【ストパニ】此花光莉アンチスレ【根暗】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@お腹いっぱい。
天音様以外しか目に入ってない頭の弱い子を語れ
2名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 16:03:32 ID:yo1nBVja
削除依頼出しました
3名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 18:13:16 ID:qKf7RUKs
天音にも捨てられてほしいな
4名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 18:48:55 ID:CmxfEAB6
#ぐるっぽっぽー!
5名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 00:18:46 ID:u3W2kym9
光莉はもう少し空気嫁
6名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 17:55:56 ID:c3XBi5fb
もっといじめられれば人気がでる
7名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/21(月) 22:46:49 ID:NzFdiuZj
便所飯きぼん
8名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/21(月) 22:56:53 ID:Y1Q4yHyN
                 ______
              , ´         `丶、
               /               \
              /    /   /        \
          /    /   /  / / /      ヽ
            /    i    /   / / /!       ',
         i       |     i j /| ,/ | |i   i  i  i
         |    /|   i |,イ三レミ | ||   !j  |  |
         |.    / l   l ,.ィ'Tf〒ュ ヾ|ト、 刈 '  l|   あまりわたしを怒らせないほうがいいです
         |   /   l   lヽじツノ   !リ九 |/  イj
         |.  / / l  ヘ l`¨´     rタハ' / //
         |  / ハ !   ト!     、‐'/ /レ1'′
           _,レ'/´ / } 、   | ヽ   =  ノイ/ /
       ,r'"´ ノ"    )=、 ̄ ̄,,..ィ'"´i       ヽ、
       (       ノ  ´ ̄ `Y"´            i
         )     __,,..         レ      _,,,,、       j、、
      r''ヽ. ,.ィ'''i"        J   ,,.ィ'"~  `'ヲ''ー-、ノ、 ヽ、
     / ,,.イ')'"  人        ,,l、        ノt   ) `ヽヽ
    /   /   / `ゝ、       人       ,,イ  jt、 ヽ    i
   f ,   ノ   /、   `ー--;::-ニ"_,ゝ=---‐''"    ノ ヽ、 ヽ  t、、
   )'  f   ノ ヽ、 r  、 f"   `i´ ̄` Y  `ヽ /   ゝ-,ヲ'''   )
.   ( ,.ィ''ーr"~    ヽj  ミi      !    j'   | /       ,r"    ft
   ノ、,ノ   ヽ,     `i  、〉、.__,人,___,..イ、,i" j''       (   ,ノ j
  ( t、    l      i  ヽf     Y    ,j,.  ,/      ) ,.イ´ ノ
  fヽ ヽ、   l      l ヽ、    .|   ノ ,. /     ,.イ '"ノ   ノ
  t i   l、.  t      l  、j`ー‐‐'`ー="レ' j'  
9名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/23(水) 05:41:29 ID:iBeumpNN
__________________________________________
     ヽ ,,,,,,,,  ;;,;;;;;;;;;;;;;,,,/            ヽ       /|
     フヽ_ ∪"'=,,,,;;;;;;;;;;/ 丿 |  !-,,,,,____,,,,--;;;フ=|\_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
     彡>;,,,,__..│   / 丿 |;;;;;;;;;;;;;;ン-彡彡=|≫     極地法など       ≪
              ノ     「,二,,"""   彡|≫    登山家の恥だっ!    ≪
          __,,,-‐`゛      V、 '''ひ`=-,,,_ノ_ ≫                   ≪
                     ヽ\,,,_  .丿 |/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
                    .│  ゛゛゛~  ノ
            -‐-ヽ    . | ヽ    丿/   中国山岳部隊の燐隊長が>>9に単独登頂したぞっ
 \         ,,___       |      / /    >>1ようこそ、白龍の地獄へ!
  //      /r′     /  │       /  :  >>2共産党は仏より上にあるのさ。
 /        ( t;;--;;,,_.  ..、 .|      ./   :   >>3チョモランマをお前の白い墓標にしてやるっ!!
            ~ ""` ^''''_.丿     ./  :   >>4アルパインスタイルなら七日まで生存できる
               ,r'′ ̄ ''ヽ   ,,,,ノ/  :   |>>5いいか、水分は一日四リットル必要だ
   ,, ,__,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,、  ‘        / ./  ;    |.>>6七千超えたら意識が弱まる。気を引き締めろ!
   ‖ (       `゛‐-‐'、,,_     / ./  /   / >>7…眠れぬ絶望の夜を過ごしたか…
   '  ゛゛`=─--.,,,,,,_   ./    ./ ./  /   / .>>8未熟者めっ
             ゛''''  ''       '   .'    /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
10名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/29(火) 19:53:14 ID:dk1Qur4C
age
11名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/30(水) 13:45:56 ID:JMu5QeN8
ついに夜々厨がこんなスレ立てやがったか
12名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/03(日) 00:36:20 ID:D4E3+3wE
何かこいつ視野が狭い。天音が好きで突っ走ってるのはいいけど好きな人しか見えてないのは痛いな。企画の頃は、周りが見えてたしもう少し大人だった。今のこいつから容姿をとったら何が残るのか分からん
13名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/03(日) 14:26:14 ID:v/F5WfWC
天音様以外目に入ってないの間違いじゃないか?
14名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/03(日) 14:49:51 ID:qKz1GINy
転校前に絶対いじめられてたよこの子
靴に画鋲入れられてたりトイレにてホースで水かけられたり総シカト食らったり
ストレス解消の的にされたり授業中消しゴムちぎって投げられたり
ドッジボールの時に集中攻撃されたり体育倉庫やロッカーに閉じ込められたり
机に彫刻刀で何か彫られてたり聞こえざまに何か言われたり階段から突き落とされそうになったり
お金盗られたりパシリにされたり下校時に待ち伏せされたり
みんなの前で恥ずかしい歌歌わせられたりスカートめくられたり髪引っ張られたり
掃除当番一人でやらされたり…
15名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 06:01:26 ID:NGSXw7v0
再起不能にしたい
16名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/07(木) 04:01:39 ID:w+lnrNJ0
>>14
抜かせてもらった
17シスの復讐:2006/09/08(金) 23:33:49 ID:tJOTV4CX
 , ‐''               \
        /                  ヽ
       /::::                   ヽ
      /::::::::                    i
      /::::::::::             __   i
      !::::::::::      ...、-‐‐''''""" ̄ ______ ̄ ゙ヽ
     |::::::::::::    _,,....、-‐‐''''"" ̄   __,, i ̄i``' )
     |:::::::: ,,..-‐''"゙´ |!  ̄"''‐、    ./__.  |  |-‐'゙
    /::://.|      |,、‐'' "丶´   '´ ̄`ヾ|   |
   ノ/::/ /|      |                |   |
      { |/|     |        i     │.ハ |     灯里ちゃん、光莉も迎撃よ♪
ついでに私たちもエトワール選に出馬してARIAの勢いをみせてやる!
明日灯里の投票を宜しく♪

     ∧ !l |     |        _     /.○)ヽ
     / : :V│     |        ̄‐´   /   /l\ 〉 
   /::: : /´ |      |> 、.       / ||`''''゙.| ,'  ヽ
  /'"´ _\ |    | : : : |` - 、 _,./   .||____| /\  /
  レ '´   ヽ!     |ヽ: : :|   /   /._ / /  \>
           |   ハ::/rl.  /   //| | /ー-- 、ヽ
           |    l'´/ ノ./   /i``i  | |/ ___   -‐`ヘ、
      ,.、 -|   | |'´./   /  !  | /   `ヽ  ノ´ ヽ
   ,r " |   l   | |/   /__ /ノ  | i     -く_/      '
  / l   !/ヘ|  l/   //| | /   | j _/    ヽ       |
  /  ! / / |. /   / |.| |.| |   `|/ ´     {     │
/    
18名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/08(金) 23:43:25 ID:gsNTnAx0
初美と姫子の悪魔合体って感じだな
19名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/09(土) 14:09:28 ID:C6ZXopAn
モブの友達がいる描写がないから夜々以外の友達はいなさそうだね
20名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/10(日) 04:32:14 ID:/cDEmYeB
ゴガギーン
             ドッカン
         m    ドッカン
  =====) ))         ☆
      ∧_∧ | |         /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (   )| |_____    ∧_∧   <  おらっ! さっさと出て来いや、光莉!!
     「 ⌒ ̄ |   |    ||   (´Д` )    \___________
     |   /  ̄   |    |/    「    \
     |   | |    |    ||    ||   /\\
     |    | |    |    |  へ//|  |  | |
     |    | |    ロ|ロ   |/,へ \|  |  | |
     | ∧ | |    |    |/  \  / ( )
     | | | |〈    |    |     | |
     / / / / |  /  |    〈|     | |
    / /  / / |    |    ||      | |
   / / / / =-----=--------     | |
21名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/10(日) 05:47:43 ID:5Z0yjqRV
         .! / . !.   ./   ./ | l ./      ./         /./   /ヾヽ.   l. l  ヽヽ、.l.   .|.      |
         l ./ |   .l   . | .l .| i      /     /   ./ |   / ヽヾ   l i ヽ ヽヽ . |.   i      !
        .l l  |   !   .i. | .i i     ./   //  / / l   /.   ヽヾヽ.l iヽ.ヽヽ.ヽ i   .!    |
         | .i! l    l   |l| l i i i    /  /./ /// ./ /     .ヽヽ.l l ヽヽ.l ヽl   ii    !
            ! i i .l    l   i l l l l i   ./ / / / // //        ヽヽ| l ヽ ヽヽ .l  .||     .i
         i lヽ ヽ   .l .i ヲニ=、|  // /ノ´ォァニニヽ-、_ヽ -       ヾ| | ヾ /⌒ヽ i i     l
         ヽi. ヽヽ.  ヽi '' l() .iヽ i   '  ´''´| r''´'タミミォ、_,         i !ニヌ/ /_,.. ,.l i i   ./
          ヽ  ヽヽ、ヽ l  % l ``i       .} ゝィオ |ノ ゞキ     ./ ノ  /  、 ../ l    /
            .`   ヽ l メ `"ーヌ_        ,,. |ヽヾ' ' ノ   ォ.ミ      ././  ヽ ./ ../ !  l ./
              ヽ  | i .)   ' ,        ´´`''ー-‐'-ヌ゙゛        //il / / /   l  | /l
              ヽ | | ヽ. /                           // li. ′′ ィ   |  i  |
               ヽヽ . i. ヽ                          ///-‐‐‐''´ l |   i   | .|
                | ヽ. ヽ   _ ___                   .//イ  / / / | |    |   |ノ
                   ヽ !ヽ. .ヽ  ヾ-゙゙'´            . ,,/// / ./ /./ / l     ヽ  イ
                 ) | 〉 `ヽ . `                ////   . | // / . l.    ヽ. ヽ
               ./ .l/     ヽ           ,,.. -‐"´ ///     | / / . l.       l .ヽ
              ./  /       ヽ--‐ー .' "´       ./ l/     |/ /  /       .ヽ . ヽ
            /´   ./        ノ    .|           / /    ./ ./   ./         .ヽ  ヽ、
         ./   . ./         .ノノ    /l           ./..|    /./   /  /         ヽ.  
                  なんか 私に似ているのよね 死んでくれないかな
22名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/14(木) 00:26:00 ID:L05+4N/y
この子現実にいたら絶対いじめられるよ。
今週の話でみんなに悪い噂されてるし。
千華留様の胸に顔をうずくめるさまはまるで某鳥山漫画のスケベじいさんみたいだ
23名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/14(木) 05:05:17 ID:1ugDeDGA
救いようがない天然っぷりだな
24名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/14(木) 19:57:43 ID:I9L/TgrF
男にはチヤホヤされるけど女には嫌い抜かれるタイプだわな
25名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/14(木) 23:27:48 ID:L05+4N/y
いじめっ子「腹減った、何かかって来なさいよ」
光莉「な、何をですか?」
いじA「んなもんあたしの好きなもんに決まってんでしょーが」
いじB「聞いてどーすんのよw」
光「わかりました・・・お金はどうすれば・・・」
いじA「あんたの自腹で買ってきなさいよ〜」
いじB「あんたん家金持ちなんでしょ〜?」
いじA「つべこべ言わずに買って来いってんだろ!」
光「は、はぃぃ・・・」

光「あ・・・あの・・・買って・・・来ました」
いじA「何よこれ!んなもん買って来いって言ってねーだろ!」
いじB「罰として靴舐めなさ〜い ホラホラ!!」
光「ゆ・・・許してください・・・」
いじA「許す訳ねーだろーが!あと明日から毎日5万持ってきなさいよ」
いじB「持ってこなければわかってんでしょうねぇ?」
光「ふぇ・・・えぐっ・・・はい・・・くすん・・・」
26名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/15(金) 06:51:51 ID:noXEOfs4
千歌音>>>>>>>>>>>>>>>>>>>静馬
姫子>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>光莉
27名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/15(金) 09:30:47 ID:QpvPgFt9
光「あの、話って・・・ここトイレじゃないですか?」
いじめっ子A「あんた最近先公にあたし達の事チクってんだってな。」
光「そ、それは先生から・・・」
いじA「あんたの言い訳なんて聞きたくないわ!」
いじB「どうやらお仕置きが必要のようね」
いじC「こうしてやるわ!」
水道のホースを光莉に向け、蛇口を最大限にひねり、水がヴアッ!と飛び出した
光「いやあぁぁぁぁ!!!!」
いじA「ホラホラ!気持ちいい?」
いじB「恵みの雨だよ〜ww」
いじC「全身びしょ濡れじゃんwwアハハハハww」
光「・・・・・・やぁ・・・いやぁ・・・」
いじA「今日はこれくらいで勘弁してやらぁ」
いじB「命拾ったわねw」
いじC「次チクったらこんなもんじゃ済まさないわよw」
一同「クスクスクス、イヒヒヒヒ」
光「なんで・・・私だけ・・・ふぇ〜ん(泣」
28名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/15(金) 21:08:40 ID:4weV5Bif
いじA「待って!私らが言ったところで2度チクらないとは限らないわ。」
いじB「確かに私らが釘を刺した所でその保証はないわね。」
いじA「いざと言う時のために脅迫ネタを用意しておく必要があるわね。」
いじA「さてその脅迫ネタを手に入れる為にさらに動いて貰おうかしら」
光「ひぃぃぃっぃ!!」
29名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/15(金) 22:01:43 ID:YIDWSiGC
汲み取り式便所に頭突っ込んでやりたいと思う。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 18:56:07 ID:o+VwEALD
おい、いいか?
いったん落ち着いてよ〜く考えてみるんだ。
お前たちは本当に光莉を憎いだとか嫌いだとか思っているのかい?

さあ、自分の胸の内に聞いてみたまえ!
31名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 19:28:23 ID:MIBOwCiY
光莉への愛情表現はどうしても屈折した方向に行ってしまう
32名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/17(日) 02:04:50 ID:ReYfuQJy
綺麗だから汚したい…可愛いいから壊したい…
33名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/17(日) 02:16:36 ID:gStwXY9/
ハァ?(゚д゚)
34名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/18(月) 01:39:43 ID:utG0vbT3
いじ男「おめーの“いじめてください”ってツラ見てると無性に手ぇ出したくなんだよw」
いじ女「こいつマゾなんじゃないの〜?」
いじ男「じゃあ試してみるかぁ?俺様がたっぷり可愛がってやるからよ」
光「いやぁ!!こ、ここここ・・・来ないで・・・ぶたないで・・・蹴らないで・・・」
いじ女「そう言うと余計やりたくなんのよ!」
いじ男「へへへ、顔だけは勘弁してやろうか?唯一の長所を潰されちゃぁ元も子もねぇからなぁ」
光「あ・・・う・・・ひ・・・ひぇ〜ん・・・助けてぇ・・・」
35名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/18(月) 20:06:04 ID:xkRyzUFN
いじ男「”美しいもの”ってのはなぁ、壊れる瞬間が一番美しいのさ
    さぁ、お前が”壊れる瞬間”を見せて貰おうか!」
36名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/20(水) 05:04:36 ID:5AyJoqkz
光莉「ひっく・・・ふぇ〜ん・・・へ〜だ〜はひ〜ふひほひほのご〜ほふ〜(け〜だ〜かき〜ry)・・・
   ふ・・・ふぇ〜ん・・・グス・・・天使さん・・・もしいるんだったら・・・私を・・・」
A「また天使天使言ってるわよあの子」
B「とうとうイカれちゃったの〜?」
C「天使なんているわけないのに〜、かわいそうな子〜」
一同「アハハハハハハハハ!!お腹痛〜い!」
37名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/20(水) 21:35:30 ID:JId32qvs
光「pjdブッスカー!mほゆりらりらてたたなは!かーえeeる〜の学校が〜〜キーコーヒー」
本当に壊れた光莉たん
38シスの復讐:2006/09/20(水) 22:23:53 ID:uK+I5kWu
天音にも青いハンカチを・・・
光莉が斉藤君にあやからなかったからああなった。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/21(木) 01:17:49 ID:uDQE88VV
A「ちょっとあんたさ〜いいハンカチ持ってるジャン」
光「そ・それは」
B「あんたがこんなのもつなんで生意気なんだよ」
C「うちらが預かってやるよ」
光「か、返して〜」
A「しょーがねーなー、ほらよ(ポイ)」
光「あっ!」
B「便器に入ってやんのw」
C「ナイス・チップインwww」
A「返してやったんだからありがたく取れよw」
光「うっ、うっ・・・」
B「あートイレに手、突っ込んでとってる!」
C「きったねーw」
A「しっ誰か来た、行くよ」
B「誰にも言うんじゃないよ!」
光「しくしく・・・」
40名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/21(木) 01:25:48 ID:wpyCIjHu
外では雪降ってんのに馬鹿かこいつらは
41名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/21(木) 03:42:06 ID:1Mj0k0SW
いじめっ子A「新しい技思い付いちゃった!みんな見てくれる?」
いじめっ子B「ハァーイ!サンドバッグちゃーん!出番よーw」
光莉「!!!!ひぃぃ!助けて〜!」

光「あ゛…あ゛…痛い…やめて…下さい…ふぇ〜…」

いじめっ子A「あれ?もう気絶しちゃったよ?」
いじめっ子B「水でもぶっかけるか!」

バシャア!!

光「ひっ!もう勘弁してください〜」

いじめっ子A「まだ序の口だよバーカw」
いじめっ子B「たっぷり可愛がってやるからさ〜アハハハハハハハハハ!」
光「こ、殺さないで〜ふぇ〜〜ん」
42名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/21(木) 07:28:03 ID:5kjbaHj/
ここホントにアンチスレですか?
ここのレス読んでるうちにますます光莉のことを好きになっていく俺がいる
43シスの復讐:2006/09/21(木) 22:16:07 ID:gMMG47xH
   ′   / / /   /   ,    \\!\ \ヽ   |
    |   //  / /    / / |.  \l  \  い |
.   ヽ  l/     !/  ///| /|、\  l   lヽ ||/
     \/     |   /// //'/ ヽヽ  !   !、V/
       イ      | ///`ヽ//〃'´ ̄ヽヽ.|   | ヽ|     
.     /'|     |///- 、 // /  ,. -- ヽ|   |\jヽ  
     / /|      |/ィ_テ示 /' /   .示テぃ|   |  ヽ \
.    |/ ∧     |、辷:リ       辷:リ |   |\ }l  ヽ    
.    / / /|    |         .        |   |  ヽ|,.- 、ヽ
.   Vl/ |     |         i         |   |.\ | ,、| 
.    /  ,'|     !       .__ __,     |  | \ヽ{l/ ヽl
 _,. ‐   ̄!    l\     ー      ,.ィl   .' 、__∨
厂 ̄ヽ  |    !|> 、      ,. イ  l   ′   `丶、_
― 、  ヽ |   ′!′  `  --< /  l   /      /\
さて、みんな集まったみたいだから光莉でもイジメようかしら ♪


44名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/21(木) 22:32:52 ID:aahL4LZo
::::l      _L/                          `ヽ
::::|    , - ´ //
:.:..ト、/  -//
::::::l \/ //       / /    i        !  i
::::::::',   V メ   / / /     |     |  |  |     l
:::::::::::f―‐j7 /  / / /!    | |  │  l  l    │ お母さん・・・私どうしたらいいのかな・・・ 
:::::::::::ヽ―‐7 {  | / / |   /.│ |   !l  | ./    |  このままじゃみんなに殺されちゃうよ・・・    
::::::::::::::|−-ゝi  |‐h/._ |  /! / ハ  /.|  l/     l  みんな私の事おもちゃとしか思ってないんだから・・・    
:::::::::::::::ヽ   ヽ l/,L!_f l ./ l/」/ l ./.│  j     /   /
:::::::::::::::::ヽ   `j|_ソ7弌リl / .メ /=‐-}/, |  /    /   /
、:::::::::::::::::ヽ    ヽ辷ソ j/   ノテニ=/_ `}‐/     /    l    
.ヽ:::::::::::::l:::ヽ.    ヽ;;      辷ナァゝ//     /     !  /
  ヽ、::::::::l::::ヽ    ', 、       ̄´〃/     /    |  l  
  r^ヽ、_:::l:::::::ヽ    i      ;;;;;; 〃    /   l  l │
_rヽY ヽ}::l::::::::`,   ト、`'      / /   ,イ    / |  ヽ ヽ
.ヽ `ヽ. ヽ:l:::::::::l   / ヽ    __∠,/  /l {   /  ヽ   \ `
45名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/21(木) 22:56:43 ID:K6j8HX45
A「あんたさ〜殺されるとホント思ってんの?」
光「そ・それは」
B「そんなことするわけないじゃん」
光「え?」
C「別に憎くってやってるわけじゃないし」
光「み、みんな・・・」
A「死なれたら困るしね〜」
B「そーそーたかが遊びなのに」
C「せいぜい楽しませろよって!」
A「かまってやってんだからありがたく思えよw」
光「そ、そんな・・・」
B「まっおもちゃは大事にしないと♪」
C「生かさず殺さずってねw」
A「しっ誰か来た、行くよ」
B「誰にも言うんじゃないよ!」
光「しくしく・・・」
46名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/21(木) 23:22:35 ID:aahL4LZo
::::l      _L/                          `ヽ
::::|    , - ´ //
:.:..ト、/  -//
::::::l \/ //       / /    i        !  i
::::::::',   V メ   / / /     |     |  |  |     l
:::::::::::f―‐j7 /  / / /!    | |  │  l  l    │ お母さん・・・今日もいじめられたの・・・ 
:::::::::::ヽ―‐7 {  | / / |   /.│ |   !l  | ./    |   これから何されるんだろう・・・   
::::::::::::::|−-ゝi  |‐h/._ |  /! / ハ  /.|  l/     l   早く帰りたいのに待ち伏せなんて・・・   
:::::::::::::::ヽ   ヽ l/,L!_f l ./ l/」/ l ./.│  j     /   /
:::::::::::::::::ヽ   `j|_ソ7弌リl / .メ /=‐-}/, |  /    /   /
、:::::::::::::::::ヽ    ヽ辷ソ j/   ノテニ=/_ `}‐/     /    l    
.ヽ:::::::::::::l:::ヽ.    ヽ;;      辷ナァゝ//     /     !  /
  ヽ、::::::::l::::ヽ    ', 、       ̄´〃/     /    |  l  
  r^ヽ、_:::l:::::::ヽ    i      ;;;;;; 〃    /   l  l │
_rヽY ヽ}::l::::::::`,   ト、`'      / /   ,イ    / |  ヽ ヽ
.ヽ `ヽ. ヽ:l:::::::::l   / ヽ    __∠,/  /l {   /  ヽ   \ `
47名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/21(木) 23:42:43 ID:K6j8HX45
光「今日も下駄箱で待ち伏せしてるのかな・・・」
(し〜ん)
光「誰もいない・・・じゃあ校門で・・・」
(し〜ん)
光「ここにもいない・・・助かったの?」
(し〜ん)
光「帰り道・・・にも会わない」
(し〜ん)
光「無事おうちに着いちゃった・・・」
(し〜ん)
光「お母さん、今日もお仕事でいない・・・」
(し〜ん)
光「もう、いじめられなくなるのかな・・・」
(し〜ん)
光「・・・」
(し〜ん)
光「これで、良かったんだよ・・・ね・・・」
(し〜ん)
48名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 00:13:26 ID:urOraz2m
     _
  ,.'´   ヽ
  ! 从 从)   も、もう私は・・・自由!自由だ!やったー!
  }从゚ ヮ゚从
  ( と}f乂7つ
   ζ /__i。{ζζ
    ∪∪′


「ピンポーン」


     _
  ,.'´   ヽ
  ! 从 从)   はーい!
  }从゚ ヮ゚从
  ( と}f乂7つ
   ζ /__i。{ζζ
    ∪∪′

・・・・・・

     _
  ,.'´   ヽ
  ! 从 从)  
  }从;゚Д゚从えぇっ!?
  ( と}f乂7つ
   ζ /__i。{ζζ
    ∪∪′
49名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 00:15:45 ID:urOraz2m
:||:: \隠れても無駄よ アハハハ!        ドッカン  ゴガギーン
 :|| ::   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄_m ドッカン     ☆
 :||::   ___     ======) ))_____ /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 :||  |     |      | ̄.ミ∧_∧ | | ────┐||::     ∧_∧ < おらっ!光莉!出て来い!!いじめに来たぜ!
 :||  |___|      |_..(   ) | | .___ │||::   (・Д・ )\____________
 :||  |___|      |_「 ⌒ ̄  ,|.. |. 此花家.||||::  / 「    \ ::.
 :||  |___|      |_|    ,/  ̄ .  ̄ ̄ ̄ │||::  | |    /\\
 :||:   ̄ ̄ ̄         ̄|    .| :||│     ;,   │||; へ//|  |  |. |
 :||::   :;  ; ,,         :|    :.| ||│       (\/,.へ \|  | ::( .)
 :||::   :;  冫、. .      |   .i  .|:||◎ニニニニ\/  \    |    ̄
 :||.:,,'';      ` ..  . ::  . |  ∧. |:||│::::/    │||::.:.   .Y ./ ..:: ;;
 :||:;;;:    ;;.. ::::: 冫、 : .:: .|  | | |.||│ 冫、 ;;;,,│||:;;;.   | .|  ........
 :||:;;;:  .....   .. `     / /  / /::||│ `  .,;;;,,.│||:;;;.   | .|  ...:L
 :||;::: #   ..:        ./ / ./ ./ ||│|三三三|. │||;;:..::   | .| . #.. :: ;;
 :||;:::     #. ..:  :::::: (_) .(_).ミ||│        │||;;;k、,,,|,(_).. ,,, :::
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:::;三三;;;;;三三:::;;;;;;; :::::;;;;;::;;;;;;;;;;::::;; :::::;;;;;:::::;;;;;;;;;;::::;; :::::;;;;;:::;;;;;;;;;;::::;;;;;:::::::;;;;;;三
50名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 00:34:35 ID:urOraz2m
光莉「どうしよう・・・(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル」
いじA「あんた馬鹿ね〜、あたし達が後をつけてる事くらい気付きなさいよ〜www」
いじB「普通不自然だと思わないの〜?ww」
光莉「ひぃぃぃ!!どうしようどうしようどうしようどうしようどうしy(ry」
いじB「おとなしく出てきなさいよ〜」
いじA「隠れたって無駄なんだからさ〜w」
光莉「けけけ、警察に・・・」
いじA「通報するってんじゃないでしょうねぇ?」
光莉(ギクッ!)
いじB「んな事したら卍固めどころじゃ済まないわよw」
いじA「金も倍以上請求すっからな〜」
光莉「あ、あ、あ、あ、ど、ど、ど、ど、どどどどどうしたら・・・」

ウヴゥ〜〜〜

いじA「誰か通報しやがったな!くそっ!あたし達の事は黙っとけよ!」
いじB「今日はこれくらいで勘弁してやる!明日を楽しみにしてなさいよwあばよ!」

警察官「何があったのかな?」
光莉「えっと、その、悪戯電話でした・・・」
警察官「警察なめてんのか!?このガキ!」
光莉「っひぃ!!スミマセン・・・もうしません・・・」
警察官「ったく・・・もう二度とするなよ」
光莉「・・・はい・・・」


光莉「・・・何で私だけ・・・こんな目に・・・」
51名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 20:38:23 ID:8UqG4tqz
いじA「奴を監視しておく必要がありそうだな」
52シスの復讐:2006/09/22(金) 22:46:30 ID:3PHpsn39
KGBかFBIに頼むと良いよ♪
53名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 23:18:45 ID:urOraz2m
次の日

光莉「早くしないと遅刻しちゃう・・・行って来ます!」
母「いってらっしゃい」

光莉「あと5分・・・ハァハァハァ」

ドンッ!!

光莉「きゃっ!」
光莉「あいたたたたた・・・・・・・・・!!!!!!!!」

いじA「よぉ、昨日は残念だったぜwww」
いじB「けど今日は逃がさないわよ〜」
いじC「覚悟しなさいよ!おらっ!こっち来いこのグズ!」
光莉「いやぁ、やめて・・・離して!!・・・」

空き地へ・・・

いじA「おーいみんなーおもちゃ持ってきたよ〜w」
光莉「お・・・おもちゃ・・・?」
54シスの復讐:2006/09/22(金) 23:25:37 ID:3PHpsn39
′   / / /   /   ,    \\!\ \ヽ   |
    |   //  / /    / / |.  \l  \  い |
.   ヽ  l/     !/  ///| /|、\  l   lヽ ||/
     \/     |   /// //'/ ヽヽ  !   !、V/
       イ      | ///`ヽ//〃'´ ̄ヽヽ.|   | ヽ|     
.     /'|     |///- 、 // /  ,. -- ヽ|   |\jヽ  
     / /|      |/ィ_テ示 /' /   .示テぃ|   |  ヽ \
.    |/ ∧     |、辷:リ       辷:リ |   |\ }l  ヽ    
.    / / /|    |         .        |   |  ヽ|,.- 、ヽ
.   Vl/ |     |         i         |   |.\ | ,、| 
.    /  ,'|     !       .__ __,     |  | \ヽ{l/ ヽl
 _,. ‐   ̄!    l\     ー      ,.ィl   .' 、__∨
厂 ̄ヽ  |    !|> 、      ,. イ  l   ′   `丶、_
― 、  ヽ |   ′!′  `  --< /  l   /      /\
勝った記念に光莉ちゃんをお肉パーティーに招こうかしら ♪

55名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 23:32:00 ID:urOraz2m
いじB「こいつでいくらでも遊んでいいから。煮るなり焼くなり好きにしなw」
いじC「逆らったらぶちのめしゃいいんだからw」
いじA「こいつ友達いないからさ、たっぷり可愛がってやんなよwwアハハハハハ!!」
悪ガキA「おー!いいおもちゃじゃん!お姉ちゃん達ありがとうw」
悪ガキB「きれいな“モノ”ほど汚したくなるよなww」
悪ガキC「さて、何して遊ぼうかな〜?まずは砂で作った団子でも食べてもらおうか?」
悪ガキA「馬になってもらうってのはどうよ?こいつはいいロデムだしw」
光莉「ひ、ひぃ!・・・やめて・・・」

いじA「あたし達は高見の見物といこうかw」
いじB「他の奴等にいじめられてる所をじっくり見たいしな」
いじC「思わぬいじめネタが思い浮かんだりしてww」

悪ガキ「こらロデム!死にたいのか?」
光莉「お願い・・・誰か・・・助けて・・・」
56名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 00:08:19 ID:6fAP+LmB
キーンコーンカーンコーン・・・

光莉「しくしく・・・何で私だけ・・・1時間目終わっちゃった・・・」
校門の前で落胆する光莉。
下駄箱で靴を履き替えようとしたその時・・・
光莉「!!!!痛っ!!・・・痛ぁい・・・・・・ふぇ〜ん・・・」
何と光莉の上履きには画鋲が入れられていた・・・泣き崩れる光莉を見て
周りからクスクス笑い声がこだまする。
A「クスクス、あの子ってこの学校で有名ないじめられっこだよね?」
B「いじめてオーラ全開じゃんww」
C「可愛いんだけどね。此花さん。最初はチヤホヤされてたらしいけどあまりの鈍感さや
 空気の読めなさに呆れてみんな興ざめしちゃったらしいわよ」
D「へーえ、知らなかった〜、いじめられる原因が自分にあるって事くらい自覚して欲しいよね」
一同「そうよね、アハハハ」
明らかに聞こえざまに言った嫌味を聞いて更に泣き崩れた・・・。
涙を見せまいと髪で目が隠れるくらい下を向いて教室へ向かった。
みんなの視線が怖い・・・みんな私を見て笑ってる・・・そう思いながら歩いていたその矢先
彼女の足を何かが躓かせた。
「いやぁ!!」
光莉は廊下の壁にもたれて座っていた生徒が出した足によって転んでしまった。
A「へへへ!ひっかかったひっかかったwwこれだからやめられないのよね〜」
B「おまけと言っちゃなんだがこれもやるよw」
生徒は立ち上がろうとしている光莉に足でグリグリ攻撃した。
光莉「やめてください・・・お願いです・・・」
A「そう言うと余計やりたくなるのよw」
B「生きててすいませ〜ん、なんちゃってww」
もはやこの学校に光莉に味方するものは皆無に等しかった・・・
やっとの思いで教室に着いたとき、クラスの賑やかなざわつきはジメジメした空気に変わった。
着席しようとしたその時。

ぺシャリ・・・

光莉「え?・・・あ、アイスクリーム?・・・いやぁ・・・スカートがべとべとに・・・しくしく」
A「クスクス、何で気付かないのあの子?普通気付くよねw」
B「一時間目が始まる前に置いてあったからもう溶けちゃってたけどね〜」
C「椅子全体に広がってるってのに何で気づかないのかなぁ?」
D「勉強は出来るけど考える頭はなさそうだなこいつぁw」
光莉は勉強は出来るようだ。授業中にいじめっ子に邪魔されなければ全国模試で
おそらく30位以内には入るだろうと思われる。
だが光莉から滲み出るいじめてオーラに耐え切れずにからかったりする輩が後を絶たない。
普通の人間になりたかった・・・それが彼女の何よりの願いである。

続く
57名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 01:02:38 ID:6fAP+LmB
思い返せば私は引っ込み思案で内気な性格が災いして友達がなかなか出来なかった。
幼稚園に通い始めた頃なんかお母さんと離れるのが嫌で泣き出して
幼稚園バスに乗せるのに時間がかかってみんなに迷惑をかけた時もあった。
私はみんなの輪の中に入るよりも一人でお人形遊びや絵を描く事の方が楽しかった。
小学校の頃はトロくてあまり運動神経もなかった私。
2年生になった時、1年生の男女にいきなり囲まれてリンチされた事もあった。
小さくて人形みたいな私をみんなはいじめる。
休日はお父さん、お母さんと美術館に行って美しいものを見て満喫した。
私は美しいものに見とれる性格がある。そのため学校でボーっとしてると後ろから
“膝かっくん”やネェネェ( ´∀`)⊃)´Д` )もやられたりもした。
3年生の時、そんな私にも友達が出来た。その子は私をイジメから助けてくれていじめっ子から私を守ってくれた。
「私がいるから大丈夫だよ」といわれた時は嬉しさのあまり涙が滝のように流れた記憶を今でも忘れていない。
かけがえのない尊い友達が出来、私をいじめから守ってくれ、クラスにもだいぶ溶け込めるようになった。
だけど幸せな日々はそう長く続かなかった・・・。

5年生になった時その子は引っ越してしまった・・・私は寂しさと不安でいっぱいになった。
これからイジメが始まるのかな?これまであの子と仲良かった子も私を無視するようになるのかな?
・・・不安は的中した。
「あんた何いい気になってたのさ」「これからたっぷりいじめてやるから覚悟しとけ」
いじめっ子が私に対して一斉にいじめを開始した。
そのいじめっ子達はクラスのみんなにもシカトするよう言っていてその日私はクラス内の雰囲気に
不安を感じつつもクラスメイトに「おはよう」って言ったのに無視された・・・悲しかった。
いじめっ子達が教室の端で私を見てクスクス笑っている。
いじめはエスカレートしドッジボールの集中攻撃を受けたり給食の中にまち針が入っていたり
体操服や上履き、教科書を隠されたり、私の席の近くにゴミ箱を置いて紙くずや消しゴムのカスを私に向かって
投げつけたりと散々な目に遭った。もう私に関わろうと思う人なんていないだろう・・・
塾にも入れられ、心を休める時間もなくなった
私は不幸と言う星の下に生まれてしまったのではないのか?自分を責める日が続いた

中学に進級した時、私をいじめてた人たちが私の噂を流し、不良にまで目をつけられてしまった。
いじめはますます狡猾になり金銭的ないじめも増えた・・・
現在、私は地獄のど真ん中にいる・・・
58名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 16:07:41 ID:6fAP+LmB
今日私は何故か普段も釣り人の気配もしない川原に呼び出された・・・。
ここの川は激流と言うほどではないが少々流れが速い。
そして彼女達は来た・・・
いじA「待たせたわねぇ」
いじB「待った〜?」
いじめっ子達が私を見て嘲笑うかのように言った。
いじC「んで、約束どおりブツはあるんでしょうねぇ?」
光莉「は、はい・・・ただ今・・・えっ・・・!?」
ない!約束通り10万を持って来たはずなのに・・・どうしよう・・・このままじゃ・・・。
いじA「どうしたぁ?」
いじB「まさかwww」
いじC「ないって言うんじゃないんでしょうねぇ?」
光莉「ひ・・・ひぃぃぃぃぃぃ・・・」
どうしてないんだろう・・・ちゃんと鞄の中に・・・もしかして・・・誰かが・・・
私って何て馬鹿なんだろう・・・
いじA「持ってきてないんでしょ?あんたの顔がそう語ってるよww」
いじB「あんたって表情だけは露骨にでるのよねぇw」
いじC「さて、んじゃぁ川にでも沈めるかww(あんたの金は昼休みに貰っといたよw)」
光莉「ひ・・・ひぃ・・・助けて!」
いじA「騒ぐんじゃないわよ!!」
ペシッ!!
痛い・・・彼女のビンタは冷たい棘のように痛い・・・残忍な性格そのものが現れてるように・・・
私は川原の浅瀬に連れて行かれ、顔を沈められた・・・。
冷たい・・・苦しい・・・いじめっ子達が何度も私の顔を上げては沈め上げては沈めの繰り返しをしている。
「ふ・・・ふぇっ・・・たすk・・・」
いじA「今助けてって言おうとしたこいつ?」
いじB「じゃあ気絶するまで沈めてみるかww」
いじC「アハハ!おもしろーいww」
ボチャン!!
助けを求めたりすればすぐに沈められる・・・私はしばらくして気を失った・・・
いじA「もう気絶しやがって・・・使えないおもちゃねww」
いじB「すこしは楽しめると思ったのにw」
いじC「みんなお金は普通財布にしまっとくのにこいつって何で鞄なんかにしまったのかなぁ?」
いじA「しかも外側のサイドのポッケにしまってるしww」
いじB「あたし達が鞄調べてる事くらい知ってるわよねこいつw」
いじC「それはそうと明日はどんないじめをしようかなぁ・・・」
いじB「あれがいいんじゃない、あれ」
いじC「そうか!「アレ」かww」
いじA「これから楽しくなりそうねww」

光莉「・・・ん?」
気が付いた時にはいじめっ子達はすでに帰っていた。
これから毎日死ぬ寸前まで追い込まれるのか・・・そう思うと体中が恐怖で震え、
心が闇に覆われてしまう・・・生きる希望さえも失ってしまいそうだ・・・。
神様・・・天使様・・・もしいらっしゃるんだったら・・・私を幸せへと導いて・・・
59名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 20:58:06 ID:IFzQeCYm
アレとは何だろう
口にゴキブ莉詰め込んで飲み込ませて目に青虫の糞まぶして
食後に腐った油と排水一気飲みとか
60名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 21:23:28 ID:WRMUyh8v
天音「やあ、いつも手伝ってくれてすまないね」
いじA「いいんですよ気にされなくて」
天音「馬糞が欲しいんだって?好きなだけもっていきたまえ」
いじA「(くくく、これを光莉に…)」
61名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 00:27:16 ID:z5u/e8Ig
いじA「昨日さ、日雇いでアルバイトしてきたの。それもスピカとか言うお嬢様学校の乗馬部の馬場でさ」
いじC「有名私立学校の馬場の掃除か・・・そんなアルバイトがあったなんてねww」
いじB「光莉いじめのネタ探しにそこまでするとはさすがねw」
いじA「だって普通のいじめじゃ満足できないもんw」
いじA「しっかしあの天音とか言う男みたいな女、『馬糞が欲しい』って言ったら普通の人なら引くのに
   真面目な顔して『好きなだけ持ってけ』って言ってるしww」
いじB「光莉の奴も世間の常識に疎いじゃんw見た目は正反対だけど性格は似てるなあの二人w」
いじC「んで馬糞をどうするつもり?」
いじA「クシシシシ・・・あいつの下駄箱に押し込むのよwww」
いじB「ブッ!!!ちょwwwwwwwコーヒー噴出しちゃったじゃないwwwwwwww」
いじC「その肝心な馬糞は?」
いじA「昨夜、こっそり学校に忍び込んで既に入れ込んどいたわwww」
いじB「って事はもう既に悪臭を放って生徒が気付いて先公呼びに言ってるって事?」
いじA「そう!光莉はほぼ毎日遅刻かギリギリに来るからさ、先公の見てる前であいつをどん底に落としてやるのさw」
いじC「アハハハハハ、早くあいつのビビる顔がみてぇwww」
62名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 00:52:33 ID:z5u/e8Ig
生徒1「ちょっと何なのこれ?」
生徒2「あいつの下駄箱が糞まみれだぜw」
生徒3「う〜む・・・これは昨日の夜に誰かが忍び込んで入れた可能性が高いですねぇ・・・」
生徒4「おめ〜の推理はアテにならねーけど今回ばかしはその通りかもなw」
先生1「生徒のいたずらか?」
先生2「これは何の糞だ?誰がこんな悪戯を?」

ザワザワ

いじA「そろそろ来る頃ねww」
いじB「どんな顔をするのやらww」
いじC「想像しただけでも・・・ウシシシシwww」
いじA「来たわww」

光莉「皆さん・・・どうしたんですか?」
・・・
光莉「・・・えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!
   い、い、い、い、い、い、い、い、い、い、い、い・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

いじA「プッ・・・ププププププ・・・ククククク・・・やばい・・・耐えられないwwwwwwwwwww」
いじB「おなwwwおなwwwお腹wwwwwお腹が痛いwwwwwwwwwwww」
いじC「こwww声がwww出ちゃうwwww」

光莉「・・・いやぁ・・・上履きが・・・もう・・・私・・・学校来たくない・・・」

いじA「逃げやがったぜあいつ」
いじB「追うか?」
いじC「そうね、これからが本番よwww」
63名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 01:22:59 ID:z5u/e8Ig
学校の裏山

光莉「なんで・・・私だけ・・・あんな目に遭わなきゃ・・・いけないの?」
しくしく
光莉「ねぇ・・・天使様・・・もしいらしゃるんでしたら・・・私を・・・」

「恐怖のどん底に貶めて下さ〜い、なんちゃって〜ww」

光莉「ひっ・・・だ・・・誰?」
いじA「誰って、馬鹿ねwあたしよwww」
いじB「こいつ頭おかしいんじゃないの?いつも独り言で天使天使言ってるしさww」
いじC「天使なんているわきゃねーだろwwこのカス!!www」
ドカ
光莉「痛ぁ!!・・・やめて・・・下さい・・・蹴らないで・・・」
いじB「見事なコケっぷりねwwまるでギャグねw」
いじC「いい音してたし、クリーンヒットかな?」
いじA「こんな蹴り一発でまともに喋れなくなるのかい?あんたモロいねw」
光莉「ゆゆゆ・・・ゆる・・・ゆるし・・・して・・・」
いじA「今朝お前の下駄箱糞まみれだったろw」
いじB「誰がやったかわかる?」
光莉「そそそそ・・・そそれ・・・それは・・・」
いじC「あたし達に決まってんじゃんよーwwwwwバーカ」
光莉「ひ、酷い・・・」
いじA「あんたをどん底まで貶めてやらないと気が済まないのよww」
いじB「さーて今日のいじめメニューは光莉、あんたが選んでいいわよww」
いじC「1.木、2.水、3.火 さーてどれがいいかな〜?」
光莉「え、え、えっと・・・ど、どうしよう・・・どれも何かありそうだし・・・」
いじA「早くしないと時間切れになるわよww」
いじB「あと10秒、9、8、7・・・」
いじC「6、5、4・・・」
光莉「ひ・・・ひぃぃぃ・・・どうしよう・・・」
いじA「あら・・・それを選んだの?www」
いじB「意外だねぇwww」
いじC「他の二つの方が軽く済んだのにwww」
光莉「え・・・ま、まだ・・・」
いじA「とぼけんじゃないよ!言ったでしょう!」
いじB「ちゃんと聞こえたわ〜」
いじC「“火”ってねwwww」
光莉(私のバカバカバカ!!)
いじA「んじゃぁこれからタバコ買ってきなさい」
いじB「10分以内にね」
いじC「近くの自販機でな。逃げたりしたらどうなるかわかってんでしょうねぇ?」
光莉「あ、あの・・・お金は・・・」
いじA「んなのあんたの金で買って来なさいよww」
いじB「あんたも生意気になったもんねぇww」
いじC「グダグダ言ってないでさっさとかって来いや!!」
光莉「ひっ・・・承知しました・・・」
64名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 01:46:02 ID:z5u/e8Ig
光莉「ハァ・・・ハァ・・・買って・・・来ました・・・」
いじA「遅ぇんだよこのウスノロ!!」
光莉「は・・・はい?」
いじB「5分も遅れてるじゃないのよこのクズ!」
いじC「何やってたのよぉ?」
光莉「そ、そんな・・・私は一生懸命・・・」
いじA「言い訳なんて聞きたくないわよ」
いじB「さっさと出しなさいよ」
いじC「あんたいじめる道具なんだからさ」
光莉「一体何を・・・」
いじA「根性焼きよw」
いじB「腕出しなさいよぉ」
いじC「5本くらいまとめてやらない?」
いじA「いいね、それ」
いじB「って事で「火」のいじめは根性焼きでした〜」
いじC「ちなみに他のイジメは木は力尽きるまで木にぶら下がる、水はホース攻撃でした〜
   (ふん、本当は木は木刀でリンチ、水は川で顔沈めだったんだよw)」
光莉「そ、そんな・・・!!嫌っ!離して!!離して!!」
いじA「暴れるなよ」
いじB「どんなに抵抗してもあんたの力じゃ無駄よ」
いじC「さ、記念の第一本目、喰らいなさいよww」
光莉「ひっ、ひぃぃぃ・・・熱い・・・熱いよぉ・・・」
いじA「こいつ馬鹿じゃん、まだ当ててもないのに熱いって喚きやがってww」
いじB「これでこそイジメ甲斐があるって事よw」
いじC「オラッ!!」

光莉「い、嫌ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

「何してるんだ!?」

いじA「ったく・・・何でこんな時に限って」
いじB「ずらかれ!!」
いじC「ウ○コの事もこの事も言うんじゃないよ!」

光莉「ふぇ〜〜ん・・・・・・」

通りすがりのおじさん「君、大丈夫か?」
光莉「は、はい・・・」
おっさん「何があった?」
光莉「ありがとうございました・・・では」
おっさん「おい!待ちたまえ!」

光莉(これから私、体が傷つくのかな?生きていけるのかな?)
65名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 22:51:12 ID:z5u/e8Ig
光莉「何で私だけ・・・校舎周りを一人で掃除しなきゃならないの・・・」

光莉「終わんないよぉ〜・・・はやくお家に帰りたいよ・・・」

一方、校舎の窓際で光莉の様子を見てたいじめっ子達
いじA「ウヒヒ・・・光莉の奴、泣いてやがるww」
いじB「あたし達の言う事聞かなかったからよwww」
いじC「そうだ!今光莉が丁度あたし達の真下にいるからさ、これ投げてやろうぜ」
いじA「爆竹か・・・wwwwwいいな。ナイスだぜwww」
いじB「早く投下しようぜ!」
いじC「そう焦るなよ・・・そらよっ!」

ひょい・・・

パンパンパパパパパパパパンパンパパパン!!!!

光莉「ひぃゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

光莉「・・・ふぇ〜ん・・・腰が抜けて立てないよ〜・・・」

いじA「ヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・あいつマジで腰抜かしてんぜww」
いじB「おい、見ろよ!漏らしてんぜww」
いじC「アハハハハハハ!!こりゃ傑作ねwww」

光莉「ふぇ〜〜ん・・・も、漏らしちゃったよぉ・・・何でこんな目に遭わなきゃいけないのぉ・・・」

光莉「もう私・・・耐えられないよ・・・」
66名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 01:38:57 ID:jwtf31NV
先生「今から臨時の持ち物検査をする!全員机の上に鞄を出せ」
生徒1「えーっ」
生徒2「マジかよ〜」
生徒3「面倒臭ぇな〜」

先生「それでは終わるまで全員廊下にいろ」
一同「は〜い・・・」

いじA「クシシシシ・・・光莉のかばんにさぁ・・・」
いじB「え〜っ!マジで〜?」
いじC「傑作じゃんww」
いじめっ子達「クスクス・・・フフフwww」

先生「おい!此花!ちょっといいか?」
光莉「は・・・はい・・・」

先生「何だこれは!!こんな物持ってきてもいいと言った覚えはない!」
光莉「へ・・・へぇっ!!?な、なななな・・・何ですかそれ?」
先生「見てわからんか!こんな物お前みたいな年頃の女子が堂々と持ち歩いてるものなのか!!?」
光莉(こ・・・こけしさんの形・・・なんだろ・・・これ?)
先生「電動こ○しなど以っての外!!あとで生徒指導室に来なさい!!」
光莉「ち・・・違います!こ・・・これは・・・その・・・」
先生「言い訳は後で聞く!じっくり反省しなさい!!以上!」
先生「ま・・・また・・・何で・・・私だけ・・・」

いじA「ヒヒヒヒ・・・起こられてやんのww」
いじB「お楽しみはまだまだこれからよww」
いじC「せいぜい聖書でも読んでおくのねぇwww」
一同「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
67名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 02:01:54 ID:Q4V9snCJ
先生「このコケシで光莉の奴を…フフフ…あいつのいじめられている所を見ると無性に本能を呼び覚ます」
罪な女だ
68ネプチューンマン:2006/09/25(月) 13:03:53 ID:55df+X9N
                    /`          ミ
                     ト、( _jゝ         ハ
                       ,ゝ /ィ´     } 、_   -、ゝ._
                     {/´L.ノ-─ ,  /、ゝ_>,  ハ¨`
       _____,、r‐- ._      ヽ    { ハ{,f∠ッ'フj  ノ,ノ
   r‐=彡_,.- 、_  { |     ` ─- ._ 〉'´   /`リ; `ー-‐イィ(    この学園に光莉など必要ない…
   `¨ヽ<三 -‐ニ、l」           ` ─- ≧´__,.-、/´  ̄ ヽ
      ``ー- .._ //`‐-r─‐--  .._            ̄`  }
              〈/     ヽ        ̄ファェ- .._         |
             \    ',      ,.イ / 、  `丁>、   /
              ヽ    ',  _,. ‐ ´ V「k、ノ _,.-_j      /
              \    ¨´    _, イト、二ィ´
69名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/26(火) 10:21:54 ID:hsgHzdaG
いじA「まぁ、どんな状況でも”天使の存在を信じる”信念を曲げない心は褒めてやろう。
     だが、それをいつまで貫けぬけるか見物させてもらうことにしよう。」
70名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/26(火) 22:08:35 ID:3DzO9/kq
夜々との出会いの時、逃げ切れずにつかまった時に最初に発した言葉が
「ごめんなさい・・・」

いじめっ子に追いかけられて捕まっていたぶられた事を思い出したのだろうか?
71名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/27(水) 01:20:50 ID:kEipcfzW
光莉「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」

いじめっ子達「待ちなさいよ〜、逃げんじゃないわよ〜」

光莉「い・・・イヤ・・・ハァハァ、ハァ、ハァ」

石ころに足が引っかかり躓く光莉

光莉「きゃあ!!」

ドテッ

いじA「ヒヒヒヒヒヒ、あんたさー、言うこと聞かないと何されるか分かってんでしょ?」
いじB「締め技でお仕置きだなw」
いじC「じっくりたっぷりいたぶってやるからよw」
光莉「・・・ごめんなさい・・・許してください!」
いじA「ア゛ァー?謝りゃいいってもんじゃねぇよボケ!」
いじB「世の中の厳しさをたっぷり教えてあげる必要があるわねw」
いじC「御託はここまでよwうりゃぁ!!」

光莉「きゃっ・・・や・・・・・・め・・・・・・て・・・」

いじC「まだ10%しか出してないぜ〜」
いじA「惨めねwあたし達に逆らうとこうなるのよw」
いじB「あんたも馬鹿ねぇ、大人しく言うこと聞いてりゃいいのにww」
いじC「聞かないからこうなるのさwwオラオラァ!もっと締め付けてやろうか?」
光莉「・・・・・や゛ぁ・・・・・・」
いじA「あーん?聞っこえませーん!何言ってるのー?」
いじB「もっと強くして・・・って言ってるわよ」
光莉「!!!!!!!!」
いじC「そうかよwだったらもっと強く締め付けてやらぁ!」
光莉「ん〜〜!!!ん〜〜!!!」

光莉「ん・・・・・・(気絶」

いじA「あれ〜?もしも〜し?」
いじB「こいつ何ですぐ気絶すんだろ?」
いじC「もっと長時間いたぶりたかったのに〜」
いじA「行こ行こ、また明日!」
いじB「明日は光莉に「ゴミ箱」になってもらおうかしら〜」
いじC「キャハハハ!!賛成賛成!明日が楽しみーww」
72名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/28(木) 02:09:13 ID:pGPvcJh2
「ひっかりちゃん♪遊びましょ♪」
光莉「えっと・・・あの・・・今日はお母さんと約束が・・・」
いじA「(゜Д゜)ハァ?おかーさぁん?いいからあたし達と付き合いなさいよ」
いじB「ちょうどイライラしてたトコなんだ」
いじC「あたし達の命令は絶対だかんなwオラ来いや!」
光莉「や・・・やめて・・・お願い・・・」
いじA「おうおう、お得意の命乞いか?w」
いじB「そんな目で見つめんじゃねーよw」
いじC「ますますイジメたくなるからさw」
光莉「ひぃ・・・お助け・・・」


体育倉庫
いじA「アハハハハハハハハハハ!胸小さいね〜」
いじB「あそこはまだ毛生えてないぜ」
いじC「肌が白いわねぇ〜髪もパツキンだし・・・ところでさ、あんた日本人?」
光莉「わ・・・私はお父さんもお母さんも日本人です!」
いじA「へぇ、そうかい?髪の色も全然似てないし」
いじB「まさか捨て子とかじゃないでしょうね?」
いじC「その可能性大だねぇ!アハハハハハw」
光莉「お父さんとお母さんを悪く言わないで!!」
いじA「うるさいロデムにはお仕置きしなきゃねw」
いじB「みんなで光莉の体を弄くりましょうww」
いじC「じゃ、私は胸ね。それっ」
光莉「ひゃぁっ!!!あ・・・あ・・・や・・・やめ・・・」
いじA「感じやすいんだね〜、次はココでも弄くろうかしら」
いじB「どんな反応するのか楽しみねぇw」
光莉「あぁっ!!やめて!!やめて!そこだけは!!」

いやぁぁぁぁぁぁ!!あっ・・・あっ・・・や・・・ひぃ・・・

いじA「イヒヒヒヒ!もう逝っちまったのかよw」
いじC「こいつをカメラに収めるってのはどう?」
いじB「それ名案ね!」
光莉「や・・・撮らないで!!わたしのこんな姿・・・」
いじA「このカメラにきっちり収めてやるからよw」
いじB「光莉ちゃ〜ん、可愛く撮ってあげるからね〜w」
いじC「はいチーズ」
光莉「ひ・・・い・・・いや・・・」

パシャ、パシャ、パシャ

いじA「たっぷり撮ってやったぜwこれでネタが出来たなww」
いじB「この写真をばら撒かれたくなかったら1週間以内に50万持って来いよwあんたん家ちょっと金持ちなんでしょ?」
いじC「それと先公にチクんじゃないわよ」
「じゃーねーww」

光莉「私は・・・日本人だよね?お母さん・・・お父さん・・・ふぇぇぇぇぇぇ〜ん」

いじA「この写真さ、男子に売るって手もあるんじゃなぁい?」
いじB「あいつ、外見以外は取り柄ないしねw」
いじC「あたし達がプロデュースさせてあげようかしら・・・なーんちゃってw」
「キャハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
73名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 16:02:34 ID:FaA83JTf
::::l      _L/                          `ヽ
::::|    , - ´ //
:.:..ト、/  -//
::::::l \/ //       / /    i        !  i
::::::::',   V メ   / / /     |     |  |  |     l
:::::::::::f―‐j7 /  / / /!    | |  │  l  l    │ 何で私・・・みんなに狙われるのかな? 
:::::::::::ヽ―‐7 {  | / / |   /.│ |   !l  | ./    |  明日が怖い・・・明日もきっと・・・オモチャにされちゃう・・・    
::::::::::::::|−-ゝi  |‐h/._ |  /! / ハ  /.|  l/     l  私はみんなにとって都合のいいオモチャなのか・・・   
:::::::::::::::ヽ   ヽ l/,L!_f l ./ l/」/ l ./.│  j     /   /
:::::::::::::::::ヽ   `j|_ソ7弌リl / .メ /=‐-}/, |  /    /   /
、:::::::::::::::::ヽ    ヽ辷ソ j/   ノテニ=/_ `}‐/     /    l    
.ヽ:::::::::::::l:::ヽ.    ヽ;;      辷ナァゝ//     /     !  /
  ヽ、::::::::l::::ヽ    ', 、       ̄´〃/     /    |  l  
  r^ヽ、_:::l:::::::ヽ    i      ;;;;;; 〃    /   l  l │
_rヽY ヽ}::l::::::::`,   ト、`'      / /   ,イ    / |  ヽ ヽ
.ヽ `ヽ. ヽ:l:::::::::l   / ヽ    __∠,/  /l {   /  ヽ   \ `
74名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 21:00:10 ID:SP4YphZ5
光莉がいじめられてた過去のストーリーもやって欲しいな。
もちれん男はシルエットで。
75名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 00:01:08 ID:T8D2q8jm
光莉はこの前の件でル・リムの生徒たちにも嫉妬されそう
76名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 23:49:01 ID:iHITElTa
あの学校にそんな性格のきつい生徒はいないんじゃないか?つーか小説の一般生徒、(ミアトルとスピカ)嫉妬心と攻撃性が異常だよな。親が見たら入学させるんじゃなかったと後悔する位。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 06:09:16 ID:lvhO7pbW
光莉性格悪いからエトワールになっても慕われないだろうな
78名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 06:32:38 ID:1H/I5Tai
天然は困るね。どれだけ他人に迷惑をかけているか
どれだけ他人を傷つけているも
気がつかないとは
79名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 10:41:13 ID:PE79a3jM
ある授業風景・・・一人の生徒の周りに異常なほど丸めた紙くずが落ちている。
いじA「ヒソヒソ・・・当たれ」
いじB「ヒソヒソ・・・なかなか入らないね・・・あのゴミ箱」
いじC「ヒソヒソ・・・みんなのゴミ箱なんだからキャッチしろよw」
後ろの席のいじめっ子達はは容赦なくその生徒を的にして遊んでいる。
その生徒の机の後ろにはゴミ箱が置いてあった。
いじA「光莉も使えないわねw」
いじB「今度はこれでも投げてみようかしら」
手には石ころが握られていた。
いじB「それ!」
ゴツン
光莉「ひぃ!!!!」
後ろを振り向きたくても振り向けない・・・あのいじめっ子達の顔を見ると数々のいじめを思い出すから・・・
先生「あ?此花!静かにしろ!!・・・では気を取り直して14ページの・・・」
先生も見て見ぬふりだ。誰か私を助けてくれる人はいないのだろうか・・・。
もし天使様がいるのなら私をきっと平和な楽園へと導いて下さるのに・・・。
しかし現実は残酷なほど弱肉強食な世界だ・・・私みたいな弱くて大人しい人間は餌食になってしまう・・・。
いじC「それじゃああたしはこれ!」
いじA「紙ヒコーキの先端に針か・・・ウヒヒヒヒ、面白いなw」
いじC「狙ったものに100%当たるように考えて作ったんだからw」
いじB「理屈はいいよ、まずやってみなきゃw」
いじC「そうね・・・そーれw」
紙ヒコーキは私の後頭部目がけて勢い良く飛んできました。
そして・・・
光莉「いやっ!!!!!!!」
あとちょっとでも当たり所がずれていれば命に関わることになっていたかも知れません・・・
いじA「ウヒヒヒヒヒ〜やっぱりあいつからかうの面白ぇなw」
いじB「あの反応が笑えるよwww」
いじC「先公も注意しねーしもっと凝った物ぶつけるかw」

光莉「・・・(怖くて体が動かない・・・金縛り?)」

いじA「あいつプルプル震えてやんぜw」
いじB「ビビってやんのw」
いじC「こんなのイジメの中に入らないのに〜」

授業が終わっていじめっ子達が私の頭を叩いたり小突いたりして立ち去った後
私の金縛りは解けたようだ・・・
私が机で泣いている姿を見て生徒達は嘲笑っていたりコソコソしてたりしていた・・・
人間は・・・もう・・・信じられなくなりそう・・・助けて・・・。
80名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 11:12:13 ID:PE79a3jM
いつも私は一人で寂しくお弁当を食べています・・・
お母さんの作ったお弁当は美味しい・・・

いじA「おい!美味そうなモン食ってんじゃねーか」
いじB「あたし達にもお裾分けしてよw」
いじC「お!このミートボールいただき!」
光莉「やっ、やめ・・・て・・・」
いじA「文句あんの?」
いじB「あんたも食べるの遅いわね〜、もう昼休み終了10分前よw」
いじC「ちまちま食ってんのが光莉らしいなww」
私は小学校の時は給食を食べ終わるのがいちばんビリだった・・・
小学校の頃はお腹が弱くて牛乳が飲めない私は給食の牛乳を無理矢理私飲まされて
牛乳を戻して服が汚れてしまった記憶もある・・・
いじA「水筒何入ってんのかな〜?」
私の水筒を奪い飲み始める。
いじA「不味い麦茶だな・・・良くこんなモン飲めるな、っと」
いじめっ子は水筒のフタを開け私の頭にかけ始めた。
光莉「いやぁぁ!!!」
いじB「あらあら、こぼしちゃって、悪い子ねw」
いじC「みなさーん、地面をご覧下さ〜い、此花さんが失禁しましたよ〜」
みんな私の方を見て爆笑している・・・酷い・・・私がこんなに苦しんでるのに・・・何でみんな・・・
いじA「ヒヒヒヒ、弁当は美味かったぜ。またよこせよな、あばよw」

光莉「しくしく・・・」
81名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 11:36:54 ID:PE79a3jM
家庭科の調理実習の時間・・・
私は悲惨な事にいじめっ子達と同じ班にされてしまった。
先生はちょっと食べるときの飲み物を取って来ると言って家庭科室を出て行った。
いじA「まず材料は小麦粉・・・ふむふむ」
ゾボゾボゾボ・・・
光莉「きゃっ!!な・・・何するんですか・・・」
いきなりいじめっ子は私に小麦粉を頭からかけてきた。
いじA「これで一層肌の白さに磨きがかかったわねww」
光莉「ひ・・・酷い・・・」
だがいじめっ子達の攻撃はそこまでにはとどまらなかった
いじB「次に卵」
卵をかけられた。
いじC「牛乳」
かけられた・・・
いじA「砂糖」
かけr(ry

いじA「あ、そうだ!先公いないからさ、こいつの手をさ、ホットプレートで焼こうよ。」
いじB「賛成ねw」
いじC「オラ!手ぇ出しなさいよ」
いじA「この前の根性焼きの埋め合わせをしてやるよw」
いじB「あの家庭科の先公も見て見ぬふりだけどやっぱりこう言うのやる時は先公がいない時がいいねw」
いじC「上手に焼けました〜、なんちゃってw」
光莉「もう・・・やめて・・・」
結局丁度いいタイミングで先生が戻って来たので手を焼かれることはなかった・・・

もう・・・こんな生き恥晒しているくらいなら・・・いっそ・・・
82名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 16:11:08 ID:sW6gAJ5Y
83名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/04(水) 06:43:40 ID:y6d2GpHp
今日もまたいじめられる為に学校へ行く私。
学校なんて行きたくないのに何故か毎日行く私。
私はいじめられる事に快感でも感じているのだろうか?
そう思う今日この頃・・・
学校に着き教室へと足を運び私が目にしたものは・・・
光莉「!!!!・・・・・・・・・・・・酷い・・・」
私の机に彫刻刀らしき物で「死ね」「クズ」などと彫られていて
机上には花瓶と一輪の花が添えられていた。
私は涙が出でしまった・・・みんなは泣いてる私を笑いものにしている。
いじA「よぉ幽霊!お前死んだんじゃないのか?」
いじB「せっかく花も添えてやったのにまだ成仏出来ないの?」
いじC「光莉のくせに生意気よwうりうり!」
いじめっ子達は私にアイアンクローをして来ました・・・
続いて鞄で叩かれ四つん這いにされて馬にされたり・・・
けれど私は死に対する冒涜に思わず反論してしまった。
光莉「あの・・・死と言う概念を・・・そんなに・・・・・・軽んじないで・・・下さい・・・」
私は勇気を出して言った。
いじA「ハァ?何訳わかんない事言ってんの?」
いじB「あたし達に意見するなんてあんたも生意気になったものね〜w」
いじC「そう言う生意気なロデムにはそれなりのお仕置きってものが必要ね〜w」
光莉「ひぃ!!・・・ご・・・ごめんなさい・・・」
いじA「ごめんで済めば警察はいらないわよ〜」
いじB「さて、今日もサンドバックになってもらおうかしら〜」
いじC「腕が鳴るわねぇw」
光莉「い・・・痛く・・・しないで・・・こ・・・殺さないで・・・」

私はもうイジメに抵抗する気力もなくなりそうだ・・・
84名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/04(水) 21:21:22 ID:wcHPHe7p
生徒A「あの娘さー、いつも被害者面してるのが気に入らないのよねー」
B「自分にも原因があるって事を自覚しろっつーの」
C「鈍感だし空気読めないし協調性ないしみんなとは違って雰囲気も独特だしね」
85名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/05(木) 00:15:16 ID:R4mRPXno
いま全話見直してますますムカついてきた
こいつ女じゃなかったらぶん殴ってたよ!
86名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/05(木) 00:23:54 ID:2MjrIAaf
夜夜が狼になったときに、ムカついた。
87名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/05(木) 00:41:07 ID:c80VL56V
私の唯一の楽しみはいつも留守の家に繋がれている雑種犬の「ポチ」と遊ぶ事だ
光莉「ポチ・・・いい子だね」
「ワンッ!」
光莉「今日も私・・・学校で・・・イジメられたの・・・」
「クゥ〜ン?」
光莉「慰めてくれるの・・・ありがとう・・・私の気持ちが分かるのは・・・あなただけね・・・」
「キューン・・・ク〜ン・・・」
光莉「学校なんて・・・なければいいのに・・・」
光莉「歌っちゃおうかな?誰もいないし・・・」
けーだーかきー・・・
「ワンワン!ワンワン!」
光莉「そう・・・嬉しいの・・・」
光莉「あ・・・もうこんな時間・・・じゃあねポチ!」
「ワオォォォ〜〜〜〜〜ン!」
88名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/05(木) 05:38:56 ID:cRZUyizv
顔を跡形も無くなるまで殴りたい
89玉青:2006/10/05(木) 22:43:53 ID:lx3QuP+2
どどん波〜で顔を焼き殺したい
90名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 01:24:12 ID:nqBhti7G
体育の時間・・・最悪な事にドッジボールとなってしまった・・・。
笛が鳴り、始まった・・・
いじA「オラァ!光莉!」
パンッ!
光莉「きゃぁ!・・・痛い・・・」
いじB「まだまだ続くぜぇ!」
ペシッ!
光莉「もう・・・当たったから・・・外野に・・・移らせてください・・・」
いじC「ハァ?あんたが内野にいなきゃゲームになんないでしょうが!」
いじA「ぶっちゃけこれは“光莉当てゲーム”だからねw」
いじB「よりボールを光莉に当てたチームの勝ちって事なんだよw」
いじC「わかった?」
光莉「そ、そんなぁ・・・」
いじA「うっしゃぁ!試合再開だぜ!」
パシィン! ベシッ! ポン! ダンッ!
光莉「あ・・・あ・・・い・・・た・・・」
ドカッ! ゴッ! ビシ!
光莉「ひぃ〜ん・・・しくしく・・・」

試合が終わった後、私は体育倉庫に閉じ込められてしまった。

いじA「あんたこれから体育用具と仲良く暮らしなw」
いじB「友達いないんだからさw」
いじC「じゃあねぇw」

バタン!

光莉「暗いよぉ・・・怖いよぉ・・・誰か助けてぇ・・・」

その後私は用務員のおじさんに助けられましたがイジメの事をチクれば
エスカレートするので言えませんでした・・・
91名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 06:20:55 ID:A7Iv9neO
いじ男「おめーよー…いくら可愛いからって俺等がチヤホヤするとでも思ってんのかコラ!」
光「そ、そんな事は…」
いじ男「うるせぇ!…だがな…別の意味でならチヤホヤしたっていいんだぜ…俺等にボコられたり犯されたりって意味でな!」
光「な…何で私だけ……」
いじ男「クックック…めでたい女だぜ…おめーのその被害者面とズレてる性格見てると無性にいじめたくなんだよ」
光「……………ごめん……なさい……」
いじ男「あ゛?謝って済む問題じゃねーだろーが!詫び入れる気があるなら土下座して靴舐めろや!」
光「ゆ…許して…」
92名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 06:40:56 ID:A7Iv9neO
いじ男「許して?…許して下さいだろーがよー!」
ドカッ!グリグリ…
光「あ…う…痛い…」
いじ男「おめーにはとことん再教育してやらねーとなぁ!」
光「か、勘弁して下さい〜」
いじ男「そういう顔されっと余計やりたくなんだよ!オラァ!」
光「ひぎゃっ!(背中蹴られて息が出来ない…)」
いじ男「アハハハハ!うずくまって余計小さく見えるぜ!いじめられてこそ光莉なんだよw」
光「ぞ……ん゛……な゛……」
いじ男「いじめられてる顔が最高に可愛いぜ!オラオラ!」
光「〜〜〜!ハア、ハア……しくしく」
いじ男「オラ泣けもっと泣け!」
93名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 07:08:29 ID:A7Iv9neO
光「エグッ……悪魔……」
いじ男「悪魔はおめーだろーがw身の程をわきまえろや!」
ドカッ、ゴスッ!
光「ぎゃっ!……い゛……い゛ゃぁ……ヴゥ…」
ゲホォ!
いじ男「おいおい吐いちまったのかよw」
光「ハア、ハア、ハア、ハア……もう……いじめないで……下さい……」
いじ男「吐いたモンさっさと始末しろや!おめーが舐めてなw」
光「気持ち悪い……」
いじ男「てめーで出したモンを気持ち悪がってどうすんだよwま、俺様の道具になってくれりゃこの事は黙っといてやんぜw」
光「…………もう……いや………」
94名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 17:19:01 ID:tznXEMNd
今月のGマガの光莉殴りたい。
95名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 17:31:01 ID:8YiMamCg
髪の毛掴んでジャイアントスイングしよーぜー
96名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 17:43:48 ID:FI5vhi/6
鼻の穴にドライバー突っ込んで破れるくらいかき回してやりたい
97名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 19:25:07 ID:5NtIj3iR
>>94
くわしく
98名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 21:58:21 ID:nqBhti7G
女子更衣室にて・・・

いじA「あんたさー、最近髪伸びたわよねぇ?」
いじB「丁度いい事だし切ってあげようか?」
いじC「あんたにお似合いの髪型にしてやるからよw」
光莉「わ・・・私はこの髪型でいいんです・・・だから・・・切りたくないです・・・」
いじA「人がせっかく切ってやろうと思ったのに」
いじB「あんたに断るなんて選択岐なんてないのよw」
いじC「ロデムが主人であるあたし達に刃向かうなんて生意気ねw」
光莉「別に刃向かったわけじゃあ・・・」
いじA「黙りなさいよ!あんたのその髪、切り落とさないと気が済まないわ」
いじB「そうね、ばっさり切っちゃいましょ♪」
いじC「頭が軽くなるわよw」
光莉「やめて・・・髪だけは・・・気に入ってるの・・・」
いじA「あんたの意見なんて聞いてないわよw」
いじB「大人しく切られろやwうりゃ!」
いじC「押さえつけたぜ!さぁ切ろうぜw」
光莉「お願い・・・これから言う事何でも聞きます・・・だから・・・髪だけは・・・」
いじA「いくわよw第一撃!・・・」
光莉「いや!!やめて!!」

「みんな!先生が来るわ!!何でも財布が盗まれて念のために女子更衣室も調べるって・・・」

いじA「ちっ・・・覚えときな!」
いじB「後でじっくりいたぶってやるぜw」
いじC「覚悟しとくんだねwあばよ」

光莉「なんで・・・みんな・・・私の事を・・・」
99名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 22:59:58 ID:nqBhti7G
教室に戻った時、教科書を出そうと鞄の中を調べた

光莉「あれ・・・教科書が・・・ない・・・どうして?・・・机の中にもない・・・」
地面を見た・・・しかし・・・なかった。
光莉「もしかしてゴミ箱?・・・!!」
名前欄に此花光莉と書かれた自分の教科書が無惨にも破かれて捨てられていた・・・。
光莉「酷いよぉ・・・これじゃあ勉強できないよぉ・・・どうしよう・・・」

いじA「ウヒヒヒヒヒ・・・光莉の奴、泣いてやがる」
いじB「あいつ何度も同じ手に引っかかるからイジメ甲斐があるんだよなw」
いじC「これでもう光莉は勉強できないなw」

光莉「酷い・・・ふぇ〜ん」
100名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 02:02:20 ID:XvB5RKQ6
いじA「(今度はどうやっていじめようかしら、きひひ)」
いじAの彼氏「おい、なに一人にやけてんだよ!最近お前そんなのばっかだぞ!」

いじB「(次はもっといたぶれるかしら、ぐひひ)」
いじBの弟「おーいご飯だぞー、って姉ちゃん帰ってから引きこもってばっか」

いじC「(あ〜早く明日になっていじめたい、げひひ)」
いじCの父「母さん、最近へんじゃないかあの子。ちゃんと教育してるのか?」

加害者でありつつも、こうして彼女らは
その心の多くを光莉に蝕まれていった。
そして、やがて光莉無くしては生活が成り立たなくなってゆく・・・。
101名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 10:05:04 ID:G975Hk3P
今日もいじめっ子にいたぶられるのを覚悟で学校へ登校した・・・。
今日は何をされるのか・・・不安で胸がいっぱいだ。
教室に着いたがいじめっ子達は見当たらなかった・・・。
光莉「あ・・・あれ?・・・あの人達が・・・いない・・・」
私は心の底から嬉しさが溢れ出てきた。
今日は平和な一日になりそう・・・そう思ったが・・・
いじ女1「あの三人がいなくなったおかげで私達もやっとあんたの事いじめられるわ〜」
いじ男「お前はあいつらの所有物だからな〜、いじめがなけりゃ本読む事しかする事ねぇんだろぉ?」
いじ女2「ちょっくらあたい達に付き合いなさいよ〜」
光莉「そ・・・そんな・・・」
いじ男「何勘違いしてんだよwこの学校にはおめぇの味方なんてどこにもいねぇんだよタコ!」
いじ女1「私達はあんたがいじめられてる所見てますますいじめたくなって来てるトコなのよw」
いじ女2「さ、まず屋上であんたのその自慢の顔に落書きでもしてやろうか」
光莉「顔に・・・落書きされたら・・・恥ずかしくて・・・」
いじ男「おめーはイジメの意味を何も分かっちゃいないなw」
いじ女1「ターゲットを辱める事こそイジメなのよw」
いじ女2「って事で一緒に屋上へ来てもらおうか!」
光莉「離して!・・・もう・・・いじめないで下さい・・・」
102名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 10:34:06 ID:G975Hk3P
その頃、例のいじめっ子達は・・・廃屋で光莉イジメのネタを考えていた。
この廃屋は夜は珍走団の集会に使われている・・・
日当たりは悪く、朝でも薄暗い雰囲気をかもし出していて一般人はあまり近寄らない所だ。

いじA「ふむふむ・・・それで?」
いじC「でさ〜、あいつをさ〜・・・して・・・でさ・・・するんだよ」
いじB「!!・・・いいわねぇw・・・下着だけにして他のクラスに放り込む・・・かw」
いじA「あいつなら必死に抵抗して『いやぁ!!やめて下さい!!悪い事しないで』みたいにほざきやがるからなw」
いじB「それでこそイジメ甲斐があるんだよなw」
いじC「ついでに歌も歌ってもらおうかなw」
いじA「締めには教壇の前でオ○ニーやってもらおうかしらw」
いじB「みんなつまんない授業に退屈してんだからさwこれくらいの面白いパフォーマンスを全校生徒にお届けしてやらないとねw」
いじC「ま、逆らったらボコればいいんだからさ。地獄から逃げようとすれば更に深い地獄が待ってるって事をあいつに思い知らせてやらねーとなw」

一同「アハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
103名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 10:51:28 ID:G975Hk3P
いじ女1「私はほっぺに渦巻き描いちゃお〜、キュキュッとねw」
いじ女2「私は額に“肉”・・・と」
いじ男「俺はな・・・そうだな・・・こいついっつも泣きそうな顔してるから涙を流させてやろうw・・・キュキュッとなw」

一同「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!腹痛ぇ〜〜〜!!」

光莉「グスン・・・そんな事して・・・えっ・・・えぐっ・・・何が面白いんですか?」

いじ女1「あんたをいじめるのに理由などないさw」
いじ女2「面白いからよw」
いじ男「まったく罪な女だぜ!ここまでいじめて下さいって顔してるのも珍しいわなw」

光莉「酷い・・・私は・・・普通に・・・生きたいのに・・・ふえぇぇぇぇぇん・・・」

いじ女1「泣いちゃったよ〜こいつw」
いじ女2「謝りなさいよ、生きてる事自体に・・・“生きててすみません”ってねw」
いじ男「ギャハハハ!ひっでーなwこれじゃあ泣き止まなくなるぜぇw」

光莉「この世に生まれた・・・命を・・・軽んじないで・・・下さい・・・」

いじ女1「そうそう・・・あんた天使を信じてるんだってねw」
いじ女2「そんな都合のいいモンいるとでも思ってるの?」
いじ男「いるわきゃねーだろー!このカス!」

ドガッ

光莉「ひゃぁぁぁぁ!!・・・痛い・・・痛いよぉ・・・ひぃぃぃ〜〜ん(泣」

いじ女1「天使なんておとぎ話信じている時点でガキだよねw」
いじ女2「現実を見ろやwあたい達にいじめられてるって現実をねw」
いじ男「とりあえず、ここで頭でも冷やしてろやwまたいじめてやるからなwあばよ」

光莉「私は・・・笑われても・・・馬鹿にされても・・・あなたを・・・信じます・・・・・・天使様・・・」
104名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 10:57:34 ID:EwqiT1mM
なんかいろいろすごいww
ストパニみてると、本当夜々ちゃんがかわいそうで…
105名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 12:42:10 ID:9g0wD3/F
4話冒頭の「私は、笑われても…馬鹿にされても…ずっと信じて来ました…」
この時光莉が言った言葉がいじめ等の色んな過去を物語っているようにも聞こえたな。
アンチっぽくないレスだが気にしないでクレ
106名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 15:41:43 ID:3b+s4C35
>>103
ワロスww
107名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 21:13:23 ID:ccDrX8j2
どうせこの後はいじA〜Cが>>103の奴等を追い払って

光莉「あ、ありがとう・・・」
いじA「な、何言ってんのよ!あんたをいじめていいのはあたし達だけなんだからね!」

なんて展開になるんだろ。
108名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 22:38:50 ID:G975Hk3P
キーンコーンカーンコーン・・・

いじ女1「昼休みかw光莉の奴、まだ屋上で泣いてやがんのかな?」
いじ女2「授業には出てなかったし〜」
いじ男「よーし、あの馬鹿に渇入れに行くかw」

「待ちなw」

いじ男「あぁ?」

いじA「あたし達がいない間に光莉をいじめたわねw」
いじB「“アレ”はあたし達のオモチャなんだからさ・・・」
いじC「いじめんなら金払っていじめてよw1回1000円でどう?」

いじ男「高ぇよwもっと安く出来ねぇのか?」
いじ女1「ま、私はあいつがいじめられるのを見ていても気持ちいいけどねw」
いじ女2「あたいは直接いじめた方が憂さ晴らしになるさ」

いじA「冗談だよwんで、何をしたんだい?」
いじ男「顔に落書きしてやったよw」
いじ女1「めっちゃオモロイ顔になってるよw」
いじB「へ〜見てみたいぜ〜w」
いじ女2「あいつはまだ屋上にいるかもなwそうだ!みんなで光莉にスリリングな事してみない?」
いじC「あとあいつから金巻き上げて山分けしようぜ〜」
いじA「賛成!みんなであいつを恐怖に貶めてやろうぜw」
いじ男「おっしゃあ!そうと決まりゃ屋上にいる光莉をとっ捕まえてじっくりいたぶってやんねーとなw」
109名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 23:05:07 ID:G975Hk3P
屋上

光莉「ふぇ〜ん・・・何で・・・私だけ・・・」

ザワザワ・・・

光莉「誰か来た・・・隠れなきゃ・・・」

いじA「おーい!ひーかりーーーーーー!!戻ったわよぉ〜〜〜〜」
いじB「戻ってやったんだから返事ぐらいしなさいよぉw」
いじC「なにコソコソ隠れてんのよw」

光莉「ひっ・・・見つかりませんように・・・いじめられませんように・・・」

いじ女1「隠れたってあいつワンパターンだからすぐ見つかるわよ・・・ほらねw」
光莉「ひっ!!ひぃぃぃ!!見逃してくださいぃ・・・」
いじ女2「やだねw裏っ側に隠れるなんてあんたもベタだねぇw」
いじ男「オルァ!こっち来んかぁ!!」
光莉「悪い事しないで・・・お願い・・・」
いじA「ぶ・・・(≧▽≦)ブハハハハハハハハハハハハハ!!ちょwwwww笑わせないでよwwあんたの顔www」
いじB「涙こんなにながしちゃってwかわいそーw」
いじC「額に“肉”だってwwどこから来たのよあんたww」
光莉「もう・・・これ以上・・・私に変なこと・・・しないで・・・」
いじA「あぁ?何子供みたいに駄々こねてんのよw」
いじB「いい加減にしないと首絞めるわよw」
いじC「そうだ!こいつに屋上から眺める景色がいかに素晴らしいか実感させようよw」
いじ女1「ま、下に落とさない程度にねw」

いじA「どうですかー?5階の屋上から眺める景色は?」
いじ男「景色が真っ逆さまってイチャモンはなしだぞーw」
光莉「ひぃぃぃ!!落ちる!!助けて!!怖いよー!!!」
いじ女2「わめくんじゃないよ!抵抗すれば落とすわよw」
いじB「この状態で腹筋100回しなさいw」
光莉「で・・・出来ないです・・・無理です・・・」
いじC「あら、本気で落とされたいようねw」
いじ女1「なら「生きててすみません」って100回言いなw今日はそれで勘弁してやるよw」
光莉「ひぃ・・・生きててすみません、生きててすみません、いきてt(ry・・・」
いじ男「声が小せぇ!!もっとはっきり言えや!!」
光莉「は・・・はひー・・・生きててすみm(ry」

・・・・・・

光莉「・・・財布も・・・盗られたし・・・いっそ・・・ここから飛び降りたい・・・もう・・・人生に・・・」

光莉「ううん・・・・・・せめて・・・天使様に会うまでは・・・生きなきゃ!」
110名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 13:47:41 ID:flF+6uyg
光莉の目に焼きごて押し当てたい
111名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 16:16:37 ID:maGjxIqR
光莉って自分自身は醜いのに、「美しいものが好き」とかよく言えるね。
112名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 16:33:53 ID:DY6Rb66O
醜いからこそあこがれるのではないだろうか?
113名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 20:38:03 ID:B6og927t
光莉の机の中にキングコブラ、ハブを忍ばせて
それを見つけた光莉が失神する所を見たい。
114名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 22:14:46 ID:flF+6uyg
光莉の鼻を叩き折って豚鼻にしたい
115名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 23:23:55 ID:QORtCvIj
「みなさーん!注目!今から此花光莉ちゃんが面白い事してくれまーす♪」

生徒A「何するんだ?wktk」
生徒B「もしかして、あんなことやこんなこと・・・ウヘヘ」

いじA「ほら!動くんじゃないわよ!」
いじB「服を脱がしてやってるんだからw」
いじC「ほら、これで下着だけになった、っと」
光莉「ひぃぃ・・・は・・・恥ずかしい・・・」

生徒A「おい!胸隠すなよ!」
生徒B「もったいぶってないで見せろ!」

いじA「それではみなさん!リクエストをどうぞ!こいつ何でもやりますんでw」

生徒「それじゃあテキトーに踊ってw」

光莉「え・・・え?な・・・何を踊れば・・・」
いじA「何でもいいからとっとと踊れや!」
いじB「あたし達に逆らうとタダじゃ済まさないわよ」
光莉「は・・・はぃ・・・」

ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! サイコー! もっとやれー! 可笑しいw

いじC「次は何をして欲しい?」
生徒「それじゃあチューリップの歌歌ってw」
光莉「え・・・そ・・・それは・・・」
いじA「黙ってやらんか!」

ゴスッ!!

光莉「い・・・痛いよぉ・・・」
いじB「歌いなさいよ早く!」
生徒「そうだ!歌え歌え!!」

光莉「ひっく・・・さーいーたー、さーいーたー・・・チューリップーのー・・・」

ギャハハハハハハハハハハハハハハ!! めっちゃオモロイ〜!
116名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 23:24:53 ID:QORtCvIj
生徒「じゃあ次は脱いで〜」
光莉「!!!!!!!!それだけは・・・」
いじA「文句言わな〜い」
いじB「なんならあたし達が脱がしてやろうか?」
光莉「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・もう・・・これ以上・・・」
いじC「黙りなさいよ!!」

パシンッ!!

光莉「ひぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜ん・・・」

生徒A「おお〜〜〜!!こりゃ絶景だぜ!」
生徒B「そうだ!お前教壇の上でオ○ニーやってくんねーかなw」
生徒C「今夜のオカズにしたいしなw俺っちカメラも持ってんだぜw」

いじA「しゃーねー、あたし達も手伝ってやるかw」
いじB「強力バイブでヴィィィィ・・・てなw」

ヴィヴィヴィヴィィィィィィィ・・・
光莉「ぁ・・・らめぇ・・・ぃゃ・・・そこは・・・あぁ・・・」

生徒A「おぉ〜こりゃたまらねぇぜw」
生徒B「いいぞ〜!!もっとやれ〜!!ww」
生徒C「ナイスアングル!!やっぱり可愛い娘がオナってる所見ると興奮するな〜」

光莉「みんなに・・・見られて・・・恥ずかしい・・・もう・・・勘弁・・・して・・・あぁ・・・ふあぁ・・・」
いじA「逝くまで帰らせないわよww」
いじB「ほれほれ!!MAXにしてやるよww」
いじC「逝っちまいな〜ww」

光莉「ひぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!・・・・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

生徒A「いいモン見せてもらったぜ〜」
生徒B「目に焼きついて離れないよ〜」
生徒C「カメラにバッチリ収めたから今夜のオカズには困らんww」

いじA「また呼びたいときに呼んでね〜!チャオ〜」
いじB「ホラ!キリキリ歩きなさいよw」
いじC「まだこんなもんじゃないわよwあたし達のイジメは」

光莉「私・・・この学校にいられなくなりそう・・・居場所が・・・欲しい・・・」
117名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/09(月) 00:10:37 ID:FRRAcKyM
光莉の傷口にキンカン塗りたぐりたい
炭酸飲料をこれでもかというくらい振りまくって光莉に
「これやるよ、飲め」と渡したい。
118名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/09(月) 22:46:33 ID:d5kRo0ij
俺の嫌いな内気なもじもじ泣き虫女だ。
虫酸が走るぜ。
119名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/09(月) 22:56:36 ID:1TaTuV99
うはw アンチスレで萌えるなんて初めてw
書き続けてる職人さん頑張って!
(つかこの物語の結末にはマジで期待)
120名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/10(火) 08:37:09 ID:B1T7z9hx
瞳子スレの住人と被ってる気がするw
121名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/10(火) 10:38:49 ID:8G9N6K8b
このスレでSSを書いてる人が、実は一番光莉の魅力を分かってるんじゃないだろうか・・・
122名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/10(火) 19:18:32 ID:cNOgU0Ql
「可愛さ余って憎さ100倍」という言葉もあるし(ちょっと違うかw)
俺も好きなキャラをなぶり弄び精液まみれにしないと気が済まないな〜
光莉みたいなウジウジ内気系は純粋に嫌いだけど。
123名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/10(火) 19:54:07 ID:z7y1w4G0
光莉の気の強さはその美しさに支えられたものだろうから
まずその顔面を変形しアイデンティティーを奪い取ろう
124名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 00:25:07 ID:6t5v4Yuf
確かに光莉はいじめられてた過去がありそうだ。
いや、あったと断定する。
125名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 00:40:56 ID:rS+MkJwf
光莉って見てるだけでむかついてこねぇ?
いじめられて当然だろ
126名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 19:55:33 ID:KUs+eu8r
お前のかーちゃんデ〜ベ〜ソ〜w

天音先輩はデベソじゃありまあせんっ!・・・あれ?
127名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 23:56:53 ID:6t5v4Yuf
君の鈍感さには心底うんざりさせられる
128名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 03:17:22 ID:YMrDNkLF
よるよるカワイソス派乙
129名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 06:43:30 ID:gWdtSsvo
いじA「ちょっとさ、あたし達に付き合ってくんないかな?」
光莉「付き合うって・・・何するんですか?」
いじB「今回はあんたにやってもらおうかと思ってね」
いじC「万引きをねw」
光莉「ま・・・ま、ま、万引き!?・・・何故ですか?」
いじA「あんたさー、パシリとしても使えないんだからさー、少し成長してもらおうと思ってさーw」
いじB「そうじゃないと困るんよw」
いじC「捕まったとしてもあたしらの事は言うんじゃないわよwもし言ったら・・・」
光莉「ひ・・・わ・・・わかりました・・・」

ある雑貨屋前、客が来ないときはテレビでも見てるのかまだ店主は顔を出していない。

いじA「ここだよw」
いじB「あのババア鈍そうだからあんたでも楽勝じゃないの?」
いじC「じゃあまずチ○ルチョコ一箱ギって来いw」
光莉「ま・・・万引きは・・・は・・・犯罪・・・です・・・」
いじA「ハァ?何を今更言ってんのよw」
いじB「いいから行って来なさいよぉw」
いじC「やらないと根性焼き、水責め、木刀リンチが待ってるわよw」
光莉「ひ!!!!・・・そ・・・それだけは・・・やめて・・・わ・・・わかりました・・・」

私は罪悪感に苛まれながら・・・そのチ○ルチョコを万引きした・・・
光莉「み・・・見つかりませんように・・・」
こっそり店を出ようとした時・・・

「何やってるのかい?」

光莉「ひぃぃぃぃぃ!!すみませんすみませんすみませんすみm(ry」
店主のおばあさん「事情を話してもらおうかい?」
光莉「・・・・・・はぃ・・・・・・」
130名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 06:46:42 ID:gWdtSsvo
いじA「あの馬鹿・・・すぐ見つかちゃったよ」
いじB「行こ行こ・・・つまんね」
いじC「待って・・・あたし達の事を吐かないかちゃんと見張るわよ」

おばあさん「あんた・・・万引きするような子じゃなさそうな顔してるけど・・・何かあったのかい?」
光莉「い・・・いえ・・・特に・・・」
おばあさん「・・・さてはあの娘達の命令でやったのかい?・・・いつも万引きに来るからね・・・あの娘達・・・」
光莉「ち・・・違います・・・わ・・・私は・・・(このおばあさん・・・鋭い・・・)」
おばあさん「隠さなくたってわかるわよ・・・お嬢ちゃんの目を見れば」
光莉「目・・・ですか?」
おばあさん「あなたの目はとても優しい目をしているね・・・それに何かを信じ抜こうとしている意思が感じられる」
光莉「じ・・・実は・・・」

いじA「あのババア・・・案外鋭かったとは・・・あたし達の事をお見通しなんて・・・」
いじB「あいつ和んじゃってるわよ・・・」
いじC「・・・みんな・・・行こ・・・お仕置きは明日と言う事でね」
いじA「そうねぇ〜・・・」
いじB「罰として何かやってもらおうかしら」
いじC「そうねぇ・・・」

おばあさん「そうかい・・・天使を信じてるのかい・・・」
光莉「学校のみんなは私の事・・・子供っぽいって馬鹿にしますけど・・・それでも・・・」
おばあさん「わたしも昔、あなたみたいに強く信じる心があったねぇ・・・」
光莉「私は、笑われても・・・馬鹿にされても・・・ずっと信じます!」
おばあさん「光莉ちゃんはいい子だねぇ・・・信じる意思があれば立派になるよ・・・」
光莉「お・・・おばあさん・・・私・・・うぅ・・・」

私は感動のあまり涙が出てきた・・・それをそっと慰めてくれるおばあさん・・・。
いつの間にか日が暮れてしまった・・・

おばあさん「じゃあ気をつけてね」
光莉「チョコ・・・いいんですか?」
おばあさん「いいよ、冥土の土産にいい話をしてもらったしね」
光莉「そんな事・・・言わないで下さい・・・」
おばあさん「あら、ごめんね・・・・・・頑張るんだよ!」
光莉「はい・・・はい!!」
131名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 11:54:35 ID:uhnIgtUY
光莉にジャーマンスープレックスをやってみたい





…と思ったが死んでしまうかもしれないのでやめた。





釜茹でにしたい。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 15:28:32 ID:Kownpw8g
>>130
婆さんが光莉をいじめると思ってた俺は相当病んでるのでしょうか?
133名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 16:40:56 ID:phX/1L4V
つ ストレス解消に
 
電気あんまで悶絶させたいアニキャラは?
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1160393599/
 
腹パンチしたいアニメキャラは?
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1151663703/
 
ウザいので全身アザだらけにしたい美少女キャラは?
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1153739740/
134名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 17:23:35 ID:uhnIgtUY
光莉の顔を練りわさびでマッサージしてあげたい
135名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 17:35:03 ID:tEZ2bS6n
>>132
きっとその婆さんは次回作で本性を表すんだよ
136名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 18:43:13 ID:fcL2VUH0
>>64のおっさんがすげえ気になる
137名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 18:52:00 ID:hrp4RRad
いじめ方が男っぽい・・・。
138名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 02:20:09 ID:QJo997XF
今日も長い一日でした・・・いじめっ子達にオモチャにされて引きずりまわされて・・・
天使様が・・・信じるものがなければ私は今頃・・・

今日はもう帰ろうと昇降口の下駄箱を見たら・・・私の靴がなくなってました・・・。
光莉「か・・・帰れないよぉ・・・しくしく」

「どーしたの?ひっかっりっw」

光莉「!!!・・・く、靴は・・・どこに隠したんですか?」
いじA「何よぉ!あたし達を犯人にするわけぇ?」
いじB「あんたも随分生意気になったわね」
いじC「わーたーしーはーやってないー、けっぱくだー♪なんちゃってw」
光莉「じゃあ誰が・・・」
いじA「んな事知るわけないでしょ!」
いじB「這いつくばって探せば?w」
いじC「あんたにゃお似合いよ」

一同「アハハハハハハハハハハハハハハ!!」

光莉「ど・・・どこに・・・あるのかな?」

「よー!何してんだおめーら?」

いじA「あんたか・・・こいつがさ、靴隠した犯人があたし達だって決め付けやがってさー」
いじB「タチ悪いんだよね」
いじC「一緒にいたぶる?」
いじ男「何だ、そーゆー事かwよぉし!俺様が隠し場所のヒントを出してやろう!」
いじ女1「やっぱり犯人はA子達よね・・・ヒソヒソ」
いじ女2「A子達がいじ男に隠させたのよね・・・ヒソヒソ」
いじ男「以下の三択だ! 1.プールの底 2.3階の男子トイレ 3.ニューヨーク51番街・・・さてどれでしょう?」
光莉「さ・・・3番だったら・・・どうしよう・・・」
いじA「プッハハハハハハハハ!!バッカじゃないのーw」
光莉「ま・・・まさか・・・い・・・1番・・・」
私はプールへ直行した・・・プールの底を見渡してもない・・・浮いてもいない・・・
結局プールにはなかった・・・残った場所は・・・まさか・・・どうしよう・・・。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 02:21:18 ID:QJo997XF
放課後だから学校にいる人も少ないだろう・・・だいぶ時間が経ったし・・・。
そう思っていたが3階には結構人がいた・・・男子トイレに・・・靴が・・・。
周りに人がいない事を確認し、足を踏み入れた・・・あった!!男子トイレのゴミ箱に入れられていた・・・。
靴を持ち帰ろうとしたその時・・・
「みなさーん!たった今男子トイレに女子が入り込みましたよ〜w」
光莉「えっ!!・・・そ・・・そんなぁ・・・」

ザワザワ・・・ 何だ何だ!?
生徒A「アッハハハハハ!!見ろよ!よりによって光莉が男子トイレにww」
生徒B「こりゃネタになるぜ!」
生徒C「いたいけな美少女を装い、放課後には男子トイレに入り込み、男の匂いを嗅いでいる痴女と化すwww」
生徒D「大スクープだぜwwwウハハハハwww!!」

いじ男「まんまと引っかかったなw」
いじ女1「やーい、泣いてやんのw」
いじ女2「簡単に引っかかるから面白いのよねw」
光莉「ふ・・・ふぇぇぇ〜〜〜ん・・・酷いよぉ・・・何で私だけこんな目に・・・え〜ん・・・」
いじA「クスクス・・・あんたさ、いい加減白状したら?」
いじB「“私は変態です”ってねwwww」
いじC「クスクス・・・これから生き恥をかいてもらわないとねぇww」

光莉「うぇ〜〜〜〜〜ん・・・見ないで下さい〜〜・・・」

私はみんなが立ち去った後全力疾走で昇降口まで走りました・・・しかし彼女達は待っていた・・・

いじA「あんたさぁ、まだ帰っていいって言ってないわよww」
いじ男「これからが本番よぉ!じっくりいたぶってやらねぇとな!!」

助けて・・・天使様・・・
140名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 12:48:04 ID:QJo997XF
光莉「今日は日曜日・・・雨も上がったしお散歩でもしようかな・・・」

私は比較的大きな近くの公園へ足を運んだ。雨上がりのためか人は少ない。
空を見上げたら虹が出来ていて私はその美しさに見とれてしまった・・・。

光莉「わぁ・・・綺麗・・・虹があんなに・・・」

ポワワワワ・・・
私はつい見とれてボーっとしてしまった。美しいものを見ると見とれてボーっとしてしまう癖がある。
そして最悪な事に会いたくない人たちの声で現実に引き戻された。

いじA「光莉じゃんw何ボーっとしてんのよw」
ドガッ!!
光莉「ひぃやぁぁぁ!!」
背中を蹴られて転んでしまった・・・息が出来ない・・・

いじB「まさかこんなところで会うとはねぇwおりゃ!」
ゲシゲシ!
光莉「!!!!」
転んだ私を何度も蹴って来た。

いじC「あんたMなんでしょ?こうされんのが好きなんでしょ?うりうりww」
グリグリ・・・
光莉「痛いよぉ・・・やめてよぉ・・・」
靴で踏み付けられました・・・

いじA「ま、こんな所で会ったのも何かの縁だ。たっぷり可愛がってやるよww」
いじB「まずは噴水で頭冷やしなさいww」
光莉「ひっ・・・は・・・離して!・・・」
いじC「抵抗すんじゃないわよwクズのくせにww」

ドボン!
噴水に入れられ、全身びしょ濡れになってしまった・・・
出ようとしたその時・・・
いじA「1000数えるまで出んじゃないわよw」
いじB「ほら数えなさいよww」
光莉「いーち、にー、さーん・・・」
いじC「ダー!!」
光莉「ひ!!ひぃぃ!!・・・」
いじC「何驚いてんのよ?はーい1からやり直し〜ww」
光莉「そ・・・そんなぁ・・・いーち・・・にー・・・」

いじめっ子達は姑息な手を使い私を精神的にも肉体的にも追い詰めて来ます・・・
141名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 12:49:07 ID:QJo997XF
いじA「さーて次は砂場で遊びましょーねーww」
いじB「砂合戦よww」
いじC「雪合戦の砂バージョンだと思えばいいのよwwただしあんたは攻撃禁止ねww」
光莉「ひっ!!ひぃぃぃ・・・助けて・・・誰か・・・」
いじA「そんじゃ始めるか!」
いじB「団子を作って、っと」
いじC「そーれ!!」
光莉「きゃあっ!!・・・き・・・汚い・・・」
いじめっ子達は一斉に私めがけて泥団子を投げつけて来た・・・。
汚い・・・服が・・・体が・・・汚れていく・・・。
濡れているせいか非常に泥が付きやすく汚れやすい・・・
私は抵抗する気力もなくなりされるがままになってしまった・・・。

いじめっ子達が去った後、日があるうちはこの姿で帰るのは恥ずかしいので夜になるまでトイレに隠れていた。
夜になりしかし、帰ろうとした時・・・珍走団が集会を開いていたので怖くて出れずにトイレの中で眠ってしまって
とうとう日の出前になってしまった・・・この時間なら人が少ない・・・けれどお母さんに心配かけちゃってるし・・・
お母さんは私が寝た後に帰って来るので姿を見せなくても部屋にいると思っているだろう。
用意した夕食を食べてなくても食欲がないくらいにしか思ってないだろう・・・。
帰って来た時、午前5時をまわっていた・・・みんなまだ寝ていたのでシャワーを急いで浴び、部屋へとそっと戻った。
昨日の精神的な疲労感のせいか、眠ってしまった・・・今日は月曜日だっけ?・・・そう考えると気分が優れない。
そしてお母さんに起こされ今日も学校へ行く・・・いじめられる為に・・・。
142名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 22:51:38 ID:Mwrn96R3
金属バットでタコ殴りにしたい
143名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 23:06:40 ID:Awi8N8r0
ここは救いようのねぇクズばかりだな
好きな男を獲られてヒス起こしてるDQN女の巣窟みてーだ
144名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 23:13:49 ID:rJ+vCr64

 
  
 此  花  光  莉  は  最  低  の  ク  ズ
  
 
 
145名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/14(土) 04:53:11 ID:7wmDKWIp
>>141
虐められている事を、両親にひた隠しにしているところが萌えるねぇ。
それにしても、上品な光莉が、珍走団という言葉を使ってると笑えるなw
146名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/14(土) 05:04:35 ID:prOTBUJG
何故かからかいたくなる雰囲気を漂わせている。
いじめられとこそ魅力が引き立つな。
147名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/14(土) 10:36:54 ID:106xQmbt
みんな結構見てるよな・・・
何てひどい何てひどいと思いながらもついつい覗いてしまう俺がいる
148名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/15(日) 21:54:06 ID:mNXCl5Er
いじA「あんたさー、血液型は?」
光莉「な、何ですか?い、いきなり・・・」
いじB「とっとと言いなさいよ」
いじC「あんたのデータに入れとこうと思ってさw」
光莉「A型ですけど・・・」
いじB「うっそー!?、私Bだと思ってた・・・空気読めないし抜けてるし、協調性がないしマイペースだし・・・」
いじC「あたしはABだと思ってたよ。あんた訳わかんないから。あんたみたいなのが大勢いたらまとまりがなくなっちゃうわねw」
いじA「あたしと同じじゃんよぉ・・・マメにあんたの事を観察していじめを計画通りに実行する、あたしはそんなA型さ」
いじB「私とC子はO型よね。多少男っぽいいじめになるのはそのせいねw」
いじC「ま、光莉はどう見てもOには見えないわね」
光莉「血液型と性格は関係ないと思います・・・」
いじA「あんた両親の血液型は?」
光莉「お父さんがA型でお母さんがB型です・・・」
いじB「へぇ・・・ある意味納得かもw」
いじC「仲悪そうねwwあんたの両親ww」
光莉「お父さんとお母さんを悪く言わないで!!」
いじA「あんたねぇ、あたし達が口答えを許したと思ってるの?w」
いじB「サンドバッグのくせに生意気よw」
いじC「どうしてもいじめられたいようねw」
光莉「や・・・やめ・・・」
いじA「問答無用!うりゃ!」

ドカッ、ドカッ、ゴスッ!!

いじA「まぁ、大ケガしてもあんたに輸血するつもりはないからさw」
いじB「けど死なれたらウチらの楽しみなくなっちゃうけどなww」
いじC「ゴミの始末だけは嫌だからね・・・ペッ!」

ビチャッ!

光莉「き・・・汚い・・・唾が・・・」
いじC「消毒よwwじゃあねぇwww」
いじB「私も・・・ペッ!」
いじA「最後に・・・ペッ!」

一同「アハハハハハハ!面白〜い!!」

光莉「お願い・・・誰か・・・助けて・・・」
149名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/16(月) 04:13:13 ID:piNJskVG
序盤は血液型の話で、
わりとイジメっぽい雰囲気では無かったのに、
反論なんかするからこうなっちゃうんだよ、光莉ちゃんw
150名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/16(月) 11:12:14 ID:75LUrjfP
光莉がいじめられてる台詞をみゆみゆ声で再生したら凄く萌えた。
やはり光莉は人を狂わせる……
151名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/17(火) 11:12:24 ID:KKb1qAxT
A「ひっかっりっ!あっち向いてほいやろうぜ!」
光莉「い……嫌です…」
B「聞こえねーなーw」
C「ウチらの誘いを断るとどうなる事かぐらい知ってるでしょ?学習能力あんの?」
光莉「ま…負けたら……何されるんですか?」
A「ひ・み・つw」
B「あんたは勝っても何もするんじゃないわよ」
C「手ぇ出したりよけたりすれば倍返しするわよw」
光莉「そんな……」
A「じゃあ始めるわよ〜」
152名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/17(火) 11:24:20 ID:KKb1qAxT
A「まずはあたしからね」

ジャンケンポン!あっち向いてほい!

光莉「ひっ!…負けた……」

A「あんた弱いねwって事でデコピン30発ね!」
光莉「か……勘弁して下さい……」
A「問答無用!」

ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!……

光莉「ふぇ〜〜〜ん……痛いよぉ……」

B「次は私ね…」

あっち向いてほい!

光莉「また……なんで?……」
B「あんたはツキに見放されてんのよ!…私はしっぺで」

ペシン!ペシン!

光莉「も〜やめてくださ〜い……ふぇ〜〜ん!」
153名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/17(火) 11:41:27 ID:KKb1qAxT
C「あらあら…こんなに泣いちゃって…こいつもうやる気ないみたいだから最後に腹パンチして終わりにしよーぜー!」
A「そーねーw」
B「天使の夢でも見させてあげようかしら?」
C「天使のつもりがナイトメアを見ちゃったりしてw」
光莉「や…やめ…て…」

ドカッ!……バタン…
154名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/17(火) 11:47:04 ID:KKb1qAxT
夢の中
「……り…」
「…かり」
「…光莉」
光莉「……先輩……私…」???「光莉…行こうか…」
光莉「はい!」


「う〜ん……わ…私は…今まで……」
光莉「……みんなに…気絶させられたんだっけ?」

変な夢だった……けれど白馬に乗った威風堂々とした様は私の中の天使像を彷彿とさせました…

神様の…いたずら……かな?
私は天使を信じて生き続ける事を決意しました
155名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/17(火) 13:03:42 ID:b1TyxBku
みくるをいじめるハルヒかと思ったw
156名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/17(火) 15:21:24 ID:rmfqpQQb
ついに天音様くるー?
157名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/17(火) 21:53:10 ID:pL4naFac
天音によるいじめや粛清発動か?
158名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/18(水) 01:42:09 ID:PmZMQv76
悪ガキA「じゃあな、光莉!また俺等のおもちゃになってくれよなw」
悪ガキB「今度はもっと激しくいじめてやるからなw」

光莉「ふぇ〜〜ん・・・何でいじめられなきゃ・・・」

帰り道、私はクラスメイトの一人のお母さんに会いました。

「あら光莉ちゃん・・・どうしたの?制服が汚れてるけど?」
光莉「いえ・・・何でもないんです・・・気にしないで下さい・・・では・・・」
「ちょ・・・光莉ちゃん!」

光莉「ハァ・・・ハァ・・・お母さんに・・・イジメられてる事がバレたら・・・どうしよう・・・」

次の日

いじA「よぉ光莉!昨日はどうだった?ww」
いじB「あの悪ガキ達は小学校でも筋金入りのワルだからあんなもんじゃ済まされないわよww」
いじC「年下にいじめられるなんて、あんたも情けないわねぇwwwwアハハハハハハwwww」
光莉「私・・・あなた達の道具じゃ・・・」
いじA「何言ってんのよwwあんたはあたしらの忠実な下僕だろうがww」
いじB「ロデムのくせに私達に逆らおうってのかい?」
いじC「あの悪ガキどもにもっと光莉をいたぶるよういっとくわよwww」
光莉「誰か・・・助けて〜・・・」
いじA「あんたさー、この学校にあんたの味方なんかいるの?」
いじB「友達いないくせにいざとなったら助けを求めやがってww」
いじC「往生際が悪いんだよカスww」

「さ、今日はみんなの前でいたぶってあげようか!」

光莉「や・・・やめて!!・・・もういじめないで下さい!」
いじA「うっさいわね!」
パシンッ!
光莉「きゃっ!痛い・・・」
いじB「はいおまけ!机に頭をゴンっと!」
ゴン!ゴン!ゴン!
光莉「あ・・・頭が・・・割れる・・・」
いじC「いいザマねww」

光莉「もう・・・この街は・・・敵だらけ・・・」
159名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/18(水) 02:08:19 ID:PmZMQv76
光莉「しくしく・・・」

いじA「あー面白かった〜やっぱり光莉をいたぶるのはサイコーねw」
いじB「親や先公にチクったら寿命縮ますわよ!」
いじC「ま、命が惜しけりゃウチらに逆らうんじゃないわよw」
光莉「どうして・・・私を・・・いじめるんですか?・・・何の理由で・・・」
いじA「前にも言ったでしょ?wあんたいじめるのに理由などないってねw」
いじB「こいつ健忘症じゃない?すぐ言った事忘れるし。そのくせ嫌な事だけははっきり覚えてやがるけどなww」
いじC「ウチらは一生消えない嫌な記憶をこいつに焼き付けるんじゃなかったけ?」
いじA・B「そうねwwwごめーんwwwアハハハハハハwww」

光莉「あなた達は・・・人間じゃない・・・人の心を・・・何だと思ってるんですか?」
いじA「あぁ?、そりゃ決まってんでしょww」
いじB「あんたの心なんて お・も・ち・ゃ同然よwww」
いじC「これからもウチらのおもちゃでいてくれよなwwwロ・デ・ムwww」

光莉「!!!!いい加減にして下さいっ!!!」
私は精一杯の力を振り絞っていじめっ子に向かって反発しようとした・・・が・・・

いじA「あんたねぇ・・・あたしに手を挙げるなんて生意気になったもんねぇwww」
彼女によって手を掴まれた
いじB「ま、あんたのビンタなんて痛くも痒くもないけどねwww」
いじC「よほど地獄を見たいようねww」

光莉「ひぃぃぃぃぃ・・・・・・ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・」

いじA「今更謝っても遅いわよwあたしに手を挙げた事、後悔しな!」
いじB「二度と逆らえないように改めて焼き入れてあげるわ」
いじC「ウチらを怒らせたらどうなるかたっぷり教えてやんよ!!」

光莉「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!やめてやめてやめて〜〜〜!!来ないで〜〜!」
160名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/18(水) 02:32:02 ID:PmZMQv76
光莉「・・・・・・・・・・・・」

いじB「もうやめにしよ。こいつもう放心状態になっちゃったから」
いじA「そうねw生かさず殺さずがモットーだからねww」
いじC「ウチらから逃げる事なんて出来ないんだからww」

「じゃーねーwwチクんじゃないわよ〜www」

光莉「・・・・・・・・・・・・」

私はあまりの酷いいじめに精神的にショックを受け、しばらく言葉を発する事が出来なかった・・・。
お家に帰ってゆっくり休もう・・・
そうだ・・・今日は保護者会だったんだ・・・お母さんが・・・学校に行くから一人でのんびり出来る。


保護者会終了後
おばさん「あ、此花さん、ちょっと・・・」
光莉母「はい、何でしょうか?」
おばさん「私も直接見たわけじゃないけどお宅の光莉ちゃん、誰かにいじめられてませんか?」
光莉母「ご冗談をw娘と顔を合わせる時は少ないけど私が見る限り元気に振舞ってますよ」
おばさん「ですけど昨日の夕方、たまたま通りかかった光莉ちゃんに会ったんですが制服が汚れて悲しそうな表情をしてましたが・・・」
光莉母「気がかりですね・・・もしそうだとしたら担任の先生と面談をしなくては・・・」
おばさん「光莉ちゃんはいい子ですね・・・いじめられてても迷惑をかけまいと黙秘を続けてきたんだから・・・」
光莉母「光莉・・・私がいないばかりに・・・」
161名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/18(水) 02:51:17 ID:VXdW9QeW
なんか急展開な予感
162名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/18(水) 03:00:44 ID:PmZMQv76
光莉母「ただいま〜光莉」
光莉「スヤスヤ・・・」
光莉母「あらあら・・・こんな所で寝ちゃって、暖かくしないと風邪ひくわよ・・・」

お母さんは毛布を寝室から持ってきてそっと寝ている私にかけてくれた・・・

光莉「むにゃむにゃ・・・もう・・・やめて・・・」
光莉母「!!・・・光莉・・・こんなに苦しんで・・・ごめんね・・・お母さん気付かなくて・・・これじゃあ母親失格ね・・・」
光莉「誰か・・・助けて・・・スヤスヤ・・・」
光莉母「大丈夫よ・・・光莉・・・お母さんが・・・」
光莉「お母さん・・・ありがとう・・・スヤスヤ」
光莉母「フフ・・・明日ゆっくり話しましょ」

次の日
光莉「ただいまお母さん」
母「おかえり光莉。早速だけどあなたに話があるの」
光莉「話って・・・何?」
母「単刀直入に言うけど・・・あなた・・・学校でいじめられてるわよね?」
光莉「!!!!・・・そ・・・そんな事・・・ないよ・・・私は・・・私は・・・」

何故か身体が熱くなり涙が流れてきた

母「泣いちゃって・・・あなたの心は素直ね、光莉は顔に出るから嘘をついてもわかるわよ」
光莉「ひっく・・・ふえぇ〜〜〜ん・・・しくしく・・・お母さん・・・今まで黙ってて・・・ごめんなさい・・・」
母「あなたが謝る事ないわ・・・悪いのはあなたをいじめる悪い奴等なんだから・・・」
光莉「私・・・お母さんに・・・迷惑かけたくないから・・・」
母「わが子を心配するのは親として当然の事よ・・・隠さないで言いなさい」
光莉「うん・・・ありがとう・・・」
母「あなたの気持ちは分かるわ・・・私もね、光莉くらいの年頃の時、いじめられてたけど恥ずかしくて言えなかったわ」
母「だから今は思いっきり泣きなさい」
光莉「お母さん・・・ふぇ〜〜ん・・・・・・・・・」

お母さんは担任の先生と面談したいと言ったがあの先生は私がいじめられている事を知っていて
見て見ぬふりをしているので真面目に聞いてくれそうにもないので面談は止めた。
誰か助けてくれる人はいないのだろうか・・・
あの夢で見た天使様みたいな人が助けてくれたら・・・
163名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/18(水) 04:45:54 ID:gXMkUgDj
ディープインパクトな展開だな ツヅキwktk
164名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/18(水) 20:40:45 ID:PmZMQv76
私は精神的にも肉体的にも疲労のピークになり40℃近くの熱を出して学校を休んだ・・・。
いじめの事を考えると頭が痛くなり死んだ方が楽かと言うくらいに苦しくなる・・・。

光莉「コホン、コホン・・・私は・・・まだ・・・天使様に逢ってないから・・・死ねない・・・」

その頃、学校では・・・。
いじA「今日は光莉の奴が風邪をひいて休んでるらしいぜww」
いじB「私達のいじめに嫌気がさして仮病でも使って休んでるんじゃない?ww」
いじC「そりゃよろしくない事だねぇwwあいつの家に直接殴りこみに行ってみるか」

いじ男「あーあ、こちとらいじめる奴がいねぇから退屈だぜ」
いじ女1「あいつがいないとあたいの生活充実しねぇからな〜」
いじ女2「次学校来た時はその分いじめてやらなきゃねww」
いじA「あんた達もかい?だがあいつが精神的に追い詰められてるって知るともっといじめてみたくなるぜww」
いじB「そうだ!あいつの家にプレゼントを届けてあげようよww」
いじC「中身は何にする?カミソリ?ドライアイス?それとも・・・」
いじ男「トカゲやカマキリを入れるってのはどうだ?」
いじ女1「あいつ虫が苦手だからなwwビビって小便漏らすんじゃない?」
いじ女2「よし!まぁあいつが嫌がる物を色々詰め込んで直接届けに行くか!」

ホームルーム後・・・
いじA「良く聞きなさい!これから光莉を助ける奴はこのクラスから追い出すわ!」
いじB「声をかけられても無視しなさい!まぁ今まであいつが自分から声をかけた事なんてないけどねww」
いじC「みんなで光莉を精神的に追い詰めるんだよwwもちろん光莉を呼び出していじめたって構わないよ」
いじ男「ぶん殴ったって構わん!俺様が許す!!」
いじ女1「男子はレイプしたっていいんじゃない?」
いじ女2「色々試したい時は光莉を使いなよ!このクラスの被験体なんだからww」

生徒達の反応
「マジかよ!?やっちゃっていいの?」
「私達は交換日記で悪口書こうよww」
「そうねww」
「俺ちょうど試してみたい大技があるから今度あいつ使ってやってみようかなw」
「休む暇もないくらいにやってやろうぜww」

「楽しみだ!!」
165名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/18(水) 21:16:22 ID:PmZMQv76
母「光莉・・・あなたが心配だから早めにあがらせてもらって帰って来たわ」
光莉「ありがとう・・・お母さん・・・」
母「光莉・・・こんなに追い詰められて・・・私が代わってあげたいくらい・・・」
光莉「心配かけて・・・ごめんなさい・・・」
母「いいのよ、早く治す事だけを考えなさい・・・」

ピンポーン

母「誰かしら・・・はーい!」

ガチャッ・・・

母「あら?あなたは?」
「あのー、此花さんのクラスの者なんですが、光莉ちゃんの体調どうですか?」
母「光莉はまだ元気ないのよ・・・心配かけてごめんね」
「これ、つまらない物ですが・・・光莉ちゃんが少しでも元気になるようにとクラスのみんなからのプレゼントです」
母「ありがとう。光莉も喜ぶわ」
「光莉ちゃんにお大事にとお伝えください・・・ではさようなら!」
母「ええ」

「A子、どうだった?」
いじA「ククク、成功成功大成功!」
いじB「あの中にトカゲの死骸やカミソリが入ってるってしったらどんな表情をするんだろww?」
いじC「ウヒヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・楽しみぃww」

母「光莉、クラスの子からお届け物よ」
光莉「え・・・誰から?・・・何が入ってるんだろ・・・」
母「あなたに元気をだしてもらいたくてクラスの子達が協力して作ったプレゼントだって」
光莉「みんな・・・ありがとう・・・」

光莉「早速・・・開けてみよ・・・」
私は封を切った・・・しかし・・・高熱の私にとってこれ以上大きいショックはないくらい驚いた・・・。

光莉「!!!!!!ウソ・・・そんな・・・」
バタン・・・
開けたとたんカミソリを触ってしまったので指を切ってしまった・・・そしてその後変な感触がしたので覗いてみれば
トカゲの死骸があったので私はダブルショックで気絶してしまった・・・。

意識が戻った時、私は病院らしき場所にいた。今は夜中らしい。
入院したんだろうか・・・傍にはお母さんが椅子に座って寝ていた・・・
まだ意識がハッキリしないので何がどうなったのかわからない・・・
学校へは当分行けなさそう・・・けれどあんな学校なんて行きたくないのでこのままでいたい・・・。
166名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/18(水) 23:04:15 ID:PmZMQv76
入院して何日経ったのだろうか・・・私の体調はだいぶ良くなってきた・・・。
退院したら学校へ行かなければならない・・・その事が私に重く圧し掛かって来る

昨日この病院に来たばかりの女の子が私に話しかけて来た。
入院中の隣の女の子「お姉ちゃん、疲れてそうだね・・・どうしたの?」
光莉「うん・・・色々あって・・・死にたいくらいに・・・」
女の子「お姉ちゃんも軽々しく死ぬなんて言葉使っちゃダメだよ!」
光莉「でも・・・」
女の子「お姉ちゃんは普通に生まれて来たからいいけど私なんか心臓の病気で・・・」
光莉「そうなんだ・・・ごめんなさい・・・」
女の子「お姉ちゃんは天使みたいなんだからいつも笑顔でいなきゃ!」
光莉「え?・・・」

私は嬉しさのあまり涙が込み上げて来た・・・。
光莉「こんな私の事を・・・励ましてくれるんだ・・・ありがとう・・・」
女の子「泣いちゃせっかくの可愛いお顔が台無しだよ!」
涙を拭って笑顔を見せた
光莉「うん!」

女の子「私さぁ・・・来月に心臓の移植手術を受ける為にアメリカに行くんだ。」
光莉「そうなの・・・頑張ってね!」
女の子「だけど成功する確率が40%って言われたから私・・・不安で・・・」
光莉「きっと大丈夫よ・・・私は信じてるから・・・」
女の子「ありがとう・・・お姉ちゃん、私元気になって帰って来るから!」

退院の日、私はあの女の子にお互いどんな事があっても生き続けようと約束した。
明日から学校へ行かなければならない・・・。
あのいじめっ子達には逆らえないけど高校に進学するまでの間、耐えて無事卒業したい・・・。
167名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/18(水) 23:42:24 ID:PmZMQv76
久しぶりに学校へ来た・・・教室へ入った時、みんなのざわめきや話し声が消え
みんな沈黙してしまった・・・どうしたんだろう・・・。

「クスクス・・・トカゲとカミソリの入った封筒送りつけられたんだって・・・ヒソヒソ」
「そうらしいよ・・・その後ショックで倒れて入院したんだってww・・・ヒソヒソ」
「面白〜いw」

私は勇気を振り絞って質問した。
光莉「あ、あの・・・何で・・・みんな・・・私が来ると急に黙っちゃうの?」

返事が返って来ない・・・。

いじA「ウヒヒヒヒヒヒヒ・・・あいつ困った顔してんぜww」
いじB「これからが本格的なイジメの始まりよww」
いじC「もっといじめて身も心もボロボロにしてやらないとねww」

私は状況がわからずあたふたしてる時、一人のクラスメイトが通りすがりざまに私の頭を叩いた・・・。

光莉「きゃっ!・・・何で・・・殴るんですか?」
「別に〜。手が滑っちまったんだよw」
光莉「・・・」

更に追い討ちをかけるように丸めた紙が私の背中に当たった。
光莉「きゃっ!」
丸めた紙に何か字らしきものが見えたので紙を拾い元の状態にして見てみると
“死ねば?死ねば楽になるよwwあんたみたいなクズなんて生きる資格なんてないよwww”
光莉「・・・」

「プッ・・・ヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・めっちゃ可笑しい・・・ヒソヒソ・・・」
「光莉ってさー、自分がいじめてオーラ出してるのに気付かないのかしら?」

光莉「そんな・・・酷い・・・私は・・・」
耐えようとしても涙が自然に流れて来た・・・。

私はいつものいじめっ子達の所へ抗議しに行った
光莉「あなた達が何かしたんでしょ!?これ以上私を・・・」
いじA「ハァ?何言ってんの?」
いじB「私達が仕向けたとでも言いたいんでしょ?」
いじC「みんなは自主的にやってんのよwwあんたをいじめたいって事はみんな一緒よww」

光莉「みんな・・・私を・・・ふぇ〜〜ん・・・」

いじA「あたしらはあたしらでいじめさせてもらうからねww」
いじB「さて、これからが楽しみねww」
いじC「せいぜい精神崩壊しないようにねぇww」

光莉「そんな・・・私は・・・私は・・・」

キーンコーンカーンコーン・・・

一時間目の始まりを告げるチャイムが鳴り、みんな着席した・・・。
けれど、私だけは、突然の出来事に戸惑いを隠せず・・・動揺したきりで座らずに泣いていた・・・。

先生「おい!此花!さっさと席に着け!」
光莉「・・・はぃ・・・」
先生「では出席をとるぞ・・・相沢・・・青木・・・」

もう信頼出来る先生もいない・・・どこか転校したい・・・。
168名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/19(木) 02:12:51 ID:/KiYdDKO
さすがに現実の事件があったから何とも言えなくなってきたな。
169名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/19(木) 02:25:26 ID:AbtAdGWZ
先生「お前は出荷できないストロベリーだ」
光莉「ひ、ひどい」
170名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/19(木) 02:55:13 ID:7PZs7n1u
光莉をイジメ地獄から救って、友達になろうとか、
信頼を得たいとかいうエロゲ脳な男子生徒はいないのか
171名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/19(木) 04:28:51 ID:i6TtNDkD
そんな回りくどいことしなくても>>164にレイプして良いって書いてあるし
優しくしたらしたでよるよるみたいに微妙に距離置かれるのがオチだから
襲った方が早いです><
172名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/19(木) 22:38:34 ID:6ycrhhNH
理科の実験中

「ねぇ光莉、この試験管の中ちょっと覗いてみて」
光莉「う・・・うん」

試験管を覗き込んだ時、そのクラスメイトは火のついたマッチを試験管に近づけて・・・

ポンッ!!

光莉「ひゃぁぁぁ!!!!」

私は驚いて尻餅をついた・・・

「ヒヒヒヒヒヒ・・・何でこうも簡単にひっかかんのかな?」
「水素の原理の勉強になりましたか?ひっかりちゃん♪ww」
「また一つ賢くなったわい・・・なんちゃってww」

「光莉〜、これ嗅いでみw」
光莉「う・・・うん」
次はアンモニアの匂いを嗅がせられた。
クラスメイトは、突然試験管を鼻に押し付けてきた・・・。

光莉「ふぎゃぁ!!!!く、臭い!!」

意識が飛びそうなくらいの臭さだ・・・

「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!これだからやめられないわww」
「お願いだからこれ以上笑わせないでwwwwwお腹がおかしくなりそうwwww」

実験終了後

「後掃除はあんた一人でやっときなさいww」
「じゃ、そゆことでwwキャハハww」

光莉「しくしく・・・」
173名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/20(金) 00:37:23 ID:WfRkYnO9
ところで光莉ママンはどこいったの?
174名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/20(金) 01:06:15 ID:kZvpkNNL
>>173
入院翌日

母「光莉!?・・・良かった・・・」
光莉「お母さん・・・ごめんんさい・・・」
母「いいのよ。まさかあんな事になるとは思わなかったわ・・・」
光莉「お母さんは・・・いじめっ子は・・・許せない?」
母「勿論よ!可愛い娘を傷付けられたらどんな親だって許せないわよ!」
光莉「先生が・・・もっといい先生なら・・・良かったのに・・・」
母「そうね・・・あ・・・もうこんな時間!仕事に遅れちゃう!じゃあゆっくり休むのよ!」
光莉「はーい」

その日の夕方・・・

「ここか・・・あいつが入院してる部屋は」

光莉「!!!!!!ひっ!!で・・・出た・・・」
いじA「出ただぁ?人をお化け扱いしやがってwww」
光莉「何の用ですか!?」
いじB「ただのお見舞いよ・・・と言いたいトコだけど」
いじC「金出しなさいよ。金」
光莉「こ・・・こんなところで・・・お金・・・ですか?」
いじA「場所なんて関係ないわよwとっとと金よこせや!」
光莉「あいにく持ってないんです・・・ごめんなさい・・・」
いじB「あ゛ぁ!?寝ぼけてんじゃないわよカス」
ドカッ!
ベッドから落ちる光莉。
光莉「ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ!か・・・体が・・・熱い・・・」
いじC「入院中は勘弁してやるよwその代わり次学校に来たときはその分よこしなさいよwww」
いじA「トカゲカミソリレター気に入ってくれた?」
いじB「喜んでくれると思って一生懸命作ったんだからねwwww」
いじC「あんたからかうの面白くてさ〜www」
光莉「・・・あなた達が・・・ふぇ〜ん・・・」
いじA「ま、チクったら更にハードなイジメが待ってるだけだけどなww」
いじB「んじゃ今日はこの辺でwww」
いじC「せいぜい天使に祈ってれば〜www」

「じゃーねーww」

光莉「そんな・・・ゲホッ、ゲホッ、ヴゥゥ・・・ハァ、ハァ、ハァ」


看護婦「此花さん!大丈夫?」
光莉「ええ・・・何とか」
看護婦「何が・・・あったの?」
光莉「寝返り打っただけです・・・ハハハ・・・」
看護婦「ならいいけど・・・」

光莉「いじめなんて・・・何でこの世にあるんだろう・・・」
175名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/20(金) 19:44:39 ID:kZvpkNNL
キーンコーンカーンコーン・・・
国語の授業が始まった・・・教科書と筆記用具を出し、授業を受ける準備が整った。
国語教師「それでは23ページを開いてください・・・」
教科書を開けようとした・・・が・・・

光莉「あれ・・・開かない・・・何かベトベトしてる・・・!!!!」

そのページにはジャムがべっとりと塗りつけられていた・・・
光莉「ひっく・・・酷い・・・誰が・・・こんな事を・・・しくしく」

微かに聞こえてくる陰湿極まりないクスクスと言う笑い声とともにヒソヒソ私に対しての嘲笑の罵声が聞こえた・・・
「クスクス・・・やっぱり光莉って何かされると泣いちゃうよねww・・・ヒソヒソ」
「ってゆーかいっつも泣きそうな顔してんじゃん・・・あいつってww・・・ヒソヒソ」
「だから余計いじめたくなるしさ、ちょっかい出したくなるんだよwww・・・ヒソヒソ」
「自分の顔見てみなさいよって感じーww泣きっ面め・・・ヒソヒソ」

すぐ近くの後ろの席の女子グループだった・・・私が退院し、学校に来て以来、あの6人以外も
私を本格的にいじめ出して来た・・・。
もはや私はみんなのオモチャだ・・・
この前なんか階段を下りる時に後ろから突き落とされそうになったくらいだから・・・。

それに気付かずに先生は淡々と教科書の文を読んでいた・・・
国語教師「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす・・・はい、この続きを此花さん読んで下さい・・・」
光莉「しくしく・・・」
国語教師「此花さん?聞いてる?」
光莉「しくしく・・・」
国語教師「・・・もういいわ。それじゃ次の出席番号の酒井さん読んで下さい・・・」

光莉「しくしく・・・(先生・・・気付いて・・・お願い・・・)」
176名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/20(金) 20:40:38 ID:kZvpkNNL
放課後・・・
校門にさしかかった時、私を呼び止める声が聞こえた・・・。

「こーのはーなさーん♪」

いじA「ちょっち話あんだけどさー、付き合ってくれる・・・よね?」
光莉「きょ・・・今日はお母さんと約束があって・・・その・・・」
いじB「あーあ・・・また言い訳ぇ?いい加減にしてよねw」
いじC「逃げたって捕まっちゃうんだからさー、大人しく言う事聞きなさいよね〜ww」
光莉「なんで・・・私を・・・必要以上に・・・いじめるんですか?」
いじA「だってみんなストレス溜まってるからさー、クラスに一つはサンドバッグが必要だと思ったわけww」
いじB「それが、あ・ん・た・・・なのwww」
いじC「今日もよろしゅう頼んますよ〜サンドバッグちゃ〜んww」

そして私は・・・地元ではちょっと大規模な公園に連れて行かれた・・・

光莉「いやっ・・・やめて・・・」
いじA「うるせーなーwwだぁってろ!ww」
いじB「相変わらず無駄な抵抗だけはするのねww」
光莉「うぅ・・・しくしく・・・」
いじC「あーあ・・・泣いちゃったよぉww」
いじA「いじめに慣れてるんじゃなかったの〜?」
いじB「進歩ないわねーww」
いじC「よし!最後に鞄でドカッ!ドカッ!ドカッ!!ってねwww」

光莉「ぃゃぁ!!・・・痛いよぉ・・・死んじゃうよぉ・・・」
177名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/20(金) 20:43:03 ID:kZvpkNNL
いじA「大げさねww」
いじB「ん?あんたいいキーホルダー持ってるじゃなーいww犬っコロか?」
いじC「ウチらによこしなさいよww」

光莉「やめてっ!!それだけは!!・・・大事な物なの!!」

いじA「返して欲しいか〜?そーれww」
いじB「こっちだよーだwwそれ!」
いじC「返して欲しいんなら奪ってみなさいよwwほら!」

私の大事なキーホルダーを3人でパスしあっている・・・それを私が追いかける・・・。

光莉「それは・・・私のおばあちゃんからの・・・大事な・・・お守り・・・」

いじA「ハァ?こんなのがお守り?笑わせんじゃないよww」
いじB「ま、私は今回ばかりには同情したわww・・・ポイ!」

チャポン

池に投げられた・・・

いじB「あれぇ?手が滑っちゃったwwごめんねーww」
いじC「そんなに大事なら持ってこなけりゃいいじゃんwwバーカw」

光莉「おばあちゃんの・・・お守りが・・・ふぇぇぇぇぇぇぇん・・・」

いじA「落ちちゃったものはしょうがないわww」
いじB「自分で探すのねww」
いじC「じゃーねーww」

光莉「おばあちゃん・・・ごめんなさい・・・ふぇ〜〜ん・・・」

しかしこの池は良く見てみれば比較的浅く、底もはっきり見えていて、
わたしの手でも届くくらいの所にキーホルダーが落ちてたので簡単に取れました・・・

私はこれから2年以上もいじめられると思うと死んだほうが楽じゃないかと思うくらい辛い気持ちになった・・・。
どこか遠くへ逃げたい・・・。
178名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/21(土) 18:19:17 ID:R+Y79Sod
光莉に膝かっくんしたい
179名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/21(土) 21:25:10 ID:bLGUBad0
>>178
>>57で既にやられてるよん
180名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/21(土) 21:51:03 ID:Be1GbwHR
「いい事を教えてやろう」
光莉「何をですか?」
「まず手のひらを見つめてみるんだ」
光莉「こうですか?」
「そう、そして目を瞑り手のひらに指で渦巻きを書きながら自分の好きな果物をイメージするんだ」
光莉「りんご・・・りんご・・・」
「そして手のひらを顔に近付けてそっと嗅ぐんだ・・・その果物の匂いがするよ」
光莉「匂い・・・?」

パチン!

光莉「きゃあっ!・・・い・・・痛い・・・鼻が・・・」
「ひっかかったなwwだからお前はこう言うイタズラの実験台に持って来いなんだよww」
光莉「うぅ・・・しくしく(泣」
181名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/21(土) 21:59:38 ID:E0Hz9iKZ
>>180ひでぇ・・・自分も似たようなことされたことあるから
他人ごととは思えません(´;ω;`)ブワッ
182名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/21(土) 22:03:18 ID:+RZqHXkD
>181
このスレでそんな事言っても・・・
今やこのスレは>100の[いじA〜C]みたいなのを隔離するスレだから。
183名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/21(土) 22:38:27 ID:DtwvnGQx
金属バットで頭を跡形も無くなるまで殴りたい
184名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 19:07:18 ID:nh6YGNTl
いじA「ねぇ光莉ぃ、赤ちゃんってどこから生まれるか知ってるぅ?」
光莉「し・・知ってます・・」
いじA「じゃあ」
いじB「言って」
いじC「ごらんなさい」
光莉(なんで分けて言うんだろう・・バカなのかな?可哀想に・・)
  「えっと・・・男の人と女の人が愛し合うと、生まれてきます・・」
いじA「ハンッ!バッカじゃないのぉ?コウノトリさんが運んでくるのよ!」
光莉「・・・え?」
いじBC「そのとおり!」
いじA「あんた」
いじB「そんなことも」
いじC「知らないの!?」
光莉 (だからなんで分けるんだよ・・・ウゼーな)
  「えっと・・・ごめんなさい・・・シクシク」
いじA「あーあ、やってらんない、帰りましょう。クスクス」
いじBC「そうですわね!」


185名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:18:35 ID:/uQZKFu7
>182
隔離できてないけどな。
186名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 22:43:08 ID:xJfbsnOL
>>184
う〜ん・・・イマイチ萌えないです・・・。
187名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 22:45:18 ID:6oiANrW5
早く>>184じゃない続き来ないかなー
188名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/23(月) 16:59:58 ID:b8CC20sQ
光莉が強くなってるwwwwwww
189名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/23(月) 18:49:15 ID:cEl7f81p
>>184は今まで書いてた人と明らかに別な人が書いてるでしょ
190名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/23(月) 22:48:20 ID:9FPiOeWi
早く光莉をレイプしてくれないかな。
191名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 02:31:31 ID:fotjJoYZ
ある帰り道・・・悪ガキ達がボールを蹴って遊んでいた。
私が空き地を通り過ぎようとしたその時・・・私に向かってボールが飛んできた・・・
そして私の顔面にヒットした・・・

ボンッ!!
光莉「きゃあっ!!い・・・痛い・・・」

悪ガキA「ゴーーーーーーーール!!」
悪ガキB「アハハ!いい音しやがるぜww」
悪ガキC「どこまでお前は俺達を笑わせるつもりだ?ww光莉?ww」
光莉「人を痛めつけて・・・何が楽しいの?・・・」
悪ガキA「ハァ?何俺等に逆らってんの?ロデムww」
悪ガキB「主には忠誠を誓って欲しいなww」
悪ガキC「という事でお仕置きタイムの時間ですよ〜ww」
光莉「な・・・何を・・・?」
悪ガキA「舐めろよww」
光莉「え・・・何を・・・舐めるんですか?」
悪ガキB「そりゃ決まってんだろww」
悪ガキC「俺達の“ナニ”をなww」
光莉「な・・・ナニ・・・?」
悪ガキA「それで笑いをとったつもりか?」
悪ガキB「まぁお前が何か言えば真面目な事でもおかしく聞こえるしなww」
悪ガキC「それが光莉クオリティじゃねーのか?www」
一同「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
悪ガキA「って事で舐めてもらおうか?」

私は空き地の土管の中へと無理矢理連れ込まれた。
192名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 02:32:45 ID:fotjJoYZ
光莉「!!!!!!!・・・ひっ!!・・・ひぃぃぃぃ!!!!」
悪ガキA「何驚いてんだよ?始めて見るのか?」

私はその異様な光景に圧倒され言葉も出なくなりました・・・始めてみる男性のあそこ・・・
今の私にはグロテスクなモンスターにしか見えませんでした・・・
膨張して硬直したあそこ・・・今にも私に襲い掛かって来そうなモンスター・・・

悪ガキB「お前もガキだなww小学生でも済ましている奴がいるっつーのにww」
悪ガキC「イマドキの小学校高学年でもこんなの驚かねーぜww」
光莉「う・・・嘘・・・」
悪ガキA「んじゃ舐めてもらおうかwwwほれほれww」
光莉「い・・・嫌!!・・・近付けないで!!・・・気持ち悪い・・・」
悪ガキB「気持ち悪い?誰に向かって言ってるんだ?あぁ!?」
悪ガキC「おめーの処女も奪っちゃっていいんだぜ?」

悪ガキ達は私の秘部に手を伸ばしスカートをめくり下着に手を入れ愛撫をはじめた・・・
女子には散々おもちゃにされているが男子にやられるのは今回が初めてだ・・・

光莉「ひっ・・・ひゃっ!!・・・らめぇ・・・そこは・・・あぁ・・・」
悪ガキA「俺達もお前を気持ちよくさせようとしてんだからちったぁ舐めろよ!!」
光莉「ひっ・・・気持ち悪い・・・あっ・・・あぁ・・・舐めたくないよぉ・・・」
悪ガキB「ならば強制実行だ!!」

私はもうダメだと諦めかけたその時

「土管の中で遊んでないでさっさと帰りなさーい!ごはんよー!」

悪ガキA「ちっ・・・母ちゃんか・・・いつも空き地で遊んでいるから外にいない時は土管のなかにいるとわかってんのか・・・」
悪ガキB「来られるとマズいな・・・行くか」
悪ガキC「じゃあなwまたイジメてやるからなwww覚悟しとけよw」

光莉「・・・・・・何で・・・私だけ・・・」

もう・・・私は・・・暴力や陰湿なイジメだけではなく性的なイジメまで定着しつつありそうだ・・・
193名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 03:28:17 ID:fotjJoYZ
次の日・・・

いじA「よぉww昨日あいつらにやられたんだってww」
いじB「あんたより2つ年下の奴等にやられるなんて情けないわね〜」
いじC「ま、背はあんたの方がチビだけどねww」
光莉「今は一人にして下さい・・・」
いじA「なによwせっかくあたし達が構ってやってんのにwww」
いじB「いっちょ慰めてあげる?」
いじC「って事でウチらに付き合ってもらうわよww」

光莉「嫌っ!!・・・く・・・苦しい・・・」
いじめっ子達は私の制服の襟元を引っ張りあげ、強制的に引きずられながら連れて行かれた・・・
付いた先は野球部の部室であった・・・

いじA「ここよ!」
光莉「ここは・・・」
いじB「いいから入りなさいよ!!」
光莉「な・・・何をやるんですか?」
いじC「それはお楽しみww」

入った途端、私の苦手な煙草の匂いが充満していて思いっきりむせてしまった・・・
光莉「ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!・・・臭い・・・」

「あぁー?臭いだぁ!?」

いじA「連れて来たわよ・・・ってあんただけ?」
いじB「こいつで何するのさ?」
いじC「あれに決まってんでしょうがww」

いじ男「おおサンキュー!んじゃ早速脱げや!」
光莉「えっ!!!?ぬ・・・ぬぬぬ・・・脱ぐんですか!?」
いじ男「おうよ!いいから黙って脱げや!!」
いじA「なんならあたし達が脱がそうか?」
いじB「あんたは進んでやらないから余計ムカつくのよねww」
いじC「ぶつぶつ言ってないで命令に従いなさいっと!」
光莉「嫌っ!やめて!!離して!!」
いじ男「フゥー・・・少しは落ち着けよww」
光莉「ゲホッ!ゲホッ!!ハァハァ・・・私・・・煙草が・・・苦手なんです・・・匂いがしただけで・・・」
いじ男「んなもん知ったこっちゃねーなwww」

バタバタ・・・部室のドアが開いた。

部員「おい!先公が来るぞ!」
いじ男「ちっ・・・いい所だったのによ・・・」

いじ男は消臭スプレーを出し部屋中に吹きかけた・・・

この人も・・・私をレイプしようと狙ってるのかな?
男子からはレイプの標的にされている事に私は不安の色を隠せないでいた・・・
天使様・・・助けて・・・
194名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 10:32:08 ID:pVJrTIDQ
光莉の処女を誰が奪うのか楽しみだな。
195名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 13:16:14 ID:fYeRkDmd
光莉って日本人離れした容姿でいじめられてそうだな。
196名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 18:59:23 ID:7Ks6+1Rv
このスレ覗くのが日課な俺でも
レイプだけはやめてくれー、と思っちまうな・・・
197名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/25(水) 01:08:12 ID:2Iyh82BX
いじA「ちょっと来なさーい!光莉!!」
いじB「私達がオシャレさせてあげるわww」
いじC「あんたにお似合いのアクセサリー持ってきたからww」
光莉「な・・・何をですか・・・?」

そう言うや否やいじめっ子達は犬の首輪やリード、犬耳、模擬尻尾などを出し始めた・・・。

光莉「こ・・・これを・・・」
いじA「どう?あんたにお似合いでしょ?」
いじB「あんたをイメージしたらこうなったのよww」
いじC「じゃあ早速装着してもらおうかww」

私は犬用具を強制的に付けられた・・・
みんな私をみて興奮し、嘲笑い、ヒソヒソ陰口を言っている・・・。

いじA「はい今からあんたの名前はポチよw」
いじB「はいポチ、お手」
光莉「・・・お手って・・・何ですか?」
いじC「あんたは人語使うんじゃないよ!ww犬語を使いなさいwwワン!ってねwww」
光莉「わ・・・わん・・・」
いじA「さぁポチ、散歩の時間よww校舎内を一周しましょうね〜ww」
いじB「校内引き回しの刑よ〜ww四つん這いで歩きなさいよww」
いじC「さぁレッツゴー!!」
光莉「・・・わん・・・」

校舎内を引きずり回されみんなに見られて何ともいえない恥ずかしさを味わった・・・。
みんなの冷たい視線が私に降りかかる・・・。怖くて上を向けない・・・。
198名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/25(水) 01:09:14 ID:2Iyh82BX
教室に戻った時・・・犬用のお皿が置いてあった・・・

いじ男「おう!戻ったかww」
いじ女1「ポチ〜wwごはんよ〜ww」
いじ女2「たくさん食べてね〜ww」

そう言ってドッグフードの袋を開けお皿に盛った・・・

光莉「わ・・・ワン?」
いじA「あんたの為に用意してくれたんだよwwだから残さず食べなきゃww」
いじB「残したら首絞めるわよww」
いじC「生殺与奪の権利は全て主にあり・・・ってねww」
光莉「・・・わん・・・(そんな・・・)」
いじ男「大盛りサービスだ!たーんと食え!!www」
いじ女1「お残しは許しまへんでぇww」
いじ女2「ほら!ボーっとしてないでさっさと食えよwwwなんならあたいらが食べさせてあげようか?」
光莉「わ・・・わわわわん!・・・わん・・・(ひぃっ!わ・・・わかりました・・・)」

私は我慢してドッグフードを口に頬張った・・・
光莉「ヴゥ・・・わわん・・・(不味い)」
何という不味さだろう・・・人間にとっては腐りかけた食料を食べているも同然の不味さだ・・・
いじA「美味しい?ポチwww」

もう耐え切れなくなり食べるのを中断した・・・しかし彼女達は無理矢理私の口に押し込んだ・・・。
いじB「休むんじゃないわよ!!このグズ!」
光莉「ふぉ・・・ふぉおひゃひぇひぇひゅひゃひゃい・・・(もうやめて下さい・・・)」
いじC「何言ってんのかサッパリわかんないわねーwwほれほれ」

ついに私は限界に達した・・・

光莉「ウ・・・ウェッ!!」
ドッグフードを戻してしまった・・・」
いじ男「おいおいww吐いちまったのかよww」
いじ女1「後始末はあんたがやりなさいよww」
いじ女2「ゲロなんか吐くなよバーカww」

光莉「みんな・・・私を見ないで・・・こんな姿見られたら・・・私・・・」
199名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/25(水) 01:34:27 ID:2Iyh82BX
いじA「ポチ!お手!!」
光莉「・・・わん・・・」
いじB「ポチ!おかわり!!」
光莉「・・・わん・・・」
いじC「違うわよ!!何であんたは馬鹿なの〜!!?」

パシィン!!
光莉「ひっ!!ひぃぃ!!」

教室中に物凄い破裂音が響き渡った・・・
いじめっ子達はリードを鞭代わりにして床を叩いて私を威嚇した・・・
私はその音のせいで少し耳の聞こえが一時的におかしくなった・・・。

いじA「ちゃんとしつけるのも飼い主の務めよww」
いじB「しっかしこんな馬鹿、犬以下ねww」
いじC「それじゃあ次!あたしの足を舐めなさい!!」
光莉「わ・・・わわん・・・」
いじA「何よその目は!」
いじB「人間様に逆らおうって言うのかい?」
いじC「鞭でお尻を百叩きされたいのぉ?」
光莉「わ!わわわんわん!!」
必死に首を振る私・・・
いじC「そんならとっとと舐めろや!ほれほれ!」

ペロペロ・・・

いじC「生意気にもなかなかいい舌使いじゃないのよww」
いじA「写真に収めちゃおうかしらww」
いじB「それを男子達に売る・・・いい循環ねww」
光莉「く・・・くぅ〜ん・・・」
いじA「そういじけんじゃないわよwww」
いじB「大事な商売道具でもあんだから死なれちゃ困るんだよww」
いじC「もういいわww伏せ!!」
光莉「わ・・・わん・・・?」
いじC「伏せっつてんだろ!!」

ドカッ!!
光莉「きゃあうん!!」
いきなりかかと落しを食らわせられ地面に叩き付けられた・・・

そして女子トイレに連れて行かれ、手足を縛られリードで繋がれた・・・
いじA「あんた今日一日ここで暮らしなさいよ」
いじB「言う事聞かなかった罰よww」
いじC「水でもかけとこうかしらww」

バシャアァァァァァ!!
光莉「ひゃぁぁぁぁ!!・・・つ・・・冷たい・・・」
バケツいっぱいの水をかけられて私は全身びしょ濡れになってしまった。

いじA「頭冷やせよwwじゃあなww」
いじB「言っておくけど誰も助けてくれないわよww」
いじC「せいぜい天使に祈る事ねwwバーイww」

光莉「風邪ひいちゃうよぉ・・・助けて・・・お家に帰りたいよぉ・・・」
200名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/25(水) 17:31:14 ID:LayWLQmW
日に日に酷くなっていくな・・・。
次はどんな酷い事をされるのか・・・。
少し可愛そうに思ってしまうのは私だけかな。
201名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/25(水) 22:25:13 ID:gUFS9SY0
先生「おはよう、では出席を取るぞ・・・ん、あの三人は休みか」
光莉「(どうしたの・・・かな。でも・・・助かったの!?)」


いじA「ごほっ、ごほっ。なんであたしが・・・」

いじB「げほっ、げほっ。風邪引くなんて・・・」

いじC「ぐほっ、ぐほっ。光莉・・・うつしてやる!」
202名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/25(水) 22:26:06 ID:2Iyh82BX
家路の途中で立ち止まり周りを見渡した・・・。
もう梅雨時になったのか、周りには紫陽花が咲いていた・・・。
雨の中の景色と紫陽花の薄くも色とりどりな配色・・・。
私は憂鬱な景色の中にも美しさをかもし出している紫陽花に見とれてしまった・・・。
光莉「わぁ・・・きれーい・・・」

美しいものに見とれてボーっとしてしまう癖は一生直らないと思うほどに私は美しいものが好きである・・・
誰にも邪魔されずに美しい世界へ行きたい・・・そう思った矢先・・・

「うりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!チェストォォォォォォォォォォォ!!」

バコォォンッ!!

光莉「きゃあぁぁ!!」

ドテッ!

私は背後から不意打ちをかまされ前面に転んでしまった・・・当然ながら制服もびしょ濡れだ・・・。
見上げたら小学生二人が仁王立ちをしていた・・・手には振り回していたランドセルを持っていた・・・。

光莉「ひゃぁ・・・ぬ・・・濡れちゃったよぉ・・・どうしよう・・・」
小学生A「こいつが噂の光莉って奴かぁ?なかなか可愛いじゃんよ、色んな意味でww」
小学生B「いかにもって顔してるよなww」
光莉「だ・・・誰ですか?・・・何で・・・私だと・・・分かったの・・・?」
小学生A「ギャハハハ!!後ろからでもわかるようなイジメテオーラぷんぷん出しやがってwwあの3人の言うとおりだなww」
光莉「あの3人って・・・まさか・・・」
小学生B「おうよ!あいつらからはたっぷり話を聞いてるぜww」
光莉「わ・・・わわわ・・・私を・・・どうする・・・つもりなの・・・?」
小学生A「お前に相応しい場所へ連れてってやるよww」
小学生B「俺達の秘密基地になww」

そう言って小学生は私の胸倉を掴み、後ろの小学生は歩いている時にも私の膝を蹴り背中を小突いて来る・・・
何度も転び、何度も煽られて秘密基地へと連行された・・・。
203名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/25(水) 22:27:39 ID:2Iyh82BX
光莉「ここが・・・秘密基地・・・」
小学生A「そうだよww」

そこには古びた一階建ての平屋の廃墟があった・・・。

小学生B「立ち止まってねーで入れよ!!」

ドカッ!

光莉「きゃぁっ!!」

私は押し出されて玄関の所に倒れた・・・

光莉「いたたたた・・・!?」

上を見上げればいつもの悪ガキ達と小学生の女の子2人がいた・・・

悪ガキA「ようこそ!!我らの秘密基地へww」
悪ガキB「お客様はたっぷりおもてなししなきゃなww」
悪ガキC「光莉だからたっぷりもてなしてやんぜww」
小学生女1「お姉ちゃんさー、可愛いよねww」
小学生女2「『いじめてくだしゃーい』wwって顔してるよね〜www」
光莉「あ・・・あの・・・どうも・・・ありがとう・・・」

一同「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」

小女子A「何勘違いしてんのー?お姉ちゃーんww」
小女子2「お姉ちゃんって、天然?」
悪ガキA「だからこそイジメ甲斐があるんだよなww」
悪ガキB「いじめてちゃん気取りでつっ立ってたりすっから狙われるんだよ〜ww」
悪ガキC「美しいものが好きなんだってー?wwめでたいアホだぜww」
小男子A「誘拐されちゃうかもよww」
小男子B「現にされてるけどなww俺等にww」
光莉「何で・・・年下にも・・・いじめられなきゃ・・・」
悪ガキA「恨むんなら自分のイヂメテ光線を恨むんだなww」
悪ガキB「お前を理由もなくいじめたいと思っている奴はいると思うぜww」
悪ガキC「さ、ゲームを始めようぜww」
204名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/25(水) 22:28:36 ID:2Iyh82BX
小男子1「何にすんだよ〜」
悪ガキA「数取団やろうぜw」
悪ガキB「野球拳がいいんじゃね?」
悪ガキC「マジカルバナナとかは?」
小男子A「何でもいいから早く決めろよ・・・」
小男子B「じゃあさ、ジャンケンで決めたらどうだ?」
悪ガキA「わぁったよww」
悪ガキB「せーの、最初はグー・・・」
悪ガキC「ジャンケンポン!!」

「おっしゃあぁぁぁ!!!勝ったぜ!!」

悪ガキA「って事で数取団ゲームで決まりだ!!」
悪ガキB「まぁいいや(光莉をいたぶれるし)」
悪ガキC「早速始めようかww」
光莉「あ・・・あの・・・ルールが・・・わからないんですけど・・・」
小女子1「はぁ?お姉ちゃん知らないの〜?」
小女子2「じゃあ見て覚えなさ〜いww」
光莉「そ・・・そんな・・・」

悪ガキA「ぶんぶんぶぶぶん♪リンゴ、ぶんぶん♪」
悪ガキB「1個、ぶんぶん♪ポケモン、ぶんぶん♪」
悪ガキC「2匹目、ぶんぶん♪北斗百烈拳、ぶんぶん♪」
小男子A「3発目、ぶんぶん♪スターウォーズ、ぶんぶん♪」
小男子B「エピソード4、ぶんぶん♪タンス、ぶんぶん♪」
小女子1「5竿、ぶんぶん♪外国語、ぶんぶん」
小女子2「6ヶ国語、ぶんぶん♪光莉、ぶんぶん♪」
光莉「え、えーと・・・な・・・7・・・」

悪ガキA「ブッブーwwギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハwww見事なコケっぷりだなww」
悪ガキB「正解は7匹でしたwww」
悪ガキC「既に人間扱いじゃねーしww」
205名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/25(水) 22:29:54 ID:2Iyh82BX
みんないきなり一斉に立ち上がり私の周りに集まった・・・。

悪ガキA「つっぱることがおとこーのー♪・・・」
ドカッ!
蹴られて倒れてしまった・・・
光莉「きゃっ!!」
悪ガキB「たーったひとつのくんしょうだぁって♪」
ゲシゲシ・・・
更に追い討ちをかけるかのように踏みつけてきた・・・
悪ガキC「このむねにーしぃーんじでいきてきたぁー♪」
グググ・・・
起き上がらせられて羽交い絞めにされた・・・
光莉「く・・・苦しいよぉ・・・」
小男子A「俺にもやらせろww」
小男子B「髪の毛引っ張ってやるww」
小女子1「壊したくなるくらいの綺麗さだよね〜ww」
小女子2「違った方向の美しさが滲み出てるね〜お姉ちゃんww」

みんなにたらい回しに弄られて精神的にボロボロになってしまった・・・
みんなは帰って行き、私一人だけ取り残され、寂しい雰囲気を一層漂わせている・・・。
私はふと空を見上げた・・・雨上がりの夕焼け空が美しい・・・。
全てが黄昏に飲み込まれるようで私を異世界へと誘うような空・・・。
私は時間を忘れて見とれてしまった・・・
日没前になっても夕焼けの美しさに魅入っている私・・・。
赤い夕焼け空と青と灰色が入り混じったような雲、そしてその夕焼けを押し出すかの如く徐々に迫ってくる暗い夜空・・・。
今の私の複雑な心境に似ている・・・運命は残酷だ・・・。
206名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 10:08:55 ID:6KFVpiGD
>>202->>205
うん、上出来。
次回も頼むよ。
207名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 22:49:00 ID:LqP05adA
小学生に虐められる中学生って萌えるな
208名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 23:38:03 ID:wZ/+1//J
ここって萌えスレだったのかw
209名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/27(金) 00:22:48 ID:CMjaRlTH
ひとえにこのSS書いてる職人さんの功績だろうな
前にも誰かが言ってたけど
これ書いてる本人が一番光莉の魅力を分かってるんじゃないだろうか

何はともあれ、続きwktk
210名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/27(金) 17:41:16 ID:L16ezV52
「これやるよ!」
光莉「炭酸飲料?」
「お前には同情するよ、持ってけ」
光莉「あ、ありがとう…いただきます…(炭酸飲料は苦手だけど…)」

ブシュゥゥーーーー!!

光莉「ふぎゃあ!!……か、顔が…」
「バーカw見事に引っ掛かりやがったなーwお前に渡す前にシェイクしてやったんだぜw」
光莉「酷い…しくしく…」
「おいおい泣くなよwあいつらのいじめに比べりゃ屁でもねーだろ?」
光莉「しくしく…」
「けっ…シラケちまったぜ一生泣いてろ。じゃあなw」
ペッ……ビチャッ!
光莉「汚いよぉ…しくしく…」
211名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 00:55:42 ID:e6D9STQT
いじA「あんた何かギャグ言ってみなさいよ〜ww」
光莉「ギャグ・・・ですか・・・」
いじB「たまにはあんた自ら私達を笑わせて見なさいよww」
いじC「ま、あんたは何をやっても笑えるけどねww」
光莉「な・・・何を言えば・・・」
いじA「布団が吹っ飛んだ〜!みたいな事言えばいいのよww」
いじB「猫がねっころんだww」
いじC「誰も電話に出んわww」
光莉「え・・・と・・・」
いじA「笑いなさいよ!このグズ!!」

ドガッ!!

光莉「きゃっ!!」

いじB「あんた鈍感すぎww」
いじC「せっかくウチらが面白いダジャレ言ってやったのにwwダジャレを言うのは誰じゃ?みたいな〜ww」
光莉「わ・・・私は・・・どうしよう・・・何言っていいのか・・・」
いじA「ま、ダジャレのセンスがわかんないあんたには一生考えても思い浮かびそうにないわねぇww」
いじB「要するに物事をネタにすればいいのよ」
いじC「対象の名前と似たような動詞や語句を探して言葉にすりゃいいんだよwwやってみろやww」
光莉「え・・・よ・・・良く分からない・・・」
いじA「じゃあいじめを使ったダジャレでも言って見なさいよww」
いじB「そこまで言われて答えられなけりゃ犬以下だなww」
いじC「手間のかかる馬鹿だな・・・んじゃあいじめとイメージを使って言葉にしろよww簡単だろ?」
光莉「え・・・えーと・・・い・・・いじめをイメージして下さい・・・」

いじA「アハハハハハハww」
いじB「そんなのとっくにイメージしてるよww」
いじC「予想通りの答えねwwつまり“いじめて下さい”って事ねww」
光莉「わ・・・私は・・・そんな・・・お願い・・・もう・・・いじめは・・・」
いじA「は?何を今更ww」
いじB「あんたを追い詰めるのが私達の生きがいなのよww」
いじC「大人しくいじめられろやww」
光莉「もう・・・やめて・・・体が・・・持たない・・・」
212名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 01:00:48 ID:e6D9STQT
下校しようと校門の前を通りかかった時・・・

いじA「ひーかーりwwまた一人で帰るのか?」
いじB「なんなら私達が付き合ってやろうか?」
いじC「帰り道を一層面白くしてやるからよww」
光莉「あ・・・あの・・・ひ・・・一人で・・・帰りたいです・・・」
いじA「連れないわね〜ww悪い子はお仕置きよww」

グリグリ・・・
光莉「や・・・やめ・・・痛い・・・離して・・・」

いじB「私達に逆らったらどうなるかぐらいもう分かるわよね?ホラホラww」

ほっぺを抓ってきた・・・痛い・・・。

いじC「あんたの髪の毛って引っ張って下さいって書いてるようなものねwwうりうりww」

髪を引っ張ってきた・・・。

いじA「んじゃあ行きますかwwいじめツアーにww」
いじB「一名様ごあんな〜いww」
いじC「オラァ!!きりきり歩け!!」

私はとある住宅街へと連れ出された・・・。

いじA「おい光莉、“ピンポンダッシュ”って知ってるか?」
光莉「い・・・いえ・・・何のことかさっぱり・・・」
いじB「こいつそう言う知識ゼロだから言っても無駄だよww」
いじC「ま、教えてあげるから指示通り実行しなさいよww」
光莉「わ・・・悪い事・・・じゃないですよね・・・?」
いじA「うるさいわね!今説明してやっからその通りやりなさいよww」
いじB「家の並びで呼び鈴を押しながら逃げ回る事を言うのよww」
いじC「そうね、そしたら現在地から奥の突き当たりの家までの家の呼び鈴を押してもらおうかしら」
光莉「お・・・奥まで・・・結構ありますけど・・・」
いじA「あたしらに逆らったらどうなるか・・・分かってるよね?」
光莉「は・・・はぃ・・・」
いじB「よし!んじゃあ私達は電柱に隠れて見張ろうかww」
いじC「一軒押し逃したら腹パンチ一発ずつ追加よww」
光莉「そ・・・そんなぁ」
213名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 01:02:34 ID:e6D9STQT
かくして私は強制的にやらされたのであった・・・

光莉「あ・・・あの・・・このお家の人・・・ご・・・ごめんなさいっ・・・!!」
光莉(こうするしか・・・ないの・・・)

ピンポーン・・・ピロリロリロ〜・・・ブー・・・キンコーン・・・ピンポーン・・・ピロポロ〜ポロ〜ポロ〜・・・

あともう少し・・・私は罪悪感に苛まれながらもやっていた・・・

光莉「はぁ・・・はぁ・・・もう少し・・・」

ボタンを押そうとしたその時・・・
ワン!!ワンワンワン!!
外で放れていた犬が門の前に来た・・・そして

「おい!何をやってるんだ!!」
光莉「ひっ!!ひぃぃぃぃ!!・・・すみませんすみませんすみませんすみません・・・」
「私が外で犬を放して遊ばせていたからすぐに分かったんだ。諦めなさい・・・」

いじA「ったくあいつまた捕まってやんの・・・」
いじB「まったく使えない馬鹿ね・・・」
いじC「駄菓子屋のババアの時もそうだったなww」
214名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 01:03:27 ID:e6D9STQT
運悪く私はこの家の人に捕まってしまった・・・私は家の中へ上がらせられた・・・
家の中に案内された私は意外にも怒りの表情が出ていないおじさんに安心していた・・・。
私の後ろにはゴールデンレトリバーとシェパードの2匹が付いてくる・・・かわいい。

おじさん「まぁ座りなさい、何であんな事をやったのか聞かせてもらおうじゃないか・・・ん?君は?」

するとおじさんが顔をしかめて私を見る・・・。

光莉「わ・・・私に何か見覚えでも・・・?」
おじさん「君は確かあの時学校の近くの裏山で・・・誰かに絡まれていなかったかい?」
光莉「・・・・・・」
おじさん「まぁ無理もない・・・もしかしたら今回の件はあのいじめっ子達の命令でやったのではないのか?・・・違うかね?」

私はおじさんの鋭さに圧倒され違うとは言えなかった・・・。

光莉「・・・はい・・・そうです・・・」
おじさん「君も苦労しているんだね・・・顔を見ればわかるよ・・・まるで助けを求めているような顔だ・・・」
光莉「皆さんに・・・迷惑はかけたくないです・・・」

その時、二匹の犬が私を慰めるように擦り寄ってきた・・・。

おじさん「こいつらも君の事を心配しているんだよ。犬って言う生き物はね、人の感情を敏感に察知する生き物なんだよ」
光莉「あなた達も・・・私の為に・・・ありがとう・・・ありがとう・・・」

私は嬉しくて涙がこぼれてきた・・・ポチも・・・慰めてくれたっけ・・・。
215名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 01:04:14 ID:e6D9STQT
おじさん「私も君と同じくらいの娘がいてね・・・娘も学校で酷いいじめに遭ってね・・・不登校になってしまったんだよ」
光莉「おじさん・・・」
おじさん「今はフリースクールに通っているよ。そのおかげで今はだいぶ前向きになったけどね」
光莉「フリースクール・・・ですか?」
おじさん「そうだよ。君も学校が嫌になったら行ってみたらどうかね?」
光莉「あの・・・私は・・・」
おじさん「まぁじっくり考えなさい。時間はたっぷりある。何か相談があれば気軽に寄ってきなさい」
光莉「ありがとうございました・・・今日は・・・ご迷惑をおかけしました・・・」
おじさん「いいんだよ、君の意思でやったわけではないのだからね」
光莉「お邪魔しました・・・」
おじさん「また来なさい、今度はお菓子や飲み物を用意するよ」

私は今の学校を辞めたら・・・お父さんに怒られる・・・フリースクール行くくらいならもっといい学校へ行け・・・と。
お父さんは私の気持ちなんて分かっちゃいない・・・闇に包まれ行く心を・・・。
しかし月に数えるくらいしか帰宅しないお父さんは私がいじめられてる事など知らないから気付かないのも当然だけど・・・。

いじA「またババアと同じパターンかよ・・・」
いじB「あいつ年長者とかには好かれるタイプなのかな?」
いじC「どちらにしろウチらの学校じゃ味方がいないのは変わりないけどなww」

一同「そうだなwwwアハハハハハハハハハハ!!www」
216名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 05:10:36 ID:O34CgMDE
裏山のおっさんの伏線がココで回収されたか。
まさか、このおっさんの勧めが…
217名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 10:28:10 ID:LcBDBAyL
お前らちゃんと読んでたのか・・・
218名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 14:25:40 ID:cIjhJWYK
確かに光莉見てるといじめたくなるな。
まさに薄幸の美少女に相応しい条件を兼ね備えている。
219名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/29(日) 19:16:44 ID:xjfvXZBt
今日もみんなに陰口や物を投げつけられながら授業を受けていた・・・
今週は私が掃除当番じゃないのでホームルームが終わり、帰ろうとしたその時・・・

女生徒A「おい!何も言わずに帰るの?ww」
女生徒B「クラスメイトに向かってさようならって言ってから帰れってよねww」
女生徒C「罰として一週間私達に代わって掃除当番をしてもらおうかしら?」
光莉「え・・・そ・・・そんな・・・何でいきなり・・・」
女生徒A「文句あるの?」
光莉「何で・・・今日だけ・・・」
女生徒B「私達さ、これから遊びに行くのよね〜、だから代わりにあんた一人でやっといてちょうだいwww」
光莉「え・・・さ・・・さようなら!!」

私は一礼して逃げようとした・・・が、廊下に出ようとした時、横から男子生徒に捕まってしまった・・・。

男子生徒「おーっと、逃げるのかい?光莉ちゃんww」

「クスクス・・・何大きい声出してるのかしら?」
「本当の・・・バカ?」

周りからは私を罵るヒソヒソとした声がこだましていた・・・。

女生徒A「この子さー、掃除サボろうとしたのよねー」
女生徒B「だから見張っといてくれないかな?」
女生徒C「途中で逃げ出さないようにねwww」
男子生徒「わかったよwwんじゃあすぐ掃除しろ!グズ!!」
光莉「ひっ・・・!!!・・・は・・・はぃ・・・」
女生徒達「後頼んだわよ〜、じゃ〜ね〜www」

私は一人で掃除させられ、少しでも休めば容赦なくモップで頭を攻撃してくる・・・。
男子生徒は見ているだけで見張りの暇を持て余す為、私のお尻を箒の持ち手の部分で叩いてきたり
スカートをめくられたり・・・逆らえば暴力を奮ってくると思うので恐くて逆らえなかった・・・

光莉「終わりました・・・」
男子生徒「あー?何寝言こいてんだ!?まだ窓拭きと廊下の掃除、階段の掃除、昇降口のクラスの下駄箱が残ってんだろボケ!!」
光莉「そ・・・そんなに・・・」

私一人に全ての掃除当番を押し付けてみんな帰っていったことを今更ながら知った・・・。

男子生徒「さーまずは窓をきれいに拭いてもらおうか、外側も拭けよな」
光莉「そ・・・外側・・・落ちたら死んじゃうよぉ・・・」
男子生徒「おいおい・・・半べそかくなよww」
光莉「早くお家に帰りたいよぉ・・・ふぇ〜ん・・・グスン」
男子生徒「泣いてねーでとっととやれ!!てめぇのその被害者面が気に入らねぇんだよ!!」

ドガッ!!

男子生徒「もういい、後は勝手にやってろ、ただし綺麗になってなかったらどうなるかわかってんだろうな!?」
光莉「ふぇ〜・・・しくしく・・・」
男子生徒「けっ・・・何で俺がこんな奴の見張りなんか・・・ブツブツ・・・」

そう言って男子生徒は教室の壁を蹴って出て行ってしまった・・・
みんな・・・酷いよ・・・私だって・・・人間です・・・。
220名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/29(日) 22:06:08 ID:xjfvXZBt
美術の時間・・・

今日は美術の先生がいないので各自出された課題をやるようにと言われたのだけど
課題をすっぽかして遊んでいる人もいた・・・。
私が課題をやっていた時・・・

いじA「よぉ光莉。何描いてんだよww」
いじB「まだ下書きじゃないのよww描くの遅いわねーww」
いじC「ウチらが描いてやろうかー?」
光莉「や・・・やめて!!・・・私の・・・天使・・・様・・・」
いじA「あたしらが特別にデザインしてやるよww」
いじB「ここをこうして・・・っとww」
いじC「あれ?・・・なんか可笑しくなっちゃったwwブッハハハハハハハハハハハハハ!!我ながら笑える〜ww」
光莉「も・・・もう・・・やめて・・・課題が・・・出来ない・・・」
いじA「何言ってんのよwwやってない奴だっているじゃないww」
いじB「そうだww私達があんたの顔にフェイスペインティングしてあげようかしらww」
いじC「あんたにお似合いのやつ描いてやるよww」
光莉「や・・・やめて・・・恥ずかしい・・・」
いじA「行くぜよwwほらほらww」
いじB「まず顔全体を青白くして・・・っとwww」
光莉「ひ・・・め・・・目に絵の具が入っちゃうよぉ・・・」
いじC「少しだぁってろ!!あんたは小うるさいわねぇ!」

私は抵抗も出来ずに3人のされるがままに弄られていた・・・
そして・・・

いじA「ジャーン!!みなさーん!どーですかー?この顔はww」
光莉「み・・・見ないで・・・!!」

ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!
予想通りみんな私を見て笑っていた・・・

生徒A「なにこの顔色?ゾンビになっちゃったの?」
生徒B「デ○ラー総統のご親戚?ww」
生徒C「どどん波〜!ww」
生徒D「チャ○ズやんけww天さん、ごめん・・・ww」
いじA「みんなも自由に落書きしてもいいわよwwこいつの顔にww」
いじB「顔だけじゃなくて体や制服にも描いてもいいわよ〜」
いじC「要するに歩く落書き帳よww」
光莉「もうやめて・・・お願い・・・」

私は恥ずかしくて外も歩けないくらいに顔や髪、制服、足、上履きなどに落書きをされた・・・。
「バカ」「死ね」とかの暴言や額に「貞」、更には詩や俳句、お経も描かれ、絵よりも文字だらけになってしまった・・・

光莉「恥ずかしくて帰れないよぉ・・・しくしく」

放課後・・・なんとか無事帰宅する事が出来たがすれ違った人たちは皆、私に注目していたかも知れない・・・
人の目を見ずに振り返らずに全力で走っていた私の事を・・・
221名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/30(月) 00:47:09 ID:wDdLOgrT
もっと光莉に責め苦を味あわせてあげて
222名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/30(月) 21:36:34 ID:YiZCKhbk
黒光莉派の俺にはちょっと性格が合わないな
SSの光莉は白光莉なんだよな
223名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/30(月) 22:26:13 ID:KOUYcaE4
確かに無自覚を通り越した天然さはあるな…
それで光莉は黒く見られる訳か。
私的にはいじめに耐える白光莉の方が萌えるけど…。
泣いてる所を想像すると尚更…。
224名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/30(月) 22:52:26 ID:cWJ89cb5
いじめられてる間に、黒さを少しずつ刷り込まれたんだよ
225名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/30(月) 23:13:49 ID:8vu9/LuJ
漫画版の光莉はマジで苛めたくなる
226名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 00:29:59 ID:z1e/ou93
アニメの顔の方がいじめたくなるよ……(*´Д`)ハアハア……
227名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 15:11:18 ID:Bwy22RNj
今は幸せな思いをしているが不幸な過去がある設定にしたら萌える。
ぬくぬく育ってきて幸せになったのならただの甘ちゃんって感じがしてあまり萌えない。
228名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 00:21:47 ID:+pNVS6cb
いじA「光莉ぃ、あんたさー、スリルある体験したいって思った事ない?」
光莉「な・・・何ですか?・・・い・・・いきなり・・・」
いじB「今日はあんたをとことんビビらせるからね〜☆」
いじC「覚悟しときなさいよ〜ww」
光莉「ひっ・・・やめて・・・」
いじA「また『ひっ・・・やめて・・・』のフレーズかい?もっと変わった反応しなさいよww」
いじB「けど前よりも恐怖におののいた声になってる感じがするけどなww」
いじC「んじゃ行きますかww現場へww」

とある横断歩道・・・この道は何故か赤信号なのに信号無視して突っ切る車が多い横断歩道である・・・。

いじA「さ、まず今回のメニューの説明をしてあげるわww」
いじB「歩行者の信号が赤の時にね・・・」
光莉「ひっ・・・ひいぃぃぃぃぃぃぃ・・・ブルブル・・・」
いじC「早速怖がっちゃってるわよ〜こいつwww」
いじA「ビビれビビれもっとビビれww」
いじB「道路のど真ん中に立って・・・」
光莉「!!!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・もう聞きたくないです・・・」
いじC「うるっさいわねぇ!!人の話は最後まで聞きなさいよww」
いじA「本番はこれからだと言うのに・・・ww」

いじめっ子は私に顔を近付けてゆっくりドスを効かせて言った・・・

いじB「『僕は死にましぇーん』って言って車を止めるのよww・・・・・・わ・か・っ・た・?」
いじC「命令に背いた場合は、これからあんたを人間として扱わないわよ?いいわねぇ?」
光莉「そ・・・そんな・・・私は・・・人の子です・・・」
229名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 00:23:00 ID:+pNVS6cb
いじA「そんじゃ早速やってみるかww」
いじB「ほーらwwもたもたしてないで行きなさいよww」
いじC「背中押して欲しいのか?なら押してやるよwwほらよっww」

ドンッ!!

私は道路のど真ん中に突き飛ばされた・・・
そして・・・大型トラックが奥から見えてきた・・・

いじA「早く言いなさいよww」
いじB「『僕は死にましぇーん』ってねww」
いじC「早くっ♪早くっ♪」

トラックが目の前に迫ってきた・・・そして・・・

光莉「ひっ・・・ひぃぃぃぃ!!・・・ぼ・・・ぼくは・・・死にま・・・しぇーーーん!!」

ブッブーーーーーッ!!キキキキキーーーーーーーーーーーーッ!!・・・プシュー・・・

運ちゃん「おいゴルァ!!気をつけろ!!荷崩れすんじゃねーかタコ!!死ぬんなら電車にでも飛び込めや!!」

そういい残して運転手は去って行った・・・

いじA「ん?・・・プッハハハハハハハハハハハハハハwww見ろよwwまた漏らしてやがるよww」
いじB「これで何回目なの?よくお漏らしする子ねww」
いじC「みんな見てるわよーwwww」
光莉「え・・・えっ・・・う・・・ウソ・・・!!?」

周囲を見渡すと唖然とした人々が私を見ていた・・・恥ずかしい・・・こんな恥辱・・・受けるなんて・・・。

光莉「み・・・見ないで下さい!・・・見ないで・・・ふぇぇぇぇ〜〜ん・・・グスン・・・(泣」
いじA「面白かったぜwwまたやりたいねww」
いじB「今度は踏切にでも入れさせる?・・・けどそれじゃ死んじゃうからやーめたww」
いじC「なるべく光莉以外の人間には損害を与えないようにしようか・・・厄介な事になりかねないからな」
光莉「・・・・・・(失神している)」
いじA「こいつをどっか適当な所に移動させるかww」
いじB「裏山がいいんじゃない」
いじC「じゃあそれでww」

私は裏山に放置された・・・いじめなんて・・・大嫌い・・・
230名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 00:25:02 ID:+pNVS6cb
遠足の班決めの時・・・

「では今年の遠足の班決めを行います。まずは組みたい人同士4人ずつグループを作って下さい」

みんな一斉にグループを作って行く、私を除いて・・・
あるグループは8人の友達同士で、どちらに入ろうか迷っているグループもあり、
人数オーバーすれば、人数の足りないグループに加わる人もいた・・・

いじA「あいつハブられてやがるよww」
いじB「いい気味ねww」
いじC「あんたの仲間なんていないんだからww」

光莉「わ・・・私は・・・どうなるんだろ・・・?」

そう言った時だった・・・

クラス委員「あっちのグループに一人足りないらしいからあそこに入れてあげるよ」
光莉「え・・・!!!!!!」

クラス委員が指差した先はいつもの3人だった・・・そうしよう・・・死んでも入りたくない・・・。
しかしクラス委員は私の意見を聞き入れてくれずに3人の近くへと近付けてきた・・・。

いじA「あぁ?なんだよwwwあんたがあたしらのグループに入る訳?」
いじB「わざわざいじめられに来たのかしら?ww」
いじC「ふざけんじゃないわよwwwこんな足手まといいらねーよww」
光莉「・・・私は・・・遠足なんて・・・」
いじA「ま、サンドバッグにはなると思うけどねwwそう考えれば入れてやってもいいわよww」
いじB「言う事聞かなければタダじゃ済まさないわよww」
いじC「ハブられてるあんたを入れてやった事だけでも感謝しなさいよねww」
光莉「い・・・ぃゃ・・・行きたくないよぉ・・・」
いじA「駄々こねやがったよ・・・」
いじB「ま、当日には楽しくしてあげるからねww」
いじC「楽しみに待ってろよwwひ・か・りwwwww」
光莉「ふぇぇぇぇぇぇ〜ん・・・やだよ〜・・・」
231名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 00:27:52 ID:+pNVS6cb
遠足当日

いじA「コラ何メシ焦がしてんだよ!!グズ!カレーもロクに作れないなんてね・・・」
いじB「あんたのせいで昼食食べれないじゃないのよ〜」
いじC「あんたに任せたウチらが馬鹿だったわ〜」
光莉「ひっく・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・勘弁してください・・・」
いじA「そう言われると余計ムカつくんだよ!!」

ドガッ!!

光莉「ひぃぃ!!痛い・・・!!」
いじB「煙でも味わいなさいwwほらほらww」
光莉「ひぇぇ・・・め・・・目がぁ・・・目がぁ・・・」
いじC「狙って言ったの?それとも天然?」
いじA「天然でしょ?こいつがそんなに上手い演技出来ると思うか?ww」
いじB「出来るわけがないわねww」
いじC「さ、お仕置きと行こうかwwスイカも冷えてる事だしねww」

私は川原に連れて行かれて手足を縛られ口を封じられた・・・何やられるんだろう・・・?

いじA「あーあ、海だったらあんたを砂に埋めて脳天カチ割ってやんのになー」
いじB「川だからしょうがないわ、我慢しましょww」
いじC「楽しいスイカ割りが始まるわねww」
光莉「ん〜〜〜ん〜〜〜もごもご・・・!!!!」
いじA「なに言ってるのかしら?」
いじB「“私はみんなにいじめられて光栄でございます”だってww」
いじC「まずはA子からでしょ?ほら目隠ししてww」
232名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 00:30:11 ID:+pNVS6cb
いじA「よっしゃww行くわよww」
いじB「A子〜、もっと左左〜ww」
いじC「そうそう!そこで右に方向転換ww」
光莉(ひっ!ひぃぃ・・・近づいてくる・・・やめて・・・やめて・・・)
いじA「ここで・・・いいの?」
いじB「ぴったりねww」
いじC「やっちゃってーww」

まさに私の真正面には今にも棒を振り下ろそうとしているいじめっ子がいた・・・

いじA「チェストォォォォォォォ!!」
光莉「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

ドガァァン!!!!

光莉「・・・・・・ん・・・んぅ・・・・・・」
いじA「どう?ビビった?」

棒は私の数センチ横に振り下ろされていた・・・少しでもずれていれば間違いなくクリーンヒットしていた・・・。
いじめっ子達は口封じだけは外してくれた・・・。

いじA「それにしても・・・あんたね・・・何ファンキーな匂い放ってんのよ・・・小便たれww」
いじB「・・・またしちゃったのぉ?」
いじC「懲りないアホねww」
光莉「ひっく・・・しくしく・・・だって・・・だって・・・」
いじA「まるでガキね・・・」
いじB「何も言う気になれないわ・・・」
いじC「行こ行こww」
光莉「待ってよぉ・・・立てないよぉ・・・」
いじA「せいぜいそこで朽ち果ててハゲタカにでも突っ突かれてなさいwwじゃーねーww」
光莉「やだよぉ・・・ふぇぇぇぇぇぇ〜〜ん・・・しくしく」

いじA「あいつ本気で信じてんのかな?ハゲタカなんかこんな所にいねーっつーのww」
いじB「そこまで追い詰められてるって事よねww」
いじC「立ち上がれないくらいにのしちゃった方がいいよねww」

アハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!
233名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 00:32:50 ID:+pNVS6cb
帰りのバスの中・・・

いじA「あんたさ、着くまでずっと下向いてなさいよww」
光莉「えっ・・・な・・・何で・・・?」
いじB「その方が酔いにくくなるわよ〜ww」
いじC「顔を上げたらデコピン一発だよww」
光莉「わ・・・わかりました・・・酔わないのなら・・・」

命令どおりに顔を下向きにした・・・だけど逆に気持ち悪くなって行く・・・しかも後ろから2番目の席・・・。
私は後ろの方の席では酔いやすいと言う変わった体質の持ち主だ・・・前の方の席ならあまり酔わないが・・・。

光莉「あ・・・あの・・・」
いじA「何よ?」
光莉「な・・・何故か・・・逆に気持ち悪くなっているんですが・・・」
いじB「気のせいよ、お花畑を思い浮かべてなさいww」
光莉「ちょ・・・ちょっと・・・上を向いても・・・」

ビシンッ!!

光莉「ひゃぁ!!・・・ぃ・・・ぃたぃょぉ・・・しくしく・・・」
いじC「言ったでしょ?顔を上げたらデコピン一発っ・・・てねww」
いじA「まだ30分は走るわwwせいぜい気持ちよくなってねww」
いじB(馬鹿ねww下向いたら逆に酔いやすくなるのよww)
いじC「じゃあお歌歌ってあげましょうか〜光莉ちゃ〜んww」
光莉「い・・・いいです・・・」
いじA「素直じゃないわね〜wwこのぉ〜ww」

ビシンッ!!

光莉「痛いよぉ・・・しくしく・・・」

いじB「のび太並にすぐ泣くわね〜ww」
いじC「ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲー、バスの中でゲーゲーゲーww」
光莉「き・・・気持ち悪い・・・ウゥ・・・」
いじA「バスの中汚すんじゃないわよww」
光莉「も゛・・・も゛う゛ダメ゛・・・ウェェ・・・」

幸いきたろう袋をポッケの中にしまっていたのでとっさに取り出す事が出来て汚さずに済みました・・・
だけどみんなには笑いものにされ、これからイジメが酷くなる予感がしました・・・。
私は・・・何でみんなに・・・いじめられるんだろう・・・?
234名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 00:36:59 ID:+pNVS6cb
光莉の一日・・・

午前7時30分、私は低血圧のため、寝起きが悪い。そのためお母さんが毎朝起こしに来る。
母「早く起きないと遅刻するわよ、起きなさい」
光莉「もう少し・・・寝かせて・・・お願い・・・」
起きた時には7時45分になっていた・・・朝食は遅刻をしようがちゃんと摂る。マイペースな私である。
今日の朝食はフレンチトーストにコーンポタージュ、シーザーサラダ、オレンジジュースだった。
昨日は和食だったから今日は洋食・・・お母さんは毎朝交互に作ってくれている。
お母さんの料理は何を食べても美味しい。ちなみに私はあまり料理は得意ではない・・・。
8時15分、身支度を終えた私は玄関でお母さんの励ましの言葉を貰い、登校した。
登校中、小学生のグループが私を見て嘲笑っていた・・・。今日もまた・・・過酷な一日が始まる・・・。
8時30分、私はギリギリの時間に校門前に着いた・・・既に校門前には先生がいて、何故か私だけきつく叱られた・・・。
先生は個性よりも周りに合わせる事を優先しているので私みたいな浮いたマイペース人間は気に入らないのだろう・・・。
8時32分、下駄箱で上履きに履き替えた時、異様な感覚があった・・・上履きにボンドを塗られていたのだ・・・。
今日はソックスが一つ犠牲になってしまった・・・次は何をされるんだろう・・・。
8時35分、朝のホームルームが丁度終わった時に私は教室に入ろうとして、出会い頭に先生が私に対して怒鳴り散らして去っていった・・・。
8時45分、一時間目は数学。後ろからコンパスで突っついて来る女子がいた・・・最近の私に対するいじめは陰湿化して来ている・・・
9時40分、休み時間中にいつもの3人が私を的代わりに丸めた紙を投げてくる・・・周りのみんなも3人に加わって投げていた・・・
9時45分、休み時間が終わって次の授業は社会(地理)の授業。地図があまり見れない私は埼玉県入間市を(にんげん)と読み間違え、みんなに笑われた・・・
11時10分、3時間目はカエルの解剖実験だったので、私は授業をサボっていた・・・だってカエルさんが・・・かわいそうだから・・・。
12時15分、美術の授業中、彫刻刀で私を突っつく生徒がいた、更に私の机に彫刻刀を投げつけてきた生徒までもいた・・・震えて身動きが取れなかった・・・。
12時45分、お弁当を食べる時間がやってきた・・・お母さんのお弁当・・・美味しそう・・・私はお肉はあまり食べないので
野菜や果物、お豆などの穀物がメニューの中心になっている。飲み物は麦茶か紅茶である。麦茶は体に良く、紅茶は美味しいから好き。
ひとつの楽しみをいじめっ子達に潰されるのも珍しくはない・・・彼女達は私のお弁当を食いっぱぐったりして楽しんでいる。
更には食べ物を私に投げつけてくる生徒もいる・・・私は食べ物を粗末にする人は嫌いです・・・。貧しい国の人達が見たら怒るだろう・・・。
235名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 00:38:01 ID:+pNVS6cb
午後1時10分、いじめっ子達に色々やられながらもお弁当を食べ終えた私はそのままいじめっ子達のオモチャにされてしまった。
人があまり使わないトイレに連れて行かれてホースで水をたっぷりかけられた・・・私が泣いているのにみんな笑っている・・・
私が泣いた時こそいじめっ子達はこの上ない快感を得られるのだろうか・・・?
1時30分、私の苦手な体育の授業だ・・・今日もドッジボールになってしまい、私を的にみんな喜んで投げ付けて来ている・・・。
授業終了後も私は泣き続けていた・・・先生も見て見ぬふりをしている・・・。
2時50分、国語の授業の時、教科書の今日授業に出るページに米粒を貼られていた・・・。ショックだった・・・誰がこんな事を・・・。
3時30分、ホームルームで学校で何か変わった事はないか?と言う問いに私が答えようとしたが、無視された・・・。学校は・・・何のためにあるの?
3時50分、今日も教室の掃除当番を一人でやらされ、終わるまで帰らせてくれなかった・・・。
5時丁度、私が帰ろうとした時、あの3人に呼び止められ、「掃除終わんのおせーよ」「のろま」など罵られて放課後のいじめが始まった・・・。
6時10分、いじめから開放された私は、家路を歩いていた時、悪ガキに捕まり、空き地へと連行された・・・。
年下にいじめられている時、私はとっても惨めな気分になっている・・・弟や妹が欲しいって思った時期もあったけど、やっぱり欲しくない・・・。そう思うくらいに・・・。
7時丁度、ようやく帰宅した時もまだお母さんは帰っていない・・・毎日忙しいのかな・・・お母さん・・・。
「今日も遅くなりそう、ごめんね」と書かれた紙の横には美味しそうなごはんがあった・・・あったかければもっと美味しいのに・・・。
8時15分、お風呂に入った・・・。この時が一番気持ちいい・・・心が安らぐ・・・ああ・・・天使様・・・。
9時10分、本を読み始めた・・・“嵐が丘”と言う小説を読んでいる・・・この物語は主人公ヒースクリフの復讐を描いた物語だ・・・。
だけど私は、復讐しようとは思わない・・・だって・・・人を見下したりしたら・・・人間失格だもの・・・。
10時30分、お母さんが帰って来た・・・。私はお母さんに抱きついた・・・優しい優しいお母さん・・・あったかい・・・
お母さんは本当に私の事を心配している・・・心配しすぎて仕事が手に付かないとも言っている・・・
そしてお母さんに早く寝るように言われて就寝した・・・明日も・・・またいじめられに行くようなものだ・・・。
本音を言えば学校を休みたいがなかなか言えない・・・。
こうして光莉の一日が終わった・・・。
236名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 23:12:24 ID:+pNVS6cb
>>230の訂正

×クラス委員が指差した先はいつもの3人だった・・・そうしよう・・・死んでも入りたくない・・・。
○クラス委員が指差した先はいつもの3人だった・・・どうしよう・・・死んでも入りたくない・・・。
237名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 23:45:42 ID:u5x6zhkJ
ムスカw 今日のはいつにもまして過酷なイジメだな。
ただ、世間ではこんな事が日常茶飯事に行われてると思うと笑えないよな…
実際読んだら笑っちゃうし、萌えちゃうけど。
238名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 23:55:21 ID:3hoQoR7t
文書ちゃんと読んでるやついは傍観者だし、
架空の存在だから良心の呵責が働きにくいし、
ネット上の匿名性の高さのせいで倫理観が下がってるから。
だからこんな事言ってられるんだよ。 >237
>実際読んだら笑っちゃうし、萌えちゃうけど。

でもその状況が続くと現実世界でもやり始める奴が現れるんだよなぁ。

誰かが言ってたが、「光莉の魅力を一番判っていて」書いているとはいえ、この一連のSSには反対の立場。
239名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/02(木) 01:19:20 ID:zrvazipn
確かに世の中そういう事件が多くなって来ているよな…
けどさすがに大の大人達がこんな事やらかすわけないでしょうけど…
240名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/02(木) 23:54:37 ID:5a+WMWym
光莉への愛情表現は屈折しているな。
241名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 03:28:25 ID:I2bVrcjG
ねねが悪い。
242名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 11:51:55 ID:fk1lBfog
アイアンクローして床に叩き付けたい
243名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 14:45:35 ID:hIXTsgtp
本編で光莉が幸せになれると分かっているから読んでいられる
ここでの連載SSがマジで救われない物語ならまともに見てなんていられないよ
その辺はみんな分かって読んでるんじゃないの?
244名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 17:30:04 ID:tjRo0frf
気付けば私は何故か深い森に迷い込んでいた・・・
そして今、いじめっ子達から必死に逃げようと走っている・・・
光莉「ハァハァハァハァ・・・きゃぁっ!!」

ドテッ!!
しかし気の根っこにつまづいて転んでしまった・・・
そしていじめっ子達が近づいてきて・・・

光莉「ひ・・・ひぃ!!」
いじA「つーかまーえたっ♪」
いじB「何で毎回無駄な抵抗するのかな?」
いじC「ウチらにボコられるのは目に見えてるんだからさww」
光莉「いじめないで・・・下さい・・・」
いじA「あんた見てっとそう言う欲求が湧いてくるのよww」
いじB「前から思ってたんだけどさ、あんた実はいじめられるのが好きでたまらないんでしょ?」
いじC「オーラからしてMだなww」
光莉「人をいじめて得することなんて・・・ありません・・・自分自身が・・・堕落していくだけです・・・」
いじA「だから何だって言うのさ?」
いじB「光莉のクセに生意気よww」
いじC「ホントホントww」
光莉「私は・・・何も・・・悪くない・・・」
いじA「あんたの被害者面・・・気に入らないねぇ!」
いじB「いじめられる側にも問題がある・・・って言うじゃない?」
いじC「まあねwwそんじゃいっちょ〆てやるかww」
光莉「ひぃぃぃ・・・助けてぇ・・・」

その時だった・・・遠くから足音が聞こえる・・・馬の駆け音・・・もしかして・・・
パカパッ、パカパッ、パカパッ、パカパッ
白馬に跨るあのお姿は・・・間違いなく私の天使様・・・
パカパッ、パカパッ・・・パカパカパカパカ・・・ヒヒヒヒーーーーン!!

いじA「誰よあんた」
いじB「今取り込み中なのよ」
いじC「ウチらとやる気?」
???「悪党に名乗る名などない・・・さぁ、その子を離すんだ」
245名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 17:31:49 ID:tjRo0frf
そのお方はいじめっ子達に睨みを効かせ、剣を抜く構えをしました・・・
???「この私が直々に成敗してくれよう・・・覚悟!!」

さすがに剣には対抗できず、いじめっ子達はあきらめて逃げた。

いじA「う・・・お、覚えてやがれー!!」
いじB「今回は相手が悪いわね・・・」
いじC「ずらかろう!!」

そう言っていじめっ子達は去って行きました・・・。

光莉「あ・・・あの・・・ありがとうございます・・・」
???「大丈夫かい?・・・こんなに服が汚れちゃって・・・買ってあげるからついてきなさい」
光莉「え・・・いいんですか?・・・助けられた上に服まで・・・」

私はそのお方にしばらく見とれていました・・・まさに私の天使像・・・。

???「君が気に入った・・・名前は?」
光莉「あ・・・こ、此花光莉・・・です・・・」
???「光莉・・・いい名前だね・・・申し遅れた・・・私の名は・・・」

ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!

「・・・・・・り」

あれ?

「・・・・・・かり」

誰か呼んでる・・・

「・・・・・・光莉!!」

目覚ましと共に聞こえてくる声は・・・お母さん・・・?

母「光莉!朝よ!早くしないと学校に遅れるわよ・・・もう、この子ったら・・・心配だわ・・・」

お母さんに起こされ私は朝食を摂るためダイニングへ・・・
夢・・・か・・・なのに胸が震えてる・・・なんだろうこの気持ち・・・
今日も・・・学校か・・・また・・・いじめられるんだろうな・・・
現実の世界にも・・・夢で見た天使様が・・・助けに来てくれれば・・・いいのに・・・。
現実は厳しく・・・残酷である・・・。
246名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 17:47:17 ID:hIXTsgtp
光莉がんばれ!
247名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 21:33:20 ID:DTVgn0tA
ひぃぃぃぃ、とか、ふぇぇぇぇん、とか雑魚っぽさが絶妙w
248名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 22:56:17 ID:xXSZdo+9
口先だけで抵抗する姿勢を見せるのもたまらんな
249名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/04(土) 23:15:36 ID:ONxnozCO
夜々以外に友達いなさそうな感じがする。
250名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 03:03:38 ID:YhLqu4BZ
夏休み前・・・私はお母さんと一緒に面談に呼び出された・・・。

先生「此花の成績は好ましくないな・・・学習意欲はあるのか?」
光莉「あ・・・えーと・・・私は・・・積極的に授業に取り組んでいるつもりです・・・」
先生「うーん、それでいてこの成績ではね・・・親御さんも一言言ってやって下さいよ」
母「・・・光莉、勉強も頑張りなさい・・・」
光莉「お母さん・・・」
先生「この成績だと補習を受けてもらう事になりますね・・・それだけはご了承を得たいのですが・・・」
母「はい・・・。あと厚かましいのですがうちの子・・・いじめられていませんか?」
先生「私も実際見たわけではないので何とも言えないのですがね・・・まぁ私が見る限りはいじめはないかと・・・」
母「授業中とかにもいじめられているとこの子から聞いたのですが・・・」
先生「私の授業の時はそう言ったいじめは見ませんでしたよ。」
母「じゃあ他の先生の授業の時は・・・」
先生「話によるとどの先生もいじめは目撃していないようで・・・」
母「娘はいじめられていると証言しています!娘の成績が悪いのは授業妨害されている可能性も高いんですよ!」
先生「お子さんの考えすぎではないですか?・・・此花、お前も雑念を捨てて勉学に励みなさい!」
光莉「私は・・・本当に・・・いじめられて・・・」
先生「此花・・・被害妄想はたいがいにしなさい。成績を良くしないといい高校に行けないぞ」
母「先生・・・あなたは教師と言う自分の職業に対してどうお考えですか?」
先生「生徒達の成績を伸ばし良い高校に進学させる事です。優秀でなければならないのですよ。」
母「それ以前に何か考える事でもあるんじゃないですか?」
先生「大丈夫ですよ。優秀な生徒こそが得をする。当たり前の話です。」
母「・・・先生ならば・・・勉強よりも・・・道徳的なことを生徒達に教えるべきです!!」
先生「お母さん、気持ちはわかりますが落ち着いてください・・・」
母「娘を・・・これ以上苦しめないで・・・この子・・・本当は優しくて思いやりのある子なんです!」
先生「ですがいじめられていると言う証拠がない以上我々教師は動くことが出来ません」
母「ここに散々苦しめられた証人がいます!さぁ光莉!ここで本当の事をぶちまけなさい!」
光莉「もう・・・いいよ・・・お母さん・・・私・・・誰にも・・・迷惑を・・・かけたくない・・・」
先生「娘さんもこう言ってるんですよ。そろそろ時間ですね・・・お疲れ様でした」
母「光莉・・・うぅ・・・」

帰り道・・・
光莉「お母さん・・・私・・・」
母「必ずお母さんがあなたを救ってみせるわ・・・必ず・・・」

そう言ってお母さんは私を抱きしめた・・・あったかい・・・お母さんの温もり・・・。

母「光莉・・・暖かい・・・けど・・・悲しみも同時に伝わってくる・・・ごめんね・・・お母さんが無力で・・・」
光莉「お母さん・・・私なんかの為に・・・ありがとう・・・」
母「神様・・・この悲しみが・・・いつか癒されますように・・・」
251名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 03:08:25 ID:YhLqu4BZ
時は経ち、今はもう夏休みに入った・・・。
あのいじめっ子達としばらく顔をあわせる事がないと思うと嬉しくてたまらない。
だけど・・・いじめっ子達に授業妨害されていたせいか成績があまり良くなく補習を受ける羽目になった・・・。
そして、夏休みが始まった今日から一週間、補習のため、学校へ通うこととなった・・・。

光莉「あの3人は・・・来てない・・・良かった・・・」

幸いあの3人は補習には呼ばれていなかったのだ・・・静かに補習を受けられそう・・・。
けれど先生は問題の説明をして課題のプリントを渡して出て行ってしまった。

「あーあ、静かでツマンネ、おい!」
光莉「!!?」

私は背中をビクンッっと震わせた・・・まさか・・・。

「お前だよ、お・ま・え!」
光莉「・・・」
「呼んでるのに無視かよ!」

バシン!!

光莉「ひゃぁっ!!」

後ろから筆箱を投げつけられた・・・

「分かってんだったら最初っから返事しろよへッポコww」

ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハwww

光莉「静かに・・・受けさせて・・・下さい・・・」
生徒A「プルプル震えちゃってwかわいーwwやっぱり噂通りいじめて下さいって顔してるよなーww」
光莉「わ・・・私は・・・私は・・・」
生徒B「なんだよwwはっきり言えよww」
光莉「みんなのおもちゃなんかじゃない!!」
生徒A「・・・・・・プッ・・・・・・プハハハハハハハハハハハハハハハハwww」
生徒B「何を言い出すかと思えばww調子こいてんじゃねーぞこのアマァ!!」
光莉「ひっ・・・ご・・・ごめんなさい・・・」
生徒A「んじゃ俺が怖い話でもしてやるかww」
光莉「ひっ!!・・・や・・・やめて・・・」
生徒B「ビビりっぷりもある意味格別だなww」

窓もカーテンもドアも全て閉めて真っ暗にされ、懐中電灯を持った生徒が前へ来て語り始めた・・・。
252名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 03:11:45 ID:YhLqu4BZ
生徒A「むか〜しむかし、ここら辺一帯は戦前に設立された病院がありました・・・特に第2次世界大戦当時は
   空襲が相次ぎ、負傷者も多く、ここは担ぎ込まれる人で満員になってました・・・」
光莉「ひっ!!・・・やめて・・・怖いよぉ・・・」

私はとっさに耳を塞いだ・・・しかし・・・。

生徒B「何耳塞いでんだよ!!人の話をちゃんと聞けやコラ!!」

そう言って私の両手を押さえつけられた・・・。

生徒A「病院で亡くなる人も増え、いつしかここは・・・」
光莉「ひぃぃぃぃぃ!!・・・もう・・・やめて・・・ふぇぇぇぇ〜〜ん・・・・・・ひっ!!?」

いきなり髪を引っ張ってきて・・・

生徒B「黙って聞いてろカス!!」
光莉「は・・・はぃ・・・グスン・・・」
生徒A「病院が取り壊されこの学校が設立された頃から、夜になると車椅子をゆっくりと押しながら後をつけてくる
   看護婦の霊がいたり、廊下に患者の霊が立っていたりと色々な霊の目撃が絶えませんでした・・・」
光莉「・・・しくしく・・・ガクガクブルブル・・・ひっく・・・」
生徒B「おいおい大丈夫かよww」
生徒A「今でも数人の生徒が肝試しをして、何人か行方不明にもなっています・・・噂によると看護婦の霊によって
   あっちの世界に連れて行かれると言う話もあるそうです・・・看護婦に見つかった時に・・・」

語ってた人がライトを顔に当てて私の方を見てこう言った・・・

「もう消灯の時間ですよ あ の 世 へ 参 り ま し ょ う !!」
光莉「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

光莉「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ひっく・・・ふぇぇぇぇぇぇ〜〜ん・・・」
生徒A「あ〜あ、泣いちゃったwwちとやり過ぎちゃったかな?」
生徒B「いや、これくらいが丁度いいだろ」

先生「何事だ!!・・・なに部屋の中を真っ暗にしてるんだ!真面目にやれ!」

生徒A「すいませんでした」
生徒B「やりゃいいんでしょ?」

先生「此花!!お前も泣いてないでさっさとやれ!・・・まったくお前が一番世話が焼けるんだ・・・」
光莉「ふぇぇ・・・すみません・・・うぅ・・・」

いじめは止まない・・・けれどあと一週間・・・我慢すれば・・・。
253名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/07(火) 09:30:35 ID:tDChfyKX
感動する話といじめ話がごっちゃになってるな。
光莉がこう言う経験して来たと考えると…(';ω;`)ブワッ
254名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/07(火) 10:24:20 ID:5K6n7sdv
普段に比べればてんでたいしたことないことで大騒ぎしてるのがすげー受けたw
255名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/08(水) 11:37:31 ID:9KrECQ+N
光莉の近くでメガホンで大声出して泣かせたい。
256名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/08(水) 23:32:27 ID:J2OMk7I8
私は長い長い夏休みを満喫していた・・・。
けれど何故だろう?・・・楽しい時はすぐに過ぎ去ってしまう・・・辛い事は・・・長く感じてしまう・・・。
もしも私が不思議な力を使うことが出来るなら楽しい時間をいつまでも続けてみんなを幸せにしたいです・・・。
あと・・・いじめと言う概念も・・・無くしたい・・・。

ある昼下がり、お散歩をしていたら・・・

「おい!!久しぶりじゃねえかよぉww」
光莉「ひっ!!だ・・・誰?」
悪ガキA「俺だよ俺ww」
悪ガキB「俺らと一緒に遊ぼうぜ〜ww」
悪ガキC「断るなんて選択股はないよ〜ww」
光莉「あ・・・あの・・・今日は・・・」
悪ガキA「断るのぉ?お姉ちゃぁん?」
悪ガキB「純粋な僕達の頼みを断るなんて酷いよぉww」
悪ガキC「う・・・うわぁぁぁぁぁぁん!お姉ちゃんがいじめる〜〜!」
光莉「あ・・・あの・・・ちょっと・・・」
悪ガキA「あーあ、泣かせちゃったwwどーすんだー?」
悪ガキB「謝る代わりに付き合ってよwwお・ね・え・ち・ゃ・んww」
光莉「う・・・うん・・・ご・・・ごめんね・・・」
悪ガキC「ひっく・・・じゃあ・・・一緒に・・・付いてきて・・・」

そう言われつつ私は空き地へと連れて行かれた・・・。

悪ガキA「お前さー、本気で泣いたと思ってんの?」
光莉「え・・・う・・・うん・・・」
悪ガキB「バッカじゃねーのwww腹痛ぇーーww」
悪ガキC「アッハハハハハハハハww面白ぇーーwwこれだからおめーをからかうのやめられないんだよww」
光莉「そんな・・・嘘だったの・・・?」
悪ガキA「当ったり前よwwお前なんかに泣かされるほど弱かねーよーだww」
悪ガキB「年上のクセに俺達みたいな消防に泣かされるなんてお前も情けねーなーww」
悪ガキC「年中いじめて光線放出してるとからかいたくなんだよww」
光莉「ふぇ〜〜〜〜〜〜ん・・・しくしく」
悪ガキA「あ〜あ、泣いちゃった〜ww」
悪ガキB「それより『だるまさんがころんだ』やろーぜーww」
悪ガキC「もちろん鬼はこいつだなww・・・おらロデム!いつまでも泣いてねーでとっとと用意しろ!!」
光莉「は・・・はぃぃ・・・ふぇ〜〜ん・・・」
257名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/08(水) 23:33:19 ID:J2OMk7I8
光莉「い・・・行きます・・・」
悪ガキA「いつでも来いよww」
光莉「だーるまさんが・・・・・・こーろんだ!・・・」

悪ガキB(こいつトロそうだから一気に近づいて・・・ヒヒヒヒww)

光莉「だーるまさんが・・・・・・こーろんだ!・・・」

悪ガキC(もう少しで・・・ククククww)

光莉「だーるまさんが・・・・・・」

ドガッ!ゴスッ!バキッ!

光莉「きゃぁっ!!・・・ふ・・・ふえ〜〜〜〜ん・・・」

悪ガキ達は後ろからドロップキックや裏拳、ゲンコツを攻撃してきました・・・。
まともに喋れないくらいに痛い・・・。

光莉「ふぇぇ・・・ひ・・・ひんじゃふよぉ・・・(死んじゃうよぉ・・・)」
悪ガキA「バーカ!これが俺らの遊びなんだよー」
悪ガキB「タッチなんて甘い事はやらないんだぜーww」
悪ガキC「悔しかったらここまでおーいーでーwwベロベロベーwwバーカ、バーカwwお前の母ちゃんデーベーソーww」
光莉「お・・・お母さんは・・・デベソじゃない・・・う・・・動けないよぉ・・・誰か助けてぇ・・・ふぇ〜〜ん・・・」
悪ガキA「ギャッハハハハハハハハハハwwこの腰抜けーww」
悪ガキB「生きててすいませーんwwなーんちゃってーww」
悪ガキC「せいぜい誰かに助けられろよなwwま、誰も助けてくれないと思うけどww」
光莉「そ・・・そんなぁ・・・」
悪ガキA「じゃーなー光莉wwまたいじめてやるからなww」
悪ガキB「今度会った時はもっとハードにいじめてやるぜww」
悪ガキC「色んな技の実験台にもなってもらうぜーww」

ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハww

光莉「夏休みも・・・安らげないの・・・?・・・天使様・・・助けて・・・」

天使の存在を・・・信じれるからこそ・・・生き続けることが・・・出来るんです!
258名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/09(木) 02:59:32 ID:RX06dKcw
最後の一行で吹いたw
259名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/09(木) 18:14:53 ID:0U8A2Eiz
::::        /      ヽ
.::::::.,      /    /    `ヽ、
::::::/ .:    .:/    /  ,ィ    ハ
::::/ .:::  .::::/    /::: // ./   i. i
::/ .::::  .:r、:i:    /:/:::i ,イ /:  | |
  .::::: .::::/, i: :  /i/ ̄`iト/ イ::  .イ .|
::::::::.:::::::{ {.i: .:  fャ=云ヽミ|://: イ/i i
:::::::::::::::::i i|: .::  |ヽノ:ソ :::i:/:::/i/ i/
:::::::::::::::::::`|: ::  i | `≦..:::// / リ
:::::::::::::::::::;イ:::: i ハ |   ::::::(
:::::::::::::::::/ |::::: i.|. リ  i、_ /   天使なんていませんわ。貴女の周りに居るのは魑魅魍魎だけですよ?
:::::::::::::::/  i::::: i|::.   _Y
::::::::::/、_ヤ::::. i-、_ /|
:::::/ー<.  ∨::. i::::::: |
/ ,ィー―、 \:ハ:::: i
 //    i\ `i i::. |
260名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/09(木) 22:30:19 ID:geRqY46N
この娘は本編ではいい思いし過ぎだな。
だからこそこう言う過去があった方がいい。
261名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 03:03:44 ID:LGViktgp
夏休み・・・お父さんが休暇を取ることが出来たので家族旅行へ行く事になった・・・。
しかも沖縄へ連れて行ってくれると言うので私は嬉しくて夜も眠れないくらいだった。
出発前日・・・。

お父さん「二人とも明日の準備は出来たか?」
お母さん「ええ、光莉・・・嬉しそうね」
光莉「だってあんなに遠くへ行くの初めてだもん!今夜は眠れそうにないかも」
母「もう、この子ったら」

母「お休みなさい、明日に備えてぐっすり寝るのよ」
光莉「はーい・・・。沖縄・・・か。早く色んなお魚さんや綺麗な海が見たいなー」

私は期待で胸いっぱいにして眠りに就いた・・・。
1学期は心を安らげる暇さえなかったからなぁ・・・明日から楽しいバカンスを満喫すれば少しは・・・。

翌日

父「早く行かないと飛行機に乗り遅れるぞ!」
光莉「ひ・・・飛行機・・・」
母「どうしたの?光莉・・・」
光莉「お・・・落ちない・・・よね・・・?」
父「何を言ってるんだw飛行機が落ちる確率は宝くじの1等を取る確率より低いんだぞ!」
光莉「でも・・・」
母「心配しないで、私達がついてるわ」
光莉「う・・・うん・・・」

空港内・・・。
アナウンスがより一層緊張させる・・・私は高いところがちょっと苦手である・・・。
55番ゲート、9時40分発、J○L6便那覇空港行きにご搭乗のお客様は、9時25分よりご搭乗を開始させていただきます・・・。

光莉「お・・・お母さん・・・」
母「大丈夫よ。深呼吸しなさい」
父「時間だ、行こう」

こうして私達は飛行機に搭乗した・・・
262名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 03:04:39 ID:LGViktgp
飛行機内・・・
光莉「きゃぁ・・・また揺れたよぉ・・・落ちるよぉ・・・」
父「光莉は大げさだなぁw」
母「大丈夫よ、お母さんがいるわ」
光莉「お母さぁん・・・」

離陸と着陸の時もビックリしてしばらく動けませんでした・・・。
何はともあれ、無事、沖縄に着くことが出来ました・・・だけど・・・暑い・・・。
私はどちらかと言うと夏よりも冬の方が好きです・・・だけど美しい海も捨てがたい・・・。
ホテルへ向かう夕方まで時間があるので那覇市内を散策しました・・・。
所々に琉球の守り神シーサーが置かれていました。
お菓子もちんすこうやサーターアンダギーと言った美味しいものもありました。
ここの人達は大都会に比べてのんびりしているので少しうらやましいです・・・私も・・・いっそここに住みたい・・・。

ホテルに到着して私はロビーの巨大な水槽の中の魚の群れに見とれてしまった・・・。

光莉「わぁ・・・お魚さんきれー・・・」

美しいものには目がない私の悪い癖がまたしても出てしまった・・・。

父「おーい、何してるんだ?置いていくぞ!」
光莉「え・・・は、はーい」
母「この子ったら、子供の頃からこうなのよね」

ホテルの部屋に着いた私は、見晴らしの良さにまた見とれてしまった。
海に沈む夕日がオレンジ色に染まって綺麗である・・・。

母「うふふ、光莉ったら・・・(何でこの子がいじめられなきゃいけないの・・・)」

美味しい夕食も満喫し、お風呂にも入って見も心もリラックスした私は窓から見える夜景を一望した・・・。

光莉「こんな景色・・・都会じゃ見れない・・・来て良かった・・・」
父「そう言ってくれるとありがたいよ、光莉。みんなで来た甲斐があったよ」
母「あなた・・・(いつかはあなたにも光莉の事を・・・)」

明日は海水浴・・・綺麗な魚が見れるといいな。
263名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 03:05:41 ID:LGViktgp
二日目・・・
曇り一つない青空に珊瑚礁が綺麗なマリンブルーの海で私は海水浴を楽しんでいた・・・。
何よりも綺麗なのは海・・・江ノ島や茅ヶ崎と言った海とは別格である。
私は海岸の近くを泳いでいる魚を鑑賞していた・・・。

光莉「ここじゃ限られたお魚さんにしか会えない・・・何処かいい所でもないかなぁ・・・」
地元の人「お嬢ちゃん、それじゃあ海中展望塔でも行ったらどうじゃ?」
光莉「海中・・・ってどこにあるんですか?」
地元の人「ここから歩いて10分くらいの所にあるさー、魚もいっぺーいるからよ」
光莉「ありがとうございます!」
地元の人「気をつけてな〜」

光莉「お父さん、お母さん、海中展望塔って所に行くとお魚さんがいっぱい見れるんだって」
父「そうか、光莉の望み通りそこへ行くか」
母「光莉は本当に動物やお魚が好きね〜」

こうして海中展望塔へと向かった・・・。
地下へ下りたら全面ガラス張りで海中が見え、無数の魚の群れが泳いでいる・・・。
私はその光景に見とれてしまった・・・。

光莉「わぁ〜・・・お魚さんがこんなにいっぱい・・・」
母「綺麗ね。私も癒されるわ〜(光莉・・・嬉しそう・・・良かったね)」
父「ハハハ、本当に二人とも似ているな、光莉は本当にお母さんの生き写しみたいだね。光莉くらいの頃の写真を見てそう思ったよ」
光莉「きれ〜・・・・・・」←話を聞いていない。
母「そうね、何もかも、私に・・・昔を思い出すわ」

その夜・・・私達は花火大会を見に出かけた・・・。

ピュー・・・・・・ドン・・・パラパラパラパラ・・・

ピュー・・・・・・ドン、ドン、ドン、ドドン!!

光莉「綺麗な花火〜・・・」
母「光莉の幸せな顔を見れて嬉しいわ・・・」
父「私も娘の喜ぶ顔が見れて嬉しいよ」

次の日はイルカと触れ合えるので楽しみです・・・。
264名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 03:07:33 ID:LGViktgp
三日目・・・
今日は地元でイルカと触れ合える所で有名な水族館へと行きました。

光莉「お父さん、お母さん、早く〜」
母「はいはい、光莉って本当に動物やお魚が好きね」
父「ははは、娘の元気な姿を見てるとこっちも元気になるな」

早速イルカのふれあいコーナーまで足を運んだ・・・。
予約制のためか、案外混雑していなかった。
ただ、イルカのふれあい体験には順番があり、私達の番が回ってくるまで30分くらい待った。
そして、私達の順番が回ってきた。調教師さんに案内されてイルカのプールの前に来た・・・。
すると一頭のイルカが私に寄って来た・・・間近で見るイルカは愛嬌があって可愛い・・・。

調教師「お嬢ちゃんは、イルカとクジラの違いはわかるかな?」
光莉「え・・・と・・・大きさとか・・・ですか?」
調教師「正解!イルカとクジラの違いは実は大きさだけなんだ。イルカも鯨類なんだよ」
光莉「あの大きいクジラさんと仲間なんですか・・・」
調教師「冬になるとホエールウォッチングがあって船の上でクジラを見る事も出来るんだよ」
光莉「クジラさんも見てみたいな〜・・・よしよし・・・」

私が撫でるとイルカさんは独特の鳴き声を出した・・・。身体も嬉しそうに踊っているように見えた。

光莉「イルカさんかわいー・・・嬉しいんだね・・・」
調教師「イルカは嬉しさを仕草で表現するからね・・・ところでお嬢ちゃんはどこの出身なの?・・・」
光莉「え・・・東京です・・・」
調教師「東京・・・か・・・今私の妹が教師になる為に東京の大学で勉強しているんだ」
光莉「そうなんですか・・・」
調教師「秋から教育実習があるって聞いたから色々心配でさ、もしあなたの学校に来たらよろしく言っといてよ。
    ちなみに妹の名前は渡辺亜希子よ、私は早希子」
光莉「私は・・・此花光莉です」
調教師「光莉ちゃんか・・・可愛い名前ね」
光莉「それにしてもイルカさんって可愛いですよね・・・心が癒されていく・・・」
調教師「イルカはね、高い知能を持っているのよ。サメに襲われているダイバーを助けたり、網に引っかかった仲間を助けたりと
    とても利口かつ心優しい動物なのよ」
光莉「私・・・慰められてるみたい・・・私の気持ち・・・わかるのかな・・・?」
調教師「優しい心を持った人間にはイルカも心を開くのよ」
265名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 03:08:30 ID:LGViktgp
・・・そして時間が来て調教師さんと別れ、私達はお昼にする事にした。
沖縄の名物、ゴーヤチャンプルーである・・・このお店は、ゴーヤの苦味が苦手な人のために味が工夫されていたので
ゴーヤが苦手な私にとってもすごく食べやすかった・・・。
食後に巷では有名なアイスクリーム屋さんに行ってアイスを食べた・・・。
流石に沖縄にしかないアイスクリーム屋さんだけあって美味しい。

お昼を食べ終え私達は午後からレンタカーを借り、1時間弱移動し、瀬底島という沖縄本島に隣接している島へと着いた。
ここのビーチは比較的本島のビーチよりも人が少ないのでゆっくりする事が出来た・・・。

光莉「えへへ、星砂と貝殻はどこかな・・・」

着いてすぐ私は星砂と貝殻を見つける為、砂浜をあさった・・・。

光莉「わぁ・・・きれい・・・キラキラ光ってる・・・」

すくい上げた砂を太陽にかざして見ると無数の砂がキラキラと輝いた・・・。
良く見ると星に似た形の砂がいくつか紛れ込んでいる。これが星砂・・・。
この星砂には幸せを呼ぶと言う言い伝えがあると聞いたことがある。
もしそうなら私をイジメから救って欲しい・・・。

光莉「貝殻もきれい・・・」

私は表面が虹色の貝殻も見つけた・・・私はその美しさに見とれてしまった。

光莉「なんて美しいんだろう・・・やっぱり自然の美しさって素晴らしい・・・」

夕方までゆったり海水浴をして、ホテルへと帰った・・・。

母「明日でいよいよ沖縄とはお別れね」
光莉「何か名残惜しいな・・・」
父「旅行と言うものはそんなものさ・・・来年辺りはハワイに連れてってあげるぞ」
光莉「ほ・・・本当?・・・嬉しい」
母「うふふ、この子ったら」

明日で楽しい旅行も終わりです・・・けれど夏休みはまだまだあるので2学期への覚悟も十分出来そうです。
266名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 03:09:42 ID:LGViktgp
4日目・・・
沖縄旅行は最終日を迎えた・・・思い返せば3日間ほとんど海やお魚に費やしていたと考えると
他にも行くべき所があったのかなー・・・と後悔も少ししている・・・。

お土産は・・・星砂が詰まった瓶を買った・・・色とりどりの砂が美しかったから・・・。
そしてホテルを出た。飛行機が出発するお昼までは時間があるので
私達は「ひめゆりの塔」と言う慰霊塔に行くことにした。
戦争当時、私と同じくらいの年の多くの女学生達がガス弾を受けて亡くなった話には心を打たれました・・・。
この世には生きたくても生きれない人達が多い・・・
なのに自ら命を絶つ人達はこの世に生を受けた事に対して有難く思わないのだろうか・・・。
私も死にたいと思ったときはいっぱいある・・・まだ中学1年なのに・・・人間の醜さをたくさん見てきたからだろうか・・・
戦争は憎しみを生み、そしたまた多くの戦争を生む・・・やっぱり人間は・・・醜い・・・。
その分動物は素直で純粋だ・・・私はそんな動物達が好き、昨日のイルカさんも・・・励ましてくれたっけ・・・。

そして出発時間が来て沖縄とはお別れの時が来た・・・。

光莉「お父さん・・・ありがとう・・・」
父「なぁに、いいって事さ。光莉が楽しめたのなら満足さ」
母「よかったわね、光莉」
光莉「うん!・・・でもまた飛行機に乗るの?」
母「そうよ。そうじゃないと帰れないもの」
光莉「う・・・うん・・・」

私はここで色々な事を教えられた・・・ありがとう・・・。
イジメにも・・・負けない心を・・・私は・・・手にしてみせる!
267名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 00:56:52 ID:R2KH6owg
温暖化が沖縄出身だとは知らなかったw
それにしてもアレだな、光莉の言ってる事や考えてるコトは所々ムカつくな。
268名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 01:45:32 ID:WAuAVP9P
沖縄と言えばハブ!

光莉もハブに噛まれりゃ良かったのにw
花とかに見とれてる隙にガブッ!
痛いよ〜死んじゃうよ〜と大騒ぎw
269名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 16:34:36 ID:0y0267AH
>>267
金城とか「城」がつ苗字は沖縄に多いからね。
と、空気読まずにマジレス。
270名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 21:09:01 ID:V0vvIGaE
意外とハブ料理とかのゲテモノが食べれる光莉
271名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 00:03:05 ID://fn/d5m
夏休み・・・今日はお母さんにお使いを頼まれました・・・。
お母さんと一緒にカレーライスを作ると思うとワクワクしてきます・・・。
だけど・・・スーパーに行く途中で偶然にもあの3人に出くわしてしまいました・・・。

「ヒヒヒ・・・おい!!ご無沙汰じゃねーかよぉww」
光莉「ひぃっ!!・・・あ・・・あの・・・こ・・・こんにちは・・・」
いじA「夏休みエンジョイしてる?ww」
いじB「それじゃあ私達ともっと面白いことしましょww」
いじC「退屈はさせないわよww」

路地裏に連れて行かれて私は3人に囲まれた・・・。

いじA「あたしらとさー、賭け事しない?」
いじB「C子、例の物を・・・」
いじC「これねwwww」
光莉「えぇっ!!?こ・・・これは・・・何かの・・・冗談・・・ですか・・・?」

私は彼女達が出したものに驚きと恐怖を隠せなかった・・・。
それは・・・。

いじA「ロシアンルーレットって知ってるぅ?」
光莉「何の・・・事ですか・・・?」
いじB「こいつが知ってる訳ないでしょ?ww」
いじC「まぁ簡単に言えば命を懸けた賭け事・・・かしら?」
いじA「弾を一発入れて順番にピストルを頭に当てて引き金を引く・・・引いて弾が出なければセーフ・・・出たら当然・・・」
光莉「ひっ・・・ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!・・・怖いよぉ・・・」
いじB「怖くなれば天井に向けて撃っても・・・やっぱ今回はそれはなしねww(実はこれオモチャなのよねww)」
いじC「弾が出るまで続けるわよww(光莉を最大限にビビらせるにはもってこいねww)」
光莉「ゆ・・・許してください・・・まだ死にたくないです・・・何でもしますから・・・命だけは・・・助けて・・・お願いします・・・」
いじA「また命乞いが始まったよwwあんたも必死なのねww(つーかこれオモチャのピストルだしww)」
272名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 00:04:32 ID://fn/d5m
いじB「まずは私からやらせてもらうわww」

カチャッ・・・しーん・・・

いじB「セーフね・・・危ない危ない・・・(緊張した表情をするのも案外大変ねww)」
いじC「次、行っきまーす・・・」

カチャッ・・・・・・

いじC「ふぅ・・・あたしもセーフ・・・(ちょっと緊張感ある顔しなきゃww)」
いじA「あたしの番ねwwこれで弾が出なければあんたに当たる確率が増えるわよwwさて・・・」

カチャッ・・・

いじA「ふふ・・・ふふふふふ・・・危なかったわww(あいつの恐怖に引きつった顔が思い浮かぶぜww)」
いじB「さぁ・・・次は光莉・・・あんたにやってもらおうかしら。」
いじC「どうしたのよwwグズグズしてないで早くやりなさいよ、この意気地なしww」
光莉「ひぃぃ・・・恐いよ恐いよ恐いよ・・・お母さん・・・死にたくないよぉ・・・」
いじA「なんならあたしがやってやるわよww貸しなさい!」
光莉「きゃっ!・・・や・・・やめて下さい!!」

いじめっ子は私の頭にピストルを当てた・・・私の心の中は恐怖と絶望で埋まってしまいそうだ・・・。

いじA「ここまでねwwあんたといた間、楽しかったわよwwあばよww」
光莉「ひゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・やめてやめてやめて・・・ふぇ〜〜〜〜〜ん・・・・・・」

・・・・・・・・・ポン!

光莉「・・・・・・・・・」

バタンッ・・・

いじA「気絶・・・しちゃったみたい・・・このピストル、オモチャなのにww素人でも見抜けるってーのww」
いじB「小麦粉が詰まった紙で出来た弾よww真っ白になっちゃったねww」
いじC「殺す気なんて毛頭ないのに・・・本物とオモチャくらいの区別は付けて欲しいわね・・・さ、帰ろ帰ろww」

光莉「あれ・・・私・・・生きてる・・・頭に何かかかってる・・・白い・・・小麦粉・・・かな?」

光莉「それより・・・お買い物を・・・けど・・・こんな姿じゃ恥ずかしくて・・・行けない・・・うぅ・・・」

お買い物は一度帰って再度行くことにした・・・
お母さんは7時に帰って来て、一緒にカレーライスを作った・・・
お母さんに教えてもらって少しはマシになったかな・・・。
夏休みも一人で外に出るのはやめよう・・・外にはいじめっ子達がいるから・・・。
273名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 00:07:56 ID:rVrD+MI3
いじめはガチで陰湿なのより、光莉が過剰反応なだけで内容的には馬鹿馬鹿しい方が素直に笑えるなw
274名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 00:08:23 ID:OEnsoN9S
お盆休みにお母さんの実家に帰省しました・・・。
お父さんはまた仕事でしばらく家には帰って来れないらしいので二人で行く事にしました。
お母さんは飛行機が苦手な私を気遣ってくれたのか新幹線で行く事になりました。
八戸駅からまた特急列車に乗り換え青森駅へ・・・
駅に着いたときは実家のおじいちゃんが迎えに来てくれました。

おじいちゃん「おぉ光子!それに光莉!・・・二人とも元気だったかえ?」
母「ええ、お父さんこそ体の具合は?」
爺「ああ、大丈夫じゃよ、この通りまだピンピンしておるぞ!」
光莉「うふふ、おじいちゃん元気で良かった」
爺「それじゃ行こうかの」

私のお母さんの名前は光子。私の名前と同じく「光」が付いている。
名前を決める時にお母さんが「光」の一文字は必ず入れるようにとお父さんに言っていたそうだ。
よほど私に思い入れがあるのだろう・・・。
車は市街地から随分と離れた田舎へと向かっていた・・・。
おじいちゃんの話によるとここら辺一帯は「杉沢村伝説」と言う都市伝説で有名な場所である・・・。
一人の村人の青年によって村人達が皆殺しにされその青年も自ら命を絶ったと言う事件があったらしい。
その事件後、杉沢村に関連する書類などは全て抹消されたと言う・・・。
ちなみにお母さんの旧姓は杉谷である・・・。
車はお母さんの実家に着いた・・・。
風情のある古き良き和風のお家だ・・・。

爺「おいばーさん!光子と光莉が来たぞー!」
おばあちゃん「あらあらあら・・・光子お帰り、光莉ちゃんいらっしゃい」
母「お母さんも元気でなにより・・・まだまだ元気ね」
光莉「お邪魔しまーす」
婆「どうぞどうぞ」
275名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 00:09:19 ID:OEnsoN9S
私達は居間へと案内された・・・。

爺「ゆくっりしてってや」

そう言っておばあちゃんは台所からスイカを持って来てくれた。
東北の気温は東京と比べればかなり涼しい・・・。
蝉の泣き声も爽やかに聞こえる。

爺「退屈してるじゃろ・・・なんなら怖い話でもしてやろうか?」
光莉「い・・・いいよ・・・私・・・そう言うの・・・苦手だから・・・」
爺「残念じゃのぉ・・・ほっほっほ」
光莉「もぉ・・・おじいちゃんったら・・・」
母「あれでもあなたを可愛いがってるのよ」

おじいちゃんは怖い話が好きである。稲○淳二や桜○造のファンでもある・・・。
来るたび話を聞かされていた私としては気分が悪くなって迷惑だったけど・・・。

お昼を食べた後、私達は森林浴に出かけた。
マイナスイオンが出ていて気持ちいい・・・。

光莉「何だか心が癒される・・・辛い事も忘れられそう・・・」
母「光莉・・・(天使のような私の可愛い娘・・・必ず助けてあげる・・・)」
光莉「お母さん・・・私、これからどうなるんだろ?」
母「大丈夫よ・・・光莉・・・お母さんがすぐに駆けつけて来てあげるわ」
光莉「ありがとう・・・お母さん・・・」

いじめられている私の事を最も心配してくれるお母さん・・・私はそんなお母さんが大好きだ・・・。
それから買い物をして戻ってきた・・・。
276名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 00:10:58 ID:OEnsoN9S
夜になると夏でもちょっと涼しいので暖かくして寝た・・・。
私は眠りに就いた・・・


「おーい!新しい薬が手に入ったんだ!」
「えー、マジで?」
「インド象でも5秒であの世行きなんだぜ」
「早速試してみない?クラスのいい被験体がいる事だし」
「おい!!こっち来い!光莉!!」
光莉「ひ・・・ひぃ!!・・・まだ・・・死にたくないよぉ・・・」
「実験体のくせして良く喋るなぁw」
「光莉のクセに生意気だww」
「さぁ、飲め!」
光莉「こ・・・殺さないでぇ・・・助けてぇ・・・お母さぁん・・・ふぇ〜〜〜ん・・・」

母「光莉・・・どうしたの?・・・光莉・・・」
光莉「ふぇ〜〜ん・・・おかーさーん・・・変な夢見てて・・・恐かったよぉ・・・」
母「よしよし・・・こんなに追い詰められて・・・何か良い手はないのかしら・・・」

私はお母さんと一緒のお布団で寝る事にした・・・。
幸い悪い夢は見なくなってぐっすり眠ることが出来た・・・。
私達は5日間お母さんの実家に滞在した・・・。
帰省日の前日には丁度ねぶた祭りがやっていたのでちょこっとのぞいてみた。
あまりにも人が多すぎて気分が悪いので少し見て帰る事にした・・・。
そして、帰省日・・・。

爺「二人とも気をつけてな!」
婆「またいつでも来なさいよ」
母「お父さん、お母さん、体に気を付けて」
光莉「お世話になりました・・・」

祖父母に見送られ私達は青森を後にした・・・短い間だったけどおじいちゃんとおばあちゃんの元気な姿が見れて良かった。
夏休みはやっぱり長いようで短い・・・。楽しい時間はすぐに過ぎてしまう・・・。
277名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/15(水) 16:35:31 ID:pE35XK0l
>>271
脅されてるのに「こんにちは・・・」って言ってる辺りがかわいいw
278名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/15(水) 23:22:00 ID:gikQ8pIM
光莉びびりすぎ。こんなのがいたらそりゃ伊地知拓もなるよな
279名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 01:33:19 ID:ciyUA1/U
2学期の始業式・・・。
嫌々ながら私は学校へ向かった・・・また・・・地獄の始まりだ・・・。
登校中、同じ中学の生徒達が私を見て何かヒソヒソ話してたように聞こえた
私は周囲を確認しようと見渡そうとした・・・が恐くて見ることは出来なかった・・・。
校門前・・・生徒指導の先生が立っていた・・・。
生徒指導といっても専ら身だしなみなどしか指導していない・・・。
いじめのような面倒臭い事などどうでもいい・・・これが教師の現実だ・・・。

先生「おい!此花ぁ!!」

バチィィン!!
先生は竹刀を勢い良く振り下ろし私を威嚇した・・・。

光莉「ひっ・・・ひぃっ!!な・・・ななななんですか・・・?」
先生「何だその眠そうな目は!シャキッとしろシャキッとぉ!!」
光莉「ご・・・ごめんなさいぃ・・・」
先生「全くお前は・・・これ以上先生を怒らせるな!!・・・とっとと行けぇ!!」
光莉「は・・・はぃ・・・」

生徒「先生、おはようございます」
先生「ああおはよう!いい朝だな」

私にだけに対して先生は厳しいような気がする・・・差別だろうか?
授業中も他の人も忘れ物してるのに私だけ廊下に立たされたり文章を読み間違えると出席簿で叩かれたりもした・・・。

光莉「何で・・・私だけ・・・今日も・・・頑張って朝早く起きたのに・・・
   今日はやけに早いなくらい・・・言ってくれてもいいのに・・・クスン・・・」

校庭でも私を見てヒソヒソしてたり嘲笑している人がいた・・・
これから・・・また・・・みんなのオモチャとして・・・いじめられるのかな・・・?
280名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 01:34:27 ID:ciyUA1/U
そして私は校舎の中へと入った・・・。
靴を入れようと下駄箱に手を伸ばした・・・そして下駄箱を見た瞬間、私は凍りついた・・・。

光莉「え・・・う・・・嘘・・・そんなぁ・・・酷いよぉ・・・ふぇ〜〜〜ん・・・しくしく・・・」

私の下駄箱には・・・色々な生ゴミが詰められていた・・・。
私が泣き出したと同時に周りの生徒は陰湿な笑いや話し声がこだました・・・。

「見てよwwあの子泣いちゃったよ〜イヒヒヒヒヒ」
「やったのはやっぱあの3人だよねwwヒソヒソ」
「あの3人って表面的な暴力いじめもそうだけど陰湿的ないじめに関しても長けてるからね・・・コソコソ」
「あの子もかわいそ〜ね〜・・・プ・・・プププププ・・・やばい・・・笑いが止まらない・・・ww」
光莉「・・・・・・しくしく・・・私を・・・いじめて何が楽しいんですかぁ・・・?」

そう言った瞬間、誰かが声をあげた・・・。

「楽しいよ〜〜〜〜〜〜ん!!」
光莉「!!!!・・・だ・・・誰・・・?」
「私達じゃないよなぇw」
「ねーww」
「俺らの方見んなよwwヒソヒソ」
「私を犯人にするつもりぃ?プククククククww」

それだけでは治まらなかった・・・。

光莉「ひぃぃ!!」

石鹸が飛んできて私の後頭部に当たったのだ・・・誰?こんなイタズラする人・・・お願いだから・・・もう・・・やめて・・・。
私は心の中でそう言った・・・。

「泣〜け、泣〜け、もっと泣け〜wwイヒヒヒヒヒww」
「イジメテ光線MAX!!ハァーー!!」
光莉「うぇぇ〜〜〜ん・・・もーやめて下さい・・・ひっく・・・」

私はその場にしゃがみ込み、泣いてしまった・・・。
陰湿ないじめの方が・・・精神的に・・・おかしくなりそう・・・。
281名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 01:36:35 ID:ciyUA1/U
教室のドアを開けた時・・・賑わっていたみんなが一斉に静まった・・・。
みんなの表情は陰湿な笑みをを浮かべていた・・・。
席に着こう・・・と思ったが・・・席がない・・・なくなっている・・・どうして?

光莉「あ・・・あの・・・私の・・・席は・・・」
「あれ?今何か聞こえたような気がするなー?」
「空耳でしょww」
光莉「ど・・・どうしたんですか・・・?」
「風のイタズラか・・・そう言え此花さんって死んじゃったんだよね」
「もういないから席は教室の端っこに移したしね」

クスクスクスクス・・・イヒヒヒヒヒ

私はみんなの陰湿な声を振り切り机の所へ行った・・・が・・・。

光莉「きゃ・・・きゃぁ!!」

私の椅子にはゴキブリの死骸があった・・・。
何で・・・こんな事されなきゃならないのだろう・・・私・・・何にも悪い事してないのに・・・。
気を取り直して机を動かした時・・・。

「あっ・・・机が動いたぞ!!」
「ポルターガイストだー!!」
光莉「わ・・・私はここにいます!!みんなには見えないの?」
「あ・・・また風のイタズラだ・・・しつこいなー」
「気にしなければいいよ。」

みんなは私の事をまるで見えていないかのような反応をとっている・・・。
282名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 01:38:27 ID:ciyUA1/U
先生「おおみんな!久しぶりだな・・・宿題はちゃんとやったか?」
先生は未だに立っている私を見ても何も言わずに出席簿を広げた・・・。


先生「では出席を取るぞ!まずは男子!・・・相沢!・・・青木!・・・石田!・・・井上!・・・上村!・・・」
光莉(あれ?・・・注意しない・・・どうして?)
先生「高橋!・・・田村!・・・辻!・・・土屋!・・・手塚!・・・藤堂!・・・」
光莉(なんだか嫌な予感が・・・)
先生「山崎!・・・吉田!・・・和田!・・・続いて女子!・・・飯島!・・・大久保!・・・」
光莉(もしかして・・・)
先生「片桐!・・・菊池!・・・黒田!・・・此花・・・」
光莉「は・・・はい!」
先生「あ・・・此花はもういないんだっけか・・・じゃあ次っと・・・」
光莉「!!!!・・・な・・・なんで・・・(先生も・・・グルだったなんて・・・)」
先生「あの3人は欠席か・・・まぁいい!もうすぐ始業式だから準備しろ」

先生までもが私を・・・このショックは大きかった・・・

校内放送『ただ今より、始業式を始めます。全校生徒は校庭に集合してください・・・』

指示通り廊下に出ようとしたその時後ろから男子生徒が強引に私に体当たりをして来た・・・。
私はその反動で後ろにフラついて倒れそうになる所を更に他の生徒が私を空気だと思っているかのように押しのけて出て行った・・・。
私は尻餅をついた・・・。

光莉「わ・・・私は・・・まだ・・・生きてるよぉ・・・ここに・・・ちゃんといるよぉ・・・」

私以外の全員が出て行った時、先生が確認をしに来た。

先生「教室には誰も残ってないな・・・よし行こう」
光莉「せ・・・先生・・・私は?」
先生「・・・・・・」

ガラガラ・・・バタン!!
勢い良くドアを閉めた後には空しい空気が漂っていた・・・。
クラス全員で私を無視すると言う計画が立てられていたのだろうか?
私は・・・どうすればいいの?
283名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 01:39:42 ID:ciyUA1/U
校庭にて・・・もう校長先生の話は始まっている・・・。
何とか私は列の最後尾に整列した。

校長「して諸君らは優秀な成績と優秀な能力を残して卒業していって欲しい」

校長先生の話を聞いている時に横から石が飛んできた。
そして・・・私に当たった・・・。

光莉「ひっ!」

大声をあげたのか私のクラス以外の生徒が一斉に私の方へ振り向き校長も話を止めて私を注意した・・・」

校長「そこの君!人が話をしている最中に大声を出すんじゃない!馬鹿者が!」
光莉「す・・・すいません・・・」
校長「・・・で、諸君は世間の恥じぬ立派な・・・」

だが攻撃は止まなかった・・・。
石つぶてが何発も勢い良く飛んで来る・・・幸い小石だったのでケガはしなかったが・・・。
みんな私を横目でニヤニヤしながらチラチラ見ている・・・趣味の悪い人達だ・・・。
するといきなり横にいた生徒が足払いをしてきて転んでしまった・・・。

光莉「きゃぁっ!!い・・・痛いよぉ・・・」
「ヒヒヒヒ・・・バーカ」
光莉「ひぃぃん・・・やめてぇ・・・」
校長「さっきっから何なんだね君は!!?人の話を聞く気がないなら帰りたまえ!!」
光莉「す・・・すみませぇぇん・・・しくしく・・・」

ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハwww
みんなの笑い声がこだまする・・・。
生活指導の先生に怒鳴られたりみんなに幽霊扱いされたりと最悪の2学期の始まりとなってしまった・・・。
284名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 01:40:43 ID:ciyUA1/U
私は放課後、校長先生に呼び出された・・・。

校長「何であんなに何度も大声をあげるのかね!?君は我が校の恥だよ恥!」
光莉「でも・・・みんなに・・・」
校長「君の理由などどうでもいい!とにかく今日の事は反省しなさい!!以上!」
光莉「ひっ!!は・・・はぃ・・・」

校長室を出て昇降口の下駄箱に着き、靴を取ろうとしたが・・・

光莉「ひぃっ・・・ま・・・また・・・」

私の靴はびしょびしょに濡らされ、砂場の砂が靴の中に詰められていた・・・。

光莉「酷い・・・どうしよう・・・しくしく」
光莉「上履きで・・・帰ろ・・・ひっく・・・」

帰り道・・・

「おーーーっす!!光莉ぃぃぃ!!」

バゴォォォン!!
いじめっ子は鞄で攻撃してきた・・・

光莉「きゃぁっ!!・・・な・・・何するのぉ・・・ふぇ〜〜ん」
いじA「あちゃ〜〜、もう泣いちゃったぁ・・・こいつ何ですぐ泣くんだろ?」
いじB「久しぶりじゃないww生きてたのねww」
いじC「あんたをいじめたくてウズウズしてたのよウチらはww」
光莉「あ・・・あの・・・聞きたい事が・・・」
いじA「何さ?ww」
光莉「クラスの人達が・・・私を・・・幽霊扱いするんですけど・・・」
いじB「何を言い出すかと思えばww」
いじC「んなモン知る訳ないでしょ?ww」
いじA「あ〜あ、また私達に罪を擦り付ける気ぃ?(馬鹿ねw私達がやったに決まってんじゃんww)」
いじB「久しぶりだからちょっとウォーミングアップしたいよねーw」
いじC「そうだなwwんじゃあちょっと来いや光莉wwコラァ!!」
光莉「ふぇ〜〜〜〜ん・・・助けてぇ・・・」

かくして私のいじめられ学校生活が始まったのであった・・・。  
                                         続く・・・。
285名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 02:21:24 ID:xQhI/Ej3
こんな時によるよるがいれば光莉を守ってくれるのにな。
それが原因でいじめのターゲットが、光莉からよるよるに移っても、
自分の保身のために、よるよるを助けたりはしないんだろうw
286名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 09:46:04 ID:7LKDNwmX
おお、新学期の始まりにふさわしい大作だw
287名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 12:55:43 ID:vngLdMpQ
光り(携帯だと漢字出て来ね)がスピカに編入するのって中学2年の何月だっけ?
これが現在1年の2学期(9月)だから、あとどれくらいこれを読めるんだ?
288名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 23:10:32 ID:ciyUA1/U
放課後の体育館の掃除の時・・・。
相変わらず私以外の人はみんなサボっていました・・・。
私が掃除している横をふざけ合いながら横切る人やバスケットボールを私にぶつけてきたりする人もいました・・・。
何故かラジカセが舞台の脇に置いてあり大音量で体育館内に音楽を流している・・・耳が痛い・・・。
私はちょっと手を休めようとした時・・・2階の窓部分からいじめっ子が布団たたきでマットを叩き始めた・・・。

パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!

いじA「掃除!掃除!さっさと掃除!しばくぞ!!」
いじB「犯罪者心理言うねん!万引き!空き巣!こそ泥!見付からんかったらええんか?クラスの人にも迷惑かけて!!ww」
いじC「早よー終わらせにゃ!毎日言うてるやろ!!そんな暇があるんやったらさっさと掃除しろ!!」
光莉「は・・・はい・・・」

いじめっ子達は訳の分からない事を言い出した・・・。
万引き、空き巣とか何を言っているのだろう?・・・私・・・そんな事やってないのに・・・。

光莉「あ・・・あの・・・何言ってるんですか・・・?」
いじA「あ゛ー?毎回毎回手を休める!!雑巾がけはどーなってるの?窓拭きはどーなってるの?しっかりやれ!ww」
いじB「お天道様も、神様も、仏様も、みんな見てるんやで!クラスの人もなーww」
いじC「掃除!!とっととしろ!!掃除!!」

私は言われた通りに掃除を始めた・・・だけどこの広い体育館を一人で掃除するのはすごく大変で疲れる・・・。
私が一生懸命やっているのにみんないじめっ子達に煽られている私を見て嘲笑っている・・・。
疲れたので私はちょっとだけ休むことにした・・・。
マットを叩く音は一向に止まない・・・。

パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
289名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 23:11:35 ID:ciyUA1/U
光莉「つ・・・疲れた・・・ちょっと・・・休ませてください・・・お願いします・・・」
いじA「しばくぞー!またちょくちょく休んでるよーww光莉の馬鹿がww」
いじB「はいまた始まりましたーww私達の応援を無視してまで休んでいる気分は、どーでっかー?ww」
いじC「しっかり写真撮ったるからなww」

パシャ!パシャ!
そう言っていじめっ子はカメラを私に向けて写真を何枚か撮っていた・・・。

光莉「ひぃっ!!・・・やめてぇ・・・眩しいよぉ・・・」
いじA「盗撮!わ・か・る?」
いじB「夜な夜な見てんのか?」
いじC「9時から布団4枚ww」

私は意味不明な発言やマットを叩く音、大音量のラジカセに耐え切れずに抗議した・・・。

光莉「あ・・・あの・・・ちょっと静かにしてくれませんか!?・・・そ・・・そ、掃除に集中できないんです!!」
いじA「ア゛ー!?何言ってんのよ?」
いじB「私のわがままの音じゃないねんww」
いじC「私の鳴き声悲鳴ww」
光莉「な・・・何を言ってるんですか?・・・わからないんですけど・・・」

私がそう言った瞬間、いじめっ子達が下りてきて私を取り囲んだ・・・。

いじA「あんたさー、そこまで言っても分からないわけ?」
いじB「私達が誰の真似をしてるのか?」
いじC「あんたニュース見てるのぉ?」
光莉「そ・・・それは・・・その・・・」
いじA「じゃあお仕置きしてあげるww」
290名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 23:12:40 ID:ciyUA1/U
そう言っていじめっ子は私を抱えてお尻を上に向け、布団叩きでお尻を叩き始めた・・・。

光莉「きゃぁっ!!・・・ふぇ〜〜〜ん・・・痛いよぉ・・・しくしく・・・」

ペン!ペン!ペン!ペン!ペン!ペン!ペン!ペン!ペン!

いじA「はい、引っ越し!引っ越し!さっさと引っ越ししばくぞ!!」
いじB「キャハハハハ、無様〜ww」
いじC「もっと痛めつけてやってww」
光莉「・・・しくしく・・・グスン・・・ひゃめてよぉ(やめてよぉ)・・・ひはひひょぉ(痛いよぉ)・・・」
いじA「何生意気にも抗議してんのよwwホラホラァ!!」
いじB「何言ったって無駄なんだからさーww諦めなよww」
いじC「弱者の悪あがきねww」
光莉「ごめんなしゃぁい・・・おねがいでしゅぅ・・・もう・・・ひゃめてぇ・・・」
いじA「まだまだぁ!!引っ越し!引っ越し!さっさと引っ越し!しばくぞ!!」
光莉「ハァ・・・ハァ・・・もう・・・」
いじA「ケッ、今日の所はこれくらいで勘弁してやるよww」
いじB「今度サボったらパイプ椅子でぶん殴るわよww」
いじC「よう覚えとけよ、だぅーんわいぱww」
光莉「ひぇ・・・そ・・・そんなぁ・・・」
いじA「掃除、終わらせときなさいよww」
いじB「手抜きなんかしたら・・・」
光莉「ひっ・・・わ・・・わかりましたぁ・・・ふぇ〜〜ん・・・」
いじC「じゃあ頼んだわよwwロデムww」

私は・・・相変わらず・・・みんなのいいように・・・扱われてます・・・。
でも・・・いつか・・・絶対に・・・天使様が・・・来ると・・・信じてます・・・!
291名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 23:17:33 ID:ciyUA1/U
>>287
確か中学2年に進級すると同時に編入したらしいから春だと思われ。
一応夜々ちゃんと出逢う時までのエピソードを書くつもりです。
292名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/17(金) 00:04:19 ID:ty7ejFBC
>>291
なるほど。期待してるよ
293名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/17(金) 03:52:36 ID:MZtABp8A
ちょwwMIYOCOwwww
294名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/17(金) 04:02:56 ID:fPlaIRh6
>>291
このSSの職人さんが読者に反応するのは初めてだなw
毎回、楽しみに読ませてもらっているので、がんばってくださいな。

295名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/18(土) 20:03:33 ID:HhsPfnpJ
美しいものは内側から壊していくのが鉄則さ。
296名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 17:22:50 ID:cR57ds/6
9月××日・・・今日は私の誕生日でもある・・・。
今日は帰ったらお母さん、お父さんと家族水入らずの誕生日パーティーが待っている・・・。
そう思うと辛いいじめにも耐えられそう・・・だけどこのいじめがこれからもずっと続くことを考えると
私はいくら信じるものがあっても自殺しても可笑しくないくらいに追い詰められているに違いない・・・。
その放課後・・・私はお家に帰ろうと家路を歩いている途中・・・。

パンパンパパパンパパンパンパパンパパンパンパンパパパパンパンパンパン!!!!

光莉「きゃぁぁぁぁ!!ひぃぃ〜〜〜!!」

いきなり背後から爆竹を投げられた・・・投げた犯人は勿論・・・。

いじA「ハッピーバースデートゥーユーww」
いじB「ハッピーバースデートゥーユーww」
いじC「ハッピーバースデーディアヒーカーリーww」

「ハッピーバースデートゥーユーwww」

光莉「ひっ!!・・・ふ・・・ふぇ〜〜ん・・・」
いじA「ウヒヒヒヒヒwww光莉よぉ、今日はあんたの誕生日でしょ?」
いじB「あんたにさー、最高のプレゼントを用意してるのよねww」
いじC「見せてあげるからウチらと学校に戻りなさいよww」
光莉「あ・・・ありが・・・とう・・・ひっく・・・ひゃぁ!!?」

いじめっ子に制服の襟の部分を掴まれ引きずられながら連行された・・・。

いじA「さ、着いたわよww」
光莉「家庭科室・・・?・・・な・・・何が・・・あるん・・・ですか?」
いじB「生徒用の冷蔵庫の中に私達があんたの為に作った物があるのよww」
いじC「さ、開けてみなさいよww」
光莉「み・・・みんな・・・」
297名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 17:24:08 ID:cR57ds/6
私は冷蔵庫を開けた・・・そして中にはいかにも毒々しい色の液体がボトル一杯に入っていた・・・。

光莉「・・・こ・・・これが・・・」
いじA「そうよwwこれがあんたへの誕生日プレゼントwwあたし達の特製ドリンクよww」
いじB「栄養満点で疲れなんかすぐに吹き飛ぶわww」
いじC「元気100倍!アソパソマソww」
光莉「あ・・・あの・・・これって・・・材料は・・・何使ったんですか?」
いじA「んなの飲んでみればわかるわよww」
いじB「あんたも理屈っぽいわねww」
いじC「せっかく作ったんだから飲めよなww飲まなければ川に沈めるわよww」
いじA(イヒヒヒヒヒ・・・ちなみに材料は青汁、ドクターペッパー、眠○打破、桃ネクター、リポ○タンD、スープカレーのスープ
    アクエリアス、ポカリ、福神漬けの汁、とんこつスープ、マムシドリンク、バリウム、のむヨーグルト、MAXコーヒー
    ウーロン茶、ペプシブルー、おしるこ、甘酒、葡萄の皮、ポン酢、ブランデー、アンバサ、キムチ鍋の素
    トムヤムクンスープ、そばつゆetc・・・どんな反応するのか楽しみだww)

私はこの液体をコップに注いだ・・・。

光莉「う・・・」
いじA「どうしたのよww早く飲みなさいよwwしっかしあんたのその反応、面白いわねww」
いじB「私達の気持ちを踏みにじる気?」
いじC「全部飲み干しなさいよww」

2リットルはあるこのボトル・・・飲み干せるのかな・・・。
私は一口だけその液体を舐めた・・・

光莉「うぅ!!・・・うぇ・・・!!」
いじA「イヒヒヒヒヒwwちまちま飲んでんじゃないわよww」
いじB「グイッっといきなさいグイッとww」
いじC「ウチらに対する日頃からの感謝の意を示しなさいよww」
光莉「でも・・・こんなの・・・飲めないよぉ・・・ふぇ〜〜ん・・・」
298名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 17:26:02 ID:cR57ds/6
いじA「あーもうじれったい!!あんた達!こいつを押さえて!」
いじB、C「ヒヒヒ、わかったわww」
光莉「ひぃっ!!な・・・何するの?」
いじA「さぁ、駄々をこねる悪い子には無理矢理飲ませてあげないとねぇww」
光莉「ぃゃっ・・・ゃめてぇ・・・」

いじめっ子達はボトルごと私の口に無理矢理押し付けた・・・。

いじA「ほらぁ!!」
光莉「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
いじB「あ・・・汚いわねぇ!こぼさないでよ!!」
いじC「ちゃんと飲めよww」
光莉「ん〜〜〜〜〜〜〜〜!!・・・ガハッ、ガハッ・・・」
いじA「あ・・・あんた・・・みんな、離れろ」
いじB「まさか・・・」
いじC「またかよww今回で何度目だ?」

私はあまりにも強烈な味に胃が痙攣し、戻してしまった・・・。

いじA「あーあ、やっちゃたwwけど幸い水道の排水溝の近くでよかったわねww」
いじB「後始末はあんたがやりなさいねーww」
いじC「あたしらの前で戻したの、何度目よww」

「付き合ってらんなーいww行こ行こww」

光莉「ひっく・・・何で・・・私だけ・・・しくしく・・・」

あの液体を飲んだ感想は一言で言えばブラックホールに吸い込まれていくような感じであった・・・。
彼女達のいじめはもう誰にも止める事が出来ないかもしれない・・・。

光莉「私・・・もう助からないのかな?・・・天使様・・・私を・・・見捨てないで・・・しくしく・・・」
299名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 17:27:02 ID:cR57ds/6
夕方・・・家に帰って来た私を、お父さん、お母さんは温かく迎えてくれた・・・。
ダイニングには豪勢な食事とバースデーケーキが置かれていた・・・。

父「お帰り光莉」
母「はい光莉、誕生日プレゼントよ」
光莉「え!・・・これは・・・」
母「開けてみなさい。きっと驚くわよ」
光莉「何が入ってるのかなぁ?」

私は早速包装された紙を取り、箱を開けた・・・。

光莉「わぁ・・・ありがとう・・・お父さん、お母さん・・・」

それは天使の像のオルゴールであった・・・。

母「回してご覧なさい」
光莉「うん!」

私はオルゴールのぜんまいをまいた・・・。
優しげな音色にどこか優雅さのある音調・・・私はその音色に魅入ってしまった・・・。

母「この子ったら・・・やっぱり光莉のこういう顔が一番ね・・・天使みたい・・・」
父「光莉の為にも、頑張らなければな・・・」

お父さん・・・お母さん・・・ありがとう・・・。
私は、どうしていじめられるんだろう・・・。
学校でも助けてくれる人が一人でも欲しいです・・・そうじゃないと私・・・もう・・・。
誰か・・・助けて・・・。
300名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 23:56:24 ID:LHpFtat6
 
301名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 03:04:06 ID:HClUFCtr
これだけ虐められていて、人の心が分からぬ子に育っちゃったってのが不快だな。
302名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 10:15:20 ID:FUTVo/jx
Mキャラに育ったとか
303名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 03:14:43 ID:momRfLWx
今日は私の学年に教育実習の先生が来る・・・。

「今回の教育実習生ってかなり美人らしいぜ」
「うっそー、私妬いちゃうなー」
「俺、キレイなお姉さんが好みだから楽しみだー」

外の様子を伺っていた生徒が大声を出す・・・。

「みんなー、教育実習の先生が来たよー」

私自身もどういう人が来るのか楽しみで眠れませんでした・・・。
もしかしたら・・・。
そして担任に連れられた実習生の先生が教室に入ってきた・・・。

先生「みんな、静かに!・・・えーこれから君達に教育実習生の紹介をしよう」
教育実習生「今日から1ヶ月間国語の授業の担当とみなさんのクラスにお世話になる渡辺亜希子です。みんなよろしくね」
「いいぞいいぞー、先生〜」

教室内は一気に盛り上がった。

光莉「わぁ・・・素敵な人・・・」
先生「と言う事だ。みんなも分からない事があればどんどんこの先生に質問していいぞ」
光莉「渡辺・・・亜希子?・・・どこかで聞いたような名前だけど・・・」

その先生の堂々とした凛々しさに私は心惹かれていった・・・。
スラっと長身でパーマがかかったセミロングの髪、そして凛々しいキャリアウーマン風のスーツ姿
そして何よりも真紅のスカーフが印象的でした・・・けれどどこかで見た事のあるような顔であった・・・。
私はこの先生に何故か大きな期待を感じていた・・・この人なら・・・私を・・・。
304名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 03:16:42 ID:momRfLWx
そして教育実習生の先生の授業が始まった・・・。
渡辺先生の授業は面白くてわかりやすくユーモアのある授業であった・・・。
私はと言うと先生の姿に見とれて授業に集中出来ませんでした・・・。
気さくな人柄で生徒達の人気も出てきてナベ先と言うあだ名もついた・・・。

ナベ先「じゃあ今日の授業はここまで、みんな、予習復習はしっかりとね」
一同「はーい!」

昼食の時間・・・渡辺先生もこの教室でお弁当を食べる事になった・・・。
私は相変わらず一人寂しくお弁当を食べていた・・・。
その時、先生が私の方に目を向け、席を立ち、私の方へと近づいて来た・・・そして・・・。

ナベ「ねぇあなた・・・」
光莉「は・・・はい!・・・な・・・何でしょうか?・・・」
ナベ「いつも、一人で食べてるの?」
光莉「・・・・・・」
ナベ「無理に言わなくてもいいわ・・・一緒にお弁当食べよ、一人よりも二人の方が楽しいでしょ?」
光莉「は・・・はい!・・・よ・・・喜んで!!」

私は先生のその言葉に感動し、涙が出てきました・・・。
この先生は友達もいなく寂しい思いをしていた私に希望を与えてくれそう・・・そんな気がした・・・。

いじA「あいつちょっと実習生の先公に気に入られたからっていい気になってるわね」
いじB「ま、ちょっと脅かせば大人しくなるわよ」
いじC「放課後あいつをみんなで〆るか」

いじ男「それなら俺らも入れてくれや」
いじ女1「あいつを久しぶりにぶっ飛ばせると聞くとねぇ、黙っちゃいられないのよww」
いじ女2「二度と消えない辛い記憶を焼き付けてやろうよ」
いじA「あんた達か・・・人数が多い方が賑やかでいいけどなww」
いじ男「おっしゃぁ!放課後が楽しみだぜ!!ウヘヘ・・・」
305名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 03:18:11 ID:momRfLWx
放課後・・・私は授業中分からなかった事があったので先生の所へ行きました・・・。

ナベ「ああ、ここね・・・これはこうだから・・・」
光莉「あ・・・本当ですね・・・助かりました先生・・・」
ナベ「じゃあね、分からない事があったらいつでも聞きに着て!」
光莉「はい!さようなら先生・・・」

私は教室を後にし階段を下りた・・・しかしそこには・・・。

光莉「ひっ!!・・・そ・・・そんな・・・」
いじ男「へっへっへwww何処行くんだよ?」
いじA「お話があるんだけどぉ、付き合いなさいよww」
いじ女1「通りゃんせー通りゃんせーww逃げんなよーww」
いじB「無様ねwwすぐ捕まるんだからww」
いじ女2「羽交い絞め〜ww」
光莉「や・・・やめ・・・て・・・」
いじC「お前の震えてるような声聞くといじめたくなるんだよボケ!」

私は校舎の裏まで連れて行かれた・・・。

いじA「あんたさー、ちょっとあの先公と仲良くなっただけでいい気になるなよなww」
いじ男「何をしようが無駄無駄無駄ァ!!なんだよタコ!」
いじB「どうなの光莉ちゃぁん?wwあの先生に期待してるの〜?ww」
いじ女1「先公なんてよー、面倒なことはやらないんだよww」
いじC「臭いものには蓋を・・・って言うことわざもあるわよねぇww」
いじ女2「ま、変な期待はしない事ねww」
光莉「わ・・・私は・・・先生を・・・信じます・・・」
いじ男「やけに強気じゃねーか?・・・え゛ーー!?」
いじ女1「まずはあたい達からやらせてもらおうかしらww」
いじ女2「夢も希望も打ち砕いてやるよww」
光莉「ひっ!!や・・・やめてぇ・・・」
306名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 03:19:59 ID:momRfLWx
するといじめっ子の男子はバンザイポーズで私を真上に持ち上げた・・・。

いじ男「さてここから問題だ」
いじ女1「生まれた時は四本足、成長したら二本足、年をとったら三本足になる生き物はな〜んだ?」
いじ女2「簡単よね〜?」
光莉「な・・・なんだろう・・・わかんないよぉ・・・」
いじ男「制限時間は10秒、間違えれば叩き落すぜww」
いじ女1「10、9、8、7」
いじ女2「6、5、4、3」
光莉「ひっ・・・エ・・・エイリアン・・・?」
いじA「プッ・・・クククククククク・・・アハハハハハハwww」
いじB「聞いた?今のww」
いじC「バッカじゃないのぉ?」
いじ男「ブー!!不正解!」
いじ女1「正解は『人間』でしたーww」
いじ女2「生まれた時はハイハイ、若い時は二足歩行、歳をとれば杖を使って歩くから三本足って事さww簡単でしょ?」
光莉「ひぃぃぃぃっ・・・・・・やめてぇ・・・落とさないでよぉ・・・」
いじ男「問答無用!!はぁ!!」

私は投げられて宙を舞った・・・そして・・・。
バタン!!

光莉「あぅっ!!・・・っ〜〜〜〜〜〜〜・・・」

幸いなことに草の茂みに落ちたので比較的軽い怪我で済んだ・・・。
だけど息が出来ない・・・まともに喋れない・・・誰かぁ・・・。

いじA「絵になるわね〜こいつの悶え顔ww」
いじB「そそられるわね〜ww」
いじC「さーて次は何をしよっかな〜?」
光莉「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
307名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 03:21:13 ID:momRfLWx
いじA「さーて第二問!」
いじB「旧ソ連の宇宙飛行士ガガーリンが地球を見て言った言葉は?」
いじC「地球は・・・」
光莉「え・・・えーとぉ・・・ま・・・丸かった・・・」
いじ男「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハww何じゃそりゃww」
いじ女1「ある意味正解だけどなww『地球は青かった』が正解なのよwwバーカww」
いじ女2「どこまであたし達を笑わせれば気が済むのよww」
いじA「あたしらのお仕置きはこれよ」
光莉「ろ・・・蝋燭?」
いじB「そう・・・これに火をつけて・・・っと」
いじC「火がついたら・・・ぽた・・・ぽた・・・」
光莉「ひゃぁぁぁぁ!!あ゛づい゛よ゛ぉ゛〜〜!!」
いじ男「面白そうだなww俺様にも貸せやww」
いじ女1「鞭や浣腸なんかもあったらもっと面白かったのにな〜ww」
いじ女2「SMかよwwまぁこいつはどっからどう見てもMだけどなww」
光莉「熱いよぉ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

蝋燭攻撃は10分間に及んだ・・・。
私はいじめっ子達にとっては都合のいいオモチャなのだろうか・・・。

いじ男「ま、今回はこれくらいで勘弁してやらぁww」
いじA「今度あの先公に関わったらタダじゃ済まないわよww」

「じゃーねーww」

光莉「ひっく・・・先生ぇ・・・私は・・・」

あの先生は・・・私の事をどう思ってるんだろう・・・?
308名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 03:22:40 ID:momRfLWx
校舎を出ようとした時・・・。

「ねぇ、ちょっと・・・」
光莉「!!・・・だ・・・誰ですかぁ?」
ナベ「あなたは・・・まだいたんだ・・・」
光莉「はい・・・ちょっと忘れ物を・・・」
ナベ「ん?・・・ちょっと制服が汚れてない?どうしたの?」

いじめられてる事を言ってしまったら更に酷い仕打ちが待っている・・・けれど・・・。

光莉「き・・・気にしないでください・・・転んだ・・・だけですから・・・」

私は目をそらしうつむいて答えた・・・。

ナベ「あなた・・・もしかして・・・いじめられてない?」
光莉「そ・・・そんな・・・私は・・・」
ナベ「無理に嘘をつかなくてもいいのよ・・・あなた・・・嘘をついても分かる性格してるから・・・」
光莉「せ・・・先生・・・私・・・ごめんなさい・・・」

私は甘えたい一心で先生の胸に擦り寄った・・・。

ナベ「よしよし・・・いいのよ・・・あなたは苦しんでいる・・・それを分かってあげるのが教師としての勤め・・・」
光莉「先生は・・・教師と言う仕事を・・・どう思ってるんですか?」
ナベ「生徒達に夢や希望を与える仕事だと思ってるわ。勉強よりももっと大事なことを生徒達に教えていくつもりよ。
   みんながワイワイ楽しくいじめのない学校を目指して私は頑張るわ」
光莉「先生・・・ふぇ〜〜〜〜〜ん・・・私・・・先生みたいな人をずっと待ってたんです・・・この学校には・・・
   渡辺先生みたいな先生が・・・いなかったから・・・みんな・・・見て見ぬふりで・・・グスン・・・」
ナベ「もう私が来たからには大丈夫よ・・・大丈夫!・・・」
光莉「先生ぇ〜〜〜!ふぇ〜〜〜〜ん・・・」
ナベ「さ、お家まで送ってあげるから帰ろ」
光莉「は・・・はい!」
309名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 03:24:17 ID:momRfLWx
帰り道・・・気が付けば先生と色んな話をしていた・・・。

ナベ「光莉ちゃんって動物が好きなんだ〜」
光莉「はい!特に犬とイルカが好きなんです」
ナベ「私の姉がね、沖縄でイルカの調教師をやってるのよ。」
光莉「沖縄・・・あ・・・もしかして・・・先生のお姉さんの名前って・・・」
ナベ「ああ、姉は早希子って名前よ。それがどうしたの?」
光莉「私・・・夏休みに旅行で・・・沖縄に行ったんです・・・それで、水族館のイルカのふれあいコーナーで
   その人に色々とイルカについて教えてもらったんです・・・」
ナベ「え!?そ、そうなの?・・・そっかぁ・・・姉は元気だった?」
光莉「ええ、教育実習生の妹に会ったらよろしく言っといてってお姉さんが言ってましたよ」
ナベ「良かった・・・元気で。私も頑張らなくちゃなー・・・」
光莉「先生・・・お互い・・・頑張りましょう・・・」
ナベ「ええ、そうね。あなたのイジメ問題に対しても真剣に考えなきゃね」
光莉「先生・・・私・・・期待してます!」
ナベ「わかったわ・・・けれど私も実習生の身分・・・下手に首を突っ込むと学校に来れなくなるかもしれないから
   慎重にやって行くわ。」

そして話しているうちに自宅へと着いた・・・。

母「ありがとうございます先生、うちの光莉がお世話になっております」
ナベ「いえいえ、私もまだ教育実習生なので実質的にはまだ未熟ですよ」
光莉「先生、ありがとうございました・・・楽しい学校に・・・なるといいな・・・」
ナベ「そうね。光莉ちゃんの為にも、何とかしないとね」
母「先生・・・光莉を・・・よろしくお願いします・・・」
ナベ「わかりました・・・私にお任せください!・・・では、さようなら!」
母(光莉にも頼りになる先生が出来たわね・・・先生・・・光莉を・・・助けてあげて・・・)

私は・・・これから期待と不安が入り混じった混沌の中で一体何を感じ、何を得るのだろうか・・・。
私の事を助けてくれる人が一人増えた事が何よりも嬉しかった・・・。
310名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 03:45:15 ID:JHCC55B1
ついに要の姉さん登場か。善人っぽいけど、
少女マンガのライフみたく、いじめられっ子供に、はめられて追放されそうだな
311名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 10:05:30 ID:BNWa3Xuf
新学期にふさわしい新展開だな
312名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 17:32:32 ID:Hzv0Kz9e
実は先生はイジメっ子達のボスだった……
313名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 18:20:14 ID:23+gSiD+
>>297
材料見て混ぜる所を想像したらキモくなってきたw
実際飲んだら地獄だろうな
314名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 21:47:58 ID:JHCC55B1
漫画版11話で光莉をかばった渚砂が、
高台から落かけるシーンがあるけど、
あのシーンの光莉は禿しくうざいな。
自分のせいで落ちそうになった渚砂を助けようとせずに、
ただ泣いてるだけなんて、カスのやる事よ。
手を握って助けようとするのは危険かもしれんが、
手首を持ってやって渚砂の負担を軽くするくらいは出来るだろうに。
何もせずに泣くだけ。こんな奴がいたら確かにいじめたくなる。
315名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 21:53:06 ID:XH2/42bW
>>314
そこが光莉の魅力
316名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/24(金) 22:02:43 ID:rxsed+yw
光莉「行ってきまーす!お母さん!」
母「あら光莉、最近やけに元気ね。何かいい事でもあったの?」
光莉「えへへ、いい先生が来たから・・・かな」
母「ああ、光莉をうちまで送ってくれた先生ね」
光莉「うん!先生がいると何だか楽しくなりそうな予感がするの」
母「そうね・・・いじめの事もあの先生なら・・・きっと・・・」
光莉「お母さん・・・あ・・・もうこんな時間・・・行ってきます!」
母「行ってらっしゃい、気をつけてね」

私は渡辺先生が来て以来、いじめは一向に減らないが私を助けてくれる人が一人増えたと言う事だけで
私は嬉しさと期待でいっぱいであった・・・。
あの先生がいるからこそ過酷ないじめに耐えられる・・・いつか助けてくれると信じて・・・。
登校中、渡辺先生と偶然出会った・・・。

光莉「あ、先生!おはようございます!」
ナベ「あら、光莉ちゃん、おはよう」
光莉「先生・・・今日の3時間目が楽しみです!」
ナベ「ありがとう、私を応援してくれる子がいて嬉しいわ」
光莉「私も先生みたいな人がこの学校に来てくれて嬉しいです」

校庭で先生と別れ、昇降口の下駄箱へと向かった・・・。
下駄箱に靴を入れ、上履きに履き替えようとした・・・が・・・。

光莉「ひぃっ!!・・・痛たたた・・・」

上履きにはテープで固定された画鋲が入っていた・・・。
もう一足のつま先の部分に何か紙が貼ってあった・・・私は紙を広げて文章を読んだ・・・。

『一人くらい理解者が増えたからって調子に乗ってんじゃないわよ。
 いくら足掻こうとあたしらはあんたをいじめるのを止めないねww
 だってあんたいじめるのが楽しくて楽しくてww
 あたしらは何にも悪い事なんてしてないよww
 いじめて下さいってオーラが出てるあんたがいけないんだから。
 良くいじめられる側にも問題があるってメディアでは言うじゃない?
 まさにあんたの事がそうなのよ。
 それくらい気付きなさいよバーカww』

光莉「酷い・・・ふぇぇぇ〜〜〜ん・・・酷いよぉ・・・しくしく・・・」
317名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/24(金) 22:03:40 ID:rxsed+yw
教室に着くや否や、ざわついていたみんなが一斉に静かになり、みんな私の方を向いて
嘲笑の視線を放っていた・・・。

光莉「あ・・・ぁのぉ・・・おはよう・・・ございます・・・」

しーん・・・。
私はビクビクしながら着席しようと椅子をずらそうとした・・・が何故か椅子には辞書が置いてあった・・・
辞書をどかして椅子をずらしたその時・・・
バゴオォォォォォォォン!!

光莉「うきゃぁ!!ひぃぃ・・・ひぃぃ・・・な・・・何で・・・タライ・・・?」

「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」
「プププププププププププ・・・」
「やば・・・笑っちゃう・・・耐えられないよぉwww」

いじA「どうよwwあたしの力作は?」
光莉「あ・・・あなたが・・・」
いじB「金タライの当たりっぷりといいあんたの当たったときの動作といいドリフのコントみたいだったわww」
いじC「ダメだこりゃww」
光莉「何で・・・私を・・・笑いのネタに・・・」
いじA「だってあんたからかうと面白いんだもんww」
光莉「何で・・・天井から・・・しくしく・・・」
いじB「まずタライにロープを結んで天井にロープを通す穴釘を打ち込んでロープを通して椅子でロープを押さえる」
いじC「って事よww天井に釘打つだけでも結構大変だったのよww」
光莉「ひっく・・・ふぇぇぇ〜〜〜〜ん・・・もう・・・やめてくださぁぃ・・・ひっく・・・」
いじA「あーあー・・・泣いちゃったww」
いじB「せっかく笑いを取るためにここまでやったんだからさ、笑いなさいよww」
いじC「あんたマゾだから出来ると思ったのにね〜」
いじA「そうだ!あたしらの手紙呼んでくれたぁ?」
光莉「何なんですかぁ・・・あれは・・・ふぇ〜〜ん・・・」
いじB「書いてある通りあんたが悪いって事よww」
いじC「ま、今まで以上にハードなイジメが待ってるから、よろしくねーww」

「キャハハハハハハハハハハ」
318名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/24(金) 22:04:57 ID:rxsed+yw
3時間目・・・
席に着こうとしたが、私の椅子と机が水で濡らされていた・・・。

光莉「酷い・・・誰が・・・やったんですかぁ?・・・ふぇぇ〜〜ん・・・」
「クスクス」
「ヒソヒソ・・・」

私がそう言ってもみんなクスクス笑い続けているだけであった・・・。
当然、床にも水溜りが出来ていて、机の中の教科書もびしょ濡れである・・・乾くのに時間がかかる・・・どうしよう・・・。
授業受けられない・・・そう思っていた時に渡辺先生が担任の先生と一緒にやって来た・・・。

ナベ「みなさん、席に着いて!授業を始めるわよ!・・・ん?」
光莉「・・・・・・」
ナベ「光莉ちゃん・・・どうしたの?」
担任「失禁でもしたんだろ・・・さぁ授業を始めなさい」
ナベ「ちょっと待ってください!!いくらなんでも失禁はないじゃないですか!誰かにやられたのでは?」
担任「君は色々と首を突っ込みすぎだよ。世の中知らない方がいい事もたくさんあるんだよ」
ナベ「教科書も濡れてるじゃない・・・私の貸してあげようか?」
担任「余計な施しは必要ない、さっさとやるように!」
ナベ「でも・・・このままじゃ・・・光莉ちゃんが・・・」
光莉「もう・・・いいです・・・みんな・・・私の気持ちなんか・・・ふぇ〜〜〜ん!!」
ナベ「あ!ちょ・・・光莉ちゃん!」
担任「放っておきなさい、此花は出荷できない劣等性なのだからなww」
ナベ「・・・・・・」

私は教室を抜け出し、自然と屋上へと足を運んだ・・・。
屋上のドアを開けると秋の少し気だるい風が私に吹きかかってきた・・・。
私は誰もいない屋上でお昼まで過ごす事にした・・・。
319名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/24(金) 22:06:59 ID:rxsed+yw
2時間は泣き続けたのかな・・・もう顔が涙でぐしゃぐしゃである・・・。
考え事も色々した・・・しかし考え始めるとまず思い浮かぶのがいじめっ子達の顔である・・・。
あの人達って・・・人をいじめて面白がってるのかな・・・。
そう考えてるうちに4時間目の終わりを告げるチャイムが鳴った・・・。
私は屋上のフェンスにもたれかかった・・・もうお昼か・・・。
お腹がすいたし・・・お弁当でも食べて気分転換でもしよう・・・。
屋上で風に吹かれて食べるお弁当は寂しいながらも美味しい・・・。
何で・・・世の中には・・・いじめなんて・・・あるんだろう?
いつも思っている事だが今日はそれがやけにその言葉が頭の中で響いている・・・。
いじめのターゲットにされる人は決まって極端な特徴を持った人である・・・。
お金持ちの人、貧乏な人、本人はその気でないのに目立つ人、でしゃばる人、病気がちな人、劣等性、優等生
容姿が極端に可愛い人、個性的な人、身体にハンデのある人・・・。
いじめる理由もそれぞれである・・・面白いからいじめる、嫉妬、何となく気に入らないから・・・。
挙げたらきりがないくらいにある・・・。
私もからかうと面白いからと言う理由や妬みなどによるイジメを受けている・・・。
いじめをやってる人って・・・どう言う神経をしてるんだろう?
ふと私はフェンスの後ろを見た・・・下を見ればある事が思い浮かんだ・・・。

光莉「ここから飛び降りれば楽になれるのかな・・・・・・ううん!私は生きなくちゃ!・・・天使様に・・・お会いしたいから・・・」

「そうよ!生きなくっちゃ!」

光莉「!!・・・せ・・・先生・・・」
ナベ「探したわよ・・・どうして自殺なんて考えちゃうの?・・・親からもらった命をもっと大事にしなきゃ・・・」
光莉「先生ぇー・・・ごめんなさい・・・私・・・」
ナベ「何で謝るの?・・・授業を抜け出した事については全然怒ってないわよ」
光莉「私・・・先生の事・・・ちょっと疑ってました・・・先生もいずれ・・・見て見ぬふりをするようになるのかと・・・」
ナベ「そんな事はないわよ・・・光莉ちゃんは苦しんでいる・・・抱きしめてるとそれが伝わってくるの・・・」
光莉「先生・・・先生に見捨てられたら・・・私・・・もう・・・」
先生「見捨てるわけないじゃない・・・大切な教え子を・・・大丈夫よ」
光莉「ふわぁああぁぁぁぁぁぁぁん・・・先生ぇぇ・・・ひっく・・・」
先生「よしよし・・・」

私は・・・先生が守ってくれると言う期待で胸がいっぱいになりました・・・。
ありがとう・・・先生・・・。
320名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 05:13:11 ID:HGFoitXq
所々に小ネタを突っ込んでるなw
ナベも素晴らしい教師だし、展開もこれまでと違ったものになってくのかな。

それにしても光莉が虐められる理由に、
>容姿が極端に可愛い人
を思い浮かべてたのにはワロタw 無意識でこういう事考えるから光莉はうざいんだよな
321名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 06:56:56 ID:bJd5VRc4
>担任「放っておきなさい、此花は出荷できない劣等性なのだからなww」

とんだ糞教師だな
322名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 18:38:36 ID:rTHnBGG5
お昼休みの後半・・・

光莉「先生・・・今までの中で最高の先生です・・・」

「何独り言言ってんだよ?」

光莉「ひっ!!・・・あ・・・あの・・・」
いじA「ナベ先がどうかしたのかよ?」
いじB「あんたまだ懲りずに調子に乗ってるの?」
いじC「もっとお仕置きが必要ねww」
光莉「ひぃぃ・・・な・・・何をするんですかぁ?」
いじA「ちょっちトイレまで付き合いなさいよぉww」
いじB「私達からは逃げられないんだからねww」
いじC「どうせ逃げたって捕まってボコボコにされんのがオチなんだからよww」
光莉「た・・・助けてぇ・・・」

私はいじめっ子達にトイレへと強制連行された・・・。

いじA「オラァ!こん中入れや!!」
光莉「きゃぁっ!!・・・た・・・助けてぇ!!」
いじB「わめいたって誰も助けてくれないわよww」
いじC「みんな野次馬ばかりだからなwwオラァ!!入れカス!!」
光莉「いやぁっ!!」

バタン!!
私はトイレの中に閉じ込められてしまった・・・。
ドアはいじめっ子達に押さえられて開ける事が出来ない・・・。

光莉「開けてぇ!!開けてよぉ!!」
いじA「うっさいわねぇ!少し黙ってなさいよ」
いじB「言う事聞かない悪い子にはお仕置きしなきゃねww」
いじC「たっぷりぶっかけてやっからよww」
323名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 18:40:11 ID:rTHnBGG5
そう言っていじめっ子達はバケツの中の水を私のいるトイレの中へとかけました・・・。

バシャァァァァァァァァァァ!!

光莉「きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
いじA「おお、いい声で叫びやがるww」
いじB「まるで断末魔みたいな声ね・・・光莉の断末魔の声はもっと凄いかもww」
いじC「さて、出てきなさいww」

いじめっ子達はドアを開けて私を強引に引っ張り出した・・・。

いじA「キャハハハハハハハハハハハハww何これぇwwどざえもんみたいww」
いじB「もっと濡らしてあげようかしらww」
いじC「ホースの蛇口をMAXにしてなww」

バッシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!

光莉「ひぃぃぃぃゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!もごもご・・・ばぶべべ〜〜〜!!べんべぇ!!」
いじA「何言ってんのかわかんねーよww」
いじB「あ、そうだ!こいつの口の中にホースを突っ込んで水責めにしない?ww」
いじC「賛成ーーww限界まで水を入れ込んでやるww」
光莉「ん〜〜〜〜〜〜〜〜!!ん〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

私は慌てて首を横に振った・・・それをいじめっ子達は嘲笑っている・・・。

いじA「さぁ、観念しなさぁいww」
いじB「お口、あ〜んww」
いじC「なら強制的にやってやるわよww」
324名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 18:41:49 ID:rTHnBGG5
私は抵抗できずに諦めた・・・その時・・・。

「やめなさい!!」

いじA「誰よ!?」
いじB「ナベ先!・・・何故ここに!?」
いじC「ふん、あんたが止めようがウチらはやめないぜwwホラホラ」
ナベ「や・・・やめなさーい!!」

バシャァァァァァァァァァァァァ!!

光莉「・・・・・・せ・・・先生?」
ナベ「もう・・・大丈夫よ・・・私が盾になるから」
いじA「けっ、友情ごっこかよ」
いじB「馬鹿には構ってられないわ」
いじC「行こ行こ」

ナベ「アハハ・・・私も濡れちゃったwwこれでおあいこね」
光莉「せ・・・先生・・・アハッ・・・アハハハハハハ」

「ハハハハハハハハ・・・」

ナベ「こんなに濡れちゃって・・・可愛そうに・・・保健室に連れてってあげるわ」
光莉「ごめんなさい・・・先生・・・迷惑かけて・・・」
ナベ「困っている人や助けを求めている人を放ってはおけないタチなの・・・さ、行きましょ」
光莉「は・・・はい!」

やっぱり先生は・・・私が思った通り、最高の先生でした・・・。
325名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 22:32:15 ID:xHkQxlu3
保健室の先生がこれまた悪い先生だったりして
326名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 22:54:17 ID:YARq+KMN
>>325氏、地獄少女二籠に毒されてるねw

327名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 01:14:27 ID:Gg7WY286
蓋子守に感化されてるなら、むしろナベの方を悪人だと思うのでは。

>光莉「先生・・・今までの中で最高の先生です・・・」

>「何独り言言ってんだよ?」

独り言でこんな事言ってたら腹立つなw
328名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 01:28:33 ID:BjtPUkFd
私は渡辺先生によって保健室へと運ばれた・・・。
びしょ濡れなのかちょっと風邪気味になってしまった・・・。

光莉「くしゅん・・・何だか風邪をひいたみたいです・・・」
ナベ「ごめんね・・・私がもうちょっと早く来てればこんな事にはならなかったのに・・・」
光莉「いいんです・・・先生のせいじゃないです・・・悪いのは私です・・・私のせいで先生まで・・・」
ナベ「自分を責めないで・・・悪いのは当然いじめっ子なんだからね」
光莉「でも・・・私は・・・」
ナベ「いじめられている自分にも原因があるなんて思わない方がいいわ・・・。
   それじゃ人の気持ちや個性を平気で踏みにじるいじめっ子達の思う壺よ・・・。」
光莉「先生・・・」

保健室へたどり着き私は着替えをするように保健室の根津先生に言われた・・・。

根津「ちょっとおでこ触らせて・・・うーん・・・熱がありそうね・・・計ってみましょうか」
光莉「は・・・はい・・・」

私は言われるがまま体温計で熱を計った・・・。

根津「37.2℃か・・・微熱ね・・・午後の授業はお休みしましょう」
ナベ「光莉ちゃん・・・ゆっくりしてるのよ」
光莉「は・・・はい・・・」

私はベッドに横たわった・・・。
渡辺先生がいられる期間は10月の中旬あたりまで・・・私は先生がいなくなったらどうなるんだろう・・・。
やっぱりみんなに今まで以上にいじめられる運命なのかな・・・。

根津「此花さん・・・だっけ?・・・ちょっと折り入って話があるんだけどね」
光莉「な・・・何ですか?」
根津「体育祭の時の救護班の人が足りないからお願いしたいんだけどね。やってくれるかな?」
光莉「え・・・えっと・・・」
根津「大丈夫よ・・・あなたは手当ての手伝いをするだけでいいんだから」
光莉「わ・・・わかりました・・・やってみます・・・」

救護班に入れば少しは競技参加を免除出来るかもしれない・・・。
そうすれば私が競技で失敗をしてみんなを責め立てられる事はなくなる・・・。
そう言う変な期待が私の中にあった・・・。
329名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 01:30:29 ID:BjtPUkFd
その頃、職員室では・・・。

ナベ「梅村先生(光莉の担任)・・・光莉ちゃんの件ですが・・・」
梅村「ああ、その事か、あれはしょうがないのだ」
ナベ「しょうがないって・・・光莉ちゃんはあれだけいじめられているのですよ・・・今日もトイレで水をかけられ・・・」
梅村「あいつはいじめられて喜ぶタイプだからな」
ナベ「何故それがわかるんです?」
梅村「何故かあいつの声が嫌がっている声でも『もっといじめてくれ』みたいにみんなには聞こえているんだよ」
ナベ「何て言い草・・・それでも教師ですか!?」
梅村「失礼な!私は勤続12年のベテランだぞ!少し口を慎みたまえ!」
ナベ「教師は、生徒一人一人の気持ちを理解すべきだと私は思うんです」
梅村「ふん、下らん屁理屈を・・・教師と言う仕事は優秀な生徒を育てる事が目的なのだよ」
ナベ「じゃあ成績の悪い子の面倒はどうするんですか?」
梅村「そんなものこの学園にはいらない。ましてや此花みたいな奴が良くこの学園に入れたものだ・・・」
ナベ「光莉ちゃんだって・・・いじめっ子の妨害もなくちゃんと授業を受ければいい成績を取れると思います・・・なのに・・・」
梅村「生徒同士のトラブルは生徒の間で解決したらいい、そこまで面倒は見切れん」
ナベ「だからと言って目の前でいじめられている生徒を放っておけるんですか?」
梅村「君はいちいち干渉しすぎなんだよ。世の中知らない方がいい事もたくさんあると言う事だよ」
ナベ「くっ・・・そしたら今度光莉ちゃんといじめっ子達とその親御さん達と私達で会議を開きましょう・・・
   そこでみんなが喋ってくれれば解決に繋がるはずです!」
梅村「ふっ・・・まぁいいだろう・・・無駄だと思うがなw」
ナベ「無駄かどうかはやってみないとわかりません!」

キーンコーンカーンコーン

梅村「さ、次の授業が始まるぞ、渡辺、お前も早く準備しろ」
ナベ「・・・(光莉ちゃん・・・必ず私が・・・)」
330名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 02:24:03 ID:jetNnJOm
屑教師マジ、うざいな
331名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 04:01:04 ID:UAD3Thfc
保健の先生、普通にいい人だったw
332名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 23:57:37 ID:Zo0I6dgZ
このSSの光莉を見てるとちびまる子ちゃんのたかし君を思い出すよ
333名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/01(金) 03:35:24 ID:x5vFq0yb
>>332
ttp://www.youtube.com/watch?v=QOzrcXy37ac

これだな。アニメ版ちびまる子で、
ようつべに唯一うpされてるってのが作品の重みを語ってるな。
仲良しこよしを唄ってる今のまる子製作陣からしたら黒歴史にしたい話の一つか。
佐々木なんか今じゃいなかった事になってるし、クラスのリーダー的存在の大野、杉山さえも、
いじめを止めようとしてない描写を見るに、現実ではクラス全体からいじめられてたのかな。たかし君。
334名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 01:31:28 ID:yx0EdHwb
会議室にて・・・私達親子といじめっ子の親子、担任の梅村先生と渡辺先生で会議を行っていた・・・。

梅村「さ、まずは加害者と思われる3人の親御さんの意見を聞きましょうか」
いじAの母「ウチの子が?・・・何かの勘違いじゃありませんか?」
いじBの母「ウチの子に限ってそんな事は・・・」
いじCの母「娘は親思いの優しい子なんですよ!よりによっていじめなんて・・・」
梅村「お前らはどうなんだ?」
いじA「私、此花さんをいじめた覚えなんかありません」
いじB「此花さん、私達に遊ぼうって誘うから仕方なく遊んでいるだけですよ」
いじC「色々遊んでるもんねー、光莉ちゃん?」
光莉「・・・・・・」
梅村「では此花の親御さんはどう思われます?」
光莉母「娘からいじめられていると聞きました。お母さん達もちゃんと娘のことを見てますか?」
いじAの母「ええ、ちゃんと見てますわ。家の手伝いもしてくれるし親孝行な娘ですよ。ねぇ」
いじA「うん、お母さんの言うとおりです」
梅岡「いじめたと言う証拠はあるんですか?」
光莉母「これをご覧下さい・・・。破られたりジャムを塗られたりした教科書を」
光莉「お・・・お母さん・・・それは・・・!!」
ナベ「ひ・・・酷い・・・」
いじBの母「ちょっとあなた!どう言うつもりですか?こんな事をしてまで私達の娘をいじめの犯人に・・・」
いじB「だから私達は無実なんです」
光莉「私・・・教科書をゴミ箱に捨てられたり、トイレで水をかけられたり、万引きさせられ・・・うぅ・・・ふぇ〜ん・・・」
ナベ「頑張れ!光莉ちゃん!」
光莉「私・・・私・・・」
光莉母「娘の光莉もこう言ってます!娘に謝りなさい!」
いじA「何で謝らなきゃいけないのですか?」
いじB「他の人にいじめられたんじゃないですか?私達に濡れ衣を着せないで下さい!」
いじC「私達はいじめなんかやってません!勘違いも腹立たしいです!」
梅村「生徒達もそう言ってますし此花の被害妄想による出任せではないですか?」
光莉母「顔を見て御覧なさい!こんなに苦しんでいるんですよ!光莉は!」
梅村「此花・・・お前は疲れているんだ。夜遅くまでテレビやゲーム、インターネットとかやっていないだろうな?」
光莉母「娘は夜の10時には必ず就寝します。規則正しい生活を送っていますよ!」
梅村「お母さんももうちょっと友達をつくるよう娘さんに言ってやって下さいよ。じゃないともっと被害妄想が激しく・・・」
ナベ「私は見たんです!光莉ちゃんがいじめられている所を・・・」
梅村「君は黙ってなさい!」
ナベ「私もはっきり断定させていただきます!彼女は3人にいじめられています!
   この前トイレで水をかけられている所を助けました・・・」
光莉母「渡辺先生・・・そんな事が・・・」
いじCの母「とにかく娘達がああ言ってますからイジメられてると言う事はデタラメと言う事ですわね」
梅村「そう言う事です。此花も下らん被害妄想はやめて勉学にいそしみなさい!以上で会議を終了します!」
335名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 01:32:19 ID:yx0EdHwb
会議終了後、私とお母さん、そして渡辺先生の3人で食事をする事にした・・・。

母「渡辺先生・・・いつも娘がお世話になっております」
ナベ「いいえ、こちらこそ」
母「先生・・・光莉の学校での状況は・・・やっぱり・・・」
ナベ「ええ・・・哀しい事に光莉ちゃんは・・・みんなからいじめられてます・・・」
母「やっぱり・・・あの担任の先生にはもうクラスを任せておけないですね・・・」
ナベ「今日の会議だって半ば強引に終了させちゃいましたし・・・」
母「まだ言いたい事がたくさんありましたけどね・・・」
ナベ「光莉ちゃんは今日の会議の事は残念だと思った?・・・光莉ちゃん?」
光莉「は・・・はい!?」

私はお腹がすいたのでメニューに見入っていました・・・。

ナベ「ウフフ・・・お腹がすいてたのね・・・たっぷり食べて、いじめに負けない身体にしなきゃね!」
光莉「は・・・はぃ・・・」
母「赤くなちゃって・・・可愛いわね光莉は・・・さ、食べるもの決まった?」
光莉「・・・うん・・・」

ピンポン・・・

ウェイトレス「ご注文をどうぞ」
母「私はイカ墨スパゲッティとかぼちゃのスープ」
ナベ「アラビアータとミラノ風ドリアを」
母「光莉は?」
光莉「え・・・と、これと・・・これ・・・」
母「グラタンとミネストローネ・・・あとドリンクバーを3つお願いします」
ウェイトレス「かしこまりました、ドリンクバーはあちらのスペースになっております。ではごゆっくりどうぞ」

ナベ「やっぱり男子がいれば暴力行為や性的ないたずらが多いですよね」
母「そうですよね、私は女子高出身なので高校からはそう言った環境にはいませんでしたけど・・・」
ナベ「私も女学校出身なんですよ・・・中高一貫の・・・」
光莉「どう言う学校だったんですか?」
ナベ「聖スピカ女学院と言う女学校よ、その他には同じ敷地に2校あるけどね。在学中は寮にいたわ」
母「何だか楽しそうな学校ですね。娘もそこに入れてやれば良かったのに・・・」
ナベ「自然に囲まれた環境でイジメ対策とかも徹底していますよ。」
336名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 01:33:27 ID:yx0EdHwb
光莉「部活動とかは・・・何をやっていたんですか?」
ナベ「私は聖歌隊にいたわ。お御堂で大きな声を出して歌を歌うと気持ちいいわよ」
光莉「歌を歌うっていいですよね・・・でも・・・学校では・・・私が歌いだすと・・・みんな笑うんです・・・」
ナベ「そうなの・・・。なら、今度の日曜日、協会で聖歌隊を体験してみない?私の知り合いがいるからさ
   頼めばやらせてもらえるわよ。みんな優しい人だし、どう?」
光莉「い・・・いいん・・・ですか?」
ナベ「勿論よ。みんな歓迎してくれるわ」
母「良かったわね光莉・・・先生には何とお礼の言葉を言ったらいいか・・・」
ナベ「いいんですよ・・・お母さん。今実習に来ている学校を去っても光莉ちゃんを応援して行くつもりなので・・・」
母「先生・・・あなたは・・・立派な先生に・・・なれるわ・・・」
ナベ「そんな、私はまだ実習生の身・・・まだまだ未熟ですよ」
光莉「そんな事はないです!!」

私は思わず大声を上げてしまった・・・。
みんな私達の席の方に一斉に振り向いた・・・。

光莉「ご・・・ごめんなさい・・・」
ナベ「いいのよ、ありがとう」
母「少なくともあの担任の先生よりは上だと思いますけどね」
ナベ「お母さん・・・」

ウェイトレス「お待たせしました、イカ墨スパゲッティのお客様・・・」
注文した料理が全て揃った・・・。

光莉「いただきます・・・」
母「光莉はイカ墨苦手なのよね。この前ちょっと食べたらもういいって止めたのよね」
ナベ「私はイカ墨大好きなんです・・・美味しいですよね。クセになりますね」
光莉「もう・・・お母さん・・・」

「アハハハハハハハハハハハハハハ」

今日のレストランでの食事は賑やかだった・・・先生がこの学校にずっといれば・・・楽しいのに・・・。
337名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 18:13:46 ID:7TIqcpVc
今北

光莉はスピカ生じゃないの?
338名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 00:42:56 ID:yjfC72ne
いじめっ子達は・・・

いじA「親ってあたしらがイジメをやってるって事全然知らないのよねww」
いじB「まぁ、親も子供を信じすぎてる所が馬鹿なんだけどねww」
いじC「ウチらは内の顔と外の顔をうまく使い分けてるからね。メリハリが大事なのよね。メリハリが」
いじA「しっかしナベ先の奴・・・ウザいよなぁ・・・」
いじB「私達が光莉をいじめてる事をチクったのもあいつじゃないの?」
いじC「ありえるな。担任に会議を強要した可能性もありそうだ・・・」

いじ男「よぉ、何話してんだ?」
いじ女1「光莉いじめの事でしょ?」
いじ女2「あたし達にも聞かせてよ」
いじA「ナベ先の奴がさー、光莉を庇っててウザイんだよね」
いじ男「へぇ、それじゃ光莉と一緒に追い詰めてやればいいんじゃね?w」
いじB「しかしあの先公、意外にしぶとそうだしね」
いじ女1「まずはいつも通り光莉をいじめればいいんじゃない」
いじC「そして助けに来た先公もボコボコにするって事?」
いじ女2「そう言う事w担任も別に何とも思わないだろうしねw」
いじ男「ウチの担任と来たらそりゃ無責任だよなw」
いじA「おかげでいじめもやりやすいしあたしらにとっちゃあ楽園だよ」
いじ女1「光莉にとっちゃ地獄だけどな」
いじB「まだ地獄の一丁目って事を光莉に思い知らせてやろうかしら」
いじ女2「もっと酷い目に遭わせてやるww」
いじC「朝から放課後まで休む暇もなくしてやろうかしら」
いじA「これからが本当の地獄だ」
いじ男「じわじわとなぶり殺しにしてくれる!」
いじB「殺しちゃまずいけどねw」
いじ女1「殺す気でいじめるのよww」
いじC「生かさず、殺さずってねww」

「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハwwww」

これから私は・・・今まで以上に過酷なイジメを受けそうな予感がしました・・・。
渡辺先生も・・・気をつけてください・・・。
339名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 23:39:33 ID:NOUk2J8n
スピカ転入フラグが立ったな。
ナベも嫌がらせを受けるのは確実っぽいし、これからの展開に期待
340名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 12:40:50 ID:Q/BlLqSW
>>337
光莉がスピカに編入する前の学校でのSSだよ。
しっかしナベが来なかったらどうなってたんだろ?
341名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 23:46:05 ID:IyiBoibR
今日は日曜日・・・渡辺先生と聖歌隊の交流をしに行く日である・・・。
先生とは協会で待ち合わせをしている・・・。
外を歩いていると街路樹のイチョウの木の下に落ちている銀杏を拾いに来る人で賑わっていました・・・。

「おや、光莉ちゃんじゃないか」
光莉「あ・・・おばあさん・・・おはようございます」
おばあさん「おはよう・・・最近どうだい?調子は?」
光莉「えっと・・・元気でやってます。おばあさんの方はどうですか?」
おばあさん「わしゃまだまだピンピンしとるよ!光莉ちゃんももっと元気良くしなされ」
光莉「は・・・はい!」
おばあさん「で、どこへ行くのかえ?」
光莉「今日は、知り合いの先生と歌の練習に行くんです!」
おばあさん「歌・・・か。若いのぉ・・・わしも若い頃はきれいな声が自慢だったんじゃがの」
光莉「わぁ・・・見てみたかったなぁ・・・若い頃のおばあさん・・・」
おばあさん「今は今、昔は昔じゃ。今を精一杯生きなされ」
光莉「今は今・・・昔は昔・・・ですか・・・(けれど私の今までの過去は忘れたくても忘れられないし・・・)」
おばあさん「ま・・・歌の練習がんばりなさいな」
光莉「はい!・・・行って来ます!」
おばあさん「行ってらっしゃい」

協会の正門前・・・。

光莉「お待たせしました!・・・先生」
ナベ「お、来たわね」
光莉「遅くなって、ごめんなさい・・・」
ナベ「私も今さっき来たところなのよ。さ、入りましょ」
光莉「は・・・はい!・・・何だか緊張します・・・」
ナベ「何も緊張しなくていいのよw今日は一般の人も大勢参加するんだから」
342名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 23:47:37 ID:IyiBoibR
そしてみんな準備が出来て・・・。

光莉「歌えなかったら・・・どうしよう・・・」
ナベ「何回か歌うから徐々に覚えていけばいいわ」
光莉「は・・・はぃ・・・ドキドキ・・・」
ナベ「リラックスしましょう」
光莉「で・・・でも・・・」
ナベ「深呼吸をして心を落ち着けて・・・」
光莉「は・・・はい・・・スー・・・ハー・・・スー・・・ハー・・・」

ナベ「どう?落ち着いた?」
光莉「な・・・何とか・・・」

そして指揮者の人が構えた・・・パイプオルガンの前奏の音が鳴りはじめ・・・。
ああ・・・この歌・・・知ってる・・・お母さんが・・・小さい頃・・・よく私に聞かしてくれたっけ。
ポチといる時も・・・歌ったっけ・・・。
思い余ってまだ前奏中なのに私は思わず口ずさんでしまった・・・。

光莉「けーだーかーきー、ゆりの・・・あ・・・あれ?」
ナベ「落ち着いて。まだ前奏中よ、光莉ちゃん・・・」

幸い私の声が小さく、周りの人に聞こえなかったので恥をかかずに済みました・・・。
そしてみんなが一斉に歌いだした・・・。

「けぇーだーかきぃーゆりのしろのごぉーおとぉーくー・・・」

光莉(きれいな声・・・聞き惚れそう・・・)
私の悪い癖が出て、私は歌そっちのけでみんなの声に聞き入っていた・・・。

「ひかーりかがやくーわれらのーイリスさまー・・・」
343名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 23:49:25 ID:IyiBoibR
一回目の合唱が終わり・・・。

ナベ「光莉ちゃん?・・・もしもーし?」
光莉「・・・は・・・はいっ!?」
ナベ「もしかして・・・歌ってなかった?」
光莉「・・・はぃ・・・みなさんの歌声が美しかったから・・・」
ナベ「ふふっ・・・可愛い・・・光莉ちゃんって美しいものを見るとボーっとする性格なのね」
光莉「そうなんです・・・そのせいで私・・・いじめられる事もあるんです・・・」
ナベ「大丈夫よ。私がついているわ・・・」

聖歌隊の交流会が終わり、私は先生に送ってもらう事にした・・・。
そして帰りの街角で偶然私達を見かけたいじめっ子達は・・・。

いじA「ん?・・・あいつらは・・・」
いじB「やっぱあの先公とつるんでたわねw」
いじC「光莉の馬鹿も懲りないわねぇ・・・」
いじA「あ、そーだ!私にいい案があるんだけど!」
いじB「なになに?」
いじC「興味深いわねw」
いじA「それはね・・・ゴニョゴニョ・・・」
いじB「ふむふむ・・・」
いじC「そいつぁいいや!・・・光莉もナベ先も一緒に潰す事が出来るぜww」
いじA「でしょーwあいつら調子に乗ってんじゃねーってーのww」
いじB「そう来たかwwまぁ人間は単純に信じる馬鹿が多いからねww」
いじC「集団心理ってやつかwwこりゃ面白くなりそうだww」

私の生活は不安と隣り合わせです・・・先生・・・私を守って下さい・・・。
344名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 21:14:29 ID:dAe6Qwd3
SSを読んでて光莉に同情したのは俺だけ?
345名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 00:02:53 ID:on15ei75
いや 光莉はちょっと調子に乗りすぎだろ
自分でイジメを解決しようとしないで、
助けてもらう事ばっかり考えてる奴にはお灸を添えないと
346名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 01:48:41 ID:dSM7IyS0
そして次の日・・・

「ねぇ聞いた?・・・渡辺先生と光莉の奴がデキてるって話」
「うっそぉ!?あの二人がそんな関係だったなんて・・・」
「えー・・・それってレズって事じゃなぁい?・・・常識的に考えられないわぁ」
「昨日あの3人が見たらしいわよww二人が怪しいやり取りをしてた所をww」
「キモーい・・・あたしそう言うの生理的に嫌なんだ・・・渡辺先生も光莉もあっち系だったなんてね・・・」
「ん?・・・噂をすれば・・・」

ナベ「みんな、おはよう!・・・ん?・・・どうしたんだい?」
「い・・・嫌・・・変態・・・」
「こ・・・来ないで・・・」
「きゃぁぁぁ!!」
ナベ「って・・・どうしたの!?・・・何があったの!?」

いじA「フッ・・・噂が広まるのって恐ろしく早いわよねぇ」
いじB「残酷なほどにねw」
いじC「これで光莉もナベ先も・・・ククククww」

登校中・・・。

「うりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

バゴォォォォッ!!
後ろからランドセルを私の頭に叩きつけて来た・・・もちろん犯人は・・・。

悪ガキA「よぉ光莉wwいつにも増してイジメテ光線放ってるじゃねーかww」
悪ガキB「姉ちゃん達から聞いたぜwwお前、女の教育実習生とデキてるそうじゃねーかww」
悪ガキC「女同士でやるのかよww想像しにくいなww」
光莉「え・・・えーと・・・な・・・何の・・・事?・・・わ・・・私・・・さっぱり・・・」
悪ガキA「何とぼけてんだぁ!?・・・え゛ぇ?」
悪ガキB「じゃあぶん殴ってでも吐かせてやろうぜww」
悪ガキC「そう言うこったwwちょっと空き地まで面貸せや!!」
光莉「ひっ!・・・は・・・放してぇ・・・」
347名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 01:49:34 ID:dSM7IyS0
空き地にて・・・

悪ガキA「で、お前は何をやったんだよ?」
光莉「わ・・・私は・・・昨日・・・先生と・・・お歌を歌いに・・・」

ゴツン!!

光莉「きゃぁっ!!・・・い・・・痛いよぉ・・・ふぇぇぇん・・・」
悪ガキB「あーあ・・・泣いちゃったぜ・・・これくらいで泣くなよww」
光莉「ほ・・・本当なんですぅ・・・信じてくらはぁい・・・グスン・・・」
悪ガキC「お前ってそこまで変態だったとはなwwけどおかげでますますイジメがヒートアップしそうだぜベイベーww」
光莉「嫌らしい事なんて・・・何も・・・やってません!!」
悪ガキA「あー・・・はいはいwwお前の言い訳は聞く耳持たねーな、っと」
悪ガキB「小学校のみんなにも言わないで欲しいのなら土下座して“生きててすみません”って100回謝れww」
悪ガキC「ははは、ひっでーww・・・オラァ!!そこに直れ!!」

私は悪ガキ達に無理矢理髪を引っ張られ頭を地面に叩き付けられた・・・。

光莉「ひゃぁぁっ!!・・・い・・・いたいよぉ・・・ひ〜〜ん・・・」
悪ガキA「泣いてる暇があんならとっとと謝れよクズww」
悪ガキB「ちゃんとやらねぇと蹴り入れんぞww」
悪ガキC「震えた声でじっくり聞かちてくだちゃいねぇww」
光莉「えっ・・・えぐっ・・・い・・・生きててすみません!・・・生きててすみません!・・・生きてて・・・」

ドガッ

悪ガキA「声が小せぇ!!」
光莉「ひぇぇっ!!・・・ひぇ〜〜ん・・・生きててすみません・・・生きててすみません・・・」
悪ガキB「ギャハハハハハハハハwwおかしいww」
悪ガキC「おいおいww必死すぎwwここまで必死すぎると腹がおかしくなりそうだぜ」

「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハwww」
348名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 01:51:17 ID:dSM7IyS0
悪ガキA「今日はここまで、っとww」
悪ガキB「いいネタが出来ちまったなーwwみんなに言っちゃおーかなー?」
光莉「ひぃっ!!・・・や・・・やめてぇ・・・私は・・・何もしてないのに・・・」
悪ガキC「バラすか否かの決定権は俺達にあるんだぜセニョリータww」
悪ガキA「何カッコつけてんだよww」
悪ガキB「あ、もうこんな時間だよwwお前がイジメテオーラ出してるせいだよ!」

ドガッ!

光莉「ひぃやぁっ!!・・・・・・ふぇぇぇぇん・・・」
悪ガキC「顔がグシャグシャだってばよww」

「じゃーなーwwまたいじめてやんぜーww」

もう走っても遅刻は確実・・・私はもう諦め、ゆっくりと学校へ向かった・・・。
何だか嫌な予感がする・・・その予感も学校に着いてから的中した・・・。
私は丁度朝のホームルームが終わった後の休み時間に終わった頃に着いた・・・。

光莉「きゃっ!!・・・な・・・何これ・・・?」

下駄箱を開けるといきなり無数の紙が飛び出してきた・・・。
私は紙を見てショックを受けた・・・。

『レズ』『変態』『日本から出て行け』『女の恥』『ナベと駆け落ちでもすれば?』

ほとんど私と渡辺先生に対する罵りみたいな事が書かれた紙だった・・・。
私はしばらくその場を動くことが出来なかった・・・。
みんな私を変質者を見るような目で見ている・・・。
いまの私は“ヘビに睨まれたカエル”状態である・・・。
349名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 01:52:28 ID:dSM7IyS0
「ヒソヒソ・・・昨日ナベと怪しい事したんだって・・・」
「コソコソ・・・あんな変態だったとはねww」
「ヒソヒソ・・・恥ずかしいとは思わないのかしら?」

私の近くで聞こえざまにとても棘のある声で噂をしていた・・・。
私は教室に向かおうと廊下を歩いている時・・・女子生徒のグループとすれ違った・・・
女子生徒達は私をあからさまに嫌な顔をして避けていった・・・。
通り過ぎようとした直後にその女子生徒たちが聞こえざまにこう言った・・・。

「危なかった・・・危うく光莉菌が感染るところだったわ・・・」
「あいつに触ると女しか愛せない体になるらしいわよ・・・すなわちガチレズになっちゃうって事・・・」
「ひゃー、恐い恐い。お願いだから近寄らないで欲しいわね」
「くわばらくわばら・・・」
光莉「あ・・・あの・・・」

「!!・・・きゃーー!逃げろーー!!」

光莉「・・・そんな・・・ひっく・・・ふぇぇぇぇん・・・」

すると誰かが背後から私の頭を鷲掴みにして来た・・・。

光莉「ひぃぃぃ・・・放してぇ・・・」
「ギャハハハハハハwwどうしたんだよww光莉ww」
「俺らは男だからおめーを触っても支障はねーからよw」
「たっぷり弄くらせてくれや。このガチwwひひひww」

ナベ「あなた達!何やってるの!?」
「これはこれは我らが渡辺先生!!」
「光莉のヴァカと色々やったらしいじゃないですかww」
「教師と生徒の一線を越えちゃいましたかwwボクそう言うレズビアン好きなんですよねぇww」
ナベ「あなた達まで・・・一体誰が・・・まさか・・・」
350名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 01:53:33 ID:dSM7IyS0
「俺らとしてはいいオカズになるんですけどねぇ」
「何せ噂好きの女子の手にかかればそりゃぁもう・・・」
「女は恐いとよく言ったもんだよ・・・けど光莉みたいなゴミは別に恐かねぇけどなww」
光莉「みんな・・・酷いよぉ・・・私の事・・・言いたいだけ言って・・・ふぇぇぇ〜〜ん・・・」
「おいおいww・・・ったくすぐ泣くんだよなこいつww」
「だからみんなお前の事をいじめたくなるんだよww」
「それくらいわかれよww」
ナベ「みんないい加減にしなさい!・・・光莉ちゃん・・・こんなに悲しんでるじゃない・・・
   何で・・・光莉ちゃんの気持ちを分かってあげないの?」
「だってこいついじめられて喜ぶ体質なんですよww」
「口では嫌々言ってても身体は正直だからなww」
「つまりみんなは光莉の本望であるいじめを行ってるってわけww」
ナベ「何て言い訳・・・何故この学校は有名進学校なのに何故不良やイジメが多いのかしら?」
「ま、この学校の七不思議の一つですからねww光莉も七不思議の一つに数えてやってもいいけどなww」
光莉「もう・・・私・・・」
ナベ「行こ、光莉ちゃん・・・」

先生は私の手を握り男子達のいる階段の踊り場を振り切った・・・。

「ヒューヒューwwおあついねーww」
「女子には気をつけろよーwwアハハハハハww」

そして教室に着いた時・・・みんなが一斉に私達の方へを目を向けた・・・。

「ヒソヒソ・・・やっぱり噂は本当みたいねww」
「朝から見せ付けちゃってくれるわね・・・ヒソヒソ」
「精神異常者じゃないの?・・・コソコソ」

私達が来た途端、女子による噂話が始まった・・・私達はふと黒板に目がいった・・・。

ナベ「ん?・・・何これ!!」
光莉「そ・・・そんな・・・!!」
351名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 01:54:37 ID:dSM7IyS0
黒板にはでかでかと『ナベ×光莉』の相合傘が書かれていた・・・。
他にも相合傘の周りに誹謗中傷文で黒板は埋め尽くされていた・・・頭が痛くなりそう・・・。
男子達は暴言や罵声を大声で言ってきて女子はグループで固まってヒソヒソしていた・・・。

ナベ「皆さん静かに!!この落書きは誰が書いたの?」
「俺じゃありませーん」
「酷いなぁ先生w僕を犯人にするのぉ?・・・泣いちゃうよww」
ナベ(もしかして・・・あの3人が・・・光莉を特にいじめているのはあの3人・・・)

先生は私から離れて、いじめっ子達のもとへと向かって行った・・・。

ナベ「ねぇあなた達・・・私達のガセを広めたのはあなた達じゃなくて?」
いじA「ハァ?・・・先生、勘違いも腹立たしいよ!」
いじB「来ないでくれます?レズ菌が感染ります!」
いじC「それよりももっと心配することがあるんじゃなぁい先生ww」

いじめっ子が指差した先には・・・男子に押さえつけられて女子達に的当てゲームの的として石ころや丸めた紙を
当てられていた私がいた・・・。

女グループ「消えなさ〜いww」
「光莉菌は駆除よ〜ww」
「まさかあんたがそんな趣味持ってたなんてね〜ww」
光莉「そ・・・そんな事・・・した覚え・・・ないです・・・本当です!・・・信じてください!!・・・お願いします・・・」
「何必死になってるの〜?」
「いい加減事実を認めなさ〜いww」
「嘘はいつかバレるのよwwさっさと認めんかwwオリャww」
光莉「ひっ・・・!!!!・・・何で・・・私を・・・オモチャに・・・」
男グループ「だっておめーの使い道ってサンドバッグくらいしかないんじゃねー?」
「言えてんぜww」
「これからも俺らのサンドバッグでいてくれよな!光莉ちゃ〜〜んwwww」
352名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 01:55:48 ID:dSM7IyS0
ナベ「あなた達!!やめなさい!!」
「あらあら先生・・・随分仲がよろしくてww」
「私達女にとってホモもレズもキモいのよ!!人前でイチャつかないで!!」
「不潔!!あんたの授業なんか受けたくないわ!!」
ナベ「っ!!!!・・・でも・・・やらないわけにはいかない!」
光莉「先生・・・」

先生の授業は始まったのはいいが担任の梅村先生がいないためか肝心の生徒達は勝手に騒いだりしていた・・・。
そして先生はとうとう堪忍袋の緒が切れ・・・。

ナベ「やる気のない人は出てって!!」
「はいはい・・・あなたの不潔な授業なんて受けたくありませんよーだ!」
「わーい!解散解散!!梅村もいないしどーしよっかなー?」
ナベ「・・・」
いじA「いいザマねww」
いじB「もうこの教室は光莉とあんたしかいないわww」
いじC「ま、好きにやって下さいよww先生ww」
ナベ「・・・光莉ちゃん・・・」
光莉「先生!私・・・先生の授業が・・・楽しいです!・・・だから・・・止めないで下さい・・・」
ナベ「光莉ちゃん・・・そうね!・・・二人だけになちゃったけどやろうか!」
光莉「はい!」

いじA「ヒヒヒ・・・うまい具合に広まってるなww」
いじB「これで光莉もナベも追い詰められるわww」
いじC「ナベを追い出し光莉を完全に孤立させる。光莉は逃がさないわww私達のサンドバッグと言う重要な役割なんだからww」
いじA「今日も光莉を弄りまくっちゃおうぜww」
いじB「私の親も勉強勉強うるさいからさー、丁度ストレス溜まってたところなのよねー」
いじC「もうあたしウズウズして来ちゃったww」
353名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 01:57:24 ID:dSM7IyS0
ナベ「じゃあね光莉ちゃん。また明日」
光莉「先生もお気をつけて・・・」

帰り道・・・

光莉「先生・・・私先生がいなくなっちゃうと・・・もう・・・」

「もう?・・・もう何ですかー?ww」
光莉「!!!!ひっ!!!!・・・あ・・・あ・・・あ・・・あ・・・あの・・・」
いじA「何ぶつぶつ言ってんのよぉww」
いじB「ひひひ・・・最近学校はたのし〜い?ひっかりちゃんww」
光莉「そ・・・それは・・・」
いじC「変な噂立てられちゃって困惑してるんでしょ?」
光莉「ま・・・まさか・・・あなた達が・・・」
いじA「だとしたらどうするって言うのよwwヒヒヒww」
光莉「そ・・・その・・・根拠のない噂を広めるのは良くないことだと思います!!」

ポカーン・・・。
私は大声を張り上げて抗議した・・・しかし・・・。

いじA「アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハwwwハァ、ハァ、ハァ・・・お・・・お腹がおかしく・・・なりそーwwww」
いじB「ちょwwww何を言い出すのかと思えばwwww反則よwwププププププププププww」
いじC「どこまで面白いのよwwwwあんたはwwwwヒャッハハハハハハハハハハハハハハハハハハwwwwww」
光莉「・・・いい加減にしてください!!・・・私は・・・私は・・・あなた達のオモチャなんかじゃなーーーい!!!」
いじA「また吠え出したわwwwwウヒヒヒヒヒヒww」
いじB「お願いだからこれ以上笑わせないでwwハハハハハハハハハハハハハハハハww」
いじC「声が・・・声が・・・枯れるわwwwククククククククwwww」
光莉「人の命を・・・オモチャ扱いしないでーーー!!」
いじA「ハハハハ・・・・・・」
光莉「あ・・・あの・・・」

急にいじめっ子達の顔色が変わり・・・。

いじA「てめーよぉ・・・さっきから何調子くれてんだよ、あ゛ー?」
いじB「いい加減にしないと私達プッツンしちゃうよー」
いじC「どうやらマジで死にてーらしいなぁ!!上等だよゴルァ!ちょっと面貸せやぁ!!」
光莉「ひひぃぃ!!・・・ご・・・ごめんなさい!!許して!!許してくださーい!!」
354名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 01:58:37 ID:dSM7IyS0
路地裏・・・

いじA「ちょっとやりすぎちまったかww」
いじB「骨にヒビが入ったかもなww」
いじC「可愛いお顔は可哀想だから手をつけなかったわww有難く思いなさいww」
光莉「ひっく・・・ひっく・・・動けないよぉ・・・歩けないよぉ・・・体中が痛いよぉ・・・誰か助けてぇ・・・」
いじA「まぁあたしらはここで帰るからさww起き上がれるようになったら適当に帰ってよww」
いじB「そんな目で見ないでよwwまた笑わせる気?」
いじC「そんじゃまた明日学校でねーww」
光莉「待って・・・待ってよぉ・・・一人にしないでぇ・・・」

私は意識が遠のき、いつの間にか眠ってしまった・・・。

「大丈夫か!?・・・おい!起きたまえ!」
光莉「・・・あれ?・・・ここは・・・車の中?」
「君が気絶している所をたまたま見かけてね。今から君のお家に送る所だよ」
光莉「あなたは・・・たしか・・・」
「君がピンポンダッシュの件の時に家に入れた私だよ」
光莉「あ・・・あの時のおじさん・・・」
おじさん「そうだよ。しかし誰にやられたんだね?こんなに制服もボロボロになって・・・」
光莉「あの・・・いつもの事です・・・今日は・・・たまたま気絶させられて・・・」
おじさん「そうか・・・それ以上深く言うつもりはないが何かあったら私の所に来なさい。相談に乗ってあげよう」
光莉「ありがとうございます・・・」

自宅に着き・・・。

母「!!!!・・・光莉・・・こんな・・・」
光莉「お母さん・・・お母さん・・・恐かったよぉ・・・ふぇ〜〜〜ん・・・」
おじさん「路地裏で気絶したところを助けました・・・命に別状はないと思いますがゆっくり休ませてあげてください・・・」
母「ありがとうございます・・・お礼にお茶でも飲んで行って下さい」
おじさん「私は忙しい身でして・・・ここで失礼させていただきます・・・では」

光莉「私・・・これ以上いじめられたら・・・死んじゃうよぉ・・・」
母「辛くなったら学校を休んでいいわ。最悪別の学校への編入も考えてあげるわ・・・さ、まず身体をきれいにしましょ・・・」
光莉「お母さぁん・・・ひっく・・・」
355名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 03:50:08 ID:on15ei75
いじめっ子供に一泡吹かせて、
スピカに編入するって展開は無いよな、さすがに。
光莉のこのへタレっぷりじゃ逆襲不可能だもんな
356名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/08(金) 09:14:33 ID:Xl6H/WHO
ちょっwwwwピンポンダッシュのおじさんwwwwwwwwww
まさか再登場するとは
357名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 03:01:42 ID:NGbZYo2x
蕾「光莉先輩って私よりも胸が(ry…アハハハハ、笑いが止まりませんw」
358名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/10(日) 20:18:45 ID:hBxJnvaN
光莉「ふんふんふふん〜♪・・・」

「おい!ちょっとそこのガキ、止まれや!!」
光莉「!!!!・・・な・・・何でしょう?」
カツアゲ女1「あたい達ねぇ・・・ちょうど金切らしちゃってさー」
カツアゲ女2「遊ぶ金ないから恵んでもらおうと思ってさー」
カツアゲ女3「お願いだからあたい達に分けてくんないかなぁ?」
光莉「あ・・・あの・・・今日は・・・あいにく・・・お・・・お金が・・・ないので・・・」
カツアゲ女1「嘘こけー!じゃあジャンプしてみろやww」
光莉「あ・・・あの・・・」
カツアゲ女2「いいからさっさとやれや!!」
光莉「ど・・・どうしよう・・・」
カツアゲ女3「どうしようだぁ?おめぇ実は持ってんだろ?・・・違うか?」
光莉「・・・は・・・はぃ・・・」
カツアゲ女1「じゃあさっさと財布出せや!」
光莉「で・・・でも・・・」

ドカッ!!

光莉「きゃぁ!!」
カツアゲ女1「言うこと聞かないと・・・」

グシャッ!!

カツアゲ女1「このアルミ缶みたいに潰すわよ!」
光莉「ひっ!!・・・わ・・・わかりました・・・ど・・・どうぞ!!」
カツアゲ女2「・・・ちぇっ!たったの五千か・・・羽振り良さそうで期待してたのによww」
カツアゲ女3「ま、所詮ガキはガキってこったwwまた会う時にはもっと用意しとくんだなww」
光莉「そんな・・・お使いの・・・お金が・・・ふぇ〜〜ん・・・」
カツアゲ女1「あ〜あ〜、泣いてやんのwwあんたはカツアゲするにはいいカモだよww」
カツアゲ女2「ま、せいぜいあたい達以外にカモられないように気をつけなww」
カツアゲ女3「じゃーなwwあばよww」
光莉「お母さん・・・ごめんなさい・・・」

「お嬢ちゃぁん?ちょっとお兄さん達の言うこと聞いてくれるかなぁ?」
光莉「ひぃぃ!!・・・も・・・もう・・・勘弁・・・してください・・・」
359名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 03:04:17 ID:gWP5Gns6
光莉は狙われやすそうだしなw
360名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 22:38:20 ID:ssce1ppE
いじA「よぉ光莉ww相変わらずいじめてくださいって顔してんじゃねーかwwクチャクチャ」
光莉「あ・・・あの・・・何でしょうか・・・?」
いじB「私達ガム食べてんだけどさーwwクチャクチャ」
いじC「紙がなくって捨てられないのよねーww床に吐き捨てると先公が五月蝿いし・・・だからあんたの髪に付けさせてもらうわねww」
光莉「何で私を・・・きゃっ・・・や・・・やめてぇ・・・」
べたっ・・・びたっ・・・。
光莉「髪の毛に・・・ガムが・・・」
いじA「髪は女の命って言うけどねww」
いじB「いっそショートカットにでもすればぁ?イメチェンのつもりでw」
いじC「あ、だけど今の髪型の方がいじめ甲斐があるわねww」
光莉「どうしよう・・・切りたくないよぉ・・・」
いじA「ま、取れないと決まったわけじゃないから色々探してみるのねww」
いひB「取れなければ切ればいいんだしww」
いじC「あ、ここ切っちゃったら他の部分が不釣合いになっちゃって全部短く切っちゃう事になるかもねww」
光莉「う・・・嘘・・・そんな・・・」
いじA「そうしたらこの長さになるまで相当かかりそうねww」
いじB「さ、今度はお顔にべったりくっ付けてあげようかしら?」
びとっ・・・。
光莉「い・・・ぃゃぁ・・・汚いよぉ・・・」
いじC「アハハハハハwwおもろ〜いww」
いじA「ゴミ箱に捨てたらタダじゃ済まさないわよww」
いじB「自分のハンカチにでも包んだらぁ?」
いじC「後はあんたが始末しなさいよね〜wwあばよww」
光莉「そんなぁ・・・私の大事な・・・髪の毛が・・・」
361名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 22:39:38 ID:ssce1ppE
母「あらおかえり光莉・・・どうしたの?髪の毛にガムが付いてるわよ・・・」
光莉「そ・・・それは・・・」
母「言わなくてもだいたい何をされたか私にはわかるわ・・・光莉・・・」
光莉「うぅ・・・お母さぁん・・・お母さぁん・・・」
母「泣かないで・・・光莉・・・可愛いお顔が台無しよ・・・さ、今すぐ髪をとかしましょう・・・」
光莉「え・・・?ガムを取る方法って・・・あるの?」
母「あるわよ。さ、こっちへおいで」
光莉「う・・・うん(本当に・・・よかった・・・切らないで・・・)」

母「ガムが髪の毛に付着してもこれを使えば簡単に取れるわよ」
光莉「む、ムース?・・・これで・・・本当に・・・取れるの?」
母「整髪用のムースを使えば簡単に取れるって昔の裏技番組でやってたわ」
光莉「じゃあ早速お願いしますお母さん・・・」
母「はいはい、何て可愛い子なんでしょう」
・・・・・・・・・・・・。
母「そして馴染んだ時に櫛で髪の毛をとかす・・・」
光莉「・・・ほ・・・本当だ・・・みるみるうちに・・・取れていく・・・」
母「でしょ?意外とすんなり取れるでしょ?」
光莉「なんだか気持ち良いな・・・」
母「ふふ・・・この子ったら」

光莉「ありがとうお母さん・・・」
母「どういたしまして、また何かあったら私に言うのよ」
光莉「うん・・・お母さん・・・」
362名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 00:26:55 ID:6lTN98Wj
もう通報しろよwww
363名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 03:14:36 ID:o6qRU7TT
親にいじめを解決しようとする意思がないからな
364名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 21:43:58 ID:dLe1u5i0
>363
イジメSSだからな。イジメが続けやすいように展開させてるんだよ。
365名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 23:40:06 ID:jt8YAlBp
光莉の服の中に虫を入れてビビらせたい
366名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 23:59:41 ID:mP4QYpQk
おまえら全員Sだな。
でも現実ではいじめられっこなんだろ?
ウフフー
367名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 22:54:44 ID:xtqO1XHf
渡辺先生の擁護はあるものの依然変わらずいじめの現状は悪化する一方であった・・・。
学校では私の事を人としてではなく道具として見ている・・・。
そして今日も私はみんなにいじめられていた・・・。

いじA「みなさーん!光莉ゲームやってますよー!今なら一回1000円だよー!!」
いじB「ストレス解消にどうぞー!!何をやっても1000円だよー!」
いじC「このメス豚に愛の裁きをww」
光莉「あ・・・あの・・・」
いじA「何よぉ?」
光莉「え・・・と・・・な・・・何でも・・・ありません・・・」
いじB「へんな言い訳しようとしたんじゃないでしょうねぇ?」
光莉「そ・・・そんな事は・・・」
いじC「また『おかーさんとやくそくがあるんですぅ〜』みてぇなもんだろぉ?あぁ?」
光莉「・・・・・・」

「お!なになに?何かやってるのか?」
「ん?何看板ぶらさげてんのよww」
「『私は女教師に身体を売った哀れなメス豚です・・・どうぞ私に愛の裁きを下してください』だってww」
「アハハwwおっかしーwwね、ね、面白いからやってみよーよww」
「さんせーww・・・一人一回やらせてくださーい」
いじA「へい!毎度!」
いじB「じゃあ何をやりたい?」
いじC「石ころを投げたり、パイを投げたり、風船をこいつの近くで割ったり、ローションを塗りたぐったり何でもOKよww」
「じゃあ俺はな、ローション塗ってマッサージしてやろうww」
「このドスケベww私はぁ、オードソックスに石投げてやろうかしら」
「じゃあパイ投げにしよっと」
「風船を割るってのも面白いわねぇww」
「私はサンドバッグ代わりにしようかしらww」
いじA「ささ、順番に並んで並んで・・・」
光莉「ブルブル・・・ひいぃぃぃ・・・助けてぇ・・・」
いじB「何ビビってんのよぉww毎日やられてる事でしょーがww」
いじC「これだからイジメたくなんのよねぇ光莉はww」
368名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 22:56:16 ID:xtqO1XHf
そして・・・裁きが始まった・・・。

「えい!このビッチww」
光莉「ふぎゃっ!!・・・ふぇ〜〜〜ん・・・石がスネに・・・当たったよぉ・・・ふぇ〜〜〜ん・・・」
「風船割ってあーげるww」

ボウンッ!!!!

光莉「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!み・・・耳がぁぁぁ!!」
「ミミガーって何だよww沖縄の食べ物かぁ?ww・・・次はローション全身塗りたぐりの刑だぁ!!」
光莉「ひゃぁぁ・・・プルプル・・・さ・・・触らないでよぉ・・・乱暴にしないでぇ・・・ひゃっ!!か・・・顔に塗らないでぇ・・・」
「うるせぇ!!」
光莉「ひぃぃぃ・・・」
「そしてパイを顔に思いっきり・・・」

ペチッ!!

光莉「きゃぁ!!ま・・・前が・・・見えないよぉ・・・」
「私の番ねwwうりゃ!!」

ドガッ、バキッ!!

光莉「ひぃぃぃいいゃぁあああ!!・・・痛いよぉ・・・ふぇ〜〜〜ん!!」
「あらあら、赤ちゃんみたいに泣いちゃってww」
「ストレス解消になったわwwありがとww」
いじA「また来てくれよなww・・・光莉、何てザマwwアッハハハハハハハハハwwww」
「面白ぇからまた来んべww」
光莉「もうやめてぇ・・・」
いじB「あんたは商売道具なんだから黙ってなさいよww」
光莉「ひっ・・・耳つねらないでぇ・・・」
いじC「後始末やっときなさい、ウチらこれで帰るから」
一同「じゃーねーww」

いじA「あはは、儲け儲けwwあいつをもっと有効活用しないとなww」
いじB「私達の為にももっと動いてもらおうかしらww」
いじC「逆らったら半殺しよー、ってねwwアハハハww」
369名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 22:58:34 ID:xtqO1XHf
光莉「何で・・・私が・・・やらなきゃ・・・きゃっ!!」
ツルンッ・・・ドテッ!!
光莉「す・・・滑るよぉ・・・」

ローションが地面にも垂れていたためまともに歩く事すら出来ない・・・。

光莉「ひっく・・・天使様ぁ・・・あぁ!!」
ドテッコロリン!!
光莉「ふぇ〜〜〜〜ん・・・帰りたいよぉ・・・」

「!!!!光莉ちゃん!?」
光莉「せ・・・先生!!」
ナベ「どうしたの?・・・酷い・・・こんなに汚れて・・・」
光莉「先生・・・」
ナベ「さ、身体拭いてあげるからこっち来なさい。拭いた後はジャージに着替えて・・・」

ナベ「ごめんね・・・光莉ちゃん・・・聖歌隊の練習の帰りの時にもっと気をつけるべきだったのに・・・」
光莉「いいんです・・・私・・・あの時・・・一番嬉しかったんです・・・」
ナベ「この状況でそう言ってくれるなんて・・・あなたは優しい女の子ね・・・」
光莉「でも・・・死にたいって何度も思いました・・・希望を失っていたら私・・・」
ナベ「光莉ちゃん・・・もし耐え切れなくなったら私の所へ来て。編入も考えてあげるから」
光莉「編入・・・ですか・・・」
ナベ「辛かったら学校休んでも構わないわ。無理して行く事ないのよ」
光莉「わかりました・・・考えてみます・・・」

渡辺先生も、女子から嫌がらせを受けています・・・私みたいな表だった事はされていませんが・・・。
私は今、出口のない迷路を彷徨っています・・・闇の迷宮と言ういじめ地獄に・・・。
370名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 02:59:18 ID:6wvqv28E
今、私のお母さんは学校に抗議電話をしている最中であった・・・。
お母さんの真剣な姿勢や声に娘の私を想う気持ちが痛いほど伝わって来る・・・。

母「いいですか!これ以上うちの娘がいじめられるようであれば警察に通報しますよ!」
電話の声「何度も言っていますがお宅の娘さんがいじめられていると言う話は聞いていませんが・・・」
母「いいえ、学校ではいじめが広がっていると娘から聞いたのですが?」
電話の声「ですが私が知っている限りこの学校では誰かがいじめられたと言う話も聞いたこともないし目撃した事もありませんがね・・・」
母「しっかりして下さい校長先生!!あなたが動いてくれないと教師全員が動かないんですよ!!」
校長「ではお宅の娘さんがいじめられたと言う証拠はございますか?」
母「ええ!ありますとも!!うちの光莉は教科書や筆記用具などを散々壊されています。明日それらを持って抗議に行きます!!」
校長「物的な証拠よりも現にいじめられている所を見れば私は納得しますがねぇ・・・」
母「わかりました。ならばこっちも色んな手を使って訴えますよ!」

ガチャッ!!

母「全く、校長先生って証拠第一主義の石頭ね・・・証拠という大義名分がないとテコでも動かないんだから・・・」
光莉「お母さん・・・私なんかの為にストレス溜めないでね・・・元気なお母さんが・・・一番の希望だから・・・」
母「嬉しいわ・・・私が学校に確たる証拠を突きつけてあげるから・・・」
光莉「・・・無理しないで・・・お母さん・・・」
母「優しいのね、光莉は・・・さ、もう自分の部屋に行って寝なさい」
光莉「はーい」

母「・・・証拠・・・か・・・実際いじめられている所を見せ付けてあげればいいのね・・・明日は丁度仕事はお休み・・・
  明日の放課後、学校に近い場所で光莉を待つ事にしようかしら・・・」

翌朝

光莉「行って来ます!」
母「行ってらっしゃい。今日も辛いかもしれないけど頑張って」
光莉「うん・・・学校には渡辺先生がいるから」
母「今日はいつごろ授業終わるの?」
光莉「えーと・・・3時頃・・・かな・・・」
母「わかったわ。気をつけてね(3時頃か・・・それまで準備しておかなくちゃ・・・)」
371名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 03:00:56 ID:6wvqv28E
そして放課後・・・学校正門前・・・。

母(光莉は・・・まだのようね・・・今日こそいじめの確たる証拠をこのカメラに収めなきゃ・・・
  光莉・・・辛いかも知れないけれど少しの間我慢してね・・・証拠写真を撮り終えたら助けに行くからね・・・)

校門から見覚えのある3人組が姿を現し校門前で止まりたむろした・・・。

母(ん?あの3人・・・校門前で止まった・・・もしかして光莉を待ち伏せしているの?)

いじA「なぁ今日あいつをどこでいたぶってやろうか?」
いじB「う〜ん、あそこがいいんじゃない?」
いじC「あそこかwwあそこなら誰も近寄らないからいたぶるには絶好の場所だなww」

母(あそこ?一体何処に・・・)

いじA「今日はとことん遊んでやらねーとなぁwwヒヒヒww」
いじB「今日は縄を持ってきたわww」
いじC「縛って抵抗出来なくさせるのかww意外にあいつ無駄な抵抗してうるせーからなぁww」

母(!!!!何て物を!!!!・・・光莉・・・毎日あんな事を・・・お母さん・・・悔しい・・・)

いじA「おっ!噂をすりゃしゃしゃり出てきやがってww」
いじB「またプルプル震えてるわよあいつww」
いじC「さて今日も凄んでスタートと行きますかww」
いじA「おい!!随分と遅いじゃねーかよぉ!!」
いじB「待ちくたびれたじゃないのよぉww」
「ひぃぃ!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・」

母(この声は・・・光莉!!・・・けれど今は証拠を押さえるのが先決・・・光莉の将来の為にも今は感情を抑えなきゃ・・・)

いじC「ごめんで済めば警察はいらねーって何度言えばわかんだよぉww」
ベシッ!!
母(見てられない・・・でも・・・やらなきゃ・・・)
いじA「ちょっと付き合えよww何も出ねーけどねww」
光莉「は・・・離してぇ・・・ふぇ〜〜〜〜ん」
372名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 03:02:46 ID:6wvqv28E
光莉は街外れの不法投棄物が山積みになっているゴミ置き場へと連れて行かれた・・・。
私(母)はゴミ山に身を隠す事にした・・・。

いじA「さ、まずはこのお縄で縛り付けてやるからねー」
光莉「や・・・やめてください!!」
いじB「うっさいわねぇ!こめかみに響くのよあんたの声は!!」
バチンッ!!
光莉「い・・・痛いよぉ・・・ふぇ〜〜〜」
いじC「く〜るく〜る・・・ギリギリ・・・ギュッギュッ・・・っと」
光莉「身体が締め付けられて痛いよぉ・・・ひっく・・・ふぇ〜〜〜ん・・・」
いじA「あ、そうだ。ついでにこいつのヒーヒーうるさい口も塞いでやろうぜー」
いじB「ムカつくのよね。こいつの声は」
いじC「何を言っても『いじめてください』にしか聞こえないけどねww」

母(クッ・・・見るに堪えないいじめね・・・まずは何枚か撮ったけど・・・)

光莉「ん〜〜〜〜〜もごもご〜〜〜!!」
いじA「まったく無駄だと言うとるに・・・」
いじB「言うこと聞かない悪い子は」
いじC「こうしないとね!!」
光莉「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!んんん〜〜〜!!」

そして一斉に光莉を殴る蹴るなどの暴行を始めた・・・。

母(これも光莉のため・・・)

カシャ、パシャ、パシャ・・・
シャッターを切り続けていたが・・・。

いじA「おらおらぁwwこいつぁ気持ちいいわねぇww」
いじB「口も封じられちゃぁ喋るサンドバッグが普通のサンドバッグと変わりなくなっちゃったわwwあーおかしーww」
いじC「せめて喋れない代わりに無駄吠えでもしてるんだなwwアハハハwwオラッ!!もっと苦しめよww」

母(光莉・・・光莉・・・もう・・・勘弁ならない!!)
堪忍袋の緒が切れた私は光莉を助けるためにゴミ山から飛び出した。娘をこれ以上苦しませはしない!!
373名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 03:04:39 ID:6wvqv28E
母「待ちなさい!!」
いじA「あぁ?あんたは・・・」
母「正真正銘、光莉の母親よ!!」
いじB「これはこれはお母さん、光莉ちゃんに悪い霊が憑り付いたからお払いをしてるんですよww」
母「ふざけないで!!光莉は、光莉は、あなた達のオモチャなんかじゃない!!」
いじC「勘違いしないでよおばさんww光莉の為にやってるのよww」
母「殴る蹴るが光莉の為?笑わせないで!!光莉の痛みは私の痛み!!さぁ!私が相手をするわ!!かかって来なさい!」
いじA「おばさんもう歳なんだから無茶すんなよww」
いじB「私達にハッタリは通用しませんよぉww」
いじC「3対1・・・どう見たってウチらが有利なのは変わりないけどねww」
光莉「ん〜〜〜〜〜〜んん〜ん〜〜(お母さーん)」
母「光莉・・・今助けるわ!」

いじめっ子の一人が下に落ちていた鉄パイプを拾い身構えた・・・私は娘を守る為ならどうなってもいい!!

いじA「じゃあ始めるとしますか、お母さんww」
母「くっ・・・」

その時!

「こら〜〜〜!!」

この声は・・・もしかして!!

ナベ「集団で一人をいたぶる・・・あなた達正気なの?」
いじB「一人増えたくらいでいい気にならないで欲しいわね先生ww」
ナベ「そうかしら?・・・・・・みんな!出番よ!!」
374名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 03:05:57 ID:6wvqv28E
するとゴミ山の陰から3人の女性がこちらに走って来た。
「空手3段、大山信子!!大人数で一人を叩くなんて悪党のする事だ!」
「剣道4段、武蔵野素子!!助太刀に来たわ!」
「I'm ステファニー・モーリア!!テコンドー習ってマス!!」
ナベ「たまたま光莉ちゃんを見かけてついて行ったらこんな事になってるとはね・・・
   あなた達・・・どこまで彼女を追い詰めれば気が済むの?」
いじA「くっ・・・今日は運が悪かったな・・・」
いじB「勝ち目はないわね・・・」
いじC「あばよ!!」

母「光莉〜〜!!良かった・・・本当に・・・」
ナベ「光莉ちゃん・・・お母さん・・・大丈夫ですか?」
光莉「ええ・・・なんとか・・・そちらの人たちは・・・?」
ナベ「ああ、彼女達は同じ大学の友達よ」
大山「大山だ!よろしくな!」
光莉「よ・・・よろしくお願いします・・・」
武蔵野「武蔵野と言います。何かあったら力になるわ」
光莉「は・・・はい・・・」
ステファニー「ステファニーと言いマス!アメリカからの留学生デス!ヨロシクネ!」
光莉「あ・・・あの・・・ナイス・・・トゥミーツー・・・」
ステファニー「HAHAHA!日本語でOKヨ!」
ナベ「ステファニーはもう3年も日本にいるから日本語はそこそこ話せるわよ」
母「先生、証拠写真を収めました・・・これで確たる証拠が出来て校長にも効果は期待できそう・・・」
ナベ「しかし油断してはいけませんよ・・・」
大山「今のいじめは陰湿かつ狡猾だからな・・・教師もいじめに加担しているがっこうもあると聞くが・・・」
ナベ「光莉ちゃんも教師にいじめも受けてるわ・・・」
ステファニー「ヒドイ・・・アメリカじゃ考えられナイヨ・・・コソコソしている・・・日本人の悪いトコロ・・・」
母「今では教師陣も見て見ぬふり・・・面倒なことには関わりたくないわけね・・・」
武蔵野「・・・いじめと言うものはなかなか減らないのが現状ですよね・・・」
ナベ「光莉ちゃん・・・今の学校を辞めたいのなら言いなさい・・・他にもいい学校はいっぱいあるんだからね・・・」
母「そうよ、我慢してないで辛くなったら休んでもいいんだから・・・」
光莉「・・・・・・」

光莉には今の学校は向いてない・・・だって不良や頼りない教師が多いから・・・。
光莉にはもっとふさわしい場所があるはずだ・・・清らかで気高い百合のような場所が・・・。
375名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 03:08:36 ID:iFksrx+6
超展開ww
光莉の母ちゃんがいじめっ子たちに正気なの?って聞いてたが、
光莉の母ちゃん、ナベの仲間達の行動も正気の沙汰ではできないよな。
376名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 10:35:59 ID:U2Esebc1
超展開ワロス
377名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 15:53:53 ID:dWbY4E+n
そろそろスピカに編入って展開かな
378名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/22(金) 00:11:05 ID:E+25465C
放課後・・・今日もまた3人に呼び出されていた・・・。
逃げれば更に痛い仕打ちが待っているので行かざるを得なくなった・・・。

とある神社の境内の裏にて・・・。

いじA「おい!遅ぇじゃんかよぉ」
いじB「また遅刻かww」
いじC「すんません梶本さん!こいつノロマなんで」
光莉「え・・・か・・・かじ・・・?」

すると3人の奥にはやや大柄で目つきの悪い女性が腰掛けていた・・・。

梶本「ほぉ、まさにいじめてって顔してんなー・・・で?こいつはどんな芸が出来るんだい?」
いじA「へへ、普段は反抗的ですが脅せばどんな命令も聞きますよww」
いじB「暴力を奮われるのが嫌で命令を聞いてるんですよねww」
いじC「でも結局失敗してコテンパンにのされるのがオチですねww」
いじA「おらぁ!光莉、お前も梶本さんに挨拶しろ!」

そう言って私の頭を無理矢理下に下げられた・・・。

いじB「この学校の女不良のボスだwwあんたみたいなクズに声をかけてくれるだけでも光栄に思いなさいよww」
いじC「さ、梶本さんww何でもいいですよwwリクエストをどうぞ」
梶本「そうだな・・・まずは賽銭泥棒でもしてもらおうかww」
光莉「さ・・・賽銭・・・泥棒・・・そ・・・そんな事・・・」
梶本「出来ないのかぁ?・・・なら木に吊るしてタコ殴りにしてやろうかぁ?」
光莉「ひっ・・・い・・・いくらなんでも・・・ざ・・・残酷すぎます・・・」
いじA「てめぇ、梶本さんに生意気な口を聞くんじゃないよ!!」
梶本「まぁ待て、あたしゃぁね、この学校に君臨するボスだ、このボスの命令に逆らったらどうなるかくらいわかってるだろ?
   ボスと言うものはな、欲張りで、気まぐれで、残酷で・・・退屈してるんだよ!!」
いじB「梶山さんを怒らせると病院送りよww」
いじC「逆らった奴で左腕を複雑骨折した奴もいるんだぜww」
梶本「と言うことだ・・・あまりあたいを怒らせない方がいいぜww」
379名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/22(金) 00:12:00 ID:E+25465C
光莉「・・・こ・・・怖いよぉ・・・ふぇ〜〜〜ん・・・」
いじA「すんません、こいつすぐ泣き出すもんで・・・」
いじB「泣けばいいってもんじゃないわよww」
いじC「とっとと賽銭の中身ギって来いや!!」

ドガッ!!
背後から押し出すように蹴って来た・・・。

光莉「ひっ!!・・・行って・・・来ますぅ・・・ふぇ〜〜ん・・・」
梶本「アハハハハハハハww面白ぇなあいつwwいじめ甲斐がありそうだww」

光莉「誰も・・・いないよね・・・」
キョロキョロ・・・

いじA「あいつ何ビビってんだよww」
いじB「早くやる事やれって感じーww」
いじC「ん?・・・誰か来たぞ・・・」

光莉「え・・・っと・・・ご・・・ごめんなさい!!」
「何やってるんだ!!」
光莉「ひぃぃっ!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・」
参拝者「今何しようとしたんだ!?」

するといじめっ子達が出てきて・・・。

いじA「おじさん、この人ね、賽銭ネコババしようとしてたよ」
いじB「最近は中高生の賽銭泥棒が増えてるみたいですからね」
いじC「私達は賽銭泥棒がいないか見張ってたんですよ。そしたらこいつの動きが怪しいから懲らしめようかと思ったんですよ」
光莉「ち・・・違います・・・わ・・・私は・・・」
いじA「あーあ、言い訳しようとしてるー」
いじB「見つかったんだから大人しく白状しなさいよ」
いじC「往生際が悪いな」
参拝者「君達の言うとおりこの娘を警察まで連れて行こうか」
光莉「ひっ・・・な・・・何でぇ・・・」
いじA「後は私達に任せてください」
いじB「さ、行くわよ」
いじC「こっち来なさいよ!」
380名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/22(金) 00:13:46 ID:E+25465C
そして・・・別の場所に連れて行かれて・・・。
いじA「このドジ!!」
ドガッ!!
いじB「役立たず!!」
バキッ
いじC「何度も失敗するなよな!!・・・罰としてサンドバッグになってもらおうかしら?」
バチンッ!!
梶本「あんた毎日こんな事されてるのかい?・・・なら今日はあたしがもっと面白くしてやるわよww」

そう言うと梶本と言う人はポケットから練りわさびを取り出した・・・。
何をされるのだろう・・・。

梶本「さ、お化粧しましょうね、この梶本がもっと可愛くしてあげるわよww」
光莉「な・・・何するんですか・・・ひゃぁぁぁぁぁぁ!!」

梶山と言う人は練りわさびを私の顔に塗ってきた・・・。
痛い・・・顔中がひりひりして私はうずくまり・・・そして倒れこんでもがいた・・・。
無数の針が顔に刺さるような痛さである・・・。

光莉「顔がぁ〜〜〜〜〜・・・顔がぁ〜〜〜〜〜痛いよぉ〜〜〜〜〜・・・ひりひりするよぉ〜〜〜〜」
梶本「さ、今度はお顔を洗おうかww」

そう言うとコーラのペットボトルを取り出し口に含んだ・・・そして・・・。

梶本「ブーーーーーーーーー!!!!」
光莉「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!・・・わさびが・・・目に・・・染みるぅ・・・目が・・・目がぁ〜〜〜〜」

コーラを吹きかけられた事によりわさびが目に入り込んで来た・・・。

梶本「毒霧ブレスよwwプロレスで良くあるでしょ?・・・さ、今日はもう飽きたし行くかお前ら」
いじA「へへ、行きましょうか」
梶本「待て、光莉と言っよなww・・・さっさと財布出して金よこしな!」
光莉「も・・・持って・・・ないですぅ・・・」
いじB「嘘おっしゃいww・・・ちっ!たった2千かよ・・・とことん使えないわね!」
いじC「次はもっと持って来なさいよww分かったわね!!」
光莉「は・・・はぃぃ・・・」

私は・・・毎日いじめられてばかりだけど・・・それでも・・・明るい未来があると・・・信じてます!
381名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/22(金) 01:27:46 ID:TWhU2dnL
2度目のムスカキタw
382名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/22(金) 09:52:02 ID:fHTo+Kh/
> 光莉「顔がぁ〜〜〜〜〜・・・顔がぁ〜〜〜〜〜

北斗の拳の雑魚みたいだなw
383名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/22(金) 17:02:20 ID:zYHcB4Nc
マンネリになってきたな
いい加減終わらせろ
384名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/22(金) 19:02:09 ID:2O0iUq66
>欲張りで、気まぐれで、残酷で・・・退屈してるんだよ!!

どこかで聞いた事あるようなフレーズだな…
385名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/22(金) 22:22:00 ID:zYHcB4Nc
>欲張り〜
ぐぐったらクレヨンしんちゃんが出てきました。
386名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/25(月) 01:10:23 ID:NwqZ4hfV
メリークリスマス!
・・・苦しみます。
387名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/27(水) 19:11:27 ID:8g5zOHDQ
とりあえず後半の光莉関係の話はムカついた。
夜々じゃなかったら半殺しにされてただろうなW
388名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/28(木) 05:30:55 ID:IHtEzKZQ
12/28 ギャルゲ最萌
二次予選最終組

<<白壇籠女@Strawberry Panic!>>
<<光莉@Strawberry Panic!>>
<<花園静馬@Strawberry Panic!>>

第二回ギャルゲー板最萌トーナメント 投票スレ4
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1167036869/

12/28 漫画最萌
二次予選最終組

{{狩野水穂@ストロベリー・パニック!}}
{{六条深雪@ストロベリー・パニック!}}

第二回漫画最萌トーナメント 投票スレ43
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1167226595/

ストロベニー・パニック 総合(;´Д`)ハァハァスレ 2
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1158418162/
最萌選対
389名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/28(木) 15:54:09 ID:DTHvfn9f
ここってアンチスレだよね?
光莉が嫌いで覗きに来たのに萌えスレになってていらいらした
390名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/31(日) 11:46:26 ID:jUohbyg6
::::l      _L/                          `ヽ
::::|    , - ´ //
:.:..ト、/  -//
::::::l \/ //       / /    i        !  i
::::::::',   V メ   / / /     |     |  |  |     l
:::::::::::f―‐j7 /  / / /!    | |  │  l  l    │
:::::::::::ヽ―‐7 {  | / / |   /.│ |   !l  | ./    |
::::::::::::::|−-ゝi  |‐h/._ |  /! / ハ  /.|  l/     l  来年こそは・・・いじめがなくなって欲しいです・・・。
:::::::::::::::ヽ   ヽ l/,L!_f l ./ l/」/ l ./.│  j     /   /
:::::::::::::::::ヽ   `j|_ソ7弌リl / .メ /=‐-}/, |  /    /   /
、:::::::::::::::::ヽ    ヽ辷ソ j/   ノテニ=/_ `}‐/     /    l
.ヽ:::::::::::::l:::ヽ.    ヽ;;      辷ナァゝ//     /     !  /
  ヽ、::::::::l::::ヽ    ', 、       ̄´〃/     /    |  l
  r^ヽ、_:::l:::::::ヽ    i      ;;;;;; 〃    /   l  l │
_rヽY ヽ}::l::::::::`,   ト、`'      / /   ,イ    / |  ヽ ヽ
.ヽ `ヽ. ヽ:l:::::::::l   / ヽ    __∠,/  /l {   /  ヽ   \ `
391名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/31(日) 22:14:15 ID:1/kTbn3/
光莉かわいい尻触らせろスカートずり上げさせろパンツ見せろハァハァ(;´Д`)
392名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/01(月) 01:22:12 ID:CJXgg4E4
いじA「光莉、あけおめ〜ww」
いじB「新年を祝って今日は除夜の鐘を突こう!」
いじC「その為にあんたを呼び出したのさww」
光莉「じょ・・・除夜の鐘って・・・ここ・・・お寺じゃないんですけど・・・」
いじA「馬鹿ねwwあんたがいるじゃないのよwwって事でこの壁にあんたの頭をぶつけてあげるわww」
光莉「あ、あの・・・ま、待って・・・下さぁい・・・」
いじA「問答無用!!おりゃ!!」
ゴツン!!
光莉「ひやぁっ!!・・・あ・・・頭がぁ・・・」
いじB「まだ終わりじゃないわww」
ゴツン!!
光莉「ひゃうぅ!!・・・頭が・・・割れる・・・」
いじC「あんたに根性注入してやってるんだから有難く思いなさいよww」
ゴツン!!
光莉「う・・・うう・・・ふぇ〜〜〜ん・・・お母さぁん・・・」
いじA「今年も良いお付き合いを・・・な〜んちゃってww」
いじB「今年だけじゃないけどねww」
いじC「あんたはウチらから逃げられないんだからねwwそれくらいわかってるでしょ?」
光莉「ふぇ〜〜ん・・・やめてよぉ・・・」
いじA「さ、あたし達は甘酒飲みに行こ!」
いじB「あ、そう言えばこいつさー、甘酒一口だけで潰れちゃったらしいよww」
いじC「面白いなww子供でも飲めるのにww」

「アハハハハハハハハハwwww」

光莉「今年は・・・どんな年に・・・なるのかな・・・」
393名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/02(火) 23:08:44 ID:etEE+cMq
これでバッドエンドなら、まさにアンチだな。
394名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/03(水) 20:00:38 ID:ZLa9keWO
今日は渡辺先生の教育実習の最終日であった・・・。
私は大変お世話になった先生が私の元を離れて行くのを考えると涙が込み上げてきた・・・。

光莉「先生ぇ・・・行かないでぇ・・・ふぇ〜〜ん・・・」
ナベ「大丈夫よ光莉ちゃん・・・これからも光莉ちゃん家にちょくちょく顔を出すからね」
光莉「私・・・これから先・・・この学校でやって行く自信が・・・ないんです・・・」
ナベ「そんな弱気になっちゃ駄目よ!どんな暗闇の中でも光は存在するわ・・・あなたの名前だってそうじゃない」
光莉「ひっく・・・でも・・・でもぉ・・・」
ナベ「前にも言ったけど無理してこの学校を続ける必要はないわ・・・他にもいい進学校がいっぱいあるし・・・」
光莉「でも・・・この学校をやめたら・・・お父さんが・・・」
ナベ「お父さんにもいじめられている事をはっきり伝えればいいじゃない・・・
   実の娘がいじめられている事を聞けば真剣に考えてくれると思うわ」
光莉「そ・・・そうですね・・・私・・・頑張ります・・・」
ナベ「うん、そうこなくっちゃ・・・そうだ!今日は一緒に帰ろ!・・・あなたのお母さんにも挨拶しておかないといけないし」
光莉「はい!」

いじめっ子達は・・・

いじA「光莉の奴、相当追い詰められてるわねww」
いじB「でも自殺をする気配はないわね・・・」
いじC「自殺はさせないわよww大事なオモチャなんだからねww」
いじA「さて、ナベがいなくなる事だし、前に比べてイジメがやりやすくなって来るわねww」
いじB「今度は校舎の屋上からバンジージャンプでもさせてみようかしらww命綱はテキトーにロープ巻けばいいしww」
いじC「そうなると・・・命の保障はどうなるの?」
いじA「何?・・・あんたビビってんの?・・・いつものあんたらしくないわね」
いじB「まさか・・・あいつに同情したとか?」
いじC「そ・・・そんなんじゃないわよ!・・・死ぬ確率が高いでしょ?・・・だからもっと死ぬ確率の低いいじめを・・・」
いじA「・・・わかったわかった。バンジージャンプは却下ね・・・(こいつ・・・もしかして・・・)」
いじB「それじゃあ別のいじめを考えましょww」
いじC「そ、そうね・・・(何なの・・・この気持ち・・・)」
395名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/03(水) 20:02:02 ID:ZLa9keWO
母「先生には大変お世話になりました・・・何とお礼をしたらいいか・・・」
ナベ「そんな大した事してませんよ・・・いじめも解決出来なかったのが悔しいです・・・」
母「でも先生は娘の為に一生懸命助けてくれた・・・私はその気持ちだけで十分です」
ナベ「正直光莉ちゃんにはあの学校は向いてないと思うんです・・・もし光莉ちゃんが編入する気があるのなら
   お父さんと相談して気に入った学校に編入することをお勧めします・・・」
光莉「でも・・・お父さんは・・・」
母「お父さんには私が言っておくわ・・・今まで光莉がやられて来たイジメを話せば
  同情して編入を同意せざるを得なくなると思うわ」
ナベ「今光莉ちゃんが通っている学校は一応有名進学校だから他校への編入はそんなに難しくないと思うわ」
光莉「そ・・・そうなんですか・・・」
母「編入するもしないも光莉次第。この二択でこれから先の人生が随分変わると思うわ」
ナベ「そうよ光莉ちゃん。私が思うにはあなたが編入せずにこの学校に通い続けてたらお先真っ暗だと思うわ・・・」
母「お父さんも多分理解してくれると思うわ。実の子供を心配しない親なんて家庭を持つ資格はないわ」
光莉「私は・・・お父さんも・・・お母さんも・・・渡辺先生も・・・みんな信じてます!」
ナベ「その何かを信じる気持ちを忘れないで!・・・信じるものは救われる・・・ってよく言うし」
母「その点では光莉は強い子ね・・・あなたはきっと・・・救われる!」
ナベ「教育実習は今日で終わりましたがまた此花さん達の元に顔をだすつもりです」
母「いいですよ!光莉の力になってあげてください・・・光莉の最も尊敬する先生ですし」
光莉「お・・・お母さん・・・恥ずかしいよ・・・」
ナベ「頬を赤らめた光莉ちゃんも可愛いわねw・・・こんな天使のような愛らしい娘が・・・何で・・・いじめられるんだろう・・・」
光莉「先生・・・これからも・・・よろしくお願いします!!」
ナベ「ええ、こちらこそ」
母「先生だけが頼りね・・・光莉もこれからの事はゆっくり考えなさい」
ナベ「じゃあ私はこの辺で失礼します・・・短い間でしたけど大変お世話になりました!」
母「お気をつけて」
光莉「先生・・・お元気で・・・」

母「そうだ・・・光莉、私明日日にちが変わるまで帰って来れないから夜もあなた一人になっちゃうわね・・・気をつけるのよ」
光莉「う・・・うん・・・」

それを光莉の家の傍で聞いていたいじめっ子達がいた・・・。
いじA「明日は家には光莉一人か・・・そしたら光莉の家にお邪魔しようかしら?」
いじB「断れば強制捜査ねww夜まで地獄を見せてやろうぜww」
いじC「そうだな・・・」
いじA「ん?・・・お前さっきからテンション低いな・・・どうしたんだぁ?」
いじC「な、何でもないわよ!・・・さ、明日が楽しみねwwアハハハ・・・」
いじB「・・・(怪しいわね・・・)」
396名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/03(水) 21:50:21 ID:ZLa9keWO
訂正

母「そうだ・・・光莉、私明日日にちが変わるまで帰って来れないから夜もあなた一人になっちゃうわね・・・気をつけるのよ」
光莉「う・・・うん・・・」

それを光莉の家の傍で聞いていたいじめっ子達がいた・・・。
いじA「明日は家には光莉一人か・・・そしたら光莉の家にお邪魔しようかしら?」
いじB「断れば強制捜査ねww夜まで地獄を見せてやろうぜww」
いじC「そうだな・・・」
いじA「ん?・・・お前さっきからテンション低いな・・・どうしたんだぁ?」
いじC「な、何でもないわよ!・・・さ、明日が楽しみねwwアハハハ・・・」
いじB「・・・(怪しいわね・・・)」



母「そうだ・・・光莉、私明日から仕事の都合で一週間帰って来れないからあなた一人になっちゃうわね・・・気をつけるのよ」
光莉「う・・・うん・・・」

それを光莉の家の傍で聞いていたいじめっ子達がいた・・・。
いじA「明日から家には光莉一人か・・・そしたらその間に光莉の家にお邪魔しようかしら?」
いじB「断れば強制捜査ねww夜まで地獄を見せてやろうぜww」
いじC「そうだな・・・」
いじA「ん?・・・お前さっきからテンション低いな・・・どうしたんだぁ?」
いじC「な、何でもないわよ!・・・さ、明日が楽しみねwwアハハハ・・・」
いじB「・・・(怪しいわね・・・)」
397名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/03(水) 21:53:32 ID:ZLa9keWO
放課後・・・。
下駄箱で靴を履き替えた・・・あれ?・・・いつもなら靴が水浸しだったり画鋲が入っていたりするんだけど今日は何もない・・・。
校門前に差し掛かってもあの3人が待ち伏せしている気配はなかった・・・一体どうしたんだろう・・・。
歩くこと15分・・・何事もなくお家に着いた・・・これは喜ぶべき事なのだろうか・・・?
今日から一週間家の中は静まり返った雰囲気になる・・・お母さんもお父さんもいない・・・私一人の寂しい家になっている・・・。
何もする事もないからテレビでも見ようとリモコンのスイッチを押した・・・。
チャンネルを回してもニュースばかり・・・良くてもドラマの再放送くらいしかなかった・・・。
あまりにもつまらなかったのでソファーで寝ることにした・・・。
そして6時くらいに目が覚めたと同時に・・・。

ピンポーン・・・。

光莉「ね・・・眠いよぉ・・・はーい・・・」

私は玄関のドアの覗き穴を見ずにすぐに開けてしまった事を後悔した・・・。

光莉「ひっ!!ひぃぃぃぃぃぃぃ!!・・・な・・・何でぇ・・・何でぇ・・・ふぇ〜〜ん・・・」
いじA「へっへっへ・・・光莉ちゃん、あーそぼww」
いじB「光莉ちゃんのお家にお邪魔するのは初めてだわww意外と広いのねww」
いじC「そんじゃあ上がらせてもらうぜ(光莉・・・)」
光莉「な・・・何をするんですかぁ・・・」

そしていじめっ子達はリビングで勝手にくつろぎ始めた・・・。

いじA「お!何これ、いいモン持ってんじゃねーかww」
いじB「あなたに似合わない趣味ねww」
光莉「そ・・・それは・・・お母さんの・・・です・・・」

お母さんは洋楽が大好きである・・・BON JOVIやローリングストーンズ、ジプシーキングスなど私には分からない
アーティストのCDやレコードをいっぱい持っている・・・。

いじA「ま、あんたはお子ちゃまだから興味ないのねww」
いじB「とするとこの映画のDVDの山はあんたのお父さんの?」
光莉「はい・・・そうです・・・」

お父さんはアクション、SF、洋画、邦画問わず、かなりの映画ファンである・・・。
私の趣味は・・・ただ美しいものを見ることです・・・。
398名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/03(水) 21:54:29 ID:ZLa9keWO
いじA「決ーめたwwこれ全部もらって行くわww」
いじB「ま、いつかは返すから安心してよねww」
光莉「ひぃぃぃ・・・か・・・返してぇ・・・お父さんと・・・お母さんの・・・大切な・・・コレクション・・・」
いじA「うっさいわねぇ、返すってんだから少しの間だけ貸しなさいよww」
いじB「そもそもこれあんたのモンじゃないでしょ?あんたにとって何の支障もないじゃなーいww」
光莉「らめぇ・・・それは・・・それはぁ・・・ふぇ〜〜〜ん・・・」
いじA「C子、あんたも何か言ってよ!」
いじC「あ、ああ・・・光莉!・・・それ全部私によこしなさい!!」
光莉「い・・・嫌だよぉ・・・」
いじC「いいから私の言うことを聞きなさいよ!!」
光莉「ひぃっ・・・わ・・・わかりました・・・」
いじA「C子やるぅw」
いじB「さ、大人しくみんな渡しなさいww」
いじC「やーめた・・・こんな一昔前のCD、興味ないわ・・・あと映画も私の趣味に合わないわね・・・って事で返すわ・・・」
いじA「お・・・おい!あんた・・・どうしちゃったのよ!!」
いじB「あんたまさか・・・」
いじC「あたし・・・もう降りるわ・・・飽きた」
いじA「てんめぇ・・・」
いじB「この裏切り者!!」
いじC「光莉・・・私はいままでいじめられる人の気持ちを軽んじていた・・・けれど今は痛いくらいに分かる・・・。
    いとこにいじめられてる奴がいてさ・・・前までは情けない奴だなぁと思ってたけどつい三日前、
    そいつが自殺をしようとしたんだよ・・・幸い一命は取り留めたけど睡眠薬の多量摂取により副作用の後遺症が
残っちゃってさ・・・見てらんなかったんだよ・・・だから・・・考えを改めたんだ」
光莉「・・・C子さん・・・」
いじA「おい!何を二人でコソコソ話てんだぁ!?」
いじB「裏切り者にはそれなりの制裁が必要ね!!」
いじC「光莉・・・逃げろ・・・遠くへ逃げるんだ」
光莉「でも・・・アセアセ・・・アワアワ・・・どうしよう・・・」
いじC「後は私に任せなさい・・・これを持って遠くへ逃げろ・・・これはお前に対するせめてもの償いだ・・・」

それは5万円ほどのお金だった・・・。

光莉「でも・・・これは・・・」
いじC「いいんだ・・・さ、とっとと行きなさいよ!」
光莉「ありがとう・・・」

私は一目散に逃げた・・・これから私は何処へ行くんだろう・・・こうして私の逃避行の旅が始まった・・・。
C子さん・・・死なないで・・・。
399名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/04(木) 09:37:58 ID:yBz1Bpps
すごい急展開…続きが気になる、書き手さんGJ!
400名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/04(木) 18:24:06 ID:EVZhFMzV
私は駅へ向かって電車に乗ろうとした・・・だけどこれから一週間、着替える服とか必要な事を今更ながら思い出した・・・。
今行くとマズいので少し時間が経ってから家に戻った・・・。
幸い家の中は大した被害はなかった・・・多分外に出たのだろうか・・・私は一通り支度をして家を出た・・・。
C子さん・・・もとい菱沼詩子さんは無事かな・・・あとの二人も改心して欲しいと思った・・・。

駅に着いたのはいいが、何処へ行けばいいのか分からない・・・地図が読めない私にとっては電車に頼るしかない・・・。
そ・・・そうだ!・・・私はお母さんから聞いたことわざを思い出した・・・。
『木を隠すには森の中 人を隠すには人の中』・・・人が多いところに行けばいいのかな?
と、とりあえず行ってみよう・・・だけど私は一人で電車に乗るのはこれが初めて・・・切符の買い方がよく分からない・・・。
え・・・駅員さんに聞くのも恥ずかしいし・・・どうしよう・・・。
すると背後から・・・。

「お嬢ちゃん、どうしたの?」
光莉「ひぃぃぃぃぃ!!・・・あ・・・あの・・・」
親切なおばさん「切符の買い方がわからないの?だったらおばさんが教えてあげる」
光莉「あ・・・ありがとうございます・・・」
親切なおばさん「まずね、上の料金表を見て行きたい場所と金額を照らし合わせて・・・」
光莉「私・・・何処へ行けば・・・いいんでしょうか?」
親切なおばさん「はぁ?・・・行く場所決めてないの?・・・普通電車に乗る人はだいたいの行き先を決めて乗るわよ」
光莉「そ・・・そうなんですか・・・」
親切なおばさん「どこの世間知らずのお嬢さんなんでしょうかねぇ・・・」
光莉「あの・・・人が多いところに・・・行きたいんですが・・・」
親切なおばさん「う〜ん・・・人が多い所ねぇ・・・この娘は新宿や渋谷だと誘拐されそうだし・・・
        ちょっとマシなのは吉祥寺くらいかしら・・・」
光莉「吉祥寺・・・ですか?」
親切なおばさん「そしたらお金を入れて吉祥寺までの金額のボタンを押して」
光莉「は・・・はい・・・」
そうすると切符とお釣りが出てきた・・・。
親切なおばさん「ここはK線の南○○駅だから急行で行けばダイレクトに○○前まで行って乗り換えられるけど
        各駅だったら○布で特急に乗り換えた方がいいわ・・・乗り換えたら吉祥寺方面の電車に乗るのよ」
光莉「色々とありがとうございました・・・ペコリ・・・」

私はおばさんにお礼の挨拶をし、改札を抜け、電車に飛び乗った・・・。
401名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/04(木) 18:25:08 ID:EVZhFMzV
私は・・・寝過ごしてしまった・・・起きた時には見知らぬ駅にまで着いていた・・・。

「九段下・・・九段下・・・」
光莉「ふぇ?・・・こ・・・ここは・・・く・・・くだん?・・・え・・・ここ・・・どこぉ?」
「どうした?迷子か?」
光莉「あ・・・あの・・・○○前と言う駅は・・・」
「ああ・・・その駅ならとっくに過ぎちゃったよ、ここはもう地下鉄の駅さ」
光莉「ち・・・地下鉄・・・」
「この電車はな、地下鉄直通の電車なんだよ、だから戻るのも面倒になるよ」
光莉「い、急がなくっちゃ!!」

「・・・何だったんだ?・・・あれ・・・」

私は運良く戻る事が出来、何とか乗換える事が出来た・・・。
しかし乗り換えた先の電車は・・・混んでいた・・・世間ではラッシュと言うのだろうか?
その時・・・。

光莉「ひゃぁぁぁぁっ!!」
何かうねうね動くもの・・・人の手?・・・それが私のお尻をさすっていた・・・。
後ろを振り替えろうとしても・・・恐くて振り返れない・・・。
光莉「ひゃぁん・・・ら・・・らめぇ・・・」
私は我慢できず、周囲に助けを叫ぼうとしたその時・・・。

「キャーーー!!痴漢よ!!」

別の誰かが大声を上げた・・・。
「ど、どうした冬月ちゃん!!」
「お、鬼塚君・・・ち・・・痴漢が・・・」
「おいゴルァ!!痴漢!!逃げんじゃねー!!隠れてねぇで出てきやがれぇ!!」

その人は人ごみを強引にかき分けて私へ接近してきた・・・。
まだ私は後ろの人はお尻を触っていた・・・。
402名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/04(木) 18:27:44 ID:EVZhFMzV
「おい!!そこのテメー!!」
光莉「ひぃっ!!わ・・・私ぃ?」
「オメーじゃねー!!オメーのケツを触ってる破廉恥野郎だ!!・・・女のケツをとっかえひっかえ触ってんじゃねー!!」

私の一番苦手なタイプの人が来た・・・。
その時、痴漢の人が喋り始めた・・・。

痴漢「ぼ、ぼくぁねー、最初っからこの娘のお尻を・・・」
「問答無用!!」
バゴォォオォォォォン!!
その人は痴漢の人を思いっきり殴りました・・・。
「ちっ・・・さっきの痴漢とは違う奴か・・・俺とした事が・・・」
「お・・・鬼塚君!!・・・ちょっとそれはやりすぎじゃないですか?」
「いいんだよ・・・痴漢にはこれくれーのペナルティが必要だよ・・・なぁ、ガキンチョ
 おめーみてーなガキのケツ触るなんてよほどのロリコンだぜこいつ・・・」
「あなた、大丈夫?ケガはない?」
光莉「ブルブル・・・は・・・はぃ・・・なんとか・・・」

すると周囲から拍手と歓声が沸きあがって来た・・・。
駅に着き、その痴漢の人は駅員の人に連れて行かれた・・・。

光莉「あ・・・あのぉ・・・ありがとうございます・・・」
「気をつけろよ、オメーみてぇな苛めて下さいってオーラ出してる奴が一番狙われやすいんだからな」
「鬼塚君、それちょっと言いすぎ・・・気にしないでね、この人、口が悪いから・・・」
光莉「は・・・はぁ・・・」
「オメー、どっから来たんだぁ?こんな時間にお前みたいなガキが一人でうろついているから家出かなぁ〜って思ったんだがよ」
「そう言えばそうね・・・ここも夜になると危ないわよ・・・新宿とかよりかはマシだけどね」
光莉「軽い・・・家出です・・・」

ググゥゥ〜〜
お腹の虫が鳴った・・・

「腹減ってんのかぁ?・・・しゃぁねぇなー・・・ラーメンおごってやっからついて来いや」
光莉「い・・・いいんですか?」
「お嬢ちゃん・・・知らない人に簡単に付いて行っちゃいけないってお母さんから教わらなかった?」
「おいおい、俺ぁ変なおじさんかよ・・・」
403名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/04(木) 18:29:29 ID:EVZhFMzV
私は鬼塚さんと冬月さんと一緒にラーメン屋で夕食をとる事にした・・・。

「なぁ、おめー名前何て言うんだ?」
「鬼塚君、人の名前を聞くときはまず自分からですよw」
鬼塚「おお、しっけーしっけー、鬼塚英吉22歳、独身、職業は教師!夜露死苦!!」
冬月「私は冬月あずさ、鬼塚君と同じ学校の教師よ、よろしくね」
光莉「私は・・・此花光莉・・・です・・・」
鬼塚「光莉・・・か・・・何だかいじめたくなる名前だなぁ・・・」
冬月「鬼塚君!!」
鬼塚「じょ、冗談だよ冬月ちゃん・・・あ、そうだ!あいつらも呼んでみようかな・・・吉川とトロ子・・・」
冬月「彼は言いたい事を言ってるだけだから悪気はないわよ。気にしないでね」
光莉「は・・・はぁ・・・」
鬼塚「おお、吉川かぁ?俺だよ俺!・・・なにぃ?振り込め詐欺だぁ?下らねぇ事言うなよww・・・んでなぁ
   今日ちょっとラーメン食ってんのよ、ついでにオメーも一緒にどうかなぁって思って電話したんだけどよ・・・」
冬月「だけどね、慣れれば面白い人なのよ」
光莉「そ・・・そうなんですか・・・」
冬月「あなた・・・さっきから何かオドオドした態度しているわね・・・何か嫌な事でもあったの?」
光莉「いえ・・・何も・・・」
冬月「人には言えない事情がいっぱいあるようね・・・」
鬼塚「おい!二人とも来るってよ!!」
冬月「本当?今日は賑やかになりそうですねww」
光莉「その人達って・・・先生のお友達ですか?」
冬月「今先生が呼んでいる吉川君や朋子ちゃんって子は私達の学校の生徒よ」
鬼塚「ま、簡単に言えばオメーみたいな奴が二人来るって事よww」
光莉「わ・・・私・・・みたいな・・・」
鬼塚「あいつらよー、俺が今の学校に赴任したての頃にはよ、こっぴどくいじめられてたんだよ」
冬月「そうね・・・鬼塚君、今回はこの子もいる事だし、あんまり喋らない方が・・・」
鬼塚「ま、いいじゃねぇかww細けぇ事気にすんな!」

「ヘイ!ラーメン三つお待ちどー!!」
鬼塚「うおっ!うまそー!!頂きまーす!!」
冬月「もう、鬼塚君ったらw」
404名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/04(木) 18:30:50 ID:EVZhFMzV
私は今までラーメンを食べた事がなかった・・・。
しかし今日、生まれて初めてラーメンを食べた・・・。
味はと言うと麺は美味しかったがスープはと言うと私が苦手なこってり目の味付けになっていた・・・。
私は味の濃い料理はあまり食べれない・・・。

鬼塚「おう!どうした?もうごちそうさまかぁ?」
光莉「い・・・いえ・・・私・・・熱いものは・・・ゆっくり食べるので・・・ちょっと休んでるだけです・・・」
鬼塚「そうか・・・ん?」

鬼塚さんは店の入り口に目をやった・・・そこにはちょっと小柄な男の人と
子供っぽい顔とは裏腹にスタイルのいい女の人が店の中に入ってきた・・・。

野村「せんせー、待ったぁ?」
鬼塚「待ってたぜ!!吉川!トロ子!!」
吉川「ごめん、ちょっと宿題終わらせてて・・・ん?・・・そちらの女の子は?」
鬼塚「ああ、こいつか?訳あって俺らと一緒にメシ食ってんだよ」
吉川「はじめまして、吉川のぼるです」
野村「野村朋子でーっす。トモちゃんって呼んでね」
光莉「あ・・・あの・・・私は・・・此花光莉・・・です」
吉川「歳はいくつなの?」
光莉「じゅ・・・13・・・です・・・」
野村「じゃあ私達より2つ下だねー」
冬月「二人ともなれなれしいわよww」

会って間もないと言うのに私はいきなり変な話題を振ってしまった・・・。

光莉「あ・・・あの・・・鬼塚さんから・・・聞いたんですけど・・・お二人さん・・・いじめられていたんですか?」

私の言葉で周囲は固まってしまった感じがした・・・。
405名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/04(木) 18:32:17 ID:EVZhFMzV
光莉「あ・・・あの・・・ごめんなさい・・・気分を害しましたか・・・?」
吉川「いや・・・いいんだよ。・・・僕なんかね、女の子にもいじめられてたんだwwしかも裸にされて写真撮られたりしてね」
野村「私も椅子にアイスクリーム乗っけられてたりもしてたなー・・・」
光莉「・・・そんな酷いことがあったんですか・・・」
吉川「今はそのいじめっ子とは何故か仲良くなちゃったけどねww」
光莉「私・・・私・・・いじめられてるんです・・・」
鬼塚「やっぱりな・・・俺の経験からするとお前みたいな感じの奴はいじめられやすいな・・・男女問わず」
冬月「失礼だと思うけど私もそう思ってたわ・・・オドオドしてるからかしら?」
光莉「私は色んな事をやられてきました・・・」

私がいじめられてきた事をみんなに話したらみんな真剣な顔つきになってきました・・・。
だけど鬼塚さんだけは相変わらずおちゃらけた感じでした・・・。

吉川「・・・そうなんだ・・・辛かったね・・・イジメで得する者はいないよ・・・イジメはイジメを生み
   暴力は暴力を生む・・・人間は理性があるからその分残酷になれる・・・」
野村「こんな可愛い子がいじめられるなんてぇ・・・トモちゃんショック・・・」

そしてなぜかみんなのイジメ体験談みたいな雰囲気になって行き・・・みんなと打ち解けた(のかな?)

冬月「先生までもイジメに加わってるってのが許せないわね・・・教師と言う職業をナメてるのかしら・・・許せない!!」
吉川「でもうちのクラスでは生徒が教師を追い詰めてやめさせ続けてたけど・・・
   鬼塚先生が来てからクラスは大分変わったよ・・・ね、鬼塚先生」

それまで黙って聞いていた鬼塚さんが口を開いた・・・。

鬼塚「おめぇらよぉ・・・暗い過去なんかよりも明るい未来を見ていこうぜ!・・・
   人生、ゲームみてえにリセットは効かねぇんだからよ。今を精一杯に生きる。そうしろや」
冬月「鬼塚君・・・」
光莉「そうですね・・・私も・・・過去ばかりに・・・束縛されない人に・・・なりたいです・・・」
吉川「僕も何度も自殺をしようとした・・・けれど鬼塚先生に何度も助けられている・・・
   先生に助けられたからこそ今の自分がいる・・・今は幸せさ」

吉川さんの話を聞いて、私も渡辺先生には助けられ続けてきて今の私がいるとつくづく思った・・・。
渡辺先生・・・本当に・・・ありがとう・・・。
406名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/04(木) 18:33:32 ID:EVZhFMzV
気が付けば私は冬月さんと一緒に歩いていた・・・今日一日冬月さんのアパートに泊めてくれるらしい。

冬月「今更ながら聞くけど、光莉ちゃん・・・何で家出しちゃったの?」
光莉「それは・・・話せば長くなりますが・・・」

私は冬月さんに事情を話した・・・。

冬月「ええ!!・・・ウソ・・・お母さんやお父さんがいない間にいじめっ子達の手から逃げる為に家出したって事?」
光莉「そうなります・・・」
冬月「大変ね・・・」
光莉「冬月さん・・・私・・・どこか遠くへ・・・逃げたいです・・・」
冬月「そう言われてもねぇ・・・」
光莉「お願いします!!・・・私・・・もう後へは戻れないんです・・・」
冬月「・・・わかったわ・・・明日は丁度一日空いてるし春日部の知り合いの家に行こうと思ってた事だし
   このさい光莉ちゃんも一緒に便乗してもいいわ」
光莉「かすかべ・・・ですか?・・・どこにあるんですか?」
冬月「埼玉県よ、東京からちょっと離れてるけどね」
光莉「ありがとうございます・・・冬月さん・・・」
冬月「ま、今夜はウチでゆっくり休んで・・・さぞかし疲れたでしょう?」

私は冬月さんのアパートにお邪魔した・・・。
ワンルームでちょっと狭い部屋だけど二人くらいなら十分にくつろげるスペースはある・・・。

光莉「一人で・・・暮らしてるんですか?・・・すごいですね・・・」
冬月「そ・・・そんな大した事じゃないわよww・・・いずれあなたも一人暮らしする事になるかもしれないわよ」
光莉「私は・・・そんな自信は・・・ありません・・・」
冬月「ふふっ、まだ中学一年生じゃないww親のスネをかじって当然の歳だわ」
光莉「そうなんですか・・・すいません・・・あの・・・お風呂・・・」
冬月「あ、シャワー浴びる?・・・ちょっと待っててね」

30分後・・・お風呂から上がりさっぱりして、寝床に就いた・・・。
これから一週間、どこまで行くんだろう・・・無計画な旅になってしまうかもしれない・・・。
明日行く春日部と言うところはどんな所なんだろう・・・。
そんなことを考えているうちに眠ってしまった・・・。
407名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/04(木) 18:35:00 ID:EVZhFMzV
そして、翌日・・・。

冬月「光莉ちゃん、荷物持った?」
光莉「はい・・・」
冬月「じゃあ行きましょうか」

そして冬月さんは近くのレンタカー屋さんで車を借り、春日部へと出発した・・・。

冬月「言っておくけど私、ちょっと運転が下手なんだよね・・・気分悪くするかもしれないけど・・・よろしくね」
光莉「は・・・はぃ・・・お構いなく・・・」

そして車を発進させた・・・。
しかし思っていた以上に気分は悪くならず、一時間が経過した・・・。
だけど・・・

光莉「きゃぁぁぁぁぁ!!ふ・・・冬月さん・・・ま・・・前ぇ・・・」
冬月「うりゃぁぁ!!ふん!!」
光莉「も・・・もう・・・ダメ・・・」

最後の方で運転が荒くなり次第に私は気分が悪くなり気を失ってしまった・・・。
ハンドル握ると人格が変わる人って・・・本当にいたんだ・・・。

冬月「光莉ちゃん!・・・光莉ちゃん!!」
光莉「う・・・う〜〜ん・・・」
冬月「着いたわ、春日部に・・・」

目が覚めたら車は駅前に停まっていた・・・私は駅の屋根の字を見て名前を言ってみた・・・。

光莉「えーと・・・はるひぶ・・・?」
冬月「『かすかべ』と読むのよww」
光莉「ここが『かすかべ』ですか・・・あ・・・ありがとうございます・・・冬月さん・・・」
冬月「これからも辛い旅になると思うけど、頑張ってね」
光莉「は・・・はい!」

そう言うと冬月先生は手を振って去っていった・・・荒い運転のおかげか、まだ頭の中がフラフラである・・・。
吉祥寺の人達はみんな何かと印象深く、いい人達だった・・・。
春日部・・・か・・・ここでも何かが起きそうな予感がする・・・。
408名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/05(金) 23:39:20 ID:RB+tufbC
なんだかカオスな予感…
409名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/06(土) 00:01:58 ID:mwKBm/ax
俺の居ない間に・・・何なんだこの展開w
410名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/06(土) 01:42:21 ID:Rlsx3LMJ
鬼塚ワロスwwww
後、C子GJ。味方になりそうな予感
411名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/06(土) 03:42:47 ID:F1rsGr7E
私は行くあてもなく春日部をうろうろしていた・・・。
歩いた先に公園があり、ベンチに腰かけちょっと休む事にした・・・。
今日はちょっと暖かい昼寝日和・・・うとうとーっとなり眠ってしまった・・・。

「・・・・・・スヤスヤ・・・」
「じー・・・」
「・・・」
「じー・・・」

誰かの視線に気付いたのか私はふと目を覚ました・・・そこには・・・。

光莉「ひゃっ!!・・・あ・・・あのぉ・・・」
「ほーほー・・・で、あんた誰?」

ポカーン・・・(効果音)

光莉「わ・・・私は・・・此花光莉・・・です・・・」
「ほーほー・・・オラ野原しんのすけ5歳、ちょっとシャイな幼稚園児」
光莉「は・・・はぁ・・・」
しんのすけ「『ひかりん』って呼んでもいい?」
光莉「え?・・・す・・・好きな風に・・・呼んでくれても・・・」
しんのすけ「じゃ、ひかりん、オラの事しんちゃんって呼んでみて」
光莉「し・・・しんちゃん・・・」
しんのすけ「えへへ・・・照れるなぁ・・・えへへへへ・・・」
光莉「な・・・何なの?・・・こ・・・この子・・・」
しんのすけ「それはそうとひかりん・・・何でそんな奇妙な旅行バッグなんか持ち歩いてるの?」
光莉「え・・・そ・・・それは・・・その・・・」
しんのすけ「さては・・・未来から来たタイムトラブルメーカーじゃあ」

ポカーン・・・

光莉「ち・・・違うけど・・・」
しんのすけ「ひかりん・・・ノリ悪いゾ!いつもみんなはオラのボケにツッコミ入れてくれるのにひかりんだけは
      何でツッコまないんだ!『それを言うならタイムトラベラーじゃない?』『そうとも言う・・・』って
      感じになったのにぃ!・・・プンプン!!」
光莉「ご・・・ごめん・・・しんちゃん・・・」
412名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/06(土) 03:44:20 ID:F1rsGr7E
光莉「5歳の君にこんな事話してもどうかと思うんだけど・・・私・・・家出して来たの・・・。
   これから一週間、お母さんもお父さんも家にいないから・・・私をいじめてる人達が家に居ついちゃって・・・」
しんのすけ「それで逃げてきたということですな」
光莉「そ・・・そうなの・・・私をいじめてる人の一人が急に味方してくれて私を逃がしてくれたの・・・」
しんのすけ「・・・ひかりん」
光莉「は・・・はい」
しんのすけ「もし良かったらオラん家に来ない?・・・みんなおバカだけど楽しいお家だゾ」
光莉「え・・・そ・・・そんな・・・迷惑かけるわけにもいかないし・・・」
しんのすけ「泥舟に乗ったつもりでオラにまかせなさい!!」
光莉「そ・・・それは・・・大船じゃあ・・・」
しんのすけ「そうとも言う」
光莉「行くあてもないし・・・しんちゃんのお家にお邪魔しようかな・・・」
しんのすけ「んじゃ行きますか」

そして野原さんの家に着いた・・・。

「・・・何なの?この子・・・」
しんのすけ「家出娘のひかりんだゾ」
「・・・そうなの・・・で?この子をどうしろと?」
光莉「あ・・・あの・・・」
しんのすけ「ちょっとの間泊めてもらえないかと」
「ダメダメ!うちは家族四人とむさえとシロの5人+一匹で手がいっぱいなんだからこれ以上人が増えたら面倒見切れないわよ・・・」
しんのすけ「ほら、ウチの母ちゃんケチ臭いでしょ。いつもピリピリしてるからシワが増えるんだゾ、みさえ」

ガツーン!!(げんこつ)

光莉「ひっ・・・(こ・・・恐いお母さん・・・)」
しんのすけ「ほら見ろ。母ちゃんが児童虐待するからひかりんが恐がっちゃったゾ」
光莉「ぎゃ・・・虐待・・・」
みさえ「誤解されるような解釈をするなおバカ!!」
しんのすけ「妖怪ガミガミおばば・・・」
みさえ「待ちなさーいこらー!!」
光莉「・・・・・・」
413名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/06(土) 03:45:33 ID:F1rsGr7E
光莉「と言う事で短い間ですけど今日からお世話になります・・・」
みさえ「光莉ちゃんにはお皿洗いやシロのお散歩をしてもらう事にするわ」
光莉「は・・・はい!」
しんのすけ「じゃオラはのんびり出来ると言う事ですな」
みさえ「その分あんたは私に代わってひまの面倒を見てももらうわ」
しんのすけ「やれやれ人使いが荒い母親ですな」

しんちゃんのお母さんはしんちゃんを捕まえて顔の両端を拳でぐりぐりし始めた・・・。
恐い・・・この人には逆らわない方がいい・・・。

みさえ「光莉ちゃん、このおバカの言う事あんまり真に受けない方がいいわよ」
光莉「そ・・・そうですね・・・ハハハ・・・」
しんのすけ「あ、もうアクション仮面がはじまる時間だ!」

しんちゃんはテレビのリモコンを手に取りテレビをつけた・・・。
テレビがついたと同時にいきなり変な衣装の人が声を出し笑い始めた・・・。

「アクション仮面!参上!!ハーッハッハッハッハッハ!!」
しんのすけ「ハーッハッハッハッハッハ!!」

しんちゃんはそのテレビの中の人の真似をし始めた・・・。
普段テレビをあまり見ない私にとっては何だかこの光景はとても新鮮であった・・・。
しんちゃんはテレビに夢中だ・・・時折お母さんも声をかけるけど無反応であった・・・。

光莉「そろそろシロちゃんのお散歩に行きましょうか?」
みさえ「じゃあお願いね」

「アクション、ビーム!!」
「ぐあああぁぁぁぁぁぁ!!覚えてろアクション仮面!!」
「正義は勝つ!ハーッハッハッハッハッハッハ!!」
しんのすけ「ハーッハッハッハッハッハ!!」
414名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/06(土) 03:46:41 ID:F1rsGr7E
気が付けば私はシロちゃんと二人きり・・・。
私は人間といるより動物といた方が心が安らぐ・・・。
私も犬が欲しいけどお父さんが反対するから飼えないでいた・・・。
一度、犬の散歩をしてみたいと日頃から思っていたがこう言う形で出来るとは神様に感謝したい・・・。
私達は、電車の鉄橋が見える河川敷でシロちゃんと一休みすることにした・・・。

光莉「ねえシロちゃん・・・」
シロ「クゥ〜ン?」
光莉「私・・・これからどうすればいいのかな?」
シロ「ク〜ン?」
光莉「今はあなたのお家にいる事ができるけど残りの何日間かは野宿になっちゃう・・・死んじゃうかもしれないし・・・恐いよぉ」
シロ「ワン!ワン!」
光莉「え?・・・『大丈夫、未来を信じて』?・・・ありがとう・・・シロちゃん・・・」
シロ「・・・」
光莉「私・・・嬉しかった・・・私をいじめている人が急に私を庇ってくれて・・・私の事をさんざんいじめてた人がだよ・・・
   頭でも打ったのかと思った・・・だけど・・・あの人の眼差しは本当に私の事を想ってくれていた眼差しだった・・・
   その人は命がけで私を逃がしてくれたの・・・今・・・どうなってるのかなぁ・・・」
シロ「ク〜ン、ペロペロ」
光莉「きゃ・・・『きっと大丈夫だよ』・・・あ・・・ありがとう・・・グスッ・・・慰めて・・・くれるのね・・・」
シロ「ワンワン!!」
光莉「そうだね・・・信じなきゃ何も始まらないよね!」

私は動物が言いたい事を何となく理解できる・・・。
人間とは違って動物は純粋で白い心を持っているからだろうか・・・。

光莉「そろそろ帰ろ・・・シロちゃん」

私達が帰ろうとしたその時・・・。

「ねぇ、そこのお嬢ちゃぁん」
光莉「ひぃぃぃぃっ!!」

「ちょっちお姉さん達にお金くれないかなぁ?」
「遊ぶ金切らしちゃってさー、たのむよーww」
415名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/06(土) 03:47:50 ID:F1rsGr7E
光莉「お・・・お金は・・・ありません・・・」
カツアゲA「ウソこけぇww」
カツアゲB「ウソをつく悪い子にはきつ〜〜く懲らしめてやらないとないとねぇww」
シロ「ワンワンワンワン!!ワンッワン!!」
光莉「シロちゃん・・・」
カツアゲA「うっせー犬っころだな!!だぁってろ!」

ドガッ!!
その人はシロちゃんを蹴った・・・。

シロ「キャイーーーン!!」
光莉「シロちゃん!!・・・罪もない動物になんて事するんですか!!」
カツアゲB「あたいらに逆らうとこうなるって事さwwさっさと出せや!」
光莉「ど・・・どうしよう・・・」

まさにピンチ・・・すると何処からともなく・・・。

「待ちな!!」

カツアゲA「誰だ!!」
カツアゲB「出て来いやぁ!!」

「ふかづめ竜子!」
「魚の目お銀」
「吹き出物マリー」
「3人そろって埼玉紅さそり隊!!」

カツアゲA「何だてめぇら?」
カツアゲB「一昔前からタイムスリップしてきたスケバンかぁ?」
竜子「弱いものをよってたかっていじめようとは」
お銀「このあたしらが」
マリー「黙っちゃいられねぇ!」
416名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/06(土) 03:49:44 ID:F1rsGr7E
カツアゲA「あたいらに喧嘩売ってんの?」
カツアゲB「上等だよゴルァ!!おめぇら3人まとめて地獄へ送ってやるよ!!」
竜子「この埼玉紅さそり隊を知らねぇなんてお前らどこのモンだ!?」
カツアゲA「ふん!そんな遊び隊だかなんだか知らねぇが見た事も聞いた事もねーよ!!」
お銀「リーダー!早くこいつらとっちめましょうよ!」
竜子「そうだな!覚悟しろ!!」

完全に私からあの3人の人達に目標がが移りました・・・。
私は見ていられなくなり、目をつむり、耳を塞いで修羅場が収まるのを待ちました・・・。
もう終わった頃かと目を開けると・・・。

竜子「大丈夫だったか?怪我はないか?」
光莉「あ・・・ありがとうございます・・・」
お銀「ここら辺はたまーにああ言う奴等が出没するから気をつけろよ」
マリー「リーダー、こう見えてもかなり喧嘩強いからあんな小物には負けないさ」
竜子「あんた、この辺じゃ見ない顔だが・・・」
お銀「どこから来たんだい?・・・ん?こ、この犬は!!」
マリー「あのガキの・・・って事は・・・」

シロちゃんを見た途端、その人達は途端に気まずい表情に変わった・・・。

竜子「あんた・・・もしかして・・・野原しんのすけの・・・」
光莉「あ・・・わ・・・私は野原さんの家にちょっと泊めてもらっているだけなんです・・・その代わりに散歩とかをやってます・・・」
お銀「何だ・・・てっきりあいつのいとこかと・・・」
マリー「あたしもそう思ってたよ・・・で、何であいつの家なんかに・・・」
光莉「それは・・・」
竜子「おい!お前ら、人にはそれなりの事情があるんだ。必要以上に干渉するな」
お銀「リーダー、すんません」
マリー「ま、気をつけな」
竜子「あ、それとあのガキにはあたしらの事は言わないで欲しい、それじゃあな、帰り道も気ぃつけるんだぞ」
光莉「は・・・はぁ・・・」

何だかおかしな人達でしたが私を助けてくれたいい人達でした・・・。
417名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/06(土) 03:51:50 ID:F1rsGr7E
そして家に帰って来た時・・・。

光莉「戻りました・・・」
みさえ「夕飯作るからリビングで待ってて」
光莉「はい」

リビングへと足を運んだとき・・・しんちゃんとみさえさん以外にも人がいた・・・。

「おお〜、この娘が光莉ちゃんか〜」
「話は聞いたわ、よろしくね」
光莉「は・・・はじめまして・・・」
しんのすけ「こっちがオラのじいちゃん、今日ひかりんがシロの散歩行ってる間に秋田からいきなり来たんだ」
「銀の介じゃ、よろしくな」
しんのすけ「んでこっちが母ちゃんの妹のむさえちゃん・・・ただ今ニート中だゾ」
「一言多いんだよ!・・・よろしくね、光莉ちゃん」
光莉「よ・・・よろしくお願いします・・・」
しんのすけ「最後にオラの妹のひまわり」
ひまわり「たぁい!」
光莉「可愛い・・・」
銀の介「まぁそんな気ぃ遣わなさんな、この家はアットホームでいい家じゃろ」
光莉「そ、そうですね」
むさえ「あたしも少し前にこの家に来たのさ。この家はいいよ」
しんのすけ「母ちゃんにまだ引っ越し代の借金返してないんだよな」
むさえ「それは言うな!」
しんのすけ「だって本当のことなんだもん」
銀の介「ハッハッハ、まぁ仲良く行こうかのお」

野原家の人達は明るい人達が多い・・・私のお父さんがあまりいない寂しい家庭とは正反対だ・・・。
私の家にもこんな明るさがあったらいいのに・・・羨ましいなぁ・・・。

夕飯の準備が出来、食卓には次々と食べ物が運ばれてきた・・・。
みんなで賑わって美味しそうな食事が出来そうな予感がした・・・。
自分の家では味わえそうにない賑やかな家族の味を・・・。
418名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/06(土) 03:53:43 ID:F1rsGr7E
光莉「みなさんって本当に仲がいいんですね〜・・・」
みさえ「そりゃぁ家族だもの。何だかんだ言ってもみんな仲がいいわよ」
銀の介「二人の孫にも囲まれてオラは幸せだべ」
ひまわり「たぁぁー・・・ばぶーー」
しんのすけ「あ、そろそろ父ちゃんが帰ってくる頃だゾ」

しんちゃんがそう言うと。

「ただいま〜」

そしてしんちゃんのお父さんが姿を現した。

銀の介「おおひろし!お帰り!」
ひろし「何だかすごい人口密度だな・・・親父、来てたのかよ」
銀の介「いつものことじゃろw」
ひろし「まぁそうだけどさ・・・ん?」

私と目が合ってしまった・・・どうしよう・・・気まずくなっちゃう・・・。

ひろし「そ・・・その子は・・・誰かな?」
しんのすけ「光莉ちゃんだゾ、ちょっと訳あってオラが母ちゃんを説得して下宿させてやったんだゾ」
ひろし「あのなぁ・・・うちは民宿じゃないんだぞ・・・」
みさえ「家事も手伝ってくれるって言うんだし、仕方がないから泊めてあげる事にしたのよ」
光莉「邪魔になるとは思いますが・・・」
ひろし「そ・・・そんな目で見つめられても・・・」
光莉「私・・・まだ自分の家には帰れないんです・・・だから・・・」
ひろし「・・・わかった・・・どんな事情があるにせよ少しの間だけどよろしくな・・・光莉ちゃん」
むさえ「ま、一時的だけど一人増えたから楽しくなりそうだ!今夜はパーっと行こ!パーッと!」
ひまわり「たぁい!!」
銀の介「みんなで乾杯じゃ!」

「かんぱーい!!」
419名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/06(土) 15:54:26 ID:Rlsx3LMJ
なんか……主旨変わってない?アンチからいろんなアニメキャラとクロスオーバーさせるスレになってる。
でも、面白いからいいかww
420名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/07(日) 00:23:38 ID:Z+MjQetL
C子が光莉とストロベリーな展開になるのかと思った矢先にこの展開だからなw
GTOが来て、春日部という単語が出たから、まさかとは思ったがww 
421名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/07(日) 00:48:42 ID:VwPui0Rs
次はドラ○もんとか出てくるぞきっとw
422名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/07(日) 01:42:19 ID:iXpJt9d9
食事が終わり、みんなはくつろぎ始めた・・・。
しんちゃんのお父さん達はニュースを見ていた・・・。

『続いてはいじめに関するニュースです・・・。○○県、××市の中学1年生の生徒が午前8時、自宅の2階で亡くなっている所を
 両親が発見しました・・・自殺の原因は、いじめを苦にしての事でした・・・』

ひろし「最近は多いよな・・・自殺が・・・」
光莉「中学1年って・・・私と同じ歳です・・・」
しんのすけ「ひかりんもいじられてたんだよね?」
ひろし「それを言うならいじめられてた、だろ?」
しんのすけ「そうとも言う」
ひろし「親からもらった命を簡単に捨てちゃうとはなー・・・自殺する人間の気が知れないぜ」
光莉「そうですね・・・私も死のうと思ったことが何度かありました・・・でも・・・信じるものがあれば・・・」
ひろし「信じるもの・・・か。俺はあまりないけどなぁ・・・」
しんのすけ「夢のない大人にはなるなって事だゾひかりん」
ひろし「悪かったな・・・夢のない大人で・・・で、光莉ちゃんはどんないじめをやられてたんだ?」
光莉「色々いじめられました・・・下駄箱に画鋲や泥水が入っていたり帰り道で待ち伏せはほぼ毎日・・・
   授業妨害されたり休み時間にもトイレとかに連れ出されていじめられたり・・・」
むさえ「最低だなそいつら!金属バットでメッタ打ちにしてやれよ!」
みさえ「いじめなんて弱い者のする事だわ。家庭側に問題があってイライラしてるからストレス解消の為のサンドバッグ代わりに
    自分より弱い人間をいたぶったり罵ったりする・・・最低ね・・・」
銀の介「オラの時代にもいじめ・・・みたいなもんはあったが最近のようにジメジメしとらんかったよ。昔の人間は強かったからのー」
しんのすけ「オラ、いじめは許さないゾ!」
みさえ「普段はおバカだけど、こういう一面があるところが憎めないのよね〜」
ひろし「そうだな」

そういうとしんちゃんは隣の部屋に行き、何かを持って戻って来た・・・。

しんのすけ「ほい。これ、役に立つから持って行きたまえ」
光莉「こ・・・これって・・・う・・・く・・・臭っ・・・」

私はあまりの激臭に鼻をつまんだ・・・こんな匂いを嗅いだのはいじめっ子達に男子の上履きを鼻に押し当てられて以来だ・・・。

しんのすけ「父ちゃんの靴下だゾ。いじめられたらこれを使いなさい」
ひろし「おいおい・・・女の子にこんな物を持たせる馬鹿がどこにいる・・・」
しんのすけ「いやーそれほどでもー」
ひろし「褒めてねーよ・・・」
423名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/07(日) 01:43:34 ID:iXpJt9d9
もう消灯時間になったので寝る事にしました・・・。
2階でむさえさんと一緒に寝るようにと言われたのでむさえさんの部屋へと足を運びました・・・。
しかし・・・ドアを開けて飛び込んできた光景は・・・お菓子の袋やビールの缶、カップラーメンのカップが散乱していました・・・。

むさえ「おう!入んなよ」
光莉「お・・・お邪魔します・・・」
むさえ「そんな遠慮すんなよwwここは見ての通り無法地帯だから何をやっても自由さw」
光莉「こ・・・この状態で・・・一日中・・・いられるんですか?」
むさえ「あ・・・見た目どおりお上品な光莉ちゃんにはちょっと汚かったかな・・・」
光莉「き・・・気にしないで下さい・・・そういう環境には・・・慣れてますから・・・」
むさえ「そう・・・って事は汚いいじめとか散々やられて来たと言う事ね?」
光莉「・・・は・・・はい・・・」
むさえ「相当辛い思いをしてきたんだね・・・私もね・・・色々あって今ではこのザマさ・・・」
光莉「な・・・何があったんですか?」
むさえ「ここに来るまで写真家の助手の仕事をしてたのさ・・・だけどその写真家にさ・・・『お前には才能がない』
    って言われてさ・・・もう絶望しちゃって辞めたわけよ・・・その後も社会に関わることなく引きこもり続けて
    挙句の果てにはアパートから追い出されてここにご厄介になろうと来たわけさ・・・」
光莉「写真家さんですか・・・きれいな風景とかを撮ってたんですか?」
むさえ「ああ、そうだよ。今も私が撮った写真は何枚か持ってるけどね・・・」
光莉「見てみたいです・・・」
むさえ「んな見せれるようなものじゃないよww・・・わかったわ、ちょっと待ってね・・・」

むさえさんはタンスの中から何枚か写真を取り出した・・・。

むさえ「まぁ見ても何の得にもならないと思うけどさ・・・ほら」
光莉「わぁぁ・・・きれー・・・」

また私の悪い癖が発動してしまった・・・この写真は色とりどりのお花が鮮やかに撮れていていかにも美しい・・・。

むさえ「私なんかの写真に感動してるの?ww・・・この写真はね、アシスタント時代に北海道の礼文島で撮った写真だよ・・・
    あそこは自然が綺麗で空気もおいしいし最高だったよ・・・って光莉ちゃん・・・もしもーし?」
光莉「わぁー・・・(ポワワワワ・・・」
むさえ「あんた・・・変わってるね・・・」
424名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/07(日) 01:45:17 ID:iXpJt9d9
私達はなかなか寝付けず・・・ベランダに出て夜空を眺める事にした・・・。

むさえ「どうだった私のショボい写真・・・」
光莉「お花・・・綺麗でした・・・あんなに綺麗に撮れるのにどうして辞めちゃったんですか?」
むさえ「ま、馬が合わないから辞めたって感じかなww」
光莉「私・・・人が傷つく事を平気で言ったりする人が・・・許せないんです・・・」
むさえ「大人の世界は汚いわよ・・・社会人なんか愚痴と陰口が具現化したようなもんだよ」
光莉「そうなんですか・・・私の中学は私立ですけど・・・何故か不良が多くていじめのターゲットにされちゃったんです・・・」
むさえ「あんたみたいな大人しくて何でも言う事聞きそうな奴を狙ってくるのさ・・・いじめっ子ってのはね」
光莉「弱い人ほど・・・損をする世の中ですから・・・私なんか・・・みんなの餌ですね・・・」
むさえ「光莉ちゃん・・・」
光莉「は・・・はい・・・」
むさえ「あんたは私みたいになっちゃダメだよ・・・」
光莉「え・・・」
むさえ「決していじめになんか屈しないで・・・あんたを応援している人だっているんだから・・・」
光莉「む・・・むさえさん・・・ふぇ〜〜〜ん・・・」

私は思わずむさえさんの胸に抱きついてしまった・・・。
食事の時に見たけどみさえさんよりむさえさんの方が大きい・・・そんな事みさえさんの前で言ったら殺されるかも・・・。

むさえ「やだww何よいきなりwwちょっとくすぐったいわよwwそんなにすりすりしないでww」
光莉「私・・・私・・・逃げるときに見殺しに・・・ふぇ〜〜〜ん・・・」
むさえ「ちょ・・・訳わからないわ・・・逃げる?・・・見殺し?・・・何があったの?」

私はその時の状況を説明した・・・。

むさえ「そんな理由があって・・・あんたも苦労したのね・・・大丈夫よきっと・・・逆にその子が光莉ちゃんを心配してるかもよ」
光莉「私は・・・私は・・・なんて不幸な・・・」
むさえ「自分を不幸だと思っちゃだめだぞ・・・無事に帰って来れるようにしな・・・その子もきっと信じてるよ・・・」
光莉「くしゅん!」
むさえ「ちょっと冷えてきたか・・・もう中に入らないと風邪ひくね・・・」
光莉「そうですね・・・寝ましょう・・・」
むさえ「そんじゃおやすみ」
光莉「おやすみなさい・・・」
425名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:28:57 ID:0NJ+Fc4A
光莉「う〜ん・・・助けてぇ・・・」

私はその夜、変な夢を見た・・・。

光莉「はぁ・・・はぁ・・・誰か・・・助けてぇ・・・」
詩子(いじC)「あと・・・もうちょっとだ・・・もうちょっとで・・・駅に着く・・・」
光莉「きゃぁっ!!」
もうすぐ改札だと言うところで私は・・・
ドテッ!
詩子「光莉!!・・・大丈夫か・・・」
いじA「うへへへ、捕まえたぜ、光莉ww」
いじB「逃げるなんて馬鹿な真似はよしなさいよww」
詩子「くっ・・・どうしたら・・・」
いじA「光莉、あんたはこれからあたし達の奴隷として生きなさいw」
いじB「私達の言う事は絶対だからねww逆らったら逆さ吊りの刑よww」
光莉「助けてぇ・・・」
いじA「おい!裏切り者!!あんたもタダじゃ済まさないわよ!」
いじB「この落とし前はきっちりつけてもらわないとね」
詩子「あたしは今まで悪魔に魂を売っていた・・・だけどある出来事で目が覚めたよ・・・あんた達も目を覚まさしてあげるからね!」
いじA「やるのか?」
いじB「一人じゃ不利でしょ」
詩子「くっ・・・」
「お困りかな?」

そして一人の・・・一匹の豚さんみたいな生き物が姿を現した・・・。

いじA&B「誰!?」
「救いのヒーロー、ぶりぶりざえもん参上!・・・」
詩子「助けてくれるのか?」
ぶりぶりざえもん「うむ、大分苦しい状況に立たされているな・・・では」

そしてその豚さんは詩子さんを助けるのではなくいじめっ子側についてしまった・・・。

ぶりぶりざえもん「3人で一気に集中攻撃だ!!」
詩子「そっちかい!!」
426名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:30:28 ID:0NJ+Fc4A
光莉「ふぇ〜〜〜ん・・・お願いです〜・・・詩子さんに味方して下さい・・・じゃないと私・・・ふぇ〜〜ん・・・」
詩子「仕方ない・・・何とか逃げないと・・・」
ぶりぶりざえもん「あ!・・・後ろに痴漢が!!」

いじA&B「きゃっ!」

そして詩子さんは強引に私をこっちに引き寄せ、その隙に猛ダッシュで逃げ出しました・・・。

いじA&B「待ちなさ〜い!!」

行き着いたプラットホームや電車の中には一人も人がいない・・・。
私達は最後の力を振り絞り、電車へと飛び乗った・・・が・・・。

光莉「し・・・詩子さん・・・何故・・・」
詩子「はぁ、はぁ・・・あたしはここに残る・・・あいつらもあたしにとっては友達だからさ、
   ちゃんとケジメをつけなきゃ後味が悪いだろ?・・・だから私は行けないよ・・・ごめん!」

電車のドアが閉まり発車した・・・。

光莉「詩子さん!!詩子さーん!!・・・うぅ・・・私がダメダメだから・・・」
ぶりぶりざえもん「美しい友情だ・・・それはともかく救い料一億万円、ローンも可・・・払ってもらおうか・・・」
光莉「え・・・そ・・・そんなお金・・・ないです・・・」
ぶりぶりざえもん「なら何としてでも払ってもらおうか・・・給料のいい所を紹介してやろう」
光莉「ひっ・・・ひぃぃぃぃ!!か・・・勘弁してくださぁい・・・」
ぶりぶりざえもん「ダメだ・・・さぁ私と一緒に来い」

何で私が・・・あの豚さん・・・いじめっ子達の味方をしてたのに・・・。
私はその豚さん?に何とも言えない店に強引に連れて行かれたのであった・・・。

そこで私の夢は終わりました・・・。
427名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:33:24 ID:0NJ+Fc4A
翌朝、朝食を終えてお皿洗いを始めた時、ひろしさんは出勤して銀の介さんは私の代わりにシロちゃんの散歩をしてくれると言って
家を出ました・・・そしてしんちゃんとお母さんが何やら騒がしくなりました・・・。
むさえさん・・・まだ起きる気配がない・・・あの人何時まで寝てるんだろう・・・。

しんのすけ「ケツだけ星人!!ぶりぶり〜ぶりぶり〜!!妖怪サボりオババ!大人しくひかりんを開放しろ!」
みさえ「やーね・・・光莉ちゃんはこの家に泊まる代わりにやってもらってるんだからね!」

私は手を休めて振り向いた・・・そして・・・。

光莉「きゃ・・・きゃぁっ!!」

振り向いた先にはしんちゃんがお尻丸出しで踊っていた・・・。

みさえ「あ・・・ごめんね・・・この子おバカなもんだから・・・」
光莉「あ・・・あの・・・お構いなく・・・」
みさえ「ほら・・・いつまでも女の子の前でお尻見せてないでしまいなさい!!」
しんのすけ「やれやれ・・・しょうがないな・・・そうだ!今日幼稚園のみんなを呼んできてもいい?」
みさえ「いいわよ。ただしあんまり散らかさないようにね」

ブーン・・・プップー!!
「野原さーん!」

みさえ「あ、もうこんな時間!しんのすけ!早く着替えなさい!!」
しんのすけ「ほーい!」
みさえ「まったく・・・うぅ・・・こんな時に便意が・・・光莉ちゃん・・・悪いけどしんのすけを外まで連れてって・・・」
光莉「あ・・・え・・・は・・・はい・・・」

五分後・・・

「まったく遅いわねー・・・ん?・・・やっと来たわね・・・」
しんのすけ「待ったー?」
「まったく相変わらずマイペースなんだから・・・あれ?・・・あなたは?」
光莉「あ・・・あの・・・しんちゃんを・・・よろしくお願いします・・・」
しんのすけ「この子は光莉ちゃんで悲しい訳があって歯槽膿漏してるんだゾ」
「それを言うなら居候よ・・・お出迎えありがとうね」
しんのすけ「そこの田舎臭い人はオラの幼稚園のよしなが先生だゾ・・・みどりって呼んでもいいゾ」
よしなが先生「この子の言う事はあまり真に受けない方がいいわよ・・・」
428名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:34:55 ID:0NJ+Fc4A
「早くして下さいね。あまり時間がないんですから・・・」
しんのすけ「よっ組長!今日もお顔が恐いですな!」

運転席を見るとそこには・・・。

光莉「ひっ・・・ひぃぃっ!!」
よしなが先生「どうしたの?」
しんのすけ「ひかりんが組長の顔恐いってさ」
光莉「く・・・くく・・・くみ・・・ガクガクブルブル・・・」
「わざと誤解させないで下さい!何度も言いますが私は園長です!!」
光莉「ご・・・ごめんなさい・・・組長先生・・・あ・・・」
園長「だから私は園長です!!・・・何でみんな私の事を組長組長って・・・」
光莉「すみません・・・」
よしなが先生「さ、しんちゃん、さっさと乗りなさい・・・ごめんなさいね、手間がかかる子でしょ?」
光莉「え・・・ええ・・・まあ・・・」

幼稚園バスは出発し、一段落がついた・・・。
幼稚園バスの中では・・・。

ネネちゃん「ねぇしんちゃん、あの子誰?」
風間君「はじめて見たけど・・・何でしんのすけの家なんかに・・・」
マサオ君「ちょっと可愛かったよね」
ネネちゃん「ん?(ギロッ・・・」
マサオ君「ネネちゃんの方が・・・かわいいよ・・・」
ボーちゃん「しんちゃんの・・・いとこ?」
しんのすけ「違うゾ。家出してきてオラがかくまってるんだゾ」
風間君「お前な・・・どこの馬の骨だか知らない人間をよく簡単に泊まらせられるな。変な事件に巻き込まれる可能性もあるのに」
ボーちゃん「一家もろとも・・・みちづれ・・・」
マサオ君「ひぃぃぃぃ!!」
ネネちゃん「まったく・・・そう言えば今日はしんちゃん家に遊びに行くんだったわよね」
しんのすけ「そーだゾ!もう準備はオーケー牧場だゾ!」
ネネちゃん(今日はリアルおままごとであの女をいびってやろうかしら・・・)
429名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:37:43 ID:0NJ+Fc4A
バスが通り過ぎ、家の中に入ろうとしたが・・・そこにお隣のおばさんらしき人が声をかける・・・。

隣のおばさん「野原さん!・・・あら・・・あなたは?」
光莉「え・・・えーと・・・その・・・」
隣のおばさん「野原さんのいとこ?・・・」
光莉「いえ・・・その・・・私は・・・」

そこへみさえさんが現れ・・・。

みさえ「ありがとね光莉ちゃん・・・あら、お隣の・・・」
隣のおばさん「野原さんのいとこにこんな可愛い子がいたなんて私知らなかったわ」
みさえ「違いますよ〜、この子は昨日から行くあてがないから少しの間うちに泊めてるだけですよ」
隣のおばさん「そうなの〜・・・てっきり遊びに来たいとこかと思ったわ〜」
みさえ「あらやだ〜、私のいとこに金髪の子はいないわよ〜」

そして私そっちのけで二人は喋り始めた・・・そして世間話へと話題が移り未だに長々と喋っている・・・。
お母さんから聞いた事はあるけど井戸端会議って・・・良い噂をする時はみんなおちゃらけてて悪い噂をする時は
みんなひそひそし出す・・・みんなで対象の人物を徹底的に貶めるかのように・・・。
私へのイジメにも似たようなものがあった・・・。
いじめっ子達はきっと私の事を『みんなで光莉をハブろう』とか『無視しよう』とか言っていたに違いない・・・。
私は学校では幼稚園の頃からいじめられて来たが昨日の鬼塚さん冬月さんとか野原さん達みたいないい人達も世の中には
いる事を認識させられた・・・だけど私は生い立ち上、同世代の人は苦手である・・・自分から声をかける事はほとんど出来ない・・・。
同世代の人とは話題もズレてる私は話について行けずに取り残された経験を何度もしてきた・・・。
しんのすけ君みたいな幼稚園くらいの子供や冬月さんみたいな年上の人・・・。
私は無邪気な子供や面倒見のいい先輩みたいな人とは接しやすい・・・。

だけど野原家の人達はみんな私がいる事にあまり違和感を感じてなさそう・・・。
430名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:39:49 ID:0NJ+Fc4A
そして午後・・・。

しんのすけ「ただいマングース!」
光莉「あ・・・しんちゃんおかえり・・・あれ・・・」

「お邪魔しまーす!」

みさえ「あらみんな、いらっしゃい・・・私、買物行って来るから・・・むさえも相変わらず部屋にこもって寝てるし
    おじいちゃんも出かけてるし・・・光莉ちゃん、しんのすけ達の面倒見てもらっていい?」
光莉「わ・・・わかりました・・・」
風間君「はじめまして、風間トオルです」
マサオ君「佐藤マサオです」
ネネ「桜田ネネでーす(こいつが今朝いた女ね・・・随分といたぶり甲斐がありそうじゃないの・・・)」
ボーちゃん「ぼー・・・」
しんのすけ「ボーちゃんだゾ」
ボーちゃん「よろしく・・・」
光莉「こ・・・此花光莉です・・・みんな・・・よろしくね・・・」
一同「よろしくー」

マサオくん「何して遊ぶ?」
ネネ「それは当然・・・」
しんのすけ「風間君とオラの愛の巣ごっこ」
風間君「何だよそれ!!」
ネネ「リアルおままごとよ!」
マサオくん「えー・・・また僕が夫役・・・」
ネネ「黙ってろオニギリ!!」
マサオくん「ごめんなさ〜い・・・ふわぁ〜〜ん・・・」
ネネ「事業に成功して大豪邸に住んだ所からのお話にしましょ・・・そして夫があるメイドさんと不倫をしていると言うシナリオでいい?」
しんのすけ「ほーほー・・・で、配役は?」
ネネ「もちろん私が夫の事業を裏で支える功労者でもある妻でマサオくんが不倫をしている夫、
   そして不倫相手のメイドさんが・・・」

そしてネネちゃんが私の方を見て・・・。

ネネ「あなたにやってもらおうかしら?(何か気に入らないわね・・・)」
光莉「あ・・・あの・・・わ・・・わかりました・・・や・・・やります・・・」
431名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:41:56 ID:0NJ+Fc4A
そしてリアルおままごとが始まった・・・。

ネネ「あなたー、おかえり。最近私の前にあまり姿を見せないけどどうしちゃったの?」
マサオくん「そ・・・それは・・・最近忙しいから・・・」
ネネ「そう・・・じゃあこれは何なの?・・・あなたのケータイ見たけどある女とメールでやりとりしているようね」
マサオくん「ひぃぃぃ・・・そ・・・それは・・・その・・・女友達で・・・」
ネネ「しかもこの名前って・・・うちで雇ってるメイドじゃないの!!」
マサオくん「いぃぃぃぃ・・・」
ネネ「執事!早速メイドを呼んで来て!」
風間君「かしこまりました!」
光莉「あ・・・あの・・・」
ネネ「あなたが浮気相手のメイドね!メイドの分際で私の夫に近づこうなんて100年早いわよ!」
光莉「ご・・・ごめんなさい・・・」
ネネ「謝って済む問題だと思ってるの?」
マサオくん「そこまでにしておいてやれよ・・・」
ネネ「あなた・・・このメイドの落ちこぼれなんかに同情するの?前から思ってたんだけどこのメイドって何の役にも立たないわね!
   掃除中にすぐ転ぶわテーブルクロスにつまづき食事を台無しにしたり・・・たまったもんじゃないわ・・・」
光莉「ごめんなさぁい・・・私・・・私・・・生活が・・・苦しかったんです・・・その事を知った御主人様が私に同情して・・・
   私が御主人様の元に頻繁に顔をだすようになってから・・・」
ネネ「どんな理由があろうとも私の心を傷つけた罪は重いわ・・・さ、この使えないメイドを連れて行きなさい・・・」
しんのすけ「ぶーラジャ!」
ボーちゃん「ぎょい・・・」
光莉「ひっ!・・・ゆ・・・許して下さぁい・・・」
ネネ(既に泣きそうな顔になってるわwwたかが演技でも傷つくのかしら?)

おままごとが終わり・・・。

光莉「ふぇ〜〜ん・・・あ・・・あの・・・何も蹴ったり転ばしたりする必要は・・・ひっく・・・」
ネネ「ごめんね光莉ちゃん。私おままごとになるとつい我を忘れちゃうの」
しんのすけ「白銀の演技でしたな」
風間君「それを言うなら迫真の演技だろ?」
しんのすけ「そうとも言う」
432名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:46:07 ID:0NJ+Fc4A
マサオくん「光莉ちゃん大丈夫?・・・僕なんだか可哀想で見てられなかったよ・・・」
ネネ「・・・そう・・・あなたの気持ち・・・良く分かったわ・・・」
マサオくん「ネネちゃん、何処行くの?」
ネネ「しんちゃん・・・ちょっとトイレ借りるわ・・・」
しんのすけ「どうぞー、仏像、奈良にあるのはだいぶつ〜」

ネネちゃんがトイレに入った途端、何かを叩いてる音が連続して聞こえてきた・・・。

ドガッ!!ドガッ!!

ネネ「ちっ・・・あの女・・・ちょっと同情されただけで・・・いい気になるなよな!!」

ドガァァァン!!

光莉「ひぃっ・・・な・・・何やってるの・・・かな?」
しんのすけ「出るものが出なくて暴れてるんじゃない?」
光莉「け・・・けど・・・」
マサオくん「いつものネネちゃんじゃない・・・」
光莉&マサオくん「ひぃぃぃぃ〜〜〜〜」

みんなが帰っていった夜・・・。

光莉「いきなりですが・・・私は・・・明日春日部を出ようかと思います・・・」
ひろし「そうかい?まだいたっていいんだぜ」
しんのすけ「父ちゃんは太ももだから好きなだけ泊まってくといいゾ」
ひろし「太っ腹だろ・・・」
光莉「いえ・・・あんまりご迷惑をかけるわけには・・・」
銀の介「行くアテがあるのかの?・・・もし良かったらわしも明日に田舎へ帰るから一緒ついていく事は無理じゃが
    茶と切符代ぐらいはおごってあげるぞ」
光莉「それは・・・」
むさえ「田舎に泊まろうじゃないけどさ・・・行き当たりばったりで色んな人の家に泊めてもらいなよ」
みさえ「うちのようなお人よしばかりじゃないけどね・・・」
ひまわり「うぅ〜〜〜・・・きゃう〜〜〜・・・」
しんのすけ「ひま、悲しいんだな」
433名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:47:11 ID:0NJ+Fc4A
トイレの中に入ろうとしたみさえさんは・・・。

みさえ「うわっ!!・・・何これ!?」
ひろし「どうした?」
しんのすけ「あー!これはネネちゃんのウサギだゾ!」
銀の介「お友達が忘れて行ったのかのぉ?」
光莉「結構大きいですね・・・」
むさえ「明日に返せばいいよ。丁度いいからこのぬいぐるみは安眠まくらにして私が今夜使うからさ」

ひまわりちゃんはウサギのぬいぐるみに興味津々であった・・・。

ひまわり「たぁい!・・・きゃっきゃっきゃ」
ひろし「それにしても今日は月が不気味な色してるな・・・」

その夜・・・

むさえ「くっそー、あんたについて来た私が馬鹿っだったよー・・・むにゃむにゃ・・・」
光莉「すやすや・・・」

ウサギのぬいぐるみがひとりでに動き出してむさえさんの頭から抜けた・・・。

むさえ「痛っ・・・もう辞めてやる〜・・・もにょもにょ・・・」

そして眠っている私の前に立ちはだかった・・・。

ウサギ「ふふふふ・・・あなたもさんざんつらいおもいをしてきたのね・・・にんげんはなぐられるいたみがかんじるから
    そうとうくるしかったでしょう・・・だけどこのこにはいかりはかんじない・・・あのこにはいかりのえねるぎーが
    すごくでてるのに・・・わたしのそんざいりゆうはあのこのいかり・・・いかりがあるかぎりわたしがいる・・・」
光莉「すやすや・・・」
ウサギ「あのこのもとへかえらなければ・・・」
434名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:50:01 ID:0NJ+Fc4A
ウサギは下へ降りて行き・・・
そしてひまわりちゃんがそれに気付いて起き、廊下にやって来た・・・。

ひまわり「・・・?・・・はやややややや・・・ちゃ〜〜・・・くふ〜きゃきゃきゃきゃきゃ〜」
ウサギ「おちびちゃん・・・あんたにわたしはひつようないの・・・さようなら・・・」
ひまわり「うわ〜〜〜んうわ〜〜〜ん!!」

ウサギはネネちゃんの元へと帰っていった・・・。

みさえ「ん?んん〜〜〜・・・ひま〜・・・あれ?・・・ひま、どこ?」
ひまわり「うわ〜〜ん」
みさえ「あら・・・なんで廊下なんかに出てるのよ」
銀の介「どうしたい?」
みさえ「何かひまが眠れないみたいで・・・」
ひろし「何だよ〜・・・こんな夜中に〜・・・」

私もトイレに行こうと降りてきた・・・しんちゃんとむさえさん以外は起きていた・・・。

光莉「みなさんどうしたんですかぁ・・・」
みさえ「ひまが廊下まで歩いていって泣いてたからどうしたのかな〜って」
ひろし「何が起きたんだ一体・・・ん?」
銀の介「ドアが半開きになっとる・・・どうしてじゃ?」
みさえ「戸締りはしたつもりなのに・・・何でかしら・・・」
光莉「恐いですね・・・」
ひろし「泥棒に入られたとか・・・」
銀の介「ポルターガイストじゃろうか?」
ひろし「そんな非科学的な・・・」
435名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:51:11 ID:0NJ+Fc4A
結局ドアが開いていた理由は分からずじまいとなり朝を迎えた・・・。

むさえ「あれ?ウサギがない・・・ま、いっか・・・しんのすけが持って行ったんだろ・・・」

今日は私が野原さんの家を出る日である・・・短い間だけど色んな思い出が出来ました・・・。

光莉「今日まで短い間でしたが・・・本当にお世話になりました」
ひろし「またいつでも来いよな」
しんのすけ「迎撃するゾ」
みさえ「それを言うなら歓迎でしょ」
しんのすけ「そうとも言う」
ひまわり「たぁ〜い・・・ややややや・・・」
銀の介「ひまわりちゃんもお別れが言いたいのか?・・・オラも今日帰るがの」
光莉「せめてものお礼に・・・歌を・・・歌おうと思います・・・」
ひろし「へぇ〜〜、どんな歌を歌うんだい?」
しんのすけ「オラ、北島三郎歌って欲しいな〜」
銀の介「オラはミスチルがええの〜」
むさえ「じゃあ私はブリトニー」
光莉「あ・・・あの・・・」
みさえ「あんた達・・・歌は光莉ちゃんに任せましょ・・・」
光莉「せ・・・聖歌です・・・じゃ・・・じゃあ歌います・・・」
私は息を大きく吸い込み・・・。
光莉「けーだーかきーゆりのしろのごーとーくー・・・」

みんな私の歌に見惚れていた・・・外からはシロちゃんも覗いていた・・・。

歌い終わって・・・

しんのすけ「おおー!マンホール!マンホール!」
ひろし「へぇ〜・・・聖歌って初めて聞いたけど何というかさ・・・心が洗われるよな・・・」
銀の介「いい冥土の土産になったわい・・・光莉ちゃんは将来が期待出来そうじゃの〜」
みさえ「何か天使みたいだったわー・・・本当に・・・」
むさえ「何か気が抜けるわねー」
ひまわり「ふひひひ〜・・・」
436名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:53:32 ID:0NJ+Fc4A
みさえ「これ、持っていって」
光莉「お・・・お弁当・・・いいんですか?」
しんのすけ「手抜きだけどな」

ガツーン!!(げんこつ)

みさえ「いつでも来ていいわよ」
ひろし「ま、頑張れよ!成せば成る、だ」
ひまわり「ちゃぁ〜え〜〜〜(じゃーねー)」
光莉「ひまわりちゃん・・・元気に育ってね・・・シロちゃん・・・励ましてくれて・・・ありがとう」
シロ「ワンワンワン!!」
むさえ「しんのすけ?・・・泣いてんのか?」
しんのすけ「オラ・・・オラ・・・泣いてないゾ・・・うぅ」
みさえ「この子ったら・・・ふふ」
銀の介「さて、行くかの光莉ちゃん」
光莉「それじゃあお世話になりました・・・また会えるといいですね・・・」
むさえ「気をつけてな!」
しんのすけ「またきてねー!!」

私は銀の介さんと共に野原さん家を後にした・・・。

銀の介「いい家族じゃったろ〜、オラのせがれがあんなに温かい家庭を持つとはの・・・」
光莉「ええ・・・私の家は・・・寂しい家庭でしたから・・・野原さんの家庭の温かみが羨ましいです・・・」
銀の介「光莉ちゃんも色々と悩みを持ってるようじゃの・・・話を聞いた限りでは酷いイジメを受けていたそうじゃないか・・・
    でもそのイジメに耐えて今まで生きてきた・・・それだけでも立派じゃの」
光莉「信じるものがあるからこそ・・・生きてこれたんです・・・」
銀の介「光莉ちゃんは何を信じてるのかな?」
光莉「・・・天使・・・です・・・」
銀の介「はっはっは・・・若いのーw・・・信念を貫くと言うのは大切な事じゃな・・・このまま精進するがええ」
光莉「はい・・・」
437名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00:54:50 ID:0NJ+Fc4A
光莉「これから何処へ戻られるんですか?」
銀の介「秋田じゃよ」
光莉「私のお母さんの実家は青森にあるんです・・・ちなみにお父さんは佐賀にあります・・・」
銀の介「奇遇じゃの・・・息子の一家も東北と九州に分かれとるんじゃよ・・・熊本にな・・・ちょっと仲悪い奴がおってのww」
光莉「そうなんですか・・・私は・・・これからどうしたら・・・」
銀の介「行き先が決まらないのならこれを持っていくが良い」

関東圏路線図と書かれた薄い本を渡された・・・。

光莉「これは・・・」
銀の介「関東の電車の路線がくまなく書かれた路線図じゃよ、迷ったら見るがええ」
光莉「あ・・・ありがとうございます・・・」

春日部駅前・・・。

銀の介「そんじゃオラは新幹線で来たから東京方面に行くぞ」
光莉「私は、反対の方向へ行く電車に乗ります・・・」
銀の介「じゃあ達者でな!また会える日を・・・」

私は銀の介さんとも別れ、さらに北へと北上する事にした・・・。
私はこの先が不安です・・・その心情が顔に表れていたので電車中でも、中年の人やお年寄りの人には心配そうに見つめられて
しかし私と同世代くらいの人達には『何あれ?』『ちょっとからかってみようかな?』みたいな目で見られてました・・・。
みんな何故私の方を見るのだろう・・・そんなに私が変わっているのかな・・・?
そしてみんなに見られて私は金縛り状態になり、動けなくなってしまった・・・。

乗車して一時間近く・・・とある駅で下車をした・・・何の計画も立ててないのでこれから先、どうなるのか全く検討も着かない・・・。

光莉「春日部でも私・・・カツアゲに遭ったし・・・私ってやっぱり・・・狙われやすいのかな?」

いつ誰かに襲われるかもしれない恐怖と隣り合わせの逃避行であった・・・。
                                   春日部編・完
438名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/10(水) 18:39:29 ID:bPIwXmBU
幼稚園児にもいじめられる光莉ワロスw
439名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/11(木) 00:41:45 ID:tNvEX3NX
ずっと粘着してこんな事やってて相当の暇人なんだな・・・
440名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/13(土) 03:10:12 ID:xvzse6Mj
光莉を泣かせたい
441名無しさん@お腹いっぱい。
泣け!叫べ!そして逝け!