ `゛`・;`' _バチュ--ン
`゛`・;`
/ `´ \
⌒(゚∀゚)⌒
ノ( )ヽ
<<
⌒('∀`)⌒<何だっけ?
ノ( )ヽ
<<
>>16 AA作れる人って尊敬
/"八ヽ
川'ー`リ
ノ( )ヽ
||
なんかきょこたんが沸いてるなw
>>25 俺の限界
(ノノノ レヽヽ
ノノ ´ー` ル
/( )ゝ
||
頭がサッカー選手のプジョルにしか見えない件
>>28 また渋いとこをw
俺はヘビメタのギタリストかとw
>>26 ちょっと明るくした
/"ノレヽ
川'∀`リ
ノ( )ヽ
||
ノ('ー`人 ごめんね 僕久しぶりにキョンに会って舞い上がっちゃったからごめんね
サーチャンww
この流れに笑いすぎて腹いたいわwww
>>29 佐々木も好きだがサッカーも好きだ
>>30 お前が明るくしたら俺も対抗意識ってモンがあるだろうが
(ノノノ レヽヽ
ノノ ゜д゜ ル
/( )ゝ
||
これ以上はスレの方向的にまずい気がするので止めよう
サーチャン吹いたww
_
'´ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
! iノノノ)))〉 .| ID:pp8Zp9PGさんお疲れ様。
i从! ゚ヮ゚ノ! < 月並みだけど僕の方からも
⊂)iYiつ |お礼を言わせてもらうとするよ
く/_|〉 \____________
し'ノ
>>36 この位のサイズのAAだと、何か別のキャラに見えるな…
例えば栞とか。
SS投下するよ
前スレの「確約」の続き的なもの
『縁』
「さて、聞かせてもらおうかしら?」
塾の初登校が終わった次の日。
昨夜は久方ぶりに脳みそをフル回転させたせいか倦怠感から心地よい眠りをすごした。
本日は塾が無い日なのでSOS団に参加できる。
部室での第一声ははハルヒの不機嫌な声だった。
聞かせるって何をだよ。
「塾の話しに決まってんでしょうが!あんたねぇ、いくら休暇を許したからってSOS団の本分は忘れちゃダメよ!
集まりに参加できない分、塾で不思議を探してきたんでしょうね?」
探すかそんなもん。俺は勉強しに行ったんだぞ。
強いて言うならあんなところに押し込まれて必死こいて勉強している奴らの心情が不思議だね。
まぁ俺も昨日その仲間入りをしたんだがな。
「なによ、まさか何にもないんじゃないでしょうねぇ……なかったら罰ゲームよ!」
ならば昨日の内に言っておけ。
……あーそうか、これは八つ当たりの一種か。
当然いえるわけが無いと思っているわけだな、そんで罰ゲームをさせる気か。
しかし俺もみすみすハルヒ考案罰ゲームなんぞという悪乗りした運動部の先輩命令より恐ろしげなものを受ける気は無い。
不思議なことね、不思議なこと。
適当にでっち上げて煙に巻くか?
いいや、下手なこといったら塾にまで調べに来られるな。
……よし、アレで行くか。
そーいえばな、塾に行って指定された席に座ったんだがな。
これが中学のとき通ってた塾の席とまったく同じなんだ。
それだけならたいした事無いが実はその隣の席の奴まで同じだったんだ、知ってるだろ?佐々木だ。
縁とは奇なもの味なものっていうがまさにそれだよな。
人の縁というやつはいつ何処でつながってるかわかんないもんだな。
帰りにコンビニに寄ったり昔話にかなり花が咲いたぜ。
そういえば知ってるか?袖すり合うも他生の縁ってな、勘違いしてる奴が多いが多少じゃなくて他生なんだよ。
袖がすり会っただけで前世やら来世の縁まで約束されるんだな。
こんな偶然があるとか佐々木とはどんだけ先の一生まで縁があるんだって感じだよな。
まぁこの豆知識もその佐々木からの受け売りなわけだが…………。
っとおい、古泉。携帯なってるぞ?
……長門、本が逆さだ。朝比奈さん?ポットと急須が逆です。
……ハルヒ?その蛙のきぐるみをどうする気だ?
……と、言うようなことがあったのは昨日。
本日は塾の日なのでSOS団をお休みし勉学に励む。
英文やら数式やらに3時間ほど悪戦苦闘し変える間際その話を佐々木にしていた。
やれやれ、ひどい目に会ったぜ。
「くっく、僕としては涼宮さんがきぐるみをどう使ったかを詳しく聞きたいね」
よせ、思い出したくない。
ったく、なんであんな目にあわなきゃならなかったのか。
「きっと昨日ぐらいのありきたりな話じゃ涼宮さんは満足しなかったんだろうね」
そうか?お前と此処で再会できたのは結構面白い偶然だと思うが。
「まぁ確かにそうだけど決して無い話じゃないしね。涼宮さん的にはもっと縁の強い話しじゃなきゃダメだったのさ」
もっと縁ねぇ……そんなもん早々無いぞ。
「まぁ僕としても親友が罰ゲームに晒されるのは忍びない、もっと縁強い話しで涼宮さんを満足させるようにしようじゃないか。
さしあたっては……こうかな?」
おいおい、いきなり俺の手なんか握ってどうした。
「袖すり合うも他生の縁だよキョン。袖がすりあっただけで足りないならいっそくっつけてしまおうと思ってね」
いきなり来世の話しかよ。今はいいのか今は。
「くっくっ、僕とて現世の君との縁だってまだ満足してないよ。コーヒーの美味しい喫茶店があるんだ。
さしあたっては今日はそこに寄り道して帰ろう」
コーヒーか、いいな。
……おい、自転車乗るんだろ?手はなさなきゃ乗れないぞ?
「くっく、その喫茶店は此処から近いけど駐輪スペースが無いんだ。自転車は此処に置かせてもらってとりあえず歩いていこう」
なんだ、そうなのか。
次の日その話しをしたら今度はトナカイを使われた。
以上。おおっぴらに不満なハルヒと地味に張り合う佐々木って感じで。
>>41 GJ!キョンにしても鈍すぎだろwww
蛙、トナカイが凶器と化したか
>>41 GJ!!
カエルはなんとか予想出来たがトナカイの使い方がわからんww
>>40 なんという黒佐々木…
キョンはこれから週に2回は罰ゲームとか、ほんのちょっとだけ可哀想だぜ!
>>1乙
「やぁ、こんばんは。いつものようにこんな時間だけど、挨拶は済ませておこうと思ってね。
>>1乙。それから前スレ
>>1000、嬉しいことを言ってくれるね。さて、佐々木スレッドも、もう
17スレ目だね。17、つまり作中の僕の満年齢と同じだけの数を刻んだわけだ。そう考えると、
何とも感慨深いね。さて、人生の転機といえば、昔は18歳、今は14歳ともいうね。もっとも
大学全入時代の到来が叫ばれて久しい昨今では、再び転機は18歳に戻っているのかもし
れないが、どちらにせよ、高校生の終わりが人生のひとつの節目である、もしくはであった
ことを感じている人は多いのではないのかな。そう考えると、17歳というのはモラトリアムの
最後の年であると考えてもよいわけだ。もちろん、モラトリアムの期間延長という意味で大学
に進学する人もいるだろうし、それを責める気持ちはまったくない。それはそれで立派な理由
と言えるだろう。さて、僕らの親愛なる友人は大学進学を志望しているようだが、彼が僕の知っ
ている彼であるのだとしたら、それは必ずしも、自分の将来像を見据えているわけでも、モラ
トリアムのためにでもないと思う。まぁ、決めつけているようで申し訳ない気分もあるが、恐らく
は何となくだろう。ああ、もちろん、僕は他人の志望理由をとやかく言うつもりはないのだよ。
僕の志望理由も決して褒められたものではないからね。……ただ、彼のこととなると、そのね。
そう、これは老婆心というヤツさ。彼の成績はお世辞にも良いとは言えないだろうし、ね。涼宮
さんにも言ったように、僕はこの夏、正確に言うなら、一学期の成績で、彼のお母上の態度が
決まると思う。さてと、そうなると僕もそろそろ現実的な志望大学のランクってものを考えなけ
ればならない。一年ほどあれば、彼の学力もそれなりに鍛えられるとは思うんだけど。
ねぇ、キミはどう思う?」
そう言って、佐々木は鞄から大学のパンフレットを取り出した。
今日の佐々木さんは将来のことを考えているようです。
>>45 いつもスレ番号に関係した事言っててすごいな、さすが佐々木さん!
キョンの成績悪化→塾→佐々木さんと一緒は規定事項か。
>>41 GJ!イイヨイイヨー。そろそろハルヒは世界改変、長門は情報連結解除か?
正直佐々木さんぴんちですよ。
>>45 おおなんか懐かしい気分になるなあ…パンフもってオープンキャンパスへ行ったもんだ。
いつも名文乙です。
いやはや、ささきかわいいよささき。
>>41>>45 GJ!
もうキョンの成績上げまくって佐々木とキョンは同じ大学に入ればいいw
>>41 地味に張り合うどころか、
これほどの攻勢をかける佐々木さんは久しぶりだw
>>45 おし、新スレ始まったな、GJ!
>>45 二年前にはいかに手を抜いて大学にいくか、寝る間どころか勉強する間も惜しんで考えたもんだ・・・・・・
佐々木のぬけがらPLZ
キョンが田舎に行く日にさびしがる佐々木を思い浮かべつつ実家に帰るというチラ裏
ちょwww管理人さんww
前スレ
>>973以降のやりとりが、「ポンジー祭り」ってタイトルで保管庫に格納されてんすけどw
分裂の佐々木の私服ミニスカなのか?
はくもんなんだな佐々木も
テラ女王様www
>>56 橘に質問するが、「佐々木のは何色だ」?
そのアングルなら見えるだろ。
「は、肌色……いやサーモンピンクなのです」
白と水色のしましまで。
てめえの色は何色だァーー!
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:58:08 ID:X4vJxcik
>>64 俺もそうおもた
ストパニの気も少しあるかな
生粋の水色派な俺なのだが
黒の紐も佐々木様ならありだなと思っている
室温34度が常態化記念、扇風機だけに馴れた記念
「暑い・・・・・・・・佐々木、スカートの中、見えてるぞ」
「くっくっ、見せてるんだよ」
「でもなあ、俺、スパッツ属性無いし」
「これは失敬。水色のストライプ、それともアダルトな黒が良かったかな?ああ、でも現状では選択可能なオプションはノー」
「九曜、早く空間直さないと、佐々木が暑さで壊れてきたぞ。外に居る長門に連絡ついてるんだろ?」
「ここは―――時間の流れ―が――さらに遅い。プロトコルの相違――により――意思の疎通には時間が――必用」
「しっかりして下さい佐々木さん!!正気を保ってください!!」
「いつでも正気だよ。それはキョンが証明してくれる。そうだよね?」
「まて、人前でいそいそとスパッツ脱ぎ出す奴の正気を保証するほど、俺はまだ壊れちゃいねえぞ!!」
暑いから続かない。
橘「佐々木さんは純な白に決まっているのです」
九曜「――黒の――紐――」
藤原「パンツなどただの飾りだ」
橘・九曜「?!!」
藤原「何色だろうが僕はどうだっていい。意味がない。
それはあんたたちがクマさんぱんつとパンパースであるというくらい無意味なことなんだ。くだらない」
橘「なっ、何故それを」
九曜「――今日は――たまたま――」
藤原「佐々木様はノーパン。とでも言っておこう」
佐々木「くっくっ、何やら楽しそうだね。ところでポンジー、ちょっと裏へ来てくれないかい?」
夏ですね
まて!ポンジー、詳細を教えてから逝って来い
「藤原くんはどうしたのですか?佐々木さん?」
彼かい?橘さん…君の後ろに居るじゃないか?くっくっく
「え?ひゃーーー手とか足がいやな方向にまがっているのです!」
白と水色のしましまは長門で確定してるからな…
佐々木さん!ここは黒と紫の水たま何てどう(ry
つ【いちごパンツ】
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:48:58 ID:9YoBZJWw
橘「藤原さんねじれてんじゃん!」
藤原いぢめるな!かわいそうだろ?
藤原「この時代のハチロクという車はなかなかいいもんだな」
佐々木「ハチ・・・・ロク・・・・?」
>>78 頭文字Pですか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そういや藤原豆腐店だったな、ハチロク
_ -  ̄` ー
/ \
, ' ,、 、 ヽ
/ / ,ィ ィ/ ヽ ! | ヽ
,' l , -‐-x i / イ-─リハ l ヘ ',
i l ァ≠、/ ィニテ!/ l !
,'.| ゝトヘヒノ , ゞ-ィ fヽ | l
! ! ヽ_', _ __ | f ' i i キョンが相手をしてくれないんだ…
{ ト ヽ、 ,イィ/ ィ i l,' 一緒に花火大会に行ってくれないかい?
トゝヽヘ_、-、_` t - イ /!ィハ/ソ
r z' ,k-、 くっくっ、それとも僕と一緒じゃ嫌かな…?
,rイ| / V
/ |l/ / \
/*'|/ /' ∧
〃 / / / / i
/ / /゚。 / { { ,。ヽ
/ i /*' / 〉 〉 ゚+ヘ
/ { {ヱ二二二二i /ー ゝ
/ | ヽ {、゚* ,oV
/. |=========== 〉! \ ゚+ヘ
/ | / ` ー--‐ヘ
/ ゜;。 {二二二二二/ ヽ
/ ☆ .′ ! .′ ゜ ;。\
. / 。 ; i | i ☆ \
〈 , . *'゚ | | | ヽ. 。 ; 〉
ハ 。+ | i l \ , *'゚ ∧
>>81 少し首が長くないか?w
ちょっと怖かったw
_ -  ̄` ー
/ \
, ' ,、 、 ヽ
/ / ,ィ ィ/ ヽ ! | ヽ
,' l , -‐-x i / イ-─リハ l ヘ ',
i l ァ≠、/ ィニテ!/ l !
,'.| ゝトヘヒノ , ゞ-ィ fヽ | l
! ! ヽ_', _ __ | f ' i i
{ ト ヽ、 ,イィ/ ィ i l,'
トゝヽヘ_、-、_` t - イ /!ィハ/ソ
,rイ| / \
/ |l/ / \
/*'|/ /' ∧
〃 / / / / i
/ / /゚。 / { { ,。ヽ
/ i /*' / 〉 〉 ゚+ヘ
/ { {ヱ二二二二i /ー ゝ
/ | ヽ {、゚* ,oV
/. |=========== 〉! \ ゚+ヘ
/ | / ` ー--‐ヘ
/ ゜;。 {二二二二二/ ヽ
/ ☆ .′ ! .′ ゜ ;。\
. / 。 ; i | i ☆ \
〈 , . *'゚ | | | ヽ. 。 ; 〉
ハ 。+ | i l \ , *'゚ ∧
修正前のだった…済まない…
佐々木AAの少なさに嘆いて作ってみたんだ…
>>84 /"八ヽ
川'ー`リ <GJ!
ノ( )9m
||
>>84 GJ!佐々木かわいいよ佐々木
>>85 お前またかwww
(ノノノ レヽヽ
ノノ ゜д゜ ル <指こうじゃね?
m9( )ゝ
||
./"八ヽ
.川'ー`リ <GJ!
m9( )9m
. <<
俺から貼っておいてなんだが
また俺とお前でAAな流れにする気かwwww
>>87 よし、もう永遠に封印の方向で行こうw
とりあえず浴衣もかわいいよ佐々木
じゃあ俺は970まで封印する事にする
92ならぐら乳頭によるふたなり同人が夏コミで販売される。(激しく待て
夏 コ ミ 対 決 !
, -‐- 、 ,.-‐―‐-.、 ,. ‐-ー- 、
,'. / ト、 ヽ. ノンニニヾu 、ヽ. ノ / ヽ
. i. ((从ソ 从〉 オl|ノメ从从|.芥ハ . ノハハハハハ !
l. (|┳ ┳i!l |li ┃ ┃||).l | !|─ ─;iリ)!
. ハNiヘ ー ノハ! .ハl、''.〜.''ノN从! ’ 、 - ,ノル´…ドンナ ショウブ ヲ
⊂)"ー'゙iつ ⊂i'l{H}| {lつ {!とス) ヤラカス キ ダ?
/ュュュュゝ く/_i_j_,ゝ . i´゙T`i
〈__八_,〉 (__八__) 〈_.八_,>
>>1 オツカレ!
>78
ハチミツとクロ(r
, -‐- 、 . ,. ‐-ー- 、
,'. / ト、 ヽ. .ノ / ヽ
. i. ((从ソ 从〉. ノハハハハハ ! 東京では花火大会なのに俺たちはこれか…
l. (|┳ ┳i!l. !|─ ─;iリ)!
. ハNiヘ ー ノハ. . ’ 、 - ,ノル´ くっくっ、いいじゃないか。僕はこっちのほうが…
⊂)"ー'゙iつ .|. .| ⊂!とス)
/ュュュュゝ_`O '_ _`O '_i´゙T`i
〈__八_,〉 ´' ` ´' `〈_.八_,〉
またまた思いつきで作ってみた…何してるかわかんねえな…
これ以降はあんまりやると容量越えが恐いのでAA自重しとく。
気が向いたらまたそのうち駄作投下させて貰うかもしれないけど…
俺は大満足だ
>>96 その花火大会に行ってきた俺の登場ですよ……
とにかく人ばっかだった
佐々木は浴衣似合いそうだなー
何せ胸g
_ -  ̄` ー
/ \
, ' ,、 、 ヽ
/ / ,ィ ィ/ ヽ ! | ヽ
,' l , -‐-x i / イ-─リハ l ヘ ',
i l ァ≠、/ ィニテ!/ l !
,'.| ゝトヘヒノ , ゞ-ィ fヽ | l
! ! ヽ_', _ __ | f ' i i
{ ト ヽ、 ,イィ/ ィ i l,'
トゝヽヘ_、-、_` t - イ /!ィハ/ソ ??
l' ,l
l' ,l
l' ,l
l' ,l
r z' ,k-、
,rイ| / V
/ |l/ / \
/*'|/ /' ∧
〃 / / / / i
/ / /゚。 / { { ,。ヽ
/ i /*' / 〉 〉 ゚+ヘ
/ { {ヱ二二二二i /ー ゝ
/ | ヽ {、゚* ,oV
/. |=========== 〉! \ ゚+ヘ
/ | / ` ー--‐ヘ
/ ゜;。 {二二二二二/ ヽ
/ ☆ .′ ! .′ ゜ ;。\
. / 。 ; i | i ☆ \
〈 , . *'゚ | | | ヽ. 。 ; 〉
ハ 。+ | i l \ , *'゚ ∧
zureta
>>99 氏ねええ恵ええええええええええええええい
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ
/ \
/ / / .ィ ./ヽ.Y l .', ヽ
,' ! -/7'Y /|' "´ヽ|. !!i '
! !.ト● ● ! !ノ、i !
,'' l l l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ l丿 !
!;!l|ヘ j/i i/
>,、 __, イァ
,rイ| / V
/ |l/ / \
/*'|/ /' ∧
〃 / / / / i
/ / /゚。 / { { ,。ヽ
/ i /*' / 〉 〉 ゚+ヘ
/ { {ヱ二二二二i /ー ゝ
/ | ヽ {、゚* ,oV
/. |=========== 〉! \ ゚+ヘ
/ | / ` ー--‐ヘ
/ ゜;。 {二二二二二/ ヽ
/ ☆ .′ ! .′ ゜ ;。\
. / 。 ; i | i ☆ \
〈 , . *'゚ | | | ヽ. 。 ; 〉
ハ 。+ | i l \ , *'゚ ∧
>>99 これはひどいwww
だが首ちょんぱになってるのだけは許せんな
>>94 8620形な。このスレで日本発の量産型国産蒸気に出会うとはwww
_ -  ̄` ー
/ \
, ' ,、 、 ヽ
. / / ,ィ ィ/ ヽ ! | ヽ
. ,' l , -‐-x i / イ-─リハ l ヘ ',
. i l ァ≠、/ ィニテ!/ l ! AAはこれでひとまずおしまいにしようじゃないか…
,'.| ゝトヘヒノ , ゞ-ィ fヽ | l
! ! ヽ_', _ __ | f ' i i やりすぎると容量を超えてしまうからね…
{ ト ヽ、 ,イィ/ ィ i l,'
トゝヽヘ_、-、_` t - イ /!ィハ/ソ
ソ く\| 〉'井、 / | /ヽ、
/ | \ | /ーゞレ´ / /
/ /.| | | Y丿 S レ |
( / | .|/ / 〉 |
\| | ,| / 〈 |
| / / | |
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〈 | /_,,_ .| |
| 丶_ /ー7''ト >_ イ |
/´ ,. -  ̄ ` - 、!
/ / __ |
/ / ,. '´ ノ|
/ / / ,. ´ ´\
〉 / / ,. ' ´ }
/, - | / ,. ' ´ ノ 〜―、
_<_ / ,. '´ ,. − '´ー つ=
/ / ̄ ,. '´_ -ー=  ̄
/ / /  ̄
ー' /
〈 /
ゝ‐ '´
佐々木「橘さん……」
橘「何ですか?」
佐々木「キョン子って呼んでいい?」
橘「な……なんですか?それは」
佐々木「だって、橘さんの下の名前って『京子』でしょ?だから、キョン子……」
橘「……ひょっとして寂しいんですか?キョンさんが相手してくれないから」
佐々木「な、何言ってるんだい?あのキョンは関係ないよ」
橘「だって、今まで私の苗字しか呼んだことないのに、急に……」
佐々木「そ、そうだね……そうだな、敢えて言うなら、私は『キョン』という言葉の
響きが好きなんだ、だから……」
『私は『キョン』という言葉の響きが好きなんだ』
『私は『キョン』というきが好きなんだ』
『私は『キョン』が好きなんだ』
佐々木「橘さん……そんな今録音した私の声を一瞬で編集しないでくれるかな?」
橘「このWAVデータをmp3にしてキョンさんにメールします」
佐々木「ダメだよ!やめて!」
橘「んん……もうっ!多少強引なことしないと、キョンさんは一生気付きませんって」
佐々木「だから!別にキョンは関係ないって言ってるじゃないか」
橘「わかりました!!」
佐々木「……わかってくれたかい?」
橘「今から、私が行ってキョンさんをこちら側に引き込んできます!!」
佐々木「見事にわかってないね……」
…………………………………………………………………………………………………………
橘「ただいまです……」
佐々木「おかえり……随分遅かったね。もう夜だよ」
橘「まったく……一日かけてもキョンさんは……」
佐々木「だろうね……(そんな一日で何とかなるなら、僕も苦労しないよ)」
橘「やれやれ……あっ!何かうつってる!」
佐々木「そんな口癖がうつるほど一緒に居たのかい?」
橘「そうですよ!!聞いてくださいよ!」
橘「まず、私はキョンさんの家に乗り込みました」
回想
橘「キョ〜ンさ〜ん!!あ〜そびーましょーー」
妹「こんにちわ〜。キョンくんなら居ないよ」
橘「え?そうなんですか?しまったです!」
回想終
佐々木「いきなり終わったね」
橘「いえいえ!私からは逃げられませんよ。携帯に電話してやりました」
回想
橘「もしもし、ワタシワタシ!私ですよ!!」
キョン『詐欺かお前は……何の用だ?橘。まさかまた誘拐したんじゃないだろうな』
橘「そんなベタな手はもう使いませんよーだ」
キョン「こいつ……何だ?お前暇なのか?」
橘「別に暇ではありませんが、あなたに用があります」
キョン「そうか?じゃあ今から駅前まで来い」
橘「わかりました〜ふふふ覚悟するです」
キョン「何の覚悟だ……」
駅前
橘「キョンさん、待ちましたか?」
キョン「いや、そんなに待ってないぞ。さて、行こうか」
橘「ど、何処へ連れて行くつもりですか?」
キョン「ウィリス見にいくぞ!」
橘「ウィリス?」
キョン「ああ。ずっと見たい映画だったんだが、なかなか一緒に行くやつが居なくてな
かと言って、一人じゃあ味気ないしな……ほら、さっさと行くぞ!」
橘「痛たたた……そんな髪を掴んじゃダメです」
キョン「いやぁーちょうど良いなぁーーこの頭のやつ」
回想終
佐々木「で?一緒に映画見たんだ」
橘「ファイヤーセルで世界が終わりでドッカーンでした」
佐々木「ふ〜ん、楽しかったんだ」
橘「……おっさんヒーローも良いなとか思ってしまいました」
回想
橘「ふー…」
キョン「なかなか面白かったな」
橘「そうですね!!……あっ……」
キョン「な、なんだよ?」
橘「その手には乗らないのです!!」
キョン「何の手だよ……さてと、飯でも食うか」
回想終
橘「そうして私はファミリーレストランに連れ込まれてしまいました」
佐々木「で?一緒にご飯食べたんだ」
橘「ギリギリでランチ時間に間に合ったので、480円で済みました」
佐々木「そう、良かったじゃないか」
橘「ふふふ……なんと、私はそれをキョンさんに奢らせてやったのです!」
佐々木「え?」
橘「奢りとなったら容赦はしません、デザートにいちごパフェも頼んでやりました」
佐々木「何か……普通にデートみたいになってないかい?」
橘「で!!デートだなんてとんでもない!!」
佐々木「いやでも……」
橘「まったく、キョンさんってばホントにこっちの話を聞こうともしないで、振り回すんですよ」
佐々木「まだ何かあったの?」
橘「そうですよ!!ご飯食べたあとも、ゲームセンターに行って、漫画喫茶に行って、
挙句の果てには……」
佐々木「挙句の果てには?」
橘「キョンさんの家に連れていかれました……」
佐々木「へ、へぇー……」
橘「『遅くなったから飯食ってくか?』って、キョンさんのお母様の作ったご飯をいただきました」
佐々木「…………」
橘「遠慮せずに、おかわりもしました。彼の家の家計に多少なりともダメージを与えたに違いありません。
キョンさんも、我々組織の恐ろしさを知って……」
佐々木「……もういいよ、帰ってくれるかな」
橘「え?そ、そんな佐々木さん、怒ってるんですか?」
佐々木「別に怒ってなんかないよ……ただ、橘さんも疲れただろう?そんなに振り回されて」
橘「やっぱり佐々木さん怒ってる……私が任務に失敗したから……」
佐々木「任務って……(ただのデートじゃないか)」
橘「でも、進展はありました!!私、キョンさんに駅まで送ってもらう途中で、言うべきことは言ったんです」
佐々木「言うべきこと?」
回想
橘「キョンさん!!」
キョン「なんだよ?改まって」
橘「私と付き合ってください!!(※注:佐々木団に入ってくださいの意)」
キョン「おいおい……随分といきなりだな」
橘「いきなりでもなんでも!!それがキョンさんの運命なのです!!」
キョン「しかしなぁ……悪いが、今そういうこと考えてないんだ」
橘「そんな……ひどい……」
キョン「まあでも、ときどきこうして俺の暇つぶしに付き合ってもらうのはいいかな?」
回想終
橘「……と、いうわけで、ときどきメールするのはOKみたいです」
佐々木「橘さん……」
橘「何ですか?」
佐々木「それ、フられたんだよ」
橘「え?フられるって何ですか?って、佐々木さん、何いきなり諦めてるんですか?
佐々木さんはまだフられてなんかいません!!むしろこれからです!!」
佐々木(ダメだこの娘……)
橘「そうです、携帯のメールアドレスを交換したこれからが勝負です。
手始めに、さっきのWAVデータをmp3でなくて3gpに変換して、
着うたデータとしてキョンさんに送信しました」
佐々木「さっきのデータって?」
『私は『キョン』が好きなんだ』
佐々木「あ……」
橘「惜しむべきは、佐々木さんの一人称が『私』になってるところですね。
キョンさんの前ではいつも『僕』でしたから。
まあでも、これはこれで佐々木さんの正直な姿が出ていて良いかと……」
何故か佐々木さんに殴られた上、『もう来ないで!!』と、言われました。
佐々木さんの心は難しいです。さすがです。
勝手にフラクラされる佐々木かわいいよ佐々木
橘wwwww
これはキョンより橘の方が鈍感なんじゃないか?www
なんてウザイ橘w
シャミセンの攻撃!
キョンに1000のダメージ!
キョンは力尽きた。
佐々木「グスン……キョ〜ン、生き返ってよぅ………」ユサユサ
橘「ザオラル!ザオラル!」
藤原「ザオリク使えよ!…ちっ、敵の魔法を防ぐために仕方ない……マホカンタ!」
佐々木「……おい、何をやってるんだ、藤原……………!」ワナワナ ワナワナ
藤原「敵の魔法を防ぐためマホカンタを唱えt…」
佐々木「キョンを生き返らせる事ができなくなってしまったじゃないか…」ゴゴゴゴ
橘「あぁ佐々木さん!般若の仮面を装備しないで下さい!」
パンジーはアストロンを唱えた。
光の壁が魔法を跳ね返す!
シャミセンは鋼鉄になった。
佐々木は混乱している。
佐々木はパンジーに9999のダメージを与えた。
パンジーは力尽きた。
佐々木「キョ〜ン、何処にいちゃったの……キョ〜ン……」
橘(言えない……!ザオラルなんて覚えてなくて、実は適当に唱えてたなんて…!)
佐々木クエスト〜パンジーの失敗と橘の嘘〜 完
ワラタ
ハルヒ「それ、誰?」
キョン「ああ、こいつは俺の……」
佐々木「嫁」
ハルヒ「は?」
佐々木「といっても中学時代の、それも三年のときだけどね」
>>116 なるほど、所謂”現地妻”って奴か。
こいつはヘビィだぜ…
佐々木、顔を赤らめながらキョンの股間を見て
「そのせいかな、薄情なことに一年間も音沙汰なしだった。これはお互い様だが///」
ハルヒ「・・・」
佐々木、恥ずかしそうに下を向きながら
「でもね、一年ぶりの再開(⇔再会)だったとしても、ほとんど挨拶抜きで(会話を)始められる知り合いというのは、
充分夫婦に値すると思うんだよ。僕にとってはキョン、キミがそうなのさ///」
ハルヒ「・・・」
性的な意味で捉えるとこう続くな
>>109 佐々木が「付き合ってくれ」って言っても恋愛的な意味には受け取らないだろうな…
>>118 股間を見るな股間をww
>>107-
>>109 テラGJww
むしろ橘スレに投下したれよw
最近の橘スレの流れは笑えるw
お前ら、たまにはかっこいいきょこたんも書いてやれよ
>かっこいいきょこたん
それはきょこたんのアイデンティティを否定することになるんだが
驚愕が延期しませんよーに(願)
>>125 すごいの見つけたな
佐々キョン、しかも見ようによっては佐々木巨乳に見えん事もない
佐々木…イクよ〜!!
佐々木「確かに、佐々木団が嫌だと思ったことがあったんだ。
橘さんと二人だけでいると交際をせまられるし、
九曜さんはコミュニケーションとれないし、
藤原くんは役に立たないし、
……でも、みんながいるあの喫茶店が好きだったんだ……!」
キョン「佐々木……」
佐々木「この携帯だけが残るなんて……」
ピロリロピロリロ
ササタロスモード
藤原「ふ、ふん、別にお前が気になったわけじゃないからな」
九曜「−−最初から、……クライマックス」
橘「む、胸! 佐々木さんの胸に私が!!」
キョン「……なあ佐々木、色々言いたいことはあるとおもうんだが、
とりあえず3人の顔を両肩と胸につけるのはグロにしかみえないからやめなさい」
ササタロスモード終了。
129 :
1:2007/08/12(日) 11:40:16 ID:NRiUMef2
橘「藤原さんってぜんぜん未来人らしくないですよね。」
佐々木「そうだね。ただの人って感じだね。」
九曜「―――ポン―」
藤原「な。貴様ら俺が未来人である証拠を見せろというのか?」
橘「平たく言えば」
佐々木「そうだね。」
藤原「ふっふっふ。ならば見るがいい!エフシィ〜シィ〜!」
橘「FCC?っていうか、なんですかそのわざとらしいだみ声。」
藤原「いや、この現地時間では未来道具を出すときはこう発音するのが正式と聞いてだな。」
佐々木「FCC?面心立方格子?」
藤原「いや、そんなマニアックなボケはいらないから。ふふん、これはだな―」
九曜「FCC。フラグ・クラッシュ・キャンセラーの略。」
藤原「…そうだ。そして、その効果は―」
九曜「いかなるフラグクラッシャーでもこの道具の効果の続いている間はフラクラできない。つまり、この道具の効果がある間にフラグを立てれば、彼はあなたのもの。」
橘「すごーい!でも、なんで今までそんなものを出し惜しみして?」
藤原「いや、解説してるの俺だから。九曜さんの方向かれても。まぁ、いい。このFCCの恐るべき弱点とは―」
九曜「FCCを発動させてから効果が現れる時間が読めない。つまり、効果が現れたときに第三者がフラグを立ててしまった場合取り返しがつかない事態になる。諸刃の剣。」
藤原「・・・そうです。っていうか、九曜さんえらく活舌よくないですか?俺の気のせいですか?」
九曜「―――あなたの―気のせい―」
藤原「・・・・・・」
橘「でも、これを発動してからひたすら第三者の付け入るすきもなく彼に張り付いてフラグを立てまくれば、我々の勝利ですよ!」
佐々木「・・・よし、作戦開始。」
130 :
2:2007/08/12(日) 11:41:17 ID:NRiUMef2
〜そして〜
キョン「で、急に呼び出してどうしたんだ、佐々木?」
佐々木「いや、少しキミに相談したいことがあってね。」
そして、それを物陰から見守る三重苦トリオ。
橘(今です。FCC発動!)
藤原(いや、道具出したの俺なのになんであんたが仕切って―)
九曜(うるさい。)
藤原(・・・)
佐々木「実は、今の高校を辞めようかと思っているのだ。」
キョン「なんだって?」
佐々木「あぁ。でも勘違いしないでくれたまえ。高校へ行かないわけではない。高校を変えようと思っているのだ。」
キョン「そうか。お前でも悩んでいるんだな。」
佐々木「あぁ、そこでキミのいる北高へ僕は行きたいと考えているのだが・・・」
橘(よしっ!フラグが立った)
キョン「でも、うちの高校はお前の学力レベルには合わないぜ?市立のほうがいいんじゃないか?」
佐々木「・・・・・・」
橘(くっ、フラクラ!)
九曜(―まだ――効果が―現れてないみたいね――ちっ、使えない道具を出しやがって)
藤原(九曜さん、今何か)
九曜(――――――――)
藤原(・・・)
佐々木「学力のほうなら心配しないでくれたまえ。また、予備校にでも行けば補える。それに、またキミの自転車の後ろに乗って一緒に予備校に通いたいんだ。」
橘(佐々木さん。めげずにまたフラグを!)
キョン「いやー、放課後は部活をしないとあいつがうるさいし、それに勉強ならあいつに見てもらって成績はあがっているからなー。俺は予備校行く必要はないな。」
佐々木「・・・そ、そうかい。(涼宮さんにあんなこと言うんじゃなかった・・・)」
橘(あー、見事なフラクラ!)
九曜(―まだ―彼のフラクラは―――キャンセルされていない――自信満々で道具出した割にはぜんぜん使えねえ。くそ未来人)
藤原(いや、だから九曜さん―)
九曜(―――――――――)
藤原(・・・)
ピロリピロリ
キョン「ん?ちょっと失礼。ん、あぁ。え、今から?マジかよ。わかったよ、うるせえな。」
佐々木「・・・・・・どうしたんだい?」
キョン「ちょっとハルヒの奴から今すぐ来いっていう呼び出しがかかってしまった。実は、あいつらと3時から会う約束してたんだ。悪いけど、俺行くわ。話ならまたでいいか?」
佐々木「は、はは・・・いや、急に会いたいなんていった僕が悪かったんだ。気にしないでくれたまえ・・・」
橘(げー!最悪の展開なのです。この状態で涼宮団に会えば、間違いなくその中の誰かがフラグを立ててしまうのです!)
131 :
3:2007/08/12(日) 11:42:24 ID:NRiUMef2
九曜(―大ピンチ―――ね―ちっ、使えないだけじゃなく、余計な手間までかけさせやがってくそ未来人が)
藤原(もう、何とでも言ってください・・・)
橘(ここで彼を行かせるわけには行きません!)
キョン「じゃあな、佐々木。俺の分の支払いはここに置いとくわ。」
佐々木「ふふ、はは・・・そうかい・・・」
キョン「悩んでるのはわかるけど、元気出せよ。」
佐々木(終わった。見事にアシストして終わった。オウンゴール・・・)
橘「待つのです!」
キョン「橘?」
佐々木「橘さん?」
橘「佐々木さんの話を聞くのです!っていうか聞いてあげてください!」
キョン「また、お前らの小細工か。悪いがお前らに協力する意思など微塵もない。退いてくれ。」
橘「退かないのです!」
九曜(橘京子はあんなにがんばっているのに。言いだしっぺはここでぼけーっと傍観者とはね)
藤原(九曜さん、なんで俺のときだけ活舌いいんですか。)
キョン「悪いが、俺は聞く耳持たん。じゃあな。」
橘「ああー、待ってください。」
キョン「ちょ、お前引っ張るな・・・」
橘「いやです。意地でもあの女の元には行かせないのです。・・・って、あ!」
キョン「うわ!」
バタッ!
佐々木「キョン、橘さん大丈夫・・・って!?」
藤原(げ、こ、これは!)
九曜(倒れる拍子にキョンが橘の上に重なって二人がキス。なんというベタな展開。しかも橘京子はファーストキス。そして、フラグクラッシュキャンセラー発・動!)
佐々木・藤原「な、なんだってー!」
キョン「いてて。おい、橘大丈夫か?って、橘?」
橘「う、うぅ。初めてだったのに・・・」
藤原(な、泣いた!?)
九曜(完璧―な――フラグ立てね)
キョン「いや、すまん。今のは事故で・・・っていうか、お前頭から血が出てるぞ!」
橘「え?あぁ、転んだ拍子に少し切っちゃったみたい・・・」
キョン「この近くに病院がある。救急車を呼ぶよりもその方が早い。行くぞ。」
橘「え、あのちょ・・・」
佐々木・藤原「げぇーーー!お姫様抱っこ!?」
九曜(フラグクラッシュキャンセラーは発動してしまった。もう誰にも止められない。)
橘「え、あの、歩けますから。その・・・」
キョン「頭を打っているんだ。動かないほうがいい。とにかく急いで病院へ行こう。」
橘「・・・はい。」
佐々木「ほほを赤らめて!」
藤原「はい、だとぉおおおお!」
九曜(一度たってしまったフラグはもう誰にも折ることは出来ない!それがFCCの能力!)
佐々木「ちょっと、待ってくれ、私も―」
ガシッ
「お客様、お支払いがまだです。」
佐々木「なっ。」
藤原「お姫様抱っこしたままものすごいスピードで走り去ってしまった・・・」
九曜「もう――彼らを止めることは――誰にも出来ない」
佐々木「そ、そんな・・・」
藤原「・・・」
ガシッ
九曜「おい、何こっそり逃げようとしてやがんだ、未来人。」
藤原「いや、あの、そろそろ実家のみかん狩りを手伝いに行かなきゃ・・・」
佐々木「・・・・・・藤原。カムヒア。」
藤原「ちょっと、佐々木さん目が怖いですよ、いやちょっと、あの、やめてーーーー!」
九曜(フラグクラッシュキャンセラー。一度たった死亡フラグも二度と折られることはない・・・)
『フラグ・クラッシュ・キャンセラー』
(´・ω・)佐々木カワイソウス
>129-131
GJ!
ポン「な、何故だ、このFCCの中で何故フラクラできる」
キョン「簡単なことだ。お前がキャンセルするより早く、俺はフラグをクラッシュする。
それだけのことだ」
ポン「そ、そんなことは不可能だ」
キョン「てめは俺を怒らせた」
ポン「お、おのれ! ポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポン
ポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポン」
(注:FCCの作動音です
キョン「クラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラ
クラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラクラ」
キョン「ふう、やれやれだぜ」
ヽ .、 o , -‐- 、 ゚ ウワー キラーン
) ...:::;;;ヽ. ,'. /# .ト、 ヽ o *
. モースグ ビョウイン ダゾ ( . .:.::;;;._,ノ. i. ((从ソlll.从〉 ボコ / / タチバナ ハ
. キョンサン テ .).:.:;;.;;;.:.) 。 l. (|┳ ┳i!l ☆ / っ ドーシタ?
イガイト ヤサシイノデス… . ,ノ. ..:;;.;..ノ ハNiヘ. 一,ノハ!≡O ☆ ☆ ○ っ
イガイト デ ワルカッタナ!! .( ,..‐''~. ワー ⊂)"ー'゙i≡O≡O ボコ \
, -‐- 、、, ‐-ー- 、 .(..::;ノ )ノ__ ワー .___/ュュュュフつ __ ; ・ヽ ∴て
. 〃u ; .ヽヾ. .ヽ )ノ_ '|ロロ|/ ̄\A.::.|ロロ|ソ ̄\. __ |ロロ|..__ 兩_○ て
ハミ((メノリ从))ハハハ ! '|田|_|ロロ|_| ロロ| | | _|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|_.| ロロ|__
| i(| /////|!| ─ ,iリ)!
ニニ.| トリ、''' ''ノ!|− ,ノル´ ナンカ サワガシイッテ? ニニニニニニニニニニニ
| | レ゙Oi'づと)rベう'〉 キノセイ ダロ | |. | |
 ̄ ̄ ̄ ``ヾン'ニ∩ソつ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`~゙/_,ヾ__〉
〜佐々木のフラグは折られない〜
橘「佐々木さん!!」
キョン妹「来るか!佐々木……!」
キョン妹「フラグクラッシャーはお前にキョン君を渡したくない一心で発現した
能力だ………………!
近づいて来いッ!フラグを立ててみろッ!何本立てられる?
この私のキョン君をもっと誘惑してみるがいい!
その限界のギリギリさが再びきっと!!フラグクラッシャーを発現させるのだッ!」
藤原「佐々木!フラグを立てろ!あいつへのフラグを折らせるなッ!」
キョン妹「いいや限界だッ!折るねッ!『今だッ!』」
ドーーンッ
九曜「−情報操作 ーーーーー彼女のーーーー動きを止めたーー」
キョン妹「このクソアマどもがァーーーーーッ!!」グッ
佐々木「やれやれ、間に合ったみたいだね……」
佐々木「『キョン、海に行かないか?』『キョン、だから水着を買いにいこう』
『どうかな、似合ってるかな、キョン///』…etc」
佐々木「そしてフラグは立てられる」
キョン妹「うげあああああーーーーーーーーーーっ!!!!!!」
キョン「………おまえらは何をやってるんだ」
佐々木「キョン、海へ行かないかい? 水着を買ったんだ。それも結構扇情的な水着で――」
キョン「あ、悪い。高校野球を見るので忙しいんだ。やっぱ夏は甲子園だよな」
佐々木「橘さん。僕が神になるという話、お受けしようと思うんだ」
橘「ええっ? 本当ですか? これで世界が歪む心配もなくなるのです!」
佐々木「くっくっ、僕が甲子園に出ればキョンは……。
そうと決まれば早速、女性でも甲子園に出場できるよう世界を改変――」
>>137の電波受信
佐々木「キョン、海へ行かないかい? 水着を買ったんだ。それも結構扇情的な水着で――」
キョン「あ、悪い。高校野球を見るので忙しいんだ。やっぱ夏は甲子園だよな」
佐々木「橘さん。僕が神になるという話、お受けしようと思うんだ」
橘「ええっ? 本当ですか? これで世界が歪む心配もなくなるのです!」
佐々木「なんとかキョンがもう少し鈍感じゃない世界にしようと思うんだが・・・」
「ガピーーッ。I/Oえらーガ発生シマシタ」
佐々木&橘「「バグ扱いっ!!??」」
水着か…誰かイラストうpしてくれないかな。
>>137の佐々木さんは橘と見間違うくらいアホですね
フラグクラッシュされたことありますか?
弟「ごめん、覚えてない」
姉「家族なんかー!!」
フラグクラッシュされたことありますか?
一味「世界を…」
豚「ギャルのパンティーをおくれー!!」
佐々木「物語をその場で終わらせないために発動する特殊能力、それがフラグクラッシャーなんだ」
橘 「と、突然何を」
佐々木「ああ!魅惑のフラグクラッシュたちよ!」
・「僕は君が好きなんだ」「俺は白身が好きだな」
・「ねぇ同じ学校に行けたらいいね」「お前と俺の学力差じゃ無理だろー」
・「ねぇ夏休みだけど……」「夏期講習多すぎてやになるよな、無い日は寝て過ごさなきゃやってらんねーぜ」
橘 「全部佐々木さんの実体験じゃないですか!」
佐々木「でもね、主人公にこのスキルがないとあっという間に物語が終わってしまうんだ」
・らんま→即結婚
・うる星→即結婚
・DB→ステキな恋人が出来る
・ガンダム→ララァ……
橘 「なんだかそれなりにいい結果なしますけど」
佐々木「何を言うんだ!この結果になってみろ……10週打ち切りじゃないか!」
橘 「!?」
佐々木「最後に男坂を上ったり永遠2部の始まら無い第1部完にされたくないだろう?」
橘 「そ、それは嫌ですけど……」
佐々木「主人公とヒロインが紆余曲折あっていろいろ乗り越えてくっつくから受けるんじゃないか、さっさとくっついてもしょうがないよ」
橘 「な、なるほど……」
佐々木「でもね、そろそろいいんじゃないかと思うんだ……」
橘 「え?」
佐々木「思えば一年前、『卒業してからも時々会おう』フラグをクラッシュされてから1年放置されたんだよね。
町でバッタリ出会ったときは『それから1年後……運命の再開!?』フラグかと思ったら女3人ホモ1人連れてきっちりクラッシュされるしさ。
確かに彼には主人公の素質充分だけどこれ以上続けちゃうとラオウ以降の北斗とかフリーザ以降のDBみたいな扱いになっちゃうよ?
だいたいキョンは……」
橘 「ああ!?佐々木さんが愚痴り始めました!」
九曜 「クラッシュ──されるなら──それをものともしない──属性を──身につければいい」
橘 「九曜さん!?」
九曜 「その属性は──素直クール───ツンデレ──その対極」
橘 「素直クール……そうか!まじりっけの無い直接のアタックならフラグクラッシュの仕様がありません!
例え出来たとしても素直クールなら即座に次のフラグを建てられます!」
九曜 「彼女は──ツンデレ──涼宮ハルヒの──対──素質は──充分──情報改竄を──行う」
佐々木「キョン、君が好きだ」
キョン「俺は白身のほうが……」
佐々木「違うんだ、僕が、佐々木が、君の事をキョンのことを愛してるんだ」
キョン「うぉ、スマン風の音で聞こえなかった」
佐々木「ああ、何度でも言うさ。僕はキョンのことを愛してるんだ」
キョン「佐々木……本気か?」
佐々木「本気さ、中学のころからずっとだ。ずっと君のことが……」
キョン「佐々木……俺は……俺も……」
その時…不思議なことが起こった。
キョンの体内に眠るフラグクラッシャーの属性がフラグの発生をを感知!
周囲の自然現象に干渉!本人のスケジュール、思考の改竄!さらに周囲の人間の行動を制御!
しかし!それでも足りない!
素直クールの前には余りに貧弱!
それを知ったフラグクラッシャーは究極のフラグクラッシュを発動する!
それは………!!
佐々木「はっ!?」
佐々木「ゆ、夢オチ……?そんな……」
キョン「お、起きたか佐々木。急に倒れるからびっくりしたぜ」
佐々木「キョ、キョン?」
キョン「風邪か?俺のベッドで悪いがもうちょっと寝てろ、今なんか作ってやるよ」
佐々木「キョン……まぁいっか」
藤原「中途半端なフラグで満足させてフラグを立てる意思を消すのもある意味フラグクラッシャーだな……」
流れぶった切って悪い。
ものすっごい微妙なところだけど、
SSの原案と言うかなんと言うかみたいなのが決まったんで、
見てもらって良いか?
本当に初めのところだけなんで。
ポンジー祭りのせいで思わず書いてしまった
「佐々木が攫われただって!?」
俺は橘に向かってそういった
「はい……私達がついていながら……
どうやら九曜さんの仕業――と言うよりも天蓋領域の仕業みたいです。」
しゅんとしながら橘はそういっている。
なんだってあいつは自分達の尊崇の対象であるはずの佐々木を誘拐したりなんかしたんだ?
「恐らく佐々木さんの改変能力を利用するつもりでしょう」
古泉はお得意の解説スキルを発揮し始めた。
「いくら天蓋領域でも世界改変の力は持ちません。
ですから前回の長門さんとの一件でも失敗を踏まえて、
佐々木さんの改変能力を利用するつもりなのでしょう。」
なんてこった。あいつはそうまでして場をかき乱したいらしい。
「現段階では涼宮さんがいますから、佐々木さんの世界改変能力をフルで使うことは出来ないでしょう。
ですが相手は高次知識生命体です。それが何時までも続くとは限りません。」
もしも、九曜の奴を叩くとなると今しかないって事か……
「そういうことです。問題は彼女が佐々木さんを連れ去った場所ですが……」
それが分かれば苦労はしないぜ。
「はっはっはっはっは!!!!!
どうしたキョン?自分の女が連れ去られた先を知りたいか?」
ポンジー!?どうしたってんだ。今お前に構っている時間はないぞ。
「おやおや……そんなことを言って良いのかな?
せっかくあの女の連れ去られた先を教えに来てやったと言うのに。」
なに!?どういうことだ。
「勘違いするな!?
お前がくだらない事で悩んでいると、
決着をつけられないからな」
ポンジー……分かった。
場所を教えろ。
その代わり戻ってきた後は決着を今度こそつけてやる。
「ああ、死ぬなよ?お前を殺すのはこの俺だ」
そうしてある鉱山から別の空間に通じている事が分かった。
おれはナイフを握り締めながら、
佐々木を取り返すことを固く心に誓った――
「この空間は情報操作されている。
この空間内では何が起こっても不思議ではない。
引き返すなら今……」
長門が黄緑さんの横に立って俺に悲しげにそういってきた。
自分の非力さを悔いているのかもしれない。
だが今の俺は以前朝倉と戦った時とは違ってこいつがいる。
そういって俺は自分のナイフを長門に見せた。
「わかった……貴方がそういうのなら私もついていく」
悪いないつもつき合わせて。
「僕も及ばずながらお手伝いさせていただきます」
古泉も悪いな……
朝比奈さん貴方は危険ですから、ここで待っていてください。
「私もついていきます。今回は武器の使用も許可されています。」
何時になく真剣な顔をした朝比奈山はそういった。
「私達も佐々木さんを取り返すために全力協力します!!!」
橘たちもそういって協力の姿勢を見せている。
そしてあいつ――
ポンジー……お前はどうしてついて来るんだ?
「お前と決着をつけるためにな。お前と決着をつけるために茶番は早く片付くに越した事はない」
分かった。絶対に決着をつけよう!!
そこで息を吸って俺はこういった
――みんなありがとう
いったんここまで
>>144 それは、キョンこそ神だ、という初期の頃の説に戻るな。w
>>144 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ;ヾ * 〃 ";ヾヾ┃;.┃ " *; ; *; ;ヾで)│
| キョン……来たね  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ヾ; ;" ; ──┘
| さっそくだが この樹の下で告白された者は、 \ヾ ;
| 絶対に拒絶できない、という伝説を知ってるかい? | ;ヾ ;" ;
\__ __/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
;ヾ;"ヾ\| | ……誰が作ったんだそんな伝説? それがどうした
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_________ ____
| くっくっ これで準備は整った .|:::,:| ∨
| 余計な台詞は抜きにして、 |.. :|. , -‐- 、 ,. ‐-ー- 、
| 単刀直入 簡潔こそエレガント |,,)::|. ,'. / ト、 ヽ ノ / ヽ
| 君の聴覚視覚に直接訴える. |;:. | i. ((从ソ 从〉 .ノハハハハハ !
| 僕らしくないのは承知してるよ | :::..| l. (|┳ ┳i!l !|─ ─ ,iリ)!
| けど やむを得ないことなんだ > |. ハNiヘ''' ー.''ノハ! ’ 、 - ,ノル´
| さあ いくよ……覚悟っ! |;i:i;:::| ({つと) 〈}゙|†'|´{'>
\_____________/,,,.: ;;;|.;;;._ /ュュュュゝ.._,,..._,,,. ;;. i´T `i ;._,,,..._,
..._,,,. ;;;._,,,..._,,,.., 〈__八_,〉,,,..._,,,.., ..._,. 〈_,八__〉
\人人人人人人人人人人人/ ";ヾ* ;ヾ ;"ヾ *; ;ヾ ;ヾ" ; /
< > * 〃 ハミ((メノリ从)) " *; ; *;ヾ
< キョン! > ;ヾ ; ;ヾ"| i(| ┃ ┃ |!| /. ; :
< 君を 心から愛してる! .>" ; ;";ヾ| トリ、'' ー ''ノ'!|づ";* ;;"ヾ:
< > ;";ヾ ;*ヾ;*ノ U ";.* ; ;*ヾ ;ヾ ;";:
/Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^\;ヾ;" "ヾ;" "; ; ; ";ヾ ;;ヾ;;";ヾ ;;" : lll
;ヾ;"ヾ ;ヾ;" ヾ ;ヾ;"* ;ヾ;"ヾ;";ヾ ;ヾ* ; / ' " Σ.: lll lll . ; て lll
;ヾ;"ヾ\、j,iiii,i ;";ヾ ; ; //;ヾ;.┌─┴───────┴───┐て
\人人人人人人人人人人人/ | キョン 大好き(性的な意味で) |
< > └─────────────┘
< 返事は今すぐだよ! .> , -‐- 、. ドン ,. ‐-ー- 、
< さぁさぁ さあさあさあさあ >,'. / ト、 ヽ. ノ / ヽ
< >i. ((从ソu.从〉 ノハハハハハ !
/Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^\l. (|> <i!l !|─ ─ ,iリ)!
|iii;;iiii;.: ;:,;;;. | ハNiヘ''' ワ''ノハ!. バッ ’ 、 - ,ノル´
|iMiiii;;;ii:i;;:;i:i;:::|. と)Kyon)つ、ヘ、 . 〈}゙|†'|´{'>
;;._,,,..._,,,..,..._,,,. ;;;._,,,.ノ/;::;::.l;;;..._,,,.: ;;;| ;;;._ iヽ愛/! 彡んュゝ ;;... i´T `i ;._,,,..._,
..._,,,. ;;;._,,,..._,,,.., . (__ハ._),,,..._,,,.., ..._,. 〈_,八__〉
台風94号 ______________
山ロに降臨?. | 報 道 特 別 番 組 |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
番組の途中ですが 気象に関する情報をお送りいたします
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ただ今放送中だった『佐々木の復讐 エピソード3』の
再放送の予定はない。了承をお願いする
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. -‐- ._ __
〃. ヾ . /ソ、、`ヽ
. ! |ノiノハ从ハヽゝ .(.ッ" `ー、eハ
i (| |┰ ┰iイ コロッケ ノ |l-‐ ‐‐ レ).i
'ハリ、 - ノリ カイシメ ハ .ノl、 ー ノハ .!
/^}::|{†}|::iヽ オハヤメニ (. /iト-fi'リヾ,〉.)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ちょwww良い所でwww
あらあらw
キョンのフラクラで発生した台風か・・・・・
金剛山ダムの決壊ぐらい招きそうだな・・・・・
マジで変な女だ
それにしてもキョンはクールだな
もし、佐々木が妄想超特急だったら……
キョン「なあ、佐々木よ……」
佐々木(ん?佐々木よ?)
佐々木よ
↓
ささきよ
↓
ささきよん
↓
佐々キョン
↓
佐々木×キョン
↓
この並びだと、佐々木が攻でキョンが受
佐々木「つまり、今夜は僕が上になる、ということで良いんだね?」
キョン「は?」
佐々木「しかし、参ったね……今まで君に一方的にやられるイメージしかしてこなかったから……」
実は男の子の佐々木ん萌え
>>129 >>佐々木「FCC?面心立方格子?」
にツボった。さすがササッキー
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 22:20:33 ID:DfFF4lMY
佐々キョンの同人誌ってあるの?
あるんじゃねーの
コミケの参加申し込み時期との兼ね合いで今回はサークルカットでは佐々木団の面々は見つからないから
ハルヒ系のエリアを巡回して探すしかないなぁ。
驚愕の出る時期によっては冬コミがピークになりそうなのに参加できないの今から確定的だしorz
あ、都産貿とかで佐々木団オンリーの即売会とかやるトコがあったらいいな。
しゃせい大会だよ!佐々木ちゃん!
「やぁキョン」
「おう。佐々木か。」
そうやって挨拶を交わしたのは朝、中学に登校しようと家を出てすぐのことだった。
「今日は待ちに待ったしゃせい大会だね。僕の隠れた特技を存分に発揮する舞台がようやく来たよ。」
はて、今日に写生大会何ぞあっただろうか。
「ではキョン。君が肩に掛けているのは何かな?」
「何ってそりゃあ写生の道具………あ…………」
「ほら。」
そういって佐々木は肩に掛けたカバンを見せた。
「しかしなんでそんなに張り切っているんだ?」
「何を言っているんだいキョン、上位入賞者のペアにはそれ相応の成績がもらえると言われたじゃないか。
特に君なんかは勉強はあまり好きではないのだろう?
ならば少しでも内申点を上げておかなければ。」
「うーん………まぁそうだなぁ…………」
「今日は君の体力に期待しているよ、キョン。」
荷物持ちでもさせられるのだろうか………
そうして写生大会は始まった。
ペアはその場で自由に決めた。当然のごとく俺は佐々木とペアを組んだ。なにやら得意そうだったしな。
まぁさすがにおんぶされる訳には行かないから俺も俺なりには努力を見せるつもりだ。
「キョン、僕も頑張る。だが重要なのは君の頑張りだ。道具による助けもどこまで使えるかわからない。とにかく頑張ってほしい。」
「あ…ああ。」
佐々木の訳のわからない気迫に押されるかのように俺はつれていかれた。
「お、おい佐々木、何だかどんどん関係のない方に行ってないか?」
「そうだね、うん。このあたりがいいかな………」
佐々木に連れられてきたのは林のような茂みだった。ただ、茂みといっても下は落ち葉ではなく、寝転ぶこともできそうなくらいきれいな芝だった。
たしかに見方によっては絵にならなくもなさそうだがあまり上を目指せるような作品になりそうな気もする。
「このあたりって………」
「ええ。私の秘密の場所なの。」
突然佐々木の口調が変わった。
「さ…佐々木?」
「さぁ、あなたの頑張りを見せてもらおうかしら。」佐々木はやおら上着を脱ぎ、ワイシャツをも脱ぎ捨て、スカートに下着だけの、なんとも刺激の強いお姿に!
佐々木もしっかり女の子なんだな………そこには膨らみを見せはじめたふたつの女の証が。
いやそんなことはどうでもいい!
「ま、まて佐々木!当たり前のことを聞くがこれは絵を描く写生大会だよな!?」
頼む!そうであるといってくれ!
「うふふふ………そっちだと思っていたの………違うわ、あっちのしゃせい大会よ………もちろん入賞でもらえるのは保険の成績よ。
さぁあなたも早く脱いで。それとも私が脱かして上げましょうか」
そういうと佐々木は俺のズボンを脱がせてきた
「さぁはじめはキスからしましょうか。」
マジかよ!………まぁ佐々木なら………ってそうじゃねぇ!早まるな佐々木!
………………………あれ?
気が付くと俺は机に座っていた。
ここは……佐々木の部屋………?茂みはどこに行った!
などと俺の頭が混乱していると佐々木がやってきた。「やぁキョン。起きたようだね。勉強中に寝るのは感心しないな。眠いだろうから、目覚ましに飲み物をもってきて上げたよ。」
「ああ、サンキュ。」
俺は佐々木の持ってきた飲み物を飲みながら、これから始まるだろう勉強に向けて気力を補充した。
なんだか佐々木の肌がツヤツヤしてたな。なんか使ったんだろうか。
Fin
後悔も反省もしていない
VIPの「もし長門がバカだったら」を佐々木版で書いたらおもしろそうだなw
「もし佐々木がバカだったら」
俺がエロパロで書こうとしたネタが…
>>170 マジかwwwww
なんかごめん(・ω・`)
>>166 自分の閉鎖空間の中に自由に出入り(もちろんキョンを強制同伴)しては頭に浮かんだ妄想を
その中で実現させる佐々木が思い浮かんだw
>>165 いつキョンが撲殺され、佐々木が魔法の呪文で生き返らせるのかと考えてた俺は吊ってくる
佐々木「撲殺天使〜♪バットでドスドス佐々木ちゃん〜♪」
. , -‐―- 、
/. ,ィ^'V^ヾ、
iミ〈《(リ`´〉)》〉
|(| | ┃ ┃ |.| ライバル出現かしら?
l .ハゝ ー ノレ|
. |.⊂リ |{H}l'iつ=IIニ>
. l.l i.く_/_i_l_ゝl.i
.(__八__)
某撲殺天使を思いだした
, -‐- 、
,'. / ト、 ヽ.
. i. ((从ソ 从〉 ……
l. (|┳ ┳i!l あれが、僕がいない間に、僕のキョンを
. ハNiヘ ー ノハ! 殺害しようとした不届きな眉毛だね。
⊂)"ー'゙iつ ……くっくっ。そうかい。
/ュュュュゝ
〈__八_,〉
何かこのスレはAAが多いな…しかしまだ九曜とポンジーが見当たらないとはこれ如何に。
>>143 亀だけど、台詞とか羅列ネタとかが某漫画っぽいなーと思った。
「確約」「縁」の続きを投下します。
面倒くさいんで「塾シリーズ」とでもしておこうかな。
『夏期講習』
「それで、期末はどうだったんだい?」
「おかげさんで、谷口をおおっぴらに馬鹿に出来るくらいには」
「くっく、その谷口君の成績は知らないが少なくとも赤点とは無縁って事でいいのかな?」
「まぁそんなとこだな」
俺がお袋の逆鱗に触れ塾に放り込まれてから1学期が過ぎた。
周りの雰囲気に当てられるからか、それとも佐々木の宣言が頭の片隅に残っているからか此処での俺の集中力は学校でのそれの比ではない。
そのおかげか俺の成績は以前からこの点数ならば塾にくることもなかっただろうというレベルまで持ち直していた。
なまじっかこういう風にあがるもんだからお袋は俺を塾に入れたがるんだろうな。
もちろんその期間も一番望んでいる奴だけを華麗にスルーしていく不思議体験は続いていた。
ああ、危なかった。きぐるみがあんなことになったときはどうしようかとおもったぜ。
佐々木が関わることも時々はあったが、幸い命に関わっているようなことは無いようで俺としてもほっとしている。
佐々木は一応一般人ではないらしいがその異能力の性質や立場上俺と一番近い位置にいるからな。こいつの苦労は良くわかる。
とまぁスポーツと勉学の両立ならぬSF体験と勉学の両立というハードスケジュールをこなしてようやく夏休みにこぎつけたというわけだ。
しかし、今年の夏休みは去年とは訳が違う。
去年のように遊びほうけた挙句最終日に宿題を終わらすなんてマネは出来ない。
夏期講習。ああなんて嫌な響きだ。
学校が休みになったときここぞとばかりに授業料を搾り取りに来る塾の策略だ。
俺の今年の夏休みのスケジュールは実に7割がこれで埋まっていた。
当然ハルヒのぶち上げた2週間かけてヨーロッパの古城探索ツアーなんていけるはずも無く再び古泉が閉鎖空間で奮戦することになった。
そのことを告げた時古泉は「機関の力で今季の成績をオール5にしますから着いて来てもらえませんか?」と涙目で言ってたな。
そんな俺の身の丈に会わないものは丁重にお断りしたがな。というかそんなこともできるのか機関。
だが仮にスケジュールがあっても家にはそんな費用は無いんだが……。
ま、古泉の新しい親戚が何とかしてくれる予定だったんだろうな。
俺がいけなくてもあいつらだけで行けばいいようなものだがハルヒ曰くSOS団全員で行かなきゃダメらしい。
帰属意識ってやつかね。
「くっく、じゃあ次は国木田を馬鹿に出来るくらいを目指そうか?」
「……おいおい、そりゃ学年トップレベルじゃなきゃ無理だぜ」
「目標は僕と同レベルのはずだろう?大丈夫、今のペースなら学年末くらいには僕と志望校を同じにするくらいまでいけるはずさ。評定はともかくね」
「30点を60点にするのと60点を90点にするのじゃ労力が違うだろうが……」
「もちろんその辺も計算に入れての期間だよ。君のポテンシャルと僕の教授も計算に入れてるけどね」
「だから買いかぶりすぎだっつーのよ」
夏期講習って奴は一日ぶっ続けて行う。
朝っぱらから昼休みを挟んで午後の3時まで。
今はその昼休みだ。
懐かしい中学のころのように俺と佐々木は席を同じにして昼食をとっていた。
どうも佐々木の奴は俺を過剰に評価する傾向があるな。ある意味ハルヒとは真逆といえる。
それともこれが佐々木流の教授法だろうか?褒めて伸ばすタイプって奴か。
だとしたら割かし効いているかもしれない、親友の期待は裏切りたくないからな。
「そうかな?君は最近課題も忘れないし、自覚が出てきたんじゃないか」
「課題はSOS団の時にやってるんだよ、今までオセロだったのを勉強に変えただけだ」
「ふむ、やっぱり強制的に時間を取らされないとやれないのだね、君は」
そういって佐々木は顎に手を当てた。
中学のころから変わらない何か考えているときの仕草だ。
佐々木はハルヒと違って突飛なことは考えない。
しかし完璧に理論武装してから提案するためたとえ俺にとって多少不都合なことでも拒否することが不可能な場合が多々ある。
ハルヒの場合はイエスマン古泉と多数決の名を借りた数の暴力のせいで従わされる訳だからこの辺も真逆といえるかもしれない。
……根底にあるベクトルが同じなのは如何ともしがたいが。
佐々木の言うことをごまかせるだけの口のうまさは俺にはない。
今佐々木の考えていることが俺にとって不都合でないことを祈るばかりである。
まぁ、きぐるみ着てバイトしなさいとは言い出さないからそこまでは身構えてないんだけどな。
「さて、そろそろ午後の授業だ。キョン、寝たらダメだよ?」
「努力はする。俺のまぶたが許してくれたらな」
「……肩をつつくくらいはしてあげるよ」
「助かる」
と、まぁ佐々木のおかげもあって午後の授業も真面目に受けることが出来た。
本日の授業はこれでおしまい。
3時終わりというのはなかなかお得感があっていいかもしれない。
実際は一日休みのはずだった日としてもな。
「さて、佐々木。今日はどうするんだ?」
いつものように塾の終わった後は佐々木との親交を深める時間となる。
夏期講習に入る前の土曜日にそうしていたようにこれから3,4時間くらいはどこかで過ごすことになるだろう。
さて、今日の佐々木さんはなにをなさるおつもりか。
喫茶店かカラオケか、この間音ゲーにはまっていたようだし意外とゲーセンかもしれない。
いや、俺もかなりはまったから願望でもあるわけだが。
「うん、今日は僕の家で勉強会にしないか?」
「……なに?」
「君はさっきSOS団でやっているから課題を忘れないといった。しかし夏休みで部室に行くことは無いだろう?
と、いうことは君は今課題をやる時間を失ったことになる。せっかくついた勉強の習慣をなくすのは惜しいからね。
そこで僕が強制的にやる時間をとろうってことさ」
……なるほど、さっき考えていたのはこれだったか。
相変らず完璧な理論武装だな。
「まだ勉強する気か、佐々木」
「その発言は正確ではないな。勉強もする気なのさ」
「……どういうこった?」
「僕だってそんな丸一日は集中力が持たないよ。半分は遊ぼうじゃないか。……あのゲームの家庭用を買ったんだ。今日は僕の家でどうかな?」
やれやれ、流石は佐々木。こういったベクトルでも俺の断る気をそぐ気か。
俺の中でもうこれ以上勉強はしたくない気持ちと、あのゲームがタダでやれるという気持ちがせめぎあう。
もう一つ何か好条件があれば……。
「それに、クッキーも焼いたしね」
「よし、それじゃそれで行こう」
「くっく、君のそういうところは好きだよ、キョン」
課題は大事だよな、うん。
そのあと、結局俺も佐々木もゲームにはまりすぎて勉強は当初の予定の半分も出来なかった。
「……明日からは先に勉強にしようか」
佐々木はちょっとへこんでいた。
以上。とりあえず今の時期ネタって感じで。
>>186 GJ!そして乙!
佐々木がクッキー焼いてくれたら俺も勉強するのにな
>>186 ぐっじょ!!今一番楽しみにしてるシリーズだ
へこんだ佐々木かわいいよ佐々木
へこむ佐々木カワユス
おはようササッキー
昨日君と見た星はほんとうにきれいだったね(*´Д`*)
, -‐- 、.
,'. / ト、 ヽ.
. i. ((从ソ u从〉 くっくっ、どうしたんだいキョン?
l. (|┳ ┳i!l 口調がいつもと違うじゃないか。
.ハNiヘ ー ノハ!. 流星群にあてられるとは、キミも意外にロマンチストなんだね。
. {iつ旦O
. とくュュュュ〉
キョン「流れ星に願いを込めたんだよ」
佐々木「キミにしては殊勝な心掛けじゃないか」
キョン「佐々木とずっと親友でいられますようにと願ったんだ」
佐々木「・・・・・。」
>>191 そういえば今日か…ピークは朝3時頃だったらしいが、まだ見えるだろうか。
>>192 これは何とも言いがたいなww
194 :
勝手に続き:2007/08/13(月) 08:41:39 ID:DAWRmzFO
佐々木「その願いは叶えられないと思うな。親友の一線を越えてしまう可能性も考えられないかな?キョン」
キョン「そうか。しかし俺は認められないな」
佐々木「ど、どういう事か説明してくれないか?」
キョン「親友たる人物はどんな奴でもいくらでも欲しいが、悪友は俺は欲しくない」
キョン「佐々木、俺たちは親友だ。何かあるなら俺に話してくれ。少しは役に立てるかも知れんぞ」
佐々木「・・・もういいよ。」
原作の話したいのならラノベ板へとっとと帰ろうや
こんなスレが17まで行くのが理解できん。
ここ以外にもにアニメに出てないキャラのスレが2つもあるが
立てる奴は何を考えてるの?
ラノベ板にはキャラスレが立てられない。
まぁ、文芸書籍サロン板でもいいかもな。
見てらんないね。ラノベ板にキャラスレが立てられないからって
野放しにしとくと、お前らどこまでも調子に乗るだろ。
ガマンしてるこっちの身にもなれよ、スレタイ見るだけでイライラすんだよ。
しまいには、「変な女」ってセリフが出ただけでアニメに出たことになるとか寝言ほざきやがって。
手前らまとめてVIPにでも引越ししろよ。すぐ落ちるとか言われても、知ったこっちゃねーし。
苦しい事情があるってのは分かるし可哀想だと思うが、ルールはルールだぜ?
れっきとした常識人だっていうなら、最低限のケジメはつけようや、な。
>>197 なんというツンデレ
いやツンデレとはちと違うか
わ
か
り
ま
し
た
。
関連キャラがイソーロしてもいーじゃん
見逃しておくれよ〜
, -‐- 、、 ,. ‐-ー- 、
. 〃 ; ヽヾ. ノ / ヽ
ハミ((メノリ从)) ♪ ノハハハハハ !
| i(| ┃ ┃ |!| !|─ ─;iリ)!
# | トリ、'' (フ''ノ'!| ’ 、 - ,ノル´ …お前 実は、
. レ゙ {i'づ¶O. リ {!とス) けっこうトシいってるだろ?
ノ_/__l_jヽ . i´゙T`i
`(__バ_)´ . 〈_.八_,>
またいつものか…
佐々木かわいいよ佐々木
臭え臭え
>>197 よく言ってくれました
まあここの連中には何言っても無駄なようですが。
ここ以外にも原作の話であそこまでスレを伸ばす長門厨や
原作や声優叩きをアニキャラ個別板で当たり前のようにやるアンチキョンの連中も
同レベルのアホかと思いますが。
もしやラノベ板でも嫌われてるからアニキャラ個別板に逃げ込んできたのかな?
>>201 見のがしてあげてくれないか、キョン。
世の中には、「永遠の17才」とか「心はいつも15才」を名乗る人々がいるわけだし。
何回もこのループ見てるよ…
佐々木かぁいいよ佐々木
>>204 それだけ言うのなら何か行動で示してほしいですね
意見だけじゃ何も変わりゃしない
佐々木かぁいいよ佐々木
>>209 縦読みって言われて探してもわからなかったんだ(・ω・`)
ぶっちゃけここは半分は佐々キョンSSスレみたいなもんだから、
建て前上『佐々木のキャラスレ』じゃなくて『SSスレ』ということにすればいい。
まぁ、アレだ。
スルーがいちばんってこった
佐々木さん、夏の雲は何に見える? の巻
キョン「相変わらず暑いな佐々木。せめて喫茶店か図書館にでも入らんか。
勉強すると確約はできんが、アイスコーヒー代くらいはおごるぜ」
佐々木「いや、そうでなくともSOS団で出費が多い君の懐に、これいじょうのダメージを
与えるのも忍びない。それに今は宿題を片付ける学生で図書館は満員だよ。
冷房にあたり続けると健康によくないし、今日は日陰でのんびりしないかね」
キョン「まあそれでもいいが。せっかく夏休みに呼び出したんだから、遊園地とかプール
とか言うのかと思ったぞ」
佐々木「そういうのは涼宮さん達に任せるよ。いつもいつも行楽地にお出かけじゃあ、
君も疲れるだろう。僕は地味に散歩で十分楽しめるよ。中学の時だって、そうだっただろう」
キョン「意外だな。風があるせいか、木陰はかなり快適だな」
佐々木「だろう。日本は昔から、こういった一抹の涼を取ることで、夏をしのいできたんだよ。
これに風鈴の音があればなおいいのかもしれないね。
まあ、エアコンの室外機がたちならんだヒートアイランドの現在では、それだけではたちゆかないけれど。
……ああ、大きな入道雲が流れていくよ。今日もよく晴れている」
キョン「そうだな。なんか独特な台形してるな、あれ」
佐々木「あえて言うならば、長く伸ばしたウエディングドレスの裾と言ったところかな」
キョン「うーん、俺には富士山がひっくり返ったようにしか見えないなあ。
想像力あるな、佐々木」
佐々木「君のたとえの方が突飛さでは上だろう。じゃあ、その隣のはどうだい」
キョン「あれは一目瞭然だろう。顔面にパンチくらって突き抜けてしまい、大ダメージのアンパンマン」
佐々木「……せめて平凡にドーナツとか言えないものかね。僕はエンゲージリングと見立てておこうか」
キョン「じゃあその上のはどうだ」
佐々木「花束。他のと合わせると、新婦のブーケといったところかな。
ちょっと僕にしては、メルヘンチックに過ぎるかもしれないね。ふふ」
キョン「そうでもないと思うぜ。ま、たまにはいいんじゃないか」
佐々木「お、おや、君にしては珍しいね。じゃあ珍しいついでに、君の見立ても伺おうか」
キョン「んー、新人がテンパって、山盛りにしすぎて収集がつかなくなったアイスクリーム、かな。
そうだ佐々木、アイス食おうぜ。途中でソフトクリーム屋見かけたの思い出した」
佐々木「やれやれ。冷たいものばかり食べると夏バテになると、ご母堂から注意されたばかりだろう」
キョン「だめか? 結構うまそうだったぞ、アレ」
佐々木「全く。君は時々妙に子供っぽい振る舞いをする。敢えてわかってやっているのなら
噴飯ものだが、本気で無意識なだけに手におえないところがあるね」
キョン「高校生でもアイスくらい食うさ。まあ、妹に多少影響されてるところがないとは言わんが」
佐々木「ああ、まさにその切り替えしだよキョン。全く、君は難攻不落の要塞なみだね」
キョン「よくわからんが、食うんでいいんだな」
佐々木「そうだね。そういうことにしておいてくれたまえ。僕は……」
キョン「ラムレーズン。確かお前の好みはそれでよかったよな」
佐々木「……全く君ときたら。そのとおりさ。忘れずにいてくれてうれしいよ、キョン」
ネタがないのでだらだらと書いてみてダラダラと終わる。
ID:4OooUGVRはピエロ
>>214 キョンは本当に鈍いなぁ
佐々木かわいいよ佐々木
>>214 会話の端々でフラグ立てを試みる佐々木かわいいよ佐々木
ってかてけとーに「ラムレーズン」とか書いたが、
佐々木の好きなアイスってなんだろか。
橘が聞いたら「ラブ・レズですか佐々木さん!?」
とか鼻血拭きながら飛んできそうだが。
>>217 あっさりした抹茶に一票
まぁ、こってりとしたのをお望みかもし――(以下自重)
ハルヒよりHだと思う
>>218 抹茶はキョンも好きそうだ
ふたりでひとつの抹茶をペロペロしてればいいさ
佐々木「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
「キョン、童貞(チェリー)いらないのかい? ガッつくようだが僕の好物なんだ。くれないか?」
だが断る
>>223 「なんだ佐々木、チェリー欲しかったのか?悪いがさっき妹が欲しがってたからあげちまったんだ。すまんな」
キョンくんのチェリーはねー!おおきくっておいしかったよぉ!でもね!種は苦くて飲めなかったんだぁ!
どちらかというとむっつりっぽいイメージ
むっつりHじゃないか?
佐々木「ああ・・・キョンが腰パンを・・・///
あと少し、あと少しで・・・ッ!」
こうですか?わかりません><
>>230 何というか、もっと切ないイメージで。
塾の模試の結果に喜ぶキョンと、これで僕たちの進路は決まってしまったと諦観の境地に
いたる佐々木のイメージで宜しく。
しらないうちにもう17か…
>>232 憂鬱の初版の奥付の日付から考えるにだ・・・。
>>202 >>206 こんな流れを作るのは自分でもどうかと思っています。
しかしだからといって明らかな板違いを許してもいいと言うんですか?
そこら辺はどうなんでしょうか。
どうなんですか、ねぇ?
>>212 SSのスレはVIPにあった気がしますが
そこでやることは出来ないのでしょうか?
>>215 ピエロで結構ですが、住み分け出来ない方にそんなこと言われましてもねぇw
もうスルーして
佐々木のおっぱいと乳首について朝まで語ろうぜ
サイズはBの82aウエストは50aヒップは88a
乳首は桜色。乳輪は控えめな大きさ
>>234 本気なら「どうなんですか」なんて相手に依存した
口上を使うのは止めて(議論する上で無価値)、
妥当な板に妥当なスレを作り、そちらのほうを盛り上げんだね。
君のような甘えた主張では人は動かせない。
放っとけよ
>>236 大きさはそれほどでもないが形のよさではSOS団・佐々木団を合わせてもトップクラス
_ -  ̄` ー
/ \
, ' ,、 、 ヽ
/ / ,ィ ィ/ ヽ ! | ヽ
,' l , -‐-x i / イ-─リハ l ヘ ',
i l ァ≠、/ ィニテ!/ l !
,'.| ゝトヘヒノ , ゞ-ィ fヽ | l 変なこと考えるのはやめてくれないか
! ! ヽ_',. | f ' i i
{ ト ヽ、. ゚ ,イィ/ ィ i l,'
トゝヽヘ_、-、_` t - イ /!ィハ/ソ
,. - ─´ `´ `ー'⌒ 、
/ `ヽ ノ´ ヽ
. / .i .,、 _ / /
/ | ,/./─、_ ` .〈 /
| / , '´ .ヽ─''’ )/
| { , '´ ___,、.丿 ,.//
/ , '´ / `´ ` ´ レ
. / '´ ./ }
. {. /ヽ 〈
\_./ ヽ \
変なことしか考えられなくなりそうです
佐々木団って普段何してるんだろ?
寄せて上げる研究他
だから藤原は浮いているわけだ
判るかな?
>>243 橘京子「私は佐々木さんの世界で、
古泉さんの家に投石したり、塀にホモ死ねとか落書きしたり
そんな陰湿なことしません」
佐々木団におけるポンジーって、絶対いじられキャラだよな。
⌒('A`)⌒ <藤原さんを置いておけばキョンさんが嫉妬して佐々木さんの元に来ると思ったのです
⌒('A`)⌒ <でも失敗したのです
⌒(゚∀゚)⌒<そうだ!藤原さんの代わりにあたしが佐々木さんに最接近を!
とりあえずパンジーはいじられ役ということはわかった
佐々木「キョン…、好きだよ……」
オウム「アァ オレモ ササキガ スキダ」
佐々木「ハァ……、今日も閉鎖空間にキョン呼んじゃおっかなぁ……」
古泉「キョンたん、好きです」
オウム「オレモ イツキガ スキダ」
古泉「ふんもっふ!」
オウム「アッ――――――――――!!!!!!」
その後…
キョン「…で、今日はみんなのペットを自慢する為に集まったんだが……。
何でみんなオウムなんだ?」
佐々木「そ、それはだね、キョン……」
オウム「「「「「ヨンダカ?」」」」」
古佐長みハ「えっ…?」
古泉「はは、これは意外ですね!みんな同じ名前とは………!」
オウム(古泉)「アナルダケハ!アナルダケハ!」
古泉「!!!?………orz」 オウム(古泉)「マッガーレ」
キョン「……いろいろ大変だったな」
佐々木「あのさ…キョン、好きだよ」
オウム「オレモ ササキガ スキダ」
佐々木「いや、おまえに言ったんじゃないから」
>>243 橘は一人勝手なことをしゃべり、
佐々木はそれを適当に聞き流し、
九曜は焦点の合わない目で虚空を眺め、
藤原は一人窓の外を見続けてるんだろう。
不毛な連中ですね。
佐々木団って橘以外はほんとやる気無いのな
SOS団みたいに定期オフをやってるのかどうかも怪しい。
佐々木と橘、それに九曜は良いにしても、協調性ゼロのポンジーがいるからな。
まあ、ポンジー抜きの女3人で遊んでるかも知れんが。
そこにキョンが現れると急に佐々木が喋り出し
橘は佐々木の態度の違いに少し複雑な気分になり
九曜はキョンをじーっと見るようになって
藤原は無駄にキョンに毒を吐く
やっぱり佐々木団もキョンが入れば潤滑油みたいな働きしてうまくいくんだろうな
SOS団のメンバーとも似たり寄ったりだし
ハルヒ、佐々木→神
長門、周防→無口、むちゃくちゃ強い
古泉、橘→イエスマン、信者
みくる、ポンジー→役立たず
>>253 藤原かわいいじゃないか。不器用なやつだぜ。
考えたら佐々木団にはキョンみたいなツッコミ役がいないんだな
>>254 いや、ポンジーは覚醒したら役立たずじゃないって
>>256 やはりそれはキョンがどちらにとってもキーパーソンだと言う事だね
問題はホントに佐々木が神モドキなのか?ってことだよな。
橘と九曜の自作自演という可能性もあるし。
>>258 そうだったらきょこたんとかめちゃ黒いな…
パンジーは別だけど
>>257 佐々木:キョンが来ると俄然饒舌になる。
橘:キョンが来ると俄然熱心に布教活動をし始める。
九曜:キョンが来ると俄然半径二メートル以内に存在したがる。
藤パン:キョンが来ると俄然ツンデレになる。橘や佐々木にはツンのみ。九曜は放置。
つーか佐々木団って、一応佐々木を神的存在として中心に置いてるけど、
橘以外は佐々木やハルヒ達に対しては割とどーでもいいようなスタンスで、どう考えてもキョンの方を重要視してるよな。
特に九曜と藤パンの二人。
>>258 きょこたんは対機関、九曜は対思念体って立場でキョンをハルヒから離したいわけか。
佐々木に横取りされた形になることできょこたんの組織は機関が神人の対応で他の部分に手が回らなくなるし
天蓋領域はハルヒの情報爆発の観測を狙える。
その上、ハルヒが敵と認識する矢面に立たされるのは佐々木だから自分達は上手く隠れられると。
想像してみたら物凄く黒い展開になったが個人的には佐々木本人が黒いよりはそっちの方がマシな気がした。
>>261 あれは九曜がTFEIと同等の性能持ってれば作れるでしょ
じゃあポンジーは佐々木団のマスコットキャラって事で
>>263 TFEIの作る空間とは少し違うんじゃないか?
>>266 簡単な話、キョンに幻覚見せるだけでOK
>>266 今のところどこまでしか出来ないとかは明かされてないでしょ?
だから……
>>265 ポンジーが橘にメイド服やらカエルの着ぐるみやら無理矢理着せられて、
ちょっと涙ぐみながら「……ふ、ふんっ。これも規定事項だ」とか言うのを想像して、
不覚にも萌えちまった俺はきっといろいろ末期症状だな。
ピンでの挿し絵を二回も貰ってるポンジーは
マスコットキャラと呼んでも差し支えあるまい。
佐々木はどうやっても説得できそうに無いから先にキョンを説得して
「佐々木、ハルヒが神だと俺の体が持たないんだ助けてくれ」とか言って貰おうとしてるんだろう。
キョンがそんなこと言ったら佐々木のやる気ゲージはメーター振り切るだろうし。
で、佐々木とキョンならまだキョンのほうが説得しやすいって判断なんだろうな。
まず馬からというわけか。さすが橘だぜ!
明らかに嫌われているのに自ら率先して説得にあたるあたりも、さすが橘だぜ!
ここで作家キョンと通い妻佐々木の新作来ないかな〜とおねだりしてみたり。
>>272 そうなのかな
橘達の考えがイマイチわからない
>>275 いつの間に担当編集から通い妻にスキルアップしたんだw
佐々木団はキン肉マンでいうところのソルジャーチーム的な役割な希ガス
まぁ、面子はアレだがww
考えたらキョンがいないSOS団と佐々木団はただのDQNの集まr…
あ、やっぱなんでもない
佐々木はDQNじゃないんじゃない?
まあ客観的に見ると他のメンバーはひどいな
キョンのいないSOS団
ハルヒ:超不機嫌
古泉 :必死でハルヒをなだめる。あるいは閉鎖空間に行ってて不在。
長門 :本読んでる
みくる:おろおろしてる
あれ、佐々木団とあんま変わらなくね?
>>282 一般人から見たら「何、あの人たち…」って感じで見られてそうで怖いなw
>>282 キョンのいない佐々木団
佐々木:超不機嫌
橘 :必死で佐々木をなだめる。 あるいはおろおろしてる。
九曜 :ぼーっとしてる
藤原 :ツンツンしてる
橘が古泉と朝比奈さんの二人分頑張ってるなw
流石副団長(的存在)。
佐々木は一応女子とかの前では猫被ってるしな
そういう意味ではキョンの前でも猫被ってるぞ。
まあ国木田いわく、どこか無理してるみたい…なんだっけか。
素の佐々木はこれから出てくるのだろうか
>>286 確かにそうなるな…
でもなぜかキョンと喋ってる佐々木はすごい自然体な感じがする
>>287 見たいな
でもいつになったら見れるのやら
>>286 ハルヒも言ってるね、不自然に作ってる感じがする、って。
そうして溜まりに溜まった佐々木のオドロが一気に噴出して
世界改変級の大騒動を引き起こし、SOS団と佐々木団の対決と共闘を経てなんとか収束。
抱え込んでたものがキョンへの恋心だったと認めた佐々木がやんわりとハルヒに宣戦布告し、
ラブコメ路線でレギュラー化…というのが、驚愕に対する俺の希望的観測。
否定的観測は…佐々木が(ry
驚愕まだかよーだれか発売日ぐらいはリークした猛者はおらんのか〜
佐々木さん、ポンジーの秘密、或いはBTF1〜3 の巻
〜未来世界〜
藤原「俺はこれから任務に赴く。息子よ、俺がいない間、母さんとこの家のこと、
頼んだぞ。施設にいるお祖母ちゃんの見舞いも忘れるなよ」
藤原子「わかってるよ。アンタがいなくても、家は俺が守ってみせるさ」
藤原「その意気だ。……お前、後の事は頼むぞ。この任務の支度金で、
義母さんも施設に入れられたんだ。大丈夫。危険なんて何一つないさ。
過去は平和だったんだ。そんなに泣かないでくれ」
藤原妻「……でも、あなた。いくら任務だからって、この子より若いくらいの
格好をしなきゃならないなんて、あんまりよ」
藤原「俺の童顔ならバレやしないさ。それに現在みたいにアンチエイジングが
発達してない時代なら、このくらいの顔なら十分学生で通用するんだよ。
大丈夫だって」
藤原妻「でも、でも……!」
藤原「お前や義母さん、そしてこいつのためなら、俺はどんな任務だって耐えられる。
だから、笑って見送ってくれ。そうだ、土産は何がいいかな。法律に触れないもので、
何か過去のもので興味があるものがあれば言ってくれ」
藤原妻「何もいりません。だから無事帰ってきて。あなたの、……パーキンソン病が悪化する前に」
藤原「……知ってたのか。お前には隠しておきたかったんだが」
藤原妻「何年あなたの妻をやってると思ってるんです」
藤原「そうだな。この任務を最後にしようと思ってはいたんだ。引退資金のためにも、
こいつだけはなしとげなきゃならなくなったがな。
じゃあ、行ってくる」
藤原妻「あなた!」
藤原子「お、親父ぃ!」
橘「……という風に未来社会から来たポンケル・G・フォックス課長補佐(42)、通称ポンジーは、
未来での身分を隠し、藤原何某として、過去の世界での単身赴任の日々をすごしているのです」
藤原「ちょっと待て! 何で俺が童顔の40男で妻子もちで病人にならねばいかんのだ!
ナンセンスだ、あまりにナンセンスだ!」
キョン「……いや、だって未来人だし、なあ佐々木」
佐々木「あの映画の一番の肝は、3作の伏線消化というより、
1での若いお父さん(それも結構とうのたった役者)よりも、明らかに目元の皺が
やばそうな彼の熱演を見る所にあると言っても過言ではないだろうね、キョン。
それでも、2、3に行くにしたがって、だんだんと役柄の年齢に近づいて見えるのだから、
メイクの進歩というのは恐るべきものだね」
藤原「さ、佐々木め。即キョンに懐柔されやがって。この裏切り者め」
佐々木「裏切るとは心外だ。僕は別に君と特定の同盟関係を結んだ記憶はないのだが」
キョン「そーだそーだ」
藤原「ええいこの性根の曲がった性質の悪いバカップルめ」
九曜「−−なら、裸で転移してきて−−シュワちゃんに追いかけられる方が、いい?」
橘「あ、でもその場合、佐々木さんと深い仲になるのは禁止ですからね!」
藤原「だから何の話をしてるんだお前らー!!」
映画って、本当に面白いですね。さよなら、さよなら。
素の佐々木 候補
候補1
・姉御肌で面倒見が良い(橘と九曜は、裏では大変お世話になっている)
・愛読書はヤンマガとヤンジャン
・風呂から上がるとバスタオル一枚で冷蔵庫まで行って、ファンタを取出し一気飲み
・「かーー〜っ!この一杯のために生きてる〜」とか言う
・そして、バスタオルがストンと落ちる(引っ掛かる出っ張りがあんまり無いからね)
候補2
・とても少女趣味(橘と九曜に対して、内心ビクビクしている)
・愛読書はりぼんとLaLa
・風呂が長い
・風呂の中で「今頃キョンはどうしてるかな?」とか考える
・キョンが風呂に入っているところを想像してしまい、顔が真っ赤になってのぼせる
候補3
・とてもオタク(橘と九曜は、実は同人仲間)
・愛読書はジャンプとサンデーとマガジンとチャンピオンとガンガンとコンプティークとニュータイプと(ry
・コミケの締め切り前だと風呂に入らなかったり でも基本的に入るよ
・風呂の中でネタを考え付く でも書き留める前に忘れる
・キョンはいろんな意味でネタにしたいと思っている
パッと思いつく限りこんな感じかな
>>293 3は酷いな、801かよww
何かスレの流れが早い様な気がするが、気のせいだよな。
>>293 2だったら死ねるぜ
そういうのはたまにでいいけど
1・2・3全ていける自分は異端w
もうおっさんササッキーでも乙女ササッキーでも腐女子ササッキーでもどんとこい!
現実にもたまにオッサン臭い女っているけどどいつもキャラ作ってる感が否めないよな
1は胸以外はミサトさんだなw
俺は意外と泣き虫だったりするといいな
>>299 キョン「よう……遅かったじゃねえか……」
キョンが……キョンが……ぁ!!!!
めちゃ渋いおっさんに!!!!
きっとこれからのキョンの脳内イメージがおっさんになってしまう!!!!
中学生の頃、まだみんながみんな携帯を持っていたわけではなかった。
だから、俺と佐々木に連絡を取るときは専ら家の電話だった。
あるとき、こんなことがあったんだ。
プルルルル……ガチャ
キョン「もしもし」
佐々木「もしもし。あぁ、その声はキョンだね。僕だよ」
キョン「おお、佐々木。ちょっと良いか?」
佐々木「僕なら構わないよ」
キョン「あのな、ちょっと物理でわからないところがあってな
明日にでも、また図書館で……」
佐々木「明日かい?そうだね、僕は特に予定は……」
そんな折、電話の向こうの佐々木の後ろで、
「もう胸も出てきたんだから私っていいなさい!」
って怒鳴る声が聞こえた(多分、母親かな?)。
佐々木「ご、ごめんキョン……明日だけどね、ぼ……いや、わた……ぼ……」
キョン「佐々木よ……別に焦んなくて良いから……」
佐々木「そ、そうよね……ハハハ……」
キョン「ん?……で?明日のお前の予定はどうなんだ?」
佐々木「うん、私はオッケーだよ」
キョン「おい!そっちが本性なのか?」
佐々木「え?あ!?……いや、これはお母さんが居るからわざと言ってるの……だよ?」
翌日、図書館にやってきた佐々木は、俺が知っている普段と変わらずの『僕』口調で、
それから中学卒業するまで、ずっとそのままだったから、疑問に思わなかったけど……
約1年振りに再会してみて、改めて佐々木の話し方には違和感を感じていた。
キョン「で?佐々木よ……お前の本当の喋り方と言うか、性格はどっちなんだ?」
佐々木「ふふふ……それはね……
ひ ・ み ・ つ(はぁと)」
キョン(かわいい……)
イイヨイイヨ
つか、微妙にフラグ立ってね?
>>301 キョンなら
キョン「で?佐々木よ……お前の本当の喋り方と言うか、性格はどっちなんだ?」
佐々木「ふふふ……それはね……
ひ ・ み ・ つ(はぁと)」
キョン「そうか。まあ気にはなるが、また気が向いたときにでも話してくれ」
佐々木「え、ちょ・・・」
ってなりそうだなwww
佐々木が「かな?かなぁ?」
とか言っているのを想像してしまった俺……orz
そんな佐々木はいやだ!
>>305 彼女になら鉈で頭を割られて殺されてもいいのです
にぱー
まぁもし佐々木が某かな?かなぁ?キャラになったら鬱るな…
藤原「僕は藤原ポンジー。フリーの未来人さ!」
佐々木「キョンが私たちに協力するということは……」
橘「はい」
藤原「奴はSOS団とやらを裏切るという事だな」
佐々木「!!キョンはそんな男じゃあないよ」
藤原「まぁ、仲間を裏切るような奴を親友だなんて言えないもんな」
佐々木「そうその通り」
橘「でも……」
佐々木「デモもストライキもないよ。キョンはそんな男じゃない」
藤原「ですよねー^^」
橘「涼宮さんの力が……」
藤原「佐々木さん、こんな事言ってますよ。友情にひびを入れるつもりですよ^^」
橘「そんなつもりじゃないです!」
藤原「へ〜じゃあ、どういうつもりなんですかぁ〜?」
橘「世界の安定が……」
佐々木「つまりその為に私とキョンの友情を犠牲にしろって事か」
藤原「壊れるのは佐々木とキョンの友情だけですもんね。橘さんは失うもの無しですね^^^^」
佐々木「もういいよ、橘さん。これ以上私達の友情を邪魔しないで」
橘「さ、佐々木さん……」
古泉「こちら古泉、ポンジーなりきりセットにより敵対組織に亀裂を生じさせる事に成功しました」
森「了解。ただちに帰還せよ」
ポンジはやはりその扱いかwwwww
>>310 パンジーは間違いなく佐々木団から脱退させられるww
カワイソスw
>>310 ●自重ww
あれ? ってことはポンジーは機関に拉致されてんのか……アッ―!
>>309 フリーの未来人ってw
ポンジー死亡フラグ
蛆虫が……
しかし……考えてみたら、
某かな?かなぁ?キャラも頭良いんだよな……
申し訳ないが、ポンジー×九曜のSSを知ってる方、教えてもらいたい。
ポンジーが死んだ後、九曜もあとを追って消えて、二人とも花になっている
というSSなんだけど…。
>>315 佐々木とあのキャラの共通点って意外にあるよな
まぁ発狂した佐々木なんて見たくないけど
>>316 このスレで聞くのはさすがにスレチジャマイカ?
くーちゃんスレで聞いてみ
>>318 そうか、URL貼る方が早かったな・・・
それであってると思
これのことです!
ありがとうございました!
うん、次からはこういう質問は970以降か別スレでした方がいいと思うな
なんか最近藤原ネタばかりだなぁと愚痴をこぼしつつ
佐々木可愛いよ佐々木
ポンジーと橘のスレだな
>>277 このスレ住民ならデフォで脳内変換されてる率五割越えてそうだが。
くっくっくっ
くっくっくっく
くっくっくっくくくくくく
くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
>>315 名探偵レ〇ンとか言われるくらいだしなw
名探偵佐々木とか想像した
>>318 良い話なんだが、AAがシュールすぎるw
さてここでみんなに質問だ
「「佐々木」」の声優誰がいい?
佐々木「みたまえワト……キョン。ここで問題になるのは
>「「佐々木」」の声優誰がいい?
この「「、二重の括弧だよ。何故ここで『』でも「」でもなく、
「「が使われているのだろうか」
キョン「さあ、誤植じゃね?」
佐々木「ああ、キョン、好奇心と向学心は、人類発展の要だよ。
何事にも理由というのはあるものだ」
キョン「好奇心猫を殺すとも言うけどな」
佐々木「まあそれはさておき、この「「は実は曲者だ。
ここで皆が、佐々木、すなわち僕の声優をあげていったところで、
残念、質問したのは、佐々木ではなく「佐々木」(かっこささきかっことじる)
或いは「「佐々木」」(かっこかっこささきかっことじるかっことじる)でした!
といいぬけられる余地を、この「」は含意しているのだよ」
キョン「……佐々木」
佐々木「何だいキョン、僕の推理に少しは感心してくれたかい?」
キョン「お前ちょっと見ない間に性格悪くなったなあ」
佐々木「がーーーん」
橘「いやー(ry」
若本
ちなみにわたしは
加賀ヒカルがいい
何度目da?
>>332 いいじゃんいいじゃん話題ないし
ここで意表をついてほっちゃん
新谷真弓
釘宮で
意表をついて榊原良子
じゃあ松井菜桜子
ハルヒと相対する神なので平野綾で
坂本真綾か若本則夫か…
鉄炮塚葉子
↑朝日奈夕子だったかな?
あけのんで是非
小清水亜美で。ナージャのEDを佐々木で脳内変換すると楽しいぜ。
寺田農で。
皆口裕子がいいな。
ヤンデレ神の中原麻衣で
年寄りには最近の声優は分からないのでのう・・・・
高山みなみに自動変換しちまうんだ・・・・
くじら
川上とも子。いや、どうしてもウテナと印象が重なってね。
立木俊彦
清水香理な俺は異端だな
桑島で死亡フラグを
俺
>>346 に一票
後藤邑子でも可
……ストーリーは決まったも同然になるけどな
やんd・・・
というかゴトゥーザ様だと一人二役になるぞw
356 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/14(火) 19:57:48 ID:D6acweaP
分裂を読み返したら佐々木病が再発。で、流れを読まずに言わせてもらうが、佐々木を表現するならクールではなく、淡々だと想うのだがどうだろうか?
>>355 ミクルの存在忘れてた……orz
榊原ゆいも可にしておくべきだったか……!!
河原木志穂
>>356 淡々っていうのとも違う希ガス
佐々木もハルヒも表現しづらいなぁ
飄々・・・とか?
いや、やっぱりそれもちょっと違うなあ。
俺は声優の名前だと思い浮かばんけど、
なんとなくハスキーとは違うけどボーイッシュな感じの声を連想するな
読み込んでるからそう細かく分類したくなるだけで
広く見ればツンデレとか素直クールでいいのさ
重要なのはレッテルよりも中身だと思わないかい?
あの二人はほんとに対極だな
声優のことはまったくわからんので大谷育江で
前は蒼い子の森永理科で脳内変換してたが、
今は某花嫁のせいで森永理科では変換できなくなった。
まったくもってけしからん
(アニメの声もあって)ハルヒがキンキン高い声で叫ぶ、
というタイプになったから、
佐々木は低めのハスキーな声で穏やかに喋る、というのが
あってるっちゃあってる気はする。
ちょうど
ミクル:あまり高くない甘い声
長門:低い抑揚のない声
とかぶらないし。
不自然に作ってる性格、って印象らしいから、少年役やボクっ娘役の多い声優じゃなくて、
おとなしめかふつうな女の子役が多い声優をあてたほうがいい気がする
2期に佐々木が出ないんだから声優の話したって…orz
やっぱ二期に佐々木が登場するのは厳しいもんな…
もし二期がこけたら佐々木の出番はなくなってしまうんだよな…
二期にはぜひ頑張ってもらわないと…
3期で出るだろ…
あっOVAで出るよ…
佐々木が出る可能性が低杉てなんか泣けてきた…
佐々木より先に橘達が出てきたらガチで泣くかもわからんね
佐々木の声優は大魔人……では勿論なく、国木田の声より幾分か高めの声って感じかな
小説はそろそろ完結してもいい
逆に考えるんだ
国木田=佐々木だと考えるんだ
それは嫌だw
この前、思いついたしゃしゃきさんネタがあるのだが、
俺の技量では無理だった。だれか後をた・・の・・・・ん・だ・・・。
キ 『塾まで乗せて行ってあげるよ。』
佐 『やぁ、すまないねぇ。』
後ろに乗ろうとする
佐々木、とどかない。
くっく−ん(´・ω・`)
言い忘れた、誰か勇気あるものが書いてくれるのを望ん・・で・・い・・・・・る・・・。
>>375 その二人の共通点なんてあんま無いと思うんだけど
中性的な声質ぢゃないと登場の驚きが。。。
という話も何℃めだ?
>>377 しゃしゃきカワイソス…
>>379 外見は似てないけど
口調とかふいんき(ryが似てるけどね
ハルヒ「キョン……やっちゃいなさい!!」
長門「勇気ある限り」
橘 「勇気を忘れないで!」
九曜「―――勇気を信じて」
藤原「勇気は不滅だっぜ!」
古泉「勇気と共に!」
佐々木「勇気を……力を……」
キョン「flag-01……光に、なぁぁあああああれぇええええええええ!!」
ごめん、反省しながら寝るわ。
志村由美はどうなのかしらー?
中性的ならシンジの声だしてたひとしか思いつかない
佐々木の声は、アニメ版ではなくゲーム版のアイマスの
真役の平田宏美さんがいいと思う。
高音寄りの少年声か・・・
ここで福井裕佳梨と言ってみる
ここは、俺が・・・・
pc版ななつ色に出てる信子さん焼くのひとがいいと思う。
石田彰の女声とか
あれ?なんか佐々木のイメージが・・・・
分裂で佐々木のセリフを読んでるときも誰の声でも連想しない俺は異端
佐々木の声は萌え〜て感じの声じゃなかったらなんでもいいよ
佐々木の声が想像出来んぜぇ
みんな声優詳しいなぁ
俺なんか富永みーなとか林原めぐみとか椎名へきるくらいしかわからん
402 :
名無し竜:2007/08/15(水) 01:46:03 ID:52RTu4F3
>>382
復活の白き箱舟に乗る朝倉を忘れないで上げてね.
朝倉「キョン君.いずれ決着はつけます.あなたも,死なないで・・・」
>>385
緒方恵美だね
要望があったようなので「作家のキョンと編集者佐々木」投下します。
『調子の良い日』
その日は朝からなんだか調子が良かった。
夢で見た内容をきっかけに起きてから次々と素晴らしいネタが浮かんできた。
以前夢で浮かんだ素晴らしいネタを忘れて悔しい思いをしたのを教訓に俺の枕元にはメモ帳がおいてある。
浮かんだ内容はそこに書き留めるようにしてあるのだが所詮は寝起きの脳みそ。
寝ぼけた文字のせいでで判読不能だったり改めて読んでみたら理解不能な内容だったりすることが多々あった。
……この蟹味噌ってのはどういうつもりで書きとめたんだろう?
しかし、今日に限っては違った。
俺の脳が完全に覚醒したとき書いてあった文字はきちんと読めるものだったし、内容も現在の連載に即した使える奴だった。
それをきっかけの俺の頭の中には次々と原稿の内容が生まれてくる。
それは俺に早朝から仕事をさせるのには充分な理由だった。
普段ならまだベッドでゴロゴロしているような時間なのだが早々にPCを起動し原稿の作成に取り掛かる。
高校のころと比べて倍にはなっている俺のタイプ速度の全てを発揮できるほどよどみなく文章が作成されていく。
調子がいいときというのはどれだけ仕事をしても疲れないものだ。
何時も佐々木が来る時間には受け持っている三本の連載の次回分が全て完成していた。
「え、出来てるのかい?」
「おう、全部な」
いつもの時間にやってきた佐々木はもう持っていくばかりになっている原稿の束を見てかなり驚いた顔をしている。
まぁ何時もギリギリまで粘ってようやく完成させてるような奴が向こう一週間休暇になるような速度で原稿を仕上げれば驚きもするわな。
佐々木は原稿の束をパラパラとめくって読んでいる。
三作品分あるとはいえそろぞれ毎回十数ページで連載しているやつの1回分なのでたいした分量ではない。
俺が佐々木の淹れたお茶を飲み終わるころには全てを読み終わっていた。
「凄いじゃないか。いや、まさかこういう展開になるとは思っていなかったよ。凄いできだ」
「っていうか今朝思いついたんだけどな。作家になってからこんな調子の良いのは初めてだぜ」
「所謂『神が降りてきた』とかいうやつだね」
……そんなこというとあいつが爆砕重落下でも仕掛けてきたみたいだから止めてくれ。
いや、佐々木も似たようなものだったか。
「そうだな、何時もこうならいいんだが……」
「くっくっ……まったくだね」
「…………」
「…………」
「…………じゃ、お昼にしようか。今日は暑いから冷麦にしよう」
「ん?原稿持ってかないのか?」
「え?ああ、いいじゃないか。締め切りまではまだ間があるし」
「おいおい、何時もたまには余裕もって完成させろとか言うのはお前じゃないか。それに一つは締め切り明日だぜ?」
「あ、えっとだね……その、せっかく材料買ってきたし無駄になっちゃうじゃないか」
「いつもいつも作ってもらうのも悪いし、それに冷麦なんか大分持つだろ」
「……えーとだね、なんというか……ほら、もうご飯作るの日課になっているじゃないか。
君なら知っていると思うけど僕はそれなりに規則正しい生活を心がけているわけだよ。いつもの僕なら今日はこれから夕方までここにいるのがスケジュールになっているんだ。
それを急に変更しても手持ち無沙汰になるというか、バイオリズムがずれるというか。……とにかく調子が狂ってしまうじゃないか」
「編集者なんて仕事しておいて規則正しいもクソもない気がするが……あ、成る程、そういうことか」
「な、何がだい?」
「お前はもっと俺の家に居たい訳だ」
「え、え……あ、そんなことは。いやそうじゃないなんて事は決してないわけだけどね?
キョ、キョン。君がそんなことに気づくなんて……」
「今日は暑いもんなぁ、えっちらおっちら歩いて編集部になんか帰りたくねぇよな」
「…………ああ、そうだね。その通りさ……君がそういうならそうなんだろう」
「別にそうならそう言えばいいのによ。そういうことなら大歓迎だぜ?お前の作る飯はうまいからな」
「そうだね、とりあえずお昼にしようか…………調子が良くて鈍感が治ったのかと思ったよ」
「ん?なんか言ったか?」
「なんでもないよ」
その後は何時も通り飯を食った。
時間に追われずのんびり食うというのは中々いいものだな。
食事中の会話って奴はいつもは大抵締め切りが迫っている連載の話になるわけだが今日はそんな話をする必要は無い。
まるで学生時代に戻ったかのようなたわいの無い話を繰り返す。
と、そんな話しをしているうちに一つひらめいたことがあった。
「なぁ佐々木、今日はこの後何にも予定無いって事でいいのか?」
「え?ああ、そうだね。君から原稿を取るまで帰らないことになってるけど」
「んじゃこの後どこか出かけないか?」
「え?」
「いつもいつも世話になってるしなぁ……今日は全額奢るぞ?」
「君がそんなこと言い出すなんて以外だな。いや、全額というのは流石に気が引けるけどそういったお誘いならば喜んで乗らせてもらうよ」
「気にするなよ。普段の礼と、あと件の恋愛小説の資料もかねるつもりだしな」
「……あ、あれの題材にするのかい?」
「そうだな、次くらいで二人でどこかに出かける展開を入れるのもいいかもしれんし」
ぶっちゃけいい加減ネタ切れ気味なわけだがな。
……あのシリーズいつまで続くんだろう。
しかし調子のいい今ならなんかいいのが思いつくかもしれない。
そういった期待も込めてのお誘いなわけだ。
「だ、だったらその……なんというか……所謂デートコースみたいなところに行ったほうがいいのかな?」
「お前の行きたいところでいいと思うぜ?なんせお前がモデルだしな」
「……なら君が選んだほうが良いんじゃないかい。こういうときは男性がエスコートするものだろう?」
「……そうか、そうだな。俺がお前の喜びそうなところを選んだほうがいいのか」
「そ、そうだね。そうしてくれたまえ」
その後、映画やら美術館やらまぁ佐々木が喜ぶならこのあたりといったところを選んで出かけることにした。
夕食は普段の礼もかねてそこそこ高級なところだ。
佐々木は金額の心配をしていたがこちとら金を使う時間がまったく無い職業をやっているので余裕があったからな。
佐々木が終止ご機嫌だったところを見るとこのコースはそれなりに正解だったらしい。
どうやら今日はいろいろな意味で調子が良かったようだ。
「キョン、いつもとは言わないがたまにはこういう日を作ってくれよ?」
「出来ればそうするよ、毎度お前を締め切り間際に待たせるのも悪いしな」
「そういう意味ではないんだが……やっぱり君は君か」
以上、いつもより速く原稿があがったせいでキョンの家に居る理由がなくなった佐々木がいろいろ理由をつけて居座る……ってやるつもりだったんだけど
いろいろごてごてつけてしまった。そんな感じ。
>>404-407 GJ!
キョンの家に居る理由が無くなってちょっと焦る佐々木かわいいよ佐々木
GJ!!
声優はやっぱし俺はずっと能登真美子で固めてるなシャナみながら分裂を読んでたらそうオモタ
>>407 GJ!このシリーズ、なんというか、誘い受けならぬ誘いフラクラ?
ひでえ男だぜ、キョンさん!
なるほどな・・・俺は勘違いしていたかもしれん
いつも女側の立てたフラグを折ってるものとばかり思っていたが、ほとんどの場合
キョンが自ら立てたフラグをそれと気付かずへし折っているのかもしれんねw
GJ!
佐々木わかりやすいよ佐々木w
>>404-407 このシリーズ大好きです
今回もキョンに空ツッコミ入れながら堪能させて貰いました、GJ!
by >275
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 08:04:39 ID:uLzdj4Rv
佐々木の声は平野綾が一人二役でやればOK
小難しいセリフも得意だし
ん〜〜想像力豊かでない俺には分からん。
>>414 それは賛成だが、視聴者が混乱しないか?
言葉遣いが違うので大丈夫か
>>415 パーマンとミツオが同じ声優がしゃべってたり、パー子と星野スミレが同じ声優だったりするのと同じだよ
その昔、林原めぐみが某アニメのCDに収録されたドラマで、自分の受け持ちだった3人による
掛け合いというものをやってたなあ。
あの人は山寺さんと並ぶ位の七色声だからあんま比べない方が良いぞ
佐々木はちょっと平野声じゃなあ。
>>331 流石にマイナーが過ぎるので
表の名義を使ってあげようぜ
さて、
折笠愛
田中理恵
冬馬由美
あたりが想像できる。
2期で出てくれないかなぁ。
>>421 ゲストキャラならともかく、
レギュラーになりそうなキャラにそんな有名どころあてるかなぁ…?
ここまで川澄綾子が出てないことに驚愕
田中理恵もいいな
>>425 川澄綾子は前前前スレ辺りで出てたハズだ!
京アニが佐々木の出るOVA出してくれないかなぁ。
キョンの中学時代の様子とかさ
>>420 修行して中性的な声が出せるようになれば良いのだが
パー子 星野スミレ 峰フジコ
のびた ドロンジョ様
野々村姫子 エリカ様
のように、声を使い分けることができれば
個人的には中河の話の辺りで出てきそうな気がするんだが。
中河との電話の最中にキョンが佐々木を思い浮かべるシーンがあるし
まあ、声までは出ないだろうけどな
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なんだこれは。
少しでいいから二期に佐々木出してくれないかな
佐々木「やぁキョン。久し...」
キョン「悪い、急いでるんだ!じゃな」
この間3秒ぐらい。
こんなの?
>>432 それはひどいww
「一年ぶりに逢ったのにすぐに会話を始められる〜」のくだりが使えなくなってしまうねw
>>433 きっとその時の復讐もかねてたんだよきっと。
連レスになりますが、SS投下して構いませんか?
先日友人との会話を利用できるかもと思って書きました。
そりゃ元々ここは驚愕が発売されるまで、
そしてながる式佐々木属性が確定するまでの短い期間の
妄想夢想お祭り騒ぎなスレだしな
驚愕が世に出回ればこのスレの方向性も定まるさ
俺たちに出来るのは長すぎる祭り期間を精一杯楽しむことだぜ
「佐々木〜佐々木〜〜!!」
俺は電車がホームに着くと同時に走り出していた。
佐々木と同じ車両に乗り合わせていたのだが、
満員の車両の中で端と端だったために声をかけられないでいた。
佐々木は俺のことに気付いていなかったらしく、
さっさと帰り始めてしまっていた。
「佐々木!!」
ようやく横に追いついて、
少し大きめの声をかけるとようやく俺に気がついて立ち止まってくれた。
「おや?キョンじゃないか?君は電車通学ではなかったと思うのだが?」
ああ、今朝自転車がパンクしちまってな。
親に電車で帰るように言われたんだ。
「成る程。そういうわけか。それは災難だったね。」
佐々木はそういうと楽しげに笑っていた。
全くとんだ災難だったぜ。まぁ、おかげでお前と同じ電車になれたんだからよしとするか。
「それは一体どういう意味だい?」
ああ、お前の誕生日はもうすぐだろ?
一緒に誕生日プレゼントを買いに行こうと思ってたんだ。
「本当かい?君がそんなことを律儀に覚えていたなんて、正直に言って僕にとっては純粋な驚きだよ。」
そういって目を丸くしていた。
「だが、よく考えてみると君も結構情の厚いところがあるから、覚えていても不思議ではないのかな?」
俺の言おうとしていた事をとらないでくれ。
「君からの誘いであれば慶んで受けよう。そして、君の誕生日もそろそろだったと記憶している。
どうかな?今度僕の誕生日プレゼントを買いに行ったときお互いにお互いのプレゼントを買ってみないか?」
成る程。それは面白いな。そうしよう。そんな色々な事を面白くさせようとしている辺り、
お前もハルヒに結構似ているかもしれないな。
「そんなことはないさ。誰でも人間は面白さを求めているものだよ。ちょうど君のようにね?」
エンターテイメント症候群か。確かにそうかもしれないな。
佐々木はのどの奥をくっくと鳴らしている。
「よく覚えていたね。君は優秀な生徒だよ。」
佐々木先生のほめられるとはね。
「さて、出かけるとなると日程をあわせないとね。私は月曜と水曜意外は空いているよ。」
佐々木が楽しそうに聞いてくる。
「そうだな……俺もハルヒたちに付き合わないといけないし大変だな。」
そういうと不意に佐々木は顔を曇らせ、
「そうだったね……妙な誤解が発生しては大変だから、止めておくかい?」
おいおい。乗り気だったじゃないか?突然どうしたんだ?
「いやね……君が涼宮さんを狙っていると言う話は有名だからね。」
ちょっと待て。俺はハルヒを狙っているだって!?誰だそんなデマを流した奴は。
「みんな言っているよ?北高にいった涼宮さんを同級生になった男が狙っているって。」
なんだって!?全く……昔からなんかそんな事ばっか俺は言われ続けるな……
お前は知っているだろうに……
「君がハルヒの事を好きかと聞かれて、否定しなかったと聞いていたんだけど?」
どれの事だ?そんなことを聞かれた覚えはないんだが……
「そうなのかい?私はそう聞いて、ああ……やっぱりな。と思って諦めてたんだけど。」
とりあえず、完璧に否定しておくが、それはない。
そういうと佐々木は安心したようだった。
そんなに俺が変人とくっつかないか心配なのか?過保護なやつだな……
あ、すみません。
新しく書いてあった分けしてしまっていたので、
一旦これだけで終わります。
お騒がせしてすみませんでした!!!!
ああああああー
>>439 生殺しというよりは
スタート直後に転けた感じだなw
俺的佐々木アニメ登場シーン
第二期最終回
エンドテーマ後
進級が決まった春休み、自転車を押しているキョン
↓
後ろから声をかける佐々木「やあ、キョン」
↓
振り替えるキョン
↓
第三期に続く
無理かな?
二期に出るとは思えない。
まぁ、証拠とかはないけど・・・
>>439 乙
ただ相手がキョンの場合、
「僕」と呼ぶのが正解だね
>>443 うん、ただこうならいいなっていう希望なんだ
というか二期ってだいたいどの辺りまでやるんだ?
ヒトメボレLOVERでの登場を期待してならない。シルエットでもいいから
やあ (´・ω・`)
ようこそ、バーボンハウスへ。
この驚愕表紙画像はネタだから、まず見て落ち着いて欲しい。
うん、「コラ」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、このコラ画像を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「wktk」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このコラ画像を作ったんだ。
じゃあ、注文を聞こうか。
やばい…
釣られかけたぜw
>>455 ポンジュースよろ〜w
佐々木の太股で100回は抜ける
キョン「やったな佐々木。お前もとうとう表紙を飾ったか。
●や谷口や国木田よりも先だぞ。凄いな!」
佐々木「……」
キョン「どうした佐々木。またそんなにすました顔をするなよ。
うれしいときは、ぱっと喜んだ方がいいて。
あ、なんか長門にも似たようなこと言った記憶があるな。
まあ何はともあれ、俺も嬉しいよ佐々木」
佐々木「……キョン」
キョン「なんだ佐々木?」
佐々木「
>>447は、コラなんだ……」
キョン「え……」
橘「いやー(ry」
>>447 こんな女と一年中、学校や放課後、休日を過ごしてきてキョンは何とも感じないのか!?
普通の健康な男児であれば確実に好意を寄せるはずだろ?ではキョンは何なんだ?
朝比奈さんに欲情していることからホモではない…とすると………っ!!
EDかっ!!!!
>>447 俺がキョンなら間違いなく襲ってるのに……
>>460 佐々木の中の人のイニシャル
つまり江川大輔
>>460 エターナル・ダイヤモンドの略、相手は星空の輝きに目を奪われる。
しかしこの画像だと結構胸があるように見えるな。
分裂のときと比べて明らかに佐々木の胸が大きくなってる希ガス
というか佐々木がひんぬーだという根拠はどこにもない
そんな俺だがひんぬー派。佐々木かわいいよ佐々木
人並みにあるよ派なんだが異端か?
女の子らしくない言動だけど体はちゃんと女の子っていう
佐々木はハルヒの胸よりは小さいけどあれで女子高生の平均くらいの胸だろうな
体つきも女の子っぽい
ただ服装がなんともいえないな〜
>>469 なぜ?俺はこうゆう清潔な服装好きだぜ?
逆に今風のチャラいヤツらのファッションよりはいいよ。
472 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 19:35:38 ID:uLzdj4Rv
佐々木は胸より足だな
美脚佐々木可愛いよ
>>468 みんなそうだから安心汁
ハルヒはグラマーで佐々木はスレンダーっていうのか?
でも佐々木も結構胸あるしちょっと違うか
>>471 まぁ確かにそうだけど紫色の服っていうのがなんだかなぁって感じ
のいぢに違う格好した佐々木を描いてもらいたいな
佐々木の胸が大きかったら、キョンが一時でも忘れるはずがないだろう。
あのおっぱい星人が。
だから、佐々木の胸は大きくないんだよ。
小さいとは断定できんが。
実は大きい佐々木の生おっぱいを目にしたキョンが、佐々木を女と認識してしまい、
ドギマギする展開があったりして
むしろつるぺたでいいよ派なんだが異端ですよね
実際の佐々木は胸があるからなんともいえないな
大きくなくてもいいが美乳であってほしいな
大きくて形が悪いくらいなら無いほうがいいって
いう俺は異端ですね
つるぺた派と普通派と巨乳派の割合がちょっと気になった、
今日この頃・・・・
結局イメージが先行しちゃってるわけだけど
例えば長門だって本文中であからさまに貧乳だみたいな記述あったっけ?
右がキョン用で左が子供用なのかなぁ
小さくても大きくして貰う悦びがある。ね?佐々木さん?
くっくっくっ、どうやらこのスレの住民は地獄に行きたいようだね。
ポンジー!!!やっちまいな!!!!
きょこたんシールド!
挿絵だけ見ると九曜が一番大きい気がする。
カラー挿絵だと橘より佐々木のほうが大きいように見えるが、
斜めを向いている点を差し引くといい勝負じゃなかろうか。
まあ、みんなちっこいんですけどね。
>>489 ふと思ふ。
九曜はメタラーに違いない、と。
>>481 長門はキョンがモノローグ「薄い胸」と語っています
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.. 三 | 三 | 三 | 三 | ... ............. ........... . .....
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
三三 三三 三三 三三
三三 三三 三三 三三
たまには胸じゃなくてお尻の話をしよう。
古泉・・・
佐々木はキュッと締まってて、きょこたんは安産型だと思うんだ。
尻笑窪は在るか否か・
橘が鼻血垂らしながら飛びつきそうな話題ですね
きょこたんには蒙古斑がのこっています
そういえば佐々木と九曜と一緒にいるツインテールの子って
実はきょこたんじゃないかもしれないって言われてるよな
あれってほんとなのかな?
>>499 するどいな。
俺も実は前々から、そうではないかと疑ってはいたが。
>>499 本文と挿絵の立ち位置の描写が矛盾してるんだっけ?
ながるんとのいぢの意思疎通のミス、と言っちゃえば
それで終わっちゃう問題ではあるんだろうけど。
恐らく、ってかほぼ間違いなくのいぢのミスだろうがもし違うとしたらアレは誰なんだろうな?
まだ絵が出ていないキャラで尚且つ佐々木のとなりにいて違和感がない・・・
中河か
突然だけども
数日前に佐々木もハルヒもハッピーになる電波を受信して、
分裂〜驚愕ネタでSSをにょろんと書いてみたんだけど。
16レスは2日に分けて投下したほうがいいかな?
キター!!
おいらとしては一気にとうかきぼん。
もちろん支援させてもらいますぜ。
尻談義より全投下キボン
一揆希望
あとがきになってねむれなくなるわ
はいさ、一気に投下することにしますw
↓↓↓
#1 〜???〜
・・・カタカタカタ、カタカタ・・・・・・。
やや暗めの照明に照らされた静かな室内に、キーボードを叩く音が響いている。
軽快なこの音が嫌いな人はいないだろうと私は常日頃思っているし、
事実、落ち込んでいるときに耳を傾けると心が落ち着いてくる・・・。
「・・・ふぅ、このくらいかな」
一旦手を止めて、今書き上げたばかりの乱雑な文を眺めつつ息抜きに椅子によりかかる。
オリジナルの小説・・・誰にも見せる機会のない、私だけの作品が画面上を寂しげに飾っている。
あの日、彼が突然いなくなってしまってから書き始めて今ではかなりの長編となってしまっているが、
相変わらず文脈に上達の兆しが見られることはない。一般的な思考の持ち主ならば、その冒頭の部分を
流し読みしただけで眉をひそめるであろう・・・支離滅裂だ。
「・・・あ」
しまった。次々に浮かんでくるアイディアについつい没頭してしまうのが私の悪い癖である。
部屋の窓から見える四角い夜空が、この世界を眺めるように奇麗に輝いていた・・・。
感動的な情景に心を打たれつつ、私は急いでパソコンの電源を落とし
脇の椅子に掛けてあった鞄を手に勢いよく立ち上がる。
「・・・あ」
しまった。・・・また今日も上書き保存をし忘れた。
・・・学校指定の鞄の重みを肩にしっかりと感じつつ、部室を振り返る。
私以外に利用者のいないこの部屋を最後に施錠するのはもちろんこの私だ。
いつも通りに消灯し、鍵をかけようとしたその瞬間・・・何かが、鈍く光ったような気がした・・・
同時に、私の中の冷静な私が警鐘を鳴らし始める・・・。
『・・・早く・・・鍵を閉めて・・・!・・・』
「・・・・・・ッ!」
信じられないものを見た私の背を、まるで電撃のように悪寒が駆け抜けた。
穏やかに降り注ぐ青白い月の光に照らされるようにして、今まで私が座っていた椅子のすぐ近く・・・
窓際に誰かが立っている。
「・・・・・・。」
・・・私にそっくりの外見のその人は。
「・・・・・・。」
・・・私と同じ色の瞳で。
「・・・・・・。」
・・・冷たく私を見つめ続けていた。
「・・・だ、誰ッ・・・!?」
得体の知れない突然の介入者に、私は声を荒げる。
・・・それに答える、‘私’・・・問いかけに対してなのか、ゆっくりと口を開いてゆく・・・。
・・・怖い、足が震えている・・・これほどの恐怖を今までに感じたことがあっただろうか。
私は今、幾多の犯罪を犯してしまった死刑囚のように、目の前で告げられる審判に
ただただ耳を貸すことしかできないでいる・・・。
「・・・時間が無い。来て・・・」
・・・その日、北高文芸部室前の廊下に・・・透明な声が響いた・・・。
#2 〜佐々木〜
5分近く経過したが、隣に座る私の親友は未だに目を閉じたままだ。
まるで死んでしまったように見えるその様はとっさに肩に掴んで揺さぶりたい衝動に駆られるが、
かすかに聞こえる静かな呼吸音が私に安息を与えていた。
・・・しばらくは起きそうにない。
「よく眠っているよ。」暇つぶしのつもりで、視線はそのままに対面にいる知り合いに声をかける。
「とても人の心を覗いているようには見えないね」
言いつつ、グラスに注がれている水を一口飲む。・・・彼の顔を眺めながら。
「ハッ、まさにそうだろうよ」自称藤原君が喧しそうに答える。
「よくこんなものに騙されるものだ」
不機嫌な表情で窓の外を睨みつける。・・・よほど雨が嫌いなのだろうか。
・・・というのは別に、どうやら私の予想が当たっていたようで、それほど驚くような事態にはなっていないことに気づく。
「やっぱりそうか。くっくっ、おかしいと思ったよ」
一旦、視線を『彼女』に移してすぐに戻す。私の集中力は今、キョンを眺めるためだけに
存在していると言っても過言ではない。
・・・自称未来人さんは窓の外に恋をしているようだけれどね。
「橘さんの話では、今現在僕は神的存在ではない。
閉鎖空間なんてあるわけが無いんだよね。作れない、と言い換えるべきかな。
そもそも、だ、さっき聞かされた話―――――『神人がいない閉鎖空間』は消滅する、
という事実をキョンが知っていたら終わりだと思わないかい?
閉鎖空間とは別の類の世界、局地的非侵食性融合異時空間とでも呼ぼうか、
これだってそうだ、キョンがこれまでにそれを体験していないとは言い切れない。
その空間にしか存在しえない特徴を彼に気付かれでもしたら、
橘さんのしていることは全て水泡に帰してしまうと思うけどね」
「・・・・・・。」
「―――――――」
変わった友達―――類が友を呼んでしまったのかもしれないだけに、
私も多くは語れないのだけれど―――である二名は、明後日のほうを向いて黙っている。
・・・あぁ、退屈だよ。はやく戻ってきてくれないか、キョン。
やはり私の話を真摯に聞いてくれるのは君だけのようだ・・・
「後で話がある。」
「・・・え?」
後で。という単語に違和感を感じたが、すぐに悟る。
彼に動きがあったのだ。・・・とりあえずここでの返答は諦めておく。
「やあ、おかえり・・・で、いいのかな」
ようやく目覚めた彼に挨拶する。少し物哀しいことに返事はない。
しばらく経ってから、ようやく彼は私に向きなおった。
「俺はどうなっていた?」
違う。違うよ、キョン。
そこは『ただいま』と返すべきだ。
「別に何も」
自然な動作で腕時計を見る。
私は少し考えてから
「十秒ほど目を閉じて橘さんと触れあっていたね」
無難に返しておいた。
この後の会話はよく覚えていない、すぐ直後に驚くべき事態が発生したからね。
私としたことが、少しばかり記憶が飛んでしまったようだ。
ガシャン。
それは突然の出来事だった。
気がつけば私の目の前に銀色の何かがある。
とりあえず、落ち着いて状況を確認してみよう。
ぽかんと口を開けたキョン。
驚愕顔の橘さん。
この事態にさえ全く興味がなさそうな未来人。
それに・・・
私にナイフを突き付けるウェイトレスと、その手首を掴んだ九曜さん・・・。
What? 何事だこれは。
「いかがなさいましたか?」
それが何故止められたのかと不思議に思うかのように、
ウェイトレスは九曜さんに質問する。もちろん微笑んだままだ。
「喜緑さん・・・」
キョンが呻くような声をだす。安心した、どうやら君も驚いているようだね。
ストレンジな友人たちに囲まれて1年間を過ごした彼は、もはや常識的な考えを
もっていないかと思っていた。ごめんね、キョン。・・・と、心の中で謝っておく。
「・・・何やってんですか、こんなところで」
「こんにちは」
悪魔のような笑みはそのままに、ウェイトレスはキョンに挨拶する。
相変わらず落ち着いた声で、もう一度九曜さんに視線を戻し
「失礼ですがお客様」声をかけた。
「お放しいただけますか。このままでは、ご注文の品をお届けすることができません」
・・・質問に答えたかどうかは私には分らない。
けれど、九曜さんが小さい声でこう言った気がした・・・。
「――――――退屈―――――――」
何も映さないかのような漆黒の瞳が、くいとつりあがりウェイトレスを捕らえた。
「お客様」全く動じないウェイトレスは続ける。
「よろしくお願いします。おわかりですね。わたしの言っていること・・・」
鮮やかな緑色の髪をなびかせつつ、ウェイトレスが九曜さんを睨みつける・・・瞬間、
恐ろしいほどの巨大なエネルギーが弾けたような、バチッ!という音が聞こえ、
ウェイトレスの持っていた鋭いナイフが砂のように溶け落ちていった、ように見えた。
「――――ポーラロン構成情報―――変換―――――」
・・・掴んでいた物体に対して興味を無くしたように、九曜さんがゆっくりと指をほどいてゆく・・・。
やがて自由になったその手は、元あったように膝の上にちょこんと乗せられた。
「ありがとうございます」
表面上のお礼を言い、ウェイトレスが、手にした・・・それを配置していく・・・。
・・・私がやっとのことで口を開けるようになる頃には、
すでにテーブルには注文の品―――コーヒーが並べ終えられていた。
あまりの展開の速さについていけなかったが、目の前に叩きつけられた難題に頭を悩ませるのもほどほどに、
私はすぐさまキョンに質問する。
「誰だったんだい?」と。
・・・聞かずにはいられなかった。もはや当然の問いかけかのように、自然にでた言葉だ。
しかし、返ってきた言葉に私はもう一度驚かされることになる。
「学校の、先輩」
・・・私の命を脅かさんとしていたあの存在に対して、キョンは・・・それしか言わなかった。
今はただ、テーブルに置かれたホットコーヒーの水面に・・・私の顔が映っているだけである・・・。
支援
#3 〜藤原〜
「いったい誰だったんだい、あの人は。生きている心地がしなかったよ」
うるさい奴らがまとめていなくなってくれたと思ってたらコレだ。
さっきから同じことばかり聞かれている。
「当然だろう。君が答えてくれないからだ」
知らないな。まるで興味がない。
窓ガラスに写りこんだ佐々木の顔は先程までとは違い、お菓子を買い与えられた子供のように輝いている。
することもなくずっと眺めていたが、表情がコロコロと変わる様は愉快と言えなくもない。
「くっくっ。君も頑固な人だ。何か知ってるのは確実だと予想しているのだけれどね。
あの状況で僕に目もくれなかったのは、あの時何も起こらないのを知っていたからだよ、違うかい?
既定事項と言ったかな」
・・・感のいい女だ、とりあえずは沈黙で誤魔化しておく。
「ところですぐにでも確認しておきたいのだが、また彼女が襲ってきたとしよう。
そのとき君は、九曜さんのように僕を守ってくれるのかい?
・・・守る術を持っているのか、と質問を変えてもいい」
本当に身の危険を感じているのだろうか、こいつは。呑気にコーヒーを口に運んでいる。
あるいは・・・信頼、されているのかもしれないが。
「その必要はない。少なくとも僕が動くようなことにはならないだろう」
「・・・? 何故かな」
少し前からテーブルの横につっ立っているそいつに目配せする。
やっと気づいたようだ。
「おや、九曜さん。忘れ物かい?」
「―――――――――」
一言も発さないそいつは、僕に金属質のプレートを差し出している。
「・・・てっきり‘僕’が届けに来ると思っていたが、何かあったのか?」
耳に入っていないらしい。右手に握られたそれをこちらに突き出したままだ。
「・・・フン」
受け取る。予定通り‘運ばれてきた’プレートの側面を指で静かになぞらえる。
これが僕の手元にある、それこそ今回の戦いが順調に進んでいる証だ。
「一体何だいそれは? 僕の知的好奇心を非常にくすぐってくるね」
ウェイトレス風殺人未遂犯のことはもうどうでもいいらしい。
星空を湛えたような瞳を輝かせ、視線を僕の手元に集中させている。
「こいつはTPDD。ただし、普通のものではない。こいつは―――
「待った」
右手の平をこちらに突き出し、僕のセリフを遮った。
「くっくっ。最初のTはTIMEの略かい? どうかな、当たっていると嬉しいのだが」
面倒くさい女だ。
「・・・あぁ、そうだ。こいつを使えば―――
「時間軸移動ができるのかい? どうかな、当たっていると非常に嬉しいのだが」
言い終わると喉を鳴らして笑った。
「・・・その通りだ。ただし、今言ったように少し細工がしてある」
九曜がゆっくりと、音を立てずに椅子に座った。
「まず、通常・・・TPDDはこのような物理的な存在ではない。それに」
手のひらを返してその表面を佐々木に見せる。
「こいつは、この地球上の物質で作られたものではない。我々の設計図をもとに、こいつに作らせた」
佐々木の視線が一旦九曜に移り、すぐにTPDDに戻る。その瞳は輝いたままだ。
「――――――――――――」
呼吸音さえ響かせないそいつは黙って天井を見つめたままだ。
「その素材でないと本来の機能が発揮できない、と?」
手の中のTPDDを握りしめる。僕らしくもない、口元が緩んでくる。
間違いない、今回は・・・勝ちだ・・・!
「こいつは一度、我々の敵対者の手へと渡る。それもTPDDを熟知した者にだ。
‘宇宙の外’から送られてきたこいつを先に回収されてしまうことは既定事項だった。
この存在自体を奴らに気付かれてはいけない、だから・・・こうする必要があった」
佐々木が口に手をあてて考え込む。
「敵、敵というけれどね。キョンにだけは手を出さないでくれよ。
彼に危害が及ばないように、僕は君たちに協力すると決めたんだ。
それと、なるべく平和的に解決してくれると嬉しい」
模試が控えているしね、と付け加える。
いいだろう。これから僕たちが動く道筋を、今、説明しておく・・・。
「・・・ここまで全て予定通りだ。あとはこのTPDDで最後の仕上げをするだけ・・・」
テーブルに立てた腕に佐々木が顎を乗せる。
「明日、すぐにでも行動を開始する。九曜に長門有希を抑えさせ、
まず、涼宮率いる計4人を閉鎖空間に隔離する」
当の本人は露骨に嫌な顔をしている。
「その閉鎖空間は誰が作るんだい? 言っておくが、僕はそんなヘンテコな力はいらないよ」
「いらないなら・・・全てが終わった後、そう願えばいい。簡単に破棄できるさ」
くっくっ、と佐々木が喉をならす。
「僕がキョンを傷つけたくないばかりに君たちの敗北を願ったら、その後はどうなるんだい?」
輝く瞳を覗きこんでやった、相変わらず引き込まれるような色をしている。
「言っておくがチャンスは一度しかない、それを逃せば・・・お前とあの男の会話する機会がなくなるか、
最悪、お前の存在そのものを抹消されるだろう。
さっきの様なトリックを使われてしまえば、すぐそばでやられても誰も気づかないからな」
佐々木は一瞬驚くような表情をするが、すぐにゆっくりと目を閉じそれから何かを考えているような仕草をする。
「・・・長門さんか・・・。くっくっ。大活躍らしいじゃないか」
付き合ってられない、席を立ち足早に喫茶店を後にする、ここに長居する必要はない。
「君はこれからどうするんだい?」
別れようとした矢先、背中に声をかけられた。振り返らずにそのまま答える。
「・・・4年前、この時間軸から4年前。一人の少女が野球の試合を観戦をしたとき、
ひどくショックを受けたそうだ。それからの彼女の人生が大きく狂うほどに」
「・・・・・・。」
佐々木は黙って聞いている。
「もし・・・その試合を彼女が見なかったとしたら、どうなっていたと思う?」
・・・しばらく答えが返ってこなかった。
そして、静寂を嫌がるように佐々木が口を開く。
「きっと・・・その娘は悲しまずに済んだんじゃないかな?」
・・・考えが一致した。神と意見が合うというのもなかなか悪くはない。
「・・・そういうことだ、僕にはやっておかなければならないことがある。
心配はいらない・・・明日、必ず合流するさ」
僕の後ろで佐々木がにやついているのが容易に想像できる。少し不愉快だ。
「・・・くっくっ。分かったよ。待っているさ、君が戻ってくるまで、ね」
ここからが、本番だ・・・。
ズボンのポケットに押し込んであったTPDDの存在を確かめるように再びそれを握りしめ、
頭上に広がる大空を睨みつけた。
・・・まだ、激しい雨は止んでいない。
しえん
支援
#4
気がつけば、私は自分の部屋にいた。
「・・・座って」
‘私’に着席を促され、部屋の中央に設置してある見慣れたテーブルの前に、私はおとなしく正座する。
「あ、あのぅ・・・ゴメンナサイ、どちら様でしょうか?」
未だに先ほどの恐怖から解き放たれてはいないが、勇気をだして聞いてみた。
「・・・そ、それに・・・さっきまで学校に、いたのに・・・・」
恐る恐る顔を上げれば、二藍色の髪に隠れるように冷たい眼が私をしっかりと捉えている。
「・・・あなたは、私」
〜消失長門〜
「・・・は、はぁ」
大方予想がついていたことをそのまま言われた。
私が聞きたかったのは正確にはそうじゃない。なぜ私が二人いるのかを知りたかった。
そんな思いを込めた視線を送っていると・・・
「・・・あなたは私によって作られた異世界同位体」答えてくれた。
・・・だけど、異国の言葉で書かれた本を間違って買ってしまった時のようにその内容がさっぱり分からない。
しぶしぶ、私と同じ口から出たとは思えないその単語に首を傾げる。
「い? 異世界? どういたい?」
「数時間前に観測した情報爆発から我々はある異常な事態を把握した。
涼宮ハルヒは現在、歴史改編の影響を受け世界を構築する力を失いつつある。そうなれば最後。
力の所有者が移り変わればその後の世界でその能力が発揮される機会は永遠に失われる。時間がない。協力して」
まるで鏡の中の自分と会話をしているようである。
・・・その内容が全く分からないのはこの際置いておかなくてはいけない問題だけど・・・。
「協力・・・って、何を?」
・・・‘私’は微動だにしない。器用に口元だけを動かしている。
「我々の空間、ここから見た異世界では、私は数時間後に広域帯宇宙存在からの
一時的な情報操作による攻撃を受ける。その時、私の代わりにあなたにそこにいて欲しい」
とんでもないことを頼まれた気がした。
「え、あのあの、それってつまり私が危な―――
「平気。広域帯宇宙存在から発せられる情報改編素子は私のような対有機生命体コンタクト用
ヒューマノイド・インターフェースに対してのみ効果を発揮する。あなたに危険が及ぶことはない」
そこで、ちょっと考えてから思いつく。
どうやら私は、最初からある勘違いをしていたようだ。
「・・・そ、それじゃぁその・・・あなたは、人間じゃないの? 私みたいな」
‘私'がゆっくりと、2回瞬きをした。
他に目立った動作は見られない。彼女との付き合いが長い人に聞いたとしたら、
『いや、今あいつ顎ひいたぞ。ちょっとだけだがな』ぐらいは言うかもしれない・・・。
「私は、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース。
あなたたち人間がいうところの、宇宙人」
「え、でもでも! 宇宙に放り出されたバッハのレコードとか―――
「信じて」
無茶なお願いをされた。
どうやら危険なことにはならないらしいけど、やっぱり気が引ける。
この性格・・・やっぱり早めに直しておくべきだったかな? 他ならぬ‘私’の頼みだというのに・・・。
「もう一つ」
まだあるみたい。
「我々の世界からは分断されたパラレルワールドを、元の空間へと戻す必要がある」
ぱ? ぱられるわー?
・・・ちょっと前にパラパラめくった本で読んだような、読まなかったような・・・。
紫煙
「一時的にあなたの存在を広域帯宇宙存在から欺くため、あなたのための世界を私が構築した。
そこから彼にコンタクトをとった後、私と入れ替わって欲しい」
「・・・えぇと、コンタクト? 彼・・・とは?」
ここに座ってから何度も何度も眼鏡のリムを視線でなぞっている。緊張するとでてくる私の癖だ。
そういえば彼女は眼鏡をかけていない。宇宙人たる存在に眼鏡など不要なのであろうか・・・。
その視力はちょっと羨ましいかもしれない・・・。
「彼は涼宮ハルヒにとって鍵となる人物、彼と行動を共にすることによって我々の道が解放される。
もう一人の神的存在との接触を避けるため、彼女より先に、彼に連絡して欲しい」
彼女とは誰? という質問が一瞬頭をよぎる、が。
あまり聞きたくなかった嫌なフレーズを聞いてしまった。もしかしてそれは・・・
「れ、連絡ってどういう・・・?」
目の前の宇宙人が顔を背ける。その視線を恐る恐るたどればそこには・・・
「電話」
・・・う、やっぱり・・・少し躊躇してしまう・・・私は電話というものが苦手なのだ。
遠慮がちに上目遣いで対面の彼女を覗けば、揺るぎないその瞳を鈍く輝かせていた。
「心配いらない。あなたが協力してくれれば、その世界での記憶をこちらから提供する。
そこでしばらく自然に過ごすだけでいい」
・・・その時やっと気づいた。彼女は優しい性格なのだ。
あれほど急いで私を連れ出したのに、私の回答をゆっくりと待ってくれている。
だから、私も『決心』という最後の一歩を踏み出せた・・・。
「・・・じゃ、じゃあ、お願いがひとつだけ・・・フフ、いいよね?」
「・・・・・・。」
私からのたった一つの願いを伝える・・・。
「分かった」彼女は一度だけ頷き。
「ただし、完全な隠蔽はできない。私と彼の距離が今まで近かった分、
多少の違和感は与えてしまう可能性がある。それでもいいなら」
・・・・・・今、彼女はもうこの部屋にはいない。
いや、私があの部屋から消えたのだ。
時間をかけてゆっくりと深呼吸し、私は部屋の隅にある電話の子機を手にする・・・。
明るく・・・明るく・・・。
教えられたナンバーを押し終わると、コールが始まる。
私がもっとも苦手とする音だ。
・・・ガチャ・・・。
『はぁーい!』
不意をつく突然の声に、いきなり笑ってしまった。失礼だったかな?
「フフ、あの・・・お兄さん、いますか?」
不思議と『会話する怖さ』は感じない・・・。
『キョンくんならいますよーっ』
・・・見慣れた顔も、気に入っていた髪も、声も、ついでに年齢も。今はみんなが違うけど。
私は、私にできることをします。
だからあなたもがんばって・・・もう一人の、私・・・。
しえん
#5 〜橘京子〜
今までに経験したことのないような倦怠感から解放され、私は助けを求めるように
ゆっくりと背もたれに寄りかかる。
・・・終わりが無いかのような時間遡行に付き合わされること6回、
さっきから同じ事の繰り返しで・・・なんだか、気持ち悪くなってくる・・・。
「・・・いつまでやるんですかぁ、コレぇ・・・」
隣に座っている未来の使者さんは、しきりに時計のようなものを熱心に見ている。
この光景も6回目。なんだか、見飽きてきました・・・。
「間違いない。世界はここから始まっている。だから、これ以上遡りようがなかったんだ・・・」
あ・・・これは初めて聞いた。
へなへなの自分を震いたたせるかのように、気持ち悪さを払いのけ必死に声をだす。
「・・・こ、ここから? なんですか、ソレ」
ワンボックスカーの四角い窓からは野球場のドームがやや遠巻きに見える。
広がる景色がやや古ぼけているが、それ以外には特に何も感じない普通の町並みだ。
「この世界自体がここから始まっているんだ、分かるか?
お前のいる元の世界ですら、その生誕から十数年と経っていない」
「え、じゃ、じゃあどうするんです? 涼宮ハルヒによる世界構築はとめられないの?」
藤原さんが舌打ちする。崩れていく私の‘未来からの使者さん'像。
「・・・持って行け」言うが早く、後ろ手に何かを投げつけてきた。
「あわわ、っと」
無事にキャッチしたそれをしぶしぶと眺める。
金属でできた・・・んー、分からないや。
「・・・TPDDだ、使い方はさっき教えたな?
お前は鶴屋家のほうを頼む、それと同じものが厳重に保管されているはずだ。
時間軸にわずかな歪みしか発生させないそいつは、やつらに気付かれない・・・僕たちの絶対的な武器になる。
機関でも何でも好きに使うがいい、必ず奪い取ってこい。
僕は涼宮にコンタクトをとる。試合の観戦は止められないようだが・・・
所詮子供だ、いくらでも心理操作はできるだろう」
普段無口な彼からすれば、今のたたみかける様な長いセリフは珍しい。
が、こういうときこそ反論しなくてはいけません。
「だ、ダメですよ! できません。
もし何かあったら現代に帰れなくなっちゃいます。故障しないとは限らないでしょう?」
ありったけのけな気さをつぎ込んだお願いも・・・
「しない。既定事項だ」いつもの単語で切り返された。
・・・その後は何も言わない。
私には目もくれず双眼鏡でなにやら遠くの方を観察している。早く行けという合図なのでしょうか・・・?
ちょっと分かりにくいかも、この人・・・。
「んんっ・・・もうっ」
TPDDを起動する。
緩やかな電子音の後、すぐに激しい目まいが襲ってくるが気合ではねのける。
あの人にも言われたことです。大事なのは・・・コンセンサスをとることだとっ!
「分かりましたよ・・・で、では、お互いにがんばりましょぅ・・・ぅ・・・」
揺らいでゆく視界の中で・・・
「目を閉じないから、そうなるんだ」助言をうける。
「ふぇ?」
「まぁ、吐きたいなら止めないがな」
完全な、深ーい溝を感じた。分かって言ってますよね? これが7回目ですよ、使者さん・・・。
なにやら複雑な思いを胸に抱きつつ、ありがたいお言葉を拝聴した私は眼をつむる。
やがて私を包み込む穏やかな光を感じつつ・・・私は、空間に放りだされた。
・・・到着。数分前よりは割とマシになった。なるほど、あまり気持ち悪くはならない。
新しい世界の新鮮な空気を吸うための深呼吸もほどほどに、すぐに携帯電話を取り出し短縮ナンバーにコールする。
そう・・・機関に連絡するために・・・。
「・・・橘です。・・・はい・・・はい。えぇ、そうです。
・・・いえ、藤原さんは敵対組織からの干渉を嫌っていました・・・。
気づかれないように私が・・・一人で・・・ふふ、大丈夫ですよ」
モスグリーンの車から降り、緑の大地をしっかりと踏みしめる・・・。
「・・・これも既定事項、ですから」
試演
#6 〜佐々木〜
「さっきはありがとう、助かったよ。
まさか、あなたがあれほど機敏に動けるなんてね・・・くっくっ」
白地に小さい星が散りばめられたかわいらしいリボンを手に取り、九曜さんに見せる。
なかなかいいチョイスではないだろうか。
「その髪、これでまとめてみない?
せっかくそんなに伸ばしてあるんだから、似合うと思うんだけど」
いつまでも喫茶店の近くにいられる気分では無かったので、雨宿りもかねて
今は女の子的な店―――いわゆるファンシーショップで仲良く(?)買い物を楽しんでいる。
「うーん、いっそポニーテールかな。
私は宇宙人的なファッションセンスというものを全く知らないんだけど、
気に入ってくれれば幸い・・・っと、ちょっといい?」
九曜さんを後ろに向かせ、見た目とは裏腹に一切の重力を感じないフワリとした髪を束ねる。
その時・・・
「・・・あれ?」私としては既に見慣れた光陽園の黒い制服―――の背中側に、奇妙な違和感を感じた。
「九曜さん、これは?」
「――――――?――――――」
手のひらを添わせるように、何気なしに指先でそれに触れてみる。
・・・少し硬い感触の何かが、砂のようにパラパラと落ちてゆく。
これは・・・土? だろうか。
それにしては少し赤茶けた感じがするけど・・・。
おかしい点もある、人の数倍は髪の長い九曜さんだ、
それを考慮にいれて・・・背中の面に局所的な汚れがつくだろうか?
ありえない訳ではないけれど、やはり確率的には・・・
「・・・きゃっ!」
いきなり視界全体に九曜さんの顔が映った。
「―――――途切れた――――思考は――――冷たい・・・?――――ここまでの―――」
私たちが一般的に使う地球上の言語、とりわけ日本語で簡単に訳そう。
ありとあらゆる私の脳内形式推論プログラムが一斉に起動し解読を始める・・・結果、
つまり彼女はこう言いたいのだ――――――心配しなくていいよ、とね。多分。
「あぁ、ごめんごめん。考え事をするとつい長くなっちゃって。このことは忘れましょう。
さて、そのリボンだけど・・・欲しい、かな? さっきのお礼に何かプレゼントしたいの」
ポニーテールに姿を変えたボリュームのある黒髪を、九曜さんは片手で撫で続けている。
私の命を救ってくれた黄金の左手だ。
「―――――あなたは・・・愉快――――大きな感情は―――――素敵ね――――――」
いまいちよく分からない台詞だが、どうやら『気に入った』と解釈していいらしい。
・・・くっくっ。決まりだね。
天井を見上げ始めてしまった九曜さんの髪からリボンをほどく。
一度こうなると、数分間はこちらと意思疎通ができなくなってしまうのが普通だ。
‘宇宙の外’というのはどうやら、九曜さんほどの人でも電波を飛ばすのに大した時間がかかる領域のようだね。
交信手段が電波かどうかは定かではないけれど・・・。
「少し待っててね。・・・購入、という地球人的で面倒なプロセスを済ませなくちゃいけないの」
聞こえていないのを承知で声をかける。
そろそろ夜が帳を降ろし始める時間だ・・・休日とはいえ、ちょっと遊びすぎたかな?
これを九曜さんにあげたら、星空でも眺めながら帰るとしよう。
「・・・はい、大切に使ってね。くっくっ・・・私はあんまりお金持ちじゃないから」
そこにいるのかどうかよく注意しないと分らないくらい儚い存在の彼女は、
私から包装された小箱を受け取ると、一度だけ頷いてくれた・・・。
「じゃあ、もう遅いから・・・また明日、ね」
・・・店先で九曜さんと別れ、私は歩きだす・・・。
雨はとっくにあがっていた・・・。
明日・・・私の人生を大きく変える転機がくる・・・。
キョン・・・私は、変われるだろうか・・・?
見上げた先にたまたま映った満月に、私は静かに願いを託した・・・。
・・・実は、少し恐いんだ・・・笑わないでくれよ・・・キョン・・・
支援
私怨
シエン
4円
支援
もしかして猿ったか?
紫炎
シエソ
お前ら支援多すぐるww
とは言え続きに期待
投稿規制くらったのでID変わりますw
>>533 変わってないぞw
とりあえず投下ドゾー
#7 〜ハルヒ〜
暗い。ここはどこなの・・・? お父さんは・・・? お母さんは・・・?
遠巻きに野球場からの喧噪が聞こえる・・・。
「・・・気がついたか? 話がある、暴れるなよ」
強い力で頭を押さえつけられる・・・。
私としたことが・・・こんな木偶の坊に捕まってしまうなんて!
「誰! 私にこんなことしたのは! 死刑よ! 死刑!
次会ったらボコボコにしてやるわよ! 顔面にドロップキックかましてあげるんだからっ!
この目隠しを取りなさぁーい!!」
ゆっくりと・・・私のすぐ近くで誰かが屈んだ気配を感じた。
「いいか、涼宮ハルヒ。僕は君に危害を加えるつもりはない。
お前に顔を見られないように、一時的に視力を奪っているだけだ。
話を静かに聞いてくれればすぐにでも解放する。・・・できるな?」
今すぐ顔を殴ってやりたいけれど、後ろ手に縛られているみたいでそれは叶わない。
仕方なく相手に合わせるようにする。
「いいわよ、話してみなさいよ。聞いてあげるから!」
それからしばらくの沈黙・・・いつも聞いている学校のチャイムが
1セット鳴り終わるくらいの間隔をあけ、憎々しい誘拐犯が突拍子もない話をし始めた。
「もし、お前がこの世界の神になれたとしたら、何がしたい?」
あまりの内容の飛躍にすぐに言い返せない。こいつ、頭がどうかしてるんじゃないの?
「か、神って? なによそれ、私を馬鹿にしてるの!?」
「そうじゃない!」肩を掴まれた・・・優しく。
「お前は絶対に願うはずだ。もっと楽しい友達に囲まれたい、色んなことがしたい、
そう思ったことが今までに一度でもないか?」
・・・たったそれだけのことを言うために、私を連れ出したの・・・?
最低なやつ・・・!
「あんたは知らないだろうけど・・・私の友達は最高に楽しい人たちばかりよ。
私は特別なニンゲンなの! 世界中のどこを探したって、私の通う学校より楽しいところなんてないわ!」
言いきってやった。いい気味よ。自分の無知さを嘆いているがいいわ。
私の肩にかかった手に、少し力がこもり・・・
「お前は分かってない」耳元で静かに囁きかけられる。
「いいか、お前は本当にちっぽけな存在だ。
それを自分自身で自覚できていないでいる今のお前は、僕から見てみれば哀れだ」
「なっ・・・あんたね、私の何を分かって―――
「家に帰ったら親父にでも聞いてみるんだな。お前がさっき、そこの会場で見た人ごみの数だ。
ちょっと計算しただけでもその莫大さが分かる。それを日本の人口と見比べてみろ。
世界の人口と照らし合わせてみろ・・・すぐに結果がでるはずだ。
お前は、世界で一番優れた人間でもなければ、一番幸福な人間でもない!」
「馬鹿じゃないの! エピメニデスもあんたを見て笑ってるわ。
あんたもその人ごみの中の一人じゃない!」
突然、私の目隠しが解かれた。とても眩しくて・・・何も、見えない・・・。
「それは違うな・・・僕はその大多数の人間には含まれていない、少なくとも、ここでは」
「何を言ってるの・・・あんたは・・・!」
やがて私の網膜にはっきりと映像が映し出され、その情報を脳が解析し始める・・・。
ゆっくりと視界に入ってくるそいつは、禍々しい笑みをその顔に張り付けていた。
「よく聞け、涼宮ハルヒ。僕は未来人だ」
頭の中が楽しいことになっているそいつが私を凝視する。
「な、何バカなこと―――
「いつか、再び僕はお前の前に現れる・・・。この姿でだ。外見年齢もそのままに、
お前と再び顔を合わせることになる。その時、お前が自分の存在を正しく自覚できていたのなら、
この僕が、お前と‘神’を引き合わせるチャンスをくれてやろう」
「・・・・・・。」
「・・・分かったな? 涼宮ハルヒ」その男が車のスライドドアを勢いよく開く。
「帰れ。うるさい女はもうこりごりだ」そう言ってそっぽを向く。不思議な人。
「あんた、名前は?」
「・・・・・・藤原」実に嫌そうに答える。
「そ、覚えといてあげるわ。ついでにこの後ろのやつも解いてくれる?」
・・・不可思議な体験だった・・・。
それだけに・・・私の脳裏に焼き付いて離れない、トクベツな記憶となってしまった・・・。
#8 〜みちる〜
「ふふ、見つけましたよ・・・橘さん♪」
夜空にばら撒かれている数えきれないほどの星たち、
その全てを一つ残らず黒く塗りつぶしてしまったかのような漆黒の闇の中で
私はその人物に友達を呼ぶような数百ワットの明るい声で呼び掛けた。
「だ、誰なの!?」
慌てた彼女が何やら物音をさせているが、いくら騒いだところで
この虚空の世界ではその網膜に何かが映る期待は無いに等しい。
「くすくす・・・広い部屋を探すときは部屋の照明はつけておいたほうが
いいと思わない・・・?」
もちろん私にその気はない。橘さんに顔を見られてはいけないからだ。
十分な距離をとって会話を続ける。
「ひとつだけ分かってほしい。私、あなたの邪魔をしにきたわけじゃないわ。
伝えたいことがあって、それで、無理を言ってここに来させてもらったの。
あなたの探し物も、ちゃんとあなたに譲るつもりよ」
すぐに大人しくなる。でもそれは、私の声を理解したからじゃない。
きっと・・・無暗に動かないほうがいいと判断したのでしょう。
「それに・・・少しやり返してあげたくてね。 ふふ、‘彼’には借りがあるの」
外の世界・・・光とは完全に遮断された空間にかわいい声が響く・・・。
「だ、誰なのあなた・・・。なぜ私を知っているの?」
「・・・『名前なんてただの識別信号』、あなたのお友達の言葉だったかしら?
ふふ・・・ごめんなさい、あなたに本名を教えるわけにはいかないの」
ふと、懐かしい呼称を思い出す。
いたずらな笑みを浮かべ、子供をおちょくる様に言ってみる。
「そうね・・・私は『みちる』 これでいいかしら?」
「・・・・・・。」
「ふふ、いくら考えても無駄よ。この名前は一部・・・ほんとに一握りの人しか
知らない、私のもう一つの名前・・・。あなたの‘機関’がどのくらいの力を
持っているかは知らないけれど、きっと、あなたにも分らないでしょう?」
こんなに余裕をもって話ができるのは初めてかもしれない・・・、
暗闇の中でたじろぐ橘さんが一昔前の自分を連想させ、自然と口元が緩む。
「あなたには知っておいてほしいことがあるの・・・。
・・・明日、恐ろしいことが起こって・・・
佐々木さんはとても不安定な状態になってしまう」
この暗闇の中でさえ、橘さんが青ざめていくのがはっきりと分かる・・・。
「その時、その恐ろしい瞬間に対峙したその時・・・
あなたに、佐々木さんを守ってもらいたいの」
「私が・・・」と、橘さん。
「私が、佐々木さんを守る・・・?
私に・・・何ができるんですか! 佐々木さんのために・・・何が!」
「ふふ・・・」突然、照明をつける。数秒間だけなら、突然の光に目が対応できずに
あたりを見回すことはできない。もちろん、この私の顔を確認することも・・・。
「・・・優しく声をかけてあげるだけでいいわ。それで、すべてが終わる・・・」
ゆっくり、かつ急いで締めの言葉を放つ。必死に暗記してきた‘彼’の言葉だ。
・・・これはお返しよ・・・数年越しの、ね・・・。
「面白くもない光景だったわ。三十分も根気よく人家荒らしとは恐懼する。
ふふ・・・私にはできそうもないわ」
そう言いつつ、指に挟んだTPDDを指で弾く。
やがてそれは、放物線を描いて宙を舞い・・・ゆっくりと・・・橘さんの手におさまった・・・。
「運が良ければ・・・いいえ、正しい方向に運命が進んでくれれば・・・
また、会うこともあるでしょうね・・・」
そろそろ限界がくる・・・。素早く踵を返し、この部屋をあとにする・・・。
「・・・がんばって、橘さん・・・」
私は、祈り続ける・・・正しく進んだ、その日が来るまで・・・。
#9 〜佐々木〜
今にも山に溶け込んでしまいそうな茜色の夕日が、私の前髪を優しく照らし続けている。
柔らかい春風が足元をすくってゆくのを楽しむのもほどほどに、遥か遠くから聞こえる木々のざわめきが、
不安な心に温かく染み込んでくるようだ・・・。
・・・決して忘れたわけじゃない。私の後方にそびえたつマンションでは、今、長門さんが苦しんでいるはずだ。
誰も傷つけたくないと願っていても、やはりそれは叶わぬ願いだったのだろうか・・・?
「すばらしい日だね、夕日が奇麗だ。
ずいぶんと晴れているし、風も気持ち良い・・・。
みんなもそう思わないかい?」
「や・・・やっぱりそうですよね? 私、佐々木さんと同じこと考えてましたっ!」
「ハッ! ガキの遠足じゃないんだぞ。僕はお前みたいな・・・頭が花畑みたいなやつの子守はごめんだ」
「るいはともをよぶ。という言葉もあるんだけどね。くっくっ」
「ひ、ひどいですよそんな事言ったら・・・藤原さんは佐々木さんのために協力してくれてるんですよ?」
「ノーサンキューだね。確かに、世界が平和であるようにと常日頃願ってはいるんだけれども、
ユカイな仲間たちとこうして話していられる時間も捨てがたい・・・くっくっ、
うわべだけの関係では、これほど仲良くはなれないだろう? 素晴らしいことに変わりはないさ」
「うぅん、よく分からないです・・・」
「つまりだ、どれほど今日という日が大変な一日になると分かっていたとしても・・・
そんな時でも、私たちには個々の発言による、いわゆる‘台詞遊び’で時間を潰せるような友が
いるという話さ。涼宮さんが神と定義されているこの世界でも、こんなに楽しい体験ができる・・・。
そんな日常の核―――核心の部分に、無理に触れなくてもいいんじゃないかな? と、
私は思っているんだよ・・・分かってくれるかな? この気持ちを」
「あの・・・台詞遊び?・・・のくだりがよく分らないんですけど・・・?」
「・・・おや。知らないで今のを完成させたのかい?
くっくっ、素晴らしいコンビネーションだったね。・・・キミはどうだい?」
「フン・・・ちょっと付き合ってやっただけだ。暇を持て余すよりはマシ、くらいの感覚でな」
「・・・?・・・??・・・あのぅ、いったい何の話なんでしょうか・・・?」
「くっくっ。禁則事項さ。自分で気づけたほうが感動するからね。
よく思い出してみるといい、ここにキョンが来るまでの暇つぶしにはなるんじゃないかな」
「・・・?・・・うぅ、うぅん・・・佐々木さんがいぢめるのです・・・」
「・・・・・・。」
「くっくっ・・・楽しいよ、ほんとに」
「・・・??・・・」
「・・・あぁ、そういうことか・・・」
「なんだ、キミも分かってなかったんじゃないか」
「・・・気づいていたさ。今のはちょっとした妄言だ」
「・・・?・・・・・・??」
「くっくっ。シラを切るつもりかい・・・?」
「・・・・・・。」
「こらこら、明後日のほうを向かない。橘さんが元気になるまでディベートの相手をしてもらうよ、くっくっ」
「・・・面倒な女だ」
「あ。あぁ〜なるほど! 佐々木さん、分かりましたよ!」
「・・・間が悪いよ、橘さん」
「え、あ、ごめんなさい」
「・・・くっ・・・」
「あ、使者さんが笑った」
「笑ってない」
「嘘ですよ! 佐々木さんも見ましたよね? ね?」
「あぁ、見たよ。珍しいこともあるものだね」
「・・・笑ってない」
「笑顔は大事ですよ、使者さん。はい、一緒に笑いましょう!」
「「くっくっくっ」」
「・・・うるさい、少しは静かにしたらどうなんだ・・・」
笑い声が絶えない・・・本当に楽しい時間を満喫する。
ここ数日で私には大切な仲間ができたんだよ・・・涼宮さん・・・
・・・この人たちの期待に応えるためにも・・・負けるつもりは、ない・・・
「やぁ、遅かったね・・・涼宮さん」
#10 〜藤原〜
「どうしたハルヒ!? しっかりしろ!」
現状がつかめていない現地民が神に・・・いや、‘神であった’者に叫び続けている。
いくら呼びかけたところで無駄なのを察知できていない―――哀れな存在だ。
「無駄だ」その男を悲哀に満ちた目で一瞥するように見下ろす。
「これらは全て既定事項だ。僕がそうなるように・・・動いた」
その男が急に目つきを変え、鋭い眼光を僕に突き刺してくる。
「・・・てめぇ! ハルヒに何をした!」
殴りかかろうとするその動作も、僕に届くことはない。
全て、九曜が抑えている。・・・完全な勝利だ。
「―――――――――」
「くそっ! 古泉、この壁をなんとかしろ! 今すぐあの憎たらしい顔を殴ってやる・・・!」
「・・・どうやらそれは叶わないようですね」ご指名を受けた‘一般人’が涼しい表情を崩さずに肩をすくめる。
「今の僕にそのような力はないようです。ここが封鎖空間ではないか・・・あるいは―――」
僕の真横にいる橘は誇らしげに腕を組んでいる・・・その身に赤い風を纏って・・・。
「彼女にその権利が移ってしまった、と考えたほうが妥当ですね」
頼れる仲間の話を聞いて、やっと状況が飲み込めたようだ。とたんに大人しくなるそいつが可笑しい。
「お前も見た通りだ。僕は何もしていない・・・ただ、その女が僕を視界に捉え、勝手に錯乱しただけ。
自滅するとは・・・くくっ、面白いやつだった・・・余興には素晴らしい」
「佐々木!」諦めたのか、今度はその矛先を‘神’にむける。
「お前はこうなるのを知ってたのか!? 知っててこんな奴らに協力したのか!」
さすがに親友の言葉は響くのだろう、いつになく困惑した様子で苦笑いする。
「うぅん、僕に聞かれても困るんだけどね。この3人は長門さんを簡単に機能停止まで追い込んだ・・・
その時点で疑問に思うべきだったのだろう、これは、僕の危機感知能力の低さが呼んだ結果かもしれない
・・・謝るよ、キョン」
「謝って済む問題かよ! ハルヒはどうなるんだ! こいつは、無事なのか!?」
その腕に抱かれた『人形』は、頭を抱え込んだ姿勢でぴくりとも動かない。
完全に抜け殻の状態を維持している・・・。
「答えろ!」
もはや敵と判断したのか、険しい声色でかつての親友に迫っている。しかし、その状況で佐々木は
「言っただろう」・・・笑っていた。
「僕に聞かれても困る。聞き間違いでなければ彼は確かにこう言ったはずだ、
『僕が望んだように世界が変わってゆく』とね。しかし・・・この・・・ありさまはどう・・だろう・・・?
・・・これは、僕が望んだ・・・未来・・・なのかな?」
・・・一瞬の静寂。
そして、溢れでる涙を抑えきれずにかすれた声が響く。
「もう・・・分からないよ、キョン。僕は・・・どうなって・・・しまうんだい・・・?」
・・・その時だった。
「――――――!」
九曜が突然、その長い髪を全くなびかせることなく後方に素早く振り向く。
同時に手をかざし口を開きかけるが・・・その体を光が貫いた・・・。
「ッ・・・九曜さ・・・きゃぁ!」
続けて凄まじい爆音が轟き、九曜が床に叩きつけられる。
いきなり顔面に飛び込んできたそれを掴もうとするが既に遅い・・・その腕は何者かに踏みつけられていた。
やがて局所的な粉塵が薄れていくなかで、僕を睨みつける氷のように冷え切った瞳が姿を現す。
「・・・・・・。」
いるはずのない存在が、そこにいた。
「長門・・・!」とたんに現地民の声に気迫が戻っていく。・・・気に食わない。
「遅かったじゃねぇか、大丈夫なのか!?」
病人のように扱われた小柄な少女は、自らに向かって飛んできた小型の赤い球体を左腕ではじき返す。
「情報統合思念体との交信が途絶えたため、座標の特定に時間がかかった。でも、もう平気―――
台詞の途中で長門が視線を落とす・・・
踏みつけられている九曜が、自由なほうの腕で長門の足首を掴んでいた・・・。
「――――――退屈――――――」
支援
私怨
支援
しえん
***長文ではじかれました。レス予定ちょっと超えます***
#11 〜佐々木〜
一瞬、何が起こっているのか分からなかった。
長門さんの攻撃から守るために、彼が血だらけの腕で九曜さんを突き飛ばしたのだ。
「僕はもう動けそうにない・・・何をしている、早く行け!」TPDDを託した彼女に激しく声を荒げる。
黒く美しかった髪は今では無残に切り払われ、その長さはまばらになってしまっている。
「これは・・・既定事項だ、お前がそれを届けなくてはいけない・・・。この未来に・・・繋げるために・・・!」
「長門!」その彼を拘束している私の親友も、いつになく真剣な表情で叫ぶ。
「行かせるな! これじゃあ、ハルヒが助からない・・・っ!」
・・・涼宮さんが・・・助からない・・・?
「それはできない」答える長門さんの恐ろしい瞳は、九曜さんと私を交互に射抜いている。
「彼女は仲間が傷つくことを恐れている。私からの攻撃が決定打になる可能性は非常に低い」
違う。これは私が望んでいたことじゃない・・・なぜ、信じてくれないの・・・?
霞んでゆく私の視界には、今でもはっきりと涼宮さんが映っている・・・いや、それだけじゃない。
ひどく傷つき、歩くことさえままならない私の仲間や、キョンの友人たちも・・・
・・・その姿が、声が・・・私の心を・・・深く・・・えぐっていく・・・
「・・・! 佐々木、お前・・・」
突然、キョンが・・・今、私が唯一信じることのできる彼が、私を見つめて驚愕し、こちらに走り出す・・・
・・・何か・・・違う・・・彼が見ているものは・・・何だ・・・
恐らくは全力で走っているのだろう、信じられないような快速で息を切らせながらも私の名を叫び続けている。
何・・・? ・・・どうしたの、キョン・・・?
「・・・っ・・・佐々木!」キョンが、叫ぶ。
その目線は私の後方・・・それもやや上を見ているようにもとれる。
・・・上・・・? ・・・そうか、『キミ』がいるのか・・・
焦ることはないよ、キョン。なだめるように彼に笑顔を見せ・・・
「・・・やぁ、はじめまして」振り返り、予想通りそこにいたお友達に挨拶する。
「ようこそ、僕の世界へ・・・居心地はどうかな?」
青白い光を放っているその巨人は腕を振り上げた姿勢で私を見下ろしている。
「佐々木、逃げろ!」悲しいかな、親友の声も・・・今は私の耳には入ってこない。
「・・・教えてほしいんだ、君なら分かるだろう?
これはどういうことなんだい。どう見ても、この空間内の出来事が僕の望んだ通りに進んでいるとは思えない」
・・・どうやら、この巨人・・・『神人』にとっては、私の意思こそがどうでもいいものだったらしい。
無情にもその大きな腕で、世界を薙ぎ払った。
支援
激しい音と、同時に地響きが私の脚に伝わってくる。
・・・私を呼ぶ声が、不自然に止まった・・・散っていく建造物の破片や砂が、パラパラと私に降りかかってくる。
それでもなお、私は後ろを振り向くことができないでいた・・・その先に、キョンがいないような気がして・・・。
「はは、ははは・・・」巨人を見上げたまま、私は笑う。こういう時、どういう表情を作ればいいのだろうか。
・・・教えてよ、キョン・・・。
「とんでもないことをしてくれたよ・・・君は。一体、僕にどうしろっていうんだい・・・?」
巨人は、再び腕を振り上げる。やっぱりだ、神人は・・・コイツは私の声など聞いていない・・・。
「・・・そうか、そうだよね・・・君の親は、あの、涼宮さんだものね・・・。
ごめんね・・・私、何もできなくて・・・ごめん・・・ね・・・」
腕を広げて、瞼を閉じる・・・彼のいなくなった世界で、私は希望を持つ自信がないから・・・
「・・・佐々木・・・さん」・・・かすれてはいるが、はっきりと彼女の声が聞こえた。でも、もう興味がない。
私の心はもう・・・擦り切れているから・・・もう・・・遅いんだ・・・ごめんね、橘さん・・・。
「諦めないでください・・・! あなたの心は、そんなに、弱く・・・ない・・・!」
再び、眼をあける。世界が歪んで見えるのを除けば、何も変わってはいなかった・・・絶望が私を包み込んでいる。
「・・・まだ、間に・・・合うんです・・・! 佐々木さんが、あなたが諦めなければ・・・!」
・・・ごめんね・・・もう、どうでもいいんだ・・・ここには彼が、いないから・・・
「やり直せるんです・・・今のあなたが、その気になれば・・・願ってくれれば・・・!」
神人が・・・その巨体に似合わない速度で腕を振り下ろす。
「彼に、また会えるんです・・・佐々木さん!」
・・・全身に激痛が走り、私の思考はそこで途絶えた・・・・・・。
何度願ったことだろうか、でも、叶わなかった・・・私はもっと、彼と話がしたかっただけなのに、ね。
支援
支援
支援
#12 〜キョン〜
待ちに待った春休みがあっという間に過ぎ去ってしまったように気がつけば最高の春という季節ももう中旬となっており
やがて俺の目の前まで迫ってくる夏という地獄のような猛暑がそろそろ『こんにちは』と挨拶をしてくるんじゃないか、
と嫌々ながらも考えてしまうようなこの時期、まるで蟻の行列のように見える生徒たちの列に飾られたこの拷問のような
坂道も学校へと辿りつくのにはやはり通らなければならない試練であり、今頃は新一年生どもが『あぁ、なんでこんな
学校へ入学してしまったんだろう』と悔やんでいるのだろうか。がんばれ後輩よ、一年で慣れるさ。と、悪戦苦闘する
かわいい新入生たちを横目に軽々と歩を進めている。そんな日のことである。
「・・・まったく、君の喩え話の長さはいつになっても変わらないね」
今まで黙って俺の横をぴょこぴょことついてきていた大切な親友様が講義モードに入る。
言わせてもらうがな、佐々木。お前もまったく変わってないぜ。
「普通、あまりにも長い喩えというのは内容がストレートに伝わりにくくなるんだ、多用は危険だよ」
くっくっと笑っている。んなこと言われても・・・自分じゃ分らないものさ。
「うん、まぁ一理あるね、分かりやすく言えばこうだ、君は僕たちの頭に入っている『脳』を説明するのに
こう言うのさ。『我々の頭蓋骨の中に安らかに収まっている、ある種毛羽立った幹の上に君臨する
純粋に物理的な存在、揺れ動く不安と夢の球体』・・・とね」
まったく分からんな。辞書から引っ張り出してきたような難解な単語をダラダラと並べても無駄に目立つだけだぞ。
ほら見ろ、真新しい制服を着た我らが後輩たちがこっちを指射してきゃあきゃあ言ってるじゃないか。
「・・・ん、君が鈍感でよかったよ。おかげでずっと親友でいられそうだ」
喉を鳴らして笑っている。今日も機嫌が良いようで何よりだ。
「そうだ、キョン」俺より先に上履きに履き替えていた佐々木が、何やら悪事を思いついたガキのようにニヤニヤする。
「先週のテストの結果、酷かったそうじゃないか。また家庭教師をやってあげなくちゃいけないようだね。くっくっ」
ちっ、バレていたか。せっかく隠し通せていたと思ったのに・・・谷口か? 忌々しい。
「がんばってくれたまえよ、志望校のランクを落とすつもりはさらさらないが、キミと同じところに行けなければ
意味がないんだ。まぁ、ココに受かったキミならそれができると信じているんだけどね」
すっかり落胆した俺は先を行く佐々木に手を引っ張られつつも階段をあがってゆく。
そういえば・・・そうだったよな、佐々木はいつも俺を引っ張ってくれていた。そこそこに有名な進学校である北高に
合格したときも、一番喜んでいたのは俺でもお袋でもなくこの佐々木だ。・・・頼りにしてますよ、佐々木さん。
「うんうん、それは非常に嬉ばしいことだね。・・・さて、到着したよ、キョン。
今日も楽しい一日を存分に満喫しようじゃないか」
佐々木に連れられ教室に入り席についた俺は、習慣となっている朝の挨拶を行う。後ろの席にな。
ちなみに俺の横には偉大なる親友様、佐々木が着席し、こちらを眺めて『くっくっ』と笑っている。いつも通りだ。
「おはよ」満面の笑顔を振りまいたつもりだったのだが、返ってきたのはそっけない返事だけだ。
こいつは退屈になるとすぐにメランコリー状態になるからな、佐々木を見ならえ、佐々木を。
とまあ、この時の俺は呑気にそんな事を考えていたのだが、すぐに後悔することになる。
やっぱりコイツには黙っておいてもらったほうが良いようだ。その、なんだ、世界平和のためにもな。
「今日はお知らせがあります」
教卓の前に立ったこのクラスの『AA+』な委員長、朝倉涼子が透きとおった声で朝会を進める。
ちなみに『AA+』というのはアホの谷口がつけた個人的な評価だ、何が基準かは知らんがすごいことは分かる。
「先週連絡をしておいた3人の転校生ですが、このクラスに1人、迎え入れることになりました。
・・・みなさん、仲良くしてくださいね」
あぁ、後ろの席から重いオーラを感じる。転校生属性は古泉一人で十分だろう、騒ぐなよ、頼むか―――
「キョン!」
無理か。
「ずぅっっっっと考えていたのよね、やっぱりおかしいわ!」
だから何がだ。
「3人よ、3人も同時に! これは何かの陰謀ね」
誰のだよ。
「知らないわよそんなの。それより、今日中に3人、SOS団に取り入れるから協力しなさい!」
取り入れるって・・・あぁ、はいはい。やればいいんでしょう、団長様。
横の佐々木は相変わらず小さく喉を鳴らして愉快そうに笑っている。佐々木、忘れてはいないだろうが一応は
言っておく。協力しなさいという言葉はお前にも向けられているんだぞ、副団長様。
「くっくっ。分かっているつもりさ、でも、何だか楽しくなりそうでね。キミもそう思わないかい?」
柔和な笑みを湛えた優しい笑顔が俺に語りかける。あぁ、そうだな、結局楽しくなっちまうのさ、こいつらといると。
「じゃあ、自己紹介・・・お願いね?」
会話に夢中で存在すら忘れていた我がクラスへの参入者を、何気なく眺める。
可哀想な奴め、これから存分にハルヒに付き合わされるがいいさ、俺の負担を軽くしてくれれば幸いなことだ。
「・・・・・・藤原」
妙に愛想の悪いやつがそこにいた。何だこいつは、自己紹介するときはちゃんと前を向いたほうがいいぞ。
一般的なラインから逸れれば逸れるほど、このクラスの悪魔が狙いをつけてくるからな。もう遅いが。
あぁ、ほら見ろ。教室の空気が一気に悪くなったじゃないか。まるで外国人が転校してきたような
どよめきっぷりだ。ニコニコと笑う朝倉の顔がやけに怖いのは気のせいではないだろう。
ここだけの話だが朝倉はあまり怒らせないほうがいい、クラスの秩序を重んじる彼女は
その気になればナイフの一本くらい振り回すだろうからな。
あの顔で「じゃあ、死んで♪」とか言われた日にゃあ、それはそれで一部のファンのハートを掴めるだろうが
俺は全力でお断りしたい。まぁせいぜい人気のない夕陽の教室等々へ誘われないように注意しておくんだな。
「・・・くっくっ。実に面白い人だね。個性が強いというか、なんというか」
佐々木は肩を揺らして笑っている。そこまでウケることはないだろう、ある意味彼が可哀想だ。
「キョン!」それとお前はもう少し黙っていろ、エネルギーの無駄使いは非効率的だぞ。
「やっぱり放課後まで待てないわ。今回の転校生は狙い目よ! きっと1人くらいは宇宙人がいるに違いないわ!」
何が宇宙人だバカバカしい。お前は一度、エンターテイメント症候群の権威である佐々木先生の手術を受けるべきだ。
「遠慮しておくわ! 楽しみがなくなっちゃうじゃない・・・っと!」
朝会の時間終了の合図であるチャイムが鳴り始めると同時に、ハルヒは陸上部もびっくりのスタートダッシュで
廊下へとかっ飛んで行った。朝の気だるい時間帯によくあれだけ動けるものだ。
「元気だねぇ、彼女は。キミのエネルギーだが、少し奪われているんじゃないかな?」
あながち洒落にならないようなことを言う。課外活動時なんかはまさにそれだ。
「でも、案外・・・宇宙人が紛れているかもね。それも黒髪にポニーテールな」
朝からずっと思っていたが、今日の佐々木は何かおかしい。昨日やってた映画はなんだったかな・・・。
ニューロンの点火パタンに組み込まれたばかりの幼い記憶をちょっとだけ辿り、すぐに飽きる。
代わりにポニーテールの宇宙人を妄想し始める俺・・・。
「何となく、そんな気がしただけだよ。ほんの少しの夢を見るのもいけないのかい?
僕だって、エンターテイメントな世界の中に身を投じてみたいとたまには思うものさ」
軽やかに笑い、前髪を指先で弄んでいる。
夢見る佐々木はちょいと珍しい、これはこれで中々面白いのではないだろうか。
そんな横顔を見ていると、不思議とこれからの生活が楽しくなるような気がして俺は内心うきうきしていた・・・。
とかなんとか思っていると、すぐに放課後になってしまう。
いやはや時間が経つのは速いものだ。その時その時を大切にして我々は生きてゆかねばなるまい―――
「寝ていたとも言うんだけどね」
やや棘のある佐々木の言葉が俺の胸に突き刺さる。『全員で同じ大学へ!』をモットーの一つとしている我が団では、
授業中の居眠りはもちろん禁止だ。こんな時、SOS団のマスコットキャラクターでもある朝比奈さんならば
『き、禁則事項ですよ』
とそれはそれは優しく注意を促してくれるのだが、少なくともこの教室内で授業中に惰眠を貪るのは
至難の業のようである。『二人の鬼から身を守りつつ脱力できる方法』を知っているやつがいたら教えを
乞いたいものだな。
「まぁ、それがキミのいいところでもあるんだけれどね」俺の机に両手をついた佐々木の笑顔はやけに眩しい。
「・・・さて、一緒にいこうか。涼宮さんが待っているよ」
「あぁ」息の合った動きでハイタッチし、そのまま手を引っ張られるようにして立ち上がった・・・。
文芸部室までのただただ退屈な長い道のりは、佐々木との談笑でそれを感じなくなるから不思議だ。
宇宙人、未来人、超能力者や異世界人・・・あるいは神様が活躍する物語を楽しげに語る佐々木に引っ張られるように
してついていく。本当にこいつは、何か嬉しいことでもあったのだろうか。こっちまで楽しくなってくる。
「・・・くっくっ、当然さ。僕は、この世界を選んだんだ・・・キミと過ごす、この世界をね」
上機嫌のままSOS団への扉を開く佐々木の整った顔を、夕日がゆっくりと染めていく・・・。
「それが叶っただけで、僕にとっては楽しいことなのさ」
握られた手に力がこもり、そこで一気に引っ張られた。
「さぁ・・・いこうかっ!」
窓から差し込む、茜色の優しい光に包まれる・・・。
やがて耳に入ってくるやかましい喧噪が、今の俺にはとても心地のいいものだった。
「遅いわよ、二人とも!」
何気ない見慣れた日々・・・そんな毎日が、とても大切だと気づいた。そんな、ある晴れた日のことであった・・・。
――――― FIN ―――――
GJ!!
驚愕でもこんな展開になってほしいとオモタ
乙!
やっぱハッピーエンドが一番なんだぜ
GJ!!
いい演出だ
しかしやはり10巻で終わってほしくねぇ
鬱√に突き進んで行くからヒヤヒヤした…
GJ!
GJ!
章ごとに視点が変わるのもいい感じだね。
>>554 終わらないさ。「憂鬱」で張ってあった伏線の中でもここまで取っておいて満を持して登場させた佐々木=「変な女by国木田」だし
これからが佳境さ。
・・・と願っておこう。
大作投下GJ!! これからじっくり読んでくる!
558 :
555:2007/08/15(水) 23:04:19 ID:sWoH9OkA
またカキコしてた
ゴメス
これが驚愕でいい気がしてきたw
みんな消えずにいてくれてよかった
GJ!
佐々木団がSOS団第二支部的な位置になりそうな気がしてならない
っていうよりそうなって欲しい
GJ!
驚愕か次で終わりそうな気がして夜もシコれない
>>562 そもそも驚愕がいつ出るか分からんわけだから、
安心してシコればいいんじゃね?
GJ!
GJ!!!
GJ!!
と言って良いんだろうか……
もうなんか感動しすぎて、
まだ小説が終わったわけではないのに悲しすぎるよ
GッJ〜〜〜〜〜!!!!
いい最終章だった
>>499 mjd?
そうだったらちょっとショックだな…
今までの佐々木さんにきょこたんが絡むときのイメージが想像できなくなった
長編GJです。
さて、盛大に出遅れた感が有るけど佐々木の胸の話辺りで沸いた妄想を投下します。
『変化』
はっきり言ってしまおうか。
中学時代俺は佐々木を女と思っていなかった。
いや、もちろん身体的体力的に佐々木が女性であることは理解していたし、
今話している相手が女性であることを忘れたことは無かったさ。
より正確に言い換えるならば…そうだな、「恋愛対象ではなかった」が正しいだろう。
佐々木はこの間俺のことを親友といっていた。
もちろんそれに異論は無い。だがより正確に表現するなら「ツレ」だと思っている。
男とか女とかそんなものは遠く離れた地点に置き去りにしてきたような関係だったはずだ。
中学のころ佐々木とは色んな話をした。
それこそ次のテストの話しから心理学を絡めた人間の行動原理までな。
……今思い出しても健全な思春期の男女がするような話しではないものが大量に含まれているな。
その中には性衝動やら欲求の開放やらアホの谷口ならば途端に茶化しクラスの女子に話そうものなら変態扱いされかねないものも含まれていた。
つまり、もちろん常識的な限度はあるがまるで気兼ねなく話していたわけだ。
俺にとってあいつは男でも女でもない……分類「ツレ」な関係だ。
そのはずだ。
いや、確かにそうだったはずだ。
そしてそれは今でもそうであるはずだ。
現にあのときの再開でも中学時代と変わらず話したじゃないか。
ならばだ。
今のこの状況をどう説明する?
今のこの感情をどう説明する?
今のこの鼓動をどう説明する?
きっかけは別にたいしたことじゃない。
ちょっとした用事で自転車を飛ばしてコンビニに買い物に出かけた俺はその帰り塾帰りの佐々木とであった。
軽い挨拶から始まった昔話が二人乗りの話しになるのは俺が自転車に乗っており佐々木が塾帰りであることを考えれば当然の成り行きだ。
そしてその流れで佐々木を久々に二人乗りで家まで送っていこうなんて話しになるのは何の不自然も無い当然の帰結だ。
「なんだか懐かしいね」
なんていいながら俺の腰に手を回す佐々木に中学時代の面影を重ねたりした。
そうだ、そのときまでだ。
そのときまだ確実に俺にとって佐々木は「ツレ」であったはずだ。
俺の背に押し当てられた二つ物の感触が何なのかを知るまではな。
でかい。
何がなんて説明させないでくれ。
ソレは流石に朝比奈さんレベルとは行かないが確実にハルヒより大きい。
こいつ着やせするのか……ええい!そんなこと思うな!
中学のころはこんなではなかったはずだ。
現に俺は中学のころこんな感情を抱いたことは無かった。
……そういえばこの間言っていたな。
「身体測定を信じるのであれば、肉体的数値はそこそこ変化している」だったか。
ああ、本当にそうだ。佐々木よ、お前は嘘をつかないもんな。
しかしこれはそこそこなんてレベルではないのではないか?
急激に俺の鼓動が高鳴っていくのを感じる。
ヤバイ。
このままでは佐々木が「ツレ」で無くなってしまう。
このままでは中学のころのように出来なくなってしまう。
俺はアレが結構気に入っているんだ。
「どうだいキョン。久々に乗せた僕は何か違うかい?」
そんなタイムリーな発言をするんじゃない佐々木。
「そんなすぐにはわかんねぇよ」
とでも言ってお茶を濁すしかないではないか。
「くっく、それもそうだね。でも今の君は1年前の君と比べてそういったことが察しやすくなっているはずだろう?」
「どういうこった?」
「例えば一緒に暮らしている家族なんかだと身長が伸びたなんて中々気づいてもらえないだろう?
ところが1年に数度しか会わない親戚ならばすぐに身長がのびたことに気づくわけだ。
人というのは徐々に変わっていくものには気づかないものなのさ」
「成る程な」
「現に……僕だって中学3年の最初と最後の違いはわからないけど最後と今の違いならわかるよ。
肉体的成長で言えばあのころのほうが激しいはずなのにね」
「……何がだ?」
「君の背中はとても大きくなっている……」
そう言いながら佐々木は俺の背に回す腕の力を強めた。
途端。
俺の心臓が跳ねた。
只でさえ速かった俺の鼓動は既にレッドゾーンに突入している。
PCならばファンが盛大に回転しエンジンならばギアが切り替えられているだろう。
「どうだいキョン?僕は何か変わったかな?」
佐々木は先ほどと同じ質問をした。
顔は見えないが表情は容易に想像がつく。
きっと俺を口でやりこめたのと同じ顔だ。
「……変わったな」
「何がだい?」
「女らしくなってる……俗っぽくなるから詳しいことはいわねぇがな」
口を滑らせた。
その表現がこれほど当てはまることも無いだろう。
こんなこと言うつもりは無かった。
「わからねぇ」とか言ってごまかすつもりだった。
なのに、俺の口から出た言葉は見当違いの方向に飛んで言った。
これ異常ないくらい恥ずかしい発言としてな。
「くっくっ、成る程ね……成果あり。と、見ていいのかな?」
「……なんの成果だよ」
ああくそ。
顔から火が出そうだ。
二人乗りの性質上顔が佐々木に見られないのは幸運なのだろうか。
「ねぇキョン。君は今鼓動が早くなっているね?こうしてくっついているから解るよ」
「……ああ」
「僕もさ……相違点はあるけどね」
「…………」
「僕の鼓動が速いのは中学のころからずっとだけど……君の鼓動は今初めて速くなった。カウントは中学からだよ?」
「……そうだな」
「中学のころだってくっついていたから解ってるんだよ……君が僕を女としてみていなかった事くらいね」
「…………」
「変化というのは毎日会っているうちは気づかない……ってことだね。
キョン、さっき君は何の成果か聞いたね?答えようじゃないか」
ちょうど自転車が信号待ちで停車した。
タイミングを見計らったかのように佐々木は荷台から降り俺の前に回った。
まずいな、顔の赤いのがばれてしまう。
「変化を知ってもらうため、一年我慢した成果だよ……どうだい?僕は、僕らは何か変わったかな?」
「……そうだな、変わったよ」
「くっくっ……これでようやくキョンは僕と同じ土俵に立ってくれたわけだね?
そうと解ったからには……僕はもう我慢しないよ?これから覚悟することだね」
佐々木は今まで見たことも無いような極上の笑顔でそういった。
……薄暗いから気づかなかったが、佐々木の顔は先ほどの予想とはまるで違った。
真っ赤だ。恐らく俺に負けないくらい。
「くっく、今日はここまでにしよう。恥ずかしくて顔から火が出そうだ……ここで失礼しよう。
……………じゃあね。送ってくれてありがとっ!」
そういって佐々木は青になった歩道を渡り家のほうに走っていた。
最後に発した女言葉で俺の心臓をさらに一度跳ねさせてから……。
…………まずいな、まだ心臓治まらねーや。
以上。
世にも珍しい巨乳設定佐々木でした。
575 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:23:07 ID:wdB+TNuF
>>572 俺も驚愕が出たら保存してある画像使ってこうしちゃおうかと思ってるんだが早いなw
誰か、ハルヒシリーズのデザインそっくりにして「親友佐々木の憂鬱」とかって題名で
カバー作らないかなぁ。
そしたらこのスレのSSをスニーカー文庫と同じ行数×文字数のPDFかなんかにして
印刷して本棚に並べられるのに。
>>574 佐々木超かわいいよ佐々木
* *
* + グッジョブ!
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
ちょっと携帯からで見れないんだが何が起こってるんだ?
>>584 分裂の巻頭絵使って佐々木が描かれた驚愕の表紙コラが貼られた後、背表紙や裏表紙も付いた
完全にカバーとして使える状態のものが作られ、それを本に装着した画像が貼られた。
さっきの驚愕に佐々木表紙のコラ画像、キレイ版。
>>572のコラ良くできてるよな
コラ技術の高さに驚愕だわ
みんなそろそろ限界なんだな
驚愕マダー?
今日、本屋に行くと・・・・驚愕が・・・
>>588 9月も出ないよ^^10月はまだ分からないけどきっと出ないよ^^^^^^
わあああああああああああああああ
流たん早くううううううううううううううう
572を見てありえないぐらい心臓がバッコンバッコンした。
こんなに体が反応する俺は末期
>>574 乙!!
世にも珍しいとはなんですか。この胸がデフォです。
サンクス。
表紙コラは見れたんだけどな。
つーかおもいっきり釣られたww
支援
支援
佐々木さんの中学時代の苦労
佐々木「ところでキョン。知り合いで君のこと好きだって人がいるんだが」
キョン「え!だれ?だれのことだ?」
佐々木「くっくっ……そうだな、軽く奢ってくれたら、教えてもいいな」
キョン「意味わからん……」
で、ファミレスで奢ると「さて、誰でしょう?」ってクイズ形式にしてきた。
「もう帰るぞ」って切れ気味で言うといきなりキスしてきた。
そんで「これがヒント……」だって……わかんねーよ!
アホらしくて帰宅……早く誰か教えろっつーの!
>>600 待ちきれない読者たちのユング的集団幻視が物質化しはじめたな。
仕事速いww
乙だが禁断症状に陥る可能性が高い、素人にはお勧めできない
ファンをここまで駆り立ててしまう佐々木の魅力…
佐々木かわいいよ佐々木
未だに発売未定だからってコラ頑張りすぎだろw
6月発売だったはずなのに…なんてのは言わない約束だよな
ながるん頑張れながるん
谷川流の憂鬱
のいぢとケンカでもしたんでなければいいけどね。谷川。
Missing最終巻の二の舞はゴメンだぜ
ではその憂鬱を晴らすにはどうすれば良いか…
誰か!キョンを呼べ!
よし、それでこっちに連れてきたらながるんとこ連れて行ってね!
>>605 ありがとう!! 壁紙にした。
正直、辛抱たまらん
>>617 かのフラクラマスターがながるんとフラグ立てるのか・・・
見てぇwwwwwwww
で?驚愕ってマジで発売したの?
ふと覗いたら捕捉ページのトップ画像が変わってた・・・。
誰か前の画像持ってない?
出ていたのか!今から本屋逝ってくる
はやまるな
本屋にない…アニメイトにあるかな?
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:01:29 ID:rofzwPOQ
驚愕のコラ画像だが、隣のマリみてが最新刊だったら騙されとったかも試練
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:21:22 ID:ZsK6vUk6
そもそも、表紙が違う。
まわりが最新刊で、カバーが赤だったら騙されるよな。
>>634 の先にあった
Tsuruya-san is Ore-no-yome.
に吹いたww
636 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:15:35 ID:Pu0PHP3I
キョンが死んだら佐々木は・・・ってフラグクラッシャーが死亡フラグを壊せないはずがないなとか妄想
637 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:21:11 ID:NpSxrW65
今日、本屋に行く時、結婚式でブーケをキョンがキャッチして佐々木とハルヒが取り合うという、どっかで見た電波を受信した
誰か書いて
/⌒\ /⌒\
/ /\ `⌒ '⌒ヽ ./\ \
/ / 丶 ヾ \ \ \
ノ 」 \ ヽ .\ L 丶
(((((/ /⌒\ ヽ \ /⌒\
//\ ⌒ ヽ ⌒_/\\
//  ̄\ ヽ \ \\
/ ヘ⊃ /⌒\ ヽ \ /⌒\
``` //\ ⌒ ヽ ⌒_/\\
//  ̄\ ヽ \ \\____
/ ヘ⊃ /⌒\ ヽ \ ./∵∴∵∴\
``` //\ ⌒ ヽ /∵∴∵∴∵∴\
//  ̄\ ヽ/∵∴∴,(・)(・)∴|
/ ヘ⊃ /⌒\... |∵∵/ ○ \| / ̄ ̄ ̄ ̄
``` //\ ⌒ |∵ / 三 | 三 |、 < ハルヒ厨は調子乗りすぎでウゼェから死ねよ
//  ̄\ |∵ | __|__ | \ \____
/ ヘ⊃ /⌒\| \_/ / \ヽ
``` //\ \____/._/\\''
//  ̄ ────  ̄ \\
/ ヘ⊃ ⊂へ ヽ
佐々木「ヒック…エッグ………キョン……がいない世界なんて嫌だよ……………」
チョンチョン
佐々木、俺が死亡フラグを折れないとでも思っていたのか?
佐々木「キョ、キョン!本当にキョンなのかい!?」
ああ本物さ。
あの時とっさに『俺、この戦いが終わったら佐々木と結婚するんだ』
……って呟いたんだ。
あっ、安心しろよ佐々木。
『結婚フラグ』は折ったが、『いつまでも親友フラグ』は折ってないから。
佐々木「キョン……ッ」
橘「佐……佐々木さん、あなた!」
バンッ
えっ?ちょ……佐々木……、何故婚姻届に既に俺の判子が……………?
もしや新たなフラグ……………!?
すまん時間くれ今クレームに行かなきゃならん
昨日の長編の人です。
支援してくださった方、GJくれた方、
とても励みになりました、ありがとうございます!
では、素晴らしい表紙コラに騙されそうになった(w)のを記念して・・・
佐々木かわいいよ佐々木!
佐々木かわいいよ佐々木!
と無意味に呟いてみた
佐々木が本当に表紙に来るのはいつになるのだろうか?
>>642 面白かったよー。次も期待してる。
以下、電波と言うか毒電波を受信したので投下。
1レスで収まるか2レスになるかくらい。
午前2時。寝付けずに天井を見つめる俺の横で、佐々木はすやすやと寝息を立てていた。
なぜ俺達が同じベッドに入っているのか。それはあれだ。ハルヒが言うところの「健康な
若い男女」だから付き合うようになってしばらくすればまあこういう関係にもなろう。
それはさておき、俺の横で眠る佐々木の白い肌を眺めていて俺は一つの欲求を抑えきれなく
なっていた。佐々木が目を覚まさぬようにそっとベッドを抜け出し、机の引き出しを開ける。
筆記用具の中から黒のマジックを取り出すと再びそっとベッドの横に戻り、タオルケットを
そっと捲る。
佐々木の白い裸身に他の欲求も沸きあがるところだがここはぐっと我慢し、マジックの蓋を
外す。そして佐々木のすべすべした腹部にマジックを走らせていると、ふと視線を感じた。
寝ぼけまなこの佐々木が怪訝そうな顔つきで俺を見ている。しまったと思ったが時既に遅し、
次第に意識がはっきりとしてきたらしい佐々木は俺・マジック・自分の腹部と視線を数往復
させた後、こう聞いてきた。
「・・・キョン。なにをしてるんだい?」
聞かないでくれ。と言うか、聞かれても恥ずかしくて答えられん。返答に困った俺が視線を
佐々木から外して困っている様子をしばらく眺めた後佐々木はくっくっと笑い出した。
「いや、これは予想外だったね。まさか君がこんな形で僕に対する独占欲を見せてくれるとは
思わなかったよ」
独占欲?今度は俺の方が怪訝そうな表情をする番だった。そんな俺に構わず佐々木は
「だってそうだろう?僕が眠っている間に、僕の腹部に君の名前を書き込む。しかも油性の
マジックで、ね。これは子供が自分のおもちゃに名前を書くのと同じようなもので、要するに
僕は君の物だと主張したい以外の何者でもないと思うのだけどね」
と言うと、自分の腹部をそっと撫でた。
そう、佐々木の腹部の白い肌には、マジックで黒々と俺の名前が書かれていた。
よくよく考えればなんでそんな事をしたのだか自分でもわからん。ただ、眠っている佐々木の
姿を見たとき、その体に俺の名前を書き込みたいという衝動を抑えられなくなったんだ。
必死になってそう弁解する俺を面白そうに見ていた佐々木はちょっと艶かしい笑顔を見せると
言った。
「いかにも君らしい回りくどさだね。はっきりと『おまえは俺の女だ』とでも言ってくれれば
済む話なのだが」
いや、それは誤解だ。・・・ん?誤解、なのか?
まあ確かに佐々木を他の男に盗られたくはないが、その気持ちが俺にあんなことをさせたんだ
ろうか。そうなのかもしれないな、うん。
「いずれにせよ、君もここまでしたからには責任を持って最後まで僕を手元に置いてくれるんだ
ろうね?」
ああ、もちろんだ。
翌朝、起こしに来た妹の声で目が覚めた俺はギクリとして横を見た。幸い佐々木は俺が寝ている
うちに客間に戻ったらしく姿はなかった。
佐々木と一緒に寝てるところなんか妹に見られたら後々大変なことになりそうだからな。
そう安堵しつつふと気がつくと、妹がドアに手を掛けたままじっと俺を見ていた。しばらくその
姿勢のまま表情も変えずに俺の顔を見ていた妹は急にニヤニヤ笑いながら去っていった。
そして数分後、洗面台に立った俺はさっきの妹の態度がなんだったのかを知った。
俺の右の頬にはマジックでくっきりと「ささき」と書かれていたからな。ええと、佐々木はまだ
客間か。俺はダッシュで階段を駆け上り客間に飛び込んだ。
「やあキョン。おはよう」
しれっとした顔で言う佐々木に俺は自分の頬を指差していつの間にと問い詰めた。佐々木は顔色
一つ変えずに
「君が僕の所有権を主張するなら僕も君の所有権を主張してもいいと思うんだけどね」
と言ってきた。だからって顔に書くことはないだろうよ。俺がそう言うと佐々木はニヤリとして
「それにしてもよく眠っていたようだね」
とだけ言った。
とりあえず親に見つかる前に顔を洗おうとそれ以上の追求を断念した俺は洗面所に向かった。
さて、どうやって妹の口封じをするかねぇ。
そう思いつつ洗面所の窓から空を見上げる。今日も暑くなりそうだ。
>>644 驚愕の次と予想してみる。
佐々木かわいいよ佐々木!
あ、1レスで入った。
「好きな娘のおなかに自分の名前を書きたい」と言う性癖は数年前に買った同人誌の作家さんの
主張だったんだけどなぜか突然それを思い出してこんなもんに・・・。
でも佐々木のおなかって白くてすべすべしてそうで名前書きたくならね?
腹はスベスベだけど佐々木はヘソが真っ黒で汚いから目立つ
>>648 GJ!
こういうカポーものは珍しい
俺は書きたいとは思わないけどなw
>>648 なんかわからんけど和んだw
おもしろかったぜGJ!!
クレーム対応に出かけた人が書く前にちょろっと書いてみよう
佐々木さん、ブーケは誰の手に? の巻
「ねえキョン、ブーケの由来って知っているかい?」
佐々木が、こいつにしては珍しく弾んだ口調でたずねてくる。
「さあな。しかし結婚式に花束贈るのって、どこでもあった風習じゃないか?」
まあ、こいつがはしゃぐのもわからんでもない。なにせ中学の同級生だった奴が、早くも結婚するのだ。興奮もするだろう。
俺も複雑な気分だ。同じクラスだったとはいえ、名前しか知らない奴だったし、言葉を交わしたのも1,2度の相手だが、それでも複雑だ。
「欧州では昔、プロポーズの印に花束を贈り、相手がそれを受け取って、1輪を男性の胸にさすと承諾の証となったというよ。
花は女性の家に行く途中の野の花がメインだったというから、通い婚の形態が残っている時代からの伝統かもしれないね」
花を挿すか、まあ舞い上がって挿しちゃったりもするだろうなあ。
なにせ新婦が10代で、新郎はかつての恩師だ。
年いくつだよ●●先生(プライベート保護のため以下略)。
3年の担任の中では一番若かったし、体操も得意で生徒には人気があった。
ユーモアがあって話も分かる先生で、俺も嫌いじゃなかったが、
しかし元生徒相手に卒業後1、2年でデキ婚ってどうなんですか●●先生。
「へえ、あたしたちの年代の娘が結婚するにしちゃ、ずいぶん色々豪華よね。親御さん、結構お金持ちなのね」
こっちはやや冷めた口ぶりで、それでも目を輝かせてあちこち観察する我らが団長。
制服着て佐々木と出かけようとした所を見つかって、強引についてこられたのだ。
まあ招待状云々の堅苦しい式ではなく、ホームパーティ形式だから入れてもらえたが、
30分で家まで戻って着替えてご祝儀用意して戻ってくるって、
お前の健脚は既に常人の域を遥かに跳び越しているぞハルヒ。
それにしても、興奮して俺に話しかけてはくるものの、互いは
完璧に無視というのが怖い。何が怖いかよくわからんが、まるで地雷原を目隠しして歩いているような
妙な緊張感が先ほどから止まらない。勘弁してくれ。
元同級生たちもちらほら見かけて、久闊を叙したいところではあるのだが、何かうかつに動けない雰囲気だ。
「あ、キョ……じゃまた後でね」
国木田ぁ! お前友達じゃなかったのか。一人で逃亡しないでくれ。
そんなこんなで、式自体は厳かに進んだのだが、ブーケや付添い人の由来をいちいち丁寧に説明する佐々木と、
佐々木の説明の後は何故かかならず俺の袖を引っ張って何やかんやと感想を述べるハルヒの相手で
精神的に疲れ果てて、式の中身は殆ど記憶にのこらなかった。
ただ、あまり印象すらのこってもいない元同級生の、新婦のウェディングドレス姿がやけに大人びて見えて、
とうてい俺達と同じ年齢に見えなかったことだけは覚えている。
滞りなく済んだ式の最後は、ライスシャワーで二人を出迎える。
先生……その緊張でひきつりつつ、妙に緩んだ顔、生徒には見せないほうがいいっすよ……。
まあ高校生でしかもデキ婚(一応伏せられてはいるが、大体ここに呼ばれた連中には伝わってた)なので、
客は新婦の親しい友人ばかりだ。正直、俺が呼ばれたのも分からんくらいだ。
式の前にそう言ったら、佐々木が何か妙な含み笑いをしたのが気にかかったが。
そんな、自分を祝福してくれるメンバーを見渡し、瞳を潤ませた新婦が、何故か俺と佐々木の方で
一瞬瞳をとどめ、驚いたような、喜んだような顔になる。
そして彼女は白いレースに包まれた手で、柔らかにブーケを放り投げた。まっすぐこちらめがけて。
「ちょっとキョンどきなさい。ブーケはいただきよ!」
「キョン、協力してくれたまえ。彼女の好意に応える必要があるんだ!」
俺を突き飛ばす勢いで手を伸ばすハルヒと、それに負けない速さで俺の肩に手をかけてジャンプする佐々木。
二人とも、運動部入れ。勿体ないから。
二つの手が同時にブーケを掴んで着地した。
「今のはあたしの方が早かったわよね」
「いえ涼宮さん、残念ながらこれは譲れませんよ。親友のブーケを飛び入り参加者に渡すわけにはいきませんから」
場所が場所だけに穏やかに微笑みながら、瞳には真剣と書いてひっさつ……、じゃなくてマジと読む光を宿す二人。
おいおい、こんな所で騒動は勘弁してくれ。皆に迷惑だろう。
「そうだね。ここはひとつ、平等な第三者に裁定してもらうのがいいんじゃないかしら」
「それはいい案ね。で」
「「どっちがブーケを受けるべきだと思う、キョン?」」
ハモるな。そんな鋼鉄を貫きそうな真剣な瞳で見つめてくれるな。
ああ、まったく。やれやれ。
いかん。なんか実際にあった話思い出して
妙に生々しい部分だけがふくらんで……。
ちなみに、ウチの中学3年の時の担任は本当に、
同級生だった教え子と結婚しました。いえー。
さすがに在学中でデキ婚じゃないと思うけど、
成人式の時にその話聞かされて、その娘既に子持ちでした。
いえー。
年の差15歳。
いえー。
畜生、進路指導とかしてたときにPINK板で18歳未満おことわりで、
今なら淫行条例でつかまるような真似を……orz
なんか生なましすぎると、エロ妄想より何よい、ドン引くよね。
GJ!
これはいい修羅場
√GJの2乗
今帰ってきた…
今どうしたらあの二人が教会でブーケ対決の方法を考えていたが…
ハルヒと佐々木は同じ大学そして大学の共通の友人と考えていましたが…
>>655さんGJです。別な話を受信したらかきますよ。
>>65 ちょっと待て
それじゃ答えがGJじゃねぇか
√GJ×√GJ=GJ
どういうことだそれは
√nとは、二乗するとnになる数字のことなんだよ√9=3、√16=4
佐々木さんの算数教室ktkr
夏コミの申し込みの時期が時期だったせいでコミケのサークルカットに佐々木が一個もない!!
こりゃあハルヒスペースを総当りで調べなきゃいけないよだ・・・ふふ、血が滾るぜ
そりゃ分かっとるw
ちなみこの内容は僕の記憶に間違えがないのならば中学校の3年のときに習ったんだよ。
高校一年でも復習程度はするがね。
>>660 佐々木「ん?珍しいね、何の本をよんでるんだい?」
キョン「いや、ちょっとお前に対抗しようと思って名言集なんてものを読んでるんだ」
佐々木「へぇ、なんか気に入ったのはあったかい?
僕としては
『恋愛は人を強くすると同時に弱くする。
友情は人を強くするばかりである。
ボナール』
なんてのが気に入ってるんだけどね。
キョン、君との関係は正にこれだと思うね」
キョン「流石は佐々木だな、名言もカバー済みか。しかもお前らしいな。
だがな佐々木こういうのもあるみたいだぞ?
ほれ、ここのページのこれだ」
佐々木「何々……
『その女性がもし男であったならばきっと友達に選んだだろう、
と思われるような女でなければ妻に選んではいけない。
ジュベール』
……ッ!?キョ、キョンこれは!?」
キョン「さっきのお前の言葉を借りるならこうかな?
佐々木、俺たちの関係は正にこれだと思うね」
佐々木「キョ、キョン……」
まで妄想した。
>>665 同士よw
まあちょうど1ブロックだからそうは時間かからないだろ。
むしろ3日目の男性向けの中にバラバラに入っちゃってたりすると探しようがないけど。
明日以降参戦の皆様お互いに健闘しましょうw
いい佐々木本見つけたら携帯で速報してくれるとありがたいです。宣伝にならん程度に。
>>655 GJ!中学時代の同級生にはキョン×佐々木がデフォなんだろうなぁ。
ちなみに
>>646はIN北高から続いた時間軸のつもりなんでこちらもキョン×佐々木がデフォです。
そのあとに
キョン「しかし、お前と同じくらいに親しく思える
女性を探すのも苦労しそうだよな。
ま、当分先の話だしゆっくり探すか」
佐々木「…キョン、君って奴は…」
と続くんだよな?
キョン「『愛情がこもっていて無口な人こそ、人生の伴侶としてふさわしい』
って格言もあるのか・・・。後ろはまるで長門や九曜だよな」
佐々木「・・・」
たちb(ry
675 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:41:58 ID:hruJcNyK
佐々木手下の名前わかってないよね
みす
佐々木って下の名前わかってないよね
佐々木ハヒル
佐々木小次郎
佐々木大魔神
「キョンと佐々木とハルヒの生活」の最終話を落とすよー
681 :
1:2007/08/16(木) 22:52:56 ID:nDitABeD
×月○日
「名前はどうしようか?」
「そうだね。春生まれだから春を感じさせる名前がいいな。」
「春っぽい名前ねえ。そうだ、ハルヒなんてのはどうだ?」
「いいんじゃないかい。響きも綺麗だし、どこか壮大で温かみを感じさせる名前で僕は気に入ったよ。」
「じゃあ、字はどうするかだな。春日・・・、だめだ、カスガって読まれそうだ。春陽。ん〜、これもなんか違うな…」
「そうだ、キョン。いっそのことこうしたらどうだい?」
そしてあいつは手元にあったメモ用紙にこう書いた。
『ハルヒ』
「ぐげぇ!」
腹に感じた衝撃で俺は目を覚ました。
今日もまたいつものアレか・・・
「お前、もうちょっとマシな起こし方はできないのか。ハルヒ」
「今日はせっかくの私のお誕生日なんだから、はやく起きなきゃだめなの。誕生日は特別な一日だから一分一秒も無駄に出来ないの!」
「わかった、わかったよ。」
右手で頭を描きながら、目の前で仁王立ちしている我が家の暴君をなだめる。
はぁ、夢で出てきた生まれたてのお前はかわいかったのに、どうしてこんな凶暴に育ってしまったのか。
トーストの焼けるにおいがする。
ヨメはもう起きて朝飯の用意をしてくれているみたいだ。
「わかった、起きるから。そんな怖い顔で見るな。」
フン、とかわいい我が家の暴君は鼻を鳴らすと嫁のいるリビングへと走っていった。
たまの休みくらいゆっくりさせていただきたいものだが、仕方が無い。
ハルヒの言うとおり誕生日っていうのは特別な一日だから。
俺にとっても、ハルヒにとっても、そして当然あいつにとっても。
682 :
2:2007/08/16(木) 22:53:58 ID:nDitABeD
「やぁ、おはよう、キョン。」
「おはよう。」
俺がリビングに入ると、卵焼きを焼いているエプロン姿のヨメが顔だけを振り向かせた。
先にテーブルに座ったハルヒはご機嫌斜めだ。
「牛乳取ってくれ、ハルヒ。」
「・・・」
やれやれ。
このようだと朝から先が思いやられるよ。
「あれ、なんでハルヒは拗ねているんだい?」
「いや、朝から俺が起きるのが遅いって。」
俺がそう言うと、ヨメは喉の奥で蛙が鳴くような笑い声をたてた。
「ハルヒは大好きなキョンに自分の誕生日を忘れられたと思って拗ねているのだよ。」
「ちがうもん!」
ハルヒが大声で否定する。
「ほんとにそう?」
「別にキョンのことなんて好きでもなんでもないもん。」
その一言は父親として非常に耳が痛い。
「じゃあ、キョンのことが好きでもなんでもないんだったら、そこまで怒る必要はないでしょう。」
ハルヒはう〜っと言葉にならない。
こういう屁理屈をこねさしたらうちのヨメは天下一品だ。
こんな詐欺まがいの調子で仕事をこなしているんじゃないだろうな。
急に心配になってきた。
「何か言ったかい?」
何も言っておりません。
「・・・ハルヒ。」
「何?」
ぶすっとしたまま、かわいい娘は好きでもない父親に答える。
「今日は街の不思議探索パトロールに行くぞ。」
「ほんとっ!」
ハルヒは目を輝かせて俺のほうを向くと、しまった、みたいな顔をして
「まぁ、別にキョンがどうしても行きたいっていうなら、仕方ないわね。」
とおうそぶきになられた。
やれやれ。
ヨメと目が合うと、ヨメは両手を挙げてジェスチャーをした。
683 :
3:2007/08/16(木) 22:55:01 ID:nDitABeD
説明しよう。
不思議探索パトロールとは、我々親子三人で駅前に繰り出し、そこからあちらこちらをうろつきまわってこの世の不思議を探すというパトロールなのである。
まぁ、平たく言えば家族水入らずのお出かけといったところだろうか。
何をどう考えたのか、ハルヒの奴はこれを不思議探索パトロールと呼び、毎回毎回なにか不思議なものはないかとあたりを見回しているのである。
怪しいからやめなさいって。
今日は朝からヨメががんばって用意してくれたお弁当を持って、適当に散策だ。
白いワンピースがよく似合うな。
俺とヨメの間にハルヒが入り、二人と手をつないでいる。
ステレオタイプな家族像だが、これはこれでいいもんだ。
突然、ハルヒは立ち止まり、真剣な顔で何かを数え始めた。
「いち、に、さん・・・」
「ん?ハルヒ、何を数えているんだ?」
「ふうん。前と同じか。」
「?」
「ここの道の数。なんか新しい道がないかなって。」
新しい道って、こんなところに異世界への入り口が開いていたら困るぜ。
「ざんねん。」
そりゃそうだ。
そして俺たちは公園について、そこで昼食をとることにした。
ベンチに腰掛けて、ヨメの作ってきてくれた弁当を広げる。
サンドイッチか。
「まぁ、ピクニックといえばやはりこれだね。」
ヨメは笑いながら紙コップにオレンジジュースを注ぎ始めた。
「そうだな。今日は天気もいいし。太陽の気持ちのいい一日だ。」
「そうだね。」
ベンチでのんびり弁当を広げている俺たちの前でハルヒはじーっと噴水の水面を覗き込んでいる。
実はこの噴水の名前は河童淵で河童でも泳いでいるのかね。
「全く、あいつのみょうちきりんな振る舞いは誰に似たんだか。」
「間違いなく、キミだね。」
あっさり断言された。
「なんでだ?」
「遺伝性のエンターテイメント症候群さ。」
そう言い放つと、ヨメは喉の奥でくっくっと笑い声をたてた。
684 :
4:2007/08/16(木) 22:56:04 ID:nDitABeD
「こんな日だったね。」
「何がだ?」
「ちょうど4年前のこの日。」
「あぁ―」
そう言われて俺は記憶の糸を手繰り始めた。
4年前、ちょうどハルヒの生まれた日。
あの日も雲ひとつない快晴で、春の太陽の光が降り注いでいたな。
「もっとキミのことだから娘の名前を考えるのに時間がかかると思っていたのに、あっさりと決定されてしまったね。」
実はハルヒが生まれる前に名前についてあれこれ、あーでもないこーでもないと色々候補を考えていた。
が、結局決められないままその日を迎え、そしてその日のうちにあっさり決まってしまったのである。
「まぁ、インスピレーションってやつだな。」
ヨメは俺にくっくっと笑い声を出しながら笑顔を向けると、今度は視線をハルヒの方に向けた。
「いい名前だよね。僕は気に入っている。」
ハルヒの奴は噴水に手を突っ込んでパシャパシャやっている。
「当たり前だろ。俺とお前で名づけたんだから。」
いい加減昼飯を食うぞ、と噴水で遊んでいるハルヒをベンチまで手を引いて連れ戻した。
「ハルヒ、手を出して。」
そしてヨメはウェットティッシュを取り出しハルヒの手を拭いた。
相変わらず用意周到だ。
ヨメ、バスケット、ハルヒ、俺という並び順でベンチに座りみんなでサンドイッチをいただく。
と、気づけばハルヒが俺の手元をじーっと見ている。
なんだ、お前このサンドイッチが欲しいのか。
「キョン、そのサンドイッチはハルヒが作ったんだよ。」
ヨメは悪戯っぽく、俺のかじっているサンドイッチを指差す。
なるほど。
「どうりでうまいわけだ。ハルヒ、お前きっといいお嫁さんになれるぞ。」
その奇矯な振る舞いさえなんとかすれば。
ハルヒはぷいっとあっちの方向を向くと
「別にいいお嫁さんなんかになりたいわけじゃないもん。」
そうか。
まぁ、一生俺の傍にいてくれるというならそれはそれで―
「なにを馬鹿なことを言っているんだい。」
ヨメがあきれ返った声を出す。
「でも、キョンがどーーーしてもって言うならキョンのお嫁さんになってあげてもいいわよ。」
とハルヒがのたもうた。
685 :
5:2007/08/16(木) 22:57:09 ID:nDitABeD
まぁ、娘が父親のお嫁さんになるって言うのはよくあることらしいが、うん、悪い気はしないな。
「でも、ハルヒ。ママがもうキョンのお嫁さんになっちゃてるから、ハルヒはキョンのお嫁さんにはなれないんだよ。」
おいおい、子供の夢っつうか俺の夢を壊すような発言をするんじゃない。
「なんで?」
「うーん。お嫁さんになるのは早い者勝ちだからかな。」
平たく言えば確かに早い者勝ちだな。
ハルヒの奴はふーん、と少し何か考えるような仕草をすると
「じゃあ、しかたないか。でも」
「でも?」
「ママと私がヨーイドンで勝負したら私が勝つ自信がある。」
「え、なんで?」
「だってママなんてキョンに対して積極的にアプローチ出来ずに、結局何も出来ないままずっと友達のままでいて終わりそうだもん。」
ちょ、なに説得力のある分析をし始めるんだい、ハルヒ君。
思いもよらないハルヒの発言にヨメの表情を伺うと・・・
うん、顔は笑っているが目は笑っていないな。
「そんなことないよ。
ハルヒだって、あまのじゃくなところがあるからキョンを振り回すだけ振り回すけど、肝心なところでうまく好きって言えなさそうだよ。」
「そう?
でも、きっとママだって中学のときにそれなりにいい仲になれそうなところまで行けるけど、そこから先へ踏み出せなくて、結局想いに気づいてもらえることもなく高校進学で離れ離れになって忘れられちゃうって感じだよ。
それに私のほうがきっとおっぱいが大きくなるし。」
「ハルヒだって、愛情表現がへたくそでかまって欲しいのにうまくそう言えなくて、それで彼の女友達に嫉妬とかしたりして彼に迷惑をかけたりして、で結局友達以上恋人未満のままって感じがするけどな。
それとおっぱいの大きさはきっと関係ないよ?」
・・・ちょっとキミら。
もしも、もしもの話ですよね。
えらくリアリティあるけどそうですよね。
この二人の間に入った俺にはまるで氷柱を抱え込んだがごとく寒いものが走っていた。
なんだろう、なぜかよくからんが冗談に聞こえん・・・
そして、なぜか二人の俺を見る視線が痛い。
686 :
6:2007/08/16(木) 22:58:10 ID:nDitABeD
そんなプチ修羅場?をくぐりぬけ、午後の散策を開始した我が家ご一行は駅前の繁華街でプレゼント探しを始めた。
ハルヒの奴は相変わらずわけのわからんものを気に入る。
こら、バニーガールのコスプレセットなんか欲しがるな。
「ちぇ。」
女の子はおしゃれさんだと言うが、こいつの場合なんか単純にコスプレに走っている気がする。
今度はカエルの着ぐるみをもの欲しそうに見ている。
だめだ、こりゃ。
「はぁー。バニーガールのコスプレなんて4歳児の選択じゃないぞ。」
「いいじゃないか。無邪気だからこそ、だよ。」
ヨメはそうフォローしてくれるが、ハルヒがこのまま成長したときのことを考えると心配だ。
しかしながら、ハルヒにもバニーガールの衣装が似合うような年が来るのかな。
成長すればいつかそうなるだろう。
でも―
「キョン。・・・なぜ僕の胸を見ているのかね?」
ごめんなさい、なんでもありません。
結局、ハルヒの奴が欲しいものを買ってやるととんでもないことになりそうだということで、ハルヒをヨメに任せて俺がなにかよさげなものを見繕ってくることになった。
女の子のプレゼントだからヨメが選んだほうがいいと思ったのだが、ヨメいわく
「キョンが選んでくれたものなら、なんでもハルヒは喜ぶよ。」
とのことなので俺が探すことになった。
とはいってもハルヒの喜びそうなものなんて俺にはよくわからん。
ありきたりのものでは喜ばないだろうし・・・
かといって奇をてらいすぎると着ぐるみになってしまうからな。
やれやれ。
そう思いながらあたりを適当に見回していると俺の目に何かが入ってきた。
「おっ、これは・・・」
「やぁ、キョン。いいものは見つかったかい?」
「あぁ。まあな。」
そしてヨメに手に持った包みをアピールする
やっとこさそれなりのブツをゲットした俺はヨメとハルヒの元へ戻ってきた。
ちなみに、その間にヨメたちはケーキやらなにやらを買っていた。
「それじゃあ、そろそろ家に帰って準備を始めようか。」
そのヨメの一言で本日の不思議探索パトロール隊は解散。
各自持ち場に戻り、誕生日パーティーの準備をせよ。
687 :
7:2007/08/16(木) 22:59:16 ID:nDitABeD
誕生日ケーキとご馳走に囲まれてハルヒはご機嫌だ。
こうやってハルヒが笑っていてくれると家の中まで明るくなった気がする。
お前が生まれてきてくれて本当によかったよ。
嬉しそうなハルヒの顔を見ると心の底からそう思える。
「それじゃあろうそくに火をつけようか。」
ヨメがろうそくに火をつけると、ハルヒは大きく息を吸い込み一息でそれを吹き消した。
「ハッピーバースデーハルヒ。」
「誕生日おめでとう。」
もう、4歳か。
時間が経つのは早いもんだ。
ハルヒの笑顔は百万ワットの電球みたいな輝きを放ている。
いつもこうやって笑っていてくれりゃ、かわいいのに。
「キョン、ちょうどいいタイミングだからプレゼントを。」
「おお。」
そして手元に置いてあった包みを取り出す。
「誕生日おめでとう、ハルヒ。」
むずがゆそうな笑顔でプレゼントを受け取る。
素直にありがとうと言えない所がこいつらしいな。
「ほら、ハルヒ開けて見せて。」
ヨメがハルヒと一緒に包みを覗き込む。
ハルヒが包みを開けるとそこから出てきたのは
「おぉ。」
ヨメが感嘆の声を上げた。
「キミにしてはセンスのいいものを選んでくれたね。」
ふふふ、そうだろ。
偶然店で見かけて、その瞬間ハルヒに絶対よく似合うと思ったのさ。
「ほら、ハルヒ付けて見せて。」
ハルヒはしばらくそれを見つめた後、自分の頭に付けてみせた。
それは両側に黄色いリボンのついたカチューシャだった。
「おぉ、思ったとおりよく似合っているな。」
「本当に。ハルヒのイメージとよくあってるね。」
ハルヒはこういうときにどうしたらいいかわからないというように、怒っているのか笑っているのかよくわからない表情で、大切そうにずっとカチューシャに手を当てている。
「でも、キョン。」
「ん、なんだ?」
「これ、大人用だからハルヒにはまだ大きすぎるよ。」
・・・
688 :
8:2007/08/16(木) 23:00:21 ID:nDitABeD
「起きろー!」
ボフッ
「うげっ!」
また、今日の朝もこれか・・・
眠い目を擦りながらリビングへ向かう。
「おはよう、キョン。」
「おはよう。」
相変わらず俺よりも早く起きるヨメが俺を出迎えた。
「あれ?」
「ん、どうしたんだい?」
「ハルヒのやつあのカチューシャどうしたんだ?」
ハルヒの奴は昨日の夜からずっとカチューシャをつけたまま、寝るときになっても外さなかったのに。
「あぁ、あれかい。よっぽど気に入ったんだろうね。昨日は付けたまま寝そうになっていたよ。」
結局、寝る直前になってヨメから、付けたまま寝ちゃうとカチューシャが壊れちゃうよ、と言われてしぶしぶそれを取ったのだった。
「あの勢いなら今日の朝も付けていると思ったのに。もう飽きたのか?」
ヨメははぁーっとため息をつくと
「全然違うよ。あのカチューシャはハルヒにはまだ大きすぎただろう?」
そういえばそうだったな。
俺はサイズを確認せずに買っちゃったんだった。
「それで、あのカチューシャはとっておくんだってさ。」
「とっておく?」
「そう。」
そしてヨメはトースターを覗き込んでいるハルヒの方に目を向けた。
「これから大きくなって、なにか特別ないいことがあった日。その日からそれを付けるんだってさ。」
689 :
9:2007/08/16(木) 23:01:30 ID:nDitABeD
そして『その日』がやってきたのは、今までと同じあの日だった。
俺たちがあいつの名前をつけた日、そして俺があいつにカチューシャを送った日。
16歳になったその日、高校1年生になったハルヒは突然長かった髪を切ってそのカチューシャを付けた。
「それじゃあいってきまーす!」
「行ってらっしゃい。」
「気をつけてなー。」
久々にみせる百万ワットの笑顔とともにあいつは学校へ向かった。
あのころとは違ってもう俺が送り迎えすることはない。
「やっとあのカチューシャを付けたね。」
ヨメが笑いながら俺に話しかけてくる。
「あぁ。なんかハルヒが一つ大人になったっていうか、なんか一歩俺たちの手から離れたって感じだな。」
「そうだね。きっとなにかいいことがあったんだろうね。」
「あれがちょうど12年前か。今まで長かったような、短かったような・・・」
思わず遠い目をしてしまう。
「本当にそうだね。」
そんな会話をしながらヨメと俺は仕事へ行く支度を済ました。
今では俺たち二人は一緒に家を出て仕事に行くことにしている。
玄関から外に出ると春の日差しが気持ちよく俺たちを出迎えてくれた。
「あぁ、そういえば―」
「ん、どうした?」
「ちょうど僕がキミと付き合い始めたのもちょうどこの日、ハルヒと同じ高校1年生だったね―」
そしてあいつは俺に笑いかけた。
あの頃と同じ笑顔のままで。
そして、この春の日差しもあの頃のまま俺たちを照らしていた。
『キョンと佐々木とハルヒの生活 7日目』
支援
691 :
689:2007/08/16(木) 23:02:46 ID:nDitABeD
これでおしまいっす。
長々とお付き合いどうもありがとう。
なぜか佐々木とキョンのセックスが頭に浮かびました
>>691 GJ!おれもこのシリーズ好きだった。
一週間分で終わるって言ってたけどほんとに終わっちゃったな
GJ!
このシリーズ終わっちゃったか…
おもしろかったよ
>>691 終わったのが残念で素直に乙と言う気になれない・・・
乙・・・ッ(血涙)
溜息が出るくらい素晴らしいや。すげー読み易いし。
>>694 佐々キョンでしてるイラスト描いてる某サイトがあるからそこいけ
『約束』の公式ページ更新キター
な、なんだってー
>>699 健全系のサイトしか知らんかった。
検索のヒント貰えない?
705 :
699:2007/08/17(金) 00:12:30 ID:wNl2VjNB
>>702 佐々木を捕捉してるサイトさんが描いてる
他のサイトでも描いてるサイトがあるみたいだけどシラネ
>>705 トン。捕捉ページにブックマークつけてたんでURL削って気がついた。
佐々木とキョンは興味本位でチョメチョメしたことがありそうじゃない?
勿論恋愛感情抜きで
>>707 高校まで一緒だったらそうなってた可能性もなくはないが
中学時代のあの様子だと
佐々木側がどうであってもキョンの方が壁を築いていそうだ。
「もちろんこれは、誘われているわけじゃない。いや、そもそもそんな風に俺は考えることすらしない」的に。
709 :
655:2007/08/17(金) 01:06:56 ID:l7C6iqUo
>>704 んー、特に考えてなかったので、
どっちゃでもお好きなようにお考えいただければ。
>>707 キョン達の同級生にその説を信じる連中がいるのは確かである。
中三のころ、月曜日の朝のこと。
佐々木「やあ、おはようキョン。昨日はお世話になったね」
(↑日曜日にキョン宅で一緒に勉強した)
キョン「ああ、おはよ」
佐「おや、お疲れかい? 僕は昨日一日、楽しめたんだがね」
キ「俺は疲れただけだ。お前容赦しないしな」
(↑佐々木の教え方は優しいようでハード)
佐「それにしてはキミの方にも随分進歩が見られたみたいだが?」
キ「まぁ、いつまでもお前に合わせてもらってるだけじゃ情けないしな。
俺だって勉強はしてるさ」
佐「くっくっ、気を使わなくてもいいんだけどね。
まぁ、キミに向上心が芽生えたのは嬉しいよ」
やっぱり皆コミケ行くのか…寂しいな。
行ってみたいが、戦場と呼ばれる場所を生き抜ける自信が無いぜ。
明日は関東は晴れなのかな
朝から並んで暑さで死ぬかと思ったのも今となってはいい思い出だ
「作家のキョンと編集者佐々木」投下します。
今回は佐々木視点。
『スイッチの入れ方』
我ながらうまい事やったものだと思う。
僕は編集部の自分にあてがわれたデスクで本日分の雑務をこなしながらふとそんなことを思った。
仕事の内容はキョンの書いた今月分の原稿の推敲。
あとはページ数や本の装丁に合わせて改行やらを変化させるだけだ。
ほんの1年前までこの仕事は僕のものではなかった。
僕のデスクから数えて5席分ほど離れた先輩のものだった。
先輩は結構な年だけれどもいまいち押しが弱く、神経質なタチのようだ。
当時先輩は期待の売れっ子を負かされた重圧やらのせいで胃をやんでしまった。
そのせいで入院とあいなり、同期の中でもそれなりに優秀と評されていた僕がピンチヒッターとして彼の担当をすることになった。
当初の予定では退院まで、せいぜい数ヶ月だ。
その期間までに僕がキョンの担当として相性が抜群であることを見せ付けなければならなかった。
それにばっちり成功したおかげでこうして毎日キョンの家に入り浸っているわけだけどね。
聞くところによるとそのせいで編集部内での僕のあだ名は今や「通い妻」らしい。
そのおかげか初期のころこそうっとうしいほどあったコンパのお誘いももはや無駄ということが知れ渡っているのかほとんど無い。
もちろん人間関係のための飲み会くらいは参加するのだけれどそれもだけだ。
キョンはこのことを素晴らしい偶然くらいに思っているようだけれど僕にしてみれば偶然だったのはピンチヒッターに僕が選ばれるまでだ。
それから後はもはや必然といっていいだろう。
キョンがやる気を出すのはどういう時か?
キョンが本気になるのはどういう時か?
それを知っている僕ならば経験の差など吹き飛ばしてキョンから原稿を取ってこれるという確信があった。
僕はキョンのスイッチが何か知っているからね。
よし、これで終わり。
「編集長、先生のところに言ってきます」
同僚の女の子達がニヤニヤしているけれど気にしない。
さて、今日のお昼は何にしようかな。
編集部とキョンのマンションまでは車で30分ほどの距離。
その間にあるいつものスーパーで食材を買い込む。
うん、今日はしょうが焼きにしよう。
20分ほどかけて材料を選んだ後キョンのマンションに向かう。
大学のときにとった免許と中古で買った軽はこんなとき役に立つからいい。
そこから10分で到着、時間はいつもどうりだ。
キョンのマンションははっきり言って僕らの年齢にしてみればかなりいいマンションだ。
最初のころこそ自宅で書いていたようだけれど半年も過ぎたころ彼の妹さんが完成しかけのデータを吹き飛ばしてしまったことがあったそうだ。
キョンは妹さんには適当に叱るだけ済ませたようだけれど作家としてはそうはいかない。
徹夜で原稿を打ち直し完成するころには1人暮らしを決意したといっていたね。
そこで買ったのがこのマンション。
実を言うと僕も購入について相談されたので覚えている。
紹介したのも僕だしね。
キョンは「広すぎないか?」なんて言っていたけれど「どうせ家に居る職業なんだからいいところにしたほうがいい」と丸め込んだんだっけ。
広い家を勧めたのにはまた別の思惑があるのだけれど……まぁそれは割愛しよう。
キョンのデビュー作、キョンはそこそこなんて言うけど実は結構な売り上げを誇っている。
それによってキョンが得た印税は僕のような新入社員では到底届かない額だ。
そして彼は基本的に無趣味だからお金も使うことが無い。
だからちょっとばかりいいマンションでも買うだけの余裕があった。
今では僕も1日の半分はそこにいるんだけれどね。
車を来客用の駐車場に止めた後エレベーターに向かう。
エレベーターが来ると9と1しか使うことの無いスイッチの内迷わず9を押す。
キョンの部屋は925号室。
もう何度も通った通路を歩く。
キョンの部屋に向かう途中キョンのご近所さんに出会ったので軽く挨拶を交わす。
彼女が僕のことをどう認識しているのかは知らないが恐らく会社の同僚と似たり寄ったりなのだろう。
きっと僕の指紋が一番着いているであろうインターフォンを鳴らして数秒、キョンが出てきた。
「やぁキョン。調子はどうだい?」
「よぉ佐々木、良くはないな」
どうやら余りはかどっていないらしい。
仕方ないな、今日もスイッチを入れてあげようじゃないか。
「今日はしょうが焼きだよ。30分ほどで出来るからね」
「何時も悪いな」
「いいさ、それで原稿が出来るならね」
「ぐっ……もうちょっと待ってくれ」
なんてやり取りはもう何度目かな?
さて、それでは料理に取り掛かろうかな。
僕はこれ以降キョンに対して原稿を催促するようなことは決して言わない。
ただ料理を作って、一緒にお昼を食べて、その後は軽くキョンの部屋を掃除する。
それがすんだらお茶でも淹れてゆっくりと待つだけだ。
キョンのスイッチというのは催促されることでは絶対に入らない。
昔からそうなのだけど、彼が最も力を出すのはそういう空気になった時だ。
だから僕はそういう空気を作るために彼の胃袋を満たしまわりを整え、しかる後に彼の後姿をお茶でも飲みながら見つめる。
そうすれば彼の指先の速度は徐々に速くなっていくんだ。
「いつも美味いな、佐々木」
「そういってもらえると嬉しいよ」
食事中は原稿の話しもするけど基本的には四方山話。
それで彼が展開を思いつくこともあるので意外と馬鹿には出来ない時間だ。
もちろん僕自身が楽しんでいないなんて事はないのだけれどね。
僕もボキャブラリーにはそれなりに自信が有るけれど、それに新解釈を加えて面白くする能力はキョンに遠く及ばない。
僕のした話を元に僕には考え付かない展開を作ってくれるのは中々どうして編集者冥利に尽きるというものだ。
昼食を終えたキョンは再びパソコンに向かう。
指の速度は……うん、順調に速くなっているようだ。
この感じならば今度の締め切りも大丈夫かな?
……時間が空いたらまたどこかへ連れて行ってくれないだろうか。
この間は本当に楽しかったな……。
あのシリーズはとんでもなく恥ずかしいけれどこういう利点を考えれば我慢してもいいかもしれないな。
「なぁ佐々木よ」
「うん?どうしたねキョン」
「百人一首の編纂って誰だったっけか?」
「小倉百人一首のことなら藤原定家だね。鎌倉時代に天智天皇の命で編纂した」
「そっか、サンキュ」
時々キョンはこういう質問をする。
恐らく作中の人物に何か言わせようとして微妙に不安だったんだろう。
今のところ答えられなかったことは無いのでなかなか役に立っているようだね。
……うん、掃除はこんなものでいいかな。
お茶でも淹れよう。
「はい、キョン」
「お、サンキュ」
キョンの家に常備してあるお互いの専用湯のみにお茶を入れると片方をキョンのところにおく。
そういえばこの仕事は高校時代はあの先輩のものだったんだっけ。
ふふ、ごめんなさいね。私がいただいちゃいました。
なんてね。
さて、一通りのことはしたので後はお茶を飲みながら飲んでキョンの背中を眺めるだけ。
退屈そうに聞こえるかもしれないけれど中々有意義な時間だ。
…………
…………
…………
…………あ、手が止まってる。
「ねぇキョン。こうしている時間とは中々素晴らしいものだね」
「おいおい、俺は締め切りに追われて必死こいてるんだぜ?」
「それでも時間は穏やかじゃないか、喧騒もないし。こうして君のご飯を作って掃除して、お茶を飲みながらこうしているのは
何者にも変えがたい時間だと思うよ。……ずっと続けばいいのにね」
「ん、心配しなくても続くだろ?」
「ど、どういう事かな?キョン」
「俺が編集部から干されない限りはな、お前とは相性いいんだし……よし、これで行くか」
「…………」
やれやれ、やっぱりそう来るのかい。
まぁ何か思いついて手は動き出したようだしよしとしようか………。
「よっしゃ、出来た」
この彼の声が聞こえたのは夏の長い日照時間もそろそろ終わりを告げようというころ。
ふむ、今日は結構かかったね。
「どれどれ、じゃ見せてもらえるかい?」
「おう、プリントアウトするから少し待ってろ」
しばらくするとプリントアウトが完了し僕に原稿が手渡される。
1ページ目からゆっくりと文字を追う。
…………
…………
うん、今回も面白い。
キョンは何時も自分がいつか干される可能性があるようなことを言うがこの原稿の出来が続く限りそんなことはありえないだろう。
まぁ、キョンは昔から自分を一段低く見る傾向があったけれどね。
さて、原稿を受け取ったからにはそろそろお暇しなくては。
編集部で行わなきゃならない仕事も有るしね。
「うん、大丈夫。面白いよ。」
「そうか、ダメだしが出なくて良かったぜ」
「じゃ、そろそろ失礼しようかな」
「……あ、そうだ忘れてた。佐々木、これ持っててくれ」
そういってキョンは何かを持ってきた。
……鍵?
ってまさか!?
「この部屋の合鍵、この間時間が空いたとき作ってきたんだ」
「キョ、キョン?これを僕が持ってても言いのかい?」
「インターフォンにいちいち出るのも面倒だし、お前なら絶対悪用しないからな。持っててくれよ」
「う、うん、わかった。じゃあ明日からは直接上がらせてもらうよ」
「おう、そうしてくれ。それじゃぁな」
「うん、また明日」
そういって私は……僕はキョンの家を後にした。
……解っている。
仕事上の都合なんだろう。
キョンにそれ以上の意図なんか無いんだろう。
……でも、嬉しい。
僕は車のエンジンをかけるまえにキーホルダーに鍵をつけるとしばらくそれを眺めていた。
あのインターフォンにもう僕の指紋がつくことはないんだな……。
……今度何か理由をつけて僕の部屋の鍵もキョンにあげようかな。
そんなことを思いながら僕はキョンのマンションを後にした。
以上。
佐々木が編集部であだ名が「通い妻」になっているってのは最初からいずれやろうとしていたんだけれど先に言われてびっくり。
で、ようやく今回入れれました。
>>722 乙! 佐々木は順調にキョンを攻略しつつあるなww
726 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 02:37:16 ID:3Si6h9+P
乙!
なかなか楽しめたぜ!
>>722 萌えました。GJ!
さ さ き は き ょ ん の へ や の か ぎ を て に い れ た !
>>722 読んでる途中にニマニマしてしまう…
GJ!!!
今日は本当に良いものが投下される日だなw
みんなまとめて超GJw
>>718-722 通い妻キターww!!
ここまで妄想を具現化して下さるとは。
激感謝&GJ!
夜の生活見てー!
>>722 ここは乙と言わせてもらうほかないようだね
>>691 GJ&乙
でもこのシリーズ楽しみにしていたからちょっと淋しいな
そして平行世界は増えていく
>>722 このシリーズも好きだから、
もっと続けて欲しいな。
GJ!!
ささきは たいりょくを けずって フラグを たてた!!
「佐々キョンハルヒの生活」と「作家キョン編集佐々木」は
俺の好きなSSツートップだわ
な、なんだってー
お前らは古泉かwww
いつもだったら佐々木さんが光臨して、
説明してくれそうなのに……
佐々木さんは夏休み中です!!
て、連絡がつかないで右往左往してる橘さんが言ってた。
キョン「ん?おい佐々木、パンツ見えてる」
佐々木「え?おっと、これは失敬」
キョン「ハハ……それにしても、佐々木も意外と可愛いパンツ穿いてるんだな」
佐々木(ん?……意外と?)
佐々木「キョン、ちょっといいかい?意外とってのはどういうことかな?」
キョン「は?いや、何となくそんな感じがしたんだが……」
佐々木「それは聞き捨てならないな……普段から、僕は割と女性らしい服装をしてるつもりだけど」
キョン「いやいや、よく考えたら、その喋り方のせいだ。『僕』なんて言ってる奴が、女性らしいとかよくいうな」
佐々木「な!?」
佐々木(しまった!そうだったのか。道理でいつまで経っても靡かないわけだわ)
佐々木(そもそも、女の子の生パンツ見ておいて、この程度の反応って、どういうこと?)
鈍感ってレベルじゃねーぞw
>>743 佐々木さんなら「『ポ』ブロックの奥の方は古×キョンが一杯・・・」とか呟きながら
なんか薄っぺらい本を山ほど手にしてた・・・って貴緑さんが言ってた。
貴緑さんは「会長本がない」って不機嫌そうで詳しくは聞けなかったけど。
勝手にスマン
キョン「ん?おい佐々木、アソコが見えてる」
佐々木「え?おっと、これは失敬」
キョン「ハハ……それにしても、佐々木も意外と可愛いアソコしてるんだな」
佐々木(ん?……意外と?)
佐々木「キョン、ちょっといいかい?意外とってのはどういうことかな?」
キョン「は?いや、何となくそんな感じがしたんだが……」
佐々木「それは聞き捨てならないな……普段から、僕は割と女性が欲する理想のスタイルをしてるつもりだけど」
キョン「いやいや、よく考えたら、その喋り方のせいだ。『僕』なんて言ってる奴が、女性らしいとかよくいうな」
佐々木「な!?」
佐々木(しまった!そうだったのか。道理でいつまで経っても靡かないわけだわ)
佐々木(そもそも、女の子アソコ見ておいて、この程度の反応って、どういうこと?)
ごめんね
>>738 「間違えてすまなかった。お詫びに奢らせてもらうよ」
と言って愛を深めようとする佐々木さんだった
ss投下予定
β4後の佐々木と藤原の会話の妄想 この前夢に出ました
ノーカットなので冗長です
佐々木「橘さんの話をまとめると、涼宮さんは4年前突然に世界改変能力を身に付けた。
その能力を涼宮さんは意識していない。無意識で発動している。
涼宮さんの精神が不安定になると閉鎖空間が発生して、放置するとこの世界が崩壊する。
僕の精神は涼宮さんより安定しているので、僕に神様になってほしい」
藤原「橘が言った内容はその通りで間違っていない。」
佐々木「君達の解釈はどうなんだ」
藤原「奴らは神と呼んでいるが、俺達にとっては時空の歪みだ。
閉鎖空間に関しては我々と橘達:超能力者では解釈が別れる。
閉鎖空間を放置すればどうなるかは我々にはわからないし、世界の崩壊も奴らの妄想かもしれない。
涼宮ハルヒ1人が新しい世界に引越しして世界はもとのままかもしれない。
また、超能力者に関しては、事故で死ぬところを涼宮ハルヒに蘇生された、という説を持っている連中がいる。
正直俺には真偽のほどはわからんが。
それ以外については解釈がほぼ同じだと思う。」
佐々木「結構意見が分かれているんだな。
仮に蘇生が本当としたら、涼宮さんが死ぬと能力がとけて超能力者も死ぬのか」
藤原「多分な。それに閉鎖空間が拡大しきった時にも死ぬのかもしれん
そういう意味で超能力者にとって涼宮ハルヒが神かもしれない」
佐々木「橘さんにとっては涼宮さんでなく私が神だとも思うが」
藤原「橘についてはそうかもな。」
佐々木「九曜さんや向こうの宇宙人の解釈は」
藤原「ほぼ同じじゃないのかな」
佐々木「そうか」
佐々木さんは飲み物に手をつけない。
藤原「君は橘の提案をどう思う」
佐々木「正直神様にはなりたくないな」
藤原「君は橘や我々の話をどこまで信じているのか?」
佐々木「まだ半信半疑だよ。本当に涼宮さんにそんな能力があるのか。
橘さんは涼宮さんの能力をそのままにしていれば危険と言ったが。
この前橘さんの対抗組織の人と話し合った時は、涼宮さんの能力は弱まっているらしいから心配いらない、と言われた。
どっちが正しいのだろうかね。」
藤原「対抗組織の人というのは涼宮ハルヒの取り巻きの色男か」
佐々木「いや、そうじゃないよ。美人だけど恐そうな女の人だった。橘さんの所より大所帯で有能な方も多いみたいだった。」
藤原「そうだろうな」
佐々木「君の所はどうなんだ。あの巨乳女の所と比べて。」
藤原「それは言えない。禁則事項だ」
佐々木「そうか、それは残念だよ。
ところで、一度未来旅行に行きたいのだが連れて行ってくれないか。」
藤原「最大級の禁則事項だ」
佐々木「写真だけでも見せてくれないか」
藤原「禁則だ」
佐々木「海はまだあるのか」
藤原「ある」
佐々木「山や川もまだあるのか」
藤原「それもある」
佐々木「どんな建物に住んでいるのか」
藤原「禁則事項」
佐々木「食べ物は同じなのか」
藤原「この時代と同じメニューも多い」
佐々木「服はこの時代と同じなのか」
藤原「一応禁則事項。ところでそろそろ本題に入って良いかな」
はじめて佐々木さんは飲み物に手をつける。
佐々木「涼宮さんの能力が弱まっているのは本当なのか」
藤原「能力が弱まっているというより、ここ数ヶ月、涼宮ハルヒの精神が安定している、と言った方が正しいかもしれない。
どっちにしろ我々にとっては噴火口の上にいるようなもんだよ。」
噴火口の上か、橘さんも似たようなことを言っていた。
佐々木「これから一生ずっと涼宮さんの精神が安定化する可能性は無いのか?」
藤原「橘は安定化があくまで一時的であると言う。
逆に橘の対抗勢力は一生ずっと精神が安定化する可能性もあると言う。
どっちが正しいかは俺にはわからん」
佐々木「僕の方が精神が安定している、と橘さんは言ったが本当なのか?」
藤原「俺には判断できない。
その点については君の元彼氏が最も適任じゃないのかな。
君達二人ともに親しく接していたから。」
佐々木「キョンは僕の精神が橘さんが言うほど安定でなく、涼宮の精神が不安定でない、と思っている。
そして、涼宮さんのコントロールが充分可能だと思っている。
一生涼宮さんをコントロールし続けるつもりなのかもしれない。」
そう言った佐々木さんは寂しそうで、今にも泣き出しそうだった。
藤原「そこまでわかるのか」
佐々木「長い付き合いだから」
藤原「奴はそう思ってなさそうだったが。むしろ涼宮ハルヒの方と」
佐々木「言うな!!」
藤原「すまん、言いすぎた」
佐々木「大声を出してすまない。
橘さんの言うほどには自分は自制的では無いと、思う」
藤原「かもな」
藤原「君の元彼氏が涼宮ハルヒのコントロールが可能だと考えている。
よって移植は必要ないという結論か。」
佐々木「キョンの判断が正しい、という確証は無い」
藤原「おい、それを言ったら何も判断できないじゃないか」
佐々木「それにキョンだけに一生そんな負担を、涼宮さんの尻拭いをさせるのは可哀想だ」
尻拭いと聞いて、藤原はどこかのAVでの特殊なプレイを思い出したが、すぐ真面目モードに戻った。
藤原「だが、向こうは果たして負担と思っているのかね
すいません。睨まないで下さい」
佐々木「負担に思っている。随分疲れた様子だった。成績も落ちているし」
藤原「俺の見立てでは、最近は顔色が良さそうな気がする
入院する前、11月、12月頃は今にも死にそうだったが、退院してからは持ち直してきていると思う。
すいません、すいません。睨まないで下さい」
佐々木「僕はその頃のキョンを見ていないので良くわからない。
キョンが12月に入院したのは過労が原因なのだろうか。
3日間も意識が戻らないなんて普通じゃないし。」
藤原「普通じゃない過労だったんだろうな。」
藤原はコーヒーを飲み干す。
藤原「だが、入院した時、何で見舞いにいかなかったんだ?」
佐々木「キョンの入院は退院してから聞いた。
退院してからでも、電話くらいはした方が良かったのかもしれないが。
涼宮さんが毎日泊まりこみをした、と聞いたので対抗する気も無くなった。」
佐々木さんは、ふうとため息をついてからこう言った
佐々木「涼宮さんの能力については信じるとして、キョンの能力は本物なのか?」
藤原「宇宙人二組のゼロ次遭遇を引き起こすほどの奴だ、タダ者じゃないのは確実だ」
佐々木「このままだとどうなる。キョンは宇宙人に命を狙われるのか?」
藤原「その可能性もあるが、現時点では交通事故に合うのと確率的にはそう変わらない。
君は知らないかもしれないが、情報統合思念体のお人形さんとよろしくやってるし。
むしろ問題は…」
佐々木「どうなるというのか?」
藤原「奴の能力に関する、周防九曜というより天蓋領域の解釈が正しい、という仮定のもとでだが。
実は橘達の解釈とは真っ向から対立するのだが。
ところで彼等の解釈は覚えているかね。」
佐々木「キョンは『涼宮ハルヒの世界改変能力』の鍵となる、と言っていた。」
藤原「そう。橘達だけじゃなく東高校の未来人、超能力者、宇宙人つまり情報統合思念体もその解釈だ。
だが違うかもしれない」
佐々木「九曜さんの解釈はどうなんだ」
藤原「涼宮ハルヒと同等の世界改変能力者」
佐々木「橘さんにはそれを聞いていないが」
藤原「橘はヘタレなので伝えていない。それから、この話はヘタレの橘には秘密だ」
佐々木「橘さんの解釈では涼宮ハルヒと同等なのは私だということだったが」
藤原「君は世界改変の才能を持ちながらその能力を与えられなかった者だ。
九曜さんの伝によると、今の君にも非常に弱いながらも彼女と同じ能力がある。
だが、奴は君とは違う。その能力のレベルが」
佐々木「信じられないな。だとしたら今頃はキョンの望む世界になっていてもおかしくないが」
藤原「君は奴の望む世界がどんな種類かは、知っているか?」
いつか佐々木さんがエンターテイメント症候群と言って馬鹿にしたときの話だ。
佐々木「確か、非現実的世界の主人公になって、向こうの世界の女の子にモテモテになる、という。え?ということは」
藤原「それが確かなら、ほぼその通りになっている、という解釈もできる。実際非現実的世界の主人公になっているし、モテモテだし」
佐々木さんは不機嫌になっている。
佐々木「ということは、やはり巨乳の未来人とショートカットの宇宙人はキョンに恋しているのか?」
藤原「まあ、そう言って間違いじゃない。ここら辺は橘の組織とその敵対勢力の情報だが」
藤原「どうした、佐々木。急に不機嫌になって何かブツブツ言って」
佐々木「いや、すまん。しかし、キョンの今の恋人は涼宮ハルヒじゃないのか?」
藤原「周囲が恋人どうしと見ているのは確かだが。
奴が涼宮ハルヒと付き合っている、という自覚を持っているかは疑問だな。
それは、君の時も同じだったと聞いているが」
佐々木「ぐ、そうだった。だが、涼宮ハルヒの方はどうなんだ」
藤原「さあな、橘達によれば付き合っているつもりになっている様子だ。ということだが
案外どうでもよい三下扱いかもしれんな。
この時代の言葉でミツグ君とかアッシー君とか言う奴じゃないのかな。
不謹慎かもしれないが、その方が面白いと個人的には思う。
どちらにせよ正式には告白していない」
佐々木「それで、彼女達とはどこまで進んだんだ」
藤原「それは橘にでも聞いてくれ。俺達は興味が無いので詳しく聞いてない」
藤原「話がだいぶ脱線したが、そろそろ話を進めるぞ」
佐々木「すまん、どこまで話したっけ」
藤原「九曜情報では奴は涼宮ハルヒと同等の世界改変能力者」
佐々木「そうだった。」
藤原「そして、奴を鍵や触媒だとこれまで考えていた反応は、中和反応や相加反応と呼ぶべきものだと」
佐々木「鍵の場合とどう違うのか。
たかだか、一個人が不自然にモテモテになるだけじゃないか。」
藤原「つまり、橘の言葉で言う神が、我々の言葉で言う時空の歪がふたついるということ。
君が神という言葉が良いのなら神という言葉を使うが。
鍵は暴走しないが、二人目の神は暴走する可能性がある。
だが、二人の神がうまく均衡しており、互いに能力を相殺すれば、神のきまぐれによる世界改変が実質上起こらない。
現在は均衡状態に近い。」
佐々木「それをキョンは知っているのか」
藤原「知らせない方が良い。この能力は意識することにより本来の力が引き出せると思われるから。
だが、すでに手遅れかもしれない。
奴は涼宮ハルヒと違って頭が良いし、他人が何を考えているかを予想する能力もあるし、発想も柔軟だから。
それに、涼宮ハルヒという世界改変能力者の存在を知っている。だから、じきに気付く可能性が高い。」
佐々木「涼宮ハルヒに他人の気持ちを思いやる心が欠けていることは聞いている。
だが、涼宮ハルヒは学校の成績が良いと聞いている。頭は涼宮ハルヒの方が良いのでは」
藤原「それは涼宮ハルヒの能力によるもので、本来の知能や推理能力は奴の方がはるかに高い。
涼宮ハルヒの学業成績の良さは、彼女の能力によりずっとカンニングのようなものを行っているから。というのが我々の解釈だ」
佐々木「私やキョンも、そのカンニングみたいなものを行っている、と言えるのか。」
藤原「詳しくは禁則だが、奴や君の場合は今のところ無い、と言える」
佐々木「女の子の気持ちに気付かないキョンの鈍さから考えて、能力に気付かない可能性もあるのでは」
藤原「橘の対抗組織の情報からは、奴は気付いていないふりをしている、というのが一般的だが
君の解釈は違うのか」
佐々木「いや、僕もキョンは気付いていないふりをしている、と思う。
そうすると、能力についても気付いていないふりをする可能性がある」
藤原「そうだな、すでに気付いているのかも。そうなると、対処無しだが。」
佐々木「しかし、どうやって九曜さんはキョンの能力を調べた」
藤原「何でも、雪山の閉鎖空間に閉じ込めたらしい」
佐々木「閉鎖空間?」
藤原「密室と同じ意味で、誰も入れず誰も出れない空間のことだ」
佐々木「ずいぶんひどいな」
藤原「俺もそう思う」
佐々木「そして、キョンの能力は涼宮ハルヒの能力と、強さまで同じなのか?」
藤原「九曜さんに聞いても今のところ判らないらしい。
だが最低でも涼宮ハルヒの10分の1の潜在能力があるらしい。
奴は涼宮ハルヒと異なり、強い願いを持っていなかったので、今まで発現しなかったと考えられる。」
佐々木「最高ではどれくらいだ」
九曜「――――最高では―――涼宮……ハルヒの―――100倍」
佐々木「うわ、九曜さん。何時の間に」
藤原「お帰りなさい。九曜さん」
佐々木「九曜さん。本当に100倍なんですか」
九曜「――――100倍――――」
佐々木「九曜さん。100倍は10倍の10倍で合ってますね?」
九曜「――――10倍の――――10倍――――」
佐々木「今までどこにいました?」
九曜「――――ユキ――――女の子――――」
佐々木「雪女?」
藤原「長門有希というショートカットの宇宙人の所に行っていたらしい。」
貴緑「追加のご注文いかがですか」
佐々木「びっくりした、何時の間に」
九曜「――――お友達――――」
九曜さんは貴緑さんの手首をつかむ。視線を合わせないので不気味だ
貴緑「失礼ですがお客さん。お放しいただけますか。」
九曜さんは貴緑さんの手首をゆっくり放す。
藤原「九曜さんはあんたと友達になりたいらしい」
と、藤原は不気味な笑みを浮かべながら言った。
貴緑「それでご注文は」
佐々木「良いです。ありがとう」
藤原「レモンティー二つ」
貴緑「かしこまりました、そちらは」
九曜「――――レモンティー二つ――――レモンティー二つ――――」
貴緑「合計でレモンティー六つですね」
藤原「いや、そうじゃなくて」
貴緑「かしこまりました。すぐお持ちいたします。」
藤原「いや、そうじゃなくて。待ってくれ」
佐々木「彼女はキョンの上級生だったな」
藤原「そうだ」
佐々木「涼宮ハルヒの関係者か?」
藤原「そうだ」
佐々木「人間なのか?」
藤原「長門というショートカットと同類の宇宙人だ」
佐々木「彼女はキョンのことをどう思っているんだ」
藤原「さあな、本人に聞いた方が早いんじゃないのか」
貴緑「お待ちどうさま。レモンティー六つです」
げ、早い
佐々木「あなたは、お名前は、そのー、キョンとは」
貴緑「貴緑です。学校の方にはアルバイトのこと内緒にして下さいね」
佐々木「それは判りましたが、そのー」
貴緑「もうすぐお休みなのでその時話しましょう」
気まずい沈黙が続く
貴緑「お待たせしました」
佐々木「いえ、それほどは。」
九曜「――――お友達――――」
貴緑「ゴリャー胸を掴むんじゃない。このポンコツ」
佐々木「失礼ですが、あなたは長門さんと同類の宇宙人ですか?」
貴緑「まあ、そんなところですね。あ、皆には内緒ですよ。」
佐々木「あなたとキョンの関係は何なのですか?」
貴緑「同じ高校の上級生と下級生」
佐々木「それだけの関係ですか?」
貴緑「そこら辺はご想像にお任せしますわ」
佐々木「非常に聞きにくいことですが、あなた方と地球人で結婚というか、子供を作ることは可能なのですか?」
貴緑「それは」
佐々木&藤原「それは」
貴緑「禁則事項」
藤原「そんなに元恋人が気になるんなら、連絡入れれば良かったのだ。
一年も連絡入れずに放っておかずに」
佐々木「今は後悔している」
そう言った佐々木さんは不意に泣き出した。
藤原「どうした、しっかりしろ」
キョンが入院した頃の僕は、とりあえずの毎日を過ごしていた
過去を振り返れば息がつまって溺れそうな気分で、
家路を急ぐ人に紛れて歩き、記憶に蘇る君を想った
あの頃隠してた不安、今は涙を隠すことができない
あの頃のキョンの涙の理由が今更わかる。キョンは僕と別れたくなかったんだ
再び会えた時、キョンは雲を見て笑っていた。出会えた日と同じように
中学時代は終ることも始まることも、考えはしなかった
かじかんだ手を重ねた朝、陽だまりの教室での他愛のない会話
無邪気に笑って伸びた影を一つにした夕暮れ、星空のバス停
出会いの春、灼熱の夏、落ち葉の秋、木枯らしの冬
積み上げた思い出をキョンは今も覚えてますか?
僕は、いっしょに北高に行こう、という約束を破った
その僕なのに今もキョンを求めている、変わらない記憶と共に
僕がキョンにしてあげられることは何も無いのだろうか
九曜「――――ボンジー――――泣かした――――」
藤原「藤原だって何度言わせるんじゃ」
九曜「――――ボンジー――――お仕置――――」
藤原「やめてそれは、癖になるから、やめて」
貴緑「貴方達、いつもこんなことをしているの?」
佐々木「もっと早くにキョンに連絡していれば、キョンと同じ高校に行ってれば、卒業式の日、キョンに告白していれば」
藤原「お前が奴を好きなのはわかった。
でも過去を悔やむより、これから何をするかが重要じゃないのか?」
佐々木「タイムマシン」
藤原「え?」
佐々木「タイムマシン使わせてくれ」
藤原「もしかして、過去をやり直すために?そんなつまらんことでか?
できないにきまっているだろうが」
佐々木「だったら教えてくれ。キョンは誰と結婚するんだ。知っているんだろ」
藤原「突然何を言い出すんだ」
佐々木「教えてくれ」
藤原「禁則なので教えられない」
支援
しばらく佐々木さんは泣き止まなかった。
九曜「――――あなたの――――瞳は――――とても――――きれいね……」
藤原「九曜さんが慰めてくれているらしい」
貴緑「そんな色恋沙汰は置いといて、もっと重要なことを話しましょう、未来人さん。
えーと、ポンジーさんだっけ?」
藤原「藤原だ」
ようやく佐々木さんは泣き止む
佐々木「君の言うとおり過去を悔やむのは止めにするよ」
藤原「それが良い。俺もできることは手伝うから」
貴緑「あたしも」
九曜「――――わたしも――――」
佐々木「貴方は涼宮さんサイドじゃなかったのか」
貴緑「あたしはあたしの考えで行動する。」
佐々木「藤原、いくつか聞いていいか」
藤原「質問ならいくらでも。答えられるかどうかはわからないが」
佐々木「もしかして、君の世界と巨乳女の世界でキョンの結婚相手は違うのか」
藤原「違っててもおかしくない。それ以上は禁則だ。」
佐々木「僕がいつ死ぬのかわかるか」
藤原「それも禁則だ」
佐々木「タイムマシンはいつできるのか」
藤原「教えられない」
佐々木「君の世界と巨乳女の世界でタイムマシンのできる時期は違うのか」
藤原「禁則事項」
佐々木「君の世界と巨乳女の世界でタイムマシンの原理は違うのか」
藤原「奴の世界でのタイムマシンの原理は知らないが、知っていても多分禁則事項だ」
貴緑「多分原理は同じだったはず。名称は違うけど」
藤原「そうだったのか、って禁則事項なのに話さないで下さい」
佐々木「もしかして禁則事項というのは放送禁止用語の類か」
その冗談に未来人藤原は笑い出した。よほど笑いに飢えていたのだろうか。
つられて笑う佐々木さんと貴緑さん。いつしか涙は消えていた。
佐々木「君の世界と巨乳女の世界は違う世界なのか?
それとも同じ世界の違う階級出身なのか?」
藤原「違う世界らしいな。どこまで信用できるのかは怪しいが」
佐々木「君の未来と巨乳女の未来は共存不可能なのか?」
藤原「どうもそうらしい。分岐点はかなり先らしいが。
おっと、これ以上は禁則だ」
佐々木「貴緑さん達と九曜さんは」
貴緑「共存できるように頑張っているのよ」
九曜「――――お友達――――」
佐々木「橘さんの組織と対抗組織は共存可能だよね」
藤原「全く奴らは何で喧嘩しているんだろうか」
貴緑「本題に入りましょう、ポンジーさん」
藤原「藤原だ」
貴緑「ポンジーさん、さっきから聞いていれば嘘八百並べて。
キョン君が世界改変能力者なら情報フレアが観察されるはずじゃないの」
藤原「藤原だと言ったろうが」
佐々木「盗聴したのですか」
貴緑「ポンジーさん達が聞いて良いって言ったので盗聴じゃないですわ」
藤原「誰がポンジーだ。藤原だと言ったろうが」
藤原は泣きそうになった。
識別信号ならポンジーでも良いはずなのに、そんなに藤原の名前に愛着あったのか。
藤原「世界改変時に情報フレアが観察されるのは涼宮ハルヒに特異的な現象であり、他の者には当てはまらない」
貴緑「何を根拠に」
藤原「涼宮ハルヒの願いを考えれば当たり前のことだ。
彼女は宇宙人達と友達になりたいのだろ。だから宇宙人を呼ぶ怪電波を発している」
貴緑「なるほどね。気付かなかったですわ。」
藤原「九曜さん、あなたが頼んだレモンティー。全然飲んでないじゃないですか」
貴緑「あ、私が飲みます。紅茶好きなんです私」
藤原「結局また俺におごらせることになるのか」
佐々木「君達はよく会うのか」
藤原「最近よく情報交換する」
佐々木「藤原さんと九曜さんの関係は?」
藤原「実は同居しているんだ。おかげで彼女との会話がだいぶ成り立つようになった。」
はあ、お幸せなことです。かな?
佐々木「藤原さんは橘さんの言う能力の移植には反対なのか?」
藤原「我々にとってどっちでも同じだ。
君の精神が安定しているので時空の歪が生まれない。というのは橘の伝だが、
我々はそれを信用する材料を持っていないのでね
やりたければご自由に、と言うしかない。」
佐々木「能力の移植など本当にできるのか?」
藤原「さあな、九曜さんに聞いてくれ。俺は何も知らん。」
佐々木「九曜さん、能力の移植は本当にできるのですか?」
九曜「――――できる――――」
佐々木「副作用は無いのですか?」
九曜「――――ある――――」
藤原「副作用があるらしいぞ。やっぱり止めておくか?」
貴緑「興味深いのですけど、どうやってやるのですか」
九曜「――――説明は……困難――――」
貴緑「能力の移植にキョン君が必要なのはどうしてですか」
九曜「――――彼の――――能力を――――利用――――」
貴緑「他に必要なものはあるのですか?」
九曜「――――ある――――でも――――手に入る――――」
必要な物の一つがキョン君家の猫だった。
(驚愕に続く)
>>761 GJ
>尻拭いと聞いて、藤原はどこかのAVでの特殊なプレイを思い出したが、すぐ真面目モードに戻った。
ちょ……!!藤原自重
ていうか……原作と違ってこのスレの藤原は変態か良い人だよね……
何気にみんなキャラがぶっ壊れてるなw
ちょっと気になったから言っちゃうけど
パンジーの一人称は僕
貴緑×
喜緑○ね
とりあえず乙!
>>761 GJ!
佐々木が藤原の前で僕じゃなく私って言ってるのにちょいと違和感
あと藤原×九曜に驚愕したw
偉そうに言ってたスマソ
>>761 だった…自分にアンカー打って馬鹿だよわしゃあ
だんだんキャラが変わっていってるwwww
最初は真面目っぽい感じだったのにwwwwwwww
761です。
しまったー、ワカメの名前を間違って覚えていた。これなら黄緑のほうがましだった。
喜緑だね。喜緑よし覚えた
は?後ろに殺気が、、、、
3時間佐々木!!!
ss
疑問に思ってたんだが、もし〜分系が成功したらどっから佐々木は配達されるんだ?
中国かな?
宮城県名取市の実家名義で届きます
>>773 パソコンの電源を切って部屋の電気消して寝て朝目覚めると隣に寝てるんだよ。
よし、試しに寝てみよう。
翌朝、
>>776の母・談
「苦しみもせず、いい夢でも見ながら逝ったのでしょう。幸せそうな顔で冷たくなっていました」
佐々木みたいなヤツと友達になった夢を見た今日の午後
佐々木のいる夢を見ながら向こうの世界に行っちまったのか。
うらやましいかも知れんw
>>776 こんな短い文面の中にすさまじいカオスが詰め込まれているなwww
中国と宮城かw
よし今日は776を試してみよう
夢で佐々木を見る域にまで達したらもう末期かもわからんね
>>782 落ち着け
生きて佐々木さんのことを話し合おうじゃないか
>>784 生きて話し合う・・・?
何言ってんだよw 生きてたとかどんだけ前の話だwww
この流れにコーラ噴いたw
佐々木かわいいよ佐々木
そうよ!みんなで愛に生きましょう!!
私たちの愛があれば佐々木の出番が増える
かも、、、(ry
風呂から無事生還!
おぅい、、、
>>776のあと目が覚めて冷たくならないで済んだのでSS投下。ただし序盤だけ。
例によって長文回避のトリップつき。
夏休みも後半に入り、残された日数と詰まれたままの宿題の量を比較検討する意欲すら無くなる8月中旬の早朝、
俺は着替えその他が入ったバッグを肩に掛けて家を出た。
幸いにもバッグの中身がいつの間にか妹に化けていることもなく、電車に乗り込んだ俺は何度も目を通した便箋を
もう一度ポケットから取り出した。
旅支度と言えば長期休暇恒例のSOS団の合宿が定番となっているが、それならば『思い立ったが吉日』を座右の
銘とし、『急がば回れ』『急いてはことを仕損じる』などと言った思考を持たない我が団長様の号令の下、夏休み
初日スタートで盛大に開催されたところだ。
「さすがにミステリツアーもマンネリね。いいわ、今回はあたしがなにか考えるから。あ、冒険ツアーはどう?」
と言う一言で準備に頭を悩ませないで済むと喜んだ古泉も、これなら自分で準備した方がマシだったと言い出すほど
すばらしい企画付きで、な。
そのメインイベントは『道なき道を進み最果ての岬に立って海に向かいバカヤローと叫ぶ』と言うもので、もしも
長門がいなかったら俺達は仲良く熊の胃袋に納まっていたであろうすばらしくスリリングなものだった。
まあそれ以外は鶴屋家提供の豪華別荘に北海道の海の幸と言う高校生の合宿にはあるまじき素晴らしさだったが。
それなら今度はなんなのかと言うと・・・俺にもさっぱりわからなかった。
先週、ハルヒが家族で帰省すると言う理由でSOS団の活動も2週間ほど休みにすると宣告した定例会議と言う名の
お喋り会が終わり、帰宅した俺が郵便受けを覗くと一通の茶封筒が入っていた。
その事務用の封筒には我が家の住所と俺の名以外、差出人の名前すら書かれていなかった。
部屋に戻った俺はその封筒をしげしげと眺めた。差出人不明の手紙には碌な思い出がない。夏休み中だから放課後の
教室にクラスメイトが俺を刺殺すべく呼び出したりするような内容ではないだろうが。
とりあえず封を切ると一枚の便箋とともに旅行会社の名前が印刷された袋が入っていた。その中にはJRの乗車券と
新幹線の特急券。
はて、こんなものを注文した覚えはないのだが。そう思いつつ便箋に目をやると、封筒に書かれていたのと同じ字で
集合場所と集合時間、そして「楽しみに待っているよ」と言う一言だけが書かれていた。
手の込んだハルヒのいたずら、にしてはやり方が下手な気もするし、かと言って他にこんなものを送ってくるような
心当たりも無い。
しかし、その封筒と便箋の字はなにか懐かしさを感じさせた。そしてそれは俺の心の奥深くになぜか安心感を与える
ような気がした。
で、今回も俺は好奇心に負けて早朝の電車で新幹線の駅に向かっているわけだ。そのうちこの好奇心は俺の身を滅ぼす
だろうね。そう思っているうち、電車は途中の接続待ちで5分ばかり遅れて駅に着いた。
集合場所の目印となっている看板のある柱の近くでそっと様子を窺う。
柱に寄りかかるように、一人の少女が立っていた。淡いエメラルドグリーンのワンピースを着た少女、それは俺の親友、
佐々木に間違いなかった。
その姿を見たとき、俺の頭の片隅に冷凍保存されていた記憶が一気に解凍された。そうだ、あれは佐々木の字だ。中学
時代、さんざん写させてもらった佐々木のノートの、丁寧で几帳面な字に間違いない。
「おはようキョン、遅かったじゃないか。寝坊したのかと思って心配していたよ」
俺の姿を見つけた佐々木が軽く右手を上げて近寄ってきた。挨拶をした後、早速疑問に思っていたことを聞いてみる。
「なんだってこんな、差出人も書かない手紙で呼び出したんだ?」
俺が便箋を見せると佐々木はそれを手にしてしばらく眺めていたが、
「いや、これは失礼した。僕は何をやってるんだろうね。肝心なことを書き忘れるなんて」
と苦笑いした後、俺に聞いてきた。
「しかし、こんな正体不明の手紙でよく来てくれたね。おかしいとは思わなかったのかい?」
そりゃ思ったさ。ただ、その便箋の字を見てたらなんだか信用してもいいような気がしてきたんだ。特にその「楽しみに
待っているよ」って部分を見ると、行かないといけない気がしてきたのさ。そう告げると佐々木は
「そうかい」
とだけ言ってやけに嬉しそうな表情をした。
その時、背後から聞き覚えのある声がした。
「あーっ!キョンさん遅刻なのです!」
振り返ると、駅構内のコンビニの袋を手に提げた橘京子が立っていた。Tシャツにショートパンツ、リュックサックを
背負ったその姿はどう見ても妹の同級生としか思えない。ん、待てよ。こいつがいるってことは・・・。
「今度は何を企んでるのか知らんが、もう二人はどうした」
そう問いかけると橘は一瞬きょとんとした顔をした後で
「あ、今日は私達だけです」
と言った。よく聞けば、佐々木たちのグループの融和を図ろうと小旅行を企画したのだが藤原は例によって現地民との
馴れ合いを拒否し、九曜は九曜で融和だの親睦だのと言う概念が無いのか話に乗ってこなかったそうだ。
「それで、せっかく企画したんだしキョンさんを誘ってみようってことになったのです。あ、費用はあたしたちの組織
持ちなのでご心配なく」
ふむ、こいつの組織とやらに世話になるのは癪に障るが、誘拐騒ぎの時に車を捨てたくらいだから金はあるんだろうし、
乗りかかった船ってやつか。佐々木が、今にも俺が帰るんじゃないかって顔で見てるのも気になるしな。
「まあそれはいいけど、なんで俺なんだ?」
それくらいは聞いておいた方がいいだろうと思い、橘に質問する。
「あたしは二人でもいいかなって思ったんですけど、佐々木さんがどうしてもキョンさんを」
「あっ、ほら、橘さん!そろそろ列車が来るしホームに行かないと!」
橘の話を遮るように佐々木が口を挟むと、橘の手を引いて改札の方へ引っ張るように歩いて行った。なんだかずいぶん
慌てた感じだったな。なんでなのか知らんが佐々木が慌てるとは珍しいこともあるもんだ。
「ちょっと待ってくれ。俺もなにか弁当でも買ってくる。朝メシも食べてないんだ」
前を行く二人にそう声を掛けると、橘が答えた。
「あれ?佐々木さんがキョンさんの分のお弁当作ってくるって言ってたんですよー?昨日、旅行の支度するのに一緒に
買い物に行ったときにそう言って色々買って」
「ほら!ええと、き、君のことだから発車時間ギリギリに来て買い物する余裕もないんじゃないかと思ってね。それに
こちらから招待しておいて空腹のまま付き合わせるのも悪いし」
佐々木はそう言うと、左手に提げていた紙袋を俺に渡した。礼を言ってそれを受け取る。
それにしても、今日の佐々木はなんか様子がおかしいよな。まあ、慌てまくる佐々木ってのもなんか新鮮で悪くはない
がね。そう思いながら俺は二人の後をホームへと向かった。
とりあえずここまで。
明日コミケ行くか思案中なんで続きはそれ次第で・・・。
>>797 生殺しじゃん。かわいいよ佐々木かわいいよ
>>797 乙 and GJ
先がはよよみたい
コミケで佐々木に関するものがあぁたら画像うpよろしゅうたのんます
>>797 GJ!
この3人の組み合わせは結構珍しいな
コミケいってらっさ〜い
あした行こうかと思ってるんだが腐女がよろこぶ日らしいから佐々木×キョン
ではなく●×キョンの同人誌が多いそうだ
買おうか悩むのだがどうするよ俺!!
フフフ‥‥ ハハハハハ! ヒャーッヒャッヒャアア!!
おもしろいほど かんたんに ひっかってくれたよ。
後は涼宮さんを 絶望の ドン底に 突き落とすため長門さん殺しの罪をおわせた!
だが‥‥ キミは ここに来やがった!!
キミは いつもそうやって!
僕の理想を ブチこわしやがるッ!!
昔ッからそうだ! 僕がどんなに 努力しても!
キミは いつも その一つ 上を行っちまうッ!!
あの塾帰りの時もねッ!
僕が あの夜 どんなに 苦しんだか‥‥
キミにッ! キミなんかにッ!! 分かられて たまるかッ!!
今こそッ! 涼宮さんを ブッ倒しッ!!
キミの親友までだった過去に決別してやるッ!!
さぁ、この世界で(閉鎖空間)で 僕と住み続けろ キョンーーーーッ!!!!
>>803 ありがとうジャニサン買うよ!
佐々木のやつがあったら買ってここにうpするわ!!
今日が普通で、明日が腐女子向きで、明後日がエロじゃなかったっけ?
よく知らないのだけど…
ていうかうpは犯罪なので報告だけにしておきたまえ。
>>806 STOP!と言いたいとこだが、あえて言おう。
うpよろ!とw
さらに佐々木スレだけど●キョンはいいのか?
佐々木様が嫉妬で●を消しかねないwww
然るべきところにうpすれば万事解決
>>812 正直きょこたんのスレに貼れば、
ネタになんてSS豊作の予感がするんだ
つーか、ラノベ系は今日だったよ。●キョンもラノベのカテゴリに入るから今日ハルヒ系のサークルが
集まってるブロックに入ってたし。その界隈だけ女性客が圧倒的ですぐわかるw
明日は本の内容以前にジャンルそのものが女性向けなのが多いハルヒ関連はほとんどないかも。
・・・吾妻ひでおのFC1サークルだけのためにあの灼熱地獄に行くのもキツいなあ。
>>804 最近ひぐらしテイストがこのスレにまで侵食してきてる……
かな?かなぁ?佐々木もかわいいと思うが……
ライブアライブ知らないのか
文化祭の話じゃないぞ。
>>815 メンヘラ佐々木も萌えれる自分
まぁ殺人までしちゃったらちょっとあれだけど…
>>819 ひぐらしでもJOJOでもないぞww
ライブアライブ ストレイボウ オルステッド辺りでググってみれ
佐々木のためにシコシコするよ
何か麺をうってるんだよな?・・・な?
既出かもしれないが、古泉の十人中八人という発言は
性別限定されてないから男女ともに目を惹かれる美女ということかな。
佐々木に罵倒されたらすごい精神的にきそうだ…
>>826 というか罵倒してくれたらまだ良い方なような気もするんだぜ?
「へえ……?」とか言って唇を笑みの形にゆがめるとか
そういうのやられたらと思うと……
僕はすぐにでも達してしまいそうだよ!
>>827 「ふぅん」とか言われたあと視線を逸らして鼻で笑われたらダメージでかそう
もう次スレの季節が近づいてきたか・・・
早けりゃ明日には埋まりそうだな
油断しすぎてまたポンジーネタ用意すんの忘れてた・・・orz
明日の夏期講習半ドンだし帰ったらポンジ絵挑戦しようかな
>>831 わざわざパンジーネタは用意しなくていいのねww
佐々木に『めっ!』『こらっ!』とか言われてみたいのね
あれ、阪中さん・・・・?
坂中さん……そういう趣味が?
肴かさんの犬のルソーと佐々木が一緒にいるとなかなかいい絵になると思うのね
――ポンジースレ化まで150レスを切りました――
やばい、俺もポンジーネタ用意すんの忘れてた。
明日ってかもう今日だな。模試なのにどうしたら…
中学自体二人してフラグを折り合ってたら面白い
キョン「なぁ佐々木、今度の休みだがどこか……」
佐々木「くくっ今度の休みかい?試験が近いことだし勉強しなくちゃね」
キョン「……はぁ、そうだな」
佐々木「だからだね、僕の部屋でいっしょ……」
キョン「また図書館でも行くかぁ」
佐々木「……そうだね、図書館は集中できるからね……」
キョン・佐々木「……はぁ」
>>838 わかったからさっさと文書化しやがれってんだこの素敵紳士が!
夏コミで買ったハルヒ本に、中学時代のキョンと佐々木のマンガがあってニヨニヨした
なんだと
>>842 「あーん」だったり「ハート型ストロー」だったりするやつか?
>>845 そうそう、それそれ
鶴屋家の掟描いている人の新刊ね
d
へぇ〜あの人が佐々キョン漫画描いてたとは意外だなぁ
買いたかった…orz
鶴屋さんから佐々木に乗り換えた人多すぎて俺悲しす…
俺もだけど
佐々木派の大半はどこかからの移民だと思うんだw
別に誰でも良いなぁ、まぁどの二次創作でも楽しめるからかえっていいかとか思ってたら佐々木さんが出てきてぶっちぎりのTOP に立った口です。
ね○うさ○リンの人?
最近HP更新されてる?
>>853 出たばかりの同人のうpは制作者側としては悲しい事なんだぜ。
まぁ―――そのうち――穴とかに―――沢山――だされる――――――のね
それまでの――――辛抱―――――――なのね
>>855 いつの間に阪中さんを取り込んだんだね九曜さんw
あ、穴に沢山だされる!?
そそそんな……まっまだ僕らは高校生でああってそれはちょっとまずいんじゃないかと思うよ!
いやけどキョっキョンが本気であるというのなら僕としては嬉しいことなのだが法律とか……
あ、もしかしてそのうちというのは2年後くらいなのかな?
だとしたら全く問題はない、そう問題はない! しかし心の準備というものがだな
「――?」
コミケで「つかさ」のコスプレをする佐々木さん
そして、キョンに見つかる
佐々木「き、キョン!何故ここに!」
キョン「佐々木……その、何だ……似合ってるぞ」
佐々木さんの場合、胸のあたりのスリムさをいかして、
神楽坂潤とかやったほうが似合うのではないかとか思った。
>>855 まさか…あの子を食ったのね…
てか何気にすごいこと言ってやがるw
>>857 >>860 「?。なにを勘違いしているか分からないが
今回コミケに行けなくてもそのうち佐々木本が同人ショップに出回ると言いたかったんじゃないのか?
九曜は
ほら、【とらのあな】とか」
ID:TVOwUkslが見事にフラクラしてるのですwww