1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
ハルヒ「はぁ〜〜〜〜せっかくの休日なのに何もする事ないわ。
暇!暇っ!暇よっ!なんか楽しい事ないわけ〜?」
アスカ「朝っぱらからうっるさいわね〜・・・いつも休日は出かけてるじゃない、
今日はないわけ?あのSNK団の見回りとかいうやつ」
ハルヒ「SOS団よ!アスカ!世界をおおいに盛り上げる涼宮ハルヒの団なんだから!!!
アスカも入りたいなら、特別に仮団員として入団を認めてあげてもいいわよ」
アスカ「遠慮しとくわ・・・・で、今日はそのSOS団とやらは活動しないわけ?」
ハルヒ「そうなのよ、有希もみくるちゃんも小泉君もバカキョンの奴も用事があるとか
言ってるのよね〜。SOS団の輝かしい活動よりも大切な用事って何かしら?」
アスカ「本当はみんなやりたくないんじゃな〜い?お姉は強引な所あるからさぁ、
みんなハッキリ断れないのよ、きっと。」
ハルヒ「なんですって〜〜〜?そんな事あるわけないじゃないっ!!
アスカっ!減点よ!今日のオカズ半分貰うからね!」
アスカ「っ!なによそれ!私は本当の事言っただけよ!お姉はワガママ過ぎるのよ、見放されたんだわっ!」
ハルヒ「あ、アンタに言われたくないわ〜〜〜!」
翠星石「おめぇら、うるさいですぅ〜!!!くんくん探偵が始まってるですぅ、
今は静かにするです!全くもって聞こえねーです!」
アスカ「あ、くんくんの時間忘れてたわ・・・」
ハルヒ「今日は解決編じゃない!危うく見忘れる所だったわ・・・
私の推理によると犯人は絶対あの庭師ねっ!間違いないわ」
翠星石「そんな筈ねーです。庭師はアリバイがあるですぅ、犯人はメイドですぅ」
アスカ「二人共バカね〜こういうのは裏の裏を読むのよ、つまり犯人はくんくんの助手、つまりヤスねっ!」
ハルヒ「ヤスが犯人〜???ありえないわ」
翠星石「本当、アスカ姉は稀に見るアホですぅ、そんな事ありえんです!」
アスカ「何よっ!見てればわかるわよ!犯人当てた人は夕食の準備パスだからね!見てなさい!」
そんな日常
,. -一……ー- 、
/::::{:/::::‐-:、:::丶:\
/:::::/´ ̄ ̄__\、::::l,. -―、
/::::// /:: ̄、:\::::ヽヽ≦、ス=、、
/::::/::|,.イ:l::丶::::::::\:X:::',:::ヽ、 ヽハ ',ヽ
f´ ̄!:::::l:_|_|\::\--/,r=ミ|::::::lヾく:l::', | | 長女 ハルヒ
ヒア_|:l::::|::N,≧ミ、トゝ ハ心}!::::::K:ヾニ二ヽ
,r=ヽレ|:|::::l::|{ ト心 `'" !::::::|::!',::|ハ::! `
// |:|:::::ハ!、::ヾゝゞ'′ _'_,.ヘ /::::/:::|_!:l リ 一家の大黒柱
// !ハ//|:|::ヽ::::丶、__丶 _ノ/|:::/イ::ハヘ!ヽ_ ワガママ度は一家bP
L! /ヘ |:|ミニ='⌒ (⌒ヽ´ _ !イノl/ |:! ! !L_ だけど家族思いもbP
〈_{ ヾ.,!/ , ´ \ ∨,.‐、| l:| |ノ !
__!\ / __ム V⌒! !:! ! ハ
/__レ-〈 / f´ ヽ. '. __! //./-‐ '´ /
ヽ! |r' \l__ V/ /-‐ /
「 ! { `\_f_ノ∠ミヽ! /
/ ヽ`ヽ.二ニァ'V∠二ハ }},!-'
/ ヽ---/´/レ!ト--'/‐'
/ / ̄ヽ二ノ´l:ヽノ_
r‐! / l:/ `ヾ==、ー-- 、
/ ̄| ヽ./ 〃 /人 `ト、::::\
', / ,!\ |l \ / \:〈
| ′ / | ` |:! / `
L.__ / ! !:ヽ / !
` iー---一'Tー-∨-r‐''´ |
__ ,、-‐ '´:::......`!‐''"~`ヽ、
/;;;;〃;;>'´,、::.、:::::::;、'' ‐-:、._ :::::::::::\、‐:.ii''''';;,
|;;〃//::::_::::`''゛ ヽ :::::::::ヽ;;;;ヾ;;;;l
‐ '''>-:'-/ ,/ ''"´..,ゝ ゛`ヽ ヽ:;:::::::\;;|!;|_,.、-
/゛/::::;. '゛,: ./ /::ヾ ,ヽ `ヽ;!::/"'‐-..、
'゛ /::;'/::;;/...: .: , ヽ ',.... :.. ':,:\:::....ヽヽ \ヽ.
i :/i ,;:''::i..::::: .:::; ,' : ::..!;::::::....:::. ',:...`,‐::、ヽ ':,:::', ヽ 次女 アスカ
!/ |'゛l::::l::::/ .:::/::/'i:... i ::. ::::lヽ:ヾ:::::::. ':,::::',:ノ`ヽ ',::i
l::::| ::i ::i ..:::/l:/__ ';::::l ::::. i :::|__ヽ!\::: ト;:::l_; l:. ',:|
ヽ:| ∨| :/'"|,、;ッ、ヽ:ト、:: i,゛|,、-,、"'ヽ. fヽ!} l:: `l IQ150の天才少女
`! i :ヽ/ヽヾ ゞ:ソ ヽ |!/ !'::ソ`>'ハ :|,.イ', l:: ', だけど、国語は苦手
l i ::::::l::|:', ´ ヽ! `゛ /``!::::l:. ', l::::. ', ハルヒに負けないくらいの
l i ::::::l:::|::ヽ :! ,:':i:::::::i::::';::. ', l:::::. ', 化学反応(トラブル)を起こす
',! ::::::l::|:: l`:..、 `'''" /!:::l::::::::i:::::',::. ',l::::::. ',
,' .:::i i::l:: l :: ` ;、 ,,.. '´ i:';::l::i::::::i::::.':;: l:::::::. ::',
,' ::::::i ::i:: ノ /;``! _,、ゝ=ヽi::::::i::::. ';: 'l:::::::: :::',
,' .::::::| ::i:::,、:'゛/- '1 _,.、‐ '゛ ヽ::::i::::. ', ';::::::: ::::',
,' i::::::::l::/ | 、. ,、:'´ \l::::. ',::::::: ::::',
,' i:::i:::::/::ヽ、 ,!.:'´ _,.....__ _ _,.>::. ',:::::: :::::',
/ノ´: /: : : : : : : : : : : : : :i: : : ::i: ::ヽ: : : : : :\ \
/": : :/: : : : : : : : : : : : : : ::|: : :|: |: : : ヽ: : : : : : :ヽ /
/: : : ::/: : : : : : : : : : : : :/:/}: : i: :|: : : : :ヽ: : : : : : :V
/: : : : :|: : : : : : : /: ::/:: / /: :/: / ヽ: : : : }: : : : : : :l
`.{: : : : : :|: : : : : : : : ::/.// /://:/-―--:、; |: : : : : : :|
|: : : :{: : |: : : :,斗ァ''フ" /" // \ヽ|: : i : : ::|
|:i: : :i: : :l r彡"´ " / }: :ノ : : ::| 三女 翠星石
l: i: : { : : l | __,.. / ''ェ;___,ェ; /: : : : /∧
. ',ヽ: : : : ヽl ,r==="  ̄ ̄ ./: : : :ノ/ l
\\: : : \ ! /, r '´ }: : :ヽl 末っ子が一番しっかりしてるという
|: : : { `ー > /{ * }: : ヽl セオリーを無視して一番手のかかる三女
|:/: : { __ i/ ヽ ./: { }:_:: : : : l 姉達に比べると勉強は不得意な様で
. //: : : :{ "iヽ { :ヽ、 ⌒ /:__ : { / ノ: : : : :.'., ハルヒによく勉強を教えてもらってる
l/: : : : : :} r−┘、: ::r`vr‐ - ´|: : : | _」_{./ ./: : : : : : : '., 趣味はガーデニング
/: : : : : : : { `ヽ、 ヽ.L._ヽ. レ'V__ ヽ/: : : : : : : : : :'.,
/: : : : : : : : r ト *|ヽ/ ノ ヽ.'、 / { (___ 〕r、_: : : : : : : '.,
: : : : : : : : :∧.l.} }〔 ´ / ヽG=ニ:|( ./r'/rく: : : : : : : : :',
: : : : : : : ::/ )|.ト} }ヽ へ)|ノ\.{ |/ーi /`./ ( ヽ: : : : : : : : ',
: : : : : : : / .)|.「.) .} ∧ ) 7 .ヽ | { フ | ヽ: : : : : : : : ',
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 20:52:39 ID:IlhHOgND
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 20:54:54 ID:IlhHOgND
: : : : : : Λ ヽ : : : / : : : : : : : : : : : : : : :\ : : : ',
: : : : : /:,ハ } : : / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : i
: : : : : : : : :},.イ: : /. : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : : : :\l
: : : : : : : :/ /: / : : : : : : : : : : : : : : ', : : : : : : : 、:ヽ
: : : : : : :/ノ: : / : : : : : : :/ : : : /: j: l: : l: ', : 、 : : : ヽ: :',
!: : : : : ,'、 : : ,' ,': : : : : : / /: : /: /j: !: : }斗‐‐',: : : !: i: :l
',: : : : :l : `ー! !: : : : : :/_厶∠∠.//l: :,ハ,ニ=ァ'i: :l :l: :}:lノ
: '、 : : l:\_ r{ {: : : : : :{´{=_;;云ァァ' ,ノノ 仂jイ}/: /:/ //
: : ヽ: :lヽ : :{ ヾ\ : ‐=f壬辷'丿; ゚ー〈ノ/ノイ´
: : :',:ヽl : \\ |\: {´¨''¬'"´ ` ``}: :l : :i:l バ カ ば っ か
: : : ',: :ヽ: : :`7`T|: : l`ー ヽヽヽ (_ア ,.イ: :.:l : :i l 姉妹スレ
: : : :.',: : :ヽ : {{ 「゙|: : |、ヽ、_ ,.イ: :l : :.l : :i l
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1163681906/ : : : : :'、: : :ヽrく '、: '、\ `T¬ーrく: :! : !.:.:.:l : :i: l
: : : : : ヽ : : : ヽ \ヽ :ヽ \,ハ. ヽハ: : :| : :.l : :i: |
翠星石「以上でテンプレ終了ですぅ。愚民共は翠星石に乙って言うですぅ!」
乙!
あえてハルヒに乙
さがしてもわからなかったのでお伺い。
初代スレのタイトルなりURLなりおしえてください
藤岡と鈴宮、どっちのハルヒだ?
>>1 乙彼様ー!
>>13 漢字を間違えているのでどちらでもありませんw
>>1乙!
ところで
>>1のテンプレ?を改めて見てて思ったけど、
三人とも「これがこうなってこうなるから犯人は○○!」って推理するタイプじゃなくて
「犯人はあんた!」ってまず確定させてから
いかにしてそいつが犯人であるか証明(こじつけ)しようとするタイプだよな。
孤島のハルヒもとりあえず「豊さんが犯人!」って決めてから
いかにして豊さんが犯人に成り得たか、を考えたみたいな推理だったし。
>>16 ・ハルヒの場合
…矛盾に気が付かずに、妄想して決めつける。
・アスカの場合
…ハルヒと違って、論理的矛盾には気付く。
しかし、犯人が好きか嫌いか(性に合うか合わないかなど)で、
適当に決めつける事がある。
・翠星石の場合
…適当に決めつける。
>>17 >理的矛盾には気付く。
>しかし、犯人が好きか嫌いか(性に合うか合わないかなど)で、
> 適当に決めつける事がある。
まんま孤島症候群のハルヒやん
3人とも探偵とか刑事には向いてないな…
客観的に物事見れないのが致命的。
ハルヒはちゃんと推理できるぞ
原作動揺に入ってる「猫はどこに行った?」で古泉演出のミステリ劇をちゃんと解いてる
>>18,20
すまん、結構穴だらけだな。
特に「猫は〜」の事は完全に失念してた。
てことで、
>>19でFAで。
自分もアニメ孤島しか見てないんで知らなかった、すまん
とりあえず一番推理できないのが翠星石なのはガチ
この三人、口調が女らしくていいじゃないか。
この3者は身内に疑いが向かないように捜査を撹乱しそうな気ガス
金田一やコナンにはなれそうにない。
ってこいつらはプロみたいなもんだから素人とは比べられんか。
>>24 ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために。
仲良し三姉妹は今日も笑顔でダイヤを盗みます。
街はきらめくパッションフル〜ツ
ウインクしてるえブリナ〜イ
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 00:54:43 ID:xrYefDbj
∫
彡⌒ミ
( ´Д`) 四女 ジャック
/ \
__| | | | __ 禿
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
||.\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
.|| ||
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 07:33:22 ID:UX0nhbEE
LV0 翠星石?どうせ典型的萌えキャラだろ?どうでもいいよ…
LV1 態度はあんまり萌えキャラっぽくないな。ってかこいつ何でこんな生意気なの?
LV2 見た目は結構好みだな。ああ言えばこう言うってのはなんか言葉のキャッチボールしてて結構いいかも。
LV3 水銀燈って女神じゃね?理想のお姉さんって感じ・・・
LV4 蒼星石もボクっ子でかわいいな。真紅とか雛苺とか金糸雀とか薔薇水晶もいい・・・
LV5 別に翠星石以外の人形のことなんか何とも思ってないのに勝手に勘違いしててうぜぇ。翠星石死ね!
LV6 翠星石結婚してくれ!
LV7 やべぇ翠星石最高!翠星石さえいれば生きていける!
LV8 翠星石と結婚した!俺は翠星石と結婚したぞ!!
LV9 やっぱ翠は最高だわ
MAX じゃあ、膣に挿れるぞ…
三姉妹の家に、蒼星石と真紅が遊びに来て、
ハルヒとアスカに弄られる。そんな展開を妄想。
>>29 なんかw真紅とハルヒがケンカしそう。
紅茶を完璧に淹れるハルヒ。何故かそれに気にくわない真紅。
全く関係のない、カップとソーサーの組合せを指摘しだした。
2人の間で、見えないどす黒いオーラが・・・・
遂に切れて、がなりあいをはじめる2人!
妹たちは
アス「まただよw飽きないねぇあの2人は。」
翠星「まったくあの2人は顔合わすたびにケンカしてやがるですぅ」
1人あわてふためく蒼星石。
蒼星「あわわわわ!ふ、2人とも、やめなよぉ!?」
両手を振って止めようとする蒼星石
・・・・・・・・
アス(全くかわいいなぁ、もう!!)
翠星(わが妹ながら、とんでもねぇ破壊力ですぅ!!)
・・・・・・・・
ハル(さすが蒼星石!!ぎゅ〜〜!ってしてやろうかしら♪)
真紅(またっく・・・・・・マジメな子♪)
ツンデ〜レ三姉妹のアイドル!蒼星石w
蒼い子好きには堪りません
, ´__ ` - 、 `丶、
. / / / ` - 、 丶
/ / ' / ` - 、 \ /
/, ' / / /!l | ` 、 \ /
. // / / /__∠. 斗‐ | l、 | l ` 、 ` く::\
/イ /| ′ ///二ヽ! | | \ | | ,| \ \:ヽ
| / l| l/ ,イ:'〈 f!ハ '|l l! !__ メ、' / ! .:l:\ ヽ冫
l'′l| l //::,′ |l:::} l l|´ ,二ヽ \/ / .:;'::::::::\ /
{ | 'l..:/:::,' 、ゝ'′ l | 〃「「`ヽ/ X .:::/:::::::::::::::`Y
! l:::l::{ "" ` l| | !::::::i}/ .::/::::::::::::::::::::,′
. l |:ハ ! ゝtzノ' .:/:::::::::::::::::::;/
l|::∧ _ """ `ー/ .:/:::::/::::::::〃 ぼ、僕がアイドル?
|:':/::>、 ヽ __ - ´::::::;::::::'::::::/::::::://
}/l:/ ヽ.__/ ̄ ー=<彡::;:::イ/::::::://
/ /′ /イ/ イ::/:/::;:イ '
′ .イ l//:/::ハ ヽ
/⌒ー‐、 // ! / イ i
/ __/ ,.-イ / lヘ {
}/´⌒Y / l , ヽ
. { | / ..:/ i; l ', \
. | __!/ .::/ ':: l ゙、 `7
」/ / .:/ '::::; l ヽ. /
j/ ノ .:/ ':::::; l /| /
〈 \ .::/ /::; ' ∨、/_, '´
. } \/ /:::' ハ::ム
! _7ー- _ ′ /::::::',_ノ
| 厂 / ¨ ァ 、_, イ::::::::::::::',
俺は前スレ1000を許さない
34 :
前スレ1000:2006/11/28(火) 14:29:28 ID:xrYefDbj
向こうの3姉妹の2スレ目975-980で展開されてた埋めSSの
翠視点バージョンが来ることを期待して待ってたんだけど、
なかなか来ないから自分で書いちゃえ、と思ったが結局間に合わず。。。
でももったいないんでここで上げちゃいます。
埋めSSの元の作者さん見てたら勝手にネタ使ってすみません。
ついでに新作期待してます。
三姉妹の長女が突然「遊びに行くわよっ!」なんて言い出したのは、
三人がいつもと変わらぬ騒がしい時間を過ごしていた、穏やかな秋の午後のことだった。
間に合わなかった埋めSS
「三姉妹、襲撃 〜Another Side of“三姉妹、襲来”〜」
ばったーん!はじけ飛ばすつもりかというくらいにハル姉がぶち開けた玄関の戸の先。
(他人の家に来たときくらい少しは大人しくできねーですかこの姉らは)
なんて思いつつ、姉たちの後ろからそっと様子を覗くとそこには、
「遊びにきたわ!!」
「遊びに来てあげたわ」
狭い玄関に、並んで偉そうに仁王立ちして
相変わらず必要以上に大きな声で挨拶する姉2人を、
無表情で見上げる銀髪ツインテールの美少女がつったってました。
全くの無表情かと思ったけれどよく見てみるとさすがに少しは驚いているみたいです。
大きな目で姉たちを見上げて…どうも顔を見ているワケではないみたいだけど…胸?
銀髪の胸部に視線を移し…納得です。その後自分の胸元も見てみる…
…なんとなくこいつとは友達になれるかもです。
一瞬沈黙に包まれた玄関だったけれどすぐ銀髪が
「いらっしゃいませ。えっと、ハルヒさんにアスカさんですね?
はじめまして。わたし、三女のルリです」
なんて言ってペコリとお辞儀をした。
む、翠星石のことは無視ですか?けしからん奴です。
やっぱ友達になんてなってやらねーです。
「あら、ご丁寧に。はじめまして、涼宮ハルヒと申します。
いつもお姉さんにはお世話になってます。今日はお招きもあって遊びにきました。
ルリちゃんね、聞いてた通りかわいいわね」
「はじめまして。わたしがアスカよ。ファース・・・、レイとは同級生で同僚よ。
姉が遊びに行くと言うから付いてきたの。大勢で押しかけてごめんね」
うわっ!キョンもシンジもいねーのに姉たちがまともな挨拶してやがります。
…ほら、やっぱり使い慣れてない言い回しするから銀髪も怪訝な顔してるです。
「あ、いえ。姉に聞いてたのと全然違うから・・・」
とか言われてるし。ぷーっ、ざまぁみやがれです。
やっぱ見てるやつはちゃんと見てるです。銀髪の姉はなかなか見所がありそうですぅ。
これでうちの姉たちも少しは反省するかと思ったら、
「じゃあ、いつも通りいかせて貰うわ。
有希ったら、いったいどういう風にわたしの事を話してるのかしら?
「レイもね。まあ締め上げて聞き出しましょう」
なんつってがはがは笑ってやがります。全くどんな神経していやがるんだか。
そのままハル姉はずんずん人の家に上がり込んでいきます。
「有希!来たわよ!せっかく来たんだからお茶くらいだしてよね。
それに、家でわたしの事をどんな風に話してるのか教えなさい!!」
いつものことながらエンリョとゆーものを知らん姉です。
一方のアス姉はというとそこから動こうとしません。
というか翠星石がしがみついてるから動けないのかもしれないですが…。
「ほら、翠。挨拶なさい。
あんたまだ人見知りの癖直らないの?大丈夫、姉さんの友人の妹さんだから」
だから心配なんですぅ。大体自分の同級生の妹にもあたるハズなのに、
そこに全く触れないのはどーゆーことですぅ。怪しすぎですぅ。
…まぁでも、見た感じうちの姉たちとは違って普通そうなやつなので挨拶くらいはしてやるかです。
「す、翠星石ですぅ・・・」
ほら、アス姉、挨拶したからさっさと行くです。
と思っていたら銀髪が横に回ってきて
「はじめまして。ルリです」
なんて言ってにっこり笑いやがりました。
くっ、こいつ無表情の時もなかなかだと思ってましたが、笑うと相当かわいい顔してやがります。
翠星石にはかなわないまでも、うちの姉たちとはいい勝負しそうな位かもです。
…まぁ、姉たちには一部圧倒的に勝ってる部分があるですが…。
とにかくここでなめられるわけにはいかないです。
ちょうど銀髪が何か聞きたそうな様子だし、言ってやらねばですぅ。
「ちょっとかわいいからって調子に乗るな、です。」
<ゴツン>
いたっ!アス姉に殴られたです。
ある意味アス姉のために言ってやったようなものなのに不条理ですぅ。
あ、ちょっと待つですぅ。リビング行くなら翠星石も連れてくですぅ。
…それにしても一瞬すごい殺気を感じた気がしたですが…。
とにかくリビングにはハル姉の友人とやらとアス姉の同級生とやらもいるはずです。
気を引き締めてかからねばですぅ。
向こうかこっちが埋まる頃にはきっと新しい事件が起きてるに違いないです・・・
以上です
翠は書き慣れてないんで変なところあったらすみません
>>41 GJ!翠分補給されました。
ありがとう〜!
スレタイ間違ってないか?
3日目じゃなく2日目じゃないか?
一応三日目であってるよ
GJ
ところで今月の貞エヴァのアスカをハルヒと翠がみたらどう思うだろうか?
なんだ、最低だ・・・なかったのか
/ / l \ ヘ ヽ \
/ / / l \ } \
\/./ / / / / ∧ 、 ヽl \
./ / / / / // ∧ i. i ', /
l i i / ///./ / ', i i i /
>>48 | ハ .ト L___ ェニ ァ/ 人 / ヽ i _l | / なんですか!この有様は!!
i い | ィー‐,ニニ三/ / / ーェ、___,>r '´ | i i |/ 寝相最悪の上にひでー寝言ですぅ!
. V∧ |∧/ /フr::。}ヽ ./´ "^,rこニ;;、`ヽェi i i | 今晩早速夢の中に入って
∧ i.ヽ lレ' {::リー'::ソ " {rイ::::゚リ } // / /ハ ひねくれ曲がった樹をビシバシ
./ {\ iト、 ,〃ー― , ヾこ.゙ソ / / // .| 修正してやるです!!
' } \ i ヽ"" ` ` ー‐" /イ .イ / l
ヽ ト、 ,へ、___,, 〃/ / /// i l
. r‐|i i.>、. /:::::" ゛"::::::ヽ / / / i l
_,.レ┴ニ ~ \ {:: :::} イ 「___ ノ‐┐ i. l
/ / / >、 } ` 、 ̄ `' ー ―‐ '´ .イイ^ヽ `ト- {. i l
. / / / / _.>、{ `;- _ _, -‐ ' ´, へ ヽ \ | 〈 ヽ i l
" i ' ´ } /二コ T_\ | ` } .〉 ', i l
i イ'レ'´/ /「H. \\ } ./ ./ } i l
>>48 トンクス。
だが、これまた映画版とは違う感じだな…。
三姉妹的には黒歴史(過去)であり、黒未来な感じだ。
ただ、かなり精神的に辛い展開になったとしても、ハルヒと翠ならアスカのそばにいつもいるような気がする。
―――――――――――
ハルヒ「…アスカっ!…今日はシンジ君と一緒なのね……ムニャムニャ……絶対に、落とすのよっ…………グー」
翠「(……っ! いきなり何寝言ぬかしてやがるですか、このバカ姉は……こんな大きな声じゃ、アス姉が起きちまうですぅ……さっさとキョンとやらと、夢の中でイチャイチャしてやがれ……です……ぅ……すー
zzZZZ…………
……ジュ…ン……)」
>>48 そのころ翠星石はアリスゲーム
そのころハルヒはラスボス戦
3姉妹ともがそれぞれ大変な時かと
まあその中でも特にアスカは好きな相手に助けて貰えず可哀想だけど…
何だかんだでラブラブっぽいハルヒとキョン
どうしてかどうしてもすれ違うアスカとシンジ
翠星石はジュンに片思い
ハルヒが一番恵まれてるなぁ…
ジュンと契約した直後に けらけら笑いながら
薔薇水晶と戦いだしたシーン初見でEOEアスカを思い出した.
血は争えんw
>>56 GJ!!
某ハルヒスレにも投下された方ですな
>>54 男が相手をどう思ってるかの差じゃないかな?
キョンはハルヒをなんだかんだで一番大切に思ってる。両想い。
ここぞという時にそれがハルヒを救う。
シンジはアスカを意識してるし、大切と言えばそうなんだろうけど、
ミサトや綾波と同列かつ誰でも良いという中途半端な感情でアスカを傷つけた。
ジュンにとっては翠星石は異性ですらない。真紅にはそれが見受けられるという皮肉。
>>56 あっちのみならず、ここでもあなたの絵に会えるとは…GJです。
また描いてもらえたら幸いです。
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 02:33:41 ID:7t/v2PnE
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 02:50:49 ID:mLg/d0ws
らめぇー!
>>54 ハルヒは問答無用の正ヒロイン、人気はサブ二人に押され気味
アスカはWヒロイン、人気は今では二分。昔は綾波が凄かったが
翠はサブヒロイン、けど正ヒロインを凌ぐ人気
うまく分かれてる
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 04:09:50 ID:s8Hm/eb1
ハ「ちょっと!翠星石、あんたまた胸でかくなったんじゃないの!?」
翠「ひゃあああああああ!!!揉むなぁ!!離せですぅ!!!!」
ハ「アスカ!!この子押さえてて!!!」
ア「了解!あれ?ハルねえよりおっきいんじゃない?」
翠「離せぇ!!!やめるですぅ!!・・・もう・・・やめてですぅ!!!」
ハ・ア「(妹のくせに姉よりでかいなんてゆるせないわ!!!!)」
あの体型で姉より大きかったらけしからんぞ!!
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 04:21:41 ID:s8Hm/eb1
ア「ハルねえ、最近彼氏とどうなの?」
ハ「な、何言ってんのよ!?キョンなんて彼氏じゃないわよ!単なる団員よ!
それ以下であって、それ以上じゃないわ!!!!」
ア「ふ〜ん、うまくいってるんだ〜」
ハ「違うって言ってるでしょ!!?それよりあんたこそどうなのよ?
いつまでもズルズルな関係じゃないの!?」
ア「ズルズルって!?もともとそんな関係じゃないわよ!!
ハルねえ、ボケたの!!!??」
翠「はぁ、毎度の事ながらくだらん争いですぅ、やれやれですぅ・・・」
ハ・ア「あんたはヒキコモリの彼氏んちでも行ってなさい!!!」
翠「あっ、あんなの翠星石の彼氏なんかじゃないですぅー!!!!!」
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 04:22:49 ID:s8Hm/eb1
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 04:38:18 ID:s8Hm/eb1
翠「イライラ(ジュンの奴、特別に翠星石が抱っこさせてやると言ったのに
シカトしやがったですぅ・・・)」
ハ「イライラ(キョン、みくるちゃんばっかにデレデレしちゃって・・・)」
ア「イライラ(シンジのばか、ファーストと楽しそうに話なんかして・・・)」
翠「・・・ハルねえ、カラオケいくです!」
ハ「いいわね、アスカ、弐号機出して!」
ア「ついでに飲みに行くわよ!ハルねえ、近所に居酒屋とカラオケBOX作り出して!」
5分でen切れ起すエヴァを移動に使うのかw
>>68 ハルヒが自分の能力に自覚的なのが恐ろしいなwww
この流れバロスwww
ハルヒってたしか巨乳な方なんだよな
この三姉妹の中ではな
ってーか、この三姉妹というのもハルヒが望んだことかもしれんな。
ハルヒ「やっぱりでっかいロボットは欠かせないわよね!」
↓
アスカ移住
ハルヒ「でも、魔法みたいなのが使える人間じゃないのも捨てがたいトコロね〜。そうね……人形が動いたりしたら、これはもう不自然ね!」
↓
翠星石移住
とかな。しかしなぜか皆ツンデレ属性。これもハルヒが望んだのだろう。
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 18:45:32 ID:s8Hm/eb1
俺の中じゃ、翠星石は巨乳なんだがな
アスカはあんまないよな、あいつはケツって感じ
アスカはスレンダータイプだな
レイもだけど
ってか中学生じゃん。
映画でシンジがハァハァした時も結構あった希ガス
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 19:46:55 ID:s8Hm/eb1
ハ「なんかお腹減ったわー、アスカ食べ物ない?」
ア「翠星石の部屋行ったら?ポッキーとかあるんじゃなーい?」
ハ「そうね・・・」
ハ「ポリポリ・・・うん、けっこうイケるわね」
ア「私にもちょーだい」
翠「なに人のひまわりのたね食ってやがるですかー!!!!」
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 19:59:29 ID:s8Hm/eb1
ハ「〜♪」
ア「ちょっと、翠星石、見てよあれ・・・」
翠「うわ・・・ハルねえまた変なもん買ってきやがったですか」
ア「バニーガールかしら・・・?」
翠「頭イカレてるですぅ、高校じゃ変人で有名らしいですよ?」
ア「う、気持ち悪い・・・私部屋行くわ・・・」
つ「マグマダイバー」の時のプラグスーツ
プラグスーツと人形服には言われたくないな
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 20:21:37 ID:s8Hm/eb1
ハ「暇!暇よ!あー、まったくもって暇だわ!!なんか面白いことないのォ!?」
翠「はぁ〜、また始まったですぅ・・・」
ハ「ちょっと、翠星石!!花に水やってる場合じゃないわよっ!!?」
翠「ええ〜い!!!うるさいです!!翠星石の休日の楽しみを邪魔すんなです!」
ア「あんたたちバカぁ!?日曜の朝っぱらから何さわいでんのよ!?」
翠「わぁ!?アスカねえ!私のお花踏むなです!!!」
ア「なによ、こんな花一本くらいで・・・ちょっと!!水かけないでよ!!」
翠「ゆるさんです!!!!死をもって償うですぅ!!!」
ハ「こんなこともあろうかと、ウォーターガンよ!!くらいなさいっ!!ドバァーーー!!!!」
翠「ふわぁ!?やめてです!!!濡れるですぅ!!!!」
>>87 テンション高すぎw
なぜか鉄雄と金田のやりとり思い出した。
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 23:15:18 ID:JNKXi9H6
ハ「暇!暇よ!あー、まったくもって暇だわ!!なんか面白いことないのォ!?」
翠「はぁ〜、また始まったですぅ・・・」
ハ「ちょっと、翠星石!!花に水やってる場合じゃないわよっ!!?」
翠「ええ〜い!!!うるさいです!!翠星石の休日の楽しみを邪魔すんなです!」
ア「あんたたちバカぁ!?日曜の朝っぱらから何さわいでんのよ!?あたしは、本部から電話来たから行くわね!」
翠「本部・・・」
ハ「使徒、かしら・・・」
そして
ゥゥゥ〜
「ただいま東海地方を中心とする関東・甲信越・近畿全域に非常事態宣言が発令されますた。住民の皆さんは速やかに指定のシェルターに避難してください。」
ハ「翠星石!!見に行くわよ!!」
翠「ふわぁ!?やめてです!!!死にますですぅ!!!!」
ハ「何言ってんのよ!!!アスカの戦いぶりを見に行くのよ!!!」
結果
エヴァ漫画版第2巻4話「マニアの受難」と同様の結果。
2人はアスカにこっぴどく怒られました。
ア「あんたバカぁ?!!ハル姉も!!!」
ハ・翠「…」
いいえ、それは、モグ波です。
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 23:50:22 ID:s8Hm/eb1
過疎ってんな
マッタリでもいいじゃないか
あちらから転載
202 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2006/11/29(水) 23:24:29 ID:35hCM+Hz
☆月Я日
魔王を倒す旅に出る事にした。
ルイーダの酒場に行くのが面倒臭いので、妹達を連れて行くことにする。
僧侶(わたし)魔法使い(有希)僧侶(ルリ)、バランスが悪いけどイメージ沿うとこうなった。
仕方無いのでセカンドを誘おうと思ったら、あっちの姉妹も旅に出るらしい。
上から、戦士戦士魔法使い、滅茶苦茶だ。全滅しちゃえばいいの・・・
面白そう。遊び人、戦士、遊び人でも可。
バニーハルヒなんかまんまだもんなw
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 00:13:46 ID:nY/GCHGx
翠星石がキャラ立ち過ぎて他の二人が薄くなってるよな
ハルヒは魔王倒した後、魔王として君臨しそうだな。
いっそのこと
竜騎士、モンク、風水師 で
>>97 いっそ、職業:魔王から始まって、
「大魔王→超魔王→超大魔王」
みたいな感じでランクアップすれば、
ハルヒのチープさが出てて、いいと思う。
>>96 アスカはトラウマだらけなのが本編のキャラであるし
ハルヒに到っては自分の能力に気がついていない神的存在なのがキャラだからな
>>46>>48 「あたしたちあんたのママにはなれないけど、ママにできないことをしてあげられる」
「アスカがぶっこわれなきゃ守れない世界なんかいらねーですぅ」
「戦わなくてもいいの。アスカがまた元気になって、生きててくれたらそれでいいの。
文句言う奴はあたしが端からぶん殴ってやるから。だから、お願い。
…アスカ、笑って」
ttp://kjm.kir.jp/?p=76472 キャラのイメージ違ったらごめん。
こんなこと言ってあげられる姉妹がいたら、そもそも精神崩壊しなかったかもとかちょっと思った(´・ω・`)
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 01:06:32 ID:K8EAnTRO
>>101GJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!!!!!
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 01:12:33 ID:5kL3o4+G
絵師のおかげで、メジャー化してきたな
>>101 やべぇ……あなたの絵見てたら、昼間貞版の壊れたアスカ見たの思い出して、涙が止まらねぇ……。
アスカがあんなになったのは、悔しいな。
シンジの気持ちが今更になってわかった気がしたよ。
ホント、GJ
>>101 ∩
( ⌒) ∩_ _グッジョブ !!
/,. ノ i .,,E)
./ /" / /"
_n グッジョブ!! ./ /_、_ / ノ'
( l _、 _ / / ,_ノ` )/ /_、 _ グッジョブ!!
\ \ ( <_,` )( /( ,_ノ` ) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E)
/ / \ ヽフ / ヽ ヽ_//
>>101 こういうのってどっかで習って書けるようになるのかねぇ?それとも独学なのかい?
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 01:32:08 ID:nY/GCHGx
>>101 おお!!俺ももっと投下してスレを盛り上げるぞ!!!
>>111 絵心が無い俺にとっては本当に有難い。
よろしく頼む。
後、sageてくれると有難い
マスならかけるよ!
だがそろそろ流れを変えないとな!
変なのが湧きそうだ…
ハルヒ「アスカ……。(はっ!!!)そうだ!翠星石!スイドリームを使って…!」
翠星石「(!!!)そ、そうです!ハル姉、一緒にアスカの夢の中に行くですぅ!」
あ これ、長編書けるじゃん
翠がシンジのとこにやってくるSSならエヴァ板にあったな
アスカとツンデレ漫才やって、スイドリームでシンジのトラウマ治して
ジュンと結ばれないのを悟った真紅が黒化してミスティカ奪いにくるやつ
>>101 二人のせい(おかげ)で母性に対する偏執が薄れてシンクロ値さがったりして…
●「アスカさんにはエヴァのパイロットでいて欲しいという、
涼宮さんの願いがシンクロ値の低下を防いだのです」
長女であるハルヒは弱音を吐ける立場じゃないのな
そこは選ばれしパートナーのキョンの出番ですよ
ハル姉と翠もエヴァに乗って、アスカと三人で
シンクロすればいいんじゃね?
これでよくね?
初号機(搭乗者:凉宮ハルヒ)
弐号機(搭乗者:怱流=アスカ=ラングレー)
七号機(翠星石本人)
シンジはどうするの?初号機の予備?
>>130 アスカと合体しながら搭乗したらよくね?まさにシンクロ!!
>>131 ハルヒと翠星石が、モニターごしにその様子を観戦してしまうと、大変な事になりかねないので、アウト。
>>132 ハルヒの所にキョン、翠星石の所にJUMを乗せれば平等になる
翠星石は・・・まぁ、簡単じゃないがミーディアムだから大丈夫か
>>133 三元実況「生」中継を聞かされる古泉や長門、真紅、蒼星石に梅岡、そしてカオルやレイ、ミサトたちの気持ちになって行動しましょう。
「マナーは大切にね」
シャナとかルイズが妹でもいいのに…
ルイズはなんか種類が違う感じがしなくもない
っていうかもしかしてシャナ ルイズ ハルヒはタメ?
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 21:14:26 ID:npIqT9tJ
ほのぼのとしてて良いスレだな(´▽`)
シャナは、“シャナたん”としてハルヒ&アスカ&翠星石のペット扱いに
あ、なんかいいかも
シャナたん「うるちゃいうるちゃいうるちゃい、バカバカバカーー!!」
とか
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 21:46:26 ID:7PXlPFwH
なんだこのスレw オタクが一杯w
妄想の海w テラワロスwww
すばらしい。良スレ
>>140 賛成。 そうなると怒るとシャナたんは贄殿遮那を振り回すけど
ハルヒに軽くあしらわれてしまい翠星石にいじめられるキャラになるのかな?
>>142 翠星石にとっての第二の雛苺的なポジションだな。
と、例えばのハナシでシャナたんを絡ませたssを書こうとしたが、
難 し い
まだローゼンメイデン7(+1)姉妹を絡ませる方が簡単だったorz
そういや、Wikiはどこですか?
まだ無い
wktkしてまとう。なんかあるなら手伝うぞ
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 23:05:23 ID:NMWNkRL3
古泉、カヲル、白崎でおK
白崎だけ少し違うけど合わせた場合、いい人がいないんだよな。
>>144さん
お待たせしてすみません。今週中にはなんとか。
>>142 しゃなたんの飼い主をルイズにして、阪中ポジションでからます、ってのはどうでしょう
まさにカオスwwwwwww
>>151 それは面白そう
メインは3姉妹だからたまに出て来るキャラとしては良いと思います。
シャナ・ルイズ・真紅で
偽?ツンデレ姉妹ってのも
ある意味戦闘力特化のシャナ
シャナのカバーがあれば虚無の魔法も問題なしのルイズ
そしてアリスゲーム最有力候補真紅
ハルヒが覚醒しないと勝ち目薄いか?
いや、勝てまい。
胸が、な…
>>155 そうか!ナイチチ3姉妹で・・・・・・
クーデレ三姉妹とどっちがないのd
(情報連結解除されました)
ハルヒ覚醒したら巨神兵みたいな奴に「焼き払え!!」って言うの想像したw
___
く/',二二ヽ>
|l |ノノイハ))
|l |リ゚ ー゚ノl| <あのー…
ノl_|(l_介」).|
≦ノ`ヽノヘ≧
ミく二二二〉ミ
漫画版であったミニシャナ?だったかを
翠が拾ってくるとかw
金糸雀「ふっふっふーー!462回目の、今日の潜入は一味違うかしらー!今日はみっちゃんがくれたクリップという、とっとーきのアイテムで鍵穴にあわせて曲げれば、どーんな家でも侵入できるのかしらー!」
金糸雀「……の前に、策士とは言えども、おやつの時間はかかせないかしら…。今日のおやつは、この焼きたてメロンパンかしらー!…あら、猫ちゃんね。猫ちゃんにも少し分けてあげるのかしら〜。」
シャナたん「猫じゃないもん!さっさとメロンパンよこしなちゃい!」
金糸雀「……!!ね、猫がしゃべったのかしらー!!!まさかのミステリーかしらー!!みっちゃーーん………。」
シャナたん「……?行っちゃったわ。まぁいいわ。それより、メロンパンよ!カリカリモフモフ…♪」
ハルヒ「ただいま〜〜…あら?家の前に何かいるわね。何かしら……?」
ハルヒ「見てよ、キョン!ほ〜ら、メロンパンを食べる人面猫よ!家の前で見つけたのよ!」
キョン「ああ、そいつはめでたいこって。で、なんでオレはここ涼宮家に呼び出されにゃならんのだ?」
ハルヒ「もうこれは間違いないわね!宇宙人や未来人に匹敵するわ!」
キョン「まったくもってオレのことは聞いてようだな。まあ、もう慣れたことにしておかないと身がもたんな…。」
アスカ「あら?首飾りしてるじゃない、この子。前に飼い主がいたのね。」
翠星石「この猫、きっと性格が悪かったですぅ。その確固たる証拠に目がつり上がってるですぅ。」
シャナたん「うるちゃいうるちゃいうるちゃい!!」
ハルヒ「!!!………♪」
キョン「ね、猫が………!!」
アスカ「しゃ…しゃべった………!?」
翠星石「………ですぅ!!!」
悠二「シャナー?シャナー?……ってアレ?やけに静かになったと思ったら……、頭の上から落ちたみたいだ!大変だ!探さなきゃ!」
|柱|
|柱|_・) スー…
一美「あら……?今日は頭の上にいないのね……。偶然だったのね…。やっぱりアレは偶然だったのね…♪」
やば、金糸雀の方が目立ってしまった。やっぱローゼン姉妹は単体でも個性がありすぎる。
眠くてうとうとだったから、何を書きたいのかわかんなくなったよ………。gdgdですまん。
おやすみかしらー……。
ハルヒとシャナは絵師が同じだから本当に姉妹みたいだ
>>162 ルイズと才人とアンリエッタの痴話喧嘩に聞こえる。
>>162 僕としては雛苺位の大きさの方が頭に乗った感じもしっくりくると思ったんだけど・・・
雛苺「死にたい……」
>>154 >シャナ・ルイズ・真紅で
>偽?ツンデレ姉妹ってのも
そこはやはり真紅が長女で。ルイズは元々三女。シャナが次女。
頭は悪くないが、全員世間知らずな分、向こうの三姉妹より生活力がなさそうだ。
この中では三女が一番苦労させられるかな。
みっちゃん、アテナ、智、よみ、アリス、金糸雀が姉妹として暮したら
ガチャーン!!
金糸雀 「ともちゃん!カナのたまご焼き、返すかしら。」
智 「へっへ〜 もう食べちゃったもんね。」
アテナ 「カナちゃん。コレお食べなさい。」
智 「またまたいっただきーー」
金糸雀 「ひどいかしら。返すかしら。みっちゃーん!」
よみ 「いいかげんにしないか、智!」
アリス 「まったくでっかい子供です。」
みっちゃん「カナー、今作るから。」
姉妹達は朝から姦しい。
>160で金糸雀が出たので作ってみました。
おばかなトジッ子とお世話っ子ということで。
とりあえず、ハルヒとアスカと翠の三姉妹を復帰させて下さい……
アテナと聞くとKOFしか思いつかん。
っと、シャナやなんやら脱線したので、本来のssでも明日の朝までには投下しますね。
みんなもガンガレ
まっさきに星矢のお嬢様を思い出したよ…>アテナ
あの人はツンツンすぎてしかも矢に刺さりっぱなしだから、この手のには向いてないな
三人寝る時は川の字
>>175 たまに州の字になる事もある……
わっふるわっふる
慌てしゃんすな、そこはケツの穴とくらぁ
ワッホーワッホー
ここのハルヒだと憂鬱Yのときの閉鎖空間にキョンだけじゃなくてアスカや翠もつれていきそうだな
取り合えず
乙!
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/01(金) 23:54:56 ID:NjJRU8Sp
>>179 GJ!!
姉妹の仲の良さが伝わってきます!!
>>179 翠が、翠が……
可・愛・い・す・ぎ・る・!
乙!
wikiもできるもんだなw
こないだなぜか浮かんだ
月、海馬、ルルーシュの惨兄弟
こいつらを三姉妹にコテンパンにしてほしいかも
はるひ「最近寒くなってきたわね・・・」
あすか「ほんとにもうばっかじゃないの、だから暖房くらい買っとけって言ったのよ」
すい「寒いですぅさむいですぅ・・・」
あすか「ちょっとぉハル姉、そっちの毛布のほうがあったかいんじゃない?」
はるひ「あたりまじゃない。一番上のお姉さんなんだから、一番暖かい毛布を使って何が悪いのよ」
すい「・・・・・さむいですぅさむいですぅ」
あすか「何よそれ!いみがわかんない!横暴!」
すい「さむいですぅ〜・・・・・」
こそこそ・・・
はるひ「ちょ、ちょっと翠。なんで人の布団に入ってきてんのよ」
すい「はふぅ、ちょっとあったかいですぅ」
はるひ「せ〜ま〜い〜、せ〜ま〜い〜」
すい「あす姉もこうして勝手に入ってくればいいのです。何も問題ないのですぅ」
はるひ「こらっ!くっつくな!」
すい「えへへですぅ」
はるひ「あとそんなに甘えんな!」
あすか「・・・・・・・・・・・・・」
はるひ「・・・・・な、なによ」
あすか「わ、私もそっちに行くから。ちょっとつめてよね!」
はるひ「あ、あんたはくんな!そっちでねなさい!」
あすか「な、何よ!翠はいいのに私はだめって言うの!そんなの許さないから」
はるひ「だめ!」
あすか「いく!」
はるひ「くんな!」
あすか「抵抗しても無駄!!!」
はるひ「ひぃっ」
・・・・・・・・・ドタバタ
・・・・・・・ドタバタ
すい「・・・・・・・」
すい「・・・・・・・あったかいけど眠れんですぅ」
そんな冬の夜
wikiやるじゃん!
つーか、キャラの立場設定で話し合いたい
ハルヒは翠をみくるちゃんに対するみたいな感じで可愛がる(いじめる)
翠もただでやられるような女じゃないが、どーもハルヒに押され気味・・・
アスカは姉妹の中じゃ落ち着いてる方だが、悪乗りさせたら一番みたいなイメージ
みんなからの早急な返事を期待する!今後のSSのかかわるんでね^^
192 :
173:2006/12/02(土) 04:20:59 ID:GsiN97XA
さて、予告どおり投下しますね。
なんか書いてるうちに三姉妹が中心じゃなくなった気がするけど………
なんでオレはいつもこうなんだorz
193 :
173:2006/12/02(土) 04:23:22 ID:GsiN97XA
真紅「ジュン、寒いわ。窓を閉めてちょうだい。」
ジュン「はいはい…ったく、窓ぐらい自分で閉めろよ。……ん?アレは?」
空の向こう。ジュンをめがけてくる一つの点。やがて点は大きくなりカバンだとジュンは認識した。
ジュン「また来たな、性悪人形が!もう窓は割らさせないぞ!」
急いで窓ガラス取り外そうと夢中になっていたその時。
(ガシャーーーーン……)
ジュン「へ?」
真紅「………一階の窓から来たようね。まあ、ここが寒くならなくてよかったわ。」
ジュン「お、お前なあ!」
(ガチャ…ギィィ………)
ジュン「おい、この性悪…」
翠星石「すぃぃんくぅぅぅぅぅ!!大変ですぅ!ハル姉が……ハル姉が……!!翠星石はどうしたらいいですか!?」
真紅「落ち着いて、翠星石。何があったの?」
翠星石「水銀燈が、ハル姉をさらっていったですぅ!」
真紅「水銀燈ですって!?」
ジュン「水銀燈!?…何を考えてるんだ……?」
そのころ三姉妹家では、漆黒に染まる羽根が何百とまとわりついたアスカがいた。近くにある全身大ほどの鏡は、まるでアスカを嘲笑うかのようにゆっくりと渦巻いた模様を描いていた。
アスカ「ハル姉……!アタシが…アタシにもっと力があったら………!バカシンジ……なんでこんなときにいないのよ!!翠…まかせたわよ……。」
194 :
173:2006/12/02(土) 04:25:07 ID:GsiN97XA
暗くたたずむ空。砕けた瓦礫と、壊れた人形ばかりの世界。そんなところに、水銀燈と羽根に巻きつかれたハルヒがいた。
ハルヒ「くっ……!何なのよコレ!」
水銀燈「あらぁ。意外とあっさりだったわね。こんなに簡単に計画通りになるなんて、どこかのお馬鹿さんのドールとは大違いだわぁ。」
金糸雀「ふぇ…くっしゅん!風邪でもひいたかしらー?ピチカート、今日の侵入は諦めるのかしら…。やっぱり健康が第一かしらー!」
ハルヒ「ちょっと!なんだってアタシがこんな目にあわなきゃいけないのよ!」
水銀燈「あらあら……恐いカオしちゃダメよぉ、…ねぇハルヒ。」
ハルヒ「……!?どうしてアタシの名前を!?」
水銀燈「茶色の長い髪の子があなたの名前を叫んでたわよぉ。……でも、今は綺麗な黒に染まってるでしょうね……ウフフフ。」
ハルヒ「………あの子に何をしたのよ!」
水銀燈「あらぁ、人聞きが悪いわねぇ。ちょっと黒い羽根のドレスを着せてあげただけよぉ?」
ハルヒ「何…?あなたは翠星石と同じ“ドール”のようだけど、何が目的なの?」
水銀燈「……レディに詮索は野暮ってモノよ。それより…。」
ハルヒ「……それより?」
水銀燈「く……、くんくんがあなたの“ガッコウ”とやらに来るのよね……?」
ハルヒ「……………………ふぇ?」
水銀燈「だ、だから!あなたの“ガッコウ”にくんくんが来るから、その日にちと場所を教えなさいって言ってるのよ!」
ハルヒ「……ふ〜ん。ああ、アレね。でもアタシ、羽根が身体じゅうにあるせいか日にちは忘れちゃったかな〜?」
水銀燈「!!…わかったわ。」
辺りに散り散る無数の黒羽根。そして顔をニヤケさせるハルヒ。
水銀燈「………な、なによ。ほら、あとは“ガッコウ”の場所を教えなさい!」
ハルヒ「口じゃあ説明しづらいわね。そうね…アタシの家に帰してくれたら、地図を書いたメモあげるわ!」
水銀燈「くっ…!わ、分かったわよ。メイメイ、案内してあげてちょうだい。……まあ、くんくんのことさえ分かれば計画は成功よぉ。」
ハルヒ「キレイな紫色ね……。さ、連れてってもらうわよ!」
紫色の光に包まれ、元の世界へと戻るハルヒ。それを見つめる水銀燈。
水銀燈「はぁ……。くんくんが来ることが気になって気になって…。なんだか今日は、アリスゲームで闘うなんて気分は出ないわぁ…。」
195 :
173:2006/12/02(土) 04:28:55 ID:GsiN97XA
少しすると、気付いたらハルヒは自分の家にいた。
ハルヒ「あら……もう着いたの?って、そうだ!アスカと翠よ!二人は無事!?」
辺りを見回すハルヒ。羽根は床を所々に散らばっていた。家の奥からアスカが目を赤くさせながら出て来た。
アスカ「ハル姉!?大丈夫だったの!?」
ハルヒ「アタシは余裕よ!それより、翠は!?」
アスカ「翠星石が羽根を取ってくれたの。あの真紅という紅い子と一緒に。」
翠星石「無事に帰ってきたですか!?」
翠星石は、アスカと同じ様に目を真っ赤にさせて駆け込んできた。
ハルヒ「しっかし、二人とも目が真っ赤ねぇ〜、アスカ。翠。姉を心配して泣いてたのねー。我ながら可愛い妹を持ったわー。」
翠星石「し、心配なんかしてねーですぅ!それに、翠星石もアス姉もこんなの平気の平八郎ですぅ!」
アスカ「そうよ!ハル姉がいなくなったからって泣いたり……あ。」
アスカの頬を流れる涙。安心したからか、一斉に出て来たようだ。翠星石は、なんだか目がかゆいと言って、袖で目をゴシゴシと拭いている。その袖はすぐにびしょ濡れになっていった。
ハルヒ「よしよし。もうアタシは大丈夫だから…。あ、そうだ!アタシやらなきゃいけないことがあるから!」
アスカ&翠星石「え?」
ハルヒはそう言うと、ハルヒは自分の部屋にすぐさま向かっていった。
真紅「ハルヒが無事だったのは何よりだわ。でも……水銀燈。彼女は何を考えてるのか分からないわ。翠星石、気付いたかしら?メイメイがハルヒの側にいたことを。」
翠星石「メイメイは気付いてたですぅ。ただ…、目的は翠星石もわかんねーですぅ。でも、少しのあいだとはいえ、ハル姉をさらったことは事実ですぅ!いっちょ、ぶちかましてやるですぅ!」
真紅「そうね。ジュンのトコには雛苺がいるから一応は大丈夫ね……。水銀燈、覚悟しておきなさい!」
翠星石「ですぅ!」
アスカ「あ、あんた達!」
アスカがそう言った時には、二人はもう鏡の中に消えていった後だった。その刹那、ハルヒは部屋から出て来て言った。
ハルヒ「ああそう翠と真紅ー!くれぐれも追いかけちゃダメだか……あら?」
アスカ「遅かったわね。何してたの?二人とも、もう行っちゃったわよ?」
ハルヒ「大変!水銀燈が!行くわよメイメイ!」
アスカ「え?すいぎ…?メイメ…?ハ、ハル姉!?」
ハルヒはそう言うや否や、鏡の中に溶けるように姿を消していった。
アスカ「いったいどうなってるの……?」
真紅。翠星石。この二人が何度も見た寂しい風景…水銀燈のフィールド。二人は真剣な表情でたどり着いた。
翠星石「もー許さんですぅ…とっちめてやるです!真紅!行くですよ!」
真紅「ええ…行きましょう!」
一方そのころ水銀燈は…
水銀燈「気になって仕方がないわぁ〜。なんだか気が抜けるわねぇ…。ああ、愛しのくんくん……、もうすぐ会うことができるわぁ。……メイメイがいるからあの子も大丈夫よねぇ?」
ややポケーッとした水銀燈のところに、怒りの表情に満ちた翠星石と真紅の姿があった。
水銀燈「あらぁ?何の用かしらぁ?」
翠星石「すっとぼけるなです!今日という今日は許さねーですぅ!」
真紅「水銀燈。あなたが何を考えてるかは分からないけれど、来るべき時間(とき)が来たようね……!」
水銀燈「ちゃんと人質は返したじゃなぁい。それに、アタシにしては珍しいけど、今は闘う気分じゃないのよぉ。放っておいてもらえるかしらぁ?」
翠星石「そんなん知るかですぅ!スィドリーム!」
真紅「行きなさい!ホーリエ!」
痩せた土から巨大な植物が生えわたり、水銀燈へと向かっていった。水銀燈は植物をかわしたが、その瞬間紅く輝く光は、水銀燈の頬をかすめた。
水銀燈「な、何するのよ!しかも二人して!」
翠星石「自分のやったことまで忘れたですか!?なんて野郎です!」
真紅「ローズ・テイル…」
真紅の手のひらから出た薔薇の花びらは、水銀燈のまわりを無数に囲うようにとどまっていた。
水銀燈「くっ…、今日は勘弁してほしかったトコだけど仕方ないわねぇ…!行くわよぉ!真紅ぅぅぅぅぅぅぅ!!」
不本意ながらも臨戦体勢に入った水銀燈。薔薇の花びらが水銀燈に向かおうとしたその時!
「ケンカはやめなさーーーーーーーーーーい!!!!!」
196 :
173:2006/12/02(土) 04:30:17 ID:GsiN97XA
フィールドに声が響き渡った。ハルヒの声である。その声に反応し、花びらと植物はピタリと止まった。
翠星石「ハ・・ハル姉!あぶねーです!ここは翠星石達に任せるですぅ!」
真紅「・・・ハルヒ?あなた、なぜここに?」
ハルヒ「まあまあ、待ちなさいってアンタ達。それ以上、水銀燈に何かしたらアタシが許さないからね!」
翠星石「ハル姉…?」
真紅「どういうこと?」
植物はおさまり、無数の薔薇の花びらは床にひらひらと落ちた。
ハルヒ「いやぁ〜ごめんごめん。ちょっとここはアタシに任せてくれないかなあ?」
水銀燈「なによハルヒ・・、この二人を片付けてからでもよかったのよぉ?」
ニヤニヤしながら、ハルヒは水銀燈に近づき、耳元で囁いた。
ハルヒ「(あなたがくんくんに夢中だってことを、今この場で大声で叫んでもいいのよ〜?)」
水銀燈「そっ…それだけは!」
ハルヒにしがみつき、何かを乞うような表情の水銀燈。
翠星石「・・・ハル姉は、何しゃべってるですかね?」
真紅「分からないわ。でも、ハルヒに何かをお願いしてるような感じね・・・。不思議なこともあるものだわ。」
ハルヒ「これが地図よ!っとメイメイも。」
水銀燈「………礼は言っておくわぁ。それより、あなたはこんな目にあってアタシに何もしないのねぇ?」
ハルヒ「あったり前じゃない!こんなにも暗くて空も変なこんな異世界、地球上じゃないわね!もうアタシはここにこれただけで満足よ!」
水銀燈「・・・??あ、あらそう。満足してるのならそれでいいわぁ。人間ってホンット分からないわね・・・。」
ハルヒ「じゃあ、アタシ達はこれで帰るから。じゃあね、水銀燈!」
翠星石「え?翠星石達は帰るですか?」
ハルヒ「そうよ。」
真紅「ねえハルヒ。水銀燈に何を話していたの?」
ハルヒ「内緒よ内緒!アタシが無事で満足してるんだから、それでいいじゃない。さ、帰るわよ。」
翠星石「ハ、ハル姉〜待つですぅ!」
ハルヒと翠星石は現実世界に戻って行った。
真紅「水銀燈、次こそは……ってあら?……いないわ。なんだかよく分からないけど、ハルヒが無事だったしこれでいいのよね……?帰りましょう、ホーリエ。」
真紅は、二人に続いて帰りながらふと辺りを見回した。
真紅「あら?空が少し明るくなった……?まあ、気のせいよね。ローズ・テイルまで使ったから疲れているのだわ、きっと。」
一方そのころ水銀燈は、嬉しさのあまり猛スピードでフィールド内を飛び回っていた。
水銀燈「あああ、くんくぅん!これであなたに会うことができるわぁ〜!くんくんが来る日が楽しみよぉ〜!」
乙といいたい所なんだがまずスレタイを読むんだ
198 :
173:2006/12/02(土) 04:31:58 ID:GsiN97XA
ハルヒ「たっだいまー!」
翠星石「ただいま〜ですぅ。」
真紅「あら、もうこんな時間。今日はのりが早く帰ると言っていたわ。急いで帰らなくちゃ。私はここで失礼するわ、翠星石。」
翠星石「分かったですぅ。」
アスカ「……で、結局ハル姉は何しに行ったワケ?」
翠星石「あの水銀燈をコトバで言い包めるとは、いくらハル姉といえども絶対何かあるはずですぅ!」
ハルヒ「まーまー、一件落着なんだしいいじゃないの!」
アスカ「よくないわよ!ハル姉はなんでか満足そうだけど、アタシは羽根に巻きつかれただけなのよ!」
翠星石「翠星石もスィドリームの出し損ですぅ・・。」
ハルヒ「細かいこと気にしないの!それより、今日はのりに習ったぷりぷりハートのオムライスを作ったげるからさ!」
アスカ&翠星石「え?(ぐぎゅるるる・・。)」
アスカ「まあ、ハル姉がいいんだったらいいわ………お腹すいたし。」
翠星石「翠星石も同じ意見ですぅ………お腹すいたですし。」
ハルヒ「腕によりかけてつくるわよー!あら、そういえば今日はくんくんのスペシャルじゃない!」
翠星石「す、すっかり忘れてたですぅ!早くテレビをつけるですよ、アス姉!」
アスカ「姉に指図しないの!言われなくてもつけるわよ!」
アスカ「大丈夫かしら…くんくん。」
翠星石「くんくんはどんなときもピンチを乗り越えてきたですよ。だから今回も大丈夫ですぅ…。」
アスカ「・・くっつきすぎよ、翠星石。」
翠星石「べ、別に翠星石は恐いとかそんなこと思ってねーですよ!」
アスカ「アタシは何も言ってないわよ?」
翠星石「あぅぅぅ・・。」
オムライスの中に入れるためのミートボールをつくるハルヒ。遠目でテレビのくんくんを見ながら、あることを思っていた。
ハルヒ。ο◯(フフフ・・・きっと水銀燈も見てるに違いないわ・・・。あら?でもテレビはあるのかしら……?あ、そろそろ出来上がりね!)
ハルヒ「ごはん出来たわよー!」
アスカ&翠星石「はーい(ですぅ)。」
>>179 そのSS書いた者なんだけど何というか、萌えあがるほど嬉しいわ。感激した。
いや別に俺のためじゃないのは分かってるが。
>wiki,173,初代スレ発掘
GJ!!!
>>202 作者冥利に尽きるってやつですな、あっぱれ。
向こうの三姉妹もwiki化されないだろうか……。PC技術ある人キボン。
3人それぞれの他作品中のキャラに対する印象や立ち位置を大まかに語って欲しいっす。
例
ハルヒ→ミサト
気の合うお姉ちゃん的存在。よくミサトの運転する車でドライブに行っているらしい。
見たいな感じで
>>206 3人のSSを書く際の参考にしたいんです。…自分の解釈だけで勝手に書くのも良いんですけど他の方の意見も聴きたいなと…。
すいません、スレチだと思われたら無視して下さい。
>>207 コラボさせるなら、3姉妹以外のそれぞれの登場人物は基本的に面識なしか、
絡ませたい人物の関係だけ描写すれば良いんじゃない?
ハルヒとミサトの関係を205みたいにしたいなら、冒頭で語れば良い。
>>208 「あんたバカァ?ハル姉が「すいません」なんて素直にあやまるわけないじゃないの」
「そうですぅ。ハル姉はもっと電波ゆんゆん無礼千万が性根ですぅ。」
「だいたいハル姉はあれで結構ものを知らないからね〜。そういえばこないださ・・・」
「え〜ハル姉ってば大胆ですぅ。あ、翠星石も知ってますよ。昨日の夜・・・」
以下ハルヒの暴露談義
っていう電波を受信した
ア 「ったく、このアタシの誕生日だってのに、あのバカシンジなに学校サボってるのよ。
しかもこのアタシが電話してるのにでないなんて!
まあ、あんな奴いてもいなくてもアタシにはどーでもいいけどさ・・・」
と浮かれない表情で携帯を見つめていた。
すると
ハ 「アスカ 何やってんの。さっさと居間に来なさい。今日はアンタの誕生日でしょう?」
ア 「わかってるわよ。」
と二階からづかづかと居間に降りると豪華な料理とケーキが並べられていた
ハ 「でわ、アスカ誕生日おめでとう」
翠 「おめでとうですぅ」
ア 「ありがとう」
ハ 「じゃあ、プレゼントね まずはほら翠から」
翠 「ちっ、しかたがねーですぅ。この翠星石の作ったケーキを食べるですぅ。
べっ、別にアス姉のためじゃねーですぅ。これを機にアス姉を餌付けしつつ料理の腕の差を魅せつけるためですぅ。
しかも、この甘くて美味しいケーキを食べさせて太らせる一石三鳥作戦ですぅ。勘違いするなですぅ。」
ア 「あ〜はいはい。まったく翠は顔赤くして言ってるんじゃないわよ。まぁ、まぁ一応感謝しとくわ。ありがとう」
ハ 「本当、二人とも顔赤くして言ってるんじゃないわ。んじゃ私の番ね。」
とハルヒは隣の部屋のドアを開けた
ハ 「じゃあああん!」
すると、シンジの首にリボンがついていた
ハ 「どう?これ!今日朝一番で任意同行したのよ。でね、よくアニメとかでやってる首にリボンを真似してみたの。
しかも女じゃなくて男よ男!今の時代ギャップが必要だと思わない?
本当はもっと男らしい顔だったらなお良かったんだけど。まあいいわ。これはこれでそそるわね。」
シ 「ちょと、ハルヒさん。変な所触らないでくださいよ」
ア 「ちょっとハル姉!アタシのシンジに何やってるのよ!」
「「あたしの?ww」」
ア 「プ、プレゼントなんだから一応アタシのでしょ!しかたなく貰ってやるのよ!別にそれ以上の意味はないわ!
ってニヤニヤしてるんじゃないわよ!」
そんな12月4日のアスカ誕生日を想像してみた。別に反省はしていない
>>189 遅レスだが、おっきしたwww Gsis!
>>208 _人人人人人人人人人人人人人人_
> な なんだってー!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
_,,.-‐-..,,_ _,,..--v--..,_
/ `''.v'ν Σ´ `、_,.-'""`´""ヽ
i' / ̄""''--i 7 | ,.イi,i,i,、 、,、 Σ ヽ
. !ヘ /‐- 、u. |' |ノ-、 ' ` `,_` | /i'i^iヘ、 ,、、 |
|'' !゙ i.oニ'ー'〈ュニ! iiヽ~oj.`'<_o.7 !'.__ ' ' ``_,,....、 .|
. ,`| u ..ゝ! ‖ .j (} 'o〉 `''o'ヽ |',`i
_,,..-<:::::\ (二> / ! _`-っ / | 7  ̄ u |i'/
. |、 \:::::\ '' / \ '' /〃.ヽ `''⊃ , 'v>、
!、\ \. , ̄ γ/| ̄ 〃 \二-‐' //`
>>211 GJなんだができれば明後日に投下してほしかった
とりあえずJUMの部屋で「就職しやがれ」って曲を流してくる
>>211 GJ!
「そしてプレゼントは三人で美味しくいただきました」
と続くわけか。
>>189 やばいw和むw
なんか最近擦れの流れが速い気がするな・・・・
遅レスになる
>>211 12月4日にまた頼むw
>>211 「あたしのw」で俺も吹いたわwGJ
>>217 たしかに。スレ内縦断のレスが飛び交ってるな。
そんな中で俺も飛ぶが
>>101の絵とセリフから電波を受信したんで、
ちょっと送信してみまつ。長いですが。
221 :
1:2006/12/02(土) 21:26:16 ID:ceIFRyx7
ある日の放課後。
ハルヒ「なんなのよ二人でイチャイチャして!SOS団はあたしが作ったのよ!?」
「なんでいつもみくるちゃんばっかり!!……あたしがいない時はいつもああなのかしら……」
「……ん?」
寂れた公園でベンチに浅く腰掛け、夕焼け空を見上げて動かない少女がいた。
ブロンドの髪はぼさぼさで、透き通るような白い肌がシワのよった黄色いワンピースに包まれている。
ハルヒ(こんなところに一人で何してんだろ?気味悪いわ)
その前を通りすぎようとしたとき、ふと目が合う。少女は青い瞳をじっとこちらに向けたままそらそうとしない。
耐えきれずに、
ハルヒ「なによ」
ぶっきらぼうに言い放ったが反応は無い。それでも視線を絡めて離さないことにイラついたハルヒは、
少女の前で仁王立ちになり荒っぽい口調で責めたてる。
ハルヒ「人の顔ジロジロ見ないでよ!何か用?それともあたしの顔はそんなに珍しい?」
半開きの唇から返事はなく、少女はハルヒを見つめたまま悲しそうな表情をしていた。
ハルヒ「ねぇちょっとあんた意識ある?おーい!」
肩をつかんで体を揺らし、顔を覗きこむと、その視線はハルヒではなく
もっと遠くに焦点をあてていたことに気付く。ハルヒのことなどまるで見ていない、何を見ているのかも
分からない生気のない眼差し。ようやく、少女はかすれた声でつぶやいた。
アスカ「私が生きてる価値……あるの?」
222 :
2:2006/12/02(土) 21:28:04 ID:ceIFRyx7
アスカ(なんでファーストの時だけ……)
(シンクロ率ゼロ……エヴァに乗れないあたしなんか……)
(加持さん……)
(あたしの心……汚れた心……)
(………………ママ)
ハルヒに体を揺らされ、頭の奥から意識がじわじわと現実に戻ってくる。
アスカ「あたしが生きてる価値……あるの?」
目の前にハルヒの顔。我にかえり、少し慌てる。
アスカ「あ、あんた誰?」
ハルヒ「そっちこそ誰よ!さっきから人の方じっと見たまま動かないし」
アスカの隣にハルヒが座る。
ハルヒ「ていうかあんた大丈夫?心ここにあらずで抜け殻みたいな顔してたわよ?」
アスカ「……もう全部、全部なくしちゃったから。あたしには何も残ってない……」
ハルヒ「なんかあったの?ヒマだし、聞いてあげるわよ」
アスカ「……って、関係無い人になんでこんなこと話してるんだろ。
ご親切にどーも。別になんでもありませんから。それじゃ」
すっとベンチを立って去っていくアスカ。その足取りは弱々しかった。
ハルヒ「なによあの態度。あーもうイライラしてきたわ!どいつもこいつも……」
飛びはねるようにベンチを立つと、ハルヒは苛つく気持を地面にぶつけるように
ことさら強く踏みつけながら歩いて家路についた。
224 :
3:2006/12/02(土) 21:30:32 ID:ceIFRyx7
同日深夜。
翠星石(これは夢の扉……)
(……蒼星石!)
(……いつも一緒だったのに……)
(……アリスゲームの宿命……)
(寂……さびし…です……さびしいです……蒼星石……)
夢と夢の狭間の世界。いばらに纏われた扉が閉まり、翠星石がひとり。
横を見ると、他の扉と異なり暗い灰色をした扉があった。開けてみると、
翠星石「!!! ひっ、ひやっ」
むこうでは若い男女がキスの真っ最中だった。そしてその周りの建物が
徐々に崩れていき、片方の女だけを残して全て消え去ってしまった。
ぽーっとしたまま立ち尽くす女がこちらに気付いて歩いてくる。
翠星石「に、人間が近付いてくるですぅ……あわわにに逃げないと……」
しかし、足がすくんですぐに動けず、扉から女がこちら側に出てきた。
翠星石「なんですかハっ、ハレンチ女!この翠星石に変な真似したら許さないですぅ」
女は翠星石を見下ろしたままキョトンとしている。
翠星石「ひぃぃいい、ケダモノのように飢えた目で見てきやがるですぅ」
おびえる翠星石の襟首をつかんで女が問う。
ハルヒ「ここ、どこ?」
225 :
4:2006/12/02(土) 21:33:04 ID:ceIFRyx7
ハルヒ「人形……? が、喋っ……喋ったの!!?すごいわ!ねぇあなた何者?」
目を爛々と輝かせてハルヒがたずねる。
翠星石「怪しいものではないのですぅ、おおお見逃しくださいませぇ」
ジタバタする翠星石を取り押さえてハルヒがなだめるように言う。
ハルヒ「何をそんなに怖がってるのか知らないけど別にとって食おうって訳じゃないから安心して」
ふふん、と鼻を鳴らして翠星石の腕を掴む。
ハルヒ「あたしはね、ちょっと普通じゃないことが好きなだけよ。で、ここはどこなの?」
翠星石「ほ、本当ですか……? ここは夢の世界ですぅ」
ハルヒ「夢のセカイ!?このたくさんある扉は?」
翠星石「夢の扉、いろんな人の夢の入り口ですぅ」
ハルヒ「へぇーっ!よくわかんないけど素晴らしいわ!こんなセカイがあったなんて!」
翠星石「さっきお前がしてたのは現実世界での願望ですぅ。いやらしい女ですぅ」
ハルヒ「がっ……あんな願望あるわけないでしょ!?適当なこと言わないでよ!!」
翠星石「ひいいぃぃい!野蛮な人間が怒り狂ったですぅ……翠星石のお命もこれまでですぅ」
ハルヒ「口の悪い子ねぇ。ま、いいわ。翠星石ってのはあんたの名前?」
翠星石「そ、そうですぅ」
ハルヒ「ふーん。あたしハルヒ。涼宮ハルヒ。よろしくね」
翠星石「お前によろしくされる覚えはないですぅ」
ハルヒ「……。作ったやつの顔が見てみたいわ。ねぇ、それよりあのデッカイのは何?」
ハルヒが指さした先にあったのは夢の扉、というより巨大な夢の門だった。
翠星石「あんなに大きい……きっと、たくさんのことを抱えた人の夢なのです」
ハルヒ「行ってみましょうよ!」
226 :
5:2006/12/02(土) 21:35:23 ID:ceIFRyx7
その大きな門を開けると、様々な映像が混沌と交じり合い、揺れる水面のように動いていた。
ハルヒ「な、なにこれ……!?」
翠星石「分からないですぅ……」
病室のベッドに座る女性を呆然と見つめる幼い少女。
その幼い少女が嬉しそうに走る先に首を吊った女性。
(ママ……あたしを見て……)
船の上、何かの操縦席で生きいきとした表情の少女。
音楽に合わせて、真剣な面持ちで汗を流し踊る少女。
(ママ……あたしを見て……)
暗い部屋のベッドでうつ伏せになり、動かない少女。
何かの操縦席の中で、顔を手でおおって震える少女。
(あたしの価値って何……?)
廃屋の浴槽で虚ろな瞳を空に向ける痩せこけた少女。
(………………………………)
ハルヒ「あっ!!! あの子だわ!」
翠星石「知り合いですか?」
ハルヒ「夢の扉って何?今あたしたちが見てるのはなんなの!?」
翠星石「……それは、さっきも言いましたけど願望だったり、夢や希望、考えや悩み、
楽しい記憶、嬉しい記憶、悲しい記憶、辛い記憶。その人が抱く心そのものです」
ハルヒ「ふぅん。なるほどね。ってことは……」
翠星石「どうしたんですか?」
ハルヒ「今日の帰り道で会ったのよあの子に。もちろん知らない子よ。
この世の終わりみたいな様子で一人ベンチに座ってたの。その時言ってたわ。
もう全部なくしたって。何も残ってないって。
そりゃね、女の子がひとり公園で呆けたツラしてそんな末期的なセリフはいたら
誰だって気になるじゃない。話ぐらい聞いてやろうとしたんだけど、
冷たくあしらわれて行っちゃったのよ」
227 :
6:2006/12/02(土) 21:39:16 ID:ceIFRyx7
ハルヒ「詳しいことはよく分からないけど、きっと自信をなくして落ち込んでるのね。
あの首を吊ってるのは母親?ママって呼んで……でも自殺したってことかしら……」
翠星石「きっとそうですぅ。幼いときに亡くしたんだと思います。その面影が今でも心にあって、
ずっと見て欲しいと思い続けてるんです。心の傷ってやつです。……分からなくもないですぅ……」
ハルヒ「まさかそんな深い悩みだったなんて……やりきれないわ……」
翠星石「……」
ハルヒ「あら?何かしら?廃屋のところに男の人が歩いてくる……」
翠星石「現実の出来事かもしれないですぅ。いくつもの場面が入り混じっているのは
夢と現実がごっちゃになってるからですぅ」
ハルヒ「あ……連れてかれる……。ねぇ、あの子の現実にはどうやったら行けるの?」
翠星石「な、何しに行くんですか?」
ハルヒ「ああいう場面で女の子を連れてくのは悪者って相場が決まってるのよ。
だから助け出して、そしてあの子に元気をあげにいくのよ」
翠星石「そんなこと……なんのためにですか?見ず知らずの他人ですよ?」
ハルヒ「見ず知らずじゃないわよ。見たし、知ってるわ。それに……」
翠星石「それに?」
ハルヒ「あたしはずっと自分がいないと思ってた。その他大勢の一人、自分であることの意味が分からなかった」
翠星石「いきなり何言い出すんですか?」
ハルヒ「番号や記号とどう違うのか分からなくて寂しかった。だから今日までいろんな形で自分を表現し続けた。
それを見る人がいた。でもまだ寂しかった。本当の意味であたしを見てくれる人なんていなかったから。
今は違うわ。あたしをちゃんと見てくれる人がいる。だからもう寂しくない。どう思う?」
翠星石「どう思う?って聞かれても……」
ハルヒ「そういう寂しさを知ってるから、あたしにはあの子の気持ちが分かるわ。誰かに見てもらいたい気持ち。
あの子に必要なのは何なのかも分かるの。あんたは?それとも人形のあんたには分からない?」
228 :
7:2006/12/02(土) 21:43:23 ID:ceIFRyx7
翠星石「むッ……! 分かりますぅ!! 翠星石には蒼星石がいつも一緒にいてくれて、何をする時も一緒で、
今は……今は…ひくっ……もう蒼星石はいないけど……いなくなって……ぅっ、でもっ……
翠星石の心の中には……ぅぅっ……今でも一緒にいてくれるから……寂しいけど……んくっ……
ぅっ…寂しいけど寂しくないんですぅ!……ぅぅう…うっうっ…うああぁぁん!ふぅわあああぁぁん!」
突然ハルヒのスカートにしがみつくと顔をうずめ、大声をあげて泣く翠星石。
驚いたハルヒは、しばらく翠星石に見とれていたが、やがて小さなため息をつくと、
泣きじゃくる翠星石の頭をそっと撫でた。そしてほんの少し顔をそむけてつぶやいた。
ハルヒ「なんか……マ、マズイこと言っちゃったみたいだから……そっ、それは謝るわ」
翠星石「うううぅぅ…寂しいですよぅ蒼星石…ぅうっぅぅうわあああぁぁん!!」
泣き続ける翠星石に困ったハルヒは口をアヒル型にして考える。
ハルヒ「そ、そういえば最近、部屋にぬいぐるみでも置こうと思ってたん…だっけ。でも手頃なのがないのよね…
ぬいぐるみじゃなくて、に、人形でもいんだけど…いいのないかしら…何なら妹…でも構わないわ……」
翠星石「……うぅうぅっ…うっ…うっ……」
泣きやんだ翠星石は、ハルヒの足にしがみついたまま見上げる。
おもむろにスカートの裾をつかむと、
翠星石「ちーんッ!!!!」
ハルヒ「ちょっ!!なに鼻かんでんのよ!!サイッアク!!」
翠星石の頭を小突くハルヒ。
翠星石「いてっ」
ハルヒの方をじーっと見上げたあと、翠星石はぷいっと背を向け、
翠星石「こっちから現実世界に行けますハルっ……ハル…姉……」
そう言ってハルヒのスカートを引っ張りながら歩き出した。
229 :
8:2006/12/02(土) 21:46:09 ID:ceIFRyx7
とある廃屋の浴槽で、茫然自失の表情を浮かべているアスカ。
そこに黒服サングラスの男が二、三人近寄ってきた。
黒服1「惣流・アスカ・ラングレーだな? おい、連れてけ」
黒服2「はっ」
歩く気力の無いアスカは引きずられるようにして浴槽から連れ出された。
しばらく歩いたところで、黒服たちの前に、一人の少女が立ちはだかる。
ハルヒ「ちょーっと待ったァ!!」
黒服2「なんだお前は!?」
ハルヒ「ふんっ!そんな怪しさアピールしまくりの格好したやつらに名乗る名前なんてないわ!」
黒服1「構うな。行くぞ」
ハルヒ「そうはいかないわよ、翠!」
翠星石「ハイですぅ!」
ハルヒの呼び掛けにこたえ、翠星石は黒服たちの後ろから、アスカを引っ張っていた一人に飛びかかり、
膝蹴りを後頭部に命中させる。
翠星石「 う っ し ! ! ! です!」
その黒服が倒れると、上に真っ黒な霧のような空間が浮かび上がる。
翠星石「こっち!早く!」
黒服1「なっ……!?」
呆気にとられる他の黒服をよそに、アスカの腕を担ぐハルヒ。
ハルヒ「ほら!ちゃんと立ちなさいよ!!」
アスカ「触んないで……誰よあんた放っといてよ……」
ハルヒ「ごちゃごちゃうるさい!」
翠星石「急いでぇ!!」
アスカを背負うと、黒い空間にハルヒが飛び込む。続いて翠星石も飛び込むと、
その空間が一気にしぼむ。
黒服1「!!?」
ハルヒたち三人は、その場から跡形もなく消え去った。
230 :
9:2006/12/02(土) 21:49:09 ID:ceIFRyx7
再び夢の世界。
アスカ「どこ……?ここは……」
ハルヒ「夢のセカイよっ!素敵でしょ?」
アスカ「……たくさん扉があるけど……何?」
ハルヒ「夢の扉。扉の向こうにその人の夢があるみたいなの」
アスカ「意味わかんないけど……夢の世界だもんね。それなら普通のことね……」
ハルヒ「あんた名前は?」
アスカ「……あれ?夕方公園で会ったわね……夢にまで出てきて……」
ハルヒ「そうよ。で、名前は?」
アスカ「アスカよ。惣流・アスカ・ラングレー……」
ハルヒ「アスカね。あたしは涼宮ハルヒ。こっちの子は翠星石よ」
ハルヒの後ろに隠れていた翠星石は、ちらっと顔をのぞかせてアスカの方を見ると、
またすぐにハルヒの背中に隠れてしまった。
アスカ「なんなのこの夢は……」
ハルヒ「……ママに、見て欲しいの?」
その言葉で眉間にしわを寄せるアスカ。
ハルヒ「アスカの夢を覗かせてもらったわ。頑張ってる自分を、落ち込んでる自分を、
ママに見ていてほしいの?ママに褒めて、慰めてほしいの?」
アスカの眉がぴくりと動き、目を大きく見開いてハルヒを睨みつける。
アスカ「……何が……分かるのよ。あんたなんかに何が分かるのよっ!!? あたしは自分のために生きてるの!!
大勢の人の中からエヴァのパイロットに選ばれて、みんなあたしを見てくれる!!あたしが活躍すれば
みんなが喜ぶの!!あたしの努力は報われてきた!!でもそのためにやってきたわけじゃないわっ!!!
誰かに褒めてもらいたいんじゃない!!自分で自分を褒めてあげたいから頑張ってるのよ!!!
誰の慰めもいらない!!!!あたしは一人で何でも乗り越えられるもの!!!これまでもそうしてきた!
これからだってそうよ!!!!何も知らないくせにっ!偉そうなこと言わないで!!!
なんなのよこの夢は!!?もう最悪嫌だ嫌だ嫌だ嫌嫌嫌嫌嫌嫌イヤイヤイヤァァァッ ッ ッ !!!」
231 :
10:2006/12/02(土) 21:51:44 ID:ceIFRyx7
叫びながら頭を掻きむしったアスカは乱れた呼吸を整えると、急に脱力感に襲われた。
アスカ「ママなんて……もういないのよ……あたしは、一人で生きてるわ……
エヴァのパイロットになって……それがあたしの誇り……、エヴァに乗ることが生きることなのよ……
別にママは関係無いわ……あたしの問題だもの……あたしが……」
ハルヒの後ろから翠星石がそっと歩いてアスカの近くに寄ってくる。
翠星石「お前のママはいなくなってないです……」
アスカ「ママはいなくなったわ。あたしを見ようとせず、あたしを置いていなくなったわ……」
翠星石「お前の心に今もいるんです……」
アスカ「……」
翠星石「翠星石には蒼星石という双子の姉妹がいました……いつも一緒、何をするのも一緒の姉妹が……」
アスカ「……」
翠星石「でも、蒼星石は二度と目覚めないかもしれない……翠星石を一人残して……」
アスカ「……あたしと、一緒ね……」
翠星石「違います」
アスカ「……」
翠星石「翠星石の心の中に今でも一緒にいてくれます。それに……」
アスカ「……」
翠星石「今は、翠星石と一緒にいてくれる……翠星石を見てくれる姉がいるんですぅ!」
アスカ「……」
翠星石「心に大切な蒼星石がいて、隣に新しいハル姉がいる翠星石は、
自分の弱さから、ママから目をそらすお前とは違いますぅ!」
232 :
11:2006/12/02(土) 21:54:40 ID:ceIFRyx7
アスカ「ママなんて……あたしは一人でも……一人だわ……」
ハルヒ「そうよ。あんたは一人よ。あたしも一人。世界の中の一人。誰とも変わらない。あたしじゃなくてもいい。
自分て何?あたしはあたしよ。そう思っても誰も見てくれない。あたしじゃなくてもいいんだから。
ならあたしって何?誰も見てくれないなら何のためにいるの?誰かが見てくれなきゃあたしなんていない。
……あたしは何年もかかったけどそれに気付いたわ。本当に見てくれる人がいる。だからあたしがいる。
あんたは?今のあんたを見てくれる人はいる?今のあんたはそこにいるの?」
アスカ「……もう……いないわ……エヴァに乗れないあたしなんて、誰も見てくれない。最初からあたしなんて
いなかったのかもしれない。だからもういいのよ!!どうだっていいでしょ!?
早く覚めてよ何よこの夢!?何にもいらないしもう何もないのよ!!!
ああああぁあぁあぁあああぁあああああぁあぁあああああぁぁぁああぁあ!!!!」
断末魔のような声を張り上げるアスカを、ハルヒは突然ぐっと強く抱き寄せた。
ハルヒ「あたしは、あんたのママにはなれないわ。でもママにはできないことをしてあげられる。
……ねぇ、アスカ。笑いなさいよ。あたしは、アスカの笑顔を見ていてあげる。それしかできないけど、
しっかり見ていてあげるから」
いつのまにかアスカの叫び声は止み、その頬を涙がつたい落ちていた。
233 :
12:2006/12/02(土) 21:58:09 ID:ceIFRyx7
はっと目を開けると、天井に違和感。アスカは、すぐに自分が知らない部屋にいると分かった。
寝起きでぼーっとする頭は、内側の方からゆっくりと覚めてくる。
アスカ「あれは……夢だったの……?」
部屋を出ると、やはりリビングにも見覚えがない。ここは知らない家だ。だが、
アスカ「なんであんたたちがいるの?」
そこには見覚えのある二人がいた。
ハルヒ「あらおはよう。あたしだって分かんないわよ!翠のヤツがミスったんじゃない?」
翠星石「違いますぅ!!翠星石にもよく分からないですぅ……夢の世界からは帰ってこれたのに、
何でこんな知らない家に来たのかさーっぱりですぅ」
ハルヒ「まっ、いいじゃない。鍵だってちゃんとあるし。あたし一度でいいから姉妹だけでこういうとこに
住んでみたいと思ってたのよね!だから何も問題ないわ!」
翠星石「ハル姉の言う問題ないは世間の常識には通用しないですぅ」
アスカ「なんであたしもここにいるのよ?」
ハルヒ「連れてきたからに決まってるじゃない!!今日からあんたはあたしの妹よ!う〜ん、そうねぇ……
やっぱ見た感じ翠が末っ子っぽいから、アスカが次女、翠が三女ね。決まりよ!」
アスカ「……このご飯は何よ?」
ハルヒ「あんたの朝御飯に決まってるでしょ!?」
アスカ「あたしパンがよかった……」
ハルヒ「文句言わないの!あーもう遅刻しちゃうっ」
翠星石「そうですぅ。ハル姉様が作ってくれた料理ですぅ。ありがたく食いやがれですぅ」
ハルヒ「じゃ、あたし学校行ってくるわね!」
アスカ「あ……! 待っ……」
ハルヒ「ん?なに?」
アスカ「えっ……と」
ハルヒ「もう、なによ?急いでんのに!」
アスカ「……ハ……ハルね…ぇ……、ハっ、ハル姉!……っ。髪型変よ?」
一瞬驚いた顔をしたハルヒは満面の笑みで答えた。
ハルヒ「ちっちっ。時代はポニテ萌え、よ?」
ハルヒが玄関を出ていった後、アスカが翠星石に聞いた。
アスカ「あれポニテなの?」
翠星石「違いますぅ。あれはちょんまげですぅ」
以上です。
三人の出会ったきっかけネタは無かったような気がしたんで。あったらスマソ。
長々とお粗末さまでした。
全 俺 が 泣 い た !
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 22:03:43 ID:BO107jTB
お前は間違いなく神だ!
ラスト5行がいいね。設定を踏まえてる。
GJ!最高だ!
三つの世界上手くあわせたなぁと。
まあ最強世界改変女と夢の世界行き来できる生き人形があれば何でも自覚的に出来そうだなw
何はともあれ乙です! サイコー!!
>>101です。あんな短い会話からこんなに話を膨らませてもらえるなんて(*´∀`*)
全員の背景にうまいこと絡んでて感動しました。
いいもん読ませていただきました!GJです!
ぶ、ブラボォォォウ!!!!
オォォ ブラボォォォォォォ!!!!
来たぜ、最高が! GJ! Gsis!
G J ! !
このスレSUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
GJ!
なるほど、これがこのスレの「第一話」か。
職人も絵師もGJGJ!
それで、あのう・・あつかましいようですが、
>>101が見れなくて・・そのう・・
できれば再うpなんて・・・
248
超サンクス!逃さないように百万回保存しました!
たった2時間来てなかっただけで、
ハルヒの個人スレより速いスピードで、30スレも進んでたからびびった…。
あの絵にこの「第一話」なんて、俺はなんて幸せなんだろう。
GJです。
で、これなんて涙?
盛り上がりすぎてスレとレス間違えた……orz
しばらく見てない間に
神 が 降 臨 し た
>>251 (*´∀`)б)д`)プニプニ
プチ祭りぽかった
>>248さん
wikiの方に保存したいのですが…
いかがなものでしょうか…
255 :
ひみつの検疫さん:2024/12/20(金) 00:39:18 ID:MarkedRes
汚染を除去しました。
>>254 こ、こんなピンぼけ写メでよければ喜んで!
よろしくお願いします&乙ですm(_ _)m
あうあう・・・
BGMでアリプロの「眠れる城」聞きながら読んでたら、目から汁が……
。・゚・( ノд`)゚・+・。
wikiの中の人も仕事が早いな〜
乙ゞ
なんてこった!俺も
>>101元にして書いてるんだが、
こんな名作の後では・・・
>>259 よう、オレ。
しっかしなぁ、ここは同じベクトルのssでは無理だ・・・
オレは一から出直してくるよ。
wikiも乙ヾ
>>259 かいてみればいいじゃまいか
出会った時のセリフを、また別のシチュで言うってのもドラマチックじゃまいか。
>>256 ありがたく頂戴いたしました。感謝感謝です。
エピソード00に感動して流れに乗っかりたいけど翠星石描けない。
資料が…
ア「ん、良い匂い・・・ハル姉新しい香水?」
ハ「そうよ、結構良いでしょ? フフ〜ン♪」
ア「なーんか機嫌いいわねぇ、ちょっと不気味だけど」
翠「ハル姉様は今日デートらしいですよ、昨日からルンルンですぅ」
ア「へぇ〜、まぁ、ハル姉と付き合おうと思う男がいるなんてね・・・」
翠「・・・世の中広いです」
ハ「じゃあ行ってくるわね!アスカに翠!家の掃除とかよろしくッ!!!」
ア「めんどくさーい」
翠「はいですぅ、いってらっしゃいですぅ」
翠「やっと行ったです、これでのんびりできるですぅ」
ア「・・・あんた要領良いわねぇ〜」
翠「あんなんまともに相手出来んです、それじゃ〜翠星石はっと、うふふ」
ア「ん〜?あんたなにすんの?」
翠「せっかくだからこの家の庭をお花だらけにするです、翠星石にかかればそれはもう美しい庭が・・・
なんか花のリクエストあるですか?承りますですよ?」
ア「あ、、、ラベンダーかな・・・」
翠「んじゃ二、三本入れといてやるですぅ」
ア「・・・いいけどあんた、それ終わったら家の掃除しなさいよね?」
翠「なっ!何で翠星石がですっ!!?」
ア「ハル姉に元気良く返事してたじゃない!!?私はするって言ってないからね!」
翠「そっ、そんな〜(つд⊂)」
266 :
続き:2006/12/03(日) 02:40:10 ID:1WdlhGsz
ハルヒ帰宅
ハ「たっだいまー!!あら、ちゃ〜んとごはんも掃除もできてるじゃない!すごいわ!!」
翠「お、お帰りなさいですぅ・・・(疲れたですぅ)」
ア「ハル姉おかえり、ごはんにいする?お風呂にする?それt」
ハ「ごはん」
ア「・・・」
夕食中
ハ「うぅ〜ん、けっこうおいしいじゃない!!やるわねw」
翠「当然ですぅ」
ア「あんたはレンジ爆発させただけでしょ!!?それにカレーなんて誰でも作れるし」
ハ「むぐむぐ、二人とも今日何してたの?」
ア「翠星石はお花のたね植えてたわよ、庭をお花畑にするってww」
ハ「へぇ〜、楽しみね、早く見たいわww」
翠「・・・ごちそうさまですぅ、二人とも早く風呂入ってとっとと寝るです」
ハ「うーん・・・そうだわ!!三人で一緒に入りましょう〜♪」
ア「マジで!?」
翠「ほ、本気かぁです!?」
ハ「問答無用!!!ほら!!ちゃっちゃと脱ぐ!!!」
ア「ちょっと・・・待ってってば!!!!」
翠「ひゃああああああぁぁぁぁ!!!」
翌朝
ハ「ふ〜ん、見事に庭がお花畑ねぇ」
翠「あ、ありえんです・・・」
ア「・・・」
ハ「それにしてもラベンダーばっかりじゃない?ラベンダー畑だわ!」
翠「そ、それはそのー・・・たまたま!ぐ、偶然ですぅ!!」
ア「・・・いい匂い」
ハ「翠星石〜、今度は食虫植物とかにしなさい、そっちの方が面白いわ」
神の書いた設定で続けてみた、つい勢いでやった反省してない
ちょっとまて、この三姉妹が一緒にお風呂だなんて・・・それなんて桃源郷?
(ザバーーッ)
ハルヒ「アスカー、背中流してー。」
アスカ「それぐらい自分でやってよねー。」
ハルヒ「いいじゃない。減るモンじゃなし。ほら、とっととやる!」
アスカの目の前に出されたスポンジ
アスカ「まったく……(ゴシゴシ・・)」
翠星石「ふ〜……。おおっ!我ながらでっかい泡ができたですぅ!傑作ですぅ!」
アスカ「なーに?泡なんかで遊んでるの?そんな暇があるならアタシの背中でも流してよ。」
翠星石「やなこったですぅ〜。翠星石は泡つくりで忙しいのですぅ。ふ〜……。」
ハルヒ「えいっ!」
(パチンッ…!)
翠星石「ああーー!今世紀最大のの泡が儚く散ったですぅー!ひどいです〜ハル姉…。」
ハルヒ「アスカの言うこと聞かない罰よ。」
翠星石「む〜〜……、翠星石は浴槽で“アヒルちゃん”を浮かばせて遊んどくですぅ。お先に入らせてもらうですぅ〜。」
ハルヒ「さーて、アタシはもうじゅうぶん流してもらったし、今度はアタシがアスカの背中流すわよ。」
アスカ「いいわよ、ハル姉。翠にやらせるわ。」
ハルヒ「いいからいいから!」
アスカ「……?じゃあおコトバに甘えようかしら。」
翠星石「(もしかして…?)」
ハルヒ「(ゴシゴシ・・ニヤリ)そ〜れっ!」
アスカ「キャッ!」
翠星石「やっぱりやりやがったですぅ!」
ハルヒ「アンタって中学生のくせになんでこんなに胸あるのよ。今のアタシには及ばないけど。」
アスカ「ン・・し、知らないわよ!ってゆーかハル姉、揉みすぎよ!」
翠星石「やれやれ・・・二人とも甘いですぅ。翠星石くらいの控えめこそが美しさの頂点なのですぅ。」
ハルヒ「あら、ジュンくんはそのくらいが好みなのね?」
翠星石「なっ!?な、なななな何を言うですかハル姉!別にジュンなんか関係ねーですぅー!どうでもいいですぅー。」
アスカ「アタシと同じ中学生だしー。ジュンくん、ひそかにアタシくらいのが好みなのかもよ?」
翠星石「そんなことねーです!翠星石が抱っこさせてやったときに、ジュンは照れてたですぅ!ジュンはこの翠星石の美貌に惚れ惚れなのですぅ!………( ハッ)……あ。」
アスカ「アッハハハー!単純ねー、翠。のろけられちゃったなぁ(ニヤニヤ)」
ハルヒ「しかもなに?“抱っこ”ねぇ。意外とやるときはやるのね。なかなかの【デレ】っぷりじゃない!(ニヤニヤ)」
翠星石「なんなんですぅ…?あーもぅ……知らんですぅ(///)!もう翠星石はあがるですぅ!」
(ガラガラ………ピシャンッ)
272 :
続き:2006/12/03(日) 04:28:27 ID:aEXxYb0d
アスカ「あーいうトコ、可愛いわよね。」
ハルヒ「そうね…、からかい甲斐もあるし。さっ、湯槽につかるわよ〜!」
アスカ「そうね。入りましょ。」
(ガラガラ……)
アスカ「あら、どうしたの?翠。」
翠星石「“アヒルちゃん”忘れてたから取りに来たです…。」
ハルヒ「ちょうど湯槽にあるし、翠、一緒に入りましょ。」
翠星石「もう翠星石は入ったですぅ。……でも冷えてきたから入ってやらんこともないです。」
(カポーーーーン……)
アスカ「あーいいお湯。三人で入るのも悪くないわね〜。」
翠星石「狭いったらありゃしねーですぅ。けどなんか、いい気分ですぅ…………。」
ハルヒ「そうね……、こんなありきたりだけど何気ない日常もいいものね。」
アスカ「ハル姉…?」
ハルヒ「あ、気にしないで。独り言よ。」
アスカ「じゃなくてハル姉…。翠、寝ちゃったわよ。」
ハルヒ「え?ガマン大会やろうと思ってたのに……。でも、気持ち良さそうだし、そっと上がりましょう。」
アスカ「そうね…。お先に〜翠…。」
(ガラガラガラ……ピシャン…)
翠星石「むにゃむにゃ……、もう〜ジュンってばぁ…。“アヒルちゃん”返すですぅ……。あっこら、どさくさに紛れて触るんじゃねーですぅ……。……むにゃ。」
さて、寝ますか。
夜分遅くにスレをお借りしました。
>>273 ハルヒがとりとめもない日常に満足してるの見て、なんか泣いた…。
ありがとう。
>>273 おお!!GJ!
俺は明日って今日だぜ中に野球大会を投下するぜー
乗り遅れたけど、スゲー神スレだなここ…
こんな素晴らしいSS職人たちがいるとは…普通に感動した…
俺もこのスレ常駐させてもらいますよ〜。
パラダイスへようこそ
今ハルヒスレが荒んでる中で、ここのSSに癒された
>>278 うん、だからまあ、こっちでは静かにしてようぜ。
あっちの例を踏まえてさ。
了解
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 12:11:00 ID:DQwE8wfh
なんか癒されたぁ〜
三姉妹の家ってマンションなのかな? 一軒家なのかな?
>>282 あっちのがマンションなのに対して、こっちのは一軒家でいいんじゃないか。
アスカも……広い方がいいだろうし。
じゃあじゅんの家なイメージで行こうかな。
ハルヒ:学校、外、閉鎖空間
アスカ:学校、外、エヴァ内、ネルフ
翠星石:ジュンの家、元治の家/薔薇屋敷、nのフィールド
しか本編では活動範囲が思いつかないから、オレも三姉妹の家はジュンの家をイメージしてるなぁ
マンションにはエレベーターという名の閉鎖空間が!
夜八時。外は闇に包まれ、そらには星が光っている。
ハルヒ「ちょっと出掛けるわ!知らない人が来ても鍵開けちゃ駄目よ!」
ガチャン
アスカ「開けるわけないじゃない、翠みたいに子供じゃないんだから」
翠星石「妄言は老人になってから吐きやがれですぅ。アス姉の精神年齢は翠星石どころか幼稚園児以下ですぅ 育ってんのは胸の回りの脂肪だけ、ですぅ」
アスカ「胸すら成長する兆しの無いアンタに言われたか無いわ!そうだ、例の引き篭り坊屋にでも揉んでもらえば〜?」
翠星石「な、何でジュンが出て来るですかぁ!!(///)別にジュンとはそ
んなアダルトな関係じゃ、いや、でも、ジュンがどうしてもってんなら、特別にそんな関係になってやらんでも無いですけどぉ… って何言わせるですか!あ、アス姉はあの空気みたいな男に胸揉ませたから、そんなにでかくなったですね!?そうなんですね!?」
アスカ「な、ち、ち、違うわよ!ま、まあ、シンジがも、揉みたいっていうなら吝かではないけど…(///)。って、あ、あんな奴に絶対触らせないわよ!」
翠星石「嘘ですぅ!翠星石の目は誤魔化せねーですぅ!アス姉の胸にはそんな秘密があったですね!アス姉は腐れパイパイな汚れた女ですぅ!」
アスカ「ち、違うっつってんでしょ!」
ガチャ
ハルヒ「ただいま〜。全く騒々しいわね!今度はなに!?」
翠星石「ハル姉〜!アス姉は汚れた腐れパイパイですぅ〜!」
翠星石はハルヒに抱きついた
ボフッ
ハルヒ「はぁ?翠、何言ってるの…アァン!ちょっと!ど、どこ揉んでんのよ!」
翠星石「ハル姉もでかいですぅ…。さては、ハル姉!?あのキョンとかいう奴隷に揉ませてるですね!?」
アスカ「あー、ハル姉なら有り得るわ。」
ハルヒ「そ、そんな訳ないでしょ!で、でも、まあ、キョンになら別に…(///)」
翠星石「ハル姉もなんですね!?ハル姉もアス姉も不潔ですぅ!」
ハル、アス「「んな訳ないでしょ!」」
ハルヒ「…疲れたから、もう寝るわ!」
アスカ「私もねる!」
翠星石「じゃあ、翠星石も寝るですぅ」
━━━その夜各々の寝室にて
ハルヒ.(もし、キョンに…)
アスカ(もし、シンジに…)
翠星石(もし、ジュンに…)
ハ、ア、翠「「「…(///)モジモジ」」」
厨房の分際で身分をわきまえず、グラビアを見た勢いで書いてしまった…
若干ではあるが後悔してるorz
>>289 GJ!!
アスカと翠の会話かわええ(*´Д`)動揺するハルヒもいい!
ドドドドドドド ドガンッ
ハ「よーし全員揃ってるわね!今日はこれからゲーム大会よ!」
ア「なによハル姉、突然」
翠「なんですかぁ?騒々しいですぅ」
ハ「ふっふっふ。これよ、今日小生意気なコンピ研の連中に
勝負を挑まれちゃってね。このシミュレーターゲームで一週間後に
対戦することになったのよ。で、その練習にあんたたちも付き合ってもらうわ!」
ア「え〜嫌よそんなのめんどくさい」
翠「そうですぅ。翠星石の貴重な時間をそんなくだらんゲームなんかに
費やすのはもったいねーですぅ。」
ハ「つべこべ言わない!ほら、パソコンならノートのヤツを3台部室から
持ってきたからやるのよ。あんたたちはSOS団臨時部員なんだからしっかりしてよね!」
ア「いつの間にあたし達がなんちゃら団に入ったのよ全く・・・まぁいいわ、やってやろうじゃない」
翠「はぁ・・・仕方ねーですぅ。」
ハ「うっし、じゃあ始めるわよ!」
1時間経過
翠「あーもうさっきからボコボコうたれまくりですぅ。いくら翠星石が人形でも
これ以上はストレスで胃炎になりそうですぅ!」
ア「もう、いい加減にしてよハル姉!さっきから突撃ばっかじゃない!
こういうのはもっとキチンと作戦を練ったりするのがふつうでしょ!」
ハ「うるさいわね、私はちまちましたのが嫌いなのよ!・・・あーまたやられた!
あんたたちもっと気合入れなさいよ!さっきからちっとも勝ってないじゃない!」
翠「はぁ・・・もうこんなのやってらんねーですぅ。何とかしてこの場を切り抜けるには
・・・・・そうですぅ、チビ人間ならこういうの無駄に得意そうですぅ!」
ア「ったくよく考えたらなんであたしがこんな根暗なことしなきゃいけないのよ・・
・・・・・そうよ、シンジならこういうの得意そうじゃない。」
そして2人の身代わりに駆り出されるシンジとジュンであった。
勢いで書いた。もちろん反省はしない
ここ二日で一気にSS投下されたな。しかもハズレがない
どの職人さんもGJ!!
シンジとジュンは共に中学生だし気が合うかもね。
>>294 >>291の後はこんな展開か?
ア「助っ人連れてきたわ!」
シンジ「助っ人ってなんだよ?夕飯ごちそうしてくれるんじゃ・・・」
ア「これ終わったらいくらでもごちそうしてあげるわよ!」
翠「無報酬労働者を連れてきましたですぅ!」
ジュン「労働者??ホットケーキが上手くできたから食べにこいって・・・」
翠「口ごたえするな!ですぅ。」
一時間後
ア・翠「おーい、二人とも〜、夕飯できたわよー?」
シンジ「あ、うん。ちょっと待ってて!・・・だからこの艦隊だけ速さを・・・」
じゅん「なるほどそうか。あとここで敵の視野を広げないように・・・」
ハ「ん?二人はどうしたの?」
翠「さぁ?ですぅ・・・」
ア「なーんか知らないけどハマっちゃって、しかも意気投合してるみたい・・・」
確かにあの2人は仲良くなれそうだ
対使徒戦という実戦を戦ってきたアスカも、アリスゲームを生き延びてきた翠も艦隊戦は苦手なのな。
原因は長女の指揮能りょk(ry
野球大会 プロローグ
ハ「じゃーん!!これを見なさい!!!」
ア「はぁ、なにそれ?」
翠「アス姉知らんのかぁです? 金属の棒でドタマかち割る競技ですぅ」
ア「・・・、でハル姉それが何?」
ハ「明日だから!」
翠「はっ!まさか・・・」
ハ「負けわ許されないわよッ!!!じゃあ、おやすみッ!!!」
ア「本気〜!!?」
一番 涼宮ハルヒ(投)
二番 綾波レイ(一)
三番 惣流・アスカ・ラングレー(二)
四番 キョン(遊)
五番 長門有希(捕)
六番 碇シンジ(三)
七番 星野ルリ(右)
八番 桜田ジュン(左)
九番 翠星石(中)
>>299 ハルヒ+アスカ+ローゼンメイデン7体でよくね?
やべ、いいネタwww難しいけどwww
今日誕生日だっけ?
他の二人のバースゲイを知らない。。。誰かわかる?
>>301 アスカはそう。
他の二人の誕生日は不明。
>>302 >二人のバースゲイ
古泉とカヲルが喜びそうな日なのだが(´Д`;)アッー!
>>297 二人とも知略で生き抜いたタイプじゃないと思う。
個人能力が優れていたためってのだろうから、能力値のハンデがないゲームは苦手だろう。
>>299 ふと思ったけど、翠って鞄で飛べるよな…
場外確実な打球すら捕ってしまう予感
わざわざ飛ばなくても、グランドの芝をすこやかにーのびやかにーして壁を形成すれば
>>307 そういやその手があったか ナチュラルグリーンモンスター
>>300 7体目をばらしーにするかきらきーにするかで変わりそう。
きらきーだったらえげつない事しそうで怖いww
ここで言ってもいいよな?
アスカ誕生日おめでとう
レイや水銀党、朝倉涼子なんかは敵チームにいそうだ
キョンやシンジはちゃっかり味方に入れてそうだが
アスカ「ほらほらあんたたち、このアタシの誕生日なんだから、盛大に祝ってもらうわよ!!」
ハルヒ「まぁケーキぐらい買ってあげるわ。」
翠星石「スコーンでも焼いてやるですぅ。」
アスカ「ちょっと〜!新第3東京ホテルの会場使って豪勢にやるに決まってるじゃない!」
ハルヒ「誰がそんなの借りるのよ?」
翠星石「寝言は寝て言えですぅ。」
アスカ「大丈夫。シンジのパパはネルフのお偉いさんなんだから!
手配してもらうようシンジに頼んでもらってるわ!」
ハルヒ「はぁ!?」
翠星石「それなんて職権乱用ですか?」
アスカ「じゃ、夜7時からだから!遅れないように来なさい!!」
そんな誕生日。
>>310 良かったらエヴァ板の看板をIEで見てやってくれ
今日限りだよ
>>311 お誕生会をしてくれると言うので家に帰ったらシンジしか居なくて
これは姉の罠だと思いつつも二人っきりなのでどぎまぎしてきて
いつまで経ってもハルヒと翠が帰ってこないから少しデレた瞬間
天井裏からハルヒと翠がビデオカメラ持って出てきてぷぎゃー!される、夢を見た
313 :
グループ魂:2006/12/04(月) 15:47:46 ID:Rv/FQ16F
>>312 すまん、携帯からだからみれないorz
しかし最近このスレ神がよく降臨するな
315 :
グループ魂:2006/12/04(月) 16:01:52 ID:Rv/FQ16F
>>314 サンクス!!
しかしここのSSは本当に内容がよくて癒されるな
316 :
連投スマソ:2006/12/04(月) 19:30:07 ID:Rv/FQ16F
317 :
水銀党員:2006/12/04(月) 20:17:28 ID:dW+RqhZA
結局新東京第三ホテルは取れず、自宅で祝うことになったらしい。
ハ「じゃ、ちょっと買い物行ってくるわね。」
ア「んー。・・・は〜あ、せっかくホテルで豪勢にやりたかったのに〜。」
翠「まぁそう気を落とすなですぅ。代わりに翠星石達がたっぷり祝ってやるですから
感謝するですよ?」
ア「・・・・そうね。ま、これはこれでいいもんよね。」
翠「そうですぅ。それじゃ早速翠星石がスコーンでも焼いてやるですよ。
楽しみに待ってやがれですぅ。」
数十分後
ガチャッ ドダダダダ バゴン!
ハ「アスカ!喜びなさい!ついでに翠も!」
ア「今度は何よハル姉?」
翠「なんなんですぅ?これからがスコーンの肝心なトコロですのに・・・」
ハ「買い物行ったらさ、ちょうど商店街で福引やってたのよ!
んでお肉屋さんでもらった券が2枚あったからやってみたらなんと!
特賞の1泊2日温泉旅行券が当たっちゃったのよ!しかも2回も続けてよ!」
ア・翠「温泉!?」
ハ「そうよ!温泉よ!本来ならSOS団で行くとこなんだけど今日はアスカの
誕生日だし、せっかくだから私たちで行きましょう!当然、今からね!」
ア・翠「今から!?」
翠「ちょ、ちょっと待つですぅ。もうすぐ翠星石特製のスコーンができるですから・・・」
ハ「じゃ、それは電車の中で食べましょう。大丈夫、もう切符は買ってあるし電車で2時間ぐらいだから!」
ア「ハル姉いくらなんでも突然過ぎよ。せめて明日とかにしない?」
ハ「ダメよ!今日があんたの誕生日なんだから今日祝うことに意味があんのよ!
わかったらほら、ちゃっちゃと準備する!」
翠(これは逆らわねー方がいいですぅ、断ったりしたら目からビーム出しそうな勢いですぅ)
ア(そうね、それに偶然とはいえ温泉に行けるんなら願ったりだわ。)
ア・翠「わかったわ/わかったですぅ」
ア「そういえばハル姉、2枚当たったって言ってたけどもう一枚はどうしたの?」
ハ「ん?ちょうど有希が通りかかったんであげちゃったわ。あっちの姉妹も
なにかと苦労してそうだしね。たまにはいいでしょ。」
また勢いで書いた。だが私は謝らない。
GJ
GJ
良い仕事!
GJ!
良い姉妹!
>>318 これはあっちに降臨期待していいのかな かな?
キョンに妹の躾かたをきくハルヒ
みたいな電波を受信した
妹=アスカ、翠星石
のことで
俺は分かってたぜ?
,...-- .、
/.:./ ̄
,.=-ー―`´ー‐- ...、
/.::.::.::..:.::.::.::.__.::.::.::.:ヽ、
∩'::.::.///‐'´ ̄  ̄\.::.:ヽ、
r⊆`}./.:.://ィー==ー=-、 \.::.:ヽ、
.:ゝ._,イ.::.::.:/.:.:.メ、.:./.::/.:.}.:..:}.:ヽ.}.:ヽ.:ヽ
|`ー〈;;;;;;ハ.::,:|,x=ミ.、Y/|.:.:.:/|.:/|.:.:}.:}.:.:ヽ.::ヽ
.∠: ̄フ{. ハ.::|{.iiiii::.ハ.Y.|.:/_l/__|.:/.:.|.:.:.}ヽ.::}
く_ハ. .∧l乂;乂. |/. ´_' ./.イ.:ノ.:.:./.ヽ|
l.::.ハ. ∧ゝ ,、 '"´`!:.:ル'.:l.:.Yニニl
∨{.:} .|:ヽ..(__,ゝ .wvノ.::.:i.::.:.:.|\フ 気にしない!
Vヽ、i.〃|ii.:.`-==ー‐::'´.:/.:ハ.::.:.|
}`i' .|ii::::{ー|::jj.ハY´}:/ }::/
.| ヾ ハ,,,|〃Y;;;;;`ト、 レ
.}_. ヾ|// .ノン__ )
〈_ 々ニコ┐`/
ノ"ー====|_|.:. ̄'メ、_
ヽ´: : : : :|: : : : ,;.:.:.:.::.:.:.:.:.:ノ
ヽ.:.:.:.:.:|.:.:.:./  ̄ ̄.T´
.Tヽ--イ| ./
ヽ .{ イ
ヽ ..:ヽ::. ハ
ヽ__,.}\/.:.:{
ヽ.:.:.:.| `ヽ__}
\:_{
これはいいAAですね
`´
_,ィー.、-―-ァュ_
,,.i´゛:::::::::::::::::::::\iil
ノァ':::/::::;::::::::::::;、::\iヽ
7::::::/∠ヽ:::lゝ!_;;:、!:;;!::|
ク:::::/゙T'':j ` ヾ:;ノ !ノ!::l 気にしない!
!i:::`ゝ`´ rッ ,∩::/
l:::リ:::::`'::ェ-ァチi‐!ノ:(
/; イ:ノ/フ::光i::::(ィ;┘ノ
´ 'ハノカ::i__ノ::://'´
ソ::: ̄:::::ヽ、
\i!::::::::|i:_/
ヾ|ニ!
lッ゙
みんなキョンからメール届いたか?
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 20:44:59 ID:7G4LAPMb
ひいいぃいいいいいいやっほおおおおおおおおぃいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!
み な ぎ っ て き た
>>335 北北
つうか12/29が楽しみだ……。
えー取り合えず先に言っとく、駄作でスマン。
初書きなんで変な所が多々あるだろうが、
適当に読んでくれ(´・ω・`)
345 :
1:2006/12/07(木) 04:57:38 ID:V3tDQcmC
午前6時 キョン宅
12月に入り、家の中だというのに吐く息が見えるくらい寒い朝。
布団の中でまどろんでいると、ブーッブーッと携帯に着信が入った。
誰だ?こんな朝から・・・・・・・・
あまりの寒さに、布団から手を出すのも面倒だが、出ないわけにもいくまい。
[着信・涼宮ハルヒ]
折角の休みに、我がSOS団の団長様から着信とは泣けてくるぜ。
キョン「もしもし?」
ハルヒ「遅い!私が電話したら3コール以内にでる!」
あ〜すいませんね。ごく一般的な男子高校生なら、休日はのんびり惰眠を貪るものだ。
ハルヒ「まぁイイわ。取りあえず3時に駅前集合よ!」
キョン「いったい今日はなんだっt」ガチャ。
自分の用件だけ伝えて切りやがった。あいかわらず人の意見は聞かない奴だ。
駅前は気の早い店達が、赤や緑の飾りを付けて浮かれてやがる。
そんな賑わう場所で、集合時間前だというのに毎度の如く全員集合とは恐れ入るよ。
ん?いや待て、一人足りないぞ。ハルヒが来てないじゃないか…
珍しい事もあるんだな。まぁ、たまにはハルヒに奢られるのも気分がいいもんだ。
ミクル「あ、キョンくん。こんにちわぁ」
ん〜朝比奈さんはいつ見ても神々しい位かわいいな〜。
古泉「どうも。今日は冷えますね」
いつものように胡散臭い笑顔だが、確かに今日は一段と寒い。
長門「………(ペコリ)」
今日も長門は制服か。そんな格好で寒くな……いんだろうな。
そうこうしてると、ハルヒが汗だくになってやって来た。
ハルヒ「いやー参ったわ。出掛けに妹達が騒ぎだしてさ、おかげで遅れちゃったわ」
なるほど、確かにあの2人が騒ぎ出したら大変だ。ハルヒも一緒になって騒ぐだろうからな。涼宮家の近隣住民の人達にエールを送りたい。
古泉「ところで涼宮さん、今日はいったいどんなイベントを思いついたんです?」
ハルヒ「あれ?言ってなかったっけ?寒いからSOS団鍋パーティーをするのよ!」
346 :
2:2006/12/07(木) 04:58:54 ID:V3tDQcmC
同時刻、涼宮家
アスカ「まったく、お姉ってば勝手すぎよ!」
翠星石「まぁそう怒るなですぅ。怒るとしわが増えるのですぅ」
アスカ「うるさいわね!なんで鍋やるのにバカシンジを呼ばなきゃなんないのよ」
翠星石「シンジの料理は美味しいのですぅ。アス姉とは月とスッピンですぅ」
アスカ「うっ…スッポンよバカ。でもまぁそれなら呼んでも変じゃないわね………」
翠星石「翠星石も電話しなきゃですぅ」
アスカ「なに?あのジュンって子?翠星石も隅に置けないわね(ニヤッ)」
翠星石「ち、違うですぅ!蒼星石や真紅達の事ですぅ!」
アスカ「とか言ってジュン君も呼ぶんでしょ?」
翠星石「うぅ〜///」
347 :
3:2006/12/07(木) 05:02:11 ID:V3tDQcmC
駅前
ハルヒ曰く、寒い時に鍋を楽しむのは日本の心らしいが、そんなもの北半球の大概の国でやるんじゃないのか?
しかし、鍋パーティーか。ハルヒにしてはイイ提案だな。
あてもなく不思議探索で寒空の市内を歩いたり、孤島で殺人事件が起きるより、よっぽど健全な高校生らしい。
ミクル「わぁ〜お鍋ですか、いいですねぇ」
長門「鍋。一度に豊富な食材を摂取可能。推奨する」
古泉「僕はもちろん賛成ですよ」
いつもながらSOS団の中でハルヒに反論するなんて無駄な事をする人間は、俺以外にいるわけないのだが、
今回はハルヒ。お前の提案に俺も賛成だ。
ハルヒ「決まりね。それじゃあ材料を買いに行くわよ!」
結局買い物をするので、ファミレスでハルヒに奢らせる事が出来なかったのが少々残念である。
同時刻 特務機関NERV
ミサト「どーしたのシンジ君?なんか嬉しそうね」
シンジ「い、いえ。たいした事じゃないんです」
ミサト「怪しいわねぇ。お姉さんに白状しなさい!」
シンジ「うわぁ!?あ、アスカの家で鍋をするからって呼ばれたんですよ…」
ミサト「あら素敵じゃない。やっぱ暖まるし、この季節は鍋よね〜♪」
リツコ「それじゃあ今日のテストはこれ位で切り上げましょうか」
シンジ「い、いいんですか?ありがとうございます!」(タッタッタ…バタン)
ミサト「い〜わね〜青春って感じで♪あたし達も仕事やめにして、呑みに行きましょ!」
リツコ「あら、ミスマル艦長への報告書。まだなはずよ?」
ミサト「うぇぇ・・・あの艦長さん、どうせちゃんと読まないわよ…」
リツコ「仕事でしょ。終わったらつきあってあげるわ」
348 :
4:2006/12/07(木) 05:05:43 ID:V3tDQcmC
商店街に着いた俺たちは、二手に分かれて食材を調達することにした。
ハルヒ「んじゃ早速くじ引きよ!」
別に二手に分かれる事もないだろ。不思議探索じゃなく食材を買うだけだぞ?
ハルヒ「つべこべ言わずに、さっさと引く!
どっかの学校じゃ入試から生徒会の選挙まで、くじで決めるのよ?」
そんなアホな話があるか、そんな所があったら俺は真っ先に受けてたぜ。
くじ引きで決まったのは俺とハルヒ。朝比奈さん、長門、古泉のチームだ。珍しいなハルヒとペアになるのは。
なんだ古泉、その笑みは?
古泉「いえ、別に深い意味はありませんよ。」
ハルヒ「ほらキョン!さっさと行くわよ」
まあいい。さっさと買い物を済ましちまうか。
同時刻 桜田家
蒼星石「うん。じゃあ6時に」ガチャン
ジュン「電話、誰からだったんだ?」
蒼星石「翠星石からだよ。ハルヒさん達と鍋をするから来いってさ」
真紅「そう。気をつけなさい。あの家は少し乱暴だから」
ジュン「確かに、あの家は元気良すぎるからなぁ」
蒼星石「いや……みんな連れて来いって…」
ジュン&真紅「・・・・・・・」
蒼星石「いや、そんな顔しなくても・・・」
雛苺「お鍋♪お鍋♪楽しみなのぉ〜♪」
商店街
ハルヒ「おじさーん、ニラと白菜と…こっから、ここまで買うわ!」
加持「まいどあり」
キョン「おいおいちょっと待て。いくらなんで買いすぎだろ!」
ハルヒ「うるさいわね。野菜は体にイイのよ。それに有希とかレイさんが、いっぱい食べるだろうし」
まぁ長門なら黙々と食べそうだが、ちょっと待て。あの、長門のお姉さんも来るのか?
ハルヒ「そうよ?こういうのは大勢で食べるから楽しいんじゃない。
それに翠星石の友達とかも来るから結構な人数になるわね」
なるほど…ハルヒの考えそうな事だ。だが俺の心中じゃ、不安要素が渦巻いて素直に喜べそうにもないな…。
加持「はい、お待たせ。これは僕からのサービスだ」
そう言って八百屋の店主に渡されたのは、全く持って季節はずれの西瓜だった。
349 :
5:2006/12/07(木) 05:08:07 ID:V3tDQcmC
涼宮家
アスカ「よし、取りあえずこんなもんね」
翠星石「ふぅ……やっと片付いたですぅ。アス姉は普段から片付けをするべきですぅ」
アスカ「あんたもでしょうが!それより…」
翠星石「さっきから時計を気にしてどうしたです?
まだ鍋の時間には早いのですぅ。アス姉は食い意地が張りすぎなのですぅ」
ピンポーン
アスカ「!!」タッタッタ・・・・・ガチャ
アスカ「遅いわよ!馬鹿しんz」
鶴屋「やぁ〜アっちゃん!ごめん。実はちょーっと用事が出来ちゃって、
あたしは鍋パ不参加って事にしてくんないかな?」
アスカ「あ、はッはい」
鶴屋「ほんっとごめんにょろ。お詫びといっちゃーなんだけど、
家にあった物てきとーに持ってきたさ!よかったら鍋の足しに使ってよ♪」
アスカ「分かりました……姉に伝えておきます」
鶴屋「んじゃ、ハルにゃんによろしく〜」
翠星石「どうしたですアス姉?」
アスカ「べ、別になんでもないわよ…///」
商店街
みくる「えっと〜涼宮さんのメモだと…これで全部揃いましたぁ」
古泉「それでは集合場所へ向かいましょう。おや?あれは…」
長門「ぼん太くん」
古泉「ええ、そのようです。しかし…」
みくる「な、なんか怖い人達とジョギングしてますよ〜」
長門「声音変換に異常。とても難儀」
古泉「………とりあえず行きましょうか。あまり涼宮さんを待たせても大変です」
???「うふふふふ〜」
みくる&長門&古泉「!?」
水銀燈「あなたたちぃ乳酸菌摂ってるぅ?」
350 :
6:2006/12/07(木) 05:11:04 ID:V3tDQcmC
涼宮家
ピンポーン
ダッシュで玄関に向かうアスカ。
シンジ「こんにちは」
アスカ「遅いわよ!バカシンジ」
シンジ「ご、ごめん……父さんがコレを持ってけっていうから…」
奥から翠星石がやって来て、シンジの持っていた袋を強引に奪い取る。
翠星石「お土産とはなかなか気が利くです。何が入ってるですか?」
シンジ「カニって言ってたんだけど………」
ガサガサッ ジュルッ ギョロン!!
翠星石「ひぃぃぃ!?目がギョロって、変な汁が出てるですぅぅぅ!」
アスカ「これって…マトr」
シンジ「か、カニだよ…はは……なに言ってるんだアスカ」
翠星石「絶対ちがうですぅぅぅ!」
駅前
ハルヒ「遅いわ!まったく何してるのかしら」
やれやれ、今日は珍しい事だらけだ。
あの3人が待ち合わせに遅れるとは、俺の知らないとこで狂乱な事件でも片付けてるんだろ。
ハルヒ「ちょっと探して来るわ。悪の組織に誘拐されたかもしれないし…」
う〜ん誘拐ねぇ…長門は誘拐犯を、例の情報操作とかで倒しそうだし。
古泉を誘拐しようなんて奇特な奴もいないだろう。
はっ!朝比奈さん!あの人ならありえる。というより前例があるじゃないか!
ハルヒ「あ、来た!あんた達遅いわよ!」
な…ったく、ハルヒのせいで【朝比奈さん救出計画】を脳内シュミレートしちまったぜ。
みくる「あ、あのぉ遅れてごめんなさ〜い。す、涼宮さんにコレを…」
そう言って取り出したのは………キムチ?すみません。朝比奈さん、意味が分からんのですが。
みくる「えぇっと、歩いてたらぁ、黒い羽飾りを付けた子がくれたんです」
ハルヒ「はは〜ん、きっと水銀燈ね。この前のお礼って事かしら。可愛いところあるじゃない」
なんだか分からんが、ハルヒの知り合いに変わった奴が多いってのは再確認した。
さて、全員揃ったんだしハルヒん家に行こうぜ。缶コーヒーも冷たくなっちまったしな。
351 :
7:2006/12/07(木) 05:14:05 ID:V3tDQcmC
涼宮家
アスカ「もぉぉハル姉達遅いわねぇ!」
翠星石「まったくです。先に蒼星石達が着いちゃうですぅ」
シンジ「ねぇアスカ〜、なんで僕だけ早く呼ばれたんだよ?」
アスカ「き、決まってるでしょ!鍋の準備とかさせる為よ!」
シンジ(いいんだ……僕なんて…僕なんて)
翠星石(……この2人はでっかいアホです)
雛苺「なんだか暗いの〜ドンヨリなの〜」
アスカ&翠星石「!?」
翠星石「ひ、雛苺!?どっから入ったです!」
蒼星石「ごめん。nのフィールドでアスカさんの部屋から来たんだ」
真紅「アスカ、久しぶりね」
ジュン「お、おじゃまします」
アスカ「あんたら〜レディの部屋から勝手に入るなぁ!」
ハルヒ「たっだいま〜すっかり遅くなっちゃった」
アスカ&翠星石「遅〜い!」
翠星石「腹が減ったですぅ!さっさと作りやがれです!」
アスカ「ちゃんと準備して待ってたんだから、美味しいの作ってよね!」
ハルヒ「はいはい分かったわよ。みくるちゃん、シンジ君、ちょっと手伝ってくれる?他のみんなは座って待ってて」
まったく驚きだ。ハルヒにこんな家庭的なところがあるなんて、学校じゃこんな姿は見たことないからな。
アスカ「ほら、キョンさんも突っ立ってないで座ったら?お姉に見とれてないでさ」
なにか勘違いしてないか?俺がハルヒに見とれてる?きっとこの娘の勘違いだろう。そうに違いない。
雛苺「キョン?変な名前なの〜♪ヒナは雛苺なの〜♪」
なんか目眩がしてきた…やばい、このタイプは不味い…クタクタになるまで振り回されてしまう。長門、頼む。
雛苺「お姉ちゃん、一緒に遊ぶの〜♪」
長門「…それが望みなら」
すまない長門、体力的にも限界でな…買い物で疲れ…たん………zzz
352 :
8:2006/12/07(木) 05:17:24 ID:V3tDQcmC
ハルヒ「みんなー出来たわよー!って…ちょっとキョン!なに寝てんのよ!」
キョン「……ぐぅ」
蒼星石「なんか、凄く疲れてるみたいだね」
真紅「そっとしときなさい。いずれ起きるわ」
ハルヒ「そーもいかないわ!これから【SOS連合・どっきり☆鍋パーティー2006】
略して【鍋パ☆】を始めるんだから、雑用のキョンが寝てたら困るじゃない!」
シンジ&ジュン(なんだろう、そのツッコミ所満載のネーミングは……)
古泉「…おそらく昼間の疲れが原因でしょう。それに少々寝不足だったと考えられます」
アスカ「こんなになるまで、お姉に何されたんだか(ニヤニヤ)」
長門「・・・・・・・・・・・・・・(チラッ)」
ハルヒ「べ、別に何もしてないわよ!もうイイわ。キョンなんか放っといて始めましょ!」
・・・・・・・グツグツ・・・・・・・・
シンジ「そろそろ煮えてきたかな?(ぱかっ)」
みくる「わ〜とっても美味しそうです〜♪」
ハルヒ「よ〜し!それじゃみんな、【鍋パ☆】始まりよ!沢山食べなさ〜い!」
一同「いっただっきま〜す!」
ピンポーン
長門「・・・・・来た」
アスカ「ったく誰よ・・・(ガチャッ)・・・ファースト!?」
レイ「こんばんは」
ハルヒ「遅いわよ〜レイさん!さぁ、入って、入って」
アスカ「ちょ、お姉!なんでファーストまで呼んだのよ?」
ハルヒ「だって有希のお姉さんだし、あんたの友達でしょ?」
レイ「お腹が空いたわ・・・・・」
アスカ「・・・・もぉ、分かったわよ。そんなとこ突っ立ってないで、早く入りなさいよ」
レイ「こんな時、どんな顔したらいいのか分からない・・・」
アスカ「それはイイから!」
353 :
9:2006/12/07(木) 05:20:35 ID:V3tDQcmC
みくる「どうです?美味しいですかぁ?」
雛苺「とってもおいしの〜♪」
蒼星石「雛苺、お茶碗を持って食べないと・・・・」
ガシャーン
みくる「きゃっ!?お洋服が〜」
蒼星石「大丈夫!?火傷はないですか?えぇっとタオル、タオル・・・」
みくる「平気です〜お洗濯すれば落ちますし・・・」
雛苺「ごめんなさいなのぉ・・・コレ、お着替えなの〜」
蒼星石「じゃ、じゃあ僕が洗濯して来ます。かわりにコレを着てて下さい」
みくる「こ、コレは・・・?」
雛苺「隣の部屋にあったの〜♪」
シンジ&ジュン(//////)
ハルヒ「どうしたの二人とも?ははぁ〜ん。あんた達、みくるちゃんのコスプレ姿に釘付けってわけね。
さすがSOS団の萌え要員!アスカのプラグスーツだけど良く似合ってるじゃない。
胸のあたりが、かなりキツそうだけど」
シンジ「べ、別にみくるさんを見てたわけじゃ・・・」
ジュン「そ、そうだ!そんな事ありえないですよ」
ハルヒ「ふ〜ん。シンジ君はみくるちゃんじゃなく、“アスカ”のプラグスーツを見てた訳ね」
シンジ「え、い、いや・・・その・・・///」
ハルヒ「それにジュン君はペタンコが好みなのよね」
ジュン「ちょ、なんで・・・・・?」
ハルヒ「まぁ半分冗談だけど、これからもウチの妹達と仲良くしてあげてね!」
シンジ&ジュン「は、はい!」
354 :
10:2006/12/07(木) 05:23:07 ID:V3tDQcmC
翠星石「ハル姉があっちで騒がしいですぅ。毎度のごとく、出鱈目な事言ってやがるですぅ」
長門「あなたは(モグ)自分の意思を素直に(モグ)表現するべき」
翠星石「す、翠星石は本当の事を言ったまでですぅ!」
レイ「有希。この姉妹はツンデレなの(モグ)憎まれ口は愛情の裏返しだわ(モグ)」
長門「そう(モグモグ)」
翠星石「そ、そんな事ないですぅ!それよりルリはどうしたんです?」
長門「(モグ)テンカワ・アキトと食事」
レイ「デートね(モグモグ)」
翠星石「そうですか・・・・(デートだなんて大人ですぅ。・・・・また色々喋りたかったですのに・・・・)」
レイ「がっかりしなくても、またいつでも遊びに来ればイイわ。あなたが望めばソレは叶うもの」
翠星石「・・・・・・(コクリ)」
アキトのラーメン屋
金糸雀「ぷはー。ここのラーメンはとっても美味しいのかしら♪」
アキト「あのお客さん、よく食べるな〜。ところで本当に良かったのかい?お姉さん達と一緒じゃなくて」
ルリ「イイんです。今日はアキトさんのラーメンって決めてましたから」
アキト「そうかい?じゃあ後で餃子でも包んでおくよ。お姉さん達のお土産にね」
ルリ(本当は姉達が強引に来させたんですが・・・あっちはうまくやってるでしょうか?
翠星石は元気でしょうか?なんだかとても不安です・・・)
アキト「やっぱりお姉さん達の事心配なんだね」
ルリ「え!?今私…」
アキト「言わなくても顔に出てるもの。ルリちゃんはホントにお姉さん達が好きなんだね」
ルリ「・・・・・アキトさんの餃子、きっと喜ぶと思います///」
金糸雀「も、もしかして私の出番コレだけかしら〜!?少な過ぎじゃないかしら〜!?」
355 :
11:2006/12/07(木) 05:25:49 ID:V3tDQcmC
真紅「はっ!?わ・・・忘れてたわ・・・・・」
アスカ「どうしたのよ真紅?そんなに慌てて」
真紅「・・・・今日はくんくんのスペシャルだったのよ?それを・・・
それを録画し忘れたなんて・・・あぁ私はなんて馬鹿な事を・・・・・・」orz
アスカ「別にイイじゃない。そんな子供向け観てるなんて、やっぱり真紅もお子様ね〜」
真紅「くんくんを馬鹿にしないで頂戴!」
古泉「そうですよ。子供向けとはいえ、緻密に計算されたトリック、
骨太なストーリー、なにより名探偵くんくんの推理力には感動ものですよ?」
アスカ(この人も観てるんだ・・・・・)
古泉「よろしかったら、今回の録画分、明日にでもお貸し致しましょうか?」
真紅「ほ、本当ですの!?てっきりラプラスみたいな変質者だと思っていたのに、
ごめんなさい。少々あなたを誤解していたようね。」
古泉「はは・・・そうですか・・・」
356 :
12:2006/12/07(木) 05:28:40 ID:V3tDQcmC
ハルヒ「みんなちゃんと食べてる?それじゃこれから闇鍋するわよ!」
雛苺「わ〜いなの♪」
ジュン「え、ちょ、闇鍋!?」
真紅「闇鍋?聞いたことないわね」
長門「暗闇の中、様々な食材を入れ、箸で取ったものを強制的に食る。推奨は出来ない」
アスカ「ちょっとお姉!いやよそんなの!」
翠星石「そうですぅ!どうせハル姉は変なの入れるに決まってるですぅ!」
ハルヒ「うるさいわね!やると言ったらやるの!」パチンッ!
みくる「ふぇ〜真っ暗で何も見えないですぅ〜」
・・・バチャ…ドチャ・・・グチャ・・・・・・・・・・・パチンッ!
レイ「・・・・・くさい」
蒼星石「な、なんかどす黒い色に…コレ食べれるのかな・・・?」
ハルヒ「きっと平気よ!それじゃ・・・シンジ君!あなた食べてみなさい!」
シンジ「え!?ぼ、僕には無理ですよ!」
翠星石(こーなったら人柱に・・・)「努力と根性で食べやがれですぅ!」
アスカ(シンジには悪いけど・・・)「あんた馬鹿ぁ!?さっさと食べなさいよ!」
シンジ「うぅ・・・分かったよ・・・」(逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ・・・)
みくる&雛苺「あわわ〜」
シンジ「・・・・・・目標をセンターに入れてスイッチ!!!(パクッ!)」
真紅「そんな!?一気になんて無茶だわ!」
ジュン「な、鍋を食ってる・・・・・」
シンジ(・・・・・・バタッ)
アスカ「ちょ、しっかりしなさいよ!」
レイ「・・・・・・おめでとう」
蒼星石「おめでとう」
古泉「おめでとう」
シンジ「・・・・・ありが・・・と・・・・う・・・・・」
パチパチパチパチ
アスカ「・・・・・みんな、何してんのよ?」
翠星石「なんでもイイですぅ。シンジのおかげで、気味わりぃアレを食わずに済んだですぅ」
ハルヒ「はぁ?なに言ってんの!全員食べるに決まってるでしょ!!」
一同「!?」
357 :
13:2006/12/07(木) 05:31:42 ID:V3tDQcmC
ん…ん〜?……寝てたのか俺は…って!?
なんだこの光景は…まるで十字軍の通った後じゃないか。
どうやったら、鍋でこんなになるんだ?
ハルヒ「ふぁあ…キョン…やっと起きたわね…」
キョン「もしかしてお前、ずっと起きてたのか?」
ハルヒ「だってあんた、何も食べてないじゃない。一人だけ食べないなんて、
鍋パーティを企画したあたしが許さないわ。」
そうかい、それじゃ遠慮せず頂くとするかな。
コレはカニか?なんか変わった味だが中々イケる。
相変わらず何でも器用にこなす奴だ。
ハルヒ「どお?美味しいでしょ!他にも色々作ったんだけど、それが一番好評だったしね」
そう言ったハルヒの顔は、妙に満足そうだった。
今日はハルヒに連れまわされて大変だったが、
毎度の事だし普段に比べりゃどうって事ない。同級生のワガママ娘の家で、手料理を食った。
むしろ感動して涙を流すシーンか?
・・・・・何故かやけに耳がアツいのは、きっと鍋のせいだろう。
一応これで終わり・・・
あれもこれもと思ったら、こんなのになっちまった。
もちろん反省はしてない(´・ω・`)
指摘などあれば、是非今後の参考にさせてもらうぜ。
貴方が神か
>>358 ありがとう。こんなホンワカを・・・
しかも、過去に収拾のつかなくなったオレが書いたssの銀様やカナも使ってくれて……感謝感謝
追記
>レイ「有希。この姉妹はツンデレなの(モグ)憎まれ口は愛情の裏返しだわ(モグ)」
長門「そう(モグモグ)」
ワロタwww
真紅と小泉のやりとりもワロタww
キャラが立ってて、連レスしたくなるくらいマジGJ!!!
シンジがw
加持さんがw
GJ!
真紅の「あの家は少し乱暴だから」
ワロタw確かにw
随所に出てくるパロディな感じが面白かった
ところで最後キョン以外の人たちは結局どうなったの?
加持さん、ちょw西瓜ってw(アニメ見てないとわかりにくいネタだ!)
このSSはいいです。気に入りました。
個人的には金糸雀が凄く良いな♪
>金糸雀「も、もしかして私の出番コレだけかしら〜!?少な過ぎじゃないかしら〜!?」
GJ
GJ とても楽しかったです。
GJ!
加持さんついに平時の居場所も無くなったのか(ノД`)・゚・
ミサト苦労人の副長が可哀想だからちゃんと書いてやって
雛苺予め言っておくが鍋にいt… ってけっきょく闇鍋か
>>368 苺大福以外にもマポロチョコ入れたかも・・・
ああ、黒くなったのはそのせい!?
クロスオーバーの醍醐味を堪能させてもらった!
>>358 うまいなマジでw、オールスターな上ちゃんと全員のキャラ掴めてる。
ぜひこのスレの常連さんになってくださいお願いします。
>>358 朝からお疲れさまです。
こんなに違和感なく大勢のキャラが絡んでるのは見た事なかったので、すごく面白かったです。
GJ!
個人的には、カニな使徒やユリカに使われてる2人とか、
細かいところで遊びがあるところがとても好きです。
あと贅沢な事かもしれませんが、カナや加持さん、朝比奈さん(大)は涼宮家の外での監視役(?)に回しても、またアキトのラーメン屋には薔薇水晶を置くのも楽しいかもしれません。
ただ少し違和感覚えたのは、真紅の口調でしょうか。
「だわ」って連呼してなかったのは良かったのですが、少し気になりました。
長々と申し訳ありませんが、また期待しております。今後も書きに来て下さい。
読ませてくれて、ありがとうございました。
薔薇水晶とかラーメン屋にいたら全力で逃げるわ
>>358 あまりのGJっぷりに絶句しました。。これだけ濃いキャラ達を違和感なく一つの世界に同居させ、尚且つ接触させるとは…
ていうか、シンジ、闇鍋は逃げて良いよw
・・・思ったより楽しんでもらえて良かった(*´д`*)
>>360こちらこそ勝手に使って・・・・・・感謝感謝
>>365う〜ん・・・良かったら書いてみてくれぃw
>>372もっと勉強しとくね(´・ω・`)
みんな、温かいレスありがと。俺の誕生日祝いとして勝手に喜んどくwww
>>358 GJ
ってかマトリエル食ったんだなwww
今の今まで気がつかなかったが、よく食べるお隣さんは中学生の長女に高校生の次女…
それなんて成恵? それにしてもカオスおもしろい、GJ!
>>375 なんかえらそうに書いてた…スマソ
…あと、誕生日おめでとう!
>>375 ハルヒ「ま、まぁ特別に祝ってあげてもいいけど……特別よ!
なっ、何にもしなくて後から色々言われるのもイヤだし……
変に誤解しないでよね!」
アスカ「違うわよ!あんたのためじゃないわ!たまたまケーキ屋に寄って買ってきただけよ!
これであたしがケーキあげなかったら、なんか悪者みたいじゃない!だからよ!勘違いしないで!」
翠星石「たっ、たまたま今日はスコーンでも焼こうかなって思ってたんですぅ。
別に誕生日とか関係ないですぅ。せ、せっかく焼いたからプレゼントってことに
してやってもいいですぅ。ありがたく召し上がるがいい、ですぅ。」
鍋にするならサンダルフォンのほうが。
いやいや「喰ったら蟹の味がするに違いない」というシャムシエルの方が…
中学生のレイが姉で高校生の長門が妹なのか?逆だろ?
初号機が豪快にむしゃぶりついたゼルエルの方が。
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 20:32:22 ID:GGj4FJUH
おいしいという意味なら俺はアスカをくいt
_, ,_ パーン
ハルヒ→ ( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´) ←オレ
カヲル「・・・え?鍋?ちょ・・・まっ・・・いくらなんでも・・・」
ではレイに五右衛門風呂に入ってもら(ry
>>299 これをネタにちょっとやってみたんだが投下おk?
すれ違い気味になっているが
人いねーw
もう勝手に投下
クオリティは求めないでくれ
メンツ
一番 涼宮ハルヒ(投)
二番 綾波レイ(一)
三番 惣流・アスカ・ラングレー(二)
四番 キョン(遊)
五番 長門有希(捕)
六番 碇シンジ(三)
七番 星野ルリ(右)
八番 桜田ジュン(左)
九番 翠星石(中)
一番 鶴屋さん(三)
二番 水銀燈(二)
三番 小泉一樹(左)
四番 天河明人(捕)
五番 朝倉涼子(遊)
六番 渚カヲル(中)
七番 御統ユリカ(投)
八番 碇ゲンドウ(右)
九番 真紅(一)
審判 朝比奈みくる
実況 葛城ミサト
解説 国木田
ミ「さぁ、第十三回町内ウルトラ草野球もいよいよ決勝です!
今回も実況は私、葛城と」
国「ども、国木田です」
ミ「で、どばーんとお伝えするんで、よろしくぅ!」
ミ「まずは先攻後攻決めですが、アンパイアーのみくるちゃんが……あー、どうやら決勝はあっちむいてホイで決めるみたいね」
国「ロシアンシュークリームよりはましだね」
ミ「各チーム代表の涼宮選手と…ん? またレイもでてきたわね。何やってんのかしら」
国「長女だからね。意識してるんだよ、きっと」
ミ「カラシシューで懲りなかったのね。ああ、今ルリちゃんに引っ張られてベンチへ戻されました。
そんじゃまぁ、ルール説明でもしますか。ルールは簡単。いつもの野球と同じ。
違うところは色々な都合により五回までってことくらいね。延長はナシ。
お、ホイは終わったみたいね。えーっと、先攻は超姉妹+αチーム。
んじゃ、プレーボール!」
ミ「ピッチャーユリカ選手の今大会の調子はどうでしょう?」
国「うーん、いいんじゃないかな。調子がっていうより機嫌がってことだけどね」
ミ「まったくあの若さであたしより階級上なんだからやんなるわね。
気をとりなおして、対するバッターですが、一番涼宮選手は何と! 空前絶後の打率十割! 振れば当たりの大吉娘!」
国「表現古くない?」
ミ「さて初球、……ストレートの真っ向勝負! 球速は!?」
国「いや町内おもしろ草野球でスピードガンなんてないよ」
ミ「涼宮選手、性格上初球狙いかと思いきや、以外にも見逃しです。なにか企んでいるのか?!」
国「気まぐれじゃないかな」
ミ「第二球、打った! 三遊間への痛烈な当たりぃ! ショート朝倉飛びついて、一塁送球間に合うか!?
あぁーっと! ファースト真紅ティータイム! 優雅にスルー! ボールはこぼれてこの間に涼宮悠々と二塁へ!
ああ、そしてやはり鼻で笑う水銀燈と悶着を起こしています。 紅茶ではなくヤク○トにすべきだったか!?」
国「ボールはこぼしてもシミはできないからね」
ミ「さー、続いてバッターボックスにはレイ。犠打と犠飛には定評があります。……あたしはそんな命令だしたことないわよ?
うぉっほん、バントの構えでここは送ってくるようですが、一球目…すっとらーいく! ……高めのスライダー!」
国「どうみてもストレートだったけど」
ミ「ちょっと言ってみたかったのよ」
国「……」
ミ「二球目……またまたすとらーいく! どうした綾波レイ、ぴくりともしない! 見送りか? 居眠りか?
追い込まれて第三球……当たった! 起きていた! しかし打ちあがってしまった! ピッチャー天河マスクをはずして前進、手を広げ、ルリちゃんの顔が綻ぶ!
がっちりとキャッチしてワン……おっとセカンド涼宮走る! タッチアップだ! 意表をついた! …のよね?
天河落ち着いて三塁送球、涼宮スライディングで滑り込む……が、アウト。ツーアウトです。
ベンチに帰る涼宮、味方からブーイングで迎えられています。
一回表、ツーアウト、ランナー0、バッターはアスカ。勝気な性格と高い運動神経でここまで打率もチーム二位と上々です。
しかしここは三人で決めてしまいたいナデシコバッテリー。首を振るピッチャーユリカ。ニコニコしている割にサインが決まりません」
国「サイン? ストレートしかないのに?」
ミ「晩のおかずでもきめてるんでしょ。さぁ、決まったようです!」
国「晩のおかずが?」
ミ「第一球、ストレート!」
国「おかずなんだね」
ミ「タイミングを外されたか、アスカ、珍しく空振りです。……続いて第二球は、打った! 大きい! 大きい!
打球は風に乗ってバックスクリーンへ一直線! 今、センターカヲル君のはるか頭上を越え……ない! ATフィールド!!」
国「パターン青、使徒です!」
ミ「ホームグラウンド内に!? 現時刻を持って球審・朝比奈みくるの支配権を剥奪、我々ネルフが……」
国「ノっといてなんだけどさ、ここまでにしとこうよ」
ミ「んんっ。アスカはみくるちゃんに詰めよって猛講義のようですが……やはりベンチから涼宮・翠星石の両選手も飛び出してきた!
野球で一番エキサイトできる場面ね」
国「キョンたちの出番だね」
ミ「怒りの矛先が完全にすげかわったわね。
……っと、レイと有希もでてきたわね? どういう風の吹き回しかしら。みくるちゃんを取り囲んで、見てるだけ?」
国「視線がチラチラとキョンたちにいっているようだよ?」
ミ「まったく。まぁ、とにかく記録はセンターフライ、スリーアウトチェンジね」
国「ありなの?」
ミ「細かいこと気にしてたら大物になれないわよ?」
ミ「さー、いよいよ一回裏。トップバッターは鶴屋さん。打ってめがっさ、走ってにょろりん、守って爆笑の好選手」
国「自制のきく涼宮さんって感じだね」
ミ「そしてピッチャー涼宮はわがままなストレートを武器にここまで勝ち上がってきました」
国「こっちもストレート以外みたことないけどね」
ミ「涼宮、立ち上がりはどうでるか。一球目、ボール。んーん外したってより外れたってかんじね。
……第二球、ストライク! 球速は!?」
国「いや、だからさ」
ミ「さー、第三球。ボール。外角ギリギリきわどい判定!」
国「朝比奈さんにそんな判定できるのかな?」
ミ「鶴屋さん、ボールをよく見ています。よく笑っています。
カウント1−2から四球目、打った! ピッチャー涼宮の脇を抜ける! セカンドアスカ横っ飛び! 送球は!
レイ棒立ち! グラブを構えもしません。取る気レイ! 誰もレイにボールを取れと命令していなかったのか!?」
国「それ以外にも原因はありそうだけど」
ミ「おーっとアスカが凄い剣幕です」
国「僕は既視感が凄いよ、ホント」
ミ「ライトのルリちゃん、必死に姉のフォローにまわります! が、鶴屋さんは三塁セーフ。
なおもライト線ではルリちゃんによるレイとアスカの執り成しが続けられております」
国「両チームとも三番四番の選手相性考えてないね」
ミ「先取点のチャンスです! バッターは水銀燈、反則すれすれのプレイが持ち味。
さぁ、いつものようにストライクゾーンとキャッチャーを羽で覆い隠しました」
国「すれすれ?」
ミ「あっと、みくるちゃんから注意があるようです。
どうやら……? 言い負かされたみたいね。試合続行です」
国「半泣きだね」
ミ「水銀燈、フォアボールで歩きます。ネクストバッターは小泉君」
国「特定のキャラに君がつくね」
ミ「深い意味はないわよ?
ノーアウト、ランナーを一・三塁に背負いピンチが続きます、涼宮。
振りかぶって、投げた! 初球打ち! 弾丸ライナー、しかしショートキョンの真正面!
キョン嫌々取って一塁送球! ベースカバーに涼宮!と、長門!? 両者もつれてなんとかキャッチ! 一方小泉君、なぜか満足そうだ!
飛び出した水銀燈は足の速さが仇になったわね」
国「足っていうか飛んでるよね、あきらかに」
ミ「三塁鶴屋さんは笑って動けません。しかしここで四番、天河! 得点とルリちゃんの期待が高まります! 味方ベンチの黄色い声もあります!」
国「発してるのは一人だけどね」
ミ「SOSバッテリーもヒートアップしているようです」
国「大丈夫なのかな」
ミ「おや、ここで放送時間終了みたいね。そんじゃ一部の地域を除いたみんなは次回も、サービスサービスゥ!
ごめん、おもしろいw
なかなか新しいねw
鶴屋さんの解説で吹いたwww
>>396 めちゃめちゃ笑った
古泉の誤字がなければ完璧だったw
でもすごいよかった!
みくるが審判ワロタw
> あぁーっと! ファースト真紅ティータイム! 優雅にスルー!
ワロタwww
>>396 GJw、最近ほんとセンスある職人多いな〜、マジ神スレだw
ちょwwwwwww面白い(・∀・)!
ふつうに笑ったわw
GJ!新しいタイプだ。
国木田の冷静なツッコミがいい味出してるね
GJ!
それよりも、前総理、朝日新(ry
ワロタ
二人ともgj乙w
吹いたw
ごめんまだ見てない、でも今から見る
☆月Я日
一番上の姉が「魔王を倒しに行くわよ!」とか言い出しやがったですぅ
勝手に行きやがれ、です、と言ったら「あんたも行くのよ!」と無理やり狩り出されたです
二番目の姉はヤル気満々でソニックブレイブを振り回してるですよ。
体力バカのおめーらと一緒にするなです。翠星石はか弱い魔法使い(lv1)ですぅ・・・
つーか戦士戦士魔法使いで旅立つ気ですか?
☆月Ш日
ホントに戦士戦士魔法使いで出発したですよ・・・
「はいこれ」と手渡されのは、袋いっぱいの薬草です。
翠星石の仕事はこれを投げまくることですぅ
最初から僧侶くらい連れて行きやがれです、バカ姉ども・・・
☆月Ю日
今日はやばかったですぅ
あばれザルの大群を姉どもがどつき回してると、ほんとどっちがあばれザルか分からんです、
隠れてたモンスターに”メタパニ”をくらったですぅ
翠星石はそんなのへーきのへーざですけど、単純なアス姉がかかりやがったです・・・
「死ぬのはいやぁー!!」って暴れまくって大変だったですぅ
☆月Ж日
ようやくルイーダの酒場に行く気になりやがったですよ
これで回復魔法の使い手が・・・・って、何ですか?このぷるぷるしてるウサ耳は?
「ここどこですか?な、なんでこのパーティーに入れられたんですか?」って
知らんです。ハル姉に聞きやがれですぅ
遊び人を雇いやがったです。
>>407 あっちの姉妹スレかどっかでも書いてた人ですか…?
翠の日記だと全部ストレートに書いてあるから、なんか笑えますね。
GJです。
遊び人w
普通に笑ったw今日の職人改めてGj
>>396 ハルヒはクセ球(=ツーシーム)使いだから、三遊間のゴロ連発で内野陣は苦労しそうですな。
このスレのお気に入り登録が可決されますた
……今気付いたんだが向こうの姉妹のスレ、いつの間にか追いぬかしてたんだな。
こっちの方が後発だったのに。
という事で、ハルヒとアスカと翠星石を呼び、
ひとりずつ順番に、まさちゅーせっちゅーでお祝い。
怒り狂う3姉妹によって血祭りにあげられる
>>413 という電波を受信した
ハ「ふぅ〜、やっとできたわね!」
ア「ホント!中々のクリスマスケーキができたわ〜」
翠「翠星石のスコーンも上出来ですぅ あ、そろそろ『くんくん探偵』はじまるですぅ」タタタタ
ハ「待ちなさい!今からアタシが『地獄少年 引き籠り』見るんだから、ダメよ!」
翠「な、なんか凄く参考になりそうな番組ですけど、くんくんは譲れねーです!」
ア「アンタ達ばかぁ!?今日は『やりすぎシンジィ』を見んのよ!」
などと健康的な衝突を年中無休で営業している三姉妹であったが、今まさに彼女達の背後に魔の手が迫っていた…
━━━━タンスの脇
へっへっへ、俺様は天下無敵の“GOKIBURI”様だぜ。しかも、ただのゴキじゃねぇ。見な!この茶色の羽を!お〜れは、ちゃばね!ゴ〜キ大将!なんてな
ていうか、甘そうなケーキにスコーンがあるじゃねえか!しめしめ、今日の晩飯はあれに決定だ! 行くぜぜっ!!
ハ「翠、いい加減にしなさいっ!」
翠「そっちがいい加減にするですぅ…って、ヒャー!!最も忌むべき甲殻類がお菓子の城を侵略してるですぅ!」
ア「断じて甲殻類ではないけれど、あれはヤバイわね!ハル姉!翠!新聞と雑誌と殺虫剤!」
ハ&翠「合点!」
ハ「よし!準備は良いわね!?」
ア&翠「イエス、マム!」
ハ「じゃあ、行くわよ!」
ハ、ア、翠「ツンデレ三恋星秘技『ジェットストリームアタック』(ですぅ)」
━━━━━ゴキサイド
ぉお!?あいつら殺し慣れしてやがるな!だったら、俺も本気で行くか!ゴキブリほいほい100m行軍で会得した光速の秘技を見せてやる…
三姉妹&ゴキ「「勝負!」」
先ずゴキを襲ったのはアスカの鋭い打撃だった。しかし、ゴキのたぐい稀なる運動神経が辛うじてそれを見切る。否、二撃目すなわちハルヒの雑誌攻撃が亜音速で飛んできた。
普通のゴキであれば、この二撃目で粉砕され、最後の抵抗と言わんばかりに嫌な液を巻き散らし息絶えるわけだが、今回の奴は一味いや二味違った…
ハ「あたしの『燕返し』をよ、避けた!?」
ア「嘘!?ハル姉はエベンクルガ並の剣術使いなのに!」
翠「ほぅ、やるですね… ここまで来たのはお前で二人目ですぅ!けど、翠星石のじょうろ(中身は殺虫剤)攻撃を逃れた奴はいないです!おとなしくくたばりやがれ、ですぅ!!」
その刹那、ゴキの目が光った
『ゴキバッツゴースト!』
三姉妹「き、消えたぁ!?」
それから、ケーキ&スコーンはゴキに食われ、アイシールド21伝説は始まった
しかし、明日!伝説となったゴキに試練すなわち三姉妹と雌雄を決するハルマゲドンの幕が上がる…!
このスレにはシリアス路線のSSが不足しているように思われたので、シリアスな方向で書いてみた。
先に投下した神職人達の足元にも及ばぬ駄文ではあるが、最後まで読んでくれると嬉しい。
>国「パターン青。」
でフイタwwwwwwwww
>>413 お前は俺を怒らせた。
その表現は何か?
あっちよりこっちの方が人気があるとでも言いたいのか?
そんなことでお祝いなんぞするんじゃねぇ。気分が悪い。
>>413 表記は一応3スレ目になってるが、ここの初代スレは150以降で埋め潰しにあってるので
実質的にはまだ2スレ目なんだ。
ツンデレは三姉妹だけで十分です><
とりあえず3姉妹にそれぞれの初登場の回(ハルヒは憂鬱T)を見せてみた
425 :
1/3:2006/12/08(金) 22:04:48 ID:j44CsYD0
ツンデレ三姉妹のニュー速+
蒼星石「任天堂の岩田聡社長は7日、東京都内で講演し、国内で2日発売した新型の
家庭用 ゲーム機「Wii(ウィー)」の世界販売台数が100万台を突破したこと
を明らかにしました」
翠星石「あー!これ知ってるですぅ。コントローラーを振り回して遊ぶゲームですぅ!」
ハルヒ「私もCMで見たことあるわ。最近スポーツしてないし、運動不足解消に
使えるかも」
アスカ「ハル姉はスポーツして無くても、無駄に猿みたいに動き回ってるから、
運動不足にはならないわよw」
ハルヒ「うるさいわよ、アスカ!」
翠星石「wii欲しいですぅ!蒼星石、コレいくらですぅ?」
蒼星石「えーと、2万5千円だよ」
翠星石「2万5千!翠星石のお小遣いじゃ全然足りないですぅ……。
ハル姉!アス姉!買ってくれですぅ!」
ハルヒ「ダメダメ!私も欲しいけど、今月はちょっと金欠なのよ。どうせ
そのうち安くなるから、それまで待ちなさい」
アスカ「それにお店に並んでも、すぐ売り切れるらしいわ。諦めない、翠星石」
翠星石「う〜!もういいですぅ!ケチなバカ姉達にはもう頼まないですぅ!
クリスマスにサンタさんにお願いするですぅ!」
ハルヒ(やれやれ。今年のクリスマスプレゼントは高くなるわね)
アスカ(たぶん朝早く並ばないと買えないわねぇ。ネットでお店探してみようかな)
426 :
2/3:2006/12/08(金) 22:06:57 ID:j44CsYD0
小泉「植草被告は9月13日夜、京浜急行品川―京急蒲田間を走行中の電車内で、
私立高2年の女子生徒のスカート内に手を入れ、下半身を触ったとして起訴され、
6日の初公判で無罪を主張しました」
ハルヒ「あ〜。この人、手鏡使ってスカートの中を覗いてた人ね」
アスカ「また痴漢して捕まったのよね。バカよねぇ」
ハルヒ「小泉君も性欲を持て余して、女の子に痴漢なんかしたらダメよ!」
小泉 「僕はそんな事しませんよw」
翠星石「どちらかというと、ニヤケ男は女の子にじゃなくて、男に――」
小泉 「ところで涼宮さん達は大丈夫ですか?最近はここら辺でも痴漢が
多いらしいですよ」
ハルヒ「私は今まで痴漢にあった事は無いわねぇ」
翠星石「翠星石も無いですぅ」
アスカ「私は痴漢にあった事あるわよ」
ハルヒ、翠星石「えっ!」
アスカ「満員電車の中でね。すぐ捕まえて警察に突きつけたわ!
まぁ、こんなキレイな女の子が隣にいたら仕方ないかもしれないわねぇ」
ハルヒ、翠星石「……」
アスカ「ホント、痴漢は怖いわぁ!まぁ、何の魅力も無いハル姉や翠星石には
関係ないかもしれないわねw」
ハルヒ「うー、何か悔しいわね!こうなったら、廃線間近のローカル線の最終電車に
乗って痴漢されに行くわよ、翠星石!」
翠星石「?は、はいですぅ!??」
小泉 「さすが涼宮さん。エロゲまで精通されているとは驚きですw」
427 :
3/3:2006/12/08(金) 22:10:27 ID:j44CsYD0
青葉「12月7日(ブルームバーグ):NTTドコモと三菱電機は7日、携帯電話「FOMA D902i」 対応の電池パック「D06」の一部について、充電中などに異常発熱し、場合によっては 破裂の恐れがある不良品の存在が確認されたと発表しました」
ハルヒ「携帯の電池に不良品があったってニュースね」
アスカ「なんか火が点いたりする可能性もあったみたいね」
翠星石「怖いですぅ」
ハルヒ「メーカーは早急に回収しないとね」
アスカ「そうね。こういう事件は早急に対応しないと、信用問題に関わるわ。
パロマの件が悪い例ね」
翠星石「ハル姉達の携帯は大丈夫ですぅ?」
ハルヒ「ええ。私のもアスカのも大丈夫よ」
青葉「……あ、あれ?オチも無く、マジメに終わったけどコレでいいのかな……?」
アスカ「ん?アンタ誰?」
青葉「……」
ニュースネタで作ってみた
>>428 GJ!
一個目が可愛くて、二個目に萌えて、三個目に噴いたw
面白いのに前首相がいるのな…
しまったああああああああああああああああああああ!!
間違えた……
2つめと3つめにergが(ry
青葉が出てきたのには流石に吹いたww
青葉って誰だっけ??
ナルトの上忍だっけ??
>>433 パターン青葉さんです。前スレにガイシュツ。
このあと、また一人寂しく酔い痴れてるんだろうなw
>>435 それで泥酔して路上で露出してるとこ(立ちション)捕まえられて、真紅にニュースで読まれる、とwww
「人の雄は(ry」
437 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 08:26:56 ID:UHqcOjxN
>>437 よくみろそれはハヒルじゃない ハルヒだ
姉妹三人、クリスマスが近付いて突然バイトを始めたりして。
思惑はそれぞれだけど、似たような物だったり。
たぶん上手く行ったとしても「賢者の贈り物」だったり
>>440 バイトするときにキョンとかシンジを召集しそうだ。
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 19:12:42 ID:WV8WsoDj
保守
「この保守ってやつは、なかなか見所のあるやつですぅ」
「あんたバカァ?保守するならageなさいよ!」
「保守しなさい!じゃないと死刑だから!」
450 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 09:45:25 ID:rz0y+LQm
ほす
なぜ保守するの?
涼宮さんが望んだから
クリスマスに向けて同じ店でバイトするハルヒとアスカを
翠星石が冷やかしに行っていつものように口喧嘩が始まるが
そこにキョンとシンジがやってきて姉二人の態度が急変する
という電波を受信した
/:::::::::::::::::::::::::::,ィイ/〃:.i:.,:.:.l.:..i:..:.ヽ=弌iiヽ
!::::::::::::;r_、:r'"'´_^'>{:{/_!:|.:.:|:..|:.:、.ヾ、彡li/=-.、
';:::::::::::ゝヘ'l `_!ツ!L_ヾ、|i:ト;.:.}、リヽ:.彳ヽ:.ヾ丶
ヽ、:::::::/^、 ゝ リ,rN_Vz/|:!.l.:.i.トヽ
イi/! : 、 ハ '、='イ://::.:.|:..|:..l:.| ';!
_,/_ /  ̄ ´ 'ー-、' レ//|::.:..|:..|:.:|i:|
ゞ.:.:.:.:.:ヽ、〈 ,ヽ /〃!:l::.:..|:i.|.:.| l
/:.:.:.:.:.:.:.:.;、_;ヽ /:イ//⌒ー'フ:|:l.|.:.| !
:.:.:.:.:.:.:,:ノィー‐ヽ、 /〃/ノ 、>:!.l.:.|
.:.:.:.:.:.'ーニ´-‐ッ ヽ /;:'::/ ,、 _ イi|:l.:l.:.|
○ _ /:::::::`ー='二_―'二_
o /:::\!::::::::::::::::::::::::::`ヾ、::::二゙ヽ
゚ . |::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::\::::::ヾ!
/´:::::::::l:::;.、:::::::::::::',__;;、;__:::::',:::l:、:ヽ
/´l::::::/:::::{::| \:::::'´:', \`::::l::レヾ:l
| |:::::{::::::::|:|'´ \::::|――゙;:::;!::| |リ
';:::l';::::::::!` / ヾ' /l/ |/ |ノ_/
ヾ| 〉、::|ヽ´ /l/ __ ,.イ::::|
`l::::`゙::ハ、 ´i´ /:::l:::::!
|::::i:::::::::::`::――t‐ 'L;;;l_:::!::::|
|:::i|::::::::::::::i:/ ̄``丶、__ ̄`i
l:::|l:::::::i:::::/ ,  ̄`〉
゙;::!';:::::l{::::| ! ,. ,イ
ヾ、ゞ::|';:::l | / / |
___`' ヾ| ! / ,.-'-、!
,' `、 | ,.!- 、 ./ | ゙i
'、 ゙ ;'´\ / ,.! |`i
\ `、 ,!゙i`=‐'ノ| lノ
\ ゙i´`´ ̄´ '、__ノ
ゝ‐'
>>455 イイわ〜コレ(*´∀`*)
一瞬エロスかとオモタw
>>455 アスカ可愛いよアスカ
目が覚めて自分の見た夢が恥ずかしくなって
何故か怒り出すアスカを想像した
459 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 22:44:06 ID:hfwTX47m
>>437 さすがはTMAって感じだなw
>>459 昔あった実写のCCさくらを思い出した。キモすぎるぞこれ
漏電名伝
愛工大名電
中京大中京
そろそろ禁書にサンタ娘出ないかなぁ……
何かの魔術で身体にオーディーンの神格を宿ちゃったドジッ娘とかさ。
今年はサンタさんにミニスカサンタコスの白黒&美琴さんを登場させて下さいってお願いしよう
誤爆?
うん、ごめん。壮大な誤爆なんだorz
ほんとに申し訳ない…吊ってきます
ハルヒはコスプレ好きだから、妹たちにミニスカサンタの格好させる可能性はあるな。
職人さん待ち
翠星石のサンタの服はJUMが作るんだろうね。
ジャム君になっちゃった
姉二人のサンタ服も頼む>JUM
キョン、シンジ、JUMの3姉妹へのそれぞれの印象が知りたい
>>474 ●<知っていたら是非教えていただきたいですね。参考にさせていただきますよ。
キョン、シンジ、JUMで三兄弟にしたら?
隣のスレだと
長男・アキト
次男・キョン
三男・シンジ
にされてたな・・・
夕食時
ハ・ア・翠「「「いただきま〜す(ですぅ)」」」
ハルヒ「はぁ〜あ・・・・」
アスカ「何よハル姉、いきなりでっかい溜息つかないでよ」
翠星石「そうですぅ、せっかくのオムライスがまずくなっちまうですぅ」
ハルヒ「なによ、あんたたちのせいなんだからね」
アスカ「はぁ?なんの話しよ?」
翠星石「す、翠星石には身に覚えがねーですぅ・・・。
(も、もしかして昨日ハル姉のアイスとチョコとアス姉の羊羹食べちゃったことがバレたですか!?)」
ハルヒ「あんたたち用のサンタコスプレ買おうと思ったら
おこずかいが足りなかったのよ!ここんとこ鍋パとか野球の打ち上げとか
やっちゃったからお財布が軽いったらないわ!」
アスカ「あたしのせいじゃないじゃない!それに、別にサンタコスプレなんて頼んでないわよ。」
翠星石「(ほっ・・・違ったです)そ、そうですぅ」
ハルヒ「なにいってんのよ!12月の萌え衣装といったらサンタでしょーが!
みくるちゃんに着せてあんだけ似合うんだからあんたたちだって
それなりに似合うはずよ!」
アスカ「(ったく、また始まった・・・)だいたい買って、着て、どーすんのよハル姉?」
ハルヒ「もちろん、あたしが見て楽しむのよ!
あーでもちょっと待って・・・・写真とってSOS団のホームページに載せるのも
悪くないわね・・・・あ、それとも・・」
アスカ「全部却下よ!なによホームページに載せるって、肖像権の侵害だわ!」
ハルヒ「いいじゃない別に減るもんじゃないし・・・
・・・・・・・ん?ちょっと、翠!」
翠星石「(ギクッ・・や、やっぱりバレてたです!?)な、なんですかぁ・・・?」
ハルヒ「ほっぺにケチャップついてるわよ。」
翠星石「えっ?あ、・・・・。(ふ〜、ビックリしたですぅ・・・)」
アスカ「・・・・翠、あんた・・・さっきから妙に静かね?なんか隠してんじゃないの?」
翠星石「!な、なに言ってるですアス姉、翠星石はやましいことなんざ
これっぽっちもねーですよ?」
ア・ハ「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
翠星石「(ウゥ・・・こ、このプレッシャーはヤバイですぅ・・・なんとか話題を・・・・)
そ、そうですぅ!衣装だったらこの翠星石がジュンの奴に頼んでやってもいいですよ?」
ハルヒ「へ?なんでジュン君に頼むのよ?」
翠星石「ジュンの奴はヒキコモリの癖して生意気にも手先が器用なんですぅ。
翠星石や真紅の服も直してもらったことあるですぅ。
だからきっとコスプレ衣装ぐらいパパッと作れるですぅ。」
アスカ「へぇー人は見かけによらないもんねぇ。」
ハルヒ「なるほど、いいこと聞いたわ!じゃあ早速明日にでも
みんなでジュン君家に行きましょう!」
アスカ「え?あ、あたしも?」
ハルヒ「当然でしょ?じゃあ翠、説得は頼んだわよ?」
翠星石「ま、まかせるですぅ。ジュンの奴は翠星石の奴隷みたいなもの
ですから、「作らせていただきます」って言うに決まってるですぅ。
(ほっ、どうやらごまかせたようですぅ・・・)」
ハルヒ「よーし、じゃあそれはそれとして・・・」
翠星石「?」
ハルヒ「翠〜?一体なぁにを隠しているのかなぁ〜?」
アスカ「あたしも気になるなぁ〜?」
翠星石「ヒィ・・・!?」
その後、翠星石のデザートは無しだった。
なんとなく思い浮かんだので書いた。
今回も特に反省しない
GJ!!
(*・∀・)イイヨイイヨー!
>>476 禿げそうなほど萌えた女ヲタがここにイル
>>479 GJ!可愛い!(*´Д`)
>>474 キョン→アスカ やけになついてくる。ちょっとワガママで気が強いけど可愛いもんだ。しかしまぁ、意地張ってるけどハルヒにべったりだな。
キョン→翠星石 嫌われてるのかと思ったら、こないだ帰りがけにたっぷり前置きつきで手作りスコーン持たされた。礼言って頭撫でたら真っ赤になって怒られた。姉妹ってのはこんなとこまで似るのか。
シンジ→ハルヒ 美人で料理上手。たまに差し入れも持ってきてくれるし、優しいお姉さんでうらやましいよ。ってなことをアスカに言ったらなぜか殴られた。てっきり「あたしの姉なんだから当たり前でしょ!」とか威張られると思ったのに。
シンジ→翠星石 用もないのにはりついてごちゃごちゃ文句つけてくるけど、かまうと嬉しそう。アスカ並に解りづらいけど本当は遊んで欲しいのかな。小さな妹みたいでちょっと可愛い。ってアスカに言ったらまたry
ジュン→アスカ 翠星石の話と全然印象が違うんで驚いた。明るくて優しいお姉さんだと思ってたけど、人によっては違うのかもしれない。このあいだもキョンとかいう人をいきなり蹴り倒したかと思うとネクタイを…いや、なんにしてもできるだけ逆らわない方が良いな。
ジュン→アスカ 初対面でいきなり「翠泣かしたら殺すわよ」ってメンチ切られた。怖い。そして最近うちに来るとなぜか裁縫道具をチラチラ見てる。家事はしないって翠星石が言ってたけど、もしかして教えて欲しいのか?
なんとなくこんなイメージ。
ハルヒは年下には態度柔らかくて、アスカはキョンに、翠星石はシンジに特になつきそう。
家庭科苦手そうなアスカが、プレゼント用マフラーに挑戦する際はジュンが先生希望w
おおおお!
(*・∀・)イイヨイイヨー!
キョン→翠とシンジ→ハルヒのところで萌え禿げた
先日、SOS団の集まりで涼宮家に行ったときのことだ。会議とか言って、またまともな議論にはなるまいと思っていた。
それで―――……ん?解説してるオレは誰だって?オレの名は……あー、もうキョンでいい。キョンで。
どうせ本名を言ったところで、みんなオレを名指しするときはキョンだからだ。しかし、なぜ妹にまで‘キョン’と呼ばれにゃならんのだ。どこで知ったのかは、まったくもって疑問なのだが。
ああ、本題から外れてしまった。そのハルヒの妹達なんだが………、実に賑やかだった。とも言うべきだろうか。
長門の情報によるとだが、どうやら血はつながってはいないが何か強い結びつきがあったらしい。まあハルヒのことだ。無理矢理住まわせたに違いない。
ハルヒを長女とするならば、あの茶色の長い髪をなびかせたアスカという子は、次女とでも言うのだろうか。
これまたハルヒにそっくりな振る舞いで、隣に居合わせていたシンジ君もタジタジであった。
シンジ君のフォローを軽くして、ケンカするほど仲がいいと誉めてみたものの、
「だ、誰と誰が仲がいいって!?あんたバカァ?」
とまで言われてしまった。
実に不愉快だ。
SOS団の今後の活動の議論(そのときはオセロ大会となっていたが)をしていると、キッチンの方から何やらおいしい香りがしてきた。
ハルヒの妹の翠星石、だそうだ。その背丈はずいぶんと小さく、1mはない様子だ。
ローゼンメイデンというドールというらしいが、こちとら宇宙人や未来人、それに超能力者にも会っている。
ハルヒのまわりで何かあったとしても、今さら驚きはしない。
ただ、左右の瞳の色が違うというオッドアイが珍しくて、少しばかりの間観察をしていると、
「これはジュンのために焼いたフィナンシェですぅ!餌をすがるような目で凝視するんじゃねーです!このキョン人間!」
誰もお菓子が欲しいとは言っていない。しかもなんだキョン人間とは。こんな言われ方は初めてだ。
この上極まりなく不愉快だ。
古泉が言うには、
「涼宮さんが妹さん達と暮らしてから、閉鎖空間のできる頻度が確実に減りました。あの妹さん達には、感謝すべきなのでしょうね。」
なのだとか。オレにもなにか恩恵はないものだろうか、と考えていた。そのときあの妹達が、オレに家でのハルヒのことを教えて(チクッて)くれた。
「あんたポニテ好きなんでしょ?ハル姉ったら、どうやったらポニテがより良く見えるか、ちょんまげにならないかの練習を鏡の前で真剣なのよw」
とか
「ジュンの姉の、のりから料理を教わって、これでキョンも落ちたも同然ね!とか言ってたですぅw」
だそうだ。
まったくもって……不愉快だ。
けれども、そんな良い不愉快のあることなら毎日体験してみたいものだ、とも思っていた。
488 :
486:2006/12/11(月) 22:00:50 ID:wEmJdowi
>>474 キョン視点だけ書いてみた。
キョン自体もツンデレっぽいから、そこらへんも踏まえてくれたら光栄です。
>>486 これはいいキョンですねw
個人的には翠の「キョン人間」がツボでした。
……キョンって接頭辞とか形容詞なんすねw
>>479,486
GJ
さりげなーく今までのSSから繋がっててイイ!
和んだ(*´∀`*)
ハルヒ的にいうと、蒼星石がキョン宅にいると都合が良さそうだ。
キョン妹なら、なんの疑問も持たずに「巻きますか」に対応しそうだし、なんて思った。
(ピンポーン♪)
?「こんにちは」
ハルヒ「はーい……って、あなた誰?」
巴「あ、すみません。桜田君の幼なじみの巴と申します。雛苺が翠星石に会いたいって言ってたので、訪問を…。」
ハルヒ「桜田君って…ああ、ジュン君のことね!翠の知り合いなら気をつかうことないわ。さっ、どーぞどーぞ♪翠ー!お客さんよー!」
翠星石「誰ですかぁ〜?って、ちびちb(ry」
雛苺「わーい!翠星石なのー!久しぶりなのー♪」
翠星石「ちょっ、いきなり飛び付くなですぅ!確かに…久しぶりですけど。」
雛苺「でしょー!ほらぁー、一緒に遊ぶのー♪」
翠星石「うーん。いつもなら遊ぶところですけど…、今日はのりのガーデニングの手伝いをするって約束しちまったですぅ。ちびちびには悪いですけど、ちび人間のところに行かなきゃいけないのですぅ。」
雛苺「そうなの〜?でも、仕方ないの〜。なら、いってらっしゃいなの〜。」
翠星石「行ってくるですぅー。」
(バタンッ…!)
ハルヒ「翠は用事があったみたいね…。まあゆっくりどうぞ。」
巴「はい、ありがとうございます。」
雛苺「えっと、えっと…。」
ハルヒ「あたしはハルヒよ。あっちにいるのが、妹のアスカ。」
アスカ「……。」
雛苺「ハルヒ、ありがとなのー♪」
ハルヒ「ジュン君と同い年なのかしら?」
巴「はい。」
アスカ「…………。」
ハルヒ「なら、アスカと同い年かしら?アスカと違って大人しくて可愛いわー。」
アスカ「ふっ。言うと思ってたわよ、ハル姉。」
巴「いえ、そんなこと…。」
雛苺「ねーねートモエー。今日アレ忘れてたのー。」
巴「あ、いっけない!アレを忘れてたわ!すみません。少しの間、この雛苺のこと見てやってもらえますか?」
ハルヒ「ええ、いいわよ。」
アスカ「またなんかえらく子ども子どもしてる子ね…。」
巴「雛苺、ちょっと待っててね。」
雛苺「巴もいってらっしゃいなのー。」
(タッタッタッ……バタンッ)
アスカ「『アレ』って何かしら?」
雛苺「『アレ』は…うにゅーなのー♪白くて黒くて赤くて丸くて、んで甘くてふわぁーっとしてるの〜♪」
ハルヒ「…。」
アスカ「……ねえ、ハル姉。」
ハルヒ「………思っていたよりも、手強いわね。」
雛苺「んとねー、まず白いのー。」
アスカ&ハルヒ「ふむふむ。」
雛苺「それから次にー黒いのー。」
アスカ&ハルヒ「ふむふむふむ。」
雛苺「最後に赤いのが来るのよー♪ヒナこれ大好きなの〜!ジュンがすぐわかってくれて嬉しかったの〜♪」
アスカ&ハルヒ「ふむふむふむふむ………。」
アスカ「………ねえ、ハルn(ry」
ハルヒ「分からないわ……。ジュン君って、所々タダ者じゃないわね。」
ハルヒ「ええっと雛ちゃん…?もうすぐくんくんが始まるわよ…?」
雛苺「ふぇ?…忘れてたのよー。ありがとなのー♪」
ハルヒ「よし!シンキングタイム、ゲットだわ。」
アスカ「流石だわ、姉者。」
ハルヒ「……姉者?」
アスカ「あ、なんでもないわよハル姉。それより何かしらね、うにゅーって?」
ハルヒ「軍艦巻きかしら…?」
アスカ「白黒が逆よ、それに甘くないわよ。」
ハルヒ「甘くないわね、この謎も……。」
アスカ「誰が上手いこと(ry」
ハルヒ「(ryって……?」
アスカ「……なんでもないわよハル姉。甘い、か……お菓子かしら?」
(ピンポーン♪)
ハルヒ「ゲームオーバーね……。」
アスカ「やられたわ……。」
巴「すみません、ご迷惑をおかけして。雛苺、いい子にしてたかしら?さ、帰ろうか。」
雛苺「帰るのー。お姉ちゃん達、ありがとなのー♪」
アスカ&ハルヒ「いえいえ…。」
巴「じゃあ、失礼しました。ありがとうございます。」
(バタンッ)
アスカ「考えすぎて聞くことすら忘れてたわ…。」
ハルヒ「翠が帰ってきたら教えてもらいましょ…。」
アスカ「いや、翠のことだから『その程度のことすら分からないですか〜?このアホ姉共は。さ、知りたいならひざまずくがいいです〜。オーホッホッホッ…。』って言うわね。」
ハルヒ「ありえるわ。二人で考えましょ。」
翠星石「ただいまーですぅ。」
アスカ&ハルヒ「お帰り…。」
翠星石「ひっ…!二人とも怖いカオですぅー!カバンに逃げるですぅー!」
アスカ「怖い…?」
ハルヒ「アタシ達、知らず知らずに眉間にシワよせてたみたいね。………もうっ!分かんないったらありゃしないわ!」
アスカ「結局、分からずじまいね…。」
アスカ&ハルヒ「はぁ〜あ。」
古泉「閉鎖空間できてしまいまして…。最近少なかったんですが、今日のはやけに強力なのができてしまいましたね。」
キョン「まあそれを電話で伝えるお前も律儀なこった。長門も長門で『sleeping beauty(強化版)』とか、朝比奈さんも『〈超・白雪姫〉って知ってます?』とかメールが来るしな。」
古泉「頑張ってください。では、僕もやらなくてはならないことがあるので、失礼しますね。」
(プツッ。ツーツー。)
キョン「勘弁してくれよ、まったく……。誰なんだ?いきなりハルヒにそんなにイライラ感を与えたのは。」
雛苺「ふぇっくしょん!」
ジュン「ん?ドールも風邪なんかひくのか?」
真紅「あら、体調管理を怠るなんて……って雛苺のくしゃみ?私達ドールが?」
雛苺「わかんないのー。」
アスカ「分からないわ…。」
ハルヒ「あーもーっ!分からないわっ!アタシ寝るね!おやすみアスカ!」
アスカ「おやすみ、アタシも寝るわ……。」
To be continued……!!⇒
496 :
486:2006/12/12(火) 01:10:31 ID:0kqlL0pu
日が変わってしまった。
まぁいいか。夜遅くスマソ〜。
強化版てw、超てww、しかもアスカねらーかよw
>>496 いや〜ワロタ Σd(´・∀・`) グッジョブ!
>>496 アニメでも扱いづらい雛苺をちゃんと意識してる作品ですねwww
面白かったです。GJ
ただもし出来たら、カナも使って書いてもらえたら幸いですw
ふと思ったがシンジはチェロ、JUMは裁縫という特技があるがキョンにはそういうもんはないな
だからどうしたって話だけど
ハルヒの世話ができる。
あと雑学豊富
長門の表情を読むとか
・年下に好かれる
・ツンデレ
・実は熱血
・実は優しい
・可愛い
・イケメン
最強じゃん
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 23:07:03 ID:3cXJs4h4
あぁ確かに最強だなww
けど特技とは違うような。
能力?最強なことに変わりはないがw
とりあえず6jRFEVx4がキョン好きなのはわかった
>>494 ハルヒがジュンから「苺大福」だと聞かされて納得するそばで、「苺大福って・・・何?」
と悶々とするアスカを想像した。それぐらい知っているか?
スレとほとんど関係ないんだが
まとめwikiでSS読んでたら
エヴァの本部をエヴァの本部(もとべ)って読んでた…。
あまりのことにSSを閉じてしまった。
…もう俺は駄目かもわからんね…
>>512 イチゴと大福〜????むっ、ムリムリ!合うわけないでしょそんな組み合わせ!
と首をぶんぶん横に振るが、いざ食べてみて、
何て美味しいの!もうあたし、イチゴの入ってない大福なんて認めないわ!
とすっかり虜になるアスカを想像した。
翠が学校帰りのシンジをみかけ、後をこっそりつけると
レイと待ち合わせしており、アス姉を裏切った不忠義者として
翠がシンジに庭師の如雨露で水ぶっかけるも、それが裏目に出て
レイが「服、かわかさないと。風邪、ひくから」とかなんとか言って
シンジを自宅に連れ込んでしまって
夕飯のときにアスカからつい目をそむけてしまう翠という電波を受信した。
アスカ「そもそも、大福ってのは何なのよ?」
翠星石「アス姉、大福も知らないですか?大福というのは・・・のは・・」
ジュン「お前も知らないだろ、メイド・イン・ジャーマンの性悪人形」
翠星石「う、うるさいですぅ!スコーンとジャガイモとソーセージがあれば戦場は十分なんですぅ!」
アスカ「そうよ、この東洋人!フジヤマ!ゲイシャ!ハラキリ!」
ジュン「(なんで僕が怒られるんだよ、と苦し紛れに)グ、グーテンモルゲン?」
この後、攻めに転じた翠星石&アスカにドイツ魂を注入されて帰宅。
真紅「ジュン、ドイツの科学は世界一なのだわ」
ジュン「…こいつもか」
ハ「ねえ、アンタ達、サンタクロースに何もらいたい?」
ア「・・・はあ?」
翠「ハル姉がこんなに子どもだったなんて、翠星石も驚きですぅ」
ハ「アンタらねえ・・・」
ア「お姉、アタシも今回は翠の味方よ。サンタなんかいるわけないじゃーん」
翠「そーですぅ、おとといきやがれですぅ」
ハ「いるわよっ!いるかもしれないじゃない!」
ア「じゃあ証明してよ、いるっていうしょ・う・め・い!」
ハ「なによ、そっちこそいないっていう証明、してみなさいよっ!」
翠「ハル姉、それは逆ギレっていうんですよ?」
ハ「うるさーいっ!いるったらいるの!!わたしはただ単に・・・もう知らないっ!」
バタン!
「あ、アス姉、ハル姉が出てっちゃったですぅ・・・」
「そ、そんなの知らないわよ、そうよ、ちょっと頭を冷やしてくればいいのよ!」
シャンシャンシャンシャン
ア・翠「「??」」
翠「あっ!アス姉後ろですぅ!」
ア「へ?・・・やだ、ウソ」
ガララ スタッ
サ「メリークリスマース、アスカさんに翠星石さん」
ア・翠「「!!」」
ア「・・・ふ、フン!ちょっとアンタ!そのニヤケ顔、どうせただの変質者でしょ!そんなかっこうしてもだまされないわよ!翠!」
翠「はいですぅ!」
グイグイ
サ「イタタ・・・これこれお嬢さん、年寄りをいじめる悪い子にはプレゼントはあげませんよ?」
翠「あ・・・ひ、人質をとるなんて卑怯ですぅ、もうやめるから、早く人質を返しなさいですぅ」
サ「ハハハ・・・どうぞ」
ア「こら、翠!知らない人から物をもらっちゃいけませんって言ってるでしょ!」
翠「し、知らない人じゃないですぅ、アス姉は大学まで出ててサンタクロースを知らないのですか?大学って所は何を教えてやがるんだって感じですぅ」
ア「ちょ、アンタ信じちゃったの?」
翠「だってここにいるですぅ」
ア「アンタバカァ?」
サ「その辺にしておいてください、時間がありませんので。アスカさんにも、コレを」
ア「いらないわよっ、んなもん!」
サ「まあまあ、開けてみてください」
翠「あっ!翠星石の分には紙切れ1枚しか入ってないですぅ!」
ア「!!やっぱりだましたのねっ!翠、どいて!アタシが追い出してやるわ!」
サ「落ち着いてください、今日はまだクリスマスじゃありません、欲しい物を聞きに来ただけなんですよ」
ア「うるさいっ!女だからってなめないでよね!翠はアタシが守るわ!」
サ「・・・仕方ありませんね、目的は果たしました、今日は帰りましょう。トナカイ君、助手君、行きますよ」
助「・・・わかった・・・・・・」
ト「・・・・・・」
ア「逃がすかっ!」
翠「アス姉、危ないですぅ!」
ア「!!」
シャンシャンシャンシャンシャン
翠「あ・・・飛んでる、ですぅ」
ア「ウソ・・・」
ア「見えなくなっちゃった・・・」
翠「や、やっぱり本物だったんですよぅ!翠星石の紙はどこですか?早く書かないとですぅ」
ア「ちょっと翠、アンタまだ」
翠「アス姉、書かないならアス姉の紙にも翠星石の欲しい物書いてもいいですか?」
ア「ばっ、ダメよ!アタシはアタシで書くから」
翠「でもアス姉は信じてないんですよね?だったら」
ア「いいのっ!七夕みたいなもんだと思えばいいのよ、だからアタシは自分で書くの!」
翠「ぶーっ、アス姉はケチンボですぅ、翠星石は欲しい物がいっぱいあるのに」
ア「ひとつにしなさい・・・あ、そうだ、ハル姉!」
翠「はっ!すっかり忘れてたですぅ!」
ア「探さなきゃ!」
翠「はいです!」
ア「翠、早く早く!」
翠「待ちやがれで・・・ハル姉っ!」
ア「え?あ・・・ハル姉っ!・・・も、もうっ!どこ行ってたのよ!」
ハ「・・・ち、ちょっと散歩よ、アンタ達は何よ」
翠「そんなかっこうで散歩する人はいないですぅ!」
ハ「う、うるさいわね、コレがわたしのスタイルなのよ、文句あんの?」
ア「ハル姉」
ハ「何よ」
ア「サンタクロースの件、譲歩するわ」
ハ「え?」
翠「ホンモノを見たんですぅ」
ハ「な、なんですってえぇ!?」
ア「バカ翠だまってて、確かに赤い服を着てヒゲを伸ばしたのがうちの2階に来て、空飛ぶソリで消えて行ったことは認めるわ」
ハ「本当なの?アスカっ!」
ア「でも自分がサンタだとは言わなかったことも事実よ」
翠「見ればわかりますぅ」
ア「翠、アンタどっちの味方よ!」
翠「翠星石はサンタクロースの味方ですぅ」
ア「・・・はぁ・・・とにかく、その、コレ」
ハ「何?」
翠「何って、ハル姉のコートとマフラーですぅ」
ハ「それは見ればわかるわよ、アスカが何か言いたそうだから」
ア「・・・もういいわっ!風邪ひかれたら看病すんのはアタシ達なんだからねっ、だから・・・ごm一緒にかえろ?」
翠「お互いこういう時くらい素直になりやがれですぅ」
ハ「プッ、アハハ・・・ご一緒に帰ろうって何よ・・・ま、まあ無駄な貸しは作りたくないわね、今日のところは帰ってやるわ」
翠「ホントに素直じゃない性格はややこしいですぅ」
ハ・ア「「翠には言われたくないっ!」」
ア「そうだ、あのヒゲから欲しい物を書けって紙をもらってたんだった」
ハ「それほんとっ?!どこにあるの?」
ア「ハル姉の机に置いてあるわよ」
ハ「でかしたわアスカっ!未知の物質でできてるかもしれない!明日は早速鑑定ねっ!」
ア「あっ、ちょっと、翠を置いてくの?」
ハ「暖めついでに走るわ!先に帰ってるわよ!」
翠「・・・ハル姉が元気になってよかったですぅ、でもハル姉の分の紙はなかったはずですぅ」
ア「ま、まあ、アタシは翠と違って謙虚だから、1つ書いたら余っちゃって、ね」
翠「それで残りを切ってハル姉に、ですか?」
ア「そ、その方が効率いいでしょっ!」
翠「翠星石も今日は勉強になったですぅ、サンタクロースがいる事と、トナカイの鳴き声、ですぅ」
ア「・・・アタシはまだ完全には信じてないけどね・・・って、トナカイの鳴き声?」
翠「アス姉、ホントに大学出てるんですか?」
ア「ど、ど忘れよ、で?なんて鳴き声だったっけ?」
翠「小さくて聞こえにくかったですが」
ア「うん」
翠「あれあれ?ありあり?みたいなのでしたですぅ」
ア「・・・何それ」
翠「さあ、ですぅ」
誰もいない
投下するならいまのうち
ハ「ねぇ、翠、鋏知らない?」
翠「知らねーです」
ハ「ホントでしょうね?」
翠「しつこいです! 知らねーものは知らねーです!」
台所にあった
ア「ちょっと翠、リモコンどこよ」
翠「そりゃどーいう意味ですか」
ア「TVのチャンネル変えるヤツはどこかって聞いてんの」
翠「んなことは分かってるですぅ! どうして翠星石に聞くのかって言ってるんですぅ!」
ソファーの下にあった
ハ「こぉーら、翠! 玄関散らかりっぱなしじゃない! 後片付けしなさい!」
翠「どうしてまず翠星石を疑うですか! 」
ハ「日ごろの行いよ」
翠「ふざけんじゃないですぅ! だいたい姉たちのバカデカイ靴なんて翠星石の可愛らしい足には合わないですぅ!」
ハ「じゃぁ誰だって言うのよ」
ア「あーソレあたし。お気に入りが見つかんなくってさぁ。ごめんごめん」
ハ「まったく。さっさと片付けときなさいよ」
翠「……」
ハ「何よ?」
翠「なんか翠星石に言うことがあるんじゃねーですか……」
ハ「出したらしまう。我が家の鉄則よ。よーく覚えときなさい! アスカも!」
ア「はいはい」
きーっ、やってらんねーです! いつもいつも翠星石ばっかり!
そうだ、しばらくいなくなってやるです。
この翠星石の偉大さを思い知るがいいです!
カラスが鳴きやがっても帰ってやらないですからね!
――小一時間経過――
はぅ、小腹が空いてきたですね。
そろそろバカ姉たちも思い知っているはずです。
……ちょっと様子見てやるかです。帰るんじゃないですよ?
姉たちの様子を確かめるべく、少しだけ帰える翠星石。
リビングの窓からこっそり中を窺う。
ア「ハル姉、このカステラ食べていい?」
はっ! あれは翠星石が大事にとっておいたとっておきのカステラですぅ!
ハ「勝手にしなさいよ」
ア「あっそ。ハル姉も食べる?」
ああっ、なんてことですか! 念を押して言い聞かせておいたのに!
ハ「そうね。じゃ、それとお茶」
ア「はいはい」
うぬぬ、この報いはいつかきっと受けてもらうですよ……!
ハ「急がないとくんくん探偵始まるわよ!」
ア「わかってるわよ!」
ぬかったです! でもまぁ今日は再放送の日ですから、よしとする、です……。
――くんくん探偵――
ハ「やっぱり犯人はヤスね。間違いないわ!」
ア「どうだか」
……。
ア「ところで翠は?」
……!
ハ「知らないわよ」
ア「なんだかいないと」
ほ〜ら、やっぱり……
ハ・ア「「静かでいいわね」」
……!!
……………………………………
…………………………
……………………
………………
…………
……
…
お袋に押し付けられた、つり銭がほとんどでない周到な
買い物にうなだれながらこぐ帰り道の自転車で
横切った公園にふと知った顔が見えた。
あれ? ありゃハルヒんとこの……えーと、翠星石、だったな。
俯き加減のシルエットに弱々しく鳴るブランコ。
暮れる日に伸びた揺れる影の先は
あたりの暗がりと混じり見分けがつかなくなっている。
まるで黒澤先生のワンシーンだな。
翠星石……ちゃん
翠「ひっ」
ああ、いや、まてまて、怪しいもんじゃない。俺はハルヒの、あー、その、友人だ。
翠「……ハル姉の、友人、ですか?」
キョンって言えばわかるかい?
翠「……知ってます……バカキョンです」
っく、おのれハルヒ。俺のことを一体どう話しているんだ、まったく。
しかし今はそれをこの子に問う場面ではない。当たり前だ。
こんなところでどうしたんだ?
翠「……大きなお世話です。ほっとくですぅ」
そうは言ってもな。もうそろそろ暗くなっちまう。
俺は決してロリコンなどという性癖倒錯した腐れ人間ではないし、そういった類の輩を理解することもないが、
厄介なことに世の中にはそういう奴が少なからずいてしまい、身近にいないという保証は残念ながらない。
こんな閑静な住宅街であってもだ。そこで俺は至極当然の提案をした。
よかったら送っていくぞ?
翠「うるさいです! ほっとけって言ってるです!」
ああそうかい。
それじゃさようなら……ってわけにはいかんだろう。
万が一ということもある。しかししつこく食い下がっては俺が変態と勘違いされそうだ。
そんな事はまったくないのだが。どうしたもんかね。
翠「いつまでつっ立ってるですか! さっさと行っちまえです! このトーヘンボク!」
こらこら、初対面の人にそんな口の聞き方はないだろう。
こいうところはアイツそっくりだな。
だが確かにずっと立ってるのもなんだ。
隣、いいか?
翠「知らんですぅ……」
ブランコなんていつ以来になるんだろうな。短パン履いて外に出るのが許される頃以来か?
前後に軽く揺れ、錆た音が夕空に響く。
これで俺も黒澤先生のキャスト入りか。
さて、どれくらい経っただろうか。
日は沈み帳が落ちて、薄く照らし出された公園。
心もとないいくつかの街灯とその街灯より寂しく浮かぶ月。
通りに並ぶ家のカーテン越しにこぼれる白や橙。
あの明かりを見ると人恋しくなるのは俺だけではないはずだ。
さ、そろそろ帰ろうぜ。虫の音も止んでずいぶん経つ。風邪なんて引きたくないだろう?
俺は引きたくない。
翠「……翠星石は……」
……ん?
翠「翠星石は、お邪魔虫です……」
ハルヒにそう言われたのか?
翠「違います……けど、……」
…………。
家にも君ぐらいの年の妹がいるんだが、これが年の割りにずいぶんと子供っぽいやつでね。
毎日毎日まとわり着いて、少し鬱陶しくなったことがあって、
翠「……」
少しばかりきつい事を言ってしまったことがある。
妹のやつは大泣きして家を飛び出し、夕飯になっても帰ってこなかった。
そうしているうちにオレも不安になってきたんだ。
腹が空けば帰ってくるだろうと思っていたからな。
で、いてもたってもいられなくなって探しにでた。
翠「それで、それで見つかったですか?」
ああ。見つけたよ。
小学生の行動範囲なんてそうそう広いもんじゃないしな。
翠「どこにいたですか?」
君と同じさ。
ブランコじゃなく、てんとう虫にだったがな。
翠「てんとうむし?」
ドーム状の物体に穴が開いてるやつだ。あるだろう?
それが赤い色だったんでそう呼んでたのさ。
ま、とにかく妹はその中にいて、その中で、
翠「中で?」
寝ていやがった。気持ち良さそうにな。
おまけに起こす前に自分の鳴った腹の音で目を覚ましたよ。
翠「っぷ。なんですかそりゃ。まるでどっかのバカ苺ですぅ」
兎にも角にも、一安心さ。探してる間は色々とよくない方へ考えちまったからな。
とにかく無事でよかったよ。
翠「……でも、オマエとうちの姉たちはちがうですぅ」
そんなことはないさ。少なくともハルヒはな。
身内になにかあれば全力で守ろうとするはずだ。まして家族なら、な。
翠「……」
どうだ? そろそろ帰ろうぜ。
翠「……別にオマエに言われたから帰るわけじゃないです。
ただ、バカ姉たちが騒いでまわりに迷惑かけてないか気になるからですぅ!」
やれやれ、素直じゃないところもアイツそっくりだ。
俺はうちの妹よりさらに小さなハルヒの妹を自転車の後ろに乗せ、
生意気なチビ人間のこと、得意のスコーンのこと、自慢のガーデニングのこと、
そしてハルヒたちのことを聞きながら彼女の家路についた。
さ、着いたぞ。
ピーン、ポーン。翠星石はそろっとインターホンを押した。
翠「……」
ガダンッ! ドタドタドタドタ! バンッ!!
もの凄い音をたてドアが叩き開かれる。こんな開け方をするのは家訓かなにかなのか?
翠「うひっ…」
ア「!!! 翠!! あんたどこ行ってたのよ!! バカ!!」
翠「ぁぅ、その、ちょっと、」
ア「なにがちょっとよ!! 今何時だと思ってんの!!」
えらい剣幕だな。すこし落ち着いてくれ。それじゃ何も言えなくるだろう。
ア「アンタ誰よ。まさか変質者じゃ、翠に変なことしてないでしょうね!!」
俺は一瞬考えた。何故だって? こう興奮している相手に自分の身分を証明するのに
果たして渾名でいいものなのか。そう思うだろう?
かといって、本名を名乗ったところでそれがすぐに誰かと通じることはあるまい。
そんな逡巡をし、告げた。
キョンであると。
ア「キョン? ああ、アンタがあの……」
あの? あのってどのだ。おのれハルヒ。
まあここは同じく不問にしておいてやる。……ところでそのハルヒはどうした?
ア「ハル姉なら飛び出していったわよ。誰かさんを探しに、携帯も持たずにね!
おかげでこっちは身動きとれなかったんだから」
翠「うぅ」
そうか。ほらな、言ったろ?
そうして翠星石を見るとますます小さくなっていた。いくらか嬉しそうに口をはにかんだのも見えた。
ア「そうだ、ちょっとキョン、さん。ハル姉探してきてくれない?」
なぜだ。待っていればそのうち帰ってくるだろう。行き違いになったらまたややこしくなる。
ア「夜道に女一人は危ないでしょ。何かあったら責任とってくれんの?」
なんだ、一体何の責任だそれは。
ア「翠、アンタは早くあがりなさい。山ほど言いたいことがあるわ」
人の話を聞きなさい。
ア「まだいたの。早く行ってきて」
家出娘説得の次は迷子捜索か。仕方ない、団長様の妹君のご命令だからな。
しかし探すったって一体どこを探せばいいのやら。公園からここまでにはいなかったから反対方面か?
いや、とりあえずもう一度公園の方へ向かってみるか。なんとなくだがそんな感じがした。
果たしてハルヒはいた。
そこ、出来すぎなんていうなよ。偶然だ。
ハ「! キョン! うちの翠見なかった!?」
いつものような大声ではあったが、いつもの傍若無人なトーンはなかった。
ハ「どうなのよ!」
ああ、見たぞ。
ハ「いつ!? どこで!? さっさと教えなさい!!」
さっき、な。ついでではあったが家まで送りもした。
だからお前ももう帰れ。
ハ「うっ、本当でしょうね?」
こんなことで嘘をついてどうする。
ハ「あんたエロいから、変な気を起こしてんのかもしれないじゃない」
まったく、恩に着せる気は無いが礼のひとつも言わないでこの扱いだ。
俺はひとつ大きく溜息をついた。
ハ「な、なによ」
まぁいいさ。いつものことだ。
それよりな、ハルヒ。家族は大事にしろよ?
ハ「何言ってんの? あったり前じゃない!
翠もアスカもかわいいあたしの妹よ! もし何か酷い事するような奴がいたら全力で叩き潰してやるわ!」
そうか。なら帰ったらかわいい妹たちにそう伝えてやれ。
特に一番下の子にな。
ハ「あんたちょっと変よ? 拾い食いでもしてないでしょうね?」
それでもかまわん。いいな?
ハ「わかったわよ……」
じゃあ、また学校でな。
ハ「ふん。遅刻すんじゃないわよ。SOS団の沽券にかかわるんだから」
わかったよ。団長様。
そうして俺はやっとこさ自分の家路についた。
ここまで遅くなった言い訳と、俺の部屋で猫と戯れているであろう妹のことを考えながら。
おわり
露骨な路線変更と設定がおかしいのは見逃してくれ
キョンのぼやきがで難しいかたす
眠 うま
おもしれっ!だがキョン報われないな…まあそれがキョンなんだけど
帰宅後、翠星石の口から事の真相を聞いて翌日キョンに照れつつ感謝の気持ちを伝えるハルヒ(*´Д`*)ハアァ
とにかく…妄想が止まらない!
GJ!
ハルヒ帰宅後に姉二人が本気で叱るのが嬉しくて、
寝るときに姉たちと一緒がいいと甘えだす翠(*´Д`)ハァハァ
妄想が止まらなくなったどうしてくれるんだハァハァ
もちろんそのスコーンにはキョンの分もあるんだろ?
>>529 GJ
しかし、キョンの母に頼まれた買い物はどうなったのだろうか?
夕飯のおかずとかじゃないのか?
>俺の部屋で猫と戯れているであろう妹のことを考えながら。
シャミセン!!貴様なんてうらやm(ry
どう見てもオレは変態です。本当にありがとうございました。
>>539 母親が「買い物頼んだだけなのに遅いわねぇ・・・」とつぶやくが、
妹が「キョンくんが遅いのは"また"ハルヒお姉ちゃんとかに途中であって、
何かまきこまれてるんじゃない?」と返答し、
母「あの子ならありえるわね」と、今日の夕食が遅くなるのを覚悟しているのかもw
くっ、えらい長文かと思ったけど実はいくつか分かれてたんですね
いまさらだが誕生日祝いありがと(´・ω・`)
お返しと言っちゃなんだが、長編投下開始。
541 :
1:2006/12/14(木) 01:11:53 ID:lnBy8GY9
NERV本部 格納庫
暗闇の中で話す、招かれざる二つの影。
古泉「ふふ、これが我々の計画の鍵となるモノ。EVA初号機ですか。それでは宜しくお願いしますよ?」
薔薇水晶「・・・・・・お願いしますよ」
NERV内に警報が鳴り響く。
ミサト「いったいなに!?」
マヤ「格納庫に侵入者!・・・しょ、初号機を動かしています!」
日向「パターン識別不能!地上へ上がって行きます!」
冬月「奴等か・・・」
ゲンドウ「あぁ。初号機は現時点を以って敵性と判断。零号機、参号機はこれを追撃せよ」
ミサト「!?し、しかし・・・」
ゲンドウ「かまわん。それと【電子の妖精】にも応援を要請しろ」
ナデシコ艦内
長門「目標を確認。現在EVA二体と交戦中」
ハーリー「NERVに侵入するなんて、犯人はいったい・・・?」
長門「オモイカネは、MAGIシステムへの不正アクセスが原因と特定」
真紅「どうやら敵は、なかなか手強いようね。青いのと黒いのがおされてるわ」
ルリ「それでは、ディストーション・フィールドを展開しつつ、EVA二体を援護。対艦ミサイルで敵の動きを妨害して下さい」
ミサイルを回避し、参号機に詰め寄る初号機。
トウジ「くそ!なんやねんコイツ!めちゃくちゃ速いやんけ!」
手にした巨大な鉱物を参号機めがけて振り下ろす。
――――ガキィィィン――――
零号機の盾が攻撃を防ぎ、すかさず距離をとる初号機。
薔薇水晶「・・・・・・邪魔」
トウジ「おおきに、綾波!この野郎、どこぞの馬の骨か知らんが頭きたで!」
初号機へと走り出す参号機。
トウジ「くらえぇぇ!ゲキガァァァン・フレアァァァ!!!」
――――ドォォォォン――――
ものすごい砂煙の中、無傷の初号機。
NERV発令所
日向「参号機沈黙。目標は未だ活動中です」
リツコ「そんな・・・ありえないわ」
冬月「彼はなんて叫んでたんだ・・・?」
ゲンドウ「・・・知らん」
542 :
2:2006/12/14(木) 01:13:31 ID:lnBy8GY9
ナデシコ艦内
長門「このままではレイ姉が危険」
ルリ「・・・けど相手が早すぎて攻撃が当たりません・・・せめて動きを止めれれば・・・」
―――パッ―――
モニターに零号機からの通信がはいる。
レイ「私が敵を捕まえる。その間に攻撃して」
ルリ「!?出来ません!それじゃレイ姉が・・・」
レイ「大丈夫、私は死なないわ。あなた達がいるもの」
真紅「・・・ルリ、貴女のお姉さんを信じなさい?今はそれしかないわ」
長門「ルリ・・・レイ姉・・・」
ルリ「・・・分かりました。絶対、死なないでください」
レイ(コクリ)
初号機の攻撃を避け、後ろに回りこむ零号機。そのまま初号機を羽交い絞めにする。
薔薇水晶「!?」
ルリ「・・・グラビティー・ブラスト・・・発射」
NERV発令所
マヤ「目標沈黙。零号機パイロットは・・・生きています!良かったぁ・・・」
冬月「・・・終わったか」
ミサト「ふ〜さすがに焦ったわ。パイロットの回収お願い、急いでね!」
―――ビーッ!ビーッ!―――
ミサト「今度は何!?」
日向「南西4キロの地点に巨大生命体が出現!パターン・オレンジですが、EVAと同じサイズです!」
ミサト「モニターまわして!」
―――ズシーン、ズシーン―――
ミクル「え〜と、み・み・みらくる・み・く・るんるん///」
ミサト「こ、これは一体・・・」
543 :
3:2006/12/14(木) 01:15:45 ID:lnBy8GY9
あ〜気付いてる人もいるだろうが、ハルヒの奴がまた映画を作るとか言い出したのが、そもそもの原因だ。
今回はNERVやネルガル重工の人達も巻き込んで、とんでもない作品に仕上がっちまった。
最初は鶴屋さんの脚本で、シリアス路線の作品だったはずなんだが、
ハルヒが手を加えたおかげで、滅茶苦茶だ・・・。それでも観たいって言うもの好きを、俺は止めたりしないさ。
古泉「ふっふっふっ、未来から来たウェイトレスを、改造手術によって巨大化させました。超電磁の力により、そのパワーは限りな」
朝倉「あなたノリノリね・・・そろそろアジトに戻りましょ。閣下がお待ちよ」
古泉「おや?【ミス・ヒグラシ】あなたも来ていたのですか」
朝倉「・・・・・・」
古泉「仕方ありませんね。まぁ我々の勝利は確定ですし、いいでしょう」
古泉&朝倉「・・・我ら【めがっさ帝国】に栄光あれ!!」
ノリノリな古泉が気持ち悪いが、朝倉の役名は怖い程ピッタリだ。
【めがっさ帝国】が、どこら辺にあるのか定かではないが。多分、南米あたりのとても陽気な国なんだろう。
マヤ「巨大ウェイトレス、尚も接近中!」
翠星石「・・・みんな・・・」
ミサト「いったいどうしたら良いの・・・・・」
―――バタッン!!―――
扉が開きヨロヨロとハルヒが入ってきた。
ハルヒ「・・・ごふぁ!うぅ・・・に、弐号機を出すのよ」
日向「し、しかし弐号機はまだ完全では・・・」
ハルヒ「地球を救うには、ぶるぁ・・・コレしかないわ・・・」パタッ
倒れこむハルヒに、あわてて翠星石が駆け寄ってく。ハルヒよ、その演技はやり過ぎじゃないか?
翠星石「コーチ!?」
ハルヒ「・・・いい?翠星石、あんたとアスカは一人一人じゃ単なる【火】だけど、
二人合わされば【炎】となるのよ。【炎】となった弐号機は無敵だわ!!」・・・ガクッ。
翠星石「コーチ・・・翠星石はやるです!守ってみせるです!」
544 :
4:2006/12/14(木) 01:19:15 ID:lnBy8GY9
ミクル「み、ミクル・ブリーカー!」
街中のビルを何故かサバ折りで破壊していく巨大ウェイトレス。
ミクル「ふんんっ・・・よいしょ、ふんんっ・・・ふぅ」
・・・おっと、いかんいかん変な妄想に耽るとこだった。
ナデシコ艦内
真紅「・・・困ったわね」
長門「・・・・・・」
ルリ「・・・相転移砲を準備してください」
ハーリー「か、艦長!?落ち着いて下さ〜い!」
落ち着いているようでも、やっぱり納得いかなかったようだ。そりゃそうさ、途中から完全にギャグだからな。
―――でんで、でんで、でんで、でんで、でんで、でんで、でっ♪―――
―――だんだだ〜ん♪だんだだ〜ん♪だだだだ〜ん♪―――
BGMと共に、腕を組みながら真っ赤な機体が現れた。
うむ、ここは迫力があって俺も胸を躍らすシーンだ。と思うんだが、雛苺&金糸雀によるBGMは脱力ものだ・・・。
アスカ「この弐号機が来たからには、好き勝手させないわよ!」
翠星石「そうですぅ!ギタギタにして、宇宙のバックスクリーンまで飛ばしてやるから、覚悟しやがれですぅ!」
ミクル「ふぇ〜、えっと、えっ〜と、光になれぇぇぇ!!」
巨大ウェイトレスが、手にしていたピコピコハンマーを弐号機めがけて振り下ろす。
―――ギィィィィィィン―――
アスカ「くっ!いきなり仕掛けてくるなんて上等じゃない!けど、」
翠星石「こちとら12000枚の特殊装甲と、nのフィールドがあるですぅ!」
アスカ「ちょ、それあたしのセリフ!それにアンタ間違ってるわよ!ATフィールド!」
翠星石「どっちだってイイですぅ」
ハンマーを払いのけ、体勢を立て直す弐号機。
いまさらだが、ハルヒよ、前作のヒロインを悪役として、そのまま使いまわすのは正直どうかと思うぞ?
翠星石「アス姉!あれを使うですぅ!」
アスカ「分かったわ!」
翠星石「うおぉぉぉぉぉ!!」
勢い良く上空へとジャンプし、
翠星石「スーパーッ!」
アスカ「イナズマッ!」
翠星石「キィィィィィィィック!!!」
そのまま蹴りの体勢で、朝比奈さんへと急降下。
ミクル「え〜と、うわぁやられました〜」
―――ドカァァァンッ!!―――
巨大なきのこ雲が立ち上り、煙の中から弐号機が現れる。
アスカ「・・・これで終わったのね」
翠星石「正義は勝つのですぅ」
ちょっと待て、いまいち納得いかん終わり方だがイイのか?
大体、初号機を盗んだ理由とか、【めがっさ帝国】とか何も解決してないぞ。いいのかコレで・・・・・・
―――――終―――――
545 :
5:2006/12/14(木) 01:20:02 ID:lnBy8GY9
鶴屋さん「あはははは☆いや〜面白かったよ!バーンってズドーンってさ♪」
ウリバタケ「セットに3ヶ月もかけたからな!ちなみに費用はアカツキ持ちだw」
蒼星石「ジオラマ作るのも結構楽しかったよ」
ハーリー「す、凄いですよ!伝説の必殺技を見事に再現しきってます!」
アスカ「あ〜もう、恥ずかしいったらないわよ!」
朝倉(そのわりには、随分熱が入っていたけど?)
翠星石「アス姉は結構ノリノリだったですぅ」
日向(この子もノリノリだったけどなぁ・・・)
雛苺「ヒナね、一生懸命歌ったの〜」
マヤ「ええ。とっても上手でしたよ(ナデナデ)」
金糸雀「カナの方が、上手だったかしら!」
ミサト「どっちも上手だったわよ〜エライわね(ナデナデ)」
薔薇水晶「(クィクィ)・・・・・・・私にも」
リツコ「・・・・・(ナデナデ)」
みくる「あ、あの本当にコレ上映するんですかぁ?」
冬月「残念だが仕方あるまい・・・」
古泉「悲観することはありません。そこらの作品より、よっぽど良い出来ですよ」
真紅「赤いのが勝つところくらいね。あとはどうかしら・・・」
ハルヒ「何言ってんの!オスカーとか全部頂くに決まってるじゃない!」
546 :
6:2006/12/14(木) 01:22:21 ID:lnBy8GY9
ルリ「・・・あのハルヒさん?少しお話があるんですけど」
レイ「それは次回作についてね」
ルリ「え!?」
ハルヒ「あ〜それはまだ秘密だってば!なんでもないからね!」
長門「今回の続編を準備中。次回はレイ姉が主役」
ルリ「!?じゃあ途中でレイ姉の出番がなかったのは、布石だったって事ですか!?」
長門「そう」
ハルヒ「あ〜!有希も喋っちゃ駄目だってのに・・・」
ルリ(・・・私ってば・・・馬鹿です)
トウジ「ってことは、ワイが華麗に復活っちゅーわけか!」
ハルヒ「あ、ソレは絶対ないわ」
ハルヒ「それじゃキョン!まずは、この映画の偉大さを伝える為に、シンジ君とジュン君とアキトさん?を連れてきなさ〜い!」
やれやれ、果たしてハルヒが期待する反応を3人がしてくれるか疑問だが、
ここは素直に従っとこう。そういやさっき、シンジ君の親父さんが何か持ってたが・・・まぁいい取りあえず行くとするか。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
青葉「・・・・・・・俺のシーンが全部カットされてる」orz
正直遊びすぎたが、
案の定反省はしてない(´・ω・`)
隣と、どっちに投下するか迷ったが、こっちにしといた。
ハルヒのぶるぁがツボったw
ジャイアントみくるバロスww
ハルヒ脚本電波にもほどがあるw
NERVもネルガル重工も暇なんだなw
>ぶるぁ
が、ファー…ブルスコ…ファーを連想させたw
青葉www
青葉がわからなくて最後のオチが・・・(´・ω・`)
>>555 エヴァ+当スレ過去SS「パターン青葉」関連のを参照してみると面白いですよ。
>>548 こことは関係薄いのに、ばらしーに萌えた。
GJ!
あとハルヒ、スピンアウトで谷口・梅岡・トウジ作品とか、青葉さんを重要な役回りにした作品作ってくれwww
ビルを鯖折りにクソワロタwwwwwwwwwwwwwww
青葉バロスw
GJ
ところどころ他のロボアニメのネタが入っててニヤニヤした
GJ
>>ハーリー「す、凄いですよ!伝説の必殺技を見事に再現しきってます!」
こいつにこのセリフ言わせるセンスに乾杯w
あ、そうか、日高だもんなw
>薔薇水晶「(クィクィ)・・・・・・・私にも」
>リツコ「・・・・・(ナデナデ)」
なんかここ好き!
ともあれGJ!続編も頼むよ♪
鶴屋さん!
>>541〜
>>547 か、かっこええ・・・(感激の涙)
そういえば手元に1ヶ月位前に書いて、数日前に手直ししたSS「ハルヒ&エヴァ」が・・・
─使徒来襲。迎え撃つシンジの乗った初号機が暴走─
アスカ「なんで初号機は暴走しているの?!」
古泉「初号機の暴走は涼宮さんが望んだからです。」
キョン「んなわけねえだろ」
古泉「冗談です。」
ミサト「あなたの冗談は面白くないわ」
カヲル「ここは彼女にお願いすべきだろう?長門さん?」
有希「・・・使徒の持つA・T・フィールドの属性をブースト変更し、ホーミングモードにする。」
キョン「・・・それで?」
有希「A・T・フィールドは閉鎖空間に変化する」
レイ「・・・可能なの?」
有希「この世界だから起こりうる出来事」
・・・♪電波障害のためしばらくお待ちください♪
リツコ「使徒は神人にやられたけど、初号機は暴走し続けて地上世界が滅亡したわ。」
有希「失敗した。」
ハルヒ「失敗したじゃすまないわよ!有希!」
有希「どちらにせよ涼宮ハルヒが望んだからには世界は改変する」
冬月「そうか・・・」
レイ「私と、涼宮ハルヒ、長門有希が持つ能力を使い本来の世界に変更する。碇指令、許可を。」
ゲンドウ「構わん、やれ。」
冬月「碇!ゼーレの老人たちが黙っていないぞ!」
ゲンドウ「もはや地上世界は消滅した。人類補完計画も無用の長物だ。」
・・・
冬月「ここは?」
有希「第18使徒ダブリスを倒した2日後の世界」
アスカ「な、何ですってええええ?!!!!」
次の瞬間全員L・C・L化
完
アスカ電話中
「アンタの物はアタシの物、アタシの物はアタシの物なのよっ!いいから明日持って来なさいよ!」
ピッ
「ふぅ・・・ったく」
「アス姉、ジャイアニズムですぅ」
「ハン!バカシンジがもたもたしてるからよっ!」
「翠星石は影響を受けたくないですぅ・・・」
ガチャ バタン
「あ、ハル姉おかえ・・・」
「ハル姉も電話中ですぅ」
「何言ってんのよ!不思議な世界がきっとわたしを待ってるのよ!わたしが行かなきゃ始まらないでしょ!
もちろん雑用の・・・そうそう、よくわかってんじゃない、いい?バカキョン、来なかったら死刑、遅刻でも死刑だからね!」
ピッ
「ただいま・・・何?なんか付いてる?」
「・・・え?い、いや何も」
「サー、異常なしでありますですぅ」
「?変なの。そーだ、明日の準備しなくちゃ!」
バタン
「・・・ハル姉はさすがね、敵わないわ」
「翠星石は将来が不安ですぅ・・・」
「大丈夫よ」
「へ?そうですか?」
「翠もしっかりハル姉とアタシに似てきたから。特にあの子の前でね」
「!!べっ、別にちび人間はちびで人間だからあーいう対応で正解なんで「あら?ジュンだなんて言ったっけ?」」
「・・・は、謀られた、ですぅ」
>>567 面白かったです。
途中翠星石の声がタラちゃんの声と被ってしまいました。ウギャーーー!
>>567 翠のみりき(なぜかryに、イチコロだw
GJ
>>569 正確にはタラちゃん+イクラちゃん+花沢さんかもしれない、と思った俺は、けれども3翠嫁
ss
まあ、ハルヒとアスカによって永遠の眠りにつかされるだろうなw
お隣りにもwikiが出来たみたいだな
rozen過去ログ倉庫に項目ができとる
>>575 いつの間にそんなにメジャーになったんだ……。
そういや今、ふとメジャーで電波を受信したんだが、
三姉妹はそれぞれの成長の度合いを「はかりっこ」とかしないのだろうか?
身長に、気になる体重、そしてスレの住人的に気になる姉妹の「性ch(ry」ぶりとか……。
相手に対する毒やら、他の女キャラとの比較、はたまた姉妹の気になる男子の話とか交えつつ、和気あいあいとしてるのを、誰か書いてはくれまいか……。
>身長に、気になる体重、そしてスレの住人的に気になる姉妹の「性ch(ry」ぶりとか……。
お前はそんなに翠星石をいじめたいのかと。
今の原作に「成長しないで取り残される人形」の悩みが出ているし・・・。
この姉妹の収入源はやっぱアスカ?
翠星石もドイツの園芸雑誌やらでコラム持ってそうな気がしないでもないのだが
翠星石は節約家っぽいイメージが
翠は好きなものには惜しみなく投資しそうなイメージが
>>578 いや、ここは一次創作の世界のようであって、そうでもないような世界だからな。
翠が少し成長もとい(ryしてもいいんじゃないか、と思ってる。
あと、そうでなければそうでないで、ハル・アスが、翠と喧嘩した後に翠の切ない気持ちを知って、慰めるとかいう展開もありじゃないかとも。
そうだな。(だったら)って設定だから、原作どーりにやらなくても問題無し。
>>234みたいな天才も居るが、和気あいあいな三姉妹を妄想しやすいし、イイんじゃね?
メイデンの人らはいろんな「〜だったら」シリーズがあるので
そこでの翠の設定も踏まえるとしっくりきやすいかも。
>>540-546のエピローグにあたるものです。諸事情により当方が投下させていただきます。
アキト「凄いなぁコレ!演出がハンパじゃないよ!」」
ジュン「最近、ちょくちょく家に居ないと思ったら・・・」
翠星石「どうです?チビ人間、翠星石の大女優っぷりは?」
アスカ「ま、まぁアタシが本気だせば、こんなもんよ!」
ハルヒ「どぉ?この超大作!!きっと満員御礼よ!」
ジュン「・・・・・あ、あぁ面白いんじゃないか?」
シンジ「え、あ、うん。凄く良く出来てたね」
アキト「やっぱロボって言ったら熱血モンだよ!うん、爆発シーンとかリアルだよな〜」
確かに特撮シーンや、役者陣の演技も一部を除き好演だ。しかし、肝心の脚本がシュール過ぎだろコレじゃ。
ハルヒ「そんなことないわよ!シンジ君のお父さんだって、次回も協力するって約束してくれたし!」
シンジ「と、父さんが!?」
なるほど、出掛けに気になっていた事が一つ解決したぜ。ハルヒよ、一体なにで買収したんだ?仮にもNERVの司令官だぞ。
ハルヒ「買収なんて失礼ね!ルリちゃんのサインが欲しいってゆーから、それだけよ?」
アキト(・・・・碇司令もファンだったんだ)
シンジ「はは、ははは・・・・・」
ジュン「なぁ、お前の親父さんってロk」
みくる「あ〜いけません!それは【禁則事項】です〜」
蒼星石「そういえば次回作はなんてタイトルなの?」
ルリ「それ、私も聞きたいです」
ハルヒ「ん〜仕方ないわね。【恐怖!めがっさ帝国の逆襲・レイVSジェットアローン】よ!」
レイ「ふふふ」
キョン&ルリ「それはちょっと・・・」
長門「とてもユニーク」
GJwwwww
GJ!ww
うっかり司令とアキトさんにに萌えた(*´Д`)
>>588さん
wikiで保存させていただきたいのですが…
>>588 自分のSSが絵になるとは…神乙。GJ。
なんという良絵・・・
サムネイルを見ただけでワクワクしてしまった
この絵師は間違いなく神
/ ̄\
| ^o^ |
\_/
ギャグ方向だとこんな感じのキャラ紹介か?
涼宮ハルヒ 三姉妹の長女、ワガママも家族思いもナンバーワン!
惣流・アスカ・ラングレー IQ高いが、ツンデレ度も高い。たまにボケ役。
翠星石 手のかかる三女。解説、ツッコミ、ボケ、総じてスキル高し。
綾波レイ お隣の長女。手のかかるマイペースな娘。たまにエロキャラ化。
長門有希 読書が好き。食べるの好き。姉と同じくマイペース。
星野ルリ 姉2人のストッパー。手のかかる姉達だが、やっぱりほっとけない。
キョン 苦労人1号。解説したり後片付けしたりと、忙しい。満更でもないがツンデレなので言いません。
碇シンジ 苦労人2号。NO!とは言えない性格で、振り回される不幸な少年。
桜田ジュン いろいろ文句も言われるが、苦労というより子守状態。手先が器用。
天河アキト ラーメン屋のお兄さん。熱血好き、ロボ好き、実は結構いいポジション。
朝比奈みくる 萌要員。お茶汲み、審判、巨大化、何でもやらされます。
古泉一樹 おもに解説役。ウホッかどーかは作者しだい。
鶴屋さん ハイテンションなお姉さん。ハルヒと組むと止めらんない。めがっさ☆めがっさ!
朝倉涼子 キレると怖い委員長。普段はAAランクの優等生。
国木田 解説と的確なツッコミには定評あり。
真紅 紅茶好き、くんくん好き、赤は3倍、ドイツの科学は世界一。アスカ、古泉と気が合う
雛苺 元気いっぱい、天真爛漫、翠星石にからかわれる。うにゅ〜
蒼星石 気立ての良い僕っ子。三姉妹のアイドル。最近はまったのは模型作り。
水銀燈 いろいろあったけどハルヒには感謝してる。
薔薇水晶 甘えんぼ。
金糸雀 フラッと出てくるが、存在感が・・・
碇ゲンドウ NERVの偉い人でシンジのお父さん。ルリちゃんのファンで、(ロ【禁則事項】ン)
冬月コウゾウ 常識人。ダンディーなおじさん。
渚カヲル 古泉と気が合う。ウホッかどうかは・・・
葛城ミサト ハルヒ達と仲がいいお姉さん。車の運転は・・・
青葉シゲル たまに出るけど存在感がなくて、オチ要員。
国木田のツッコミはどのスレでも冷静でいいなw
あいつはいいやつだ。
「ただいまーです、きゃー!きゃーっ!ですぅ!」
「ん?どしたの?なんか面白いことでもあった?」
「聞いてくださいです、ハル姉、なんとアス姉はシンジと同棲していたんですぅ〜」
「げ・・・どこでそれを」
「あ、アスカっ!本当なの?」
「ミサトに聞いたんですから間違いないですぅ」
「ミサト・・・そんな事なんで言うのよ、それもよりによって翠になんか」
「すでに酔ってたミサトにエビチュを注いであげたら、あっさりと吐きやがったですぅ」
「うっわ何それ、安っ!」
「それはともかく、なんで隠してたのよアスカ」
「べ、別に任務だったから」
「「任務?」」
「そ、そうよ、任務で仕方なく、なの」
「任務で同棲なんて、聞いた事ないわね」
「そうです、適当な事言って逃れられると思ったら大間違いですぅ!」
「ホントよ、ホント。なんか同時加重攻撃でしか倒せない使徒が来てね、生活リズムからユニゾンさせるために」
「難しい言葉使ってごまかすなです」
「・・・ふぅん、とっさにはつけなさそうなウソね、いいわ、信じてあげる」
「あ、あれ?ハル姉はドウジなんとかってわかったんですか?」
「後で教えたげるから。それより任務とはいえ、一緒に住んでた事は認めるわけね?」
「ま、まあね・・・っていうかやけに食いつくわね」
「そりゃあ人並みに持て余してるから・・・ってわたしの事はいいの!それで何もなかったの?」
「あ、当たり前でしょ!まだ時はまだそんな気持ちとかなかった・・・あ」
「プ、アス姉もまだまだですね〜」
「ま、そうよね、そん時に何かあったら今こんなにヤキモキする事もないはずだし」
「どういう意味よっ!き、キスくらいしてるんだからね!」
「わたしだってそれくらい・・・あれ?あれは夢だったっけ」
「アス姉は進んでるですぅ」
「ふっふ〜ん♪ハル姉も頑張ってね、キョ・ン・さ・ん・と」
「なんでそこでキョンがでてくんのよっ!もうっ!わたしだって同棲くらい・・・」
というやりとりがあったらしいのだ。昨夜は確かに自分の部屋の天井を見ながら寝たはずが
目が覚めると見知らぬ天井。思わずつぶやいちまったね、シンジみたいに。
そして横には案の定無自覚の神がすやすやと寝ていやがる。
あの後ハルヒの部屋を抜け出す俺にはスネークかジェームズボンドの霊がとりついていたに違いない。
奇跡的に気付かれずに抜け出す事ができ、下で翠星石ちゃんに事情を聞いたわけだ。
こりゃ古泉も明日は寝不足だろうな、どーでもいいけど。
しかしなんだって俺を呼んだんだ?
「翠星石にはキョンがわざととぼけているようにしか聞こえないのですぅ」
なるほどね、俺もそろそろ覚悟を決めにゃならんか
「でも翠星石は見てて面白いですから今のままでもいいですよ?」
さすがハルヒの妹だね、やれやれ。
>>598 面白かったです。GJ
今日の名言だな。
翠「あっさりと吐きやがったですぅ」
ミサト…w
>>598 GJ
翠がキョンを呼ぶときは以前のSSであった「キョン人間」てやつが好きだった
温泉1
ハルヒ「ここが・・・噂の秘湯「漢塾」・・・」
アスカ「これどうやって入るのよ?」
翠星石「あからさまに怪しいですぅ・・・・」
???「ハーハハハハ!よくぞまいられた!」
ハ・ア・翠「!?」
???「ワタシは漢塾の門番・・・謎の中国人「K」よー!」
ハ・ア・翠「!!」
ハルヒ「きっと「古泉」ね。」
アスカ「「古泉」だわ。」
翠星石「「古泉」ですぅ。」
古泉「謎バラしたらダメよーーー!!!」ガビーン
温泉2
ハルヒ「露天風呂はなかなか広くて気持ちよさそうじゃない!」
アスカ「はぁ〜あやっとお風呂ね〜・・・。」
翠星石「あの門番無駄にてこずらせやがってですぅ・・・。」
???「残念デシター!ココには入れマセーン!」
ハ・ア・翠「!?」
???「フフフ、私ハ風呂の番人・・・謎のアメリカ人「T」デース!」
ハ・ア・翠「アメリカ帰れ」スタスタ
T「ナンテコト言うのー!?」ガビーン
ハ・ア・翠「(無視)」スタスタ
T(aniguchi)「アナタタチ私を無視していいんデスカー?
この人質がどうなってもイイと言うんデスネー?」
ハ・ア・翠「ピクッ(人質・・・まさか!?)」
ハルヒ「キョン!?」
アスカ「シンジ!?」
翠星石「チビ人間!?」
ゲンドウ「よっ」
ハ・ア・翠「「「碇指令ーーーー!?」」」ガビーン
ハルヒ「ビックリしたぁ」スタスタ
アスカ「よかったわぁ碇指令で」スタスタ
翠星石「ほんなこつですぅ」スタスタ
ゲンドウ「どこへ行くのかお前達ーー!!」ガビーン
温泉3
ハルヒ「温泉と言えば卓球よね!アスカ、勝負よ!」
アスカ「フフン、このあたしに勝負を挑むとはいい度胸じゃない
ハル姉、ギャフンと言わせてやるわ!」
ハルヒ「あーでもちょっとまって、ただの勝負ってのもつまんないわね・・・」
アスカ「そうね・・・ハル姉「山手線ゲーム」って知ってる?決められたお題を出し、
それに当てはまるものを順番に答えていくゲームよ。
それを卓球にプラスして、球が決まっても答えが合ってないと点にならないってのはどう?」
ハルヒ「わかったわ。まぁ大体はおおまかに漠然とね!」
アスカ「じゃあまず私から行くわよ!お題は・・・・「あんこの種類」!
つぶあん!」パキャァ!
ハルヒ「(あんこ!?あん・・あん・・!ジャイアン!?)ジャイあん!」スカッ
ハルヒ「(!?確実に捕らえたと思ったのに、さてはカーブね)
汚いわよアスカ!カーブだなんて!」
アスカ「それはいいけど・・・ジャイあんはあんこじゃないわね。1-0よ。」
翠星石「(ルール無用の残虐ファイター同士の戦いですぅ。
これは目ん玉かっぽじってよーく見ておくですぅ)」
ハルヒ「やってくれるわね、そっちがその気ならこっちも容赦しないわよ!」
アスカ「フフン、おもしろいわね。ならサーブ権をあげるわ。一球交代よ。」
ハルヒ「・・・後悔するわよ・・・」
翠星石「ゴクリ」
ハルヒ「・・・お題!サバをミソで煮込んだもの!
サバのミソ煮!」パキャァッ!
アスカ「なにぃーー!?」ガビーン
過疎ってるので急遽書いた。
最後らへんまとまりつかなくなって今回はかなり反省している。
なおこの作品はフィクションであり、実在する少年誌で連載していた
漫画の登場人物とはなんら関係ありません
ゲンドウで噴いたw
>>605 4コマ的構成が面白いな。いいセンスしてやがる。GJ!
前の野球実況とかこれとか、少し変わった構成のSSが意外とあるね。しかも面白い。
>>610が今更タイプミスとは言えない件ww
べっ、別に期待してないわけじゃ無いんだからねっ!!
>>655 ちょwwww萌えすぎて禿げ上がるかと思ったわwwwwww
ハ「誰よ!アスカの下着盗んだの!」
ア「白状しなさい!」
翆「名乗り出やがれですぅ!」
丁度、彼女等の近くにいたキョン、シンジ、JUMは真っ先に疑われていた。
翆「翠星石は夢の世界でチンジがアス姉でチンチンいじってるの見たですぅ!」
国木田「名前違うし、いじり方おかしいよ」
ハ「じゃあ、犯人はシンジ君で」
ア「何よ、欲しいならちゃんと言えばあげるのに…///」
碇ゲンドウ「くれ」
国木田「お前じゃねーよ。息子の方だよ」
翠の子は、おにんにんをそんなストレートに言いません><
ハルヒが消失した……………
>>618 何言ってんだ?このスレはアスカと翠星石の姉妹スレだぞ
てめぇの脳内キャラを垂れ流しにするスレじゃねーよ
>>619 ほっとけ。何か今流行ってるらしいぞ。脳内キャラで勝手に妄想してるやつらが。
それにしてもアスカと翠星石はめちゃめちゃ可愛いな(*´Д`*)ハアァ
>>619-620 すまん なぜかその名前が急に浮かんできたんだ
………ハルヒって誰だったんだろうな?
脳内ウザイ
荒らしは放置で。
>>623 ここは、なにかネタに発展させるトコだろう。
翠星石「お茶がはいったです〜、有り難くいただきやがれです〜」
アスカ「ダンケシェーン、…って、なんで三つも入れてんのよ」
翠星石「? へんですけど…、何故か変じゃない気がするです〜」
アスカ「だってココにはあたし達三人しか…、三人? あれ?」
とか、消失の長門みたいに性格が変わって…
アスカ「シンジーっ、好きだぁぁぁぁぁっ!」
シンジ「ちょ、ちょっとアスカどうしちゃったんだよ」
アスカ「つれないなシンジっ、でもそんなお前も愛しているぞぉぉぉっ!!」
アスカがシローになってる…
しっかりしてくれ!お前たちの姉さんだよ!
どうしたらあんなやつのこと忘れられるんだ!
お前は何を言ってるんだ?(AAry
何故だろう…不思議と涙がこぼれてくるのは
あれ?ツンデレ姉妹ってアスカと翠星石の2人だけだよな?なんかもう1人いたような気がするんだが…
なんかキョンって人が好きな人だったような気がするんだが…
三姉妹がスケートに行く夢を見た。
ハルヒは上手に滑れるんだがアスカはリンクに立つのが精一杯、
翠はミニサイズのスケート靴が可愛くて禿げ上がりそうだった。
>>631 あれ?藤岡ハルヒってこの三姉妹にいたっけ
何か引っかかるなぁ…
何か今日風邪が流行ってるみたいだったな
翠星石とアスカは大丈夫だろうか…
D/w1SmMe
MGq4/iKs
d9lZanlH
V2djVSXt
yMPxXhQg
三日後に期待
ハルヒ、ハルヒねぇ…。
そう言えば坂の下にある高校にそんな奴がいたような…?
東中出身だっけ?
小説読んだ事ないからワカランがハルヒが3日間消失したって流れか?
翠星石「う〜ん、何か気になるですぅ。何か……誰か……忘れてる気がするですぅ」
???「それはトーチね」
翠星石「!? どこからか声がするですぅ!?」
???「ココよココ!どこ見てんにょよ!」
翠星石「うわ!足元に何かいるですぅ!――あ!お、お前は
>>160の目つきの悪い人面猫!」
シャナたん「私は猫じゃにゃいわよ!――そんな事より、お前が忘れたのはたぶんトーチよ」
翠星石「一休さんですぅ?」
シャナたん「それはトンチ!にゃに親父ギャグ言ってるにょよ!簡単に説明すると幽霊みたいなもんよ。
いつのまにか気付かない内に消えてしまう。だから気にしない方がいいわよ!」
翠星石「ほぅほぅ。目つき悪いクセに物知りですぅ」
シャナたん「一言よけいよ!……ん?よく見ると、お前、人間じゃにゃい?」
翠星石「そうですぅ。翠星石は誇り高きローゼンメイデンの第三ドールですぅ!」
シャナたん「ドール?ま、まさか!狩人フリアグネの人形の生き残り!?」
翠星石「?何言ってるですぅ?」
シャナたん「うるちゃいうるちゃいうるちゃい!炎髪灼眼の討ち手!私がお前を倒す!」
翠星石「あ、目の色が変わったですぅ。髪の毛も赤くなったですぅ」
シャナたん「死ねーーーーーーーーーーーーー!!!」
翠星石「……えい、ですぅ」
シャナたん「つめちゃいつめちゃいつめちゃい!うう……なんでジョウロで水かけるにょよ!」
翠星石「髪の毛燃えてたから水かけてやってですぅ。感謝しやがれですぅ」
シャナたん「くちょー!覚えてにゃさい!」
翠星石「あ、逃げたですぅ。――あ、そろそろアス姉達が帰ってくる時間ですぅ。
仕方ないから翠星石がお茶の用意でもしてやるですぅ……ん?……『達』?」
GJ
その通り。詳しくは「涼宮ハルヒの消失」参照
あれ?涼宮ハルヒって誰だっけ?
639 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 21:27:07 ID:1QorWmYI
翠星石視点
何か違和感を覚えた私は、ふと誰かがよくいじっていたパソコンを立ち上げてみることにした。
ふとインターネットのお気に入りの項目に「ハルヒ」とあるのを発見した。
誰?
とりあえずコンテンツを開いてみた。
一つだけ未検出と表示されたサイトがあった。
「SOS団公式ホームページ」
何これ?
ア「翠星石〜お茶がはいったわよ〜」
翠「いまいくですぅ〜、あれ何で湯呑みが3つあるの?」
ア「あれ、おかしいわね。2つだと思ったんだけど」
翠「ねぇ、アス姉は何か違和感感じません?」
ア「確かに・・・変ねえ」
GJ
なんか違和感あるな……
なんかスレタイおかしくね?
もしかしてハヒルの誤字じゃね?
643 :
624:2006/12/18(月) 22:03:13 ID:A7YK8SG5
>1
神坂?
. |/|:{: : /: : /: ///‐〃 |:i: :/_ |l!: | : }リ
iヘ: :{ : : |: i.ィ≡ミ/ V:ル'r≡ミメ |: l: /
ヽ:ヽ: :|: |" /' 、、、、ノイ}:{
}/{ヽト ト´´´ 〈}、 ムノ゙` やだなぁ
′ゝ. ヘ 、-―‐ッ /イトi
| ̄:>、 `¨¨´ /: /
もしかして嫁に行った涼子姉のこといってんの?
どこもかしこも消失ネタだな
朝になりました。
翠星石は今日も早起きですぅ。
アス姉が間抜けたツラで起きてきました。
寝グセで頭がボサボサですぅ。
翠星石「ハル姉はまだ寝てるんですか?」
アスカ「は?」
翠星石「は?じゃなくて、ハル姉はまだ寝てるんですか?」
アスカ「……あんたこそ、まだ寝ぼけてんの?」
翠星石「寝ぼけてんのはアス姉の方ですぅ!ハル姉は……」
アスカ「だからハル姉って誰よ?」
……え?
翠星石のシックスセンスが警戒警報をピリピリ発令し始め、
首筋の裏側あたりに妙な冷気が走ったですぅ。
誰か続き頼む。そして21日に完結させてくれ。
今の地球は踏んだらきっとパリパリと小気味良い音を立ててヒビ割れるだろうね。
それぐらい今日は寒い。
どこの誰が低気圧なんて持ってくるのか知らんが、仕事熱心だな。
その情熱でツルツルの氷も溶かしてくれると有難いんだが。
そんな事を考えながら相も変わらずバカみたいに長い坂道を登り、相も変わらず北高に行く。
いくら高校生活の思い出が大事とはいえ、通学路まで思い出に残さなくたっていいんじゃないか。
しかも、引き出したくないのに勝手に自分から自己主張するタイプの思い出を。
そんな風に俺が、生活環境に対してどうしようも無い憤りを覚えている中。
事態は既に起こってしまっていたらしい。
いつも通りに教室に着き、席に着く。
この時点では、何も気付いていなかった。
言い訳になるだろうが、これは仕方ないと思うぜ。
この時点では「あの時」と違って、昨日との矛盾点なんて何も無かったんだから。
ああ、また今日もあの天上天下唯我独尊娘である、ハルヒに付き合わされる事になるのか。
どうもやってらんないね。
あいつには季節感なんてものは無いらしい。
まるで捲り忘れたカレンダーの様に、冬でも夏場のようなパワーを発揮している。
しかしそんな、季節をガン無視のハチャメチャなハルヒの行動に付き合う事を
満更でもないと思ってる自分がいるわけだ。ほんと不思議だね。
俺には打たれて喜ぶような性癖はなかった筈だが。
あれか、これもひとえにマイエンジェル朝比奈さんのおかげか。
あのメイド服が見れるなら、確かに寿命の10年や20年削ったって惜しくはない。
…なんだその顔は。何か文句でもあるのか。
…にしても噂のあいつはどうしたんだろうね。HR直前になったら来るのが通例だというのに、
今日に限っては未だに鞄すら置いていない。
あいつの細胞が冬の寒さなんぞに負けるとは到底思えないが。
しかしなんで俺はハルヒの事なんぞ考えてるんだ。
いない時ぐらいもう少し平和な時間を享受しろ、俺。
その時、教室のドアを開ける音がした。まだ鐘は鳴っていない。
とうとう来たかと俺がドアの方向に顔を向けると、そこに立っていたのは
孔明すら予想出来ないであろう意外な人物だった。
「長門?」
驚いたね。だってそうだろ?
今にも鐘が鳴ろうかと言う時間に、クラスの違う知り合いが、突然教室に入ってきたんだから。
しかもなぜか鞄を持って。
そのまま長門はゆっくり俺のいる席の方向に体を向け、歩み寄ってきた。
そしてそのまま俺の横を通り過ぎ……俺の後ろに座った。
「…長門?」
芸人は二回以上同じネタは使わないもんだぜ、って誰が芸人だ。
急展開に俺が思考能力を宇宙の彼方に吹き飛ばしていると、
俺の後ろ、ハルヒの席に着席した長門が
「良く聞いて」
と一言だけ告げてきた。
………長門の事だ。無意味にこんな事はするまい。
大方またハルヒ関連で何かが起きたんだろう。
案の定誰も俺の後ろに長門がいることに疑問を抱いていないし。
長門が俺の席の後ろに移動する世界改変ってのは意味がわからんが。
何か意味があるのかハルヒ。残念ながら俺にはおまえの思考はさっぱりだぞ。
「……日付」
ん?日付?
反射的に自身の携帯を開き、日付を確認する。
12/18。
ん?12/18?12月18日?十二月十八日?じゅうにがつじゅうはちにち?
………………………………………………おい、まさか
「涼宮ハルヒが、消失した」
俺の思考も消失したね。
続くかも知れない。
>>647 まったくだな。困ったもんだよ……。あいつには。
……ん?
「あいつ」って誰だ?
アスカちゃん……は確かに頭はいいけど、やきもち焼きで……
でも、「困る」思いなんてするほどじゃないし。
まあ、うちの妹よりかわいいかもしれんな。
ある意味では。
…………じゃあ…………あれか。
そうか………そうだ。
翠星石ちゃんだろう。
困ったもんだよな。
会う度会う度、買い物の荷物持てだの、ゲーセン行きたいだの。
でも、遊びたい年頃なんだろう。
アスカちゃんが家に居ない事が多いみたいだし、
遊べば遊ぶで、誰かさんよりなついてくれてるし。
はて…………?
今日は何か、非常に疲れてるみたいだな。
テスト後だったせいか?
いや、そんな事もない。
今回も、大して無理はしてないはずだ。
……なのに、じゃあ何で、こうすっきりしないんだ。
何かこう、テレビのチャンネルを適当に回して見かけた芸能人の、
そのよく知ってるはずの名前が全然出て来なくなったような。
この感、じは、この感、じ………は…………
…………いかん。もう限界だ。寝よう。
大丈夫さ。大切な事ならまた思い出すだろう。
そん時、また必死になりゃいいんだ。
だから、もう寝る。寝るぞ俺は。
はぁ……。
>>651 どっちかっつーとそれ、お隣さんのネタでは?
>>655右の人誰?
は・・・ハル・・・とにかくGJ!
>>655 まだ右の少女の正体は掴めんか・・・
でもかわいい子だな GJ!!
ハルヒ
次すれスレタイちゃんと直せよ
キョン「ちょっと待ってくれ、君たちのお姉さんだぞ!本当に忘れちまったのか?!」
アスカ「だから、キョンさん、あたしたちは二人姉妹なんだってば!大丈夫?」
翠星石「そうですう、「ハルヒ」なんて姉はいないですう、あんたバカぁ?です」
キ「そんなバカな・・・」
ア「さ、そんなことより今日はよろしく頼むわね!せっかくファーストの妹から紹介してもらったんですもの、
しっかり荷物持ちよろしくね!」
翠「まったく女二人だと買い物も楽じゃないですう。でもあのメガネ女もいい下僕持ってたもんですう」
キ「違うんだ、あいつはもう眼鏡はもうかけてなくて・・・ていうかあんな笑いかたはしないはずで・・・」
電車案内「次は、○○〜○○〜光陽園学院にいかれるかたはこちらでお降りください〜」
ア「何いってんの?さ、おりましょ」
翠「やっとつきやがったですう。アス姉、どのへんにその狙いのお店あるですか?」
ア「高校の近くらしいわ」
キ「なんだ、俺の住んでる近所じゃないか・・・」
ざわざわ・・・ざわざわ・・・
ア「あ、そうだったっけ?じゃ帰りは歩いて帰られるわね」
キ「それはひd・・・・・!!」
翠「心配しなくても手土産にスコーンやるですから・・・ってなにびっくらこいてるですか?」
女「あ〜退屈!高校も中学と大して変わんないわ!」
男「まあそういわずに・・・確かに涼宮さんのレベルでは・・・」
キ「ハルヒ・・・ついでに古泉・・・」
ア「!・・・・・・」
翠「!・・・」
ガタン、プシュー
案内「二番線列車が発車いたします・・・」
キ「お、おい、今のが君たちの姉さんだぞ!本当にわからないのか?!」
ア「あんな人、知らない。けど・・・」
翠「なんか、ずっと前からしってたような気になるです・・・」
キ「・・・!つながってる!すげえな姉妹って・・・」
やっつけで書いた、反省はしt
>>662 GJ。
出来れば続きを書いてください。
>>663 え?コラ?
いや、誰の写真か良く分からないんだが、気になる…
キョンは今入院中だな
>>666 どっかで見たことあるんだが誰だっけな。
一応言っておくがそれコラじゃないらしい。
>>667 キョンにつきそってためちゃめちゃ可愛い女の子誰?
しょんぼりしちゃって見てられないよ
>>669 なんかキョンに泣きついていたけど誰なんだろ?
カミングアウトするけど、
寡黙なショートカットの子の方が気になるんだ俺…。
wikiって昔のスレの作品は載ってないのか?
ヒント:メニュー
>>655さん
wikiにUPしてよろしいでしょうか
>>674さん
ごめんなさい。「スレッド別収録一覧」からどぞ
絵師さまへ
あまりまとめサイトのものがスレに書き込みさせていただ
くのも良くないのと思いますので、絵を公開される際に
「wiki可」などのコメントを添えていただけると有難いなあ、
と思うのですが、ご一考お願いできないでしょうか。お手間
とは思うのですが。
677 :
655:2006/12/19(火) 22:01:11 ID:koDU4ytA
>>676さん
はい、どうぞ持ってってください^^
気が回らなくてすみません;これからは明記するようにしますね。
「……で、今度は何がどうなってこうなったんだ?」
放課後。
今俺は、長門と一緒に文芸部室に来ている。
理由は単純明快。あんな話を人に聞かれるわけにはいかんからだ。
下手すりゃ、頭のネジが母親の腹に残ったままの人と見られかねん。
前回のハルヒ消失の時のような体験は、二度とごめんだ。
で、原因はなんなんだ長門。ハルヒのやつがこの世界から消えた訳は。
まさかまたタイムトラベルか、別に俺は構わんぞ。
何か準備が必要か。朝比奈さんが必要か。
鍵を集めるのか。古泉でも引っ張ってくるか。
ハルヒはあれか、また光陽園学院にいるのか。
それで、あれか。なるべく考えたくないんだが、世界の改変したやつに銃でも打ち込まなきゃならんか。
いいぞ俺は。やってやるよ。
あの時みたいに、ハルヒのやつを、また取り戻してやろうじゃねえか。
「落ち着いて」
はい。
…………いかん、どうも焦っている。
朝、ハルヒが消失したと聞かされてから、ずっとこの調子だ。
おかげで今日の授業は1ミリも俺の脳に刻み込まれなかった。
いつもだと?ほっとけ。
全く、俺はいつからこうなっちまったんだろうね?
まさか、ハルヒがいないことで焦る様になるとは。
どうもあの顔を見ないとやってられん。
いやいやそういう意味じゃあ無いぞ。俺が言ってるのはあくまで
あいつが、俺の見ないとこで誰かに何か迷惑かけてないかとか、
SOS団の仲間としての心配とか、そういうことだ。
あいつの顔を見たいとか、そういう事じゃ全然ないからな。
そりゃあいつの顔は見てて退屈しないし、あの100ワットの笑顔を見てると
安心と言うか何というか、まあなかなかいい気分になる事は事実だが。
いや、そう感じているであろう人は俺だけじゃないぞ。
きっとあいつと付きあってる俺以外の奴等みんなそう思ってるだろうぜ。
……ああ、くそ。俺は全く何を言ってんだ。おい、長門、銃でも作って貸してくれ。
おれは今、自分のこめかみを撃ち抜きたくてしょうがない。
「その行為は私は望んでいない、許可しない。」
ごめんなさい。
……ああ、くそ。話が、主に俺のせいでどんどん長くなる。
と、言う事でさっさと聞かせてくれ長門。
世界改変が起こった訳と、俺がこれから何をするべきなのかを。
「原因は、昨日の涼宮ハルヒの家で起こった出来事と考えられる」
うん
「昨夜、涼宮ハルヒは、妹たちと口論になった」
うん
「恐らく、その口論が今回の世界改変の原因」
……つまり、あいつは妹達とケンカしてどっかに消えたという訳か。
おまえはどこの不良娘だ、ハルヒよ。
「腕を出して」
はい?
「昨夜の口論の内容を、あなたの記憶領域に書き込む。腕を」
あー、よくわからんが、つまり、噛むのか。
「そう」
わかったよ、お手柔らかに頼むぜ、と俺は袖をまくって、長門に腕を差し出した。
差し出された腕に長門はゆっくり近づき、腕に噛み付いた。
途端、俺の目に映ったのは、部室ではなくハルヒの家だった。
空中から見たような感じだ。ハルヒの頭が見える。
ハルヒは妹の…翠星石ちゃんと向かい合って何か言っている。
もう一人の妹のアスカちゃんは、二人の間に立って二人をなだめているようだ、珍しい。
「……ハル姉は思慮が足りんのですぅ!!」
声が聞こえてきた。翠星石ちゃんが喋っている。
「だから、ごめんって言ってるじゃない!」
ハルヒの方も負けじと声を張り上げる。どうでもいいが夜中に騒ぐな。
「翠星石の花をこんなにしといて、ごめんの一言ですかあ!そんなもんでは済まされねーですぅ!」
見ると、翠星石ちゃんの傍には割れた花瓶が落ちている。危ないぞ、おい。
…どうやら、あの花ビンはハルヒが割っちまったもんらしいな。
しかしここまで激昂するとは。よほど花が好きなんだな。
「いいじゃないの、また新しいの買ってあげるから…」
「そういう問題じゃないですう!」
「二人共落ち着いてって」
翠星石ちゃんの怒りは全く収まらない、むしろヒートアップしている。
アスカちゃんの仲介もほとんど意味がない。
「なによ!花の一つや二つでそんなに…」
ハルヒの方も、頭に血が昇っているようだ、怒鳴りつける様に声を上げている。
「た…ただの花なんかじゃねーですぅ!これは………これは、チビ人間が…翠星石に…くれたもんです…!!」
ハルヒが目を見開いた。
アスカちゃんの方も、はっとしたように翠星石ちゃんの方を見ている。
「あ…………」
ハルヒは、二の句が継げない。完全に押し黙ってしまっている。
「ハル姉なんて………」
俺は、はっと気付き、手を延ばそうとした。
が、手も足もまるで無いかのように動かない。当たり前だ、これは記憶なんだから。
だが、それでも必死に次の言葉を止めようとする俺の前で、翠星石ちゃんが叫んだ。
「翠……」
「……ハル姉なんて、消えちまえばいいんですぅ!!」
すいません。21日に完結させる予定です…
えええ………orz
684 :
662:2006/12/20(水) 02:28:34 ID:DykyNUTZ
レスくれた人thx
せっかくだから拙作なれど続きを投下するぜ。
長くなったがそのへんはご容赦を。
長編のあとは緊張するわ
キ「(そうだ・・・!もしかして)
ア「追うわよ!二人とも!」
翠「でももう乗っちまったですぅ」
キ「翠星石のいうとおりだ。あいつらがどこにいったかまでは検討がつかん」
ア「でも、せっかくの手がかりなんでしょ?」
キ「あいつらがここの高校通ってることがわかっただけでも十分さ。接触は明日でもできる」
ア「・・・」
キ「それに君たちに聞きたいことができた。どっかそのへんの店に入らないか?」
ア・翠「・・・」
ア「で、なんなの?アタシたちに聞きたいことって?」
翠「とっととしゃべりやがれですぅ」
キ「ああ、質問なんだが君たちは二人姉妹なんだよな?」
翠「あたぼうですぅ。でも・・・」
ア「そういわれるとさっきから自信ないのよね・・・」
翠「アス姉もですか・・・」
キ「・・・次の質問。二人は血はつながってないんだよな?」
ア「さすがにこのナリで」
翠「血つながってたら反則ですぅ」
キ「・・・・・・じゃ最後の質問。血がつながってないなら、なんで君たちは姉妹なんだ?」
ア「え・・・?あれ、なんでだったっけ・・・?」
翠「アス姉、忘れちまいやがったですか?翠星石がぶっ壊れてたアス姉の夢に入って・・・・・・
なんでそんなことしたんでしたっけ・・・?」
キ「よく思い出してくれ!お前たちは誰かに引っ張られて姉妹になったんだ!いただろ!あのクソやかましくて!、
人のことなんてまったく考えない!、自分勝手な!あいつが!でも・・・楽しいことに目がなくて・・・
照れ隠ししながらおせっかい焼いて・・・バカみたいに明るい・・・ハルヒが・・・お前たちの姉貴が・・・」
ア「・・・そうだわ、とじこもってたアタシを強引にひっぱって・・・!」
翠「翠星石を心底嬉しそうにみてた人がいたですぅ・・・!」
キ「そうだよ!その人は誰だ?!」
ア・翠「!!!!・・・ハルね・・・」
プシュッ、ドサ、ドサ
キ「?!どうした二人とも?!」
女「ごめんなさい、キョン君、ここから先は二人がいるのは『規定事項』ではないの・・・」
キ「・・・!朝比奈さん?!この二人はどうしたんですか?!」
みくる「心配しないで、眠ってもらっただけです。若干の記憶補正もしましたが・・・」
キ「なぜそんなことを?!せっかく、せっかく二人が思い出してくれたのに・・・」
み「キョン君、よく聞いて。あなたが今探している『鍵』はこの二人がいてはそろえるのが難しくなる。
『鍵』はあくまでも長門さんからあなた一人に提示されたものだから・・・」
キ「・・・そこまで知ってるってことは朝比奈さん、あなたはこの一件の犯人も知っているんですか」
み「禁則事項です」
ちゃっ
キ「・・・俺の記憶も消すんですか」
み「はい・・・。『今』の私がこうしてあなたとしゃべってること自体がイレギュラーなんです。
ですから今日、二人と会ってから以降の記憶は忘れてもらいます。これは二人も同様です。
今日彼女たちはあなたと会わずにここにきた、ということになります」
キ「・・・その前に教えてください。朝比奈さん。彼女たちのハルヒの記憶もまた忘れさせたんですか」
み「彼女たちには『ここでキョン君と会った』という記憶だけを忘れてもらいました。涼宮さんについては
彼女たちにはもとのまま、つまり『思い出した』こと以外の記憶をのこし、改ざんしてあります。
この先キョン君は『鍵』をそろえるまで彼女たちとの接触がありません。よって、記憶の改ざんは必要ない
と私が判断しました。この二人の記憶では涼宮さんは親戚の法事にいっていることになっているはずです」
キ「よかった」
み「?」
キ「正直、辛かったんですよ。二人がハルヒのこと・・・自分たちの姉貴のこと忘れているの見るのが。
やっぱり、あいつがいた三姉妹のほうが俺はいいです。感謝します、朝比奈さん」
み「キョン君・・・」
キ「さ、ひと思いにやってください。期日まで時間ないですから」
み「最後にひとつだけ」
キ「なんです?」
み「彼女たちはまた三人で笑いあえます。あなたのおかげで・・・」
キ「そうですか・・・」
プシュッ
キ「・・・ん?なんで俺はこんなとこで寝てるんだ?・・・やっぱ疲れてるんだな・・・
くそっ、もう時間がないってのに・・・!」
ダダダダ・・・
み「(キョン君・・・あなたが鍵をそろえた時にまた会いましょう・・・)」
翠「・・・姉、アス姉、とっとと起きやがれですぅ」
ア「・・・んあ?あれ、なんでアタシこんなトコで寝てるんだっけ?」
翠「それすらも忘れたんですか、こたつ買おうとしてここにきて、休憩してたら二人して居眠りこいてたんですぅ」
ア「そうだったわね・・・じゃ、とっとと買って帰りましょうか」
翠「そうするですぅ・・・まったくなんでこんな時にハル姉はでかけてるんですか。学校ふけてまで」
ア「法事なんだからしかたないでしょ。お土産期待しましょ」
翠「まったくですぅ」
688 :
662:2006/12/20(水) 02:42:08 ID:DykyNUTZ
ごめん・・・ハッピーエンドぽくしたくてかなり無理な終わらせかたした原稿誤爆した・・・
よかよか、GJですたい!
……それより、オレはいつも1週間に必ず1つはssを投下するんだが、消失ネタをあまり詳しく知らないオレはこの期間は投下自粛してます(´・ω・`)
消失ネタがわかる職人さんガンガレヾ
>>689 これを機に「消失」読んでみるといいかもね。
俺も3人のもともとの作品でローゼンだけ見てなかったんで、
ちょうどケーブルTVでやってるのを見てるよ。翠の喋り方は文字では表せない可愛さだなw
>>690 俺は
>>689じゃないが俺も小説は読んでない
あれだけ人気が出たんだから2期をするのはほぼ確定だろうから
新鮮な気持ちでアニメを見たいから読まない事にしている。こういう風に考えてる奴もけっこういると思う
2期もシャッフルかね。
どっちにしても1期の憂鬱のポジションに消失がくるんだろうな。
エヴァも新劇場版→シリーズ化って噂だし、アスカの扱いが気になるところ。
ローゼンもあさってだっけ?翠の出番はどれぐらいあるのか。
まったく、今日も俺の心を鷲掴みにして、けしからん姉妹だ。
ローゼンとエヴァを見たことの無い俺は負け組。ハルヒは見たんだが。
DVD借りてこようかな。
694 :
689:2006/12/20(水) 17:48:18 ID:+GaoKgTW
>>690 うお、自分とまったく逆だ。
ローゼンはどっぷりハマッてドラマCDにまで手を出したw翠可愛いよ翠( ´∀`)
ハル…?は、ようつべで流し見た。
エヴァは……来年の春にまとめて見ます。
ハルヒ 原作おもしろ〜アニメ化キタコレ!
EVA モロ直撃世代
ローゼン ドラマCD?もちろん!
こんな俺は異端ですか?orz
>>695 ハルヒ、原作からってのは珍しいかな。
俺もあと2つは同じだ、同志。
翠のドラマCDで涙したよな?
何だかんだでアスカが好きなんです
ああ、俺もだ…
>>696 ラノベ房なんでw
翠も好きだが蒼の方が(ry
あと何時間かでハル…?が誰だかわかるような気がするんだ
未来人の俺だが、たしか明日の夕方頃じゃなかったっけ?
これ以上は禁則事項で言えないが。
ハルヒ このラノでトップだった時に一巻購入。アニメ後に続巻購入
ローゼン ジパング見てたら何か始また。原作購入
EVA 直撃世代直後。WEBのSS群でアスカに嵌る
>>677さん
ありがとうございます。お手間おかけしてすみませんです。
>>677さん
ありがとうございます。お手間おかけしてすみませんです。
>>677さん
ありがとうございます。お手間おかけしてすみませんです。
やっちゃった。すみません。
このスレを理解したくて冬休みに入った途端、姉妹が関連する三作のアニメ、小説、漫画は勿論、更に在る作品に関してはドラマCD、ゲーム、アニメ本までを4日で制覇した俺は勝組。
どんなスピードで制覇したんだw
制覇=購入だったらわかるがw
713 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 23:12:15 ID:91B5OfmV
4日ってw
普通に凄いなw
714 :
711:2006/12/20(水) 23:58:06 ID:CFepHMKZ
持て余している若さで制覇したw
だが、そろそろ活動時間が限界なので、鞄の中で寝る・・・
エヴァの関連物制覇は無理だろ、常識的に考えて。
今じゃすっかり衰えてるけど、現役の時はハルヒの数倍のペースで出続けたのに。
そのハルヒも網羅はかなり厳しいペースで色々と出てるなあ。
多分、寝てる間に一夜漬けならぬ四日漬けで得た情報の3分の1は忘れて、残りは
うろ覚え状態になるんだろうな…w
もう少しでハル……?が誰かわかるような気がする
三
翠
嫁
ss
阻止
すげえww
人がいるwww
でもま4日で制覇とは、金のあるこったなぁ??
こちとら、フィギュアやコミケの準備だけで、
結構な額逝ってるぜ!?・・・・・何を思ったか
タクティカルブーツも買ってしまったしな??
・・・・・想定外です。ALTAMAたけーーー。
ていうても、オマエネタだろ??それ?
「制覇」と言うくらいだからね?誰か質問してやれ??
俺はアニメ以外はあまり興味ないんで、基本的なこと以外は
あまり知らないのかなぁ?・・・・・でも、数はそこそこみてるぞ!
・・・・・・いやなモノとか興味ないモノはさっぱり見ないけどな!
2006年おもしろかったんが「ハルヒ」と「蟲師」かなぁ?
10月期からはイイモン多いけど「コードギアス」とか「ゴーストハント」
「Kanon」も良いんだけど、祐一=キョンだしなぁ??(真琴はイイ♪)
あくまでおれ私感だからね?
一回お隣りさんちのペットにレン(月姫)はどうかと話が有ったが、こっちのペットに真琴は良いかも。
消えかけの所を三女が助けて狐形態で安定したとかで。
「あう〜〜」としか話せないけどなw
725 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/21(木) 12:27:41 ID:4oVzKND+
ワロタwしかもスレ違いなことばっかだしw
まあけど4日で制覇は厳しいかもな。
エヴァ26話+EOE、ローゼン二期分で24話、ハルヒ13話、全部で25〜6時間ぐらい?
漫画は貞エヴァ10巻、ローゼン7巻。ハルヒは原作小説8冊あるしな。
基本的なこれだけで3日はかかりそう。小説8冊を考えたら3日でも無理か?
ドラマCDやゲームなんかもあわせたら4日は超えるな。一週間にしとけばよかったのに。
ま、ネタでもネタじゃなくても、そんな見方は勝ち組ではない。
何ヵ月かけてでも、ワンシーンごとの姉妹たちに萌え狂いながら見るのが勝ち組。
>>711 テレビシリーズだけだったとしても、後発ファンの鑑!
エヴァはテレビシリーズのみ、ローゼンは原作のみ、ハヒルはDVD全一巻のみ俺よりいい。
てかなに見たとか見てないとかどうでもいい
みんなが三姉妹が好きならそれでいいじゃまいか
早くハルヒ?ハヒルだっけ?帰ってこないかな…
>>729 「……みんな……ただいま」って、
ハルヒが顔赤らめながら言って、
その瞬間に号泣して抱きつくアスカと翠を、想像した。
公式復帰ktkr
731に同じく
全ての団員にメリークリスマス
長女復活
長女が戻ってきたのにあんまり書きこみがないな
ハルヒスレと、こっそりここにも貼らせていただきます。三人娘じゃないのでWikiにあげるかどうかは管理人さんにおまかせします。
ハル姉おかえり!
ttp://kjm.kir.jp/?p=85417 今日続きが見られるはずのSSがあったような気がするんだけど…|・ω・`)
>>737 GJ!!
この三日間はドキドキしたお(^ω^)
絵師さん乙です(´・ω・`)
>>682自分もwktkしてるんだが・・・頑張って!
うおおおお間に合わなかったあああ。
というか予想以上に長くなってしまった・・・
10レスぐらいあるんですが投下しても大丈夫なのでしょうか・・・
どんと来い!!
途端、世界がグニャリと曲がり、ハルヒもアスカちゃんも翠星石ちゃんも全く見えなくなった。
次に目を開けて見えたのは、ハルヒの家なんかではなく文芸部室だった。
「この数分後に世界が再構築された」
目の前に立つ長門が言った、が俺はその言葉に相槌を打つことすらできなかった。
「あいつは、望んで、消えたのか」
言葉をやっとの思いでしぼり出し、聞く。
だが返事は聞きたくない、できれば言わないで欲しい。
長門はいつもの無表情、しかしよく見ると、ほんの少しの憂いを帯びた顔で言った。
「そう」
「涼宮ハルヒに関する記憶、記録はこの世界から全て抹消された。
朝比奈みくるはこの時間平面上から消失した。
この世界に涼宮ハルヒの存在は ない」
俺は、膝から崩れ落ちた。
ハルヒが、いない。
どこにも。
おいおい、手が震えてやがる。
足なんて力が入らず、俺は無様に床に膝を付いてる。
最後に交わした言葉すら覚えてねえ。
と言う事は、なんだ。
朝比奈さんがその可愛らしいメイド姿でお茶をくんで、
長門が隅っこで本を黙々と読んでて、
ついでに古泉はヘラヘラ笑ってて、
そして、あいつが、ハルヒがそんな俺らを、100ワットの笑顔をしながら、好きに引っ張り回してた、
ああちくしょう、あの、この世で一番楽しいと思える時間はもう戻って来ないのか。
「まだ」
?
「まだ、方法はある」
俺は反射的に顔を上げた。
ある?何が?方法が?何で?あいつはこの世界から消えたんじゃないのか?
次々と疑問が浮かんで飽和状態の俺の耳に飛び込んできたのは、更に俺を混乱させる声だった。
「その先は僕が説明しましょう」
俺が後ろを振り向いた先には、あの腹立つニヤケ面がいた。
「おい古泉、どうなってんだ、俺の頭はもうじき混乱で崩壊しそうだぞ。」
俺は部室でいつもの席に座りながら、またいつも通り向かいに座っているニヤケ面を見て、言った。
まずなんでお前は記憶が消えてないんだ。どうしてここにいるんだ。
ハルヒを、戻す方法がまだあるって?
「順々に答えていきましょう。まず、僕が何故記憶を保持しているかの理由についてです。
僕はですね、いわゆる鍵なんですよ」
さっぱりわからん。
「僕の役目は涼宮さんの抗体だと言った事を憶えていますか?」
いつもなら知らんと答えてやるところだがな。
「今回涼宮さんは、世界改変の際に消えたように見えますが、
本当は極小規模の―――閉鎖空間にいるんですよ」
閉鎖空間?あの灰色の世界の事だろ?あそこにハルヒが?
「ええ、と言ってもかなり特殊です。第一にこの閉鎖空間は拡大も縮小もしていません。
これは涼宮さんの一人きりになりたいと言う心理の表れです。
今回涼宮さんは世界が変わることを望んだわけではありませんから。」
あいつ一人だけの空間って訳か。
「ええ、第二に、この空間には神人が現れないようです。これはそうですね、
ビルを破壊したって晴れるような類のストレスではないと言う事です。僕は詳しい経緯までは知りませんが」
ああ、そういやまだ説明してなかったか。実はな
「――――なるほど、姉妹喧嘩ですか。これで更に謎が解けました。」
なんのこっちゃ。
「それについては後ほど。ええとどこまで話していましたっけ。ああ、第三に
この空間は長門さん―――情報統合思念体ですら発見できませんでした。能力者の僕だから発見できたんです。」
自慢話はどうでもいい、あいつはどうやったらこっちに戻るんだ、さっさと言え。
「これは失礼。ですがこの事実により、一つの仮説が立ちます。
涼宮さんはですね、詰まるところ仲直りがしたいんですよ。」
どの銀河を巡り巡ったらそんな仮説が成り立つんだ。
「説明しましょう。涼宮さんはこの世界からは消失しましたが存在そのものが消えたわけではありません。
これは、偏に涼宮さんがこの世界から消えていることを拒んでいるからです。」
そこまではいい。
「しかし涼宮さんは妹さん達に悪い事をしてしまった事を悔やんでいます。
ですから涼宮さんはこの世界ではない、閉鎖空間に身を隠したのでしょう。」
隠れてたって問題は解決しないぜ、ハルヒ。
そんな事したって相手が心配するだけだ。俺もな。
「だからこそです。問題が解決しない事が分かりきっているからこそ僕、そしてあなたの記憶は保持されたのです。」
そりゃどういう事だ。
「誰にも見つけられたくない、しかし相手に謝罪したい。
見つけられたくないと言う感情が、長門さんすら見つけられない閉鎖空間を生み出し、
それと相反する謝罪したいと言う感情が、僕とあなたという、鍵を残したのです。」
いつもながら説明が回りくどいな。しかし古泉と俺が鍵だと?古泉と組むなど冗談じゃない。
「まあそう言わずに。僕の記憶と能力が保持されたのは、涼宮さんが無意識に、
『多数には見つけられたくない』と思い、その思いが極少数の、
それでいて涼宮さんを確実に見つけられる、超能力者を残したのです。」
おい、そうすると『機関』とやらはどうなったんだ?
「機関は世界改変の時点で消滅しました。正直言って狼狽しましたよ。
しかし他の超能力者の記憶も保持されましたし、
荒川さんや森さんなどは、本物の執事とメイドになっていました。」
本職になったんかい。うーむ、見て見たい気もする。
………って、ちょっと待て。肝心の俺の記憶が残った理由はどうなんだ。
「その点は、あなたが、あの姉妹全員と関わりがあり、
その中でも涼宮さんにもっとも近い距離にいる人物だからでしょう。
あなたは、残された二人のエスコート役です。」
なるほどな。俺はあの二人を閉鎖空間に導く役目って訳か。
「…とまあ、理屈を並べるならそうなるんですが」
なんだ、まだ何かあるのか。
「…涼宮さんが、あなたに自分を忘れて欲しくなかったと強く願っているから、
という理由の方が強い気がするのです。僕としては。」
よし、そこに立て、殴るから。
「遠慮しておきます。それよりも、涼宮さんと妹さんの家に向かった方がよろしいかと思われますが。」
ああ、早いとこあいつを連れもどさなきゃな。
俺、いや俺達は古泉の手配したタクシーでハルヒの家に向かっていた。
「恐らく妹さん達の記憶は消えていないでしょう。消えてたら謝罪のしようもないですから。」
それを先に言えこの野郎、急がなきゃならん。ていうかお前もついて来んのかよ。
「閉鎖空間は僕の援助無しでは侵入できませんよ?今回は5月のあれとは違います」
思い出させるな。その光景を思い出す度、俺はあのコンクリあたりに頭を打ちつけたくなるんだよ。
「長門、色々あるかもしれんが大丈夫か?」
「へいき」
長門も一応付いて来るようだ、なんでも
『古泉一樹の推測が間違っていた場合、私が涼宮ハルヒの姉妹の記憶を復元する』
だそうだ。
長門にあまり苦労は掛けたくないところだが…
そんな俺の感情を読み取ったのか、長門は言った。
「へいき」
「………私一個体の意思として、SOS団は修復したい空間」
こんな状況だが微笑ましく思ったね。長門がはっきり、SOS団を失いたくないと明言したんだ。
嬉しく思うなと言う方が無理ってもんだ。
そして俺はこの隣に座ってるニヤケ面に言わなきゃならん事がある。
非常に不本意だ。なぜ俺がこんな事言わなきゃならん。
―――だが、筋っつうもんは通さなきゃならんよな。
「おい古泉」
「何でしょう?」
「ありがとよ」
案の定意外だったらしく、いつものニヤケ笑いが7割方吹っ飛んでやがる。失礼なやつめ。
「これはこれは、意外ですね。」
言うべき事ぐらい分かってるつもりだ。
「有難く受け取っておきますよ。」
そうかい。
それから程無くして、ハルヒの家に着いた。
……なんか家からマイナス方向のオーラが出てる気がするんだが。
「急いだ方がいいですね。」
わかってる。
チャイムを押し、名を告げる。頼む、いてくれ。
「あー、その、キョンだ。実はハルヒが…」
ドカドカと物凄い勢いで玄関に音が近づいて来る。嫌な予感がする、ヤバイ。
「キョンさん!?」
「デカ人間!?」
あぶねえ。とっさにドアの前を退いていて良かった。
あのままだと俺の死因はドアにぶつかったことによるものになってたところだ。
「ハル姉!?ハル姉がどうしたの!?」
「さっさと吐くですぅ!!吐かんなら絞り出してやるまでですぅ!!」
物騒な事を言うな。というかとりあえず落ち着け。
……まあ、とりあえず記憶が無くなってない事だけは分かったな。
とりあえず二人を落ち着かせて、俺達は中に入った。
茶を出される。うむ、美味い。
「で、ハル姉はどうしたの!?どこにいるの!?」
「とっとと吐いた方が身のためですぅ!」
だから落ち着いてくれ、話もできん。
と言ってもだ、どこまで話せばいいものか。
おい古泉、どう思う。
「あまり詳しくは話さないほうがいいでしょうね。
要点を掻い摘んで話した方がよろしいかと。
それに、この方達がどこまで状況を把握してるかを聞くのも重要です」
「あーとだな、ハルヒのやつの事なんだが、まず、お前達はどこまで、
あいつの所在を把握してるんだ?」
「把握も何も無いわよ。朝起きたらもういなかったんだもの。」
「出ていった気配もないし、それに、ハル姉のものが全部なくなってたんですう。」
なるほどな。それからどうしたんだ?
「探したわよ、あっちこっち…」
「でも、見つからなかったんですぅ…」
二人がうなだれながら答える。ううむ質問の仕方が悪かったか。
「それどころかみんな、『涼宮ハルヒって誰?』とか言い出してさ…どうなってんの…?」
アスカちゃんは既にグロッキーだ。そろそろ俺の方から話出さんとまずいな。
と思った矢先、翠星石ちゃんが言った。
「……………翠星石が、あんなこと言ったからですか…………?」
―――時間が凍りついたかのように思えた。
「翠星石が、ハル姉なんて消えればいいなんて、言ったから…ハル姉、消えちゃったですか……?」
アスカちゃんは翠星石ちゃんを見つめ、古泉からは笑みが消え、
長門はいつも通り無表情。
なんて言ってやればいいんだ、俺。
「翠星石が、ハル姉にひどいこと言って……そのせいで…」
「翠!」
アスカちゃんが泣きじゃくる翠星石ちゃんを抱きしめた。
「ひっく…ぐす…翠星石が、ハル姉、を…」
「違うわよ、翠!あんたのせいなんかじゃない!」
翠星石ちゃんは泣き止まない。
俺は、心の引き出しにこっそりしまってるなけなしの度胸を振り絞り、言った。
「ハルヒが、見つかったんだ。」
我慢できん。これ以上この光景を見てるのは無理だ。
この姉妹は本当に泣き顔が似合わん。
ハルヒを取り戻して、この姉妹が三人一緒に笑える様にする。今やるべき事はそれだけだ。
他の事なんぞどうでもいいね。
「ある場所にいる。あいつはお前達に謝りたいと思ってる。行こう。」
二人の姉妹は俺の顔を凝視している。
しばらくの間沈黙していたが、アスカちゃんの方が先に口を開いた。
「……………先に言いなさいよ!!今すぐ行くわよ!!」
それが合図になったように翠星石ちゃんも言う。
「そうと決まったら泣いてる暇なんかねーですぅ!あの姉の髪を引っ張ってでも連れ戻すですぅ!!」
やれやれ、切り替えの本当に早い姉妹だ。と思ったら古泉の奴が口を開いた。
「とりあえず準備は必要ありません。」
なんだと?
「実はですね、閉鎖空間はここが入り口なんです。」
…………………………………………………は?
お前な、そういう事は先に言えよ、そんなサプライズ、金もらってもいらんわ。
「これは失礼。ではみなさん、僕の体に掴まって下さい。」
「へ?どういう事?何で古泉さんの体に掴まるの?」
「何を企んでやがるですか、デカ人間ズ?」
ズとか言うな。とりあえず信じろ、必要なんだ。
「みなさん掴まりましたね。」
ていうか俺も行くのか。
「あなたがいなければ始まらないでしょう?」
何がだよ。
…長門は行かないのか?
「涼宮ハルヒへの接触と説得は私の役目ではない。…頑張って。」
頑張るのは俺じゃないような気もするが、行ってくる。
「では目を閉じて。」
目を閉じる。こうやって入るのはあの時以来か。まさかこんな事になるとは思いもよらなかったが。
待ってろよ、ハルヒ。
「着きました。」
いつもながら何の感触も無いな、と目を開ける。仰天した。
いや前回入ったときも勿論仰天したが、この世界はあの世界とは決定的に違っていた。
何も無い。白だけがある。
床も真っ白で、浮いているかのような感覚だ。
姉妹二人も目を見開いている。
「え?なに?なにが?え?」
「……ここどこですぅ?」
まあ何の説明も無しに来たから当然の反応なんだが。
と、気付いた。真っ白い空間の中に、見覚えのある後ろ姿が見えることに。
思わず名を叫んだ。
「ハルヒ!」
「「ハル姉!」」
三人一緒にあの姿に向かって突っ走る。古泉はヘラヘラ手を振ってやがった。
段々近づいて行く。あっちの方もこっちに気付いたようだ。
「…キョン?あんた達…?」
間髪入れずに翠星石ちゃんがハルヒに突進した。
「ハル姉ーーーっ!!!」
どふ。と言う音がして、ハルヒが翠星石ちゃんの突進をもろに食らった。
「あ…あんたねえ…」
堪らず何か言いそうになるハルヒだが、翠星石ちゃんが
自分の服に顔を押し当てたまま動かないのを見て、黙った。
微妙に肩が震えている。
「ハル、姉…ハル…うわああああああん!!!」
空間中に響き渡るような泣き声を上げる。
「翠…」
「ごめんなさい!ごめんなさい!ハル姉!消えて欲しくなんてないです!
ずっと傍にいて欲しいですぅ!」
泣きじゃくりながら必死に謝り続ける。ハルヒはそんな翠星石ちゃんを強く抱き締めていた。
「ごめん…ごめんね翠…あたし…あんたの花瓶割っちゃって…」
「あんな花瓶、替えがきくです…でも、でも…ハル姉は、替えなんかきかないですぅ……!」
「……!!」
ついにハルヒもその目から涙を流し、翠星石ちゃんを抱きしめ続ける。
「ごめん…翠、ごめ…」
「ハル姉、ごめんなさい、ごめんなさい…」
二人共ひとしきり泣いた後、ハルヒがこちらに顔を向けた。
「アスカ…ごめん。心配かけちゃったみたいね…」
「ホントよ!罰ゲームとして、ケーキ奢る事!」
そんなんでいいのか。
「キョンさんと、小泉さんが連れて来てくれたのよ。」
実質、俺は何もして無いがな。
「キョン……」
「あーその、だな、ハルヒ。団長様が消えたら団員は途方に暮れるんだよ。」
「…ごめん」
「こう、何というか、心配なんだよ、お前がいないと。」
「え?」
「その、な、お前はいつも俺達を引っ張りまわす涼宮ハルヒ団長様だろ?
だから、お前に無理難題押し付けられることぐらい慣れてるんだよ。」
「…悪かったわね」
「あーだから、だ。………あんまり一人で悩みとか背負い込むな。俺の肩ぐらいなら貸してやるよ。」
そういった途端。ハルヒが俺に抱きついて来た。
胸を貸すと言った覚えは無いんだがな。
ハルヒの肩は小刻みに震えてる。顔は見せたくないみたいだ。
「………バカキョン」
そんな上擦った声で言われても説得力無いぞ。
「………………………ありがと……………」
思わずハルヒを抱きしめた。手を置いたときハルヒがビクッとした。ちっさい肩だ。
…………しばらく、離したくない、離さん。
突然目が覚めた。
起き上がった目の前に、長門の顔。
「世界の再構築が、完了した。」
そうか。上手くいったんだな。
「そう」
辺りを見回すと、ハルヒ、アスカちゃん、翠星石ちゃんは眠りこけている。
古泉はこっちにいつもの顔で笑いかける。
「いやあ、見物でしたよ。」
しまったこいつが見てんの忘れてた。今すぐこいつを撃ち殺さねば。
「遠慮しておきます。…夢だと思ってくれるでしょうかね?」
フォローはおまえの仕事だ。
ハルヒが起きた。
「う〜ん……あ、あれ、ここは?」
おうハルヒ。
「キョ、キョン!あ、あんたなんでここに…」
「それは僕が説明しましょう。」
さすがの解説役だ。学校に来なかったから家に来たら眠りこんでいたという事態を実に回りくどく説明し、
ハルヒを丸め込んでしまった。
アスカちゃんと翠星石ちゃんには、夢だと思ってくれと、言っておいた。
「夢ねえ…ま、いーでしょ。ハル姉と仲良くね?」
ニヤニヤしないでくれ。自分を撃ちそうになる。
「ハル姉の事泣かせたら、しょーちしねーですぅ!」
俺がハルヒを泣かせるなんぞ、逆はありそうだが…
「翠…」
ハルヒが躊躇しながら名前を呼ぶ、あ、そうか。夢って事にしたから
あの中の出来事は無しってことになってるのか。
「…ごめんなさいです、ハル姉」
「え?」
ハルヒが目を見開く。
「ハル姉が消えたら、きっと翠星石は泣いちまうです。
だから、ごめんなさい、です。」
「あたしも…………ごめん、翠…」
「そうですね〜〜罰ゲームとして何か美味いもの奢るです!」
「…わかったわよ。全く…」
どうやら、心配することなかったみたいだな。
ハルヒが100ワットの笑顔で笑う。アスカちゃんも翠星石ちゃんも笑う。
「ハルヒ。」
「ん?」
その笑い顔、途轍も無く似合ってるぞ。
おわり
オチがよくわからん事になった。今は反省している。
いやいや、GJ!
おとなりさんも投下があったし、これからも期待してますよ。
すごい勢いでときめきました。アスカと翠星石のキョンへの態度がイメージ通り。
小泉の誤字が無ければ完璧だったけどw、待っててよかった。
GJです!
>>752 クリスマスプレゼントありがとう。
ハートフルGJ
GJ!
…しかし、うらやましいほどにキョンがかっこよすぎるw
GJ!
すぐに情景が浮かんでしまった
神だなぁ…
GJ!
思わずハルヒを抱きしめた。手を置いたときハルヒがビクッとした。ちっさい肩だ。
>思わずPCの前で悶絶した。
>>752さんGJ!
ちょっと読み進むたびに、悶えてしまったw
あああああああああああああ!
代われ!!キョン俺と代われ!!!!!!
>>752 GJです。
キョンと古泉の話しあたりからこれは面白いと思った!Gj乙
最近思ったんだけどここ気をつけないとハルキョンスレになるな
>>754 小泉←ああナンテコッタパンナコッタ。
すいませんがまとめの方、収録の際には修正してくれると有難いのですが・・・
>>763 冬の帰り道を長女が急ぐ。
いつもの活動で少し遅くなってしまった、今日の夕食当番だというのに。
家の前まで来ると、通りの向こう側から、ですぅですぅと鼻歌を歌いながら末の妹がやってくる。
「こら!こんな時間まで遊び歩いて!」
怒ってはみたものの、説得力は無い。翠星石もぺろりと舌を出しただけだった。
まあいいわ、と妹と手を繋いで玄関をくぐる。
「「ただいまー!、です」」
大きく呼んでみたが、返事は無い。
二人してリビングへ。そこでは、こたつに体を半分突っ込んで次女が寝ていた。
ご飯が出来たら起こしてあげようと、珍しく良姉ぶりを発揮してハルヒはキッチンへ向かう。
髪を結えて、エプロンを付けて、冷蔵庫の中身を確認する。
手際はもう慣れたもの。おかず、お味噌汁と作っていく。
翠星石もあれやこれやと手伝ってくれて、後は最後の一仕事のみとなった。
次女を起こすのみである。
「アスカ、アスカ起きなさい」
珍しくも足でなく手を使って優しく起こしてあげる。これが予想外の反応を生んだ。
「うう〜ん・・・。シンジぃ・・・あと五分・・・」
『シンジ』!!?
妹の同級生兼同僚兼幼馴染。もちろん知っているが、まさかこんな場面で名前が出るとは。
面白いわね。さて『レコーダーは何処だったかしら』などと考えていると、
とことことやってきた翠星石が、つんつんとアスカをつつく。
「・・・やめなさいよ〜ばかシンジ・・・」
思わず翠星石と顔を見合わせる。
「ハル姉?」
「しっ!静かになさい!今レコーダー持ってくるから!」
「待つですぅ!それよりも、直接夢を覗いてやるです!!」
「そ、それはちょっとねえ?」
「構わんですよ、姉妹にプライバシーは不要ですぅ!スイドリーム!」
「うう〜ん、うるさいわね・・・バカ・・・シ・・・・ンジ?」
頭の真上でこれだけのやりとりがあれば、当然である。
そして幸せな午睡から目覚めたアスカの見たものは、邪悪に微笑む、
少なくともアスカにはそう見えた、かけがえの無い姉妹達であった。
目を爛々に輝かせたハルヒが質問をぶつける
「アスカ!あんたいつの間にシンジ君とそんな仲に!?」
「アス姉も隅に置けんですぅ〜」
「ち、ち、ちがっ!こ、これはこないだまで、訓練で同じ部屋にいたからでっ!」
「へー。一週間の特殊訓練って聞いたけど、そんな訓練だったの?」
「なっ!!?ユ、ユニゾンで、仕方なくよ!」
「ユニゾン?二人きりだったですか?」
「へ?ミ、ミサトも途中までずっと一緒にいたわよ!」
「途中まで?」
「いや、だから最後の晩だけ二人っきりで・・・って、何でそんな事言わないといけないのよ!!」
「で、どこまで行ったの?」
「だから、訓練でそんな事は何もないってば!」
赤くなったり青くなったりする次女を散々にもてあそび、
この事は姉妹だけの秘密にすると約束して開放してあげることにした。
そして三姉妹を待っていたのは、すっかり冷めたおかずと、煮詰まったお味噌汁だった。
「アスカ、ほんとに何もなかったの?
まさかこの姉を差し置いていくとこまで行き着いたとか・・・」
「だから!キスしかしてないって・・・・・あっ・・・・」
GJ
>>697を見てハルヒと翠に「嘘と沈黙」をみせてみたらどうなるかなと思った
GJ
>>767をみてハルヒと翠にエヴァ15話(嘘と沈黙だったかな?)みせたらどんな反応するかなって思った
間違えたほうのやつもかきこんでしまっていたorz
本当にスマソ
恋愛抜き
「あ〜っ!!」
「ど、どうしたですか、ハル姉」
「とっておいたわたしのイチゴ大福がなくなってんのよっ!明日みくるちゃんのお茶と一緒に食べようと思ってたのに!」
「そ、それは事件ですぅ、くんくんの出番ですね!翠星石はくんくんを探しに旅立つです、探さないでほしいですぅ」
「・・・待ちなさい」
「ハ、ハル姉?・・・な、なんで翠星石をそんな目で見る、で、す、か・・・」
「翠?今なら明日のおやつ分だけで許したげるわよ?」
「翠・・・」
「な、なんですか、証拠があるんですかっ」
「そのセリフ、もう自白してるようなもんじゃん」
「あ、翠、口の下にイチゴ付いてるわよ?」
「へっ?わっ・・・」
「かかったわね、なーんもついてないわよっ!さあ、今なら1週間分!」
「ぶざまね・・・」
「く、くぅ・・・翠星石またしても謀られたです・・・えぇぃ、好きにしやがれですぅ!」
「なーに威張ってんのよ、2つも食べといて」
「・・・え?2つですか?」
「ギクッ!」
「?何アスカ、『ギクッ』て」
「な、なんでもない」
「あ、もしかして・・・アス姉も食べたですねっ!」
「!!」
「アスカ、翠を盾にして逃れようとした罪は重いわよ?コスプレ写真の刑よっ!」
「あ、アハハ・・・ほらアタシ、赤い色が好きだからつい・・・ダメ?」
「「だぁ〜め!」ですぅ!」
「さ、まずはバニーからよっ!」
「神妙にするです!」
「コスプレはイヤ、コスプレはイヤ、コスプレはイヤアァ〜〜〜」
嘘が下手な姉妹だなww
>>771 …アスカいじりが続いてるな。今まで末妹をいじるのが多かったから、なかなかいい傾向だ。
GJ
3姉妹とも隙があるのでどんな組み合わせでもいじれる話が出来るよなww
あれローゼンやってる
777 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/23(土) 03:39:22 ID:G+hN3gDA
俺の嫁がTVに出てるぞぉおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!
翠「おめーら目かっぽじくってみやがれですぅ」
ア「な、新作ですって!」
ハ「くっ、本スレも異常な早さだわ」
翠「ふっふっ、やっぱり翠星石が姉妹人気no.1ですぅ」
ア「ふっ、あまいわよ翠。これを見なさい!」
つ「2007年夏公開予定劇場版」
翠「え、えーが…」
ア「どう?これこそがアタシの人気の高さなのよ!」
翠「どーせリメイクに決まってるですぅ!……ハル姉どーしたですか?」
ア「急にだまっちゃって」
ハ「…あんたたちはいいわね、新作の話ができて…」
ア・翠「あ…」
ハ「わたしの第二期はいつかしらね…」
ア「な、なにいってんのよハル姉!この前の消失祭すごかったじゃない!」
翠「そ、そうですぅ!ハル姉の人気はまだまだ健在ですぅ!」
ハ「そ、そうかしら?」
ア「そうよ!」
翠「そうですぅ!」
ハ「そうよね!やっぱり長女のわたしが人気NO.1よね!」
翠(なんとか元にもどったですぅ)
ア(ハル姉が元気ないとつまらないからね)
翠(この場はゆずってやるですぅ)
ハ「さ、そういえばお腹すいてきたわ!なんか食べにいきましょう!わたしがおごってあげるわ!」
ア・翠「は〜い」
第二期マダー?
そういや長女のラジオは今月いっぱいだっけ。
なんか発展無いかねぇ?
小説も8巻から音沙汰ないしなあ
ハルヒの小説はそろそろ新しいのが出るって聞いたし、
二期目は来秋って噂も聞いた。
ま、噂ですがね…。あぁ早く長女の活躍観たいよ
作者や監督達や監修達がこのスレを発見する
↓
「「「そうだ!アナザーストーリーとして合作しましょう!」」」
↓
意見一致、満場一致
↓
200X年、超大作完成!
↓
全〜でNo.1!
↓
世 界 の 〇 億 人 が 感 動 !
\_____ _______/
〇
〇
ο
。゜
___
く/',二二ヽ>
|l |ノノイハ)) 完璧な
|l |リ' ∀'ノl プラン
ノl_|(l_介」).| ですぅ!
≦ノ`ヽノヘ≧
ミく二二二〉ミ
>>786 昨日今日と出番があるのにそんな妄想までするとはなんて欲張りな三女なんだww
だがそれがいい!
今日もデレ翠見て〜な〜、過去編終わったあとにちょびっとでもいいからさ〜
少し早いですが、三姉妹たちのクリスマス、投下してみますね。
790 :
1:2006/12/23(土) 21:13:22 ID:ejgIPtu9
ほのかに甘くて、やわらかい香りが漂っていた。翠星石がプレーン・スコーンを焼いているのだ。
ハルヒは、その様子を立ったままぼんやりと眺めていた。オーブンの前で焼き上がるのを待つ
翠星石が顔を向けると、ハルヒは穏やかに言った。
「今日は、普通のスコーンなの?」
「そうです」
翠星石はそう答えると、冷蔵庫からジャムの瓶を取り出した。それを渡されたハルヒは、
リビングに行くとテーブルの上にジャムを置き、ソファーに腰かけた。そしてティーカップに
紅茶を注いで翠星石を待った。窓の外には雲ひとつなく、突きぬけるような青空が広がっていた。
しばらくして、翠星石が白い皿に盛られた焼きたてのプレーン・スコーンを持ってきた。
「おいしそうね、いただきます」
「いただきますぅ」
シンプルで飾り気のない味わいは、素朴だが紅茶によく合うものだった。
「ハル姉は明日どうするんですか?クリスマスだしSOS団で何かやるんですか?」
翠星石が尋ねてもハルヒはそれに答えず、ほんのわずかな間をおいてから、逆に質問をした。
「……翠は?どうすんのよ?」
「チビ人間の家にでも遊びに行ってやろうかと思ってますぅ」
「ふぅん。それじゃアタシはSOS団で鍋パーティーでもやろうかしら」
二人はそれからあまり会話をせず、食べることに集中した。
791 :
2:2006/12/23(土) 21:14:53 ID:ejgIPtu9
夕方になるとアスカが帰ってきた。ハルヒは食事の支度をしていて、翠星石はリビングでテレビを
見ていた。やがて夕飯ができると、三人は食卓に着いた。
「ねえ。帰ってきたとき何かいい匂いがしたんだけど?」
アスカに聞かれ、ハルヒは翠星石の顔を見ながら言った。
「翠がスコーン焼いてくれたのよ」
「えー!ずっるーい! いーなぁ、あたしも食べたかったなぁ。どんな味のやつ?」
羨ましそうに口を尖らせるアスカに、翠星石が答えた。
「今日は普通のです。まだ少し残ってますよ」
「ほんと!?あとで食べよっ!こないだ作ってくれたのは美味しかったわ、チョコチップ入りのやつ。
また食べたいわね。他の味も作ってみるといいんじゃない?」
「そのうちやってみますぅ」
「ところでアスカ、あんた今日何してたのよ?ずっと出かけてたじゃない」
箸を進めながら、ハルヒが言った。
「それが聞いてよハル姉!明日のクリスマスパーティーでプレゼント交換するんだけどさ、
バカシンジが何買えばいいか分からないから付き合って、とか言うのよ?それじゃあたしは
シンジのプレゼントの中身を先に知っちゃうじゃないって答えたら、あぁそっか、だって!!
もうどこまでバカシンジなのよ!?でも一人で買わせて変なもん用意されても困るし、
仕方ないから付き合ってやったのよ!」
「へぇー、相変わらずね」
ハルヒの言葉に翠星石が付け足した。
「というかアス姉はシンジと買い物がしたかっただけですぅ」
「ばっ……!そんなわけないでしょ!!?もうっ!!」
792 :
3:2006/12/23(土) 21:16:42 ID:ejgIPtu9
食事が終わり、アスカが自室でくつろいでいると、ドアを叩く音がした。
「アスカ、入るわよ」
そう言ってハルヒが部屋に入ってきた。
「なに?ハル姉」
「あのさ、明日、ミサトさんちでパーティーよね?」
「そうよ」
返事をしたアスカをまっすぐ見つめて、ハルヒが言った。
「やっぱさ、あたしたち三人で過ごせないかしら?」
「え?急にそんなこと言われても……。何でよ?」
ハルヒは、その理由についてアスカを見つめたまま淡々と話し始めた。
*
それはアスカの誕生日のことだった。
アスカは翠星石の作ったスコーンが大好きで、いつも本当に美味しそうに食べては、
そのたびに絶賛するほどだった。
そこで翠星石は誕生日祝いにスコーンを焼くことにした。それまでプレーン・スコーンしか
作ったことがなかったが、せっかくだからと思い、いつもと少し違うスコーンを作った。
「なかなか腕を上げたじゃない!しかもチョコチップ入りとはね!最高に美味しかったわ翠、
ありがと!!」
アスカにそう言われて喜んだ翠星石は、クリスマスに向けて今度はマフィンを作ってみようと
意気込んだ。色々な味のマフィンを作って、テーブルを華やかに彩る。
初めてスコーン以外のものに挑戦するのだ。誰かに教わるわけではなく、自分の力で。
本を買ってきて、アスカが学校に行ってる間にこっそり練習した。上手に作れるようになって、
クリスマスにアスカを驚かせようとしていたからだ。
「いつのまにレパートリー増やしたのよ?やるじゃない、翠」
そんな言葉を期待しながら、暇をみつけてはマフィン作りに励んでいた。
ハルヒが腕によりをかけた料理を三人で囲み、自分が作ったマフィンと買ってきたケーキを
食べる、翠星石はそんなクリスマスを思い描いていた。
793 :
4:2006/12/23(土) 21:19:10 ID:ejgIPtu9
それから何日か経って、シンジからアスカに電話があった。
「あのさ、アスカはクリスマスに予定ある?」
「え…と…なっ……なんであんたにそんなこと聞かれなきゃなんないのよっ!?」
「いきなり何を怒ってるんだよ?トウジとか委員長とか、クラスのみんなで
クリスマスパーティーをやろうって話になったから、アスカもどうかなと思って」
「なんだ……そっか……そ、それならそうと先に言いなさいよ!仕方ないわね!
空けといてあげるわ!」
「あ、無理にとは言わないよ。何か予定があったんなら、」
「ないわよ!!なにもない!」
「そう?じゃあアスカも参加だね。楽しみにしてるよ」
アスカはそのことを他の姉妹に話した。
「……というわけで、シンジがどうしてもって言うから、クリスマスは
あたしミサトの家に泊まることにしたわ」
「あのシンジくんがどうしてもって言ったんだ。珍しいわね!」
「そ、そうよ!珍しいから仕方なくね……」
「シンジはどうしてもなんて言わないですぅ。もし空いてたらって誘い方をしたに
決まってますぅ。がっついたのはアス姉の方ですぅ」
「ちちちがうわよ!このあたしがシンジの誘いにがっつくわけないでしょ!?」
その日を境に、翠星石はマフィンを作るのをやめてしまった。
*
「翠はね、自分が作ったスコーンをアスカに食べてもらって、アスカに美味しいって
喜んでもらえることに、特別な思いがあるみたいなのよね。きっと本人だけにしか
分からない思いがね」
部屋の中の時間が止まっているかのように、アスカはじっとしてハルヒの話に
耳を傾けていた。
一息ついて、ハルヒは続けた。
「あたしが翠のマフィン作りに気付いたのは、アスカがミサトさんちのパーティーの
話をした次の日だったかしら。確かあんたは出かけていて居なかったっけ……」
794 :
5:2006/12/23(土) 21:21:18 ID:ejgIPtu9
*
「翠、この本どうしたの?」
「あ!それは……!」
リビングのテーブルに置いてあったお菓子作りの本を手に取ると、ハルヒは付箋が
貼ってあるページを開いた。
「へー!今度はマフィン作るの?」
「もう……作らないです……」
「えっ?なんで?だって付箋貼ってあるじゃない」
翠星石は、アスカの誕生日のこと、マフィン作りのことを話した。
「……それで、上手にできるように内緒で練習して、クリスマスに作って驚かせてやろうと
思ってたんですけど……」
「あぁ、あの子ミサトさんちに行くんだっけ」
ハルヒがそう言うと、翠星石は黙ってうつむいてしまった。
「でも別にいいじゃない、クリスマスに拘らなくても。マフィンが上手に作れるように
練習を続けたら?いろんなお菓子が作れるようになるのはいい事だわ」
「そうですけど!そうですけど……もう、いいですから……」
翠星石は、それ以上何も言おうとせず、ハルヒからお菓子作りの本を力なく取ると、
付箋をはがして自分の部屋に行ってしまった。
*
「なんでよ!そんなことでせっかく練習したマフィンをもう作らないなんて……」
アスカがそう言うと、ハルヒは落ち着いた声で答えた。
「そうよね。別にクリスマスにアスカがいないからって、マフィン作りをやめる
理由にはならないわ。でもそれを理由にしちゃってる」
「そんな!?あたしが悪者みたいじゃない!」
「違うわよ! だから、拗ねてんのよ」
「……? どういうこと?」
「要するに、アスカと三人でクリスマスを過ごしたかったのよ。そのために始めた
マフィン作りだもの、クリスマスにアスカがいなきゃ、翠にとっては作る意味が
ないんだわ」
795 :
6:2006/12/23(土) 21:24:01 ID:ejgIPtu9
言葉が出ないアスカにハルヒが続ける。
「それでクリスマスは、ミサトさんちじゃなくて、ココで過ごせない?って聞いたのよ」
「三人で過ごしたかったんなら、翠のやつ前もって話しといてくれたらよかったじゃない!
そしたらあたしだって……」
「翠は言うまでもなく三人で過ごすもんだって思ってたのよ。でもそれは翠の思い込み。
アスカがミサトさんちのパーティーに行くことになったからって、それもアスカの
自由だわ。別に翠はそのことを責めたりはしてないでしょ?アスカの言う通り、三人で
過ごしたいって前もって話してたわけじゃないし。あの子もそれぐらい分かってるわよ。
それどころか気にしてる様子を全く見せないじゃない?いつもと変わらなく振舞って」
「そうね、全然気付かなかったわ……」
「結果的には、翠が一人で盛り上がって、一人で落ち込んでるだけ。だからこの頼みは、
あたしのおせっかいかしら。初めて自分の意思で新しいことにチャレンジしようとした
翠を、ほっとけなかったのよ」
「そっ……か」
複雑な胸中をそのまま顔に表すアスカを見て、ハルヒはこう言い残し部屋を出た。
「あれからあの子はマフィンを作ってない。でもお菓子作りをやめたわけじゃないわ。
今日だって作ってたし。……以前と同じ、プレーン・スコーンだけどね」
アスカは一人になると、夕飯での会話を思い出しては、無数の小さなトゲで胸の奥を
刺されているような気持ちになった。
(クリスマスは当たり前のように三人で過ごすつもりだった翠……
『……明日のクリスマスパーティーでプレゼント交換するんだけどさ……』
あたしは何も気付かないで無神経なことを言ってたんだ……)
(あたしを喜ばせようとしてスコーンを焼いてくれた翠……
『……また食べたいわね。他の味も作ってみるといいんじゃない?』
もう新しいお菓子は作ってくれないかもしれない……)
「まったく……ホントしょうがないわね!あの子も、あたしも!」
アスカは、机の上にあった携帯電話を腹立たしげに掴んだ。
796 :
7:2006/12/23(土) 21:25:42 ID:ejgIPtu9
*
翠星石がプレーン・スコーンを焼いている。
アスカは隣でオーブンを見つめる。
いつまでたっても焼き上がらないスコーン。
アスカは言った。
「もう焼けたでしょ?」
翠星石は何も答えない。聞こえていないようだ。
今度は声を張り上げて、アスカは言った。
「もう焼けたでしょ!?」
翠星石は何かつぶやいたが、アスカには聞こえなかった。
オーブンからスコーンを取り出した翠星石は、動こうとしなかった。
「どうしたの?」
アスカの問いに答えることなく、翠星石は黙って立ちすくんでいた。
*
勢いよくベッドから起き上がったアスカは、一瞬、自分の意識がどこにあるのか
分からずに混乱した。
「何!?今の……。夢?ワケ分かんない……」
朝になっていた。
ふと横を見ると、ハルヒが部屋のドアにもたれかかって立っていた。
「早くしなさい。翠のやつ、はりきってるわよ」
ハルヒの言ってることがすぐには理解できず、アスカは口を半開きにしたまま
ドアの方を見つめていた。
「いつまで寝惚けてんの?昨日あの後、あたしの部屋に来て言ったじゃない、
ミサトさんちのパーティーには行かないことにしたって。それで今日は買い出しに
行って、帰ったら三人でマフィンを焼く。夜はあたしが作って、三人でクリスマスを
過ごす。そうすることにしたんでしょ?ほらさっさと着替えて来なさいよ!」
「あ……そっか、そうだったわね。うん、すぐ行くから待ってて」
797 :
8:2006/12/23(土) 21:27:40 ID:ejgIPtu9
アスカが着替えてリビングに行くと、ハルヒと翠星石が待っていた。
二人に意地悪そうな眼差しを向けた後、アスカは笑みを浮かべて言った。
「ま、何ていうの?クリスマスは家族で過ごすのが当然でしょ?って思うんだけど、
ほら、シンジのやつが無理矢理誘うから一度はOKしてやったのよ。でもやっぱり
あたしは家族と一緒がいいなぁって、やんわりとね、改めてお断りして…」
「ハイハイ分かったですぅ。今さら何言っても、ハル姉から全部聞いてるですよ?
昨日の夜シンジに告白したら見事にふられて、今日のパーティー気まずくて
行けなくなったなんて、アス姉は可哀想な子ですぅ。いつもバカ呼ばわりしてる
シンジにふられて負け惜しみなんて、ほーんとアス姉は…」
アスカは固まって、ハルヒの方に視線だけ移した。
「ハ、ハル姉……!?全然意味分かんないんだけど……?」
すると不思議そうな顔でハルヒが言った。
「あら?あんた昨日あたしの部屋に来て泣きながらそう言ってたじゃない?
あたしは、ありのままを翠に話しただけよ?」
「ハル……姉……?????」
アスカをさらりと無視して、二人は買い物の相談を始める。
「で、何を買えばいいかしら。夕飯とマフィンの材料、それからケーキ、あとは?」
「翠星石はチキンが食べたいですぅ」
「ナイスアイディアね!そうしましょ!お昼はどっかお店に入ればいいわよね。
じゃ、買い出し行きましょっか!」
「ちょっと!!何であたしがシンジにふられたことになってんの!?ねぇ!!ハル姉!?」
唖然とするアスカを引っ張って、三人は家を出た。
その日買い物をしている間、翠星石はアスカと繋いだ手を一度も離さなかった。
以上です。少しでも楽しんでいただけだら幸いです。
では。お粗末さまでした。
こりゃまたナイスなssがキタ!!
GJです!読みやすくて、感情移入しやすかった〜。
和んだ
GJ
いや〜良かった。
GJ
>>798 あとでクリスマスの日にも読み返すよ。
GJ
こういう静かな絵本みたいな雰囲気のssっていいねGJ
>>798乙(´・ω・`)
これは和むssですな。
>>798 すごく面白かったし、読んで優しい気持ちになれたよ。
携帯からGJを君に!
〜た。
が多い気がしたけど、だから余計に雰囲気合ったのかな?
静かなクリスマスの感じがしてなんか良かった
>>805 なんとなくそういう雰囲気あるね。絵本的というか、その辺がクリスマスっぽい。
伏線みたいのがあったり、姉妹の絆と翠の成長が結びついてテーマになってる?
何はともあれGJ
GJ
この後キョンとかシンジとかジュンが
三姉妹の家に来るといいと思うよ
>>810 シャミセン・ゲンドウ・ラプラス「それはまた、別のお話……」
>>798>>808 俺も思った。
文章が綺麗すぎて単調になってる感じがあるのかなぁ。
ほぼ全ての文が主語述語等の組み立てが平坦なんだと思う。
もっと文章を崩す……と言ったらおかしいかな、とにかく文章に波をつけてみたらもっと読みやすいと思うよ。
強調や比喩を入れたり、倒置を使ったりね。
あんまり使いすぎたらくどくなるから注意しつつ試してみてはいかが?
内容は凄いよかったんで次も頑張ってくださいな。
エラそうでごめんよ
>ほぼ全ての文が
たしかに。あまりに統一されてるから意図的にそうしてるのかと思った。
ただお隣でも似たような話題があったけど、SSの書き方みたいなのはスレ違いかも・・・
他板とかサイトの分野では。お隣と違って本人も特に求めてないしね。
>>808 語尾が淡白なのと、キャラが〜^したってのを出しすぎるのが原因。
○○は言った〜系は省いても、翠は語尾に特徴があるし、
「ハルヒ」と言ってればアスカ、「アスカ」と言ってればハルヒの台詞と
分かるから問題ない。けど乙。
ここは押し付けがましい奴が多いインターネッツですね
ここの3姉妹はんなこた気にしねーだろうな
「「「で?良かったの、悪かったの?どっち!」」ですか!」って。
俺なら謝るね
読んでくれた方、dです!
>>808>>812 「た」でほとんど統一したのはやっぱり違和感ありますかね?
普通に書かれているほうが読みやすそうなら、せっかくなので
wikiの中の人に(大変でなければ)メールで修正をお願いしてみますが。
といっても倒置や比喩は私の文章力では使いこなせないので、
主に「た」「る」の部分を直すだけになりますけど。
>>817 作者さんが良いと思う方でいいと思います。
今のままでも特に気になりませんし
>>818-819 まさに姉妹なるべき運命だったんだな
ま、翠の子は元々ドールだし…なんてな。
似るべくして似た、つか谷川の意図としてヒロインズには典型的な人気キャラを当ててるでしょ。
そこがストーリーの根幹を成す部分ではないし、パクリって言う訳じゃなよ。
一巻の時点で、続編物になるともこんな人気作になるとも予期してなかったろうし。
なんかどこもかしこも静かだな。みんなセックル中なのか・・・orz
俺?俺は今三姉妹と明石家サンタ見ながらケーキ食ってる。
いやいや、何をおっしゃる。
かくいう私も独りでね
プwwwクリスマスにお前ら一人かよwwwwオレには翠星石がいるお^^なかなかのツンデレっぷりでたまらんwwwww
だって、なかなかディスプレイから出てきてくれないんだもんwww……ww…w………………
('A`)
またVIPか
VIPだが、ここはなかなか・・・
まぁ暇だったらでw
あいよ。
暇に決まっとるがな。クリスマスのこんな時間に2chやってるんだから……
まぁ板違いだったが、このスレ&隣のスレの奴等にメリクリ☆
>>829 vipは良いイメージが無いが、予想以上に面白かったよ。ありがと
なんかもっとこう、萌え禿げるようなクリスマスネタのSSやイラストが
たくさん投下されて三姉妹三昧なクリスマスを期待してたんだが・・・
俺だけだったのか。
836 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/25(月) 18:39:56 ID:12H9cPVl
翠の髪の長さが足りないな
三女特別編で背が伸びてたように感じたのは気のせいか?w
翠星石「この鶴屋って笑い人間はなかなか見所があるですぅ。」
前置き)
>>790が24日で25日にそれぞれの仲間内でのクリスマス会を過ごしたってことで
ハルヒ「たっだいまー!あー楽しかったわぁ。」
翠星石「うわーん!ハル姉助けてくれですぅ〜!」
ハルヒ「ちょ、ちょっとどうしたのよ・・・・・・って
なにこれ・・・お酒のにおい・・・?」
アスカ「あ〜らハル姉じゃないおかえり〜」
ハルヒ「アスカ!あんたまさかお酒飲んで
きたんじゃないでしょうね?」
アスカ「んあ?な〜に言ってんのよ〜?
ワインなんてお酒の内に入らないわよ〜だ」
翠星石「ハル姉〜、さっきからこの腐れ酔っ払いが
延々愚痴を聞かせてくるんですぅ・・・」
アスカ「だ〜れが酔っ払いよ〜?あたしはぜ〜んぜん
酔ってなんかないでしょ〜?あっそうだ聞いてよハル姉、
シンジったらクリスマスだってのにファーストとばっかり
喋ってるのよ〜。加持さんは加持さんでミサトとどっか
行っちゃうし、せっかくこのあたしが用意したプレゼント
も交換会でペンペンにいっちゃうしシンジのプレゼント
貰えなかったし、しかも私に来たプレゼントがファーストのなのよ?
さすがにその場でぶちまけるわけにはいかなかったけど(以下略」
翠星石「もうその話は13回目ですぅ。いい加減にしろですぅ」
ハルヒ「はぁ・・・これはダメね。寝ちゃうまで待つしかないわ。」
翠星石「えぇ〜なんとかならないですかぁ?」
ハルヒ「大丈夫、あたしの見立てではもう少しよ」
アスカ「ちょっとハル姉聞いてんの?大体シンジはねぇ・・・」
10分後
アスカ「Zzz・・・・」
ハルヒ「ほらね。」
翠星石「やっと静かになったですぅ。」
ハルヒ「ま、アスカも色々苦労してんのね。翠、そこの毛布とって。」
翠星石「はいですぅ。」
ハルヒ「よっ(バサッ)これでよし。」
翠星石「はふぅ。喉が渇いたですぅ。」
ハルヒ「ん?そういえばあたしも喉渇いたわね・・・。
そうだ、余った缶ジュース貰ってきたのがあったわ。(ゴソゴソ)はい。」
翠星石「ありがとですぅ。じゃあ昨日に続いて今日も乾杯ですぅ。メリークリスマス!(カンッ)」
ハルヒ「メリークリスマス!(カンッ)」
その後、ハルヒが飲んでたのは何故か紛れ込んでたチューハイで
翠星石が再び延々愚痴地獄に落ちたのはさておいて メリークリスマス
頭をよぎったので書いた。
やっぱり反省はしない
GJ
いいクリスマスプレゼントを頂いた
げんなりしてる翠が、浮かんでくるなw
乙&めりくり♪
>>843 乙。
『紛れ込んでた』て、SOS団のパーティーで酒が出たんですか!?
ハルヒは酒乱ですぞ
……しまったです!もう9時を3時間23分もすぎてしまったですぅ!
もう5時間くらい過ぎてるけど、投下します
「クリスマスは騒がなきゃ嘘よね」
天上天下唯我独尊女涼宮ハルヒがそんな事を俺に言ってきたのは、
予想してなかったと言えば嘘になる。
こいつがクリスマスなんていう一大行事を見逃すはずが無いからな。
しかし24日、つまり前日にそんな言葉を聞くとは思わなかったね。
俺自身、こいつから何の話も出て来ないところを内心訝しがっていたのだが。
しかし決して期待していたわけではない、不気味だと感じていたのだということを付け加えておく。
ちなみに今は朝だ。朝っぱらに携帯が鳴って俺が嫌な予感を抱きながら
電話に出たところでハルヒが
また鍋パーティーでもするのかと俺が尋ねるとハルヒは例のアヒル口をしながら答える。
「何言ってんの、そんなのつまんないじゃない!
二回も同じことやってちゃ不思議に逃げられるわよ!」
そもそもクリスマス自体が年に一回必ず来る恒例行事ではないのか。
そんなツッコミを心の中でしながら俺は、じゃあどうするんだ、とハルヒに言う。
「あたしの家で騒ぐのよ!」
…………………一瞬思考が停止した。ハルヒの家でだと?
「そうよ!万が一予定があるとも知れないから、既にあんた以外に話はつけてるわ!」
なんだってお前は俺にばかり驚く話をするんだ。
というか俺の予定は考えなかったのか?
「何言ってんの、あんた以上にクリスマスが暇そうな人間なんて他にいないわよ。
それからSOS団以外にも、うちの妹達の知り合いも呼ぶから、きっと最高のクリスマスになるわよ!」
なんて言い草だこの野郎。悪いがおまえと関わってから俺は絶対常人の三倍は忙しい。
それにしても知り合いか…彼ら、彼女らとは何回か面識がある。
せっかくのクリスマスをこの傍若無人女の予定に上書きされた不幸に手を合わせずにはいられないね。
「という事であんた明日あたしの家に来なさい!6時!遅れたら死刑!」
有無を言わせず一気に捲くし立てるハルヒ。
…こうなっては最早止める事が不可能という事は周知の事実だろ?
だからそれをわかっている俺が言う事は一つしか無いわけだ。
「やれやれ、わかった。」
「それでこそ雑用係よっ!明日は思いっきり働いてもらうからねっ!」
………前言撤回。俺は反論すべきだった、無駄とわかっていても。
ちなみにハルヒ曰く泊りがけでパーティだそうなので、親にも説明しておいた。
母親がニヤニヤしてたのが非常に不愉快だ。
妹もついていくとごねてたが、結局家で留守番させることになった。
まあそんなわけで、今俺はハルヒの家にいる訳だ。料理への期待も少なからず持ってな。
…しかし今俺がこの手に持つ皿の類はなんだろうね?
「雑用係なんだから当然よ!他のみんなは7時に来ることになってんの、
ちゃっちゃと運びなさい。」
おのれ。昼飯をわざわざ抜いて来たというのにこの扱いか。
何故に何も食わなかった、あの時の俺。
「大変ねー、ま、頑張ってね。」
「キョン人間は雑用してるのが一番似合うですぅ。」
二人共、なぜ手伝わん。俺が餓死しても構わんと言うのか。
後キョン人間と言うな。なんだその100万年前ぐらいに絶滅してそうな人種は。
「こっちは色々とやることがあるのよ!今は確認してるの!翠は知らないけど」
「翠星石だってやることも考えることもあるですう!」
わかったわかった。手伝いを所望しても無駄なようだな。
「こーらキョン!話してないでちゃっちゃとしなさいよー!」
………はあ、やれやれ。今日も厄日になりそうだ。
…で、だ。ほぼ7時ピッタリに、他のSOS団員と、アスカちゃんと翠星石ちゃんの知り合いが来た訳だ。
…多いぞ。
「パーティは大人数の方が楽しいに来まってるじゃない!!」
さいですか。
「キョンくん今晩は。」
ああ、相変わらず麗しいですよ朝比奈さん。
「………」
何も言わず5ミリほど会釈する。
おう長門。相変わらず制服か。
「その様子ですと、大分苦労なされたようですね。」
やかましいぞ古泉。
「あははっ!キョン君今日はめがっさよろしくねっ!」
どうも鶴屋さん。元気そうですね。
「…………」
何も言わず2ミリほど会釈する。
レイ…さんか?一応アスカちゃんの同級生の筈だが、
なぜだか敬語で話さなければならないような強迫観念に襲われる。
長門の姉だしな。
「キョンさん今晩は。」
今晩はルリちゃん。君も来てたのか。
「ええ、姉さん達が『ルリも来るべき』と言うので…」
…結構強引なとこあるなあの二人。
「あ、今晩はキョンさん」
おうシンジ君。アスカちゃんに呼ばれたのか?
「あ、はい、『まさか来ないなんて言わないわよねー!?』とか言われて…」
…ハルヒそっくりだな、そういうとこ。
「どうも。キョンさん。」
うっすジュン君。翠星石ちゃんが噂してたぞ。
「いきなり来いとか言われて…あの性悪人形…」
わかる、わかるぞその気持ち。
「キョン君今晩は、ハルヒちゃんのお手伝い?」
ああアキトさん今晩は。ユリカさんは?
「ユリカはちょっと艦長の仕事の方がね。せっかくプレゼント用意したんだけど」
幸せそうですね。
と、まあこんな感じのメンバーだ。
…しかし全員が漏れなく俺のことを「キョン」と呼ぶのは果たしてどういうことなんだろうね?
俺は全宇宙的に「キョン」なのか?ええくそいまいましい。
ええい誰も聞かないだろうが言ってやる。俺の本名は
「じゃーーーーーーーーん!」
俺の思考は、例によってハルヒの声にかき消された。おのれハルヒ。
せっかく史上最大級の自己紹介をしようとしたのにとハルヒの方を振り向くと
サンタの格好をしたハルヒがいた。
ここは室内だからいいが、こんな格好でプレゼント配ってたら
ほぼ確実に凍死するであろうと言うような薄着の格好である。
俺は目を見開いてハルヒを見ていた。
「ほら、あんた達も!」
ハルヒがそう言って、隠れている人を引っ張る。アスカちゃんと翠星石ちゃんだ。
アスカちゃんはハルヒと同じく薄着、
翠星石ちゃんは本家サンタの物を小さくしたようなモコモコしたサンタ服だ。
「どう!似合うでしょ!やっぱりクリスマスったらサンタよねー!」
…正直、似合わんと言えば嘘になる。というか凄まじく似合っている。
「え…」
ん。何、ちょっと待て、声にでてたか今の。おい、誰か拳銃を持ってきてくれ。
部屋全員の視線が俺に集まっている。見るな、見ないでくれ、見ないで下さいお願いします。
「…と、当然よ!似合わないなんて言ったら獄門打ち首の刑なんだから!」
とんでもなく物騒な事を言うハルヒ。顔が赤いように見えたのは気のせいだ、きっと。
「アスカ…その格好…」
「違う!違うのよ!これはハル姉に無理矢理着せられたのよ!
いい!別に私が望んで着てるわけじゃないのよ!私はこんなもん今すぐ脱ぎたいのよ!
そ、それにプラグスーツよりはマシでしょ!あんなぴっちりした服よりはマシでそのあの」
「似合ってる…」
「なっ!?…と、当然よ!私に合わない服なんてないのよ!」
アスカちゃんの方ではそんなやりとりをしていた。仲いいなあの二人。
「ちちちび人間!この格好を見て何か言う事はないですか!」
「いや…まあ、似合ってるけど」
「そそそそれでいーのです!いつもそれぐらい冴えてればいーのにです!」
「何だとこの性悪人形!」
翠星石ちゃんの方からはそんなやり取り。仲がいいのか悪いのかわからんな。
「では!来年は不思議な事が見つかるようにかんぱーーい!」
まあそんなこんなでパーティは始まった。
所狭しと並べられた料理を口に運んで行く。美味い。
俺が昼飯を抜いて来た事も考慮する点ではあるだろうが、それを抜きにしても美味い。
去年の鍋でも味わったが、ハルヒの料理のレベルは高い。
特に長門は凄い勢いだ。これは別に早食いじゃないんだが。
「このスコーンは翠星石が作ったですぅ!」
と翠星石ちゃんが言った物を食う。これも美味い。
菓子料理人になれるな。
ケーキまで食っても、結局量が足りんと言うので、アキトさんがラーメンまで作る事になった。
屋台を経営しているだけはある。これまで食ってきたどのラーメンよりも美味い、これは。
「ルリちゃん、美味しい?」
「おいしいです。」
そんな話が聞こえる。いやこれは本当に美味い。
「…すいませんアキトさん、ユリカさんも来てないし、ラーメンまで作らせることになって…」
「いや、いいんだよ。皆おいしいって言ってくれてるから、作りがいがあるさ。
特にルリちゃんのお姉さんは凄い勢いだし。」
「すいません、大食いで…」
「多く食べてくれる方が作る方としては嬉しいよ。…あ、ルリちゃんクリームついてる。」
そう言ってアキトさんがルリちゃんのほっぺのクリームを取った。
「え?わ、あ、ありがとうございます…」
まるで親子だ。微笑ましいな。
「やあ、楽しんでいますか?」
何の用だ古泉。
「まあそう邪険にせず。珍しいと思いましてね。」
何がだ。
「いえ、涼宮さんがあなたを買い出しの要員として使わなかったのが」
…まあ、俺もそれは少し不思議に思った。
そもそもクリスマスパーティの唐突な発表なんてやる意味がない。
しかも今日なんかは俺を雑用としてこき使いまくったくせにな。
「僕が思うにですね、これはジンクスと言うやつですよ。」
何だそりゃ。
「いえ、あなたは以前、クリスマスの買い出しに向かう中で事故を起こし、
三日間昏倒したでしょう?」
あの三日の事か。悪いが俺はその点については全く覚えていないぞ。
「まあ、ともかく買出しの途中であなたは事故に会いました。
ですから涼宮さんは、今回はあなたを買い出しに連れて行かなかったのでしょう。」
………
「あなたがまた倒れたりしたら嫌だ、とね。いや、羨ましいですね。」
やかましい。不愉快だ。どっか行け。
そう言うと、古泉は肩をすくめて俺から離れていった。
………さて、と俺は持ってきた自分の鞄からある物を取り出した。
「朝比奈さん」
俺は珍しくメイド服でない天使を呼ぶ。
「はい?」
「これ」
俺は鞄から取り出したぬいぐるみを朝比奈さんに渡した。
「え?これ、くれるんですかあ?あ、ありがとうございますう」
ハルヒが俺のことを凝視する。
予想はしていたが、とっとと済ませないとまずいな。
鶴屋さん、これ。
「おっ?あたしにもくれるのかいっ?ありがとねっ!キョン君太っ腹だねっ!」
鶴屋さんには櫛を渡した。
ハルヒはわなわな震えながら俺に視線を集中する。早くしなければ。
長門。
「……………」
長門には文庫本。文芸部室にはないものを選んだが、もし読んでたらすまん。
「ありがとう」
いつも通り、だがはっきりと長門は言った。
ハルヒの方を見る。さっきのレーザーカッターのような視線がうって変わって、
今度は無理矢理ひん曲げて作ったような無表情をしている。
「おいハルヒ。」
「…何よ?」
「ほら。」
と、俺は小さく包装された箱を取り出し、ハルヒに渡した。
ハルヒはニヤリと笑い、その箱を開けようとした、が止めた。
「何よ?」
「まだ開けないでくれ。」
ハルヒは、まるでお年玉を貰ったそばから奪われた子供のような目をした。
「何でよ?」
「何でもだ。」
今ここで開けたら俺は恥ずかしいんだよ。
ハルヒはフン、と鼻を鳴らして箱を机に置いた。
若干頬に赤みが差してんのは絶対に気のせいだね。
「アスカ、綾波…その…これ。」
見るとシンジ君もアスカちゃんとレイさんに何か渡していた。
考える事が似てるらしいな。
「しっしかたないから有難く受け取ってやるわ!感謝しなさいよね!」
顔を真っ赤にしながらアスカちゃんが言う。
「………ありがとう、碇君……」
レイさんは笑っていた。貴重な場面だ。
「ちちちび人間!おめーも翠星石に何か渡すものはねーですか!」
「あーいや、その…」
「!…ないですか…?ベ、別にいいですよ…別に欲しかったわけでもないですし…」
翠星石ちゃんがうなだれる。
「いや、あるにはあるんだ…けど、間に合わなくって…」
「…?」
「いや、服作ってたんだよ、お前らの。でも予想以上に時間掛かってさ…」
「…!し、仕方ないですぅ。特別サービスで待っててやりますう!」
こっちの方もやることは一緒か。やれやれ。
食事も終わり、やっとみんなが床についた。
しかし俺はハルヒに、「起きてて」と言われたので未だに起きている。
というか一体いつまで起きてればいいのだハルヒよ。
眠気覚ましに素数でも数えたら更に眠くなった。
おお、やばい、どんどん眠くなって…
「キョン」
うお、びっくりした。
やっとかと俺が起き上がると、ハルヒが物凄く近くにいた。何でこんなに近くにいるんだ
「だって小声で喋らないと起きちゃうかもしれないじゃない」
それはそうだが、近すぎだ。
「うるさいわね、いいから来なさい。」
半ばハルヒに引っ張られ、みんなが眠る寝室から離れる。
「キョン」
寝室から離れ、ハルヒがこちらを振り向く。
「はい。」
ハルヒが差し出してきたのは、綺麗に包装された箱。
正直、目を丸くしたね。
「プレゼント。有難く受け取りなさい」
ハルヒはこちらの顔も見ようとせず、箱を持った手だけを俺に突きつける。
「いーい?これはサンタの義務なんだからね。他に意味はないんだからね。」
俺だけに配るのが義務なのか、変わってるな。
「中身、見ていいか?」
「…別に、いいわよ。」
慎重に箱の包装を開ける。中から出てきたのはクッキーの詰め合わせだった。
「あたしの御手製よ。感謝して食べることね。」
何故か口元が綻んだ。悟られないように顔を隠しながら、クッキーをまたしまう。
「ハルヒ。」
「何。」
「ありがと、な。」
「………ベ、別にいいわよ。義務なんだから」
ハルヒの顔が赤くなったように見えた。……多分これは気のせいじゃない。
「キョ、キョン」
何だ。
「あたしの方もさ…中身、見ていい?」
…いいぞ。
どうやらずっと持っていたらしい。
俺の渡した箱を取り出すと、急いでその包装を剥がし、中を見た。
何も言わない。何だ、不満だったか。
「……………ありがと、キョン」
正直意外だったね、ハルヒが礼を言うとは。
なんだか気恥ずかしくなったから、その後はお互い何も言わずに、寝た。
翌朝、起きて来たハルヒの姿を見て、みんな一斉に俺の方を見た。
…ハルヒよ、何も朝一で付けずとも良かったんじゃないのか。
全員が注目するのが分かっていたから昨日の食卓で開けさせなかったと言うのに、
やれやれ。
…そして、皆微笑ましそうに俺とハルヒの両方を見比べるのはどうなんだろうね?
自分に迫撃弾でも撃ち込みたい気分になってくるのだが。
そんな視線を意にも介さず、
ハルヒは、100ワットの笑顔で、首に掛けたネックレスを弄んでいる―――――
了
終わりです。もうちょっとパーティのどんちゃん騒ぎ書いてもよかったかも
キョンうざい。ハルキョンネタなら他でやれ
言い換えるか。キョンを主観に置くなら他でやれ。
三姉妹か姉妹の誰かを主観に据えるか、第三者主観でやれ。
単なるハルヒのクロスオーバーなら要らん。
>>860・・・・・・あのさー1つ言ってイイ?
ちょー萌えたGJ!(´・ω・`)
>>860 どのキャラもイメージぴったりだった!キョンの口調うまいな。
キョン視点はアスカ・シンジ・翠星石・ジュンの様子が客観的に平行して見られるのがおいしいw
三姉妹サンタ幻視して幸せになって、男どものリアクションにニヨニヨした。GJ!!
>キョンうざい
いや、おれは良いと思うんだけどなーー。
(どう見てもエロゲーの主人公だけどなwww)
アニメで初めて見てから
キョン・古泉の組合せが面白い!と思ってる。
キョン・長門も好きだけどw
>>860 ハルヒとキョンを見るみんなの目が優しいな!
GJ!!
>>862 一度SS書いてみればわかるが、キョン視点はすごく書きやすいというメリットがある。
確かにキョン視点一辺倒になるとアレだけど、今くらいの割合なら別にいいと思う。
>>868 禿同
キョンは使いやすい
>>860 GJ
この面子でどんちゃんやれるのはこのスレとお隣だけやね。
キョン=モテモテな自分ってのがハルヒSSのデフォだからな
キョンに本名が無いのはエロゲ主人公に顔が同じ理由だし
使い易くて当たり前
>>868が書きやすいというのは、一人称で視点を固定できる上に
原作がその見本になるから、という意味では?
使いやすいと感じるのは
>>870の言うとおりだと思うが。
キョン視点とか全然気にならないけど
最後の締めは姉妹が絡んでくれるのがいいね
>>872 そうだね、それは同意
キョンが姉妹にモテまくるみたいな糞SSで無い限り叩く必要ないと思うし
三人称で書けなんて言うとハードル上がっちゃうからなw
>>861 >>862 そうですね…確かにキョン視点が書きやすいと言うところに頼りすぎた感があります。
すいません。ちょっと山篭りして来ます。
SOS団で鳴らしたわたし涼宮ハルヒは、ひょんな事から泣いてるアスカや翠星石に出会ったが、いろいろあってなりゆきで姉妹になった。
しかし、ただの3姉妹ってだけでくすぶってるようなわたし達じゃあない。
筋さえ通りゃ興味次第でなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、わたし達、ツンデレ特攻3姉妹!
わたしは長女涼宮ハルヒ。通称ハル姉。退屈が嫌いで思い立ったらすぐ行動!
わたしのような天才策略家でなければ、百戦錬磨の妹どもの長女は務まらないわ!
アタシは次女の惣流アスカラングレー。通称アス姉。自慢のルックスに、男はみんなイチコロよっ!
ハッタリかまして、ブラジャーからエヴァまで、何でもそろえてみせるわ!
お待ちどうですぅ。末っ子の翠星石です、通称翠ですぅ。庭師としての腕は天下一品ですぅ!人形?アリスゲーム?だから何。ですぅ!
桜田ジュン。通称JUM。裁縫の天才だ。ローゼンでもブン殴ってみせるぞ!でも学校だけはかんべんな。
わたし達は、道理の通らぬ退屈な世の中に敢えて挑戦する、頼りになる神出鬼没の ツンデレ特攻3姉妹!
助けを借りたい時は、いつでも言ってきなさい!聞いてやらんでもないですぅ!
>>876 この人の絵見ると、どうしても、ハルキョンが「耳をすませば」の二人とかぶる…。
>>881 あんま金とか要求するようにも見えないがこの3姉妹は
>>875は特攻野郎AチームOPの改変
ネタが古すぎたと思われる
>>860のジュンのプレゼントフラグ〜その後〜に便乗しますね。
____________
いつも賑やかな三姉妹の家。今日も一段と賑やかになりそうな予感をもたらす来客が、1人───と3体。そして別の家に1体。
金糸雀「この金糸雀様が遊びに来てやったかしらー………って、あれ?」
のり「あらぁ、金糸雀ちゃん。ジュンくん達ならハルヒちゃん達の家に行ってるわよぉ。」
金糸雀「狽ゥしらーーー………!!また今回もこれで終わりなのかしら……、ピチカート。」
ピチカート「・・・」
・・・・・-8-:
ジュン「こんにちわ。」
ハルヒ「あらジュンくん達ね、こんにちわ。」
真紅「久しぶりね、ハルヒ。」
」
雛苺「ハルヒー、久しぶりなの〜♪」
蒼星石「こんにちわ、お邪魔します。」
ジュン「こんにちわ……えーっと、今日はこないだのができたから、翠星石に渡そうと思って。」
ハルヒ「あらそう。翠も喜ぶわよー!翠は今、アスカとオセロやってるから呼んでみるわ。翠ーー!ジュンくん達が来たわよーー!」
翠星石「キィィィイーーーーー!!!どうしてですか!?角4つは翠星石が白で取ったのに、どうして角以外はアス姉の黒なんですか!?」
アスカ「ふっふーん♪角とりゃいいって単純なモンじゃないのよ。翠ってホント遊びの類いモノは弱いわよねー。」
翠星石「うぅ〜〜…もう1回勝負です、アス姉!勝ち逃げは許さんですよ!」
アスカ「あら?アンタ、ハル姉の声聞こえてなかったの?ジュンくんが来てる、って言ってたわよ?」
翠星石「え……。チ、チビ人間がですか!?まったく何しに来たですか……?しゃーねーヤツですね、結局は翠星石が頼りになるから来たに違いないですぅ。じゃ、行ってくるですぅー。」
アスカ「あ…うん。行ってらっしゃい。…にしても、翠ったら『アス姉に勝つまでやめねーですぅ!』とか言って18回…。でもジュンくんが来るとコロッと変わるわねー。
あとでアタシも行ってみるかな。楽しそうだし。」
翠星石「ほ、ほらチビ人間!来てやったですよ。何の用ですか!?」
ジュン「来てやったのはこっちだろ!ったく……この性悪人形は。今日は>>のときのプレゼントを渡しに来たんだよ。ほら。」
翠星石「え……プレゼント…ですか?」
渡されたモノは、きちんと包装してある包みだった。その中身を、目を輝かせながらきれいにあけていく翠星石。
翠星石に送られたモノは、それこそそこらの中学生、いやちょっとしたプロが作ったとも思えないような煌びやかなドレス
―――所々を宝石の代わりに色ガラスでデザインされたとはいえ、とても上品に仕上がっていた。
翠星石「わ――…………。」
ハルヒ「素敵なドレスね……。アタシもついついうっとりしちゃったわ。」
アスカ「ジュンくんって中学生よね…?アタシと同い年よね…?」
アスカがいつの間にやら来ていた。そしてドレスを見ては独り言をぶつぶつ言っているようだ。
翠星石「チ、チビn……、ジュン…。」
ジュン「気に入ってもらえたのかな…?一応、一生懸命作ったんだけど。」
翠星石「あああああ、あ、あ、あの、えっと………ありがとです。………嬉しいです。」
ジュン「な!?お、お前の口から、そんな素直なコトバが出るなんて驚きだ。……喜んでもらえたみたいだから、いいけどさ。」
そんな居間でのやりとりを、キッチンの影から見ていたドールズ達。
雛苺「ジュンすごいの〜!キラキラでふわーっとしてるのー!」
蒼星石「すごく綺麗なドレスだね。ふふふっ、翠星石も耳まで真っ赤にして照れながら喜んでるみたいだ。」
真紅「ジュンが夜遅くまで作っていたのはアレだったのね………。そう………。」
蒼星石「し、真紅…?怒ってるのかい?」
雛苺「真紅なんか怖いのよー……。」
真紅「別に怒ってなんかないわ。………ジュン!ちょっと!私へのプレゼントはどうしたの!?」
真紅はそう言うと、キッチンの影から歩き出しジュン達の方へ歩いていった。それに続いて蒼星石と雛苺も出てきた。
翠星石「ゲッ!?し、真紅!?それに蒼星石にチビ苺まで!」
ジュン「いや、これは、その…。」
アスカ「(ノ∀`)タハー」
ハルヒ「(ノ∀`)アチャー」
真紅「ジュン。あなたはこの真紅の下僕ということを忘れてないかしら……?」
ジュン「誰が下僕なn」
真紅「うるさいわよ!……罰として、今から今日の夜、私が寝るまで『抱っこしてちょうだい』。それから、『ジュン登り』もさせてもらうわ。」
ジュン「え、それくらいで真紅がいいんなら、まあ……。」
翠星石「だぁぁああああ!ダメです!ダメです!ダーメーでーすぅ!そ、そんなこと、この翠星石が許さねーです!」
真紅「あら、あなたにそれを言う権利があるのかしら?私宛てのプレゼントはまだもらってないのよ?翠星石、あなたはドレスがあるでしょう?」
翠星石「うっ、そうですけど…そうですけど……!ちょいと、チビ人間!今から翠星石を抱っこさせてやるです!ありがたく思えーです!」
ジュン「はぁ!?なんで僕がそんなことしなくちゃならないんだ!」
翠星石「うるせーです!………!!……!!」
真紅「…………!……!」
ジュン「……!!…………!」
翠星石「…………!………!!!!」
(キィ……バタンッ)
居間から出てきたハルヒとアスカと蒼星石と雛苺。そしてみんなそろって、ため息を一回した。
雛苺「ねえねえ、蒼星石ー。真紅達はなんでぷりぷり怒ってるのー?」
蒼星石「うーん、それはね。みんな難しい年頃なんだよ。」
雛苺「ほぇ〜〜。」
ハルヒ「まあまあ、痴話喧嘩はほっといてアスカの部屋でオセロでもしながらお菓子でも食べましょ。」
アスカ「うぇー?またオセロぉ?アタシは翠といっぱいしたからいいわ。見物でもしとくわよ。」
雛苺「お菓子なの〜♪ヒナもオセロわかんないから、アスカと一緒に見とくの〜。」
蒼星石「僕ができるから大丈夫ですよ。」
ハルヒ「そう、よかったわ!さ、行きましょ!」
雛苺「はーいなのー♪」
アスカ「はーいはい。」
蒼星石(……まだやってるのかな?あの三人。)
真紅「……なら翠星石!あのくんくんのぬいぐるみは私のよ!」
翠星石「ムキィィィーー!!そんなん認めねーですぅ!アレは元から翠星石のですぅ!」
真紅「あら?あなたにそんなことを言う権利があって?ジュンはこの真紅の下僕………。ジュンのモノは私のモノ。私のモノは私のモノよ!」
翠星石「真紅もハル姉やアス姉みたいなこと言うなですぅ!」
ハルヒ「くしゅん!」
アスカ「ふぇっくしゅん!」
蒼星石「寒いですか?あったかいほうじ茶ならありますけど。」
ハルヒ「いや、そんなんじゃないわね、これは。」
アスカ「噂でもされてるのかしら?」
雛苺「うゆ…。ヒナも前、そんなことがあったよーな気がするのー。」
真紅&翠星石「むむむむんんんん………!!!!!」
相変わらず、二人の間には火花が飛び散っていた。
ジョン「はぁ……。も、どうにでもしてくれ。」
しまった………!
ジュンのセリフの>>の先に数字入れるの忘れてたorz
Wikiの人、申し訳ないですけど>>の先でリンクさせといてください。ホントすみません(´・ω・`)
最後に何故かジョンスミスが登場してるな
いやーよかったよGJ
>>887さん
実施しました。独断でこの部分を処理してますので、
意に沿わないようでしたら変更しといてくださいまし。
>>888 ごめん、携帯厨で……変換ミス
ハァァ…
>>890 ついでに、
>>888のご指摘どおりに最後の ョ→ュ も……
すんませんホントすんませんorz
>>892 大丈夫だよ、ジョンとジュンのリアクションにはこの場合、あんまり差がないしw
GJ
>>885 GJです。ネタを広げてくださってありがとうございます。
>>897 アスカの動きがどんな状況でのリアクションなのか全くわからないw
おめでとう パチパチパチ
だろ?
11号ってなんだw
バスターマシンだろ
>>899 それにしては表情気が抜けすぎじゃないか?w
つか正直拍手かどうかの判断にもちょっと困った。
/ 〃 / / l l \
/ jj / / ノ | li ヽ
/ -- 、 {{ ※/ ,' / / /j川
< ̄ ̄/\ {{ ′  ̄7 < / / 〃ハ |
` / \ {{ | 斗=≠へ/ / /∧l !
/ / {{ ※| ヾ了::::卞ミヾメ,. // 」l_ ;
./ ! {{ ヘ | しクj / ィ≦ハ ′
〈 | {{ ト ヾーく fネ〉 / /
「 ̄ ̄ ̄ ̄ ‐- _ {{ ※ }}ヽ { ヽ'/'/ / もっと翠星石に目を向けろ出ス!
ト ____ ‐< }} \ \ _ ' イ jノ こんなにかわいい翠星石が言ってやってるですよ!
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..... ` 、 ` \ /}/ イ ノ
ヘ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..... \ ー' / 〃
',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::......\_, <,, 彳
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ラプラス「始まりは終わり終わりは始まり、あなたにアリスゲームは止められ」
ハルヒ「やかましいわよ変態兎」
ラプラス「…」
ゲンドウ「弐号機パイロットはこちらでどう使おうが関係無」
翠星石「やかましいですうメガネ変態」
ゲンドウ「…」
情報統合思念体「涼宮ハルヒの能力は自立進化の可能性 こちらからの刺激も必」
アスカ「うっさいわよ情報統合変態」
情報統合変態「…」
変態ばっかワロタ
おもむろにハルヒが口を開いた
「そろそろ決着を付けなければならないわね」
姉妹が頷き応える
「そうね、そろそろね」
「やっちまうですぅ」
満足気に目を細めてかわいい妹を交互に見据え、堂々の宣言を発した。
「まずは、アリスゲームを制する」
こくりとアスカと翠星石が肯首。
「これには三日とかけないわ。ローゼンメイデン6体、鎧袖一触に葬り去るのみ。
アスカ、弐号機で蹂躙なさい。翠はローザミスティカの回収よ」
異論は無い。
「次に、使徒を返す刀で一掃する、わたしの力を持ってすれば容易いわ。
アスカと翠はバックアップ。その後、同時にネルフを落とすわよ!」
これにも異論は無い、いやアスカが付け加える。
「あの女、綾波レイはわたしが殺るわ。半殺しにして姉さんにあげるわ、好きでしょ?オカルト物」
それでいいわ、とだけ肯定して続ける。
「最後に、情報統合体と組織とやらを潰すわ。わたし達三人の全力で当たる。
ついでに、未来人とやらも始末しておきましょう。これで一週間ってとこかしら。
さあいくわよ!祭りの始まりよ!!」
後の人類が、『火の七日間』と呼んだ惨劇の始まりである・・・
年の瀬も押し迫ってきたとある昼下がり。3姉妹は自然とリビングに集まっている。
最も、長女はネット、次女は読書(といっても雑誌だが)、末っ子はクレヨンで落書きと、思い思い過ごしていた。
数分後、当然こんな穏やかな時間が大嫌いな長女が口を開いた。
「もう今年も終わりね、忘年会とかしよっか!」
イベント大好きの長女はまたなにか思いついたらしい。
「何すんのよ、どこですんのよ、誰とすんのよ」
次女が雑誌から目を離さずに言う。
「そ、それはこれから考えんのよ、大人みたいにお酒飲むだけなんてつまらないわ、もっと面白いことしなきゃ」
これは本人が酒乱を自覚しているから出たセリフだろう。
「ハル姉、忘年会ってなんです?」
クレヨンを片手に末っ子の翠星石が問いかける。
「翠は忘年会知らないの?」
「か、確認のためです!それに翠星石はハル姉に聞いてるです!」
「そう・・・プ」
「なななんですか、その笑い方はっ!」
この娘達がいれば特別何もしなくても面白いかもしれないと思いつつ、ハルヒは妹の疑問に答える事にした。
「忘年会っていうのは読んで字のごとく、今年の事は忘れて、さっぱりした気分で新年を迎えるための儀式よ」
「わ、忘れる・・・ですか」
翠星石の表情がなぜか少し暗くなった気がした。
「どうしたの、翠。知ってて確認したんでしょ?」
翠星石の表情が見えないアスカはイジワルな質問をぶつける。翠星石はさらに俯いて、姉に問い返した。
「お姉達は、今年の事忘れたいのですか?」
「「・・・」」
いつもより真剣な妹の言葉に、姉たちは一瞬言葉を失った。翠星石は続ける。
「翠星石は忘れたくないです。お姉達に出会った事、姉妹になった事、
一緒に住むようになってからの事・・・他にもたくさん、たくさん、あるです」
「翠、あの」
ハルヒが言葉を継ごうとするが、翠星石が泣いている事に気付いてのどにつまってしまった。
「そんな大事な事を忘れるくらいなら、翠星石は忘年会なんてやりたくないですぅ!」
雑誌を読んでいるのに、記事が全然頭に入ってこない。無知な妹の叫びが可愛くて、嬉しくて、くすぐったくて。
だからアスカは笑った。
「プ、アハハハハッ!」
「な、アスカちょっと!」
真剣に聞いていたハルヒがアスカを咎める。
「ホントに翠ってばバカね、別に記憶が消えるわけじゃないのよ?」
「へ・・・?」
翠星石はそう思っていたらしい。顔を上げてポカーンとしている。ハルヒはアスカの言葉に乗っかった。
「そうよ、翠。言ったでしょ、儀式だって。気分を切り替えるって意味なのよ?
要は終わり良ければ全て良し、楽しく騒いで今年を終わらせましょうって事!」
「・・・」
また俯いてしまった翠星石の耳が真っ赤になっているのに気付いたアスカはホッとしたが、すぐに妹をいじりにかかった。
「あれ?翠、知ってたんじゃなかったの?」
「もうアスカったら・・・翠、あんたみたいな面白い子、忘れようとしてもそうそう忘れられないわよ?ね、アスカ?」
不意にふられてアスカはちょっとキョドる。
「あ、そ、そうね、翠みたいな子、が・・・いてくれて、う、嬉しいっていうかなんていうか」
瞬間に俯いていた翠星石の目が妖しく光る。
「翠星石はアス姉のようなツンデレを姉にもって苦労するです」
「な、なんですってーっ!翠に言われたかないわっ!」
立ち上がって反論するアスカ。いつのまにか顔は真っ赤である。
「うるせーです。そもそも妹というのは姉に似てしまうものです、2人ともツンデレでは翠星石は将来がとても心配ですぅ」
「す、翠っ!訂正しなさい!アスカはともかく!」
ハルヒもつい言い返してしまう。こちらも頬が赤い。
「ハル姉だって!」
「なによ!」
「上等ですぅ!」
こうしてまたツンデレ3姉妹の忘れられない1日が過ぎて行くのであった。
>>908 キョン「ハルヒ、落ち着け」
シンジ「やめた方がいいよ、アスカ」
ジュン「やめろっての、性悪人形」
ハルヒ「そ、そうねえ、次の日曜日付き合うなら考え直してやらないこともないわよ!」
アスカ「そ、そこまで懇願するなら止めといてあげないこともないわね、感謝しなさい!」
翠星石「そ、そうですねえ、一日翠星石の下僕になるならOKですよ!」
惨劇、終了。
>>908,911
現金な姉妹ワロスwww
ただ、火の七日間実行してたら、gkblもんだな。
>>909-910 まだ日本で年を越した事のない翠に、よいお年を。
GJ
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>>913-914 すまん、本当に何がやりたいのか分からないんだが。
そのスレが気に入ってるのかな?
そういやアスカとハルヒが殴りあってたらのスレは面白かった。
長門がマギにハッキングしかけたり。
この三姉妹がバックを連れてガチで争ったら凄いことになりそうだ。
そういえば翠と朝倉って同じ声優だな
気が付かなかった・・・
桑谷夏子キタコレ
ハレ晴レユカイ~Ver.翠星石~
>>まとめの方
>>842がまとめサイトに載ってないようですけど
ハレ晴レユカイ ハルヒ・アスカ・翠星石 ver
>>922さん
ご指摘ありがとうございました。収録の方、実施しました。
次回から、その辺の連絡はwikiの方でお願いできれば、と。
すみません。
>>918 朝倉が語尾に「〜ですぅ」ってつけたら・・・似合わないなw
朝倉「うん、それ無理ですぅ」
朝倉「それじゃ死んでですう」
ウィキ管理人さん気をつけて
朝倉さんは、高飛車なキャラじゃないからなぁ?
違和感あるね。
ふ〜〜ん、ネギま!?の綾瀬夕映もそうなのか?!
夕映さんはどちらかというと、あっちの3姉妹行きだけどなw
翠は「〜〜ですぅ。」で夕映は「〜〜です。」か!
ふ〜〜ん。
マジカノに出てた役が、「オホホホホホ!!!」叫んでたけど。
あれはアニメ自体が・・・・あれじゃあねぇ??絡みにくいよ。
>>931 ウチはアリスゲームだけで間に合ってますので・・・
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漫画最萌で姉妹対決ですって
01/23
Fブロック1組
<<惣流・アスカ・ラングレー@新世紀エヴァンゲリオン>>
<<涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱>>
<<竜崎麗香(お蝶夫人)@エースをねらえ!>>
<<青山素子@ラブひな>>
<<サクラ@うる星やつら>>
(∩ ゚д゚)アーアーきこえなーい
ま、漫画の長女はなぁ・・・その、なんつーか、ねえ?
三人ともかわいい
以上
ここのアスカと翠はなんとなくアニメ版のイメージがあるんだ
ハルヒは原作かアニメ版
ここのアスカはSSのアスカだろ
翠は両方同じキャラだよ
可愛さも
そりゃここはアニキャラ板だし
すっかり忘れてた
翠はどこで寝てるんだろうか
1人部屋を持っているのかハルヒの部屋で寝てるのかアスカの部屋か
はたまた3人一緒の部屋なのか
マジレスはしないでおくぜ!
じゃあカバンはどこに置いてあるんだ、に変えておく
翠星石の部屋?
翠星石の部屋ってさ、ハリーポッターのあの階段の下の部屋ぐらいの大きさかな?
翠星石の部屋か・・・
あるとしたら、鞄とぬいぐるみやお菓子づくりの本やジュンの人形、ぐらいしか思いつかないな。
アスカと翠星石は同じ部屋な妄想
二人ともソファーで寝てるよ
でハルヒが「もうまたこんな所で寝て〜」と言いつつ毛布を掛けてあげるのさ
( *´Д`)
そして、ハルヒがおいしい料理をつくってるところで、その匂いで目を覚ます二人
( ´∀`)
953 :
1/3:2006/12/30(土) 14:42:42 ID:YNY8iafn
ここがこうなって・・・食費が・・・・
「こらっ!翠、まちなさーい!」
んで、来月には・・・・
「きゃあ〜♪アス姉がくるですぅ逃げるですぅ〜」
お正月だから多少物入りね・・・
「ほらっ捕まえた!こちょこちょこちょこちょ・・・」
「きゃはははっ、やめ、止めるですぅ〜」
ばんばん!!ハルヒが大きく机を叩く。
「あんた達、ちょっと静かになさい!!家計簿付けてるんだから!!」
ここは三姉妹だけが住む、小さな小さな一軒屋。
年の瀬を迎えて外は雪。しんしんと降り積もり、寒風が吹きすさんでいる。
けれど、この家の中はいつも通り賑やかだった。
長女、ハルヒは、こたつに入り難しい顔してこの家の財政と睨めっこをしていた。
幸いに僅かながら貯えがあるものの、妹達は成長期。よく食べるし、服も直ぐに駄目になる。
何とか大学まで行かしてあげなければと、毎月末はこうして家計簿を睨むのであった。
当の妹達は、最初は大人しくコタツから仲良く首だけ並べてTVを見ていたのだが、
それにも飽きたのか、いつの間にかハルヒの周りで追いかけっこを始めたのだ。
そして冒頭へ。
954 :
2/3:2006/12/30(土) 14:44:33 ID:YNY8iafn
机を叩いた姿勢のまま妹達をきっと見つめる。
「ハル姉が怒ったですぅ〜」
「ハルヒが怒った♪」
アスカも翠も、まったく堪えた様子も無い。
むしろ、新しい『鬼』の出現を待ちわびてるかのような、期待に満ちた目でハルヒを見つめている。
ハルヒもそれを悟ったのか、「駄目よ」とだけ応えて、アスカに翠をお風呂に入れるようにと言い付けた。
アスカも珍しく素直に「はーい」と返事をすると、翠星石を抱えたままお風呂へと消えていった。
やっと静かになったリビングで、ハルヒは家計簿に戻る。
今月は出費が嵩んで大変だったのだ。
「赤字・・・かしら?」
ぽつりと呟く。来月も、その後に来る新学期も、いろいろと物要りなので頭が痛い。
それでも、今はお風呂場できゃーきゃー騒いでる妹達の為に長女のわたしがしっかりしないとと
気合を入れ直したところで、呼ぶ声がした。
「おねーちゃーん!ねえ、おねえちゃーん!」
この声はアスカだ。
普段は『ハルヒ』と呼ぶアスカが『おねえちゃん』と呼ぶ時はろくな事が無い。
だいたいお小遣いをせびる時か、用事がある時か、よっぽど甘えたい時か。
「シャンプー持って来てー」
今回は2番目だったようだ。
やれやれと腰を浮かせる。確か買い置きのシャンプーがまだあったはずだ。
955 :
3/3:2006/12/30(土) 14:45:50 ID:YNY8iafn
お風呂場の戸をあけて、ぽいっとシャンプーを投げてやる。
「ハルヒも入る?」「ハル姉も一緒に入るですぅ」
妹達の誘いを断ってまたこたつで家計簿と睨めっこ。
あのこ達が笑ってられるように頑張らないと。また気合を入れる
お風呂場では、二人が湯船でこそこそと言い合っていた。
「良いこと、翠星石?ハルヒの邪魔しちゃ駄目よ?ハルヒも大変なんだから」
「えー!最初に追いかけてのはアス姉ですよ?」
「そ、そうだったかしら?まあ、あれよ、明日は大掃除だから、二人でお手伝いするわよ!」
「わかったですぅ!翠星石に任せておくですぅ!」
これは小さな家に住む、あったかい三姉妹の物語
おわり
ハルヒ…キョン化してますがな(`・ω・´)
いい話じゃないですか(´・ω・`)
うんうん(・´ω`・)
ほんまいい話や(・`ω´・)
キョンとハルヒのネタじゃないとつまらん
963 :
3/3:2006/12/30(土) 20:52:11 ID:Moz9Nlcd
やっぱりツンデレハルヒと見守るキョンみたいなのが好きかい?
けどそれならここで書く必要ないしなあ。
まあハルヒらしくないかもだが、立場が変われば人も変わる。
長女ハルヒをイメージしてみたんだけどね。アスカもそう。
その通りだ!おれもその意外性がよかったと思うぞ
やれば何でもできる奴だしなハルヒは。次はそこまで面倒見がよくなるまでの過程とか書いてくれると嬉しい