1945年にエンジェル隊がタイムスリップ8

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1名無しさん@お腹いっぱい。
今までのあらすじ

1945年にエンジェル隊がタイムスリップとは?

いつものようにロストテクノロジーの捜索、回収任務に当たっていたエンジェル隊が発見した
折鶴のようなロストテクノロジー・・・・それは物体を過去のターニングポイントとなる時間場所にタイムスリップさせてしまうものであった。
通称ヒストリーポインター
そうとも知らずにそれを持ったまま次の任務に出かけてしまったエンジェル隊はミルフィーユの運気も相まってその能力を発動させてしまう。
そして5人が次に目覚めた世界は時空地震いや・・・・・EDEN形成よりも遥かかこの時代・・・・昭和20年4月1日の沖縄県であった。
そこではまさに日米両軍が今まさに激突しようとする寸前であったのである。
物語はこうして始まっていった。

SS職人さんの猛虎☆全勝氏の公式サイト
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/chihiro/

過去ログとかまとめサイト
http://ga1945.hp.infoseek.co.jp/

2名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 21:00:07 ID:pqTHX5eY
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  /     l      .|l7うハ `' \リ l.ケ¨ヽレハ | l   l.   \     
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3名無し陸戦隊:2007/07/01(日) 23:44:27 ID:H+OcvrbY
>>1さん新スレ立て乙であります。

まさか落ちてしまうなんて…orz
4名無し陸戦隊 ◆ozOtJW9BFA :2007/07/02(月) 23:30:02 ID:lrGzjhSx
回想 1944 昭和19年10月21日 太平洋 空母大鳳艦内
二人の追及に観念した白浪少尉は、ゆっくりと口を開く。
出会うきっかけから今に至るまでを、掻い摘んで話していく・・・
「なるほど、彼女と言うのは実家の洋菓子店によく来ていた常連客だった訳だね」
上田中佐は、興味深々な表情で白浪少尉の説明を聞いていた。
その隣では、山口大尉も座っており、話に耳を傾けている。
「はい、それで学校が休みの日に、店を手伝っていたら、
ひょんな事から付き合う事になりまして、今に至ります」
そして少尉はポケットから写真を取り出して、上田中佐に手渡した。
「うん?これは・・・」
写真を受け取った中佐は、驚いたように眼を見開いた。
何か驚いた様な感じだが、気のせいだろうか?
ほんの一瞬だったが、気になる反応だった。
「へぇ、これが白浪少尉の彼女か、中々可愛いじゃないか。」
写真に写る小洒落た髪飾りを付けた背の小さい少女を、
まじまじと覗いた後、少尉に写真を返した。
「はい、可愛いし働き者で優しくて、自慢の彼女なんです」
少尉は返してもらった写真を、そそくさとポケットに戻した。
「でも・・・こんな可愛い娘が内地で待っているのなら、尚更死ぬわけにはいかないな」
神妙な面持ちで目を細める中佐の様子に、少尉も思わず黙ってしまう。
今まで本格的な戦闘を経験した事が無い少尉にとっては、今回の作戦が実質的な初陣となる。
この艦を含む第1航空艦隊は、敵の航空部隊の大部分を引き付ける役目をするだけに、
数・質共に劣る航空隊も、どれだけ生き残れるかわからない。
生きて帰れないかもしれないと、覚悟していただけに、彼女の事を言われるのは辛い。
5名無しさん@お腹いっぱい。
保守