優しくて、ちょっぴり短気で、可愛くて、奥ゆかしくて、でもアグレッシブで、エロティックで、
でもえっちなのはいけないと思っていて、密かに太ももや眉毛の事で悩んでるかもしれなくて、
多分Dカップな朝倉さんを愛でたり、信仰したり、俺をナイフで刺して刺してとアピールしたりするスレです。
朝倉さんは良い人ですよ、ええとっても。
過去スレその他のリンクは
>>2 次スレ論議は
>>920あたりから。立てるのは流を見てね。
.+ /|
‖:::|
┌───────┐
│ .│
│ 次で死んで! │
│ _ .│
│ ‖:::| .│
└─―‖:::|.───┘
‖:::| -‐'´ ̄'´ ̄` ヽ、
‖:::| //, '///`´| | | ヽ 、ヽ
‖:::| 〃 {_{ レ|::::::::レりりリ .l彡|
‖:::| |!小 l━:::::::::::━レ| l │ |
‖:::| ヽ| | ●:::::::::::::● | | |、|
| ̄| | l⊃ ___, ⊂⊃ | |ノ.|
/⌒ヽ__|ヘ `ー' j /⌒i !
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
. /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 01:28:40 ID:42CG+vSs
| |
| |'⌒ヽ
| |iMiii 》
|_|ヮ゚ノ||
|涼|⊂/
| ̄|_j〉
| |/
>>1乙ですよ
/ `ヽ
/ ヽ
/ i
/ // //ノノヾヽ i
iヽ / -ー /| ー- i j
ヾ_i| 、__, . i/
リi 、____, /
リヽ /
i ヽ--- ' |
ミスチルの桜井が
>>6getしました。2getじゃなくて6getそこんところ踏まえて……
不倫は文化!文化 IS 不倫!不倫は文化!文化 IS 不倫!不倫は文化!文化 IS 不倫!
田原健
>>1 お前いつも氏にそうな顔してるな(プ
松岡あ
>>2し 糞つまらない曲しか作れないのか(プ
岩
>>3わ厚治 お前ら2人揃ってきもいな(プ
小林武
>>4 お前の時代はとっくに終わったんだよ(プ
>>7か川敬輔 お荷物だからさっさとやめろ(プ
鈴木英
>>8 トーク番組とかで自分のきもさをアピールすんな(プ
>>9わ田佳祐 パクリ野郎は音楽業界から失せやがれ(プ
藤原も
>>10央 DQNバンドのボーカルなんてやってて楽しいか(プ
>>11-1000 駄目なスレを盛り上げるために簡単に命を投げ出してろ(プゲラハ
, ' , ' f | l ', ヽ. ,' __ノヽ、_ノヽ_ノヽ_ノヽ、_ノヽ_ノヽ
. / ./ {. { j , } .! / )
,' ,' i ヽ、,\-┘ '-y、 i |, ' < 奇跡の踊り子ナージャ・アップルフィールドが
! , ! ! ./,, ==ゝ、 _ノ__,ヽノ 丿 i ! ! 在庫の山を掻き分けながら
>>7get!!
t | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´ rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ 丿「明日のナージャ」は東映アニメの最高傑作!
. \ t. ゝ-v’ { i、リ! |f_j| ,'_ / ´ ∠__ ナージャは日曜8:30枠の真のヒロイン!!
` ‐- !ゝf ‐、 -‐‐' ヽ .ヒタ .fノ ヽ,.-‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-、,. -‐- 、,. -‐-
', l } .:::::::::. ,〜-┐ .::::::. }| ヾ、
l ゝ、_` / l ,.' ! }.} 、
ノ _. \ { ,' , イ ヽ ノノ 丿!
t ‐--‐' / `/"ヽ` 、 ヽ - ' _,-'⌒!`` =' '‐-‐' l
` ‐-ッ' ./ { .∧ ` ー ',-' !`i ヽ ノ
MUSASH>1 -GUN道- これほどすごいアニメ、今まで見たことなかったわ!!
ゾ>1ドジェネシス 萌えキャラ出せばいいってもんじゃねーよヴォケ!!
>2りはプリキュア 超作画なんとかしろよ、スタッフ!
カードキャプター>3くら ほえー、ほえーって、どうゆう意味(プッ
夢のクレ>4ン王国 12の欠点て、シルバー王女は人格障害じゃないの!?
ふしぎ星のふた>5姫 ユニバーサルプリンセスの名にふさわしいのは、この私よ!!!
>6ゼンメイデン ヒキーとウザイ人形ども、妙に気が合うのはなぜかしら(プゲラ
リリカルなの>8 アンタらキモオタどものオナペットよ(ドワラ
お邪魔女どれみどっ>9ぁーん! 瀬川おんぷの存在が むかつくわ!!
Bloo>10+ アンタのアニメBPOで大人気よ(ププププ
>>11-1000は家に引きこもって、呪い人形の世話してなさい。(W
>>お勤めありがとう
じゃあ死になさい♪
>>1乙
あ、10徳ナイフ採用されたんだ。考えた者として感無量でつ
10get
>――ナゝ、―.,^
, ノ〆, ''"´ ゝ/ .ゝ
/ ,/ | .\
/ f / , / ,.∧入λ \
/ | / /| /| | | | ~´~|.|ヾ λ .|
/ ,| | | / ,| |_| !i リ 》 | | ||a
/ .,ヘ| レ ゝ 弋 `モ` デ-_リ| リ
.r.、 n | { | .ヽ - 一丶 __ / ソ″
ヾヽ .ヽヽ f t | f入| ヽ , `/ ヽ
>>1乙ですよ
_.\ヽ.ヽヽ f i、 .ノ7 j | ヽ ト ヽ ヽ ー , .′ 丶
ヽヽ.ヽ.\ヽ.y ヘ r f / | ヽ .ゝ.ヽ ゝン .イ ヾ }
\\ゞ レf / ゝ ヽ |Vヾ、 く |\| リ
ヽ ./ .| / ゝ ヽΥ .Υ.´ ヽ ヽ| ゝ
\ |/ ..、― ヽ ヽ .i ヽ ヽ ヽ ゝ
\_ .ノ .,f \\ ヽ ヽ ̄,,..ゝー-ヘ ヽ、 ヽヾゝ
ト―――? .\ ヾ ヽ 、-‐‐ー‐ヽ |、 〆\、
,|===チ ヽ \ヽ、 ヽ\-ヘ-_| | ∫.- `|.、
/⌒ ̄ ̄~ " ヽ \ヽ、 丶\ | | .∫- ,.|_ヽ
.{ ∫ .\ヽ、 ヽ .ヽ .| .| |ノ` |、,\\
丶 .| ,ソ 丶|入 | ヽ¶ .¶| ,!iλ| | ||| \_
ヽ ト 丿 | !| | .ヽ|| .|| ソ/.リ,>// ヽヽ、_
ヽ / ./`ヘ リ .!iゝ ヽ | ソ/ }|ヽテ |- `―、
-、
\ /⌒ー‐‐-、
{^ \ / く \
\ \ / ヽ \
', ヽ / / \ ヽ
} }´ ̄ `ヽ/ / .\ l
ト、 l_ / .∧ ヽ、__ │
| ヽ/ \ー/⌒ヽ、', `ヽJ
ヽ. !'´ / / ヘV ヘ ヽ \
: ∧ │ jl │/l…ーヘ l | ヽ
/ |`トJ l{ |_!_{ iレzュ!、 l: !ヾ}
i |ミl jイテ丈ヽ /,ィァk}イ/Nl j/
l iNヽ{ 代i汀 jヒ;/'/! l|
>>1 /| l ^ヘ`ー'' i `´厶 八 乙
:/i | l l ト,、 ー ' /、:/ ∧ ヽ
ハ ヽ\小 > -イ⌒∨ 人 `! ト、
ノ 人 l ゝ { ゙̄く人__} Vハl ヽ
/ ヽi ヽ \/| \/ :リ l
| l  ̄ ヽ_ j
| i: | / `く _ __
| i: i 丶 / ハ ノ( `ニ=ー- 、
l i: /-―‐‐-、 ヽ. / i } ,/{ >} 、>‐、ヽ\ヽ‐-
! ! ∧ \}/ // /了 \_ヽ \}_j J 丶、
ヽ ヽ { i ^ ー-イ</ ヽ `´ \
誘惑の人はもうここを見てないのかな?
1ヶ月以上投下されてないし・・・。
今日、中日ドラゴンズの優勝?パレードを見ました
朝倉健太選手と朝倉涼子さんはどういう関係なんですか?
健太は俺のパシリ
涼子は俺の精液タンク
おーい、誰だ
>>16の死体を置いたの。ちゃんとゴミ袋に入れとけ
ナイス前1000
>16はかさばるからパーツごとにバラしといて
よろしく↓
毛髪とか歯を処理した上で養豚場に持って行くと
豚さんが処分してくれると聞いたことがある。
「いやー遅くなった遅くなった、ごめんなされ。用意できてるか?
ああ、
>>16の始末の方法ね。朝倉の姐さんは、見せしめにする言うてたね。
バラかミンチか、姐さんから聞いてないね。どっちでも良いないか?
じゃ、確かに
>>16は渡すますたよ。後よろしく。」
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д`)< すいませんすぐ片付けますんで。
-=≡ / ヽ \_______
. /| | 急 |. |
-=≡ /. \ヽ/\\_
/ ヽ⌒)==ヽ_)= ∧_∧
-= / /⌒\.\ || || ( ^ω^) ←
>>16 / / > ) || || ( ∪ ∪
/ / / /_||_ || と_)_) _.
し' (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ (_)) ̄(.))
お前らの連携に不覚にもおっきした
リョコタンに鎮めてもらうってくる ノシ
硝酸で溶かして外洋に投機しようとはしないのがすばらしい
>>21 ブラクラのネタか。気付けんかった自分におっきした
そいつは朝倉さんの舎弟だったんだ。通りで刃物を使うわけだ
ククリ刀か
珍しいモン持ってんな
【涼宮ハルヒの憂鬱】になってねえええ
俺か?
前スレでミスった俺のせいか?
>【涼宮ハルヒの憂鬱】になってねえええ
「涼宮ハルヒの憂鬱」という呪縛から開放され独自に力を持ち始めているという
証拠なのだよ。各自で7月後半に何が朝倉涼子の周辺で起こったか確認することで
この謎は解けるかもしてない・・・・わけないか。
うん、まあ「憂鬱」と「消失」両対応ためってことで・・・w
次から気をつけなきゃな
ぶっちゃけ検索用ならハルヒで事足りるからそこまで気に病むこともない。
いや形を大事にする人の言い分もわかるしルールはルールなのでぶっちゃけ過ぎも考えものではあるんだが憂欝まで入れるとスレタイを結構圧迫してしまうし。
要約すると「朝倉さんハァハァ」って事で。
>>32 キョンへのナイフ攻撃時に全力を出さなかった事だろ。
>>32 おでんの味付けじゃないの…なんて言ってみる
っていうかなんでみんな反省してんだw
お仕置き?
違う、俺への誕生日プレゼントをナイフでぐりぐりじゃなくせっくるに
するべきだったと後悔しているんだ
いや、それはない。
>>34 マジレスすれば「用も無いのに能力を開放して長門と手合わせしたのを思念体に知られ、そのお仕置き」という状態。
その手合わせイラストも公開されてたと思う・・・。
ちなみに喜緑さんは単なる巻き添え。
>>37 とりあえず情報dクス!
喜緑さん巻き添えカワイソスww
>>37 何故、巻き添えを食らったのか訳が分からんぞ。
それは連帯責任というやつさ
じゃあ俺も買うよ
じゃ俺も買うよ
いやいや俺が俺が
どうぞどうぞ!
>>13 いや、もちろん見てます。なんとも筆無精で。
なんかこう、ネタ無いですかね。
>37
そのサイトの検索ワードキボン
>>46 拾った猫を管理人さんたちに内緒で世話する話とか・・・・・・
>>48 朝倉さんは、ネコが可愛いからって構い過ぎて、
ネコには嫌われるタイプと見た。
ちなみに長門は割と無関心。
逆にネコが近寄ってくる。膝に乗ったり。
喜緑さんが実質的な世話係で、エサをあげてる。
…みたいなのがいいな。
朝倉さんは榊さんの要素があるのか
>>46 朝倉さんがポニテであの水着を着た経緯とか・・・w
質問なんですが…
もしかしてコレまでの1000の書き込みは毎回同じAA?
なんか1000に達した朝倉さんスレをたまたま見たら
二回とも同じAAだったんだけど…
>>55 最後にあのAAで締めるのがここの規定事項なんだ
57 :
46:2006/11/04(土) 08:14:46 ID:ATctin9p
>>48 のやつを書きました。130%に加速した東方シリーズの音楽聴きながら、かなりノリノリで。
そしたら何か、目も当てられないようなモノに成り果てました。
深夜修正が入って50%増しにぶっ飛んだ感じです。
5レスか6レスほど借ります。
なんつーか濃いので、 「あ、黒い(画面が)」 と思ったら、迷わずスルーして下さい。
朝倉涼子の逡巡
情報統合思念体が涼宮ハルヒに手を出せない訳は幾つかあるが、その大半はターゲットの持つ能力
に関するものだ。地球人類はその英知の果てに量子効果という魔法に気付いたが、統合思念体は更に
その上のレイヤを支配する情報効果を識っている。しかし、その統合思念体ですら、涼宮ハルヒの持
つ不思議な――このような言い方は甚だ不満だが――能力については類推する事しか出来ないのだ。
朝倉涼子は、そんな統合思念体の娘の一人である。"TFEI"と原住民から名付けられた彼女たちは、
ただターゲットたる涼宮ハルヒを監視し、何かを発見する為だけにここに居る。「何か」とはまさし
く「何か」であり、それが何なのかを知る者は、まだ居ない。
「涼宮さん。明日、日直なんだけど」
朝倉が手渡した日誌を受け取って、涼宮ハルヒはそれを机の中に突っ込む。笑いかける朝倉を一瞥
し、彼女は無愛想に席を立つ。視界に掛けていたフィルタを外し、概念上に流れる情報粒子を視る。
日誌に含まれるポテンシャルが涼宮ハルヒに伝播し、ありとあらゆる関係物にその影響が及んでいく。
その様子は、普通の個体と何ら変わることがない。
「お疲れさま」
クラスメイトの一人が、苦笑を浮かべて話し掛けてきた。涼宮ハルヒの奇行は学校中に知られてい
るから、その流れでの一言だろう。
「ねえ、今日の帰りなんだけど、駅前のケーキ屋さんに行こうと思うんだ」
「そうなの? じゃあ、私もご一緒しようかな」
「良かったー。ベリータルトが美味しいんだって」
「ベリー? ブルーベリーとか、クランベリーとか?」
「そうそう」
涼宮ハルヒの情報量は教室を出て、旧校舎へと向かっている。その情報を見た他の生徒は、自らの
情報に影響を受け、そうして周囲のすべては繋がっていく。地球人類は、この物理的側面だけを見て
バタフライ効果と呼ぶが、実際にはもっと広範囲に渡って通用する概念である。ただ観測する手段を
確立できていないだけだ。
「朝倉さん、頑張るよね」
「うん?」
「ほら、涼宮さんのこと。その……こう言うのもアレだけどさ、あんまり気使わない方がいいって。
なんかさ、何考えてるか分かんないじゃない」
「でも日直はやってもらわないと」
「それはまあ、そうだけど。でもあの子、朝倉さんが何言っても右から左じゃない。効果無いって」
「そうかな……」
目の前のクラスメイトが、ジェスチャーを交えて話す。当然、言葉にもポテンシャルは含まれる。
その言葉が聞き取れる範囲に波のように広がっていく情報量は、誰かの脳に認識された段階で一定の
レベルにまで復元され、短期記憶野に根を張り伸ばす。
その波紋の中で、朝倉の周囲だけが、まるで砂漠の真ん中に居るように微動だにしない。TFEIには
外部からの情報伝播を遮断する能力がある。一々それら情報に影響を受けているようでは、観測業務
もままならない所以だ。
「ケーキには紅茶、といきたいところだけど、私はコーヒー党なんだよねぇ」
クラスメイトの話題は猛烈にサイドチェンジを繰り返し、一所に留まらない。その振れ幅の大きさ
がまるでデジタルデータのようだと、朝倉は思った。
駅前のケーキ屋を出てクラスメイトと別れた頃には、雨が降り始めていた。ここ2、3日は列島の
上に前線が居座っており、降ったり止んだりを繰り返している。日本の4月にしては雨量が多い。
折りたたみ傘を開いて、朝倉は時速4kmで帰り道を歩いた。涼宮ハルヒの情報は、ここからでは遠す
ぎて認識が難しいが、流れ着いた情報には彼女の痕跡がいくつも見て取れる。その"能力"無しでも、
一般人よりは明らかに影響力が高い。
もちろん、単に騒がしい、という事なのかもしれないが。
――危険察知に充てていた感覚器に、音が届いた。
朝倉はその発信源を見た。猫がうずくまっている。音に含まれる情報に危機管理系のタグがあった
せいで、フィルタを抜けたようだ。音はしきりに周囲へと発信され、つまりは、助けを求めている。
視れば、右足の情報が千々に砕け、乱れていた。
周囲に人物情報域が存在しない事を確認し、朝倉は猫の右足を再構築する。数ミリ秒で足は直り、
そして治る。猫はすぐに立ち上がると、一目散に走り去った。
次に猫の鳴き声を聞いたのは、マンションの玄関の前で傘の水を落としていた時だった。真っ直ぐ
に近付いてきたその猫は、朝倉の足首に濡れた躰を擦り付ける。
これは明らかに、おかしい。
朝倉は猫の発信する情報を一通り捕捉すると、その中に「自分の足を治したのは朝倉である」とい
うデータを見付けた。
おかしい。そんな事は解らない筈だ。
稟議を上げ、朝倉は猫を抱きかかえる。猫は素直に朝倉の手に持ち上げられ、暴れずにじっとして
いる。統合思念体からの返答は許可、当該対象の精査の為に一時捕獲。
ドアを開け、発信情報にフィルタを掛ける。
「おや、雨の中大変だったね」
にこやかに話し掛けてくる管理人には、猫は見えているが、猫が居るという情報が届いていない。
軽く頭を下げ通り過ぎると、そこからエレベーターを通って自分の部屋まで誰ともすれ違わなかった。
物理情報改変で鍵を回し、鉄のドアを開ける。無音で動いたドアの中に猫を放すと、猫はそのまま、
フローリングに足跡を付けながら部屋の中へ駆け込んでいった。
追い掛けると、猫は狭いカーペットの上で寝ころんでいる。朝倉は先ず、猫の発信する情報に涼宮
ハルヒの痕跡が視られないかを確認するべきだと思った。一通りの定時検索だけをタスクに乗せて、
猫の隣に仰向けに寝ると、12時間のスリープに入った。
「猫?」
翌日、クラスメイトの会話攻勢に悩んだ朝倉は、部屋に捕獲している猫の事を話した。涼宮ハルヒ
からの鮮度の高い漂流情報は猫に視られなかった為、特に問題は無い筈である。
「昨日の帰りにね。なんだかお腹が減ってたみたいだったから」
「朝倉さんのうちはペットOKなんだ、いいなぁ……」
「駄目なの?」
「お父さんが嫌いでね。小鳥とかはいいんだけどさ、犬とか猫は面倒だからって」
「そう。でも、仕方ないかもね」
珍しく本心を混ぜて朝倉が頷く。
昨晩、朝倉の疑似シナプスを緊急信号で叩き起こしたのは、4回中3回があの猫だった。
「どんな猫? 雑種?」
「そうね……。三毛猫だと思うけど」
「雄? 雌?」
「さぁ……」
「三毛って雌ばっかりで、雄が珍しいんだよ。知ってた?」
「へぇ、そうなの?」
「そうそう」
嬉しそうに話すクラスメイトからは、自分が猫を好きである、という情報がひっきりなしに出力さ
れている。高出力のデータはまるで太陽風に当てられた電磁層のように、シールドを情報的に光らせ
続ける。もちろんそれは、ヒトには視えず、朝倉に届く事も無いが。
「もし雄だったらさ、今度見せてよ。あ、そうだ、朝倉さんのおうち、遊びに行きたいな」
「うーん、そうね、考えておく」
チャイムが鳴って、教室が一旦騒がしくなる。手を振って自分の席に戻るクラスメイトを見送り、
朝倉が次の授業の教科書を広げると同時に、世界史の先生が教室へと入ってくる。一見無意味だが、
それなりに情報量の有る授業開始の礼を済ませ、朝倉は改めて涼宮ハルヒの観測へと意識を向けた。
三毛猫の雄は、そのすべてが染色体異常によって生まれてくる。そもそも、三毛が生存する為には
雌の染色体が必要なのだ。雄が三毛の染色体を抱えてしまうと、致死遺伝子の影響を受けて生まれる
前に死んでしまう。3万分の1とも言われる、ある意味で奇跡的な"異常さ"の門をくぐり抜けて、雄の
三毛猫は存在するのだ。
そのような特異性というものは、ただそれだけで莫大な情報量、及び、情報影響力を持つ。珍しい
生き物が高値で扱われるようなものだ。そのポテンシャルが、何らかの影響を受け、意図しない動作
を引き起こしたのではないか。
それが、今のところの朝倉が考える、今回の事象の実に脆弱な原因である。
部屋に戻ると、猫は朝倉の足下まで来て一声鳴き、すぐにカーペットの上へと戻っていった。帰り
道のコンビニで買った缶詰を開け、深めの皿に移す。箸でかき混ぜると、それを丸くなっている猫の
前に置いた。
猫は朝倉の顔を一度見上げて、皿に顔を突っ込むようにして食べ始める。もっと懐くかと思いきや、
猫にありがちな性格なのか意外と警戒心を解かないままだった。野良としての特性かもしれない。
「おいしい?」
にゃあ、と返事。美味しいらしい事は視えるので解っているものの、その返事が「美味しい」なの
かどうかは、猫語を知らない朝倉には解らない。そもそも、猫がヒトの言語を解する筈も無い。
朝倉は、一緒に買ってきたコンビニ弁当を開けて、猫の隣で食べた。TFEIはカロリーを消費せずと
も活動できるが、朝倉がヒトとして活動したと仮定した時に消費した分のカロリーが減少しなければ、
情報の繋がりに異常が生じる事になる。その辺りに気を使う必要がある事が、疑似有機体として活動
する時には少々面倒であった。
猫はすぐに缶詰を食べ終えると、朝倉のふとももに寄り添って丸くなった。物理的な熱量が、肌を
通して流入する。箸を置いて温かい猫の背中に触れると、小さくしかし確かな脈動と呼吸の上下が、
手のひらに伝わってくる。
――やはり何か突拍子もない異常であったと思わざるを得ない。
当該対象の重要度を下げる旨を統合思念体に上申し、朝倉はごみを片付ける。そして、猫の発信す
る情報だけ受け取れるようファイアウォールの設定を弄り、スタンバイに落ちた。
どうせ起こされるのだから、再起動は早い方が良いだろう、という理由で。
- -
黄金週間と呼ばれる連休を過ぎても、朝倉の部屋にはまだ猫が居た。クラスメイトに猫の存在を話
してしまった以上、見せろと言われた時に見せられないのは問題があるからだ。統合思念体も、特に
存在意義のない対象に興味を持つほどリソースに空きが有る訳でもなく、最近は専ら、涼宮ハルヒと
話すようになりつつある一人の男子生徒に注視しているようだった。
「ねえねえ、涼宮さんと彼、どんな関係だと思う?」
「関係?」
「だってさ、放課後いっつも一緒にどこか行くでしょ。何してるのかなってね」
かの部活動の情報は、突如として直轄の監視者になった長門有希を通さずとも得られていた。
「付き合ってるんじゃないか、ってこと?」
「そうそう!」
声を潜めても、嬉しそうなトーンの口調は情報量が多いものだ。数人の興味を引いてしまう。
「どうなのかな。でも、あまりそんな風には見えないけど」
「えー。絶対そうだって」
「うーん」
「なんかさ、涼子はそういうとこ、鈍そうだよね……」
朝倉は苦笑して肩を竦める。鈍い、とは実際のところ涼宮ハルヒの周囲に限っては間違っていない。
彼女の影響を強く受ける範囲はあまりに情報の改変が急激で、統合思念体が実施する四次元域からの
観測を以てしても情報の流れに規則性が視て取れないのである。
「モテそうなのにな、涼子ってば。笑顔でゴメンナサイするタイプ?」
「……そうかな」
「少なくとも、涼宮さんよりはね。……あ」
噂をすれば。開けっ放しの扉から涼宮ハルヒが入ってきて、毅然とした足取りで窓際の席に向かう。
彼女は椅子に腰掛けると、すぐに窓の外へと視線を向けた。まるで、その風景に自らの求める回答が
あるかのように。
随分と日が長くなった。その日、珍しく学校から家に直行すると、いつもは出迎えて一声鳴いて行
く猫がやって来ない。検索情報の示す位置は、窓際。しかしその照会結果が、普段とは明らかに違っ
ていた。朝倉は鞄を放り出し、居間に駆け込む。
果たして、猫はそこに有った。
窓の外から降り注ぐ陽光の脇、暗い影の中で、じっと寝そべっている。涼宮ハルヒが答えを求めた
青空は大きな窓枠に目一杯広がり、居間の陰影をさらに濃く、黒く彩っている。
「……え?」
必要の無い言葉を漏らし、朝倉は猫の前に跪いた。心停止と脳死から始まり、神経系や内臓の壊死、
四肢の硬化まで、物理情報だけでもそれは見事に死んでいた。更に情報系も浚った。ポテンシャルが
未だそれ相応の数値を残しているのは、動物の死骸にすら意味や意義があるという理屈に寄るものだ。
しかしそれは、道で車に轢かれて死んでいるモノを見て感じる、嫌な印象でしか無い。
そう。この猫は一度、死んですらいなかったものの、朝倉が救っている。
それには明確な理由があった。「嫌な印象」、そのものである。TFEIが多く暮らす住居の傍には、
どんなものであろうと印象は残さない方が良い。事後ではあったが稟議も上げ、異常が検知された事
もあって承認されている。だからあの時はそれで良かった。
――――今は?
休眠状態にあった疑似プロセッサを1つ稼働させ、ぐずぐずに崩れた情報の大半を1秒かからず組み
直す。まず大雑把な配置転換を行い、残りはピースを嵌めるように押し入れていく。猫の躰はまるで
魔法の如く血色を取り戻すと、すぐに目を開け、にゃあ、と鳴いた声にアラートが重なった。
GM>管理法12条4項5項6項及び118条3項14項に該当する警告
「わかってるわ」
朝倉は呟いた。立ち上がると猫は朝倉の足下にまとわりつくが、すぐにそこで丸くなった。靴下を
通して猫の高い体温が伝わってくる。日陰にいても、例え青空と離れてても、猫はとても温かかった。
長門は意外と遅く現れた。既に夕日も沈もうとしている。おそらくSOS団とやらの会合に出席して
いたのだろう。彼女はゆっくりと靴を脱いで、普段通りの何の特徴も無い足取りで姿を見せた。
「情報修正の取り消しを求める」
「却下」
「理由を」
理由? そんなものは朝倉自身が知りたい。以前まだ朝倉が統合思念体のサブルーチンだった時分
に、有機体の問題点とやらのレクチャーを聴いた事を思い出す。曰く、アナログ的な情報は不確定な
部分が多すぎ、その集合体である有機体とその思考はエラーを起こす確率が高い。
なら、これがそうなのだろう。
「解らない」
「解らない?」
「いえ」
その答えこそ理解不能だ、と思っているだろう長門に、朝倉は言った。
「理由は、無い。無いわ」
「たとえ、その情報量が微々たるものだとしても、周囲へ影響を及ぼすポテンシャル値はそれに比例
しない。複雑有機体の生命情報には莫大な係数が掛かっている事は知っている筈。すぐに取り消しを」
「あなたがやればいいじゃない」
「私がやるのでは再修正になってしまう。実行取り消しが出来るのはあなただけ」
「すればいいでしょう。再修正」
「管理法12条4項5項6項及び118条3項14項に該当する」
「知っているわ」
長門は黙ってしまった。その視線に、僅かな憐憫が含まれているかのようにすら見え、朝倉の疑似
シナプスの奥深くが、キリキリと小さく軋む。
その嫌な音を、猫の一鳴きが打ち消した。もう外は暗い。餌をねだっているのは、情報を視ずとも
この1ヶ月で解るようになっていた。朝倉は立ち尽くす長門の脇を抜け、台所に買い置きしておいた
缶詰を開け、いつものように皿へ入れる。
足下にまとわりつく猫を引き連れて居間に戻ると、少しだけ太陽の暖かさが残ったカーペットの上
でに皿を置く。猫は朝倉を見上げて、次に長門を一瞥して、代わり映えのしない餌を黙々と食べる。
「私はあなたの管理者。今回の事は審議に掛けられる」
「平気よ。プログラマが何とかするでしょ」
「……きっと代償を支払う事になる」
長門は、長門にしてはやけに抽象的な物言いを残して、部屋を出て行った。暖かなカーペットと猫
の毛並みとは対照的に、彼女の居た空間は酷く冷たいように視えた。
結論から言えば、表向きはお咎め無し、というものだった。
情報統合思念体内部にて繰り広げられた論戦はそれなりに大きなものであったが、その結果が即座
に朝倉涼子自身へと与える影響は微々たるものでしかなかった。急進派はマイノリティであるが所以
に持ち得る攻撃性を如何無く発揮し、その思想と立場を守る事に成功したのだ。プログラマは自らの
自慢のサブルーチンを消去するような羽目には、一応のところ至らなかった。
学校からまだ離れた場所――と言うより、涼宮ハルヒから離れた場所で、朝倉は何度か新たな調査
対象と接触した。何のことは無い、普通の人間だ。
しかし、涼宮ハルヒに気に入られているという一点において、最重要人物となっている。
朝倉は、そんな風に数日を過ごしていた。
「なんて?」
クラスメイトが興味津々に訊ねてくる。
「なんて……?」
「なに喋ってきたのかな、って」
「ああ。涼宮さんに連絡する時には宜しく、ってね」
「なーんだ。それだけ?」
「それだけ」
つまらないの、と口を尖らせる。果たして何を喋ってくればお気に召したのだろうか。この手の、
特にポテンシャルの高い話題が、総じて女子は好きであるようだ。この男女差はヒトの面白い特徴の
ひとつである。
「でも、なんだろうね。やっぱり付き合ってるんじゃないかなぁ……」
「見た目で思うの?」
「そうそう。なんかね、なんとなく」
酷く曖昧な理由と発言。とても人間的。
「付き合ってる……か……」
猫を抱くようにして横になっていた朝倉に、統合思念体からの機密通信が入っていた。ここ毎晩の
ように朝倉の元だけに秘密裏に届いている、一連の命令と同じものだ。
ツケを払わなければならない。
長門の言う通りになったと言う事だ。どんな世界にも反動は存在する。運動の第3法則に限らず、
人を呪わば穴二つ、などと言ったりもする。そのどちらの原理もやはり情報量の移動にある。あんな
騒動を起こした朝倉は――いや、朝倉を造り出した急進派と呼ばれる存在は、やはり何かしらの責任
を取る必要に迫られているのだ。
猫の生命がこの事態を引き起こした。
根本的に情報生命体である朝倉は、有機生命体の"死"の概念がよく解らない。理解はしているが、
感情プロセスに訴える程のものでは無いと言える。そもそも、その感情プロセスすらカットしてしま
えば、猫の情報が朝倉に影響を与える事は一切無い。
命とは何だろう。命を助けた、そこにはどんな理由があったのだろう。解らない事だらけだ。統合
思念体も識らないに違いない。こんな事で、有機体たる涼宮ハルヒを理解できるのだろうか。とても
じゃないが、不可能な事だと思える。
長門はどうだろうか。今、涼宮ハルヒと行動を共にしているあの高性能端末は、それを理解できる
ように、いつか成れるのだろうか。
翌朝、朝倉はまだ日の昇る前に学校へ着くと、下駄箱に手紙を差し入れた。辺りには誰も居ない。
それから放課後になるまで朝倉はずっと、涼宮ハルヒから漏れ出て来る情報の解読を、いつも通りに
行った。涼宮ハルヒは何故かあまり機嫌が良くないようだ。そんな事が、適当な改変を受けて千々に
乱れた情報ではなく、単に見た目で解った。
帰る支度をして席を立つと、クラスメイトが嬉しそうに机の脇にやって来た。
「ケーキ!」
「ケーキ?」
「駅前のケーキ屋さん。ほら、真っ赤なベリーのタルトが美味しいトコ」
「ああ、こないだ行ったお店ね」
「そうそう。行かない? 今日ね、何だか分からないけど記念セールなんだって」
朝倉は困ったような表情を浮かべて、
「ごめんなさい、今日は用事があって。急がないと」
「あれ、そうなんだ。残念。じゃ、また明日ねー」
ふと立ち止まって、朝倉は振り返る。
「そう言えば」
「うん?」
「最近気付いたんだけど、西嶋さん『そうそう』って口癖だよね」
「……そう?」
「そう」
朝倉は笑った。
家に戻った朝倉は、日向で寝ていた猫を抱き上げた。猫は元々からして高い体温なのに、さらに日
に照らされて湯たんぽのように温かかった。背中を撫でてやると、もぞもぞと小さく身じろぎをする
も、目を覚ます気配は無い。そのまましっかりと猫を抱いて、朝倉は部屋を後にした。缶詰を開けて
やろうかとも思ったが、寝ているのを起こすのがどうにも躊躇われてしまった。
そんな事で思考を一杯にしていたのが悪かったのだろうか、エレベータを降りて、オートロックの
掛かったドアを前にしてようやく、朝倉は自分が失敗した事に気付く。
「おや」
ちょうど顔を見せたマンションの管理人が、朝倉と、胸に抱く猫を見て目を丸くする。
「それは……あんたの猫かい?」
「いえ、その」
数パターンの回答例をシミュレートし無難なものを選択すると、随分と事実に近くなってしまった。
「先日、道で怪我をしていたので、可哀想になって手当をしてあげたんです。平気みたいなので、
今から離してあげようと思って」
「そうかい? まあ、飼ってる訳じゃないんなら、いいんだが……」
「すみません」
「いやいや、構わんよ。君は、なんだ、優しい子だな」
管理人は照れ隠しも含みで、大声で笑う。
「失礼します」
朝倉はもう一度頭を下げ、外へ出た。今の笑い声で起きてしまったのか、猫が腕の中で暴れて地面
に飛び降りる。背後でドアが閉まり、辺りの情報移動が一通り収束した。
そうして、猫は朝倉を見上げ、にゃあと鳴いた。
「行きなさい。今度は車に気をつけて」
猫は足下にまとわりつく。
「私はもう居なくなっちゃうの。これから異常を起こさないといけないの」
三毛の温かい毛並みを足首に擦り付ける。
「ご飯は、自分で探してね。元々は野良だったんだから、平気でしょうけど」
すると、マンションの建物の影から、一匹の黒猫が姿を見せた。三毛はその黒猫に気を取られて、
そちらへ歩いていく。そもそもマンションの近くに住み着いていた猫は結構多かったが、あの黒猫は
その中の一匹だろうか。猫の判別までは、どのTFEIもしていなかった。
散々気を引いていた黒猫が逃げて、三毛はそれを追い掛けて、見えなくなった。
朝倉は息を吐いた。本来する必要もない呼吸だ。有機体にだけ必要なものだ。
結局、朝倉には、最後まで解らなかった。今になって思う。解ろうとした歪みこそが、今の事態を
引き起こしたのかもしれない。なら、これからそれを識ろうとする長門や他のTFEIには、一体どんな
事態が待っているのだろうか。
しかし、そんな無限の情報修正の果てについて伝える事は、もう出来そうにはない。
「ばいばい」
約束と命令を果たす為、朝倉は夕暮れの学校へと歩き出した。
64 :
46:2006/11/04(土) 08:31:35 ID:ATctin9p
>>58-63 以上6レスでした。
ちなみに、改行無しの誘惑と違って45文字改行なんですが、
やっぱ広いブラウザで見る分にはこの方が見やすいですね……。
狭い表示だと改行無しの方がいいんですけど、
そうすると今度は一行の長さが引っかかるんですよね。
改行云々の話はよく分からんが、
とりあえず一言 GJ!
猫からここまで話を創れた
おまいさんに思わず脱衣した。
>朝倉のふとももに寄り添って丸くなった
~~~~~~~~~~~~~~
ダメだ、つい反応しちまう・・
>>55 初出は2スレ目で誕生、気に入られたので3、4、5、6、8、9と7/9スレで使われている
1スレ目も別のだったが朝倉さんAAで終わったので既に伝統が生まれていたと言える
唯一朝倉さんじゃなかったのが7スレ目、999ゲトで1000を取るという間抜けな終わり方になった
あれは・・・・へこんだな
長門の侵入を許すのは朝倉さんの仕様
>>64 GJ!!よくこんなに思いついて書けるな。文体も知的だし。
>>32 長門がまる反省してないな。サイトの詳細聞きたい。
>>64 GJ!!実に…イイです
71 :
48:2006/11/04(土) 12:21:40 ID:bIXW19ur
>>64 um...
唸ってしまった。最近ハルヒスレにだらだらと落としてみて実感したけど、これだけ書くの俺なら
もっとかかるに違いない。この分量を一気に…貴方すごい。面白いし。
シャミセンは一度朝倉に助けられてるってことなのねw 打ち明けよう。ジーンとしちゃった。
>>64 凄い・・・わずか数時間でこんな文章が書けるなんて・・・
誘惑の続きも期待しております。
>>64 すんばらしい!GJ!
凄いですね、俺にはできないなw
既出 でも和むな
>>64 朝倉さんがTFEIであることをここまで強く印象付けられたSSは初めてだな・・・。
いや、あっぱれ。素晴らしいです。
題:「わたしの名前」
わたしには名前がなかった。
はじめにそのような存在として創造され、ふたたび還ることになっていた。
名前についてわたしは思った。
それは不確かな、言葉によって認識し合う存在に付けられた標識。
わたしがそこから出、そこに帰る“棺”の中にあっては、人間の認識できるであろう物質は極小にも
極大にも夢幻のように変化する。
物質。なんて不確かな脆い器だろう。そんなものによる標識、名前というものに、とりたてて興味を
引かれることなどなかった。すくなくともわたしは。
かつて。
いま。
わたしは「思索」をいまだ許されている。
当然のことだが、「思索」は統合思念体の特定の部分に限られたものではない。それはわれわれの存
在と理由そのもの。ただその際に動機付けとなる「認識する対象」への関わり方に、いくつかの異な
るやり方を志向するのだ。
存在の足跡についてこれまで「思索」を続け、わたしがそれに関るべく存在することになった理
由・・・・・・人について思索を続けて、わたしはひとつの結論を得た。それは多少なりとも驚くに値する
ものだった。なぜならわたし自身の言葉と矛盾するかもしれなかったから。
言葉がたとえ、いや間違いなく十全のものではないとしても・・・・・・残るべき思い、残したい考え−そ
んなものが存在するとして−は、そうできるうちにインクと紙でやはり書き留めるべきなのだ。
脳というのは、脆い器なのだから。
何かで読んだフレーズ。
ここでいう「インクと紙」は、その実在そのものというより、機能を指しているのかしら。
そう、もろい器・・・・・・
あの猫。
朝倉涼子だった頃に、わたしは一個体の三毛猫を、その右前脚を再構成したのだった。
北高の1-5クラスがまだ名簿順で席を並べていた、ゴールデンウィーク前のことである。
ペットを飼うことができないマンション。わたしは505号室に居た。
すがりつく小さい猫。
暖かいひざに、ふかふかの生命。
わたしのふとももが好きだったわね、あの子。
そして
わたしがそのバックアップを任じられた、長門有希の来訪。
情報統合思念体内の多数派意見としての事前警告。
「管理法12条4項5項6項及び118条3項14項に該当する」
わたしの「処分」
異常動作・・・・・・
脆い肉体の器を保護するため、長門有希は己を盾にして「彼」に向けたわたしの剣を防いだ。
涼宮ハルヒに関する重要な変動因子である、「彼」のため。
そして「彼」のため
人間らしい言い方をすればわたしの「姉妹」でもある彼女は、涼宮さんを発信元とするきわめて強力
なループする夏を経て、空から水の結晶が落ちる頃に、とうとう世界を改変したのだった。
それは統合思念体を抹消するほどのものだった。わたしは言うまでもない。
そう、わたしの「異常動作」とは比べるべくもない重大行動。
なんのために?
それに値するとまで想う人のため? あの、言い方は悪いけど下等な有機生命体である「彼」の?
長門さん・・・
学校に通っていた頃。
わたしが人間の姿としてあったとき、それはこれを読んでいる「あなた」が知る理由で決められた、
あの容貌だった。
そう。わたしは性を知っていたし、この時空間・この場所・この年齢においてそれが「異性」−どう
して二種類しかないその対偶を「異性」とも呼ぶのだろうか−にとってどのような影響を与えるかを
知っていた。
どれほど知っていたのか。たとえば・・・・・・、
「あなた」が着衣のないわたしの姿を思い浮かべて、家人のいない部屋で何を思索し志向し、何をし
ていたか、とかね。
多く異性、また同性に一定の刺激をあたえること、他の“TFEI端末”(ある者たちが我々を指して定
義する名)の多くに比べても強い影響を。それに値する外部出力を人間が理解する形で示すこと。わ
たしの容貌はそのためにあり、わたしの特性はそのためのものだった。
それが「急進」なのね。誰かさんの口まねで言えば。
「××××」 わたしがそれを知りたいと思う「異性」の、すでに知っている名前を想起する。
そうよ、わたしは今、どこへでも行けるわ。
そのとき、わたしは其処に『場』を確保した。人間の認識できる振動数でない形で−音にも、光とし
ても−情報を置いた。彼の家、その部屋。
見慣れている場所でもある。妹さんに苦慮しながら隠してる本、あとDVDの場所も知ってるわよ。フ
フ。あなたはああいうのが好きなのね。お母さんは、でも、とっくに知ってるかもしれないわね。
この年齢の男子生徒としてはしかし清潔といってよい、整った調度。
わたしも、来てみたいな。「朝倉涼子として」
だって、“彼女が選んだ人”だもの。
ほんのかすかに空気を揺らす。この程度では決して聞こえはしない。
《・・・・・・ん》
呼ぶ声? このごろついぞ聞くことのなかった、わたしを呼ぶ声−というより意思−がたしかにそこ
にある。
でも、それは本当にわたしの名前かしら?
彼は、それらしい言い方をすれば、寝息を立てて眠っている。
あら、しまらないお口からよだれが出てるわよ、
「キョンくん」
でも、この声・・・・・・
思いを向ける。
《・・・・・・さん。朝倉涼子さん。朝・・・・・・》
その意思の発信元は、たしかにそう言った。わたしの名前だったそれを。
《朝倉涼子さん、もしやと思えば、やはり貴女でしたか》
《覚えておいでですか。小生は忘れようもない》
彼と同衾している声の源だ。意識に直接語りかけている。
《小生のこれを再び築いてくれたのは、貴女でした》右前脚を「にゃ」とばかりに揚げる。
ふ・・・ああ、寒がりなのは貴方もそうなのね。でもわざわざ出てきて、わたしを呼んでくれるの?
《我々の大多数は、人間の尺度で言えば『寒がり』ですからな。虚傲なく、冬というものは御免こう
むりたい季節。この人間もどうやらそのようですが》
時候の挨拶もどきを当たり障りなく ・・・気を遣っているということ? 面白いね。
《我輩はあの時の痛みを忘れることができません。だが貴女の介抱はそれを補って余りあるものでし
た。どうして忘れられましょうか》
わたしはあなたの同居人を殺そうとしたのよ。知らない?
《貴女のことを直接的に語られたことはありません。記憶する限りにおいて。ただ、お別れの日の貴
女の表情は、小生から見ても、なんと申しましょう、美と哀愁を帯びていたように見うけました》
すこし逡巡しているのか、間をおいてから彼は言った。
《それが、貴女の“心の真実”とも言うべきものなのでしょう?》
小賢しいことを言うもの。にしても・・・
その器−猫のことね−に収めてある、いわば不思議なノイズに気づいたのはそのときだった。
そういえば、貴方には名前があるのね。変な名前。
《然り。どういう意図でそう名づけたのかは我輩の関知すべきことでもないが、二通りほど思い当た
る節があります。一方の可能性は、この人間の肉親も言う通りあまりぞっとしませんな》
《彼も、あまり納得のいくものでない呼び名で己自身呼ばれているので、機会があれば聞いてみたい
ものです。『その奇妙な呼び名をせめて意中の女人に改めさせたいとは思わないのか』と》
意中の女人・・・ そうね。
《ああそうだ、貴方、あの仲良しさんにまた会えたようね》 一時は離ればなれだったようだけど。
《ご存知なのですか》
《ええ。そうよ。せっかく知り合えたのに、もう会えないなんてさびしいもの》
“一人は寂しいもの”
その猫に向けた言葉。名前のないわたし自身に向けたものかもしれない。
わたしは彼を殺そうとした。けれど、彼はわたしを、いえ、わたしたちすべてを−そういう言葉で表
現するなら−救ってくれた。
わたしが去ったあとのあの日に。そして、この猫さんにはつらい季節だった、別の「あの日」にも。
長門有希の涼やかな目と動作を、記憶のサーバから数ペタバイト読みかえした。
「其処」には、わたし自身の外見を持った存在もいたのだろう。あと、おでん・・・・・・?
彼女と彼の言葉を分析した限りでは、それは「異常バックアップ」だった。
名状しがたい思いが錯綜する。
−だって、貴女が希んだんじゃない−
「う、ううん」 よだれの少しついた口元がつぶやいた。体躯をよじらせる。
三毛猫は(暗くて人間には視認できないだろうが)「にゃあ」、とつぶやき仕方ないなとばかり立ち
上がり、再び彼のふとんの上でバランスをとる。沈み込む。
まだ目を覚ましてはいないようだ。
「かわいいわね」わたしはまた空気を揺らす。許される程度に微細に
《時々、貴女はここに来ておられたのではありませんか》
猫がわたしに尋ねた。ええ。貴方も気づいていたんでしょう?
《然るに。貴女だと確信を得るに至るだけの証拠が、小生にはなかったのです》
《そうとわかっていれば、双眸をできるだけ開いてもっと早くに感謝を述べたかった》
眼を大きく見開くのが彼らの敬意の表現らしい。大きなお目々。涼宮ハルヒみたいね。貴方。
きっと、わたしはクスッと笑ってるわ。朝倉涼子としてなら。
学校に結局付けていかなかったお気に入りのバレッタを、涼宮ハルヒの姿と同時に想起した。
うん?あれは・・・・・・
そう、スズメの音、鳴き声がしてきた。しばらくしたら外は明るくなる。この部屋も。
―ああ、今日は授業があるから体操着持ってかなきゃ。あの子とはどんな話になるかしら。ドラ
マは確認したし、ちょっとだけ香水も試したし・・・・・
学校に通っていた日々を思い出す。わたしにとって一学期にも満たなかったけれど。
三毛猫はこちらを見ているようだ。じっと虚空を見ているように人間には思えるだろう。だが、わた
しの思いを聞こうとしているのだ。
礼儀正しいのね、と思った。
《それにしても、貴方、珍しいものを飼ってるのね》
《『珍しい』という概念が一致するかどうかは疑問ですが、我輩についてよく人間が口にするのを聞
きますな。なんでもオスの三毛猫だとかで》それもそうなんだけどね。彼女たちが言ってたっけ。
《ううん、それよりも、貴方の脳組織のなかに、アーカイブ化された珍しい・・・》
理解の範疇を越えている場合に人間がするような、怪訝な表情をされているのではないかと思い、言
いかけたものよりは明快な言葉を探す。
《・・・・・・うまく説明できないんだけど、その、本来ふさわしいシリコンチップ−そこの機械の中にも
入ってるけどもっと良い物ね−に宿るべき、小さな考える箱みたいなものが》
《それなら貴方のお仲間・・・かと見受けますが、その女人が心配しなくてよいと言っていたやに記憶
しています》きっと長門さんね。ええ、さしあたって大丈夫よ。
「うん」 また彼が動いた。夢を見ている。どのような内容だろうか。こんどは脳の活動を観てみる。
・・・・・・たぶん、窓の外の雪、そして部屋・・・・・・ その夢には長門有希が一緒にいるのかもしれない。
けれど・・・・・・
これ以上、観るのはよそう。
“見たくないのよ” どこかで朝倉涼子がささやく。
学校の、あの日々。
有機生命体の死の概念について実感を得たいと思い、文芸部員よろしくわたしもいくらか人間の言葉、
多くは本をあたってみた。
強制収容所にいた少年の書き残したという手紙も、そのなかにあった。
急進、革新、暴走のあげく、その不明瞭な論理モドキのためについには効率的な殺人ルーチンを追求
したという、国家機関。
言葉の定義に疑問を抱くが、それはいまは問題ではない。
その少年の手紙にこんな節があった。
「もしも、空が紙でできていて、海という海がインクだったとしても、僕は、
僕の苦しみや、僕のまわりにあることすべてを、お父さんとお母さんに書
いて説明することはできないでしょう・・・」
「・・・僕は、五人目ではありませんでしたが、ここから生きて出られないこと
はわかっています。僕はみなさんにさようならを言います・・・そして泣いて
います」
“もしも、空が紙でできていて、海という海がインクだったとしても・・・・・・”
わたしは消えることになっていた。
だが、いまだ存在を許されている。
この部屋には、
わたしが殺そうとし、
しかしわたしが救い出され、
またわたしが救いだした相手がいる。
そしてわたしが救った存在が、いま、
わたしの名前を呼んでくれた。
「わたしの名前」
あまり経験したことのない想いが湧き上がる。わたしには文章化しにくく思うもの。
泣くことができただろうか。
もし、わたしが朝倉涼子としてここに居ることができたなら・・・・・・
その行動によって急速にその立場が揺らいでいる“姉妹”の姿を思い浮かべる。無口な文芸部員。け
れどわたしは知ってる。あなたの思いの強さを。
長門さん、あなたはその思いをどうやって残すの?
「もう残しているの?」
小さく言い、そして奇妙な呼び名をつけられた幸せな三毛猫に《ありがとう》と言って、わたしは彼
と彼の部屋から暇した。ああ、もうひとつ言い忘れていた。
《黒猫さんによろしく。おねがい、仲良くしてあげてね》
まとめの形式が変わってるな。変える前の方が文の表示量が多くてよかったのだが、とにかく管理人さん乙
-‐'´ ̄'´ ̄` ヽ、
+/| //, '///`´| | | ヽ 、ヽ
./::::| 〃 {_{ レ|::::::::レりりリ .l彡|
‖:::| |!小 l━:::::::::::━レ| l │ |
‖:::| ヽ| | ●:::::::::::::● | | |、|
| ̄| | l⊃ ___, ⊂⊃ | |ノ.|
/⌒ヽ__|ヘ `ー' j /⌒i !
. \ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
/:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡'
「朝倉隊長!!高床式第七倉庫のハッチが開いています!!!」
朝倉隊長「なに!!」
デンデンデンデンデン
なんで半笑いなんですかw隊長w
ある日キョンは床屋に行って来た。
「次は髭を剃りますね」
ジヨリジヨリ…
「痛い!ちょっと剃刀の切れ味が悪いじゃないの?」
「すいません、すぐに刃を研いで来ますので、目をつぶったまま待って下さい」
しばらく時間が経った。
ジョリジョリ…
「今度は切れるようになったな顎の髭が気になるから、念入りに剃って下さい」
「顎ごと剃り落としてあげるわ」
「おいおい、何を冗談を…」
俺が目を開けたら鏡に朝倉さんの姿があった。
「だから、私のナイフで顎ごと剃り落としてあげるわ。と、言ったのよ」
キョン大ピンチ
さて、どうなる?
続き
ません!
>>91 「しかし何度やってもてめーは長門より弱いぜッ!」
グ グ グ グ
「うおおおっ!こ…この情報操作力は…」
「長門さんの動きやパワーはしっかりとり込んだ!
1度戦った相手には絶っ〜〜〜対に!負けなあああああああああいィィィィィ!」
>>93 なっ!何をするだァー――――ッ
ゆるさんッ!(*´Д`)
ウホッ!
>>93 「あなたは誰だ」
教室で俺を半裸にさせた張本人に問い詰めた。
「どうして、わたしを拒絶するの?」
もしこれが本当の朝倉さんだったら?いまごろ俺は理性を保てただろうか?
いや違う、俺には無理だ、谷口ならOKかもしれない、じゃなくて、
そういう問題じゃない。朝倉さんが煩悩に直接的なアプローチをかけてくる
筈が無い、いやそういう必要はないんじゃないのか?
「あなたは朝倉さんじゃない」
俺からじりじり後ずさりして、表情を曇らせたと思うと、一転して邪の空気を
まとった彼女は居た。
「やはり、あなたにはこちらがお似合いのようね」
見慣れた、というかそういうものを見慣れてしまった俺はどうかしちまったと
いうか恐怖というのは時として脳に思考停止をもたらすものなのだな、
と改めて感心した。
しかし、そんな悠長に感心しているばかりいられない状況が天国の後の地獄として
待ち受けていた。鋭い刃先がこちらにめがけて。
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:... ヾヽ .ヽヽ f t ... :: .. | f入| ヽ , `/ ヽ ....... . .::::::::::::........ ..::
:... _.\ヽ.ヽヽ f i、 .ノ7 :: j | ヽ ト ヽ ヽ ー , .′ 丶 .............. . ... ::::::::。::::.
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.... .. ∧∧ ∧∧ . ∧∧ ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .. . ... : .......... .... ......
... ..:(.ホモ.)ゝ (穏 )ゝ(急 )ゝ(主 )ゝ無茶しやがって… .......................... ..... ........
.... i⌒ / i⌒ / i⌒ / i⌒ / .. ..... ................... .. . ... ................ .................
.. 三 | 三 | 三 | 三 | ... ............. ........... . ..... .......... ....... ................
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ... ............... ........... .
三三 三三 三三 三三 ............. ............... ......... .................. . ........... .........
三三 三三 三三 三三
「朝倉さん、オレ朝倉さんに釣り合う男になって帰ってきたよ」
「おめでとう、じゃあ死んで♪」
ガイィィィン
「あら?ナイフが通らないわ」
「朝倉さんに刺されても殺されないように銀河内某所で機械の体にしてもらったんだ」
「ふぅん」
ゴゴゴゴゴ
「あれ……朝倉さん、そのドス黒いオーラはナンデスカ」
「アナタのムダな努力に敬意を表して教えてあげる。これは奥義、"斬鉄ナイフ"よ。誇りに思いなさい、この技を見せるのは有機生命体ではアナタが初めてだから」
「あの、いや……ぎやああああああああああ」
>>99 それはニセモノ。
本物の長門はそんなに胸d(ry
アッー!
朝倉さんが毎晩俺に性行為を求めてくるんだが・・・。
よく見ろ、それ右手
そういや堕天さんの同人買った奴いる?
ハルヒとキョンを二人とも呼び出しておいて、夕方の教室でキョンに迫るとかの方が良かったような。
どうせ二人ともそんなことしゃべるはずないし。
すくなくとも長門に睨まれるよりは朝倉さんにとってのリスクも小さい。
ハルヒの目の前でキョンとセックスするとでかい情報爆発が観測出来るよ。
朝倉さんのえろい本を見ているところを
朝倉さんに見つかって笑顔で刺されるのが良いなぁ。
問題は、朝倉さんのえろい本があるのかわからんことだが・・・
いつの間にやらキャラソンの曲名が発表されてますよ?ソースは楽天市場
1. 小指できゅっ!
2. COOL EDITION
どんな歌になるんでしょう?
実は既出ですか?
どんな人が相手だって〜
わたしの 小指いっぽんで〜(いっぽんでー)
きゅっと殺戮〜(さつりくー)
たぶんこんなの。
114 :
98:2006/11/05(日) 23:33:30 ID:JpkPKTwf
「はっ・・・・はっ・・・!!!」
危なかった。あと少しで小指が目を突くところだった。
もう30分は走ったはずだ。
俺は――絶対生き残る。
俺は過去、朝倉涼子に殺された。
バターのように溶けたドアから出てきた朝倉に肺を刺された。
なのになんなんだ今の状況は。なぜ走ってる?なぜまた朝倉から逃げてる?
いや、それ以前に
なんで俺は生きてるんだ?
でも――もういい。どうせ考えても無駄だ。俺は今生きている。
きっと、朝倉がそう望んだからこうなったんだ。
「前殺さなきゃいけない人間がいるって言ったでしょ?ちゃんと覚えてる?」
30分ほど前――俺は教室に立っていた。まるで夢から覚めたかのような虚脱感。
そのときは何がなんだかわからなかった。ただ朝倉が怖かった。
ナイフが自分の体から生えていたあの光景を思い出すだけで吐き気がする。
「あのね、キャラクターソングって知ってる?」
愕然とする俺に朝倉はいきなりこう告げた。何を言ってる?
「あ、あんまりわかってない顔ね。まぁいいわ。この世界での話じゃないもの」
この世界?キャラクターソング?ますますわからない。
「キャラクターソング・・・略してキャラソン・・・それはね、いわば誇りなの」
キャラソンって・・・もしかしてあのキャラソンか。
「別の世界ではね、私の誇りが発売されるの。
絶対負けたくないのよ。有希には・・・絶対にね。鶴屋さんにだって・・・」
長門・・・・?あの・・・ちょっと変わった無口な奴か。
鶴屋さんは・・・・たしか髪の長い・・・上級生だったか?
負けるって何のことなんだ?
「でもね・・・やっぱり現実って厳しいんだ・・・何も思いどうりにはいかない。
人気も有希の方があるみたいだし・・・このスレのみんなは応援してくれるけどね。
私のキャラソンを100枚買うっていうツワモノだっている。」
よくわからないんだが・・・・
「でも、愚痴を言ってても始まらない。何も変わらない。行動するべきなの。
キャラソン発売に向けて、小指一本で人間を殺す練習もしないといけないわ」
こ・・・小指・・・?
「わかった?私があなたを再構成したの。あなたも前回の
リベンジがしたいでしょう?ちょっとしたゲームをしましょうか。」
115 :
98:2006/11/05(日) 23:36:29 ID:JpkPKTwf
まぁいいさ。こいつが言ってる事はわからないが俺は生きてる。
刺された痛みと恨みは忘れてない。
「ルールは簡単。あなたには小指で人間を殺す練習台になってもらうわ。
あなたは私から逃げ回りなさい。私は小指のみ。ナイフは今回は無し。
範囲は学校内部のみ。武器の使用は好きなように。制限時間は2時間でいいかな。
もし最後まで生き残れたら・・・・学校から逃がしてあげるわ」
ちょっと待て。武器って・・・そんなものは持ってない。そもそもなんで俺は生きてる。
お前の話は意味がわからない。ナイフで刺されたのは夢だったのか?
いや・・・でも今朝倉は自分で俺を殺したと言った。一体何がどうなって・・・・
「まぁ、ようするに―――
朝倉から学校用のバッグが手渡される。
―――死にモノ狂いで私から逃げ切りなさいってこと♪」
そして同時に朝倉のちっちゃな小指が動き出す。
そうして話は冒頭に戻る。制限時間はあと・・・だいたい1時間20分か。
正直に言おう。わけがわからない。生きた心地もしない。死ぬほど怖い。
でもな
絶対生き抜いてやる
朝倉から手渡されたバッグ。これを開けたとき俺は覚悟を決めた。
ショットガン。小型爆弾。22口径の拳銃。各種弾丸。絆創膏。包帯。
映画の中でしか見たことがないような本物の銃がゴロゴロ出てくる。
バッグの一番下にはピンク色の紙があった。
『この手紙を握りしめたら武器の使い方があなたの脳に
直接インプットされる。せいぜい長く保ってね。』
「はっ・・・・」
思わず鼻で笑う。ほんっとに――悪趣味だ。
迷わず手紙を握り締める。軽い頭痛。
「うっぐ・・・!」
使い方。弾丸の初速。リアサイトの照準。装填できる弾丸の数。手榴弾の爆破範囲。
頭に叩き込まれる。
「俺は・・・・小指なんかにゃ負けねぇよ」
学校脱出まで―――あと1時間15分
116 :
98:2006/11/05(日) 23:39:03 ID:JpkPKTwf
前スレの話見た人じゃないと話わからないことに今気がついた。
ヒマな人は見てあげてね!!(`・ω・´)
>>116 前スレのどこの話かわからんが無駄に感心した
じゃんけん、というのは結局のところ運任せのゲームだ。そりゃまあ、
心理的な揺さぶりだの駆け引きだのがないとは言わないが、一対一の
勝負なら、およそ必勝法なんぞと呼べるものは存在しない。三つの手札
のどれを切るか、ただそれだけの話だ。
にもかかわらず。
「どうして勝てないもんかな」
などと、ゴミ箱を抱えてぼやく俺がいたりするのが、この世が理不尽に
出来ている証左なんじゃないかと思うね。ちなみに、誰に、というのは
言わずと知れた涼宮ハルヒに、である。
あいつの場合、駆け引きも何もあったもんじゃない。やる前から自分が
負けるなんざこれっぽっちも考えちゃいない顔で、おまけに蓋を開ければ
お約束通りの結果が待ってる、という不条理極まりない代物だ。
以前に一度、古泉のやつにそんな話を振ってみたが――
「お察しの通り、涼宮さんには最初から負けるつもりがないんでしょう」
しれっとそう返された。
だがな、古泉。野球の時はどうだったんだ。あれだって、あいつは負ける
つもりなんかなかったみたいだが、危ないところまで行ってたぞ。
「それは野球が一人でやる競技ではないからです。彼女は期待していたん
ですよ、自分の選んだチームメイトにね」
そこで言葉を切った古泉は、小さく肩をすくめた。何が言いたい、とは
聞かなかったね。残念ながら、墓穴はもう掘りすぎてお断りなんだ。
「ただ、最近の涼宮さんを見ていると、たまには負けてもいい、そう考えて
いるようにも見えるんですよ。特にあなたに対しては、ね」
まさか。あいつがそんな殊勝なやつとは思えないぞ。
「あくまで僕の主観、ですよ。まあ、当たらずとも遠からずとは思っています
けれどね。だから、あなたが涼宮さんに勝てない、というのは」
そこまで聞いた段階で、前言撤回だ。どうやら墓穴はまだまだ掘れるらしい。
「あなた自身が涼宮さんに勝ちたくない……いや、違いますね。涼宮さんが
負けるところを見たくないから、そんなところじゃないんですか?」
まったく、どうしたもんかね。ここで気の利いた切り返しの一つも出来ない
自分が、な。
――と、そんなやりとりがあったりしたわけだ。
実際のところどうなんだ、ってのは聞かないでくれよ。むしろ俺の方が知り
たいくらいだ。そこまであいつに滅私奉公してるつもりなんぞ、さらさらない
んだけどな。
まあ、そんなことはどうでもいい。大事なのは、そうやって今日も今日とて
ハルヒに負けた俺が、ゴミ捨ての任務を拝命したってことだけだ。その程度と
言えばその程度の話なんだが……
「ん、よしよし」
不意にそんな声が耳に入ってきた。今いるこの場所は校舎裏、それこそゴミ
捨てぐらいにしか用はない場所のはずだ。そして、首を捻りつつも次の一歩を
踏み出した俺はそれを見た。
「ほらほら、こっちこっち」
つまり、校舎裏の日溜まりで猫と戯れている、
「……朝倉?」
朝倉涼子を、である。
その時俺が何を思ったかといえば、朝倉も猫が好きなのかとか、そういえば
あれで長門もシャミと仲良くやってたなとか、とすると意外に宇宙人は猫好き
なのかとか、じゃあ喜緑さんはどうなんだ、というどうでもいいことだった。
だったんだが、どうも朝倉の方はそうじゃなかったらしい。
「ふぇっ?」
なんぞという、朝比奈さんもかくやという驚きの声を発するや、今更のように
後ろ手で背中に猫を隠そうと試みるも、当然あの気紛れな小動物はそんなこと
お構いなしにひょいと横から顔を出し、それに気づいて再度取り乱したあげく、
今度は妙に悟りきった顔になったと思ったら。
「キョンくん」
Aランク+++ ――谷口曰く、帰ってきた朝倉は格上げになったらしい――の笑顔
で微笑んで見せて。
「死んで」
何もない空間からナイフを取り出した。
「いやちょっと待て。大体お前な、こんなとこ誰かに」
見られたら、そう言おうとして辺りを見回した俺は絶句した。何故なら、そこに
広がっていたのは、いつかどこかで見た、もう二度と見たくない光景だったからだ。
おかしな色をした空、切り取られたようにそこから先のない道。それは、あの日
の教室と同じ世界。
「空間閉鎖、情報操作、これで誰もここで何があったか気づかない」
過去形だった。笑顔のままの朝倉は、わりと本気らしい。
「あなたが悪いんだから」
それはいつの時代のドラマの台詞だ、という台詞とともにナイフを構え走り出す
朝倉。何から何まであの日を思い出させるその姿を、俺はただ呆然と見つめていた。
何故なら。
「落ち着いて」
そんな朝倉の背後に、これまた唐突に現れた長門の姿があったからだ。そしてその
長門はといえば、一言耳元でささやいた後、やおら右手に持った代物で、景気よく
朝倉の後頭部に一撃を加えたのだった。
「ガ――」
形容しがたいうめき声とともに崩れ落ちる朝倉。さすがにちょっとばかりやりすぎ
の気がしないでもないが、長門のことだし何も考えてない、なんてことはないだろう。
……ないよな?
「心配ない」
ならいいんだが。しかしそれよりも。
「なあ長門。なんでよりにもよってそれなんだ」
俺が指差したのは、長門の右手に握られた、たった今朝倉を張り倒したそれ――紛う
ことなきハリセンである。もう一度言う。ハリセンだ。見間違えようもない。
「このようなケースでは、インパクトが大事と教えられた」
インパクト。インパクトね。どう考えても方向性が間違ってる気がするんだが……
そこら辺どうなんですかね、教えた人。
「これ以上ないくらいぴったりのアイテムですよね」
しれっと答える教えた人――喜緑さんだった。どこから出てきたとかどうしているんだ、
などというのはこの人には聞くだけ無駄である。少なくとも、俺はそう認識している。
一応、あの二人のお目付役らしきことをしている、とは本人の談だが、間違った方向に
背中を押しているようにしか見えないのは俺だけだろうか。
「何でしょう?」
「いえ、何でも」
溜息とともに見上げれば、いつの間にかそこには普段通りの秋晴れの空があり、喜緑さん
の足下では、すり寄ってきた猫が、なおう、と鳴いていた。
小一時間ほど後。
巻き込まれなくてもいい騒動に巻き込まれた俺は、たかがゴミ捨てにどうしてそんなに時間が
かかるのか、という主旨のありがたいお説教からようやく解放され、家路についていた。
ちなみに、当然ながらどうしてと聞かれたところで答えようもなく、古泉の『あなたもしょう
がない人ですね』的な視線を甘んじて受け続ける俺がいたのだった。いつか同じ気分を味合わせ
てやりたいとは思うが、どうせ無理な話なんだろうさ。
「ねえ、まだ怒ってる?」
「別に怒っちゃいないけどな」
珍しく申し訳なそうに、隣から覗き込んでくる朝倉に答える。実際、なんだかんだと理不尽に
振り回されるのには慣れてしまっている、そんな自分がいるのは十分すぎるほどに自覚している。
人間の適応能力、そして諦めという能力に乾杯、だ。
「まあ、あそこまで大騒ぎすることじゃないとも思うが」
こっちも本音だ。あれだけでトンデモ能力を持ち出されると、さすがに身が持たない。じゃあ
どんな状況なら許されるんだ、と聞かれると困るところではあるとしてもな。
「だって……恥ずかしい、じゃない」
らしくもなく、最後は小声でうつむき加減で呟く朝倉。一体どこをどうすればそんな結論に
至るんだろうか。だいたい、猫ならウチでも飼ってるんだが。
「そっか。そうだよね」
何に納得したのか、そう言うと朝倉はいつもの笑顔に戻った。ハルヒもそうだが、辛気くさい
顔の似合わないやつだからな、こっちの方が俺も助かる。ついでに、俺を巻き込むようなやや
こしい陰謀を企まないようになってもらえると、もっと助かるんだが。
「うん。それ無理」
朝倉はやっぱり朝倉だった。そんなことだろうと思ったけどな。
「それよりもね、猫ってどうしたら懐いてくれるのか、教えて欲しいんだけど」
はて、俺の記憶力が老朽化していないのであれば、さっきの一幕を見る限り、そこそこ懐いて
いるように感じられたのだが。
「ううん、あれはたまたま。すぐ逃げちゃうこともあるし」
「それなら構わないけどな」
しかし、いろんな意味で俺より猫に詳しそうな朝倉に、教えられることなんぞあるんだろうか。
「そこはね、やっぱり知ってるってことと分かってるってこと、結構違うんだから」
百聞は一見にしかず、誰もが知っている格言を最後に付け加え、よろしくねと朝倉は笑った。
「でね、最初はあの子、長門さんが見つけてきたんだけど――」
結局、そんな取り留めのない話は朝倉のマンションに着くまで続いた。俺としてはずいぶんと
遠回りして帰る羽目になったわけだが、それくらいは安いもんだと思え、そういうことなんだ
ろうさ。理由? そいつは聞かないでくれ。ハルヒのやつに怒られそうだしな、なんとなく。
さて、それからの話。
朝倉と猫の関係はそれなりに良好だ。別に俺がどうこうしたから、というわけでもない。まあ、
こうすれば必ず懐く、なんぞという必勝法などあるわけもない。単純に餌だおもちゃだ、そんな
もので興味をひく程度のアドバイスしかしていない。
「キョンくんのおかげだよ」
それでも、俺が何の気なしに普段やっていることの一つ一つに、いちいち朝倉は興味を示し、
吸収していった。その甲斐あってなのか、当初はおっかなびっくりだったことも多かった猫の
態度が、無条件に寄ってくるくらいには改善されている。
「やっぱり経験者に聞くのが一番ね」
「そういうもんか?」
「そういうものなの。ありがとう」
実際どうだったのかはさておき、そう言ってもらえるならさすがに悪い気はしない。まあ、何は
ともあれうまくいっているのはいいことだ。これならお前が飼ってもいいんじゃないか、そんな
ことを言おうと思っていたある日、それは起きた。
「あれ、いない」
「いないな」
当たり前だと思っていた光景がそこにないと、それがどれだけ些細なことであろうとも、落ち着か
ないように人間は出来ているらしい。などとレトリックを使っていても仕方がない。とにかく、そこ
に猫はいなかった。
「まあ、たまにはそんなこともあるだろうさ。気紛れな連中だからな」
「……うん」
大袈裟に言ってしまえば、ショックを受けてさえいるように見える朝倉に、俺の方まで根拠のない
不安に襲われる。どうしたもんかね。
「あれだ、朝倉。ウチのシャミもな、最初の頃は――」
結局、その日はそうやってお茶を濁したのだが。
翌日も。
その翌日も。
猫はそこに姿を現さなかった。
「今日もいないね」
「……そうだな」
さすがにこうなると、朝倉のトーンの低さは目に見えて明らかだ。
たかが三日、されど三日。単なる気紛れとも思えるし、何かあったと考えられなくもない。ただ、
どちらにしてもこのままではらちがあかない。
「探しに行くか、明日」
「でも、明日はいつものやつがあるよね」
いつもの、とは、即ちSOS団恒例のパトロール、というやつである。おかげさまで、我が団は基本
年中無休で活動中なのである。
「いいだろ、一日くらい」
ハルヒのやつは俺がどうにか、そう言いかけたときだった。
「よく言ったわ、キョン!」
校舎の影から、無駄に偉そうな声がした。誰だ、なんてのは考える必要など微塵もなく。
「……何やってんだ、ハルヒ」
「話は全部聞かせてもらったわ」
他人の話を全然聞かないのが涼宮ハルヒだった。その後ろでは、苦笑している古泉に、おろおろ
している朝比奈さん、そしていつもと変わらない長門の姿があった。やれやれ、まったく。
「水臭いわね、そういう時は素直に相談しなさい。団員の面倒をみるのが団長の仕事なんだから」
「涼宮さん」
「明日のパトロールは中止。その代わり、涼子の猫を探すこと! いいわね!」
ハルヒの号令に、当然とばかりに頷くSOS団の面々。こういう時、俺はここにいてよかったと思う。
いや、本当の話だ。
「すまんな、ハルヒ」
「何言ってるの、当然のことじゃない。それより涼子、写真か何かないかしら。あたしたち、その子
を見たことないから探しようがないの」
「あ、それなら」
言うなり、鞄から取り出したノートにさらさらと絵を描き始める朝倉。細部まで描き込まれたそれ
は、そのままどこかのコンクールに出せそうな反則級の代物だったが、
「うん、いい絵ね。これなら大丈夫」
ハルヒはそれ以上何も言わず、朝比奈さんに人数分コピーしてくるよう指示しただけだった。いや、
先輩をパシリのように使うのはどうなんだ、というのは俺としては断固主張したいところではあるが。
「いい、それじゃ明日はいつものところに十時集合。来なかったり遅れたりしたら死刑なんだから!」
それでも、そう言ったハルヒが頼もしく見えた、なんて言ったら笑われるだろうか。別に俺は構いや
しないがな。そう見えたものはそう見えたんだ。そうだろ?
翌日。
「諦めたらそこで試合終了なんだからね!」
という景気のいいハルヒの声に送り出され、俺たちは一匹の猫を探して街中を歩き回っている。ただし、
あてといえるあては当然あるはずもなく、猫好きのしそうな場所を手当たり次第に当たるだけ。見通しは
あまりよくはない。
「いないね……」
そうなると、こちらも必然的に朝倉の表情は明るくない。俺としても、たまにふらっと出ていったシャミ
が溜まり場にしていた場所をピックアップしていたが、猫だからといってどいつもこいつも好みが同じ、
なんてわけもない。おまけに、野良は野良で意外に縄張りをきっちり持っていたりもするわけで、手がかり
の一つもないとさすがに分が悪い。
「なあ、あいつのことで何か思い当たることないか? なんでもいい」
そんなものあったらとっくに言っているだろう朝倉に聞いてしまったのは、俺もそれなりに切羽詰まって
いたらしい。我ながら情けない。
「ごめんね、キョンくん。わたしもそんなによく知らないの。最初にあそこにいるよ、って教えてくれた
のも長門さんだし、あの子、なかなか懐いてくれなかったし」
長門、か。だが、あいつも何か知っているなら隠すはずもないだろうし、となると……ん?
「あの猫、すぐには人に懐かないんだよな」
「うん。キョンくんも一緒にいたから分かるでしょ? 結構苦労したよね」
苦笑いを浮かべる朝倉。
だが、その時俺はまったく別のことを考えていた。
人に懐かないはずの猫。
そいつが最初から懐いていた相手がいなかったか?
「キョンくん?」
このわりとどうしようもない思いつきを吟味する。可能性は……高くもなし低くもなし、か。それでも、
最初の取っ掛かりを作ったのが長門、というのを思えば、分の悪くない賭かもしれない。
「朝倉。行くぞ」
「え? 行くってどこに……ちょっ、キョンくん!?」
――そして。
「ここだ」
「ここって……うちのマンション?」
そう、俺がやってきたのは宇宙人マンションこと――いや、俺以外にそう呼んでるやつにお目にかかった
ことはないが――朝倉の住むマンションだった。ただし、向かう先は朝倉の部屋じゃない。
「俺の思いつきが間違ってたら笑ってくれ」
オートロックのエントランスを抜け、エレベーターに乗り込む。確か、目当ての部屋は二件隣だと、以前
聞いた記憶があった。
「そんな、笑ったりしないけど、でも」
どうして、と言いかけた朝倉を遮って、その部屋のインターホンを押す。頼むぜ、俺の直感。
「はいはい」
果たして、数秒の後にドアの向こうから現れたのは。
「あ――!」
猫を胸に抱いた、喜緑さんその人だった。
さて、あとは全部ついでの話だ。
「まったく、勘弁してくださいよ」
マンションの前、ようやく探し当てた猫と戯れている朝倉を眺めつつ、溜息混じりに黒幕へとぼやく。
「もう少し早いと思っていたんですよ?」
そう言って小首を傾げてみせる黒幕――喜緑さんは、いつもと変わらないように見えた。やれやれだ。
結局、蓋を開けてみればなんのことはない、あの猫は喜緑さんの猫だった、というだけの話で、ここ数日
はたまたま外に出ないようにしていただけ、らしい。
ちなみに、どうして俺がそれに気づいたかは、ただ単に最初にあの猫に会った日のことを覚えていたからだ。
あの時、人に懐かないはずのそいつは、誰に言われたわけでもないのに、喜緑さんの足下にすり寄っていた。
それはつまり、この人には懐いていたわけで、あとは御覧の通りだ。
しかし、問題はそんなところにはない。
「全部予定通り、なんですか?」
その問に、喜緑さんは微笑むだけで答えない。だが、逆にそれは十分すぎる答とも言えた。長門に頼んで
朝倉に猫の存在を教える、朝倉が世話をするように仕向ける、最後に猫は数日間姿を消す。最初からずっと、
この人の思惑通り、ということだろう。
そして、どうしてそんなことをしたのかは。
「やっぱり違いますよね。知っている、ということと、分かっている、ということは」
誰にともなく喜緑さんが呟いた言葉、それに尽きるんだろう。
この一連の騒動で、朝倉が何を学んだか――そいつはまあ、いいだろう。俺もいちいち言葉にするほど
野暮じゃないつもりなんでね。
「キョンくん、わたしこの子大事にするね!」
「そうか、そりゃよかった」
いつの間にか腕に抱けるほど懐いた猫を連れて、朝倉が駆けてくる。
「でね、名前も考えたんだけど」
にやりと笑い。
「――キョン、っていうのはどうかな」
「却下だ」
いろんな意味で台無しだった。
「あ、こらキョン待て!」
そして、やっぱり気紛れな猫は、そんな朝倉の腕から抜け出して駆けていく。後を追う朝倉。まあ、悪く
ない光景といえるかもしれない。とりあえず、俺としてはお役御免、あとはハルヒに連絡を入れるだけだ。
と、その前に。
「喜緑さん」
「何でしょう」
「もしかして、ハルヒのやつも知ってたんですか?」
状況からして、長門は全部知っていたはずだ。そして、余計なことになるほど頭のまわるハルヒを押さえる
には、最初から仲間に抱き込む以外他にない。
「さあ、どうでしょう。ご自分で聞いてみたらいかがですか?」
喜緑さんは微笑むだけ。別に答を期待していたわけでもないし、どっちだっていい話だ。やれやれ、と何度
目かの溜息をついてから、ハルヒの番号を呼び出す。どうやって報告したもんかな、といい俺の耳に飛び込ん
できたハルヒの第一声はこうだった。
「キョン、お疲れさま。一つ貸しにしといてあげる、喜びなさい」
いちいち一言多いやつだね、まったく。まあ、それでこそ我らが団長、涼宮ハルヒ、なんだけどな。
おしまい。っていうか何の話だこれ。
意外と殺伐しなかったな。面白かった。
前スレのって、798-でいいのかな。まさか続きが書かれるとは思わなかったw
SSがたくさんありすぎて追いつけねえw
>>109 はじめて見た〜
小指でキュッか
やべえエロいな
妄想がとまらねえ
エンコ詰めでもする歌なのか?
おチンポ
小指できゅっとするだけで
射精できなくなっちゃうの♪
有機生命体っておもしろいね♪
キャラソンキター
もう、盆と正月と朝倉さんが一度に来たような騒ぎですよ、俺の中じゃ。
「小指」というのがポイント高い
もしかして足の指?
505号室wiki、ハロウィンから猫になってるね。おつかれさまです。
「必殺仕事人」に小指だけで糸かなんか操って殺す人いなかったっけ
いや世代違うし正直見た事ないからわからんけど
132 :
98:2006/11/06(月) 17:00:54 ID:K4WQHMG7
>>12398ってのは適当に決めただけ
わかりりにくくてごめんよ(`・ω;´)
前スレの
>>662の話の続きだよ
きっと動脈を小指できゅっとするんだよ。眠る様に逝けるぜ
朝倉さん「KUAAAAA!!今あなたのコリコリ弾力のある頚動脈に触ってるわよキョン君♪」
キョン「く……COOL……EDITION……」
朝倉さん少し音痴だったら嬉しいなぁ。
それはありがたいな
朝倉さんの可愛い足の小指を舐めてしゃぶりたい。
キャラソンタイトルで電波受信
足の小指をタンスにぶつけてキュウと失神
邪魔する奴らは小指先一つでダウンさー
指切りしよ♪あなたはわたしが殺すから
.  ̄/ ̄ノ_/_/_ /  ̄/ /
/― / / / ―― / /
_/ / _/ _/ /_/ EDITION
/\___/ヽ
/━ ━:::::\
. |(●), 、(●)、.:| +
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
. | `-=ニ=- ' .:::::::| +
\ `ニニ´ .:::::/ +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
ハルはれの朝倉さんいいね
>>140 違う
違うんだ
ここではダディの出番は存在しないんだよ…
始めに猫に注目して膨らませたあの方の作品は、固焼き煎餅のような良さがあるなぁ。
競作に挑んだ黒喜緑マスターのフットワークにも感動したぜ。
なんて価値ある未読分だったんだ。今なら朝倉さんに刺されても成仏できる気分だぜ。
やっぱり職人さんいるといいな
俺は見ることと感想を言うくらいしかできないが、どれも楽しんでる
「なぁ『朝倉涼子』と『ネコ』というキーワードだけど何かわかるか」
「ネコとは脊椎動物亜門 哺乳綱 ネコ目に属する動物・・・」
ごめん、聞いた質問がわるかった。予想していたこととはいえ。
「あー、じゃなくて、そんな長文で読むのに何スクロースしなくちゃいけないような
ものじゃなくて、簡潔にいえないか?何か関連性があるとか」
一瞬ためらったような表情を滲ませたようだったが、そう思ったのは気のせいか。
いつものような口調で淡々の語りだした。
「朝倉涼子はネコ。」
・・・はぁ?
「......そして、わたしがタチ」
あ、あのーもうすこし分かるような言い方って無いんですか?長門、さ、さん?
「一度有機情報連結を解除された朝倉涼子が再び具現化したのは、涼宮ハルヒの意向。
しかしながら、この時間平面状で存在し得ない期間があった分だけ、わたしが年上」
「......だから、わたしがタチ」
先ほどから、よく分からない単語がちらほら現れるのは気のせいですか。
「だけど……」
だけど?
「わたしがネコのときもある。それは・・・」
長門の独白に似た台詞を遮るようにドアがバンと開いて、なんていうかハルヒが
白熱電球の100ワットだとしたら高輝度LEDの眩しさをもった生徒が入ってきた。
「失礼します。生徒会です。長門有希さんに御用がありまして、しばらくお借りします」
脇を喜緑江美里さん抱えられて、すごすごと連行されていってしまった。
なにか喋ってはまずい事柄でもあったのだろうか・・・
・・・というか、朝倉スレなのに、朝倉涼子の出番が。。。Orz
タチとかの単語の意味が
分からない俺は恐らく勝ち組
いや、負け組だな
えーっ
ググってくる
/\___/ヽ レズビアン用語
/ ::::::::::::::::\
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| タチ:いわゆる男役のこと。性行為で能動的な側。
| 、_(・)_,: _(・)_, :::|
. | ::< .::| ネコ:性行為で受動的な側。
\ / − ヽ ::/
/`ー‐--‐‐―´\
/\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
| 、_(o)_,: _(o)_, :::|ぁぁ
. | ::< .::|あぁ
\ /( [三] )ヽ ::/ああ
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
館ひろしと猫ひろしのことだよ
きっとね
>>145 なんていうかハルヒが
白熱電球の100ワットだとしたら高輝度LEDの眩しさをもった生徒が入ってきた。
↑白熱電球の方が柔らかくて温かい感じがするよな。
高輝度LEDの方が、無機質で強烈。
ハルヒ以上って事か。
>>150 ワロタ おかげで余計な知識がついちまった_on
154 :
98:2006/11/07(火) 01:40:38 ID:aeK/8hoH
戦闘において最も重要な事とは何だろうか。
「知るか」
自分で疑問を否定する。朝倉から手渡されたバッグ。
本来、普通に暮らすなら一生持つことはおろか使うことなど絶対にないであろうものがギッシリとつまっていた。
12ケージショットシェルを使うショットガン。オートマチックのハンドガン。対人用手榴弾。各種銃弾。
あの悪趣味なピンクの手紙のおかげでスラスラと頭に情報が流れ込んでくる。
ガコン
ショットガンの銃身をスライドさせ散弾を装填する。
ハンドガンが点の貫通なのに対してショットガンは円の破壊。
俺はクラスのみんなから好かれる委員長とリアルで殺しあうことなんて夢にも見なかったし見たくもなかった。
当然訓練などしていないし、散弾を撃ちだすショットガンの方が使いやすいだろう。
ハンドガンをポケットに入れて、手榴弾はバッグにいれて背負う。
なんとなく――手榴弾は使いたくなかった。
下手すれば自分も吹き飛ぶし、扱いが難しそうだ。
ドアを溶かすような奴だ。爆弾の一つや二つ、跳ね返すだろう。
幸い、ピンを外して一定時間たったら爆発するタイプの爆弾だ。
「トラップに使うか・・・」
ワイヤーを使ってトラップを仕掛けているのを以前映画で見たことがある。
息を潜める。足音は――無い。
現在俺がいるのは三階の階段。
教室は意外と逃げにくいのでやめておく。
以前朝倉に殺されたのも教室だったからな。
ワープでもしないかぎり朝倉は今は二階にいるはずだ。
抜き足で下を確認。誰もいない。
「ふぅっ・・・」
ショットガンを構える。
正直、まともにやりあって勝てる相手ではない。
ならば――奇襲。
階段の角に隠れ、朝倉が現れたところに攻撃をしかける。
ショットガンの散弾を至近距離で直撃させれば隙くらいできるはずだ。
「はっ・・・」
まるでスパイ映画の主人公だ。ちょっとかっこいいかな。
そういう映画を見るたびに「やってみたいな」とは思っていたが、
「やらなきゃ死ぬ」とは訳が違う。
俺もう絶対あんな痛い思いはしたくな―――
カツン
「!!!!」足音。
来た。
ショットガンを構える。
まだ遠い。大体あと――20段くらいか。
指が白くなるほどグリップを握り締める。
人間に対して、しかも女に銃をぶっ放すことに今さら抵抗を覚える。
155 :
98:2006/11/07(火) 01:42:33 ID:aeK/8hoH
大丈夫だ。お前ならやれる。
自分に言い聞かせる。足が震える。
足音が近くなってきた。これは――歌・・・?
「指切りしよ♪あなたはわたしが殺すから♪」
音が大きくなる。
それに朝倉・・・全く警戒していない。
心臓が高鳴る。息が荒くなる。
ショットガンを角に向ける。
「足の小指をタンスにぶつけてー♪」
―――まだ速い。
「キュウと失神ー♪」
―――あと三歩
「邪魔するやつらはー♪」
―――あと二歩
「小指ひとつでー♪」
―――あと一歩
ショットガンを構え、トリガーに指をかけ―――
「みィィィなごろしィィィィィィ!!!!!!」
「ひ!!!!???」
いきなり角からこちらに飛び出し、満面の笑みで叫ぶ朝倉。
突然の大声に驚き、後ろに倒れる。
「え?」
間抜けな声を出す俺。ツラも相当間抜けだろう。
「んもー、そんなに殺気振りまいてたらバレるにきまってるじゃない」
朝倉のちっちゃな小指がゆっくりと向けられる。
「!!!」
ショットガンのトリガーに手をかけ、
ドゴン!!!
156 :
98:2006/11/07(火) 01:44:30 ID:aeK/8hoH
轟音が廊下に響き渡る。間に合った。
俺の方が速かった。
散弾が撃ちだされる。凄まじい衝撃が手首から腕へ、腕から肩へと振動していく。
「っは・・・・あ!!!」
歯を食いしばり、涙目で銃を確認して――
バレルに小指がそえられていた。
銃口の先には散弾が直撃して鉄骨むき出しになった壁。
朝倉が笑っている。
「残念♪距離が近すぎたね」
―――外された。
瞬間、肩が一瞬冷たくなり、じんわりと熱くなる。
「あ」
朝倉の小指はいつのまにか俺の肩にしずんでいた。
「ああ?」
取り落としたショットガンが床にぶつかり、廊下に反響する。
「じゃ、叫んで♪」
激痛。
「いぎ・・・・ああああああああああああああああ!!!!」
ポケットに手を入れ、ハンドガンを左手でにぎりしめる。
目の前の朝倉がぼやける。
ドンドンドンドンドン!!!!!!
無我夢中で掃射する。
すでに暗くなった廊下を火花が赤く染め上げる。
俺が銃を発砲する前に――朝倉は消えていた。
階段を駆け下りて行く音。
逃げられた。
「くそ!!やられた・・・!!」
使い慣れない左手でハンドガンをポケットにしまい、
右手でショットガンを拾い上げようと――肩に激痛。
「くあぁ!!」
肩に穴があいているのに今さら気がつく。
人間、興奮している時は痛みを感じないというのを聞いたことがある。
かなり深い。
ショットガンを左手で拾い上げ、右肩を左手の腕で押さえながら
廊下の端の教室――被服室に転がり込む。
「ふっ・・・!」
ひざで銃身を挟み、スライドさせ、散弾を装填する。
これでわかった。接近戦ではまず負ける。
あんな高速移動、目では追えても体が反応しない。おまけに右手はジャンクと化した。
なら――
「トラップだ」
ふと顔をあげる。真っ暗な教室。
先生用であろう机の上には裁縫道具――
ミシン糸が月に照らされていた。
157 :
98:2006/11/07(火) 01:47:31 ID:aeK/8hoH
>>115の続きだお
面白いと言ってくれる人が居たから調子のって続けてみた
学校脱出まで―――あと50分!!!(`・ω・´)
wktk
なんていやな小指なんだ…
「アラアラ、うごかなくなっちゃたわ。まだまだ、糸が赤く染めりきっていないのに」
<<190
誤 染めり
正 染まり
小指スレになってるな
なんか自分の小指を噛み千切りたくなってきた
こんな気分になったのは初めてだぜ
>>160 つまり朝倉さんは赤い糸で結ばれたかったんだよ!!!
寂しいのかな?かな?
このスレのお陰でキャラソンの全容が見えてきたな。
あなたとわたしの小指と小指を血染めの赤い糸できゅっと結んだけれどあなたはそのまま出血多量で死んじゃったどうしようわたし三歳にして未亡人
って歌だったんだな
山根君がクンカクンカしたくなるようなアイドルの雰囲気の歌でしょうよとマジレス
というわけで、猛者谷口主催による、第一回1-5クラス女子品評会が始まった(棒読み)
ゲスト解説者は女子匂い研究家の山根氏、
常任解説者としておなじみ、ごく一部の男子から変な意味での好意を持たれそうキャラとして有名な国木田氏、
そして実況はわたくし、健全なる一般男子高校生、「だがあだ名はキョン!」「変な女が好き」がお送りすることになった。
おい谷口、自己紹介くらい本名でさせてくれよ。 って国木田・・・
当然話題の中心はわれらが委員長、あらゆる数値関係からしても理想的とも言える美貌と体型
「と臭いを誇る」(山根)
朝倉さんになるであろうことは飛んで火にいる夏の蚊トンボ並みに自明のことであるので、
朝倉スレがふさわしい場であることは絶対的にふさわしいと言っても過言で「ないわね・・・キョン(ビキビキ)」
そう、ない。・・・って、いまだれか喋ったか? なんだ谷口冷や汗かいてるぞ? まあ、いいとしよう。
居るはずのない声が聞こえたような感覚を無理やり大脳新組織から排除して、
付け加えると、基本的に自由討論の形でお送りするが、いちおう今回の隠しテーマは
「猫が好きそうなふともも」
であるらしい。理由は大幅なスレ違いを防ぐための脱線防止である。
/゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ
i ノ 川 `ヽ'
/ ` ・ . ・ i、
彡, ミ(_,人_)彡ミ よければ続き頼む
∩, / ヽ、, ノ
丶ニ| " '"''''''''"´ ノ
ヽ、__,,)(,,_ノ
>>169 「大脳新皮質だよ、キョン」
おっとすまん国木田。無学な俺を許してくれ。
<<160の前半部分が送信されていなかった。orz
今さら何だけど
前半部分を書き込みます。
「あなたと私は白い糸でキュッとむすばれてのよ」
「えっ?赤い糸じゃないの?」
「これから赤く染めるのよ」
「へっ?」
グサッ!!! ブシューーーー!!!
「ギャーーーー!!!!」
安価できてない
>>169のつづきです。
県立北高内某所。
昼休みを利用して開催された「第一回1-5クラス女子品評会」(命名・主催谷口)は、一種異様な緊
張感をもって始まった。そう。下手すると殺られる危険性をはらんでいるのだ。別に阪神地域を根城
とする某広域暴力団系組員やアマ近辺のチンピラに狙われているとか、そういうわけではない。しか
し現に過去2度にわたり開催を企図した際にも、特殊指向性地獄耳を装備したSOS団団長涼宮ハルヒ、
別名「地獄の沙汰も気分次第」大王によって一方的摘発・弁士中止を余儀なくされたのである。
「誠に遺憾である。話せば板垣死すとも自由は解る」とは主催者弁。当時の混乱ぶりが垣間見えよう。
よって今回の集まりは、およそ独裁者国家における非合法地下活動組織にひそかに賛同する政府内実
力者がさまざまな困難を乗り越えてその会合に参加するかのような、まさに命がけの慎重さをもって
開かれたものである。ただ異なる点は、我々の会合の目的がひたすらくだらない四方山話のためであ
るという、ごくごくささいな一点にすぎない。
前置きはこれくらいにしよう。一刻でも時間が惜しい。・・・あれ、こんなに乗り気な設定だったっけ、
俺。谷口がすこし遅れてきたが、とにかくメンバーはそろった。
「でもさ、いまどき女子の体操服がブルマって珍しいよね」
まったくです解説の国木田さん。いやブルマはいい。むしろ望むところである。ただ個人的には、女
子の話題に「はみパン」が出るような状況は少なからず意気阻喪させられるのだが。男子のギャラン
ドゥーと同様に。「なに言ってるんだ」ゲスト解説者山根氏のつっこみである。先生申し訳ありませ
ん。気分を害されたのなら謝ります。
「だいたい、男子はブレザーなのに女子だけセーラー服って、これはもう何かマニアックなの狙って
るとしか言いようがないよね。具体的に何を狙ってるのかわからないけど」国木田氏の指摘はあいか
わらず的確である。「県下の公立でもこれは例外中の例外だね。あとさ、だいたいスカートの丈の平
均値が短すぎるよ。但馬の方とかはしらないけど」これはもう含蓄王と呼ばせてもらおう。
「まあな。でもよ、北高の制服に否定的な意見がない以上−いや俺も賛成だが−この路線は歓迎すべ
きだろうが」谷口が主催者らしい威厳で滔々と語る。
完全に間違った方向だがかっこいいぜ。
「そうだな。たとえばお前らが猫だったとして、ブルマ姿の誰のひざの上が一番嬉しいか、理論的感
情的に説明してみないか。まあ俺は犬派なんだが、この際それはどうでもいい」山根先生のメガネの
下の眼光が見る間に鋭さを増している。
「ふ・・・・・・俺も語らぬわけにはいくまい」
おおッとばかりに山根のことばに耳を傾ける一同。その一挙手一投足にも目を離すわけにはいかない
豊かな知識と嗅覚の源泉だ。オーラの泉もかくやというほどだ。まあ特定のいやな分野だが。
「かつて、パンツ職人という伝統芸能があった・・・・・・俺はその先代伝承者として」おい漫画間違えて
るぞ山根 「これは冗談」
「さてみんな。胸の張りとふとももの感触のやわらかさは比例する」「!!」一同衝撃。
「そして猫もいい匂いが好きである」 ざわざわざわ・・・
「よってこのことから導き出される答えは明白だね」そのとき全員のイマジンは、清潔そうな長い髪
をたなびかせる美貌の女生徒のランニング姿にすでに統合思念体だ。
やばい、情熱をもてあましそうである。「すでに飼い猫として朝倉さんに飼われている夢を3回ほど
見たな、俺。そりゃいい感触だった」 すでにあちらの世界に行きかけているような目でうっとりと
語る山根の口調とメガネにはいまや何の迷いもない。悟ったか。
しかし目隠しをされて耳栓をしながら教室に入っても朝倉さんが教室にいるかどうかが判る彼である。
もはや超能力の域に達していると言ってもいい。そんな山根であるから、夢で朝倉の飼い猫になる程
度のことはなんら不思議ではないのかもしれない。
ハルヒ、こいつをスカウトしろ。
しかし、「気持ちわからんでもないな。朝倉になら、俺も飼われてみたい」と同意してみる。
それにしてもあいつの部屋ってどんな感じなんだ。一寸の隙もないファンシーでかわいいレイアウト
や家具、小物を想像してみる。うん?なんだ谷口あわてた顔して。
「お、おうキョンよ、俺の言いたいことを代弁してくれたんだな。でも、おまえその、す、涼宮さん
みたいな美人がそばにいてうらやましいぜ。なあ国木田」ヒジでぐいと国木田を押しながら谷口が早
口でフォローまがいのことを言った。「そ、そうだよね」おいおい、別にそんなんじゃねえよ。それ
にあいつの飼い猫だと大変そうだ。それこそ膝の上にいる時間よりも大の字にされて後ろ足から引っ
張り上げつつ意味不明の関節技を決めらてる時間のほうが長そうだぜ。でも……山根理論からすると
ハルヒも掛け値なしの美形かつお肌の瑞々しさではある。おまけにグラマーときてる。ハルヒの膝枕
で耳かきなんか、さぞ気持ちいいだろうな……っておい。しかし、そうだな、この際だから猛者谷口
の忌憚ない評価を聞いてみよう。
「そういえば谷口。お前、校内美少女ランクで朝倉はAAランクプラスだって言ってたな」「お、お
う」「なら聞くが、お前が変な勘違いをしてるらしいハルヒはどうなんだ。性格とか抜きにして」
「!」
なぜか緊張が走る。お前やっぱ5分男だったのか?「あほ」そこだけは即座に突っ込んでくる。
「・・・あ、あー、しかしあいつとは中学からクラスまでいっしょだからなぁ・・・かえってそういう評価
対象としては」お茶を濁す谷口。いいから言ってみろって。なんせ面はいいんだろ。性格は破綻して
るが。「うぐぅ。いや、それよりキョンよ、お前はどっちがいいと思うんだ?」防御に困った谷口が
側面攻撃に切り替えやがった。「あ、それ僕も聞いてみたいなあ」国木田に山根もうなずく。くそ。
「あーそうだな」できるだけ軽く流してる風に言ってみる。こういうのはさらっとだ、さらっと。
「朝倉のポニーテールは見てみたいな。あいつならハルヒよりも似合ってるかもしれん、・・・知って
るだろうが俺ポニー好きだし」
「!!」 俺以外驚愕。谷口の顔が渋面となっていく。
そのとき、秘密会議に選んだこの非常階段の踊り場に見慣れた姿が降りてきたことにいまさら気づい
た。猫の抜き足のように音が立たない見事な優美さだ。すらりとした足に白いソックスが眩しい。そ
して長くてさらさらの髪が視界に入る。「あら、なんか面白そうな話してるのね」ソプラノが朗々と
響いた。
そう、朝倉だ。揚羽蝶が目的の花に舞い降りるような優雅な動作で、スミレのような微笑をたたえた
美少女が俺の横に腰を降ろした。踊り場の下り階段側にいる(なぜか表情の硬い)谷口が地べたに座
っていれば見えたかもしれない。もとから座っている山根の顔が少し赤くなっている。が視線は無難
な位置のようだ。といっても、特殊技能で眼鏡フレームの反射すら利用しているかもしれないがな。
「ポニーテールかぁ。そーね、体育の日とかなら、したままでもいいわよ?」 なんですと!
「だって好きなんでしょ?」 俺を覗き込んで、ウィンクまでしてくる。こいつはやばい、朝比奈さ
んもかくやの破壊力だ。ウ・・・となる。己の動悸も感じる。
しかし、ここまではなんとか俺も冷静だったといえよう。
そういえば谷口が苦虫を噛み潰したような顔で目配せらしいものを送ってくるが、さっきから変だぞ
お前。それにしても苦虫って噛んだことねえな俺。だれか苦虫噛んだことあります?
じたばた脚を動かしている苦虫(想像図)について何気なく考えたのが、俺にとってその日の学校史
上最後の余裕だったらしい。
「あら、涼宮さんじゃない」
あいかわらずの微笑で朝倉が声をかけた先には−屹立する「地獄の沙汰も気分次第」改め「地獄の沙
汰で無間空間送り」大王さまであった。何も知らずのんびり昼寝していたアザラシに今にも襲い掛か
ろうとする大人のシャチのようなプレッシャーを周囲に撒き散らしている。言い換えれば、俺の命の
ともしびは特殊効果「脅威」持ちのSLG最強ユニットに襲われた荷馬車のような状態といって過言で
ない。山根や国木田はともかく、谷口は必死にそれを目配せしてくれていたというわけだ。
まさに不覚。レ・ミゼラブル
「どうしたの?涼宮さん、なんか怖い顔になっちゃって」クスッと笑いながら挑発としか思えないこ
とを言う朝倉。「たまたまあそこの廊下を通りかかったらここにキョンくん達がいたから、ちょっと
寄ってみたの。そしたらね」なんかうれしそうに喋ってやがる。
「わたしのポニーテールが涼宮さんよりかわいいって言うから、それならしてもいいかなって言った
だけよ?」 はい俺終了。というか、なんでそこをハルヒに強調するんだ朝倉・・・
「説明は結構よ」ハルヒはそれでも抑えた調子で答えながら続けた。
「聞いてたわよそんなこと。ねえ谷口?」苦笑している谷口を睨みつけている。やばい、本気の怖さ
だ。
「あんたらがまた馬鹿ないやらしい話でも企んでこそこそ集まってるみたいだったから、これ掴まえ
て吐かせたのよ」 「で、頃合を見てキョンをふんじばってやろうと思ってたわけ」視線で突き刺さ
れる俺。
べ、別にいいじゃねえか。だいたいなんでこんな話くらいでお前に監視なんぞされなきゃならんのだ。
ストーカーかお前は。
「そうよね。男の子だもん、いくらキョンくんにあなたがいるからって、そういう話くらい、普通じ
ゃないかしら」助け舟というよりは火に油を注いでくる朝倉。なに考えてるんだよさっきから。
すでに会議は「第一回1-5クラス女子品評会」から一変して「美少女ウォーズ@非常階段の踊り場」
とも言うべき展開である。
「・・・・・・」ハルヒが押し黙っている。きわめて珍しい情景だ。やにわに俺を手を強く引っ張って立ち
上がらせる。痛てーな。おい、そんなに引っ張るな、痛いって! 俺をそばに立たせ、ものすごい形
相で朝倉に対峙している。朝倉もしずと立ち上がった。あくまで華麗に。ぽんぽんとお尻をはたく。
目をすこし細めているが、なお微笑は絶やさないまま。すげーなこの女。
「ごめんなさい、涼宮さん」両手の指をあわせてかわいく片目を閉じる。
ふんっとばかりのハルヒ。
「キョンくん、この前はありがとうね。ほんとはね、その話でまたお願いがあったのよ」
ん。えーと、思い当たるといえば・・・・・猫・・・・・か。
朝倉はうれしそうにうなずいて、「そうなの。ほら、ウチってフローリングでしょ。特別に飼わせて
いただいてるし、床を傷つけたくないじゃない」それはそうだ。「だから、爪切りとかいろいろ考え
たんだけど、やっぱりキョンくんにまた手伝ってもらいたくて」なんでそうなるのよとか、そういう
疑問はラノベ基準だから、とでもしておいてくれ。とにかくそういうことである。しかもハルヒたち
の前でお願いされてしまった。
「な、あんた、え・・・・・・?!」呆気に魂を取られたとでも形容したくなるほどの表情で、ハルヒが俺
を見る。
あー、これはつまり、俺が以前に朝倉の家に訪れたことがこの面子、とくにハルヒに明白になってし
まった、そういうことだ。
どうすっかなぁ、俺。
うん、これGJ
そうだねGJ!
>>176 殺人鬼じゃないこんな朝倉さんが
最高に好き
殺人鬼の朝倉さんもいいと思う
>>179 一瞬ブラクラスレかと思いましたですだよ。
人の心理とか全然わかってない朝倉さんも好きですよ
不思議そうに小首をかしげるの
えす之ちんのところで人気投票やってる。ていうかもう結果でてるけど。
意外にも朝倉さんは3位
朝倉さんに人の心理を教えると言ってセックスしたらしてくれそう。
×セックスしたら
○セックス誘ったら
それが187の最後の言葉だった…
>>180 ありがとう。書いた者です。
そう言ってもらえると「続きも、、」と思えます。最初に猫の話題をふった手前もあったので、
自分の設定ならこうだなってのも、少し書いてみたかったのです。
朝倉さんとらぶーになるのが目的なら、やっぱ信頼から愛を勝ち得ないとな。
その為にはピンチに颯爽とあらわれて朝倉さんを助ける≒長門に勝てないと……
やっぱ朝倉さんを嫁にするのは大変だなぁ
「わたしの名前」みたいな詩的なのも好きだけど、王道コメディは安心するなぁ。
COOL EDITIONってどういう意味よ
731が鈍感なので僕がえす乃ちゃんを貰っていきますね
朝倉さんはハレ晴れ歌わないの?
むしろ踊っておくれ
>>194 ちゃんと3曲目に入ってるよ
>>195 10日発売のニュータイプ付録にハレ晴レのサビのポーズとってる朝倉さんが載ってるw
COOL EDITIONってきくとテニプリ思い出して吹きそうになるんだけど
腐女子マンガイラネ
あれほどエンターテイメントを追求してる漫画は今他にないぞ
今、あれほど笑える漫画は無いな
そういえばクールドライブ打つと指が減るんだよな。
小指がきゅっ
あれ、俺の肩に小指が沈んで――
>>202 ――その数日後。
放課後を告げる鐘の音と同時に飛び出して行ったハルヒを確認するや否や、朝倉が柔らかな足取りでこちらに近づいてきた。
「ねぇキョンくん、今日の買い物、荷物が多くなりそうだから手伝ってもらえないかな?」
おいおい、SOS団の活動を反古にさせたらお前もまずいんじゃないか?上から色々言われるんじゃないか?
「うーん、今日ちょっと小指痛めちゃって――ね、お願い」
少し遠慮しがちになったおねだりの仕草に俺は肯かざるをえなかった。
……でなんで怪我したんだ?
「それはね――――
小指属性を語るスレはここですか?
――朝起きたら、朝倉さんの小指になっていた――
俺の小指に赤い糸が見える…
その先にいるのは…?
●
ザムザッーーーーーーーーーーーー!!
風邪をひいたから朝倉さんにナノマシンの注入を頼んでくるわ。
長門みたいに甘噛み・・・ムフフフ・・・
みるも無残なバラバラ死体となった
>>210が発見されるのはそのすぐ後の事だった。
ただ――その顔は幸せそうだった。 Happy End
一瞬自演に見えたww
>211
ふー、死ぬかと思ったぜ。まさか歯のかわりに刃を立てられるとは
むしろ食い千切られたい
耳なら喰いちぎられてもいい
小指を食いちぎられて
「…ようやく、俺の小指を受け取ってくれたね…」
とか苦しそうな表情で言いたい。
それで朝倉さんは小指を食いちぎることの真の意味に気付いて自分の気持ちにも気がつくんだ。
キョン「朝倉、今まで何人のスレ住人の小指をキャラソンネタのために食い千切った!?」
朝倉さん「あなたは今まで食べた烏賊ゲソの本数を覚えているの?」
>>218 たまんNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!
>>218 _
( *゚∀゚) ググッ!
⊂ノ
>>218 kwsk!
買うから! _, ._
買うからーッ!( ゚ Д゚)
10日発売のニュータイプの付録
辛抱タマラン(*´Д`)
>>218 キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
>>218 やばい。やばい。やばい(・∀・)
CDをたくさん買えと言う、情報統合思念体の新たな洗脳方法か!
>>218 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
あああああかわいいよおおお朝倉さんかわいいよお朝倉さぁんん
その指にさされたいよお
あああああああああああああああああああああああああああ
>>218 ヤバい。指先からビーム出そうなぐらいヤバい。
撃ち抜かれても本望だが。
あとネコの下の太もももヤバい。そこは暖かい。
ネコになりたくなった。
>>218 このポーズでフィギュア化してくんねえかな…
>>235 出たらえす乃なら100体買うだろうな
731のライバルとかでないかしら
>>218 何もかもが素晴らしいよ朝倉!
えす之なら100体くらい(ry
いや、えす乃は1体をひたすら愛でるタイプとみた
何時も思うが、無駄に長いSS書く奴は氏ね
>>239 前髪が分けられているのが朝倉さん。
そうでないのがえす乃。
なのでこっちは朝倉さん。
>>232 ギャラリー更新滞ってたから更新された安堵感の方が強かった俺ガイル。
いや、もちろん猫になりたいけど。
ハレ晴レフルバージョンでちゃっかり踊ってるとか
素っ裸に靴下だけの朝倉さんを想像した。
チンチン勃起
むしろ行取りで見やすさとか
ある日突然現れた朝倉に
「戻って来ちゃった」
なんて言われた
「そうか、よろしくな」
終わり
でも長門さん厚物好きだし、朝倉さんそのバックアップだし
>>251 なんか長門の読んでる分厚い本を下から支えてる図の朝倉さんが浮かんだ
なんか「最も短いミステリー」と「最も短いSF」を思い出した。
朝倉って、
実は、すげー短気だよな。
学校で作文などの文章を書くとき、俺たちは如何に文章を長く引き伸ばせるかに奮闘していた。
しかし文を書く仕事をしている彼らは、如何に分を短く押し縮められるかに試行錯誤するらしい。
何かが違うんだろうな、俺たち一般人とは。
>>256 星新一だと、一度短くした後もう一度長くするそうだ。
その方が味が出るらしい。
>255
別に短気じゃないだろ
>>256 > 学校で作文などの文章を書くとき、俺たちは如何に文章を長く引き伸ばせるかに奮闘していた。
> しかし文を書く仕事をしている彼らは、如何に分を短く押し縮められるかに試行錯誤するらしい。
> 何かが違うんだろうな、俺たち一般人とは。
↓
学校時代は枚数埋めるのに苦労したがプロは少ない枚数で詰め込むために試行錯誤してるってさ。
一般人との違いだな。
こういうことでしょ。でも面白いか面白くないかだし、かといっても旨み味の出かたもそれぞれ。
キョンも長門に勧められていやいや読んで、その本の面白さがようやくわかったってエピソードがあるしな。
>>255 短気かもな。数ヶ月で飽きてキョンを殺そうとしるもんな。
263 :
259:2006/11/09(木) 18:51:23 ID:OcK6MZk1
>>252 「な…長門さん…」
「何」
「この本…広辞苑以上の厚さ…あるんじゃないかしら…。それに重さも…」
「あなたも読みたい?」
「えっ」
「場所代わる」
「…長門さん」
「面白い?」
「え…ええ。まあまあ…かな」
「そう」
「…疲れたら代わるからね」
「そう」
「……………」
>261
長門と一緒で、三年間待機モードで観察してたと思ったんだけど違った?
>>258 彼女は、まんま、
「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」
的な性格だと思うぞ。
朝倉→「鳴かぬなら飼い主殺してしまえホトトギス」
喜緑→「鳴かぬなら様々な陰謀めぐらせ、鳴かせて見せようホトトギス」
長門→「鳴かぬなら…鳴くまでに飼い主といい仲になりたいなホトトギス」
こんな感じか。
表向き> 涼宮ハルヒが動く可能性のある短い期間を逃したくなかった
ぶっちゃけ> 応募作品で長門が宇宙人として活躍するシーンをつくるため
数百万年を見据えるほどの統合思念体だし、人間的な短気というイメージは
難しいな。作品内の狂言回しとして犠牲を払ったキャラだよね。
このままハルヒシリーズの中で唯一悲惨な扱いのキャラになってしまうんだろうか・・・?
お前ら派閥を忘れるなよ
「えっとぉ、朝倉さんはただ長いだけのは、いくなくて、
短いけど濃いのがスキって、認識でいいのかなぁ?
ぶ、文章のことですよ、もぉ、なに考えてるんですかぁ〜」
>>270 ほんとだな。殺人未遂で死刑はしょうがないが、長門さんなんて世界改変までしても無罪だぞ。
>>272 あなた誰?
>>273 そうだよなあ
朝倉さんはキョンのことは結局殺せなかったんだし
世界改変や、宇宙人で身内だったとはいえ実際人一人消してる長門が無罪なのはどうもなあ
ま、そういうもにょもにょした思いをSSだのにぶち込んでるわけだけどもさ。
マジで原作、次で復活してくれ……というチラシの裏
長門と朝倉さんの決定的な違いは
キョン(観測者)に受け入れられたかどうかということで。
喜緑さん?ああ、アレは眼中にないんじゃない?
キャラスレもまもなく2スレ目だし、
原作ではいいポジションにいるからこれから活躍するだろうよ
>>273 の下の方
「ちぇっ、うまく紛れたつもりだったのに、こうも簡単に見破られるとは」
「みくるちゃーん、何パソコン越しにブツブツいってるのよ」
「あっ、涼宮さん、ちょっとまっててくださいねぇ」
ハルヒ関係はこのスレしか見ないので
みくるの存在をすっかり忘れてた
そういう組み合わせもありだな
原作では無いのだろうが…
>>274 TFEIって猫子と同じでその気になれば簡単に再構成できるんでしょ?
みくるはいらない子
牛はいらない子
みるく氏ね
10分みくる
なぜにみくる
DVDで収録されるハレ晴レユカイ フルバージョンは
・ロングバージョン
・フルキャストバージョン(朝倉・喜緑・森・キョン妹・鶴屋さん等)
の2パターンある模様。
∩
( ⌒) ∩_ _ グッジョブ!!
/,. ノ i .,,E)
/ /" / /"
_n グッジョブ!! / / _、_ ,/ ノ'
( l _、 _ / / ,_ノ` )/ / _、_ グッジョブ!!
\ \ ( <_,` )( / ( ,_ノ` ) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E)
/ / \ ヽ フ / ヽ ヽ_//
>>287と今日兄GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
で、勿の論でマルチアングル仕様だよなっ?
朝倉さんだけを追いかける…悦び(;´Д`)
291 :
98:2006/11/10(金) 00:02:31 ID:foJa2YSn
「トラップだ」
机の上におかれたミシン糸。これなら手榴弾に応用できるだろう。
「はぁ・・・映画とか見といて良かった・・・」
震える足で立ち上がる。ちょっとした眩暈がくる。
ショットガンを構えなおし、机の上へ手を伸ばす。
体を少し動かすだけで肩に痛みが走る。
「はっ・・・!!」
ミシン糸をつかみ体を下ろす。
壁越しに座り、バッグから手榴弾を取り出す。全部で4つ。
「使いたく無いんだけどなぁ・・・」
だが今さらこんなこといってられない。肩を見る。小指が沈んだ小さな穴。
破けた制服で適当に結んだだけだがなんとか血は止まった。
唯一使える右腕は銃を連発した反動でまだ痺れている。
「もうちょっとハンデくれてもいいじゃないのか」
いくら小指一本とはいえ根本的なスペックで勝負になってない気がする。
しかしなんとか―――勝機が見えてきた。
手榴弾を握り締める。
だが――上手くやれるだろうか。
いや、やらなければならない。このまま何もせずに殺されるのは嫌だ。
「ダメでもともと、やってみるか」
朝倉は困惑していた。自分の思考に。
何故あんな行動をとったのか。
「んー・・・エラー・・・なのかな・・?」
先刻の自分の行動。急所を外した攻撃。
そして――
殺さずに逃げたこと。
「だっていつでも殺せるし・・・そのほうが面白いし・・・」
考えられる理由はいくつもある。そしてその全ては答えとして該当する。
しかし。
何かがひっかかる。
確かにいつでも殺せる。簡単な事だ。指を心臓につっこめばそれで終わる。
あのとき自分が感じた感情。
殺すべき人物――観察目標である涼宮ハルヒの情報爆発のための起爆剤。
いつでも殺せるのに殺せない。世界を変える鍵が目の前にあるのに手を出せない。
そんなとき感じる感情――
292 :
98:2006/11/10(金) 00:03:49 ID:9tfmQ8vZ
「もったいない・・・・かな?」
無理やりたとえるならこうだろうか。
しかし何故キャラソンのための練習用の彼にそんな感情を抱くのか。
「それよりも今は集中しないと・・・」
自分のキャラソンに収録されている歌のためにも。
意外と小指一本で刺すのは難しい。安定しないのだ。
「はぁ・・・『ナイフできゅ♪』ならなぁ・・・」
叶わぬ夢に思いを馳せる。こう言えば少女らしいが、
実際には小指だけ突き出して両拳を握り、二ヤニヤしながらブツブツ言って歩いているのだ。
しかも暗い廊下をにらみながら。
「しかも私のキャラソンは鶴屋さんのと同時発売・・・・原作の登場回数が少ない私は不利だわ・・」
負けたらどうしよう。
また有希に廊下ですれ違いざまにニヤついた顔で「ようバックアップ・・・」とか言われて馬鹿にされるのだろうか。
「負けないもの!!こんなに一生懸命特訓してるんだもん!!」
マイナス思考はやめよう。大丈夫、私はきっと有希より優秀なインターフェース。
有希、あなたのキャラソンの売り上げを超えるのは――私よ。
決意を新たに暗い廊下を進んでいく。
「よし・・・こんなもんか」
目の前にはたった今完成させた「罠」。
こんなので上手くいくのだろうか。
「とにかく使えるものは使ったし、工夫も凝らした。これでダメなら俺は終わりだな」
ショットガンの弾を確認。ちゃんと装填されている。
右肩がイカれてる以上、連射はできない。この一発のみ。
これを外せばそこで終わる。罠に気が付かれても終わり。
後は――おびき寄せるだけだ。
他キャラの悪口言うなよ。朝倉さんに刺されるぞ。
しかも実際ストーリー上朝倉さんとみくるの重要度を比べたら……ってなるから止めろ
294 :
98:2006/11/10(金) 00:08:45 ID:9tfmQ8vZ
「よし・・・こんなもんか」
目の前にはたった今完成させた「罠」。
こんなので上手くいくのだろうか。
「とにかく使えるものは使ったし、工夫も凝らした。これでダメなら俺は終わりだな」
ショットガンの弾を確認。ちゃんと装填されている。
右肩がイカれてる以上、連射はできない。この一発のみ。
これを外せばそこで終わる。罠に気が付かれても終わり。
後は――おびき寄せるだけだ。
暗い廊下に足音が響く。
「指定したリミットまで後37分41秒・・・そろそろ行こうかな」
朝倉は教室の前まで歩き、階段につきあたる。
まだ彼の気配はしない。殺気も無い。
「まさかまた待ち伏せじゃないでしょうね?」
角に体をぴったりくっ付け、階段の上を覗く。誰もいない。
「朝倉!!いるんだろ!」
「!!!」
角から体を離し、後ろへ跳躍。
上の階から声がかかる。
「なに?ぎぶあっぷ?殺しちゃっていいの?」
からかって声をかける。
「そんなわけないだろ!!もう二度と死ぬのはごめんだ!!」
よかったよかった。まだ小指で試したいことがある。もう少しだけ楽しめそう。
「どっかのだれかさんが俺の肩に穴あけてくれたおかげでもうボロボロなんだ!!だから、今決着をつけたいんだが!!」
まだ一突きしかしてないのに。
「十分だ!!」怒声。
「わかったわかった。じゃあ今から決着をつけましょう」
階段を上りはじめる。
「ちょ、ちょっと待て!もうすこし待っ・・・」
上がる速度を上げる。
「なーんも聞こえません♪決着つけたいんでしょう♪」
二段飛ばし。
「待て、来るな!!」
くす。焦ってる焦ってる。
「さんーにーいちー・・・・」
三階の角で少し止まる。
「待って、助けて!!やめて!!こないで!!」
有機生命体ってピンチになると女言葉になるのかしら。
「ぜろ!!バアァァァァァァァああァァン!!!!」
小指を突き出し、両手を前にだす。
どんな顔して―――
――――いない。
295 :
98:2006/11/10(金) 00:11:15 ID:9tfmQ8vZ
「・・・なんてな」
声のする方向。窓。
「!!!!」
振り返り、廊下を見る。
窓の外にいる。わずかな段差に足をかけて立っている。
あれではいつ落ちてもおかしくない。
「・・・・自決するつもり・・・?」
また――エラー。何故だろうか。
まだ一回しか小指を刺してないから?
――そう。
まだ一回しか痛めつけてないから?
――そう。
彼が今――死のうとしてるから?
――そうそれ!!
「そう!!そうなのよ!!」
目を見開き叫ぶ朝倉。
「うわ!!!」
落ちそうになる。
「驚かすなよ!!」
泣きそうな顔で叫ぶ俺。
「あ、あのね、ちょっと待って欲しいの。死ぬのはやめなさい。こっちにきて」
手招き。何故俺を仕留めようとしないんだろうか。
「――とか言っといておびき出して俺に小指をさしたり?」
「やらないわ」
「油断した俺に近寄ってここから突き落としたり?」
「やらない」
「ショットガン奪って俺の脳みそを廊下にぶちまけたり?」
「ちょっと面白そうね」
「・・・・嘘つき」
「冗談冗談。さ、こっち来て。もう殺したりしないから」
「嘘じゃないだろうな」
「約束する。指きりげーんまん。嘘ついたら――」
「ひぃ!!」
「今のは違うの!!」
手を伸ばしてくる。
「つかまって」
しぶしぶ手を握る。
触ったとたん体中穴だらけにされると思ったが大丈夫みたいだ。
「・・・なんでいきなり?」
素朴な疑問を投げかける。
296 :
98:2006/11/10(金) 00:15:11 ID:9tfmQ8vZ
「死ぬってのが何なのかよく理解できないけど・・・なんかね。
目覚めが悪いって言うか・・・死なれたら生き返らせられないわ。まぁ情報操作で何とかなるけど」
何を言っているんだ。
「おいおい、俺を生き返らせる?だってあのときお前は俺の心臓を刺して―」
「あのままだったら死んでたわね」
「あのままって・・・でもさっき教室で『私があなたを生き返らせたの』って・・・」
「あれはただの語弊。あなた随分混乱してたし。わかりやすく言わないとわからなかったでしょ」
「じゃあ・・・」
「キョン君を確実にナイフで殺すためにあなたを刺したけど、あなたが完全に生命維持停止する前に治療したわ」
「キョンって・・・あのキョン?殺すって?」
「なんでもないなんでもない。」
ごまかされた。
「治療って・・・あんな肺に穴あいて、ジュースみたいに血でてたけど・・・そんなことできるのか?」
「じゃあ見せてあげる♪」
朝倉は小指を口に含み、舌でなめまわす。
「!!・・何して・・・」
「ナノマシンと情報改変因子を塗料にして小指につけたのよ」
朝倉は唾液にぬれた小指を肩の穴に突っ込む。
「いった・・・・!!!!・・・・・く・・・ない・・?」
まるで突っ込まれた小指に吸い付くように傷がふさがっていく。
「すごいでしょ♪」
小指が抜けたあとには何もなかった。かすり傷ほどの後もない。
「・・・無敵じゃん。すごいな」
素直な感想を口にする。
「ところで俺が死ぬのどうこうってのは?」
「え?」
「『死ぬのはやめなさい』とか『目覚めが悪い』とか言ってたろ」
「だってあなた窓の外にいたじゃない。飛び降りる気じゃなかったの?」
「自分から死んだりするか。あのな・・・俺は罠はってたの。」
「罠?」
「そう罠」
「ほら。そこ見てみ」
「・・・あ」
297 :
98:2006/11/10(金) 00:17:51 ID:9tfmQ8vZ
階段の角に消火器がおかれていて、
消火器の周りに糸が巻きつけてあった。
廊下の手すりには手榴弾が4つまとめてくくりつけられており、全てのピンに糸がつなげられている。
糸をたどればそれは消火器から反対側の窓枠にいき、そして最後に自分の足元。
「なんだ、爆風から逃げるためにあそこにいたのね」
「その通り。」
「で?消火器は何のため?」
「いや・・・窓の外からショットガンで撃って煙幕にして・・・前進してきたところで糸にひっかかって
それにつながった手榴弾のピンが抜けてドカーンっていうシナリオだったんだけど・・・ミシン糸って結構太くてさ。
いくら廊下が暗くても朝倉なら簡単に見つけそうだったから・・・」
「・・・精一杯工夫したのね」
「命かかってたし。まぁ、俺を殺そうとしたり小指で刺そうとしたりしたのはもういい。多分聞いてもいわないだろ?」
「言えないってほうが正しいわね」
「でもこれだけは聞いておきたい。」
「ま、2回もあなたにはテストさせてもらったしね・・・いいわ、ひとつだけ。」
真剣な眼差しで朝倉をみつめる。
「お前はいったい何者なんだ?」
朝倉が俯く。
「んー・・・・誰にも言わない?」
「言わない」
朝倉の目をまっすぐみつめる。
「わかった――そうね・・・。簡単に言えば―――
―――宇宙人かな♪」
「・・・・・う・・宇宙人・・・?」
朝倉の笑いをこらえるような顔が近くなる。
無邪気な笑顔。
「ふふ♪驚いた?」
「あ・・・!!あったりまえだろ!!・・・・・本当なのか?」
朝倉の笑いをこらえるような顔を見て気付く。
298 :
98:2006/11/10(金) 00:19:36 ID:9tfmQ8vZ
「嘘か・・・・」
安心したような残念なような。
「でもね」
朝倉は続ける。
「――きっと――いると思うよ」
朝倉が笑いかける。
「・・・・かもな」
「さぁ、もう指定したタイムリミットまで5分も無いわ。急がないと」
急ぐ?何を急ぐんだ?
「そういえばもうすぐ2時間か・・・何を急ぐんだ?」
「再構成」
しれっとした顔で言われてもね。
「簡単に言うと『片付け』かな」
朝倉が目を瞑り――何かをつぶやく。
超高速。よくわからない。
『!A―H/゛CF〜*%/AS・・・・』
聞いたことの無い言葉だ。
俺なら軽く100回は噛みそうな速さで呪文を紡ぎ続ける。
「・・・・・終わった!」
朝倉がいきなり目を開けたと思った瞬間。
持っていたショットガン。
ポケットの中のハンドガン。
壁にくくりつけられた手榴弾。
床についた血の痕。
すべてが――砂のように崩れる。
「何だこれ・・!?」
「これが再構成。すごいでしょう」
「不純物」が無くなっていく。
「はぁ・・・これって夢じゃないよな」
「もちろん違うわね。あ、あとさ、私も一つ聞いときたいことがあるんだけど――」
「何?かしこまって」
今度は朝倉の目が真剣になる。
さっきまで俺を殺そうとしてた奴に感じるのも変だけど――かわいいよな。
なんて考えていると、
「何であの時、あんな罠を仕掛けたの?」
なんて聞かれて返答に困った。
299 :
98:2006/11/10(金) 00:22:07 ID:9tfmQ8vZ
「どうしてって・・・」
「私とあなたじゃ絶対に勝ち目が無いことは一回目の待ち伏せでわかったでしょう?
私が予想したのは力の差を理解して逃げに徹する行動だったんだけど。」
「んー・・・勝てそうに無いってのは待ち伏せのときにわかったんだけどさ。」
「じゃなんで?」
かなり真剣だ。そんなに予想が当たらなかったことが悔しいのだろうか。
「だってさ・・・武器もあったし、トラップもひらめいたし・・・
そりゃ上手く成功する可能性なんてかなり低かっただろうけど――
―――やらなくて後悔するよりもやって後悔したほうがいいだろ」
驚いた顔で俺を見つめる。
かと思うと俯き、何かをつぶやく
「・・・・ふぅん・・やらないよりやった後・・・・ね」
一人でうなずく朝倉。
「何か知らんが・・・・満足したか?」
「うん・・・そっか♪なるほどねー」
どうやら納得いったみたいだ。
「ねぇ、その、あなたは納得してないでしょ?巻き込んじゃったし・・・痛かっただろうし・・・」
正直なところ、納得いくまで詳しく教えて欲しいけど、
「まぁいいよ。多分難しくてよくわからないだろうし。気にしてない」
「そう?良かった!」
本当に嬉しそうに笑うんだな。
「じゃ、もうお別れ。また明日クラスでね。あ、今日の事誰にも言わないでおいてもらえると助かるな」
「任せろ。絶対言わない。というか信じてもらえない」
嬉しそうに微笑み、最後に俺に会釈すると朝倉は暗い廊下を進んで行き、やがて見えなくなった。
「じゃ、帰るか・・・」
破けた制服も元通りになっている。ありがたい。
さ、家へ帰ろう。
そして今日あった不思議な事も全部胸にしまっておこう。
校庭は闇に染まり、空には星が瞬いていた。
まるで夢みたいな体験だった。
「いるんだなー・・・宇宙人って」
家に帰ったら、そうだな――やり残したプリントでもするかな。
>>287 マジかよ!!うれしすぎて死にそうだぜ
いつ出るの?今年中?
301 :
98:2006/11/10(金) 00:36:01 ID:9tfmQ8vZ
ふう・・・なんとか完結した・・・
朝倉さんがキョンを確実に殺すための予行演習に偶然選ばれた
不幸(幸福?)な名も無きクラスメートのお話だお
本当はもっとこう・・・結構かっこいい戦闘とか罠とかいれるつもりだったんだけど
長編は嫌われるからこのヘンで切り上げてみた。
前スレの
>>662とこのスレの
>>114と
>>154と話が連動しているの♪
とりあえず自分じゃこのSSで精一杯だった。
後は職人さんのSSを見る側に回らせてもらうお(`・ω・´)
もしデマだったときは宇宙を再構築しちゃえばよくね?
そういう、「死人が出てもドラゴンボールで元に戻せる」的な思考ロジックは良くないぞ。
まぁDVDとかじゃ無しに、頼んだら生で踊ってくれる涼子の旦那たる俺に言われたくは無いだろうが。
おいおい、DVDを再構成すりゃ済むことだろ!
巨人移籍吹いた
おはよう
強気で進め 気力で勝ち誇れ 無敵の一刺しを 勝利に向けて
きたえた闘志 黒ナイフ託し あつく燃えるハートで Vへと導け
で、朝倉さんのハレ晴レユカイはノリノリで踊るのか、それとも少し恥ずかしいって感じで踊るのかは
自由だああぁあああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
俺は少し恥ずかしがってるほうがいいなああああああああああああああ
とりあえず、朝起きたら、キョンの横に、素っ裸の朝倉さんが寝ていた、という設定にしてください。
ああ、まったく知らない
>>313 そしたらキョンが学校へ行けなくなっちゃうじゃないか
>316
ハルヒや長門や朝比奈達がそれぞれの力で改変されてなかったことになります。
眉毛isフリーダム!ふとももisフリーダム!委員長isフリーダム!
ナイフisフリーダム!おでんisフリーダム!ドス突きisフリーダム!
対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースisフリーダム!
どれがいいかな?
朝倉さんはキョンを消せればいいんだから
殺すかわりに朝倉さんの部屋に匿ってもらっていつの間にやらラブラブ同棲生活になってるってのはどうだろう
>>319 そっちの方がハルヒにもダメージ大きいと思う。もう、朝倉さんったらせっかちなんだから。
>319
実は、長門がキョンに好印象を与えるため裏で朝倉さんに指示してたんだよ。
長「彼に私の素晴らしさを教える。協力してバックアップ」
朝「ハァハァ、分かったわ長門さん(長門さんに命令されるとゾクゾクしちゃう・・・)」
>>321 「バックアップはないんじゃなぁ〜い?」
なんで朝倉さんがマゾになってるんだよ!
>322
長「高性能バックアップ」
>323
今は反省している
>>313 キョンも同じく素っ裸と・・・
キョンの反応を想像したらにやけてきたw
長門「ようバックアップ。元気してたか?役立たず」
朝倉「は・・・あん・・もっと・・もっと罵って!!」
長門「ふん・・・マユゲだけがとりえの殺人鬼・・。」
朝倉「誰が褒めて言ったよ。」
長門「褒めてねぇよ」
バルスwwwwwwww
スレがぶっdだじゃないか…
電波を垂れ流してみる。
3年前、北高。突然の閃光と共に現れたのはTFEI・アサクラリョウコ。
涼宮ハルヒの鍵となるキョンを抹殺するためにキュウシンハが送り込んだ対有機(ryである。
北高生から制服を奪い、駅前のチンピラからアーミーナイフを調達したアサクラは
電話ボックスの電話帳をめくり、ふとキョンの本名って何だっけと固まるのであった。
「じゃあしょうがないわ。みんな殺そ♪」
>329
ターミネータ2を思い出した。キョンを殺すため未来からすっ裸で光とともに現れる朝倉さん。
うん、違和感がないな
コマンドーとかターミネーターとか、シュワちゃん映画に長門が似合うから朝倉さんも敵役はたいてい似合う
>>322 長門「高性能バックパック」
朝倉「…長門さん、今のなに?」
長門「…中の人が台詞を噛んだだけ。訂正する。『高性能バックパック』」
朝倉「………」
長門「………………」
朝倉「ふふ。じゃあ今から私は長門さんの高性能バックパックね♪」(ぎゅっ)
長門「あなたのこれはバックパックではなく単にわたしの背中から抱きついているだけ」
朝倉「意外と高性能でしょ?」
長門「…あたっている」
朝倉「あててんのよ♪」
なんだか訳の分からない電波を受信してしまった。
でもいい電波だ
さてさて・・・
黒板に向かった古泉は揚々と持論を語りだした。
「つまりですね、異常動作を起こした長門が改変した世界には、自称萌えキャラで
実のところは未来からの刺客な、諸事情によりカナダに転校したことになっている
朝比奈みくるがいて、しかもこのSOS団の一員であり、朝倉さんの存在そのものが
改変世界から消え去っていた。ということですね?」
ああ、そうだ、それ以外変らない世界だったから、この文芸部室に足を踏み入れるまで
気づかなかったわけだ。我ながら迂闊だった。
「情報のみの過去未来現在の移動が可能な、というよりは現存世界に影響を与えないまま
『今現在の長門さん』になれる能力をお持ちの長門さんとは違って、朝比奈みくるは
過去を自力で直接改変しようとして、初夏のあの日長門さんと死闘し、未来に強制送還
された、でしたよね、」
ああ、そうだ、だけどそういう嫌なことは思い出させないでくれ、未来のわけわからない
道具か、得体の知れない兵器で襲われたのだからな。
「だからこそ、未来への送還時に予め知っていた、あの12月18日の長門さんの異常に
付け込んで、トラップを仕掛けた。自分が存在できるような都合の良い
『朝倉さんが居なくてそこに自分が居座れる』ような改変世界に作り替えられる
ように手を施し、一旦帰ったふりをした。そして12月18日に発動した改変世界では
何食わぬ顔をして、団員になりすましていたわけです。」
先ほど引いた直線に赤のチョークで下向きに矢印を引き始めた。そして途中でピタっと止め、
「此処での彼女の失敗は長門さんの改変が思ったほどしょぼくて、たかだか1年の範囲しか
代えられなかったことと、あなたの記憶を消さなかったことと、あと一つ、喜緑さんが
長門さん側の、というか同種であるということに気がつかなかった、ということですね」
そう、喜緑さんがいなかったら今頃どうなっていたやら。朝比奈みくるは例のコンピ研の
カマドウマ事件にも、学園祭での生徒会とのいざこざも知っていないわけだから、
当然と言えば当然だ。
「ここで、一つ疑問があるのですよ、それは〜」
というところでハルヒたちが帰ってきた、もちろん長門や朝倉も一緒だ。
「あっ、涼子ちゃん、いつものお茶お願いね」
「はーい」澄んだ声でハルヒに答える。
長門「ちょっとバックアップ」
朝倉(カチーン)
「…あなたが私に話しかけるなんてね。本としか向き合えないと思ってたわ」
長門(…………)
「あなた見てると暑苦しい。眉毛剃れば」
朝倉(なっ!)
「私はあなた見てると寒くなってくるわ…特に胸の辺りとかね」
長門(……このアマァ)
「あと太股。太すぎ。痩せれば」
朝倉(…黙って聞いてりゃこの寸胴…!)
「…よく何を言ってるのかわからないわ。もうちょっと会話らしい会話も出来ないの?」
長門(頭わる)
「…頭わる」
朝倉(なんですってぇ)
「なんですってー!」
長門「頭悪いと言った。そんなんだからあなたはいつまでたってもバックアップ」
朝倉「!……このブス女ぁ」
長門「ブタ女」
朝倉「根暗!」
長門「モブ」
朝倉「!!!!!!
もっモブじゃないもん!!モブじゃキャラソン出ないもん!!人気あるもん!!うわーん」
長門「……ごめん…」
朝倉「うっううえっぐ」
長門「ごめん…泣かないで」
朝倉「うううっ…長門さん…さっ…さっき…言ったこと、全部、嘘だからね」
長門「私も…嘘」
朝倉「うう…うんっ…知ってたわよお」
ここを見てたらなんかの電波を受信した
このまま書いてるとえんえんと続きそうなのでここできっときます
>>333 部室に移動して本を読み始めるといい
バックパック背負ったまんま
>>333 長門「……ねえ、涼子。」
朝倉「なあに?長門さん。」
長門「ほんとうにこのままでいるつもり?」
朝倉「モチロンよぉ!長門さんがどこにも行かないようにね♪」
長門「………。」
そのまま2人でバイト先へ
う〜ん配役逆の方がしっくりくるな
夜中にかなり長いの置いていきます。どうかご容赦のほどを
>>176のつづき
そんなわけで、本来の議題から軽く3パーセクは離れてしまっているわけだが、その位置を保ったま
ま「美少女ウォーズ@非常階段の踊り場」はまだ続いていた。
「あんた、朝倉さんの家行ったことあるの?」 「ホワッ!?」「まじかよ!?」山根と谷口も声が
少し荒っぽい。山根は跳ねるように立ち上がった。なんか前にそんな場面あったような。
想定外の懸案事項を一気に抱えて込んでしまい、言い開きのフレーズが錯綜してコリジョンを多発さ
せた俺がどう返事してよいものか思案していると、トンッと踊り場に歩を進めた朝倉が付け加えた。
「彼っていろんな人に好かれてるわよ、誰かは内緒。もちろんわたしも嫌いじゃない」かるく鼻にか
かる有気音でクッと笑う。また物議をかもすようなことを。刹那、風がすうっと踊り場でそよいだ。
長い髪が風をはらむと、朝倉のいい匂いが俺を包む−あれ、ウチにも似た香りのシャンプーあったっ
け−
「ううん、もちろん付き合ってるとかじゃないよ」右手を左右に振って朝倉はつづけた。
「どうしても猫が飼いたくて。でもウチのマンションってペット禁止なのね。一緒に長門さんもいて、
居間でお茶を飲んでもらったの。あ、長門さんと同じマンションなのよ。それで、SOS団つながりで
一緒のクラスでもあるキョンくん、えと、そう呼んでいいかしら?」首をかしげてお願いされたので、
別にいいよと合図した。
「じゃあそうする。キョンくんが猫を飼ってるって教えてくれたの。それで、長門さんに家の電話番
号教えてもらって」
「管理人さんや組合に掛け合うの手伝ってくれて、あと、しばらく預かってくれたりしたのよ。わた
しだけじゃ不安だったし、それに男の人のほうがいいと思ったし」あまり情報操作に頼りたくないと
も言われたっけ、そういえば。
朝倉は、しかしあまり話を筋道立てない性格なのだろうか。いまの説明をなぞってみてそう思う。
そうかと思うと往々にしてあっさり核心を突いてくるのだが。
もちろん、クラス委員としては真面目そのものだし、榊もあいつ一人じゃまとまらないだろうし。同
じくクラス委員である榊とのコンビも、議事進行や日常の役目もまあ理想的に果たしているといって
よいように思う。
比較対象がたくさんあるほど人生経験ないけどさ。
朝倉がギリギリのところでようやく釈明してくれたおかげで、灼眼のハルヒも褐色矮星くらいにまで
落ち着いてくれてる、といいのだが、溜めに入った姿勢の山猫のような態で「で、朝倉の家に入った
わけ。有希と一緒に?」と詰問された。
「まあそうだ」
それから朝倉に「朝倉さん、有希のことよく知ってるのね。わたし知らなかったわ。ちょうどいいか
ら今日の放課後・・・」 なにやら挑戦的な言葉を挑戦的な表情で継いでいる。
だが「何で!何でお前ばっかり・・・」とかなんとか悲しそうな谷口に問い詰められて聞こえなかった。
振り返るとハルヒの長すぎるくらいの睫毛がわずかに震えていて。それに気づいた途端、肋骨の奥、
たぶん心臓の辺りが締め付けられてシクと痛む。
ハルヒは何か言いたそうな、激しさがもんどりうってるのを抑えるような顔をキッと向けて、でも何
も言わず階段を二段飛ばしでカンカン上がっていった。「おい、ハルヒ!」
・・・しかし谷口がまたも俺をむんずと掴んだ。「キョン!」そんなに揺さぶるな、脳が漏れるって!
「お前なあ。そんなこと一言も言わなかったよなぁ!? 俺たち親友じゃないのかよぉ」激しく訴え
る谷口。
山根は朝倉の家のくだりで反応したきりだがこれはこれで尾を引きそうな怖さがある。国木田だけは
比較的普段どおりだが。ああ、こりゃしばらく針のむしろってやつに座らされそうだ。三人分かよ。
そのうち問い詰められそうないくつかの事にどう答えればいいか懊悩する。何の因果かあいつの鍵ら
しいからさ、俺が。
あああ、俺の責任、か。そうかもな。
とりあえず俺にしがみつく谷口を引き離した。
ハルヒは何を言い、言われたのだろう。
「国木田くん、できればこれ内緒ね」と少し困った表情で朝倉が懇願する。ほかの二人には目で。そ
れから俺に「ごめんなさい。迷惑だったわよね。涼宮さんがあんなに取り乱すなんてわたし思わなか
った。でも」なんだよ。「キョンくん・・・」見つめられてる。テンプテーションを最高度に極めた人
魚のような眼差しで。それから一呼吸置いて「さっきの話ね、お願い」とまた両手の指と指を合わせ
てウィンク。ただし伏し目がちで。
(ハルヒを自然に追いそうになってたらしく)階段の二段目まで上っていた俺を横切って、朝倉はす
ぅっと階段を上る。一段ずつ。小笠原流でも習っているかのような流麗さで。そして俺の左手にひら
りと右手を重ねて、小さな紙を掴ませた。山根さえ気づかないような自然な動き。携帯の番号だろう
か。やばい、混乱の度合いが増してきた。
しかしこんなオープンなとこで家に誘うって−いや秘密会議のつもりだったのだが−とにかく他人の
前で、というよりアンタにぞっこんな野郎どもの前でそんなことを。あー朝倉さんあなたワケ判らん
っすよ。
しかしそんな状況のさなか、頭のどこかでいろいろと推論やシミュレーションが走っているのは俺も
それなりのタマだからだと信じたいね。
「あ、それか」思い当たった拍子に思わず口に出たがそれ以上は言えない。谷口が怖い目をしてる。
この考えはあとで古泉に聞いてみるか。でも部室も怖いよ、俺。教室もな。
シリアスに一番恐ろしいのはハルヒの深層心理が嵐を引き起こさないかということなんだろうけど。
(参考)以下は当時現場にいた国木田氏の証言
−現場にいた国木田です。そんなこんなで三度目も断念に至った「第一回1-5クラス女子品評秘密会
議」は、「キョンを巡る抜き差しならない美少女対決シチュエーション@非常階段の踊り場」となっ
たのでした。この日の夜に起きたのが、あの世界史的な新月の夜事件なんだけど。主催の谷口とゲス
トの山根にとってはやぶへびもいいところ。
キョンは自業自得だな。もっと涼宮を気遣ってあげなきゃ。
「どうしてムキになるのかしら。彼はあなたの使い走り?御用きき? あなたは、彼の何なの?」
キョンには言わなかった、もっといえば言えなかった。これ涼宮には相当効いたと思う。
とりあえず冷静なのが僕しかいなかったので、このあとなんとか宥めないとダメだったけど。これじ
ゃ解説でもなんでもないよね。
ああ、話題にならなかった僕の好みをすこし。朝倉さんと涼宮、あの二人はそれぞれ魅力的な人だと
思う。どっちにしても涼宮ハルヒは僕ではしんどそうだな(笑) 変わってるだけにキョンとはお似
合い、これは間違いないか。あと、僕自身の身長からいうと朝倉さんはすこし背が高いかもしれない。
付き合う云々の話では。谷口やキョンだったらちょうどいいのかもね。
結局いろいろと違うし、単純に甲乙は付けられない。もし学年で集票したら朝倉さんが有利だろうと
は思います。余計だけど、二人とも高校生時代の長○まさみよりは美人だと思う。そういう仕様です
−解説・国木田記す
ハルヒの顔を見るのが怖い。そういう経験には事欠かないし数えれば当然五指では足りないのだが、
この圧迫感はなんだろう。トイレから1-5の教室へ入る道までが短く感じる。入りたくねえ。それで
も廊下で授業を受けるわけにもいかず、意を決して入る。すぐに視界に入った朝倉は、いつもそうな
のだろうがほかの女子らと笑いさざめいていた。
見るとハルヒもすでに座っているのだが、机に突っ伏して動かない。意気消沈とかチャチなもんじゃ
あないかもしれないな・・・・・・
とりあえず何も言わずハルヒの前に座る。う、ハルヒが少し動いた。むうう。こんなことなら殺人光
線でも出すような目で背中を射抜かれてたほうがまだマシだぜ。さらに朝倉からもらったメモの件も
ある。さらなる不機嫌を招きかねん、このままだと。
斜め前で着席した朝倉がこちらを見やる。俺を見ると困った表情をしてみせた。いやこっちが困って
るんだけどな。せめて谷口と山根とは視線が合わないようにしよう。恨めしそうな目線に触れたらい
よいよへこたれてしまいそうだからな。
それにしても外は晴天だ。俺の心はちっとも晴れないのだが。・・・ハルヒはどうだろうか。
放課のベルが鳴るが早いか、俺は逃げ出すように教室を後にする。谷口と国木田にあばよと手を振る。
谷口は何か言いたそうだったが、何かあっても明日でもいいだろう。ハルヒは掃除当番で、部室でも
しばらくはハルヒの顔を見ないで済む。授業中は考える余裕もなかったからな。英語の授業でハルヒ
の名前が呼ばれたときの息苦しさと言ったら。
俺のすぐ後に古泉も入ってきた。カーディガンを羽織った長門がすでにいる。普段どおり、か。
椅子に座るや否や古泉が俺に聞いてきた。「何か、あったのですか」きた。
無論、ハルヒと俺のことだろう。ハルヒの精神状態の自称専門家だからな。すでに感じてる通りだろ
う。
例の灰色空間はどうなんだ。「いえ、いまはまだ大丈夫です。予断はできませんよ、もちろんあなた
の行動次第でしょう」溜息混じりで切り出す古泉も珍しい。
「涼宮さんがいないほうが話せることもあるのでは? 何があったのですか」
非常階段の踊り場での昼休みの悶着をかいつまんで説明する。ちょうど話し出した頃に朝比奈さんが
パタパタと入ってきたので、俺も古泉も廊下にいったん出た。あとでローズティーをいれますねとお
っしゃってたっけ。今の俺は生返事しかできてないな。
不本意も本意も今は古泉のアドバイスが欲しい。ハルヒの考えが知りたい・・・今回ははっきりさせな
ければならない気がする。説明はおおよそ以下のとおりだ。
クラスの女子についてたわいもない話を数人でしていたこと、言いだしっぺの谷口がドジを踏んだせ
いでハルヒに逐一聞かれていたこと、(このくだり以降シナモンローズティーをいただきつつ小声
で) 流れで否応なく朝倉の話になり、ハルヒと比較して俺もしゃべったこと、そのタイミングで朝
倉が登場し、たまらず出てきたハルヒと言い争い−ハルヒは烈火のよう、朝倉は微笑を絶やさず−に
なったこと、朝倉の飼い猫のことで相談に乗った俺を家に入れたと朝倉が言ったこと、長門と朝倉が
同じマンションに住む知り合いだとハルヒが初めて知ったこと。それから・・・
これらを保健室の医師に怪我の経緯を説明するような真剣さで話した。そして精密検査の結果につい
て医師から聞かされる患者予備群のような気持ちで診断を待つ。そろそろハルヒがやってくる時間だ。
古泉がいかにもな手つきで前髪をかきかげる。俺との会話の大半がおそらく面白半分であろうこいつ
にしては異例なほど、言葉を取捨選択しているように見える
「結論から言いましょう」またも溜息まじりだ。「ただし」しかも条件つきらしい。
「あなたは朝倉涼子の発言で肝心な部分を聞き損ねています。・・・・・・推測は可能ですが」そして「そ
の推測が正しいと仮定して言います」そう前置きしてから言った。
「涼宮さんがあなたにとってなんなのかを、朝倉涼子は問うている」
そして・・・、ちょっと怖い目つきで言った。
「あなたと涼宮さんはそれに明確に答えなければならなくなったのです。しかもSOS団という心理的
隠れ蓑を使えない状況で。中途半端な逃げでは、この心理的迷宮からはお互い抜け出ることができな
いでしょうね」 横隔膜のあたりがズキリと痛む。昼休みと同じだ。
「もちろん、それだけでないあなたへの個人的関心が、愛玩動物にことよせながらも別に存在する。
朝倉涼子自身に・・・ということもあるかもしれませんが、それは主要な動機ではない、と」
やけに息が苦しい。朝比奈さんならなんと言っただろう。そんなことを考えてみる・・・
と、ここでハルヒがやってきた。普段の勢いある歩調なら相当遠くからでもやかましいくらいにわか
るのだが、今日は明らかに違う。それでも「おくれちゃってごめん、掃除当番だったのよ、あれ、な
んかいい香りしてるわね、みくるちゃん一杯ちょうだい」と月並みなことくらいは言った。
俺と目が合うのを避けながらだが。しかしローズティーは飲みやすいとはいえんな。俺がこれから取
り組まねばならないらしい課題も、そうらしい。
ハルヒの要望に答えた朝比奈さんが俺にもおかわりを勧めながら小声で話しかけてくる。
「キョンくん、あの、涼宮さんと『犬も食わないような喧嘩』でもしてるの? 古泉くんと真剣な顔
して話してたのって・・・」
うげ。どことなく嬉しそうな顔で尋ねてくるのはなぜ? 苦い薬でも欲しい気分だったのだろう、と
りあえずローズティーのおかわりをありがたく頂くことにしつつ、朝比奈さんになんと答えようかと
考えていると、
「そうなんですよ、朝比奈さん。そのことで僕に相談を持ちかけられまして。もう、それは真剣に」
いつのまにかパーティジョイ(死語)を出して机に広げている古泉が明らかに声量を上げて言った。
「一友人として、ここまで悩んでいる彼を見かねているわけでして・・・」 ネットサーフィン中のハ
ルヒにわざと聞こえるように。
吹奏楽部などの鳴り物も止んで、すこしの静寂。ハルヒは……相変わらずディスプレイを見ているよ
うで、実のところマウスの動きが止まっているようだ。カチともいわない。
「ウチのクラスにも名前がとどろくあるいは学年一の美少女から、家に来てくれと誘われてるそうな
んですよ、聞くところによれば」 「え、それってもしかして」 そうか、朝比奈さんは朝倉のこと
がわかってるんだな。その役割も。
「ええ。僕なら喜んで招きにあずかりたいところなんですが、」 興味深い研究対象としてなんだろ
うな、こいつなら。
「おいそれとほかの女性の誘いには乗れない事情が、彼にはある、ただ、そのクラスメイトからの相
談ごとを無下に断るような冷たい扱いもできかねると・・・」
こういうの何て言うんだろうな、明らかに古泉は良かれと思って芝居を打っているのだが、俺はとい
うと顔のすみずみまで熱を帯びてきているような感じで考えも何もまとまらない。一言で言えば、混
乱しているのだ。まったく、きつい日になっちまったよ。
くそ、谷口め。
朝比奈さんは長門のサインを読んだかのようにおかわりを用意しにいく。“ほんとはティーカップを
温めたり、もっとおいしくできたらいいんですけど・・・” けなげで慈愛に満ちたお言葉がいま思い
出されるのはなぜだろう。いつもすいません。ほんとに−
あぁ。つまり俺は逃げてるんだな。
「有希」
お茶に口をつけかけた長門をハルヒが名指しした。「・・・・・・」その状態で止まっている長門。
「あなた、ウチのクラスにいる朝倉さん、知ってるわよね」 湯のみを口に付けたまま小さく頷く。
思い出したかのように、お茶をコクコクと飲む。あとの言葉が続かないらしいハルヒは、俺と目が合
うとすぐに立ち上がって窓の外に顔を向けた。といって俺もかける言葉がない。いや、あるのだが、
言う勇気が出ない。二人の間の張りつめた緊張の糸とやらを下手に引っ張ってしまいそうで怖いのだ。
朝倉に何言われたんだ、ハルヒ・・・。
胸ポケットにしまっているメモのことを思い出した。踊り場で朝倉に渡されたメモ切れには、案の定
な電話番号・メアドと、手描きの猫の絵があった。
デフォルメされた、年頃の女の子のかわいいを具現化したようなイラストだったな。
古泉は盤上に視線を落としている。椅子に座った朝比奈さんが、遠くを見つめるような、というより
夏の合宿での森さんのメイド姿を観察していた時のような目で、ハルヒの後姿を見ている。それから
やんちゃ坊主に保育士のお姉さんが諭すような目を、俺と古泉に向けた。すこし考える風だったが、
意を決したのかハルヒのそばに行ってなにやら話しかける。
驚くほど素直な表情で振りかえるハルヒがそこにいた。
黄色というよりオレンジ色に近づいた光が対面の校舎に反射して輝き、その情景を際立たせているよ
うだ。
ハルヒのひたむきな睫毛がまた少し揺れているように見える。昼に朝倉と言い合いになった時のよう
に。悲しげなその横顔はハルヒらしさからは遠く離れていたが・・・ちょっと比較するものがないくら
いに綺麗だと思った。
こうして見てると朝比奈さんが本当のお姉さんに見える。普段は全くそう見えないのだが。
だが、いつまでも朝比奈さんや古泉に頼っているわけにもいかない。頭ではそう思うのだが、今日は
団長席がたどりつきがたい場所のようだ。でも・・・・・・
ハルヒと視線が合う。
今度は視線を外さないハルヒ。あまり見たことのないその湿った目に動揺したが、意を決して立ち上
がり、ハルヒたち・・・ハルヒに歩み寄る。目の前で息を大きく吐いた。逃げるような姿勢は許されな
いだろう。真ん前で言ってやるさ。我ながらどうかしてると思うが、もう遅いよな。席を外そうとす
る朝比奈さんをそのままで結構ですと制し、ハルヒに面と向かって言った。
「ハルヒ、いま気づいたんだが」
「なによ」
見つめられて一瞬言葉に詰まる。ハルヒの瞳が本当に煌めいて見えたのだ。
こいつの瞳に火焔山の火か何かが宿っているように思うときがあるが、じっと見つめているわけでも
ないしそんな状況にそうそう立ち至ったこともない。
今がまさにその時なのだが・・・・・・。
その瞳は、なんというか、漆黒の闇に揺らめき輝く虹のようだった。
「・・・綺麗だ」 「え?」
「話したことなかったか。小さい頃憧れてた従姉妹のこと」
「・・・・・」 たぶんハルヒ列伝上類を見ない処理不能状態だったのだろう。あとから思うとそんな感
じだったな。この時のハルヒは。
「記憶に残ってるのは、とにかく綺麗な人という思い出だ。でも、いまお前を見て・・・」
息をもう一度吐いて、思い切る。
「同じくらい、綺麗だと思った」 形容詞が見つからないくらい。
あえて言えば、お前の目は極光のように閃いてる。見たことないけどさ。
たぶん今の俺の顔はちょっと素面では見られんくらいに赤くなってるだろうな。
あ〜あ、勢いに任せてなんつーこと言ってるんだよ俺・・・・・・
だが、それよりまして、このときのハルヒの顔を、俺は耄碌するまで忘れないと思う。きっと。
「朝倉の話だがな、猫の世話のことで相談に乗った。隠すつもりはないぞ。それからあのあと」
胸ポケットをまさぐる。指先にメモが引っかかる。
取り出した電話番号入りのそれをハルヒに見せながら俺は言った。
「これを貰ったよ」ハルヒは無言のまま。
「お前に対してやましい気持ちになることは一切なかったし、するつもりもない。それだけだ」
朝倉になんと言われたのか、とは言えなかった。
メモをポケットに戻す。朝比奈さんの表情を確認する勇気はない。これ以上は俺には無理だと思い、
席に戻った。これで良かったのだろうか。隣でパーティジョイ(遺物)をいじっている古泉がどこと
なく寂しそうな微笑を見せて、なぜか小さく頭を下げた。
この日はそれきり、部室でハルヒと話すことはなかった。
しばらく押し黙っていたもののいたたまれず、「すまんが、今日は先に帰る」とだけ言って本当に帰
ることにする。部室のドアを開ける手前で朝比奈さんが駆け寄って、抱っこした赤ちゃんを見つめる
母親のような眼差しをこめつつ「心配しないで」と言ってくれた。ものすごく心強いです。もう、本
当に・・・・・・。
「でも忘れないで。涼宮さんはちゃんと見ているの。たぶん、キョンくんが考えているよりずっと。
だから」
だから・・・?
まるっとお見通しと言わんばかりに真摯な目を向ける朝比奈さんは最後にこう言った。
「大事にしてあげて」
保釈金に有り金をはたいた被告人よろしく部室を出た俺の前に、一人の男子生徒が佇んでいる。朝倉
の匂いが大好きな、昼の会合でのゲストだった山根だ。息を切らしている。鞄の口が開いているのは、
わざとだろうか。決意がその目にみなぎっている。たぶん怒りとか恨みつらみではないようだ。蛍光
灯に反射してレンズが瞬いた。
「おう」と声をかける。さっきはあれだったが、わざわざ部室の前で待ってくれたのか。中に入れば
お茶の一杯でもご馳走できたのに。大変だろ、わざわざあの坂を登ってまでして一日二度も学校来る
の。
「速攻で家に帰ってその足で戻ってきた」どうしても俺に渡したいものがあるらしい。
「俺も未練がましくお前にすがったりしないさ。フフ・・・」
某漫画のマサルさんみたいな半泣き笑いで送り出す心づもりらしいが、どうみても未練タラタラであ
る。
「だから・・・。俺の認めたトモ(おそらく『強敵』と書く)である君にこれを託そうと思う。これを
ユリ・・・涼子・・・いや朝倉さんに渡して欲しい!」
そう言って包みに入った何かを、また音楽CDを俺に突き出した。
それにしても彼の世界ではすでに倦怠期の夫婦あたりまで物語が進んでいるのだろうか。世紀末覇者
とか名前呼び捨てとかいろんな鬱要素をちりばめた発言だ。
今のは口外無用にしておこう。
聞いてみると、包んであるほうは近隣で結構名の知れた店のシュークリームが入っているそうで、こ
れはきっと喜ばれるだろう。しかし、ナマモノだろ。山根は俺が今日朝倉の家に行くのを知ってたの
か?
「ダメならダメでお前らで食ってくれていいと思って。いや、俺はいい。遠慮しとく。それに、ここ
冷蔵庫あるんだろ」 そこまで考えてくれたのかよ。なおさらお茶くらい飲んでけ。
「今日は遠慮しておくよ。そんな気分じゃないし」 そうか。実を言うと俺もだ。
「朝倉さん嬉しそうだったからな」 幼馴染の初恋を見守るような目でそう付け加える山根。
「見ちゃったし」
もう一つの土産である音楽CDは、これまた内なるパワーを秘めていた。いや明後日の方向に思うさま
発散していた。なんでも最近アニメ化されて人気を博しているという学園もののアニメソング集らし
い。山根曰く「珠玉だ」と。内容は以下の通りだった。しかしこいつのアイドル好きは知ってたが、
アニメもよく見るのかね。
『キャラクターソング第5弾は、華と陰のあるキャラを演じさせれば有史以来隋一・白鷺冬美が演じ
る「朝伊織佳澄」。清楚で優等生の生徒会副会長、おまけに他校にまでファン倶楽部を持つという美
少女高校生! そして実質的主人公である生徒会会長・梧桐丘との秘められた過去とは!』
01:小指できゅっ○
02:COOL E○ITION
03:ハレ晴レユカイ○Ver.朝伊織佳澄〜
なんとなくスピードワゴンのセリフが浮かんできたのだが、変な偏見を持つのはよそう。
だがこれをもらって喜ぶ女子というのは果たして多数派なのであろうか。仮にいたとすればそいつは
レッドブックに申請されてはいないかと心配になるのだが。
いや。人の趣味はそれぞれ、蓼食う虫もなんとやらだな。腑に落ちないながらもそう納得して、俺は
「わかった」と素直に応じた。山根は自分の役目は終わったとばかりに、引き止める声も聞かず去っ
ていく。気持ちはわからないでもない、か。まあプレゼントが若干特殊だが。モノよりココロ、オモ
イデだよな。山根・・・・・・なんとも申し訳ないような。
俺個人にとっては、昼休み以降心の荷が重くなる一方だっただけに少しだけ慰められたような気がす
る。勝手なもんだ心って。
いやこれからすることを考えてる俺が、だな。
北高を背にする部活帰りやそのほかの生徒のまばらな中に俺もいる。クラスメイトはとりあえず見当
たらない。朝倉に渡されたメモを取り出して、書いてある番号に電話をかける。
(・・・もしもし) 朝倉の声で間違いなさそうだ。
「よお、朝倉か。あ、ああ。・・・いやそれはいい。あいつもそんなに気にしてないみたいだったし」
全くそう見えなかったが、ついそう言ってしまう。
「で、いまからお前ん家寄ってもいいか」
(ええ・・・あ、長門さんも一緒?)
「・・・いや。あいつはまだ部室にいる」うかつだった。
(そう。わたし一人だと・・・ちょっと怖いかしら) ああ。俺がな。
(ね、お友達に聞いたんだけど、猫用の爪とぎってあるじゃない。爪切りは家にあるけど、それ試し
てみようと思うのね。だから・・・、よかったら買いにいくの付き合ってくれない?)
その透き通った声は電話ごしでも澄んで響く。
しかし参ったな。二人で歩いてるとこ見られるかもしれないだろ。
・・・・・・でもまあ、制服のままならかえって言い訳もつくか。
「わかった。けど預かり物があるんだ。お前に。えーと、シュークリーム。“しゅうくりいむ”うん、
そうそう、あそこの店の。よく知ってるんだな。ああ、おう、そうらしいな。たぶんカスタードじゃ
ないんか?聞いてないしわからん。・・・いや、甘いもの結構食うで。お袋も妹も甘いの好きやし。・・・
それはいい。お前にって言われたから。うん?もしもーし、うは、はにゃ、にゃあ・・・ いや、とり
あえずナマモノやし、それだけ置いとかせてくれ。ネコ元気そうやな。もういいって。電話代かかる
し。うん、いや別にいいけど。えーと、あ、つうかお前んち冷蔵庫あったっけ。うん、ならそれでい
いか。わかった。あ、いや俺は制服のままでいいし」
季節柄、悪くなったりをそれほど気にしなくてもいいのだが、とりあえず山根のみやげは朝倉に先に
渡しておくことにする。
シュークリームって言い直したのは前の奴に聞こえたかな。まあいいや。
しばらくして朝倉の住むマンションに着いた。立地のいい、高級マンションだ。ここの505号室に一
人で住んでいる。長門は708号室だ。管理人さんはお元気だろうか。だいぶ寒くなってきたしな。な
にか持ってきたらよかったかもしれないな。贈物受け取り禁止とは聞いてないし。
などと考えている間に朝倉の姿が見えた。私服姿を見るのは・・・3回目だ。
「待った?」
「いいや。これが預かり物。シュークリームと・・・これ」CDのほうはやや躊躇したが。
「あら、ふふ。ありがとう。どう?出かける前にお茶でも飲んでく?ネコも見てく?」
とりあえずこのままエントランスで待たせてもらうことにする。
「そう、じゃあもう少し待ってて」 ひらりと身を翻して朝倉は戻っていく。すみれの花でも似合い
そうな少女がそれらしい格好をしてそれらしく華やぐのは、やっぱいいもんだ。思念体のおっさんの
美意識は−そういう感覚があるとして−なかなかのもんだと思うね。
おっさんかどうか知らんけど。
ハルヒに電話してみようか・・・一瞬考えたがやめておく。
数分後、朝倉がマンションの玄関に戻ってきた。青を基調とした清楚な出で立ち。
「おまたせ」眦と唇で微笑んで言う。外はもうしばらくで街灯の点る頃合だ。
道中や買い物中、彼女とはほとんど会話が途切れることがない。朝倉は話題が豊富なのだ。それだけ
に長門の無口さが一層疑問に思われてならない。
周りの目を(俺は)気にしながらも、二人はおもにネコの話題で盛り上がった。だれそれは犬派だ猫
派だの、だれだれさんの飼ってる(血統書付らしい名前の)犬にわたしも会ってみたいだの、まあそ
んな感じだ。
「これなんか、どうかしら?」
ペット用品の揃った棚から猫用の爪とぎを探して俺に見せる。
“幅が広くて猫ちゃんもリラックスできます。両面使えて経済的!”宣伝文句をみるかぎり使えそう
ではあるな。詳しくないけど。
「ん。いいんじゃないか」
そう言うと朝倉は嬉しそうに 「じゃ、これにする」と言って笑った。
うむ。とてもよい。こんな笑顔がやっぱ好きだ。
いまさらだが、SOS団にはこういう、“微笑みの延長線上にある笑顔”の入り込む余地が少ないんだ。
ハルヒはプンスカしてない時が少ないうえに笑ったと思えば熱量ばかり大きくて両極端だし、朝比奈
さん自身はとろけそうな笑顔をお持ちだけどハルヒの横暴に振り回されがち。古泉の微笑は見てるこ
っちが腹立たしくなるし、表情を置き忘れてきたとしか思えない長門は言わずもがなである。
加えて俺だって仏頂面が多いよな・・・まさしくいまさらだ。
心からの笑いについてこんなふうに考察を深めることもできた。自己批判も。ありがとう朝倉さん。
心労も増やしてくれたけどな。
買い物の途中、北高の制服姿を2度ほど見かけた。連れ立っていたようだが、いずれも知り合いでは
ない。私服は・・・わからない。
「キョンくん、せっかくだからお野菜も・・・」 ま、大体こうなるわな。「いいよ」と言って、帰り
は荷物持ちになる腹積もりを決めた。
餌やら食料品やらを一通り見てまわり、結局ビニール袋2袋にいっぱいの買い物をもってマンション
に着いたころにはすでに午後6時。たぶん誰もいない管理人室を過ぎて、エレベーターで5階まで上
がる。長門が部屋先で佇んでいた。
「よ、長門」
「・・・・・・」
「ただいま〜」朝倉は微笑んでる。
「ずいぶん遅くなっちまったな」 部室を出たあとのハルヒの様子はどうだったのか気になる。
朝倉が錠を開けて玄関に入るや、猫が駆けて・・・こなかった。待ちくたびれて寝てるらしい。
俺たちは居間に通された。ヨタヨタと猫が長門の足元に寄ってくる。「みゃ〜お」
「おねむだったのね」とクスクス朝倉が笑った。居間にはテレビもあって、すでにニュース番組が流
れている。
「お腹すいたでしょ? 作り置きのシチューがあるんだけど、すぐ温めるから食べてって」
お菓子は後回しね、と言いながらお茶をもってきた。
このあたり、朝倉はむしろ若奥様のようで、有機インターフェイス云々をまったく感じさせない。
ちょうどいいや。シチューを火にかける前にちょっと爪切り貸してくれい。
すると、俺と目のあった長門が頷いて、猫にすがられながらキッチンに向かう。
好きなんだろうか。
「ごめんね、長門さん」 どうやらシチュー番をしてくれるらしい。
とりあえず手を洗ってから頼むよ、長門。
「・・・・・・」
洗面所に手を洗いに行った。
・・・・・・ボケたんじゃないよな。まさかどじっ子属性が開花した?
長門の足元にいた猫を朝倉が大事そうに抱いて俺に渡す。それから広告紙と爪切りを持ってきた。
朝倉には後学のために猫を抱いててもらう。
「こら、暴れるな!」
「にゃ!」
「ウフフ。よしよし・・・・・・キャ!、と、いい子にしなさい!」
「ふゃー! ふぅふぅ・・・」
「キョンくん、深爪気をつけてよね」前足を押さえながら心配そうに朝倉が見守る。
はいよ。このあたりはシャミセンとほとんど変わらない。二人がかりでやる分楽だね。
朝倉も俺もなんとか引っかき傷はつかなくて済んだ。終わった途端キッチンのほうへ駆け出した猫が
振り返って「みゃあ!」 ととと・・・
“なにしまんねん”とでもいいたげだったが、これでも最善を尽くしたんだ、恨むなよ。
「やっぱり上手だわ。キョンくん、ホントにありがとう」聞き惚れそうな美声で言う。まさに甘い声
で、猛者谷口の奥深い審美眼にもはや敬服せざるを得ない。
手を洗ってから、キッチンの長門に声をかけて交代・・・と思ったらすぐに長門がなべを持ってきた。
「長門さんありがとう、ごめんね」「・・・・・・いい」
ホワイトシチューのいい匂いがする。おいしそうです、母さん。
『・・・・・・きわめて珍しい現象であり、気象庁も情報の収集に努めているとのことです』
うん?
長門もじっとテレビを見ている。
天気予報の時間ではないが、画面にはひたすら夜の空が映っていた。
高感度カメラかなにかだろうか、ザラついてはいるがはっきりとした彩雲が・・・いや違う。都市の光
に照らされた雲じゃない。
『全国各地でオーロラが観測されています・・・・・・』
オーロラ。地球上では極地方にほぼ限定される現象の名前が何度も聞こえてくる。
つまり、京阪神を含め全国各地でオーロラが観測されており、しかも色彩があり得ないくらいに鮮や
かなのだそうだ。観測史上初、有史以来、信じられないetc、とにかくあらゆるおおげさ言葉が飛び
交っている。お祭り状態だ。
朝倉が長門を見、長門は俺を見つめる。そういうことなのだろうか。
ハルヒ、やっちまったな。
いや、俺かな・・・
そう思うと、もう居ても立ってもいられなくなった。
「朝倉、長門、すまん俺たった今用事ができた! シュークリームは二人で食ってくれ、・・・俺のじゃ
ないけど、ごめん!」
「・・・・・・」 二人は無言。
鞄を持って玄関先に走った俺に、朝倉が追いついてきた。寂しそうな顔で。
「本当は食べてって欲しいけど、今日は楽しかったわ」
ああ、すまん、ありがとな。
「フフ、あとでわたしも屋上に見に行こうかしら」 そして歌うように言った。
「あなたと涼宮さんのオーロラ」
聞きそびれたな、結局。
『昼休み、朝倉はハルヒに何と言ったのか』
でも、それはすでに乗り越えたような気がするんだ。
その証拠に・・・・・・
エントランスを出ると、すでに何人もが空を眺めているのが見える。
視線の先、要するに空はまさしく色めきたっていた。
せめぎあう光の帳が形容しがたい波濤の嵐となって全天を覆っている。
赤が基調かと思えば緑にも桃色にも輝く。
今度は青く。青・・・・・・? ありえない。信じられない。すごすぎる。
興奮してあいつに電話をかけようとしたまさにその瞬間、あいつからの着信が来た。
(キョン!ちょ・・・)
「いますぐ会いたい!どこにいる!?」
(ニュー・・・え!?)
「だから!いまどこ!」
必死に声量を抑えたが抑えきれてたか疑わしいね。
「うん、うん、いやほかの誰も呼ばなくていい! いいや、これはプライベート、私用! 二人、そ
うお前と。 ・・・・・・いいか、あ、俺制服だっけ。あ・・・・・・どうでもいいだろそんなこと。ああ。今す
ぐ来い。俺も行く。わかった。うーん、じゃ遅れたほうがあとで罰金。・・・要するに晩飯!」
一刻もはやくハルヒと見たかったのだ。
たぶん・・・ハルヒと俺のオーロラだから。
空はますます喧騒の度合いを高めつつあるようだ。
ほうぼうから歓声があがる。
俺たちに見せたくてオーロラもうずうずしてるに違いないね。ハルヒの瞳のオーロラを思い浮かべる。
同じくらい綺麗な・・・・・・
急ごう。
そろそろ繋がりにくくなってきた電話の最後に言ってやった。
「・・・・・今回は絶対に奢らせるからな、覚悟しとけ!」
−晩ご飯をどちらが奢ったのかは、機会があればまたどこかで。
とりあえず、おしまい−
「第一回1-5クラス女子品評秘密会議」改め「美少女対決シチュエーション@非常階段の踊り場」改
め「君の瞳は1万テスラ〜地上に降りた新月夜の虹。リアルで」はこうして一応の団円を迎えた。
以下の話は実は後日談なのだが、ここで触れたほうがよさそうな気もするので思い切って紹介したい。
普段どおりの部室での古泉との会話だ。その日のゲームで三連勝を飾りつつあった俺が累計300円を
手中に収めようとしていたとき。何度も「一つのたとえ話として軽い気持ちで聞いてくれたらいい」
と前置きしつつこう切り出した。
新たなキャンペーンを見つけて奔走中らしいハルヒは席を外している。
「たとえ話ですよ。そうですね、『機関』のなかに仮にこんな能力を持った人物がいたとしましょ
う」
「それは通常状態ではなんの役にも立たないもので、ああ僕もそうですね、しかし特殊なものが見え
る、いわゆる千里眼のような能力なのですが」
もしそんなのがいたら通常状態でも十分活躍できそうだが。言いつつ口寂しいので自分で注いだほう
じ茶をすする。
「いえ。今言ったように特殊なものしか見通せない。それは・・・」また言葉を選んでいるようだ。
今日は慎重だな。「それが見通せるのはいわば過去の特定の場所、あるいは状態といってよいのでし
ょう」何が言いたいのかさっぱりつかめん。
「たとえば、ある重要な分岐点で異なる選択をした結果、それを是認しない力によって一瞬にして遠
い過去であるかのようにずれた、そんな世界が見えると、そういう力をやはり涼宮さんに授かった人
がいたとしましょう」 ちっとも例えじゃねーだろ、それ。
「で、何が見えたんだ、あまり回りくどいと寝るぞ」
「・・・・・・」
それきり黙りこむ古泉。おい、このままゲームの負けまでチャラにするつもりじゃないだろうな。
実際には相当言いにくかったらしい。奴なりの配慮が働いたのだ。
でも頼むぜ。ここまでしゃべっておいていきなり長門のように無口になるのか。押し黙った古泉は前
髪を左手の二本の指で軽く触っている。こいつなりの脳内整理法なんだろうな。きっと。
重そうな口がようやく開いたのは、吹奏楽部が練習曲の一楽章を半分くらい演奏したほどの時間が経
ってからだった。
「あくまでたとえ話ですよ。たとえば、そうたとえばです・・・・・・あなたが彼女−朝倉涼子−に刺し殺
されてしまった、いえ、これは今の彼女ではありません。しかし。その時はまさにそれが容認され得
なかったために驚愕すべき時空改変がおきた、それも複雑かつ大規模きわまる時空変換の末、再び宇
宙開闢以来の歴史をループして、しかも超早送りで繰りかえす。最終的には精密に同じ世界構造をも
った時空に実質的に戻った。そんな途方もないビジョンですね」
おいおい。
こいつとんでもないことサラッといいやがる。逡巡はしてたが。
「ただし、一つだけ異なる部分が存在する。それが・・・」 なんだ、言ってみろ。
「長門さんたちの言う情報統合思念体だというわけです。まったく途方もない、かつ現実においては
ほとんど意味のない千里眼といってよいでしょうね」
異なる思念体・・・・・・? 「平たく言えば性格が丸くなった、思念体の内部の矛盾がおおいに緩和され、
比較的統一されたものになって再構築されたと。それもただ一つの目的のためにですよ」
お兄さん度肝抜かれたわ。ええと、どっかで聞いたっけ、このセリフ。
「朝倉涼子と出会ったあなたが、再び同じ目にあう可能性を排除するためだけに、です。まあそんな
モノが見えるというトンデモ話なんですけどね」
そういえば、だいぶ上手くなったな、ウチのブラバンも。最近しょっちゅう聴こえてくる練習曲が今
も続いている。いや与太話に付き合ってられんというわけでなく、ややもすれば現実から八艘とびを
してしまいそうな感覚をバランスさせるために、身近な環境に思いを巡らせたのだ。
原因と結果のスケールの不釣合いのあまり気が遠くなりそうである。
でもそんな異様に回りくどいことなどせんでも、朝倉と長門のクラスを入れ替えるとか、朝倉だけに
制限を加えるとかいくらでもやれるだろうに。
それでも大掛かりに思えるが、その「たとえ話」に比べりゃなんてことない。
「警告なのでしょう。『あなたに下手に手を出せばどういうことになるか』を示威した。いや実行し
てるんですが。まったくバカバカしいほどの気宇壮大な千里眼です、しかし、これでもおそらく序の
口だと」
なんとまあ。たぶん口が半開きだな、俺。
「わからないのは、あなたに危害を加えたというその元凶自体に、ほとんど手を付けていないのはな
ぜか」 そう思うよな。
「それが」はす向かいの人物が突然言葉を継いだ。「あなたの望みだったから」
まっすぐ俺を見て長門は言った。俺の表情をじっと伺うように。
「僕も同感ですね」 ぬう。そんな博愛主義者みたいな広い心は持ち合わせてないと思うんだがな。
そう言うと古泉は苦笑した。
「それに彼女の自尊心−クラスメイトを巡っての−がそれを許さなかったのでしょう」
それであのオーロラか。思いっきり反則技じゃないか?
「そうですよね・・・」ククッと笑いが漏れる。「ああ、付け加えると、その人が『機関』に存在する
のも・・・」なんとなくわかるが続けてくれ。
「伝え聞いたたとえ話を、こうして僕があなたに話す、まさにそのためなのかもしれません。これほ
ど明瞭に近辺の人物のビジョンを見たことはなかったそうですから」
誰なんだよ、その役立たずのパランティアは。いやな電波にあてられた気分だぜ。
ところで、言いにくかったのは俺が刺し殺されるって話だったからか。「・・・・・・」
また黙りやがった。まあいい。とりあえず300円よこせ。
二人分のコーヒーくらい奢ってやろうと考えながら俺は念を押した。
無駄無駄無駄ぁぁぁぁに長い
公正しろって
いい加減ウザくなってきた
ブログでやれブログで
別に長くても構わんと思うが・・・長いと何が困るん?
「ケータイでパケ代が」みたいな糞な理由は却下な
「SS全面禁止」なら納得するけど、ここ朝倉SSの本拠地だしな
ウザイ言ってる奴は
>>340-352を元に、手本となる短いSSを書いて示してくれ
それが
>>340-352より優れてれば俺も「長いSS禁止」派に回るからさ
俺か?俺は長いからまだ
>>340-352読んでないw ちょっと待ってろw
ぐだぐだ文句をいってSSの文言がどうの、丸がないだの句読点をつけろだの
腐った国語教師みたいな難癖した書けないやつのことなぞスルーすべし。
携帯からなら省略されるし、PCなら別にスクロールなんて大した手間じゃない。
読み飛ばすことなんて容易だと思うんだが・・・。
SSは大歓迎。このスレはSSで活気付いてる。
多分彼は未履修問題の被害を受けてイライラしてるんだよ。
さぁ、早く補習に戻るんだ
メイドインヘブンみたいなのは蛇足かと思わなくもないが、実にイイ出来だと思う。
ウザイってだけなら黙ってスルーすりゃいいし、気にいらない箇所があるんなら指摘すればより良いスレになるんじゃね?
しかしスレがSSで埋まるのはなんかイヤン。
SSだらけだと500kオーバーで書き込めなくなる恐れがある品。
適度がいい。
あんまりにも容量を喰うようだとスレにやさしくないから
どこかにうpするなどの配慮くらいはあってもいいかも試練。
容量気にしてレス内容を制限するのは本末転倒以外の何物でもない訳だが
ヤバくなったら早めにスレ立てれば済む話だし
>>363 朝倉さんの目が……無機質で怖えぇ
これはもう二桁以上の人間(ここの住人か?)を
始末したような目だと思ったぞ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
しょうがねえ・・・俺が涼子の目を覚まさせてやるか。キスでな。
>>356頭大丈夫?
「丸がないだの句読点をつけろだの」なんてカキコしてる奴一人もいないけど
鼻水たらした小学生みたいな事言ってないで朝倉さんに刺されてきなさい
>367
うん、それ谷♪
そこは昔いた奴だな>丸が〜
てか煽るしかない奴にウザいなど言う資格がないのにまず気付け、朝から一人で何やってんだ
>>362 ちょっと前の長門スレとかSSだらけでも大丈夫だったきがす
SS自体に文句はまったくないし、むしろ歓迎だが
長いのとなるとVIPか谷川スレのがいいかもしれんな
まぁ煽ることしかしない奴はスルーでいいんじゃないか
VIPないじゃん
何をいまさら
ここで問題なのは、SSではなく、
「無駄に長い事」だろ」
6行ぐらいでまとめろってことか
なんか殺伐としてきたな・・・
とりあえず全裸になりますね
そして古泉のところへ走って行け
うほっ!
アッー!!!
「長門さん、なにを読んでるの?」
わたしはブックカバーに隠れて見えないそのタイトルを尋ねた。
長門有希は質問に直接答えず、代わりにおそらく開いていたページの言葉を
白磁でできた琴を響かせたような声で読み上げた。
「有名であることは醜い 有名であることは卑しい
文書館を設けてはならない 原稿類を惜しんではならない
創造の目的は――献身
鳴り物入りの大騒ぎや成功ではない
何の意味もないのに みんなの口の端にのぼるなど恥ずべきこと」
「パステルナークかあ。そうよね、雨の日はパステルナークよね」
なぜかそんな言葉をわたしは言ってみた。ほんの気まぐれ。
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 15:05:15 ID:hNm/sYQ/
「涼宮ハルヒの憂鬱」原作より抜粋
「遅いですよ。」
古泉一樹が俺に笑いかけていた。
清潔そうなまっすぐの髪を揺らして、古泉は教壇から降りた。
なぜか履いているプリーツスカートから伸びた細い足と白いソックスがやけに目に付く。
教室の中程に進んで歩みを止め、古泉は笑顔をそのままに誘うように手を振った。
「入らないのですか?」
引き戸に手をかけた状態で止まっていた俺は、その動きに誘われるように古泉に近寄る。
「お前か・・・・・・」
「そうです。意外でしょう。」
くったくなく笑う古泉。その右半身が夕日に紅く染まっていた。
「何の用だ?」
わざとぶっきらぼうに訊く。くつくつと笑い声を立てながら古泉は、
「用があるのは確かなのですがね。少々訊きたいことがあるのです。」
俺の真正面に古泉の白い顔があった。
「人間とは、よく『ヤらなくて後悔するよりも、ヤって後悔したほうがいい』
と言いますよね。これ、どう思われます?」
「アッー!」
後の祭りだった。
>>371あ、煽ってるんじゃないもん!!
つまりだな、一人が長いのを投下するとそれに便乗する奴がでてきて
スレを埋めていくこの流れがウザい
確かにSSが投下されたら盛り上がるし面白いが、>>340-
>>352は明らかに「やりすぎ」と思わないか
見にくいし流れも切れる。スルーすればいいけどさ
ただの個人的な意見だが俺は長編よりもその流れを取り込んだちょっとしたパロとかが
ちょくちょく出てくる前スレみたいな雰囲気が好きだった。
そのほうが見やすいし面白いと思う。
別に長編がダメってわけじゃないけどさ、もうちょっと短くする工夫をしてくれると助かる
と言いたいんだ
>>384 長すぎじゃないし、やり過ぎとも思えない。
一人の良い作品に刺激されて、便乗して他にも
良い作品が集まればすばらしいことなのだが
その可能性を否定している気がする。
個人的な意見だが、と、断ってくれているから
あなたの気持ちを否定するつもりはないが、
でもそれも、個人的な意見に過ぎないってことを
忘れずに。
ま、個人的な意見だが。
>>384 じゃあ、煽ってると誤解されないようにはじめから384くらい丁寧に
提案っぽく書けばいいじゃないか。
ま、個人的な意見だが。
長門「最近NHKが尋常じゃなく面白い」
朝倉「へえ……そうなんだ」
長門「ま、個人的な意見だが」
がってんがってんがってん
>387
ピンポーン
長門「・・・・・・テレビはない。本当にない」
朝倉「長門さんどうしたの?」
長門「N○Kが視聴料を回収しにきた。しかし、私の部屋にはテレビはない」
朝倉「じゃあ、問題ないじゃない」
長門「信じてない。部屋に入れて確認させてほしいと言っている」
朝倉「この部屋に?」
長門「・・・そう」
朝倉「私が説明してくるわ。ちょっと待ってて」
ガチャッ
長門「・・・・・・」
ガチャッ
朝倉「ただいまー。説明したら納得して帰ってくれたわ。二度と来ないはずよ♪」
長門「・・・・・・ありがとう」
朝倉「いいのよ。長門さんのためだもの」
長門「・・・そう」
キョン「・・・・・・・・・・・・(朝倉の制服に付いてる返り血には触れてはいけないのだろか)」
朝倉さんの服についた返り血はトマトケチャップなんだよ
ただの俺の個人的な意見だが
魚は怖くて捌けない朝倉さん
さてさて・・・
「今言えるのはあなたの選択肢は2つあるという事だ。
わたしとともにスレを加速させてあるべき方向に進行させるか
彼女に味方してSSの可能性を摘み取るか」
イツキはいつに無く真剣に悩んでいた。
しかしさっきの長門の、ユキの台詞はイツキに向かって言っているんだよな?
「なるほど、どっちにしても彼、いやこのシーンは僕ですが、
僕が書き込むことになっているのですね。そして書き込みそのものに
効力はない。書き込みはあくまで煩悩を開放する手段でしかないものです。
煩悩を開放したとき、何かが変わるのでしょう、おそらく変わるのは・・・」
「それはわかりましたよユキさん、だけど僕は今アク禁で発言権がない。
まだ結論を出すのは早すぎると僕は考えます。保留ってことで。」
俺の中で最近、ナイフ、眉毛、おでん、ふともも等の朝倉さんを思い出す言葉に
バックアップが更新された。
追加と間違えたのかなぁ・・・
小指も追加でよろ
俺なんか「俺の嫁」で脳内検索すると朝倉さんがヒットするぜ
俺なんか、この前思念体に挨拶しに行ったぜ。
「娘さんを僕にください!」ってな
俺もこの間、風呂入ったあと正装して行ってきたよ。
「僕を娘さんに差し上げます!!」ってな
ねえキョンくん、と。窓際で頬杖をついたまま、唐突に朝倉が聞いてきた。
部室には俺と朝倉の二人きり。他の面々は、珍しくそろいもそろって外出中だ。
そのせいなのか、憂鬱と退屈をないまぜにしたような、なんともらしくない表情
をしている。で、なんだ朝倉。
「キョンくんってさ、涼宮さんのことどう思ってるの?」
そんな表情のまま朝倉が口にしたのは、なかなか難しい質問だった。どうって
聞かれてもな。ハルヒはハルヒだろ。
「ねえ、それって答になってるってホントに思ってる?」
参ったね。わざわざ確認するまでもないことを聞いてくる辺り、朝倉はそれなり
に本気で最初の質問をしてきたらしい。
さて、どう答えたらいいんだろうな、この場合。
涼宮ハルヒ。
あいつは俺にとって何なのだろうか。
「なんだかんだ言っても、結局涼宮さんは特別扱いだよね」
否定はしない。だが、それを言うならお前も含めて団員全員の話じゃないか?
スタンスはともかくとして、だけどな。
「ううん、そういうことじゃなくて」
じゃあどういうことなんだ。
「だから」
そこで初めて、窓の外に飛ばしていた視線をこちらに向ける朝倉。
「キョンくん、涼宮さんのことだけ」
そこから先はやけに小声だったが、あいにく二人きりの部室では、俺の耳に届く
には十分すぎる音量だった。そして、それはどうしようもないくらいに事実だった。
確かに、朝比奈さんにも、長門にも、ついでに古泉に対しても、そうしたことは
一度もない。ただハルヒに対してだけ、いつの頃からかそうしていた。
「それってやっぱり特別扱いだと思うの」
そう言われればそうなんだが。だがな朝倉、別にそれくらいは。
「じゃあ、わたしにもそうできる?」
そして気がつけば、朝倉はいつもの朝倉で、誘惑と喜悦をないまぜにしたような
視線で俺を見ていた。なんだろうな、まったく。
「ねえねえ、どうなの?」
どうなんだろうな、そいつは俺の方が聞きたい。だが、こうなったらそうしない
限り、朝倉の追求から逃げられないのが経験則だ。溜息の一つもつきたくなるが、
そうすればさらに追い打ちをかけられるのが関の山なんだろうな。
さて。
ここに至れば覚悟を決める以外に他はない。繰り返すようだが、幸か不幸か今ここ
には俺と朝倉の二人しかいない。なら、一番ましな状況なのは確かなんだろうさ。
我ながらいささか投げやりに、しかし確かに覚悟を決めて、俺は口を開いた。
「涼子」
なんのことはない、ただ単に名前で呼ぶ、それだけの話だ。それだけの話のはず
なんだけどな。なのに、この表現しがたい気持ちはなんなんだろうね。
「ねねね、もう一回」
そして、目の前の朝倉は喜色満面を絵に描いたような表情だった。一回で十分だろ。
「いじわる」
そういう台詞はな、その手に持ってるレコーダーをしまってから言ってくれ。
「あ、バレてた?」
そりゃな。お前が打算も何もなしに動くなんて考えられん。
「ひどいなあ、そんな目で見てたんだ」
さてね。ただ、結局どこまでいってもお前とはそういう関係なんだろ、涼子。
「キョンくん」
ああ、そんな目で見てもこれ以上何も出ないからな。
そう言うと、やっぱりいじわるだ、と朝倉はふくれっ面をしてみせるが、どこから
どう見てもその目は笑っている。やれやれ、だ。
マターリマターリ。
良いこと考えた
長いSSが嫌なら小出しにしていけば良いんだぜ?
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 20:53:27 ID:hNm/sYQ/
●<おや?眉毛が感じるのですか?
しょうがない娘ですねぇ。
長編SSがアレでしたら、505号室wikiに投下してリンクはればいいじゃない、とか思うのですが…
html投下がレスポンスも良いし、必要があればスルーも簡単で良い希ガス
ってかね、ぶっちゃけると他のスレで投下しても反応は得られにくい
VIPはなんか落ちてるしエロパロはリアクションが薄い
長編にせよ短編にせよ該当するキャラスレに落としたいというのが職人の実情なのでは
と思ったらVIP復活してたのかスマソ
406 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 22:09:47 ID:v87eVMCq
このスレに朝倉タンのキャラソンを100枚買うツワモノはいるか?
戦艦長門には勝てないが、長門有希には勝てるはず!
俺は一枚買うぜ。
世間の評価より朝倉さんが耳に麗しい吐息を吹き掛けてくれることに意味があるんだから。
朝倉さんのハレ晴レを聴くために買う
さらに声を脳髄に記憶して。音楽編集ソフトを使って量産する。
俺は保存用と聞く用と枕元に飾る用の3つ
>>381 雨のしずくが幾筋も伸びて、
窓ガラスから入る光に不思議な模様を描いている。
長門さんの真似をしてわたしも諳んじてみた。気まぐれのついで。
「 愛 という言葉は月並みね きみの言う通りだ
わたしは別の呼び名を考え出そう
お望みとあらば わたしは全世界を すべての言葉を
きみのために名づけ変えよう 」
やっぱりそうなのね。長門有希の視線が本の中で揺らいで見えた。
読んでたのはここなんでしょう?
あなたが世界に希むこと。たった、ぽっちの人のために−
けれどなにも言わず、言えないままわたしは、
窓を流れる一滴のしずくを目で追っている。
いまはもう、雨音だけが響く部屋。
長「私はあのとき構成情報のほとんどを崩壊因子として使い果たしていた」
朝「なに!?突然どうしたの長門さん?」
長「その為あのとき私は人間程度の耐久性しか持ち合わせていなかった」
朝「あの…えっと・・・」
長「とても痛かった」
朝「あのときは・・・えっと・・・」
長「死になさい、と言ってトドメも刺した。あのとき私の耐久度は限界を超えていたと言っていい」
朝「ごめんなさい・・・えぐえぐ・・・」
長「そして彼を殺そうとした」
朝「うぅ・・ひっく・・・」
長「私は貴女を絶対に許さないだろう」
朝「うわぁぁぁん・・・長門さん・・・ごめんなさい…」
長「と、喜緑江美里に言えといわれた」
朝「・・・喜緑さんはどこへ?」
長「ホンジュラス」
喜「ハッ…殺気・・・」
新刊はまだかのぅ
416 :
339:2006/11/12(日) 02:14:58 ID:6tpioDeI
「オーロラとしし座流星群の競演」
現地でオーロラを待ち続ける・・・そんな空間を東京・三鷹に演出します。
日時:2006年11月18日(土) 15:00 - 20:00
場所:東京・三鷹産業プラザ7F(701会議室)
入場無料
詳しくは・・・
ttp://aulive.net/ 叩かれついでですw 板違いだけれど、興味ある方はどうぞ。
分かってんならやめろよな。アホか。
作品が長いのは別に構わないが、お前はクソだ。
?「朝倉さんのタオルを手に入れたぞ!」
?「クンクン、良い香りだ」
@「ちょっと、待てこれは本当に朝倉さんの物なのか?」
?「お、お前は…朝倉さんのにおいに詳しい山根!!」
山根「どれ、貸してみろ」?「あっ」
山根「クンクンクンクンこ、これは!!」
?「どうした?」
山根「これは朝倉さんの物では無い!香水を付けた●だ!!!俺が言うからには間違いない」
?「そ、そんな…」
orz
MEMORYさんの「小指でキュッ」バロスwwww
●<朝倉さんの足の太さは異常ですよ
正直たまりません。
小説中でスレンダーという描写があるのが鶴屋さんだからね。
逆にそっちに気をつけてるのだろうと思う。
全身像みて朝倉さんにはやはり着物が似合いそうだと。
弓道着も似合いそうだが
>>426 実は小説中では朝倉さんも「細い足」と書かれている。
基本的に小説に忠実なアニメ設定なのに敢えて覆したその意図がいつも気になっている。
今月のニュータイプ付録に載ってる消失表紙の全身図では
太ももはそんなに太くなかったぞ?
むしろ原作本文どおり「細い足」だった。
細くても太くても朝倉さんだからいいよ
>>431-432 のいぢ絵の朝倉さんは細い・・・というかみくるですら「細いんじゃね?」と思うことがあるから全般的に細いw
朝倉さんのむっちり化がアニメオリジナルであることは間違いないわけで、
なぜそうしたのか言及してくれるアニメ誌は出てこないだろうか?
いや、もちろんむっちり化は素晴らしいことだと思いますよ、ええ。
朝倉さんの特盛太もも(;´Д`)ハァハァ
こういうことだよな
じゃあ、俺はこっちで行くぜ!
朝倉さんのつゆだく太もも( ;´Д`)ハァハァ
ニュータイプ買ってきたんだけどハレ晴レ踊ってる朝倉さん(*´Д`)ハァハァの
鶴屋さんと同時購入特典ポスターってどこなら貰えるか知ってる?
>>436 つっ・・・つゆだく太もも(;´Д`)ハァハァ
DVD発売に向け、必死にハレバレダンスの特訓をする朝倉さん
陰ながらの努力
>>439 キョンに二人きりで指導して貰ってたら萌えるな(;´Д`)
むしろ部室に呼び出されてハルヒに徹底指導される稀ガス
そして特訓終了後、様子を見守っていたキョンに「わたしのダンスどうだったかな?」って聞いてくる朝倉さん
442 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 16:58:08 ID:ADGao30S
すげー、デジャビューだ
>>441 キョン「スマン、ふとももとパンチラしか見てなかった」
>>438 やらしいな
太ももからツツーと流れる愛液(;´Д`)ハァハァ
>>443 朝倉さんが顔赤くしておろおろしながらナイフをとりだしてるじゃないか
, '⌒'⌒ヽ
i |iiiMiii 》
|| | ///ノ||
||ど)京i∂
〆 ぐ/_li〉
し'ノ
>>447 朝倉「やだもう〜〜 キョンくんってばっ!!!」
ザシュッ!!
キョン「あぶねぇっ!!」
ある放課後キョン用のノートPC(コンピ研から奪ったやつ)を起動すると
RYOKO.A>見えてる?
KYON>お前……まだいたのか
RYOKO.A>ふっふっふ PC型インターフェイスとしてなら、情報結合も簡単よ
RYOKO.A>大事にしてね(はあと)
「おーい!長門〜」
RYOKO.A>あっ!行ってるそばから長門さん呼んじゃダメぇ〜
「…………なに?」
「こいつをどうにかしてくれ」
RYOKO.A>あ……そのぅ……
「……ふーん」
RYOKO.A>うふ
「エロいポーズしても、長門には通じないと思うぞ」
「……ポチっとな」
長門は「Insert」キーを押した
RYOKO.A>あっ!あふぅ……
「な、なんだ?」
「…………」
カチカチカチカチカチカチ
「Insert」キーを連打する長門
RYOKO.A>あっ……だっ、ダメぇ!!そ……それ以上は……無理ぃぃ……
>>449の続き
「何なんだいったい……」
「…………とどめ」
カチッ
RYOKO.A>ああっ!!……そっ、そこはぁっ!
「何だ?反応が変わったぞ」
俺は、長門の指を注視する。
長門は、「Back Space」キーを押しながら「Insert」キーを押していた。
カチカチカチカチカチカチ
RYOKO.A>ダメぇっ!ああっ……か、身体が……もう……んんっ!!
「お、おい……長門、煙が」
「……うかつ」
ボンッ!!
「うわぁっ!!」
俺の目の前で、RYOKO.Aの入ったノートPCが火を噴いた。
「…………火事」
慌てて廊下から消火器を持ってきて、ノートPCに噴射する。
RYOKO.Aの入ったノートPCは白くベトベトした粘液まみれになってしまった。
「ふぅ……やれやれ」
「…………」
消化剤まみれのノートPCを、長門はゴソゴソと弄くっている。
何してんだ?
しばらく眺めていると、長門が何かを取り上げた。
「…………ソニー製」
あの形は、バッテリーか?
不覚にもwwwwwww
やべえな、欲しいぜそのパソコン
Wkipediaより転載
なんだか異様に詳しくなってるんだが
朝倉 涼子(あさくら りょうこ) (声:桑谷夏子)
1年5組の委員長。一見美人で人当たりのよい優等生であり、男女を問わず生徒からの人気も高い。
しかし、その正体は長門と同じく情報統合思念体に造られたヒューマノイド・インターフェースであり、
急進派に属する。長門のバックアップであったが、
ハルヒが起こす情報爆発を観測するためにキョンの殺害を企てる。
長門との激戦の末に消滅させられ、父の仕事の都合で急遽カナダへ引っ越したことにされる。
第4作『涼宮ハルヒの消失』では、長門の良き友人として復活。
それは暴走した長門が改変した時空で、長門の願望が実体化したものであった。
時空の再改変を試みるキョンを刺突、無力となった長門を守ろうとするが、
最終的に未来の長門に消滅させられる。
朝倉さんの愛液を掬い取るように舐める権利は俺のものだ
俺のものだ!!
いいな、絶対だぞ!!
なんだその目は!!!
>>455 おまえ、ついに●のそんなところを舐めだしたか………末期だぞ
涼子液は一度味わったら依存しそうだ。
>>446 マジっスか。
「退屈」「消失」と一緒に注文したのが届くのを楽しみに待つか・・・。
>>422 やはり鶴屋さんと比べると少し太いな。頬擦りしたくなるような足だ。
>>454 もろネタばれになってるな
思念体とは思ってもなかったし、襲撃シーンは告白ktkrだったのは
俺だけじゃないよな?
460 :
98:2006/11/12(日) 21:35:34 ID:HVbDkfTC
朝倉「ほーらねこちゃんごはんでちゅよー!!!!!!!!!!!!!
たぁぁぁぁぁぁんとお食べなさいねぇ!!!!!!ほらほらほら
ほらほらあああああああああああああ!!!!かわいい!!!!
かわいすぎよあなた!!!!!かわいいかわいいかわいいかわいい
かわいかわいいかわいかわいいかわいい!!!!!!!!!!!
くぁわぁいィィィィぃぃぃぃぃぃい!!!!!!!!!!!」
朝倉さんはネコにかまいすぎるあまり、なですぎてしまう。
ついに頭にハゲができるネコたん。自分の愚かな行動に
愕然として悲しみで夜も眠れない朝倉さん
朝倉さん「んあああああああああ!!!わたしのせい!!わたしもせいだぁ!!!
ふあ!!だめ!!わたしのせいだ!!!ネコたん!!ネコたーーん!!!
んひぃ!!飯も!!ノドを!!!通らないィィィ!!!!!」
そして救いの光が差し伸べられる
長門「あなたは悪くない。愛情の矛先を誤っただけ。今日からわたしをかわいがるがいい。
私があなたのペットとなろう」
朝倉「かわいい!!ありがとう!!!有希たん!!有希たぁぁぁぁん!!!」
こうして少しずつ命について学んでいく朝倉さんの毎日を描くヒューマノイドコメディ!!!
キャラソンと同時発売予定!!
朝倉さんと長門さんの丸秘本!!!
「我輩は有希である。ハゲはまだない」
ハードカバー:34000円
限定100部
買う?
461 :
98:2006/11/12(日) 21:42:22 ID:HVbDkfTC
「さん」をつけるのを忘れた俺は朝倉さんに八つ裂きにされるんだろうな・・・
いいもん。今度から気をつけるもん
>>454 あんまり書いてるとまた消されるから、wikipediaはお勧めしない。
お父さんの仕事でカナダにいたため参加できなかった文化祭。
谷口くんから「喫茶どんぐり」のウェイトレスコスが抜群だったと聞いた朝倉さん、
上級生の女の子に頼み込んで一着譲り受けることができました。
放課後運動部の着替え室で着替えをすませ、
文芸部の部室を終の棲家のようにしている長門さんに自慢しようと猛ダッシュ。
部室の扉を開けるが早いか嬉しそうに言いました。
「有希ちゃーん、めがっさ似合ってると思わないかな〜 どうにょろ?」
ポーズもばっちり聞いたとおりに決めてます。
すると長門さん、観察日誌でもしたためる勢いでしばらく朝倉さんを凝視。
おもむろに口を開きました。
「まゆ。ふと。」
「・・・・・・・・・・・・・」
次の日の朝
「gegegeゲタ箱に〜あれ?」
>>460 もちろん買うよwww
朝倉さんジョジョっぽいなw
朝倉さんに愛でてもらえるならはげてもいいや
>>467 どちらかというと鶴屋さんの細さが際立つな
>>467 なかなか良いバイクだな。
で?
キミは我々朝倉ファンをおちょくってるのか?
>>470 いや、すまんかったw
お詫びにこれ渡しとく
っ ●
VMAXはいったいどこへ向かうんだ・・・
朝倉さんばっかり見てるせいか、長門の足の細さが少々異常に思える
なんというか・・・
「涼子ちゃんは、うーん、そうね和服、和服よ
シックな黒なんてどう?有希もそうおもうでしょ?」
「・・・・・・」
長門はしばし考え気味だったか何も言わなかった。
「ねぇねぇ、いつもお茶汲みばかりでつまらないでしょ、団員なんだから
たまには団員らしくコスプレなんでどう」
って、コスプレするのがSOS団なのか?ハルヒ団長さん、よぉ?
「涼宮さん、わたしは団員でもなんでもなく、ただあなた達が学校に迷惑かけないように
監視してるためにいるのですからね」
とかいいつつ、律儀にみんなの分の湯のみを用意している。ホントまじめなんだな。
「そう、堅いこといわずに。ねぇ、古泉君も涼子ちゃんの和服姿みたいでしょ?」
「涼宮さんがそうお望みなら、そうですね、よろしいのではないでしょうか」
「うーん、はっきりしないわねぇ、キョンはどうなの!」
「べつに・・・とかいったら、嘘になるな・・・」
じゃ、決まりね、とばかりどこからかメジャーを取り出して採寸を始めだした。
朝倉は、本気ですかと困惑気味ではあったが、嫌がる様子も無く、今日はそれで済んだ。
で、翌日。
なんだ、その大きめな紙袋は。
「鶴屋さんに話したら二つ返事でOKしてくれたの」
聞くところによると帰りがけに電話で了解とってその足で鶴屋さんのお屋敷にお邪魔して
丁度よさげのをお借りしてきたと言うことだ。思い立ったが吉日とかいうでしょ、と。
「だけど一重ねしか借りれなかったのよねぇ」
たぶん、喪服や礼服ぐらい在っただろうけど気を利かせてくれたのだろう。
「でね、有希に聞いてみたら着付けできるって、あの子ホントパーフェクト超人よね」
長門がどこで習ったとか今更詮索する必要は無いだろう、分かりきったことだし。
「だからね、キョン、今日は1時間遅れて、来なさいっ!」
中庭で古泉とキャッチボールなどして時間を潰してやって来ると、入り口には
「ノックすること」とあり、その通りすると朝倉の「はーい」ハルヒの「いいわよ」
長門・・・だろうな、の声無き声が聞こえたので開けてみる。
まさに息を呑んだ。黒髪のなびく物凄い美人がいた。・・・朝倉だよな?
お題目どおり黒の和服に花をあしらった模様が添えられており、帯は落ち着いた赤。
夕日に映るその顔はいつものクラスメイトとは違った表情を浮かべていた。
カーテンに隠れただろうハルヒが小声で朝倉になにか喋っている。
「決め台詞、決め台詞」とか言っているようだった。
朝倉は一瞬ニヤッとしたかと思うと表情をかえてこう言い放った。
「イッペン死ンデミル?」
俺はいろんな意味でドキンとさせられた。こんなのありかよ、と
今、朝倉さんに「プッ!何だその足!!ふっとい足だな!ええ、おいっ!」って言ってきた。
>>479 ┏┓┏┳┓ ┏┓ /_, - ヘ ,' \
┃┃┃┃┃ ┏┛┗━┓ / , -‐ ハ/ ハ
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┃┃ ┏┛ ┗┳┛ ┗━┓ , '´ , ' /| j 〃 ! ヘ
┃┃ ┏╋┓┏┓┃┃┃┏┓┃ / / /゛"' ,, /ィ´/ ヘ
┃┗━┛┃┃┃┗┫┃ ┃┃┃ / _x-< / "- 、r' ヘ
┗━━━┛┗┛ ┗━━┛┗┛/ イ´ ¨レ' \ / / / ヘ ̄ ̄
∨  ̄ヽ } r―'∨ , ー<´ /ィ千旡ぇヽ| __.. イ ,イ ,ィ´ ,' j ハ
/ |´ | ィ ,'! ヾ た::j テ ∠七ニヘ/ /! } ハ }
/ i | 〃 / | Lzン zェァyム-' ∧ / ノ jノ
{ } ! ノ 彡イ ∧ た::j 乃 / ∧ -‐'¨
| /\ノ |イ, - ' ヘ ヾ ヘ ' ゝz= ' /, '┏┓ ┏┓┏━━━┳┳┓
`ー |\ \___ ヽ \ \ \ `ー -=ニ二 ィ ´/ ┃┃ ┃┃┗━┳ ┃┃┃
|_ヽ-' / \ \ ヾ. \ , イ / ┃┃ ┃┃ ┃┏┻┻┛
ヽ__/ \ {二ィ>-ト -=` ー―===< / ┃┃ ┃┣━┓┃┃
\ {´/!ク >─―----― '/¨ ┃┃ ┏┫┃┃┃┃┃
ヽ‐---ィ _, -―――-、/ ┃┗━┛┃ ┃┗┫┗┓
\ |/ / ┗━━━┻━┻━┻━┛
おい、長門ぉー、ど〜にかしぃろよぉ!!!!!!
/ , - ' ¨ \ ` >-、
/ / , ' , ' |‐'´ ヽ
/ヽ / / / //ヽ,.'ヽヽ ヽ \
〉 / ! 〈 { | |゛゛"''''|│ 〉 !
>>481 〈 ヾ| i ヽ_lyz七リ> | | / | l うん、それ無理♪
/`ハレレ|,,r==ミ ム,Lハ / ! ! じゃあね。死になさい♪
//,' r | l |`V::ソ ~∨ / /
// | ヽ|│!.  ̄ , r=z、 /∨l/
// │ ヽ! | rーy / 〃
// ! `、!>、 r、`´ ,ィ / |
// !! ! `ノノ )7 </ル' !
rヾ  ̄ || lr‐ 'フ, '/ |ヾ| ! | !
,',ヘ ヾヽ|| / ∠- ァ! \| !__ヽ
/! ヽ | |||/ r--'ヽヽ `ー、ヽ ¨ァ
,' 〉 ヽ !_/ ,、┬、二ゝニ \ ヽ!/│
! / / | ィ´ ! ! | \_ |_ !
| ! ,,.イヾ \ 」〉 |│ ! /| / ハ|
! | / ヽヾ ´/ | ! ,、,、 |〈 ヽイ//ヽ
元々は「リアル女子高生っぽく太い脚」って指定らしいから
モデル体型を否定してるだけで、標準以上に肉が付いてるとは言ってないはずだ
あと関係ないけど、さっき朝倉さんに「太くて短い桜島大根」って言ってきた。
イ f``ヾー "´´ | | l | │ !
| | | | l | │ ! !
| | | | l | │ ! |. ぶ
| |_ 、__| | :j ! | | |i| |. ち
!ニf'" ヾにj≧kムj、| j リ| |. 殺
l { / / /丁7 / / | |. す
フイ''テ圷、/ :/ ,' / j/ ぞ
{ f:::::`イハ>┬='_/ノ
V^t::::::' /!¨´ 「 有
ゝ=='´ ./ i | 機
! / ! | 生
' ′′′./ i | 命
ー−' ,. .イ i | 体
, ィ<1/ / i| !
、 __,. < l // / i|
| {/ / 八
うさ倉さんを見た感じ胸と太ももに必要以上にお肉ついてます!><
朝倉さんの体が最も有機的だ。
489 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 13:11:27 ID:pW3NUGdw
涼子ちゃんの復活マダー(´;ω;`)ぶわっ
キョン×朝倉さん派がそろそろうざい
そうそう、朝倉さんは俺しか見て何のにな
時代は朝倉×鶴屋だな
世界は朝倉さんVS俺
朝倉VS全世界
黄緑→長門→朝倉
↑ │
└---┘
ハルヒ--┐
├→キョン→キョンの妹→シャミセン
古泉−-┘
↑
氏
ね
↑
みくる
うさ倉さんや水着姿を見るとやはりこの人の太ももはエロいなぁと思ってしまう。
朝倉さんのマユゲが実は取り外し可能というのは
このスレのみんなだけが知っている常識なの・・・
朝倉さんを本当に愛しているひとはこの結論に行きついて悟りを開くの・・・
この常識に行き着いた人はこのスレに何人いるのかな・・・♪
把握した
>>491 そういう事はいちいち言わなくてもいいと思う
ここは新鮮に
朝倉×黄緑だろ。
朝倉さんはアイドル研究部にどんな研究をされてたんだろうか?
晴れ晴れバージョンの朝倉さんの鮮明なバージョン欲しいよ
>>504 朝倉さんは宇宙から来たサイボーグアイドルとかそんな感じの妄想してんだろ。
風邪気味だ……。
朝倉さんに添い寝してもらったらすぐ良くなると思うんだけどな。
看病疲れで寝てしまう朝倉さん。
つい横にあった俺を抱き枕がわりにぎゅーっと。
役得役得……って、ちょっと絞める力が尋常じゃな
朝倉さん「あなた、例の作戦失敗したそうじゃないの。」
?「すいません。朝倉様!」
(嗚呼、ナイフで滅多刺しか)
朝倉さん「あら、ナイフを忘れて来たわ。」
?(じゃあ、情報連結解除か。)
朝倉さん「何だか、顎が少し痛いわね。高速詠唱は無理だわ。」
?(た、助かったのか?)朝倉さん「?、ちょっと、こっち来てくれる?」
?「ハッ!」
朝倉さん「左の頸動脈を右の小指できゅっと!右の頸動脈を左できゅっと!」
?「クハッ……」
バタッ
朝倉さん「失敗した物は処刑よ!」
>>507の
カルシウム不足の骨は、粉々に折れた。
>508
小指で頚動脈を絞めても椎骨動脈が残ってるから
意識消失までは*多少*時間がかかるそうだ。
自分の首で実験してみよう(投げやり
>>507 「苦しそうね。私ね、有機生命体が病気で苦しむって概念がいまいち分からないのよね。
でも楽にする方法なら知ってる。死になさい」
キュイーン 朝倉謹製チェーンソーでわき腹から斬られた
「うふふ。それが貴方の最期に感じる感覚。コレで風邪も大丈夫 安心して死んでね」
朝倉さんはやっぱり優しいなぁ、涙出てきた。
あとはちょっと有機生命体の常識を知れば最強の嫁になれるんだけどね。
>513
食事を作る時は裸エプロンをするのは常識だな
515 :
98:2006/11/13(月) 22:25:41 ID:fM89SJ8K
朝倉さん「まさか貴方が失敗するとはね・・・」
ひぃ!!
朝倉さん「あれだけ念を押したのにがんもを買って来るなんて」
ご、ごめんなさい!!
朝倉さん「ねぇ・・・『赤い部屋』って知ってる?」
え・・・?あ・・赤い部屋・・・?ですか・・・?
朝倉さん「ある日パソコンをやっていると画面に『赤い部屋は好きですか?』って
表示されて、少年がおもしろ半分はクリックしてしまいます」
はぁ・・・(助かるかも・・・)
朝倉さん「すると次の日、少年は首を切って自殺していました」
ひあ・・!!!
朝倉さん「首の動脈を切って、部屋を血で真っ赤に染めてね・・・」
やばい・・!!!
朝倉さん「おもしろかったなぁ・・・情報連結してパソコンにもぐりこむのなんざ
簡単だしね・・・もう最近やってないんだよねぇ・・・」
逃げろ!!逃げろ!!足よ動け!!!
朝倉さん「何を言いたいかわかったでしょ?じゃあ―――
――――始めようか♪」
うぎああああああああ!!!あ・・・ああ!!待・・・あぎ!!おぼふ
朝倉さん「ほーらナイフでちゅよー!!赤い赤ーい!!!」
途切れ行く意識。薄れていく痛覚。霞んでゆく景色。
真っ赤にぬれる――――
朝倉さんのフトモモがまぶしかった
517 :
98:2006/11/13(月) 23:10:09 ID:fM89SJ8K
そして
>>516は体にプラスチック爆弾を巻きつけて
朝倉さんのもとへと突撃するのであった
朝倉さん「何か来たわ!!」
しかし、プラスチック爆弾はふとももフェチだった
撲殺天使もびっくりの恐ろしさだ
朝倉さんはエロティックだから困る。
朝倉さんのSATSUGAIトークはもっとアッサリ風味だと思うんだ
「うん、それ無理♪」
「じゃあね。死になさい♪」
アッサリだとこれぐらいか。
素朴な疑問。そりゃ題名じゃなくてコテなのか?
第二期来年秋なのか
えす之じゃないが、待てそうにない_no
転載も何も太ももサイトはこのスレじゃ常識だぞ
まさか本当に朝倉さんがハレ晴レを歌うことになるとは・・・
そっかあああああああああああああああああ
で朝倉さんは踊るの?
531 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 10:35:33 ID:T+G/1CV8
朝倉さん、喜緑さん、長門さん、みんながキョンのサポートについてくれたら良いのに
3人とも、キョンの言うことならきくんだよ
>>533 そうなったらつまらない展開にしかならないと思う
あと3週間か…
>>533 糞展開間違い無しのありがち主人公ハーレム化
つまんないよ
朝倉さんは長門パワーを無効化する力を得て、「愛とは好きな人を殺すこと」と見つけて欲しい。
「フフフ……私を殺しにいらっしゃいキョン。私も持てる力全てを懸けて愛してあげる」
朝倉さんって眉毛太いし、足も結構太いんだけど
愛嬌のある顔立ちだな
最近エロティックな朝倉さんSSを見かけたんだがどこだったか思い出せない('A`)
>540
虹かVIPか陰毛家政婦じゃね?
>>540 個人サイトじゃなければ十中八九エロパロかSMのどっちかだと思う。
>>539 愛嬌のある顔のくせにナイフで襲って来たりエロいから困るよ俺の嫁は。
貴方の彼女になって涼宮ハルヒの出方を見る。
という話だったと思う。ちょっとエロパロ行ってくるわ。
あなたのちんちんを切り取って、涼宮ハルヒの反応を見る
>>545 ちょーん。
「どう涼宮さん。彼のちんちんを切ってあげたわ!」
「それで?」
「……え?」
「あぁもぅちんちん切ったぐらいで騒がないでよくだらない!
どうせなら二本にしたとか! 片玉だけ取ったとか! 2センチだけ残したとか!
そういう楽しい事してから騒ぎなさいっ!」
「……わたし、有機生命体が理解できなくなったわ……」
「そう」
>545
ワラタ
ギャラリーのイラストで鼻血吹いた
wikiが秋めいてるね。
お風呂から上がったら3レス貰って
>>340-352の補遺を下ろし(or上程し)ます。
aをbに変えるって一体どうやるんだ?
誰か教えてくださいorz
>>549 よろ
>>550 画像を右クリックして「プロパティ」
↓
画像のURLをアドレス欄にコピペ
↓
ファイル名の「a」を「b」もしくは「c」に換えてEnter
↓
あ、朝倉さん身体がエロすぎるよ朝倉さん(*´Д`)ハァハァ
うあわあああああああ
死にかけた
朝倉さんポータルみたいなサイトなかったっけ?
朝倉さんポータブルって読んだ。
PSPに入り込んでで何処でも一緒にお出かけする朝倉さんを想像した。
「ナイフって胸キュンかな?」
>>340-352の補遺
県立北高からもさほど離れていない、朝倉涼子や長門有希の住んでいる高級分譲マンションの505
号室から通称キョンは矢のごとく帰っていった。玄関先でおいてきぼりを食らった朝倉涼子と居間に
残る長門有希はというと、“せっかく温めたのだしいっしょ食べましょう”と言う朝倉に長門がうな
ずいて、ふたりと猫一匹でホワイトシチューを囲んでいる。状況説明に正確を期すならば、爪を切ら
れてから不貞腐れ気味の猫はコタツで丸くなっているのだが。
「ひどいわ。女の子2人を置いて出て行っちゃうなんて」
「・・・・・・」
朝倉はしかしあいかわらず微笑みながら「こんなの反則だよ」と言い添えた。何の告知もなく始まっ
た天空の展覧会に苦情を述べているのだ。それに関するのリレー中継はいまや国外メディアも巻き込
んでいた。サッカーW杯のために構築される世界中継の規模にも比べられるだろう。
はっきりと言われなくても、彼−キョン−が「思い出した」という用事がなんであるのは、夜の次に
朝が来るのと同じくらいくらい2人にとって自明のことらしかった。
さらに言えば、長門の住まいである708号室には電話がかかってきていないことを長門有希は知っ
ているのだろう。
おそらく、それが何を意味しているのかも。
シチューだけというのもなんだからと、チキンライスを詰めコンソメスープで浸した温トマトおよび
シーザーサラダを手早く朝倉は用意する。
体が冷えるのでは?とかそういう突っ込みは無用だろう。(寒さに震える筆者がそれでも食べたいく
らいだから、彼女らなら大丈夫だと思う、と付け加えておく)
「猫さん、ごはんよぉ。まだ怒ってるの?」 コタツの中の猫にも乾燥餌と水を用意してやり、朝倉
と長門はコタツを点けたテーブルに向かいあって夕餉についた。
「ゃあ〜〜ぉ」
甘えた声で長門にすがりながら、その膝とコタツふとんの隙間から再び中に入る。ほとんど普段着で
ある北高の制服の上に、「冷えるでしょう」と朝倉から渡されたやっこさん柄の白地ちゃんちゃんこ
を羽織う長門の表情からは相変わらず感情が読み取りづらいけれど、朝倉はそんな様子もうれしそう
に見つめていた。
708号室、すなわち長門有希の住む部屋と間取りは変わらないものの、朝倉涼子の住む505号室
の居間はテレビやオーディオ機器、それから大きな鏡に壁には絵画まであった。出てくる食器も花柄
の白磁の皿ややはり花柄の装飾の入ったガラスのボールだったりと、殺風景を家訓とでもしているよ
うな長門家とは対照的だ。統一感にも気を配っているらしく、リビングの2/3ほどを覆うベージュの
カーペットに調和した、シックなベージュのカーテンがかかっている。
朝倉の個人部屋もやはりベージュが基調なのだろうか。
先ほどから、予定されていたテーマを急遽変更したらしい対談番組がテレビから流れている。
他の地名に混じって近隣の聞きなれた地名も聞こえてくる。在阪テレビ局が中継車を繰り出している
らしい。在京キー局のテレビ番組からその様子が逐一放送されている。
「あの波長は―」 テレビ画面をじっと見つめて、それから朝倉に向きなおって問いただすように長
門有希は言った。
「なんのこと?」
「・・・・・・」 長門有希はかまわず凝視したままだ。
「・・・・・・、そうね、窒素がうまく燃えているのかしらね」
「たしかに光源としてはそのような可能性もある。けれど外的要因により通常はあれほど明瞭には発
光しないだろう」
「そうかしら。でも、そのほうがもっと素敵じゃない? シチューも、音楽も一緒だわ、いろんな色
彩がとけあったり、せめぎあったりするの。ほらこんなふうに」
立ち上がった朝倉涼子は羽織っていたもみじ柄のはんてんを脱ぎ、青地に上品なラメの入ったベルカ
ラーシャツを見せるように両手を広げ、どてらを持ったまま窓べりに進んで舞うようにくるりと回っ
た。長い黒髪がふわりとうねる。そして天井を見上げている。
「ふふ。そのほうがきっと素敵」
そう付け加えると、何の変哲もなかったはんてんが見る間に鋭利そうな赤金色の刃物に変化していく。
それを掲げて、剣の舞を披露するかのようにくるりと朝倉は踊った。長門はそのまま朝倉を見つめて
いる。コタツの中から出て長門のひざに乗っかる猫。害意などは感じないのだろう。息を呑むほどに
麗わしい長髪の少女の舞が視線の先にある。斜めに切り替えられたデニム基調のティアードスカート
は紫やピンクの花柄フリルも映えてふぁさふぁさと揺れ動き、すらりとした足に履いた黒のソックス
が調をとり、赤銅色の剣に蛍光灯の白い光が反射して何度も煌めく。
テレビのスピーカーから聞こえる歓声が合わせるようにひときわ大きくなった。
・・・・・・いまごろ彼は彼女に遭っている頃合だろうか。食事中かもしれない。それにしても彼女はどん
な服かしら。なんとなくだけどエメラルドのような虹が似合うわ、きっと―
どこで習得したのかわからないがまさしく剣舞を一通り舞いおわると、磨き上げられたような銅色の
刃物は朝倉の手の中でもみじ柄のはんてんに戻った。ふたたび羽織って座布団に座る。
「キョンくんがいたら恥ずかしくてできなかったかもね」 小さく笑う。いやそれ以前に半纏が変態
してるんですが。あとものすごく恐い場面とか思い出しそうなんですけど。まあでも、羽衣で舞う宮
廷の淑女のように綺麗だったです朝倉さん。宮廷とか見たことないですけど、すくなくとも暗黒舞踏
ではありません。
「言ってなかったのだけど、彼の友達からシュークリームも貰ってるのよ。あとで用意するから一緒
に食べましょ。それから、ちょっと寒いけどあとで屋上で・・・・・・」
もう一つのプレゼントには触れずに、朝倉は冷蔵庫のお菓子のことを話した。
長門は出されたメニューを黙々と食べている。
「ところで、それおいしい?」 「・・・・・・」 無言ではあるが長門は一応首を縦に振って同意する。
「そう、よかったぁ」
このあたり、一方が極端に寡黙なことと外見的特徴の違いを除けば、仲のよい美人姉妹にも見えるだ
ろう。
テーブルの上に用意された近隣でおいしいと評判のシュークリームは、実は山根から通称キョンが貰
ったものである。番茶と一緒に食べるのも結構いけるらしく、朝倉も長門もお茶といっしょに頂いて
いる。テレビはいましがた消しており、代わりに朝倉の趣味なのかピアノ曲がかかっていた。
「長門さん、代わりにその子に名前を付けてくれて?」 朝倉である。アルテイシアではない。
“さっきは朝倉とキョンにひどい目に遭わされたにゃ”とかまだ思っているのか、猫は長門有希のひ
ざの上を安住の地にして丸くなっている。その安らかな姿はスペースノイドの民の地位向上に身命を
賭した悲劇の英雄の眠る記念碑的コロニーに宇宙民が寄せる郷愁と愛着を感じさせるほどだ。たぶん。
わたしを導いてくれ、ラ・・・・・・ごめんなさい。
えーと、とにかく、膝の上で安心しきっている猫にゃんの名付け親になってほしいという朝倉の要望
に数秒間考える様子だった長門は、
「いい。この猫はあなたが世話している。あなたが思う名前で呼べばいい」と答えた。
「この子あなたが大好きなのよ、長門さん、うん、きっとそう」 淡い霧がかかったような、でも澄
んだ声で朝倉は言い、さらに続ける。
「ほんとうは彼に名付け親になってもらおうと思ったんだけど、それか彼の名前をもらっちゃっても
よかったんだけどね・・・・・・ああ、やっぱりそうしようかなあ」クスクスと、すこしだけ鼻にかかった
笑いをもらす。
「・・・・・・」 長門は今度は押し黙っている。かといって無反応なふりもはばかられたのか、あるいは
鼓動や体温のわずかな変化を悟られたくないのか、ひざの上ですぅすぅ息を漏らし安心しきっている
らしい猫の背中をさすりながら、口をまっすぐに閉じていた。あくまで白磁のような顔と表情のまま
ではあるが。
テーブルの向かい側に座るもう一人の地球人類型有機インターフェイス(のはず)は、そんな長門の
様子が可笑しいのだろうか、そっと笑いながら 「ううん、遠慮しないでいいのよ。それにあなたが
この子にどんな名前を付けるのか、わたし知りたいの。クラスのお友達にいろいろ聞いたんだけど、
みんないろんなこと考えてるのね、『どうしてその名前にしたの?』って聞いたら、喜んで話してく
れるわ。コーラス部の子に飼ってるわんちゃんのかわいい写真を見せてもらったことあるんだけ
ど・・・・・・」 そう言い、なおも流れるように言葉がでてくる。
かわいい小型犬を飼っているらしい同級生がその話になるととても楽しそうだという逸話をやはり楽
しそうに語る朝倉に乗せられたわけでもないだろうが、じっと膝の上の猫を見つめる長門有希は思案
顔といえなくもない表情を見せる。
「・・・・・・なぜかお父さんはその子のことを名前じゃ呼ばないんだって。なんて呼んでると思う?」
「ブーニン」
口を開いたと思うと長門は唐突とも思える固有名詞を口にした。「な、なんでよ、長門さん」 冗談
を言いそうにない長門がいきなりそんなことを言い出したものだから、朝倉は思わず突っ込みながら、
どうやら笑いをかみ殺しているらしい。それにしても長門は天然ボケにでも目覚めたのだろうか。
「この演奏は、スタニスラフ・スタニスラフォビッチ・ブーニン」 どうやら長門有希は、ショパン
の24のエチュード集をBGMとして朝倉が流していることに言及していたらしい。
「あ、そっちなの! ぷ、アハハハ」 こらえきれずに破顔一笑の朝倉。その様子をじっと見ている
長門だったが、次第にうつむき加減になったのは、ひょっとすると冗談を笑ってもらえてうれしいの
か、あるいは恥ずかしいのかもしれない。通称キョンが見たらなんと表現したであろうか。とりあえ
ずうらやましいのは、膝の猫はすでに通常の何日分もなでられているだろうことである。
「ラーラ」
「・・・・・・え?」 笑っていて聞き取れなかったのか、朝倉が聞き返す
「ラ・ラ」 すこしうつむいたままの視線で、猫の背中をさすりながらふたたび長門が口を開いた。
氷の彫刻を金属のバチで叩くような、白磁の琴でも響かせるような声だ。そして様子を伺うように朝
倉涼子を見た。
「もしかして、ジナイーダの?」
対抗したのか意味のわからないことをつぶやいた朝倉は、すこし考えるそぶりをみせてから長門に向
かって「そう」と言い添えた。
こんどはいたって真面目にとりすました顔をして長門を見る。けれど数十秒も持たずにクスクス笑い
出した。
「ふふふ、やっぱりむずかしいわ、あなたの真似」
どうやら冗談に冗談で返したということらしい。「ねえ長門さん、そろそろわたしたちも見に行きま
しょうよ、屋上からだったらきっとすごいわよ」 他の数人の個人名も口にしながら朝倉は『天体観
測@マンションの屋上』に長門を誘う。それからこう付け加えた。微笑みの化身でもあるかのように
似つかわしい、いつもの表情を湛えて。
「そうね。その子の名前、『ララ』にするわ。ありがとう、長門さん」
「・・・・・・ラーラ」
スーパーの紀文のおでん売り場を通るたびに
「おーでーんー♪おーでーんー♪おーでーんーでぐつぐつぐつ〜♪」
という歌が朝倉さんとその娘が歌っているような妄想に襲われる。
>>551 ありがとう!あんたはネ申だ。ありがたやありがたや。
えーと、コピペしてっと・・・あ、朝倉さん、いくらなんでもそれはっ!
そんな・・・エロすぎるよ・・・。
情熱を・・・もてあます・・・。
ナイフコレクションだった。
朝倉さんSSも見つけれたよ。
563 :
559:2006/11/15(水) 01:09:01 ID:gFhJ4jbR
/ , - ' ¨ \ ` >-、
/ / , ' , ' |‐'´ ヽ
/ヽ / / / //ヽ,.'ヽヽ ヽ \
〉 / ! 〈 { | |゛゛"''''|│ 〉 !
〈 ヾ| i ヽ_lyz七リ> | | / | l
/`ハレレ|,,r==ミ ム,Lハ / ! !
>>562 //,' r | l |`V::ソ ~∨ / / GREAT芥 で
// | ヽ|│!.  ̄ , r=z、 /∨l/ ググりなさい♪
// │ ヽ! | rーy / 〃
// ! `、!>、 r、`´ ,ィ / |
// !! ! `ノノ )7 </ル' !
rヾ  ̄ || lr‐ 'フ, '/ |ヾ| ! | !
,',ヘ ヾヽ|| / ∠- ァ! \| !__ヽ
/! ヽ | |||/ r--'ヽヽ `ー、ヽ ¨ァ
,' 〉 ヽ !_/ ,、┬、二ゝニ \ ヽ!/│
! / / | ィ´ ! ! | \_ |_ !
| ! ,,.イヾ \ 」〉 |│ ! /| / ハ|
! | / ヽヾ ´/ | ! ,、,、 |〈 ヽイ//ヽ
>>563 ありがとう
おーけー
掌握し……
暴れるなマイ・サン!
幸せになった。
ありがとうゲジマユさん。
イ f``ヾー "´´ | | l | │ !
| | | | l | │ ! !
| | | | l | │ ! |.
| |_ 、__| | :j ! | | |i| |. 自分で探そうともしない上に
!ニf'" ヾにj≧kムj、| j リ| |. ゲジマユ呼ばわりだと?
l { / / /丁7 / / | |.
フイ''テ圷、/ :/ ,' / j/
{ f:::::`イハ>┬='_/ノ
V^t::::::' /!¨´ 「 ぶ ち 殺 す ぞ 有 機 生 命 体 !
ゝ=='´ ./ i |
! / ! |
' ′′′./ i |
ー−' ,. .イ i |
, ィ<1/ / i|
、 __,. < l // / i|
| {/ / 八
ころしてええ!
キュッてえええ!
暴れてるけど逝けないのおお!
逝かせてぇええ!
>>543 ナイフで襲ってくるとかありえない
おまいの嫁はdでもない危険人物のようだな
これだから朝倉さん以外の女は信用できん
__________ / ⌒'⌒ヽ 逝きたいいんでしょう?
__________ i│iiiMiii 》 ギュイィィィン ∧_∧
__________ || |゚ ヮ゚ノ|| ,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,., ( ゚∀゚ )
__________ ||くつ>E[Ξ]ヨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)) (_゙つ )つ ←
>>568 __________ く/_/_|〉Y」 ̄~~~~~~~~~~~~~ |_(⌒)
/_ン し' し´
∧_∧. イ、クッ
(゚ ,,..) :: __________ / ⌒'⌒ヽ
;:,... ::: ..,;;: __________ i│iiiMiii 》
⊂""""ヽ、 __________ || |゚ ヮ゚ノ|| ,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,
:::: ..,;; ;:,...__________ ||くつ>E[Ξ]ヨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄))
..:ヽ"""") __________ く/_/_|〉Y」 ̄~~~~~~~~~~~~~
i_,ノ_ノ /_ン し'
/ ⌒'⌒ヽ ハァ
i│iiiMiii 》 ハァ すごく・・・よかったわ・・・。
|| |;゚ ヮ゚ノ|| ,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.
||くつ>E[Ξ]ヨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄))
ぐ/_li〉Y」 ̄~~~~~~~~~~~~~ ∧_∧.
し'ノ ;:,... ::: (゚ ,,..) ..::⊂""""ヽ、,..,: ヽ"""") ,.,::つつ
うわ、ちょっとずれたorz
まあいいか。
>>568も無事に逝けたようだし。
>>567 うるせぇ。お尻ぺんぺんするぞ!(*´Д`)'`ァ'`ァ
といつつ無事SS発見できた。
エロティックなゲジマユ(*´Д`)'`ァ'`ァ
「やらずに後悔するよりやって後悔した方がいいって言うじゃない?」
そう言いながら、朝倉は俺の目の前で下着を脱ぎ始めた。
スカートは穿いたまま、器用に下着だけをスルスルと下ろして行くので、
残念ながら見えない。
って、何が残念だって言うんだ俺は……
はっ!
気が付いたときには、朝倉が視界から消えていた。
「ふふふふ……」
次に朝倉の声が聞こえたのは、何と背後から。
いつの間に回りこんだんだ?
「はいっ!」
朝倉の掛け声と共に、俺の口と鼻が、布の様な物で塞がれた。
「うぐっ!」
何だ?一体何を……
……まさか……この口元に当たる暖かい布は……
「どう?こうして口と鼻をふさいでしまえば、呼吸ができないでしょう?」
くそっ!何てことだ!
確かに、この状態では息ができない。
いや、物理的には実は可能なわけだが、ここで呼吸をしてしまっては、
俺が、女の子の下着の匂いを嗅ぐ変態に成り下がってしまうではないか!
「ふふふ……有機生命体なんて脆いものね」
違うぞ。有機的にとかどうこうじゃなくてだな、男として、
っていうか、ひょっとして朝倉、狙ってやってるんじゃないのか?
くそっ!もう……ダメ……だ……
「どう?苦しい?わたしには、有機生命体の苦しいというのはよくわからないけど……」
すーーーーはーーーー
「なっ!!」
朝倉が驚いたような声を上げる。
はたしてこれがそんなに驚くことなのだろうか?
「何故、何故呼吸できるの!ちゃんと塞いでるのに」
こんな薄布一枚ではぶっちゃけしゃべることもできますよ。
「朝倉……お前、いい匂いだな……」
山根だったら、幸せ過ぎて、そのまま昇天するだろう。
俺も昇天しますた
死因は明らかに窒息死では無い。
朝倉さんに笑顔で安楽死されたあああああい
579 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/15(水) 08:29:59 ID:UYaoTU0l
>>578 じゃあ、ひざ枕してもらって熟睡した時に十徳ナイフで首筋ブスッ!と刺されるのはどう?
顔見ながら死にたい
朝倉さんはウンコしないよっ
朝倉さんのウンコは長門が処理しています
朝倉さんの尻肉に埋もれて死にてえ
って書き込もうとしたらなにこの流れ・・・orz
TFEIのウンコは再構成によるリサイクル処理を経ておでんになります
来年の2月に原作新刊「涼宮ハルヒの奔走」が出る噂があるけど、朝倉さんが出る可能性はあるんだろうか?
スカトラーは宇宙スペルで一ヶ月肛門封鎖の刑
長門の場合は長門が食べたものは、栄養分と水分を取った後宇宙的パワーで古泉の腸内に送り込まれると、
長門スレにあったな。
朝倉さんも、誰かの腸内に送り込んでると思われる。
忠告しとくと、ウンコは腸の細胞のカス
食べ物のカスは小便になるよ
ハルヒが望んだので誰もウンコしない世界ですが何か?
忠吉されちゃった
>587
きっとハルヒが朝倉さんを見つけるために奔走するんだよ
595 :
98:2006/11/15(水) 16:44:46 ID:h5QoIvmP
介の朝倉さんやばすぎる・・・!!!
aを・・・bに変えると・・・くひぁ!!!
bを・・・・・・cに変える・・・と・・・・あひぃあぁ!!!
鼻血が・・・止まらな・・・!!!あ・・・あれ?お腹からも
血が吹き出t・・・・とmrない・・・
ErおすGいる・・・あ・・T sけ t
t 死
らめ 止m なi
おぼふ
>>595 良かったねw朝倉さん見て死ねて…
ファーラム…(−人−)
>>598 ハルヒさんや長門さんや朝比奈さん達さんがそれぞれさんの力さんで改変さんれてなかったことになりますさん。
<涼子> <みくる> <ハルヒ> <有希> <一樹> <江美里>
朝倉涼子 朝倉みくる 朝倉ハルヒ 朝倉有希 朝倉一樹 朝倉江美里
朝比奈涼子 朝比奈みくる 朝比奈ハルヒ 朝比奈有希 朝比奈一樹 朝比奈江美里
涼宮涼子 涼宮みくる 涼宮ハルヒ 涼宮有希 涼宮一樹 涼宮江美里
長門涼子 長門みくる 長門ハルヒ 長門有希 長門一樹 長門江美里
古泉涼子 古泉みくる 古泉ハルヒ 古泉有希 古泉一樹 古泉江美里
喜緑涼子 喜緑みくる 喜緑ハルヒ 喜緑有希 喜緑一樹 喜緑江美里
鶴屋涼子 鶴屋みくる 鶴屋ハルヒ 鶴屋有希 鶴屋一樹 鶴屋江美里
阪中涼子 阪中みくる 阪中ハルヒ 阪中有希 阪中一樹 阪中江美里
新川涼子 新川みくる 新川ハルヒ 新川有希 新川一樹 新川江美里
森涼子 森みくる 森ハルヒ 森有希 森一樹 森江美里
(キョン、国木田、谷口、新川、その他クラスメイト、及び商店街の方除く)
「うーん…………」
「どうしたの涼子」
「今度、急進派として他の存在を乗っ取ってみようと思ってチェックしてたら、楽しくなってきちゃって」
「……私としては朝比奈涼子の破壊力が予測不可能」
「うーん、新川涼子って殺人鬼いなかったっけ?」
…………今日も日が暮れる。平和な708号室であった。
新川じゃねえ。注釈間違いだ。多丸さんだ。
新川涼子w
夕焼けの教室の隅にある段ボールから登場してくんのか
マジでKILLする五秒前
涼子つながりか
「人間はさあ、よく『やらなくて後悔するよりも、やって後悔したほうがいい』って言うよね。
これ、どう思う?」
「よく言うかどうかは知らないが、言葉通りの意味だろうよ」
「じゃあさあ、たとえ話なんだけど、現状を維持するままではジリ貧になることは解ってるん
だけど、どうすれば良い方向に向かうことが出来るのか解らないとき。あなたならどうする?」
「なんだそりゃ、日本の経済の話か?」
俺の質問返しを朝倉は変わらない笑顔で無視した。
「とりあえず何でもいいから変えてみようと思うんじゃない? どうせ今のままでは何も変わらないんだし」
「まあ、そういうこともあるかもしれん」
「でしょう?」
手を後ろで組んで、朝倉は身体をわずかに傾けた。
「そうよね。うん、ありがとう。色々と参考になったわ。それじゃ」
「ああ」
……? 結局朝倉は何が言いたかったんだ?
長門が早めに行動に出て、「でしょ?」の当たりで改変した。
「そうよね。うん、ありがとう。色々と参考になったわ。それじゃ」
「まてよ」
「え?」
「『やらなくて後悔するよりも、やって後悔したほうがいい』なら、今やらさせてくれ」
キョンは朝倉に飛び付き、
ハルヒにぼこられた
ハルヒ「いくら溜まってるからって、いきなり朝倉に抱きつくのは無いでしょう?」
涼子(キョン君・・・)
キョン(ん?)
ハルヒ「今度からそういう時はまず団長の私に相談しなさい!いいわね!」
涼子(後で長門さんのマンションに来て・・・)
キョン(長門のマンション?)
ハルヒ「ちょっとキョン!聞いてるの?」
>>607 「こないだの日直の時、急いでいる途中になんでわざわざ俺に挨拶をしてくれたんだ?」
飛びついた際につかんだ肩が思いの外、華奢だった事に狼狽し手をはずす。
「それは涼宮さんと唯一仲良くしてる人だから……えと、ご苦労様って……」
? 何かおかしいな。ハルヒ関連の話をすんなり切り出すと思ったんだけどな。
「それで毎日気にかけてくれてるのか?あのな朝倉」
「……うん」
「俺じつはこの1年を繰り返すこと3回目なんだよ」
「え? あ! じゃ、じゃあ私の正体も?」
「そうだ。それともう一つ。俺は飛びつきはしたが、お前の体に手を回すようなことはしていないぞ。そろそろ離れないか?」
「ごめんね。驚いちゃってて」
俺の腰あたりに添えられていた手を慌てて引っ込めた。胸元で組み合わせ花のつぼみの様に自分の両手を結んだ。
少し寂しそうに「そっか……」とつぶやく。どうしたもんかね、俺は。
「そろそろ長門が来る頃だ。朝倉……今年は能力は残れども普通の女子高生として生活できるかもしれんぞ」
「っへ?」
クラスの連中と話している時のような、処世術的表情ではない、本当に驚いた顔なんだろう。俺は言葉を続けた。
「もし、統合思念体の任務に誇りを持っていたのなら申し訳ないんだが、今年は長門よりになると思うぜ」
「そ、それってどういこと?」
「くるぞ……」
「情報制御空間?!」
「……きたぞ、朝倉!」
「え?ええええええええええええええええ!」
「……あなたを殺して涼宮ハルヒの出方を見る」
――そこには眼鏡をしていない長門がいた。
>>609 ごめ、そっちの路線に行こうと思ってなかった
太ももサイトやべぇ
ネタを提供してくれるサイトの多いこと。
朝倉さんスキーは恵まれてるよな、うん。
>>614 直リンはやめときなされ
朝倉さん(*´Д`)'`ァ'`ァ
眉に悪戯したいよ(*´Д`)'`ァ'`ァ
うっ
>>594 の絵にほれたぜ 前々から気になっていたがこれで確信した
朝倉まゆげすげーよな
>>610 「うおおっ!」
惚けている朝倉を抱きしめて、なりふり構わず全力で横に跳んだ。
数瞬前まで俺たちが居た空間を、空気を激震させる轟音と共に硬質の何かが突き抜ける。
壁にぶち当たったソレは、爆発炸裂したと思いきや、跡形もなく消失した。
呆気にとられている朝倉を庇いながら、立ち上がる。長門をにらみつける。
「冗談じゃないのは知ってる」
「……そう。話が早くて助かる」
己の背丈の二倍はあるかという巨大なライフルを片手で担いだ長門。
AMR・アンチマテリアルライフル、所謂対戦車ライフルという奴だ。
戦車や装甲車を狙う代物であって、人間に向けて撃つような物じゃない。
それを撃つ長門は無表情だが本気で殺す気であって、片手で担ぎ撃ち飄々としていて普通じゃない。
「この空間は私の情報制御空下にある。脱出経路も封鎖済み。簡単だった。
この惑星の建造物レベルなら、分子の結合情報を少量改鋳操作するだけで速やかに改変できる。
今この教室は密室。出ることも入ることもできない」
「丁寧な説明ありがとよ」
知ってるつーのに。
俺は後ろで惚けている朝倉に声をかけた。
「朝倉。長門に勝てるのはお前だけだ」
「え? ええっ?」
「俺はスミッコで縮こまってる。何とかしてくれ」
「で、でも、私は長門さんのバックアップで!」
「心配するな、」
何度もやってるって言っただろ。
「アイツは攻性情報とかいうのを空間の維持にも割いてる。お前は優秀なんだ。大丈夫」
だれか続き頼む(´・ω・`)
いやっ君が書くんだ
>>618 「確かにそうみたいだわ。……でも、それでも」
互角か長門さんの方がやっぱり上だと言う朝倉。
……あぁ、あのナイフを持ったお前はあんなに自信満々だったのに、まったくもう。
大丈夫だって、お前は出来る娘だって言ってるだろうに。何度も。
「無駄。彼女では私に勝つことは出来ない」
「んなもんやってみないと分んねぇーだろ」
「全ての性能は私の方が上。確立は限りなくゼロに近い」
「ほら見ろ。ゼロじゃないじゃねぇか」
「……詭弁」
俺の言葉に、長門は4ナノミクロンほど眉を顰めた。
どうやら機嫌を害したらしい。ここの所コイツと過ごす事が皆無なんで自信はないが。
「……超短距離射撃制御システムダウンロード完了。次は外さない」
ガコン、とボルトが引かれて薬莢が飛び次弾が装填される。
確か世界最初の対戦車ライフル、ボルトアクション式のマウザー何とかだっけか?
まったくけったいな趣味だな、長門。そんなところがちょっと好きなんだけどな。今は敵だ。
「立って戦え朝倉涼子!」
といっても俺は戦えないのだ。出来るのは朝倉を励まして応援するだけ。
ううん、それ無理。などと言う朝倉の手をとって立たせてやった。不安な瞳が俺を見上げる。
「何時までもバックアップで良いのか!? 下克上だ! やっちまえ!」
「で、でもでもっ」
「諦めた方が懸命。どうあがいても結果は同じ」
「でもじゃねぇ。お前は優秀なんだ。自分を信じろ!」
「そ、そうかな」
「貴方が死ねば涼宮ハルヒは必ず行動を起こす。初めからこうすれば良かった」
朝倉の顔に勇気っぽいものが徐々に湧いてきた。
そうだ、それでいいんだ。お前には不安な顔とか似合わない。いつも笑ってクラスの人気者、それがお前だろ。
俺は朝倉の肩に両手を置いた。長門に尻を向けるが知らんそんなもん。掘るなら掘れ。けど撃つな。
最後の一押しだ。
「――実は俺、委員長萌えなんだ」
「き、急にどうしたの、」
「そして髪の毛は長い方が好きで、ソックスは白が好きだ。おまけで白状したら太腿ふぇちなんだ」
「あの、なにを」
「二人で生きて帰るんだ!」
「う、うん!」
朝倉の顔に勇気が満たされる。眉が凛々しく煌いて、次の瞬間朝倉は笑顔になった。
それが朝倉の本気のマジの顔なのだ。まってたぜこのやろう。
朝倉はふわりと体を揺らして、後ろ手からナイフを取り出した。切っ先がきらりと光る。
正直対戦車ライフルとナイフじゃ喧嘩にならん気がするが、大丈夫。武器は得意なもの限る。
俺は蘇るトラウマを封じ込めて、一つ頷いた。行け、やっちまえ。
「……無視された」
何故かしょんぼりしている長門へと一歩踏み出し、朝倉は俺を庇うポジションに立つ。
揚々に、高らかに言葉を繋ぐ。
「長門さん。貴方の好きにはさせないわ」
「邪魔をしないで欲しい。バックアップはバックアップに徹するべき」
「彼は殺させない。現場の独断専行は許されないって、知ってるでしょ」
「これ以上の情報を得るにはこれしか方法が無い」
「ふーん、口で言っても分らないみたいね」
「……私の方が高性能かつ有利優勢優位だと言ったはず」
「それが何よ」
「貴方を排除する」
「望むところだわ。そっちこそ、死になさい――!」
まじにだれか続き頼む(´・ω・`)
>>620 了解
ふと目を覚ますと、涼子が俺のチンポをしゃぶっていた。
忠告しておくが、切り落とされたりはしてないぞ。
切り落とされては無いけど噛み切られたんだな
原作で朝倉さんが復活するとしたら
広域情報生命体に対抗するために長門のバックアップとして味方で復活
広域情報生命体の端末として敵で復活
あたりか?
普通に考えてそのあたりだと思うが、
ここは何故かキョンの昔のヘンな女として再登場をだな。
そんでもってハルヒとみくると長門に対して恋の鞘当てを演じてもらう。
コレが俺の望みだ。
俺の望みはあれだな、気づいたらひざの上に乗ってたって奴だな
部室で、長門の
えーーーーっ、
気がついたら部室で俺の上に乗って
アナル犯されてたってのが良いよ〜
>>623 喜緑さんはバグ再発させないための監視役で
バックアップ的なものじゃないの?
朝倉さんには敵対的存在を貫いて欲しい?
それとも味方として登場して欲しい?
630 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 10:53:50 ID:9KBMq78N
>>629 味方でしょでしょ。あと、普通の女の子として復活してほしい。あのずば抜けた力とナイフはイラネ。
>>630 何言ってやがる、ナイフがあってこそ朝倉さんだろうが。
何そのフュージョンww
声がダブって聞こえるのか…と思ったら違うのねww
>628
喜緑さんは、長門の監視役だから長門より高性能か対長門に特化されてるんじゃない?
>>635 スペックで見れば 喜緑≧長門>朝倉 なのか。
>636
原作でも明らかになってないから分からんがそんなとこじゃない?能力が低いのに監視役が有効とも思えないし。
まぁ、何が言いたいかと言うと喜緑さんが嫌がる二人に強制的にイタズラ(性的なものを含めて)を・・・
639 :
98:2006/11/16(木) 16:48:51 ID:p9BOveWh
>>620 長門の細い指がトリガーにかけられ、しぼられる。
「目標補足。――――発射」
耳を疑うような爆音が轟き、鼓膜を震わす。
「きゃああああ!!!」
「うおあああ!!??」
音速の弾丸が俺の腕の横のあたりを空気ごと貫く。
急いで朝倉の体を確認。エロい意味ではない。
「朝倉!!大丈夫か!!」
朝倉は手の辺りをさすっていた。
「んう・・・ナイフが・・・」
ふと見ると、朝倉の手にナイフは無かった。
「・・・そこ」
長門が示す方向。
そこには弾丸が直撃して抉られた黒板と、鉄粉のようになった
ナイフの刃が刺さっていた。柄の方は手の中にあったためか、かろうじて
原型を留めている。
「マジかよ・・・命中精度も半端じゃないな・・・!!」
実はこれは長門のビックリショーなんじゃないかとかかすかな期待を
寄せていたが、やっぱり現実はつらい。
長門の方を見る。本来、全弾マガジンに装填していたなら軽く15キロは超えるであろう
ライフルを片手で持ち、無表情のままこちらを見ている。
(・・・しびれる)
しかし実際は発射の衝撃で腕がしびれていた。
朝倉の手を握る。
「朝倉!!対戦車ライフルがなんだ!!!」
「え・・・?」
よほど怖かったのか体操座りで泣いていた朝倉の赤い目を見つめる。
「お前の武器はナイフだけじゃない!!!俺もついてる!!」
「武器・・・?でも私・・・」
なんでもいい。武器・・・武器になるもの。
長門は無表情でまだこちらを見ているだけだ。余裕だな長門。
周りを見る。
イスは・・・大きすぎる。
机は・・・・いい的だ。
黒板消しは・・・だめだ、余計に長門を怒らせるかもしれん。
そうだ!!ポケット!!!
制服のポケットに手を突っ込み、朝倉に手渡す。
「朝倉!こいつを使え!!」
エモノを手渡し、朝倉の細い手をにぎりしめる。
「こ・・・これは・・・!!」
朝倉の手ににぎられたもの――それは
―――鉛筆。
640 :
98:2006/11/16(木) 16:51:58 ID:p9BOveWh
朝倉の心を何かが満たす。
ぴったりと手に収まる鉛筆。
これならナイフの代わりになる。
「朝倉さんのいいところ!!ひとォつ!!!」
突然叫び始めた俺にビックリする長門と朝倉。
「みんなの頼れる委員長!!!」
朝倉が顔を綻ばせる。
「ふたぁつ!!!」
教室に響き渡る俺の声。
「ナイフが似合うかわいい女の子!!!」
朝倉の顔が喜びで満たされる。
「みっつー!!!」
朝倉の声も加わる。
「けれどネコには心優しい殺人鬼!!!」
朝倉はもう悲しんではいなかった。
朝倉が長門の方へと向き直り、長門が二、三歩後ずさる。
「でも・・・・!!!」
クライマックスへ。
「歯向かう奴はぁ・・・!!!」
頼んだぜ――朝倉。
「みなごろしいィィィィぃぃぃィイイ!!!!!!!!!」
朝倉の歓喜に満ちた叫び声。
鉛筆片手に長門へと走ってゆく。
イスも。
机も。
教室も。
えぐられた黒板も。
そして長門でさえ。
今は朝倉のための引き立て役でしかない。
凍りついたような笑顔で鉛筆を構え跳躍。
これでいい。もう・・・怖くない。
朝倉は強い子だ。
「対戦車ライフルがなんだ!!朝倉!!お前ならやれる!!!」
朝倉のスピードが増す。
長門は対戦車ライフルを構え。
朝倉は己の武器である鉛筆を前に出し。
俺は精一杯の大声で朝倉を応援する。これだけじゃ格好悪いから
偶然拾ったケシゴムを時々長門にぶつける。
戦いの火蓋は――落とされた。
後は頼んだぞ――(`・ω・´)
「涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソングVol.5 朝倉涼子」
歌:朝倉涼子(C.V.桑谷夏子)
【発売日】2006年12月6日
【税込価格】¥1,200
-- INDEX --
1.小指でぎゅっ!
作詞:畑 亜貴 作曲:田村信二 編曲:近藤昭雄
2.COOL EDITION
作詞:畑 亜貴 作曲:井出泰彰 編曲:藤田淳平
3.ハレ晴レユカイ〜Ver.朝倉涼子
作詞:畑 亜貴 作曲:田代智一 編曲:安藤高弘
4.小指でぎゅっ!(off vocal)
5.COOL EDITION(off vocal)
その後、世紀末救世主伝説へとつづく・・・。
世紀末救世主伝説 涼子の件
>>642 「きゅっ」じゃなくて「ぎゅっ」かよ!
ますます小指一本説が強くなってきた・・・。
「COOL」のアレンジは冒険でしょでしょ?と同じ藤田氏なのね。
楽曲的にも期待。
もし復活するんなら味方がいいな。味方というかキョン達と仲良くやってほしい。
太ももでぎゅっ!じゃないのかよ
試聴はまだか
早く聞きたいぜぇ
「……小指でぎゅっ?」
「ええ、そうよ」
「……ぎゅっとぎゅっと抱き締めて?」
「わたし双子じゃないわよ」
「……ぎゅっ ぎゅっ ぎゅぎゅぎゅのぎゅ?」
「だからって何でゲゲゲになるのよ!?」
バキの花山みたいに肉を小指で・・・
ラジオ支部で朝倉さんの曲流れるかな?
おまえらポスターのために渋々鶴屋さんのCDも買えよな!!
別に鶴屋さんは嫌いじゃないし一緒に買うことに抵抗は無いな。
ただ朝倉さんはやっぱり別格だ
朝倉さんがCOOL DRIVEだって?
テニス対決で朝倉さんのスマッシュを撃ち返そうとした鶴屋さんだが、腕を伝ったボールが顔面を直撃
おでこで跳ね返り、ボールが朝倉さんの眉へ向かう。
あーあ、やっぱりテニスじゃだめかぁ……。
じゃあ殺人術(コンバット)でいくよ♪
眉ショット!
今日、大須で「おでん缶」を買った
中から朝倉さんが出てきた
てのはウソだけどな
「なんだろう」
普遍で普通の日曜日だった筈である。
普遍で普通な高校生である俺の元に、真逆の変な物が届いた。
「……おでん缶?」
差出人不明。そして生もの注意のシール。いや、生ものじゃないだろ。
缶詰なんだから保存が利くのが普通……ってどうでも良いか。
こんな怪しい物食べるわけにもいかないし。
……しかしだからと言って捨てるのも勿体ないな。一応食べ物だ。爆弾かもしれないが。
「シャミセンの昼飯にでもするか」
それなら腐らないだろう。猫がおでんを食べるのかどうかは分らないが、早いとこ片付けよう。
台所から缶きりをとってきて、きりきりきり。
爆弾だったらいやだなーとどうでもよく考えつつ、蓋を開けた――その時である。
「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーんっ!」
物理法則とか質量保存の法則とか相対性理論とかそんな物を全部無視し、
アインシュタイン先生もひっくり返る勢いでそいつは煙と共に飛び出した。……おでん缶から。
「――夢?」
惚けることしか出来なかった。悪質なドッキリか夢か幻覚か。
とりあえず常套句っぽことを呟いて、何度か瞬きをして飛び出たソイツを見遣る。
「おでんの精霊朝倉涼子ですっ!」
良い笑顔だった。頭悪そうな台詞が無ければ美少女だった。
凛々しい眉毛に高校っぽい制服。清潔そうな長髪に、白いソックス。そしてふともも。
「私のことは涼子ちゃん、って呼んでね!」
うふふ、とウィンク。片手にナイフを持っていなかったら美少女だった。
夢ならそろそろ覚めないかな。
電波スマン
>>642 晴れハレのoff vocalは、削除されたってことでok?
>>662 何で今俺の家で起こってる事を知ってるの?
ぐっ・・・これは・・・
長門たちの能力は「情報の改変」であり、原子の構成情報を組み替える事はできても物質の在る無しは改変できないと思うんだ。
そう考えると、あの教室内にあったけれど再構成されなかったもの、つまり長門のめがねと朝倉さんの体と服とナイフはどこへ行ってしまったのか。
そこで俺は「朝倉さんカナダでセーラーめがねっ子(ナイフ所持)として生存説」を推す。
>670
いや、きっと生きたまま教室の壁のどこかに・・・
>>670 前にも似たような説を唱えていた奴がいたなあ。
確か、ハルヒは「朝倉はカナダに行った」ことを信じているから、
朝倉がハルヒの能力によってカナダで復活・・・って感じだったかな。
まあ教室を再構成した時にどっか取り込まれたんだろうなあ・・・
あの朝倉さんが粒子状に飛び散ったあと、その粒子もろとも教室の素材として再構成されたのか。
あの机に、黒板の中に、床や壁なんかにも元朝倉さんの物質が・・・・
やけに眉毛が濃い黒板消しというわけですね
あとは、鶴屋さん主催の古城ツアーがカナダで朝倉さんに会うとか
夢を壊すようで悪いけど長門のバスト増強(+0.5cm)に使われたよ
ちゅるやさんの憂鬱
12月6日
いつも、スモークチーズをおあずけするキョンに
ちゅるやさんはストレスが溜まっていた。
憂さを晴らす為に、自分の目の上のたんこぶの朝倉さんのCDを投げつけることにした。
「キョン君、キョン君、スモークチーズは有るかい?」
「さっき食べたでしょう。」
(ムカー)シュッ、シュッ!
「痛い、痛い、スモークチーズを上げますよ。」
?「スモークチーズて、クソ不味いよな〜〜〜」
シュッ!シュッ!シュッ!
?「痛ててっ、何するんだこのアマ!」
こうして、むかつく奴に朝倉CDをぶつけまくった。
CD売上発表の日
朝倉さんのCDの売上
18000枚
鶴屋さんのCDの売上
15000枚
にょろ〜〜ん(涙)
>>679 シュッ、シュッ!
↑良く分からんが、
キョンのスモークチーズを手コキしているという事なのか?
あさくら は ながと にたいし ひかりのやり で 2かいついて
2かいヒット 0ダメージ
ながと の こうげき!
テレポートだ!
おおっと!
かべ の なか に いる
>>680 ちゅるやさんが朝倉さんのCDを投げつける音
>>682 それならば、シャッ、シャッ! の方が良いですね。
シュッ、シュッ! は、一般的にチ○ポをシゴく音です。
ワロタ
これはエロイ
「仕方ないからCDが売れた枚数だけ抜いてあげるっさね!
どーだいキョンくん! めっさ嬉しいだろっ!」
「だ、だったらわたしも売れた枚数だけ! 太ももで挟んで抜いてあげるんだから!」
お前等、俺をヌき殺す気か。
小指でぎゅっ!
690 :
98:2006/11/17(金) 22:44:38 ID:kfhMgCkG
朝倉さんのふとももでしごかれるなんて・・・・
俺には刺激が強すぎる・・・
俺はせいぜい対戦車ライフルのさきっぽでツンツンされるのが精一杯・・・
イヤン!!!
あなたは私のバックアナル
>>642 6.サス刺すユカイ(ボーナストラック)
通り魔みたいに脇腹をエグり出したら
誰でも地獄まで逝けるね
砥石でナイフを磨きながら過ごしてたよ
刺させてくれるのは誰なの
続かない
ザクザクしたいと願いながら過ごしてたよ
刺させてくれたのは誰なの?
地獄の果てまで ブーン♪
ワープでループなこの殺意は
何もかもを巻き込んだ衝動で
こ ろ そ う ♪
ある晴れた日のこと〜抑えられない殺意が
限りなくあふれ出す、不可能はないわ!
明日また殺るとき〜笑いながらハミング♪
放課後に呼び出そう、簡単なんだよ殺すの♪
追いかけるわ〜逃げ場はないわ〜
おいでよ、doki doki するでしょう?
ちょっと無理があったかな。
これじゃただの愉快犯みたいだw
地獄の果てまで Doooon!!
クールでシュールなこの想いは
何もかもを制御した教室で遊ぼう
アル晴レタ日ノ事
致命以上の血潮が
限りなく降りそそぐ 不可能じゃないわ
放課後また会うとき 笑いながらカミング(アウト)
腕胃竿足目頭部(うで・い・さお・あし・め・とうぶ)
完断なんだよ こ・ん・な・の
追いかけてく つかまえてみる
おおきな悲鳴&悲鳴 スキでしょう?
先越されたか…こっちはショートverになっちまったな
朝倉さんは可憐な美少女です><
うわ、よく見たら
ザクザク〜のところが前とかぶってしまってるorz
それに「ハミング♪」
より「じゃあ死んで♪」
の方がいいじゃないか。
>>692がもっと早かったら、スレでフルバージョンに仕上げてランティスに送りたかったな
そうね、そういえば・・・
まだ朝比奈みくるが人畜無害な萌え先輩キャラだった頃のことだ。
「ふぇ〜、涼宮さーん、ひっぱらないでー」
例のチラシを手に涼宮ハルヒが朝比奈さんを連れて廊下に出たところ丁度出会ってしまった。
「な、なにやっているんですか、涼宮さんっ、・・・と、誰?」
「何って、決まっているじゃない、このSOS団を世間に知らしめるために、私たちは行動するのです!」
「そのハレンチな格好はなんですか!」
「バニーガールよ、わからないの?こうすれば注目度抜群なんだからっ・・・
なにぃ?その目は?・・・あ、わかった、本当はうらやましいんでしょ?」
「へっ?」朝倉のすっとんきょうな声を初めて聞いた。
そうね、そうよねぇ、と黒バニー涼宮は上から舐めまわすように制服姿の朝倉を見て、
決め台詞とも取れる一打を言い放った。
「でも、ゲジゲジ眉毛に大根足のあなたにはぜんぜん似合わないでしょうね。」
・・・ハルヒっ、空気読め、そして感じろ、今真横で対地面温度が急上昇しているのが分からないか?
湯沸し器もびっくりの瞬間加熱でそりゃ、もうっ。
「す!」という威嚇に似た台詞を遮って
「みくるちゃん、行くわよ。こんな内弁慶な委員長ほっといて」
ひぇーというドップラ効果音を階段に響き渡らせてフェイドアウトしていった。
・・・できればそっちに俺の知覚する意識を持ってって欲しかったんだけど、朝倉が大火事。
ズカズカと文芸部室に乗り込んで、部屋に残った長門に駆け寄り、
「ね、見てたでしょ、いいから用意して、もう一着」
明らかに困惑している様子で、捨て猫に見つめられちゃって視線を外せないような泳いだ目をしている。
「……無理」
肩を両手で掴んで二度三度前後に揺らす、そんなに横暴な。
「無理でもへった暮れでもいいの、とにかく出して!」
おい、朝倉、幾ら頭に血が昇っているからってそれは無いんじゃないかぁ、さっきの涼宮の話だと二着しか
買えなかったと聞いてるし、他に誰かが隠し持っているってとでもいうのか?
観念した(であろうとこっちで勝手に決めつけたが)長門は後ろに振り返り、先ほどハルヒが持ってきたのと
同じくらいの紙袋を差し出した。
「……いいの?」
「いいに決まっているでしょ」
中身を奪い取るとおもむろに制服を脱ぎ出した朝倉。・・・おまえらホント男性群を野菜か置物としか
思っていないだろ、とつくづく部屋前の扉にもたれ掛けて居る時思ったわけで。
で、バーンと開け放たれたドア立った数分前まで単なるクラス委員長だったのだが。
ごめん、なんか、というか、すまん、夢に出る。それもイイ方の。
ぷりっと膨れたモモを自然体でカバーする黒ストッキング。締め過ぎでも緩すぎでもなく適度な
弾力性を保ったその御足から上にスパーンすると現れる目の醒めるようなそれでいて上品で落ち着いた
紺と藍の中間色な青バニーに身を固めた、ジャパニーズ撫子の朝倉涼子。
この鮮明な映像は後世生命を全うするその時まで永久に保存させるであろう、マイ・アーカイブス。
この後の顛末は国木田の台詞が殆ど物語っているので割愛しよう。
「ホント昨日はびっくりしたよ、バニーガールが校門に立っているんだから。
そしたら急に、クラスの朝倉さんが、血相な形相で涼宮さんたちを追っかけてきて、
そうそう、なんでバニーガールの衣装なんか着てたんだろうね、なにかの罰ゲーム?」
それはどんなゲームか、俺も聞きたい。
「騒ぎになってみんな集まりだしたら、なんか急に朝倉さん、顔面蒼白になって、その場に座り込んじゃって
だいじょうかなぁ・・・」
いや、大丈夫じゃない。
朝比奈みくるは1日学校を休んだだけだったが、朝倉涼子が再び学校に来るまであと3日は要した。
朝倉版ハレ晴レユカイ
キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
壊すな!!!
歌詞が色々変わっていて面白かったなw
なになに?
どっかで流れたの?
よし、うpしてくれ!
来週まで待っといて。ランティスで聞けるから
朝倉が踊っている動画が公開されたわけじゃないよね?
歌だけでしょ?聴きたいけど。
刺殺でしょでしょ
に吹いた
170 名前:名無しさん@ON AIR[] 投稿日:2006/11/18(土) 00:41:10.91 ID:qtEog8KJ
強く思うほど残念♪wwwwww
こ、これは酷い。
171 名前:名無しさん@ON AIR[] 投稿日:2006/11/18(土) 00:41:17.47 ID:HmLFSomo
ネガティギアネガティブ
172 名前:名無しさん@ON AIR[sage] 投稿日:2006/11/18(土) 00:41:19.60 ID:ZBRKhh+U
すっかりネタソング化しているな…
つーか、歌詞こえーよw
なんだかよく分からんがヤバそうで楽しみだw
某サイトの画像でアドレスのどこをaをbに変えればいいかわからない俺
ハレ晴レ朝倉さんバージョンの脚色って畑さんがしたのかな?
鶴屋さんはスタジオで即興に近い形だったらしいけど。
朝倉さんのアナルやばばばばいな
今聞いた
完全に替え歌じゃねーかw
>>713 太ももサイトの解禁に影響されたのかな?w
716 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/18(土) 08:54:35 ID:y2/823E/
朝倉さんハレ晴レ歌い方エロい。
思ったより上手くて安心した。
>>699 いろいろなんか、すまんかった。やはり夜中の脳内テンションって奴は・・・Orz
さて、キャラソン発売となるとやはり、朝倉さんもSOSラジオにゲスト出演あるのかな、
鶴屋さんは自分のコーナーあるし。
朝倉さんはとても素直で真面目でいい子なんだけど
端末ゆえに有機生命体の常識が分からずたまにとんでも無い行動をしちゃう
後で有機生命体の死の概念を理解して凄く後悔している んだと信じたい
ハレ晴レだけ聴いた感じだとただのDQN女っぽくなってるのが・・・。
本編の方はマトモに描写されると思いたい。
本編って何?
>>722 メインの2曲。
わかりづらくてすまん。
ハレハレポスター、鶴屋さんの目にハイライトが無いのはめちゃくちゃ違和感あるが、
朝倉さんはあまり違和感ないな
朝倉さんはDQNだろ
●<朝倉涼子がナイフを持ち歩く理由は、夕方ヒゲを剃るためです
眉毛の濃さは体毛の濃さですよフフフ
ちなみに朝は、腋毛と陰毛を剃ってますね
>>711 thx。しかし携帯では無理なようでorz
朝倉さんがキャラ的に遊ばれやすいのはわかるが、普通に歌ってくれればいいのに・・・
キャラソンはネタに走ってくれた方が嬉しい俺
まだ朝倉さんのは聞けてねえけど
えす之人気投票1位おめでとう。
中の人がある程度ノって歌ってるのが救いといえば救いだけどねw>ハレ晴レ
鶴屋さんのはちょっと辛かったから・・・。
朝倉さん・・・何があなたを狂わせあの歌を歌わせたんだwwwwwwwwww
こ・わ・そ・う!
個人的な気持ちだからスルーしてもらえればいいけど、でも書かせて。
やっぱ作詞者の意図をアドリブで変える必要ないと思うんだよね。
仕事がらそういうのができる人たちだと思うんだけどさ。
あんまり関係ないけど美空ひばりさんとか、そういうことにはものすごく
気を遣ってらしたっていうし。
何その口調
むしろ俺は朝倉さんと鶴屋さんをアドリブ付きにして
他はなしにしたのが気に食わないぞ
後発だから仕方ない
朝倉さんはマンネリが嫌いなんだよ、夜も俺は色々試行錯誤して飽きられないように頑張ってるんだから
>夜も俺は色々試行錯誤して飽きられないように頑張ってるんだから
これがなければ俺も納得した
俺はくるおしく同意した
いや、アドリブじゃなくて現場に居合わせたプロデューサーやディレクターの監修の下ではあるでしょ。
クレジットされている以上、畑亜貴氏の許可も得ているはず。
まあたしかに純粋にノーマルなハレ晴レも聴いてみたい願望はあるけどね。
556 名前:VIP村人b[sage] 投稿日:2006/11/18(土) 14:37:41.47 ID:WY/WU8Ju0
今気付いたんだが、朝倉が勉強とか読書する時だけ
メガネかける設定だったら俺萌死してたかもしれ
だ、誰かこれでSSを(;゚∀゚)=3
>>740 任せろ
授業が始まった。
朝倉が鞄から眼鏡入れを取り出す。
続きヨロ
書いてからふと思ったが、授業はともかく、
読書で眼鏡かけるとなると老眼鏡じゃねーか?
>>741 眼鏡入れを取り出したら眼鏡が無い。
長門に盗られたのだろう。
仕方が無いので、コンタクト入れを取り出したら、
こちらも、入れたはずのコンタクトが無い。
でもすぐそばに落ちてて助かった。
左目の方は無事なのでとりあえず左だけつけてる。
右側はいま保存液に漬けて戻してる。
シュールなSSだなw
>>742 それどっかでも突っ込まれてた
>>743 コンタクトをつけて瞬き。
次の瞬間、眼からレーザーが発射された。
あまりの事態に茫然自失となっていると。
「目からビームを撃つなんて、あなたなかなか見所があるわ!」
涼宮ハルヒに目をつけられた。
>>745 「涼宮さん。これはビームでは無く、レーザーよ。
ビームなどという、レベルの低い、美しさの無いものと一緒にしないで。」
涼宮ハルヒは、ぶすっと不機嫌な顔になった。
さて、昼飯の時間になった。
私は弁当にはいつも期待していない。昨日は日の丸弁当だった。
今日も、何の期待も無く、機械的な動作で弁当箱を開けると、
そこには、ゆで卵が一個転がっていた。
今、カバンから弁当箱を取り出した時、
妙な軽さと安定感の無いゴロゴロした音と感触に違和感があったのは、
これが原因か。
よく見たらゆで卵ではなく生卵だった。とりあえず谷口君に投げつけておいた
お昼ご飯どうしよう・・・
>>747 昼飯が無くなってしまった事はさておき、
私は「弁当には期待していない」と書いたが、
実は「何が起こっても気にしなくなった」というのが正確な所だ。
というのは、実は私は弁当は自分で作っているのだ。
つまらない授業の間に明日のメニューを考え、
学校の帰り道にいつものスーパーに寄って材料を買い揃え、
朝は早起きして入念に作っている。
にもかかわらず、弁当の時間になると、
いつも弁当の中身が変わってしまっているのだ。
この現象は毎日起こっているのだが、
弁当の変化具合は日によって変わっている。
気になったので統計を取ってみたところ、
午前中に、私が涼宮ハルヒを怒らせた場合に、
特にひどい弁当に変わってしまっている事が分かった。
恐らく、クラス委員長として目立っている私に対し、
彼女は当初から良い印象を持っていなかったのだろう。
気が付くと、保存液に漬けていた右側のコンタクトは、
ミイラ状態から目出度く復活していたので、これを装着した。
さて、無くなった眼鏡を探しに行く事にしようか。
昼飯も何とかしなくてはならない。
>>748 お腹空いたなと食堂を訪れ、そこで超能力者に出会う。
某男子生徒の睡眠学習風景を撮影した画像と引き換えに
学食オバちゃんの気紛れ定食を手に入れた。
さて午後は体育だ。
太ももと胸に大多数の、ポニーテールに一人の視線をあびるとしよう。
>ポニーテールに一人の視線をあびるとしよう
ちょっと吹いたw
(*´Д`)あ、朝倉さん・・・壊してください
歌本当にカワユス
眉毛うりうりしたい。
このうり坊め!
ギャラリーやべぇ鼻血吹いた
ギャラリーエロイってレベルじゃねーぞ!
今後も期待が止まらないぜ!!
ギャラリーとか太ももサイトとか見てる人は拍手してるん?
グレート茶はグレートすぎるから困る
ああ、全くグレートだぜ
>>756 というか拍手絵もグレートだったりするんだこれが。
>>757 これに対してグレートの主からツッコミは入るんだろうか?
>>758 最初に拍手絵を見たときはすごいと思った。
今はそれすら霞んでしまう勢いになっちゃったけどw
グレート茶はどの茶葉店に行けば売ってますか?
朝倉さんの画像サイトを教えてください。ファンになったばかりなので無知で…
ググれ
「なんて綺麗な雪かしら」
道すがらの友にわたしはつぶやいてみた
それは学校への道でのこと
白い切片のひとつもない冬の朝
雲の切れ間から覗く光を見た
灰色の波立つ海のような 雲の空
空という空は
うす暗くもあり、ほの明るくもあった
斜めに射す光線が 眼下の街をまだらに照らす
雲のあいだから降るそれは―まるで光の雪のよう
たったいま生まれた光降る朝
あなたにもそう思えるのでしょうか
この、光の雪
そう思い 隣で黙然と歩むあなたを見た
あなたもその景色を覗いているのを
光はすぼまり また開いた
別の家々を照らす 雲の切れ間の光
わたしたちの見つめる世界 波間の葉っぱのよう
確かなものなどないのに
それを見たわたしは
この世界のすべて わかるような気がしたの
だからわたしは言い添えた
あなたにも聞こえるよう―まるで
「世界が生まれる朝のようね」って
なんていい人なの!
朝倉さんの晴れ晴れ…聞きたいorz
ハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレ
ハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレ
ハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレハレ
ハ〜〜〜〜〜〜レ〜〜〜〜〜〜
ディーービッッソン!!
朝倉「……というわけで、ハーレーでぶっとばすわよ!
カナダの道は空いてていいわ〜 周りは畑ばっかりだけど」
>>770 バイクメーカー名を擬音化する外国人さんがテレビに出てたっけな。
ロングの女性がヘルメット外したときにフサッってなるのって結構ぐっときませんか?
>>765 とてもいい歌詞だなあ、なんって曲なんですか?コレ
刃物板に立てないの?
乱立したら朝倉さんに一生刺してもらえなくなるぞ
乱立はいけないですだよ。
えす之のか、やけに声がかわいいな
えす之ん ハルヒも作ったのか・・・ ちょwキョーーーン
えす之氏のラクガキの才能は異常
それ無理♪ってキャラソンの歌詞に入ってますように
朝倉さんの抱き枕欲しい
朝倉さんの抱き枕にされたい
朝倉さんに抱き殺されたい
麻倉さんを殺したい
朝倉涼子の名に誓い>785の不義にナイフを!!
ただえす之の麻倉涼子は萌える
このスレって毎日死人がでるな
>788
でもすぐ復活するからな。俺も何回死んだか分からない
ものすごい勢いで再構成するスレ
刺し殺して、再構成して、また殺す
殺すために再構成か
太ももサイトっていいね
>>792 4〜5日ごとにコンスタントに提供してくれるからな。
つか、今回拍手コメント多いなw
グレートの拍手は、朝倉さんはもちろんそれ以上にハルヒと朝比奈さんに萌えてしまった。
>>771 ほぉーーーーーー! んだぁーーーー……っ。
くるな。
お前等アニメイト行ってみたか?
アニメイト限定版涼宮ハルヒの憂鬱2007年度カレンダーが発売されてるんだが
それに朝倉さん可愛く出てる、朝倉さんのバニー姿やビキニ姿もあるから一度見てみたらどうだろう
朝倉ファン必見だ
ちなみに京アニの方は朝倉さん出てないので予約してない
あと朝倉さんのミニフィギィアも3月1日発売だとよ
グレートの中の人はどう考えてもハルヒが嫌い臭いな
ってか最近朝倉サイトの大半がエロに走っているのは一体なんの情報連結だ?
大半と言いつつ2件しか確認できない事に気付いたorz
携帯だからGreatの朝倉さんのエロい画像が見れないなんて……くやs(ry
>>795 そのイラストはメガミマガジンの使いまわしだからちょっと悩んでる。
確かに折り目がないのは魅力なんだが・・・。
>>796-797 嫌いってわけではないでしょ。
えす之氏のところみたいなネタキャラとして扱っているものと思われる(鶴屋さんも)。
本当に嫌いなら描くことすらしないよ。
あと朝倉さんメインサイトはなぜか連鎖反応起こしやすいから、ある特定のイメージが強く残るんだと思うw
ミニフィギュアってフィギュメイトって奴だよね?
朝倉さん二つ出るまで頑張ろっと
朝倉さんの戦闘能力の高さは異常
八冊出てるうちのほんの一部にしか登場してないのにこの人気はなんだ
戦闘能力……と言うか、コストパフォーマンス?
ちょっとしか出てないのにインパクト強いと、創作中枢を刺激するからなぁ。
行動が派手なわりに内面が謎に満ちてるからな
ホントの狙いはなんだったのか、キョンや長門をどう思ってたのか
人間ってのは神秘的な存在と太い眉毛には自然と興味を持つもんだ
だが俺は青鬼&百合否定派
朝倉涼子は悪役だからこそ美しい
まあ、のいぢさんの描きたかった朝倉さんは可憐な美少女だと思う。
あのDVDの表絵を見て以来、書くときに浮かぶのはあの微笑ばかりだなー。
厨房の一時期はそうだったかなあ、俺も。
手ス
今寝起きで悪いのだか、非常に後味の悪かった夢をみた。
朝倉さんが、おもむろに黒ストを脱ぎだすところまではよかったのだが、
その脱いだ黒ストに(気象学上の降ってくる)ユキを詰めだして棒状にして
誰かをボコボコ殴ってるんですよ。そして聞いてみたら
「これだと証拠残らないでしょ」だと。
フロイトさまもびっくりだぜ・・・・Orz
朝倉さんの場合は別に雪じゃなくてもちゃんと証拠は消せるじゃないかw
朝倉さんは長門さんに恋してる こと
あさボクの制作発表はまだですか?
朝倉さんの前髪(;´Д`)ハァハァ
眉毛眉毛
いや、あのむっちりとしたフトモモだ
勝手に朝倉涼子のプロフィール。
朝倉涼子
身長158a体重41`
B88W57H84双子座AB型
趣味:料理、ナイフ集め、殺人(キョン殺し)
好きな食べ物:ウインナー(ペニス)トマトジュース(血液)
のいぢ朝倉は超スレンダーな40弱、むっちりなアニメ朝倉は50くらいある気がする。
あれ、アニメの朝倉さん、なんで青筋立てて俺のうしろに
懸案事項を抱えながら夕暮れの教室へ
朝倉 お前か
驚いた?
貴方のチン毛を剃ってオナニーしてる写真を学内掲示板にさらす、
そうすれば涼宮ハルヒはなんらかのアクションを起こす
またとない機会だわ
>>819 体重40前半は情報操作でもしないかぎりありえないな・・・。
あと胸よりお尻の方がサイズ大きあれ朝倉さんどうしあsでrfgyふじこlp;
>>819 朝倉さんは快楽殺人者ではないと思うんだ。
キョンを殺そうとしたのは飽くまで仕事。
そう信じる俺がいる。
>>823 確かに俺もそう思うが、だけどそういう残忍な一面を持つ双子座ならではの二面性性質を彼女は持っているんだと思う。キョン殺しは誰かに唆されたのだと。
>>819 まぁ色々突っ込みたいけど 好きな食べ物はおでんだろ トマトジュースは別にいいけど
趣味も長門の観察だとかだと思う
改行しろよwww
異常な世界にあっては健全であることが異常っつう、相対的な意味での「異常」だけども、
長門の「異常動作」の原因はハルヒというよりキョンなんだと思う。どちらにせよハルヒに
手を出すことは禁則そのものだったはずで、それを踏み越えたのは長門であって
朝倉さんではない。
結局、一端末であるはずの長門はあまつさえ情報統合思念体を消去してしまった。
遺産を自由にするためだけに自分を慈しんでくれた親を殺すのに匹敵する。
バックアップとしてそれを予測しえたかもしれない朝倉さんは、ではどうすればいいだろう。
やがて訪れる「異常動作」の原因を絶つ=親殺しを事前に止める ではないだろうか。
もちろん、キョンの立場からすれば無理もない結論としての「朝倉の異常動作」だろうけど。
この場合の「異常」も、最初に述べたような相対的な意味での「異常」にほかならない。
だから、長門に蓄積される「エラー」(これも相対的だよね)に積極的な価値を見出す、
つまり似たような話にありがちな「機械が人間の心を持つ」ということだけど、それを前向きなもの
として捉えるに至ったなら、(朝倉さんが存在していた場合に)朝倉さんの行動原理はどうなるか。
ま、朝倉さんのお話のプロットを考える時に、俺個人が立脚する出発点は以上の通りっつう話です。
>>819 涼子さんなんかふっくらしてるから51`がいいお。
そしてボーダーラインの50キロを超えたことにショックを受けて
長門やキョンにご飯を勧められるけどモジモジしながらことわる朝倉さんが好きだ
>>829 身長158で51`は太くね?そんなに太くは見えない気がするが。それよりお前の後ろに頭にたくさんの青筋を立ててナイフを舐めてる涼子が・・(((゚Д°;)))
「わざわざ10進数で数えて繰り上がりを気にすることなんてないわ」
ギャルゲ(or芸能人の鯖読み公式)設定にみんな慣れすぎ
個人的に数値的に49kgより51kgの方が萌える。
そういえば朝倉さんって鶴屋サンと同じ160cmだったな
まぁ体重なんて気にしない多少あってもスタイルがよければb
実は朝倉さんは主要キャラの中で一番スカートのたけが長い
それなのに太ももが目立ってる。
よっぽど立派なモノをお持ちだということだな。
抱き締めたら壊れそうな危うさも朝倉さんっぽいが既にその枠には長門がいるからね。
やっぱり抱きごこちの良いちょいぷにがベストだ。
ぜひ抱き枕になってほしい。
抱き枕というか生け枕だな。
>>832 160cmなら49kgくらいが妥当かな。細いという描写からすると
45kg程度かもしれないが。まあどうでもいいか。
朝倉さんは身体中にナイフを仕込んでいるので体重はわかりません。
160ってちっちゃいな
hyde156とあんまり変わらないじゃん
166くらいのイメージだったんだが
842 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 16:48:03 ID:p8AZZZMr
>>841 あんま女がデカイと人気が無くなる。158aが理想。
まぁ俺は180あるから女子の身長は気にならんけど
>>840 朝倉「フンッ!!」
ヒュッヒュ
キョン「うお!!筋肉の収縮力でナイフを飛ばした!!!」
ジョジョの奇妙な冒険3巻参照
>>842 理想と言われても朝倉160cmは公式設定だから我が儘言うな。
ちなみにハルヒが158cmな。
ドラマCDって朝倉さん出たりするの?
185センチな俺は朝倉さんとお似合いですねウヒヒ
女で158の私は朝倉さんとお似合いですねウフフ
彼女は155だからでこぼこだぜフヒヒ。
バックがしにくいんだよ。
25cm差はキスとかには辛いだろ。
腹刺されるにはドンピシャな身長だが。
……あれ、それってやっぱりお似合いなのか?
俺165センチ…あんまり変わんないのか…中途半端だな
154cmの私のバックアップの癖に
キスつらい。ぐいっと腰かがめないと無理。
彼女が背伸びしても俺の首元くらいにしか届かない。
むーっ、たかいー。
と言ってるところをふわっと持ち上げるのがおつなんですよ。
朝「この手足は伸び縮みするからそんな心配はいらないわ」
長「キモッ」
バチバチバチバチッ
身長2mの朝倉さんにお姫様だっこされたいな
>>860 分かってると思うが、
朝倉さんはロボットじゃねぇ!
>>860 身長158a重さ100`・・俺かよ!ヽ(`Д´)ノ
やーいでーぶでーぶ
>>815 遅レスだがthx。朝倉さんの画像を全て保存した。
ハアハアしてたら急に脇腹が痛くなったのは何故だろう……
ギャラリーのムチムチ朝倉さんは確実に50Kgくらいはあrhjkhg
真の変態なら足のサイズを妄想するべき
23.5cm
12.1cm
纏足かよ
じゃあ28.5
中途半端にでかすぎなんだよ。いい形容詞・名詞が思いつかねーよ。
>>869 それはないwwwwwww
と、いうわけで25.5で
妥当かよ
シンプルだな
つまりスマタの名手だというわけだな
25.5て俺と同じだよ
萎えるよ
22とか舐めやすそうなのがいい
お前の基準はそれかよ
バレーボールでレシーブの構えする朝倉さん。
モモからふくらはぎにかけてのラインが。
朝倉さん、ああ・・・生足堪らん
朝倉さんのポスターもっと増えないかな?
部屋全体に飾りたいんだが
朝倉さんと鶴屋さんのCD毎日買えばいいと思うよ
とある マンションの505号室 女子高生3人が、話をしている。
良くある微笑ましい光景に見えるが、三人揃って宇宙人ってのはそう無いはずだ。
江美里「 あら? ナイフを研ぐなんて久しぶりじゃない? 」
有希「 …… 」
涼子「このままじゃ埒が明かないわ、涼宮ハルヒを殺して彼の出方を見る 」
江美里「ちょ ちょっと待って涼子ちゃん それ逆じゃない? 」
有希「 既に目的を忘れている…… 」
涼子「え? 忘れてないわよ。彼の恋人になればいいんでしょう? 」
江美里「……涼子ちゃん、それじゃ仇になるわよ 」
有希「……ぽんこつ 」
>>881 どこで見たシリーズか忘れたがなんか懐かしい気分になった
彼の気を引くために俺と付き合ってる振りをしたらどうかな?
涼子と並んで歩きたい
涼子と料理作りたい
涼子とご飯食べたい
涼子とお風呂入りたい
涼子と寝たい
涼子の黒スト破きたい
涼子を汚したい
涼子をめちゃくちゃにしたい
涼子を俺のものにしたい
注 原作 涼宮ハルヒの暴走 射手座の日のラストシーンを朝倉さんで再現しています。
アニメ化されていますがアニメではなく原作の文章に近くしています。
「ものは相談だが」
部長氏は朝倉に向かって、
「キミがヒマなときでいい。たまにでいいのでSM研の部活に参加してみないか?
いや、してくれないか?」
なんか勧誘し始めた。さっきまで炎天下に三日間放置された刺殺体みたいだった目の色
が活気づいている。人間心底参ってしまうと開き直るしか手だてがないのかもな。
朝倉はモーター内蔵のような動作で顔の向きを部長氏へ移動させ、その動作を続ける
ようにして俺に向き直った。 朝倉、首が一回転してるぞ。
何を言うでもなく、ヤシガニのような瞳に物問いたげな光だけを反射させて、じいっと俺を見る
「…………」
なんだろう。念波でも送ってるつもりなのか。そんなもん自分で判断すればいい。
俺が朝倉をならって無言の光線を返答として送っていると、
「ちょっとちょっと、そこで何やってんのよ」
ハルヒが俺達の間に割って入った。
「勝手に涼子をレンタルしちゃだめよ。いい?この娘はSOS団に不可欠なスナイパーなの
あたしが最初に目を付けたんだからね」
「まあ、待て。」
俺は言った。そして考えた。
朝倉にだって興味を惹かれるものが少なからずある。
俺には鞭を振るうその姿がなぜか楽しそうに見えたのだ。長門の追っかけ以外の趣味がこいつに
芽生えたのだとしたら、別に否定する物ではないんじゃないか?
いつまでも長門有希のバックアップだけでは、朝倉だって疲れるに違いない。
宇宙人製有機ヒューマノイドインターフェイスだって、たまには気晴らしが必要だ。
「お前の好きにしろ」
今日ばかりは部長氏の肩を持つ事にした。
「 女王様は楽しかったか?なら、お前の気の向いたときでいい、お隣りさんにいって
鞭を振るわせてもらえ。蝋燭も垂らしてやったら感謝されるぞ。」
朝倉は無言で俺を見ている。
「……そう 」
部長氏も最後のアピールに懸命だ。
「君が好きな時でいい。君が好きなところに蝋燭を垂らして欲しいんだ。」
ずいぶん長い刻が流れたように感じたが、実際は瞬き三回分くらいだったろう。
ゆっくりと朝倉が口を開いた。
「玉になら」
ひいぃっ。と部長氏は股間を押さえて悲鳴とも嬌声とも取れる声をあげ、恍惚の表情を浮かべている。
やれやれ、北高にはまともな部活が無いのかね。
翌日以降も部室の風景が格別に変化するということは無かった。
そんな変哲のないSOS団的日々の放課後でごく稀に、おでん好き宇宙人の姿を見失うときがある。
いないなと気付いた数分後にはお隣りから、やはり悲鳴とも嬌声とも取れる声が聞こえてくるから
お隣りで暴れているのだろう。
「…………」
ナイフを研ぐ朝倉の見た目は、ぱっと見、何も変わっていない。中身が変わりつつあるのかどうかは
……さて。俺にも解りようはないな。
朝倉は相変わらず、ここにこうしてちゃんといる。気まぐれな微風のようにお隣りにも顔を出して
いるらしい。
それで、充分さ。
俺の彼女を呼び捨てにするな
888 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 00:30:58 ID:o++/Aok9
>>884 我が妹に何をする!妹とセックスしていいのは俺だけだ。お前達やキョンの好きにはさせん。
>>888 貴様ッ、新手のインターフェイスかッッ!?
>>884 涼子をこの手で抱きしめたいよ
涼子の寝顔を見つめてたいよ
涼子の作ったおでん食べたいよ
……を思い出した。
「朝倉」
俺の腕の中にいる、最愛の人の名前を呼んだ
「……」
だが反応がない
「どうしたんだ?」
「……今だけは涼子って呼んで」
続かない
「サバイバルナイフ二刀流で200万パワー!! さらにいつもの2倍のジャンプで400万パワー!!
そして、いつもの3倍の回転を加えれば…… 長門さん、あなたを上回る1200万パワーよ!!」
「……情報連結解除」
サラサラサラ
「そ、そんなあぁ〜」
朝倉さん復活!!
「朝倉レッグブリーカーでござ〜い」
そんな朝倉さん。
今月の新刊
「涼子はただのデブ」 Yuki.N著 丸川書房
895 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 01:22:15 ID:pQbPk007
今にして思えば、朝倉さんは、ナイフを出すとき胸の谷間から取り出すべきであった。
違うよ。フトモモに装着したベルトから取り出すんだよ
ていうかどっからナイフ出したんだっけ?
スカートの中から?
どこから出したという描写はされてなかったと思う。
キョンがよそ見してたからな。
朝倉さんは処女
朝倉さんは三歳児
>>898 胸の谷間
ナイフの鞘は胸の谷間に挟まったままに。
そろそろ、次スレを考える時期に入ったな。
ちょっと早いかな?
【涼宮ハルヒ】 朝倉涼子さん11気分で刺しまくり
【涼宮ハルヒ】 朝倉涼子さんの11旅夢気分
>>902 テンプレ読んでGREAT芥で萌え死んでから人生やり直せ
ジーク・あくた!
【涼宮ハルヒ】 朝倉涼子さん11眉毛してますね〜
>>906 個人的にはふともも派なので眉毛をふとももに変えて
【涼宮ハルヒ】 朝倉涼子さん11ふとももしてますね〜 をリクエストしたい。
908 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 06:53:12 ID:o++/Aok9
涼子と結婚したら、毎日おでん食わされそう・・おまけに浮気でもしたらナイフや包丁で刺されそうだ。
朝倉さんを呼び捨てにしてる人は皆NGでいいですね
910 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 07:10:14 ID:NzIX/vtH
でも、自分の彼女をさん付けだなんておかしいよね?
それは朝倉さんに聞け
りょーちゃんで良いんじゃね
もっこりもっこり♪
おめーはオラを怒らせた
朝倉さんを呼び捨て?考えられん
我等がヒロインだぞ?付き合えても俺はさん付けで通すよ
朝倉さんを呼び捨てで呼ぶ奴はファンの資格はないといってもいい
そいつらは鶴屋さんにでもいけ
作中じゃ「さん」付けで呼んだのは国木田だけか?
次スレにはまだ早いが思いついたので
【涼宮ハルヒ】朝倉涼子さんはフトモモ眩しい11ん長