ハルヒ「はぁ〜〜〜〜せっかくの休日なのに何もする事ないわ。
暇!暇っ!暇よっ!なんか楽しい事ないわけ〜?」
アスカ「朝っぱらからうっるさいわね〜・・・いつも休日は出かけてるじゃない、
今日はないわけ?あのSNK団の見回りとかいうやつ」
ハルヒ「SOS団よ!
アスカ!『世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団』なんだから!!!
アスカも入りたいなら、特別に仮団員として入団を認めてあげてもいいわよ」
アスカ「遠慮しとくわ・・・・で、今日はそのSOS団とやらは活動しないわけ?」
ハルヒ「そうなのよ、有希もみくるちゃんも古泉君もバカキョンの奴も用事があるとか
言ってるのよね〜。SOS団の輝かしい活動よりも大切な用事って何かしら?」
アスカ「本当はみんなやりたくないんじゃな〜い?お姉は強引な所あるからさぁ、
みんなハッキリ断れないのよ、きっと。」
ハルヒ「なんですって〜〜〜?そんな事あるわけないじゃないっ!!
アスカっ!減点よ!今日のオカズ半分貰うからね!」
アスカ「っ!なによそれ!私は本当の事言っただけよ!お姉はワガママ過ぎるのよ、見放されたんだわっ!」
ハルヒ「あ、アンタに言われたくないわ〜〜〜!」
翠星石「おめぇら、うるさいですぅ〜!!!くんくん探偵が始まってるですぅ、
今は静かにするです!全くもって聞こえねーです!」
アスカ「あ、くんくんの時間忘れてたわ・・・」
ハルヒ「今日は解決編じゃない!危うく見忘れる所だったわ・・・
私の推理によると犯人は絶対あの庭師ねっ!間違いないわ」
翠星石「そんな筈ねーです。庭師はアリバイがあるですぅ、犯人はメイドですぅ」
アスカ「二人共バカね〜こういうのは裏の裏を読むのよ、つまり犯人はくんくんの助手、つまりヤスねっ!」
ハルヒ「ヤスが犯人〜???ありえないわ」
翠星石「本当、アスカ姉は稀に見るアホですぅ、そんな事ありえんです!」
アスカ「何よっ!見てればわかるわよ!犯人当てた人は夕食の準備パスだからね!見てなさい!」
そんな3姉妹の日常をあれこれ語るスレです。
,.-一……ー- 、
/::::{:/::::‐-:、:::丶:\
/:::::/´ ̄ ̄__\、::::l,.-―、
/::::// /:: ̄、:\::::ヽヽ≦、ス=、、
/::::/::|,.イ:l::丶::::::::\:X:::',:::ヽ、ヽハ',ヽ
f´ ̄!:::::l:_|_|\::\--/,r=ミ|::::::lヾく:l::',|| 長女 ハルヒ
ヒア_|:l::::|::N,≧ミ、トゝハ心}!::::::K:ヾニ二ヽ
,r=ヽレ|:|::::l::|{ ト心 `'"!::::::|::!',::|ハ::! `
//|:|:::::ハ!、::ヾゝゞ'′_'_,.ヘ /::::/:::|_!:l リ 一家の大黒柱
// !ハ//|:|::ヽ::::丶、__丶_ノ/|:::/イ::ハヘ!ヽ_ ワガママ度は一家bP
L! /ヘ |:|ミニ='⌒ (⌒ヽ´ _!イノl/|:!! !L_ だけど家族思いもbP
〈_{ ヾ.,!/ ,´ \ ∨,.‐、| l:| |ノ !
__!\ / __ム V⌒! !:!! ハ
/__レ-〈 /f´ヽ. '.__! //./-‐ '´ /
ヽ!|r' \l__V//-‐ /
「!{ `\_f_ノ∠ミヽ! /
/ヽ`ヽ.二ニァ'V∠二ハ}},!-'
/ ヽ---/´/レ!ト--'/‐'
/ / ̄ヽ二ノ´l:ヽノ_
r‐! / l:/ `ヾ==、ー-- 、
/ ̄| ヽ./ 〃 /人 `ト、::::\
', / ,!\ |l \ / \:〈
| ′ / | ` |:! / `
L.__ / ! !:ヽ /!
`iー---一'Tー-∨-r‐''´ |
__ ,、-‐'´:::......`!‐''"~`ヽ、
/;;;;〃;;>'´,、::.、:::::::;、''‐-:、._:::::::::::\、‐:.ii''''';;,
|;;〃//::::_::::`''゛ ヽ:::::::::ヽ;;;;ヾ;;;;l
‐ '''>-:'-/,/''"´..,ゝ ゛`ヽ ヽ:;:::::::\;;|!;|_,.、-
/゛/::::;. '゛,: ./ /::ヾ ,ヽ `ヽ;!::/"'‐-..、
'゛ /::;'/::;;/...: .: , ヽ ',.... :..':,:\:::....ヽヽ \ヽ.
i :/i,;:''::i..::::: .:::; ,' : ::..!;::::::....:::.',:...`,‐::、ヽ ':,:::',ヽ 次女 アスカ
!/ |'゛l::::l::::/ .:::/::/'i:... i ::. ::::lヽ:ヾ:::::::.':,::::',:ノ`ヽ ',::i
l::::| ::i ::i ..:::/l:/__ ';::::l ::::.i:::|__ヽ!\::: ト;:::l_; l:. ',:|
ヽ:| ∨| :/'"|,、;ッ、ヽ:ト、::i,゛|,、-,、"'ヽ. fヽ!} l:: `l IQ150の天才少女
`! i :ヽ/ヽヾゞ:ソ ヽ |!/!'::ソ`>'ハ:|,.イ', l:: ', だけど、国語は苦手
l i ::::::l::|:', ´ ヽ! `゛ /``!::::l:.', l::::. ', ハルヒに負けないくらいの
l i ::::::l:::|::ヽ :! ,:':i:::::::i::::';::.',l:::::. ', 化学反応(トラブル)を起こす
',! ::::::l::|:: l`:..、 `'''" /!:::l::::::::i:::::',::.',l::::::. ',
,' .:::i i::l:: l :: ` ;、,,.. '´ i:';::l::i::::::i::::.':;: l:::::::. ::',
,' ::::::i ::i:: ノ/;``! _,、ゝ=ヽi::::::i::::. ';: 'l:::::::: :::',
,' .::::::| ::i:::,、:'゛/- '1_,.、‐'゛ ヽ::::i::::. ', ';::::::: ::::',
,' i::::::::l::/ |、.,、:'´ \l::::. ',::::::: ::::',
,' i:::i:::::/::ヽ、 ,!.:'´ _,.....__ __,.>::. ',:::::: :::::',
/ノ´: /: : : : : : : : : : : : : :i: : : ::i: ::ヽ: : ::::\ \
/": : :/: : : : : : : : : : : : : : ::|: : :|: |: : : ヽ: : : ::::ヽ /
/: : : ::/: : : : : : : : : : : : :/:/}: : i: :|: : : : :ヽ: : : ::::V
/: : : : :|: : : : : : : /: ::/:: / /: :/: / ヽ: : : : }: : : ::::l
`.{: : : : : :|: : : : : : : : ::/.// /://:/-―--:、; |: : : ::::|
|: : : :{: : |: : : :,斗ァ''フ" /" // \ヽ|: : i::::|
|:i: : :i:::lr彡"´ " / }: :ノ::::| 三女 翠星石
l: i: : { : : l | __,.. / ''ェ;___,ェ;/:: : : /∧
. ',ヽ: : : : ヽl ,r==="  ̄ ̄ ./::::ノ/ l
\\: : : \ ! /,r'´ }:::ヽl 末っ子が一番しっかりしてるという
|: : : { `ー > /{*}:: ヽl セオリーを無視して一番手のかかる三女
|:/: : { __ i/ ヽ ./:{ }:_:: :::l 姉達に比べると勉強は不得意な様で
. //: : : :{ "iヽ {:ヽ、 ⌒ /:__:{ / ノ: ::::.'., ハルヒによく勉強を教えてもらってる
l/: : : : : :} r−┘、: ::r`vr‐ - ´|: ::|_」_{./ ./: : : : : : : '., 趣味はガーデニング
/: : : : : : : { `ヽ、 ヽ.L._ヽ. レ'V__ヽ/::: : : : : : : :'.,
/: : : : : : : : r ト *|ヽ/ノヽ.'、 / {(___ 〕r、_: : : : : : : '.,
: : : : : : : ::∧.l.} }〔 ´ /ヽG=ニ:|( ./r'/rく: : : : :: : : :',
: : : : : : : ::/ )|.ト} }ヽ へ)|ノ\.{|/ーi /`./( ヽ: : : : : : : : ',
: : : : : : : / .)|.「.) .} ∧ ) 7 .ヽ| {フ | ヽ: : : : : : : : ',
【その他登場人物】・・・前スレ
>>595氏
綾波レイ お隣の長女。手のかかるマイペースな娘。たまにエロキャラ化。
長門有希 読書が好き。食べるの好き。姉と同じくマイペース。
星野ルリ 姉2人のストッパー。手のかかる姉達だが、やっぱりほっとけない。
キョン 苦労人1号。解説したり後片付けしたりと、忙しい。満更でもないがツンデレなので言いません。
碇シンジ 苦労人2号。NO!とは言えない性格で、振り回される不幸な少年。
桜田ジュン いろいろ文句も言われるが、苦労というより子守状態。手先が器用。
テンカワアキト ラーメン屋のお兄さん。熱血好き、ロボ好き、実は結構いいポジション。
朝比奈みくる 萌要員。お茶汲み、審判、巨大化、何でもやらされます。
古泉一樹 おもに解説役。ウホッかどーかは作者しだい。
鶴屋さん ハイテンションなお姉さん。ハルヒと組むと止めらんない。めがっさ☆めがっさ!
朝倉涼子 キレると怖い委員長。普段はAAランクの優等生。
国木田 解説と的確なツッコミには定評あり。
真紅 紅茶好き、くんくん好き、赤は3倍、ドイツの科学は世界一。アスカ、古泉と気が合う
雛苺 元気いっぱい、天真爛漫、翠星石にからかわれる。うにゅ〜
蒼星石 気立ての良い僕っ子。三姉妹のアイドル。最近はまったのは模型作り。
水銀燈 いろいろあったけどハルヒには感謝してる。
薔薇水晶 甘えんぼ。
金糸雀 フラッと出てくるが、存在感が・・・
碇ゲンドウ NERVの偉い人でシンジのお父さん。ルリちゃんのファンで、(ロ【禁則事項】ン)
冬月コウゾウ 常識人。ダンディーなおじさん。
渚カヲル 古泉と気が合う。ウホッかどうかは・・・
葛城ミサト ハルヒ達と仲がいいお姉さん。車の運転は・・・
青葉シゲル たまに出るけど存在感がなくて、オチ要員。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/31(日) 19:34:26 ID:wwlmwSjs
微笑ましい三姉妹だ
∫
彡⌒ミ
( ´Д`) 四女 ジャック
/ \
__| | | | __ 禿
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
||.\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
.|| ||
>>1 乙
ハルヒとアスカと翠星石とこのスレを愛する全ての人に良いお年を
懸案となっておりました新スレの件については、本日以降、検討を重ねてまいりましたが、
前スレの書き込みを終了しそうなことを契機に、スレ立てするに適切な時期と判断致しましたので、
ご参照ください。
なお、当該人事につきまして、3姉妹ファンの皆様には、ご報告が遅きに失した感が
あったことをお詫びいたします。
U-3 主要ポスト
長女:涼宮 ハルヒ
次女:惣流・アスカ・ラングレー
三女:翠星石
W.2007年度強化方針
3姉妹スローガン「Scramble Attack」(緊急発進攻撃)
※一部省略しています。全文は引用元を参照ください
引用元:横浜F・マリノス Official Web Site(w
http://www.f-marinos.com/news/topic.php?code=1167286220
13 :
こんな年の瀬1:2006/12/31(日) 21:22:50 ID:tMEJB90p
ハルヒ「さぁ、今年も残すところ後僅かよ!アスカ、年越しに食べるモノと言えばなに?」
アスカ「え?う〜ん・・・おもち?」
ハルヒ「はい違う!それは正月!罰ゲーム1!じゃあ翠、年越しに食べるモノは?」
翠星石「ふぇ?え〜とえ〜と・・・・ケーキ?」
ハルヒ「それも違う!もうクリスマスは終わったでしょ!翠も罰ゲーム1!」
アスカ「なんなのよ〜。」
翠星石「横暴ですぅ〜。」
ハルヒ「あんたたちほんっとわかってないのね〜。年越しと言えば蕎麦よ、蕎麦!」
アスカ「お蕎麦〜?」
翠星石「なんでお蕎麦なんですかぁ〜?」
ハルヒ「年越し蕎麦にはね、「細く長く達者に暮らせることを願って」とか
他にも色々由来があって・・・・あーもうとにかく年越しには蕎麦を食べるのよ!」
アスカ「ふーん。日本ってそういう風習多いわよね〜。あたしは別にいいけど。」
翠星石「翠星石も異論はねーですぅ。」
ハルヒ「よーし、じゃあ早速・・・・って言っても今から準備するのもなんか面倒
だし、どっか食べに行きましょう。」
翠星石「あっ、ソバなら翠星石が良い店知ってるですぅ。」
アスカ「なんでほっとんど家から出ないあんたが蕎麦屋なんて知ってんのよ?」
翠星石「む〜、この前ルリに教えてもらったんですぅ。なんでも凄い美味しいらしいですよ?」
ハルヒ「へー、じゃそこに行ってみましょう。案内は頼んだわよ?」
翠星石「まかせるですぅ。」
アスカ「・・・・翠・・・・さっきから同じところ行ったり来たりしてる気がするんだけど?」
翠星石「お、おかしいですねぇ。確かここを真っ直ぐ行って右に・・・・」
アスカ「あんたねぇ、せめて地図かなんか用意しときなさいよ!」
翠星石「なに言うですか!アス姉が無駄に急かしやがるから・・・・」
ハルヒ「・・・ねぇ翠、店ってもしかしてあそこの屋台?」
翠星石「え?・・・あー!そうですぅ!やっと見つけたですぅ。」タタタッ
アスカ「・・・ねぇハル姉、あたしの目にはラーメンの屋台しか見えないんだけど・・・」
ハルヒ「ま、確かにソバはソバね。」
翠星石「何やってるですかぁ?早くするですぅ!」
アキト「へいらっしゃい!あれ?君達はたしか・・・」
ハルヒ「ああ、アキトさんの屋台だったのね。」
アスカ「へーここが噂の・・・」
翠星石「美味しい年越しソバを3丁!ですぅ。」
アキト「へいまいどっ。ちょっと混んでるけどこっちへどうぞ。」
ハルヒ「?・・・あらっ?有希じゃない?」
アスカ「げっ、ファースト!?」
翠星石「ルリじゃないですかぁ、久々ですぅ。」
レイ「・・・・・(ズルズル)」←目線だけアスカへ
有希「・・・・・(ズルズル)」←目線だけハルヒへ
ルリ「(ズズーッ)あ、こんばんわ。ハルヒさんにアスカさんに翠星石。」
翠星石「こんばんわですぅ。ルリたちもここで年越しソバですかぁ?」
ルリ「はい、ウチの姉達がどうしてもと言うので・・・」
レイ「何を言ってるのルリ・・・あなたがどうしても彼に会いたいと言うから・・」
有希「・・・そう、私とレイ姉は何も言っていない。」
ルリ「わー!な、何を言ってるんですか二人とも!私はそ、そんなこと・・・(///)」
アキト「?」
アスカ「へ〜、ルリちゃんもなかなかやるわねぇ。」
ハルヒ「これは私達も負けてらんないわね!というわけで翠、最近ジュン君とどうなの?」
翠星石「な、なんでそこで翠星石に振るんですかぁ〜!」
アキト「一気に賑やかになったなぁ」
そんな年の瀬
名前欄間違えた。本当ならキョンとかも追加しようと思ったけど
無理だった。少し反省している。
>>1 乙
このスレと姉妹スレの皆様によいお年を
>>14 お隣さんともいい雰囲気でいるのが書かれてて、GJです。
流れとしては最高でした。
ハルヒ・アスカ・翠と、あと彼女達を愛する全ての人々に、よいお年を。
>>14 今年最後にいいもの読んだよ
GJ!!
三姉妹と住人のみなさん、よいお年を
乙な>>1と素晴らしくGJな
>>14Wiki管理人さんそしてスレの皆さん
良いお年を。
今年もよろしく三姉妹!
今年も頑張ってss書きます!
今年もよろしく三姉妹!
今年も頑張ってss書こう…!
やっちまった・・・
そして見事な前スレ1000鳥
あけおめ〜( ・ω・)ノ
今年も良い年になりますように……
あけおめ!
そして
>>1超GJ!文句無いスレ立てです!
あけオメ〜☆
>>1乙!そして前スレ>>998->1000GJ!そんであけおめ
前スレが上手く去年の内に終わってる件について
そういや、ほんの8時間程前は去年だったんだよなぁ…
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/01(月) 08:50:34 ID:ctS1Tbn+
>27
同意
28 :
↑:2007/01/01(月) 08:51:21 ID:ctS1Tbn+
>26
ね。
新年あけおめ。という事で
>>1乙。でも・・・
>>12はやりすぎw
>3姉妹スローガン「Scramble Attack」(緊急発進攻撃)
にワロタ。そんな早野チックな?3姉妹に幸あれ。
おみくじって全板で可能だよな
32 :
【1867円】 :2007/01/01(月) 16:40:26 ID:420x4aT7
おみくじ×100[円]を、翠星石にプレズェント!
うお!?186700か!
他板では何回頑張っても【149円】とかだったから油断してた。まあ、それで喜んでくれるのなら……。
34 :
omikuji:2007/01/01(月) 18:12:13 ID:OQXi9xc9
ハルヒの為家計の足しにあげる
「ねえねえ翠」
「なんです?」
「わたし達、姉妹よね?」
「はあ、まあそこに異論はないです」
「で、翠はローゼンメイデンの7姉妹でもあるわけよね?」
「そうです、第3ドールですぅ」
「ということは、ローゼンメイデンの子達とわたし達も姉妹って事ねっ!あーなんで今まで気付かなかったのかしら、SOS団も一気に6人追加だわ!
ひょっとしたら部費も増えるかも!」
「開いた口がふさがらねぇです・・・」
「ちょ、ちょっと待ってハル姉!アタシも入ってんのぉ?」
「?当然でしょ、あ、ごめーん、アスカ1人じゃ寂しかった?シンジ君も入れとくわ、うん、彼はキャラ的に雑用その2、ね!」
「ダメ!シンジはアタシじゃないと・・・ってそうじゃなくて!」
「そうそう翠、ジュンも入れとくわ。どうせ真紅ちゃんの下僕って事で入れられるだろうけど!」
「ち、ちび人間は翠星石の下僕ですぅ!真紅の許可なんていらんです、翠星石が入れると言ったら入れてもいいです」
「ちょっと翠、乗せられてるわよ!」
「よーし、新年早々団員が倍増したわ!2007年、新生SOS団の出発よっ!まずはもちつき大会ね!」
「こうなったら、もう誰もハル姉を止められないわ・・・」
「翠星石は悪くないです」
「ほらほら、まだ始まったばっかなのにため息ついてないの!今年もよろしくね!」
「あ・・・うん、もちろんよっ!」
「よろしくするのはかまわんです、むしろそのつもりですぅ」
「それでこそわたしの妹達ね!」
俺はこの3姉妹が好きだ、妄想垂れ流しスマソ
いいよ、いいよ。GJ
>>35 GJ!目が開いたまま初夢見ている気分になった。
GJ!
ことよろ!
あ、おみくじもうだめだった。3姉妹に叱って頂きたい
いいなぁ…
>>45 な、なに羨ましがってるですか!
お前なんか翠星石の作ったおせちでも食べてろですっ!
⊃【おせち】
>>46 だめよっ!翠のじゃ小さすぎて多分きっと、恐らく、いいえ十中八九足りないからわたしのも食べなさい!
いい?残したりなんかしたら死刑だからねっ!・・・全部食べてよね
48 :
株価【241】 :2007/01/03(水) 05:25:13 ID:g9oyn9YF
3姉妹の株価でも調べておこうぜ
ようやくエヴァを消費できたんだがアスカいいなあ
そうなんだよ、アスカはいいんだよ。
なんでかわからんがずっとアスカが好きで
「ハルヒ」がエヴァのパクリとか噂になってたんで見たらハルヒに惚れて
今年の最萌で翠星石の存在を知って速攻で好きになった
そんな俺にとってこのスレは最高のスレだ
愛すべき3姉妹に今年もたくさんの幸福が訪れますように・・・
ハルヒがエヴァのパクリと言うと誤解があるかも知れんが、
話題作は「○○はエヴァのパクリ」または「エヴァは○○のパクリ」として
消化するのがエヴァスレでのたしなみだから、気にしないように。
3姉妹かわいいよ3姉妹
携帯からじゃ見れね
こうなったら、翠には制服を着させてポーズをとらせるしかないな
+1噴いたw
ヤスヒロが写真撮ってくれるのを待つか
ポージングが同じで噴いた
やっぱ貞本は上手いな。桃種のドールも趣きがあって良いのだけど。
ローゼンがバーズからエースに移籍すれば
三姉妹が揃うな
上手いなっつっても何年前の絵だよそれ
>>60 都市伝説の雑誌だからと言って、バーズの主力をとらないでください><
いや、実際に主力だそうだ。なんか決算のときに書いてたのを見た。幻冬舎も大変だな。
(_ _. -――- 、
 ̄> '  ̄  ̄`y-.、 , ‐'´ \
/'/ ,:'ト、 ヽ: ヽ. / 、 ヽ
/'/, 〈 i、 \ ヽ , i i. |l l / ハ 、 ヽ 、 ヽ ',
/ ///,:ヘ|\. `x'\ | i| ljハ トkハ ト、,斗くj │ハ
|/ |/i/| らフ 'ちフ'l |) | モフモフ l∧}ヾソ V ヾソ }! ! ヽ \
| | | |ゝ'', ─、_''.イ| l |. リ /ゝ'', ─、_''.イ| ト、 ヽ ヽ モフモフ
' ノノ Y##_Y^yイi |. ノ )Y##_Y^y{ Vl } }
// (入 #(~ )》y|| ヽ !.、 〈 (,入 #(~ )》y|l ヽヘ { {
// し'7 ̄9\_ノ | |`ト.ヽ. / /し'7 ̄9\_ノヽ }:::::\丶、
_/' <_7 ̄フ二〉| | j ヾ.:、. ≦__,イ::<_7 ̄フ二〉/ ゝ、:::::`、リ
(_て_二Ti | | | j.} ヾ::(_て_二Ti::\ _≧::::〉
、 `' _`'ノ ノノ _ノノ.  ̄ `' `'ノ\ヾ::::::::/
`ー ニ二二 ̄__/'  ̄ レ' ´
つかローゼンが休載みたいな話どっかできいたような。
バースの担当者が原稿無くしたとか……?
321 :た、大変ですぅー!!:2006/12/31(日) 00:36:17 ID:mgKL/ZfI
おまえら、オーベルテューレとかわけわからん話題している場合じゃねぇです!!!!
そんなことよりも早くこれを読むです!!!!
ローゼンメイデンのPEACH-PITとコミックBIRZで内紛勃発!?
麻生太郎外務大臣も読んでいる人気作「ローゼンメイデン」だが、
なにやら掲載紙「コミックBIRZ」と確執があったようだ。
PEACH-PIT作品最新情報が掲載される「おひろめカレンダー」に、
「詳しい事情をお話しできず非常に残念ですが、
編集部側に掲載の意志があれば次号誌上で詳細をお知らせできるかと思います。」
と書かれている。
編集部側に掲載の意志があれば、という言い方から、
何かしらゴタゴタがあったようだが詳しいことは不明だ。
コミックBIRZ来月号が発行されるまでは真相は闇の中か。
・もものたね - PEACH-PIT on Web
というお話。
>>64の言うとおり糞担当の原稿紛失だそうな。
原稿紛失って最低だな
強盗にでもあったのか
意外とこの事件知らない人が多いんだな。
桃種の担当は連載開始から1回もネームを読んだことがないって
桃種が自身のブログ(だったかな?)で愚痴ってたくらい、クソだしな
>>62の話で本当に大変なのは幻冬舎じゃなく桃種だったってオチ
そういうのはローゼンの漫画スレでやれ
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/05(金) 13:41:06 ID:Elznpptr
「一本あれば十分でしょ」のときのハルヒが良い!
B型装備のままアスカを助けるために飛込んだ初号機への「馬鹿…無理しちゃって」が良い!
水銀灯のパワーボールを受け止めるジュンへの「これ以上ジュンを傷つけないで!」が良い!
うん、いいね
そういえば…今年次女と11年振りに再会出来るんだな
あれ…?目から水が出てきた
しかし漫画のほうはいつまでやるんだあれ
一向に終わる気配が無い
月刊で休載って何さねw
もう劇場版まで行ってる。
本編はほぼ終了。あとはケリを付けるだけ。
みんなかわいい
最近あんまりSSこないね
お正月だから・・・
「そういう訳で、アスカ、おもちのおかわりをちょうだい」
「何がそう言う訳よ?」
「そうですぅ。ハル姉、それ幾つめですか?」
「ぬっ?い、いくつだって良いじゃないの。こう言うのは歳の数だけ食べるものよ」
「「それは節分の豆でしょ(ですぅ)」」
「あ、あんた達、舶来産のくせに詳しいじゃないの・・・。
まあそれよりも、おかわり!!」
「はいはい、仕方ないわね。けど、こたつで餅ばっかり食っちゃ寝してると太るわよ?」
「ぬぉっ!?そ、そう言うアスカだって食っちゃ寝状態じゃないのよ」
「わたしはまだ”成長期”だもん♪」
「翠もですぅ!」
「むぅ・・・。じゃあお餅はもう良いわ。翠、そこのみかん取って!」
「「まだ食べるんかい!」」
>>77 GJ!
アスカはカヲル君に太ってるって言われてるのを思い出して吹いた
ア「ぬぁんどぅすってぇー!ノータリンは黙ってなさいよぉ〜」
ト「…お前こそ!ホンマに足りへんのは乳の方やろぉ」
カ「お腹の方はこんなに余剰しているのにねぇw」
ア「きぃー!あんた達に足りないのは人を思いやる心がけよぉー!」
ここら辺は何度聞いても笑えるwww
>>77 GJ!
(*´∀`*)三姉妹分が補給された
>>79 それは何の話?本編じゃないよね?
ミサトとアスカとレイが三人で歌ったバージョンのテーゼが入ってるCDのやつか?
劇場チケのおまけじゃなかった?
チケのおまけでもあるし
NEON GENESIS EVANGELION ADDITION
にはいってる三人verのテーゼは入ってなかった気がする
>>81 d!
似たような話ができそうだ
自分たちを主役にしてエヴァ、ローゼン、ハルヒをミックスしたような作品をつくろうと
姉妹で話し合うが、ロクなアイディアが出ずに断念、みたいな
訂正、三人verがはいってるやつだ
87 :
福袋×3:2007/01/08(月) 08:46:51 ID:S6cxo3UD
ハルヒ「2人ともいいわね、せーので一斉に開けるわよ?」
アスカ「わかったわ。」
翠星石「はいですぅ。」
ハ・ア・翠「「「せーの」」」
バサッ
翠星石「・・・歯ブラシ石鹸あかすりスポンジシャンプー・・・・・なんか微妙ですぅ」
アスカ「アハハッやっぱ翠はダメね〜あたしのはなんかでっかいのが
入ってるわよ・・・・ってなにこれ?くんくんの人形!?」
翠星石「!!ア、アス姉、これ、こっちのバスタオルとこ、交換するですぅ!」
アスカ「え〜?ん〜どーしようかな〜?」
彗星石「・・・えーいじゃあこの顔パックセットも持ってけ泥棒ですぅ〜!」
アスカ「よーし商談成立ね。」
ハルヒ「ん、このマフラーはナカナカいいわね。後は・・・ん〜イマイチかしら?」
アスカ「あ、ハル姉そのTシャツ着ないんならちょうだい。」
ハルヒ「そうね・・・そのマグカップと交換ならいいわよ?」
アスカ「ムッ・・・・まぁいいわ。じゃあ交換で。」
ハルヒ「あとは・・・・翠、石鹸とシャンプーはお風呂場で共同にしてもいい?」
翠星石「かまわんですぅ。どーせ翠星石が持ってても無用の長物ですぅ。」
ハルヒ「よし、じゃあ他に要るものと要らないものを分けてちょうだい。」
アスカ「結構余計なもんが入ってたわね。」
翠星石「どうするですかぁ?文鎮とか障子用の糊なんて今や使い道皆無ですぅ。」
ハルヒ「フフフ・・・問題ないわ。今度のフリーマーケットで要らないの全部売っちゃいましょう!」
アスカ「え〜、いくらハル姉でもこれらは無理なんじゃない?」
ハルヒ「だ〜いじょうぶよ。あたしは制服、アスカはプラグスーツ、翠はそのまんまで
ちょっと悲しげな感じの上目遣いで「お願い・・買って下さい・・・」とか言えばその辺の人達はイチコロよ!」
アスカ「イヤ!絶対イヤ!大体なんであたしだけプラグスーツなのよ!」
翠星石「翠星石もヤです!そんなみっともねーセリフは口が裂けても言わねーですぅ!」
ハルヒ「んっふっふ、残念だけど今回はイヤとは言わせないわよ〜?」
アスカ「なんでよ?」
ハルヒ「あんたたち以前年末に食べるモノを答えられなかったじゃない。
あの時の罰ゲームはまだ生きてるのよ。」
アスカ「なによそれぇ!?そんなのずるいわよハル姉!」
翠星石「納得いかねーですぅ!長女の権力を笠に着たパワハラってやつですぅ!」
ハルヒ「ごちゃごちゃうるさい!言う通りにやるのよ!い い わ ね ?じゃ、早速練習よ。」
っていう正月の一コマ
オチなし萌分なしなのは反省してる
何言ってんだ
萌分ならしかと受け取ったぞ
GJ
まったく!
朝から萌分満タンで今日もいい一日になりそうじゃないか!
GJだ!
涼宮ハルヒのイライラが具現化された物
閉鎖空間と呼ばれるそこに一人の男がいた
(小規模な閉鎖空間、それに見合った神人
単独でも容易に消滅させる事ができた
しかし・・・)
「神人を倒したのに閉鎖区間が消滅しない」
(こんな事は今までなかった
空間の拡大は今のところ収まっているようだが・・・)
「やぁ、一人かい?」
(!?)
「僕はカヲル、渚カヲル、君の名は?」
「僕ですか、僕は古泉一樹と言います」
「ふぅん、イツキ君、か・・・」
(何者?何のために?どうやってこの空間に?
いやそれ以前に空間が消滅しないのは何故?
!?空間が広がりだしている!まさか彼が?)
「貴方は機関の人間ではない、そうですね?」
「そういう君も普通の人間とは違うようだね」
(今この空間内には僕と彼しかいないはず
機関の人間も最初から誰も入っていなかった
だとすれば考えられる事は一つ、彼は・・・)
「いや・・・人間ですらない、と言った方がよさそうだ」
「ふふっ正解、君はシンジ君と違って鋭いみたいだね」
(間違いない、彼は神人・・・或いはそれに匹敵する力を持つ者
いや、空間の拡張以外にも何らかの力を持っているとすれば
それ以上か、何れにせよこのまま放置するわけにはいかない)
「貴方が誰であれ、この空間の拡大は阻止しなければいけません」
「そうか残念だな、君とはもっと話がしたかったのに」
「・・・行きます」
(先手必勝ッ!一気に刺し貫いて終わりにしてやるッッ!
食らえ俺の必殺の一撃ッ!永劫の眠りにつくがいいッッ!)
ガキィィィンン!
(弾かれただとぉッ!?これはまさかATフィールド・・・ッ!
こいつ・・・ただのホモ野郎じゃねぇ・・・ッッ!)
「どうやら簡単には倒れてくれないようですね」
「僕にも目的がある、もう一度シンジ君と会うために」
〜時間は少し遡って三姉妹宅〜
シ「ひ、ひどいよ!兄さんも何とか言ってやってよ!」
ア「え〜そんな事ないわよ、ね〜お兄さ〜ん(むにゅ)」
キ「いや、ちょ、アスカちゃん、そんな胸を押し付けたら、くぁwせftgyふじこlp;」
ハ「たっだいまー!みんな何して・・・」
シ・ア・キ「「「あ・・・」」」
翠(や、やばいですぅ、一波乱ありそうな予感ですぅ・・・)
どうみても萌えません、本当に申し訳ありません
設定的にはハルヒ、シンジの両名が同時にイライラすると
閉鎖空間が発生し、その中にカヲルが出現するような感じです
続き期待
>>87 フリーマーケットで誤ってアンティーク・ドールのマニアに
翠が売られてしまい、
ハルヒとアスカが回収しにいくが玄関を出たらnのフィールドになっていた。
意を決してnのフィールドに飛び込んだハルヒとアスカが見たのは、
今まさに、きらきーに頭から食べられそうな翠だった。
「ひっ、やめろです!食べちゃいやですぅ!ハル姉、アス姉助けてですぅ!」
トイストーリーっぽくていいな
あっちの三姉妹とこっちの三姉妹を二日かけて読んだ
あっちの方が一応量多いはずなのに、こっちのほうが疲れたよ
何でかちょっと考えてみたら、無口とツンデレじゃSS内での文字量が段違いだよな
いやだからどうしたとう言うチラ裏
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 21:53:29 ID:Z2DXt2qP
>>95 雪華綺晶「器・・・・器が欲しいの・・・」
翠星石「ひっ、やめろです!食べちゃいやですぅ!ハル姉、アス姉助けてですぅ!」
???「「そこまでよ!!」」
雪華綺晶「!・・・・・誰!?」
???1「問われて名乗るもおこがましいが、答えてあげるが世の情け!」
???2「近所の犯罪防ぐため、姉妹の平和を守るため!」
???1「愛と真実の正義を貫く!」
???2「ラブリーチャーミーな無敵のヒロイン!」
???1「涼宮ハルヒ!!」
???2「惣流・アスカ・ラングレー!!」
ハルヒ「人の姉妹に手を出す奴ァ!!」
アスカ「馬に蹴られて三途の川よ!!」
アスカ「キャーッ!!」
翠星石「ううっ・・・・・」
ハルヒ「アスカ!!翠!!」
雪華綺晶「もう終わり・・・?」
ハルヒ「くっ・・・もうこれ以上・・・誰かの涙なんて見たくない!みんなに笑顔で居て欲しい!」
雪華綺晶「・・・」
翠星石「ハル姉・・・」
ハルヒ「だから見てて翠、アスカ・・・・・・・私の・・・変身!!」
こうですか?わかりません><
__,.-‐v‐、/^ン^ヽ
,. -一'´ ,fl〃リk'ニヽ、
/ ,-、 '}jリ'^´ レ',ハヘ <何よ!あんまりみるんじゃないわよ!
' ,」ハl|レ' /,:仁テ,ハ、
j厂リ'-、、 ッ一' ̄´ l
∠_−、>∠、 |
∠_ー 、ン´ ̄`ll l
r‐イ−、ン'´ リ 丿
V/ / ぃ
\/__ム〉
,.、,、,..,、、.,、,、、..,_ /i
;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i <別にあんたの為に調理されたんじゃないんだからね!
'、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄
すんません
>>97 文字量もあるが、テンションの違いもあると思う
三人ともツンデレ+ハイテンションだからな
/ .:.:. / ̄ \ _,,,,-‐'''" \, へ、
/ .:.:/ /\.:.: / ヽ
/.:.:.:,‐'" 〈.:.:.:.:\.:.:.: /.:.:___,,,,-‐ __.:.:_,,,,-‐.:.: `、,,_
_,,,-''" |\.:.:.`''/_..-'/,,-‐''"∠..,,,,,,/_,,,,-‐ __ ヽ、
--‐'' |,ィ'⌒゙ヽiイ´ // , " ̄`ヽi! /// .: ヽ、`ヽ、
.:. 〈 (~< レ '´ ' ..,,_('ッ ゙i!/'´ //|.:.: \
_,,,-''.:. .:.:.\ ` ,,、、´゜、、、 __,,,,.../ ::|.:.:|.:.: |
--‐''.:.:.:.:/:: .:.:.:.:./´`T ,,_(ッ,ノ /.:.: / :/|.: /
.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:./:::/ /~⌒ヽ、-/゙//| :/|/ |/ 从___人/(____从___人/(___从___人/(___从___人/(___
---‐-、____,、-‐< /⌒゙ヽ ヽ> / |/ |/ __)`-ー-'
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ、'、 /‐-、_ 〉 / , '
;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,-‐'''"\\__\ `ヽ-、;_/ ,,-'' \ こらぁぁぁぁ!そこのジャンク!翠を苛めたのはあんたね!
 ̄ ̄^i;;;;;;;;;;`-;;;;;;;) \ノ::::´`ヽ、 ,, - "ヽ、 ) あたしの可愛い妹を苛めるなんて1億光年早いのよ!
::::::::::::::|;;;;;;;;;;;;;;;∠-‐'''"`-、:.:.:.:.: `''''".:.:.:.:.:. '、 ∠ だいたいあんたは長女の癖に妹への思いやりが足んないのよ!
::::::::::::::::\;;;;;;;;;/::::\|;;;|;;;ヽ、:.:.:.:.:.:.:∧.:.:.:.:.:. ', 〕 分かったらあんたは家に帰ってヤクルトでも飲んでなさいよ!
\::::::::::::::::|;;;;;/::::::::::::/;;;/;;;;;;;;|.:.:.:.:.:. / |.:.:|\: i /
:::::\:::::::::::`‐'::::::::::::/;;;/;;;;;;;;;/.:.:.:.:/ // |: /  ̄ ̄)/W⌒\(~~∨⌒ヽ)/W⌒\(~~∨⌒ヽ)/W⌒\(~~∨⌒ヽ
、 、 ,' .,./ ゙ / ''''''''"""'''- ..,,_.
.、 ',. l ! / / _ ,/゛
.| .__ヽ .l /'" / |ヽ '"
..l `゙'‐、.ヽ .〃 .'" ゝ_l
', .|`'ヽ\ / ,ノ./ ,
`'-、. ()゙' \,,' .-  ̄ ̄ ̄ ̄'''" ." / なっ…
、 'ー | /
.l ., ! ,.ノ /
ヽ ! く -'" .,/
.l. ヽ .ヽ、 .`'- / /
ヽ-、 ヽ、 \、 __ ー'ニニニニi、 . /
`'-゙"ー\_ .、`'ー 、´゙''`-r'" ,ノ
丿 ゛ \ `\ ゙''`-ニニニ/
アスカ「ふぁえぁ〜……。」
翠星石「ふぅ〜……。」
コタツでぬくぬくと寝転がる三姉妹……おや、長女は学校のようです。まだまだ正月気分が抜けていないようで……
アスカ「翠ー。みかん取ってきてー。」
翠星石「今〜翠星石は〜忙しい〜のですぅ〜。翠星石は、おこたにいなければならないと天からの意志が…ぶぽはっ!!」
アスカの投げたみかんの皮が、翠星石に物理的にご挨拶
アスカ「ほら、皮あげるから取ってきなさいよ。」
翠星石「アホ極まりねーですね、アス姉は。そんな変な言い分は聞いたことがねーです。それよりアス姉、制服来てるけれど学校はどうしたですか?」
アスカ「今日は昼で終わりよ。なんでかは忘れたけど。ハル姉はフツーにあるみたいね。」
(ヒュルルルル………ドゴッ!!)
アスカ「な、何!?このバールのようなモノで何かが殴られるレベルじゃねーぞ!ってカンジの鈍い音は!?」
翠星石「家の外の壁からですね。………って、蒼星石!?大丈夫ですかー!?」
蒼星石「イタタタ…、よそ見してたらぶつかっちゃって。」
翠星石「あぶねーですね、ちゃんと前見て飛ぶですよー。」
アスカ「蒼星石ちゃん、今日は遊びにきたの?」
蒼星石「あ、違うんです。今日はジュンくんに頼まれて、翠星石をジュンくんの家に連れてこいって言われたので。」
翠星石「ほあッ?翠星石がですか?」
蒼星石「うん。忙しいなら別にいいけどって言ってたけれど。」
翠星石「ま、まーたあのチビ人間ですか!正月気分が抜けきってないから、この翠星石の美しさで目を覚ましたいっていう魂胆ですね!」
蒼星石「いや、それはどうなんだろ…。」
翠星石「なんですか?」
蒼星石「ああいや、何でもないよ。で、来るのかい?」
翠星石「しゃーねーな、行ってやるですぅ!」
アスカ「……天命からの意志はどうしたのよ。」
翠星石「んじゃあ、行ってくるですぅー♪」
蒼星石「お邪魔しましたー。」
(バタンッ…)
(バタンッ…)
(ギィ…バタンッ…)
アスカ「もう聞いちゃなかったわね…。」
(カッチ、コッチ、カッチ…)
アスカ「そういえば、この家でアタシが一人ってのも珍しいわね。いつもは翠が必ずって言っていいほど家にいるから……。」
アスカ「べ、別に寂しくなんかないわよ!ただ、TVもつまんないしどーせあのバカシンジも暇だろうし、遊びに来てくれたら少し嬉しかったり、なーんて………。」
アスカ「って、なんでこのアタシが正月早々バカシンジのことで浸ってなきゃならないのよっ!」
アスカ「…………でも、一人ってやっぱ寂しいわね。よく翠は毎日留守番できるなぁって今になって思うわね。アタシって弱いなぁー…。」
アスカ「去年は特に賑やかだったせいかしらね。余計に考えちゃうな。ハル姉にも翠にも感謝しなきゃなあ。」
アスカ「こんな独り言、アス姉や翠に聞かれたら…
。о(分かったなら、アタシをもっと敬いなさい!というワケで、掃除当番は全部任せたわよ!何?文句あるの?
やーーーっと翠星石のありがたみが分かったですか!ほら、バック宙しながら土下座して感謝の意を見せるがいいですー!)
……ろくなことないわね。」
ハルヒ「ホーント、ろくなこと考えてないわねー。我が妹ながら情けないわ。」
アスカ「そんなこと………ってエエェえぇえェエ工え!?!?!?なんでハル姉がいるのよ!?」
ハルヒ「あら、気付かなかったの?ちょうど翠と蒼星石ちゃんとドアですれ違ったから、ドアの音は3回したハズだけど?」
アスカ「………!!!
(ギィ…バタンッ…)←これのことね!?ちっ、アタシとしたことが迂闊だったわ。」
ハルヒ「まあ、独り言でよくもそんな悪姉像が描けるモノね。」
アスカ「いや、あの、それは……。」
ハルヒ「まっいいわ。心の中でいいから感謝しなさい。聞き耳立ててたのは面白かったけど、廊下が寒くて寒くて…。おこたついてるわね?入るわよ!」
アスカ「新年早々で聞き耳ね。ハル姉らしいわ。」
ハルヒ「なによ。そんなこと言うのなら………!」
アスカ「ヒャッ…!ン……!ア、アス姉!コタツで見えないからって足でどこ触ってんのよ!」
ハルヒ「どこって…アスカの、シンジくんの場所よ(笑)」
アスカ「んなっ!?バカシンジがなんでアタシの…(///)。」
ハルヒ「まーまー、それより翠はジュンくんのとこ?」
アスカ「そうよ。蒼星石ちゃんも来てたから、この調子だと遅くなるかもしれな」
翠星石「ただいまーー!!ですぅ!!!」
アスカ「……早かったわね、お帰りなさーい。」
ハルヒ「ホント。意外と早かったわね。」
翠星石「まったく、冗談じゃねーです!」
アスカ「どうしたの?またツンデレ発揮?」
翠星石「違うですー!珍しくあんのチビ人間が『ほら、お年玉だからな』とか優しく言うから素直に受けとったですのに!見てみたら0がいっぱいあって【一兆円】って翠星石はとっても喜んだですのに………!!」
アスカ「プッ!」
ハルヒ「ププッ!」
翠星石「うぅ〜、笑うなですぅ!そしたらですね、蒼星石が教えてくれたですよ!」
(蒼星石「それ、三姉妹銀行って書いてあるよ?実際に外じゃ使えないんだけど…。」)
(真紅「無様ね……。ジュン、私には通用しないわよ。」)
(雛苺「うぃ?ヒナはこれで満足なのよー?」)
翠星石「あのチビ人間に騙されたと思うともう悔しくて悔しくて…!」
アスカ「で、帰ってきたワケね。」
翠星石「ですなのですぅ。まあ、のりからはちゃんと諭吉さんのもらったですけど…。」
ハルヒ「翠、ジュンくんのトコ行くわよ!」
アスカ「これは行くしかないわね!」
翠星石「ひっ!鬼神のようなハル姉に魔神のようなアス姉……!!いくらなんでも、殺しちゃダメですー!!」
ハルヒ「何言ってるの?のりには悪いけど、これを口実に晩ごはんをご馳走になるだけよ。それに…。」
翠星石「そ、それに……?」
ハルヒ「人数は、一人よりも多い方が楽しいみたいなことを言ってくれた、どっかの次女もいるしね!ワイワイ賑わって晩ごはん、ご馳走になりましょ!」
アスカ「え…いや、アレは。」
翠星石「ふふーん♪こういつも素直だとアス姉も十分可愛いですのに……ま、翠星石には及ばないですけど。」
アスカ「なんですってー!」
ハルヒ「というワケで、ジュンくんとこ行くわよー!ほら、さっさとする!」
翠星石「はーいですぅ。」
アスカ「うぇーい。」
…そしてその後、ジュンの家にはみんなが食卓を囲みながら――
ジュンと言い争いをする翠星石。
のりと楽しく話し合うハルヒ。
お互いについて語っている真紅とアスカ。
雛苺の食べ方と、翠星石のストッパーとして監視している蒼星石。
そして、三姉妹宅の庭では今年初の侵入を試みた金糸雀が失敗に終わり、ピチカートが金糸雀を起こすのに苦労している姿があったとさ。
金糸雀「家ほどもある大きさの卵焼き……♪でも、なんだか寒いかしら……ムニャムニャ……。」
ピチカート「……!」
今年初のss。萌えかどうかは知らないが、gdgdな日常を書いた。反省はしてない。だが、満足はしている。
アス姉?(´・ω・`)・・・GJ
あ、ゴメン。今気が付いたorz
Wikiの人、あけましておめでとうございます。アスカのコタツのセリフを「アス姉」→「ハル姉」に訂正をいただければ幸いですm(_ _)m
GJ!和む日常だなー
そしてこのスレの金糸雀が大好きだww
≫103-105
GJ。ありがとう。大好き。
ちょい役でも蒼星石が出てきてくれるとなんか安心する。
緑茶飲みながらまんじゅう食ってるような、そんな感じ。
和んだGJ!
テレビ「先月のプレゼント、応募総数589620通、劇中使用済みくんくん人形の当選者一名様は〜」
三人「・・・ごくり」
「○○のPN、SOS団長さん、でした!おめでとうございます〜」
ハ「ぃやった〜!あたしは当たる気がしてたのよ!どんなもんよ!?」
ア「ほ、ほんとに当てちゃった(キョンさんのいったとおり・・・)・・・てか580000とか多すぎ!」
翠「ハル姉すごいですぅ、くんくんがきたら翠星石にも抱っこさせて欲しいですぅ」
ハ「もちろんよ。これは我が家の家宝になるんだからね!」
ア「(ぬいぐるみが家宝ってどうなのかしら・・・)」
翠「すごいですぅ!きたら早速真紅やちび苺に自慢するですぅ!」
ハ「くる日が楽しみね!」
翠「まったくですぅ!」
ア「そうねえ〜」
がたん
翠「?今、窓のところに誰かいませんでしたか?」
ア「猫かなんかでしょ。最近多いわね」
ハ「・・・」
数週間後
ハ「ただいま〜!はああ〜つっかれたあ〜!今日も有意義な活動だったわねえ〜って二人とも今日はまだ帰ってこないんだった。
ま、みんなくんくんみてるでしょうけど」
ぴんぽーん
ハ「誰かしら・・・これからくんくんだってのに・・・はーい!」
宅急便「すいませーん、宅急便でーす!お荷物お届けにあがりましたー」
ハ「ごくろーさま」
宅「はんこお願いします〜・・・サーセンした〜」
ハ「お!ついにきたわね、くんくん人形!今日はこれを抱いて本編鑑賞としゃれこもうかしら」
がたん
ハ「・・・ふー」
つかつか・・・ガラリ
?「!!!!」
ハ「そんな窓の陰にいないで入ってきなさいよ、水銀燈。今日は下の二人は帰ってくるの遅いから平気よ」
水「・・・いつから気づいてたの?」
ハ「アンタ、くんくんの時間のたびにうちにきて窓にへばりついて見てるじゃない!他の二人はともかくあたしはごまかせないわ」
水「っっっ!!!どじったわぁ・・・」
ハ「ほーら、外は寒いからこっち座っていっしょに見ましょ!」
水「・・・・し、しかたないわね・・・そんなにいうなら見ないこともないわぁ・・・」
ハ「素直でよろしい!なんか飲む?やっぱヤクルト?」
水「・・・・・・」
〜くんくん鑑賞中〜
ハ「なるほど・・・今回は犯人はしぼりづらいわね・・・」
水「・・・・・・ちらっ」
ハ「あっ!くんくんあぶなーい!」
水「くんくん逃げてえ!・・・ちらっ」
ハ「まさか犯人がメイドだったなんて・・・」
水「くんくんすごいわぁ・・・ちらちらっ」
ハ「・・・」
〜放送終了〜
ハ「今週も見ごたえあったわね!」
水「そおねえ・・・ああ、くんくんはやっぱりいいわあ・・・じゃ、そろそろ帰るわぁ」
ハ「もう帰るの?せっかくなんだし、もう少しいなさいよ。も少しヤクルトのむ?」
水「もういいわよ・・・あなたの妹たちに見つかったらめんどうだし、それに・・・」
ハ「長居してるとこのくんくん人形強奪しそう、とか?」
水「〜〜!・・・な、なんでわかるのよ!」
ハ「あんなに横目でみてたら誰だってわかるわよw」
水「うううううう〜」
ハ「・・・はい」
ぽふっ
水「えっ?!」
ハ「くんくん、あなたにあげるわ。あたしは本編だけでもわりと満足だし」
水「でも、家宝にするとかいってたじゃあない?」
ハ「ま、なんとなくよ、なんとなく!妹たちにはうまくごまかしておくわ!遠慮せず持っていきなさい!」
水「・・・本当にいいの?」
ハ「SOS団団長に二言はないわ!」
水「・・・・・・じゃあ、もらっていくわね」
ばさっ
ハ「翠たちに見つからないように帰りなさいよー!」
水「・・・・・・ハ、ハルヒ」
ハ「ん?何?」
水「あ、ありがと・・・」
ハ「そう思うんだったらまたきなさい。二人がいないときにでも・・・あたしあなたのこと割と好きだからさ!」
水「・・・・・・ばかじゃあない」
ハ「ふふっ」
ばさばさ・・・
水「ああっ、くんくん〜!素敵だわあ!いつでもあなたと一緒なんて〜!・・・めぐに見せたらなんていうかしら・・・」
その後
帰ってきた姉妹にくんくんを水銀燈にやったことをどう説明するかハルヒは頭かかえっぱなしでしたとさ。
姉妹分少なくてスマソ
wikiの「いろいろあったけどハルヒには感謝してる」って設定を使ってみたかった
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/11(木) 16:16:17 ID:xFI8HhZc
116 :
106:2007/01/11(木) 17:26:51 ID:RqEOhwAM
>>114 GJ!
なんか自分が過去に書いたssの設定(ハルヒと水銀燈の関係)が使われると嬉しいモンだな〜。
>>95 翠「ひっ、やめろです!食べちゃいやですぅ!ハル姉アス姉、助けてですぅ!!」
ア「そこまでよっ!...って、ちょちょちょっと、ハル姉!なんで止めんのよ!」
ハ(まだ早いわ)
ア(何でよ?このままじゃ翠が!)
ハ(いいから!このまま見守るのよ)
雪華綺晶「器...器が欲しいの...」(コリコリ)
翠「ひゃぁぅっ!?耳たぶをかじるなです!」
雪「器...私の器...私の体...」(ふ〜っ)
翠「はうんっ息を吹きかけるなです!」
雪「だ〜れが殺した...駒鳥さん...」(かみかみ)
翠「ぁ...あぁん...く、首すじを甘噛み...すんなですぅ...」
雪「そ〜れは、私...私なの...」(ぶちゅ)
翠「ンッ!!?んんんんん〜〜〜っ!!!す、翠の唇をっ!
大事な大事な翠のファーストキスをっ!?JUNの為にとっておいたですのにっ!!!」
雪「貴女とひとつになって...私は至高の少女(アリス)になるのです...」
翠「な、何で、服を脱ぐですかっ?!あ、あ、リ、リボンをっ?!
翠星石のブラウスのリボンをほどいてどうするつもりですかぁ!!」
ア(もう我慢できないっ!翠を助けるわっ!!)
ハ(ダメよ!)
ア(なんでよっ!!!)
ハ(翠が大人への第一歩を進もうとしてるのよ!姉として見守るべきよ!)
ア(鼻血出しながら言ったって、説得力ないわよっ!!)
こうですか?わかりません(><)
ワッフルワッフル
わっふるわっふる
だんだん設定が作られてきたぞw
水銀灯ももはやツンデレになってきたし
ハルヒ「ねぇ冬休みももうすぐ終わるし映画見に行かない?」
アスカ「いいわよ!見に行きましょ」
翠星石「いいですぅ!賛成ですぅ」
ハルヒ「みんなで行きたい映画決めましょ」
小一時間後
ハルヒ「はぁ・・・はぁ・・・これでいいわね!!」
アスカ「ふぅ・・・ふぅ・・・いいわ!決定よ」
翠星石「へぇ・・・へぇ・・・いいですぅ!これで決定ですぅ」
小一時間後
ハルヒ「アスカ!あんたまだ服選び終わらないの?」
アスカ「ハル姉ぇは黙っててよ!うっさいわね」
翠星石「早くしないと映画始まりますですぅ」
斯く斯く云々で映画館に到着
ハルヒ「早く見るわよぉ!」
アスカ「楽しみだわ!映画久しぶりだもん」
翠星石「はやく行くですぅ」
しかし映画は全然面白くなく・・・
ハルヒ「・・・・・・」
アスカ「・・・・・・・・・」
翠星石「つまらない」
ハル&アス「言うな!!」
映画館に来たキョン達だが古泉と出くわす
古泉「これはこれはシンジ君にJUM君にキョン君じゃありませんか」
キョン「なんだ古泉・・・少しは映画を楽しませろ」
古泉「実はですね・・・涼宮さんたち姉妹が少々不機嫌で
閉鎖空間と使徒とnのフィールドを同じところに出しちゃいました」
一同「なっ!なんだってぇ?」
古泉「映画がつまらなくて不機嫌みたいなんですよ」
一同「どうすんだ?一体・・・・・・」
例のその場所では大惨事が
綾波「ATフィールド全開!使徒を殲滅します」
長門「古泉一樹の頼みで来た・・・・・・」
薔薇水晶「今日こそ器を頂く・・・誰かから」
続かない
125 :
1/3:2007/01/12(金) 05:17:26 ID:QvUW6RZl
「翠!」
「大丈夫!?…って」
「あ、ハル姉、アス姉!助けてです〜〜!!」
「はぐ…はぐ…」
「すご…」
「蛇みたい…」
「何を感心してるですかあ!既に翠星石の脚はこいつの胃袋に納まっちまってるですう!
早く引っ張って引きずり出してですう!」
「そ、そうね。アスカ、あんたそっちの腕掴んで!掴んだら一気に引っ張り出すわよ!」
「オッケー!いち、にの、さん!」
ずるずるずる.....
「い、一体どこまで飲み込んでんの・・・?」
「でももう少しよ、頑張って翠!」
「ああ…これでやっと解放され…」
ぺろん
「!?ひゃううっ!」
「!?ど、どうしたの翠!!大丈夫!?」
「って、そのからまってるものは…!?」
「こ…こいつの舌みたい…です…!変なとこ…なめて…ひああっ!」
「もぐ…ぺろ…もぐ…ぺろ…もぐ…」
「あっああ!?そんなとこ…なめるな…ですう!…ひゃう!」
「「………」」
「ひあっあ…だめ…そんなになめちゃ…ひいんっ!……って、二人とも何顔真っ赤にして固まってるですかあ!!
また飲み込まれてってるですう!!」
「だ、だって、翠、あんな…」
「あんな色っぽい声出すなんて、意外…」
「な、な、なに変なとこに感心してるですかこの初心のド奥手姉どもー!
あ、ああ、もう腰まで飲み込まれてるですう!助けてー!」
126 :
2/3:2007/01/12(金) 05:18:39 ID:QvUW6RZl
「の…飲み込む力がさっきより強…引っ張り出せない…!」
「このままだとあたし達まで飲まれ…」
「だだ、大ピンチですう〜!」
「!そうだ、あたしに秘策があるわ、アスカ、ここは何とか持ち堪えて!」
「ええ!?って行っちゃったし!あたし一人じゃ…!」
「ア、アス姉!手を離すです!このままじゃアス姉まで食べられちゃうですう!」
「!なにバカ言ってんの!アタシは飲み込まれたってこの手を離すつもりはないわよ!」
「アス姉…!」
「アスカ!翠!大丈夫!?」
「ハル姉、何しに行ってたの!?」
「最終兵器の作り置きがあったの思いだしたのよ!さあ、そこの胃袋底無し人形!これを見なさい!」
「!?」
「この花丸ハンバーグが欲しければ、翠を離すのよ!」
「ハ、ハル姉!いくらなんでも食い物で釣れる訳が…!」
「…!……!」
「…って、物凄い迷ってる!目がキョロキョロしてる!」
「……」
…ぺっ
どさ
「あう!」
「翠!」
「離したわね…、さあ、さっさとこのハンバーグを持って出て…」
「…月に一回…」
「へ?」
「月に一回…それを食べたい…でないと…」
ちらり
「ひっ!」
「…あの子を食べちゃいそう…」
「わ…わかったわ、月に一回よ。」
「本当?嬉しい…お姉さま…♪」
「!!!て、て、てめー!!勝手にハル姉の姉妹気取ってんじゃねえですう!」
じろり。
「ひいいい!」
「…あんまり怖がらせないでよ、大事な妹なんだから。」
「はーい、お姉さま…♪じゃあ、また…」
127 :
3/3:2007/01/12(金) 05:19:53 ID:QvUW6RZl
「い、行ったですう…」
「嵐のような奴だったわ…」
「ハル姉みたい…ベクトルは違うけど…」
「…で、あいつにハンバーグ作ってやるですか…?」
「約束した手前、しょうがないわね…」
「納得いかねーです!何でこっちに急襲をかけるようなやつにハンバーグなんか…」
「その日はあたし達も花丸ハンバーグの日って事にすればいいじゃない。
…それに、翠がいなくなるより何百倍もマシよ。」
「そうそう。翠がいないと張り合い無いし。いいじゃないの、ご馳走の日が増えたって事で。」
「…ハル姉…アス姉…二人とも……ありがと、です…」
「「ん、よろしい。」」
「…ところで、翠。」
「?なんですか、アス姉?」
「あんた、さっき私達になんか言ってたわよねえ?」
「!!ななな、なんのことですかあ?翠星石にはなんのことだかさっぱりですう。」
「そーそー、初心とか、奥手とか好き放題言ってくれてたわねえ…」
「いや、ハル姉、あの、その、あの、いや、あれは」
「…どうやらお灸が必要なようね。だーれが初心ですってえ?」
「どこのどなたがド奥手なのかしら〜〜〜?」
「……………こ、これじゃ、雪華綺晶に飲み込まれるのと同じようなもんですう…」
終。
いいなぁ…
ある客船に火災が発生した。
船長は速やかに船から脱出して海に飛び込こませるために、
三姉妹たちにこう言った。
ハルヒには「これは海底人の仕業です」
アスカには「ファーストとサードは飛び込めませんでした」
翠星石には「JUM君が流されてしまいました、きっと手遅れです」
綾波には「二人目もそうしましたよ」
長門には「彼からの伝言です、飛び込め、だそうです」
ルリには「総員退避命令がでています」
うまい
翠星石「ハル姉、アス姉……2ちゃん閉鎖でもう会えなくなるですぅ……」
三姉妹×2と男でビッグバンド妄想してみた
ハルヒ:メインボーカル
アスカ:バイオリン
翠&蒼:ピアノ連弾
レイ:ヴィオラ
長門:ギター
ルリ:シンセ&プログラム
アキト:ドラム
キョン:サックス
シンジ:チェロ
JUM:ブルースハープ
エヴァ組は劇場版DEATHより あとは適当
なんか統一感ゼロの意味不明なプログレもどきになってしまった…
それでもハルヒなら……ハルヒならきっと何とかしてくれる……!!
しばらく停止とかならまだしも閉鎖は勘弁して欲しい。
去年の暮れからコツコツと構想練って少しずつ書き進めていたSSが行き場を失うorz
え?閉鎖?マジ?
ならばこの目の前にある、未完成のネタ帳はどうしろというのだ。まだ投下すべき内容でもないから、練りに練らないといけないのに……(´・ω・`)
俺もあんまり詳しくないけど、最悪ドメインを差し押さえられるだけみたいなんで二週間もすりゃ再開されるようです
だから安心して執筆を続けてつかあさい
情報に振り回されて踊るアホを見るのは楽しいね
踊るのはハルヒダンスだけにしといてくれるかな
>>132 「ローゼンメイデンがロックバンドだったら」スレだったら、
翠&蒼はリズム隊なんだよなあ。
「涼宮ハルヒの公式」の谷川インタビューでは
SOS団バンドはキョンはBass、古泉はDrumっていってた。
SOS団のバンドリハーサルを見学に行った翠がドラムに興味を
持って、アスカも巻き込まれて、みたいな妄想してたことあった
んだが、どうも話がつくれなくて断念したことを思い出した。
ハルヒやアスカ、お隣の三姉妹はドラマCDやらキャラソンで歌ってたりするけど、
翠はそういうのってあるの??
ある
キャラCDなら絶賛発売中ですぜ!
水銀燈に金糸雀、翠星石に蒼星石が発売済み。くあしくはローゼン本スレへ。
でも、ハルヒシリーズはキョンの妹までCD化するとかww
勢いありすぎw
ローゼンなら、のりとかめぐでCDが出るみたいなモンだしなー。
翠星石の中の人もあの人として出してるよな
なんかこわいです…
>>146 えらい増えてる……ヴァニラさん、タバサ、グウは分かるんだけど左下の黒髪って誰?
/,l ::::::::::::::::::r||:::::::l !:!:: ::::: ::::::::||::::::::::|::l:::::::::::::::::::: !
//l:::::::::::::::::::::|.|.|:::::j | | !::::::::::::: !,!|::::::::|:||:::::::::::::::::::::l
///l ::::r┐::::::,j !イニ |_|、! |l___l ll ィ--,ニ,┐::::::::::l !:::: !
.////l::::::|,!.|::::::::l'lア::。::lヽヽ /,イ"。:ヾ||::::::::::| !::::::| イッペン、死ンデミル?
/ /./. //l::::::::|亅::::::|.|ヽ__,ノ .` ヽ___/ ||:::::::::|ノ::::::::!
./ / / // !:::::::::::|::::::::| ! |,! :::::::|:::::::::::|!
'´ / / /./ |::::::::::::|:::::::| l. _ _ ,|::::|:::::|:::|::: :::!l
/ / / / .! ::::::::::::::|::::::.|\ __ /: ̄l ̄:::j::::|::::l.l
/ / / ./ ! ::::::::::::::|:::::::l.l:::::: ヽ、 ー _,ィ'´::::::::,||:::::::::|::::|::::l l,
/./ / .l::::::::::::::/|::::::,!,!|:::_,ノ| ``ー---‐'" ト_ ::::::l !::::::::|l:::|l::::| !l
/ / / .!:::::::::::::/i,|:::::/,l〃'、 ヽ\. / ./入l |:::::::::| !:l.l::: l !l
,/ / .,!::::::::::::/ !!|:/"ヽ_ノ`、 !、ヽ. / ./ / :::::7-、::::| !: !l::: ! !l
/ / ,' :::::::::://.!'´ ,' ::::::::ヽ \ ヽr' //::::::::::/~"ヽj !: ! !::l. l.l
. / ./:::::_, -'"::::::::``= ヽ::::::::::::::ヽ、ヽ / / :::::::::::::::!、 " ! ヽ! l:::l !.!
/ . / /ヽ: :: :::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::: !、 У ,/ :::::::::::::::::ノ`‐~~::::::::::::ヽl. |
>>149 次女の声のままで歌えるとこが凄いんだよ
これくらいしかフォローが出来んがw
時代を感じるな
若気の至りというか…
将来ハルヒと翠にこの歌をネタに弄られて頭抱えるアスカを幻視した。
ハルヒと翠は歌がうまいからな
アスカはドイツ語の歌なら上手ってことに…ならないか
じゃあ「野ばら」とか
「魔王」とか
普通に第九でいいんじゃないか。
第九を独唱するのか
>>159 翠「ア、アス姉!後ろから魔王が追い掛けてくるですぅ……っ」
ア「ななななな何を言ってるのよ?私にはなにも見えないわよ!」
ハ「こーーーらーーーっ!!そこの馬鹿妹2人っ!止まれーっ!私のプリン食べたでしょおおぉぉっ!」
翠「ひいいぃぃっ!な、何か言ってるですぅっ!」
ア「聞いちゃ駄目よ!立ち止まったら死ぬわ!殺されちゃうのよ!」
ハ「さっきからメチャクチャ言ってくれるわねえぇっ!!いいからプリン返しなさーい!」
翠「ああああっ、もうダメですうっ!アス姉が勝手にプリンなんか食べるからですぅ!」
ア「な、なに言ってるのよ!あんただってその後に食べてたじゃない!残ってる3つ全部っ」
ハ「今止まったら擽り地獄10分とトイレ掃除3ヶ月で許したげるわよっ!止まれえぇぇぇっ」
翠「い、嫌ですうぅぅっ!怖いですうっ!!」
ア「ほら翠っ!もっと死ぬ気で走りなさいよおっ!トイレは嫌!トイレは嫌!トイレはいやーーーっ」
こうですか!?わかりません!
ワライ氏ぬ!!
>>158 真紅(あるいはローゼンメイデンシリーズ)との繋がりも含めて、か
赤い薔薇か白い薔薇かで反応違うんだろうなw曲でのイメージは知らんが
魔王ハルヒワロタ
ジュン「え・・、これって・・・?」
ジュンの目に映るモノは、PCの画面に映し出された
【2ch閉鎖】
という短い文だった。
彼は日課と言ってもいいぐらいに毎日PCを触っているので、新しい情報が飛び込んでくるのは至極当然のことだった。
ジュン「コレ、アイツに言うべきなのかな・・?」
──────────────
アスカ「いい!?わかったんならさっさとエヴァ動かすわよ!」
シンジ「動かすって言ったって・・、そんな勝手にはいかないだろ。」
アスカ「アンタのお父様から指示はちゃーんともらったわよ。まあ、なにせ異例だしNERVの本業じゃないけど、使えるモンがあるのに指くわえて黙って見てるだけってワケにはいかないでしょ!」
シンジ「それはまあ、そうだけどさ。でもアスカ・・。」
アスカ「何よ?」
シンジ「アスカは・・優しいね。今のアスカは、姉さんや妹さん、それにみんなのために行動してる。」
アスカ「な!?何よいきなり・・。アタシは単に、アタシがアタシでいられるためにやってるだけよ・・。で、でも全部が全部そうってワケじゃないけど・・。あーもう!とっとと行くわよ、バカシンジ!」
シンジ「うん。行こう!僕も僕であるために・・・!
それにしても、父さんはよくこんな異例事に対応したなあ……。」
─────────────
ゲンドウ(ルリちゃんのスレが消えるだと!?ここは一つ、動いて解決するべきだろう。我がNERVのエヴァでな・・!)
ミサト(司令があんなに気負ってる・・・!簡単そうに見えるけど、やはりこの事態は一筋縄じゃいかないようね。)
ゲンドウ(・・ルリちゃん、私にまかせろ!!)
――――――――――――――
で、今となってはいつものことだが、長門と朝比奈さんにまた同時に呼ばれたワケだ。
こういう時はあまりロクなことが起こらな―――待て、朝比奈さんと二人っきりの時間が得られることは少しばかり、いやかなり嬉しいことだろう。
まず、オレは長門に会った。
長門「この原始的なネットワーク内から判断すると、我々統合思念体だけでの現状での打開は不可能。」
おいおい、これはマジで言ってるのか?
長門「『現状』、そこに時空平面上の広がりはない。でもそこから変えることは可能。すなわち、未来はまた貴方と涼宮ハルヒに託されたということ。」
ん?なぜまたオレらなんだ?特に、なぜオレが出てくるんだ。
長門「貴方は涼宮ハルヒにとっての鍵をすでに知っている。けれど今回は少し違う。貴方はその鍵を使う役目ではなく、鍵を渡す役目。貴方は、前回と同じくPCの電源を入れればいい。」
―――と、分かったような分からないようなことを言われたのだった。長門らしいと言えば長門らしいのだが。
朝比奈さんとも話してはみたが、
みくる「ごごご、ごめんなさい!禁則事項なんです!」
とまあ、今回もどうも掴めない。帰ってから、長門の言ったとおりにPCでも立ち上げてみるとしよう。
――――――――――――――
金髪のツインテールに、紅いドレスを身に纏ったドール―――ローゼンメイデンの第五ドールの真紅が前に言ったことをジュンは思い出した。
(真紅「自分が『ここは自分の居場所ではない』と思ってしまったら、それは存在しないのと同じ―――。ただの物となってしまう。
それは、とても寂しくて、暗くて、冷たくて、悲しい事・・・。」)
ジュンはモニターを目の前にして、固まったまま考えていた。
ジュン「こんなとき・・、僕は何をしてあげられるのかな。」
真紅「ジュン、それはおのずと分かることよ。」
ジュン「真紅!?いつ部屋に来たんだ?」
真紅「今さっきよ。でも、貴方はこの真紅のミーディアム。意識を一部共有してるのだから、感情や思考が流れこんできたのだわ。」
ジュン「ってことは・・。」
真紅「そう、あの子にもね。」
――――――――――――――
翠星石「―――――?今、何か変なカンジがしたですぅ。チビ人間、またどうかなったりしたですか・・?」
TV(来週もよろし〜くんくん!)
翠星石「くんくんもちょうど終わったですし、nのフィールド使って行ってみるです。来るですよ、スィドリーム。」
人工精霊は鏡に溶け込み、翠星石も鏡につづいていった。
―――――――――――――
翠星石「うぅ〜。やっぱり一人は寂しいです・・。今日はやけにジュンのとこの扉が遠く感じるですぅ・・。」
ラプラスの魔「終わりは始まり。始まりは終わり。それが美しい因果の在り方――。」
翠星石「!?この野次馬ウサギ!またいらんことに顔つっこむ気ですね!?翠星石がここでとっちめてやるですよ!」
ラプラスの魔「これは手厳しい。しかし、短期は損気。急いては事を仕損じる、と申します。ふむ、今日のゲストは美しいお嬢さんが二人。それと勇敢な少年が一人ですか。」
翠星石「え・・?」
翠星石が振り返ると、そこにはジュンと真紅の姿があった。
ジュン「翠星石・・。」
真紅「翠星石、あなたを迎えに来たのだわ。」
翠星石「真紅、どうしたですか?翠星石はジュンの家へ行こうとしてたですけど。」
真紅「ならちょうど良いわ。話はジュンの家でしましょう。」
ラプラスの魔「開くは閉じる。閉じるは開く。興味は尽きませんねえ。」
ジュン「閉じる・・閉鎖のことを言っているのか?」
真紅「貴方、何かを知っているのね?」
ラプラスの魔「ふっ。私は観客者にすぎません。私はあなたがたのショウをゆっくりとご覧になるだけです。では・・・ごきげんよう。」
ジュン「相変わらず意味分かんないヤツ・・。」
翠星石「あの・・・真紅?ジュン?一体どうしたですか?」
真紅「ここは危険よ。一旦ジュンの家に行きましょう。」
翠星石「はいですぅ。」
――――――――――――――
公園のブランコに、憂鬱そうな表情をした少女がいた。膝の上にノートパソコンを置いて、画面をぼうっと見ながら何かを考えているようである。
ハルヒ「2chが閉鎖?ふん、どうせまた釣りでしょ釣り!そんなことぐらいで、アタシ達姉妹がどうかなったりしないわよ!」
ハルヒ「でも・・アタシは。いえ、アタシ達姉妹としてはこのスレでしか―――。」
そのときだった。パソコンが突然フリーズ、ブラックアウト。そして、みるみるうちに画面が膨らんできたのだ。
ハルヒ「!何これ・・!?」
(バァァァァァン!)
パソコンから出てきたのは、黒いドレスと黒い羽を身に纏った、見覚えのあるドール。
水銀燈「あらぁ、浮かない顔をしているのねぇ。ハルヒ。」
ハルヒ「水銀燈!アタシが浮かない顔・・?んー、たまにはこんなときもあるわよ。」
水銀燈「この画面を見ながらそんな表情をしてたわぁ。ま・・・私には関係ないのだけれど。」
ハルヒ「・・ねえ、水銀燈?」
水銀燈「あら、何かしらぁ?」
ハルヒ「水銀燈は、自分が消えちゃうかもしれないってとき、どうすればいいって思う?」
水銀燈「今日のハルヒは、らしくないこと言うのねぇ。
私はいつも思ってることがあるのよ。アリスになって、お父様から愛されれば。お父様の永遠の愛さえあれば、何もいらない・!!そのためなら何でもするわ。たとえ消えようとも、そこにお父様の愛があるのなら。」
ハルヒ「永遠の、愛・・?」
水銀燈「そう。いっときの気まぐれの愛なんかいらない。永遠の、よ。」
ハルヒ「永遠なんて、そんなの・・。」
水銀燈「ふぅん。つまんないカンジ。ねえハルヒ、永遠の愛はドールだけに限らないのよ。だってお父様は・・あら、誰か来る気配がするわ。それじゃ私はここで・・。」
ハルヒ「待って!水銀燈!」
ハルヒがそう言うや否や、水銀燈の姿が見当たらなくなっていた。
ハルヒ「水銀燈・・。」
――――――――――――――
ジュン「翠星石。つまりは翠星石もだけど、ハルヒさんやアスカさんら、みんなに関わることなんだ。」
翠星石「そ、そんな・・・嫌です。翠星石は、ハル姉とアス姉と一緒にって約束したですぅ!」
真紅「落ち着きなさい、翠星石。まだ未来は分からないのだわ。」
翠星石「ですけど・・もう決まっちまったことですぅ。」
真紅「仮に全部が閉鎖したとしても消えるワケではないのよ。」
蒼星石「そうだよ。僕だって寂しいけど、また今のまま元に戻るかもしれないじゃないか。」
雛苺「うー、ヒナもそう思うのー。みんなはここにいるけど、ここだけがヒナ達みんなの場所じゃないのよー。」
真紅「雛苺・・・。」
翠星石「蒼星石・・チビ苺・・。」
真紅「いいこと、翠星石。あなたも少し辛いかもしれないけれど、あなたをいつも支えてた人はもっとそれを感じてると思うわ。」
翠星石「ハル姉・・アス姉・・!」
ジュン「なあ、お姉さんのとこに行ってみたらどうかな?」
真紅「それは良い案だわ。翠星石、ハルヒかアスカの所に案内してちょうだい。」
翠星石「はいですぅ!」
――――――――――――――
キョン「どうしたんだ?浮かない顔をして。らしくないじゃないか。」
水銀燈が察知した気配の正体は、キョンだった。キョンはあれから、長門から言われた通りにPCを立ち上げ、2chの現状について知った。
ハルヒ「なんかデジャヴね。」
キョン「・・?とりあえず、どうした。」
ハルヒ「これよ。」
ハルヒはパソコンの画面の文字を指差した。
キョン「ああ、2chが閉鎖なんだろ?オレも調べてみたんだ。」
ハルヒ「何よ!そんな平然として!私達の姉妹のことは知ってるわよね?それがそれであっていられるのは、この2chの――。このスレの―――!」
キョン「ああ分かってる。中身はお前にそっくりの妹さん達だろ。」
ハルヒ「それなら、そんな平然としていないでよ!アタシ達は・・・もう―――。」
翠星石「なーーーにショボくれてるですかハル姉!ハル姉が大人しすぎたらつまんねーですよ!」
ハルヒ「翠・・!?」
真紅「しばらくぶりね。ハルヒ、キョン。」
蒼星石「お久しぶりです。」
キョン「ここにいるみんなは、もう分かってるっていう顔をしているな。」
ジュン「そうみたいですね。」
ハルヒ「みんな・・。」
キョン「いいかハルヒ。もしも閉鎖したからって、全てが終わりってワケじゃないんだ。それに、みんなも、みんなを見てるみんなも、ここにいるんだ。」
翠星石「そうです!翠星石達は消えちゃうワケじゃないんです!もし消えちゃっても、みんなの心の中にずーーーっとずーーーっといるんですから!!」
ハルヒ「キョン・・翠星石・・・!」
―――(キィ―――………)―――――
長門「ロック解除。扉は開かれた。」
――――――――――――――
ラプラスの魔「ほほう・・。目に見えない扉を開きましたか。見失うは見つける。見つけるは見失う。灯台もと暗しとは、よく言ったモノです。」
――――――――――――――
ハルヒ「そうよね・・。アタシ達はここにいるわ・・!みんなもアタシと同じことを感じてるハズよ!」
翠星石「ハル姉が元気になったですぅ!」
キョン「ハルヒ・・オレは・・・。」
ハルヒ「え・・・?」
(バッチィィーーーン!!)
キョン「ぶっへぇーー!!」
ハルヒ「何気分出して、顔を近付けてきてんのよ!この変態キョン!」
真紅「・・無様ね。」
蒼星石「なんだか見てるこっちが照れちゃうなあ・・。」
キョン「っつう・・。だけど、ようやくいつものハルヒに戻ったってカンジだな。」
ハルヒ「ふん!!このアタシがこれしきのコトで参るワケないでしょ!・・でも、感謝するわ。キョン、翠、みんな。そして、これを見てるみんなにね・・。」
キョン「まあ、いつもの事だしな。団長様を支えるのは部員の仕事ですよ、と言っておくか。」
翠星石「翠星石も、感謝するですよ♪」
――――――――――――――
ジュン「真紅。そういえば雛苺はどこに行ったんだ?」
真紅「巴の所にいるわ。日頃の気持ちを伝えたいって言ってたから。」
ハルヒ「ん・・?翠、そういえばアスカはどうしたのよ。」
翠星石「んー……、知らんですぅ。ひょろ人間のとこでも行ってるんじゃないですか?」
――――――――――――――
(ドガガガガ!!!!)
アスカ「くぉらーー!!あんの管理人ーー!さっさとお金払って出てくれば、こんなややこしいことにはならなかったのよーーー!!」
(ズガガガガガガ!!)
シンジ「アスカ!もうやめなって!銃乱射しても意味ないよ!」
アスカ「おらぁーーー!!!」
――――――――――――――
金糸雀「なんか騒いでるのかしら・・?でも、ここはどこなねかしら、ピチカート。」
ゲンドウ「む・・・?」
金糸雀「み、見つかっちゃったりしちゃったのかしらーーー!!」
ゲンドウ「・・・プリティーだ!」
少ーしでもシリアスが入ったのは今まで書いたことなかった。gdgdになっても(・ε・)キニシナイ!
だが反省はする。でもなぜか満足だ。
>>138 昨日からのおもいつきで書いた。よかったら見てやってちょ。
お約束だが、さっそく誤字発見orz
携帯厨はツラス・・
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/14(日) 17:54:12 ID:cASn7wjW
>>173 GJ!
俺もみんなに会えて禿萌えることが出来たよ
みんなのssいつまでも忘れないからな!
>>175 何を言っている!まだだ、まだ終わらんよ
ドメインの売買はほとんど不可能と言う話
まだまだ三姉妹を見られる(*´∀`)
>ハルヒ「2chが閉鎖?ふん、どうせまた釣りでしょ釣り!そんなことぐらいで、アタシ達姉妹がどうかなったりしないわよ!」
よくわからんけどワロタ
アスカ「2ch終わっちゃうらしいじゃない!どうすんのよ!何とかしなさいよバカシンジ!」
シンジ「そ、そんな事言われたって、僕管理人でもなんでもないし……」
アスカ「ンな事聞いてるんじゃないわよ!何かできないの?アンタ!」
シンジ「そ、そんな無茶苦茶だ!今更何もできないよ……。いや睨まないでよアスカ!
しょうがないじゃないか。いや、でもそういえば……キョンさんが大丈夫って言ってたよ」
アスカ「なんでンな事わかんのよ」
シンジ「いや、それが……『ハルヒが閉鎖しないって言ったんだろ?だったらしない』って……」
アスカ「なんでんなことわかんのよ。お姉は管理人じゃないわよ」
シンジ「いや僕も不思議に思ったけど、なんか確信してるみたいだった。なんでなんだろう」
アスカ「よく分かんないけどお姉はかなり信頼されてるみたいね。
くう……お姉のくせに!それに比べてコイツときたら………(グチグチ)」
シンジ「え?アスカ何か言った?」
アスカ「なんでもないわよ!うるさいわねバカシンジ!」
はいはいイチャイチャイチャイチャ
新年から幸せそうで何よりやのーセンセーは
>181
くぉうら! 鈴原! アホな事言ってないで掃除しなさい!
ケンスケ「平和だねェ〜」
>>180見て思ったんだが
下の二人はハルヒのこと一般人と思ってるんだろうか?
前スレにあったエピソードゼロ見るかぎりだと翠星石は「なんとなく普通ではない」くらいは気付いてるんだろうか。
アスカはきっと全く気付いてないがな
三人とも普通だよ。
世界変えたり決戦兵器に乗ったり夢の世界に行ったりなんてしないよ。
まあ世話する妹が2人もいたら、あんなぶっ飛んだ思想にはならないだろうなあ。
だが世話する妹が2人いるからこそキョンにワガママ言う訳で…
あれ…?
「・・で、野球場に行ったのよ。翠は怖がってわたしにくっついて離れないし、
アスカはあっと言う間に迷子になるしでもう大変!試合や周りを見る余裕なんて無かったわね!!
ん?中学の頃?毎日二人の世話よ〜。夜に一人で学校なんて行かないわよ?
ご飯食べさせて、お風呂に入れて、寝る前に本も読んであげたし、ほらうちは三人だけだから・・・」
長門「どこかで時間軸の位相がずれた。私に姉と妹がいるのもその影響。
でも問題ない。情報統合思念体は、今後も涼宮ハルヒの観測を続けることを決定」
(´;ω;`)ハル姉…
まぁ、その辺はSS職人さんによっていろんな設定があっていいんじゃないか
アナザーストーリーの集大成です><
今年アスカとハルヒは飛躍の年ですね
翠星石も角川に来れば良いのに…
194 :
1/2:2007/01/15(月) 19:31:52 ID:WHLsMycp
ハルヒとアスカが学校に行っている間、翠星石は一人留守番をしている
翠星石「はぁ…毎日の事ながら一人で留守番するのはほんと退屈ですぅ
二人とも寄り道してないで早く帰ってきやがれですぅ…」
(ピンポーン!)
翠星石「やれやれ、また新聞の勧誘ですか。いつも通り居留守使ってやるですぅ」
(ピンポーン、ピンポーン!)
翠星石「あぁ、ハル姉がいたら相手を説き伏せてくれるですのに」
(ピンポピンポピンポーン!)
翠星石「あぁ、アス姉がいたら相手を再起不能にしてくれるですのに」
(ピンポピンポピンポピンポピンポーン!)
翠星石「ふぬぅ〜!しつっこい野郎ですぅ!今日という今日はとっちめてやるです!」
シンジ「ごめんくださーい」
翠星石「おやや?この声はシンジじゃないですか。待つです、今開けてやるですぅ」
(ガチャ)
翠星石「まったく、紛らわしいチャイムの鳴らし方はやめるです!
危うく鞄ごとすてみタックルするところだったですよ!」
シンジ「あ、ごめん…えっと、アスカはもう帰ってる?」
翠星石「あれ?一緒じゃなかったですか?」
シンジ「うん、実は今日一緒に買い物に行く約束してたんだけど…」
マヤ「!?学校方面より正体不明の移動物体接近中!」
マコト「は、早い…」
シゲル「パター(ry」
翠星石「…なんですか今のは?」
シンジ「さぁ…って、え!?」
(ドドドドド!)
アスカ「こらぁぁ!シンジぃぃぃ!」
シンジ「うわっ、アスカ、そんなに慌ててどうしたの?」
アスカ「このバカシンジ!校門で待ち合わせの約束でしょ!」
シンジ「あっ…そうだった、ごめん」
アスカ「ごめんじゃないわよバカ!もういいわ、さっさといくわよ!」
シンジ「え、ちょ、痛っ!み、耳ひっぱらないでよ!」
アスカ「いいから黙って来る!」
シンジ「アッー!」
翠星石「…」
(バタン)
こうしてシンジは連行された…
195 :
2/2:2007/01/15(月) 19:34:55 ID:WHLsMycp
翠星石「アス姉との約束はしっかり覚えてないと駄目です
やれやれ、シンジはまだまだ精進が足りんですぅ」
(ピンポーン!)
翠星石「むっ!今度こそ悪徳業者ですか!」
(ガチャ)
キョン「あ、翠星石ちゃんか、ハルヒ帰ってきてないかな?」
翠星石「…」
キョン「ん?どうかした…」
(ドドドドド!)
ハルヒ「こらぁぁ!バカキョン!」
キョン「おぉ、ハルヒか、探したぞ」
ハルヒ「何が「探したぞ」よ、さっきからずっと部室にいたわよ!」
キョン「え、そんな馬鹿な。さっきこっそり覗いた時は朝比奈さ(ry」
ハルヒ「いいからとっとと来る!」
キョン「ぐ、ちょ、く、首が絞ま(ry」
翠星石「…」
(バタン)
こうしてキョンは連行された…
翠星石「ふぅ、これは二人とも帰ってくるの遅そうですね
しょうがないからジュンの所にでも行ってやるです
べ、別にさびしいからとかそういうんじゃないですよ!
暇で暇でしょうがないから仕方なく遊びに行くだけです!
火の元よし、戸締りよし、完璧です!じゃあ出発ですぅ!」
(ガチャ、バタン)
こうして翠星石は満面の笑みを浮かべながら桜田邸に向かった…
そして誰もいなくなった…
そして時は流れて…
(すとん)
金糸雀「やったのかしら〜♪とうとう侵入に成功したのかしら〜♪」
って誰もいないのかしら、しかも何だかお外が暗くなって…」
(ピカッ!ゴロゴロ!)
金糸雀「ふえっ、か、かみなりなのかしら…、で、電気を付ければ…
と、届かないのかしら〜」
(ピチョン…ピチョン…)
金糸雀「な、なんの音なのかしら…、確かめたいけど怖いのかしら…
というか、なんで誰もいないのかしら〜」
翌朝、炬燵の中から発見されるまで金糸雀の恐怖の時間は続いた…
(*´Д`*)ハアァ
アッー!の使い方おかしくね?とスレチ
つまりアスカは(自粛
アスカ飛躍って何?新劇場版のこと?
ハルヒは二期のことかい?
ついでに200ゲトで三姉妹がさらに仲良しになる
>>200 うん
特にアスカには幸せになって欲しい…
>>202 ダメだ、通用しないな。
翠星石は「いーんです。ジュンは学校なんかに行かなくなって。ずーーっと翠星石に仕えてればいいんですから。」って言ってるからな……。
言われTEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!
ある休日、翠聖石はいつもより遅く起きると、家に誰もいないことを確認する。
「あれ…なんであの姉共いねぇのですぅ?」
はぁ、とため息をつき、なにか食べようとテーブルへ…すると、何か紙が置かれていた。
「ん…なになに、『翠へ、起きるの遅いわよ!私たちはちょっと公園で遊んでくるから、ご飯食べたらさっさと来なさい!』」
全く…姉のくせに妹ですぅ。と小さく呟くと置いてあったものを食べ始める。
全て食べ終わるのに、そう時間はかからなかった。量が少なかったのか、遊ぶのが楽しみだったのかはわからない。
「さぁて、子供のような姉のもとへ行ってやるですぅ!」
ドアを開ける。すると、一瞬ぽかんとして、とても楽しそうに走る。
公園は家の近所のため、走れば五分くらいで着くだろうか。
………
公園に到着する翠聖石。
「ハル姉!アス姉!来てやったで…うぅっ!」
「来たわね!これは遅刻の罰よっ!」
「そうね!お・ね・ぼ・う・さ・ん!」
ここで状況を説明しよう。場所は家付近の公園。人の姿は三姉妹以外はないようだ。だが、いつ見ている風景は真っ白。つまり、雪が降ったのだった。ちなみに、さっきのは雪の玉。顔面にヒット。
「うぅぅ…つめてぇのです…やりやがったですね!!!」
「さぁ!三姉妹三つ巴雪合戦の始まりよ!」
当たり前と言うべきか、雪合戦はアスカが優勢だった。ハルヒと翠聖石はどっこいというところか。
「ふぅふぅ…アスカ…やるわね…」
「当たり前でしょ!これでもエヴァのパイロットなんだから!!」
何故か一対一の勝負になっている雪合戦。理由は…
「ほら!見やがれですぅ!おっきな雪だるまなのですぅ!」
「………おっきな?アンタねぇ…それ、アンタより少し大きいくらいじゃない!?」
「…そうね。じゃあ!私たちも作るわよ!雪だるま!いいわね、アスカ!」
こうして、少し大きいくらいかな?という雪だるまと、まぁまぁ大きいな。という雪だるまが二つ公園に残された。
………
「そういえば翠、こんなに雪が降るなんて初めてじゃない?」
「そういえばそうなのですぅ。何者かの陰謀すら感じさせる程の雪の量だったのですぅ。」
「二人ともなに話してるのよ!?ほら、ご飯できたわよー!」
「まさか…ね。」
そんな雪の日。
聖なる翠の子キタコレ
あったかGJ!!
あれれ〜?全部間違ってるよ〜?
正直スマン。
>>204-206 GJ!
他のSSもワクテカで待ってます
え?俺?
恥ずかしくて書けないんだよ(つД`)
>>210 SS書きからいわせてもらうと
閃いたら書く。終わってから恥ずかしがる。
三姉妹への愛でカバー汁
とある大作RPGの10.2作目をプレイする長女、それを見てる下二人
ハ「ねえ、二人とも。ちょっとお願いがあるんだけど…」
ア「え゛」
翠「イヤな予感ですぅ」
ハ「この決めポーズあたしたちでやりましょう!」
ア・翠「予感的中…(ですぅ)」
三人「ハ・ア・ス!」
ハ「なんか語感悪いわね」ア「順番にこだわらなくてもいいんじゃない?」
翠「並び方を少し変えてみるですう」
三人「ア・ハ・ス!」
ハ「なんかバカっぽいわね…」
ア「マヌケな感じだわ…」翠「!二人とも、翠星石が感じのいい並びを閃いたですぅ」
ハ「でかしたわ!翠!」
ア「で、どんなのよ」
翠「最初がアス姉で次が翠星石ですぅ。つまり…ア・ス…」
二人「ストオーップ!!」
翠「んがんぐ!」
ハ「翠〜?アンタって人はー!」
ア「うっかり金色の180度反射を思いだしたわ…」
翠「なんだってんですか二人とも…」
妄想スレなんだから恥ずかしがる事なんてないんだぜ?
>>212 すまん、オチがわからない。
ゲーム断ちしてるからかな……
そこはアスカに「アンタって人はー!」と言わせて欲しかった…
>>213 オナニーは人に見られて恥ずかしい人間と快感を感じる人間が居るだろ?
そういうことだ
217 :
212:2007/01/16(火) 20:02:59 ID:K3OWzivZ
やはり書きこむ前によく考えるべきだったorz
>>213 「ユ・リ・パ」および「カガリ」ぐぐってくれ
218 :
212:2007/01/16(火) 20:13:41 ID:K3OWzivZ
一連の流れを総合すると、「逃げるな!SS書く方が戦いだ!」てことか
ギャグ書いてる時はこれ面白いのか?と思うし
真面目なの書いてる時は俺は何やってんだ?と思うけど
GJとかワロタもらえば書いてよかったかなと思う
ようするに、ネタくれくれ
SS書いてくれくれ
書くのをためらってる人も、取り合えず書いてみればいいさ
自分の場合、
投下→もっとこう書けばよかったかなと後悔→レスがつく→喜ぶ
→再び「こう書けばよかったかな」→次はこんな感じで書いてみるか!→以下ループ
つまり三姉妹愛してるってことだ。
翠「おめーら翠星石たちの日常の全てを余すところなく描きやがれ、ですぅ」
うん・・・・まぁ致し方なしww
正直すまん誤爆った
あー翠を抱っこしてぇそれだけでいい
228 :
1:2007/01/16(火) 23:55:41 ID:4B7NOByn
今任務において得た情報は、監視対象は極めて危険であり、接触には十分な警戒が必要という結果だけである。
宗介「こちらウルズ7、目標の一人を監視中」
今回の任務は、民間人に偽装した過激派を調査するというものだ。
情報によるとターゲット3名は、それぞれが各分野のスペシャリストらしい。
宗介「現在目標は、仲間のアジトで情報活動を行っている模様」
桜田家リビング
雛苺「それヒナのお菓子なの〜」
翠星石「もともと、ちび苺が悪いんですぅ!」
ジュン「うるさいな!あっちでやれよ!」
真紅「あなたもよジュン!くんくんの華麗な推理の邪魔だわ、静かにして頂戴!」
対象のコードネームは【翠星石】。一見して背の低い少女だが、資料によると細菌兵器により、植物によるバイオハザードを引き起こすらしい。
宗介「とてもそうは見えないが・・・」
いや、これは敵を油断させるための心理的トラップに違いない。
真紅「ふぅ、とても充実した内容だったわ。それじゃアスカに渡しといてくれないかしら?」
翠星石「なんで翠星石にパシリをさせやがるですか!自分で渡しやがれですぅ!」
真紅「あら、当然でしょ?それにアスカも、くんくんの偉大さを学ぶべきだわ」
翠星石「あのニヤケ面がビデオなんか渡したせいで・・・家で観たらバカ姉達が変な推理合戦始めるに決まってやがるですぅ」
あれはビデオテープか?間違いない!あの中には細菌兵器に関する、機密資料が入ってるはずだ。このままでは国際情勢に深刻な影響が・・・
雛苺「・・・お外に誰かいるのぉ?」
宗介「まずい!」
気付かれたか?仕方ない、ひとまず退却して他のターゲットの監視に移る。
ジュン「どうしたんだ雛苺?」
雛苺「うにゅ?・・・気のせいみたいなの〜」
229 :
2:2007/01/16(火) 23:58:25 ID:4B7NOByn
北高・文芸部部室
ハルヒ「ちょっとキョン!なんで、みくるちゃんと有希が来てないのよ!」
キョン「俺が聞きたいね。朝比奈さんはともかく、長門が居ないのはどうゆう事だ?」
古泉「二年生は校外学習で美術館に行っていますよ。長門さんについては僕も聞かされておりません」
ハルヒ「しょーがないわ!今日のミーティングは終わり!撮影については明日ね!」
――――バタンッ!――――
キョン「仕方ない、することも無いし俺たちも帰るとするか」
古泉「そうですね。ではまた明日」
――――バタンッ――――
どうやら行ったようだな。(ゴトゴト・・・・・・ガチャ)
宗介「掃除用具箱の中はさすがにキツイな」
この【SOS団】というのは市内の情報収集を行う為、【涼宮ハルヒ】が設立した組織と聞いている。
しかし、撮影とは・・・いったいどこの施設を盗撮する気だ?さすがは敵の司令官、テロ集団にしては綿密な計画だ・・・
―――ガチャ―――
宗介「!?」
谷口「WAWAWA〜忘れモノ♪キョン!こないだ家に(パーン!)・・・」(パタッ)
宗介「・・・ふぅ、危うく気付かれるところだった」
―――ガガッツ・・・カッ―――
クルツ「あ〜こちらウルズ6、宗介、そっちはどうだ?」
宗介「クルツ、今まで何をしていた?一度合流するぞ」
クルツ「りょーかい、ポイントD3で待ってるぜ」
さて、この男をどうしたものか・・・
230 :
3:2007/01/16(火) 23:59:50 ID:4B7NOByn
商店街
シンジ「ねぇってばアスカ、僕の話聞いてる?」
アスカ「うるさいわね!さっきから男のくせにウジウジしちゃって!」
シンジ「だって、なんで僕が荷物持ちなのさ?」
アスカ「あんた馬鹿ぁ?レディにこんな重いモン持たせる気?あとは魚買って終わりだから文句言わない!」
現在の監視対象は【惣流・アスカ・ラングレー】。テロ組織のAS乗りだ。
EVAという巨大ASに乗り、しかも【ラムダ・ドライバ】に似たシステムを搭載してるらしい。
クルツ「へ〜、あの娘も可愛いじゃん」
宗介「油断は禁物だ。尾行中は常に警戒しておけ」
クルツ「へいへい、しっかし少年の方は大変そうだな・・・」
宗介「おそらく長期戦を想定しての、物資の補給だろう」
クルツ「いや、そーいう事じゃなくてな・・・」
魚屋
アスカ「うぇ〜気持ち悪い・・・」
シンジ「お魚屋さんなんだから、そーいうこと言うのまずいよぉ」
新川「お嬢さん、魚は健康に大変良いのですぞ?」
アスカ「分かってますけど、えっと・・・!その箱に入ったヤツ下さい」
新川「これですかな?かしこまりました」
シンジ「ねぇアスカ、中は見なくてイイの?」
アスカ「イイのよ!見なくて済むからコレにしたんじゃない!」
シンジ(・・・)
宗介「あの店主・・・どこかで見た気が・・・」
クルツ「気のせいだろ。それよりほら、行っちまうぞ?てか、本当にテロ集団なのか?」
ターゲットはアジトに帰等するもよう、引き続き任務を継続する。
クルツ「・・・やっぱ俺帰ってイイか?」
231 :
4:2007/01/17(水) 00:02:23 ID:aJiI0mY/
三姉妹宅
ハルヒ「あんた達!ご飯出来たわよ〜」
アス&翠「は〜い」
現在テロ集団は食事中の模様。特に異状は見当たらない。
―――ジリリリン、ジリリリン―――
ハルヒ「電話?誰かしら?」(タッタッタ)
翠星石「それにしても(モグモグ)このムニエルは中々美味いですぅ」
アスカ「ホントだ(モグモグ)まぁ私が選んだんだから当然よ」
翠星石「そういえば(ゴソゴソ)これをアス姉にって、真紅が言ってたですぅ」
アスカ「なにこれ?古泉さんが言ってたビデオ?」
翠星石「三回は観ろだそうですぅ」
ハルヒ(・・・主役は探偵ねぇ・・・スタスタ)
翠星石「電話、誰からだったですぅ?」
ハルヒ「有希からよ、撮影の事でちょっとね。それよりどお?美味しいでしょ!」
翠星石「なかなかのモンですぅ。なんの魚ですかぁ?」
ハルヒ「なんか分かんないけど、白くて口のデッカイ、尾ひれが4つの魚よ」
アスカ(・・・)
翠星石「どうしたですアス姉?」
アスカ「ちょっと気分が・・・」
どうやらパイロットは調子が悪いらしい。別組織による薬物か?それともノロウイルスか・・・
どちらにせよ、好都合だ。ここは一気に制圧する時か。
青葉「ふんふ〜ふん〜ごくごく飲んで出しちゃった〜♪・・・ん?お〜い君、そんな所で・・・」
宗介「!?」
―――パーン―――
青葉「なんで・・・」(バタッ)
宗介「ふぅ危ないところだった」
ハルヒ「なんの音かしら?」
宗介「まずい!ここでバレては作戦中止だ。くっ、」(タッタッタッ)
ハルヒ「気のせいかしら?まぁイイわ、じゃんじゃん食べなさい!」
翠星石「言われなくても(モグモグ)食べてるですぅ」
アスカ「えっと・・・」
232 :
5:2007/01/17(水) 00:03:43 ID:aJiI0mY/
翌日 北高 2年2組教室
鶴屋さん「おはよ〜っす♪ん?相良くん、どったのかな?」
宗介「ああ、鶴屋と朝比奈か、別に異状は無い」
みくる「大丈夫ですかぁ?昨日の美術館見学にも、来てませんでしたし・・・」
宗介「問題ない。少々ヤボ用でな」
千鳥「こらぁ!そ・う・す・けぇぇ〜!」
宗介「ち、千鳥!?」
千鳥「あんた、昨日サボって何してたのよ!」
宗介「すまんがソレには答え(パーン)」
千鳥「問答無用!」
鶴屋さん「あははは☆かなめのハリセンツッコミは、めがっさキレがあるね♪」
みくる「あの、え〜っと大丈夫ですかぁ?」
宗介「・・・問題ない・・・」
以上!(´・ω・`)
ちなみに隣の
>>126に続くっと・・・
>>233 乙。
元ネタよくわからんのだけど、フルメタかな。
今回は隣のが三姉妹色濃かった感じだったから、ちょっと欲求不満。
次回あれば、今度はこっちも濃くしてもらいたいです。
フルメタだな
知ってるから楽しめたけど、知らない人はちと辛いんじゃないかな?
でも展開は上手いよね、すごい面白い
でもどうなんだろうな、他の作品出すの
三姉妹に他の作品が入ってなかったら、味付け程度に他作品出しても良いかな?調味料みたいな
たまにならいいけどあんまりあれもこれもと出されると
鬱陶しい
知らない確率のが多いし
>>233GJ!面白かったですw
>>235たまには別作品もアリかと…
キョン以外の主観も珍しくて良かったですし
>>236 逆に考えるんだ、知らないからこそ新しいものにより多く出会えるのだと!
確かに知らない作品が入ってたら、たまに興味持つ時もあるけど、わからないのが多すぎると萎えるよなあ
まぁ何事もほどほどに、ってことだね。
このスレも、「なんとなく似てる3人」だから丁度いいって感じだし。
久しぶりに、ふもっふ観たから書きたかったんだ・・・
スマン、確かに三姉妹分が少ない(´・ω・`)
まぁ番外編みたいな感じで、気にしないでくれw
●<マッガーレ!
ある日、家に帰ってダイニングに入ると、電子レンジの前に翠がいた。その手には卵らしきものが。
「ゆっでたっまごをつっくるですぅ〜♪」
だあぁっ!翠のバカ!この前爆発させてたのを忘れたの?
「あ、アス姉おかえりです」
早く卵を出しなさい、危ないでしょ
「フッフッフ、翠星石を見くびらないでほしいです、ローゼンメイデンは同じ過ちを繰り返す人類とは一味違うですよ?」
どこのセリフを引用したのか知らないけど、そんな事より卵を出しなさい
「大丈夫です、ちゃんとラップに包んでるです」
え?ラップに包むと大丈夫なの?
「翠星石の思いつきですぅ」
腰に手を当てて胸を張ってそう言う妹。・・・アンタバカァ?アタシは眉間に指を押し付けてそうつぶやいた。
「ほらでも、爆発しないですよ?」
確かに、普通に入れただけだと爆発するであろう時間が経っても、爆発しない。もしかして本当に効果があるのかしら?
アタシがレンジの中の卵を見つめていると、
「これは翠星石の分です、欲しかったら自分で作るですよ」
そんなに浅ましくないわよ、アタシは。
チーン
「でっきたっですぅ♪ゆっでたっまごっです〜ホッホッホ〜おいしそうですぅ」
どう見てもただのゆで卵だ。でも翠は自分の思いつきがうまくいって嬉しかったのだろう。
アタシに見せ付けるようにゆで卵をレンジから取り出した。
「ふっふ〜ん♪お塩を忘れてたです、ゆでたまご、おとなしく待ってるです」
食卓の上にゆで卵を置いて、キッチンに戻ってきた翠。
なんかアタシも小腹が減ってきたな、なんて思って冷蔵庫の中を覗いたその時
ボン!
何が起こったかわからなかった。翠も同じように呆けている。
「ただいま〜!今日ネットをいじってたら面白そうなの見つけちゃったのよ〜♪卵、卵・・・あれ?」
ハル姉の声。リビングに入ってきたらしい。
「お、おかえりですぅ」
翠がアタシの後ろに隠れながらハル姉に挨拶をした。怒られると思ったからだろう。
「ちょっとちょっと!これ、どういう事よ!」
「ひ、ひいぃぃ〜」
ハル姉がこっちに来た。こら翠、もう観念なさい。アタシも謝ってあげるから。アタシが止めなかったのも悪かったし。
「だったら姉らしくドーンと1人で罪を被って欲しいですぅ」
・・・こいつは。
「ねえ!これ、やっぱりラップに包んで作ったの?どんなだった?ねえ、どっちが作ったの?」
?ハル姉あんまり怒ってない。それどころか目が輝いてる気がする。
「わたしもちょうどね、さっきネットで面白いのを見つけたの!ラップで包んで卵を暖めると、レンジの中で爆発しないで時間差で爆発すんのよ!
レンジが部室になかったから家で作ろうと思って」
う〜む、なんだか話が読めてきたわ。
ほら翠、ハル姉は怒ってないから説明なさい。
「翠星石が前回の失敗を踏まえて、ラップで包んで作ったです・・・でも爆発は想定外ですぅ」
顔を半分だけ出して翠が説明する。おとなしいとカワイイわね
「そうなの?2人とも卵から離れてたから、知ってて作ったのかと思っちゃった。
あっはっは♪それにしてもさすがわたしの妹ね!同じ事を思いつくなんて。
ほら、片付けましょ、アスカも。それでもう1回作りましょっ!」
両手を広げてハル姉は言った。
「ひいぃ、もうゆで卵はごめんですぅ」
またアタシの後ろに隠れる翠。スカート引っ張らないでよっ
「・・・そ、まあいいわ。結構すごいみたいだし。じゃあ片付けましょ、掃除機持ってくるわ」
そう言って、ハル姉はリビングを出て行った。
やけにあっさり引き下がったわね。きっと後でSOS団で作るんだろう。キョンさん達ごめん。
翠、片付けるわよ。
「アス姉、翠星石は急にラップで包む事を思いついたです」
翠はアタシのスカートを握ったままそう言った。
「やっぱりハル姉の」
ストップ、偶然よ、偶然。翠は翠でしょ?とにかく、今度からはゆで卵を作る時は素直にゆでなさい。いい?
「う〜!ツンデレのアス姉に素直になんて言われたくないですぅ」
さっきまでの脅えはどこへやら、性悪の顔に戻った翠。
かわいくない妹だわ全くっ!誰に似たのかしら!・・・しまった、コレを言うと
「ハル姉とアス姉に決まってるですぅ〜♪」
そう言ってアタシから離れていく翠。待ちなさい!
「待てと言われて待つのは阿呆の極みですぅ」
こうして追いかけっこをしてしまって卵の残骸を余計に散らかし、掃除機を取って戻ってきたハル姉に2人そろって怒られてしまった。
ここにいると、飽きない。
※ラップに包んで卵を温める行為は危険なので、絶対にマネをしないでください
>>243 爆発www乙
最後の一言がちょっとあっさりしすぎてたかもしんないが、
アスカが地の文ってのは新鮮だな。
GJ
何だか卵がもったいない気がしてしまう俺はどう考えてもピザです
>>243 GJ!!
ゆっでたっまご〜をつっくるですぅ〜♪電子レンジで簡単にできるですよ♪
これは名ゼリフだよなwww
249 :
243:2007/01/18(木) 01:47:31 ID:/JIk20s0
やっぱり最後が寂しいですね
もしwikiに載せていただけるなら
ここにいると、飽きない。
そう思ってから、アタシもハル姉に似てきたんだな、と思った。
と付け足してくださるとありがたいです。
うお!
久しぶりにスレ覗いたら4スレ目じゃん
>243
GJ
ここにいると飽きない、は俺も同じ気持ちでつ
端から見てると微笑ましい一家だが、この3姉妹の家にだけは住みたくないお(´・ω・`)
じゃあ俺が代わりに住むよ!
いやいや、ここはオレが!
いや、オレこそが!!!!
何?ハルヒ達の家に住みたいだって?
勘弁してくれ、趣味嗜好というのは人それぞれだと思うが
結果として後始末をやらされるのはSOS団、ひいては俺にお鉢が回ってくるのだから。
だが、どうしても譲れないというなら妥協案を提案しよう。
もっとも、この案はSOS団で意見を募った結果ではない
完全に俺の独断だ。
何故かって?そんなもの団員の連中の反応を見るまでもないからさ。
古泉はニヤニヤと笑い、朝比奈さんはおろおろとして、
長門はいつも通りの無表情なのだろう。
つまり何が言いたいのかというと、俺がハルヒの家に泊まりに行けばいいのさ。
TEEEEL
ハ「!キョンから電話だわ」
ハ「もしもし?珍しいわね、アンタからかけてくるなんて」
ハ「…え?親御さんと妹ちゃんが出掛けるからご飯が明日までない?」
ハ「費用は払うから飯食わしてくれですって?アンタあつかましいにも……いいわ、その変わりに今日はうちに泊まること!
ハ「…な、なにいってんのよ!アスカも翠もいるんだから、誤解しないでよね!」
ハ「いい、7時までにくること!遅れたら死刑!」
ぶちっ
ハ「まったく世話の焼ける…て、二人ともなによ、そんなニヤニヤして」
ア「ふふ〜ん?別に〜?」翠「ですぅ」
ハ「…いいたいことがあるなら言いなさいよ」
ア「別にないわよ〜?あ、そうだ!今日はミサトのうちに行こうかなあ〜」
翠「翠もたまにはチビ人間にかまってやらないとかわいそうですぅ〜」
ハ「ち、ちょっ!何気聞かせようとしてんのよ!キョンとはそ、そんなんじゃないんだからね!」
ア・翠「へえ〜?ですぅ?」
こんなやりとり妄想した
ツンデレではあるが、そこまであからさまだとハルヒに見えない
消失ハルヒはこんなんかも
俺は好きだぜ
------全 米 初 登 場 No 1------
水銀燈「残念だけどあなたたちには消えてもらうわぁ」
ドスッ!
ハルヒ「!!」
キョン「!!ハルヒーーーーッッ!!!」
------暗 躍 す る 謎 の 組織------
古泉「では・・・手はず通りに・・・・」
ゲンドウ「ああ・・・・」
冬月「いいのか?碇」
ゲンドウ「かまわん・・・計画に支障はない」ニヤッ
------人 類 に 未 曾 有 の 危 機 が 迫 る------
ミサト「アスカ!弐号機はまだ完全じゃないわ!」
アスカ「現状で10分は動く・・いざとなったらぶつけるまでよ!」
ミサト「アスカ!落ち着・・「アスカ!目標はあくまで敵の主力だよ!雑魚には目もくれないで!」」
アスカ「シンジ・・・・わかった!」
ミサト「ちょ、ちょっとシンジく・・「行けっ!」」
アスカ「発進!!」
------そ し て 訪 れ る 衝 撃 の 結 末 と は------
ジュン「翠星石・・・?」
翠星石「私は翠星石・・・・ローゼンメイデンの第3ドール・・・そして・・・・」
今春話題沸騰!「新世紀エーヴァンメイデンの憂鬱 完結編」
4月1日のみ全国東宝洋画系にてロードショー
-------戦 わ な け れ ば 生 き 残 れ な い--------
同時上映
「レイと長門のルリ隠し」
やっと規制が解けたのでシリアスなのを書いた
昔あったネタと微妙にかぶってるような気がしないでもないけど
案の定反省はしない
ちょwこれでシリアスなのかよwwww
是非コメディタッチのも書いて欲しいw
トップを狙えが混じっとるがなw
主題歌はJAM PROJECTで頼む
こっちで言うのはあれかもしれんが、
同時上映が気になって仕方ないw
上映日がエイプリルフールってのに、気付くまで5秒もかかったぜ………
>>267 JUM PROJECTと一瞬見えた俺はもう寝たほうがいいな
過去ログ読み返してて疑問。
ジャックってどこから出てきたの?
2スレ目のテンプレから急に出てきたけど…
>>270 そうか!各作品男性キャラで主題歌歌うのか!
って事はキョンに歌わせるって事で……すまん、俺が悪かった(´Д`;)
>>266 アスカ「お姉さま、あれを使うわ!」
ハルヒ「ん〜・・・アスカに『お姉さま』とか言われると変な感じねぇ。
お小遣いならあげないわよ?」
翠「くだらん事を言ってる場合じゃないですよ!?宇宙怪獣がそこまで来やがったですぅ!」
宇宙怪獣「ピギャー!!!」
アスカ「あら、翠じゃない。いつの間に乗り込んだのよ?これ二人乗りよ?」
翠「えへへ〜。出発の時に忍びこんだですぅ!」
ハルヒ「こら!翠星石!!お家で待ってなさいって言ったでしょ!?」
翠「イヤです。二人で行くなんてずるいですぅ!!」
宇宙怪獣「ピギャー!!!」
アスカ「あんたの事を心配したからこそよ。わたしたち、遊びに行く訳では無いのよ?」
翠「・・・だからですぅ。それなら、それなら尚更連れて行けです!一人ぼっちはイヤですぅ・・・」
ハル&アス「「翠・・・・」」
宇宙怪獣「ピギャー!!!」
ハル&アス「「って、さっきからうるさいわね!稲妻キィィィックーーーー!!!」」
ちゅどーん
ハルヒ「ま、何にせよ。これが済んで帰ったらちゃんと叱るわよ、分かった?」
アスカ「そうね。帰ってからね。さあ、宇宙怪獣でも宇宙鯨でもかかってきなさい!!」
翠。oO(さっき一瞬で片付けたですよ。心配して損したですぅ)
ちゅどーん
>>272 ハルヒ「キョンだけは勘弁して下さい。」
アスカ「勘弁して下さい」
翠星石「勘弁するですぅ。」
キョン「待てコラ」
よく知らんが、キョンの中の人はそんなに音痴なのか?
>>266と
>>273見てたら
翠がアンドロメダ焼き頬張ってるとか
スミスが古泉だったりとか
コーチがハルヒだったりとか
カシハラさんを完膚なきまでに叩きのめすハル&アスとか
エルトリウムの航宙士が長門だったりとか
オカエリナサ入がオカエリナサイですぅになってたりとか
トップ覚えてる人にしか分からん電波を受信した俺
むしろアスカの中の人の音痴具合のが重傷
キョンのキャラソンが出るとは思わなかった
マジで?
キョンの妹は知ってたが……
喜緑さんのキャラソンが出た時の驚愕に比べたら
>>280 残酷な天使のテーゼの時よりは上手くなってね?
「愛でカバーフィルタ」を通してるから、むしろ美声だ。
そんなアスカにライブアライブのハルヒを見せてみた
>>287 翠「またアス姉精神崩壊起こしやがったですぅ」
翠に朝倉の歌を歌わせてみた
鶴にゃんのでお願いします
>>286 これそもそも曲事態が駄目じゃないか。
アスカは悪くないよ。
ってシンジが言ってました
ハルヒ「彼氏に擁護されてるようじゃあまだまだね! でもシンジ君、アスカはああ見えて
ネルフの意向でアルバムも何枚か出してるとも言ってたわね。つくづく謎の組織だわ、ネルフ!」
「アス姉アス姉、ハル姉のキョン人間のことですけど、
なんとな〜くふいんきryがカジ人間に似てる気がするですぅ」
と、爆弾投下してみる
それは無茶だ。16歳とまともな29歳は比べ物にならん、普通はね。
、 _,./` =/ \‐- 、_ /
\べ",ノ ``' ⌒`丶、ィ=-
,、==ッ/Z/ ! 、 \ ̄``丶、
´ / /´ / / ! ! ヽ \ ヽ ヽ' -, 、_\
/,/ / / / ∧ | ヽ ヽ ', ', ヽ `
/ィ/ | イ !_,,..l_ ヽ.| |\ ヽ l\!'、 l
/ / l |八/ | /__\_\ !∠\ヽ l l ', l
l ,' | l ! /!V‐''てラ" \ !'ヾフ"\|'、 ! | ',.!
|,| | l lハ| ‥ lレハノ | ! <はあ?何言ってのよ
ヘ| | | {ヘ'、 ,'シ冫 | ! 加持さんの方が全然大人だしカッコいいじゃないの
| | | ヽ'_,.、 _ .....,,.. / イ | | l わたしはガキには興味無いのよ
! | | / /,>、 '"l´::∵::l./ | | | |l 特にウジウジして優柔不断なガキが一番嫌いねっ!
! | | / / |,、>!_;、 -‐ 'lヘ | || |.l ・・・ったく、ファーストなんかにデレデレしちゃって
l| |, イ__/,,.../ `| -‐_ '_.」 '; ̄:|⌒ヽ |l あんな人形女の・・・じゃなくて。ミサトみたいな
| / |;:;:;| ヽ‐'|,」、_ ';:;:;:;| ヽ| いきおくれの何処が良いのかしらね?
/ / / !;:;:;| //_..ヽ ';:;:;| i ヽ
/ / ! i |;:;:;| // ´__,, Y\';:;| ノ ヽ
/ / | ヽ |;:;:|/;:;:;| - 、 `});:;:;:;ヘ ヽ
このおすすめ2ちゃんってところで
「取りに行ったらなかった。また1時間後に取りに行くです」ってのを見ると
ここの三女が一生懸命取りに行ってるのだと妄想して萌える俺(´・ω・`)
うはwwそう言われたらもう2chの端々で三女が頑張ってるとしか思えんじゃないかw
/ .,※,...-―:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::ー-.、 \
/ /,.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:\※ヽ
\ /:.:.:.::/:.:.:.::.:.:.:.:.:.:!:.!:.:.:.:.:.\::.:.:.:..:ヽ ',
/:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:../.;イ.:ト、.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:ヽ
,':.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.,:イ:/ ;:/ ヽ.:..:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.'※.
!:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:/.// // \:.:.:.:.|:.:.:.:..:.:i
|:.!:.:.:.:.:.|;∠..−'" 〃゛` ―--\:.!:.:..:.:.::,' }
!ハ:.:.:.:.:.! _,, / 、_ /:.:.:./:/∧
i! \:.:.:\`=''" `ー=''イ/:.ィ//:.:. 取りに行ったらなかった。また1時間後に取りに行くです
}ヾ、_\ ' //´ /:.:.:.
ト、※,.>-―…―--<7´※ /:.:.:.:.
!:.r(´.._'' ¨´ ̄ ̄`¨r-┴ 、 /ユュ_:.:.
/:.{ 〉ーュ__...::::::::::.r―_`ヽ〈 // {j:.:.
. /:.:/{Y´,.-<:::::::::::::::`ー、` ノュ!_j⌒ーリ:.:.
/:.:.:! >` ー'、..__>-、_.ノス ,' |:.:.
/:.:.:.| {~`^ーセ┘!}{} !_x-イ } ,' |:.
. /:.:.::.,' ! ! | }{} ! i! ト、 |:.
. /:.:..:./ ! ,' }{} ! | | ヽ !:.:.
/:.:./ ト イ }{} ∧ | 〉 ハ:.
かわいい。
(*´Д`*)
妄想もここまでいくと新たな人間の可能性を考えさせられるな
ふと思ったんだけど
長女の「ただの人間に〜」二女の「あんたバカぁ?」みたいなキャラの看板みたいなセリフ翠にもなんかある?
「すこやかに〜」とかかな?「ですぅ」は以外で頼む。
「元気な朝は翠星石のスコーンから!」とか
「平気の平八郎」
「へーきのへーざ」
「へっぽこポコのすけ」
これだな
>>303 「チビ人間」
「ですでっす〜♪」
くらい?
あとは
「きぃっひひひっ」って笑い声とか
二三回くらい
「な、な、な、なんですとー!?」
というのも使ってたけど…
水銀燈なら「おばかさぁん」とかあるけどなぁ、やはり翠は「ですぅ」しか考えられん。
ハルヒとアスカはどちらも作中で「死刑だから!(よ!)」と言い放ちました
すまん、ssって何の略?
涼宮ハルヒと惣流・アスカ・ラングレーと翠星石も3姉妹の団
……あれ?コレだとSSSS団だな……
あ……翠星石もって何だ「も」って……「翠星石の」に訂正orz
>>303 「巻きますか、巻きませんか。いまなら可愛いお人形がついてくるです」
なげー!!!
翠星石「うん、それ無理♪」
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/21(日) 22:13:14 ID:gIneoqu+
隣の3姉妹スレにてScramble Attack(緊急発進攻撃) している件について
三女の歌も聴きたいなぁ
つ ドラマCD
>315
早野乙
っていうか、それだけじゃ何が緊急発進攻撃なのかわからんぞ
このスレに影響されて末っ子のドラマCD買った俺がきましたよ
『ぎょぇぇええええ』なんて声で萌えられるのはこのこくらいだと思った
へっ俺なんかSSにまで目を通しちまったぜ
322 :
303:2007/01/22(月) 03:24:47 ID:RmXlYlIH
皆thx
スレ住人の三女への愛を見た
>>323なんだよコレ・・・モロじゃん・・・
まるっきりプライド無いなw
・・・で、どうやって買うの?
サンプルボイスクソワラタw
何気に主役の名前がジュンに(藁
漫画版とは言え姉妹喧嘩wの始まりか
同票なら両方勝ち抜けだが難しいなこりゃw
「おはよーございます」
ミサトさんのヒソヒソ声が聞こえてくる。
「ただいま、午前の5時をまわったところです」
うっ、酒のニオイがカメラ越しにも伝わってくる・・・
「リポーターはわたくし、仕事で徹夜明けの葛城ミサトと」
真っ赤な顔をしてよく仕事で、だなんて言えるもんだ。尤も、飲むのも仕事のうちだといわれればそうなのかもしれないけどね。
俺はカメラをミサトさんの隣に振る。
「やっほー、鶴にゃんだよー♪朝はやっぱり気持ちいいねーっ!めがっさ最高っさ!」
腰に手を当て、最高の笑顔を向けてくれる鶴屋さん。朝陽に照らされた黒髪がお美しゅうございます。ていうか元気すぎ。
「鶴ちゃん、シーッ!この任務は迅速且つ隠密にこなさなきゃいけないんだから、抑えてね」
「ありゃりゃ。ごめんにょろ」
ミサトさんに怒られてしょんぼりしてる鶴屋さん。この人ほど隠密行動に向いてない人もいないと思うんだけどな。
一体どういう人選なんだ。人選といえば、どうして俺がここにいるのか。思い出すと気が重くなる。
俺が何故ここにいるかというと、それは3日前、自宅に突如として訪れた酒徒もとい、ミサトさんに事を発する。
いきなりのミサトさん訪問に喜んで迎え入れた俺。ミサトさんはこれを見てほしいと、俺に1枚のディスクを渡した。
唐突な展開に、多少混乱しながらも再生したディスクの中身は、俺の混乱をさらに強くするものだった。
真っ暗な背景に1人、こちらに向かって独特のポーズで座っているヒゲ面サングラスの男。うわ、シンジの親父さんじゃねーか!
「・・・・・・撮影を許可する」
そう言ったかと思うと、映像は途切れた。
「ア、アハハ・・・今のじゃわかんないと思うから、わたしから補足するわね?」
そんな感じでミサトさんから受けた説明を要約すると、こうだ。
最近、みんながなんだか弛んでる気がするから、危機意識をチェックしたい。
特に寝起きの反応を見たい。・・・なんだか願望のような気はするが、ともかくそういう事らしい。
「で、まずは3日後にアスカ達の家、翌週にレイ達の家に行くってワケ。
司令にしてみれば、本命はレイ達の方ね。アスカの家で前例作っといて、ただの変態じゃない事にしたいのよ」
いややっぱどう考えても変態でしょ。
「万が一失敗したらしたで、アスカ達に変態呼ばわりされたり、訴えられるのはわたし達だけ。トカゲの尻尾ね。」
シナリオ通りってワケですか。ネルフってこんな事もしてるんですか?
「ん、ネルフつっても広いからね〜。ま、寝起きドッキリなんて初めてだろうけど」
断れない・・・ですよね?
そう聞くと、ミサトさんは急に真顔になった。
「悪いけど。だからお父さんがネルフにいるあなたが選ばれたのよ」
「そしてカメラマンは、相田ケンスケ君。しっかり頼むわねん」
俺は黙ってわずかにカメラを縦に振った。こうなりゃヤケだ。
考えてみれば、これからこの美女2人と、美少女達の寝起きを拝めるんだ、こんなに嬉しい事はない。
相田ケンスケ、生まれて初めてのハーレム状態というやつだ。とことん楽しんでやる。
ついに来てしまった、3姉妹の家。扉の向こうは静まり返っている。当然だろう。
「じゃ〜ん♪」
ミサトさんがなにやら鍵をとカードを取り出した。そうか、合鍵か。
「おっ、さすがミサトっち、プロの仕事だね〜」
「まあね、ここの鍵は複製できないから、シンジ君に借りただけだけど」
げっ、シンジの奴、惣流んちの合鍵持ってやがるのか。ちくしょう、なんだか悔しい。
「それじゃ、いくわよん。静かにね?」
「おーけーさっ」
俺もうなずく。相田軍曹、ただいまより吶喊します!
中に入るとミサトさんが先頭で進んでいく。さすが元自衛官だ。動きに無駄がなく、静かだ。さくさく進んでいく。
ふと動きが止まった。そろそろと歩いていた俺と鶴屋さんが追いつくと、指を指示した。
この中で、誰かが寝ているらしい。ミサトさんはドアノブを音もなく下げ、ドアを押し開けた。
カバンの隣で、小さな女の子が眠っている。翠星石ちゃんだ。
そ〜っと近づく。まるで人形のようだ・・・いや人形か。でも人形と言いきれないという事でもある。
人間のような人形、人形のような人間。ローゼンという人はすごいと改めて思う。
寝ていると可愛らしいもんだ。起きてると・・・いや言うまい。
「ウヒヒ、ほぉら、ひざまづいて靴を舐めるですぅ・・・」
3人の動きが止まった。起きたか?互いに目線をやり取りしながら、様子を窺う。
どうやら寝言のようだ。とんでもない寝言だな、前言撤回、寝てても怖い。
ここからはミサトさんの立てた作戦に基づいて行動していく。ただ単に寝起きを覗きに来たわけではない。
危機意識チェックこそが本来の目的なのだ。
第1段階。ミサトさんがポケットから缶を取り出す。そしてプルトップに指を掛け
プシュッ!ゴキュゴキュゴキュ・・・プハーッ!
すごい飲みっぷりだ。
「おぉー、すごいにょろ」
鶴屋さんも音を立てずに拍手している。
というわけで第1段階終了。
ミサトさんによるとこの音で起きるかどうかチェックしたいんだ、との事だけど・・・どう見ても飲みたいだけのような。
続いて第2段階。ミサトさんの合図で鶴屋さんが静かに取り出したのは、ボイスレコーダーだ。
中にはミサトさんの予想している、3姉妹の意中の人物の声が入っているそうだ。
ちなみに俺には録音の依頼はなかった。ちくしょう。
鶴屋さんがレコーダーを操作し、スピーカーを翠星石ちゃんの方向に向ける。
「こら性悪人形、翠星石!」
他の部屋に聞こえないように音量は控えめだ。しかし俺にもはっきり聞こえたくらいだから、翠星石ちゃんにも聞こえているだろう。
反応なし。ミサトさんの予想が外れたか?
ミサトさんが人差し指を立てる。もう1回だ。
「なあおい、本読んでやろうか?」
パチッ
こっちがビックリするくらいに、はっきりと目が開いた。優しい言葉だとこの反応の違い。これがツンデレってやつか?
「あれ?チビ人間?・・・へ?樽人間とゲラ人間?」
「誰がビール樽よっ」
ミサトさんが怒ってる。自爆ですよ、それ。
すかさず鶴屋さんが笑いをこらえながらも、翠星石ちゃんの耳元でフォローをする。なんて言ってごまかしてるんだろう。
「そ、それは面白そうです、翠星石も見てみたいですぅ」
無事に説得を終えたようだ。
「それにしても翠ちゃん、よっぽどジュン君に本を読んでほしいのね〜」
「そ、それは・・・チビ人間だからとかじゃなくて、その、習慣で・・・」
「顔が赤いわよ?」
からかうミサトさんと赤くなって俯く翠星石ちゃん。
「プッ、クックック翠っちったら、面白すぎっさ」
そしてなんとかクスクス笑いに抑えている鶴屋さん。この人が一番きつそうだ。
「翠っちって呼ぶなです、ロボットみたいでイヤなんですぅ」
「ごめ、プックック・・・ね、寝起きドッキリって、プック、ほ、ホントに過酷な任務だね・・・」
そういう過酷さは鶴屋さんだけだと思う。
鶴屋さんの笑いが何とか小規模で収まって、翠星石ちゃんを加えた我々は、惣流の部屋へ。
俺にとってはここが本番だ。何せこれからも毎日顔を合わせるわけだから。
「わたしは同居した事があるから知ってるけど、アスカは寝起き悪いわよ、覚悟してね」
「起こされると殊更不機嫌になるですぅ」
「だいじょーぶだいじょーぶ、その時のために鶴にゃんがいるっさ」
なるほど、鶴屋さんなら多少の事は冗談で済ませられる魅力があるのかもしれない。
惣流はこちらに背を向けて眠っていた。顔が見えないのは惜しいようなホッとしたような。
部屋に入る前からエビチュ缶を取り出していたミサトさんが、早速第1段階を実行する。やっぱり飲みたいだけでしょ。
プシッ!ゴッキュゴッキュプハーッ!
なんかさっきと違う。
「大口飲みってやつだね、よほど口に合ってる飲み物じゃないとできないっさ」
まるで経験した事があるかのようにつぶやく鶴屋さん。その視線には尊敬の意が混じって来てる気がする。
鶴屋さんもこうなってしまうのか?俺はそれが心配だ。
「全く、そのうち樽のタガが外れても知らんです」
バカにしてんのか心配してんのかよくわからん事を言う翠星石ちゃん。
そして全く無反応の惣流。
第2段階へ移行だ。鶴屋さんがレコーダーを取り出す。
「これにチ、チビ人間の声が入ってた、ですか・・・」
さっきの事を思い出したのか、また赤くなってる翠星石ちゃん。俺の中で今日ポイント急上昇中だ。
ちなみに違う意味で赤くなってるミサトさんは、現在ポイント急降下中である。
「アスカ、ご飯だよ」
「うぅ〜ん・・・」
なるほど、若干の反応ありと見るべきか。ミサトさんの指示で、もう1度。
「ア、アスカじゃないとダメなんだ・・・こ、この気持ちは、本物だと思うから」
いや〜んな感じ!・・・なんとか口の外に出さずに飲み込んだ。よくこんなセリフを録音できるもんだ。
シンジめ、俺との差をそんなに広げて楽しいかよ。しかし、まだ続きがあった。
「これでいいですか?ミサトさん」
ガバッ
惣流が起きた。
「なによ、くっさいセリフ言わされてんじゃないわよっ!本気にしちゃっモガモガ・・・」
ミサトさんが口を押さえて、耳元では鶴屋さんがまた説得してる。なにげにいいコンビだ。
「ゲラ人間の説得にアス姉が応じんはずがないです」
そんなにすごいのか。確かに初めこそモガモガ言ってた惣流が、今は大人しくなっている。
「し、仕方ないわね、それでチャラにしたげる。ハル姉のも見たいしね」
惣流を手懐けるなんて、すごいぜ鶴屋さん。是非教えを請いたいもんだ。
「あ、そうだ。相田?」
唐突に名前を呼ばれてびっくりする俺。なんだよ。
「この事・・・他言無用よ?もししゃべったら」
俺だって命も世間体も惜しい。この事を口外するつもりはない。だからその手に持った時計を置いてくれ。
「あっそ。ならいいわ」
この件が外に出ると、俺も親父も路頭に迷うどころか下手すると消されるからな。
惣流はそれだけを確認すると途端に俺に対する興味をなくし、翠星石ちゃんにつっかかっていた。
「翠も覗きに参加するだなんて、アタシは姉として恥ずかしいわよ」
「ち、違うです・・・とも言い切れないのがもどかしいです・・・」
「プッ、翠っちかわいい、クックック」
「だから翠っちって呼ぶなですぅ」
「みんな静かにして。いよいよハルちゃんの部屋に行くわよ」
ヒソヒソ声でにぎわっていた室内が、ミサトさんの一喝で静まり返った。おぉ、かっこいい。酒クサイけど。
そしてこの家の長女、ハルヒさんの部屋にやってきた。
静かに歩くのも、もう慣れたもんだ。部屋の中に滑り込む。
ハルヒさんはお行儀よく仰向けで寝ていらっしゃる。いつものカチューシャをつけてないハルヒさんは珍しいな。
カメラ越しに目に焼き付けておこう。
それにしても、ところどころに女の子の部屋には似つかわしくない変なモンが置いてある気がする。
「お、わたしの山で出たオーパーツ、大事に置いてくれてるねっ、感心感心♪」
鶴屋さんてば、山をお持ちなんですか。この面子の中では笑い上戸以外ノーマルな人だと思ってたのに。
ひいてる俺の事はお構いなしに、早くもミサトさんはエビチュを開けようとしていた。
プシュッ、ゴキュゴキュゴキュゴキュゴキュゴキュゴキュパァーッ
またなんか違うな。
「矢継ぎ早飲みにょろっ、息継ぎが難しくて、難易度がめがっさ高いっさ」
また何故か解説をしてくれる鶴屋さん・・・俺はノーマルに見えていた頃のあなたを忘れません。
「樽人間の飲み方は下品ですぅ」
「酒徒だからね、半分人間じゃないのよ」
ひどい言い草だと思いつつも、同意する部分もあるなあ。憧れのお姉さんだったのに。ちくしょう、見たくなかった。
当然ハルヒさんに反応などあるはずもなく、作戦は第2段階へ移った。
今度はどんなセリフなんだろう、覚悟しておかないと。いやんな感じ、と叫んでしまえば終わりだ。
「俺は、ポニーテール萌えなんだっ」
・・・なんだこりゃ。ハルヒさんはこんな事を言える人が好きなのか?だったらミリタリー萌えな俺にもチャンスがあるかもしれない。
そんな事を考えていると次が流れた。
「ハルヒ、お前にはまだ話す事がいっぱい残ってる気がするんだ。だから、目を覚ましてくれっ」
ニヘラ
カメラにははっきりと写ってた筈だ。今ちょっと笑った。ハルヒさんに似合わない緩んだ笑みだった。
「プッ、ハルにゃんてば、クックック」
鶴屋さんも気付いたらしく、ふきだしてる。
「あ〜あ〜ハル姉だらしないわね」
「妹として目も当てられないです」
おまえらも同じような感じだったんだぞ、なんて事は当然言えない。ヘタレとか言うな。
それにしても一瞬にやけただけで、起きる様子のないハルヒさん。
「ハルちゃんやるわね・・・第3シフト、開始。鶴ちゃん頼むわよ」
ミサトさんが静かに令を発する。カッコイイ時はカッコイイんだよな。顔が赤いけど。
「了解っさ」
鶴屋さんは腕をまくって、指をわきわき動かしている。俺は作戦の第3段階を思い出し、カメラを持つ腕に力を込めた。
要はくすぐり作戦だ。これで起きない人は眠り姫か酔っ払いくらいだろう。最終作戦といえる。
美女が美女をくすぐってくんづほぐれつ・・・なんというエロスだ!これはこっそり焼き増ししなくては・・・
俺がそんな事を考えていると、鶴屋さんはハルヒさんの布団の中に潜り込んでしまった。
くっ、その手があったか。これではエロスな映像は撮れない。
「キョンやめて、そんな急に・・・やだ」
時が止まった。
周りを窺うと、ミサトさんも惣流も翠星石ちゃんも呆けている。
俺は落ち着いて考える事にする。
今の声の主は誰だ?もちろんハルヒさんだ。めちゃくちゃ色っぽかったけど。
なぜあんなセリフを言ったのか?偶然そういう夢を見ていた、もしくは半覚醒状態での妄想。
つまり寝ぼけてキョンとかいう変な名前に襲われたと勘違いしたという事。そしてそれをそんなに拒んではいない色っぽい声。
キョンというのが一体なんなのかよくわからないが、羨ましい奴だというのは間違いない。
「あっはっはっはっ!」
ガバッと布団がめくれて、2人が出てきた。ハルヒさんじゃなくて鶴屋さんが1人笑っている。今まで溜め込んでいた分だろうか。
鶴屋さんのあまりの笑いっぷりに狼狽していたハルヒさんだが、笑い声がひと段落して落ち着いたのか、今度は急に警戒し始めた。
「ねえ、なんなの鶴屋さん・・・に葛城さん?なになに、アスカと翠もいるじゃない!」
名前を呼ばれていない事を俺は気にしない。ハルヒさんにとって普通の人間は興味の対象外らしいからだ。
俺はハルヒさんにノーマル人間認定された事になる。親父、普通に育ててくれてありがとう。息子は頑張ってるぜ。
鶴屋さんが例によって耳打ちを始めた。
ハルヒさんはアヒル口だったかと思うと顔を真っ赤にし、最後にはニヤニヤし始めた。
表情がころころ変わるところは惣流に似てるなあ。
「そういえばハル姉、目覚ましが壊れたって、言ってたわね」
「それでこんな事になったですか・・・ホントにハル姉はとんだお祭りヤローです」
妹達がつぶやく。なんで目覚ましが壊れてドッキリになるんだ?どういう事だ?
「そう、そんな面白そうな事してたの。当然、わたしも混ぜてもらえるんでしょうね?」
ものすごく希望に満ちた顔で言うハルヒさん。太陽のような笑顔というのはこの事か。少し見惚れてしまった。
「う〜ん、ていうか有希ちゃん達の家のドッキリは、ハルちゃんに一任するわ」
腕を組んだまま、落ち着いた様子でとんでもない事を言い出す我らが総司令官。
「ちょっとミサト、どういう事?ネルフに映像を渡さなきゃいけないんでしょ?ミサトが関わらなくて大丈夫なの?」
惣流が言う。俺にもワケがわからない。ミサトさんは何を考えてるんだ?
「あのねえ、最初から映像を司令に渡すつもりなら、カメラの前でエビチュ飲んだりしないわ。」
「つまり、ミサトっちは初めからやる気、なかったって事っさ!」
「そゆ事。いくらなんでも乙女の寝起きなんか、人様に、しかもいい年したおっさんに見せるものじゃないもの」
ミサトさんと鶴屋さんが交互に説明してくれた。なんだ、そうなのか。ていうか俺は仲間ハズレだったのかよ。
「アハハ、キミのようなポジションは、いつでもめがっさ大事なんだよっ!」
よくわからないがなんとなく納得してしまった。やっぱり不思議な魅力だぜ、鶴屋さん。
「じゃ、じゃあ初めからやらなければよかったんじゃない!」
まだ食い下がる惣流。
「そうですぅ、これじゃ、翠星石達は樽人間にからかうネタを与えただけになるです」
「その通りよ?面白そうだからやったの。鶴ちゃんもね?そうそう、相田君はわたしが巻き込んだだけよん♪」
したり顔でミサトさんはそう宣言した。惣流と翠星石ちゃんは顔を赤くしたり青くしたりしている。大丈夫か?
「なんですってえぇぇ〜〜!」
「きいぃぃぃっ!悔しいですぅ!また樽人間に弱みを握られたですぅ」
大丈夫じゃなかったみたいだ。
「2人とも落ち着くっさ。約束は守るにょろ。それと相田君、ちょいとカメラを貸しとくれっ!」
断る理由などない。俺は鶴屋さんにカメラを渡した。
鶴屋さんはカメラからメモリーを取り出すと、ハルヒさんに渡した。
「これに全部入ってるからねっ、煮るなり焼くなり好きにしておくれっ」
そうか。渡しちまうのか。しかし俺の脳内メモリーには今日の出来事は厳重に保管されている。
特にハルヒさんの・・・
「この子が誰かにしゃべったりしないでしょうね?」
げ、気付かれたか。そんなに睨まないでください。視線だけで痛いです。
「大丈夫よ、この子は頭がいいから。喋ったらどうなるかくらい、想像できるわ。ね、相田君♪」
わかってますよミサトさん。むしろ誰にも話したくないくらい貴重な体験でした。
「わかった。葛城さんを信じるわ。そうと決まれば今度の休みに隣に仕掛けるわよ!アスカ、翠、鶴屋さん、作戦会議よ!」
寝起きとは思えないくらいの元気さで、ハルヒさんは早速ノートらしき物をベッドの上に広げて何かを書き込み始めた。
その周りに呼ばれた面々が座っていく。どうやら俺の仕事は終わったらしい。
「相田君、お疲れさまぁ、隠しててごみんね♪わたし達はお暇しましょうか」
ホントに疲れましたよ。
「あ、そうだミサト!」
部屋を出ようとするミサトさんを、惣流が呼び止めた。
「なぁに?」
「あれ、ちゃんともらえるんでしょうね!」
「樽人間、約束ですよ!」
「大丈夫にょろ、ちゃんと作らせてるはずっさ!」
「そうよ、葛城さんを信じましょ、それより誰の部屋から行くべきかしら、順番は大事よね・・・」
あれ?作らせてる?
「大丈夫だから。期待して待っててねん♪ほいじゃ、お邪魔しました〜」
「べ、別に期待なんてしてないわよっ!」
「そうです、代償です、代償っ!」
「もらえるもんはもらっとくって事なんですっ!誤解しないでよっ、葛城さん!」
「わーい、3人とも反応がめがっさそっくりにょろ〜!」
「「「どこが!」」ですぅ!」
うわ、すごい。これはさっさと退散した方がよさそうだ。
俺は嵐のような時間を過ごした3姉妹の家を出てから、わいてきた疑問をぶつけてみた。
「ネルフにはどう報告するんです?」
「ハルちゃんに気付かれて、計画を乗っ取られたって。それでなぜか上は納得するのよね〜」
「なんでわかるんです?」
「さあ?ハルちゃんは只者じゃないから、ってとこかな?」
確かに只者じゃないとは思うけど・・・あのネルフが萎縮するほどなのか。
「それで惣流達には、ネタを提供してもらう替わりに何かあげるんですか?」
「ん?ああ・・・な・い・しょ♪」
唇に指を当てて微笑むミサトさん。憧れのお姉さんが帰って気がした。まだ少し酒クサいのが悔やまれる。
こうして俺の人生で今後体験しないであろう、早朝の冒険は終わりを告げた。
数日後、3姉妹の部屋から毎朝決まった時間にそれぞれ違う男の声が聞こえるようになった、らしい。
俺もアイドルの声で起こしてもらう目覚まし時計、応募してみるかな。
GJ!!リアルタイムで見せてもらったよ。
当然お隣さんの話も書いてくれるよな?な?
GJ!寝起きにコレは効いたw
お隣編も期待させてもらいます!
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/23(火) 04:49:11 ID:h/piMArZ
やっべ、これは良作だwwwww
声出して笑った
これは良いSSですね
ハルにゃん可愛い杉て鼻血が…(*´Д`*)ハアァ
純粋な三女にこの世の奇跡を見た…!
GJ!
頼む・・・お隣も・・・お隣もぉおお!!
結構お隣のスレと住人が重複してるなw
俺もそうだけど
このスレを見てるのにお隣を見ていないやつなんているのか。
ケンスケと言うか、完全にキョンだね。
名乗るまでは完全にキョンだと思ってたw
かわええなぁ(´Д`)
GJだぜ
そういえば長女の出てるCDドラマ発売だな。買ったやついるのか?新曲入ってるみたいだが。
樽人間ゲラ人間ワロタww
GJ!!
>>352 詳しくは「禁則事項」で言えないが、良い。
春姫・ムスカ・翠星石が3姉妹だったら
一人女ですらねーよw
あ、それ以前に人じゃないのg(
>>355 めちゃくちゃ欲しい……三姉妹VERならな
>>355 長女
「興味ないわ」
「団長に無断で変える気!?死刑よ、死刑!」
「まぁいいわ、あんたが変えたいなら」
「…もうちょっとここにいなさい。団長命令よ」
次女
「最っ低」
「あんたバカぁ?せっかくいいとこだったのに!」
「ま、あたしも飽きてきたとこだから変えてあげる」
「あたしだけ見てなさいよ…バカ」
三女
「…変態人間」
「こんな番組がいいですか?趣味悪人間ですぅ…」
「変えてやらないこともないです。感謝するですぅ!」
「別に寂しくなんかねーです。…でも、もうちょっと見てろですぅ」
>>359 ふぅおおおぉぉおぉォぉおおああぁぉおおおおぉォォぉぉっっッっっッっ!!!!!
欲しいいぃぃいいいぃぃぃィィぃぃーー〜~!!!!!
やべ、すれ違いだがこの流れなら言える
「ばかばっか」
>>362 ルリ、ここにいてはいけないわ。悪影響があったら大変。
声優はもちろん釘宮なんだよな?
はいスレチ
あっちのレイは緊急時以外はボケボケだもんな
プルルルルル プルルルルル
「はいもしもし涼宮です」
「あのー、 涼宮ハルヒさんでよろしいでしょうか」
「はいそうですがどなたでしょうか」
「こちらJR東日本なんですが…」
「JRがアタシに何の用なんでしょうか」
━━━━━
「……アスカ、翠、ちょっと出掛けて来るわ
今夜は帰らないと思うから戸締りしっかりね」
「何よどこ行くのよハル姉」
「またキョン人間の所ですか」
「ええ… そうよ……キョンの所」
「どうしたですかハル姉元気無いですぅ」
「……キョンが! キョンが特急列車にはねられて死んだのよ!!」
「ちょ、ちょっと!! もう一度言ってハル姉!!」
「だからキョンが列車にはねられて死んだの! 何でか知らないけど千葉で! うっ…!!」 バタン
「…なんて事なのよ」
「いきなりそんな事言われても俄かに信じられないですぅ…」
「テレビで何か言ってるかもしれないわね」
ピッ
《…以上気象情報でした、ここで先ほど入ってきましたJR線ダイヤの乱れの情報です
外房線は午後5時55分ごろ、鴨川市小湊付近で安房鴨川発東京行の特急列車 「わかしお26号」が
線路上にいた野生のキョンとみられる小動物をはねた影響で現場に停車し、その影響で上下線3本が遅れ、
約150人の足に影響が出たという事です
「……なるほどキョンをはねたのは確かね」
「そもそもさっきの電話はホントに国鉄からだったですか」
「怪しいわね」
千葉支社「いえうちはそのような電話は掛けてません
そもそもそういう場合普通警察からまず連絡行くんで」
「「…さっきの電話は誰?」」
朝倉「キョン君を殺し(たことにして)、涼宮ハルヒの出方を見る」
やっぱキョンは人間じゃなかったのか
野生のキョンが現れた!
行けっ!モンスターボ(ry
,. -‐' 二二二二ニ、‐- 、
/ _r‐┘ ※ ※ `^ヽ\
/r‐'´ ※ _r-:‐ヘf^^¬‐-、※\`ヽ、
/ /※ _r‐┘::.::.::.:lト、::.::.、::.::.:: ̄ヽ} /
. / l 「 _r┘::/::.::.::l::|::.||l:ト、::.::\::.::.::.::.:V|
/ ∨::.::.::.::l::.::|;ノ:/::.l:|T 弋ー:ヘ::.::.::.::|:|
. く |::.::.::.::.」::イ://l::/// _ `ー┤::.::.::ハ
`゙┬|::.::.::.´:|::// ‐ / ' 、二ニ }::.::.:/::.::l 「こんな番組がいいですか?趣味悪人間ですぅ…」
|::.ヽ.::.::.::.V -‐'′ , 〃__/:::/l::.::.:| 「変えてやらないこともないです。感謝するですぅ!」
. l::.::.::.「ヽ、_::\" r-―‐1 `ーイ※|::.::.::l 「別に寂しくなんかねーです。…でも、もうちょっと見てろですぅ」
ト、\::} 、レヘ ̄ ! | ,.ィ′ /::.::.::.|
|_込_\小 |> 、 ヽ、_ノ ,.イ::.{ }::.::.::.::.l
/´ ー--ミ、 |::.:/l::`フ ‐'´L_|::( 、レ|::.::.::.::.:|
. | 二ニ、∧ヽ レ‐'´ rミニへ `7 小Ln::.::.: |
rーl ,.:‐ァ'′|\\/ ,.イ^ヽ \! | | ト、 ::.:|
ト厶 }::/:.:.:.:.:li \ヽ//| }{ ト、 }、レ | |{:.:l ::.:|
rへ、`ーグ:.:.:.:.:.:|i、レ i}//:/l }{ |::|ヽ{ 小 | | ):ト、 :|
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ヾ、 |:\:.:.:.:.{i i} |::| / } {|::| | 小 }| ):.:.:.:.:.\ \
WIKIからリンクで飛んでるんだが、サーバ変更かなんか知らないが落ちてると思ってびびった
ポケ○ンネタ見ててふと思った。
使用キャラによって寄ってきやすいキャラがいたら面白いな。
キョンを使ってるとSOS団メンバーとエンカウントしやすいとか。
三姉妹の誰かを使ってると、他の二人が出やすくなるとか。
負けず嫌いな三姉妹は、一度攻撃してしまうと、何が何でも捕獲ボールに入らなくなるので
アイテム(リボン等)で釣って、気を取られてるうちに捕獲するのが吉。
ハルヒ使用だと、エンカウントした瞬間に野生みくるが逃げ出すが、絶対逃げられない。
アスカだとレイとのエンカウント率が激低。
翠星石だと夢に直接入って会いたいキャラと無理矢理エンカウント。
金糸雀だと誰ともエンカウントしない。
メタモフィギュア第一弾アスカに続いて第二弾はハルヒか!
こりゃ次は翠が来るな、間違いない
3姉妹ラジオが聴きたいな
3姉妹ハレハレダンスフルを見たい
何だ、リアルのネタだったのか
それは知らなかった
これが本当の馬鹿キョン
不謹慎かもな
翠があんなことやこんなこと・・・
まあ、他の姉妹もやってるが
genuine desire
その日、アタシは久しぶりの感覚に戸惑っていた。
ううん、認めたくないけど、緊張してたのかもしれない。
「アスカ〜?どう?大丈夫?」
モニターからミサトが呼びかけてくる。顔、強張ってないかな、映像切っとけばよかった。
「きつかったら止めなさいよ?」
ミサトの横から割り込んでくる顔。ひいき目なしに美人だと思える、アタシの姉の顔。
「そ〜です、もう無理してまで乗る必要ないですよ?」
今度はその姉の下から、顔の上半分だけ割り込んでくる妹。紅と翠のオッドアイ。不思議なかわいさのある子。
「アスカ、きついの?」
別のウインドウから呼びかけてくるアイツ。バカ、アタシはきついだなんて一言も言ってないじゃん。
「アンタバカ?ハル姉のいう事真に受けてんじゃないわよ、それにアタシは天才なんだから。ブランクなんてあってないようなもんだわ!」
自分でもわかる。以前にくらべて口調にとけとげしさがなくなってる。
「碇君はアナタを心配している」
また別のウインドウが開く。隣に住むようになった優等生。
でも、近くで見ると案外優等生じゃなかったりして、なんだかホッとした事がある。
この子もきっと、1人じゃなくなってから変わったんだと思う。
今の言葉にも感情を感じる。アタシは少しだけ優越感に浸ってしまう。
「シンジぃ?ファーストが私の事も心配してって言ってるわよ?」
優越感を感じた事に反発して、またこんな事を言ってしまう。もうこの性格は直らないわね、姉妹が姉妹だし。
「え?綾波もキツイの?大丈夫?」
こういう奴なのよ、コイツは。誰にだって
「私は大丈夫。ありがと、碇君」
そしてこの子は素直。前はイライラしてたけど、今は羨ましい。
「え、いやその・・・いいよ」
そう、羨ましいの。イライラなんてしてないわ
「アスカのシンクロ率、急激に落ちました」
オペレーターの声が聞こえた。あ〜あ、やっぱりママはお見通しなのね。
「アスカってば、シンちゃん取られて動揺してんのね?」
あーあー聞こえない
「アスカ、そういうのを自爆って言うのよ?」
ハル姉には言われたくないわ。
「自分の蒔いた種で自分の足をとられるなんて、庭師の風上にもおけんですぅ」
別に庭師なんて目指しちゃいないわよ。
「アスカ、ホントに大丈夫?」
アタシはバカのウインドウを強制消去する。
「アスカ、シンジ君との通信を強制カットしました」
「あっちゃー、シンちゃん嫌われちゃったわねん♪」
アンタのせいなのに、この鈍感バカシンジ。
ううん、違う。アタシのせい。・・・こう考えられるようになったのって、やっぱり
「ま、アスカがこういう性格だっていうの、シンジもわかってるわよ。
もしわかってなかったら、わたしが3日3晩かけて教え込んであげるわ!」
「家事人間も八方美人過ぎです、あれじゃアス姉がヤキモキすんのも、さもありなんですぅ」
この2人がいてくれたから、よね。
ニホンのことわざにあるもんね、情けは人の振り見て我が振り直せって。・・・あれ?まあいいや。
ママ、見て。紹介します。ママは産んだ覚え、ないだろうけど。この人達がアタシの姉妹よ。
被ってそうなネタだけど、被ってたらスマソ
>>389 リアルタイム更新に初遭遇した。
GJ!!
>>389 いやいやかぶってないよ。
シンジは家事人間なのかw
GJ
>>389 うおおGJ!感動して萌えた!
少し素直なアスカが不自然じゃなく可愛い。
姉妹効果をうまいこと使ってるなー。
>あーあー聞こえない
(∩゚д゚)アーアーきこえなーい
に勝手に脳内変換されたwww
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/28(日) 22:12:57 ID:4Xnms+GA
長女と末っ子のドラマCD買った
末っ子は全体的に萌えて長女は「ハルハル」の所で萌えた。ていうか長女歌うますぎだろ
隣も長女が異様に歌うまいよな
隣の長女はアニソン界じゃあ稀代のヒットメーカーだったからなぁ
まぁ中の人がうわなんだやめr
お隣と姉妹対抗カラオケ対決とか面白そうだね
こっちは次女が足を引っ張りそうw
実はアスカ歌うまいんだぜ
あれは・・・・なしとして
fly me to the moonのうまさは異常
スマン、隣って誰? 長門とか?
>>397 たしかにw
両姉妹とも長女対決になりそうだが
向こうは三女がアクション付きで歌ったら優勢になるかもな
長門もうまいんだけどな
職人さんのSS投下に期待
先鋒 翠星石VSルリ
次鋒 アスカVS長門
大将 ハルヒVSレイ
・・・やっぱりアスカが可哀想
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/29(月) 08:46:16 ID:592fVlKu
翠星石だけ持ち歌がないのか
まあ朝倉とkうわなにをするヤメr
アスカが歌下手ってのはキャラ設定として理解できる
>>403 ハルヒと綾波はどの曲で勝負するんだ?この2人は持ち歌多いが
長門は多分雪無音だと思うが。ルリは見たことないからわかんね
もうあっちのスレではルリ視点でSS化されてるな。>カラオケ
…こっちの場合は、視点人物を誰にするかで相当困るわけだが。
キョンでよくね?
キョンいらね
関西の某電気街に来た三姉妹。
ttp://figure.seesaa.net/article/32362214.html アスカ「なんかさっきからやたらとムサい連中に写真撮られまくってるんだけど。
ぶっ飛ばした方がいいかしら? うわっ、ホントにメイドが街歩いてる……でも向こうには
通天閣が見えるわ……まさにカオスね……ゲッ、またハル姉のフィギュア?
ほんと、出す方も出させる方も飽きないわよねぇ〜」
翠星石「よく言うですぅ、自分なんて10年以上グッズが出つづけ…はうっ!?」
アスカ「10年ですって…? な〜んのことかしら? 時間のお話は禁句です事よっ!!(グリグリ」
ハルヒ「何やってんのよあんた達。そもそもこのフィギュアもアスカが第一弾じゃない」
アスカ「あ……そうだったぁぁぁ!! そういえばずっと前に司令直々に呼び出されて何事かと
思ったら、おもちゃ会社と『今度は温度でコスチュームの色が変わるのか。問題ない。続けたまえ』
とか何とか離してるのを聞いたんだったわ! その後それをシンジに話したら、顔赤らめながら
鼻の下30センチぐらい伸ばして『い、いいんじゃないかな…・・』とか抜かしやがったのよ!
なーんであの親子はあーゆートコだけ似てんのかしら!? どっちもロクな教育受けてこなかったのね!
大体温度で変わるなんて、どこの土産物屋のエロボールペンよ! って二人ともいないじゃない!?」
ハルヒ「へー、さすがは日本橋ね。コンピ研部長にリストアップさせたPCパーツもバッチリ揃ったわ!
なんだか噂よりおもちゃ屋みたいのが多い気がするけど。ん? 翠は何いじってんのかしら?」
翠星石「すごいですぅ! これも温度で色が変わるですぅ!!」
アスカ「ちょっとあんた達! 人ほっぽって何してんのよ!」
ハルヒ「何これ? ロボットのおもちゃじゃない。ジャンク品だって。だから店先に置いてあるのね」
アスカ「ん? 温度で色が変わるって、黒いエンブレムマークを暖めたら色がつくだけじゃない。
どーせ古いおもちゃなんでしょ。でもま、やたらグッズが出るのもどうかと思ってたけど、
こういうのに比べたらエヴァの合金製おもちゃとか案外凄いのね。ふふん、認めてあげるわ」
ハルヒ「認めるって誰をよ……ん? おもちゃ……合金……ロボット…・・そうだわ!
今のSOS団には何かが足りないと思ってのよ! それはズバリ『メカ』!!
こうしちゃいらんないわ、この後のSOS団不思議探索はメカデザインに
時間を割くことに決定! 急いで連絡しなくちゃ!」
翠星石「普段ハル姉がどんな風にしてるのか気になってついてきたですけど……」
アスカ「SOS団の人たちってこんな風に振り回されてるのね……ご愁傷さまだわ。
そしてこの後きっと遅刻してきて罰金食らうキョンさんも」
ちっ、あの銀髪チビ娘のやつぅ!なっにがあなたの一番ですか!!むきぃ〜〜〜っ!
ちょーっとだけ、ほんのちょーっとだけ可愛らしく歌えるからってチョーシくれてやがるですぅ〜。
おかげでチビ人間がでれ〜っと見とれてホンっっっト情けないったらありゃしないですぅ!
まったくこいつは人形好きな上に幼女趣味(ロリコン)とは変態極まりないですっ!
あ・・・人形好きは別にいいですけど。
ふーんだ。翠星石だってちょっとばかし本気を出せばあれぐらい可愛く、
いいえっ!あんなの比べものにならないぐらい可愛く歌えるんですよ!
そしたらきっとジュンも・・・
・・・にしてもさっきから、やたら音程外して誰かと思えばアス姉が歌ってるですぅ。
なんとなく想像はしてたけど・・・アス姉・・・
キョン人間の代わりに言っておきます。やれやれ、ですぅ。
でも本人はえらく楽しそうにノリノリで歌ってますぅ。
まぁ歌は楽しく歌えればそれでいいのですぅ。
!!!!!
今度はハル姉の番になりましたけど、ビックリですぅ。度肝抜かれたですぅ!
向こうの無口その1が尋常じゃない上手さだったのも驚きましたが、
普段とのギャップもあったし・・・
それに負けねーくらいハル姉も上手いですぅ!!
なんていうか、いつもハイテンションで喚き散らしてる声を
そのまま歌にもってった感じといいますか・・・とにかくビックリですぅ。
お隣は姉二人がやたら上手いですぅ。普段ほとんどしゃべらないと、歌が上手になるんですかね。
まぁ末っこ対決なら、負けませんですぅ!初対面以来、妙〜にこの翠星石に挑戦的ですし、
ここら辺でビシッとオシエとかないといかんですぅ。
・・・チビ人間の視線を奪った罪は、十倍にして返してやるですぅ・・・
歌い終わったアス姉が、隣に座るシンジに「あたしの歌はどーだった?」と
しきりに聞いてるですぅ。シンジが返答に困ってるのが見て分からんのですか。
シンジを挟んで反対がわに座る無口その1も、心なしか勝ち誇った顔をしてるですぅ。
アス姉、がんば。ですぅ。
ハル姉も歌い終わって今度は翠星石の番ですぅ。
さて、こいつらみんな黙らせるぐらいの素晴らしい歌声を聞かせてやるか!ですぅ。
勢いで書いた。
反省という言葉も後悔という言葉も知らない(・∀・)
昼。ハル姉がお昼ご飯を作りながら歌を歌っているです。
歌声には、普段とは違った迫力があるです。
歌のリズムに合わせて刻んでいる包丁は、危なっかしくて見てられんです。
ハル姉らしい、陽気な歌。
誰が考えたか知らんですが、めちゃくちゃな歌詞です。
でもなんとなくわかるです、だって翠星石はハル姉の妹ですもの。
あ、アス姉がコーラスし始めたです、やめるです、無粋なヤローです。
でもハル姉は少しこっちを振り向いてにっこり笑うと、さらに大きな声で楽しそうに歌い始めたです。
なんだか翠星石にも歌えと言ってるような気がするです、とんでもねーです、翠星石の歌声は安くはないんですぅ!
うぅ、仕方ねーです、最後のフレーズは翠星石も思うところがあるです。
大きな夢、夢好きですぅ〜
歌が終わるとハル姉がなんか踊りだしたです、さすがに翠星石も振り付けまでは知らんです。
最後にポーズを決めて楽しそうなのはいいですが、包丁を振り回すのは感心しないです。
夜。寝付けなくてなんとなく窓を見上げると、月がきれいだったです。
なんとなく窓を開けてみると、歌声が聞こえてきたです。
そーっと覗いてみると、お隣の3姉妹が窓際に集まってお月見をしてたです。
3人とも無表情で空を眺めて歌を口ずさむ姿に、翠星石はしばし呆然としちまったです、断じて見とれてたわけではないですよ?
歌声は3人とも静かで、昼とは対照的だったです、
中でも1番お姉さんのレイ人間の声はとてもキレイだったです。
Fly me to the moon
静かなお隣さんにはぴったりだと思ったです。
え?翠星石は英語がわかるのかって?失礼なヤローです、
翠星石達は長い時間をかけて、世界中でアリスゲームを繰り広げていたですよ?
それにしてもちっとも盛り上がらない曲ですね、眠くなってきたです。
窓をそのまま開けて寝るのは、たまたまど忘れしただけで、隣の歌を子守唄がわりにしたかったわけではないです
勘違いすんなですぅ
そうです、気持ちよく眠れたのは結果オーライってヤツです。
結局ハル姉とレイ人間、どっちがうまいかって?
野暮なヤローどもですねぇ、そんなの決められるワケねーです。静と動。全く違うですからね。
ただどっちが好きかって言われると話は違うです、それは…
やっぱり翠星石はハル姉の妹なんですぅ、それが答えです
うお、翠でかぶった!スマヌ…リロードしてなかった
>>419 これは次女ではなく次女の中の人です
これなんの歌?
後悔も反省も知らない某氏のSSは毎回毎回素晴らしい(・∀・)
>>417 >3人とも無表情で空を眺めて歌を口ずさむ姿に、翠星石はしばし呆然としちまったです、断じて見とれてたわけではないですよ?
>それにしてもちっとも盛り上がらない曲ですね、眠くなってきたです。
>窓をそのまま開けて寝るのは、たまたまど忘れしただけで、隣の歌を子守唄がわりにしたかったわけではないです
>勘違いすんなですぅ
>そうです、気持ちよく眠れたのは結果オーライってヤツです。
ウホッ良いツンデレ
ある日突然、三女の語尾が「〜がな」になってしまう時空改変が、長女の気まぐれで起こってしまったら・・・
という想像が、枯野を駆け巡りました。
(´・ω・`)知らんがな
お隣の長女の私を月につれってって…
アレはいい。。。
次女、歌に関しては諦めろw 若しくは親友のイインチョに教えを受けるのだな
HA!HAHAHA!
シンジに特訓してもらえ。
彼の中の人も君よりは歌えるはずだ。
どんなマイクで特訓だってぇぇえぇぇぁあぁぇぇ!?!?!?!?!?!?!!?!?!?
428 :
三姉妹1:2007/01/30(火) 02:17:03 ID:LbAqpUk3
アスカ「ごちそーさま。」
翠星石「食べ終わったら食器を台所に持ってくですぅ、
いつまでたっても片付けられんですぅ。」
アスカ「なによいつもはすぐに片付けずに、
『どうして誇り高きローゼンメイデン第三ドールの
この翠星石がこんなことせにゃならんのですぅ。』
とか文句言ってるくせに・・・なんかやらかしたのぉ?」
翠星石「別に翠星石には何のやましいこともないですぅ・・・
あ、なんですかアス姉その疑いの目は
ヒョロ人間の言うことは信用できて
可愛い妹の言うことが信じられんのですかぁ!?」
アスカ「な・・・なんでそこでシンジがでてくるのよ??
・・・もう、わかったわよ、かたづけりゃいいんでしょ!?
ったくもう・・・」
翠星石「最初っからそうしとけばよかったですぅ」
そしてアスカが台所に食器を持って行き、翠星石が洗い物をはじめる。
アスカ「ねぇ、ハル姉、翠のやつなんか変じゃない?洗い物さっさと終らせようと
するなんて・・・?」
ハルヒ「そういえば、昨日、蒼星石が家に来たときになにか受け取ってたみたいだけど・・・」
アスカ「何を受け取ってたの?」
ハルヒ「それが翠のやつ、『夕飯の花丸ハンバーグ抜きにする』って言っても教えようとしないのよ」
アスカ「何か事件の匂いがするわね」
ハルヒ「あっ、私の言おうとしたことさきに言わないでよ!!」
翠星石「なに騒いでるですか?お姉ども」
ハルヒ「なんでもないわ・・。ところで翠!!あんた、私たちに隠し事してない?」
翠星石「実を言うとちょっとお姉どもに見せたいものがあるです・・・・
ちょっとまっててくださいですぅ」
そう言って翠星石は自分の部屋に向かった。その姿は嬉しそうにも見え
429 :
三姉妹2:2007/01/30(火) 02:17:56 ID:LbAqpUk3
ハルヒ「もしかしたら・・・」
アスカ「なになに、ハル姉なんかわかったの?」
ハルヒ「蒼星石から受け取ったものが実は・・・」
アスカ「実は・・・?」ゴクリ
ハルヒ「ジュン君からのラブレターだったのよ!!!!!!!」
アスカ「・・・・お姉バカぁ!?」
ハルヒ「アスカ、あんた、実のってわけじゃないけど・・姉に向かってどういう口訊いてんのよ!?」
アスカ「だってそーじゃない!あの翠があたし達にそんなもん見せるわけないじゃない!
大体ハル姉はいつも言うことが突飛なのよ!」
ハルヒ「なによ、あたしの推理にケチつけるつもり?」
アスカ「ハル姉のは“推理”じゃなくて“思いつき”でしょ?」
ハルヒ「なによあんた、このあたしとやろうっての」
アスカ「いいわ、望むところよ」
翠星石「ふたりとも、もうケンカはやめやがるですーッ!!!」バシャア!!
翠星石は、叫びながら如雨露の水を二人にかけた
ハルヒ&アスカ「なにすんの・・・・・」
そこには半泣きの翠星石がいた
右手に如雨露、左手には本を持っている
アスカ「な・・・なんでそんな顔してんのよ」
ハルヒ「何も泣かなくてもいいじゃない・・」
二人とも先ほどまでの勢いはなく穏やかな口調で話している
翠星石「な・・泣いてなんかないですぅ、如雨露の水が顔にかかっただけですぅ」
ハルヒ「じゃあ、どうしてそんなにケンカしてほしくなかったの?」
ハルヒの問いかけに無言で左手に持った本を差し出す
430 :
三姉妹3:2007/01/30(火) 02:24:59 ID:LbAqpUk3
ハルヒ「なになに・・“バレンタイン必勝デザートレシピ”・・・あんたこれどうしたの」
翠星石「貯めてたお年玉で、のりに買ってきてもらったですぅ」
ハルヒ「もしかしてこの間、蒼星石がもってきたのはこれだったの」
コクリとうなずく
アスカ「でもなんで、それが“あたしたちに見せたいもの”なわけ?」
翠星石「みんなへのバレンタインのプレゼントを姉妹で何を作るか決めて、姉妹で仲良く作りたかったんですぅ」
うつむきながらそう答える
アスカ「それであたしとハル姉がケンカしてたもんだから、ついつい泣いちゃったっと」
翠星石「だから、翠星石は泣いてなんかな・・・」
ハルヒが翠星石を抱き寄せ、あすかに手招きをする
そしてハルヒの反対側から翠星石を抱きしめる
ハルヒ「あたしも、アスカももうケンカなんかしないから、みんなで、仲良く、
バレンタインまでお菓子作りの練習しましょ。」
アスカ「そうね、それに姉妹で決めて姉妹で作るなら、レシピの代金も、姉妹で、等分しなきゃね。」
翠星石「お姉たち・・・ありがとですぅ」
アスカ「ハックシュン」
ハルヒ「大丈夫!?ックシュン」
翠星石「そういえば、ふたりともびしょ濡れのままですぅ」
ハルヒ「このままじゃ風邪引いちゃうから、みんなでお風呂はいりましょ」
翠星石「翠星石は風邪なんかへーきのへーざですから入らんですぅ」
アスカ「誰があたしたちをずぶ濡れにしたんだっけ?」
翠星石「うぅぅ・・・わかったですぅ、しかたなく、入ってやるですぅ」
ハルヒ「よろしい、それじゃあ早く行きましょう」
431 :
三姉妹4:2007/01/30(火) 02:27:06 ID:LbAqpUk3
三姉妹仲良く湯船につかっている
アスカ「翠は、やっぱジュンくんに本命あげるんでしょ?」
翠星石「な・・・なにがやっぱりですか、翠星石がジュンに本命をあげたりするわけないですぅ!!!
アス姉のほうこそ・・・」
アスカ「なによ、あたしが、シンジに本命あげたりするわけないでしょう!!」
翠星石「だれも、ヒョロ人間なんて言ってないですぅ。
語るに落ちてやがるですぅ。」
アスカ「と・・ところでハル姉は、キョンさんなんでしょ」
ハルヒ「あたしはSOS団の全員に義理よ、ま、まぁキョンにはちょっと多めに入れといてやるかなってとこ。」
アスカ「やっぱりじゃない」
翠星石「やっぱりですぅ」
ハルヒ「なにがやっぱりよ」
アスカ「だって、ねえ」
翠星石「ですぅ」
ハルヒ「なによ」
アスカ「なんなのよ」
翠星石が不安そうな顔をする
アスカ「ップ、アハハハハハ、もうケンカなんかしないわよ」
ハルヒ「ホント、可愛い妹ねえ」
こうして三姉妹の楽しい夜はふけていった
乙
ップ、アハハハハハハハ
これは流行る
433 :
三姉妹4:2007/01/30(火) 02:30:47 ID:LbAqpUk3
今回が初めてなので無茶苦茶はずかしいです・・・
最後まで読んでいただけたなら幸いです
あと
>>428の最後は、見えた、です訂正お願いします
>>428-431 職人GJ
あっちと比較するとこっちの作品は
純粋に萌え作品が多い気がする。
あっちは要所要所で笑わそうとするボケが入ってくるけどw
それもまた良いけど
たしかに
んで翠が平和主義で甘えん坊設定が多い気がする。平和主義はアニメでもそうだが。
↑は>436ね
ここはあの呪文で
>>438 翠が平和主義で甘えん坊の理由
・人見知りは相変わらず。他人の前ではハルヒかアスカのスカートの影にいつも隠れてる。
「翠、この人は平気よ」と頭をなでられるまで出てこない。
喧嘩はよくするが、上の二人は遊んであげてるつもり、一番安全なのは姉の後ろと知っている。
・よって傍から見ると、凄く甘えてる様に見える。
・また、基本戦闘力が高い姉達の下では、多少の平和主義はやむをえない
良い子にしてる時は優しい姉なんですぅ・・・・ナイショデスヨ?
姉たちの甘やかしを誘うような言動が多いからな。スネてみたり。
翠のツンは、姉たちに向けられる場合にはちょっと気弱な感じがしなくもない。
それが甘えてるように見えるんじゃないかね。実際甘えてるわけだが。
しかもデレると姉たちも「まったくしょーがないわね」ってなるからなおさら。
まったくしょーがない子だな、翠は(*´Д`)
実際の所翠が一番強くね?
あ、ハルヒの力は置いといて
エヴァはえっと・・・
アスカは筋肉マッチョな男2人ぐらいを余裕で倒したよ
あんたそれでも(ryついてんのって言ってた
漫画版だけど
>>444 人間相手だと最強かもね
木に養分与えて枯れさせればいいだけだから
廃人まっしぐら
検索の仕方にワロタw
>>413 三女どうしは仲良くしてほしいと思うオレガイル
お隣の姉妹スレと完全にコラボのSS書いたんですが、
>>451を受けてのものなのでこちらに投下させてもらいます。
453 :
1:2007/01/31(水) 16:52:18 ID:4aZhGvdw
♯
おっかいっもの♪おっかいっもの♪
今日は練習用の材料を買いに行くです。何の練習用かですって?
バレンタインのお菓子作りに決まってるですぅ!
ハル姉とアス姉は学校行ってるので翠星石が今のうちに材料を買っておくです。
翠星石は一人でもお買い物ができるですよ。
近所のスーパーまで来ましたです。翠星石はスーパーが好きだったりします。
ここはたくさん食べ物があって、時々少しだけタダで食べさせてくれる
気前良さも持ち合わせてるんですよ?
お菓子の材料コーナーに、と。
むっ、あれは……!?
454 :
2:2007/01/31(水) 16:53:29 ID:4aZhGvdw
♭
こんにちは。ホシノルリです。
今日は近くのスーパーマーケットに来ています。
もうすぐバレンタイン。姉二人はそれぞれ想いを寄せる相手にお菓子を作るそうです。
いきなり作って失敗するといけないので、まずは練習。
そのための材料を、二人が学校に行ってる間に私が買っておくことになりました。
あ、ちなみに私も作りますよ。チョコレート。
それにしても……姉二人の想い人には、お隣のお姉さん二人も想いを寄せてるわけでして、
バレンタインは一波乱ありそう、かな?
お菓子の材料コーナーに到着しました。
あれっ?
翠星石さんがいます。こちらを見て固まっているようです。
えーと、
「こんにちは」
455 :
3:2007/01/31(水) 16:54:48 ID:4aZhGvdw
♯
銀髪ツインテールの隣の三女がいやがったですぅ!しかも……
「こんにちは」
挨拶されました。シカトするわけにもいかんですぅ。かと言って、
普通に返してなめられることがあってはならんのです。
ここはひとつ、礼をもって、それでいてビシッと格の違いを見せつけてやるような
言葉で返事をしてやるですぅ!!
「こ、こんにちは……です」
はっ……!ふ、普通に返してしまったですぅ!
きき緊張してしまったわけじゃないんですよ!?なんていうか、その、
急に挨拶が来たので、ちょっと対応が遅れたといいますか……
銀髪がなんだか妙に嬉しそうに微笑んでいやがるです。
これが噂の『クーデレ』ってやつですか!?
べっ、別にかわいいなんて思ってないですよ!
456 :
4:2007/01/31(水) 16:55:55 ID:4aZhGvdw
♭
翠星石さんが挨拶を返してくれました。嬉しいです。
お家に来たときもカラオケのときも、なんだかいつも不機嫌そう。
それが素の状態なのか、それとも誰かに向けられたものなのか、
私には分かりません。でも、三女同士、サイズも近いことですし、
仲良くできたらいいなと思います。
「翠星石さんは何を買いに来たんですか?」
「バ、バレンタインのお菓子作りの練習をするのでハル姉やアス姉の分もあわせて
材料を買いにきた、です」
……なるほど。対決は避けられない、ってところでしょうか。
頑張ってくださいね、レイ姉、有希姉。
「じゃあ一緒ですね。私もバレンタインの練習にと、姉二人に
買い物を頼まれましたので」
457 :
5:2007/01/31(水) 16:57:13 ID:4aZhGvdw
♯
隣の姉妹もバレンタインにお菓子を作るですか?
ハル姉もアス姉も当日は大変なことになりそうです。
ま、考えてみたら当然のなりゆきですぅ。
それはさておき、とりあえず今は材料を買わなきゃです。
この銀髪も同じ目的でここにいるんだったら……たら……えと……
「じゃ、じゃあ、いい一緒に買い物するですか……?かか勘違いするなですぅ!
たまたま同じ目的だったから、その、たっ旅は道連れと言うですし」
ふぅーっ。はっ……!!き、緊張なんかしてないですよ!
ただ、あまり知らない人間と一対一だとどう接したらいいのか分からないだけで……
「……はい。そうさせてもらいます」
銀髪がペコッと頭を下げたですぅ。
うぅ、何か調子狂うですぅ。
458 :
6:2007/01/31(水) 16:59:33 ID:4aZhGvdw
♭
まさか翠星石さんの方からそんな風に言ってもらえるとは思ってもいませんでした。
私、嫌われてるのかな、ってどこか不安だったものですから。
いつもそっけない分、こういうとき嬉しさ倍増ですね。
……これが『ツンデレ』の魅力ってやつでしょうか。
「翠星石さんは何を作るんですか?」
「まだ決めてないですけど、翠星石にはレパートリーがたくさんあるですよ」
「そういえば以前いただいたスコーン、凄くおいしかったですね」
「当然ですぅ。翠星石が腕によりをかけて作ったですぅ」
どうやら翠星石さんはお菓子作りが得意なようです。
一方私は、料理は毎日作ってますが、お菓子のほうはちょっと……
459 :
7:2007/01/31(水) 17:00:39 ID:4aZhGvdw
♯
この銀髪も翠星石のスコーンの味が分かるとは、なかなか見所あるやつですぅ。
さて、二人で買い物を終えて帰ろうとしたときのことですぅ。
銀髪が立ち止まると、
「あ、あの……よかったらそこの喫茶店で少しお話していきませんか?」
頬をほんのり紅く染めながら言いやがったですぅ。
おかげで何故か嬉しくなってしまったですぅ。
「べっ別に構わないですよ」
翠星石がそう答えると、銀髪の口元が微かに緩んだです。
オーケー素直に認めるです。かわいい、ですぅ。
喫茶店で翠星石は紅茶を、銀髪はオレンジジュースを頼みました。
「楽しみですね、姉妹でお菓子作り」
「ま、まぁ楽しみじゃないこともないですぅ。うちの姉二人はお菓子作りに関しては
まだまだ甘いですから、この翠星石が教えてやることになりそうですけど。
仕方ない姉たちですぅ」
460 :
8:2007/01/31(水) 17:02:02 ID:4aZhGvdw
♭
なーんて言いながらも、実はすごく楽しみにしていることが
言葉の端々ににじみ出ています。
「翠星石さんはお姉さんたちが大好きなんですね」
「なっ何でそうなるですか!?き、嫌いじゃないですけど、
ハル姉は常時暴走気味だし、アス姉はワガママ放題だし、
翠星石がいなかったらきっとやっていけないですぅ」
翠星石さんがどういう人なのか、分かってきた気がします。
「そういうお前はどーなんですか?というかそっちの姉妹はどんな感じなんですか?」
う〜ん。
「レイ姉も有希姉も私をいじるのが大好きみたいです」
「いじっ…!?」
翠星石さん、顔を真っ赤にして動揺しているようです。
何か勘違いしたのでしょうか。
「あと、都合よくボケを装ったり、本気でボケてたり……飽きないです」
461 :
9:2007/01/31(水) 17:03:13 ID:4aZhGvdw
♯
「何だかんだで私がいなかったら大変なんじゃないかな、と思います。
自分で言うのもアレですが」
どうやら隣の姉妹もウチに負けず劣らず面白そうですぅ。
「それで、お前は姉たちが好きなんですか?」
「はい。レイ姉のことも、有希姉のことも大好きですよ」
うっ!クーデレは素直を標準装備ですか!
翠星石のことが好きと言われたわけじゃないのに、
思わずドキッとしてしまったですぅ。けしからんですぅ。
「レイ姉と有希姉と暮らし始めてから、楽しいことばかりです。その思い出は
自分で手に入れたものですから、とても大切です。
私、一度家族を失ってるんです。初めてできた家族を、
できて数日後に。まぁ、色々あって戻ってきましたけど。
なので分かるんです。今のレイ姉も有希姉も、かけがえのないものだってことが」
462 :
10:2007/01/31(水) 17:04:43 ID:4aZhGvdw
♭
「だから、二人とも大好きです」
こんなにも自分の胸の内を誰かにさらけだしたのは、
きっと初めてだったかもしれません。
翠星石さんは、いつのまにか真剣な面持ちになって話を聞いてくれています。
そして、
「翠星石にも、分かるですよ。だから、ハル姉もアス姉も大好きです」
短くそう言った翠星石さんの表情は、とても綺麗で誇り高い微笑みを含んでいました。
それから、私たちは時間を忘れてたくさんお喋りをしました。
帰りがけ、
「あの……ル、ルル……ルリルリ……ッ!
まっ、またそのうち時間があったら、あ、遊ぼう、です」
翠星石さんに言われて、思わず満面笑顔になってしまいました。
「はい。ぜひ」
ルリルリって呼ばれるのは、何だか照れくさいですが。
バレンタインの詳しいお話はまたの機会にするとして、
私はアキトさんともう一人、お友達にもチョコを作ることにしました。
お菓子作りが得意な方ですから、お口に合うかどうか……
463 :
11:2007/01/31(水) 17:06:20 ID:4aZhGvdw
♯
家に着くとハル姉もアス姉もすでに帰ってきてたです。
「遅かったじゃない、翠。どこまで買いに行ってたのよ?」
「これならあたしたちが帰りに買ってきた方が早かったわ」
「ちょっと、友達と会ってたですぅ……」
するとハル姉がニヤニヤしながら翠星石の顔を覗いてきたです。
「友達〜?その言い方が怪しいわねー。ジュンくんじゃないの〜!?」
「ちっ違うです!ホントに友達ですぅ」
さらに、ハル姉と同じくニヤニヤしてるアス姉も尋問を開始しやがったです。
「じゃあ誰よ?友達って」
こいつらはすぐに色恋沙汰にしたがるですぅ。
「ル……ルリルリとお茶飲んでたです」
二人はキョトンと顔を見合わせてから聞いてきました。
「ルリルリって、お隣の姉妹のルリちゃん?」
「あれ、あんた仲良かったっけ?」
「そうですよ。仲良しですよ」
「ふーん。ま、いいわ。さっそくお菓子作りの練習始めましょっ!!」
その日の練習で、隣の姉二人もバレンタインに向けて燃えてると教えてやったら、
ハル姉もアス姉も目の色変えてお菓子を作ってたですぅ。
さすがの翠星石も、ちょっとびびったです。
……ところで翠星石は、ジュンの他に、ルリルリにもお菓子を作ってやることにしたです。
べっ別に友達にあげたって、いいじゃないですか?
まぁ、せっかくですから、気合いを入れてパティシエ級の腕前を披露してやるですぅ!
以上です。
唯一アニメが共通しない、三女同士が仲良くなったきっかけネタでした。
GJ!!
ケータイから得意先の隣の墓の前からGGJ!
GJ!
JUMのこと以外で三女が照れてるのがいいな。
原作ではいない三女のみの友人関係は新鮮。
>急に挨拶が来たので、
QAK!!QAK!!!
ええのぅ…
>>464 _n n_
_、_ .( ll ) _、_
( ,_ノ` ) `/ /ヽ ( <_,` )
(  ̄ ̄___/ ヽ___ ̄ ̄ )
\ 丶 / / good job!!
すばらしい! ルクセンブルグ!
サーバが停止する前にGJ
三女と三女が(*´Д`*)ハァハァと聞いて隣から来ますた!
GJ!
474 :
1:2007/02/01(木) 00:40:16 ID:t9clxzWr
翠星石ですぅ。
今日は、久しぶりに天気が良かったから庭の草花の手入れをしてるですぅ。
気分が乗ってきたので鼻歌を歌っていると、ルリルリがこっちを見てるですぅ。
洗濯中ですかね?
翠「こんにちはですぅ、ルリルリ!」
こないだのスーパーでは、先に挨拶されたから今度はこっちから挨拶してやったですぅ。
別にお話がしたかったわけじゃないですよ!?、ただ近所づきあいもたまには大切と思ったていうか・・・
ルリ「こんにちは、翠星石さん!
楽しそうですね、何をされているのですか?」
またあの笑顔ですぅ。
翠「庭のお花に水をあげてたですぅ。ルリルリはお洗濯ですか?」
ルリ「ええそうです、ここのところ曇りの日ばっかりで、
たまりがちになってましたから」
!?なんと偉いやつですか!うちでは洗濯物が山を築くほどに積み上げられてから
誰が洗濯をするのか、姉どもの凄い理不尽な言いあいが始まるですのに・・・
ちなみに、翠星石のドレスはのりに洗濯させてやってるですぅ。
まあしょうがない、ここはひとつ、この翠星石が手伝ってやるですかぁ!!!
翠「た、大変そうですねぇ、これが終わったらそのぉ・・・・
て、手伝ってやらんこともないですよ?」
うぉ!?言いたい事と別の言葉が出てきやがったですぅ!?
これも姉どものツンデレぷりのせいですぅ。
475 :
2:2007/02/01(木) 00:41:27 ID:t9clxzWr
ルリ「大丈夫ですよ、これくらいなら一人で何とかなりますから」
ここは、勇気をだして素直に言うですぅ!!
翠「え・・遠慮なんかするなですぅ・・と・・友達なんですから」
うぅ、今度の笑顔はハル姉に並ぶぐらいのもの凄い破壊力ですぅぅぅぅ!!!
タイプはかなり違うですけど
ルリ「それじゃあ、その・・・お願いします」
ふう、最初っからそういえばいいのですぅ。
それからルリルリと話しながら洗濯物を干すのを手伝ったですぅ。
翠星石が姉どものことを話すたびにクスクス笑いながら、『翠星石さんは、ほんとにお姉さんたちが
好きなんですね』なんて言ってくるですぅ。そんなん、人前で言えるかですぅ。
それから、これからもたまには庭で話すことになったですぅ。
こんどは、家に入れてスコーンと紅茶でもご馳走してやるかですぅ
そんなこんなでだいぶ時間が過ぎたから帰ることにしたですぅ。
翠「それじゃあ、翠星石はお家に帰るですぅ」
ルリ「あっ、待って翠星石さん」
翠「なんですか?」
ルリ「・・・」
呼び止めておいて何も言わないとは変ですね?
素直が標準装備の『クーデレ』のルリルリが・・
ルリ「あの・・翠ちゃんって呼んでもいいですか?」
意外な言葉が出てきやがったですぅ。
翠「も・・もちろんですよルリルリ」
な・・・何て言うかちょっと、こそばゆいですぅ
ルリ「それじゃあ、またね、翠ちゃん」
翠「またですぅ、ルリルリ」
476 :
3:2007/02/01(木) 00:42:19 ID:t9clxzWr
アスカ「たっだいま〜〜〜。う〜んいいにおい、翠〜?スコーン焼いたの〜?」
翠星石「スコーンだけじゃないですぅ、なんと今日はクッキーも焼いたのですぅ〜」
アスカ「ウワォ!おいしそーじゃない?」
翠星石「あっ、つまみぐいは駄目ですよ!ハル姉がかえってきてからみんなでたべるですぅ」
アスカ「んもぅ、ケチくさいんだから・・・」
ハルヒ「ただいまー、あらいい匂い」
アスカ「ハル姉早く来てよー、翠がハル姉が来るまで食べさせてくれないんだからー」
ハルヒ「はいはい、あら翠、今日はクッキーまであるじゃない、あんたクッキーなんて
今まで焼いたことあったっけ?」
翠星石「?今日が初めてですぅ」
ハルヒ「何かいいことあったんだ?」
ギクッ、何で分かったんですかぁ!?
アスカ「どーしてそーなるわけ」
ハルヒ「翠が新作に挑戦するのは決まって機嫌のいいときだからよ!!」
アスカ「ふーん・・ジュン君?」
翠星石「チビ人間はかんけーねーです」
アスカ「じゃあ、お隣のルリちゃんだ」
ギクギク、恐るべきです。お姉たち
ハルヒ「とりあえず、はやくいただきましょ」
ハルヒ&アスカ「いっただっきまーす」
アスカ「おいしー、翠あんた天才!!」
頭をなでなでしながらクッキーをほうばってやがるですぅ。
ハルヒ「あんたみたいな、妹もてて、ホンット幸せ!!!」
こんどは、ほっぺにすりすりしてきやがったですぅ
これぐらいで喜びやがってほんとにしょーもない姉どもですぅ。
でもまあ、今度ルリルリの前で、大好きだって言ってやらんこともないですぅ・・・
477 :
3:2007/02/01(木) 00:44:32 ID:t9clxzWr
>>464に影響されて書いちまった
いまは反省している・・・
お隣にルリ視点も書いてるから見ておいてくれたら嬉しいです
478 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/01(木) 00:49:14 ID:u3Nr+ZBH
>>477 どっちも拝見しました。なんか和んだGJ!
両方見たぜ!
GJ!
>>477 >>464で今日はおしまいかと思ってたのに…
「翠ちゃん」で、震えがキターーーー!!
GJ
482 :
451:2007/02/01(木) 01:20:43 ID:KQmOu00T
>>453 これこそ求めていたもの。GJでした。
以前、向こうに投下されたコラボSSで、ルリが翠星石に親近感もってるような描写があって。
無論、作者が違えば設定が変わるのは当たり前だけど、この二人には仲良くしてもらいたかった。
もっかいGJ
今日の夕方から、また2ちゃんの鯖が停止するみたい。
…以下運用情報板より転載…
2回目 2ch/わいわいKakiko全鯖停止 2007年2月1日 14時30分〜16:30
電源工事2回目
日本時間 2007年2月1日 15時00分〜16時00分
上記時間の30分前よりサーバーが停止しはじめ、工事終了後から順次サーバーを起動し始めるため
接続可能時間は16:30〜を目安にしてください。
作業時の60分間、各サーバへの電源供給が停止されるため、
その間、各サーバに接続できなくなります。
電源対策工事実施に当たりブレーカー交換作業のため電源供給を停止します。
そのため、お客様のデータ及びサーバ保護のため、工事開始の30分前より順次サーバの
正常終了作業を行ないます。
工事期間中、BIG-server のホームページ及びメールアドレスが使用できなくなります。
作業の進行状況に関しましては常にこちらのページにてお知らせします。
http://219.166.251.40/~maido3/ 工事期間中のお問い合わせは、下記メールアドレスまでお送り下さい。
BIG-server.com :
[email protected] binboserver.com :
[email protected]
ところでふと思ったんだがアスカはヒカリを家につれてきて遊んだりはしていないんだろうか?
>>486 焼き肉パーティー?
ってかミサトさんの昇進パーティーになら来てたよ
沢近「スクランアタックと聞いて飛んできてあげたわ!」
ハルヒ「…えっ…?」
アスカ「…っと…?」
翠星石「リアクションしづらいマネするな、です」
沢近「あれ…!?」
ハルヒ「ん、まぁ…」
アスカ「親戚筋…?なのかしら…」
翠星石「お隣みたくオチ担当がうまいこと収拾つけてくれないから
ほんとーに困る、です」
今は反省してる。
>>489 > 沢近「スクランアタックと聞いて飛んできてあげたわ!」
そのうち「本家」から「師匠」とかが来ても知らんぞw
492 :
1:2007/02/03(土) 00:04:50 ID:wHG+KXge
とある放課後
ヒカリ「ねぇ、アスカ・・・その・・・相談したいことがあるんだけど
アスカ「じゃあ、あたしんち来れば?」
というわけで、アスカの家にやってきました
アスカ「たっだいま〜友達連れてきた〜」
ヒカリ「お…おじゃまします」
むこうから、顔立ちの整ったきれいな二人組みやってくる
この人たちが、アスカの言ってたお姉さんと妹さんだ
ハルヒ「おかえり〜それから、初めましてアスカの姉の鈴宮ハルヒです。」
さわやかな笑顔…思わず見とれちゃいそう
ヒカリ「あ…洞木ヒカリです、初めまして」
ハルヒ「ヒカリちゃんね、よろしく…ほら翠あんたもあたしの後ろに隠れてないで
早く挨拶しなさい」
ハルヒさんの後ろから覗くようにしていた子が挨拶してくれる
翠星石「す…翠星石です…よ…よろしくです」
かわいい〜
アスカ「ごめんね〜この子人見知りだから」
ハルヒ「玄関で立ち話もなんだし、リビングに来なさいよ、
ちょうど、翠がスコーン焼いてたとこだし」
二人ともアスカにそんなに似てないみたい
493 :
2:2007/02/03(土) 00:08:42 ID:wHG+KXge
リビングにつくとテーブルに座るように言われる
ハルヒ「ちょっと待ててね今紅茶入れてくるから」
そう言ってハルヒさんがリビングに向かうと翠星石ちゃんが入れ替わりにやってくる
翠星石「す…翠星石が焼いたスコーンです、食べやがれですぅ」
ハルヒさんが台所から戻ってくる
ハルヒ「はい、紅茶」
ヒカリ「ありがとうございます、それじゃあお言葉にあまえて…いただきます」
ヒカリ「おいしい!!これ、ほんとにおいしい!!」
翠星石「あ…あたりまえですぅ、この翠星石が作ったものが美味くないわけないですぅ」
あ…こういうところはアスカにそっくりなんだ…
アスカ「そういえばヒカリ、相談って何のことについて?」
ヒカリ「え…っとやっぱりその…お姉さんたちのいる前じゃちょっと…」
ハルヒ「あら、そんな気のしないほうがいいわよ?ほら、お姉さんに話してみなさい?」
アスカ「ごめん、ヒカリこんなとこで言ったあたしが馬鹿だった」
ハルヒ「なによ、それどういうこと?」
アスカ「何もくそも、ハル姉が絡むとろくなことないじゃない!!」
ハルヒ「ほぅ、なら、ねぇヒカリちゃんアスカのやつ学校ではシンジ君とはどうなの」
アスカ「な…なんでそこでシンジがでてくんのよ!?」
ヒカリ「あ、碇君とならよくおしゃべりしてますよ?
でも碇君が綾波さんと話してるとものすごく不機嫌になってます」
ハルヒさんと翠星石ちゃんがものすごくニヤニヤしてる…
やっぱり仲がいいんだろうな
翠星石「やれやれですぅ」
ハルヒ「ほんっと、わかりやすいわねぇアスカは」
アスカ「なによ、ハル姉だってキョンさんがミクルちゃんにデレデレしてたら怒るし
翠だって、真紅とジュン君が仲良くしてたら拗ねちゃうじゃない」
ハルヒさんも翠星石ちゃんもスッゴイわかりやすいリアクションしてる
やっぱりアスカの姉妹なんだなぁ
494 :
3:2007/02/03(土) 00:09:56 ID:wHG+KXge
アスカ「何ニコニコしてるのかなあ〜、ヒカリだって思い当たる節があるんじゃないの〜?」
ぅ…いきなり飛び火してきたってうわ、ハルヒさんも翠星石ちゃんもスンゴイ目輝かせてる
ヒカリ「そのことで相談なんだけど…」
あ、三人ともうってかわって真剣な表情…おもわず笑っちゃいそうwww
ヒカリ「鈴原のやつ…なにかっていうといいんちょうがぅどうとか言ってつっかかてくるでしょう?
もう少し普通に話せないかなぁって思って」
翠星石「鈴原って言うとトウジとか呼ばれてたあのフォースチルドレンで、
関西弁のやろうですか一度映画のときにあったことあるですぅ」
アスカ「う〜ん、難しいわねぇ…もういっそ、素直に怒らずにはなすようにしてみたら?」
アスカと翠星石ちゃんが口を開く、ハルヒさんはなぜか私の顔をじろじろ見てる…
ハルヒ「わかったわ…」
アスカ「何がわかったの?」
ハルヒ「ヒカリちゃんに足りないものよ!!」
!!わ…私に足りないもの!!?
ハルヒ「それは…」
ヒカリ「それは…」ゴクリ
ハルヒ「メガネよ!!!」
え…なんでよりにもよってメガネなの…またガリ勉とか言われそうなのに
495 :
4:2007/02/03(土) 00:11:42 ID:wHG+KXge
アスカ「ハル姉…」
翠星石「何とち狂った事言いやがるですか」
ハルヒ「なによ、根拠はあるのよ!!!」
アスカ「なによ、根拠って!?」
ハルヒ「いい?ヒカリちゃんは、委員長でツインテールなのよ!!?
それなのにメガネが無かったら、萌え三種の神器の一つが無いじゃないの」
…ス、スゴイ私ぜんぜんそんなこと考えてなかった…
アスカ「ヒカリ、ハル姉の言うこと真に受けちゃ…
ヒカリ「どんなメガネをかければいいんですか!!?」
アスカ「ちょ…ヒカリ?」
ハルヒ「ちょっと待ってて」
ドタドタと音を立てながらハルヒさんが部屋を出て行く
アスカ「ヒカリ、あんた熱があるんじゃない?」
ヒカリ「大丈夫よアスカ、私気づいた…いや気づかせてもらったのよ
私に足りないものが何なのか、今やっとわかったの」
翠星石「ハル姉にみょ〜なこと吹き込まれやがったですぅ」
アスカ「こりゃもう手遅れね」
ハルヒ「はいこれ、ヒカリちゃん私のダテメガネあなたにあげる
それから、あとは、あなた次第だからがんばって!!!」
ヒカリ「はい、ありがとうございます」
496 :
2:2007/02/03(土) 00:12:46 ID:wHG+KXge
翌日…
トウジ「何や委員長、メガネかけるようにしたんか?」
ヒカリ「そ…そうよ、悪い?」
トウジ「いや…似あっとると思うで…」
ヒカリ「え…」
アスカ「鈴原ってメガネ萌えなわけ」
シンジ「うーんどうだろ?でも委員長がメガネかけてるのはすごく似合うと思うよ」
アスカ「バカシンジ!!!!」
勢いで書いた。
いまは、反省している
>>496は、2じゃなくて5です。
訂正おねがいします
>>497 ヒカリが絡んでいる始めて展開だな。
翠星石とルリといい、最近はGJなSSが連続しているな。
改めてGJ!
>>497 勢いで書いて、良かったと思う。乙。
あと「鈴宮」じゃなくて「涼宮」な。
GJ!Gsis!
もう反省なんか(・∀・)スルナ!!
そして500ゲト
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/03(土) 09:49:34 ID:2oj0n4fZ
節分その1
バァンと勢いよくハルヒがドアを開け、妹二人のいるリビングダイニングへやって来た。
騒がしくないことなど無いに等しいこの家で、この状況に驚くこともなく妹二人が制服を乱しながらやって来た姉に目を向けた。
「どうしたの、ハル姉」
「どうせまた、変なイベントを考えただけですぅ」
「なぁ〜にが、変なイベントよ!」
興味無さ気に答える二人の妹の頭を、ハルヒはぐりぐりと掻きまわす。
「今日はすごっくいいもの用意したんだから!!」
乱れた髪を直す二人の前に、ハルヒが買い物袋を突き出す。
「恵方巻きよ!!」
「恵方巻き?」
アスカと翠星石の声が同調する。『恵方巻き』は二人にとって聞きなれない言葉だった。
「知ってる?」
アスカが聞くと、翠星石は慌てたように「も、もちろんですぅ」と答えた。
「そ、そんなことも、知らないですか、アス姉」
ダラダラと汗を流しながら胸を張る翠星石に、じと目を送るアスカ。
疑っているわけではない。知らないと確信を持っているのだ。
「じゃあ、翠は知ってるわけね」
「と、当然ですぅ!」
「じゃあどんなのか教えてよ」
意地悪な質問をわざとするアスカに、翠星石は困惑し、手足をばたつかせる。
「恵方巻きといったら、あ、あれです…ほら、その…なんと言えばいいですかねぇ…」
「恵方巻きって言うのは、これよ!!」
502 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/03(土) 09:50:24 ID:2oj0n4fZ
その2
話が一向に進まないことに痺れを切らしたハルヒが、バサバサと買い物袋の中身をテーブルに撒き散らした。
撒き散らされた恵方巻きの一つを、アスカが手に取る。
「これって…?」
「それが恵方巻きよ!節分の日にそれを丸ごと一本、一言も喋らずにまるかぶりするっていう苦行を成功させれば、その年は幸福が訪れるっていう風習よ!」
ズガーンと頭を打ち抜かれたような衝撃が、妹たちに走る。
「一言も喋らずに食事を終える…確かに苦行ね…」
静寂とは対極に位置する姉妹にとって、無言で食事を終えるなど苦行以外の何者でもない。隣の姉妹なら、難なくこなせそうではあるが。
「こ、こんなに太いのを丸ごとですかぁ…?」
「ま、おチビの翠には無理か」
ひょいと一本手に取るアスカの挑発を受け、翠星石も恵方巻きを手に取った。
「見くびるな、ですぅ!この程度のこと、翠星石にかかれば…」
「あ、ちなみに途中で一言でも喋ったら、一年間いいことが何もないからね」
ハルヒの言葉を聞き、恵方巻きを食べ始めていた翠星石は「ムググ」と喉の奥でむせ、「言うのが遅いですぅ」とでも言うような恨めしげな視線を向けた。
だが逆に翠星石の隣に座ったアスカは、ニヤッと悪戯な笑みを浮かべた。
「ねえ、翠」
ちょいちょいと肩を叩かれ、翠星石が隣に目を向けると、アスカが両手で顔をみょ〜んと伸ばした、変な顔をしていた。
「ぶっ…ぶはっ!ひぃ〜っひっひっひ!!な、なんて顔してやがるですぅ!!」
翠星石は溜まらず吹き出す。
米粒や具材を飛び散らせながら、バンバンとテーブルを叩きながら笑う翠星石。
「あ〜あ、これで翠には一年いいことが起こらなくなったわね」
笑いの止まらない翠星石を尻目にアスカが自分の分の恵方巻きを口に運ぶ。
「くぅ〜」っと握りこぶしを作り悔しがる翠星石だが、すぐに表情が復讐に歪んだ。
「……」
むぐむぐと無言で恵方巻きをほお張るアスカ。
翠星石はそのアスカの懐に潜り込み、こちょこちょと脇をくすぐり始める。
アスカも耐えようとするが、長くはもたない。すぐに声を上げて笑い出してしまう。
「ぶくっ!ごほっ!ごひっ!あーっはっはっはっはっ!こ、こら!翠、やめ、ひっひっひ!!」
「イ〜ッヒッヒッヒ!アス姉、さあ一年分の幸せを吐き出すですぅ!!」
「ほ、ほんとだめっ!翠!やめっ!」
くんずほつれずの争いをしている二人の目に、一人もくもくと恵方巻きを食べ続けるハルヒの姿が映る。
二人は目を合わせ、にやりと笑う。
「ハ〜ル姉!」
にこやかな妹たちの声にハルヒが目をやると、二人の変な顔が待ち受けていた。
恵方巻きを咥えたまま、顔を真っ赤にしながら声を出すのを耐えるハルヒ。肩をぶるぶる震わせながらも、声だけは出さない。
だがそれも長くはもたずに、遂に恵方巻きを吐き出し、腹を抱えて笑ってしまう。
「あ〜っはっは!な、なんて顔してるのよ二人とも!!あはははは!!」
二人はやり遂げたとハイタッチを交わして喜ぶ。
「いえーい、ですぅ」
「これでハル姉も一年不幸決定!」
だが喜ぶ二人の顔面めがけ、豆が雨あられとぶつけられる。
「いてててて!」
「な、なんですかこれは!!」
二人が目を上げると、怒りの炎に身を包んだハルヒが見下ろしていた。
その形相は、まさしく鬼の形相。
「や〜っぱり、節分と言えば豆撒きよね!二人は鬼役として逃げ回りなさい!!」
「ちょ、ま、待ってハル姉!や、やりすぎた!謝るから!!」
「そ、そうですぅ!そ、それにむしろ今のハル姉の方がよっぽど鬼らしいですぅ!」
今のハルヒに何を言おうが無駄であった。
「さぁ!早く逃げないと痛い目見るわよ!鬼は外ー!!」
「ご、ごめんハル姉〜〜!!」
「に、逃げるですぅぅぅ!!」
ハルヒに追い回される二人の悲鳴が、夜の街に響いた。
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/03(土) 09:52:23 ID:2oj0n4fZ
オチ
一方その頃、お隣さん。
「……」
「……」
「……」
三人は一言も喋らず、ただ黙々と恵方巻きを食べていた。
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/03(土) 09:59:41 ID:2oj0n4fZ
上の方で、こっちのSSは萌え要素が高いといわれていたけど、自分にはそういう方向がどうにも考え付かない。
どうしても、アスカが翠星石に悪戯して、翠星石が仕返しして、ハルヒに被害が行って、二人が痛い目見るって姿しか思い浮かばない。
だが後悔をしても、反省していない自分ガイル。
題材が[節分]という限定下では、中々拡げるのは難しいと思う。
今日だけのイベントを使いSSを書いた心意気に敬意を示させてほしい。
長文スマソ まぁ何が言いたいか一言で言うなら・・・
GJです!
今更だが、シンジに対する翠星石の「ヒョロ人間」が妙にツボにはまったw
でも実際問題、それなりに訓練受けてるシンジよりJUMの方がヒョロイはずなんだが…
そこは愛の力で全スルーだというのか……っっ!!!
イメージ的にはシンジのほうがひょろい気がしてしょうがない
>>504 「3姉妹に対する感じ方は人それぞれですよ。」
「SSの書き方は自分の好きなようにするべきです。」
まぁ俺にとっては、アスカの悪戯・翠の仕返し・ハルヒに怒られる
どれをとっても三人とも可愛くて萌えてしまうがな
姉妹のイメージが人それぞれなように、萌えの要素も人それぞれだ
というわけでGJ>504
515 :
鈴木隆行:2007/02/03(土) 19:05:33 ID:tllQl8A1
ScrambleAttackと聞いてツルツナ・ズベズダから来たのだが・・・・・
もしかして、場違いか?
>>504 ワカメ=翠星石
カツオ=アスカ
サザエ=ハルヒ
のように感じたわけだが。
笑う声までおんなじね〜♪
あっはっはっはっおんなじね〜♪
>>504 自覚は無いみたいだが、あなたの作品には凄く萌えた。GJ
誕生日会。
何やら小学生くさく聞こえるのは俺だけだろうか。
誕生日会とは、その人が生まれたことを祝う会であって、決してその人が
王様になれる日ではないことはウチの妹でも知ってるだろう。いや、
そう信じたいと言うか、現代用語の基礎知識にも載ってなぐらい常識的
なことだろう。我々一般人にとっては。
三学期も始まり早一ヶ月がたつこの馬鹿みたいに風が強く寒い日。通学路の
ハイキングコースを駆け足であがっても汗一滴としてかかないぐらいだ。
しかし、遅刻もせず毎日通学している俺はそれが当たり前のことでも自分を褒めてあげたい。
冬の日差しはなんとも心地よいもので、授業と言う退屈な時間から睡眠と言う快楽の扉への
案内役をしてくれる。
ちょうど今ぐらいからか?明日の惨劇へのカウントダウンが開始されたのは。
放課後、もう日課となってしまった朝比奈さんとのオセロ。その可愛らし〜顔と正面から
向き合える至福の時間ともなっていたが、その大切な時間を壊す奴は一人しかいない。
そう、それは涼宮ハルヒ、変人と気持ちよく言い切れる変人だ。
正義のヒーローばりの堂々としたドアの開け方。手を腰に当て逆行だったのでなおさらだ。
「キョン?みくるちゃん?有希?明日の土曜暇よね?」
文法がおかしいのはさておき、長門、喋らなきゃいるのかわからんぞ。
まぁ確かに明日はなんの予定は入っていないが。
「まさか、また宇宙人(以下略)を探す旅にでる〜とか言うんじゃないだろうな?」
答えがYESならば二つ返事でNOと答えたところだが、ハルヒはその大きな瞳を
輝かせて両手を腰に当ててはっきりと言った。
「ウチのアスカの誕生日会よ!」
520 :
519:2007/02/04(日) 02:34:56 ID:MP5wUAtP
アスカとは、ハルヒの妹で現在中学三年生だ。って俺は誰に説明している。
さすがハルヒと同じ血族であるからにして、顔はなぜか似ていないが性格はハルヒと酷似している。
なんか外人くさいが・・・。
やはりハルヒでも姉妹のことになると違うな。などと感心しつつあまり乗り気ではない。
なぜならハルヒ姉妹の三女である翠星石が苦手なんです。僕は。
性格はハルヒたちに比べて素直なところがあるが、なんか人間ぽくないと言うか
人形みt
「明日六時に私の家に来てね!プレゼント忘れたら死刑!もちろん遅刻も同罪よ!
それじゃ私シンジ君とかその他もろもろ誘ってくるから先に帰るわね!」
まるで嵐のように去って行った。えっと・・・どこまで言ったっけ?
そうそう、なんか人ぎょ
「キョン君?これから長門さんとアスカさんのプレゼント買いに行くんですが、
一緒に行きませんか?」
台風の通った後は落ち葉などですごい状態になっているが、さっきまでやっていたオセロ
がひっくり返っている。それを拾う朝比奈さんはけな気でなんとも可愛らしい。
「ぜひ行きましょう、ぜひ!」
よくやったぞ、ハルヒ。
テキストファイルで記録してからのほうがやりやすいと思うよ
とりあえずテカテカ
ちなみにアスカの誕生日は中の人と同じだと公式で決まっとるのだが……
ま、そんなことどーでもいいか
自分の名前もアスカで
今日誕生日だったから素でビビったww
ゴメン昨日だたよ……
谷川風に書こうとして失敗しとるな
キョン口調はなれてないと続かないかもな。「僕は」にすごく違和感が‥‥
>>524 アスカおめでとう。
>>524 生誕おめでとう。アスカ。
ちなみにアスカの誕生日は12月4日、学年は中二なのだが。
ここで、12月4日生まれの俺が槐、古泉、カヲル、のニヒル三兄弟を提案してみる。
てか古泉がでてないのはなぜなのか、小一時間問いt(ry
数字板でやれ
>>526>>527 別にお前らにおめでとうって言われたって
ぜんっぜん!!嬉しくなんか無いよばーか
でも何だろう?この気持ち
それは恋、さ………
「ぼうけんですぅ♪ですぅ♪ほんとが〜♪」
「ちょっと。ちょっと、翠星石ってば!」
「ん〜?何ですか、アス姉」
「何よその歌?」
「何を言ってるですか?ハル姉のデビュー曲じゃないですか」
「いやいや、それくらい知ってるわよ。歌詞が違わない?ってことよ」
「はんっ!細かい事を言うなですぅ。ケツの穴の小さいやつですぅ〜」
「だ、誰が締まりの悪い女ですってぇー!?」
「きゃぁ〜♪アス姉が怒ったですぅ!と言うかそんな事言ってないです、翠には意味不明ですぅ〜」
「「きゃあきゃあ」」どたばた
「ちょっと!あんた達うるさいわよっ!」
「あれ?ハル姉居たですか?」
「どうしたのよ?不機嫌そうな顔しちゃって?」
「ん、そりゃあ不機嫌にもなるってものよ。まあ聞きなさいよ、二人とも。
華々しくTVデビューしたじゃない?そうすると当然次のステップって物があるじゃないの。
大々的に続編発表!そして新刊発売でお祭り!そうそう、銀幕デビューも良いわね。
その知らせが一切無いってのは何なのよ!?もうアンニュイよアンニュイ。
正しく涼宮ハルヒの憂鬱ってとこね。それでさ・・・・
「な、長くなってきたですぅ・・・」
「翠、逃げるわよ!」
「がってんしょうち、ですぅ!」すたたたた・・・
「あ、こら待ちなさい!まだ続きがあるのよ!」
どたばたどっすん・・・
( ´・ω・)で、新刊等はまでデスカね?
>>530 ツ、ツンデレーーー?
>>532 翠が歌ってるのがカワイイ。
>新刊等?
そんな貴君の為にドラマCDが発売されてますよ。
ハルヒ→禁じられた遊び
アスカ→God knows...
翠→残酷な天使のテーゼ
をそれぞれ歌わせてみた
>>532 やっべぇ冒険ですぅですぅがかわいすぎる
>>535 翠は良いとして
ハルヒのアリプロはきついw
あとアスカは何ていうか全体てkうわガイナ何をするんd
>>537 いや、ハルヒの声量なら大丈夫でしょ、
なにより問題なのは次jy……(回線途絶)
>528いいね
ちょとシリアス系なSS書いたんですが投下してもよかですか?
長めなので、何回かに分けようかと思ってるんですが。
全然オッケー!
他の方のSS投下の邪魔にならないように、名前欄に
@@@第○話
と入れますね。
存分にやりたまえ
546 :
@@@第一話:2007/02/05(月) 20:55:14 ID:nZchsfS8
**1**
窓のむこうをぼんやり眺めながら、アスカはリビングのソファーに座っていた。部屋の中では
時間だけが動いている。調和された空気を崩したのは、翠星石の声だった。
「明日チビ人間の家に行くことになったですぅ」
「……、最近まめに通ってるわね! ジュン君のことが気になって仕方ないのかしら?」
「ちち違いますぅ! すす翠星石は、あの、その、だッだから、契約! 契約してるからマスターとの
距離的な、バっ、バランスが大事で……」
「赤くなってるわよ?」
「ううぅッ、ほっ、ホントにそんなんじゃ……しし真紅にも会って、その、ドール同士の連絡も……」
「はいはい」
アスカはニヤニヤしつつ立ち上がって、キッチンの方に歩いていく。
冷蔵庫を開けると、予想の枠を遥かに超えたマジックを見せつけられたかのような表情で固まった。
しばらくしてから、太い音を立てて扉を閉めた。
「おかしいわね」
そうつぶやき、スリッパのかかとを軽く引きずってリビングまで戻る。ソファーに腰かけた翠星石が
見上げると、アスカと目が合う。
「なんですか? とりあえず翠星石は犯人じゃないですよ?」
「まだ何も言ってないじゃない」
「大方察しはつくですぅ。どうせアイスが無くなってる、翠星石が食べた!とか言い出す気ですぅ」
「ちがうわ。逆よ、逆」
言葉の意味をすぐには理解できず、翠星石はアスカを見つめたまま次の言葉を待っている。
「アイスは無くなってないわ」疑問を色濃く滲ませた声でアスカが言う。「それどころか、増えてるのよ。
しかも大量に。おととい、あたしが食べた時は2、3カップしか残ってなかった。あれから誰も買ってない
はずだわ。でも、いま冷凍室の中を見たら1ダースぐらい入ってるのよ」
「アス姉が知らないだけで、ハル姉が買ってきたんじゃないですか?」
「んー、そうかしら……」
腑に落ちない顔で、アスカは首を捻る。そこにハルヒがやってきた。
「ただいま!」
ちょうど買い物から帰ってきたのだ。荷物が入った大き目のビニール袋をテーブルに置く。
「アイスたくさん買ってきたから食べましょ! あたし思うのよね。冬に食べるアイスって、他の季節では
味わえない美味しさがあるわ」
袋からアイスを取り出すハルヒを2人は呆然と眺めていたが、やがて困ったようにアスカが切り出した。
「あ、あのさ、ハル姉。アイス……いっぱいあるんだけど」
そう言って冷蔵庫の扉を開け、中にあるアイスの山をハルヒに見せる。
「あれ、そうなの? なんだ、あんたたち買っておいたんなら言ってちょうだいよね。まあ、どうせ毎日
誰かが食べるから、別に構わないけどさ」
「翠星石たちは買ってないですぅ。ハル姉が買っておいたんじゃないんですか?」
「え? 違うわよ……ていうかあと2、3個しかなかったと思ったから今買ってきたんだし」
「……じゃあ、誰が買ってきたの? 誰も買ってないはずのアイスが、いっぱいあるってこと?」
3人は、不思議そうに顔を見合わせるばかりだった。
547 :
@@@第一話:2007/02/05(月) 20:56:51 ID:nZchsfS8
++2++
透きとおる空の青は、痛いほどの輝きをもって私を包んでいる。
足元には、降り積もった新雪のように真っ白な大地が果てしなく続いていた。
どこまでいっても青と白。そして、二色の世界にぽつんと置き去りにされたような、大きな鏡と
その手前に生えた小さな樹の芽。
「あれは何?」
隣にいる翠に聞くと、如雨露を渡された。手ぶらになった翠が黙って歩き出したのでついていく。
導かれるようにして鏡と樹の近くまで来ると、鏡は、全身を映してもいくらか余るほどで、ちょうど
家のドアをひと回り大きくしたくらいのサイズだった。樹は、膝よりもやや高いところまで伸びていて、
そのうるおい溢れる緑は、力強い生命力とともに毒々しさをも感じさせた。
鏡の前に立つ。私が映っている。
私は、持っていた如雨露を樹の上で傾けた。光を含んできらめく水が降り注ぐ。樹は、少しだけ
大きくなった。胸の内側から湧き出る満足感。だけど、罪悪感のような不純物も微かに混ざっている。
不純物は、すぐに消えて無くなった。
鏡を見る。
そこに映る私は樹に水をあげていない。水の代わりに、突き刺すような冷たい視線を浴びせている。
「どうして水をあげないの? あなたは鏡でしょ? だったらあたしと同じ動きをしなきゃ」
私は鏡に話しかけるが、鏡の中の私は口を閉ざしたままこちらを見つめ返すだけだった。
「そんなことも分からないの?」と聞こえた気がする。
鏡に映っている樹は、私が水をあげた樹に比べてずいぶん濁った緑色をしていた。
私は問いかける。
「ここはどこなの? nのフィールド?」
翠は何も答えてくれなかった。
548 :
@@@第一話:2007/02/05(月) 20:57:56 ID:nZchsfS8
**3**
まるで難易度の高い間違い探しに挑戦しているみたいに、翠星石は壁にかかったカレンダーと新聞とを
何度も見比べていた。
「おかしいですぅ」
ぶつぶつ文句を言いながら、新聞をテーブルの上に置く。
「どうしたの?」
アスカに聞かれても、何て説明すればいいのか分からない。ど忘れした単語がどうしても出てこない、
そんな顔をして行き場のない歯痒さに苛ついている。
翠星石は、自分の認識が誤っていないか確かめるように、順を追って話し始めた。
「今日は何日ですか?」
「30日でしょ」
「これを見てくださいですぅ」
そう言って新聞の日付欄を指さす。
「28日……え? あれっ!? あたし日付を勘違いしてた?」
「翠星石も30日だと思ってました。ところで今日はチビ人間の家に行く予定だったのを覚えてますか?」
「覚えてるわ。昨日そう言ってたわよね」
「今から行きます、とさっき電話をしました。そしたらあさってじゃなかった?とノリに言われたです。
これはどういうことですか?」
アスカは薬指でこめかみを押さえて考え込む。
「ちょっと待って……、翠は今日ジュン君の家に行くはずだった。ところがそれはあさってだと言われた。
あたしたちは今日が30日だと思っていた。ところが新聞には28日と書いてある。つまり、あたしたちと
世間の認識には、二日分のズレがあるってことだわ」
「昨日のアイスの件といい、絶対おかしいですぅ! 異変が起きてますぅ! しかも、仮に今日が28日
だったとしても、ジュンの家に行く約束をしたのは29日のことですぅ! どうしてノリが28日に
そのことを知ってるんですか!?」
「参ったわね」腕を組み、ため息まじりにアスカが唸る。「29日を境にして、あたしたちは一日進んだのに
世間は一日戻った……? アイスの件も含めて、確かに変ね」
「ひょっとして、ハル姉の能力ってやつですか?」
「その可能性が高いかも。ところでハル姉は?」
「出かけていったですぅ。キョンと二人で買い物らしいですぅ」
「……、あんたは? 結局ジュン君の家には行かないの?」
「ノリはいつ来たって構わないし、いらっしゃいと言ってましたけど……正直それどころじゃないですぅ」
「そうね。何とかしなきゃね。じゃ、あたしたちも出かけましょうか」
「どこ行くんですか?」
「こういうときに助けてくれそうな人の家よ」
549 :
@@@第二話:2007/02/05(月) 21:01:02 ID:nZchsfS8
**4**
アスカと翠星石は、綾波、長門、ルリの三姉妹が住む家を訪れた。
「厳密に言えば、時間が遡行したわけではない」
一連の異常事態について話すと、長門は、何が起きているのかを淡白な音声で教えてくれた。
「日付の錯誤は×月26日から30日までの5日間がループしていることに起因する。今回は4519回目に
該当し、あなたたちが認識している『昨日』は4518回目の29日。当該シークエンスではまだ29日は
経過しておらず、4518回目の29日から当該シークエンスにおける28日を連続したものと錯覚して
いるにすぎない。シークエンス間の記憶を一部持ち越し、部分的に忘れているため、このような記憶上の
混乱に陥った。通常は記憶の持ち越しは起こらず、涼宮ハルヒに近しい人間であっても、既視感や違和感を
自覚できる程度の潜在的なレベルに留まる。あなたたちは、涼宮ハルヒと非常に密接な関係にあることから、
このような特殊な事例がみられた。また、シークエンスごとに、起こる事象の順列組み合わせは多少異なる。
たとえば、遊びに行く予定が30日という点は変わらなくても、予定が立てられた日は、4518回目の
シークエンスでは29日、4519回目のシークエンスでは28日以前となっている。このような事象配置の
差異と記憶混乱が重なったことが、より大きな混乱を招く原因になった。アイスについては、小規模かつ単純な
世界改変によるもの」
話し終えてお茶をすする長門を前に、アスカと翠星石は完全に面食らっていた。
「……予想はしてたけど……」
「……何がなんだかサッパリですぅ……」
「ちょっとファースト! 翻訳しなさいよ!」
「無理よ。私にも意味がわからないもの」
聞かれる前から諦めていたように綾波が言う。するとルリが横から説明した。
「要するに、26日から30日の間を何度もぐるぐる繰り返しているんです。私たちにはそんな自覚が
無いので、今日は28日だと思ってます。アスカさんたちは、前回の26日から30日のうち、29日
だけを覚えているんです。だから今日は30日だと思うんです」
「なるほどね!」
「最初からそう言いやがれですぅ!」
「アイスの件は、ハルヒさんがちょっとだけ世界を変えて買ったことにしてしまった、ということだそうです」
アスカは、青い瞳をぶつけるように長門に向けると、身を乗り出して訊ねた。
「で、それはハル姉の仕業で間違いないの? だとしたら、理由は何?」
長門は、無感動な表情のまま一定のトーンで答える。
「間違いない。時間ループは涼宮ハルヒが起こした。世界改変についても同様。おそらく、感情に何らかの
変化があったことが原因と考えられる。詳しいことは私にも解らない。ただ……」
「ただ?」
「彼だったらあるいは、解るかもしれない」
550 :
@@@第二話:2007/02/05(月) 21:02:05 ID:nZchsfS8
++5++
如雨露で樹に水をあげていると、突然、視界に一本の黒い線が生じた。それは、何も無い空間に
鋭利なナイフで切目を入れたみたいだった。そして黒い線は開かれて細長い楕円になり、中から
小さな女の子が出てきた。
女の子……? 違う、人形だ。淡いブロンドの髪を左右にまとめて結び、ワイン色のドレスを
着ている。翠と同じドールの、真紅だ。
私の前に立つと、穏やかな眼差しを向けてくる。こころの中を見透かしているような、やさしい目。
「怯えているのね」と真紅は言った。「鏡の中の樹にも水を与えなきゃいけないのに」
私は悔しくなって言い返した。
「だって、鏡の中のあたしは同じ動きをしてくれないのよ? あたしのせいじゃない!」
「そのとおりだわ。どんな形の愛情が正しくて、どんな形は間違っているかなんて、決めつけては
いけないものね。でもどうして、その子は寂しそうなのかしら」
真紅に言われて翠を見ると、ぎこちない微笑みが無理をしているように思えて、私のこころを
締め付けた。胸の奥に、再び罪悪感のような不純物が生まれる。
「こちら側の樹だけに水を与え続ければ、すぐに育って大きくなるわ。育ちすぎるぐらいに。
同時に、鏡の中の樹は枯れていくの。あなたは、鏡の中の樹に水を与えたくないのよ」
「そんなこと……」
「悲観する必要は無いわ。足りないものはひとつだけなのだから」
真紅に慰められても、胸の不純物は消えなかった。
私は問いかける。
「ねえ、鏡の向こう側にはどうやったら行けるの?」
「どうやっても行けないわ」真紅は答えた。「ここは無限に広がっているように見えるけど、
どこにも行くことはできない。この白い地の下には無意識の海があって、それはどこにでも
繋がっているけれど、無意識の海に行くことはできないのよ」
551 :
@@@第二話:2007/02/05(月) 21:03:39 ID:nZchsfS8
**6**
自宅に戻ってきたアスカと翠星石は、リビングで計画を立てる。長門の指名に従い、キョンに会って話を
聞いてみることにした。ハルヒが能力を発動させた心理的要因を探り、時空間の異変を元に戻すためだ。
「キョンにハル姉との用事がない日を狙って、こっそり会いに行くわよ。それからアリバイも作らなきゃ」
「なんでそんな回りくどいやり方をするんですか?」
「あんたバカァ!? ハル姉に能力を自覚させちゃいけないからに決まってるじゃない。それに、あたしたちが
こっそりキョンと会ってたなんてハル姉に知られたら、事態が悪化するかもしれないってさっき言われたでしょ。
とりあえず、あたしはミサトの家にいることにしてもらうから、あんたも上手くやりなさい」
「オーケー任せろですぅ! でも、ハル姉とキョンの予定は分からないですよ?」
「なんで?」
「また翠星石たちだけ、その、シー、シーク……シークァーサー?の記憶が飛んでしまったら」
「そうねぇ。その日になってから予定を聞いて、アリバイ作らなきゃね。でも、よく考えたらあたしたちの
記憶持ち越しにズレが生じたっておかしくないわ」
「今のところは大丈夫みたいですぅ」
一息ついて、アスカは何気なく庭に目をやった。
「え……?」
吸い込まれるようにガラス戸の前まで歩いていく。
「こんなにたくさん……いつの間に……」
翠星石も隣に立って外を見ると、そこには色とりどりの花が咲き乱れていた。花壇に敷きつめられた土も、
そのうち養分を取られすぎて全部無くなってしまうんじゃないかと不安になるほどだった。
「な、なんですかこれは!? 翠星石の花壇が大変なことに! こんなに植えた覚えは無いですよ?」
二人はしばらくの間、絶句したまま見とれていた。
「あたし思うんだけどさ」アスカがささやくように言う。「別に悪いことが起きてるわけじゃないのよね。
この花もそうだし、アイスの件も。どちらかと言えば良いことよ。まあ、時間が繰り返しになってるのは
良いことではないかもしれないけど。でもそれだって、考えようによっては悪いことじゃないわ。だって
ずっと今のままでいられるなら、ある意味幸せなことでしょ」
「言われてみれば、悪いことは起きてないですぅ。アイスが増えるのも花が増えるのも、翠星石にとっては
ありがたい限りですぅ……」
「ハル姉はまだ買い物かしら。きっと周りに幸せ振り撒きながら、キョンを引っ張ってはしゃいでる頃だわ。
狂ったように咲いたこの花たちは、今のハル姉の気持ちそのままって感じかもね」
翌日、翠星石がハルヒに聞いてみた。
「そういえば昨日は何を買ったんですか?」
「ん? あたしは何も買ってないわ。キョンのやつが妹の誕生日プレゼントを選ぶのに付き合わされたのよ」
昨日と今日は繋がっている。4519回目の×月29日は無事におとずれたようだった。
続きはまた後日。
全四〜五話ぐらいの予定です。
乙!そしてGJ!面白かったよ
続きが気になる
完結するまで『GJ』なんて……
ぜったいぜ〜っったい!言ってやらないんだから!!
どうしても言ってほしいならちゃんと完結させなさいっ!!
555 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/05(月) 22:33:15 ID:fetIZoZs
うおおお乙!!イイヨ(・∀・)イイヨ!!
G・・・おっと。完結するまでGJなんてぜったい言(ry
ここは良いツンデレスレですね
先が気になる〜。
一先ず第2話乙でした!
挿話の鏡の話に出てくるのは、ハルヒなのかな?
ぼんやりとした不思議な感じ、堪らないです。
続き待ってます!
ちょっと、エヴァ板住人の方に聞くんだけど、CRエヴァンゲリオン〜奇跡の価値は〜の
ラジオCMにて宮城県内のパチンコ店大手グループ、パラディソのCMに次女、
タイガーのCMにシンジが出演してるんだが、これって他の都道府県のパチンコ店も
同様に彼女達が出演してのラジオCMやってるの?
「エヴァンゲリオン弐号機、パラディソより発信!シンジなんかに負けてらんないのよ!!」
といった感じで使い回し出来ない台詞が入ってるのでちょっと気になってたのよ。
(CR北斗の拳の時もラオウ堀内氏がパラディソ、ユリア山本氏がタイガーCMに出演していたんだけどね。)
宮城県以外の住人の皆さん教えてもらえれば幸いです。
エヴァパイロットのうち、向こうの長女だけが営業やらないから
あっちは相変わらず貧乏生活なままなんだな(´Д`;)
今思ったんだがハルヒは学園祭の前日って家に帰らず学校に泊まり込みでミクルの冒険の編集してたんだよね?(結局キョンがやってたけど)
ってことは妹達は結構心配してたと思うんだ
で、妹達が学園祭きてみたらなぜかハルヒがライブやってるwww
>>561 コピペかも知れんけど、まずここで訊いてもあまり
有力な情報は得られないと思うんだ。
>>561 2ndの時も仙台で宮村の声が流れたって報告があったな
多分そのグループ限定だと思うよ。他地域でそういう噂は聞かない。
せいぜいプラグスーツコスのお姉さんが来てるとかくらい。
>>562に触発されて書いてみた
ア「そういえば、今日はハル姉、遅くなるんだっけ?」
翠「そうですぅ。映画が間に合わないとかなんとか言ってました」
ア「アタシも脚本見せてもらったけどさ・・・本気で上映する気なんだ・・・アレ」
翠「ハル姉はやるといったらかならず殺る恐ろしい人ですからね」
ア「そうだったわね・・・出前でもとろっかな」
わた〜しにかえりなさ〜い きおくをたどり〜
ア「あ、ハル姉だ」
翠「なんてかいてるですか?」
ア「えーと、
from:ハル姉
sub:ゴメン!
本文:明日の文化祭に間に合うかわからないから、今日は学校に泊まるから!
鍵かけて先寝ちゃって!
明日はそのまんま文化祭に出て、それから帰ります!
翠にもいっといて!んじゃ!
だって」
翠「てことはキョン人間と一夜をともにするってことですか!ハ、ハル姉不潔ですぅ!」
ア「アンタだってジュンと深夜に逢引してるじゃない!」
翠「ち、違うですぅ!Xのやつが気になって眠れないだけですぅ!」
ア「はいはい・・・でもハル姉大丈夫かしら。徹夜なんて」
がらがら
レイ「わたしも心配」
ア「うわっ!ファースト!いきなり窓から入ってこないでよ!」
レ「ドアから入るより効率がいいのよ・・・」
ルリ「だから怒られるからやめようっていったじゃないですか・・・おじゃまします」
翠「あ、ルリルリですぅ!遊びにきやがったですか?」
ル「今晩は、翠星石さん。実は・・・」
レ「うちの有希も徹夜で泊まりこみなの」
ア「ああ、ハル姉と同じ部活だもんね」
翠「ひいい、のりの部活といい、ハル姉の部活といい、部活は恐ろしいものですぅ!」
ル「なんか勘違いのような・・・そもそも有希姉のは部活かどうか」
ア「それはともかく、アンタたちは何の用できたの?」
レ「徹夜までした私たち姉妹の血と汗と涙の結晶を鑑賞し、その努力を讃え、労をねぎらいたい」
ル「簡単にいうと、明日一緒に文化祭に行きませんかというお誘いです。差し入れでも持って」
ア「なんでアタシたちがアンタたちと行かないといけないのよ!」
ル「すみません、アスカさん。実は私がレイ姉に頼んだんです」
ア「へ?」
レ「ルリは翠星石と一緒に回りたい。でも二人きりは恥ずかしいからみんなでいきたいですって。有希も気になるし」
翠「ル、ルリルリそうなんですか?」
ル「そこまで言ってません!・・・・・・間違ってはいませんけど」
翠「しゃ、しゃーねーえ、ルリルリがそこまで言うなら明日はしっかりばっちり付き合ってやるですぅ!」
ア「しかたないわね・・・いっとくけど、ハル姉と翠とルリちゃんのためなんだからね!ファースト!勘違いしないでよね」
レ「わかってるわ。ありがとう」
ア「わ、わかったならいいのよ・・・(ファーストからお礼言われるのって初めてじゃないかしら?案外・・・)」
ル「ありがとうございます。翠星石さん、アスカさん。よろしくお願いします」
翠「どんとまかせるですぅ!」
レ「きまったなら早速行動よ。碇君に電話しないと」
ア「ちょっと!なんでシンジなんか呼ぶのよ!」
レ「パーティーは多いほうがいいわ。それに観客は多いほうが有希たちも喜ぶ」
ア「アンタ、あわよくばシンジとふたりっきりで回ろうとか思ってないでしょうね」
レ「その場の展開しだいでそうなるわ。いえきっとそうする」
ア「・・・さっきアンタを見直したかけたこと撤回するわ」
翠「そーと決まればこうしちゃおれんですぅ!」
ル「今からどこへいくんですか?」
翠「ジュンの家ですぅ!せっかくだから真紅たちも誘ってやるですぅ!」
ア「とかいって、ほんとはジュンだけ誘うんじゃないの〜?」
翠「ん、んなわけないですぅ!そもそもあいつはヒッキーだから文化祭なんていくわきゃねーです!
ま、まあさそってやりはしますけどぉ・・・すこししたら戻ってくるですぅ
ぴゅー
ル「いっちゃった・・・」
レ「あとでいくらでも話せばいいわ、ルリ。それよりあなたもアキトさんを誘うのよ」
ル「あ、アキトさんもですか?」
レ「多いほうがいいわ」
ア「ところでアンタたちはいつまでここにいるのよ。決まったなら帰って明日の準備でもしなさいよ」
レ「せっかくだから夕食を一緒にと」
ア「アンタと?イヤよ!」
レ「夕食はルリが作ってくれるわ。まだでしょう?」
ア「え・・・」
ル「お互い一人ずついませんからたまにはどうでしょうか?」
ア「う・・・わ、わかったわよ。お願いするわ」
ル「翠星石さんが帰ってくるまでにはできるようにしますね」
レ「ルリ、手伝うわ」
ア「ふ〜なんかつかれた・・・あ、ハル姉に返事しとこ」
to:ハル姉
sub:おつかれ
本文
せっぱ詰まってるからってあんまり無理しないでよね!
そうそう、明日はみんなで乗り込むことになったから!
楽しみにしててよね!
翠たちは・・・ま、なんとかなるでしょw
あまり心配してないみたいになっちゃったorz
当日は誰か書いてくだせえ
みんな集まってナデシコとかでライブやったらすごそうだな
GJ!
よく考えたらハルヒがいないと残りの二人じゃ飯作れないな。
ルリたちが来てくれたおかげでコンビニ弁当じゃなくなったのはありがたいのかも。
このまま流れで四人がお泊まり会とかになったら楽しそうだ。
んで色々呼んで集まって…イカン脳内電波が異常発生して止まらなくなってきた。
細かいことだけどハルハルゥはミクル伝説の脚本は
全部あたしの頭の中にあるのよ的なことを言ってなかったっけ?
>>569 GJ!ところで・・・
>ハル姉はやるといったらかならず殺る恐ろしい人ですからね
必殺仕事人ktkr
573 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/07(水) 17:50:54 ID:6Q5qM8wj
>>569 良い仕事してますね〜
なんかこの三姉妹×2の場合、毎日が祭りみたいだな
最初4人で回るはずがどんどん増えてってるし
皆で学園祭にいく
ミクルの冒険を見る
みくる&鶴屋さん発見
古泉発見
WAWAWA登場。ナンパするも失敗
キョン発見(キョンは気づかず)
体育館にいく
ハルヒ&長門登場
God knows...演奏
ライブアライブ当日はこんな感じか
さすが谷口、見事な目のつけようだ
まぁ失敗して当然だろうが…
>>575 いやいや、これライブアライブの流れ、そのまんまだぞwww
あたしはこれまで、重要な情報は持っていなくて多少はオロオロするものの、いつもキョン君を巻き込む側でした。
それもこれも巨大な時空震を巻き起こした1人の少女、涼宮ハルヒさんを観察するために。
そしてあたしのいた未来へ繋がる規定事項を確定させるために。
でも今はあたし、ホントのホントに戸惑ってます。いつのまに涼宮さんに妹さんができたんですか〜っ!?
それも2人も!聞いてないですぅ〜!
巻き込まれる側の心理が初めてわかった気がします。ごめんね、キョン君。今度はもっとおいしいお茶を淹れてあげるから。
あたしが初めて涼宮さんの妹さん─「アスカさん」と「翠星石ちゃん」─の存在を知ったのはいつものように部室で着替えている最中でした。
突然ドアが開かれます。ノックをしないで開けるのは1人しかいません、涼宮さんです。
「おっはよー!みくるちゃん、まだ着替えてんの?紹介したい子達がいるから、さっさとして頂戴!」
そう言いながら、涼宮さんの手はもう動いていました。あたしは服を脱がされ着せられ、あっという間にメイド服に。
「うん!今日も似合ってるわっ!みくるちゃん!」
それを聞いてあたしは、今日は涼宮さんは機嫌がいいんだ、と察しました。
普段なら絶対にそんな事言わないし、もしもキョン君があたしを褒めようものなら、たちまち古泉君に呼び出しがかかります。
とりあえず上機嫌そうでよかった。そんな事を思っていると、
「アスカ、翠、入っていいわよ〜」
涼宮さんの呼びかけの後に、1人の女の子が入ってきました。
赤みがかった金髪と碧眼。涼宮さんに負けず劣らずのスタイルです。そしてその手にはお人形さんを抱いています。
「ここがハル姉一味のアジトなの?ふーん・・・げっ、何これ!いかがわしい事してんじゃないでしょーね?」
ナース服やバニースーツがかけてあるハンガーに反応するその子。よかった、常識を持っている子なのかもしれません。
「何考えてんのよ、それは主にここにいるSOS団のマスコット、朝比奈みくるちゃんが着る為にあるのよっ!」
涼宮さんがバッとこちらに手を向けて紹介されました。その子の視線があたしに向きます。
その瞬間、その子の顔が哀れみをもったような気がします。あたしも泣きそうになりました。
「朝比奈、さん?話は聞いてるわ、アタシはアスカ。よろしくっ」
どう聞いてるんでしょうか。気になって仕方ありません。
「あの映画も見ましたよ。朝比奈さんの冒険でしたっけ?」
えぇっ!あれを・・・
「よくできてたでしょ!今度はもっと長編を作るのよ!」
腕を組んで堂々と製作発表をする涼宮さん。
あの、またあたし、出るんですか?
「もちろんでしょ!みくるちゃんはマスコットなんだから」
うぅ〜、今度はもっと穏やかにお願いします・・・
「ハッハッ!そうそうイヤでもないんですね?朝比奈さん?」
任務ですから、とは言えない。涙目で違うんです、とアスカさんに送っておく。多分通じてないだろうなあ
「そんなだからハル姉にいいように使われるんですぅ」
一際甲高い声が響いた。あぁ、やっぱり通じてませんでした・・・あれ?今の声、誰?
周りを1度見回してから、あたしはアスカさんの持っているお人形さんの事を思い出しました。
「あぁ、もう!じれったいですね!」
確かにこのお人形さんから聞こえます。よく見ると瞳の色が違います。格好もどこかアンティークな感じ。
それ、喋るお人形さんなんですか?それともひょっとして、アスカさんて腹話術師さんなんですか?
あたしが聞くと、涼宮さんとアスカさんは顔を見合わせました。
なんなんですか?どうして顔を見合わせてるんですか?どうしてニヤニヤしてるんですか〜!?
「このローゼンメイデン第3ドール翠星石に向かって、それとは何ですかっ!無礼にも程があるです!」
そう言って、アスカさんの腕からピョーンと飛び降りたお人形さん・・・ふぇ?お人形さんが動いてる?
アワアワ、こんなまっ昼間からこんなホラーに出合うなんて・・・
「こら人間!呪い人形を見るような目を即刻やめるですぅ!」
わわ、見抜かれちゃいましたぁ、ごめんなさい
「ぐぬぬ、ホントにそんな目で見てたですか!翠星石はほんの茶目っ気で言っただけですのにぃ!」
「ほらほら翠、やめなさい?最初に人形の振りして驚かそうって言ったの、翠じゃん」
アスカさんが止めに入ってくれて、助かりましたぁ。でもお人形さんには悪い事をしてしまいました。
「そ、それはその…本末転倒というやつですぅ」
あれ?なんだか急におとなしくなったお人形さん。なんだかほっぺも赤くなってて、かわいいです。
「どう?みくるちゃん、この子達を紹介したかったのよ。こっちが翠星石で、末っ子よ」
末っ子?ふぇ?まさか涼宮さんの…?
「ちょっと待ちなさいみくるちゃん、妹よ、妹!」
「ハル姉、朝比奈さんてちょっと…」
涼宮さんにそっと囁くアスカさん。なんだか視線が痛いです。
「そうよ。そこが萌えポイントなんじゃない!巨乳でロリ顔で天然!おまけにコスプレまでこなすのよ?完璧よね」
自信満々に答える涼宮さん。あたしは自信無くしそうです…
そこであたしはまたある事に気付きました。妹?涼宮さんに妹?初耳です。
涼宮さんの事前調査報告書にもなかったし、あたしがこの時代に来て3年間余り、姿はおろか話にも聞いた事はありません。
頭が混乱してきたあたしは、未来と連絡をとることにしました。
ひょっとしたらいつの間にか世界が改変されていて、時間軸がずれているかもしれません。
そうしたら終わりです。あたしのいた未来とは連絡がとれなくなり、救助を待つしかありません。
涼宮さんの近くにいたのに、まったく気付けなかったなんて、情けないです。
「なにぼーっとしてんの?お茶、入れてくれない?みくるちゃんのお茶って、とってもおいしいのよ!」
俯いて考えていたあたしの顔を、涼宮さんがのぞきこんできました。
「翠星石もほうじ茶なら自信があるです!生憎ここにはほうじ茶はないみたいだから、勝負はお預けにしてやるですぅ!」
「誰も勝負しろなんて言ってないわよ」
後ろではアスカさんと翠星石ちゃんが漫才をしています。ふふっ、なんだか笑っちゃいました。
「こら人間、今度は笑うですか!言っておくですが、翠星石のほうじ茶の腕前は伊達じゃないですよ!ホントなんですぅ」
ごめんね、さっきは怖がっちゃって。なんだかかわいくて。
「!!こ、今度は褒め殺しですか、そ、そうは問屋がおろさんです」
思いっきり効いてるようです。褒められて困るっていう所は、涼宮さんに似てる…だから姉妹に?
あたしは、とりあえずお茶を出す事にしました。その後頃合を見計らって、未来と連絡を取らなくちゃ。
2人の湯呑がない事を涼宮さんに告げると、
「そんなのどれでもいいわよ。また洗えばいいんだし。これとこれとこれ。はい、お願いね!」
どれでもいいと言いつつ、キョン君の湯呑を残してあるのは偶然なんでしょうか。
妹に使わせたくなくてっていうのなら…ふふ、やっぱりかわいい。
翠星石ちゃんの厳正な視線に晒されながら淹れたお茶は、いつもよりうまくできた気がします。
はい、どうぞ。
「ありがと。悔しいけど、お茶はみくるちゃんには敵わないのよね〜」
団長の机に座りながら受け取る涼宮さん。
「あ、どうも…」
湯呑を受け取り、何故か湯呑をクルクル回し始めるアスカさん。
「アスカ、茶道じゃないんだから、別にそんなことしなくてもいいのよ」
涼宮さんに指摘され、一瞬固まったアスカさんでしたが
「し、知ってたわよ……アタシはクォーターだって事を朝比奈さんに知ってもらうためにわざとやったのよ」
顔が真っ赤なアスカさん。すごく遠まわしなんですね。
「アス姉、それは苦しすぎです…」
違ったんですか。翠星石ちゃんはいつも古泉君がやるようなポーズで突っ込んでます。この2人はいいコンビですね。
「さあ、お手並みを拝見するです」
真っ赤な上にカチコチになりながらお茶をすすっているアスカさんを横目に、翠星石ちゃんにお茶を催促されました。
妙にライバル視されている気がします。
「それでは、いただくです…」
一口飲んで、目を閉じる翠星石ちゃん。味わってるんでしょうか、あたしもドキドキしてきましたぁ
何秒経ったでしょうか、翠星石ちゃんは、カッと目を開きこちらを向いて一言
「ほうじ茶じゃないから、わからんです」
…ホッとしたような、がっかりしたような。体に入っていた力が一気に抜けちゃいました。
「何よそれっ、翠だってインチキじゃ〜ん!」
さっきの仕返しとばかりに口撃を始めるアスカさん。
「うるせーです、でもまずくはないです。これならいいほうじ茶勝負ができそうですぅ」
ありがとう、翠星石ちゃん。ライバル認定は困りますけど。
涼宮さんがネットに没頭し始め、アスカさんたちが古泉君のボードゲームで白熱し始める頃に、あたしはそっと部室を出ました。
いつもならあたしも改変されてるはずなのに、今回は巻き込まれているだけ。キョン君の苦労が初めてわかりました。
あたしは部室からある程度離れると、通信を開始しました。どうか知っている未来につながりますように、と祈りながら。
「大丈夫」
後ろから突然声がして、あたしは心臓が止まりそうになりました。いや一瞬ホントに止まったかもしれません。
振り向くとそこには長門さんが。長門さんがあたしに話しかけてくれるなんて、さらに衝撃です。
「この世界改変は涼宮ハルヒだけの力ではない」
こちらの事はお構いなしに、話しだす長門さん。
って、えぇ!?ど、どういう事ですかぁ?
「古泉一樹の言葉を借りると、神は1人ではなかった、という事」
淡々とものすごい事を言う長門さん。でも涼宮さんは…
「3年前の情報爆発は確かに涼宮ハルヒ個人によるもの。そしてそれによってわたしやあなたはここに派遣されている」
そうです、そういう事です。じゃあ今回の涼宮さんに妹さんっていうのは…?
「涼宮ハルヒが、彼の妹を見てそう望んだ可能性はなくはない。しかし、情報統合思念体は違う結論を出している」
彼…キョン君の事ですね。確かにキョン君の妹さんはかわいいですよね。あたしにも懐いてくれるし。この間なんて…
「まだ途中」
表情は変わらなくても、ムッとしてるのがわかります。
ひぅ、ごめんなさいぃ
「いい」
あたしが謝ると、今度はなんだかすまなそうな感じでそういう長門さん。
あれ?なんであたしに長門さんの感情が読めるんだろう…
「今回の世界改変に伴う情報混合、創作を行った者達は7743、44923というコードで呼ばれている」
そ、それって、沢山いるってことですかぁ?
「そう。7743、44923は多種の世界を混ぜる事によって、新たな一面を見ようとしている。
情報統合思念体は自立進化の可能性として、こちらも静観する模様。他のインターフェイスが監察に出ている。」
新たな一面…感情が顔に出る長門さん、見たいな感じでしょうか。
なんだかややこしいですけど、長門さんはこのままSOS団に?
「そう。あなたも恐らく」
ここで通信がつながりました。向こうは大して混乱しているようでもなく、あたしにはそのまま任務継続が告げられました。
とりあえず不安はなくなり、あたしは胸をなでおろしました。
「今回の世界改変はわたしにも影響を与えている」
再び長門さんが話し始めました。こんなに話したのって、初めてです。
表情が読めたりしたし、影響っていうのはなんとなくわかります。なんだか苦手意識も消えそうです。
「わたしにも姉妹ができた」
今度はあたしの意識も消えそうになりました。でも消えません。長門さんの後ろに人影が見えるのがわかります。
「姉の綾波レイ」
「よろしく」
「妹のホシノルリ」
「よろしくお願いします」
長門さんにも姉妹ができたなんて…
ぺこりと礼をする2人はすごく肌が白くて、髪の色も薄くて、ホントに姉妹みたいです。
「朝比奈さんの事は、姉からよく聞いています」
長門さんがあたしの事を?
「感情表現が非常に豊かだと。わたしも会ってみてそう思いました」
真面目な顔でルリちゃんに見つめられると、褒められてるのかわからない言葉でもなんだか照れます。
「褒めてますよ?」
この子、本当に1番下の子なんでしょうか、しっかりしすぎです。
「そうね、なごむもの」
レイさんがボソッと呟きます。
あ、レイさん、両目が赤いですよ。寝不足なんですか?よく眠れるお茶を出しましょうか?
「…朝比奈さんて、天然なんですね」
ついさっきアスカさんに言われたような事をルリちゃんにも言われてしまいました。
じゃあ元からなんですか?うぅ、ごめんなさい…
「いいわ。セカンドと違って、トゲがないもの」
セカンド?野球をやった時に聞いたことがあるような…
「エヴァンゲリオンのセカンドチルドレン。わたしの同級生」
エバンゲリオン?知らない単語がどんどん出てきます。
「レイ姉はエヴァンゲリオンというロボットのパイロットだったんです。わたしも戦艦のクルーでした」
ロボット?戦艦?長門さん、大丈夫なんですかぁ?あたし、戦えませんよ〜
「あなたはみくるビームが出せるわ」
「レイ姉、それは映画の中の話です」
「…そう」
ルリちゃんに突っ込まれるレイさん。何で悔しそうなんですか?
ていうか、長門さんもお姉さん達にあの映画見せてたんですか…恥ずかしいですぅ
「大丈夫。元となっている世界がわたし達のいた世界。そういうものとは基本的に無縁なはず」
そ、そうならいいですけど…基本的にって事は…
「安心して、わたしがさせない。それに、わたし達の住んでいる家が、涼宮ハルヒ達の家の隣になった。
より身近で監察が可能。よって、どんな事にもすぐに対応できる」
…キョン君が長門さんを頼りにしている理由がわかりました。すごく頼もしいです。あたしももっと頑張らなくちゃ。
「もう全員部室に集まっている頃」
あたしが密かに意気込んでいることは知らずに、長門さん達は部室に向かって歩き始めました。
その時、あたしはふと気になることを思い出して、長門さんを呼び止めました。
「何」
レイさんとアスカさんが同級生。涼宮さんと長門さんも同学年ですよね。
「そう。その点は改変されていない」
じゃあどうして姉妹の順番が逆なんですか?長門さんが長女なはずなのに…
「…」
あれ、なんだか困らせちゃったかな、長門さんならスラスラ答えてくれると思ってたんですけど…
「それは、禁則事項」
両目を開けたまま、唇に人差し指を当てて、そう言った長門さん。無表情に見えるけど、無表情じゃないですよね?
それを証明するように、すぐに向こうを向いて、部室に向かって歩き始めました。きっと照れてたんですよね?
あたしは長門さん達に追いつきながら、長門さんに対する苦手意識が完全に消えていることに気づき、
この世界はこの世界で楽しいかも、と思い始めていました。
涼宮さんの影響、受けちゃったのかもしれません。
あたしにも姉妹、できないかなぁ?
完
ああもう、どいつもこいつもかわいいな!GJ!!
このスレを開いたら、パンドラの箱とは逆に希望がいっぱい詰まっていたので感謝の気持ちを込めて書いた。
これからも7743達と44923達で盛り上げてくれ
>>584 あなたは俺を寝かさない気か。いいもの見れたぜ!GJ。ところで谷口が
ナンパしたときの状況を考えてみたんだが・・・
谷口「そこのお嬢さん方、俺と一緒に文化祭回りませんか?」
アスカ「あんたばかぁ?」
翠星石「WAWAWA人間のくせに何いってるですか?」
レイ「だめ、碇君が待ってるもの。」
真紅「そう、ならまず紅茶を入れて頂戴。温度は〜。」
雛苺「うにゅ〜はどこなの?」
谷口「・・・orz」
ルリ「ばかばっか。」
後日・・・
谷口「ろくな女がいねぇ」
こうですか、わかりません><
>>584 萌えた(*´д`)
みくるは昔違うスレでシンジと一緒に部屋に閉じ込められてたなw
ああ、ながもんも可愛いなぁ
589 :
@@@第三話:2007/02/08(木) 18:59:43 ID:RWadrxdd
**7**
「やれやれ」
事情を聞かされ、最初に発した言葉はそれだった。
アスカと翠星石は、それぞれミサトとジュンの家に遊びに行くとハルヒに告げ、自宅を出た。それから
すぐにミサトとジュンに電話をしてアリバイを作っておいた。その後、キョンに連絡をして、彼の部屋まで
来たところだ。
眉を八の字にして、キョンは続ける。
「まるで駄々っ子だな。何か時間を進めたくない理由があるんだろう」
「あたしたちには思い当たる節が無いのよ」
「申しわけないが俺にも無い。昨日だって終始上機嫌だったし、ここ最近特に変わったことも無かった」
「今までこういうことはあったんですか?」
「一度あったね。あれは夏休みのことだったよ。いまだに原因はよく分からんが、あいつなりに夏休みに
やり残したことがあったんだと思う。そのときは、みんなで宿題をやることになって、何故かそれで時間が
進んだんだ」
キョンの話にアスカは何度か頷いた。
「そういう括りっていうのかしら、たとえば『夏休み』なら『終わらせたくない』って気持ちが出てくる。
それなら分かるのよ。でもこの5日間には特別な何かがあったわけじゃない。……記憶が曖昧だから自信
もって言えないけど、何もなかったと思うわ。少なくとも自分の意思ではどうすることもできないような
何かがあったとは思えない。だからもっと個人的というか、ハル姉の心の中にしまい込んだ理由なんじゃ
ないかしら」
「そうかもしれないな。ハルヒが今まで起こしてきた超常現象の殆どは突拍子もなく、動機は理解不能だ。
誰にも見せないだけで、実はとんでもないことを考えいてたっておかしくはない。あいつが何をやり出す
つもりなのかは、俺には全く予測できん」
「使えねー彼氏ですぅ」
「ほんとねぇ」
2人の反応に、キョンは突っ込みを入れることを放棄して肩をすくめた。
「そんな訳で、あまり役には立てそうもない。思い当たる理由が無いか他の団員たちにも聞いてみるけど、
あまり期待はしないでくれ。まあどんな理由にせよ、鍵になる何かは必ずあるはずだ。分からなくても、
偶然でもいいから引き当てれば時間は進むことになると思う」
アスカと翠星石は、しばらく雑談してからキョンの家を出た。
「キョンに分からなければ、お手上げかもしれないわね。あたしたちは永遠に5日間を繰り返すのかしら」
「鍵になる何かなんて翠星石には分かりっこないですぅ」
「そうよね。キョンだけじゃなくてあたしたちから見ても、ハル姉には特に変わった様子は無いのよね。
ホントにハル姉に原因があるのかしら?」
そんな話をしながら、二人はのんびりと帰路についた。
自宅に帰ると、ハルヒは買い物にでも行ったのか、誰もいないようだった。アスカは何か飲もうと
キッチンに向かう。するとそこに見慣れない物があることに気付いた。
「ねぇ、翠! これ何!?」
どうしたのかと翠星石もキッチンに行くと、すぐにアスカが驚いた理由が分かった。一目見ただけで
様々な機能が搭載されていると分かるような、最新型のオーブンが真っ先に視界に飛び込んできたからだ。
「な、なんですかこれ!? こんなのウチにはなかったですよ!」
「あたしたちがいない間にハル姉が買ってきたのかしら?」
「そんなわけないですぅ。家電買う時は必ず前もって言うはずですぅ」
「また少し世界改変されたのね……そのうち家ごとリフォームされちゃうんじゃないかしら」
590 :
@@@第三話:2007/02/08(木) 19:01:24 ID:RWadrxdd
++8++
「この樹はどうしてここに生えてるの?」
私が聞くと、真紅に怪訝そうな顔をされた。
「どうして?おかしな質問ね。この樹がここに生えているわけじゃないの。この樹の根元から、この世界が
広がっているだけよ」
「わからない。じゃあ鏡の中の樹は何なのよ?」
「鏡は……現実の世界を教えてくれるもの。鏡の中の樹を生かすのも殺すのも、あなた次第だわ」
「こっち側の樹に水をあげてるのに、鏡の中のあたしは水をあげようとしない」
「言ったでしょ? あなたがそれを望んでいるからよ」
「あたしが!? 何を望んでいるの?」
「それは」真紅は笑いながら言った。「あなたが一番よくわかっているじゃない」
私が一番よくわかっている? そうかもしれない。
「鏡の中のあたしは誰?」
「ここでは……あなたはあなた自身とは少し違うわ。鏡の中のあなたも、今ここにいるあなたもね。
引き受ける存在、助ける存在。こちら側の樹にも、鏡の中の樹にも水を与える存在。そして、鏡の中の樹に
一番近い場所にいるのよ。どちらかと言えば、樹があなたそのものと言えるわ。あなた自身かもしれない」
「なのに鏡の中の樹には水をあげない」
「そうね。こちら側の樹に水を与えたら、普通は鏡の中の樹にも水を与えるわ。こちら側の樹が育てば、
それに合わせて鏡の中の樹も育つのが理想的。鏡なんだから同じ動きをするんですもの、当たり前の
ことだと思うかもしれないけど、案外難しいのよ。でも、少なくともそうなるように努力するべきだと、
私は思うわ」
鏡の中の私を見る。その顔は、明らかに影を帯びていた。
「あたしは努力してないの?」
「そんなことないわ。人より少し、欲張りなだけよ」
私は問いかける。
「ねえ、教えて。ここはどこなの?」
真紅の表情は、春の日差しのようにやわらかかった。
「さっきからおかしなことばかり聞くのね、アスカ。ここはあなたのこころの世界でしょ」
591 :
@@@第三話:2007/02/08(木) 19:02:23 ID:RWadrxdd
**9**
4519回目の×月30日。
夕飯後のひとときを、アスカはリビングのソファーでくつろぎながら過ごしていた。その隣に、二人分の
コーヒーカップを持ってハルヒが座ってきた。
「ありがと」
ハルヒからカップを受け取ると、アスカはそっと口をつけてコーヒーを飲んだ。
「明日からよね」そう言って、ハルヒも同じようにコーヒーをすする。「寂しい気もするけど、まぁ少しの
間だけだしね」
ソファーの前のテーブルにカップを置くと、アスカは訊ねた。
「何が? 何が明日からなの?」
「何がって、翠がジュン君の家で暮らすのがよ」
「……どういうこと?」
「あれ? 聞いてない? なんだっけ、アリスゲームがどうのこうのでしばらくジュン君の家で暮らすって」
「そ、そうなの? 知らな……」
知らないとは限らなかった。時間ループと記憶持ち越しの混乱で、部分的に忘れていることがあると
長門に言われていたのだ。アスカが覚えていないだけということもあり得るだろう。
そう考えたら、「知らない」とは断言できない。
「でも……」アスカの顔がにわかに曇る。「どうしてジュン君の家で暮らさなきゃならないわけ?
この家にいたっていいじゃない」
「それは……翠はジュン君と契約してるんだから、やっぱり一緒にいないとまずいんじゃないかしら?
その辺の詳しいことはあたしにはよく分からないけど。仕方のないことよ。翠だって、できることなら
ずっとこの家にいたいでしょうけど、時にはそうして離れなければならないことだってあるわ」
「しばらくの間って、どれくらい?」
「たぶん、アリスゲームのことが一段落したら帰ってくると思うわ」
「じゃあ、いつ帰ってくるのか分からないじゃない」
「まぁ、そうだけど。大丈夫よ、そんなに長くはかからないって翠も言ってたし」
「そうは言ってもいつまでかかるのかは分からないんでしょ? そしたらいつ帰ってくるかも分からない。
大体、アリスゲームって戦うんじゃないの? だったら、ひょっとしたら……帰ってこないことだって……」
「心配なの?」
「心配に決まってるじゃない! ハル姉は心配じゃないの!?」
「もちろん心配よ」
「じゃあどうしてそんなに平然としていられるのよ?」
「平然となんかしてないわ。ただ、信じてるもの」
「信じてるって、何を?」
「翠は必ず帰ってくるわ。しばらくしたら帰ってくる。翠がそう言ってるんだから、そうに決まってるでしょ」
592 :
@@@第四話:2007/02/08(木) 19:04:02 ID:RWadrxdd
++10++
「こちら側の樹に水をあげることによって、それは根を伝い、無意識の海に流れ出すわ。アスカはその行動が
何を意味するのかよく知っているの」
真紅に言われて、私のこころは固い殻を破ろうとするみたいに高鳴った。
「鏡の中の樹は、現実の世界においてあるべき姿であろうとする。でも、鏡の中のあなたはそれを止めて
しまっている。水を与えないことによって。あるべき姿とありたい姿は別のものだからだわ」
私は吐き捨てるように言った。
「醜いわね。鏡の中のあたしも、今ここにいるあたしも」
「そういう言い方はよくないわ」真紅は優しかった。「失うことが怖いのよ。それだけ大切ってことね。
だからいつまでも繋いでいたい。こちら側の樹がそれを望んでいるから、あなたは動けない樹の代わりに
その望みを叶えようとしているの」
空を見上げる。何も変化の無い空。決して調和を崩さず、その青を汚さず、変化することを全力で
拒んでいるように見えた。
「この樹の望みは……あたし自身の望みは、無意識の海に流れ出た後どこへ行くの?」
「あなたにとても近い人間のこころに辿りつくわ」
「水をあげることをやめればいいの?」
「それは無理よ。樹は、水を求め続けるもの」
「じゃあ、この樹を切り取ってしまえばいいの?」
真紅は悲しそうに答えた。
「そんなことをしてはダメ……心に大きな傷がついて、一生治らないわ」
「あたしに足りないものは何?」
「鏡の向こうでは気付いているはずよ。こころの世界で、うまくコントロールできていないだけだわ」
翠を見ると、まぶたを閉じ、まるで遠いところから伝わってくる音を一生懸命聴こうとするように、
もどかしい顔で何かを考えているみたいだった。私はとても苦しくなった。
593 :
@@@第四話:2007/02/08(木) 19:05:29 ID:RWadrxdd
**11**
アスカはテーブルに置かれたコーヒーカップに視線を落とした。
「それは、そうかもしれないけど……でも翠にもしものことがあったらどうするのよ?nのフィールドから
戻ってこれなくなったりしたら……」
「その時はあたしが助けに行くわ」アスカの言葉をさえぎって、ハルヒはしなる鞭のような口調で言い切った。
「まぁ、翠は強い子だからその必要はないかしらね。真紅だってついてるし。それともアスカは、翠が帰って
こないとでも思ってるの?」
「思ってないわよ。ただ、何かちょっと不安なのよ。自分でもよく分からないけど……」
口をすぼめてうつむくアスカを、悪戯っぽく笑いながら肘でつついてハルヒが言った。
「ジュン君に取られちゃうような気がするんでしょ?」
「ちっ、違うわよ! なんでいきなりそうなるのよ! 姉妹でそんなこと思うわけ……」
「ふうん。わかりやすいわね。姉妹だからこそ、なんじゃない? 可愛い妹を誰かに取られたくないのよ。
別の言い方をすれば、翠がここから離れてどこかに行ってしまうんじゃないかって不安なのよ」
「だっだからっ! 違うってば! 取られるとか取られないとか、そういう話じゃないでしょ!?」
「ええ」ハルヒの大きな黒い瞳が、じっとアスカを見つめる。「そういう話じゃないでしょ?」
ハルヒの眼差しは、アスカの気持ちを内側に折り畳んで、それをアスカ自身のこころの奥まで
引き込んでいくようだった。
翠星石は自室でカレンダーを見つめている。
「明日からチビ人間の家で暮らすことになってるです……。でも、きっとまた時間は巻き戻されて、
30日を越えることはないですぅ……」
ふいにドアをノックする音がした。
「翠、入るわよ」
開いたドアの向こうから現れたのはアスカだった。
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「何ですか?」
「あのさ、明日からジュン君の家で暮らす予定なのよね?」
「そうですよ」
「そのことって、あたし知ってたかしら?」
「……? おかしな質問するですね。知ってるはずですよ。4、5日前に話してますぅ」
そう言ってはっとする。
「アス姉、ひょっとして……」
「覚えてないわ。さっきハル姉に聞いて知ったのよ。どうやら、記憶の持ち越しにズレがあったみたいね」
「で、でもなんで! ここ何日かアス姉と翠星石は一緒にいても記憶にズレなんてなかったですぅ!
なんでそこだけズレてるですか?」
「ほんと、なんでそこだけあたしの記憶は持ち越されなかったのかしら……」
翠星石には、アスカの声がどこか申し訳なさそうな気持ちで覆われているように聞こえた。
その夜、翠星石は夢の世界に迷い込んだ。
594 :
@@@第四話:2007/02/08(木) 19:06:49 ID:RWadrxdd
++12++
鏡の中に小さな人影がぼんやりと浮かぶ。人影が次第にはっきりとしてくる。それは翠だった。
鏡の中の翠もまぶたを閉じていた。
私は如雨露を置くと膝をついて、こちら側の樹にそっと手のひらをあてる。何故かそうしなければ
ならない気がしたからだ。
同じ高さの目線から、真紅が語りかけてくる。
「アスカは一つの理想の世界を作ろうとしているわ。変わらない今。何不自由ない世界。
そんな理想郷を少しずつ作り上げようとしているのよ」
私は静かに言葉を重ねる。
「どうしてあたしはそんなことをするの?」
「時間の渦に翠星石を閉じ込めるため」
「どうして閉じ込めたいの?」
「きっと、絆というものが目に見えないからだわ」
「不安だから?」
「そうね、失うんじゃないかって。あるいは……そもそも絆は存在しているのかって。翠星石が
しばらくジュンの家で暮らすことを聞かされて、アスカは怖くなったのよ」
「繋いでいたかったの?」
「翠星石にとって理想的な世界を作って、繋ぎとめておきたいのよ。そうでしょ? 違う?」
「……違わないわ」
「ハルヒは、無意識の海から流れてくるそんなアスカの望みを読み取って、現実世界に反映させているわ。
でもそれは……」
「そうね、翠にとって理想の世界じゃないわ。あたしにとって理想の世界ね」
「時間を前に進める方法はふたつあるわ」真紅は言った。「ひとつは、絆を形にすることね。そうすれば
アスカの不安は消え去る。つまり望みを形にするってことかしら。もうひとつは、目に見えない絆を
信じることだわ。アスカが前に進めば、時間も前に進むことになるのよ」
真紅が鏡に目をやったので、私もつられて見た。鏡の中の樹は、相変わらず濁った緑色だった。
その樹皮の表面を何かが流れ落ちていく。根元まで流れていく様子が、私のこころを強ばらせる。
私はそれを確認してから今度は鏡の中の翠を見ると、そのまぶたがゆっくりと開いた。
そして映画のスクリーンが暗くフェードアウトするみたいに、鏡の中の翠は少しずつ闇へと
変化していく。闇はだんだん濃くなって、やがて翠は私の目をまっすぐ見つめながら、鏡の奥へ
消え入るように去っていった。
私はこちら側の翠を見る。ちょうど鏡の中の翠が消えるのと同時に、まるで入れ替わったかのように
まぶたを開くと、深く澄んだオッドアイを私の視線に絡めてきた。
すべてはなめらかに連鎖しているように動いていた。翠は小さな口を開く。
「絆を形にしてみるです。翠星石は、ジュンとの契約を解いてアス姉と契約を結びます」
「ジュンとの契約を解けば」真紅の言い方は、私を試すようだった。「翠星石がしばらくジュンの家で
暮らす必要はなくなるわ」
595 :
@@@第五話:2007/02/08(木) 19:08:44 ID:RWadrxdd
**13**
アスカは、夢を見ていた。どこからともなく落ちてくる青い雫が、水面に波紋を作り出すたびに
そこに映った自分の顔が揺れている。そんな夢だった。目が覚めると、アスカは確かに自分の部屋に
いたのだが、まるで夢がそのまま続いているような錯覚に陥って、しばらく動くことができなかった。
その錯覚は、体だけでなく、意識までをも固定していた。固まった意識の中に、一方的にある感情が
流れ込んでくる。自己嫌悪によく似た感情だった。それを止めることができず、感情でいっぱいになった
意識の殻は弾けるように破れ、アスカはようやく動くことができるようになった。
ダイニングに行くと、ハルヒひとりが食卓の前に座っていた。アスカは向かいの椅子に座って、
新聞を手に取った。
「おはようハル姉。翠は?」
「おはよう。さっき出かけていったわよ」
日付欄を見る。×月29日。時間ループは続いていた。おそらく4520回目以降の29日なのだろう。
アスカは、翠星石の行き先も目的も何故か分かるような気がした。はっきりとは思い出せない夢の中で、
しかしはっきりとそれを知ったと確信できるのだ。
「あたしも、ちょっと出かけてくるわ!」
いつになく真剣な面持ちで、アスカは自宅を後にした。
綾波・長門・ルリの家には、可愛らしい客が来ていた。
「どうぞ」
翠星石はルリに出されたお茶を飲んだ。しばらく沈黙し、やがて意を決したように事情を全て話すと、
長門に返事を求めた。
「情報統合思念体からの答えとしては、あなたの言う通り。桜田ジュンとの契約を解除するとともに、
惣流・アスカ・ラングレーとの契約を成立させれば、時間ループは終了し#月1日が訪れることになる」
長門は、ややゆったりとそう説明した。
「どうして……」綾波が訊ねる。「それで時間ループが終わるの? どういう関係があるの?」
「解らない。情報統合思念体が到達し得るのは意識レベルまで。原因については、その先の領域に
潜むものと考えられる。その領域は、有機生命体に『こころ』と呼称されている」
そう言われて、翠星石は寂しそうにする。その顔を見たルリは、少し厳しい口調で翠星石に訊ねた。
「本当にそれでいいんですか? そうすれば時間は前に進むでしょうけど、アスカさんは前に進みませんよ?」
ルリの言う通りだった。
596 :
@@@第五話:2007/02/08(木) 19:10:14 ID:RWadrxdd
++14++
「そんな……ジュン君との契約を解くぐらいなら、あたしがこの樹を切り取るわ!」
大きな声を出してしまった私を、翠は悲しそうに見つめている。この樹を切ろうとすると、
みんな悲しそうにする。
「何がきっかけになったのかは、それほど重要ではないわ。問題はもっと根本的なところにあるの。
アスカが怖いのは、家族を失うということ。とても個人的な問題ね。私は、簡単に結べる『契約』より、
簡単には崩れない互いの『信頼』の方が、アスカにとっては必要なことだと思うわ。だから翠星石、
あなたの考えに反対はしないけど賛成もできないわ。それはアスカを信じていないことになるんじゃ
ないかしら? アスカはもう気付いているんだから、信じることも必要よ。もちろんこれは私の考えで、
何が正しいなんて決めることはできないけれど」
真紅が言葉を区切ると、それに合わせたかのように空間に再び黒い線が生じた。
「ひとつだけアスカに教えておくわ。あなたたち姉妹は強い絆で結ばれているのよ。翠星石と同じ
ドールの私から見ても羨ましいほどに。絆は目に見えないけれど、確かにそこにあるのだわ」
そう言い終えると、真紅は黒い線を両手で広げ、その中へと去っていった。
まだ、自信が無い。私が翠の提案に反対したのは、ちっぽけなプライドのせいだ。そんな風に
思えて仕方がなかったから。
翠はひざまずいて、こちら側の樹を撫でた。
「真紅の言ってることはきっと正しいです……。この樹を切り取ることも、ジュンとの契約を
解くことも、結局は同じです。どちらが何を負担するかの違いがあるだけです」
鏡を見ると、そこに映る私が樹に水を与えていた。鏡の中の樹から次第に濁りが消え、生きいきとした
緑に染まっていく。徐々に枝葉が伸び、鏡を越えてこちらに飛び出してきそうだった。こちら側の樹も、
翠が撫でるうちに少しずつ伸びていき、二つの樹は、角度によってはその枝葉で円を形作っているようにも
見える。いびつだが、ほっとさせるような形の円だった。
私は、私の望みが無意識の海を流れて辿りついた先のことを思った。
「ハル姉ってさ、いろんな意味で強いと思わない?」
「思うです」
「そういえば……今さらなんだけど、翠はどうしてここにいるのよ?」
「……翠星石にもよくわからないですぅ」
照れたようにそう答える翠を見て、私は思わず笑った。
真紅の言葉がこころに響く。絆は、確かにここにある。
597 :
@@@第五話:2007/02/08(木) 19:13:08 ID:RWadrxdd
**15**
翠星石は、ジュンとの契約解除のために桜田家へと向かった。ふと途中の公園で足を止める。
後ろの方から速いテンポで足音が近付いてきた。振り返ると、アスカがこちらに走ってくる。
「アス姉……」
翠星石の姿を確認すると、アスカは駆けながら叫んだ。
「だめよ翠! ジュン君との契約を解いてはだめ!」息を切らして翠星石の前で立ち止まると、
腕をつかんでもう一度言った。「だめなのよ、翠。ジュン君との契約を解いちゃだめ……。
そんなことしなくったって大丈夫、大丈夫だから」
アスカのその行動が、翠星石には自然な帰結であるかのように受け入れられた。
「アス姉は……」次の言葉を待つように目に力をこめるアスカを見て、翠星石の顔がほころぶ。
「見かけによらず心配性ですぅ。まーったく、実は甘えん坊なんじゃないですかぁ?」
「……う、うるさいわね! そんなことないわよ!」
翠星石はそれ以上何も言わずに、アスカに向かって両手を広げた。
「なにしてんの?」
「家に帰るんじゃないですか?」
「そうだけど、なんで両手を広げてんのよ?」
「たまには抱っこしやがれですぅ!」
「いやよ、なんでそんなことしなきゃなんないの!? 自分で歩きなさい」
「翠星石はこうみえても人形ですよ? 人形を抱くのに理由が必要か?ですぅ!!」
「……はいはい」
アスカは翠星石を抱きかかえると、ゆっくりと家路についた。
#月1日。
「そろそろ行くですよ」
翠星石がそう言うと、キッチンの中からハルヒが出てくる。
「忘れ物ない? あんまりノリたちに迷惑かけちゃだめよ?」
「わかってるですぅ」
翠星石は玄関に行き、ハルヒと、部屋から出てきたアスカもそれについていく。家のドアを
開けると、日差しは思いのほか強かった。
「じゃあ、気をつけてね」アスカが言った。
「ハル姉もアス姉も、翠星石がいないあいだ寂しくて泣いたりしたらだめですよ?」
「泣くわけないでしょ」間髪置かずにハルヒが返す。
「今日からうちでは毎日花丸ハンバーグよ」にやりとしてアスカが付け足す。
「ぐっ……す、翠星石だってノリに頼んで花丸ハンバーグにしてもらうです!」
アスカは、雲ひとつない空を少し見上げたあと、青い瞳を翠星石にそっと向ける。
「いってらっしゃい」
そう言って手を振るアスカの微笑みに、翠星石はどこか力強さを感じていた。
それから約一週間後の朝。
清々しい光がリビングに差し込む。アスカは、ソファーに座って紅茶を飲んでいる。
玄関の方から声がした。
「ただいま、ですぅ!」
翠星石が帰ってきたのだ。
紅茶の香りも、まだあまり動かされていない朝の空気も、綺麗に調えられてそこにあるんだと、
アスカには思えた。翠星石の声は、そんな部屋の中に溶けこむように聞こえてきた。
鞄を持ってリビングに入ってきた翠星石を見て、アスカはいつもと変わらない調子で言った。
「おかえり、翠」
以上です。大変長々と失礼しました(´・ω・`)
一文でも気に入っていただければ幸いです。
599 :
名無しさん@お腹いっぱい:2007/02/08(木) 19:32:40 ID:s1ODx//N
乙!
乙&GJ!
次回作があることを期待し楽しみにさせてもらいます。
三つの世界観が程よくミックスされた、まさにここでしか見れないSSでしたです。
GJ!
文がうめえなあ
俺にゃ三人称が書けねえ
長い!でも乙!
鏡の前に居る人はじめはハルヒだと思ったんだけどねー
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/08(木) 21:53:30 ID:vwHeaKmH
>>598 ……やるじゃない
表現が綺麗で情景が浮かぶようだったわ!
約束してたわよね……でも一回しか言わないわよ?
GoodJob!お疲れ様!!
べ、別に全角にしたのはスゴク面白かったとか
そんなんじゃないんだから!!
俺も鏡の話はハルヒだと思ってた。
なんかこう象徴的?な場面が多くて、立ち戻ったりしながら
読んでったよ。長いがおもしろかった。
GJ!
>>606 そのツンデレっぷり、ぜんぜん萌えてないんだからっ!
…それは抽象的の間違いでは?
>>598 GJ!!
>>598 頭の中に情景が自然に浮かぶわ!
すごく楽しませてもらいました。
乙っ!GJです。
>>598 あんた桃野流なんだろ? そうなんだろ?
興奮しすぎた。反省はしない。GJ
>>598 GJ!! これだからこのスレはやめられない
エヴァはにわかファンな俺だがアスカの内面をよく捉えたいい話だとおもった
原作でもこの姉妹がいればアスカも救われただろうなとも
あとアスカと翠星石が契約と聞いてそれもありだなと思ったのは秘密だ
ついこの前このスレ見つけた新参者だが
>>244 >「翠星石は急にラップで包むことを思いついたです」
で「宇都宮ラッパー」を思い浮かべた俺は死んだ方がいい
キョン「・・・・ってなことがあってな。それで俺が朝比奈さんに楽器を担当させるために
その方法でハルヒを説得したってわけだ。」
翠星石「・・あのハル姉が意見を変えるなんてかなりの威力ですぅ。」
アスカ「ホントね。ちょっと信じられないけど試してみる価値はあるわね。」
キョン「これぐらいでいいか?そろそろ集合場所に戻らんとまた俺の財布が軽くなるんだが・・・」
翠星石「キョン人間にしてはなかなか貴重な情報だったですぅ。
今度あったら翠星石特製のマドレーヌをくれてやらんこともないですぅ。」
アスカ「悪かったわね。呼び止めちゃって。じゃ、せいぜいがんばって不思議を見つけることね。」
キョン「やれやれ・・・」
翠星石「(これでもうハル姉にでかいツラはさせんですぅ。)」
アスカ「(早速今夜試してみるわよ。)」
翠星石「(ラジャーですぅ!)」
ハルヒ「ただいまー。」
アスカ・翠星石「「おかえりー(ですぅ)。」」
ハルヒ「もー今日もぜんっぜん収穫なしだったわ!
キョンも有希もみくるちゃんも古泉君もちゃんと真面目に探してんのかしら!」
翠星石「(ご機嫌ナナメですぅ。)」
アスカ「(好都合だわ。きっと今のハル姉なら何か要求してくるはず!)」
ハルヒ「あーもうムシャクシャするわ!ねぇちょっとアスカ!翠でもいいわ!アイスかなんか買ってきて!」
アスカ・翠星石「「。oO(来た(ですぅ)!!)」」
アスカ「え〜イヤよ ハ ル ハ ル ゥ 。」
翠星石「自分で行ってくればいいですぅ ハ ル ハ ル ぅ 。」
ハルヒ「なっ・・・!?あ、あんたたちどこでそれ知ったのよ!!」
翠星石「(顔が真っ赤になってるですぅ。さすが弱点だけに効果はバツグンですぅ。)」
アスカ「(これはイケるわ。もう一押しで立場逆転よ!)」
翠星石「どこで知ったかなんて教える必要ねーことですぅ ハ ル ハ ル ぅ 。」
アスカ「あたしたちの分もアイス買って来てくれたら
言うのやめてあげることを考えてあげないこともないわよ? ハ ル ハ ル ゥ 。」
ハルヒ「〜〜〜〜〜ッ!あんたたち覚えてなさいよぉ!」
ドタタタタ・・・ガチャッ・・・バダンッ!!
翠星石「・・・・・すっごいですぅ!!これでもう怖いもんなしですぅ!」
アスカ「やったわね!もうハル姉なんて・・(ブルブルブル)・・っとケータイが・・(ピッ)もしもし?」
(ミサト)「アスカ!大変よ!使徒が復活してきたわ!!大至急本部に来て!!」
アスカ「へ?どういうこt・・・」ガシャーン
翠星石「鞄が・・・蒼星石?」
蒼星石「(カチャ)大変だよ翠星石!nのフィールドがメチャクチャになって世界樹が暴走して・・・」
翠星石「ふぇ?」
その後、各々の処理をする過程で二度とハルヒにあの言葉は言うまいと心に誓う二人であった
ドラマCD未聴の方にはちょっとしたネタバレになるので正直少しスマンと思った。
しかし最早反省という言葉の意味すらわからない
ワロタw
たしかにかなりの威力だw古泉も奔走させられたんだろうな
GJ! ハ ル ハ ル ゥ 。
GJ!
しかしドラマCDのときもだがハルハルとよばれるのを嫌がるハルヒにはなんか萌える
617 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/09(金) 23:31:09 ID:Uo/m2/o4
>>614 お前のせいでドラマCD買いたくなっちゃったぞ
どうしてくれるんだ
ドラマCDに手を出したら負けかと思ってるby短小包茎ニート
アレおかしいね?おれ三女のやつ持ってるのに
>>614 24時間以内にドラマCDを買うと心に決めた。