【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その13

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1名無しさん@お腹いっぱい。
アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の唯我独尊ヒロイン、涼宮ハルヒについて語りたい物好き達が集うスレだ。
なんでここまで盛況しているかは俺にはわかりかねるが、まぁアイツを調子に乗せない程度に仲良く語りあってやってくれ。

次スレは970が立てるように。スレの進み具合によってはスレ立てが早まることもありうるから、そこらへんは臨機応変に。

前スレ
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その12
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1153938493/l50


ハルヒスレSS簡易まとめ
http://www.geocities.jp/haruhi365/index.htm
2名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 18:20:03 ID:iIfzv7OT
いつだったかの>>1のスレ立てはそりゃもう反則なまでに乙だったぞ
3名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 18:20:05 ID:ja1y8OjK
>>1乙!!
4名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 18:21:15 ID:j3pCjyEv
>>1
もつかれ
5名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 18:21:45 ID:OaGF2wCu
>>1
乙〜
6名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 18:21:57 ID:XaucFwB2
>>1乙!
7970:2006/08/02(水) 18:23:22 ID:T2CnB7ul
>>1
ありがとw
大好き!
8名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 18:24:07 ID:j3pCjyEv
いっつも新スレに行ったらsage忘れるのは俺だけではないはずorz
9名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 18:26:31 ID:2yjqvncl
>>7 の970たん
もっとハルヒのように俺を罵ってくれ!
10ハルヒ:2006/08/02(水) 18:30:14 ID:T2CnB7ul
>>9
団長のアタシがスレ立てなんてするはずが無いでしょ!
そんなのは下っ端のアンタの役目よ!当然でしょ!
11970:2006/08/02(水) 18:31:28 ID:T2CnB7ul
ごめんよ・・・つい調子に乗って・・・
12名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 18:35:58 ID:2yjqvncl
たく、ちょっとは感謝の言葉もかけられないのかねと俺は愚痴りながらも
>>10に萌え死にそうになっていた

ハアハア
13名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 18:41:49 ID:T2CnB7ul
想像してたらハルヒが見たくなってきた・・・病気だ
ボクシング見ないでハルヒ見てくる
14名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 18:57:45 ID:b8Hvha8b
早く第9話(電気ストーブのやつ)の完全版が見たい。
DVD収録は放送順とは異なるみたいだけど何巻だろ?
15名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 19:10:44 ID:K5TZBHwx
最後
16名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 19:38:27 ID:iVkxpwCx
今の私達に必要と思われるもの……それは完全調和、ぱーふぇくとはーもにー
17名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 19:47:56 ID:9B226t3y
>>16
それ、どこの隊長さん?
18名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 19:49:04 ID:Zu/OPkyN
キャラソンの背表紙の内側(?)
よくみるとサムデイインザレインのアカンベーが…くそぉ、レンタルじゃなくて購入すりゃよかったw
ちなみに長門はOPの雪(憤慨の無題)、みくるは5話の禁則事項です。だった。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 19:51:26 ID:OaGF2wCu
つ今から購入
20名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 19:57:08 ID:VX5cld/g
>>16
禁じらーれたワードを つーぶやけばさいーごー
21名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:10:23 ID:zvv1pyAm
ところで、ハルヒの靴下って匂うの?
22名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:12:26 ID:CUu8wOv6
>>21
うん。まだまだ乳臭いぞ。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:12:37 ID:ap5HFPrp
ちと湿っぽくて甘酸っぱい香り
24名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:17:10 ID:lZYwcgl4
ハルヒ「キョン!どうしよう!アンタのこと考えてたら、おっぱいから母乳が出てきた!」
25名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:18:36 ID:ZpcqMxqo
せっかく前スレが綺麗に埋まったというのに、お前らはなんて薄汚れた話をしてるんですか。
26名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:20:28 ID:a8xEcWZP
ハルヒは想像妊娠が洒落にならんからな
「キョン!この子あたしのことママって(ry」
まな板と鍋が奏でる調理の音と、鼻をくすぐる料理のにおいで目が覚めた。
昨日も感じた、懐かしい感覚をともなっての目覚め。
また朝比奈さんだろうか、天使のように優しいお方だ。
何か手伝った方が良いだろう、俺はそう考え着替えをすませるとキッチンに向かった。
しかし、そこにいたのは朝比奈さんではなく…。
「キョン、アンタ少し寝坊よ。今日もみくるちゃんのお姉さんを捜すんだから、しっかりしなさい!」
微妙に俺から目線をずらし悪戯が見つかった子供のような顔をしている…パジャマにエプロンを着た姿のハルヒだった。
このとき俺は、寝ぼけていた上に軽い混乱状態にあったに違いない。
何しろ見慣れない物を見て、頭にハンマーを喰らったような気分だったのだ。
「なによ、間抜けな顔して」という、ハルヒの問いに対して。
「似合ってるぞ、ハルヒ」と、言ったのだから。

ハルヒが作った朝食は、近所の店で買った焼きたてのパンと野菜スープだった。
どんな罠を仕込んでるか判らないので、警戒しながらじっくりと腹に流し込む。
妹は美味しい美味しいと無邪気に騒ぎ、朝比奈さんはハルヒにレシピを聞いている。
レシピの内容はありきたりの物であったが、いちいちマジメにうなずく朝比奈さんが愛らしかった。
ハルヒは朝比奈さんへの講義を終えると、挑発的な眼差しを俺に送ってくる。
「どう、キョン。私の料理の腕は、私の偉大さを少しは理解した?」
「いまいち理解しきれなかった、もう一皿くれ」
どうやら変な仕込みは無いらしい。次は普通に味わうとしよう。

「そうだ、ハルヒ後で俺の部屋に来てくれ。ちょっと話したい事がある」
2皿目のシチューを食べながら、俺はそうハルヒにそう伝えた。
「なによ、今言いなさいよ。もったいぶらずに」
「いや、ここじゃ出来ない。大事な話なんだ」
そう言うとハルヒは、何故か口をぱくぱくさせて顔を赤く染めた。
「な…ちょ、いきなり何を言い出すのよ、アンタは!」
朝から何を怒ってるんだコイツは。
「いきなり叫ぶな。とにかく忘れるなよ、大切なことなんだから」
「…わかったわよ。行けば良いんでしょ。行くわよ、行ってあげるわ。感謝しなさい」
ハルヒはそう言いながら、急に顔を窓の方に向ける。…何か変な物でも見つけたのか?
そして朝比奈さん、何故にアナタの顔は真っ赤になっておられるのですか。
ハルヒを待ちながらベットに寝ころび新聞に目を通していく。
幸い今日も、朝比奈さんの姉の名前は新聞にのっていないようだ。
代わりに、というわけでもないだろうが。殺人鬼…ジャンピング・ジャックが紙面を賑わせている。
直接相手を見た物は皆無…いや、被害者は見たのだろうが、全員殺されている。
目撃者は遠く離れた殺人鬼の姿を見た者しかおらず、それも相手が飛び跳ねる姿でようやく何者かの判断がついただけらしい。
身体的特徴はおろか性別すら不明。正体不明の殺人鬼…本当に都市伝説としか思えない奴だ。
そう考えていると部屋の扉がノックされた。身体を起こしベットに腰掛け直す。
「どうぞ」
扉を開けハルヒが入ってくる。コイツがノックをするとは珍しいこともある物だ。
「ずいぶんと遅かったな」
「別に、ちょっと準備と決心に時間が掛かっただけ」
そう言うと何故か赤い顔をプイッ背ける。広がった髪から少し水滴が跳ねた…っておい。
「まさか、シャワー浴びてきたのか?」
「あ、汗臭いのはアンタだって嫌でしょ! なによ、ひょっとしてそっちの方が良って言うの!?」
顔をさらに赤く染め怒鳴ってくるハルヒ。
汗臭いのは好みでは無いが、人を待たせておいてシャワーは無いだろう?
「いつまで入り口に突っ立ってるんだ、こっち来いよ」
手招きするとハルヒは一瞬ビクッっとしてから、どすどすと足音を鳴らしながら近づいてきた。
「それで、話ってなに?」
俺の前に立つと見下ろすようにして聞いてくる。
「そんな大きな声出さなくても聞こえてるよ。とりあえず座れ」
俺は自分の隣にあるスペースを指さした。
「なにも隣に座る必要は無いでしょ!」
ハルヒはそう言って、近くにある机から椅子を引っ張り出しそれに腰掛けた。
そういえば、この位置関係は普段の逆である。ハルヒは勝手に人の部屋に入り、ベットを占領する悪癖があるのだ。
ハルヒが椅子に座ったのを確認すると、俺はベットに置いておいた書類差し出した。
「なによ、これ? まさかサインとか判子が必要な書類?」
いつから俺は詐欺師になった。お前をだましても金にならないことぐらいよく知ってるよ。
「長門が調べてくれた資料だ」
「は? なにそれ、アンタ何時の間にそんな物手に入れたのよ」
ハルヒが口と目を見開いて驚きの表情で聞いてきた。結構レアな表情だな、おい。
「何故か新聞と一緒に送られてきた」
やれやれ、と首を振る。まったく、長門も家まで来たなら顔を出せばよいのに。いや、誰か人を使ったのかもしれないが。
俺がそう答えるとハルヒは何故かうつむき、ぶるぶると震えだした。
続いてブツブツと何かを呟き始める。何を言ってるのか聞き取ろうと顔を近づけたとき、いきなりハルヒが叫びやがった。
「この馬鹿キョン! それならそうとはっきり言いなさい、紛らわしいじゃないこの馬鹿! お陰で覚悟決めかけたじゃない!」
いきなり叫ぶな、朝比奈さんの前で話すにはまだ早いだろう、後決心って何のことだ。
数々の俺のツッコミは、ハルヒの放ったストレートによって意識と共に飛ぶことになる。
ほんと、何を勘違いしてたんだ? コイツは。
29名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:26:11 ID:zvv1pyAm
いや、薄汚れたとか、そういう類の話をするつもりはないんだ。
ただ、ハルヒが、靴下が湿り易い体質だとすると、
部室で靴下脱ぐというシチュも有り得るだろう?
そうなると、セーラー服に裸足というのは、何かそそるものがあるだろ?

キョンだって、言い知れぬトキメキを感じると思うぜ。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:29:57 ID:t1pAhrpZ
退屈で野球大会を棄権するのに納得した時のハルヒの顔最高!
31名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:31:45 ID:xGqsqFYZ



明日、絶対俺に「あんたボクシングで世界目指さない?」とか言われ・・・・ねえか
あいつ皆がもてはやすものは嫌う傾向があるからな
32名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:35:03 ID:3Mjrh6Dm
ボクシングはみくるの担当だ
33名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:38:12 ID:xGqsqFYZ
「どれがパンチグローブ?」
とか言いそう、キョンが
34名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:39:50 ID:YSSdckyl
>>27-28
フラグクラッシャー乙
35名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 20:52:07 ID:CUu8wOv6
>>26
いや、ヤンデレもそれはそれで面白いけど、デフォじゃないから
36名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 21:00:20 ID:M+OKmX9l
何巻だかは知らないが
最終巻なことは確かだな。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 21:01:22 ID:M+OKmX9l
どんだけdでるんだorz
38名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 21:05:22 ID:+GTxmNj7
>>16
キョンと共にいてこそ魅力は最大限に発揮されるという意見には完全調和


……けどたまーにキョン自身に欲情してしまうのがわたしなんです
39名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 21:19:58 ID:xx0PH1Oh
このスレのSS読んでると激しくハルヒに萌えてしまう
この前まで長門に傾きかけてたのに
40名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 21:41:16 ID:D75sNbFk
前スレの1000はいいね
41ジャニオタ:2006/08/02(水) 21:41:29 ID:cozT0DOL
でもやっぱり長門でしょ””!あのキャラは無敵だね\\\\\\\\!!
42名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 21:56:38 ID:UqHhGRdm
>>28
>>「別に、ちょっと準備と決心に時間が掛かっただけ」

ムッハーーー!!
ハルヒにこんなこと言われたら
即ルパンダイブする
43名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:02:04 ID:2N4bONpL
●<今回のボクシングは涼宮さんが望んだ結果なんです
44名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:03:16 ID:OzGHaHIy
んな訳あるかよw
45名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:04:29 ID:3ZtVqijN
>>43
キ「おまえのせいだからな」
ttp://nov.2chan.net/b/src/1154515495024.jpg
46名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:05:14 ID:mcG52QDO
明日のミヤネ屋やムーブ、ぷいぷいとかで総叩きに遭う亀田が早くも楽しみになって参りました
47名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:05:48 ID:K5TZBHwx
>>45
虫歯か
48名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:13:05 ID:lKChPd3a
>>45
とうとう殴っちまったか
49名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:25:00 ID:8d8YXgZp
俺は例えどんな理由があろうとも女に手をあげる男は許さねぇ
キョンがハルヒをぶん殴ったらギッタギタのメッタメタにしてやる
50名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:28:23 ID:CUu8wOv6
>>49
ハルヒ「外野が口出すな!」
51名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:28:56 ID:kffKhK7N
>>49
●<私が止めなかったらあぶないところでしたね
52名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:30:17 ID:TUEq7Q31
アニメの最後に流れたピアノの曲はなんですか??知ってる人教えてください!!
53名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:30:35 ID:Kz+uVaOO
>27-28

もう事件ファイルのせいで夜も寝られません。ハルヒ萌えすぎる。
つーかキョン、そこは察して強引にフラグ成立させとくところだろ!
54名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:31:45 ID:0ELs6lQx
ハルヒさん朝からご盛んすぎますよ
55名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:32:05 ID:SkOZ9Fkk
>>52
はマルチだからスルー
朝食をとるにしては遅く昼食と言うにはまだ早い。
そんな人が少なくなる時間帯をねらい、俺とハルヒはとあるカフェに訪れていた。
店の中には客は数名しかおらず、店員も割と暇そうにしている。これならうまく行きそうだ。
長門の情報で解ったのだが、この店は朝比奈みちるが働いていた職場であるらしい。
今日の調査の足がかりとして、まずここで昼食と共に聞き込みをしようと言うわけだ。
ハルヒは店にはいるとカウンターの近くの席を確保し店員さんを呼んだ。
「あたしランチセットと紅茶ね、キョンは?」
「ナポリタンとコーヒー、お願いします」
注文を終えると俺たちは雑談を開始する。今日の天気やら友人がどうやら特に意味のない会話だ。
いきなり聞き込みをするわけには行かない、いくら何でもそれは妖しすぎるからな。
「みくるちゃんって可愛いわよね…せっかくだから、あたし達の事務所のお茶くみ係として雇おうかしら?」
料理が運ばれてくるのを見計らい、ハルヒはそんなことを言い出した。
「朝比奈さんをか? そう言えばお前、彼女のことずいぶんと気に入ってるな」
ウエイトレスさんが料理を並べてくれるを見ながら、俺は不自然じゃ無い程度にはっきりした声で答える。
俺のセリフにウエイトレスさんの顔に一瞬怪訝そうな表情が浮かぶ。
「まぁね。そう言えば…みくるちゃんのお姉さんが働いてるのって、この店じゃなかったかしら?」
そこでハルヒはウエイトレスさんに視線を移した。胸につけてるネームプレートによると朝倉涼子と言うらしい。
「ねえ、アナタ。今日は朝比奈みちるさんは居ないの?」
「あなたたち、朝比奈さんの知り合いなの?」
ハルヒの質問に逆に質問を返してくる朝倉。
これがこの時間を選んだ理由だ。店員に時間があるので会話がしやすい。
「妹のみくるちゃんの友達よ、凄く仲が良いんだから。家が少し遠いからここ何日かあってないけどね」
堂々と嘘をつくハルヒ。いや、コイツにとっては既に朝比奈さんは友人なのかもしれないが。
朝倉は「ふーん」と考えるように俺たちの顔を交互に見た。
「みくるさんはここ数日休んでいるわ。もし良かったら、お店に来るように伝えてくれないかしら」
店はやっぱり休んでるのか。ま、予想道理だな。
「そうなの、それってどれぐらい前から?」
ハルヒは何気ない様子で聞いた。俺にしか解らないだろうが、その瞳には真剣さがよぎっている。
「たしか4日前ね。急にしばらく店に行けなくなると言われて、困っちゃったわ」
…店に連絡が入ってる? じゃあ、自分の意志が絡んでるって事か。
「今までにもそんなことがあったのか? つまり、急に休みを入れたりとか」
「まさか、今までは欠勤はおろか遅刻すらしなかったわ」
俺の問いに誇らしげに答える朝倉。
「行き先に心当たりはないのか?」
「ないわ。なあに? ずいぶんと拘るじゃない」
疑いの眼差しを向けてくる朝倉。そろそろ潮時か。
「ああ、実は俺みちるさんに気があるんだ。朝比奈さん…妹さんの方に誘われて家に遊びに行ったときにな。一目惚れって奴だ」
そう言って肩をすくめる。そんな俺を見てハルヒが不機嫌そうな顔を浮かべプイっと横を向く。
馬鹿な男とそれに惚れてる女の構図が完成である。もちろん演技だ。
「あら、そうなの? でも止めておいた方が良いわよ。みちるさん人気あるから」
朝倉は俺たちの様子を面白そうに見回すと、微笑みながら言ってくる。
「それより、アナタはもっと回りに目を向けなさい」
ウインクをしながら俺にそう言うと、そのまま立ち去っていった。
ところでハルヒ、いつまで演技を続けるつもりだ。もう良いぞ。
アイコンタクトを送るが無視をされるた。
やれやれ、どうやらもう少し演技を続けなくりゃならんらしい。
「ん? 何不機嫌顔してるんだ」
たった今気付いた様にに言う俺。
「別にぃ〜。アンタってすぐ女の子に鼻の下のばすわね」
ジトーっとした視線を送ってくる。
「そんなことはないぞ」
ハルヒの視線から逃げる様に視線を店に巡らせる。あ、朝倉がまたこっちを見てる。ついでに他の店員も。
「ふーん、どうだか」
「そんなことより、飯にしようぜハルヒ。いい加減冷めそうだ」
言いながらナポリタンを引き寄せる。
「またキョンはそうやって誤魔化すんだから」
ハルヒもそう言いながら自分の食事に手をつけ始めた。

考えてみればこのとき俺たちは偽名を使うべきだったのだろう。
俺はともかくハルヒの名前はそこそこ有名な方であったし、見通しの効かない人捜しの途中なのだから。
まったくもって、警戒心が薄かったとしか言いようがない。
先ほどの朝倉のセリフではないが、俺は回りに目を向けるべきだ。
なぜならその朝倉自身の視線が、俺たちの名前を聞いた途端。
とても冷たい物に変わっていたからだ。そして、そのことに俺たちは全く気付かなかった。
58名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:41:17 ID:K5TZBHwx
朝倉キタコレ
59名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:41:30 ID:83DSTu6h
60名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:41:44 ID:4ViuoBfe
影で密かに仕事してるまとめ人・・乙
61名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:42:37 ID:4ViuoBfe
>>59
おっきした
62名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:45:17 ID:iZODwF0R
朝倉とおっきktkr
63名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:46:10 ID:S+EymIRL
朝倉さんかわいいよ朝倉さん
嫉妬するハルヒかわいいよハルヒ
64名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:47:37 ID:pjTT2eAV
まとめの人乙です。
まとめるのは大変だろうけど、今後も頑張ってください。
65名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:48:18 ID:4ViuoBfe
しかし最後の一行から・・暴走朝倉モードの野感
66名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:51:23 ID:g0ynzkGf
鶴屋「そ、そういえばっ!!」
長門「思い当たることが…」
古泉「多々あります!」

 男 だ っ た の か !!

みくる「ちょ、ちょっと待って〜! 男のはずないじゃない!!」
長門「ムキになってるところが余計に怪しい……」
みくる「え!?」
古泉「そうですその慌て振りは尋常ではありません!!」
鶴屋「そうさっ!皆の言う通りさっ!!」

長門「違うって言うのなら…脱いで見せればいい…」

脱げ!! 脱げ!! 脱げ!! 脱げ!!

みくる「キ、キョンくん……」
キョン「脱げ!! 脱げ!! 脱げ!! 脱げ!!」
みくる(この人が一番煽っている……)

ハルヒ「待ちなさい!!」

ハルヒ「みくるちゃんは女よ!!」
みくる「涼宮さん!!」
ハルヒ「パイパンだけどね!!」
みくる「Σ(T□T)ガーン」

朝比奈みくる(年齢不詳)
パイパンであることをばらされる。
67名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 22:56:40 ID:xMr5K354
>>57
×予想道理(よそうどうり)
○予想通り(よそうどおり)

面白いだけに、こういう細かい所が目についてしまう…
68名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 23:16:09 ID:FMxPynJF
>>66
幕張ネタか…
69名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 23:17:23 ID:qf9p02iS
>>57
みくるも茶店で働いてるのん?
70ハルヒにラブレター? 1/4:2006/08/03(木) 00:04:49 ID:/BsEcVyF
3学期の終業式がまじかに迫ったある日のこと。
いつも通り登校した俺は、席に着く前にいきなり手を引っ張られた。
こんなことする奴は1人しかいないな、俺はされるがままに懐かしい場所に
連行された。はじめに強制連行されたのもここだったっけな、相変わらず
埃にまみれた変な胸像なんかがおいてあるのか。はやいもんであれからもう1年経つんだな。

「で、こんなとこに連れてきて何のようだ?」
『ハルヒ』
俺の言葉に「ビクッ」といった風な反応をした後ハルヒは振り向いた。
その表情は普段より暗い感じで、どことなく困っているように見える。
ハルヒは上目遣いで何か言いたそうな雰囲気を醸し出していたが
結局無言で俺に手紙を渡してきた。

「これはなんだ?」
「とりあえず黙って読んでみて…」
「俺が読んでいいのか?」
「いいわ、読んで感想を聞かせてちょうだい」

めずらしく真面目な感じで、いつものおどけている様子はどこにもなかった。
受け取った手紙を見てみる。表には『涼宮ハルヒさんへ』裏には『1年4組xx』
と書いてあった。ああラブレターじゃないのコレ。というかどう考えても
ラブレターだな。しげしげと眺めていた俺をハルヒのきつい視線が襲う。

「早く読んでみなさいよ。私もまだ見てないんだから、内容が気になるじゃないの」

急にいつものアヒル口になったハルヒ。それになんで俺が怒られなきゃならんのか。

「もう1度だけ聞くぞ、ほんとに俺が見ていいんだな?」
ハルヒは無言でうなずいた。そして俺は黙読を開始した……
71ハルヒにラブレター? 2/4:2006/08/03(木) 00:05:55 ID:/BsEcVyF
『涼宮ハルヒさん 突然の手紙失礼します。僕はあなたを見たその時から…
―――中略―――
今日の放課後5:30に中庭の木の下で待ってます』

俺が黙読している間、俺の表情を見逃さないようにハルヒは視線を飛ばしてくる。
読み終えた俺、そのままハルヒに手紙を突っ返した。

「今度はお前が読んでみる番だ」
不承不承な感じで手紙を受け取るハルヒ。俺はあえてハルヒから視線をそらした。

「………………………」

待つこと20秒ほどだっただろうか

「読んだわよ、これはあんたにあげるわ」

そういうとまた俺の手に手紙が戻ってきた。
「これはお前がもらったんだろ? なんで俺によこす必要があるんだ
俺がもらっても困るだけなんだが」
そういってハルヒの顔を見た俺、かなりビビッタ。今まで見たことがないような
恐い顔をしたハルヒがいる。なんでそんなに怒る必要がある? 俺はそんな酷い
事言った覚えはないぞ。そんな俺の気持ちを無視するように、まるで抗議は最初から
受け付けないといった風にハルヒはしゃべりだした。

「キョン、まさかあんた、その手紙をあたしに持っててほしいと本気で思ってんの?
返答しだいじゃ罰ゲームじゃ済まされないわよ」

とりあえず謝ったほうがよさそうな雰囲気だ。この手紙は俺が責任を持って処分させてもらう。
なんとかハルヒをなだめることに成功した俺、ようやく教室に戻って来た。
なんだか朝から疲れるな、放課後もいろいろ大変そうだ。今日は正直授業どころじゃないぞ。
72ハルヒにラブレター? 3/4:2006/08/03(木) 00:06:42 ID:y/AvDIcF
で、あっという間に放課後がやってきた。
ハルヒの計画はこうだ。いつも通りSOS団の活動をこなした後、俺とハルヒが中庭に行くと…
なんで俺が一緒なんだろう、なんてハルヒに聴こうものなら本気で殺されかねないので
あえて聞かないことにする。

「キョン、そろそろ時間だわ」

通常業務のSOS団活動を終えたハルヒは俺を促す。
その表情には何の迷いもなく、ただ淡々と予定通り計画を遂行するだけだと言いたげに見える。

中庭が近づいてくる、すると突然ハルヒは俺と腕を組んできた。

「おい、おまえ何をしてるんだ」
「いいじゃないの、こうでもしないとカップルに見えないでしょ?」
「カ、カップルだと??」
「そうよ、丁寧に断るんだから相手が納得してくれるように見せなきゃ。
私たちは今カップルなのよ、あんたもちゃんとそれらしく振舞いなさいよ」

ハルヒは突然大胆なことを言い出した。いきなりカップルになれだと?
そのくせハルヒは妙に嬉しそうな笑顔をしてやがる。
これもまさか古泉が仕組んだんじゃないだろうな。後で問い詰めてやるぜ。

約束の場所が近づいてくる、ハルヒはさらに俺に密着してきた。

「おいおい、そんなに近づかなくてもいいんじゃないか」
「いいじゃない、この方が雰囲気が出ていいわ。本物のカップルに見せるのが
今日の計画なんだから」

だからなんでお前はそんな嬉しそうなんだ? 今朝の殺気立った表情はどこに隠したんだろうね。

で、待ち合わせ場所にいた『彼に』俺が説明することになった。
俺たちは付き合っているので『彼の』気持ちはありがたいが断らせてもらいたいと。
妙に諦めがいいというか理解するのが早いというか『彼は』納得するとさわやかに去っていった。
73ハルヒにラブレター? 4/4:2006/08/03(木) 00:07:37 ID:y/AvDIcF
目下の俺の気がかりはなぜか笑顔を絶やさず、さらに俺に密着したままで妙にテンションの高い
隣にいる女である。

「……はぁ、どうにか終わったな」
「キョン!! すごいじゃない、任務完了よパーフェクトな出来だわ。
あんたがあんなことを言えるなんて… あたしは嬉しいわ」

相変わらず妙にテンションの高いハルヒは、俺に密着したままなにやら喚いている。
つかれきった俺は抵抗する気も起きず、されるがままにしばらく時間をすごした。
でもなんだろうな、俺もなんだかホッとした気がするのはさ。あまり深く考えないようにしよう。

ハルヒは今日の俺の行動に感激したとかわけの分からない理由をつけて俺に
お茶をおごってくれるという。今は例によってハルヒに手をしっかりつかまれて
もはや常連になりつつある喫茶店に向かっていいる最中だ。

何を頼んでやろうか、どうせなら1番高いメニューを注文すべきだななんて思いつつ
喫茶店でハルヒが何を話しだすのか楽しみにしている俺がいた。


fin
74名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 00:08:58 ID:cjbyCviz
ふむ。1年4組xxが古泉の機関に属していることは間違いなさそうだ
75名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 00:09:17 ID:CZXlPj1n
リアルタイム乙。
76名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 00:11:37 ID:78rWyFoh
ちょっと前の話だが、合宿で飲み会をした。

学生の分際で申し訳ないが、もう記憶が曖昧になるほどに飲んだ。

ハルヒがべろんべろんに酔っ払っていたので、仕方なく俺が部屋まで連れて行くことになった。

後で古泉に聞いた話では、俺はこの時、ハルヒをいわゆる「お姫様抱っこ」で抱えていき、
非常に男らしかったと言う。さすが、俺。
ちょっとふらつきながらも部屋に到着し、「ふー、やれやれ」とか言ってるうちに、寝息が聞こえてきた。
ハルヒはすっかり寝入ってしまったようだ。

こいつは、普段一緒に居ても振り回されるばかりで、色気など感じたことなかったが、 寝顔をまじまじと見ると結構かわいい。
しばらく眺めていると、時々聞こえてくる「ん…ぁん……」という声がなんとも色っぽい。

でも、暇だったので、筆ペンで眉毛を書き足してやることにした。

すると、ハルヒが突然、くわっと目を開き、

「あんた、そんな事する暇があるなら、襲ってきなさいよ!」と、怒られた。

仕方ないので、上から覆い被さるようにして、激しくキスを見舞ってやることにする。

俺も酔っていた。

(現実世界での)ファーストキッスはレモン(チューハイ)の味がしました。


いや〜その後の記憶がなんとも曖昧だな〜……いや、ホントホント。
「…………」
なぁ、ハルヒ?俺たち何してたんだっけ?
「……あんた…ホントに覚えてないの?」
いや〜ホントに覚えてないよ。是非、お前の口から聞かせてくれ。
「……知らない!…バカ…」

いや、でも、微かに覚えているのが…ハルヒのケツがでか…

ドゴォッ!(蹴り)

「もぉ!!………バカ…」


問題です。
本当に二人が何をしたのか考えてください。
18禁はNGです。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 00:13:17 ID:8TORuTnZ
チューハイだけは口に含んだだけで吐きそうになる
78名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 00:16:26 ID:nfC9yNn6
ttp://www.redsonline.jp/

ハルヒファンでこれやろうぜ。
キャラクター名ハルヒキャラにして、SOS団ってパーティやギルド作ったりして。
79名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 00:18:03 ID:qwdw2ewy
小学生じゃあるまいし・・・・w
80名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 00:22:53 ID:nfC9yNn6
ごめん、ちょっと興奮してたw
無料のMMORPGってのを初めてやってね。
81名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 00:26:22 ID:j9Vegc/m
お姫様抱っこといえばアニメージュのグラビアは
なかなかもにょったものだ
82名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 00:26:30 ID:vtYYRK5X
ttp://jsn-home.net/~tdos3/
これをみなでやったほうがまだましな気がするぞ。
83名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 01:21:36 ID:Axi1ScCU
>>76
マニアックな関節技の掛け合い。
84名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 01:26:02 ID:SwxGtUwb
>>82
ちょーwww!!すげーwww!!
何これ!コンピ研の中の人って実在するんだ!
85名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 01:37:02 ID:+ulh8NJd
>>82
sugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!
86名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 01:38:56 ID:c5ANRBzR
ハルヒのケツがでか
87名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 01:41:50 ID:Axi1ScCU
>>84
分かってないっぽいので言っておくと、
>>82は「『射手座の日』を実際に作ってみよう!」という2ch(VIP初だったかな?)の企画。
88名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 01:47:47 ID:Jwuw6DwV
まあ堂々とVIPって書いてあるしな
89名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 01:51:49 ID:SwxGtUwb
>>87
ごめん・・・・サイトみたらわかった
90名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 01:57:48 ID:/UPlhji3
声優の茅原実里さん、亀田興毅の世界王座獲得に大号泣
http://news20.2ch.net/test/read.cgi/news/1154529721/

亀田好きって終わってるwww
声優やめろ
91名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 02:09:15 ID:UkilZCni
ハルヒの
エロ画像もっとみてえー
92名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 02:16:16 ID:eGLUnCrd
前スレの終了間際に裸エプロンだかパジャマだかで論争してたけど、

裸ワイシャツが何で選択肢にないんだと憤慨
ハルヒにはサイズの大きいキョンのワイシャツを着てる姿は破壊力がでかいと思うんだ…
93名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 02:18:27 ID:Axi1ScCU
>>91
角煮行け、角煮。
94名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 02:42:34 ID:ANHzxgdR
黒歴史・・・これはひどい・・
ttp://www.vipper.net/vip68374.jpg
95名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 02:46:00 ID:DSGMHUI5
アニメ≧のいじ>つがの>黒歴史
と、俺は思います
96名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 02:47:42 ID:vluamOlv
ツガノは一枚絵なら綺麗なのに、漫画になるといきなり絵が下手になる。
のいぢももし漫画を描いたらこうなんのかな……。
97名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 02:51:22 ID:Jwuw6DwV
いっそのことツガノも降板させて、笹倉綾人に書いてもらおう
98名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 02:53:26 ID:DSGMHUI5
のいじの漫画は線が薄すぎて漫画っぽくない。
雰囲気だけなら少女マンガに近いが絵そのものは男向けという微妙なライン。
原画が向いてると思う
99名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 02:55:09 ID:gqJfgv40
ううむ、俺にはツガノも黒歴史も絵では同レベルにしか見えん。
100名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 02:58:10 ID:/UPlhji3
茅原実里のようなカス声優はさっさと業界から消えろよ。
101名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 02:58:48 ID:Jwuw6DwV
亀田が好きと言ったらそれですかそうですか
102名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 02:59:30 ID:vluamOlv
103名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 03:01:18 ID:Jwuw6DwV
>>102
ごめんなさい、ちゅるやさん。
104名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 03:16:52 ID:qwdw2ewy
4つ通してあんまり変わらない古泉に泣いた。
ってか黒歴史の古泉のブレザーピチピチだな
105名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 03:21:38 ID:v6z6DYUb
>>104
ピチピチなのは、自身の強力な闘気を抑えつけてる故
106名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 04:03:45 ID:VO5JKtH2
>>94
朝倉だけは黒歴史がいい
107名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 04:49:18 ID:0KCNgJmy
乱闘だ。乱闘パーティーだ
っていつのキョンのセリフだっけ?
108名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 05:35:10 ID:xnD4OoFJ
>>107
野球の時の台詞。
確かアニメのキョンの名(迷)台詞のほとんどが中の人のアドリブなんだよなあ。
109名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 06:19:50 ID:eNj8CURp
>>92
どうみても事後です
110名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 06:20:15 ID:w3gv/7Yv
>>69
>「みくるさんはここ数日〜
この部分はみくる→みちるで誤字です。
紛らわしくてごめんない。
111名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 07:21:06 ID:VvSqK42e
112名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 08:05:29 ID:+p8JDQ/K
>>108
「て言うのはうそぴょんで(略)」もかな。
あれ結構好き。
113名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 09:00:18 ID:qP3oC7I8
>>57
誤:予想道理
正:予想通り
114名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 09:54:27 ID:Jwuw6DwV
>>111
でもそれはキョンが自分で作ったフォルダだと思うよ
そうでなきゃそこにMIKURUフォルダをキョンが作るとは思えない
115名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 10:03:35 ID:sA0UAtOQ
>>114
ここはあえて古泉がつくった説を(ry
116名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 10:36:43 ID:uVLq/ZNu
今学校で自習中で携帯からなのだが、同じクラスの女の子がハルヒみたいなポニテにしててちょっと萌えた(´Д`;)ハアハア
117名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 10:44:07 ID:Jwuw6DwV
>>116
よし、その娘に
「俺はポニーテール萌えなんだ。今のお前のポニーテールは反則的なまでに似合ってるぞ。」
って言え、言うんだ。
118名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 10:56:58 ID:uVLq/ZNu
>>117のレスを読む前にその言葉を言いてー!と思っててびっくりしたが、その子とあまり仲良くないしへたれな俺には無理だorz
しかし後ろから見ると本当にリアルハルヒだ。あそこで髪を結ってるあたり意識してるとしか思えん。
119名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 10:57:31 ID:MrDpq/J9
次の日から、116が学校に来なかったりして
120名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:02:09 ID:FivwCuSv
>>118
長台詞はかむとだいなし
「お、ポニテ可愛いな、似合ってるジャン」くらいにしとけ
今から仲良くなればいいじゃん
一時の勇気が、今後の人生を大きく変えるぞ!思ったら言え!
121名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:08:24 ID:uVLq/ZNu
>>120
というかだな、まわりにも何人か自習しにきてるやつはいるわけでだな。しかも高三で受験生でみんなめっちゃ真面目に勉強しててそんな雰囲気じゃない。
そんななか携帯いじってるのは俺くらいだorz
スレ汚してスマソ
122名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:09:05 ID:NRKSbFW4
勉強しろよw
123名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:10:27 ID:FivwCuSv
>>121
勉強しろよwwwww
ひんとやるよ
つ 「ノートの切れ端アタック」
124名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:13:36 ID:Jwuw6DwV
所でだな、ひとつ聞きたいんだが、そのポニテの娘は、かわいいのか?
125名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:15:55 ID:FivwCuSv
可愛いとか可愛くないとか
ポニテがあったら掴むだろ?ひっぱるよね?そういうことだ
126名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:18:56 ID:uVLq/ZNu
>>124
可愛いという人もいるが可愛くない人もいるな。中の上くらいかと俺は思う。今思えばその子は黄色くはないが、以前からよくカチューシャをつけてきてた。まさか本当に意識してやってるのでは…
127名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:21:56 ID:8ChwaBi6
>>126
意識してやってるとするならば……上の上、ですね
128名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:22:26 ID:Axi1ScCU
少年よ、若い頃は当たって砕けろ、と言ってみる。
129名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:22:27 ID:8kkrQSig
ハルヒの後ろに座ってポニテ弾いて
プラプラさせたい

嗚呼一度でいいからやってみたい
130名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:24:23 ID:FivwCuSv
ひとつきく
脳内彼女の 妄想じゃないよな?w
131名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:47:53 ID:hNKj93b/
脳内なのか・・・あう
132名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:59:56 ID:/dAg0ZQ+
ダメだ!ハルヒのことを考えると、どーしてもエロいことが思い浮かんじまう
133名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 12:00:58 ID:wO0plWbd
キョンのお願いなら何でも聞きそうだしね
ハルヒしゃぶってくれ
はぁ?
134名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 12:02:28 ID:bo1k1Cqj
人間が認識できるのは脳が情報操作をして意識の俎上に上がってきたものだけだ
>>116のいう女の子が>>116の視覚情報に割り込んだ何かによって構成された
擬似存在でないとどうして言える?
それ以前に>>116が本当に学校にいるとどうして言える? 本当の>>116は脳髄だけで、
五感の擬似信号を与えられて、肉体が存在すると思い込ませられているだけの
実験生物かもしれないじゃないか
135名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 12:03:56 ID:ybA7q4JJ
SSうpしてくれている皆様、
いつも有難うございます。
毎日楽しみにしています。
他の何よりも楽しみにしています。
売っているものなら買っているでしょう。

本当に感謝しています!

136名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 12:06:31 ID:ewnltDoQ
>>127
何で社長なんだよw
137名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 13:01:12 ID:/dAg0ZQ+
ハルヒって、よくみくるに抱きついてるけど、
抱きついたときに、みくるからキョンの匂いがしたらどうするんだろう?
ハルヒはキョンを掴んだりしてるから、キョンの匂いを知ってるわけよ

というシチュエーションで書いてくださいな
なんだったら修羅場になったってかまわない
138名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 13:01:12 ID:TTIchrmu
>>134
古泉乙。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 13:03:07 ID:Axi1ScCU
>>134
つまり>>116は目を盗まれているのか。
140名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 13:04:08 ID:uVLq/ZNu
勉強してた。脳内じゃないぞ!断じてそんなことはない。
141名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 13:11:40 ID:bo1k1Cqj
ああ、勉強していたんだろうさ。
脳味噌と意識が勉強していると認識した以上そうなんだろうさ。

でも、本当に肉体があって学校にいるとどうやって証明できる?
見えているものも、触ってみた彼女の髪や肌の手触りも
近づくとわかる女の子らしい香りも――

みんな擬似信号や、深層心理が作り出した虚像ではないと、
一体どうやって証明できるというんだい?
142名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 13:11:45 ID:BfjDVCJU
いいから勉強しろよw
143名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 13:30:17 ID:/r9WJ2eY
>>141は行っちまったのさ
均一なるマトリックスの向こうへ
144名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 15:30:44 ID:Afn3sKok
>>141
そんなことはいいからはやく
145名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 15:34:15 ID:bo1k1Cqj
www.sos-dan.com/himg/src/1154577785474.jpg
エロ画像板の腐れ801スレッドにぶら下がってた非801ハルヒ画像
めっちゃ笑った
146名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 17:14:23 ID:+xcU1qx6
>>140
あんたが勉強してたって記憶は全部まぼろしだったの。
疑似記憶をかまされてただけなの。

ところでデレてるハルヒよりも
意地の張りっぱなしで素直になれないハルヒの方が数段萌える俺はどうすればいいですか。
147名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 17:57:08 ID:QHRQAX9T
>>76
相撲だろ?
148名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 18:10:03 ID:Xy+0Wl45
>>147
グレコローマン式のレスリングじゃないのか?

もしくはオイル使わないトルコ式オイルレスリングとかw
149名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 19:16:42 ID:FCWJf5Oo
すげー手の込んだ事やってんだな・・・。
150名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 19:30:19 ID:Axi1ScCU
>>140
そこは
「……そのウソ夢、どうやったら消せるんですか!?」
と言う所だ。
151名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 19:33:03 ID:onAJ2boM
だれか、ハルヒが長門に変装してキョンに陰謀を仕掛けるSS頼む
参考画像
http://www.imgup.org/iup241877.jpg
152名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 19:53:21 ID:nvPUB6Gb
>>151

キョン「よう長門。お前しかいないのか。」
ハルヒ(長門変装中)「・・・(肯定)」

・・・
・・・
・・・

(10分経過)

・・・
・・・
・・・

ハルヒ「ちょっとキョン!なんで気づかないのよ!」
キョン「うおっ!ハルヒ!?」

ごめん。ぜんぜん陰謀とか浮かばなかった。
153名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 19:58:30 ID:3Ec9kd/h
>>151
ものすごい狂気を感じるのだがww
154名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 20:00:15 ID:onAJ2boM
>>152
どんまい。思いついたときまた書いてくれ。
155名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 20:08:21 ID:d7b5sypA
>>152
谷口「キョン、逃げろ!」
国木田「キョン!」
キョン「言われなくても、スタコラサッサだぜぇ」
156名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 20:15:05 ID:/1H01ARd
>>152

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・



キョン「……あー涼宮ハルヒさん、事情を説明してもらおうか?」
ハルヒ「今少し時間と予算があれば♪」
キョン「弁解は罪悪と知りやがれ!」
157名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 20:15:26 ID:A+fEd4XF
>>152
考えてみたら長門もハルヒ居なくて騒動がなければタダの読書少女なんだな
158名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 20:42:59 ID:hWZOwsq0
あの置物っぷりは「ただの」で片づけるのはどうだろうか。
159152:2006/08/03(木) 20:50:01 ID:nvPUB6Gb
もうちょっとがんばってみた。

今日はキョンが掃除当番の日。私はちょっとしたいたずらを思いついて今日のためにいろいろ準備してきた。
昨日のうちにキョン以外のメンバーには今日のSOS団の活動が休みであることを伝えておいたし、この暑い中わざわざカーディガンも持ってきた。このボブカットのカツラだって高かったんだから。
6限のチャイムがなると同時に部室に駆け込む。まぁ、キョンはすぐにこれないんだからあわてること無いんだけどね。
いつものカチューシャをはずしてボブカットのカツラをつけ、カーディガンを着て本棚にあるハードカバーを一冊もって窓際の席に座る。
我ながら完璧だわ!ここまで有希に似てるなんて!
これならキョンは絶対気づかないわね。あいつどんな反応するのかしら。
キョンはいつも有希とどんな話をしてるんだろ・・・。
べ、別にキョンと有希の関係とかを気にしてるんじゃないんだからね。そう、これは団員の会話の調査でもあるの。そういうことなのよ。
そろそろ掃除が終わるころね・・・。

(ガチャ)

キョン「よう長門。おまえ一人か?」
ハルヒ(長門変装中)「・・・コクッ(肯定)」
キョン「そうか。この時間になってもおまえしかいないなんて珍しいな。」

うまくいったわ。あいつ全然気づいてないじゃない。鈍感なんだから。
ぶつぶつ一人ごといいながらいつもの場所に座ってるし。
しばらく様子を見てみようかしら?

・・・
・・・
・・・

(5分経過)

・・・全然話しかけてこないわね。有希に変装したのは失敗だったかしら。みくるちゃんにするべきだったわ。
それにしてもいつになったら気づくのかしら。日が当たってるところでじっとしてるのってすごく熱いのよ。わかってんの?
これはもう罰ゲーム決定ね。団員たるもの団長がどんな姿でもすぐに気づくべきだわ。あいつにはまだまだ自覚が足りないわね。

・・・
・・・
・・・

(さらに5分経過)

ハルヒ「あー、もう!あっついじゃない!」
キョン「うお!ハ、ハルヒ!?」
ハルヒ「何ですぐ気づかないのよ、バカ!鈍感!バカキョン!
     あんたにはきつい罰ゲームを用意しておくんだから。覚悟しなさい!」
160名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:04:36 ID:7hdEGieW
古市で黒歴史本売ってた・・興味本意で買ったっさ
161名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:06:00 ID:yAnrYjqb
最近、ハルヒの罰ゲームをキョンが甘受してるのは
惚れた弱みに思えてならない。
162名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:07:34 ID:GX9fvpIf
>>159
ちょっとインスパイア。

文芸部室、またの名をSOS団団室?真名を悪のすくつのドアを開ける。
マイスイートハニー、日陰に咲いた一輪のひまわり、朝比奈さんの着替えを間違ってかいま見ようとか
そんな不埒なことは考えていない。
ええ、断じて考えていませんとも、絶対に。…おそらく…たぶん、一応は、まあ、あっても
事故だ、あくまで事故なんだよう。

なんて思っている間に、間違えてあけてしまう今日の俺、ちょっと大胆。
 ・
 ・
 ・

なんじゃこりゃーー!!
と無垢な俺の心の中で、どこかの刑事が断末魔を叫ぶ。

普段は文芸部備品、読書する猫型万能ロボットもどき、長門有希が座っているはずの定位置で
あの、リアルジャイアニズム涼宮ハルヒが長門のカツラを被り、ご丁寧にカーディガンまで着て
読書する振りをしていた。

なんの冗談なんだよ、うそだといってよバーニィ、ちょっとパニックが止まらない。
おかしいですよ、ふるえが止まりませんよ。
触らぬ神に祟りなし、怒らぬハルヒに騒ぎ…あるな、しょっちゅう。

そこはそれ、大人の俺は、とりあえず長門のふりをしているハルヒに何事もなかったように話しかける。

「よう長門。お前しかいないのか。」
ちゃんとかまずにいえたぞ、俺。今の自分をちょっと褒めてあげたい。
「…コクッ(肯定)」

おい、ばかちんめ、長門はアヒル口のままで勢いよく1cmも首は振らない。
長門研究家3年で免許皆伝の俺がいうのだから間違いない。
「そうか。この時間になってもおまえしかいないなんて珍しいな。」

しかし、どこをどうこのハルヒに突っ込めばいいのやら…
ハルヒに突っ込む…突っ込む?ダブルミーニングで暴言でしょでしょ、俺史上最大の貞操の危機、樹木希林。

どうすればいい、どうすればいいんだ。…何も考えつかん。
普段の長門ばりにフリーズして動かない。俺が長門のふりしてどうすんだよ。
考えろ、考えろ俺、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ…………
ぽく、ぽく、ぽく、ちーん!
…放置しとこ。だめだこりゃ。いや、しかしそれでいいのか俺……

「あー、もう!あっついじゃない!」
「うお!ハ、ハルヒ!?」
「何ですぐ気づかないのよ、バカ!鈍感!バカキョン!
 あんたにはきつい罰ゲームを用意しておくんだから。覚悟しなさい!」
163名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:16:45 ID:NRKSbFW4
キョンwwww
164名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:25:29 ID:MrDpq/J9
よく罰ゲーム罰ゲームって言うけど、小説ではどんな風に書かれてるの?
165名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:26:13 ID:ytotQpz5
>ハルヒに突っ込む…突っ込む?ダブルミーニングで暴言でしょでしょ、俺史上最大の貞操の危機、樹木希林。
このフレーズハマッタww
166名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:27:37 ID:VJiRhCxl
167名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:28:23 ID:2Z99xSmp
>>164
後ろ手に縛られたキョンにハルヒが色々してます
168151のお題1/2:2006/08/03(木) 21:30:48 ID:f+5OfBf8
>>151

SSとやらをはじめて書いてみた。
書いたはいいが長門萌えなのかハルヒ萌えなのかわからなくなってしまった。あまり反省はしてない。
つーかやたら長いな。ごめんよ。

部室のドアを開けると、いつものように長門が地蔵菩薩のように読書していた。
「よう長門。おまえだけか?」
「……」
いつものように無言の行を貫いている。
カバンを机の上に放ると俺は一人でオセロを適当に並べていた。
いずれは古泉が来るだろうと、しばらく一人で模擬のオセロをしていると、
「…………」
長門がこちらをじっと見ていることに気づいた。
そういや長門が最初に感情らしきものを示したのは俺と朝比奈さんがオセロやってたときだったな。
「おい長門、久しぶりにオセロやるか?」
長門がこくっとうなずく。心なしか長門のうなずいている幅がいつもの長門に比べて大きいような、
長門にしてはオーバーアクションのような気がしたが、気のせいか。俺は長門が対面に座ると、
白黒の石を初期配置に戻す。
「長門、ルールは覚えているな?」
こくっ。
長門と俺の対戦オセロは長門が僅かの差で勝った。何か変だ。以前、朝比奈さんと長門が
対戦した時は圧勝だった。朝比奈さんは確かに俺より弱いが、だからといって俺が戦っても
読書するコンピュータ相手に勝てるとも思えなかった。
「どうした長門。どこか調子悪いのか?」
「…………」
心なしか長門の顔色が一瞬赤とも青とも変化したような気がした。長門にしては感情の振幅が
大きすぎるような。長門も春からいろいろな出来事があって随分感情を表すようになった。
が、それにしては変だ。何がとははっきりいえないのだが。
「もう一度やるか?」
こくっ。
二回戦は俺の勝利だった。おかしい。長門はわざと手加減しているのだろうか?
「なあ、長門。お前今わざと負けたのか?」
「…………聞きたいことがある」
169151のお題2/2:2006/08/03(木) 21:32:52 ID:f+5OfBf8
唐突な質問に驚く俺。なんだなんだ。
「わたしのこと、…………好き?」
はあっ!?何を言ってるんだ、お前。そりゃあ、好きか嫌いかと聞かれればだな…。
「どうなの?」
長門らしくない畳み込まれるような質問に今度は俺が地蔵菩薩と化しそうになった。
「…………。お、俺はだな…」
といいかけて、長門の表情にらしからぬ変化が浮かんでいることに気づいた。
笑いを必死にこらえている長門。唇と眉が俺が知っている長門ではありえない様な
歪み方をしている。て、待てよ、こんなに長門の声って明るかったか?
「お前、長門じゃないな?!何者だ!」

ぶわっはっはっは!長門の笑顔が爆発した。長門では絶対ありえない、百ワットの笑顔。
「キョン!何真面目に答えてんのよ!ばっかねえ!」
長門がその前髪をつかんで引きちぎる。フランスの泥棒の三代目がやるような仕草で
おかっぱのカツラをめくると、そこには我らがSOS団の団長様がいた。
「通販で有希の髪型とそっくりとカツラを見つけたから、どこかのマヌケが有希と勘違いするかと
思って買ってみたのよ!胸にサラシを巻いてまで有希に化けてみたのよ。でも、だめね。
有希みたいにずっと黙っていられないわ。私に有希の真似は無理」
お前なあ!
そこへ部室のドアが開いて本物の長門が入ってきた。本家本物の無表情を見て、
偽長門でないことを直感する。なぜかあわてる俺とハルヒ。
「有希!見て見て!」すっぽりとカツラをかぶって再び長門に化けるハルヒ。長門はじいっと
偽長門に視線を注いで、
「…………ユニーク」
といつもの無表情でつぶやくと、いつものパイプ椅子に座って読書を始めた。
「みくるちゃんか古泉くん、早く来ないかな?!今度は出来る限り有希になりきってみせるわ!
アカデミー賞ものよ!」と目を輝かせている。ハルヒよ、長門はそんな獲物を狙うようなライオン
のような目はしてないぜ。
やれやれだ。長門を好きかどうか聞いたのは単なるひっかけだったか。きっと俺が目を白黒させるの
を楽しむつもりだったらしい。自爆で終わったがな。
でも、ハルヒに化けた長門の問いに真面目に答えたなら、長門というか長門に化けたハルヒは
どういう反応を示すだろうか。俺はそれが見られなかったことをちょっと残念に想いちょっと安堵した。
170名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:37:00 ID:A+fEd4XF
長門の変装してるハルヒに
「今度ハルヒにプレゼントやろうと思ってるんだが何が良い?」
って聞くキョンもアリかなと思った。
171名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:38:32 ID:3Ec9kd/h
>>170
そんなことになったら、ハルヒ戻るに戻れないなw
172名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:42:27 ID:vluamOlv
>>170
↓が書くらしいよ
173名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:42:51 ID:iHDXvc6a
>>156
スリムなみくるとスラムな鶴屋さん想像した
174名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:42:56 ID:nvPUB6Gb
>>164

キョン、三日分の無断欠席は高くつくわよ。罰金だからね、罰金!それと延滞料も!

そうだわ、キョン。クリスマスパーティーでね、あんたトナカイの衣装着てあたしたちの前で一発芸を披露しなさい。あたしたち全員が大ウケするまで何回でもやり直しなんだからね!つまんなかったら異次元にすっ飛ばすわよ!ついでだから子ども会でもやんなさい。いいわねっ!

消失だとこんな感じ。
175名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:46:18 ID:VJiRhCxl
>>169
これは萌えた
初めてのSSなのにやるな!
176名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:46:40 ID:V6WcbUgZ
ハルヒはヒップラインが美しい・・・。第二話からそう思って見ていた。
177名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:59:16 ID:d6xqoW0g
http://id33.fm-p.jp/17/potepi/


ちょwwwwwここすげぇwwwwwwww

ハルヒキャラたくさん描かれてるwwwwしかも上手いwwwwww




内緒で1つだけうp  http://www.vipper.org/vip305670.jpg
これよりレベル高い絵もわんさか
178名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 22:02:33 ID:MrDpq/J9
しかし、キョンが長門のこと好きって即答したら、ハルヒはどんな反応しただろうな
また逆に、「俺はハルヒのほうが好きだ」なんて言った日には…
179169:2006/08/03(木) 22:17:55 ID:f+5OfBf8
>>175
(ノ∀`)アリガトー
今読み返すと我ながら恥ずかしいな

>>178
それは、禁則事項。

このスレ的には「俺はハルヒが…」の方がいいのかな。想像に任せようとしてぼかしてみたけど。
180名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 22:39:07 ID:NRKSbFW4
「好きな奴なんていない」が正解
181名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 22:51:25 ID:serPV1OO
>>170
みるみる真っ赤になっていって、結局バレるんだろうな。
んで、それに続いてキョンもみるみる真っ赤になる、と

>>180
違うな。正解は「長門はこんな事言わない!」だ
182名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:11:55 ID:NRKSbFW4
「俺、実は古泉が好きなんだ」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
183名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:12:45 ID:qqMu7jG6
長門は無口キャラだからうまいことしゃべらないようにすれば
相当騙し続けられそうに思った
184名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:19:47 ID:GgnyZ0aq
投下されてるSS楽しいけど、今日は事件ファイルはお休み?
まあ毎日更新てわけにもいかないだろうけど、連載開始三日もたたないうちに中毒症状になってる俺がいる。
185名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:20:43 ID:bo1k1Cqj
……ごめん、俺にはヅラくらいで誤魔化せるとは思えんのだよ
186名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:27:45 ID:SwxGtUwb
SS投稿行きます。
ちょっとかなり長編になってしまったために、何日かわけて投稿します。
なんて言うか、短くまとめること誰か教えてほしい。orz

あと、ハルヒがあまり出てこないけどスレ違いとか言わないでね。



187キョン少年の夏休み その1:2006/08/03(木) 23:28:39 ID:SwxGtUwb
「あーもう!ひま!ヒマ!暇!閑!みくるちゃんをいじれないし。
 パソコンあきたし。ねえキョン!あんた何か面白い話しなさい!」

ネットサーフィンに飽きたのか椅子の背もたれにドッとと体を預けながら、
ハルヒはそう言った。
俺はといえば、自分でお茶を入れ、文芸部の据付本棚から適当な本を選んで、
長門専用パイプ椅子に腰掛け、長門っぽく無口に読書中だった。

現在我々が、不法占拠中の文芸部におけるSOS団団員の人員配置状況は、
古泉は夏風邪で欠席、朝比奈さんは個人面談、長門はなぜだか早退という、不測
の事態の発生により、この部室に俺とハルヒの二人きりという危機的状況である。

窓の外は、鬱陶しい梅雨があけとともに、突如としてやってきた照りつける太陽と
入道雲が本格的な夏の始まりを演出しはじめている。
運動部が練習をしている威勢のいい声とかが聞こえても良さそうなのに、何故だか、
やたらのんびりとした雰囲気が校内全体に漂っていた。
日差しは強いが、風が涼しく心地よい夏の日の午後のある一コマだ。

「たとえば初恋の人の話とか!初恋の人の話とか!初恋の人の話とか!
 有希やみくるちゃんがいたら話しにくいでしょ。今がチャンスよ!」

何が今がチャンスなんだ?しかも何故、初恋の人の話の話限定なんだ?
俺はかまわず本のページをめくる。せっかくたまに涌いた読書欲をめいっぱい
満たしてみたいのだ。
長門のまねをして無視する俺に、ハルヒはふくれっ面でぼそっと言った。

「そんなに本読んでも夏休みの宿題に感想文なんかでないわよ。」

当たり前だ。出てたまるか。妹の感想文は毎年俺が考えてやってるがな。

「あーもう退屈!退屈!退屈!」

ハルヒは団長専用のキャスター付きの椅子に座ったまま、くるくる回っている。
そして、器用に壁を蹴って俺の所にすり寄って、俺の目の前で足を伸ばして
くるくると回り続け大回転かまって光線を照射し続ける。

鬱陶しい・・・だが、まだかまってやらん。目が回るまでそうしていろ。

しかし、ハルヒはことごとく無視する俺に業を煮やしたのか、ついには俺の
膝の上にある本にドンと足をのせてようやくその回転とめやがった。

「あのなあ、本を足蹴にしてはいけませんと教わらなかったか?」

「だって退屈なんだもん。なんでもいいから話してくれるなら退けてあげる。」

例のアヒル口でツンツン怒って言いやがる。だが不覚にもちょっぴりかわいいと
俺は思ってしまった、俺の負けだな。こうやって甘やかすから駄目なんだろうなと
思いつつもハルヒの足をよけて俺は本をぱたんと閉じ、目の前の長机においた。

しかし、話って言ってもなぁ。しかも初恋の話って言っても……
そう思ったとき、ふと記憶の彼方に忘れかけていたことを思い出した。
いままで意識したことはなかったが、俺がいまここにいる根本の原因となった
あの夏の出来事……

「いいだろう! 創作の昔話でもしてやる。ありがたく聞くがよい!
 だが、あくまでも創作、フィクションだからな!」

俺がそう言い捨てると、ハルヒは椅子に正座し背もたれに顔を乗せて、
紙芝居を始める先生を待つ幼稚園児のようにかわいくワクテカしはじめた。
なんなんだろうね。普段のツンツンしているときとのこの落差は。
188キョン少年の夏休み その2:2006/08/03(木) 23:29:25 ID:SwxGtUwb
俺は、椅子の向きを座ったまま窓の方に変えて腕組みをし思い出すように
ゆっくりと語りはじめた。

「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんは居なかったんだが、
 一人の少年がいた。
 少年は小学5年生でちょうど夏休みがはじまって、間もない頃の話。」

「その少年てキョンのことよね?」

先にネタバレすんな。

「少年はその夏、生まれて初めて一人で旅をする事になった。

 そのときは一つ大人の階段を上ったような気もしたんだが、実際は一人で電車と
 バスを乗り継いで田舎のおばさんの家に2週間ばかり泊まりがけで遊びに行く
 だけのことだったんだけどな。

 当時も妹が「あたしも行く〜!」とバッグにしがみついて駄々をこねていた。
 さすがに11才に5才の面倒が見れないと母親が判断したのだろう。
 母親は俺とアイコンタクトに作戦を送り、泣きじゃくる妹をなだめすかしている
 間に、俺はスキをついてバッグを抱えて玄関のドアを開け全速力で駆け出した。

 後ろで『キョンくんのバカー』という声が響いてたっけか。

 サンタクロースは信じるような年ではなかったが、宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や
 超能力や悪の組織やそれらと戦うアニメ的特撮的漫画的ヒーローたちが世界のどこ
 かにいるとこっそり信じていた純心なガキだった俺にとって、一人旅というのは、
 これから大海原に宝島を見つけに行く大航海の始まりと同等の感覚であったと思う。

 途中、乗り継ぎ駅で一駅乗り過ごしてしまうということもあったが、冒険には、
 ハプニングがつきものと、逆にワクワクしたっけかな。
 その後乗り継いだ電車は何事もなく終着駅につき、俺はバスに乗り替えた。
 バスは約1時間ほどでおばさん家の近くにあるバス停に到着する予定だった。

 おばさんの住んでいる町行きのバスの中はほぼ満員で、何人か立っている人もいる。
 隣に爺さん座っていたが、いつのまにか降りていったらしく、俺はまったく気が
 付かなかった。
 そもそもバスの中のことなんかよりも、窓の外の景色の方が興味があったわけだ。
 何度かみたはずの景色も、一人旅となるとまったく違って見え、この大冒険の全て
 の景色を記憶に刻み込もうと健気な努力を俺はしていたのだ。

 そんな俺の熱心な行為を突然止める事件が、そのとき唐突に起こった。

 『隣に座ってもいいかな?』

 突然、きれいな鈴の音のような声がして、声がする通路側を振りあおいだ。

 そこにはどえらい美人が立っていた。
 ぴしっとした白いブラウスにタイトな紺系のスカートからのびたすらりと伸びた
 長い足。そして長くてサラサラとした、きれいな黒髪。
 自分の母親よりもかなり若くて近所の高校生のお姉さんよりは年上であろう、
 その女性は振り仰いだ俺をみてにこりとほほえんだのだ。

 あの笑顔をみたら小学生でも一万年と五千年前からの恋に落ちるね。
 実際に恋に落ちたし、一目惚れで初恋だった。」
「あんたのそのときの顔が想像できそうだわ。あいかわらずエロ餓鬼だったのねー」

ハルヒは呆れたようにやれやれと言う。
いいから黙って聞きなさい。今からがいいところだ。
189キョン少年の夏休み その3:2006/08/03(木) 23:30:13 ID:SwxGtUwb
「俺は長門みたいに微妙にうなずくことしかできなかったっけかな。
 その当時、いや今もだが、俺は純心無垢で純情なのだ。
 結構肝っ玉は強い方だと思っていたんだが、心臓はどきどきしっぱなしだった。

 お姉さんは『じゃあ失礼するわね』といって俺の隣に座った。
 
 俺はさりげなく再び窓の方を再び見はじめたが、さっきまでと違ってまったく景色
 が目に入らなくなっていた。
 窓に映る隣のお姉さんの横顔しか目に入らなくなっていたからだ。

 5分ほど過ぎたときだったか?ガラスの中のお姉さんと唐突に目が合ってしまった。
 心臓が10Kmほど飛び出し先におばさん家に着くか思った。
 だがもっと驚いたことに、お姉さん俺にほほえむと、こう話しかけてきたのだ。

 『キョンくんかぁ……キミ何年生?』

 俺は驚いてお姉さんの方をふり返った。
 なんで俺のあだ名を知っているんだ? まさか超能力者か?!それとも宇宙人?
 
 お姉さんは黙って、上の荷物棚の俺の荷物を指さした。
 バッグの肩掛けひもの裏に、妹の字で『キョンくん』と書いてあった。
 いつの間に書いたんだあいつは。

 『突然ゴメンね。ひょっとして超能力者かと思った?』

 俺は、ウンウンとうなずいた。
 
 『残念ながらちょっと違うわね。お姉さんは、とある組織の諜報部員なの。
  現在、スパイ活動中よ!』

 そう言うとお姉さんはちょっといたずらっぽく笑った。
 そしてその笑顔で俺は完全に信じこんだ。
 そのタイトなスカートをちょっとめくると中から小型銃が出てくるんじゃないかと
 本当にそう思ったね。

 『その組織はね、悪の超能力者や宇宙人や異世界人と戦ってるのよ。
  これは絶対に秘密。誰にも言っちゃ駄目よ。言わないと絶対に約束できる?』

 お姉さんは、俺の唇に人差し指を当ててそういい、ウインクをしてほほえんだ。
 俺は、さっきより大きくブンブンとうなずいた。

 ひょっとすると、これはすごい事件の前触れに違いない。
 このバスはお姉さんを狙う悪の組織の標的にされ俺たちは二人で命からがら逃げま
 どい、ついには悪の組織の本拠地まで乗り込んで二人で悪の首領を倒す。
 そう言うストーリーが俺の中で一瞬にして出来上がった。

 『あ、そうだ名乗るのを忘れてたわ。私の名前はナツミって言うの。
  よろしくねキョンくん。』

 俺は緊張しながらも、自己紹介を始めたのだった。
 自分の名前に生年月日に星座と血液型、小学校の名前から5年2組の担任の先生の
 名前とか校長先生の名前。家族の名前から当時飼っていたハムスターの名前とか、
 大好物は何だとか、納豆が苦手だとか。あと、いまからこの町のおばさんの家に行
 って夏休みの2週間を過ごすこととか。
 面接官に一生懸命自分を売り込む就職希望者みたいな感じだったろうな。
 うまく彼女に気に入ってもらえたら、俺も組織に入れるかもと考えていたしな。
190キョン少年の夏休み その4:2006/08/03(木) 23:31:00 ID:SwxGtUwb
 ニコニコと聞いていたナツミさんは俺の話が一段落すると、今度は自分の事を話し
 始めた。
 『私はね、諜報部員だけど表の職業として幼稚園の先生をやっててね、
  幼稚園が夏休み期間中に長期休暇を貰ってこの世界のこの町に調査にきてるの。
  今、どこかで起こっているらしい大事件の調査よ。あ、これも内緒ね。
  でもとても危険だからカモフラージュのためにこの町の図書館でアルバイト
  しているのよ。』

 なぜカモフラージュでバイトなのかわからないが、さすがは諜報部員!
 いろんな職業をこなせるんだ。ひょっとすると変装なんかも出来るんだろうか?
 
 『あー変装は得意じゃないわね。ゴメン。
  その代わり……えと、……ちょっと言えない秘密の力があるのよ!
  どう?すごいでしょ!?』

 何がどうすごいのかまったく、わからないがとにかくすごいと思った。
 目からビームぐらい出るのかと思ったね。そして唐突にひらめいた。

 『そうだ!ナツミさんナツミさんが出会った事件とか、
  倒した敵の怪人のこととかそんなの教えてよ!』

 でもナツミさんはちょっと悲しそうな顔をして

 『ゴメンね、もう次のバス停で降りなきゃ駄目みたい。』

 そう言いながら、ちょっと立ち上がってバスの停止ボタンを押した。

 『あ、そうだ、図書館の場所わかる?こっちにいる間、遊びに来ない?
  っていうか絶対遊びに来なさい!そしたら、きみつ事項にかかる事以外なら
  お姉さんが、諜報活動のことこっそり教えてあげれるから。』

 俺は明日にでも絶対に会いに行くといって、ナツミさんと約束した。
 指切りげんまん付きでな。

 ナツミさんがバスを降りていつまでも俺の方をみて手を振っていてくれた。
 俺もガラスに張り付いていつまでも手を振っていたっけか。

 残念ながらバスは、悪の組織に乗っ取られることもなく、無事おばさん家の近く
 のバス停に到着したが、俺は明日から必ず起こるであろう大事件にワクワクして
 いたのだ。」

「そのナツミさんが怪しいわね。絶対に犯人よ。」

ちょっと待て、まだ事件は起こってない。

「あからさまに怪しいわよ。何でキョンみたいな何の取り柄もないガキにそんな、
 約束したりするのよ!きっといまからキョンを殺害するのよきっとそうね。」

俺は生きてるっつーに。つーか勝手に殺すな。だいたい殺害する理由もない。

それに取り柄もないガキっていうな!
まあ、実際に取り柄なんか無いに等しかったけど、俺は多少活躍したらしい。
そのことを知ったのはとある事件が起こってその少し後のことだったんだがな。

  つづく
191名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:32:50 ID:serPV1OO
ハルヒがあまり出てこないことやスレ違いと言われうることを自覚しながら
なぜここに投下しようとし、同意も得ずに投下したのか理解に苦しむ
192名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:37:10 ID:xnD4OoFJ
>>191
禿同。ここはハルヒスレなんだからSSはハルヒがメインじゃないとな。
193名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:42:30 ID:aJMIOZid
あまりでてこないけど最後の最後でものすごいハルヒがかわいいとかかもしれない。

ちがかったら、死刑。
194名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:44:03 ID:SwxGtUwb
ハルヒはあまり出てこないけどメインの話じゃないとはいってない。
不快だと言う人が多ければ続きの投稿をやめる。すまんかった。
195名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:45:30 ID:xnD4OoFJ
途中で送信しちまったorz

>>186
エロパロ板に改めて投下したらどうだろうか。
あそこは非エロもたくさん投下されてるしね。
196名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:45:37 ID:d7b5sypA
>>194
続きをどこかで書くなら、誘導おね。
197名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:46:32 ID:j9Vegc/m
先にハルヒメインの話だといっとかんと
言わないと伝わらないよ
198名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:49:37 ID:k8LVUMUy
>>186

面白い
オレは続き読みたいぞ

個人的には移動まで必要ないような気もするが
まあ追いかけるよ
199名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:51:45 ID:o+LAWM9A
ハルヒの反応がかわいいからなんでもいいよ
200名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:57:23 ID:xnD4OoFJ
>>194
ああ、そうだ。
余計なお世話かもしれんが、投下する時は出来るだけまとめてした方がいいぞ。
何故って?さあな。


俺がエロパロ板で某疑惑(非エロ)をリアルタイムで投下したら展開読まれまくりでガクブルしたなんて事はないからな!
201名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 00:04:36 ID:I88C1PHa
キョンの初恋って、碌でもない男と駆け落ちした従姉のねーちゃんじゃなかったっけ。
202名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 00:05:28 ID:GWLDqhtL
クオリティ高いやん・・・
203名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 00:14:11 ID:+0ZEK4qs
まあ>>199に同意
204名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 00:41:39 ID:bKe1EVB5
退屈で小説とアニメが微妙にセリフ違って、
ハルヒ「あんたがそれでいいなら、まぁいいわ」って言って軽く笑顔なハルヒがいいね
アニメは何に満足したんだ?
205名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 00:43:44 ID:BUhFychn
キョンの活躍を見たことさ
206名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 00:52:30 ID:58iCDL1H
ハルヒがメインヒロインなssならこのスレ的には全然OKだけど
ハルヒがメインじゃなきゃこのスレに投下すべきじゃないな
ssを投下するだけなら、そのためのスレはたくさんあるわけだし
カフェでの聞き込みを終えると俺たちは朝比奈さんの家を訪れていた。
表札に書かれている名前は、朝比奈みくる・みちるの二人だけ。
ドアをノックししばらく待つが誰も出てこない。当然だ、この家の住人二人とも家を出ているのだからな。
続いて俺たちは近くの別の家の扉をノックした。中から人の良さそうな婦人が出てくる。
「すみません。私達、朝比奈みくるちゃんを訪ねて来たんですけど…留守みたいなんです。何か知りませんか?」
ハルヒが困惑の表情でそう言った。婦人はハルヒの言葉に「ああ」とうなずき話し始める。
「そう言えば少し前に、みくるちゃんがしばらく家を空けると言っていたねぇ」
その言葉に残念そうに顔を伏せるハルヒ。いつも思うのだが、コイツの演技はとても上手いな。
「そうなんですか…。いつ頃帰ってくるかは判りますか?」
「いや、知らないねぇ。そういえば二人とも居ないのは珍しいねぇ。みちるさんはたまに家を開けてるみたいだけど」
婦人は記憶をたどるように言う。すかさずハルヒが合いの手を入る。
「そうなんですか? お姉さんの事はあまり知らないんですけど…」
井戸端会議は主婦の嗜み、というのは何処の国でも変わらないのだろう。婦人はすぐに食いついてきた。
「昔はいつも二人で居る姉妹だったんだけどね、今から3年前にみちるさんがふらりと家を出て行ったのさ。
 仕事だという話だけど。いったい何の仕事をしていたのやら、色々噂にはなってるよ。良くない物も含めてね。
 ただ一年前にまた急に戻ってた、それからだね。みちるさんの失踪癖がついたのは」
実際はこの10倍近い内容を喋っていたのだが、重要なのはこれぐらいだろう。
ちなみにハルヒは婦人の長セリフにいちいち「ふんふん」と頷いていた。アイツも女の言うことだ。
「失踪癖と言うことは、みちるさんがいなくなるの事はよくあるんですか?」
俺が聞くと婦人は俺の方に視線を向けた。ひょっとしたら、今初めて俺が居ることに気付いたのかもしれない。
「そうだねぇ。月に2〜3回ぐらい、たいていは一日で戻ってくるね。
 下世話な人は、『きっと、1年前までに作った恋人に会いに行ってるんだ』なんて言ってるよ」
これ以上話しても情報は得られないだろう、俺とハルヒは丁寧にお礼を言うと婦人の家から立ち去った・
その後もいくつかの家を訪ねてみたが、同じような話しか聞けなかった。
俺とハルヒは近くにある公園に立ち寄ると、手近なベンチに座り今日集めた情報を整理していた。
朝比奈みちるが3年前から1年前までの2年間、家を出ていた事。
一年前、家に戻ってきてからもたまに家を出ていること。
この二つの情報は、今朝長門から送られてきた資料に書かれていたとおりである。
問題なのは家を出た事実ではなく。2年間の長い失踪と、最近の突発的な失踪。その時の行動が一切不明な事である。
『知らない事など地球上には存在しない』と噂される長門だが、ほとんどの場合その看板は正しい。
以前ためしにハルヒのスリーサイズを聞いてみたことがある。ハルヒはその手の情報を絶対他人に教えないからだ。
しかし、長門はそれを答えて見せ。後でハルヒに確認してみたところ、反応を見る限り正しい様だった。
さすがに今のたとえは冗談だとしても、アイツなら地球の裏側で俺が何をしようが調べ上げるだろう。
その長門が調べたのに、2年間の動向が一切不明というのはおかしすぎる。
まさかとは思うのだが、この地球上から消えていたのじゃあるまいな。
平行世界への移動やら時間移動やら…だめだ、これじゃハルヒが好きな物語である。
俺は完全に考えが煮詰まっていた。だいたい、こういうのを考えるのは探偵の仕事の筈だ。
「ハルヒ、どうだ。何かわかったか? 俺はさっぱりだ」
だから俺は、助手らしく探偵に伺いを立てることにした。
「情報が足りないわね。今あたしにが言える事と言えば、みちるさんは自分の意志で家を出てるってぐらいかしら」
ハルヒはそう言うと、自分で確認するように続けた。
「みくるちゃんが警察に届け出を出さなかったり、あたしの所に来るまでに少し間があったのもそれが理由ね。
 普段からたまに家を空けてるようだし、今回はそれが長引いているのだろうって思ったんじゃ無いかしら。
 もっとも、最初は自分の意志だったけど。途中から何かの事件に巻き込まれた可能性も捨てきれないわ」
あとわかっていることと言えば、不審な電話ぐらいか。
「みちるさんが居なくなってから掛かってきた、みちるさんの所在を尋ねる電話ね…誰がかけたのかしら」
俺にはわからん。そういえば、そのことを長門に調べてくれるように頼んでおけば良かったな。
「そうね。…そういえば、キョン。もう一つあるでしょう? 大切な手がかりが」
そう言うと、ハルヒは顔を輝かせながら続ける。
「『ジョン=スミス』の事が」
その様子はあこがれの男を語る女学生のようである。クソ忌々しい。
「正体不明の噂のことなんぞほっとけ。長門ですら噂レベルの話しか調べれないんだぞ」
どうして俺はこんな拗ねるような声を出しているんだろうね。
俺の様子にハルヒは、「何よ」と言うと不機嫌そうに顔をしかめた。
俺も顔を背ける。結果何とも言えない沈黙が流れた。
しばらくお互い黙りを続けていたが、どちらとも無く立ち上がると出口に向かい始る。
その時だった、俺でもハルヒでもない声が俺たちにの背中にかけられたのは。
「こんにちわ…いいえ、もうこんばんわの方が正しいかしら」
太陽は傾き、公園は夕日の赤に染められている。
赤、朱、紅。目にもっとも強く作用する警戒色。
その夕日を背中に背負い、朝倉涼子がいつの間にか立っていた。
昼前にあったときと同じ微笑を浮かべながら、振り返った俺たちに話しかけてくる。
「昼間はホント驚いたわ、まさかあなたの方から私に接触してくるとはね。
 もっとも、名前を聞くまであなたが誰か気付かなかった私も私よね」
いや、俺たちに話しているわけでは無いようだ。単なる独り言…だろうか。どちらにしろ、さっぱり意味がわからない。
「俺たちの事を…いや、ハルヒのことを知っていたのか?」
俺はともかく、ハルヒは探偵として何度か事件を解決している。
現在では世界に名を知られているわけではないが、ちょっとした情報通なら名前を覚えているだろう。
「いいえ、私が興味を注いでいるのはアナタ…」
俺の予想を否定する朝倉。いや、それどころか…。
「アナタのことをずっと探していたわ。……ジョン=スミスくん」
そんなことを言ってくる。その言葉にハルヒが驚愕の表情で俺を見ていた。
「何のことかさっぱりわからん。俺の名前はそんなんじゃない」
「ええ、今のアナタはそう言うでしょうね。それが正解よ、そうでなくては困るのよ、ジョンくん」
意味のわからないことを言ってくる。会話の意図が読み取れない。コイツは何が言いたいんだ?
「キョンがジョン=スミスってどういう意味? 説明して朝倉さん!」
ハルヒが声を張り上げながら朝倉に質問した。
「うーん、ごめんね、教えてあげられないの…それに無駄だしね、説明しても」
朝倉ははぐらかす様にそう言うと、懐に手を入れる。
「だってさ、死んじゃったら。覚えても無駄でしょ?」
そう言ってナイフを取り出しまっすぐこちらに走ってくる。
俺たちと朝倉との距離は5メートルほどあったが、ほとんど一瞬で間合いを詰めてくる。
とっさに左手でハルヒを突き飛ばす。その反動で俺も身体を動かした。
俺たちの間を抜けていく朝倉。背中を晒さないようにすぐに振り向く。
「びっくり。ずいぶんと運動神経が良いのね、ジョンくん。もしかして、こういう事に慣れてるの?」
朝倉は8メートルほど向こうに居た。既にアイツもこちらを振り向いている。
かなりの運動量の筈だが呼吸が平常のまま変わっていない。人間離れした身体能力である。
「じゃあ、これならどうかしら?」
朝倉が再び走る。狙いは右にで倒れているハルヒだ、俺が突き飛ばしたせいでバランスを崩したらしい。
なにやってんだお前は、そして俺は。それじゃあ避けられないだろう。相手に狙いやすくさせてどうする。
俺は朝倉とハルヒの間に滑り込む。そして、身体を回すようにして右足で回し蹴りを放った。
人間の身体の構造を無視するようなむちゃくちゃな動きである、脚にかなりの負荷が掛かったはずだが無視。
さらに、肩すれすれをナイフが通るがそれも無視。殺されるより何倍もマシだ。
蹴りのねらいはこめかみ、靴のつま先には鉄板が仕込んである。容赦をする理由は何処にもない。
朝倉でもあれだけの突進力を突然ゼロに出来るはずがない。タイミングは完璧。必殺の一撃と言う奴だ。
だが避けられた。朝倉は力のベクトルを操作したかのように、突然後ろに飛んだ。
水平方向に6メートル、垂直方向にも10メートル。空を飛ぶような軽やかなジャンプ。
「ジョンくん。女の子の顔に何をするつもり?」
冗談めかして言ってくる朝倉、そんな物に取り合ってる余裕は俺にはない。
脳裏に様々な単語がよぎる。ナイフ…跳躍…殺人鬼…、まさか。
「「ジャンピング・ジャック!?」」」
俺とハルヒの声が重なる。ハルヒも同じ考えにたどり着いたようだ。
そう言えばハルヒは、いつの間にか立ち上がって俺のそばに来ている。
クソ。落ち着けよ、俺。周囲をしっかり確認しろ。冷静になれ、忘れるな、思い出せ。
一人で生き延びてもだめだ、ハルヒが無事でなければ何の意味もない。
殺させるな、守れ。自分のように、自分以上に。絶対に守れ。
「その名前止めてくれないかしら、私は女の子よ。ジャックなんて名前は…い、や」
離れているのに、明瞭に耳に届く朝倉の言葉。全くつくづく人間離れしているな。
「だったら、お前も俺のことをジョンと呼ぶな。俺はキョンだ」
言っておいて何だが、この間抜けなニックネームはどうにかならないだろうか。
「そんなことどっちでも良いじゃない。どうせ死んじゃうんだし」
言って再び俺たちに向かっくる朝倉。
俺はこれ以上は避けられないだろう、これ以上避けていても意味がない。疲労がたまって刺されるのがオチだ。
「ったく、これだけは使いたくなかったんだがな」
ぼやいて、懐に手を入れてそこに仕舞われた物を抜き。構える。
朝倉の動きが、俺の持っている物を見たことで驚き鈍る。

瞬間、公園に轟音が響いた。
211名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 01:05:04 ID:GWLDqhtL
事件ファイルktkr

拳銃から火薬のにおいが周りに放たれている。
朝倉はさらに間合いを離したようだ。日は落ち既に周囲は暗い。
「そんな物まで持ってるなんてね、驚いたわ。でも、これなら当たらないでしょう?」
夜闇の向こうで朝倉が言ってくる。
確かに、ここまで暗ければ…そして、これだけ離れらるとまともに狙うことは出来ないだろう。
「この距離なら当たらない、とか言ったがそんなことはない」
朝倉の言葉に対して俺はしゃべり始める。
「この銃はマテバ 2006Mと言って、銃身の跳ね上がりを抑えるために、弾倉一番下の弾を発射するという変わった構造を持っているリボルバーだ。
 ようするに安定性が高いのさ。安定性が高いと言うことは当てやすいって事だ。さっきは咄嗟だったから外したが、次はどうかな?」
実はこれは嘘だ、マテバは構造上とても狙いにくく、外れやすい銃なのだ。形は面白いんだがな。
「もっとも人を殺すのに拳銃を使う奴は馬鹿だ、ナイフの方が携帯も楽で使うときも静かにすませられる。
 だがしかし、護身用としてはこれ以上ないくらいに優秀なのが拳銃だ。
 朝倉…殺人鬼のお前なら知っているだろう? この町はとても治安が良い」
「…それがどうしたの? 話の筋が見えないわ」
無視して殺しに来ればいいのに。自分が上だという思いから来る油断だろう。ありがたく利用させて貰おう。
「わからないか? この町は治安が良い、それは警察きちんと機能しているからだ、毎日毎日。些細な出来事も見逃さず。
 住民もそれがわかっているから警察を頼る。不安があれば知らせる。
 たとえば、市民の憩いの公園から拳銃の音が響いたとかな。
 ここは別にそれほど広い訳じゃないようだ、民家も近い。きっと警察がすぐに来るぜ?
 今は特に、殺人鬼やら怪盗やらで警察はぴりぴりしている時期だしな」
「それまでに貴方たちを殺すわ」
当然の様に朝倉は言う。
「だったら俺たちは逃げよう。拳銃を使えばお前の動きを牽制出来る。ハルヒも全力で逃げに徹すればそう簡単には捕まらないだろう」
「なるほど、急に饒舌になったと思ったら時間稼ぎをしている訳ね」
感心したような納得した声で言う朝倉。ばれたか…十分時間は稼いだがな。
「いいわ、今回は引いてあげる。けど、覚えていなさい。次は確実に殺してあげるから。
そう言い残して朝倉は走って言った。やがて足音すら聞こえなくなる。
「ハルヒ、怪我はないか?」
朝倉が完全に立ち去ったのを確認してから俺はハルヒに問いかけた。
ハルヒは俺の手にある拳銃に視線を落とすと、嫌そうな顔をした。
「無い、けど…キョン、お願い。そんな危ない物は早くしまって」
いつもの強気な命令口調ではなく、懇願に近い言い方である。コイツは拳銃が大嫌いなのだ。
その様子に俺は銃を持った右手を挙げて、肩をすくめてみせる。
「大丈夫だって、安全装置はかけたし。それ以前にさっきの一発で弾切れだ」
「…はぁ?」
キョトンとした顔をするハルヒを見ながら、俺は銃をしまった。
「弾切れ。一発しか入れてないんだよ、弾は」
銃弾はそこそこ高い。だから使いたくなかったのだ。無論それだけじゃないが。
「そんなことよりそろそろ家に戻ろうぜ。何時までもここにいると、警察に捕まって事情聴取だ」
そう言って俺は右手でハルヒの肩を叩いた。
警察への報告は明日で良いだろう。悪いな古泉。
「ちょっと、待ちなさい。キョン!」
そのまま出口に歩いていこうとしたところで、ハルヒに呼び止められた。
いきなり左肩に触ってくる。
「っ! 急に何しやがる」
思わず口調が乱れた…いかん、こりゃ完全にばれたな。
「怪我してるじゃない! こんなに血が出てるのに止血もしないで、何考えてるのよ! このアホキョン!」
そう言って俺をベンチに押しつけ、無理矢理上着を剥がそうとしてくる。
「わ、馬鹿。何考えてるんだ!?」
「治療よ」
そう言うとハルヒは、どこからともなく包帯やらガーゼを取り出した。
何処に隠していたのだろうか? いや、それ以前に常に携帯していたのか、ひょっとして?
「探偵七つ道具よ、いいから傷をあたしに見せなさい」
てきぱきと傷口の処理をするハルヒ。何をやらせても上手くやる奴だな、本当に。
「よし、これでしばらくは良いでしょ。ただしただの止血よ、すぐに病院に連れて行くからね」
そう言うと立ち上がって俺に背中を向ける。
「その怪我、あたしを助けたときのよね…」
さて、どうだったろうか? 覚えてないね。
「ばか。…いいキョン、一度しか言わないからよぉーく聞きなさい」
なんだよ。
「キョン。助けてくれて、ありがとう…ごめんね、怪我させちゃって」
…………。
「聞こえたわね? さ、病院に行きましょう!」
赤い顔を隠しながらで俺の右手を引っ張りながらながら言うハルヒ。
その後頭部に俺は言った。
「すまん、よく聞こえなかった。もう一度言ってくれ」
「あ、アホーッ!」



そしてこんな事をやっていたせいで、結局警察を鉢合わせする俺たちだった。
お陰で今夜は家に戻れそうにない。
214名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 01:26:12 ID:58iCDL1H
>>213
GJ
つかみちるは仕事休んだのはこの前が初めてだったのでは
なにかの伏線だったのならスルーしてくれ
215名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 01:31:43 ID:1dPLyUEO
>>213
GJ
しかしえらいマイナーでゴツい銃持ち歩いてるんだな、キョン。
216名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 01:33:21 ID:1YrW/hR0
事件簿は毎回楽しみにしてるんだけど…
みちるとみくるをよく間違えてないですかね?
物語的にもそこが違うと意味が変わっちゃうので、ちょっとだけ慎重に
チェックしてもらったほうがいいかも。

とりあえず続き期待してまつ。
217名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 01:40:44 ID:TyKpaBpn
>>213
GJ
クオリティが高いぜ。キョンはトグサくんだったのか、銃には詳しくないけど

ハルヒ「あんたのマテバに期待しちゃいないわよ!」
キョン「俺はマテバが好きなんだよ」
218名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 01:52:22 ID:+0ZEK4qs
なんだかんだいってキョンとハルヒって似たもの同士だな
219名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 01:54:37 ID:BUhFychn
> 「弾切れ。一発しか入れてないんだよ、弾は」
一発だけじゃハルヒは満足させられないぞキョンw

何はともかくGJ〜!続き待ってます
220名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 02:37:26 ID:XRHG7fhu
イイヨイイヨー
221名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 04:13:02 ID:zbUBVhSy
>>194
続きwktk。エロパロ板のスレでもここでもいいのでカモーン。

それに、このSSのオチがこのスレにふさわしい展開になるような気がしてなあ。
222名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 04:14:19 ID:EIdjrzl6
つか、SS興味ねえんだよ。
他所でやれ。キモイ。
文章力無い厨房のオナニー発表会じゃないんだからな。
223名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 04:19:09 ID:ggYrMcS8
>>222
キャラスレは普通はこんなもんだろ
そんなにssが見たくない時は長文はスルーすればいい
見たい人もたくさんいるんだ、いちいち場を悪くするようなアンチ的レスはやめろ
224名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 04:19:40 ID:ro5r7kAa
>>222
スルーすべきなんだろうけど、スルーできない皆の代弁をここに置いておきますね


 SS の な い 個 別 キ ャ ラ ス レ に な ん の 意 味 が あ る と 言 う か 、 こ の ダ ラ ズ !


以上、以後困ったちゃんはスルーして引き続き良質なSS投下お願いします♪
225名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 04:23:18 ID:OjRNsSbq
さすがにSSが無けりゃ価値がないというのは極端すぎだとは思うが、別にあってもいいんじゃないかな。
飛ばすためにスクロールする量だって滅茶苦茶多いわけでもないし。
どうしても嫌なら「事件ファイル」とかをNGに登録すればいいんじゃないか。
226186:2006/08/04(金) 04:43:03 ID:Pz2+Dqzm
キョン少年の夏休みは夏休みが終わるまでしばらく封印します。
アップするのは皆さんが忘れた頃エロパロ板の方にに改変してアプするかもしれません。

またそのときは誘導するかもしれません。

軽率な前置きを書いた俺が迂闊でした。
本当にごめんなさい。

だからこの話題はこれ異常なしって事で。


>>201
しまったーその設定忘れてた!

>>207
ジャンピングジャックvsキョン ktkr
キョンが活躍してハルヒがデレる展開ってやっぱ王道だよな。
続き楽しみにしてます。
227名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 04:45:46 ID:ggYrMcS8
>>225
いろんなssがあるんだからそれじゃあ意味ないよ
キャラスレでssが見たくない人はスルーすればいい
簡単なことだし出来ない人はいないと思う
228名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 05:05:38 ID:3r/hrLQQ
>>222
同意
俺もSSは一切読んでない
キャラスレには要らんと思う
キャラスレは元来萌えカキコ、情報提供、萌え絵うp、AAなどで
小説の発表の場じゃないと思うから
229名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 05:28:24 ID:hjx4n5dI
気に入らないというよりも自らネタをふりましょう

次巻はクラス替えだろうがハルヒは理数系に行くんじゃないかな
憤慨でハルヒが「九組の連中は嫌いじゃない」ってたし
理数は得意ぽいし
230名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 06:45:25 ID:2c+rJNrp
>>229
キョンと自ら離れるとは思えん
ハルヒはキョンのためなら、志望校のランクまで落としそう
231名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 06:57:04 ID:DzZbbPVM
なんつーバカップルだ。
青春万歳
232名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 06:59:17 ID:g5vh4ll/
むしろキョンを理数に連れてってキョンの家庭教師に(ry
233名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 07:16:22 ID:hlfpksZh
むしろキョンが天才に(ry
234名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 08:43:47 ID:hA2Vij1I
しかしそうなると古泉が同じクラスになるのか。
235名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 09:43:46 ID:wR1BAcKj
ハルヒの力で2年は同じクラスになったりして
236名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 10:32:53 ID:GNDLzxAM
>>232
「ち、違うっ…そうじゃない…ど、どうしてこんな事が解らないのよっ…
 バ、バカバカバカぁっ…」
237名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 10:34:19 ID:1dPLyUEO
>>229
5組と9組って単なるコースの違いなんだろうか。
普通科と理数科みたいなもんだと思ってたんだけど。
238名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 10:37:43 ID:RU2nPQPu
>>232
「んじゃあ、今日はここからここまで、終わったら呼んで
 あたしはベッドで寝てるわ」







時折微かに聞こえる嬌声は何なんだ?
239名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 10:38:56 ID:9yXKq1Bb
ふと思った。

今週末、高校生クイズの近畿大会らしいんだが
高校生クイズに参加したらSOS団はぶっちぎりで優勝するかな。

3人一組だから出場するとしたら、ハルヒ、キョン、長門だろうか?
テレビで有り得ない活躍をする3人がみてみたいw
240名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 10:40:12 ID:MzndIUP4
>>230
と言うか、実際ジョンを追っかけて自分の学力よりレベルの低い北高にやってきた
という前歴があるから、キョンに合わせる可能性の方が高い。
まぁ、キョンのレベルも上げようとするだろうけど。
241名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 10:51:33 ID:Pasxt9vO
>>237
現実の西宮北高校には
「指導方針 理数系大学への進路を実現する」
「卒業後の進路 国公私立大学の理・工・農・医・歯・薬学部等」
なんて理数コースらしきものがあるから、クラス分け程度でなくそういうもんだと
考えた方がよさそう。
242名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 11:06:24 ID:9yXKq1Bb
>>237
普通科の中に理数系と文系がある。
何が違うかと言えば必須教科が違う。

ちなみに、兵庫県の県立校の普通科では

1年は普通科全クラス共通、
2年から各個人の成績と希望を考慮して理数系と文系に別れるはずなんだけどね。


西宮北高の場合詳しくはこんな感じ
ttp://www.hyogo-c.ed.jp/~nishikita-hs/guidance/japanese/frame_main/katei.html

西宮北高の場合一年から別にSCコースみたいなのがあるからややこしい。
243名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 12:23:10 ID:AySNY7CK
兵庫の公立校出身だが、理数コースってのが一クラスあったな。
244名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 13:08:18 ID:keOhvaZH
理数選択者は悲惨だった
特に激しい部活をやっている人は生きる希望を失って見えたのだ
245名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 13:59:02 ID:Uq+WcbTX
サムデイインザレインのラストの後
傘のないキョンのためにキョンの家まで送り
キョンの「ついでに少し茶でものんでくか?」の一言をツンツンで
断って帰っていく感じのをお願い
246名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 14:02:49 ID:pbcUcBDq
>>245
サムデイはまだ見てないが
流れが大体掴めた。

1月まで待つか…
247名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 14:49:51 ID:HASJ727M
>>240そんな設定あったか?
248名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 14:54:10 ID:bKe1EVB5
ジョン、宇宙人、未来人、超能力者に会いたいと本人は思ってるが
既に全て周りにいる
249名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 15:04:07 ID:XRHG7fhu
>>245
個人的にはツンツンで帰ろうとするが
妹ちゃんにすがりつかれて
表向きシブシブあがっていくハルにゃんってな
方向がいい
250名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 15:07:17 ID:MzndIUP4
>>247
消失に於いて「学校なんてどこでもよかった」という発言があった。
あっちはアナザーハルヒだったけど、基本的に考え方が同じなら
何か面白そうな事がありそうな北高を選んだってところ。
ジョンは北高の制服を着てたわけだから、それを手がかりにしたって感じ。

>>248
SOS団は変なヤツを捜すことも目的の一つだが、そいつを捜し出して一緒に遊ぶことも
目的としているわけだから、目標達成して思いっきり満喫しているといったところだな。
251名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 15:30:03 ID:ggYrMcS8
>>239
たぶんみくる、古泉、長門で出させてハルヒとキョンは出ないと思う
252名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 15:30:22 ID:9yXKq1Bb
>>250
ていうか、宇宙人、未来人、超能力者に会いたいというのは
会えばジョンの手がかりが、聞けるとかもということだろとおも。
いつの間にか目的と手段が入れ替わってしまったんじゃね

つまり最初は

宇宙人、未来人、超能力者、異世界人に会ってみたい(笹の葉)
   ↓
そのせいで次第に周囲から変人扱いされ次第に孤立
   ↓
宇宙人、未来人、超能力者をにあったというジョンを探し回る
   ↓
ジョンの影すら見つからない。さらに孤立。
   ↓
孤立から逃れるためにジョンに会いたい
宇宙人、未来人、超能力者、異世界人に会ってジョンのことをききたい

と言うことでは

だから現在では、SOS団にキョンに出会えたことで孤立しなくなった。
しかもどことなく、ジョンの影があるキョンがいるから、ジョン探しもどうでも
よくなっていると言う感じだと思う。

ハルヒが孤立したのはジョン(キョン)のせいという可能性があるわけだ。
253名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 15:47:16 ID:ggYrMcS8
>>252
孤立の道を選んで一般人から離れたのはハルヒが望んだ事っしょ
ハルヒがジョンも一般人じゃないと判断して探している可能性はあるけど
あくまでハルヒが探しているのは一般人以外の人であってジョンだけに会いたいって事はまずない
ジョンは一般人以外に会うための可能性で、初めて出会った普通じゃない人としか思ってないだろ
254名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 16:18:06 ID:9yXKq1Bb
>>253
望んで孤立していたのなら
何故、キョンを巻き込んでSOS団をつくったかって事になるんだよな。
あと、入学当初の部活動巡りとか。

おそらく望んで孤立しているような態度もハルヒの意地っ張りがそうしているだけで
自分が人と違うことをすることで、回りから次第に孤立していったのを
ハルヒ流に「あたしから望んで孤立してんのよ!」って態度をとっていた思う。

255名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 16:22:29 ID:XSTCVl2g
ただ単に興味がないからつるむ必要がなかったんじゃないか?
256名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 16:45:41 ID:ySCLwSt6
えす乃氏のとこの4コマ、クオリティ高すぎ・・

ttp://sos-dan.com/img/src/1154609326742.jpg
ttp://sos-dan.com/img/src/1154549869482.jpg
ハルヒの笑顔は凶器
257名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 16:48:59 ID:DGPKCCrG
えす乃さんの表情は本当にいい味だしてるよね
258名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 16:51:15 ID:1mh/1QpW
古泉の笑顔が素晴らしいな
259名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 17:01:02 ID:OjRNsSbq
えす"之"だ
260名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 17:04:16 ID:KcuEqtlD
>>254
確かに望んで孤立したってのは言い方が変だな
ハルヒが自分の思うままに行動したら孤立した
もちろんハルヒはそんなことしたら変人と思われて孤立するってことぐらいはわかってたはず
それでも変わらない日常を続けるくらいならその方がマシだと思ってたって感じじゃん

部活に入ったのは寂しいからじゃなくて変わった部活を探してたって言葉通りの意味だと思うよ
キョンたちと組んだのは最初はその方が変わらない日常を簡単に作れそうだから
みくるは萌えキャラ、長門は最初からいた、古泉は謎の転校生、
キョンは始めて(正確には2回目)自分と近い匂いを感じたいい所に目をつけた人間だから
最初はただそんだけの理由だったと思う
261名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 17:06:03 ID:hlfpksZh
一目惚れLOVERSのときにハルヒが言いかけた「どっ・・・」て何?
262名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 17:09:42 ID:1mh/1QpW
どっせい
263名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 17:12:01 ID:3+zlJj7F
どすこい
264名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 17:12:06 ID:0uV/yqI/
「どっちと?」かな?

ということは、「正面から抱き締めたいがな」ってキョンは口にだしちゃったのかね
265名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 17:24:24 ID:pbcUcBDq
>>264
だろうね
キョンは"それを言っちゃ…"みたいな事を言ってたりするから怖い
266名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 17:42:53 ID:9yXKq1Bb
>>260
説明するのが難しいなあ。
自ら拒絶したのが先か、拒絶されたのが先かって話なんだけどな。
中学校の時はつきあってほしいと言われて断らなかったことを考えると
自ら拒絶していたと考えられない。

でも高校での例の、『普通の人間には興味がありません!(ry』というのは
その三年間からの積み重ねで、変わった道を選ぶと回りから拒絶される。
だったら、拒絶される前に自ら拒絶すると言う意思表示だったわけだとおもうわけ。

考え過ぎかな。あーもうやめ。

>>261
わざわざ、「みくるちゃんと・・・・」って言いなおしているのは
どういう心理なんだろうなぁ。
想像してニヤニヤしてしまう。
267名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 17:43:30 ID:0ZQNCYeS
SSうpしてくれている皆様、
いつも有難うございます。
毎日楽しみにしています。
他の何よりも楽しみにしています。
売っているものなら買っているでしょう。

本当に感謝しています!

268名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 17:47:46 ID:HZBNjj0a
「ど…」の場面でもしキョンがハルヒと、って言ってたら…
ハルにゃん顔真っ赤にして卒倒してたかもしれんと妄想

いい加減ハルヒっくっついちまいなよキョン(;´∀`)ハァハァタマランヨ
269名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 18:00:35 ID:NditjxXy
その焦れったさがいい
青春っぽくて鬱になるけど
270名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 18:16:42 ID:RVYEbFqd
「どっちと…」
お前と→ば、ばか。何言ってんのよあんた。冗談よ冗談に決まってるじゃない。なにマジになってんのよ。
と言い終わると、プイとあさっての方を向いてしまうが横顔が真っ赤っ赤。

みくるちゃんと→このエロキョン、ふざけんじゃないわよ。あんたがみくるちゃんに抱きつくなんて10万年早いわ。
と言い勝ち誇った笑顔でみくるに抱きつく。

こんなんだったらかわいすぎるな
ハルヒかわいいよハルヒ
271名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 18:28:40 ID:KcuEqtlD
>>266
考えすぎだ
中学の時に付き合ったのはとりあえずどんな奴なのか興味があっただけだろ
すぐに振ってるところを見ると寂しかったから付き合ったのだとは思えないし
272名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 18:37:49 ID:NditjxXy
>>270
個別ルート進行は上の選択肢ですか?
273名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 18:59:57 ID:RVYEbFqd
>>272
ハルヒに近寄ろうとするキョン、そんな気配を察したのか
「あ、あたしちょっとコンビニ行ってくるから。ほらみんなのカイロとか
お茶とか買いに行ってくる」
早口で一方的に話し終わると、顔を背けたまま走り去るハルヒ。

こんなんですか? わかりません><
274名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 19:16:42 ID:Uq+WcbTX
陰謀読んだ。
ハルヒの出番すくなすぎだろと思ったが最後にキタコレ。もう何これ、まじ萌える。
キョンウラヤマシス。しかし一つ読み終えることにちょっとした鬱になるな。
ホント現実ってのは厳しい、海いくのもキャンプいくのも野郎ばかりだしも友達も野郎しかいねぇ。('A`)ハァ・・・
275名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 19:33:06 ID:g5vh4ll/
>>274
発想を転換させるんだ、ハルヒの世界が現実で、こっちは小説の世界だ。
276名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 19:35:31 ID:3/1n1zni
>>274-275
そんな小説読みたくねぇ。
277名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 19:55:09 ID:ySCLwSt6
普段ゆるりと進行してるが流石に夏休みで変なのわいてるねぇ
まぁ単発でなんか喚いてる奴は放置で
278名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 20:09:22 ID:WqnXFae5
>>256
それ全然えす之氏じゃなくね?
279名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 20:11:35 ID:DGPKCCrG
えす之氏のと、この4コマ

だと思われ
280携帯からスマソ:2006/08/04(金) 20:21:32 ID:6sY0fgAa
「涼宮さん、僕はどうやら貴方に恋をしてしまったようです。」
「な、何言ってるのよ?こ、古泉君が冗談なんて珍しいわね」
「僕は冗談を言ったつもりはありませんが?それとも僕ではダメですか?」
「・・・ダメとかじゃなくて」
「・・・「彼」ですか?」
「・・・うん。わたし・・・キョンの事が好きみたい」
「やれやれ、やはり僕では彼に勝てませんでしたか
でもおかしいですね、僕は「キョン」なんて一言も言ったおぼえはありませんが?」
「――――っん?!」
「だ、そうですよ。いつまでそんな所に立ってるんですか?入ったらどうです?」


――――ガチャ
281名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 20:25:48 ID:MzndIUP4
wawawa忘れ物〜
282名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 20:34:44 ID:jsRjd1Av
>>280
古泉終わったな
283名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 20:35:36 ID:KcuEqtlD
>>280->>281
谷口かww
284名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 20:50:14 ID:6sY0fgAa
>>281
予想通りの反応ありがとう
285名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 20:51:50 ID:1nBTQURh
涼宮ハルヒの証明

1.涼宮ハルヒ、キョン、朝比奈みくる、長門有希、古泉一樹の5人はSOS団員である。
2.SOS団準団員をSOS団の団員または準団員の友人を持つものと定義する。
3.すべての人間(含「人でない人」)は二種類に分けられる。
 A.友人が一人でもいるもの。
 B.友人が一人もいないもの。
4-A.友人が一人でもいれば、
   友人をたどっていくことで必ず古泉一樹に行き着くので、
   グループAの人間はSOS団の準団員である。
4-B.友人が一人もいない人間はすぐさまSOS団に勧誘されるので、SOS団員である。
5.よって、すべての人間(含「人でない人」)はSOS団員または準団員である。
Q.E.D.
286名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 20:51:55 ID:qe+LYpR5
>>281
谷口wwww
287名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 20:54:21 ID:rL2Bk20l
長い髪のハルヒって良くない?
消失の時の格好も含めてさ・・・
288名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 20:58:34 ID:KcuEqtlD
ポニテにしてくれと頼むキャンはナイスデレだった
289288:2006/08/04(金) 21:01:20 ID:KcuEqtlD
キョンねキョン。恥ずっ
290名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:03:04 ID:dHrejkOf
本物のハルヒではないと認識するや、ポニテしてくれと頼んだり褒めちぎったり・・・
すばらしいツンデレだよな
291名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:12:35 ID:CUrpAALu
いくらTシャツ着てるとはいえ「見られても全然構わない」ってあっさり言うハルヒを見て
やっぱり別のハルヒなんだなと思ったよ
そう言われても横を向くキョンが何か切なかった
292名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:18:36 ID:Y5N8n2Ba
>>291
「見られても全然構わない」の前に、「あなたになら」とか「ジョンになら」をつけると意味合いが全然変わってくるな。
293名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:24:22 ID:Pasxt9vO
>>285
閉じた環を見落としてるぞ、とマジレス。

>>290
そして本物を目の前にするや、普通に起こせば良いものを頬をつねる。
でも、消失ハルヒを見たが故の本物に対する反動も色々とあるんだろうね。

憤慨に至って漸く発現するレベルになったともいえるけどw
294名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:29:22 ID:kVkhKnxi
巻が進むごとにキョンが過激になっていくからなw
もう見てられない、ぐらいのデレがでるのはいつになるんだろうな・・・
295名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:36:27 ID:dHrejkOf
一人称で進むのに「もう見てられない」っていうのは困りものだなw
296名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:40:46 ID:Bk/ONgE6
き、キョンのもう見せられないもの……!?(///////)
297名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:41:24 ID:67d/aUTE
読者が「もう見てられない」w

しかも無自覚w
298名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:46:08 ID:dHrejkOf
>>297
それ誰が読むのw
299名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:51:33 ID:TrrBO9Zh
ハルヒ
300名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:52:54 ID:FFpvtFf9
古泉、出番だぞ!
ttp://vista.xii.jp/img/vi5469415089.jpg
301名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:53:27 ID:00jFjWkQ
>>296
落ち着け団長、文字をよく見ろ!
302名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:55:26 ID:DDx5rTlg
>>299
顔真っ赤になって足バタバタするぐらい甘い話読みたいのかね、ハルヒも。
303名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 21:56:03 ID:Pasxt9vO
一人称だから、文章がデレデレなのにハルヒに対しては相変わらずというこのギャップ。
表に出てしまう状態に達するのはまだまだ先か?w
304名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 22:01:24 ID:Y5N8n2Ba
>>303
キョン本人は隠し通してるつもりですが、実際はただ漏れです。
ハルヒは実はツンデレではなく、キョンの熱烈ラブコールに照れてああ言う反応をするのです。
305名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 22:02:23 ID:67d/aUTE
サトラレかよw
306名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 22:17:57 ID:iEH06+dr
キョンがサトラレだったらかなりいろいろまずいんじゃw
307名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 22:23:07 ID:00jFjWkQ
ハ(黙りなさい、キョン! ああもう、なんでそんな中途半端なテレパシーを!)
古(おやおや、これはびっくりですねぇ)
長(ユニーク)
み「あんたなんか死んじゃえばいいんだ」
308名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 22:24:33 ID:dHrejkOf
みくるー声に出してるよー
309名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 22:29:58 ID:Pasxt9vO
(この甲斐性なし! 鈍感! いい加減あたしに白状しなさいこのバカキョン!)

しかし、告白するようなありきたりな人間は振られたという過去の事実が
それを一層妨げるのだった。
310名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 22:39:39 ID:8EbQIC9V
みくる「キョンくんなんか死んじゃえばいいんだ」(ふぇぇ、恥ずかしいです〜〜)

つるや「み、みくる……頭に血が上って本音と建て前が逆になってるよっ……」
311名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 22:42:14 ID:AFLp278s
http://haruhiss.xxxxxxxx.jp/
http://www.geocities.jp/haruhi365/index.htm
この二つとあと一つSS保管スレがあったんだけど知らない?
312名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 22:43:39 ID:Uq+WcbTX
313名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 22:43:41 ID:kVkhKnxi
エロパロじゃないか?
314名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 22:45:18 ID:dHrejkOf
あとエロパロ予備か
315名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 22:57:40 ID:67d/aUTE
http://www11.atwiki.jp/xgvuw6/
これ?VIPのまとめだが
316名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 23:20:50 ID:AFLp278s
>>312それそれ。ありがと
317名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 23:29:44 ID:qkp/K2oo
SSまとめサイトで読んでて今やっと気付いたんだが、
最後のハルヒが池に落ちるSSって、さりげなくハルヒがキョンに人工呼吸してるよね?
318名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 23:46:28 ID:WqnXFae5
キョンがサトラレなので、キョンの気持ちに気付くハルヒ。
告ればまちがいなくOKだ。
しかし自分の気持ちを打ち明けること自体はずかしくてできないハルヒ。
319名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 23:59:27 ID:3+zlJj7F
ここまで引っ張っといていざ告ったらフラれるハルヒもしくはキョン
てのも見てみたいかも
320名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 00:02:04 ID:uNsmPc76
>>319
それは哀しくなるからダメだ
321名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 00:09:22 ID:sl08hRiP
322名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 00:21:00 ID:LeVsetT2
>>320
こんなんならどうだろう。

とうとうハルヒに想いを告白することにした俺を、悲劇が襲った。
「そんなんであたしがOkすると思ったら大間違いよ!」とハルヒはものすごくうれしそうな笑顔で宣言した。
「いい、キョン。あたしがokするまでなんども告白なさい。何度でも付合ってあげるわ。」
・・・ダメなのかいいのか、はっきりしてもらえないものか。と、俺は思った。
323名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 00:33:15 ID:3nEHity1
↑悶え死にました
324名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 00:41:40 ID:zqP/pfRw
こんな夜中に悶えるとは思っても見なかった
325名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 00:53:27 ID:Fa/uxVTL
再び世界がこむら返りを起こすような事件が起きたり告白があったりするが、
結局恋人同士にはならない。しかしどこかすがすがしい感じのする友達エンドってのもいい。

青春ものやラブコメものって、最終話読み終わったあと胸にすぅーっとするようなきゅーっとするような感覚が残るよね。
あれ好き。
326名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 01:08:45 ID:OQZz0mNJ
ttp://www.vipper.net/vip69280.jpg
ハルヒの足の長さは異常
327名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 01:11:24 ID:hdcmWSC0
639 名前:清き一票@名無しさん[] 投稿日:2006/08/05(土) 00:47:15 ID:3DmAkpRy
【600まで集計】

→  1位 朝比奈みくる 988票
↑  2位 涼宮ハルヒ 789票
→  3位 鶴屋さん 774票
↓  4位 長門有希 769票
→  5位 朝倉涼子 264票
→  6位 キョン 254票
→  7位 キョン妹 110票
→  8位 森園生 90票
→  9位 喜緑江美里 76票
↑ 10位 樋口さん 73票

ハルヒ2位まで追い上げてキタ━━゚+.ヽ(*≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ! ! !
みんな我等が団長様に毎日コツコツ投票するんだっ!
▼▼「涼宮ハルヒ」シリーズ キャラ人気投票5▼▼
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1153362518/
不正行為だけは絶対すんなよ!
328名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 01:18:05 ID:NWQ4S7JE
>>326
違和感ない気がするのは
俺がハルヒスキーだからか?
329名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 01:20:28 ID:sP4wdTu+
>>328
んなこたあない。むしろ長さなら鶴屋さんのが異常。
違和感ない気がするのはアニオタだからさ。
330名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 01:24:15 ID:Fa/uxVTL
虚無的嫉妬でキョンには嫉妬。
331名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 01:49:06 ID:nY8nmI/l
キ「ハルヒ、俺前からお前のことが好きだったんだ」
ハ「…な、何言い出すのよいきなり!何か変なものでも食べたんじゃないの?
  さてはあんたあたしのことからかってんでしょ?ふん、その手には乗らないんだから!」


キ「朝比奈さん、俺前からあなたのことが好きでした」
み「…えぇ!?キョ、キョン君いきなり何言い出すんですか!?じょ、冗談はやめて下さい!
  ここ、こんな事涼宮さんに聞かれたら大変なことに…!」


キ「長門、俺前からお前のことが好きだったんだ」
長「………………………………………………………………………………
  ………………………………………………………………………………
  ……………………………………………………………………………そう」
332名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 01:55:05 ID:MIFnqtZi
キ「鶴屋さん、実はずっと前から好きでした」
鶴「何言ってるんだい、キョンくんっ?ハルにゃ

ここまで書いてやめた
333名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 02:22:36 ID:vE4AMWbK
キ「朝倉さん俺前からあなたのことが好きでした」
朝「あなたと付き合って涼宮ハルヒの出方を見る、またとない機会だわ♪」

キ「俺お前のことが好きだったんだ」
●「本気でいってるんですか?冗談でもよしたほうがいい。
   こんなこと涼宮さんに知れたら世界が終わるのも同義です。」
334名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 02:26:34 ID:NdxtAFxc
キ「お前のことが好きだ」
シ「にゃあ」
335名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 02:37:28 ID:3lijF8a8
キ「お前のことが好きだ」
妹「・・・・・」

その日から禁断の愛が始まった
336名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 02:40:52 ID:hBdwXEQm
ハルヒって可愛いのが大好きなんだよな?みくるのコスプレとかはその現れだし。
よく考えたら、やっぱり少女漫画読んでるんじゃないか?
ただ、「高校生にもなって『りぼん』読んでるなんて知られたくない」って
どこかで思ってるから、隠してるんだよ。
キョンの部屋には行くくせに、自分の部屋に入れないのは、きっと可愛いものでいっぱいだからだ!
ヌイグルミとか

よし!帰りに後付けて家庭訪問しようぜ

なんか、萌えてきたから、妄想しながら寝るわ
明日のボーリングは高得点できそうだ
337名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 02:47:46 ID:RX/2lWmF
>>336
だが今の少女漫画誌はテラヤバス



あ、そうかだからもてあますのか
338名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 02:54:58 ID:cMdbgbje
読んでたとしても隠すことは無いと思う。

大げさな言い方になるけど、自分で後ろめたく感じることは
一つもやってないんじゃないかな。
339名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 02:57:02 ID:XE7rChNm
ハルにゃんがキョンくんを自分の部屋に入れないのは
部屋にめがっさ大きなキョンくん人形があるからさっ!
340名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 03:00:37 ID:ucvY7XVt
俺にめがっさ大きなハルにゃん人形をくれ
341名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 03:31:20 ID:klAndY78
それはスモークチーズ次第だな
342名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 04:39:02 ID:jVg3/g6a
>>341
鶴屋さん、ここで商売しようとしないで下さい。
343名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 05:30:12 ID:npDHj9TO
裏の長門スレにハルヒSSの壮大な誤爆があったな。作者もアホだ。
344名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 05:37:02 ID:+vxvYP2d
>>541
赤ブロ
345名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 05:42:35 ID:iLPgfGcn
>>300
これのオリジナルが見た〜い!
346名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 06:04:31 ID:ztUmm+up
>>343
にんげんだもの
347名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 06:12:26 ID:Y3AOK79m
正直な話、女が高一くらいで身体(性欲)をもてあますってのはピンと来ない
348名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 06:21:08 ID:ZpyXV7cT
>>347
情報統合思念体にはわからないよな、そりゃ
349名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 06:25:16 ID:iLPgfGcn
あたしは持て余してますけどなにか
350名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 07:00:41 ID:ztUmm+up
>>347
女に性欲があるかどうかも分からない俺は高1
351名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 07:03:06 ID:MIFnqtZi
女って何?食べれるの?
352名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 07:31:17 ID:tjoO4FoL
女って都市伝説だよな
353名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 07:54:29 ID:UVBN60Fe
女ってテレビでだけのモノじゃないの?
354名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 07:55:00 ID:Dt1a+zGm
女なんてまだ信じてるやついたのかwww
355名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 07:55:58 ID:fvd53YA4
「ああそうだ、女ってのは宇宙人未来人超能力者と同等の都市伝説……」
そこで俺は激しい既視感とめまいに襲われる。

これは一体何度目のループなんだ?!

と思ったがとりあえず
>>349に詳細を聞くのが先だ
356名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 08:05:24 ID:mxejpWL7
>>326
今気付いた、キョン妹の背の高さってキョンやハルヒにジャストミート。
…………いや、何処にとは言わないが。
357名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 09:06:38 ID:hBdwXEQm
キョン妹も、10年後あたりには、ハルにゃんのことを「義姉さん」と呼ぶことになるんだな…



いや、ひょっとしたら友達感覚のままかも

いつまでも兄離れできなくて、新居にしょっちゅう来られても……
358名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 09:13:10 ID:fvd53YA4
>>357
実の兄貴のことを「キョンくん」って言うぐらいだから
結婚したとしても「ハルにゃん」のままでしょ

ただ、ハルヒが妹ちゃんに

「いい?妹ちゃん!あたしのことを今日から『お義姉様』と呼びなさい!」

と言って『超お姉様』と書いてある腕章をしている可能性は否定できないが。
359名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 09:19:50 ID:+Uzf8ga9
妹がハルヒに変な影響をうけて
負けじと「超小姑」という腕章をして
しょっちゅう新居に遊びに来るという電波を受信したんだが
俺はどうすりゃいい?
360名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 09:26:05 ID:hBdwXEQm
>>359
そして、みくるの代わりに、義妹にコスブレさせるハルヒ
みくる並の巨乳に成長した妹にキョンは持て余…
361名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 09:36:09 ID:4Zlej5lv
>>358
腕章は『新妻』とかそんなんだと思うよ。
362名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 09:58:55 ID:tjoO4FoL
二人が一緒になったら、家でるのかな。
妹の教育上、妹が結婚するまでキョンたちは実家に入らないのかも。
それよりも、大学ですでに同せ(ry
363名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 10:01:41 ID:hBdwXEQm
くそう、洗面台に二人のハブラシがコップにささってるところを想像しちまった
364名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 11:59:05 ID:6A8OeEV6
/.:.:.:.:.:.:/二二二 \:.ヽ
:.:.:.:/:.::./.:.:./:.:.:.:.:.:.:ヽj:.:.:',
:∠|.:.:.:i|:.:.∧:.:i:.:.ヽ:.:.ト、>:i
く/.!.:.:. |l/‐-ヽ{ヽt-‐!_j_〉!、
:/ ,|:.:.:.:| ‐‐   ‐-│:.:.:l/
_/{.!:.:.: |    |   l.:.:.:.|   うっさい
|i:.:ヘ.:.:.:l   ‐‐   /.:.:./
|N:.:.:\ヽ、 _ , イ:.:.:/
ヾ八/ ヽ{  ト、V:/
 ∧\  マ三ソ| \
./  \\ ヾ-〃 /∧
365名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 12:20:38 ID:fvd53YA4
>>361
「新妻」腕章を付けたハルヒのSSが読んでみたい。ハアハア
366名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 12:24:49 ID:bCHiJmbK
むしろ大黒柱とかも有り得そう。
367名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 12:47:57 ID:XzHY8ouY
>>365
腕章の裏側は「キョン専用」で
368名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 12:57:32 ID:p1sZ4glG
「説明しろ古泉!」
『突然どうしたのですか』
 くそっ、電話越しにでも奴のにやけた顔が目に浮かぶぞ、忌々しい。
「何でハルヒが知ってるんだ!!」
『はて、何のことでしょうか?』
 この期に及んですっとぼけるか!全部おまえの仕業だと判ってるんだ
「とぼけるな!
 妹が町内の福引きで特賞当てて、俺をのぞいた家族3人で旅行中だって事だ!!」
『なるほど、それを知った涼宮さんがあなたに手料理を振る舞いに
 ご自宅まで伺ったと言うところでしょうか?』
 あー、その通りだよコンチクショウ!
 両手にスーパーの買い物袋下げて背中にはバック背負ってたぞ。
 考えたくはないが歯ブラシと下着とか入ってそうだ。
『なるほど、きっと今回のことも涼宮さんの一つの願望の形かもしれませんね。
 腕に、新妻と書いた腕章でも着けてるんじゃないですか?』
 てめぇ!! やっぱ知ってるだろ!

>>365
こうですか?わかりません><
369名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 13:14:05 ID:O4cRMKGe
>>345
攻殻機動隊見れ
370名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 13:48:40 ID:fvd53YA4
>>368
ニヤニヤが止まりませんwww勝手に続けるwww


畜生なんなんだこの展開は・・・・・・
公園のベンチで携帯の電池が切れるまで古泉に対してさんざん悪態を付いたあと、
このあとどうするか考えた。選択肢は

1、このままここで野宿。
2、長門の家に泊めて貰う
3、朝比奈さんの家に泊めて貰う
4、古泉に責任をとって貰う

1番と4番は却下だ。1番はこの寒空で野宿すりゃ確実に朝には凍死だ。
4番は言わずもがな、2,3番がとても魅力的なのだが……

だが、状況をよく考えるとおそらく浮気は許されない可能性が高い。

俺の頭の中にさっきの『キョン専用新妻』という腕章が浮かんで消えた。

となると、『番外、覚悟を決めて家に帰る』 しかないようだな…

えーいままよ!高校生同士でそう言う過ちを犯そうという考えを、
あのハルヒが持つわけ無い。何とか話し合えば帰ってくれるかもしれない。
きっと分かってくれるはずだ。

そう考えながら家に帰り、俺は玄関のドアを開けた。

「おかえりー、キョン!
 ねえ、晩ご飯にする?お風呂?

 それとも……あ・た・し?」

そこには裸エプロンのハルヒがたっていた。
俺の貞操の危機です。ごめんなさいこれ以上は続けられません。ごめんなさい。
371名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 13:52:41 ID:vE4AMWbK
これは酷い
372名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 13:52:56 ID:NUeISBlm
>>358『超お姉様』

『超兄貴』を思い出した
373名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 13:58:05 ID:dEb3lMtP
>>370
心の中で
「ふざけんな」という俺と
「もっと続けてくれ」と言う俺が
戦ってるよ

どうすればいいんだ
374名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 14:00:08 ID:zGNEZnCk
「だ〜れにも〜や〜さしく〜あ〜いにいきるひと〜♪」
375名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 14:14:14 ID:x110/hnl
デレすぎで何か裏があるのでは?
とか思ってしまう
376名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 14:17:12 ID:JneiF4M3

ハルヒ「お前はマンモーニなんだよみくる!!びびったんだ!!」
377名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 14:17:37 ID:dEb3lMtP
>>375
逆に考えるんだ
今までツンだったのは全てデレのためだったと
378名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 14:34:32 ID:4fxMKpOP
>>326
ウホッ!!高身長イケメン古泉!!
しまった、迂闊だった。こういう展開だったとは。
俺はどうやら選択肢をあやまったようだ。

4番を選んでいた方が良かったのか?古泉なら浮気にはならないだろうし。
だが、そっちは別の貞操の危機が待っていたかもしれんが……

何とか平常心を保ちながら、晩ご飯もハルヒも後回しにして
お風呂にはいることにした俺は、湯船の中でのぼせるまで考えた。

だがよくよく考えてみろ、
古泉曰くハルヒの願望がこういう状況を生み出しているとしたら
いっそこのまま突き進むところまで突き進んでもいいんじゃないか?
いまのハルヒならまったく拒まないだろう。

俺もあいつのことは嫌いじゃない。ハルヒが消失した時に感じたあの焦燥感。
俺はハルヒにいつまでも側にいて欲しいと感じた。だったら、自分の気持ちに
正直になってもいいんじゃないか?

俺はあいつのことが好きだ……この気持ちに偽りはない。

だが、……

いまのハルヒは、ハルヒであってハルヒじゃない。
あんなにデレデレしているハルヒはハルヒのようでハルヒじゃないだろ!

ハルヒって言うのはだな、もっとツンツンしているべきなんだよ。
いつも意地っ張りでツンツンしているが、ごくたまに見せるデレデレ感がいいんじゃなねーか。
素人はすっこんでろ。
ようやく俺の考えがまとまった……と思ったらまた脱衣場のドアがしずかに開いてるんです。
スレンダーで出るとこは出ているシルエット。そして、何かを脱ぐ衣擦れの音。

『キョン……入るわよ……』

今度は逃げ場がありません。ごめんなさい。これ以上は続けられませんご。もうしません。
380名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 14:42:38 ID:dEb3lMtP
やばいやばいいい加減リビドーがやばい
381乳とん:2006/08/05(土) 14:46:29 ID:JVcJDVyh
ttp://www1.odn.ne.jp/heavens_gate/

このハルヒにうしろから近づいて、
乳を背後から持ち上げたら、
万有引力を発見できるような気がする。
382名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 15:12:06 ID:dEb3lMtP
>>381
名前に関連性があったとは

今更気づいたよ
383名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 15:29:35 ID:18fPvzyx
>>370
そうだな
ハルヒならやっぱり


そう考えながら家に帰り、玄関のドアを開けるとそこには…

「おかえりー、キョン!
 ねえ、晩ご飯にする?お風呂?

 それとも……あ・た・し?」

裸エプロンのハルヒが立っていた。

…なんてラブラブ新婚家庭みたいなことは当然ありえるはずもなく、不機嫌度MAXのハルヒに
「何処行ってたのよ!せっかくわざわざあたしが一人でロクなもん食べてないだろうあんたの為に
ご飯作りに来てあげたのに!あんた、あたしに悪いと思わないの!?罰金よ!罰金!!」
と近所中に聞こえるような大声で怒鳴られた。

か、

そう考えながら(ry

裸エプロンのハルヒが立っていた。

…なんてそんな夢のようなシチュエーションは当然ありえるはずもなく…がしかし!!
「どこ行ってたのよ…。せっかくキョンにご飯作ってあげようと思って来たのに…。
やっぱり、急にやってきて迷惑だった?ごめんね…。」
…なんだ?このしおらしい女の子は?本当にあの涼宮ハルヒなのか?

ごめん変な電波受信した
384名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 15:32:42 ID:x110/hnl
ワッフルワッフル
385名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 15:33:52 ID:dEb3lMtP
>>383
俺もそんなことばっかり考えながら鼻かんだら血が出てきたんだが

天罰か・・・
386名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 15:34:13 ID:2A1lYS+1
>>383
電波大歓迎
俺も受信したいぜ
ゆんゆん
387名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 15:41:19 ID:3XLZBya/
>>383
やはり上のほうの反応のほうが安心するな
388名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 15:59:24 ID:JneiF4M3
キョン「俺がハルヒを押し倒してもあの馬鹿力で跳ね除けられるだけだ・・・ためしにやってみるか?」

ガバッ!

ハルヒ「きゃっ!キョ・・キョン!!」
キョン「フッフッフ・・・(さぁハルヒ・・お前の凶暴力見せてみろ)」
ハルヒ「あ・・・キョン・・・」
キョン「・・・・・・(   ア   レ   ?)」
ハルヒ「や・・・優しくしなさいよね!!」
キョン「!!!(なんじゃそりゃーーー!!)」
389名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 16:09:41 ID:llFGCMNZ
キ「な、なんですとー!」
にしてほしかった
>>387
俺も上の方が安心するwww

ってことで、安心できるように
>>368>>370>>379 の続き

「あれ?さっきまでいたと思ったのに?へんね?
いつの間にか上がったのかしら。
もぅ……キョンたらぁ。 ホント照れ屋さんなんだからぁ。うふふ……」

そう言うと、ハルヒはそのまま風呂場から出ていった。

危なかった。俺は咄嗟に湯船の蓋を閉めその中に潜り込んでやり過ごしたのだ。
祖先は忍者だったのかもしれないな。
しかしさっきのハルヒの一言
『もぅ……キョンたらぁ。 ホント照れ屋さんなんだからぁ。うふふ……』だって?!
なぜこのセリフで寒気がするんだ俺は……
朝比奈さんになら100万円払ってでも聞いてみたい言葉だが、ハルヒには似合わない
できればもう二度と聞きたくない。聞きたくない。
もしも俺とハルヒが結婚するようなことがあったとしても断じて、ラブラブファイヤーな新婚さんに
なろうとは思わないね。ああ、絶対に。そう心に決めた。

ハルヒが脱衣場からも完全に出て行ったことを確認し、こっそり湯船から上がる。
脱衣場からタオルと服をかっさらい、ドアの隙間からこっそり外の様子をうかがうと、
ダッシュで俺の部屋に駆け上がった。
今日ほど、俺の部屋に鍵がないことを恨んだことはないぜ。まったく。
とにかくこの状況、――明らかに何者かの力によってつくられた状況――を打開せねば。
それにはやはり、長門に聞くしかないのか…俺は意を決して長門に電話をした。

「長門か?……いつも困ったときに頼ってばかりですまないが、いまのこの俺の状況が分かるか?」

『………解る』

「一体どういう事なんだ?ハルヒがツンデレじゃないんだ。むしろ積極的すぎる。どうやったら元に戻るんだ?」

『………教えたくない』

「なぜだ?」

『涼宮ハルヒの意志が私にそうさせている。』

「じゃあやっぱり、ハルヒがこういう状況を望んだというのか。
素直で積極的に俺に迫ってみたいとかそんな馬鹿な状況を!」

『………そう』

ありえねえ……。
だが、どうせあいつのことだ、何かに影響されてこういう状況を……
と思った瞬間俺は気が付いた。

確か先週、谷口から貰ったDVD――どんなDVDかはご想像に任せる――を
ハルヒに部室で見つかって没収されてしまった。そのときのバツゲームを思い出したくもないね。

しかし、まさかそのDVDに影響されたなんて事は・・・・

つーか見たのかよ!あいつは!

  『――桃尻裸エプロン――ポニーテールの憂鬱』

俺も見てねえっつーのによー。
だが、何となく打開方法は解った。

「ありがとうな。長門。おかげで何とかなりそうだぜ。
 ホント感謝してる。また今度一緒に図書館でも行こうな。」

俺はそう言うと、電話を切った。
だが、そのとき、もうすでにヤツは後ろに立っていやがた。
本物のハルヒだが偽ハルヒがな……。

「キョン……誰と電話してたの?」

俺は反射的に、「ひっ」短い悲鳴を上げながら、
そしていつものように締め上げられる事に対して身構えた。

いつもなら、ゴゴゴゴゴゴという某漫画のような立体的な効果音が
後ろに響いているはずなのだが……


いまのハルヒは、涙をボロボロ流してそこにたちつくしていた。

「ひどいよ……キョン。
 あたし、あなたのことを思って一生懸命尽くしてるのに。
 ひどい……。」

そしてハルヒはその場で泣き崩れたのだ。

しおらしいハルヒ……確かに俺は望んでなどいない。
だが、なんなんだ?この胸がぎゅーっと締め付けられるような感覚は……

俺はまったく無意識のうちにハルヒを抱きしめていた。
そして、うるんだ瞳で見上げるハルヒに……俺は……


「ハルヒ、俺はな。しおらしいハルヒも好きだが、いつものお前の方が好きだ。
自分の思う通りに自分の思うままに突き進んでいくハルヒの方が俺は大好きなんだ。
わがままでも意地っ張りでもいい。素直じゃなくていいんだ。」

そう言って、俺はハルヒのその桜色の唇に俺の唇を―――

「って、なにすんのよこのど変態バカキョン!!そんな格好で何すんのよ!
 ――ピ――引きちぎるわよ!!このどすけべえええ!!!!」

俺はその瞬間、真っ裸のまま部屋の反対側まで吹き飛ばされていた。

そうだ、風呂上がりのままだったんだな俺は……


その後、俺はハルヒに簀巻きにされ、そのままで晩ご飯を食べさせられたり
ニコレットのCMのまねとか、春巻きがウサギ跳びとか訳が分からない
罰ゲームをうけながらも、まあ一晩楽しくハルヒと過ごしたわけだが。

元に戻って、これで本当に良かったのだろうか?
392名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 16:36:44 ID:i8wEoBNa
あれ?ここアニキャラ板だよな?
エロパロ板に見えて仕方ないんだがw
393名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 16:36:59 ID:2A1lYS+1
>>391
ああ―――いつものハルヒに戻って安心した―――
394名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 16:44:38 ID:zGNEZnCk
>>392
まだ寸止めだから大丈夫w
395名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 16:46:06 ID:VshkISPq
>まあ一晩楽しくハルヒと過ごしたわけだが
詳細が気になるw
396名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 16:46:53 ID:zGNEZnCk
寸止めだから大丈夫と思ったが、
「――ピ――引きちぎるわよ!!このどすけべえええ!!!!」 でアウトか?
397名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 16:47:52 ID:jVg3/g6a
>>395
簀巻きプレイ
398名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 16:51:48 ID:fvd53YA4
>>396
えーまじ!www

てか、裸エプロン出した時点でエロパロの方が良かったかもしれん。
釣ってくる・・・

あと、勝手に続けてしまって>>368さんすまん&サンクスです
399名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 16:58:52 ID:qt8dzndk
あっちのスレはしばらく見て無いけど、あそこは作品が無いとすぐ荒れるんだよなあ
400名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 17:04:28 ID:TLXT+9pq
流れを詠まずに投下!
ハルヒかわいいよハルヒ

ttp://www.sos-dan.com/img/src/1154764930837.jpg
ttp://www.sos-dan.com/img/src/1154764974438.png
401名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 17:06:37 ID:i8wEoBNa
>>399
作品があっても荒れるよ?
「コネタギャグ非エロウゼー」って

だから>>398にはエロパロでリミッター無く書いて欲しかったw
402名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 17:43:57 ID:jVg3/g6a
>>400
上のキョンはイケメソ過ぎ。
403名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 17:49:21 ID:sjUNJnfy
てか描く人によってキョンはもみあげが凄く長い
404名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 18:06:07 ID:HhO8AdXC
あのヘアスタイルは、ごく普通の短髪に描く事もできるし、
ちょいとオサレな感じに描く事もできるからな。
描く人によって一番雰囲気が変わるキャラかも知れんね。
405名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 19:11:24 ID:/qQmYHBI
>「引きちぎるわよ!!このどすけべえええ!!!!」


口で?
406名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 19:19:53 ID:i8wEoBNa
下の方のでなw
407名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 19:21:58 ID:zGNEZnCk
熟練の達人はバナナを千切る事も可能らしいしな((;゚Д゚)ガクガクブルブル
408名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 19:27:52 ID:6D/fF4xl
>>407
知り合いが、挿入されたピンクローターをものすごい勢いで発射してしまい、相手の眼鏡を割った事があるそうだ。
子供二人産んでるのに、ものすごくキツかった。
409名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 19:43:30 ID:jVg3/g6a
>>408
>ものすごくキツかった。

お前試したのか?
410名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 19:44:23 ID:2A1lYS+1
>>408
クソッ、なんて世の中だ
411名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 19:47:07 ID:k6iei0eB
こんな話をしているこのスレを見て>>410と同じ感想を持ったぜ。
412名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 19:52:34 ID:YZqoiWEG
>>401
荒れてるんじゃなくて
荒らしたい粘着君が張り付いているだけ。
住民はスルーしてるw
413名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 20:05:55 ID:Ibu9VoAt
>>408の言ってる意味がいささか分からん


ごめんよガキで
414名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 20:10:25 ID:x110/hnl
      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト  世の中には
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ    知らないほうがいいことも
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ     あるんだよ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ     わかるよ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /        な!
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ|;;,, `'' ‐---‐ ''"´_,/
:::::::::::::::/ヽ;/ へ、\;;;;:. ;;;-─ _,.ニ-ァ'´\
::::/7 ) ./ |××| | ;;; ;;;::::| ̄ /×××>、
/ ././ /ニ=、\±L/;;;;:::_;;:」_,/×××/  \
 l. l /  ー- ゝ |××× /×× ゝ‐''´==
415名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 20:13:45 ID:/PlWYDjD
ハルヒssで読んでるこっちが恥ずかしく名るようなの読みたい気分なんだけど
どのssがお勧め?
416名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 20:14:51 ID:sjUNJnfy
>>414
前から気になってたんだけど
この人ランバ・ラル?
417名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 20:19:39 ID:x110/hnl
418名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 20:20:09 ID:e/tGC0A5
ハルヒとのエッチは行為中に知らず知らずのうちに
プチ能力行使しててもの凄くキモチいいに違いない
そりゃもう
419名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 20:20:28 ID:x110/hnl
うへ、sage忘れた
420名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 20:20:41 ID:4Zlej5lv
うあぁ、オレの一言で素晴らしいモノが…>>391、GJ。ニヤニヤが止まらねぇw
421名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 20:20:42 ID:Ibu9VoAt
熊先生
422名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 20:57:24 ID:uNakYuAO
>>416
純真なおまえさんに乾杯
423名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:05:19 ID:k6iei0eB
布団を敷こう
424名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:06:47 ID:tg3ZvREz
コンドーム在庫よいか
425名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:26:18 ID:hBdwXEQm
キョンも財布の中にコンドーム入れたりしてるのかな?
426名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:28:17 ID:fAbFOO7s
彼女も甲斐性もないキョンがそんなものを用意しているはずがないだろうに。
427名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:29:41 ID:AsuFUhDH
キョンは童貞だろうから、コンドームなんて恥ずかしくって買えません。
428名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:32:22 ID:hBdwXEQm
>>426-427
そんな即答しなくても…
可哀相なキョン

キョンだって、男なんだから、いざとなったらハルヒを押し倒すくらいの度胸はあるはずさ!
429名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:35:57 ID:BlMCaQ0l
きめぇ
430名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:36:33 ID:Ibu9VoAt
>>428
そう・・・・だ・・・・・・な・・・・・・・_| ̄|○
431名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:38:12 ID:ax4pAIIo
>>427
関係ないだろw
432名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:39:54 ID:XHh2L+SV
キョンが財布の中に隠し持っていたコンドーさんをうっかりハルヒに見つかるという電波を受信
433名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:49:09 ID:f9JcmBrK
>>432
それイイ!
434名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:52:40 ID:Ibu9VoAt
>>432
ハルヒはどんな反応をするだろうか
435名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:55:10 ID:4UO6pPi1
明日模試で来れないが月曜にSS書くか…
436名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 21:58:51 ID:IR++Wmzv
つーか、普通にキョンもナマでヤルだろw
437名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:00:22 ID:mWohodBm
キョンのゴムにこっそり穴を開けておくハルヒ
438名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:02:55 ID:nyvortYY
>>437
マジか?
439名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:03:46 ID:p1sZ4glG
「こんのぉ、エロキョン!!
 団員に間違いが起こる前に団長の私が没収させてもらうわ」
 と言って俺の財布から強引に奪い取ったハルヒはそれに 「キョンの」 と書いて自分の財布に入れた。
 おまえはそれをどうするつもりだ……

>>432
こうですか、わかりません><

流石に無茶だな……
440名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:17:03 ID:JoGQ/3Or

「はいはーい!今日も、キョンのオゴリね!!」

嬉々として俺から財布を取り上げるハルヒ。
毎度のことながら納得いかん。
…と言ってみたところで、なんだかんだで結局奢らされちまうんだよなあ…やれやれ。
いや、しかし!
さすがに財布の中身を見られるのは恥ずかしい。
決して持ち合わせが少ないとかじゃないぞ。
でもな、俺にだってプライベートはあって然るべきだと思うんだ。

「おい!返せ、ハルヒ」

俺はハルヒが上に掲げている俺の財布に手を掛け、自分の元へと引っ張る。
「あっ!」
と、ハルヒは声を漏らしたが、財布はほとんど抵抗も無く、俺の元へと戻ってきた。
さすがのハルヒも、本気で俺の財布を勝手に使おうなんてきは無かったのか?
「うぉっと!」
とは俺の声。
予想よりも財布が軽く戻ってきたため、財布は戻りすぎて俺の手から滑り落ちる。
チャリリーンと、小銭達が奏でる複数の金属音と共に財布は店の床へと落ちていった。
「ああ、もう。何やってんのよ!」
何やってんのよって、半分はお前が取り上げたせいだろうが。
でも、咄嗟に、一緒になって小銭を拾ってくれているので、俺はこれ以上ハルヒに対して何も言わない事にした。
が、しかし、

「何?これ?」

小銭と共に、床に舞い落ちた『ソレ』を、ハルヒが拾い上げたとき、
俺は、瞬間的に自分の体内の血流が停止したのを感じた。
「何よこれ?ゴム?」
そうです。ゴムです。
正式名称は『コンドーム』と言います。
「へぇー…キョンってば、もう一人前のつもりなのかしら?」
う…ハルヒの冷たい視線。ちょっと軽蔑の眼差しがミックスされている。
441名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:17:49 ID:JoGQ/3Or
ちがうんだ。
それは谷口が買ってきたんだ。
高校生の夏休みには、ひと夏のアバンチュールは欠かせないとか何とかいいながら、
いつ何時そのときが来てもいいように備え有れば憂いなしとか言って、
1箱買ってきたやつのうち、いくつかを俺と国木田の財布に強制的に突っ込んできたんだ。
いや、それを俺がキープしていたのはだな。
別にアバンチュールとか期待したわけではなく、何となく捨てるのが勿体無かっただけだ。
「ふーん…」
自分の指の間に挟まれたゴムを見つめながら、ハルヒの口の端が釣り上がっていく。
何かおもいついたな、こいつ。

「ねぇ!有希ー!これ何か知ってるー?」

あろうことか、ハルヒはゴムを持ったまま長門の元へダッシュした。
バカ!純真な長門にそんなもの見せるんじゃありません!!
「……知ってる…」
「あらそう?意外ね…」
あらほんと、意外だ。
きっと、ハルヒは長門にゴムを見せるという、俺の恥部を晒すような行為をすることで、
俺の慌てふためくさまを見たかったんだろうが。
長門も案外大人だったか。それとも、本で読んだことあるのか。
「…知っている。実際わたしも何度か使ったことがある…」

「ええええええぇえぇえ!!」
「なにいいいいいぃぃいいい!!」

今度は俺とハルヒが同時に叫んだ。
え?マジ?一体、いつの間にそんなことが…

「…ジャングルで水筒をなくしたときに使う……水が一リットルも入って便利」

( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー


なーんてね…


こんな感じで良かね?
442名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:19:42 ID:OnZfDohu
長門wwwww
443名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:22:16 ID:MkB9ap8p
>>441
ソウスケktkr
444名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:28:17 ID:yNWwY312
ハルヒ視点から書いてみる。

キョンが帰った後、あたしは部屋の隅にキョンの所有物と思われる鞄をみつけたの。
それで有希が食事の後片付け、みくるちゃんがトイレいってる間にキョンの鞄をのぞいてみたの。
へぇ、キョンもエロ本以外の本読むんだ・・・とかみてるとキョンの財布がでてきた。
最近おごらせてばっかりだし、中身が少なかったらすこしいれてあげようかしら、
あたしが遅れたのにおごらせちゃったこともあったしね。
1000円札が1,2,3・・・結構あるじゃないの。
続いてあたしは財布のポケットを見たの、ほらこんなところに恋人の写真を入れとくヤツもいるって聞くし。
それで出てきたのは・・・あたしの写真だった。なんかくすぐったいような気分だった。
でも、それはキョンの秘密のような気がしてもとあった場所に入れようとしたら何か突っかかったの。
何かなとおもって出してみたら、これってHのときに使うあれよね・・・。
その時入り口のほうから、
「長門、俺だ。鞄忘れちまって」
「入って」
というやり取りが聞こえた。
あたしは急いで手に持ってるものをしまおうとしたんだけど、財布のポケットが小さくて・・・。
「ハルヒなにしてr・・・」
そこには青ざめたキョンの顔があった。



初めてSSっぽいの書いたね・・・。
445名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:28:54 ID:ZpyXV7cT
>>441
長門さんスゴス
446名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:38:39 ID:f9JcmBrK
>>444
続きを!続きを!!
447名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:46:00 ID:hoLGOS1E
http://id34.fm-p.jp/19/zizididi/


ちょwwwwwここ最高wwwwwww


448名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:47:22 ID:LggDEAtU
ちょっと待て。
しばらく見てないうちにエロ満載になってるぞ。
エロパロスレが機能してないから流れて来てるのか?
449名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 22:49:52 ID:BlMCaQ0l
ttp://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n40205405
流れなんか知らん


( ゚д゚ )
450444:2006/08/05(土) 22:50:42 ID:yNWwY312
続きを書こうとするとどうしてもR18なことになってしまうので頭を冷やして寝ますね・・・
451名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:10:17 ID:OnZfDohu
>>450
ああん、待って〜。
エロパロでもVIPでも投下できるところに下さいお願いします頼みますどうかこの通り。
452名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:20:50 ID:ax4pAIIo
>>451
俺には見える
お前さんはPCの前で座っているだけだと
453名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:24:42 ID:OnZfDohu
残念、寝転がっている
454名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:27:35 ID:ax4pAIIo
>>453
もっとダメじゃねーかw
455名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:36:29 ID:fQqnnsP6
「ねぇキョン、今日何の日か覚えてる?」
「今日? ああ俺は思い当たる節があるな…」
「なに何? 言ってみなさいよ、あんたにとって何があった日なの?」
「そういうお前も何か記念になった日なんだろ? 先にお前から言えばいいんじゃないか?」
「いいわ、それじゃあ『せーの』で同時に言ってみましょうよ。あんたの考えてることと
あたしの考えが同じかどうか、試してみるのも面白そうじゃない」
「いいだろう、じゃあ『せーの』で言うぞ」

『せーの』

「SOS団の設立を思い立った日よ」
「お前の笑顔を初めてみた日だ」

「え……」
「ぅお……」

ハルヒの顔が赤い気がするのはきっと気のせいだ。いや気のせいであってほしい。
これはどういう状況なんだ? 俺は墓穴を掘っちまったのか?

「あの、キョン…」
「いや、すまん間違えた。SOS団の設立で奔走した日だったな」
俺はたまらず教室から飛び出した。


続かない。
456名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:40:14 ID:nY8nmI/l
ワッフルワッフル
457名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:41:54 ID:ax4pAIIo
>>455
マジGJ
小ネタ最高!
458名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:44:28 ID:Fa/uxVTL
もうすぐ七夕だな。
お前ら見に行くの忘れるなよ。
459名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:45:06 ID:Ibu9VoAt
>>455
キョンに萌えた
460名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:46:05 ID:ZQ28konT
>>455
初めてハルヒにあった日をカレンダーに○つけてるくらいだしな
461名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:52:26 ID:Q/4Nd4V6
キョンデレ
462名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:57:41 ID:ax4pAIIo
>>458
もう…終わったんだ
463名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:58:42 ID:JoGQ/3Or
岐阜県大垣市は、明日まで七夕祭りやってるぞ
464名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:59:40 ID:Ibu9VoAt
みんなで関ヶ原行こうぜ
465名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 00:09:05 ID:04K03nPO
後の小早川秀秋である
466名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 00:41:54 ID:FwCr0Nou
長良川か大垣の花火が響いてたな〜
467名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 00:44:59 ID:1dv8nrRN
>>466
俺んちの近所でもはなびあったな
ハルヒ効果で夏祭りといえばポニテだと頭にインプットされてた俺に現実は厳しかった
468名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 01:01:28 ID:HKmvMJMk
今日は浴衣姿が駅にいっぱいいたなぁ。
ところでカチューシャって最近また流行りだしたの?
469名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 01:05:12 ID:r/pordmh
見たことねーぞ
470名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 01:06:33 ID:HKmvMJMk
結構見かけるんだよなぁ。
色は黒とかおとなしめのが多いけどさ。
471名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 01:08:56 ID:1KqTSVwc
>>468
なんと?最近引きこもってるから知らんかった。
勇気を出して外出してみようかな
472432:2006/08/06(日) 01:36:40 ID:fYjxjFzO
よーし電波自己消費


やれやれ。今日もおごりか。こいつは俺の財布を無尽蔵の打ち出の小槌とでも思っているのかね。

と思いながらしぶしぶ財布を開くと、なにか小さなピンク色の物体が零れ落ちた。
「ん?これなーに?」
おい、ちょっと待て、人のものを勝手に奪うな。全然身に覚えのない物体だが。

…ハルヒの表情がおかしい。
と思ったら赤くなったり青くなったり、普段ならお前は信号機か、と突っ込むところだがなにやら嫌な予感がする。

「…キョン?」
なんだ、俺はなにもやましいことは、
「これはどういうことかしら?」

心臓が縮み上がった。なんだこれは。いや、そっち方面の経験は皆無の俺だが、それが何であるかくらいは知っている。
それは人間と人間の間を隔てるための最後の壁というか…その、世界のオカモトとかいうところが作っている…
つけているのを忘れるほどの薄さが自慢らしい…あのゴム製品ですか?

「へえー。キョンも色気づいたのね。誰に使うつもりなのかしら。」

脳の血流が逆流する。しかしまるで身に覚えがないのだ。本当だ。読者諸賢、信じてくれ。
俺は薬局にのこのこ入ってそんなモノを買う勇気はない。アテがあるわけでもないのに。
…まさか、谷口のアホがいたずらで入れたんじゃないだろうな。
しかし、今日は俺は財布をずっと身に付けていて、紛れ込ます隙はなかったはずだ。

古泉の野郎が隅でにやにや笑っていやがる。まさか…



続かない
473名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 02:19:42 ID:gqOJJnRt
キョンのゴム話人気タカスwww
474名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 02:20:55 ID:FwCr0Nou
ハルヒのペッサ…
475名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 02:38:23 ID:5csOyBkh
ハァハァ、ハルニャン最高だよ。
かわいすぎるよ
476名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 02:42:36 ID:MqFJjdcp
コンドーム祭が開催されていると聞き飛んできました。(`・ω・´)
477名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 04:17:09 ID:5rc4HKFx
>>472を勝手に続ける
「まーなんだ、俺に言わせればゴム持ち歩くなんざ童貞のやることだな。
そもそも考えてみろ、突然ばったり女に出会って意気投合して
外で、または相手の家でやることになるなんざ、ほとんどあり得ねえこった。
だいたいの場合が、ホテルか自分の家までつれてくることになる。
だったら持ち歩く必要なんか全くねえんだよ。」

谷口が妙な持論を展開している。ツーかおまえ童貞じゃないのかよ。
昨日あれから古泉を締め上げたが「いいえ、僕は全く知りません」と例のニヤニヤ顔でかわされ
次の日、谷口に問いつめたのだが俺じゃねえといって長々と演説を始めやがった。
ちくしょう、いったい誰だ。おかげで俺は変態扱いで10倍罰ゲームだとよ。
出来ればあいつの誤解だけは解いておきたい。

昨日から未だに口をきいてくれないハルヒの方をみると、
一瞬目があってしまったが、すぐにぷいっと窓の外の方をみる。やっぱまだ怒ってるのか?

その日の昼休み、本格的に犯人捜しをしようと文芸部室に向かおうとする俺をハルヒが呼び止めた

「いつまでそんなことしてんのよ。昨日のことなら忘れてあげるし、10倍罰ゲームもなしにしてあげるわ。」

いいや、おまえがよくても俺がよくない。俺のプライドの問題だ・・・

「バカキョン・・・・ったくもうしらない。」

ハルヒは顔を真っ赤にして走り去っていった。なんなんだいったい。だが、まあいい、待ってろよハルヒ。
おれが、やたらめったら盛っているだけの男じゃねえってことを証明してやっからよ。
俺は、当初の目的を見失って暴走していた。

「ところで長門……昨日のことなんだけどな。ハルヒが怒った例の物。
あれの本当の持ち主の特定は出来ないか?」

「……出来る」

「じゃあ誰が犯人だ?」

「……禁則事項」

は?知っているけど教えられないと言うことか?

「……そう。でも、もうこれ以上詮索しないことを勧める。」

わけわかんねえよ。

「女性と男性を隔てる、最後の隔壁となる伸縮性に優れた高分子化合物は本来男性が使用するものではある。
だが銀河系辺境惑星上のある弓状列島の公立学校中等部教育課程においてその使用方法、および携帯を教育される
場合、女性にもその教育を施される。とくに、女性の場合一時の精神的混乱により男性と行為に及ぶ場合もあるが
不測の事態により、自ら望む事なく行為を要求されることもあるため、携帯を義務づけされることもある。
つまり……」

いやもういい…わかったその説明で……頭の悪い俺でも今回のおまえの小難しい説明も理解できた。
そういや、中学生の時保健体育で男子と女子で別クラスに分かれてなんかやった気がするぜ。

俺の顔が真っ赤になっているのがわかる。そういやあのときあいつも俺の後ろで鞄をごそごそして居たような。
やべえ、昼休み時間あけハルヒになんて顔で会ったらいいんだ?
俺は、たぶん長門の前で昨日のハルヒ以上に青くなったり赤くなったり黄色くなったりして居るんだろうな。
急にばつが悪くなって、とにかくここから離れようそう思ったとき長門が一言つぶやいた。

「……大丈夫……私も持っている」

俺のなかなから何かいろんなものが一気に放出された気がした。
478名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 04:18:44 ID:pO4HITSp
>>462
七夕って七月だったのか……。
仙台から一歩も出ずに20年、今はじめて知ったよ。
479名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 04:24:39 ID:3gi62+Cv
>>478
地元の常識が全国の常識ではないと知ったときは愕然とするよね
480名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 04:46:50 ID:ccovplIz
だよな

大阪で産まれ大阪で育った俺にとって
お好み焼きをおかずにご飯を食べるのは当然なんだがね
481名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 04:48:49 ID:WL1psC2V
>>480
炭水化物をおかずに炭水化物を食べるの?
482名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 04:49:37 ID:RcstHJO0
>>487
七夕を含めた節句とか、24節気とかは通常の暦で使われる
太陽暦基準じゃなく、旧暦の太陰暦が本来の基準なんだから、
俺と同じ仙台人の>>478、堂々と俺達が正当だと胸をはれ!
483名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 05:03:20 ID:1Eq/sb8k
何故か起きちゃった・・腹いせに流れを読まずに投下。
ttp://www.vipper.org/vip307402.jpg
484名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 05:25:41 ID:1dv8nrRN
>>480-481
東京人の俺ですがたこ焼きをおかずにご飯を食うなんてざらです
ようは家庭環境だろ

>>483
ナイスハルヒ!
485名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 06:43:13 ID:39am4/Ve
>>481
ラーメンライス……ちょっと違うか?
486名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 07:31:47 ID:2fwgPVGL
そういや一時期ちょっとだけ流行ったそばめしって神戸の発祥だったか
487名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 08:15:48 ID:saRNJ7Lo
>>481

ごはんライスはいや
488名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 08:26:05 ID:w60w2hUS
長門「おかゆライス。食べて・・・。」
キョン&ハルヒ「ぐおぉぉぉ!」
489名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 09:53:57 ID:r/pordmh
R
490名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 10:00:15 ID:1KqTSVwc
どっかに詰合を無料でおとせるとこない?
そのうちアルバムでそうだから、なんのおまけもないCDをわざわざ買おうと思えないのだ
491名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 10:06:57 ID:yHO3NxGC
>>490

そのアルバムとやらが出るのを信じて待てばおk
492名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 10:06:57 ID:oYsoauVr
頭わいてんのか?
493名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 10:15:55 ID:g187BBqV
>>490
               ,. -───-、, -- 、_
             /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ
           /.:.:.:.:.:..:、::/.:.:.:.:.:-、.:.:.\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
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      /.:l'´,.|:/.:.:.:|.:.ハ.:.:.:.ト、.:.:.:.:.:.:.:.:;;.レ、:|.:|.:.:.:.:.ハ ト-{.:.:.:.:.!
     ,'.:./メ' |:|.:.:.:.:|、,! \.:.ヽ\.:./.:.:| ヽ:レ|.:.:.:.:.:.:トイヽ,\.:|:|
     ,':./:|/||:l:.:.:.ハ;:|`ヽ.,\:\´\:.:;レ'^弋j.:.:.__.:.:.Yヽ ト、ヽ;
     !.ハ.:'ファ|i.:|::.:.| ヽ    ` ̄  〃ト::::::リ/´  ヽ| .メ_| ヽ/:i <金払わないやつは死刑だからね♪
     |;!|/ //i.:.:ヽ;.i  -ーミ、        辷ノi     i´.:.:.:.:.:.|.:.|
     | / // ト;.:.:.:`\    ,         |     l`ヽ、.:.:|:_|
     |/ /| |:.:|.:.:.:.i.:.:.:',   __  -ー i   ト、    ト  ´~ ヽ、
     |`~i:| |.:.:\:.ト、.:.ト、  \  ノ    |.:ヽ、  '  i     `ヽ
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       ヽ  \.:.:.:.|::|.:.:.f"´: :_ノ〉   //.:.:/ー   |    /   /   | ',
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494名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 10:46:33 ID:Bc+PPRef
>>490
SOS団の活動資金カンパと考えると詰合せに代金払うの嫌じゃなくなるぞ
ここでの売上如何で続編作るか作らないか分かれる品
495名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 10:54:45 ID:HixjgUqZ
>>490
冒険でしょでしょ?とハレ晴レユカイはサントラに入ってそうだけどね。
キャラソンと詰合は自腹切るべきだと思う。まぁ、とりあえずタダより高いモノはないよ。
496名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 10:59:16 ID:zFjY+FMu
>>448
まぁでも本番まで行ってないし大丈夫じゃね?

>>472
読んでる途中でハルヒが自分から入れたのかと思った。

>>491
半年後あたりに出るよ、多分。
一曲か二曲ほど新曲入れれば売れるからな。
497名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 11:26:08 ID:S8BtJl7Q
さっきのいぢのブログ見てきたんだが、顔写真があった…








アレって本人?
498名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 11:34:38 ID:9vKrEw1w
本人だろうな。
499名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 11:42:34 ID:6MYYcjiH
他人の顔写真を載せたら神だな。
500名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 11:44:05 ID:mW+I2apv
サントラに入ったとしてもその場合は得てして1コーラスの放送verだったりする。
501名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 11:58:38 ID:SHHAa11c
金出さずに聞こうというのもあさましいな
レンタル代くらい出しゃいいのに
502名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 12:14:59 ID:mICKL9eO
アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound83 
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1154826354/ 

1位 334票 沢近愛理@スクールランブルシリーズ 
2位 305票 鶴屋さん@涼宮ハルヒの憂鬱 
3位 50票 月村すずか@魔法少女リリカルなのはA's 

             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 
             / /" `ヽ ヽ  \ 
         //, '/     ヽハ  、 ヽ 
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i| 
         レ!小l●    ● 从 |、i| 
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│     
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !    
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│ 
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ | 
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' | 

このままでは鶴屋さんが負けてしまいます、投票をお願いします 
503名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 12:21:02 ID:fJImxCJ4
のいぢって女の人だったんだ・・・知らなかった
504名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 12:45:41 ID:Bc+PPRef
のいぢ、性格も良いよ、のいぢ
505Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2006/08/06(日) 14:05:36 ID:xo8cLAP1
>>480
 俺も大阪出身だけど、そんな事はしない。
 普通、同じ鉄板で作れる焼きそばを一緒に食べる。
506名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 14:30:28 ID:Yc/ppzLA
新しい関連スレが立ったようだよ。
 
【捏造】アニメ最萌でハルヒ優勝を防ぐスレ【工作】
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1154793355/
507名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 14:37:04 ID:ZVAd3V2R
前から良く聞く「最萌」って何の意味があるんだ?
マイナーキャラに萌えたら悪いみたいじゃあないか。
あと萌える心は、複数キャラに注がれるもんだし。
一番なんて決めかねるだろうに。
508名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 14:38:23 ID:8ueUt+UJ
トーナメントで優勝しても何かあるわけじゃないのに
そんなに必死になる理由がわからん

大体トーナメントとかやって何の意味があるのか…
509名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 14:39:47 ID:2tj5CBS1
のいぢはのいぢ事件簿を見るとさらに魅力倍増です
510名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 14:40:26 ID:ADzTWpbw
2chで意味のある事の方が少ない
要は祭りがしたいだけさ
511名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 14:45:43 ID:ZVAd3V2R
>>510
なんて説得力!!!
確かにそのとおり、納得いった。
512名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 14:56:37 ID:CN+80Lxc
のいぢ絵よりアニメ版キャラ絵の方が好きな俺は少数派なのか?
513名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 15:04:10 ID:ZVAd3V2R
ツガノ絵好きよりは多数派だとは思う。
514名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 15:13:13 ID:wuJj15RI
>>512
みずの絵好きよりは多数派かと。


自分?
たとえ通常版と中身変わらなくてもジャケ絵だけで限定版DVD買ってると思う。
515名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 15:16:57 ID:7jhu1jSH
まあ2chトナメは、結果は二の次で支援を楽しんだり新たな萌えキャラを発見するのが目的。アニ萌はそこが怪しくなってるのがいけないが
家でちゃんと作った焼きそばよりみくるや鶴屋さんが持ってきてくれる怪しいのを食べるような心理だ
516名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 15:37:24 ID:9vKrEw1w
なんだ、『どんぐり』の焼きそばに文句でもあるのか
517名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 16:18:14 ID:fYjxjFzO
漫画最萌のほうではいろいろ新たな発見をして面白かったんだけどな…
アニ萌のほうはパワーゲームになっちゃってるから
隠れた良キャラへの愛を発見したり再発見するのが正しいのだが
もしハルヒがマイナーアニメなら鶴屋さんなんて一番ぴったりなキャラだっただろうな
518名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:15:25 ID:TDe0e8ws
ハルヒ、パンツ見せてくれ
519名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:17:06 ID:SxQlxsfQ
520名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:17:36 ID:RcstHJO0
●<僕のでよければいくらでも
521名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:20:19 ID:Oohqyg9n
>>519
ちょw
欲しいw
522名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:30:59 ID:b9XkyVPd
死「形」になってね?
523名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:33:41 ID:oYsoauVr
なってないよ。見間違えてるよ。
524名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:38:07 ID:b9XkyVPd
ごめん
525名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:42:26 ID:T2MHFha8
キョンの食べかけの弁当横取りして食ってたハルヒが
今更カップ使われたくらいで怒るんだろうか
526名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:43:19 ID:oYsoauVr
自分がするのは構わないが、されるのは怒ると思う
527名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:44:07 ID:LwU8ppkN
「ったく、誰が使うかよ」
とか言いながら誰もいない部室で
こっそり、このマグカップでお茶をのむキョンの気分が味わえるわけですな。
528名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:45:58 ID:9vKrEw1w
>>527
それは良いアイディアかと。
529名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:55:52 ID:TDe0e8ws
>>527
しかし、それは放課後に好きな娘の縦笛の先を舐めるのに似てるな
530名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:55:55 ID:6nh4fsDd
>>527
手近な所にハルヒのマグカップしかなかったし、
大体、こういうことを書かれると使いたくなくても使いたくなってしまうんだ。
決してやましい気持ちがあったわけではない。

と、自分に言い訳を始めるキョンが見えた
531名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 17:58:30 ID:pZC6WnzQ
そして飲んでる途中でハルヒが乱入して・・
532名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:08:59 ID:4iowyVGB
罰としてキョンのマグカップも自分の私有物に置く団長
533名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:16:18 ID:pm8TLn26
それを物陰からみてニヤニヤする古泉
534名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:16:18 ID:mW+I2apv
カップを持ったまま言い争いをして誤って落としちゃって、二人で一緒にカップを買いに行くという電波を受信した。
当然、帰ってくるときは手の中にあるのはペアカップだ。

ハルヒ「な、なによ、こっちのほうが見た目がよかったのよ。それに2つセットで安かったし!」
キョン「わかったわかった、何度も何度も言わなくてもいいっての」
535名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:25:20 ID:6nh4fsDd
>ハルヒ「な、なによ、こっちのほうが見た目がよかったのよ。それに2つセットで安かったし!」
>キョン「わかったわかった、何度も何度も言わなくてもいいっての」
このやり取りは何回目ですか?
536名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:27:03 ID:oxkp6sVW
俺が見ただけでも10回はくだらない
537名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:28:56 ID:2fwgPVGL
今日の流れはマグカップルか!!
538名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:30:59 ID:0GzPeYPL
長門『これで15498回目。』
539名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:32:57 ID:6nh4fsDd
>>537
どんなカップルだよw
540名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:35:48 ID:39am4/Ve
コンドームの次がマグカップ
ここの住人の妄想力は底なしか?
541名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:43:31 ID:jU/4a37P
>>535
店内で三回くらいやって、店員さんから受け取るときにもやってそう。
……監視の人間が切れるのはいつだろう?
542名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:47:02 ID:Bc+PPRef
「うーん、これにしましょ!」
「おい、なんでペアのカップなんだ?」
「安いからに決まってるじゃない!」
「俺は高くても構わない、値段なんかちょとしか変わらねーじゃねえか」
「ムー・・・・」



ピロリロ♪ ピロリロ♪
●RZ
543名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:48:12 ID:2fwgPVGL
>>539
まぐわい+カップル
544名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:57:19 ID:6nh4fsDd
>>542
古泉カワイソスw
キョンは神人のためにもペアにしとけばいいんだ
545名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:01:02 ID:yfbdnATe
>>544
なるほど、キョンがペアにしてくれなかった鬱憤から、

神人もペアで現れるのだな

イメージ的にはエヴァに出てきた「イスラフェル」みたいな
546名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:04:27 ID:6VuKFygq
森さんと新川執事がシンクロキックかましてる図を想像してしまったw
547名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:21:49 ID:aUor/FRi
>>540
ほんと次から次へとよく思いつくもんだよなw
548名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:25:52 ID:HKmvMJMk
>>540
あれ?公式のグッズではなかったかな。
549名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:28:39 ID:NrzPNaz3
>>548
コンドームが?
550名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:33:27 ID:6nh4fsDd
欲しいなそれ
551名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:35:00 ID:rmSFrNf6
「ハルヒ専用!使ったら死刑!!」と書いてあるコンドームか
552名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:42:17 ID:RcstHJO0
>>551
使ったら死刑ってことは中田氏推奨みたいになってしまうから、
(ハルヒはそれが狙い?)
「ハルヒ専用!【他の人に】使ったら死刑!!」じゃないのか?
553名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:43:29 ID:DYLMTeuD BE:418381193-2BP(20)
キョンの家に泊まったハルヒが雷を怖がってキョンの入ってる風呂に突入電波受信しますた。
554名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:44:22 ID:TDe0e8ws
>>552
それだと、今度はみくると長門とヤッた場合に中出ししかなくなるだろうが
555名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:50:59 ID:C8zNvIpC
どっちにしろ誰かに中出ししかないのかwwww
556名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:51:28 ID:6nh4fsDd
>>553
怖がってない振りをしながらも、いきなり雷が鳴ってめちゃくちゃ怖がってキョンに抱きつこうとするハルヒ
でもハルヒよりキョンの方が怖がってて先にハルヒの抱きつくキョン
そんなものが思い浮かんだけどキョンっぽくないな
557名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:52:04 ID:NrzPNaz3
>>556
キョンダメすぎw
558名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:55:41 ID:RcstHJO0
思わず「ハルヒ以外はつけないでOK・・・っと」などと、
本気半分冗談半分で言った小言をしっかり聞かれて、
キョンは違う意味でハルヒに昇天させられると・・・合掌。
559名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 20:18:02 ID:HixjgUqZ
>>558
ハルヒ「じゃあアタシが先に全部絞り取ってあげるわよっ!」
560名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 20:26:15 ID:NnUNGf8j
                   , ‐'' "´ ̄:.:.`ヽ-──- 、
                  , '.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶
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           /.,:、 -ァ. : ./,.、 -‐r──‐- .、    ヽ:.:.:.:.:.:.,_r‐、:.:.:.:ハ
         ,く´_/. : ../´/: :.:.::l:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.`ヽ、  ゙,.:.:.:.:.:.ドヾ. \. :'、
         .':└ノイ. : ._,': . ! : . /| : . l : . :.:.:゙、:.:.ヽ:.:\|:: :: :: .|  ト、 〉::\_         あんたたち頭おかいんじゃないの?
         .゙.:.:く,__i. :.:.:,゙.::::\.::i l . :.:|:.: . : . :.i:: . :i: . : !. : . : .| _|┴':::.:.:.:.:. .` 丶、
         ,゙.:.:/ハl. :.:::l.:::/ !::\ ゙、. ::|ヽ:::..:.:.:」:::斗:i::.:.|、:.:.:.:.:.|/ {::::::::::::..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:゙、    あたしはキョン専用のモノでしかないの
        :; :/ 〃ノ| . :::|:;ィ托心 ヘ ヽ:.! ,ヾ´:j __::|/:::/|.:.:.:.:.:.:.| ト、::::::::::::::::;::-‐ァ‐、}
       i/ /|.::|/| : ::::|Y ト;;;_r|   丶  イじ;;;;;沁´ !.:.:.:.:.::::|! ト/゙77"´  /´ /;\
       / /.::|.://l : ::::ハ   匕ソ         トt_ヒ;/'´ !.:.:.:.:.::::|_ハじ' /-r─/: ./;;;/ ̄\
        |/:::::j〃::::i .:.:::l::}      ,    └ー'′ ..:|.:.:!:.:.:::::j/゙:ー゙::::::ト/: :/;;/.   / ̄`丶
        |i!::::/∧.::::::! .::::l八    、_   ,     /‐j.:.:l.:.:::::/:::_:::::::::::::} }ヾ;;;ノ: : :_/´      ヽ
       !|.:::| f V.:::::!. :::!|::::\      ̄    /ァ7.:/::::::// ≫==く ノ/Y" ̄.        !
      l.::::j/   i.:.::::!; .::::|:::::::;;> 、     ,. イ/ :/ /:::::〃;//   \ {: : : : : :.      `、
        !:::|    }.:::ノヘ:.:.:::|:/ ノ.:_介'''"´. : : /  ./:〃:::/;;;/ ./;      ヽ|: : : : : : .       ',
          ';{   _ノィ_厶:.:::{ /~´ ____ -‐/  ノ'´/.:;/;;;;/ ./:{: . : . : . : . . ._.`ヽ: : : : :.        ゙,
       丶   厂|;;|   ヾW'"´_____.:.:.\/   _ ノイ/;;;;/ ./: .l: : : : : : .;   ´  }: : : : :        ;
          /´| l;;|    i/ ___.:.:ヽ〃       /;;;;/ :/: : j: : : :, : ´  . . .  |:: : : :        ;
           | :| |;;l     |/´  .:.:.}_:/      /;;;;/ :/: : ;': : ; . . . : : . : . : . ^j: : : :         i
            { .:| |;;|   |   .:  :/      /;;;;/ :/: : :.{: : : : : ,: : -'': : : .. {: : : : :        i
         U.::| |;;l    |    .:/       /;/..:/: : : : ヽ:''"´: : : : : : : : : : ヽ: : : : : .      |
561名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 20:30:27 ID:/XIRnuwZ

■第2試合
1位 750票 沢近愛理@スクールランブルシリーズ
2位 725票 鶴屋さん@涼宮ハルヒの憂鬱
3位 132票 月村すずか@魔法少女リリカルなのはA's

                                -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
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                                 /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |

このままでは鶴屋さんが負けてしまいます、投票をお願いします

アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound84
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1154858218/
562名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 20:30:29 ID:NrzPNaz3
560 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/08/06(日) 20:26:15 ID:NnUNGf8j
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         .゙.:.:く,__i. :.:.:,゙.::::\.::i l . :.:|:.: . : . :.i:: . :i: . : !. : . : .| _|┴':::.:.:.:.:. .` 丶、
         ,゙.:.:/ハl. :.:::l.:::/ !::\ ゙、. ::|ヽ:::..:.:.:」:::斗:i::.:.|、:.:.:.:.:.|/ {::::::::::::..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:゙、    キョンはあたし専用のモノでしかないの
        :; :/ 〃ノ| . :::|:;ィ托心 ヘ ヽ:.! ,ヾ´:j __::|/:::/|.:.:.:.:.:.:.| ト、::::::::::::::::;::-‐ァ‐、}
       i/ /|.::|/| : ::::|Y ト;;;_r|   丶  イじ;;;;;沁´ !.:.:.:.:.::::|! ト/゙77"´  /´ /;\
       / /.::|.://l : ::::ハ   匕ソ         トt_ヒ;/'´ !.:.:.:.:.::::|_ハじ' /-r─/: ./;;;/ ̄\
        |/:::::j〃::::i .:.:::l::}      ,    └ー'′ ..:|.:.:!:.:.:::::j/゙:ー゙::::::ト/: :/;;/.   / ̄`丶
        |i!::::/∧.::::::! .::::l八    、_   ,     /‐j.:.:l.:.:::::/:::_:::::::::::::} }ヾ;;;ノ: : :_/´      ヽ
       !|.:::| f V.:::::!. :::!|::::\      ̄    /ァ7.:/::::::// ≫==く ノ/Y" ̄.        !
      l.::::j/   i.:.::::!; .::::|:::::::;;> 、     ,. イ/ :/ /:::::〃;//   \ {: : : : : :.      `、
        !:::|    }.:::ノヘ:.:.:::|:/ ノ.:_介'''"´. : : /  ./:〃:::/;;;/ ./;      ヽ|: : : : : : .       ',
          ';{   _ノィ_厶:.:::{ /~´ ____ -‐/  ノ'´/.:;/;;;;/ ./:{: . : . : . : . . ._.`ヽ: : : : :.        ゙,
       丶   厂|;;|   ヾW'"´_____.:.:.\/   _ ノイ/;;;;/ ./: .l: : : : : : .;   ´  }: : : : :        ;
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563名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 20:41:38 ID:V/afjKyu
どうもハルヒのエロはあまり想像がつかないんだが。
ペアのマグカップをなんだかんだいいながら使いそうな
ハルヒxキョンは萌えるな。

それと露骨にエロイのはやめようぜ
http://anime.2ch.net/anichara2/
>●エロ・下品な話題はPINKちゃんねるへ(21歳未満禁止)
564名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:06:12 ID:1Eq/sb8k
565名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:07:13 ID:7XtP9NwY
人気歌手ランキング

平野綾を応援しよう。
現在Cリーグ1位 来月のリーグ入れ替えの為にもどんどん投票していこう。

※三時間に一回投票可能 違反は削除対象の為厳禁!

http://ranking.rulez.jp/choice011/choice.cgi
566名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:11:29 ID:s41Gcawd
>>517
漫画最萌は面白かったね、今年はハルヒも出る事になるだろうから一応スキャナ支援ぐらいはやろうかなあ
ツガノ版とはいえハルヒの説明ぐらいはしときたいし。で、1回戦負けでいいから本戦に進んで最萌学園に入れてやりたいw
ハルヒの会いたい未来人に宇宙人に超能力者に、異世界人がいっぱいだ。

>>564
何度見てもこのハルヒの顔は間抜けで笑えるwこれがキョン、みくる、長門って事になってたら想像するだけで恐ろしい…
567名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:15:42 ID:6nh4fsDd
>>566
>ハルヒの会いたい未来人に宇宙人に超能力者に、異世界人がいっぱいだ。
それいいなw
568名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:19:13 ID:1KqTSVwc
平野綾の時折見せるばばくさい声が悩みの種なんだが、俺はマイノリティか?
569名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:19:48 ID:39am4/Ve
モリサワのはるひ学園って既出?
570名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:27:01 ID:eV/tFBg9
ハルヒは俺を見つめていた。何故だ?また俺に対する悪巧みを考えてるのか?気味が悪い。朝比奈さんに見つめられるならまだしもなんでこんなやつとにらめっこしなきゃならんのだ。
時は冬。SOS団部室で俺とハルヒはなぜかにらめっこしていた。
長門は進路指導、朝比奈さんは風邪で休み、古泉は機関に報告があるそうだ。

つまり今この部屋には俺とハルヒしかいない。
俺はこの異様ともとれる状況を打破すべく第一声を発した。
「おいハルヒ。なんでさっきから俺を睨んでるんだ。俺の顔になんかついてるのか?」
ハルヒはびっくりしたのか 頬を染めて
「なんであんたの顔なんか見ないといけないのよ。ちょっと考えごとしたただけよ。バカ」
何故バカ呼ばわりされねばならん。憤りを感じつつハルヒも考えごとするのかと感心した。
「何よ。私が考えごとしちゃ悪い?私だってね考えごと位するのよ!バカ……。」
頬を膨らましながら怒るハルヒをみて一瞬でも可愛いと思い後悔。
そして沈黙。
長門のそれとはまた違う嫌な空気が続いた。長門速く来てくれ。そう願いつつハルヒから目をそらし古泉に教えてもらった詰み将棋をする。
571名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:28:08 ID:eV/tFBg9
ハルヒは俺の顔を相変わらず見ていた。俺と目があうと顔を横に向けるもののすぐに俺の顔を見る。なんだこいつは。俺に惚れてるのか?
いや待て待て。そんなこと長門が鶴屋さん並に大笑いする位有り得ない。
そんなことを考えつつ一人詰み将棋をやっていると、
「ねぇキョン…」
うぉ?何だこの甘い声は。ハルヒがこんな声をだすとは。こんな甘い声は朝比奈さん(大)の専売特許のはずだ。
「ねぇキョンったら…」「…なんだ?」
こいつ熱でもあるのか?そう思いながら俺は答えた。
「みくるちゃんのこと好き?」
何を言ってらっしゃる。好きに決まってるだろう?あんな愛くるしい人を好きじゃないなんて言う人見てみたいね。
「好きに決まってるだろ。俺達SOS団の大切な仲間だからな」
当たり障りない答えを返す俺。変に答えてハルヒにネクタイつかみかかられるのは沢山だからな。
それにしても今日のハルヒは妙に女ぽい。
「違うの…。その性格とか仲間だからとかじゃなくて…」
ハルヒの頬は真っ赤だ。顔に手をあててやがる。おたふく風邪か?
「違うわよ。もう!」
そっぽ向かれた。こいつは俺に何を言いたいんだ?
「もうこの際だからはっきり言うわよ!!みくるちゃんと私どっちが好き?」


初めてSS書いてみた。まだまだ修行不足だな。続かない
572名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:30:08 ID:RqPO/Pyo
>>571
続いていいのに
573名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:33:40 ID:VtMzJVQL
生殺しか!!
574名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:35:30 ID:RcstHJO0
>>571
続行希望!
575名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:36:31 ID:1Eq/sb8k
>>570ー571
こうですか!、わかりません!
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d105902.jpg
576名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:47:37 ID:eV/tFBg9
>>572-575
ありがとう。続きは明日でいいかい?半分できかけてるんだが…
577名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:52:15 ID:mxRT/ERx
この涼宮ハルヒって
破天荒遊戯のラゼルっぽいよな。
578名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:52:32 ID:6nh4fsDd
>>569
モリサワかどうかは知らないけどハルヒ学園は既出
579名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:54:18 ID:SHie47bp
http://www.youtube.com/watch?v=oKSzvk9j0I0&eurl=
偽物なのに凄くない?知ってる人は知ってると思うが・・・。
二箇所通告
580名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:59:06 ID:ti5h2G7K
>>571
上手いじゃないか。
漏れも続きキボンヌだ。

詰み将棋→詰め将棋(詰将棋)
581名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 21:59:58 ID:6nh4fsDd
>>579
既出なんだけどそれの出来はかなりいいよな
582名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 22:03:18 ID:8e1v3eOu
>>579
凄いか・・・?
583名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 22:09:38 ID:eV/tFBg9
今なんと仰った?ハルヒと朝比奈さんどっちが好き?
「ねぇ。どっち?私もう3日も悩んでるのよ。」
最近ハルヒの様子がおかしいのはそのためか。
「やっぱりみくるちゃんだよね…。可愛いし胸大きいし性格いいし…。」
こんなしょげたハルヒみるのは初めてだ。泣きそうな顔をしている。
「それは…」
言葉が詰まる俺。正直甲乙つけがたい。
また沈黙。
今日に限ってなぜ長門が来ない。あいつなんか成績超優秀だから面談することないだろうに。
あれこれ考えてるとハルヒが上目遣いで
「私じゃ駄目なの…?」
こいつはハルヒじゃない。長門の仲間がハルヒをコピーしたんだ。そうに違いない。
「いやそうじゃなくてだなぁ。なんでいきなり…」
と言いかけて俺の携帯がなる。相手は古泉。今日ほどあいつに感謝する日はないだろう。
「すまん。古泉から電話だ。ちょっと待ってろ。」
部室から飛び出し通話ボタンを押す。
「もしもし。古泉ですが」
「いや助かったありがとう。」
「は?どうかしたんですか?」
「いや。こっちの話。ところで何の用だ?」
「はい…。」
なんだ。やけに元気ないなと思っていると
「あなた涼宮さんに何かしましたか?」
なぜそれを?


「たった今閉鎖空間が発生しました。今までにない速度で拡大しています。」
584名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 22:11:40 ID:eV/tFBg9
>>580
今度から気をつける(´・ω・` )
585名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 22:13:42 ID:ti5h2G7K
>>583
正直甲乙つけがたい。

↑ワラタ
586名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 22:32:07 ID:otXMJ2sV
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頼むから鶴屋さんに投票してくれ!頼むから鶴屋さんに投票してくれ!頼むから鶴屋さんに投票してくれ!
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587名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 23:03:35 ID:L6Pjjc/a
>>583
閉鎖空間コントを流行らせようとしてない?

【閉鎖空間コント】
涼宮ハルヒシリーズにおけるヒロイン涼宮ハルヒは『世界を自分の思い通りになる能力』を持っており、
彼女のストレスが頂点に達すると、灰色の仮想世界の中で『神人』と呼ばれる怪物を暴れさせる。
そこで何が問題なのかというと、その『神人』が全てを壊し終えると、世界は壊れた灰色世界へとシフトし、
そちらの世界が現実世界として新たに創造される。この灰色世界を閉鎖空間という。
この涼宮ハルヒによる世界の改変は過去に一度は行われた様であるが、その後は行われていない。
それはなぜか?世界改変を阻止する『機関』と呼ばれる機関が存在するからだ。
彼女と同学年であり同じ同好会所属の、肩書き『謎の転校生』古泉一樹は『機関』の一員である。
そして、閉鎖空間コントとは涼宮ハルヒシリーズにおける主人公『キョン』が涼宮ハルヒを
虐めたり、不快(快でない状態・・・トマスアウグスティヌス)にさせると、
すかさず古泉五木がキョンに「あなた涼宮さんに何かしましたか?」
と携帯に電話をかけてくる、四コマ漫画のオチに最適なコントである。

ソースhttp://2chart.fc2web.com/2chart/dama.html
588名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 23:04:53 ID:FcdQomSW
>>586
コワッ
お〜い古泉〜、多数派工作しないと資金提供打ち切られるぞ〜
589名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 23:09:45 ID:yb1o9MFf
「おい古泉、どうして旅館に到着して2週間ずっと悪天候で帰れないんだ。
もうすぐ新学期がはじまるぞ」
「夏休みのときと同じですよ。どうやら涼宮さんはこの旅館で何かこなす
べきイベントがまだ存在していると考えているようです。もっとも今回は
時間を巻き戻したりするほどこだわっては居ないようですが。と言っても、
昨日風呂を覗くのも実行してしまいましたし、どうです? 今晩にでも涼
宮さんに夜ばいを掛けてみるのは。長門さんたちには僕の方から話を付け
ておきます」


本スレの温泉流れを眺めてて書き始めたらどう考えてもこっち向きになったのでこっちに投下。
後悔はしていない。
590名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 23:10:23 ID:mOkcw2EV
鶴屋さーーーーーーーーーーーーーん・・・・
591名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 23:49:41 ID:wEHVihjI
>この涼宮ハルヒによる世界の改変は過去に一度は行われた様であるが

こんな設定あったっけ。
592名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 23:52:35 ID:+uSB86e7
          _ ,.. . .,, _
       ,. ィ":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.` ー 、
.     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.\
    /:./:./:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.ト、:.:.:.:.:.:.:.',
.   /:./:/:./:./:.i:.:.:.:i:.:.:.|:.:,::i "' 、:.:.〈_i',
   i:./:.i:.:.i:.:i:.:イ:.:.:.:i:.:.:.:!:.|i:|   'くハ〉
   |:i_,イ:.:!:.:i:.i |:.:.:.:i:.:.:/:.| i|    V/|:i
   |:.:./`T''二_ー-i__/i_|i リ  _ レ::|:|
   |:.:.|´ミ  ,ィtテミ-   _,ィテチ、 !ヽ|:.!  明 日 は 
   |:.:.| 、'( ` 辷ソ`    .辷ソ` /ノノ|:| 負 け な い ゾ !
   |:.:.|ゝ、_,            ,'ノ:::|:| 
   |:.i:|:,.-‐,ゝ、    _    .∠::::::::|:.!
   ';i:.|  i  ', 、. __ ,.  ´, ヽー;|:.| 
   /`'!.  |  ヽ   /  }  i i  ', !;|
  ノ    .|   \_  ,ノ   | i.  i
 く´    .|   ,ィ´'∨´`ゝ  レ'  .ト 、
.  }     /`- ´く`ー-‐ヘ,シ'`ー!    }
 .〈`ヽ,,._ノ    ` '' ゛   .i    /
.  /`ー--/           ./ー-‐.´ノ
  i    i|           .ハ`ー ´',
593570、571、583:2006/08/06(日) 23:55:39 ID:eV/tFBg9
ああなんというか少し予想してたことが起こったな。悠長だな俺は。
「何か心当たりありませんか?ここのところ精神不安定みたいでしたし。」
心当たりならある。痛すぎるほどある。
「いや特に…」
「とりあえず早急に涼宮さんの精神を安定させて下さい。我々『機関』の中でも神人を狩るものは少ないですし。」
精神を安定させてってまたあの白雪姫もどきをやるのか?
「あなた次第です。いつも言ってますが今涼宮さんが最も望んでいることをあなたがしてあげて下さい。」
そう言って電話は切れた。今ハルヒが望んでることか…何だろな
俺は部室に戻ることにした。
「ハルヒ…」
「何よ…」
ハルヒは泣いていた。目は真っ赤だ。
「私のこと嫌いなんでしょ。はっきり言ってよ!!」
将棋の駒を投げられた。当たると結構痛いんだぞ。
「俺はお前のこと嫌いなんて言った覚えはないぞ。」
反論。
「だって今だって携帯鳴ったの理由に逃げたじゃない。こんな大事な話の時位電源切りなさいよ!」
お前は怒ってるのか?しょげてるのか?
「違う!お前のことを嫌いになったりするか!嫌いだったら…」
興奮して危うく口がすべりそうになる。

594名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:00:11 ID:ti5h2G7K
>>593
漏れがキョンになりたい。
595名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:02:30 ID:BFmMtTBB
>>594
キョンもそう。
自分と同姓のアニメの主人公は
「なったつもり」で見るのがデフォ。

アニメを脳内でエロゲ化するのさ。
596570-571 583:2006/08/07(月) 00:02:59 ID:eV/tFBg9
嫌いだったらあの長門が作った世界を元に戻したりするか!と心の中で叫ぶ
「嫌いだったら何よ」
パイプ椅子で体操座りしながら問うハルヒ。パンツ見えるぞ。
「嫌いだったらなぁお前と毎日顔あわさねばならないSOS団なんかとっくの昔にやめてたよ。」
あれ?そもそも朝比奈さんとハルヒどっちが好きって話だったよな、何でハルヒ嫌いの話になってるんだ?
「……。」
黙りこくるハルヒ。
今日何回沈黙した?今日は仏滅か?そういえば仏滅って何しちゃいけない日なんだっけ?
…いかん。変なこと考えるな俺。
「だからお前のわがままにも付き合ってやるだろ?普通の人間なら3日で逃げだすぜ」
「わがままって何よ。私がいつわがまま言ったの?」
いつもだろ。こいつ自覚症状なかったのか。
ハルヒは突然俺の前に立ち突然開き直ったように
「じゃあみくるちゃんと私どっちが好き?10秒以内に答えなさい!」
本題に戻るのね

「あと5秒」
とハルヒが言った瞬間…
俺ではない、そう情報統合思念体がいくつも意志を持っているように急進派の俺が主流派の俺を一時的ではあるが押さえこんだのだ。
白雪姫U。
ハルヒと俺の唇が重なったのだ。
そして続けざまに俺は言う
「ハルヒ…好きだ。」
朝倉出てこい。今ならお前に刺されても文句は言わんぞ。
597570-571 583:2006/08/07(月) 00:05:02 ID:eV/tFBg9
「はやく言えば良かったのよバカ」
と言って抱きつくハルヒ。はっきり言ってこんなハルヒを見るのは……たまらん。
ふと扉を見ると長門が俺達を見ていた。なんとベタな展開だ。
「………………。」
「有希違うの。これは新しいプロレス技の練習で…」言い訳が苦しいぞハルヒ。
「………………。」
こっちを見るな長門。確かに心の中で呼んだのは俺だがタイミング悪いぞ。
「そう。」
心なしか悲しい目で俺を見つついつもの席へつく。
それから1時間団長様は落ち着かないのかネットサーフを貧乏揺すりしながらやっている。俺は珍しく宿題。長門はいつものように半伽思唯像のように動かないが時々俺の方をみる。
ひょっとして気になるのか?
古泉は「何したんですか?」と電話の向こうで確実にニヤニヤして聞いてきたので切ってやった。
いつものように長門の本の閉じる音で下校した。
俺とハルヒは一緒に帰った。思えば2人きりで帰るのは久しぶりだ。
黙ってればやっぱり美人だ。
「何よ!どうせいやらしいこと考えてたんでしょバカキョン!」
てめぇ。俺が爆死級の恥ずかしさを乗り越えてOKしてやったのにその態度はなんだ。
「でもね…今日は嬉しかった。こんな嬉しいことSOS団創設以来だわ。」
もじもじハルヒを眺めて思った


たまにはハルヒで和むのもありか。


下手糞なSSですまない(´・ω・` )。もっと精進するよ
598名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:07:05 ID:qLT2uT+/
>>596
モマイさん、マジで上手いな。
ついでにパンツの色を後で教えてくれ。
SS書き終わった後で。
599チラ裏:2006/08/07(月) 00:07:10 ID:eyunZNdO
>>597
        /ヽ___/\
       /    ___    \._
     / _. -: ´:r―: : `': ‐. 、 ヽ\
     // : ∠:Y二\: : : : : :\r'、 ヽ
    . ': : : /   !!    \ : : : : ∧ ハ: ',
   /:イ: : :/   ||     \: : 人.X. ) '
   !:' l: !: | _ ヽ    __  ̄Y ヽソ : i
    N: :| ´_`   ´ _ `  !: : i : :|
    ト:ヽ! /.云ミ    -云ミト ,|l⌒i: : :|
    |:i:/ハ 辷ハ-‐-i  辷り Y !l ノ: : :|
    |:l:ト{: ,_ ノ '  丶. __ ノノ||イl : : | ・・
    |:l:N: :iヽ  _      ィ´.:リ l l: : : ! 白雪姫・・まで
    |:l: : : l: : :`.| ト.┬ ' ´ | ┐: l l : : | 読みましたわ♪
    |:l: : : l : : :||r<|   _/ 人: l l : : ト、
    |:l: : : l : : _;| 'つ√     \ : : l: : :\
    //: : :/: /  !   '´)^',       ヽ :ヽ:\: )
  //: : :/: / rfl   1 |        ∨:\:\
 (: :(: : : i: / ̄レイ   ィl  !         ∨ : ): :\
  ヽ: ヽ: : }ノ   | / |」   |        \{: : : :ノ
   ): ):/    Y  !  |          ィトゝ、(
   /: / {     \rJ、 〈/|_「|_「|_「|_ハト; : : : :ノ
  ( (: : \__ ̄ノ´ |        |    i: :/
600名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:07:44 ID:PEWaXp3E
>>596
「朝倉出てこい」
本気でキョンがかっこいいとおもった

つうかハルヒに萌え死んだ
601名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:08:21 ID:/Pm7tLFA
>>597
乙&GJ
アナルスレばっかいて久しぶりにまともなSS書いてるが・・まとまらねぇよ・・
602名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:13:40 ID:qLT2uT+/
>>597
お疲れさん。
それにしてもよく長文の創作を書けるよな。
漏れなんて、2,3行書くのも苦痛だ。
訓練で何とかなるのか、才能なのか・・・

半伽思唯→半跏思惟
603名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:13:57 ID:oRIbcITH
>>598-601
dです。励みになります。近い内にまた書こうと思います。
>>598
パンツは白で
604名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:18:13 ID:M0R0tLch
>>591
3年前に古泉とかが超能力に目覚めた時とかのことかな。
605名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:20:58 ID:oRIbcITH
>>602
また誤字か…(´・ω・` )。
>>593>>596>>597は1時間で完成させました。寝ますね。今日はありがとうございました。
606名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:21:58 ID:qLT2uT+/
>>603
近い内にまた書こうと思います。

↑もう次のネタがあるのか?
次回はみくるを登場させて欲しい所です。
ハルヒがヤキモチを焼く事になるので、
かなりストーリーの組み立てが難しくなるとは思うけどね。
607名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:26:29 ID:oRIbcITH
>>606
次はみくるネタで書こうと思ってました。携帯のメモ帳に原案が何個かあるのでそれをいじくろうと思います。一気に投下するには2日位かかると思います。
今度こそ寝ますノシ
608名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:44:38 ID:8D3zY+bT
>>566
それならキョンは無理でも長門と朝比奈さんも支援しないとな
ハルヒ一人だけはかわいそうだ
609名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 00:58:56 ID:qZO5N5sh
>>608
おうよ、もちろん2人も大好きなんでキョンの手の届かない所まで連れて行けるよう応援する
朝倉も多分やるけど、鶴屋さんや妹はまだ3巻出てないから無理かなあ(エース買った事ない)
610名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 01:04:15 ID:DpvcSn5H
終わらない夏、ハルヒがやり残したとおもっていたことが、
キョンとのひと夏のなんとかだったら、
永遠に夏は終わらなかったかもなー

2人とも素直じゃないしな
611名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 01:31:32 ID:3ympyExR
むしろ古泉の言うことを間に受けてヤケになり、
500回に1回くらいの割合でハルヒにおイタしちゃってるキョン
612名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 02:02:31 ID:QDtAgJQo
〜しないと世界は滅びます
って古泉が嘘つけばキョンは何でもやりそう
613名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 02:14:31 ID:PEWaXp3E
>>612
下手するとキョンが自殺するぞw
614名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 02:21:23 ID:obCspVah
逆に、俺がキョンならハルヒとキスするためならなんでもするよ。
長門に頼むのもあり、みくるちゃんに抱きついて怒らせるもあり、古泉に死んでもらうなんでもありだ
615名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 02:28:34 ID:Y1dGRPLe
古泉を殺すなw
616名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 02:44:09 ID:bZmXrpD/
「俺がハルヒとキスしなけりゃ世界は滅びるんだぞ!? お前はそれでもいいのか!」
と古泉に死んでもらうw
617名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 02:44:16 ID:R7eyT0c1
ハルニャンに萌え死ぬよ。
597GJ!
618名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 02:45:18 ID:m9y1sPZS
それじゃあ俺にとっては古泉とかみんなの助言は口実にちょうどいい感じだな。
619名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 02:45:48 ID:D2ld60Ip
ああ・・忌々しい・・忌々しい・・・
ttp://sos-dan.com/img/src/1154885288982.jpg
頬に全神経集中してるなこれ
620名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 02:53:43 ID:4FOtZnua
流れを読まずに投下。お休みなさい・・
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d106144.jpg
621名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 03:29:17 ID:4edjsq29
>>620
ハルヒいい笑顔だな
622名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 05:01:39 ID:hcF4SJkr
>>577
似てねえよ!あの人は俺の(ry
続く台詞が分かったら俺に誉められます
キョンのおにゃんこぽんと古泉のひーたんを妄想して吹いた
そう言う奴が現れるとは思ってたが本当に居るとは…
623名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 05:08:02 ID:7DTSiUgI
アニメのハルヒでは通常の眉がつり上がってる表情よりも
眉がハの字になってる表情が非常に萌えた
624名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 08:23:41 ID:QisrF2+E
キョンは、ハルヒのブルマ姿見て欲情しないんですか?
625名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 08:24:33 ID:b8kStYR4
http://www.uploda.org/uporg472309.jpg
流れを読まずに投下。どっちかって言うとこっちの方が好きかも
626名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 08:30:38 ID:k6gks/BZ
>>625
むっはーーーー!
これはよいハルヒだ!
627名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 08:34:50 ID:k6gks/BZ
つか、これってキョン視点なんだよな。

こんな顔されたら、もうね
どんな電波な事やりはじめても、
「やれやれ」とかいいながらついて行ってしまうだろうな。

キョンの気持ちがよく分かる
628名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 10:38:36 ID:U49GMezT
       “GOD SPEED LOVE” 
神よ、2人の愛に祝福を。祈りにも似た想いを込めて
629名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 10:52:15 ID:u92AHPzV
>>604
けどそれは機関の考えた説、それも一説にすぎないな。

>>597
グッジョブでした〜。
ひとつ気になったところを書かせてもらうと、
・三点リーダ(…)は常に二つ一組で使う。つまり三点リーダを並べるときは常に二の倍数。
・かぎかっこのケツには句点は付かない。
・クエスチョンマークやエクスクラメーションマークの後ろには空白を空ける。
630597:2006/08/07(月) 11:38:04 ID:oRIbcITH
ハルヒの告白から1週間。朝比奈さんがSOS団部室に帰ってきた。何でもインフルエンザがうつったそうだ。
「ごめんなさい。早く学校行こうと思ってたんだけど熱が凄く高くて……」
インフルエンザと診断されたら学校来れないんですよ。朝比奈さん。
「そうなんですか?」
ああ。その首を傾げつつお茶をくれた。またその動作が可愛い。理性が吹っ飛びそうだ。
「ええ…インフルエンザは感染力強いですから学校に来るとみんなにうつっちゃうんです。未来にはインフルエンザないんですか?」
「禁則事項です」
ウインクしながら俺の方をみる。やっぱり未来のことは教えてくれないのね。
「きゃ!」
朝比奈さんがずっこけた。ハルヒのドジっ娘計画の賜物なのか?
「大丈夫ですか?」
そう言って朝比奈さんを抱き上げた。
「あのう…大丈夫です…」
顔が真っ赤だ。口がパクパクしている。
「大丈夫ならいいんです…」
第三者からみたら恋人みたいな雰囲気だ。
「あんたたち何やってるの!!!」
耳をつんざくような声が扉から聞こえてきた。
涼宮ハルヒその人である。
「何って、朝比奈さんがインフルエンザにかかったから苦労話を聞いてただけだ」
俺はとっさに定位置にもどり朝比奈さんが1週間ぶりに淹れてくれたお茶を飲みつつ答える。
1週間ぶりとあって味はまた格別だ。
「そうじゃなくて何で部室に2人しかいないのよ。しかもみくるちゃんと……」
そういえば長門と古泉がいない。古泉はともかく長門はどうした?あいつが部室こないなんて珍しい。
631597:2006/08/07(月) 11:39:03 ID:oRIbcITH
そんなこと考えてると
「これからみくるちゃんとキョンが2人だけだった時はどちらかが部室から出なさい。いい。これは団長命令よ!」
怒りながら叫ぶハルヒ。何怒ってるんだ。岡部になんか言われたか?
朝比奈さんを見るとハムスターのごとく震えていた。
「何でどっちかが部室に出なきゃならんのだ」
一応反論。朝比奈さんのお茶を誰かが来るまでお預けされるのは御免こうむりたい。
「みくるちゃんと一緒だと何やるかわかんないからよ。2人であることをいいことにあんなことやこんなことするに決まってるわ」
朝比奈さんが俺の方を見る。何ですか?疑ってるんですか?
「そんなことするわけないだろう」
力強く言う。朝比奈さんに疑われちゃかなわん。
「いいえ。エロキョンのことよ。なんかするに決まってるわ」
エロキョンってなんだ。これ以上その変なあだ名を改造するな。
「あのぅ…。とりあえずお茶飲みませんか?」
ビクビクしながら小さな声でハルヒに問う朝比奈さん。
「……いただくわ。」
と言ってハルヒは団長席につく。全く八つ当たりかなんか知らんが理不尽にもほどがあるぞ。
「……八つ当たりじゃないわよ……」
窓を眺める団長様は小さく悲しい声で言った。
632597:2006/08/07(月) 11:40:41 ID:oRIbcITH
ひょっとしてやきもち妬いてるのか?
「そんなわけないでしょ!!!」
団長席から身を乗り出す。真っ赤な顔だ。朝比奈さんはビビり急須を落としそうになる。
「そんなわけないんだから…」
「はい。どうぞ」
少し震えながらハルヒに茶を渡す。ものの2秒で飲み干したハルヒは
「おかわり」
と言った。こいつの舌はどうなってるんだ?
「とにかくダメなものはダメだからね。わかったみくるちゃん。キョン」
「はぃぃ…」
元気なく答える朝比奈さん。元気がない顔もまたこれはこれで可愛い。
見とれていると
「キョン!!みくるちゃんに見とれてるんじゃないわよ!キョンはどうなの?」
「やれやれ」
わかったよ。渋々俺は承諾した。
結局今日は長門も古泉も来なくて解散になった。
「そのぅ…着替えるから先に…」
「ほらみくるちゃん着替えなきゃならないから帰るわよ」
軽く会釈をして部室をあとにする。
それにしても今日みたいな理不尽なハルヒは久々だ。去年の4月5月のハルヒを見ているようだった。
「どうしてあんなこと言ったんだよ? 」
「だってみくるちゃんとキョンあんなに接近して……」
うなだれ小さな声でハルヒは言った。
633597:2006/08/07(月) 11:41:40 ID:oRIbcITH
なんだこいつは? 部室及び教室では俺をけなし、下校すると俺によってくる。
「1週間前私のこと好きだよって言ったわよね? あれは嘘なの? 」
ハルヒとこんな恋愛ドラマみたいな展開になると誰が予想した。
「あれは嘘じゃない。お前のことは好きだ。今日はたまたま朝比奈さんがずっこけてだな……」
そもそもお前のドジっ娘計画のせいだろ。
「ムー…………」
納得したのかしてないのかよく分からん顔をする。
「とにかく今日のは事故。誤解だ」
「わかったわよ。そういうことにしといてあげる」
不機嫌そうにハルヒは言った。
「やれやれ」
そういうとハルヒ突如

手を出してきた。
何だ?金ならないぞ。
「違うわよ。バカ。手つなぎなさいよ」
素直にそう言え。手をつないでやる。
ハルヒは俺の方を向かない。ただ進行方向を向いている。
顔は夕陽の如く赤く緊張しているようだった。ハルヒの手は汗ばんでいる
「何よ?私が緊張しちゃ悪い? 」
俺の顔を見ずに言う。お前中学の時散々男と付き合ったんじゃなかったのか?
「あの時とは違うし誰とも手つないでないんだから! 」
何が違うんだ?
「……キョンのバカ 」
ハルヒが力強く俺の手を握る。
634597:2006/08/07(月) 11:42:45 ID:oRIbcITH
すまんが痛い。俺はハルヒの手を離し

ハルヒの頭を持って俺の肩の方へ寄せた。
ええい。ままよ。
「可愛いぞ。ハルヒ」
耳元で囁いてやった。0.1秒で我ながら気色悪いことしたな、と後悔。
ハルヒはロボットのようにただ歩くだけだった。顔は……言わなくてもわかるな?

俺はハルヒと手を握り直し帰宅するのだった。




アイデア不足かな(´・ω・` )
635597:2006/08/07(月) 11:43:43 ID:oRIbcITH
次から気をつける。指摘d
636597:2006/08/07(月) 11:44:40 ID:oRIbcITH
>>635>>629宛です。
637名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 12:03:28 ID:QisrF2+E
ところで、ハルヒの両親って仕事何してるの?
そろそろキョンはご両親に挨拶に行くべきだと思うのだが
638名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 12:05:34 ID:VmFuP4nP
>>637

それよりキョンの父親不在が気になる。母親は専業主婦っぽいからちゃんといると思うんだがな。
639名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 12:06:36 ID:68pjFMmO
シャナの佐藤啓作みたいな家庭環境だったらおもしろいかな
640名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 12:28:44 ID:j3a7ufFt
キョンパパが一人で一家を養ってると考えれば働き詰めなのは納得がいく。
マイホーム持ちで金がかかる年頃の子供二人に猫までついてちゃ、頑張らざるを得ないからな。
641名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 12:45:42 ID:k6gks/BZ
俺もハルヒの家庭環境の方が気になる。

おやじさんの存在は解っているが、

何となくあのわがまま加減から一人っ子なんだろうと想像してしまうが、
萌え云々とかから、兄貴とかが居そうな気もする。

年の離れた兄貴が居る説を押すね。
642名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 13:30:17 ID:4Dzw6V0A
キョモウトを猫可愛がりしてるから妹は居ないんじゃないかな?
643名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 13:31:52 ID:u92AHPzV
両親は仕事一筋、家は大きい、お手伝いさんは愛が無い。
そんな設定のなか風邪をひいたハルヒのSSを見た気がする。
644名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 13:31:59 ID:ESGAQWA5
キョンパパは単身赴任しているのかもしれんですな。
645名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 13:43:17 ID:Yq8DwUkl
キョンは妹の面倒をよく見てるから共働きだろう。
646名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 13:51:20 ID:tUhmrCzs
>>634
グジョブ!俺は好きだが

ところで
何方かキョンが恋愛小説を書いて
ハルヒが馬乗りになってた回のその後の展開を書いて頂けないでしょうか?
ハルヒの恋愛経験を絡めて頂けるとさらによいです。
どうかお願いします
647名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 13:53:37 ID:yzY8btBj
>>646
きっと描写できない描写があったんだよ
自称名探偵の涼宮ハルヒと、その助手であるキョンは朝比奈みくるから人捜し依頼を受る。
探す相手はみくるの姉『朝比奈みちる』。数日みくるの前から突然姿を消したのだ。
情報屋の長門有希から情報を元に、みちるが働いているカフェで聞き込みを開始するハルヒ達。
みちるの同僚、朝倉凉子によるとみちるは今まで仕事を休んだ事はなく、急に休みを入れたのは初めての事だという。
朝比奈姉妹の近所の住人によると、みちるは三年前から一年前まで二年間家を空けており。
一年前家に戻ってきてからも、たまに家から出ているようだとの話である。
秘密主義の依頼人、つながりの見えない情報、そして行方のしれないみちる。
情報をまとめているハルヒとキョンの前に、朝倉凉子が再び現れる。
キョンのことを『ジョン=スミス』という名前で呼ぶ朝倉。
『ジョン=スミス』の名前は失踪直前にみちるが言い残したものである。
その意味を問うキョンに朝倉はナイフを向け、殺すと宣言する。
とっさの機転で朝倉を撤退させるが、キョンも負傷してしまう。

涼宮ハルヒの事件ファイル 第二話 二日目 夜

「ふむ。にわかには信じられん話だな」
公園で肩の傷の応急処置をしていると、警察がやってきた。
しかたなく事情を話すと、予想通り俺たちは警察署までご同行を願われた。
当然だろう。殺人鬼ジャンピング・ジャックにねらわれて生き延びた、初めての人間なのだから。
警察署で本格的な治療をおれると、俺は刑事の古泉とその上司である警視の会長氏に事情を話すように求められた。
しかし、人のことは言えないが会長とは変なニックネームである。まぁ、ハルヒが考えたのだから仕方ない。
ともあれ、何とか長い説明を終えた俺に会長氏がかけたのが上の台詞である。
「言っておくが、俺は嘘はついてないぞ。依頼に関わる部分は説明してないけどな」
俺の言葉に古泉が「いいえ」と首を振った。
「こういう事であなたが嘘をつかないことは知っています。もう長いつきあいですからね」
たぶん、他意はないのだろう。無いと思う。いや、無いと思いたい。
古泉の台詞に会長も肯定した。
「そうだな。俺が信じられないといったのは殺人鬼の非常識さの事だ。
 現場をみればおまえの話が真実だとはわかる。道理で刑事どもが捕まられないわけだ」
そういうと苛立たしげにたばこを吸う会長。相当苛立ってるらしい、口調が乱れている。
「ふん。いいだろう、俺の庭で好き勝手できるのもこれまでだ。警察総力を挙げてでも捕まえてやるさ」
普段の嫌みな口調から(主にハルヒに)誤解されているが、この会長氏は以外にも市民を愛するナイスガイである。
警察に誇りを持ち、市民を事件から遠ざけようとしている。
だから、ああいう物言いになってしまうのだろう。たぶんだけどな。
「しかしさすがはあの女の助手だな。舌先三寸で殺人鬼を撃退するとはな。ふん、なにが『俺は優秀な人間じゃない』だ」
「単に運が良かっただけだ。朝倉が俺のハッタリに引っかかってくれて助かったよ」
会長の言葉には間違いがある。ハルヒは間違いなく探偵向きの人間である。
つまり、限られた情報を組み合わせ理論的な思考をしつつも、そこからさらに飛躍した結論を見つけだす。
対して俺はどうしても常識の枠にとらわれてしまう。思考が堅いのだ。それほど頭がいいわけでもないしな。
だから俺は、真実を語る代わりに虚偽を並べる。ハッタリという奴だ。
身を守るために、騙し謀り誤魔化し曖昧に有耶無耶に蒙昧にする。
「なるほど。おまえは探偵と言うより、まるで怪盗だな。あの女とおまえは警察にとって最悪のコンビと言っていい」
「まさか、探偵も怪盗も俺に不相応だよ。朝倉に殺されたかったのも、ここで教えている護身術が役に立ったからだしな」
ハルヒと出会う前まで俺は、警察主催の護身術道場に足を運んでいた。
単に警官相手に殴る蹴るをして、憂さ晴らしをしたかったのだが。一応身には付いていたらしい。
そういえば、今思い出すとのあのときの警官は古泉に似ていたような気がするが…まさかね。
俺がそう考えていると、突然取り調べ室の扉が開かれた。いや、ぶち破られたと言うべきか。
「あんた達、いつまでキョンを拘束するつもり!? そいつは被害者なんだから、これ以上このままでいるなら、あたしにも考えがあるわ」
扉を開けたのはハルヒだった。部屋にはいると同時に物騒な台詞を叫ぶ。
いったいどんな考えがあるというのか、全くわからない。
ふと気づくと部屋の隅で古泉が笑いながら妙な視線を送ってきていた。ええい、何が言いたい。
「彼の事情聴取はちょうど今終わったところだ。しかし、ノックなしで入るとはマナーがなってないな」
いつもの慇懃無礼な口調に戻り嫌みな口調をいう会長。
「ところで喜緑君はどうしたのかね? 君のことは彼女に任せていたはずだが」
会長がそういうと喜緑さんがハルヒの後に続き部屋に入ってきた。
「すみません、警視。涼宮さんがどうしてもキョンさんが心配だというので」
「べ、別にキョンことなんてどうで良いわ! あたしはその悪徳警官がまた悪巧みをしてるだろうから、正義の探偵としてそれをうち砕きにきただけよ!」
「あらあら、そうだったんですか? さっきまで…」
喜緑さんがそこまで言ったところでハルヒが喜緑さんの口をふさいだ。さっきまで、の続きは何だったのだろうか?
ハルヒは喜緑さんに何かを耳打ちすると、喜緑さんの口から手を離した。
「とにかく、そろそろ家に帰るわよ。キョン」
そういって部屋を出ていいくハルヒ。喜緑さんもそれに続いた。
「やれやれ、何考えてるんだあいつは」
俺は思わずそうつぶやいていた。ついでにため息まででる。
「それ、本気でおっしゃってるんですか?」
「のろけるならほかの場所でやれ、目障りだ」
そんな台詞が耳に届いたが、俺は聞こえなかったことにした。

結局その日は警察署に泊まっていくことになった。事情聴取が終わった時点で夜の1時であったし。
医者の話によると肩の傷はそれほど心配する事は無いが、少なくとも今晩は安静にしろと言われたためだ。
古泉の話によると公園で俺たちと話した時点で、俺の家には数名の警官を派遣しておいたらしい。
朝倉が俺の妹や朝比奈さんをねらうかもしれないが、少なくとも今夜は大丈夫だろう。
唯一不満があるといえば、仮眠室で一緒に眠るのが古泉と会長ということだ。
別にハルヒと一緒に寝たいなどというイカれた考えがある訳じゃないが、こいつらと修学旅行の夜をする気は無い。
古泉の妄言や部屋を出るたびに会長が言う見当違いな心配を聞き流したりしているうちに、その日の夜は更けていくのであった。
起きたときには仮眠室にはすでに誰もいなかった。どうやら少し寝坊をしたらしい。
怪我のせいでやや不自由な左腕に苦労しながら身だしなみを整えると、ハルヒが昨夜泊まった仮眠室に向かった。
しかし、その部屋にはすでにハルヒの姿は無く、他の利用者聞くとハルヒはすでに部屋を出たらしい。
俺はお礼を言うとハルヒが向かったという玄関を目指して歩いていた。
不本意ながら昨夜の宿泊施設となった警察署は妙にあわただしかった。
もっとも、刑事たちが忙しかろうがただの一般市民である俺には関係が無い。
断片的に聞いた会話を聞く限り、殺人事件というわけじゃないみたいだしな。
ハルヒと顔を合わせるまで俺は、そんな甘いことを考えていた。
よく考えたらすぐわかっただろう、あのお祭り女が警察があわてるような事件を放っておくはずがないと。
警察の玄関でハルヒの姿を見つけた俺が、寝ぼけた声で挨拶しようとしたのを遮り。
ハルヒは弾むような声でこんな事を言ってきた。
「キョン! すぐに大博物館に行くわよ」
なんでだ? 
「にょろーんよ、にょろーん! 怪盗にょろーんの挑戦状が届いたのよ!」
まさか、おまえ宛にか?
「そんなわけないでしょ、なんでも博物館の館長の元に届いたらしいの。おかげでみんな大慌て」
ふむ、それで妙に騒がしい訳か。で? なぜそこで俺たちが博物館に行く必要がある。
「決まってるじゃない!」
ハルヒはそこで、サンタのプレゼントを見つけた子供のような表情をすると、
「怪盗と戦うのは探偵の使命だからよ!」と宣言した。

ハルヒに腕を引っ張られながら警察署の玄関を抜ける。天気は曇り。
朝だというのに厚い雲が空を覆い太陽の光を遮っている。
ちょうど古泉と会長が車に乗り込む所であった。
ハルヒは勝手に後部座席を空けると俺をその中に放り込む。
「きゃ!」
どうやら後部座席にはすでに喜緑さんが乗っていたらしい、ハルヒの馬鹿力のせいで俺は彼女を押しつぶしてしまった。
「きさま、喜緑くんに何をする」
俺が車に入ってきたことに気づいた会長がそう怒鳴る。
「キョン、あんたなにやってんの!?」
ハルヒはそう叫けび、俺の後ろ襟首をつかむと車から引きずりだした。
どう考えてもおまえのせいだ。というつっこみは、そのまま乱暴に後ろに放り投げられたことで言えなかった。
「ごめんなさいね、喜緑さん。キョンが変な事して。あともうちょっと奥まで詰めてくれる?」
さらにハルヒは強引に車に乗り込み、「キョン、何してるの? 早く乗りなさい」と言ってきた。
分かっていたたことだが、本当にむちゃくちゃな奴である。
俺はいつもの台詞を呟きながら車に乗り込むと、古泉が車を発進させた。
どうやら、ハルヒをおろす時間すら惜しいらしい。
「こうなってしまった以上、仕方がない。少なくとも警察の邪魔だけはしないでくれよ」
そう言って会長はハルヒの同行を承諾した。
ハルヒに知られた以上放っておいても現場に現れるだろう、ならば目のつく所で監視していた方がまだマシだ。
そんな考えがその背中から読みとれる。
「ふふーん。どうやら警察もついにこの超人的名探偵、涼宮ハルヒの力を認めたようね」
ああ、認めてるだろうよ。別の意味でな。
「そうですね。涼宮さんの力を借りれば、件の怪盗も捕まえられるかもしれません」
古泉、あまりそいつを調子に乗せるな。後でやっかいなことになっても、俺はしらんぞ。
大博物館に着くと古泉は俺たちを展示室の一つに案内した。
かなり広いスペースをとられた展示室には、すでに多くの警官が警備を固めていた。
「にょろーんが狙っている本はどれ?」
ハルヒの言葉に古泉は展示スペースの一角を示した。
車の中での説明によると今回狙われているのは、どこぞの国で発見された装飾品であるらしい。
かなり古い代物で貴重な物あるらしいが俺は詳細には興味がない。
ハルヒは警官に守られている装飾品を興味深げに眺めている。
俺はなんとなしに展示室の上を眺めていた。高い天井にステンドグラスがつけられている。
もし天気が良ければステンドグラスを通して様々な色の光が展示室にこぼれてくるだろう。
「この腕輪、なにか………気持ちが悪い」
意識が天井にそれていた俺を引き戻したのは、ハルヒのその一言だった。ハルヒがみている腕輪に視線を移す。
たしかに、その腕輪には蛸と魚と人の合成物のような奇形の人型が彫刻されている。
熱心な宗教家なら、冒涜的なデザインというだろう。なぜか嫌悪感を引き起こす、最悪のデザインだ。
「漁師達の神を模した物らしいですね。ただ、この腕輪には妙な逸話がありまして…」
なんでも、この腕輪を見つけた大学教授が研究の途中に謎の発熱を引き起こし、最後には狂ったよう暴れ死んだらしい。
「何となく分かるわ、こんなのいつまでもみていたら…気がおかしくなっても不思議じゃない」
いつもならばこの手の話に目を輝かせるハルヒは、そう言って腕輪から顔を背けた。
腕にハルヒの指が食い込む。いつの間にかハルヒが俺の腕をつかんでいた。
「…そんな物をなんで怪盗は狙っているんだ?」
「分かりません。にょろーんが何を目的として盗みを働いているか、関連性がつかめないのです」
古泉によると間抜けな名前の怪盗が今まで盗んでいったものは、古美術品や古書を中心としているが発見地はバラバラであり。
また、それらの品が作られた時期もバラバラ。怪盗が何を基準に盗みをしているか警察も頭を悩ませているらしい。
「あれ? ちょっと待って古泉くん。もう一度盗まれた物の名前を聞かせてくれない」
古泉の説明を遮りハルヒはそう言った。何か気づいたことでもあるのだろうか?
「やっぱり」盗まれた物を再確認するとハルヒはそう呟いた。
「何か気づいたことでもあるのか?」
しばらく一人でぶつぶつと何かを呟いていたが、俺と古泉が自分に注目しているのに気づき自分の考えを話し始める。
「大したことじゃないんだけどね。古泉君が教えてくれたいくつかの品は、オカルト方面で話題になった代物なのよ」
そういえば、今回の腕輪もホラーな逸話があったな。
「署内でもその指摘はありました。しかし、重要度は低いと考えられています」
「そうでしょうね。警察でどれくらい詳しい話が出たかは知らないけど、普通の人なら信じないような伝説だもの」
ハルヒはそこまで言うといったん言葉を切った。そして改めてその伝説とやらについて解説を始める。
いや、始めようとした。だがそれは、突然展示室の明かりが消されてた事で中断させられた。
「やあ、警察の諸君元気かい!」
突然の暗闇に混乱した展示室にそんな声が響いた。
誰が「上だ、上に誰かいるぞ」と叫ぶ。視線を上に上げると先ほど俺が眺めていたステンドグラスの前に何者かがいた。
部屋が暗いため逆光となりその人物の容姿は分からない。だが、相手からはこちらのことがよく見えているのだろう。
「どうやら今日はスモークチーズは無いみたいだね。残念ながら今日はこの腕輪だけで我慢しておくよ」
そう言って何かを掲げてみせる。やはり何を掲げているのかは分からない。だがそれはあの腕輪なのだろう。
「くそ、いつの間に盗みやがった?」さっきまで俺たちはその腕輪を見ていたはずだ、暗闇になったほとんど一瞬のうちに盗まれたのだろうか?
そのとき予想外のことが起こった、俺の台詞に怪盗が反応をしめしたのだ。
「おや? おやおや、その声はまさか」
怪盗の声がうれしそうな、そして楽しそうな物に変わる。
「やあ、ジョン=スミスとその助手のハルヒちゃんじゃないか。また僕に会いに来てくれたのかい?
 うれしいねぇ。今日は君が前に好きだと言っていた、ポニーテールにしてるんだよ。君の所からは見えないだろうけどね」
「ジョン!? 誰のことだ、それは!」
思わず、叫んでいた。朝倉に続きまた俺をジョンと呼ぶ奴が現れやがった。
「おや? ああ、そうだった。これは失敬。君はまだ…なんだね」
「どういう意味だ、なぜ俺をジョンと呼ぶ! いったい俺がなんだって言うんだ」
「すまないね、説明はなしだ。では失礼するよ」
そう言うと、怪盗はステンドグラスをたたき割り外に飛び出す。
その音を聞いたのだろう扉が開き、会長を先頭とした警官隊が展示室に突入してきた。
「いったい何が起こった!」
「警視、にょろーんです。あのステンドグラスから逃げていきました」
会長と古泉が話し始めたとき突然部屋の明かりがともり始めた。非常灯というやつだろうか? 先ほどと比べるとずいぶんと暗い。
「それで、腕輪はどうなった!?」
会長がそう叫ぶと、彼についてきた数名の警官が持っていた明かりで腕輪の展示位置を照らした。
ケースの中は空。やはり怪盗は腕輪を盗んでいったらしい。恐ろしいまでの早業である。
「くっ、古泉現場は任せるぞ。怪盗を追いかける、D班以外はついてこい」
会長と警官達が外に駆け出すのをみて、俺もそれに続こうとした。
しかしハルヒがベルトをつかみそれを押しとどめる。
「ハルヒ、邪魔をするな!」
思わず邪険にハルヒの手を振り払うと、そう叫んでいた。会長達はすでに部屋をでている、急がなければ追いつけない。
「キョン、落ち着きなさい!」
そう言うとハルヒは俺の両方を左右から手でぴしゃりと叩いた。
「まったく、普段の冷静さはどうしたの? そんなんじゃ助手失格よ、後で罰ゲームだからね。
 いい、キョンよく聞きなさい」
ハルヒはそう言うと、俺の前で指を一本伸ばしそれを俺に突きつけた。
「まだ、この部屋に怪盗にょろーんはいるわ。そとに逃げたのはただの見せかけよ」
なにを言ってるんだおまえは。
「考えてみなさい、にょろーんが現れたとき部屋は真っ暗だった。あいつは腕輪を盗んだと言っていたけど、そのときは誰も盗んだかは確認できなかったわ」
しかし、会長が確認したとき腕輪はなくなっていたぞ。
「それも単なるトリックよ。にょろーんが逃げてその後警官が入ってきた、腕輪はそのとき盗まれたの」
すまん、もっとわかりやすく説明してくれ。
「つまりね、にょろーんは逃げたと見せかけて警官の中に紛れ込み部屋に入った。そして、暗い部屋のなかで何食わぬ顔で展示場所に近づき腕輪を盗んだの。
 違うかしら? 怪盗にょろーん!」
ハルヒは最後に警官達の方を向いてそう言った。
「あっはっはっはっは。よく見破った、とでも言うところだろうね」
警官の一人がそう言いいながら俺たちの方に歩み寄ってくる。突然展開に他の警官は動きを止めていた。
「さすがだね、名探偵涼宮ハルヒ。まさかこうまであっさりと見破られるとは」
そう言って肩をすくめる警官。まさか本当ににょろーんなのか? んなアホな。
「その格好は怪盗の十八番、変装ってこと?」
「そのとおりさ。最近この趣味を理解してくれる人少ないんだよね、怪盗が変装してるのに誰も見破らないなんて間違ってると思わないかい?」
いや、見破られることを前提に変装しているのか? おまえは。
「当然じゃない! それが怪盗って物でしょ」「当然さ! それが怪盗ってものなのさ」 
意気投合してそう言う探偵と怪盗。俺が間違っているのだろうか、誰か教えてほしい。
「ひょっとして、怪盗がまだ部屋のなかにいるって言った理由がそれか?」
つまり、変装を見破られるために残っていたと言うことなのだろうか。
なんというか、物語の中の怪盗そのままである。
「で、どうするつもりにょろーん。この部屋は警官で封鎖されているわ、逃げることはできないわよ」
そう言って怪盗を指さすハルヒ。しかし怪盗は不適に笑い返すのだった。
「へえ、たったこれだけの人数でこの僕を捕まえるつもりかい? それはちょっと無理ってやつさ」
そういうと怪盗はボタンを一つちぎると上に掲げ、そのまま勢いよく地面にぶつけた。
ボタンは叩き付けられると強烈な光と煙を放ち始める。閃光弾と煙幕ということか。
俺は怪盗がボタンをちぎった時点でハルヒを抱き寄せ地面に押し倒していた。ハルヒの顔を胸にしっかり抱くと俺も強く瞼を閉じる。
「おやおや、見せつけてくれるね。じゃあ、そろそろ失礼するよ。探偵と警察諸君またいつか会おう」
足音が遠ざかっていく。どうやら怪盗は逃げていったらしい。
俺はおそるおそる目を開ける。怪盗がステンドグラスに空けた穴のおかげでどうやら煙はすぐに薄れたらしい。
立ち上がると周囲を見渡す。部屋には古泉と警官が床に転がり目やのどを押さえている。
「どうやら、完璧に逃げられたみたいだな」
俺がため息を吐きながら首を振ったとき、展示室に喜緑さんが入ってきた。喜緑さんは俺を見て一言「まぁ、熱々ですね」と言う。
あまりの抱き心地の良さに気づかなかったが、俺はハルヒを抱きしめたままだったらしい。
あわてて放すとハルヒは真っ赤な顔をして「アホー!」と叫ぶ。不可抗力だ!
654名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 14:56:58 ID:WPgJDUkt
乙かれぃ。続きも楽しみだ。
655名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 15:03:45 ID:mMglE46i
GJ!!!
656名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 15:07:53 ID:oRIbcITH
>>646
了解しました。今アニメ見て2話で既に手つないでた……。俺のイメージだと漫画みたいにブレザー引っ張られるイメージがあったから。


それにしても他の人のSSは参考になる
657名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 15:27:07 ID:QisrF2+E
ある日気が付くと、キョンの鞄の中にハルヒのブルマが入っていた
という設定で、誰か書いてください
658名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 15:38:34 ID:NLz5CRgi
>>657
>キョンの鞄の中にブルマのハルヒが入っていた

なかなか難しいな。上海雑伎団じゃないか、それ。
しかしハルヒは何故、アニメの妹の真似をしているのだろう?
659名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 15:43:02 ID:j3a7ufFt
ある日気が付くと、キョンの鞄の中にハルヒが入っていた

「…なにやってんだ、お前」
660名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 15:48:12 ID:m9y1sPZS
ある日気が付くと、ハルヒの中にキョンの……アッー!
661名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 15:48:23 ID:tUhmrCzs
エスパーでもそれは違うエスパーだな
662名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 15:48:41 ID:4Dzw6V0A
「しらにゃいわよ!朝起きたら小さくなっちゃってたの!」

「おまけにおまえ、耳に何か生えてるぞ?また通販か?」

「え・・・ペタペタ・・・わ!にゃによこれ!」
663名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 15:50:52 ID:wIe2iQhr
小猫ハルヒですか?w
664名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 15:55:53 ID:tUhmrCzs
ハルヒって絶対B型だよな
朝比奈さんはO型
キョンと古泉はA型
長門は‥
665名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 16:10:16 ID:yzY8btBj
666名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 16:19:47 ID:4Dzw6V0A
長門はD型
涼子はtypeR
667名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 17:44:28 ID:QisrF2+E
ハルヒがキョンの前で、着替えるのを恥ずかしがり始めたら、
デレ期の始まりのサインだと思うんだよ
668名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 17:46:38 ID:BSLw5Ixm
じゃあもうデレ期じゃねーか
669名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 17:59:38 ID:QDtAgJQo
ハルヒとミルクが入れ変わるのも見てみたい……
670名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 18:07:14 ID:68pjFMmO
>>669
>>1のSSまとめにあるよ
671名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 18:23:57 ID:NLz5CRgi
>>670
いや、よく見ろ。みくるじゃなくてミルクだ。
つまり、

ハルヒ「やめてぇ、キョン! あたしを飲まないで〜、キョンの胃袋に広がっちゃう」
という、意味不明展開を期待してるんだろう。
672名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 18:30:37 ID:68pjFMmO
Maniac過ぎるな
673名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 18:34:44 ID:QDtAgJQo
ハルヒの体になったミルクの想像はつかんよ……
674名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 18:47:26 ID:68pjFMmO
「ハルヒ〜?どうしたハルヒ?調子でも悪いのか?」
さっき、俺が牛乳を飲んだときから、ハルヒは返事をしなくなったんだが、どうしたものか。
寝てるんだろうか?そこで俺は考えた、頬でもつねってやれば起きるんじゃないかとな。
そして俺は、ハルヒの頬を遠慮なしにつねった。
ぎゅっ
「!!!!」
俺は心臓が口から飛び出るほど驚いた。つねったハルヒの頬がいきなり○○○て
○に開いた○から白い液体、これは牛乳か。それが噴出してきた!
しかも閉じた○の隙間からも牛乳が溢れ出てきやがる。いったいどうなっているんだこれは。
そうしていくうちに目から○の○から口から、ハルヒの身体のあちこちから牛乳が○○○○○○○。


なんか書いてたらグロくなったので伏字にしてみました。
ミルクとは入れ替わっちゃいかん
675名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 18:49:08 ID:oRIbcITH
さっきから>>646の要望通りに考えてるんだがR-18になっちまう(´・ω・` )
676名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 18:50:07 ID:RJ1b5nYh
Yahooニュースより

「亀田の父、やくみつると舌戦」

やつみくるに見えた俺は負け
677名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 18:52:45 ID:9iz37HHu
ちょっと失礼。
最萌え選対スレができたようだ。
最萌えに興味がある方はどうぞ。

涼宮ハルヒの憂鬱 最萌選対スレ
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1154871696/
678名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:00:54 ID:QDtAgJQo
ハルヒ「ちょっと!!!何してるのよ!」
キョン「俺の神人が暴れだして苦しそうだったから、チャックを開放してやったんだよ……」
679名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:02:36 ID:QisrF2+E
ミルクってアレか、
ラムネ&40にでてきたヤツ

今にして思えば、あれも相当なツンデレだった
680名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:08:37 ID:TFTal4K3
>>675
エロパロスレに行くんだ
681名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:18:03 ID:MTeLM1Ug
もうすぐ秋だと言うのに全く暑さの和らぐ気配の無い九月の下旬、今日は北高体育祭の日である。
午後の部最初の競技、クラブ対抗リレーに出場する選手たちが、トラック中央に集まっていた。
何故かその中に我々SOS団の姿があった。

「クラブ対抗リレーに出るわよ!」
例によって部室に入ってくるなり新しい玩具を買ってもらったばかりの子供のような笑顔で
ハルヒは宣言した。体育祭前日のことである。
「SOS団の名声を高める絶好のチャンスよ!」
悪名の間違いじゃないのか。だいたい団の活動方針とリレーに何の関係があるんだ。
という俺の突っ込みを完全に無視してハルヒはさっさと走る順番を決めにかかった。
例によってくじ引きである。4×100メートルリレーなので一人は補欠になる訳だが。
「あたしには無理です!絶対無理です!100メートルなんて走れませぇん!」
と朝比奈さんが泣いて拒んだので、俺たち三人でくじを引くことになった。ちなみにハルヒは
「あたしはアンカーだから」
と勝手に決めていた。

そういうわけで俺たちは100メートルトラックのスタート地点にいるわけである。
出場するのは全部で8チーム。当然、陸上部、ラグビー部他、運動部ばかりである。
はっきり言って場違いもいいところだ。今からでも棄権した方がいいんじゃないか。
「少なくとも最下位だけは避けたいところですね。涼宮さんは負けることが大層お嫌いですから」
古泉がいつもの爽やかスマイルで話しかけてくる。顔を近づけるな。
そうは言ってもハルヒは勝つ気満々だぜ。あいつにとっては一位以外は負けも同然だ。
「とにかく最善を尽くしましょう。世界の命運は我々の走りにかかってると言っても過言ではありません」
随分安くなっちまったなぁ世界……。

スターターの号砲一発、レースが始まった。第一走者は古泉だ。長身を生かした力強い
フォームで軽快に飛ばしている。結構速い。が、それは普通の男子生徒としてである。
さすがに運動部の連中相手では分が悪い。一人、また一人と抜かれて現在6番手。
トップの陸上部との差はジリジリと開いていく。
「古泉君しっかりー!!ほら!みくるちゃんも応援して!!」
「が、頑張ってくださ−い!!」
ハルヒと何故かチアガール姿の朝比奈さんが声を張り上げている。さすがのエスパー少年も
走りに関しては普通の人間か。古泉のあんな真剣な顔は滅多に見れるものじゃないな。
先頭から遅れること約20メートル、7番手で古泉は第二走者にバトンを渡した。
長門が棒立ちのままバトンを受け取る。

その瞬間――――――――

長門が消えた――――――
682名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:19:08 ID:MTeLM1Ug
もちろん本当に消えたわけではない。俺の動体視力が長門の動きに追いつかなかったので
そう見えただけだ。何せバトンを受け取った2秒後には第1コーナーを回っていたんだから。

長門がありえないスピードで走っていた。他の走者が文字通り止まって見えた。
まるで幼稚園児の徒競走の中を、ジャスティン・ガトリンが全力疾走してるようなスピード差だ。

2コーナーまでに五人をごぼう抜きして、向こう正面で先頭の陸上部を並ぶ間もなく抜き去ると
どんどんリードを広げていく。
会場の誰もがその光景をあっけに取られて見つめていた。ただ一人を除いては。
「いいわよ有希ー!その調子よー!」
こいつはあの走りを見て何とも思わないのかよ。

長門が俺にバトンを渡した時には、二番手との差は40メートル近くついていた。
タイムは計っていないが多分10秒を余裕で切っているだろう。

俺は猛然と駆け出した。最早手抜きの許される状況じゃない。ここから負けるとすれば俺が
ミスをする以外はありえない。そうなった場合のハルヒの機嫌がどうなるか考えるだけ無駄だ。
あいつが閉鎖空間を出すのは勝手だが、俺が原因となるとさすがに寝覚めが悪い。

しかし、俺の体育の成績は極めて平均点だ。勿論100メートル走のタイムもな。
校内のトップアスリートが集結する競技に出られるようなレベルじゃない。
4コーナーを回りながら横目で後ろを見る。案の定かなり追い上げられていた。

「キョーーーーーン!!!」

突然のハルヒの大声に顔を前に向ける。そこには髪を頭の後ろで括った
ポニーテール姿のハルヒが立っていた。

俺は足をもつれさせながらリレーゾーンに駆け込んだ。
左手を目一杯突き出す。
俺からバトンを引ったくったハルヒは、ゲートが開くのを待ちかねていた競走馬のような勢いで
猛然と飛び出した。

数秒遅れて二番手の陸上部がバトンをリレーする。差は15メートルぐらいだ。
俺は肩で息をしながらふと長門を見た。長門は汗一つかいておらず、息も全く乱れていない。

ハルヒは陸上部から熱心にスカウトされた脚力を存分に発揮している。陸上部のアンカーがハルヒ
を上回る速度で追い上げるが、ハルヒのスピードから見てもう完全に安全圏だった。

俺は朝比奈さんがくれた紙コップのお茶にも口をつけずに
ポニーテールを揺らして疾走するハルヒをずっと見つめていた。

「ゴォォォーーーール!」
自分で叫びながらグリコの看板のように両手を広げてハルヒはゴールテープを切った。
二着に約10メートル差をつける圧勝だった。

「やったわ!一着よ!勝利よ!優勝よ!ヴィクトリーよ!ウィーアーウィナーよ!」
ハルヒは大はしゃぎで朝比奈さんと長門に抱きついている。朝比奈さんは目を白黒させて
長門は無表情で揺さぶられている。そんな光景を俺は黙って見つめていた。
古泉が俺の方を見てニヤニヤしていたような気がするが、きっぱり無視した。

競技を終えた他の選手たちがそんなハルヒと俺たちを呆然と見ていた。みな疲れきったような
表情をしていたのが少々気の毒だ。すまん、運動部員たちよ……。

こうしてSOS団の名は改めて校内に轟くことになった。
いい方か悪い方にかと言えばおそらく後者だが。
せめて来月の文化祭では目立つことはしないで欲しい。
そんな俺のささやかな願いは結局叶うことは無かっのだが……。
683名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:21:10 ID:qLT2uT+/
>>609
おうよ〜
オウヨ〜 → 福士譲
684名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:37:07 ID:qLT2uT+/
>>630-634
お疲れ。
モマイさんの小説は、何と言うか読みやすくて良いな。
情景を頭に浮かべ易い。テンポも良いし。
一話の行数も適切で、一気に読める。

何やらごちゃごちゃ長々と書いているヤシと比べると、
雲泥の差だ。

次作にも期待しています。
685名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 20:03:09 ID:8/AaTS12
>>「のろけるならほかの場所でやれ、目障りだ」
だけ 読んだ
686名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 20:29:29 ID:n+u0hMAM
>>674
まったくよく書けるな、そのネタでw
687名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 20:39:28 ID:10SL1XMj
んーでもここに投下されるSSはどれもすごいな
自分なんか五行程度書いたらもうギブアップだってのに良く話が思いつくもんだ
688名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 20:45:37 ID:tUhmrCzs
ラノベ作家死亡の人とかじゃないか

俺はただの浪人だが‥orz
689名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 21:01:41 ID:JqbuWrQR
>>688
('A`)人('A`)
690名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 21:06:41 ID:TFTal4K3
>>689
('A`)人('A`) 人 ('A`)
691名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 21:07:39 ID:HpuBu5Mq
おれもSS書いたけど、間違えて長門スレの方に誤爆しちゃったんだよねー
692名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 21:21:40 ID:UP59DmSg
まあハルヒはキョン以上の長門スキーだから許してくれるさ
最近久々に消失読んだら、冒頭の「有希」「ない」「よね」の2文字で会話が通じ合う2人や
勝手に三角帽を頭に載せるハルヒと気にしない長門に萌えた
693名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 21:28:24 ID:Yo2A6TLd
> 「有希」「ない」「よね」
このシーンはワラタ
694名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 21:29:02 ID:b8kStYR4
なんだここは浪人の巣窟なのかw


('A`)人('A`)人('A`)人('A`)
695579:2006/08/07(月) 21:31:53 ID:oRIbcITH
俺は今コンピ研から勝利品としてもらったノートパソコンと対峙していた。
隣で古泉はまるでチャットしているようにキーボードを叩いていた。
俺達は今悪徳生徒会長(古泉の仕込み)の陰謀を阻止すべく文芸部の活動に励んでいた。
「まさか夏と冬に僕が考えたシナリオが学校に出回るなんて夢みたいです」
ピアノを引くようにキータッチする古泉が呟いた。
「前もいいましたが恋愛小説なんて微塵も書けませんからね。あなたが適役でしょう」
何が適役だ。こんなの恋愛経験豊富な団長もとい編集長様に書かせればいいだろうに。
「涼宮さんはあなたの恋愛観や好みをみたいんですよ。ひょっとしたら涼宮さんあなたの小説通りの人物になってくれるかもしれませんよ? 」
ニヤニヤ笑う古泉を横目にノートパソコンと睨み合いをする。
浮かばない……。
仕方なくコンピ研特製ゲームをやっていると、
「こらぁ!! 誰? ゲームやってるのは!! 」
鬼編集長のお出ましだ。
「キョン!!あんた何でゲームやってるのよ!私達には時間がないのよ。古泉君と有希を見習いなさい」

「そんなこと言ってもなぁ浮かばないんだよ」
「浮かぶ浮かばないの問題じゃないの。恋愛物なら何でもいいのよ。だけど……ううん、何でもないわ。とにかく書きまくること」
すぐに鬼編集長は部室から姿を消した。
「何を言いかけたのでしょうね涼宮さん」
ニヤニヤをやめろ。何が言いたい。


書いてみたけど続かない……
696名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 21:33:33 ID:2HGfb6z3
697名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 21:38:28 ID:Bk1XLmOu
>>696
なんだろう。何かが違う。でも、何が違うのかわからない。
698名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 21:44:30 ID:qLT2uT+/
>>695
さすがに一日で違う内容を3本書くのはきついでしょう。
文豪といわれる漱石でも、一日で書く量は単行本の行列サイズで、
数ページだったらしい。
もっとも、文の内容、密度、美しさは常人の比ではないけど。

>>696
全然主人の言う事を聞かなそうなメイドだな。
699名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 21:45:36 ID:7DTSiUgI
>>696
スマン。正直似合い過ぎている。
俺の中のエンジェルに決定。
700名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:04:20 ID:tgEjJ1Fz
>>699
じゃあ俺は婚約者にしよっと。
701名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:06:31 ID:68pjFMmO
駄目だよ俺の許嫁なんだから
702名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:06:57 ID:NkRoWcF0
>>696
よし、メイド服ハルヒとキョンを二人っきりにして部室に閉じ込めてみよう
そして鍵掛けてるのに何故か部室に乱入する谷口
703名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:06:59 ID:noy1TtAg
何を言ってるんだ我が国の主に
704名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:07:01 ID:TFTal4K3
>>697
胸だ!胸のサイズが朝比奈さんよりうわよせkjgh
705名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:07:07 ID:UljfRT1j
「ほら!紅茶いれたわよ!・・・なによ、いらないの?じゃあたし飲んじゃうから」
「まて、俺はまだ何も言ってねえだろ」
「ふふーん、ダーメ。あんたがすぐに飲まないのがいけないの、ちょっとでも温度が下がるとおいしくなくなるの知らないの?」
「おまえ、朝比奈さんのお茶は冷めてもおいしいとか言ってなかったか?」
「だってこれ紅茶だもん、緑茶とは1000年の違いがあるの。と言うわけでこれはあたしの紅茶ね、ハイ決まり」
706名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:08:45 ID:68pjFMmO
で、ハルヒが飲んだ後、なにげに2杯目をそのカップに注いで、キョンに飲ませるんだな
707名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:12:46 ID:/dmzKePD
>>696
最強クラスのハルヒ絵だな。
ハルヒにメイド服って発想が(なぜか)全然なかったもんだから、
すごい新鮮。
708名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:24:25 ID:8e3jQw88
>>697
この絵の作者さんが(意識してか無意識にかは知らんが)アニメに似せて描いてるからじゃないか?
なまじっか似てるもんだからアニメ絵と比較してしまい
結果(失礼な言い方でスマンが)アニメ絵の偽物と認識しちゃってるとか

まぁかわいいから即刻保存なわけだがw
709名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:34:46 ID:tUhmrCzs
キョン
『似合ってるぞ』

ハルヒ
『……(窓の外を見る)』

このときのハルヒの心境やいかに!
710名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:39:11 ID:68pjFMmO
心臓バクバクだろうな
711名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:41:19 ID:pbwzJwQs
>>653
GJ
とうとうにょろーんとの直接対決来たか
次も期待してる
712名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:41:39 ID:8e3jQw88
713名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:43:13 ID:tvl7RhRN
>>712
インド人もビックリする速さで保存した
714名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:49:53 ID:qOXWNWCg
なんか上の方で、ネタがだぶっているような気がするが
自分で書いてて死にたくなるようなSSが出来たので投稿する。


タイトル【とある休日の二人】

※注意:キョンのモノローグは、実際のキョンのセリフが異なる場合があります。
    実際に言ったセリフを想像しながら読んでみてください。
715とある休日の二人 その1:2006/08/07(月) 22:50:39 ID:qOXWNWCg
俺の足が言うことを聞かない。
俺の記憶を司る大脳細胞は全神経を酷使して、足の運動神経に緊急停止命令を
出しているが、俺の自転車は、いつもの駅に向かって暴走を続けている。
約束の時間まで、まだ一時間ある。そんなに急いでどうするつもりだ?
My右足くん、左足くん。
なぜか、いつもよりペダルが軽い気もするがそんなに、焦ることもないだろ?

だが、たまには、我が団長様の鼻をあかしてやるのもいいかもしれないな。
今日こそはおごって貰うぜハルヒ。

しかし、その考えはチョコを砂糖でコートし大福餅に入れたくらい甘かったようで、
我が団長様は、例の場所でいつものように腕組みをし仁王立ちで待っていたのだ。

「遅い! 罰金! 大体あんたが誘ったんでしょ?
 それを待たせるなんて、どういう神経してんのよ!まったく」

何となく予想はしてたけどな、約束の時間の一時間前だ。俺は遅刻はしていない。
しかし何だ?その格好は?どこかのいいとこのお嬢様みたいだぞ。
それにその髪型がだな……いや、まあいい。

「ん? なに? もう一度言ってみて?」

2回も言わん。しかしいつの間にそんなに髪が伸びたんだ?
昨日までいつものショートカットにカチューシャだったはずだ。

「付け髪よ。こう言うのもあるの。でも自然な感じにするのに手間がかかんのよね。
 どう、似合う? ね?」

そう言うとハルヒは、うなじを見せつけるように体をひねってポーズをとった。
馬のしっぽがふわりと揺れる。

あーもう二度と言わないと言ったが、もうやけだ、あらん限りの装飾語を付けて
何度でも言ってやるぜこんちくしょう。

ところで、いまのこの状況を詳しく説明しておこう。
俺とハルヒは二人きりで、不思議探索特別パトロール市外編を敢行しようとしている。

こういう状況になった元凶は、数日前、谷口、国木田、それとニヤケ面の古泉が
なぜか共同戦線を張り、生徒会を巻き込んだ大波乱の末、全校生徒の前でハルヒに
告白させられるという、かつて無い恥辱的かつ屈辱的な真似をさせられ、はれて
全校公認のカップルという永劫地獄行きの烙印を押しつけさせられたためなのだ。
全校というか、おそらくは全世界、全宇宙、全時空公認なんだろうが、とにかく
思い出しただけでも顔から火が出る。どこかの宇宙人対策チームから記憶消去装置を
借りたいくらいだ。忌々しい、ああ忌々しい忌々しい。

この話はまた別の機会にするとして、その日の夜に古泉が突然俺の家に訪ねてきた。

「まさかあなたが本当に告白するとは思いませんでしたよ。
 しかし、恋人同士なら、出来るだけ二人きりの時間を持ちたいと考えるのは当然の
 事です。涼宮さんがあなたと二人きりで休日を過ごし甘い時間を得たいと考え、
 それを もしあなたが無視するような事があれば、僕のアルバイトの時間が増えて
 今月の 給料がアップしそうなんですよ。
 できれば、そうならないように、あなたにも協力して欲しいのですが」

とニヤニヤしながら忠告してきた。
俺としてはお前が過労死して機関が労働基準局に訴えられる事になってくれた方が
ありがたいがな。
716とある休日の二人 その2:2006/08/07(月) 22:51:26 ID:qOXWNWCg
しかしなんだかんだと言っても、特製閉鎖空間にまた二人きりで閉じこめられるより、
ごく普通にこの世界で二人きりでいられる方がまだましだと考えた俺は、
ハルヒに不思議探索特別パトロール市外編を提案したというわけだ。

ハルヒへの告白込みで、これもすべて世界の平和のためなのだ。仕方がない事だ。
断じて、デートなんかではないことをあらかじめ強調しておく。

それから俺とハルヒは、某映画テーマパークに電車で向かう事にした。
予定より1時間ほど早いが、開園前に並んでいた方が、人気のアトラクションに
すぐに入れると考えたからだ。
しかし、ごく普通のテーマパーク行きをハルヒがあっさり了承するとは思わなかった。
いったい、どういう心境の変化だ?

「キョンがそこに行きたいって言うなら、あたしはどこでもいいわよ。」
なんて言う幻聴も聞こえたが、気のせいだ。たぶん。

電車内はいつもなら通勤客でごったがえしている時間だが、そんなに込んではいない。
俺たち二人は車両の真ん中の出口付近に位置していたのだが、次の駅で突然車内は満員に
なり、俺とハルヒは窓際に押しつけられたのだ。

甚だ不本意だが、我が団長様がまったく知らない男に、準痴漢行為のごとく体を密着
させる事など許されるはずがない。団員の雑用係として俺がそれを身を挺して守って
やろうとしているために、ハルヒを抱きしめているような格好になっているのだが、
あくまでも事故である。俺が望んでこうしているのではない事をさらに強調しておく。

「ちょっ、ちょっとキョン……何でそんなにくっつくのよ!離れなさい!」

仕方がないだろ。これは事故だ。文句を言うなら他の乗客に言ってくれ。
俺はまったくもって悪くない。全面的に悪くない。

「もう、バカ……」

ハルヒは小さく呟いて、俺の胸に自分の頭を押しつけてきた。
ほのかなシャンプーの香りで何か血迷った一言を言った気もするが幻聴だ。
今日は幻聴が良く聞こえる。耳鼻科か、精神科に行った方がいいかもしれない。
ハルヒが真っ赤になってジタバタしているがこれは幻覚だ。眼科も追加しよう。

それからしばらくして、某大都市の銀河鉄道終着駅を思わせる巨大な駅のホームに
降り立った俺たちは、休日の朝早い時間のくせに辟易する程の人通りの多さに、
ハルヒと離ればなれになってはいけないので、渋々嫌々ながらにあいつの手を
引っ張って、テーマパーク直通の電車がある別の駅に向かい、ちょうどやってきた
ばかりのその電車に乗り込んだ。

電車の中でも迷子になったら困るので手を離してはいない。突如として次元断層
とかそういう超宇宙的現象が起こり二人が引き裂かれるかもしれないからな。
おいそこ!このバカップルがというような目で睨んでいるお前。
俺たちはそう言う関係ではないのでくれぐれも誤解のないように!
717とある休日の二人 その3:2006/08/07(月) 22:52:28 ID:qOXWNWCg
電車はその後約10分ほどで、不可思議な現象にも巻き込まれることなく
無事に目的地に到着した。
さすがに連休の初日と言うこともあって、開園までまだ1時間近くあるというのに
入場ゲート前は、人、人、人でごった返している。

「ね、ね、キョン!あのでっかい地球儀の前で写真撮らない?!」

ハルヒが煌々とした瞳で俺に訴えかけてくる。
そうだな、心霊写真が写るかもしれないからな、たまたま持ってきているデジカメで
写真を撮ってみるとしよう。

ハルヒは適当な男を拉致し、俺のデジカメで二人を写すように脅迫する。
拉致された男が、俺を視線だけで殺そうと努力しているようだが気のせいだ。

男に礼を言い、ちゃんと取れたか確認してみると、残念ながら心霊写真は撮れず、
なんか知らんが、俺のニヤケ面と見たことがないハルヒの表情とが液晶画面に表示された。
心霊写真よりこっちの方が怖いぜ。
おれは見ないふりをして、俺たちは入場待ちの列に並らぶのだった。

並びながら待ち時間を活かして同じくあらかじめ購入してある公式ガイドブックで
どのアトラクションに向かうか二人で計画を立てはじめる。
宇宙人と自転車に乗ったりするアトラクションとか、未来人が立体映画で暴れ回る
アトラクションとか、超能力蜘蛛男のアトラクションとか。
そう言えば緑色の異世界人の4Dアドベンチャーなんてのもあるな。

ハルヒ……ここのは本物じゃないけどな、お前の会いたがっていたやつらに、
ここなら会えるんだ。とびきりのバツゲームを思いついたときの、あのキラキラした
瞳を見せている今のお前を見れば、俺と同じくらいワクワクしているのは解るけどな。
だが、ここで本物の宇宙人、未来人、超能力者を出すのはやめてくれよ。

「あたしはね、やっぱり基本としては『蜘蛛男』ね。『宇宙人』も捨てがたいんだけど」

「『宇宙人』はやめておけ期待はずれという噂だ。
 俺も『蜘蛛男』は見たいが、やっぱ『未来へ帰れ』だな。
 それと『終端機2』は抑えておきたい。」

ふと、朝比奈(大)さんが革ジャンにサングラスをかけ機関銃をぶっ放して
「I'll be back」と言うところが脳裏に浮かんだが無かったことにする。

「あとね、『水世界』も面白いって聞いたわ。『恐竜園』も。
 もうどれにしようか迷っちゃうわ!あーもう、並ばないで全部まわって見てみたーい!!」

そうこうしているうちに、開園のアナウンスがはじまり、ゲートが開いて人々が前に進み始める。
俺たちも前に前に押されるように歩を進め、ゲートをくぐると、
突如として走り出す人々につられるように俺たちも走り出していた。

手をつないで走り出す俺とハルヒ。
あの閉鎖空間で《神人》からにげだしたあのときの事が一瞬、フラッシュバックした。
だが今はそんな緊迫した場面じゃない。
だが俺は、あのときみたいに急に手をふりほどかれないように俺はぎゅっとハルヒの
手を握りしめた。
しかしその行為は、この混雑で離れないようにするためだ。誤解の無いように!
718とある休日の二人 その4:2006/08/07(月) 22:53:36 ID:qOXWNWCg
「よーし!次行ってみましょー!」

俺は、ハルヒに手を引っ張られながら、9つめのアトラクションに向かっている。

奇跡的というか、変態的能力のおかげというか、俺たちはなぜか、どんな人気アトラクションでも
待ち時間0分という驚異のスケジュールによって、午前中にもうすでに8つのアトラクションを
こなしているわけだ。

ただ問題が次々と発生している。
『蜘蛛男』では、なぜか俺の頭に蜘蛛の巣が付いていたり、
『恐竜園』では、恐竜の唾液らしきものが俺の膝の上にべったり落ちていたり、
『巨大鮫』では、水の中からやたらとリアルな血しぶきが上がったり、
『宇宙人』では、どう考えてもレールが無いところでリアルな無重力を経験したり
『終端機2』では、気が付けば俺の席の背もたれに弾痕があったり、
『未来に帰れ』では、実際に感電したりもした。

そのたびに俺はハルヒに

「いいな!ハルヒ!これは映画の中の世界をリアルに再現したあくまでも”偽物”の
 テーマパークだ!これは現実じゃないんだぞ!」

と言い聞かせ

「なにいってんの。当たり前じゃない」

とハルヒが言い返す。

だが、どう考えても時々映画の中の世界に無意識にトリップしているようだ。
まさかハルヒでも……と安易に考えていたいたんだが、俺は無事に生きて帰れるのだろうか?


「次は、『水世界』がいいわね!いくわよキョン!」

まさか、『水世界』では観客席を含めて水没したりしないよな?
それとも、大爆発に巻き込まれて漫画的に頭髪がパンチパーマになったりするのか?
俺はそう考え身震いすると、おれは、少しでも俺の命が生き長らえるようにハルヒに提案してみた。

「なあ、ハルヒ、そろそろお昼だ。
 どこかで昼飯にしないか?当然俺のおごりだ。」

「それもそうね」

とあっさり、承諾したハルヒと、そのあと30分にわたってどこで食べるかもめることになるのだが……。

結局、ハルヒが選んだ所で昼食を取り、午後からも本来のアトラクションと違うスリルを
俺が、さんざん楽しんだあと、二人で場内のショップ巡りをしている。

休日にここの全てのアトラクションを楽しんだのは俺たちだけだろうな。
ハルヒがぬいぐるみを物色している間に、外のベンチでマターリとして体力を回復させ
ながらぼんやりと考えていた。
しかし、なんだこの違和感は?ハルヒの能力とは違う別の違和感。 

俺は咄嗟に、そして何気なしに後ろを振り向いたとき「きゃうん」という声とともに
ずっここけたらしき人の足が一瞬ちらっと見えた。
それを引き込むジャケットの片腕と、さんざん見飽きた例の服の裾も。

まさかあいつらが居たりしないよな……
719とある休日の二人 その5:2006/08/07(月) 22:54:22 ID:qOXWNWCg
「あーーー!ほんと!すっごくたのしかったわ!
 こんな近くにこんな楽しいところがあるなんて、ホント灯台もと暗しね。」

たぶん、普通に来た人たちはお前の半分以下しか楽しめてないような気がするぜ。

ハルヒは、俺に無理矢理買わせた白と黒のツートンカラーの犬のぬいぐるみを、
妹がシャミを抱きかかえるように、うれしそうに抱いたままニコニコしている。
その笑顔があまりにもめずらしかったので、また写真に撮っておく。あとでハルヒに
見せて「あたしこんな顔していないわ!」と嫌がるところを見てやるか。

そのあと、俺は、山盛りの荷物を抱えて、名残惜しそうなハルヒと外に出たのだが……

やはり、あの3人は付いてきている。気のせいじゃない。
古泉に超能力者として機関に推薦して貰ってもいいくらいの鋭い俺の勘が、妙に
とぎすまされている。あの3人がそんなことをするのだろうか?

いやしかし、ハルヒが観察対象と言っていた事を考えるのなら上からの命令で仕方が無く
ここにいる可能性もある。
ついに本物の宇宙人、未来人、超能力者たちのおでましなのか……やれやれ。

3人ののぞき行為を朝比奈さんと長門は許すとして、古泉お前だけはゆるさんぞ。
古泉が俺たちを見失ったことを上司らしい森さんに報告しこっぴどくしかられているところ
を想像した。さて、どうやって3人を巻いてやろうか。

「ねえ、キョン?さっきからなんだかへんよ?
 ひょっとして、私と一緒じゃ面白くなかった?」

不安そうにハルヒは俺に訪ねてくる。
あーそうだな、後ろにいる長門や朝比奈さんと一緒の方が少なくとも命が縮む思いを
しなくてよかったかもな。

「ふん……バカキョン。そんなセリフあんたらしくないわよ!」

会話がかみ合っていないような気がするのは気のせいだ。
どうしても気になるなら眼科に行くことをおすすめする。
悪態を付いたつもりだったのだが、ハルヒは真っ赤になって俺の腕に絡んできやがった。
荷物もあるんだ、重い。出来れば離れてくれ。しかも3人が見ている。

ハルヒの柔らかい何かの感触がすごく気になるが、とにかく、なんとか3人を
振り切る方法を考えねば。
何となく刺すような二つ――いや三つか?――の視線を感じながら、俺は考えを巡らせた。

「なあハルヒ。今から言うことをだまって聞いてくれ。これは冗談じゃない。まじめな話だ。」

絡んでいるハルヒの両手の力がかすかに強くなった。

「実はな、今俺たち二人を狙っている悪の3つの組織が俺たちを尾行しているっぽいんだ。」

「はぁ……?なによそれ……ンーモグモゴ……」

後半は俺が口手でふさいだ。
たぶん勘違いさせて期待を裏切ったんだろうがすまない。今はそれどころじゃない。

「だから黙ってそのままで聞いてくれ。やつらに気取られるわけにはいかない。」

ハルヒが事情を理解したのかコクコクとうなずいた。

「わかった。スパイごっこね?」
若干違うがまあいい。そのまま勘違いしててくれ。
720とある休日の二人 その6:2006/08/07(月) 22:55:11 ID:qOXWNWCg
俺は、尾行をまくプランをハルヒに説明した。

やつらはまだ、俺たちが尾行に気づいていることを知らない。
ならば、出来るだけ油断させて少しでも引き離し、人通りの多い雑踏で二手に分かれて一気に巻けばいい。
機関のメンバーがこの件に絡んでいたとしても確実に巻く自信はある。

そして待ち合わせ場所は、あるビルの屋上の展望台なんてどうだ?
展望台からは一階からの直通エレベーターしかない。それ以上あとについて来れないって訳だ。
もし付いてきたとしても、今の俺なら二人で隣のビルまでダイブしてやるぜ。

大都市の某駅に着くまで出来るだけ平静を装い、そして出来るだけ人通りの多そうな地下街の
通路を選んだ俺たちは、その地下街の雑踏で突如として駆けだした。

「じゃあね!!キョン!また会いましょ!」

ハルヒの声が、地下街に響いた。
ああ!今度は遅刻しないぜ!ハルヒ!


周りはカップルだらけでやたらいちゃいちゃしているが、俺は全く気にならない。
展望台からみる大都会の夜空は、満天の星空とは全く無縁だが、きれいな満月が浮かんでいた。
たまには待つっていうのもいいもんだな。
月にはウサギが居るのかかぐや姫が居るのか前世では宇宙人が居たのか、そんなことは
俺にはわからないが、やたら大きく見える地球の唯一の衛星『月』を一人眺めていた。

ふと振り返ると、ハルヒがたっていた。

「遅いぜ。ハルヒ。罰金だ。」

ふくれっ面で俺をみているが、かまうもんか。
なぜかおとなしいハルヒは、そのまま黙っておれに近づき腕にしがみついてきた。
眼前には100万ドルとはいわないが、今までみたことのないくらいのたくさんの小さな光が
きらめいている。

あの光一つ一つに人それぞれの生き様がありドラマがある。
楽しそうに笑いあう家族もいればその光の下で涙に泣き濡れる人も居るのだろう。
昔ハルヒが感じた、たくさんの人の中にいる自分というちっぽけな存在を
俺も今、感じているのかもな。

でもな、本当にちっぽけな自分でも俺は俺でハルヒはハルヒだ。
一生懸命自分なりに生きようとすればきっと、ほかの光に負けないくらいの明るく自分だけの
光を放つことが出来るんだぜ。
おまえは自分の光に自信がなくなって、あがいてもがいて生きてきたんだろうけど、
俺だけが、おまえの光に気づいてやれる。いままでも、これからもな。

俺はそう思っただけなんだが、何となくハルヒに伝わったようだ。
俺にはくさい台詞は似合わない。「やれやれまっったく」といっている方がお似合いだが、
何なんだろうね。急にハルヒを抱きしめたくなっちまった。

これは狼男が変身する際に必要な月の光に含まれる興奮作用がそうさせたのだろう。
ああそうだきっとそうだ。

俺たちはは現実世界で初めて、そっとふれあった……。

だが、これも気の迷いで、月の光のせいで、世界を救うためなのだ!
貴殿らの耳から何か脳汁がでたとか、お前なんか死んじまえ!などという苦情は
一切受け付けない!  これはあくまでもifの世界だ! 
この話はもうおわりだ終わり!!以上!
721名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:59:29 ID:hu++BGMZ
これは良いキョンデレですね。
722涼宮ハルヒの事件ファイル 3日目 昼:2006/08/07(月) 22:59:43 ID:NLz5CRgi
古泉達は閃光弾のダメージから回復すると、怪盗を追かけていった。
俺たちは会長の「邪魔だ」の一言で警察署まで送り返される事になった。今回の件の情聴取はないらしい。
怪盗との対峙からおれとハルヒの間には微妙な空気が流れていた。警察署に着いた後、俺たちは近くの公園に向う。
朝倉に襲われたのとは別の公園である。あちらは今頃現場検証や野次馬でごった返していることだろう。
並んでベンチに掛けながら、俺たちは喋り方を忘れたように沈黙していた。
朝比奈さんの依頼はどうするのか、怪盗との会話はどこまでが本気だったのか、そろそろ昼だから飯はどうしようか。いくつもの言葉が頭をよぎり、しかし口から出ることはなく沈んで行った。
「あのさ…」
お互いが沈黙したまま20分ほど経過したとき、不意にハルヒが口を開いた。
「なんだ」
「キョン。これからあたしがする質問に嘘をつかずに正直に答えて」
ベンチを立ち上がると俺の正面にたつハルヒ、真剣なそれでいてすがるような顔をする。
その表情で何が聞きたいか予測がついてしまった。
「キョン、あんた本当はジョン=スミス何じゃないの?」
「俺はジョン=スミスじゃないし、そんな奴は全く知らん」
自分でも驚くほど平坦な声でそう言っていた。
「じゃあ何で朝倉さんやにょろーんはあんたの事を『ジョン』って呼ぶのよ」
それは俺だって知りたいね。
「知るわけないだろ。誰かと間違えているんじゃないのか、とにかく知らんもんは知らん」
「なによ、何もそう言う言い方することは無いでしょ」
突き放した喋り方を指摘するハルヒ。俺は『ジョン』の話になるとなぜか苛つくらしい。
「だいたい。ガキの頃に一度だけ会ったそいつを見つけてどうするつもりなんだ?」
おい、何を言っている。
「感動の再会とともに、キッスと愛の告白でもするつもりか?」
止まれよ。
「はっ、ばかばかしいぜ。そんな事しても相手に迷惑なだけだ」
やめろと言っているだろう。
「そもそもな、ハル………」
俺の台詞はハルヒに頬を撲たれたことで中断された。
「………っ………馬鹿っ! あんたなんてもう知らない!」
ハルヒは目からこぼれる涙を隠そうともせず、そのまま走り去っていった。
追いかけて謝るべきだ、今のは100%俺が悪い。
そう分かりながらも俺の体はそのベンチから動こうとしなかった。

「………ああ」
おわったな。
「………まったく」
間違いなくおわった。
「………やれやれ」
あいつがどれだけ『ジョン=スミス』との思い出を大切にしているかを知りながら、踏みにじった。
「………本当に」
あいつがジョンの事を語ると苛ついた。
「………底抜けに」
ジョンの事を話す表情をみて、平常でいられなかった。
「………救いが無い馬鹿だよ、俺は」
それは………嫉妬だ。俺はあった事もないジョン=スミスに嫉妬していた。
「つまり俺は」
いつの間にか、自分を制御できないほどに。
「あいつのことが」
こんなにも、心の底から………好きになっていたらしい。
「………ま、それもおわったけどな」
失恋のおかげで恋心に気づくなんて、不器用にもほどがあるだろう。
鉛のように重い体のまま。俺はいつまでも、いつまでもベンチにうなだれ続けていた。
723名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:05:51 ID:o0c88fBZ
>なぜか共同戦線を張り、生徒会を巻き込んだ大波乱の末、全校生徒の前でハルヒに
>告白させられるという、かつて無い恥辱的かつ屈辱的な真似をさせられ、はれて
>全校公認のカップルという永劫地獄行きの烙印を押しつけさせられたためなのだ。
これは書くんですよね?書くんですよね?
724名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:08:51 ID:tUhmrCzs
全米が泣いた
725名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:18:04 ID:pbwzJwQs
>>720
GJ
キョンツンデレすぎw
でもそこがよかった

>>922
こちらもGJっす
立て、立つんだキョン!
これは面白い展開になってきた。
ハルヒではキョンはいっつも恋愛面では安全圏だからこういうのが見たかった
726725:2006/08/07(月) 23:19:05 ID:pbwzJwQs
727名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:28:28 ID:tUhmrCzs
しかしだな…このスレのふいんき(←なぜか変換出来ない)の良さは異常だな
しかも浪人の巣窟とはw
ああ
ハルヒの頭の良さが恨めしい
728名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:28:32 ID:zRcGCths
ところでさっきNewtypeのCM見てたんだが
「涼宮ハルヒRETURN!」
の表紙で


「続編はRETURNか?ス○○ヤーズなのか?」

と思った俺は馬鹿か
729名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:31:38 ID:rYcVbjA3
>>720
GJ
甘いよ、甘すぎるよ!キョンハルな俺にはとてもよかったです

>>722
GJ
こういうのもいーね
キョンが可哀想な描写は書くときとか投下するとき感情移入してる人がいるから
批判覚悟でやんなきゃいけないのにやった事がすごい。そういう意味でももう一度GJ
730名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:33:19 ID:qOXWNWCg
>>723
いま読み返して、あまりの稚拙な文章にさらに死にたくなったので
死んでなければ書くかもしれないですが期待しないでください……orz

731名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:34:54 ID:noy1TtAg
>>730
さっきから「書かないと罰金or死刑」って、
「超名無し」と書いた腕章つけた女がうるさいんだ。
732名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:36:48 ID:jGifnr51
>>728
安心しろ、俺もだ。
すわ劇場版か!?と思ったもんさ!
733名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:38:18 ID:qOXWNWCg
>>731
やれやれ…そういいながら俺はまたPCでメモ帳を開いて、つたないキータッチで
なにか文章を打ち始めるのだった。

たぶん明日以降に……
734名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:38:45 ID:UP59DmSg
>>706
唐突にアバ茶を連想した俺は明日からエロパロ逝きだな…
>>728
いいんでないwス○○ヤーズのラノベ界への影響とか一人称展開を考えると
あれがなきゃハルヒも生まれなかったかもしれないわけで、先輩をリスペクトするのはよいことで
735名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:50:50 ID:HX8t+hwm
ハルヒが最後の方に自分がどこにでもいるようなうちの一人だったって台詞言うじゃんか。
あれめちゃくちゃ共感するわ。
筆者もそんなこと考えたころがあったんだろうな。
この考え方があるからハルヒは人気なんだと俺は思うぞ。
どうですか?
736名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:52:30 ID:gsFl/CDq
どうですか(笑)
737名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:52:55 ID:m9y1sPZS
>>726
俺は>>922の異時間同位体だが呼んだか?
738名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 23:59:10 ID:WvKKIL6j

    みくる
         長門

       ハルヒ

    妹      鶴屋

       キョン
多丸             多丸
      森  新川

       古泉


ちなみに、みくるPKもらうためだけに前線に張っています
739名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 00:02:49 ID:M2wTEqVn
>>738
自分で勝手に転んだだけでも、そのあまりの可愛さにDFが悪いことにされるわけだな
みくるは
740名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 00:11:44 ID:Iy1h/LFs
>>730
死んでなければだと?死んだら殺す!!!
741名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 00:14:10 ID:AlKH7Zd1
>>738
みくるにおいたしたら即乱闘だ 乱交パーティだ
シュパパン
シュパパン

シュパパンってね
742名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 00:15:42 ID:lhl/32pb
>>739
みくるが「へや〜」って頭突きしても、相手が頭を下げるはずさっ
743名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 00:24:07 ID:yfYrBAj6
>>741
思い出させるなよw


シュパパン
主パパン
744名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 00:40:45 ID:BzCfhuBH
       ハルヒ






       キョン

みくる  長門  妹  鶴屋
多丸   多丸  森  新川
       古泉

「キョン!死んでも私にアシストするのよ!ミスったら死刑だからね!!」

…俺にはゴールネットを突き破るような脚力も
分身するドリブルが出来るほどのフットワーク、突破力も無いわけだが、はてさて、どうしたものか…
745名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 00:45:31 ID:hHTy+uDr
>>738
これって、どっちが前なの?
746名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 00:47:49 ID:hHTy+uDr
>>744
これも
747名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 00:49:15 ID:7CORsPGY
どっちもキーパー古泉じゃねーの。
748名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 00:52:05 ID:hHTy+uDr
>>747
って事は、若島津もしくは若林って事か。
749名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 00:56:28 ID:9/DU0jHL
残念ながら森崎くん並です。
750名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 01:05:01 ID:dViqMCAY
ハルヒにキーパーやらせたら、

いつの間にかセンターラインまで上がってきていました
751名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 01:08:28 ID:hHTy+uDr
>>749
>残念ながら森崎くん並です。

↑こんな感じですか?
http://image.blog.livedoor.jp/friend_go_777/imgs/a/9/a908efd7.jpg
752名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 01:21:18 ID:tDrILjSh
>>646
すまん。かなりの駄作だろうが我慢してくれ。

「編集長★一直線!」・・ハルヒ、キョンに馬乗り、その後

「さあ、はやくそれをよこしなさいっ!」
そう言うとハルヒは俺の胸ポケットから強引にその一枚を奪った。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!それは何でもないんだっ!」
が、しかしハルヒは俺の声など全く聞こえないかのように、食い入るようにその紙を眺めている。
一体全体なぜこいつはこんなにムキになっているのだ?それにしてもいつまでこの体制でいるつもりなんだ。
おい、ハルヒ。いい加減そこをどいてくれ。誰かに見られたらどうすっ・・・
しまった。手遅れだった。既に朝比奈さんにはこの逆セクハラ状態を見られてしまっている。
なんという失態。それもこれもハルヒのせいだ。ああ忌々しい忌々しい・・。
さらに、俺はある気配に気づきいた。上を見上げる。なんてこった。そこには長門のいつもの無表情・・・・いや、違う。
そこには、まるで軽蔑を込めたかのような眼差しが俺に向けられていた。
お、おい!そんな変態を見るかのような目で俺を見るな!
長門も見ていただろ?これは一方的にハルヒが俺に乗っかってきたんだ!
あーもう忌々しい・・!
いいか。それもこれもハルヒが俺に恋愛小説などという俺には全く縁もゆかりもないものをだな・・
「ドン!」
「うっ・・!」
ハ、ハルヒ・・俺の上で身体を揺らすな!
「なによ!」「相手は子供じゃないのっ!もう!バカにしないでよ!キョン!」
俺がいつお前をバカにした?しかしだな、ミヨキチは確かにそれはそれは可愛いかったんだぞ。
あれは将来大物に・・いや!そんなことはどうでもいい。とにかく、いい加減そこをどいてくれ!
「?、ああ、ご、ごめん」
そういうとハルヒはマウント状態から俺を解放した。
ん?妙だ。こいつにしてはやけに素直だな・・。
さっきまでの果敢さはどこへやら。
とにかく、俺はやっとのことで上体を起こし、そしてそこではじめてハルヒの顔を見た。
驚くことに、そこには安堵ともとれる表情があった。
ハルヒの見慣れない顔をそれ以上直視出来なかった俺は、
「だからな・・何でもないって言っただろう。それかなにか?相手が小四で残念だったか?」
「バカ!そんなわけないでしょ!」
ん?やはり妙だ。こいつ、自分が今なんて言ったのか分かってるのか?
「と、とにかくだ。俺には恋愛小説なんてハナっから向いてないんだよ。なんならお前が書いてみたらどうなんだ?」
俺は冗談めいた口調でハルヒにそう言う。
「あ、あたしは編集長よ!それに、ちゃんと他に書くことだってあるんだから!」
はいはいそうですか。それはご苦労なことで・・・そういうと、俺は何を血迷ったのだろう。
「じゃあ、お前の恋愛体験はどうなんだよ?」
「っへ?」
ハルヒが間の抜けたような声でそう言った。
「だから、お前はこういった経験したことないのか?デートとか付き合ったりとか、そのなんというか・・」
おい。待て。俺は一体何を言ってるんだ?
753名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 01:23:31 ID:tDrILjSh
「そ、そんなの星の数ほどあるにきまってるでしょ!」
そうだった。こいつは中学時代かなりモテていたとアホの国木田が言っていたのだった。
俺は何を今更こんなことを聞いてるんだ。もうこのあたりで話題を変えよう。
「そ、それはそうとだな・・。ああ、そうだ。ところで、お前の方は機関誌に何を載せるつもりなんだ?」
「・・・」
まずい。俺の話など聞いちゃいない。かーっ!これだからこいつは・・

「でも・・」

「でもね・・私が好きだったのはたった一人だけ・・」

ん?すみません、ハルヒさん?今なんと・・
「!」
「ちょ、ちょっと!アンタなに変なこと言わせるのよ!」
「今の聞いてないわよね?!」
「お前が好きなのは一人だけだったんだろう?」
俺は誇らしげな顔でハルヒをからかうかのように言った。
「もう!」
「そ、・・・そうよ!だから何?アンタと何の関係があんのよ!」
やれやれ・・もうこの辺でいいだろ。そろそろ下校の時間だ。
長門もいつの間にやら本をたたんで帰ってしまっている。
俺は立ち上がり、背中ホコリをはたこうと、ブレザーを脱いだ。
ハルヒはまだぺしゃんと床に座り込んでいる。
ふう・・・・そういえば朝比奈さんはどこへ行ったのだろう?
ああ、一体全体どうやってあの状況を説明すれば良いんだ。
こうなったらハルヒにも言ってもらうしかない。いや、言わせてやる。
あれは私が一方的に馬乗りになったの。ってな。
もちろん、長門にも。それ以前に、なぜあいつが軽蔑を込めた目で俺を見ていたのだ。
そもそもだな・・あいつは一部始終見聞きしてたじゃないか。
なのに何故なんだ?
もうこうなったら全てはハルヒのせいだ。
やはりさっきの会話をもう一回ほじくってやろうか?そうすればこいつも少しは大人しくだな・・。

「あれは」

ん?

そのときだった。俺がハルヒの口から信じられない言葉を耳にしたのは。



「あれは・・私が中1とき・・、そう。あれは七夕のだったわ。忘れもしない。」

!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハ、ハルヒ!?????????????????!!???
754名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 01:26:28 ID:M2wTEqVn
隣に住む幼なじみばりに、
学校行く前のハルヒがキョンを起こしに来る展開はまだですか?

1.妹に教わり、キョンのベッドにダイブするハルヒ
しかし、残念ながら妹よりは重いため、キョンはマジで腹にダメージ

2.ハルヒがキョンの布団を引きはがす
キョンの股間にテント発見し「この変態!」キョンはマジで股間にダメージ

3.キョンの耳に優しく息を吹き掛けるハルヒ
キョンはマジで理性にダメージ

のうち、どれかが良いです
755名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 01:28:32 ID:9GnXRoIY
>>752
どこが駄作なのか教えてくれ

>>754
全部やってくれ


俺はMなのか・・・?('A`)
756名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 01:31:09 ID:tDrILjSh
し、しまった・・・・大事な場面で脱字がorz((;゚Д゚)ガクガクブルブル
757名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 01:50:43 ID:7Iw+AG2n
国木田じゃなくて谷口だよね
758名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 01:55:44 ID:tDrILjSh
もうだめぽ。また日を改めて改訂版うぷするわ。
もちろん完結させて。
759キョンの悪霊は恐ろしい:2006/08/08(火) 02:07:16 ID:M/o6X+UV
「今度の日曜は廃墟にいくわよ」
いつものようにSOS団定例会議が行われていた。
朝比奈さんはいつものようにお茶を給仕し、古泉はハルヒのイエスマン、長門は無反応。いつものSOS団だ。
「ちょっと聞いてるのキョン? 今回は幽霊探索に行くんだからね。気を引き締めていかないと取り憑かれるわよ」
夏休みが無限ループしてるとも知らずよく呑気でいられるな。こんなことハルヒには口が裂けても言えない訳だが
「ところでどこの廃墟なんですか? 」
「古泉君いいとこに気がついたわね。流石副団長なだけあるわ」
「市外に病院の跡地があるの。その病院を取り壊そうとすると決まって事故が起こったりするから気味悪がって手付かずなのよ」
「なるほど」
「で俺達はそこで何をするんだ? 」
「キョン決まってるでしょう。霊と遊ぶのよ。夏休みにはもってこいの体験だわ」
何がもってこいだ。俺が取り憑かれて不幸にみまわれたら責任とってくれるんだろうな?
「あのぅ……その私怖いのは苦手で……」
朝比奈さんがお盆を持ちながらハルヒに辞退を申し出た。
「何言ってるのみくるちゃん。全員揃って行かなきゃ意味ないでしょう?その甘えた根性を叩き直してあげるわ」
760キョンの悪霊は恐ろしい :2006/08/08(火) 02:08:19 ID:M/o6X+UV
「ううぅ……」
今にも泣きそうな朝比奈さん。
「みくるちゃんそんなんじゃいつまでたっても一人前になれないわよ」
一応言っておこう。朝比奈さんは上級生である。「ううぅ……わかりました……」
「それでこそ我がSOS団の団員よ。そうと決まったら明日の午後7時にいつもの駅前集合ね」
「夜かよ!! 」
俺は思わず叫んだ。決して怖いわけじゃないぞ。古泉!!ニヤニヤするな。
「キョン〜♪もしかして怖いんでしょう」
「断じて違うぞ。もし帰りに警察に見つかったらどうする。生活指導行きだぞ」
やめろ2人してニヤニヤするな。俺は高1だぞ。怖いもんなんか……朝倉を除いて怖いもんなんかねぇよ。
「大丈夫よ。その時はまけばいいじゃない。じゃ決まりね。遅れたら一人病院で寝てもらうからね」
「ひぃぃ」
軽い悲鳴をあげた。俺じゃないぞ。朝比奈さんだからな。
だが今度ばかりは遅れることはできないようだ。
帰り際長門に
「この肝試しは何回ループした」
少し沈黙して
「今回が初めて」
何万回もループしてか?「そう」
何回かループしてれば何が起こったのか聞こうと思ったんだが……
「……怖いの?」


「…………」
761キョンの悪霊は恐ろしい3:2006/08/08(火) 02:10:03 ID:M/o6X+UV
俺は長門と別れ風呂に入りエアコンをつけベッドに伏せた。
ここまで明日が嫌な……いやいや楽しみだったことはない。
しかし何だって肝試しなんかしなきゃならんのだ。しかも病院。大抵のことには慣れてきた俺だが今回だかりはヤバい予感がする。
朝比奈さんと寄り添いながら歩くならまだしも一人で寝るなんて非常識極まりないことになればモーリス・グリーンもびっくりなスピードで逃げるぞ
何度も言うが怖いんじゃないぞ。


翌日午後5時30分俺は軽快にペダルをこいでいた。いくらなんでも1時間前に全員集合してないだろう。
その思いはやっぱり砕け散った訳だ。
「キョン遅い!! 」
こいつら一体何時間前から待機してるんだ?
「という訳で今日病院で1人寝て過ごすのはキョンに決定。実況よろしく」
俺は自転車にまたがり180度Uターンする。だがあの怪物から逃れられるわけない訳で
「コラーー!!キョン待ちなさーい!! 」
荷台をつかみとびきりの笑顔を見せ
「私から逃げられると思ってるの?」
どんだけバカ力だ。片手で俺の自転車の動きを封じやがった。
「これ以上抵抗すると一人で病院に潜入してもらうわよ」
月がハルヒの満面の笑みをはっきりと見せてくれた。悪魔の笑みだった。
762キョンの悪霊は恐ろしい4:2006/08/08(火) 02:11:27 ID:M/o6X+UV
7時頃俺達は肝試しスポットへ足を踏み入れようとしていた。
ああ見るからに不気味だ。雑草が俺達を拒むかの如く立ちはだかる。この中に入ろうなんて考えてる奴は神経おかしいんじゃないか?
「何よバカキョン」
「俺はまだ何も言ってないぞ」
「あんたの目が私に訴えたのよ。頭おかしいんじゃないか?って」
なんつー鋭さだ。SOS団ファンド立ち上げるといい。きっと儲かるぞ。
「本当にこの中に入るんですかぁ?」
朝比奈さんが声を震わせてハルヒに言う。
「何言ってるのみくるちゃん。我がSOS団は不思議のためならたとえ火の中水の中よ」
「うぅ」
最近唸りぱなしだなこの人。
「さぁ乗り込む前に恒例のくじ引きよ。印は3枚なしは2枚よ」
そういって紙切れをだすハルヒ。何で二班に分ける必要がある。と思いつつ渋々ひく。
印つきだ。

結局俺、古泉、長門ペアとハルヒ、朝比奈さんペアに分かれた。
「大丈夫よみくるちゃん。なんたって私がついてるんだから」
「そうですけど……」
「シャキッとしなさい。それでもSOS団専属書記なの?」
うなだれつつハルヒに促され病院へと消えていった。
「集合は8時30分位ね。不思議を見つけたらすぐ連絡すること。いいわね」
763キョンの悪霊は恐ろしい5:2006/08/08(火) 02:13:00 ID:M/o6X+UV
「僕達もそろそろ行きますか」
俺達は城壁の如く立ちはだかる雑草をかき分け中に潜入した。
月が赤い……。
まぁ予想通り真っ暗だ。俺は家中にあるあらゆる懐中電灯を持ってきた。だって電池切れなんてしたらヤバいだろ?

長門を俺は見る。変態エスパーは変態空間でしか能力を発揮出来ないからな。なんか出てきたら長門に退治してもらおう。
「長門なんか感じるか? 」
「…………………」
だから怖いんじゃなくてだな……
「私達以外の有機物質は感知出来ない」

「ただここには多数の情報生命体素子が確認できる」
なんだその情報生命体素子ってのは?
「簡単に言えば幽霊ですか?」
頷く長門。
「人間や他の生命体の残存した情報。通常消去されることはない」

ああもう勘弁してくれ。
俺は一人先に歩く。こいつらの話は聞きたくないからな。でロビーらしき所に到着して後ろを振り返ると

二人はいなかった

急いで古泉に電話をかける。おいおい一人置いてきぼり?かよ。まだ一人で寝る時間じゃないぞコンチクショー。
圏外

俺は割れた窓から赤い月を眺めていた。月がロビーをよく照らしていた。不気味な位にな。
その時俺の携帯が鳴った。ハルヒだった。

764キョンの悪霊は恐ろしい6:2006/08/08(火) 02:13:59 ID:M/o6X+UV
「もしもしキョン?そっちにみくるちゃん行ってない?みくるちゃんの携帯圏外だしどうしたんだろう」
「いや見てないぞ。それより古泉と長門見なかったか?」
「見てないわよ。ねぇ一回落ち合わない?みんな探した方がいいし」
「わかった。集合場所は最初の受付でいいな?」「わかったわ」
こんなに長くハルヒと電話で喋ったの初めてか?
悠長なこと考えてる暇はない。これは本気でヤバい。あの3人を一気に消せるなんで情報生命体素子もなかなかやるな。ったくふざけやがって
俺は階段を一気に駆け下りハルヒと落ち合った。
「遅いわよ。こんな暗いなか女の子一人待たせるなんてあんた気は確か?」
相変わらず理不尽な奴だ。俺だって未だ嘗てないスピードで走ってきたんだ。
「あれお前懐中電灯どうした?」
「みくるちゃん持ってきてなくて私の貸してたんだけどね……」
「突然消えちゃったの。光もみくるちゃんも。辺りを探したんだけどいなくてそれでキョンに電話したの」
とりあえず懐中電灯をハルヒに貸し、現在の状況の把握した。

現在宇宙人、未来人、超能力者の3名がこぞって行方不明。携帯は圏外。俺達以外の有機生命体はいない

勘弁してくれ。
765キョンの悪霊は恐ろしい7:2006/08/08(火) 02:15:21 ID:M/o6X+UV
とりあえずハルヒと一緒にみんなを探すことにした。
「私のせいでみんながどっか行っちゃったのかな……」
いつになくしょぼくれてるハルヒ。ああお前のせいで俺は一人ロビーに取り残される恐怖を味わったんだぞ。まず俺に謝れ
「お前のせいじゃないよ」
俺は何を言ってる。何故ハルヒを貶さん。今がハルヒに復讐するチャンスだぞ俺。みすみす逃す気か
「本当に?私のせいじゃない?」
ハルヒが問う。
「ああ本当だとも。悪いのは情報生命……じゃなくて幽霊だ」
なんか幼稚園児を励ましてる様な変な感覚に襲われつつ俺は

ハルヒに手を伸ばした
「何よ」
「手をつなぐんだよ。お前まで消えて貰ってはかなわんからな」
これは本心だ。こいつまで消えたら俺はみんなを探さず家へひたすらダッシュするからな。
「………」
黙るなよハルヒ。あと手をその柔らかいものに押し当てるの止めてくれないか?理性がなくなる
「とりあえず2階へ行くか?」
コクンと頷く。いつから長門になったお前は。
2階も人の姿はなく3階へと階を進める。時計をみるともう9時を回っていた。もう流石にマズいな。
その時
俺の携帯が鳴った。今日はよく携帯が鳴る



相手は非通知だった。




続く
766名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 02:16:44 ID:M/o6X+UV
597でつ。続きは夜にでも
767名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 02:19:32 ID:M/o6X+UV
ついでに補足すると>>764の最後の携帯は圏外 は古泉達の携帯をさします
768名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 02:20:39 ID:UTgqo3a+
wktk
なーんか雰囲気出てていいねぇ
769名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 02:26:07 ID:UTgqo3a+
770名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 02:30:44 ID:7CORsPGY
このヒキは文字通り引くな。
こわいって。
771名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 02:36:46 ID:echRqIqZ
きゃああああああああああああああああ
772名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 02:54:51 ID:tDrILjSh
「編集長★一直線!」・・ハルヒ、キョンに馬乗り、その後(1)

「さあ、はやくそれをよこしなさいっ!」
そう言うとハルヒは俺の胸ポケットから強引にその一枚を奪った。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!それは何でもないんだっ!」
が、しかしハルヒは俺の声など全く聞こえないかのように、食い入るようにその紙を眺めている。
一体全体なぜこいつはこんなにムキになっているのだ?それにしてもいつまでこの体制でいるつもりなんだ。
おい、ハルヒ。いい加減そこをどいてくれ。誰かに見られたらどうすっ・・・
しまった。手遅れだった。既に朝比奈さんにはこの逆セクハラ状態を見られてしまっている。
なんという失態。それもこれもハルヒのせいだ。ああ忌々しい忌々しい・・。
さらに、俺はある気配に気づきいた。上を見上げる。なんてこった。そこには長門のいつもの無表情・・・・いや、違う。
そこには、まるで軽蔑を込めたかのような眼差しが俺に向けられていた。
お、おい!そんな変態を見るかのような目で俺を見るな!
長門も見ていただろ?これは一方的にハルヒが俺に乗っかってきたんだ!
あーもう忌々しい・・!
いいか。それもこれもハルヒが俺に恋愛小説などという俺には全く縁もゆかりもないものをだな・・
「ドン!」
「うっ・・!」
ハ、ハルヒ・・俺の上で身体を揺らすな!
「なによ!」「相手は子供じゃないのっ!もう!バカにしないでよ!キョン!」
俺がいつお前をバカにした?しかしだな、ミヨキチは確かにそれはそれは可愛いかったんだぞ。
あれは将来大物に・・いや!そんなことはどうでもいい。とにかく、いい加減そこをどいてくれ!
「?、ああ、ご、ごめん」
そういうとハルヒはマウント状態から俺を解放した。
ん?妙だ。こいつにしてはやけに素直だな・・。
さっきまでの果敢さはどこへやら。
とにかく、俺はやっとのことで上体を起こし、そしてそこではじめてハルヒの顔を見た。
驚くことに、そこには安堵ともとれる表情があった。
ハルヒの見慣れない顔をそれ以上直視出来なかった俺は、
「だからな・・何でもないって言っただろう。それかなにか?相手が小四で残念だったか?」
「バカ!そんなわけないでしょ!」
ん?やはり妙だ。こいつ、自分が今なんて言ったのか分かってるのか?
「と、とにかくだ。俺には恋愛小説なんてハナっから向いてないんだよ。なんならお前が書いてみたらどうなんだ?」
俺は冗談めいた口調でハルヒにそう言う。
「あ、あたしは編集長よ!それに、ちゃんと他に書くことだってあるんだから!」
はいはいそうですか。それはご苦労なことで・・・そういうと、俺は何を血迷ったのだろう。
「じゃあ、お前の恋愛体験はどうなんだよ?」
「っへ?」
ハルヒが間の抜けたような声でそう言った。
「だから、お前はこういった経験したことないのか?デートとか付き合ったりとか、そのなんというか・・」
おい。待て。俺は一体何を言ってるんだ?
「そ、そんなの星の数ほどあるにきまってるでしょ!」
そうだった。こいつは中学時代かなりモテていたとアホの谷口が言っていたのだった。
俺は何を今更こんなことを聞いてるんだ。もうこのあたりで話題を変えよう。
「そ、それはそうとだな・・。ああ、そうだ。ところで、お前の方は機関誌に何を載せるつもりなんだ?」
「・・・」
まずい。俺の話など聞いちゃいない。かーっ!これだからこいつは・・
「でも・・」

「でもね・・私が好きだったのはたった一人だけ・・」
773名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 02:56:42 ID:tDrILjSh
ん?すみません、ハルヒさん?今なんと・・

「!」
「ちょ、ちょっと!アンタなに変なこと言わせるのよ!」
「今の聞いてないわよね?!」
「お前が好きなのは一人だけだったんだろう?」
俺は勝ち誇った顔でハルヒをからかうかのように言った。
「もう!」
「そ、・・・そうよ!だから何?アンタと何の関係があんのよ!」
やれやれ・・もうこの辺でいいだろ。そろそろ下校の時間だ。
長門はいつの間にやら本をたたんで帰ってしまっている。
俺は立ち上がり、背中についたホコリをはたこうと、ブレザーを脱いだ。
ハルヒはまだぺしゃんと床に座り込んでいる。
ふう・・・・そういえば朝比奈さんはどこへ行ったのだろう?
ああ、一体全体どうやってあの状況を説明すれば良いんだ。
こうなったらハルヒにも言ってもらうしかない。いや、言わせてやる。
あれは私が一方的に馬乗りになったの。ってな。
もちろん、長門にも。それ以前に、なぜあいつが軽蔑を込めた目で俺を見ていたのだ。
そもそもだな・・あいつは一部始終見聞きしてたじゃないか。
なのに何故なんだ?
もうこうなったら全てはハルヒのせいだ。
やはりさっきの会話をもう一回ほじくってやろうか?そうすればこいつも少しは大人しくだな・・。

「あれは」

ん?

そのときだった。俺がハルヒの口から信じられない言葉を耳にしたのは。

「あれは・・私が中1とき・・、そう。あれは七夕の日だったわ。忘れもしない。」

!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハ、ハルヒ!?????????????????!!???
774名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 02:57:30 ID:tDrILjSh
これ以上話を進められてはマズイ!俺の足りない脳がとっさにそう判断したのだろう。
「お、おいハルヒ・・・お前大丈夫か?す、すまん・・俺も少し冗談が過ぎた」
俺にはハルヒが何を言おうとしているのか、それが分かってしまったのだ・・。
「もうよそう、お前にそんな昔話をさせた俺が悪かった」
・・嫌な空気だ。

沈黙・・・・・。唯一、秒針の音だけが刻々と一定のリズムを刻んでいる。

「・・どうして謝るの?」
正直言葉に詰まった。何も言い返せない。
おい!とにかく、なんでもいいからしゃべれ俺!このままだと・・・・・・。
「い、いや!そりゃ謝るよ。俺には関係のない話なんだろ?だったら俺はお前の話を盗み聞きしているに等しいじゃないか?」
バカか俺。なんだそりゃ。もう少しマシなコトは言えなかったのか。
それにハルヒ・・・お前いつまでセンチメンタルに浸っているつもりなんだ?お前らしくないのにも程があるだろう。
いい加減いつものお前に戻ってくれ・・。そ、そうだ・・こいつのことだ。からかえば元に戻るだろう。
引いてダメなら押してみろとはよく言ったものだ。
「まあ・・まさかな。お前でも初恋ってあるんだな。俺はすっかりお前の初恋相手は俺だとばかり思ってたんだからな」
ハルヒ・・・食いついてくれ!!!!!!
「!ば、ばか・・・なんでキョンなんか・・」
よしよし・・・いいぞ・・この調子だ。もう少し押しておくべきだな。
「俺の他にもいたんだな。お前のことを分かってやれるやつが」
「もうバカ!何勝手なこと言ってんのよ!アンタなんかね・・」
よしよし。いつものハルヒまであと少しだ!!
「ハルヒ、照れてるのか?」
「そんなわけないでしょ!って、もうとっくに下校時間過ぎてるじゃない!あーしかも雨降ってるし!早く帰らないとまた・・」
早く帰らないとどうなんだ?しかし、とにかく。ふう・・・・もう大丈夫だな。一時はどうなることかと思ったぜ。
もしかして、何があっても丸く収めることができるのは俺の才能なのかもしれないな・・。

だが、それがそもそもの間違いだった。
本当にどうしようもないバカだった。
俺はそのとき、信じられないことを口走ってしまったんだ。
775名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 02:58:29 ID:tDrILjSh
「ま〜・・そいつもお前に何かと苦労してたんじゃないのか?同じ高校生の身として同情するよ」

「・・・こうこうせい?」

ん?・・・・・あっ

「キョン・・何で・・何で・・私の初恋の相手が高校生だって知ってるの?」
しまっ・・

「誰から聞いたの?いえ、私誰も言ってない!・・・・・うそ?」
俺にはその後に何が続くのか明確な予想がついてしまっている。
ハルヒ、言わないでくれ。

「でもまさか・・・・いえ、あり得ないわ・・だって・・」
ハルヒ、言うな。

「キョン・・・あたし・・・・会ってる」
「でもウソよ・・そんなの・・」
言うな。

「まさか・・キョンが・・?」
言うな!

そのときだった。

ハルヒは、何を思ったのかいきなり部室を飛び出し、そのまま全速力で走っていった。
傘も持たず・・雨の中を・・帰ったのだろうか?

「ピーンポーンパーンポーン」
「すでに下校時刻が過ぎています。校内に残っている生徒は至急下校しなさい。繰り返す。・・・すでに・」



つづく(?)
776名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 03:12:50 ID:yfYrBAj6
>>759といい>>772といい
激しく気になるぞ!
この数日のスレはクオリティ高いな
777名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 03:58:33 ID:TXwgo5WM
続きが気になるし、
ここで終わってくれたほうがいい気もするし、、、
複雑な気分。
778名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 07:21:11 ID:M2wTEqVn
ハルヒ「昨日の夜、テレビでマジシャンが縄抜けやってたのよね」
キョン「ふーん、で?」
ハルヒ「あたしなら、もっと早く抜けられるのよ」
キョン「はぁ?」
ハルヒ「見せて上げるから、あんた、あたしをこれで縛りなさい」
キョン(ぐるぐるぐる)
ハルヒ「さー、いくわよ……ん?……あれ?」
キョン(そんななんの仕掛けも無しに抜けられるわけないだろ……さて)
ハルヒ「あれれ?……おかしいわね……って、ちょっとキョン!何近づいて……
あっ……ちょ……なにす…どこ触ってんのよ
779名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 07:24:46 ID:ZH55tPDE
>>778
何故かキョンは亀の甲羅の様な結び方をマスターしてるわけだな。
780名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 08:26:57 ID:WqFN8y9n BE:123965524-2BP(100)
>>779
そしてとき方がわからない、と嘘を。
781名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 09:12:12 ID:Rhlk0dLL
なぜハルヒの声優がタメってことを知り激しく萎えたのは俺だけか?
782名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 09:14:45 ID:u3qJHrxK
落ちついて、もう一度書き込むことを望む
783名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 09:35:46 ID:Rhlk0dLL
つまりだな‥
タメが声優やってるなんて思いたくないお( ^ω^)でもハルヒの声良すぎるお( ^ω^)なんかいいお( ^ω^)
784名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 09:54:07 ID:u3qJHrxK
そうか、俺は不登校になった友人に久しぶりに会ったら声優になってたって言う話はあるwww
いまはBL関係のドラマCDで仕事をもらって、たまにアニメのキャラの声当ててるって聞いた。
スゲー苦労したらしいが、後悔はしてないって言ってた。ちょっと羨ましかった
785名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 09:54:51 ID:ZaxtDZxl
今じゃ現役高校生声優とか居るし、そのうち小学生声優とか・・・・









・・・ただの子役じゃねえか。
786名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 10:12:01 ID:LijC2Fmk
>>781
タメだからどうした?
引きこもりのおまえと一緒にするなw
787名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 10:14:18 ID:Rhlk0dLL
w宅浪なんだがまあ‥引きこもりと言われても仕方ないな
さ勉強すっか、
788名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 10:33:49 ID:EsaMyr/U
>>785
ジブリではよくあること
789名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 11:20:42 ID:UmBnF+NC
流れを切って投下
http://www.uploda.org/uporg473317.jpg
790名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 11:22:08 ID:WqFN8y9n BE:185947643-2BP(100)
こりゃ良い笑顔!
791名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 11:22:41 ID:fhZeDryN
>>789
なんとなくアスペクト比がおかしいと思うのは俺だけか?
792名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 11:24:16 ID:ZaxtDZxl
AA化されたら重宝しそうな画像だな
793名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 11:26:18 ID:UmBnF+NC
>>791
ええ、おかしいですw
16:9の補正掛けてません
794名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 11:44:59 ID:UmBnF+NC
795名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 12:33:38 ID:+tZ2hTkh
まさしく、赤道直下の炎天下じみた笑顔だ。
796名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 13:06:45 ID:prl4yhGj
797名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 13:08:36 ID:Rhlk0dLL
なんでもいいのでSS投下街
798名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 13:09:31 ID:EUbe4PJV
>>796
上のハルヒの顔が妹っぽい
799キョンの悪霊は恐ろしい8:2006/08/08(火) 13:22:00 ID:M/o6X+UV
「もしもし」
俺は意を決して通話ボタンを押す。
「イマカラ5カイノインチョウシツヘコイ」
テレビでプライバシー保護のため声を変えているあの声でそいつは不気味に話した。
「お前は誰だ」
「オマエニコタエルヒツヨウハナイ」
「なんで院長室に行かねばならんのだ」
「コレバワカル。インチョウシツニツヅクカイダンハ1ツシカナイ。セイゼイサガスコトダナ」
一方的に電話は切れた。
「何だって? 」
「さぁな。院長室へ来いだと」
生暖かい風が吹いてきた。ああもうね本当に勘弁だぞ。
「きっとそいつがみんなをさらったのよ。キョン。院長室に行くわよ」
「やれやれ」

俺達は4階へ通じる階段を探していた。さっきの階段は3階から上に通じてなかったからだ。
3階は病棟らしくひたすら部屋が続いていた。もちろん部屋の中には何もない。ただカーテンだけがヒラヒラとなびいていた。
ハルヒが手を強く柔らかいものに押し当てる。
ひょっとしてこいつも怖いのか?
「何よ」
こっちをハルヒはみて言った。
「お前、もしかして怖いのか? 」
「そっ……そんなわけないでしょう。バカキョン!!」
でまた強く柔らかいものを押し当てる。どうでもいいが抱っこちゃん人形みたいに手にくっつくな。
その時だった。

後ろから足音がしたのだ。
800名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 13:22:54 ID:WqFN8y9n BE:371895146-2BP(100)
>>796
上の絵の微妙な位置にいる朝比奈さん(大)がいいね。
801キョンの悪霊は恐ろしい9:2006/08/08(火) 13:23:38 ID:M/o6X+UV
ペタ、ペタ、ペタ………
明らかに素足で歩く音だ。床には窓ガラスが散乱していて素足なんかで歩いたらケガでは済まない。
情報生命体素子はあれか?肉体を持ってなくても足音がだせるのか?器用だなおい。
「………キ、キョン?」
「な、何だよ?」
「一応聞くけどあんたの足音じゃないわよね? 」
「ああ、俺じゃない。俺は靴履いてるしな」
つーか明らかに俺達が止まってるのに足音がするんだが。

俺は後ろを振り返った。
そこには肩まで髪がかかった女が立っていた。

「キキキ、キョン。あの人あんたの知り合い?」
「い、いや。少なくともあんな不気味な人を知り合いに持った覚えはない」
内心もうダッシュで家に帰りたい。ところでハルヒ、お前幽霊と遊ぶとかぬかしてなかったか。今から遊んで来いよ。俺はその間に逃げてやるから
「キョン。私のお化けのイメージと言ったらオバQなの。あんな貞〇みたいな人と遊びたい訳ないでしょう」
どんなイメージだよ。あんな可愛いお化けだったらテレビで心霊番組なんかやるか。

でその貞〇みたいな女は俺達に近付いてくる。これはヤバさMAXだ。逃げるぞハルヒ。
「うん」
そう言って俺達はダッシュした。まさか本当にでるとはな。
ひたすら逃げる俺とハルヒ。そして十分距離を稼いで俺達は止まった。
で後ろを振り返るとお約束の通り
「くけけけけけけけけけけけけけけけけ」
と言いながら這って接近してくる化物の姿があった。
802キョンの悪霊は恐ろしい10:2006/08/08(火) 13:25:53 ID:M/o6X+UV
また突っ走る俺とハルヒ。なんであんな速いんだよ。蜘蛛か?あの女は。
「あった。あったわ。4階へ続く階段よ。ほらナースステーションの向こう。」
確かに階段らしきものが見える。
「よし。一気に駆け上がるぞ。多分上がったらあの蜘蛛女は昇ってこないはず」
「なんでそう言い切れるの?」
「なんとなくだ!!」
そうでも考えなきゃ院長室着く前にくたばっちまうぜ。
俺たちはナースステーションを横切り階段へ向かった。

ちくしょうここは富士〇ハイランドのお化け屋敷か?
脇目もふらず俺達は4階へ駆け上がった。
あの蜘蛛女も追って来なかった。
寿命が3年は縮まるぞ。
「……………」
ハルヒが震えているようだった。普段はあんな強がりなのに今や朝比奈さんみたく気弱になっている。
俺はしっかりハルヒの手を握った。

思えばSOS団初の不思議体験をしてるんじゃないか? 4階病棟を見ながら俺はそう呟いた。

「確かに今不思議体験してるわ。だけどね私の言う不思議体験は未来人とか宇宙人とか超能力者とか幽霊とかと遊ぶことなの。こんな恐怖体験することじゃないの」
相変わらず勝手な奴だ。
辺りを見回す。月がよく部屋を照らしてくれる。俺たちは 今ラウンジにいるようだった。椅子と壊れた自動販売機がある。
ああどうしてこんなことになったんだ。と思いつつラウンジをあとにした。


夜に続く
803名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 13:32:05 ID:+tZ2hTkh
>>796
ふむ・・
ドロップキックでもびくともしない北高のスカートは健在か
804名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 13:35:04 ID:sgsR8YUg
あやしいふたり

それは、成績の悪い俺の為にハルヒがわざわざ俺の部屋に勉強を教えに
来てくれた休日の午後のことである。

妹がハルヒに遊んで欲しそうにしていたが、
今回の主旨は勉強であることを懇々と伝えると、渋々と外に遊びにでかけ
俺の部屋には、俺とハルヒとおまけのシャミセンのふたりと1匹となった。

ツーショットになったハルヒは、急にあの嫌な笑顔になった。
ハルヒ「さ〜始めるわよ」
キョン「はいはい勉強がんばります。」
ハルヒ「何言ってるの勉強じゃないわよ」
キョン「は???勉強じゃなかったら、いったい何を?」
ハルヒ「勉強なんかいつでもできるわ、いいから、早く横になりなさい」
キョン「なんだ?横になるって?」
ハルヒ「早くしないと妹ちゃんが帰ってくるわ」
キョン「おい、まて、はやまるな」
ハルヒ「あんたも妹ちゃんに見られたら恥ずかしいでしょう」
キョン「シャミセンならいいのか?」
ハルヒ「いいわよ、誰にもしゃべらないでしょう猫だし」
キョン「・・・・・」
ハルヒ「それじゃ最初は私がしてあげるわ、ありがたく思いなさい」
キョン「だから何をするんだ」
ハルヒ「だまりなさい団長命令よ!横になりなさい」
キョン「・・・・・」
ハルヒ「特別にやさしくしてあげるから安心しなさい、でも私もはじめてだから保証はできないけど、たぶん大丈夫よ」
キョン「たぶんって」
ハルヒ「さ〜キョンじっとしてるのよ」
キョン「・・・・・」
ハルヒ「あ〜 あんただいぶ、たまってるわね」
キョン「失礼な」
ハルヒ「どおキョン?きもちいい?」
キョン「緊張でよくわからん」
ハルヒ「いいわ今度は、もっと奥まで行ってみるわよ」
キョン「やめろ、お前が張切るとろくな事がない」
ハルヒ「何よつまんない、それじゃ次はキョンの番だからね」
キョン「俺がやるのか?」
ハルヒ「そうよ」
キョン「・・・・・」
ハルヒ「痛くしたら、死刑だからね」
キョン「とほほ」
俺は、ぎこちない手付きで棒を穴の入口付近でこにょこにょと回した。
ハルヒ「くすぐったいわキョン」
キョン「我慢しなさい」
そして、恐る恐る少し挿入してみる
ハルヒ「きもち良いわキョン、この分ならまだ奥も大丈夫よ」
俺は緊張で言葉は出なかったが、更に奥に進めた。
ハルヒ「行き過ぎよ痛いわ」
キョン「すまん、はじめてだから、どのくらい入れていいか分からんのだ」
ハルヒ「しかたないわね」

すると突然、ドアが開いた。

続きはもとネタでどうぞ
ttp://members2.jcom.home.ne.jp/c_o_i_n/coin_put002.html
805名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 13:44:27 ID:XbLiL1ic
>>802
おもろい。続き期待してます。
806名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 13:45:38 ID:yEFch1nx
>>804
どういうネタかすぐわかった俺はきっとキョン。
807名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 14:13:49 ID:kSknLgyO
>>806
だとしたらきっとここはキョンだらけだな、つうかキョンは妹辺りで経験済みなんじゃないか?
808名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 14:29:13 ID:7Iw+AG2n
>>806
妹にされたことがあって耳から血が出てきたことがある
俺は負け組みorz
809名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 14:40:49 ID:XbLiL1ic
>>808
それは妹の居ない俺に対する挑戦状か?

嗚呼、ハルヒみたいな妹が欲しい。
810名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 14:44:46 ID:z7BOn7H6
>>809
それは、妹のいる俺に対する挑戦状か?

ホント、キョンの気持ちがよく分かる
811名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 14:49:32 ID:BYKMSF2m
VIPPER増えたなorz
812名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 15:22:59 ID:tDrILjSh
>>772-775
「編集長★一直線!」・・ハルヒ、キョンに馬乗り、その後(2)

その後、俺は半ば無意識の状態で帰宅した。なにも考えられなかった。いや・・嘘だな。
実のところ、俺の頭の中はハルヒのことでいっぱいだったのだ。
なぜハルヒを追いかけなかった?!・・いや、追いかけてどうする?!俺には何も言えなかった。
ハルヒはきっと俺がジョン=スミスだと言うことに気づいてしまっている。
俺は自分がどうすればいいのか分からなかった。
・・・真実を洗いざらい語ってしまおうか?
いや!そんなことをしてこの世界に異常が起きたらどうする!?
ちくしょう・・俺のクソ馬鹿野郎!どうしてお前はいつもこうなんだ・・!・・・

「ガチャッ」
扉の開く音。

「ふあ〜〜!キョンく〜ん!晩ご飯だよ〜!たべないの〜??」
俺の今置かれている状況など微塵も知るはずもなく、妹はいつものように俺の部屋へとズタズタと入ってきた。
「キョンく〜ん!ご〜は〜ん!!!」
「うるさい」
「出て行ってくれ!!!!!」
「っへぇ、っへぇ??」
「ふぅっ・・・、ふぅえっーーーん!ぉ、おかあさーん!キョンくんがー・・!」
そういうと妹は俺の部屋から去っていった。すまん、妹よ。こんなバカ兄貴を許してくれ。

・・・・そのまま数時間が経った。
・・仕方ない・・アイツに相談するか。。

俺は自分の鞄からケータイを取り出し、数少ないメモリーの中からとある人物に電話をかけた。

「プルルル・・・・プルルル・・ガチャ。」

「はい。」
アイツだ。
「・・おや?・・どうなさったんです?あなたが僕に電話をくれるなんてめずらしい」
それもそうだ。俺もまさかこいつに電話するなんて思いもしなかったんだからな。
「すまんな。古泉。お俺はお前のアルバイトを増やしてしまったようだ」
「・・どういうことです?・・・閉鎖空間は今のところ発生などしていませんが?」
「・・?どういうこだ?」
「それは僕のセリフです。あなたにしては妙な質問をされますね。涼宮さんと何かあったのですか?」
・・それくらい察してくれ。お前に電話をかけた時点で分かるだろう?それ以外、なんの用があって俺はお前に電話をかけるんだ。
「それがだな・・古泉。そのことでお前に相談があるんだ」
「・・?何でしょう?僕でよろしいのであれば伺いますが」
「前に俺がタイムトラベルをしたって話はしたよな?」
「ええ、伺いましたが」
「それでだな・・・」
813名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 15:24:41 ID:tDrILjSh
俺は古泉に三年前ハルヒと出会ったこと、そして今日、部室で起こった出来事をありのままに語った。

「なるほど・・。話の大筋は分かりました・・。というと・・あなたがまさに相談したいことというのは・・」
「あなたが三年前の七夕、彼女の元に突如として現れた青年、つまり、ジョン=スミスである、
ということを涼宮さんに伝えるべきか、否か。・・とういうことなのですね」
さすが古泉。俺はこの時はじめてこいつの物わかりの良さに感心した気がする。
「結論から申し上げましょう。もちろん、私のイチ意見に過ぎませんが」
「聞こう」
「今のあなたの気持ち、そして今の涼宮さんの気持ちを考慮するならば、あなたは真実を彼女に語るべきです」
「・・やはりそうか」
俺は希望通りの答えが返ってきたことにホッとした。だが古泉は
「ですが、私たちの未来・・いえ、世界の未来ことを考慮するのならば、あなたは絶対に語ってはいけません」
おい、古泉。全く反対の意見じゃないか。お前らしいと言えばお前らしいが・・
「いいですか?あなたがもし、涼宮さんに語ったとして、あなたが今の状態で三年前に現れたことをどう彼女にご説明なさる気です?」
「そ、それはだな・・」
古泉は続けていった。
「僕からのお願いです。いえ、これは同時に世界からの願いでもあります。どうか真実を涼宮さんに伝えないで下さい」
「・・・・そうか」
「すみません。お役に立てないで」
「いや、いいんだ。元はといえばこの俺が原因なのさ。世界がどうなる前に、まず俺がどうにかなるべきなんだ」
「いきなり電話して、すまなかったな。ハルヒには言わないでおくよ。今の世界を維持するためにはそうしないといけないからな」
そういうと、俺は電話を切ろうとした

「待ってください」
・・ん?
814名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 15:25:28 ID:tDrILjSh

「いえ・・僕が・・・、以前雪山でのあの館であなたに語った言葉を覚えていますか?」
「?あ、ああ・・・忘れもしないさ」
「あの言葉を思い出して下さい。いえ・・正確には思い出すというより、言葉の真意を受け取って下さい」
どういうことだ?一体こいつは何を言いたいんだ?・・・・・まさか
「すみません、もう切らなければなりません」
「あ、ああ・・夜分遅くにすまなかったな」
「いえ、あやまらなければならないのは僕です。・・・・本当に申し訳ありません」
そういうと、古泉は電話を切った。

・・・そうか。古泉。お前の気持ち、俺には伝わったよ。
古泉と俺との会話、盗聴されていたんだな。「機関」とやらに。
それで古泉は俺に本当の気持ちを伝えることが出来なかったんだ。
あいつの所属している「機関」がそうとうヤバイものだということも最近俺は分かってきた。
もし、「機関」の決定に背いてしまえば古泉は殺されてしまうのだろう。間違いなく。
そうか!・・あの館で、古泉が「一度だけ『機関』』を裏切る」と言ったのはこういうことだったんだな。
「二度目」はない。なぜならそのときはアイツは消されてしまっているんだ。

古泉・・・・・・・!

そのときだった、俺の片手の携帯が鳴り出したのは。

ん?誰だこんな時間に・・・・
そういうと、俺は発信者も見ずに電話に出た。
「もしもし?」

「・・・・」
無言。なんだ?イタズラか?なんでまたこんなときに・・・
そういうと俺は耳元から携帯を外し、ディスプレイの表示を見た。
そこには




「発信者 涼宮ハルヒ」



つづく
815名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 15:37:09 ID:n92sWn/c
vipが荒れてるから流れてきたのか?
816名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 15:46:31 ID:IU9d6vgm
VIPのどこが荒れてるんだつーの
平和そのものだよ
817名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 15:57:37 ID:EsaMyr/U
>>812-814
期待期待〜
818名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 16:14:06 ID:fIOMu8c1
そもそもなんでVIPの話が出てくるんだ?
819名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 16:25:36 ID:n92sWn/c
>>818
vipの話は要らなかったな
すまん、スルーしてくれ
820名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 16:40:58 ID:fIOMu8c1
sos-dan.comのニュータイプの記事載せてるとこの流れに吹いたw
821名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 17:24:58 ID:qHXCeycN
822名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 17:27:08 ID:BYKMSF2m
住人のVIPPER率が高いような気がして言ったんだ
すまん忘れてくれ


DVD買ったんだが、
SOS団設立を思いついたハルヒを見ると、元気になる自分に気づいた。
元気をふりまく姿を見てるとハルヒが仔猫にたとえられるのも頷ける
823名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 17:49:47 ID:/KpR70qu
>>814
GJ
古泉いい男だよ古泉
824名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 18:00:31 ID:tDrILjSh
>>772-775
>>812-814

「編集長★一直線!」・・ハルヒ、キョンに馬乗り、その後(2)

「ハルヒか」

「・・何よ」
何よじゃないだろ。電話をかけてきたのはそっちじゃないか。
し、しかしやばいぞ・・・その・・俺にはまだ心の準備がだな。
えーっと・・と、とにかく会話だ。会話を続けなければっ・・
ここで切られれば一貫の終わりな気がする。

「今俺も電話しようとしていたんだ」
すまん、嘘だ。

「そ、そうなの?・・・・・・ところでさ」
「なんだ?」

「・・・あんた、私のカバン持ってる?」
カバン・・?ああ、そういえばこいつは雨ん中部室から走り去って行ったんだよな。
本来ならそのまま放置しておくべきだったのだが・・・今ナゼかハルヒのカバンは俺の部屋にある。

「ああ・・それなら今俺の手元に・・」
「よかった!あ、いえ・・・ちょ、っちょと!勝手に中のもの見たりしないでよ!見たら死刑だからね!」
やれやれ。誰がお前のカバンの中身なんかに興味を持つか。
せっかく人が心配して持って帰ってやったというに・・・

「でさ、それで・・わたしそん中に家の鍵、入れてるのよ」
・・ん?ちょっとまて。ってことは・・・

「お前、今ドコだ?」
「駅前の公園。いつもの場所よ」

!!!!!!!!!、お前今何時かわかってんのか?俺は自室の時計を見上げる。
針はすでに午前1時を回っているところだった。

「お前はバカか!深夜に出歩くなんてお前はいつからそんな不良少女になったんだ?どっかの変な男に襲われたらどうするつもりだ!」
決して心配しているわけではないからな。念のため。

「バカキョン!アンタが私のカバン持ってるから・・・、それで家に入れないんじゃない!」
そうだった。俺はハルヒのカバンを手に持ち、とっさにこう言った

「待ってろ。スグ今行く」

「え、そ・・そ、そう?分かった。ありがと・・」
電話を切るやいないや、俺は急いで外に出た。
家族の声がしたように聞こえたが、えーいっ、今はそれどころじゃない。
俺はセリニンティウスの元へひた走る、メロスのごとく猛スピードでママチャリを走らせる。
・・・ハルヒに会って何を話すんだ?バカ、今はそれどことじゃない。一刻も早くハルヒの所に着かなくては。

「・・・ハルヒ、待ってろ!」
825名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 18:04:08 ID:tDrILjSh
駅前の公園に着いた。自分でも驚くほどの早さだ。
見ると、俺の愛用のママチャリの後輪はパンクしていた。
気づかなかった。パンクしてあの速度でおれはここまで来たのか?
これって愛の力ってやつか?いや、断じて違うぞ。これはだな・・・・
いかん。そんなことを自分に言い聞かせている場合じゃない。ハルヒ!

・・・いた!・・ハルヒは、本当にいつものSOS団集合場所にいる。
負傷した愛車を歩道に停め、俺はハルヒの元に駆け寄る。

「はぁ、はぁ・・おい、ハルヒっ・・」
このときになってやっと、俺は自分がかなり息切れしていることに気がついた。

「キョン!」
そう言うとハルヒがホッとした表情を浮かべる。
まるで、迷子が母親と遭遇したかのようだ。

「なんでもっと早く来てくれなかったのよ!」
正気か?俺はこれでもだなっ・・!・・っはぁはぁ・・まだ息切れが直らないようだ。
俺は血の味のする唾を吐き捨っ・・・いや、ゴクンと飲み込み、・・ふぅ・・やっとまともに話す準備が整ったようだ。

「ハルヒ・・・ほら、カバンだ」
中身は断じて見ていないぞ。

さっきまでの威勢はどこへやら
「あ・・、ありがと・・・」
そう言うとハルヒはカバンからミニタオルを取り出した。
826名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 18:04:56 ID:tDrILjSh
「はいっ」
ん?なんだこりゃ。どうするんだ?
俺がミニタオルを受け取れないでいると、

「もうっ!汗っ!拭きなさいよ!汚い!」
だったらそのタオルを渡すのはなぜなんだ?

「ほら・・顔・・すごい汗びっしょりじゃない」
そういうと、ハルヒは背伸びして俺の額にタオルをぺたぺたと押しつける。
・・・こういうのは悪くないな。い、いや・・違う。これくらいあ、当たり前だ。
なんてったって俺はSOS団の集合でないのにも関わらず、しかも深夜に呼び出されてここまで来たんだからな。
これくらいの奉仕はいいだろう。悪くはないさ。

「もう・・キョンってば、子どもみたいに汗っかきなんだから」
悪かったな。

俺の汗を拭き終えたハルヒは
「そ、そこ・・・座れば?」
俺たちはベンチに腰掛ける。しかしだな、こんなとこ巡回中の警官にでも見られてみろ。
一発で補導されるぞ。なにしろ俺たちはまだ高1なんだからな・・・。
しかもただでさえ内申の悪そうな俺なんだ。これ以上悪くなったらどうすんだ。
辺りに警官がいないかあたりをキョロキョロ見回す俺。

そのときだった
「ねえ・・・キョン・・」
なんだ?

「・・ョンっていう人・・知ってる?」
ん?今俺のこと呼んだか?

「なんだ?」


「・・もう・・二度も言わさないでよ」


「ジョンって知ってる?」




つづく
827名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 18:05:13 ID:Q5NsFE/I
wktk
828名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 18:06:16 ID:qHXCeycN
わっふるわっふる
829名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 18:06:49 ID:WqFN8y9n BE:418382339-2BP(100)
キョン危機!
830名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 18:09:28 ID:pYZ7a9wA
俺もSSつくったけど何このクオリティーの高い作品は
もうちょっと後で投下することにするわ・・・orz
831名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 18:14:09 ID:tDrILjSh
>>824
×「編集長★一直線!」・・ハルヒ、キョンに馬乗り、その後(2)
○「編集長★一直線!」・・ハルヒ、キョンに馬乗り、その後(3)

すみません。誤字・脱字大杉です。
ちなみに内容が作品と完全に一致してるかどうか全く自信ないです。

べ、勉強しないといけないのに
何をやってるんだおれは・・・orz
832名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 18:16:50 ID:CUhblI13
>>831
>べ、勉強しないといけないのに
>何をやってるんだおれは・・・orz

えっ? してるじゃないか。SSの勉強。
833名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 18:19:45 ID:CUhblI13
・・・orz
834名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 18:37:40 ID:ZH55tPDE
>>831
人間は追い詰められたときこそ真の力を発揮すると言います。
つまり、テスト前などやらねばならない大切なことが前に控えていると、
それから現実逃避するために通常は使われていない脳の回路が起動し、
きわめて良い作品が生まれるというわけです。
SS作家の多くが学生であり、またテスト前だと投稿が増えるのもこのためです。
と、古泉が言っていた。

あと、GJ
835名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 19:01:35 ID:M2wTEqVn
くそう、ハルヒのパンツを見たいぜ
いったいどんなパンツ履いてんだろーな?
クソッ!北高のスカート固すぎる
836名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 19:07:02 ID:vn8Anusv
涼宮ハルヒの着衣内部は情報凍結が行われている。
外部からの観測は不可能。
837名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 19:08:22 ID:jKZmI6Ba
しかし、ハルヒは自分からキャストオフすることもある。
最近はめっきりしなくなったけど。
838名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 19:20:09 ID:YLmInuq9
というか男子の前でも平気で着替えるのはいつ頃やめたんだろうね
839名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 19:21:19 ID:yEFch1nx
>>772-775
>>812-814
>>824-826
同一人物のかぎかっこを二つ以上連続で並べるという事はしないよ。
ひとつのかぎかっこに全部まとめる。
「てんてんてん」は基本的に三点リーダにしてほしい。
感嘆符と疑問符の後ろには空白を置いてほしい。
愛してる。
840名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 19:24:50 ID:tDrILjSh
>>839
ご指摘ありがとうございます。ちなみに、本日中に完結させるつもりですので・・ええ。。多分。
841名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 19:30:10 ID:dnw1MYbt
>>835
ハルヒとミルクの脱ぎたてパンツはキョンが畳んでいましたよ
842名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 19:34:09 ID:KsJEgw45
ま た ミ ル ク か !
843キョンの悪霊は恐ろしい11:2006/08/08(火) 19:57:03 ID:M/o6X+UV
4階は何事もなくクリアすることできた。
で今俺達は5階へ続く階段を昇り院長室に向かってる筈だった。

「ここ手術室か?」
「そうみたいね。【手術中】のランプがあるし」
鋼鉄の手術室の扉と大窓と開きっぱなしのエレベーターのドアがこの階にはあった。
「院長室はここにはないみたいだな」
黙って頷くハルヒ。だからその抱っこちゃん人形みたいに俺の腕を抱くな。
それにしてもまたヤバい香りがプンプンするところに来ちまった。
「下に降りるか……」
「う……」
ハルヒは多分『うん』と言いたかったのだろう。しかしその前に
ドンドン!!ドンドン!!
手術室の扉が叩かれていた。明らかに内側から。
「ううぅぅ」
朝比奈さんとは全く違う男のうめき声が手術室から聞こえる。そして【手術中】のランプが光った
「おい! 逃げるぞハルヒ」
俺達は手をつなぎながら4階へ駆け下りた。
お化け屋敷にしたってここまでリアリティ出せないぞ。
俺とハルヒは精神的に参っていた。こんな2度も恐怖体験すれば参るのは当然である。
「……絶対離さないからね」
ハルヒはぎゅっと俺の手を掴む。普通ならかなり嬉しい状況なのだがそんなこと考えてる余裕は俺の頭にはなかった。
844キョンの悪霊は恐ろしい12:2006/08/08(火) 19:58:31 ID:M/o6X+UV
4階に戻った俺達はまた5階へ通じる道を探していた。
「もしみんなが見つからなかったらどうしよう……」
ハルヒは恐ろしく小さな声で呟く。
「見つかるさ。なんたってあの3人だからな」
朝比奈さんはともかく古泉と長門は大丈夫だろう。
そう呟いて俺は懐中電灯て辺りを照らす。至る所に落書きがしてある。物好きなやつらめ。
俺達は病棟を抜けた角に小さな階段があることに気づいた。4階を2ループした後のことである。
「ハルヒ行くぞ。準備はいいか」
ハルヒは手を強く握り
「いいに決まってるでしょう。みんなを助けるためだもん」
そう言って俺達は5階へと歩を進めた訳だ。

院長室はとても重厚な鋼鉄でできていた。微かに光が漏れている。
俺達は意を決して扉を開けた。さぁ何がでることやら


中にいたのは行方不明になった3人と新川さん、森さん、多丸(弟)さん。
事態を飲み込むのに数十秒かかった。ああ古泉めまたやりやがったな。
「古泉……またお前の」
俺は元気なく言う。強烈な脱力感に襲われる。
「ええ。また私の仕込みです」
てめぇ。そのニヤニヤ顔を3倍に膨らましてほしいのか?
ハルヒは
「よかった……」
そう呟いてみんなのもとへ走っていった。よっぽど心配だったらしい。
845キョンの悪霊は恐ろしい13:2006/08/08(火) 20:00:21 ID:M/o6X+UV
院長室で雑談する俺達SOS団の面々。
「だからお前は最初にハルヒにどこで肝試しやるか聞いたのか」
「はい。涼宮さんは当日場所を言いかねませんでしたし」
「長門。お前他に人間はいないって言ってなかったか?」
「……あれは嘘」
「僕が前もってあなたが長門さんになにか聞いたときのマニュアル本を作成しておきましたから」
どこまで暇人だお前は。
「で新川さん達は何しにここまで」
「はい。朝比奈様や古泉、長門様をここに誘導するためでございます」
ああそうですか。あなたも相当暇ですね
今回の事件を要約するとこうだ。
古泉はまず長門と2人は俺を置いて逃亡。朝比奈さんは多丸さんが後ろから捕まえ新川さんのところまで連れて行った。
で泣きじゃくる朝比奈さんを森さんが懸命になだめつつ一行は院長室に移動
そこで古泉が変声機を携帯に装着し非通知で俺に電話したのである。
「どうです。涼宮さんとは恋人気分になりましたか?」
生憎そんな余裕は0だったんでね。ハルヒ反論してやれ。
「…………」
赤くなって黙っている。おいおい。
「ふふっ」
森さんが笑う。何が言いたいんですか?

「であれも仕込みだったんだな」
「あれとは?」
古泉、とぼけやがって。4倍にその顔をして欲しいみたいだな。
846キョンの悪霊は恐ろしい14:2006/08/08(火) 20:01:32 ID:M/o6X+UV
「ほらあれだよ。3階で蜘蛛みたいに這ってきた女とか手術室の中でうめいてドア叩いてた奴らだよ」
「いや僕達は知りませんよ。そんなに人員に余裕はありませんからね。ずっとこの6人でいましたし」
俺とハルヒは顔を見合わせる。じゃああいつらは何なんだ?
生暖かい風が吹き抜けた。
「あの……あの……それってもしかして……」
朝比奈さんが声を震わせる。
「本物でしょうね」
森さんが恐怖心を煽るような口調で言う。
「……そろそろお開きにしましょうか。10時を回ってますし」
森さん。だから怖いって。
泣いた朝比奈さんを森さんがまたまたなだめつつ俺達は院長室をあとにしようとしていた。
「……有機生命体がいないと言ったのは嘘。しかし情報生命体素子が多数いるのは嘘ではない」
長門は俺に言った。じゃあ俺が見たのはやっぱり……
「幽霊」
全身の血が凍結した感じがした。

俺達は新川さんに連れられて下まで降りていったその間ハルヒはずっと俺の腕を掴んでいた。
「バカキョン。言っとくけど怖くなんかないんだからね。ちょっと寒いだけなんだから」
気温は28度位だぞ。寒い訳ないだろう。
「もう。黙って掴まれてればいいのよ」


まだもう少し続く。
847名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 20:02:52 ID:M/o6X+UV
俺も高3なのに何やってるんだ(´・ω・` )
848名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 20:05:28 ID:7CORsPGY
珍しく朝比奈さんがハルヒ以外の手でひどい目にあったな。
849名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 20:12:11 ID:vn8Anusv
何度も名前を間違えられている事か?w
850キョンの妹 その1:2006/08/08(火) 20:27:30 ID:XbLiL1ic
「お兄ちゃん!おっはよー!」

俺はすんでの所で、布団にくるまったまま転がり、妹のエルボースマッシュをかわした。
まだまだあまいぜ妹よ。お兄ちゃんは二度は同じ技は食らわないぜ……って
お兄ちゃん?! 

「おまえ?! 今、お兄ちゃんて言ったか?? 熱でもあるのか!?」

俺が慌てて布団から起きあがると、
セーラー服のハルヒがベッドの上で肘をさすりながら起きあがろうとしていた。

「ん?なにいってんの?お兄ちゃんはお兄ちゃんでしょ?」

ああ、そうだった、いつもお兄ちゃんて呼んでくれてたっけ。
いつもキョンとかキョンくんとか言われていたのは気のせいのような気がしてきた。

何か記憶が混乱している。

俺とハルヒは近所で評判のまるで恋人同士みたいな仲のいい双子の兄妹。
毎朝、仲良く北高に登校している。

ハルヒは中学校時代に色々あって、俺以外誰とも仲良くなろうとしなかったが、
高校に入ってから二人でSOS団という団体を立ち上げ、あとは知っての通りだが、
なんだこの違和感は?

まあ、とにかくいつも通りバタバタと朝食を取り、

「早くしてよね!お兄ちゃん!」

とかハルヒに急かされながら身支度を調え、
いつも通りあの強制ハイキングコースを二人で仲良く肩を並べて歩いている。

だが、なんだ、いつもこんなにベタベタくっついてきていたっけか、こいつは?

「なによ?なんかあたしの顔に付いてる?」

「いや、何でもない」

「変な、お兄ちゃん」

なんか知らないがお兄ちゃんと呼ばれる喜びをかみしめる。
そのときから朝感じていた違和感はどうでも良くなりつつあった。

さて、放課後。いつもならハルヒと並んで部室に行くのだが俺が掃除当番のため後から
一人で文芸部室に乗り込んだ。

そして、置物のようなあいつに「よ!長門!」と挨拶をして、俺は団長席に腰を下ろした。

長門は無口な元文芸部員。いつ来てもここの席に座って黙々と読書をしている。
俺は彼女に何度も助けられているため、彼女だけには頭が上がらない。

先に来ていた麗しのマイシスター・ハルヒはSOS団黎明期に朝比奈さんが用意した
メイド服を今ではうれしそうに着こなし、団長である俺に

「はい、お兄ちゃん。熱いのしかなかったけど、これでいいわよね。」

と、入れ立てのお茶を出してくれる。
あーいつもハルヒの入れてくれるお茶は最高だな。俺は再び幸せをかみしめた。
851キョンの妹 その2:2006/08/08(火) 20:28:16 ID:XbLiL1ic
しばらくすると、

「遅れてゴメンネ!」「すみません。遅れました!」

と言いながら朝比奈さんと古泉が入ってきた。
グラマーで超絶美人の朝比奈さんはちょっぴり童顔だが一つ年上で俺の姉貴代わりみたいなモンだ。
いつも常識的な意見で俺たちを引っ張ってくれる。SOS団の調整役と言った感じだな。

古泉は謎の転校生が団員にほしいと言ったハルヒの提案で、俺が拉致してきたのだが
こいつは妹に気があるらしく、俺の見ていないところで色々とちょっかいを出しているようだ。
いつか必ずクビにしてやる。

実はこの三人はハルヒが探し出し俺が拉致したのだが、何と驚くべき事にそれぞれ
宇宙人、未来人、超能力者という不可思議な属性付きだ。
そして三人三様にハルヒの謎の力を調査していると言うことだが、それをハルヒは知らない。
ハルヒにいらぬ心配をかけさせるわけにはいかないからな。
俺が3人に絶対に秘密にするように言ったのだ。

と説明したがなんかおかしくないか?何か変な気がするがまあいいか。

「さて、みんなに集まって貰ったのはほかでもない。今日は何の日か知ってるよな?」

俺が古泉の方を見ると、古泉は

「えーと、団長の誕生日でしょうか?」

とビクビクと答えやがった。違う、そうじゃないもっと大切な日だ。

「ハルヒさんの誕生日でしょ。キョンくんが大事な日ってそのくらいじゃないの?」

確かに朝比奈さんが言う通り、それの方がもっと大事だがそうじゃない。
大体俺たちは双子だから同じ誕生日だ。

「7月7日と言えば七夕だ!
 七夕と言えば、アルタイルとベガに向かって短冊で願い事をする日だ。
 そうだったよな、ハルヒ?」

ハルヒがさすがお兄ちゃんて感じの目で俺を見てうなずいている。
お兄ちゃんはお前がやりたいことは何でもお見通しだ。

俺はそこで、とっておきの物を披露することにした。
掃除道具入れから、昼休みにとって来た笹をじゃじゃーんって感じでハルヒに見せびらかす。

「えーいつの間に取ってきたの?すごい!お兄ちゃん!」

ヤブ蚊にいっぱい刺されたが、このハルヒの笑顔ためならどうって事無いさ。

「さて、いまから、みんなで短冊に願い事を書いて貰う。
 ただし!アルタイルとベガは遠く離れている、たしか、えーと」

「16光年と25光年よ。」

「ああ、そう、ハルヒの言うとおり、16光年と25光年離れている。
 つまり、16年ごと25年後にかなって欲しい願い事を書くんだ。いいな」

そう言うと俺はみんなに、短冊を配る。
愛しの妹はなんて願い事を書くんだろうな。お兄ちゃんとても楽しみだ。
852キョンの妹 その3:2006/08/08(火) 20:29:30 ID:XbLiL1ic
長門は無言で、
朝比奈さんは「そうね、何がいいかしら」と言いながら
古泉は、「よわったなあそんな先の事なんて考えられませんよ〜」と半泣きで言いながら筆を動かしている。
さて、俺の書くことはもうとっくに決まっている。

『ハルヒに金をよこせ』『ハルヒに犬を洗えそうな庭付きの一戸建てをよこせ』

いつかお前が結婚することがあってもこれで安心だ。
しかし、いつかお前も結婚するんだよな。お兄ちゃん想像してちょっぴり涙がでてきてしまった。

まあ、とにかくみんなも書けたようだし、まずは古泉のを見てやる。
『世界が平和になりますように』『家内安全ですごせますように』
なんてかいてやがる。まったくにあわない。

朝比奈さんは
『私の美貌が永遠に続きますように』『永遠に男に困りませんように』
と書いてある。あなたならこの二つとも願いが叶いそうですよ。

長門の短冊は味気ない
『調和』『変革』という殺風景な漢字を習字の手本のような楷書で書いたのみだ。
何だ?この既視感は?

最後にハルヒのみると……
『お兄ちゃんといつまでも一緒にいられますように』『お兄ちゃんが幸せになれますように』
畜生、お兄ちゃんまた涙が出てきた。お兄ちゃん死んでもお前を幸せにしてやるからな。
ああもうね、涙がとまらなくて、前が見えないよ。

代わりに古泉、それを笹の葉につるして、アルタイルとベガの方に向けて立てかけておいてくれ。


そんな感じで今日のSOS団の今日の活動は終了した。
俺とハルヒは二人で学校をあとにし、その途中ハルヒは俺に話しかけくる。

「ね、お兄ちゃん覚えてる?3年前の七夕のこと」

ああ覚えてるぜ。俺が忘れるわけがない。

「二人で中学校に忍び込んで、でっかい地上絵を書いたあれね。」

ああ、そうだったな、俺は3年前に時間遡航して俺はハルヒに地上絵を書かされ、
ハルヒにジョンスミスと名乗って……

あ、あれ? 俺? 俺は確か朝比奈さんと3年前に帰って中学生のハルヒに無理矢理協力させられ
いや、ハルヒは妹だろ、3年前も妹で、もっと前も妹で、おばさんに付けられたキョンというあだ名が
気に入りいつもキョンくんと言ってい……いや、なんだ?何かが違う?

「あのときすごく楽しかったわ。
 あとで先生に全部ばれて、あたしをかばってお兄ちゃんだけで書いたってお兄ちゃんは言って。
 お兄ちゃん一人だけで怒られたっけ。あのときはほんとにごめん。あたし、……」

ハルヒが続けて何かを言っているが、まったく耳に入らなくなっていた。

そうだ、思い出した。ハルヒは妹じゃない。おれもSOS団の団長なんかじゃない。
ハルヒがSOS団の団長で、妹は別にいる。いつもキョンくんと呼んでくるあの小さな妹だ。

「ハルヒ、すまないが先に一人で帰ってくれないか?ちょっと急用を思い出した。」
853キョンの妹 その4:2006/08/08(火) 20:31:05 ID:XbLiL1ic
ハルヒは何か叫んでいるが、俺はかまわず走り出した。
すまないハルヒ。お兄ちゃんじゃない、俺はこの状態はちょっと不自然だと思うぜ。
ちょっと行って元に戻してやるからな。先に帰ってろ。

おれは、いつもの通り、こういうときに一番頼りになるあいつの元に向かった。
いつものマンションのインターホンに向かい、押し慣れた番号をプッシュする。
いつも通りの無言で長門は出る。

「長門、すまない。俺だ今やっと気が付いた。話がある開けてくれ」

「……入って」

と短く、答えるとオートロックのドアが開く。すぐさまエレベーターに乗り込むと、
七階のあの部屋を目指した。
ベルを押すと、いつもの無表情な顔が現れ、いつものように無言で俺を部屋内に招き入れてくれる。

「長門、お前はわかっているよな。何かが違うことを。」

長門は一ミクロンほどうなずいた。

「古泉も朝比奈さんも別人になっていたがお前は変わってなかったからな。
 説明する手間が省けた。それでだ、俺はこの状況をあまりうれしくない。」

「……そう」

長門はそう答えたが、何となく落胆の色が出ているような気がした。

「お前、ちょっと残念がってないか?」

「…………」

右の眉が一ナノミクロンほどつり上がってるぜ長門。
いつもと性格が違うメンバーを見てこっそり楽しんでいたって言うのか?
まあ、俺も思い返せば、お兄ちゃん命なハルヒや、イケイケ姉ちゃんの朝比奈さんや
やたら弱気な古泉とか滅多に見られない物が見られたけどな。

「ま、とにかく俺の居心地が悪い。何とかみんな元に戻したいのだが、
 一体誰が原因だ?」

「……あなたと妹、……そして涼宮ハルヒ」

何となく予想はしていたが……、
昨日妹と大げんかをして、たまたま家に来ていたハルヒに妹が泣きついた。
色々なだめすかしてみたが、妹に同情したハルヒが全面的に俺が悪いとか言い出して、
っと、おかしい?そのあとの記憶がない?

「あのとき、涼宮ハルヒとあなたの妹の意志とが混ざり合いこの世界を作り出した。
 つまり、涼宮ハルヒはあなたの妹になりたかった。あなたの妹は涼宮ハルヒになりたかった。
 その二つの願望がこの世界の根源となっている可能性がある」

なるほどね、ところで、そういや元の妹はどうなったんだ?

「涼宮家の子供として生存している。問題はない」

そっちのほうはたぶん安心だ。問題はハルヒだな。
今度ばかりはキスオチって訳にはいかなそうだぜ。今の俺たちは実の兄妹だしな。

一応、元に戻す方法を聞いてみたが予想通り「あなたが鍵」としか長門は言わなかった。
とりあえず、長門に礼を言い、マンションでると、困ったことに、ハルヒが外で待っていやがった。
854キョンの妹 その5:2006/08/08(火) 20:32:18 ID:XbLiL1ic
「急用って何よ?有希の家に行くことだったの?ねえ!お兄ちゃん?」

とりあえず、どういう言い訳で答えようか。
いや、別に言い訳することはないんだよな。なにしろ俺たちは今、兄妹だから。
やましい気持ちなんて持たなくていいし、長門とつきあって居るんだって言うのも
実は有りじゃないか?

「まさか、お兄ちゃん、有希のことがす……ううん、そんなことないよね?」

な、なんだその目は?俺がいくら鈍っていってもわかるぞ。
俺は今、俺たちは兄妹なんだよな。だから、そう言う目で見るな。

「お兄ちゃんはいつも、何かあるたびに有希と二人でコソコソとやってたわよね。
 いつもあたしをほっておいて。何か、二人の間に特別な感情があるって言うの
 あたしでもわかってる。でもね、あたし、有希以上にあなたのこと……」

それ以上は言わせない、俺はハルヒ言葉を遮る。

「待て、ハルヒ!俺たちは実の兄妹だろ?俺はハルヒのことが妹として大好きだし
 ハルヒが俺を思う気持ちも兄としての気持ちだと思っていたんだ。
 だから、それ以上は駄目だ。」

「じゃあ、有希とあたしとどっちが好きなの!ハッキリしなさいよ!」

ハルヒの表情が一瞬、いつものあの団長様の表情に変わった。
だがすぐさっきまでの妹の表情に戻ると、

「お兄ちゃんのバカ!!兄妹じゃなきゃ良かった!!」

と言って駆けだした。
俺はハルヒを止められなかった。
俺は一人、答えを持たないまま、そこに取り残されたのだ。

今の俺は、その答えを持ち合わせていない。いや、たぶんもとの世界に戻ったとしてもな。
だが、いつ出るかわからない答えの懸案がようやく俺自身認識させられたようだ。

しかし、きっとこれで、元の世界に戻る。
俺と兄妹で居ることの弊害がわかれば、あいつも元に戻りたいと思うだろうからな。

そしたら、きっと……本当の答えを見つけられるだろさ。
とりあえず、明日、ハルヒに謝ろう。このことを覚えていないかもしれないけどな。


俺はそのあと、重い足取りでだらだらと歩き続けてようやく家の玄関にたどり着き、
ドアを開けるとそこには母親が立っていた。
妹が帰ってきているかと尋ねると「先に帰ってる」と答えた。

よかった。元にもどったんだな。俺の足元にシャミがからみついてくる。

だが、母親は真剣な顔つきで大事な話があるから部屋に入って待っているようにと言う。
なんだ?あ、そうか例の妹との喧嘩の件だな。きっと全面的に兄貴が悪くなるんだろうな。
俺の部屋に入ってきた真剣な表情の母親になんて怒られるのか覚悟していると、
母親は予想外のことを言い始めた。

「あんたと、妹の『ハルヒ』のことなんだけどね。
 双子って事になっているけど、本当の兄妹じゃないの。」

俺の世界が再び暗転した。

つづく……かな?
855名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 20:33:27 ID:cevw+ENs
ちょwwwwwオチわろた
856名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 20:33:43 ID:KcfWb3OU
>>664
俺的には
ハルヒA型(B女はもっと女々しいイメージ)
キョン古泉O型
朝比奈AB型
857名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 20:35:11 ID:IAi6TH4v
生殺しにも程がある
858名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 20:48:34 ID:wSoxH7Xq
ちょwww
いくらなんでもそこまで顔が似てない双子がいるかなんて考えながら、
まぁなんでもありのハルヒワールドだしなぁ、って考えてたら、これかよ!
続けないと明日の仕事に支障が出るよ!
859名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 20:56:41 ID:R3kkO7p+
さっきまで読んでいた美術教師ギャルゲ漫画のせいで
ハルヒが金髪碧眼に脳内変換されてしまったorz

が、続きは大いにwktk
860名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 20:58:53 ID:tDrILjSh
>>772-775
>>812-814
>>824-826

「編集長★一直線!」・・・ハルヒ、キョンに馬乗り、その後(4)

時刻はすでに午前2時を回っていた。
園内の街頭は全て消されている。
俺たち二人を唯一照らしている、ほのかに霞んだ月。やさしい色をしている。
辺りは一面静寂に包まれている。聞こえてくるのは、虫たちの鳴き声だけだった。

「ジョン?ああ、もちろん。知ってるさ」

「!!!っ・・・っホント?」
「キョン、その人に会ったことある?」

「会ったことはさすがにないな・・・だが尊敬してる」

「尊敬?へーっ・・・って!えっ?なんで?」

「なんでってそりゃおまえ、ジョンは偉大なミュージシャンじゃないか」
俺は罵倒されることを覚悟・・・いや、望んだ。

俺のバーカ。俺は自分に失望した・・・。古泉やっぱスマン。俺はお前の思っているような男じゃない。
俺はやはり、俺とハルヒの世界よりも、今自分の生きる世界を選択してしまった・・・。
正直、俺には荷が重すぎるぜ。俺の言葉一つで世界が変わってしまうかもしれないだって?
無理だ・・・・・・俺にはそんな勇気は・・・・・・ない。

「そっか・・・ならいいの」

「!?」
おかしい!ハルヒのこの反応はなんだ!?
俺はふと横目でハルヒの顔を覗いた。・・・よく見えない。雲が月を隠してしまっている。

「・・・・・・・・・・・・」
ハルヒは無言のまま。俺の隣に座っている。

・・・ようやく月が雲の合間からその顔を覗かせた。

「ハルヒ?」
俺は横を向いた。



ハルヒの頬をひとすじの滴が流れていた。
861名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 20:59:54 ID:tDrILjSh
「!!!、ばっ、ち、っちがうの。これはその・・・そう、目に虫がね、・・・」
今どきそんなごまかし方するやつはいないだろ。だが、俺は何も言えなかった。

「・・・あのね、キョン。部室での話の続きなんだけど・・・」
ハルヒは涙を制服の袖で拭き、鼻声まじりの声で言った。

「なんだ?」
もう何でも聞いてやる。

「・・・私・・・小学校のころ、自分がどんだけちっぽけか思い知ったって・・・前にキョンに言ったわよね?覚えてる?」

「あぁ」

「だから・・・私は中学じゃ変わろうとしたの。面白いことを見つけようって。そのためには、とにかく、人と同じことをしていちゃダメだって。
 でも・・・何も変わらなかった。何も面白くならなかったのよ!それで・・・・・・。それでね、ある時、私はある本に出会ったの。
 それには・・・宇宙人・未来人・超能力者のことについて書かれていたわ。もちろん、そんなの最初は信じてなかった。
 でもね、私気づいたの。待っているだけじゃダメだって。動かないとダメだって思ったの。だから、三年前の七夕の日、私は決心したわ。
 校庭にね、おっきなメッセージを書こうと思ったの。・・・宇宙人・未来人・超能力者に・・・ううん、ホントは誰でも良かった・・・。
 とにかく、『わたしはここにいる』ってこと・・・誰かに知って欲しかったの」

そうか。それで・・・ハルヒは・・・

「でも・・・本当はそんなこと、私一人じゃできなかった。私には勇気がなかったの。だけど・・・」

「ジョン」

「!」
今度ばっかしは、心臓がノドから飛び出そうになった。
・・・・・・ハルヒは話を続ける。
862名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 21:00:43 ID:tDrILjSh

「ジョンっていう・・・バカみたいな名前でしょ?・・・ジョンが・・・私を手伝ってくれたの。そして私を励まして・・・んん、慰めてくれた」
・・・慰めた?いや、俺はそんなつもりでは・・・それに、あのときのお前もそんなこと微塵も感じさせなかったぞ・・・?

「すっごく嬉しかった。でも・・・ジョンに会えたのはそれが最後・・・」
そりゃそうだ。そのときの俺は未来人だったからな。

「それからね・・・私ジョンを必死で探したの。・・・でも・・・ジョンはどこにもいなかった」
・・・ハルヒがどれほど探していたのか、俺はいつぞや本人から聞いている。

「それがね・・・私の初恋の人よ。・・・変でしょ?だから今まで誰にも言えなかったし、言いたくなかった・・・。それで・・・私はジョンのこと、何度も忘れようとしたわ」

「どうしてだ?好きだったんじゃないのか?」
思わず心の声が漏れた。

「だって!・・・会いたくても・・・どこにも居ないのよ!?こんなにツライことってないわ・・・。でも、何をしてても・・ジョンのことが頭から離れなかった。
 ・・・不思議といつかまた会える気がして・・・」
ハルヒは、両手を拳にして、あふれる感情を必死で押し殺しているようだった・・・。


俺は。


ハルヒをジョンに合わせてやりたいと思った。




「ハルヒ・・・俺が・・・





つづく
863名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 21:01:06 ID:WptgdOZi
>>854
それなんてえろげ?w
864名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 21:07:32 ID:lhl/32pb
>>862
ちっくしょう、超いいところで切りやがって
GJ
865名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 21:16:47 ID:Iy1h/LFs
偉大なミュージシャン…ジョンレノンのことかーーー!!!
866名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 21:22:15 ID:DDRtd/2P
ハルヒはB型くさいけど、
A型の一面もあるね
ものすごい細かい所が特に
867名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 21:26:47 ID:M/o6X+UV
みんなクオリティ高いなぁw完結する前に修行するか
868名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 21:28:06 ID:/KpR70qu
血液型はあんまり当てにならないっしょ
つかハルヒはO型かAB型だと思う
カリスマ性持ってたり、天才型だったりするし
869名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 21:57:38 ID:tDrILjSh
>>772-775
>>812-814
>>824-826
>>860-862
「編集長★一直線!」・・・ハルヒ、キョンに馬乗り、その後(5)

「ハルヒ…俺が…」

「やめて!」

「…っほへ?」
俺はあまりにも意外なハルヒの発言に、思わず拍子抜けした。
んん?一体どういうことだ?誰か説明できるやつは至急ここへ来てくれ。

「もういいのよ…キョン」
「アンタは誰でもない、キョンだもの」

そういうと、さっきまでの涙はどこへやら。
ハルヒは100Wの笑顔で俺の方を見つめている。
不思議と、この場全体が明るく照らされたように思えたのは……俺の気のせいではあるまい。

「そっか」
そう言うと、俺はニッコリとハルヒに笑い返す。

「でもね…キョン。1つだけ…お願いしていい?」

「なんでも」
本心だぞ。

「そう?じゃあっ!」
そういうとハルヒは俺に抱きついてきた。

「キョンっ!うふふ♪」
顔がついにやけてしまう。しまった。可愛い。

「ねぇ、キョン!最後に…もう1つだけ?」

「なんだ?」
こいつの頼みなら、今の俺なら何でもOKしてしまうだろう。
これも本心だ。

「えへへ♪」

そう言うと、ハルヒは100万Wの笑顔で言った。







「おかえり、ジョン」







おわり
870名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/08(火) 22:05:14 ID:Qzq3Vzoq
>>869
おつかれ!!
871名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 22:09:09 ID:Cu0Hhj7X
>>869
乙だ!GJだ!
これで明日の仕事にも身が入るってものだ!
872名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 22:15:29 ID:pYZ7a9wA
>>869
超GJ!!
873名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 22:18:50 ID:tDrILjSh
疲れた!はじめて作ったSSでした。
>>839を遵守できてない箇所が多々あるのはそのせいです。

また暇を見つけたら書かかせて下さい。
感想ありがとうございます。書き続けられたのはそのおかげです。

それにしてもやぱり、ハルヒ面白すぎだお( ^ω^)
874名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 22:31:51 ID:lhl/32pb
>>869
GJ
875名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 22:32:22 ID:Rhlk0dLL
( ^ω^)おっ ( ^ω^)おっ ( ^ω^)おっ
エピローグも書いて欲しい
876キョンの悪霊は恐ろしい15:2006/08/08(火) 22:32:58 ID:M/o6X+UV
雑草をかき分け俺達は外に脱出した。あの廃墟病院にはもう1年はいた気がする。
「明日にでもお祓いしますか。僕の知り合いに神主さんがいるんですけど」
もうあえてなんで知り合いに神主がいるんだとはつっこまないぞ。
「ああ。そうしてくれ。特に俺達2人は念入りにやってくれ」
「わかりました。それはそうと新川さんの車があるんですが後ろに3人しか乗れないんですよ」
ニヤケ顔の古泉がこっちをみる。何だよ何が言いたいんだ? お前まさか……
「いいわ。古泉君。有希、みくるちゃんと一緒に帰りなさい。私達は電車に乗るから」
おいおい。俺達が今日一番の功労者だぞ。何言ってるんだ阿呆。
「助かります。本当に心苦しいですが先に失礼させていただきます」
古泉……明日覚えてろよ。
新川さんの車はすぐに闇へと消えた。

時計を見た。午後10時42分。こんな時間に電車あるのか?
「とりあえず駅までいきましょ」
俺達は駅に向かって歩いていた。もう廃墟で散々走ったので俺には走る気力がなくなっていた。
「キョン……ありがとう」
何だ?やぶからぼうに
「だってあんな状況になったら私置いて逃げたすかと思ってたから」
ああ確かに逃げ出したかったさ。あんな非常識な化物が出たんだからな。
「お前を置いて逃げ出す訳ないだろう。あとでどんな目に遭うか…」
そう言いかけてる途中

ハルヒは俺の頬にキスをした。

でその後結局終電に間に合わなかった。
その後、朝までのことは2人だけの秘密だ。



終わり。
アイデア不足(´・ω・` )597から書いてるけど少しネタ作りするか
877名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 22:39:48 ID:pciS1QKX
>その後、朝までのこと
kwsk
878名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 23:04:50 ID:J7aRsV1u
[1016] すみませんでしたm( )m 投稿者:太郎 投稿日:2006/08/08(Tue) 21:57

たぬさん、ハルさん、BUBUさん、ありがとうございます。
そして、スミマセンでした。(_ _(--;(_ _(--; pekopeko
管理人さんにも、ごめんなさい。
自分は、瞬間湯沸かし機(パ○マ製は除く)よりも早く沸騰する性質なので、ついつい・・・
こいつは私の半分くらいの年齢でしょう。文才は全くないけれど、このゴキブリのおかげで、
真剣に怒るということを思い出しました。

しかし−

おい、デブ、ゴキブリ野郎、ハルヒオタク、勘違いするなよ!
オマエなんかに感謝なんかしていないからな!
って、書いておかないとコイツは本気で喜びそうだから・・・(>y<) ぶっ!

http://dtt.sakura.ne.jp/bbs/light.cgi


おい、この太郎って奴は、ハルヒファン馬鹿にしてるぜ
全軍突撃!
879名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 23:10:07 ID:Jf+OeyNN
>>854
落ちわろた

妹ハルヒにもっと萌えれるように続編きぼーん
880名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 23:20:10 ID:qHXCeycN
>>869
GJ!よかったよ!
881名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 23:26:38 ID:3gXotuaY
古泉視点でのキョン×ハルヒSS書いてみたんだけど投下してもいい?
数年ぶりに文を書いたんで稚拙だけどね…。
882名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 23:28:20 ID:/KpR70qu
>>881
許可制じゃないから別にいいだろ
883ハルヒの思いつき1:2006/08/08(火) 23:30:39 ID:3gXotuaY
>>881 THX

 それは僕が北高に入学して2年目の夏の日ことでした。

「そうよこれよっ」

 ネットサーフィンで何かを見つけたのでしょうか、椅子を蹴飛ばすように涼宮さんが立ち上がりました。
 毎度のことながら、唐突です。
 そして、そのまま彼の前までやって来るとさっきまでの難しい顔はどこへやら。
 キラキラと輝いた実に涼宮さんらしい目で、

「感謝しなさいキョン!」

 息がかかるくらい間近に顔を近づけ、その肩をがっしと掴みました。
 ロックオン完了です。

 それにしても近すぎませんか涼宮さん。
 彼が真っ赤になって、顔を背けようとしていますよ。

「わ、分かったから離れ…」
「拍手大喝采間違いなしだわ!インド人もビックリどころか、国ごと逃げ出すわよっ」

 グイッと彼の頭を正面に向けさせて、本当に得意げに生き生きとした笑顔で宣言しました。
 彼はもう抵抗を諦めたのか、されるがままになっていますね。
 なんとか目だけは逸らそうとしているようですが。
 僕は苦笑するしかありません、このまま静観するとしましょうかね。
 なぜインド人が出てくるのかはこの際横に置いておきましょう。

「そうと決まれば早速帰るわよっ」

 何も決まってないような気がしますが、そこを突っ込む訳にはいきません。
 涼宮さんは神速で彼のネクタイを掴むと、そのままグイグイ引っ張って入り口へ向かいました。
 ずるずるずる、まさにそんな効果音通りに彼が引き摺られて行きます。

「だから引っ張るな!苦しいだろっ」

 抗議しながらも、その声が少し嬉しそうなのは気のせいではないでしょう。
 そろそろ素直になっていただけると、僕の負担も軽くなるのですが。

「あ、あんたがいないとダメなんだからっ、さっさとついてきなさいっ!」
「古泉なんとかしろ!」

 申し訳ありません。
 僕も我が身が可愛いのですよ、馬に蹴られたくありませんので。
 精一杯の笑顔で、彼を送り出すとしましょう。
 そして、とりあえずそのにやけた顔をなんとかしてください。
884ハルヒの思いつき2:2006/08/08(火) 23:33:31 ID:3gXotuaY
アンカーミス>>882宛てだったorz

「さぁキョン!ついてきなさいっ」
「分かったからっ!…絞まるっ!絞まるっ!……あ、破れた」

 それが、彼のなぜか嬉しそうに聞こえる断末魔でした。
 僕はポケットからハンカチを取り出し、こみ上げてくるかもしれないものを拭取る振りをしました。
 お幸せに、あなたのおかげで世界の平和と僕の日常は守られているのです。

「やれやれ…」

 せめて、彼の変わりに溜息をついておきましょう。
 しかし、涼宮さんにも困ったものです。
 二人きりで帰りたいなら正直に言ってくださるといいんですが。
 まぁその素直じゃないところが彼女の魅力なんですけどね。

「長門さんはどう思われますか?」
「…別に」

 本から視線を離さずに答えが返ってきました、相変わらず無表情なままです。
 ページをめくる指に力が入っているように見えるのは気のせいでしょうね、ええ。

 さて、一気に静かになってしまいました。
 『機関』にお二人の事を報告しなければなりませんし。
 急いで後片付けを済ませてしまわないと。

「僕もそろそろ失礼させていただきますね」
「…そう」

 パタンと本を閉じると、長門さんも帰り仕度を始めました。
 閉じられた本が軽く変形しているような気もしましたが、見なかったことにしました、はい。
 さぁ、僕も仕度をして帰るとしましょう。

 しかし、その前に確認しておきたいことが。

 僕は涼宮さんの席に回りこむと、モニターを覗き込みました。
 気になっていたのか、なぜか長門さんもついて来ています。
 いったい涼宮さんは何を見ていたんでしょうか。

『逆・送り狼のススメ』

「これは…」
「…」

 涼宮さんあなたという人は…。長門さんも同じ事を思ったようです。
 僕たちは、しばらくその画面から目を放すことができませんでした。

(おまけ)

 この件に対する、元文芸部員のコメント。

「…ドナドナ」

 ご協力ありがとうございました。



 おわり
885名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火) 23:34:24 ID:qHXCeycN
古泉ww
886869:2006/08/08(火) 23:55:59 ID:tDrILjSh
>>646
俺に初SSを書かせるきっかけになったのはおまいだw
こんなもんで良かった?
887名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 00:11:39 ID:PFbRmdm+
どたばたしていた冬休みも終わり始業式を終えてから数日経ってからの出来事である。
太陽が沈みかけていた夕方の4時
ベットの横に置いてあった携帯が鳴っていることに気づき俺は目を覚ました。
携帯のディスプレイには「涼宮ハルヒ」の文字。
しまった。すっかり連絡入れるの忘れていた。
携帯を取るといきなり
「こんのアホンダラがァー!授業はどうでもいいとして私に連絡もなしに部活を無断欠席するとは…あんたも随分偉くなったもんねぇぇ」
学校の授業は部活以下か、それより大層お怒りのようだ。語尾が震えてる。
「あーあのだな、風邪をひいたってのは朝のHRで担任の岡部から聞いてるよな?」
「熱血馬鹿の話なんて記憶にないわね。へーあんた風邪ひいてたの? てっきりまだ休みボケが続いててサボったかと思ったわ」
俺はそんなくだらん理由で休んだりはしない。
それにしても可哀想な岡部。世界が生まれ変わったら存在自体消されてそうだ。
「はぁ何言ってんの?それよりあんた風邪はもう治ったの?」
「あぁ、俺は家で安静にしてたらよくなってきたが……妹にも風邪がうつっちまったらしくてな」
「妹ちゃんも?医者にはいったの?」
「いや、親が今カナダに旅行中でさ。保険証がどこにしまってあるかわからなくてな、行ってないんだ。とりあえず今は寝かしてる」
そう親はカナダに旅行中だ。
年末のデパート裏の怪しいクジ引き屋で一等を当ててきたということだった。
妹も行きたがってたがペア招待券だということで俺と妹で留守番中だ。
「親御さんいないんだ。妹ちゃんもただの風邪ならいいけど、あんただけじゃちょっと心配ね……
 御飯はどうしてんの?ろくなもんたべてないんじゃない?」
「朝は御飯、即席味噌汁、漬物だろ。昼はなんだっけ…確かラーメンだったな。夕方は…朝炊いた御飯と冷凍食品でカバーするつもりだが……」
「はぁーやっぱりろくなもん食べてないわね。妹ちゃんも心配だし、あんたの家寄るからちょっと待ってなさい」
ってところで電話が切れた。例によって俺の意見は聞かない奴である。
そして何気なく携帯電話の着信履歴に目をやるとと授業が終わったであろう時間から20件近くハルヒからの着信履歴が残っていた。
なんか怖いぞこれ。

午後5時をまわった頃ハルヒはこの糞さむーい中わざわざ家まで見舞いにきてくれた。
他の団員はというと風邪がうつるかもしれないということで置いてきたらしい。
長門がきてくれれば病原菌くらい消し去ってくれそうだがな。
しかしこんなことまで長門を頼るなんて情けないことこの上ない。
「まったく…馬鹿は風邪をひかないってのはよく言うけどやっぱ迷信は迷信よね」
ハルヒはドサっとスーパーの袋と今日の学校の配布プリントをテーブルに置きながら
「妹ちゃんはまだ寝てるの?」
妹は昼過ぎにようやく寝た。それまで結構大変だったんだぞ。
「そう、それよりあんたホントに熱あんの?全然元気そうじゃない」
とハルヒはおでことおでこを合わせて熱を測ってきた。いきなり顔を近づけてくるもんだから俺は情けない声を上げた。
ぐっ、びっくりさせるな。おかげで体温が1℃上昇した。
「うーんちょっと熱いかな。でも、一晩寝ればそんくらい直るわよ、たぶん」
ハルヒはそういうとスーパーの袋をガサゴソやって
「んじゃ、とっと私特性のスーパーミラクルDX病人食コース作ってあげるからあんたはそこで安静にしてなさい」
888名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 00:13:11 ID:PFbRmdm+
電話の内容でなんとなく分かったがスーパーの袋で確信した。ハルヒは俺達に料理を振舞ってくれるらしい。
こいつの団員思いには常々感心させられるな。
そーいえばハルヒの料理は……あの館で食ったサンドイッチが最後なのだが、
あれは歴史的にはなかったことになってるから正史的にはクリスマス以来か……
味は確かなもんだった。それこそそこら辺にあるチェーン店の料理よりうまいことは保障できる。
ハルヒは慣れない調理場でバタバタ目まぐるしく動き回っていた。しかしこうしてエプロン姿のハルヒを見てると和むね。
「あんたさっきからなにニヤニヤしてんのよ、私はあんたの家政婦でもメイドでもないんだからね」
コトコト鳴っている鍋をお玉でかき混ぜながらこっちを見ている。ぬかった、顔が緩んでたらしい。
そうして30分くらい経った頃

「さぁー出来たわよ。キョン! 妹ちゃんも呼んできなさい」
ハルヒの妙に母親くさい一面にクスっと笑いつつ俺は2階へあがり妹を起こし、
まだおぼつかない足取りの妹と一緒に1階へ降りた。妹はそこで初めてハルヒが来てることに気づき
「わぁーハルにゃんがいるよーキョン君なんで教えてくれなかったの〜ゴホッコホッ」
「ほらほら妹ちゃん、そんなはしゃいでたら風邪がひどくなるわよ」
俺と同じようにおでこをくっつけて熱を測ると
「うん、そんなに酷くはないようね。どこか痛いとこある?」
「ううん、ちょっとお熱があるだけだよ」
「そっか。ヨシヨシ。じゃあ夕食にしましょう」
「ハルにゃんお母さんみたーい」
その時ハルヒの顔が若干赤みがかったように見えたのは気のせいだろうか。
「キ、キョンも早く座りなさい。冷めちゃうでしょ」
席につくとそこにはお粥とスープと焼き魚が並んでいた。
「いただきます」
「いただきまーす」
まず一口スープを啜ってみると
「どう?」
さっそく感想を聞いてきた、もう少し味わわせてくれ、俺はどこぞのグルメリポーターのようにはいかないんだ。
具は野菜が中心でいかにも病人向けといったものだった、少しピリっとするので体もあったまってきた。
うん、うまい・・・・・・! さすがというか。将来料理人にでもなればいい。
「あったり前じゃない、妹ちゃんは口にあったかしら?」
「うん、おいしー」
妹と俺は次々平らげていきあっという間になくなってしまった。
ハルヒはフフーンと得意気な顔をして俺達をみていた。

その後、ハルヒは片付けを終えるとべったりとくっついていた妹に
「妹ちゃんはまだ少し熱あるんだし、もう寝ないと行けないわ」
「えーもっとハルにゃんとお話がしたいよー」
ハルヒだって明日は学校だ。時刻は7時を回ろうとしてる、これ以上迷惑をかけるわけにはいかない。
俺は嫌がる妹をハルヒから引っぺがして負んぶをして2階へ連れて行った。
妹も観念したのかベットにつくとおとなしくなった。俺は急いで1階に下りた。
まだお礼を言ってないからな。ハルヒは既に玄関で靴を履いて出ようとしていた。
「まってくれハルヒ! 」
なんとか間に合った。
「今日はありがとな、飯うまかったよ」
「べ、別にいいわ、あんたも早く風邪治して明日はしっかり顔見せるのよ」
おうよ、といっても風邪なんてもうとっくにおまえの飯食ってなおっちまったぜ!
なーんて臭い言葉を胸にしまいつつ、俺はハルヒを見送った。

おしまい


初のSS投下でした。もっとハルヒとキョンをくっつけたかったんですけど想像力不足ですね…。
急すぎる展開でわけわからんって人もいるかと思うけどそのへん大目にみてくれ。
感想、指摘などあったらよろしくお願いします、苦労も報わるってもんです。
889名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 00:17:19 ID:krgS9ovI

  最近 良SSの投下が多いな
           


       
                   ・・・寝れねえ
890名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 00:20:31 ID:0zPtPSPI
夏厨マジウザイな
未成年に殺意沸くぞ
891名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 00:21:22 ID:Mlha/THR
うむ、ストレートだ。 だが、それがいい。
変に慣れてくると妙に小細工を入れたくなってどんどん肥大化してしまうからな。
これくらいあっさりしてるのも読みやすくていい。
892名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 00:25:24 ID:nj4vKe3T
>>888
今度はハルヒが風邪ひくんだよね?ね?
893名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 00:31:05 ID:B6Rsg86Q
>>888
ニヤニヤが止まらない

これで初投下とかすげぇな
テンション上がってきた
894名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 02:55:44 ID:wgl2bjZF
>>884
ほのぼのとしてるのが好きだから普通に良かったよ

>>888
古泉語りも普通と違っていいね。話もなかなか読みやすくてよかった

つかこのスレはssがたくさんあって読みごたえのあるすれになったな
895名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 03:24:41 ID:1cE8vI0F
896名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 03:42:45 ID:3c3t9qZQ
>>895
なにこのバカップルwww
897名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 03:45:31 ID:0zvzr6O6
>>895
これでカップルじゃないと言われる方がおかしいですよカテジナs(ry
898名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 03:50:43 ID:zzdc52eW
>>895
ちょっw
ハルヒはだけててエロかわいい(*´Д`)ハァハァ
899名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 03:52:49 ID:8Zx9XHjC
>>895
これはこれは、ほっほ。
900名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 03:56:12 ID:h1TBsU+8
>>895
何の雑誌?
901名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 04:22:24 ID:uDbZcXjn
死にたい人にお薦めの危険な団SOS団

・東中上がりの生徒なら関わらないだろうと思っていたら谷口が準団員になっていた。
・放課後の教室で男子団員が女子団員を押し倒していた。
・転校してきた生徒が襲撃され、気がついたら入団させられていた。
・手元がぐにゃりとしたので見てみると女子団員の胸を掴まされていた。
・女子団員を押し倒させられて写真を撮られた、というかそれを盾にパソコンとかを強奪する。
・文芸部がSOS団に襲撃され、部室も「部員も」全部奪われた。
・校舎から校門までの10mの間にバニーガールにビラを渡された。
・体育祭なら安全だろうと思ったら、クラブ対抗リレーで優勝していた。
・団員の3/5が女子生徒。しかも事件には美少女が付き物という都市伝説から「朝比奈さんほど危ない」
・「そんな危険なわけがない」といって勝負しに行ったコンピ研が1週間後ノーパソ4台を失って戻ってきた。
・「プログラムに細工すれば負けるわけがない」と出て行ったコンピ研がゲーム中にプログラムを書き換えられた。
・最近流行っている活動は「市内探索」 やってる事はデートとかショッピング。
・団長から半径200mは事件が起こる確率が150%。外的要因が50%。団長自ら起こす確率が100%の意味。
・SOS団サイトを見たことによる行方不明者は8人、うち約5人が北高生徒。
902名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 05:04:27 ID:gxLmE3CL
>>895
おかしい、おれキョン×ハルヒ萌えだが キョンに殺意が芽生えたぞこんちくしょう
903名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 05:23:45 ID:ixNiu6vw
>>895
イヤリング!
そういうのもあるのか…(*´д`*)
904名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 05:34:06 ID:gxLmE3CL
ところでよう
上のSSに影響されて再び笹の葉ラブソディー読んでいて気がついたんだが

ハルヒの願い事
「世界があたしを中心に回るようにせよ」「地球の自転を逆回転にしてほしい」
ってやつね。

前者は言わずもがなハルヒの能力のことで閉鎖空間でキョンがいったことだが
後者の「地球の自転を逆回転にしてほしい」は過去に戻りたいって事なのかなと

過去に戻って何がしたいのかはわからんけど、
7月7日だから、3年前に戻って戻ってジョンの正体を確かめたいって事なのか?
905名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 05:36:53 ID:5bSDHRw0
つまりハルヒを中心に地球が逆回転するのか
906名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 05:53:51 ID:Sq2EEFXR
>>904
スーパーマンじゃあるまいし、地球の自転が逆回転したって時は(ry

単に太陽が西から昇って東に沈む世界の方がおもしろいと思っただけじゃない?
907名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 06:30:27 ID:YyZLjnuw


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908名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 06:58:31 ID:yRQ0rgr6
キョンがハルヒとマジ喧嘩することってあるだろうか?


喧嘩中は敢えて「涼宮」と呼ぶキョン
第二段階では、さらに加えて長門のことを敢えて「有希」と呼び始める
ただし、長門がエラーを起こす可能性がある両刃の剣
909名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 07:14:50 ID:D07fLvia
キョンがハルヒにマジ切れするときが二人の愛の第二段階かと・・・
910名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 07:41:40 ID:ap+DG6tl
今のキョンはなんだかんだで
閉鎖空間を警戒してる状態だからな
911名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 07:55:23 ID:0AJALbgP
>>908
溜息のキョンぶち切れのもっと酷いヤツって事?

でも、よほどのハルヒのわがままがない限りキョンはぶち切れなさそうだし
ハルヒはハルヒでキョンがマジで怒ったら、シュンとなってしおらしくなりそうで
そしたら、キョンがそんなハルヒを見て何となく許してしまいそうだし。

お似合いの夫婦だねまったく。
912名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 08:13:21 ID:fLsU91d8
>>895
「自己チュー」という文字に「自分でキスするのか?」と反応した
2分前の俺を殴ってやりたい
913名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 08:22:37 ID:nj4vKe3T
作者はハルヒたちの学年が上がるにつれて頭を悩ますだろうな
2年生でいる期間はえらく長くなりそう
SOS団に新入生は入るだろうか?だとすればやはり異世界人?男or女?
914名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 08:43:57 ID:AJxxYjvv
>>895
これは何の雑誌?
レスくれたら速攻で買いに行く
915名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 09:18:08 ID:f9YypO9Z
遂にちゅるやさんに満を持してハルヒが登場したな
こらまたAAにしやすそうな絵だなぁ…
916名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 09:56:15 ID:ruooP9iq
このスレの人たちに質問、SS書くときカギ括弧の前後に空白はあった方が良い?
917名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 10:15:48 ID:AJxxYjvv
91812/18:2006/08/09(水) 10:46:08 ID:x+syg+oY
あたしがその時目を覚ましたのは、重さは感じなかったけれど身体に何かが乗ってきた気がしたからだった。
「…」
(……有希?)
最初は寝ぼけていたから、部室で寝てたら下校時間になって有希が起こしてくれたのかと思った。
けれどそうじゃない、ここは…私の部屋じゃないの。そうよ、お風呂に入って髪乾かしてからベッドに入ったんだったわ。
じゃあなんでここに有希がいるの?どこから入ってきたのよ?考えていたら、有希は何かブツブツ言っていた。

「………の能力をコピーし……世界を再構築す………」
何を言っているの?まったく意味がわからないわ!でもこれでわかった、とにかく有希は大変な事があって私のところへ来たのね。
とりあえず起きなきゃ…え?身体が動かない!!金縛りってやつ!?叫ぼうとしても声が出ない。何これ、どうなってるの!?
そしたら、話し終えたらしい有希の顔が近付いてきて…私の唇に唇を重ね合わせた。
「……!?」
抵抗できないし、混乱して思わず目を閉じようとしたけどやっぱり動かない。初めて有希と目が合った。
有希はいつもと同じ顔…違う、こんな悲しそうな目をした有希なんて見たことない。ねえ、一体何があったの。

有希は何も答えず、顔を上げると私の上から降りて歩いていった。なんでだろう、身体から何かが抜けていった気がする。
そして窓の前に立つと振り向いて、今まで聞いた事のない一言を残した。
「…ごめんなさい」
窓から出て行った。待って有希!どこへ行くの、何をするつもりなの!?有希、ゆ−

次に気がついて飛び起きた時にはもう部屋の中が明るくなっていた。身体は動くようになっていたし、窓には鍵も閉まっていた。
「…夢?」
思わずつぶやいた、でも本当に夢だったの?私はこうして全部覚えている、あの時…キョンが出てきた時と同じぐらいリアルな夢だった。

放課後部室へ行くと、いつもの所に有希が座っていた。何か言おうと思ったけど、何て言えばいいかわからなくて言えなかった。
そのうちみんなが集まってから、みんなが来たところで、昨日ハカセ君の所に電話して手配しておいた子供会の話をして、
そして着ぐるみの材料を買いにいく時にキョンがあんな事になって……あの時、あたしは犯人を見ていた。
本当は言うつもりじゃなかったのに、つい古泉くんに聞かれて、制服ってところまで答えちゃってから慌てて止めたんだけど。
だって有希は、階段を見上げてもう一度振り向いたときにはもう携帯で消防署に電話していたんだし、第一あんな事やるわけないんだから…

夢に出た有希、階段の上の有希…もしキョンに聞いてみたらなんて答えるのかしら。ねえ、キョン、早く起きてよ……
919名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 10:58:41 ID:Mlha/THR
>>908
それは長門のことを「一人の女性」として見ている自覚がないとまずない。
それに、知った上で当て馬として利用するってことは最低だしな。
元鞘に戻っても傷跡が残ること確実。
920名無しさん@お腹いっぱい。
>>908
>>919の言うとおり、長門を名前で呼ぶ必然性が無いな。
朝比奈さんを褒めまくるとかならありそうだけど。