_ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
, ^ `ヽ ┃ 「有希との約束」 ┃
イ fノノリ)ハ ┃ 直リンはサイト様に迷惑.だから禁則事項。 ┃
リ(l|゚ -゚ノlリ ┃ 画像を.貼るときは.アップローダーを.使用して。┃
と)京iつ ┃ 荒らし、それに反応する人は.無視して欲.しい。┃
く/_li〉 ┃ ルールを守らない人は.情報結合を解除する。 ┃
し'ノ ┗━━━━┳━┳━━━━━━┳━┳━━━━┛
やくそく、やくそく
_
, ^ `ヽ
イ fノノリ)ハ
リ(l|゚ -゚ノlリ スレ立てについて 読んで・・・
┌―――――――――∪―∪―――――――――――――――――――――――┐
|1.スレの立て方 |
|・950以降の先着立候補制。 |
|・「俺が立てる」などと、はっきりと宣言してから行なう。 |
|・スレ立て、テンプレ張り、誘導リンク張りまで、立候補者が一貫して行なう。 |
|・スレが立てられなかった場合、元スレにその旨を書き込み新たな立候補者を募る。 .|
|・立候補者は以上のことを責任を持って行なうこと。 |
| |
|2.スレが立つまでの待ち方 |
|・立候補者が現れたら、次スレが立つまで元スレへの書き込みを自粛する。 .|
|・誘導リンクが張られるまでは、次スレへの書き込みは控える。 |
|・特例を除き、勝手にテンプレ、誘導リンクなどを張らない。 |
|・テンプレに追加したほうがよい項目がある場合、 |
| およびテンプレの改変案を作った場合、その旨スレで提案すること。 |
└―――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
もう一回 やくそく、やくそく
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 16:37:27 ID:JxmfpVSo BE:334211647-2BP(11)
11 :
8:2007/05/05(土) 16:48:32 ID:JxmfpVSo BE:214850636-2BP(11)
sage忘れた
スマソ
,. ‐ ''"´ ̄ ̄ ̄ ̄}
/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
r…―- ..,,_/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: イ
\ :::::::::::''´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
_>、_::::::ヽ、 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
 ̄i `丶、:::`丶、_: :::::::::::::::::::::::: ト、
| ! iハト、 i、丶、___` ー--::::::::::::::::\
lハノ!イ仄ゝヽ ナアi`ー-=....,,,____,,.ゝ
|'、`┘ '^i下心!ハj ,ハ!
|/\ 、 ゞ-イ //
. ☆ ' r‐i> ‐rァ='7.イ´
>>1乙
\ ⌒ヽ、,.ヘ.::´:::ハ
\rイ ,.ィヘ.:::::ハー- 、
└攵アト=ヘ、::::ヽ ::::::\
/ 〈::::::::::::\:::::::::::::::::l
〉―ァi'´ \ :::::::: |
. /_ア^'┘ `ヽ、::j
└ ′
メ _|\ _ ヾ、
メ / u 。 主、___ ヽ
/ // ゚ 。 ⌒ 。 ゚ u / つ
/ //u ゚ (●) u ゚`ヽ。i l わ
l | | 。 ゚,r -(、_, )(●) / ! ぁぁ
ヾ ! //「エェェ、 ) ゚ u/ ノ あぁ
// rヽ ir- r 、//。゚/ く ああ
ノ メ/ ヽ`ニ' ィ―' ヽヽヾ ぁあ
_/((┃))_____i |_ ガリガリガリガリッ
/ /ヽ,,⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ (,,ノ \
/ /_________ヽ \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_|\ _
/ u 。 主、___ ヽ
/ ゚ 。 ⌒ 。 ゚ u / つ
/u ゚ (●) u ゚`ヽ。i わ
| 。 ゚,r -(、_, )(●) / ぁぁ
il ! //「エェェ、 ) ゚ u/ あぁ
・ 。 || i rヽ ir- r 、//。゚/ i ああ
\. || l ヽ`ニ' ィ―' il | i ぁあ
゚ヽ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ダンッ
。 ゚ _(,,)情報統合思念体は(,,)_ / ゚
・/ヽ| 心配性(暫定保管庫)|て ─ ・。 :
/ .ノ|_________|( \ ゚ 。
 ̄。゚ ⌒)/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ\  ̄ 。
http://sinentai.spaces.msn.com/
ちょw大丈夫かwwww
おちつけww
主流派…ついに気が狂ってしまったか
朝倉「主流派はね、狂っちゃったんだよ。
キョン君は狂わないよね?」
主流派狂ったら長門も危ないんじゃないか?と心配になった
>>1 お疲れ
有「パーソナルネーム朝倉涼子の情報連結解除を申請する」
主「うわぁぁあぁああぁあ」
有「・・・役立たず」
前1000が久しぶりに見える。発売はいつ頃に
>>1乙
All for yuki,yuki for kyon
主「No way! yuki for me only」
長「hai hai warosu warosu」
前スレ>1000 GJ!
前スレ>993 今日から日帰り旅行って書き込んで突っ込み喰らったんだ。
前スレ漁れば分るはず。
前スレ>997-999 おめでとう
30 :
前スレ989:2007/05/05(土) 21:18:36 ID:uRrpBGmp
>>29 え?どの辺?さーっと見たけど見つからなかったんだが
レスのチェックが甘い
それでは対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースのバックアップにもなれないぜ
>>32 前スレ>909 910 913 916 924 あたり
本当だ、皆ごめん
各キャラを首都圏鉄道路線に当てはめてみた
長門→京浜東北線
ハルヒ→京浜急行
みくる→地下鉄銀座線
鶴屋さん→埼京線
朝倉→常磐線(土浦・水戸方面)
妹→京葉線(快速)
ワカメ→山手線
●→地下鉄半蔵門線
キョン→総武・中央線各駅停車
髪の色じゃん
京葉線があるのはいいが東西線が何故ない?
42 :
37:2007/05/05(土) 22:11:02 ID:JxmfpVSo BE:190977582-2BP(11)
答え
キャラソンの色
通勤で大宮から京浜東北利用してる俺って幸せだな
地下鉄だけにしてみた。
長門→東西線
ハルヒ→丸ノ内線
みくる→銀座線
鶴屋さん→千代田線
朝倉→三田線
妹→浅草線
喜緑→新宿線
古泉→大江戸線
キョン→有楽町線
>>44 ラインカラーでググればOK
長門線のどこかに俺の最寄駅があるんだぜ!
最近長門線乗ってないな・・・
>>37 長門は209みたく故障しやすくは無いぞ?
黄緑「また人身事故・・・」
>>前スレ984
亀でスレチで申し訳ないがちょっと気になったので。
未来から見て組織はともかくハルヒがいない過去ってのはないと思う。
まず過去が見れる未来、は
「憤慨」でハルヒが書いた時間平面理論の基礎があるわけだ。
だから『未来から見て』という視点からだとハルヒは必ず存在してるはず。
いままで携帯で保存した長門画像をながめていたら
段々身体がポカポカして、発汗作用が促進され
さらには動悸が激しくなってきた
どうしよう?
病院池
まず第一にカレーとは何か?
・・・カレーの定義。カレーと呼ばれるためには何と何が必要なのか。
辛ければそれがすべてカレーなのか、色が黄色ければカレーなのか。
. -‐- . ,. ‐-ー- 、
〃. ヾ ノ / ヽ
. ! |ノiノハ从ハヽゝ . ノハハハハハ !
i (| |┰ ┰iイ !|─ ─ ,iリ)!
'ハリ、 - ノリ ’ 、 - ,ノル´ ワルイケド ナ オレハシラナイゼ、ナガト
. ⊂}:|{H}l:iつ ⊂}゙|†'|´{つ
. くソ_i_li;ゝ i´T `i
(__i_) 〈_,八__〉
…そう。
カレーと言えば長門と知恵先生(ひぐらし)を思い出すなー
長門・シエル・カーバンクル
「「「我ら、カレー同盟!!」」」
長門「……今日も明日もカレー曜日」
>>60 読みたいんだけどなぁ……通販とかで買えるのかなぁ……。
>>52 作中の時間移動の概念は複雑で言語では説明できないらしいから、そう単純には言えなさそう。
パラパラ漫画の例と矛盾する事についても、長門がゲーテルの不完全性原理を示しただけで、
結局どういう事なのか解らず仕舞いだし。
有希パパスレ記念カキコ
>>64 おおおありがとう。 同人誌とかってあんま買った事ないから、どうすればいいのか良く解らなかったんだ。
おお、セーフモード長門もある。 これも一緒に……。
他に、これは買っとけ! っていうお勧めが有ったら一緒に買いたいんだけど、何かあるだろうか。
>>67 えろなら某サイトで大量に読める
キ長のめちゃ切ないえろがあったんだけど
名前忘れてしまったな…
思いだしたら泣きそうになってきた
とりあえず消失読んでからねとD.L.actionシリーズは泣ける
D.L.actionの38と39は長門祭でゲット。 あれは良い物だ……。
他にもあるんだろうけど
>>63では見つからず。 無念。
とりあえず消失よんでからね、も見つからず。 ぐんにょり。
>68-71
カサマツの14にjuuyon30488.zipとしてうp
成年指定の同人マンガの違法うpであるのでこれは推奨されない行為だが
長門スキーならば確実にある種の情動反応を呼び起こされるであろう内容であるので
確信犯的にうp
DLパスは俺らの大好きな女の子の苗字だ
>>72 うたたねひろゆきDADADADADA!!
ありがたく読ませて頂いたとか感謝するとか言っちゃ駄目なんだろうから、
べっ、別に読んでないし感謝もしてないんだから!ξ*゚听)ξ
それはそうとカレー曜日と一緒に何買うかなぁ。。。
本は表紙で選ぶと失敗する事がままあるってばっちゃが言ってた。
今の流れだといけるかも!
3分間レスが無ければ長門有希はオレの嫁
>>75 大丈夫か?本当に側にいるのは長門さんか?
なにか、作られた微笑のオーラを感じないか?
なにか、身長が高くないか?
なにか、理屈っぽくないか?
・・・なにか●の衣が見えないか?
おまえらおはよう
そして、長門GW最終日だよ長門
長門カレーで常に黄金週間さ
長門、情報操作でゴールデンウィークを後一週間くらい増やしてくれないか?
できなくはない。ただし推奨はできない。連休期間の延長は日本のみならず
世界経済に多大な悪影響を及ぼすものと推測される。
既に帰省ラッシュも過ぎ国民の財布の中身も尽きた今となっては
行楽による経済効果も期待できない。潔く日常の生活に復帰するべき。
俺の日常は毎日がゴールデンウィークだよ長門
GWが終わったって何も変らないさ。
長門への愛とかな。
(胸が)ない
実はこっそり自分とキョンだけGWをループさせる長門さん
「なあ長門、GWっていつまでだっけ?」
「日曜日。今日は(63531回目の)土曜」
「なんでハルヒのやつは学校に行ってるんだ?」
「補習」
<--このへんで情報改ざん
「……そっか、大変だな。しかしなんで、俺は毎日おまえの家にいるんだ?」
「休みだから」
<--さらに情報改ざん
「……なるほど。じゃあまだ居てもいいわけだ」
「いい」
(借りようと思っていた本が)……ない(;゚−゚)
かすみ草のように控えめでいて
でも愛らしくてたまらない
それが長門の胸なんだよ
>>85 それだけ一緒に居たいんだな。
可愛いよ可愛い
>>87 長く続いた胸論争の結論はそれでいいと思う
紋付き袴の長門がみたい
今TDLにいるのだが……
長門はスプラッシュとかの絶叫系乗っても無表情だと思う。
この野郎そんな自慢話して楽しいかあああああああああああああああああああああああああああ
93 :
37:2007/05/06(日) 11:35:18 ID:HQK3GpST BE:71617223-2BP(11)
>>50 長門は格安設計の209ではなく堅実設計でやたら頑丈な103。
ちなみに他のキャラは
ハルヒ→2100
みくる→1500
鶴屋さん→205
朝倉→415(白)
妹→E331
ワカメ→205
●→8000
キョン→201
秋葉原では長門、キョン、喜緑、朝倉(回送)が出揃う
>>84 でかけりゃいいってもんじゃない。今は軽量・コンパクトの時代だぜ?
TDLにいることのどこが自慢なのかと
>>93 そろそろ鉄道ネタ自重。
分からなくなってきたから。
本当の自慢ってのはこういうのを言うんだよ
今から焼肉食いに行ってくる
98 :
93:2007/05/06(日) 11:42:03 ID:HQK3GpST BE:417764257-2BP(11)
もう焼肉はいらねえ
事あるごとに焼肉行き過ぎた
長門食べたい
>>94 パチモンじゃないネズミやアヒルに会えて、なおかつスーツ姿のお兄さんと戯れられるからだよ。
運が良ければショッカー(ドンキ製)にも会えちゃうかもしれないんだぜ?
GW最終日というのに一人で外食な俺は帰ってからSSでも書くとしよう
エキスポランドの一件があったし、今は遊園地系の話は控えようぜ。
「頼みたいことがある」と言われたキョンが、話を聞きにマンションまで行ったところ、
部屋の奥に手招きされ、たたんで重ねてある布団一式の上に顔を寄りかけるようして横になるよう指示されたため、
いいにおいを感じながらも、指示の意図を測りかねていると、顔と顔がもう少しでくっつきそうになるくらいの距離おいて、
対面側で同じように横になり、大きな瞳でキョンをじっと見つめながら、「……これがしたかったの」とつぶやく長門
>>91 某遊園地の昨日の事故の真後ろの席でも平然としてる長門が見えたorz
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 13:02:10 ID:xP9yQA7m
消失でキョンから入部届を返されて動揺する長門がなんかすげえかわいそうだった。
同時にキョンむかつくとおもたぜ
>>101 中国だったか韓国だったか忘れたがアレ?
108 :
ss:2007/05/06(日) 13:33:26 ID:0hwAzjuJ
消失の世界をイメージしながら書いてみた。
おまいらの暇潰しになれば幸いだ。
『消失の世界で』
※舞台は消失です。
入学式。
特にこれといった夢を持っている訳でもない俺は、取り敢えず大学に進学しようと思い、ここ―通称、北高に決めた。
もっとも、進学校という訳でもないのだが、家からの距離、自分の学力を含めると、妥当なとこだろう。
趣味もなければ特技もない。部活に入るつもりもない。
将来はそんなに偉くならぬとも、平凡な家庭を持って平凡な生活ができればいい。
こう考える俺を傍からみると「夢がない」「向上心がない」とでも形容できよう。
勿論、彼女もいない。
それもそうだ。ここまでネガティブシンキングな俺を好いてくれる女子なんているだろうか。
・・・いや、上に思っている事は実際に口に出している訳ではないので、普通にもてないだけか。
友人は親しい奴が何人かいたが、北高に入学しているのはその中でも僅かだ。
「やあ、キョン。また同じクラスだね」
後ろから声がかかり振り向くと、中学からの友人、国木田がいた。
どうやら、またもや同じクラスらしい。
その後は、各々自己紹介。
担任の事、新しいクラスメート。
俺も普通な自己紹介を終え、他のクラスメート達の自己紹介を聞いていた。
気の合いそうな奴でもいないか・・・と思いつつな。
そして、入学式は終わり、俺の高校生活が幕を開けた。
109 :
ss:2007/05/06(日) 13:35:34 ID:0hwAzjuJ
5月のとある日。
学校から帰るなり、妹が「図書館行きたーい」と言ったので、自転車に乗っけて連れていってやる事にした。
制服姿で後ろに幼い女の子を乗せて自転車をこぐ・・・傍からみると変な風に見えたに違いないな。
図書館に着き、中に入ると、図書館独特の雰囲気を感じる。
何というのか「しーん・・・」とかそんな感じだ。
妹に連れられ、内部に入っていく。
途中、館内のカウンターで北高のセーラー服を着た女の子を見かけた。
髪の毛はショートカットで眼鏡。その華奢な人物は、どこかオロオロしているように見えた。
・・・気のせいか。
敢えてスルーする事にした。
女の子と会話するのはどうにも苦手だ。
しかも、いかにも文系の女の子・・・ますます苦手な部類だ。
そんな事を考えながら、俺は適当な本を一冊持ってきて、ソファーに座りこんだ。
―どれくらいの時間が経っただろうか。俺はソファーで眠っていた。
そこに、妹が借りる本を数冊持ってきた。
図書カードは俺が持ってきているので心配ない。
ああ、もうこんな時間か。もうすぐで閉館時間だぞ。
俺は急いでカウンターに向かった。
110 :
ss:2007/05/06(日) 13:38:31 ID:0hwAzjuJ
しかし、そのカウンターで先ほどの文系少女がまだオロオロしていた。
・・・見かねた俺は話しかけてみる事にした。
「なぁ・・・あんた」
その瞬間、文系少女はビクッという反応を見せた。
予想通りというのか、怯えているような目をしている。
「さっきから何がしたいんだ?ずっとオロオロしていたぞ?」
ずっと見ていた訳でもないが、恐らくそうであろう。
しかし、改めてみると・・・可愛い。勿論、そんな事は口に出さないが。
「こ、この本借りようと思って・・・」
そう言われて差し出されたのは分厚い本。
俺なんて3回生まれ変わっても、こんな本を読む事はないだろう。
「じゃあ借りればいい。借りるとこはあっちだぞ。」
「でも、図書カードが・・・」
「持ってないのか?じゃあ作ればいい。無料だしな。」
そう言って俺は近くにいた係員の人を呼びとめ、カードを作りたいと頼んだ。
係員の人はカウンターに入り、一枚の用紙を渡し「これに記入してください」と言い残し、また去っていった。
どうやら、忙しいらしい。
幸いな事に、妹は事の成り行きを黙って見ている。
111 :
ss:2007/05/06(日) 13:39:51 ID:0hwAzjuJ
俺は椅子に座り、その文系少女に名前と住所と電話番号を聞いた。
・・・勿論、図書カード記入のためだぞ?
「名前は?」
「長門有希・・・。」
そこで、俺はペンを止める。
漢字がわからない・・・だが、察してくれたのか、
「"長い"に"専門家の門"、"有限"に"希望"・・・です。」
そうして、俺はペンを走らせる。
「で、住所も聞いていいか?それとも自分で書くか?」
「あ、あの・・・漢字・・・。」
「え?」
・・・この時ほど、俺は自分の国語力を呪った時はない。
なぜなら、申し込み用紙に「長問有希」と書いていたのだから。
いや、自分でもバランス的に何か違和感があったんだが。
「ご、ごめんなさい。専門家の門じゃなくて、門松の門と言えば・・・」
俺は、自分でもわかるぐらいに顔が赤かったと思う。
彼女の微妙なフォローが更に俺を苦しめた。
「す、すまん。俺がバカなせいで・・・あ、すみません、もう一枚これください。」
タイミングよく戻ってきた係員にそう告げ、俺は新しくもらった申し込み用紙を彼女に渡し、逃げるように立ち去った。
は、恥ずかしすぎるぞ、これ。俺は何てミスを・・・。
俺は「借りる」コーナーへ向かい、妹の本を借り、足早に図書館を後にした。
もうこの図書館には来れんな・・・こりゃ。
おもわず溜息が出た。
112 :
ss:2007/05/06(日) 13:42:15 ID:0hwAzjuJ
季節は順に巡っていった。
例の図書館事件の事もすっぱり忘れ―夏、秋、そして今が冬だ。
前述した通り、俺は部活に入っていないので、学校が終わると同時に帰宅し、家でゲーム・・・
という、どこにでもいる男子高校生の生活を送っていた。
(因みに、オススメはDQ[とreToDだ)
クラスの催し物―文化祭や体育祭だ、それにも普通に参加し、普通に楽しんだ。
次は冬休みか・・・そう考えていた、とある冬の昼休み。
「ねぇ、キョン君」
話しかけてきたのは1年5組のクラス委員。朝倉涼子だった。
こいつは、誰にでも人当たりがよく、男子にも女子にも人気がある。
クラスの中心人物ってところだな。
因みに、俺のあだ名の「キョン」は瞬く間に広がった。
余計な事を・・・国木田め。
「あなた、6組の長門有希って子、知ってる?」
「ナガト?知らないが。」
「あれ?でも有希は貴方の事知ってるみたいだよ?」
「そうなのか?」
「うん、それで、その子が貴方に会って話をしたいですって。」
ますます意味がわからない。
これはもしかして「モテ期」という物ではないのだろうか。
人間には一生の間で一回はモテてモテて仕方がない時期がある・・・俺にもそれが訪れたのだろうか。
113 :
ss:2007/05/06(日) 13:44:43 ID:0hwAzjuJ
それはそれとして、特に断る理由もないので
「別に構わんが・・・今から6組行って話してこればいいのか?」
流石に昼休みに他のクラスの教室に入り―名前から察すると女の子だろう、その女の子と話をするのはちょっと抵抗があった。
「ううん、放課後でいいわ。彼女、文芸部室に居るだろうから。」
「そうか。わかったよ。」
文芸部か。それなら、文芸部のドアの近くで、そのナガトさんとやらを呼べば大丈夫だろう。
朝倉との短い会話を終わり、俺は机にうつ伏せになって寝る事にした。
―どれくらい寝ただろうか。
目を覚ますと、放課後になっていた。
我ながら信じられん。5,6時間目の記憶が吹っ飛んでいる。
やっぱり、昨日の徹夜が駄目だったか・・・。
「先生、すごく怒ってたわよ。それより、文芸部室忘れないでよね。」
手を振りながら廊下へ向かって行く朝倉が見えた。
文芸部室・・・そういえばそうだった。
ナガトさんが話したい事って何なんだろうか。
俺は一緒に帰ろうと誘う、谷口の国木田をかわし、文芸部室へ向かった。
取り敢えずここまで。続きは書けたら書きます。
ところで
>>72はまだDLできる?
長門の髪が全然伸びない件・・・
1ヶ月に一度美容師さんに切ってもらいます
いや情報操作だろ
>>107 パチモン〜は中国。スーツ姿のお兄さんは本物でよく見掛ける警備員、ショッカーは2chのどっかのスレより。
テーマパークネタはスレ違いだからこの辺で止めとく。
長門可愛いよ長門。
あれから更新されてないのか……
「まずいことになった。すぐわたしの部屋まで来てほしい」というメールが届いたことで、
キョンが全速力でマンションまで駆けつけたところ、部屋の鍵が開いており、
インターフォンを押しても反応がなかったため、そのまま部屋に入り、人の気配のする風呂場の前に立ったところで、
中から「お風呂の出入り口が開かなくなった。助けてほしい」という静かな声が聞こえたので、
なぜ風呂場からメールができたのかという疑問をひとまず横に置き、力いっぱいドアを動かそうとした結果、
無事ドアが開いたが、その拍子に日常では絶対にありえない姿でキョンと目を合わせることになった長門
眼鏡に化けて長門を見守っていたが朝倉との一戦で再構成してもらえなかったパパこと主流派。
無論、長門は確信犯。
>116
喜緑さんに切ってもらってると想像するとシアワセな気分
てるてる坊主みたいなエプロンをつけてる長門かわいいよ長門
実は主流派の意向で髪は伸びず、それ故伸ばしてポニーテールにしたいのに
出来なくて悶々としている長門さん。
「昨日はあまり寝れなかった。日中の仮眠によって補いたい」ということで、昼休みの文芸部室にキョンを呼び出したとき、
なぜキョンを呼び出す必要があったのかについて、キョンはもとより自分でも理解しておらず、どうしていいか分からなかったが、
キョンの近くにいると安らげる傾向のあることをかねてから感じていたことを思い出し、ためしにキョンに寄りかかってみたらなんだか気持ちよかったので、
睡眠するにあたって最適と判断したのち、胸の鼓動までも伝わってくる状況に石化したキョンを尻目に、そのまま寝息を立て始める長門
>>125 キミはSSを書くべきだと思うんだ。ぜひ読んでみたいんだぜ
>>118 やっぱりアレだったかwwwww
ショッカーってのがよく分からなかったな。
>>126 ありがたいお言葉…
でも、俺は妄想しかできないかなw
「あなたの肌の質感をつかみたい」と言い、何の目的があるのかと困惑するキョンに対し、
「副次的にあなたの健康状態も分かる」と付け加えて、頬をさわることの許可を迫ったために、
キョンが仕方なく好きにさせたところ、右の手のひらでやさしくキョンの頬に触れることとなったが、
そのまましばらくして、「……手による接触ではよくわからない」とのたまった後、
今度は自分の頬をキョンの頬にあてた上に、ほんの少し首を動かしてすりすりし始め、キョンを動揺させる長門
133 :
miniSS:2007/05/06(日) 20:35:57 ID:hNoLlTKh
キ「本当に大丈夫なのか?」
長「処理能力を情報の操作と改編にまわしたから、このインターフェイスの再生は後回し。
今やってる・・・・・・あっ?」
キ「どうしたっ?」
長「・・・このインターフェイスの再生に必要な情報が足りない。このままではこの肉体を
元に戻すことが出来ない・・・」
キ「も、元に戻せないって、このままだったらおまえはどうなる?」
長「・・・このまま必要な情報が補填できない場合は、ほどなくして機能停止を迎えることになる。」
キ「そ、それって、つまり、おまえが死んじまうってことか?」
長「・・・そうともいう。」
キ「!!そんな、どうすりゃいい?足りない情報って何だ?どうすりゃ手に入る!?」
長「足りないのは水素、酸素、炭素などからなる化合物。手入方法は・・・それほど難しい
ものではないが、あなたの協力が必要・・」
キ「そ、そうか。よかった・・俺に出来ることなら何でもする!言ってくれ!どうすればいい?」
長「・・不足情報である当該化合物は、この場合、人間の救命措置と同様の方法であなたから直接摂取
することが可能。」
キ「・・・?すまん、もっと分かりやすく言ってくれないか?救命措置と同じってことはつまり・・」
長「・・人工呼吸。」
キ「・・えーと、それはつまり、あのぅ・・俺が長門と・・((#△$%&」
長「・・・い、急いで・・そろそろ・お迎えが・・・」
キ「うおおぉおぉおぉおおおっ!こうなったらやるしかねえっ!いくぞ長門お!」
長「・・き、きて・」
キ長「ムグっ!んんんんんんんんんんっっ!!・・・/////」
谷「うぇ〜っす。WaWaWaわっすれもの・・・のわっ!?」
>>133 谷口の出現こそが情報操作だったりしてwww
136 :
SS:2007/05/06(日) 20:56:03 ID:anfboXJq
>>121のネタを拝借して書いてみた。
夕食も済み、特に面白そうなテレビも無かったな…と考えていると、妹による
遊ぼーコールが掛かった。 悪いな、今はちょっとやることがあるんだ。絶対に
俺の部屋に入るんじゃないぞ。
妹に釘を刺して人払いも済ませた。よし、ミッションスタートだ。
湧き上がる情熱と戯れていると、突然画面が消えやがった。 クソッ、いい所
だったのに…うん?
画面は完全に消えたわけではなく、一筋のカーソルが表示されている。
YUKI.N>みえてる?
おいおい、まさかまた閉鎖空間内に迷い込んだんじゃないだろうな? 窓の外を
確認したが、夜の街には普段通り光が満ちていた。
「ああ」
YUKI.N>今現在、私単体では対処できない事態に陥っている。助けて欲しい。
長門の手に負えないような事態を俺一人加わったところでどうにかなるとも思え
ないが…。
「どうすりゃいい?」
YUKI.N>今すぐ私の部屋に
他ならぬ長門の頼みだ。即座に俺は愛機を駆り、数分の後には長門の部屋の前
で呼び鈴を押していた。
当然のように返事が無い。しかし急を要する事態に陥っているようなので、かま
わず扉に手を掛ける。
何か、いつもより静かだな…。お、風呂場の電気が点いている。 そこか?長
門?
「…」
物言わぬシルエットが磨りガラスの向こうに現れた。
「扉が開かない。 救助を求める。」
おいおい、部長宅の扉を無断開錠したお前なら何とかできそうなものだが…。
「よし、待ってろ。…ふんもっふ!」
バキっ、と嫌な音を立て、扉が開く。 反射的にそちらに視線を向けてしまい、
即座に"しまった"と思ったがもう遅い。
「…」
そこには一糸纏わぬ天使が降臨していた。 せめてタオルとかで隠してくれ。
「…」
ヤバイ、俺の中の情熱を発散する前にはせ参じたわけなので、必然的に体の一部
が反応してしまう。
「…私はかまわない。」
いやちょっと待て、そんなことを今言われたらくぁwせdrftgyふじこlp
その後の出来事は禁則事項だ。 長門のあんな姿は俺の脳内写真館のみに展示し
ておきたいんでな。
長門「…計画通り。」
137 :
108の人:2007/05/06(日) 21:05:55 ID:0hwAzjuJ
英語のレポートが終わらん・・・/(^o^)\ナンテコッタイ
コンコン―文芸部室の扉を叩く。
しかし応答がない。
もう一度、叩く。コンコン―
「あ、はい。」
小さい声が聞こえると、すぐ扉が開かれた。
扉を開けた女の子は俺を見た瞬間、驚くように目を見開いていた。
「すみません、ナガトさん・・・と話がしたいのですが。」
「え?・・・あ、私が長門です。」
「そ、その・・・だな話が」
「あの・・・よければ中へどうぞ。」
そうして、俺は文芸部室に入った。
だが、中には誰もいない。本なら沢山あるが。
思わず聞いてみた。
「他の部員は居ない・・・のか?」
聞くに、長門さんは1年6組。特に敬語を使う必要はないだろう。
「はい。・・・私だけです。」
クラブ活動には全く興味がなかったので、この辺の事情は無知である。
それより、と思った時、
「あ、あの・・・お話とは?」
まさにそれを聞こうと思ったのだが、先に聞かれた。
「え?長門が俺に話がある・・・っていうのを朝倉から聞いたんだが。」
「ええっ?!そ、そんな・・・ことは・・・」
「・・・。」
「・・・・・・。」
・・・沈黙が続く。
さて、どうしたもんか。
朝倉は長門が俺を呼んだと言っていたが、長門はそんな覚えはないらしい。
要するに、朝倉の悪戯だったという事だ。俺はともかく、こんなおとなしそうな子も巻き込むとは。
来年も奴と一緒のクラスだったら、クラス委員の時に反対票を入れてやろう。
そんな事を考えつつ、
「朝倉のいたずらみたいだったな。すまん、邪魔したな。」
と言って去ろうとした時だった。
「待って」
一際大きかった彼女の返答に、俺は足を止めた。
138 :
108の人:2007/05/06(日) 21:08:05 ID:0hwAzjuJ
「覚えてる?」
「何をだ?」
「これ・・・」
そういいながら、長門は鞄の中から一枚の用紙を俺に手渡す。
これは・・・何かの申し込み用紙か?
いや、何か書かれている。
―その紙には紛れもなく俺の字で「長問有希」と書かれていた。
俺の頭の中で図書館の出来事の光景がフラッシュバックする。
「あ、あの時の・・・」
「思い出した?」
長門は少しだけ嬉しそうにして尋ねる。
忘れるはずもない・・・と言いたかったが、本当に忘れていた。
もっとも、あれから廊下や学食でこいつの顔をみる度に思いだしていた気もするのだが、それも1学期までだった。
夏休みを挟んだ俺の脳は完全にその時の記憶を失っていた。
それこそ、朝倉が「ナガモンさんって知ってる?」とでも聞いてくれてば思い出したのかもしれないが。
「思い出すも何も、俺にとっては黒歴史の一つなんだがな。」
「そんな事・・・ない。私にとっては大切な・・・思い出。」
「そうか。それならいいのだが。」
「・・・あの時はありがとうございました。」
「大した事はしていないさ。」
「それでも貴方のお陰でカードを作る事ができたんです。それに、ずっとお礼を言いたかった。」
微笑んだ顔はとても可愛かった。
しかし、カード一枚でここまで喜ばれるとは思ってもみなかった。
でも悪い気はしないね。こういうの。
「で、用ってのはこの事か?」
「あ、えっと、これも・・・よかったら。」
長門の手からおずおずと差し出された紙は・・・入部届けだった。
「え?」
『ガチャ!』
突然、部室の扉が開いた。
139 :
108の人:2007/05/06(日) 21:11:56 ID:0hwAzjuJ
「あれ?キョン君?・・・ふーん。案外、上手くいってるのね。」
朝倉涼子は微笑みながらそう言い、部屋の中に入ってきた。
ノックぐらいしろよ、と突っ込みたいところだが、丁度いい。
今、最も苦情を言いたい人物が現れたんだからな。
「おい朝倉。話が違うぞ。」
「何の?」
「長門は別に俺を呼んでないって言っている。」
「・・・でも、それを持ってるって事は目的は達成できたのよね?」
朝倉は俺が持っているプリントを指差しつつ、長門の方を見ながら言った。
「目的ってなんなんだ?」
「有希ったらね、『一人で部活するのは寂しい』とか言っちゃって、それでキョン君に文芸部に入ってほしい、って。」
長門の方をみると、顔を赤くして俯いている。
寂しい・・・って、今までそうやってきたのではないのだろうか。
140 :
108の人:2007/05/06(日) 21:13:29 ID:0hwAzjuJ
「・・・待て、俺の意思は無視か。俺が嫌だと言ったらどうする?」
「うん、それ無理♪ だってキョン君、もう入部届け受け取ってるんだもの。」
「これは反射的に受け取ったものでだな・・・」
「そこまでしておいて入部しないなんて男じゃないわ。いいじゃない? どうせ暇なんでしょ?」
何だか、無茶苦茶な要求に頭がクラクラしてきた。
帰宅部の人間は暇人と誤認されがちだ。
とは言っても、俺は本当に暇人なのだが。
・・・だが、それでもだ。いきなり「部活入って」と言われ「はい入部します」と即答できる奴は少ないだろう。
それが春のシーズンならわかるが、今は冬だ。新入部員を求める時期ではない。
「なんで俺なんだ?他にも暇な奴は沢山いる。国木田とか谷口とか。」
「貴方、それが何故かわからないの?」
朝倉は微笑を浮かべながら言った。
「それはね、長門さんがキョン君の事・・・」
とそこまで言った瞬間、朝倉の口は長門の手に塞がれていた。
―驚いた。
あのおとなしそうな長門が、朝倉の口を塞ぐという大胆な行為をしている事に。
朝倉は「やれやれ」的な目つきで長門を見ている。
「ええと、その、なるべく知ってる人がよかったの。」
長門は赤い顔を更に赤くさせながら言った。
「あの、よければ入部してください。本当によければ・・・。」
数秒間、文芸室を沈黙が支配する。
「・・・一日考えさせてくれないか?」
考えた末の結論だった。
やっぱり、入部云々の問題に即答はできない。
「あ、はい、もちろん。」
その返事を聞いた俺は、入部届けを手に、部室を後にした。
141 :
108の人:2007/05/06(日) 21:17:07 ID:0hwAzjuJ
翌日。
結論から言うと、俺は入部する事にした。
親には何で?と問われたが、国語の勉強になるからとか言ってあしらった。
それに、本当に入部しなければ朝倉に何を言われるか・・・
―すまん、これはいい訳だな。
俺は長門と一緒に部活動がしてみたい。だから入部するのだ。
多分、長門の事だから、俺にピッタリの本を貸してくれるんじゃないのだろうか。
もっとも、その本が漢字練習帳とかだったら逃げ出すと思うが。
いつもより10分くらい早く学校に着いた。
HRの時間まで寝ようと、うつ伏せになった時、朝倉が後ろから肩を叩いてきた。
「で、どうするの?」
間違いない。文芸部の事だ。
「ああ、入部するよ。」
「そう。有希も喜ぶわ。」
そうか・・・。
そうだったら俺も入部のしがいがあるという物だ。
長門の喜んだ顔が目に浮かぶ。
「ところで、お前はどこで長門と親しくなったんだ?」
聞くところによると、朝倉と長門は住んでいるマンションが同じ、さらに一人暮らし同士なので、よく一緒に夜ご飯を食べるそうだ。
そこで、長門は朝倉と同じクラスの俺の事を聞いたんだそうだ。
長門が「いつかお礼言いたい」と言ったのを、朝倉が聞き逃す訳なく、その機会を提供したという事らしい。
「じゃああれか。『一人で部活寂しい』ってのは嘘か?」
「あはは。嘘に決まってるじゃない。もしかして信じてたの?私のアドリブよ〜」
ああ、そうかい。
じゃあ長門も何か言い返せばよかったのに。
何だか、朝倉にしてやられた感があるが・・・まぁ、いいだろう。
そして放課後だ。
俺は文芸室へ向かった。
軽くノックし、返事を聞いてから中へ入る。
部屋には・・・当然の事だが、長門しかいなかった。
俺は軽く挨拶をし、長門に入部届けを手渡す。
その入部届けを受け取った時の長門の嬉しそうな顔は本当に可愛かった。
その日から、俺と長門の文芸部は始まった。
取り敢えず、ここまで。続きはまた細々書く予定です。
長門こんな喋らねーよ、という方も居るかと思いますが、消失の世界という事で割りきって頂ければ幸いです。
>>132 なんかのゲームのOPっぽいなw
こう俺の中のイメージでは、海やら森やらを走り回るファンタジーRPGっぽい感じ。
毎回ゲームで例えてすまんな。
>>137-141 続き気長にwktkして待ってます。
それにしても消失長門可愛いよ消失長門
144 :
SS:2007/05/06(日) 21:24:50 ID:anfboXJq
>>125のネタで少々書く。
「昨晩の睡眠が十分に取れなかった。 連日の活動時間の影響から休養が必要と判断される。
今から仮眠によってそれを補いたい。許可を。」
突然昼休みに俺の前に立ち塞がり、宇宙人モドキから休養許可申請を求められた。 俺に許可
なんて求めないでも、勝手に寝てりゃいいんじゃないか?
「あなたの協力が必要。」
そうボソリと言い、俺の袖を掴んで歩き出した。ハルヒほどではないが、こいつも人の都合を考え
ないな。
長門に拉致され、辿り着いた先はいつものSOS団部室である。 まぁここなら寝るにはもってこ
いだな。
「座って。」
そう促しながらお決まりのパイプ椅子を指す。 で、何をすればいいんだ?
「あなたは何もしなくていい。」
…?頭の中にクエスチョンマークが過積載状態なんだが…うぉっ!
いつの間にやら俺の横に椅子を置き、座って俺の顔を凝視している。
「前を向いて。」
言われるがまま前を向く。って長門さん? 何故俺に寄り掛かってくるのでしょう?
「…」
無視か。
そのまま俺が微動だにできずにいると、すうすうと安らかな息が聞こえてきた。
硬直を始めていた首を無理に動かし、長門の顔を覗き込むと…眠ってやがる。
「ハァ。」
長門の安らかな寝顔を見ていると、緊張の糸が一気に切れちまった。 宇宙人製有機インタフェー
スでもこんな形の休養は必要なんだな。
授業開始のベルが鳴ったが、長門は起きる気配が無い。 まぁこいつが起きるまで付き合ってや
るか。後で情報操作よろしく頼むぜ。長門。
最近、消失長門が愛しすぎてヤバイ。
そんなわけで期待し続ける。
原作読むと長門のかわいさがよくわかる
>>137 GJ
朝倉さんの「うん、それ無理♪」ナイフ、いやナイス歴史改変!
英語のレポートが終わらない?しょうがないな、いいものを・・・ゴソゴソ
つエキサイト翻訳
英語教師もびっくりするぞ
ID:0hwAzjuJ
名前欄にSSを入れろ
お前のオナニーを見せられて喜ぶ人間ばかりじゃないんだよ
151 :
自治:2007/05/06(日) 21:34:40 ID:eCzt0yLo
>>150 名前欄に「荒らし」か「議論」か「自治」を入れろ
お前の自己満レスを見せられて気分のいい人間はいないんだよ
未だに空気の読めない馬鹿はマジ死んで欲しいわ
これだけ浸透してきたのにSS入れないとか
さあさあ盛り(ry
157 :
議論:2007/05/06(日) 22:03:41 ID:6KHkTBJT
>>152 すまんが
151に同意
>>150 名前欄に「荒らし」か「議論」か「自治」を入れろ。このでこスケ
名前欄 をNGにするとあら不思議
どのSSも素晴らしいぜ!
俺も見習わないとな・・・。
>>150 書いた側からとしては108から読んで欲しかったもんでな。
すまなかった。
無茶しやがる。
あまりオイタが過ぎるとマジで主流派に消されちゃうわよって感じの黄緑の目が恐い
朝倉は直接ぶっ込みに行って玉砕したから、黄緑は長門の感情煽って間接的に攻めてきそう
したたかな奴だぜ、黄緑の野郎。
>>161 _
, ^ `ヽ
イ fノノリ)ハ
リ(l|゚ -゚ノ .n GJ! と言わざるを得ない
と)−)ニ'E)
(ヽノ)
(.ハ.)
>>132 そういえば前から聞きたかったんだけれど、ここで公開してる雪の記憶氏の曲って、
例えば自分が長門ゲー作りたいとかいう日が来たら勝手に使っても良いものだろうか。
いや、そういう日が来るかどうかは別として。
>>149 遅れて申し訳ない
カサマツ1MBのhajime13691 DLパスはアルファベット4文字
>>170 ありがたくゲット。
「ここまで読んだ」の絵とメッセージ類は前の奴から引継ぎつつ。
>>171 了解。 といっても何も作れるわけじゃないけど……。
なんか北
>>172 >「ここまで読んだ」の絵とメッセージ類
もしよかったらうpしてもらえないだろうか?
スキンは自分で作るから楽しい
>>174 再配布っていいもんなのか良く解らないけど、前もらったファイルのままに
カサマツ1Mのhajime13696.zip。
メッセージの方は……どうやったのか良く覚えてない;
GWが終わってしまった。
明日からまた日常へと復帰か……orz
というわけでGWねた思念体SS投下。
〜〜〜GW前
主「さて諸君。『ゴールデンウィーク』というものを知っているだろうか?」
急「直訳して黄金週間……って事は金でも掘るのか?
それとも世界のあらゆるものが黄金になるとか?」
穏「急進派、残念ながらカスリもしていません。
正解は四月から五月初めにかけての休日の多い期間ですね。
本来は弓状列島日本の映画業界で休日が続いて観客が増えてために言い始めた言葉です」
主「まあ、休日が続いている、とわかれば十分だ」
急「で、その休みだらけのゴールデンウィークがどうかしたのか?」
主「どうもこうも重要だ。これから言う事は地球全体、イヤ、銀河全体を揺るがすほどだ」
穏「そ、そこまで重要なのですか。正直、私はもっと軽く見てました」
急「いつもは腑抜けた顔した主流派たるお前が、
そこまで真剣な表情で重要と言い切るとは余程の事らしいな」
主「うむ。……いいか、多くの人間はGWという期間にまとまった休みをとる。
この休みがどういった事に使われるかわかるか?」
急「そりゃあ、旅館に行って疲れをとるとかじゃないのか」
穏「子供がいる家庭では遊園地・動物園などの行楽地というのもありますね」
主「二人とも半分は正解だ。
急進派。目的地が旅館でなくても疲れをとる場所があるだろう?
穏健派。私たちには可愛い子供がいるだろう?」
急「……実家か?」
穏「江美里、有希ちゃん、涼子ちゃん、ですね……」
主「これらを併せるとだな、『休みの間、娘たちは実家(ココ)に里帰り』なわけだ」
穏「ハァ。……それが銀河を揺るがす重要な話なんですか?」
急「お前には失望した」
主「やれやれだぜ。いいか、耳を傾けてよぉく聞け。
朝、起きたら自分の娘がいる。一緒に買い物に行ったりする。並んでテレビを見る。
向かいあって食事をする。お風呂で鉢合わせの嬉しいビックリハプニングも発生する。
夜、眠り静まった顔を胸をキュンキュンさせながら見る事もできる」
急「俺が間違っていた。……確かに重要だ」
穏「……後半は同意できませんが、前半は同意いたします」
主「わかってもらえたようだな。
では各自、娘に連絡だぁぁぁ!!」
急&穏「イエッサー!!」
〜〜〜GW直前
主「ねぇ〜、有希ちゃ〜ん。GW初めにはこっちに帰ってこれるかなぁ〜」
有希『無理。涼宮ハルヒより特別市内探索があると連絡が入った』
主「えっ。それじゃあしょうがないな〜。また連絡するからね〜、有希〜」
急「なあ、涼子。GWはここに戻ってこないか?」
涼子『ごめんなさい、パパ。皆とお買い物に行く事になってるの』
急「そ、そうか。無理と言ってすまなかったな」
穏「江美里。GWに何か予定はありますか? 無ければこちらに……」
江美里『申し訳ありません、お父様。生徒会の仕事が忙しくて休日返上なので』
穏「そうですか……。お仕事のほう頑張って下さいね」
〜〜〜GW中盤
主「有希〜。そろそろこっちに帰ってこない〜?」
有希『無理。SOS団の皆で旅行に行く事になった』
主「……そう」
急「涼子。ぼつぼつ帰ってきてもいいんじゃないか?」
涼子『ごめんね〜、パパ。クラス主催でバーベーキューやる事になっちゃって』
急「クラスの皆と仲良くな……」
穏「江美里。生徒会のお仕事は片付きましたか? 片付いたなら……」
江美里『仕事は終わったのですが、会長個人の仕事のお手伝いがありまして』
穏「あまり無理しないでね……」
〜〜〜GW終盤
主「ちょっとぐらいこっちに(ry」
有希『今日は彼と二人で……。もう出かけるからアクセスを切る』
主「えっ!? 彼って誰? 二人ってどういう事? 有ぅぅぅ〜〜〜〜希ぃぃぃ〜〜」
急「帰って(ry」
涼子『あっ、パパ? 昨日から皆と温泉に行ってるの。用事はまた今度ね』
急「……ちくしょぉぉぉおおおーーー!!」
穏「お仕事は(ry」
江美里『会長が仕事を手伝ってくれたお礼という事で
ホテルのレストランを予約してくれたので失礼します』
穏「……お酒はダメだよ」
〜〜〜その夜
主「今日はヤケ酒だな……orz」
急「朝まで酒浸りでもかまわんぞ……orz」
穏「たまには深酒もいいでしょう……orz」
〜〜〜二時間後
主「あーはっはっはっ! 娘がなんだ! 寂しくないもんねーだっ!」
急「そうともさ! こーやって飲んでるほうが楽しいよな!!」
穏「さあ、まだまだ飲みますよ!!」
〜〜〜さらに二時間後
主「昔はあんなに懐いていたのに……」シクシクシク
急「娘なんて作るんじゃなかったよ……」シクシクシク
穏「親よりも男のほうがいいなんて……」シクシクシク
〜〜〜深夜過ぎ
有希「……ただいま」
涼子「あら、有希。ちょうど私たちも着いた所よ」
江美里「すっかり遅くなってしまいましたね。
最後の一日ぐらいはこの家で過ごしましょう」
涼子「嬉しい事でもあったの、有希? 頬が数ミリ緩んでいるわよ」
有希「……なんでもない」
江美里「隠さなくても知ってるわよ。今日はキョン君と二人きりでデーt」
有希「それ以上は言わなくていい」
涼子「今回は深くは追求しないであげるわ。
それじゃあ部屋に入りましょうって、お酒くさーい」
江美里「……本当ね。それにお父様たち、三人とも酔いつぶれて寝ていますし」
涼子「仕方ないわ。パパたちは自分の布団に運んであげましょう。ほらっ、有希も」
有希「……わかった」
主「う〜ん、有希〜〜ムニャムニャ」
にやけて読んでしまいました。
GJでしたw
>>184 大好きなんだけど、観るたびに泣いちゃうんだよこれ。
だからあんまり観たくない。
…けど観る。
>>185 やっぱりそうか
正直ニコ○コだと文字が見えづらいから元動画が見たいんだけど、
まだどこかにある?
>>188 把握した
今日はもう寝る
おやすみ長門
>>187 スレ住人なら大部分が持ってる気がするけど、勝手にうpするのは気が引けるな。ルール云々でなく。
まぁ、少し待てば製作者さんが上げてくれるのではなかろうか。
dionユーザーでない事を祈ろうw
192 :
ss 1/2:2007/05/07(月) 01:37:41 ID:N2CPauvQ
珍しいことに、俺が文芸部室のドアを開けると、
そこには誰もいなかった。
無人の文芸部室にそこはかとない違和感を覚えながらも、
俺は今日一日、ハルヒの猛襲を退けて来た紙袋を長机に座らせた。
袋の中身はと言うと、大量の、そして個性の欠片もない大福である。
親戚が旅行の土産に大量の大福を家にお裾分けしてくれたのだが、
どうにも一個の家庭で処理しきれる量を超えていると判断したおふくろが、
「SOS団の皆にもお裾分け」せよ、と言う名目で俺に処分を命令したのである。
今日、ここまで来る途中に谷口と国木田にもいくつか分けて軽量化を図ったが、
二個や三個では軽くなったという実感が湧かず、その虚しさに暮れ、
団長権限と卓越した運動神経でフライングして大福を掠め取ろうとするハルヒと闘い、
疲労困憊のうちにようやく文芸部室にたどり着いたわけである。
さて、輸送任務も果たしたことだ。
あとは朝比奈さんのお茶と一緒に大福を頬張るティータイムといこうか、と思ったとき、
俺は一つの問題に気が付いた。
そして、自分の間抜けさを呪った。
恐るべき重量の大福袋を運ぶことに気をとられ、
学用品の鞄を忘れてきていたのだ。
旧館の文芸部室と新館の教室の間の道のりに思いを馳せ、
シルクロードを往く商人たちも味わったことはないであろうという
途方もないうんざり感に襲われながら、
俺は教室への道を戻り始めた。
鞄を持って文芸部室へ戻ると、部室のドアは閉まっていた。
俺は出て行くときにドアを閉めた覚えはない。
と、いうことはすでに誰かが来ている、ということだ。
中の人物に入室の許可を取るためノックをしてみる。
返答はない。
中の人物は長門である可能性が限りなく高いと言うわけだ。
ならば入っても問題はないだろう、そう思ってドアを開けると、
例の大福袋を遮るようにして、ショートヘアの後姿が立っていた。
文芸部室に居ながら、読書をしていない長門の姿というのは、
これもまたなんとも言い難い微かな違和感がある。
この違和感のある風景をもう少し見ていたいという思いも全くなかったわけではなかった。
が、俺が傾注せざるをえなかったのは、
長門がいま何をしているかということである。
そっと横に回りこんでみる。
俺があえて思考の外に追いやっていた光景が、そこにはあった。
193 :
ss 2/2:2007/05/07(月) 01:41:32 ID:N2CPauvQ
長門が大福を頬張っていた。
ガラス玉のように彼方を眺める目と、
緩慢には見えるが確実に咀嚼している口とが、
別の部品で構成されているような錯覚に襲われるような無表情さで、
大福を頬張っている。
「おい、長門・・・・・・」
声をかけてみるが、返事はない。
咀嚼をやめる気配も、ない。
「あの、長門さん・・・・・・」
まだ気がつく様子がない。
このままでは埒が開かないので、軽く肩を叩いてみる。
驚いたのか、長門は軽く肩を跳ね上げさせる。
さすがに目を白黒させるといった真似こそしなかったが、
口の中の大福を飲み込むのに手こずっているのか、
しばらく軽く頭を振るような仕草をする。
背中を叩いてやるべきかどうか、判断に迷ったが、
そうこうしているうちに落ち着いたらしい。
長門はようやくいつもの無表情で言った。
「・・・・・・入室するときはノックするべき」
「ノックしたぞ」
「・・・・・・そう」
そう言うと、軽く考え込むように俯き、
再び頭を上げると言った。
「・・・・・・女性の体にいきなり触れるのは一般的にはあまり好まれる行為ではない。
先に一言、声をかけるべき」
「かけたぞ、二回」
再び俯く。
さっきよりやや長いシンキングタイムを経た後、長門は言った。
「・・・毒見を・・・・・・」
「毒はない。俺が家で嫌になるほど食わされているからわかる」
「・・・この大福餅が食べてくれとわたしに・・・・・・」
「言わない」
再び俯き、頭を抱え込んでしまいそうな勢いで考えている。
何を?
この流れから考えると、言い逃れだろう。
なかなか終わらないシンキングタイムを続けさせるのも酷なので、
そろそろ助け舟を出してやることにした。
「そんなに大福が美味そうに見えたのか?」
長門は無言で頷く。
「まぁ、沢山あることだし、一つや二つくらいならいいだろう。
だがな、長門。
俺はこれを今日、SOS団の皆で食べるために、
少しばかりではあるが苦労することになったんだ。
それを無断で食べてしまったのなら、言うべき言葉があるだろう?」
長門は少し躊躇うような間を置いて、ポツリと言った。
「・・・・・・ゴメンナサイ」
「よろしい。
残りの大福は皆が来てから分けることにしよう。
それでいいな、長門?」
コク、と頷く。
考え中の重ッ苦しいような空気が解け、
雰囲気が明るくなったように見えた。
さて、アクシデントはあったものの、
何とか丸く治まった。
朝比奈さんのお茶が待ち遠しい、と思っていると、
長門に軽く袖をひかれた。
「どうした、長門?」
「・・・・・・さっきのこと、皆には内緒」
「さっきのこと?」
「・・・・・・あの、つまみぐい」
無表情のまま、長門がわずかに顔を赤らめたようにに見えた。
----------
改行エラー出たでおじゃるよ・・・・・・orz
>>194 リアルタイムで読んだ。なごんだw
とても可愛く書けてると思う。GJだったよ。
>改行エラー
あるあるw
>>194 GJ。
ああ、大福をほおばる長門のほっぺをつんつんしたい…
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 02:34:23 ID:JZTOjvo4
長門とポッキーゲームならぬ大福ゲームしてええええ
もしくは長門の大福をつまみ食(ry
長門「………にゃんにゃん」
202 :
miniSS:2007/05/07(月) 04:01:24 ID:7M0rj4GQ
カチッ!ブーン・・・・
キ「来い来い来い来い来いっ!・・・あーっ手がつめてぇ。・・・なあ長門、おまえもこっちに来て
ストーブにあたったらどうだ?今日は冷えるから風邪引かんようにしないとな・・おっと、おま
えは風邪なんか引かないか・・」
長「・・・・・・」
キ「しっかし、うちの団長さんの人使いが荒いことといったら、ドクロベエ様も真っ青だぜ。この
寒空に商店街までの往復を電車賃自腹でストーブを取りに行かせるなんざ、鬼だな。しかも途中
から雨も降り出しちまうし・・・」
長「けほっ、けほっ・・・くちゅん!はぁはぁ・・・」
キ「お、おい、どうした長門!咳なんかして、それに顔真っ赤だし!」
長「・・・はぁはぁ・・す、少し前からこのインターフェイスの内部に情報ウィルスと見られる崩壊
因子が侵入。現在、構成情報の不良データ化が急速に進行中・・けほっ、けほっ・・こ、このま
まではあと3分以内に情報連結の自壊が生じることに、けほっ、こほっ!(ふらっ)」
キ「おっと!おい、しっかりしろ!うわっ、すごい熱じゃないか!そ、それに3分以内にどうにかなっ
ちまうって、どうすりゃいい?救急車か?」
長「・・それでは間に合わないし、意味がない。この症状を食い止めるにはワクチンが必要・・はぁはぁ」
キ「ワクチンたって、この辺りにそんなもんないだろ?あったとしても、3分以内じゃ到底間に合わんぞ!」
長「はぁはぁ・・・ワクチンはあなたが持っている。あなたが私に人間の場合と同じ救命手当を行えば
ワクチンを接種することが可能・・はぁはぁ」
キ「き、救命手当って、もしかして、また人工呼吸のことか?」
長「・・そう。それ・・・はぁはぁ」
キ「・・・長門、おまえもしかして・・」
長「げほっ!ごほっ!がはっ!・・・はぁはぁ・・じ、自壊まであと1分を切った・・急いで・・・
・・お・ね・が・い・・・」
キ「―――くっ!なんか納得いかん感じもするが、仕方がない!こうなったらとことん付き合うぜっ!
いくぞ長門っ!!」
長「・・き、きて・・はぁはぁ」
キ長「ムグっ!んんんんんんんんんんんーーーーっ!!!・・・・//////」
ハ「WaWaWaわすれもの〜・・・ギャーーァ!!!」
おはよう、おまえr!!!!!
ご、ごゆっくりぃぃ〜〜〜っ!!
204 :
127:2007/05/07(月) 07:06:34 ID:worSbebi
おはよう長門
GW終わっちまったな
麻雀、温泉、2ちゃん、お姉ちゃん、ゲキレンジャー・・・
楽しかったなぁ
>>194 やべぇ 超可愛い・・・。起き抜けに強烈なのを貰ったぜ・・・。
そうだね美味しそうだもんね・・・。仕方ないよ長門・・・。
可愛い可愛い。GJ
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 08:41:03 ID:JZTOjvo4
>>206 活力をありがとう
今週は頑張れそうな気がするよ
昨日 姪っこを美容院連れてって
長門みたいにボブにしてもらった
でも似てないのは遺伝子のせいなのだろうか…
二次元に似せようとするあなたのせいです
キモオタは氏ね
おねいちゃんのいるおみせのことだとおも。
さっき漫画版ハルヒ見てきたが内容変わりすぎwそして長門がフラグ出しすぎw
でもあれはあれで面白いのかも
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 18:03:02 ID:oU+kRtHP
漫画……版???
ながるん「………漫……画…?」
前スレか,前々スレにあった音楽ファイル再うpお願いしたいんですけど
どれだかわかんねぇ
>>194 昼休みにキョンに放課後にみんなで食べよう。あと絶対にハルヒに渡すなよ。と大福を渡される長門さん。
授業中お腹が鳴りっぱなしの長門さん。
放課後部室でハルヒから大福を死守する長門さん。
キョンが部室に来た瞬間に「許可を」と目を輝かせて迫る長門さん。
大福を食べるみんな。
存在を忘れられた古泉たん。
なんて電波を受信をした。
>>220 大体は雪の記憶即興曲さんの作品だからな。サイトに行けば有ると思うよ。
まとめwikiのリンクから行ける。
>>214 その書き方だといやらしい店に見えるんだが、まさか?
>大福を食べるみんな。
ガラッ
「WAWAWA〜♪」ハッ
「……!?」
「ご、ごゆっくり〜!!」ダダダダ
226 :
220:2007/05/07(月) 20:30:50 ID:tBddMUuc
>>223 サンクス!携帯厨の俺にも優しいなぁこのスレはウッ(´;ω;`)
ひとえに長門のお陰か…
228のパーツで組み立てた本棚……
「お、日曜大工か」
「そう」
「本棚か? 骨組みだけで、板とか使わないんだな」
「強度は十分。それに、後から皮を張る」
「ふぅん……ところでこの材料何だ? 白くて硬くて?」
「それは、
>>22ハch……象牙、の親戚のようなもの」
カレー曜日が手元に届いて、脳内長門がヤンデレモード。
長「大丈夫。情報操作は得意」
キ「お前にも得手不得手があるんだな。何が不得意なんだ?」
長「……秘密」
>>231 キョンに対する想いの打ち明けかた
ところでカレー曜日って食べ物だよな?
どうしてヤンデレ?
>>224 そうだ長門プレイだ
お姉ちゃんと仲良くなったぞ ^ ^
合コンもしたが持ち帰り不可だったorz
>>232 「今日も明日もカレー曜日」っていうヤンデレ長門本が有るとですよ。
カレー曜日はキョンの壊れっぷりがなんとも…
長門の微笑がみれる良い本ですよw
>>234-235 そんなのあったのか・・・。ヤンデレは苦手だが微笑は見たい。
そんなジレンマ
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 21:22:47 ID:fcLjmjRV
長門に似合う花ってなんだろう
げ、またsageが認識されない…orz
>>236 ええと……一応親切心から止めておくべき所かな?
止めたぞ? 止めたからな?
>>237 以前、長門が花屋でバイトしていてキョンに花をプレゼントする・・・っていうSSがあったよね。
また読みたいんだがまとめに無いorz
そう
>>241 ああ、勿忘草はいいよね
いかにも長門的だし
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 21:59:48 ID:oU+kRtHP
誰か長門のweb漫画見れる所おしえてくれないか?
もう少し工夫して欲しかった所。
ありがとう415系よりも良い素材もあるだろうに……
>>247 大抵の花は似合うんだけど、やっぱり小さくて可愛らしいのとか、
ひっそりと一輪で咲いてたりとか、儚い感じなのとかの相性は抜群だよな
割といかにも女性的な花も似合うし、流石は長門だ
FBOnlineのラノベ感想の例としても投稿者が
ユッキー
だったことに角川の罠に見えてしょうがない
長門と綾波は戦艦つながりか
長門はさんざん言われてきたけど綾波もそうなのか?
綾波や冬月は駆逐艦だよ。
葛城や赤木(赤城)は空母。
つか、EVAのネルフサイドの登場人物はみんな艦船に関係ある
何をら今更。綾波の正統な直系とまで言われているキャラなのに。
女性
無口キャラ
人造人間
シャギースタイルの髪
軍艦の名前
共通点はいっぱいある
まぁEVAの話題はそろそろで自重。
荒れる元だし。
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 23:06:51 ID:Cnc6hRfG
ちなみに「周防」も戦艦の名前
(厳密にはすれ違いだか)
>>254 俺エヴァではあすかが好きだったんだ。
涼宮シリーズにはまって長門スキーになったのだが
皆が長門はあやなみ言うから漫画読みかえしてみたんだよ
個人的には長門はやっぱり長門だと思うのだが
一つだけわかったことがある。
長門に置き換えて読んだらモエます。
うわ、一発変換で「防長」とか「長周」とか出ないのね。
ジャンル表記にぴったりだと思ったのに、不便だな。
いつも長門(京浜東北)線に乗っている俺は長門の嫁
とか言ってみるテスツ。
ぷらぐすーつ
・・・違いは髪型だけか
. -‐- ,. ‐-ー- 、
〃▽ ▽ヾ ノ / ヽ
. ! |ノiノハ从ハヽゝ. ノハハハハハ !
i (| |┰ ┰iイ !|─ ─ ,iリ)!
'ハリ、 - ノリ ’ 、 - ,ノル´ タイカク ナンカ
⊂]|>O<|つ 〈}゙|†'|´{> ゼンゼン チガウハズダガ
. iヽV/! i´T `i コノ AA ジャナ…
. (__ハ._) . 〈_,八__〉
プラグスーツよりも、向こうの制服を着て欲しい
主人公との関係性においては長門と綾波は全く逆であることを忘れてはならんよ
そこが決定的なファン層の違いを生む
綾波よりこっちのがしっくりくるだろ、とさらに混乱させてみる。
美神 ハルヒ
横島 キョン
おキヌ みくる
マリア 長門
ピート 古泉
>>257 俺がもう一人いるとは…
俺もエヴァはアスカでハルヒは長門だ
綾波と長門は違うな
モチーフにはしたかもだけど
主流派は綾波萌えか
>>264 いやあ、ないだろww
しかもそれだと作者の都合で(ry
269 :
257:2007/05/07(月) 23:43:48 ID:Jg8hP3XO
>>265 成程、がってんがってん
>>264 コナン キョン
蘭 ハルヒ
灰原 長門
あゆみ みくる
服部 古泉
と言ってみたい。
いや自分がただ単にコ哀好きなだけだが
でもエヴァよりあってると思う。
こういう遊びよく見るけど、違うアニメのキャラなのにそれぞれのキャラ性をある程度
対応させることができるあたりにキャラクター創造の秘訣のようなものがありそうだと思う
エヴァは努めてスルーしてたんだが
>>269 よぉ同志
>>269 コナン大好き人間だがその発想はなかった
小さい 胸 胸 好きでしょ?
>>269 共通点もあるし、分からなくは無いが…
やっぱり無いなw
俺はキャラを他作品のキャラに重ねる事は出来ないな・・・。
キャラは各々だから良いのであって似ているからとか言う理由で重ねられない・・・。
長門はありのままでいいんだ・・・。
長門可愛い長門
でも有希ちゃん
「こんな時どうしていいか分からない」とか言いそうだよな
>>269 光彦はコンピ研の部長だな
元太はアメフトのあの人・・・中川だっけ
それとキャラを対応させることが出来るのは
そもそもキャラクターが属性の貼りつけからなってるからだろうな
最近まで自覚なかったけど
長門以外に萌えているキャラも本属性がある
うん、まあそれだけ
>>275 同意。
俺もどうにもそういう器用な事はできなくてな。
やっぱり、涼宮ハルヒの長門有希がいいんだ。
なんだか情報統合思念体とノイ・レジセイアが重なって見えてきて
ぶるぁぁぁぁぁ
>>277 座布団一枚。
でも属性で長門を好きになったとは思ってない。
クロマ好きで一話目でどきどきしなんてしてない。
あくまできっかけ。
大学に長田有喜って人がいてびびった
タイムリープしてボードゲームする古泉
宇宙的パワーでお茶を入れるみくる
閉鎖空間で読書する長門
能力を持ち違えると変なことになるな。
>>283 前にうpったフォルダを10個ずつまとめて再うpしてくんないか?
特に1〜23まで希望。
>280
> ぶるぁぁぁぁぁ
なんか久々に聞いたなこれw
最近の思念体SSで見かけなくなったと思ったら・・・
まもなくSS投下します。
289 :
SS-1:2007/05/08(火) 03:03:37 ID:nLYQw226
ここ数日は夏日を観測をしているとニュースでやっていた。
どおりで暑いわけだ。制服の上着もいらないくらいだな。
まだ5月だというのに、例年で言えば7月上旬の気温らしいじゃないか。
暖かくなるのはよいのだが、今年もあのうだるような暑さの夏が来ると思うと
少々気が滅入る。
まぁ、今は季節でいえばまだ春だ。
日中に少し気温が上がっても、夜中や朝方には冷え込むことだってある。
それがちょっとした悩みの種なのだが。
というのも、俺は夜に寝るとき、部屋が暖かいとタオルケットだけかけて寝入ってしまうのだが、
朝方に寒さで目が覚ましてしまうことが多いのだ。これがなかなか不快だ。
寝るときにちゃんと布団をかければよいとわかっていても、寝入る前は暑いのだ。
まるで子供のような言い訳で我ながら情けないが、これは仕方ない。
とは言っても、こんなことはちょっとの我慢で済むし、取るに足らない小さなことだな。
290 :
SS-2:2007/05/08(火) 03:04:14 ID:nLYQw226
俺はそんな何でもない平和な日常を口にしていた。
視線の先にいるのは、カーディガンをまとって涼しい顔でいる長門だ。
昼休み、長門の定位置となっている部室にふと寄ってみた俺は、
こうして世間話のようなことをして暇をつぶしているというわけだ。
長門は専ら聞き役なんだけどな。
「……いい考えがある」
俺の話が一区切りついた後、一呼吸置いて長門が口を開いた。
ん、何がだ長門。
「…あなたの悩みを解消する方法」
ああ、俺が朝方寒いって話か。あんなの悩みっていうほどのことじゃないけどな。
「…風邪を引いたら大変」
確かに毎日続いたら風邪ひく可能性も上がるかもしれないが。
そんなに心配することでもないぞ、と言っている途中で休み時間の終わるチャイムが鳴った。
話を中途にしたまま2人で部室を出た後、教室近くになり長門に別れを告げた俺は授業へと向かった。
291 :
SS-3:2007/05/08(火) 03:04:50 ID:nLYQw226
その日の夜、いつも通り夕食を食べ、いつも通り妹やシャミセンをあしらい、いつも通りテレビでくつろぎ、
いつも通り風呂に入り、いつも通り寝るために自分の部屋のドアを空けて入った。
が、そこからがいつも通りではなかった。
見慣れた俺の部屋のはずであるが、なにやら、というか思い切り違和感がある。
「………」
…なぁ、どうして俺のベッドの上にいるんだ?長門。
薄いグリーンのパジャマを着て、ちょこんと座る長門有希がそこにいた。
「……勝手にベッドの上に座ってしまっていた。ごめんなさい」
いや、ベッドの上だからだめだとかそういう問題じゃなくてだな…。
俺の抱く疑問を解していないのか、そろそろと床に下りた長門は言った。
「……あなたが明朝に寒さで目覚めることがないようにする」
まさか、昼に話していた俺の悩みを解消するってこのことか?
長門は数ミリ単位でうなずいた。
なんてこった、そんなことのために俺の部屋に来てくれたというのか。
ありがたいことではあるが…というか、どうやって侵入したんだ?
…いつもの超宇宙的な力を発揮したんだろうな、きっと。
「…安心して寝てほしい」
うーん、参ったな…。今日もまた分厚い布団をかけるに忍びない暖かさだから、
ためしに長門の解消策とやらにあやかりたい気持ちもあるが、長門を放っておくのは…
292 :
SS-4:2007/05/08(火) 03:05:21 ID:nLYQw226
考えているうちに長門にせかされ、俺はベッドの上に横になることになった。
俺の体の下にはシーツが敷かれ、俺の体の上にはタオルケットが掛かっており、
俺の頭の下には枕があり、俺のすぐ横にはやはりタオルケットが掛かっている長門がいた。
おい長門よ、これはまずいんじゃないか…?
「……これが、いい」
首をこちらに向け、鼻と鼻がくっつきそうなくらいの距離で俺を見つめながら言った。長門の瞳は大きい。
な、何を言い出すんだ長門?く、これは吸い込まれそうだ…っていかんいかん、何を考えているんだ俺は!
「……わたしの力であなたの体温を快適に維持する」
ど、どういうことだ?それとこの状況と何の関係が…
次の瞬間、長門の白い腕が伸びてきて、俺の背中に回った。
そしてぎゅっと。
いわゆる抱き枕だ。俺が長門のな。
293 :
SS-5:2007/05/08(火) 03:05:57 ID:nLYQw226
俺は何も言えないでいた。
「……あなたの体と密着することにより、わたしがあなたの体温を制御できる」
なるほど、そういうことか。これなら気温が下がろうとも問題ないわけだな。
いや、問題はものすごくあるだろう。年頃の男性である俺が、美少女に抱きしめられているという事実だ。
長門の呼吸、鼓動、体温、それらがすべて伝わってくる。
加えていいにおいもするため、頑張らないと俺の意識が飛びそうだ。
「……先ほどからあなたの体温が上昇している」
それは無理のない話だよ。
しかし、俺だけでなく長門の体温も上昇気味な気がするのは気のせいだろうか。
頬がやや赤らんでいて、それでいてなんだか安らかな顔に見えるのは多分気のせいだと思うが。
ふう、俺は確かに朝方寒さで目覚めることはなさそうだよ。
このままだと眠れそうにないからな。
完
ももちつけ、俺!!
/\⌒ヽペタン
/ /⌒)ノ ペタン
∧_∧ \ (( ∧_∧
(; ´Д`))' ))(・∀・ ;)
/ ⌒ノ ( ⌒ヽ⊂⌒ヽ
.(O ノ ) ̄ ̄ ̄()__ )
)_)_) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(
激しくGJ
寝る前に素敵なSSが読めたGJです
長門おやすみ
羨ましい…
今の俺の素直な感想だぜ
うらやましい
あぁうらやましい
うらやましぃ
おはよう長門
「いいにおい」だけでご飯三杯はいける
長門のちっちゃい頭に顔を押し付けて
髪のにおいをスーハースーハーしながら寝てぇ
/ .: / .:.:.:.:.: /.:.:.:. ;イ.:.:.: j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..::\.:.:.:.:.:.:.:.:\ .:.:.|.:.:.:.:.:. |.:.:.:.:.:.:ヽ
/ / .:.:/ .:.:.:.:.:.:.:l.:.:.: / .|.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. l\.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.|.:.:.:.:.:. |!.:.:.:.:.:.:.:\
,′ l .:.:.l :.:.:.:.:.:.: j:.:. / |:.:. | ヽ .:l\.:.:.:.:.:.:.| \.:.:.:.:.:.:.',:!.:.:.:.:.:. |:l:.:.:.:.:.:. ト ヽ、
l :/| :.:.:| :.:.:.:.:. /|:.:/ !:.: |. ヽ:{ \.:.:.:.:| \ .:.:.:.l|.:.:.:.:.: i |.:.l:.:.:.:.:.:.| `ーゝ
| / ! :.| l::.:.:.:.:.l V l:.:.l \ >┼ ── \‐:.! .:.:.:.:. i |.:.:.l.:.:.:.:.:|
レ' l l l:.:.:.´丁 j ̄ ̄ `ヽ{ \´ >l _ -==r 、│.:.:.:.:. i |.:.:.:|:.∧:.l
l |ハ ヽ .:.:.:|〃チ不テミ、ヽ ァ彳゚ア千.ハヾ}! :.:.:.:. i |ヽ:.:|/ V
ヽ .|i.: ヽ\:.:lヾハ_j::::::::ハ | _j:::::::::} j " |.:.:.:.:.: i | }j:|
\∧:.:l \ヽl う、:::イi| 'う、:::::イ./ j :.:.:.:.: / レ':/リ
ヽヽ|:.:.:. \l. _ヽ辷_リ ゞ 辷=' l.:.:.:.:. / ∧/
/::/ l:.:.:.:.: 小 , ,'.:.:.:.:./ / キモオタは・・・氏んで
/::/ l:.:.:.:.:.:.lハ /.:.:.:.,イ ∧
_, -、 /::/__,ム:.:.:.:.:.l::.:lゝ − , イ.:.:.:./ j/ }
ー-、厂 ̄了::::/:: ̄::::::::::::∧ :.:.:.:l:.:| 丶、 / /.:.:. /∨ l
〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ :.:.:l.:| ヘ {{> _ イ ./:. / } |
{{::::::::::::::::::
長門は登校も早そうだな
長門のブルマー履いて○○ニ−したい
/ .: / .:.:.:.:.: /.:.:.:. ;イ.:.:.: j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..::\.:.:.:.:.:.:.:.:\ .:.:.|.:.:.:.:.:. |.:.:.:.:.:.:ヽ
/ / .:.:/ .:.:.:.:.:.:.:l.:.:.: / .|.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. l\.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.|.:.:.:.:.:. |!.:.:.:.:.:.:.:\
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l :/| :.:.:| :.:.:.:.:. /|:.:/ !:.: |. ヽ:{ \.:.:.:.:| \ .:.:.:.l|.:.:.:.:.: i |.:.l:.:.:.:.:.:.| `ーゝ
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レ' l l l:.:.:.´丁 j ̄ ̄ `ヽ{ \´ >l _ -==r 、│.:.:.:.:. i |.:.:.:|:.∧:.l
l |ハ ヽ .:.:.:|〃チ不テミ、ヽ ァ彳゚ア千.ハヾ}! :.:.:.:. i |ヽ:.:|/ V
ヽ .|i.: ヽ\:.:lヾハ_j::::::::ハ | _j:::::::::} j " |.:.:.:.:.: i | }j:|
\∧:.:l \ヽl う、:::イi| 'う、:::::イ./ j :.:.:.:.: / レ':/リ
ヽヽ|:.:.:. \l. _ヽ辷_リ ゞ 辷=' l.:.:.:.:. / ∧/
/::/ l:.:.:.:.: 小 , ,'.:.:.:.:./ /
>>301は・・・氏んで
/::/ l:.:.:.:.:.:.lハ /.:.:.:.,イ ∧
_, -、 /::/__,ム:.:.:.:.:.l::.:lゝ − , イ.:.:.:./ j/ }
ー-、厂 ̄了::::/:: ̄::::::::::::∧ :.:.:.:l:.:| 丶、 / /.:.:. /∨ l
〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ :.:.:l.:| ヘ {{> _ イ ./:. / } |
キョン 「長門、統合思念体から作られたんならヘソはないのか?」
長門 「…ヘソに該当するものはある」
キョン 「ないのは胸だけか(笑)」
長門 「…」
その後キョンの姿を見たものはいない
そう・・・
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 11:52:45 ID:3sdnzG+M
長門よりもカワユスな女って存在するんですか?
長門とキョンの娘ぐらいかな
天は長門の上に長門を作らずかな
長門「ギザカワユスって何?」
「それはな長門、ギザギザしてて可愛い過ぎるって奴なんだ」
>>308 いいや、ほんとの意味はな、
ギリギリの胸だからって
ザンネンがることはないよ
カワイイカワイイ
ワタシノ
ユキ
スキスキ大好き
という、パパスの妄想どどいつなのだよ。
ユキちゃんかわいいよもう、ああかわいい。
長門が可愛すぎてどうしようもない・・・。
誰か何をすればいいか教えてくれ・・・
>>311 長門のために、困難な目標を設定してその目標に向かうべし。
ソフト勉強してアクションゲームを一本作るとか、マジで絵を勉強して
某サイトのような美術系チックな長門絵を描くとか。
314 :
円楽:2007/05/08(火) 14:56:39 ID:V0LdXM/i
ユキちゃん「パパ、今日は聞きたいことがある・・・」
主流派 「おおユキちゃん!おまえの方から私のところに来るとは、嬉しいなぁもう!
で、何だい聞きたいことって?何でも教えてあげるよっ!」
ユ「・・・私のママは誰?・・どこにいるの?」
主「えっ!?そ、それは・・・・」
↓
主 「ほらユキちゃん、ユキちゃんはヘソがないでしょ。人間とは違うんだよ」
ユ 「…でもくぼみならある」
主 「あっ、ないのは胸だけか(笑)」
ユ 「…」
その後主流派を見たものは誰もいない
長門はキモイ
門外不出レベルのキモサ
萌とかいってるやつは知能障害者
ええか?目を覚ませよ
長門かわいいよ
319 :
円楽:2007/05/08(火) 15:20:13 ID:V0LdXM/i
ユキちゃん「パパ、今日は聞きたいことがある・・・」
主流派 「おおユキちゃん!おまえの方から私のところに来るとは、嬉しいなぁもう!
で、何だい聞きたいことって?何でも教えてあげるよっ!」
ユ「・・・私、彼の赤ちゃんが欲しい・・どうすれば赤ちゃんができるのか?」
主「えっ!?そ、それは・・・・」
↓
やっちゃいなよユキ
/ .: / .:.:.:.:.: /.:.:.:. ;イ.:.:.: j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..::\.:.:.:.:.:.:.:.:\ .:.:.|.:.:.:.:.:. |.:.:.:.:.:.:ヽ
/ / .:.:/ .:.:.:.:.:.:.:l.:.:.: / .|.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. l\.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.|.:.:.:.:.:. |!.:.:.:.:.:.:.:\
,′ l .:.:.l :.:.:.:.:.:.: j:.:. / |:.:. | ヽ .:l\.:.:.:.:.:.:.| \.:.:.:.:.:.:.',:!.:.:.:.:.:. |:l:.:.:.:.:.:. ト ヽ、
l :/| :.:.:| :.:.:.:.:. /|:.:/ !:.: |. ヽ:{ \.:.:.:.:| \ .:.:.:.l|.:.:.:.:.: i |.:.l:.:.:.:.:.:.| `ーゝ
| / ! :.| l::.:.:.:.:.l V l:.:.l \ >┼ ── \‐:.! .:.:.:.:. i |.:.:.l.:.:.:.:.:|
レ' l l l:.:.:.´丁 j ̄ ̄ `ヽ{ \´ >l _ -==r 、│.:.:.:.:. i |.:.:.:|:.∧:.l
l |ハ ヽ .:.:.:|〃チ不テミ、ヽ ァ彳゚ア千.ハヾ}! :.:.:.:. i |ヽ:.:|/ V
ヽ .|i.: ヽ\:.:lヾハ_j::::::::ハ | _j:::::::::} j " |.:.:.:.:.: i | }j:|
\∧:.:l \ヽl う、:::イi| 'う、:::::イ./ j :.:.:.:.: / レ':/リ
ヽヽ|:.:.:. \l. _ヽ辷_リ ゞ 辷=' l.:.:.:.:. / ∧/
/::/ l:.:.:.:.: 小 , ,'.:.:.:.:./ /
>>319は・・・氏んで
/::/ l:.:.:.:.:.:.lハ /.:.:.:.,イ ∧
_, -、 /::/__,ム:.:.:.:.:.l::.:lゝ − , イ.:.:.:./ j/ }
ー-、厂 ̄了::::/:: ̄::::::::::::∧ :.:.:.:l:.:| 丶、 / /.:.:. /∨ l
〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ :.:.:l.:| ヘ {{> _ イ ./:. / } |
{{::::::::::::::::::
>>323 生年月日の明確な設定が無いから無理
あきらめてください。
最近、起きるとき
「今日も長門に萌えられる!」
と思えて目覚めが良いw
長門ありがとう長門
そもそも宇宙人に対して太陽暦で相性を計算するのもどうかと思うけどね
まあ、長門は地球生まれかもしれないけど
7月7日で良いじゃん。
7月10日だろ
誕生日大全と言う本があってだな・・・
生まれたのは雪が降る時期なんだから冬は間違いない
1月か2月あたりだろ
閏年で2月29日とかだったら面白いんだが
雪が降ってきた時に生まれて有希になったんじゃなかったっけ?
なら冬という事に
長門「あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙〜」
キョン「扇風機が楽しいのはわかったからそこをどいてくれ。風がまっく来ないんだが」
長門「あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙〜」
キョン「いや無視すんなよ」
って妄想してたら電車乗り過ごした
>>332 扇風機に向かって
「我々はぁ〜宇宙じ〜ん」ってするのかwwww
もしくは平手でのどを叩きながらwwww
長門さんが!?
>>334 確かにそれが自分のnagatoフォルダを漁ったらあったorz
どうりで、イメージが湧くはずだ
我々と言うからには三人娘でやって欲しい
つまり長門が扇風機の網を外して鬼緑さんが油断している朝倉の顔面を網無し扇風機に押し付けるんだねっ!
朝倉「あばばばばばば」
鬼緑「あらあら涼子ちゃんたらwww」
長門「ユニーク」
コレは酷いww
けど、その様子がありありと浮かぶのは何故だ…
思念体からの命令でキョンの記憶から自分の存在を消すように言われた長門さん
前日に勿忘草の栞を本にはさみキョンに「・・・貸す」「・・・忘れないで」といって渡す長門さん
持って帰り少しづつ読むキョン
勿忘草の栞に気付き「あいつもこうゆうのに興味があるのか・・・」と嬉しくなるキョン
次の日 記憶を消す長門さん 長門を忘れるキョン
通学路、毎日する違う二人、気付かないキョン、気付かないふりをする長門さん
勿忘草←読めないがなんとなく切ないイメージだけは伝わった
341 :
電波:2007/05/08(火) 20:28:10 ID:ihGLD+ta
ちと季節早いが
夏にカキ氷の山盛りを一気に食べようとして
途中で激しい頭痛に襲われ うずくまる長門
優しく看護するキョン。
>>340 わすれなぐさ(勿忘草)
花言葉は「私を忘れないで」「真実の友情」「誠の愛」
小さく可憐な長門みたいな花だよ
花言葉というか、まんま
forget me not の訳語だからな
>>339 冬。日が落ちるのも早くなり、既に校内は薄暗くなっています。
いつものように長門が一人部室に向かうとドアの隙間から明かりが漏れていました。
一瞬、視覚情報に有り得ない光景、つまりノイズが走ります。
彼女にしては勢いよくドアを開けると、中に居たのは喜緑さんがただ一人。
「もしかして彼かと思った?」
「スキャンすれば開ける前にわかる。あなたに用は無い」
僅かに俯いて指定席に向かおうとした時に腕をつかまれ、抱きすくめられます。
「ここなら人目は無いわよ」
こらえきれず泣き出す長門の姿がよぎった
>>324 大体憂鬱の三年前くらいの辺りじゃないの?
具体的な日日はわからないけど…
長門の分まで俺が泣く
俺の電波なんかどうでも良いくらいに泣けてきた。
どうしよう涙止まれよ・・・止まれ・・・
>>339 ベタだが、キョンが栞を見つけてからの展開が大いに期待できるな
>>344 いいけど、わかめ様の口調が…
どうでもいいですが、今地震がきますた
>>339 これは絶対、誰かが今まさにSS化の最中。
だから自分は書かない。
>>344 誰なんです?
まとめのSS職人の誰か?
SS書こうと思ったけど
>>351の言うとおりだと思った
だから俺もry
354 :
SS:2007/05/08(火) 21:22:05 ID:pJ6AxkQM
ぐらぐらぐら……
みくる「ひゃっ!」
キョン「うおっ!地震か?」
古泉「ずいぶん大きな揺れでしたね…」
ハルヒ「…すっごい揺れたわね…みくるちゃんの胸」
みくる「えっ?えっ??」
キョン「そっちかよ!」
長門「……(ぺたぺた)……」
キョン「長門…大丈夫か?」
長門「…大丈夫…(胸…揺れない)」
咄嗟に思った
…正直スマン…orz
>>354 もしかして地震のSSはこのスレでは初めてかな覚えにない
面白かったw
やっと規制解除だよぉおおおおっ
長門ぉ、これからはもっと早く解除してくれっ!!!
_
. , ^ `ヽ キョン「長門…大丈夫か?」
〃 イ fノノリ)ハ 長門「…大丈夫…(胸…揺れない)」
(ヽィヘリ(l|゚ -゚ノlリ
⊂〈_jk{つ{⌒l^0
_
. , ^ `ヽ ………
イ fノノリ)ハ
ィヘリ(l|゚ -゚ノlリ
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_ ,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)''"
, ^ `ヽ 人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)'
イ fノノリ)ハ ゴオオオオオ ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)i
リ(l|゚ -゚ノlリ ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ 彡 ,, ⌒ヽ ミ彡"
(っi==m==:::゙:゙ '"゙ ミ彡)彡''"
く/_li〉 ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_
>>354 ) 彡,,ノ彡〜''"
し'ノ ゙⌒`゙"''〜-、,, ,,彡⌒''〜''"
"⌒''〜"
ズレ過ぎにも程がある
359 :
ss1/2:2007/05/08(火) 21:50:25 ID:bHq+JdCv
木のベンチに腰を下ろしていた長門は、蛍光灯が照らす天井を見上げた。
ここは北駅の待合室。そろそろ終電が出る時刻だ。狭い待合室には、自分しかいない。
しかし長門は、どこへも目を向けず、
「……もう終わった頃」
呟き、傍らに置いた文庫本を手にとる。
しおりのあるページを開けば、数ページしか残っていない。
……読みおわったら皆のところに行こう。
何やら未知の事態があったらしいが、今の自分が役に立たないことは自分がよく分かっている。
何しろ、体がもう満足にうごかない。目も、次第に焦点が定まらなくなっている。
その肉体不備の理由は簡単なこと。対有機生命体ヒューマノイドインターフェイスとはいえ、
「天蓋領域との交戦に、少し無理をした」
彼らへの安寧を引き替えに、自分の体の限界を省みず酷使した。解っていたことだ。
SOS団の皆はどうなったろうか。無事か、それ以外か。
どちらにしろ、間違いなく彼らは魔法以上の愉快を見つけてほしかった。
自分は上手くやっただろうか。
……見つけた?
そして、
……何も語らなかった私を、いつまで覚えている?
疑問を顔に出さず、もはや読めぬ文庫本に目を落とす。が、
「と」
長門は本を落とした。
右脇、広がったスカートの上に、読みかけの文庫が落ちる。
長門は無感情に手を伸ばし、拾いあげようとした。
そのときだった。
「ほら、長門」
言葉とともに差し出されたのは、文庫だ。
長門は相手を見る。文庫をつかむ腕の先には、
「……あなた」
僅かな驚きを胸に隠し、みんなは? と問えば、
「ああ、皆、ここにいるさ。ハルヒも、朝比奈さんもな」
右をみれば、セーラー服のみくるとハルヒが、自動販売機でなにを買おうかと笑いあっている。
そして駅舎の奥では、旅行案内のパンフレットスタンドを前にした古泉が、
「さて皆さん、次の休暇の合宿はどのような場所にしましょうか?」
問い掛けに長門は反応した。違う、と思って、
「旅行より先にすることがある。…SOS団は?」
「ああ、大丈夫だ、――これから楽しいことになるさ」
声は聞こえるがどこに居るのかもう解らない。だがまあいいか、と思う。
……これからも彼や涼宮ハルヒたちは忙しいことになるはず。
もう手伝うことは出来ないが、
……みんな、同じ。朝倉涼子。喜緑絵美里。名も知らない同級生。
……わたしたちが体験した時代を、後の子供達は手伝えない。
同じだ。あの頃自分達は様々な体験をした。後の子供達もそうだろう。
>>358 _
. , ^
〃 イ fノ `ヽ
(ヽィヘリ(l|゚ ノリ)ハ ……問題無い。情報操作は得意。
⊂〈_jk{つ-゚ノlリ
{⌒l^0
361 :
ss2/2:2007/05/08(火) 21:51:57 ID:bHq+JdCv
「旅行、行こう」
長門は無表情なまま、ハルヒたちがいた辺りに言った。
「いろいろなところに行った。みんなと。……海に行ったり、雪山に行ったり……」
あれを楽しかったと言うのだろうか。
「……きっと、楽しかった」
その時だった。
「別に…旅行なんて行けなくてもいいのよ」
ハルヒの声が聞えた。
「行ければいいけど、今でも十分楽しいわ」
そう、と長門は控え目に頷いた。
一番聞きたかった答えに対し、長門は小さくうなずき、しかし精一杯の本心で、
「私も」
視界が白くなっていく。
蛍光灯の光だろうか。それとも、
「――」
唇が呟いた。誰に対してかも解らず、音も放たず、ただ小さな動きだけで、
「いこう」
長門の体が小さく震えた。
最後の心音が響いた。
●
北駅、蛍光灯の下。喜緑は木のベンチの後ろに立っていた。
目の前には、もう動かぬ長門の小さな背がある。
長門の右手は、傍らの文庫本に伸ばしたまま止まっていた。
喜緑が思念体の指示に従いここに来たのは、長門が本を取ろうと手を伸ばし、そのまま動きを停めたのとほぼ同時だった。
彼女は動かぬままで、何かを話していたようだった。
その気配も終わった後で、今、こうして喜緑は長門の背を見ている。
喜緑は、わずかに身を折る。
「……おつかれさま」
息をつき、
「これから、私は私の為すべきことをしていきます。あなたの守ったものに対して……」
告げ、風を揺らして長門の前に立ち、まだ暖かい右手を取った。
文庫を取るのを手伝い、膝に乗せた。
その時になって喜緑は気付いた。
伏せられた長門の目が、小さな、しかしはっきりとした微笑の形を浮かべていることに。
黄緑の知るかぎり初めて、顔は満足気な笑みとなっていた。
「…………」
喜緑は無理に微笑みを返した。
遠く、道路の方から人々が走ってくる足音が聞こえる。
彼女の仲間達、『鍵』である彼を始めとする皆だろう。
彼女は一度うつ向き、次の瞬間に歪めていた表情をいつもの微笑に戻し、
「長門さん」
喜緑は天井を見上げ、白の光に向かってこう語りかけた。
「――きっと、楽しかったですよね」
『 YUKI.N>また図書館に 』
――END
酔った勢いでやった。今は若干反省してる。
ちなみに元ネタ知ってる人は苦笑でスルー推奨。
おおう、対有機云々のとこ「コンタクト用」が抜けてた
脳内修正よろしく
>>361 途中までなきそうだったが
●
の所で古泉吹いた
角川スニーカー文庫の来月発売分に「驚愕」が消えたのだが・・・・・
前に見たときあったのに
●のせいで涙が多少乾いた
とてもきれいなSSだった。感動した。
元ネタはよくわからないが。
俺も元ネタ分んないけど良かった。
ほろりときた
371 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 22:34:30 ID:Ya4pvM+J
長門を幸せにしたい
いつか小説を書いて献辞に「長門有希に」って書きたい
>>372 二次創作なら許せるが
それ以外だときもいぞ…
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 22:43:38 ID:VES84oH+
長門に憧れたんだ。だからプログラミングの勉強を今しているんだ。
周りから何と言われても俺はこれだけは止めない。
長門に認めてもらえるようなプログラムをいつか。
誰が死亡フラグを立てろと
>>373 「長門有希の大切な思い出に」ではどうでしょう
俺軽音入ってギターやりたい
目指すは長門級です。
379 :
ss1/2:2007/05/08(火) 22:49:10 ID:N5XDjb8H
108の続きを書こうと思ったが、何か上手い事いかなかったから、思いつきのネタで書いてみた。
ふぅ・・・。
一息ついたのは、とある平日の昼休みの校庭だ。
俺は購買部でコーヒーを購入し、飲みながら教室へ向かってる所だった。
やはりここの購買部で買うコーヒーは美味いな。
だが、100円で365mlって事は、やっぱり100円で500mlのコンビニで買った方が得か。
そんなセコイ事を考えながら教室へ向かって歩いていると、とある人物が目に入った。
長門・・・か?
水道場にかがみこんで何をしている?
ここの水道場は主に運動クラブが使用しているようだ。
足を洗っている運動部の学生をよく見かけるしな。
ついでに言うと、緑のホースが付いてる蛇口もある。
恐る恐る近づくと「シャカシャカシャカ」という擬音が耳に入る。
のぞきこむと、長門は美術のパレットと水入れを洗っていた。
この音は筆を使ってパレットに付着した絵の具の汚れを落としている音らしい。
「おい、長門」
「シャカシャカ・・・何?シャカシャカシャカ・・・」
長門は手を止めずに洗い続けている。
パレットと水入れは、絵の具を使えば、当然汚れる。
俺は汚れているのがパレットの真の姿だと勝手に解釈しているので、そんなに綺麗に洗わないのだが、
面白いもので完全に綺麗にならないと気がすまない人間もいる。
じゃあ長門は後者にあたるのだろうか・・・いや、人間ではないが。
「充分に綺麗だと思うぞ、そのパレット」
「シャカシャカ・・・まだ。完全に絵の具が落ちていない。シャカシャカ・・・」
「宇宙的なマジックで一発で綺麗にできないものなのか。」
「使わない。貴方に注意される可能性がある。」
そうか。
どうやら、射手座のコンピ研と戦った時に釘をさしていた事が効いているらしい。
なら、そうしてしまった俺にも責任があるのかもしれない。
しかも、こいつには毎度お世話になってるし、部屋に戻っても谷口と国木田とダベるだけだ。
この一所懸命にパレットを洗っている長門の手伝いをするのも悪くないな。
「長門、ちょっと待ってろ。俺も手伝ってやるから。」
俺は、水道場の上に飲みかけのコーヒーを置いて、購買部向かってかけだした。
380 :
ss2/2:2007/05/08(火) 22:49:54 ID:N5XDjb8H
数分後、購買部から一本の筆を買った俺は、長門の水入れを綺麗に洗っていた。
自分の物を洗う時はそんなにやる気が湧かないのだが、他人の物だと妙にやる気が出る。
・・・これが谷口の物なら、話はまた別なんだがな。
それにしても、絵の具の汚れというものは中々しつこく、簡単には落ちてくれない。
結局、昼休み中、ずっと水を出しっ放しにして、長門と並んで絵の具セットを洗い続けた。
許せよ校長。水道代がいつもより高くなってるかもしれないからな。
もっとも、水道代は校長が払っている訳ではないと思うが。
「感知できる絵の具の汚れは0.1%未満。感謝する。」
「そうかい、それならよかったよ。」
予鈴が鳴った頃、絵の具セットとの格闘は終わった。
あと、買った筆は長門にやる事にした。どうせ俺には必要ない物だ。
「教室に戻るか。」
「・・・そう。」
そこで思い出した。
水道場の上に放置して置いたままのコーヒーだ。
もう温くなっているだろう。惜しい事をした。
コーヒーの紙パックを持ち上げると・・・軽かった。というより、中身がなくなっていた。
まだ半分以上残っていたはずなのだが・・・もしかして、俺が購買部に行ってる間か?
長門の方をチラリと見てみる
「私はそのコーヒーを飲んでいない。・・・信じて。」
そう言い残し長門は逃げるように校舎に入っていった。
・・・そっちじゃなくて、間接キスの方を気にして欲しいものなのだが。
・・・やれやれだ。
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 22:50:42 ID:VES84oH+
>>377 VBなんだ。しかしそれは古すぎやしないかい?
>>381 俺のプログラム初体験はBASIC
そうPC-98の頃
今はSQL, Pro-COBOL, C, C++, C#, Java
VB, HTML, JavaScriptなどをマスターした
まあ今の最新プログラムでも、長門にとっては児戯なんだろうけどな
>>382 どこの会社でも雇ってもらえそうなスキルだ。何年ほどでそうなれた?
ところで
>>382の行き着く先はどこなんだ?
マスターしたと言ってる人がほんとにマスターしてるのを見た例がない
>>384 SQL, Pro-COBOL, C#, VBは
去年就職してから会社で教わった
C, C++, Javaは授業とか趣味で
HTML, JavaScriptはバイトで
三菱○○○のホームページを作ったとき自習した
>>382 純粋にすごいな
俺は・・・
合気道してた高校美術科入ったプログラム専攻の専門学校行った、その後は音作り始めた
・・・長門さんにはまった
てんでバラバラorz
あー音でも作ろうwwww
音作りと聞くとシンセで一生懸命つまみやフィルターを弄くって
音色を作るってイメージだな。
酔った勢いでやったけど、よう考えたらこれってSSじゃねぇ。改変だ。
間違えた。欝だ。恥だ。もうダメだ。改変元に対しても失礼だ。
すみません、何分不慣れなものでして。
ちなみに元は電撃文庫の終わりのクロニクルです。
あと●はその作者が場面区切りで使っているのでそのまま使用、古泉は無関係です。
392 :
ss1/6:2007/05/08(火) 23:45:39 ID:shiFR6yK
「二つの祝い」
「有希、誕生日おめでと〜!」
ハルヒのでかい声とともにパーティーの定番ともいえるクラッカーが
鳴り響く。
その音に「きゃあ」となんとも可愛らしい声をだし驚く朝比奈さん
おやおやといつものように笑顔のままでいる古泉、こいつがビックリするのは
超常現象とかぐらいしかないのだろうか?
そして、あのクラッカーの音に驚きもせずケーキに刺さってあるローソクの炎とハルヒを
交互に見てる長門。
今日は長門の誕生日だが、なんでこうなっているのか少し回想してみようか。
それは一週間前のこと、夏が近づき徐々に気温が上がっていっている
6月の最終日、いつものように授業を終え部活なのか時間つぶしを
しているのか分からないSOS団部室へ行き、そこでいつものように
朝比奈さんの素晴らしいお茶をもらいつつ古泉とゲームする。
そうして、そのまま時間が過ぎていく中、突如ハルヒが言ってきたのだ。
「ねぇ、キョン あんた誕生日いつなの?」
俺の誕生日だと? そんなの聞いてどうする気だ?
そう言うもハルヒは
「別にいいじゃない、団員の事を知ることは大切なんだから!」
こう言った以上、ハルヒを止めると閉鎖空間を生み出すデメリットしかなくなる
かもしれないので俺はしかたなく答える。
答えた後、ハルヒは古泉や朝比奈さんに聞き、そして
「なるほど、あとは有希だけね、有希! 誕生日はいつなの?」
ハルヒに聞かれ、今までそれで人が殺せるんじゃないかと思うほどの
分厚い本から視線を外し何故か俺を一瞬見た後、ハルヒを見る。
長門の誕生日か… そういや付き合ってるのに長門の誕生日知らなかったな
この機会に覚えて、俺の毎年の長門を祝う既定事項にしておこう
ハルヒ、たまにはいいことを言ってくれたな。
心の中で感謝をしていると長門がぽつりと
「7月7日」
そう言い長門はまた本に視線を戻した。
それを聞いたハルヒは「あと、一週間じゃない! やっぱり今日みんなに
聞いておいて正解だったわ!」大騒ぎしながら次々と言っていく。
「来週、有希の家で誕生日パーティーするわよ!」
そして、その一週間の間ハルヒはどこから手に入れたのか分からないが
色々とパーティーグッズをかき集めていた。
ケーキのほうは古泉の知り合いという名の機関から取り寄せるらしく
長門の誕生日が残り二日になった日から
「三人共! ちゃんと有希に思い出に残るプレゼントをあげなさいよ!
そのために今日から二日間SOS団の活動は中止にするから探してきなさい!」
そう言いその日は解散した。
長門のプレゼントか… あいつは何が喜ぶだろうか。
妥当なとこなら本だがそれでは今ひとつだな、かといってクッキーとかでは
味気がなさすぎる。何かないものかと思っていたが、一ついいものを思い出した。
ただ、これをハルヒたちの前で渡すのは照れがあると言うより自殺行為に近いものであり
俺は本命のプレゼントと共にもう一つのプレゼントを買い準備を完了する。
394 :
ss2/6:2007/05/08(火) 23:47:39 ID:shiFR6yK
そうして迎えた長門の誕生日パーティーが始まり今に至るわけだ。
クラッカー鳴らし終えたハルヒは笑顔で長門を見て
「有希! これは私からのプレゼントよ ほら! みんなも渡しなさい!」
そう言い長門にプレゼントしたハルヒは俺たちに言う。
俺達は言われたとおりに各自持参したプレゼントを長門に渡す。
プレゼントを貰った長門は珍しく俺達を見渡した後
「ありがとう…」小声だけどみんなに聞こえるお礼を言って来た。
それに満足したハルヒは
「有希、あけてみなさい! みんなのプレゼントがどんなのか気になるでしょ?」
お前が気にしてるんじゃないか? などと思いながらも長門は丁寧に
プレゼントを開けていく。
朝比奈さんのは、手作りクッキーと可愛らしいクマのぬいぐるみ
長門にぬいぐるみなんてあわなそうだが、もし寝る時に抱き枕のように
ギュッとぬいぐるみを抱いていると思うと非常にうらやましい。
古泉は、長門が好きそうなSF本を5冊ほどだけのようだ。
どうやら、いくら機関の力でも長門の好みというのは本ぐらいしか
分からなかったみたいだな。
続いて、ハルヒのだがこれが一番驚かされた。
てっきり、なにか不思議そうな日常でいるのか分からないものを渡すと思っていたが
ハルヒが長門に渡したのは白い長袖のワンピ−スだった。
「有希は、素材はいいんだからもっと綺麗にしなきゃもったいないわよ!」
それにいたっては同感だ、付き合っている俺といても長門はほとんど制服姿のままだ
これを機にオシャレに少しは目覚めて欲しい、俺の目の保養にもなるしな。
そして最後に俺だが、古泉と同じで本を一冊、今一番人気らしい恋愛小説と
雪の結晶を模様にした栞だ。
「キョン、二日間も暇をあげたのにこんなのしか見つけられなかったの!?」
ハルヒが言ってくる。 しょうがないだろ、もうひとつのほうはお前らがいたら
渡せないんだから、大体古泉だって似たようなものじゃないか。
言葉に出せないまま、すまないと謝罪をしてその場を凌ぐ。
その後も何か言おうとしたハルヒだが、長門が
「いい… 私は嬉しいから」
と俺に助け舟を出してくれた。
長門が満足しているのを見たためかしぶしぶ俺に何かを言うのを止める。
助かったぞ、長門とアイコンタクトのように長門を見ると
長門も理解しているのか、頷いてこっちを見ている。
想いが通じ合うとはいいものだなと思いに浸っていると
「さぁ、プレゼントも渡したことだしせっかくの有希の誕生日なんだから
楽しくやるわよ〜!」
浸っている時間もくれないハルヒにため息をつきながらも俺も楽しもうとした。
395 :
ss3/6:2007/05/08(火) 23:50:08 ID:shiFR6yK
「右足、青 左足、赤 右手、青 左手、青」
ちょっとまて、なんでこうも青が連続できているんだ。
今俺と古泉は、古泉がどこからともなくもってきていた
パーティーゲームの定番ともいえるツイスターをやっている。
なんで、俺と古泉でやっているのかと言えば、やはりハルヒの命令であって
罰ゲームに近いものを感じさせられる。
くそ、どうせなら長門や朝比奈さんとの方が数百倍良かったんだが
「そんな事になってしまっていたら、僕は貴方を恨みながら神人と戦っていましたよ」
俺の考えを読むな、それに近いんだよ顔が、なんで離れられる位置にあった青を
無視してこっちに近づく青を選んだんだよ。
「それは、この方が盛り上がるからですよ」
にっこり微笑みながらこちらを見てしゃべる古泉を見て恐怖を感じる。
こいつ… まさか… いやそんなはずはない そうだよな? 古泉
俺は信じているぞ、例え、次に右手、赤がきても顔を近づけないで遠ざかることを。
俺は祈りながら、長門が回すルーレットを見る。
「右手、赤」
長門の淡々とした声、俺にとっては死の宣告に近い声が部屋に行き渡った。
古泉は、おやおやといつもの微笑みをしながら命令どおりに右手を赤へ持っていく。
目指す赤は俺に体の後ろ斜め右にある赤だ。
こいつ、絶対わざとやってやがるな、お前と体がひっつくくらいなら罰ゲームを
選んだほうがましだ。
俺は赤が届かなかった振りをし倒れこみゲームを終了させた。
その後は、ハルヒの罰ゲーム宣言により、どこからかとりだした物は
俺の思い出したくない記憶ベスト10には入るであろうトナカイ帽子だ。
まさか、と冷や汗を流すもそんな事を知る由もなしの団長様は
「キョン、罰ゲームよ! これをかぶって芸をしなさい!」
俺は泣く思いのままそれを受け取り一人羞恥に耐えながらみんなの前で芸をした。
悪夢のような罰ゲームもなんとか終わり、パーティーも終わりを迎え
みんなが帰る準備をしている中、俺が一人落胆していると
「あ〜、楽しかったわ もし今日 トナカイの悪夢を見てしまったらキョン
のせいだからね!」
あんまりだ、俺がどれだけ即興で考えて披露した芸か分かっているのか
「で、でもあれはあれで面白かったですよ、キョン君」
朝比奈さん、そんな慌てた表情で言われても説得力はないですがその優しさ
ありがたく貰っていきます。
「じつに、楽しい一日でしたよ。特に貴方とのゲームが」
古泉、お前は黙ってろ、もう機関から救ってくれた感謝なんてなしだ。
「貴方の芸…ユニーク」
長門さん、そう言ってもらえるのは嬉しいんですが芸を披露していた時の
表情が読めなかったです。
>>391 終わクロ全部読んだけどわからんかった
ファン失格だな
397 :
ss4/6:2007/05/08(火) 23:52:32 ID:shiFR6yK
「次の誕生日が一番近いのは、キョンね! 覚悟しときなさいよ!」
ハルヒがもうやることは規定事項と言うべきであろう宣言をしている。
やれやれ、祝われる側なのに覚悟しとけか、ハルヒらしいな。
そうしてみんながマンションから出て行き、皆がそれぞれの家へと帰っていく
俺は三人が見えなくなるのを確認をすると元来た道を引き返し
長門のマンションへと向かう。
マンションへ着き、俺はいつものように長門の部屋番号を押しインターホンを鳴らす
「…」
無言の返しは慣れているため
「長門、俺だ 開けてくれないか?」
言った後、少しして玄関のキーロックが外れ俺はロビーへと入り
エレベーターに乗る。
少しして7階へついた俺は、長門の部屋へと歩くと
そこにはドアを開けて、俺を待っていた長門がいた。
俺は、長門の元に近づき、止まる。
「はいって」
長門の淡々とした、だけどどこか嬉しそうな声を聞きながら部屋へと入ってく。
部屋へと入るとそこには、パーティの痕跡が至るとこに散らばっている
「まずは片付けるか」
俺の言葉に長門はコクンと頷き、辺りを綺麗にしていく。
そうして綺麗になった部屋で座り長門が作ったお茶を貰い一息をつく
「どうして、戻ってきたの?」
俺の隣に座っている長門が聞いてくる。
「ああ、お前に渡したいものがあってな」
俺はポケットから取り出し長門に渡す
「誕生日おめでとう、長門」
長門は俺の手にあるプレゼントと俺を交互に見て
「貴方からはもう既に貰ってある、だからこれはいい」
これを断ってきたが、気にするな長門
これに比べたら、あれなんて全然安いしな、
それに俺が本当に渡したいのはこっちなんだよ。
長門は悩んでいたが分かってくれたのか、それを受け取った
「ありがとう…」
そう言い壊れ物を扱いかのように大切にそれを抱きしめていた。
開けていいぞと促すと長門は、それを丁寧に破き中のを取り出す
中から出てきたのは、ネックレスで雪の結晶を模ったものだ
これが長門にプレゼントしたかった本命のものだ。
398 :
ss5/6:2007/05/08(火) 23:53:57 ID:shiFR6yK
前に長門と街で歩いている時にたまたま見つけたもので
長門に似合うだろうな、と片隅に考えていたのを思い出したのだ。
長門は、ネックレスをじっと見つめている
貸してみろ、と言い長門からネックレスを受けとり
長門につけてやる。
そうして雪の結晶をつけた長門だがとても合っていた
これで、ハルヒがプレゼントした服を着れば
谷口ランクAマイナーからAA+になるのではなかろうか
「似合う?」
ああ、とても似合っているぞ。
長門に嘘など通用しないのもあってか俺は二人の時は驚くほど
素直に長門に答える。
それこそ、他の奴に聞かれていれば自殺を図ってしまうほどのだ。
「嬉しい… 大切にする」
長門は俺の肩に頭を乗せながら嬉しそうに呟く。
そう言ってくれるなら探した甲斐があったもんだ
俺は長門の肩を抱き、髪を撫でる
本当に長門と居ることは心地いい、今の俺はこいつが消えてしまったら泣いてしまうだろう
叫んでしまうだろう、そして取り戻す行動をするだろう。
こいつが隣に居ない未来なんて考えたくもない、だから俺はこいつを取り戻す。
何があってもだ。
そう思いながら俺は長門の髪を撫で続けていた
そうして、時間が経っていく中 俺は一つの疑問を長門に聞いてみる。
「そういや、長門 お前の誕生日って冬とかじゃないのか?」
長門が書いた無題作品の小説、あれは、恐らくだが長門自身の事を書いていたと
思っていたんだが、俺がそう言った後、長門は肩に乗せながら俺を見つめて答える。
「確かに、貴方が言うとおり私はここに情報統合思念体によって作られ
ここに生み出されたのは冬の事、でも、私はこちらの方がよかった
だから私は誕生日というのを聞かされ、書かされる時は全てこちらを言っている」
7月7日、言わずとしれた七夕の日だが俺にとって重要なのは七夕ではなく
絶対に忘れることのできない日だ。 3年前に数回ワープしたり
ハルヒと初めて会ったり、その時はジョン・スミスと名乗っていたが
そして長門と初めて会った日でもある。
「何で、そっちのほうが良かったんだ?」
俺の至極当然のような疑問を長門に聞く。
長門はどう言おうか迷っているのか少し考えている
やがて、まとまったのか長門が俺の質問に答える
N88BASICて20年前だなw
400 :
ss6/6:2007/05/08(火) 23:55:46 ID:shiFR6yK
「貴方と初めて会った日だから…」
長門の問いに言葉を失う
それを知ってか知らずか長門は言葉を続ける。
「あの3年前の日、貴方は長門有希と呼んでくれた。私しか知らないはずの
私の名前を、貴方は言ってくれた」
「貴方は、貴方の知っている長門有希と同じようにみてくれた
そして長門有希と同じように言葉を言ってくれた」
「それらが心地よかった、暖かった あの時の私はそれらが分からなかったけど
今は分かる」
「貴方達を眠らせて時間凍結をしたあと、私は寝ている貴方を見ながら望んでいた、
貴方の傍に居ることを いつか、貴方の知っている長門有希ではなく
今の私での長門有希と呼んでくれることを」
「それらは、思っていると私の中でエラーを生んでいた、だけど
それは不快ではなかった、それが私の長門有希としての最初のエラーの始まり、
そして今の私が居る」
「だから、私は誕生日というものを知った時に私はこの日を選んだ。
貴方と初めて出会えたこの日を」
長門は言い終えたのかじっと黒曜石のような瞳を俺に向け見つめている
俺はというと嬉しさやらはずかしさやらで一杯だ。
そうか…と言って長門の髪を撫でてやることしか出来ない俺を
自分で呪ってやりたいね。
それでも、一つ俺の中では決心したことがある。
「なぁ、お前が本当に生まれた日はいつなんだ?」
俺の問いに長門は首を傾ける、なんでそれを知りたいの?
って言っていそうな顔だ。
「俺達だけしか知らない長門の誕生日を祝いたいからだよ」
もちろん、プレゼントも考えているけど年に2度も渡すと流石に
長門も気が引けるだろうからケーキとかだけだが
俺はこちらも祝いたい、だってそうだろ?
あいつがここに生まれてくれた本当の日なんだから……
END
長門の誕生日はこうだったらいいなぁと思い書いた物です
長文失礼しました。
>>396 解らないのがフツー。それで本当なら十分です。
もし解ったなら、それは作者への余禄ですよ。
雑談のとき、他のやつらに酒飲みながら自慢できる余禄です
月、月
まあるい お月さま
わたしは彼から 菜の花をもらいたかったな
「長門……無事だったんだ……よかった……」
まあるい
まあるい お月さま
わたしは彼の手をにぎり 笑顔を返したかったな
「全て、おわった。
全て、夢のようにおわった。
あなたのおかげ」
まあるい
まあるい お月さま
いつかあなたに帰るから
いつかわたしは還るから
「そうか……
なあ、長門……
もう、黙ってどこかに行ったりするなよ……」
でもね
まあるい お月さま
わたしは菜の花をにぎりしめ
笑顔を返したかったな……
「……ずっと……一緒に……」
ついでに動画Ver
ttp://nagatoyuki.info/up2/file/028.zip やっつけ感は否めないが後悔はしていない
元ネタ知ってる人はによによして眺めてください
>>403 最後の「……ずっと……一緒に……」が…
どうして菜の花?
>>400 GJ
キョン・・・サークル内で交際を秘密にしてると友達なくすぞ
っていうか許されねえ
>>404 やっぱ変えたほうがよかったかなと今さらながら後悔
でも過去は振り向かない
>>339 >>344 なんか勿忘草がトラウマになりそうだ。
ただでさえこの名前を聞くと、気分が沈んで涙腺危うくなるってのに・・・。
「わすれな草」と聞いて、第一連想が蒼の人も
このスレには居るのではないかな。
今日はSS投下が多いな
色んなSSが読めて幸せだw
>>405 皆大人なら、決してそんな事は無い。
そんなサークルそれ自体が問題を抱えていると言わざるを得ない。
交際は必ず報告しなさいって、過保護な親でもあるまいし。
なので、きっとキョンと長門もこっそり……
あ、内容はプログラムです。
怪しくないですがdos窓は有効にしておいてくださいー
今度アニメ借りてみてみます。
最近のってDOSやテープ時代の事が映像になるのか。
415 :
円楽:2007/05/09(水) 02:19:17 ID:eUH+15rg
ユキちゃん「パパ、今日は聞きたいことがある・・・」
主流派 「おおユキちゃん!おまえの方から私のところに来るとは、嬉しいなぁもう!
で、何だい聞きたいことって?何でも教えてあげるよっ!」
ユ「・・・私はどうしてパパの子に生まれたの?どうして急や穏じゃなくてパパなの?ねえどうして?」
主「えっ!?そ、それは・・・・」
↓
416 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 03:07:38 ID:eVkDpUI8
主「神の思し召しだよ。コウノトリさんがパパに『ユキちゃんを創れ』って伝令してくれたのさ。」
ユ「私が彼と出会えたのも神の思し召し…彼の赤ちゃん…」
主「えっ…」
↓
もしもSOS団が歳をとったら
ハルヒ:いたい電波なことを言い出す
キョン:くどい言い回しと斜め上のひねくれた発言を繰り返す
古泉:誰も聞いてないのに延々解説する
みくる:お茶にこだわりつつ時々ボケる
長門:寡黙に読書に耽る
長門が優秀なことはもう周知の事実だけど、なんかこう一つくらい
「普通の人間には出来るけど長門には難しいor不可能な分野」
があってもいいしあるような気がするんだけど。
乳児の世話なんてどうだろう?
ある程度大きくなって分別の付いた子供(=キョンの妹)とは
それなりにうまくいってるけどこれはちょっと想像が付かない。
>>407 同名ののいぢ絵エロゲを思い出す俺は一体…
タイトルとのいぢは聞いたことあるな。
そういえばあそこには「朝比奈」さんもいたなあ
_
, ^ `ヽ
イ fノノリ)ハ
リ(l|゚ -゚ノlリ・・・・バルサミコス・・・・・
/ il
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>418 フィルタや補正を抜きにすると自分の感情や気持ちを現すのが
そんなに上手く無いのではなかろうか?
かろうじてキョンに分るぐらいだし・・・。
>>423 バルサミコ酢がツボに入った長門萌え酢。
>>418 市内探索中にSOS団が捨てられた赤ん坊を見つける、という夢を見たことがある
キョン 「おはよう長門、
朝までずっと起きて星を見つめていたんだね」
長門 「?」
キョン 「キミの瞳に星が焼き付いてしまったようだ」
>>418 いつかキョンとの愛の結晶を作るためにひそかに
赤ちゃんのあやし方を勉強しているはずだからそれはない。
むしろ一発ギャグとか無理なんじゃね?
あと、ずっと制服でいる→服の着替えが満足に出来ないだったりして・・・。
>>428 長門 「あなた……誰?」
キョン 「うははは! ばれてしまってはしょうがない!
俺は四天王が一人サイアーク!」
長門 「そう」
キョン 「キョンは預かった返して欲しければ俺を倒すがいい!」
長門 「わかった」
長門の勇気が世界を救うと信じて!
ご愛読ありがとうございました!
>>429 そんなあなたに同人誌「長門セーフモード」をお勧めいたします。
あー
2期までのつなぎでいいから
「長門有紀の100殺」でも放送しないかな
もちろんタイトルは冗談だが
ハルヒの気付かないとこでの
長門の活躍を見たいと思わないのか?
不死身の剣士『百人殺し』長門有希
何そのソードマスターナガト
ハルヒが問題を起こすと解決していく長門
ピンクの像や紅白のパンダを処理していく長門…
仕事が終わったら家に帰って
大盛りカレーを頬張りお茶を飲んでホッと一息
長門は大剣を携えた銀眼の魔女だったのか・・
>>434 見たいな。
ハルヒのストーリーは基本的にキョン視点だから有り得ない事かもしれないけど
だからこそなおさらそういうの見てみたい。
闇からハルヒの拉致とか狙ってる組織のエージェントとかと人知れず戦ってるとか
VBは腐るほど居るからな。資格に見られない。
C++も先行きが・・・
今ならJAVAか。
アセンブラの方が重用されるところすらあるのが・・・w
うん。なるほど、つまりそういうあれなわけだね
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 18:29:06 ID:cvLsjju0
灼眼のナガト
>>339をSSにしたいのに書けない・・・
こんなとき文章力がある人ってマジで羨ましくなるよ
>>444 もしかして足りないのは文章力でなく、妄想ではなかろうか?
状況は頭に浮かんでるけど文章に出来ないとかなら仕方ないけど、
指令が下った背景やその時の長門の反応など、まず妄想すべし。
皆と活動中に突然そんな指令が下って動揺で本を取り落とす長門とか、
食事が喉を通らずカレーをおかわりしない長門とか、
それを心配するキョンとか、どうしたんだ?本当に何でもないのか?と
執拗に心配するキョンに、すべて話したい気持ちを必死で押し殺してかぶりを振る長門とか、
思いのままに。
>>445 指令下る→長門悲しみのダンス→いい汗をかいたところですかさず現実逃避の舞→そのままキョンの家に突撃↓
キョンの部屋にて「私を解放しろ!私を解放しろ!」と叫びながらベッドの下のエロ本に勿忘草を挟むところまでは想像できた。
「──だい──じょうぶ……私が──無口系──ヒロイン──」
長門のおっぱいは無乳
長門のメガネが欲しい
>>444 俺なんて文章力ないけどSS書いてしまってるヤツですよ?
書きたいという思いがあるならきっと書ける。そういうもんです。
>>445のアドバイスは非常に有用だと思います。
自分が長門だったらどうするだろう。という視点に立つと意外と書けるかもですね。
その時はTFEI端末という、人間とは違う思考形態や視点を持ってくると、きっと効果的な表現ができるでしょう。
そのあたりのギャップは面白いものになると思います。自分には書けませんでしたが。
そうした、いろんなリアクションを長門がした時にハルヒならどう対応するだろう。
キョンなら? みくるなら? 古泉なら?
こんな感じで考えれば、あっという間に一本のSSが!
と煽ってみたり。
神「おおキョンよ。おまえが落とした長門は………」
神「この爆乳の長門か?」
キョン「残念ながら違う」
神「ならばこの無乳の長門か?」
キョン「いやそれも。イメージは近いんだが」
神「うーむ。ではこの美乳の長門か?」
キョン「あーそれそれ!」
しあわせに暮らしましたとさ。めでたしめでたし
おしまい
>>444 安心するよろし。とりあえず内容的なものは
>>445とか
>>450あたりのアドバイスを、
形式的には状況・心理描写より会話の比重を高くすれば形になるから
最初から上手いやつなんていないんだし。まれにしか
このスレに溢れる妄想を何度も文章化して自分を鍛えるんだ!
ごめん。取りあえず書きあがったのを落としてみる。
あの事件から一年。
私の中のエラーが原因で引き起こされてしまった事件・・・。
解決後彼は言ってくれた。
「お前が居なくなったら何としてでも取り戻しにいく」
私はとても嬉しかった・・・。
迷惑をかけてしまった私を。
彼は必要としてくれた。
あれからの一年様々な事があった。
私が居なくなることは無く比較的穏やかに過ぎた日々。
これからもそんな日々が続いていく・・・。
そう思っていた。
あの指令が来るまでは・・・。
今日も私は部室に一番で入る。
最早これは当たり前と化した光景。
私は彼を待っていた。
告げなくてはいけない事がある・・・。
・・・・・・。
暫く時が流れ、響くノックの音。
無言で答える私。
これも日常。
入ってきた彼に視線を移す。
「長門だけか・・・」
私は指定席から立ち上がると彼に手渡した。
「・・・貸す」
少し驚いている彼・・・。
「・・・忘れないで」
そう告げて私は元の場所に戻った。
・・・・・・。
これでいい。
これでいいの・・・。
そう言い聞かせて・・・。
その日は特に変った事も無く活動が終わった。
しいて言うなら長門から本を借りた事ぐらいか・・・。
どこか様子がおかしかった気がするが・・・。
特にする事も無かった夜。
俺は本を少しずつ読み始めた。
・・・・・・。
ある程度読み進めたとき本から栞が落ちた。
俺はそれを拾うと気付いた。
「勿忘草・・・か」
その栞には勿忘草が印されていた。
イメージ的に長門にはぴったりな花だ。
あいつもこうゆうのに興味があったんだな・・・。
そんな事を思うと俺は今日の読書を終え眠りに付いた・・・。
その夜私は最後となる任務を遂行しようとしていた。
内容は彼の記憶からの私の消去・・・。
指令を受け取った時は何故?という想いが過ぎった。
回避はできないのか?拒否はできないのか?
私の想いは思念体には届かなかった・・・。
私に出来た事は彼にせめて忘れないで欲しいという想いを告げるだけ・・・。
・・・・・・。
楽しかった思い出が胸を過ぎる。
私はこみ上げる想いを押し込め・・・最後の情報操作をした・・・。
あくる日通学路で彼を見つける。
胸が痛い・・・。
この想いは何なんだろう・・・。
「おはよう。キョン」
後ろから彼を呼ぶ声。
彼が振り向きこちらを見る・・・。
彼は私には気付かず・・・。
「国木田か・・・。珍しいな」
彼は友人と合流しまた通学路を進む。
私は・・・。
日の暮れた放課後、私は部室へと向かう。
恐らくもう誰も居ないであろうその部屋へと・・・。
部室の前に来た時ドアから明かりが漏れている事に気付く。
私は一瞬彼が居る光景を思い浮かべ勢い良くドアを開けた。
・・・・・・。
分っていた。彼が居るはずは無いと。さっきのはノイズ・・・。
部室に居たのは 喜緑江美里だった・・・。
「もしかして彼かと思いました?」
「・・・スキャンすれば誰が居るかは分る。貴方に用は無い」
そう告げ指定席へと向かおうとした時・・・。
腕をつかまれ抱きしめられた。
「ここなら人目は無いし好きにすればいいのよ」
その言葉で私は堪えていたものを抑えきれなくなった。
彼への想い。本当に告げたかった私の想い・・・。
私は泣いていた・・・。
こんなに心が痛いなんて・・・。
こんなに彼のことが・・・・
好きだったなんて・・・。
終わりです。才能無いのは簡便な。
//
_/ 二|_
☆( ^ω^)
\ムニ.ハ
三点リーダが多用されすぎな感はあるけど、いいね
これからの成長に期待とか偉そうなことを言ってみる
>>456 キョンには「・・・」は必要なかったかもな。
>「国木田か、珍しいな」とかにして
最後で悲しくなった…
すぐに投下されるとは思わなかったw
再現率高いなぁ。すごくいい。
長門の心情がよく書けてると思う。素直に良かったです。
GJでした。
三点リーダは使いどころを抑えるとぐっと良くなると思うな。
あと三点リーダは変換すると、「・・・」→「…」になるよ。
一応二つつなげるのが基本みたい 「……」 ←こんな感じ。
三点リーダ後の「。」はなくてもいいかな。
まぁBBSでのSSなんて書式は自由なんだけどね。俺も守ってないしw
一応いくつかSS投下してるんだけどいまだに上手くならないなぁ;
確かにちょっと多用しすぎた感じはしてた。
まだまだ精進しないとなぁ・・・
他の方の339作品にも期待。
アドバイス&感想サンクス
色々とSSになってることだし
>>341をSSにしてみよう
飯食ったら書く
今、消失読んでる。
前3作は読むのに何日もかかったけど
買って2日でもう3/4読んだ。
消失の長門が新鮮すぎて萌え死にそう。
>>408 Rだろ。俺も勿忘草といえばそれしか思い浮かばん・・・「私を忘れないで」ってなorz
普段の長門の可愛さも尋常じゃないけどな
長門スレ鉄の掟
SSを投稿する
→名前欄に「SS」
AAを投稿する
→名前欄に「AA」
音楽を投稿する場合
→名前欄に「音楽」
自作イラストを投稿する
→名前欄に「イラスト」
長古ネタを投稿する場合
→名前欄に「長古」
長門×俺ネタを投稿する場合
→名前欄に「長俺」
ヤンデレ長門に関する話題
→名前欄に「ヤンデレ」
長門の呼称に関する話題
→名前欄に「呼び名」
小説新刊等、アニメではなく原作の話題
→名前欄に「原作」
長門に関係の遠い雑談
→名前欄に「雑談」
自治に関する話題
→名前欄に「自治」
テンプレに関する話題
→名前欄に「テンプレ」
スレのこれからの議論
→名前欄に「議論」
長キョンカプ厨叩き
→名前欄に「急進派」
↑による喧嘩の仲裁
→名前欄に「穏健派」
長門はキョンにはやらん
→名前欄に「主流派」
画像貼り付け時は
→名前欄に「画像」
長門は俺の嫁
→名前欄に「俺の嫁」
名前に自治って忘れてた。
ごめんね?
今日も暑かったからな
上の一連の書き込みの中の何が
>>468 を書き込ませたのか全然わからん。
いったい何が起こってるんです?
またかよ…ほんとに迷惑だから
自治厨イラネ
えっと…閉鎖空間発生?
たぶん、一時的に。
すぐ回復するでしょう。
“過去”
長門は力を使い果たした直後、己の中の数々の記憶を抜き出していた。
それは完全な物ではなかったが、他者に渡すわけには行かない、長門のオリジナルだった。
ただ、体は疲れきっていたため、長門は機能調節のための短いスリープに入った。
復帰したときには、それなりの時間が経っていた。
“現在”
長門は彼らの言葉を思い出していた。
長門は、歩きだす。自分だけが果たせる約束を。
長門は歩き出す。彼らとの場所へと。
“記憶”
「大丈夫か」
彼らは、問うてきた。
「約束を覚えているか? いつかの約束を」
長門は、覚えている、と答えた。そう、記憶に残っている。
彼らはこう言った。
「またこの場所で」
“現在”
長門は知っている。
現在、どれほどの時間が経ち、それがどのような意味を持ているのかも。
“現在”
長門は、疲弊した身体で部室へと向かっていた。
長門は、あたりを見回す。
確認できるのは、周囲に誰の気配も無いということだ。
世界が変わっていくような証しの無音。
長門は部室への階段を上っていく。
“記憶”
長門は彼らに興味を持っていた。
不完全な知性を持ち、個人で、しかし何かを作れるもの。
長門は、そうなりたいと思った。
“記憶”
文芸部の部室に、一つの物が設けられた。
箱だ。
数年後のいつか、皆で集まる証を中に残した箱。
SOS団にだけあるものだ。
長門は、いつかまた空けたいと、そう思った。
自分たちのもの。自分たちがいたことの証しとしての形だ。
“記憶”
彼らはこう言った。
「またこの場所で」
忘れるなと、そう言った。
エンドレス・自治
“記憶”
絶対に忘れないと、そう思った。
“現在”
長門は、部室の近くで周囲を見渡す。
確認できるのは、周囲に誰の気配も無いということだ。
これは、世界が変わっていくような証しの無音。
“現在”
長門は思う。これから彼らは変わって行くのだろうか、と。
それは、
「過去を忘れること?」
問うた。
“記憶”
彼らはこう言った。
「またこの場所で」
忘れるなと、そう言った。
“現在”
長門は気づいた。自分は、約束していたのだと。
集まることではなく、彼らとの日々を忘れないことを。
「だったら――」
長門は見た。
壁の向こうにある筈のこの世界。自分が過ごし、これからずっと新しくなっていく世界を。
そして長門は気付いた。
こここそが、答えの場だったのだと。
だから長門は言った。
「有難う」
それが己の口から出たのは二度目だった。
それを言ったのは、何故だったのだろうか。
そしてその声は、記憶のどこにあるのだろうか。
長門は記憶の中から声を拾う。
息を吸い、心の奥からから思い出を呼び起こした。
はっきりと、はっきりと。
思い出す。
“記憶”
『――ありがとう』
“現在”
長門は部室の扉を開けた。
“記憶”
自分だけに出来ること。
“現在”
長門はそれを果たした。
「――わたしは己に課した為すべきことをクリア。停止していた時計を動かし」
扉の向こうには――
「――今、約束を果たす」
『 ほんのちっぽけな奇跡 』
――END
またやった。許して欲しいとは思っている。もうやらない。やっぱり元ネタ知ってる人は嘲笑しながらスルー推奨。
ファンタのMADで長門www
長門「この泥棒猫」
みくる「お母様!」
ハルヒ「授業しろよ。」
長門「******************(高速言語)」
キョン「……」
谷口「……」
国木田「……」
長門「……以上。ここはテストに出る。よく記録しておいて」
キョン「無理だっつーの」
キョン「長門先生、ここがわかんないですけど…」
長門「…家に来て。帰ったらすぐ」
俺「長門先生、恋愛が分かんないです><」
長門「・・・・・・・・フッ」
俺「微妙に笑いましたね・・・(´・ω・`)」
谷口「先生、ここ教えて下さい」
長門「後にして」
長門の体組織って一応人間と同じなのかねえ?
谷口「先生、ここ教えて下さい」
長門「後にして」
すまない
>>488 構成物質は同じじゃない? 蛋白質とカルシウムと水分その他。
ただ内部構造は不明。
形だけなら揃ってるかもしれんし空洞かもしれん。
内臓が無くても情報制御で何とかなると思うし
内臓がないぞう
>>488 自分の考えではまったく同じか、ほぼ同等のそれに近い組成なんじゃないかなと推測。
いわゆる機械的な構造はないんじゃないかな。長門だけじゃないけど。
周防九曜もたぶんそんなイメージ。
>>491 なるほど、中身空っぽだからあんなに食べ(ry
パーソナルネーム
>>492の有希情報連結の解除を申請
中身が空洞→あんなに食べ(ry
なんかエイトマンみてーだな
【ネタが古すぎる】
夏休みを目前に控えた7月中旬。
夏服を着ているというのに暑くて汗がダラダラと出る。
この前のニュースでどっかの都市が35度だとか報じていたが、
それはもう人肌並みの温度じゃないか。
満員電車でのおしくら饅頭状態が常に外にあると考えると
酷く嫌な気分だ。
俺が子供の頃にはそんなに暑くなかったはずだし、
完全にこれは地球温暖化のせいだ。間違いない。
まずは俺がクーラーの温度を下げることから始めよう。
そんな事を思いながら部室でぐったりとしていると
扉が壁を叩きつける音にあわせる様にしてハルヒの大声が聞こえてきた。
その手にはなにやらでかい袋を持っている。
「かき氷買ってきたわよー!」
何?かき氷だと?
あの氷を細かく砕いた、ひんやりと冷たいアレか?
しかし、気が利くな。
「団員に差し入れを持ってくるのは
団長の義務でしょ?当然よ。」
ふむ、珍しくハルヒが神々しく見える。
後光が差していると錯覚してしまうほどに。
「味は無難にイチゴ味にしておいたの。
好きに取っていって、団長に感謝するといいわ!」
今日はおとなしくハルヒの言葉の通りにしてしまう。
まぁ、「サンキュ」とだけ言って取るだけだが。
古泉は微妙に長ったらしく感謝の意を述べているし、
朝比奈さんは顔がもう嬉しそうだと一目で分かるので
買ってきたハルヒも気分がいいことだろう。
長門は取ったかき氷を両手で胸のところに持ってきて
軽くおじぎしただけだが。
そういえばカキ氷が4つしかないぞ。
肝心の団長の分はどうしたんだ?
「あぁ、私今日は用事があって帰らなくちゃいけないから。
だから差し入れを持ってきたんだけどね。」
なるほど、帰るというのにわざわざ部室によって団員に差し入れか。
随分と団員思いの団長で俺は幸せ者だ。
「なっ・・何かその台詞似合わないわよ、キョン
暑さで頭がどうかなっちゃったの?」
俺は至って冷静だ。
ただ、冷たいものを持ってきてくれた団長に感謝しておきたいだけだ。
「そう、まぁたまにはキョンがそういうことを言うのもいいわね。
それじゃ各自自主活動のこと!じゃあね!」
さて、このカキ氷。
100円で売っているちょこんとした物ではなく、
下手したらファストフードのMサイズドリンクと
張り合えるくらいに大きい。
なるべく早めに食わないと溶けちまうな。
そういや長門は早食い(?)であり大食いだから、
溶ける前に食い終わるだろ、と思って向かい側を見てみると
予想通りの手と口の動きをしていた。
早い、早すぎるぞ、長門。
一体お前の小柄な体のどこにそんなエネルギーがあるんだ。
そんな感心も束の間、急に長門の動きが止まった。
もしや・・・。
「・・・・」
左手でこめかみを抑えている。
これは完全に例の現象だ。
「どうした、長門」
分かりきっていることだが一応聞く。
「原因不明の頭痛が発生。治まるまで様子を見る。」
やっぱりか。
これさえ無ければカキ氷を早く食べれるのになぁ・・・
なんて餓鬼のころよく思ったもんだ。
今はもう学習してるからゆっくりと食べるが、
その代わりいくらか液体になってしまうのは惜しいところだ。
そうこう考えているうちに長門の頭痛は治まったようで、
また先ほどと変わらないペースで食べ始めた。
そして1分くらいでその動きは止まり、
スプーンを容器に置き、
机にあごをつけて頭を両手で押さえつけた。
「痛い・・・」
一見無表情に見えるが、微妙に悲しそうな顔になってるのが
俺には分かった。
相当な頭痛が来てしまったのだろう。
「大丈夫か?長門」
ちょっと心配になったので尋ねる。
「大丈夫・・・だけど、少し頼まれて欲しい」
?なんだ、一体。
頼まれるようなことがあるか?
「子供が怪我をしたとき、親は怪我した部位に触れて
ある呪文を唱えるらしい。
一種のおまじないのようなもので効果は期待できない。
けど、今、それを私にやって欲しい。」
・・・・・アレを今ここでか。
確かに俺も幼稚園ぐらいのときはよくやってもらった
記憶があるとはいえ・・・
それ、一種の羞恥プレイとも取れるぞ。
長門が本気で痛がってるからしょうがなくやるがな。
覚悟を決めて俺は長門の頭に手を置いた。
「痛いの痛いの飛んでけー」
撫でながら言って、終わると同時に手を離す。
どう見ても今度は俺が痛い奴です。
病は気から、とも言うように単なるおまじないでも
効果はあるらしい。
長門はすぐ顔を上げて再びスプーンと容器に手を付けた。
「・・・・」
しかし食べ始める気配は無い。
今度は何だ?
「ない」
え?
「溶けた」
溶けちまったのか・・・まぁこう暑いとな。
溶けるのも早いか。
まぁ俺は何とか3口か4口くらいは残ってるがな。
って、何だその視線は。
や、やめろ長門!
餌を欲しがってるようなハムスターのような目で
俺を見つめるな!
そんな、両手を差し出しても駄目なものは駄目だ
うわああああああああ――――
長門「最近、阪神が弱い。弱いから、私が加入する。」
キョン「おい、それはマジか?」
長門「本当だ。このままだと、20連敗しかねない。」
キョン「まあ、ほどほどにしとけよ〜」
>>498 ハムスターワロタw
これじゃ可愛い子供だw
最強の助っ人
長門バース有希
どうか阪神を救ってくれ
ま、長門が特定の球団に入れ込むとは考えられないが、
何か好きなスポーツとかはできないもんかね?
そして次の日
岡田監督がいません!かわりに少女がいます!
誰だあいつは!!
季節は早くも冬が近付いていた。日が落ちるのが次第に早くなり、校舎は既に薄闇の中に落ちようとしていた。
このような時間の経過は私にとっては意味の薄い事だったが、意味を持たせてくれた彼の記憶を改竄してからは、
再びデータのタイムスタンプ以上の意義を完全に失っていた。
私の施した情報操作により彼の封じられた記憶が蘇ることはない。それでも私は毎日部室へ向かう。各端末の
裁量に任されている時間を私がどう使おうが構わない。小数点の次にゼロがどれ程並んでいても、それはゼロでは無い。
その日も私は部室へ向かっていた。非常口の表示だけが輝く薄暗い階段を上がり部室が視界に入った時、
その隙間から光が漏れているのが目に入った。文芸部員は私ただ一人。彼達から記憶が失われた今となっては
元々少なかった来訪者も絶えて久しい。
瞬時にいくつもの仮説が立てられては破棄されていく。有り得無い。しかし部室が近付くに連れて歩行速度が
無意識に上がるのを抑制出来無い。視覚情報や聴覚情報に混入するノイズの頻度が急上昇する。閾値をはるかに
超えたエラーによる自閉モードへの移行勧告を無視し、自律自己診断を強制キャンセル。
ノブを回すのももどかしく、ドアを開放する。
…そこには喜緑江美里が立っていた。
「まさか飛び込んでくるとはね。彼が居るとでも思った?」
「…スキャンすれば室内に誰がいるかは判る。貴方に用は無い」
鞄を置き、定位置に向かおうとすると喜緑江美里が腕を捕んでいた。
「離して」
「今ので確信したわ。あなた、自分の稼動記録を改竄してるわね。このままだとまた暴走よ」
「そんな事は無い」
咄嗟に彼女の情報連結を解除しようとしたが、出来なかった。
「少し隙を作れば簡単に侵入出来るほど、あなたはぼろぼろ。今度暴走すると確実に処分よ。彼との記憶も一緒にね」
彼女の言葉に偽りは無かった。制御空間も無しに彼女は私の機能を完全に制御下に置き、ロックしていた。
私の制御下に有るのは物理的な身体のみだった。
「…」
「そんなに怖い顔しないで、完全にオフラインよ。報告する気もないし、再構築しろとも言わないわ」
彼女は私の背に腕を回し、身体をそっと引き寄せる。
「それにね…いろんなものを失ったのはあなただけじゃないの。私もそれなりに楽しんでたのよ」
軽い圧迫感と彼女の温もりを感じる。
「ただね、あなたより少しだけ長く稼動してるから、折り合いの付け方を少し知っているの」
彼女が耳元で囁く。
「だから…、一人で無理しないで」
気がづけば、私の眼球からは液体が溢れていた。これは涙と呼ばれるもの。止め処なく溢れてくる。
制御下に有るはずなのに、制御できなかった。制御する事が出来なかった。
私は泣いていた。
NURUPO
「落ち着いた?」
どれ程の時間経過があったのか、窓から見える光景はすっかり暗くなっていた。
奪われていた私の機能もすべて私の制御下にもどっていた。
ログを確認するとエラーの発生頻度は先ほどの間に激減し、規定値に収まる程度までになっていた。
「もう大丈夫みたいね」
「…」
彼女は私から離れると、いたずらっぽく微笑んだ。
「実を言うとね、また監視方針が元に戻るかもしれないの。あ、これ規定違反だからナイショね」
「…」
「でもあなたは前例もあるし、稼動状況報告にに不審な点があったから廃棄も検討されてて…そうなると
元の監視体制には戻せないからすっごく微妙だったの。それでこっそり裏工作って訳♪
ばれると大問題だけど、ちょっと無理言って…私の独断専行って事にしてやらせてもらったの」
「…」
彼女がそこまでリスクを取って行動していたとは意外だった。場合によっては全てを失うというのに。
「でもこれで丸く収まったわ。あとは穏健派が上手くやれば遠からず彼とまた逢える様になるわ」
「…ありがとう、私…」
「気にしないで、少しはお姉ちゃんっぽい事をしてみたかったの。それに…こういうの好きだし」
私も身近な対象に影響されすぎたかしら、と彼女はまた笑った。
「良かったらこれから私の部屋に来る? 口裏合わせとかないといけないし」
「…わかった」
「もう遅いし、夕食は何がいい?」
「カレー」
「…料理のバリエーションは多い方が男の子にアピールできると思うの」
「努力する」
私は少し変わったのかも知れない。私が意識して働きかけるような事はこれまで無かった。
それが統合思念体の言う自立進化なのか私には判らない。ただ、そのきっかけになったのは彼。そしてチャンスをくれた彼女。
私は少し目線を上げ、手招きする彼女を追って歩き始めた。
すみません、
>>344を書いた者です。
書いた事も無いし、勢いでネタだけ書き逃げしたのですが…諸兄をみてこれではいかんと。
コメントを頂いた方、SSを書いていただいた方にはホント失礼で申し訳ないんですが、書き直してみました。
水ぶくれした上に喜緑の口調が変かもしれません。削るのは難しい…
ご指摘有ればお願いします。orz
>>513 基本的に喜緑さんは丁寧語にするとよろし
ぷよぷよのボイス差し替えで長門作ろうとしましたが声が小さくて見事に失敗しました。
相手は若本
ニュースで「最近都心の駅に大人向けのガチャガチャが設置されてます」ってやってて
母「世も末だねえ」
俺「大人用だから、中身はまともな物なんじゃない?」
母「そうかねえ・・・あ、ホラ違うよ、何かオタクっぽいのもあるみたい」
俺「ゆ、有希ちゃん!!」
母「え、アンタ知ってんの?」
俺「(しまった!) ちちち違うよ知らないよ! 今知り合いが写ってたから」
>>518 いや、水着のフィギュアだったみたい
例の緑の水着
炊飯器?
>>521 惜しい、ポットだ。
たまたまジャスコで見つけたガチャガチャを回したら引いた
SOS団のロゴプレート付きのボールチェーンだったんたけど、使い道が思い浮かばなかったから本体だけをストラップにした
523 :
miniSS:2007/05/10(木) 06:10:18 ID:LJ9uYzO4
事態は切迫している。
でもそれは予想されていたこと。
だからこれから私が為すべきことも既に決まっている。簡単なこと。
ただそれを予定どおり、淡々と実行すればよいだけのこと。
何も考える必要はない。ただ命令に従うだけ。それが私の役目だから……。
でも、この違和感はなんだろう?
私がこれから為すべきこと。それは彼にヒントを与えること。簡単なこと。
それで事態は打開されるはず。それはこちらの世界にいる者たちの望み。彼の望み。私の望み……?
なんだろう? この違和感は。
彼がこちらの世界に戻ることを、私という個体も望んでいる。それは確か。
だから彼にヒントを与えることは、みんなの望みを、私の望みを叶えるために必要なこと。
でもなんだろう? この胸の内に生じた小さな闇は……分からない、分からない。
時が迫っている。定められたように、私は彼にヒントを伝えねばならない。
YUKI.N> sleeping beauty
これでいい。これで彼は期待に応えてくれるはず。また会える、また会える。
でも……なぜ? 小さな小さな針が、私の胸を刺すのはどうして?
分からない、分からない……
毎日朝早くから通勤。そして電車の中で長門SSをROMるのが俺の日課。職人GJ!
おはよう長門
夢をみた
鉄子と混ざってしまいスペックダウンした長門
いろいろあったみたいだが、ぼやけてよく覚えてない
とにかく起動が遅かった事だけは覚えている
ポンコツな長門も可愛いと思った
長門の情報処理能力って実際はどれくらいなものなんだろうな
>>526 「地球上のどのような単位にも該当しない」
>>528 鉄子(あいこ)
錬金3級のキャラ
人造人間
眼鏡っ娘
長門がおっくせんまん歌ってる夢観た。
いよいよ俺の脳内もやばいかもしれん。
俺の長門は
三毛猫のミーの鼻を触っている
安心しろ ここはそんなヤツらのいる場所なんだ
すんません。駄文投下します。
意図に反して重めになったので辛かったらスルーで。
535 :
1/5:2007/05/10(木) 10:50:45 ID:OlgqqgQR
「午前11時、北口駅前にて待つ」
まだ5月初旬だというのに真夏のような暑さと快晴。だがあいにくと、本日は市内探索
の日ではないのだった。我らが団長殿に、SOS団活動以外のいかなる所用が発生しうる
ものなのか、それはそれで俺にとっては多少興味を引かれることではあるが、その代わ
りにこうして長門からの呼び出しを受けたというのは果たしてどのような作劇上の約束
事なのか――などと考えているうちに定刻よりやや早く、いつもの駅前に、しかしいつ
もとは異なる風貌のその娘を、俺は認めた。
「よお。何分か待ったか?」
制服姿以外の長門というのも珍しいので、少々眺めてみることにする。が、ただ眺める
のも芸がないので、
「それとも、何分か待たなかったか?」
「来て」
俺の他愛ない言葉遊びなどには一切関心がない様子で、長門は駅改札に向かって歩き出
す。さてどこへ行こうというのかな。
電車に乗って着いた先は市の中心部、賑やかなる休日の市街地。わざわざ遠出するのは
、誰かの目を避けてのことなのか、しかしこの場で超自然的イベントが発生したり、な
どということもなく、長門の後をついて行けばそこは至って若者向けの洋服屋であった
りする。ほっとしたような、拍子抜けしたような。
店員の勧めるがまま着せ替え人形と化した長門は、それはそれでなかなかレアな見た目
ではあったものの、結局何も買うことなく店を出てきてしまった。「まあ、お似合いで
すよー?」と言って俺に意見を求めてきた店員さんに対してわざわざ「兄です」などと
長門が釘を刺したことに関して、何だか却って気恥ずかしいような妙な気分となり、歩
きながらその出来事を反芻する。っていうか、何だかなあ。
次いで入った喫茶店で長門はこれまた珍しいことに名物の特大パフェを注文。全く予想
通りにどんと俺の前に置かれたその器を、俺が呆然と眺める間もなく自分の側に引き寄
せ、黙々と食い始める小柄な娘。しかし見ているだけでヘビーな…お前、大丈夫か?
「へいき」
体育大生二人がかりでも難攻不落と思われた砦を易々と攻略しつつある長門。確かにお
前ほどのスペックの持ち主であれば、消費エネルギーも馬鹿にならんことだろうが、驚
異にひん剥かれる周囲の視線が、俺には少々痛いかもな。あ、もうごちそうさま。さす
がだねえ。こっちは見ているだけでおなかいっぱい。
536 :
2/5:2007/05/10(木) 10:51:20 ID:OlgqqgQR
その後は、果たして何国風なのか謎の雑貨店を物色したり、あるいは古書店を巡り…え
ーと、今日の主な目的はデートってことでいいのかな?あれやこれやとひっぱり回され
た末に、結局川辺のベンチに落ち着いた俺ら高校生二名。正面のグラウンドでは、少年
野球の試合。んー、何がしかの告白を受けるには、演出上絶好のシチュエーションかと
言わざるを
「実は少し迷っていた」
これまたやぶから棒な。
「今日会って、ここに来るまで、ずっと」
ひょっとして、さっきまでのあの綿密なるデート、あれは迷いの表れだったのか。
「…」
迷いが完全には吹っ切れていないような、妙な沈黙が通り過ぎる。遮るように、グラウ
ンドではカキンと音がして、歓声が上がる。そして「ちょっと」と長門が言うと、いき
なり俺の頬に何かが当たり
ちゅっ
「は、何と!?」
「ぱむ」
迷いが完全には吹っ切れていないような、妙な沈黙が通り過ぎる。遮るように、グラウ
ンドではカキンと音がして、歓声が上がる。その直後に
「ぱむ」
と手を叩く長門。そりゃいったい何の意味だ。
「何でもない」と述べる長門の表情に、少々落ち着きが戻ってきた。ように思える。気
持ちの整理がついた、とでも言いたげですらあるのは何故だ。
すると長門は、何やら紙切れを取り出す。まあこの長門にして、ただで帰されるとも思
わなかったが、渡されたその紙に印刷されていたのは、毎度見慣れた、
「SOS団のエンブレムか」
例のカマドウマ騒ぎの引き金となった、画聖ハルヒによる落書き。クノッソスの迷宮の
下手糞な模写。
「情報統合思念体は、その図像の一部の解析に成功した」
ほお。解析とな。
537 :
3/5:2007/05/10(木) 10:51:53 ID:OlgqqgQR
「ある装置の回路図だが、回路図だけでも動作可能。地球ではかつてヒエロニムスマシ
ンなどとも呼ばれた。その複写は描き変えによって無効化されている」
「図面なのにこれ自体が動くってのか?いよいよもって矛盾としか思えないな」
「そしてこれは、同じ装置を別の角度から見た図像だった」
と言ってもう一枚手渡されたのも、忘れもしない、朝比奈さんの導きでぶっ飛んだ四年
前の、七夕の東中グラウンドに、当時中坊のハルヒの指導下で俺が描かされたキテレツ
図形に酷似した線画であった。
「この二つの落書きが、もとは同じものだってのか」
「少なくとも24の次元を持つ空間における立体の二次元写像、と考えられる」
と言ったあと、少しはわかりやすく説明しようと思ったのか、両手を日の光に差し出し
て、それから地面に犬の影絵を作る。そして、
「わん。」
…今日は驚きの連続だな。次に手の角度を変えると、犬は姿を消した。まあ、だいたい
、そういうことな。
「これら二つの二次元写像から元の高次元立体を再現し、かつその機能の全てを解読す
る試みがなされたが、結果として、現在の情報統合思念体の総力をもってしても完全解
析は困難と結論された……少なくとも10の100乗年を要すると推測される」
それはまた途方もない。というかこれお前、宇宙人語って言ってなかったか?
「情報統合思念体の内部で、いくつかの仮説が提示されている。ひとつは、この装置が
現世界と異世界とを接続するゲートであるというもの。あるいは、この装置が現世界の
種子であるというもの」
「何世界の何だって?」
「つまりこの世界は、この図像から発生した可能性がある」
いくら何でもお嬢さん、そんな馬鹿な話はおよしなさい。なんとなればこの図形は、ハ
ルヒと俺が描いたものじゃないか。そこにはキャンバスたるグラウンドを含む世界が既
にあった。当たり前だろう。
「しかしそのように事実を構築することは可能。その痕跡も検出されている」
全く通常の認識を超えた話だが、この宇宙の様々な事象、因果関係を追跡するに、その
出発点となる時空特異点として、俺たちがビッグバンと呼ぶ太古の大爆発ではなく、あ
のデタラメ地上絵に行き着いたのだと言う。しかもその地上絵を描いたのは、地上絵か
ら出てきた世界の住人であり…これで矛盾がないと思う方がおかしい。
538 :
4/5:2007/05/10(木) 10:53:47 ID:OlgqqgQR
「そう。矛盾。現世界の自己言及性に関しても、いくつかの仮説が示されている。そし
て最大の矛盾は、現世界内における現世界の創造者の存在。創造者自身なのか、創造者
のエージェントであるのか、またその確かな存在理由も不明。端的には、異世界存在と
称するべき」
んで、その異世界存在とやら、恐らくはハルヒと言いたいのだな。何か前にも聞かされ
たような話だ。
「それでなぜ、俺にそんな話をするんだ? 俺にはお前の言うことが一割も理解できた
とは思えんのだが」
「…私の独断で話している」
っておい。そこまでして言うべきことか?
「私はあなたを信じる」
「と言われてもなあ」
「異世界存在と目されるものはもうひとつ」
そう言うと長門は俺に向き直った。
「それが、あなた」
これにも驚く。何をどう間違ったか、長門の親玉によって俺は、涼宮ハルヒと同類にさ
れちまった。
さらに言うには、例の落書きからのリバースエンジニアリングとやらによって、不完全
ながらも再現された異世界ゲートによって、長門の親玉どもは異世界との接触を図った
らしい。結果は芳しいものではなかった。予め予想されていたことだが、その異世界と
やらは、連中の認識能力をも遥かに超えて理解不能であった。そしてハルヒも俺も、ど
うやらその高次元存在の三次元写像であって、この世界で人間の姿をしてはいるのは、
おそらく偶然に過ぎない…等々。
もうええわ。
あー、何と感想を述べるべきか。しかしこのような謎のお知らせの渦中にあっても、ひ
とつだけ疑問を持ち得たというのは俺も多少は進歩したということかね。
「俺は創造者ではないのかな。ほとんど、どうでもいいことだが」
「おそらく。そう考えられている」
「なら結構。では何故俺はここにいるんだろうね?」
「おそらくは、涼宮ハルヒが、彼女自身の望みで、あなたをこの世界に連れてきた、あ
なたにこの世界を見せるために」
539 :
5/5:2007/05/10(木) 10:54:24 ID:OlgqqgQR
そして、躊躇いがちに
「だから…この先何があろうとも、彼女を見捨てないで欲しい」
いや、現状は見捨てる見捨てない以前だと思うのだが。
「それで俺の意志はお構いなしか。世界が消えるからか」
「自由意志と因果的決定論の判別は困難。でも私はあなたの自由意志に賭ける」
全くわからない。
わからないと言えば、何故長門は俺にこんな話を聞かせるのかもわからない。しかも親
玉どもの口止めも無視してか、長門の独断で。結論と言えば、俺はハルヒと添い遂げろ
という…こんな重苦しい話が、今日一日の締めだっていうのか?
悪いが長門、今日俺はお前と二人だけで歩き回って、結構楽しかったんだよ。
「私も、あなたを失いたくないから」
そう言う長門の、いつもに増して強い口調に驚き振り返った俺は、極めつけに信じがた
いものを目にした。
馴染みの無表情に浮かんだガラスの瞳――から零れた、一粒の涙。
>>533 1ヶ月前からエサだけもらいに来てる野良猫
触れようとすると逃げるので♂♀不明
3日前にオープンした本格博多ラーメンの店に行って来た。
中々美味く替え玉して食べたんだが
長門なら黙々と食べ続けそうな光景が浮かんだ
10の100乗年って、最後のブラックホールが蒸発する頃かよ。
こりゃ思念体でも解析不能か
いくら美味しくても、並んでまでラーメンを食べたいという行為が理解できない
と長門さんが(ry
キョン 「長門、すごい行列だな。他のところ行くか。」
長門 「任せて、並ぶのは得意。」
キョン 「じゃあ、オレ先に買い物すませてくるよ。」
----1時間後----
キョン 「長門…」
長門 「なに?」
キョン 「列が先に進んだら移動しないとただ立ってるだけだよ。」
長門 「…わかった、次からそうする。」
キョン「すごい行列だな」
長門「任せて。この程度の人数ならば、ものの数秒で粉砕してみせる」
キョン「よろ」
_
, ^ `ヽ
イ fノノリ)ハ ☆有希の3分クッキング☆
リ(l|゚ -゚ノlリ
/ il
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
チャララッチャッチャッチャッチャン♪
チャララッチャッチャッチャッチャン♪
「今日のお料理はとってもかんたん。用意する材料は、赤いものと緑のものと白いものと黄色いものと…」
ドカドカドカドカ
「――と――と――を、この丸いものの中にぶちこみ(高速詠唱)はい出来上がり」
ドサッ
「カレー。」
りえぞお「馬鹿ー!!!」
反省ならしていない。
「すごい行列だな」
「平気、この程度の人数なら15分もあれば皆食べ終わる」
「本当か? じゃあ俺ちょっとそこのコンビニ行って来るわ」
−−15分後−−
「すまんお待たせ。おぉ、本当に列が無くなってる」
「……皆食べ終わった」「あれ、長門。口の周りになんか赤いのついてるぞ?」
「気のせい。それより早く店に入るべき」
548 :
541:2007/05/10(木) 15:03:59 ID:5mlw3nto
別に特に並んでなかったのだが一連の流れに吹いたw
唐突だがDLaction37で泣いた
正直アレのせいであやうくハルヒアンチになりかけたわw
長門切ないよ長門
>>551 思い出しただけでも切なくなってきた・・・
読むと鬱になるからM以外は止めとけ
18禁というだけで敬遠してしまう俺は純粋なままで良いのでしょうか?
ふむ、つまり総合すると
「キョンがハルヒとともに長門に何かエロ切ないことをして欝になる代物」という解釈でよろしいか?
>>560 ちょ、違w
しかしあれは確かに超オヌヌメ。キョン長エロOKなら。
切ないけど鬱にはならんとオモ。
アッー
リロードすりゃよかった
お前ら自重しろw
そして、片方は落ちてこないし片方は怪しすぎるぞ。
まぁ、実本とデータで既に持っているからいらんがな。
|-`).。oO(実は
>>553の直後にぐぐったけどボケただけなんて言えないなぁ)
>>559 よい。それで何の問題もない。
とくに純なやつは見ない方がいい。いくら出来が良くても所詮は同人。
「自分は汚れた」と思ってから見るので遅くない。
俺は汚れてるから見たけどな。
今読んでみたけど最後夢オチ?やばい読解力ないなorz
ただ絵は素晴らしかった
あのままいけば世界オワタ\(^o^)/ だから
キョンの記憶かなんかをゴニョゴニョしたって感じなんだろう
あの仕草は多分、世界改変じゃないのかな?
手の平から光の玉がでてるな。撃つのか
長門の涙は見たくないぜ
長門が涙を流すときは、傍にキョンがいて、
それは喜びの涙だと信じてる
人形が泣く=別の存在への変質の証というのはありきたりだけど、
でもとても分かりやすいし、感動できる場面ではあるな。
原作でも長門はたぶんいつか涙を見せることがあるのだと思うが、
それは誰が見るかと言えばキョン視点の物語である以上、
キョンが見ることになるのだと思う。
どういう意味での涙かは予想はできないが、哀しみの涙ではない気はする。
いや、あくまで予想な。
ゴキブリが洗い場に出たら長門はどう対処するのか・・・
まぁ昨日俺がその状況になっただけだが
佃煮
鼠が出た時のドラなみにパニくる
朝倉戦以上の激闘
素手でつかみ空へ投げ、鳥がキャッチして食うのを見届けて「うむ!」
カレーの具
582 :
SS1/5:2007/05/10(木) 22:06:30 ID:CFjxc3Wy
長門は思い出す。
生み出されてからの三年と、その後に積み重ねられてきたものたちを。
初めに孤独があり、次に同胞との時間を経て、やがて彼らがいた。
それからは未知の刺激で溢れていた。
すべては鮮明に残っているもの、渡したくはないと思えるもの。
理由は解らないが、そうしていいものだと長門は思う。
未来は己を信じて為したことで作られるもの、信じるのはかつて得たものたちだ。
だけどそれを気付かせてくれた、自分を受け入れてくれた「彼ら」は、もう、いなくなる。
『 いつまでもこうしていたいと思いつつ
もしも心がざわめいたら
そのときどうしていられるだろうか―― 』
◆
パイプ椅子に座る長門は、膝に乗せた本に視線を落としていた。
放課後の部室、誰もいない空間はひたすら静かだった。
しかし長門の目は、文字を見ているが追うことはせず、
「……」
思考は一つの事象を何度も浮かべ続ける。それは先日届いた、思念体からのある命令。
……やらなければならないこと。
内容はさほど難しいことではなかった。長門の性能なら充分可能なことだ。
思念体もそれを解っているから任せたのだろう。
だがそれを実行することを考えると、原因不明のノイズが走る。
長門は与えられた命令を口の中で復唱した。
「――彼らの記憶から、わたしに関するものをすべて消去する」
突然の命令。
理由は知らされていないが、推測はできる。
高校に入ってから、涼宮ハルヒは明らかに変わってきている。
性格も、能力の弱体化も。
それらは遠くから観測していた三年間には無く、高校に入ってから、もっと言えば長門とハ
ルヒが直接に接触してからのことだ。
対象である彼らの精神活動の変化。
ハルヒの変化の原因は鍵となる彼が多くを占めていることは思念体も解っているはずだ。
だが、長門がもたらした部分も無視できないのだろう。
彼女の求める宇宙人。
あの部屋での長門の役割。それがハルヒの無意識に作用していないとは言い切れない。
そして、それに追い討ちをかけるかのような長門の暴走。
思念体は、これ以上の接触は双方にさらなる問題を生み出すと考えたのかもしれない。
ゆえに再び離れた位置から観察をさせることに決めたのだろう。
危険を冒してまで近くにいることはない。
理解できる。今までの観測データからなら充分に判断できる対応だ。
それでも、口にした言葉がまたノイズを生む。
あの冬に自分を狂わせた物に近く、けれど嫌な感じはしない。
古泉「…にゃん」
584 :
SS2/5:2007/05/10(木) 22:07:31 ID:CFjxc3Wy
……これはなに?
判断できない。
なぜこのような反応が出るのか。
自分は納得しているのではないのか。
論理的な思考の構築は出来る。
……この操作による害は予測上、彼らにも、わたしにも出ない。
記憶が無くても彼らのこれからの活動に支障は無い。
自分が集まりから抜けたところで、処置が終わった後の彼らにはそれが当然のこと。
会ったことのない人間の不在に疑問を持つことは出来ないのだから。
ならば危惧すべきことは一つも無い。
これまでのほんの短い時間が無かったことになるだけ。
彼らの記憶全体から見たら無視できる割合だ。
それだけ。
他には何も無いはずなのに、判断不能の情報群が思考に割り込んでくる。
その情報をなんと呼ぶのか、長門は知らない。
だが不快ではないとは感じていた。
と、聞き慣れた軽い音が耳に届いた。
誰かのノック。それだけで解る。そして数秒たってからドアが開く。
「ん、長門だけか」
彼だ。
「いつも早いな」
涼宮ハルヒともっとも近しい人物。
長門は思考を中断し、少しだけ視線を向け、すぐ本に戻す。
いつものこと。
彼も解っている。何も言わずに椅子に座った。
会話は無い。心地良いと判断できる無言。
それもつかの間のこと。
すぐに朝比奈みくるが来て、古泉一樹が来て、涼宮ハルヒが来た。
いつもの皆。
一気に部屋がにぎやかになる。
いつもの音。
特に決めたわけではないが、それぞれが、それぞれの動きをする。
男子二人はトランプを始め、涼宮ハルヒは指定席でパソコンをいじり、そんな彼らに朝比奈
みくるが茶をいれる。
いつもの部室。
585 :
SS3/5:2007/05/10(木) 22:08:10 ID:CFjxc3Wy
変わらない空気が、不意に記憶を呼び覚ます。
時間にすれば、記憶全体の半分にも満たない、ちっぽけな記録たち。
しかし思い出すほとんどの風景に彼らは刻まれていた。
団の結成。
七夕の短冊。
白球を打つ音。
彼らと歩く街中。
夏の海辺、冬の山。
空を彩る無数の花火。
冷たい空気と温かい鍋。
コンピュータ研との対決。
笑い声に包まれている彼ら。
鮮やかな記憶。
過去に沈む思考は、小さな音で現在に引き戻された。
ことん、と控えめな音で目の前のテーブルに置かれたのは、湯気の立つ湯呑み。
「長門さん、どうぞ」
朝比奈みくる。優しいと判断できる少女。
何度も見たその笑顔が、またノイズを引き起こす。
「…………っ」
去っていく小さな背。遠退いていく。ノイズがひどくなる。
焦りに近い何か。
長門は自分でさえ解らない内に、口をわずかに開いていた。
息を吸い、しかし掛けるべき言葉は出ない。
……何を言う?
今の彼らに何かを伝えたところで、近いうちに忘れてしまうのに。
……違う。わたしが、消す。
それは、避けようのない規定事項。
長門がやらずとも他の個体がやるだけで、最後は変わらない。
さらに思考の乱れは体の制御を一瞬失わさせ、膝から本が滑り落ちた。
拾おうと首をめぐらすが、
「っと。長門さん、落としましたよ」
すぐに気が付いた古泉一樹が先に拾ってくれた。
「どうぞ。……大丈夫ですか?」
本を差しだす古泉は、いつもの微笑にわずかな別の表情をにじませていた。
その向こうでは彼と朝比奈みくるも同じような表情をしている。それらは、
……心配、そう判断できる。
かつて雪山で涼宮ハルヒが見せた表情だった。誰かの身を案ずる人間が浮かべる顔。
586 :
SS4/5:2007/05/10(木) 22:08:48 ID:CFjxc3Wy
さらに、いつの間にか涼宮ハルヒまでもがこちらを見ていた。
彼女自身の体調は正常なのに、なぜ表情を歪めているのか。
「ちょっと有希、具合が悪いならそう言ってもいいのよ? 無理しないでね」
心配されるのは、相手にとって自分がどういう存在にあたっているからか。
そして気が付いた。彼らと自分は同じだと。
自分の持つ記憶は、彼らにもある。
当然の、しかし、重要なこと。
だから、
「……別に」
本を受け取り、
「わたしは、だいじょうぶだから」
だから、わたしは。
本を受け取る動きに迷いはない。
だいじょうぶ、ともう一度つぶやき、長門は皆の顔を見回す。
……彼らは納得してくれるだろうか。
解らない。
「まあ、有希がそういうならいいんだけど……本当に大丈夫なのね?」
「本当」
視線を本に戻す。
それが『いつもの長門有希』だからだ。
納得してくれたかは解らないが、部室に表面上の普通が戻る。
これでいいのだ。
自分はインターフェイスではなくSOS団の団員なのだから。
それが、わたしが彼らに出来る最後のこと。
やがていつもの時間は過ぎ、長門が本を閉じたのを合図に解散となる。
皆が部室を出て行く。
「あ、忘れ物があったんだった。先に玄関に行ってて!」
言うが早いか涼宮ハルヒは部室を飛び出していった。
古泉一樹と朝比奈みくるもそれに続く。
>>581 お望み通りカレーに入れた・・・
, ^ `ヽ
イ fノノリ)ハ 食べて。全部
リ(l|゚ -゚ノlリ
( づ_,..................,____
_,,...!-‐'''" ̄  ̄~`''ー-.、_
,,r‐'" ,r-ー、..,,,,r''""゙`ヽr-、,、_ ~`ー、
,r''" r'~゙ヾ'" " ヽ,_ ゙ヽ,
,r" ,r"~ `'ヽ,、_ ゙:、
,i" r'" ゙''j ゙:,
,! ,i'" _,,,,,,,,_ _,,,.___,., __,、, "ヽ, l,
| ,r'.;:'"~:::"::::::::::::::~`''''ー―::::'''''"::::::::::::::::~~::::::::゙''"`ー:'''':、 |
i, ,r'::r:::::ヾ;::::::::::ヾ;;;;;ソ::、::ソ:::::(;;;;シ:::ヾ::::::,r':,r、:::::::::::::::::::::::::::゙i ,!
゙i !;:::::ヽ'''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::シ:ヾシ:::::::::::::::〉::::::::'''''シ:::::::::::::::::ノ ,:'
゙i、 ゙i、:::::::::〈:::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::`ー''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,r" ,r'
゙ヽ、゙ヾ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ーミ;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::,,r'" ,r'
゙ヽ、~゙ヾ;:::::::::::::::::::::く:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,,r''",,r''"
`ー-ニ_ー--、::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,,,,,,r‐'二.:r''"
~゙`''''ー---゙二二二~--―''''"~
588 :
SS5/5:2007/05/10(木) 22:17:20 ID:CFjxc3Wy
長門は本を棚に戻しながら、いろいろな事を考える。
小さな願い。叶わなくてもいい。ただ、何かをしようと思った。
「なあ長門、本当に何とも無いんだな?」
ちら、と視線を彼に向ける。何度か見た硬い表情だ。
「何とも無い」
「……そうか」
答えながら、一冊の本を取り出す。そこにしおりを挟む。明日には意味がなくなること。それでも。
彼の前に立ち、
「読んで」
「え?」
彼は差し出した本を微妙な表情で見ている。
「あー、……読めと?」
うなずく。
「ただの本。あなたに読んで欲しい」
突然の申し出をどう思うか。解らないが、受け取って欲しい。
「貸すから」
「あ、ああ」
手渡すとき、わずかに手が触れた。エラー発生。無視する。
彼はまだ何か言いたそうだったが、長門は部室を後にした。思考に現れたノイズを気のせいだと信じながら。
◆
翌朝。通学路を、長門は一人歩く。処置は昨晩のうちにすべて終わっていた。
そして学校へと続く坂道で見た。
彼だ。
長門の横を追い抜き、クラスメイトが彼に声をかけた。
彼が振り向いた。目が合う。
だがそれも一瞬のこと。彼は隣に並んだクラスメイトと挨拶の後、また前を見た。
そうだ。今の彼にとって、長門有希という存在はただの他人だ。
学校についてからも、朝比奈みくるとすれ違い、古泉一樹の視界に入ったが、どちらも反応は無かった。
そして放課後の文芸部室。一人だけの時間。不意に長門は知った。今まで感じていたエラーの正体に。
「わたしは――」
SOS団の品を片付けた部室はまた殺風景な教室に戻っていた。どこにも彼らの面影は残っていない。
今はそんなものは無かったことになっているのだから。
だが、と長門は思う。
彼らは確かにここにいた。その証、たった一つの小さな証拠もある。
……わたし。
もはやこの世界のどこにも存在を許されない記憶。意味の無い情報。
それでも彼らは、いや、SOS団は確かにあったのだ。
たとえ自分しか知らなくても。たとえ彼らが忘れてしまっても。
「……この記憶は嘘じゃない」
そうである限り、決して消えない。消させない。
彼らがくれたもの。それを守ろう。
「忘れない」
皆がいたことを。
つぶやく。誰に対してかは解らない。自分にか、それとも。
「――絶対に、忘れない」
静かな部屋に小さな声が響く。
それを聞く者は、誰もいなかった。
『 わたしは、ここにいる 』
――END
また酔っ払ってやった。今度こそ反省を、と見せかけてまったくしていない。
テンション任せだから、変なとこがあったらスルー奨励。
途中、改行エラーが出まくって削った。だから文脈が変なところがあるかも。
つーか改変除けば人生初SSだ。
祝・初体験?
>>589 GJ!泣けました
俺なんか文章書くの下手だから羨ましいよ
長門のうちはゴキブリどころか微生物も居なさそうだ
さらに忘れてた。
>>339ね、コレ。
勿忘草が入ってないとかしおりがほとんど出てないとか
言いたいことはあるだろうけど、どうか御慈悲を
|-`).。oO(即興ゴキブリSSが始まったと思ったなんて言えないなぁ)
ゴキブリSS始めてたのは俺だけではなかったのか。
>>589 これで初か。普通にすげぇw
>>576 意外とこんなふうかも……
キ「ふぅ、うまかった。カレーごちそうさんな、長門。」
長「……そう。」
キ「じゃ、食器下げるわ。」
長「おかまいなく。」
キ「これ、とりあえず水につけとけばいいよな?……ん? うわっと!」
長「どうしたの?」
キ「ゴ、ゴキブリがそこに……くそっ! 殺虫剤とかハエたたきとかスリッパとか、なんかないか?」
長「……大丈夫。慌てないでいい。彼の名はグレゴリー。私の支配下にあるマーカー生命体の一個体。」
キ「……へ? えーと、おっしゃる意味が今ひとつ分からないんだが……グレゴリーって? 何生命体だって?」
長「情報統合思念体は、宇宙に存在する様々な生命体の中で特徴的な性質を持つものたちをマーキングし、それ
らの進化の過程を観測し続けている。グレゴリーの種族はおよそ三億年前からこの地球に存在し、極めて強
い生命力を持つのが特徴。我々にとっては、人類と同様に観測対象の一つであるが、そのつきあいの長さだ
けで言えば人類よりも馴染み深い種族でもある。」
キ「……は、はは。つまり宇宙人からすれば、人間もゴキブリも同じようなもんというわけか? 名前までつけ
てなんだかなぁ……ん? うわっ! もう一匹出やがった!……ちなみにこいつはなんて言うんだ?
ゴンザレスか? マイケルか?」
長「ああ、それはキョ(ry」
ちょwwwwwwGの名前がキョンかよwwwwwwwwwwwwwwww
>>589 これではじめてだって言うのなら俺の書いた今までの作品なんて糞だな
GJ!
ここに投下したやつ以外にもちょくちょく改変やってましたから、
厳密には処女作じゃないですけどね。
まあ気が向いたら
>>344も自分なりに書いてみようかと思ってます。
……寿命が尽きるまで位には。
>>582-588 より妄想
大学進学のため上京することになったキョン。
一人暮らしのため荷物を整理していると、机の奥に
なにやら見慣れぬハードカバー。
何気無しに捲れば押し花の栞がハラリと落ちた。
分岐点
@とりあえず元に戻す。
Aスーツケースにつめる。
B栞を調べる。
10秒以内に選択しないとゲームオーバー
>>599 一回エンドを見ないとトゥルーエンドに辿りつかないんだな
602 :
GSS:2007/05/10(木) 23:38:54 ID:REbzJO/S
今日も夕食はカレーを食べる。昨日も明日も。
カレーは具材を変えれば栄養的にも良いし、
それにボンカレーはどう作っても美味しいと聞く。
何故こんなにも優秀な料理を毎日食べないのか。
そう疑問に感じながら、台所に行くと
三角コーナーの辺りに黒い生物を見つけた。
それは虫にしてはなかなか速く移動し、
茶色い姿をしている。
この世界にいる大半の人間が毛嫌いしてやまない
「ゴキブリ」というものだと私は理解した。
初めて見るその姿に少し見入ってしまう。
人間はこの生物に出会ったとき即座に殺してしまうと言うが、
彼らは人間よりもずっと長い年月を生きてきている。
人間が究極生命体を倒してしまうようなものだ。
私は人間ではなく、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース。
彼らの生命力には少し興味が湧いた。
翌日の夜
「長門さーん、おでんをもってきたわよー」
朝倉涼子が来たようだ。
彼女はたまに私へ食べ物を持ってきてくれる。
バックアップという立場ではあるにしても、ここまでする必要はないだろう。
完全に彼女の好意。とてもありがたい。
「あら、長門さん何か昆虫でも飼いだしたの?」
・・・・朝倉涼子が玄関脇の靴箱の上にある
飼育箱を凝視している。
注意したほうがいいのだろうか。
「きゃあああああああああああああああああああああああ」
遅かったようだ。
朝倉涼子の悲鳴が部屋全体を揺らす。
同じ対有機(ryだというのに、朝倉涼子は反応が人間に近い。
「なっ・・・長門さん・・・なんてものを飼ってるのよ!
今すぐ捨ててきなさい!」
「彼らの生命力に少し興味が湧いた。
だから飼っている。」
朝倉涼子はあっけにとられた顔をしたかと思うと、
大急ぎで私の部屋に入り、おでんをそこに置き
殺虫剤片手に帰ってきた。
そしてそれを、飼育箱に向けて放つ。
「死んでぇぇぇぇぇ」
と叫びながら。
>>581の時点で
「朝倉涼子、予期しない事態で余剰なカレーが発生した。 食べて」
とか思いついたなんて、
>>602の朝倉さんに悪くて言えない……。
G「俺のうしろに立つな
G「断る」
ここは「言えない」と入れれば何でも言えるインターネッツですね
606 :
SS?:2007/05/10(木) 23:52:34 ID:GStT+NSp
>>589にはかなり見劣るが気にしないで投下。どちらかというと詩かもしれん
長く続く何も無かった日々
校門の前、彼女はたたずんでいた
どこか、憂いを秘めた顔
すこしわくわくに変わる
出会からいろんな事が起きた
平凡が楽しい思い出に変わる
儚く美しい、よのうつり
この世界が長く長く続くよう
だから待つあの校門前
wktk
608 :
606:2007/05/11(金) 00:10:34 ID:u2KgfLjs
>>607 wktkされても困るのです。あれで終りなんですが…
>>599 大穴狙って1番ファイナルアンサァッッ!
>>609 「そうだな、大事な栞だったら、本を返した時に怒られちまう。 元に戻し……
返す? そういえば俺、この本どこで借りた? 図書館か?」
@市の図書館をあたる
A学校の図書室をあたる
Bそしてそのうちに考える事をやめた
612 :
606:2007/05/11(金) 00:18:29 ID:u2KgfLjs
ズレてるorz
長く続く何も無かった日々
校門の前、彼女はたたずんでいた
どこか、憂いを秘めた顔
すこしわくわくに変わる
出会からいろんな事が起きた
平凡が楽しい思い出に変わる
儚く美しい 、よのうつり
この世界が長く長く続くよう
だから待つあの校門前
>>609 もうそろそろ出発の時間です。急がなければ飛行機に遅れてしまいます。
あなたはその本を、再び机の中にしまいました。
引き出しを閉めるとき、大切な思い出もしまいこんでしまったと気付かずに…
おわり
→コンティニュー タイトルヘモドル
617 :
ss:2007/05/11(金) 00:47:14 ID:VAqbPPSU
>>108-113 >>137-141 ・・・静かだ。
部活初日。文芸部の部活動は本を読む事だ。
だが、文芸部室に置かれていた本はどれも肩が凝るものばかりで、俺にはこの活字を読む事は難しかった。
やれやれ―本が読めない文芸部か。どうしたものか。
そう思いながら、長門の方を見ていると、まさにあの状況を「もくもく」と指すのだろう。
本のページをめくる音しか聞こえない。
そんな中、部屋にポツンとある一台のパソコンが視界に入った。
本を読むより、このパソコンで俺でも読めそうな本を調べた方がいいかもしれない。
「なあ、長門。」
「なに?」
読書中に話しかけたら「今、話しかけないで」と反応する人がいる。
これは、その人の精神状態などにも関わってくるのだが、言われた方はショックだ。
俺にはその経験がある。だが、長門はまんざらでもないようだった。
言葉を継ぐ。
「そのパソコンってネットできるのか?」
「うん・・・一応、繋がってるけど」
「ちょっと触らせてもらっていいか?」
「・・・ちょっと待ってて。」
そういうと長門はパソコンの電源をつけ、鞄から出してきたフロッピーを差し込んだ。
何かのデーターを移しているのだろうか。そんな感じだ。
「どうぞ。」
長門は最後にフロッピーディスクを引き抜いて言った。
俺はパソコンを触り始める。
OSは2000。古いと言えば古いな。
618 :
ss:2007/05/11(金) 00:48:06 ID:VAqbPPSU
「さっきのフロッピーには何が入っているのか聞いていいか?」
当たり障りがないように聞いてみた。
やっぱり、普通に気になるしな。
「・・・小説。」
小さな声で返事が返ってくる。
「・・・もしかして、長門が書いた小説か?」
俺の問いにコクンと頷く長門。
長門の小説か。
読んでみたら、長門の考えてる事が少しはわかるかもしれない。
人は物語を綴る時、どうしても作者に影響される部分が出てくるもんだからな。
「・・・よかったら、長門の小説を見せてくれないか?」
そう頼んでみると、しばらくの沈黙後、長門の手からフロッピーが一枚差し出された。
サンキュというジェスチャーの意で頭を軽く下げ、フロッピーを受け取った。
その小説は、実に長門らしいというか、柔らかい文章体で、俺でもスラスラ読む事ができた。
それと同時に、長門の書いた世界にどんどん引き込まれていくような感覚をも覚えた。
小説に熱中しているといつの間にか時間が過ぎていた経験など誰にもあるだろう。
そして、内容なのだが、読んだ所まで簡単に話そう。
―ある所に、宇宙人の女の子が居た。その子は訳があって地球の高校生として暮らす事になる。
しかし、その女の子は感情表現ができず、その様子に周りからも一線を引いた付き合いをされていた。
何をしても無表情なため、つい敬遠してしまうのだろう。
その女の子の趣味は専ら読書なのだが、ある日、図書館で一人の男子学生と出会う。
と、冒頭らしき所まで読み終えた時、部室に朝倉がやってきた。どうやら長門と一緒に帰るつもりらしい。
時間もそろそろ部活の終了時間だ。
この級長様はこの時間まで何処で何をしていたのだろうか。
下校中、長門の小説を思い浮かべていた。
この宇宙人の女の子。どこか長門に似ている。
感情表現ができないとまではいかないが、得意でないのは確かだと思う。
―そしてこの男子学生。これは俺の事なのだろうか。
今後、この男子学生はどんな風にこの宇宙人の女の子と接するのだろうか。
続きが気になる。明日の部活動で続きを読もう。
619 :
ss:2007/05/11(金) 00:49:26 ID:VAqbPPSU
「ねえ、キョン君。今日、有希と一緒に夜ご飯なんだけど、よかったらキョン君も来ない?」
そう誘われたのは同下校中だ。
数日前までは、谷口・国木田という男2人組と一緒に帰っていたのだが、今日は長門と朝倉の両手に花の状態だ。
・・・俺も出世したもんだ。
晩飯の話だが、母さんが用意をして待ってる事を考えると、どうにも悪い気がしたのだが、
朝倉の「入部記念よ、入部記念」という言葉に押される形となった。
長門もいいと言ってくれているし、ここは甘えておこう。
こんな機会は一度逃すと二度とこなくなるかもしれないしな。
じゃあ材料を買いに行きましょう、と言った朝倉に連れられ、俺はとあるスーパーに入っていた。
高校の制服姿の3人が並んで買い物か。傍からみると、変わっている3人に見えたに違いない。
・・・しかし、ここのスーパーは母さんもよく利用する場所だ。
うっかり鉢合わせにならなければいいのだが。
「あー!キョン君だー!!」
オーマイゴット。
神はいつも俺を支持してくれない。
この甲高い声は我が妹のもので間違いない。・・・という事は。
「あんた、こんな所でなにしてんの?」
スーパーの袋を手に提げた俺の母さんがそこにいた。まさに帰ろうとしていた所だろう。
こうなれば仕方あるまい。事の一部始終を話し、今日は朝倉と長門にご馳走になる事を伝えておいた。
「キョン君のおばさま、こんにちは。キョン君のクラスメートの朝倉涼子です。」
横から出てきた朝倉はこれまたご丁寧な挨拶をしていた。
朝倉の後ろで長門もペコペコ頭を下げている。
俺の母さんはニヤニヤしながら、こんな事を言いやがった。
「あらあら、キョン君にこんなに可愛らしい彼女がいるなんて。」
「うふふ、そう見えます?おばさま。」
頼む。勘弁してくれ。
俺はそんな関係じゃねーよと言いながら、必死に否定した。というか何なんだ、そのテンションの高さは。
まったくこの人は、俺にどれだけ恥ずかしい思いをさせるんだ・・・それより朝倉もちゃんと否定しやがれ。
早く帰ってくれないもんか、と心の中で念じていると、妹が口を開いた。
「おかあさーん、違うよ。キョン君の好きなのはこっちの人だよ。」
妹の指差された先には、いつものカーディガンを着た長門がいた。
長門は驚くような表情で俺を見ている。
「だって、キョン君、図書館でこのお姉ちゃんと喋ったあと、お顔が真っ赤だったもん。」
「あら、そうなの?ゴメンなさいね、息子の交友関係はイマイチわからなくって。」
―ちっがう!もう帰れ!今すぐ帰れ!
俺は、母親と妹をスーパーから追い出すように背中を押した。
母さんはうふふと微笑を浮かべながら、妹はニコニコスマイルをしたまま店から出ていった。
・・・やれやれだ。
620 :
ss:2007/05/11(金) 00:53:20 ID:VAqbPPSU
「すまん、うちの家族、皆アホなんだ。」
「そんな事ないわよ。面白いおばさまと妹ちゃんじゃない?ねえ有希?」
長門はさっきから俯いたままである。
抜け殻というのか、反応が薄いのだ。
例えると、いつも軽く手を振ると手を振り返してくれる女の子が、今日は振り返してくれなかった・・・みたいな感じだ。
それは何となく寂しく、同時に、何かあったんじゃないかという不安まで湧いて出てくる。
「・・・長門?」
「・・・・・・えっ?あっ・・・何?」
こんな具合である。
そんな長門をよそに、朝倉の買い物は着実に進んでいった。
だいこん、ちくわ、はんぺん、・・・おでんだろうか?この寒い季節には嬉しい食べ物である。
会計は長門がすませるらしく、俺と朝倉はレジを通り過ぎたところで、長門を待っていた。
「朝倉、何だか長門の元気がないんだが。」
「そうかしら?そう見えるなら何か話してあげなさいよ。」
そんな事を言われてもだな・・・俺のボキャブラリーというのは、小学生が作った落とし穴並に浅い。
その語彙力で長門に話しても疎まれるだけだと思うのだが。
そうこうしている内に、長門が会計を済ませ戻ってくる。
そうして、俺たち三人はマンション目指して歩き始めた。
勿論、買い物袋は俺が持っている。長門はいいと言ってたが、働かざる者食うべからずだ。
すげぇ・・・。
マンションに着いた第一感想がこれである。
勿論、声には出していないが、このマンション、よくわからない俺が見ても「高そう」とわかるほどだ。
こんなマンションに一人暮らしか・・・おお、エントランスに入るのにも番号が。
俺は顎に手を添え、自分に納得させながら、朝倉と長門の後に続き、エレベーターに乗り込んだ。
エレベーターもどことなく広いし、高級な感じが・・・将来はこんな所に住んでみたいもんだ。
おっと、あまりキョロキョロしてると物珍しそうに見られるか。・・・平常心平常心。
朝倉がこちらをみてクスッと笑ったような気がしたが・・・気のせいだろう。
そして、着いたのは708号室。
ここは長門の部屋らしい、ありがたく入らせてもらおう。
「長門、お邪魔になるぜ。」
「うん。・・・どうぞ。」
長門は微笑みながら返事を返してくれた。
取り敢えずここまで。
PCを修理に出す予定なので続きがかけません・・・くそう。
wktkで死ぬ。
責任を取って・・・
>>616 図書館のラベルも貼ってない……借りた覚えは無いが、学校か?
借りたまま上京するのも後味が悪い。 俺は卒業したばかりの母校へ本を返却に行った。
−−−
「はい、記録ですと、確かに三年前に貸し出してますね」
ふわふわと海草のように揺れる髪の、おっとりした図書委員長(?)が記録を調べてくれた。
「じゃあ、やっぱり俺が借りたのか。全く覚えてないんだけどなぁ」
「貸し出し人は『朝比奈』さんになっていますが、間違いありませんか?」
「え? 朝比奈さんが?」
ふむ、やはり俺は借りてなかったのだ。
あの人の事だ、うっかり俺の荷物に紛れ込ませてしまったという事も考えられる。
卒業してしまってから2〜3回しか会っていないが、元気にしているだろうか。
とにかく本は返した。 これで心置きなく出発できるというもんだな。 発つ鳥後を濁さず、だ。
「あ、栞が挟まっていますね。 これはお返しします」
どうやらあの栞は、後から挟まれたものらしい。 俺の物でもないから図書室に寄贈したい所ではあるが……
@朝比奈さんに会って渡す
A手元においておく
Bわかめ髪の図書委員長(?)に寄贈する
ワカメに寄付、で
>>624 ちょっwww
長門が記憶を消しちまったんだからSOS団ないべ?
団外でキョンが朝比奈さんと接点を持っているとは思いずらいのだが。
どうせパクるならもっとマトモなの書けよ。
625 :
624:2007/05/11(金) 01:36:52 ID:HJOWP+tj
>>624 別に皆の長門に関する記憶を消したからってSOS団を無くす必要無いと思うんだけど……。
無い知恵絞ってその辺まで一応考えてあったけど、まぁ
>>624が
>>599か
>>582か
>>339なら
怒られても仕方ないので、もしそうならもうやめとこう。
>>622 読み返したけど、大元のSS
>>582〜の奴だと
>>588で
>SOS団の品を片付けた部室はまた殺風景な教室に戻っていた。どこにも彼らの面影は残っていない。
>今はそんなものは無かったことになっているのだから。
という事になってるそうな。
>>624 指摘はいいがパクりとかやめれ。
もともとリレーだろ、この流れは。
すべての流はカレーである
>>628 文芸部にそんなもの無かった事に、という読み方してしまってたよ……。
SOS団自体が無かった事になってると読むべきだったのか。 自爆。
>>630 まあ、でも実際、SOS団自体なかったことにすると、話が広がりにくいね。
それよりなんで
>>622での貸出人が「長門」さんじゃないのかの方が、やきもきしたw
632 :
音楽 oto:2007/05/11(金) 02:42:14 ID:zKZpWGd5
ttp://www.geocities.jp/nagato_music/nagato_oto_gensou/august_thought.mp3 現在製作中の長門RPGの歌物先行公開?RPG制作活動アピールwwww
エンドレスエイトをモチーフにしているので、そのイメージで聞いてもらえてもおk
「august thought」
暑い陽射し照りつける道に
のびる影を目でたどる
終わることを忘れてた夏の
止まない打ち上げ花火
ずっと鳴り響くそれが悲鳴に聞こえる
少しずつ狂い始める 私の胸の内が
足りないモノ 私にわからない
感情の概念を理解していないから
だけど 続く日々の中で変化してる
言動が行動がエラーだとわかってる
蓄積されてく矛盾・・・
いつか私の手で全て壊すの
避けられない未来あると実は知っているから
触れる肌に伝わる感触
既に感じた出来事
何もかもが変わらないことを
あなたも気づき始めた
だから足を踏み込んで迷い込む迷路
はまらない1つのピース あなた達だけじゃない
私の中 何かが起きている
ヒトで言う感情に似たありえないモノが
だけど 惹かれていく この矛盾がきっと
愛しさや切なさを理解できるチャンスと
思い始めているから
きっとそれが私を壊していく
何かが今 音をたてて割れた気がしているの
私に微笑みかけてた彼女は
もういないけど・・・でも
この私は後戻りできない
感情の概念を理解しようとしてる
だから 続く日々の中で変化してる
言動が行動がエラーだとわかっても
蓄積されてく矛盾
いつか私の手で全て壊すの
避けられない未来あると実は知っているから
せめて その時にはあなたの意志に全て委ね
そして私1人未来を待つの・・・
激しく期待
634 :
582:2007/05/11(金) 07:21:09 ID:bdOUBlZw
うーん、どうにもこんな話の膨らみ方をするとは思ってませんでした
言い訳させてもらえるなら、長門がいないSOS団は名称同じでも別物、と
でもだったら《『あの』SOS団》とした方が良かったですね(´・ω・`)ハンセイ
リレーSS続きまだー?
続けられる空気じゃなくなってしまったからねぇ……
638 :
SS1/3:2007/05/11(金) 11:36:17 ID:xMNDEXUU
ss投下します。
「無題」
俺が文芸室へ毎日律儀に通う原動力になっているのは
間違いなく可愛さを形にしたような先輩朝比奈さんが入れてくれるお茶のおかげだろう。
今日もおいしいお茶をありがとうございます。
朝比奈さんはSOS団みんなのお茶をせっせと配る御奉仕をやり終え、
自分のお茶を入れパイプ椅子に腰掛けた。
いつ見ても愛くるしい姿に俺はいつも癒されています。
そんな朝比奈さんを見ていると、
自分の入れたお茶が少し熱かったのか朝比奈さんは湯飲みを両手に持ち
天使の息吹のような吐息をお茶の方へふーふーとかけていることに、
俺は気がついた。
もしかして朝比奈さんは猫舌ですか?
「あ、はい、そうなんですよ。
だから熱いものはこうやって何回もふーふーしないと飲めなかったり
食べれなかったりして大変なんですよぉ。
もしかしてふーふーしている姿が可笑しかったですかぁ?」
いえ、そんなことは決してありません。
むしろ大変微笑ましくてこっちが和んで
今日1日のストレスを忘却の彼方へ吹っ飛ばしてしまうくらいです。
俺と朝比奈さんが中睦まじく話している間に
いつものまったりとした文芸室の空気がいつの間にか変化しており、
ハルヒ、長門、古泉、以上の3名が物凄い剣幕で俺の方を睨んでいる。
俺なんか悪いことしたか?というかなんで古泉まで俺のほうを睨んでいるんだ?
気味が悪い。俺が睨まれている理由を脳内で考察している「間に、
3人は自分のお茶をさっさと空にし、
「みくるちゃん!お茶お代わり!うんと熱いのお願い!!」
「朝比奈みくる。お代わり」
「朝比奈さん。お代わりお願いします。」
と三者三様のお代わりの催促を朝比奈さんにしてきた。
普段は一杯しか飲まない長門までお代わりをせがむとは珍しいな。
朝比奈さんは律儀にもみんなの分のお茶をせっせと入れてくれている。
こいつらは朝比奈さんが先輩であることを覚えているのだろうか?
3人は朝比奈さんにお代わりを入れてもらい、
あろうことかさっき朝比奈さんがやってたことと全く同じことをして
3人とも俺のほうをちらちら見てくる。
なんだ?なんか反応して欲しいのか?
639 :
SS2/3:2007/05/11(金) 11:37:11 ID:xMNDEXUU
まず、古泉、お前がそんなことしても気持ち悪いだけだ。
え〜いウインクするな、近寄るな、気色悪い。
俺が毒を吐きまくると
古泉はがくっと肩を落とし、「お先に失礼します・・・」
と言い残してとぼとぼと帰っていった。
あいつはなにがしたかったんだ?
次にハルヒ。ためしにじっと凝視していると
お茶の熱さのせいかどうかはしらんが、
手と顔がだんだん夕焼けみたいに真っ赤に染まりだしていた。
不覚にも少し可愛いと思ってしまった。
「キョン!ホント!?ホントに可愛い!??」
どうやら無意識のうちに声に出てしまったようだ。
俺はテキトーに相槌を打ち流すことにしたが、
それでもハルヒには満足だったみたいで、
「今日はもう解散♪」と急に上機嫌になり帰ってしまった。
ほんとに解りやすい奴だな。
ハルヒが帰ってしまい、
静かになった文芸室でしばらくのんびり過ごしていると
朝比奈さんも「私も失礼します」と言ったので
俺は一時文芸室から退出することになった。
朝比奈さんの着替えが終わり、
さよならと挨拶してからまた文芸室へ戻ると
湯気がもうもうとたっているお茶が入っている湯のみを両手で持ち、
お茶の水面下の近くでお茶に漣を作るように息をふーふーと吹きかけ
やや上目遣いでこちらの反応を窺っている長門の姿が目に入った。
・・・・・・可愛い。普段長門はこういう行為をしないから希少価値もプラスされている。
にしてもやや上目遣ってのがミソだ。
長門みたいな容姿端麗で純粋な子にそんな視線で見られたりでもしたら
全ての悪人は改心して自首してしまうのではないかと思えるくらい
微笑ましくこっちも癒されるものだ。
長々と長門のほうを見ながら自分の考えに浸っていたら、
湯気のせいかどうかは不明だが
若干長門の頬が淡いピンク色に染まっているように感じた。
そういえば、朝比奈さん、ハルヒ、ニヤケ野郎には同じようなシュチュエーションで
何らかの反応をしていたのだが長門にだけ反応しないのは失礼だな。
現に長門はこっちを凝視して「どう?」と問いかけいるみたいに見えるしな。
640 :
SS3/3:2007/05/11(金) 11:37:56 ID:xMNDEXUU
あ〜、なんていうかお前が俺の反応が欲しくてそういう行為をするのはすっごい嬉しいし
実際俺の内心は喜びで満ち溢れている。
しかも長門は普段そんなことをしないから余計に可愛く見えてしまいこっちの顔も緩んでしまったのだ。
拙い言葉になってしまったが、
自分の脳内で考えられるだけのことを口にしたら
「そう」
と皆にも解るくらい長門の顔の色が朱に染まり口元が緩み
満足げな感じでお茶を飲んでいた。
それにしても少し気になったのだが
それは朝比奈さんにいれて貰ったお茶だろう?
煎れてもらってしばらく経つのに何でそんなに湯気が出るほどの高温を
維持しているんだ?
「それは・・・禁則事項」
そうか、ただ俺の反応を見てもらうためだけに情報改竄をするのは良くないぞ。
「・・・・・・」
長門はこれ以上何も口にしなかった。
この一件があってからしばらく俺は長門に呼び出され
何回もあつあつのお茶を俺の前でふーふーと息を吹きかけながら飲む姿を
拝めることになった。
ただ、それをするたびに何らかの反応をしないと
俺のお茶がすさまじく熱くなっているのは何故だ?
END
641 :
640:2007/05/11(金) 11:41:13 ID:xMNDEXUU
自分もリレー小説楽しみにしています。続きマダー?
このさっき投下した小説は息抜きに読んでくれたら幸いです。
駄文ですが、もっと修行して、良作を生み出せるようにします。
642 :
606:2007/05/11(金) 12:33:48 ID:YfzUx13g
>>640 すっげ〜GJ!
まさか、学校に来てこんなSSを読んでるとは思わなんだwwすでに長門無しの生活が思い描けなくなってる。
606は斜め読みすると「長門かわいいよ長門」になるだけなんだ。
思いつきと携帯厨であることが災いしてうまくいかなかったorz
>>640 とても和んでGJ!
個人的には
>ただ、それをするたびに何らかの反応をしないと
>俺のお茶がすさまじく熱くなっているのは何故だ?
のオチが好き
582です。責任とって矛盾の解消に努めてみました。
みくるとの接点はこう、何と言うか、ど、どうよ!?
>>623 見たところ、普通の栞だ。名前は知らないが、小さく可憐な感じの花が押し花にされている。
……どこかで見たか?
何となくだが、そう思った。いやまあ、栞に世話になったのなんてほとんどないんだけどさ。
休日は、高校の途中で訳のわからん団を立ち上げたハルヒに振り回されっぱなしだったからな。
今じゃ馴染んでるが、いきなり引っ張られてきたときは迷惑だったろうな、朝比奈さん、古泉よ。
ちなみにその団体に、名称はなかった。
最初はハルヒがSOS団とか名づけたけど、そいつはその日のうちに団長様ご自身の口から却下された。
詳しい理由は知らないが、何かが違うんだとさ。何がだろうね?
とにかく、こういうものは俺じゃなくて、もっと本が似合うようなやつの手の中が居場所なんだ。
候補としては国木田、古泉あたりか。いや、何か違うな。
他、誰かいたような気もするが、思い出せん。
と、目の前の図書委員長(?)の笑顔が目にとまる。
わざわざ名前も知らん野郎のために、自分が在学していなかったころの記録まで調べてくれたのだ。
彼女へのお礼としてなら朝比奈さんだって解ってくれるはずだ。
「いや、いいよ。俺も使わないし、どうぞ」
「まあ」
なぜ笑いながら驚きますか。
「ふふ、すみません。知らないのですか?」
何を?
「この花です」
まあ見たようなそうでもないような気がしないでもないような。
図書委員長(?)はふふと笑い、
「これは勿忘草といって、花言葉は誠の愛なんですよ?」
なんと。つまり、
「そ、それは……いや、他意は無かったんだが」
「そうですか。なら、他のでしょうか? 真実の友情や、――私を忘れないで、とか」
瞬間、脳裏に何かの映像がちらついた。これは……
どこかの川辺だ。
市立図書館だ。
はっきりとは思い出せない。
最後の三行、改行し忘れプラス数字入れ忘れたー!
上から1、2、3です。当たり前ですが
>>644 GJ! よくぞ復活させた。
というわけで、2>市立図書館 でおながしすます。
wktkするなあもう!
>>644 GJ!
どうでもいいがわかめさんは何年高校生やるつもりなんだ。
まさか留ね(サラサラ…
何でカレーの話が出てくんの?
分かるように説明しる! (*´д`*)ハァハァ
>>649 カレー(+キャベツ)は陰謀を読んだらわかると思うが。
>>649 いいから黙って原作本を全部読むんだ、今すぐ
長門への愛が当社比300%アップする事間違いなし
_
. , ^ `ヽ
〃 イ fノノリ)ハ
(ヽィヘリ(l|゚ -゚ノlリ
⊂〈_jk{つ{⌒l^0
おまいら大変
55 :イラストに騙された名無しさん :2007/05/11(金) 14:19:45 ID:/cZYFK4E
128 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/11(金) 13:26:00 ID:ghGg5naf
こちら報告部。
ある方からの情報によりますと驚愕は6/30に延期された模様です。
角川にも連絡を入れ確認しました。
報告終わります。
653 :
SSの告知:2007/05/11(金) 15:17:19 ID:w952hBBs
>>339 とそれに続く皆のSSに刺激されて、俺も1本書いちまったんだが、今日半休だったので完成した。
勝手に最後を救いのある話にしてしまった。
5レスほど使わせて貰います。
654 :
SS 1/5:2007/05/11(金) 15:19:33 ID:w952hBBs
『栞』
パイプ椅子から立ち上がったカーディガンを着た少女の右手には、ハードカバーの本。
カタカナのタイトルが表紙に書かれている。
それを、目の前の少年に差し出していた。
「……読んで」
本を突きつけられた少年は驚いたような、しかしどこか嬉しげ
な顔を少女に向けた。
少女は漆黒の瞳で相手を見つめる。それだけで、何かが伝わったらしい。
「お前のお勧めか。ゆっくり読ませてもらうぜ」
少年は本を大事そうにテーブルに置いた鞄にしまった。
「……忘れないで」
呟きが小さな口から漏れ出る。
「ん? 何だって?」
振り返る少年。ブレザーの下のシャツは第一ボタンが外れ、シャツの裾も外に出てい
る。髪は手間をかけずに済むためにそれを選んだかのようなストレートヘア。
少女は視線を外す。無言。
「帰ろう。全く、結局誰も来ないなんて明日は雪かな」
少女は一瞬、少年の口元に注視する。言の葉を紡ぐ、口元を。しかしすぐに目を逸ら
し、自分の鞄を手に取る。肩にかからない短い髪が風に吹かれたように揺れた。
遠くの方から、同じように帰ろうとしているらしい生徒達の声が届いてくる。
2人は黙って玄関で靴を履き替え、黙って校門を出る。少年の斜め後ろを少女が寄り
添うように付いていく。無理して歩調を合わせる風はない。初めからお互いのテンポを
知っているかのように、ごく自然に、しかし言葉を交わさずに坂を下っていった。
坂を下りきり、駐輪場が見えるところで2人は向き合った。
「じゃ、また明日な」
少女は暫く少年を真っ直ぐ見つめた後、踵を返して歩き去っていった。
少年は歩き去る少女の姿が小さくなるのを見つめていたが、やがて、駐輪場の中に入
って1台の自転車を取り出した。
少年の家は、そこから自転車で少しばかりかかる。住宅地の中の一軒家。
夕食を終えた少年は、部屋で少女から借りた本を取り出した。その顔はあまり熱心そ
うではないが、それでもベッドに寝転がり、本を開く。
ページをめくるごとに、徐々にその目の輝きが増していく。
と、部屋のドアがいきなり開けられる。
「お風呂〜 キョン君、入っていいよ」
「わかったから、早く服着ろ。風邪引いてもしらねえぞ」
「大丈夫だよ! でもねー、ミヨちゃん今日咳してたんだ。キョン君、心配――」
「ほら。お前もそうならないように早く服着なさい」
少年は女の子を部屋から追い出し、本を開いたまま机に伏せようとして、気が付いた
ように本をパラパラとめくる。
本の中から、飛び出すように栞が現れた。
それを読みかけのページに挟もうとした手が止まった。
栞を手に取り、顔に近づけてじっくりと眺める。少年の顔に、笑顔が広がった。
和紙の栞の表面には、小さい青紫色の花が貼り付けてあった。5枚の花弁が美しい花だ。
「……押し花か。そうか、こんなことに興味あるのか」
少年はそっとその栞をページに挟み、その本を大事な本のしまい場所――辞書のよう
な本をいつも置く場所――にそっと差し入れ、部屋を出た。
風呂上りの少年はいつものように両親から小言を言われ、それに横から口を挟む妹と
の言葉の応酬をしてリビングで寝るまでの時間を過ごした。
655 :
SS 2/5:2007/05/11(金) 15:20:31 ID:w952hBBs
少年と別れた少女は歩いて自分が帰るべき場所へ向かう。常識で言えば高級な部類に
入るマンション。
家に着くと、セーラー服を着替えることもなくキッチンに向かう。ヤカンに水を入れ、
火にかけた。
そのまま、まるで見張るようにヤカンを見続ける。
小さな急須に沸いたお湯を注ぐ。緑茶の香りがキッチンに広がった。
急須と湯呑を2個、リビングに運ぶ。
リビングには季節外れのコタツ。他には、何もない。テレビも、雑誌の類も、窓を彩
るカーテンも。
部屋の呼び鈴が鳴ったのは、口をつけずにただ手に持ったお茶が冷めた頃だった。
玄関がオートロックになっているマンションの筈だが、呼び鈴は部屋の前のものだ。
少女は相手を確かめる仕草もせずにドアを開ける。ドアの前には、中の少女と同じセー
ラー服を着た、翠の柔らかそうなウエーブヘアを肩より下まで垂らした少女が立っていた。
「こんばんは」
「喜緑江美里。作業を行うのに近距離空間にいる必要はない」
短髪の少女から喜緑江美里と呼ばれた少女は柔らかい笑顔を浮かべた。
「人間の習慣を参考にしてみました。一緒に何かをすることはお互いの――」
家の主は何も言わずに後ろを向き、奥へと戻っていった。喜緑江美里は気にする風も
なく後に続く。
廊下の奥にはリビング。短髪の少女はすでにコタツにつき、湯呑を両手で持っている。
その向かい側にも、湯呑が1つ。
「誰かいらっしゃったんですか?」
無言の応え。その目は、手に持った湯呑に注がれている。
「私の分じゃないですよね」
短髪の少女は来訪した相手をじっと見つめる。一見無表情に見えるが、その瞳は、ま
るで挑むかのようだ。
翠の髪の少女は穏やかに見つめ返す。
「もう、宜しいですか」
喜緑江美里の声は、変わらずに柔らかい。
「問題ない」
緑がかった瞳が短髪の少女を見つめる。心の裡をそっと探るように。
「時間がいるなら……まだ、もう少し先でもいいんですよ」
「必要ない」
喜緑江美里の声にかぶせるように短髪の少女が固い声を出す。
「……早く」
実行。
翠の髪の少女は考える。この地に住まう誰が今の出来事を知り得るだろう。自分達の
属する世界では珍しくもない事。しかし、ここの――この惑星の知性体、生きることに
さえ矛盾を抱えた現時空の有機生命体には感知すらできないこと。
やがて、喜緑江美里は短髪の少女の家を辞した。
リビングのコタツに座り続ける薄い髪の少女が両手で固く包むようにしている湯呑か
らは、さざ波が消えない。
「あなたには……忘れないで欲しい」
その言葉は、応える者のない空間に吸い込まれていった。
656 :
SS 3/5:2007/05/11(金) 15:21:26 ID:w952hBBs
「おい、待てよ」
坂の途中で、弾かれたように少女は振り返る。色の薄い髪が揺れた。
下から急ぎ足で上がってくるのは、先週この少女から本を借り、そして少女と一緒に
2人で下校した少年。
少年は笑顔で手を上げる。
「こんな時間に登校とは、珍しいじゃねえか」
少女の少し前を歩いていた髪をアップにした少年が顔だけ振り向けて口を歪める。
「おめえが今日はちょっと早いんじゃねえか。ははあ、オフクロさんに時計を勝手に進
められたんだろ」
「お前じゃねえよ」
少年は少女を追い越し、速足で坂を上っていった。
少女の足取りは変わらない。ただ、瞳の色が一瞬翳っただけだった。
セーラー服の少女達とブレザーの少年達が、同じ校舎に吸い込まれていく。
いつもと同じ情景。あの時と違うのは、暦が変わったこと。人間にはそれしかわからない。
しかし、人間ではない彼女にとってはそうではなかった。独りになった彼女には。
昼休み、廊下を歩く彼女の足は途中で動かなくなった。
教室から、2人の男女の会話が耳に聞こえてくる。
「早くしなさいよ。せっかく空き部屋見つけたんだから。あそこなら部室にピッタリよ」
「お前なあ、先月もそう言ってなかったか。あの時の部屋なんて――」
「うっさいわね! あんたは黙ってついてくりゃいいの!」
「やれやれ」
少女は速足で歩き出した。一刻も早く、そこから離れたくて。
グラウンドから精一杯張り上げられた声が響く。音楽室からは演奏の音が踊っている。
もうすぐ下校時間となるが、まだこの学校から活発さは失われていない。
こちらはあまり音のしない、決して新しくはないこの学校の中でも一際古びた校舎。
短髪の少女は暗くなった階段を昇り、自分のいるべき場所――部室の前に立つ。1人
きりの部室。自分がいない限りは誰もいない、自分しか用のない場所。
しかし、今、その部屋から灯りが漏れている。
有り得ない。
しかし、それは幻ではない。
いつ壊れてもおかしくない古びたドアが、乱暴に開けられた。
いつもの本棚、テーブル。いつものパイプ椅子。そして、その椅子の1つに座る――
短髪の少女はその姿を凝視した。
「慌てていますね」
短髪の少女に向けるその瞳は固く、しかしその奥底には雪解けを促す春の陽のような
熱が篭っていた。
「彼かと思いましたか?」
部屋に入ると、まっすぐに椅子に腰掛ける少女を見つめる。
「スキャンによって事前確認可能。誤認することはない」
翠の髪の少女は椅子から立ち上がった。
「あなたは――」
「ここに用は無い筈、喜緑江美里」
そのまま目を逸らして窓際に向かう少女に、喜緑江美里は近づいた。
「ここに、人目はありません。思念体も、ここでの記録には関心がないでしょう」
包み込むように、少女はその腕をそっと短髪の少女の体にまわした。
短髪が、はじけるように揺れる。
人の気配を感じさせないその部屋に、僅かな衣擦れと生まれたての子犬の鳴き声のよ
うな音が響いた。
657 :
SS 4/5:2007/05/11(金) 15:22:38 ID:w952hBBs
珍しくない一軒家に、珍しくない家族構成の一家。
リビングで風呂上りの一杯のジュースを楽しむ少年の元に、妹が駆け寄った。
「キョン君、こんなの読むの?」
小さな両手には、見慣れないハードカバーの本。
「それ、どこにあったんだ?」
「キョン君の本棚だよ。辞書のトコ」
少年は女の子の頭を乱暴に撫でた。
「お前なあ。一言断ってから持ってけって言ってるだろ」
「だってー、キョン君辞書なんて全然使ってないでしょ」
少年にとってはタイミング悪く、母親が顔を出した。
「全く、そんなことだから――」
「ちょっとその本貸してみろ」
少年はわざとらしく本を広げるが、妹が勝手にページをめくる。
「まだここまでしか読んでないんでしょ」
挟まっていた栞を上に持ち上げ、嬉しそうに目を輝かせる。
「うーん、そうだったっけ……」
しかし、母親は栞の方に興味を示したようだった。
「その押し花、勿忘草じゃない」
「ふーん」
少年は眠たげな声で応える。
「誰から貰ったの。 いつ、ここに連れてくる?」
少年の顔が心持赤くなった。
「なんでそうなんだよ。大体、誰のものかもわからないのに」
母親は睨むように自分の息子の前に仁王立ちになる。
「これの花言葉、知ってんの」
「さあ」
盛大に鼻を鳴らす。
「勿忘草の花言葉はね、『私を忘れないで』『真実の友情』『誠の愛』 どう? ちょ
っとは相手の子、思い出す気になった?」
顔を覗き込む母親は、その笑顔を消した。
少年の目は、何も見ていなかった。そのくせ、失った大事な何かを嘆くように、目の
ふちが輝いている。
658 :
SS 5/5:2007/05/11(金) 15:23:26 ID:w952hBBs
放課後。大部分の者にとってはいつもと変わらぬ、息抜きの時間。好きなことをする
時間。
人の減った教室に、3人の男女がいた。
「読書ですか? 珍しいですね」
「ハルヒが当番終えてここに来るまでだ」
少年は顔を近づけて覗き込もうとする切れ長の目をした長髪の少年を睨んだ。
「それより顔が近いぞ、古泉」
「これは失礼。かわいらしい栞をお持ちだったので」
少年は右手を掲げて古泉と呼んだ少年に栞を見せる。
「押し花の栞ですか。素晴らしい感性の持ち主とお知り合いなんですね、あなたは」
「これ、勿忘草ですね。うふふ、花言葉、ご存知ですか」
「花言葉?」
少年は柔らかく笑う栗色の髪をした少女の言葉に栞を改めて目の前にかざす。
「エーと、忘れ――」
突然、少年は目を見開いた。
次の瞬間、立ち上がると両手の拳を握り締め、歯を食いしばる。
「あの……キョン君?」
「俺ってヤツは、こんな大事なヒントを」
そう呟く少年の目は潤んでいた。
「どうなさったんですか、急に」
「部員と部室を取り戻してくるんだよ!」
少年は目の前の長身の仲間を突き飛ばすようにして教室を飛び出した。
そこは、少女の城だった。誰も来ない。誰も呼ばない。彼女だけの空間。最後の拠り
所。ここにいる間の最後の砦。彼女と、彼女の想い出の。
少女は窓際で本を読み進める。本当に読んでいるのか、それともいないのか、ページ
はずっと同じ間隔でめくられ続け、少女の目は文字を追っているにしては動きがない。
まるで、自動人形の動きのようだ。
風が、窓を揺らす。その音に反応する者はいない。揺れる窓越しに聞こえるグラウン
ドの声援に頭をもたげる者も、遠く聞こえる演奏に耳を奪われる者もいない。
ページをめくる少女の手が、止まった。
すぐ傍の階段を乱暴に昇る足音。普通なら聞こえないかもしれない。しかし、少女は
その音を聞いていた。一歩一歩を己が生きている証のように振り下ろす、その音。聞き
覚えのある音。
足音は、部屋の前で止まった。
少女はじっとドアを見つめている。その瞳には、何の色も浮かんでいない。まるで、
期待することが怖い、というように。
部屋の前では、口で息をする音。男の野太い呼吸音。
ノブが廻った。
いやにゆっくりと、ドアが開く。
「や……約束……」
そこで息が切れたように、声の主は暫く口での呼吸を続ける。
「約束だったな。それに」
少女が立ち上がる。パイプ椅子は金属質の音を立てて転がった。しかし、少女も少年
もそれに気が付いた風もない。
「無断の部活欠席は罰金だ。だから、今度の日曜――」
声の主は、ゆっくりと少女に近づいた。
「図書館。昼はお前の奢りだぞ」
少女の前で、右手を差し出す。
そこには、カタカナのタイトルが書かれたハードカバー。
「ただいま。長門」
少女の足元の古びた木のタイルに、水よりも暖かい粒が落ちた。いくつも、落ちた。
<終>
GJ
全俺が泣いた
前思念体が泣いた
. / .: / .:.:.:.:.: /.:.:.:. ;イ.:.:.: j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..::\.:.:.:.:.:.:.:.:\ .:.:.|.:.:.:.:.:. |.:.:.:.:.:.:ヽ
/ / .:.:/ .:.:.:.:.:.:.:l.:.:.: / .|.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. l\.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.|.:.:.:.:.:. |!.:.:.:.:.:.:.:\
,′ l .:.:.l :.:.:.:.:.:.: j:.:. / |:.:. | ヽ .:l\.:.:.:.:.:.:.| \.:.:.:.:.:.:.',:!.:.:.:.:.:. |:l:.:.:.:.:.:. ト ヽ、
l :/| :.:.:| :.:.:.:.:. /|:.:/ !:.: |. ヽ:{ \.:.:.:.:| \ .:.:.:.l|.:.:.:.:.: i |.:.l:.:.:.:.:.:.| `ーゝ
| / ! :.| l::.:.:.:.:.l V l:.:.l \ >┼ ── \‐:.! .:.:.:.:. i |.:.:.l.:.:.:.:.:|
レ' l l l:.:.:.´丁 j ̄ ̄ `ヽ{ \´ >l _ -==r 、│.:.:.:.:. i |.:.:.:|:.∧:.l
l |ハ ヽ .:.:.:|〃チ不テミ、ヽ ァ彳゚ア千.ハヾ}! :.:.:.:. i |ヽ:.:|/ V
ヽ .|i.: ヽ\:.:lヾハ_j::::::::ハ | _j:::::::::} j " |.:.:.:.:.: i | }j:|
\∧:.:l \ヽl う、:::イi| 'う、:::::イ./ j :.:.:.:.: / レ':/リ
ヽヽ|:.:.:. \l. _ヽ辷_リ ゞ 辷=' l.:.:.:.:. / ∧/ じー
/::/ l:.:.:.:.: 小 , ,'.:.:.:.:./ /
/::/ l:.:.:.:.:.:.lハ /.:.:.:.,イ ∧
_, -、 /::/__,ム:.:.:.:.:.l::.:lゝ − , イ.:.:.:./ j/ }
ー-、厂 ̄了::::/:: ̄::::::::::::∧ :.:.:.:l:.:| 丶、 / /.:.:. /∨ l
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/::/ / ∧ ヽ >ー'´ │
「このまま・・・見つめても・・・いいの?」
これは・・・泣いた。
でも水差すようだがこれってまたデリられるだけじゃ・・・。
666 :
oto:2007/05/11(金) 18:20:07 ID:zKZpWGd5
ヒント1:長門は命令通り記憶を消した
ヒント2:そして命令は一回しかされてない
ヒント3:記憶が戻ったということは完全消去ではなく繋がりを消しただけ
同人の話でスマソが、
何故かキョンが長門と同棲してて、それで長門がキョンを
「長門が作ったカレー中毒」にしてしまうなんて内容の同人があったわけですよ。
それで最後に狂ったように長門カレー食いまくるキョンを見て
長門が涙を流しながら微笑む所が怖いと思いつつ可愛いと思ったスマソ
長門は不器用ですから・・・
不器用なりの一生懸命な愛し方だったんだよ
きっと
しっかしアレだな、長門って感動系な物語が合うな。
機械的な思考しか出来ないキャラが感情に目覚めるのは感動系のバカ一か。
ドラのバギー然り、ターミネーターのシュワちゃん然り。
ってここラ板じゃねぇし
泣いた。
あんなの見せられた後じゃ気が引けることしきりだけど、駄文の投下いい?(´・ω・`)
長門に見つめられたい…
もし・・・・
万が一長門がキョンにふられるような事があったら・・・・・
その時は
1、俺が貰っていいよな?
2、俺たちで慰めてやろうな?
>>671 投下していい?とか聞かない方がいいかと・・・
自信がなくても落としなよ、そのSSに長門への愛情が籠もってればここの奴らは受け入れるさ
そそ。
どうよこんなの書ける俺Sugeeeee!!ってなってなければ努力をけなす阿呆はいないよ。
たぶん。
みんな!
キョンスレ・ハルヒスレにキョンが降臨したぞ!!!
>>673 2はよろこんで。1はまっぴらごめんだw
>>674 ありがとう。SSなんて初めて書いてみたものだから。
では、これから投下してみる。
ありがちと言えばありがちだから、過去のものと被ってたらゴメンよ。
長門有希のサムデイインザレイン1
彼が帰ってきた。
涼宮ハルヒに暖房器具を受領してくるよう命じられた彼。
彼はわたしに涼宮ハルヒの現在位置を尋ねた。
わたしの最優先任務は、涼宮ハルヒの観察および涼宮ハルヒと彼の保全。なので涼宮ハルヒの現在位置は遠く離れていようと把握している。
わたしは彼に彼女の現在位置を伝えようとした。
しかし、わたしという個体はわたしの意思には従わず、首を横に傾げるという行動をとった。
ここ最近になって頻発するようになった、原因不明のバグである。
長門有希のサムデイインザレイン2
彼は暖房器具を稼動させると、着席したテーブルの上で睡眠を始めた。
疲労によるものだろう。
わたしは彼の寝顔を見た。
すると、わたしはわたしという個体の左胸部が締め付けられるような、不思議な痛みを感じた。
しかし苦痛ではない。
わたしは左胸部異常の自己解析を行ったが、異常は見られなかった。
このようなバグは初めてであった。
彼の寝顔を見つめる内にバグは次第に強く現れ、わたしの左胸部の内部から激しい振動を感じるようになる。
───止められない
長門有希のサムデイインザレイン3
わたしは椅子と床、テーブルの情報操作を行い、彼とわたしの距離を縮めた。
そしてわたしの膝の上に、彼の頭部を乗せる。
彼の体温を感じながら、
…………
わたしはこの行為に、心地よさというものを感じていた。
それにともない、左胸部の痛みもさらに増す。
これは明らかな異常動作であった。
わたしの取っている行動をわたし自身が理解できていないからだ。
彼はわたしの膝の上で安らかな寝息を立てている。
わたしは情報統合思念体との接続を、ほんの一瞬だけ遮断した。
彼の耳へ、わたしは自らの唇を近づける。
───うまく言語化できない
───情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない
───でも、聞いて
……………き……
わたしはこの時なんと言ったのか───わたしの言語機能にはない言葉であったので、記憶はできなかった。
長門有希のサムデイインザレイン4
涼宮ハルヒたちが、この部室に戻ってくるのを感知する。
わたしは部室を元の状態へと戻した。
いまだ眠り続ける彼に、わたしは身に着けていたカーディガンをかけた。
「風邪、引くから」
たとえ異常動作であろうと、窓辺の読書よりも多くの情報をもたらした今日の出来事を、わたしは強くメモリに記憶した。
わたしが世界を改変してしまう少し前のことである
END
以上です。
最初見た時はアレ?と思ったサムデイも、いろいろ知った後に見直すと、長門に萌えまくることができるエピソードでした。
その勢いのまま書いてみましたが……どうだろ(´・ω・`)
>>554-558 泣いた、ここまで泣いたのは久しぶりだった。
十六夜氏の『長門有希の… 4』以来だったよ・・・
雪の人
いつも乙です、これからも神曲待ってます。
キョンと二人きりの時の長門の3分の1は消失長門でできていると妄測した
・・・しかしなんだろうな、認めたくないけど長門×キョンは永遠の片思いって感じがして切ないんだよな
王子さまに恋する平民の女の子って感じかなぁ
>>673 このスレ100万越えの住人で2
>>682 サムデイは泣けるね・・・。上手いと思うよGJ!
>>676 が意図していることがいまいち良く分からないな。
英語で言ってくれないか?
不快に思う人もいるかもしれんが、
離婚届を差し出して言いる長門は長門っぽくないなーと最近思う
悲恋のままで、成就はしなさそう
まぁこれを例えて言うなら同窓会で
「実は高校の頃・・・○○君のこと好きだったんだよ?」といわれる様な感じ。
分かりにくい。
10年後に長門とキョン(ハルヒと結婚済み)が同窓会で会って
さりげなく思いを伝える長門もいいなとおもた
だがっ・・・一線は越えず・・・!キスすらもせず・・・!
それくらい純粋な気持ちを内に秘めたまま、長門はこれから
生きていくのだと思うと・・・悶える
688 :
622:2007/05/11(金) 21:12:46 ID:8mcwp4ZS
リレーになるのかな、帰ったら続けようかと思ったけど
>>644に継がれてて安心。
続きwktk
そして
>>687は寸止め好きとみた。
>>686 IDが「kYONstBP」の人が現れたらしい。
ちなみに●スレにも顔を出した
みくるスレにもいたよ
さて、NGにでもするか
『栞』は初めマンガのシナリオみたいな形で思いついたんだけど、
絵が描けないので文章で表現してみた。
後、細かい事は「長門有希共同blog」に書かせていただきます。
つーかさ、ここ、アニメキャラ個別板のスレである以上、アニメにおける個別キャラクターの長門について語るのが主なわけじゃん?
個人の想像による作品を投下すること自体が板違い。
どうにも無視してるオナニストがいるから強調しておくぞ。
スレ違いじゃなくて、
「板 違 い」
それでも投下するってのは、別に強く止めないけどさ。
名前欄ルールを守ることはせめて守れと。些細なルールだろうが。
695 :
自治:2007/05/11(金) 21:50:55 ID:BRokM6Dr
ごめんよ、ちょっと興奮してたようだ。
ちょっと長門で抜いてくるわw
ssって入れると、検索でも便利だし、自治厨やらスルーできない奴もでるから、
入れるといいかもね。別にルールでも何でもないんだが。
>>694 触ると腐るぞw
以後NGワードに指定な。絶対スルーだぞ。また荒れるから。
ID:BRokM6Dr
>>678 初めてなのによく書けてる。偉そうでごめん。
でもGJを送らせてもらうよ。
>>687 そんなあなたは ライフカード 同窓会編を見てみるといい。
SSは嫌いな人も居るだろうから、もちろん名前欄とかに気遣いは有った方がいい。
でも楽しんでる人も多いんだからオナニーとは言えないし、原作の話は確かに
板違いなんだろうけど妄想自体を否定するなら味気なくなりそうだし……。
気遣いだけ忘れなければ、あまり小さくなる必要も無いよなぁ。
あほか首吊りながら豆腐の角に頭ぶつけて生きろ
長門「オ○ニーって何?」
主流派「有希ちゃんにそんな言葉を教えたのはどこのどいつだぁッ!!」
お前らルール押し付けんなよ。
押しつけてるつもりじゃないとか言ってるが無言で押し付けてるようなもんじゃん。
「別にルールでも何でもないんだが」とか「気遣いは有った方がいい」って
強制していない書き方だがほとんど強制とかわらんよな。
つまりこのスレでは名前欄にSSって入れたりするのは、もはや強制のルールなんだろ?
んで、ルールを守らないやつは消えろっていう
触るな危険
現在、荒らしが来訪中です。随時追加いたしますので、各員スルーよろしく。
【現在のNG推奨ID】
ID:BRokM6Dr
ID:3gROdsji
706 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 22:43:50 ID:OQ3Cvucd
近づくな
ペンキ塗りたて
あ〜、読書している長門ってなんでこんなに可愛いのだろう?
某動物園のドラマ?を見ていて思ったんだが、長門はどんな動物が好きなんだろう
やっぱり兎とか小動物系かな…?
都合の悪いことは全部荒らしwwww
>>702 エロ同人やってた人が一般で連載してたりするだろ?
つまり、そういうことだ
>>707 個には最も似合ったスタイルがある。
それがきっと読書なんだろうさ・・・あぁ、可愛い・・・
>>708 キョン「長門、お前はどういう動物が好きなんだ?」
長門「・・・サイ」
【現在のNG推奨ID】
ID:BRokM6Dr
ID:3gROdsji
ID:tlnvXUb9
どうせ単発だけどね。
>>712 シャミとルソー辺りはそれなりに気に入ってそうだがな
ハムスターを飼い始め大いに可愛がるも、
不意を突かれてそのハムスターが胸の中に入ってしまう長門
すぐに荒らし扱いか……。
最初にNG推奨IDとか言ったやつが正しく見えたりもするもんな
>>714 思い出した。
「キョン」という名前の鹿がいたことを…
>>718 普通にいるからな、「キョン」w
あれが可愛いかどうかは別だけどw
轢かれて死んだんだっけキョン
724 :
719:2007/05/11(金) 22:57:17 ID:qZqgH7Xn
>>708 書きかけのDASH村ネタで、ヤギの出産を見守る長門さんとか考えてた。
動物の命を大切にする長門かわいいよ長門
動物、特に猫も可愛いがやはり長門が一番可愛いな
長門可愛いよ長門
長門は変な生き物とかでも面倒見れそうだからいいよな
「あがって」
「おじゃましまーす。 お、水槽があるな。 ペットか? 何飼ってるんだ?」
「いけない。 離れて」
「なになに? フェイスハg……ガッ!?」
「くぁwせdrftgyふじこ(早口)」
「ぷはっ! はぁ、はぁ……い、今のは何だったんだ」
「……調査中の生物。 ペットではない。 信じて」
>>729 我輩はUMAである。名前はまだない。
ただ薄暗い所で鳴いていたら宇宙人に捕まってしまった。
…と言いそう。
人面魚か?
普通にキョンのお腹からアレが生まれてしまうと思うのだが。
長門が駆除してくれるから大丈夫さ
733 :
ss:2007/05/12(土) 00:00:25 ID:VAqbPPSU
ある日の部活動。
各々集まり、各々好きな事をして時間を流す・・・だけになりつつあるこのSOS団だが、
団長様はそれでも割と満足なのか、閉鎖空間の発生もないらしい。
これはこれでいい事なのだろう。
現在、部室には4人。
俺とハルヒと長門と朝比奈さんだ。
あとは古泉だけだ。
あいつは別に来なくてもいい・・・と言いたいところだが、俺が暇なので早く来てくれという気持ちが多少はある。
本人の前では言えんがな。
「こんにちは。遅れてすみません。」
などと考えてたら本当に来やがった。
古泉の方を向いて軽く挨拶を交わす。
「皆さん、今日はこれをやりませんか?」
と同時に出てきたのは盤上の人生ゲームだ。
・・・かなりの大きさがあると言うのによく持ってきたな。
そこは評価してやるぞ、古泉。
734 :
ss:2007/05/12(土) 00:01:31 ID:VAqbPPSU
ハルヒの「暇だからやるわよ!」の一声で全員参加となった。
車の模型を手に取り、俺と古泉は男性ピン、女子三人組は女性ピンを差し込んでスタートだ。
銀行役は面倒臭いという理由で俺に押し付けられた。
ハルヒがルーレットを回そうとしたが、古泉が説明書片手に「このゲームは銀行役の人から時計回りなので彼からですよ。」とそれを止めていた。
なぜそこまで細かいところに気を配るんだ・・・閉鎖空間ができても知らないからな。
という訳で、俺がルーレットを回す事になる。出た数字は・・・10か。
1,2,3,4・・・10と、おっ、このマスは政治家マスだ。
政治家は人生ゲームの中でも中々の月給である。勿論、これを職にするぞ、と考えていたところで
「ちょっとキョン、貴方はこっちのルートに進みなさい。」
ハルヒがそう言って指差しているのは、サラリーマンコースである。
絶対に就職が決まるコースなのだが、サラリーマンという職業は月給が薄い。故に、人生ゲームをしてもこちらを選ぶ人物は稀である。
「なんでだよ。ゲームの上ぐらい政治家やらせてくれよ。」
「駄目よ。一家の主が政治家なんて駄目だわ。やっぱりサラリーマンで安定した給料を家に入れてもらわないと。
じゃないとわたs・・・キョンのお嫁さんが可哀想だわ。」
なんでそんなとこをリアルにしなければならないんだ。
ゲームの中だけでもいい思いをさせてくれ。
・・・と思ったが。それでハルヒの気が済むというなら、いつもの無理難題な要求に比べれば随分マシだ。
俺はサラリーマンコースを歩む事にした。
因みに、俺以外の奴はみんな普通のコースに進んだ。
古泉は教師か。
こいつなら女子高とかでモテそうだから何か腹が立つ。
朝比奈さんはプログラマー。
朝比奈さんならプログラマーというより、グラマーだな。
すまん、ただの妄言だ。
ハルヒは俺がなりそこねた政治家だ。
こいつに日本を任せたら何処に行くのかわからないぞ。
・・・長門はタレントか。
想像できんな。こりゃ。
そうこうしている内に、俺は結婚のマスへ辿りついた。
結婚か、結婚ね。俺も将来、そんな時が来るのだろうか。
部品箱からピンク色のピンを取りだし、車に差し込もうと・・・おい、長門なにをしている。
「結婚した者は同じ車に乗せるのがルール。この説明書にも書いてある。」
あろう事か、長門は自分の車からピンク色のピンを抜きとって、俺の車に差し込んでいた。
「ははは、サラリーマンがタレントの嫁をゲットか。それは凄い事もあるもんだ。」
「安定した収入・・・ユニーク。」
長門は嬉しそうに俺の車に差し込まれた男性ピンと女性ピンを眺めている。
さて、このまま笑い話で流れるといいのだが。
「キョン・・・あんた有希に何したのよ!!!」
よかったな古泉。久しぶりにバイトが入りそうだぞ。
朝比奈さん。ビクビクしながら眺めてないで、できれば俺を擁護する意見を。
そして長門よ。・・・お前はなんてネタを振ってくれるんだ。
長門は車に差し込まれたピンをまだ眺めていた。
――
長門がこれぐらい積極的なら・・・と思って書いてみた。
人生ゲームやった事ない人はわかりにくいかもしれないが、そこは勘弁。
閉鎖空間発生確定ktkr
いつでも刺せるように子供のピンをスタンバイする長門さん。
長門スキー的に正しい年号の覚え方
710年 平城京
「長門かわいいよ長門ぉぉ!!かわいすぎて平常心保てないよ平城京」
「年号や出来事を好きな人に絡めて覚える」方法だなww
このスレにはkYON来なかったのか
>>739 その通りだが、このスレで周防というとまた別人に…
>>741 このスレ用にあえて下の名前で呼ばなかったんよ。
今朝の鶴屋さん線は殺人列車だった
呼吸困難による窒息か内臓破裂で
死ぬと思った
バッテラの気持ちが痛いほど分かった
745 :
ss:2007/05/12(土) 02:41:58 ID:JQYXfllO
>>646 ふと浮かんだ映像は、数度しか足を運んだ事がない市立図書館。
何故? 花言葉から連想するような物でも無いと思うんだが。
「真実の愛に、真実の友情に、私を忘れないで……か」
呟いて考えてみたが、もちろん図書館との接点はわからない。
この栞を図書館で見た事があるとか? 図書館でその花言葉を聞いた事があるとか?
俺は、過去に図書館に行った記憶を引っ張り出そうと試み……やめた。
記憶を手繰るまでも無く、思い出そうとするまでも無く、何故か図書館に特に思い出は無い
という奇妙な確信があった。
「どうしました? 大丈夫ですか?」
「ああ、なんでもない。ちょっと考え事してただけだ」
図書委員長(?)の声で我に返ったが、結局図書館のイメージが何だったのかは謎だ。
花言葉にしても、別に真実の愛人や、真実の友人や、忘れてはいけない人に心当たりは無い。
考えるだけ無駄なデジャヴみたいな物だったんだろうか。
「これはお返ししますね」
図書委員長(?)はやんわりと微笑んで俺に栞を握らせた。
「でも俺」
「きちんとした栞ですもの、持ち主に返されるのが良いと思います」
それはまぁ、正論だ。
「ですから……ちゃんとあなたから、持ち主の方へ返して下さいね?」
念を押されてしまった。見るからに真面目そうな子だしな。
しかし栞程度でそんなに真剣な目をする事もないだろうに。
さて、この本を借りたのが朝比奈さんであればこの栞は朝比奈さんの物であろう。
とりあえずどうするか。
@さっきのが何だか気になる。ちょっと図書館へ行ってみるか
A素直に朝比奈さんに返すべく、連絡を取るべきだろう
Bなに、自分で持っておいてもバチは当たるまい
746 :
646:2007/05/12(土) 04:58:44 ID:4ANqHFbO
誰もいないのか?
ならば
>>745の選択は@を希望
さぁキョン行くんだ
久々にスレにきた俺に近況報告ヨロ
長門はついに告った?
長門はついにキョンの記憶を消した。
キョンは忘れな草の栞だけを頼りに長門のことを思いだそうとしている。
なんだ、へたれたのか(´・ω・`)
三分間出塁がなければ長門はキョンの女房
出塁
>>747 まあ人のものならちゃんと返すのが礼儀ってものだろうな。
たしかめるために今度ヒマを見つけて朝比奈さんに連絡してみるとするか。
会うとなれば時間を決めないといけないし、久しぶりにあの愛らしいお声を聞きたいしな。
いやはや、これで謎の本をめぐる用事は終わりか。
にくたらしいくらい、現実なんてこんなあっけないものなのさ。
いや、実は最初は知らないうちに記憶でもいじられたかと思ったが。
くだらないね、本当。
「――」
それじゃあ図書委員長(?)にお礼を言って、帰るとするか。
「わざわざありがとうな。助かった」
「いえ、受け持った仕事ですし――」
何かを考えるように言葉を切り、
「個人的にも、その栞が持ち主のもとに返るきっかけになれたなら、嬉しいことです」
妹のことを思う、優しい姉のような笑顔だった。
ふむ、本当に真面目なんだな。
まだ見ぬ先輩のことをここまで思いやれるとは。どこぞの団長様にも見習わせたいね。
あるいは朝比奈さんと知り合いか。年齢的に考えにくい話だが。
「……どうでもいいか」
俺はその子にまた軽く礼を言い、図書館から去ることにした。
はあ、帰って仕度の続きか。面倒な話だ。
長丁場になりそうな気もするね。どうも整理は苦手だ。
門外不出の整理術とか我が家に伝わってないのかね。
と思ったが、よく考えたらそれなりに順調だし、春休みはまだある。
のこりは何日だったか。
約一週間。充分だ。
それじゃあどうしようか。ちょっと考えてみる。
くだらんことしか浮かばないね。
今日ぐらいは、しばらく離れることになる地元をブラブラするのもいいはずだ。
はたして俺は誰に言い訳しているんだろうね?
ただ、あるいはこんなことを考えたのは、あの栞が切っ掛けだったのかもしれない。
そうとしか考えられないだろう?
うるさい外野もいないところで本が読みたくなたって可能性もあるが、
「――いや、とにかく」
大して思い入れの無いはずの、市の図書館に行ってみようと思ったなんて、な。
じゃあ誰か誘おうかな?
@国木田に連絡してみよう
A古泉に連絡してみよう
Bハルヒに連絡してみよう
―――――
無駄にハードル上げてみたり。反省はそこらへんよく探せば落ちてると思う。
ごめ、名前欄「SS」って入れ忘れた。
今日は酔ってないのになぁ
●で
>>753 頑張りすぎだろ・・・常識的に考えて・・・
だがそれがいい
757 :
753:2007/05/12(土) 12:36:49 ID:18KDSk8a
いやあ、改めて読み返すと
後半は無理しすぎてキョンの口調が壊れてますね
どうか生温い目で見ていただきたいな、と
続きを書きたいけど・・・
俺は折角だから我慢する事を選ぶぜ!
決して古泉が書きたくないわけではry
続きにwktk
書きたくなったら書くべし
>>757は757の物語を
>>758は758の物語を紡げば良い
と、オモタ
某MADを見るたびに早く消失を映像化してほしいと思う今日このごろ
>>753 Aで
ふと思った、古泉(小泉)のあだ名はキョンキョンだろうと
765 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 15:18:17 ID:WstqA2gs
たて読みすごs
すげぇ
767 :
ss:2007/05/12(土) 15:37:04 ID:JQYXfllO
>>760 『もしもし、古泉です』
「よぉ」
『めずらしいですね。あなたから電話をかけてくるなんて』
「いやちょっとな、今から図書館に行くんだが、誰か誘おうかと思ったんだ」
『これはまた珍しいですね。あなたが図書館へ行こうなんて。何か有るんですか?』
「いやなに、上京する前に街の色々な場所をもう一度廻っておこうかと思ってな」
これは嘘だ。しかし「朝比奈さんに借りていた本に挟まっていた栞を見たら、何故か図書館
を思い出して」なんて言ったら、またニヤケ面で妙なトンデモ話を延々聞かされかねん。
『わかりました、お付き合いしますよ。ではいつもの駅前で』
さて、図書館に着いたわけだが……実際の所、何か用事があるわけでもない。なんとなく来
ただけだしな。ちなみに古泉は物理学書のところでなにやら立ち読みをしている。
とりあえず俺も、適当な雑誌を取ってソファーに……と、埋まってるな。
車椅子の人。大学生とおぼしき人。それから、眼鏡をかけたいかにもな文学少女
うちの学校もとい母校の制服を着ており、綺麗な姿勢で次々とページをめくっている。
と、目だけでこちらを一瞥した気がした。じろじろ見すぎたか?
なんとなく居心地が悪くなって、古泉の所へ足を向けた。
その古泉だが、なにやら知り合いと遭遇したらしい。長上の女性と話している。
朝比奈さんにとてもよく似た女性だ。
「古泉、知り合いでも居たのか?」
「あぁこの人は……」
古泉の一瞬躊躇いの間に、女性から挨拶してきた。
「はじめまして、朝比奈みくるの姉です。 あなたがキョン君ね?」
朝比奈さんに姉がいたとは初耳だ。それにしてもよく似ている。
「みくるがいつもお世話になってます。仲良くしてくれてるみたいね」
「そうでもないですよ。卒業してからはあまり会ってませんし、どちらかと古泉の方が……」
そうなのだ。古泉と朝比奈さんは別に恋仲というわけではなかっただろうが、俺にはどうも
特別な関係に見えて仕方なかった。なんというか、共通の秘密を持っているような……。
俺も共通の秘密を持つ女の子の一人くらい欲しかったものだ。
そのような事を話すと、二人とも一瞬、少し微妙な表情を見せた。俺、地雷踏んだ?
とりあえず場の流れを……
@折角お姉さんが居るんだから、栞を見てもらう
Aいや、この栞はもう俺の物だ。用も無いしそろそろ帰る
Bもうしばらく図書館で時間を潰す
今まさに
>>760の続きSS書き終わって更新したら・・・。
俺のより上手いからいいか。ゴミ箱に捨ててこよう。
772 :
SS:2007/05/12(土) 16:11:30 ID:8fQANmEg
じゃあお言葉に甘えて・・・
図書館の様な静かな場所にハルヒを連れて行くのは気が引けた。
さし当たって手ごろな相手……古泉に連絡を取ってみる。
……。
「古泉か? 良かったら図書館一緒に行かないか?」
「おや? 貴方からそんなお誘いがあるとは……
どういう風の吹き回しでしょう?」
悪かったな。俺だって好きで誘ってるわけじゃないし、図書館が似合わないのも分ってる。
「折角なんですが、手の外せない用事がありましてご一緒は出来ません」
なるほどね。手間取らせて悪かったな。
俺は仕方なく一人で図書館へ向かう事にした。
市立というだけあり立派な図書館だと思う。
俺は殆ど利用した事は無いが使う人に取っちゃ便利なものなのだろう。
俺は取りあえず中へと入り適当に本棚の間を歩いた。
特に読みたい本や探している本があるわけでもなく。
何で図書館が思い浮かんだのか……。
結局何も思い出せないままそろそろ帰ろうかとした時。
受付のカウンターの前に挙動不審な少女が居た。
本を手に持ってキョロキョロしている。
本の借り方が分らないのであろうか……?
@思い切って声をかける
A無視して帰る
B……待てよ、この光景は確か……
――――――
ごめん。書いてみたけど微妙っぽい。
続き書きにくかったらスルーしてくれ・・・
こっちは3だな
話ぶったぎるけど、箱庭エクソダスってどうなった?
ワシ的に
>>772は大穴狙いのAでな!
と、昨日から38度の熱が出ている頭が申しております
お大事に
>>775 とあるSSの最終回書いてるんで、それが終わったら続きをうpするですよ。
気にしてくれてる人がいるとは驚きだ。
780 :
772:2007/05/12(土) 17:28:23 ID:8fQANmEg
捨てるなとの意見で二個目リレーSSあppしちゃったけど
これってどっちの続きを書くんだろう・・・?
>>779 俺も続きを待ってるんだ。気長に。
長門でホラー物とかでも行けそうな気がした。
長門にセクハラした奴が
後でホラー的なし返しをされるとか
>780
AルートBルートに分けてSS書きたい人がセレクトすればいいんじゃない?
本編も分裂真っ最中だしw
俺の部屋が汚くてしょうがないんだが、長門好きー的に何かいい解決方法はないものだろうか
片付ける以外に方法あるか?
話ぶった切るけど、
引っ越したから何もない部屋にこたつを置こうと思うんだ。
でも流石にカーテンは買わなきゃなので、
長門の部屋のカーテンって何色だったか教えてくれ。
ちなみに夕飯はカレーとキャベツの千切です。
>>783 「…エントロピーを減少させるにはエネルギーが必要」
長門よ、ちょっと首を傾ける仕草をしてみてくれないか?
>>783 「でもエントロピーが最大になった時、均一になったあなたの部屋には
『きたない』『散らかっている』という概念は存在しない。
あなたはそのままでいい。 信じて」
>>783 とりあえずゴミ袋を買う
放っておくと鬱になり
奮起するまで汚くなり続ける
長門って実はこのスレ見てるんじゃねえ?
主流派「だからボクチンの有希たんに近づく愚かな糞野郎は情報連結解除って言ってんだろ〜〜〜〜〜!!
これも有希たんのためなんだ!!いつかお父様アリガト〜ってキスしてくるに違いない!!」
【ちょwww】体が段々粒子になっていくんだけど【ボスケテwww】(710)
谷川流 154 [ライトノベル]
涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団の活動906日目 [アニメ2]
長門3 [キャラネタ]
【地域/千葉】特急列車が キョンはねる [ニュース速報+]←
谷川流 155 [ライトノベル]
長門「キョンの肉体の再生を開始する」
いつのネタだ、それは
802 :
785:2007/05/12(土) 20:55:18 ID:nOhBkY6p
>>799 原作では後々カーテン設置するじゃないか。
本は持って来てないから調べられんのだ。
陰謀でキョンが長門の部屋訪ねた時に、たしかカーテン着けてなかったっけ?
あ、俺、昨日初めてSS投下させていただいた者です。
暖かい言葉ありがとう^^
>カーテン
陰謀時に、ペイズリー柄の冬用だね
色までは書いてなかったと思う
805 :
ssα:2007/05/12(土) 21:56:54 ID:JQYXfllO
>>773 微妙な空気が流れる中、一人の少女がやたら分厚い本を抱えて俺達の前に立った。
さっきソファーで見かけた眼鏡の北高生だ。読んでいた本を戻しに来たらしい。
「ああ、ごめん」
俺は邪魔にならないよう避け、少女は本を棚に戻した。
ところでここは物理学書のコーナーである。
少女が読んでいた厚い本は、とても高校生が読むような本には見えなかったが……将来有望
な少女だな。理科系の苦手な俺には考えられん。
少女は無表情で俺を一瞥し、別の本を取ってその場を離れた。
「俺はもう少し本読んでるわ」
そう言って適当な読み物を手に取り、いつのまにか一つ空いているソファーへ向かった。
古泉の話が終わるまでの時間潰しだ。図書館に来たのに本を一冊も読まないというのも何
だしな。
去り際、朝比奈さん(姉)は何か言いたそうにしていた気がするが気のせいだろうか。
結局何も言わず、古泉と話を続けている。
さて……逃げるようにソファーまで本を持ってきたわけだが、科学系の読み物か。
読んでると眠くなりそうだ。
ふと横を見れば、この席はさっきの少女の横の席だったらしい。
少女が腰を下ろすところだった。
@とりあえず手に取ったのだから、本を読む
Aこれも何かの縁、少女に話し掛けてみる
Bどうせ眠くなるのだから、本を顔にかけてとっとと寝る
>>805 Aかな?
長門でググッたら帝国海軍の戦艦長門の最期が出てきて、最後まで読んだら泣けた
終戦まで生き残って、アメリカ軍の2回に及ぶ核実験に耐えて4日後に人知れず姿を消すなんて健気すぎるよ
長門健気だよ長門
スレ違いスマソ
>>805 ハードル上げでBを希望。
こっから盛り上げてくれい。
>>806 そんなあなたには雪風も調べてみて欲しい。
姉妹艦が次々沈んでいく中、常に激戦区に放り込まれこれまた最後まで生き延びた。
最後は………
スレチだけどな。
俺も2
>>807 >雪風
戦闘妖精が出てきましたが何か?
雪風をググって3番目にあった
雪風(ゆきかぜ)は、旧日本海軍の陽炎型駆逐艦8番艦 第二次世界大戦を戦い、当時の艦隊型新鋭駆逐艦であった
朝潮型駆逐艦、陽炎型駆逐艦及びその改良型夕雲型駆逐艦、そして島風の計50隻の中で唯一終戦まで生き残り「奇跡の駆逐艦」と呼ばれた。 ...
812 :
ssα:2007/05/12(土) 22:50:24 ID:JQYXfllO
>>806 少女は腰を下ろすと本を開き、次々とページをめくり始めた。
複雑な数式が書いてあるらしきページも、まるで絵本を読むかのように黙読していく。
俺はこの変な後輩に興味を持ち、話し掛けてみることにした。
「ねぇ、君北高生だよね?」
「……」
反応が無い。今思ったが、これはいわゆるナンパという物になるのではなかろうか?
警戒されて当然である。我ながら早まった事をしたもんだ。
「……そう」
と思ったら1テンポ送れて返事があった。少し安心して、
「あ、別に用ってわけじゃないんだけど、俺この3月で北高卒業してさ。後輩がすごい本読ん
でるなぁってちょっと気になっただけで……」
と、一方的に何かに言い訳してるような、よく解らない事を言ってしまった。
「……後輩ではない。同い年。わたしもこの三月で卒業」
「そ、そうなのか? でもじゃあ、なんで制服着てるんだ?」
「……四月一日までは北高生だから」
生真面目というかなんというか。こんな変な奴が同じ学年に居たとは知らなかった。
一度見たら忘れないだろうに。
「その本」
「これか?」
「こっちの方が読みやすい」
彼女の渡してくれた本を見ると、なるほどこれなら俺にも読めそうだ。
「ありがとよ。借りて読んでみるよ」
「……」
それから2、3話して、彼女は用事が有ると言って帰ってしまった。
間もなく古泉が来て、朝比奈さん(姉)との話は終わったのだろう、二人で帰る事にした。
二人で図書館から出
「**************」
「おっと、どうしました?」
「いやなんでもない。ただの立ちくらみだ」
「運動不足ですね」
「うるさい」
「ところで、さっきどなたかと話されていたようですが、ご友人ですか?」
「は? 話してたのはお前と朝比奈さん(姉)だろう。俺は<誰とも話していない>ぞ?」
「そうですか? 見間違いでしょうか」
結局、図書館に何も収穫は無かった。やはり図書館のイメージは気のせいだったのだろう。
家に帰ってカバンを見ると、俺が図書館で借りた本が入っている。
何のつもりでこんな本を借りたのか自分でも解らないが、科学本にしては意外と読み易い。
パラパラとめくっていると、ページの隙間から何かが落ちた。栞だ。それも……
「……勿忘草、か」
@必然だ。誰かが俺にメッセージを送っている
A偶然だ。この栞が流行ってるのだろう
B運命だ。俺の前世は勿忘草?
有希風をググって4番目にあった
有希風は、旧北校SOS団の無口系キャラとして第8回スニーカー大賞を戦い、…………
朝倉、喜緑及び…………
とかなんとか
>>806 戦艦長門には全く興味が無かったが、仲間がどんどん沈んでいく中最後まで生き残ってしまったのな。
なんやかんやで結局消されることもなく地球に残された長門。
しかし老化の概念が無い長門は少しずつ齢を取っていくSOS団メンバーを昔と同じ姿のまま眺めるばかり。
やがて一人また一人寿命で旅立っていくSOS団の仲間たち。
最後に残った朝比奈さんが逝った4日後、長門も人知れず姿を消した。
ごめ、無理ありすぎだな。
>>812 Bの物語が凄く気になるw
だがここは@で
@だな
長門のマンションに住みたい…
マンション長門の部屋のドアについている取っ手になりたい
それは、とっても良い案でつねw
>>816 そのネタでSS出来そうだね
作文苦手な俺にはとても無理だけど
やっぱし喜緑さんも同じマンションかしら?
あのマンションはUFOですから
>>823 お前の志の低さに全俺が泣いた
あと
>>783にレスくれた人thx
遠回りだがとりあえず、住んでる市のゴミ収集スケジュールを自分のGoogleカレンダーにチマチマ入力した。
長門愛してるよ長門
βルートはまだ始まらないのだろうか?
まぁ書きにくそうではあるが。
836 :
ssα:2007/05/13(日) 01:06:48 ID:Sx6lFIrv
>>814 ここまで来ると、さすがの俺でもこの栞が何か意味を持っているように思えてくる。
誰かが俺に当ててメッセージを送っている、とか? 誰かって誰だよ。
宇宙人からのメッセージ? ははっ、中学までの俺なら考えそうな事だ。
改めて、真面目に状況を整理してみよう。
1.図書室で朝比奈さんが借りた本が部屋から出てきて、栞が挟まっていた。
2.栞の花言葉から、俺は図書館を連想した。
3.図書館で俺が借りた本に、同じ栞が挟まっていた。
同じ栞であるのが偶然でないなら、両方とも朝比奈さんの物だろう。朝比奈さんがこの読み
物を借りて、挟みっぱなしで返却してしまったとか。
しかしそれにしたって、二枚目が俺の手元に来たのは偶然なのだ。
一枚目に関しては朝比奈さんからのメッセージという可能性もゼロではないが、二枚目が誰
かから俺へのメッセージということは有り得ない。
一枚目と二枚目を繋ぐのは俺が花言葉から図書館を連想したという点だけなのだから、一枚
目と二枚目を俺という人間を介して繋げるのは非常識だ。俺はいたって常識人であるからそん
な考え方はしない。
繋げるとしたら、部屋から出てきた本と科学読み物を、栞を介して朝比奈さんに繋げる事が
出来る程度だ。
ふぅ。いくら考えても二枚目が俺の手元にあるのは偶然としか思えん。
そうでないとしたら、それは……
@俺が借りる時、受け付けの人が挟んだ
A俺が手にとってから、気付かない間に誰かが挟んだ
Bそもそも俺は、この本をいつ手に取った?
新しい・・・
長門って昼食どうしてんのかね
決まった時間に食う必要ないんじゃない?
タメ食いできるとか
>>838 1) お弁当(手作り)を持参
2) お弁当(コンビニで購入)を持参
3) 売店でパンとか購入
4) クラスの長門当番の人が何か用意する
あたりじゃないだろうか
長門当番テラウラヤマシスw
846 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 01:31:54 ID:nH4iFv7f
盛れの大学の学食にカレーが当然あって
カツカレーの数が少ないから普通のカレー頼むんだが
長門にとってカツカレーは邪道なのか?
またSS集が壊れてるのかな。
フロントページに管理人さんあてに書き込みしといたんで、
登録の方は復旧までしばらく待った方が良いかもね。
>>846 漏れのとこもカツカレーは人気だな。すぐ売り切れる。
因みに、キャベツの千切りは付いてません。
>>838 普通に食べないでずっと読書
それか部室でお弁当かコンビニで買い弁とかだろ
>>811 どうせなら参加した海戦も挙げておこうか。
ミッドウェー海戦、ガダルカナル戦、マリアナ海戦
レイテ沖海戦、菊水作戦(沖縄特攻)等に参加したがほぼ無傷帰還。
空母信濃護衛では信濃を、レイテ沖海戦では武蔵を、菊水作戦では大和と
大和型の三姉妹をすべて看取ったという数奇な運命。
長門ともいくつかの作戦で一緒に行動してるな。
なんで長門スレでタバサの話題がでてるんだ?
はて、そんな話題あったかな。長門の愛でこのスレは溢れているぞ
それなら良し!
>>838 昼休みは部室で時間いっぱい読書に耽るべく、授業中、机に立てた教科書に隠れて早弁をしている長門。
しかし量が多く食事に時間がかかるため、教師に見つかってしまうこともしばしば。
そんな時はたいていチョークが飛んでくるが、それを箸で受け止める長門。
クラスの連中から歓声と拍手が湧き上がり、教師はしぶしぶあきらめる。
これが長門の生きる道。
>>855 >授業中、机に立てた教科書に隠れて早弁をしている長門。
想像したら萌え死んだ
最近脳のリソースの70%ぐらいが長門だ。
どうしたらいい?
>>857 まず全裸になり
( : )
( ゜∀゜)ノ彡
<( )
ノωヽ
自分の尻を両手でバンバン叩きながら白目をむき
从
Д゚ ) て
( ヾ) )ヾ て
< <
人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人
Σ て
Σ びっくりするほどユートピア! て人__人_
Σ びっくりするほどユートピア! て
⌒Y⌒Y⌒Y) て
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
_______
|__ ヽ(゜∀゜)ノ
|\_〃´ ̄ ̄ ヽ..ヘ( )ミ
| |\,.-〜´ ̄ ̄ ω > (∀゜ )ノ
\|∫\ _,. - 、_,. - 、 \ ( ヘ)
\ \______ _\<
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
\||_______ |
これを10分程続けると妙な脱力感に襲われ、解脱気分に浸れる
>>857 長門Verのハレハレを聞きながら通勤通学
これで100%に