桃実: 何か言うことはある?
要: ・・・すまない
桃実: それだけ?
要: すまない。裏切るつもりはなかったんだ。
桃実: 裏切る? 違うわ、なに言ってんの!
あなたは裏切ってなんかいないわ。最初からずっと、天音さんを見ていた。
彼女のほんのちょっとした変化にもすぐに気がつくくらい、ずっと見ていた。
あなたは、ずっと本心に忠実だったのよ。
要: 待ってくれ。私は・・・ 私は・・・
桃実: 私は・・・ 何? そのくちで今度は何を言うの?
あなたは、さしずめ向日葵。
『蜜蜂は、蜜を求めて大きな美しい花に近寄りました。その花は蜜をくれました。
でも、いつも太陽を向いていたのです。』
うふふ、笑っちゃうわよね。私、バカみたい。でも恨んではないないわ。
だって、太陽がなければ蜜は作れないんですもの。
あなたは天音さんがいたからこそ、ここまでになれたのよ。
要: ・・・・・
桃実: もう会いたくないわ。さようなら。
要: 待ってくれ。私は・・・
桃実: 来ないで!
要: 桃実!
桃実: 離して! あなたなんか大嫌い。
要: 桃実、本当に私が嫌いか?
桃実: ・・・・・
要: 桃実、本当に私が嫌いか?
桃実: ・・・・・ バカ
, '  ̄ ヽ
! ,ハト、〉 すまない、桃実
ヽil/゚ー ゚ノ´
と}f乂7つ
/__i。{
∪∪
_
. f7´ `ヽ
. { l il_/l_Li7 当分 許さないわ。
レリ ゚ ー゚ノリ 覚悟しなさい♪
!|と__父_つ 蜜はたっぷり絞ってあげる。
/__i。{
. ∪∪